【クロスオーバー】イナズマイレブン!サンシャイン!!【安価】 (911)

世界観はイナズマイレブンとラブライブを融合した感じとなります

ラブライブからはサンシャインのキャラのみ出演

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1603422642

【雷門中学】

千歌「サッカー、やりませんか?」

千歌(私、高海千歌。今をときめく中学1年生!)

千歌(昨日たまたまテレビでやっていたフットボールフロンティアという中学サッカーの全国大会に感動して、幼馴染と一緒にサッカー部を作りました!)

果南「部員募集中だよ~。一緒にサッカーやろう!」

千歌「あ!ねえねえ、よかったら一緒にサッカーやらない?」

女子「ごめんね。私もう書道部に入ってるから」

千歌「そっか…」

松浦「君体付きいいね。よかったらサッカー部に」

男子「俺野球部なんだ」

千歌「………2人しか居ないね」

果南「まあ当然だよね。もう2学期なんだから大抵の生徒はどこかしらの部に入ってるよ」

果南「やっぱりサッカー始めたのは遅すぎたかな?」

千歌「うーん…」

部員が集まらず悩んでいた千歌と果南

そこに1人の生徒が近付いて来た

「あれ?千歌ちゃんに果南ちゃん」

果南「あ、曜ちゃん」

曜「ヨーソロー!2人して物置き小屋の前で何してるの?」

千歌「も、物置き…」

果南「……まあ、この汚さだもんね。物置きって言われても仕方ないか」

千歌「ここ、物置きじゃなくて部室なんだよ」

曜「へー、そうなんだ。ところで何部の?」

千歌「サッカー部」

曜「サッカー部?ウチ、サッカー部なんてあったっけ?」

千歌「今日から活動するの!部員は私と果南ちゃん!」

果南「サッカー部つくりました~」ニッコリ

曜「>>5

え!?ズルいよ!なんで私も誘ってくれなかったの!?

曜「え!?ズルいよ!なんで私も誘ってくれなかったの!?」

千歌「だって出来たのついさっきだし」

千歌「それに曜ちゃん水泳部でしょ?だからもう部活行ってると思って後で声かけようと思ってたんだ」

千歌「まあでも、待つ必要もないみたいだし、早速だけど曜ちゃんもサッカー部に入ってよ!」

曜「勿論!」

千歌「やった!曜ちゃんもサッカー部に入ったよ!」

果南「歓迎のハグ~」

ギューーーー

曜「えへへ///」

千歌「よーし、この調子で勧誘を続けるよ!」

果南「おー!」

曜「ヨーソロー!」

千歌「あ、曜ちゃんは部室の片付けやっといて」

曜「」







































曜「仲間外れだ!」←といいつつもなんだかんだ片付けていた

千歌「結局初日はこの3人だけだったね」

ポイポイ

果南「そうだね」

ポイポイ

曜「結果的に私が最初だけ1人で掃除した意味なかったよね…」

果南「まあまあそう言わないで。曜ちゃんが居なかったら1日で片付けなんて出来なかっただろうからさ」

千歌「1日で片付けが終われたのは曜ちゃんのおかげだよ!」

曜「……えへへ~///」テレテレ

それからしばらくして……

果南「よし、掃除終わったし今日はもう帰ろうか」

千歌「そうだね」

曜「もうお腹ぺこぺこだよ~」ぐううう~

果南「じゃあ今日は雷雷軒寄って行こうか」

「「賛成~」」

【雷雷軒】

響木「いらっしゃい。好きな席に座ってくれ」

果南「……はー、疲れた」

千歌「疲れたね~」

曜「何食べよっかな…」

千歌「私もうメニュー決めてるよ。塩ラーメンに、ドリンクはオレンジジュース」

曜「千歌ちゃんと同じのにしよっと」

果南「私は、チャーシュー麺の餃子セットにしよっかな~ん」

サッカー部が出来てから…

千歌「よっ…よっ…」

ポーンポーン

千歌「それっ!」

バシュン

果南「っと…」

ポヨン♡

果南「あら?中々上手くいかない…」

曜「その巨乳が邪魔なんだよきっと」

千歌「いいな~。チカにも分けて欲しいな~」

果南「あっははは…」

グラウンドの隅で練習したり…

千歌「サッカー部は部員募集してまーす!」

勧誘活動したり……

先生「百合において幼馴染が勝つためにやらなければならないこと…これを怠る者に勝者の資格無し!」

曜「……」カキカキ

千歌「zzz」ぐー…ぐー…

先生「これでライバルに100%勝てる保証はありませんが、とても大事なことです!ここ、テストに出ますよ!」

テスト勉強を頑張ったりと、気付けばあっという間に時間が過ぎていった

ぶちょー
高海千歌(2年)

ぶいん
松浦果南(3年)
渡辺曜(2年)

千歌ちゃん達は2年生となりました

サッカー部には彼女達以外に何人入部していたか?

人数制限は特に設けませんが、2年までの間で入部できないサンシャインキャラの制限は以下の通りとなります

善子・ルビィ・花丸(千歌ちゃん達が1年の時点では入学していない)

入部していた人数をコンマで募集します

コンマ1桁の人数サッカー部が所属しています
0の場合は10人、1~3は増えなかった扱いです

安価↓1

現在雷門サッカー部は6人です

増えるのは3人

【キャラ名】
【学年】
【性別】
【入部理由】

これらを埋めて貰います

因みに先程

善子・ルビィ・花丸(千歌ちゃん達が1年の時点では入学していない)

と記入しましたが、

善子・ルビィ・花丸(千歌ちゃん達が1年の時点では入学していない)
梨子(まだ現時点では転校して来ない)

4人が入部不可です

少し間を開けるのでその間にテンプレを埋めて頂けるとありがたいです

安価↓1~

ラブライブキャラでもイナイレキャラでもオリキャラでもなんでも書いてください

なんなら同じキャラで被っても全然構いません

最終的に誰を採用するかは私が判断しますが…

15時に再開します

そこまで募集は続きます

ぶちょー
高海千歌(2年)

ぶいん
松浦果南(3年)
渡辺曜(2年)
黒澤ダイヤ(3年)
小原鞠莉(3年)
久遠冬花(2年)

こもんのせんせー
久遠道也(監督)

ここに梨子ちゃん、善子ちゃん、ルビィちゃん、花丸ちゃんの4人を加えます

残りの1人も募集しますがそれは後ほど

千歌「ふぁ……眠い」

曜「あはは、眠たそうだね」

千歌「昨日まで休みだったから寝足りないよ…」

曜「…今年も同じクラスになれるといいね」

千歌「ん……そうだね…」

【雷門中学】

2-2
.
.
.
高海千歌

2-3
.
.
.
久遠冬花
.
.
.
.
.
渡辺曜

曜「うわあああああっ!!クラス離れたああああああああっ!!」

千歌「あ、ホントだ」

曜「この広い東京で、小学校の頃から7年続いた同じクラスがぁぁぁ……」

千歌「へえ。8年目にしてやっとクラス離れたんだ。いがーい」

曜「うう…千歌ちゃんとクラス離れた……寂しいヨー…ソロォォ…」

千歌「まあまあ。クラスは離れちゃったけど、新学年だしきっといい出会いあるよ」

曜「……そうかな?」

千歌「そうそう。それにソロじゃないよ。同じクラスに冬花ちゃんも居るみたいだしさ」

千歌「チカにも新しい出会いが…」

2-2

担任…久遠道也

千歌「」

【2-2教室】

千歌(久遠先生が担任とか絶対に居眠り出来ない…)

久遠「担任の久遠です。担当科目は国語、1年間よろしくお願いします」

パチパチパチパチ

久遠「早速だが転校生を紹介する」

転校生!?

女の子かな!?

可愛い娘だといいな…

久遠「桜内、入ってくれ」

ガラララ

梨子「…」スタスタ

わー!綺麗!

すげえ……

いい匂いする////

千歌「>>30

か、かわいい////(♡﹃♡)

千歌「か、かわいい////」(♡﹃♡)

久遠「帝国学園から転校してきた、桜内梨子さんだ」

梨子「桜内梨子です。よろしくお願いします」

パチパチパチパチ

ねえねえ桜内さん!桜内さん趣味とかある!?

梨子「絵を描いたりピアノを弾いたり…」

髪綺麗だよね!どんなシャンプー使ってるの!?

梨子「え!?しゃ、シャンプーは普通のだよ!市販のやつ。特にお手入れに特別なこととかしたりは…」

前の学校じゃ何部に居たの!?

梨子「ぶ、部活はやってなk千歌「帝国学園ってことはやっぱりサッカーやってたの!?」

梨子「!?」

あー、なるほど!

帝国だもんね!

梨子「いや、あの…部活は………」

千歌「えへへ////実はチカもサッカーやってるんだ」

千歌「あ、そうだ!良かったら今日部活に参加してよ!」

梨子「ええっ!?」

おおっ!いいですねぇ!

高海~、さっそく転校生にアタックか~

ヒューヒュー!やるねえ!

千歌「そ、そんなんじゃないよ~////もう…////」カァァァ

梨子「あ、あの……」

千歌「あっ!?えっと…桜内さんが、嫌なら…無理にとは言わないけど……」シュン…

梨子「!?」

千歌「…」ウルウル

梨子「い、嫌じゃないよ!た、楽しみだなぁサッカー部」アセアセ

千歌「本当!良かった~////」

一旦ここまで
続きやる時はお知らせします

21時半くらいに再開します

【部室】

千歌「じゃあ梨子ちゃん!自己紹介よろしく!」

梨子「えっと…帝国学園から転校してきました。桜内梨子です。サッカーは体育の授業以外ではやったことがなくて、鈍臭い所も多々ありますがよろしくお願いします」

パチパチパチパチ

曜「梨子ちゃんだね!よろしく!」

ダイヤ「初心者でも大歓迎!ウチは去年の秋出来たばかりの新設サッカー部ですから、気負わず楽にしてくれると嬉しいですわ」

梨子「あ、ありがとうございます…」

果南「歓迎のハグをしよう」

ギューーーーー

果南「んー、いい匂い~///」

梨子「へっ!?」カァァァ///

鞠莉「あー、ずるいわ果南!次マリーの番!」

果南「もう少しだけ~」

千歌「だ、だめっ!」

ペシン!

果南「あいた!なにするのさ…」

千歌「り、梨子ちゃんが困ってるでしょ!」

果南「あはは…ごめんごめん」

梨子「いえ…」

千歌「あ、そうだ。梨子ちゃんジャージとか持ってきてる?」

梨子「ううん…」

鞠莉「だったらここはマリーの出番ですね!」

鞠莉「はい、雷門サッカー部専用のジャージをプレゼントデース!小原グループの特注品よ☆」

梨子「えっ!?と、特注品?いいんですか?貰っても…」

鞠莉「オフコース!サッカー部の皆にあげてますからね」

梨子「…ありがとうございます」

千歌「じゃあジャージに着替えたらいつも通り駐車場に集合で!」

梨子「え?どうして駐車場?」

千歌「すぐにわかるよ」(^_-)-☆

【駐車場】

久遠「全員揃ったな」

千歌「はい!」

梨子「あの…このバスは一体」

鞠莉「それについてはマリーから説明シマース!」

鞠莉「このバスは小原グループが所有する専用バスで、行き先はこれまた小原グループが所有する最新機材がいっぱい置いてあるトレーニングジムデース!」

千歌「なんでそんなところに行くかって言うとね、ウチの部って人数少ないから中々グラウンドを使える日も少なくて…」

鞠莉「そこでマリーがグラウンドを使えない日も十分な練習場所と時間を確保できるようにと小原グループごとバックアップを約束した訳」

梨子「は、はあ…」

千歌「…まあ実物がどれだけ凄いかは直接見たほうがいいと思う」

千歌「って訳だからバス乗ろう」

梨子「う、うん…」

【スポーツジム】

梨子「す、すごい…なにこれ……大きい…」

鞠莉「中はもーっと凄いわよ。ランニングマシンとかプレスとか、他にも色々あるわよ」

梨子「え?これ…お金取られないんですか?」

鞠莉「ノープロブレム!毎月の部費とマリーのお小遣いで賄ってるから、遠慮せず施設を存分に使ってね」

果南「この設備に加えて、10年前にFF全国準優勝の実績を誇る久遠先生が練習メニュー組んでくれるからね」

冬花「お父さんに着いて行ったら、すぐに上手くなれるよ」

梨子(お金の力って凄い…)

久遠「ではこれより、練習メニューを伝える」

こうして学年が繰り上がってからの、最初の部活動が始まった

久遠「フィジカルはこんなものでいいだろう。次はグラウンドに移動してボールを使う」

梨子「グラウンドもあるんですか!?」

果南「驚くよね。私もここに来る前はフィジカルトレーニングとボールを使った練習の日を分けると思ってたもん」

千歌「おかげで他の部から羨ましがられるもんね」

梨子「そ、そうなんだ…」

鞠莉「シャワールームもあるわよ!後自販機も!」

梨子(このサッカー部は本当に中学の部活なのでしょうか?)

【グラウンド】

千歌「それ!」

バシュン

梨子「っと」ポスッ

梨子「えい!」

バシュン

千歌「上手いよ梨子ちゃん。ナイスパス!」

梨子「そ、そうかな?あんまり自信ないんだけど…」

ダイヤ「体育以外ではボールを蹴った事がないと仰っていましたから、ここまで出来るとは思っていませんでしたわ」

果南「私ら始めた頃はもっと酷かったもんね」

曜「パスが真っ直ぐ飛ばないとか以前に、ボールの蹴り方すら知らなかったもんね」

梨子「そ、そうなんだ…」

冬花「……お父さん、桜内さんのプレーを見てどう思う?」

久遠「基本はしっかりと固まっているな。恐らくだが帝国の体育の授業できっちりと基礎を固められたのだろう」

冬花「体育の授業だけであそこまで固めるなんて、相当質のいい授業してるね」

久遠「ああ」

冬花「……でも私達だって負けてない。でしょ?」

久遠「>>43

いや、今のままではどこのチームにも勝てん

久遠「いや、今のままではどこのチームにも勝てん」

冬花「そ、そっか…」

冬花(流石に、考えが甘かったかな?)

久遠「今の人数では試合に勝つなど不可能だ」

冬花「た、確かに!」

根本的な問題!そもそも7人では試合に勝つなど無理である!

それはともかく小原グループが経営しているジムで身体を鍛えました

久遠「今日はここまでだ。各自、ケアを怠らず入念に行うように」

ぶいん全員「「「お疲れ様でしたー」」」

鞠莉「帰り気をつけて帰ってね~」

千歌「梨子ちゃん、帰ろっか」

梨子「うん…」

梨子(今日は色々凄かったな…ジムで運動したのって初めて…)

千歌「ねえねえ梨子ちゃん。今日の部活楽しんでくれた?」

梨子「うん。あんなに運動したのは初めてだったから新鮮で楽しかった」

千歌「そっか。なら良かった~」

千歌「あ、私家ここだから!」

梨子「え!?」

千歌「驚いた?実は私、こう見えて旅館の娘なの!意外だったでしょ?」ドヤァ

梨子「………私の家、隣」

千歌「えええっ!?」

【千歌の部屋】

千歌「いやー、まさかお隣さんだったなんてビックリだね!」

梨子「う、うん…」

千歌「……運命、なのかな?」テレッ////

梨子「>>48

運命かぁ………そうかもね♪

梨子「運命かぁ………そうかもね♪」

千歌「~~~~っ!!」キュ----ン♡

梨子(帝国学園から雷門に転校してきた理由は、前に住んでたマンションは帝国の方が近かったから。お父さんが今年購入したこの新しい我が家は雷門の方が近いから。理由なんてただそれだけだと思ってたけど…)

梨子(実は千歌ちゃんに出会う運命だったから、転校しちゃったのかも…なんてね♡)

梨子「それじゃあまた明日」

千歌「う、うん…////」

梨子「…明日から、一緒に学校行こ♡」

千歌「!」パァァァ

千歌「……うん!」ニッコリ

ラブライブキャラの体格設定ですが…

千歌、果南、曜、ダイヤ、鞠莉は高校生時点のものをそのままだと思ってください

サッカーをやった結果中学の段階で発育が良くなった感じだと思ってください

梨子はサッカーを始めたのは今年からなので、身長を-5センチ、スリーサイズは-2と考えてください

1年生トリオは身長-10とスリーサイズは個人差はあれど若干マイナスします

千歌…157cm B82/W59/H83
梨子…155cm B78/W56/H80
果南…162cm B83/W58/H84
曜…157cm B82/W57/H81
ダイヤ…162cm B80/W57/H80
鞠莉…163cm B87/W60/H84
花丸…142cm B81/W57/H82
ルビィ…144cm B74/W56/H79
善子…146cm B77/W56/H78

サッカー部の残り1人を募集します

【キャラ名】
【学年】
【性別】
【入部理由】

安価↓2~

今日はここまで
続きやる時はお知らせします

21時半くらいに再開します

【千歌の部屋】

ピピピピ!ピピピピ!ピピピピ!

千歌「んんっ…」

千歌(朝ぁ…)

カチッ

千歌「ふぁ~~~…」

千歌「……そうだ。今日は入学式の日だ」

【雷門中学】

千歌「うう…寒い……」

梨子「寒いね…」

千歌「もう桜も咲いてるのに、どうしてまだこんなにも肌寒いのか…」

千歌「ってかさ!4月のこの時期から女子の制服が半袖とかおかしくない!?男子は学ランなのになんで女子は半袖なの!?絶対おかしいよ!」

梨子「確かにそれは思う…」

千歌「ううっ…こうも寒いとトイレが近くなるよ」

千歌「………チカ、だけに」ドヤァ

寒い親父ギャグであった

千歌「って訳だからトイレ行こっと。梨子ちゃんも来る?」

梨子「う、うん…」

【女子トイレ】

ズラーーーーー

千歌「思ったより混んでるね。まあそりゃ、こんな寒い日に半袖強制されたらこうなるよね」

梨子「////」モジモジ

千歌「…梨子ちゃん。大丈夫?順番譲ろうか?」

梨子「>>63

ううん。大丈夫

梨子「ううん。大丈夫」

千歌「そっか…」

ジャーーーー

女子生徒「はー、すっきりした…」

ガチャリ

千歌「…減らないね」

梨子「うん…」

ジャーーーー

ガチャリ

千歌「…じゃあ、行ってくるね」

梨子「うん…」

バタン

梨子「~~っ!」ぎゅーーー!

梨子(あ、あと少し…////もう少しで、私の番が…来るから……)クネクネ

ジャーーーー

梨子(やった!私の、番……)

ぶしゅっ!

梨子「きゃっ!」

ぷっしゅ!!じゅいっ……

梨子(嘘!やだやだ!止まって!止まって!)

しいいいい~~
パシャパシャパシャ!!!

うわっ!この子漏らしてる!

あれって噂の転校生さん!?

あーあ、かわいそう

きったなーい

梨子「……」ジョオオオオオオ~~~~

【保健室】

千歌「ごめんね。あの時、無理にでも梨子ちゃんに先にトイレに入って貰えば…」

梨子「ち、千歌ちゃんは悪くないよ……私が、遠慮したせいだから……」ポロポロ

ガラララ

千歌「ごめんくださーい…」

養護教諭「…春将軍の餌食になっちゃったみたいね」

千歌「はるしょーぐん?」

養護教諭「この雷門に住んでる魔物だと思ってくれればいいわ。春なのに女子の制服が半袖だからね。その影響で毎年よく体調を崩したりお手洗いに間に合わない子が後を絶たないのよ。だから、冬じゃないけど寒さで女子を不幸な目に遭わせるから春将軍って呼ばれてるの」

千歌「へー、この学校そんなの居たんだ」

養護教諭「それにしても、転校してきてすぐに春将軍に襲われるなんて災難だったわね」

梨子「…」

養護教諭「担任には私の方から連絡しておくから、気が済むまで2人とも保健室で休んで頂戴」

千歌「ありがとうございます」ペコリ

養護教諭「…」パラッ

千歌「新聞紙広げて何してるの?」

養護教諭「さあこっちにいらっしゃい。着替えさせてあげる。スカートが濡れたままじゃ風邪ひいちゃうわよ」

梨子「えっ!?」カァァァ////

千歌「>>67

こ、ここで着替えるの!?////(り、梨子ちゃんの大事なところが…////)ドキドキ

千歌「こ、ここで着替えるの!?////」

千歌(り、梨子ちゃんの大事なところが…////)ドキドキ

梨子「こ、ここで着替えるんですか?誰か来たら…」

養護教諭「つべこべ言わないの。すぐ終わるから」

ズルッ!

梨子「~~っ////」

養護教諭「はい。おしまい。すぐだったでしょ?」

梨子「は、はい…////ありがとう、ございました…」

千歌(梨子ちゃんのアソコ…////み、見ちゃった…////)

養護教諭「ベッドで大人しくしててね。お喋りはしてもいいけど、騒がしくしたりはダメだからね」

千歌「は、はい…////」

梨子「////」コクコク

千歌「…」

梨子「…」

養護教諭(会話がないわねえ…まあアレの後だと無理ないけどね)

コンコン

ガラララ

生徒「失礼しまーす」

「…」グスン

生徒「入学式の途中でおもらしした新入生を連れてきました」

養護教諭「そう。ありがとう」

生徒「ではこれで」ペコリ

ガラララ

養護教諭「…お名前は?」

>>71「」

善子

善子「…つしまよしこ」

養護教諭「津島さんね。ちょっとまってて。新聞紙と着替え用意するから」

千歌「…春将軍にやられた子が増えたね」

梨子「う、うん…」

養護教諭「仕方ないわよ。4月に半袖着させる学校の校則の方がおかしいんだから、この時期は仕方ないわ。だからあんまり抱え込んじゃダメよ」

善子「…」

養護教諭「着替えた終わったら気が済むまでベッドで寝ていいからね」

善子「…あ、あの」

養護教諭「ん?なに?どうしたの?」

善子「い、いえ……」

養護教諭「?」

善子(ど、どうしよう…ヨハネ、お、おねしょが………)

善子(こ、このまま保健室のベッド借りて、熟睡なんてしたら……魔法陣描いちゃう!)

善子(オムツは鞄の中だし教室に戻った方が……い、いやでも…今から教室戻る勇気なんて…)ブルッ

養護教諭「はい。おしまい」

善子(結局考えがまとまらないまま白パンとジャージ履かされた…)

養護教諭「今日はどうせ入学式だし、保護者の方が学校に来てたりする?」

善子「…ママは別の学校で教師してるから来ないわ」

養護教諭「……送っていきましょうか?家まで」

善子「え?」

養護教諭「その格好じゃ、教室に戻りにくいでしょ?」

養護教諭「荷物はクラスの子に持ってくるよう言っておくから」

善子「…ありがとうございます」

養護教諭「貴女はどうする?保護者の方が迎えに来るなら今すぐ呼ぶけど」

シャーーーー

千歌「ど、どうも~」

梨子「////」

善子(…他にも人が居たんだ。というかこの人)

梨子「あ、あんまり見ないで…////」モジモジ

善子(ヨハネと同じ格好だ…)

養護教諭「どうする?保護者呼ぶ?」

梨子「…お願いします」

養護教諭「それじゃあ桜内さんのお迎えが来るまではここを開けとくわ。津島さん、送るのはその後でいい?」

善子「はい…」

養護教諭「じゃあそれまでの間ちょっと待っててね」

プルルルル…プルルルル…プルルルル…

養護教諭「あ、もしもし。桜内さんのお宅ですか?」

梨子「…」

善子「…」

千歌(何話そう…)

梨子「>>77

津島善子ちゃんだったわね………?
私、桜内梨子。よろしくね

梨子「津島善子ちゃんだったわね………?私、桜内梨子。よろしくね」

善子「よ、よろしくお願いします…」

千歌「あ、私は高海千歌!千歌って呼んでね!よっちゃん」

善子「よ、よっちゃん?」

千歌「そう!善子ちゃんだからよっちゃん!どう?」

善子「……なんでもいいわよ///」プイッ

千歌「よろしくね!よっちゃん!」

養護教諭「迎えに来てくれるって」

梨子「あ、はい…」

善子「へー。2人はサッカー部なのね」

千歌「うん!」

梨子「私はまだ始めたばかりなんだけどね」

善子「ヨハネも小学生の時はサッカーやってたのよ!」

梨子「ヨハネ?」

善子「堕天使ヨハネ。私の異名よ!周りから呼ばれて、私もヨハネって響きは気に入ってるからよく日常から使ってるのよ」

梨子「そうなんだ」

千歌「サッカーやってたんだよね?もし良かったらウチの部に来てくれないかな?」

善子「嬉しいお誘いだけど、断らせて貰うわ」

千歌「えー、なんで?」

善子「……入学式で派手におしっこ漏らしたから、皆からの好感度低いと思うし…」

千歌「そ、そんなことないよ!サッカー部の皆いい人達だから、おしっこ漏らすくらいで軽蔑とかそんなのないない…」

梨子「……なんか私も不安になってきた」

千歌「梨子ちゃんまで!?」

千歌「もー!そこのところは本当に大丈夫だから!」

梨子「う、うん…」

善子「……そこまで言うなら、一回くらい見学に行ってあげる」

千歌「やったー!」

善子「そ、その代わり!もし今の話が嘘だったら、もう2度と話しかけないでね!絶交よ!」

千歌「……任せて!」

コンコン

養護教諭「どうぞ」

ガラララ

梨子ママ「梨子~」

養護教諭「…迎えがきたようだし、私達も行こうか」

千歌「じゃあねよっちゃん!また……次学校来たら会いに来てね!」

善子「!」

善子(明日、じゃなくて次学校来たら、か…)

善子「……ありがとう」

いきなり入部とはならなかったが、新入生の津島善子ちゃんとサッカー部の見学の約束をしました

今日はここまで
続きやる時はお知らせします

11人目は今のところ未定で、候補はまだ募集しています
とりあえずは花丸とルビィを出演させてから(話の流れの都合で1話目から入部するか否かは不明)、11人目を決めたいと思ってます
私の中ではこの子いいな、と傾いてるキャラは居ますが時間の流れで考えが変わるかもしれないので、敢えてこの場では明言しません

21時半くらいに再開します

【3-2の教室】

ダイヤ「♪」

果南「鼻歌歌うなんて珍しいね。なにかいいことでもあった?」

ダイヤ「よくぞ聞いてくれました!実はですね、今日サッカー部の練習に妹が友達を連れて見学に来てくれるのですわ!」

鞠莉「ワオ!それはとってもグッドな話じゃない!」

果南「新入生が何人か部に来てくれるのか。楽しみだな~」

【部室】

鞠莉「この娘がダイヤの妹?ベリーキュート♡」ナデナデ

ルビィ「えへへ///黒澤ルビィです」

花丸「国木田花丸です。よろしくお願いします」ペコリ

果南「歓迎のハグ、アーンドジャージの支給~」

ギューーーー

花丸「あの、サッカー部の人達って全部でこれだけですか?」

果南「他にも居るよ。そろそろ…」

ガラララ

曜「ヨーソロー!」

冬花「こんにちは」

果南「ほら来た」

曜「あれ?見ない顔の娘が…」

冬花「もしかして新入生?」

ダイヤ「妹とそのお友達ですわ!」

花丸「…これで全員ですか?」

ダイヤ「後はこのサッカー部の部長が…」

千歌「こんちかー!」

果南「お、来たね主人公が」

ルビィ「この人が、部長さん…」

梨子「…こ、こんにちは」

「「「「!」」」」

千歌「今日から梨子ちゃんも部に復帰するよ!」

梨子「えっと、あの……」ウツムキ

果南「おかえりのハグ~」

ギュッ

梨子「!」

ダイヤ「よく戻ってきてくれました」

鞠莉「1週間も部に顔を出さないから心配してたのよ」

冬花「でも良かった…また部に顔を出してくれて本当に嬉しい」

曜「梨子ちゃん!おかえり!」

梨子「……うん。ただいま」

千歌「ね?言った通りだったでしょ?」ニッコリ

梨子「>>93

そうね。ありがとう、心配しすぎたみたい

梨子「そうね。ありがとう、心配しすぎたみたい」

ダイヤ「…これで本当に全員揃ったみたいですし、着替えて駐車場まで行きましょうか」

「「「「はーい」」」」

【スポーツジム】

花丸「ほわああああっ!未来ずら~!」キラキラ

ルビィ「こ、こんな凄いところで毎日部活してるんですか!?」

千歌「そうだよ」

花丸「楽しそう~///決めた!マル、サッカー部に入る!」

ルビィ「はや!」

千歌「大歓迎だよ!よろしくね、花丸ちゃん!」

ルビィ「…」

ダイヤ「今無理に決断する必要はありませんわよ」

ルビィ「お姉ちゃん!」

ダイヤ「ルビィにはルビィのペースがありますから、慎重に検討してください」

ルビィ「…わかってるよ」コクッ

千歌「ふんぬぬぬっ!」プルプル

果南「39…40!」

久遠「ベンチプレスを終えたら次は腕立てと腹筋だ!」

「「「「はいっ!」」」」

ルビィ「ヒー…ヒー……」

ルビィ(ジムだから機械ばっかり使うのかと思ってたけど…やっぱりこの辺は、ちゃんと運動部なんだ……)

花丸「」グテ-

ルビィ「は、花丸ちゃあああああん!?」

久遠「…まだ入部して初日だ。無理をせず休んでいるといい」

花丸「では……おことばに、あまえて……」ヨロリ…

久遠「っ!」ピッ!

千歌「7っ!」

ダイヤ(か、身体がダルくなってきましたわ……)

曜(流石にこれは…)

鞠莉(結構キツいわね…)

タッタッタッタッ!!!

久遠「足を動かせ足を!」

鞠莉「い、イエスボス!」

曜「ぜ、全速前進っ!!!」

ダダダダダ!!

果南「お先~」

梨子「ハァ……ハァ……」

梨子(こ、この人達本当に同じ人間…?化け物の間違いじゃないの?)

冬花「大丈夫。梨子さんもその内慣れるよ」

梨子(な、慣れる気がしない……)

千歌「ぬおおおおっ!!」

【グラウンド】

千歌「や、やっとボールが蹴られる…」

曜「ここまで、キツかった……」

花丸「あれの後でボールも蹴るんですか!?」

千歌「そりゃそうだよ。サッカー部だしボール蹴るよ」

花丸「」

梨子「気持ちはわかるわ。私も皆との体力の差に戸惑ってるもの…」

ルビィ「ルビィはまだ行けるよ!これぐらい、お稽古に比べたら全然だし」

ダイヤ「流石は我が妹、たくましいでちゅわね~」ナデナデ

ルビィ「えへへ///」

千歌「行くよ!」

ダイヤ「ばっちこいですわ!」

千歌「えいっ!」

バシューーーーン

曜「全速前進、切り込むであります!」

冬花「通さないわ」

鞠莉「通行止めデース!」

曜「えええっ!?」

梨子「曜ちゃんこっちよ!」

曜「あ、はい!」

バシューーーーン

梨子「ナイスパス!」ポスッ

花丸(あれ?さっきまでマルと同じ側に居たと思った桜内さんもなんだかんだ皆と練習してる…仲間だと思ってたけど、やっぱりそこはサッカー部なんだね…)

久遠「よし、今日はここまでだ」

「「「「お疲れ様でしたー」」」」

曜「今日はいつも以上に汗かいた…」

鞠莉「疲れもいつも以上に溜まってる気がするわ…」

冬花「…なんだかんだ、お父さんも張り切ってメニュー作ったんだと思う」

果南「どうりで。いつも実のある練習してくれるけど今日は特にいいと感じた訳だ」

ダイヤ「久遠先生にもそういう一面はあるのですね」

冬花「そりゃそうだよ。お父さんだって人間なんだから」

梨子「……シャワー浴びてから帰ろうかな」

千歌「りーこちゃん♡」

ギュッ

梨子「わっ!千歌ちゃん?」

千歌「家においでよ。実家旅館だから、温泉入れるよ」

梨子「温泉か。いいかも。でも、今汗臭いし軽くシャワーは…」

千歌「>>102

結局、流すんだから同じだよ!

千歌「結局、流すんだから同じだよ!」

グイグイ

梨子「わわわっ!ち、千歌ちゃ~ん!?」

ダイヤ「ルビィ、シャワールームに行きましょうか」

ルビィ「うん!」

【十千万】

チャプン♡

梨子「ふぅ…♡気持ちいい♡」

千歌「気に入って貰えて良かった♡」

梨子「…本当にこんないい温泉タダで入っていいの?」

千歌「いいのいいの!お友達料だよ♡」

梨子「そっか…///」

千歌(それにしても…)ジ---

梨子「ふぅ…♡」

千歌(梨子ちゃん、顔も可愛いだけじゃなくて体型もスラっとしてるなぁ…////)ゴクッ

梨子「…ち、千歌ちゃん///」

千歌「ふぇっ!?な、なに?」

梨子「>>106

おしっこ…漏らしちゃった///

梨子「おしっこ…漏らしちゃった///」

千歌「えっ!?」

梨子「ご、ごめんなさい…決してわざとじゃないの。ただここの温泉があまりに気持ち良くて力が抜けちゃって…///」

千歌「わ、わかってる!大丈夫!わざとじゃないのはわかってるから!」

梨子「…私達で今日は最後ってことは」

千歌「ないかな。まだまだ営業時間だし」

梨子「そうよね……」

千歌「…このまま何食わぬ顔で出よう」

梨子「え!?」

千歌「大丈夫だよ。堂々と出たらバレないバレない」

梨子「で、でも…」

千歌「そもそも普通は中学生の女の子がお風呂におしっこしてるなんて思わないから平気平気」

千歌「だから、ね?」

梨子「……うん。わかった」

【梨子の部屋】

梨子「zzz」

梨子はその晩夢を見ていた

千歌『あ、梨子ちゃん!今日も家の温泉に来てくれたの?嬉しいな!』

チャプン♡

梨子『はぁ…気持ちいい♡』

梨子『!』ブルッ

千歌『あー、梨子ちゃん♡またおしっこ?』

梨子『////』

千歌『いいよ。そこでしちゃいなよ。どうせ誰にもバレないんだから』

ほわんほわんほわん

梨子(そうよね。どうせ誰にもバレないんだから。しちゃっていいのよね)

プシュッ

梨子「んっ…」

しいいいいいい~~

梨子「気持ちいい~♡」

(^8^)ちゅんちゅん

梨子「…これ、天罰よね?」

千歌「……なんか、ごめん」

布団「」ビッショリ…

千歌「>>111

まあ、私しかみてないから安心してよ

千歌「まあ、私しかみてないから安心してよ」

梨子「むしろ他の人に見られたら恥ずかしくて泣くわよ。春将軍の時みたいに」

梨子「…とりあえずまだ千歌ちゃん以外誰も私の家は知らないし今のうちから学校に行けばこの布団をみられてもまさか私のおね…失敗とは思わないでしょうから今日は先に学校行くわね」

千歌「うん…」

千歌(こんな朝早くから支度済みなのはそういうことだったんだ)

梨子「じゃあね千歌ちゃん。明日は一緒に登校しましょうね」

千歌「うん…」

今日はここまで
続きやる時はお知らせします

0時半くらいに再開します

【部室】

「ほうほう…これがサッカー部の部室」

千歌「…誰か居るね」

梨子「居るわね」

「あ!サッカー部の方ですか?」

千歌「そうだよ!」

「良かった~。私、入部希望なんです!」

千歌「ええっ!?ほんとうに!?」

「はい!」

千歌「ちょ、ちょっと待ってね!今鍵開けるから!中でお話ししよう!」

ダイヤ「ではまずお名前は?」

春奈「1年2組、音無春奈です!」

ダイヤ「…入部を決めた動機は?」

春奈「元々サッカー部の無かった雷門中学にサッカー部が出来たとウチの小学校で話題になってたから!興味があったからです!」

ダイヤ「なるほど。合格ですわ!」

春奈「わーい!」

果南「…まあそもそもウチの部は来る者は拒まないからね」

鞠莉「アットホームがウリのチームですから、先輩でも気楽に話しかけてオッケーデース!」

千歌「よろしくね、春奈ちゃん!」

春奈「はい!よろしくお願いします!」

【スポーツジム】

春奈「ほうほう。ジャージ支給にスポーツジム通い放題…去年部が出来たとは思えないくらい予算あるんですね」

鞠莉「今は部としての実績は何もないけど、今年のFFでいい成績を残せれば、パパがもっと学校に援助してくるかもしれないわよ☆」

春奈「マジですか!?すご~…」キラキラ

久遠「ではこれより練習を始める」

春奈(…小学生の内から、東京の中学サッカー部を調べに調べた。試合に出られる確率が非常に高いか、帝国以外の実績のある監督の居るチームか、どちらにするか迷ってた時にまさに両方の条件が一致する学校があった。それが、この雷門)

春奈(全国準優勝の指導者が新設チームに居たことはラッキーだった。この学校で、この人について行って…いつかは、フィールドでお兄ちゃんに!)

久遠「初日から強制はしない。練習に参加するか見学するか、判断は任せる」

春奈「>>123

練習に参加します。遅れて入部した分、早く皆さんに追い付きたいですから!

春奈「練習に参加します。遅れて入部した分、早く皆さんに追い付きたいですから!」

果南「お、初日から気合十分。元気があっていいね」

冬花「焦らず自分のペースで数をこなしてくれればいいからね」

春奈「はい!」

花丸「マルは見学するね…」

ルビィ「花丸ちゃんの分頑張ルビィ!」

ウィーン!

