艦これ ショートショート 改 (345)
艦隊これくしょんのSSです。
艦これ ショートショート という作品を前に書きましたが、今作との関連はありません。
キャラ崩壊・口調等に違和感などがあるかもしれません。
ご了承下さい。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1380386043
艦娘とお留守番
金剛 編
金剛「提督ぅー! 修理終わったネー!」
提督「そうか、疲れもちゃんと取れたか?」
金剛「ばっちりネ! 何時でも出撃出来るヨー!」
提督「その言葉は心強いけどもうしばらく待ってくれ」
提督「金剛の強さは分かってるけど流石に1人で出撃させるわけにはいかないからな」
金剛「Why? 他の皆は?」
提督「第1艦隊は出撃して今は帰投途中、第2・3・4艦隊は遠征でまだ帰ってきていない。残りは休暇だ」
金剛「Wow! じゃあしばらく提督と2人きりってコト?」
提督「そうなるな」
金剛「へぇ……」
金剛「……でも提督、2人きりだからって手を出しちゃNo! ……なんだからネ?」
提督「仕事があるから手を出さんよ。明日までに仕上げなきゃいけない仕事だからな」
金剛「…………」
提督「何故そこで不機嫌になる」
金剛「き、気にする必要は無いデース!」
金剛「それより提督っ、何か手伝えることは無いかナー?」
提督「機密事項が記載された重要書類だからな……。気持ちだけ貰っておくよ」
金剛「……うぅ…………」
提督「だから何で不機嫌になるんだ」
金剛「…………私だって提督の役に立ちたいネー……」
提督「何時も頑張ってくれてるじゃないか」
金剛「……それは戦闘デース。そういう間接的なものじゃなくて、良い機会だしたまにはダイレクトに提督の役に立ってみたいネー」
提督「とは言ってもなぁ……」
金剛「…………」
提督「…………うーん……」
金剛「…………」
提督「…………あぁ、そうだ!」
提督「紅茶」
提督「喉が渇いて仕方無いから紅茶を淹れてくれないか?」
金剛「────アハ、任せるネー! 飛びっきりの紅茶を用意しマース!」
金剛「ちょっと待ってて欲しいヨ!」
提督「頼んだぞー」
提督(……たまにはこういうのもいいな)
艦娘の歴史
長門 編
長門「私が戦艦長門だ」
長門「……聞いているのか?」
長門「鳩が豆鉄砲喰らったかのような表情だが……」
長門「……ほう、私がこの鎮守府では初の戦艦なのか」
長門「それはまた運が良いというか悪いというか……」
長門「資材が枯渇しないよう気を付けてくれよ?」
長門「第1艦隊、帰投し────っとと……」
長門「どうした? 海域を攻略出来たのがそんなに嬉しかったのか?」
長門「当然だ。私を誰だと思っている」
長門「ははっ、気が早いぞ」
長門「私を含めて負傷した艦娘もいる。まずはドックに入れさせてくれ」
長門「そう落ち込むな、怒ってなどいない。嬉しさに舞い上がる気持ちは分からないでも無いからな」
長門「その後にゆっくりと祝杯をあげようじゃないか」
長門「ようやく私以外の戦艦が来たな」
長門「これでここの資材も蓄えやすくなる」
長門「…………どうした?」
長門「いや、私を外しても問題ないだろう?」
長門「最近は深海棲艦の活動も鈍いし、私が出るほどの敵は……」
長門「……あー、分かった分かった。分かったからそう睨むな」
長門「まったく……、変なところで強情なのは変わらないな」
長門「あぁ、そうだな」
長門「こちらこそ、これからもよろしく頼むよ────」
長門「────提督」
一旦投下終了です。
こんな感じでタイトルに沿う形でいろいろと書いていきます。
たまに話が続いたりするかもしれません。
それではまた。
ポツポツ投下していきます。
結構間が空くので雑談等はご自由に。
艦娘とお留守番
金剛 編 2
金剛「提督ぅー、紅茶が出来たネー」
提督「ん……、キリも良いし休憩にするか」
金剛「クッキーもあるヨ!」
提督(クッキー? 買った覚えは無いが……)
提督「……どこにあった?」
金剛「キッチンに大量にあったネ」
提督(……誰か焼いたのか)
提督「まぁいい、頂くとしよう」
金剛「提督! そっちじゃありまセーン!」
金剛「今日は隣にShit downデース!」
提督「……あぁ、なんだか懐かしいな」
提督「金剛がここに来た始めの頃は結構ベタベタしてきたけど、最近はそういうの少なかったし」
金剛「…………」
金剛(本気で好きになったからボディタッチが恥ずかしくなっただなんて口が裂けても言えないネー)
提督「どうした?」
金剛「何でも無いヨ。それより早く飲んでみて欲しいネ」
提督「…………うん」
提督「金剛が淹れる紅茶は変わらないな」
提督「今日も美味しいよ」
金剛「それは何よりデース!」
提督「お? このクッキーも旨いな」
金剛「…………」
提督「何だこれ? 手が止まらないぞ」
金剛「……Hey! 提督!」
提督「ん? いきなりどうし──」
金剛「は、はい、アーン」
提督「…………」
金剛「アーン」
提督(……食べないと終わりそうにないな)
提督「あー、んっ……」
金剛「ッ!?」
金剛(い、今、提督の唇が私の指にふ、触れ……あぅ……)
金剛「…………ど、どうかナ?」
提督「……旨いぞ」
提督(……凄い恥ずかしい)
金剛「そ、それじゃ次いくネー!」
提督「え、ちょっ……」
提督(おいおい、いつまで続けるつもりなんだ?)
提督(いやまあ、食べるけどさ)
青葉(こ、これはスクープの予感です!)
電「青葉さん? 何を──」
青葉「しっ! 静かに! 今良いところだから!」
電「一体何が…………はわ、はわわわわ」
青葉「静かに、ね?」
電「わ、分かったのです……!」
艦娘の歴史
長門 編 2
長門「どうした、提督?」
長門「……なるほど、今度の海域は駆逐艦でないと進撃が難しいのか……」
長門「駆逐艦の皆はここ最近遠征ばかりだったからな。そのまま出撃させるには心許ないだろう」
長門「だが良い案がある」
長門「私が随伴して経験を積ませる」
長門「万が一強敵が現れても私なら一撃で屠ることができるしな」
長門「……ああ、任せておけ」
長門「信頼には応えるさ」
長門「駄目だ! 私も随伴する!」
提督「長門さん! 心配するのは分かりますがどうやっても無理です!」
長門「聞けば敵には戦艦もいるそうじゃないか! こういう時こそ私の出番だろう!」
長門「いいか、駆逐艦の娘達は皆か弱いんだ! 傷付くのをここで黙って見ていろと言うのか!」
長門「提督、頼む!」
提督「ああもう! どうしてこうなった!」
長門「行かせてくれぇ!」
投下中断
ちょっとデイリーやってきます。
3-2突破したり建造で翔鶴さんが出たり南西諸島クエで羅針盤に振り回されていたりしたら遅れました。これより再開致します。
長門? 陸奥? 知らない娘ですね。
早くうちの鎮守府にも実装して欲しいです。
変わらない呼び名
響「響改めВерный(ヴェールヌイ)だ」
響「司令官、これからもよろしく」
提督「おおう……随分様変わりしたな」
提督「全体的に白くなってるぞ」
響「……どこか変かな?」
提督「いや、天使みたいで可愛い」
響「…………」
響「……司令官は世辞が上手いな」
提督(世辞じゃないんだけどなぁ……)
響「さて、と。それじゃあちょっと行ってくるよ」
提督「ん? どうしたんだ?」
響「名前が変わったからそれを伝えに皆のところへ」
提督「別に響でいいじゃないか」
響「心機一転、というやつだよ」
響「司令官も早く慣れてくれると嬉しいね」
提督「分かったよひび、……ヴェールヌイ」
響「そうそう、そんな感じ」
響「じゃ、また後で」
響「ああ、加賀さん。こんにちは」
加賀「……こんにちは、響」
加賀「その姿はどうしたのかしら?」
響「改造を施してもらった」
響「これからは響改めヴェールヌイと呼んで欲しい」
加賀「……ベールヌイ?」
響「ちょっと違うな。ヴェールヌイだ」
加賀「ベールヌイ」
響「違う、ヴェールヌイ」
加賀「ベールヌイ」
響「…………」
加賀「…………」
加賀「…………とにかく」
加賀「改造により戦闘能力は向上したでしょう。次の出撃では期待してますよ、響?」
響「あ、ああ。任せてくれ」
加賀「では」
響「…………」
響(……逃げたな)
赤城「あら、響。どうしました?」
響「赤城さんか」
響「いや、この通り改造を施してもらってね」
響「名前も変わったからそれを伝え回っているところだよ」
赤城「そうですか」
赤城「新しい名前は何ていうの?」
響「ヴェールヌイだ」
赤城「ヴェールヌイ……どこの国の言葉かしら?」
響「ソ連……ロシアの言葉で意味は『信頼』だね」
響「ちなみにこう書くんだ」
赤城「へぇ……」
赤城「ねぇ、響? 私、この字を見て思いついたわ」
響「何だい?」
赤城「ВерныйのВерの部分を使って響のあだ名は『別府』というのはどう?」
赤城「ヴェールヌイよりもはるかに呼びやすいと思うのだけれど」
響「……そう呼ばれるくらいなら響でいいよ」
赤城「あら、そう……」
響「ああ、皆。ここにいたのか」
電「響ちゃん!? その格好はどうしたのですか!?」
雷「もしかして何か病気にかかったとか……?」
暁「早く医務室に行かないと!」
響「違う違う。改造してもらったんだ」
電「び、びっくりしたのです……」
雷「なーんだ、心配して損したわ」
暁「わ、私は焦ってなんかいないしっ」
響「改造に伴って名前も変わったんだ。これからはヴェールヌイという名前になる」
雷「分かったわ、響!」
響「……いや、だからヴェールヌイだって」
電「響ちゃんは響ちゃんなのです!」
響「いや、でも……」
暁「でももへったくれも無いわ。響は響よ?」
響「…………」
響「…………そうだな」
響「姿形が変わっても、私は響だ」
響「皆、これからもよろしく」
電「よろしくね、響ちゃん!」
雷「よろしく、響!」
暁「こちらこそよろしくね、響」
提督「────おっ、どうだった?」
響「…………司令官」
響「これからも、響をよろしく」
提督「…………ああ!」
提督「よろしく、響!」
次の投下は8時頃になります。
では。
ちょっと早いですが投下開始します。
そういうゲームじゃない艦これ!
