【咲】成香「清澄高校伝説、華麗に決まりましたっ!」18【安価】 (1000)

・お馴染みの京ちゃんスレです。恋愛要素、麻雀要素、日常要素を含む予定
 いちゃいちゃというよりはほのぼの風味 展開はメチャ遅いですけど、(咲の世界で)リアルっぽく書きます。
そのため キンクリはあまりしません。


・舞台は清澄。部長が引退した1年後の世界です。つまり一年組が二年生に進学してます。三年生はほとんどみんな大学に通っています


・実際の一年後はこんな感じかな?って書いてるので、あまりに極端なことは起こりません。攻略も清澄中心、と思ってたけど…コンマと安価次第


・部長が抜けた分なぜか京ちゃんが女子の団体戦に参加できるようになってます。都合のいい世界だから、仕方ないね

・目標は県大会優勝&全国優勝。全体的にシンプルに行きたいと思ってます

・キャラの独自解釈などありますのでイメージが崩れるのが嫌な方は回避推奨です。
 基本原作に忠実で、咲キャラ以外は出てきません。希に、モブから新たに命を吹き込まれる者もいますがごくわずか

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1374942029

去年のインターハイで見事に優勝した長野・清澄高校

無名でありながら、県大会では昨年のインターハイ最多得点記録保持者、天江衣を有する龍門渕高校を破り全国の舞台へ

そしてその快進撃は止まらず、白糸台高校の3連覇を阻止し、麻雀インターハイ界の伝説となる

その清澄を率いた、名将、竹井久は引退し大学に進学――

まこを主将とする新たな体制により、清澄高校麻雀部は再び全国の舞台を目指す

これはその舞台を目指す少女と少年の物語




昨年の清澄高校の快進撃は

巷では「清澄高校伝説」と呼ばれている

なぜ「伝説」とまで呼ばれるようになったのか


田舎の名も無き高校は、弱者
インハイに毎年出場する高校は、強者
こうした構図が、ほとんどの人の頭の中には存在する

弱者が強者を屠り続ける姿は、見る者の目を圧倒的に惹きつけた
まるで、弱国属国扱いを受けるアジア諸国の中で、日本が唯一、果敢に世界に立ち向かっていった時のように
弱きが強きを蹴散らすのは、いつの時代も美しいのだろう

もちろん、単純に清澄が強かったというのが最大の要因であるのは間違いなかったが
それでもなお麻雀が幅広く浸透している、現代において、昨年の清澄の快進撃はまさに「生ける伝説」だった


そして
清澄高校は、見事県大会を二連覇を果たし
個人戦は…五人三中名がインターハイに出場を決めた

次のステージまで、残り一カ月を切る

清澄メンバーは目標に向かって、再び前に進む――

前スレ 


【咲】玄「清澄高校伝説…うう、思い出したくないよぅ」13【安価】
【咲】玄「清澄高校伝説…うう、思い出したくないよぅ」13【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1371135552/)
※西田さんのインタビュー、長野県大会個人戦本選(一、二回戦とコンソレーション)


【咲】照「清澄高校伝説?……そう。私には関係ない」14【安価】
【咲】照「清澄高校伝説?……そう。私には関係ない」14【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1371697783/)
※長野県大会個人戦決勝(一、二回戦) 


【咲】玉子「清澄伝説?弱者が強者を?あーあー何も聞こえない」15【安価】
【咲】玉子「清澄伝説?弱者が強者を?あーあー何も聞こえない」15【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1372425817/)
※長野県大会個人戦決勝(三回戦)&打ち上げ&お泊まり前半(エイスリン、照、久、美穂子、セーラ) 


【咲】Aislinn “Legendary reincarnation of Kiyosumi High school !! ”16【安価】
【咲】Aislinn “Legendary reincarnation of Kiyosumi High school !! ”16【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1373028158/)
※京太郎の家にお泊り二回目後半、【アビリティ・ミキサー】入手、大会後の息抜き(プール)


【咲】由子「清澄高校伝説、やってしまったのよー」17【安価】
【咲】由子「清澄高校伝説、やってしまったのよー」17【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1373817169/)
※大会後の息抜き、ビーチバレー、初めての彼女、いつもの日常、岩子さんは処女


<スレの流れ>
基本的に京太郎目線で話が進みます。目標達成に向けて、精進する日々となります。
平日は
学校午前→学校午後→部活→帰宅後夜 で一日4行動の予定

午前、午後は普通に学校の授業。学生の本分です(強調)

部活はとにかく練習。帰宅後は練習するもよし、のんびりするもよし、女の子と連絡取るもよしです
夜は女の子と一度連絡を取れるように、変更しました

この流れを一週間に「平日前半→平日後半→休日」で。休日は午前、午後(2回行動かイベント)の3回

ただし大会や合宿中などのイベント中は行動パターンは変化します。


安価、コンマは基本的に絶対、ルールを無視したものは安価↓で
安価の連続取得はOK、三連続はなしで。
ただし人が少ないとこちらから連投をお願いするケースがあります。そのときはぜひご協力を…(白目)
お願いしてないとき、5分以上空いたら、連投も可


<ゾロ目とゾロスターの説明>

安価で44を踏むと厄介事、77で良いイベントの予定。これは44、77でのように『書いているときだけ』適用
それ以外の奇数のゾロ目で岩子さん出現

詳しくは、↓の表を参考に
11、33、99   →岩子さん&ゾロp+1
00、22、66、88→ゾロp+3 
   44      →ストレスイベント&ゾロp+1
   77      →ラッキーイベ&岩子さん&ゾロp+1
   55      →岩子さん&ゾロp+5


※ゾロスターとは

いつもの44、77、奇数のゾロ目でなどに書いてる所で発動

ゾロ目を踏んだ場合、ゾロスターにポイントが貯まります。他の44、77、岩子さんの機能は重複

また、ゾロ目の種類によって貯まるポイントが変わります。貯めたポイントで、好きな景品をゲットしよう!

≪景品の例≫
1ポイント→特性栄養ドリンク1本(1本飲むとストレスをマイナス1できる)
2ポイント→特性栄養ドリンク3本セット
3ポイント→魅惑の香水(好感度判定で好感度が余分に+1されるようになる。10回分)
7ポイント→龍門渕の秘薬10回分
10ポイント→スタディック、トーカー、ジョバーから一つ。それぞれのステータスが2あがる


※岩子さんって?
京太郎たちのαやβを強くしてくれるいい人()
岩子さんじゅうななさい。処女。


ちなみに好感度上昇判定などのときは00で超成功、44で超失敗です
超成功で+10&再安価 超失敗で-5、ストレスがあればそれも減ります
また判定100を超えたら(101以上)再安価します。
普通に一回目→ブーストで二回目(判定に+8)→ブーストで三回目(判定に+9)→ブーストで四回目(判定に+10)ここで終わり
ただし超成功が四回目に出たら、続行、って感じで。その後も超成功が出た場合のみ続行で。




<今後の日程>
七月一週 【いつもの日常】
平日前半→学校
平日後半→学校
休日  →フリー ≪今ここ≫
日曜日 →和とデート


七月二週 【テスト期間】
平日前半→学校
平日後半→学校
休日  →テスト勉強


七月三週 【前半テスト、後半フリー】
平日前半→テスト終了
平日後半→普通に学校&部活
休日  →フリー

―――――――――――――↓夏休み!

七月四週 【長野四校による合同合宿】

何日やるかは未定
また一週間かな?全国キャラも招集
雀力強化、α・特性など獲得チャンス



七月三十一日
インハイ前日→移動日


八月
インハイ開始 特別日程
一日目→抽選
二日目→??
三日目→??
四日目→??
  
以下終わりまで続く

<ステータスについて>

基礎雀力、学力、話術、雑務スキル。ストレスの5項目あります。体力は、まあ高校生だし、酒も飲まないし、
そんなに上下するものじゃないだろう(適当)。
代わりにストレスあり。理不尽なことがあったり落ち込んだりすると溜まります。
ストレスは寝たり休んだり大成功を取ることで一つ減ります。

【ストレス】
5を超えてると地雷安価が少し増えます
10を超えてるともっと増えます
15を超えてると病気で倒れることがあります倒れると動けなくなります
20で……

学力、話術、雑務はそれぞれ安価の成功判定に使います。 どの補正値が使われるかはコンマ次第
それぞれ
G: 0~10 0/50
F:11~20 0/50  
E:21~30 0/70
D:31~50 0/100
C:51~70 0/120
B:71~80 0/200
B+:81~89 0/350
A:90~99 0/500
まであり。


ストレスは最大20まで溜まります。ストレスの分、そのままコンマ判定から差し引かれます。適度に休んでください。

あとは京太郎に対する好感度があります。これもG~Aまで。
C以上になると、京太郎を異性として意識し始めます。Aになると告白イベント。
告白を受けるかは多数決。ランクがB+以上になると、好感度が上がりにくくなります。
好感度が90以上になったら、告白されます(と言っても、場所と時間は選べます)そして付き合うかの多数決安価

付き合うことになった場合はルートキャラを優先するが、他のキャラはあきらめない。ルートはキャラはある程度嫉妬はするものの
よっぽど(超失敗や大失敗連続で好感度が90を大きく下回る)があれば別れない。
そのため、90を突破して多数決しだいであれば二人以上付き合うのもあり。 デメリットも特にはなし



ー判定についてー
Dを基準に、それよりランクが上下すると、1つにつき±5します。
例 B→+10 G→‐15

また、経験点ではなく成功判定のコンマの際に補正に関わらず『44は大失敗、00は大成功』にします。
補正で±してこの数値になっても適用しません。生の数値の44と00の場合のみです

経験点のときは00が100扱い。イベントのとき(岩子さんイベなど)は普通に0扱い

<麻雀基本設定>
基本設定ですが、他のスレをかなり参考にしています。

【能力】
基本雀力(0~)+α、特性です。アルファにはキャラごとに変わります。
α=特殊能力  半αは覚醒したての特殊能力のこと
αだけでなくβやγも存在。αとαは同時発動可能で、αとβは同時発動不可。
特性=そのその人の性格、打ち方からにじみ出る能力、あるいは技術

α系と特性は同時発動可能

オカルト系:     半α(無自覚)   →α(覚醒)→sinα(強化)→??→??
無能力系 :芽生え(見よう見まね、無自覚)→特性(自覚)→熟練(強化)→??→??


【計算方法】
・計算計算は基本雀力+調子+α、特性による加算(もしくは減算)+コンマ=が最大の人がアガリ。
 コンマが奇数ならツモ、偶数ならロン(一番点数が少ない人から出上がり)

対局の場合の連投はこちらからお願いした場合にありで、それ以外はその分コンマ安価下で



以下、追加されていったいろんな制度
対局を見てて分からなくなったときはこちらをご覧ください


【再判定制度】
競技麻雀のルールとして不自然な行動を取るコンマ判定になる場合、判定をやりなおす。

ex コンマのどっち「私、3位確定でも、飛ばして和了りたいです!!」
             ↓
  再判定のどっち「はっ…私何をやろうとしてるんですか、みんなの全国がかかってるんですよ!」

そのほか、これはあまりに不自然すぎる、場合は裁量で勝手に再判定


【ゾロ目制度】
弱者が強者を屠ることもあるということで麻雀の運要素を入れてみようという制度。
指定されたゾロ目が出た場合、判定に関わらず和了りが確定する

総合雀力C+以下のキャラはゾロ目拡充で11、33、44、66、77、88をゾロ目確定和了りとして採用
総合雀力B-~B+のキャラは11、44、66、77を確定和了りとして採用
さらに、
総合雀力A-~S-のキャラは44、77のみでしかゾロ目和了りは出来ず
総合雀力S以上のキャラは77のみでしかゾロ目和了りは出来ない

ただし、総合雀力S以上のキャラがいる場合は、
「C+以下のキャラはゾロ目拡充で33、88」は打ち消され
「B-~B+のキャラはこれまでどおり、11、44、77、99」は「44、66、77」のみ採用になる


77の場合、打点も固定で和了り(αなどの影響を受けない)
和了った場合、その他の判定はいつもどおりで。


また、ゾロ目の優先度は、77→44→66→11→それ以外のゾロ目(数が大きい順)
同じゾロ目を出した時は、総合雀力が『低い方』が和了り



【点数計算、符計算】
00~15 一翻        子300500/1000     親500オール/1500   
16~35 二翻        子5001000/2000    親1000オール/2900
36~55 三翻        子10002000/3900   親2000オール/5800
56~70 四翻        子20003900/7700   親3900オール/11600
71~85 満貫        子20004000/8000   親4000オール/12000
86~89 跳満(6翻)    子30006000/12000  親6000オール/18000
90~92 跳満(7翻)
93~94 倍満(8、9翻)  子40008000/16000  親8000オール/24000 
95~96 倍満(10翻)

97  三倍満(11翻)  子600012000/24000 親12000オール/36000 
 98  三倍満(12翻)  
 99  役満        子800016000/32000 親16000オール/48000



符の判定場所は、1が投下したレス(東局 親:+1 +2 +3 +4 打点+5 )の反転コンマ
00~54、56~90、99→30符
91~93→40符
94~96→50符
97~98→60符
 55 →70符

ただし、咲のみ専用の符判定表が存在する

00~60→30符
61~70→40符
71~80→50符
81~98→60符
 99 →70符

30符の確率が90%
対局のスパイスとして跳ねる程度にしておきました。計算表は…載せなくていいよね

【流局や振込、見逃しについて】
基本は
1位判定のコンマが同数で2人以上→1位がテンパイ、残りはノーテンで流局
振込判定のコンマが同数で2人以上→総合雀力の低いほうが振込
和了り見逃しの場合は和了りを見逃した人のみをテンパイにして流局

基本雀力+調子+α、特性による加算(もしくは減算)+コンマ=が

・全員115以下のとき→ゾロ目和了りの場合を除いて全員ノーテンで流局

・コンマ1位のキャラの計算結果の1の位が0でその時の判定コンマが60以下のとき 
例 基礎雀力が75  コンマが45 75+45=120
 →ゾロ目和了りと打点が役満の場合を除いてそのキャラと他の一の位が0のキャラをテンパイにして流局。


【調子判定制度】

対局前にコンマ反転判定

コンマ 96~99→☆絶好調+8 
コンマ 91~95→◎好調+4   
コンマ 10~90→○普通±0   
コンマ 05~09→●不調‐4   
コンマ 00~04→▼絶不調‐8 

【対局でもらえる経験点】
コンマに補正を加えた値分もらえます

雀力補正(対戦相手の平均総合雀力で判断)
自分の雀力と同じ→×1
自分より1つ下→×2/3
自分より2つ以上、下→×1/2
自分より1つ上→×1.5
自分より2つ以上、上→×2


順位ボーナス
1位→×1.3
2位→×1.1
3位→×1
4位→×2/3

その他
役満→×1.3
相手を飛ばす(1位のときのみ)→×1.3
焼き鳥→×2/3
無失点→??
あとは、状況見て適当に補正を入れます

<現清澄メンバーステータス>

京太郎

基礎雀力 B+(86)36/350  全国トップレベル、マジか? 
学力   B (72)79/200   学年2位、とっちまったぜ!
話術   B (77)65/200  お前ホストでもやっていけるんじゃね?って言われたことあるぜ

雑務   C (54)156/120  家事とかには自信あるぜ。そこそこ
ストレス 0/20
現在ゾロスターポイント 1
総合雀力 A
称号 五人目、遅れてきた怪物、清澄の2枚エース

α【マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ】
自分の判定に常に+15
おもちの大きい相手(独断と偏見)の判定が常に-4

半β【おもちバースト】
奇数局において、自分の打点が常に2つ上がる。
また偶数局の打点判定に+10。ただし、打点が81以上の時は発動しない
おもちの大きい相手(独断と偏見)がいる場合、全員の判定を-2

半γ【京魔鏡】
相手の判定を-にするαや特性の効果を1/2にする。
ただし小数点は切り下げ。Ex:-15の場合、15÷2=7.5で7軽減に

芽生え【宥姉のメガネ】
一度過去に戦った相手がいる場合、いる人数×1を判定にプラスする。

芽生え【SSを継ぐ者】
前局でのコンマが偶数の時、和了りが自動的にロンになる。
ロンで上がった場合、自分より上の順位の相手を指定して直撃させることができる。1位のとき、あるいは全員の点数が同じ時は発動しない。

芽生え【アンジェリス・エクス・マキナ】
半荘に1度だけ、自分の判定に‐10して相手一人のαと特性を全て封じることができる。
ただし発動中に振り込んだ場合は相手の打点が1つ上がる。封じ込められないものもある。

mixα半β【Accel-Burst-Combination】
<α分>
自分の判定に常に+15
<半β分>
奇数局において、自分の打点が常に2つ上がる。
また偶数局の打点判定に+10。ただし、打点が81以上の時は発動しない
<おもち選択>
①おもちの大きい相手(独断と偏見)の判定が常に-4
②おもちの大きい相手(独断と偏見)がいる場合、全員の判定を-2

①か②を選択


mixα半γ【プレスド・プレディクター】
<α分>
自分の判定に常に+15
おもちの大きい相手(独断と偏見)の判定が常に-4
<半γ分>
相手の判定を-にするαや特性の効果を1/2にする。
ただし小数点は切り下げ。Ex:-15の場合、15÷2=7.5で7軽減に




残りの清澄メンバーのステータスは、必要な時に貼ります


<京太郎所持アイテム> 
・『世界一になれなかった私、絶賛婚活中。~麻雀基礎指導編~』著:小鍛冶健夜 全6章読み終わり→本屋で購入 
・『世界一になれなかった私、絶望婚活中。~中級者編~』→照に譲ってもらった

・『世界一になれなかった私、婚活休止中。~上級者編~』→照に送ってもらった

・『過去の牌譜』亦野、純、数絵を研究済み

・『晴絵のお守り』
→対局で振り込んだとき、それをコンマ3位に向けることができる(発動は任意、2回まで使用可能)
 使い終わったら、効果を失う


・『オレンジの短冊』
もっともっと強くなって『チームの柱』なりたい
    そして、自分がみんなをリードして、インターハイ2連覇に貢献します

・『久のレポート:3枚分』


・『特注シャーペン』
手に入れた時に学力が2上がるシャーペン。都が買ってくれた
細身で、シルバーのフォルム、握りやすいグリップ。そして軽すぎず、重すぎないバランスのとれた形
よく見ると英語でロゴが入っていた。ブランド物か?

・『お守り』
半βを強化するお守り。都がテスト好成績祝いに買ってくれた。
もっと積極的に、物事にぶつかってほしい。そんな思いが込められている

・『参考書』
テスト好成績祝いで父にもらった。国数英。

・『アビリティ・ミキサー』
αやβを2つまで自由にミックスし、またミックスしたものを分離させることができる
目には見えず、京太郎の脳内に埋まっている

・【アルバム】
『白糸台の水着写真:加工済み』

『集合写真』
照、淡、咲、憩、京太郎の集合写真(水着)。セルフタイマーで京太郎が完璧に撮影した
雑務に+252された

・『龍門家の秘薬』消費数 7/10      
10回分、ステータス上昇値が×1.3される。毎回強制発動

・『栄養ドリンク5本セット』 消費数 2/5
1本飲むと、ストレスを-1できる。ただし、一日2本までしか飲めない


<称号とトロフィー>
称号
・【五人目】←県大会まで
・【遅れてきた怪物】←県大会決勝後
・【清澄の2枚エース】←県大会個人戦メダル

トロフィー
・県大会決勝MVPのトロフィー
・県大会決勝区間賞総合1位のトロフィー
・県大会決勝ゴールドハンド獲得時のトロフィー→次の岩子イベントで半βが覚醒しやすくなる

メダル
・県大会名シーン賞 咲と同時受賞 


<マスコミ関連>

・第一回個人インタビュー:団体決勝戦後   by西田 新聞の朝刊の一面に大きく載る

・第二回個人インタビュー:六月三週休日午後 by西田 
【あなたの持ち味を教えてください】→驚異の成長スピード
【あなたが憧れている麻雀選手は誰ですか】→宮永照、人柄
【今年のインターハイの目標と意気込みを教えてください】→団体は優勝、個人戦はできればいいところまでいきたいです
【逆質問】→あの時の言ったプロって?

・第三回個人インタビュー:六月四週平日後半午後 by西田
【あなたが一番印象に残ってる試合はどれですか?】→決勝 三回戦 京太郎VS今宮VS衣VS池田  
【そしてそれはなぜですか?】→衣さんと戦って、善戦できたのが嬉しかったです
【あなたがライバル視している選手はいますか?そしてそれは誰ですか?】→咲
【意気込みに、変化はありますか?】→団体個人で完全制覇したいです


<女の子関連>
連絡可能相手 
咲、和、優希、まこ、久、照、すばら、塞さん、胡桃、エイスリン、玄、初美、憩、菫、穏乃、淡、憧、豊音、

洋榎、衣、ハギヨシ、宥、竜華、霞、やえ、晴絵 、数絵、桃子、健夜

ネト麻で対戦した相手 泉(3回) 玄 すばら(2回)、怜(2回)、胡桃、憧(2回)
二回以上の対戦で連絡先を交換できるようになります。当然対戦済み扱いに

【好感度】
G: 0~10 …………近づかないで
F:11~20 ああ、須賀君っていたね(あまり好きじゃない)
E:21~30 須賀ね、友達かな?
D:31~50 須賀くんね、いい人だよね(無自覚の人もいる)
C:51~70 えっ、須賀君のことなんか…異性として意識するライン 好きかも
B:71~79 京太郎が好きです
B+:80~89 ……大好き→鈍い京太郎ですら気がつくライン。ここから判定厳し目に
A:90~99 大好き、京太郎がいないと死んじゃうよ…女の子から告白するライン


【好感度早見表】

A→和(彼女。100突破)

――――――――― 【女の子から告白しちゃうライン】

B+→ 照(Aまであと+7)

――――――――― 【鈍い京太郎が気づいちゃうライン】

B→咲(B+まであと6)と優希
C→豊音(Bまであと13)、エイスリン、胡桃

――――――――― 【異性として意識するライン】

D→久、菫(Cまであと1)、憧、塞、淡、シロ、晴絵、玄、有、衣、桃子、やえ、数絵、初美、霞、誠子、憩、透華、
           洋榎、セーラ、竜華 煌、哩、健夜 、一

――――――――― 【恋人の選択肢として認識するライン】

E→まこ、穏乃(二人ともCまであと1。あくまで恋愛感情がないだけで、嫌いなわけではありません)



和>>照>>咲=優希>>>トヨネ>エイスリン>胡桃>久>菫>憧>塞=淡>シロ>晴絵>玄>宥>衣>桃子>
 やえ=数絵 >初美=霞=誠子=憩=透華>洋榎=竜華=煌=桃子=セーラ>哩=健夜=一>穏乃=まこ


※好感度が100を突破するとボーナス。また、先に彼女になった子が、少し優先されることがある


<このスレ特有の事情>
・まこと洋榎は貧乳を気にしている
・久は雷が苦手
・数絵は明石焼きが好き、食べると東場でパワーアップ
・京太郎はG(生き物)が苦手
・穏乃と健夜とやえはツール・ド・フランスに詳しい
・京ちゃんの母の名前が都(みやこ)父は葵(まもる)。都はハーフで専業主婦。葵は大学教授、専任は国文学


※京太郎サポート体制システム※

その1 全自動雀卓や栄養食、部屋の改造による全てのステータスの上昇効率アップ
その2 ゾロスターによる、商品交換制度
その3 ?????????????




<前スレとの変更点>
・和と付き合い始めました
・好感度判定が全体的に緩くなりました
・京太郎サポートシステムが開始されました(全自動雀卓、ゾロスター制度)


【困った時のQ&A】

Qこのスレの目的は?         A>>1>>2をご覧ください

Q前スレはどこ?           A>>3に載ってます。過去5スレ分しかないですが、たどれば見つかります

Qどういう風にこのスレは進むの??  A>>4を見ればだいたい分かるようにしてます。日程は>>5をどうぞ

Q各種ステータスとは?        A>>6を参照。ややこしいです

Q対局のルールは?          A>>7>>8に書いてますが、複雑です。知らなくてもなんとかなります

Q京ちゃんのステータスは?      A>>9に載ってますよ。ただ、スレが進むと古いデータになるので、
                   もし最新のものを知りたい場合は言って頂ければ

Qアイテムとかマスコミとか…?    A>>10を見てください

Qあれ、今好感度ってどんな感じだっけ A>>11をどうぞ。女性全般について書いてます

Q岩子さんって?           A>>4に書いてます。いわこさんじゅうななさい

Qαとか特性って?          A>>7に書いてます。オカルトと非オカルトの違いです

Qその他分からないことがあるんですが Aこのスレ特有の事情や前スレとの変更点は>>12にあります。
                    それでも分からなければ、いつでも聞いてください
 


長くなりましたが
テンプレは以上ですよーぅ

とりあえず今日はここまでです。が気になるので
>>1000が埋まってから寝ることにします

テンプレに>>1000のルールを入れてなかったので一応




>>1000について
・展開が遅くならないように、必ず次のスレで消化する。小ネタを溜めることだけは絶対しない。
・グロ系はなし。エロいのは…極端じゃなければよし。
・本編には夢を見たという記憶が残って目覚めることもあるが、覚えてないこともある。
・どんな夢を見てもステータス、ストレスに影響はなし。ただし心情の揺れ動きは当然あり。
 また、夢以外の場面で書く場合もある。

ええと
本編に集中してほしいという意味でとったということかな。それも一つの選択肢ですからOK

安価は絶対なので、また次の>>1000ということで

あまりに書きたくなったらまた京太郎に勝手に夢見せることにします



次回はのどっちと練習からです

何か質問あればどうぞ

では、おやすみなさいー

乙ー
>>11の一番下の好感度順のところにモモが二人いるよ

タイトル変えたほうがいいかね。まあ他の京太郎スレは分かるようになってるので…どっちでもいいんですが

>>26
ありがとう。訂正しました


ちょっと今日明日来れなさそうです

またできれば火曜日にきます。では。

言い忘れてましたが、照の時にたまったストレス3は

栄養ドリンク×2で‐2+一日寝たことで‐1で今は0です


和の好感度100を突破ボーナス


1雀力以外の全ステータスの経験点に+130
2(もしやるとしたら)この後の特性練習の判定を緩める(コンマ一桁判定が楽に)
3ゾロスターポイントに+7




※参考※

≪現在ステータス≫

京太郎

基礎雀力 B+(86)36/350  全国トップレベル、マジか? 
学力   B (72)79/200   学年2位、とっちまったぜ!
話術   B (77)65/200  お前ホストでもやっていけるんじゃね?って言われたことあるぜ

雑務   C (54)156/120  家事とかには自信あるぜ。そこそこ
ストレス 0/20
現在ゾロスターポイント 1


≪ゾロスター景品一覧(希望次第で追加あり)≫

1ポイント→特性栄養ドリンク1本(1本飲むとストレスをマイナス1できる)
2ポイント→特性栄養ドリンク3本セット
3ポイント→魅惑の香水(好感度判定で好感度が余分に+1されるようになる。10回分)
7ポイント→龍門渕の秘薬10回分
10ポイント→スタディック(学力)、トーカー(話術)、ジョバー(雑務)から一つ選択。どれかのステータスに+2



+1~7で多数決



またそのうちきます

2と3が同数

2(もしやるとしたら)この後の特性練習の判定を緩める(コンマ一桁判定が楽に)
3ゾロスターポイントに+7


+1~5で多数決


2→(もしやるとしたら)この後の特性練習の判定を緩める(コンマ一桁判定が楽に)


和「こ、こんにちは…」

京太郎「よう、急に悪かったな」

和「いえ…」

都「やだー初々しい!きゃー!」

京太郎「や、やめようぜ母さん…」

和「うう…//」

京太郎「和も嫌がってるだろ」

都「あら~ついついやっちゃった♪ごめんね」

京太郎「…こんなんでごめんな、和」

和「……いえ、恥ずかしいですけど…」

和「嬉しいですから…」

京太郎「………」

和「……」

都「……げほっ…だめ、母さんもうだめ……お昼ごはんの材料買いに行ってくるわ……」

京太郎「うん」

都「ご飯までには帰ってくるから…」

京太郎「大丈夫か…?」



和「ええと…」

京太郎「……あ、暑いな。今日は」

和「そ、そうですね」

京太郎「なんか飲む?麦茶でも出そうか」

和「大丈夫です…あの、須賀君」

京太郎「ん?」

和「私、お昼から用事があるので…午前中で帰ることになるんですけど…」

京太郎「おっけ。じゃあ早く練習しようぜ。そうだ、全自動雀卓買ってもらったんだぜ!!和にも見せてやるよ!」

和「本当ですか?良かったですね。見せてもらっていいですか?」

京太郎「もちろん!さ、2階行こうぜ!他にもいろいろ前回と変わったところがあるんだ」

京太郎「和はまだ来るの二回目だし、いろいろと見せてやらないとな!」

和「はい。楽しみにしてますね」ニコ



 夏の初め、蝉の声が暑さに交じって感覚器官を襲い始める今日この頃

 太陽は南中するまでもうしばらくかかるといったところか、じわじわ暑さが増してきている

 長野は内陸であるため内陸機構であるが、南北にこともあって気候は地域によってだいぶ違う

 清澄高校のある南区域では、真昼は猛暑になることもあるが、朝晩は基本的に涼しい

 京太郎と和の二人はうっすら汗を浮かべながら、狭い階段道をゆっくりと登っていく


「…あ」

「どうかしましたか?」

「…ごめん、部屋ちょっと汚いぜ。多少は片付けたけど」

「気にしませんよ。よほどでなければ」

「そうか」

 
 京太郎は部屋に入るとすぐさまクーラーのスイッチを入れた

 温度計を見ると26度。設定温度は25度。気休めに入れたようなものだ

 
 改めて、京太郎は現状を確認する

 二人きり。しかも、密室。明日のデートの前にいろいろとやらかさないかと心配になる



「…これ、トロフィー…と咲さんと同時受賞したメダル…」

「おう。県大会区間賞、MVP、ゴールドハンド、名シーン賞だ!へへ…」

「この棚は…檜ですか?木目が大きいですね…」

「父さんが木のまま買ってきて、そこから切り出して作ったんだ。いい香りがするだろ?」

「へえ、手作りなんですね…驚きました」

「俺も頑張ったら作れるかな」

「須賀君ならなんでもできそうですね。二ヶ月くらいでプロになってそうです」

 くすっ、と和が笑う。きっと俺があっと言う間に麻雀を上達させたことをほのめかしているのだろう

「あれ?雀卓は…?」

「こっちだ。倉庫にある」

「ここには置けませんからね」


 二人は一旦部屋の外に出て、倉庫に向かう



「ここだ」

「…これが新しい雀卓…!」

「おう!最新式のやつだってよ!まだ一回しか打ってないだけど、これからガンガン使ってくぜ!」

「いいですね。これがあるとないとじゃ大違いですからね…」

「やっぱりか。和の部屋にはあるんだよな?」

「ええ。お父さんが麻雀を始める時に買ってくれました。全中優勝できたのもあれでしっかり練習したからだと思います」

「……今更だけどさ、和の全中優勝って半端じゃないよな。優勝ってすごいことだと思う」

 優勝。一番。トップ。絶対的に圧倒的

 ベスト4や準優勝などでは隠しきれない、圧倒的なタイトル

 誰にも負けずに純粋に一番になることの難しさを、県大会で京太郎は知った

「衣さんや龍門渕さんに勝てる気がしないんだよなあ…」

「気持ちは分かりますが…それは負けがかさんでそう感じるだけですよ。そもそもまだ一回づつしか戦ったことないんですよね?」

「言われてみれば…」

「ふふ…強い人ってそうですよね。戦わずして、既に勝つ。もう須賀君、お二人に何十敗もしたかのような口ぶりですよ」

「……確かに。和の言うとおりだ。たかが一回負けただけじゃないか。
  これまでに何十回も負けたうちの一つなのになんでここまで印象深いんだろう」

「どうしてでしょうかね…いつか、須賀君にも分かる時がきますよ」

「む。和は分かるってのか?」

「ええ、もちろん」

 整然と並べてある雀卓上の牌を、軽く指でなぞりながら、笑顔で和は言った

「負けた回数、千回や二千回じゃないですからね」


京太郎「和、ちょっと打たないか?」

和「いいですよ。せっかくですし…そうだ、この間の続きはどうですか?」

京太郎「続き…?」


―――

『…………の、のどは。ほれじゃない。ひんじてもらえないかもひれないが、ひゅひょうしておふ』

『……あっ…ぁん…だ、だめです……』

『……!…和、お前声出て…』

―――


京太郎「続き…?」

和「……………なんか須賀君すごき目つきしてますね」

京太郎「えっ?い、いや違う!あれは俺のせいじゃ…」

和「…どういうことですか?」

京太郎「なんでもない。気にするな」

和「…そうですか。では、やりましょうか」




1普通に練習 雀力↑
2特性



+1~3で多数決

2→特性

とりあえず、ここまで。
夜は体力が残ってればやります。



和の口調、間違えた…

和「……………京太郎、そちすごき目つきをしておるの」

に訂正しておいてください(ヤケクソ)



