□目的
・咲に登場する女の子(プロ含む)と仲良くなって、
・(あわよくば)同じ屋根の下で暮らしたり、
・あんなこと(入部や部の設立、コーチ引き受け)やこんなこと(大会優勝)をするまでの過程を逝くスレ
・略してSOA安価スレ
・イチャイチャが目的ではありません(棒)
□能力―ステータス―
・精神――
その場の空気に耐えるための重要な能力。低いとプレッシャーに押し負けて気絶や逃走もある
また、好感度が高い状態で相手の精神を傷つけると、病んだり、ひねくれたり、
それは安価を反映する主人公自身にも起こりうる
・麻雀――
麻雀においての強さを表し、これが高ければ高いほど麻雀で勝ちやすくなる
ただし、異能相手にはなかなか勝てない
・異能――
麻雀における異能を判定する
一定以上になると、異能習得イベが発生する
こんな感じ。あとは、
・連投は原則禁止(コンマ判定は連投に含まず)
・5分経ってレスなしであれば連投も可
・コンマ運は無いものとして考えた方が幸せです
・麻雀判定は朝方であれば連投可
・判定・選択の安価において、ステルスモモは安価下とします
>>1000について
・本編にて影響を与えるものも可(~が転校してくる。など)
・番外として、本編無関係の小ネタも可
・ただし、本編に影響与えるものをとったとしても、
・ちょっとダメかな(暴力系統など)。と>>1が判断した場合は小ネタになります
今週sswiki http://goo.gl/c6vV12 前週sswiki http://goo.gl/hddKF8 前々週sswiki http://goo.gl/AY8HR
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1394256637
3周目前スレ
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」【3rd1】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」【3rd1】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1392509912/)
2週目継続非安価(姫様ルート)
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」咏「鬼畜高校生だぜぃ」【2nd 15スレ目】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」咏「鬼畜高校生だぜぃ」【2nd 15スレ目】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1392352425/)
京太郎>=(知名度1(019/050) 精神11(54/100)、麻雀119(010/250) 、異能96(021/200) )
4月 第1週の4日目 途中
本日 > 前日
Ss>大星淡 (従妹 10.1/10.1) >大星淡 (従妹 10.1/10.1)
宮永咲 (友人 3.0/3.0) >宮永咲 (友人 3.0/3.0)
宮永照 (友人 3.7/3.9) >宮永照 (友人 3.2/3.5)
九十九 (信頼 4.7/9.8) >九十九 (信頼 4.7/9.8)
新見 (知人 1.0/1.0) >新見 (知人 1.0/1.0)
佐藤裕子 (知人 1.7/1.4) >佐藤裕子 (知人 1.1/1.0)
福与恒子 (知人 0.7/0.6) >福与恒子 (知人 0.7/0.6)
瑞原はやり (仕仲 2.3/2.0) >瑞原はやり (知人 0.0/0.0)
三尋木咏 (知人 0.0/0.0) >三尋木咏 (知人 0.0/0.0) NEW
戒能良子 (知人 0.0/0.0) >戒能良子 (知人 0.0/0.0) NEW
野依理沙 (知人 0.0/0.0) >野依理沙 (知人 0.0/0.0) NEW
村吉みさき (知人 0.0/0.0) >村吉みさき (知人 0.0/0.0) NEW
Ss=従妹/幼馴染(関係は初期から深く、頼れるけれど恋愛関係になりにくい)
テレビ局(食堂) (夕)
思ったことがある
二人きりでは拙いなんて俺は言ったが
人数が増えた方が拙いんじゃないのか? と
まぁ、それに気づいたのが囲まれてからだし
もはや時すでに遅いって言う状況なんだけど……
理沙「………………」
みさき「野依プロ、挨拶くらいした方が」
理沙「……よろしく!」
京太郎「よ、よろしく……お願いします」
みさき「別に怒っているわけじゃないんです。ただ、緊張しているだけですから、悪く思わないでください」
京太郎「え、ええ。それはまぁ……知ってます」
口下手なんですよね、確か
……俺も言えたわけじゃないですけどね
女の人相手だと、だけど
安価下コンマ判定
248 知った
それ以外知らない
咏「………………」
京太郎「三尋木プロ?」
三尋木プロは他の人に連絡を取ってからというもの
ずっと黙り込み
何かに悩んでいるようだった
まだ魅力云々について考えているんだろうか。と
少しだけ呆れてしまったのだが
そんなことを知ら合い三尋木プロは俺を見つめ
扇子で俺の方を指した
咏「ちょっと良いかな、せっかく連れてきたんだけど」
京太郎「俺……ですか?」
咏「そっ、須賀くんとちょろ~っと話があるんだよねぇい。あとで時間作れる?」
京太郎「えっと……」
三尋木プロは結構真面目な話っぽいし
話を受けたほうがいいような気もするけど、
あとでってなると……
京太郎「それ、夜ですよね?」
咏「ん~……そうなるねぇい。仕事あるし」
京太郎「夜ですか……」
咏「無理にとは言わないぜ、別に電話やメールでも……って、それでも時間とっちゃうか」
三尋木プロは苦笑しつつも俺のことを見つめてきて
俺は目をそらすことはなかったけれど
目を見合わせることはできなかった
咏「ちょっと大事な話だし、できれば直接会っての方がいいんだけどさ」
京太郎「ん~と……」
1、良いですよ
2、明日とかじゃダメですか?
3、じゃぁ、電話かメールで
安価下~下5
京太郎「良いですよ」
咏「ふははーっ、約束だぜぃ?」
京太郎「はいはい」
そう答えた俺は
思わず、というかごく自然に三尋木プロの頭を撫でてしまったのだが
三尋木プロはあまり気にすることなく
嬉しそうに体を揺らしながら笑っていた
理沙「……子供!」
みさき「……お付き合いしてるんですか?」
咏「今日知り合ったばっかりだぜ? それは流石にないな~」
理沙「兄妹?」
咏「あたしの方が年上なんだけど……」
理沙「冗談!」
あんまり冗談になってないような気がするんですけどね
でもまぁ……三尋木プロは従妹に似てて妹みたいだよな……うん
だから、あんまりドキドキしないのかも。知らんけど!
みさき「それにしても新人プロさんですか」
京太郎「はい、つい先日なりまして。よろしくお願いします」
理沙「実力!」
京太郎「え?」
みさき「ええっと、実力はどの程度なのか。と」
京太郎「あー……」
本気ではないとはいえ
三尋木プロにも勝てるような程度。
と、正直に言うべきか否か
もちろん、三尋木プロを出す必要はないんだけど
その方が名売りにはなるよな……
咏「…………まぁ、好きにしていいんじゃね?」
京太郎「そ、そうですか……」
みさき「なんですか? 2人して」
京太郎「あんまり気にしなくていいですよ」
俺の実力について
三尋木プロに勝てた。という
かなり大きい売り出しをしてもいいらしい
ただ、三尋木プロはあまり言われたくないらしく
好きにしていいとは言いつつも
その表情は少し不服そうだった
京太郎「俺の実力に関してなんですけど……」
1、本気ではないとはいえ、三尋木プロに勝てました
2、三尋木プロに勝てました
3、黙秘します
4、まぁ、そこそこです
5、口ではいくらでも言えます。しませんか? 対局
安価下2
京太郎「口ではいくらでも言えます。しませんか? 対局」
咏「お~う……まぁ東風くらいなら」
理沙「やる!」
みさき「……私がプロに混ざるんですか?」
咏「心配すんなよアナウンサー、ツモ以外では削らないからさ」
みさき「それが怖いんですけどね……」
村吉さんはそう言いながらため息を着くと
俺たちを見渡し、諦めたように俯いた
みさき「解りました。狙わないでくださいね。絶対ですよ」
理沙「了承!」
咏「ふははー、ツモで削るけどねぇい」
と、村吉アナに言っているように感じるが
その目は俺のことを見つめていた
・対局します!
安価下コンマ判定
1桁 咏 2桁 みさき
安価下2コンマ判定
1桁 京太郎 2桁 理沙
親決め 数字順
テレビ局、特別対局室(仮)
東一局 (咏)
咏「わはーっ、あたしの親番だねぇい!」
みさき「役満ツモですか……残り9000」
京太郎「まだ始まってすらいませんよね?」
みさき「三尋木プロは凄く打点が高いんです。一瞬で削られますよ」
理沙「大丈夫!」
京太郎「……ふむ」
三尋木プロはおそらく本気で来るし
そうと判っていそうな野依プロもおそらく本気で来る
果てさて、どうなるこ――?
京太郎「……あれ?」
咏「ん?」
京太郎「いえ、なんかちょっと……んー? 気のせい、かな……」
・鞘から僅かに刃が飛び出しました
狙い撃ちを使う?
1、咏に使う(コンマ21以上で成功)
2、理沙に使う(コンマ16以上で成功)
3、使わない
安価下2
咏「ま、また?」
京太郎「あはは」
咏「笑い事じゃないんだけどねぇい……ちょっとこえーって」
三尋木プロは口元を引きつらせながら
俺のことを見つめる
そりゃ、何回もやられれば快くは思わないよな
でも……これって対局なのよね
京太郎「逃れますか?」
咏「逃れてみせるって」
理沙「合わせ打ち!」
みさき「私はただ打ってるだけで良いですよね?」
安価下 京(119+96+50) 狙い撃ち
安価下2 咏(140+85-50)
安価下3 理沙(135+70) ????
安価下4 みさき(60+10)
安価下5 ドラ剣判定
成功確定
そのコンマの一桁が
13 でドラ1
456 でドラ2
89 でドラ3
27 でドラ4
特殊効果でドラはさらに+2
安価下コンマ判定(咏)
コンマ一桁
128 一役
349 二役
56 三役
7 四役
京(119+96+50+61)=326
咏(140+85-50) 満貫
理沙(135+70+91)=296
みさき(60+10+8)=78
55=ロンなので、
みさきからは和了せず、三番手の理沙から計算
咏「同じ手は喰わないぜぃ」
京太郎「っ」
理沙「………………」
咏「わはーっ、ロン! 満貫 12000!」
理沙「……安い?」
野依プロは12000は安いと言い
三尋木プロはそれに対して困ったように笑うと
受け取った点棒をぎゅっと握り締めた
咏「……悔しいけどねぇぃ」
京太郎「三尋木プロ?」
・咏の火力が京太郎の刃に切り裂かれました
・咏の和了に追加はありませんでした
1位 咏 25000+12000=37000
2位 京 25000+0=25000
3位 み 25000+0=25000
4位 理 25000-12000=13000
京太郎「野依プロが下かぁ……」
理沙「平気!」
みさき「ツモじゃなくて助かりました」
咏「ツモるぜぇい」
みさき「やめてください」
咏「冗談冗談、あははっ」
三尋木プロはそう言って笑う
さっき見えた悔しそうな表情は
気のせいだったんだろうか
狙い撃ちを使う?
1、咏に使う(コンマ21以上で成功)
2、理沙に使う(コンマ16以上で成功)
3、使わない
安価下2
咏「っ!」
俺の視線に気づいた三尋木プロは
ビクッと少し違った反応をすると
ほんの少し怯えた表情で俺を見返し、すぐに目を逸らした
京太郎「三尋木プロ?」
咏「なんでもないから気にする必要ないぜぃ」
京太郎「でも……」
三尋木プロの額には汗が浮かんでいて
辛そうというか、苦しそうというか
なんか大変そうにも見えた
咏「そんな余計なこと気にしてると、次も和了しちまうかもよー。知らんけど」
京太郎「それは困りますね」
安価下 京(119+96+50) 狙い撃ち
安価下2 咏(140+85-50)
安価下3 理沙(135+70) ????