鎮守府開発班がお送りする純愛ラブストーリー!
薔薇色の学園生活があなたを待っている!
金剛「金剛デース! 皆、よろしくネー!」
──英国からの留学生『金剛』
比叡「気合い! 入れて! 行きます!」
──元気爆発ムードメーカー『比叡』
榛名「はい、榛名は大丈夫です!」
──天然混じりのお嬢様『榛名』
霧島「はじめまして、ふふっ」
──品行方正学級委員長『霧島』
「一緒に紅茶飲むネー!」
「もう! 時間と場所をわきまえなヨー!」
「Wow! これがあの有名なLove letter?」
「今度は私の実力を見せてあげマース!」
「むぅ……、私から目を離しちゃNo! なんだからネ!」
「んぅ……、はっ! ね、寝てませんよ!?」
「ひぇー!」
「私の活躍、見ていてくれました? えへへ……、それなら頑張った甲斐がありました!」
「うぅ……、許さないんだからぁー!」
「私! 頑張るから! 見捨てないでぇー!!」
「榛名、感激です!」
「お心遣い、ありがとうございます」
「勝手は、榛名が許しません!」
「良いのでしょうか? 榛名がお休みしてて……」
「榛名にまで気を遣ってくれて、本当に優しいんですね……」
「あら、分析が甘かったかしら?」
「備えあれば憂いなし、です」
「私の想像以上です。流石ですね」
「よく出来ましたっ!」
「ふふっ……、感謝しますね?」
明るく楽しい学園生活。
その背後に忍び寄る暗い影。
「……来年帰ることになったネ」
「あの約束、果たせそうにないヨ」
「Sorry……」
「あ、ははっ……ドジっちゃった……」
「……大会、出られないってさ」
「ごめん。今はちょっと、頑張れないかな……」
「ごめんなさい。もう話しちゃいけないんです」
「仕方ありません、榛名は受け入れました」
「は、榛名は、榛名は……大丈夫です、から……!」
「私にもう、関わらないで」
「あなたにっ、迷惑をかけるわけには…………!」
「…………お願い、私を……助けて……」
数多の苦難を乗り越えて!
真実の愛を掴み取れ!
金剛型姉妹学園ラブストーリー!
『金剛石〈ダイヤモンド〉の約束』
価格 各資材4500(予定)
来春発売予定! 乞うご期待!
(予約特典として猫ストラップが付きます)
提督「────というのはどうだろう? 資材、集まりそう?」
夕張「何で私に聞くんですかっ!」
提督「アニメだけじゃなくこういうのも詳しそうだから」
夕張「わ、私深夜アニメとか見てませんからっ!」
提督「深夜とは一言も言ってないぞ?」
夕張「あっ」
本日の投下終了です。
最初はこんなギャルゲー風味な安価スレを建てようと思ってました。
他にも
妙高型ver
暁型ver
姉妹型ver
(天龍&龍田・翔鶴&瑞鶴・千歳&千代田・北上&大井)
も考えてました。
もうお蔵入りしましたけどね。
質問等ありましたらどうぞお書き下さい。
随時お答えしますので。
安価スレはモチベーションの理由と榛名に贔屓する可能性があるから無理ですすいません。
大まかなプロットと設定を練る際の分量が榛名の分だけ他の金剛型の3倍という事態でしたし。
流石うちの初戦艦。思い入れが違いました。
それと唐突ですがリクエスト取ります。
残りのネタを整理したら偏りがありすぎましたので……。
お好きな艦娘(4人まで可)の名前をお書き下さい。
ただあまりに多い場合はかけないかもしれないことと、望んだ感じのお話になるかは分からないということはご了承下さい。
とりあえず今夜0時までです。
明日の朝にまとめて確認します。お休みなさい。
時間過ぎているものもあるようですが、被りを考慮すると20人と丁度良いので全員書きます。
何気に陸奥が一番難しい。
エロいのしか思い浮かばないので。
投下は夕方くらいになるかと思われます。
では。
とりあえず1つ投下します。
頂上決戦?
時雨「ふと、思ったんだけどさ」
時雨「長門さんと陸奥さんってどっちの方が強いの?」
長門・陸奥「「どっちが?」」
長門「……それは、考えてもみなかったな」
陸奥「まぁ、味方と戦う状況なんてまず無いし……」
時雨「確かにそうなんだけど、純粋に気になったんだ」
時雨「世界に広く知られるビッグ7の2艦、戦ったらどっちが強いのかなって」
長門「ふむ、そうだな……」
陸奥「うーん、そうね……」
長門「装備を全く同じものにして」
陸奥「改修も最大限まで終えた状態なら」
長門・陸奥「「勝つのは私だ(ね)」」
長門・陸奥「「……え?」」
時雨(あ、何だか嫌な予感が……)
長門「……中々面白いことを言うじゃないか」
長門「歴史から考えても私の方が強いというのは明らかだろうに」
陸奥「確かに私は爆発で沈んだけど、それが私の方が弱いという証拠にはならないわ」
陸奥「戦いに出ていたらあなた以上に活躍していた可能性だってあるのよ?」
長門「そんな仮定の話をされても困る」
長門「夢を見るなら寝て見てくれ」
陸奥「……私とあなたが戦ったことが無い以上、全て仮定の話になるわね」
陸奥「だから、現実を見せてあげる」
長門「……言うじゃないか」
長門「後悔するなよ」
陸奥「そっちこそ」
時雨(うわぁ……、どうしよう……)
時雨(それにこの流れだと……)
長門「時雨、すまないが審判を頼む」
陸奥「公平によろしくね?」
時雨「あ、あはは…………」
時雨「……はい…………」
時雨(もうどうにでもなーれ……)
提督「────言いたいこと、あるか?」
長門・陸奥「「いえ、ありません……」」
提督「うちの貴重な資材をさ、何で私闘で消費してんの?」
提督「しかも流れ弾で時雨を中破させてるし……」
提督「反省してる?」
長門・陸奥「「もう二度と致しません……」」
提督「そもそも────」
長門(結局勝負は有耶無耶になってしまったな……)
長門(だが────)
陸奥(今回は引き分けってとこかしら……)
陸奥(でも────)
長門・陸奥((────次こそは勝つ!))
提督「────ちゃんと聞いてるのかっ!」
長門・陸奥「「あ、はいっ、すみません!!」」
次の投下は約1時間後です。
一方通行
加賀「────了解です。これより撤退します」
翔鶴「すみません……私のせいで撤退することになってしまって……」
加賀「一概にあなたのせいとは言い切れません」
加賀「ですから謝る必要も無いかと」
翔鶴「…………私って、昔からこうなんですよね……」
翔鶴「よく被弾して、その都度周りの方々に迷惑をかけて……」
翔鶴「でも妹の瑞鶴はよく回避するんです」
翔鶴「体質、なんでしょうか……?」
加賀「…………」
加賀「あなたがどう考えるかはあなたの自由ですが、体質の一言で済ませるのは私は好きではありません」
加賀「回避出来ないのなら出来るよう努力するべきかと」
翔鶴「ご、ごめんなさい……」
加賀「…………提督が心配しています」
加賀「早く帰りましょう」
翔鶴「はい……」
加賀「────作戦、完了しました。これより帰路につきます」
瑞鶴「あ、あの、加賀さん!」
加賀「……どうかしましたか?」
瑞鶴「その、さっきは私が仕留め切れなかったせいで加賀さんに怪我をさせてしまって……すいません!」
加賀「……怪我をしたのは私の落ち度」
加賀「あなたが謝ることじゃないわ」
瑞鶴「で、でもっ、同じ艦載機で加賀さんはちゃんと仕留めてました!」
瑞鶴「相手に反撃する余裕を与えてしまったのは明らかに私のせいです!」
加賀「…………」
加賀「…………そう思うのなら、どうすればいいのか自分で考えて」
加賀「そして言葉じゃなくて行動とその結果で示しなさい」
瑞鶴「り、了解しました」
加賀「……そろそろ帰りましょう」
瑞鶴「はい!」
加賀(…………)
加賀(よく似た姉妹ね)
瑞鶴「────ただいまー」
翔鶴「お帰り、瑞鶴」
翔鶴「その……今日はどうだった?」
瑞鶴「うん、今日も駄目だったわ……」
瑞鶴「最後の最後にまた加賀さんに迷惑かけちゃった」
翔鶴「……そう」
瑞鶴「……でも、こんなことでへこたれないわ」
瑞鶴「いつか絶対、加賀さんに認めてもらうんだから!」
翔鶴「……ふふっ、そうね」
翔鶴「一緒に頑張りましょ、瑞鶴?」
次の投下は約一時間後です。
補足ですけど、加賀さんは意地悪してるわけじゃありません。
必要以上の関係はいらないというスタンスの加賀さんと、尊敬する先輩と仲良くなりたい鶴姉妹という構図です。
表現力不足で申し訳ないです。
そういうゲームじゃない艦これ! 2
鎮守府開発班がお送りする禁断のラブストーリー!
社内恋愛なんのその!
明るく楽しい職場が君を待っている!
妙高「妙高と申します。共に頑張りましょう」
──頼れる社長『妙高』
那智「私は那智。よろしくお願いする」
──カリスマ上司『那智』
足柄「足柄よ。ふふ、よろしくね?」
──年上の同期『足柄』
羽黒「羽黒です。あ、あの、ごめんなさいっ!」
──気弱な受付『羽黒』
「素晴らしい成果ですね!」
「どうしましょう?」
「もし難しい話なら、向こうでいたしましょう」
「ここで退くわけには参りませんわ!」
「皆さんの努力の結果です。ありがとうございました!」
「……何だ? 何か案でもあるのか?」
「む? その表情は何だ?」
「ふむ……。悪くないな」
「悪いが休ませてもらうぞ」
「交渉成立、といったところか。だが勝って兜の何とやら、だ」
「何かしら?」
「この瞬間が、私は一番好き!」
「私の仕事に不満があるとでも言うの?」
「良い結果を期待してね!」
「だって私がいるんだもの! 当然の結果よね!」
「あの……すみません」
「皆さんの背中は私が守ります!」
「これでいいのかしら……?」
「だ、駄目……、見ないでぇー!」
「こんな私ですが、せいいっぱい頑張りますね!」
仕事の後はご褒美のお酒!