次の日にデートが控えてるので、描写はあっさりめです

少し位は書きますが

デートプランは安価でガンガン練る予定なので、皆さんの安価にかかっています



ではまたできれば夜に


遅くなりました。のどっちの声可愛い

体力の限り


つづき


和「じゃあ、この間の続きを。どこまでやりましたっけ」

京太郎「んーと…俺の荒い打ち筋にチェックを入れてもらって、俺が確認する作業まで、かな…?」

和「なるほど。じゃあ…どうしましょうかね」

京太郎「そうだな…」



※参考
熟練【のどっちモード】
発動時は判定に+15
安価でゾロ目あるいは12、23、34、45、56、67、78、89が出た次の局から発動。半荘の終わりまで続く。

特性【SOA】
相手に影響を与えるαの効果を受けない。
ただしαをもつ相手に振り込んだ場合、相手の打点が一つ上がる。効果を受けるαも希に存在する。



難易度
のどっちモード<マキナの強化

どっちも特性。ただし好感度100ボーナスで緩め


+1~3で多数決


1のどっちモード的な何か
2SOA的な何か


2→SOA的な何か


京太郎「この間のチェックをまた頼む」

和「分かりました。じゃあぜっかく雀卓もあることですし、打ちましょうか」

京太郎「おっ、和相手に試せるなんてな!腕が鳴るぜ!」

和「ふふっ…二人麻雀は合宿で部長として以来ですか?」

京太郎「ああ…一回目の大逆転負け、今でも忘れられないぜ。麻雀って何が起こるか分からないんだなって心から思った」

和「…そのリスクを少しでも減らしていくことがプレイヤーに求められるんです。雀士としての腕の見せどころですよ」

和「じゃあ、いきますよ」

京太郎「おう!」
  

<普通>
芽生え【アンジェリス・エクス・マキナ】
半荘に1度だけ、自分の判定に‐10して相手二人のαと特性を全て封じることができる
ただし発動中に振り込んだ場合は相手の打点が1つ上がる。封じ込められないものもある。

<成功>
特性 【アンジェリス・エクス・マキナ】
半荘に2度だけ、自分の判定に‐10して相手二人のαと特性を全て封じることができる
ただし発動中に振り込んだ場合は相手の打点が1つ上がる。封じ込められないものもある。

<大成功>
特性【アンジェリス・エクス・マキナ】
半荘に2度だけ、自分の判定に‐10して相手全員のαと特性を全て封じることができる
ただし発動中に振り込んだ場合は相手の打点が1つ上がる。封じ込められないものもある。



+2のコンマ一桁で判定


コンマ一桁が

0、1、2     →普通
3、5、6、8   →成功
7、9、4     →大成功


3→成功

特性 【アンジェリス・エクス・マキナ】
半荘に2度だけ、自分の判定に‐10して相手二人のαと特性を全て封じることができる
ただし発動中に振り込んだ場合は相手の打点が1つ上がる。封じ込められないものもある。


芽生えから特性にレベルアップ。今後の強化の条件が厳しくなります




和「お疲れ様です。だいぶ改善されたみたいですね」

京太郎「お疲れ!ありがとうな、和!」

和「いえ。須賀君が頑張ったからですよ」

京太郎「そうだな。でも和も頑張った!だからありがとう!」

和「っ…ど、どういたしまして。」

京太郎「顔赤いぞ、和」

和「知りません!」



京太郎「これでオカルトも怖くないぜ!もしそういう相手に…衣さんとかに当たった時はこうして対処すればいいんだな」

和「…オカルトなんてありませんよ」

京太郎「よくそう言うよな、和。でも普通はありえないことを当たり前のように起こす人がいるんだぜ?」

京太郎「オカルトって言っても別に間違いじゃないと思うけどな」

和「そんなオカルトありえません。全ての現象は人間の所作が生み出す産物です。
  目に見える結果に非科学さを持ってくる意味が分かりません」

京太郎「…まあ、和の言いたいことは分かるぜ。合理的に考えていくべき麻雀でなぜオカルトを考慮に入れないといけないのか」

和「そうですよ。だからありえないと」

京太郎「それにしても…ゴロがいいよな、この言葉」

和「え?」

京太郎「そんなオカルトありえません…略してSOA。なんかカッコいい。これは流行る」

和「そうでしょうか…別に広めたいわけでは」

京太郎「…でも、ホントにオカルトみたいな強さな人と対戦することになったらさ…」

和「…」

京太郎「和は、どうするんだ?」


和「……その人は別にオカルトをもってして強い訳ではないです。ルール違反をしていない限りですが」

和「ですから、いつもどおりにいつもどおりのことをして」

和「負けたら負け。勝ったら勝ち。それが麻雀です」

京太郎「…どうしても負けたくないときは?例えば…全国の舞台。決勝戦。相手はそのオカルト最強雀士」

京太郎「負けたら全国の二連覇の夢が消える――」

和「団体戦ですから、咲さんに任せます」

京太郎「いや、そういうことじゃなくてな…」

 
 一体何が和の心を揺るがす対価と成り得るんだ
 
 仕方ない。少し自意識過剰な気もするけど、これならどうだ


京太郎「……じゃあ負けたら俺としばらく口が聞けなくなるとか」

和「えっ?」

京太郎「と、とか言ってみたり…」

和「………………」

和「こ、困ります」

京太郎(可愛い)



和「そ、そういうことを言われると、こまります…」

京太郎「あーだから。オカルトがないだとかレトルトがパウチだとかそういう堅苦しいことはやめて」

京太郎「もっと柔軟に考えたほうがいいんじゃね?って思うだけだ」

和「…と言われても。どうすればいいんですか…」

京太郎「そうだな。まずはその決め台詞を変えようぜ!」

和「き、決め台詞?」

京太郎「おう。和の代名詞みたいになってるその言葉を改造して……かつ、SOAの頭文字を崩さない…」

京太郎「…………」

京太郎「できた!」

和「どんな風に仕上がりましたか?」

京太郎「聞きたいか?」

和「き、気になります」

京太郎「よし、よく聞けよ…オカルトとぶつかって、苦しんだとき。
    そして何が何でも絶対に勝ちたいときはこう言うんだ」


一瞬、息を溜めて

そして一気に和にこう言った


京太郎「―――――――って!!」


京太郎「…さて、練習は終わりだ!もうお昼かーそろそろ母さんが帰ってきてもおかしくないな」

和「そうですね」

京太郎「和、お昼から用事があるって言ってたよな」

和「はい」

京太郎「何の用事だ?」

和「…しょ、所用です」

京太郎「所用って…もしかして買い物とか?荷物持ちに付き合おうか?」

和「い、いりません。須賀君は絶対ついてきちゃだめです」

京太郎「そうか、大事な用事なんだな。気をつけて行ってこいよ?」

和「…あの、明日のこと…」

京太郎「もちろん忘れてないぜ。楽しみにしてる!」

和「!」

和「わ、私もです。明日は何時に行けばいいですか?」

京太郎「事前にメールで伝えるつもりだぜ。それでいいか?」

和「はい。では集合時間だけ教えてください」

京太郎「一応九時のつもりだぜ」

和「分かりました」


そろそろ母さんも帰ってきそうだ

昼食を食べて行かないかと和に聞くと、今日はどうしても時間がないのだと言う。よほど大事な用事があるのだろう

対局が終わると倉庫から京太郎の部屋に一旦移動した

なんとも言えない空気が、二人を包んだ


「か、帰るか?送っていくよ」

「……」

「…和?」

ふと振り向いたら、和が下を向いて、もじもじしている

「あ、あの。明日はデートですね」

「おう!デートプランは任せとけ!」

「明日、また会えますね」

「そうだな。お互いのことを知るいい機会だし楽しみだぜ。明日晴れたらいいなー」

「そ、それで…それで明日も会えるのに、すごくわがままなのは分かってるんですけど」

 言葉を選ぶように、それでいて振り絞るように、和は続けた

「ちょ、ちょっとだけ…」

 本当は、明日お願いするつもりだった。デート中ならきっと京太郎もお願いを聞いてくれる

 そう思って楽しみに待っていた。でも、今日も会えてしまった。だから我慢できなくなった

 だから――

「ちょっとだけ…ちょっとだけひっついていいですか…?」


そのあと、和は抱きしめるでもなく、ぴったりとくっつくのでもない

服を軽く掴んだり、頭を顔にうずめかけてやめたりと中途半端な甘え方をしていた

プールの時に抱きしめられたのは、きっと和のリミッターが外れていたのだろう

なんだか可愛くて、何回も何回も頭を撫でてやった



「……」

「和、帰るんだろ?」

「帰ります」

「俺の服掴んでたら帰れないよな?」

「……はい」



そして、和を送った後に家に戻ってきたら

ちょうど都が買い物から帰ったところだった


「京太郎!和ちゃんは!?なんで帰ったの!?」

「用事があるらしくて…」

「そ、そんな…」

「凹みすぎだろ…」



とりあえず今日はここまでですが

最後に午後からの行動をとって終わり…


―七月一週 休日午後―


1外に行く   (本を買いに行ける。好感度と、話術・雑務・学力からランダムに一つ)
2ネト麻をする (雀力と対局)→二回以上対戦した相手の連絡先を得ることができる。二回以降は毎回好感度イベント
3過去の牌譜  (雑務半分、雀力半分)→研究したキャラを「対戦済み」扱いにすることができる
4久のレポート (学力半分、雀力半分)
5久と対話型練習(話術半分、雀力半分)
6家事を手伝う (雑務)
7家事&会話  (雑務半分、話術半分)→何度か選択で、新しい練習方法を開発
8勉強する   (学力)
9家族と話す  (話術)
10雀壮に行く (夕方の分も使う、雀力、長野キャラとの出会いなど)



+2 

>>4のゾロ目で(岩子姫は休業日)



1→外に行く

本を買いに行ったらであったキャラ

和以外

長野キャラから一人


+2

>>4のゾロ目で(岩子姫は休業日)

蒲原さん

18スレ目にして初登場

00を踏んだので>>4よりゾロスター+3

現在ゾロスターポイント 1 →現在ゾロスターポイント 4



あんまり進まなかった。できれば次はもっと進めたい

ちなみに和との濃厚な絡みって18禁が書いた方がいい?

好感度100超えたから、そのうち書くと思うんですが

そのあたりは好みが分かれそうなので、一応



では、おやすみなさい

乙ー
そう言えばデート終わったら期末テストでまたしばらく勉強漬けか。雀力が下がる下がる
今回も成績が良ければボーナス有り?


そう言うからにはもちろんキングクリムゾンはなしですよね?

>>105
そうだね。期末だから中間よりは難易度高めます
和とのトップ対決って図にしようかな
あるいは咲や優希に勉強教える対決とか
雀力が下がっていく分、ボーナスは一応付ける予定

>>109
>>1にあるとおり、キンクリは極力しません
麻雀も遊びもテストもその他も手を抜かないことに決めてるので(震え)



ちょっと続き


そういえば、ゾロスターポイントが少し溜まりました(現在4ポイント)

使いますか?


○1ポイント→特性栄養ドリンク1本(1本飲むとストレスをマイナス1できる)
○2ポイント→特性栄養ドリンク3本セット
○3ポイント→魅惑の香水(好感度判定で好感度が余分に+1されるようになる。10回分)
○4ポイント→身交わしの粉(持っていると44を一度回避することができる)
×7ポイント→龍門渕の秘薬10回分
×10ポイント→スタディック、トーカー、ジョバーから一つ。それぞれのステータスが2あがる



※参考

現在有効所持アイテム

・『晴絵のお守り』
→対局で振り込んだとき、それをコンマ3位に向けることができる(発動は任意、2回まで使用可能)
 使い終わったら、効果を失う

・『龍門家の秘薬』消費数 7/10 残り3回     
10回分、ステータス上昇値が×1.3される。毎回強制発動

・『栄養ドリンク5本セット』 消費数 2/5 残り5本
1本飲むと、ストレスを-1できる。ただし、一日2本までしか飲めない




+1~5で多数決


1使おう
2溜めておく

2→溜めておく


京太郎「母さん、ちょっと外出てくるよ」

都「…和ちゃんに作るご馳走が…京太郎に全部食べられちゃた…」

京太郎「…俺の全力サポートしてくれるって言ってたから、それでいいんじゃないだろうか」

都「うん…」

京太郎「……また、連れてくるからさ。というか明日も会うし」

都「えっ?」

京太郎「明日、初デートなんだ」

都「なん…ですって……?」

京太郎(嫌な予感がする。さっさと家を出よう)ダッ

都「これは…全力でデートプランを練らないとね!母さんチェックしてあげる!」

都「さあ、デートプランを発表しなさい!……あれ?」

都「京太郎……?」キョロキョロ


―七月一週 休日午後―


京太郎「さて、なんとか母さんから逃げてきたわけだが…」

京太郎「デートプランは夜に考えよう。そのために長野のデートスポットが詳しく載ってる本を買いに行って…」

京太郎「そうだ。ついでに麻雀の本を買いに行こう。『世界一になれなかった私、婚活休止中。~上級者編』
    が終わったことだし。照さんにはお世話になった」

京太郎「久しぶりだな、本屋に行くのも」


――――――

京太郎「前に来たのは4月だったよな。あれから随分と時間が経ったもんだ」

京太郎「俺も強くなったな…あ、麻雀本コーナー」

京太郎「んー……」




1『なんだかよくわっかんねー麻雀』 著:三尋木咏 (うたちゃんとえりちゃん)
2『はやりと一緒に学ぶ、楽しいまーじゃん☆彡』著:瑞原はやり (はやりん)
3『阿知賀のレジェンド ‐赤土晴絵‐』著:赤土晴絵 (レジェ)  
4『なぜ戒能良子はゴールデンルーキーになれたのか』 著:藤田靖子 (靖子&良子)



+1~3で最大コンマ
+2で>>4のゾロ目(岩子姫は休業日)



2→はやりん


京太郎「………」

『はやりと一緒に学ぶ、楽しいまーじゃん☆彡』著:瑞原はやり

京太郎「…そういえば。世界一になれなかっ…いや、めんどいから略して【せかこん】シリーズの最終章で」

京太郎「瑞原プロの話題を有珠山の人が出してたな。次世代牌のおねえさんがあーだこーだ…」

京太郎「☆彡からにじみ出る地雷臭…この本だけはないな。本人に会ったことはないけどなんかヤバそう」

京太郎「無難に他の本を…」

『はやりと一緒に学ぶ、楽しいまーじゃん☆彡』著:瑞原はやり

京太郎「………」

京太郎「いやいや。やめとけって。なんで自ら地雷原に突入しないいけないんだ」

【☆彡】

京太郎「…………………」



「2冊合わせて、2160円でございます」

京太郎「すいません、一万円でお願いします」

「かしこまりました。では…7840円のお返しにになります。レシートはご入用ですか?」

京太郎「ください」

「はい。ではまたのお越しをお待ちしています」



京太郎「……俺また同じことやってんじゃねーか。小鍛治プロのシリーズをこの本屋で見つけた時も…」

京太郎「これだけはねーだろっていいながら結局買っちまって…」

京太郎「恐ろしい程進歩してねえな。でも、これもいい意味でタイトル詐欺かもしれないし!」

京太郎「うん、きっとそうだ。自分の直感はここ数ヶ月で鍛えられてるはずだろう」





※次回からまた本を読めるようになりました
※『はやりと一緒に学ぶ、楽しいまーじゃん☆彡』著:瑞原はやり をゲット!


ランダムで上がるステータス

0,1,2→話術
3,5,6→学力
4,7,8,9→雑務


+2のコンマ一桁で決定
同時に>>4のゾロ目で(岩子姫は休業日)


「ありがとうございましたーまたお越しくださいませー」

京太郎「次来るのはこれが読み終わったとき、かな…」



0→話術

+1、3の合計コンマ分
同時に+2で>>4のゾロ目(岩子姫は休業日)



【龍門渕の秘薬】8/10 残り二回
(60+46)×【1.3】=137↑


話術   B (77)65/200→B (78)2/200

話術が1上がった!


秘薬があって練習効率が2倍になったので、ガンガンあがりますね。
あと秘薬は2回分ですが…


「帰るか…」

店を出てすぐに、強い風が吹く

三ヶ月前にこの本屋に来たときのことが蘇ってきた




『ねえ…』

『ん?』

『ねえ、そこの君だよ。ちょっと』


――そうだ、ここで出会ったんだっけ


『い、いや、肩掴まれてるから、さすがに分かりますよ』

『そう…なら、いい。』


――すごい偶然だったなあ。咲に会いにわざわざ長野まで来てて


『…まあいい。実は咲の家を探してるの。咲が寂しがってると思ってわざわざ会いに来た』

『そうですか、えーとそれでなんで本屋にいるんですか?』

『同じ。私も本読むから、おすすめを紹介しようと思って』

『そうですか。じゃあなんで俺に声をかけたんですか?』

『特に。咲の知り合いかと思って』

『…本当は?』

『…咲の家ってどこか分からない』

――しかも実家にたどり着けなくて。あの時からあの人はこんなだったなあ


あの出会いがなかったら、きっと今の俺はないだろうな

あの時あの場所にあそこにいて――

――本当に良かった




「ワハハー入口の前で立ち止まられると外に出られないぞー」

「はっ…!す、すいません!」

「……ん?あ、あれ?君は…」

「へ?」

「例の五人目じゃないかーおーこんなところで有名人に会えるなんてラッキだなー」

――また、人に出会ってしまった



+1のコンマ一桁が
0,1,2→話術
3,5,6→学力
7,8,9→雑務
4→補正なし
※44→ハプニング(好感度分の確率)
※77→補正+20
※44、77以外のゾロ目→ステータス補正に加えて+5


京太郎「ど、どうも…五人目です」

智美「こんにちはー」

京太郎「こんにちは」

智美「ワハハ。私のことは知ってるか?」

京太郎「ええと…………あれ、どこかで見たことがあるような…」

智美「まー私だしそのくらいの認識だよなー私は元鶴賀学園部長、蒲原智美」

京太郎「ぶ、部長さんでしたか。それはそれは…」

智美「県大会では後輩がお世話になったなー」

うっ、なんかそう言われると胸が痛いぞ

京太郎「す、すいません…」

智美「ん?いやいや、そういうつもりじゃなかったんだ。純粋に後輩と戦ってくれて、ありがとうってことだぞ」

京太郎「そうでしたか…」

智美「いやーちょうど雑誌を買ったところだよ、君が載ってる」

京太郎「そうでしたか…………え?」

智美「そうだぞ。weekly ma-zyan todayのこの欄にほら」

京太郎「ちょ、ちょっと見せてもらえますか?」

智美「いいぞ。ほら、このページに…」

京太郎「……マジだ」

あれ、出版する前に連絡くれるって言わなかった?西田さん?


京太郎「それにしても…写真なしでよく俺って分かりましたね」

 西田さんには、写真なし、実名なしでの掲載をお願いしている

 その約束はきちんと守ってくれていたようだ

智美「そりゃ試合見てたからなーテレビでだけど」

京太郎「あー…今年の長野県大会は全国中継でしたっけ…」

智美「そうだぞ。県外の大学に進学した私でも見ることができたんだ」

京太郎「なるほど…あれ?じゃあ今は帰省中ですか?それとももう大学は夏休みですか?」

智美「なんか長野が恋しくなってなー」

京太郎「それで週末を利用して、ということですね」

 部長にしろ、照さんにしろ、長野はこんな人ばっかりなのか

智美「まあ、授業にはあまり出てないから、特別に週末を利用してって感じではないかなー」

京太郎「……」
 




【初登場、ゆるゆる判定(好感度C以下専用)】

補正なし
+3でコンマ反転判定(大失敗01~05 失敗06~20 普通21~50 成功51~75 大成功76~99 00は超成功)

超成功 →+10 &もう一度安価&アイテム
大成功 →なんでその雑誌を?+3
成功  →世間話+2
普通  →では、これで+1
失敗  →全ての経験点-5
大失敗 やらかし-3&ストレス+5


成功以上で連絡先

30で判定普通


この人、大丈夫かな…部長とかみたいに直前で勉強してちゃんと単位とるのかな…?

智美「じゃあ、そろそろ私は失礼するぞーまたどこかで逢えたらいいな」

京太郎「はい。もしかしたら、次はインターハイの会場で」

智美「んーそれよりたぶんもっと先に会うと思うぞーたぶんだけど」

京太郎「??」

智美「じゃあ、またなー」



智美の好感度が出現&+1

ワハハ
今度は衣と一緒に会いにくるぞー



今日はここまで

このあとは夕方行動→夜行動がカットでデートプランを練る→女の子に連絡→デート

で七月一週目は終了です


何か質問などあれば

ではまたー

>>143
やめましょう(良心)

それにしても長野の南は栄えてないらしいから

デートする場所がなさそう


それにしても麻雀の綴り……



>>152
龍門渕総合アミューズメントパークあるし大丈夫大丈夫

>>154
ん?なんかおかしいかな…?



つづき




京太郎「さて、本も買ってきたことだし…」

都「おかえりなさい」

京太郎「げっ」

都「…京太郎、母さん京太郎の力になりたいの」

京太郎「な、何が?」

都「いろいろ不安でしょう?初めてのデートで」

京太郎「そ、そんなこと言ってないだろ」

都「わかってるわ。不安よね。お母さんに相談したくても恥ずかしくてできなかったのよね」

京太郎「会話してよ…」

都「さ、一緒に考えましょう!」

京太郎「………」




1…はぁ
2やだ


+2

同時に>>4のゾロ目(岩子姫は休業日)


京太郎「やだ」

都「な、なんで?!母さんのこと嫌い!?」

京太郎「いや嫌いじゃないけど…」

都「じゃあ、好き?」

京太郎「もう無視していい?俺忙しいからさ。そういうのは照さんで間に合ってるんだ」

都「ごめん!今の冗談だから無視しないで!」

京太郎「はいはい…」

都「…でも、本当にいいの?失敗したくないでしょ?母さんふざけて言ってるわけじゃないのよ」

京太郎「……え?」

都「……京太郎ひどいわ」

京太郎「普段の行いが悪いんじゃないか…いや、今はそれはどうでもよくて…」

京太郎「自分で決めたいんだよ。別に母さんと一緒に決めたくないわけじゃなくて」

京太郎「和が【俺の】デートプランを楽しみにしてくれてると思うんだ。だから、それに報いたいだけだよ」

都「…そっか。そこまで真剣に考えてるなら、きっと大丈夫ね」

都「最高のプランを考えてあげてね!ちゃんと報告してね!あとちゃんと」

京太郎「はい、カット」


京太郎「…さて、どうするか。夜にたっぷり時間とれる。本もネットもある」

京太郎「いざとなれば…母さんもいる」

京太郎「だからギリギリまでは自己研鑽に努めようか…」





―七月一週 休日夕方―


1麻雀の本を読む(雀力)
2ネト麻をする (雀力と対局)→二回以上対戦した相手の連絡先を得ることができる。二回以降は毎回好感度イベント
3過去の牌譜  (雑務半分、雀力半分)→研究したキャラを「対戦済み」扱いにすることができる
4久のレポート (学力半分、雀力半分)→何度か選択で、新しい練習方法を開発 0/2
5久と対話型練習(話術半分、雀力半分)→何度か選択で、3年生を紹介してもらえる 0/2
6家事を手伝う (雑務)
7家事&会話  (雑務半分、話術半分)→何度か選択で、新しい練習方法を開発 0/2
8勉強する   (学力)
9家族と話す  (話術)
10外に行く  (出会い。好感度と、話術・雑務・学力からランダムに半分)



+2 

>>4のゾロ目で(岩子姫は休業日)



1→麻雀の本を読む



京太郎「さっき買った本を読むか。なんだろう、この物々しい感じ」

『はやりと一緒に学ぶ、楽しいまーじゃん☆彡』

京太郎「いや…大丈夫だろ。たぶん」

京太郎「なんだかんだプロ雀士だし。ちゃんとある程度の検閲入ってるだろうし…全5章かちょっと少なめだな」

京太郎「初めに…えっとなになに…?」


《この本を読むにあったって、見て欲しいDVDがあります》


京太郎「ほう…【プロ雀士の心得とは】とか」

京太郎「【タイトルに釣られてぬるい内容を期待した人、残念でした】」

京太郎「みたいな厳しいお言葉に違いない」

京太郎「これは期待できそうだなあ」


そのDVDは巻末ではなく、ページの一番初めに、どう足掻いても目に付くように添付されていた

京太郎は、DVDプレイヤーを持っていない。そこでパソコンで見ることにする

パソコンの右側面のボタンを軽く押し、小気味よい機械音と共にデッキが飛び出した

「これでよし」

再生プレイヤーが自動で立ち上がる。再生ボタンが現れた。読み込みが完了したようだ

「再生準備よし。イヤホンよし。麻雀の本よし。ついでに携帯の麻雀アプリの準備よし」

そして、右手で再生ボタンをクリック―――

『せーのっ! はっやりーん☆ミ!!!』


『さて、皆さんこんにちは。瑞原はやりです』

「こ、こんにちは?」

やべえ、混乱してきた。なんだこれ

『この本を手にとってくれてありがとう!
  これを見てるみんなキミタチはラッキーだゾ☆ミ』

「そうなの…?」

『なんとこの本はご好評いただきたいて第二版を刷ったんだけど、内容を刷新すると共にこの特典をつけちゃいました!
  これがあればいつでもはやりの決めポーズを練習できちゃうゾ』

『さあ!これから毎日牌のお姉さんと一緒に、「はっやりーん☆ミ」しようね!』

「…訳がわからない」

『ほら、一緒に!はっやりーん!』

「………やるわけないだろ」

『ほら、はっやりーん!』

「いや、やらないって」

『早く!はっやりーん!!!!!』

「……」

『早く!はっやりーん!!!!!』

「……は、はや、り、ん」

『もっと感情をこめて!抑揚足りてないよ!ほら、はっやりーん!』

「は、はやりん」

『ダメダメ!そんなんじゃ伝わってこないって!はっやりーん!』

「は、はっやりーん!」



『いいね~だいぶよくなってきたよ!アイドルの卵までもう一歩だよ!もう一回、はっやりーん!』

「はっやりーん!これでどうだ!」

『うーん、伝わってくるよ!じゃ、次【☆ミ】の部分のポーズもつけてみよう!』

『右手を軽くおでこの横!そのまま手をグーに握ったら、親指、人差し指、小指を立ててキツネさん!』

「こ、こうか…?」

『私の決め台詞はこのポーズあってこそだよね!これをつけて、もう一回言うんだゾ!せーの、はっやりーん!』

「はっやりーん☆ミ!!」

『いいね!これで☆ミが上手に表現できてるよ!じゃあ仕上げだよ!』

『口は大きく開けて、明るく元気よくはきはきと 「はっやりーん!」』

『指をキツネさんにして、軽くおでこの横に!そして軽く首をかしげて舌をちょっと出しちゃおう!これで完璧だゾ☆ミ』

「ねえ、京太郎ー…あれ、聞こえてないの?ノックしたからね」カチャ

『せーの!』

「はっやりーーーーん☆彡☆ミ」



「さっきはごめんね。お詫びに夕飯好きなもの作ってあげ……」

「……」キラッ クビカシゲッ テヘペロッ

「………おじゃましました」

「違う!違う!違う!違うから!」

 


京太郎「母さんにドン引かれたのって生まれて初めてじゃなかろうか」

京太郎「あれ、死んだほうがいいのかな?母さんに引かれたら生きていけなくね?だってあの母さんだし…」

京太郎「ロープロープ……」




+1、3の合計コンマ分雀力が↑

+2で>>4のゾロ目(岩子姫は休業日)


【龍門渕の秘薬】

(11+61)×【1.3】=93↑

基礎雀力 B+(86)36/350→B+(86)129/350



京太郎「落ち着け。こういう時は過去の偉い御方のお言葉に従うんだ」

京太郎「…そういえば、ある本にこう書いてあったな」

京太郎「問題が起こったとき、悩み事があったとき、こう考えろと」

京太郎「あなたはそれについて10年後にも悩んでいると思いますか?もしそうでなければ忘れなさい」

京太郎「もしそうであれば、死ぬほど悩みなさい……10年後も母さんはきっと生きてるな。というか死んで欲しくない」

京太郎「かといって母さんがこんないじりネタを忘れるわけがない。ずっと俺からかわれ続けるだろう」

京太郎「あれ、やっぱり死ぬしか方法がな」

都「ねえ、京太郎!さっきのポーズ、母さんにも教えて!
  一瞬戸惑ったけど、よく考えたらさっきの京太郎可愛かったし全然アリよ!」

京太郎「くもなかった」


京太郎「…さ、やっと今日の本題だ…すごく時間が長く感じたぞ…」

京太郎「俺も男だ!和の気に入るデートプラン、考えてやろうじゃないか!」




<日曜日のデートプランを練ろう!>

同時に選択肢を出すので、適当に決めていってください

安価は近いけど、そのへんはタイミングを上手く見計らってください。穴埋め形式です

初めは軽いのからいきます



京太郎「よし。まず明日の集合場所は【A】、集合時間は9時だ。当然俺は集合【B】分前には現地についてる」

京太郎「確か明日の天気は【C】だったはずだ」




Aについて→+1
1長野駅
2京太郎の家
3校門前
4和の家
5長野公園


Bについて→+3
1待ち合わせ時間ちょうど
2待ち合わせ時間10分前
3待ち合わせ時間30分前
4少し遅刻してしまう
5待ち合わせ時間1時間前

※集合場所が京太郎の家の場合は寝坊などで調整


Cについて→+5
1晴れ
2猛暑
3曇り
4雨
5午前晴れ、午後から曇り


京太郎「よし。まず明日の集合場所は【長野駅】、集合時間は9時だ。
    当然俺は集合時間の【10分前】の8時50分には現地についてる」

京太郎「確か明日の天気は【曇り】だったはずだ。涼しくてちょうどいいな」



京太郎「で、午前中は【D】に軽く行って、お昼ご飯は【E】にする。もちろんお金は【F】だ」



Dについて→+1
1静かな公園
2いろんなものが売ってるデパート
3いろんな人がいそうなゲームセンター
4本屋
5流行りのカフェ


Eについて→+3
1ファーストフード
2ファミレス
3ラーメン
4お弁当作ったれ
5ノープラン


Fについて→+5
1ワリカン
2和がおごってくれる
3京太郎がおごる
4京太郎が多めに払う
5和が多めに払う


京太郎「で、午前中は【静かな公園】に行って、お昼ご飯は【ラーメン】にする。もちろんお金は【俺がおごる】さ」

京太郎「午前中はこんな感じかな?うーん、これでいいのかな」


京太郎「午後からはまず【G】に行く。または時間を見つつ【H】に行く」

京太郎「で…こんなもんか。夕ご飯は【I】で食べよう」





Gについて→+1
1遊園地
2水族館
3買い物
4ゲームセンター
5カラオケ


Hについて→+3 ※+1とかぶったら+4に
1遊園地
2水族館
3買い物
4ゲームセンター
5カラオケ


Iについて→+5
1そこそこイタリアン
2高そうなフレンチ
3飾らずファミレス
4(回る)お寿司
5意外性中華


京太郎「午後からはまず【水族館】に行く。または時間を見つつ【買い物】に行く」

京太郎「で…こんなもんか。夕ご飯は【飾らずにファミレス】で食べよう」


京太郎「最後に持ち物だけど…この小さいカバンに入れていくとしたら【J】と【K】と【L】だな」



1折り畳み傘
2ハンカチ
3望遠鏡
4カメラ
5ファミレスのドリンクバーサービス券
6催涙スプレー

+1、3、5で
かぶったら+2と+4を上から取る



「よし。まず明日の集合場所は【長野駅】、集合時間は9時だ。
 当然俺は集合時間の【10分前】には現地に着いている」

「確か明日の天気は【曇り】だったはずだ。涼しくてちょうどいいな」

「で、午前中は【静かな公園】に行って、お昼ご飯は【ラーメン】にする。もちろん【俺がおごる】さ」

「午前中は以上で午後からはとりあえず【水族館】に行く。または時間を見つつ【買い物】に行く」

「で…夕飯は【飾らずにファミレス】で食べよう」

「最後に持ち物だけど…この小さいカバンに入れていくとしたら【折り畳み傘】と【カメラ】と【催涙スプレー】だな」



以上。細部については、また安価やコンマとかでデート中に決定

夕飯後の処遇についてもたぶんそれで決定



※ちなみに地雷はほぼ回避してます




夜に連絡する相手

連絡可能相手 
咲、和、優希、まこ、久、照、すばら、塞さん、胡桃、エイスリン、玄、初美、憩、菫、穏乃、淡、憧、豊音、

洋榎、衣、ハギヨシ、宥、竜華、霞、やえ、晴絵 、数絵、桃子、健夜


※和は会話のみ

※ハギヨシは雑務イベント

※「寝る」という選択肢もあり


+1~3で最大コンマ
+2で>>4のゾロ目(岩子姫は休業日)


