レッド(無口とか幽霊とか言われるけど天空の花嫁) (1000)
~あらすじ~
なんかドラクエ5。
1スレ目
[SS速報VIP]レッド(幽霊とか無口とか言われるけど)
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2スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどもう関係ない)
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3スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われてたけどヤンデレから逃げてます)
レッド(無口とか幽霊とか言われてたけどヤンデレから逃げてます) - SSまとめ速報
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4スレ目
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5スレ目
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6スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど旅の目的が変わった)
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7スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどホウエン攻略中)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけどホウエン攻略中) - SSまとめ速報
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8スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどカロスに観光にきました)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけどカロスに観光にきました) - SSまとめ速報
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9スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどナナシマ行ってみよう)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけどナナシマ行ってみよう) - SSまとめ速報
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10スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど色々やるよ!)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけど色々やるよ!) - SSまとめ速報
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11スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどポケモンになりました)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけどポケモンになりました) - SSまとめ速報
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12スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどまだポケモンのままです)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけどまだポケモンのままです) - SSまとめ速報
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13スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど犯人はお前だ!)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけど犯人はお前だ!) - SSまとめ速報
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14スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど宇宙来ちゃったよ)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけど宇宙来ちゃったよ) - SSまとめ速報
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15スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど宇宙って忘れそう)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけど宇宙って忘れそう) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406078564/)
16スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど宇宙で悪の組織倒すよ)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけど宇宙で悪の組織倒すよ) - SSまとめ速報
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前スレ
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど宇宙で色々やってます)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけど宇宙で色々やってます) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409409572/)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1411712530
レッド ピカチュウ・カビゴン・ラプラス・エーフィ・ カメックス・リザードン・フシギバナ・ゾロアーク・ ブラッキー・グレイシア・ブースター・ニンフィア・ミュウツー・チラチーノ・シャワーズ・サンダース・リーフィア・ロトム・メガアブソル ・カイリュー・エンテイ・ライコウ・スイクン・ダークライ・プテラ・ラティアス・ラティオス・バシャーモ・金コイキング・サンダー・プリン・キングドラ・イーブイ・ボスゴドラ・シェイミ・フリーザー・レディアン・モココ・ポワルン・サーナイト・ボーマンダ・メタグロス・レックウザ・ファイアロー・ホルード・ルカリオ・アリアドス・ゴーゴート・パッチール・クレベース・ガブリアス・ジガルデ・ヌメルゴン・オノノクス・フライゴン・ファイヤー・ニョロボン・ミュウ・アルセウス・カクレオン・ガチゴラス・セレビィ・チルタリス・デオキシス・ユクシー・アグノム・エムリット・トルネロス・ボルトロス・ランドロス・ジラーチ・ギラティナ・クリムガン・ビクティニ・ディアンシー
トウヤ ドレディア・ゴチルゼル・ジャローダ・カイオーガ・シンボラー・ゼクロム
キョウヘイ ジュゴン・エンブオー・エレキブル・ハガネール・メロエッタ・キュレム・ギャラドス(色違い) ・ルカリオ・ランクルス・バニリッチ・ヨノワール・キリキザン
トウコ ローブシン・ミロカロス・マルノーム・エンペルト・キノガッサ・レシラム
コウキ ゴウカザル・ルカリオ・エルレイド・コジョンド・ニョロボン・ディアルガ
ヒカリ サーナイト・ゴルーグ・ライボルト・マルスケカイリュー・パルキア ・ドダイトス
メイ モココ・ヨノワール・ライコウ・ピッピ・バルキー・シェイミ
ヒビキ オドシシ・ワタッコ・ムチュール・オーダイル・サーナイト・ホウオウ ・ピッピ
シルバー マニューラ・ジバコイル・ゲンガー・フーディン・クロバット・メガニウム・アンノーン
グリーン ナッシー・ウインディ・サイドン・ギャラドス・カイリキー・ピジョット・コラッタ
コトネ キュウコン・アブソル・ロリーパー・トゲキッス・マリルリ・ルギア
ブルー ニョロトノ・ギャラドス・ジュカイン・奇跡イーブイ・トゲキッス・奇跡ラッキー
ユウキ カイオーガ・ラグラージ・バンギラス・グラエナ・ネイティオ・ボーマンダ
ハルカ グラードン・サーナイト・オオタチ・マイナン・ジュカイン・ライボルト
カルム ゼルネアス・マフォクシー・ヤーブイ・ミツハニー♂・ドーブル・色レックウザ
セレナ イベルタル・ゲッコウガ・メタモン(ブイズ父)・マッギョ・ハスボー・ダグトリオ
ファイア エルレイド・ジグザグマ・ピカチュウ♀・ヒトカゲ・色リザードン・イーブイ
リーフ ロズレイド・色イーブイ・色カメックス・色フシギバナ・イシツブテ・オオスバメ
レッド(13) 無表情無口やんちゃ男の娘。マサラ人。50kmは短距離です。
トウヤ(16) ロリコン。目覚めなければいいお兄さん。運動音痴。
キョウヘイ(14) 腹黒イケメンリア充俳優(金持ち)。最近株を始めた。
グリーン(13) 不憫な緑のマサラ人。メイドはミニスカ派。
ユウキ(12) ただの元気っ子。たまに妄想の世界へ。影が薄い。
コウキ(10) ほけー。すぐ脱ぎます。影が薄いをキャラにしてやる。
シルバー(10) 紳士的フィー。そこそこ苦労人(胃が痛い)。常識人。
カルム(15) 唯一リア充なフィー。純粋にツンデレ。おっさんホイホイ。
ヒビキ(10) ただの純粋系わんこのようだ。キス魔とは一体。可愛い後輩。
ファイア(10) 無表情煽り系男子。一家で一番マシなの俺じゃね?と思っている。
ヒカリ(10) 冷静系ケモナー。ミュウツー様命。
メイ(14) 媚びてる女装させ魔。好きな人はt……おや誰か来たようだ。
トウコ(16) 影とキャラが薄い。悲しい。でももういいや。
ブルー(16) レッドの姉。姐さん。マサラ人。ブラコン。
セレナ(15) 方向音痴系元気お嬢。KY。ですわ!
コトネ(10) キョウヘイの熱狂的ファン。ヒビキとは仲良し。
ハルカ(12) 放浪癖のある元気クールさん。かも。かもかも。
ひな子(??) 幽霊。ピカチュウを探していた。無事成仏。今は冥界の門番やってます。
リーフ(10) ファイアと双子。ブラコン。ファイアにも発動。危ない子。
ライ(10) 緑の弟。グレ気味。影が薄い。だから余計グレる(悪循環)。
イーブイ ゲームでのパートナー。ツンデレ。もう百合でいいや。
ソラ アチャモ。元人間。男前な女の子。
~番外編用~
レッド 元で言う主人公。幸薄い。男の娘パワーと動物カリスマは健在。
グリーン 元で言うヘンリー。結局国に帰ります。リア充の臭い。
シルバー 元で言うデール。多分もう出番は無い。
キョウヘイ 元で言うボロンゴ。猫っぽい。つーか猫。
ブルー 元で言うビアンカ。お姉さん。強すぎるお姉さん。
エリカ 元で言うフローラ。今のところまだ出番無し。
カトレア 元で言うデボラ。ああいうお嬢様この人しかいないし……(言い訳)
サンダース 毛並みフェチ、比較的まとも
ブースター ドS、でもブイズには優しい
シャワーズ ホモ、レッドを襲ったことがある
エーフィ 腐男子、超腐男子 最近のオススメはトウヤ×レッドだよ、ディアちゃん!
ブラッキー 百合好き男子、出番が無くて焦ってる
グレイシア 厨二病、でも可愛いよprpr
リーフィア 百合、グレイシア可愛いよグレイシア
ニンフィア 元ニート、でもおにゃのこ、きょぬー
イーブイ 従兄弟の子、イケメン
イーブイ 純粋な子。出番がない
ヤーブイ 論者。んんwwwww進化させないのはありえませんぞwwwww
イーブイ ノマカプ厨 レッド×グレイシア最高! エーフィとは相容れない
色イーブイ ドM 早く叩いて下さいご主人さま!
出世したモブ表
テルミ ロケット団。元ウェイターのイケメン。でもフィーっちゃった可哀想なイケメン。
マドカ ロケット団。元ウェイトレス。キョウヘイファンクラブに入っているヤンデレ。
ソウイチ アクア団。馬鹿。ラノベによくいる鈍感系。馬鹿。
ユミ アクア団。敬語冷静系メガネ。ソウイチの幼馴染ポジ。
ロラン マグマ団。お坊ちゃま。敬語系ショタ。元ライモンジムトレーナー。
コレット アクア団。ロランのお姉さん。ブラる人なのかは不明。お嬢様。
クロード フレア団。ベテラントレーナー。大人。博識っぽい。
ガチムチ フレア団。見た目は男、心は女。結構女子力は高い。
続きやりまーす
レッド「あの……その、さっきの話の事、詳しく知りたいんですけど」
マスター「ああ、ラインハットの結婚式のことかい」
レッド「はい、グリーン……様、の結婚相手って?」
マスター「いや、そこまでは知らないけど……清らか系美人って噂だよ」
レッド「なるほど…………」
キョウヘイ「レッドさーん、大丈夫っすかー」フリフリ
レッド「うん…………はぁ」
キョウヘイ(ここからラインハットって海渡らなきゃ行けないんすよねー)
ピエール「ぐー……ぐー……」
アプール「」ゴクゴクゴクゴク
レッド「はぁ…………」
キョウヘイ「君って恋人とかいるの?」キラキラ
バニー「募集中よっ!」
マスター(何なんだこの客達……)
~外~
レッド「……」
レッド(僕はグラス持ってただけで一口も飲んで無かったからいいけど)
ピエール「け、けしきがまわってみえます……」
アプール「」ズルズル
キョウヘイ「いやー……酒場って楽しいっすね。お酒美味しいしバニーちゃん可愛いし」
キョウヘイ「……あ、そこのお嬢さん、案内を頼んでいいですか? 君の家まで」キラキラ
女の子「きゃっ、よ、喜んでぇ!」
レッド「……ごめんなさい、この子酔ってるんで」
女の子「あーんそんなぁ!」
キョウヘイ「酷いっすよレッドさぁーん!」
レッド(もう三匹とも使い物にならない。戦闘的な意味で)
レッド(でも宿屋に置いとくっていうのも……どうしよう)
1、宿屋待機 2、このまま連れてく 3、酔い覚ましビンタ
下2
レッド(威力は最弱にして……)
レッド「……」バシッ
ピエール「ぐふぇ!」
レッド「……」バシッ
アプール「いだっ」
レッド「……」バシッ
キョウヘイ「にゃうっ!」
レッド「目は覚めましたか……?」
ピエール「は、はい! もうすっかり大丈夫です!」
アプール「通常通り、何の異常も無い」
キョウヘイ「女性に気を取られてる場合じゃなかったっすね! 呪文復活でしたっけ!」
レッド「酒場で……この町のお爺さんが復活の研究をしてるって聞いたから、行く」
ピエール「はいっ!」
アプール「はい!」
キョウヘイ「了解っす!」
~べネットじいさんの家 前~
レッド「……井戸だ」
キョウヘイ「レッドさんって昔から井戸に入るの好きだったっすよね」
レッド「楽しいし……」
~井戸内~
レッド「…………あ」
猫「!」
レッド「かわいい……」
ピエール「何故猫がこんなところにいるのでしょう?」
アプール「普通猫は水を嫌う……」
キョウヘイ「ただの物好きなんじゃないっすか?」
レッド「よ、よしよし……おいで……」
猫「にゃーん?」
はい
いいえ
レッド「!?」
はいorいいえ
下2
レッド「は……はい」
キョウヘイ(レッドさんが猫と恐る恐る会話している……)
猫「まったくべネットじいさんは毎日毎日研究ばっかしてて庭が煙たいんだにゃ」
レッド「!?」
猫「ま、でもアンタが愚痴聞いてくれたからスッキリしたにゃ。ありがとにゃ」
レッド「ど、どういたしまして……?」
キョウヘイ「大丈夫っすよ! その猫が本当に喋っただけで、レッドさんはおかしくなってないっす!」
レッド(少し安心した……)
猫「また来てもいいにゃよー」
~べネットじいさんの家 前~
レッド「…………入ろうか」
キョウヘイ「ういっす」
~べネットじいさんの家~
レッド「こんにちは……」
べネット「なんじゃ若いのが……またクレームか?」
レッド「いいえ……」
べネット「ほう? クレーム以外の用事で人が来るのは初めてじゃ」
ピエール「なんという……」
キョウヘイ「ま、毎日煙大量に出されたらそうなるかもっすね……」
レッド「あの……僕、研究してる呪文に興味があって」
べネット「ほう!! 今復活させようとしているのは、行ったことのある町へ飛んでいける呪文じゃ!」
レッド「!」
キョウヘイ「旅が超ラクラクになるっすね!」
べネット「しかし……まだ材料が足りないのじゃよ。あと一つなんじゃが」
レッド「…………」
べネット「手伝ってくれるか、そうかそうか。では説明するからこっちへ」
レッド「…………はい」
アプール(あきらめた……)
べネット「呪文を完成させるには、この町から湖を挟んで隣のこの辺りにある……」
べネット「夜にだけ光るルラムーン草が必要なんじゃ。遠回りする必要があるぞい」