ルビィ「わわわわわっ!!」

梨子「ひいいいいっ!」

千歌「速い速い速いいいいっ!」

ピタッ…

千歌「ハァ…ハァ…」

曜「止まった…」

梨子「1-3が10セット…全速力で走るからキツイわ…」

※ランニングマシーンの上で10秒全速力ダッシュ→30秒運転を止めて休憩という練習を1-3と呼んでいる

ダイヤ「…言っている間に次来ますわよ」

ウィーン

ダイヤ「ほら来た!」

曜「あー、もう!全然休めない!」

ウィーーーーーーーーーン…

千歌「はっ……はっ……」

梨子「はっ……はっ……」

果南(景色変わる訳でもない動く床をずっと走り続けないとって、体以上に心に疲労来るんだよね…)

ダイヤ「ふーっ……ふーっ……」

ウィーーーーーーーーーン…

【グラウンド】

千歌「ボール蹴る時間だああああっ!」

曜「やったーーー!」

鞠莉「yeahhh!」

春奈(あ、あんな練習の後にボール蹴るの!?体力ありすぎ…私休もうかな…)

春奈(……いやいや何言ってるの!しっかりしなさい音無春奈!お兄ちゃんは、1年からあの帝国学園でレギュラーとして試合に出たのよ!もっと大変な練習をこなしてる筈!こんなことで、根を上げる選手がお兄ちゃんとフィールドで会いたいなんて失礼すぎる!)

春奈「…いよいよボールを蹴るんですね!楽しみです!」

ルビィ「お姉ちゃん!一緒にボール蹴ろう!」

千歌「年下には負けられないよね!」

梨子「…そうね」

千歌「一緒にシュート練習しよう!」

梨子「ええ!」

【十千万】

千歌「あ~~♡1日の疲れはやっぱり温泉に浸かって取るのが一番だよ」

梨子「そうね…////」

幼女「ママ、頭洗ってあげるね!」

ママ「ふふっ、ありがとう」

学生「あ~///」

お姉さん「♪」

梨子「…いつ入っても貸し切り状態にはならないわね」

千歌「まあね。人気とは言わないけどそれなりに上手くは行ってるから」

梨子「>>130

いつかお客として泊まってみたいけど、お隣さんだから変な気分になりそう

梨子「いつかお客として泊まってみたいけど、お隣さんだから変な気分になりそう」

千歌「へっ!?へんなきぶんっ!!」カァァァ////

千歌(そ、それってつまり…////だ、だめだよりこちゃん////私達女の子同士で……で、でも梨子ちゃんがどうしてもって言うなら、チカはその…////)ドキドキ

梨子(お隣さんにお金払って泊まるって実際どんな感じなんだろ?)

特に深い意味のない発言と、意味深に捉えた少女との解釈違いの中夜は過ぎて行った

(^8^)ちゅんちゅん

千歌「一睡も出来なかったのだ……」

AM5:56

千歌「こ、こんな時はお隣さんに寝起きドッキリするのだ!あ、あくまで梨子ちゃんの驚く顔が見たいのであって、べ、別に梨子ちゃんの寝顔を眺めたいとかそんな邪な事はか、考えてないよ…////」

誰も居ないのに何故か言い訳をしながら、部屋のカーテンを開けた…

布団「」ビッショリ…

千歌「あ…」

梨子「////」

千歌(支度して寝起きドッキリ仕掛けるはずが…カーテン開けたらドキドキ展開が////)

千歌「お、おはよ~////」ニコッ

梨子「おはよう、ございます…////」

千歌(下…何も履いてない////上着の着丈で下半身隠す姿がエロい…////)(♡﹃♡)

梨子「>>134

あの…出来たらそんなジーっと見るのは、やめてほしいかな///

梨子「あの…出来たらそんなジーっと見るのは、やめてほしいかな///」

千歌「あっ!ごめん…」

千歌「ち、チカ…支度してくるね!」

ドタドタドタ!!

千歌「…」ボ-

梨子『ち、千歌ちゃんは悪くないよ……私が、遠慮したせいだから……』ポロポロ

梨子『ふぅ…♡気持ちいい♡』

梨子『あの…出来たらそんなジーっと見るのは、やめてほしいかな///』

千歌(ど、どうしよう…もうずっと、梨子ちゃんのことばっかり考えちゃう////も、もしかしてチカ…え、えっちな子になっちゃった!!!!)

千歌「/////」ボフン!!!

千歌「ご、ごちそうさま!もう学校行くね!」

ピューン!

美渡「あいつ早いな…」

千歌(はよ学校行こはよ学校行こはよ学校行こはよ学校行こはよ学校行こはよ学校行こはよ学校行こはよ学校行こはよ学校に)スタスタスタスタ

パシーン!

千歌「!」

梨子ママ「全く。今日もおねしょして」

ペチーン!

梨子「痛いっ!」

梨子ママ「…」

ペチーン!

梨子「きゃっ!」

千歌「…」ゴクッ

千歌(り、梨子ちゃんが…ベランダに干されたおねしょを背景におしりぺんぺんされてる!)(♡﹃♡)

梨子ママ「学校でおもらししてからほぼ毎日じゃない。貴女いくつになったの?」

梨子「じ、じゅうさん…」

梨子ママ「これじゃあ13じゃなくて3歳児よ」

ペチーン!

梨子「うう…///」グスン

千歌「か、かわいい////」(♡﹃♡)

千歌「……ハッ!行けない。またえっちなこと考えてた////覗きなんて良くないし、学校行こ学校行こ」

スタ……スタ……

梨子ママ「>>139

次失敗したらしばらくオムツ履きなさい。いいわね?

梨子ママ「次失敗したらしばらくオムツ履きなさい。いいわね?」

梨子「うう…はい…」

梨子ママ「学校に居る間は千歌ちゃんにオムツ替えて貰いなさい」

梨子「ええっ!?さ、流石の千歌ちゃんもお、オムツなんて替えてくれないわよ。それどころか、中学生でオムツなんて絶対軽蔑される…」

梨子ママ「その辺は大丈夫よ。千歌ちゃんいい子だし。それに…」

梨子「……それに?」

梨子ママ「ううん。なんでもない。それより、お風呂入って来なさい。お仕置きは終了よ」

梨子「はーい…」

千歌(不味い不味い!いよいよチカも本物の変態に足を踏み入れそう…鎮めなきゃ。この煩悩を鎮めなきゃ!)

果南「おーい!千歌ー!」

千歌(こ、この声は果南ちゃん!いいところに来たよ!流石幼馴染!とりあえず果南ちゃんと話して気を紛らわせよう!)

果南「おっはー」

千歌「おはよう!」

果南「あれ?梨子ちゃんは?珍しく今日一緒じゃないんだね」

千歌(ああああああ!なんで梨子ちゃんの話題出すかなこの脳筋っ!!!)

千歌「ソ、ソダネー////」

果南「後1人入部したらいよいよサッカー部11人だね」

千歌(り、梨子ちゃんの事を考えないようにって思えば思うだけ逆に意識して梨子ちゃんの事が頭から離れない!!梨子ちゃん梨子ちゃん梨子ちゃん梨子ちゃん梨子ちゃん梨子ちゃん梨子ちゃん梨子ちゃん)

果南「そろそろ久遠先生も練習試合とか組んだらしてくれるのかな?楽しみだね!」

千歌「ウ、ウン…////」

果南「…どうした千歌?顔赤いよ。何処か具合悪い?」

千歌「あ、あああうん!具合悪い!超悪い!だから先学校行ってるねー!」

ピューーーーーン!

果南「……?」

一旦ここまで
続きやる時はお知らせします

9時半くらいに再開します

【2-2教室】

兵十は、立ち上がって、納屋(なや)にかけてある火なわじゅうを取って、火薬をつめました

久遠「…」

梨子「…」

千歌(眠た…けど、負けない……)

久遠「次、高海」

千歌「はい」

ガタッ

千歌「ごん、お前だったのか」

春の陽気と戦いながら授業をこなし…

【スポーツジム】

千歌「48っ!」

ブン!

梨子「49!」

ブン!

曜「50っ!」

ブン!

久遠「ただ足を振るな。重心をしっかり意識しろ。何処にボールを蹴りたいのか、どういう強さでボールを蹴りたいのか、常に相手を想定しながらフォームを固めろ」

「「「「はいっ!」」」」

鞠莉「51っ!」

ブン!

果南「52っ!」

部活を頑張ったり…

そんなこんなで時間は流れ…

【部室】

久遠「ゴールデンウィークに2試合、練習試合を組んだ」

「「「「おおおお!」」」」

千歌「いよいよ試合か。楽しみ~」

果南「どこまでやれるかな。腕がなるね」

曜「相手が居る試合とか初めてだからワクワクして来た!」

久遠「それから、4月は練習を全て休みとする。皆疲労回復に努めてくれ」

「「「「はーい」」」」

ぶちょー
高海千歌(2年)

ぶいん
松浦果南(3年)
渡辺曜(2年)
黒澤ダイヤ(3年)
小原鞠莉(3年)
久遠冬花(2年)
桜内梨子(2年)
国木田花丸(1年)
黒澤ルビィ(1年)
音無春奈(1年)

こもんのせんせー
久遠道也(監督)

千歌「んー、久しぶりの休みだ~」ノビ---

梨子「こんなに休み貰えるものなんだね。普段あれだけ厳しいから休みもほとんどないものだと思ってたけど」

千歌「学生は部活だけじゃない。ってのが久遠先生の考え方だからね。勉強に遊びに、息抜きも大切にしてくれるんだ」

梨子「…いい先生ね」

千歌「うん!」

千歌「…あ、そうだ!今週部活休みだし土日一緒に何処か出掛けない?」

梨子「いいわねそれ」

千歌「やったー!梨子ちゃんとデートだよ♡」

ギューーーー

梨子「デートって、大袈裟なんだから///」

梨子「……って、ん?」

「…」キョロキョロ

梨子(ふ、不審者が居る…)

「!?」ビクッ

「っ!」タッタッタッ

千歌「……マスクとグラサンしてたから顔わかんなかったけど、あの髪の色と団子って」

梨子「多分、善子ちゃんよね?」

千歌「>>151

そうだ!暇だし尾行しよう!

千歌「そうだ!暇だし尾行しよう!」

梨子「ええ…追いかけるの?そういうのあんまり良くないと思うな…」

千歌「じゃあ私だけで行ってくるね」

梨子「ええっ!?」

スタスタ…

梨子「…行っちゃった」

梨子「……」























千歌「やっぱり梨子ちゃんもこういうことやってみたかったんだね」ニヤニヤ

梨子「わ、私はあくまでも千歌ちゃんがやりすぎないように見張りに来ただけなんだからね」

【ドラッグストア】

善子「////」キョロキョロ

スタスタスタスタ

千歌「…ほうほうオムツ。善子ちゃん、も!オムツが必要みたいだね」

梨子「もを強調しないで////」カァァァ

千歌「とりあえず尾行はもういいかな。お菓子か何か買って帰ろうよ」

梨子「そうね。せっかくだしお菓子買って帰りましょうか」

曜「あれ?千歌ちゃんに梨子ちゃん」

千歌「曜ちゃん!」

梨子(曜ちゃんの私服姿初めて見た…かわいい♡)

曜「制服のままこっちに居るなんて珍しいね。何処かで遊んでた?」

梨子「えっと…まあ、そんなところ」

千歌「お菓子も買ったし私達もう行くね」

曜「>>155

う、うん・・・(千歌ちゃん、2年になってからずっと梨子ちゃんにデレデレで、寂しいな・・・)

曜「う、うん・・・」

曜(千歌ちゃん、2年になってからずっと梨子ちゃんにデレデレで、寂しいな・・・)

千歌「帰ったらチカの部屋でお菓子食べながら週末の予定立てよっか!」

梨子「そうね」

曜「…」

【学校グラウンド】

ダイヤ「久しぶりに学校のグラウンドでの練習ですわ」

果南「スパイク履いて土のグラウンドとか本当久しぶり」

久遠「今日から5日の試合までの3日間はここで練習をする」

「「「「はい!」」」」

千歌「果南ちゃん!」

バシュン

果南「ナイスパス!」ポスッ

梨子「それっ!」

シュウウウウン!

ダイヤ「っ!」パシッ!!

ルビィ「わあ!お姉ちゃんナイスセーブ!」

曜「千歌ちゃん決めちゃって!」

バシュン

千歌「行くよー!チカのひっさーつ!シュート!」

シュウウウン!

.
.
.
.
.
.

久遠「今日の練習はここまでだ。残り2日も午前中だけ練習を行う」

「「「「お疲れ様でした!」」」」

ゴールデンウィークは学校で練習を重ねた

基本的な技術の特訓を重ね、時には必殺技にも挑戦し……

そして遂に試合の日を迎えた

一旦ここまで
続きやる時はお知らせします

15時くらいに再開します

角間「本日は天気にも恵まれました。晴天の空の下、いよいよ雷門中サッカー部の対外試合が行われようとしております!今日の対戦相手は、北海道の白恋中学、福岡の陽花戸中学。なんと北と南の遠い地から遥々この東京まで試合をしに来てくれました。両校には感謝と敬意を込めて、私、角間圭太、全力で実況させて頂きます!」

角間「さあ、試合が始まる前にゴールデンウィークの中サッカー部の応援に来てくれた生徒の方々にお話を聞いてみましょう」

おはようございます!

角間「おはようございます。早速ですが、今日の試合どのようなところを注目されておられますか?」

まあやっぱり初めての試合なのでね、体力が持つかどうかだと思うんですよね

角間「なるほど。雷門は選手が10人しか居ないのでプレッシャーを感じるでしょうね」

まあ関係ないですよね。このくらいの人数差でプレッシャーを感じるようでは、フットボールフロンティアでは通用しませんよね

角間「そうですか。失礼しました」

千歌「ピッカピカのユニフォームだ!これ着て試合が出来る日がやっと来たんだ!」キラキラ

曜「格好いい!」

鞠莉「雷をイメージした黄色いユニフォームがグゥッド!」

果南(スパイクのヒモは入念に結んでおこう)キュッ

聖良「白恋中学のキャプテン、鹿角聖良です」

千歌「高海千歌でーす!今日はよろしくお願いします!」

理亞「…」

曜「いち!」

ポイっ

梨子「…」

ポーン

曜「にっ!」

ポイっ

梨子「っ!」

ポーン

果南「…」ザッザッザッ

鞠莉「アップ付き合うわよ」

果南「ありがとう」

タッタッタッ

ルビィ「うう…初めての試合、緊張すルビィ…」

花丸「ルビィちゃん、そういう時は大きく深呼吸したら落ち着くらしいよ」

ルビィ「そ、そっか…スーーーーーっ!!」

春奈「じゃじゃーん!この日の為に用意したマントです!どうですか?」

冬花「わー!かっこいい!」パチパチ

聖良「…あの、今グラウンドには9人しか居ないみたいですが、他の人は遅刻でしょうか?」

千歌「ああ、ウチのキーパー今トイレに行ってるよ。もうすぐ帰ってくると思う」

聖良「……10人、なんですか?そちらのサッカー部は選手10人、なんですか?」

千歌「そうだよ!」ニコッ

理亞「北海道からわざわざ呼び出して10人で歓迎……舐めてる?」

千歌「えっ!?いや、そんなつもりは…」

理亞「馬鹿にしないで!私達は、東京まで遊びに来たんじゃない!」キッ!

理亞「…今日の試合、雷門は絶対に叩き潰すから」

タッタッタッ

千歌「…」

千歌「…」

果南「相手のキャプテンと何話してた?」

千歌「……挨拶しただけだよ。今日の試合楽しみって、ただそれだけ」

果南「…千歌って本当、嘘が下手だよね」

千歌「!」

果南「お姉さんに話してみ?少しは気が楽になるかもよ」

千歌「……実は」

.
.
.
.
.
.

果南「そっか。そんなことを言われたんだ」

千歌「怒られて当然だよ。交通費だって高いのにわざわざお金出して試合に来たら相手が人数不足なんて…」

果南「じゃあさ、千歌はそれで試合手を抜くの?」

千歌「え?」

果南「そんなことされたら、相手はもっと怒ると思うよ。北海道からわざわざ試合する為に東京まで来てくれるほどサッカーが好きな子が、サッカーで手を抜かれたらいい気はしないだろうね」

千歌「!」

果南「楽しもう!試合を。思いっきり楽しんで全力でプレーする。それが今千歌に出来る全部じゃないかな?」

千歌「果南ちゃん…」

果南「ま、いずれにしても今日はサッカー部にとって記念になる日なんだからさ、試合以外の事は後で考えなよ」

千歌「…ありがとう!」

タッタッタッ

千歌「おーい!曜ちゃん梨子ちゃん!アップ混ぜてー!」

果南「…少しは先輩らしいこと出来たかなん?」

キャプテン
背番号10番高海千歌(2年)

ぶいん
背番号1番黒澤ダイヤ(3年)
背番号2番久遠冬花(2年)
背番号3番国木田花丸(1年)
背番号5番黒澤ルビィ(1年)
背番号6番音無春奈(1年)
背番号7番松浦果南(3年)
背番号8番小原鞠莉(3年)
背番号9番渡辺曜(2年)
背番号11番桜内梨子(2年)

こもんのせんせー
久遠道也(監督)

一旦ここまで
続きやる時はお知らせします

22時くらいに再開します

【白恋中学】

背番号9番鹿角聖良(3年)
背番号11番鹿角理亞(1年)

GK………………函田

DF…真都路、聖良、押矢、目深

MF……………荒谷、雪野

MF…居屋……………………空野

FW…………… 氷上、理亞


【雷門中学】

FW……曜………千歌………梨子

MF…果南………春奈………鞠莉

DF…ルビィ…… 冬花……… 花丸

GK………………ダイヤ

角間『さあ、雷門ボールで試合開始です!』

ピーーーーー

千歌「曜ちゃん、切り込みよろしく!」

バシュン

曜「全速前進~、ヨーソロー!」

角間『渡辺ドリブルで白恋陣内へと切り込んでいく!』

ギュウウウウンン!!
ギュウウウウンン!!

居屋「うわっ!」

紺子「はやいっ!」

曜(すんなり行けちゃった!よーし、このまま一気にゴールまで…)

聖良「そうはさせません!」

バシュン

曜「あっ!?」

角間「渡辺、鹿角姉にボールを奪われた!」

千歌「ドンマイドンマイ!惜しいよ曜ちゃん!次行けるよ!」

曜「うん!」

聖良「荒谷さん!」

バシュン

紺子「はい!」

ポーン

紺子「あっ!?」

果南「貰ったよ!」

角間『荒谷、鹿角姉からのパスを溢した!ミスした隙を突いて松浦がボールを奪う!』

果南(このチーム全体的に大したことなさそう。なら!)

果南「千歌!」

バシュン

果南「決めちゃえ!」

千歌「えーいっ!」

シュウウウン!

角間『松浦のセンタリングから高海ボレーシュート!雷門先制なるか!』

函田「うおっ!?」

曜(反応遅れた!これは決まっ…)

理亞「させない!」

バシュン

理亞「…」スタッ

角間『と、止めました!鹿角妹がゴール前まで戻って好ブロック!雷門先制とはなりませんでした!』

鞠莉「アンビリーバボー…あれ止める…?」

理亞「これぐらい当然よ」

.
.
.
.
.

紺子「氷上君!」

バシュン

紺子「うわあっ!」ズテッ

ポーン…ポーン…

ルビィ「えっと…一応ありがとう!」

バシュン

.
.
.
.
.
.

空野「右だ!」

鞠莉「っ!」

クルッ!

空野「あれ!?逆つかれた!」

.
.
.
.
.
.

曜「えいっ!」

シュウウウン!

聖良「っ!」

バシュン

果南「それっ!」

シュウウウン!

聖良「っ!」

バシュン

鞠莉「やあっ!」

シュウウウウン!

理亞「甘い!」

バシュン!

角間「両チームとも点が取れないまま15分経過。残り時間も半分を切りました。この均衡を崩すのは、果たしてどちらのチームか!?」

果南(他の選手達は正直束になったところでどうとでも対応できる。問題は……)

鞠莉(鹿角シスターズが崩せない!)

理亞「…姉様」

聖良「ええ。決めに行きましょう」

理亞「悪いけど、遊びはもう終わりよ」

ギュウウウウンン!!

鞠莉「ワッツ!?」

果南「速い!」

千歌「あれだけ動きまわったのにまだあんな力が!?」

理亞「見せてあげる!これが、極寒の地で鍛え上げた私達の必殺シュート!」

ビュオオオオオオ

聖良・理亞「「ホワイトダブルインパクト」」

クルッ!

理亞「たああああっ!」

聖良「やあっ!」

シュウオオオオオオ!!

花丸・ルビィ・冬花「「「きゃあああっ!」」」

ダイヤ「な、なんてパワー…!?」

ズバーーーーン

角間『ご、ゴール!先制したのは白恋中学です!』

花丸「な、なに…今の……」

ダイヤ「ぐっ……」ジュウウウウウ~……

理亞「>>181

これが私と姉様の力よ!

理亞「これが私と姉様の力よ!」

千歌「凄い…今のが、必殺技……」

梨子「千歌ちゃん…」

千歌「……いつかチカも、あんな風に格好良いシュート打ちたい!」

梨子「…うん。そうだね」

角間『試合も残すところ後5分程!ここまで鹿角姉妹に翻弄されています!このまま雷門は負けてしまうのか!?』

冬花「絶対に止めます!」

春奈「これ以上好き勝手はさせません!」

理亞「無駄よ!私と姉様の連携は、貴女達には止められない!」

バシュン

春奈「あっ!?」

冬花「しまった!」

角間『ボールは鹿角姉へと飛んでいきます!雷門ここまでか!?』

果南「やあっ!」

バシュン

聖良・理亞「「!?」」

角間『取ったあああああああっ!!!松浦!相手のパスを見事にカットしました!!!』

果南「姉妹揃ってラインあげてる!狙うなら、ここだ!」

バシュン

理亞「しまった!」

聖良「戻りますよ理亞!」

千歌「っ!」ポスッ

角間『ボールは最前線に居たキャプテン、高海に渡った!』

雪野「っ!」ズザ---

千歌「っ!」

ピョーン

角間『高海、雪野のスライディングをかわした!そのままドリブルで切り込んでいきます!』

聖良「追いつきました!」

理亞「行かせないっ!」

ギュウウウウンン!!

千歌「ええっ!?」ビクッ

角間『なんと鹿角姉妹驚異の追い上げ!今の一瞬で高海のすぐ背後まで迫った!』

理亞「終わりよ!」

千歌(ヤバイ…取られそう…)

梨子・曜「「千歌ちゃんっ!」」

千歌「!」

バシュン

声が聞こえた瞬間だった

千歌は躊躇いなくボールを味方に託した

そして…

ピイイイイイイイ!

角間『ゴール!雷門、土壇場で同点に追いつきました!』

千歌「や、やったああああああ!!」

果南「追いついた!」

角間『高海の鮮やかなセンタリングを最後に桜内がダイレクトで合わせて同点!試合を振り出しに戻しました!』

鞠莉「梨子ちゃんナイスシュート☆とっても美しいプレーだったわよ!」

ルビィ「か、格好良かったです!」キラキラ

春奈「最高でした!」キラキラ

梨子「ぱ、パスが良かったんですよ///私の力なんて全然…」

千歌「いやいや梨子ちゃんがあの時チカの事呼んでくれたからこの1点が入ったんだよ!最高のタイミングで声出してくれたし梨子ちゃんはもっと喜んで良いんだよ」

梨子「…あ、ありがとう///」

曜「…」

ダイヤ「またも振り出し。この勢いに乗って逆転しますわよ」

ピッ!ピッ!ピーーーーー

角間「ここで試合終了のホイッスル!試合は1-1の同点引き分けとなりました!」

千歌「ええっ!?もう30分経ったの?はや…」

果南「楽しい時間はあっという間だったね」

鞠莉「そうね…」

久遠「両チームとも、礼」

雷門サッカー部「「「「ありがとうございました!」」」」

白恋イレブン「「「「ありがとうございました!」」」」

パチパチパチパチ

角間『両チームの健闘を称え学校に居る生徒や先生達から惜しみない拍手が送られています』

おお!いいですねぇ!

理亞「…高海千歌!」

千歌「!」

理亞「これで終わりなんて、私は納得してないから」

理亞「……決着は、FFの本戦で着けるわよ。だから、絶対に勝ちなさいよ!」

千歌「……ありがとう!」ニッコリ

理亞「…行きましょう。姉様////」プイッ

聖良「…」ペコリ

白恋中との練習試合から20分後、雷門は陽花戸中と試合を行った

白恋戦が初の試合という経験の浅い雷門は、この試合で全員動きに精彩を欠いた

2試合目ということでパフォーマンスは落としていたが、なんとか25分0-0と粘っていたが、最後の最後に1年生MF立向居勇気選手のヘディングシュートが決まり0-1と惜しくも敗れた

今日はここまで
続きやる時はお知らせします

22時くらいに再開します

【部室】

試合の翌日、ゴールデンウィークが終わってから千歌達はいつものように放課後まで授業を受けてから部室に来ていた

千歌「必殺技の特訓がしたいです!」

果南「あ、私も」

ダイヤ「これから先、強力なストライカーと何度も戦うことになる筈。その時、相手の必殺技に吹き飛ばされない強い必殺技が欲しいんです」

鞠莉「マリーも必殺技を覚えたいデース!」

久遠「…これから練習をもっとハードにするが、それでもいいか?」

千歌「覚悟の上です!」

冬花「私達、試合に勝てる選手になりたいの」

久遠「…いいだろう。必殺技の特訓を許可する」

「「「「ありがとうございます!」」」」

【スポーツジム】

梨子「必殺技を覚えたいって言ってたけど、技のイメージって出来上がってるの?」

千歌「…それがまだ微妙なんだよね」

梨子「微妙なんだ…」

千歌「あ、でも最初はミカンをモチーフにしたシュートにしたいって決めてあるの!みかんは好物で、シュートは一番好きなプレーだから両方を合わせたいなって」

梨子「そっか…頑張ってね!」

千歌「うん!」

【グラウンド】

千歌「必殺のみかんシュート!」

シュウウウン!

ダイヤ「っ!」

パシッ!!

千歌「うーん…全然上手く行かない…」

ダイヤ「まだまだ時間はありますわ。さあ、どんどん打ってきてくださいまし!」

千歌「わかった!」

シュウウウン!

.
.
.
.
.
.

果南「やあっ!」

シュウウウン!

ダイヤ「はあああっ!!」

パシッ!

果南(違う!こんなんじゃない!)

ダイヤ(イメージが、固まりませんわ!)

鞠莉「てえええいっ!」

梨子「っ!」

ヒョイ!

鞠莉「ああっ!また抜かれちゃった…」

.
.
.
.
.
.

【十千万・温泉】

千歌「今日すぐに出来るとは思ってなかったけどさ…もう少しいい感じにバーン!ってなると思ってたんだけどな~…」

千歌「みかん…シュート…ここまでイメージできてるし後はボール蹴りながら、なんて思ってたけどまだまだ足りないかな…」

梨子「まあでも今日始めたばかりだし、焦らずに行こう」

千歌「…うん。そうだね」

梨子「>>195

そうだ!私の必殺技を見せてあげようか?もしかしたらそこからインスピレーションが出るかもしれないよ

梨子「そうだ!私の必殺技を見せてあげようか?もしかしたらそこからインスピレーションが出るかもしれないよ」

千歌「え?梨子ちゃん必殺技使えるの!?」

梨子「うん。明日の練習で、ね?」

千歌「うわー、ありがとう梨子ちゃん!」

ギューーーー

梨子「ちょ、抱きつかないでよもう///」

幼女「ママー、ぎゅー♡」

お母さん「うふふ、ありがとう♪」

おばあちゃん「若いっていいのう…」

百合女子「萌え////」

【梨子の部屋】

千歌「りこちゃーん♡起きて。おーきーてー♡」

ユサユサ…

梨子「ん……千歌ちゃん?」

千歌「来ちゃった♡」

梨子「来ちゃったって…まだ5時よ」

千歌「でも梨子ちゃん、いつもだいたいこんな感じの時間に起きるでしょ?」

ブニュッ

梨子「きゃっ!」

千歌「あはは。今日もオムツびっしょびしょだね♡」

梨子「い、いきなり変なところ掴まないでよ。セクハラよ…///」

千歌「ごめんごめん。でも目が覚めたでしょ?河川敷行こうよ」

梨子「…着替えるからちょっと待っててね」

千歌「はーい」

【河川敷】

ザブン!

梨子「バブルボイル!」

シュウウウン!

千歌「うわあああっ!み、水系のシュート!」

梨子「ど、どうかな?」

千歌「凄い!凄い!格好いいシュートだったよ!」

梨子「あ、ありがとう…///」

千歌「あれ?でも、こんな凄いシュートがあるならなんで練習試合の時打ってくれなかったの?」

梨子「そ、それは…////」モジモジ

千歌「あ、わかった!水だとおもらしを連想しちゃうから使いたくなかったとか!」

梨子「!?」ギクッ

千歌「…あれ?でもそれだと今チカに披露してくれた理由にはならないか」

梨子(ホッ……)

千歌「>>199

まっ、いっか。
よーし!私も必殺技習得するよう頑張るぞー!

千歌「まっ、いっか。よーし!私も必殺技習得するよう頑張るぞー!」

梨子「今6時…8時に練習切り上げても学校には予鈴前に着くわね」

千歌「そんなに時間あるんだ。早起きして良かった!」

果南「ほっ…ほっ……」

たああああっ!

果南「ん?あれは…」

千歌「えーいっ!」

シュウウウン!

梨子「次行こう次!」

千歌「たあっ!」

シュウウウン!

果南「あの2人…こんな朝からサッカーの特訓してるんだ」

果南「……よーし!」

タッタッタッ

果南「おーい!千歌!梨子ちゃん!私も混ぜて!」

【2-2教室】

千歌(みかん…シュート……あと、せっかく梨子ちゃんがチカの為に見せてくれた必殺技も出来たら技に組み込みたい…)

千歌(みかん…水…シュート…)

千歌「うーん……」

先生「ではこの問題を…高海さん」

千歌「えっ!?あ、えっと……」

梨子「ここの答えは+6だよ」ボソ

千歌「ろ、6です!」

先生「その通り。高海さん、ちゃんと起きて真面目に考えて授業の問題を解いてくれて…先生嬉しい限りだわ!」

千歌「あ、あはは…」

梨子「…なんで普通に授業受けてるだけで感動されてるの?」

千歌「い、1年の時この人の授業結構寝てたから」

梨子「……なるほど」

キーンコーンカーンコーン

千歌「やーっとお昼だ。もうお腹ペコペコ…早速ご飯」

千歌「……の前にちょっと自販機行ってくるね」

梨子「あれ?千歌ちゃん河川敷には水筒持ってきてなかった?」

千歌「持ってきてたけど特訓中にほとんど飲んじゃって、今もう中身ないの」

梨子「なるほどね」

.
.
.
.
.
.

千歌「さーてお茶お茶……おおっ!」

フ。ンタオレンジ

千歌「やった!自販機フ。ンオレ売ってくれるようになったんだ!ラッキー!」

ピッ!

千歌「やったー!ゲットー!」

.
.
.
.
.
.

梨子「お昼に炭酸って、結構キツくない?」

千歌「まあ昼休みに全部飲み干すわけじゃないしそんなキツくはないかな?」

ゴクゴク

千歌「ぷはー!美味しい~♡」

千歌「シュワシュワしてて最高!やっぱりジュースはオレンジ、が………」

梨子「千歌ちゃん?」

千歌「これだあああああああっ!!!」

梨子「>>205

何か思い付いたの?

梨子「何か思い付いたの?」

千歌「うん!あのねあのね!」

.
.
.
.
.
.

【グラウンド】

ザブン!

千歌「バブルボイル」

ポーン…

千歌「あれ?上手く行かないや…」

梨子「大丈夫だよ。焦らず、数をこなしていこう」

千歌「うん!」

曜「千歌ちゃん、もう必殺技のイメージできたの?」

千歌「うん!これから梨子ちゃんと二人三脚でバブルボイルを覚えて、その後オリジナル技へとアレンジするんだ~」

果南「へ~。で、どんな技なの?」

千歌「まあ、簡単に言うとオレンジ色のバブルボイルかな。炭酸飲料をイメージさせるようなそんな技にしたいの」

ダイヤ「フ。ンタみたいな感じですか?」

千歌「そう!」

冬花「炭酸飲料をモチーフにした必殺技だって。面白いね」

久遠「ああ」

果南「よーし、千歌が必殺技を覚えるなら私達だって負けられないぞ!」

鞠莉「イエース!次に必殺技を覚えるのはこのマリーデース!」

ダイヤ「千歌さん!完成したらすぐに私に打って下さい!ホワイトダブルインパクトの感触は今も覚えていますから、私の感覚が役に立つと思いますわ」

冬花「…私も必殺技を作りたくなっきちゃった」

久遠(まだ時間はかかると思ったが、このチームが開花し始めるのはそう遠くないかもしれんな)