安価下4 みさき(60+10)
安価下5 ドラ剣判定
成功確定
そのコンマの一桁が
13 でドラ1
456 でドラ2
89 でドラ3
27 でドラ4
特殊効果でドラはさらに+2
安価下コンマ判定(咏)
安価下2コンマ判定(みさき)
コンマの高いほうが和了とする
みさき「あ、これ……」
理沙「?」
みさき「えっと、これって何かになりますよね?」
村吉アナはそう言うと、手牌を晒す
それはしっかりと満貫にまで届いた和了
ツモ和了か……
京太郎「ん~と、満貫の2000・4000ですね」
咏「………………」
三尋木プロは何も言わず
4000点を村吉アナへと手渡す
もし、もう一巡が三尋木プロへと渡っていたらきっと……
京太郎「村吉アナ、おめでとうございます」
みさき「偶然です。きっともう和了はできません」
京太郎「もしかしたら偶然が重なるかもしれませんけどね」
1位 咏 37000-4000=33000 (起家)
3位 み 25000+8000=33000
2位 京 25000-2000=23000
4位 理 13000-2000=11000
咏「みさきちゃんに和了されちゃうとはねー、想定外だぜぃ」
みさき「褒められても何も出ませんよ?」
咏「んー点棒が出るかもしれないし?」
みさき「ロンは止めて欲しいですけど……33000点ありますし……」
京太郎「まぁまぁ、俺の親番ですから」
みさき「はい?」
咏「あ、あたしの首とか止めてくんねー?」
京太郎「首?」
咏「い、いや、ほら……なんでもない」
三尋木プロは慌てて手を振ると
牌を手に取った
一体何だというのだろうか……
・咏の大火を喰らった剣はその姿を変質させているかもしれません
狙い撃ちを使う?
1、咏に使う(コンマ21以上で成功)
2、理沙に使う(コンマ16以上で成功)
3、使わない
安価下2
咏「おいおいおい……」
京太郎「み、三尋木プロ?」
咏「っ…………」
三尋木プロは何故か手を震わせ
俺のことをちょっとだけ潤む眼で見ると
首を横に振り、ぎゅっと目を瞑った
京太郎「具合でも悪いんですか?」
咏「か、かもしれねー……これで最後でいい?」
理沙「苦しい?」
咏「へーきへーき、多分」
三尋木プロはそう言いつつ
大きく息を吐いた
京太郎「具合悪いなら、今すぐでも……」
咏「そ、それは良いって! このまま放置はちょっとこえーし」
京太郎「それでなんで俺を……」
安価下 京(119+96+50) 狙い撃ち
安価下2 咏(140+85-50)
安価下3 理沙(135+70) ????
安価下4 みさき(60+10)
安価下5 ドラ剣判定
成功確定
そのコンマの一桁が
13 でドラ1
456 でドラ2
89 でドラ3
27 でドラ4
特殊効果でドラはさらに+3
京(119+96+50+2+40)=307
咏(140+85-50+76)=251
理沙(135+70+39)=244
みさき(60+10+31)=101
307-251=56=狙い撃ちロン(4400)
京太郎「あ、三尋木プロそれロン」
咏「っ!」
ビクッと反応した三尋木プロは
怯えた目で俺を見つめると
少しだけ椅子を引き、俺から遠ざかった
京太郎「な、なんで逃げるんですか?」
咏「い、いやぁその……あはは、気のせいだった」
みさき「気のせいですか?」
咏「ほ、ほら、4400点!」
京太郎「ど、どうも……」
京太郎「大丈夫なんですか? ほんと……」
咏「へ、へーきへーき!」
1位 み 33000+0=33000
2位 咏 33000-4400=28600
3位 京 23000+4400=27400
4位 理 11000+0=11000
咏「それより、このままだとみさきちゃんトップだぜぇい?」
理沙「狙う!」
みさき「野依プロ!?」
京太郎「大丈夫ですよ。怒ってるわけじゃ――」
みさき「ちょっと怒ってますよ! 私がトップで野依プロがビリですからっ」
そう言われてみれば
野依プロ、ちょっとだけ睨んでるような……睨んでないような……
とはいえ、三尋木プロがちょっと具合悪そうだし
本人がもう止めたいって言ってたし
ここで止めておくべきなんじゃないだろうか
京太郎「三尋木プロ、どうします?」
咏「んー?」
京太郎「続けるか続けないかですよ」
咏「そうだねぇ……」
三尋木プロはそう言いつつ目を伏せて、
俺たちのあいだで扇子を開く
何かに怯えている三尋木プロだが
やっぱり……俺の剣に対してなんだろうか
咏「いや、まぁ続けてもいいんじゃねー?」
京太郎「いや、そんな他人事みたいに言わないでくださいよ」
京太郎「三尋木プロの具合が悪そうだったから――」
咏「誰のせいだと……」
京太郎「え?」
咏「なんでもない」
三尋木プロは少しだけ突き放すように言うと
俺の腰の辺りを扇子で指し、俺を見つめた
咏「そいつがこえーんよ……それだけだから」
京太郎「そいつって……」
三尋木プロが指し示すのは
戒能プロが触れていたのと同じ場所
やっぱり、対局していると何か感じるってことなんだろうか?
理沙「続行!」
咏「おーっ」
三尋木プロが乗り気だし
俺達は続行することにした
東二局 一本場(京太郎)
狙い撃ちを使う?
1、咏に使う(コンマ21以上で成功)
2、理沙に使う(コンマ16以上で成功)
3、使わない
安価下2
狙うことで
連動して三尋木プロを脅かしているというのなら
今度は三尋木プロではなく
野依プロを狙ってみることにしよう
そうすることで、野依プロにも見せることができるかもしれないからな
……見せた結果、どうなるかもわからないけど
もしも野依プロまで怯えてしまうようなものなら
真剣にコレについて考えるべきだろうな
安価下 京(119+96+50) 狙い撃ち
安価下2 咏(140+85)
安価下3 理沙(135+70-50) ????
安価下4 みさき(60+10)
安価下5 ドラ剣判定
成功確定
そのコンマの一桁が
13 でドラ1
456 でドラ2
89 でドラ3
27 でドラ4
特殊効果でドラはさらに+3
安価下コンマ判定
コンマ01~16で放銃を京太郎からみさきに変更
京(119+96+50+41+70)=376
咏(140+85+58)=283
理沙(135+70+67-50)=222
みさき(60+10+75)=145
376-222=154=狙い撃ち満貫ロン(12300)
理沙「え?」
京太郎「?」
野依プロは俺の方を見つめると
その目を見開き、手を止めて首を横に振る
何かと思えば
理沙「化物!」
言われたのはそんな言葉だった
みさき「の、野依プロ?」
理沙「っ…………」
野依プロは自分の体を抱きしめて震えだす
その異様な姿に俺はただ呆然とするしかなく
三尋木プロは少し怖い表情で俺の視界へと入り込む
咏「……須賀くん、麻雀止めね?」
京太郎「な、何ですか急に……」
咏「自覚ないなら、ちょっとヤバいんじゃねーかな。それ」
三尋木プロが指差すのは俺の腰元ではなく、肩の部分
剣が大剣にでもなったのかとも思ったけれど
そんな冗談じみたことではないのは、言われなくても解った
咏「戒能プロ呼ぶから、夜はそっち付き合って」
京太郎「え、でも」
咏「あたしが続けなきゃ良かったんだ……ごめん、須賀くん。野依プロ」
三尋木プロは悲しげに言うと、野依プロのことを抱きしめた
・京太郎の中の天叢雲の剣はその姿を【開示不可】へと変えました
・【開示不可】は、相手を容赦なく喰らうようです
・野依理沙がトビました
・飛びの為、野依理沙は【開示不可】=京太郎へのトラウマを負いました
とりあえず一旦中断
おい戒能、ちょっとお祓いの舞踊れよ
暴走状態だからね
あとはその形が問題でもあるかな
すこやんのどんよりとしたものじゃなくて
形があるっていうことがより怖さを増してるんだよ
安価下コンマ判定
237 咏残留
テレビ局(夜)
良子「なるほど……」
京太郎「み、見えますか?」
戒能プロは俺から一定の距離を空けて
俺の周囲を回りながら、全身を見回す
それを2、3回繰り返したあと
良子「見えますよ。もちろん」
と、戒能プロは少し難しい表情で頷く
戒能プロが警戒するほど
俺に憑いたそれは危ないもの……ということなんだろうか
京太郎「一体なんなんですか?」
良子「それは」
安価下コンマ判定
1~0 最低1 最高0 ゾロ目は危険域
良子「六つ首の龍です」
京太郎「え?」
良子「ですから、六つ首――」
京太郎「いや、それは分かってます!」
六つ首の龍ってなんだよ……
戒能プロが言ってたのは剣じゃないのか?
その意味の解らない変化に戸惑っていると
戒能プロは悲しそうに告げた
良子「八岐大蛇は八つ首。今はもう……六つ首。元に戻りつつあります」
京太郎「な、なんでそんなことに……」
良子「聞いた話から察するに、三尋木プロの大火を喰らって目を覚まし、野依プロを力強く喰らった事で……おそらく」
だからか……
だから、三尋木プロは麻雀を止めるとか、止めるべきとか言ってたんだな
このまま続けたら、八つ首が戻って全部戻っちゃうんだろうな……
京太郎「どうしたらいいんですか?」
良子「弱いうちに八岐大蛇を支配するか、貴方が血族として力を得て、完全な素戔嗚尊を憑依させる他ないかと」
支配するとか
血族として力を得るとか
あげく、素戔嗚尊を憑依させるとか
俺には到底及ばない領域の話だ
京太郎「他には……他には何かないんですか!?」
良子「成功するかはフィフティフィフティ……お祓いをすればあるいは」
京太郎「それ、失敗したらどうなるんです?」
良子「最悪、須賀くんが喰われますね……」
なんだよそれ
そんなんじゃ賭けに出ることなんて出来もしないじゃないか……
良子「……いっそ、要求を呑むのも手ではあります」
京太郎「要求……?」
良子「八岐大蛇が素戔嗚尊に討伐されるまで行っていたことを知っていますか?」
京太郎「えっと……」
それを思い出すのは、
子供の頃かなり大好きなかっこいい話として
何度も素戔嗚尊とかの話を読んでいた俺にはあまりにも簡単で
だからこそ、俺は言葉にしなかった
けれど、戒能プロは少しだけ間を置くと正解を呟いた
良子「女の人を食べる」
京太郎「そ、そんなことできるわけないじゃないですか!」
良子「食べるといっても、恐らくはせ」
京太郎「いくら真面目な場面でも言わないでください!」
良子「解っているのであれば言いませんよ」
戒能プロはマイペースすぎて困る
でも、今はそんなことに文句を言ってる場合じゃない
良子「貴方が女性を苦手なのも、恐らくは剣に潜む大蛇が素戔嗚尊の目覚めを恐れたからでしょう」
京太郎「じゃぁ、今は何で食べることが要求だと?」
良子「ハングリーだからです。背に腹は変えられないのでしょう」
ということは
素戔嗚尊が目覚めるかもしれないことを
八岐大蛇はしなければいけないということか?