レッド「……わかりました。取ってきます」
べネット「いやぁ、ありがたいのう。老人の足では行けない場所だからの。じゃあ頼んだぞい」
レッド「……はい」
今日はここまで。たまに町とか人とか物の名前が間違ってる事がありますがご了承下さい。
今日の駄洒落
レッド「グラス積むとグラグラする……」
~フィールド~
レッド「近いし……このまま行けば調度夜だから、行ってすぐ戻ろう」
キョウヘイ「はいっす!」
ピエール「夜だけ光る花、楽しみですね!」
アプール「見に行く訳じゃないけど」
ピエール「わかってますよ!」
レッド「…………」
キョウヘイ「魔法使えるようになったらラインハットに行くんすよね?」
レッド「!?」
キョウヘイ「ちょっと心の中を読んだだけっすよ。さーレッツゴー!」
キョウヘイ「はいとーちゃーく!」
レッド(凄いあっという間な気がする)
レッド「夜になったし……えっと」
ピエール「どこかに咲いているはずですね!」
レッド「どこだろ……」
キョウヘイ「花……光ってるんなら目立ってそうっすけどねぇ」
レッド「……あ、あった」
キョウヘイ「え、どこっすか?」
レッド「アプールの陰に……」
アプール「え」
キョウヘイ「あー、意外と淡い光系っすね」
ピエール「見つけにくいですね!」
レッド「まぁ……これで見つけたし、ダッシュで帰ろう」
キョウヘイ「ういっす!」
~べネットじいさんの家~
レッド「持ってきました……」
べネット「むむ、早いな。まだ早朝だぞい」
レッド「ダッシュで来たから……です」
キョウヘイ「ぜー……ぜー……」
ピエール「中々ハードでしたな」
アプール「」
レッド「あの、魔法……」
べネット「慌てるんでない、すぐやるわい。確かルーラとかいう呪文じゃったな……」
レッド「……あの、これ」
べネット「しっ! 話しかけるでない。集中しとるんじゃ」
キョウヘイ「何かいかにも魔法の鍋って感じのものがあるっすね……紫のグツグツしたの」
べネット「………………今じゃ、ほい!」ポイッ
ドッカアアアアアアアアアン
レッド「けほっ……」
キョウヘイ「まさかの爆発オチ!?」
べネット「いんや、成功のはずじゃ! お主、唱えてみろ!」
レッド「え、えっと……ラインハットへ、ルーラ!」ビュイーン
キョウヘイ「うおっ飛んだ! つかじいさんの家の屋根ぇぇぇええええ!!」ビュイーン
~ラインハット~
レッド「いたっ」ベチッ
キョウヘイ「うにゃっ」ドテッ
ピエール「わわわ」ゴロッ
アプール「」ゴンッ
レッド「…………着地失敗」
キョウヘイ「いでで……ビックリして一瞬猫になっちまったっすよ」
レッド「……猫って、着地得意じゃないの?」
キョウヘイ「俺はパンサーっすから!」
レッド(同じじゃないかなぁ……)
レッド「……何しよう」
1、城へ 2、買い物 3、宿屋
下2
レッド「……お城」
ピエール「久しぶりですね!」
キョウヘイ「俺なんて十年ぶりっすよ。変わってないっすねー」
レッド「……そういえばそうだね」
~城内~
兵士「ようこそラインハットのお城へ!」
レッド「こんにちは……」
兵士「やや、レッド様! お待ちしておりました! どうぞ上へ!」
レッド「あ、ありがとうございます……」
キョウヘイ「すげえ扱いっすね……様て」
レッド「ね……」
~王の間~
レッド「こんにちは……」
シルバー「レッドさん! お久しぶりです!」
レッド「そうですね……」
シルバー「あの、我らも何かレッドさんの役に立てないかと思い、天空の装備について調べました」
レッド「!」
シルバー「ルラフェンの南にサラボナという街がありまして、そこの金持ちが家宝として持っていると」
レッド「……確かに、家宝にしたくなりますね」
シルバー「これだけしか調べられなかったんですが……」
レッド「いえ……とても助かります。ありがとうございます……」
シルバー「こ、こちらこそ! 国を救ってもらったんですし当然です!」
アプール(あの慌てよう、怪しい)
キョウヘイ(……いやいや、王様がまさか)
シルバー「そ、そうだ! 兄上にも会っていって下さい。きっと喜びます」
レッド「……そうします」
~兄夫婦の間~
レッド「……お邪魔します」ガチャ
グリーン「レッド! よく来たな!」
レッド「……噂を聞いて」
グリーン「噂? ……ああ、結婚式か。言わないとな、俺達結婚したんだ」
マリア「お久しぶりです、レッド様」
レッド「……おめでとうございます」
マリア「ありがとうございます。こうしていられるのもレッド様のお陰です」
グリーン「おいレッド、お前なんでこっち見ねえの? やっぱ怒ってるか?」
レッド「…………まぁ、予想はしてたし。ただ、早すぎ」
グリーン「はは、あの後落ち着いてすぐにプロポーズしたからな。その時のマリアの慌てっぷりは……」
マリア「いやですわ、あなた。恥ずかしいです」
レッド「…………爆弾岩でも連れてくれば良かったかな」
グリーン「お前だとマジで出来るからやめてくれ。っつーか、本当は結婚式にお前呼ぶつもりだったぞ」
グリーン「ただなぁ……大陸が違うからもう連絡取れねえし。どうやって来たんだ?」
レッド「魔法使って……」
グリーン「便利な魔法があるもんだな、世の中には」
マリア「そうですわ、あなた、アレを」
グリーン「ん? あぁ、アレな……レッド、昔の俺の部屋の宝箱覚えてるか?」
レッド「……うん、メイド試験の」
グリーン「そこは言わなくていい! その宝箱に結婚式の記念品を入れたから取りに行けよ」
レッド「面倒……」
グリーン「懐かしいだろ。ほら、行った行った」
マリア「?」
~宝箱部屋~
キョウヘイ「うわ、なっつかしーっすね」
レッド「ね……ここで蓋開けて、空だった……」パカッ
レッド「…………あれ、また空っぽ」
キョウヘイ「へ?」
レッド(……と思ったら底に何か彫ってある)
レッドへ
多分直接だと言えねえからここに書いておく。
十年間、一緒にいてくれてありがとうな。お前がいたお陰で俺はまともでいられたぜ。
奴隷の時は毎日話をしたな。それでいつも鞭男に怒鳴られたりしてな。
まあ、それが急に変わって少し物足りない時もある。でも俺は美人な妻を持って幸せだしな。
話を戻すぜ。まぁ、簡単に言っちまえば今までありがとう。これからもよろしく。ってとこだ。
お前はいつまでも俺の一番の子分じゃなくメイドでもなく親友だ。
グリーン
レッド「……………………」
キョウヘイ(よくわからんがレッドさんが盛大に照れておられるっす)
~兄夫婦の間~
レッド「……グリーン」
グリーン「はっはっは、また騙されたか。お前は昔っから騙されやすいよなぁ」
レッド「うるさいな……」
グリーン「ま、本物はこっちだ。結構腕のいい職人に作ってもらったんだぜ」
レッド「オルゴール……高そう」
グリーン「本当はここに宝石を埋め込むつもりだったんだが、いいのが無かったんだよ」
マリア「でも、音はとても綺麗なんですよ」
レッド「…………そう、ありがとう」
グリーン「あと後ろのそいつ……」
キョウヘイ「……にゃーん?」
グリーン「今の見た目で誤魔化せると思ってんのか! っつーか昔もわかってたぞ!?」
キョウヘイ「マジで!? ちょっとびっくりっすー」
マリア「あら、可愛らしい猫ちゃんですね。レッド様のペットですか?」
レッド「……まぁ、はい」
キョウヘイ「俺って人によっては猫に見えるんすねー……」
グリーン「ところで……お前はまだ結婚する予定はねえのか?」
レッド「あるわけない……」
グリーン「……質問を変えるぞ。俺のように一生を共にするパートナーが欲しくないか?」
レッド「……」
はい いいえ 下2
レッド「はい」
グリーン「へえ、意外な返事だな」
レッド「緑だけってのが気に食わない……」
グリーン「なんつー理由だよ! あとそのほっぺ膨らますのやめろよ……いくつだよお前!」
レッド「……じゅうろく」
グリーン「ならやめろっつの、子供じゃねーんだから!」プスッ
レッド「ふしゅー……」
マリア「…………」ニコニコ
キョウヘイ「マリア夫人、何でそんなにっこにっこにーもといニコニコなんすか?」
マリア「二人のじゃれあいが可愛らしいからです。ふふふ」
マリア「グリーン様は私の前であんな話し方もしませんし……」
キョウヘイ「おい旦那ァ! 奥さん悲しそうだぞぉー! いいのかー!」
グリーン「!? ど、どうしたマリア!? 何かあったか!?」
レッド「メガンテ!」
グリーン「やめろよ! 使えないだろお前!」
レッド「じゃあ……もう行く」
グリーン「もうか? お前は忙しいなぁ」
マリア「お疲れでしょうし、泊まっていっては?」
レッド「今日は、まだやることもあるし……それに、これからはいつでも来れるし」
グリーン「じゃあ会えるのはお前の気分次第っつーことか」
レッド「……まぁ、そうかな」
グリーン「じゃあもういつになるかわかんねえな。ま、達者でな」
マリア「目的を達成出来ますよう祈っておりますわ」
レッド「ありがとう……じゃ」
キョウヘイ「さいならー」
~外~
キョウヘイ「もういいんすか?」
レッド「うん……顔見れたし、幸せそうだしいっかな、って」
キョウヘイ「何でそれを本人達の前で言わないんすかね……ま、いいっすけど」
レッド(そんな恥ずかしいこと言えない……)
レッド(そういえば、まだ他の町に用事が微妙にあるようなないような)
1、カジノでピエール用の剣を買う 2、オラクル屋に行ってみる 3、先に進む
下2
レッド「……ルーラ」ビュイーン
キョウヘイ「いきなりっすか!?」ビュイーン
~オラクルベリー~
レッド「……」スタッ
キョウヘイ「どやあ」スタッ
ピエール「どりゃっ!」ポヨン
アプール「」ゴンッ
レッド「……アプール、リンゴだもんね」
アプール「手足も衝撃吸収材もない」
キョウヘイ「あー、なるほど」
ピエール「このスライムは衝撃吸収材じゃないです!」
キョウヘイ「なんすかここ?」
レッド「オラクル屋……前に、馬車買ったところ」
ピエール「珍しい物が売ってるんですよね!」
レッド「…………あ」ガチャガチャ
キョウヘイ「どーしたんすか?」
レッド「昼間はやってないんだった……ノックしたら出てくるかな」
キョウヘイ「レッドさん、それノックの構えじゃなく正拳突きの構えっす」
レッド「…………」ブンッ
直下コンマ 威力(×2) 下2コンマ ドアの耐久力
レッド「…………」バキッ
キョウヘイ「おおー」パチパチ
ピエール「流石師匠!」
アプール「先生すごい」
レッド「ふふん……お邪魔します」
~オラクル屋~
店員「まさか扉を破壊して来る客がいるとは思わなかったぜ」
レッド「……何か売ってますか?」
店員「今売ってるのは、この使うと夜になる闇のランプだ。これは五万ゴールド」
レッド「!?」
店員「……なんだが、兄ちゃんのそのファンキーな性格が気に入った! 五百ゴールドでどうだ!」
レッド「!」
キョウヘイ「レッドさんが決めていいっすよー」
ピエール「師匠に従います!」
アプール「なんでもいい」
レッド(買ったら次の町で新しい装備買えないかも……でも欲しい)
どうする? 下2
レッド「……買います」
店員「まいどあり! ほら、商品だ」
レッド「やった……!」
店員「それはフィールドでしか使えないから注意しろよ!」
レッド「はーい……」
キョウヘイ「時間指定イベントとかに便利そうっすね」
ピエール「ルラムーン草の時にあればよかったですね!」
レッド「これから有効活用しよう……」
店員「ありがとうございましたー」
マサキ「そろそろ一回電源切るでー」
ファイア「セーブは良いので?」
マサキ「めんどいやん。オートセーブにしたわ」
チェレン「技術者だね。その技術を見込んで依頼が」
マサキ「変態グッズは自分が(他人に使って楽しむ)用しかないんや。ごめんなぁ」
チェレン「そうか……」エアークイッ
アクロマ「現実で見たいですね、パンサー耳キョウヘイ君、猫耳でもいいから見たいです」
マサキ「ポケモンと人間合体マシーンならあるで?」
アクロマ「純粋に猫耳がいいのです……」
トウヤ「猫耳ロリ……いいね!」
ファイア「変態カオスだ。ではまた明日」
今日はお休みさせていただこう!すみませんホントすみません。
フィー派少ないぞしっかりしろー!
シルバー×レッドとアクロマ×キョウヘイが定番でしょう。
え・・・園児のフユカ(ボソッ
このSSは全ての変態を応援しています。
始めマッスル!
マサキ「男女とか百合とか純愛を期待されても困るんや。見てみこのメンツ」
アクロマ「キョウヘイ君命です! 女性、いえキョウヘイ君以外に興味ありません!」
チェレン「基本的にゆりかごから墓場までだよ……男女どっちでも可」エアークイッ
トウヤ「ロリ! ロリ!」
ファイア「俺はノーマルです。至って普通の男の子です」
マサキ「ワイはどっちかというとシャワーズ寄りのフィーブラブイ何でも派や」
ファイア「変態議論はいいですから始めますよ」ポチッ
~フィールド~
レッド「えっと……サラボナ、って町に向けて出発」
ピエール「はいっ!」
アプール「はーい」
キョウヘイ「ういっす!」
レッド「……地図によると、洞窟を抜けた先……らしい」
キョウヘイ「洞窟っすか。いかにもダンジョンって感じっすね」
ピエール「師匠に鍛えてもらった今なら、洞窟の魔物くらいへっちゃらです!」
レッド「……でも、あんまり油断しちゃだめ」
アプール「油断大敵?」
レッド「うん……」
キョウヘイ(まあ、多分洞窟内はカットされるでしょーけどね……)
~フィールド~
レッド(雑魚しかいなかった……)
キョウヘイ(案の定カットされたっぽいっすね)
ピエール「余裕でしたね!」
アプール「だね」
レッド「あと、ちょっとあっちに進めば見えてくる……らしい」
キョウヘイ「レッドさんの地図情報たまにあやふやっすね」
~サラボナ~
レッド(何かオシャレな町……)
「誰かー! その犬を捕まえてください!」
レッド(わんちゃん……?)
犬「わんわん!」
レッド「! お、おいで……」
犬「くーん」ペロペロ
キョウヘイ「……飼い猫(?)的に若干のジェラシーっすね」
レッド「可愛い……」ナデナデ
「まあ……ラフレシアがこんなになつくだなんて。私以外で初めてですわ」
キョウヘイ(なんてネーミングセンス……犬にラフレシアて)
レッド「ラフレシア……よしよし」
ラフレシア「わんわん!」スリスリ
エリカ「あの……私、エリカと申します。あなたは?」
レッド「……レッド、です」
エリカ「!!!」
キョウヘイ「…………レッドさん、そろそろ行きましょー」
レッド「う、うん……その、じゃあ」
エリカ「は、はい! ラフレシア、行くわよ!」
ラフレシア「わんわん!」ダッ
レッド(わんちゃん可愛い……)
キョウヘイ(フラグ立ったっすね)
あっ・・・(察し)
レッド「……うーん」
キョウヘイ「何か色々あるっすねー。でかい教会、宿屋、酒場、武器屋、防具屋、道具屋……」
ピエール「あの奥にあるお屋敷、大きいですね!」
アプール「先生、何するの……?」
レッド「施設が多くて悩んでる……」
キョウヘイ「どれも楽しそうっつーか、行きたいっすね」
レッド「うーん……」
1、教会へ 2、酒場へ 3、買い物 4、情報収集
下2
酒場
レッド「んー……情報収集」
キョウヘイ「何かざわついてますしねー」
ピエール「何かあるのか聞いてみましょう!」
レッド「あの……」
商人「おや、あなたもあの話を聞いて来たのですか?」
レッド「いいえ……」
商人「なんと! では教えてあげましょう。あのお屋敷が見えますね?」
レッド「はい……」
商人「あのお屋敷の主人のルドマンさんが、娘さんであるエリカさんの婿を募集しているのです」
レッド「はぁ……」
レッド(さっきのわんちゃんの飼い主さんだよね……)
商人「婿になった人には、家宝である盾を譲る気だとか。一石二鳥なので色々な人が挑戦するようです」
レッド「……!」
商人「あなたは旅人ですよね? 自信があれば行ってみては? 顔も良いですし」
レッド(盾……天空の盾か)
レッド(手に入れなきゃいけないけど、結婚かぁ……)
キョウヘイ「何かテンション低いっすね。丁度嫁さん募集してるっすし、行ったらいいじゃないすか」
レッド「そういう風に決められたら、相手も可哀想だし……」
ピエール「ですが、盾が他の人に渡ると困りますね」
レッド「……誰かが結婚してから、盾を奪う」
キョウヘイ「犯罪っすね、ルドマンさんに追いかけられるっすよ」
レッド「……盗む」
キョウヘイ「それもドストライク犯罪っすね」
レッド「……行かなきゃ駄目かなぁ」
キョウヘイ「行きなさい行きなさい、俺達ペットはここで待ってるっすよ」
ピエール「頑張って下さい!」
アプール「先生ならいける」
レッド(いけても少し困るけど……)
レッド「やるだけやってくる……」
~お屋敷~
レッド(僕を含めて四人……意外と少ないな)
町人「あー、エリカさんと富が一気に手に入るチャンス逃せない!」
道具屋「この家の資産が手に入れば……ぐふふ」
レッド(何か資産目当て多いなぁ……僕もだけど)
青年「うーん……緊張する」
レッド(……ん? あの人だけ違う感じ)
レッド(……ちょっと話を聞いてみようかな)
レッド「あの……あなたは、何でここに来たんですか?」
アンディ「えっと、僕はアンディと言いまして……エリカは幼馴染みなんです」
レッド「はぁ……」
アンディ「それで、昔からあの娘が好きで……結婚するなら今しかないと思ったんです」
レッド(……なんか盾目当てなのが申し訳無く思えてきた)
レッド(っていうかこの人なら事情話せば盾くれるんじゃ?)
