【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 照「できるの?」【3rd3】 (1000)


□目的

・咲に登場する女の子(プロ含む)と仲良くなって、

・(あわよくば)同じ屋根の下で暮らしたり、

・あんなこと(入部や部の設立、コーチ引き受け)やこんなこと(大会優勝)をするまでの過程を逝くスレ

・略してSOA安価スレ

・イチャイチャが目的ではありません(棒)

□能力―ステータス―


・精神――

その場の空気に耐えるための重要な能力。低いとプレッシャーに押し負けて気絶や逃走もある
また、好感度が高い状態で相手の精神を傷つけると、病んだり、ひねくれたり、
それは安価を反映する主人公自身にも起こりうる

・麻雀――

麻雀においての強さを表し、これが高ければ高いほど麻雀で勝ちやすくなる
ただし、異能相手にはなかなか勝てない

・異能――

麻雀における異能を判定する
一定以上になると、異能習得イベが発生する

こんな感じ。あとは、

・連投は原則禁止(コンマ判定は連投に含まず)

・5分経ってレスなしであれば連投も可

・コンマ運は無いものとして考えた方が幸せです

・麻雀判定は朝方であれば連投可

・判定・選択の安価において、ステルスモモは安価下とします

>>1000について

・本編にて影響を与えるものも可(~が転校してくる。など)

・番外として、本編無関係の小ネタも可

・ただし、本編に影響与えるものをとったとしても、

・ちょっとダメかな(暴力系統など)。と>>1が判断した場合は小ネタになります

今週sswiki http://goo.gl/c6vV12  前週sswiki http://goo.gl/hddKF8  前々週sswiki http://goo.gl/AY8HR

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1394543422


3周目前スレ

【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 はやり「牌のお兄さんで☆」【3rd2】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 はやり「牌のお兄さんで☆」【3rd2】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1394256637/)
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」【3rd1】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」【3rd1】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1392509912/)

2週目継続非安価(姫様ルート)

【安価】京太郎「俺が活躍する!?」咏「鬼畜高校生だぜぃ」【2nd 15スレ目】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」咏「鬼畜高校生だぜぃ」【2nd 15スレ目】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1392352425/)


京太郎>=(知名度1(019/050)  精神11(54/100)、麻雀120(231/250) 、異能99(030/200) )


4月 第1週の6日目  途中

       本日             >       前日

Ss>大星淡  (従妹 10.1/10.1)   >大星淡  (従妹 10.1/10.1)

SP>戒能良子 (血縁 2.4/1.9)   >戒能良子 (心配 2.0/1.5)

   宮永咲  (友人 3.0/3.0)    >宮永咲   (友人 3.0/3.0)

   宮永照  (友人 3.7/3.9)    >宮永照   (友人 3.7/3.9)

   九十九  (信頼 5.3/9.8)    >九十九   (信頼 5.0/9.8)

     新見  (知人 1.0/1.0)    >新見    (知人 1.0/1.0)

  佐藤裕子  (知人 1.7/1.4)    >佐藤裕子 (知人 1.7/1.4)

  福与恒子  (知人 0.7/0.6)    >福与恒子 (知人 0.7/0.6)

  瑞原はやり (仕仲 2.7/2.4)    >瑞原はやり (仕仲 2.3/2.0)

  三尋木咏  (恐怖 1.8/1.4)    >三尋木咏 (恐怖 1.8/1.4)

  野依理沙  (PTSD 0.5/0.5)   >野依理沙 (PTSD 0.5/0.5)

  村吉みさき (知人 0.8/0.7)    >村吉みさき (知人 0.8/0.7)


Ss=従妹/幼馴染(関係は初期から深く、頼れるけれど恋愛関係になりにくい)

SP=特殊(特殊な繋がりを持つキャラ)


1、仕事を受ける
2、仕事を受けない


安価下~下5


京太郎「良いですよ。日程はいつでもいいんですよね?」

ネリー「最低でも3日前かな? そのくらいに連絡してくれれば」

京太郎「解りました。じゃぁ……」

また今度。と

当たり前のように別れようとして

連絡先なんて知らないことに気づく

京太郎「あの……ネリーさん」

ネリー「なに?」

京太郎「連絡って、どこに連絡すれば……」

ネリー「……ネリー?」

ネリーさんはそう言いながらもこ首をかしげ

携帯を差し出してきた



・ネリーの連絡先を手に入れました

・臨海へは【6月第1週 6日目】地区予選(団体)開始日までに行きましょう


安価下コンマ判定 (雀力)

コンマx2(1回目)x0.5


安価下2コンマ判定 (異能)

コンマx2(1回目)x0.5


知名度判定忘れてた

安価下

コンマx3(昨日一昨日)x1x1.5


   雀力:異能:知名度経験値=35:83:157


京太郎(知名度1→4(026/050)、精神11(54/100)、麻雀120→121(15/250) 、異能99(113/200) )


昼行動前 イベント判定

安価したコンマ

2 淡

4 咏

6 良子 


4月第1週 6日目 (土/夕)


さてこれからどうしよう

そう考え始めようとしたところで

戒能プロからの電話がそれを遮った

良子『ご無事ですか?』

京太郎「問題ないですよ。戒能プロは?」

良子『仕事の方は問題ありません。ただ……』

京太郎「ただ?」

良子『………………』

戒能プロはそのまま続けず

少し間を置いてから俺の質問に答えてくれた……のではなく

良子『これから会えますか? というより、私の仕事場に来てもらえますか?』

と、訊ねてきた


京太郎「戒能プロのところ……ですか?」

良子『イエス。お金は着払いでタクシーでも利用してください』

京太郎「えっと……何かあったんですか?」

仕事の方は問題ないと言ったし

仕事以外で俺を呼び出す必要なんてあるんだろうか?

いや、ない

なんて自己否定しつつ戒能プロの言葉を待つと

答えてくれたのは戒能プロではなく

どこかで聞いたことあるような声の人……なんてふざけることができないような相手

咏『いやーその……なんつーか、会って話せねーかなってさ』

京太郎「み、三尋木プロ……? 三尋木プロには俺のアドレス教えてましたよね?」

咏『そ、そうなんだけどさ……なんか自分からじゃしにくかったんだよ』

いつものちょっとだけおちゃらけたような喋り方ではない三尋木プロは

戒能プロからの言葉を少しだけ変えて、改めて言い放った

咏『今から言う場所……来てくれると嬉しいんだけど』



1、良いですよ
2、夜じゃダメですかね
3、すみません……俺、三尋木プロを襲うかもしれないから……
4、すみません……無理です
5、おい三尋木、お前が来いよ
6、そのほか自由言動


35分

いくよー


1、良いですよ
2、夜じゃダメですかね
3、すみません……俺、三尋木プロを襲うかもしれないから……
4、すみません……無理です
5、おい三尋木、お前が来いよ
6、そのほか自由言動


安価下から下5


京太郎「良いですよ」

咏『マ、マジで!?』

京太郎「え、ええ、本気ですけど……」

三尋木プロのあまりにも嬉しそうな……とは言えないが

予想と反していたことへの喫驚した声は

強く大きく音割れするくらいに響いて、困惑してしまった

そんなに驚くような事なんだろうか……と

むしろ、三尋木プロ自ら会いに来て欲しいと頼んできたこと自体が俺にとっては意外だった

なにせ……

【咏「それがこえーんよ……」】

【咏「……須賀くん、麻雀止めね?」】

それほどまでに俺のことを恐れていたのに

……八岐大蛇がってだけで

俺に対しては大丈夫だってことなんだろうか?


咏『本当に悪いけど……待ってるぜぃ』

京太郎「は、はい……じゃぁ……」

場所を聞き

三尋木プロとの電話を終えた俺は

大きなため息をついてからタクシー乗り場へと向かう

一体、何の話があるんだろうか?

やっぱり……麻雀は辞めろって話なんだろうか

京太郎「安請け合い……しなきゃよかったかもな……」

プロからの誘いだというのに

少しだけ重苦しい空気を孕んだまま

俺はその呼び出された場所へと向かった


安価下コンマ判定


2 まずは姿勢から

5 日本人ならまずこれ

8 控えめうたたん

それ以外は通常運行


テレビ局 (夕)



京太郎「お待たせしました」

咏「あーううん、全然待ってないから」

そういう三尋木プロと

良子「今の所は問題なさそうですね」

と、優しく微笑む戒能プロ

2人が囲んでいるのは見間違えるはずもない……雀卓だった

京太郎「仕事って麻雀関係だったんですか?」

良子「ええ、ですが。これは須賀くんのために用意したものですよ」

京太郎「え?」

疑問符を浮かべる俺に対して

三尋木プロは頭を下げて……そして、言う

咏「ほんっとーにごめん!」

謝罪の言葉を

咏「もうちょっと言葉を選ぶべきだった……本当……ごめん」

もう一度つぶやき、頭を下げたまま三尋木プロは言葉を続けた


咏「本当に悪かったって思ってるんだ」

京太郎「み、三尋木プロ……」

プロに頭を下げさせているというこの状況

夢にさえ見ないようなそんな光景を目の当たりにして

口ごもる俺とは対照的に

三尋木プロははっきりと言い放った

咏「あたしと対局しよう」

京太郎「た、対局……?」

咏「良子ちゃんから聞いたんだけど、対局して須賀くんの能力を開花させればなんとか出来るらしいんだよねぇい」

京太郎「それは……」

咏「止められなかった責任があるし、傷つけた責任もある……だから、遠慮なくあたしを使って欲しいんよ」

三尋木プロはそう言いつつ胸元に手を当てながら、俺のことを見つめる

酷いことを言ったこと。止められたはずなのに止められなかったこと

それらを償いたい

三尋木プロの瞳は……そんな思いを感じさせた


咏「八岐大蛇……だっけ? それを遠慮使って良いぜぇい」

京太郎「そ、そんなことしたら!」

咏「酷い事を言ったし、止めなかった自分を棚に上げて責めた……その報いだから平気平気」

三尋木プロはそう言って微笑む

不安になって戒能プロの方を見てみたが

静かに頷くだけで、判断は俺に任せるといった感じだ

咏「大人として、先輩として、後輩のためにも一肌脱ぐ。それが勤めなんじゃね? 知らんけど」

京太郎「………………」

正直、それは助かるっていうレベルじゃない

でも不安がないといえば嘘になるという……


1、解りました、やりましょう
2、いえ……それはさすがにできません


06分


いくよー


1、解りました、やりましょう
2、いえ……それはさすがにできません


安価下~下5


了解、1で


とりあえず今日はここまで


できれば明日の昼前から


京太郎「解りました、やりましょう」

良子「もしも危険と判断した場合は私が止めますよ」

咏「悪いねぇい。迷惑かけるよ」

戒能プロの手助けの言葉に

三尋木プロは普段の明るさを損なった笑顔で答える

俺がこのままでいる限り

三尋木プロはずっと自責の念を抱いたままなんだろうか?

麻雀を楽しむことも、出来なくなるんだろうか?