良子「ところで、好きな人はいますか?」
京太郎「な、なんですか急にっ!」
良子「いえ……素戔嗚尊が現れたのも全ては奇稲田姫を守るがため」
俺が口を挟む前に
戒能プロは「ゆえに」と、続けた
良子「貴方の好きな人物の危機にこそ、彼は目覚めるはずです」
京太郎「そ、そんなこと言われても……」
話はたしかにそうだ
日本神話の流れも、七人の娘が食われてしまったところに素戔嗚尊が現れ
次に白羽の矢が立った奇稲田姫を守り、結婚するために八岐大蛇を討伐した
……とはいえ、急にそんなこと言われても困る
良子「手懐けるためには、要求を呑むのが早いかと。しかし、嫌なら意中の相手と密接になることを勧めますよ」
京太郎「か、簡単に言わないでくださいよ……」
とは言いつつ
俺の体に憑いている八岐大蛇の影響なのか
今までみたいに戒能プロの視線から逃れようとはせず
口の中には唾液が溢れかえり
ゴクッと喉が鳴った
良子「……あの子達に相談する必要も……しかし……」
戒能プロは考えに耽っているようで
俺から目を離した
1、押し倒す
2、戒能プロ、食べていいですか?
3、俺……なんとか素戔嗚尊を降ろそうかと……
4、俺まだ15なんで、意中の相手とかどうとか言われても困るんですよ
5、お祓い、頼めませんか?
6、とりあえず今日は帰ります
7、その他自由言動
20分
前週とは全く関係ないよ
これはこれ、それはそれ
素戔嗚尊の兼も須賀神社の子だからってだけ
生まれ持った能力的な感じだね
食べたきゃ食べてもいいんだぜ……言い出しっぺの法則に従えよ戒能。的な
ほないくでー
1、押し倒す
2、戒能プロ、食べていいですか?
3、俺……なんとか素戔嗚尊を降ろそうかと……
4、俺まだ15なんで、意中の相手とかどうとか言われても困るんですよ
5、お祓い、頼めませんか?
6、とりあえず今日は帰ります
7、その他自由言動
安価下~下5
23234 4 433
つまり、2だね
京太郎「戒能プロ、食べていいですか?」
良子「……………………」
俺の突然の問いに
戒能プロは時間でも止まってしまったかのように黙り込み
身じろぎ一つせずに俺を見つめること数十秒
そして――
良子「ほ、ホワイ!?」
数歩後ずさり、後ろにあった机にぶつかり
倒れた紙コップからこぼれた水が
机の端を伝って床へと落ちていく
京太郎「なぜって、それは戒能プロが言い出したからですよ」
良子「そ、そんな理由で……」
京太郎「言っておいて、目の前にいながら自分はダメとか……なしだと思うんですよ」
京太郎「それに、昼間にあんなことしておいて狡いとは思いませんか?」
良子「あれは……その、触診……」
京太郎「じゃぁ俺にも触診させてくださいよ」
良子「私はどこもおかしくありませんよ?」
戒能プロは食べられるということの意味を知っているからか
顔を赤くしながら俯く
まるで思春期の女の子みたいだ
きっと、戒能プロはあんまりこういう経験ないんだろうな
まだ20歳くらいだっけ……ならそれも普通。なのか?
なんて考えていると
戒能プロは恥ずかしさからか
伏し目がちに潤んでキラキラした瞳で俺を見つめ訊ねてきた
良子「本気……ですか? 本気で八岐大蛇を手懐けるつもりですか?」
京太郎「え?」
良子「今、須賀くんは八岐大蛇のせいで思考回路が歪み、私を食べたいと思っているのかもしれませんよ?」
京太郎「……だとしたら、どうなるんですか?」
良子「……………………」
俺の問いに対して戒能プロは少し考えた結果
良子「特にありませんね」
と、正直に答えてくれた
京太郎「そこは嘘でも何かあるって言えばいいのに……そうすれば俺だって躊躇したかもしれないですよ」
良子「では――」
京太郎「言われてから言っても意味ないですよ?」
良子「そうですね……」
戒能プロはションボリと頷き、そのまま下を向く
出口は俺の背後ただ一つ
つまり、戒能プロは逃げられないんだよな
さて、どうしたものか
正直なところというか
今の俺は戒能プロが食べたい
ビシッと決まったスーツを着込み
それによってより大きく見えるおもちはもちろんのこと
そこから下へと滑らかに凹むウエスト
そして再び広がる横幅
それは見事な安産型の体つきで
それだけでももう唆られるものだが、それだけじゃない
なんと黒ストを履いているのだ
もちろん、素肌もいいものだけども
それを覆う黒いストッキングは細く見せると共に、綺麗な一色に染めることでその綺麗さを増すのだ
よって
京太郎「グーッ」
良子「?」
1、後ろ手にドアの鍵を締める
2、俺じゃ、嫌ですか?
3、押し倒す
4、すみません、やっぱり我慢します……
5、あの、抱きしめるくらいはしてもいいですか?
6、キ、キスで我慢します!
7、解りました、とりあえず戒能プロの家に行きません?
8、その他自由
10分
いきます
1、後ろ手にドアの鍵を締める
2、俺じゃ、嫌ですか?
3、押し倒す
4、すみません、やっぱり我慢します……
5、あの、抱きしめるくらいはしてもいいですか?
6、キ、キスで我慢します!
7、解りました、とりあえず戒能プロの家に行きません?
8、その他自由
安価下~下5
4
安価下コンマ判定
4 7 ゾロ目でイベント
うむ
時間のかかる解決方法を選択すると、麻雀のプロとしての仕事に影響が出そうだな…咏ちゃんが怯えるほどだし
リスクは大きいが、お祓いが一番時間がかからないと思うのだが
京太郎「すみません、やっぱり我慢します……」
良子「ソーリー……須賀くん」
京太郎「いえ、言い出したからって襲われるなんておかしい話ですもんね」
正直、強引に押し倒そうとも思ったんだけどな……
それじゃぁただの性犯罪だし
取り憑かれてやったなんてどこの馬鹿な言い訳だよってなるだろうしな
良子「もし」
京太郎「え?」
良子「もし、本気で手懐けるつもりなら……その」
戒能プロは言い淀み
胸元でギュッと自分の手を握り締めると、俺のことを見つめた
良子「ビーケアフル。何も知らない人に手を出さないように」
京太郎「は、はい……」
・良子と別れました
・【開示不可】=八岐大蛇のようです
・京太郎は「支配」、「服従」、「討伐」からの選択を迫られています
・1日を終わります
「支配」、「服従」と「討伐」
安価下コンマ判定 (雀力)
コンマx2(1回目)x2(2回目)x1.1x2.1
安価下2コンマ判定 (異能)
コンマx2(1回目)x2(2回目)x1.1x2.1
ミスった
「服従」と「討伐」はわかるとして、「支配」ってどうやるんだろう
雀力:異能経験値=471:609
京太郎>=(知名度1(019/050) 精神11(54/100)、麻雀119→120(231/250) 、異能96→99(030/200) )
4月 第1週の4日目
本日 > 前日
Ss>大星淡 (従妹 10.1/10.1) >大星淡 (従妹 10.1/10.1)
宮永咲 (友人 3.0/3.0) >宮永咲 (友人 3.0/3.0)
宮永照 (友人 3.7/3.9) >宮永照 (友人 3.7/3.9)
九十九 (信頼 5.0/9.8) >九十九 (信頼 4.7/9.8)
新見 (知人 1.0/1.0) >新見 (知人 1.0/1.0)
佐藤裕子 (知人 1.7/1.4) >佐藤裕子 (知人 1.7/1.4)
福与恒子 (知人 0.7/0.6) >福与恒子 (知人 0.7/0.6)
瑞原はやり (仕仲 2.3/2.0) >瑞原はやり (仕仲 2.3/2.0)
三尋木咏 (恐怖 1.2/1.4) >三尋木咏 (知人 0.0/0.0) NEW
戒能良子 (心配 1.0/1.0) >戒能良子 (知人 0.0/0.0) NEW
野依理沙 (PTSD 0.5/0.5) >野依理沙 (知人 0.0/0.0) NEW
村吉みさき (知人 0.8/0.7) >村吉みさき (知人 0.0/0.0) NEW
Ss=従妹/幼馴染(関係は初期から深く、頼れるけれど恋愛関係になりにくい)
はやりんとの仕事はどうするのがいいのだろう
もう引き受けてしまったし、連絡は早目にした方がいいとは思うが
でかい問題が出てきてて、解決の糸口もみつからない状態なんだよな…
三尋木咏 (恐怖 1.8/1.4) >三尋木咏 (知人 0.0/0.0) ミスった……
戒能良子 (心配 2.0/1.5) >戒能良子 (知人 0.0/0.0) ミスった……
とりあえず今日はここまで
お疲れ様でした
>>272
支配は異能を一定値以上に上げていく
服従は本能に従って食べまくる
討伐は素戔嗚尊を呼び覚ます
別に襲っても問題はなかった……多分責任取らされるだろうけどね
それかキスでもしとけばよかったんじゃないかな。そうすればひと段落はついていたと思……
あとは戒能プロの良心に訴えるとかね。>>255で2でも選んどけば……うん
はやりんくっちまえばいいんだよ(ゲス顔)
まぁ、難易度普通だから切羽詰ってはいないし
なんとかなるんじゃね? 知らんけど
4選んだことで、良子ちゃんから「ビーケアフル。何も知らない人に手を出さないように」 なんてお言葉頂けたしね
……知ってるの良子ちゃんだけなのに
4月第1週 5日目
朝行動前イベント判定
1 良子
8 はやり
6 照
8 九十九
それ以外は無し
2桁目が4で大蛇による影響
ごめんよ
安価下で
来ていればそっち
4月第1週 事務所(金/朝)
京太郎「………………」
鏡に映る自分を見てみたものの
外見的な変化はなく、戒能プロが言っていたように
龍の姿が見えることもない
でも、対局中に三尋木プロが怯えていたのは事実だし
野依プロが何かを感じて震えていたのも事実
京太郎「……どうすりゃいいんだろうな」
支配するか、従うか、打ち払うかなんだけど
正直な話、どれも難しいんだよな……
1、電話
2、メール
3、出かける
4、事務所待機
安価下2
選択後に相手選択の予定だったんだけど
まぁ……今回は
安価下コンマ判定
01~50 出る
51~00 留守電
京太郎「戒能プロ」
……に、連絡しようと思ったんだけど
残念ながら留守番電話サービスが出てきてしまった
戒能プロは去年新人賞とかを取った人だし
そりゃ忙しいよな
つーか、新人プロの無名な俺では比べることすら出来ないほど
忙しいんだろうし、電話なんてできるわけないか……
京太郎「………………」
九十九「おはようございまーす」
京太郎「あぁ、おはようございます」
不安な気持ちを吹き飛ばす程に明るい
九十九さんが事務所へとやってきた
九十九「いつものお弁当です」
京太郎「すみません、いつもいつも」
九十九「良いんです、私がその……す、す……」
京太郎「す?」
九十九さんは変なところで口ごもり
段々と赤くなっていく頬を両手で覆うと
俺を見上げて微笑む
九十九「好きで……やっている事だし……」
京太郎「ありが――」
九十九「す、好きっていうのは! りょ、料理のことだからね!」
京太郎「わ、解ってますよ?」
九十九「それはそれで……」
言葉に頷いただけなのに
九十九さんはちょっとだけ残念そうに呟いた
弁当を頂きながら、来たのが九十九さんでよかった。と
安堵のため息をつき、胸を撫で下ろす
九十九さんは三尋木プロと同じで
ちっちゃ可愛い人だ
戒能プロの言うように、八岐大蛇が綺麗な女の人を狙うのなら
九十九さんはきっと対象外だから
京太郎「そういえば昨日の仕事はどうだったんですか?」
九十九「えへへっ完璧だったよ」
九十九さんは嬉しそうにギュッと握り拳を作り、にこっと笑う
京太郎「良かったですね」
九十九「うん、ありがと」
九十九さんのその笑みは
やっぱり、美しいというよりも可愛らしいというもので
それは、八岐大蛇を刺激するようなこともなく
無事に――会話は続いた
昼前行動イベント判定
安価下コンマ
26 良子
8 咏
53 はやり
事務所(金/昼)
お昼頃になると携帯電話の着信音が鳴り響き
相手を確認して戒能プロだとすぐに理解し
素早く通話ボタンを押した
京太郎「……戒能プロ」
良子『ご無事ですか?』
京太郎「平気です……今のところは」
戒能プロの声は落ち着いていて
そしてやっぱり、優しく、聞き心地の良い声
だからこそなんとなく落ち着くことができていた
良子『今朝、電話を頂いたようですが、なにか?』
京太郎「そういえば、そうでした……」
九十九さんと話しているうちに
もしかしたらそんなものはないんじゃないかって
現実逃避しようとしてたけど
そんなわけ、ないんだよな……
京太郎「えっと……今、話しても平気なんですか?」
良子『控え室なので一人ですから、どのようなお話でも』
京太郎「すみません」
良子「いえ……今貴方の力になれるのはおそらく私くらいでしょう。この辺りでは……ですが」
戒能プロに話そうとしてたのはなんだったっけ……
1、会いたいです
2、須賀神社、行きませんか?