メイド「お時間となりました。お入り下さい」
アンディ「も、もうですか……」
レッド(なるべくこの人に頑張ってほしいなぁ)
ルドマン「よく来た! わしがルドマンじゃ。お主らがエリカの婿になりたいという……」
カトレア「お父様、なんの騒ぎ? 私は結婚しないわよ。まだ寝足りないもの」
ルドマン「お前じゃなくエリカの結婚の話だ! 上にいなさい!」
カトレア「あっそう。言われなくても行きます。ふぁーあ……」スタスタ
ルドマン「……あー、すまなかったな。話を戻すぞ」
レッド(他にも娘さんがいたんだ……大事にしてる感じから、一人娘だと思ってた)
ルドマン「知っている通り、エリカはわしの大事な娘じゃ。そう簡単に嫁にやる訳にはいかん」
ルドマン「なので、試験を出すことにする。それはな……」
レッド(筆記試験ならアウト……)
ルドマン「世界のどこかにあるという水のリングと炎のリングを見つけ出すことだ!」
「リング?」「ざわ…ざわ…」
ルドマン「そのリングを結婚指輪とするのだ!」
レッド(見たことないのに良いのかな……変なデザインだったらどうするんだろ)
ルドマン「炎のリングは、南の溶岩の洞窟にあるという。見つけたらわしの所に来るのだぞ!」
エリカ「お父様、おやめください!」
ルドマン「エリカ?」
エリカ「私、今まで何でも従って来ましたが、結婚相手くらい自分で選びた……あら」
レッド「…………こんにちは」
エリカ「あ、あなたも……い、いえ、とにかくお父様! 私が決めたいのです!」
ルドマン「エリカ……これもお前のためを思ってだ。理解してくれ」
ルドマン「ごほん……まあ、今言った通りだ。ゆけい!」
町人「ただの町人の俺には無理だ……」
道具屋「もうだめぽ」
レッド(諦めるの早いなぁ……)
エリカ「あの、レッドさん」
レッド「?」
エリカ「その……頑張って下さいね!」
レッド「…………は、はい」
エリカ「」クラッ
レッド「!?」
エリカ「あ、いえ、大丈夫ですわ。少し目眩がしただけです。もう部屋に戻りますね!」
アンディ「エリカ、大丈夫かい?」
エリカ「あらアンディ、いらしたのですか? ま、頑張って下さいね」スタスタ
アンディ「…………あぁ」
レッド(いきなり話しかけられてビックリしたな……それより)
アンディ「エリカ……君は……」ブツブツ
レッド(洞窟探検はこの人に任せられないかな……ひょろいし。自分で行かなきゃ駄目か)
~外~
レッド「………………」
ラフレシア「がうがうがうっ!」
キョウヘイ「ふしゃー!!」
レッド「……何してるの?」
キョウヘイ「レッドさん! コイツがレッドさんに俺は相応しく無いって言うんすよ!」
レッド(犬と猫って話せるんだ……)
キョウヘイ「俺はレッドさんの最初のペットだというに……失礼っすね」
ピエール「ところで、お婿さん試験はどうでしたか?」
レッド「……南の洞窟に行って、炎のリングっていうのを取ってくるんだって」
キョウヘイ「リング……へえ、オシャレっすね」
レッド「そのあと、水のリングっていうのも、見付けるんだって……」
キョウヘイ「面倒っすねー」
レッド「うん……でも、行かなきゃいけない」
ピエール「大丈夫です! 私達はとことん師匠についていきます!」
アプール「うんうん」
キョウヘイ「同じくー。はぁ、レッドさんも結婚する年なんすね……」
ピエール「とすると、競争ですよね! 早く行った方が良いのでは?」
レッド「……競争相手はひょろいの一人だから、ゆっくりでも大丈夫」
キョウヘイ「じゃ、休憩挟んでから……っつーか、昨日徹夜っすし寝てから行きましょーよ」
レッド「……そうだね。宿屋行こう」
~宿屋~
主人「はいはい四人ね。奥の部屋だよ。はい鍵」
レッド「どうも……」
~部屋~
キョウヘイ「おおー、すっげー! こんな豪華な部屋久しぶりに見たっすよー!」
レッド「前は野宿だったし……その前は、小さい宿屋だったからね」
キョウヘイ「そうそう、約十年ぶりっすよ! ひゃっほーう!」ボフッ
ピエール「さて、剣を磨かなくては」
アプール「……」ペラッ ペラッ
レッド「……好きなことしてていいけど、早めに寝るんだよ」
ピエール「はい!」
アプール「はーい」
キョウヘイ「お母さんみたいっすね……ふあぁ、昨日の徹夜が……おやすみなさーい」バタッ
レッド「おやすみ……」
レッド(お母さん……か)
レッド(あんまり考えるのもあれかな。明日に備えてもう寝よう)
~朝~
レッド「…………」パチッ
レッド(朝だー)
レッド(今日も魔物と戦って換金する作業が始まるぞー……いや)
レッド(今日は目的があるんだった。南の洞窟に炎のリングを取りに行くっていう)
レッド(……頑張らないとなぁ)
キョウヘイ「ふあー……あれ、レッドさんおはっす」
レッド「おはよう……ちょっと、結んで?」
キョウヘイ「ああ、後ろのこれっすね。えーと、ここをこうこうこう……」
キョウヘイ「……よし、リボン系男子完成!」
レッド「ありがと……」
キョウヘイ「どーいたしましてー。ほら、お前らも起きろー」ゴロッ
ピエール「おっとっと。おはようございます!」
アプール「先生おはよう」
レッド「おはよう……」
今日はここまで。次から溶岩の洞窟。
あとビアンカ、フローラ、デボラではフローラが好きです。おわり。
始めまスフィンクス!
レッド「……用意出来た?」
キョウヘイ「体力も満タン!」
ピエール「天気もいいです!」
アプール「道具も大丈夫」
レッド「よし……南の溶岩の洞窟へ、レッツゴー」
ピエール「はい!」
アプール「はーい」
キョウヘイ「ういっす!」
~フィールド~
レッド「南だから……あの橋を渡って、あっちの大陸に」
キョウヘイ「何か山が険しくなった気がするっすねー」
ピエール「これは溶岩の洞窟があっても不思議じゃないですね!」
レッド「……山だ」
キョウヘイ「この山超えなきゃいけないんすか……」
ピエール「頑張りましょう!」
レッド「うん…………うわっ」ブワッ
キョウヘイ「ぶへー! 熱風がー!」
ピエール「熱いですね!」
アプール「焼きリンゴになりそう」
レッド「多分あの穴が洞窟の入り口……暑いけど、我慢しようね」
キョウヘイ「うす」
ピエール「は、はい!」
アプール「はーい……」
~洞窟~
レッド(あっつい……)
アンディ「あ、あなたは!」
レッド「あ……こんにちは」
アンディ「こんにちは、あなたも頑張って下さいね!」
レッド「…………はい」
キョウヘイ「あの人がひょろいと噂のアンディさん。ここまで来るとは頑張ったっすねー」コソコソ
ピエール「でも一人では恐らく先には進めませんな。師匠ならともかく」コソコソ
アンディ(聞こえてます……)
レッド(何か声かけようかな……)
1、怪我しないように 2、頑張って下さい 3、挑発
下2
レッド「あの……あなたは一般人ですし、怪我をしない事を第一として下さい……」
アンディ「そうですね、気を付けます。それでは」
キョウヘイ「……勝ったっすね!」
レッド「まだだよ……」
ピエール「生きて帰れればいいですね!」
レッド「……そうだけど、あまり言わないであげて」
アンディ(だから聞こえてますって……確かに一般人だしなぁ)スタスタ
レッド「僕達も、行こうか……」
キョウヘイ「ういっす。それにしてもあっちーなー。この崖の下溶岩流れてるじゃないすか」
アプール「」ズルズル
ピエール「甲冑は金属なのであっついんです!」ビョンビョン
キョウヘイ「俺も毛皮っすからねー、一部っすけど」スタスタ
レッド「……僕が一番楽だね」スタスタ
アンディ(そう、溶岩に気を付けなきゃ……ん?)ズルッ
レッド「! 敵……」ジャキン
爆弾岩「ごごご……」
キョウヘイ「爆発しそうっすねー!」
アンディ「うわあああああああああ!!」ヒューン
キョウヘイ「あれ、レッドさん、何か音しませんでした!?」
レッド「この魔物の音じゃないかな……」ジャキッ
爆弾岩「」
ピエール「階段を発見しました!」
レッド「……熱い」
キョウヘイ「おっと、誤字じゃないっすよ。暑い通り越して空気が熱いんすよ」
ピエール「ぜえ……ぜえ……」
アプール「」ズル…ズル…
レッド「あっつい……」イライラ
キョウヘイ「そう、暑いとイライラする人もいるわけで」
ピエール「し、師匠! あ、あれがおそらく炎のリングですよ!」
レッド「……真っ赤な石が付いてる。綺麗」
キョウヘイ「でも綺麗な物を見つけると少し心も休まるわけで」
溶岩魔神「それは渡さん!」
キョウヘイ「で、こう邪魔されるとまたイライラが戻ってくるわけで」
レッド「……うるさい!」ジャキンッ
溶岩魔神「ぐわああああああ!」バタッ
キョウヘイ「これにて一見落着!」
レッド「リレミト!」ギュワワン
キョウヘイ(※リレミトとは、ポケモンで言う穴抜けの紐っす)
~フィールド~
レッド「……よし」
キョウヘイ「うわー外涼しいっ!」
ピエール「熔けるかと思いました!」
アプール「焼かれるところだった……」
レッド「地球がこうなったら困るね……」
キョウヘイ「ストップ! 地球温暖化!」
レッド(温暖化で溶岩だらけになったら困るなぁ)
ピエール「やはりあの青年に勝ちましたね!」
アプール「もう帰ったんだと思う」
レッド「そうだね……あれ」
爆弾岩「……」ゴロゴロ
キメラ「きききっ!」パタパタ
レッド「…………」ジャキンッ
爆弾岩「」
キメラ「」バサッ
キョウヘイ「はええ!」
ピエール「剣が見えませんでした!」
爆弾岩「……」コロッ
キメラ「ききっ」パタッ
なんと、キメラと爆弾岩が仲間になりたそうにこちらを見ている!
レッド「……一緒に行きたいの?」
爆弾岩「……」コロコロ
キメラ「うん! 人間さんみたいに素早くなりたくってさっ! 駄目かい?」
レッド「ううん……いいよ。おいで」
爆弾岩「……」コロリン
キメラ「やったー! 人間さんも話がわかる!」
レッド「僕はレッド……君たちに名前をつけるとしたら……君は、岩だからロッキー」
ロッキー「」コロコロ
キョウヘイ「安易っすねー。気に入ってるっぽいつすけど」
レッド「君は……キメラだから、メッキー」
メッキー「おー! 凄いかっこいい名前! ありがとうレッド!」
レッド「二匹の装備は……うーん」
キョウヘイ「レッドさん、さっきの溶岩が落としていったこの杖、メッキーが装備出来るっすよ」
メッキー「そんなレアっぽいものいいのかい!? ありがとう!」
レッド「町に着いたら揃えよう……」
~サラボナ~
レッド「やっとついた……」
キョウヘイ「いやー、一日かかったつすね」
ピエール「疲れました!」
ロッキー「」コロコロ
メッキー「レッド、どうしてあの洞窟に入ったんだ? だってさ! 俺も聞きたい!」
レッド「……かくかくしかじか」
メッキー「まるまるうまうま。なるほどね! 結婚するのか、レッドは!」
ロッキー「」コロリン
メッキー「おめでとうだと! 俺からもおめでとう!」
レッド「ありがとう……でも、まだわかんないよ」
キョウヘイ「いや、二つのリングを揃えられるのはもうレッドさんだけっすからねー」
レッド「……とりあえず、これ渡しに行こう」
~ルドマン宅~
ルドマン「ほう! 炎のリングを持って来たか!」
レッド「はい……これです」
ルドマン「ふむふむ、これこそ本物のリング! よくやった!」
レッド「……」
ルドマン「残りは水のリングだな。水だから、水に近い川や海にあるかもしれん……」
レッド(確かにそうだ)
ルドマン「よし、町の外にわしの船を置いておく。好きに使ってくれ!」
レッド「ありがとうございます……」
レッド(なんかもう、僕で決定って感じー……?)
~外~
キョウヘイ「どうだったっすか?」
レッド「船使って探せ……だって」
キョウヘイ「ま、水っすもんねー」
レッド(どうしよう……)
1、情報収集 2、アンディの家へ 3、酒場へ 4、船で先に進む 5、装備整え
(複数有り。例 1→2→3) 下2
レッド「二匹の装備も整えなきゃね……」
ロッキー「」コロリン
メッキー「超楽しみだって! ちなみに俺もっ!」
レッド「いいの買ったげる……」
レッド(よく考えたらロッキーに合う防具ってあんまりないよね……岩だもん)
ロッキー「」コロッ
メッキー「ちょっと悲しいって。俺は満足だけどなー」
レッド「ロッキー、ごめんね……いいの売ってたら、買ってあげるから」
ロッキー「」コロコロ
メッキー「わかったって!」
レッド「いい子……」
キョウヘイ「何か珍しい感情表現っすね……」
~フィールド~
レッド「船……これかな」
キョウヘイ「おー、結構でかいっすね。ゼータクっすー」
ピエール「乗りましょう乗りましょう!」
~船~
キョウヘイ「おー、揺れてる」
ピエール「これが波!?」
レッド「アプールとロッキーはどっかに固定しないと転がっちゃうね……」
メッキー「レッド、ここに良い柱があるぞ!」
レッド「紐で結んどこう……」ギュッ
キョウヘイ「岩と林檎がくくりつけられた船の柱……」
レッド「……出発」ポチッ
キョウヘイ「おー、動いたー」
ピエール「……これ、誰が運転しているんですか?」
レッド「…………さあ?」
レッド「…………む」
キョウヘイ「なんじゃこりゃ。水門っすか?」
ピエール「大きい門ですね!」
レッド「開けてもらわないと進めない……」
ピエール「あ! 師匠、看板見つけました!」
レッド「どれ……水門の管理は、山奥の村がしています……か」
キョウヘイ「山奥の村て。名前が無いあたり本当に田舎ってわかるっすね」
レッド「……とりあえず、行ってみよう」
今日はここまで。
ぷよぷよが好きです。最近のはわかりませんが。ウィッチとハーピーが好きです。終わり。
乙
実は地球温暖化はCO2のせいではないらしい
ここ数年南極の氷は増えてるらしい
>>140
嘘だっ!