曜「フ。ンオレから必殺技のイメージ固めちゃうなんて、やっぱり千歌ちゃんは凄いなぁ」

千歌「今朝河川敷で梨子ちゃんがバブルボイル見せてくれたおかげだよ!梨子ちゃんありがとうね~♡」スリスリ

梨子「もう、くすぐったいよ千歌ちゃん///」

曜「>>210

~~~~っ!(千歌ちゃん…)ズキッ

(なんで………何で私に声かけてくれなかったの?私だって声をかけてくれたら千歌ちゃんの練習を手伝ったのに………)

可能なら()の中は>>211でお願いします

曜「~~~~っ!」

曜(なんで………何で私に声かけてくれなかったの?私だって声をかけてくれたら千歌ちゃんの練習を手伝ったのに………)ズキッ

梨子「千歌ちゃん。いつまでもくっついてないでそろそろ離れて///」

千歌「…………そうだね。名残惜しいけど、必殺技を覚えるのも大切だからね」

千歌「時間が許す限り、2人で特訓しよう!」

梨子「うん」

曜「…」

久遠「今日の練習はここまでだ」

「「「「お疲れ様でした!」」」」

千歌「ねえねえ梨子ちゃん!明日も河川敷で朝練やろやろ!」

曜「!?」ズキッ

梨子「いいよ」

果南「私も明日特訓に参加するね」

花丸「あの、マルも行っていい?マル、朝4時には起きてるので…」

千歌「勿論だよ!遠慮なんてしないでいつでも参加して!」

花丸「は、はいっ!」パァァァ

曜「ホッ…」

曜(……あれ?なんで今ホッとしたんだろ?)

おまけ・翌朝、梨子の部屋にて…

(^8^)ちゅんちゅん

千歌「また今日もいっぱい出てるね。お・ね・しょ♡」

梨子「////」カァァァ

ぺちん

千歌「あう…」

梨子「だからバブルボイルは使いたくないのよ…」

千歌「いや、梨子ちゃんバブルボイル使わない日でも毎日オムツに漏らしてr梨子「バブルボイルのせいよ」

千歌「…春将軍に家のお風呂、バブルボイルの次は何で言い訳するのかな?」ニヤニヤ

梨子「楽しむような顔しないで///」

今日はここまで
続きやる時はお知らせします


試合の後もちゃんと特訓してていいね

21時くらいに再開します

【部室】

ダイヤ「明日からはテスト1週間前ということで練習はしばらく休みとなりますわ」

千歌「いよいよ来たか…テスト期間……」

久遠「テストで赤点を取れば補習を受けることになります。そうなれば、部活をする時間は削られます。そうならないよう今からきっちりと勉強してくださいね」

「「「「はーい」」」」

曜「あ、あのさ…ちk果南「千歌。今年も一緒に勉強しようか」

千歌「いいよー!」

花丸「梨子ちゃんが良かったら、マルの勉強を見て貰っても良いかな?」

梨子「勿論」

果南(そう言えば梨子ちゃんって前は帝国学園に通ってたんだよね。ってことはもしかしたら3年とはいえ私の勉強を見て貰えたり!)

果南「あ、じゃあさ!梨子ちゃん達も一緒に勉強しようよ!」

千歌「お!河川敷カルテットで勉強会か!いいね!」

梨子「私は構わないけど…マルちゃんはそれでもいい?」

花丸「よろしくお願いします」ペコリ

果南「決まりだね(っしゃあ!)」

曜「…」

【翌日・1-3教室】

千歌「マルちゃ~ん。迎えに来たよ~」

果南「やっほ~」

梨子「じゃあ行こうか」

花丸「あ、千歌ちゃんの家に行く前に寄るところあるから、先にそっち行っていいかな?」

千歌「いいよ~」

果南(寄るところ?何処だろう?)

【マンション】

ピンポーン

千歌「津島って書いてある」

梨子「ということは、ここって…」

キイイイッ…

善子「はーい…」

花丸「あ、善子ちゃん!こんにちは!」

善子「花丸…と」

千歌「やっほー善子ちゃん」

梨子「久しぶり」

果南「あれ?千歌達知り合い?」

千歌「まあね」

花丸「はいこれ。プリント持ってきたよ」

善子「ありがとう。今日はやけに早いわね。いつもは部活の後で届けてくれるのに…」

花丸「テスト期間に入ったから部活が休みになったの」

善子「そう…」

花丸「テスト、受けなかったら補習は間違い無いと思うから、その……」

善子「……」

花丸「…ごめん」

果南(話が全く見えないけど、空気が重いし黙ってよ…)

花丸「じゃあね善子ちゃん。また明日…」

善子「……ええ。また」

バタン

花丸「…また今日も振られたずら」

果南「えっと…もしかしてあの子、不登校ってやつ?」

花丸「うん。いつも学校に来て欲しいなって、誘ってるんだけどね…」

千歌「まあ仕方ないよ。私はその時体育館には居なかったけど、入学式から春将軍の被害に遭ってたみたいだし」

果南「入学式…あっ、あの入学式で壮大におもらししてた子か。思い出した」

花丸「>>234

そう言うこともあって不登校になったズラ。
それだけじゃないけど………ボソ

花丸「そう言うこともあって不登校になったずら。それだけじゃないけど………」ボソ

千歌「それだけじゃない?他に何かあるの?」

花丸「…善子ちゃん、春将軍に襲われたショックに加えて、学校行ってない間に友達関係が出来上がってるだろうからそこに入れず孤立する事を怯えてるみたいで」

果南「なるほど。難儀だね…」

花丸「加えて学校に行ってもしもおもらしのことを馬鹿にされたら…って」

千歌「無い……とは言い切れないよね」

果南「私らは梨子ちゃんで耐性付いてるけど普通の人はそうでもないだろうし」

花丸「ひとりぼっちが嫌なら、マルの側に居てもいいんだよって言ったこともあったけど、それでもまだ中々信用してもらえなくて…」

千歌「…」

花丸「……でも今日はもうこれ以上は何も出来ないみたいだし、明日また出直すよ。テスト勉強もあるし」

花丸「行こう!行こう!千歌ちゃんの家って上がったことないからどんなところか楽しみー!」

千歌(マルちゃん。無理にテンション上げてる。よっぽど善子ちゃんに学校に来て欲しいんだね。こういう時こそ先輩としてなんとかしてあげたいな…)

梨子(でもどうするの?毎日プリント届けてるマルちゃんですら警戒するくらい人間不信みたいだし、私達に出来そうなこととかある?)

千歌(うーん………そうだねぇ……)

【十千万・千歌の部屋】

千歌「むむむむ…」

梨子「あ、千歌ちゃん。そこの問題間違ってるよ」

千歌「え!?嘘!」

梨子「こっちの解き方は先週習った方程式で…」

.
.
.
.
.
.

梨子「そっちの解き方はこの方程式使うの。そっちは…」

千歌「あー、もうめんどくさい!勉強飽きた!」

梨子「早っ…まだ30分よ?」

花丸「梨子ちゃん。この問題は?」

梨子「ここね。ここはこうやって…」

花丸「あ、なるほど!ありがとう!」

スラスラスラ…

千歌「うう…全然捗らない。ボール蹴りたいよ~」

梨子「テスト期間なんだからちょっとくらい我慢しなさい」

千歌「うぇぇ……」

千歌「………あっ、そうだ!」

ピーン!

千歌「…とりあえず勉強は頑張る。もう本当頑張る。だから勉強頑張ったらご褒美にボール蹴らせて。ね?」

梨子「!」

梨子「………わかった」

千歌「やったー!」

梨子「その代わり、ボールを蹴るのは…」

.
.
.
.
.
.

【翌日・マンション】

ピンポーン

キイイイッ…

善子「はーい…」

千歌「やっほー善子ちゃん」

善子「…あれ?千歌ちゃん?珍しいわね。何しに来たの?」

千歌「一緒に遊ぼう!」

善子「…は?」

善子「え?なに?遊ぶってなに?どういうこと?」

千歌「実はさ、テスト勉強してたんだけど毎日勉強ばっかりしてたら疲れるしストレス溜まるからたまには息抜きにボール蹴りたいなって思ってたの」

千歌「でも梨子ちゃんや花丸ちゃん達はテスト勉強したいテスト勉強したいって言ってチカの誘い断るんだもん。皆ガリ勉過ぎるよ」

善子「いやテスト期間なんだしそれが普通でしょ…」

千歌「そ・こ・で!暇な善子ちゃんを誘いに来たの!一緒にボール蹴ろ!」

善子「…」

【河川敷】

善子「…」

バシュン

千歌「いいフォームで蹴ってるね。やっぱり経験者だけあってパス回しもスムーズに進むよ」

バシュン

善子「…」ポスッ

善子(この人、上手い。さっきからずっとヨハネの胸元にボール届けてる。こっちは前後左右色んなところにボール蹴ってるのに、それでもちゃんと相手の位置に正確に…)

.
.
.
.
.
.

バシュン

善子「…」ポスッ

バシュン

善子「…」ポスッ

善子(上手いけど!確かに上手いけど、さっきからずっと胸にしかボール飛んできてないわ!)

千歌「ナイス胸トラップ!上手いよ!」

善子「>>242

喧嘩なら買ってやるわこの巨乳があああ!!!!

善子「喧嘩なら買ってやるわこの巨乳があああ!!!!」

千歌「えええっ!?なんでか怒られた!」

善子「うおおおお!!!」

千歌「よくわかんないけど…真っ向勝負なら負けないよ!」
.
.
.
.
.
.

.
.
.
.
.
.
善子「ハァ…ハァ……全然、ボール取れなかった……」

千歌「引きこもりちゃんには負けないよ」

善子「…流石は中学生。完敗よ」ストン

千歌「全国準優勝を経験した監督に毎日鍛えて貰ってるからね」ニッコリ

善子「……決めた。私もサッカー部に入るわ」

善子「千歌ちゃんと同じ土俵で自分を鍛えて、いつか今日のリベンジを果たすんだから」

千歌「……うん。待ってる」ニッコリ

【マンション】

千歌「昨日のあの流れでなんで今日も学校休んでるの!?」

善子「待って!待って!まだ…まだ…学校行く勇気が……」

花丸「はいこれ。今日のプリントだよ」

善子「ありがと…」

千歌「…まあ、学校に来られるようになるまで気長には待つよ。それは全然いいよ」

善子「ほんと、明日こそ…明日こそ本気出すわ」

花丸「そんなこと言う人に限って明日になったら逃げるタイプずら」

善子「」

その後、花丸が言ったように善子が再び学校に通うようになったのは翌日ではなかった

【1-3教室】

テスト期間も過ぎてようやく部活動が再開するというめでたいこの日…

善子「////」ソワソワソワソワ

善子「!?」ブルルッ

じゅいいい…
じゅぼおおおおお~~

善子(や、やだ…音が…////)

先生!津島さんまたおしっこ漏らしてます

またー?

今日だけで何度目よ?

先生「国木田さん。津島さんを保健室へ連れてってあげて」

花丸「わかりました」ガタッ

ルビィ「>>248

花丸ちゃん、頑張ルビィ

ルビィ「花丸ちゃん、頑張ルビィ」

花丸「…行こう。立てる?」

善子「…」コクッ

.
.
.
.
.
.

善子「ごめんなさい花丸…再登校の初日から何度も……」

花丸「善子ちゃんが緊張してる時と寝てる時にオシモが緩いのにはもう慣れっこずら。何年オムツ替えてきたと思ってるの?今更気にしなくていいんだよ」

花丸「それに……」

【保健室】

ガラララ

花丸「ほら居た」

千歌「梨子ちゃーん♡チカがやさしーく、オムツ替えてあげまちゅからね////ハァハァハァ」

梨子「い、一々赤ちゃん言葉使わなくていいから…///」プイッ

千歌「そっちも漏らした?」

花丸「漏らしたずら」

千歌「そっち何回?チカは梨子ちゃんのオムツ交換これが4回目だよ」

善子「勝ったわ!これから3よ!」

梨子「>>252

あっ…////(残ってるおしっこを漏らしてしまう)

梨子「あっ…////」

チョロロロロ~

千歌「…少ないけどちゃんと綺麗なアーチ描いてたね♡」

梨子「うう…////」

千歌「ちょうどオムツ開けっぱなしにしてたからレアなもの見れちゃった♡」

花丸(凄いの見ちゃった…////)

善子(ひ、人のおしっことか初めて見た…い、イケナイものを見てるみたい///)

梨子「ほぅ…////」←おしっこを出し切ってスッキリした顔をしていた

【1-3教室】

キーンコーンカーンコーン

ルビィ「…いよいよだね。善子ちゃん」

花丸「遂に放課後が来たずら」

善子「ええ…」

花丸「……不安?」

善子「正直言うと」

ルビィ「大丈夫。ルビィ達が付いてるよ」

善子「ありがとう」

善子「…スーーーーーッ、ハーーー」

善子「……覚悟は決めた。行くわよ!」

いざ、入部届けを持ってサッカー部の部室へ…

先生「あ、津島さんはテスト受けてないから補習よ」

善子「」

ルビィ・花丸「「んがっ!」」ガクッ

……善子ちゃんの入部は、もう少しだけ先の話になりそうです

今日はここまで
続きやる時はお知らせします

後出来たら練習試合の相手の実力が原作と比べてどれくらいの強さなのか>>1の意見を聞いてみたいところ

原作雷門キャラ達はどうなっているか聞きたい
別の中学校のキャラとしてだしてもいいけど

>>258
エイリア学園編を基準として
白恋>白恋(in鹿角姉妹)
白恋は昨年できたばかり、という設定はそのままに、かつFFが始まる前なので原作時点より若干弱いイメージでお願いします

陽花戸(立向居GK)<<< 陽花戸(立向居MF)
陽花戸はFFに向けて調子を上げているので、チームクオリティは原作以上、非常に高いと思ってください

>>259
あまり色んなことは言えませんが、鬼道は帝国学園、豪炎寺は木戸川清修に居ます

19時くらいに再開します

【スポーツジム】

千歌「ふんぬぬぬっ!」プルプル

果南「47…48…よんじゅうっ、きゅうっ!」

鞠莉「まだ…まだっ!」

ルビィ「る、ルビィだって…負けないもん!」プルプルプル

善子「…サッカー部って、いつもベンチプレスやってるの?」

花丸「いつもじゃないよ…ウェイトは3日1回くらい…」←4回リタイア

善子(それでも多いわよ…)

.
.
.
.
.

久遠「っ!」ピッ!

千歌「にじゅう…っ!」

善子(あんなの持ち上げた直後に腕立てとか鬼すぎっ!)

久遠「よし。ここまでだ」

善子「ふぅ…終わっ…」

久遠「次はスクワット50回」

善子「ひいいいっ!?」ガ-ン

【グラウンド】

ルビィ「っ!」

バシュン

果南「もっと強いパス出して!試合だと今のは敵に取られてカウンターくらっちゃうよ!」

ルビィ「は、はいっ!」

千歌「バブルボイルっ!」

シュウウウン!

梨子「うん。よくなってる!今のを忘れないうちに何本も蹴って行こう!」

春奈「っ!」

サッ!

冬花(左っ!)

バシュン

春奈「あちゃ…これも読まれちゃいました…」

冬花「だんだんフェイントの傾向とか掴んできたよ。負けた分取り返させて貰うね」

善子「ゼェ……ゼェ……」

花丸「…」

鞠莉「マル?ぼーっとしてどうかした?」

花丸「……疲れたずら」

久遠「津島、国木田、お前達は外れていろ」

「「はい…」」

ゴクゴク

花丸「ぷはぁ……」

善子「ハァ…ハァ…」

花丸「マル、入部してもうすぐ2ヶ月くらいだけど、まだまだ先輩やルビィちゃんみたいに動けないの…」

善子「ハァ…ハァ…」

花丸「マルみたいに2ヶ月経っても体力が伸びない人は居る。人には人のペースが、無理に付いていこうとしなくていいんだよ?」

善子「ハァ…ハァ…」

花丸「……善子ちゃん?」

善子(なんか言ってるけど何言ってるのかしんど過ぎてよく聞こえない…ってかあの練習の後で話しかけるとかよくそんな余裕あるわね……)

【マンション】

善子「ただいまー…」

善子ママ「おかえり。部活どうだった?」

善子「しんどかった。だからもう寝る…」

善子ママ「え?晩ご飯は?」

善子「いらない」

【善子の部屋】

善子「すー……すー……」

善子「んっ…」

ジュオオオオオオオ~~~

善子ママ「オムツ持って来たのは正解だったわね。さっそくおねしょしてるわ」

善子「すー……すー……」

善子ママ「凄い熟睡して、よっぽど疲れたのね。このまま寝かせておいてあげよっか」

善子ママ「おやすみ、善子」

ナデナデ

.
.
.
.
.
.

(^8^)ちゅんちゅん

布団「」ビッショリ…

善子ママ「…」ニッコリ

善子「ママ…あの…」ガタガタブルブル

善子ママ「おしりぺんぺん20回ね♡」

善子「」

善子ママ「寝る前にちゃんとトイレに行っての世界地図なら、いつもお仕置きしないでしょ?でも今日は…いつもやってることを怠った罰、よ?」ニコォ…

善子「>>275

そ、そんな~

善子「そ、そんな~」

善子ママ「そういう訳だから、ママの膝にお腹乗せて」ポンポン

善子「うう…はい…////」

ぺちーん!

善子「痛ぁっ!!」

ぺちーん!

善子「あああっ!?」

善子ママ(ママが寝る前にもう1回オムツ交換したのに、それでもオムツを貫通して世界地図を描いたんだから一晩だけで何回おねしょしたのかしらね?)

ぺちーん!

善子「うう…お尻がヒリヒリする朝とかいつぶりだったかしら…?」

千歌「あ、善子ちゃんだ」

果南「おはよー」

善子「…朝から珍しい組み合わせね」

花丸「マル達いつも朝から河川敷で特訓してるんだ」

梨子「そのついでに一緒に登校してるのよ」

善子「へえ。知らなかったわ」

善子(昔はかけっこや持久走ではいつもビリだった花丸が、朝の特訓と部活をこなすようになるとはね…世の中ってわからないものだわ)

【部室】

千歌「そういえばもうすぐFFの抽選会の日だね」

花丸「ふっとぼー…ん?」

ルビィ「要するにサッカーの夏の公式大会のことだよ」

花丸「あー、なるほど」

千歌「…チカ達もいよいよ公式試合に出られるのか。楽しみ!」

善子「ところで、このサッカー部って何処まで目指してるの?」

ダイヤ「それは勿論、やるからには1番ですわ。新設チームといえども目標は高く!目指すはFFの頂点ですわ!」

おおっ!いいですねぇ!

ダイヤ「ただ、1番を目指すとは言いましたが道のりは決して楽ではありませんわ。東京都予選は、ここ5年だけでも優勝を帝国学園と木戸川清修に独占されています」

ルビィ「険しい道のりなんだね…」

ダイヤ「ええ。険しい道のりですわ」

果南「加えて去年の成績は木戸川が優勝、帝国は準優勝だから東京都予選のシード2枠はこの2校のもの。つまり、優勝候補の筆頭が揃いも揃って別ブロックに行っちゃったんだよね」

千歌「つまり、私達が東京都予選を勝ち抜いて全国へ行くには帝王と覇王、どっちも倒さないとダメなの」

善子「…」ブルッ

花丸「>>279

(善子に対して)…漏らした?コソッ

花丸「…漏らした?」コソッ

善子「……うん////」

千歌「梨子ちゃんは漏らしてない?」

梨子「私は帝国学園に居たから、去年負けたって学校中で騒がしかったのは知ってるし…」

鞠莉「そういえば梨子ちゃんは帝国学園出身だったわね」

梨子「はい。でも私サッカー部に居なかったからこれといった情報はないですよ」

鞠莉「そうだったわね」

梨子「ただ、1年でレギュラーだった鬼道有人君とは同じクラスだったよ」

曜「……自慢?」

梨子「そんなこと………あるかな~」

千歌「くー!有名人と元クラスメイトとか羨ましいー!」

ダイヤ「…話戻してもよろしいでしょうか?」

曜「あ、ごめん。続けてどうぞ」

ダイヤ「オホン…とにかく、私達が頂点に行くまでの道のりは険しいですが、それでもやれることをやるまでです。まだ夏の本番まで1ヶ月ありますから浮き足を立てず、地に足をつけて特訓を重ねればかならz
ピンポンパンポーン

角間『2年2組、高海千歌さん。理事長室まで来てください』

ピンポンパンポーン

千歌「…え?」

ダイヤ「千歌さん。また何かやらかしたんですの?」

千歌「いや知らない知らない!私何もしてないよ!」

鞠莉「とにかく理事長室まで行ってみたら。そうじゃないと話進まないし」

千歌「そ、そうだね…」

【理事長室】

コンコン

総一郎「入りたまえ」

ガチャ…キイイイッ…

千歌「失礼しまーす…」

総一郎「おお。高海君か。よく来てくれた」

千歌「…あの、私はどうして呼ばれたんでしょうか?」

総一郎「実は今後のサッカー部の活動について聞いておこうと思ってな」

総一郎「…単刀直入に聞くが、君達はFFに出たいと思っているかね?」

千歌「あ、はい!勿論です!」

総一郎「そうか。だが、今のままサッカー部をFFに出すわけにはいかない」

千歌「ええっ!?そんな!ど、どうして…」

夏未「実績がないからよ」

千歌「!」

夏未「去年活動を開始したばかりで、未だに練習試合で未勝利。そんな実績のないチームを公式戦に出場させると思ってますか?」

千歌「うう…で、でも…練習試合、勝てなかったけど結構惜しかったよ?」

夏未「そうですね。2試合とも善戦、特にFFの本戦にも何度も出場している陽花戸中学のレギュラーメンバーを相手に最後まで接っていたという内容は、学校としても高く評価しています」

夏未「ですが、どんなに内容が良くても勝利という結果はまだ付いていない。そんな部を公式戦には出せません」

千歌「」ガ-ン

千歌「そ、そんなぁ……」orz

夏未「今はまだ、部として勝利という結果がない。それでも…どうしてもFFに出たいですか?」

千歌「!」ガバッ!

千歌「そ、それは勿論!」

夏未「でしたら今週末に練習試合を組みます。そこで勝利出来たら…その時はFFへの参加を認めます」

千歌「!」パァァァ

千歌「う、うれしい。けど、そんなこと貴女が勝手に決めていいの?」

夏未「これはもう既に決定事項なのよ。私の言葉は理事長の言葉。ですよねお父様?」

総一郎「うむ。その通りだ」

夏未「という訳で、次の週末を楽しみにしているわ」

夏未「先ほども言ったように、学校は試合内容を高く評価していますから、チャンスを掴んでくれることを期待しています」

千歌「…ありがとうございます!」ペコリ

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【再び部室】

ダイヤ「そうですか。FF参加を賭けた大事な練習試合…」

善子(え?待って…ヨハネのデビュー戦がそんな大事な試合なの?え?え?え?)

じゅぼおおおおお~~

梨子「うう…き、緊張してきた////」モジモジ

千歌「>>287

今シリアスな話したいから漏らしたら怒るよ?

千歌「今シリアスな話したいから漏らしたら怒るよ?」

梨子「…」ギュッ

花丸(善子ちゃんはもうとっくに漏らしてるけど黙っておこ…)

千歌「…ゴールデンウィークの練習試合は2試合とも勝てなかったけど、私達がこれまでやってきたことは通用しなかった訳じゃなかった」

千歌「どっちのチームにも最後まで抗えたんだよ」

千歌「だから、次の試合も練習でやってきた事をいつも通りやろう。結果は絶対に付いてくるから!」

「「「「…」」」」

千歌(…流石にちょっと、綺麗事だったかな?)

曜「…千歌ちゃんの言う通りだよね!自分達がこれまでやってきた事をやれば絶対勝てる!」

果南「流石キャプテン!いいこと言うじゃん!」

ダイヤ「公式戦の前に1勝が増えるだけ。やるべき事は同じですわ」

千歌「皆…!」パァァァ

千歌「…よし、じゃあ練習行こうか!」

「「「「おおおお!」」」」

千歌(それに、理事長の娘さんが言うには私達が2試合目に戦った陽花戸中はFF本戦にも出るような強豪校だったらしいし、そんな強いところと互角に戦えたんだ。大丈夫、絶対に勝てる!)

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【グラウンド】

久遠「既に話は聞いていると思うが、週末は雷門で練習試合を行う」

久遠「試合の方式は公式戦同様30分ハーフだ」

春奈「遂に来ましたね。前後半」

ダイヤ「大会前にハーフで練習試合組めたのはありがたいですわね」

曜「あの…対戦相手って何処になるんですか?」

久遠「御影専農だ」

花丸「御影?そこって強いの?」

千歌「去年のシード校だね。シード校は3回戦から試合するんだけど、去年はその3回戦で木戸川清修に負けたの」

果南「去年公式戦未勝利とはいえ相手は元シード。油断は出来ないよ。まあしないけどさ」

花丸「手強い戦いになるんだね…」

千歌「…試合始まるまでに、必殺技を完成させないと厳しいかもね」

千歌「という訳で!」

梨子「うん。今日も頑張ろう」

こうして千歌ちゃん達は、フットボールフロンティアの出場を賭けた大事な練習試合に向けて特訓を重ねていった

果たして雷門サッカー部は無事フットボールフロンティア出場を勝ち取ることが出来るのか?

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今日はここまで
続きやる時はお知らせします

18時半くらいに再開します

【グラウンド】

角間「本日も東京は晴天、絶好のサッカー日和。本日もここ、雷門中学にて練習試合が行われます!」

角間「この試合に勝てばフットボールフロンティアへの出場が約束されているそうで、練習試合といえど選手達は皆本気で勝ちに行くでしょう。どんな激しいプレーを見せてくれるのか注目です!」

改「今日の対戦相手は最近になってサッカー部が出来たばかりの学校です。恐れるに足りないかと。それに…」

春奈「ドヤァ!」←マントであそんでる

善子「くっくっく…堕天使で悪魔なヨハネ、再び降臨!今日も人間達に悪魔級の格の違いを見せてあげるわ!」

改「ノーデータといえど、あんなコスプレ集団には負けることはないかと」

杉森「そうだな。だがノーデータというのは意外と恐ろしいものだ。そこだけは気を付けろ」

改「はい」

花丸「わー、ヨハネちゃん降臨だ」パチパチ

善子「戦う覚悟は出来てるかしら?リトルデーモン達?」

ルビィ「勿論ですよヨハネさま~!」

千歌「なにやってるの?」

善子「くっくっく…よくぞ聞いたわね。これは津島善子が、堕天使ヨハネとして戦場に舞い降りて戦うための儀式なのよ」

千歌「堕天使?そういえば、初めて会った時もヨハネって名前があるとか言ってたね」

花丸「善子ちゃんは試合前に堕天使になりきることで、ぷれーの質が上がるらしいずら」

善子「なりきるとか言うな!」カァァァ///

ダイヤ「…ああいうおふざけは止めないんですか?」

久遠「選手のモチベーションが上がるのであれば私から止める理由はない」

ダイヤ「……わかりました。監督がそう仰るならこれ以上何も言いませんわ」

果南「ダイヤ、そんなことよりアップ行こう」

ダイヤ「…そうですわね」

タッタッタッ

千歌「初試合だし緊張するかなって思ったけど、全然リラックスしてるね」

曜「うん。でもプレーは期待できるのかな?まだ入部してから日は浅いとはいえ練習じゃすぐバテるから心配…」

千歌「そこのところは私達でフォローしてあげようよ。ね?」

曜「…そうだね。私達で楽にプレーさせてあげられるように点を取ればいいんだよね!」

梨子「////」モジモジ

曜「あれ?梨子ちゃん?」

梨子「トイレ行ってきていい?」

曜「え?また?さっきもトイレ行ってたじゃん」

梨子「き、緊張しちゃって………ううう////」ブルルル

曜「>>307

行ってきてよ…試合中に漏らしたら洒落にならないよ………

曜「行ってきてよ…試合中に漏らしたら洒落にならないよ………」

梨子「~~ッ!」

ピューーーーン!

曜「大丈夫かな?」

千歌「チカも行っとこ。今のうちから出せるもの出しちゃうのだ」

曜「私も行く!」キリッ

【御影専農】

GK………………杉森

DF……花岡、室伏、弘山、稲田

MF……山郷、大部、寺川、藤丸

FW……………山岸、下鶴

【雷門中学】

FW……曜………千歌………梨子

MF………………春奈

MF…果南……………………鞠莉

MF………………ルビィ

DF…善子………冬花……… 花丸

GK………………ダイヤ

千歌「やっと11人揃っての試合だね。楽しみだよ」

曜「皆!どんどんボール回してくれていいからね!」

鞠莉「OK!」

春奈「頼りにしてますよ!」

ピーーーーー

角間「試合開始のホイッスルが鳴った!御影専農からのキックオフで試合開始です!」

改「…」

ポーン

杉森「オフェンスプランA」

「「「「オフェンスプランA!」」」」

バシューーーーン

ルビィ「え?なに?」

バシューーーーン

大部「っ!」ポスッ

バシューーーーン

山郷「っ!」ポスッ

角間「御影専農中、素早いパス回しで駆け上がっていく!」

バシューーーーン

果南「あっ!?」

山岸「っ!」ポスッ

ルビィ「行かせなっ…山岸「改っ!」

バシューーーーン

改「っ!」ポスッ

角間『ああっとボールはあっという間に最前線の下鶴へと繋がった!雷門の選手達が動き出す前に迅速かつ正確にパスを繋いでいます!』

鞠莉(なんて無駄のないプレーなの!)

ルビィ(動く前に動かれる…)

改「パトリオット!シュート!」

バシューーーーン

ヒュルルルルル…

ゴウウウ!

ダイヤ「なっ!?」

角間「ああっと下鶴の必殺シュートが炸裂!御影専農に先制点を許してしまうのか!?」

善子「ギラン!今こそ、悪魔の力…魅せる時!」

善子「デーモンカット!」

コオオオオォッ!!

改「何っ!?」

バシュン!

ポーン…ポーン…

善子「堕天使ヨハネ、降臨」ポスッ

角間「な、なんと津島がシュートブロックだ!雷門、ピンチを凌いだ!」

善子「反撃行くわよ!」

バシューーーーン

果南「っと…」

ポヨンッ♡

果南「あっ、やば…トラップミスった…」

山郷「////」プイッ

果南「っ!」ポスッ

果南(あれ?ルーズボール拾いに来なかった?)

果南「まあいいや、春奈ちゃん!」

バシューーーーン

春奈「ナイスパス!」

室伏(ヒイッ!来た!)ビクッ

春奈「…」スッ

室伏(み、右…)

春奈「曜さんっ!」

ポーン

室伏「あっ!?しまった…」

曜「ナイスパース!」

角間『音無、ヒールリフトでボールを上げた!タイミングバッチリ!渡辺が飛び上がっております!』

曜「決めるよ!そーれっ!」

シュウウウン!

杉森「っ!」

パシィィィッ!!

杉森「…」

シュルシュルシュルシュル…

角間『あっと、しかしここはキーパー杉森の正面でした!両チーム最初のシュートは得点にはなりません!』

曜「あっちゃ…力んだ……」

春奈「>>313

ドンマイです。次決めましょう!

春奈「ドンマイです。次決めましょう!」

曜「うん」コクッ

杉森「…」

シュウウウウ…

杉森(想定よりも重いシュートだ。女子チームだからと甘く見ては痛い目を見ることになるかもしれん…)

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大部「っ!」ポスッ

山岸「大部、パスだ!」

冬花「!」

大部「っ!」

バシューーーーン

山岸(きっちりとマーク付いたところで、競り合いで女に負けるはずがな…)

シュバっ!

山岸「!?」

冬花「っ!」ポスッ

角間『おおっとここで久遠が山岸の前に出て鮮やかな胸トラップ!ナイスパスカット!』

冬花「鞠莉さん!」

バシュン

鞠莉「オーライ!」ポスッ

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山岸(馬鹿な…俺が、俺が競り合いに負けるなど…)

山郷「山岸!」

バシュン

冬花「っ!」

シュバっ!

冬花「それっ!」ポスッ

改「またあいつか!?」

角間『久遠がここも好ブロック!御影専農をゴールまで近付けない、鉄壁です!』

久遠(当然だ。冬花はこのチームで最もパスカットが上手い)

冬花(お父さんの指導のおかげで、男の子にも私のプレーが通用する!)

冬花「ルビィちゃん!」

バシュン

ルビィ「はい!」ポスッ

千歌「さあ、反撃だよ!」

ルビィ「春奈ちゃん!」

バシュン

春奈「任せて!」ポスッ

寺川「行かせない!」

大部「我々のサッカーが一番なんだ!」

春奈「ふっ!」

ヒュン!ヒュン!

「「!?」」

春奈「イリュージョンボール」

角間『音無、必殺技で一気に2人抜きです!』

春奈「千歌さん!」

バシュン

千歌「よし来たー!」ポスッ

梨子「千歌ちゃん!」

曜「行けえええええっ!」

ザブン!

千歌「オレンジ……スプラーッシュ!」

ギュオオオオオン!

角間『高海が必殺シュートを放った!雷門、先制点なるか!?』

曜「オレンジスプラッシュ!?」

梨子「遂に完成したのね!千歌ちゃんの必殺技が!」

杉森「シュートポケットオオオ!」

ジジジジジジ!!

杉森「な、なんだこのパワーは!?ありえん…ありえんぞ!おおおおっ!ぐわあっ!」

ズバーン!

角間『ゴール!先制したのは雷門です!キャプテン高海が、この試合最初の得点を決めました!』

千歌「わーい!やった!必殺技が決まったよ!」

梨子「ナイスシュート!凄いわよ千歌ちゃん!」

千歌「>>318

サッカーじゃ男女差なんて小さいもんよ

千歌「えへへ。特訓に付き合ってくれた梨子ちゃんのお陰だよ!」

曜「私達も続こうね。梨子ちゃん!」

梨子「ええ!」

千歌「勿論チカも追加点取るよ!何点あっても取りすぎってことはないだろうし」

曜「お、一点取った人は言うことが違いますな~」

千歌「まあね~」

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改「パトリオット!シュート!」

バシューーーーン

ヒュルルルルル…

ゴウウウ!

善子「その技はヨハネに通用しないわよ!デーモンカット!」

コオオオオォッ!!

バシュン!

ポーン…ポーン…

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大部「っ!」ポスッ

春奈「キラースライド!」

ズババババ!

大部「なあっ!?」

春奈「梨子さん!」

バシュン

ザブン!

梨子「バブルボイル!」

ギュオオオオオン!

杉森「ぐわあっ!」

ズバーン!

角間『ゴール!雷門、待望の追加点です!』

ピッ!ピーーーー!

角間『ここで前半終了のホイッスル!前半戦2-0で雷門がリードしています!後半戦も前半のように雷門が有利になるか?それとも御影専農が意地を見せるか?』

夏未「こんにちは」

千歌「!」

千歌「理事長の……娘さん…」

夏未「夏未で構わないわ」

夏未「それよりも、前半戦はとてもいい試合をしてくれましたね。後半もこの調子で戦うことを期待しています」

千歌「は、はい…」

曜「……どうも」

果南「……」ゴクッ…ゴクッ…

夏未(あら?試合には勝っているというのに、なんだか雰囲気が暗いわね)

花丸「ハァ……ハァ………ハァ………」

善子「……花丸、アンタ……30分も走り回って、疲れたんじゃ……ないの?」

花丸「………それは善子ちゃんは同じでしょ。特に善子ちゃんは、何度もピンチを救ったし、相当消耗してるんじゃ…」

善子「……まだまだイケるわな。キャリアはアンタやルビィより断然長いのよ」

花丸「う、うん…」

花丸(人の事言えないけど…善子ちゃん、相当疲れてるんじゃないかな?それこそ、堕天使きゃらを演じる余裕もないくらいに…)

善子(クソ!まだよ。まだ…やれるわ!)

迎えた後半戦…

千歌「オレンジ…スプラーッシュ!」

ギュオオオオオン!

杉森「今度こそ決めさせん!シュートポケットオオオ!」

ジジジジジジ!!

杉森「…」

ガシッ!

角間『御影専農の杉森、高海の必殺シュートを防いだ!昨年シード校だったチームのキャプテンとして意地を見せます杉森!』

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室伏(こ、こっち…)スススッ

春奈(フェイントにかかった!ここで右に切り返……えっ!?)

ドサっ!

角間『おっと!ここで音無転倒してしまった!』

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改「パトリオット!シュート!」

バシューーーーン

ヒュルルルルル…

ゴウウウ!

善子「デーモンカット!」

コオオオオォッ!!

ゴウウウ!

善子「防ぎきれない!?そんな…」

ダイヤ「はあっ!」

ガシイイイッ!!

ダイヤ「くっ…」シュウウウウ~

角間『雷門、津島と黒澤の2人でなんとかパトリオットシュートを防いだ!しかし、先程からどうにも動きに精彩を欠いている様子。これは一体どういうことだ?』

.
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千歌「…」

タッ…タッ…

千歌(なに、これ…)

曜「…」

タッ…タッ…

曜(なんだこれ…)

梨子(からだが…からだが……重い……)

バシュン
バシュン






バシューーーーン

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ピッ!ピッ!ピーーーーー

角間『ここで試合終了のホイッスル!2-1で、雷門なんとか逃げ切りました!』

千歌「か、勝った……の?」

梨子「……みたいだ、ね」

千歌「よ、よかった…」

花丸「あつい…みず……」

果南「その前に整列だよ。ほらマル、もう少しだけ頑張って」

花丸「は……はい………」

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千歌「ぷあー!生き返る!」

果南「試合に勝ったからかなん?いつもより身体が水分求めてるよ!」

ゴクゴクゴク

久遠「…ゴールデンウィークと比べ、気温が明らかに上がっている中でここまでよくやった。初めての30分ハーフとしてはこの結果は上出来だ」

久遠「だがFFが開催されるのは7月、今よりもっと暑い時期に公式戦が始まる。今のままではFFを勝ち抜くことはできない」

千歌「…圧倒的体力不足」

善子「ペース配分を考える…」

曜「もっともっと、力つけたい」

久遠「課題は山積みだ。しかしもう時間は残り少ない。それでも、やれることはやるぞ」

「「「「はい!」」」」

久遠「…今日は後半戦でバテてしまいましたが、本番までには必ず修正させます。理事長にそう伝えてくれ」

夏未「承りました。FFでの活躍、期待していますよ」

【オリジナル技解説】

オレンジスプラッシュ…シュートモーション、エフェクト共にバブルボイルと同じ、色は水色メインがオレンジ色メインになった。威力はバブルボイルより高い

今日はここまで
続きやる時はお知らせします

21時半くらいに再開します

【グラウンド】

ピッ!!

千歌「~~ッ!」

鞠莉「~~ッ!」

曜「~~っ!」

善子「ハァ…ハァ…」

花丸「ゼェ…ゼェ…」