このタイミングで44…
現在ゾロスターポイント 4→5

《ストレスイベント 明日のデートの緊張がストレスに変換されると解釈》

ただ、和の判定はゆるゆる 
(失敗01~15 普通16~50 成功51~70 大成功71~99 00は超成功 44は超失敗)

なのでまあ超痛手ではないと思われます。
大失敗もなく、補正抜きでこれなので。





4      →ストレスに+13
0、1、2、3→ストレスに+8

5、6、8、9→ストレスに+7
7      →ストレスに+5

+2のコンマ一桁




9→ストレスに+7

>>6の初めにあるように少し地雷安価増えますが、それほどでないので



「デートプランはできたはいいけど…なんか緊張してきた…」

胸が、なんか痛い。県大会のときとはまた違う何か…

prrrrrrrrrrrrprrrrrrrrrrrrrr

「!? だ、誰?」

【原村 和】

「…和か…もしもし」

「こんばんは須賀君」

「こんばんは」

「えっと、明日は9時に…どこですか?」

「長野駅だ。遅くなって悪かったな」

「いえ。大丈夫です。長野駅ですね」

「ああ…」

「須賀君」

「な、なんでしょうか!」

「明日、須賀君が考えたプラン、楽しみにしてますよ。ふふっ」

「じゃあ、おやすみなさい。須賀君も早く寝てくださいね」

「うん…おやすみ、和」

 喜んでくれなかったら、どうしようか



今日はここまでです
次からやっと和とのデート

ちょっとのんびり進行になってますが、スレ全体は今年中には終わると思うので…


京ちゃんのステータス

基礎雀力 B+(86)129/350  全国トップレベル、マジか? 
学力   B (72)79/200   学年2位、とっちまったぜ!
話術   B (78)2/200  お前ホストでもやっていけるんじゃね?って言われたことあるぜ

雑務   C (54)156/120  家事とかには自信あるぜ。そこそこ
ストレス 7/20
現在ゾロスターポイント 5
総合雀力 A
称号 五人目、遅れてきた怪物、清澄の2枚エース


<所持アイテム>
・『栄養ドリンク5本セット』 消費数 2/5
1本飲むと、ストレスを-1できる。ただし、一日2本までしか飲めない

<景品>
1ポイント→特性栄養ドリンク1本(1本飲むとストレスをマイナス1できる)
2ポイント→特性栄養ドリンク3本セット
3ポイント→魅惑の香水(好感度判定で好感度が余分に+1されるようになる。10回分)
4ポイント→身交わしの粉(持っていると44を一度回避することができる)
7ポイント→龍門渕の秘薬10回分
10ポイント→スタディック、トーカー、ジョバーから一つ。それぞれのステータスが2あがる



もしアイテムやポイントを使用したい場合は言ってくだされば多数決とります
一晩寝るのでストレスは6になりますね


その他質問あれば
では、おやすみなさいー



麻雀のスペルは「Mahjong」らしいよ

>>230
あ、ピンイン風味でそうなるのか
後で調べてまた変えておこう


今日はヤングガンガンの発売日!
どんどん有珠山と臨海の情報が出てほしい



更新、今日はできなさそうです
また明日できれば


夜に更新しますが、その前に少しだけ


もちもの、
【折りたたみ傘】と【カメラ】と【催涙スプレー】にしてたけど
正しくは
【ハンカチ】と【カメラ】と【催涙スプレー】でした




デートに向けて、栄養ドリンク、飲みますか?


・『栄養ドリンク5本セット』 消費数 2/5
1本飲むと、ストレスを-1できる。ただし、一日2本までしか飲めない


現在ストレス 6/20 

【ストレス】
5を超えてると地雷安価が少し増えます
10を超えてるともっと増えます
15を超えてると病気で倒れることがあります倒れると動けなくなります
20で……


+1~5で多数決

11本飲む
22本飲む
3飲まない

2→二本飲む


何度か判定があるので、先に何個かとっておきます

0,1,2→話術
3,5,6→学力
7,8,9→雑務
4→補正なし
※44→ハプニング(好感度分の確率)
※77→補正+20
※44、77以外のゾロ目→ステータス補正に加えて+5

五回分

+1~5

また夜に

質問なんですが、過去スレ見直してて思ったんだけど
シズの能力にオーラス辺りから相手の能力を『1つ』封印する効果が追加されるらしいけど
京ちゃんのアビリティミキサーで合成されたオカルトは1つのオカルトなのか2つのオカルトとして扱われるのか
αβのミックスならα分かβ分だけ封印されるのかαβ両方封印されるのか



話術→雑務→学力→雑務→+20に決定

>>248
よく見てますね…
昔合宿やら練習試合やらで作った各キャラのαや特性を作った頃とは
今だいぶ麻雀システムが変わってるし京太郎の強さも変わってるので

大きく調整すると思います。なので穏乃の能力は次出る機会があれば変わってると思われます

現在の解釈では、一応ミックスされてはいるけど、分割して封印する、でいいです



つづき


七月一週、日曜日。京太郎は休日にしては早く目を覚ました

空気を入れ替えるために窓を半開きにして、網戸で蚊の侵入をシャットアウト

天気予報通り雲が空を覆い、気温は高くなく低くもない。過ごし易い一日となりそうだ


都「おはよう、京太郎」

京太郎「おはよう…」

都「あら…?寝れなかった?」

京太郎「寝たよ…四時間くらいは」

都「あんた何やってんの…デートの前くらいちゃんと寝ないとだめじゃない」

京太郎「そうなんだけどさ…」


京太郎がベッドに入ったのは0時過ぎだったが、今日のことを考えるとだんだん目が冴えてしまい、
 
これではいけないと必死に目をつぶり、思考を停止しようとしてまた考え込みを繰り返していたら

眠りについたのは午前3時くらいだった


京太郎「……いつもはこんなに緊張しないんだけどな」

都「京太郎にも怖いものはあったのね…」

京太郎「あるよ、そりゃ。人間だもの。母さんにはなさそうだけど」

都「あら、母さんにもあるわよ。そんなことよりほら、目ざましにコーヒー。ブラックにしときなさい」

京太郎「ありがと…」



都「あ、そうだ。母さんが服装みてあげようか?」

京太郎「ん…たぶん大丈夫…」

 トーストをかじり、今日のデートプランを確認する

 寝る前になんども頭でなぞったおかげで、スムーズに頭に浮かんできた。どうやらカンペは必要なさそうだ

都「京太郎がそう言うなら県大会の時みたいにまではしないけど…服装って大事よ?」

都「母さんのチェックだけでも受けておいた方がいいんじゃない?」



1そうかも
2大丈夫だって

+2


京太郎「……そうかも」

都「よし、母さんに任せておきなさい!京太郎眠そうだから、母さんが選んできてあげる!何か注文ある?」

京太郎「今それどころじゃない…デートプランなぞるのに必死で…」

都「おまかせコースね!かしこまりました~」


そうして母さんは、試着室の方へいそいそと走っていった



―――――――


都「はいこれ!これ着ていきなさい!」

京太郎「ありがと…ジーパンに半袖+簡単な羽織もの…色合いは白と青を基調にしたクリアでカジュアルな感じ…」

都「お、さすが私の息子。ひと目で分かるのね」

都「今日はあまり暑くないけど、夏だし初デートだしこうしてみたわ。中身で勝負したいでしょ?」

京太郎「うん…本当にありがとう、母さん」

都「いいのよ。じゃあ、頑張ってきてね!」

京太郎「行ってきます」

 最後の一滴をを飲み干して、リビングを出た



家から長野駅まではそこまでの距離はない、が

歩くとそこそこの時間がかかる。前に豊音を送り迎えをした時も歩きだったこと京太郎は思い出す

今日は確実に集合時間に間に合うように自転車で向かうことに決めた


京太郎「はい、到着。きっかり10分前だな」

京太郎「もう和は来てるかな…」

「す、すがくん…」

京太郎「お、和もう来てたの――――」

 
 声を聞いて振り向くと

 目を見紛うばかりの美少女が、そこにいた


アイロンで丁寧に巻いたと見える、巻き髪ロングヘアー

いつもの赤いリボンは髪をまとめるためでなく、片側にみ付けられていて、和の可愛らしさを一層引き立てる


服装は胸元が大きく開いたカットソーに涼しげな縦しまのカーディガン

足に向かってふんわりと広がるスカートは短すぎず長すぎない、夏らしくも清楚な感じを残したものだった

手に持っている小さなハンドバッグには、やはりリボンが好きなのか、中央に白いそれがあしらえられている



あまりの可愛らしさに

京太郎は、思わず見惚れてしまっていた


せっかくのデートなので

京太郎の気持ちが分かるようにのどっちを描いてみた

ツインテール解除&アイロンで巻き髪、ワンポイントの赤いリボン、分かりにくいカーディガンとカットソー

胸のボリュームが足りないけど、イメージはこんな感じ

 





和「お、おはようございます。今日はよろしくお願いしますね」

京太郎「……和、だよな?」

和「そうです……」

京太郎「その…服装…髪型…」

和「変でしょうか……?」

京太郎「へ、変じゃない…というか…」

京太郎(え、なにこれ。可愛い………めちゃくちゃ可愛い…)

和「…こんなにおしゃれしたの、初めてだったので」

和「可愛くできてたら、いいんですけど…」

京太郎(いや、和は可愛いって知ってたけどさ…)

京太郎(こんなの反則だろ…)



和「あ、あの…すがくん…?」

京太郎「は、はいっ!」

和「似合ってなかったですかね…」

和「ごめんなさい、頑張ったつもりだったんですけど…」





話術補正で+10 ストレスで‐6
+3でコンマ反転判定(失敗01~15 普通16~50 成功51~70 大成功71~99 00は超成功 44はなし)

普通以上で褒める

ストレスは4じゃないの?

>>266
ドリンク飲む描写を忘れてた…

4です、ありがとう

今回は恋人補正は付かないのか、残念

>>268このスレから恋人補正は廃止になってます、判定が超ゆるゆるなので…
42+6=48で判定成功



京太郎「あ、あの…」

和「……」

京太郎「かわいいです。反応に困るくらい…」

和「…えっ」

京太郎「はっ、俺は何を」

和「か、可愛いですか?私…」

京太郎「か、かわいいですよ、和さん」

和「…嬉しいです。須賀君のためにがんばってよかった…」

京太郎(……可愛すぎ)



和「ふふっ…須賀君、それでどこに連れて行ってくれるんですか?」

和「デートプラン、しっかり組んできてくれましたか?」

 楽しそうに、和が笑う

 よほど今日のデートを楽しみにしてくれてたのだろう

京太郎「ああ…!任せとけ!」

京太郎「ずっと待たせた分、全力で楽しませてやるぜ!」

和「はいっ、期待してますね」ニコ



――――――



京太郎「公園でちょっと話さないか?ここから10分くらいの場所にあるんだけど」

和「ええ、いいですよ。今日は暑くないですし、熱中症の心配もありませんね」

あれ? 普通じゃねえの?

>>271 本当だ、ちょっとミス多いね。気をつけます。とはいえ普通以上あれば大体問題ありません



―公園―



京太郎「それにしても…この髪どうなってるんだ?」

和「さ、触っても気持ちのいいものでは…」

京太郎「サラサラしてて…これアイロンで巻いたのか?」

和「そ、そうです。昨日美容室に行ってきてストレートパーマを当ててもらって。あとは自分で家で…」

京太郎「ふんふん」

和「ちなみにこの服は昨日デパートで…」

京太郎「ふんふん……え?」

京太郎「じゃあ昨日午後から用事があるって言ってたのはそれ?」

和「……」

あ、また地雷踏んじまった

京太郎「な、なんでもない!ベンチかどっか座ろう!」

和「か、か…」

京太郎「ん?」

和「か…可愛いと思って欲しかったんです…少しでも。須賀君が頑張ってプランを考えてくれるから」

和「悪いですか!私だって、私だって少しくらい…」





雑務補正で+5 ストレスで‐4
+3でコンマ反転判定(失敗01~15 普通16~50 成功51~70 大成功71~99 00は超成功 44はなし)

普通以上でOK


26+5‐1=30で判定普通



京太郎「お、落ち着こう。な、和?」

和「……須賀君の馬鹿」

京太郎「…ほら、とりあえず座れよ」

和「……」

京太郎「はい、飲み物。自販機で買ってきた」

和「…どうも」

京太郎「えっと、俺の話を聞いてくれるか?」

和「知りません…須賀君なんか」

京太郎「和が可愛いのは、今更だから」

和「…へ?」

京太郎「そんなの今更だって。1年の頃からずっと思ってたさ。
  そもそもお前目当てで麻雀部に入ったようなもんだ。今だから言えるけど」

和「な……な……」

京太郎「だから、機嫌直してくれよ…」

和「こ、こっち見ないでください!」

京太郎「分かりました…」

和「あぅ…」


公園で何を話そうか


1インハイについて
2お互いの呼び方について
3和の話し方について
4その他自由安価(ひどいのは二番目にコンマが大きい人)


+1~3で最大コンマ



2→お互いの呼び方について



和「……」

京太郎「……」

和(き、気まずいです…嬉しくてでも恥ずかしくて素直になれないなんて…私は小学生ですか)

京太郎(あー…最高のデートプランを考えるといいつつこの失態…何が悪いのかも分からねえから謝り方分からないし…)

和(とりあえず、何か話題を…)

和「…あ、あの須賀君も喉乾きませんか?これ飲んでください」

京太郎「サンキュー。和はもういいのか?」

和「ええ。今日は暑くありませんし平気です」

京太郎「じゃあいただきます」

京太郎(…うん、冷たくて美味しいな。あれ、和とこれ間接キスなんじゃ…でも言ったらまた怒られるかもだし黙っておこう)

京太郎(和…か。いい名前だなあ。平和で穏やかで………ん?)

京太郎(あれ、和は未だに俺のことを『須賀君』って呼んでないか…??)


京太郎「……」

和「どうかしましたか?」

京太郎「な、なあ。和はなんで俺のこと須賀君って呼ぶんだ?」

和「なんでと言われましても…名前だからとしか」

京太郎「いや、京太郎って呼ぼうぜ。俺は和って呼んでるんだから」

和「は、恥ずかしいです」

京太郎「俺だって…いや、俺はまったく恥ずかしくないけれども。恋人らしくないかなーと」

和「うーん……」

京太郎「別に呼び捨てじゃなくてもいいぜ。京太郎君でもさんでも」

和「ちょ、ちょっと待ってください」


和(ど、どうしましょう。これは想定外です。とんだオカルトです)

和(穏乃!憧!玄さん!こういう時はどうすれば!)


京太郎「決まった?」

和「ま、まだ呼ぶと言ってません!」

京太郎「……」




学力補正で+10 ストレスで‐4
+2でコンマ反転判定(失敗01~15 普通16~50 成功51~70 大成功71~99 00は超成功 44はなし)

普通以上で二人きりのときはこれから呼ぶ


6+10-4=12で失敗



京太郎「まあ、気が向いたら呼んでくれよ」

和「は、はい…」

京太郎「…よし!そろそろお昼だし飯食いに行こうぜ!」

和「いいですね。お腹もすいてきました」

京太郎「ついてきてくれ、とっておきの店を決めておいたぜ!」

和「ふふ、須賀君にお任せあれ、ですね」


―――――――

京太郎「ここだ!」

和「こ、ここは!?」

京太郎「ふふふ…ここはつけ麺専門店だ!」

和「つ、つけ麺?って何ですか?」

京太郎「ラーメンの一種でな。それはそれは美味しい食べ物でな…」

和「ラーメンの一種?つけ麺?一体どんな食べ物なんでしょうか…」ワクワク

京太郎「和ラーメン好きだもんな。で、つけ麺はきっと食べたことないと思ってここにしたんだ」

和「は、早く入りましょう。お腹がすきました」

京太郎「了解!」


―つけ麺専門店 麺屋かとう―


京太郎「ほい、メニュー」

和「ありがとうございます…ま、回りに人がたくさんいますね」

京太郎「そりゃそうだ。こういうとこあんま来たことないか?」

和「あまり…須賀君、離れないでくださいね」

京太郎「大丈夫だって。和は心配性だな」

和「ええと…醤油つけ麺…塩つけ麺…これはラーメンと同じだと思っていいんですか?」

京太郎「おう。そもそもつけ麺ってのはな…」

和「……」ゴクリ

京太郎「麺とスープが別々に出てきて、麺をスープにつけて食べるものなんだ!」

和「……!! それはつまり…!」

和「……ラーメンから麺を出してつけて食べたらつけ麺になるってことですか?」

京太郎「………」

和「…………」
 
京太郎(あれ……そうなのだろうか。でも何かが違うような…)

和「けど専門店までできるということはきっと何か秘密があるに違いありません。私、見つけてみせます」

京太郎「お、おう。任せたぞ、和」

和「はいっ!」

京太郎(今日一番の笑顔がここって、なんか複雑だ……)


「特製塩つけ麺と無双味噌つけ麺卵入りです」

和「き、来ました」

京太郎「塩つけ麺にしたんだな」

和「塩は素材の味が出ますし、シンプルなので…つけ麺たるものを理解して帰りたいですから!」

京太郎(はしゃいでるな…ここに来てちょっと和の印象変わったけど)

京太郎(小学生みたいにはしゃぐ和も可愛いな…)

和「須賀君冷めますよ?一緒に食べましょう」

京太郎「そうだな、いただきます」

和「いただきます」


――――――


和「つけだれの味が濃い…?これはラーメンのスープと違いますね」ズルズル

京太郎「確かに、ラーメンを分離してつけたのとは違うよな」ズルズル

和「そして混んでることを計算に入れても麺が出てくるのが遅かったということは…」

京太郎「和先生、答えをどうぞ!」

和「つけ麺はラーメンと違ってスープに入れられないので、長めに茹でないといけない。
  かつつけて食べるということは必然的に麺に絡む量が減るので、少し濃い目に作ってある…」

和「ラーメンとの違いはそこですね。理解できました」

京太郎「それは良かった。ここなら絶対喜ぶと思ったんだ」

和「ありがとうございました。美味しかったです」

京太郎「俺もごちそうさまでした。はしゃぐ和見れて楽しかった」

和「……!はしゃいでなんか……」

和「……はしゃいでたかもしれません。ごめんなさい」

京太郎「いいよ、和には謝り癖があるなあ……あ、会計は任せてくれ」

和「え、いいんでしょうか…」

京太郎「任せろ。いつも迷惑をかけてるし」

和「全然…ごちそうさまでした、須賀君」



1買い物
2水族館


先にどっちに行こう

+2



2→水族館

デートの定番ですね

今日は午前中で終了。デートはもうしばらく続きます。

何か希望や質問などあれば


では、おやすみなさい


和「やっぱりラーメンはいいです。たまに食べると本当においしいですね」

京太郎「うまかったなーちなみに家ではどんな食事なんだ?」

和「いたって普通の食事ですよ。ただ栄養バランスはお母さんがしっかり考えてくれてると思います」

京太郎「…だろうな。今の和を見てるとそうなんだろうと思うぜ」

和「…?どういう意味ですか?」

京太郎「いや、言わないけどさ…」


京太郎「でも、最高だな。栄養バランスもよくて家族揃ってとれる食事って」

和「…両親は忙しいので、一緒にご飯を食べることはほとんどありません」

和「朝は仕事で早いですし、夜は遅くまで帰ってこないことも多いですから…」

京太郎「が、外食とかは?家族皆でとかさ」

和「…あまりありませんね。二人とも忙しいと思うので」

京太郎「……」

和「でも、食生活に不満はないですよ。美味しいですし、ちゃんと3食作ってくれますし」

京太郎「そう、だよな…」


京太郎「和の両親ってどんな人なんだ?」

和「…一言で言うと、真面目です。付け加えるなら頑固です」

京太郎「和もそうだしな。そっくりなんじゃないか?」

和「そうですね、確かに私は真面目で…時には譲らない時もありますけど」

和「二人と全く同じとは思われたくないですね…」

京太郎「……」

和「ご、ごめんなさい。デート中に愚痴みたいなことを言って…」

京太郎「…一度、会ってみたいな…二人に」

和「須賀君が、ですか?」

京太郎「もちろん。実際自分の目で見てみないと判断できないし」

和「……あまりおすすめはしませんよ。須賀君の両親とは、全然違いますから。ショックを受けるかもしれません」

和「前、勉強会に行ったとき…こんな…いえ、なんでもありません」

京太郎「……」

和「次の場所に向かいましょう。次はどこに連れて行ってくれるんですか?」

京太郎「次は…水族館だ」


―水族館―


京太郎「ここだぜ。入場料1000円だな」

和「ここは私も払います。先ほどごちそうになりましたし」

和「そもそも、打ち上げのときのお寿司もごちそうしてもらって…須賀君に何も返してませんから」

京太郎「…十分返してもらってるぜ。プールのときにいいもの見れたし」

和「プールのとき…?」

京太郎「すまん、忘れてくれ」


――――


京太郎「よし、行こうか」

和「はい」

 そういえば…まだ恋人らしいことを何もしてないな

 結局名前呼びの件もうやむやになったし

京太郎「なあ、和…」

和「なんですか?」




1手をつなごう
2名前で呼ぼう
3敬語をやめよう



+1~3で最大コンマ
※後で判定



京太郎「……手、つながないか?」

和「…て、てっ!?」

京太郎「つなごうぜ」

和「い、いや…あのその……」






雑務補正で+5 ストレスで‐1
+2でコンマ反転判定(失敗01~15 普通16~50 成功51~70 大成功71~99 00は超成功 44はなし)

普通以上でつなぐ


あ、ストレス-4か…
69-4=65で判定成功



「……もう、じれったいな。ほら、手貸せよ」

「は、はひっ」

「ほら」

京太郎は、和の右手を握り締めた

柔らかい女性の肌の感触が、直に伝わる

「い、行こうぜ」

「はい…」

「なあ、和」

「な、なんですか」

「お前の手、あったかいな」

「……須賀君の手も、あったかいです…」


手を握ったまま、人ごみの中をすり抜けていく

お互い緊張して、水槽を見る余裕がなかった

「……なんか、恥ずかしくなってきた」

「私は始めから恥ずかしいと…」

「俺は嬉しいんだけど…和はそうじゃないのか?」

「何言ってるんですか…本当に鈍感ですね」

「ちょ、ちょっとは私の気持ちを理解できるようになって欲しいです…」

そう言って、和はさらに強く京太郎の手を握り締めた


京太郎「かにだ」

和「蟹ですね」

京太郎「足長いなあ…これは…タラバガニ?」

和「お寿司に出てきそうですね」

京太郎「おい、やめろよ。この間寿司食ったばかりなのに…」

和「そうでした…そう考えるとこの水槽全部がネタに見えてきますね」

京太郎「さすがにエイとかシャチは食べられないけどな」

和「シャチはそこそこ美味しいですよ」

京太郎「えっ」

和「え?」


京太郎「……和、俺まだまだお前のことを知らないみたいだ」

和「…手、緩みましたね」

京太郎「す、すまん。ただ驚いただけで」

和「いいですよ。ただ私も恥ずかしいのにこうしてつないでるんですし」

和「一度つないだからには離しませんから」ギュッ

京太郎「ずっとつないでいたいって言えばいいのに…」

和「……」

京太郎「和の素直じゃないのはもはや病気だな…」

和「……つ、つないでたいです」

京太郎「え?」

和「須賀君とずっと手をつないでたいです!これでいいですか!満足ですか!」

京太郎「うん」

和「っ!」

京太郎「可愛いと思います」

和「や、やめてください。やめましょう。」



―外―


京太郎「なんかあまり水族館を楽しめなかったような…」

和「須賀君が意地悪ばっかりするからです」

京太郎「俺はそんなことしたつもりはないぜ」キリッ

和「嘘ばっかり…」

京太郎「じゃあ、手を離すしかないな。意地悪はよくない」

和「嫌です」

京太郎「和ってツンデレか? ところで…次は買い物行くんだけど…」

京太郎「このままつないでいていいものかな。思いっきり外だし…」




1え、ええやろたぶん
2やめとこう


+1~5で多数決


和「どうでしょうか…ここは清澄高校からは離れてますから」

和「大丈夫だとは思うんですが」

京太郎「だ、大丈夫か。うん」

和「それに…できれば最後までつないでいたいです…」

京太郎「決定だ。絶対最後まで握っててやる」

和「やった…」


――――


和「何を買うんですか?」

京太郎「それはだな」





1俺が載ってる雑誌だ
2クレープ食べようぜ
3アクセサリーとか欲しいかなって
4麻雀グッズ専門店
5おもちゃ屋
6そのほか自由安価


+2

6→ぬいぐるみショップ、だよね…?




京太郎「…ぬいぐるみだ」

和「ぬ、ぬいぐるみですか」

京太郎「ああ、和が好きかと思ってな」

和「好きですけど…いいんですか?須賀君は面白くないと思いますよ」

京太郎「俺の立てたデートプランだし、着いてきてくれよ」

和「はぅ…つ、着いていきます」

京太郎「おう!」


――――



和「……」ジーッ

京太郎「お、良さそうなの見つけたか?」

和「す、須賀君」

京太郎「和は可愛いもの大好きだもんな……どれどれ」



和が見ていたのは

1動物のぬいぐるみ(動物指定)
2怪しげな物体のぬいぐるみ
3外のクレープ屋さん
4その他自由安価

+2

クァッカワラビーとは

カンガルーかの動物、世界でもっとも愛想がよい動物、らしいですね

参考画像
http://livedoor.4.blogimg.jp/hamusoku/imgs/a/6/a689a05b.jpg



京太郎「……これは何の動物だ?」

和「分かりません。ただ、かわいいです。もふもふしたいです」

京太郎「うん、俺も(和に)したい」

和「していいですかね…?」

京太郎「お、おい、売り物だし流石にダメだろ…」

和「そうでした…」シュン

京太郎「………」

和「エトペンもいますし、アネックマもありますから…我慢します」

京太郎「それ、ほしいのか?」

和「え?」

京太郎「プレゼントするよ」

和「い、いいんですか?」

京太郎「いいよ。そのためにここに来たんだし。デートプランの一部だったわけだし」

京太郎「任せとけ!」

和「ありがとうございます…すごく嬉しいです…」


和「大切にしますね…これを抱きしめて麻雀していいでしょうか」

京太郎「いいと思うぞ。ただエトペンやアネックマが寂しがるかもな」

和「そうですね…でも、須賀君が買ってくれたものですから」

和「やっぱりこれがいいです…」

京太郎「ああもう、じゃあそうしてくれ!」

和「そうします…やった」

京太郎「……撫でていいか?」

和「どうぞ」

京太郎「いや、ぬいぐるみじゃなくて…和の頭を」

和「わ、私ですか!? い、いいです…よ。いっぱい撫でてほしいです…」

京太郎「……」


 たくさん頭を撫でてやった。和はずっと嬉しそうに目をつむっていた

 店員さんの目線に気がつくまで、随分と時間がかかった

なんでこのスレには一々調べないと分からないような謎の動物とかジャージとかが出てくるのか(困惑)


>>329
おかげで少し知識が増えました。なお実生活には




和「たくさん見られちゃいました…」

京太郎「ああ…店の中だってことを忘れてた」

和「……そういえばさっき店員さんに聞いたら、これクァッカワラビーっていうらしいです」

京太郎「クァッカワラビー?うさぎか?」

和「どちらかというとカンガルーの仲間みたいですね。はて、どうしたものでしょうか…」

京太郎「何が?」

和「名前…」

京太郎(あ、やっぱりつけるんだ…)



1ラビー
2ビー
3クー
4クァッカー
5その他自由


+2

調べたらとんぬらさんってマンガがあってそこに出てくる猫がとんぬらさんなんだけど

もしかしてそれかね…?

参考画像
http://blog-imgs-38.fc2.com/a/n/o/anokaso/tonnura01.jpg


安価なので「トンヌラ」さんにします



和「…決まりました。トンヌラさんです」

京太郎「………え?トンカツヌーブラ?」

和「違います!トンヌラさんです!」

京太郎「何、トンヌラさんって」

和「なんだか間抜けな響きがいいかなと」

京太郎「…エトペンって確かエトピリカになりたかったペンギンだよな?」

和「そうです」

京太郎「アネックマって姉帯さんにもらったクマだよな?」

和「そうですね」

京太郎「それに比べてこのクァッカワラビーときたら…」

和「大丈夫です。愛情をもって育てますから。それに名前より中身が大事ですし」

京太郎「キラキラネームつける親の言い訳みたいなことを言われても……ま、いっか」

京太郎(和、嬉しそうだし…)


ここで

店を出たあと


+2のコンマが

ゾロ目    →知り合い登場
コンマ一桁に0→チンピラに絡まれる



96で特になし


このあとは夕飯ですね。で、終わったらあとはコンマで決めようかな

今日はここまで

最近忙しいのであまり進められてませんが、じわじわ更新できればと



では、おやすみなさい

今日明日は更新できなさそうてます。
夏バテで体がもたないので治り次第。
また、8から12までは出張があるので更新できてスマホからになるかと思います。携帯ではやりなれてないので、更新しない可能性が大。

最近暑いのでみなさんも体調に気をつけてください。では。


京太郎「なあ…」

和「なんですか?」

京太郎「それ、抱いたまま行くのか?」

和「可愛いです、トンヌラ」

京太郎「そうか…」

京太郎(なんかうらやましいな…あの巨乳に押しつけられてさぞかしい気持ちいいだろうな…)

京太郎(あれ、あいつオスなんだろうか。それともメス?クァッカワラビーのオスメスどっち?)