乙
>>140
嘘乙。むしろ氷は減ってるぞ
>>140 何か機械の故障やらなんやら言われてますけど何なんでしょうね。
始めます!
~山奥の村~
レッド「凄い……田舎って感じ」
キョウヘイ「おー、畑にみかんがなってるっす」
ピエール「人々の顔も何となく純粋に見えますね!」
ロッキー「」コロコロ
メッキー「田舎は空気が美味しいから好きだって! ちなみに俺も!」
レッド「空気が綺麗なのは、田舎のいいところ……」
キョウヘイ「さーて、どこを観光するっすか?」
レッド「うーん……」
1、温泉 2、畑 3、用事を済ませる
下2
レッド「いや……今日は用事があるから、観光はまた今度……ね」
キョウヘイ「うー、言ったらノリでいけるかなーと思ったをすけどねぇ」
ピエール「村の人に聞いてみましょう!」
レッド「うん……」
村人「水門の鍵? 今は一番奥の家の娘さんが持ってるよ」
レッド「……ありがとうございます」
ピエール「娘さんですか、会いにいきましょう!」
キョウヘイ「しっかりした娘さんなんすねー。水門の鍵を任されるなんて」
レッド「……一番奥の家、行ってみようか」
キョウヘイ「ういっす!」
>>141
>>143
何か俺が持ってる「現代の不整合な世界」
ってやつに書いてたんだ・・・
しかも最後に「全ては原発等を推進するため
に御用学者とマスコミを動員して作り出した
屁理屈で、こんなものを未だに信じているの
は世界でも日本だけ」って書いてた・・・
まぁこれが正しい根拠もないしな
長々とスレチごめんなさいm(_ _)m
~奥の家~
レッド「お邪魔します……」
キョウヘイ「……いないんすかね?」
レッド「うーん……ん?」
「お客さんかね?」
レッド「……あっちの部屋かな」
レッド「あの……」
「足腰が悪くなってなぁ、年なんだ……よっこいしょ。で、用事は……んん!?」
レッド「!?」
「お前さん……もしかしてパパスの息子か!? わしはダンカンだ!」
ダンカン「まさかお主が生きておったなんて……ううっ」
レッド「え……じゃあ、娘さん、って……」
「たっだいまー! 帰ったわよお父さん! お父さーん?」
レッド「……!」
ブルー「……レ、レッド!? あなた無事だったのね! よかったぁーっ!」
レッド「お、お姉ちゃん……」
ブルー「私、サンタローズがあんなことになったって聞いて、レッドの事が心配だったの!」
ブルー「でもっ! またこうして会えるって信じてた! また遊びに来るって約束したものね!」
レッド「ううー……」
ブルー「もう、男の子なんだから泣いちゃ駄目よ! 会えて嬉しいんだから笑わなくちゃ!」
レッド「う、うん……」
ブルー「あーもうっ、十年経ってもうちの弟は可愛いわねー!」
キョウヘイ「ねーさんねーさん!」
ブルー「あら、もしかしてキョウヘイ? 逞しくなったわねー!」バシバシ
キョウヘイ「ぐふっ、いや、まだねーさんには届かないです……」
レッド「…………」
レッド(久しぶりすぎて何から話せばいいかわかんない……)
ブルー「レッド、今日は泊まっていきなさい! 夜は長いから、話したいこと全部話せるわ!」
レッド「う、うん……!」
ブルー「よし、布団の準備は出来たわ!」
レッド「綺麗……」
ブルー「そりゃそうよ! なんたって宿屋の娘ですもの!」
レッド「……あのあと、何かあった?」
ブルー「そうねー、七年前にお母さんが病気になってね。ここに引っ越してきたの」
ブルー「まぁ、しばらくしていなくなっちゃったんだけど……今は村の人と楽しく過ごしてるわ!」
レッド「そっか……」
ブルー「レッドは? そうだ、せっかくだから寝転がりながら話しましょ!」ゴロッ
レッド「うん……えっと」
レッド(何からどう話そう……)
ブルー「レッドの好きな順番で話していいからね!」
レッド「えっと……」
1、時系列順 2、最近のことから 3、出来事指定
下2
3パパス
レッド「……おとーさんが」
ブルー「パパスさんね。大丈夫だったの?」
レッド「……魔物にぬわされたんだけど、今は剣と手紙があるから」
ブルー「……レッド!!」
レッド「?」
ブルー「これからは私をお父さんだと思っていいのよ!!」ガシッ
レッド(優しいけど方向性がおかしい!!)
ブルー「……なんか違うわね。ごめんねレッド」
レッド「ううん……嬉しかった。ありがとう……姉さん」
ブルー「いいのよーっ!」ギュー
レッド(苦しい)
ブルー「そういえば、なんでこの村に来たの?」
レッド「あぁ……水門開けてもらいたくて」
ブルー「そうなの? あの先に何かあったかしら」
レッド「……色々あって、結婚するために、水のリングを探してる」
ブルー「け、結婚っ!? もうレッドもそんなに大きくなってたのね……!」
レッド「うん……まぁ」
ブルー「わかった、私も協力するわ! その旅についていく!」
レッド「え、でも……」
ダンカン「わしのことは気にしないで行っておいでー」
ブルー「ありがとうお父さん! 足手まといにならないよう、全力で戦うわ!」
レッド「心強い……」
ブルー「だから、今日はもう寝ちゃいましょ。私、もう話し疲れちゃったわ」
レッド「……僕も。じゃあ、おやすみ……」
ブルー「おやすみなさい、レッド」
レッド「すー……すー……」
ブルー「レッドが、結婚かぁ……」
レッド「……」パチッ
ブルー「朝よーっ!!」ガバッ
レッド「……おはよう、姉さん」
ブルー「おはようレッド! 朝ごはん作るから待っててね!」タッタッ
レッド「ありがとう……」
ダンカン「レッドや」
レッド「……?」
ダンカン「実はブルーはわしの実の娘じゃないんじゃ。本当にいい子に育ってくれた……」
レッド「…………」
ブルー「きゃあっ!? お鍋が爆発したー! レッド、レッドー!」
レッド「……僕が作る」
ブルー「なによう。私が料理出来ないみたいじゃないのっ!」
レッド「……僕も普通だよ」
ブルー「あら、そうなの? でも、レッドの料理が食べれるならいいかしらねー」
レッド「…………」
何の料理? 下2
レッド「……できた」
ブルー「な、何かしら? このカップケーキっぽいオシャレな食べ物……」
レッド「……何だろう」
ブルー「もーうっ! 何で私よりレッドの方が料理上手なのよー! っていうか女子力が高いわよ!」
レッド「……食べてみて」
ブルー「そ、そうね! 食べてみるまで味はわからないわ! 美味しくなかったら遠慮なく言うわよ!」
レッド「うん……」
ブルー「いただきまーす!」パクッ
味 下2
ブルー「……」モグモグ
レッド「…………」ドキドキ
ブルー「な……何よこれぇぇぇええっ!!!」
レッド「!? お、美味しくなかった……?」
ブルー「違うのよ! これ、都会で売ってる高級スイーツよ!! 何この絶妙な甘さ!」
レッド「……よかった」
ブルー「うちの弟はなんでも出来るのねーっ! これなら嫁に出してもやっていけるわっ!」
レッド「姉さん……逆」
ブルー「あら、そうだったわね……レッドが嫁に行くところ想像したら泣けてきたわ」
レッド「なんで……!?」
ブルー「何個か包んでおきましょ。旅先で食べられるようにね!」
レッド「うん……で、こっちがあの子達の分」
ブルー「そういえばいっぱい連れてたわね。見ていいかしら?」
レッド「うん……おいで!」
キョウヘイ「獣人ケモ耳担当キョウヘイ! にゃーん!」
レッド「はい、ご飯……」
ブルー「キョウヘイもかっこよくなったわ。でも猫っぽさは消えないのね」
ピエール「弟子のピエールです! 師匠にはお世話になってます!」
ブルー「弟子をとるのは良いことよ!」
アプール「生徒担当、アプール。おいしく食べないでね」
ブルー「可愛いわね。でもどうしても美味しそうに見えるわ」
ロッキー「」コロコロ コロリン
メッキー「こっちは転がり担当ロッキー! 俺は通訳に盛り上げ担当メッキー! よろしく!」
ブルー「良いコンビね! それになかなか強そうだわ!」
レッド「……もう少ししたら出発しよう」
今日はここまで。次からペース上げます!多分!
子供はまだどういう風にアレするか決めてません。始めます。
マサキ「おし、再開すんでー……ちょ、何で押すねん! 痛い痛い痛い!」
ファイア「こんにちは、ファイアです。ここで時事ネタを使ってみようのコーナー」
トウヤ「そんなコーナーいつの間に出来てたの?」
チェレン「どういう問題なのか見物だね」エアークイッ
ファイア「今日は昨日少し話題に上がった南極の氷問題ですね」
アクロマ「増えているのでしたっけ?」
ファイア「データ的にはね。でも表面温度が上がったところもあるんだって」
マサキ「矛盾しとるがな」
ファイア「ね。だから機械が壊れて間違ったデータをとったとか言われてるらしーよ」
ファイア「これが温暖化に関わってるかはわからないけど、地球の何かが変化してるのかもね」
トウヤ「難しいねぇ」
ファイア「まぁ、とりあえず世間で言われてるエコ運動してればいい人に見えるよね、って話」
マサキ「不良がペットボトルリサイクルしてたら良い奴に……見えるんかなぁ」
ファイア「今日はこんくらいにしてドラクエ5やりまーす」ポチッ
レッド「……姉さん、髪結んで」
ブルー「ええ。レッドも髪伸びたわねー、女の子みたいよ!」
レッド「…………」
ブルー「可愛いって意味よ! えーと、ちょっと待ってなさい!」
レッド「……姉さん」
ブルー「なあに? 結べたわよ?」
レッド「ポニーテールにしてとは言ってない……」
ブルー「いいじゃない! この方が可愛いんだもの! ね、今日だけ今日だけ!」
レッド「……わかった」
キョウヘイ「キマシ……いやレッドさん男だ!」
レッド「…………」
ブルー「準備も出来たし! さあ、出発よ!」
レッド「おー……」
ピエール「師匠、元気出して下さい!」
キョウヘイ「キマシっつってごめんなさい! ね、機嫌直して下さいよー」
~フィールド~
レッド「そういえば……姉さん、装備あの時のままなんだ」
ブルー「これでここらのはどうにかなったし、買い換える必要なかったのよ」
レッド「いばらの鞭……あ」
ブルー「なあに?」
レッド「もっと良い武器があるから……」
キョウヘイ「これは……ねーさん無双の予感」
レッド「ルーラ」ビュイーン
~オラクルベリー~
レッド「ここ……」
ブルー「あら、ここカジノじゃない! 遊んでるとエリカさんに言い付けちゃうわよ?」
レッド「用事があるの……カジノにだけど」
~カジノ~
バニー「らっしゃっせー」
レッド「グリンガムの鞭……一つ」
バニー「かっこまっしたー」
バニー「こちらでーす」
ブルー「まぁ! 手によく馴染むわ!」ピシンピシーン
キョウヘイ「ねーさんそれ危ない! 当たる人に当たる!」
~フィールド~
ブルー「ふふ、この鞭があればレッドを守れるわ」
レッド「僕だって強い……もん」
ブルー「わかってるわよ!」
ピエール「船乗りましょう船!」
ロッキー「」コロコロ
メッキー「船からの景色が綺麗なんだって! 俺は普通に見えたけどなぁ?」
ロッキー「」ゴロゴロ
メッキー「ごめんごめん、怒らないでくれよー!」
レッド「……じゃあ、進もう」
~水上~
キョウヘイ「ねーさん、水門開けて下さいっす!」
ブルー「まっかせなさーい! ここをこうこうこう……よし!」ガチャッ
キョウヘイ「うおー、開いた開いた。さ、進みましょうレッドさん! レッドさん?」
レッド「うう…………」
ピエール「ししょおおおおおおおおお!! 大丈夫ですか! お水をどうぞ!」
ブルー「レッド、船酔い? 薬草食べてなさい!」
レッド「…………苦い」モグモグ
キョウヘイ「湖に出たっすね!」
ブルー「いいわねー、船っていうのも! レッド、耐性付けた方がいいわよ!」
レッド「うん……ホイミ」
ピエール「回復魔法は船酔いにも効くのですか!?」
レッド「うん、樽の中で発見した事実…………ホイミ」
キョウヘイ「MP使いすぎっす。セーブしてセーブ」
ブルー「あ! あれ、洞窟の入り口よ! さぁ、行くわよレッド!」
レッド「うん……」
~洞窟内~
ブルー「ここからは歩きで向かうべきね」スタッ
レッド「陸……やった」
キョウヘイ「上陸ってだけでそんな喜ばなくても……ま、進みましょー」
レッド「うん……」
ピエール「涼しくていいですね!」
アプール「ここなら安心」
ロッキー「」コロコロ
メッキー「自分は暑い方がいい。だってさ! 俺はどっちでもいけるよー!」
ブルー「なるほど、水のリングがあるからこんな水がいっぱいの洞窟なのね!」
レッド「炎の方は溶岩だったし……」
ブルー「あ! レッド、見て見て! すっごい大きい滝!」
レッド「本当だ……」
ブルー「綺麗ね! 私、ここに来て良かったわ! 滝も見れるし、レッドと一緒だもの!」
レッド「…………僕も、かな」
ブルー「あーもうっ! 本当に可愛いはこの弟はぁーっ!!」ギュウウウッ
レッド「痛い、姉さん、痛い……」
~現実~
エーフィ「フィー少ないよぉぉぉ!!」
マサキ「我慢しい。天空の花嫁やで? ブイシーンが増えるのは当たり前や」
エーフィ「やーだーやーだー! フィー見たいー! フィー! フィー!(懇願)」
ブラッキー「あの二人は見た目百合なんで僕、満足!」
イーブイ「ブイー! ブイーっ!!」ハアハア
トウヤ「あはは……」
アクロマ「私もエーフィの意見に賛成です! キョウヘイ君を撫で回したいですっ!!」