タッタッタッタッ!!!

久遠「足を上げろ!腕を振れ!」

善子「ひいっ!は、はいっ!」

花丸「は、はい…」

ダダダダダ!!

【グラウンド】

千歌「ええいっ!」

ズザーーーーーー

果南「あっ!?」

バシュン

久遠「ナイススライディングだ。今のプレーを忘れるな」

千歌「はい!」

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春奈「曜ちゃん!」

バシューーーーン

曜(いち、にの……今!)

ゲシッ!

曜「いっけええええ!」

シュウウウン!

ズバーン!

春奈「今のいいシュートでしたよ!」

曜「うん!忘れないうちにガンガンパス出して!」

春奈「はい!」

練習試合から数日、この日もフットボールフロンティア東京都予選に向けて特訓していた

千歌(7月までに絶対に弱点を克服する!)

善子(体力がすぐに付くなら苦労はない。ならせめてスタミナのペース配分くらいは覚えないと!)

それぞれが自覚している最大の弱点、それを克服するために特訓を続け、時間は流れた…

【2-2教室】

千歌「あーあ…体力に技術に課題はまだまだ残ってるのに、テスト期間に突入か~…」

梨子「赤点は絶対に取ったらダメだよ。補習にかかったら練習の時間が削られるんだからね」

千歌「わかってる。けど朝の特訓は続けたいな。少しはボール蹴っておきたいし」

梨子「……6時から8時まで毎日2時間の特訓を、半分の1時間にする。それなら私も付き合えるわ」

千歌「梨子ちゃん!」パァァァ

梨子「この時期に一切ボール蹴れない日があれば不安になるのはわかるからね」

千歌「ありがとう!本当にありがとう!」

梨子「あ、でももしちゃんと勉強してなかったら朝練自体打ち切ってもらうからね」

千歌「はーい」

【数日後・2-2教室】

先生!今日東京都予選の抽選日だよね!

久遠「ああ」

頑張ってね!

何処と当たっても応援しますから!

頑張れ雷門!日本一へ!

久遠「ありがとう」

千歌「…そっか。今日抽選日か」

梨子「何処と戦うことになっても、今私たちがやる事は変わらないわよ」

千歌「赤点を取らないようテスト勉強する。でしょ?」

梨子「…え?」

千歌「え?なにその反応…」

梨子「いや、千歌ちゃんのことだから特訓するとか言うと思ってたから…びっくりしちゃった」

千歌「チカだって現状が見えないくらい馬鹿ではないからね!?」ガ-ン

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【部室】

7月に入り、学期末テストを終えた千歌ちゃん達…

テスト期間が終了したので、今日再び【全員で】部室に集合した

久遠「1回戦の相手は秋葉名戸に決まった」

果南「秋葉名戸か…」

善子「強いの?」

果南「今年の強さはわかんないけど、実績で言うと毎年1回戦で消える学校だよ」

冬花「一般で言う弱小校だけど、だからこそ絶対に落とせないわ」

鞠莉「1回戦の相手はわかったわ。で、雷門は帝国と木戸川、どっちのブロックに入ったの?」

久遠「木戸川だ」

ルビィ「ってことは準決勝は去年の覇者…」

春奈「帝国学園と戦うのは決勝戦ですね」

久遠「まずは目の前の相手だ。目の前の相手に全力で挑まなければ、先はないぞ」

「「「「は、はい!」」」」

抽選を終え、雷門の最初の相手が決まった

【グラウンド】

ザブン!

千歌「オレンジ……スプラーッシュ!」

ギュオオオオオン!

ダイヤ「きゃああっ!」

ズバーン!

曜「ナイスシュート!凄いよ千歌ちゃん!必殺技の威力がまた一段と上がってる!」

千歌「毎日欠かさずやってる河川敷での特訓のおかげだよ。ね、梨子ちゃん!」

梨子「そう言ってくれると、テスト期間も協力した甲斐があったわ」

千歌「えへへ////」

曜「>>343

………(なんで私を誘ってくれなかったの?千歌ちゃん)

曜「………」

曜(なんで私を誘ってくれなかったの?千歌ちゃん)

久遠「よし、今日の練習はここまでだ」

「「「「お疲れ様でしたー」」」」

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果南「……ぷはー!生き返る~」

曜「果南ちゃん」

果南「曜。どうかした?」

曜「ちょっと、2人で話したいんだけど、いいかな?」

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果南「え?そりゃあの2人が期末前も河川敷で練習してるのは知ってるよ。ランニング中に何度も声かけたし」

曜「そ、そうなんだ…」

果南「梨子ちゃんはともかく、千歌も特訓する余裕があるとは思わなかったよ。私なんて朝はランニングだけで済ませないと勉強追いつかないくらいだし…」

曜「…花丸ちゃんは?」

果南「マルも私と同じ理由」

曜「……私だって余裕あったのに」ボソ

果南「え?なに?なんて?」

曜「…ありがとう。それだけわかったらもう十分だよ」

スタスタ…

果南(最後何て言ったんだろ?)

【部室】

果南「私達も明日の朝から河川敷での特訓に復帰するね」

千歌「おお!頼もしい!」

善子「あの…えっと…////」モジモジ

花丸「!」

花丸「…善子ちゃん。もし良かったら善子ちゃんも一緒に特訓する?」

善子「え!?」

千歌「善子ちゃんも参加するならチカ嬉しいな!」

梨子「でも大丈夫?朝早いよ?起きられる?」

花丸「そこは大丈夫だよ。善子ちゃん朝はおねしょでびしょびしょになった髪や身体を洗うために朝風呂入ってるくらい早起きだから」

善子「ちょ、なに言ってくれてるのよ!」カァァァ////

花丸「まあまあ。本当は善子ちゃんも特訓参加したかったんでしょ?でも勇気が出なくてもじもじしちゃってたんだよね?」ボソ

善子「>>347

違うわよ!オムツ替えて欲しいの!

善子「違うわよ!オムツ替えて欲しいの!」

花丸「あ、そっちだったの。なるほど。汗臭いジャージを脱がない理由に合点がいったずら」

花丸「トイレ行こうか。着替えはマルが面倒見てあげるずら」

善子「お願い…////」

【翌朝・河川敷】

果南「再結成!河川敷カルテット!」

千歌「いえーい!ぱちぱちー!」パチパチ

花丸「今日からまたよろしくお願いします」

千歌「おねがいしまーす!」

千歌「…とまあ、盛り上げはここまでにして早速特訓しようか。今は1秒だって無駄にしたくないしさ」

果南「オッケー」

花丸「頑張るずら!」

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【河川敷カルテット】

千歌←元々朝に弱かったが、梨子ちゃんのおねしょでパンパンのおむつが見たいが為に朝に弱いのを克服した
梨子←おねしょの後始末のため朝は非常に早い
果南←元々朝に強い
花丸←元々朝に強い

果南「それっ!」

シュウウウン!

ズバーン!

千歌「ナイスシュート!」

美渡「しっかし、あの千歌が朝から特訓なんてね。今まで朝は寝ること最優先だった千歌が、朝から特訓するなんてサッカーにはどんだけ魅力があるのやら…」

志満「千歌ちゃんにもやっと、夢中になれるものが見つかったのよ」

美渡「あの飽き性の千歌に見つかった、夢中になれるもの。か…」

千歌「梨子ちゃ~ん♡」スリスリ

梨子「くすぐったいよ千歌ちゃん///」

千歌「……ふへへ////」キラ-ン☆

ブニュッ

梨子「ちょ、どこ触ってるの!?」カァァァ////

千歌「オ・ム・ツ♡」

梨子「>>352

あ、あああ…(おしっこを漏らす

梨子「あ、あああ…」

ジョオオオオオオオオ

千歌「おお、ちょうど出てきた。こんなにいっぱい出しても受け止めるんだね。オムツってすごーい♡」

美渡「…あいつ、サッカーじゃなくて梨子ちゃんに夢中になっただけじゃねえの?」

志満「た、たぶん…サッカーと梨子ちゃんの両方に、夢中になってるだけだと思うから…」

美渡(その声は震えていた。そして私達は、妹の将来が心配になった…)

【グラウンド】

そんなこんなで1週間の時が過ぎ…いよいよ東京都予選の日を迎えた

角間『栄えあるFF東京都予選、その最初の試合を、なんとこの雷門中学で行われることになりました!』

おおっ!いいですねぇ!

角間『FF東京都予選1回戦、雷門中学対秋葉名戸学園の一戦、実況は私、角間圭太でお送りします!』

歴史的な日に試合が見られるなんて感激!

サッカー部の皆!頑張って!

千歌ちゃーん!ゴール期待してるね!

果南さまー!

ダイヤさまー!

全力疾走(で揺れるおっぱいに)期待してるぞ!

ルビィ「ね、ねぇ…練習試合の時と比べてギャラリー増えてない?」

花丸「あ、明らかに多いずら…」

ダイヤ「……」

果南「…んー、流石に、こんな大勢に見られるとは思ってなかった」カァァァ///

漫画「雷門中学、どんな相手と戦うのかと思えば…///」

野部流「か、かわいい娘がいっぱいですな…///」

相戸留「ふひひ…////」

冬花「!?」ゾワッ

冬花(あ、あれ?緊張してるのかな?背筋が、ゾッとした?)

仮沢「あ、あの‥この服着てください////」

メイド服「やあ☆」

果南「は、はあっ!?いきなりなに言ってるの君!?」カァァァ///

ダイヤ「こ、このような格好をしろなど…は、破廉恥ですわっ!!」カァァァ///

仮沢「えええっ!?そんな…」

果南「い、いきなり他校の生徒にめ、メイド服着てとか…せ、セクハラだよ!」

ダイヤ「はっきり言って気持ち悪いですわ!」

仮沢「!?」ガ-ン

ルビィ「ね、ねえ…お姉ちゃん…」

ダイヤ「なんですのルビィ…今取り込み中…」

ルビィ「あれ…」

ダイヤ「あれ?」

果南「!?」

春奈「おかえりなさいませ~ご主人様♡」

「「「「萌ええええっ!!」」」」

パシャパシャパシャパシャ

写真いいですか!?

曜ちゃん俺にも一枚!

私にも!

曜ちゃんのメイド服!?

曜「わわわっ、メイドよーちゃんは逃げないから落ち着いて。ね?」ニッコリ

「「「「!」」」」キュ-ン♡

鞠莉「♪」

パシャパシャ

ま、鞠莉ちゃん…////つ、次は……な、投げキッスの……ぽ、ポーズ…///で…////ハァハァハァハァ///

鞠莉「♡」チュッ

「「「「」」」」(鼻血)ブシャ----

ダイヤ「な、ななな…!?」

ダイヤ「試合前になにをしていますの!?」

鞠莉「なにって、見ての通りサービスよ?」

曜「メイドさんのコスプレって一度やってみたかったんだよね!」

春奈「可愛いですよメイドさん!ダイヤさんも着ます?」

ダイヤ「着ませんわそんな破廉恥な格好!」

鞠莉「メイド服なんて全然ハレンチじゃないわよ」

ダイヤ「あ、あんな破廉恥なポーズしてた貴女に言われても説得力がありませんわ!」

そうよ!試合前にやることじゃないわ!

試合前にコスプレ大会とかなに考えてるんだ!

鬼道「春奈にこんな格好させるとは…許さんぞ秋葉名戸学園っ!」

はあ!?メイド服のなにが悪いんだ!

そうだ!そうだ!メイドに罪はない!

帰れ!!

ガヤガヤガヤガヤ…

春奈「試合前から凄い盛り上がってますね」

曜「そうだね~」

.
.
.
.
.
.

【保健室】

千歌「なんか外騒がしいね。何かあったかな?」

梨子「さ、さぁ…?」

善子「ごめんねママ…せっかく休み作って応援に来てくれたのに、いい所見せる前に情けないところ見せちゃって…」グスン…

善子ママ「いいのよこれくらい。貴女がどれだけおもらししても、何度だってオムツを替えてあげるわ」

善子「き、きんちょうして……ふるえとまらなくて…おしっこも、とまらくて……」

ジョオオオオオオオオ

梨子「え!?今オムツ交換したばかりだよね!?」

千歌「なのにもうおもらし!?」

善子「う、ううう…////」

じゅぼおおおおお~~

善子「……ま、まま…お、おむ…ちゅっ…か、かえて……」グスン

善子ママ「…」ナデナデ

善子「ごめんね…まま……」

善子ママ「いいの。何度でもって言ったでしょ?」

善子「……ぷ、ぷれーで、とり、かえすから…グスン……ぜったいに、このままじゃ、お、おわら…ないから……」

善子「だ、だから…どこにも、いかないでね?」

善子ママ「勿論よ。ママは今日貴女の応援に来たもの。絶対に雷門を離れないわ」

善子「………うん」

千歌(善子ちゃん…緊張のあまりまともな精神状態じゃない…よね?)

梨子(うん…)

千歌(チカ達で点を取りまくって、善子ちゃんの緊張をほぐしてあげよう)

梨子(勿論よ!)

試合前からメイド騒動だったり善子が精神的に追い詰められていたりしているが、果たして雷門は無事に1回戦を勝ち上がることが出来るのか?

次回、FF東京都予選開幕!

今日はここまで
続きやる時はお知らせします

21時半くらいに再開します

【秋葉名戸】

GK………………相戸留

DF…筋路…‥…………………… 仮沢

MF………呂簿…野部流…無敵

FW…御良…自作………明井戸…芸夢

FW……………… 漫画

【雷門中学】

FW……曜………千歌………梨子

MF………………春奈

MF…果南……………………鞠莉

MF………………ルビィ

DF…善子………冬花……… 花丸

GK………………ダイヤ

ピイイイイイイイ

角間『さあ、記念すべきFFの開幕戦は雷門のキックオフで試合が開始となります!』

千歌「えい」

ポーン

春奈「はい、任されました!」ポスッ

角間「音無、ドリブルで秋葉名戸陣内へ切り込んでいく!」

漫画「行かせないよ!あだっ!」

ドサっ!

春奈「……え?」

角間「ああっと漫画、なにもないところでいきなり転倒した!」

春奈「えええ…」

自作「抜かれた!」

明井戸「なあっ!?」

角間『音無、どんどん敵を抜いていきます!』

善子「…なーによ。緊張して損した」

千歌(善子ちゃんの緊張がほぐれてる。このタイミングで点を取れれば試合を有利に持ち込める!)

千歌「春奈ちゃん!」

春奈「キャプテン!」

バシュン

千歌「よっし!」

角間『ボールは最前線の高海へと繋がった!雷門、先制なるか!?』

漫画「そうはさせない!」

角間『おおっと!先程転倒した漫画がいつの間にかゴール前まで戻っていた!』

千歌「はやっ!」

漫画「行くぞ!ご、り、む、ちゅうううう!!!」

「「っ!!」」

サササササッ!

ブワッ!

果南「砂嵐っ!」

曜「うぇ…口に入った…」

千歌「早く点取りたいんだ。これくらい構わない!」

ザブン!

千歌「オレンジ……スプラーッシュ!」

ギュオオオオオン!

角間『高海の必殺オレンジスプラッシュだ!雷門、先制なるか!?』

シュウウウウン!

ピッ!

角間『あっと、どうやらこのシュートは枠の外へと外れてしまった!』

千歌「嘘!?なんで!真ん中に蹴ったボールがなんで枠外に!?」

相戸留「ひぃ…ひぃ……」

曜「嘘…千歌ちゃんの必殺技が、外れた?」

千歌「なんで…なんで外れたの?」

梨子「千歌ちゃん切り替えて!まだチャンスはあるわ!」

千歌「う、うん…」

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芸夢「!?」

角間『小原がドリブルで攻め上がる!雷門、攻撃の手を緩めません!』

無敵「へんーしん!フェイクボール!」

スタスタスタ…

鞠莉「変身って…なにが変わったのよ…」

ルビィ「ま、鞠莉ちゃん!足?」

鞠莉「ん?leg?」チラッ

鞠莉「…What's!?」

スイカ「やあ」

角間『おおっとここで小原がボールを奪われた!』

無敵「ふはははは!」

花丸「えいっ!」

バシュン

無敵「!?」

角間『おっとここで国木田がボールを奪い返す!』

ルビィ「いいよ花丸ちゃん!ナイスプレー!」

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梨子「っ!」ポスッ

角間『雷門、再びフォワードにボールが繋がります!』

漫画「行くぞ!ご、り、む、ちゅうううう!!!」

「「っ!!」」

サササササッ!

ブワッ!

梨子「またこれ…」

曜「ぺっ…ぺっ…」

梨子(けど、怯む訳には行かないわ!)

ザブン!

梨子「バブルボイル!」

シュウウウン!

ピッ!

角間『これも外れてしまいました!雷門、2度の好機を連続で逃してしまった!』

梨子(そんな…絶対に、外せなかったのに……)

果南「フォワード2人のシュートが、2つとも外れた…」

春奈「こ、こんなことって…」

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漫画「オッケーナイスパス!」

冬花「えいっ!」

バシュン

漫画「あれ?」

角間『久遠がここはインターセプト、攻撃の隙を与えません!』

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花丸「こっち!」ズザ--

バシュン

ピッ!

角間『国木田懸命の守りでなんとかボールを外へと出します!』

雷門は必死で守りでリズムを作ろうとした

守備陣は必死で、シュートを打たせない守りを見せた…

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漫画「五里霧中!」

ブワッ!

曜「えいっ!」

シュウウウン!

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曜(打っても打っても点が入らない!なんで!)

どれだけ打っても点が取れない事実が重くのしかかり、そして遂に…試合は最悪の形で動いてしまう

漫画「さあ決めに行くよ!」

ポーン…

角間『漫画がドリブルで切り込んでいく!』

ダイヤ(なんですかあの雑な蹴り方は…あんなドリブル、善子さんなら余裕で)

奪えると思っていたダイヤ、しかし彼女は知らなかった

この展開で、善子の心には恐怖心が生まれていることに…

漫画「ふふふ…」ゴゴゴゴゴ

善子「ヒッ…」

ピタ…

ダイヤ「えっ!?」

角間『あっと津島突然立ち止まった!その隙を突いて漫画は津島を抜き去る!』

漫画「ふっ!」キラーン☆

自作「僕がバットだ!」

漫画「ド根性バット!」

パリーーーン

ダイヤ「くっ!」

ヒュウウウウン!

ズバーン!

角間『ゴール!な、なんと!FF東京都予選の開幕ゴールは、秋葉名戸学園です!秋葉名戸の必殺シュートが雷門のゴールに突き刺さりました!』

ダイヤ「そ、そんな……」

角間『黒澤も懸命に飛び込みましたが僅かに及ばず!』

【雷門0-1秋葉名戸】

善子(ど、どうしよう…私のせいで、点が…お、怒られる…)ガタガタガタ

ダイヤ「…ちょっと善子さん」

善子「!?」

ダイヤ「貴女、どうしてあそこで突然止まりましたの?いつもの貴女ならあんなドリブル、訳なく奪えた筈でしょ?」

善子(や、やっぱり!私、責められてる……)

ダイヤ「もしかして、どこかお身体が優れないとか?体調が悪いのでしたら言ってくれれば…

ジョオオオオオオオオ

ダイヤ「…え?」

「「「「!?」」」」ギョッ

善子「ご、ごめんなさい…ごめんなさい……」

じゅおおおおお~~~

ダイヤは、善子の体調を確認したくて声をかけただけだが、善子は怒られると勘違いして、恐怖のあまり試合中におしっこを漏らしてしまった

ダイヤ(なっ!?何故試合中におもらしを!?そ、そんなに体調が悪いんですの!?)アセアセ

善子「うええええん!ままぁ!!」ペタン

じゅおおおおおお~~

花丸「>>381

ダイヤさん、多分善子ちゃんはダイヤさんが怒っているように思えたんズラ

あと善子ちゃん。漏らすはいいけど、きちんと最後まで試合には参加して

花丸「ダイヤさん、多分善子ちゃんはダイヤさんが怒っているように思えたんずら」

花丸「あと善子ちゃん。漏らすはいいけど、きちんと最後まで試合には参加して」

善子「……グスン」

花丸「いい子。自分の足で立てたずらね」

花丸「前半終わるまで気持ち悪いかもだけど、濡れたズボンとオムツで耐えて欲しいずら」

善子「…」コクン

ダイヤ「ご、ごめんなさい善子さん。私、貴女の事を考えて行動したつもりでしたのに、本当にごめんなさい…」

善子「…」

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ピッ!ピーーーーー

角間『ここで前半終了のホイッスル!雷門、なんとか失点を1で抑えました!』

ダイヤ「すみません。この失点は私のミスですわ。ディフェンスの守備力任せで油断した、私の責任です…」

千歌「ダイヤさんのせいじゃないよ。元はといえばこの流れを生んだのは私達で…」

梨子「せめて1点でも取れてたら…」

「「「「…」」」」

チーム全体が、暗い雰囲気で沈んでいた

観客もそれには気付いていた

このまま後半戦を迎えるのかと思った、まさにその時だった

久遠「後半の作戦を伝える」

「「「「!」」」」

久遠「楽しめ。試合を」

千歌「…は?」

曜「え?」

果南「…なに言ってるの。こんな状況で、楽しむ余裕なんて」

ダイヤ「負けそうなこの状況で、何を楽しめと言うんですか…」

久遠「練習試合を思い出せ。試合が出来る事への喜びは、まだ鮮明に覚えている筈だ」

果南「……けど、これは公式戦だよ。負けたら終わり。負けても喜べるなんて練習試合とは」

冬花「…まだ負けてない」

冬花「!」

冬花「まだ負けてないんだよ!1点差なんてまだ全然諦めるところじゃない!」

果南「でも点は取れないんだよ?」

冬花「点を取れないならどうすれば点を取れるのか、色々試せばいいんですよ。私達、練習試合でそうやって成長したでしょう?」

「「「「!」」」」

冬花「まだやってない事はきっとある筈です。今は、嫌な流れで頭が回らないけど、試合を楽しんでいたらきっと解決策は見つかりますよ」

鞠莉「…そうよね。追い詰められた時こそポジティブシンキングよね!」

千歌「監督、冬花ちゃん!ありがとう!私達、初めての公式戦で焦ってた」

曜「けど監督のおかげで目が覚めた!」

ダイヤ「もう一度、初めからやり直しましょう!私達のサッカーを!」

「「「「おおおお!」」」」

善子「…」スクッ

花丸「善子ちゃん…」

善子「……保健室」

花丸「あ、マルも行くよ!」スクッ

【保健室】

善子ママ「はい、お着替え出来たね♡」

ナデナデ

花丸「善子ちゃん。行こう。時間ないよ」

善子「ママ!」

善子「…後半はグラウンドに来て欲しい。私のサッカー、見て欲しいの」

花丸「!」

善子ママ「…わかったわ」

善子「絶対に活躍するからね!見てて!堕天使ヨハネが舞い降りるのをよーく目に焼き付けてね!」ニコッ

善子ママ「勿論よ!」

ガラララ

千歌「ミーティングの後でトイレ行ったけど間に合わなかった梨子ちゃん連れてきました!」

養護教諭「説明口調ご苦労様」

花丸「善子ちゃんがオムツもズボンもソックス等下一式新しく履き替えてさあ、心機一転って思ったところで閉まらない人がもう1人来たずら」

梨子「>>387

悪かったわね閉まらなくて…////

梨子「悪かったわね閉まらなくて…////」

花丸「早くしないと後半間に合わなくなるよ」

千歌「梨子ちゃんは善子ちゃんみたいにおしっこがおむつを貫通した訳じゃないから、おむつ交換だけだから幾分か早く済むよ」

花丸「うん。千歌ちゃんが濡れたタオルでお股を拭く時いちいち興奮していたずらしなかったらね」

千歌「………シ、シナイヨソンナコト」

養護教諭「私が着替えさせるから先グラウンド戻りなさい」

千歌「はい…」

【グラウンド】

千歌「さあ、後半は監督の作戦通りのプレーをしよう!」

「「「「おおおおお!」」」」

漫画(作戦、だと?どんなプレーをするんだ?)

鬼道(頑張れ春奈!)●REC

ピーーーーー

角間『さあ後半戦、秋葉名戸学園のキックオフで試合再開です!』

千歌「さあ、行こう!」

「「「「おおおお!」」」」

.
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今日はここまで
続きやる時はお知らせします

14時半くらいに再開します

花丸「えい!」

バシュン

角間『国木田、明井戸からボールを奪った!』

ルビィ「いいよマルちゃん!今日のマルちゃんすごく輝いてる!」

花丸「えへへ…///」

バシュン

鞠莉「Nice pass!」ポスッ

無敵「へんーしん!」

鞠莉「2度も貴方に合わせるのはお断りデース!」

クルッ!

無敵「なんと!?」

果南「いいよ!いいよ!今のルーレット超イケてるー」

鞠莉「thanks!」

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.

梨子「曜ちゃん!」

バシューーーーン

曜「よっと!」ポスッ

曜「さっすが梨子ちゃん!逆サイドなのに私が一番欲しい場所に完璧にパス届けるなんて、本当しびれる~♪」

角間『雷門、チーム全員で1つ1つのプレーに対し声を大きく褒め合っています!』

曜「そーれ千歌ちゃん!決めちゃって!」

バシュン

千歌「はいはい、託されましたよ!」

春奈「ナイスパス曜さん!キャプテンもいいトラップですよー」

千歌「よーし、このまま一気に決めちゃうよ!」

漫画「無駄だ!ご、り、む、ちゅううううう!!」

「「っ!!」」

サササササッ!

ブワッ!

角間『あっとまたしても五里霧中!ここも雷門の攻撃は不発に終わってしまうのか!?』

千歌「…」ジ-

千歌「よし決めた!私これに突っ込む!」

梨子「えええっ!?つ、突っ込むのこれに?すごい風吹いてるよ?」

千歌「吹いてるね。でも突っ込む!逆風に向かって走るとか楽しそうだし!」

果南「いいね!行ってこい!」

曜「あれに突っ込もうなんて、千歌ちゃんの発想は面白いし痺れるな~!」

千歌「それじゃあ行ってきまーす!」

角間『おおっとここで高海がドリブルで砂嵐へと突っ込んで行きます!果たして、結果は!?』

ポフン…

.
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千歌「ぺっ…ぺっ…口の中に砂いっぱい入った…けど、ペナルティエリアにはなんとか…」

相戸留「あっ…」

千歌「あああああっ!!ゴールずらしてるー!」

相戸留「!?」ビクッ

えええええっ!?

なんだって!?

角間『な、なんと!前半の雷門のシュートが尽く外れた理由がここで発覚!五里霧中で砂嵐を作った隙にゴールをずらしていた模様!これは酷い!あまりに酷い!』

千歌「…なるほどなるほど。だからどうやっても点が入らなかったんだね。納得」

相戸留「あ、あはは…」

千歌「……お仕置きだよ!」

ザブン!

千歌「オレンジ……スプラーッシュ!」

ギュオオオオオン!

相戸留「ぎゃあああああっ!!」

ズバーン!

角間『ゴール!雷門、高海の大胆なプレーと必殺シュートで同点に追いついた!』

千歌「やった!」

曜「同点だヨーソロー!」

無敵「どうする?仕掛けがバレてしまったぞ…」

漫画「大丈夫だ。守備の仕掛けはバレてしまったが、それでもこちらが点を取れないわけではない」

善子「…」

漫画「あの子を集中して狙えば、点は取り返せるさ」

無敵「なるほど」

【雷門1-1秋葉名戸】

.
.
.
.
.
.

漫画「うおおおおっ!」

角間『漫画、鋭いドリブルで雷門陣内深く切り込んで行きます!』

漫画「悪いねお嬢ちゃん。君がこのチームの穴だというのは既に見抜いている。だから君から崩してこの試合勝たせて貰う!」キラーン☆

自作「僕がバットだ!」

漫画「ド根性バット!」

パリーーーン

善子「…堕天使ヨハネ、降臨の時!ギラーン!」

漫画「え?」

善子「デーモンカットおお!」

コオオオオォッ!!

バシュン!

ポーン…ポーン…

善子「…真打ちは、遅れてやってくるものなのよ」ポスッ

漫画「そ、そんなぁ…」

角間『津島が秋葉名戸の必殺シュートド根性バットを防いだああああああ!』

きゃあああああああヨハネ様ああああああ!!

デーモンカットカッコいい!!

悪魔の守り復活!

括約筋を犠牲に活躍する堕天使すげえええ!

角間『先程のミスをきっちりと取り返す好プレーに観客も盛り上がっています!』

善子ママ「ヨハネちゃん!格好良いわよー!」

善子「>>398

ふへへ…////ママが、ママがヨハネをカッコいいって言ってくれた♡(♡﹃♡)
(おしっこを漏らしながら喜ぶ)

善子「ふへへ…////ママが、ママがヨハネをカッコいいって言ってくれた♡」(♡﹃♡)

ジョオオオオオオオオ

冬花「えい」

バシュン

角間『再び膠着した津島に代わり久遠がボールを前線へと飛ばします』

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梨子「っ!」

ポーン

仮沢「あっ!?」

角間『桜内、ヒールでボールを浮かせて秋葉名戸の守備を振り切りペナルティエリアへ突入!雷門、勝ち越しなるか!?』

梨子(五里霧中は使ってこなかった。というよりはもう使っても意味はないんだ。なら…)

梨子「勝ち越し点は貰うわ!」

シュウウウン!

角間『桜内がシュートを打った!』

行けえええええ!

お願い決まって!

相戸留「ゴール、ずらし!」

ドンっ!

角間『ああっと相戸留、開き直ってゴールをずらした!』

梨子「…やっぱりね」

ギュルルルルルル

相戸留「え?」

ズバーン!

角間『ゴール!なんと、桜内のシュートが最後に曲がった!雷門、逆転です!』

梨子「ずらすのがわかってるんだから曲げるに決まってるじゃない」

相戸留「」ガ-ン

か、カッコいい…////

お姉さま…////

鬼道(ほう。相手の不正を逆手に取るとは中々やるじゃないか)

千歌「梨子ちゃーーーん!」

ガバっ!!

梨子「きゃっ…」

ドサっ!

千歌「ナイスシュートナイスシュート!!梨子ちゃん梨子ちゃん梨子ちゃん梨子ちゃん梨子ちゃん」スリスリ

梨子「んもう、くすぐったいよぉ…///」

春奈「いえーい!梨子さーん!」

ピョーン!

果南「ナイスシュー!」

ピョーン!

鞠莉「マリーも飛び込み参戦デース!」

ピョーン!

梨子「ぐえっ…」

【雷門2-1秋葉名戸】

春奈「それっ!」

バシュン

自作「あっ!?」

角間『音無ボールを奪った!雷門は後半から中盤で競り勝つ展開が増えました!その為攻撃の勢いが止まりません!』

春奈「果南さん!」

バシュン

果南「あいよー」ポスッ

呂簿「うおおお!」ズザーーーーーー

野部流「うおおお!」ズザーーーーーー

ドーーーン

「「うわあっ!」」

角間『松浦、スライディングを仕掛けた呂簿と野部流をドリブルだけで吹き飛ばしました!』

善子「な、なんちゅーパワーしてんのよ…」

花丸「青ゴリラ…」

果南「>>403

決めちゃうよ、それ!
(ゴールずらしを予想してカーブ系のシュートを打つ。決まるか否かは作者に任せます)

果南「決めちゃうよ、それ!」

シュウウウン!

角間『松浦シュートを打った!』

果南(どうせゴールずらすでしょ。わかってるよ。だから私もシュートは曲げて…)

秋葉名戸イレブン「「「「…」」」」

ギュルルルルルル

角間『あっと、松浦の蹴ったボールは急激にカーブしてそのまま…』

ピッ!

果南「あ、あれ!?」カァァァ////

角間『……こ、これは枠外へ。雷門追加点ならず』

.
.
.
.
.
.

果南のシュートは外れてしまったが、その後は一方的な展開だった

果南「ふんぬうううっ!さっきはよくも恥かかせてくれたね!」

シュウウウン!

相戸留「ごふうぅ!」

ズバーン!

.
.
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.
.
.

春奈「鞠莉さん!」

バシュン

鞠莉「OK!」

シュウウウン!

相戸留「あっ!?」

ズバーン!

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.

春奈「せっかくなので私も打っちゃいます!」

シュウウウン!

相戸留「…」

ズバーン!

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.

ピッ!ピッ!ピーーーーー

角間『ここで試合終了のホイッスル!FF東京都予選の開幕戦は、5-1で雷門の勝利です!』

千歌「まずは初戦、勝利いいいい!」

曜「いえーい!」

ダイヤ「ですがまだ先は長いですわよ。2回戦、3回戦、準決勝、決勝…本戦出場まででも後4つ勝たなくてはいけませんのよ」

果南「後4つか…」

久遠「…着替えたら部室でミーティングを行う。今日の試合の反省会を中心にだ。いいな?」

雷門イレブン「「「「はい!」」」」

ぱちぱちぱちぱち

格好良かったぞ雷門!

2回戦進出おめでとう!

頑張れ雷門!日本一へ!

【雷門5-1秋葉名戸】

【公式戦シュート成績】

千歌1得点
オレンジスプラッシュ(2-1)

梨子1得点
バブルボイル(1-0)
ノーマルシュート(1-1)

曜0得点
ノーマルシュート(1-0)

冬花0得点

ルビィ0得点

花丸0得点

善子0得点

春奈1得点
ノーマルシュート(1-1)

果南1得点
ノーマルシュート(2-1)

ダイヤ0得点

鞠莉1得点
ノーマルシュート(1-1)

【非公式戦シュート成績】

千歌1得点
オレンジスプラッシュ(2-1)
ノーマル(1-0)

梨子2得点
バブルボイル(1-1)
ノーマルシュート(1-1)

曜0得点
ノーマルシュート(2-0)

冬花0得点

ルビィ0得点

花丸0得点

善子0得点

春奈0得点

果南0得点
ノーマルシュート(1-0)

ダイヤ0得点

鞠莉0得点
ノーマルシュート(1-0)

【公式戦セーブ成績】

ダイヤ0セーブ1失点
ノーマル(1-0)1失点

【非公式戦セーブ成績】

ダイヤ1セーブ1失点
ノーマル(2-1)1失点

※御影専農の1点はダイジェストだったのでこちらではカウントしていません

一旦ここまで
続きやる時はお知らせします

20時半くらいに再開します

【視聴覚室】

FF東京都予選1回戦から2日、千歌ちゃん達は2回戦の対戦相手である野生中の試合映像を見ていた

ニワトリ『コケー!』

ゴリラ『ウホー!』

千歌「うわぁ…」

梨子「す、すごい当たり方…」

春奈「野生中は野生動物のような身体能力で相手に全力でぶつかっていくチームです」

春奈「特に必殺タクティクスの『ブレイクアタック』は凶悪かつ悪質で、後ろからタックルだったり肘でモロに攻撃したりと非常に危険です」

ダイヤ「カードは出ませんの?」

春奈「そこは超次元サッカーですから。必殺タクティクスだと宣言してしまえばファウルすら取られません」

鞠莉「Shit!とんでもない相手とぶつかることになったわね…」

ライオン『スーパーアルマジロ!』

『ぐわああああっ!』

春奈「必殺タクティクスだけじゃなくて、必殺技にも注意した方が良さそうですね。必殺技で吹き飛ばされて負傷交代を余儀なくされた選手も居たみたいですから」

千歌「かわいそう…こんな形で、夏を終わらされたなんて…」

曜「千歌ちゃん…」

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.
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.
.

【グラウンド】

ダイヤ「っ!」

ガシイイイッ!

ダイヤ「…もう1本!」

ダイヤ(2回戦の野生中は確かに凶暴な選手が揃っていました。ですが、フィールドプレイヤーではないキーパーにだけは直接身体でぶつかるような真似はしていなかった。野生みたいに野蛮なチームといえどルールがわからない馬鹿、ルールを守らない愚か者ではない。ならば、私が率先してボールを止める姿勢を見せれば、ディフェンス陣の直接の競り合いは避けられるかもしれません)

ダイヤ(その為にはまず、私自身が必殺技を覚えなくては!)

ルビィ「お姉ちゃん。今日は気合入ってる」

冬花「野生中の映像を見て、私達への負担を減らそうって頑張ってるんだわ」

ルビィ「映像見た限り、キーパーには乱暴しなかったもんね…」

冬花「だけど、守備をダイヤさん1人に丸投げするつもりはないかな」

ルビィ「ルビィも、それは同じだよ」

冬花「という訳で、競り合いを想定して果南さんと練習してくるよ」

ルビィ「ルビィも行くよ!」

.
.
.
.
.
.

果南「本当にいいの?普通のサッカーならまずファウル取られるレベルでぶつかるよ?」

冬花「お願いします」

鞠莉「それじゃあ行くわよ!それ!」

バシュン

果南「よし来た!もらっ…」

ヒュウウウン!

冬花「はいっ」ポスッ

果南「…」

冬花「本当に遠慮しなくて大丈夫ですよ。私、体の使い方は上手い方なので」

果南「……わかった。じゃあ今度こそ手加減無しだよ!」

鞠莉「第2ラウンド…fight!」

バシュン

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.

久遠「今日の練習はここまでだ」

「「「「お疲れ様でした!」」」」

ダイヤ「ルビィ、帰りましょうか」

ルビィ「うん!」

ダイヤ(早く必殺技を覚えたい。ですが、焦らず。キーパーは私しか居ませんから、個人の感情でチームに迷惑をかけないように理性的に行動しなくては)

【十千万・温泉】

梨子「気持ちいい…///」

千歌「練習終わりに真っ直ぐ帰ってのお風呂、これほどの贅沢はないよね」

梨子「ね~…///」

千歌「…実を言うとさ、梨子ちゃんが雷門に来るまでは実家の温泉に飽きててコンビニでの買い食いの方が楽しかったんだよね」

梨子「へえ。そうだったんだ」

千歌「飽き性のチカはよくマイブームが変わっちゃうのです~」

梨子「>>420

でもサッカーは続いているのね

梨子「でもサッカーは続いているのね」

千歌「…まあ、今は毎日がキラキラしてるからね。皆と、一緒にいられる今が最高に楽しいの」

千歌「梨子ちゃんに果南ちゃん、曜ちゃんや皆が居る今のサッカー部が、少しでも長く続いてほしい」

梨子「……そうだね」