3、俺……従おうかと思って
4、どうすれば、支配できますか?
5、その他自由
安価下~下5
京太郎「須賀神社、行きませんか?」
良子『……今の貴方からその言葉が出てくるとは、なんとも言い難いですね』
京太郎「え?」
戒能プロは悩ましげに言いながら
電話の奥で小さくため息を付くのが聞こえた
良子『龍が六つ首ということは、半分以上の力を取り戻しているといっても良い』
京太郎「………………」
良子『つまりそれは、貴方に与える影響も強くなっているということです』
ということは、
俺が考えてしようとしたことも
何もかもが大蛇による影響を受けているかもしれないってことなのか?
戒能プロと須賀神社へ行くというのも
道中で何かをするため……
そんな嫌な可能性もあるってことなのか?
京太郎「じゃぁ……俺」
良子『……まだ解りません。ですが、あまり深く悩まないことです』
京太郎「なんでですか?」
大蛇の影響を受けているというのなら
より真剣に、より長く、悩まなくちゃいけないはずなのに
軽率な行動こそ、命取りになるかもしれないのに
良子『貴方は龍への変化に気付けず、制御も出来ていない。つまり、龍は須賀くんの深層心理に根付いている可能性が高いです』
京太郎「……そう、ですか」
戒能プロの言っていることが
本当に正しいのかどうかは解らない
でも、この道のプロであり
唯一、事情を知る味方である戒能プロを疑うことなんてできないししたくもない
そんな複雑な悩みに思わず黙り込んでしまっていた俺の耳に
戒能プロの声が続いて響いた
良子『迎えに行きます』
京太郎「え、でも……」
もしも襲ってしまったら?
もしも、戒能プロを傷つけてしまったら?
そんな不安が口を縛り
お願いしますとは言えない俺に対して
戒能プロはもう一度言い放った
良子『迎えに行きます。マイフレンドですから』
京太郎「すみません……お願いします」
・須賀神社へと行きます
・戒能良子が同行します
須賀神社(昼)
京太郎「ここですか?」
良子「イエス、ここが東京の須賀神社です」
戒能プロは今日も今日とてスーツで
まるでOLのように感じるけれど
プロ雀士であり、雑誌やテレビにも出ている有名人だ
良子「さて、本殿に行きましょう」
京太郎「本殿って……自由に入れるものなんですか?」
良子「少々融通を聞かせて貰いました」
戒能プロはさらっとそんなことをいい
俺を連れて本殿へと向かった
安価下コンマ判定
4 拒否反応
0 なし
7 反応アリ
戒能プロがせっかく連れてきてくれたんだけど
残念なことに
特に何かを感じることもなかった
拒絶反応すらもなく、なんというか
無駄になったような――?
京太郎「あれ?」
見回っている間にはぐれてしまったのか
戒能プロの姿はいつの間にかなくなっていた
京太郎「戒能プロ?」
返事は返ってこないし
他の誰もいない本殿の中で俺はただ一人佇む
京太郎「………………」
自分以外の全てを失ってしまったかのような寂しい感覚
良子「須賀くん、お待たせしましたか?」
そんな喪失感にも似た負の感情に飲まれそうになっていた俺の前に出てきたのは
スーツ姿の戒能プロでも
プロ雀士としての戒能良子でもなく
巫女装束に身を包み
一人の巫女としての戒能良子だった
京太郎「な、何してるんですか?」
良子「須賀くんが何するにしても、これはネセサリー。だから着替えました」
京太郎「何するにしても……ですか?」
お祓いをするにしても
支配するにしても
従うにしても
俺が素戔嗚尊を降ろすにしても
戒能プロが必要であり
それは巫女的な何かってことなのか……
良子「考えは決まりましたか?」
京太郎「それは……」
昨日、
俺は戒能プロを食べて良いのかどうかを訊ねながらも
戒能プロの初々しい反応に負けて
俺は何もすることはなかった
支配することもなく
八岐大蛇のことを受け入れるのであれば
昨日しようとしたことを、しなければいけない
支配をするなら
俺はいまこの体の中にいるであろう八岐大蛇と戦わなければいけない……だろうし
素戔嗚尊を憑依させるのだって
その神様に認めさせなくちゃいけないだろうし
京太郎「その………」
1、支配……頑張ろうと思います
2、従おうかと思います
3、素戔嗚尊の降ろし方を教えてください
4、すみません。まだ……何も
5、押し倒す
6、戒能プロ、食べていいですか?
7、その他自由
55分
ごめん、お祓い入れ忘れた
その場合は7でお祓いにしてください
いきます
1、支配……頑張ろうと思います
2、従おうかと思います
3、素戔嗚尊の降ろし方を教えてください
4、すみません。まだ……何も
5、押し倒す
6、戒能プロ、食べていいですか?
7、その他自由
安価下~下5
京太郎「戒能プロ、食べていいですか?」
良子「お昼ですか? そういえばもう――」
京太郎「そういうことじゃなくてですね」
良子「……………………」
会話を別の方にずらそうとした戒能プロを見つめ
そんなことができないように改めて言い放つ
京太郎「戒能プロを。ですよ」
良子「それは……」
京太郎「戒能プロには悪いと思ってます。でも、事情を知ってるのは戒能プロしかいないんですよ!」
そんなつもりはなかったのに
戒能プロが悪いわけでもないのに
俺は何故か、怒鳴ってしまった
野獣と化した京太郎
京太郎「戒能プロ言ったじゃないですか!手を出すのが早いって! 出すなら事情を知ってる人だって!」
良子「お、落ち」
京太郎「嫌なら始めからそういうこと言わないで下さいよ……言うから俺……俺……っ」
良子「っ…………」
そんなこと言うのは間違いだって解ってる
おかしいことだって自覚はある
なのに歯止めが利かなくて
困り果て、悲しそうに歪む戒能プロの表情を見るのが辛くて
俺はそのまま俯いてしまう
戒能プロは黙っていて、俺も……黙りこんでしまって
平日であり、元旦の辺りでもない今はもう静かな神社は
静寂に包まれていった
安価下コンマ判定
4 良子「ソーリー……本当に、本当に申し訳ない。私はっ……」
0 なし
7 良子「わか……りました」
ゾロ目=7
44=4
良子「わか……りました」
京太郎「え?」
良子「貴方にそんな道を示した責任……取りましょう」
戒能プロの声は震えていて
それは
戒能プロがしたいことではないということを
明確に表すものであったにも関わらず
俺は止めるとは言うことが出来なかった
良子「一応、ワンセルフ……覚悟はしてきたつもりです」
京太郎「………………」
良子「昨夜、貴方が迫ってくれたおかげ。というのもおかしな話ですが……時間を空けてくれたことには感謝します」
戒能プロは悲しげな声でそう言うと
着替えてきます。と言い残して去っていく
そして俺達は
気不味い沈黙を保ったまま、戒能プロの借りているホテルへと向かった
都内ホテル(昼)
良子「……どうぞ」
京太郎「失礼します」
戒能プロの借りているホテルは
超高級とまではいかなくても
かなり立派なホテルで、いつもだったら騒いでただろうな……なんて
自分に対する皮肉のようにため息をつく
吸い込んだ空気は戒能プロの匂いがして
俺の頭の中とは関係なしにごくっと喉が鳴った
良子「ここまで来ておいてアレですが……その、私は……」
京太郎「なんですか?」
良子「その……未経験です」
戒能プロは真っ赤になりながら俯き
そんな嬉しいような嬉しすぎるようなことを告白してきた
京太郎「俺だってそうですし、大歓迎ですよ」
良子「学生の貴方と一緒にはされたくないですね」
京太郎「辛辣ですね……」
戒能プロの優しくない言葉に
俺は何気なくそんな言葉を返す
それにたいしての戒能プロの答えはなく
行動が答えであるかのように
スーツを静かに脱ぎ、中の白いシャツを曝け出し
そのボタンも一つ一つ外していく
良子「須賀くんも脱いでください」
京太郎「……………………」
ベッドのそばにいる戒能プロと
そこから少し離れて佇む俺という距離感
行為に臨むと言うにも関わらず
俺たちの目に見えない距離は、それ以上に離れてしまっているようにも感じた
良子「……優しく、お願いします」
京太郎「優しくできるかどうかなんて、俺には解りませんよ」
そもそも、やり方すら知らないんだから
どんなのが意地悪で
どんなのが優しいのかなんて解らない
そもそも、恋人同士でもなく
本意ではない行為に……優しいなんていうことはあるのだろうか
良子「……では」
服を脱いだ戒能プロは
胸元や下腹部を手で覆いながら、ベッドに横になって
俺の方へと目を向けると
良子「私のことを……食べてしまって下さい」
そんな、えっちなビデオでも言わないような
それでいて、誘われない訳には行かないような言葉を放った
京太郎「………………」
八岐大蛇に従って
俺は戒能プロを食べようとしている
俺はしっかりと戒能プロに良いかどうかを聞き
戒能プロはそれを受け入れてくれた
……でも、そこに愛情なんてものはきっとなくて
あるのは責任感だけ
こうなるように仕向けてしまった
だから、自分がなんとかしなければいけない。というものだけだ
良子「っ…………」
だからこそ、
戒能プロの瞳は潤むだけではなく
悲しみの涙を零してしまっていた
戒能プロは初めてだって言っていた
初めては好きな相手に
それは戒能プロだけでなく
すべての人が望むことだろうし
責任感だけでそれを捧げなければいけないなんて
きっと……すごく辛い事なんだろうな
そう思うのと同時に
別にいいじゃないか。この女は受け入れたのだろう?
拒絶しないのならば喰らってしまえば良いだろう?
食物に食われるか否かの選択権などありはしない
さぁ、早く……早く、早く、早く。と
急かすような声がどこかで響く
京太郎「戒能プロ……」
良子「……はぃ」
1、涙を舐め取る
2、唇を重ねる
3、首筋を舐める
4、合体!
5、唇に噛み付く
6、耳たぶに噛み付く
7、戒能プロが俺のこと食べてくれませんか?
8、その他自由
50分
2でいいんじゃね
いきます
やりたくない場合は【止める】とでもすれば
8の自由安価として採用しますよ。はい
1、涙を舐め取る
2、唇を重ねる
3、首筋を舐める
4、合体!
5、唇に噛み付く
6、耳たぶに噛み付く
7、戒能プロが俺のこと食べてくれませんか?