チェレン「変態だね……じゃあ僕はレッド君をいただくとしよう」
トウヤ「え、駄目だよ! うちの子に触らないで下さい!」
ファイア「お宅の子にしないで下さい……(小声)」
キョウヘイ「特に何事も無くリングの所に付いちゃったっすね」
レッド「……前みたいに、ボスはいないのかな」
ブルー「物足りないわねー」ピシッ
ピエール「流石師匠の御姉様でございます! とても頼もしい!!」
ブルー「あら、ありがとね! なかなかいい子じゃない!」
レッド「リレミト」ギュイーンギュイーン
~水上フィールド~
ブルー「やっぱり外の方が開放感があるわね! じゃあ、帰りもゆっくり船旅で……」
レッド「ルーラ」ビュイーン
~サラボナ~
ブルー「……レッドは疲れてたのね。3なでなでで許してあげるわ」
キョウヘイ「ねーさんを撫でるんすか?」
ブルー「私がレッドを撫でるのよ。よしよし」ナデナデ
レッド(子供じゃないんだから……)
キョウヘイ「さ、お屋敷行ってらっさい。俺達ペットは外で遊び回ってるっす」
ピエール「稽古してます!」ブンッブンッ
レッド「人間は、僕と姉さんだけだもんね……行こう」
ブルー「ええ……何かお見合いの前の親の心境よっ」
~ルドマン宅~
レッド「こんにちは……リング、取ってきました」
ルドマン「ほう! よくやった! エリカの婿に相応しいのはやはりレッドだな!」
レッド「…………やはり?」
ルドマン「はっは、もう君しかいないと思って結婚式の準備も進めておいたのだよ!」
レッド(いつの間に……)
ルドマン「お前もいいね、エリカ」
エリカ「ええ、私は……しかし、その、そちらの女性は?」
ブルー「え、わ、私はこの子の姉的存在のブルーですっ! お、お構い無く!」
エリカ「ですが……ブルーさんはレッドさんが好きなのでは?」
ブルー「ええっ、いや、その、私はほら、お姉ちゃんみたいなものだし……」
エリカ「本音は?」
ブルー「やっとレッドに再開出来たと思ったら、結婚だなんて言うから心底びっくりしたわよ!」
ブルー「可愛い弟を嫁に出すなんて嫌! それなら私が貰うわっ! エリカさんは!?」
レッド(ええええ)
エリカ「私だって、十年前から結婚するのはこの方と決めて花嫁修行をしました!」
エリカ「そしてここで再開出来た時、どれだけ嬉しかったことか! あなたは覚えてないでしょうけど」
エリカ「それでも私はあなたを嫁にしたい!!」
レッド(えええええ)
ルドマン「えっ」
ブルー「レッド! お姉ちゃんのお嫁さんになりなさい!」
エリカ「いえ、私の所に嫁に来て一緒に生きて下さい! 幸せにします!」
レッド(えええええええええ)
ルドマン「え、なんだこれ……とりあえず、君は宿屋で休みなさい。ね」
レッド「あ、はい、そうします……」
ルドマン「ブルーさんには我が家の別荘を貸そう」
ブルー「あ、ありがとうございます!」
~外~
レッド「………………」
キョウヘイ「にゃーん……獣は耳良いから聞こえちゃうんすよねー」
レッド「さっきの……聞こえてたの」
キョウヘイ「ええ、まあ……ギャルゲ展開のような違うような……っすね」
レッド「帰りたい……故郷なんて無いけど」
キョウヘイ「レッドさんやめて! ほら、宿屋で休みましょ、ね!」
レッド「…………」
キョウヘイ「ほ、ほーら! お兄ちゃん肩車しちゃうぞー! なんちゃってー!」
レッド「もうキョウヘイの嫁でいい……」シクシク
キョウヘイ「レッドさん!?」
~宿屋~
主人「君の連れ、大丈夫かい」
キョウヘイ「はい、寝たら治ると思うんで」
レッド「………………」
ピエール「し、師匠……」
アプール「先生……」
主人「……ん、その子はリングを揃えたっていうレッドさんかい。噂は届いてるよ」
キョウヘイ「それで疲れちゃってるんです。なるべく静かな部屋お願いしまーす」
主人「ああ。じゃあ一番奥ね」
~部屋~
レッド「…………」バタッ
ピエール「師匠! マッサージします!」
アプール「してほしい事ある?」
ロッキー「」コロッコロッ
メッキー「何でも言ってくれだって! もちろん、俺も何でもするぞ!」
レッド「ありがと……でも、大丈夫」
キョウヘイ「ま、しょーじき16で結婚って早いっすよねー」
レッド「うん……どっちかを選んだらどっちかが傷付くし」
キョウヘイ「でも両方なんてハーレムルートには進めない、辛いっすねぇ」
レッド「………………」
キョウヘイ「ま、レッドさんの選択ならもう片方も納得すると思うっすよ?」
キョウヘイ「もちろん慎重に選ぶべきっすけど、そこまで思い詰めなくていいと思うっす」
レッド「キョウヘイ……ありがと」
キョウヘイ「だって俺はレッドさんのペット第一号っすから! にゃーん!」
~現実~
マサキ「こっちの世界ではヤンデレに追い掛けられてないもんなぁ」
ファイア「あぁ、だからか。確かに、こっちだったら即断ってますねー」
トウヤ「確かに、レッドは結婚しなさそうだからねー」
アクロマ「同姓婚が認められてる国もありますよ!」
チェレン「僕もそこに移住しようか考えてるところさ」エアークイッ
トウヤ「レッドはそういうのにもトラウマあるからねぇ」
エーフィ「詳しくは1スレ目の最初の辺りをご覧下さい、フィー……」
ブラッキー「見た目百合。僕、満足!」
イーブイ「ブイィー! ブイィィイイイイイ!!!」
エーフィ「フィー不足で死にそう……」
アクロマ「猫耳キョウヘイ君と遊ぶために猫の性感帯まで調べたんですよ?」
マサキ「そこまでやるんなら猫耳機作ったるわ!」
チェレン「」ガタッ
トウヤ「」ガタッ
ファイア「やめて下さい大人達」
~夜中~
レッド「…………」パチッ
レッド(疲れと緊張のせいか目が覚めた)
レッド(少し散歩でもしようかな)
ピエール「ぐー……」
アプール「ぐーぐー」
キョウヘイ「ふへー……もう食べられない……」
ロッキー「zzz」
メッキー「ぐぅー……」
レッド(起こさないように、そーっと……)
主人「おや、散歩かい?」
レッド「……はい」
主人「まぁ、緊張するだろうしな。ゆっくり散歩してきてくれ」
主人「寝る時には一声かけてくれよな! システム的に!」
レッド「はい……」
~外~
レッド(涼しい……何処に行こう)
1、酒場 2、お屋敷近く 3、別荘
下2
レッド(姉さん起きてるかな……)
~別荘~
レッド「……姉さん」
ブルー「あら、レッド。まだ起きてたの?」
レッド「姉さんは……?」
ブルー「何だか眠れないのよ。あ、昼間はあんな事言ったけど、レッドの好きにしていいのよ」
レッド「…………」
ブルー「レッドは私の弟みたいなものよ。弟が幸せになるのが嫌な姉なんているもんですか!」
レッド「…………そっか」
ブルー「ええ! さぁ、レッドはもう寝なさい! 沢山寝ないと大きくなれないわよ?」
レッド「姉さんは寝ないの……?」
ブルー「私はもうちょっと夜風に当たってることにするわ。おやすみ!」
レッド「おやすみ……」
~現実~
マサキ「これだけだとブルーはんが大きくリードしてまうな……カタカタっと」カタカタ
レッド(もう宿に戻ろうかな……ん?)
エリカ「よしよし……」
ラフレシア「わんわん!」
レッド(エリカさんだ……こんな夜中に何してるんだろう)
レッド「……こんばんは」
エリカ「きゃっ! ……あ、あら、レッドさんでしたか……髪の毛、結んで無いんですね」
レッド「……自分で結べないので」
エリカ「ふふ、確かにリボンだと難しいですね……結構長いんですね」
レッド「……あまり、切る機会がなかったので」
エリカ「似合っていますよ。短くても合っているでしょうけど」
レッド「……あ、ありがとう、ございます」
エリカ「っ……ふう、危ないところでした」
レッド「……?」
エリカ「何でもありませんわ……あの、明日はレッドさんの意思で選んで下さい」
レッド「……」
エリカ「あの人はとても貴方の事を考えているようでしたし……いきなり私が横から入っても、ね」
レッド「…………」
エリカ「夜中に引き留めてすみません。それではおやすみなさい」
レッド「……おやすみなさい」
レッド(戻ろう)
~宿屋~
主人「もう寝るかい?」
レッド「はい……」
キョウヘイ「朝っすよー!」
レッド「んー……起きたくない」
キョウヘイ「そんな学校に行きたくない子供みたいに言ってもダメっす。起きて起きて」
レッド「うー……」
キョウヘイ「身だしなみはキチッと! 髪の毛もしっかり……リボンもバッチリ!」
レッド「……元気だね」
キョウヘイ「そりゃそーっすよ! ねぇ!」
ピエール「そうです! ああ、緊張してきた……」
アプール「人の字を三回書いて……手が無かった」
ロッキー「」ガチガチ
メッキー「ロッキー、それ以上固くなってどうするんだい! あ、精神的な意味?」
レッド「……皆見たら元気出てきた」
キョウヘイ「でしょー。はい、いってらっしゃい!」
~ルドマン宅~
ルドマン「来たな。では今からどちらかに決めてもらおう」
ブルー「人人人……ごくっ。人人人……ごくっ」
エリカ「ひっひっふー……すーはーすーはー」
ルドマン「どっちを選んでも盾を渡すし結婚式も私達があげる」
ルドマン「……本当に好きな方を選ぶのだ」
カトレア「待って。その子面白いわね。私が貰ってあげてもいいわよ?」
ルドマン「変な事を言うな、今まで寝てたばかりだというのに……」
ルドマン「……ごほん。では改めて、本当に好きな方を選ぶのだ」
レッド「…………」
下2
レッド(……好きな方とかはおいといて)
カトレア「早く私を選びなさい、いつまでも待ってはあげないわよ。ふああ……」
レッド(誰……この人……)
レッド「あの……」
カトレア「やっと私を選ぶ気になったのね」
レッド「えっ」
カトレア「なったのね?」
レッド「えっ、その」
はい いいえ 他の人 下2
レッド(……メイドさん助けて!)チラッ
おばちゃん「やだねぇ、こんなおばちゃんがいいのかい?」
レッド(言ってない!)ガーン
おばちゃん「ほら、綺麗なお嬢さん二人が待ってるよ」
レッド「え、あ、はい……」
カトレア「メイド……私はお嬢さんでないと言うの?」
おばちゃん「ほほ……人の恋路を邪魔するものはなんとやら、ですよ」
カトレア「表へ出なさい……後悔させてやるわ」
おばちゃん「四十年生きた私に勝てるとでも……?」バキボキ
ルドマン「さっさと出てってくれ! ……すまなかったな。改めて」
レッド(改め過ぎだ……)
下2
レッド(外、何やってるのかな……)チラッ
カトレア「どりゃああああああ!!」ドドド
おばちゃん「ふっ、肩に力が入りすぎですよ」
カトレア「ちょこまかとぉ!!」ドドド
おばちゃん「若い……その若さが過ちなのですっ!」ドゴオッ
カトレア「ぐふぅっ!」ズサァ
おばちゃん「……カトレアお嬢様、貴女にはまだ伸びる……」
カトレア「強く……なりたいっ!!」
おばちゃん「ふっ……私の若い頃を思い出します……」
レッド(何だあれ……)
ルドマン「何処を見ておる、さっさと決めないか」
レッド「は、はい……」
下2
レッド「…………えっと」
レッド(うーん……エリカさんは優しそうだし)
レッド(この先もよくやっていけるんじゃないかな……と)
レッド(思わなくもない……かな……)チラッ
レッド「…………あの」
エリカ「…………まあ、本当に私でよろしいんですか?」
エリカ「私は……守られることしか出来ない女ですよ?」
レッド「…………」
はい いいえ 下2
ル、ルーラ!(テンパッて)
レッド(もうキリが無い)
レッド(こうなったら……)
レッド(必殺・多数決を行うしかない……)
レッド(…………あれ、僕何考えてるんだろ)
レッド(何かメタい事だった気がする……)
多数決 ブルーorエリカ
下1~下5
いいえ
ブルー
ブルー
ルドマン
いいえを無効票にするか否か……ええいっ、ヤケだ!
下1~下3
>>238
スマン・・・俺のせいで・・・
二人とも人気なんだね!とっても嬉しい!でもややこしい!
改めて……エリカとブルーで
下1~下3
えんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ
やったああああああああ決まったああああああああああ
レッド「えっと……その……お、お願いします……?」
エリカ「……っ、う、嬉しい! ありがとうございます!!」
レッド「…………」
ブルー「おめでとうレッド! おめでとうエリカちゃん!」
レッド「姉さん……」
ブルー「ふふ、つまるところエリカちゃんが私の妹になるのよね?」
エリカ「そうですね、義妹になります」
ブルー「こんな可愛い妹が出来て嬉しいわ! 仲良くしましょうね!」
エリカ「はい!」
レッド(実の姉弟じゃないんだけど……まあ同じようなもんだし、いっか)
安価とりはじめて54レスでようやく
~現実~
マサキ「えんだああああああああ」
ファイア「もうその流れやっちゃってます」
アクロマ「決まりましたねー、いやぁドキドキしました」
トウヤ「とうとうレッドが嫁に……」
ファイア「ゲームでだけですからね? こっちではそういう心配無いですから」
チェレン「なら、家を継ぐ為にも君が結婚しなきやだね」エアークイッ
ファイア「…………あっ」
マサキ「結婚相手も決まった事だし今日はここまで!」
アクロマ「明日はフィースペシャルの予定でーす」
マサキ「勝手に予定立てんなや!」
ファイア「~終わり~」
乙
みんな~!!
フィーがきたぞ~!!