酔った勢いで本音を聞き出せ!
「お酒、ですか? 構いませんよ?」
「何だか身体が熱くて……」
「これ以上、私にどうしろと…………」
「今夜ばかりは飲ませてもらおう!」
「貴様、私の酒が飲めないと……?」
「これくらい…………なんてことは、ない」
「お酒? いいわよー!」
「何だかみなぎってきたわ……!」
「さ、触らないで……」
「お、お酒? ……分かりました」
「あっ……、これ……美味しい……」
「ご、ごめんなさいごめんなさいっ!」
仲間との信頼を築きつつ!
絆と愛を育もう!
妙高型姉妹禁断ラブストーリー!
『愛に盲目、恋に従順』
価格 各資材4500(予定)
来夏発売予定! 乞うご期待!
(予約特典は羅針盤型ストラップとなります)
提督「────どうだ?」
夕張「このタイトルって、重巡とかけてる?」
提督「駄目か?」
夕張「いや、私は好き」
夕張「そうね、ライバル企業の令嬢とか増やしてみても良いかも」
提督「なるほど」
本日の投下終了です。
それではまた。
ポツポツ投下していきます。
各お話毎に間隔が空きますので雑談等はご自由にどうぞ。
司令部レベル69にしてようやく三式弾GET。
次は電探回します。
懐に飛び込む
木曾「ところでよ、何で最近俺を出撃させてくれねぇんだ?」
木曾「流石に退屈だし、これ以上は腕が鈍っちまうぜ……」
提督「何でって言われてもなぁ……」
提督「海域攻略が全部済んだからとしか言いようが無いぞ?」
木曾「でもよ、新しいトコ見つかったんだろ? そこ行こうぜ?」
提督「……いや、何でそれ知ってるんだよ。一応機密事項なんだけど」
提督「お前漁ったな?」
木曾「細けえことは良いだろ? 俺と提督の仲じゃねえか」
提督「…………はぁ、次はするなよ?」
提督「それで、だ。話を戻すけど、その海域は現在調査中だからどっちにしろ出撃不可能なんだ」
提督「だから諦めてくれ」
木曾「はぁ? 調査調査っつったってどうせ上の奴らが資源の権利を争ってるだけだろ?」
木曾「…………ったく、上は無能だなぁ」
提督「そう言うな」
提督「俺だってその上の人間の1人なんだぞ?」
木曾「提督は別だ」
提督「即答は嬉しいな」
木曾「そうか?」
提督「ああ」
龍田「……あの、ちょっといいかしら?」
提督「ん?」
木曾「何だ?」
龍田「提督と木曾ちゃんが仲睦まじいことは会話から分かるんだけど……」
龍田「どうして……その……」
龍田「木曾ちゃんは提督の膝の上に座っているのかしら?」
木曾「おい、仲睦まじいだってよ」
提督「照れるなぁ」
龍田「あ、うん。そこは重要じゃないわ」
木曾「でもどうして、って言われてもなぁ……」
木曾「スキンシップだろ?」
龍田「世間一般のスキンシップとずれてることは間違いないわよ?」
木曾「スキンシップは懐に飛び込んでやるもんよ、なあ?」
提督「そうだな」
龍田「……私が間違っているのかしら……?」
木曾「そもそもだ」
木曾「誰かと仲良くなるのに、やれ、プレゼントだ、気の利いた言葉だ、そんなもんはいらねえ」
木曾「その身1つで勝負するもんだ」
龍田(あらやだかっこいい……)
提督「……あ、そうだ」
提督「納得いかないなら龍田も経験してみよう」
龍田「……え?」
木曾「そりゃ名案だ。口で伝えるよりずっと分かりやすい」
龍田「そ、その、私は遠慮させて……」
木曾「まぁまぁ、物は試しって言うだろ?」
提督「ウェルカム」
龍田「あ、やだっ、ちょっと木曾ちゃんっ?」
龍田「お願いだから離してぇ!」
天龍「────お、龍田じゃねえか。ふらふらしてっけどどうした?」
龍田「天龍ちゃん……」
龍田「膝を、甘くみていたわ……」
天龍「いや、意味わかんねぇぞ!?」
木曾は照れない。
摩耶様は照れる。
異論はドンと来い!
次書いてきます。
艦娘の歴史
不知火 編
不知火「不知火です。ご指導ご鞭撻、よろしくです」
不知火「はい、本部の手違いにより初期艦として不知火が配備されました」
不知火「……何かご不満でも?」
不知火「無いのなら、それでいいです」
不知火「それでは早速ご命令を」
不知火「昨日の出撃で、資材が底を尽きそうです」
不知火「……何を驚いているのですか?」
不知火「私はてっきり知っているものかと思っていましたが……」
不知火「……不知火に落ち度でも? 確かに私は管理を任されていましたが、連日の戦艦・空母による出撃を命じたのは司令です。そもそも──」
不知火「……分かっていただければいいのです。……それでは不知火は少し出てきます」
不知火「資源を回収して戻ってくるだけです。微々たるものですが無いよりはいいでしょう」
不知火「……責任を感じていないわけではありませんので」
不知火「……何でもありません」
不知火「それでは、出撃してきます」
不知火「第1艦隊、帰投しました」
不知火「……気に病む必要はないかと思われます」
不知火「撤退を命じたのは間違いなく英断です」
不知火「……作戦自体にも特に問題はありませんでした」
不知火「…………」
不知火「司令、この際ですので言わせて頂きます」
不知火「そうやってすぐに自分だけの責任と考える癖はやめて下さい」
不知火「その癖だけはどうにも好きになれません」
不知火「…………?」
不知火「…………っ!」
不知火「そ、そういう意図を持った発言ではありませんっ」
不知火「ど、動揺なんて……!」
不知火「……な……なっ……!」
不知火「…………」
不知火「…………フフ」
不知火「不知火を、怒らせたわね……!」
黒潮「なんやなんや? なんの騒ぎや?」
青葉「不知火さんが司令官を追い回してるそうですよ」
黒潮「……どうせ痴話喧嘩やろ?」
青葉「多分そうですね」
黒潮「仲ええもんな、あの2人……」
不知火「────沈めっ!」
急用により本日はここまでです。
不知火が改二でデレることを願ってます。
龍田さんを一枚も二枚も上手なイメージで最初は書いたんですけど、エロくなったので却下しました。
この龍田さんは提督と1対1なら強いですけど複数相手は弱くなります。
リクエストも半分となったので頑張ります。
それではまた。
本日7時頃から投下開始します。
艦娘とおしゃべり
利根 編
提督「なぁ、ふと思ったんだが……」
利根「ふむ、何じゃ?」
提督「……やっぱいいや。下らないことだし」
利根「ぬぅ……そこまで言って引かれるとむしろ気になって仕方ないのじゃが……」
提督「そう?」
提督「じゃあ言うけどさ」
提督「利姉(とねえ)ちゃんと利姉(とねぇ)だったらどっちで呼ばれたい?」
利根「本当に下らないことじゃった!?」
提督「だから最初に言ったじゃないか」
提督「で、どうなの?」
利根「……うーむ、そもそも2つの違いがよく分からんぞ? 『ちゃん』が付いてるかどうかの違いではそう変わらんのではないか?」
提督「大事なのは『え』が小文字かどうかなんだよ。分かってないなぁ……」
利根「分かりたくないわっ!」
利根「…………まったく、いつもそんな下らんことを考えておるのか?」
提督「艦娘の呼び方は結構考えてるなぁ……」
提督「実際に呼んだことは無いけど」
利根「ほう? 例えば?」
提督「那智は『なっちゃん』」
利根「清涼飲料水みたいじゃな」
提督「龍田は『龍たん』」
利根「呼んだら最後、舌を切られそうじゃ」
提督「『タン』だけに?」
利根「…………」
提督「…………すまん」
提督「えーと、愛宕は『アタゴン』」
利根「特撮に出てきそうじゃな」
提督「陸奥は『ムッツリン』」
利根「別の意味に聞こえるのぅ……」
提督「電は『にいづま』」
利根「憲兵呼んでくる」
提督「冗談です! 後5年は待ちますから!」
利根「そこじゃないわっ!」
提督「まぁ、そんなとこかな……」
利根「…………はぁ……」
提督「何だよ、ため息なんかついて」
提督「幸せが逃げるぞ?」
利根「お主が元凶じゃぞ?」
利根「前々から変な提督だとは思っていたが……想像以上じゃった」
提督「照れる」
利根「もう突っ込まんぞ」
提督「……あ、もう一つ思い付いた」
提督「利根で『利根川』」
利根「…………」
利根「金は命より重い……!」
提督「…………」
利根「…………」
提督「……夕張に見せられたか?」
利根「…………そうじゃ」
提督「ふぅん……」
提督「利根ってさ、案外ノリ良いんだな」
利根「う、うるさいわいっ!!」
利根さんは貴重な常識人(ツッコミ)枠。
次書いてきます。
遅れてすみません。
ちょっと大井っちのレベリングしてました。
那珂ちゃん把握です。
それでは投下再開します。
艦娘とお留守番
鈴谷 編
鈴谷「提督、チーッス」
提督「おはよう、鈴谷」
提督「今日のお前は予定無しのはずだが……どうした?」
鈴谷「ん? 暇だったから来ただけー」
鈴谷「てゆーか何で皆いないの?」
提督「皆用事有りだからだ」
提督「ちなみにその用事は……」
鈴谷「いや、言わなくていーよ。興味無いし?」
提督「そう言うと思ったよ」
提督「……ここにいるのはいいが、仕事の邪魔はするなよ?」
鈴谷「はいはーい」
提督「って、おい! 俺の机に座るな!」
鈴谷「いいじゃんいいじゃん」
提督「足パタパタやめろ! 机が揺れて字が書けない!」
鈴谷「あははっ」
提督「はぁ、まったく……」
鈴谷「あれ、何で片付けんの?」
提督「仕事にならないからだ」
提督「仕方ないから相手してやる、感謝しろ」
鈴谷「あざーっす!」
鈴谷「それじゃあさ、まずご飯食べに行こ?」
提督「お前まだ食ってなかったのか?」
提督「間宮さん多分もう出かけてるぞ?」
鈴谷「えー……」
鈴谷「じゃあ提督何か作って」
提督「馬鹿言え。俺に料理が作れると思うな」
鈴谷「うーん……」
鈴谷「そうだ! じゃあ一緒に作ろ!」
提督「……はぁ?」
鈴谷「それも本格カレー! 2時間くらいかけて作るやつ!」
鈴谷「ね? いいでしょ?」
提督「…………」
提督「……分かったよ」
鈴谷「そうこなくっちゃ!」
鈴谷「さ、行こ!」
提督「はいはい……」
鈴谷編はここで終わりです。
鈴谷編2?