そんなのは……ちょっと嫌だな

……頑張ろう

そう意気込み、気づく

京太郎「そういえば……3人しかいませんし、三麻ですか?」

咏「そうだねぇい、誰かを巻き込むのも嫌だし」

良子「三麻のルールは問題ありませんか?」

京太郎「プロですから」

2~8萬抜きでいない分の支払いは折半……

ちょっと支払いがでかくなるけどまぁ、仕方がないな


安価下コンマ判定

1桁 咏   2桁 良子

安価下2コンマ判定


1桁 京太郎


親決め

良子 京太郎  咏


東一局 (良子)


良子「まずは私の親番ですね」

京太郎「んー……」

2~8萬子が無しとなると

萬子は雀頭扱いがベストだろうか……

まぁ4つあるにはあるんだし、槓して四槓子……は、

プロ相手では狙いすぎだ。同じく清老頭も厳しいだろうな

つーか、プロ相手で役満狙おうって考え自体がおかしいんだけど

1・9雀頭だと混老対々が高めだな

チンイツは萬子抜きだから狙えないし……まぁ萬子を必ず使う必要性はないけど

数が少ない分邪魔になるのは事実だし、それはやっぱ捨てたくなる

だけど、捨てたくなるってことは捨てられるのを待たれる可能性も高くなるってことだ

単騎待ちの可能性は高そうだが……果たして

京太郎「行きます」


狙い撃ちを使うか否か安価下

1、  咏に(140+85)  コンマ19以上で成功
2、良子に(125+77)  コンマ91~94以外で成功
3、使わない


※【龍を司る者】および、【八岐大蛇】は狙い撃ちなしでも使用します


咏「……白羽の矢が立ったんかねぇい、狙われてるってのがバレバレだぜぃ」

京太郎「あはは……」

俺が三尋木プロを狙うと決めた瞬間

俺には見えない八岐大蛇が三尋木プロに白羽の矢を立てたような

解りやすい目印をつけてしまうようだ

京太郎「これじゃ、狙うも何もないじゃないですか」

咏「いや、警戒しなきゃいけなくなるからなぁ……下手に進められなくなるんじゃね? 知らんけど」

そう言いながらノータイムで牌を切るあたり

振り込まないつもりでいるらしい

良子「須賀くん、ツモってください」

京太郎「あ、あぁ……はい」

二巡連続でドラ牌ツモ

大蛇さん容赦ねー……



安価下  京(121+99+50)
安価下2 咏(140+85-50)
安価下3 良(125+77)


安価下コンマ判定  【龍を司る者】

0167で槓なし

23で槓1

45で槓2

89で槓3

ゾロ目で槓4……京太郎の四槓子


槓2=通常4枚+(赤2)+(槓2=8)=ドラ最大14

安価下コンマ判定


01~35=ドラ4
36~40=ドラ5
41~40=ドラ6
46~50=ドラ7
51~55=ドラ8
56~60=ドラ9
61~65=ドラ10
66~70=ドラ11
71~75=ドラ12
76~80=ドラ13
81~85=ドラ14
86~90=ドラ4
91~95=ドラ7
96~00=ドラ8



京(121+99+50+5)=275
咏(140+85-50+5)=180
良(125+77+28)=230

275-180=95=3翻+7翻(ドラ7)=10=倍満(ドラ計算は今度からこれがいいと思うの)


京太郎「うっわぁ……」

槓すれば、槓されれば……いや、されずとも

ドラが手牌に集まるというドラ馬鹿仕様

なにこれ怖いんだが

咏「下手にリーチもできないし……ドラが集まるなら、ドラ牌と繋がるのは切れないだろうし」

良子「ドラが集まる場所に振り込んだらダメージは甚大ですね」

咏「あーもう、わっかんねーここで!」

三尋木プロはかなり粘った

粘ったけど……すみません

京太郎「それロンです。 本来なら5200でも、ドラ7なんで……倍満、16000です!」

咏「本来の3倍以上だってさ……良子ちゃん」

良子「これは想像以上ですね」


1位 京 25000+16000=41000
2位 良 25000+0=25000
3位 咏 25000-16000=9000


咏「ぜってー槓しないことを誓おうぜ、美子ちゃん」

良子「下手にドラが増えても困りますね……しかし、次、堪え切れますか?」

咏「わっかんねーけど、諦めることだけはしないぜぃ」

三尋木プロはそう言いつつ笑う

強い人と戦えること

自分の実力を余すことなく発揮することができること

それを喜んでいるような……笑顔

京太郎「……怖くないんですか?」

咏「ん? そりゃまぁ……喉元咥えてくるからこえーけど、でも……恐気の沙汰ほどおもしれーって言うじゃん?」

三尋木プロ、それなんか違う

何か間違ってますよ、語呂的に間違いじゃないけど

何か違うような……まぁ良いか

京太郎「俺の親番ですね……いきます!」

楽しめているなら、それで



狙い撃ちを使うか否か安価下

1、  咏に(140+85)  コンマ19以上で成功
2、良子に(125+77)  コンマ91~94以外で成功
3、使わない


※【龍を司る者】および、【八岐大蛇】は狙い撃ちなしでも使用します


良子「次は私ですか?」

京太郎「あー……やっぱり判っちゃいます?」

咏「それは、なぁ……?」

三尋木プロはそう言いながら戒能プロと視線を合わせ

そして俺を見て、苦笑する

京太郎「な、なんなんですか?」

咏「いや、獲物を前に舌舐りする龍が憑いてるってのも災難だなぁってさ」

京太郎「……マジですか」

良子「イエス」

戒能プロはほんの少しの同情を混ぜた表情で頷き

俺の頭を撫でた

良子「ドンマイですね」

なんかちょっと……悔しかった



安価下  京(121+99+50)
安価下2 咏(140+85)
安価下3 良(125+77-50)


安価下コンマ判定  【龍を司る者】

01679で槓なし

234で槓1

5で槓2

8で槓3

ゾロ目で槓4……京太郎の四槓子


槓1=通常4枚+(赤2)+(槓1=4)=ドラ最大10

安価下コンマ判定


01~35=ドラ4
36~40=ドラ5
41~40=ドラ6
46~50=ドラ7
51~55=ドラ8
56~60=ドラ9
61~65=ドラ10
66~70=ドラ4
71~75=ドラ5
76~80=ドラ6
81~85=ドラ7
86~90=ドラ8
91~95=ドラ9
96~00=ドラ10


京(121+99+50+65)=335
咏(140+85+12)=237
良(125+77+70-50)=222

335-222=113=8翻(倍満)+5翻(ドラ5)=13翻=数え役満


※8翻なのは

2倍満 111~115、126~130、171~175(24000、16000)

この倍満範囲で一番低い範囲だから


京太郎「ん~……」

今の手牌は普通に見たら倍満が近い

でも、ドラを数えれば一発で数え役満に進化する

これはやばいとかそういうレベルの話じゃなくて

もはや、和了=勝ちを約束されているようなものだよな

まぁ、和了できてこそであって

できなきゃただのドラ置き場でしかないし

それは過言かもしれないけど――

京太郎「戒能プロ、それロンです」

良子「おー、これを待っていましたか……ちょっと意外ですね。点は?」

京太郎「えっと……倍満。だったんですが、ドラ5で――数え役満、48000です」

良子「」

咏「良子ちゃん、あたしも野依プロも初めての対局はトバされたんだ。もはや必然だと思おうぜぃ」




1位 京 41000+48000=89000

2位 咏 9000+0=9000

3位 良 25000-48000=-23000


良子「それは良いですよ……ですが」

京太郎「ん?」

戒能プロは少し不安そうに自分の喉元を摩りながら

俺のことを見つめた

良子「大丈夫ですか?」

京太郎「あー……まぁ」

戒能プロ達が特別な何かを使わずに対局してくれたおかげで

【八岐大蛇】を使わずに済んだからな……

京太郎「大丈夫そうです」

>【龍を司る者】-2x二局分=-4=8-4=4

良子「そうですか……それなら良いです」

戒能プロは安心したように胸を撫で下ろす

でも、これ以上減ったら多分……やばかっただろうな


咏「何の話?」

良子「それは……」

戒能プロは少し困ったように呟きながら俺を見て

顔を赤くすると、自分の耳たぶに触れながら俯く

そんな動作に疑問はさらに深まったのか

三尋木プロは訝しげにまゆを釣り上げ

俺のことを見つめた

咏「な、なんかした……?」

京太郎「あはは……いえ、何にも」

ホテルで性的な意味で喰らおうとしたとか

耳朶に噛み付いて血を飲んだとか

そんなこと言えるわけがなかった



安価下コンマ判定 (雀力)

コンマx2x2.1


安価下2コンマ判定 (異能)

コンマx2x2.1


   雀力:異能経験値=88:319

、麻雀121(103/250) →麻雀121(015/250)


異能99(113/200)→異能99(432/200)→異能100(232/200)→異能100(232/250)


それを感じたのは対局を終えてすぐではなく

しばらくして落ち着いてからだった

自分の中で燻っているだけだったものが

もっと明確に、はっきりと

手に取るよりも、舌で感じているほどに敏感に感じられるようになって

目を閉じれば八岐大蛇が見える……というわけではないが

イメージは容易に浮かぶ

俺の中のどこかにある檻の中に押し込められた大蛇が見える

彼? 彼女?

……大蛇は問う

我を手放す気はないのかと

我に従うつもりはないのかと

俺は答える

そんな気はない。と


大蛇は問う

ならばどうするのだ。と

京太郎「どうする……か」

良子「須賀くん?」

天井を見上げるつもりで背もたれに体重を乗せて仰げば

大蛇の白い皮膚が見えた

見える人には見える

霊的なモノ、俺にとり憑く神様

そんな格上な存在に対して俺は問う

……お前はどうして欲しい?

大蛇は俺を見て……言う

お前の体を寄越せ。と

京太郎「それは断る」

奪えるなら奪うだろう

でも、奪えないから奪わずに寄越せという

――俺の方が、上回れたということだろうか


上回ることができたのなら

俺が支配することが出来るという事でもある

京太郎「…………………」

支配が完全に……というか

俺の力でできるようになれば

戒能プロに迷惑をかけることなく

俺だけの問題で済ませることができるし

ほかの人を下手に刺激して

野依プロみたいな大変なことになることも……きっとない

だから……俺は


1、おい、八岐大蛇。俺に従えよ(支配)
2、仲良くしようぜ、これからさ(共存)
3、出て行けよ。俺の中から(追出)
4、その他自由言動

40分


いきます


1、おい、八岐大蛇。俺に従えよ(支配)
2、仲良くしようぜ、これからさ(共存)
3、出て行けよ。俺の中から(追出)
4、その他自由言動


安価下~下5


仲良くしようぜ、これからさ

俺と繋がっているようなものである大蛇は

そう言おうと思った時点で気づき

俺のことを見下ろす

龍というだけで威厳があるが

神様ともなればそれはもう凄くてちょっと萎縮しそうになるけれど

ここは……と、睨んでいるような大蛇に対して

微笑みを向ける

害さえなければ、俺はあんたと仲良くしたいんだよ

討伐するだとか、追い出すとか

なんかちょっと……嫌なんだよな

そう思うと、大蛇はたからかに笑った


仲良くしたい? 我とか?

愚案もここまで来ると言葉さえも無意味に思えてくるぞ

大蛇はそんなことを言いながら

俺のことをジッと見つめる

食らいつく前の飯を品定めしているかのような瞳

チロチロと見える舌はやっぱり大きかった

なんだよ……ダメか?

俺の不安混じりなその問いに対して

八岐大蛇は少しだけ悲しそうに言い放つ

我は神だ。しかも、このような畏怖の対象とならざるを得ぬ体躯を持つ

お主はそんな我が良いのか……と

だからこそ、俺は言う


1、俺は嫌いじゃないぜ、あんたのこと
2、格好良いんだから自信持てよ
3、バーロー、初めからそう言ってんだろ
4、どんなやつだって関係ねーよ。仲良くなりたいって思ったんだからな
5、あぁ、別に良いよ
6、その他自由


安価下~下5


格好良いんだから自信持てよ

そう言い放つ……というか思う

大蛇はそんな答えを予想はしていなかったのか

ほんの一瞬だったかもしれないが

目を見開き、再び細めた瞳は

馬鹿を見る目か、期待をする目か

それとももっと別の何かなのか……

少なくとも

相手を恐れさせようという気は感じられなかったが……

我はそのようなつまらぬ言葉に惹かれるほど

容易い存在ではないぞ

と、少しだけ明るい声で言われてしまった


まぁ、善悪はともかくとして神様だし

そんなことだろうとは思っていたけど

俺にとってのファーストコンタクトは失敗だったとは思わな――

そもそも、我は雄ではないぞ

京太郎「えっ」

大蛇のまさかの言葉に思わず口に出てしまう

いや、神様だし

雌雄決められていなくてもおかしくないけど

女の子を喰らうっていうから

雄なんじゃ……と、思っていたんだけど

と、混乱する思考に響く、大蛇の声

クックック……冗談だぞ小僧。我に性別など関係あるわけなかろう?

お主が望むのであれば、雄でも雌でも好きに解釈するが良い

大蛇は悪戯に笑い

覗かせていた舌で俺の頬を舐めた


安価下コンマ判定

一桁の数字=扱える八岐大蛇の力


「この程度でよかろう? お主は実力もあるのだからな」

と、大蛇は言うが

どの程度なのかが解らず困惑していると

大蛇は気だるそうに息を吐き

頭一つを俺の正面に伸ばすと、その程度を分かりやすく教えてくれた

「我の頭一つくらいだ」

京太郎「………………」

「ん? ケチとでも言いたそうな顔だの?」

ケチとは言わないけど

なんつーか微妙じゃないか?