ブ....ブラ....(虫の息)
エーフィ「フィイイイイイイイ!!! やっほー皆元気ぃー!?」
エーフィ「今日はフィースペシャルだよ! やったね!」
エーフィ「今日は僕、エーフィと!」
エーフィ「……誰で進行しようかな! 決めんの面倒だし安価しよう!!」
もう一人の進行役 下2
レッド「エーフィ……? 何やってるの?」
エーフィ「こ、これはね! ラジオ……的な何かを放送してるんじゃないかな!」
レッド「そういう事じゃなくて……」
エーフィ「えっと、今回のスペシャルがどう進行するかっていうと」
レッド「……ねぇ、エーフィ」
エーフィ「えー、一応安価任せになると……いだぁっ!?」
レッド「……ちょっとイシツブテ投げただけ」
エーフィ「今思いっきり投げたー! ひどいー!」
レッド「ごめんね……でも」
エーフィ「さあ、まずはどの組み合わせをフィーらせてみようか!」
レッド「……………………」
下2
エーフィ「ほう……!」
レッド「何だったの……?」
エーフィ「あっいや何でも無いです!」
レッド「…………怪しい」
エーフィ「怪しくないですテレポート!」シュンッ
レッド「!?」
エーフィ「ただいま!」シュンッ
キョウヘイ「ぎゃあーっ!?」シュンッ
エーフィ「さよなら!」シュンッ
レッド「!? …………ど、どうしたの?」
キョウヘイ「家で漫画読みながらダラダラしてたらエーフィに拉致されたんすよー!」
レッド「…………ごめんね。後で体罰しとく」
キョウヘイ「あっ……それはエーフィが可哀想なんで」
レッド「そう……?」
キョウヘイ「うーん……でも、飼い主であるレッドさんの躾がしっかりしてたら大丈夫だったんじゃ?」
レッド「! た、確かに……」
キョウヘイ「責任取って何かしてもらっちゃうっすよー」
レッド「する……ごめんね」
キョウヘイ「くそう、素直だから罪悪感ヤバい! でもやる! 俺はやってやるんだー!」
何をしてもらう? 下2
キョウヘイ「お腹空いたんでご飯作ってもらっていいすか?」
レッド「! つ、作る!」タタッ
キョウヘイ「おー、キッチンの方に走っていくのは可愛い……ん?」
キョウヘイ「ここ……何処なんすか……」
レッド「出来た……オムライス」
キョウヘイ「おお! 美味しそうっす!」
レッド「召し上がれ……」
キョウヘイ「いただきまーす!」パクッ
レッド「……どう?」
キョウヘイ「んー、んまーい! オムライスの産業革命やー!」
レッド(さんぎょうかくめいって何だろ)
キョウヘイ「やー、やっぱりレッドさんは凄いっすねー。俺もこんなお……」ハッ
キョウヘイ(お嫁さんが欲しいと言いかけたが何やら不吉なオーラを感じる……)
レッド「……?」
キョウヘイ「弟が欲しいっすー!」
レッド「…………おにーちゃん」
キョウヘイ「ウェルカム弟よー!」
エーフィ「うん……アリだね!」
エーフィ「でも途中で何かピンクの何かが画面に映ったね」
エーフィ「ちょっとリプレイしてみ……あれ!?」ポチポチ
エーフィ「ちょ、動かないんだけど! 何で!? え、これ……ぎゃあああああああああああ!!」
エーフィ「ホラー映像見ちゃってサイキネでテレビ壊しちゃった」
エーフィ「ゴースト苦手なんだもん! ゴースト苦手なんだもん!」
エーフィ「次ー!」
下2
エーフィ「ああ、保育士のあの人ねー」
エーフィ「何かやられたらしいってのはあったけどよくわかんないよね」
エーフィ「エスパーの力で過去を見てみよう!」
エーフィ「」ミョンミョンミョンミョンミョンミョンミョンミョン
キョウヘイ「うわー……観覧車だ、すっげー」
エナツ「あ、君も観覧車に乗りに来たの? 一緒に乗らない?」
キョウヘイ「……わかったっす! 俺観覧車初めてなんすよねー」
エナツ「それはドキドキしちゃうね」
~観覧車~
キョウヘイ「高っ……結構見渡せるっすね」
エナツ「そうだね……それにしても、暑いね」
キョウヘイ「そっすね、夏ですしクーラーも無いですし」
エナツ「……暑いなぁ、服脱いじゃおうかなー」
キョウヘイ「はぁ、じゃあ俺外見てるんで」
エナツ「…………実は私男なんだよね」
キョウヘイ「はあ……知ってましたけど」
エナツ「…………え?」
エナツ「な、何で!? 完璧な女装だったはずなのに!」
キョウヘイ「いや、だって動作の一つ一つを見てればわかるっすよ!」
エナツ「そんなのわかるわけないじゃん!」
キョウヘイ「俺、まだ無名っすけど俳優っすから! 演技の為に人の動きはよく見てるんです!」
エナツ「……私は今まで、この格好で君くらいの男の子と観覧車に乗って」
キョウヘイ「はい?」
エナツ「で、大体下心持ってたからネタバラシして逆にいただいてたんだけど」
キョウヘイ「やはり変態か」
エナツ「男ってわかって乗ったってことはもうオッケーって事なんだよね!?」ガタッ
キョウヘイ「えええええええええええっ!? いや違うっすよ!?」
エナツ「今更嘘付こうったって遅い遅い。まだ半分なんだし……」
キョウヘイ「ちょ、来ないで下さいって、マジでマジでマジでマジで……っ」
エナツ「いただきまーすっ!!」バッ
キョウヘイ「いけっエレブー!!」ポンッ
エレブー「……」ゲシッ
エナツ「わあっ!? ……ポケモン出さなくてもいいじゃん」
キョウヘイ「だってあと1cmの距離だったし、もうトラウマっすよ……」
エナツ「……私は諦めないからね!!」
キョウヘイ「二度と夏に観覧車なんかに乗るかああああっ!!」ダッ
エーフィ「ふむ……うんうん」
エーフィ「食べ物でいったらたこ焼きケーキだね」
エーフィ「おねショタ……いやホモだ! って感じね」
エーフィ「っていうか見破ってたんだね。俳優万能」
エーフィ「さて次、の前に……」
マサキ「変態マッドサイエンティスト☆マサキやでー!」
マサキ「今から何か機械作ったるわ! ポケモン合体機とかそういうのな」
作る機械 下2
マサキ「はい出来ましたー! いやー、ワイって天才やなー!」
マサキ「今回は耳やら尻尾やらの特徴が付く感じやで」
マサキ「性格もその種族っぽくなるなー」
マサキ「例えばゲンガーだったらイタズラっ子……みたいな?」
マサキ「まぁ、そこは後々考えるとして、や……」
マサキ「誰と何合体させるん!? 誰と何合体させるん!?」ハアハア
エーフィ「おっちつけー!」ビビビ
マサキ「ふげえ! あ、合体させるポケモンに制限は特に無いで! データはほぼあるんよ」
マサキ「あー、でも伝説系は無いねん。データ。合体させる人の手持ちにいるのならええよ」
マサキ「で、誰と何合体させるん!?」
下2(人)と下4(ポケモン)
更新してなかったんですごめんなさい安価下
マサキ「ルカリオキッドになるな……えーと、エーフィ頼むで」
エーフィ「おうよ!」シュンッ
エーフィ「ただーま!」シュンッ
キョウヘイ「のわー!?」
マサキ「スイッチオーン!」ポチッ
キョウヘイ「うわあああああ!?」
マサキ(災難やなぁこの子……)
キョウヘイ「くぅー……」
マサキ「おお、耳と尻尾と……なんか鋼っぽいアレが付いたなぁ」
キョウヘイ「何するんすか! 全く!」
マサキ「メンゴメンゴ」
エーフィ(誰と絡ませようかなー……)
下2
マサキ「おー、よかったやん」
エーフィ「っしゃおらぁー!」
キョウヘイ「……何を決めてるんすか?」
エーフィ「がしっ」ガシッ
エーフィ「からのテレポーテーションっ!!」シュンッ
キョウヘイ「ぎゃーっ!?」シュンッ
~プラズマフリゲート~
エーフィ「」シュンッ シュンッ
キョウヘイ「いだっ」シュンッ
アクロマ「…………キョウヘイ君、ですか?」
キョウヘイ「……おう」
アクロマ「何ですかその尻尾に耳……ルカリオですか。手の甲にも鋼っぽいアレがありますし」
キョウヘイ「え? …………マジだ!! ああっ、マサキ達のせいかっ!!」
アクロマ「彼等にはありがとうの一言しかありませんね。さぁ、遊びましょうキョウヘイ君!」
キョウヘイ「嫌っすよ!!」
アクロマ「まずは何をしましょうか……」
キョウヘイ「聞いてねえし……」
何をする? 下2
アクロマ「フィー的な遊びをしましょう……」ハアハア
キョウヘイ「うわっ……へ、変態だー!」
アクロマ「そんな解りきった事を言わないで下さい!」
キョウヘイ「解りきってるけどもーっ!! くそっ、逃げる!」タッ
アクロマ「あ、待ちなさい!」ガシッ
キョウヘイ「きゃんっ!? …………い、今のは尻尾を掴まれた驚きで、だな……」
アクロマ「乗り気ということですねわかります!!」
キョウヘイ「ちげえよっ! 何でそうな、っだから掴むな! きゃうん!」
アクロマ「……誘ってるんですねわかります」
キョウヘイ「だ、だからこういうのはリアルに、は……は……」
アクロマ「……は、何ですか?」
キョウヘイ「はどうだんっ!!!」バッ
アクロマ「ぐふうっ!!」バタッ
キョウヘイ「効果切れまで逃げ切るっ!!!」ダッ
アクロマ「」
エーフィ「し、死んでる……」
アクロマ(生きてます)
マサキ「この機械の効果を時間指定で作ってしもーた自分が腹立たしいわ……」
エーフィ「まあ、アクロマも満足したんじゃない?」
マサキ「そうなん?」
エーフィ「うん、久しぶりにキョウヘイが喘いでるところ見ただろうし、あと……」
エーフィ「倒れてる時満面の笑みだったよ!」
マサキ「それならあの変態は大丈夫やな!」
マサキ「今回はあんまフィーらんかったな」
エーフィ「次はもっとフィーでフィーったフィーをお届けする予定だよー」
マサキ「それじゃあ……どうやって終わらせんねんこれ」
エーフィ「考えてなかったね」
キョウヘイ「すぐオチを付けてやるっすよ……今日は散々な目に合わせてくれたっすねぇ」
マサキ「げ」
エーフィ「あ」
キョウヘイ「…………インファイトぉ!!」ドドド
終わり
ここの女主人公って副業してるんだっけ?
ハルヒカ トップコーディネーター
トウコ ミュージカルプリマ
メイ 大女優
的な
セレナちゃんはPV関連の仕事しか思いつかんが
>>319
変換ミス確信犯だろwww
メガ万年筆するくらいなら、リザYにして欲しいわ
>>320 特に皆副業もせずのんびりしてるって感じです。
ヒカリは愛しのポケモンを世間に評価させるためにコンテストに入り浸ってます。
ハルカは気まぐれに出場したりします。トウコはキャラ付けの為にミュージカルを頑張ってます。
メイちゃんはどっちかというとテレビ見たり映画見たりミュージカル見たりの視聴者です。
セレナさんは家が金持ちなので働く必要はありません。
なんて話をしたりする暇はありますが今日はお休みです。
ところでこのスレで駄洒落言うのは>>1のネタ盗ることになんのかな?
>>337 駄洒落コーナーも消えた盗ることにはならないです。
あと今日もお休みなんです。すんません、明日は、明日こそは!!
>>338の誤字 ばつ 消えた盗る~ まる 消えたので盗る~ です。
どうしてこう地味に間違えるかなあ…
アサナンまだアサナン?(ねむー)
アサナン「うるせー」
皆既月食でしたね。でも真っ赤なのは見られませんでした。始めます!
~現実~
マサキ「あー……一個問題があるんや」
ファイア「問題……何ですかそれ」
マサキ「んー、記憶封印しとるやろ? そろそろ封印取ってもええかなって」
トウヤ「……いいと思うけど、もう夫婦じゃないね」
チェレン「ただの姉弟のようになってしまいそうだね」エアークイッ
アクロマ「ですが、そういった夫婦も見かけますよね。何て言ったんでしたっけ」
ファイア「かかあ天下……は違うか。姉さん女房?」
マサキ「そこら辺の話はいらんわ! で、記憶どうしたらええかなー」
トウヤ「今……っていうか、結婚式終わってからでいいんじゃない?」
チェレン「もう少し様子を見るべきじゃないか?」
アクロマ「別に封印解かなくてもいいんじゃないですか?」
マサキ「どーしたらええんやー」
1、結婚式後 2、様子を見る 3、解かない
下2
アリアドスありあどすか?
ヒトカゲ(人影!)バッ
フシギダネって不思議だね
ラクライが起こした落雷事故
エモンガってエエもんが
しらすの正体シビシラス
シビビールにびびーる
コータスをこー足すと………
スリープが寝る(英語でスリープ)
沢村さんのサワムラー
ギャラドスってギャラたかいん?
ホエルコはよく吠える子
パッチールの目がパッチパッチール
ノコッチ、のこっちょる?
コイルの恋
ゲッコウガ?げっこうがな
カモネギの鴨鍋
サンダーはかさんだー
カブトで作った兜
ぼくのアーマーはアーマルド
う、でっ…ぽうに…やられた なに!?ウデッポウに
ケーシィのけーしぃごむ
剛力あやめの相棒はゴーリキー
マサキ「おーし、じゃあ結婚式終わったら封印とっぱらうでー」
ファイア「ふむふむ……兄さんのチートさが増しそうですね」
トウヤ「今でも結構アレなのにねぇ……」
チェレン「ふむ……実に面白い」エアークイッ
ファイア「やめて」
アクロマ「私の方がそれっぽくありませんか?」クイッ
ファイア「うーん、髪が根本的に違いますしおすし」
マサキ「今ガリレオはどうでもええねん! 再開ポチッとな!」
エリカ「嬉しいですわ、ふふふ」
レッド「…………」
メイド「花嫁様は結婚式の準備を」
ブルー「あ、エリカちゃん! 私も手伝うわ!」
エリカ「ありがとうございます!」
ルドマン「君には花嫁が被るヴェールを取りに行ってほしいのだ」
レッド「……何処に、ですか」
ルドマン「山奥の村に腕の良い道具屋がいるようでな。そこに頼んだんだ」
レッド(山奥の村……ならすぐ行けるかな)
ルドマン「頼んだぞー」
~外~
カトレア「たああああああっ!!」ドドド
メイド「まだまだ甘いですよ!!」ドドド
レッド(まだやってたんだ……)
キョウヘイ「レッドさーん、決まったんすか!?」
レッド「……うん」
キョウヘイ「おー! どっちっすか? 途中まで覗いてたんすけど中断せざるを得なくて……」チラッ
レッド(あの戦いから逃げてたんだ……瓦礫とか飛んでて危ないしね)
キョウヘイ「ちなみにピエールがやられました」
ピエール「」
レッド「!?」
キョウヘイ「なるほど、ヴェールを取りにっすか」
レッド「あと……皆は結婚式出れないと思う、ごめんね」
ピエール「覚悟の上です!」
アプール「大丈夫」
キョウヘイ「俺もまぁ別にー。帰ってきたら遊んで下さいねー」
レッド「うん……」
~フィールド~
レッド(という訳で一人で外に来ました)
レッド(ルーラですぐ……あれ!? 行けないんだ)
レッド(……船で行かなきゃなんだ、めんどくさい)
~船~
レッド(何か慣れてきた気がする……)
レッド(この調子ならこの先の船旅でもダウンすることは無さそうかな)
レッド(上陸ー)
~山奥の村~
レッド(……道具屋さん、確かこっちだったかな)
道具屋「ああ、ヴェールね。出来てるよ! ほら!」
レッド「ありがとうございます……」
レッド(なんと簡単なおつかい……戻ろう)
~サラボナ~
レッド「………………」
グリーン「ようレッド! 呼ばれたから来てやったぜ! お前もとうとう結婚かー」
マリア「おめでとうございます、レッド様」
レッド「ありがとう、マリアさん……」
グリーン「またかよ! そんなじゃ俺帰っちまうぞ?」
レッド「……別に、いたら駄目とは言ってない」
グリーン「……ならいてやるよ! ったく、素直じゃねーの」
ルドマン「はっは、仲が良いな。それはそれとして、ヴェールはあるか?」
レッド「……これです」
ルドマン「うむ、確かに……それと、結婚式はカジノ船でやることにしたからな」
レッド「カジノ船……?」
ルドマン「北西にある船だ。確かお前は目的地へ飛ぶ魔法が使えたんだったな」
レッド「……」
グリーン「……お前が魔法使えるって事喋ったんだけど、不味かったか?」
ルドマン「その魔法とわしの記憶があれば行けるだろう。ほれほれ」
レッド「………………ルーラ!」ビュイーン
ルドマン「ふぉーう!」ビュイーン
グリーン「うおおおお!」ビュイーン
~カジノ船~
レッド「……」スタッ
ルドマン「ふむ、なかなかスリルがあったな!」
マリア「ごめんなさいあなた、ずっと掴んでいました」
グリーン「いや、大丈夫だ。レッドもよくこんな魔法使えるようになったよなぁ」
レッド「………………」
グリーン「……おい、レッド? どうした?」
レッド「」バタッ
グリーン「レッドぉぉぉおおおおおっ!?」
ルドマン「な、何だ何だあああああああああああ!?」
マリア「レッド様!? 神よ! どうかレッド様にご加護を!!」
メイド「…………私達が部屋に寝かせておきます」
ルドマン「そ、そうだな、た、頼んだぞ!!」
メイド(慌てすぎよ……どいつもこいつも)
グリーン「あーくそ、何故かすげえビビった」
マリア「本来ならば介抱すべきなのに……申し訳ありません」
~部屋~
レッド「…………」パチッ
レッド(ここは……何処だろ)
エリカ「レッドさん! あぁ良かった、目が覚めたのですね」
レッド「…………?」
エリカ「ここはカジノ船です。レッドさん、皆さんを運んだ後倒れてしまったのですよ」
レッド(まあ、結構MP使うしね……)
エリカ「レッドさんに何かあったら……私、父を一生許さないところでした」
レッド(目が覚めて良かった)
エリカ「……あの、どうです? これ」
レッド(これ……あぁ、ウェディングドレスか)
レッド「似合ってる……と、思う」
エリカ「ありがとうございます! でも私はレッドさんの方が似合うと思うんです」
レッド「えっ」
エリカ「なので花嫁二人の結婚式にしませんか?」
レッド「えっ」
エリカ「私が花婿でもいいです! というかポジション的にはそうですよね!」
レッド「で、でも、そんな事したらルドマンさんが……」
ルドマン「面白そうだしわしはのっちでもいいぞ」
レッド(ええええええええ)
レッド(……どうしよう、どの形式?にすればいいんだろ)
下2
訂正 ばつ のっち まる どっち
お笑い芸人じゃないです。すみません。安価は下で
レッド「……普通のにして下さい」
エリカ「そ、それがいいんですか? 似合うと思いますよ、絶対」
レッド「…………恥ずかしい、から」
エリカ「きゃあああああっ! 今の表情とっても可愛らしい! 見ましたかお父様!!」
ルドマン「は、はい……ほらエリカ、レッドさんが待ってるから始めよう」
エリカ「あ、はい」
レッド「………………」
レッド(もしエリカさんの言う通りになってたら船が沈んでいたかもしれない)
レッド(……恥ずかし紛れに緑にバギマぶっぱなして)
~式場~
レッド「…………」
グリーン「おっ、来たな! ヒューヒュー!」
レッド(バギ)
グリーン「いでっ」
神父「花嫁は、花婿と支え合い生きていくことを誓いマスカー?」
エリカ「はい!」
神父「オーイエス……花婿は?」
レッド「……はい」
神父「ンー……では、誓いのキスをお願いシマース」
レッド(神父ゴツいな……ってキス!? やんの!?)