千歌「勝とうね梨子ちゃん!次の試合も!次の次も、次の次の次も!」

梨子「うん」

若い女性「ふふっ、微笑ましいわね♪」

百合少女「アオハルー!」

【脱衣所】

千歌「んっ……んっ……ぷはぁ!お風呂上がりの一杯は最高だね!」

梨子「あああ~、きもち~~♪」

千歌「……んふふっ」ニヤリ

.
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千歌「じゃあ部屋に行こうか」

梨子「その前にズボン返して…////」

千歌「マッサージチェアを堪能してる梨子ちゃん可愛かったよ♡」

梨子「そう。ありがとう。でもその隙をついてズボン脱がせたのと何がどう関係してるのよ…////」

千歌「気にしない♡気にしない♡」

梨子「気にしない訳ないでしょ!いいから返しなさい!」

千歌「ちぇ…かわいいのにな。梨子ちゃんのオムツ」

ポイっ…

梨子「全くもう…////」

【千歌の部屋】

千歌「えへへ。初お泊まりだね♡」

梨子「あ、うん…私今まで友達の家にお泊まりって、したことなかったからちょっとドキドキしてる////」

梨子「…変なの。家が隣同士で毎日夜遅くまでベランダでお話ししてるのにね////」

千歌「>>425

(あああああ可愛すぎ!照れる顔がズルいよ…////)

千歌(あああああ可愛すぎ!照れる顔がズルいよ…////)

梨子「…こういう時、何から話すんだっけ?えっと………す、好きな子の話、とか?ほら、恋バナ///」

千歌「!」ドキドキ////

梨子「って、相手居ないか…今は部活で手一杯だし」

千歌「そ、そう…だね……」

千歌「……」

梨子「……」

千歌「…寝よっか」

梨子「うん…」

千歌(せっかくのお泊まりだったのに!)

梨子(全然話出来なかった…)

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.

(^8^)ちゅんちゅん

梨子(あー、最悪の目覚めね。話したい事いっぱいあったのに…昨日話せたのは部活の目標の確認くらいじゃない。しかもお風呂だから全裸だし…色気も風情もないわね…)

千歌「ふぁ~…おはよ…」

梨子「おはよう…」

千歌「…えっへへ////」フニャリ

梨子「どうしたの?」

千歌「朝起きたら梨子ちゃんが隣に居て…幸せだなぁって…////」

梨子「>>429

可愛いわねもうっ!(抱きつく)

梨子「可愛いわねもうっ!」

ギューーーーーー

千歌「…えへへ♡」

ギューーーーーー

昨日話せなかった分を取り戻そうとするかのように、朝から思いっきり抱き合いました

今日はここまで
続きやる時はお知らせします

21時くらいに再開します

【雷門中・グラウンド】

角間『よく晴れた天気になりました。FF2回戦、雷門中対野生中の一戦、本日もここ雷門中学から、実況は私角間圭太でお送りします!』

他山「アーアアー!」

ニワトリ「コケー!」

ヘビ「シャアアアア!」

角間『野生中のベンチは試合前からこの気合の入り方です!まるで、森に住む野生の動物のようだ!』

ライオン「ガオオオオオ!今日も勝つのは俺達だ!」

ゴリラ「ウッホー!俺達の力、見せてやるぜ!」

鞠莉「crazyデース…」

サル「ウッキー!」

バシュン

ワシ「ピイイイっ!」ポスッ

曜「ベンチで叫んでた時からそんな気がしてたけど、練習もこれなんだね…」

春奈「やかましいですね…」

ゴリラ「ウッホーーー!」

ライオン「ガアアアアア!!」

ドーーーーン!

善子「ひぃっ!」

ルビィ「練習なのに、味方同士で激しいチャージかけてる…」

花丸「試合前なのに遠慮がなさすぎる…」

鞠莉「…果南、あれにフィジカルで勝てる自信ある?」

果南「あくまでもあーいうチャージまでなら、やってみなきゃわかんない前提だけど勝算はあるかな」

果南「ただ、野生中にはブレイクアタックがある。いくら丈夫さに自信があると言ってもほぼ暴力で来られたら難しいかな」

鞠莉「そう。わかったわ」

ゴリラ「っ!」

ライオン「っ!」

ガン!ガン!

ルビィ「ひぇっ!な、殴り合いが始まってルビィ…」

梨子「あれより凄いのがまともに…こ、怖い…」

ジョオオオオオオオオ~

善子「……」ガタガタブルブル

じゅおおおおおお~~

千歌「2人とも、今のうちにトイレ…あっ」

花丸「遅かったずら」

善子「>>445

ず、ズラ丸帰っていい………?
怖いよぉ………

善子「ず、ずら丸帰っていい………?怖いよぉ………」

花丸「駄目。怖いのは皆同じだから自分だけ逃げるなんて許さない」ニッコリ

善子「ひいいっ…」

ジョババババババ

花丸「はーい保健室行くよ」

善子「やだあー!うえええん!」

ズルズル…

チーター「試合前から小便漏らすようなガキが居るとは、勝ったな」

ニワトリ「コケー!油断するなよ。あいつ、前回は必殺シュートを止めていた」

チーター「出し抜くさ。俺の俊足でな」

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.

曜「…今日もあの2人(善子ちゃんと梨子ちゃん)、おもらししたね」

果南「まあ梨子ちゃんは心配ないでしょ。問題は善子ちゃんだよ」

曜「早いうちからヨハネちゃんになりきってくれたら助かるんだけどね…」

ダイヤ「…」

ダイヤ(善子さんが堕天使ヨハネになりきるまでにどれだけ凌げるか、試合の展開は私にかかってますわね…)

ルビィ「お姉ちゃん…」

【保健室】

ズボン「」ビチョ…

花丸「本当なんで毎回ズボンがこんな濡れるのか…おしめはちゃんと履けてるのにそれでも貫通するとか毎度ながら無駄に凄い量ずら」

善子「うう…////」

花丸「おしめしてても皆から堕天使ヨハネって称賛されてるんだから、この癖さえ治ればもっと人気出ると思うんだけどなぁ」

善子「>>449

そりゃ、私も出来たらこんな恥ずかしい失敗は減らしたいけど…

善子「そりゃ、私も出来たらこんな恥ずかしい失敗は減らしたいけど…」

千歌「梨子ちゃんはずっとオムツしてていいからね!」

梨子「なんで!?」ガ-ン

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【グラウンド】

千歌「戻ってきました!」

久遠「全員揃ったな。ミーティングを始める」

「「「「はい!」」」」

久遠「…身の危険を感じたら迷わず逃げろ」

ダイヤ「!」

久遠「この試合に限って言えば、逃げる事は勇気だ」

果南「わかりました」

善子「ホッ…」

梨子(に、逃げていいんだ…)

ダイヤ(監督が、逃げてもいいと…つまり、この作戦は)

久遠「…」

ルビィ「お姉ちゃん。これって…」

ダイヤ「…期待には応えてみせますわ」

ルビィ「むっ、無理したら、駄目だよ。いざとなったら、お姉ちゃんも…」

ダイヤ「大丈夫。相手だってキーパーにはブレイクアタックはしてこない。そこは弁えてくれる筈ですわ」

ルビィ「…」

ダイヤ「……ですが、それでも万が一のことがありそうなら、周りから何を言われてでも貴女の言うような無茶はしません。そこは約束します」

ルビィ「…ごめんね」

ダイヤ「何を謝るのですか。私は、姉を心配してくれる優しい妹に育ってくれてとても嬉しいんですのよ」

ナデナデ

ルビィ「!」

ピーーーーー

ダイヤ「さあ、行きますわよ。試合の時間です」

ルビィ「……うん!」

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今日はここまで
続きやる時はお知らせします

21時くらいに再開します

【野生中】

GK…………………猪口

DF……蛙田…… 獅子王 ………魚住

MF……猿田………………………香芽

MF……………鶏井…大鷲

FW…………蛇丸…五利…水前寺


【雷門中学】

FW……曜………千歌………梨子

MF………………春奈

MF…果南……………………鞠莉

MF………………ルビィ

DF…善子………冬花……… 花丸

GK………………ダイヤ

ピーーーーー

千歌「っ!」

バシュン

角間『さあ、雷門ボールから2回戦開始!今日はどんなゲームになるのでしょうか?』

鬼道「…間に合ったみたいだな」

土門「そっスね。けど意外でしたよ。まさか鬼道さんまで偵察に来るなんてね」

鬼道「雷門は面白いぞ。出来れば、決勝で戦ってみたい相手だ」

土門(鬼道さんがそこまで言うとは…ただの女子チーム、じゃなさそうだな)

春奈「ルビィちゃん!」

バシュン

ルビィ「はい」ポス

花丸「へい!」

ルビィ「っ!」

ポーン…

花丸「…」ポスッ

土門「…いきなり結構下まで下げましたよ」

鬼道「相手は前回野蛮な必殺タクティクスを使った野生中だからな。まずは様子見、というのところか」

ゴリラ「ウホ、誘われてる」

チーター「グルル、構わないさ。ボールを奪いに行くまでよ!」

タッタッタッ

角間『チーターの異名を持つ水前寺、国木田に向かって突っ込んで行きます!』

花丸「…」

ポーン…

ダイヤ「果南さんっ!」

バシュン

角間『あっとここでキーパー黒澤が大きく蹴り上げた!』

果南「っ!」

ニワトリ「コケ!?」

ニワトリ(こいつ、俺の前に!)

果南(まだボールは落下してない。ボール持ってない相手にブレイクアタックで沈めるなんてことしないよね?)

ニワトリ「むぅ…」

果南(ブレイクアタックじゃないならフィジカルで勝負できる!)

ヒュルルルルル

果南「たあっ!」ポスッ

ニワトリ「ぐぬっ…」

角間『ボールは松浦へと繋がった!』

果南「曜ちゃんっ!」

バシュン

曜「はいっ!」

サル「ウキー!」

ダダダダダ!!

曜「っ!」

バシュン

サル「ウキッ!?」

春奈「っ!」

バシュン

ワシ「くっ…」

ワシ(とど、かない…)

千歌「っ!」

バシュン

獅子王「ぬう!?」

角間『雷門、ダイレクトパスで繋いで攻め上がる!』

土門「はー、うめー…」

鬼道「速いパスを繋ぐことでボールキープの時間を極端に短くし的を絞らせない戦術か。しかもただ速いパスを出しているだけではない。野生中の驚異的な身体能力を計算に入れて、それでも届かないかつ味方の蹴りやすい位置に正確にボールを届けている」

土門「相当鍛えられてますね。雷門中学」

梨子「っ!」ポスッ

千歌「梨子ちゃん決めて!」

梨子「うん!」

ザブン!

梨子「バブルボイル!」

シュウウウン!

イノシシ「!?」

ズバーン!

角間『ゴール!雷門、桜内の必殺シュートが決まり先制!』

千歌「流石梨子ちゃん!ナイスシュート!」

梨子「千歌ちゃんも良いパスだったわよ」

千歌「えへへ。まあね」

パァン

鞠莉「マリーも!」

曜「私もハイタッチ!イェーイ!」

梨子「いえい♪」

パァン

きゃあああああ!!

お姉様ーーー!!!

梨子様ーーー!!!

曜「ギャラリーも盛り上がってるね!」

梨子「///」

バブルボイルの水の色が黄色なら完璧だった!

下半身のバブルボイルも期待してるぞ!

もう漏らしてたりしてw

梨子「」

ちょっと男子ー!

果南「あ、あはは…」

梨子「…>>461

さっき出ちゃったしこの試合は大丈夫。多分

梨子「…さっき出ちゃったしこの試合は大丈夫。多分」

果南(それでも多分なんだ…)

ゴリラ「あいつら、思ったよりやる」

ワシ「そうだな」

チーター「だがそれでも、勝つのは俺達だ」
.
.
.
.
.
.

ピーーーーー

角間『さあ、1点リードの雷門はどんな守りを見せてくれるのか?』

ニワトリ「っ!」ポスッ

千歌「っ!」

角間『高海がニワトリの異名を持つ鶏井にプレッシャーを掛けます!』

ニワトリ「コケー!」

千歌「!?」

ヒュウウウウン!

ヘビ「…」ニヤリ

ゴリラ「ウッホ♡」

ニワトリ「必殺タクティクス!ブレイクアタック!」

ゲシ!

千歌「かはっ!」

ニワトリ「コッケエエエエ!!!」

ドオオオオオンン!!!

千歌「うう…」ズサ-----

角間『な、なななななんと!高海が物凄い危険なプレーで吹き飛ばされた!しかし、審判の笛は鳴りません!』

審判「…」

曜「千歌ちゃん!」

千歌「だ、大丈夫…」ヨロッ

曜「ホッ…」

ニワトリ「ブレイクアタック!」

ゲシッ!
ドガっ!!

春奈「~~~っ!?」バタリ

鬼道「春奈っ!?」

角間『野生中、強烈な必殺タクティクスで雷門陣内へ切り込んで行きます!』

なにあれ汚い!

ずりいぞ!

うーん、これはどうなんでしょうね…

土門(さっきまでの盛り上がりとは違う意味で観客の声デカくなったな…)

ルビィ「よくも、よくも春奈ちゃんと千歌ちゃんを!」

タッタッタッ!!

ダイヤ「ダメですわルビィ!冷静になりなさい!」

ニワトリ「もう遅い!」

「「「ブレイクアタック!」」」

ドオオオオオンン!!!

ルビィ「」バタリ

ダイヤ「ルビィ!」

ニワトリ「ゴリ!」

バシュン

ゴリラ「おう!」ポス

冬花「…通しません」ザッ

ヘビ「ならば!」

チーター「沈め!」

ゲシ!
ゲシ!
ゲシ!

「「「ブレイクアタック!」」」

冬花「…」バタリ

善子「ひ、ひいい…」ガクガクブルブル

ゴリラ「ウホー!ターザン、キーック!!」

シュウウウン!

角間『ゴリラの異名を持つ五利の必殺シュートだ!』

ダイヤ「はああっ!」

ガシイイイッ

ダイヤ「ぐぅ…」

ダイヤ(ダメ…)

ダイヤ「きゃああっ!」

ズバーン!

ピーーーーー

角間『ゴール!雷門、先制直後に同点に追いつかれました!』

ニワトリ「コケっ、これが俺達の力だ」ギロリ

善子「>>466

「」(おしっこを漏らす)

善子「」

じゅおおおおお~~~

ニワトリ「小便臭いな、小娘」

てめえらふざけんなよ!

怖がらせておいて何よその態度!

そんなやり方で勝って楽しいのかよ!

ブーーーーー!ブーーーーー!ブーーーーー!

春奈「いたた…」

冬花「春奈ちゃん、大丈夫?」

春奈「メガネ壊れちゃいました…試合の後で絶対弁償させます」ニッコリ

冬花「そ、そう…」

春奈「冬花さんこそ大丈夫ですか?三方向から膝蹴りをモロに受けてましたよ」

冬花「…平気」

ダイヤ「ごめんなさい。私の力が至らないばかりに…」

春奈「そんな。ダイヤさんのせいじゃありませんよ!あんな下衆なプレーさえなければこの1点はなかったですって」

果南「気にし過ぎない方がいいよ。それより切り替え切り替え」

ダイヤ「…」

ダイヤ(今のシュート…ブレイクアタックには言い訳にはならない。1対1の勝負に私は負けた)

善子「…」ビッチョリ

千歌(…善子ちゃん、すっかり萎縮してる)

梨子(ああなった善子ちゃんに、デーモンカットでのシュートの威力軽減は期待できない)

鞠莉(となれば、ダイヤには悪いけど敵にボールが渡れば自動で失点…)

果南(取られたら、取り返さないとダメなんだ…)

曜(失敗は出来ない…)

ピーーーーー

角間『さあ、雷門ボールで試合再開です』

千歌「っ!」

バシュン

千歌「っ!」

タッタッタッ

春奈「っ!」

バシュン

果南「っ!」

バシュン

曜「っ!」

バシュン

春奈「っ!」

バシュン

鞠莉「っ!」

バシュン

土門「マジか!あんなプレー受けた後でも素早いダイレクトパス回せるとかどんだけメンタル強いんだよ!?」

鬼道「…確かにあの後で先制劇と変わらないプレーを維持できているのは大したものだ。だが、スポーツには必ず何処かでミスが生まれる。いつまでもこのペースが続くわけがない」

.
.
.
.
.

ザブン!

千歌「オレンジ……スプラーッシュ!」

ギュオオオオオン!

ズバーン!

ピーーーーー

角間『ゴール!雷門、2点目!これで勝ち越しです!』

いいわよ千歌ちゃん!

ナイスシュート!

そのまま押し切れ!

千歌(まだだ。まだ足りない)

梨子(取られた分は取り返される以上ミスは許されない…)

果南(ウチの攻撃で野生中にボール触らせるとか絶対にダメだ!)

鬼道「見ろ。勝ち越したのに追い詰められたような表情だ」

鬼道「おそらく先程の同点劇を思い出しまたも同点になること前提に、ミスは出来ないと考えているのだろう」

土門「…まあ、実際そうじゃないッスか?キーパーが止められないとわかった以上攻撃に負担かかりますよ」

鬼道「ああそうだ。その影響でミスをしてはいけないと考え、そして、焦りは必ずミスを生む」

土門「悪循環、ってやつですね」

.
.
.
.
.
.

「「「ブレイクアタック!」」」

ドオオオオオンン!!!

果南「うわあああっ!」

ルビィ「が、頑張ルビィ!」

タッタッタッ

ダイヤ「くっ…」

ダイヤ(私が止められないせいで…皆さんを危険に晒している!)

「「「ブレイクアタック!」」」

ドオオオオオンン!!!

ルビィ「うう…」バタリ

バシュン

ヘビ「しゃーーー!」ポスッ

角間『ボールはヘビの異名を持つ蛇丸へと渡った!』

ヘビ「スネークショット」

シュウウウン!

善子「ひっ…」

角間『あっと津島転倒!野生中のプレーに恐れをなしたか何も出来ません!』

ダイヤ「たあっ!」

ヒュウウウウン!

ダイヤ(くっ…とど、かない…)

ズバーン!

角間『ゴール!雷門、再び同点を許します!』

ダイヤ「……くそ!くそっ!!」

ガン!ガン!

ルビィ「お姉ちゃん…げほ、げほ…」

.
.
.
.
.
.

千歌(絶対にミスは出来ない。ここ取らなきゃ、先制したのに前半リードされた形で終わっちゃう!)

梨子(それだけは避けたい!それだけは…)

バシュン











ポーン…ポーン…

鞠莉「しまっ…!?」

カメレオン「貰った!」

角間『ああっと小原こぼしてしまった!この大事な場面でまさかのトラップミス!カメレオンの異名を持つ香芽がわずかな隙を逃さなかった!』

カメレオン「チーター!」

バシュン

チーター「よし!」ポスッ

チーター「さあ、俺の全速力を見てな!」

ギュウウウウンン!!

角間『チーターがドリブルで攻め上がる!野生中カウンターだ!』

ルビィ(おい、つけない!)

鞠莉(そんな…私のせいで……)

花丸「と、とおさないずら!ブレイクアタックにも、屈しない!」

チーター「…」

クルッ!

花丸「!?」

チーター「わざわざブレイクアタック使うまでもないザル守備だな」

チーター「ターザン、キック!」

シュウウウン!

ダイヤ「!?」

ドオオオオオンン!!!

ズバーン!

ダイヤ「」バタリ

ルビィ「……お、お姉ちゃん!?」

ピーーーーー

角間『ご、ゴール!雷門、ついに逆転された!』

ピッ!ピーーーー

角間『ここで前半終了のホイッスルです!』

【雷門2-3野生】

【雷門ベンチ】

ダイヤ「大丈夫、ボールがお腹に当たっただけですわ。痛みも引きましたし、後半も行けますわ…」

ダイヤ「それに、もっと激しい攻撃を受けても尚誰も退かないのであれば、ブレイクアタックを受けていない私が逃げて良い筈がありません!」

久遠「…わかった」

鞠莉「……」

果南「>>474

………ダイヤが決めたならなにも言わないけど一言だけ言わせてもらうよ
『無茶はしないで』

果南「………ダイヤが決めたならなにも言わないけど一言だけ言わせてもらうよ。『無茶はしないで』」

ダイヤ「それ、ブレイクアタックから逃げなかった貴女には言われたくありませんわね」

果南「…そう言われたら、何も言えないか」

鞠莉「いつでもマリー達使ってくれていいからね」

ダイヤ「ええ。存分に頼らせて貰いますわ」

.
.
.
.
.
.

【保健室】

ガラララ

千歌「迎えに来たよ」

花丸「あ、千歌ちゃん」

千歌「善子ちゃんの着替え終わった?」

花丸「うん。おしめもずぼんも新しいの履かせたけど、野生中にすっかり怯えちゃったみたいで…」

善子「……」ガクガク

養護教諭「…私としてはこの状態でピッチに上がるのは反対なのだけれど」

花丸「…どうする?」

善子「>>477

よしこ、でたくない…

善子「よしこ、でたくない…」

花丸「…また10人ずらね」

千歌「そうだね」

花丸「善子ちゃん、今日はもうゆっくり休むんだよ」

善子「…」コクッ

千歌「行こうか」

.
.
.
.
.
.

今日はここまで
続きやる時はお知らせします

18時くらいに再開します

【野生中】

GK…………………猪口

DF……蛙田…… 獅子王 ………魚住

MF……猿田………………………香芽

MF……………鶏井…大鷲

FW…………蛇丸…五利…水前寺


【雷門中学】

FW……曜………千歌………梨子

MF…果南……… 春奈………鞠莉

DF…ルビィ………冬花……… 花丸

GK………………ダイヤ

角間『雷門は後半津島を下げ10人で試合に臨むようですが、果たしてどうなるでしょうか?』

チーター「小便娘をひっこめたか。まあ、あんな役立たず居ても大した意味はないもんな」

サル「うきゃっきゃw」

ニワトリ「コケーーーw」

千歌(絶対に黙らせる!)

果南(こんなところで、終われない!)

ダイヤ(こんな下衆に、負けるものですか!)

ピーーーーー

ゴリラ「…」

ポーン…

角間『さあ、後半戦開始です!』

ニワトリ「コケ!とどめ刺してやるよ!」

角間『ニワトリがドリブルで攻め上がります!』

千歌「っ!」

角間『高海、迷わずニワトリへ突っ込んだ!』

ニワトリ「コケっ」パチン

ゴリラ「ウッホー!」

ヘビ「シャアああ!」

ヒュウウウウン!

ニワトリ(ブレイクアタックの餌食だ!)

ゴリラ「っ!」

ドオオオオオンン!!!

千歌「がふっ…」

ヘビ「っしゃあ!」

ドオオオオオンン!!!

ニワトリ「くたばれ!」

ドオオオオオンン!!!

千歌「がっ!!」

ニワトリ「へっ…」

春奈「足元お留守ですよ!」

バシュン

ニワトリ「なにっ!?」

角間『あっとブレイクアタックで集中砲火している隙をついて音無がボールを奪った!』

梨子「っ!」

タッタッタッ

曜「っ!」

タッタッタッ

ニワトリ「なっ!?こいつら…」

土門「鬼道さん、今の…」

鬼道「ああ。高海を囮にして敵からボールを奪ったんだ」

土門「ブレイクアタックで来るのがわかってても、あんな風に突っ込むとか度胸ありすぎでしょ…」

サル「ウッキー!ブレイクアタックで奪い返してや…

春奈「曜さん!」

バシュン

角間『音無から渡辺へセンタリングだ!』

曜「決める!」

ヒュウウウウン!

カエル「ゲコー!」

ピョーーーーン!

カエル「っ!」ポスッ

曜「えっ!?」

角間『ああっと惜しくもここはカエルにインターセプトされてしまった!』

カエル「ニワトリ!」

バシュン

ニワトリ「コケっ!」ポスッ

ルビィ「今度はルビィが…

ダイヤ「ルビィ!」

ルビィ「!」

ダイヤ「…私に、預けて下さい」

ルビィ「……わかった」

角間『あっと雷門、誰もニワトリへとプレッシャーを掛けません!』

まあそうでしょうね

危なすぎる…

ニワトリ「コケ、勝負を諦めたか。決めろ!」

バシュン

ワシ「コンドル…ダーイブ!」

シュウウウン!

角間『ああっと野生中のミッドフィルダー、ワシの必殺シュートだ!雷門、ここで突き放されてしまうのか!?』

ダイヤ「ふっ!」

ジジジジジジ!!

チーター「なんだあれは!?」

ダイヤ(昨日までは出来なかった必殺技。でも、今はこれに賭けるしかない。お願い、完成して!)

シュイイイン!

ダイヤ「硬く…なれ!」

カキイイイン!

ダイヤ「出来た!これが、わたくしの必殺技!」

ザッ!

ダイヤ「ダイヤモンドハンド!」

ガシイイイッ!!

ダイヤ「…」ジュウウウウ…

角間『と、止めたああああああ!!黒澤、この土壇場で必殺技を編み出した!』

わあああああああああああ!!!

ダイヤ様かっこいいいい!

ナイスセーブ!

いいぞ黒澤ー!

ダイヤ「ホッ…」

ダイヤ(正直賭けでしたが、なんとか止められましたわ)

ルビィ「>>490

お姉ちゃん…すごい!

ルビィ「お姉ちゃん…すごい!」

ダイヤ「さあ、反撃行きますわよ!」

「「「「おおおお!」」」」

.
.
.
.
.
.

千歌「っ!」ポスッ

角間『ボールは最前線の高海へと渡った!雷門、同点なるか!?』

ライオン「スーパーアルマジロ!」

ゴロゴロゴロゴロ~!

千歌「えっ!?」

ドオオオオオンン!!!

千歌「きゃあっ!」

角間『あっと惜しい!高海、野生中の守りの前にシュートをさせて貰えません!』

ライオン「カメレオン!」

バシュン

カメレオン「おう!」ポスッ

角間『カメレオンがドリブルで攻め上がる!』

鞠莉「行かせないわよ!はあっ!」

ピカーン!

ヒュルルルルル!

カメレオン「な、なんだ!?」

鞠莉「ゴールドシャワー!」

ドスン!
ドスン!

カメレオン「ひっ!?」

ゴチン!

カメレオン「」バタリ

角間『小原、必殺技でカメレオンの進行を防ぎます!』

果南「鞠莉!」

鞠莉「オーケー!」

バシュン

果南「同じ3年だからね。続くよ!」

ザバーーーーン!!

果南「メガロドン!」

ギュウウウウンン!!

曜「メガロドン!?」

梨子「新必殺技!?」

千歌「果南ちゃんも完成させてたんだね!」

角間『松浦の必殺シュートが野生中ゴールへと向かっていく!雷門同点なるか!?』

イノシシ「ワイルド…クロー!」

ブン!

イノシシ「ぐおおおおお!!」

パリーーーン

イノシシ「ぐわああああ!」

ズバーン!

ピーーーーー

角間『ゴール!雷門、同点に追いつきました!』

果南「やったああああああ!」グッ

鞠莉「イエーーーーース!」ピョン!ピョン!

ぷるん♡ぷるん♡

【雷門3-3野生中】

ピーーーーー

ゴリラ「…」

バシュン

ニワトリ「…」ポスッ

ダイヤ「逃げるのも勇気、ですわ」

「「「「!」」」」

ニワトリ「……コケ?」

千歌「それじゃ任せるよ」

ルビィ「ゴールは託すね」

ニワトリ「な、なんのつもりだ?」

ダイヤ「>>496

何って、見ての通りですわ。貴方達なんて私一人でも十分ということですわ

ダイヤ「何って、見ての通りですわ。貴方達なんて私一人でも十分ということですわ」

ニワトリ「コケーーー!俺達をコケにしやがって!」

ヘビ「シャアーーー!後悔させてやる!」

角間『野生中の選手達が一斉に攻め上がる!それに対し雷門の選手達は動きません!』

ニワトリ「ヘビ!」

バシュン

ヘビ「スネークショット」

シュウウウン!

ダイヤ「はっ!」

シュイイイン!

カキイイイン!

ダイヤ「ダイヤモンドハンド!」

ガシイイイッ!!

ダイヤ「…」ジュウウウウ…

角間『黒澤またしても止めた!』

ヘビ「くぅぅぅ……」

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.
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.

角間『後半戦もいよいよ後5分を切りました!試合は3-3、このまま試合は延長に入るか?それともここでどちらかが勝ち越し点を決めるのか?』

千歌「ハァ…ハァ……」

梨子「ハァ…ハァ…」

花丸(あ、足が……重い…)

曜「はぁ……はぁ……」

千歌(…もう皆体力が切れかけだ。ただでさえ1人少ないのに延長なんて入ったら…ウチにそんな余裕はない)

果南「~~っ!千歌!」

バシュン

千歌(決める。決めてみせる!)ポスッ

角間『ボールは高海へと渡った!雷門、ここで決められるか!?』

曜「千歌ちゃん!」

梨子「お願い!」

ザブン!

千歌「これで決める!オレンジスプラッシュ!」

ギュオオオオオン!

角間『高海が必殺シュートを打った!雷門、勝ち越しなるか!?』

イノシシ「ワイルド…クロー!」

ブン!

イノシシ「ぐおおおおお!!」

パリーーーン

イノシシ「ぐわああああ!」

ズバーン!

ピーーーーー

角間『ご、ゴーーーール!雷門、4点目は貴重な!貴重な!勝ち越し点!!!』

わあああああああああああああああっ!!!!

千歌「ハァ…ハァ……は、入っ……た…ふーーー…」

曜「>>500

この1点、守り切れば私たちの勝ちだ

曜「この1点、守り切れば私たちの勝ちだ」

千歌「あと、ちょっとだよ…最後の力、振り絞ろう!」

「「「「おおおお!!」」」」

らいもーーーーん!

後少し!

頑張れー!

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ダイヤ「ダイヤモンドハンド!」

ガシイイイッ!!

ダイヤ「…」ジュウウウウ…

ピッ!ピッ!ピーーーーー

角間『ここで試合終了のホイッスル!最後は黒澤がチーターのターザンキックをダイヤモンドハンドでしっかりとキャッチ!4-3で雷門は3回戦に駒を進めます!』

千歌「なんとか、なった~~…」ストン

花丸「疲れたずら~…」

お疲れ様!

よくやったぞ皆!

鬼道「…行くぞ土門」クルッ

土門「はい」

スタスタ…

【保健室】

ガラララ

千歌「善子ちゃーん!勝ったよー!」

養護教諭「しー!」

善子「ちゅぱちゅぱ…」

千歌「…寝ちゃってるか」

花丸「指咥えて、赤ちゃんみたい。可愛い♪」

養護教諭「試合終わったみたいだし、善子ちゃんの家に連絡入れておくわ」

善子「んっ…」

じゅいいいい~~~
ジョオオオオオオオオ~~~~

千歌「世界地図描いてるのだ」

善子「ママぁ…♡ちゅぱちゅぱ」

【公式戦シュート成績】

千歌3得点
オレンジスプラッシュ(4-3)

梨子2得点
バブルボイル(2-1)
ノーマルシュート(1-1)

曜0得点
ノーマルシュート(1-0)

冬花0得点

ルビィ0得点

花丸0得点

善子0得点

春奈1得点
ノーマルシュート(1-1)

果南2得点
メガロドン(1-1)
ノーマルシュート(2-1)

ダイヤ0得点

鞠莉1得点
ノーマルシュート(1-1)

【公式戦セーブ成績】

ダイヤ3セーブ4失点
ノーマル(4-0)4失点
ダイヤモンドハンド(3-3)0失点

【オリジナル技解説】

オレンジスプラッシュ…シュートモーション、エフェクト共にバブルボイルと同じ、色は水色メインがオレンジ色メインになった。威力はバブルボイルより高い
ゴールドシャワー…光を上空に飛ばし、そのあと金の塊の雨となって敵に降り注ぐ。当たると痛い

【オリジナル技解説】

オレンジスプラッシュ…シュートモーション、エフェクト共にバブルボイルと同じ、色は水色メインがオレンジ色メインになった。威力はバブルボイルより高い

ゴールドシャワー…光を上空に飛ばし、そのあと金の塊の雨となって敵に降り注ぐ。当たると痛い

【部室】

久遠「2回戦ご苦労だった…と言いたいところだが、明後日に3回戦が行われる」

千歌「ええ…明日休んですぐ3回戦…」

鞠莉「ハードな日程デース…」

花丸「も、もう少し休みたいずら…」

ルビィ「うゆ~…」

ダイヤ「…明日1日しか休みのない中で3回戦の相手の対策とか、立てられますの?」

果南「正直無理じゃない?まあ、でもある意味やりやすいんじゃないかなん?」

春奈「と言いますと?」

果南「ノーデータって、言い換えれば頼れるのは己の力のみって感じして格好良くない?しかも疲労が取れない中で得体の知れない敵と戦うとか燃えてこない?」

千歌「…確かにそう言われると燃えてくるね!」

果南「でしょ!」

久遠「…明日は練習を行わず休みとする。今日は寄り道をせず帰って疲労回復に努めろ。いいな?」

「「「「はい!」」」」

【十千万・温泉】

チャプン♡

千歌「あー、いたたたた…身体に染みる~…」

梨子「こんなんで、明後日試合できるのかな?」

千歌「わっかんない。けど、なんとかするしかないよ」

梨子「そうね…」

千歌「>>510

ここが我慢のしどころだから

千歌「ここが我慢のしどころだから」

千歌「月曜の3回戦を凌いだら、準決勝は日曜だから楽にはなる筈。だから、頑張ろう」

梨子「…うん」

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(^8^)ちゅんちゅん

千歌「りーこちゃん♡おはよう♡」

梨子「…おはよう」

※昨日は千歌ちゃんの部屋でお泊まり会をしていました

千歌「明日の相手、青葉学園なんだって」

梨子「…強いの?」

千歌「さあ?」

梨子「やっぱりわかんない相手か。覚悟はしてたけどね。ふぁ…」

千歌「とりあえずお風呂行こっか。まだ5時だから今なら貸し切りだよ」

梨子「…そんな早くから入れるの?」

千歌「今日は特別。誰かさんがお泊まりに来てくれたからね♡」

梨子「…ありがとう////」

千歌「あ、でもお風呂の前にここでおしりぺんぺんしておこっか♪」

梨子「う…やっぱりやるのね…」

千歌「梨子ちゃんのお母さんに頼まれたからね。おねしょしてたらおしりぺんぺんって」

梨子「////」

千歌「梨子ちゃん、脱がすね」

ビリッ!!
ビリッ!!

千歌「今日もいっぱい出てるね」ニヤニヤ

梨子「////」

千歌「おしりぺんぺんは…まあ、昨日は大変な試合だったし回数も少なくしておくね」

梨子「ホッ…」

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.

【脱衣所】

千歌「まさか一緒に入ることになるとは思わなかった」

梨子「ご、ごめんね千歌ちゃん…」

千歌「梨子ちゃんが謝ることじゃないよ。チカが力加減間違えちゃったのが原因だし」

千歌『1回目行くよ』

梨子『う、うん…』

千歌『いーち!』

バチーーーーン!!

梨子『いったあああい!』

チョロロロロロ~

千歌『え?』

梨子(うう、もう最悪。千歌ちゃんのお膝の上で、下半身真っ裸でおもらししちゃうなんて恥ずかしすぎる…////)

【温泉】

梨子「そ、その…本当にごめんね。パジャマ汚しちゃって…」

千歌「さっき言ったけど気にしなくていいよ。あんなの洗えばいいだけだし」

千歌「それよりさ、せっかくの休みだし何かしたいこととかない?そういう話しようよ!そっちの方が楽しいよ」

梨子「…うん」

千歌「梨子ちゃん今日やりたいこととかある?」

梨子「>>516

…『りこ』、ちかおねえちゃんと二度寝したい

梨子「…『りこ』、ちかおねえちゃんと二度寝したい」

ギューーーー

千歌「エッッッッッ!!?」

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【千歌の部屋】

梨子「スー…スー…」

千歌(り、梨子ちゃん可愛すぎ…////天使かな?)

ドキドキ…

梨子『ちかおねえちゃん♡』

千歌「えへへ…////」タラ---

千歌「おっと鼻血出ちゃった////ティッシュティッシュ」

ズボッ!

梨子「スー…スー…」

千歌「ハァハァ…ど、どうしよ…かな?ハァハァ////」(♡﹃♡)

千歌「////」ドキドキ

梨子「スー…スー…」

千歌「…>>520

もう襲っちゃおう。梨子ちゃんが悪いんだよ?

千歌「…もう襲っちゃおう。梨子ちゃんが悪いんだよ?」

モミッ♡

梨子「んっ…////」ビクン♡

千歌(キスで起こそうかと思ったけど、窒息させたらかわいそうだしまずは太ももだね)

千歌「…」

ツツー

梨子「んんっ!?////」ビクッ

梨子「んん…」

千歌「あ、起きた」

梨子「…ちか、おねえちゃん?」

千歌「…おっはよう♡」

チュッ♡

梨子「!?」カァァァ////

千歌(きゃあああああああああ♡や、やっちゃった♡遂に梨子ちゃんとキッス♡り、梨子ちゃんに…チカのファーストキス、あげちゃった♡)

梨子「え!?ち、ちかおねえちゃん!?な、なんでキス!?」ドキドキ////

千歌「…もう我慢できない」

ガシッ!

梨子「あ、あの…ちかおねえちゃん?なんで、りこの両手を掴むのかな…?」

千歌「梨子ちゃんのはじめて、貰うね♡」

梨子「えっ!?」

千歌「大丈夫、チカもはじめてだし責任はちゃんと取るから……

スーーーーー

美渡「千歌、梨子ちゃん。朝ごはん出来…て……」

千歌「あっ…」

美渡「な、なにしとんじゃお前はあああああっ!」

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梨子「ちかおねえちゃんのバカ!女の子の寝込みを襲うなんて信じられない!」

千歌「全くです。本当に申し訳ない」

梨子「…反省してる?」

千歌「ふかーく、はんせいしてます」

梨子「………」

千歌「だから、許してください」orz

梨子「…次は許さないからね」

千歌「ありがとう梨子ちゃん!」

ギューーーー

千歌「えへへ♡梨子ちゃん大好き~♡」

梨子「///」

千歌「あ、そうだ。朝ごはんの前にオムツ替えてあげなきゃ」

千歌「怖がらせちゃってごめんね。それ、起きてからの失敗だよね」

千歌「チカ、おねしょとおもらしの区別が付く出来る女だからね!」キリッ

梨子「…じゃあこのおもらしはどんなおもらしかわかる?」

千歌「勿論。怖くて出たやつでしょ?」

梨子「>>524

……嬉ションよ////

梨子「……嬉ションよ////」

千歌「へ!?」カァァァ////

梨子「…に、二回は言わないから////」プイ

千歌「~~~~っ!梨子ちゃーん♡梨子ちゃん梨子ちゃん梨子ちゃん」

スリスリ♡

梨子「ちょ、もう…くすぐったいよお姉ちゃん////」

千歌「だって嬉しいんだもん!」

スリスリ♡

梨子「全く、仕方のないお姉ちゃんなんだから」

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今日はここまで
続きやる時はお知らせします

15時半くらいに再開します

【河川敷】

千歌「試合は10時からだよね?」

梨子「うん」

果南「試合終わったら5時間目から授業とか…」

花丸「過密日程ずら…」

果南「1日くらい公欠にしてくれてもいいのにね…」

千歌「チカ達試合の後久遠先生の授業なんだよね。キツい…」

花丸「うわぁ…」

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ズバーン!

千歌「まだ疲れが全部取れてる訳じゃないけど、それでもボールはいつも通り蹴れてる」