とか思っていると

大蛇は鼻を鳴らし、俺のことを睨んだ

「嫌なら貸さぬぞ。お主がそこの……和服はともかく、スーツの方を喰らうならば話は別だがのぅ」

だったら別に良いや

なんて、諦めた感じで大蛇から目を逸らすと

「つまらん奴め」

大蛇はつまらなそうにそう呟き、俺の頭を――咥えた

京太郎「うわぁあああぁぁぁっ」

咏「んー?」

京太郎「な、なんでもないです……」

怪訝そうな顔付きの三尋木プロに苦笑いでそう返し

もう一度上を見上げると、大蛇は顔をしかめていた

「男児の悲鳴は気持ちが悪くて好かんなぁ……」

だったらやるんじゃねーよっ!

心の叫びは大蛇に届き、大蛇は俺を一瞥すると……鼻で笑ってそっぽを向いた


・八岐大蛇と共存します
・利用可能なのは2割【龍を従える者】(ドラ2確定  最大4)
・【八岐大蛇】は使用できません
・【????】は使用できません


中断


ひとまずこれで大蛇問題は解決※野依(PTSD)が解決したとは言ってない


嘘ついて戒能プロに如何わしい事しても良いんだぜ

バレたら酷い事になるけど

これから大蛇の力を引き出す方法は?

大変だったけど、ようやくプロローグ終わって本編はじめるよーって感じだね


>>163
仲良くなればいいんじゃないかな。知らんけど
>>164
ということは、超大変な展開がこれから巻き起こるってことなんじゃねー? 解らんけど


安価下コンマ判定


3で咏

6で淡


4月第1週 (土/夜)


戒能プロと三尋木プロが仕事ということで仕事に送り出したあと

外に出てみればもう夜で

何か忘れているんだよなぁ……なんて思いつつ

真っ暗な空を見上げてみる

京太郎「……なんだっけ」

呟いてみても答えてくれる人はいない

「我に聞かれても困るぞ」

……答えてくれる龍はいるんだけど

別に聞いてはいない

あとは……

仕事のせいで戒能プロに八岐大蛇について話してないんだけど……どうするかな


1、電話
2、メール
3、移動
4、ホテルに帰る
5、撮影見学(咏or良子)


安価下2


どっちの撮影見学をする?


1、咏

2、良子


安価下2


同レスコンマ

0 えり
9 恒子
8 裕子
7 みさき
6 理沙
5 健夜
4 靖子
3 はやり

それ以外はなし


>良子の仕事見学


せっかくテレビ局に来たんだし……と

戒能プロの撮影見学をしようと行ってみると

久しぶり……というほどでもないけど三日ぶりに見る佐藤さんの姿があった

京太郎「…………」

戒能プロと並ぶと

佐藤さんの容姿が少し隠れる感じはするけど……美味そうだ

綺麗だし、結構良いスタイルも持ってい――

京太郎「割り込むなよ……」

「思っていることだろうに」

京太郎「思ってないから……ちょっとしか」

八岐大蛇にぼやきながら、撮影を見守っていると

戒能プロと佐藤さんは俺に気づき

2人して微笑み

どっちも相手が俺だということに気づき、2人で見合って苦笑する

京太郎「……邪魔、だったかな?」

なんて思ったものの、撮影は滞りなく進んだ


裕子「戒能プロとお知り合いだったんですね」

良子「つい先日からですが」

戒能プロは俺よりも先に答えると

俺を見つめて首をかしげた

良子「ところで、なぜこっちに?」

京太郎「あーそれは……」

佐藤さんもいるし

下手なことは言えないよな……

裕子「須賀プロ?」


1、戒能プロにお話が
2、佐藤さんにお話が
3、なんとなくです
4、戒能プロのことが見ていたくて
5、佐藤さんのことが見ていたくて


安価下2


京太郎「なんとなくです」

良子「そうですか……」

戒能プロは少し残念そうに

でも、何か急用があって。ということではないことには安心したのか

ちょっと複雑そうに呟く

裕子「お仕事はまだ、少なめなんですか?」

京太郎「いえ……まぁ、ぼちぼちですね」

裕子「良かったですね」

佐藤さんはぼちぼちと言った俺を励まそうとしたのか

余計なことは何一つ言わずに、微笑んだ

京太郎「ありがとうございます」

良子「麻雀の実力もあることですし、さらに増えますよ」

裕子「戒能プロのお墨付きなら……信憑性十分ですね」

佐藤さんは少し嬉しそうに、そう言った


良子「そういえば、須賀くんとは?」

裕子「3日前のお仕事で一緒になったんですよ。小学生の麻雀教室だったんですけど……良い先生でしたよ」

佐藤さんは俺のことを悪くは言わず

戒能プロへ売り出すかのように甘い評価を下す

自分でも成功したとは思うけど

改めて人前でも褒められると……ちょっと照れてしまう

良子「なるほど、グジョブでしたか」

裕子「え、ええ……まぁ」

戒能プロの反英語にはやはり戸惑う佐藤さんは

困ったように首を傾げつつも頷く

もう少し話していたい気もするけど

時間も時間だし……帰らないとな


・佐藤アナと別れました


安価下コンマ判定

2  7  ゾロ目


それ以外ではこのまま1日終了


4月第1週 車内 (土/ex)


良子「このままホテルまで直行しますよ」

戒能プロはまだ俺が八岐大蛇を支配――

(支配されたわけじゃないんだがなぁ?)

……八岐大蛇と共存することを選択したことは知らない

共存するにあたって

別に戒能プロの血を飲む必要もなくなったし

このままホテルに行く理由もないといえばないんだよな……

(しかしこの娘の血は特別だぞ? 我も好きな味だ)

京太郎「ふ~ん……」

良子「須賀くん?」

京太郎「あ、えっと……」


1、そうですね、早く帰りましょう
2、いえ、俺は事務所に帰ります
3、いえ、俺はほかに行くところがあるので
4、実は……俺、八岐大蛇と共存することに決めたんです
5、カーセッk
6、その他自由言動


25分


重要というか、特別に続いた時間なので


ではいきます


1、そうですね、早く帰りましょう
2、いえ、俺は事務所に帰ります
3、いえ、俺はほかに行くところがあるので
4、実は……俺、八岐大蛇と共存することに決めたんです
5、カーセッk
6、その他自由言動


安価下~下5


京太郎「実は……俺、八岐大蛇と共存することに決めたんです」

良子「共存……ですか?」

戒能プロは運転しているからか

俺の方は見ることなく

意外にも冷静に言葉を返してくる

京太郎「そうなんですよ。交渉したら承諾して貰えちゃって」

良子「憑依されるだけではなく、扱う方の能力も開花させてしまったのですね」

京太郎「そういうことになりますかね……戒能プロ達のおかげです」

そんなしんみりとした俺の返しに対して

戒能プロはただ静かに「いえいえ」と返してきただけ

それが少し残念なような気もしたが

迷惑を被っている側としては、さっさと居なくなってくれた方がありがたいよな……

なんて、嘆いてみたりするが

口に出したわけではないし、大蛇に苦笑されただけだった


良子「では、連れて行く必要もないですね」

赤信号で停まった車内に

戒能プロのそんな言葉が響く

ここで降りろという意味ではないのは解るけど……

(名残惜しいのであれば言えばよかろう)

京太郎「……………………」

そんな厚かましい以上に図々しいお願いなんて出来るわけないだろ

と、大蛇の言葉を一蹴し、戒能プロを見つめると

戒能プロもまた俺のことを見ていた

良子「どこかにお送りしますか?」

京太郎「えっと……」


1、俺……もう少し、その……
2、事務所にお願いします
3、知り合いの家に
4、従妹の家に
5、この辺りで降ります
6、その他自由


05分


いくよー


1、俺……もう少し、その……
2、事務所にお願いします
3、知り合いの家に
4、従妹の家に
5、この辺りで降ります
6、その他自由


安価下~下5


京太郎「俺……もう少し、その……」

良子「?」

口ごもる俺を見て、戒能プロは首を傾げる

けれど、何かを言おうとしたところでクラクションが響き

慌てて車を動かしたせいか、言葉は飲み込まれて消えていく

どうするべきだろう

言いたいことがあるのに

うまく言えない……そんなもどかしさに苛立つ

(我が言う事も可能だぞ? この娘は普段から我を感じ、我の姿を見て、我の言葉を聞くことが出来るのだからな)

京太郎「………………」

普通ならお断りするそれに対して

俺は思わずお願いしそうになってしまった


良子「それで、なんですか?」

京太郎「その……このままはいそうですかで別れるのもなって……」

良子「………………」

今まで

迷惑かけただけでしかないのに

このままいても

迷惑かけるだけでしかないのに

何言ってんだろうな……

(本当にな。何を言っておるのやら)

卑屈になっていく思考を裂く大蛇の声は

僅かな怒りを感じさせた

良子「ですが、もう夜ですよ? いくらプロといえど貴方はまだ子供。連れ回すことは出来ませんよ」

京太郎「それは……」

それはそうだ

当たり前の答えだ

そしてなにより……

俺が大蛇と共存できるようになった今

戒能プロのホテルに付いて行ける理由はない……


安価下コンマ判定

4 イベント(大蛇の余計な手出し)

0 良子「電話も携帯もあります。何かあればそれでいいでしょう」

7 良子「……では」


ゾロ目=7  44=4


何も言えない俺に対して

戒能プロは小さく笑うと車を止めた

良子「……では、とりあえず降りてください」

京太郎「え?」

疑問符を浮かべる俺の視界に映るのは

事務所でも喫茶店とかでもなく

戒能プロの泊まっているホテルだった

京太郎「で、でも戒能プロ……」

良子「話すのであれば落ち着いたプレイスつまりここです」

幸か不幸か

戒能プロは特に躊躇することもなく

俺をホテルの部屋へと招いてくれた

(我のおかげだな。クックック……褒美はこの娘でも良いぞ?)

京太郎「………………」

うるさい大蛇の言葉は無視しすることにして

戒能プロの部屋へと入っていった


4月1週 6日目  ホテル(土/ex)


京太郎「なんか……すみません」

良子「元々、連れ帰る予定でしたから」

戒能プロはそう言って小さく笑う

もう関係ない

そう言って切り捨ててもいいはずなのに

戒能プロはそんなことせず

俺に付き合ってくれる……ありがたいことこの上ないな

良子「ですが……あと少しだけですよ」

京太郎「…………戒能プロ」

戒能プロは

嬉しそうに……でも、残念そうな笑顔で言う

良子「とりあえず今日は休みましょう。もう疲れました」

京太郎「……そうですね」

1日中仕事だった戒能プロを無理に会話に付き合わせるなんてことは出来ず

ベッドに横になった戒能プロの隣に並んで横になる

良子「グッナイ、須賀くん」

京太郎「ええ、おやすみなさい……戒能プロ」

そう言い合って……ゆっくりとまぶたを閉じた



・1日を終わります


京太郎(知名度4(026/050)、精神11(54/100)、麻雀121(103/250) 、異能100(232/250) )


4月 第1週の6日目

       本日             >       前日

Ss>大星淡  (従妹 10.1/10.1)   >大星淡  (従妹 10.1/10.1)

SP>戒能良子 (血縁 3.3/2.7)   >戒能良子 (血縁 2.4/1.9)

   宮永咲  (友人 3.0/3.0)    >宮永咲   (友人 3.0/3.0)

   宮永照  (友人 3.7/4.4)    >宮永照   (友人 3.7/3.9)

   九十九  (信頼 5.3/9.8)    >九十九   (信頼 5.3/9.8)

     新見  (知人 1.0/1.0)    >新見    (知人 1.0/1.0)

  佐藤裕子  (知人 1.9/1.8)    >佐藤裕子 (知人 1.7/1.4)

  福与恒子  (知人 0.7/0.6)    >福与恒子 (知人 0.7/0.6)

  瑞原はやり (仕仲 2.7/2.4)    >瑞原はやり (仕仲 2.7/2.4)

  三尋木咏  (友人 2.3/2.0)    >三尋木咏 (恐怖 1.8/1.4)

  野依理沙  (PTSD 0.5/0.5)   >野依理沙 (PTSD 0.5/0.5)

  村吉みさき (知人 0.8/0.7)    >村吉みさき (知人 0.8/0.7)

  八岐大蛇  (憑物 2.2/2.0)    >八岐大蛇 (憑物 2.0/2.0)

Ss=従妹/幼馴染(関係は初期から深く、頼れるけれど恋愛関係になりにくい)

SP=特殊(特殊な繋がりを持つキャラ)