8、その他自由
安価下~下5
優しくしてください→耳たぶ噛み(強)で鬼畜太郎あるで
261626
つまり6
なのでつまり安価下コンマ判定
奇数=アマガミ
偶数=普通に噛む(食べるつもりで)
ゾロ目でイベント
こうなるわな
なしとげたぜ。
京太郎「じゃぁ……」
良子「っ!」
戒能プロの上に跨って真正面から見下ろすと
戒能プロはぎゅっと強く目を瞑り
溜め込んでいた水分を大粒の涙に変えて落としていく
京太郎「頂きます」
良子「……………………」
綺麗で、柔らかそうで
重ねるどころか甘噛みしてしまいたくなる唇の引力には目を逸らし
耳朶へと噛み付いた
良子「んっ!?」
予想していなかった場所なのだろう
戒能プロはビクッと反応し
それに驚いた俺が思わず強く噛んだことで
口の中には赤い液体が流れこんできてしまった
実はマゾなんやろ(適当)
広がっていくそれは確実に血だった
戒能プロの耳朶は俺の唾液と血で薄く赤い色に染まっているし
ほんの僅かと言え切れてしまった痛々しい傷跡からは
まだちょっとだけ鮮血が漏れ出している
にも関わらず
口の中に広がっていく液体の味は
不味いとは思わず、鉄臭いと感じることもなく
ただ純粋に――美味しいと思った
吸血鬼みたいで馬鹿げていると自分でも思う
でも、そう感じてしまうのだから仕方がない
良子「っ……痛っ……」
京太郎「邪魔です、その手」
良子「ぁっんっ……うっ……」
耳朶を抑えようとした戒能プロの手を押さえ込み
まだ溢れていく赤い血を、俺は優しく丁寧に
血が止まるまでの一雫さえも残さずに啜った
京太郎「っ……はぁ……」
啜り、舐め取るのに必死で
呼吸さえも疎かにしていたからか
終わってからの一息は深く強いものだった
良子「っ………」
戒能プロの涙目から逃れるように傷跡の周囲を見てみたが
戒能プロの耳朶の傷からの血は止まり
俺が舐めていたからか
その綺麗な肌が赤黒く汚れることもなかったし
傷もそこまで目立つようなものでも無いというのが解った
京太郎「……すみません。怪我、させちゃって」
だからと言って
これで一安心一件落着
お疲れ様でした。なんて終われないのだが
良子「痛かったです」
京太郎「ごめんなさい……甘噛みのつもりだったんですけど……」
ほんの少し咥える程度の予定だった
というのは嘘ではなくて事実だ
そして、戒能プロの反応に驚いて強く噛んでしまったのも事実だ
でも、急にそんなことされて驚くな。なんていうのは無理な話だし
そもそも……そんなことをしようとしなければ
戒能プロが驚くこともなかったわけで
つまるところ、いやつまり。とまとめる必要もなく
俺が悪いのが事実だ
良子「私のブラッド……美味しかったんですか?」
京太郎「ええ、それはも――……すみません。なんか俺、ちょっとおかしいみたいで」
戒能プロの血の味の話が出た瞬間、一気に気分が高揚したのを感じたが
戒能プロの辛そうな今の姿が目の前にあるからか
すぐに気持ちは切り替わった
良子「八岐大蛇にとって、血筋のある私のそれは美味しかったのかもしれません」
京太郎「じゃぁ、他の人では……」
良子「不味くはなくとも、好むことはないですね」
戒能プロはそう言いつつ
自分の噛まれた部分をそっと撫でて俺を見つめた
良子「とりあえず、もう……離れましょう」
京太郎「あ……はい」
何かをするわけでもなく
全裸で重なり合ったままという異様な状態から脱した俺達は
服装を整え、互いに見つめあった
良子「これから……どうするんですか?」
京太郎「え?」
良子「貴方のそれは支配することも、服従することもできます……が、討伐は恐らく不可能です」
戒能プロのその言葉は
俺が予想していたものよりはずっと
俺にとっては優しいものだった
なにせ、俺は八岐大蛇に従おうとしていたのだから
支配か服従かの二択ではなく、服従一択しかないって思っていたんだからな
京太郎「支配はどうしたらいいんですか?」
良子「力で八岐大蛇を押さえ込むだけです。潜在能力は高くても、ノットアビリティな須賀くんは誰かから力を分けてもらう他ないですね」
京太郎「力を分けて貰うって……どうやって?」
良子「それは……」
戒能プロは少し躊躇いつつも
意を決したように俺のことを見つめ、告げた
良子「力を持つ人の血を飲む。または、貴方に愛情を抱く人との接吻をする……だけですね」
力を持つ人の血を飲む。または愛情を抱く人との接吻をする
うん、後者はいないから無理だな
……って、ん?
京太郎「じゃ、じゃぁなんですか……俺が支配するには、今のところ血を飲むしかないと?」
良子「既に私の血を飲んでますけどね」
戒能プロはそう言いながら
耳たぶの辺りをさっと手で覆う
その仕草に、もう一度噛み付きたいと言い出す俺の体の何か
それを押さえ込むように胸に手を当て、強く息を吸った
良子「八岐大蛇と貴方には私の血が廻っているため、適性が一番高いのは恐らく私でしょう」
京太郎「目には目を、毒には毒を。血には血を。ですか?」
良子「イエス……ですが、その。できれば遠慮して貰いたいものです。飲まれる私も疲れるので」
京太郎「ならなんで言っちゃうんですか……」
良子「あっ」
戒能プロってかなり抜けてるんだな……結構マイペースだし
昨日から解ってたことだけどさ……
京太郎「俺が支配を選択したとすれば、何か変わることはありますか?」
良子「……まず、いつ必要になってもいいように、可能な限り私と一緒にいてもらう必要があります」
京太郎「他の人に事情を話して、承諾してもらえればその人でも?」
良子「私との話でほかの人が出てきたのが納得行きませんが……イエスです」
戒能プロは少しばかり困ったように頷く
その困った理由を俺が尋ねるよりも先に
戒能プロは自分から話してくれた
良子「ただ、血が混ざっていない分押さえ込むには難しい場合も。力がない人のなら拒絶反応によって暴走する可能性もあります」
京太郎「じゃぁ、戒能プロなら確実に問題ないんですね?」
良子「それは……イエスオアノーであればイエスです」
戒能プロは困ったように顔をしかめて、頷いた
京太郎「従う場合はどうしたらいいんですか?」
良子「……女の人を襲いたくなければ失明するのがベストかと」
京太郎「ちょっとバイオレンス過ぎませんかね!?」
俺のそんなふざけ半分みたいな言葉を
戒能プロは華麗に無視して続けた
良子「見かけた人を食べたいと思ったら躊躇しないべきですね。したら反抗となって貴方が食い殺される可能性があります」
京太郎「マジですか?」
良子「イエス」
そんなの実質、戒能プロの血液頂く以外選択ないじゃん……と
絶望しかけている俺に対して
戒能プロはただ……と希望を繋げてきた
良子「貴方が従う条件として麻雀に勝てた相手のみ。とかすればちゃんと相手は絞るかと」
京太郎「……出会い頭に、麻雀しようぜって吹っ掛けなくちゃいけないのか……」
良子「私に手を出してしまった以上、もう先延ばしは利きませんよ」
京太郎「ですよね……」
1、支配
2、服従
3、お祓いをお願いします!(ハイリスク)
00分
1だなあ
いきます
1、支配
2、服従
3、お祓いをお願いします!(ハイリスク)
安価下~下5
一瞬で決まったな
京太郎「俺、女の人を襲うような人間にはなりたくないです……」
良子「………………」
京太郎「身勝手なことだとは思います。でも、どうか……俺に支配を許しては貰えませんか?」
良子「……良いですよ。私のせいで警察沙汰になるのは嫌ですからね」
京太郎「あはは……」
戒能プロの警察沙汰になるという言葉は
あながち冗談にもならないことということもあり
乾いた笑い声が漏れてしまったが
すぐに首を振って気を取り直し、頭を下げた
京太郎「すみません……お願いします」
良子「はい、よろしくです」
戒能プロはそう言いながら、柔らかな大人の笑みを浮かべた
・八岐大蛇を支配します
・京太郎は【龍を司る者】を習得した
・京太郎は【八岐大蛇】を習得しました
・戒能良子の血を飲んだことにより、繋がりが密接になります
昼→夕をぶち抜いたイベントってことで
夜行動から開始します
安価下コンマ判定
36 咏
29 はやり
4月第1週 5日目(金/夜)
戒能プロとの
人には到底言えないような行為(吸血のような何か)のあと
戒能プロは仕事へと向かい
俺はというと、戒能プロの仕事に付き添ってテレビ局へと来ていた
というのも
離れた場所にいるほうが不安だから
一緒にいて欲しい。とのことで
俺自身、断る理由がなかったためにここに居るわけだ
良子「須賀くん、お待たせしました」
京太郎「仕事だから仕方ないですよ」
そして、今ようやく
戒能プロの仕事が終わったのだった
京太郎「戒能プロ、このあとは?」
良子「あとはもう、帰るだけですね」
京太郎「そうですか……」
良子「須賀くんは何か?」
京太郎「んー……」
これといって用事があるわけではないけれど
いい加減瑞原プロに仕事の話について話すべきなような気がする
支配も何も出来ていないなら断るしかなかったけども
支配できている今なら、断る必要も多分ない
とはいえ、牌のお兄さんという仕事を受けるか否か
戒能プロに相談する必要があるような気がするんだけど……う~ん
1、瑞原プロに電話しても?
2、実は、瑞原プロから牌のお兄さんの仕事を依頼されているんですよ
3、いえ、特には
4、麻雀しません?
5、その他自由
安価下~下5
京太郎「実は、瑞原プロから牌のお兄さんの仕事を依頼されているんですよ」
良子「え?」
京太郎「どうしましょう……」
良子「自由にして貰って良いですよ」
戒能プロはそう言うと
自分の仕事のスケジュール表を見せてくれた
真っ黒と言っても過言ではなさそうなほどに仕事で埋め尽くされているスケジュール
正直な話、俺のスケジュールも埋まっている方が助かるっていうレベルである
良子「でも、できれば私と同じ仕事も選んで欲しいです」
京太郎「それもそうですね……どうします?」
良子「週3日くらい空けましょう。曜日は任せます」
最終的に
週3日空ける。曜日は自由。という形になった
因みに、戒能プロのスケジュールだけど
4月第1週
土:朝(取材) 昼夕(撮影) 夜(撮影)
日:朝(なし) 昼(撮影) 夕(なし) 夜(なし)
4月第2週
月:朝(なし) 昼夕(仕事) 夜(なし)
火:朝(仕事) 昼(仕事) 夕(仕事) 夜(なし)
水:朝(仕事) 昼(仕事) 夕(なし) 夜(仕事)
木:朝(仕事) 昼(なし) 夕(なし) 夜(仕事)
金:朝(なし) 昼(仕事) 夕(仕事) 夜(なし)
土:朝(仕事) 昼(仕事) 夕(仕事) 夜(なし)
日:朝(なし) 昼(仕事) 夕(なし) 夜(なし)
5月第1週
月:朝(なし) 昼(なし) 夕(仕事) 夜(仕事)
火:朝(なし) 昼(仕事) 夕(仕事) 夜(なし)
水:朝(仕事) 昼(仕事) 夕(なし) 夜(仕事)
木:朝(仕事) 昼(仕事) 夕(仕事) 夜(仕事)
金:朝(なし) 昼(仕事) 夕(仕事) 夜(なし)
土:朝(仕事) 昼(仕事) 夕(なし) 夜(仕事)
日:朝(なし) 昼(仕事) 夕(なし) 夜(なし)
こんなかんじ
どうでもいいけど試合も仕事に含まれるの?