花丸「正直結構しんどいけど、走れない訳じゃないし頑張ります!」

果南「…準備は万端だね?」

「「「うん」」」

果南「じゃあ行こうか。学校に」

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【雷門中】

千歌ちゃんおはよう!

千歌「おはよう」

試合頑張ってね!

教室から応援してる!

千歌「うん。ありがとう」

角間(実況したい実況したい実況したい実況したいいいいいいいい!)

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【グラウンド】

曜「…今日静かだね」

梨子「皆授業あるからね」

曜「日曜なのにわざわざ応援や実況に来てくれてたクラスのみんなが、どれだけありがたい存在だったかよーくわかったよ。応援がないって、寂しいね」

梨子「…そうね」

曜「…またあの声援の中で試合したいよね」

梨子「その為には」

曜「今日の試合、だね」

曜「勝とう!勝って、日曜また大声援の中で試合しよう!」

梨子「ええ」

久遠「…アップを始めろ」

「「「「はい!」」」」

タッタッタッタッタッ!!

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ピッ!ピッ!ピーーーーー

千歌「やった!勝った!」

曜「準決勝進出であります!」

ダイヤ「次はいよいよ覇王ですわね」

ルビィ「木戸川清修か…どんなチームか楽しみ!」

【雷門2-0青葉学園】

【教室】

キーンコーンカーンコーン

ガラララ

千歌「おっそよー!」

あ、千歌ちゃん!

おそよー!

ベスト4入り決定おめでとう!

次雷門じゃないんだよね?でも応援行くよ!

千歌「えへへ…////ありがとうなのだ」

梨子「>>541

千歌ちゃん、私購買に行ってくるね

梨子「千歌ちゃん、私購買に行ってくるね」

千歌「わかったー」

ねえねえ、今日の試合のこと話して!

あ、私2回戦の話聞きたい!

俺は1回戦の話!

ワイワイガヤガヤ!

千歌「待って待って!順番に話すからそんないっぺんに聞かないで」

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一旦ここまで
続きやる時はお知らせします

22時くらいに再開します

午後の授業をこなし、放課後を迎えた

久遠「準決勝の相手は木戸川清修に決まった」

千歌「やっぱり木戸川清修か…」

春奈「順当に勝ち上がってきましたね」

冬花「お父さん。今日の部活はミーティングを中心にやるの?」

久遠「ああ」

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【視聴覚室】

豪炎寺『ファイア、トルネード!』

ズバーン!

ダイヤ「…木戸川清修で要警戒はこの豪炎寺修也選手ですわ」

春奈「豪炎寺さんは昨年、1年生ながら背番号10番を背負いエースとして活躍、木戸川清修のFF準優勝に大きく貢献しました」

ダイヤ「必殺技はファイアトルネード、今年もその豪炎でゴールをたくさん奪ってます。現時点で東京都予選の得点王ですわ」

『『『トライアングル…Z!』』』

ズバーン

春奈「他にも、豪炎寺さんと同年代の三つ子フォワードも厄介です。豪炎寺さんだけをマークしたら失点は防げる、木戸川清修はそんな甘い攻めはしてきません」

千歌「攻撃のチームか。面白そうだね」

久遠「…今日はこれで解散とする。グラウンドで練習したい者、引き続き映像を見たい者、家に帰って疲労回復に努めたい者も居るだろう。この後の行動は各自の判断に任せる」

「「「「お疲れ様でした!」」」」

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千歌(さて、チカは…)

曜「千歌ちゃん!」

千歌「あ、曜ちゃん。どうしたの?」

曜「…この後、時間ある?」

千歌「ん?なに?」

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【グラウンド】

果南「さて、やりますか」

ダイヤ「お互いの必殺技をもっと身体になじませるには、やはり数をこなすのが一番ですわね」

果南「…そういえば、こうやって2人で特訓って初めてだよね」

ダイヤ「そうですわね。私達、サッカー部に入るまであまり話したこともなかったですものね」

果南「それが今じゃ、互いに必殺技をぶつけ合う仲か。世の中って何があるかわかんないよね」

ダイヤ「そうですわね…」

久遠「…今日はこれで解散とする。グラウンドで練習したい者、引き続き映像を見たい者、家に帰って疲労回復に努めたい者も居るだろう。この後の行動は各自の判断に任せる」

「「「「お疲れ様でした!」」」」

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なんか混じってたので>>550はなしで

【グラウンド】

果南「さて、やりますか」

ダイヤ「お互いの必殺技をもっと身体になじませるには、やはり数をこなすのが一番ですわね」

果南「…そういえば、こうやって2人で特訓って初めてだよね」

ダイヤ「そうですわね。私達、サッカー部に入るまであまり話したこともなかったですものね」

果南「それが今じゃ、互いに必殺技をぶつけ合う仲か。世の中って何があるかわかんないよね」

ダイヤ「そうですわね…」

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【善子の部屋】

善子「ただいまー…」

シーン……

善子「…まあこんな時間には帰ってないわよね。ママは学校の先生だから仕事忙しいだろうし」

机に置いてある1000円札を手にし、買い物へ

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【ドラッグストア】

梨子「おねえちゃん今日帰り遅かったよね。なにしてたの?」

千歌「ちょっとね。曜ちゃんと特訓」

梨子「…ふーん。曜ちゃんと」

梨子(百合の予感!)キラ-ン!

千歌「>>555

それよりオムツコーナー行こう。梨子ちゃんに似合うかわいいのを買ってあげる♡

千歌「それよりオムツコーナー行こう。梨子ちゃんに似合うかわいいのを買ってあげる♡」

梨子「…かわいいのなんて買っても、多分サイズ合わないわよ」

千歌「え?そうなの?チカオムツ買ったことないからわかんないや」

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今日はここまで
続きやる時はお知らせします

14時半くらいに再開します

【雷門中・駐車場】

千歌「今日からビジターゲームだね」

曜「木戸川清修のグラウンドだし、完全アウェイだったりして」

千歌「クラスの子達が応援に、角間君は実況来るって言ってたから案外五分五分だったりして」

ぷっぷー

ダイヤ「バスが来ましたわ。全員乗りましょう」

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【バスの中】

果南「きょ、今日はまた一段と豪華なバスだね…」

鞠莉「敵の本拠地に乗り込むから、こっちも負けてないぞって試合前からアピールしたい!ってパパに頼んだら用意してくれたデース!」

果南「さ、流石金持ち…」

梨子「ここまで豪華だと逆に緊張しちゃうよね。私なんかが本当にこんないいバス乗っていいのかなって…」

冬花「わかる…」

ルビィ「…ふわぁ」

ダイヤ「朝早かったですものね。寝てもいいですわよ。着いたら起こしてあげますわ」

ポンポン

ルビィ「……ありがとう」

頭をダイヤの膝の上に乗せて…

ルビィ「お姉ちゃんの膝、気持ちいい…♡」

ダイヤ「ふふっ、ゆっくりお休みなさい」

ルビィ「…zzz」

のび○くんのような速さで眠りについた

善子「ふぁ…ヨハネも眠くなってきたわ」

花丸「善子ちゃん、寝ていいよ」

善子「え?い、いいの?」

花丸「>>564

いいよ。寝ちゃいなよニヤリ

花丸「いいよ。寝ちゃいなよ」ニヤリ

善子「じゃあ、ふぁ~…」

花丸「着いたら起こしてあげる。おやすみ~」

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【木戸川清修・駐車場】

ピーッ!ピーッ!ピーッ!ピーッ!
プシューーーー

な、なんだあのバスは!?

でけえ!

すげえウチのサッカー部のバスよりでけーぞ!

鞠莉「ふふっ、木戸川の生徒達がウチのバスに寄ってきたわね。思い通りだわ」

ダイヤ「着きましたわよルビィ。起きてください」

ルビィ「ふわぁ~…」

ダイヤ「…ん?足元が…濡れてる?」

鞠莉「………え?」

梨子「…もしかして」

「「「「…」」」」チラッ

善子「」サ---

花丸「あー、善子ちゃんおねしょしてるずらー」

善子(や、やややや…やっちゃった!!!こ、高級バスの座席におねしょしちゃった!!!ど、どどどどどうしよう!これ凄い高いわよね!え!?べ、弁償とかしないとダメ!?お、お金どれだけ取られるの!?)

ジョオオオオオオオオ~~~

ルビィ「た、畳み掛けるようにおしっこ漏らしてルビィ!」

鞠莉「…………ヨハネ」

善子「はいいいっ!?」ビクッ!

じょばーーーーーーーーーーー!!!!

曜「さらに勢いが強く!?」

鞠莉「>>569

……あとでしっかり掃除で許してあげる。でも、そのお漏らしを止めなさい。今すぐに(耳元でガチトーン)

鞠莉「……あとでしっかり掃除で許してあげる。でも、そのお漏らしを止めなさい。今すぐに」

善子「は、はいいっ!」

じょばばーーー!

ジョオオオオオオオオ~

しゅううう~

曜「…よ、ようやく止まった」

善子(と、止まってくれて良かった~!!!)

降りてきたぞ!

あれが雷門サッカー部

ダイヤ「…」

梨子「…」

果南「…」

間近で見ると物凄く綺麗…

うん…

同じ年なのにこの美貌の差…

ルビィ(まあこの3人は容姿で褒められるよね)

千歌「こんちかー!」ニコ-

曜「こんにちは」ニッコリ

きゃあああ!

かわいいいい!!

冬花「…思ったより歓迎されてるね」

久遠「そうだな」

善子「////」ビッチョリ…

あれが噂のおもらし娘…

確かオムツしてても貫通するらしいぜ

はあー、マジかよ。とても人間業じゃねえ

かわいい顔で失禁しまくるせいで性癖歪められた人間も少なくないとか

ぺろぺろしたいわ…////

オムツ替えてあげたい////

ぶひひ♡ヨハネ様~

花丸「うわー、善子ちゃんダントツの人気ずら」

善子「>>573

嬉しくないわよ…ジョオオオオオ

善子「嬉しくないわよ…」ジョオオオオオ

生おもらし来たああああああ!!

聖水の時間だあああああああああ!!!

パシャ!パシャ!パシャ!パシャ!

花丸「嬉しくないとか言いながらふぁんさーびすを忘れないなんて、ヨハネ様はさーびす精神旺盛ずらね」

善子「サービスなんて、してなああああああいっ!!」

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【保健室】

ガラララ

鞠莉「diaperのchangeは終わった?」

花丸「ばっちりずら」

鞠莉「じゃあ、ヨハネとマルはバスの掃除に行ってきて頂戴」

花丸「え!?な、なんでマルまで…」

鞠莉「無責任にヨハネに寝ていいって言ったのは貴女なんだから、連帯責任よ」

花丸「うっ……」

鞠莉「それからこの事はヨハネのママに報告しておくからね」

善子「」ガ-ン

.
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.
.
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【バスの中】

善子「うう…帰ったら何回おしりぺんぺんされるのかしら…ここのところほぼ毎日なのよね…」

花丸「そうなの?でも善子ちゃんのお母さんって、確か寝る前にトイレに行ってたらおしり叩かない人なんだよね?」

善子「うん。でも練習や試合の後シャワー浴びてからすぐベッドに直行して…」

花丸「それはただの自業自得ずら」

善子「言わないで。わかってるから…」

花丸「>>577

それよりさっさと掃除済ませよう。早くしないとアップの時間無くなっちゃう

花丸「それよりさっさと掃除済ませよう。早くしないとアップの時間無くなっちゃう」

善子「そ、そうね。木戸川のグラウンドは人工芝だから土のグラウンドとどう違うのか、実際芝を踏んで皆はどう対応するかの考えを聞いたり…やることはあるもんね」

花丸「もたもたしないで、掃除!掃除!」

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今日はここまで
続きやる時はお知らせします

13時半くらいに再開します

【木戸川清修・グラウンド】

千歌「梨子ちゃーん。行くよー」

バシュン

梨子「それっ」ポスッ

曜「えい!」

バシュン

春奈「ナイスパスです!」ポスッ

豪炎寺(流石だな。基本がしっかり出来ている。ここまで勝ち上がったのも納得がいく)

勝「ふーん。相手女子だけか」

友「僕達兄弟の敵ではありませんね」

努「ここまで運良く勝ち上がれたみたいだが、俺達に運だけで勝つことは…」

勝「不可能だと思い知らせる、みたいな!」

豪炎寺(楽な展開は期待できないな。いざとなれば、未完成だが【アレ】を使うことさえ覚悟しなくては…)

角間『本日はここ、木戸川清修からフットボールフロンティア東京都予選準決勝、雷門中学対木戸川清修の試合が行われます!実況は私、角間圭太です!』

千歌ー!応援来たよー!

俺達を勝利に導いてくれー!

梨子お姉様ー!

今日も素敵なシュートを決めてええええ!!

ダイヤ様ー!

その名が表す硬い守りを期待してますー!

果南さーん!

頑張れー!

千歌「貴重な日曜日にビジターまで来て私達を応援してくれるなんて…感激だよ!」

果南「これは頑張らないとね」

千歌「うん!」

豪炎寺様ーーーー!!

今日もファイアトルネードが決まる瞬間を期待してますうううう!!

私のハートにも火を付けてええええええ!!

女ばかりの集団に豪炎寺様が負ける筈ないわ!

けちょんけちょんにしちゃってー!

私だけをみてええええええええ!!!

冬花「やっぱり相手の本拠地だけあって木戸川清修の応援がほとんどですね」

鞠莉「そうね」

冬花「特にあの豪炎寺って人、ファンクラブなんてあるくらいですもんね」

鞠莉「ファンクラブがあるってのは聞いてたけど、ここまで声が多いなんて予想してなかったわ…」

梨子「!」

梨子「千歌ちゃん」

千歌「ん?」

善子「…」タッタッタッ

花丸「…」タッタッタッ

掃除を終え、善子と花丸がグラウンドへ

それに気付いた梨子ちゃんと…

わあああああああああ!!!

「「「「!?」」」」ビクッ

よしっこが来たぞ!

やっとグラウンドに降臨なさった!!

パチパチパチパチ!!

花丸「あれ?なんかマル達、めちゃくちゃ拍手されてない?」

善子「くっくっく…この堕天使ヨハネのダークオーラには木戸川の眷属でさえもヨハネを称えざるを得ない、そういうことね!」ギラン!

よしっこー!今日も試合中漏らすの期待してるぞ!

堕天使の聖水出してね!

おもらしをカメラに撮っておくから!

善子「っ!?」ガ-ン

花丸「…だーくおーら、ぷっw」

善子「わ、笑うなぁぁ!!」カァァァ////

花丸「掃除終わりました!」

鞠莉「ご苦労様」

善子「…」ムッス-

鞠莉「>>590

調整急いでね。もうあまり時間はないから

鞠莉「調整急いでね。もうあまり時間はないから」

花丸「はーい」

善子「…わかってるわよ」

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.
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【木戸川清修】

GK……………大御所

DF…女川…黒部…光宗…西垣

MF………茂木………跳山

FW……努………勝………友

FW……………豪炎寺

【雷門中学】

FW……曜………千歌………梨子

MF………………春奈

MF…果南……………………鞠莉

MF………………ルビィ

DF…善子………冬花……… 花丸

GK………………ダイヤ

一旦ここまで
続きやる時はお知らせします

20時くらいに再開します

ピーーーーー

角間『東京都予選準決勝、木戸川清修ボールで試合開始です!』

豪炎寺「…」

バシュン

勝「俺達の力、見せつける!」

千歌「っ!」

角間『高海が武方勝に突っ込んで行く!いきなりキャプテン同士の1対1か!?』

勝「っ!」

バシュン

千歌「!」

努「ナイス!」ポスッ

曜「たあっ!」ズザ---

努「隙だらけだな」ヒョイ

努「友!」

バシューーーーン

友「っ!」ポスッ

鞠莉「通さないわよ!」

友「君達じゃ僕達を止めるなんて不可能です!」

鞠莉「それはどうかしら?はっ!」

ピカーン!

ヒュルルルルル!

友「なっ!?」

鞠莉「ゴールドシャワー!」

ドスン!
ドスン!

友「ひっ!?」

ゴチン!

友「」バタリ

春奈「鞠莉さん!」

鞠莉「頼んだわよ、春奈!」

バシューーーーン

春奈「はいっ!」ポスッ

角間『武方友からボールを奪った小原、ボールを音無へと繋ぎます!』

茂木「行かせるか!」

跳山「うおおおおお!!」

春奈「たあっ!」

ヒュン!ヒュン!

「「!?」」

春奈「イリュージョンボール」

角間『音無が茂木と跳山を抜きます!』

千歌「へい!」

黒部「っ!」

タッタッタッ

千歌「!?」

春奈(マーク入ってる!梨子さんは…)

光宗「…」

西垣「…」

春奈(2人がかり…)

曜「…」

女川(…こいつ確か、今大会は点を決めてなかったな。なら、マークは甘くしていいか。10番の動きを)チラッ

春奈「!」

曜「春奈ちゃん!」

春奈「っ!」

バシューーーーン

女川「あっ!?」

曜「!」ポスッ

角間『音無、渡辺へとパスを繋ぎます!雷門先制なるか!?』

曜「っ!」

角間『渡辺がドリブルでゴールまで切り込んで行く!』

女川(こいつ、ドリブルで普通に走ってる俺より速いだと!?)

大御所「ふん。今大会得点0の女に、この俺が点を許す訳ないだろうが!」

千歌「曜ちゃん!特訓の成果を見せるのだ!」

曜「!」

曜(千歌ちゃんが、期待してくれてる!このボールは絶対に決めるんだ!)

曜「っ!」

ザブン!

大御所「なっ!?」

角間『ああっとこの技は!?』

曜「オレンジ……スプラーッシュ!」

ギュオオオオオン!

大御所「うわああああっ!」

ズバーン!

ピーーーーー

角間『ご、ゴール!雷門、先制!』

曜「決めた…やっと……ゴールを決められた………」

曜(やっと…やっと千歌ちゃんの役に立てた………)

千歌「やった!やったああ!!やったね曜ちゃん!あの特訓が実ったんだよ!」

曜「………うん!」ニッコリ

梨子「今のシュート…もしかして千歌ちゃん…」

千歌「うん!この6日間、曜ちゃんに私の必殺技を伝授したんだよ!」

春奈「6日って…たった6日でオレンジスプラッシュを会得したんですか!?」

千歌「凄いでしょ!曜ちゃん天才だからね!」ドヤァ

梨子「なんで千歌ちゃんがいばってるの?」

曜「>>601

編み出したのは千歌だから

曜「編み出したのは千歌ちゃんだから、とか?」

曜「ほら、教えた私凄いみたいな?」

梨子「ああ、そういうことね」

【雷門1-0木戸川清修】

ピーーーーー

豪炎寺(正直、先制点は取れるつもりでいた。油断していたのは俺も同じということか…)

バシュン

勝「まだまだ俺達は本気を出しちゃいない!」

努「もう容赦はしねえ!ここからが本番だ!」

勝「俺達の恐ろしさ、教えてやる!みたいな!」

バシューーーーン

努「っ!」

バシューーーーン

曜「なっ!?」

勝「っ!」

春奈「あの速さでワンツー繋ぐんですか!?」

ルビィ「と、とおさない…」

勝「っ!」

ポーーーン

ルビィ「え?」

角間『武方勝、ボールを空へと浮かせます!』

勝「見せてやる!これが、俺の必殺シュートだ!」

ヒュウウウウン!

勝「見せてやる!これが、俺の必殺シュートだ!」

ヒュウウウウン!

ダイヤ「飛んだ!?」

冬花「高い…」

グルン!グルン!グルン!

勝「バックトルネード」

ボオオオオオ

角間『で、出たああああ!!武方の必殺シュートバックトルネード!』

善子「はあっ!」

ヒュウウウウン!

花丸「え?」

ダイヤ「善子さん!?」

善子「デーモン、カット!」

コオオオオォッ!!

バシュン!

ポーン…ポーン…

善子「ギラン!堕天使ヨハネ、ここに降臨」

角間『ヨハネが華麗にシュートブロック!雷門のピンチを救いました!』

わあああああああああ!!

ヨハネ様降臨したああああああ!!

デーモンカットかっけー!

勝「なんだと!?」

善子「何を驚いてるのかしら?このくらいヨハネなら止められて当然よ」

勝「くっ……」

努「おい、あいつスロースターターじゃなかったのか?」

友「どうなってるんですか…?」

善子「>>605

反撃は任せたわよ!リトルデーモン達!

善子「反撃は任せたわよ!リトルデーモン達!」

バシューーーーン

勝「くっ!戻れ!」

ヒュルルルルル

茂木「取らせるかよ!」

春奈「…よっと」

バシュン

茂木「なっ!?」

果南「毎度ながらナイス中継!」ポスッ

春奈「いえいえ」ニッコリ

西垣「絶対にフォワードには渡すな!」

女川「次は油断しない!」

曜「やっぱり…」

黒部「…」

千歌(外れない…)

光宗「…」

西垣 「…」

果南(千歌と曜ちゃんは1人ずつ、梨子ちゃんは2人がかりか。徹底してフォワードマークか。確かにいい作戦だけど…)

千歌「…」コクッ

果南「必殺シュートが打てるのはフォワードだけじゃないんだよ!」

ザバーーーーン!!

果南「メガロドン!」

ギュウウウウンン!!

角間『松浦の強烈なロングシュートが炸裂!雷門追加点なるか!?』

西垣「かかったな!」

タッタッタッ

梨子「え?」

クルクル!

ビュオオオオオオ

西垣「スピニングカット!」

ヒュン!

ヒュン!

ヒュン!

ガキイイイイン!!

西垣「…」

ポーン…ポーン…

西垣「…」ポスッ

角間『ああっと、ここは西垣のスピニングカットで止められてしまった!松浦が隙をついたのではなくこれは木戸川清修の罠だった!雷門、追加点はあげられませんでした!』

果南「くそ!誘われてたのか…」

鞠莉「まだボールは生きてるわ!守りに切り替えて!」

果南「あ、うん!」

西垣「跳山!」

バシューーーーン

.
.
.
.
.
.

今日はここまで
続きやる時はお知らせします

11時くらいに再開します

努「バック…トルネード!」

ボオオオオオ

善子「無駄よ!デーモンカット!」

コオオオオォッ!!

バシュン!

ポーン…ポーン…

努「くっ…」

角間『堕天使ヨハネ、またしても木戸川の必殺シュートを防いだ!今日は絶好調のようです!』

善子「果南っ!」

バシューーーーン

果南「オッケー任された!」ポスッ

茂木「行かせるか!」

果南「よっと」

ポーン

角間『松浦、ボールを浮かせて茂木を抜き去った!』

果南「千歌っ!」

バシューーーーン

千歌「オッケー!」ポスッ

角間『ボールは前線へと繋がります!』

ザブン!

角間『あっとここで高海が必殺技の態勢に!』

曜「オレンジ、スプラッシュ!」

ギュオオオオオン!

西垣「スピニング、カット!」

ヒュン!

ヒュン!

ヒュン!

ガキイイイイン!!

ポーン…ポーン…

角間『だがこれも防がれたあああっ!雷門、またしても追加点が奪えません!』

西垣「何度やっても、俺のスピニングカットが君達のシュートを防ぐ」

バシューーーーン

曜「千歌ちゃん!」

タッタッタッ

曜「あのディフェンスの人、結構やばいね。簡単には突破できなさそう…」

千歌「そうだね。けどあの人も同じ人間なんだ。必殺技で強引にでも攻め続ければ、必ず隙は生まれるよ」

曜「!」

果南「力業で無理矢理こじ開ける、か。いいねそういうの。私好きだよ」

千歌「皆、攻める手を緩めずに行こう」

曜「うん!」

.
.
.
.
.
.

豪炎寺「っ!」

ヒュン!

グルン!グルン!グルン!

豪炎寺「ファイア…トルネード!」

ドーーーーーーン!!

ダイヤ「はっ!」

シュイイイン!

カキイイイン!

ダイヤ「ダイヤモンドハンド!」

ガシイイイッ!!

ダイヤ「…」ジュウウウウ…

.
.
.
.
.
.

ザブン!

曜「オレンジ……スプラーッシュ!」

ギュオオオオオン!

西垣「スピニングカット!」

ヒュン!

ヒュン!

ヒュン!

ガキイイイイン!!

ポーン…ポーン…

.
.
.
.
.
.

角間『雷門が先制して以降得点に動きがなくなったこの試合!次の1点を取るのはどちらのチームか!?』

ヒュン!ヒュン!

春奈「イリュージョンボール!」

角間『抜いた!音無が華麗なドリブルで攻め上がる!』

春奈「梨子さん!」

バシューーーーン

梨子「っ!」ポスッ

西垣「決めさせるか!スピニン…ぐっ!?」

木戸川イレブン「「「「!?」」」」

西垣(と、飛べないだと…!?)

度重なる必殺技の連続ブロックにより足が重たくなっていた

そして、その隙を突き…

ザブン!

梨子「バブルボイル!」

シュウウウン!

西垣「~~っ!止めてくれ!」

大御所「うおおおおおっ!」

ガシッ!

大御所「~~~っ!?」

ズバーン!

大御所「がはっ!」バタリ

角間『ゴール!雷門、待望の追加点!』

【雷門2-0木戸川清修】

千歌「やったね梨子ちゃん!」

曜「ナイスシュート!」

梨子「うん。決められて良かった」

パシン!

FW三人でハイタッチを交わした

.
.
.
.
.
.

勝「まだだ!まだこんなものじゃない!」

僕「僕達兄弟のとっておき!」

努「お前達に見せてやる、みたいな!」

角間『武方三兄弟が果敢に攻め上がる!前半は残り僅か、木戸川が1点差に詰め寄るか?それとも雷門がここを凌ぐか!?』

豪炎寺「待て!闇雲に攻めるな!」

勝「これが武方三兄弟の切り札!」

ゲシッ!

努「っ!」

ゲシッ!

友「っ!」

ドオオオオオンン!

「「「トライアングル……ゼット!」」」

キュピーン!!!

角間『な、なんと武方三兄弟が力を合わせて必殺技を放った!』

勝「決まった!」

ダイヤ「…」

シュイイイン!

カキイイイン!

ダイヤ「ダイヤモンド、ハンド!」

ガシイイイッ!!

ダイヤ「…」ジュウウウウ…

努「なにいっ!?」

角間『黒澤、武方三兄弟の必殺技トライアングルZをキャッチしています!雷門、木戸川清修に得点を許さない鉄壁の守りが続いていますっ!』

友「そんな…僕達の、最強の必殺技が……」

茂木「嘘だろ…」

跳山「木戸川のサッカーが…」

大御所「通用しない…」

西垣(後何回シュートが飛んで来るんだ…)

豪炎寺(不味い!今のを止められた事でチームの士気が下がり始めた!)

二階堂「切り替えろ!まだ前半は終わってない!」

久遠(チャンスだな。今の流れなら、残り時間でももう1点取れる)

久遠「…音無!」

春奈「>>626

(もう1点、了解です!)

春奈(もう1点、了解です!)

冬花「音無さん!」

バシューーーーン

春奈「っ!」ポス

茂木「…」

跳山「…」

タッタッタッ

春奈「…」

ヒュン!

茂木「えっ!?」

春奈(そんなやる気のないプレスなんて、必殺技を使うまでもなく避けられますよ)

春奈「鞠莉さん!」

バシューーーーン

鞠莉「オーケー!」ポスッ

角間『前半戦も残すところ2分!雷門、追加点なるか!?それとも木戸川清修が次へと望みを繋げるか!?』

西垣「させるか!スピニング…」

鞠莉「ちかっち!」

バシューーーーン

西垣「なっ!?」

ザブン!

曜「オレンジ、スプラッシュ!」

ギュオオオオオン!

大御所「!?」

ズバーン!

角間『ゴーーーール!雷門、突き放します!』

【雷門3-0木戸川清修】

ピッ!ピーーーーー

角間『ここで前半終了のホイッスル!フットボールフロンティア東京都予選準決勝は、雷門が3点をリードする展開で折り返しています』

武方三兄弟「「「…」」」

西垣「…」

豪炎寺「…」

二階堂「コラ!お前達!下を向くな!試合はまだ終わっていないぞ!」

木戸川イレブン「「「「!?」」」」ビクッ

二階堂「確かに試合状況はお世辞にもいいとは言えない。投げ出したくなる気持ちもわかる」

二階堂「…だがな、あれを見ろ!」

勝「……あれ?」

頑張れ豪炎寺!

武方ー!頑張ってー!

西垣ー!

木戸川!パンパンパン!木戸川!パンパンパン!

豪炎寺様ー!1点でも決めてください!

逆転信じてます!

決勝戦も応援させてくれよー!

二階堂「あれだけたくさんの生徒や先生達、果てはご両親や地元の方達まで試合を投げずに応援してくれてるんだ!中で戦ってる俺達が試合を投げ出してどうする!」

豪炎寺「!」

勝「劣勢なのに、あんなに応援してくれてる…」

西垣「信じてくれてる人が、居る…」

豪炎寺(俺達は、こんなにたくさんの人に支えられていたのか)

二階堂「わかったら顔を上げろ。後半に向けて少しでも作戦立てるぞ」

木戸川イレブン「「「「……はい!」」」」

豪炎寺「勝、努、友」

勝「どうしたんだ豪炎寺?」

豪炎寺「…後半は爆熱ストームを解禁する」

武方三兄弟「「「なっ!?」」」

勝「ちょ、ちょい待ち!あの技はまだ未完成、それをいきなり解禁は無謀みたいな…」

努「今まで出来てないことを今からは出来ないっしょ…」

友「そうですよ!あまりに確率が低すぎます!」

豪炎寺「確かにこれまでは一度も成功しなかった」

勝「だろ?」

豪炎寺「なら今完成させる。それだけだ」

豪炎寺「それに、俺達の既存の必殺技はどれも彼女達に届かなかったんだ。なら、無謀でもなんでも未知数の可能性に賭ける」

勝「豪炎寺…」

努「…覚悟は固めてある、みたいな?」

豪炎寺「ああ」

勝「…なら、付き合うしかないな」

ピーーーーー

豪炎寺「…行こうか」

勝「ああ!」

豪炎寺(このままでは終わらないぞ、雷門!この試合でオーバーライドを完成させる。この試合に一矢報いる為、そして。未来へと繋ぐため!)

二階堂「楽しんでこい!サッカーを!」

木戸川イレブン「「「「おおおおお!」」」」

.
.
.
.
.
.

今日はここまで
続きやる時はお知らせします

21時くらいに再開します

ピーーーーー

角間『さあ後半戦、雷門ボールで試合開始です!』

千歌「っ!」

バシュン

春奈「…」ポスッ

豪炎寺「はあっ!」

ズザーーーーーー

春奈「!?」

春奈「ルビィちゃん!」

バシュン

ルビィ「っ!」ポスッ

角間『開始早々に豪炎寺が激しいスライディングを仕掛けてきた!』

千歌(木戸川の選手の目に光が戻ってる…インターバルの間に立ち直ったんだね…)

ルビィ「果南さん!」

バシュン

果南「オッケー!」

春奈「点差はあります!焦らず、確実にボールを繋ぎましょう!」

努「うおおおおっ!」

タッタッタッ

果南「善子ちゃん!」

バシューーーーン

善子「ヨハネ、よっ!」ポスッ

善子(春奈の言う通りよ。点差はあるんだから、慎重に…)

努「くそ!ドリブルで切り込んで来い!」

タッタッタッ!

善子「…ダイヤ!」

バシュン

ダイヤ「…」ポスッ

豪炎寺「…」ザッ

冬花「!」

努「出させるかよ!」

善子「なっ!?」

勝「…」ザッ

ルビィ「うゆ…」

友「…」ザッ

花丸「ずら…」

ダイヤ(ウチのディフェンスが完全にマンツーマンでマーク付かれてますわ…遠くに蹴るか、または誰か突っ込んできてマーク外れたところへ繋ぐか…)

善子「っ!」

タッタッタッ

努「逃さない!」

善子「しつこいわねもうっ!」

冬花「ダイヤさん!」

ダイヤ「!」

冬花(私なら競り合いに勝てます!だからパスを!)

ダイヤ「…冬花さん!」

バシュン

努「真正面に蹴った!」

勝「豪炎寺がマークについてるのに!?」

豪炎寺(取る!)

冬花(絶対取ります!)

ポスッ!

どっちがボールを取った?

安価下

冬花「っ!」ポスッ

豪炎寺「くっ…」

友「なっ!?」

勝「豪炎寺が、フィジカルで女子に負けた!?」

冬花「鞠莉さん!」

バシューーーーン

鞠莉「オーケー!」ポスッ

角間『久遠から小原へとボールが渡った!』

跳山「うおおおおおっ!」

ズザーーーーーー

鞠莉「っと」

ポーン…

角間『小原、ボールを小さく浮かせて跳山からのスライディングを回避!』

西垣「スピニングカット!」

ヒュン!

ヒュン!

ヒュン!

鞠莉「What's!?」

ドーーーーン

鞠莉「きゃああああっ!」

果南「鞠莉っ!」

角間『あっとボールを奪われた!』

西垣「武方!」

バシューーーーン

勝「行くぞ豪炎寺!」

豪炎寺「ああ!」

ダイヤ(何をするつもりですの!?)

武方三兄弟「「「トライアングルZ!!!」」」

バシューーーーーーーン

角間『あっと武方三兄弟の必殺シュート!しかしこれは上空へ大きく飛んでいきます!』

花丸「外した?」

豪炎寺「っ!」

ヒュン!

花丸「飛んだっ!?」

善子「まさか、狙いは豪炎寺さんへのパス!?」

グルン!グルン!グルン!グルン!

豪炎寺「はあっ!」

ゲシッ!!!

木戸川イレブン「「「「行けええええっ!」」」」

豪炎寺「ぐぅぅ……!」

ジジジジジジ!!!

ドカーーーーーーーン!!













































豪炎寺「っ!」ドサッ

ピッ!!

角間『ボールは外へ!木戸川清修、何かを試みたようですがどうやら不発に終わった模様!』

豪炎寺「くっ…」

勝「豪炎寺…」

豪炎寺「もう一度だ!」

勝「あ、ああ…」

千歌「……今、何かをやろうとしてたね」

梨子「うん…」

曜「…どう見てもあれ、完成させたらマズいやつだよね?」

千歌「>>643

やばいの出る前に、試合を決めよう

千歌「やばいの出る前に、試合を決めよう」

曜「千歌ちゃんの意見に賛成」

果南「まずは1点、取りに行こう」

千歌・曜「「うん!」」

梨子「はい!」

.
.
.
.
.
.

千歌「オレンジ…s西垣「させるか!スピニングカット!」

ヒュン!

ヒュン!

ヒュン!

ドーーーーン

千歌「うわっ!」

西垣「跳山!」

バシュン!

跳山「っ!」ポスッ

鞠莉「はっ!」

ピカーン!

ヒュルルルルル!

鞠莉「ゴールドシャワー!」

ドスン!

ドスン!

ゴチン!

跳山「」バタリ

鞠莉「梨子っ!」

バシューーーーン

梨子「はいっ!」

西垣「うおおおおっ!」ポスッ

梨子「!?」

鞠莉「カットされた!?」

西垣「行けええええっ!」

角間『桜内へのパスをカットした西垣、武方三兄弟へ向けてロングパス!』

勝「今度こそ!」

冬花「させない!」ポスッ

武方三兄弟「「「んなあっ!?」」」ガ-ン

角間『久遠が武方三兄弟へのパスを空中でインターセプト!』

冬花「音無さん!」

バシューーーーン

春奈「っ!」ポスッ

ヒュン!ヒュン!

「「!?」」

春奈「イリュージョンボール」

角間『音無が茂木と跳山を抜きました!』

西垣(誰だ?誰にパス来る?)

春奈(フォワードのマークは外れない…なら!)

春奈「っ!」

バシューーーーン

角間『あっと、音無ミドルシュートだ!』

西垣「直接かくそっ!」

タッタッタッ

西垣(外れた時のこぼれ球は取ってみせる!)

梨子「っ!」

タッタッタッ

大御所「うおおおおおっ!」

ガコーーーーン!!

角間『あっと惜しい!音無のシュートはポストに嫌われてしまった!』

梨子「まだ生きてる!」

ヒュン!

西垣「これ以上好き勝手、させるかよ!」

ヒュン!

角間『西垣と桜内が飛び上がった!ボールを取るのはどちらだ!?』

梨子「>>648

残念だけどとらせてもらいます!

梨子「残念だけどとらせてもらいます!」

バシュン!

角間『空中戦を制したのは桜内だ!』

梨子「っ!」スタッ!!

ザブン!

梨子「バブルボイル!」

シュウウウン!

大御所「ぐおおおおっ!」

ズバーン!

角間『ゴール!後半戦最初のゴールは、雷門です!』

千歌「やった!追加点!」

曜「さすが梨子ちゃんであります!」グッ!

きゃああああああ!!!

素敵いいいいいい!!!

お姉様あああああ!!!

【雷門4-0木戸川清修】

>>627にて

鞠莉「ちかっち!」

バシューーーーン

西垣「なっ!?」

ザブン!

曜「オレンジ、スプラッシュ!」

鞠莉ちゃんは「ちかっち」と言っていたのに、シュートを打ったのが曜ちゃんになっていました

ミスを訂正させて頂きます

ここまでの雷門の得点ハイライト

曜「っ!」

ザブン!

大御所「なっ!?」

角間『ああっとこの技は!?』

曜「オレンジ……スプラーッシュ!」

ギュオオオオオン!

大御所「うわああああっ!」

ズバーン!

ピーーーーー

角間『ご、ゴール!雷門、先制!』

曜「決めた…やっと……ゴールを決められた………」

曜(やっと…やっと千歌ちゃんの役に立てた………)

千歌「やった!やったああ!!やったね曜ちゃん!あの特訓が実ったんだよ!」

曜「………うん!」ニッコリ

梨子「今のシュート…もしかして千歌ちゃん…」

千歌「うん!この6日間、曜ちゃんに私の必殺技を伝授したんだよ!」

春奈「6日って…たった6日でオレンジスプラッシュを会得したんですか!?」

千歌「凄いでしょ!曜ちゃん天才だからね!」ドヤァ

梨子「なんで千歌ちゃんがいばってるの?」

曜「編み出したのは千歌ちゃんだから、とか?」

曜「ほら、教えた私凄いみたいな?」

梨子「ああ、そういうことね」

【雷門1-0木戸川清修】