和「須賀君?行きましょう?」

京太郎「お、おう…そうだ」

京太郎「和、お腹すいたか?」

和「少しだけ…お昼は美味しいご飯をありがとうございました」

京太郎「気にするな。で、夜なんだけど…」

和「……」ワクワク

京太郎「ファミレスでいいかな?」

和「………」


和「ファ、ファミレスですか」

京太郎「うん」

京太郎(あ、もっとちゃんとしとことろを予約するべきだったかな…)

和「もちろんいいですよ、でも…」

和「ちゃんとエスコートしてくださいね。私行ったことなくてよく分からないので」

京太郎「もちろん、任せとけ。俺がばっちり………え?」

京太郎「い、今なんて言った?」

和「エスコートお願いしますね、と」

京太郎「じゃなくてその次」

和「ファミレスは行ったことがないので…あ、さっき行ったように外食自体は何回かありますよ。似たようなものですよね?」

和「安価で、家族向けの料理が多いお店と聞きます。優希が行こうと誘ってくれたのですが」

和「お母さんとお父さんにあまりそういうところには行くなと言われていて…ラーメンもそうなんですけど」

和「だから、今日はお昼は本当に嬉しかったんですよ。普段食べられないものが食べられて」

和「普段できないことを須賀君と一緒に体験できて」

京太郎「和…」

和「ふふっ、連れて行ってください、私をファミレスに」

京太郎「いいぜ。最高級のレストランに、和をご招待だ」


―ハミレス―


「いらっしゃいませー何名様でしょうか」

京太郎「二人です」

「只今混んでおりまして…禁煙席が空いておりません。しばらくお待ちいただくか、喫煙席でしたらすぐご案内できるのですが」

和「……」

京太郎(どうしよう)




1喫煙席でいいかな
2待とう


+2
同時に>>4のゾロ目(岩子姫は休業日)


和「どうしますか?」

京太郎「せっかくだし、待とうと思うけどどうかな?」

和「もちろんいいですよ。須賀君といる時間が増えますし…」

京太郎「の、和…」

和「ほ、ほら。座りましょう。こっち見ないでください」

京太郎(店員さんの視線がこっぱずかしい)


―――――


京太郎「和、メニューもらってきたぜ。さっそく決めよう」

和「須賀君、このキッズプレートというのは…」

京太郎「これはいわゆる【お子様ランチ】ってやつだ」

和「お、お子様ランチ?それってテレビドラマとかでやってる、あのですか?」

京太郎「そんな大層なものだったっけ」

和「す、須賀君!このドリンクバーというのは…」

京太郎「好きなだけソフトドリンクが飲めるシステムだ。298円で」

和「ソフトドリンク飲み放題……298円……? この店の利益計算は一体……」ブツブツ

京太郎(……ホントに、来たことないんだ…カルチャーショックってやつか…)

和「須賀君須賀君!このハンバーグのソース、たくさん種類があります!」

京太郎「どれ選んでもいいんだぜ。俺がごちそうするから」

和「須賀君!あの方々が押したボタンはなんですか??」

京太郎「はいはい、あれは呼び出しボタンっていってな……」


京太郎「よし、やっと座れたな」

和「さ、さっそく頼んでもいいですか?」ウズウズ

京太郎「もちろん。和、そのボタン押してくれ」

和「これが店員さんを自由に扇動できるボタンですね……ごくり」

京太郎(ちょっと違うけど、和可愛い)

和「はいっ!」ポチ


ピンポーン!


「メニューはお決まりですか?」

京太郎「和からどうぞ」

和「え、えっと」

和「き、き……」

京太郎「ん?」

和「きっずぷれーととどりんくばーをください……」

「き、キッズプレートでございますか?あれは中学生未満のお子様が対象になっておりまして…」

和「そ、そうなんですか…ごめんなさい…」

京太郎「………」






1和、あきらめよう…
2交渉だ(判定へ)

+2
同時に>>4のゾロ目(岩子姫は休業日)



京太郎「……あの、すいません」

「いかがなさいましたか?」

京太郎「どうしても、この子にキッズプレートを食べさせてあげたいんですが」

京太郎「どうにもなりませんか…?」





77補正で+20 ストレスで‐4
+2でコンマ反転判定(失敗01~15 普通16~50 成功51~70 大成功71~99 00は超成功 44はなし)


普通以上確定

普通→店員さんが優しい
成功→京太郎の説得
大成功→京太郎のハイレベルな説得



「そう言われましても…こちらで決まっていることですので…」

京太郎「……」

そりゃそうだ、バイトの人が勝手にルールを破ったら、クビになっちまうかもしれないもんな

だから、そう答えるしかない。マニュアルはチェーン店にとって絶対だ

ルールはルール、規則は規則、仕方ない。あきらめよう

そっちはあきらめた。その代わりに、俺がルールを捻じ曲げる―――!

京太郎「……俺、このキッズプレートが思い出の料理なんです…」

「…え?」

京太郎「小さい頃、私は両親を亡くしました。ですから、ほとんど父と母の記憶が残っていません」

京太郎「その中で唯一記憶に残ってるのが……このキッズプレートなんです」

「それはそれは…」

京太郎「でも頼むのが恥ずかしくて…彼女に頼ませるなんてカッコ悪いことをしてしまいました」

和「……」

「……」

京太郎「お願いします、これっきりでいいんです。一度店長さんに掛け合ってもらえませんか?」

京太郎「一度食べたら、もう満足できると思うんです」

「………分かりました。彼女さんが勇気を出してあなたのために頑張ってくれたのを無下にできないので」

「一応掛け合ってみます」


――――


それから店長が俺の話に理解を示してくれて、キッズプレートが運ばれてきた。

しかも、無料でいいそうだ。ドリンクバーもついでに。



和「……須賀君、さっきの話は…」

京太郎「もちろん口から出まかせだ。和この間二人に会ったろ?」

和「そうでした、この話を聞いたら都さん泣きますよ…」

京太郎「大丈夫、聞かれることはないって!」


和「でもわざわざあんな作り話までして頼んでくれて」

和「ありがとうございました。今日は須賀君にエスコートされっぱなしですね…」

京太郎「別にいいんだ。これは俺の思い出の料理じゃないけど」

京太郎「和にとって思い出の料理にもしなればいいなと思って説得してみたら、成功しただけだよ」

和「………かっこいい…」ボソ

京太郎「うっ…や、やめてくれ恥ずかしい」

和「かっこいいです。大好きです…」

京太郎「お、おう……」

京太郎「………俺も好きだぜ。ドリンクバーでメロンソーダとホワイトウォーターの比率を悩んだあげく、
     ミックスに失敗するところとか」

和「ちょ、ちょっと!!なんで余計な一言つけるんですか!それがなければ最高だったのに!」

京太郎「へへ~すいませんでした~おっ、海老フライいただき!」

和「ああっ!もう許しません!須賀君のハンバーグ全部もらいます!」

京太郎「食えるものなら食ってみろ!」


ハミレスを出たあと

+2のコンマが

ゾロ目    →知り合い登場
コンマ一桁に0→チンピラに絡まれる


その後の天気は

+2のコンマが

ゾロ目    →どしゃぶりに
コンマ一桁に0→雷ごろごろ


和「ごちそうさまでした!」

京太郎「和、嬉しそうだな」

和「それはもう!ずっと、ずっと前から須賀君とこうしたかったですから」

和「鈍感な須賀君はデートのことすら忘れてましたけどね」ジトー

京太郎「う……だからこうして、今日頑張ってエスコートしたじゃねえか」

和「はい。それを帳消しにするくらい、今日は楽しかったです」

和「それにお互いのことを少し知れて……もっと須賀君が好きになりました」

京太郎「……俺も、和のこといろいろ知れてよかった。まだまだ知らないことがたくさんあると思うけど」

京太郎「これからまたデートしたり話したりして知っていけたらいいな」

和「はいっ。本当に今日はありがとうございました!」



この後の展開を募ってみよう


1家まで送ろう(着いたらさらに分岐)
2今日は切り上げて、次に進もう(7月2週、テスト期間へ)


+1~5で多数決

この後も続けてなんかイベントとかメリットとかあるの?
ないならもう先に進んでもいいと思う

>>384
家にあがるかどうか、両親がいるかどうか、初体験をするか、などのイベントがあります
それをメリットと捉えられるかはなんともですが…


1→家まで送ろう(着いたらさらに分岐)




今日はここまで

しばらく書かないと筆が一気に遅くなった気がします


では、おやすみなさい

今日は更新無理そうです

また明日にでも…


京太郎「送ってくぜ」

和「え、でも…もう遅いですし」

京太郎「気にするなって。そこまで遠くないだろ?」

和「…じゃあ、お願いします」


――――――


京太郎「ちなみに…今ご両親は家に?」

和「どうでしょうか。大会の日とかなら父が早引きして迎えに来てくれますけど…」

和「今日はどうでしょうね」

京太郎「ご両親がもしいたら挨拶しないと…」

和「先に謝っときますけど…須賀君が不快になるようなことがあったらごめんなさい」

京太郎「もしあるとしたらどんなことだ?」

和「まず、両親とも麻雀のことを下らない遊びだと思ってます」

和「だから、同じく麻雀をやってる須賀君のこともそう思う可能性があります」

京太郎「ふむ…」

和「後は…成績がどうだとか聞かれたりとか」

京太郎「初対面でそんなこと聞くのか…?」

和「分かりません。機嫌次第では…」

京太郎「これは腹に胆力こめてかからないとな」




それから、二人は歩き出した

空を覆う雲が分残して、夕焼けが一部顔を出し、二人の歩く道を照らしてくれる

数十分後には、和の家の前まで辿り着いた



和「た、只今戻りました…」





+2のコンマ一桁が


0、1→父がいる
2、3→母がいる
4、9→両方いる
5、6、7、8→不在


1→父がいる



「お帰り」

和「ええ」

「……今日はずいぶんと派手な格好をしているな。何かあったのか?」

和「い、いえ…ちょっと…」

「高校生がそんな格好をしてふらふらするもんじゃない。勉強はどうなんだ?期末テストが近いんだろう?」

和「ええ…きちんと勉強はしてます」

「……まあいい。今日は母さんは帰らないそうだ。夕食はいつも通りだ」

和「冷蔵庫に?」

「そうだ。私はもう食べた」

和「そうですか」

「そうだ。食べないのか?」

和「外で食べてきましたので」

「どこに行ったんだ?」

和「ええと……ちょ、ちょっと高いところに」

「そうしておいた方がいい。舌が馬鹿にならないようにな」

京太郎(………入りづらい。逃げたくなってきた)


京太郎(……しかし、ここで引いたら男じゃない。いざゆかん)

京太郎「こ、こんばんはー……」

「ん?」

和「……あの、お父さん。友達の須賀君です」

和「今日少し会ってお話をしていまして…遅くなってしまったので送ってもらいました」

「そうか、それはどうも」

京太郎「こ、こちらこそ娘さんをお借りして…」

「どこかで見たことがある顔だが」

京太郎「あの…清澄高校2年麻雀部、須賀京太郎といいます」

「……そうか、新聞に出てた須賀という男は君か」

京太郎「見てくださったんですね」

「習慣だ」

京太郎「そ、そうですよね…」


京太郎(会話しづれええええ……)

京太郎(母さんってうざったいくらいよくしゃべるけど、気まずいなんてことはなかったぞ…)



「それにしても…君みたいな大の男まで麻雀か」

京太郎「……」

「君は去年までは無名だったそうだね。そんな君が並み居る強敵を打倒してインターハイ出場とは……麻雀とは本当に軽い競技だな」

「運があっさり努力を凌駕する。心から理解できない競技だ。競技とも思えんが」

京太郎「………!!」

和「お父さん、須賀君に失礼です!」

「和もだ。東京の進学校を蹴ってまだ麻雀を続けて…私は認めていないからな」

和「…だから約束どおり、テストは常に高順位をキープして、
  インハイは団体か個人どちらかを優勝するという条件を満たしたじゃないですか」

「それは長野に残る上での最低条件だ。東京でも当たり前にやってもらいたいことをなぜ過大に評価しなければならん」

和「……」

「今年もまた優勝できたら…まだ麻雀が運頼みの競技じゃないと考え直すがな。二年連続はどんな種目でも難しいからな」

京太郎(中学で優勝して、高校でも優勝して連続で勝ってるじゃねえか…)

京太郎(なんか腹立ってきた。和がかわいそうだ)




+2

1………
2ちょっと待ってくださいよ



運を努力があっさり凌駕する…そうだよな。俺のあの努力はこの人に見えないよな

俺の努力を見ろよ、ふざけんなよ、なんて主張する気は毛頭ない

そんなカッコ悪いことはしねえ。そんなことのために頑張ってきたわけじゃない

だから俺が馬鹿にされるのはまだいい。実力だって個人戦ギリギリ5位で…勝たせてもらったようなもんだ

だけど…俺は和がどれだけ麻雀に想いをかけてるか知ってる

クールな顔をして打っていても、負けた時は心から悔しがってることを知ってる

そして…和自身が努力を凌駕する運の力を一番認めてないことを知ってる

何も知らないくせに。何も分かってないくせに

それでも……

――それでも父親かよ


「和の父さん、ちょっと待ってくださいよ」

「なんだ、私は残りの仕事を片付けないといけないんだが」

「ちょっと言っておきたいことがあります」

「……なんだ。君も和みたいに反論か。聞き飽きたよ。私は一言も間違ったことは言っていない」

「確かに言ってない。麻雀は運に左右される競技だ。
 あらかじめ配られる持ち札は自分で決められないしその後の展開にも大きく手を出せない」

「…ほう。分かってるじゃないか。私も一度も麻雀をやったことがないわけではない。
  だから、分かる。あれは合理的は競技ではないと」

「………あのなあ、こちとら分かってんだよ!麻雀が運に左右される競技ってのは!!」

「な、なんだその口の聞き方は」

「聞けよ!!麻雀は確かに運に左右される!ただ、運ゲーみたいに扱うんじゃねえよ!!!」

「こっちは同条件で戦ってんだよ、全員運に左右される中でやってんだよ!一人だけ不公平に戦ってるんじゃねえんだよ!!」

「運に左右されるってことはな、勝ち続けるためには圧倒的に強くなきゃいけねえんだよ!
 弱者が勝つ可能性がある分、強者はより強くなきゃいけねえんだよ!」

「そして……その過酷な条件の中で戦って好成績を収め続ける和が凄いってなんで分からねえんだよ!」

「それを【当たり前】だ!?ふざけるのも大概にしろよ、このおっさん!!!
 ちょっとは考えてもの言えやああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


京太郎「はあ、はあ………」

「……」

和(す、須賀君……)

京太郎「……はっ!?」


や、やっちまったああああああああああああああああああああああ

初対面の彼女の父親に俺何言ってんだあああああああああああああ


「…………」

京太郎「あ、あの……随分と失礼な口を……」

「本当にな。親の顔が見てみたい。小学生じゃあるまいし…恥ずかしくないのか?」

京太郎「ぐっ…」

「それに結局麻雀は運に左右されるゲーム、とういうことだろう。そこは君も認めたはずだ」

京太郎「………」

「……だが、言いたいことは分かった。君の口調はともかく、
    麻雀が運に左右されるゲームであることはともかく、中身は一部筋が通っている」

京太郎「へっ?」

「確かに全員同条件で、かつその中で勝つことは圧倒的な力が必要だ。
  だから、勝ち続けるためにはより多くのエネルギーがいる。それはこちらも認めよう」

「私は筋が通った意見が好きだ。論理的な意見がな。もしかして君は学校の成績もいい方か?」

京太郎「一応前回の中間テストは学年2位でしたけど…」

「なるほど。それは普通だな」

京太郎(そこはすごいって言う流れだろ…)

「おい、和。お前はどう思うんだ。こいつの言うことに共感するのか」


和「そもそも運なんてありません。統計的に偏りは見られますけど…」

京太郎(ええええ…そこは須賀君の言うとおりです、と合わせるところじゃないの?)

京太郎(親子ともども性格そっくりすぎんだろ…)

「ふっ…どうせ反論するなら、口裏を合わせてくるものじゃないのか。つくづく不合理だな、麻雀をやってる人間は」

京太郎(あっ、笑った…)

和「…!」


「……話を戻すが。今年も和、優勝するんだろう?」

和「はい」

――今年もインターハイ優勝します。誰がなんと言おうとこれだけは譲れません

「…勉強も当たり前にやるんだろう?」

和「習慣です」

「それはそうだな」

京太郎(そうなの?)


「別に期待はしてないが、あれだけでかい口を叩いたんだ。須賀、やれるものならやってみろ」

京太郎「…ええ、言われなくても」

「……高校生にしては思考能力が高いな。ただ少々荒削りだ。もっとそこを考えたほうがいいんじゃないか、君は」

京太郎「……麻雀でも、似たようなことを言われます」

「麻雀は関係ない」

京太郎「………」


「……さて、私は部屋に戻る。時間も遅いんだし、早めに帰りなさい」

京太郎「どうも…」

和「……」



―――――


和「ええと………」

京太郎「……なんかすまんかった」

和「い、いえ。すこしすっきりしました…あと…」

和「私のために怒鳴ってくれて、嬉しかったです…」



和「あ、あの…」

京太郎「は、はいっ!」






1今日は帰っとく
2部屋へ行こう

+1~5で多数決


2→部屋へ




和「少し、私の部屋に来ますか…?」

京太郎「ふわい?!」

和「……ちょっとだけ」

京太郎「い、いいんですか」

和「なんで敬語なんですか」

京太郎「お前がそれ言えるのか…」

和「……じゃ、じゃあ…」

和「部屋に、き、き、き……きて、くれま……くれる?」

京太郎「………い、行く」


仕事があるので続きは明日に

とりあえずかけるところまで初体験のシーンは書いてみます

次回でデートは終わりで7月2週に…

ではまた


仕事があるので続きは明日に

とりあえずかけるところまで初体験のシーンは書いてみます

次回でデートは終わりで7月2週に…

ではまた

明日に、といいつつ今日時間がとれませんでした

最近不定期になりつつありますが、頑張ります

では…

暑いし無理せんようにね

しかしさすがに親御さんがいる家で致すのは常識なさ過ぎだから避けたいな

>>431
ばれないていで書くつもりでいたんだけど、控えた方がよいんですかね…
確かにちょっと非常識な気がしないでもない


コンマとか安価でなりゆきで書くことにしよう
そのとき決まったらそれは仕方ないということで


和「ど、どうぞ…」

京太郎「広っ!?」

和「須賀君のお部屋よりは広いかもしれませんね…」

京太郎「いやいや、2倍以上あるだろ…あ、雀卓」

和「一人っ子なので、部屋も大きいんだと思います」

京太郎「なるほどな。あれ、俺も一人っ子なんだけど」

和「……」

京太郎「……」

和「……須賀君のご両親って、すごく優しそうでしたよね」

京太郎「なんかフォローされた!?」


和「さっきの件もそうですけど、今日須賀君元気ですね」

京太郎「二人っきりだし、本当は緊張してるけどな。なーんて…」

和「………」

京太郎「……はれ?」

和「わ、私も……きんちょうしてます」

京太郎「え、えと」

和「……もう少し、こっちに…」

京太郎「あの…」

和「近いですね、須賀君…」

京太郎「の、和が来てって言ったんじゃねえか…」

和「……須賀君、手握ってください」

京太郎「……」


和の手を、軽く握ってやった

柔らかい感触が直に伝わって、そのまま俺の心臓の鼓動が和に伝わりそうだ


和「ほ、ほら…そのままほっぺ…触ってください…」

京太郎「お、おお?」

和は握っているそのまま手を自分の頬に持っていって、軽く目を閉じた

和「ん……」

京太郎(目、つぶってる………これは…)

和「………」






+2


1ほっぺ
2口
3手のこう
4何もしない


……お、落ち着け。勝手にキスしたら怒られるんじゃないか

でも雰囲気的にはいいような気もする…けど、よく考えたら和の父さんもご在宅なわけで…

あああああああああああ、どうしよう!どうしよう!



和「………」

京太郎(あっ、目開けちゃった…)

和「…ご、ごめんなさい。なんか私、はしたない女の子みたいですね…」

京太郎「そ、そんなことは」

和「私は……須賀君になら何をされてもかまいませんよ」

京太郎「!」

和「…ずっと1年生の頃から私のことを見てくれてたのは知ってますけど…意外とこういうときは奥手なんですね」

和「私が言えた義理じゃありませんが…」

京太郎「め、面目ない」

和「ふふっ、私たちらしいといえば、らしいですね」

和「でも、あんまりに何もしてくれないと……私だって…」

京太郎「!」

和が、胸に顔をうずめたと思ったら、次の瞬間には目の前に顔があった

少しづつ、二人の距離が縮まっていく

和「須賀君…」





+2

1和がするのを待つ
2京太郎から(口、ほっぺ指定)
3かわす


近い…いいにおい、可愛い…

いいよな、キスくらいは……ごめんなさい、和のお父さん

京太郎「和、ストップ」

和「!」

京太郎「……口とほっぺどっちがいい?」

和「…私、知ってますからね…エイスリンさんが須賀君のほっぺにキスしたの」

京太郎「な、なんのことでせうか」

ええええ、そんな前のことを…なぜ今

和「ずるいです、絶対私の方が先に好きになったのに…」

京太郎「……」

和「だから、口にしてください。私が須賀君のファーストキスはもらいます。なんなら、ディ、ディープなんとかでも…」

京太郎「…知らないからな」


和のほっぺを手で固定して、お互い目をつぶった

不器用に唇を押しつけるだけのキスをして、そのまま和に覆いかぶさった


和「…んっ…」

京太郎(や、やわらけえ…なんだこれ…)

和「…す、すがふん…」

京太郎(とまらねえ)


そのまま腕を和の背中にまわして、強引に舌をねじ込んだ


和「…んんっ、んっ……!」

京太郎(脳が、とけそうだ…)


和「すがくん……」

京太郎「和……」

和「大好きです…ぎゅってしてください」

京太郎「……」

思いっきり和を抱きしめて、女性の体の感触を全身に感じる

ここまで明瞭に異性を肌に感じたのは、京太郎にとって初めてのことだった

和「あったかいです…」

京太郎(む、胸でけえ…分かってたけど、やべえ……押しつけてるつもりはないだろけど…そうなってるわけで)

京太郎(普通に勃つよな…これって自然なことだぜ…)






1押し倒そう(気にせずいこう)
2落ち着こう(今日はこの辺で)


+2


京太郎(落ち着け落ち着け落ち着け落ち着け…)

和「……須賀君、なんだか苦しそうな顔してます…」

京太郎「…そ、そんなことないぜ」

和「いいですよ…」

京太郎「お、落ち着け、和。落ち着くんだ」

和「私でそれを解消してくれて…」

京太郎「………」

 ぷつりと、理性の糸がどこかで切れる音がした

 気が付いたら、和をそのまま押し倒していた

和「きゃあっ!」

京太郎「…触るぜ」

和「え、ちょ、ちょっと…す、すと、すとっぷ」

京太郎「心の準備とか言ってももう遅い。和が悪い」


そのまま和の服の中に手を滑らせて、いつも遠くから眺めてるだけだった胸に辿り着く

躊躇する余裕もなく、そのまま二、三度揉んでみる


和「んっ…はぁっ……」

京太郎(むにゅむにゅむにゅ………この世のものとは思えない)


京太郎「…顔うずめていいか?」

和「いいですよ…」


顔を巨乳に沈みこませる。と同時に熱い息が和の胸にかかった


和「……っ」

京太郎(…舐めちゃおう)


そのまま服をずらして、先端を口に含んだ

一度吸うと歯止めが利かなくなり、そのままむさぼるように吸い続ける

和の全身にゾクゾクとした感触が伝わって、慣れない刺激に身体が震えた


和「…んんっ!!あっ、ダメっ……」

京太郎「…気持ちいか?」

和「…い、言いませんっ…」

京太郎(……意地っ張りだ)







1下を触ろう
2口でしてくれるらしい
3この辺にしておこう…


+2
※44で…


和「須賀君ばっかりずるいです……」

京太郎「…触ってほしそうにしたり、ずるいって言ったり…」

和「ふ、複雑なんです!それより須賀君…」

 俺の下半身を、和は凝視し始めた

京太郎「な、なんですか」

和「苦しそうですね…」

京太郎「そんなことない、そんなことない!俺は元気だって!」

和「はい、元気そうです…」

京太郎「どうしたんだ、俺の知ってる和はそんなこと言わないぞ!」

和「……」

和「……もしそう感じるなら、あなたの前ではたぶん『女』なんです…私だって女性ですから…」

京太郎「……」

和「私だって、恥ずかしいです。でも、須賀君にも気持ち良くなって欲しい…」

和「嫌ですか…?」

京太郎「嫌どころか…申し訳ないくらいだ」


和「……脱いでください」

京太郎「はい…」


和は京太郎のモノに手を添えて、そのまま指先を滑らせた

経験は一切なかったが、ネットで事前に調べた知識をフル動員

自分は床に跪き、ベッドに腰かけた京太郎の股間に顔を埋めた


京太郎(……うわっ…)

和「ん…」


軽く持ち上げられたと思うと、一瞬でヌルっとした感触に包まれる

和の熱い舌が絡みついて、下腹部が未知の感覚で満たされていく

そのまま和は上下にしごいて、搾り取るように口と舌を使い始めた


京太郎(や、や、やばい…何これ、何これ……)

京太郎(本当に、初めてなのか、ちょ、ちょっと……和さん………)

和「ひもちいいですか…?」

京太郎「…きもちいいってレベルじゃ……や、やばいっす…」


腰に力が入って、和の顔をついつかんでしまう

徐々に射精感が高まり、つかんだ顔をそのまま動かしたくなる衝動に駆られた


京太郎「の、和、出そうなんだけど…」

和「いいですよ…」

京太郎「いいですよって…」

和「いっぱい口にらしてください……んっ」

京太郎「い、いいのか…お、おい」

和「……ろうぞ」

一気に上下運動を加速させて、京太郎の射精を促す

喉奥まで呑み込んで、口内全体で受け止めようとしている姿勢が、より京太郎を興奮させる

京太郎「…ちょ、おい……っ、駄目だって…っ!!」

和「っっ!!!!」


京太郎はそのまま、和の口の中に、欲を吐き出した


とりあえず、出してしまったのでエロシーンはここまで

1下を触ろう だと最後までする予定だったんですが、とりあえず長くなるのでまた次回(?)

家に帰るまであと少し続けます


和「……」

京太郎「だ、大丈夫か、和!」

和「へいきです………んっ…」

京太郎「て、ティッシュは…」

和「……」

 ごくり、と喉が鳴る音がした

京太郎「お、おい」

和「ふふ……」

京太郎「そこまでしなくたって…」

和「まずいですね」

京太郎「…そりゃそうだろな」

和「気持ちよかったですか?」

京太郎「うん…なんか泣きそうになるくらい」

和「またしてほしいですか?」

京太郎「うっ……正直毎日でもしてほしい、かな…」

和「学校ではだめですよ、ふふっ」

京太郎「当たり前だ!」



和「…お父さんに怪しまれてもいけませんし、今日はそろそろ…」

京太郎「そうだな…」


――――――――


和「須賀君、今日は本当にありがとうございました」

和「デートできて…エスコートしてもらえて…一日中須賀君といられて…最高の一日でした」

京太郎「俺も楽しかった。また和とデートしたいな」

和「…一番嬉しかったのは、お父さんに私のことで怒ってくれたときです」

和「あのとき、私をかばってくれて…今の自分でいてもいいんだって思えました。
  私も自分のやり方や性格に100%疑問や疑念を持たずに生きてるわけではなくて…」

和「それでも須賀君は私のやり方を認めてくれた。むしろ誇っていい、という文脈で父に言ってくれた」

和「ありがとうございました。きっと今日のことは一生忘れません」

京太郎「和はそう思ってくれたんだな。でもあれは本当に反省してる、感情的になりすぎたんだよな…」

和「でも、お父さんは最後の方は嬉しそうでしたよ。あんなに笑ったのは久しぶりに見ましたから」

京太郎「そうなのか…?」

和「ええ。もしかしたら、須賀君のことを気にいってかもしれませんよ。分かりませんけど」

京太郎「だったらいいな…」


そのあと別れを惜しみながら、最後は和のほっぺにキスをしてから家を出た

口だけじゃなく、これで両方コンプリートしたわけだが

エイスリンさんの分は上書きしましたよ、と和は言っていた

帰宅中、なぜかふと岩子さんのことが頭に浮かんだ

もうきっとあの誘惑には負けない自信がある。謎の自信が生まれていた


そして今日の出来事に思いを馳せながら、浮足立ちながら、若干にやつきながらも、とりあえず歩き続けて

なんとか家に辿り着いた



【和とのデート編 一旦完】


 
とりあえず今日はここまで

<今後の日程>
七月一週 【いつもの日常】
平日前半→学校
平日後半→学校
休日  →フリー
日曜日 →和とデート   ←ここが終了


七月二週 【テスト期間】
平日前半→学校      ←次からここ
平日後半→学校
休日  →テスト勉強



というわけで、ようやくコマが進んで次からテスト期間です。

テスト期間中は部活中止ですが、家では練習はできます。

詳細はまた次の更新時に


何か質問あれば、次回は明日か明後日に

エロシーンって難しいですね

おやすみなさい


楽しいデートだった…最後のあれは凄かった

しばらくネタに困らなそうだ、うん

京太郎「ただいまー…」

都「うふふ」

京太郎「はっ」

都「おかえりなさい」ニッコリ

京太郎「お、俺ご飯食べたから…もう部屋戻るっ!」

都「はいストップー」ギュッ

京太郎「伸びる!服が伸びるから!引っ張るな!」

都「はいはいママとお話しましょうね~」

京太郎「いやだああああああああああ!!」


それからデートの細部に至るまで、綿密に話をさせられた

最後だけはもちろんカットした。何かって?言わせんな恥ずかしい


京太郎「…こんな感じです」セイザ

都「なるほど…京太郎、よく頑張ったじゃない」

京太郎「そうかな」

都「そうよ!和ちゃんのためにお義父さんにガツーンと言ってのけるその心意気、ガッツ!素晴らしいわ」

都「デートプランも悪くないし…まさか和ちゃんがラーメンが好きだとは思わなかったけど」

京太郎「だろ。そのギャップで可愛いんだけど。あとファミレス行ったことなくてはしゃぐ和も……はっ」

都「……」ニヤニヤ

京太郎「な、なんだよ!」

都「いやいや~青春してるなって~」

京太郎「ちくしょう…でも悪い気はしないぜ…楽しかった」


都「そうね、それにしても……和ちゃんのご両親は厳しいのね。
  この分だと今年清澄が優勝できなかったら、和ちゃん東京に転向することになるんじゃないの?」

京太郎「…そうだと思う。あの人はやると言ったらやる人な気がする」

都「話を聞く限りでは母さんもそう思うわ……京太郎!」

都「護ってあげるなさいよ、和ちゃんを。また一つ優勝する大義名分ができたわね」

京太郎「そんな大げさな…そもそも他の大義名分なんかあったっけ」

都「あるじゃない、ほら。この雑誌に大きく書いてるわ」

京太郎「あー、その雑誌!!!」

都「うちに送られてきてたわよ」

京太郎「それならそうと教えてくれよ!」

都「 五人目『団体個人で完全制覇したいですね』キリッ ですって~一体どこの誰かしらね~」

京太郎「やめろ!それにキリッとは言ってねえ!」

都「全くこんな大口を叩くなんて教育がなってないわ。親の顔が見てみたい」

京太郎「鏡見てきたらいいんじゃない?」


都「尊敬する人は宮永照、ライバルは宮永咲…」

京太郎「並べてみると宮永家づくしだな」

都「照ってあの礼儀正しい子よね?」

京太郎「……せ、せやな」

都「咲ちゃんは……そうね。あの子こともはっきりさせなさいよ」

京太郎「お、おう?」

京太郎(なんのことだ…?)