京太郎「戒能プロ、日曜日は結構空いてますよね」
良子「ええ、休みたいので」
そんな自由も利かせているみたいだし
日曜日は……と思ったけど
俺は日曜日の仕事依頼は受けてないんだよな
京太郎「じゃぁ……」
月~土の夕方が俺の受けている仕事の時間帯
よって、牌のお兄さんを受けた曜日の夕方は仕事をすることになるから
戒能プロが仕事の時ばっかりだ
休みに合わせて休みを入れるのもいいし……う~ん
1、戒能プロ、先輩としてここは決めてもらえませんか?
2、休む曜日を自由選択(選択されなかった曜日は仕事になる)
05分
>>599
試合は分けたほうが見やすいかな……ちょい待ち
4月第1週
土:朝(取材) 昼夕(撮影) 夜(撮影)
日:朝(なし) 昼(撮影) 夕(なし) 夜(なし)
4月第2週
月:朝(なし) 昼夕(仕事) 夜(なし)
火:朝-夕(試合) 夜(なし)
水:朝(仕事) 昼(仕事) 夕(なし) 夜(仕事)
木:朝(仕事) 昼(なし) 夕(なし) 夜(仕事)
金:朝(なし) 昼-夕(試合) 夜(なし)
土:朝-夕(試合) 夜(なし)
日:朝(なし) 昼(仕事) 夕(なし) 夜(なし)
5月第1週
月:朝(なし) 昼(なし) 夕(仕事) 夜(仕事)
火:朝(なし) 昼(仕事) 夕(仕事) 夜(なし)
水:朝(仕事) 昼(仕事) 夕(なし) 夜(仕事)
木:(試合)
金:朝(なし) 昼(仕事) 夕(仕事) 夜(なし)
土:朝(仕事) 昼(仕事) 夕(なし) 夜(仕事)
日:朝(なし) 昼(仕事) 夕(なし) 夜(なし)
わざわざすまん
ぶっ通しで仕事入ってる日はほぼ試合ってことでok?
>>607
イエス
飯抜けしてたごめんよ
照の大会は4月第2週目 土曜日(13日)
良子ちゃんと関係を結んだから13日で固定だよ
安価は行っちゃうよ
1、戒能プロ、先輩としてここは決めてもらえませんか?
2、休む曜日を自由選択(選択されなかった曜日は仕事になる)
安価下~下5
ふむ
1、月
2、火
3、水
4、木
5、金
6、土
ここから複数選択
日曜日は元々お兄さんの仕事は請け負っていないから休み
安価下~下5
……おっと
大事なことが伝わっていなかったのか
戒能プロとは同居することになると思うぜぃ
ちょっとぐちゃぐちゃすぎるかなーって
再安価するよ?
1、月
2、火
3、水
4、木
5、金
6、土
ここから複数選択
日曜日は元々お兄さんの仕事は請け負っていないから休み
安価下~下5
111
3333
4444
5
66
3と4(水木)で確定します
京太郎「日曜日は空いてるので、水曜日と木曜日を追加で空けようかと」
良子「なるほど、良いと思いますよ」
京太郎「じゃぁ、それで連絡しますね」
瑞原プロにそのことについて連絡すると
ちょっと理解できそうもないメールが返って来た
京太郎「……な、なんですかね。これ」
良子「了解、今度からよろしくね……急には無理だから五月からだよ☆ ですね」
京太郎「よ、読めるんですか……?」
良子「仲が良いので」
戒能プロはそう言うとクスッと笑う
良子「瑞原プロと付き合うのなら、読めるようにしないとですね」
京太郎「が、頑張ります……」
・牌のお兄さんは五月からになります
・戒能良子のホテルに泊まります
・1日を終わります
京太郎>=(知名度1(019/050) 精神11(54/100)、麻雀120(231/250) 、異能99(030/200) )
4月 第1週の5日目
本日 > 前日
Ss>大星淡 (従妹 10.1/10.1) >大星淡 (従妹 10.1/10.1)
SP>戒能良子 (血縁 2.4/1.9) >戒能良子 (心配 2.0/1.5)
宮永咲 (友人 3.0/3.0) >宮永咲 (友人 3.0/3.0)
宮永照 (友人 3.7/3.9) >宮永照 (友人 3.7/3.9)
九十九 (信頼 5.3/9.8) >九十九 (信頼 5.0/9.8)
新見 (知人 1.0/1.0) >新見 (知人 1.0/1.0)
佐藤裕子 (知人 1.7/1.4) >佐藤裕子 (知人 1.7/1.4)
福与恒子 (知人 0.7/0.6) >福与恒子 (知人 0.7/0.6)
瑞原はやり (仕仲 2.7/2.4) >瑞原はやり (仕仲 2.3/2.0)
三尋木咏 (恐怖 1.8/1.4) >三尋木咏 (恐怖 1.8/1.4)
野依理沙 (PTSD 0.5/0.5) >野依理沙 (PTSD 0.5/0.5)
村吉みさき (知人 0.8/0.7) >村吉みさき (知人 0.8/0.7)
Ss=従妹/幼馴染(関係は初期から深く、頼れるけれど恋愛関係になりにくい)
SP=特殊(特殊な繋がりを持つキャラ)
京太郎の習得オカルト
龍を司る者:使用するとドラが必ず乗る。4確 槓による増加判定アリ
八岐大蛇:水・土・火・風・光・闇・宙・愛 8つの属性を喰らう=オカルトキャンセラー 喰らうと反動がある時も
4月第1週6日目(土/朝)
朝行動前イベント
安価下コンマ判定
25 淡
18 照
39 九十九
4月第1週6日目(土/朝)
京太郎「戒能さん……携帯……」
目を覚ましたあとではなく
目を覚ます前に携帯電話が鳴り響き
隣で眠る戒能プロの肩をつついて起こす
良子「んー……ノー私じゃありません。須賀くん、電話ですよ」
上半身だけ起こした戒能プロは
俺の携帯を手に取ると
少し強引に握らせてきた
京太郎「こんな時間に……もしもし?」
照『須賀くん!? ど――』
あまりの声の大きさに、
携帯を耳から引き剥がし、照さんの声は掻き消えていった
京太郎「声大きいですよ……寝起きなんですから」
照『それはごめん……でも、事務所にいないから……』
京太郎「あーそれは……まぁ、別に問題ないですよ。事務所に寝泊りするのもなぁって思っただけですし」
戒能プロの借りている部屋で寝ている
なんていうことは言えるわけないし
戒能プロも自分の口元に人差し指を立ててるしな
照『じゃぁ、何かに巻き込まれてるとかではないんだよね?』
京太郎「あはは、それなら電話に出れるわけないですよ」
照『それもそう……だね』
照さんはどうやら俺が事務所にいないことを気にして
電話をしてきてくれたらしい
普段は無感情を装ってるくせに
何かがあるとそんな無感情キャラ放り出しちゃうとは
なんだか悪いことしちゃった気になるなぁ……
照『無事なら良い。電話切るね』
京太郎「え、もう?」
照『何かあったのかもって思っただけだから』
照さんはそう言いつつも
すぐに電話を切ることはなく
俺の反応を待っているようだった
京太郎「……………………」
さて、どうしたものかな
照さんは結構心配性だし
俺の八岐大蛇の件については話しておいたほうが良いんだろうか?
それとも、余計なことにはならないように
黙っておいたほうがいいんだろうか
1、心配かけてごめん
2、心配してくれてありがとう
3、優しいですね、照さんは
4、実は俺……八岐大蛇に取り憑かれちゃってるんですよ
5、そのほか自由
安価下~下5
京太郎「あ、照さん」
照『何?』
京太郎「心配してくれてありがとう」
照『べ、別に心配したなんて言ってない……』
電話の向こうの照さんは
一体どんな表情をしているんだろうか
目で見れないことが悔しいと感じるのと同時に
直接ではないからこそ、そんな話が出来てるんだろうなぁとも思う
人と話すのって難しいなと今更ながらに感じた
京太郎「そっか……」
照『でも、不安にはなるから……居ないなら居ないと言うべきだと思う。事前に』
京太郎「すみません、気をつけます」
照『気をつけて。じゃぁ……切るから』
不安になるのってつまり心配だったんじゃないのかな?
なんていう余計なことを言うのはなんとか避けて
俺は電話を切った
良子「心配してくれる人がいるんだね……私よりもその子の方が良かったのでは?」
京太郎「幼馴染ってだけですよ。それもほんの一時期。未だに苗字呼びですからね」
良子「定着すると意外と変えづらいものですよ。呼び名は」
戒能プロはそう言いながら
着ていたパジャマのボタンを――
京太郎「ちょ、ちょっとストップ!」
良子「なんですか?」
京太郎「いや、俺もいるんですから……着替えるなら言ってくださいよ。俺は向こう行きますから」
良子「そうでしたね……忘れていました」
京太郎「お願いですから忘れないでくださいよ……一応同棲してるようなものなんですから」
注意しつつ戒能プロに背中を向け
ほかの個室へと
俺は逃げるように滑り込んだ
朝のお風呂なども含めて終えた俺達は改めてベッドに座り
今日の予定を話し合うことにした
京太郎「俺は例のごとく暇人です」
良子「私は複数とは言え、1日中仕事ですね……どうしますか?」
京太郎「俺がついて行っても邪魔じゃないんですか?」
良子「大丈夫。マネージャーを兼ねてくれると少し助かるくらいかな」
なるほど……
朝に戒能プロについていかないとなると
それ以降に戒能プロと合流するのは難しいかもしれない
とりあえず、朝は戒能プロと行動するか
それとも……今日は自由に行動するか……かな
良子「ホテルも少ししたら引き払う必要があるから、可能なら家を探しておいてくれてもいいですよ」
京太郎「……えっ?」
良子「須賀くんがこっちに残らず、松山に来てくれるならその必要もないですが……」
戒能プロはあまりにも突然、そんな重要なことを言い出し
話を続けた
俺が松山に移籍し、戒能プロと同じチームになるなら俺は東京を離れて愛媛に行くことになる
俺がこっちに残りたいと言うのなら、戒能プロは責任もあるから俺と同じ事務所に移籍して
東京に住んでくれるそうだ
その場合は東京での新居が必要。とのこと
……面倒なことがないのは俺が松山に行く方なんだけど
どうしたものか……
良子「【5月第2週】までに考えておいて欲しいですね。そこからは帰らなければいけないので」
京太郎「う、う~ん……」
1、良子についていく(朝は良子の仕事見学)
2、良子についていかない(良子と別行動になる)
3、家を探しに行く(良子の移籍確定)
05分以降
いくよー
1、良子についていく(朝は良子の仕事見学)
2、良子についていかない(良子と別行動になる)
3、家を探しに行く(良子の移籍確定)
安価下から下5
俺が松山に移籍させて貰うか
戒能プロに移籍してもらうか
それとも、もっと別の選択をするのか
それは今すぐ決めるようなことではない
まだ時間はあるんだし
少しずつ考えていかないとな……
京太郎「とりあえず、朝は戒能プロについていくことにします」
良子「そうですか、では素早く直食を頂いてから行くとしましょう」
京太郎「はいっ」
戒能プロの血はまだ……必要無さそうだ
でも、八岐大蛇のせいだろうか
戒能プロのことが美味しそうに見えてしまう
そんな目を擦りながら、俺は戒能プロについていった
とりあえず今日はここまで
お疲れ様でした
……激動の一日だったなぁ。今回は戒能さんに関して憑かれてるかもね
1週7日(朝昼夕夜)x2の月14日
これにしては1日1日の密度がありすぎるかなぁ
もう少し軽量化しようか検討中
もう戒能さん一本化でよくね?