角間『雷門が先制して以降得点に動きがなくなったこの試合!次の1点を取るのはどちらのチームか!?』

ヒュン!ヒュン!

春奈「イリュージョンボール!」

角間『抜いた!音無が華麗なドリブルで攻め上がる!』

春奈「梨子さん!」

バシューーーーン

梨子「っ!」ポスッ

西垣「決めさせるか!スピニン…ぐっ!?」

木戸川イレブン「「「「!?」」」」

西垣(と、飛べないだと…!?)

度重なる必殺技の連続ブロックにより足が重たくなっていた

そして、その隙を突き…

ザブン!

梨子「バブルボイル!」

シュウウウン!

西垣「~~っ!止めてくれ!」

大御所「うおおおおおっ!」

ガシッ!

大御所「~~~っ!?」

ズバーン!

大御所「がはっ!」バタリ

角間『ゴール!雷門、待望の追加点!』

【雷門2-0木戸川清修】

春奈(もう1点、了解です!)

冬花「音無さん!」

バシューーーーン

春奈「っ!」ポス

茂木「…」

跳山「…」

タッタッタッ

春奈「…」

ヒュン!

茂木「えっ!?」

春奈(そんなやる気のないプレスなんて、必殺技を使うまでもなく避けられますよ)

春奈「鞠莉さん!」

バシューーーーン

鞠莉「オーケー!」ポスッ

角間『前半戦も残すところ2分!雷門、追加点なるか!?それとも木戸川清修が次へと望みを繋げるか!?』

西垣「させるか!スピニング…」

鞠莉「ちかっち!」

バシューーーーン

西垣「なっ!?」

ザブン!

千歌「オレンジ、スプラッシュ!」

ギュオオオオオン!

大御所「!?」

ズバーン!

角間『ゴーーーール!雷門、突き放します!』

【雷門3-0木戸川清修】

梨子「残念だけどとらせてもらいます!」

バシュン!

角間『空中戦を制したのは桜内だ!』

梨子「っ!」スタッ!!

ザブン!

梨子「バブルボイル!」

シュウウウン!

大御所「ぐおおおおっ!」

ズバーン!

角間『ゴール!後半戦最初のゴールは、雷門です!』

千歌「やった!追加点!」

曜「さすが梨子ちゃんであります!」グッ!

きゃああああああ!!!

素敵いいいいいい!!!

お姉様あああああ!!!

【雷門4-0木戸川清修】

.
.
.
.
.
.

武方三兄弟「「「トライアングルZ!!!」」」

バシューーーーーーーン

豪炎寺「っ!」

ヒュン!

グルン!グルン!グルン!グルン!

豪炎寺「はあっ!」

ゲシッ!!!

ジジジジジジ!!!

ドカーーーーーーーン!!

豪炎寺「ぐぁっ…!」

豪炎寺っ!

豪炎寺さんっ!

豪炎寺様っ!!

豪炎寺「~~ッ、まだだ!」

武方三兄弟「「「トライアングルZ!!!」」」

バシューーーーーーーン

豪炎寺「っ!」

ヒュン!

グルン!グルン!グルン!グルン!

豪炎寺「はあっ!」

ゲシッ!!!

ジジジジジジ!!!

豪炎寺「ぐっ!ぐううう………!」

ジジジジジジジジジジジジ!!!!!!

豪炎寺「!」

ドカーーーーーーーン!!

ダイヤ「!」

ヒュルルルルル

善子「…」ポスッ

角間『またも豪炎寺の試みは失敗!雷門のゴールは未だに傷つきません!』

豪炎寺「まだだ…まだ俺の炎は消えない……」

頑張れー!

木戸川!パンパンパン!木戸川!パンパンパン!

豪炎寺いいいいいっ!!!

豪炎寺様あああああっ!!

武方あああああっ!

頼む!一矢報いてくれえええええっ!!

豪炎寺「……>>657

悪いが最後まで諦めない性分でな

豪炎寺「……悪いが最後まで諦めない性分でな」

善子「…」

善子「ルビィ!」

バシュン!

ルビィ「はい!」ポスッ

豪炎寺「うおおおおっ!」

バシュン!

ルビィ「あっ!?」

勝「豪炎寺!」

豪炎寺「っ!」

バシュン

武方三兄弟「「「トライアングルZ!!!」」」

バシューーーーーーーン

豪炎寺いいいいっ!!

今度こそ!

決めてくれえええええっ!!!

豪炎寺「っ!」カッ!!

グルン!グルン!グルン!グルン!

ボオオオオオオオオ!!!

豪炎寺「これが俺【達】木戸川清修の…サッカーへの情熱だ!」

豪炎寺「爆熱ストーム!」

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!

角間『な、なんと!後半わずか2分のこの状況で、豪炎寺が新たな必殺技を解放したああああああああっ!』

善子「デーモン、カット!」

コオオオオォッ!!

炎纏いしボール「」ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!

悪魔のオーラ「」ジュウウウウ…

善子「ひいいいっ!」

ステンッ!

ダイヤ「っ!」

シュイイイン!

カキイイイン!

ダイヤ「ダイヤモンドハンド!」

パリーーーーン!

ダイヤ「なっ!?」

ズバーン!

ダイヤ「がはっ!」バタリ

角間『』ポカ---ン

シーーーーン……

角間『はっ!ご、ゴール!木戸川清修、1点を返します!』

勝「豪炎寺!」

友「遂に完成しましたね!」

豪炎寺「ああ。お前達と、ここまで応援してくれた全員のおかげでな」

【雷門4-1木戸川清修】

ダイヤ(ファイアトルネードも、トライアングルZも…片方なら一人でも止められた。それが複合した瞬間、二人でも全く歯が立たなかった…)

果南「ダイヤ、大丈夫?」

ダイヤ「…ええ。私は大丈夫ですわ」

ダイヤ「それよりも……」

善子「」

ジョオオオオオオオオオオオ~~~

ぶひいいいいっ!堕天使の涙来た!

おもらし!!!おもらし!!!

ふおおおおおおおおお!!!!!

パシャ!パシャ!パシャ!パシャ!パシャ!

勝「へへっ、雷門の奴ら、俺達のオーバーライドにビビってるみたいな!」

努「リアクション取ってるみたいな!」

友「あの顔が見られただけでも、無駄ではありませんでしたね」























千歌「爆熱ストーム…凄いシュートだね…」

梨子「……そうね」

千歌「>>662

チカ達もいつか、あんな凄い技が出来る様になりたい

千歌「チカ達もいつか、あんな凄い技が出来る様になりたい」

梨子「うん…」

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.

ピッ!ピッ!ピーーーーー

角間『ここで試合終了のホイッスル!フットボールフロンティア東京都予選準決勝は4-1で雷門の勝利!雷門決勝戦に駒を進めました!』

わあああああああああああ!!!

パチパチパチパチ

千歌ちゃん!皆!おめでとう!

梨子お姉様!絶対に応援行きますわ!

果南様!

ダイヤ様ー!

豪炎寺様!来年こそ優勝してください!

負けたけど、いい試合だったぞ!

来年楽しみにしてるー!

パチパチパチパチパチパチパチパチ

豪炎寺「ありがとう。いい試合だった」

千歌「こちらこそ。最後の必殺技、ちょーすごかったのだ!」

勝「オーバーライドだな!」

努「俺らの努力の賜物、すごいだろ?みたいな!」

友「君達も挑戦してみますか?まあ、僕達兄弟と豪炎寺みたいにうまく行くとは思えませんけど、みたいな」

千歌「あはは…」

豪炎寺「…次は帝国学園だな。強いぞ、鬼道達は」

勝「俺らに勝ったんだ。ボコボコにされるのだけは許さないぞ。俺らが弱かった、みたいな無様だけは晒すなよ?」

千歌「うん!約束する!」
















善子「うう…グスン……」ビッチョリ

花丸「全然漏らさなかったから、今日はもしや!って思ったけどやっぱり善子ちゃんだね。最後の最後にお約束のおもらし♡」

よしっこおおおおおおお!!

おもらしちゃん決勝戦でも期待してるよ!

濡れたオムツ欲しいいいいいいいいいっ!!!

善子「>>666

全然嬉しくないわよ!うえええええっ!! ジョロォォォォォ

善子「全然嬉しくないわよ!うえええええっ!!」 ジョロォォォォォ

うひょー!また出てる!

また漏らしてる♡

ハァハァハァハァ/////

善子「うえええええん!!」

こうして準決勝は終わった

さあ、次は決勝戦だ!

【公式戦シュート成績】

千歌4得点
オレンジスプラッシュ(5-4)

梨子4得点
バブルボイル(4-3)
ノーマルシュート(1-1)

曜1得点
オレンジスプラッシュ(3-1)
ノーマルシュート(1-0)

冬花0得点

ルビィ0得点

花丸0得点

善子0得点
春奈1得点
ノーマルシュート(1-1)

果南2得点
メガロドン(2-1)
ノーマルシュート(2-1)

ダイヤ0得点

鞠莉1得点
ノーマルシュート(1-1)

【公式戦シュート成績】

千歌4得点
オレンジスプラッシュ(5-4)

梨子4得点
バブルボイル(4-3)
ノーマルシュート(1-1)

曜1得点
オレンジスプラッシュ(3-1)
ノーマルシュート(1-0)

冬花0得点

ルビィ0得点

花丸0得点

善子0得点

春奈1得点
ノーマルシュート(2-1)

果南2得点
メガロドン(2-1)
ノーマルシュート(2-1)

ダイヤ0得点

鞠莉1得点
ノーマルシュート(1-1)

【公式戦セーブ成績】

ダイヤ5セーブ5失点
ノーマル(4-0)4失点
ダイヤモンドハンド(6-5)1失点

今日はここまで
続きやる時はお知らせします

13時半くらいに再開します

【十千万・千歌の部屋】

千歌「聖良さん!私達決勝戦に駒を進めました!」

聖良『おめでとうございます。7月最後の日曜日に試合が出来るなんて、羨ましいですね…』

千歌「え?北海道予選も決勝戦まだ残ってるんじゃ?」

聖良『白恋は昨日負けてしまいまして…準決勝敗退で私の夏は終わりました』

千歌「!」

聖良『なので、決勝は東京まで上京して雷門の応援に行こうと思います。ちょうど夏休みにも入りますしね』

千歌「本当に!?ありがとう!」

理亞『千歌さん!私達がわざわざ北海道から応援に来るんだからね!絶対負けちゃ駄目よ!』

聖良『理亞ったら…』(;^△^)

千歌「うん!期待には応えるからね!」

聖良『……それでは千歌さん。次の日曜日に』

千歌「はい!」

聖良『では…』

千歌「あ、そうだ。聖良さん東京には日帰り?それとも何処か止まる予定とかは…」

千歌「もしよかったらですけど、ウチに泊まりに来ません?」

聖良『え?確か千歌さんのお家は、旅館でしたよね?』

千歌「うん!あ、家族には友達泊めるって言うからお代は取らないよ!」

聖良『……どうします理亞?』

理亞『…泊まれるなら、泊まりたい///』

.
.
.
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.

千歌「ってことで次の日曜日聖良さん達泊まりに来るのだ!」

梨子「そうなんだ…」

千歌「あれ?梨子ちゃんあんまり嬉しくない?」

梨子「うう…だって…////」

千歌「…あそっか。梨子ちゃんの家隣だもんね。おねしょしておしりぺんぺんされるところ見られるかも」

梨子「>>680

おむつ見られるかも…

梨子「おむつ見られるかも…」

千歌「え?」

梨子「え?」

千歌「…もしかして梨子ちゃん、日曜泊まりに来る?」

梨子「そ、そのつもりだったけど…駄目?」

千歌「だ、駄目じゃないよ!いいんだよ!むしろ梨子ちゃんの方が一緒のお泊まりを嫌がるかなって思ってたから……」

千歌「……次の日曜は4人でお泊まり会だね」

梨子「うん」

千歌「…勝ちたいね。決勝戦」

梨子「うん」

千歌「勝って本戦出場を決めて、お泊まり会して、全国大会を戦って…」

千歌「……楽しい夏休みに、したいね」

梨子「うん」

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【音無家】

鬼道『いよいよだな』

春奈「うん。次の日曜日に、帝国学園に乗り込むわ」

鬼道『…よくここまで辿り着いたな』

春奈「皆のおかげよ」

鬼道『……試合の日を楽しみにしている』

春奈「負けないから」

鬼道『フッ…』

.
.
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.
.

一旦ここまで
続きやる時はお知らせします

17時くらいに再開します

【グラウンド】

千歌「やあっ!」

シュウウウン!

ズバーン!

春奈「っと!」

ポーン…

花丸「あっ!」

春奈「果南さん!」

バシュン

果南「オッケー!」ポスッ

.
.
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.

ルビィ「そーれっ!」

バシュン!

ダイヤ「っ!」

ガシイイイッ!

鞠莉「はあっ!」

バシューーーーン!

ダイヤ「っ!」

ガシイイイッ!

ダイヤ「まだまだ!次、お願いします!」

梨子「っ!」

ザブン!

梨子「バブルボイル!」

シュウウウン!

ダイヤ「っ!」

シュイイイン!

カキイイイン!

ダイヤ「ダイヤモンド、ハンド!」

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.

冬花「決勝戦に向けて、皆気合い入ってるね」

久遠「…」

冬花「絶対連れて行くからね。全国に」

久遠「ああ。楽しみにしている」

冬花「…さて、休憩終わり」

スタスタ…

久遠「フッ…大きくなったな、冬花」

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.

【部室】

千歌「あー、今日も疲れたのだ…」

曜「ねー…」

ぐーーーーーー

千歌「いっぱい動いたからお腹すいたのだ…」

曜「私も…」

果南「今夜はガッツリと食べたいかな~ん…」

千歌「あ、そうだ!今日ラーメン食べようよ!」

果南「お、いいね!」

曜「賛成!」

ダイヤ「私は門限があるのでパスで」

曜「ダイヤさんダメってことは…」

ルビィ「えへへ。同じ理由でルビィもお断りします」

果南「まあこの2人は仕方ないよね。他に来たい人は?」

春奈「はいはーい!私行きたい!」

冬花「私も」

花丸「マルは麺苦手だから炒飯や餃子頼みまくるずら!」

鞠莉「マリーも行きたいデース!」

果南「うお、意外!」

千歌「…これから行くのって、お嬢様が行くような綺麗なお店じゃないよ?」

鞠莉「問題nothingデース!」

千歌「じゃあ一緒に行こう!」

鞠莉「イェーイ!」

善子(いいなぁ…皆で外食…)

千歌「善子ちゃんはどうする?」

善子「…お店に迷惑はかけられないわよ」

花丸「あっ…(察し)」

千歌「そ、そっか…」

善子「…それじゃあ、私先に上がるわね。お疲れ様」

「「「「おつかれー」」」」

バタン

梨子「…」

.
.
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.
.

善子「ハァ…皆とラーメン、食べたかったな…」

梨子「…」スタスタ

善子「ハァ……でも無理よ。食事の場所でおもらしなんて、衛生に悪すぎるし…」

梨子「よーしこ、ちゃん♪」

善子「うわっ!?」ビクッ

じょおおおおお~~…

梨子「え?」

梨子(そんな驚かれるとは思ってなかった…)

善子「>>692

びびびびっくりして出ちゃったじゃない…////

善子「びびびびっくりして出ちゃったじゃない…////」

梨子「ご、ごめん…」

善子「…まあ奇跡的におむつの許容量超えなかったから許すけど」

梨子「ホッ…」

善子「それで、梨子は何しにこっち来たの?家こっちじゃないでしょ?」

梨子「うん。善子ちゃんと一緒にご飯食べたいなって…」

善子「へ?」

梨子「お母さんから聞いたんだけど、善子ちゃんのお母さんって学校の先生やってるから帰ってくるの遅いんだよね?」

善子「……うん」

梨子「こんな時間に一人でご飯って、寂しくないかなって思って…」

善子「……もう慣れたから別に」

梨子「そう?でもさっきラーメン断った時、寂しそうな顔してたよ?」

善子「!」

梨子「…もう一回聞くけど、今夜一緒にご飯食べない?」

梨子「余計なお世話なら、断ってくれてもいいんだけど…」

善子「…>>696

一緒がいい、です…

善子「一緒がいい、です…」

梨子「決まりだね。じゃあ私お弁当買うからコンビニ寄ろっか。善子ちゃんもコンビニでお弁当買う?」

善子「……インスタントラーメン」

梨子「あ、そっか。皆ラーメン屋行ったもんね。私もそうしよっかな…」

善子「…じゃあコンビニじゃなくてドラッグストアね。そっちの方が安いし」

梨子「へー。善子ちゃん詳しいのね」

.
.
.
.
.
.

【マンション】

「「ごちそうさまでしたー」」

善子「はー、おいしかった!」

梨子「そうね」

善子「…帰りどうするの?もう夜だし1人で歩くとか危ないわよ?」

梨子「後で千歌ちゃんが迎えに来てくれる手筈になってる」

善子「そう。ならよかったわ」

梨子「…優しいよね。善子ちゃん」

善子「そ、そんなことないわよ!これぐらい普通よ!普通!」カァァァ////

善子「それっ!」カチカチ

梨子「…」カチカチ

善子「リリー!回復お願い!」

梨子「はーい」

リリー『』キラン

ヨハネ『』パァァァ

善子「ありがとう!助かったわ!」

梨子「テレビゲームって今日初めてやったけど、案外面白いのね」

善子「でしょ!よっ!ほっ!」

カチカチカチカチ

.
.
.
.
.
.

梨子「…善子ちゃんのお母さんって、いつも遅いの?」

善子「毎日って訳じゃないわよ。マm…お母さんからおかえりって言ってくれる日もあるわ」

善子「…それでも、遅い日の方が多いわね」

梨子「そっか…」

ピンポーン

梨子「千歌ちゃんかな?」

善子「ちょっと出てくるわね」

キイイイッ…

善子「はーい」

千歌「梨子ちゃんを迎えに!」

曜「来たであります!」

善子「ちょっと待ってて」

千歌「>>702

…梨子ちゃんと2人で自宅デートとか、いいなあプク-

千歌「…梨子ちゃんと2人で自宅デートとか、いいなあ」プク-

善子「でっ!?」カァァァ////

曜「っ!」ズキッ

千歌「梨子ちゃんを独り占めとか羨ましいー」ブ-ブ-

善子「そ、そんなこと考えてないわよっ!/////」

曜「…そもそも千歌ちゃんの家梨子ちゃんの隣じゃん。よくお泊まりもしてるみたいだし、むしろ独り占めしてるのは千歌ちゃんの方でしょ?」ジト----

千歌「まあね!」ドヤアアアア!

.
.
.
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.
.

皆で汗を流し、日常を過ごし…

そして時は流れ…決勝戦の朝を迎えた

.
.
.
.
.
.

【久遠家】

久遠「…」ズズズ

久遠「…美味い。試合の朝は冬花の味噌汁が一番だ」

冬花「ありがとう…」

久遠「緊張しているのか?」

冬花「う、うん…今までで一番…」

久遠「そうか」

冬花「>>706

…ごめんね。試合前から怯えちゃって

冬花「…ごめんね。試合前から怯えちゃって」

久遠「謝る必要はない。私も、久しぶりの全国がかかった試合に緊張している」

冬花「……お父さんも?」

久遠「ああ。だから緊張することは決して恥ずべきことではない。プロのアスリートにも、緊張を力に変える選手は少なくない」

久遠「…その緊張を生かすも殺すも、お前次第だ」

冬花「緊張を…生かすも殺すも、私次第……」

.
.
.
.
.
.

【音無家】

春奈「じゃあ行ってきます!」

音無母「いってらっしゃーい」

音無父「応援行くからな!」

春奈「うん!」

バタン!

春奈「……ふぅ」

春奈(遂にこの日が来たんだ。お兄ちゃんとの直接対決の日が!今の私の全部を、お兄ちゃんにぶつけるんだ!)

春奈「……よーし、やるぞ」パン!パン!

冬花「…ごめんね。試合前から怯えちゃって」

久遠「謝る必要はない。私も、久しぶりの全国がかかった試合に緊張している」

冬花「……お父さんも?」

久遠「ああ。だから緊張することは決して恥ずべきことではない。プロのアスリートにも、緊張を力に変える選手は少なくない」

久遠「…その緊張を生かすも[ピーーー]も、お前次第だ」

冬花「緊張を…生かすも[ピーーー]も、私次第……」

.
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.
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.
.

なんか張り付いてたので>>708はスルーでお願いします

【音無家】

春奈「じゃあ行ってきます!」

音無母「いってらっしゃーい」

音無父「応援行くからな!」

春奈「うん!」

バタン!

春奈「……ふぅ」

春奈(遂にこの日が来たんだ。お兄ちゃんとの直接対決の日が!今の私の全部を、お兄ちゃんにぶつけるんだ!)

春奈「……よーし、やるぞ」パン!パン!

.
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【黒澤家】

黒服A「おはようございます」

黒服B「おはようございます」

黒服C「おはようございます」

黒服D「おはようございます」

ダイヤ「おはようございます皆さま」

ルビィ「おはよう!」

黒服A「お嬢、本日は我々総出で、帝国学園に乗り込み雷門を応援します!」

黒服B「帝国にも負けないような応援でお嬢達をサポートしますよ!」

「「「「イエーーーイ!」」」」

どんどんぱふぱふー!!!

ダイヤ「…他のお客様が萎縮してしまいますから全員では来ないでください」

黒服達「「「「そんなー!?」」」」ガ-ン!!!

ルビィ「かわいそうだとは思うけど、普通の人からすれば皆怖い存在だからね。皆は何も悪くないけど他の人には迷惑かけられないから、来るのは送りの数人までにして」

黒服A「お嬢がそう仰るなら…」

.
.
.
.
.
.

【河川敷】

果南「よし、そろそろ学校行こうか」

花丸「はい!」

果南「…今日千歌と梨子ちゃん来なかったね」

花丸「果南ちゃんと2人で練習したのって何気に初めてだったから結構新鮮だったずら」

果南「そうだね…」

花丸「…8月にまた、4人で集まりたいね」

果南「……そうだね」

花丸「8月も、次の試合に向けて4人頑張りたい。4人で次の試合に向かいたい。2人だけの練習が、最後なんて嫌ずら」

果南「……うん」

【高級ホテル】

メイド「おはようございますお嬢様」

鞠莉「グッモーニン…」

メイド「…お召し物の方を確認させてもらいます」

鞠莉「んー…」

メイド「…」

さわさわ

メイド「濡れてませんね」

鞠莉「本当?今日はいいことありそーデース」

.
.
.
.
.
.

メイド「目覚ましのコーヒーです」

鞠莉「Thank you」

ゴクゴク…

鞠莉「ふぅ…朝はこの一杯から始まるわね」

メイド「あまり飲みすぎるとお手洗いが近くなりますよ」

鞠莉「Don't worry。起きてる時は失敗しないデース」

メイド「さようでございますか」

鞠莉(皆にはナイショにしてるけど、実はマリー、まだおねしょが治ってないの)

鞠莉(あの2人みたいに毎日失敗する訳じゃないけど、寝てる時はうっかり漏らしちゃうことが多いから、寝るときだけはdiaper履いてるのよ)

メイド「コーヒーを飲み終えたら旦那さまがお部屋へ来るようにと」

鞠莉「パパが?」

メイド「…たまには、親子揃って一緒に食事したいそうです。応援に行けないからせめてこれぐらいは、とのことです」

鞠莉「パパ…」

鞠莉(朝だって相当忙しい筈なのに、わざわざマリーの為に…)

鞠莉「>>716

わかったわ。すぐ行く

鞠莉「わかったわ。すぐ行く」

鞠莉「コーヒー持って」

メイド「はい」

鞠莉「…ふふん♪今日は本当にいいことばかりね♪」スキップ!スキップ!

.
.
.
.
.
.

今日はここまで
続きやる時はお知らせします

21時くらいに再開します

【マンション】

ぺちーん!

ぺちーん!

善子ママ「はい。今日はこんなもんでいいかな?」

善子「うう…お尻痛い…」

善子ママ「寝る前にちゃんとトイレにさえ行ってたらおねしょしたっておしりぺんぺんしないわよ…」

善子「////」

善子ママ「…でもまあ、こんな大きな世界地図描けるくらいにはぐっすり眠れたことはいいことかもしれないわね」

善子「ええ…なんでよ?」

善子ママ「睡眠不足でのパフォーマンスの低下は免れたから、ってとこかしら?」

善子「………なるほど?」

善子ママ「さて、おしりぺんぺんは終わったから、お風呂入っておいで」

善子「…」

善子ママ「……どうしたの?早く行かないと風邪ひいちゃうわよ?」

善子「ママ、あのね…」

.
.
.
.
.
.

【お風呂】

チャプン♡

善子ママ「何ヶ月ぶりかしらね。こうやって善子が一緒にお風呂入ってって言ってくれたのは……」

善子「…小学校の修学旅行の日の朝」

善子ママ「そうそう思い出した!うわー、もうあれから1年経ってたんだ。何ヶ月か前のことだと思ってたわ」

善子ママ「ってことは今日が中学入ってからはじめて一緒に入ったお風呂ってこと?思ってたより時間経ったわね…」

善子「>>729

ママが毎日忙しいのはわかってたから…

善子「ママが毎日忙しいのはわかってたから…」

善子ママ「…」

ギュッ

善子「!」

善子ママ「ごめんね。あんまり構ってあげられなくて」

善子「…いいわよ。別に。こうやって今日みたいに甘えたい時に甘やかしてくれたら、よしこはそれだけで十分だから」

善子ママ「~~っ!」

ギューーーー

.
.
.
.
.
.

【玄関前】

善子「ママ今日応援来てくれるのよね?」

善子ママ「ええ!堕天使ヨハネちゃんの活躍はバッチリと撮っておくからね!」

善子「ありがとう!」

ピンポーン!

善子「あ、ちょうどいいタイミング。はーい」

キイイイッ…

曜「おっはヨーソロー!」

善子「おはヨーソロー」

曜「迎えに来たであります!」

善子「わざわざご苦労様」

善子「…それじゃあ」

善子ママ「いってらっしゃい。ママは先に帝国学園に行くからね」

.
.
.
.
.
.

【雷門中・駐車場】

千歌「おはようございまーす!」

梨子「おはようございます」

「「「「おはよう!」」」」

久遠「…全員揃ったな。ではこれより帝国学園に向かう」

曜「…いよいよだね」

千歌「うん」

善子「誰が相手でもヨハネのプレーを貫く。それだけよ!」

花丸「善子ちゃん試合前からヨハネって言ってるずらね」

ダイヤ「堕天使ヨハネの時は頼もしいですからね。今日は期待できますわよ」

ぷしゅーーー

久遠「…」スタスタ

選手たち「「「「…」」」」ゾロゾロ

千歌ちゃん!

千歌「ん?」クルッ

頑張って!

テレビで応援するから!

現地行くよ!

いっそ全国大会行き決めちゃえ!

当たって砕けろ!

いや砕けちゃいかんでしょ!

優勝!優勝!

頑張れ雷門!日本一へ!

千歌「…ありがとう!応援ありがとう!」

頑張ってーーーー!!!

.
.
.
.
.
.

【帝国学園前】

ダイヤ「見えてきましたわ」

花丸「あれが、帝国学園…」

冬花「大きい…」

ルビィ「学校っていうより要塞みたい…」

果南「あれ本当に中学校?にしてはとんでもない大きさなんだけど…」

曜「善子ちゃん、トイレの方は大丈夫?」

善子「>>735

……ジョボボボボボ

善子「……」ジョボボボボボ

曜「さっそくノルマクリア」

千歌「平常運転」

花丸「保健室着いたらすぐ替えてあげるから少し我慢してて」

.
.
.
.
.
.

【帝国学園・駐車場】

来たぞ!雷門だ!

きゃーーーーー!!!!

パシャ!パシャ!

ぷしゅーーー

果南「…」スタスタ

きゃー!果南様ー!

お姉様!!

今日もゴールを決めてください!

精一杯応援しますから!

果南ちゃーん!わたしだけをみてー!

果南「ありがとう」ニッコリ

きゃーーーーーー!!!

鞠莉「相変わらず果南の人気すごいわね」

うおおおおおおお!!

鞠莉ちゃあああああああんん!!!

かわえええ!

おっぱいぷるん!ぷるん!

果南「鞠莉も結構声援貰ってるじゃん」

鞠莉「果南ほどじゃないわよ」

曜「応援ありがとう!」ニッコリ

曜ちゃああああああああん!!

///////

が、がんばってくださいっ!!//////

ダイヤ「ふふっ」ニコッ…

ふんでください!

なぐって!

お姉様!

ぶひぶひ

ブヒヒヒ!ブヒヒヒ!

ルビィ(お姉ちゃんだけファン層おかしくないかな?)

うひょおおおおお!!

よしっこおおおおおおお!!!

ペロペロしてええええ!!

くんかくんか

善子「…/////」ビッチョリ

ルビィ(そういえばお姉ちゃん以上に変態ファンが多い人居たよ…)

花丸「>>739

さて、マル達のファンはと(善子スルー)

花丸「さて、マル達のファンはと」

春ちん今日もゲームメイク期待してる!

華麗なドリブルで今日もしびれさせてくれ!

ふゆっぺ!俺はふゆっぺ派だからな!

梨子お姉様!

古巣相手にゴール期待してます!

千歌ちゃんがんばれー!

ここまで来たら全国大会決めよう!

雷門!雷門!雷門!雷門!

千歌「ありがとう!」

梨子「////」

春奈「いやー、こんなに応援されると照れますね」

冬花「そ、そうだね…////」

千歌ちゃん!千歌ちゃん!

梨子お姉様!果南お姉様!ダイヤお姉様!

曜ちゃん!

ふゆっぺーーー!!!

春奈ーーーー!!!!

鞠莉ちゃん!

よしっこペロペロ!

花丸「…」

ルビィ「…」

花丸「…世知辛いね」

ルビィ「うん。正直泣きそう…」

あ、あの…!

ルビィ「…ん?もしかして、ルビィ?」

子供「////」コクン

ルビィ「どうしたの?迷子?」

子供「…お、おうえんしてます!がんばって////」

子供「~~ッ!////」タッタッタッ

ルビィ「……」

花丸「ルビィちゃん?」

ルビィ「…応援貰えたああああああ!!」パァァァ

花丸「良かったね!」

ルビィ「うん!」

へなめるちゃ!がんばえー!

ルビィたんがんばえ~

花丸「おお!マルもようやく応援貰えたずら!」

ルビィ「えへへ////」

ルビィ(子供に応援して貰えるって、こんなに気持ちいいんだ~////)

.
.
.
.
.
.

【雷門側ミーティングルーム】

久遠「まずは序盤だが…」

千歌「…」

梨子「…」

久遠「相手が我々を格下だと見下しているならその隙を突いて攻める」

久遠「我々を認めて最初から手を抜いていたりはしなかった場合は…」

ダイヤ「…」

冬花「…」

久遠「…その時は、いつも通りのプレーをしろ」

千歌「…要するに、序盤戦帝国のプレーを見て仕掛けられるなら速攻で、隙がないならいつも通りと」

久遠「そうだ。ペースを上げるか否かの判断は選手に任せる」

「「「「はい!」」」」

久遠「……勝つぞ」

「「「「おおおおっ!」」」」

今日はここまで
続きやる時はお知らせします

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550 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/01/08(金) 15:16:35.08 ID:wYtA7vuD0
下らないことしてないでイナイレSSを見ろっ

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つまらない
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このおばちゃんイナイレSSを見ろっ

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おいっイナイレSSを見ろっ

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16 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/01/08(金) 15:21:52.44 ID:wYtA7vuD0
イナイレSSを見ろっ

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589 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/01/08(金) 15:23:07.64 ID:wYtA7vuD0
俺の安価σ(`・・´ )の安価??
イナイレSSを見ろっ


イナイレの存在自体が害悪

19時40分くらいに再開します

【帝国学園】

GK……………… 源田

DF…五条…万丈………大野…成神

MF……………… 辺見

MF………洞面… 鬼道…咲山

FW…………佐久間…寺門


【雷門中学】

FW……曜………千歌………梨子

MF………………春奈

MF…果南……………………鞠莉

MF………………ルビィ

DF…善子………冬花……… 花丸

GK………………ダイヤ

【グラウンド】

角間『フットボールフロンティア東京都予選もいよいよ残すところ今日一日となりました!この決勝戦に勝利し全国へ出場するのはどちらの学校か!?』

鬼道「…いいか。この試合、勝てば全国だが負ければここで全てが終わる!最初から全力で行くぞ!」

「「「「おおおお!」」」」

千歌「帝国ベンチ出てるね」

梨子「そうね」

鬼道(手加減はしないぞ、雷門中!)

千歌「>>762

…だったら、帝国のペースに合わせることなく私達のリズムでサッカーをしよう!

千歌「…だったら、帝国のペースに合わせることなく私達のリズムでサッカーをしよう!」

「「「「うん!」」」」

頑張れー!

らいもーん!

帝国!パンパンパン!

帝国!パンパンパン!

帝国!パンパンパン!

帝国!パンパンパン!

ピーーーーー

角間『さあ、帝国学園のキックオフで試合開始です!』

佐久間「っ!」

バシューーーーン

鬼道「っ!」ポスッ

鬼道「上がれ!」

「「「「っ!」」」」

タッタッタッ

鬼道「はあっ!」

ヒュン!ヒュン!

鬼道「イリュージョンボール!」

千歌「いきなり!?」

角間『鬼道が高海を抜いた!開始から帝国攻め上がる!』

梨子「速いっ!」

春奈「お兄ちゃんっ!」

鬼道「勝負だ春奈!」

ヒュン!ヒュン!

鬼道「イリュージョンボール!」

鬼道(さあ、取れるか!?)

春奈「>>766

そこです!!(なんとボール奪取!!)

春奈「そこです!!」

バシュン!

鬼道「!」

角間『なんと音無!鬼道のイリュージョンボールを見破った!』

佐久間「なにっ!?」

源田「馬鹿な!」

千歌「こっち!」

春奈「はい!」

バシューーーーン

千歌「っ!」ポス

角間『雷門、カウンター攻撃を仕掛けます!』

千歌「曜ちゃん!」

バシューーーーン

曜「オッケー!」ポスッ

五条「キラースライド!」ズザ---

曜「っ!」

ポーン…

五条「バックパス…!?」

ザバーーーーン!!

果南「メガロドン!」

ギュウウウウンン!!

角間『最初のシュートを打ったのは雷門だあああっ!松浦の必殺シュートは先制ゴールを決められるか!?』

源田「パワーシールド!」

ジジジジジ!!

源田「>>770

この程度・・・!何っ!

ゴール!と思いキやポスト直撃で得点ならず・・・

源田「この程度・・・!何っ!」

パリーーーン!

果南「行けええええっ!」

ガコーン!

ピッ!

角間『あっと惜しい!これは僅かだがポストに嫌われてしまった!しかしまだ雷門の攻撃は続きます!』

源田「失点は防いだがパワーシールドが破られたか…」

鬼道「源田」

源田「…どうやら、あの技を解禁しなくてはならないようだ」

鬼道「やはりそうか」

千歌「惜しいよ果南ちゃん!ナイスシュート!」

春奈「この大会必殺技なしで無失点だった源田さんから必殺技を出させただけでなくパワーでも上回れたんです!次は点取れます!」

果南「うん!チャンスあったらどんどん打つよ!」

梨子「…」

梨子(本当にあれが全部なのかな?だとしたら弱すぎる…帝国学園の守護神である以上、絶対まだ何かある…)

曜「梨子ちゃん?」

梨子「>>774

………油断せずにいきましょう

梨子「………油断せずにいきましょう」

曜「そりゃ勿論だよ!このコーナーキックで試合を決めに行くつもりだよ!」

梨子「…」

今日はここまで
続きやる時はお知らせします

22時くらいに再開します

ピーーーーー

角間『さあ、雷門のコーナーキックで試合再開です!』

春奈「っ!」

バシューーーーン

曜「行けえええっ!」

シュウウウン!

五条「させません」

パリーーーン

五条「ぐぅっ!」

角間『なんと五条、渡辺のシュートを顔面でブロックしたー!』

ポーン…

果南「っ!」ポスッ

角間『松浦、すぐさまこぼれ球を拾います!』

果南「今度こそ決める!」

千歌「行けえええええっ!」

ザバーーーーン!!

果南「メガロドン!」

ギュウウウウンン!!

角間『出たああああああっ!松浦の必殺メガロドン!今度こそ決まるか!?』

ギュイイイイン!

源田「ドリルスマッシャー!V2っ!」

ジジジジジジ!!

千歌「えっ!?」

果南「まさか…」

バシューーーーン

ピッ!

角間『あっと!松浦の必殺シュートは防がれてしまった!雷門、またしても得点ならず!』

春奈「まさか…あんな必殺技があったなんて…」

果南「…最初のシュートが入らなかったのが痛過ぎたかなーん…」

千歌「でもまだ攻撃は残ってるよ。私達のスローイン。攻めよう!攻めて攻めて、攻めまくれば絶対点は取れるから!」

曜「千歌ちゃん…」

梨子「そうね。現状はそれしかないわね」

千歌「…仕掛けよう。全員攻撃!」

【帝国学園】

GK……………… 源田

DF…土門…万丈………大野…成神

MF……………… 辺見

MF………洞面… 鬼道…咲山

FW…………佐久間…寺門


【雷門中学】

FW……曜………千歌………梨子

MF………………春奈

MF…果南……………………鞠莉

MF………………ルビィ

DF…善子………冬花……… 花丸

GK………………ダイヤ