とりあえず今日はここまで

お憑かれ様でした



なんで良子さんでゾロ目が出るんだ。本気で移籍しちゃうぞ……戒能プロが

ほいっ、ネリー忘れ訂正


京太郎(知名度4(026/050)、精神11(54/100)、麻雀121(103/250) 、異能100(232/250) )


4月 第1週の6日目

       本日             >       前日

Ss>大星淡  (従妹 10.1/10.1)   >大星淡  (従妹 10.1/10.1)

SP>戒能良子 (血縁 3.3/2.7)   >戒能良子 (血縁 2.4/1.9)

   宮永咲  (友人 3.0/3.0)    >宮永咲   (友人 3.0/3.0)

   宮永照  (友人 3.7/4.4)    >宮永照   (友人 3.7/3.9)

   九十九  (信頼 5.3/9.8)    >九十九   (信頼 5.3/9.8)

     新見  (知人 1.0/1.0)    >新見    (知人 1.0/1.0)

  瑞原はやり (仕仲 2.7/2.4)    >瑞原はやり (仕仲 2.7/2.4)

  三尋木咏  (恐怖 2.3/2.0)    >三尋木咏 (恐怖 1.8/1.4)

  野依理沙  (PTSD 0.5/0.5)   >野依理沙 (PTSD 0.5/0.5)

  佐藤裕子  (知人 1.9/1.8)    >佐藤裕子 (知人 1.7/1.4)

  福与恒子  (知人 0.7/0.6)    >福与恒子 (知人 0.7/0.6)

  村吉みさき (知人 0.8/0.7)    >村吉みさき (知人 0.8/0.7)

    ネリー  (興味 1.1/1.3)    >ネリー     (興味 1.1/1.3)

  八岐大蛇  (憑物 2.2/2.0)    >八岐大蛇 (憑物 2.0/2.0)

Ss=従妹/幼馴染(関係は初期から深く、頼れるけれど恋愛関係になりにくい)

SP=特殊(特殊な繋がりを持つキャラ)

あと、難易度普通だし……こんなオプション
どっかで変動した何か(フラグ)がわかるかもしれない何か


~事務所~

「……今日も事務所には戻ってないみたい」
「須賀くんのだけど……お弁当食べます?」
「良いの?」
「えへへっ……代わりに食べさせるみたいで申し訳ないですけど」
「良い。最近、こういうの食べてないから」
「え?」
「一人暮らしだと、料理も結構疎かになるってこと」
「……良かったら、教えましょうか?」
「是非」
「おいおい、おじさんにはわけてくれねぇのか?」
「ごめんなさい、いつもは居ないので……」
「だよなぁ」
「……一局打つ?」
「え、でも……」
「お弁当のお礼。貴女を強くしてあげる」
「強く……なれるの?」
「大丈夫……貴女は強くなる。きっと、強くなれる」
「宮永さん……」
「照でいい。私は貴女を九十九と呼ぶから」
「うんっ」


~白糸台~

(ん~……きょうたろー家決まったのかな)
(決まってても、決まってなくても。連絡くらいあってもいいと思うんだけどなぁ……)
「むーっ」
「どうした大星、お前朝から仏頂面だが」
「ちょっとねー」
「大星、それロン貰い!」
「はーい、ザンクぐらいくれてやる~」
「なんでも良いが、あまり適当なことはしてくれるなよ?」
「うん、解ってるって」
「お茶、淹れました」
「あぁ、すまんな」
「はーいっロンッ12000だよ。亦野せ~んぱいっ」
「お、大星ぃっ!」
「えっへへ~ん」


臨海

「ねぇ、須賀京太郎って知ってる?」
「いや、知らないな」
「明華は?」
「いえ、私も……有名な人なの?」
「凄く強いんだよ? あの三尋木プロでさえ勝てなかったんだって」
「ネリーはどうだったんデス?」
「ネリーも勝てなかったんだよね……」
「なるほどな……雀荘に行けば会えるのか?」
「どうかな? 一応プロだし無理かも。でも連絡先教えて、来れたら臨海に来てって頼んでおいたよ」
「ネリーが言うほどなら対局してみたいです」
「有名プロに勝てる無名プロか。油断か傲慢か……それとも」
「智葉も興味ある?」
「少しだけな」



~プロ~

「理沙ちゃんは?」
「今日は来れないって☆」
「そういえば今日はあんまり元気なかったような……」
「藤田プロは今日一緒だったんっすねー」
「まぁ……あれ、居ないといえば戒能プロは?」
「今日は一日中仕事で直帰するって連絡来てるよ☆」
「最近頑張ってるよね、良子ちゃん」
「去年で新人賞とか取ったからなぁ……そりゃ忙しいっすよ」
「新人かぁ……懐かしいなぁ」
「はやりは2年前だからなあ。そこまでは……」
「……………………」
「………………な、何か言ったほうが良いんじゃないですか? 三尋木プロ」
「知らんし」
「2年前はちょっと微妙だったね、はやりちゃん」
「はややっ!」


~アナウンサー(A局)~

「そういえば、佐藤アナがこの前一緒になったプロはどうだったんです?」
「真面目な人でしたよ。針生アナでもやりやすいかと」
「そうですか……三尋木プロとの交代進言しようかな」
「三尋木プロは三尋木プロでいい人だと思うんですけど……」
「良い人だとは思いますよ? でも、なんというまでもなくいい加減で」
「ふふっ、針生アナは苦手なタイプですね」
「笑い事じゃないですよ。戒能プロと組んだほうが――……変わらなそう」
「急に英語使ったり、ちょっと扱いが難しい人ですからね。だからこそ、三尋木プロが良いんじゃないですか?」
「え?」
「大雑把も個性、真面目なのも個性。ぶつかり合うものだからこそ、合わされば視聴者に良いものを送れますよ」
「……そう、でしょうか?」
「ええ、きっと」


~アナウンサー(B局)~

「うわーっ疲れたぁ」
「お疲れ様です、福与アナ」
「お疲れ様ですーえっと……」
「村吉です。村吉みさき」
「あぁ、村吉アナ。お疲れ様です」
「今日も怒られました?」
「あはは……ちょっとだけ」
「いつも思うんですけど、あれって真面目にやってるんですか?」
「真面目も真面目。大真面目ですよーっ私、静かにしてるの苦手な性格なんで」
「静かにしろって言われてるんじゃなくて、もっと真面目にやれっていわれてるんじゃ……」
「だからこそ、私なりの真面目でやるのに怒られるんだよね。理不尽だー」
「求めてるのは正確性とか、礼儀だと思うんだけど……」
「う~……小鍛治プロは弄りがいがあるのがいけないんだよ。私は悪くない」
「……降板させられるよ?」
「それは困るっ!」


まぁ、こんな感じで
難易度普通だし、見えないところで起きた一部のことくらいは晒してもいいんじゃないかなーって
もちろん、関わりを持った人がいる場所だけだけど


不要なら今まで通りマスクで


投下はもうしばらく後で


おーう、ごめんよ。それはリスペクトしているけれど
そんなつもりはなかったんよ

普段から地の文使ってるから名前の連続には違和感を感じてしまう
かといって地の文使うと長く深くなるから名前なしの詰め込みになってるんだ


安価下コンマ判定


2 九十九(電話)

5 淡(電話)

7 良子(再判定)


4月第1週 ホテル (日/朝)


目を覚ました時には既に戒能プロは起きているようで

偶然隣に伸びた手が戒能プロに触れることはなかった

(残念だったのぅ、小僧)

京太郎「一々うるさいぞ……」

寝起きでぼんやりする頭を軽く振り

あたりを見渡してみると

戒能プロの姿はなく、シャワーの音が聞こえたが

それは考えないようにしつつ自分の手を見つめる

京太郎「……本当は帰らなきゃいけなかったんだよな。俺」

(そうだな)

京太郎「もう少し……なんて、我侭だったよな」

(……さぁな)

大蛇の返答にはあんまり期待していなかったけど

無関係を貫いているような答えには

思わずため息が漏れてしまった


良子「おや、お目覚めですか」

京太郎「か、戒能プロ……」

良子「?」

まだ完全には乾いていない紫色の髪は

残る水滴が艶かしく光って

戒能プロの美しさをより一層引き立てていく

そんな戒能プロを直接見ることなんてできないし

京太郎「あ、えっと……いえ……なんでも」

当然、うまく言葉を交わすこともできない

そんな俺を戒能プロは不思議そうに見つめつつ

思い出したように切り出した

良子「須賀くんは今日、どうするんですか?」

京太郎「え?」


良子「私はお昼以外は仕事がありません。ですから、もしも……」

京太郎「もしも?」

良子「………………」

戒能プロは少し考えてから

何故か俺の方から顔をそらし、答えた

良子「もしも良ければ私とどうですか?」

京太郎「それって一緒に出かけたり、とかですか?」

良子「……嫌ですか? 出かけずとも、ただお話でもいいのですが」

戒能プロは少し不安そうな声でそう呟く

あっさりと別れるのが嫌だった

だからわがままでそう言ったんだけど

あっさりと……というのは

戒能プロ自身も嫌だったりしたんだろうか……なんてな

ないない


戒能プロが仕事ないのは朝と夕方と夜

昼だけは仕事がある

話したりするなら戒能プロと1日中居られる方が良いんだけど

何かするべきこと……あったっけか

良子「何か予定ありますか?」

髪の一部を手で梳きながら

俺とは目を合わせようとはせず、伏し目がちに問う

予定を思い出そうとしているだけだけど

黙り込んでいるというのは少し不味かったのか

良子「やはり……嫌ですか?」

そんなことを言い出す

嫌なら昨日の時点であっさり分かれてると思うんですけど……

なんて思いながら、答えた


1、朝は用事あるので……夕方からどうですか?
2、嫌なわけないじゃないですか。喜んで付き合いますよ
3、戒能プロはいいんですか? 俺なんかに休み費やして
4、むしろこっちから誘いたいですよ。戒能プロは美人だし……
5、すみません……嫌ではないんですけど、一緒っていうのは……
6、その他自由言動


安価下~下5


京太郎「嫌なわけないじゃないですか。喜んで付き合いますよ」

良子「サンキューです。須賀くん」

京太郎「いえ、元はといえば俺がこのまま別れるのが……なんて我侭言ったからですし」

そう言いつつ苦笑すると

戒能プロは小さく息を吐き微笑んだ

良子「では、ブレックファースト。どうです?」

京太郎「というか……俺まで食べてていいんですかね? お金とか大丈夫なんですか?」

良子「……お金なら既に2人分追加で払いましたよ」

京太郎「えっ」

驚きのあまり、慌てて戒能プロを見つめると

戒能プロは困ったように笑うと「仕方ないですよ」と言い、続けた

良子「須賀くんとはもう少し長い付き合いになると思っていたからね」

京太郎「ほんと……すいません」


4月第1週 with良子 (日/朝)


良子「どこか行きたいところ、ありますか?」

京太郎「いや……俺のこと考えたりしなくても」

戒能プロのせっかくの休みだし

昼には仕事なんだし

別に出かけたりしなくても良い

ましてや俺に合わせる必要なんてないのに

良子「せっかくです。楽しみたいですからね」

戒能プロはそう言いながら笑う

誰かと一緒に何か出来ること

有名であり、忙しい身である戒能プロにとっては

嬉しい事なのかもしれないな


良子「やはり、プロである以上は対局したいですか?」

京太郎「え~っと……」

良子「遠慮せずとも良いですよ? プロになるほど好意があるということですからね」

戒能プロはいつものスーツをビシッと決めて

俺のことを見つめる

戒能プロも楽しみたいだろうし

俺だけが楽しむというの問題だろう

というか、朝だけで楽しむというのはちょっと無理があるような気もするし

朝はとりあえず話をするだけでも良いかもしれない

(小僧に話せる事なんてあるのか?)

京太郎「…………」

話せること……か


1、良子と会話
2、良子と出かける
3、その他自由


安価下2


京太郎「出かけましょう。戒能プロ」

良子「どこへ?」

京太郎「そうですね……」

戒能プロに言われた通り

俺は麻雀が好きだ

だからこそ、戒能プロと雀荘に行くのも悪くない

でも、それは俺からしてみればって話で

戒能プロが楽しめるかどうかと言ったら

解らないんだよな……

(聞いてみれば良いだろう。小娘が何を求めているのか)

聞けたら苦労しないんだよ

そう簡単にはできないから悩んでるんだ

(ほぅ? なれば我が問うても良いぞ?)