提督とお昼寝するだけですよ? 寝ぼけて甘えたりしますけど。
次書いてきます。
そういうゲームじゃない艦これ! 3
鎮守府開発班がお送りするハートフルストーリー!
突然娘が4人も増えた!?
絆を育み本物の家族になろう!
暁「暁よ。一人前のレディーとして扱ってよね!」
──大人になりたい長女『暁』
響「響だよ。よろしく」
──しっかり者の次女『響』
雷「雷よ! よろしく頼むわねっ!」
──元気ハツラツな三女『雷』
電「電です。どうか、よろしくお願いいたします」
──恥ずかしがり屋な四女『電』
「お子様言うな!」
「暁の出番ね? 見てなさい!」
「と、当然よ!」
「もう……許さないんだから!」
「……ありがと。お礼はちゃんと言えるし」
「そろそろ戻ってもいいかな?」
「皆も戻ってきたね。お疲れ」
「さて、やりますか」
「ハラショー」
「これはいいな……スパスィーバ」
「助かるわ」
「いったぁーい!」
「なによもう、雷は大丈夫なんだからー」
「ちょっと時間がかかるかも。ごめんねっ」
「そうそう。もーっと私に頼っていいのよ?」
「はわわわ、びっくりしたのです……」
「問題……ないですか?」
「なのです!」
「はわわ!? 恥ずかしいよぉ……」
「あ、あのっ! …………ありがとう」
楽しく賑やかな日々を満喫しろ!
そして仲良くなると……?
「お、お父さま……」
「な、何も言ってないわよ!」
「パーパ」
「さすがにこれは、恥ずかしいな……」
「元気ないわねー! そんなんじゃ駄目よ!」
「お父さん、私がいるじゃない!」
「い、電の本気を見るのです!」
「…………お、おとーさん……」
家族の絆を深めつつ!
数々の困難も乗り越えろ!
暁型姉妹ハートフルストーリー!
『四姉妹と一緒!』
価格 各資材4500(予定)
来年発売予定! 乞うご期待!
(予約特典はヲ級型ストラップとなります)
提督「────どうでしょうか?」
夕張「ふーん……」
提督「…………」
夕張「指定は……?」
夕張「……ねぇ?」
提督「…………」
提督「ゼンネンレイデスヨ?」
夕張「憲兵さーん!」
提督「そ、それだけは!」
本日の投稿終了。
残りは
愛宕
金剛
榛名
大和
那珂
の5人のはず。
追加でリクエスト取ります。
お一人様1人までで先着5名までです。
上記以外の艦娘でお願いします。
お好きな艦娘をお書き下さい。
金剛はすでにリクエストに入ってますので下に1人ずれます。
そうすると瑞鳳ちゃんだけ残ってしまい、それは可哀想なので今回は6人分書きます。
合計11人となりました。
このスレは今週一杯で閉じるつもりなのでもうしばしよろしくお願いします。
それではまた。
本日は1つだけ投下します。
大浴場にて
金剛「今日も一日疲れたネー……」
比叡「金剛お姉さま、今日も私がお背中流しますっ」
金剛「いつもThank youネ、比叡」
金剛「お礼に今日は私も比叡の背中流すヨー」
比叡「ほ、本当ですかっ!?」
霧島「…………」
霧島「……だ、そうだけど?」
霧島「私達も背中流し合う?」
榛名「い、いえ、榛名は大丈夫ですっ……」
霧島「ふふ、冗談よ」
霧島「流石にこの年になって……ねぇ?」
榛名「姉さま達には言わないのですか?」
霧島「……言っても聞かないでしょう?」
榛名「……そうですね」
金剛「さーて、お風呂一番乗りネー♪ ────ン?」
愛宕「お先にいただいてまーす♪」
大和「皆さんお疲れさまです」
────────
──────
────
──
金剛「──ふぅー……、やっぱりお風呂は心地良いヨー……」
比叡「疲れが取れますよね……」
大和「……それにしても、いつも4人で入っているのですか?」
霧島「いつもってわけじゃないわ」
榛名「今日はたまたま廊下で会って……」
大和「大変仲が良いのですね……」
霧島「ところで大和さんはどうして愛宕さんと一緒に?」
大和「愛宕さんに誘われたんです」
愛宕「実は結構な頻度で大和さんと一緒にお風呂入ってるのよ?」
比叡「へぇー……」
金剛「Why?」
愛宕「私お風呂に入るときは大抵誰かを誘うんだけど、断られることが多くて……」
愛宕「大和さんとかは断らないで一緒に入ってくれるから、自然と一緒に入る回数が増えたの」
愛宕「今は2日に1回は大和さんとお風呂に入ってるわ♪」
榛名「大和さんは断らないんですね」
大和「私は姉妹艦がいませんので……」
大和「こうやって誰かと一緒にお風呂に入るのは姉妹が出来たみたいでとても嬉しいんです」
大和「だから断る理由がありません」
金剛「良い話ネー」
大和「だからこそ」
大和「どうして愛宕さんの誘いを断るのかがさっぱり分かりません……」
金剛型四姉妹(…………)
金剛型四姉妹(そりゃあ、ねえ……?)
金剛(そんなBig Size……)
比叡(気にしてなくても気になりますよ……)
愛宕「ちなみに高雄に千歳・千代田ちゃん、潮ちゃんともよく入るわ」
榛名(……想像してみると)
霧島(凄い光景ね……)
大和「その皆さんとは一週間くらい前に全員で入りましたね」
愛宕「偶然予定が合ったのよねー」
大和「廊下で会った龍驤さんも誘ったんですけど……」
愛宕「激しく断られて悲しかったわ……」
金剛四姉妹(やめてあげて!)
過激なスキンシップが存在する後半へ続くー。
(嘘です)
本日ここまで。
それではまた。
五十鈴は大浴場軽巡編にて確定で天龍・龍田と。
駆逐艦は大浴場駆逐艦編にて何故か長門・北上様込みで。
鳳翔さんは提督のお背中流します。
という、書くのが未定の予定の話。
速報 3-3-1にてむっちゃんドロップ
出撃累計29回目は運が良い方ですよね。
さて、次は舞風だ。
今日の投下は遅くなりそうなのでリクエストだけ先に取っておきます。
あまりにも嬉しかったのでむっちゃんは1つ書きます。
残り8人になるはずなので7人分リクエストどうぞ。
1人1名までで被った場合は下にずれずに2回、あるいはメインで多めに書いたりします。
それではどうぞ。
3-3・4-2で止めてレベリングしているので第5海域はまだまだですが、凄いらしいですね。
流石に修正入るのではないでしょうか?
前にリクエストした・された艦娘でも全然OKです。
ただ内容は続きだったり新しかったりします。
因みに今回は続き書きます。
リクエストは1名多いですけど誤差の範囲内なので書きます。
長門(ながもん)でもいいですかね?
すみません。
ちょっと体調が優れないので投下は明日に回します。
申し訳ないです。
戦果のシステムが未だによく分かってないです。
ただボスと戦いまくると数値が上がってる気がします。
一度くらいは大将とか元帥なってみたいですけどバケツはイベント用に取っておきたいという板挟み状態。
バケツは溜まってくると使いたくなくなってくる、というのは誰もが経験した道のはず。
1の位が0か5だと使えない体になってしまいました。
あ、投下は夕方5時頃からです。
投下終了後に最後のリクエスト取りますのでどうぞご参加下さい。
提督経験値だったんですか。
ずっと勘違いしてました。
投下開始します。
話毎に間隔空きますので雑談等はご自由にどうぞ。
アイドル那珂ちゃん
那珂「────おはようございまーす!」
那珂「────あれ? 提督どうしたのー?」
提督「……二日酔いだ」
提督「昨日準鷹達と一緒に飲んでな……」
提督「悪いが少しだけ静かにして欲しい」
那珂「えぇー……」
那珂「那珂ちゃんつまんなーい」
那珂「せっかくだし一曲くらい那珂ちゃんの歌聞いて欲しいなー?」
提督「何が『せっかく』だ。それにまだ早朝だぞ? 他の艦娘達にも迷惑かかるからやめてくれ」
那珂「うぅ……じゃあ仕方ないよね……」
提督「分かってくれて助かる」
提督「…………なんだそれは」
那珂「え?」
那珂「那珂ちゃんスマイルだよ?」
那珂「提督のこと歌で元気付けようと思ったんだけど駄目っぽいし、それなら那珂ちゃんの笑顔で元気付けようって思って」
那珂「どう? 元気出た?」
提督「…………」
提督「ああ、ちょっぴりな」
那珂「むぅ、提督は素直じゃないなー」
那珂「素直に『那珂ちゃんカワイイ』って言えば────ひゃあ!」
提督「調子に乗るな」
那珂「ひゃおはひゃめへー!(顔はやめてー!)」
提督(おぉ、柔らかいな……)
どんなに絶望的な状況になっても周りを励まそうとするのは那珂ちゃんのはず。
だってアイドルだから。
現実は解体or改修ですけどね。
次書いてきます。
ちなみに一番提督経験値が旨いのは何処なんでしょうか?