角間『帝国学園、先程のプレーで負傷した五条に代えて土門を投入!さあ、そして雷門は音無とゴールキーパーの黒澤以外全員帝国学園のペナルティエリアに居ます!』

ピーーーーー

春奈「っ!」

ヒュルルルルル

角間『音無のロングスローは帝国のペナルティエリア届きます!このボールはどちらが取るか!?』

ルビィ「っ!」

ヒュウウウウン!

ルビィ「たあっ!」

シュウウウン!

成神「させるかっ!」

ドーーーーン!

万丈「ぐうっ!」

花丸「ずらっ!」

シュウウウン!

成神「うおおおおっ!」

ドーーーーン!

万丈目「があっ!」

ポーン……ポーン……

善子(取れるっ!)

土門「うおおおおおっ!」

角間『津島と土門がボールを拾いに行く!果たして、どちらがボールを取るか!?』

善子「>>783

取らせは・・・しない!!(ボールゲット!!)

8時半くらいに再開します

善子「取らせは・・・しない!!」

ルビィ「取った!」

善子「っ!」クルッ

土門「なっ!?」

角間『津島、ルーレットで土門を抜く!』

善子「千歌っ!」

バシューーーーン

千歌「っ!」ポスッ

ザブン!

千歌「オレンジ、スプラッシュ!」

ギュオオオオオン!

ギュイイイイン!

源田「やらせん!ドリルスマッシャー!V2っ!」

ジジジジジジ!!

バシューーーーン

角間『だがこれもキーパー源田が防ぐ!』

千歌「まだだよ!」

鬼道「ボールはまだ生きている!」

ヒュルルルルル

佐久間「貰った!」

冬花「させません!」ポスッ

佐久間「なにっ!?」

冬花「渡辺さんっ!」

バシューーーーン

角間『久遠からのセンタリングだ!』

曜「えいっ!」

バシュン!

角間『渡辺ヘディングで合わせた!』

源田「させるかっ!」

バシュン

ピッ!

角間『だがこれにキーパー源田が反応!雷門またもゴールならず!』

千歌「惜しいよ曜ちゃん!今のはキーパーの反応が良かったとしか言いようがないよ」

春奈「相手が源田さんじゃなかったら入ってたいいシュートでしたよ」

曜「うん!」

万丈「ハァ…ハァ……」

大野「クソ……」

成神「ゼェ…ゼェ……」

源田「………ふぅっ」

鬼道(…油断していた訳ではない。予想外だった。まさか、前半から全員攻撃を仕掛けてくるとは思っていなかった。そのせいでこちらの守備陣は序盤からかなり消耗させられている)

春奈「じゃあ私コーナー蹴りますね」

千歌「お願い!」

鬼道(それに対し雷門はまだスタミナを残している。いや、試合を有利に運んでいるおかげで消耗を抑えられているんだ…)

鬼道「>>788

俺たちもこのまま素直に勝ちを譲る気はない(春奈以外には悪いが傷ついて貰うぞ)

鬼道「俺たちもこのまま素直に勝ちを譲る気はない」

鬼道(春奈以外には悪いが傷ついて貰うぞ)

ピーーーーー

角間『さあ、コーナーキックで試合再開です!』

春奈「っ!」

バシューーーーン

曜「オッケー!」

ザブン!

曜「オレンジスプラッシュ!」

ギュオオオオオン!

ギュイイイイン!

源田「やらせん!ドリルスマッシャー!V2っ!」

ジジジジジジ!!

バシューーーーン

角間『ああっとこれも源田に塞がれてしまった!』

ヒュルルルルル

冬花(取れる!)

ヒュウウウウウン!

鬼道(…悪く思うなよ)

鬼道「はあっ!」

ヒュウウウウウン!

鬼道「っ!」

ガンッ!

冬花「!?」

ドサッ…

「「「「!?」」」」

ピーーーーー

角間『ああっとここで帝国学園にファウルが!先程久遠と鬼道がボールを取ろうと飛んだ時に鬼道の肘が久遠の顔面に当たってしまったようだ!』

冬花「いたた…」

ルビィ「冬花さん…鼻血……」

冬花「だ、大丈夫だよこれくらい……」

審判「…」

角間『審判が鬼道にイエローカードを出します』

果南「ねえ君、さっきのプレーわざとじゃないよね?」

春奈「果南さん!?なんてことを!?お兄、鬼道さんに限ってあんなことをわざとやる訳ないじゃないですか!」

佐久間「そうだ。いいがかりはやめてくれ。今のは事故だ。そうですよね鬼道さん?」

鬼道「…本当にすまない。だがわざとではないんだ。許せとは言わないがそれだけは信じて欲しい。俺も、必死だったんだ」

果南「うっ…」

鞠莉「果南、鬼道君に謝りましょう?」

果南「…ごめんなさい」

鬼道「こちらこそ、すまなかった」





【帝国学園】

GK……………… 源田

DF…土門…万丈………大野…成神

MF……………… 辺見

MF………洞面… 鬼道…咲山

FW…………佐久間…寺門


【雷門中学】

FW……曜………千歌………梨子

MF………………春奈

MF…果南……………………鞠莉

DF…善子………ルビィ……… 花丸

GK………………ダイヤ

角間『どうやら久遠は交代のようです。雷門、1人欠いた状態でここから帝国にどう立ち向かうのか?』

鬼道(我ながらよくもあんな嘘をべらべらと並べられたものだな)

善子「よりにもよって守備の要が離脱とはね…」

花丸「最悪ずら…」

ルビィ「>>794

負けられないね・・・この試合・・・

ルビィ「負けられないね・・・この試合・・・」

花丸「勿論ずら」

角間『さあ、雷門のフリーキックで試合再開です!』

ピーーーーー

鞠莉「…」チョン…

コロコロ…

鬼道(なに!?ショートだと!?)

果南「行くよ!」

千歌・曜「「うん!」」

梨子「はい!」

鬼道(なんだ!?何を仕掛けて来る…?)

源田「どんなシュートが来ても、俺がゴールを守る!」

果南「はあっ!」

バシューーーーン

梨子「っ!」

曜「っ!」

ヒュウウウウウン!

梨子「曜ちゃん!」

曜「うん!」

ゲシッ!

梨子・曜「「はああああっ!」」

ギュオオオオオオオ!!!

千歌「っ!」

ヒュウウウウン!

千歌「アクアレーザー!」

ギュオオオ…ドン!

角間『な、なんと!高海、桜内、渡辺、松浦の4人の新必殺シュートが飛び出したああああああっ!!』

ギュイイイイン!

源田「ドリルスマッシャー!V2っ!」

ジジジジジジ!!

源田「うおおおおおおっ!!」

………ピキッ

源田「!?」

パキパキパキパキ…

源田「な、なんだこのパワーは!?」

パキパキパキパキ!!

源田「押される!押され…」

千歌「行けええええええっ!」

ズバーン!

角間『ゴール!先制したのは雷門ですっ!』

わあああああああああ!!!!

【オリジナル技解説】

アクアレーザー…果南がボールを高く蹴り上げ、梨子と曜がボールを挟むように蹴りエネルギーを溜め、千歌が空高くからとどめのシュートを蹴る
モーションは4人版のトリプルブリザード、といったところ
エフェクトはシュート後に氷柱が立たない以外はほぼ同じ

千歌ちゃんナイスシュート!

流石エース!

梨子お姉様も素晴らしいキックでした!

果南お姉様!蹴り上げが絶妙でしたわ!

曜ちゃんもいい蹴りだった!

わああああああああああああ!!!!

千歌「ふぅ……やっと1点だ」

梨子「取れたわね、先制点」

千歌「>>800

でも油断は禁物よ!!帝国も・・・このまま黙っているとはおもえないからね・・・

千歌「でも油断は禁物だよ!!帝国も・・・このまま黙っているとはおもえないからね・・・」

梨子「ええ」

曜「うん」

ダイヤ「次は私達の番、ですわね」

ルビィ「そうだね」

善子「堕天使ヨハネの力、帝国に見せてやるわ」

花丸「まだ試合は前半だからね。間違ってもこのタイミングでおしっこ漏らしたらダメだよ?試合終了までヨハネちゃんのままでいてね?」

善子「>>802

ええ!もちろんよ!(試合前に行ってて良かった・・・)

善子「ええ!もちろんよ!」

善子(試合前に行ってて良かった・・・)

ダイヤ「頼もしいですわね。これなら、少なくとも前半は安心ですわね」

ルビィ「前半はヨハネちゃんでいられそうで良かった~」

今日はここまで
続きやる時はお知らせします

8時半くらいに再開します

角間『さあ、帝国学園のキックオフで試合再開です!』

ピーーーーー

佐久間「っ!」

バシューーーーン

鬼道「っ!」ポスッ

鬼道「洞面!」

バシューーーーン

洞面「はい!」ポスッ

曜「行かせないよ!」

洞面「っ!」

ヒュン!ヒュン!

洞面「イリュージョンボール!」

曜「やっば!」

洞面「鬼道さん!」

バシューーーーン

鬼道「っ!」ポスッ

春奈「っ!」

タッタッタッ

鬼道「やはり止めに来たか。だが!」

バシューーーーン

佐久間「っ!」

バシューーーーン

春奈「ああっ!?」

鬼道「っ!」ポスッ

角間『鬼道、佐久間とのワンツーで音無を抜き去った!やはり1人少ないことが影響しているのか?』

鬼道「はあっ!」

バシューーーーン

角間『鬼道、空高くボールを蹴り上げた!』

鬼道「デスゾーン、開始」

佐久間「っ!」

寺門「っ!」

洞面「っ!」

グルグルグルグル!

ジジジジジ!!

「「「デスゾーン!」」」

ドーーーーーーーン!!!

角間『出たああああっ!帝国学園の必殺、デスゾーン!雷門これを防ぐことは出来るか!?』

ダイヤ「っ!」

シュイイイン!

カキイイイン!

ダイヤ「ダイヤモンド、ハンド!」

ガシイイイッ!!

ダイヤ「…」ジュウウウウ…

佐久間「なんだと!?」

角間『と、止めた!雷門中守護神黒澤、デスゾーンをキャッチしています!』

わあああああああああ!!!

ダイヤ様ー!

流石硬度10の守り!

ダイヤ「>>810

この程度では屁ではありませんわ!(むしろ、問題はここからですわね)

ダイヤ「この程度では屁ではありませんわ!」

ダイヤ(むしろ、問題はここからですわね)

鬼道「…点は入らなかったが構わない。攻め続けてスタミナを削るぞ」

寺門「はい!」

ダイヤ「果南さん!」

バシューーーーン

果南「オッケー!」ポスッ

角間『ボールは松浦へと渡った!松浦ドリブルで切り込む!』

果南「千歌!梨子ちゃん!曜!」

「「「わかった!」」」

土門「させるか!キラースライド!」

ズザーーーーーー

果南「!?」

バシュン

角間『ああっと松浦がここでボールを奪われた!』

果南「しまった!」

土門「寺門!」

バシューーーーン

寺門「はっ!」

ゲシ!ゲシ!ゲシ!ゲシ!

寺門「百烈、ショット!」

ドン!

善子「デーモンカット!」

コオオオオォッ!!

バシュン!

ポーン…ポーン…

善子「っ!」ポスッ

角間『だがここは津島が好ブロック!雷門、リードをしっかりと守っていきます!』

善子「ずら丸!」

バシューーーーン

花丸「>>814

良いところ見せるズラ!

花丸「良いところ見せるずら!」

鞠莉「Hey!」

花丸「鞠莉ちゃん!」

バシューーーーン

鞠莉「ナイスパス!」ポスッ

辺見「キラースライド!」

ズザーーーーーー

花丸「戻して鞠莉ちゃん!」

鞠莉「オーケー!」

バシューーーーン

花丸「っ!」ポスッ

花丸「ルビィちゃん!」

バシューーーーン

ルビィ「っ!」ポスッ

角間『雷門、慎重にパスを繋いでボールをキープしています!』

ルビィ「…お姉ちゃん」

バシューーーーン

ダイヤ「っ!」

バシューーーーン

春奈(取る!)

鬼道(春奈、お前を傷付ける真似はしない。が、このボールは俺が取らせて貰う!真剣勝負で手加減するほど、俺は甘くないぞ!)

ヒュウウウウン!

角間『音無と鬼道が飛んだ!ボールを取るのは果たしてどちらか!?』

鬼道「>>816

うおおおおっ!(鬼道がボールを奪う)

12時くらいに再開します

鬼道「うおおおおっ!」

バシュン

角間『鬼道、空中での競り合いを制しボールを奪った!』

春奈(やっぱりお兄ちゃんは強い!)

鬼道「佐久間!」

バシューーーーン

佐久間「っ!」

寺門「っ!」

洞面「っ!」

グルグルグルグル!

ジジジジジ!!

「「「デスゾーン!」」」

ドーーーーーーーン!!!

ダイヤ「っ!」

シュイイイン!

カキイイイン!

ダイヤ「ダイヤモンド、ハンド!」

ガシイイイッ!!

ダイヤ「っ、」ジュウウウウ…

角間『黒澤、ここもなんとかセーブ!しかし帝国学園の反撃は未だに止まりません!雷門、これを凌ぎ切ることは出来るのか!?』

花丸「ハァ……ハァ……」

善子「ふぅ…」





ピッ!ピーーーーー

角間『ここで前半終了のホイッスル!試合は0-1、雷門リードです!』

久遠「…よく耐えたな、お前達」

ダイヤ「………ありがとうございます」

善子「よ、ヨハネならこれぐらい…当然よ……ハァ、ハァ…」

花丸「ずら…」

ルビィ「冬花さん、絶対こんな形で夏を終わらせたりしないからね!」

冬花「うん。皆のこと、信じてるから」

影山「…引き続き後半も攻め続けろ。どんな手段を使っても構わん」

帝国イレブン「「「「はい!」」」」

曜「…あっちも全然士気落ちてないでありますな…」

梨子「点差は僅かに1しかなくて、こっちはもう10人しか居ない。対して向こうはまだベンチに数人居る。戦力差は歴然だもの。余裕があって当然よ」

曜「だね…」

ゴクッ…ゴクッ…

善子「ぷはあ!だけど、怯んでる場合じゃないわ。勝ってるんだからもっと堂々とプレーしないと!」

曜「善子ちゃん…」

果南「善子ちゃんの言う通りだよ。勝ってるんだからもっとどっしりと構えよう!」

千歌「善子ちゃん、トイレ行ってこようか」

善子「>>822

問題ない、今日のヨハネは絶好調よ!(後でおむつ変えておかなきゃ…)

善子「問題ない、今日のヨハネは絶好調よ!」

善子(後でおむつ変えておかなきゃ…)

千歌「…万が一があったら困るんだよ。だから念のため行って来て、ね?」

善子「……わかったわよ」

花丸「マルも行くずら」

千歌「わかった」

花丸「……交換してあげるずら」ボソ

善子「っ!?」ギクッ

花丸「>>824

やさしくするずら♡

8時半くらいに再開します

花丸「やさしくするずら♡」

善子「…お願い////」

千歌「り~こちゃん。私達も、行っておこうか♡」

梨子「う、うん…////」

【女子トイレ】

花丸「やっぱり今日も、試合中におもらししたずらね」

善子「////」

花丸「…でも今日は、めずらしく試合中におもらししても、気持ちを切らさずヨハネちゃんのままでいられたずらね」

善子「…今日は、負けたくなかったから」

花丸「偉いずら」

ナデナデ

善子「…なでないでいいから、さっさとオムツ替えて////」

花丸「は~い♡」

ビリッ!!





【帝国学園】

GK……………… 源田

DF…土門…万丈………大野…成神

MF……………… 辺見

MF………洞面… 鬼道… 渋木

FW…………佐久間…寺門


【雷門中学】

FW……曜………千歌………梨子

MF………………春奈

MF…果南……………………鞠莉

DF…善子………ルビィ……… 花丸

GK………………ダイヤ

ピーーーーー

角間『フットボールフロンティア東京都予選決勝戦、後半は雷門のキックオフで試合開始です!』

千歌「っ!」

バシューーーーン

春奈「っ!」ポスッ

佐久間「うおおおおっ!」

春奈「たあっ!」

ヒュン!ヒュン!

春奈「イリュージョンボール!」

角間『音無!正面から突っ込んできた佐久間を難なくかわします!』

鬼道「>>831

甘い!

鬼道「甘い!」

バシュン

春奈「しまった!?」

角間『あっと鬼道がボールを奪った!佐久間はどうやら囮だったー!』

千歌「っ、ディフェンス!」

鞠莉「くっ!」

タッタッタッ

鞠莉(追いつかないっ!)

鬼道「佐久間!」

バシューーーーン

角間『おおっと鬼道ここでボールを蹴り上げた!デスゾーン発動か!?』

ルビィ「それは!」

花丸「読んでたずら!」

ヒュウウウウン!

佐久間「鬼道さん!」

バシューーーーン

ルビィ「ヘディング!?」

鬼道「ツインブースト!」

ギュオオオ!

ダイヤ「!?」

ズバーン!

角間『ご、ゴールっ!帝国学園!後半開始早々同点に追いつきます!』

ルビィ「>>833

そ、そんなこんなにあっけなくとられちゃうなんて………

ルビィ「そ、そんな、こんなにあっけなくとられちゃうなんて………」

花丸「あんなに苦労して取った…1点が…」

善子「…負けるの?私達」

鞠莉「これで…ジ・エンド?」

雷門の選手達「「「「…」」」」

千歌「み、みんな…まだおわりじゃn」

久遠「まだだ!まだ終わりじゃない!」

雷門イレブン「「「「!」」」」

久遠「…お前達はこれまで何度も同点、逆転を許してもここまで勝ち上がったんだ!自分達のサッカーを信じろ!」

梨子「自分達のサッカーを………信じる!」

曜「そうだよね!点差だけでいえば今よりやばい試合の方がいっぱいあったもんね!」

果南「これぐらいで根をあげるなんて、らしくなかったよ!」

鞠莉「そもそもマリー達はデビュー戦10人で引き分けに持ち込んだもんね!今更1人足りない状況くらい問題はナッシングデース!」

千歌「…よーし!次の1点で勝ち越し決めて…東京の頂点取ろう!」

「「「「おおおお!」」」」





ゲシ!ゲシ!ゲシ!ゲシ!

寺門「百烈、ショット!」

ドン!

善子「デーモンカット!」

コオオオオォッ!!

バシュン!

ポーン…ポーン…

善子「っ!」ポスッ
























佐久間「っ!」

寺門「っ!」

洞面「っ!」

グルグルグルグル!

ジジジジジ!!

「「「デスゾーン!」」」

ドーーーーーーーン!!!

ダイヤ「っ!」

シュイイイン!

カキイイイン!

ダイヤ「ダイヤモンド、ハンド!」

ガシイイイッ!!

ダイヤ「っ、」ジュウウウウ…

角間『雷門!同点に追いつかれても逆転は許しません!』

頑張れー!

千歌ちゃん!

曜ちゃん!

梨子お姉様ー!

果南お姉様ー!

ダイヤお姉様!

音無さーん!

ヨハネー!

雷門!雷門!雷門!雷門!雷門!

角間『粘り続ける選手達の姿に雷門コールが鳴り響きます!』

佐久間「…なんて応援だ」

土門「やり辛れぇ…」

善子「ハァ……ハァ……」

花丸「最後まで諦めないずら…」

ルビィ「チャンスは、絶対に来る!」



















冬花「頑張って、皆っ!」ギュッ!

久遠「>>837

そろそろ・・・試合が動くな・・・

9時半くらいに再開します

久遠「そろそろ・・・試合が動くな・・・」

鬼道「っ!」

ピー

鬼道「皇帝ペンギン!」

バシューーーーン

佐久間・寺門「「2号っ!」」

ギュウウウウンン!!

角間『帝国学園!ここに来て新たな必殺技を打ってきた!ここで帝国の大逆転か!?それとも雷門がこれを防いで反撃か!?』

善子「デーモンカット!」

コオオオオォッ!!

善子「ダイヤ!」

ダイヤ「任せてください!」

シュイイイン!

カキイイイン!

ダイヤ「ダイヤモンド、ハンド!」

ガシイイイッ!!

ダイヤ「ハァ…ハァ…」ジュウウウウ…

角間『と、止めたああああああっ!!雷門、これも防ぎます!』

ダイヤ「っ!」

ヒュン!

角間『あっと黒澤!止めたと同時にボールを投げます!』

ルビィ「っ!」ポスッ

ダイヤ「ルビィ!」

ルビィ「お姉ちゃんが託してくれたこのボール、絶対にゴールまで持って行くんだ!」

花丸「オラも手伝うずら!」

ルビィ「花丸ちゃん…」

善子「フォローしてあげるわ。だから、1人で持ち込もうとすんじゃないわよ?」

ルビィ「善子ちゃん……」

ルビィ「…うん。そうだね!3人で力を」

「「「合わせるんだ!」」」

ボオオオオオ

不死鳥「ピィィィ!!」

角間『黒澤、国木田、津島の3人が交差した瞬間炎を纏った不死鳥が誕生したああああああ!!』

ルビィ「うおおおおおっ!」

花丸「これが!」

善子「ヨハネ達の!」

「「「ザ・フェニックス!」」」

ギュオオオオオン!

角間『帝国が新たな技を出せば雷門も負けじと新必殺技を披露!雷門このシュートが勝ち越しとなるか!?』

鬼道「止めろ源田ァ!」

源田「任せろ!」

ギュイイイイン!

源田「ドリルスマッシャー!V2っ!」

ジジジジジジ!!

源田(自陣から打って、なんてパワーだ!だが、これなら防げる!)

源田「うおおおおおおおっ!」

バシューーーーン

角間『ああっとこれは源田に止められて…いや、これは!』

鬼道(なっ!?何故お前達がそこに居る!?)

千歌「っ!」

梨子「っ!」

ヒュウウウウン!

角間『なんと高海と桜内が既にペナルティエリアに進入していた!そして、源田が打ち上げたボールに向かって飛び上がる!』

鬼道(確かに、ザ・フェニックスが打たれた時点ではまだこの2人はハーフウェイラインを超えてはいなかった。打たれた後、いや最悪でもフェニックスがハーフウェイラインを超えた後で走り出してもあの激しいぶつかり合いだ。十分にペナルティエリアには進入できる…)

鬼道「まさか、あいつら…源田が止めることを信じたのか…」

ルビィ「違いますよ。信じたのはルビィ達の方です」

鬼道「なに?」

ルビィ「たとえこのシュートが止められても、絶対にゴールこじ開けてくれるって。だって先輩達、とっても頼りになるもん」

鬼道(なるほどな…あくまでも信じたのは味方の方、か…)

ルビィ「>>842

千歌ちゃん!梨子ちゃん!決めて!

ルビィ「千歌ちゃん!梨子ちゃん!決めて!」

千歌「ルビィちゃん達が灯したこの炎!」

梨子「絶対に繋ぐ!」

グルン!グルン!グルン!グルン!

「「ファイアトルネード!ダブルドライブ!!」」

ボオオオオオオオオオ!!

ギュイイイイン!

源田「ドリルスマッシャー!V2っ!」

ジジジジジジ!!

源田「うおおおおおおっ!!」

………ピキッ

源田「!?」

パキパキパキパキ…

雷門イレブン「「「「行けえええええっ!」」」」

行けえええええええええええっ!!!

パキパキパキパキ!!

ズバーン!

角間『ゴール!!雷門、勝ち越しいいいいいいっ!!!』

わあああああああああっ!!!

千歌「っ、やったああああああ!」

梨子「…」グッ

曜「千歌ちゃん!梨子ちゃん!ナイスシュート!!」

ガバっ!

梨子「わっ!?曜ちゃん///」

果南「流石だね2人とも!」

鞠莉「ファンタスティックデース!」

ギューーーーーー

ルビィ「信じてました!決めてくれるって!」

千歌「皆…///」

【雷門2-1帝国】







角間『雷門!勝ち越した勢いに乗り攻撃の手を緩めません!』

春奈「イリュージョンボール!」

ヒュン!ヒュン!

春奈「果南さん!」

バシューーーーン

果南「行くよ!」

千歌・曜「「うん!」」

梨子「はい!」

バシューーーーン

梨子「っ!」

曜「っ!」

ヒュウウウウウン!

ゲシッ!

梨子・曜「「はああああっ!」」

ギュオオオオオオオ!!!

千歌「アクアレーザー!」

ギュオオオ…ドン!

角間『雷門、アクアレーザーを発動だ!追加点なるか!?』

源田「追加点はやらん!」

ギュイイイイン!

源田「ドリルスマッシャー!V3っ!」

ジジジジジジ!!

源田「>>846

うおおおおおおお!はあっ!!(ボールを弾き返す)

源田「うおおおおおおお!はあっ!!」

バシューーーーン

鞠莉「What's!?」

果南「うそーん!」

角間『源田、パワーアップしたドリルスマッシャーでアクアレーザーを防いだ!雷門、追加点ならず!』

土門「鬼道さん!」

バシューーーーン

鬼道「ああ!」ポスッ

春奈「行かせないわ!」

鬼道「っ!」

ヒュン!ヒュン!

鬼道「真!イリュージョンボール!」

春奈「ああっ!?」

角間『鬼道、パワーアップしたイリュージョンボールで音無を抜いた!この土壇場で帝国学園はどんどん進化していきます!』

鬼道「佐久間!」

バシューーーーン

佐久間「これが帝国学園の、真の姿だ!」

佐久間「っ!」

寺門「っ!」

洞面「っ!」

グルグルグルグル!

ジジジジジ!!

「「「ラストデスゾーン!」」」

ドーーーーーーーン!!!

ルビィ「ラストデスゾーン!?」

鞠莉「このタイミングで、デスゾーンまで進化するというの!?」

善子「くっ、デーモンカット!」

コオオオオォッ!!

善子「ダイヤ!」

ダイヤ「はあっ!」

シュイイイン!

カキイイイン!

ダイヤ「ダイヤモンド、ハンド!」

ガシイイイッ!!

ダイヤ「くっ、ぐぅぅぅ…」

佐久間「砕け散れ!」

パリーーーーン!

ダイヤ「なっ!?」

源田「砕いた!」

土門「入れえええええええっ!!」

ギュウウウン!

千歌・梨子・曜「「「まだだ!」」」

ドーーーーン!

千歌「なにがなんでも!」

梨子「決めさせない!」

曜「ここだけは、絶対死守であります!」

ジジジジジ!!

バシューーーーン

「「「うわあっ!」」」

角間『津島、黒澤、高海、桜内、渡辺と5人がかりでなんとかラストデスゾーンを止めた!』

鬼道「まだだ!」

ヒュウウウウン!

鬼道(ここで俺が決めて、延長戦に!)

ピッ!ピー

選手達「「「「!」」」」

角間『ここで!試合終了のホイッスル!フットボールフロンティア東京都予選決勝戦!雷門中対帝国学園の試合は、雷門の勝利!雷門、本選へと駒を進めました!』

雷門優勝だあああああ!

千歌ちゃんおめでとう!

梨子お姉様!信じてましたよ!

頑張れ雷門!日本一へ!

わああああああああああ!!!

千歌「か、勝った…?」

梨子「………みたいね」

千歌「そっか…勝ったんだ、私達……」

梨子「…」ペタン

千歌「梨子ちゃん!?」

梨子「安心したら、力が抜けちゃった…」

しいいいい~~

千歌「>>851

これだけは何とかしたい……

千歌「これだけは何とかしたい……」

梨子「ご、ごめんね…////」

花丸「善子ちゃん、今日はおもらししながらもオムツから溢れなかったね。偉かったずら」

ナデナデ

善子「な、なでるなバカ…////」

ジョロロロロロロロ

善子「…また漏らしちゃったじゃない////」

えー、今日よしっこ試合中におしっこ溢れてない

なんか、ちょっと残念…

花丸「でも、今の嬉しょんでもオムツからは出てきてない。よく堪えたずら」

善子「…別に量は調整とか出来ないけど、今日はどうしてもって思ってたから……」

花丸「そっか」

ナデナデ

善子「だ、だからなでるな…////」

ルビィ「冬花さん、約束守りましたよ」

冬花「ありがとう」

久遠「…ここまでよく頑張ってくれたな」

ダイヤ「ありがとうございます」

果南「でもまだ、終わりじゃない」

鞠莉「監督、最後までマリー達を厳しく指導してね☆」

久遠「勿論だ」

鬼道「…いい仲間を持ったな」

春奈「最高の仲間だよ」

鬼道「…その仲間と、全国の頂点を取ってこい。そしたら来年は、俺たちの方が挑戦者として雷門を打ち破る」

春奈「させないよ。来年も、雷門が勝つ。そして来年こそお兄ちゃんにも勝って完全優勝だよ。今年はサシだとお兄ちゃんにはほとんど勝てなかったからね」

鬼道「フッ…」

春奈「…ねえお兄ちゃん。今夜って暇?良かったら、一緒にラーメンでも食べに行かない?久しぶりに、兄妹で」

鬼道「ああ。是非、そうしよう」

白熱のフットボールフロンティア東京都予選は、雷門優勝で幕を閉じた

さあ、次はいよいよ全国だ!

今日はここまで
そして、東京都予選のMVP選手を、安価下から募集します
期限は次の更新まで
続きやる時はお知らせします

【公式戦シュート成績】

千歌6得点
オレンジスプラッシュ(6-4)
アクアレーザー(2-1)
ファイアトルネードDD(1-1)

梨子4得点
バブルボイル(4-3)
ノーマルシュート(1-1)

曜1得点
オレンジスプラッシュ(4-1)
ノーマルシュート(3-0)

冬花0得点

ルビィ0得点
ザ・フェニックス(1-0)
ノーマルシュート(1-0)

花丸0得点
ノーマルシュート(1-0)

善子0得点

春奈1得点
ノーマルシュート(2-1)

果南2得点
メガロドン(4-1)
ノーマルシュート(2-1)

ダイヤ0得点

鞠莉1得点
ノーマルシュート(1-1)

【公式戦セーブ成績】

ダイヤ10セーブ6失点
ノーマル(5-0)5失点
ダイヤモンドハンド(11-10)1失点

8時半くらいに再開します

【ファミレス】

千歌「雷門優勝、おめでとう!」

「「「「おめでとう!」」」」

千歌「ということでかんぱーい!」

「「「「かんぱーい!」」」」

カンッ!

ウェイター「お待たせしました。ステーキ定食となります」

ウェイトレス「お待たせしました。カキフライ定食となります」

お待たせしました…お待たせしました…お待たせしました…etc

曜「うわぉ…!美味しそうな匂いがたくさん…///」

果南「先生!まだまだ頼んでいい?」

久遠「ああ。今日は遠慮せず好きなだけ食べるといい」

「「「「やったーーーー!」」」」

果南「鞠莉達も来ればよかったのにね」

曜「だよね~。まあでも金持ちは金持ちでパーティーとかやってるんじゃない?もしくは満漢全席とか?」

果南「お、有りえる」

千歌「はい、梨子ちゃんあ~ん♡」

梨子「あーん」

パクッ

千歌「優勝の後のご飯って美味しいね!」

梨子「ええ」

曜「>>865

そういえば監督、冬花さんはもうケガなどは大丈夫でしたか?

曜「そういえば監督、冬花さんはもうケガなどは大丈夫でしたか?」

久遠「ああ。全国大会は問題なく出場出来る」

曜「ホッ、よかった~」

冬花「おまたせ~」

曜「やっほ冬花さん」

果南「久遠先生から聞いたよ。大丈夫なんだってね」

冬花「まあもう試合中に血は止まってたからね」

千歌「でもやっぱり顔に肘が当たった訳だから、念のため検査してほしいというのは間違ってないと思うよ」

冬花「それはわかってるよ。でももう心配はしないで。お医者さんも大丈夫って言ってるから」

冬花「それより私もお腹空いちゃった。何頼もうかな~」

千歌「あ、ポテト食べる?あーん」

冬花「うん!あむっ」

パクッ

【車の中】

善子ママ「ヨハネちゃん今日も大活躍だったわね」

善子「えへへ…////ありがとう////本戦も期待しててね」

善子ママ「勿論」

善子「>>869

それでママ、今日は一緒に寝てもいい?

善子「それでママ、今日は一緒に寝てもいい?」

善子ママ「今日だけと言わず、いつでも一緒に寝ていいわよ」

善子「……大好き////」

善子ママ「ママも善子のこと、大好きよ」

善子「えへへ…////」

ジョオオオオオオオオ

.
.
.
.
.
.

今日はここまで
そして、MVPは千歌ちゃんに決まりました

9時半くらいに再開します

【十千万・千歌の部屋】

理亞「まさか、MVPまで取るとはね…」

聖良「千歌さん、MVPおめでとうございます」

千歌「ありがとう!」

聖良「出来たら、もう1試合雷門と勝負してみたかったですね…」

千歌「やろうよ、試合!」

鹿角姉妹「「え?」」

梨子「いいわね。やりましょうよ。決着ついてなかったし」

聖良「…ありがとうございます」ペコリ





千歌「はーい、それじゃあ!」

ピッ!

千歌「フットボールフロンティアが終わってからならいつでもオッケーだって!」

聖良「では2学期以降ということになりますね」

梨子「…私達が本戦も優勝すること前提なんですね」

理亞「当たり前でしょう。雷門に勝つのは私達なんだから、負けるんじゃないわよ」

千歌「うん!全国優勝の称号を引っ提げて白恋にまで行くね」

聖良「来てくれるんですか?優勝校なのに?」

千歌「聖良さん達には2回も東京に来て貰ってるからね!今度は私達が行く番!ね?」

梨子「うん。それに、北海道への観光というのも楽しそうだし」

聖良「…ありがとうございます!」

【マンション】

善子「zzz」

善子ママ「ふふっ、可愛い寝顔♡」

ナデナデ

善子「ママぁ…だい、ちゅき♡」

ジョオオオオオオオオ

善子ママ「あらら、まだ11時だっていうのにもうオムツから溢れて世界地図描いちゃってるわね。これは後何回するのかしらね?」

善子「zzz」

善子ママ「>>877

ママも大好きよ

善子ママ「ママも大好きよ」

チュッ♡

善子「ふにゃぁ…////」

ジョバババババババ

【十千万・千歌の部屋】

聖良「夜に女の子が集まってやることと言えば…」

千歌「言えば?」

聖良「恋バナです!」

千歌「っ!?」ドキッ////

梨子「あー、お泊まり会の定番ですよね。私は千歌ちゃんの家によく泊まってますけどそんな話全然したことないんですけどね」

聖良「ではではこの機会に是非恋バナしましょう!恋に花を咲かせましょう!」

梨子「じゃあ言い出しっぺの聖良さんが話してくれません?」

聖良「いえいえ。私は皆さんの恋バナが聞きたいのでどうぞお構いなく」

梨子「いやお構いなくって、それじゃあ恋バナの意味が…」

理亞「姉様はボッチなのよ」

梨子「え?」

聖良「ちょ、理亞っ!?」

理亞「姉様には好きな人どころか、友達すら居ないわ」

梨子「ええ…じゃあなんで恋バナしたいとか言い出したんですか?」

聖良「>>881

いや、だって…してみたかったですもん。恋バナ…

聖良「いや、だって…してみたかったですもん。恋バナ…」

梨子「そ、そうなんですね…」

理亞「あ、私にも浮いた話というのはないわよ」

聖良「理亞もボッチですからね」

理亞「くっ…」

梨子「あはは…」

聖良「それで千歌さんは?」

千歌「えっ!?」

聖良「千歌さんに恋バナとか、ありますか?」

千歌「え、えっと…////私、そういうのは、えっと…////」アタフタ

理亞「あるわね」

聖良「ありますね」キラ-ン

梨子「あるんだ…」

千歌「うっ…////」モジモジ

聖良「千歌さん本当わかりやすいですよね」

理亞「ほとんど交流のない私達にすらわかるくらい動揺してるわね」

梨子「…それで、千歌ちゃんの好きな人って誰?」

千歌「えっ!?」ドキッ////

聖良「さあさあ、大人しく教えて下さいよ~♪」

千歌「や、やだ!なんで教えなきゃいけないの!?」

聖良「教えないと言うなら…こうです!理亞!」パチン

理亞「はい!姉様!」

ガバッ!

聖良「くすぐり攻撃です!」

理亞「こ~ちょこちょ♪」

千歌「あっ、あはっ!ちょ、やめあははははっw」

聖良「さあ、言うのです!千歌さんの好きな人は?」

千歌「あは、あは!ちょ、やめ…」

聖良「理亞、追い討ちです!」

理亞「はい!」

千歌「ひゃっ!やめへええっ!」

スーーーーッ!

美渡「うるさいぞ、お前達!」

「「「「!?」」」」ビクッ





美渡「騒ぎすぎ。はしゃぐなとは言わないが他のお客さんも居るんだからマナーは守るように」

「「「すみません…」」」

千歌「た、助かったよ美渡姉…」

美渡「お前の笑い声が1番うるさかったんだよ!」

千歌「そ、そうだけど…私はくすぐられた訳だから、どっちかっていうと被害者なんだよ…」

美渡「ハァ……わかった。じゃあ、今度からはうちの旅館で恋バナは禁止な」

聖良「え?」

千歌「ホッ…そうしてくれると助かるよ…」

高海家に恋バナ禁止令が出ました

【翌朝・雷門グラウンド】

聖良「本当に私たちも、一緒に練習してもいいんですか?」

久遠「ああ。雷門のプレーを、是非吸収して帰ってくれ」

鹿角姉妹「「あ、ありがとうございます!」」ペコリ

久遠「冬花、予備のユニフォームを持ってきてくれ」

冬花「はい!」

聖良「本日は、よろしくお願いします!」

理亞「お願いします」

冬花「>>887

聖良さんは同じDFなので、色々教えて貰いたいです!

冬花「聖良さんは同じDFなので、色々教えて貰いたいです!」

聖良「はい!私で良ければ」

久遠「それと、白恋中との練習試合だが」





【FFスタジアム】

FF東京都予選から1週間…

舞台をFFスタジアムに移し…遂に!

中学の日本一を決めるFFの本選が始まった!

ザブン!

千歌「行くよ!オレンジ、スプラーッシュ!」

ギュオオオオオン!

ズバーン!

冬花「聖良さん達との練習で教わった新必殺技!」

春奈「行きますよ!」

ビュオオオオオオ

春奈・冬花「「ホワイトダブルインパクト」」

クルッ!

冬花「たああああっ!」

春奈「やあっ!」

シュウオオオオオオ!!

ズバーン!

ザバーーーーン!!

果南「メガロドン!」

ギュウウウウンン!!

ズバーン!

ルビィ「ルビィ達の絆!」

花丸「全国に見せつけるずら!」

善子「これがヨハネ達の!」

ボオオオオオ

不死鳥「ピィィィ!!」

「「「ザ・フェニックス!」」」

ギュオオオオオン!

ズバーン!

千歌「行くよ!梨子ちゃん!」

梨子「うん!」

グルン!グルン!グルン!グルン!

「「ファイアトルネード!ダブルドライブ!!」」

ボオオオオオオオオオ!!

ズバーン!

【1回戦】11-0
【2回戦】10-0
【準決勝】10-0
【決勝】9-0

これにてイナズマイレブン!サンシャイン!!は終了です
何故全国大会でこれほど点が取れたかというと、東京都予選の方がレベルが高く、木戸川清修、帝国学園の方が本戦に出場したどの学校よりも強いからです
そして、白恋中との練習試合は9月1週目の土曜日ということになってます
ここまで読んでくださり、また、安価を取ってくださり本当にありがとうございました!

守護神・雷電(1)、ドラゴンキャノン・町田(2)に次ぐ
加藤純一イナズマイレブン
アナザーストーリー第3弾、遂に解禁。

おい!今日イナイレ3(円藤守伝説ver.)やるぞ!!
20時からやな!
8:55 ‐ Tweet for iPhone


生放送予約枠
『イナズマイレブン3~世界への挑戦~を
楽しみにしている自分に驚いている。第1章』
(20:00~公開予定)

https://youtu.be/iyRYAxOAaWc

このSSまとめへのコメント

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2 :  MilitaryGirl   2022年04月20日 (水) 21:22:30   ID: S:r8XuN8

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