エリカ「」チラッチラッ
レッド(何かのトラウマが襲ってくる! いつのかはわからないけどトラウマが!!)
エリカ(……レッドさん)コソコソ
レッド(?)
エリカ(ふりでいいですよ、ふりで)コソコソ
レッド(…………でも)コソコソ
エリカ(……ではやるふりですけど、私から!)スッ
レッド()ビクッ
神父「あー、してマスねー……では、コレニテ、式を終了シマース」
レッド(さっさと退場してしまおう)
グリーン「おめでとなー!」
マリア「おめでとうございます!」
ブルー「幸せになるのよーっ! ああ、とうとうレッドが嫁に……」
レッド(嫁じゃないです)
ルドマン「いやー、素晴らしい式だった!」
レッド「………………」
エリカ「そうでしたね!」
ルドマン「……どうだ、帰りも送れるか?」
レッド(もう倒れたって構うもんか!)
レッド「ルーラ!」ビュイーン
ルドマン「ひょっほーう!」ビュイーン
エリカ「きゃ!」ビュイーン
その日、宴は夜遅くまで続いた……
そして、夜が明けた……
~現実~
マサキ「今や! 記憶スイッチオーン!」ポチッ
レッド「……」パチッ
レッド(ぐーてんもるげん……記憶戻った)
エリカ「おはようございますレッドさん!」バッ
レッド「」ビクッ
エリカ「昨日はお疲れ様でした、たかがお遊びではありますけれど、楽しかったですわ!」
レッド「……戻った?」
エリカ「ええ。ですからレッドさんが結婚はあまり嬉しくないこともわかっています」
レッド「ごめんね……あ、でも、ルドマンさんとかの前は……」
エリカ「夫婦ごっこ、と思うことにします。飛び込んでらっしゃい私のお嫁さん!!」
レッド「………………」
エリカ「……乗ってくれたっていいじゃありませんか」
レッド「ごめん……食べられちゃいそうな気がして……」
エリカ「…………まぁ、これからゲームクリアに向けてのパートナーとして頑張りましょう!」
レッド「おー……」
~外~
キョウヘイ「レッドさああああん!」
レッド「キョウヘイ……」
キョウヘイ「何で俺だけこんな立ち位置なんすかぁ! モンスターて! モンスターて!」
エリカ「そのお耳、お似合いですよ?」
キョウヘイ「あ、エリカさん……って、レッドさんの結婚相手エリカさんだったんすか!」
エリカ「今はパートナーです。しいて言えば夫婦(仮)です!」
キョウヘイ「くおえうえーう……は違うっすね。まあおめでとさんっす」
レッド「ありがとう……?」
エリカ「こちら、私の嫁です」キリッ
レッド「………………」
キョウヘイ「レッドさん、目が死んでるっす!」
レッド「……えっと、仲間達」
ピエール「こ、この方が師匠の奥方!!」
アプール「先生のお嫁さん?」
ロッキー「」コロコロ
メッキー「よろしくだって! 俺からもよろしくなーっ!」
エリカ「まぁ……レッドさんのカリスマは健在のようですね」
レッド「……この人は、パートナーであり、お嫁さんじゃないです」
ピエール「な、なんと! よろしくお願いします、パートナー殿!」
アプール「愛憎絡まる関係?」
エリカ「違います、レッドさんが私のお嫁さんなのですよ」
ピエール「なるほど!」
アプール「納得」
ロッキー「」コロリン
メッキー「なるほどーだって! 俺も少し納得しちゃったかな!」
レッド「納得しないで……」
~ルドマン宅~
ルドマン「レッドは母親探しの旅に出るんだろう?」
レッド「はい……」
ルドマン「うむ。エリカ、待っていられるね?」
エリカ「あ、いえ。着いていくつもりです」
ルドマン「ななな、何だとー!? 危ないし、レッドの迷惑になってしまうぞ!」
レッド「大丈夫です……」
レッド(補正かかってると思うし)
ルドマン「……君がそう言うなら、いいだろう。よし、この宝箱の中身を持っていけ!」
レッド「ありがとうございます……」カパッ
レッド(天空の盾、ゲットだぜ……)
ルドマン「それと、ポートセルミの船をやろう。旅の範囲を広めるといい」
レッド「ありがとうございます……」
エリカ「行ってまいります!」
レッド「ます……」
ルドマン「いつでも帰ってきていいんだぞ。レッドは私の息子になったんだからな」
レッド「…………ありがとうございました」
~外~
レッド(……どうしよう)
エリカ「私は着いていきますから、行き先は決め手ください」
レッド(うーん)
1、先に進む 2、記憶が戻った人の所へ
下2
レッド「……ちょっと、色々回ってから進もう」
エリカ「はい」
キョウヘイ「ういっす!」
レッド「まず、姉さんのとこ……ルーラ!」ビュイーン
~山奥の村~
レッド「……着いた」
ブルー「レッドー! いらーっしゃーい!」ガバッ
レッド「姉さん……苦しい」
ブルー「あ、あら……ちょっとテンションが上がっちゃったのよー、ごめんごめん」
エリカ「改めてこんにちは、ブルーさん」
ブルー「あ、そうそう、結局結婚するのかしら? うちの子と」
エリカ「いえ、パートナーという形で落ち着きました」
ブルー「あら、そうだったの。それならいいわ、頑張ってね!」
エリカ「ええ」
レッド「……」
キョウヘイ「…………」
~ラインハット城内~
エリカ「グリーンさんに会いに行くのですか?」
レッド「うん……あと、もう一人」
レッド「……こんにちは」
シルバー「レッドさん……こんにちは」
レッド「……どう?」
シルバー「最初は、ゲームの中でも仕事かと思いましたが……楽しいです」
レッド「そうなの……?」
シルバー「はい。国を動かす仕事が出来れば、組織を纏められるでしょうし」
レッド「偉いね……頑張って」
シルバー「は、はい!」
エリカ「青春ですねー」
キョウヘイ「そうっすねー」
シルバー「グリーンさんが上にいますので、会っていってあげて下さい」
レッド「…………うん」
~兄夫婦の部屋~
レッド「……お邪魔します」
グリーン「おう、来たか」
マリア「いらっしゃいませ、レッド様」
レッド「……元気そうだね」
グリーン「まあな……マリア、エリカさんに城の案内をしてほしいんだ」
エリカ「お願いします、私、お城って初めて入ったものですから」
マリア「私で良ければ、勿論案内を致します! では行きましょう」
エリカ「はい」
レッド「……」
グリーン「行ったか。これでフツーに話せるなぁ、色々と」
グリーン「で、そっちはどうなったんだ? 結婚したのか?」
レッド「形式上は……今は、パートナー」
グリーン「お前が言うパートナーはピカチュウみたいな感じなんだろうな……」
レッド「…………」
グリーン「ま、元よりお前が恋愛出来るとは思ってねーよ」
レッド「……そっちは?」
グリーン「彼女がゲームの中の人間だと思うと少し悲しかったけどな、もう吹っ切れた」
レッド「……?」
グリーン「つまり、体感型のギャルゲなんだ。お前たちがRPGしてる間、俺はこっちで楽しむぜ」
レッド「弟……シルバーは真面目なのに」
グリーン「真面目過ぎんだよな……」
今日はここまでです。誤字が多かった事をここで改めてお詫び申し上げます。
今日の駄洒落
レッド「結婚式に血痕……」
キョウヘイ「事件の香り!」
今日は諸事情でお休みです。明日は普通にやる予定…
カメールの甲羅かめーる?
トランセルの出番とらんセル
なっ、コクーン。コクーン「」コクーン
コラッ、体操服をたたみなさいよコラッタ
これだれの?アーボ「あー、僕のです」
ハンター「回復薬どこ?」アーボック「あー、ボックスの中です」
キュウコンの求婚
ロコン「だろ、こんどさー………」
プリン「僕のプリン食べたの誰!!」
プクリン「ふん!!」ほっぺプクリン
本日もやってまいりましたズバットがズバッときるの時間です
マンキー「すまん、キーを無くした」
マダツボミ、まだつぼみなの マダツボミ「うるせー」
ウツドン「この球は打つどん」
ゴローン「ゴローンとすんな」
ヤドン「やードンメルがね………」
ヤドランの貝「宿らねば」ニート全開
ゲンガーが書いた原画(知ってる?)
イワーク「体のスペアのいわーくれ」
たまたまタマタマゲットした
ナッシはフナッシーの劣化じゃねー
ガラガラ「ガラガラうるさい」
ドガースどがーすると?
最近休みが多くてすみません。でも今日は!今日こそは!始めます!!
マリア「案内し終えました」
エリカ「やはり洋風なんですね、たまにはいいと思います」
レッド「…………そろそろ」
エリカ「あら、出発ですか?」
マリア「もうなのですか?」
グリーン「もう行くか。まぁ気を付けろよ」
レッド「うん……じゃあ」
マリア「お二人とも、またいらして下さいね!」
グリーン「また来いよー」
~外~
キョウヘイ「あ、終わったっすか?」
レッド「うん……待たせてごめんね」
キョウヘイ「ま、特にストーリー上関係無いなら魔物が城に入っちゃいかんでしょって事で。な?」
ピエール「そうです!」
ロッキー「」コロコロ
メッキー「場所取るからだってよ! 確かに魔物って結構でかいしなー、俺らはそうでもないけど」
~フィールド~
レッド「じゃあ、ポートセルミに……ん?」
キョウヘイ「どーかしたんすか? 何かいました?」
レッド「あっちの森から……音がする」
アプール「あの森?」
エリカ「私には聞こえませんでしたが……何かいるんでしょうね」
ピエール「行ってみましょう!!」
レッド「…………」
アプール「……森」
~森~
キョウヘイ「芦田ま○ちゃんって最近見ないっすね。マル○ルモ○モリ、懐かしいっすねー」
エリカ「その森じゃありませんよ……レッドさん?」
レッド「……あれ」
エビルアップル「このやろー!」「んだとやんのかこらー!」ポカポカ
アプール「うわ」
ピエール「むむ、アレはアプールと同じエビルアップルの群れ!」
レッド「……何してるの?」
キョウヘイ「もう普通の魔物にも声かけちゃうっていう」
エビルアプールA「コイツが俺の餌を食ったんだ!」
エビルアプールB「あれお前のじゃないだろ!?」
エビルアプールA「俺が見つけたんだから俺のだ!」
エビルアプールB「いや、その後ほっといてあったから!」
レッド「………………」
エリカ「言い争いのようですね……魔物なのに」
キョウヘイ「言い争いっつーかさっきポカポカ擬音出てたっすけどね」
レッド「…………僕には解決出来ない」
アプール「これからは餌の管理方法を変えよう」ビシッ
エビルアップルA「姉貴!?」
キョウヘイ「メス!?」
エビルアップルB「今まで何処に行ってたんですか!」
アプール「知識を求めて旅に出た。この人間……先生についていった」
エビルアップルA「そ、そうだったんですか! ありがとうございました!」
レッド「い、いえ……」
アプール「話を戻すと、餌は見付けたら個人の倉庫に持っていく。それなら争いは起きない」
エビルアップルA「流石次期族長候補!」
エビルアップルB「戻ってきたってことは、このまま族長になるんですよね!?」
キョウヘイ「族長って言うとヤンキーみたいっすね」
エリカ「リーゼントってイメージしか無いですけど……」
レッド「……そうなの? アプール」
アプール「一応……でも、先生」
レッド「アプールは頭いいから……良い族長になれるんじゃないかな……って思う」
キョウヘイ「正直レッドさんより頭良……いっ!?」
レッド「だから、アプールがやりたいように……して、いいよ」グリグリ
キョウヘイ「さーせん! もう言いませんって! 言いませんってえええ!」
アプール「ありがとう先生……ぼく、群れに帰る」
エリカ「ぼくっ娘ですね」
レッド「うん……頑張って、ね」パッ
キョウヘイ「あー痛かった……」
レッド「……一匹減った」
キョウヘイ「ペット隊が減ったっすねー」
ピエール「少し寂しいですね……」
レッド「……たまに遊びに来ようね」
キョウヘイ「さ、そろそろ行きましょー」
レッド「うん……ルーラ!」ビュイーン
~ポートセルミ~
キョウヘイ「あー、潮風」
レッド「涼しい……」
エリカ「髪が……でも、旅に出るんですからそんな事言っていられませんわね」
レッド「えっと……船はこっち」
船長「おや、アンタがレッドさんかい?」
レッド「はい……」
船長「ルドマンさんから話は聞いてるよ、さあ乗った乗った!」
レッド「……はい」
~船~
船長「さあ、何処に行くんだ? 指示を出してくれ!」
レッド「……この南の方の大陸、何ですか」
船長「ふむふむ……そこは砂漠の大陸だな。確か国がひとつあった」
レッド「……じゃあ、そこで」
船長「おうよ! 魔物が出たら呼ぶから、寛いでいてくれ!」
レッド「はい……」
~部屋~
レッド(船の中に部屋が……ベッドまである)
レッド(……魔物もそう出ないだろうし、何して過ごそうかな)
下2(二桁目が1・5・9なら魔物出現)
レッド「…………」
レッド(あんまり知らないやつ来ちゃった……)
レッド(でも名前は知ってる。妖怪ウォッチっていう新勢力)
レッド(まあそこそこ売れてるようだし頑張って欲しい……という強者の余裕)
レッド(で、なんだっけ……妖怪体操第一?)