都「でも、いい記事ね。あんたがこんな風に雑誌に載る日が来るなんて…」

京太郎「母さん…」

都「感動して涙が…」ホロリ

京太郎「嘘泣きはやめような、恒例の」

都「心の中ではちゃんと泣いてるわ」

京太郎「本当かよ…」


都「さて、そろそろ寝る?一日歩き通しで疲れたでしょ?」

京太郎「そうだな…ちょっと疲れた。もう寝るよ」

都「そうしなさい。あれ、明日からテスト期間?」

京太郎「うげえ…嫌なことを思い出した」

都「……和ちゃんのお父さんの信頼を損ねないためにも、次も学年2位以上は最低ラインね」

京太郎「最低ラインが2位って足切り高いにも程があるだろ…」

都「そうね、京太郎がやる気がでるように……1位ならハグ、2位ならなでなでしてあげる」

京太郎「……」

都「3位以下なら…そうね。母さんがキスしてあげる」

京太郎「……これはやる気を出さざるをえない、もちろん違う意味で」

都「…そんなこと言うのね。だったら母さんにも考えがあるわ」

京太郎「何ができるってんだ」

都「はっやりーん☆ミ」

京太郎「ごめんなさい」

都「まいったか」フフン


七月一週が終わります


現在ストレス 3/20


寝ると2に減少、次の日はストレス2でスタート


栄養ドリンクを飲みますか?


・『栄養ドリンク5本セット』 消費数 4/5
1本飲むと、ストレスを-1できる。ただし、一日2本までしか飲めない

残り一本


1飲む
2とっとく


+1~3で多数決

1→飲む


睡眠+ドリンクで次の日からのストレスは1に

ストレス 3/20→ストレス 1/20


ちなみに現在ゾロスターポイント 5


≪景品の例≫
1ポイント→特性栄養ドリンク1本(1本飲むとストレスをマイナス1できる。ただし一日2本までしか飲めない)
2ポイント→特性栄養ドリンク3本セット
3ポイント→魅惑の香水(好感度判定で好感度が余分に+1されるようになる。10回分)
4ポイント→身交わしの粉(持っていると44を一度回避することができる)
7ポイント→龍門渕の秘薬10回分
10ポイント→スタディック、トーカー、ジョバーから一つ。それぞれのステータスが2あがる


1ポイントを使おう(後で指定)
2貯めよう


+1~3で多数決



七月の激動の日々を駆け抜けて、平穏の日々をただただ過ごす

そんな一週間があっという間に流れて、もう時は七月の第二週

今日からテスト期間、学校全体が緊張に包まれる期間だ

俺の課せられた使命は…どうやら最低でも学年2位以上をとることらしい



咲「……」

京太郎「あ、咲じゃん。おはよう」

咲「つーん」

京太郎「…へ?」

咲「京ちゃんなんて私は知りません」

京太郎「え、どうしたんだ、咲?」

咲「ぷいっ」

京太郎「どうしたんだよ、急に…」

咲「おねえちゃんは尊敬で、私はライバル……」ボソッ

京太郎「え?」

咲「なんでもないもん…」

京太郎「よくわかんないけど、機嫌直してくれよ。な、咲」

咲「……一緒に今日帰ってくれる?」

京太郎「今日からテスト期間だし、勉強して帰るつもりだけど」

咲「じゃあ一緒に勉強!」

京太郎「えーと…」




1いいよ(帰りの勉強が咲とに)
2ごまかす(後に再選択に)

+2


京太郎(…勉強くらい、いいか)

京太郎「いいぜ、やろう!」

咲「ほ、ほんと!やった!」

京太郎「おうおう、そんな嬉しいか」

咲「む、そんなことないもん…」

京太郎「素直になってもいいんだぜ?」

咲「……なんか京ちゃんなんかさらに軽薄になったような」

京太郎「ギク そ、そんなことないって!」

咲「そうかな~?なんか怪しいような…」

京太郎「気のせい気のせい!」


咲のやつ、意外と鋭いだと…

テスト概要説明長いです。中間とだいたい同じです


<期末テスト概要① テスト勉強期間>

午前→午後→部活はなしで家か図書館かどこかで勉強→帰宅して勉強

平日前半→平日中盤→平日後半→休日前半→休日後半 

一日8科目づつ勉強でき、8×5=合計40回分コンマ判定があります。
 
<期末テスト概要② テスト中>

平日前半(テスト)→平日後半(テスト)→休日(フリー)

今回は本番補正をかけます。
各教科につきコンマ一桁分の数字が

4→経験点-10
7→経験点+10
0、1→経験点-5
2、3→経験点-2
5、6→経験点+2
8、9→経験点+5


京太郎は文系で

地歴は歴史選択、理科は生物化学です

国語、数学、英語、歴史、化学、生物、家庭科、保健体育 の8科目


ルールは前回とだいたい一緒。
勉強すると経験値が溜まります。ただし学力B補正で判定には+10
コンマ分経験値が上昇。一科目勉強すると、学力自体の経験点に+10


それぞれの科目について

経験値が
150以上→なんとか赤点回避
151~300→普通、そこそこの点数
301上→優秀、受験に耐えうるレベル

※中間テストより判定は少し厳し目


全部で40回のコンマの機会があるので、コンマの平均が50だとすると
50(コンマ平均)+10補正×40回=2400 2400÷8科目=300なので、平均を出せば
だいたい全教科優はいける(はず)


全教科やるので多くの時間を勉強に割く必要があるけど、赤点回避だけなら楽勝
学年2位以上を目指すなら全教科優秀が必須


<テストのボーナスとマイナス>
家庭科と保健体育は受験に関係ないので、赤点回避でも問題ないと言えば問題はないです。
順位は下がりますが


【ボーナス】

~全教科優秀なら~
α強化イベ、判定緩め好感度大上昇イベ、基礎能力上昇イベの中から一つ
加えて、ゾロスターポイントに+3されます。

※もし全教科優秀だった場合
学年1位か2位かは、和と最後に対戦することになります(コンマで)


~全受験科目優秀なら~
α強化イベ、判定緩め好感度イベ、基礎能力上昇イベの中から一つ



家では麻雀することもできます。
休日は雀荘にもいけます。学力経験値のコンマ平均以上を出し続けて、余裕があるならやるとよいです


【マイナス】

一日麻雀をしなかった場合、雀力経験点が50減ります
した場合も、部活をしてないので雀力が10減ります



休日の勉強合宿は、やってもやらなくてどちらでも
やると少し展開が遅くなるけど、書いてて楽しいと言えば楽しいので
近づいたらまた選択肢出します
あと、他の清澄メンバーは基本赤点出しません。やってると長くなりすぎるので


<長いという人用まとめ>


◎高コンマを出しましょう。最低でも平均50であれば学力補正で十分優秀な成績になります

◎ただし今回は当日の補正もあるから油断はできません

◎全教科優秀ならボーナスがあります

◎一日麻雀をしないと雀力経験点が50減ります、した場合も10減ります



何か質問があれば

特にないけど平均50かぁ……

>>495
前回はそれで余裕だったんだよなあ
反転じゃないし、大丈夫…だろうか


優希「お、京太郎!」

京太郎「優希じゃねえか。久しぶり」

優希「いやいや、金曜日に会ったじぇ?」

京太郎「あ、そうか……」

あのデートの密度がよっぽど濃かったのかな

優希「そんなことより今日から期末テスト期間だじぇ?京太郎は大丈夫なのか~?」

京太郎「勉強すれば大丈夫だろ。そういうお前はどうなんだ」

優希「もちろん私はいつもどおり、赤点回避に全力を注ぐ!」

京太郎「平常運転っすなあ…ちょっとは高得点狙ってみろよ」

優希「うーん…」

京太郎「得意な科目はないのか?」

優希「んー家庭科!」

京太郎「ペーパーテストだ」

優希「じゃあ体育!」

京太郎「ペーパーテストな」

優希「タコスの皮!」

京太郎「トルティーヤペーパーな…もう俺突っ込むの疲れた」

優希「よし、今日も頑張ろう!」

京太郎「おー(棒)」


-七月二週 平日前半午前-


午前中の二科目選択

1国語
2数学
3英語
4歴史
5化学
6生物
7家庭科
8保健体育

+1
+2 

一つ選択
かぶったら安価下


京太郎「国語…国語…現代文は森鴎外の舞姫。古文は紫式部の源氏物語。漢文は項羽と劉邦」

京太郎「…今回傑作集まりすぎてねえか。数学は…ダメだ、頭痛い」

京太郎(和とイチャイチャしすぎたせいか、思考が鈍ってる気がしてならん)



1→国語
2→数学


国語+1と3のコンマ平均
英語+2と4のコンマ平均

それぞれ判定に+10




1国語→46
2数学→78.5
3英語
4歴史
5化学
6生物
7家庭科
8保健体育




京太郎「糖分……当分頭部に糖分が必要だ…」

咲「……京ちゃん、大丈夫?」

京太郎「ダメかも…」

咲「とりあえず、お昼食べよっか?」

京太郎「ああ…」

一旦切ります



-七月二週 平日前半午後-



咲「なんか疲れてるね、京ちゃん」

京太郎「昨日ちょっと一日中動いてたから…」

咲「そうなの…?どこか行ってたの?」

京太郎「えっと…うん、ちょっと郊外に」

咲「へー買い物でも行ったの?」

京太郎「そうだな…買い物も……って」

京太郎(そのままの勢いでしゃべるところだった…)

咲「大変だけど午後も頑張ろうね?」

京太郎「頑張る。最低ラインは学年2位なんだ…」

咲「それはちょっとレベル高すぎかな…京ちゃんならやりそうだけど…」


午後の二科目選択

1国語
2数学
3英語
4歴史
5化学
6生物
7家庭科
8保健体育

+1
+2 

一つ選択
かぶったら安価下

どっかに寝ぼけて誤爆した気がするんですが、それがどこか分からなくなるという事態…

7→家庭科
5→化学



京太郎「ちょー眠いよー…」

咲「姉帯さんの口調移ってるよ…そういえば前回はお世話になったね、姉帯さん」

京太郎「そうだな。プールにも来てくれたし、本当にいい人だよなあ」

咲「今回も勉強合宿やるの?」

京太郎「んー…進行次第で検討しようかな…とりあえず午後を切り抜けたい」

咲「うん、頑張ろうね!」



家庭科+1と3のコンマ平均
化学 +2と4のコンマ平均

それぞれ判定に+10


1国語→46
2数学→78.5
3英語
4歴史
5化学→38
6生物
7家庭科→81
8保健体育



咲(…化学ってむつかしいよ…なんでこんなこと覚えなくちゃいけないのかな…)

咲(それより小説の登場人物の気持ちを考えてる方が楽しいな…)

京太郎「お疲れ、どうだった?」

咲「そこそこ。化学は赤点取らなきゃいいかなって」

京太郎「面白いのになーもったいない」

咲「京ちゃんは文系の癖に理系脳だからね。理系にしたら良かったじゃん」

京太郎「そしたら咲たちと同じクラスじゃなくなるしなあ…」

咲「………」

咲(「たち」は余計だよ……でも、嬉しいな)

京太郎「学校終わるな。一緒に勉強するんだろ?」

咲「うん!どこでやる?」



1例の図書館
2まさかの部室
3なぜか食堂

+2


京太郎「図書館にしようぜ」

咲「あ、例の自習室…」

京太郎「おう。またお世話になるとしようぜ。人が少ないから多少喋っても平気だろ」

咲「うん…! 京ちゃん、数学か化学教えて?」

京太郎「あーその二つもうやっちまったんだよなあ…」

咲「タイミング悪いなあ…じゃあ私が国語教えてあげよっか?」

京太郎「それも今日の分やったんだよなあ…」

咲「……京ちゃん、もしかしてわざとやってるんじゃ」

京太郎「そ、そんなわけないだろ」

咲「あっ、一瞬言いよどんだ!」

京太郎「違う、今のはひるんだだけだ!」

咲「一緒じゃん!」

京太郎「一緒じゃない!」


―――――――


そして、中間テストでもお世話になった例の自習室に、俺たちは移動した

管理人の女性は俺の顔を覚えてくれていたようで、部屋に入ると軽く会釈を向けてくれる

こちらも同じように返すと、微笑んで話に来てくれた

「お久しぶりですね」

京太郎「いやあ…テスト期間くらいしか勉強しないんで…」

「あら、女の子も久しぶりね」

咲「ど、どうも…」

京太郎「相変わらずだなあ、咲は」

「うふふ、今日は他に人がいないわね。人きりよ」

咲「ふ、ふたりきり……」アワワ

京太郎「先生がいるじゃないですか」

「…………」

咲「…………京ちゃん、パンチ」

京太郎「痛っ」

咲「はぁ…」


京太郎「じゃあ、やるか…めいっぱい時間使おう…しんどいけどさ」

咲「そうだね。何やるの?」




放課後の二科目選択

1国語
2数学
3英語
4歴史
5化学
6生物
7家庭科
8保健体育

+1
+2 

一つ選択
かぶったら安価下


1→国語
3→英語


京太郎「……国語」

咲「へっ?」

京太郎「国語と英語する」

咲「国語はさっき今日の分終わったって…」

京太郎「急にやりたくなったんだ、いいだろ」

咲(英語も国語も私の得意な教科だ…)

咲(もしかして、私に合わせてくれたのかな)

京太郎「な、何ニヤついてんだ」

咲「えへへ…なんでもないもん」

京太郎「……どうせだから、教えてくれよな」

咲「はーい♪」

京太郎(……咲も、可愛い時は本当に可愛いな…うん)

京太郎(頑張ろう)



+1、3の平均で国語

+2で>>4のゾロ目


1国語→108
2数学→78.5
3英語
4歴史
5化学→38
6生物
7家庭科→81
8保健体育



京太郎「……『こころ』にしろ、『舞姫』にしろ…登場人物がハッピーエンドで終わる物語じゃないんだな」

咲「そうだね。舞姫なんか特に辛いよね…頼りにしていた男の人に最後は捨てられて…」

咲「エリス、可哀想…」

京太郎「でも、男の気持ちも分かるけどな…出世と女どっちとるかって考えたら…そもそも留学の目的は前者だろ」

咲「そうだけど…男は自由に動けるけど、女はそうはいかないんだよ」

京太郎「うーん…そうか。咲がいうならそうなんだろな、俺よりずっと本も読んでるし」

咲「ところで、エリスってエイスリンさんに響き似てるよね」

京太郎「唐突だな、おい」

咲「……で、男の名前が豊太郎ね。太郎」ジー

京太郎「お、おいなんだその目は……」

咲「べっつにー。現代版舞姫として二の舞にならなきゃいいなと思って」

京太郎「エイスリンと京太郎か……最近のエイスリンさんの登場率が凄いな」

咲「え?」

京太郎「なんでもない」



+2のコンマ一桁が
0,1,2→話術
3,5,6→学力
7,8,9→雑務
4→補正なし
※44→ハプニング(好感度分の確率)
※77→補正+20
※44、77以外のゾロ目→ステータス補正に加えて+5


京太郎「さて、英語やるか…」

咲「ねえ、その前に…いい?」

京太郎「なんだ?」

咲「朝のことなんだけど…あの時は変な態度取ってごめんね…」

京太郎「ああ、そうだったな。すっかり忘れてた」

咲「そういうとこも京ちゃんのいいところだけど…そうじゃなくて」

咲「あの雑誌読んだよ。京ちゃんが私に内容を教えてくれない理由が分かったよ」

京太郎「………」

咲「どういう気持ちでライバルだなんて答えたの?」



+2


1真面目に答える
2茶化す
3秘密にする


京太郎「……それを聞いて、お前はどうするっていうんだ」

咲「どうもしないよ。京ちゃんは京ちゃんだし、私は私だもん。ただ、私だって人間だから」

咲「ライバルって言われたら、反応もするよ。淡ちゃんに言われた時もそうだった」

咲「それが京ちゃんに言われるとなると…
 小さい頃からずっと見てきた、今チームメイトの京ちゃんに言われて何も思うなってほうが無理だよ」

京太郎「…そうだな、すまなかったな、回りくどくて」

咲「ううん…」

京太郎「じゃあ聞けよ。インタビューのときのこと、俺は全部覚えてる」

京太郎「そのままお前に垂れ流してやる」



『ライバル?弱くて弱くて、仕方がなくて。それでも強くなりたくて』

            
『必死でやってきたから、そんなことを考えたこともなかった』


『俺のとっての好敵手?いるだろうか、そんな子が』

        
                  
『分からないけど』


          
『咲、に勝ちたいとは思う』

           
『衣さんにも龍門渕さんにもそうだけど』

        
『幼なじみとして、あいつに負けたくないってのは』


『あるといえば、ある』


「……」

「おわり。なんか文句あるか」

「……ない」

「なんでちょっと嬉しそうなんだよ」

「……」

「ま、咲にはおせ「嬉しいよ!何言ってるの!いい加減にして!!」

「さ、咲?」


机を両手で思い切り叩き、大声を出して、咲は立ち上がった

受付の女性が驚いて目を見張る

止めに入ろうとして一瞬こっちを見たが、咲の様子を見てどう判断したのか分からないが

そのまま奥の部屋に消えていった

あまりのことに思考が追いつかない



「…ごめんね。でも怒ってるわけじゃないの。本当に嬉しいの」

「京ちゃんが麻雀部に私を誘ってくれて…皆で頑張って優勝できて…」

「その間、ずっと京ちゃんは私たちを支えてくれてた。文句ひとつ言わずに」

ずっと我慢してくれた。本当に文句ひとつ言わずに。

「それに関しては部長にも謝られたし、気にしてないし、今こうしてみんなに指導してもらえて強くなれたわけで…」

「…そんなことが言いたいんじゃないよ」

私を麻雀に誘ってくれたことでどれだけ私が救われたか、京ちゃんは分かってない。当事者のくせに。

こうしてまた明るい気持ちで麻雀ができるのだって。大好きな仲間と出会えたのだって。お姉ちゃんと家族と仲直りできたのだって。

全部誰のおかげなのか分かってない。

それで、俺は何もしてないって言うんだ。何もやってないって。お前が頑張ったんだって。

そんな京ちゃんが同じ目線で私を見てくれるようになって私はどれだけ嬉しいか…京ちゃんには口で言っても分からないんだよね。

だから―――

「京ちゃん、私も京ちゃんに負けたくない。あなたには負けない」

全力で戦って、いつか京ちゃんを屈服させて。いつか私が教えてあげる。

私を助けてくれたのは、あなただって―――

「ん!いいな、そういうシンプルなの」

「咲は俺の最高のライバルだ!」

「うんっ!」

>屈服させて
普通に負かしてとかで良いんじゃないですかねぇ…
素でそういう志向になっちゃうから魔王とか呼ばれちゃうんですよ咲ちゃん……

>>542
そういう意図はなく、テンションが上がったのでついそういう言葉を使ったという解釈で…




咲「…ふぅ、なんかすっきりしたよ」

京太郎「良かった。なんか思いつめた目をしてたからな」

咲「京ちゃんは本当に女性の脳みそを一回探索した方がいいよ」

京太郎「そうか。誰か切り開いて見せてくれる人は…」

咲「……うわあ」

京太郎「冗談!さすがにそういう趣味はないって!」

――――

京太郎「じゃ、英語の勉強に…」

咲「…もいっこいい?」

京太郎「ん?」

咲「尊敬する人は、おねえちゃん」

京太郎「ぶっ!!」

咲「あれは?」

京太郎「あ、あれはだな…普通に、麻雀がすごくうまい人として…」

咲「人柄に惚れ込んだって書いてた」

京太郎「……」

京太郎(惚れたのほの字も言ってないぞ…西田さん、後で追求させてもらう)




咲「……なんかずるい」

京太郎「ず、ずるい?」

咲「私のほうが京ちゃんのことを知ってるのに…いや、ライバルでもすごく嬉しかったんだけどね、うん」

咲「尊敬してくれって言ってるわけじゃないよ?同級生にそんなこと…」

京太郎「??」

咲「お…」

京太郎「お?」

咲「おねえちゃんに負けたくないなって…うう…ごめんね変なこと言って……意味分かんないよね…」




話術補正で+10
+3でコンマ反転判定(大失敗01~10 失敗11~25 普通26~60 成功61~80 大成功81~99 00は超成功 44は超失敗)

超成功 →+10 &もう一度安価&アイテム
大成功 →+3
成功  →+2
普通  →+1
失敗  →話術経験点-10
大失敗 やらかし-3&ストレス+5
超失敗 やらかし→ー5&ストレス+10


53+10=63で判定成功



京太郎「うん、よく分かんねえ」

咲「……京ちゃん、せめて考える素振りとかさ…」

京太郎「どっちにしろ咲には見抜かれそうだしな。咲は俺のことよく知ってるし」

咲「!」

咲(当たり前だよ……見てるもん)

京太郎「だから、んー…まあ、いつもどおりでいこうかなと。ほら」

咲「!」

京太郎「ん」

京太郎は咲の頭に手を置いて、ゆっくり撫でる

心なしか、いつもより手つきが優しいように、咲には感じられた

咲「ふわぁ…」

京太郎「相変わらず髪はサラサラだな。頭ちっせえけど…」

咲「いちいち言わない…んっ…」

京太郎「……俺の幼なじみはお前だけだ。お前を見捨てたりはしないぜ」

咲「………」

咲「……ありがと」




咲の好感度が上がった(B+まであと+3)



京太郎「さて、遅れちまったな。英語、詰めようぜ」

咲「そうだね。ごめんね、時間取らせちゃって」

京太郎「問題なし!前回学年2位の俺だぜ、楽勝楽勝!」

咲「ふふっ…今回も期待してるよ、京ちゃん」




+1、3の平均で英語

+2で>>4のゾロ目




1国語→108
2数学→79
3英語→88
4歴史
5化学→38
6生物
7家庭科→81
8保健体育


その後家に帰ってから

1勉強する(2科目分)
2それ以外をする(後で選択)


+1~3で多数決


1→勉強する

今日はここまで、久しぶりに結構進んだかな

テストはできればサクサク行きたいですね…明日もできたらやります

では、おやすみなさいー


京太郎「ただいま」

葵「おかえり、京太郎」

京太郎「あれ、早いね父さん」

都「ふふ、今日はお母さんたち二人で食事に行ってくるわ~」

葵「たまには二人で行きたいしな」

京太郎「俺のご飯は?」

都「そこにあるわよ~」

京太郎「了解」

葵「ふふ、楽しみだな、都」

都「そうね、あなた♪」

京太郎「………」

京太郎「父さん、期末テストさあ…」

葵「ん?」

京太郎「1位ならハグ、2位ならなでなで、3位以下なら母さんがキスしてくれるってさ。俺に」

葵「な、何!?」

都「………」ダラダラ

京太郎「んじゃ、部屋に戻りまーす。二人きりのディナーごゆっくりー」


葵「………みやこ?」

都「違うの!誤解よ、あなた!!」

京太郎(母さんざまあ……父さんはすまん)


夜の二科目選択

1国語
2数学
3英語
4歴史
5化学
6生物
7家庭科
8保健体育

+1
+2 

一つ選択
かぶったら安価下


4→歴史
6→生物


京太郎「下から大声が聞こえるが気にしない……どうせ」

京太郎「『ひどいわ、私は葵さん一筋なのよ…?』『ごめん、俺が悪かった…愛してるよ、都』とかそんな感じで収束するんだ」

京太郎「気にせず勉強勉強っと……」


歴史はイスラムの起こり、アラブの歴史

生物は生物体の構造

だるいけどやろう…それにしても麻雀がしたい

今回も腕が鈍るんだろうな…学生の本分は勉強だから仕方ないけど



歴史+1と3のコンマ平均
生物+2と4のコンマ平均

それぞれ判定に+10
※連投可



1国語→108
2数学→79
3英語→88
4歴史→102
5化学→38
6生物→73
7家庭科→81
8保健体育

※残り32回



京太郎「イスラムってあんまりいいイメージはないけど…こうして起こりを見ると」

京太郎「ものすごいエネルギーが人間に詰まっているって分かるな……方向性の問題か…」

京太郎「生物はだるい。もう寝ていいかな?」

京太郎「和のおっぱい柔らかかった。生物の勉強だろ、あれも!」

京太郎「……」

京太郎(……保健の方か)



この後

1寝る
2誰かに連絡する

+2
>>4のぞろ目で


連絡可能相手 
咲、和、優希、まこ、久、照、すばら、塞さん、胡桃、エイスリン、玄、初美、憩、菫、穏乃、淡、憧、豊音、

洋榎、衣、ハギヨシ、宥、竜華、霞、やえ、晴絵 、数絵、桃子、健夜


ハギーは雑務↑


+2
>>4のぞろ目で


terrrrrrrrrrrrrrrrrrrrterrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr

京太郎「ん?」

【宮永 照】

京太郎「照さんじゃないか」

京太郎「もしもし」

照「京ちゃん!京ちゃん!」

京太郎「うおっ!?」

照「京ちゃん!」

京太郎「……頭打ったんですか?」

照「違う」

京太郎「プール以来ですね。こんばんは」

照「こんばんは。私のこと大好きな京ちゃん」

京太郎「……何言ってるんですか?」

照「またまた…京ちゃん、もう遠慮しなくていいよ。私のこと好きなんでしょ?」

京太郎「いつそんなこと言ったんですか」

照「雑誌読んだ。尊敬する人は宮永照」

照「人柄に惚れたって書いてた…京ちゃん、恥ずかしいよ…公然とあんなこと…//」

京太郎(姉妹揃って盛大に勘違いしてんじゃねえか。西田さん、後で絞める…は言いすぎか)



+1のコンマ一桁が
0,1,2→話術
3,5,6→学力
7,8,9→雑務
4→補正なし
※44→ハプニング(好感度分の確率)
※77→補正+20
※44、77以外のゾロ目→ステータス補正に加えて+5



京太郎「照さん」

照「もう菫にたくさん自慢した」

京太郎「弘世さんにまで…」

照「もちろん多少誇張してるのは分かってる。だって名前も写真も出してないから」

照「その分内容を大げさに書かないと、人目を惹く記事にならないから。だから記者は悪くないよ」

京太郎(……つまり、顔出し名前載せNGした俺のせいでもあるってことか…?)

照「…何回もインタビュー受けたから、分かる。ああいう記事っていうのはね」

照「多少誇張しても、根本的な嘘は書いちゃダメ…けどちょっとの大げさな表現なら、許される」

京太郎「なるほど…勉強になります」


照「京ちゃんはこう回答したはず」

照「憧れる人は?に対しては宮永照。その強さに?と聞かれて」

照「そもそも私対局したことない上に、出会った頃は初心者だったから…人柄です、と」

京太郎「……大正解です」

照「えへへ…やっぱり」

京太郎「なんで分かるんですか」

照「…なんででしょう」

照(雑誌を読み返しながら、京ちゃんのインタビューをシュミレーションした予想が当たったとは言えない)



京太郎「……照さんにすごく憧れてますよ。尊敬もしてます」

照「うん」

京太郎「あの時、本屋で出会ってなかったと思うと…ゾッとします。今の自分はなかったんじゃないかって」

照「私も」

京太郎「だから…お世話になった人として、この人がいなかったらという人で。すぐ浮かんだのがあなたでした。これが本音です」

照「ありがとう…」

京太郎「それはこちらのセリフです」

照「…京ちゃんは、他人に与えてることを自覚すべき」

京太郎「…?」

照(妙ににぶいとこも好きだけど……)


照「…京ちゃん、ちょっとお話しない?」



学力補正で+10
+2でコンマ反転判定(大失敗01~10 失敗11~35 普通36~70 成功71~85 大成功86~99 00は超成功 44は超失敗)

超成功 →+5 &もう一度安価&アイテム
大成功 →+2
成功  →+1
普通  →なし
失敗  →学力経験点-10
大失敗 やらかし→-3&ストレス+5
超失敗 やらかし→-5&ストレス+10

普通以下で、次の判定が緩くなる

もう何回か失敗繰り返して既に判定緩くなってるんじゃなかったっけ?

>>589
一応毎回記録してますが、見落としも考えられるので見返してきます

おもしだした、前回連続で4が出て、補正なしが続いた上に連続で失敗という異常事態だった


2回続いた時は元のBの判定を使うので正しくは

(大失敗01~10 失敗11~25 普通26~60 成功61~80 大成功81~99 00は超成功 44は超失敗)

超成功 →+10 &もう一度安価&アイテム
大成功 →+3
成功  →+2
普通  →+1
失敗  →経験点-10
大失敗 やらかし-3&ストレス+5
超失敗 やらかし→ー5&ストレス+10



ストレスで-1なのを忘れてましたそれを加えて
60+10-1=69で判定成功

ですね。>>589 ありがとう


(照の好感度に+2、Aまであと+6)



テスト期間だし、疲れてるから寝たいんだけど…

ちょっと、話したい気分だ。照さんと

京太郎「いいですよ」

照「ありがと…」

京太郎「お気になさらず。殊勝な照さんなんて照さんじゃないです」

照「流石にそれは言い過ぎ」

京太郎「的確です。的を射てます」

照「ぶー…」


――――――


照「ねえ、京ちゃん。京ちゃんの話を聞かせて」

京太郎「…今日は照さんの話を聞かせてくださいよ。前言ってませんでした?」

照「……」

京太郎「結局俺が喋って終わりましたけど」

照「聞いてもつまらないよ…」

京太郎「いいですよ。それを判断するのは俺です」

照「……本当にたまにカッコいいこと言うよね、京ちゃん」

京太郎「それはどうも」

照「そんなとこが………な、なんでもない」

京太郎(照さん………)




照「何を話したらいい?」

京太郎「俺が決めていいんですか…?」

照「京ちゃんになら私は何をされてもいい…」

京太郎「論点がズレてるどころか文脈無視にしても程度がひどい」

照「ズレ照?」

京太郎「そうだね、ズレ照ね」




1家族について
2白糸台高校について
3その他自由(ひどいのは安価↓)

+2

所用が入ったので…

一旦斬ります

乙ー
照の好感度ちょっとおかしくね?
最初のテンプレのとこでAまで+7って書いてあって、
その後今回までコミュがなかったのに+2されてAまであと+6ってどゆ事?
俺がどっか見逃してるか勘違いしてる?