京太郎「……………………」


1、か、戒能プロ……は、行きたいところ……ありますか?
2、雀荘に行きませんか?
3、大蛇に任せる
4、事務所に行く
5、ゲームセンターにでも
6、公園にでも行く
7、ドライブ
8、その他自由


安価下~下5


京太郎「か、戒能プロ……は、行きたいところ……ありますか」

なんとか勇気を出して問う

声は震えるし

戒能プロを直視できないし

以前のヘタレな自分が治ってなんかいないことを

改めて思わせられる

(あれが我のせいだと? 我は増長したに過ぎん)

京太郎「…………………」

(お主が女人に弱いのは元からだ)

大蛇の言葉は否定できない

それが悔しいのかなんなのか

気づけば俺は、

複雑な心境を表すように、拳をギュッと握り締めていた


そんな一方で戒能プロは

おかしそうに笑って俺の頭に手を伸ばそうとしたものの

手は届かず、残念そうに肩を下ろしながらも微笑む

良子「そんなに緊張する必要はないですよ。須賀くん」

京太郎「……戒能プロ」

良子「ドライブに行きましょう」

京太郎「ドライブ……ですか?」

良子「あまり遠くには行けませんが、すぐに仕事にも迎えるので」

戒能プロはそう言いながら車のキーを揺らす

いきたいところを聞いたはずなのに

なぜかしたいことに話はすり替わって……いや、ドライブに行くとも言うんだろうか?

まぁ……ともかく

京太郎「か、戒能プロがしたいなら……それで」

良子「両者合意ですね。では参りましょう」

二人で腕を組んで――なんてことはないけれど

並んで歩き、車へと乗り込んだ


・休日のせいか道路は混んでいて、あまり回ることは出来なかった……


4月第1週 テレビ局 (日/昼)


行動前イベント判定


3 淡から電話

5 アナウンサー

9 プロ


4月第1週 テレビ局 (日/昼)


京太郎「あんまり、楽しめなかったな……」

(混んでいたのであれば仕方がないだろう?)

京太郎「それはそうなんだけどさ……」

戒能プロとのドライブは

残念ながら混雑した車の波に阻まれて

あまり楽しめたとは言えなかっただろうな

俺からしてみれば……まぁ、その

良い匂いがしたというか、していたというか……

(どちらも同一の意味だろう?)

京太郎「一々茶々入れないでくれよ」

とにかく、2人きりの車内ということもあって

俺はあんまり喋れなかったし……

戒能プロからしてみればつまらなかったのかもしれない

でも、さっき別れるとき

戒能プロは2人で静かに過ごすのも良いですね。と

嬉しそうに言ってくれた

京太郎「……優しい人だよな。戒能プロ」

そんな俺の呟きに対して

大蛇は鼻を鳴らしただけだった


さて……

大きく息を吹き、気分を入れ替えて空を見上げる

今、戒能プロは仕事中で

俺は暇な身分だ

仕事量の差にちょっとだけ嫉妬しちゃうけども

まぁ、それは仕方がないと諦める

京太郎「今のうちに何かしておくべきことあるかな……」

(遊技場でも調べてみればどうだ? お主はこのあとも小娘と共に過ごすのだろう?)

京太郎「まさか神様にそんなこと言われるとは……」

(ふんっ、言われるような小僧であるお主がダメなだけであろう)

そっぽを向く脳内の神様は

そう言いながらも付け加えた

(お主にやるべきことがなければだがな)


京太郎「……俺にやるべきことあるって知ってるのか?」

(知るものか。お主が昨日何か忘れている……と申したのだろう?)

京太郎「……………………」

何か忘れてたっけ……いや

忘れているような気がするけど……ん~

どうでもいい事って訳ではないだろうけど

大蛇の件で頭の中滅茶苦茶になったから

正直……思い出せないんだよなぁ

(あの小娘の血を飲むのを忘れているのではないか?)

京太郎「それはもう要らないだろ?」

(つまらぬ男児じゃのぅ……お主)

京太郎「考えるからちょっと静かにしててくれ」

昼はどうするか……



1、電話
2、メール
3、血を飲む(小瓶)
4、戒能プロの仕事見学
5、出かける
6、大蛇と会話
7、その他自由言動


安価下~下5


京太郎「電話するか」

(あの臨海女子のネリーとかいう小娘か? 会いに行くのか?)

京太郎「んー……それは出来て土日だと思うけど」

(そういうものなのか?)

京太郎「人間の子供は基本、学校に通ってるんだ。だから平日は無理」

(だが、お主はあの小娘と齢が同じであろう? なぜお主は通わぬ)

京太郎「俺は高校にはいかずに仕事に就いたからだよ」

(……人間とは面倒な生き物なのだな。統一してしまえば楽なものを)

大蛇はそう言いつつため息をつく

楽すればいいってわけでもないんだよ

そう思っただけでも大蛇には伝わってしまうわけで。

五月蝿いぞ小僧。と文句を言われてしまった

……うるさいのはそっちなのに

そういや家っていつまでだっけ


まぁ、学校にはいかなくても

雀荘で会うことくらいなら出来るはずだ

ただ、土曜のこの時間

名門臨海女子ともなれば部活しているんじゃないだろうか?

当日にいきなり行くと言い出しても

それがOKされるなんて多分ないしな……無名だし

京太郎「さて……と」

携帯のアドレス帳をスクロールしていく

有名プロの名前が3人、アナの名前が1つ

これって結構すごい事なんじゃないだろうか

……そういや、野依プロの連絡先は聞けてないんだよな

聞けるわけ……ないけどさ


1、照
2、淡
3、咲
4、九十九
5、はやり
6、咏
7、裕子
8、ネリー


安価下~下5

2


了解、淡に電話が決まったところで
とりあえず今日はここまで。お疲れ様でした

……良子の口調に迷いが生じた



>>360
1スレ目>>268

>>368
268: ◆.DYNbwauW0u3[saga]

京太郎「淡……」

淡の嬉しい支援に

思わず笑みがこぼれる

ちょっと言い方はキツいけど

それは俺がやっちゃったことだし仕方がない

返事を書いていると

もう一度淡からメールが届いた


 from:淡


 今週の土曜日までに良い所見つからなかったら
 ウチに来ても良いよ
 お母さんたちには話しておくから


 でも、見つからなかったら。だからね!
 最終手段だからね?

 オッケー貰えるかどうかなんて解らないんだから



京太郎「……ありがとな」

簡単にそう返すと

淡からのメールはモノの数秒で返ってきた


 from:淡

 崇め奉りなさい( *`ω´)



・土曜日までに家が見つからなかった場合、大星家に行くことで泊まれる可能性があります
2014/02/16(日) 22:04:35.64 ID:+rbwE4p5o

過ぎとるやんけ!

あ、乙です


ホワイトデーの方も終わったし

少しだけれどもやっていきます


京太郎「淡に電話しよう」

(淡?)

京太郎「なんだよ。知らないのか? 俺の従妹だよ」

大蛇に悪態を付きながらもそう答え

淡へと電話をかけてみた結果――

淡『おっそぉぉぉぉーいっ!』

そんな怒号が響いた

京太郎「な、なんだよいきなり!」

淡『私言ったよね? 土曜日までだって!』

京太郎「ぁ……」

淡に言われて思い出すあのメール

俺が事務所に泊まり込んでいることを教えたら

確か……土曜日までに見つからなければ

淡の家に泊めてくれるとかなんとか……

淡『もしかして忘れてたわけじゃないよねっ!?』

京太郎「あーその……」

結構怒ってるなぁ……

(当たり前だろう。誓を破るのは我とて許せぬぞ)


淡『それで?』

淡が聞きたいのは

俺の住む場所が見つけられたのかどうか……だ

それはまぁ言うまでもなく

見つかってない。というか探してすらいない

京太郎「……その」

土曜日までって話だし

さすがに今から淡の家に入れて貰うっていうのは失礼な話だろうか?

つーかまず

淡になんていうか……


1、あぁ、見つかったぜ
2、すまん……まだ見つかってないんだ
3、知り合いの家に泊めて貰ってるから一先ずは平気だよ。もう少し良い場所探そうかなって思ってる
4、……その、今からでも淡の家は無理か?
5、その他自由


00分


いくよー


1、あぁ、見つかったぜ
2、すまん……まだ見つかってないんだ
3、知り合いの家に泊めて貰ってるから一先ずは平気だよ。もう少し良い場所探そうかなって思ってる
4、……その、今からでも淡の家は無理か?
5、その他自由


安価下~下5


京太郎「知り合いの家に泊めて貰ってるから一先ずは平気だよ。もう少し良い場所探そうかなって思ってる」

淡『ふ~ん……』

う、嘘は言ってない

家じゃなくてホテルの一室だけど

泊めて貰ってるのも、知り合いなのも

嘘じゃない

なんて意味のない弁解を心の中で浮かべていると

淡が続けてきた

淡『その人にあんまり迷惑かけちゃダメだよ?』

京太郎「うっ……」

淡『ん?』

京太郎「い、いやぁ……そんな、住む場所を借りてるっていうのに迷惑なんてかけられるわけ無いだろ」

……思いっきり迷惑かけてますごめんなさい


淡『それもそうだね』

京太郎「そ、そうそう」

その知り合いがプロだとは言えるかもしれないが

女の人だなんて言えるわけはないし

借りてるのはホテルの一室で、2人で同室を使っているということも言えるわけがない

ましてや、血を吸わせて貰った関係なんて絶対に言えない

そう考えると……言えないことばかりだよな

(……我のせいなのだろう? であれば正直に伝え、我のせいであるといえば良いではないか)

京太郎「……………………」

大蛇のそんな提案は聞くだけにとどめて

淡の声に集中することにした

淡『そうだ、ねぇきょうたろー』

京太郎「なんだ?」

淡『テレビに出るときは言ってね? 私ちゃんと見るからっ!』

京太郎「あぁ、ちゃんと教えるよ」

淡『約束だからね!』


・家を探しましょう
・大星家には泊まらないことを選択しました


安価下コンマ判定

夕方前イベント


3 九十九


6 はやり


4月1週 7日目 (日/夕)


「須賀くん☆」

戒能プロが戻ってくるのを待って居たんだけども

それよりも先に現れ、俺の名前を呼んだのは瑞原プロだった

京太郎「瑞原プロ……仕事ですか?」

はやり「そっ☆ でも打ち合わせだけだったからすぐに終わっちゃった」

京太郎「お疲れ様です」

通例通りにそう言っただけなのだが

瑞原プロは嬉しそうに微笑むと「うんっお疲れ様~☆」と言いながら

俺のことを見つめた

はやり「5月からだけど、一緒に頑張ろうね? 須賀くん☆」

京太郎「あ……よろしくお願いします」

そう言いつつ頭を下げた……けど

はやり「良いよ良いよ☆ はやりもアシスタントがいてくれた方が助かるからね☆」

そういう瑞原プロは

俺の肩を掴み、頭を上げさせた


んーごめんよ

とりあえず今日はここまで


イマイチ筆が乗らなかった……



この後、良子の目の前ではやりとキスし
3人のシュラーバが発生する……かもしれない

アラフォーは帰って、どうぞ。


はやり「そういえば須賀くんって麻雀の腕はどのくらい?」

京太郎「麻雀の腕……ですか」

はやり「そうっ。牌のお兄さんだし、麻雀知識とか実力を知っておきたいんだよね」

三尋木プロ、戒能プロ、野依プロ

世界ジュニアで活躍するネリーにも勝てる程度

……なんだけど

果たして、それは俺自身の力なのかどうか

(和了するのはお主の力だぞ。我はあくまでお主を背に乗せ高飛びしているだけに過ぎぬ)

京太郎「……そうなのか」

はやり「はや?」

(あらかじめ伝えているだろう? お主は元より実力があると)

じゃぁ、俺がプロ達に勝てたこと

それは自分のちからだと思ってもいいんだろうか

誇ってもいいんだろうか?