いつも通りみたくふらふらしてたらろくなことならないんだし
わざわざこっちに移ってもらうのはどうなんだろうなー
まあリアルならありえねーけどSSやし問題ねーか
ってかエースを引き抜かれる松山ェ
戒能さんが移籍を選択するとマスコミにフルボッコにされる未来見えるしなあ
松山に移籍したほうがルート確定するし余計な火種を生み出さないし良いこと尽くめだと思う
一番の問題は、戒能さんとにゃんにゃん出来ると思ってたら、血を飲むだけで終わったしまったことだ(血涙)
原因はプロ相手に手加減するのもアレだしちょっとカッコつけようとしただけだからな
難易度普通とは一体…
これからトッププロと渡り合っていくのに強力なオカルトが必須だろ?
で、原作じゃ何もその兆候が見えない状況で須賀からスサノオ関連に結びつけるのは他でもよくやってることじゃないか
前週の引継ぎはあくまでもそのスタート地点の差だろうに
あと戒能プロに関しては安価とコンマの結果だろうが
>>736
(前回に比べて)普通だしへーきへーき
今回のはシリアス(弱)修羅場(弱)にたまたま当たっただけやろ
これを超えればもうそうそうないやろうし
>>737
イッチも戒能さんが憑かれてたって言ってたしな
なんでこうなったんだろうね
僕にも訳が解らないよ
というのはともかく
今回こうなったのは
良子との遭遇1回目(PUフラグ1【共通】)→咏の異能を喰らう(PUフラグ2【悪】)→理沙を飛ばす(PUフラグ3【悪】)
→良子を喰らおうとする(PUフラグ4【悪】)→良子を喰らう(パワーアップ【悪】完成)
って言う風になったからなんだよね
パワーアップなんて要らなかったんや……おのれジャンプめ
難易度普通だしバラしちゃうけれど
支配するには異能が高くないとダメなのよ
つまり異能高ければ血が云々の話も要らないということよ
ここまで言えば解るわね? なぇ……京太郎くん
>良子を喰らおうとする(PUフラグ4【悪】) わかる
>良子を喰らう(パワーアップ【悪】完成 これもわかる
>咏の異能を喰らう(PUフラグ2【悪】)→理沙を飛ばす(PUフラグ3【悪】) これがわからない
>>757
確かにその二つの条件って不可解ってレベルじゃないよな
プロとして活動していく上でいつか絶対通る道じゃん、どう避けろと
そもそも2周目の能力がここまで良い意味でも悪い意味でも影響デカいなんて思わんじゃない
しかもその条件だと少なくとも3番目まではプロやってりゃいつか絶対に通る道なわけで
つまり半ば強制イベントで2周目ネタのデカいイベント仕込まれても困るというか何というか
どうでもいいけど、2桁から3桁になると凄い感じがするよね
99だと微妙なのに、100だとなんかスゴーいってなるよね。テルー
>>757
不可解かぁ……説明は簡略化させてもらうけれど
別にプロ相手じゃなくてもフラグは踏んでたよ。異能持ちに和了されることが条件だから
今回はそれがプロだったってだけの話
異能持ちでないと意味がないのは、みさきの和了時にみさきが何もなく、systemメーセージも無かったから解るよね?
意地悪言うと、
・対局は須賀神社に行ってからにするべきだった
・対局しても和了されなければ何の問題もなかった
・対局してステップ2になったのは運が悪かった……ゾロ目だし
・でも、狙い撃ち連動に気付けなかったのは失敗(狙われてる咏しか反応しないことで解ったはず)
・最下位の理沙狙ったのは大失敗
>>759>>764
狙い撃ちを使わない
あれ、狙い撃ちなしで(勝敗に関わらず)終えてればここまで面倒なことにはならなかったよ
狙い撃ちが連動してる=狙い撃ちを使わなければ変なのも動かない。だからね
そのあとの良子さんとの交流は知らない
そこもちゃんとしてればここまで面倒にはならなかった
こんなフラグ用意した自分もミスったとは思うけれど
フラグに気付かず地雷踏み続けた結果だということを解って欲しいかな
まぁとりあえず、幸いあと1で異能が100だから
100になったら神社にでも行ってください
それさえすれば、こっちでなんとか収集付けるから
そうなる前に地雷踏んだりして入り組んだならBADENDで4週目に行こう!
つーか文句言ってるやつらって理沙を狙って飛ばす選択したこと
良子を喰らう選択したこと
全部棚にあげてんだろ
プロ相手に狙い撃ち無しとか馬鹿じゃねえの?
>>796
無しでも対等にやれる実力なんだが?
>>798 咏ちゃんに使った時点で手遅れだろ
>>801
3個目のキーが狙い打ち(連動中)で飛ばすだから
それさえ避ければ……
咏ちゃんに使用後ならともかく狙い撃ち異能じゃないし気付けないって...
とにかく異能あげればいいんだから下手に人と関わらず狙い撃ち使わなければいいやろ
>>808
だから使用後に連動してるって明確になったんだろうが
あんだけ描写されて気付けないなら安価取るなよ
…俺もとらないから(白目)
そろそろいくよー
だからこの話は止め止め
過去の失敗より未来の成功
乗り切って靖子ちゃんルートに行こうじゃないか
四月第1週 (土/朝)
イベント判定
2 咏
4 はやり
6 健夜
0淡
>>813
・うたたん、のよりんとの禍根
・戒能さんとの関係
・松山への移籍をするか否か、またした場合の古巣への影響
これ全部これから綺麗に解決できると少しでも思ってるなら>>1は住民を過大評価してるか相当の楽観主義者
無理だろこんなん全部解決すんの
4月 第1週 6日目 (土/朝)
良子「――――」
「―――――」
戒能プロが取材を受けている姿を
後ろから見ているだけ
ただそれだけでも時間は過ぎていく
京太郎「………………」
戒能プロは普通だ
俺とは対局していないから
八岐大蛇によって喰われてはいないから……でも
『理沙「化物!」』
『咏「……須賀くん、麻雀止めね?」』
対局していたあの2人は……
2人のことを思うと、胸が痛み
思わず携帯を握りしめてしまう
その携帯には三尋木プロの名前はあっても、野依プロの名前はない
そして、三尋木プロの名前があるからといって
三尋木プロと連絡が取れるかどうかは……解らない
これからどうしたらいいんだろうか
ただ、強い人と打ちたかった
麻雀が好きだからプロになって
色んな人たちと対局してみたかった……だけなのに
三尋木プロを怯えさせて
野依プロを怯えさせて
あげく……戒能プロの血を吸わなきゃ支配の維持すらできない?
京太郎「……ぁはは、ははっ」
思わず漏れた笑い声は
自分のものとは思えないほどに悲痛で
瞳に映る俺の被害者は
視線に気づき、困ったように首をかしげていた
・仕事の成功率が上がった
・京太郎は思い悩んでいるようです
安価下コンマ判定
098 問題なし
765 -1
32 -2
1 -1
4 -3
ゾロ目で問題なし
なんでこんな大荒れしとるんや...
いつも通り執拗に地雷踏み続けただけじゃん
良子の血-2 10-2=8(問題なし)
4月 第1週 6日目 (土/昼)
良子「須賀くん、今のところ体に異常はありませんか?」
京太郎「え?」
良子「急に襲われても困りますから」
戒能プロは複雑な表情でそう言うと
俺のことをじっと見つめながらも
最初みたいに近づいてくることはない
それは……俺たちの間に出来てしまった溝を表しているようで
見ていられなくて……思わず俯いてしまう
京太郎「…………………」
良子「…………………」
黙り込んだ俺たちの間を流れる
なんとも言い難い重苦しい空気
戒能プロの控え室には
そんな気まずい空気があたりを埋め尽くしていた
良子「……このあとは、どうしますか?」
京太郎「ぁ、あー……えっと」
そんな空気を引き裂いた戒能プロの問い
率直に気持ちを述べるのであれば
俺は三尋木プロ達に会って昨日のことについて話したい
でも、支配するために戒能プロの手を借りなければいけない今では
会ってもちゃんとした謝罪も、安全だという証明ができないような気もする
良子「私は撮影ですよ。見に来たければ来ても良いですが……」
京太郎「戒能プロの撮影……」
その姿を想像するだけで気分が高揚してしまう
そんな自分に呆れつつも、俺は――
1、とりあえず、血を飲ませてください
2、すみません、別行動しようかと
3、戒能プロについていきますよ
4、その他自由言動
安価下~下5
3
京太郎「すみません、別行動しようかと……」
戒能プロと一緒にいても
加害者と被害者としか思えなくて
心は落ち込んでいくだけだ
にも関わらず、戒能プロに対して
八岐大蛇の影響なのか喉を鳴らしてしまう始末
京太郎「一緒にいると逆に危なそうなんです」
良子「……そうですか」
京太郎「すみません」
俺が深く頭を下げると
戒能プロは「仕方ありませんよ」と、肩を叩き
真っ赤な液体が少しだけ入った小瓶を手渡してきた
京太郎「こ、これ……」
良子「痛いのはあまり好きではないので……少しですが私の血です」
京太郎「な、なんでこんな無茶!」
少量といっても
俺が昨日戒能プロから啜った量よりは明らかに多く
それはありがたいとかいうよりも
申し訳ないとしか感じられなかった俺は
戒能プロの肩を掴み、そう怒鳴ってしまったのだが
戒能プロは微笑を浮かべると……俺のことを抱きしめた
良子「周囲から逸脱している辛さは……少しは理解できているつもりですから」
京太郎「戒能……プロ……?」
良子「何かあればすぐに血を飲んでください。それでも問題があれば……連絡を。必ずですよ」
戒能プロの言葉に対して
俺は頷く以外の選択はなかった
・良子の血を手に入れた
・良子と別れます
4月 第1週 6日目 街道 (土/昼)
京太郎「……ふぅ」
一人になって、少し気分が紛れた……ような気がする
周りに美人さんがいないというのは
気を張らなくて済むからだろうか……
ポケットの中の小瓶を握ると
冷たいはずなのになんだか暖かく感じて
思考を邪魔しようとする余計な靄が消えたような気がした
1、電話
2、メール
3、雀荘へ
4、事務所
5、テレビ局(良子とは別)
6、大星家
安価下~下5
とりあえず謝罪の2で
会えるか知らんけど
安価下コンマ判定
256 プロ
781 高校生
ほかは無し
あっ...(察し)
0 淡
9 菫
8 誠子
7 尭深
6 智葉
5 明華
4 ダヴァン
3 ネリー
2 慧宇
1 霜崎
安価下コンマ判定
なんとなく立ち寄った雀荘には
三尋木プロに似ているようで全然違う
変な服装の女の子がいた
ネリー「あれ? 挑戦者?」
京太郎「ぁ、い、いやその……」
どこかで見たことがあるような
そんな気はするけれども
どこで見たかは思い出せず
女の子の突然の問いに口篭ってしまう
そんな情けない姿に対して
女の子はクスクスと笑うと、自分の手牌を裏返しに倒した
ネリー「なんだか不思議な感じがするね」
京太郎「………………」
正直、それはこっちのセリフなんだけど……
どうするかな
強そうだし、対局してみたくはあるんだが
俺の支配している八岐大蛇が刺激されないかどうかが心配だ
1、女の子と対局
2、女の子以外と対局
安価下^下5
・八岐大蛇は使用するたびに支配ポイントが減ります
・支配ポイントがゼロになると、暴走します
・支配ポイント=良子の血なので 8+15の23が残りです
どうせ誰かと対局するんやし1でいいや
京太郎「……じゃぁ、お願いします」
ネリー「お願いします」
この異様な服装もそうだけど
異様な雰囲気の女の子はどれほどの実力なのか
俺には詳しくは解らないけれど……でも
少なくとも九十九さん達よりは強い
なんとなく……そんな感じがする
京太郎「………………」
俺の中で指示を待ちながら
隙あらば俺を食い殺そうとしている龍の力を借りるべきか否か
照さんのように
一局は流して様子見という手もあるけど……さて
1、狙い撃ち(連動なし)
2、龍を使う(【龍を司る者】で支配P-2 【八岐大蛇】で支配P-5 判定で更に-になることもある)
3、両方使う
4、両方共使わない
安価下2
安価下コンマ判定
1桁 モブA 2桁 モブB
安価下2コンマ判定
1桁 ネリー 2桁 京
京 B A ネ
東一局 〇本場 (京太郎)
様子見の予定で考えた瞬間俺が起家かよ
運が悪いんだか、良いんだか
まぁ……普通に考えて悪いんだろうけど
京太郎「………………」
ネリー「いくらくらい、行けるかな……」
女の子はそんなことを言いながら
手牌を並べ変えていく
俺たちみたいなオカルトチックなやつなんだろうということは
既に解っているつもりだ
だからこそ……この親を捨ててでも、観察する!