>>598
本当だ…メモ帳にステータスとか好感度とか逐一更新しながらスレを進めてるんですが
たまに更新しわすれてるときがあります。それでズレました

テルの好感度は現在85で、Aまであと5です


つづき


京太郎「…それじゃあ、照さんが通っていた白糸台高校について」

照「高校…懐かしい。もう二度と高校時代には戻れない」

京太郎「…寂しいこと言いますね」

照「京ちゃんだって一緒。もう給食は食べられない」

京太郎「あーあれ、美味しいですよね。母さんの弁当も好きですけど、給食も好きでした」

照「確かに京ちゃんのお母さんの料理は美味しかった」

京太郎「まあ、ほとんど専業主婦ですから時間ありますし……実は母さんは副業もしてるんですけどね」

照「そうなんだ。何やってるの?」

京太郎「それは…あれ?何の話でしたっけ」

照「私は、そこで初めて菫に出会った」

京太郎「飛ばしすぎ!飛ばしすぎです!」

照「めでたし、めでたし」

京太郎「何もめでたくねえよ!まだ何も始まってない!」


―――――3年前


「ここが、白糸台高校…」

「ねえ照、本当によかったの…?」

「…お母さんには悪いと思ってる。私のわがままで、東京に連れてきてもらって」

「何も咲にあんな言い方…」

「……大嫌いだから。」

「もう顔も見たくない」

「………」

「…先生に会ってくるわ」

「うん」


3年前の春、長野から東京に私は母と一緒に引っ越した

校門まですっと伸びる満開の桜道を通って白糸台の門をくぐると、そこには比較的新しい校舎がそびえ立っていた

白糸台高校は中等部と高等部でエスカレーター式なため、私は転校生扱い

その時私は母と一緒に、その手続きに来ていた


なんで…? おねえちゃん、嘘だよね?――――

―――こっちに来るな。触るな。お前なんか…

お前なんか、大嫌いだ――――

手続きが済むまで、校内を回ってみようと思ったが

私が動くと迷子になるかもしれないと考え、玄関近くにあるベンチに座って待っていた

入学式前なため、外には誰もいない。職員室と思われる場所で、何人かが仕事をしているばかりだった



「ここが高等部か……」

「……」

突然目の前に菫色の髪。入口からの風が、髪を靡かせる

「っ」

その長い髪が、風と共に私の目の中に入ってきた

「……ちょっと」

「ん?」

「………」

「私が何かしたか?」

「したか、じゃない……目に髪の毛が入った。痛い」

「す、すまなかったな。悪気はなかったんだ」

「………」


「お前、転校生か?中等部では見たことがない」

「そう」

「そうか」

「…………」

「…………」

「お前、なんて言うんだ?」

「宮永照」

「そうか。私は弘世菫だ」

「そう」

「………」

「……わ、私は今日は高等部に用事があって来たんだ」

「そう」

「…………」

(もう少し話してくれるとありがたいのだが…口下手なのか)


「宮永、お前どこから来たんだ」

「長野」

「そうか…」

「そう」

「珍しいな。いや、どこから転校生が来てもおかしくないとは思うが」

「高等部から入ってくる奴はあまりいないぞ」

「そう」

「………」

(なんか話しかけない方がいいのか…?)


照「私は、そこで初めて菫に出会った」

京太郎「意外と登場早かったですね」

照「人はそんなに劇的に出会ったりはしない。劇的なのは私と京ちゃんの出会いくらいのもの」

京太郎「なるほど…」

照「そういうわけで、昔の私は『そう』と最低限の会話しかしませんでした」

京太郎「そういうのは菫さんが」

京太郎「『あいつは昔は全然喋らなくてな』とか苦労話として語ってくれるのが正しいような」

照「…また、菫…」

京太郎「え?」

照「今は私と喋ってる」

京太郎「は、はい」

照「じゃあ、続き」

京太郎「どうぞ」

「照、手続き終わったわよ」

「お母さん、遅い」

「仕方ないでしょ。あれ、この子は……?」

「こんにちは、弘世菫といいます。ここの高等部の新一年生です」

「あら、良かったわね、照。もうお友達が出来て」

「友達じゃない」

「………」

「………ご、ごめんなさいね、この子変わった子で」

「気にしてませんよ。では、私も用がありますので…」

「失礼します」


――――――


「照、友達できないわよ、あんなことしてたら…」

「友達?」

「そうよ…せっかく楽しい高校生活が始まるんだから…」

「…ねえ、母さん」

「何?」

「友達って必要なの?」

「え?」

―――入学式を終えて、4月上旬



高校では麻雀はしない方がいい…

するにしても、普通にはできないだろう

私は―――



(……なのになんでここに来てしまったんだろう)

「あなた、新入部員?」

「……」

「見たことないから一年生ね。入部テスト始まるわよ?」

「……」

「……帰るか入るか、どっちかにしてね。そこに立たれると邪魔だから」




「…おい、宮永じゃないか」

「……」

「お前も麻雀やるのか」

「できはする」

「そうか。入部テスト頑張ろうな」

「……」

「何そこに突っ立ってるんだ。早く入れ、新入生二人!」

「はい!」

「っ!私は……」

「宮永、早く来い!」


私は――――


照「無理やり菫に引っ張られて、テストを受けることになった」

京太郎「…それでそのテストはどうだったんですか?」

照「……」

京太郎「まさか…」

照「全対局全員飛ばしてしまった。なぜか手も抜けなかった」

京太郎「……」ゴクリ

照「東一局以外一回も、誰にも和了らせなかった。先輩にも、同級生にも」

京太郎「ほええ…」

照「………見に来てた、白糸台の歴代OGにも」

京太郎「……………………………」

照「……ほら、やっぱりそんな顔するでしょ」

照「だから、つまらないと言った」

京太郎「ご、ごめんなさい。そんなつもりでは…」

照「別に、慣れてる。そんな視線を向けられるのも」

京太郎「そんな視線って…」



「………………………」

  
        
         「………………………」



「………………………」

              
 
          「………………………」






私の入部テストが終わる頃には、すっかり場は静まり返っていた


いや、テストの途中で既にこんな空気だった気もする


しばらくして、周りの部員やOGたちの化物を見るような目線と、聞えよがしに吐き捨てる悪口とが交互に私を貫いていく


――悪魔、鬼畜、人でなし


どうせこうなることは分かっていた、けどさすがに心が慣れない


居たたまれなくなった私はずっと雀卓の真ん中に目線を落としていた



「宮永照さんね………一応合格」

「どうも」

「…っ! ちっ」


合格を告げに来る先輩の歯ぎしりと舌打ちが耳障り

そんなに癪にさわるなら落とせばいいのに

それでもきっと向こうからすると、その数倍私は目障りなんだろう


「弘世さん、合格」

「ありがとうございます」

あ、合格したんだ…どうでもいいけど


その後、何軍に配置されるかをを告げられて、解散した

最悪の気分で部屋を出ると、弘世さんが私に声をかけてきた



「な、なあ…」

「何」

「お前……一体何者なんだ? 強いってレベルじゃなかったぞ」

「…あなたには関係ない」

「なくはないだろう。同じ部の仲間になるのに」

「………」

「インターミドルでは何をやってたんだ?」

「出てない」

「なんでだ?」

「………」

「…そうか、言いたくなければ言わなくてもいいさ」

「どうも」

「…『そう』と『どうも』と最低限の会話か。他の言葉が聞きたいもんだ」

「そう」

「………」


京太郎「………」

照「そして私は3軍だった」

京太郎「嘘でしょう…どう考えてもその場で一番強い人なのに…」

照「そうかもね」

京太郎「弘世さんは?」

照「2軍」

京太郎「……すっげームカついてきた。胸糞悪い…」

照「勘違いしないで欲しい。菫はその時から強かった。だから、2軍でもおかしくない」

京太郎「だからって……!」

照「それに過去の話。誰に怒ってもどうしようもない」

京太郎「………」

照「……続き、聞く?もうだいぶ時間遅いけど」

京太郎「聞きます。区切りがいいところまで」

照「分かった」

――――入部してちょうど2ヶ月経った頃



菫「おい…宮永。おい!」

照「……何」

菫「一緒に、帰ろうと、言ってるじゃないか…すばしっこいな、お前は……」

照「……」


―――――


菫「もうすぐ県大会だな」

照「そうだね」

菫「お前、悔しくないのか。お前の実力は間違いなく部でトップなのに…」

菫「それで2軍どまりだなんて」

照「慣れた」

菫「そうか。せめて個人戦だけでも…」

照「……ねえ」

菫「どうした?」

照「…なんであなたは私に構うの」

菫「…? なぜそんなことを聞く?」

照「なぜって……」

――確かに、なぜだろう

菫「……とにかく、私は今の麻雀部の体制が気に食わん」

菫「実力のあるものが日陰で甘んじて、割を食うなど……」

照「先輩たちも弱くない」

菫「そういう問題じゃない」

照「…あなたは真面目だね」

菫「よく言われる」


照「……帰る」

菫「だいぶ喋ってくれるようになったな」

照「……あなた以外私に話しかけないから、そこに言葉が集中してるだけ」

菫「そうかもしれんが、それでも私は嬉しいぞ」

照「そう」

菫「またそれか…」

照「そう」

菫「それ、その『そう』ってのやめろ!」

照「だって、楽」

菫「何が楽なんだ」

照「……」

照「波風立てることなく相手の話を肯定して、同時に話を終わらせられるから……」

菫「何…?」

照「私は傷つかない。相手も傷つかない。誰も傷つけない。一番これが楽」

菫「……宮永、お前…」

照「…」

菫「自分で分かってて…理解した上で話を切ってたのか……」

菫「なんで、そんなことするんだ…」

照「あなたには関係ない」

菫「ある!」

照「ない」


菫「お前になくても、私にはある」

照「それは自分勝手」

菫「お前には言われたくない」

照「そう」

菫「またっ……!!」

照「………」

照「……だけど、あなたは、少し他の人とは違う……気がする」

菫「…え?」

照「……から、少しは話してもいいかな……と、ちょっと最近は思う……気がしなくもない」

菫「ほ、本当か?」

照「……」

照「そう……」

照「…だよ」

菫「!」

照「な、なんでもない。もう帰るから」ダッ

菫「ま、待て!」


菫「照!」

照「!」

菫「て、照って呼ぶからな!」

照「………」

照「じゃあ私は弘世って呼ぶ」

菫「今の流れでなんでそうなる!!」

照「嘘。ボケただけ」

菫「なんだそれ……」

照「ふふっ……おかしな菫」

菫「!!」

菫「やった、やったやった!!!!」

照「おおげさ……」


京太郎「……あれ、なんで泣いてるんだろ、俺…」

照「その時から、たぶん私たちは友達だったんだと思う」

照「私たちは友達だね、なんて菫と言い合ったことは一度もない」

照「もちろん冗談で『菫、友達だよね?友達だからプリンくれるよね?』と脅したことはあるけど…」

京太郎「ひどい例だ」

照「けど、間違いなく私たちは友達だった」

照「……そして初めて菫の名前を読んだとき、久しぶりに思い出した」

京太郎「何をですか?」

照「友達のつくり方」

京太郎「………」

照「当たり前に、普通に、自然に友達を作るその感覚が、数年ぶりに蘇ってきた」

照「そして、気がついた」

照「長野で散々絶望した。し尽くした。だから、もう友達はできないと、いらないと思ってた」

照「でも、心の底の深層心理では、無意識のところではそうじゃなかったんだと気がついた」

照「あの時もきっと期待してたんだ。菫に『なんで私に構うのか』って聞いたとき」

照「『友達だから』って言ってくれるのを……」


京太郎「……お二人は、とても仲がいいと思ってましたけど」

京太郎「そんなことがあったんですね。理解しました。感動しました。そして、割とマジで涙が止まらないです」

照「そう、私も思い出して少し涙ぐんでるよ」

京太郎「……ちなみにそのあとどうなったんですか?」

照「その後は端折るけど、もっと菫と仲良くなった。一年生の間は麻雀部での菫以外の友達は一人もできなかったけど…」

照「私はそれでも前よりは楽しかった。そしてその間ずっと菫は部の体制を変えたいって言ってた」

京太郎「弘世さんって昔から真面目なんですね…」

照「本当にそう。たまにめんどくさい」

京太郎「だけど…」

照「そう、そこが菫の一番いいところ」

照「馬鹿みたいに真面目だからこそ私を救ってくれた。正義感に溢れてなきゃ、普通あんな状態の私と話そうと思わない」

京太郎「……そうかもしれないですね」

照「だから、私は運が良かった。長野ではそんな人に出会えなかった。東京に転校しても変わらないと思ってた」

照「けど、最後の最後で、当たりくじを引き当てた…」

京太郎「さすが照さん、豪運ですね」

照「ふふっ、菫にとっては私は外れくじだったかもしれないけどね」

京太郎「どうでしょうね、きっとそうは思ってないと思いますけど」

照「だったらいいな…」


照「これで白糸台の話、一年生編終わり」

京太郎「あれ、結局大会には出たんですか?」

照「出た。団体と個人戦両方」

京太郎「1軍に昇格できたんですか?」

照「してないけど、勝手にメンバーに入れられてた」

京太郎「……なんでそうなったんですか」

照「一番の理由が、三年生が大会直前になってプライドだの嫌いだの四の五の言ってられなくなったこと。
  私がいないと勝てないかも、と判断したんだと思う」

京太郎「都合のいい時だけ…本当に録な先輩じゃないですね」

照「…まあ、確かにその時はそう思ってたけど。今は少しはその気持ちが分からなくもない」

京太郎「俺には理解できないです」

照「……そっか。まだ京ちゃんは若いし、いいと思う」

京太郎「…ちなみに、回想の間出てきた長野の話については…」

照「………」

照「そうだよね。家族の話や長野でのをほとんどカットしてるからところどころ分かりづらかったかな」

京太郎「…それでも十分に伝わってきました」

照「今度話すときはまた家族の話か、白糸台での話か…はたまた別の話か…してもいい?」

京太郎「もちろん!」

照「ありがとう。でも、京ちゃんの話も聞かせて欲しい」

京太郎「了解っす!俺の話でよければ…」

照「楽しみにしてる」

京太郎「はい。じゃあ、テストも近いので、そろそろ寝ますね」

照「長い間ありがとう、おやすみ京ちゃん」

京太郎「おやすみなさい、照さん」



七月二週平日前半終了

ステータス変更など


京太郎
基礎雀力 B+(86)129/350→ B+(86)79/350

学力   B (72)79/200 → B (72)169/200

ストレス 1/20→0/20


現在テスト経験点

1国語→108
2数学→79
3英語→88
4歴史→102
5化学→38
6生物→73
7家庭科→81
8保健体育

※残り32回

150以上→なんとか赤点回避
151~300→普通、そこそこの点数
301上→優秀、受験に耐えうるレベル


一旦切ります

好感度が高いキャラはこんな感じで物語に深く関わる話も出てきます
照と咲は出しやすいというのもありますが…


また夜にできれば


七月二週、平日中盤、朝



京太郎「おはよ…」

都「おはよう~……」

葵「おはよう…」

京太郎「なんで二人ともそんな眠そうなの?」

都「あ、それ聞いちゃう?」

京太郎「聞いちゃわない。学校いってきまーす」

都「あら…」

葵「……疲れた」



京太郎「あ…」

和「お、おはようございます」

京太郎「和、おはよう」

和「あの、一緒に学校行きませんか?」

京太郎「もちろんいいぜ」


―――――


和「テスト勉強の調子はいかがですか?」

京太郎「まだ始まったばかりだからなんとも」

和「そうですか…」

京太郎「和は…大丈夫そうだな」

和「普段からやってるので、テスト期間に人並にやれば負けることはないですね」

京太郎「本当に和は模範生だな…」


京太郎「咲、おはよう」

咲「おはよう。今日も頑張ろうね」



午前中の二科目選択

1国語
2数学
3英語
4歴史
5化学
6生物
7家庭科
8保健体育

+1
+2 

一つ選択
かぶったら安価下



京太郎「化学と歴史を午前中は復習しようと思う」

咲「化学…やりたくないよう」

京太郎「お前に強制はしてないんだけど…あくまで授業に合わせてるだけだし」

咲「こ、この間みたいなことがないように京ちゃんに合わせることにしたの!」

京太郎「そうか、でも自分のペースでやってくれていいんだぜ?」

咲「学年二位の人の勉強のペースに合わせれば、きっと私も点数が取れると思って」

京太郎「それはどうかな、咲だしな~」

咲「ムカッ。絶対京ちゃんには負けないもん!」

京太郎「おっ、言ったな?」

咲「国語と歴史では!」

京太郎「………」





化学+1と3のコンマ平均
歴史+2と4のコンマ平均

それぞれ判定に+10


あれ、前回はあんなに余裕があったのに…

1国語→108
2数学→79
3英語→88
4歴史→102+25=127
5化学→38+45=83
6生物→73
7家庭科→81
8保健体育

※残り30回



京太郎「お昼食べよう…」

咲「食べましょう…」

京太郎「やっぱり全然ついてこれてないな」

咲「歴史は余裕だけど、化学は無理だよ……無機物って何なの…」

京太郎「今お前が座ってる椅子がそうだ」

咲「そっか…」

京太郎「そうだ」

咲「このっ!このっ!」ゲシゲシ

京太郎「咲、キャラ崩壊してるぞ」

咲「疲れると私もおかしくなるんだね」



午後の二科目選択

1国語
2数学
3英語
4歴史
5化学
6生物
7家庭科
8保健体育

+1
+2 

一つ選択
かぶったら安価下


咲「生物、保健体育…人体を科学しよう」

京太郎「おう」

咲「そういえば…この保健体育の教科書ってさ…」

京太郎「ああ。舞姫の絡みが乗ってるんだった」

咲「白水さんと鶴田さんでしょ…舞姫って森鴎外の作品じゃないんだから」

京太郎「エロいよなあ…」

咲「まあ、確かに…」

京太郎「……」

咲「……」

京太郎「……咲がツッコまなくなったら止める人がいない」

咲「じゃあ優希ちゃんを呼ぼうか」

京太郎「あいつだと火に油だな」

咲「じゃあ部長」

京太郎「火にガソリンだろそれ」

咲「和ちゃん」

京太郎「消化器もって冷静に火を消しそう」

咲「染谷部長」

京太郎「火に……」

咲「……草?」

京太郎「負ける側かよ……」





保健体育+1と3のコンマ平均
生物  +2と4のコンマ平均

それぞれ判定に+10


1国語→108
2数学→79
3英語→88
4歴史→102+25=127
5化学→38+45=83
6生物→73+36=109
7家庭科→81
8保健体育→42

※残り28回



―七月二週 平日中盤 放課後―


咲「京ちゃん、私は?」

京太郎「咲は火に…そうだな。頑張って消そうとしたけど、どうすればいいか分からなくなって逃げる、とか」

咲「私だけ具体的過ぎないかな…」

京太郎「俺は?」

咲「火に花火」

京太郎「なるほど、俺っぽい」

咲「…あっ!全然勉強できてない!」

京太郎「本当だ、言葉遊びしてる場合じゃなかった…やっちまった」


――――――――


京太郎「さて、学校は終わった。帰るか」

咲「帰るの?」

京太郎「んー」




1帰ってする
2誰かと勉強して帰る(相手指定)


+2 (>>4のゾロ目)




咲「一緒に勉強する?」

京太郎「今日は別の人と約束があるんだ」

咲「そっか。じゃあお互い頑張ろうね」

京太郎「さっきの分を取り戻さないとな…何やってたんだ」

咲「ま、まあそういうこともあるよ!」

京太郎「ああ…学年2位取らないといけないのに」

咲「…それ、なんで?」

京太郎「え?」

咲「別に2位じゃなくても20位以内とか10位以内とかでいいと思うよ?元々京ちゃんそんなに勉強頑張ってたっけ?」

京太郎「…ちょっと事情があるんだよ。頑張らなきゃいけない事情が」

咲「…それなら追及はしないけど。それに頑張ることはいいことだよね!」

京太郎「………ああ。じゃ、またな」

咲「うん、ばいばい京ちゃん」


京太郎(照さんと咲、喋り方とか雰囲気とか違うよな)

京太郎(姉妹でここまで違うものか…)



京太郎「和、一緒に勉強しないか…?」

和「い、いいですよ。待ってました」

京太郎「待ってくれてたのか…」

和「ダメですか…?」

京太郎「全然!ありがとう、和!」

和「えへ…はっ。い、行きましょう」

京太郎「どこでする?」



1図書館の自習室
2喫茶店
3部室
4その他

+2


2→喫茶店



京太郎「というわけで喫茶店に来たわけだけど…」

和「はい…」キョロキョロ

京太郎「もしかして喫茶店も来たことないとか…?」

和「あ、あります!喫茶店は何度か…値段が高めの店が多いですけど」

京太郎「ここ、普通の喫茶店なんだけど…」

和「バレなければ大丈夫かと」

京太郎「バレたら怖いな…」

和「父がいるのに、私にあんなとことしておいて今更……」

京太郎「ううっ、そんなこと言ったら和だって」

和「あぅ…」

京太郎「……」

和「……」

京太郎「ご、午後の授業で咲とおしゃべりしすぎて…全然進まなかったんだ」

和「そうなんですね…」

京太郎「この調子だとまた勉強できそうにない……集中しなければ」

和「分かりました。一緒に頑張りましょう」



放課後の二科目選択

1国語
2数学
3英語
4歴史
5化学
6生物
7家庭科
8保健体育

+1
+2 

一つ選択
かぶったら安価下


8→保健
2→数学


和「何をやるんですか?」

京太郎「保健体育…」

和「ふえっ?//」

京太郎「……和、違うからな」

和「わ、わかってます!」

京太郎「…何考えたんだ?」

和「…すがくんの意地悪」

京太郎「というか、和までツッコまなくなったら、清澄は終わりだぞ…いや」

京太郎「最後の砦、まこ先輩がいる限り大丈夫か…」

和「何の話ですか?」

京太郎「こっちの話だ」


保健体育+1と3のコンマ平均

+2のコンマでゾロ目>>4

判定に+10



1国語→108
2数学→79
3英語→88
4歴史→102+25=127
5化学→38+45=83
6生物→73+36=109
7家庭科→81
8保健体育→42+98=140

※残り27回




京太郎「…疲れた」

和「少し休憩しましょうか」

京太郎「和は何がいい?飲み物」

和「そうですね…ブルマンの挽きたて浅出し、ガムシロップは蜂蜜入りのものをお願いします」

京太郎「……」

和「あ、言い忘れてましたけどアイスで。ミルクはいりません」

京太郎「そ、そ…」

和「??」

京太郎「そんなものはない!!!」

和「ええっ!?ここ喫茶店ですよね!?」

京太郎「普通の喫茶店にはブルマンの挽きたてとかないの!あってもインスタント!」

和「なんと…カルチャーショックです。ここは日本ですか?」

京太郎「俺もだよ…和の家って本当すげーな…」


和「せっかくなので一緒に並んで理解しようと思います」

京太郎「間違いなくそんな大層なものじゃないぜ…」

和「…アイスコーヒーって書いてますけど、あれはどんな豆を?」

京太郎「…どうだろうな、俺は豆博士じゃないから…」

和「…?? キャラメルコーデフラペチーノ?これは一体…」

京太郎「あーあるよなこういう奴。名前が長いの」

和「美味しいんですか?」

京太郎「どうかな…あまり飲んだことないや」

和「……これ」

ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメル
エキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノ

京太郎「……」

和「いろいろ着いていけません…」

京太郎「これは俺もだから心配しなくていいぞ」



京太郎「…よし、もうひと頑張りしよう」

和「はい!」

京太郎「あれ?なんかご機嫌?」

和「インスタントコーヒーが思ったより美味しくて…」

京太郎「そっか、それは良かった」

和「また連れて行ってくださいね」

京太郎「…こんなところでよければ、いくらでも」

京太郎(お嬢様なわけじゃなくて、ホントに知らないだけなんだよな…)

京太郎(贅沢してて舌が肥えすぎてるわけでもないし…いい子だ、やっぱり)

和「数学でいいですか?」

京太郎「おう!」

和「数学でも須賀君に負けませんから」

京太郎「数学じゃあ負けられねえなあ…絶対勝つ!」





数学+1と3のコンマ平均

+2のコンマでゾロ目>>4

判定に+10



1国語→108
2数学→79+55=134
3英語→88
4歴史→102+25=127
5化学→38+45=83
6生物→73+36=109
7家庭科→81
8保健体育→42+98=140

※残り26回



和「すがくん、ここって…」

京太郎「ん?」

和「ここです…」

京太郎「ええと…ああ、数列か…ここはこうやって…」ピタ

和「……!!」

京太郎「で、こうして…」

和「………」ポー

京太郎「こうなって…」

和「………」

京太郎「よし、こんな感じ!」

和「……はっ!?」

京太郎「分かったか?」

和「………」

和(ここで、分かってないと答えたら、もういっかい…?)

京太郎「和?」

和「わ、わからなかったのでもういっかいおねがいします」

京太郎「和にしては珍しいな…もう一回説明するぞ」

和「はぃ…」


その後、勉強会を解散して、和を家まで送ってあげた

手を繋いでいるような繋いでいないような微妙な具合で、終始手を重ねていた


京太郎「帰宅…早くもテスト期間嫌になってきた…」

都「お帰り。いつもの京太郎の楽しむ精神はどこいったのかしら」

京太郎「楽しむ、か…」

都「………」

都「去年は京太郎は不遇だったけれど、それでもあなたは楽しそうだったわよ」

京太郎「……」

都「少し、感覚が贅沢になりつつあるのかもね」

京太郎「…そうなのかな」

都「どうでしょうね。でも、悪いことじゃないわ、環境が良くなるのは」

京太郎「………」

都「マンネリになってきたら、頭を切り替えるのも大事よ。2、3時間泳ぐとか」

京太郎「泳ぐ、か…斬新だな切り替え方法だ」

都「別になんでもいいのよ、音楽を聞くでも、走るでも、歌うでも」

京太郎「…ありがとう、やってみる」


―七月二週 平日中盤 夜―


京太郎「母さんはああ言ってたけど…実際勉強しないとやばいような…」

京太郎「うーん…」


1勉強する(二科目分)
2それ以外をする


+1~3で多数決



京太郎「…やろう!まだマンネリになるほど勉強してないぞ」

京太郎「そもそも今日は咲とおしゃべりして勉強時間も少ないわけで…」

京太郎「そう考えたら感覚がだらしなくなってるっていうのも間違ってないかも。ちょっと気合入れなおすかああああ」



夜の二科目選択

1国語
2数学
3英語
4歴史
5化学
6生物
7家庭科
8保健体育

+1
+2 

一つ選択
かぶったら安価下


京太郎「生物と英語やろう」

京太郎「生物の進んでなさがまずい…俺昨日今日何やってたんだ」

京太郎「うっし。初心に返ってやろう。まずは教科書からだ」

京太郎「英語は…積み重ねが多少あるからまだ平気かな…とはいえ」

京太郎「大会で全部授業すっ飛ばしてたのがきついなあ…先生の説明がないとやっぱりしんどいぜ…」

京太郎「あれ、和はどうやってこれに対処してるんだろ」

京太郎(…明日聞いてみよう)




生物+1と3のコンマ平均
英語+2と4のコンマ平均

それぞれ判定に+10


1国語→108
2数学→79+55=134
3英語→88+35=123
4歴史→102+25=127
5化学→38+45=83
6生物→109+44=153
7家庭科→81
8保健体育→42+98=140

※残り24回




京太郎「メンデルの法則によると、分離と独立と操作の法則があり…」

京太郎「What is the purpose of your visit? Sightseeing.」

京太郎「それぞれ優性遺伝と劣勢遺伝がどうのこうの…」

京太郎「How long are you going stay? For five days.」

京太郎「………」グター

京太郎「……もうだめだ、動けない、動きたくない、動く度胸もない…」

京太郎「麻雀したい……」

京太郎「……眠い」

京太郎「………」




1寝る
2女の子から連絡が(相手指定)


咲、和、優希、まこ、久、照、すばら、塞さん、胡桃、エイスリン、玄、初美、憩、菫、穏乃、淡、憧、豊音、

洋榎、衣、ハギヨシ、宥、竜華、霞、やえ、晴絵 、数絵、桃子、健夜



+2(同時に>>4のゾロ)



京太郎「今日は携帯オフにしよ……これで俺は自由…」

京太郎「おやすみなさい……」

 
バタリ





―七月二週 平日中盤終了―


基礎雀力 B+(86)79/350   →B+(86)29/350
学力   B (72)169/200  →B (73)49/200


今日はここまでです

何か質問などあればどうぞ、ではおやすみなさい…

乙ー
ところで選択肢の寝るってストレス解消以外にメリットはないの?
まあ下手に大失敗してストレスを溜めないっていうのも見方によってはメリットだけども


>>693 
そうですね、ストレス軽減と超失敗や大失敗を避けるというメリットです

ストレスがないときは、ただ進行がスムーズになるだけですね…

連絡せずに寝た場合は次の日の判定を良くする、というのも考えたんですが、
そうすると連絡がほとんど選ばれなくなるような気がするのですが…とりあえずは現状維持するつもりでいます


つづき




>>693 
そうですね、ストレス軽減と超失敗や大失敗を避けるというメリットです

ストレスがないときは、ただ進行がスムーズになるだけですね…

連絡せずに寝た場合は次の日の判定を良くする、というのも考えたんですが、
そうすると連絡がほとんど選ばれなくなるような気がするのですが…とりあえずは現状維持するつもりでいます


つづき




また連投してしまった



―七月二週 平日後半 朝―


京太郎「起きたっ!」

都「あら、すっきりした顔…気持ちが切り替わった?」

京太郎「寝た!何も考えずにひたすら昨日は寝た」

都「なるほど…そういう切り替え方もありかもね。何もしない、何も考えない…」

京太郎「考えるのも好きだけど、考えないのも悪くない。というわけで行ってきます」

都「行ってらっしゃい」


――――――


まこ「お?」

京太郎「うわっ!?」

まこ「久しぶりじゃのう、京太郎。おはよう」

京太郎「部長じゃないですか…珍しいですね、登校中に会うなんて」

まこ「そうじゃの。おんし調子はどうじゃ?」

京太郎「ま、まあまあっす」

まこ「………」

まこ「麻雀は終わったらやったらええけえ。今は集中せえよ」

京太郎「はい!」

まこ「ま、頑張れ。またアベックになるとええの」

京太郎「アベック…そうっすね」

まこ「じゃ、わしは行くけえ」

京太郎「………」


部長、少し話しにくかったなあ……もともと真面目な先輩だったけど

さっきみたいに緊張感を感じたことはこれまであまりなかった

部長としての威厳みたいなものが、感じ取れた気がした



―七月二週 平日後半 午前―


咲「京ちゃんおはよう」

京太郎「咲か……よし、気合入れていくぞ」

咲「いきなりどうしたの…?」

京太郎「染谷部長に発破かけられてな…」

咲「ふんふん。じゃあ私も負けないように頑張ろ…」



午前中の二科目選択

1国語
2数学
3英語
4歴史
5化学
6生物
7家庭科
8保健体育

+1
+2 

一つ選択
かぶったら安価下



咲「午前中は化学と家庭科だね!」

京太郎「おう、今俺に話しかけたら火傷するぜ」

咲「……」

京太郎「い、今のはなしだ。一昔前の暴走族みたいなノリになっちまった」

咲「これは恥ずかしいよ」

京太郎「忘れてくれ」

咲「火傷したのは京ちゃんだったということだね」

京太郎「フォロー入れなくていいから。フォローになってないけどさ…」

咲「ついでに花火もドッカーンだね」

京太郎「昨日の続きか。だめだ、今日は勉強するんだ」

咲「京ちゃんが話振ったんじゃん…」






化学+1と3のコンマ平均
家庭科+2と4のコンマ平均

それぞれ判定に+10


始めたはいいんですが、いきなり電話かかってきて
今からちょっと出ないといけなくなりました

ここできっておきます、おやすみなさい


1国語→108
2数学→79+55=134
3英語→88+35=123
4歴史→102+25=127
5化学→83+73=156   ※赤点回避
6生物→109+44=153
7家庭科→81+28=109
8保健体育→42+98=140

※残り22回



咲「お昼ご飯…」

京太郎「ああ、そうだ。お昼ご飯だ」

咲「京ちゃん、今日はお弁当?」

京太郎「そうだ。母さんが強化プログラムで毎日作ってくれるからな」

咲「プログラム?」

京太郎「ああ。インハイ優勝に向けて、いろいろサポートしてくれるんだけどな、これはその一環だ」

咲「へええ…さすが都さんだなあ」

京太郎「父さんもいろいろやってくれたぞ。家の改造とかな」

咲「改造かあ……へ? か、改造?!」

京太郎「おう。今度うちに見に来るか?」

咲「い、行く!」

京太郎「また今度な。テスト終わったらとか」

咲「うん!楽しみ!」




午後の二科目選択

1国語
2数学
3英語
4歴史
5化学
6生物
7家庭科
8保健体育

+1
+2 

一つ選択
かぶったら安価下



1、2→数学、国語



京太郎「さて、午後の時間の始まりだ」

京太郎「まずは数学……」

咲「京ちゃん、ギブアップ」

京太郎「まだ何もしてないだろ」

咲「数学つまんないよ…京ちゃんは数学のどこがいいの?」

京太郎「どこって…別にないよ。問の答えがあって、公式がある。それにちょっとの頭のひねりと計算力を加えてだな…」

咲「答えを求めるなんて…答えは自分で作りたいよ」

京太郎「それだと採点できなくなるだろ。国語ですら模範解答があるんだから…」

咲「そうだけど…」

京太郎「……そうだな。勉強ばかりだと退屈だしひとつ頭の体操を」

咲「えっ!?なになに!?」

京太郎「『等しい』と『同じ』という言葉があるが、これらは同じか」

咲「……?? 等しいか、同じが、同じ???」

京太郎「国語得意なんだろ。頑張ってみろ」

咲「うーん……」



数学+1と3のコンマ平均
国語+2と4のコンマ平均

それぞれ判定に+10

※連投可です


1国語→108+73=181  ※赤点回避
2数学→134+48=182  ※赤点回避
3英語→88+35=123
4歴史→102+25=127
5化学→83+73=156   ※赤点回避
6生物→109+44=153
7家庭科→81+28=109
8保健体育→42+98=140

※残り20回



咲「……なんとなくわかるけど」

咲「言葉で説明しづらいや」

京太郎「そうか。じゃあ説明するぞ。先に言っとくがこれは父さんに教わった」

咲「京ちゃんが考えたんじゃないんだね。それでもいいよ」

京太郎「同じは、同値だ。数学でも同値ってあるだろ。全く同じ。それに対して、等しいは、中身が同じなんだ」

咲「???」

京太郎「お金で例えよう。100円玉と、100円のジュース。これは同じか?」

咲「全然違う…よね」

京太郎「じゃあ100円と10円玉10枚。これは同じか?」

咲「……金額的には同じだけど、同じではないような」

京太郎「これは、『等しい』だな。『同じ』は100円玉が2枚ある状態を指す」

咲「ふんふむ…? つまり瓜二つなら同じで、姿が違ってもそのモノが意味しているものが等価なら等しい、でいいかな?」

京太郎「だいたいそうだ」

咲「自分で言ってて頭痛くなってきた…けどちょっと分かったよ」

京太郎「大学教授はこんなこと考えてるらしいぞ…言葉の定義遊びだって」

咲「面白いけど、ずっとやるのは疲れちゃうな…」


―七月二週 平日後半 効果後―



京太郎「さて……」




1帰る
2誰かを誘って勉強しよう(相手指定)


+2(>>4のゾロ)


現在ゾロスターポイント 5→6  夜に岩子さん出現イベント



和「須賀君。今日も私と一緒に勉強しませんか…?」

京太郎「いいぜ。和一緒だとすげーはかどるからこっちからお願いします、だ」

和「そ、そんな…私なんて」

京太郎「謙遜はしなくていいって。行くぞ」

和「は、はい」

和「あ、どこでやりますか?」



+2


1部室
2自習室
3教室




教室だと誰かに見られる可能性があるから

いつもどおり自習室でいいよな

京太郎「自習室にしようぜ」

和「いいですよ」

そういえば、案外バレないものだな…付き合いはじめてもう二週間くらい経つのに

和「…須賀君?どうかしましたか?」

京太郎「いや、なんでもない…」


――――――


「あら、こんにちは。またきたのね」

京太郎「毎度お世話になります、管理人さん」

和「こんにちは」

「今日は……あら、この子なのね」

和「…?」

京太郎「い、行こうぜ、和!」

和「は、はあ…」

「あらあら……なるほどねえ…」



放課後の2科目選択

1国語
2数学
3英語
4歴史
5化学
6生物
7家庭科
8保健体育

+1
+2 

一つ選択
かぶったら安価下

>>727ゾロ目だったけどこれは対象外なん?