(問題はあるまいよ。お主が勝ち、小娘どもが負けた。それはいずれにしろ変わらん)


大蛇の言い方は少しキツイけど……間違っちゃいない

俺が尻込みしてその情報を隠そうと

公にして誇ろうと

俺がみんなに勝ったという事は変わることのない事実なんだ

はやり「須賀くん?」

(小娘が心配しているぞ。答えてやらぬか)

……大蛇からすれば

瑞原プロも小娘レベルなのか

なんてどうでも良い事に僅かばかりの安らぎを感じながら

瑞原プロを見下ろす

京太郎「俺は――」


1、三尋木プロ達に勝てるくらいです
2、そこそこですよ
3、対局……してみますか?
4、インハイ出れば優勝できたかもしれないレベルですよ
5、ご想像におまかせします
6、強いですよ
7、弱いですよ
8、その他自由


安価下~下5


京太郎「対局……してみますか?」

はやり「そうだね! 聞くよりしてみたほうが良いよね☆」

瑞原プロはすごく乗り気だったのだが

頭の中には溜息が響き渡った

(お主、巫女の小娘のことは良いのか?)

京太郎「ぁ……」

(間抜けめ)

はやり「雀荘だとはやり的に問題あるだろうし、特別室に行こ☆」

京太郎「あ、えっと……」

はやり「あ、人なら良子ちゃんも仕事できてるだろうし、頼んだら入ってくれると思うから大丈夫☆」

やばい、それはやばい……と

思いつつも何もできず

俺達は戒能プロのところへと来てしまった


安価下コンマ判定


3 プロ

6 アナウンサー


はやり「う~ん、良子ちゃんだけだね☆」

良子「はやりさん、須賀くんも……何か?」

はやり「対局しない? 須賀くんが実力見せるために対局したいって☆ 良子ちゃんも興味あるよね?」

良子「……そうですか」

戒能プロは少し沈んだ声でそう言うと

俺のことを一瞥してから瑞原プロへと目を向ける

良子「私はもう対局を経験していますよ」

はやり「え、そうなの? はやり聞いてないっ」

京太郎「あはは……」

ぷんすか。と

子供みたいな表し方で俺を見つめる

そんな瑞原プロに対してか

それとも……俺に対してか

戒能プロはため息を着き呟く

良子「……良いですよ。付き合います」

はやり「ありがと☆」

良子「いえいえ」

戒能プロはそう言って微笑んだ


良子「3人なので三麻になりますね」

はやり「須賀くんの実力はどのくらいかなー☆」

京太郎「ど、どのくらいですかね……」

暢気な瑞原プロとは対照的に

淡々と戒能プロは準備を進めていく

……怒ってそうなんだけど

(それはお主の失敗であろう? 我は知らぬぞ? クックック)

笑うなよ

俺がやらかしたことくらい

ちゃんと解ってるよ……解ってるから、笑うな



安価下コンマ判定

1桁 良子  2桁  はやり


安価下2コンマ判定

1桁 京


(ほぅ、お主の親番だ)

京太郎「……だな」


東一局 〇本場 (京太郎)


京太郎「……さて」

はやり「ドンときていいよ~☆」

瑞原プロはそんなこと言うけど

正直容易に突っ込めるほど弱い相手じゃないんだよな……

瑞原プロの和了スピードはピカイチだ

最短最速のそれは俺では捉えきれない可能性がある

京太郎「始めます」

良子「はい」

はやり「は~い」


狙い撃ちを使う?


1、 良子(125+77)  コンマ5以上で成功
2、はやり(132+81) コンマ11以上で成功
3、使わない


安価下2


京太郎「……よし」

(この馬鹿め)

戒能プロへと狙いを定めて牌を寄せていくと

頭の中で龍が吠えた

良子「………………」

はやり「~☆」

瑞原プロも、戒能プロも静かに打っていくというのに

頭の中は酷く騒がしく

龍の爪がギラリと光る

(我は手を貸さぬ。お主の力のみで勝て)

京太郎「なっ……」

(当然であろう? 考えずとも、理由は解るはずだ)



安価下  京(121+100+50)

安価下2 良(125+77-50)

安価下3 は(132+81)

安価下4 コンマ判定  はやり

この判定が、京太郎、良子両者のコンマ判定よりも上であれば、はやりの和了とする


京(121+100+50+46)=317

良(125+77-50+9)=161

は(132+81+59)=272


317-161=156(ロン)→満貫 12000


京太郎「戒能プロ、それロンです」

良子「はい」

戒能プロは俺に対して何か言うこともなく

12000点分の点棒を出してくる

でも、あまり楽しそうには見えない

京太郎「………………」

大蛇も何も言ってこないし

瑞原プロだけが

はやり「おーっ、凄いね☆」

と、嬉しそうに笑った


1位 京 25000+12000=37000

2位 は 25000+0=25000

3位 良 25000-12000=13000


東一局 一本場 (京太郎)


はやり「そこまでスピードはないけど、ちゃんと和了出来るんだね☆」

京太郎「それはもちろん出来ますよ」

はやり「あははっ、それもそうだね☆」

瑞原プロは嬉しそうで楽しそうなのに

戒能プロは淡々としているとううか平坦というか

感情の起伏が全然ない

本当なら戒能プロと二人で出かけているはずだったかもしれないけど

戒能プロがもしも俺が思うように

一人で過ごす休日というものが嫌で

俺に付き合ってくれているだけだったなら

別に……そこまで残念そうにする必要ないような気もするけど

……でも

俺が余計なことしたことに変わりはないんだよな……


狙い撃ちを使う?


1、 良子(125+77)  コンマ5以上で成功
2、はやり(132+81) コンマ11以上で成功
3、使わない


安価下


京太郎「………………」

戒能プロに……は止めておこう

俺のせいでつまらなくして

俺のせいで巻き込まれて

それなのに付き合ってくれて……なのに

執拗に狙うなんてだめだよな

(……………………)

京太郎「何も言わなくて良いさ……これが俺の力だよ」

相手の捨て牌

手牌から移動した牌その牌が移動した場所

それらで牌の種類と場所を理解し

河の牌、俺自身の手牌から相手の手牌を予測し

聴牌の形を予測する

それは技術みたいなものだが

ある意味ではオカルトだ

だからそれもない俺の実力

見せてやるよ……八岐大蛇!




安価下  京(121+100+50)

安価下2 良(125+77-50)

安価下3 は(132+81)

安価下4 コンマ判定  はやり

この判定が、京太郎、良子両者のコンマ判定よりも上であれば、はやりの和了とする


はやりのスピード打ち>ゾロ目

安価下追加判定

1~0


京(121+100+10)=231

良(125+77+55)=257

は(132+81+93)=306

306-231=75=70符3翻(ツモ)+7翻(ドラ7)=10翻→倍満16000+一本場=16300


京太郎「っ……」

瑞原プロはもう張ったのか?

今でこそ全くだけど

ネット麻雀も少なからず齧っていた中学時代

そこで見かけたのどっちとかいうアバターを持つ人と同程度……いや

明らかに瑞原プロの方が早いそして――

はやり「ツモ! ドラ7! 16000の一本場は16300!」

(我は誰にも味方しないとは言っておらぬぞ?)

ドラが他に爆乗りしてやがる……

良子「ツモの支払いは……」

京太郎「親3で良いですよ。慢心するわけじゃないですけど……一応プロなんで」

はやり「オッケー☆」

良子「了解です」


1位 は 25000+16300=41300

2位 京 37000-12200=24800

3位 良 13000-4000=9000


良子は8900だね


東二局 〇本場  (良子)


戒能プロの親番だ

もしもここで親かぶりしたら

戒能プロが飛ぶ可能性は高い

でも、麻雀はそういうものだ

相手のために手加減なんて……普通はしない

けど、俺のせいで落ち込んでいる戒能プロに対して……俺は

(いっそ滅茶苦茶にしてしまえば良いではないか。頼るだけ頼り、用済みになれば捨てる)

大蛇はそんなことを言いながら

俺が反応するよりも早く……続けた

(この小娘はお前にとって都合の良い女だった。ただそれだけで済ませば良い)

京太郎「お前……っ」

ツモった牌を強く握り、噛み締めた歯がギリッと音を立てる

ふざけんなよ。と強く思い、心の中の大蛇へとぶつけた

(何を言う。お主は元よりそう考えているのではないのか? 故に蔑ろにし、傷つける選択をしているのだろう? 違うのか?)


京太郎「そんなことは……」

そんなことはない。と、はっきり言えるのだろうか

本来ならもう、俺は戒能プロと一緒にいる理由なんてなかったはずだ

それをただこのまま別れるのもな……という理由だけでそばにいる

そこに意味はない?

あるのは……あるのは……なんだ?

(我にはそうとしか思えぬ。故にそう告げたのだ)

京太郎「………………」

戒能プロは優しい

だからそれに甘えて……いるだけ、なのか?

甘えているのではなく、利用しているんじゃないのか……?

はやり「須賀くん?」

良子「どうかしましたか?」


京太郎「その……」

戒能プロと瑞原プロは

いつまでも牌を切らずに独り言を呟いてしまっていた俺を心配そうに見つめてくる

(我には関係ない。故に我は何も言わぬぞ)

どうしよう、どうしたら。と

悩む頭に響く大蛇の声

助言なんてするつもりはないらしく

そう言ったきり黙り込んでしまう

良子「もしかして……」

戒能プロはそう呟き、手を伸ばしてきた


1、俺……今日は帰ります!
2、大丈夫です……続けましょう
3、やめてください!
4、大蛇に身を委ねる
5、何も言わず、逃げる
6、その他自由


35分


いきます


1、俺……今日は帰ります!
2、大丈夫です……続けましょう
3、やめてください!
4、大蛇に身を委ねる
5、何も言わず、逃げる
6、その他自由


安価下~下5


京太郎「大丈夫です……続けましょう」

良子「……そうですか」

戒能プロは伸ばしていた手を引っ込めて

椅子に座り、置いてきぼりの瑞原プロは

頭の上に疑問符を浮かべたまま首を傾げ

不思議そうに俺たちを見つめ、言う

はやり「全然ついていけないんだけど……なにかな?」

京太郎「あはは……」

八岐大蛇に取り付かれてるなんていうのは

淡の時もそうだがそう簡単に言えるわけはなく

取り敢えずは黙って麻雀をすすめることにした



狙い撃ちを使う?


1、 良子(125+77)  コンマ5以上で成功
2、はやり(132+81) コンマ11以上で成功
3、使わない


安価下


安価下  京(121+100+50)

安価下2 良(125+77)

安価下3 は(132+81-50)

安価下4 コンマ判定  はやり

この判定が、京太郎、良子両者のコンマ判定よりも上であれば、はやりの和了とする


京(121+100+50+53)=324

良(125+77+89)=291

は(132+81-50+9)=172

324-172=152=満貫 8000


京太郎「やっぱり……」

ドラは一つも乗らない……というか

ドラ牌を引くことさえできない

三麻はチーが出来ないから順子を作るのはやや手間になる

かと言って……ゆっくりやってたら瑞原プロに先を越される

京太郎「最速最短……火力ではなく早さを目指す……」

チー出来ないならポンで行く

はやり「ん~……」

京太郎「先んずれば――ロンッ!」

はやり「はやっ!?」

京太郎「満貫、8000です!」


1位 は 41300-8000=33300

2位 京 24800+8000=32800

3位 良 9000+0=9000


はやり「早いんだね~以外と」

京太郎「いつもあんな上手くいくわけじゃないですよ」

はやり「ほんとかな~☆」

瑞原プロはそう言いながら楽しそうに微笑む

本当に楽しんでいるんだろう

手の動きから視線の移動まで

何から何までが機敏で、追いつかなくなりそうなほど速い

その流れるような動きは

まるでリズムに乗っているかのようで

アイドルなんだなぁ……と改めて認識させる

良子「はやりさんの親ですね」

はやり「はら、本気出しちゃうよ~☆」

そう言いながらウインク一回

瑞原プロは特急か、快速か

初手をツモ切りすると、ニコッと笑った


東三局(オーラス) 〇本場  (はやり)



狙い撃ちを使う?