早く資源20000貯められるようにしたいので……。
近道は無いんですね……。
クエがてら2-2を地道に回します。
宴の席
準鷹「おっ、提督ぅ。お疲れさんっ!」
飛鷹「提督、お疲れ様です」
提督「……お疲れ」
提督「さて、聞きたいことが2つある」
提督「まず1つ、何故俺の部屋に居る?」
提督「そしてもう1つ、その手に持っているのはなんだ?」
準鷹「やだなー、提督」
準鷹「これ見て分かんない?」
準鷹「お酒だよ、お・さ・け♪」
準鷹「お酒があるんだからなんでこの部屋にいるかも分かるだろ?」
提督「……酒盛りか」
提督「……飛鷹」
飛鷹「すいません提督……」
飛鷹「止めようとしましたが無理でした」
提督「……だろうな」
準鷹「まぁまぁいいじゃんいいじゃん」
準鷹「たまには一緒に呑もうよ、なっ?」
提督「……少しだけだぞ」
準鷹「さっすが提督! 話が分かる!」
提督「どうせ帰らないだろう?」
提督「飛鷹、そこの冷蔵庫からつまみ持ってきてくれ」
飛鷹「は、はい。了解しました」
準鷹「さーて、パーッといこうぜー! パーッとな!」
────────
──────
────
──
提督「────そういえばお前達は元々客船だったそうだな」
飛鷹「正確には私はそうなる予定でした」
準鷹「あたしってば豪華客船だったんだぜ? 凄いだろ?」
提督「そんな豪華客船が今では飲兵衛か……」
提督「そう考えるとお前が豪華客船だったってのは納得いかないな」
準鷹「だよなー? 飛鷹の方がそれっぽいしさー」
提督「良いとこのお嬢様っぽいしな」
提督「それに美人だし」
飛鷹「……提督、酔ってますよね」
準鷹「あれ、飛鷹? 照れてる? 顔赤いぜ?」
飛鷹「う、うるさいわね! お酒のせいよ!」
準鷹「はいはい、そういうことにしておこうなー」
飛鷹「ちょっと!」
準鷹「それはそうと提督」
準鷹「あたしは美人じゃないのかよ?」
提督「……喋らなければな」
準鷹「へぇー……」
準鷹「こんな感じならどうかしら?」
提督「ぶほぉっ!!」
飛鷹「──っ!? けほっけほっ……」
準鷹「汚っ!」
提督「お前がふざけるからだろうが!」
飛鷹「し、死ぬかと思ったわ……」
準鷹「いーいカンジにテンション上がってきちゃってさ、つい」
準鷹「もっと呑もうぜ、夜は長いんだからさ」
────────
──────
────
──
提督「────ん」
提督「…………朝か」
提督(結局飲み明かしてしまった……)
提督「……それにしても」
提督(2人とも凄い格好になってるな)
提督(飛鷹は服がはだけて下着も肌も見え隠れしてるし……)
提督(準鷹に至っては痴女にしか見えん。あれ、服着てるのか?)
提督(こんな光景誰かに見られでもしたら──)
青葉「…………」
提督「…………」
青葉「…………」
提督「…………よし、ちょっと待ってくれ」
提督「お前が想像しているようなことは決して無かったんだ」
提督「ほら、起きろ準鷹」
準鷹「……う、うーん」
準鷹「…………ワカメ酒は恥ずかしいってば……むにゃ……」
提督「…………」
青葉「…………」
提督「…………」
青葉「昨晩はお楽しみでしたね!」
提督「頼む! 待ってくれ青葉! 後生だから!」
準鷹さんが照れる姿は想像出来ませんが内心アタフタしてたら可愛いと思いました。
ちょっと補給(飯)で外れます。
リクエストは10時頃にとる予定です。
名前間違えてました。
準鷹ではなく
正しくは
隼鷹でした。
ご指摘感謝です。
蜷牙?
ラッキーガール
提督「────山城に思い出を作ってあげたい?」
扶桑「はい……」
扶桑「それも、出来るなら『幸運な思い出』を作ってあげたいんです」
提督「『幸運な思い出』?」
提督「……宝くじに当たったりとかか?」
扶桑「それでしたら一番下の賞でも構いません」
提督「えらいハードルが低いな……」
扶桑「そもそも私達が宝くじを買ったとしても、発表日までその紙が原型を保っているか……」
提督「……それは、ひどいな」
扶桑「こんなこと頼むなんて、おかしいということは分かってます」
扶桑「でも最近の山城は不幸が重なりすぎて目に見えて元気が無くなっていて……」
扶桑「提督、お願いします」
扶桑「どうか知恵をお貸し下さい……!」
提督「……分かった」
提督「どうにかできないか、考えてみるよ」
扶桑「よろしくお願いします……!」
提督「────扶桑に思い出を作ってあげたい?」
山城「はい」
山城「最近、姉さまの元気が無くて……」
山城「……提督? どうかしましたか?」
提督「……いや、何も。続けて」
提督(似た者姉妹だな……)
山城「それで、どうにかして元気付けてあげたいのです……」
山城「幸運な思い出を作ってあげることが一番だということは分かっているのですが、肝心の方法が思い付かず……提督に相談した次第です」
提督「……何で分かるんだ?」
山城「姉さまは一度アイスで当たったことがあるのですが、その時の様子が大変嬉しそうで……」
山城「今でも部屋に飾ってあるんですよ?」
提督「いや、交換しろよ」
山城「……本当ならば私がどうにかしてあげたいのです。ですが、私では何もできないと分かってしまいました」
山城「ですから、提督」
山城「どうかお力を……!」
提督「……分かった」
提督「何とかしてみるよ」
山城「よろしくお願いします……!」
提督「────っああ、ーーか?」
提督「ちょっとお願いがあるんだが……」
────────
──────
────
──
扶桑「────や、山城……?」
扶桑「こ、これ……」
山城「姉さま……?」
山城「ゆ、夢ではないですよね?」
扶桑「……夢なんかじゃないわ」
山城「私達、本当に……」
おみくじ『吉』
扶桑「山城!」
山城「姉さま!」
扶桑「私、凶以外なんて初めてだわ!」
山城「私もです、姉さま!」
提督「────よし、上手くいったみたいだな」
雪風「司令官、終わりましたかっ?」
長月「司令官、終わったか?」
潮「提督……もういいでしょうか……?」
鳳翔「提督、終わりましたか?」
瑞鳳「提督? 終わった?」
飛龍「終わりましたか?」
瑞鶴「提督さん、終わった?」
58「てーとく、終わったー?」
提督「作戦は無事終了した」
提督「同行してくれてありがとう」
提督「今日は俺の奢りだ。食べに行くぞ」
提督「くれぐれも2人には気付かれないように……な」
陸奥「…………」
陸奥「……ふぅ」
陸奥「……来て!」
陸奥「…………」
陸奥「だ、大凶……」
最後に一言だけしか出てない艦娘はリクエスト分ではないのでご安心下さい。
次書いてきます。
仲良きことは良きこと
飛龍「──祥鳳さんと仲良くなりたい?」
瑞鳳「はい」
飛龍「えぇーと、何で今更?」
瑞鳳「実を言うと前々から交流を試みてはいたんです」
瑞鳳「ただその……イマイチ距離感が掴めなくて……」
飛龍「あー……」
飛龍「姉妹って言うのも変だしね。義理の姉って感じかな?」
瑞鳳「会話は続かないし、祥鳳さんの方も何だか遠慮しているみたいで……」
瑞鳳「どうすれば仲良くなれるのでしょうか?」
飛龍「うーん……」
飛龍「どうなりたいかによるかな?」
飛龍「祥鳳さんと姉妹みたいになりたいのか、それとも友達になりたいのか……他にもいろいろあるけど、一番大事なのは最終的に瑞鳳がどうなりたいか・どうしたいかが大事だと私は思う」
瑞鳳「そ、それは……」
飛龍「まぁどちらにしても、とっておきの策があるから教えてあげる」
瑞鳳「っ!? お、お願いします!」
飛龍「ふふ、それはね────」
蒼龍「────瑞鳳と仲良くなりたい?」
祥鳳「はい」
蒼龍「えっと、どうして?」
祥鳳「その……姉妹みたいなものですし、最初は出来れば仲良くなりたいと思ってたんですけど……」
祥鳳「距離感が掴めないままズルズルと今日まで……」
蒼龍「それでどうにも出来なくなったから私を頼ったと?」
祥鳳「恥ずかしながら……」
蒼龍「うーん、まぁ仕方ないって言えば仕方ないですよね」
蒼龍「姉妹というより従姉妹みたいな感じですし」
祥鳳「日常会話ですらぎこちないですし、瑞鳳さんもどことなく私に気を遣っているみたいで……」
祥鳳「……どうすればいいのでしょうか?」
蒼龍「どうすれば、ですか……」
蒼龍「まず第一に、姉妹みたいだから出来れば仲良くしようっていう時点で壁を作ってしまったのだと思います」
蒼龍「だから積極的になれないのでは?」
祥鳳「そ、そうかもしれません……」
蒼龍「まずはその壁を取っ払いましょう。祥鳳さんが心から瑞鳳と仲良くなりたいと思うことが大事です」
祥鳳「そ、そのために私はどうすれば?」
蒼龍「簡単なことです。まずは────」
────────
──────
────
──
瑞鳳・祥鳳「────あっ」
祥鳳「……おはようございます」
瑞鳳(あ、アドバイス通りに……!)
瑞鳳「お、おはよ……」
瑞鳳「祥鳳お姉ちゃん……」
祥鳳「っ!?」
瑞鳳「し、失礼しますっ」
祥鳳(今こそ蒼龍さんのアドバイスを!)