安価下 京(120+99)
安価下2 ネ(85+70) 【???】は和了できる際に判定することにします……面倒だし
安価下3 A(55+32)
安価下4 B(60+20)
京(120+99+86)=305
ネ(85+70+5)=160
A(55+32+24)=111
B(60+20+96)=176
305-111=194(ツモ)
京太郎「……あれ」
ネリー「………こっちかな」
この女の子から不思議な感じはするけども
なんというか、行使していないような
そんな感じがする
手抜きというかなんというか
ん~……本気ではあるけど、本気ではないような
そんな感じだ
京太郎「そっちがその気なら、俺は別に良いですけどね」
ネリー「え?」
女の子の不思議そうな表情を尻目に、俺は手牌を晒す
京太郎「ツモ……チンイツ、トイトイ、三暗刻、三槓子……ドラ3。数えありみたいなんで……16000オールで」
様子見のつもりだったけど
相手が本気じゃないというのなら……まぁ、こんなこともあるよな
ドラは関係なく巡るみたいだしな
1位 京 25000+48000=73000
2位 B 25000-16000=9000
3位 A 25000-16000=9000
4位 ネ 25000-16000=9000
ネリー「うわぁ……凄いね」
京太郎「まぁ、それなりに嗜んでるんで」
プロだなんて言ったら面倒なことになりそうだし
ここでは伏せてお――
「そりゃそうだ、この兄ちゃんは三尋木プロでさえ飛ばす実力者だぜ?」
ネリー「え、三尋木プロってあの三尋木プロ?」
女の子の羨望の眼差しに対して
俺は若干引き気味に頷く
その三尋木プロを更に怯えさせるような化物が体の中にいるんだが
それは流石に……お披露目する必要もなさそうだ。というかあんまりしたくない
ネリー「それなら、是非勝ちたいね」
京太郎「え?」
ネリー「有名になれれば実力の照明になる。証明できればもっとスポンサーがつく。こんな状態からだけど、勝つよ」
女の子はそう言いながら
さっきまでの自然で優しいものではなく、ほんの少しの恐怖を感じさせるような雰囲気を放ち、言い放つ
ネリー「ネリーにはお金が必要だから」
安価下コンマ判定
123 2翻
456 3翻
789 4翻
ゾロ目で満貫 (77で役満 55で2倍 11で3倍 33で跳満 )
東一局 1本場 (京太郎)
京太郎「っ……これ」
手牌がちょっとおかしい
いや、別におかしくない気もするんだけど
おかしいような気がする
ネリー「無駄遣いはさ……しない方がいいよね」
普通に牌は回ってる
回ってるはずなのに……何か違和感がある
京太郎「……………………」
萬子は普通に出てきてる
索子も普通に出てきてる
でも……筒子の出が悪い
来るには来るけど……揃わない
京太郎「なるほど……」
絶一門とまではいかないけど、何らかの縛りをかけて来るって感じなのかね……この子は
1、狙い撃ち(連動なし)
2、龍を使う(【龍を司る者】で支配P-2 【八岐大蛇】で支配P-5 判定で更に-になることもある)
3、両方使う
4、両方共使わない
安価下2
筒子を平気で出すおじさんたちではなく
女の子の方に集まっているのは明白
だからこそ……狙い打つ方が簡単なのかも知れない
でも、昨日の今日で危険な手を使うほど
俺は勇者ではないし
そんな手を使わなければいけないほど……弱いつもりもない
京太郎「悪いけど、崩させて貰う」
ネリー「させないよ」
京太郎「いや……させてもらう」
安価下 京(120+99)
安価下2 ネ(85+70)
安価下3 A(55+32)
安価下4 B(60+20)
京(120+99+28)=247
ネ(85+70+35)=190
A(55+32+26)=113
B(60+20+59)=139
247-113=134(ツモ)→ネリーの【レート支配】→3翻固定
=1500オール……一本場だから1600オール
京太郎「……仕方ないか」
もっと上を目指したいとは思うけれど
どうあがいても、これ以上上には進めそうもなかった
京太郎「ツモ……90符3翻の一本場は1600オール」
1位 京 73000+4800=77800
2位 B 9000-1600=7400
3位 A 9000-1600=7400
4位 ネ 9000-1600=7400
とりあえず今日はここまで
ネリーの能力どうしようかなと迷ったけど
お金が好きみたいだし、レート支配にしようかなーって
コンマで決まった以上の和了を周りはできず
自分はそれ以上の和了を、和了出来た場合は必ずできる……的な
う~ん……
微妙すぎる手だったけど
女の子はまるで、俺がそれ以外は和了できないって解っていたような感じだし
この女の子自身の能力と見て間違いないだろうな
ネリー「1600オールつまり4800円だね」
京太郎「円?」
ネリー「そう、円だよ。点棒はタダじゃないお金なんだよ」
女の子は真面目にそんなことを言うと
俺のことを見つめ、笑う
ネリー「得ることもあるけど……失うことだってある。失う時は得る時よりもたくさん失うことだってあるんだ」
女の子が言ってるのは確かにそうなんだけど
麻雀においては無関係なような気がしなくもないが……
ネリー「さぁ、キミの親番だよ」
安価下コンマ判定
(120+99)-(85+70)=64
64~80で4500の振込(京→ネ)
81~90で5200の振込(京→ネ)
91~00で5800の振込(京→ネ)
ゾロ目で8000の振込(京→ネ)
女の子が何かを仕掛けたのかもしれない
もしもそうなら
俺の手牌から見える最短役はトラップと見ても過剰とは言えない
今の持ち点なら振り込んだとしても
さほどの痛みはない
でも、痛みがないなら放銃してもいい
そんな馬鹿げた話はないんだよな……当然だけど
守備に入るあまり
即効性に手を出したら最後
俺は放銃することになる
なら――
京太郎「……さて」
1、狙い撃ち(連動なし)
2、龍を使う(【龍を司る者】で支配P-2 【八岐大蛇】で支配P-5 判定で更に-になることもある)
3、両方使う
4、両方共使わない
安価下2
安価下 京(120+99)
安価下2 ネ(85+70)
安価下3 A(55+32)
安価下4 B(60+20)
京(120+99+20)=239
ネ(85+70+32)=187
A(55+32+24)=111
B(60+20+50)=130
239-111=128(ツモ)
京太郎「確かに失う時もあるとは思いますよ」
ネリー「?」
京太郎「でも、得られ続ける時だってあるし……なにより――ほら」
ツモった牌を手牌に並べ
そのまま中身を露わにしていく
京太郎「リスクが高いほど――利益は大きいんですよ」
ネリー「っ…………」
京太郎「倍満二本場は……8200オール!」
1位 京 77800+24600=102400
2位 B 7400-8200=-800
3位 A 7400-8200=-800
4位 ネ 7400-8200=-800
京太郎「すみません、三家飛びですね」
ネリー「東一局なのに……」
女の子は唖然と自分の空になった箱を見つめ
ゆっくりと俺のことを見上げる
その瞳は野依プロたちと違って
何かに怯えているようなものではなく
驚きを隠せないといった表情だった
ネリー「これでも自信はあったんだけどな……」
京太郎「まぁ、三尋木プロを負かしたという話が知られた以上、プロのためにも負けられないんですよ」
そう言いつつ苦笑すると
女の子もまた苦笑して、ちょっとだけ悔しそうに自分の手牌を倒した
ネリー「なら、ネリーのも背負ってくれる?」
京太郎「え?」
女の子……いや。ネリー
フルネームはネリー・ヴィルサラーゼ
さっき聞いたときは思い出せなかったけど
改めて言われて思い出す。その言葉
京太郎「世界ジュニアの……ネリーか!」
ネリー「知ってたんだ」
京太郎「ごめん、忘れてたんですよ……言ってくれれば良かったのに」
ちょっとだけ不貞腐れた俺に対して
ネリーさんはクスクスっと笑う
ネリー「そっちだって、プロに勝てるほどだって言ってくれなかったよね?」
京太郎「それは、まぁ……」
ネリー「じゃぁおあいこってことで」
本当はプロだっていうことを隠しているんだけど
それは流石に……なぁ
いや、別に言っても良いのか?
1、実は俺、無名だけどプロなんですよ
2、俺の名前は須賀京太郎。よろしく
3、そうですね……じゃぁ、ネリーさんの名前も背負わせて貰いますね
4、なんせよ、対局は楽しかったです。ありがとうございました
5、その他自由
安価下~下5
安価下コンマ判定
3 7 ゾロ目
京太郎「実は俺、無名だけどプロなんですよ」
ネリー「そうだったの!?」
京太郎「あはは……まぁ……そんな風には見えませんよね」
まだ15歳
初々しいとかどうとか以前に
ただの高校生にしか見えないんだよなぁ
……自分で言うのもアレだけどさ
ネリー「プロっていうことはインハイにも出ないんだよね?」
京太郎「でないっていうか、出れませんね」
ネリー「じゃぁ……仕事とか受けてくれないかな。お金……出せるか解らないけど」
京太郎「仕事?」
ネリー「臨海女子なんだけどね。特別に来てくれないかなって……」
京太郎「臨海女子ですか……」
なんでネリーさんほどの人物がいるのかと思ったけど
臨海女子というのがあったことを忘れていた
全員留学生という一見・一聞チートな感じがするチーム
なるほど……ネリーさんは臨海女子に留学生としてきたって事なんだな
ネリー「もちろん、無理にとは言わないよ? お仕事なのにお金払えないかもしれないし……」
京太郎「う~ん……」
仕事だけど給料は貰えない
普通だったら絶対にお断りしてしま……いや、待て
普通だったら関わることなんてできない
女子高の人たちと接することができると考えれば
それこそプライスレスなんじゃないだろうか
京太郎「……とりあえず、いつ頃?」
ネリー「それはそっちが決めて良いよ? 頼んでる側だし」
京太郎「ふむ……」
行く時間も勝手に決めていいなら
予定とかで困ることもないか…………
1、仕事を受ける
2、仕事を受けない
15分
ごめんよ。安価は次スレで取る
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 照「できるの?」【3rd3】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 照「できるの?」【3rd3】 - SSまとめ速報
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