1、 良子(125+77)  コンマ5以上で成功
2、はやり(132+81) コンマ11以上で成功
3、使わない


安価下


安価下  京(121+100+50)

安価下2 良(125+77)

安価下3 は(132+81-50)

安価下4 コンマ判定+10  はやり

この判定が、京太郎、良子両者のコンマ判定よりも上であれば、はやりの和了とする


京(121+100+50+86)=357

良(125+77+7)=209

は(132+81-50+74)=237

357-237=120=3倍満  24000


京太郎「……逃げますね、瑞原プロ」

はやり「なんのことかなっ☆」

瑞原プロは俺に狙われていることを避けている

であれば……というか

なかなかキツいものがあるけど待ちを変えて最後まで待つ

そんなの考慮してない

そんな馬鹿げた和了に引っ掛ける

はやり「ん~……最後はこれ、かな?」

京太郎「ロンです。タンヤオ、リャンペーコー、チンイツ……河底撈魚で24000!」

はやり「え……ど、ドラなしの3倍満!?」

良子「それで何でもっと早く和了しないんですか……」

京太郎「勝とうと思ってたらついつい……こんな手に」


1位 京 32800+24000=56800

2位 は 33300-24000=9300

3位 良 8900+0=8900


はやり「完敗だよ☆ 文句なしの完全敗北だったもんね」

京太郎「完全敗北なんてそんな……」

はやり「警戒はしてたんだよね。だから途中で打ち方変わったから崩したのかなって思ったんだけど……」

京太郎「一応崩しましたよ……小細工程度に」

瑞原プロは判断が早い

それはやっぱり速度重視で進めてたからだろうな

まぁそのおかげで、その場しのぎ程度の小細工連発して

安牌に見せかけた地雷を設置することができたんだよな

防御面にも優れてるし

そっちを重視されていたら多分……こんなの絶対無理だったな

はやり「ん~……」

京太郎「瑞原プロ?」

俺があれこれと考えている間に

瑞原プロは悩みに悩んだらしく――


安価下コンマ判定

4 イベント

0 はやり「須賀くんのお願い、なにか叶えてあげちゃおっかなー☆」

7 はやり「今日はデートに連れて行ってあげようかなー☆」


ゾロ目=7

44=4


はやり「須賀くんのお願い、なにか叶えてあげちゃおっかなー☆」

そんなことを言いだした

その申し出はすごく嬉しいんだけど

牌のお兄さんという肩書きはともかくとして

かなり良い仕事を紹介してくれたことには感謝してもしきれない

だからそんな何かを叶えてもらう必要は無かったりする

京太郎「えっと……」

はやり「なぁにかなっ☆」

本気で対局することができたのが嬉しかったのか

勝てない相手が新人として新たに加わったことが嬉しかったのか

俺個人で考えるなら後者だけど、瑞原プロはどっちなんだろうか

そんな余計なことも考えながら

瑞原プロへの答えも考えることにした


握手してください。とか

サインください! とか

一般人の立場からすればそういう願いになるんだろうけど

握手とかサインとかは貰う必要ないくらいには

仲良くなっている……と思うし

かと言ってあんまり過ぎた願いをするのも問題だろうし

こういうのはちょっとばかり難しい

……アドレスも貰っちゃってるしな

京太郎「え、えーっと」


1、この後一緒に夕食でもどうですか?
2、大丈夫ですよ。散々お世話になってますからね
3、揉ませてください
4、血を飲ませてください
5、瑞原プロの家に住まわせて貰えませんか?
6、サインください
7、待ち受け用の写真撮らせてください
8、その他自由言動


10分

これは範囲ではなく単体安価です

いくよ


1、この後一緒に夕食でもどうですか?
2、大丈夫ですよ。散々お世話になってますからね
3、揉ませてください
4、血を飲ませてください
5、瑞原プロの家に住まわせて貰えませんか?
6、サインください
7、待ち受け用の写真撮らせてください
8、その他自由言動


安価下2


京太郎「瑞原プロの家に住まわせて貰えませんか?」

はやり「はややっ!?」

良子「え?」

京太郎「あ……」

口を滑らせてしまった……という言い訳は通用するだろうか?

なにかお願いというもので考えた結果

まだ探せてすらいない家を探すというものが出てきて

……お願いしてみればいけるんじゃないかな

なんて考えてしまって……

(言い訳を考えるのはいいが、考えれば考えるほど時は過ぎてゆくぞ)

京太郎「っ」

はやり「す、須賀くんえっと、は、はやりは……」

目を向けてみれば

瑞原プロは完全に困惑していて

何を考えているのか顔を赤くしながら手を振っていた


はやり「は、はやりはその、なんといいますか……まだそういうのは早いんじゃないかなって思うかな……」

京太郎「ぇ、えっと……その、まぁ……わ、解ってます……」

二人して言葉を乱しながら

相手を見ることもできずに答える

ただの仕事仲間でしかないというのに

女の人同士、男の人同士ならまだしも

異性の家に泊めて貰おうだなんて馬鹿げた話だ

(馬鹿にとっては普通の話であろう? ならばお主が言うのも無理はないことじゃ)

京太郎「っ……」

うるさいと怒鳴りそうになったものの

瑞原プロ達もいることを考えて飲み込む

頭の中には大蛇の笑い声だけが響いていた


安価下コンマ判定 


4 良子「はやりさんとご一緒したらどうですか?」

0 良子「私も帰りますね」

7 良子「……須賀くん」


4月第1週 TV局 (日/夜)


良子「私も帰りますね」

京太郎「え……ぁ、戒能プロ……」

瑞原プロが帰ると言って逃げるように去っていってすぐ

戒能プロもまた帰ると言う

ぼそっと呟きにも満たなかった呼び声は届かず

戒能プロは背を向けて歩き出す

昨日はたまたまお願いを聞いてくれただけ

今日もまた、戒能プロのホテルに泊まれる理由なんて

お金を払ったのが勿体ないから……なんて

理由にならない理由しかない

俺が払っているならともかく

払ったのは戒能プロなんだから


(考えているだけでは小娘はいなくなるわけだが……良いのか?)

京太郎「そんなこと言われたって……」

本当なら、このあとも戒能プロと行動していたかかもしれない

いや、夕方から夜にかけても……一緒に何かをしていたのかもしれない

(結果を前に過去を見るのか? 人間は)

京太郎「いや、それは……でも……」

(我は別に構わんぞ。あの小娘の血は真に美味なるものだったが、今の我には不要なのでな)

大蛇は呆れたようにため息をつきながら

そう言って体を丸める

京太郎「……俺」

(すでに言った通り、あの小娘を使い捨てと考えるのであれば放っておけ)


戒能プロを使い捨てって考える?

そんなこと……

これだけ世話になって

もう用がないから……なんて

そんなこと普通はしない。普通はできるはずがない

そう考え、少しずつ歩き出しながら問う

京太郎「大蛇ならどうするんだ?」

(我か? 我ならば喰らうぞ。血も肉も、我にとっては食物に過ぎん)

京太郎「なんだよそれ……」

(ふんっ。龍に問うこと自体が間違いであろう……龍と人とでは釣り合わんのだ)

大蛇はほんの少し悲しげな声を漏らし

誤魔化すためなのか、大きく吠えた

(今は我ではなく、お主がするべき事をするべきではないのか? 小僧)

京太郎「そんなこと言われなくたって……」


1、良子を追う
2、電話
3、メール
4、歩いて帰る
5、大蛇と話す
6、その他自由


00分

>>676
いや1に聞いてるの


行きます


>>678
それ以上でも以下でもなく
はやり側に興味がある人のためだよ

さっきみたいなやつの場合は
誰に対する安価でも基本的には単体で取る予定だよ

4週目に期待しよう(絶望)


1、良子を追う
2、電話
3、メール
4、歩いて帰る
5、大蛇と話す
6、その他自由



安価下~下5

1


京太郎「とりあえず……追うぞ」

(一々言う必要などないぞ)

大蛇に悪態をつかれながらも

歩いて行った戒能プロに対して走って追う

京太郎「………………」

言い訳なんて考えてないし

なんて言えばいいかも解らない

でも

このままでも大丈夫。なんて楽観視はできなかった

世話になり続けて

こんな嫌な別れ方で終わるのは嫌だった

だから……追いかけた


京太郎「戒能プロ……」

歩きと走りの差のおかげで

戒能プロに追いつくことができた

駐車場に響く

戒能プロのコッコッコッという足音

京太郎「戒能プロ!」

もう一度強く呼ぶと

駐車場全体に響き渡ったかと思うくらいに反響し

戒能プロはビクッとして俺の方に振り向いた

良子「須賀くん?」

京太郎「………………」

(さて……お主には何ができるのだろうな)

何かできるかもしれないし

何もできないかもしれない

でも、何もしないなんていうことだけは……ダメだと思う

(……ほぅ。それで?)

大蛇の言葉に答えるつもりはないけれど

考えるためにゆっくりと歩きながら戒能プロとの差を詰めていく

当然のごとく荒れるスレ...
こんなのでも投げずに書き続けてくれる>>1に感謝&尊敬


なんて言おうか

いや、何をすればいいか……

謝って許されるのか?

謝ってどうする? 何を言う?

蔑ろにしてすみませんでしたつい対局したくてっていうか?

戒能プロの目の前で瑞原プロの家に――なんて言ったことを謝るか?

京太郎「…………………」

(小娘に対して礼を欠き過ぎたのだな。することが多く、するべきことが定まらないのだろう? 器用でもないくせに)

思いっきり図星だった

一緒に行動することを喜んで! とか言いつつ

夕方には瑞原プロと麻雀しようとしてるし

戒能プロのホテルに泊まらせて貰っているにも関わらず

瑞原プロの家に住まわせて貰えないか……とか

(もういっそ、今までの礼をして去るのも選択だぞ)

京太郎「………………」


1、何も言えません……すみませんでした
2、蔑ろにしてすみませんでした
3、瑞原プロの家に住みたいって言ったのはその……あの……
4、俺、戒能プロと住めるなら住みたいんです……でも、ダメだから……
5、今までありがとうございました
6、瑞原プロと麻雀しようとしてすみません……あげく、瑞原プロの家に住まわせて欲しいなんて……すみません
7、大蛇に任せる
8、一緒に帰りたいです!
9、今からでも、どこか行きませんか!
10、その他自由


30分


行きます


すべてをコンマで決めるコンマスレへと変貌を遂げる可能性が……ッ

知らんけど


1、何も言えません……すみませんでした
2、蔑ろにしてすみませんでした
3、瑞原プロの家に住みたいって言ったのはその……あの……
4、俺、戒能プロと住めるなら住みたいんです……でも、ダメだから……
5、今までありがとうございました
6、瑞原プロと麻雀しようとしてすみません……あげく、瑞原プロの家に住まわせて欲しいなんて……すみません
7、大蛇に任せる
8、一緒に帰りたいです!
9、今からでも、どこか行きませんか!
10、その他自由


安価下~下5


京太郎「何も言えません……すみませんでした」

良子「………………」

言葉と共に頭を下げた俺に対して

戒能プロは黙り込んだまま

足音が接近を知らせてくる

叩かれるんだろうか?

蹴られたりするんだろうか……

それとも、何も言わず車に乗り込まれてしまうんだろうか

不安でいっぱいの俺の視界に映る戒能プロの足

良子「……正直な気持ちを言っても良いですか?」

京太郎「……はい」

言わせられない理由なんてなくて

生唾を飲み込み、答えると

良子「……とても残念です。私は貴方に利用されているだけだったのかと。そう、思えてしまったから」

戒能プロは沈んだ声

悲しそうな……声でそう言った


良子「……昨夜のお話をリメンバー。覚えていますか?」

京太郎「昨夜って……大蛇の件ですか?」

良子「……惜しいです」

戒能プロは静かな声でそう答える

話すために上げた顔

視界に映る戒能プロは困ったように

そしてなにより……悲しそうな表情だった

良子「貴方は八岐大蛇との共存を選択し、私とは共にいる理由も無くなりましたよね?」

京太郎「はい……」

良子「にも関わらず、貴方は言った。このまま別れるのは……と」

京太郎「あれは、その……」

図々しいことだと怒られると思った俺に対して

戒能プロは

良子「正直言えば、嬉しかったです」

俺のことを見上げながら微笑み……そう告げた


良子「責任感から利用されるだけ。それではないのかもしれない。そう思えたですから」

京太郎「………………」

ただの俺の我侭だったのに

そんなことを思いつつも言わずにいると

戒能プロは微笑みをで崩し

良子「でも」

と、悲しげに繋げて

良子「私ではなくても、良かったんですね」

残念そうに呟いて腕を力なく下ろし

そのまま……俯いてしまう

京太郎「っ…………」

良子「私ではなく、瑞原プロでも良かった。私はただ……利用できるから利用するというだけだったんですね」

ほんの少しだけ上ずった言葉が耳に痛い

強引な笑みによって持ち上がったであろう声が……心に痛い

良子「なのに勘違いして。2人であれこれすること考えたりして……恥ずかしい人ですね、私」

ぐう聖(確信)


良子「……………………」

京太郎「…………………」

戒能プロが何も言わなくなって

駐車場が静かになって

頭に……声が響く

(小僧、お主に出来る事はあるのか? 言える言葉はあるのか?)