祥鳳「────待って!」
瑞鳳「えっ……」
祥鳳「朝ご飯、まだですよね?」
祥鳳「一緒にどうですか──」
祥鳳「──瑞鳳」
瑞鳳「────はいっ!」
────────
──────
────
──
飛龍「相手の呼び方変えるだけでこんなに仲良くなるとはねー」
蒼龍「私もここまでは想定外だったなぁ……」
飛龍「……私達も変えてみる?」
蒼龍「……まさか」
飛龍「だよね」
蒼龍「このぐらいの距離で良いんだよ私達は」
瑞鳳「今日は玉子焼き作ってきたの!」
祥鳳「とても美味しそうですね……」
祥鳳「1つ、頂いても?」
瑞鳳「もちろん! はい、あーん」
瑞鳳はAll999の2回目で来てくれました。
今は祥鳳さんと全く同じ装備で頑張ってくれています。
まだ投下は続きますがリクエストだけ先に取ります。
22:30以降で22:30に近いレスから5人です。
1人1名で残りリクエストに被せてもいいです。
その場合文量が多くなりますので。
それではよろしくお願いします。
リクエスト了解です。
例によって誤差の範囲内なので全員書きます。
長門も瑞鶴も欲しいけどやっぱり漣が欲しい。
未だに出ない。
今日は後1つか2つ投下する予定です。
では。
通り雨
時雨「────提督?」
時雨「珍しいね、倉庫に来るなんて」
提督「……時雨か」
提督「俺は単に消耗品を補充しにきただけだが……」
提督「お前はどうした?」
時雨「僕? 僕は……ほら」
提督「……おいおいマジか」
提督「探してる間に降っちまったみたいだな……」
提督「……時雨。傘持ってないか?」
時雨「持ってたらここに雨宿りしに来てないよ?」
提督「だよなぁ……」
提督「仕方ない。やむまで待つか」
時雨「でもそんなに悲観しなくても良いと思うよ?」
時雨「これ、ただの通り雨だと思うから」
提督「勘か? 経験か?」
時雨「どっちもかな?」
提督「……そりゃ信用できるな」
時雨「あはは、何それ?」
提督「それにしても…… 」
提督「お前、雨好きなんだな」
時雨「どうしたの、いきなり……」
提督「いや、なんかにこにこしてたからな。気になって」
時雨「でもまあそうだね。雨は好きだよ」
時雨「僕の名前にあるっていうのも理由の1つだけど……」
時雨「雨を見てるといろいろと思い出せるってのも理由の1つなんだと思う」
時雨「……いろいろと、ね」
提督「…………」
時雨「…………雨、上がりそうだね」
提督「時雨」
時雨「……何だい提督?」
提督「俺は雨は好かんが時雨のことは好きだぞ?」
時雨「…………」
時雨「……まったく、からかわないでくれよ。恥ずかしいじゃないか……」
提督「可愛いぞ?」
時雨「────提督っ!」
提督「おお、怖い怖い。じゃあお先に」
時雨「あっ…………もう」
時雨「…………」
時雨「……ありがとう、提督」
しんみりしたのを書きたくなった。
文章力の無さによって書けてないですけどね……。
眠気がピークなのでまた明日です。
皆さんお休みなさい。
むっちゃんと翔鶴さんの2人目をお迎えすることに成功。
ノーロック枠が6しかない。課金の時期か……。
7時頃から投下開始します。
それと今週一杯でスレを閉じるとか言ってましたけど撤回します。
どうも本日中に終われそうにないので……。
追加リクエストは考え中です。
とりあえず残りリクを消化してから考えます。
相談所窓口
長門「────ふむ、早くレディーになりたい……か」
暁「ねぇ、どうしたら良いと思う?」
長門「…………」
長門「1つ聞きたいのだが、どうしてそんなに焦っているんだ?」
暁「そ、それはその……」
暁「響が……」
長門「……響が改造で大人っぽくなったのが羨ましかったのか?」
暁「そ、そうよっ。でもそれが何かっ?」
長門「そうだとするなら1つ言っておきたくてな」
長門「暁、響は響だ。暁の理想像がそうであるならともかく、ただ漫然と『レディー』になりたいと思っているだけならそれは大きな間違いと言える」
暁「……それじゃあどうしろって言うのよ」
長門「なぁに、暁は暁らしくレディーになればいい」
長門「要は自分らしくということだ」
暁「……よく分からないわ」
長門「ははは、大人になれば暁にも分かるさ」
暁「な、撫でないでよっ」
暁「もう子供じゃないんだから!」
長門「ああ、そうだな。気が向いたらな」
暁「だ、だからぁ……」
長門「────最近皆との接し方が分からなくなった、だと?」
響「ああ」
響「この通り、改造して見た目が随分変わってしまったせいか、皆の態度も少し変わってしまってね」
響「一緒にいると違和感を感じてしまうんだ」
長門「ふむ……」
長門「響は難しく考え過ぎだな」
響「……と、言うと?」
長門「そもそも人と長く付き合っていく上で態度が変わらない奴などいない」
長門「重要なのは自分が相手とどう付き合いたいかではないのか?」
響「つまり……気にしすぎだと?」
長門「そうだ」
長門「響が接したいように接すればいい。そうすれば周りの奴らも響の気持ちを分かってくれるだろう」
長門「響の友はそれくらい簡単に出来てしまう奴らばかりだろうしな」
響「…………ああ、確かにそうだね」
響「見た目と一緒に考え方まで随分と変わってしまっていたみたいだ」
響「もっと皆を信頼することにするよ」
長門「力になれたかな?」
響「スパスィーバ、長門さん」
長門「────変なあだ名を付けられた?」
初春「そうじゃ」
初春「知っての通りわらわの名は『ハツハル』なのじゃが……」
初春「最近とある奴のせいで『ウイハル』と呼ばれるようになってしまったのじゃ……」
長門「…………」
長門「……夕張か?」
初春「な、何故分かったのじゃ!?」
長門「何を隠そう私も変に呼ばれていたことがあってな……」
長門「えーと、有機生命体? ヒューマノイドなんちゃらとか呼ばれたな」
初春「そうであったか……」
長門「まあそれも一過性のものだ」
長門「人の噂もうんぬんかんぬんと言うしな」
初春「……75日じゃ、長門」
長門「そうだったか? む、何故笑う?」
初春「……いや、可笑しくてな、ふふっ」
長門「むぅ……」
初春「────ふぅ……」
初春「……長門を見ていたら何だかどうでもよくなったのじゃ」
初春「感謝するぞ、長門」
長門「……釈然としないが……どういたしまして」
長門「────珍しいな、不知火が欠伸をするなんて」
不知火「……失礼」
不知火「遠征が長かったもので……」
長門「……眠そうだな」
長門「膝でも貸そうか?」
不知火「……からかってます?」
長門「いや、至って真面目だ」
長門「前々から思っていたのだが不知火は頑張りすぎだ。たまには息抜きをした方が良い」
不知火「……私達駆逐艦はあなた方戦艦と違って戦闘では役に立つ機会がほとんどありません」
不知火「それならばこういった遠征などであなた方の支援をすることは至極当然のことであるはずです」
不知火「休んでいる暇なんて……」
長門「役に立つ、立たないなんかじゃない」
長門「そこにいてくれるだけでいい。ただ守らせて欲しい」
長門「……少なくとも私はそう思っているのだがな?」
不知火「……助けたい、手伝いたいと、私だって思っているんです」
不知火「だから────ふわぁ……」
長門「…………」
不知火「…………」
長門「……やはり膝を貸そうか?」
不知火「け、結構ですっ…………」
長門「────どうした、提督?」
提督「お前最近駆逐艦の奴らと仲良いよな」
長門「何故だか頼られてしまってな……」
長門「頼られること自体はそう嫌ではないのだが、自分の時間が無くなってしまうのはどうも困りものだな……」
提督「……いや」
提督「初雪を膝に乗せて言うセリフかそれ?」
初雪「……迷惑?」
長門「そんなことはないぞ、ふふっ」
初雪「……苦しい」
長門「すまない、強かったか?」
初雪「もうちょっと、優しく……」
長門「こうか?」
初雪「んっ……あったかい……」
提督「……仲良すぎだろ。おかしいってレベルだ」
長門「そうか?」
提督「普通はそんなことしないしな」
長門「……まさか一緒の布団で寝たりお風呂で背中流し合ったりポッキーゲームをしたりするのもおかしいなんてことはないよな?」
提督「ちょっと俺と代わってくれ。お願いします!」
長門さんはいろいろと無自覚で、少しばかり世間知らずだと思うんです。
閃いた。
次書いてきます。
正妻戦争
夕雲「────提督、もういらしてたんですか?」
夕雲「今日の予定は……そうですか」
夕雲「午前の間は『2人きり』ですね?」
夕雲「うっふふ……、どうかしましたか? 顔が赤いですよ?」
夕雲「ナニを想像したのかしら……?」
夕雲「……まぁ、それは置いといてあげる」
夕雲「お隣失礼するわね」
夕雲「実は少し眠くて……」
夕雲「でもこのままだと風邪ひいちゃうから……」
夕雲「提督」
夕雲「私のこと……暖めてくれます?」
翔鶴「何というか……ねっとりしてるわね」
瑞鶴「妻っていうよりは……愛人?」
翔鶴「『魔性の女』っていう言葉がすごく似合うと思うの」
瑞鶴「提督はもう術中にはまってるわね……」
翔鶴「あら、そうかしら?」
翔鶴「この鎮守府にはあの人がいるじゃない」
鳳翔「────提督、お疲れ様です」
鳳翔「はい、夕方までですがよろしくお願い致します」
鳳翔「提督……? 顔色が優れないようですが……?」
鳳翔「しっかりと睡眠は取らないといけませんよ?」
鳳翔「提督が倒れでもしたら皆さんが心配します」
鳳翔「……もちろん私もです」
鳳翔「分かって頂けたなら嬉しいです」
鳳翔「それではこちらにいらして下さい」
鳳翔「……はい。それではこちらに頭を」
鳳翔「そうです、膝枕ですよ?」
鳳翔「ふふっ、なんだか私も心地良いです……」
瑞鶴「長年連れ添った夫婦のような空気をかもしつつ」
翔鶴「新妻がごとき行動力……同じ女性として恐ろしいわ」
瑞鶴「これは提督が駄目人間になっても頷いちゃうわ」
翔鶴「でも駄目人間なら……あの子しかいないと思う」
瑞鶴「あの子、ね……」
瑞鶴「あの子は別枠でいいんじゃないかな?」
雷「────こんばんわ、司令官!」
雷「何だか元気ないわねー……」
雷「司令官は皆よりも上の立場なんだからそんなんじゃ駄目よ?」
雷「だってこっちまで気が滅入っちゃうじゃない!」
雷「……そうそう、分かればいいのよ」
雷「ほら、こっち来て座って?」
雷「雷が肩たたいてあげる」
雷「……あれ? 司令官……泣いてる……?」
雷「泣くほど嬉しいの?」
雷「これくらいのことだったら何時だってしてあげるわ」
雷「だから……もーっと私に頼っていいのよ?」
雷「……ね? 分かった?」
翔鶴「優勝」
瑞鶴「優勝」
雷に時報ボイスお願いします!