>>731
ゾロ目で、と書いてないので対象外です

下にある※、は教室を踏んだら地雷、という地雷マークみたいなものでした

4、3→歴史、英語


和「さっきのはなんだったんでしょう」

京太郎「ハ、ハハッ。ナンクルナイッサー」

和「沖縄版ミッ○ーマウスみたいになってますが大丈夫ですか…?」

京太郎「和にしてはトリッキーなツッコミだ…」

和「そ、そうですか?実は少し勉強したんですよ。ほら、これ」

京太郎「なんだこの本…」

『誰でもできるツッコミ~これであなたも会話上手に~』

和「これで少し…」

京太郎「なんでこんな本を…自分を変えようとするなんて和らしくないじゃねえか」

和「……す、すがくんに少しでも一緒にいて楽しいと思ってほしいんです」

和「…ーきや愛宕さんみたいにはいきませんけど…」

京太郎「和……」

和「あ、あまり見ないでください」

京太郎「……」ナデナデ

和「はうっ…」

「………」 管理人さんが、にやにやしてこっちをみている

京太郎「はっ。や。やるぞ」

和「ふにゃ…わ、わかりました」



歴史+1と3のコンマ平均

+2のコンマでゾロ目>>4(岩子さんカット)

判定に+10



1国語→108+73=181  ※赤点回避
2数学→134+48=182  ※赤点回避
3英語→123+54=177  ※赤点回避
4歴史→102+25=127
5化学→83+73=156   ※赤点回避
6生物→109+44=153
7家庭科→81+28=109
8保健体育→42+98=140

※残り19回


京太郎(それにしても…)

京太郎(和が愛宕さんみたいになったら……)ホワンホワン


和『須賀君!なんかおもろいことやってーな!』

和『せやろーさすがウチやろー?』

和『やっぱ長野の粉もんってクソやわー』


京太郎「…………」


――――――


和「少し休憩しますか?」

京太郎「ああ…なあ、和」

和「どうしました?」

京太郎「愛宕さんにはならなくていい」

和「えっ?」

京太郎「というか、なるな。江口さんも」

和「は、はあ…よく分かりませんが、承知しました」

京太郎「うん。それでよし」


今日はここまで、また明日にできれば…

何か質問等あれば。では

>>734で歴史と言ってたけど
>>738では英語に足されてるっぽい?


>>744
マジだ、ありがとう


1国語→108+73=181  ※赤点回避
2数学→134+48=182  ※赤点回避
3英語→123  
4歴史→127+54=181  ※赤点回避
5化学→83+73=156   ※赤点回避
6生物→109+44=153
7家庭科→81+28=109
8保健体育→42+98=140

※残り19回


ですね。続き


京太郎「…なあ、和。大会中って俺ら公欠扱いだったよな」

和「ええ。去年はそうじゃなかったですよね。これも優勝したおかげです」

京太郎「そのことなんだけど、その間の勉強ってどうしてる?自分でやるのきつくないか?」

和「教科書を読んで、問題を解いて、解説を読んで、間違えたところを解きなおす。分からないところは先生に聞きに行く」

和「これで問題ないですよ」

京太郎「それを当たり前にやってのけるのってすごいと思う」

和「普通ですよ」

京太郎「和にとっての…いや、原村家にとっての普通は一般的なそれと意味が違いすぎて困るぜ」

和「そう言われましても…いつもやってきてることなので」

京太郎「いつも通りのことを、いつも通りに。ただしクオリティはリメインハイ、か」

京太郎「誰も勝てないわけだ」

和「……」ペラペラ

京太郎「ん?またその本か」

和「こういうときのツッコミは…」

京太郎「…和って形から入るタイプだろ」

和「…? よくわかりますね」

京太郎「こういうところは鈍いんだよな…」

京太郎「……あれ、管理人さんがいない」

和「本当ですね」

京太郎「もしかして気をきかせて出て行ったとか?ははっ」

和「ど、どうでしょうかね…」

京太郎「………」

せっかく二人きりだし…

あ、そうだ




1キスしよう
2名前を呼ばせよう
3言葉づかいを改めさせよう
4管理人さんお帰りなさい


+2
>>4のゾロ(岩子さんカット)




別に二人きりじゃなくてもいいんだけど

和に名前で呼んでもらうよう頼んでみようかな…

に、二回目だしきっと大丈夫

京太郎「和。いや、和さん」

和「は、はい?」

京太郎「名前で呼んでみてくれないか」

和「……」ペラペラ

和「だ、だがことわる」

京太郎「そう言わずにさ」

和「ええと……そ、それが人に物を頼む態度かあ?」

京太郎「そこをなんとか…って、その本おかしくないか!?」

和「そうでしょうか」

京太郎「誰だよ、書いたの…」


著:愛宕雅枝

「……なんかどっかで見た名字だな。気のせいだな。気にしたらいけない気がする」

「…すーはすーは」

「ん?」

「よ、よし。いいですよ」

「え?え?」

俺が一人でツッコミをしてる間に、和はいつのまにか深呼吸をしていた

「こころの準備ができました。なんて呼べばいいですか?」





+1~5で多数決

1京太郎さん
2京太郎くん
3京くん
4京ちゃん
5京介
6自由に決めよう(これが多い場合は1~5を除いて再安価)


京太郎「……え、俺が決めるの?」

和「だって…」

京太郎「じゃあ、京太郎さんとか…?」

和「うーん」

京太郎「京太郎くんとか」

和「うーん…」

京太郎「京くんとかはどうだ?」

和「んー…」

京太郎「じゃああえての京ちゃん」

和「ふーむ…」

京太郎「……京介とか洒落てるやん?」

和「うーん…」

京太郎「須賀くんってのはどう?」

和「…うーん」

京太郎「ここでツッコんでくれよ…」

和「ん! 決まりました」

京太郎「あっ、ずっと悩んでたんだ…」



1京太郎さん
2京太郎くん
3京くん
4京ちゃん
5京介

+1~3で最大コンマ


和「…きょ、京ちゃん」

京太郎「そ、それでいいのか?」

和「はい…」

和「ずっと呼んでみたかったので…」

京太郎「そうなのか?」

和「だって咲さんが呼んでるじゃないですか。咲さんのお姉さんも…だから…」

京太郎「確かにあの二人だけだな。言われてみれば」

和「……今のを聞いてなおさらこれにしなければと思いました。もう決めました」

京太郎「え?なんでだ」

和「…バカは死なないと治らないですね」

京太郎「バカって言われた!これでも学年2年なのに!」

和「私にだけは言う権利があります。だって、学年主席ですから」

京太郎「そうだった、説得力あるなあ…」

和「京ちゃん」

京太郎「…違和感がすごい。あと和の顔の赤さもすごい…」

和「うう…思ったより恥ずかしいです…」

学年2年?


京太郎「でもうれしいな。和に言われるとなんだかこみあげてくるものが…」

和「京ちゃん…」

京太郎「やっぱり違和感がすごいけどな」

和「そうですかね…」

京太郎「ちょっと咲とか照さんと話してる気分になっちまう」

和「……ちゃんと私を見てください。私です、原村和です!」

 俺の手をぎゅっと握って、目を見つめてきた
 
 見つめ返すと、和は半泣きになっているのがわかる

和「うれしいのとはずかしいのとなんだかふくざつな気持ちでいっぱいです…」

京太郎「ああもう、知らんけどかわいいな…」

和「……ありがとう、京ちゃん」



>>771 学年2年ですよ、合ってます(開き直り)
   
………ごめんなさい、2位の間違いでした





京太郎「…みんなの前ではなしだな。あまりに不自然だ」

和「そうですね…」

京太郎「じゃあ続きやろうか」

和「はい」



英語+1と3のコンマ平均

+2のコンマでゾロ目>>4(岩子さんカット)

判定に+10


1国語→108+73=181  ※赤点回避
2数学→134+48=182  ※赤点回避
3英語→123+56=179  ※赤点回避  
4歴史→127+54=181  ※赤点回避
5化学→83+73=156   ※赤点回避
6生物→109+44=153
7家庭科→81+28=109
8保健体育→42+98=140

※残り18回




京太郎「それじゃあ、帰るか」

和「はい」

京太郎「…手、つないで帰るか?」

和「ばれない範囲なら…」

京太郎「…まかせてくれ」


とりあえずここまで

京ちゃん呼びに敬語だとものすごい違和感あるけど
敬語じゃなくなるともはや誰か分からないのでこのままで行こうか
そのうち慣れるやろ、うん


では、おやすみなさい

少しの間ネット環境から遠ざかってました

明日から再開できると思います

待ってる


……呼び方変えれんかね 正直キツイわ


>>786
二人きりのとき以外は呼ばないんですが…
まあ、違和感はありますね

きつい、という方は他にもいるのだろうか



つづき



少し空いたので前回までのあらすじ


照「い、いきなり京ちゃんが私のこと好きだって…」

京太郎「嘘はだめですよ、照さん。やりなおし」

――――――

照「細かいあらすじは省くけど」

照「テスト期間に入って、今半分と少し終わったところ…ついでに私の過去の話も少し出てきた」

咲「進行状況はこんな感じだね」

1国語→108+73=181  ※赤点回避
2数学→134+48=182  ※赤点回避
3英語→123+56=179  ※赤点回避  
4歴史→127+54=181  ※赤点回避
5化学→83+73=156   ※赤点回避
6生物→109+44=153
7家庭科→81+28=109
8保健体育→42+98=140

※残り18回


優希「ふむ。赤点は回避しないとだめだじぇ?」

京太郎「いやいや、ノルマがあって2位以上にはできればなりたいんだけど…」

和「今のままじゃ厳しいですね」

京太郎「これからの頑張り次第だな」

まこ「頑張れ、京太郎」

久「頑張ってね、須賀君」

京太郎「部長いたんですね」

久「相変わらずひどいわね…」


―七月二週 平日後半 夜―


都「あら、京太郎帰ってたのね」

京太郎「うん、ただいま」

都「どう、勉強の調子は?」

京太郎「どうだろう?」

都「毒にも薬にもならない返答ね…質問に対して質問で返しちゃいけないって習わなかった?」

京太郎「母さんには初めて言われたよ」

都「あら、私が先生だったわね。親という名の人生の師!」

京太郎「つまり指導力不足ってことか」




夜の2科目選択

1国語
2数学
3英語
4歴史
5化学
6生物
7家庭科
8保健体育

+1
+2 

一つ選択
かぶったら安価下



生物、家庭科


京太郎「んじゃやってくるよ…」

都「頑張ってね~」


―――――


京太郎「母さんにはああ言ったけど、ちょっと進行遅れてるんだよな…」

京太郎「なんとかしないと、2位なんて到底無理だ。頑張ろう」



生物+1と3のコンマ平均

+2のコンマでゾロ目>>4(岩子さんカット)

判定に+10


1国語→108+73=181  ※赤点回避
2数学→134+48=182  ※赤点回避
3英語→123+56=179  ※赤点回避  
4歴史→127+54=181  ※赤点回避
5化学→83+73=156   ※赤点回避
6生物→153+65=218  ※赤点回避
7家庭科→81+28=109
8保健体育→42+98=140

※残り17回



京太郎「よし…おっけー生物の最低限ノルマは終わり…ただ高得点にはまだ遠いか。全教科に言えることだけど…」

京太郎「家庭科やろう」



家庭科+1と3のコンマ平均

+2のコンマでゾロ目>>4(岩子さんカット)

判定に+10

1国語→108+73=181  ※赤点回避
2数学→134+48=182  ※赤点回避
3英語→123+56=179  ※赤点回避  
4歴史→127+54=181  ※赤点回避
5化学→83+73=156   ※赤点回避
6生物→153+65=218  ※赤点回避
7家庭科→109+88=197 ※赤点回避
8保健体育→42+98=140

※残り16回




で、今日のノルマも終わりに差し掛かって、休憩を少し入れて

そのままラストスパートをかけようとした

そこまではいつもどおりだったんだけど

いつもどおりだったんだけど


京太郎「ほら、麦茶」

岩子「どうも」

京太郎「……いえ」

岩子「ふんふむ、水出し麦茶ね。嫌いじゃないわ…あ、氷もある?」

京太郎「……」

――――なんでこんなことになってるんだ



ほんの少し前



「さて、もうひと頑張り…」


休憩終わり。

前傾になって机にのめり込む。集中集中――――


・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・


―――長いこと紙に書き付けていると、突然文字の色が薄れてきた…シャー芯が切れたか。ついでに集中力も切れそうだ


もう12時を回っている。次の日は休日とはいえ、無理はよくない…けどこれだけはやっておかないとな。


「頑張りやさんね。実際にこの部屋に来るのは初めてだわ」

「そりゃいろいろかかってるし……というか、母さんいつの間に入ったんだ。ちゃんとノックしてくれよ」

「ノック?ノックアウト? いいわよ、お望みなら打ちのめしてあげる」

「何物騒なこと言ってるんだ……ん?」

いつになくブッ飛んだことを言うなと思いながら後ろを向くと

そこにいたのは母さんではなかった

「どうも」

「お、おおっ!!!??」

「来ちゃったわ」

心臓が飛び出すかと思った

喉の奥まで実際にでかかったような気もする

「なんでいるんだ…というか、え、何?これは夢?」

仮面に白装束、巨乳で自称18歳JK設定の岩子さんがベッドに座っていた



岩子「こんにちは」

京太郎「こ、こんにちは?」

岩子「ぷっ、こんばんはでしょ」

京太郎「………」イラッ

岩子「ふんふむ。いい部屋に住んでるのね」

京太郎「ちょっと思考が追いつかないんだが。え?岩子さん?いつも夢に出てきてた人?」

岩子「どうかしらね?」

京太郎「質問に対して質問で返しちゃいけないって習わなかったか? そういうの良くないぞ」

うん、良くない。棚上げ?しらん。

京太郎「どうなんだよ、おい。答えてくれよ」

岩子「そうね。岩子であってるわよ。お久しぶりね」

京太郎「ああ…本当に岩子さん、なんだな。夢じゃなかったんだ……」


これまでの不思議な体験が一気に現実に引き寄せられて少し戸惑ったが

ぼんやりとしていた対象がはっきりとして目の前に現れたことで、安堵感が湧いてきたのも確かだった



岩子「もしかしたら夢かもしれないわよ?」

京太郎「人が心に折り合いをつけようとしているときになぜそんなことを言う?!」

岩子「そんなものつけさせないわ。いっそのことそのまま心折れちゃえばいいのよ」

京太郎「ぐっ…」

岩子「まあ、【桶の中の脳】ってやつね。人は自分を自分として認識していて、体もある」

岩子「けど実際は桶の中に入れた脳にコードをつないで夢のような映像を見せられてるだけかもしれない…」

京太郎「……」

岩子「さて、私は誰でしょう」

京太郎「……いや、もうどっちでもいいや。死んでたら死んでたで。でなんの用事だ岩子さん」


岩子「反応が淡白でつまらないわね…」

京太郎「もう多少のことじゃ動じない自信がある。夢でもないし、確実に自分をコントロールできるし」

現実で戦えるならこっちのもんだ。負ける気がしない。そもそもこれまでだってほとんど負けてない

岩子「用事なんてないわ。これまでも用事なんてあったかしら」

京太郎「…じゃあなんで来た。不法侵入だぞ。法を犯してるぞ、岩子さん」

岩子「犯す…?いやだわ、私何されるのかしら」

岩子「私のどこを見てるの、いやらしい…」

京太郎「おう、こちとら巨乳には耐性あるから、惑わされないぜ」

…と言いたいが、和よりデカイ。あれってどうなってるんだろ。メロン詰め込んでるんじゃないのか?

岩子「変態ね…目つきがもう犯罪者のそれよ」

京太郎「その仮面で本当に見えてるのかよ」

岩子「さあねぇ……ところで、この家はお客さんにお茶も出さないの?」

京太郎「招いた覚えがない、よって客じゃねえ」

岩子「でも部屋に遊びに来た人には何かしら出してもいいと思うわ」

京太郎「…いや、お前時空の歪で俺に何も出してくれてないだろ」

岩子「出したわよ、かき氷」

京太郎「………」

そうだった。でも1回だけじゃん。10回中1回だけじゃん。というか岩子さん俺の部屋に遊びに来たつもりなのかよ

岩子「はあ、喉渇いたわね…最近暑くなってきたし…」

京太郎「……」

岩子「喉が乾きすぎて叫んじゃいそうだわ…『助けてー』って……」

京太郎「!! 分かった、ちょっと待ってろ」

癪に障るけど母さんにこの状態を見られるのだけは避けないと



京太郎「ほら、麦茶」

岩子「どうも」

京太郎「……いえ」

岩子「ふんふむ、水出し麦茶ね。嫌いじゃないわ…あ、氷もある?」

京太郎「……なあ」

岩子「あ、お茶菓子は私持ってきたわよ」

京太郎「いや、あのな…」

岩子「美味しいわよ。鹿児島の老舗の水まんじゅう」

京太郎「……美味しそうだな、それ」

岩子「でしょ。どうぞ」

京太郎「…じゃあ、いただきます」

京太郎「お、うまい。さすが老舗の水まんじゅう」モグモグ

岩子「ふふ…食べたわね?」

京太郎「――え?」

岩子「今回は少し趣向を変えようと思って」

岩子「……やりましょうか、いつもの――――」

強化能力選択


α【マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ】
自分の判定に常に+15
おもちの大きい相手(独断と偏見)の判定が常に-4

半β【おもちバースト】
奇数局において、自分の打点が常に2つ上がる。
また偶数局の打点判定に+10。ただし、打点が81以上の時は発動しない
おもちの大きい相手(独断と偏見)がいる場合、全員の判定を-2

γ【京魔鏡】
相手の判定を-にするαや特性の効果を1/2にする。
ただし小数点は切り下げ。Ex:-15の場合、15÷2=7.5で7軽減に

芽生え【宥姉のメガネ】
一度過去に戦った相手がいる場合、いる人数×1を判定にプラスする。

芽生え【SSを継ぐ者】
前局でのコンマが偶数の時、和了りが自動的にロンになる。
ロンで上がった場合、自分より上の順位の相手を指定して直撃させることができる。1位のとき、あるいは全員の点数が同じ時は発動しない。

特性 【アンジェリス・エクス・マキナ】
半荘に2度だけ、自分の判定に‐10して相手二人のαと特性を全て封じることができる
ただし発動中に振り込んだ場合は相手の打点が1つ上がる。封じ込められないものもある。



ちなみに今回は現実にいるので対決方法が違います

難易度は

半β(トロフィー補正)<芽生え、オリジナル系<α、γ、特性です


1α
2半β
3γ
4メガネ
5SS
6マキナ
7オリジナル


+1~9で多数決

人が少なかったら+5くらいまでで締め切ります


5→SSを継ぐ者



京太郎「お、おい。どういうことだ」

岩子「だから、いつもの勝負よ。始めましょうか」

京太郎「なんだよ急に…」

岩子「ルールを説明するわ。その水まんじゅうには……」


―――毒が入ってるわ


京太郎「はあ?!」

岩子「勘違いしないで、そのことはゲームには関係ないわ。勝負が終わったら勝敗に関わらず解毒剤はあげる」

岩子「ただ、あなたが逃げないようにするための、ね…?」

京太郎「……」

京太郎「……なるほどな。俺を油断させておいて、罠にはめたってわけかよ」

岩子「そんな戦略的なものじゃないわ。たまには『こっち』で戦ってもいいと思っただけよ」

京太郎「俺にとっては変わらねえよ。やっぱりお前は敵だって今はっきり分かった。
    なんの敵かは俺にもよくわからねえが、少なくとも信用はできないってな」

岩子「………」

彼女は大きく息を吸って、大きく息を吐いた。天を仰ぎながら。

その動作はゆったりと、のびやかで、優しくて…どこか悲しげにも見えた


さらに大きく息を吸い、一気に吐くと同時に京太郎に言葉を返した

岩子「だったら何?今更でしょ」

岩子「私が天使か何かだと思ってるの?」

京太郎「……さっさとルールを説明しろよ。この悪魔が」

岩子「………」


岩子「水まんじゅうロシアンルーレット」

京太郎「……」

岩子「ここに残り10個の水まんじゅうがあるわ。これをあなたと私で一回交代で食べていく」

京太郎「……」

岩子「この中に当たり――毒入りが『3つ』あるわ。これを食べて多くを引き当てたほうが負け」

京太郎「…それだけか?」

岩子「最後まで聞いて。その3つにはランクがあるの」

岩子「毒性が強いもの、普通のもの、小さいもの」

京太郎「……」

岩子「あとは、水。ゲーム中に2回まで、まんじゅうを食べる前に聖水を飲める」

京太郎「飲むことによる効果は?」

岩子「飲んだあとすぐに毒入り水まんじゅうを食べると、そのダメージが半分になるわ。
  ただし飲んですぐに毒まんじゅうを食べた時だけ効き目があるわ」

京太郎「それで水まんじゅうか。てか飲み物持ってるじゃねえか」

岩子「……何か質問はある?」

京太郎「勝敗はどうやってつけるんだ?」

岩子「体に残った毒性が少ないほうが勝ち。体力が多く残っている方が勝ち」

京太郎「聖水を飲んですぐ食べたあとのものが毒なしまんじゅうだった場合は?」

岩子「逆にダメージを少し受けるわ」

京太郎「…ちなみに、その毒入り3つを全部食べたりしたらどうなるんだ」

岩子「どうでしょうね。少なくとも命の保証はできないわ」

京太郎「少なくともって、それ死ぬってことだろ…まあ、だいたい分かった」

岩子「理解が早くて助かるわ。さすが頑張り屋さんね」

京太郎「お前に褒められても嬉しくないからな」

岩子「………」


<水まんじゅうロシアンルーレット 難易度普通>

・10個のみずまんじゅうを交互に食べる 1人5個づつ必ず食べる

・初期体力がお互いに【12】

・毒入りが3つ。毒性が強いもの、普通のもの、小さいもの
 強いものを食べる→体力が【-6】
 普通のを食べる →体力が【-4】
 弱いものを食べる→体力が【-2】

・食べる前に聖水を飲める。2回まで(毎回飲むかどうかの選択をする)
 飲んだ直後にまんじゅうを食べるとそのダメージを半分にすることができる
 ただし飲んだ直後に普通のまんじゅうだった場合は逆に体力が【-1】になる

・まんじゅうがなくなった時点で体力が少ないほうが負け

・ただし、どちらかの体力が0になったらその時点で負け(この場合は体にダメージ、後でコンマで決定)



何か質問があれば

かなり運ゲーです

今回は負けても能力に関するデメリットなし




岩子「…ルールは分かってくれた?」

京太郎「ああ」

岩子「じゃあ、始めましょうか」

京太郎「その前に…先攻後攻はどうやって決めるんだ」

岩子「それも決めないとね。あなたが決めていいわよ。どっちがいい?」

京太郎「…何企んでるんだ?」

岩子「私はゲーム中の不正はしないわよ。あなたがさっき毒入りを食べた時からはゲーム中の出来事よ」

岩子「毒入りを含めた全部のまんじゅうがなくなるか―――」

岩子「―――あるいはどちらかが倒れるか、まではね…」

京太郎「………」


1先攻にするか
2後攻にしておく


+1~3で多数決


命のやり取りってなって正直少しビビりそうになった

けど、ふと周りを見回すと見慣れた光景、俺の部屋

そうだ、ここは現実。いつものわけのわからない空間じゃない

飲まれちゃいけない、このまま逃げ腰でいくと運が逃げちまう気がする

ここは、強気だ…意味はなくとも、圧倒的に強気で行く!


京太郎「…やってやろうじゃねえか。俺が先に食う」

岩子「へえ、勇気あるわね。どっちでもいいと言われて先攻を選ぶなんて」

京太郎「……」

岩子「聖水飲む?」



残り2回
1飲む
2飲まない

飲むと飲んだ直後にまんじゅうを食べるとそのダメージを半分にすることができる
ただし飲んだ直後に普通のまんじゅうだった場合は逆に体力が【-1】に


+1~3で多数決




ちなみにこの後に適用する表がこちら

コンマ一桁が
1   →毒性小  水まんじゅう 【-2】
4   →毒性大  水まんじゅう 【-6】
9   →毒性普通 水まんじゅう 【-4】
それ以外→毒なし  水まんじゅう 特になし

途中で申し訳ないけれど、今日はここまでです

次回はこの勝負の続きからで…

何か質問があればどうぞ、では


岩子「聖水飲む?」

京太郎「……」

京太郎「よこせ、一本目だ」

岩子「……どうぞ」




この勝負で一番のポイント…それは毒性が一番強いまんじゅうを食べないこと、これに尽きる

毒性が一番強いだけあって、食べてしまったら一気に不利になる

だが、順番になくなるまで食べるということは、俺かあいつのどちらかが必ず食べるということだ

できれば避けたいが、100%避けるなんて不可能だ

他にも毒まんじゅうはあるから、それらを含めて、いかにその直前を見計らって聖水を飲むかが重要だろう

……とはいえ正直ギャンブリックだ、予測なんてできねえ

今飲むことを決めたのだって、正直勢いだ。先攻を決めたついでの余韻みたいなものに過ぎない


京太郎「……」

匂いはない。ただの水か…?

疑念は完全に消えないままに恐る恐る、飲んでいく

岩子「……」


思ったより、普通の水だった。というかただの水だった


京太郎「……ふぅ。聖水とはいってもただのみz………っ?!!」

岩子「効いてきた?」

京太郎「か、体が…」

いきなり、動かなくなった。

聖水を飲んだ直後は大丈夫だった。しかし30秒ほど経ってから

全身が一気に硬直する。体中がしびれて上手く動かせない

岩子「…感覚遮断剤、つまり麻酔のようなものよ。まさかノーリスクで毒を中和できるとでも思った?」

京太郎「………」

岩子「さ、選んで。ふふふ…せっかく聖水飲んだんだから…」

岩子「食べられるといいわね、『大当たり』」

京太郎「だまり、やがれ…」


どれだ…見た目は全く同じ水まんじゅう

直感と運で決めるしかねえ……


岩子「決まった?」

京太郎「………」



≪京太郎 一個目≫


+2のコンマ一桁が  ※聖水補正

1   →毒性小  水まんじゅう 【-1】
4   →毒性大  水まんじゅう 【-3】
9   →毒性普通 水まんじゅう 【-2】
それ以外→毒なし  水まんじゅう 【‐1】


身体は動かないが、どうやら口は動くらしい

よくできた麻酔だと思いながら、淡々と食べる……

食べ終わると、身体のしびれがスッと抜けていった


京太郎「………なんともねえ」

岩子「あら、よかったわねえ。いや、もったいなかったかしら?聖水を無駄遣いしたという点では…」

岩子「ふふ、逆に毒入りを当てておくべきだったんじゃない?」

京太郎「……結果論だろ、それは」

岩子「そうね、確かにそうだけどそれ、他のゲーム…例えば麻雀でも言うつもり?」

京太郎「……!」

岩子「……なんてね。次は私の番よ」


岩子「私は、聖水を【飲まない】わ」

京太郎「……」

岩子「どれにしようかしらね」

京太郎「なあ、今気がついたんだが…」

京太郎「このまんじゅうに毒入れたのはお前だろ?だったらどれが外れかなんてお前にはまる分かりじゃねえか」

岩子「これを作ったのは私じゃないわ。安心して」

京太郎「お前意外にこんなものを作るやつがいることに驚きだ…」

岩子「言ったでしょ、ゲーム中はフェアプレーを心掛けるって」

岩子「……よし、決めたわ。いただきます」



≪岩子 一個目≫


+1のコンマ一桁が  

1   →毒性小  水まんじゅう 【-2】
4   →毒性大  水まんじゅう 【-6】
9   →毒性普通 水まんじゅう 【-4】
0、2、3、5、6、8
    →毒なし  水まんじゅう 【なし】
7   →コンマやりなおし


※やりなおし

≪岩子 一個目≫


+1のコンマ一桁が  

1   →毒性小  水まんじゅう 【-2】
4   →毒性大  水まんじゅう 【-6】
9   →毒性普通 水まんじゅう 【-4】
0、2、3、5、6、8
    →毒なし  水まんじゅう 【なし】
7   →コンマやりなおし

また+1が7なら+2のコンマ一桁で判定

毒食らってくれた!