京太郎「…………………」

謝罪はした……でも

ここでもう一度深く謝罪することは……間違っているだろうか

解らない

何をしたら良いのか

何を……言ったらいいのか

(言の葉も、行動も。考えが至らなければ何もできないのか。人間とは窮屈な生き物だな)

そんな大蛇の言葉に煩い。と

思う余裕さえなかった

おうふ...


(我に委ねても良いぞ。余計な悩みなど消してやろう)

京太郎「………………」

黙り込む俺たちと

語りかけてくる1匹

そんな奇妙な静寂の中で

俺は出来ること、言えることを考える

謝罪するか?

言動の言い訳をするか?

戒能プロは自分だけじゃなく

俺も楽しめるようなことを考えてくれていた……にも関わらず

蔑ろにしたりして……言えることなんて、出来ることなんて……ッ


1、大蛇に委ねる
2、今までありがとうございました……もう、迷惑はかけません(立ち去ります)
3、何も言わずに立ち去る
4、本当に……すみませんでした(立ち去ります)
5、抱きしめる
6、土下座する
7、何もしない
8、その他自由


25分


いくよー


1、大蛇に委ねる
2、今までありがとうございました……もう、迷惑はかけません(立ち去ります)
3、何も言わずに立ち去る
4、本当に……すみませんでした(立ち去ります)
5、抱きしめる
6、土下座する
7、何もしない
8、その他自由


安価下~下5


安価下コンマ判定

4 イベント ただし、次週(4月第2週)に影響

0 なし

7 イベント

ゾロ目=7

44=4


京太郎「今までありがとうございました……もう、迷惑はかけません」

良子「ぁ……っ……」

そんな……悲しげな声が耳に残し

俺はそれをかき消すように強く大きく足音を響かせながら歩く

すぐに背を向けたから表情は解らない

どんな動作を取っていたのかも解らない

でも……悲しそうだという事は解ってしまって

辛そうだということも……解ってしまって

思いっきり目を瞑る

(……ひとつ言おう)

京太郎「なんだよ」

(生き血は美味いが涙は不味い。負の感情など……食すには値せん)

京太郎「解ってるよ、そんなこと……ッ」

力強く叩いた柱は固く、ビクともしない

反動を受けた右手が痺れるのもお構いなしに、逃げるように事務所へと戻った


・戒能プロと別れました
・事務所に戻りました
・1日を終わります



安価下コンマ判定 (雀力)

コンマx2x2.1


安価下2コンマ判定 (異能)

コンマx2x2.1


安価下3コンマ判定


123 2減少

  4 半減

 56 3減少

  7 1減少  

  8 5減少

 90 4減少 


   雀力:異能経験値=12:306

   知名度ははやりが実力知って+5  今までの分も+して訂正します

   プロで+5   アナで+1  高校生で+2  理沙の分はトラウマで無し


京太郎(知名度4→23(026/050)、精神11(10)(54/100)、麻雀121(115/250) 、異能100→102(038/250) )


4月 第1週の7日目

       本日             >       前日

Ss>大星淡  (従妹 10.3/10.2)   >大星淡  (従妹 10.1/10.1)

SP>戒能良子 (血縁 3.8/2.2)   >戒能良子 (血縁 3.3/2.7)

   宮永咲  (友人 3.0/3.0)    >宮永咲   (友人 3.0/3.0)

   宮永照  (友人 3.7/4.4)    >宮永照   (友人 3.7/4.4)

   九十九  (信頼 5.3/9.8)    >九十九   (信頼 5.3/9.8)

     新見  (知人 1.0/1.0)    >新見    (知人 1.0/1.0)

  瑞原はやり (仕仲 3.5/2.9)    >瑞原はやり (仕仲 2.7/2.4)

  三尋木咏  (友人 2.3/2.0)    >三尋木咏 (恐怖 2.3/2.0)

  野依理沙  (PTSD 0.5/0.5)   >野依理沙 (PTSD 0.5/0.5)

  佐藤裕子  (知人 1.9/1.8)    >佐藤裕子 (知人 1.9/1.8)

  福与恒子  (知人 0.7/0.6)    >福与恒子 (知人 0.7/0.6)

  村吉みさき (知人 0.8/0.7)    >村吉みさき (知人 0.8/0.7)

    ネリー  (興味 1.1/1.3)    >ネリー     (興味 1.1/1.3)

  八岐大蛇  (憑物 1.6/1.2)    >八岐大蛇 (憑物 2.2/2.0)

Ss=従妹/幼馴染(関係は初期から深く、頼れるけれど恋愛関係になりにくい)

SP=特殊(特殊な繋がりを持つキャラ)


みんなが何を言っているのか解らないな
菫の時も小蒔の時も、離れることがあった

つまりはそういうことだ

強請るな、勝ち取れ、さすれば与えられん


……関係が変わってないのは血を飲んだからだよ
ちょっとやそっとのことでは血縁は外れないよ



4月第1週 7日目 その他の人たち


~事務所(照&九十九)~

「八連荘アリ?」
「なしでも倍満でトビなんだけど……」
「……休憩する?」
「うん……する」
「昨日よりは良くなってると思う」
「そ、そうかな?」
「昨日は一度もできなかった和了を、九十九は出来たよね?」
「でも、運が良かっただけだよ。あれ以降は全然だったし……」
「運も実力。だから良くなってる」
「照ちゃん……ありがと」
「別に良い。したくてしてるだけだから」
「そうだ。今日はね、照ちゃんがお菓子好きだと聞いてクッキーを焼いてきたんだけど、食べる?」
「じゃぁ、一つ」
「ど、どう?」
「美味しい」
「えへへっ、良かった!」



~淡(日曜日だから単体 +母)~


「あ~あ、残念」
「せっかく一緒に暮らせると思ったのになぁ」
「何が知り合いの家に~だし」
「私は従妹だっていうのにもーっ」
「土曜までって言ったのに日曜日」
「だからもしかして! なんて期待しちゃったじゃん馬鹿ーっ!」
「ダンボールハウスにでも住んじゃえ!」
「きょうたろーに貸し出す家なんてないもんっ!」

コンコン

「淡、ちょっとうるさいわよ」
「あー……お母さん、きょうたろーは家大丈夫だって」
「あら、そうなの?」
「んー今は知り合いの家だけど、良い家探すってさー」
「せっかく部屋を片付けたのにね。残念?」
「べっつにー、どうでもいいもん」


~臨海(ネリー+智葉)~

「残念だがいなかったな」
「そうだねー、でもいつもいるってわけじゃないと思うよ?」
「解ってるさ。ネリーの言う通り、時を待つしかないのかもしれないな」
「明日も放課後に来てみる?」
「いや、無理に会う必要もないだろう」
「それもそうかな?」
「明日はまた学校だからな、時間があるなら部活だ」
「はーい」


~A局アナウンサー~

「お疲れ様、針生アナ」
「お疲れ様です。佐藤アナ」
「そういえば、聞いた?」
「何をですか?」
「針生アナの嫌いな他局の福与アナ、ラジオやるらしいって」
「ラジオ……ですか」
「おかしいって思う?」
「いえ、ラジオには向いていると思いますよ。あまり聞いたりしないですけど……ラジオはああ言う人がやってる印象ありますし」
「ちょっと意外ね」
「え?」
「貴女のことだから否定するかもしれないって思ってた」
「流石に向き不向きは考えますよ。私は逆に……ラジオは向いてないと思います」
「そんな貴女に三尋木プロとのラジオの仕事が」
「…………え?」
「嘘じゃないわよ?」
「なんでそんな枠を作っちゃうんですか……なんで……」


~B局アナウンサー~

「いやぁーっ、ラジオっていいですね!」
「……福与アナ」
「元気に明るく! なんて指示しかこないんですもん!」
「福与アナ」
「そうなったら私はもう、ガンガンバリバリ行けちゃう人だしっ」
「……ふーくーよーアーナー」
「すこやんも上手く扱えてたし、完p――」
「福与アナ!」
「は、はい!?」
「……クレームの話でお呼びだから行ってらっしゃい」
「……あはは、やりすぎたと思ってたんだよねーあはは……」
「自覚してるならなんでやるの?」
「若さ故の過ちってやつかもしれませんね」
「……喧嘩売ってる? 私に」
「い、行ってきまーす!」


~プロ~

「……理沙ちゃん、良子ちゃん、はやりちゃんが欠席してるけど、なんで?」
「さ、さぁ……仕事が忙しいんじゃないっすかねぇい」
「私だって一応仕事してるよ!?」
「そ、それは知ってます……でも、特に忙しい可能性もありますから」
「靖子ちゃん、それはもしかして歳がとか……」
「え、冤罪ですって! 小鍛治プロお酒の回り早くないですか!?」
「あー今日はいつもより早く来てたからねぇい。明日は暇らしいし」
「私はあるんですけど……」
「あたしもあるから……つーか、この後ラジオの仕事」
「……え?」
「咏ちゃんラジオやるの?」
「え、えぇまぁ……ちょこっとやるだけっすよ」
「へぇ……私はそうゆーのないですけどね」
「私もあるんだよねーラジオ、一緒に頑張ろう」
「お、おーっ」
(言えない、小鍛治プロ達のライオに対抗してるなんて言えないッ!)


まぁ、それぞれの京太郎が関与しなかった人(淡除く)はこんな感じ

野依さんは残念ながらりょうy……じゃなかった。
特に変化なしだからなしで


よっしーとはやーを晒しても良いんだけど……うーん



安価下コンマ判定(はやり)

安価下2コンマ判定(良子)


判定したコンマがこのレスのコンマよりも上なら晒す

低いならさらさない


~はやり~

「一緒の家……」
「……はやや!」
「何考えてるんだろう、はやり……」
「あんなの冗談に決まってるよね」
「で、でも……も、もしもだよ?」
「もしも須賀くんが家の件で困ってたら……」
「……………………」
「こ、困ってるんなら仕方ないんじゃないかな!」
「……って、誰に言ってるんだろう」
「お仕事の時に聞いてみようかな……」
「ううん、困ってるなら次に会えたら聞いてみようかな……」
「はやりから電話したりしてっていうのは家に来て欲しいみたいであれだし……それはやらない」
「……ちょっと、ドキドキする」
「お、男の子が相手だし、仕方がないよね☆」
「家に泊めるなんてなったら2人きりだし」
「……あ、でもはやりのファンに怒られるからダメじゃないかな」
「ファンを取るか、お友達の須賀くんをとるか……選べないなぁ」
「どうしてもって言う感じなら……って、はやりがお仕事紹介してあげたんだし」
「平気なんじゃないかな?」
「や、やっぱりからかわれたのかな?」
「……………………」
「か、考えるのは止め止め! お休み☆」

「……えへへっ、須賀くん……zzz」


~良子~


「……………………」
「……これが普通」
「そうは思いつつも、広く感じますね」
「これが慣れというものなのでしょうか……須賀く」
「……………………」
「……そういえば」
「なぜ、はやりさんでもいいのかと思った時」
「あんなにも嫌な気持ちになってしまったのでしょう」
「……あんな責め立てるような言い方、してしまったのでしょうか?」
「麻雀が好きなのは解っていた事。須賀くんが新しい場所を探す必要があるのも解っていたこと」
「にも関わらず……」
「……………………」
「少し……胸が痛いです」
「病気を患ったことはないですし、朝になってもダメならホスピタルに行くことも検討したほうがよさそうですね」
「……いえ、朝になったら須賀くんに」
「でも……あんなこと言ってしまった手前」
「あんな別れ方をしてしまった手前……電話なんて」
「……フール」
「もう寝ましょう」
「…………zzzz」


「zzz……アイムソーリー……須賀くん」
「……一人は寂しいです」


【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 良子「イエス」【3rd4】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 良子「イエス」【3rd4】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1394904762/)


次スレ

……全く、コンマは仕事を増やさせるから困る


あと、良子の反応見て解るだろうけど、そういうことだから

荒らしとか地雷とか、ルーザーとか、コンマ
そういうのを力に変えるのがルートに入るための手順だから

……まぁ、今回はうまい具合に行けたけど
ちゃんと考えていこうか、これからも


という訳で今日はここまで


お疲れ様でした

課題山積みだけどそろそろチャンスをつかみたい
>>1000なら>>994

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