課金特典でも良いですから!
今日はあと1つ投下します。
それでは書いてきます。
艦娘とお留守番
鈴谷 編 2
鈴谷「────うえぇ……キモチワルイ……」
提督「食い過ぎなんだよ」
提督「作ったカレー全部食う奴がいるか馬鹿」
鈴谷「だってほら、冷めたらもったいないし……?」
提督「……はぁ」
提督「……とりあえずソファで大人しくしてろ。今薬持ってくるから」
鈴谷「なんか胃がムカムカするぅ……」
提督「絶対吐くなよ?」
鈴谷「…………フリ?」
提督「マジで言ってんの!」
鈴谷「りょーかぁい…………うぷっ……」
提督「ホント頼むからな……!」
────────
──────
────
──
鈴谷「……………………うん」
鈴谷「なんか落ち着いてきたかも」
提督「そりゃ良かった」
提督「そのままゆっくりしてろ。俺は仕事するから」
鈴谷「…………よしっ」
鈴谷「提督?」
提督「ん、どうした?」
鈴谷「昼寝しよ、昼寝」
提督「……お前俺の話聞いてないだろ?」
鈴谷「いいじゃんいいじゃん。提督だってお腹膨れて眠たいでしょ?」
鈴谷「鈴谷とお昼寝……しよ?」
提督「無理」
鈴谷「ケチー」
提督「昼寝の後は相手してやるからお前は寝てろ。その間に仕事片付けておくから」
鈴谷「……へぇ」
鈴谷「なになに? 心変わり?」
提督「んなわけあるか」
提督「……考えてみれば最近のお前は頑張ってくれてるからな。ちょっとしたご褒美だ」
鈴谷「もう、素直じゃないなぁー」
提督「はいはい、そーですね」
提督「────あぁ、そうだ」
提督「これでも使え」
鈴谷「……提督の上着?」
提督「風邪ひかれたら困るしな」
提督「無いよりは良いだろ?」
鈴谷「気ぃ利くじゃん。さすが提督」
鈴谷「そんじゃオヤスミー」
提督「おう、お休み」
鈴谷「………………」
提督「………………」
鈴谷「………………」
提督「………………」
鈴谷「…………提督」
提督「………………」
鈴谷「薬とか上着とか……いろいろありがとね」
鈴谷「今度こそ本当にオヤスミっ」
提督「………………おう」
鈴谷「♪」
本日の投下終了。
残りリクは
初風 金剛 川内 五十鈴 叢雲
の5名となりました。
話数的にはあと3話です。
それではまた。
乙
最初の方の「艦娘の歴史長門編 2」って途中じゃないの?
>>273
続きは考えてはいますが、書くかどうかが分からないという状態です。
○○編となっているのは基本的に続きとか他の艦娘verもちゃんと考えてます。
ちなみに長門さんのはながもん化が進行するという内容です。
ギリギリ間に合ったので投下します。
今日で終わらせます。
夜戦(意味深)
金剛「────Oh! 誰かと思ったら川内ネ!」
榛名「こんばんは、川内さん」
川内「こんばんは、金剛さんに榛名さん」
金剛「こんな時間まで起きてるなんて、どうしたネ?」
川内「それはですね……この間調査が完了した新しい海域があるじゃないですか」
榛名「えーと、先週提督が発表した海域ですね。それがどうかしたのですか?」
川内「ふふ、聞いて驚いて? 提督がそこの攻略のための作戦を立てたんだけど…………その作戦の開始が夜からになったの!」
金剛「Wow! ということは……」
川内「夜戦よ夜戦! やーせーん!」
榛名「川内さんにとってはとても喜ばしいことですねっ」
川内「もう嬉しくてっ! それで体慣れさせるために訓練も夜にすることになってるんだけど」
川内「テンション上がっちゃったせいか予定より早く準備終わっちゃって」
川内「今は時間まで待機してるとこよ」
金剛「川内は本当に夜戦が大好きなのネー」
川内「そうなのよ! でも提督は中々理解してくれないのよね……」
川内「夜戦の楽しさを分かってくれたら私のことを理解してもらえると思って、この前誘ってみたんだけど……」
川内「慌てた様子で断られちゃったわ」
金剛「……ちなみになんて誘ったネ?」
川内「え? えーと……」
川内「『提督! 私と一緒に夜戦しよ!』」
川内「だったかな……?」
金剛「Oh……」
榛名(て、提督と夜戦っ!?)
金剛「多分誤解されてるネ……」
川内「誤解? …………あ、そっか」
川内「敵艦に突っ込むんだと勘違いしちゃったのかな?」
川内「提督も馬鹿ねー。生身の提督を連れて敵と戦う訳ないじゃない」
金剛「……そうじゃないと思うヨ」
金剛「でもどうするつもりだったのかは気になるネ」
川内「夜戦の楽しさの1つは殺るか殺られるかのスリルを味わえることだと私は思うの」
川内「そのスリルを少しでも味わってもらうために、夜の海を提督と一緒に駆け抜けるつもりだったわ」
金剛「提督と一夜を共にするのは許せまセーン!」
榛名(い、一夜を共に……朝帰り……!)
川内「流石にそれはしないわ」
川内「提督だって次の日の仕事あるだろうし……」
川内「…………ところで、あの、榛名さん?」
榛名「は、はい! 何でしょうっ!」
川内「顔真っ赤だけど体調でも悪いの……?」
榛名「い、いえっ! 榛名は大丈夫ですっ!」
川内「そ、そう……?」
金剛(……榛名は初心なのネ)
金剛(見てる分には楽しいヨ♪)
榛名(艦隊は6人編成だから……7P!?)
榛名(…………はうっ……)
川内「榛名さん!? 本当に大丈夫っ!?」
大浴場にて 2
天龍「────ふぅー、今日も疲れたぜ……」
龍田「天龍ちゃんは張り切り過ぎよ。いつか身体壊しちゃわないか心配だわ……」
叢雲「敵も強くなってるしね」
叢雲「でも、戦って死ねるなら本望だって言いそうだわ」
天龍「おっ、よく分かってんじゃねーか」
龍田「叢雲ちゃんも天龍ちゃんの性格が分かってきたみたいね……嫉妬しちゃうわ」
叢雲「取ったりしないから睨まないで欲しいんだけど、怖いから」
五十鈴「────あれ?」
五十鈴「何だか珍しい組み合わせね」
龍田「あら、五十鈴ちゃん」
────────
──────
────
──
五十鈴「────へえー、武器の使い方をレクチャーしてたの」
天龍「ああ」
天龍「オレも龍田も砲以外の武器使うしな」
天龍「叢雲に教えるには事欠かなかったぜ?」
五十鈴(叢雲のアレってそう使うものなのかしら?)
五十鈴「ちなみに今日が初めて?」
天龍「いや、ここ1、2週間は毎日続けてるな」
龍田「叢雲ちゃんも最初に比べて随分成長したのよー……?」
叢雲「武器の性能には限界があるんだから、技術を磨くしかないでしょ?」
龍田「うふふ、立派な心構えね……」
龍田「精神的にもどんどん成長してるみたいで嬉しいわ」
龍田「……身体的には、アレだけど」
叢雲「ちょっ!?」
叢雲「最後の一言は余計よ!」
五十鈴「あー……何だかゴメン」
天龍「……悪ぃな」
叢雲「……言わないで」
叢雲「よくよく考えてみたらこのメンバーは私だけ地獄だったわ」
五十鈴「……ほら、私だってこんなにまでなったし、叢雲にだって望みあるわよ」
叢雲「アンタのは異常なのよ」
叢雲「……改造ってそうなるのね。私も早く改二になりたいわ」
五十鈴「これは自前なんだけどね……」
龍田「まあまあそんなに深く悩まないで?」
龍田「叢雲ちゃんのは成長期だから大丈夫」
龍田「……成長期を過ぎた子だったら目も当てられないけど、ね」
天龍「…………なぁ」
五十鈴「言いたいことは分かるけど言わないでおきましょ」
叢雲「私もそう思うわ」
龍田「でも、それでもどうにかしたいって言うなら……」
龍田「誰かに揉んでもらったら?」
龍田「ほら、揉めば大きくなるって言うでしょ?」
叢雲「……ああ、なるほどね」
五十鈴「だから天龍と龍田は大きいのね」
天龍「おい!? どういう意味だ!?」
龍田「天龍ちゃん、この子達…………鋭いわ」
天龍「お前も否定しろぉ!」
五十鈴(その発言が既にアウトなんだけどね……)
叢雲(……自分で揉んでも効果あるのかしら?)
シンパシー
妙高「────あら、初風さん? おはようございます」
初風「み、妙高姉さん!? お、おはようございますっ……」
妙高「えっと……何だか震えてるみたいですけど……?」
初風「む、武者震いですっ」
妙高「……そう?」
妙高「じゃあ、自分の身体を抱きしめてるのはどうしてでしょうか?」
初風「さ、寒さから身を守るためですっ」
妙高「目尻に涙を浮かべてるのは……」
初風「さ、さっきまで悲しい映画を見てただけですからっ!」
妙高「そ、そうですか……」
妙高「ところで初風さん? このあと一緒にお食事でもいかがでしょうか?」
初風「え、えーと……2人きり、じゃないですよね……?」
妙高「何か問題でも……?」
初風「え、あっ、えー…………」
妙高「初風さん?」
初風「……わ、私、お腹減ってないので!」
初風「すみません失礼しますっ!」
妙高「は、初風さん!?」
深雪「…………」
電「…………」
深雪「…………」
電「…………」
電「……どうして」
電「どうして電が近付くと離れるのですか?」
深雪「い、いや、特に理由は無いよっ……無いですよっ」
電「どうして敬語に直すのですか!?」
深雪「特に理由は無いですって電さんっ」
電「……深雪ちゃんが『さん』付けするのも電だけなのです……」
深雪「えーと、ほら」
深雪「尊敬してるから恐れ多いというかなんというか……」
深雪「そんな感じっすわー」
電「聞いたことない口調なのです!?」
電「衝突の件なら謝ったじゃないですか……」
深雪「許します。許しました。許してます」
深雪「だからほら、これでいいじゃないですか」
深雪「だからもう本当に勘弁して下さい……!」
深雪「じゃ、これにて!」
電「あぁ! 待って欲しいのです!」
初風「────そ、そろそろ大丈夫かしら」
深雪「────こ、ここまで来れば……!」
初風・深雪「…………」
初風(……どうしてかしら?)