いちいち再安価って面倒臭く無い?
被ったら更に下1とかでよくね?


>>849 次からそうします



岩子「………っ」

岩子(…これは、毒性小を引いたわね……でも、悟られるのはまずいわ…)

京太郎「……」

岩子「……ふぅ。美味しかったわ」

京太郎「はっ。その顔は当たりを引いた感じの顔か?喰ってる時の顔、ちょっぴり歪んでたぜ?」

岩子「あら、そう見えた?もしかしたら毒入りを引いた演技かもしれないわよ?」

京太郎「確かにお前ならやりそうだな……でも、それを言うことによってごまかしてる可能性もあるだろ」

岩子「いくらなんでも疑いすぎでしょ…」

岩子(図星だけど)

京太郎「ゲームとはいえ命かかってるからな。これくらい当然だ」

岩子「それにしてもさっきからお前お前って…」

京太郎「お前はお前だ。岩子さんなんて慣れ慣れしく呼ぶのはやめだ」

岩子「ま、いいけどね…」

岩子「さ、二週目行きましょうか」




【一週目終了時点】

京太郎 体力 11 残り聖水 1本
岩子  体力 10 残り聖水 2本

ちなみに聖水は使いきる必要はありません


岩子「あと一回だけ聖水の使用を認めるわ」

京太郎「…あと一回か」

岩子「どうする?」



残りまんじゅう8個

内訳
毒入りが2個(毒性大、毒性普通が一個づつ)確率はそれぞれ1/8 毒入りを引く確率は1/4
毒なしが6個                          毒なしを引く確率は3/4


聖水残り使用可能回数 1回

1飲む
2飲まない

飲むと飲んだ直後にまんじゅうを食べるとそのダメージを半分にすることができる
ただし飲んだ直後に毒なしまんじゅうだった場合は逆に体力が【-1】に


+1~5で多数決


正直始めに聖水を飲んだのは勇み足だった気もする…が

そんなことを気にしても仕方ない。切り替えて次の最善手を考えるべきだ

ここは……


京太郎「飲まない」

岩子「分かったわ~」

京太郎「………」


さっきの岩子さんの反応からして…どうやら本当に毒が入っているらしい

で、もしさっきのが演技じゃないとすると残り毒入りは2つ…演技なら3つ

まだ毒なしの確率の方が高い。いける。


京太郎「……いただきます」





≪京太郎 二個目≫


+1のコンマ一桁が  

4   →毒性大  水まんじゅう 【-6】
9   →毒性普通 水まんじゅう 【-4】
0、2、3、5、6、8
    →毒なし  水まんじゅう 【なし】
1、7 →コンマやりなおし

+1が1か7なら+2のコンマ一桁。それでも決まらないなら+3で判定


母さんがいたずらで食べ物に辛子を混ぜたりすることはあったから

食べ物のドッキリは経験したことはある……とはいえ

毒入りの喰い物なんて一度も食べたことはない。さっきは多少のことじゃ動じないと言ったが

正直心臓が破裂しそうだ…お腹が痛くなってきた


岩子「どうしたの?怖気づいちゃった?」

京太郎「っ、違うさ。これに決めた」


もぐもぐ…

もぐもぐ……

………………………旨い。

京太郎「…セーフだ」

普通に旨いから困る、この水まんじゅう

岩子「そうみたいね~2連続で回避、さすが五人目」

京太郎「その称号、知ってるのか」

岩子「ええ。じゃあ次は私」


初手はほとんどの人が聖水を飲まないと思いますが

次の岩子さんが聖水を飲むかは判断が分かれると思うのでコンマで決定


+1のコンマが
偶数→岩子さん聖水使用
奇数→不使用



岩子「…聖水、飲むわ」

仮面の下で、喉が鳴る

岩子「………きたわね。慣れないわ、このしびれ」

京太郎「事前に体験済みってわけか。初見の俺が不利なゲームにしておいて……何がフェアだ」

岩子「……」

岩子「さっきも言った通り、私はフェアを貫いてるわ。『私』はね」

京太郎「………別にいいけどな、今までだって似たようなもんだったし」

岩子「……冷たいのね」




京太郎は、ここ最近岩子に親しみを覚え始めていた。

親しみという表現が正しいのかは分からないが、少なくとも悪い奴じゃない。良いやつかどうかは置いておいて。

あの空間での勝負も、だんだん楽しいように思えてきていた。命がかかっているにも関わらず、だ。

だから今回の不意打ちには腹が立った、正々堂々と勝負しないことに腹が立った。

――――というのは建前で

本音はなんとなく寂しくなったからだった。

いつもの勝負だって命の保証はなかったし、いきなり時空の歪に連れ去られての勝負、不意打ちと大差はない。

正々堂々なんて、岩子さんは始めからしていなかった。

本当のところは……本当のところは、岩子に親しみを覚え始めていて、信頼してもいいかなと思った頃に

本気で自分の命を狙いにきていることに改めて気付かされて、失望したせいだった。

小学生みたいな拗ね方だと自分で分かっていながら、失望を抑えきれなかった。

そんな態度をとっている自分にも腹が立ってしょうがなかった。


京太郎「……そんなもんだろ。俺がおかしかったんだよ」

岩子「………」

京太郎「選べよ、さっさと」

岩子「言われなくても」





≪岩子 二個目≫ ※聖水補正


+1のコンマ一桁が  

4   →毒性大  水まんじゅう 【-3】
9   →毒性普通 水まんじゅう 【-2】
0、2、3、5、6
    →毒なし  水まんじゅう 【-1】
1、7、8 →コンマやりなおし

+1が1、7、8なら+2のコンマ一桁。それでも決まらないなら+3で判定



岩子「……セーフよ。美味しいわ。さすが鹿児島の水まんじゅう」

京太郎「そうか。これで残りあと6つ。チャキチャキいこうぜ」




【二週目終了時点】

京太郎 体力 11 残り聖水 1本
岩子  体力  9 残り聖水 1本



岩子「3週目、いきましょうか」

岩子「聖水、どうするの?」

京太郎「……」





残りまんじゅう6個

内訳
毒入りが2個(毒性大、毒性普通が一個づつ)確率はそれぞれ1/6 毒入りを引く確率は1/3
毒なしが4個                          毒なしを引く確率は2/3


聖水残り使用可能回数 1回

1飲む
2飲まない

飲むと飲んだ直後にまんじゅうを食べるとそのダメージを半分にすることができる
ただし飲んだ直後に毒なしまんじゅうだった場合は逆に体力が【-1】に


+1~5で多数決



京太郎「飲まねえ。毒入りは1/3、だったら取っておくだろ」

岩子「私が演技をした可能性もあるのよ?その場合は確率は1/2になるわ」

京太郎「…確かに、ある。けど、これが正しい選択だ」

岩子「あら…なぜそう言い切れるの?」

京太郎「………」

京太郎「それは絶対に言わない」

岩子「…そう。じゃあ、早く選んで」

京太郎「………」





≪京太郎 三個目≫


+1のコンマ一桁が  

4   →毒性大  水まんじゅう 【-6】
9   →毒性普通 水まんじゅう 【-4】
0、2、3、5
    →毒なし  水まんじゅう 【なし】
1、7、6,8 →コンマやりなおし

+1で決まらないなら+2のコンマ一桁。それでも決まらないなら+3で判定



京太郎「………」

激しく、咀嚼。今の感情を噛み殺すように、柔らかいまんじゅうを噛み砕く

どうやらセーフらしい

岩子「そんなに慌てて食べなくてもまんじゅうは逃げないわよ」

京太郎「…………ごちそうさま。毒入りでも旨かった」

岩子「あら、これで残り毒入りは1つね~どっちを食べたのかしら~」

京太郎「……この狸野郎」

どうせ俺が演技しても分かるんだろ、絶対そうだ

岩子「これでもぴちぴちの女子大生なんだけど…JDよ?」

京太郎「JTだ。女子狸だ」

岩子「日本たばこ産業かしら?まだ喫煙は早いわよ」

京太郎「……お前の番だ」

岩子「はいはい」




岩子さんが聖水を飲むかどうかコンマで決定


+1のコンマが
偶数→岩子さん聖水使用
奇数→不使用

誤爆すみません


>>895 気にしなくておkですよー



岩子「………」

京太郎「おい、どうしたんだ」

岩子「悩んでるのよ、聖水を飲むかどうか」

京太郎「考えても一緒だろ…下手の考え休むに似たりってな」

岩子「急がば回れって言葉もあるわ」

京太郎「ああ…確かに矛盾してるようなことわざってあるよな…仏の顔も三度までと二度あることは三度ある、とか」

京太郎「弘法筆を選ばずと言いながら弘法にも筆の誤りとか言うんだからな。まあ、実際矛盾はしてないんだろうけど」

京太郎「うーん、やっぱり国語はややこしいな。数学のほうが好きだなあ…って、テスト期間に俺は一体何をやってるんだろ…」

岩子「……それでも付き合ってくれるのね」ボソッ

京太郎「え?」

岩子「な、なんでもないわよ……」

京太郎「…なんだよはっきり言えよ……ったく、仮面の下でどんな面してんだ」

岩子「さ、さあね。えっと…」

岩子「飲むわ。聖水」

京太郎「そうか。それがラストだな。聖水」

岩子「ええ……じゃあ、これにするわ。3つ目の水まんじゅう」



≪岩子三個目≫ ※聖水補正


+1のコンマ一桁が  

4   →毒性大  水まんじゅう 【-3】
9   →毒性普通 水まんじゅう 【-2】
2、3、5
    →毒なし  水まんじゅう 【-1】
0、6、1、7、8→コンマやりなおし

+1でだめなら+2のコンマ一桁。それでも決まらないなら+3で判定


4→毒性大を岩子が引く

(これで勝ち確定なので、ゲームを終了します)


岩子「いただきます…」

京太郎「……」

岩子「……………」


ばたり


京太郎「………え?」


いきなり、ベッドに倒れこんだ

柔らかい敷布団の上だったため、幸いにも音はしなかった


岩子「…」

京太郎「お、おい。何下手くそな演技してんだよ」

岩子「…」

京太郎「お、おい!さっさと起きろって!!」

岩子「……っ、はぁ…」

京太郎「…ほ、ほら。やっぱり演技なんじゃ…」

岩子「と、とうぜんでしょ。実は、毒性大、の、まんじゅう、だった、のよ、ね……えんぎ、だけど…」

仮面の下でも分かるくらい、息が荒い。

たどたどしいしゃべり方がやけにリアル…込み入った演技、なのか

それとも――

京太郎「ば、バレバレの演技してんじゃねえよ!心配さs………っつ」

岩子「あ、あら……ふつう…ひとは、あくまの心配なんて、しない、でしょ……」

やばい、これ毒入り引いてる。反応普通じゃない、こんな岩子さん見たことない

何が聖水だよ、全然利き目ないじゃねえか!

京太郎「そうだ……母さん、母さんに救急車を!!」

岩子「やめて!」

京太郎「なっ?!」

岩子「…おねがい、それは、やめて…もう、きえる、から…」

京太郎「き、消えるって何だよ」

岩子「さあ…あ、あなたには関係ない、でしょ……」




+2

1ある!!
2…………
3ちゃんと説明しろよ!



1→ある!!


今日はここまで。次回は少しだけ岩子さんのルーツの話をして
能力を強化して…今後岩子さんがどうなるかはまた安価次第で決めます

岩子さん永遠なれ(死んだとは言ってない)



それではおやすみなさいー

今日は更新無理そうなので明日やります


始める前に忘れてたことをひとつ…というか物語の展開が大きく変わる選択肢ですが


解毒剤は一つ

1岩子に飲ませる
2飲ませない


+1~5で多数決


「ある!!」

「どこ、に…」

「悪いが、俺と知り合ってる時点で関係ないとは言わせねえ。化け物だろうが人間だろうが、それこそ悪魔だろうがな」

正直むかつく点は山ほどあるし、こんなやつ口の悪すぎる女なんて勘弁願いたい。けど死なれるのはもっと嫌だ

「そう…」

「おい、持ってるんだろ。解毒剤。お前がそれを飲め」

「…そ、それはあなたの分で…っ、けほっ!……」

一気にせき込んだ。これ以上はまずい。さっさと飲ませないと

「俺は…そんなものじゃ死なねえよ」

「ば、ばかね…ぜったい、し…」

確かに、死ぬかもしれないな。少し身体がしびれてきた気がするし

遅行性の毒ってやつかな?ドラマでしか見たことないから分からないや…

「おら、どこに隠してんだ……」

巫女服って下ポケットとかついてないし…内ポケットかな?

「…悪いな。ちょっと中を探らせてもらうぜ」

「…へんたい…しん、で…」

「命が懸ってるときにそんなこと言ってる場合じゃないだろ…」

ドキドキなんてしてないぜ、たぶん毒が回ってきてるからこんなにドキドキするんだ、絶対そうだ

「……これか。この小ビンがそうだな」

「………」

「ほら、飲め」

「……………い、や…」

「飲め!飲まないなら無理やり飲ませるぞ」

「だって、勝負に、勝った、の、は……」

「じゃあ勝者のいうこと聞け。鼻つまんで息をできなくさせてでも飲ませるぞ…と言いたいけど仮面だからそれができねえ」

ああ、めんどくさいな。仮面取っちゃ駄目だろうか

「口の部分は空くはずだろ…前俺に見せてくれたじゃねえか」

妖艶な、その長い舌を


「………入れるぞ」

仮面の下の口の可動部分の軽くずらして、ビンの中の液体を流し込んだ

「……飲んだな。これで、大丈夫か……」

「………」

「さて、俺はどうしようか」



ベッドに寝転んだ。走馬灯が見えることを期待して寝転んだけど、意外と頭は冷静だった。身体は徐々に動かなくなってきていた

マジで死ぬんだろうか。もし死んだら母さんや父さんがせっかく俺のために強化プロジェクト立ててくれたのに無駄になるなー

全自動卓だって十分に使えてないし…改造した部屋のリモコンの機能だってまだ試してない

テスト期間だし、困ったなあ。大会だってきっと出れなくなっちまう…

清澄のみんなは…染谷部長は大丈夫だろ。あの人は誰より信頼できる人だからな

優希は…テスト頑張れよな。あ、赤点回避してもどうせ大会は俺のせいで出れないのか。すまん、優希

咲は俺がいなくても…大丈夫かな?なんか心配だなあ

あー和のおっぱいもう一回揉みたかったな。顔見たいなあ。デートしたいなあ

竹井部長は俺が死んだら墓参りしてくれるかな?あれ~死んじゃったの!とか言ったりしてな

なぜだろう思い出すのは清澄のみんなのことばかりだな……

ああ、頭がぼんやりしてきた



______________________∧,、___
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V`´ ̄ ̄



……………

体が、動く

ぴりぴりと指先のしびれを感じながら、私は体を起こした

ここは…そうか。ここは須賀京太郎の家

……!!


「須賀君!!」


今何時?!ええと…午前3時。水まんじゅうをあげたのが日をまたいだころで

毒性が小さいとはいっても、これだけ時間が経っては……!!


prrrrrrrrrrprrrrrrrrrrrrrr


「はい?あれ、どうしたんですかー?任務中では?」


「初美ちゃん!初美ちゃん!!」


「な、なんですかー?」


「持ってきて、水まんじゅうの解毒剤!!今すぐ!!須賀京太郎の家!!早く!!」


「へ、へ?須賀君ってあのヘタレチキンパツキンサイテータイミング最悪男の須賀京太郎ですかー?」


「御託はいいの。お願い、後でいくらでも土下座でもなんでもするから…早く持ってきて…」


「…わ、わかりました。長野ですよね?」


「うん…」



それから、初美ちゃんが来てくれた。窓から入って来てくれて、家の方にはばれずに済んだ

すぐに須賀君に解毒剤を飲ませてあげた。きっとこれで彼は助かる

そのまま彼をベッドに寝かせて回復を待つ


初美「…久しぶりに見ましたですよ、このヘタレ顔ー」

霞「…さっきも聞いたけど、ちょっとひどくないかしら、その…」

初美「私は私が見たままの須賀京太郎の特徴を伝えてるだけですよー」

霞「そ、そう…」

初美「今度霞ちゃんにたっぷり教えてあげますよ。全く、どれだけ私がフォローしたことか…」

霞「こ、今度聞かせてね」

初美「2時間ドラマスペシャルにしてお伝えするですよー!」


初美「……まあ、世間話はこれくらいにして―――」

初美「――――これはどういうことですか?」

霞「………」



初美「………このお饅頭の包み紙。この箱」

初美「まさか…」

霞「…そうよ」

初美「…………」

霞「……」

初美「私は昔から反対してました」

霞「そうね」

初美「おかしくないですか、姫様のためとはいえ」

霞「……」

初美「霞ちゃんはなんとも思わないんですか?家どうこうじゃなく、あなた自身がどう思うか聞いてるですよ」

霞「私は『石戸』霞。時期石戸家当主にして神代家の血を最も強く引く血筋」

霞「私自身がどう思うかなんて関係ないもの」

初美「………」


鹿児島本土南部、霧島

その山中に仙人の住む仙境があるという伝説がある

そして霧島神宮周辺で見られる神秘的な現象は、霧島の七不思議と呼ばれている


神宮家の一つ、神代家。脈々と霧島の巫女の純血を繋いできた、伝統のある本家

そして、神代家の血をわずかながらもその体内に宿す家――分家がそれに従う


神代家は古来より奇跡を起こす家系として有名だった

霧島の七不思議は、伝説ではなく殆どこの系譜に由来して起きたものである

神代家の当主は、非常に強い力を持つ者が多かった

しかし、神代家が奇跡を起こし続けることには限界があった

世代が交代していくに連れて、血が薄まり、その『力』も弱まっていった。次第に奇跡を起こす『力』を持ち得なくなっていった

そのことに恐れを感じつつあった神代の人々は、話し合った結果、分家を利用することを思いつく

当主がもつ力を分家にも分け与え、『力』を集めさせる――そして集めた力を本家に還元させる

これにより本家の負担を減らしながら、外部より『力』を集めることができるようになった

しかしそれだけでは不十分になってくる

『力』が弱くなってきたためか『力』そのものをコントロールできなくなる当主が増えてきたためだ

そこで、『力』の調節、管理をするという役割も分家に任せることに決めた

力を分け与える対象はより血筋が濃い分家に、力を管理させる対象は少し血筋が遠い分家に



これらのシステムを作り上げることで、神代家は奇跡を起こす家系としてその名を保ってきた



本家――神代家

分家――狩宿家、滝見家、薄墨家、そして石戸家

現在最も有力な分家がこの5つ。最も本家に近いのが石戸家、ついで薄墨家


力を行使して奇跡を起こす、神代家

最も近い分家として力を分け与えられた、石戸家、薄墨家

力の調節、管理、『神降ろし』に従事する家は指名制で現在は狩宿家と滝見家


本家    神代家次期当主、神代小蒔  

最有力分家 石戸家次期当主、石戸 霞

有力分家  薄墨家次期当主、薄墨初美


初美「昔から石戸家の力の集め方には私は反対してました。人からエネルギーを奪い取って、自分たちのものにするなんて」

霞「……ちゃんとフェアな取引をしてるでしょ。相手が勝ったらその人の望みを叶えてあげるんだから」

霞「私が勝ったらそのエネルギーをもらう。恨みっこなしじゃない」

初美「霞ちゃんが負けることがあるんですか?これまで何勝何敗ですか?」

霞「……」

初美「願いを、強い『想い』を持った人をエサに、無理やり勝負に引き込んでるだけじゃないですか…」

初美「しかもわけのわからない空間に引きずり込んで、騙し討ちみたいに」

初美「正直、神経を疑うでs…」

霞「……」

初美「……ごめんなさい、今のは言い過ぎました」

霞「いえ、いいのよ…」

初美「……」


霞「……私は子に生まれたんじゃない。家に生まれたんだもの。あなただってそうでしょう」

初美「そう、ですね…」

霞「初美ちゃんなら分かってくれると思うわ。同じ立場だものね」

初美「薄墨家は石戸家ほどドラスティックではないですから…」

霞「…そうね」

初美「で、本題に入りますけど」

霞「……」

初美「このヘタレに、霞ちゃんは負け続けた。力を失っていった。それで、あの石戸家なら……」

霞「ええ、そうよ。殺せと言われたわ」

初美「……やっぱり」


霞「私とこの子の対戦成績知ってる?10回勝負してそのうち私が勝ったのはたったの3回」

霞「7回もこの子にエネルギー持ってかれちゃった。それも願いが途方もないから莫大なものをね」

初美「…それだけ力持って行かれたら、さぞかし怒られたでしょう、本家から」

霞「そうよ。もちろん石戸家の人にもね。言われた、処分しろって」

初美「そうなりますよね…」

霞「そうよ。私は今までにこの勝負で合計10回しか負けたことがない…そのうち7回を持ってかれてるのよ」

初美「それ以外は全部勝ってるんですね…あと、3回はどなたですか?」

霞「……それはまた今度教えてあげるわ。2時間半スペシャルドラマにしてね」

初美「長いですよー2時間に収めてくださいですー」


初美「それで、あの決闘法ですか」

霞「ええ…石戸家にはいつくか決闘法があるわ。そのうちの一つを事前に決められて、箱を渡されて……
  彼の家で開けるまで私も知らなかったわ」

初美「なるほど」

霞「須賀君にはフェアじゃないと言われたけど、私だって戦ったことなかったのよ。これは言い訳だけど」

初美「まあ、そのへんは仕方ないですよ。それより続き続き」

霞「で…え、えっとね……ここからは恥ずかしいから言いたくないわ…」

初美「土下座でも逆立ちでもヒンズースクワットでも乳搾りでもなんでもやるって言いましたよね?」

霞「言ったけど…い、いやそこまで言ってないわよね?!」

初美「さっさと話すですよー」

霞「……始める前に毒を飲ませたの、逃げないようにするためにね。これはおばあさまに指示されたわ。確実に勝負に引きずりこめと」

初美「石戸家のズルいところは一見フェアに思えるところですー本当ならさっさと殺せるのにあくまでそれはしない」

霞「そうね。勝負の結果で殺すなら仕方ない、そう思えば心が安らかでしょうしね。
  どこかで自分は悪者でいたくない、という下心があるのかもしれないわ」



霞「で、負けちゃって…解毒剤は一本しか持ってきてなくて…」

霞「大当たりひいちゃって…」

初美「はぁ?!」

霞「それで、倒れちゃったの」

初美「なんと…意味不明理解不能…馬鹿ですか?なんでそもそも解毒剤一本しかないんですか?
   いや、そもそも時空の歪で戦えば力も使えるし解毒剤もなくてもなんとかなるし…本当に馬鹿ですか?」

初美「もうなんというか馬鹿ですね。大事なことなので3回言っておきましたですよ」

霞「……もう全部話すわ。これ以上罵倒に耐え切れない」

初美「さっさとするです。もう午前4時、空が明るんできてますよー」


霞「……」

霞「須賀君には練習試合で初めて出会ったの。あれ、どこかで見たことがあると思って」

霞「よく見たら歪で戦った彼だった」

霞「正直動揺したわ。姫様を助けるために行った練習試合で…」

初美「そういえばそうでしたね」

霞「まさか出会うなんてね。しかも清澄の5人目だったなんて」

初美「ふんふむ」

霞「マネしないで。で、それからも何度か彼は時空の歪に来た。私は負け続けた…
  たまに勝つこともあったけど、さっきも言ったとおり私の勝率は30%。彼は掛け値なしに強かった」


霞「そして…」

初美「そして?」

霞「い、いつしか私は彼との勝負が楽しくなってしまっていた」

初美「ふむ…」

霞「楽しくて…途中からプライベートな話も多くなって…彼、話うまいでしょ?だからついしゃべるのが楽しくて…」

初美「…なるほど」

霞「なんて言うんでしょうね。一生懸命になって窮地を逃れようとする彼の姿もなんか見てて楽しいし、意外と頭も切れるし…」

初美「…………」

霞「あ、この間は一緒にかき氷を食べたわ。彼はアイスのほうが好きらしいわ。だから、逆にかき氷にしてやったわ」ドヤ

初美(あれ、これ一体なんの話でしたっけ…ノロケを聞いてる気分ですよ…)

霞「というわけで」

初美「なにがというわけでなのか分かりませんが」

霞「殺せ、と言われたとき、どうしたらいいか分からなくなった」

初美「……」


霞「このまま私は彼との勝負を楽しんでいたいという気持ちは強かった…というより、殺したくなんてなかった」

霞「でも大前提として家に逆らうなんてありえないでしょ」

初美「それはそうですね」

霞「だから、困ったの。困って困って、困り抜いて」

霞「でその末に思いついたのがさっきのそれ。時空の歪で戦わない、解毒剤も持ってこない」

霞「もう任せちゃおうと思って。運命に」

霞「現実なら私は力を十分には使えない。だからそのまま半分運に任せて負けたら死んでもいい、くらいのつもりでいたの」

初美「……」

霞「ふふ、卑怯でしょ。運命に委ねるみたいなカッコいい言い方だけど、ただの思考放棄よ。もうどうすればいいか分からなくなって」

霞「だから、あとは最後の勝負を楽しもう。負けたら死のう。勝ったら…」

初美「……」

霞「勝ったら勝ったで…どうかしらね。もしかしたら解毒剤あげてたかもしれないわね」

霞「私が死んでもきっと石戸家は代わりを探してくるだろうし、ね。最後の方は生に無頓着になりつつあったわ」

初美「………そう、ですか」

霞「だいたい話したかしら。何か聞きたいことはある?」

初美「いえ…」

霞「言いたいことでもいいわよ?罵倒の続きでもいいわ」

初美「………」

初美「……同じ家を背負っているものとして」

初美「霞ちゃんの心中は察します。だから、何も私は言わないですよ。ただ……」

初美「ひとつだけ、言いたいのは……死ぬなんて簡単に言わないでください。少なくとも――」

初美「少なくとも、私は悲しむですよ。霞ちゃんが死んだら。きっと私だけじゃないです。姫様も、春ちゃんも、巴ちゃんも…」

霞「初美ちゃん…」

初美「友達って言葉、知ってますか?」

霞「ええ…」

初美「じゃあ二度とそんなに簡単に死ぬなんて言わないでくださいね」

霞「ありがとう」

初美「あと、困ったことがあったら相談してくださいです。今回みたいなことが起こらないように」

霞「……うん」


初美「とりあえず…帰りませんか?一旦私の力を貸すですよ」

霞「…そうよね。もう彼は無事なわけだし…」

初美「もしかしたら夢だと思うかもしれないですね…それまでもそう思ってたんですよね?」

霞「ええ…」

初美「…ここで殺せなかった以上、霞ちゃんは今後の身の振り方を考えたほうがいいですよ」

霞「そうね」

初美「…なにかあったら相談してくださいね。じゃあ、行きますよー」

霞「お願いね、ありがとう初美ちゃん」

初美「いえいえ、ゆーあーうえるかむですよ!」

単に能力開発の為のダイジョーブ博士的なポジションかと思われていた岩子さんにこんなバックボーンがあったとは…
そしてまた永水お偉いさん方は裏で黒いことやってんのか…これだから宗教は

ちょっと長くなりました…読んでくださった方、ありがとう


<能力強化>


芽生え【SSを継ぐ者】
前局でのコンマが偶数の時、和了りが自動的にロンになる。
ロンで上がった場合、自分より上の順位の相手を指定して直撃させることができる。1位のとき、あるいは全員の点数が同じ時は発動しない。


芽生えが自覚をもつようになります




+2のコンマ一桁が


0~5→覚醒
前局でのコンマが偶数の時、和了りをロンにできる。
この効果で和了った場合、自由に直撃相手を指定できる。1位のとき、あるいは全員の点数が同じ時は発動しない。



6~8→覚醒
前局でのコンマが偶数の時、和了りをロンにできる。
この効果で和了った場合、自由に直撃相手を指定できる。


9→強化覚醒
前局でのコンマが偶数の時、和了りをロンにできる。
この効果で和了った場合、自由に直撃相手を指定できる。また順位が3位以下であれば、直撃和了りの打点が一つ上がる。

>>951
初めに岩子さんを出した時から設定は決めてましたが
この展開になるには京太郎がロシアンルーレットに勝ち、かつ解毒剤を譲る必要がありました…が見事にそうなって驚きました


コンマ→5

特性【???】
前局でのコンマが偶数の時、和了りをロンにできる。
この効果で和了った場合、自由に直撃相手を指定できる。1位のとき、あるいは全員の点数が同じ時は発動しない。


無自覚→自覚へ


一応芽生えから進化したので…


SSを継ぐ者から名前を変える?


1変えよう
2そのまま

+1~5で多数決


1→変えよう

選択肢をいくつか


1S・S・S(シャープシュータースガ)
2フォールドスナイプス
3選ばれし弓箭
4その他自由(下ネタは2番目に大きいコンマ)




+1~5で最大コンマ

貫く雷光の一閃


>>966 貫く雷光の一閃 に決定


特性【貫く雷光の一閃】
前局でのコンマが偶数の時、和了りをロンにできる。
この効果で和了った場合、自由に直撃相手を指定できる。1位のとき、あるいは全員の点数が同じ時は発動しない。




そういえば昔みはるんと個人戦でやりあったときに…



その刹那、少し、心が緩んだのか

京太郎はそれを見逃さずに 未春に鋭い矢を放つ

未だに不慣れなその手付きから、確実にその心臓を捉える一閃――



―――ザシュ

っっつ!?かはっ…こ、こほっ…

え、な、なに…いまの…

胸に、一瞬ものすごい衝撃が、来た…



こんな感じでした。これに雷属性が追加されるのか…
どんどん京太郎の能力は中二っぽい名称になってきてるね




一日経ったので雀力が-50、学力が+80

基礎雀力 B+(85)349/350 
学力   B (73)129/200  



【七月二週平日後半 終了】


京太郎はこのあと目を覚ましますが


さっきのことをどのように記憶しているか


+2のコンマが

0、1、2→なんとなく覚えているが、夢だった気がする
3、4、5→はっきり覚えているが、また岩子さんの夢か…と記憶する。つまりいつもどおりの岩子さんの記憶
6、7、8→はっきり覚えているし、あれは夢じゃないのではないか
9    →何も覚えていない。体がだるい



次スレの季節

けんたに、千里山、その他高校(モブ高、晩成とかね)から一つ


次のタイトルの学校

+1~4で最大コンマ


けんたにーから一人


1椿野美幸
2依藤澄子
3古塚梢(部長)
4森垣友香
5安福莉子


+1~3で最大コンマ

次スレですー

【咲】友香「清澄高校でーん説、今年は止めるんでー」19【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1378914263/)


>>1000について
・展開が遅くならないように、必ず次のスレで消化する。小ネタを溜めることだけは絶対しない。
・グロ系はなし。エロいのは…極端じゃなければよし。あと、ホモすぎるのはなし
・本編には夢を見たという記憶が残って目覚めることもあるが、覚えてないこともある。
・どんな夢を見てもステータス、ストレスに影響はなし。ただし心情の揺れ動きは当然あり。また、夢以外の場面で書く場合もある。



ありでもなしでもお任せしますー
一回くらい書いてみたいですが



残りは埋めお願いします!

うめ

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