深雪(……何でだろ?)
初風(この子……)
深雪(こいつ……)
初風・深雪(私と同じ感じがする……)
初風「……初風です」
深雪「……深雪だよ」
初風「…………深雪」
深雪「…………初風」
初風・深雪「……よろしくっ」
妙高「────ここにいらしたんですか初風さん」
電「────深雪ちゃんやっと見つけたのです!」
初風・深雪「ひいっ!」
これにて完結です。
お付き合い頂きありがとうございました。
気になった点や疑問に思った点、次回作で見たい艦娘やそのシチュエーション等ありましたら自由にお書き下さい。
後でまとめて答えて、それから依頼出します。
皆様お疲れ様でした。
ギャルゲは難しいですね……。
仮にやるとしたら安価形式で艦娘とイチャイチャして、一定以上で個別のendを迎えるような形のスレになると思います。
現状案としては2つ。
1つ目は投票形式。
投票を何度か行いつつ話を進め、最終得票の形でエンディングが変わるといった感じです。
投票の推移もエンディングに組み込む形にするので、2名を例にすると、毎回同じくらいの得票数だと提督共有end、最後に追い上げる形だと女の戦いendみたいな感じになります。
人数は4から6人くらいを何セットかやります。
割と長いです。
2つ目はコンマ形式。
艦娘の安価を取る→その艦娘との話を書く→艦娘の安価を取る→…………を繰り返してコンマ合計が一定以上になった艦娘からハッピーエンドを迎えていく形です。
ハッピーエンドを迎えても終わりということはなく、番外編安価でイチャラブを書きます。
人数制限はありません。
全体的に短めです。
ちなみにどっちの方が需要ありますかね?
それと次回作で見たいものについてですけど、1人一つまでということはないのでどんどん書いちゃって構いません。
次回の艦これ ショートショート 改二 では、
今回皆さんが挙げたものと私が書きたくなったもので書き溜めを作り、それを何日かに分割して投下しつつ安価を出してそれを書く、といった形式にするつもりで、多ければ多いほど良いですので。
3-3突破しましたー!
道中の戦艦を全て開幕で沈めてくれた北上様マジ北上様。
判定は全部Sでドロップは
陸奥 扶桑 山城 日向でした。
皆様のご意見は次回作になるべく反映したいと思います。
本当にありがとうございました!
依頼は出しておきますが、しばらくの間は書き込めると思いますので、リクエストなど思いつき次第どうぞお書き下さい。
つまり
下1 下2 下3 下4 下5
といった形で艦娘の安価取って
下6
などでコンマ判定。
00-19 下1の艦娘
20-39 下2の艦娘
40-59 下3の艦娘
60-79 下4の艦娘
80-99 下5の艦娘
この表に該当した艦娘を書く、という感じでしょうか?
それではその方向で考えてみます。
なお現時点ではイチャイチャラーブラーブするだけのスレになる模様。
おそらくはショートショート改二の方が先になると思います。
イチャラブの定義がちょっと分からなくなってきました。
ちょっと見て頂きたいです。
鈴谷と
鈴谷「ちーっす」
鈴谷「提督仕事してるぅ?」
提督「見て分かるだろ? お前も手伝え」
鈴谷「えぇー……メンドイ」
提督「言うと思ったよ」
提督「手伝わなくてもいいから邪魔はするなよ、いいな?」
鈴谷「はいはーい♪」
鈴谷「ヨイショ……っと」
提督「…………おい」
鈴谷「何、提督?」
提督「膝の上に座るな。書類が見えないだろ」
鈴谷「密着すればへーきへーき」
鈴谷「…………どう?」
提督「見にくい。あと重い」
鈴谷「ひっどーい……女の子に重いとか無いわー」
提督「ちょ、馬鹿! 暴れるな!」
提督「それ以上はつまみ出すぞっ」
鈴谷「むぅ……それは困るし」
提督「……大人しくしてろ」
鈴谷「…………はーい」
提督「………………」
鈴谷「………………」
提督「………………」
鈴谷「…………提督」
提督「……どうした?」
鈴谷「……本当に重い?」
提督「……何だ、気にしてたのか」
提督「言葉の綾だ。気にしなくていい」
鈴谷「…………ホント?」
提督「ああ、むしろ軽すぎて不安になる」
提督「ちゃんと食ってるのか?」
鈴谷「あはっ、ちゃんと食べてるって」
鈴谷「朝と昼と夜」
鈴谷「三食キチンとカレーで済ませてるからダイジョーブ!」
提督「……突っ込まんぞ?」
鈴谷「ノリ悪いなぁ……」
鈴谷「ま、それはジョーダンとして」
鈴谷「食べてるから心配しなくていーよ?」
提督「……そうか、ならいい」
鈴谷「体重増えないのは……何でだろね?」
提督「………………」
提督「……ほぼ毎日激しい運動をこなしてるからじゃないか?」
鈴谷「んー……?」
鈴谷「…………」
鈴谷「…………っ!!」
鈴谷「へ、変態っ! 昼間っから何言ってんのっ!」
提督「はて? 何のことやら?」
鈴谷「し、しらばっくれても無駄だしっ!」
鈴谷「さっきの発言! セクハ────」
提督「演習がどうかしたのか?」
鈴谷「────えっ?」
鈴谷「……………………」
鈴谷「あー……そのー……」
提督「どうした?」
鈴谷「……あーもうっ! ハメたわねっ!」
提督「何のことかなー?」
鈴谷「ニヤニヤするなっ、キモい!」
提督「顔真っ赤にして……」
提督「鈴谷は可愛いなぁ」
鈴谷「…………っ!」
鈴谷「…………すぅーはぁー、すぅーはぁー…………」
鈴谷「…………はぁ」
鈴谷「何か疲れた……」
鈴谷「ちょっと寝るね?」
提督「おい」
提督「俺を椅子にして寝る気かこんちくしょう」
鈴谷「私を怒らせた罰だから」
鈴谷「いいでしょ?」
提督「…………はぁ」
提督「分かったよ」
鈴谷「分かればいーの」
鈴谷「……ふわぁ」
提督「……お休み、鈴谷」
鈴谷「提督、オヤスミィ……」
即興なので口調の違いなどはご勘弁を。
皆さん的にはこれイチャラブしてますか?
個人的には甘さとか純粋さとかいろいろ足りない気がするのですが……。
アドバイス頂ければ嬉しいです。
アドバイス感謝です。
練習としてショートショート改二やイチャラブスレを建てる前に別スレを建てるかもしれません。
その時は皆様どうぞよろしくお願いします。
とっくの昔に依頼出したのにまだ書き込めるとは……。
せっかくなので1つ投下します。
鈴谷が欲しい。熊野が欲しい。長門が欲しい。
でも瑞鶴が来てくれるまでは空母レシピを回すと決めました。
瑞鶴さん早く来てー。
お姉ちゃんが5人も待ってるよー。
大和と一緒!
提督「────そう言えば、今日でちょうど一か月になるんだな……」
大和「提督? どうしました?」
提督「ん? ああ、日にちを数えてたんだ」
提督「大和と同じ部屋で生活するようになって、もう一か月だ。時が経つのは早いもんだとしみじみ思うよ」
大和「そう言われてみると確かにそうですね……」
大和「……何かお祝いしましょうか?」
提督「ははっ、たった一か月でお祝いするのか?」
提督「こういうのは百日とか一年とかそういうキリの良い時にやるものだろう?」
大和「では、またの機会に取っておきましょうか」
提督「そうしてくれ」
提督「…………それにあれだ」
提督「大和と居られる日々は毎日が記念日のようなものだからな。わざわざ祝う必要もない」
大和「…………っ!」
大和「わ、私も、提督と同じ気持ちです……」
提督「顔真っ赤にしちゃって……」
提督「大和は可愛いな」
大和「き、キッチンに入らないで下さいっ」
提督「俺がいると邪魔か?」
大和「それはその……」
大和「今はディナーを作ってますし……」
大和「ええと、その…………ひあっ!?」
大和「ど、どどど、どこを触ってるんですかっ!?」
提督「どこってお────」
大和「言わなくていいです! 言わなくていいですから!」
提督「すまんすまん。大和が可愛くてつい……」
大和「まったくもう……」
大和「……包丁を落としたりしたら大変ですから、もうしないで下さいね?」
提督「はいはい」
大和「返事は一回です」
提督「はーい」
提督「もうそろそろ出来るんだろ? 大人しく待ってるよ」
大和「……最初からそうして下さい」
提督「今日のディナーも楽しみだなー」
大和「………………」
大和「…………あの、提督」
提督「ん? どうした、大和?」
大和「今は料理中なので駄目ですけど、その……」
大和「ディナーの後は、好きにして構いませんから……」
大和「……それまで我慢して下さい」
提督「…………」
提督「ごめん無理」
大和「て、提督っ!?」
大和「んっ、あぁっ!」
大和「や、やめっ……!」
提督「いただきます」
大和「ふ、ふざけないでくだ──────あっ……!」
(続きは憲兵さんに削除されました)
練習ですし、イチャイチャは書きます、ラブラブも書きます。
でもエロは書きません。というか書けません。
文才があれば書いたんですけどねー。
ちなみにこの大和はリクエストとは別なのでリクエストの方もちゃんと書きます。
お目汚し失礼しましたー。
このSSまとめへのコメント
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