レッド(すっごいうろ覚え……どっかで見たかなー、程度。えっと……)
レッド「よーかいふんふんふん……よーかいうんたら……ふんふふん」
レッド「よ、妖怪……ウォッチ、ふんふふん……」
キョウヘイ「ドラクエの世界でポケモンのキャラが妖怪体操第一とはこれいかに」
レッド(蟹?)
船長「到着ですよー」
~フィールド~
レッド(暑っ)
エリカ「凄い日射しですわね……」
キョウヘイ「凄い日焼け対策っすね」
エリカ「私だって乙女ですもの。見た目には気を使いますわ」
キョウヘイ「日傘に帽子にサングラス手袋その他マダム御用達グッズ……」
ピエール「強そうな装備ですね!」
エリカ「まあ、ありがとうございます」
レッド(確かに強そうではある……)
キョウヘイ(確かに……ある意味、強そうっすねー)
エリカ「どうかしました?」
レッド「……いいえ」
キョウヘイ「何でもありませーん」
ロッキー「」ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
メッキー「待ってくれよロッキー! 砂漠だからってテンション上がりすぎだぞー!」バサバサ
レッド(……元気)
エリカ「確か国があるのですわよね? 行ってみましょうか」
レッド「うん……」
~テルパドール~
レッド「……砂漠の国、って感じ」
キョウヘイ「そのまんまっすね」
エリカ「あの大きい建物がお城かしら……遺跡のように見えますわね」
レッド「……どうしよう」
キョウヘイ「来たのはいいが目的が無かったパターンっすね」
レッド「でも……ストーリー的に何かありそう」
キョウヘイ「まぁ流れ的にそうっすよね」
エリカ「少し観光でもしてみます?」
レッド「うーん……」
1、お城へ 2、宿屋へ 3、オアシスっぽいのへ
下2
レッド「少しお散歩しよう……」
キョウヘイ「うーい」
ピエール「はいっ!」
ロッキー「」コロッ
メッキー「ああ!」
エリカ「わかりましたわ」
レッド「………………」
商人「た、助けてくれぇ……オアシスに連れてってくれぇ……」
エリカ「あら、行き倒れですか?」
キョウヘイ「あーらら、可哀想に……オアシスまであと3mの所で倒れるなんて」
レッド(連れてってあげた方がいいよね……)ガシッ ズルズル
ピエール「おお! 引き摺る事で世の中の厳しさを伝えているのですね! 流石師匠!」
レッド(持ち上げるのが面倒だっただけです)
商人「ごくごく……ぷはー! ありがとうございます、助かりました!」
レッド「いえ……」
商人「お礼に良いことを教えましょう、ここでは勇者様のお墓があるんですよ」
レッド「!」
商人「どうやら天空の兜とやらもあるそうです」
レッド「ありがとうございました……」
キョウヘイ「ましたー」
~城内~
レッド「……中は普通」
キョウヘイ「かっぶと! かっぶと!」
エリカ「やっと日傘をしまえますわ……あら、いい香りが」
レッド「?」
エリカ「これは間違い無く花の香り! 多分こっちからです」フラフラ
レッド「……凄い」
キョウヘイ「花にかけてはプロフェッショナルっすね……」
~地下~
エリカ「ここですわ!」
レッド「本当だ……池、花、芝生」
キョウヘイ「うわあ、こんなの砂漠にどーやって作ったんすかねー」
アイシス「それは私が未来を知る力、そして人の心を読む力を持っているからです」
レッド「」ビクッ
エリカ「あら」
キョウヘイ「うわわ!?」
アイシス「驚かせてすみません。私がこの国の女王です。先程言った力で国を発展させてきました」
レッド(未来を知る力と人の心を読む力……うっ頭が)
キョウヘイ「レッドさんのトラウマ能力っすね」
アイシス「あなた方も勇者様のお墓にお参りに?」
レッド「はい……」
アイシス「わかりました。では此方へ」ダッ
キョウヘイ「行くのはやっ!」
レッド「……追いかけよう」タッ
~廊下~
アイシス「」ダッ
キョウヘイ「だから何でそんなダッシュで行っちゃうんすか!?」
~外~
アイシス「」ダッ
キョウヘイ「ちょ、待てよ!」
~遺跡~
アイシス「」ダッ
キョウヘイ「ちょ、マジ、疲れた……」
レッド「」ダッ
キョウヘイ「レッドさんが本気出したあああ!?」
~勇者の墓~
アイシス「ふ、同時ですね」
レッド「………………」
キョウヘイ「ぜー、ぜー……こ、これがお墓っすか……あれ、エリカさんは」
エリカ「あら、こんな所にあったんですね。皆さん急いで行ってしまったんですもの」
レッド「……競争してた」
キョウヘイ「お嬢様ぶれないっすね……」
アイシス「ここは勇者様のお墓。ですが、勇者様はここに埋まってはいないんです」
レッド「……?」
アイシス「つまり、これはお墓と言うより祭壇なのです……で、こちらが兜」
レッド「!」
アイシス「ぜひ被ってみて下さい」
レッド「は、はい…………うわっ」フラッ
ピエール「ししょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
キョウヘイ「こなああああああああゆきいいいいいいいいいい!!」
エリカ「えんだあああああああああああああああああああああ!!」
レッド「…………返します」
アイシス「はい、確かに」
キョウヘイ「スルーですかそうですか」
今日はここまで。眠かったりと気分で残念になるむらっけクオリティでお届けします。終わり。
エーフィ「ねえねえキョウヘイんちのルカリオ君にトウヤんとこのシンボラーたん」
ルカリオ「何だ?」
シンボラー「何でしょう?」
エーフィ「僕らのご主人たまに何か黒くなったりすんじゃん?」
ルカリオ「たまに……? まぁ、うん」
シンボラー「そうですねー……」
エーフィ「黒さにどういう違いがあるか話し合ってみようよ!」
ルカリオ「別にいいぞ……責任をお前が取ってくれるなら」
シンボラー「トレーナーについて話す事で更に理解出来るかもしれないですしね」
エーフィ「そうそう、そゆことー。まずレッドだけど……見たことある?」
ルカリオ「無いぞ」
シンボラー「私も無いです」
エーフィ「だよねぇー……うちのレッドはさ、黒くなったら記憶消えんの」
ルカリオ「ふむ……」
シンボラー「トウヤも目覚めてる時の記憶無いですし、同じようなものですね」
エーフィ「昔で言うと、金玉橋事件」
ルカリオ「何だその名前」
シンボラー「そ、そういうのは……」
エーフィ「めんごめんご。で、その金玉橋でさー、五人抜きやってて、金玉橋を通って……うぎゃ!」
ルカリオ「連呼するな!」
シンボラー「………………」
エーフィ「だからって悪の波動しなくたってー……はーい自重しまーす」
エーフィ「で、橋の先にロケット団がいてバトルしたんだけどそいつが、ポケモンをアレしたから」
ルカリオ「少し予想はついた」
シンボラー「いい人ですもんねー」
エーフィ「うん。ま、こういう事が十回くらいあった」
ルカリオ「具体的には何してるんだ?」
エーフィ「聞いちゃう? それ聞いちゃう? あ、ごめん悪の波動しないで」
エーフィ「えとねー……バトルで手加減しなかったり、リアルファイトで手加減しなかったり」
ルカリオ「……相手は死ぬな」
シンボラー「格闘四分の一の私でも確1な気がします……」
シンボラー「トウヤは普通に黒い時と目覚めてる時があります」
エーフィ「めざトウいいぜめざトウ! 何か目覚めるパワーの一種みたい!」
ルカリオ「キョウヘイも被害にあってたな……」
シンボラー「普通に黒い時は……黒いキョウヘイさんと100とすると30です」
エーフィ「うーん、微妙だけどせいぜいトラウマになるくらいかな」
ルカリオ「それなら全然あまっちょろいな」
シンボラー「目覚めた時は、その……もう、あんなハレンチなのトウヤじゃないです」
エーフィ「シンボラーたんかわいいー」
ルカリオ「確かに見てて酷かったな……」
シンボラー「目覚めなくなる薬とか機械とか、そういうのを作って欲しいです!」
エーフィ「おー、よく言った! でもそれが完成したら僕がすぐ壊す!」
シンボラー「がーん!」
ルカリオ「…………」
ルカリオ「キョウヘイは…………怖い」
シンボラー「ひ、ひい……」
エーフィ「下手したら殺られる(確信)」
ルカリオ「でも、今までで一番酷かったのは最近のだな」
シンボラー「な、な、何があったんですか?」
エーフィ「聞いたら殺されるとか無いよね!?」
ルカリオ「多分大丈夫だ」
シンボラー「多分!?」
エーフィ「よし、キョウヘイが来たらすぐテレポしよう」
ルカリオ「でも、その時はキョウヘイは悪くない、と……まあ、過剰防衛ではあったが」
シンボラー「うう……」
エーフィ「そういう情報を出し渋る話し方されると気になるよー」
ルカリオ「こっちに来い。こそこそ……」
ルカリオ「……で、何時もの黒服さんが持ってたった」
シンボラー「」ガタガタガタガタガタガタ
エーフィ「へぇ、そういう闇社会的な力を持ってる人は……怖いねー」
ルカリオ「でも、普段はそれを人の為に使ってるから良い奴なんだ!」
キョウヘイ「へー、そう言ってくれて嬉しいっすね」
ルカリオ「!?」
シンボラー「!?」
エーフィ「!?」
キョウヘイ「たまたまマサキさんに貰ってたんすよね、翻訳機。いやーラッキーだ」
ルカリオ「え、えっと、そのだな……」
シンボラー「違うんですキョウヘイさん! ルカリオさんは悪くないです!」
エーフィ「うんうん! ところでテレポートしていいかな!」
キョウヘイ「ダメっすー……俺も好きでやってる訳じゃないんすよ?」ガシッ
ルカリオ「……」
シンボラー「そうなんですか?」
エーフィ「テレポートしないから力いっぱい掴まないで!!」
キョウヘイ「俺、色々やってるから結構お金貯まっちゃったんすよね」
シンボラー「凄いです!」
エーフィ「確かに嫌でも貯まるよねー、アレだと」
キョウヘイ「で、裏社会で俺を狙う人も増えて……そこそこ危ないんすよ。ま、自衛はしてますけど」
キョウヘイ「でも、俺とたまにつるんでるトウヤさんとかレッドさんも狙われるかもなんすよ」
キョウヘイ「それを避ける為に、ああいう事をして世間に広めてるんすよ」
シンボラー「どういうことですか?」
キョウヘイ「あいつ……やべぇよ。って思わせれば下手に手も出せないっすからね」
エーフィ「何か納得してきた……」
キョウヘイ「でも……まあ、色々やりましたし誤解されるのも仕方ないっすかね……」
シンボラー「キョウヘイさん……! ごめんなさい! 誤解してましたぁ!」
エーフィ「ご、ごめんキョウヘイ! 大丈夫! 皆わかってるって!」
キョウヘイ「……ありがとうな、二匹とも」ナデナデ
シンボラー「いえ!」
エーフィ「あー、なかなかテクニシャンヌ」
ルカリオ「…………」
キョウヘイ(計画通り)
終わり。あと今日は休みかもです。11時に始まって無かったら休みです。
今日は遅れます。11時から。
始めますー
アイシス「ところで、あなたは何故勇者様の墓をお参りに?」
レッド「……かくかくしかじか」
アイシス「なるほど……母上を探すためにですか」
レッド(かくかくしかじかって言ったのに……)
アイシス「似たような話を聞いたことあります。ええと、グランバニアの王国です」
レッド「ぐらんばにあ……」
エリカ「カタカナばかりですわね」
キョウヘイ「まあRPGですし」
アイシス「そう……グランバニアの王様、パパス様が奥様を探すために子供を連れて旅に出たとか」
レッド「!?」
キョウヘイ「な、何だってー!?」
エリカ「え、どうしたんですか?」
レッド「お父さん……と同じ名前」
エリカ「まあ! ではレッドさんは王子様ですか?」
レッド「えー……」
アイシス「その可能性もあるかもしれません。グランバニアは更に東の大陸にあります」
レッド「わかりました……」
エリカ「ありがとうございました」
キョウヘイ「あざっしたー」
~外~
レッド「………………」
エリカ「実は自分は王子様だった……素敵なストーリーですわね」
レッド「僕は、そういうアレじゃないし……」
キョウヘイ「似合うと思うっすけどね? 帰ったら映画で使った王子の服来てみて下さいよ」
レッド「えー……」
エリカ「まあ、それは素敵ですね! その時は是非呼んで下さい。写真を撮ります!」
レッド(絶対着ない……)
レッド「とりあえず……その、ぐらんばにあに行こう」
キョウヘイ「ういっす……そろそろ出てきていーっすよー」
ピエール「ぷはー!」
ロッキー「」コロン
メッキー「袋に入れられたのは初めてだ!」
レッド「ごめんね、一応お城だったから……じゃあ、行こう」
エリカ「また船旅ですね」
~船~
船長「次は何処へ?」
レッド「ぐらんばにあって国がある大陸……」
船長「っていうと、ここですな」
レッド「なるほど……」
船長「ここの大陸に着く頃には夜になると思いますよ」
レッド「……わかりました」
船長「では、旦那はゆっくりしててください」
レッド「ありがとうございます……」
~部屋~
レッド「…………」
レッド(夜って事は、しばらく時間がありそう……何して過ごそうかな)
下2
レッド(今、呪文って何使えるんだろう……)
レッド(ステータス確認画面とか無いかな……あ、あった)ポチッ
レッド(ちからはカンスト……速さもカンスト……身の守りは下の中、魔力は中)
レッド(呪文は……えーと、あった)ポチッ
レッド(えーと……バギ、バギマは、飛行タイプっぽい呪文で)
レッド(ルーラ……が空を飛ぶ的な便利呪文。リレミトは洞窟とかから抜け出す便利呪文)
レッド(回復は……きず薬程度の回復のホイミだけ)
レッド(…………レベル的にもうちょっとあっても良いはず)
レッド(エリカに教えてもらおう……)
~エリカの部屋の前~
レッド「…………」コンコン
レッド「……?」コンコン
レッド「…………」ガチャ
~エリカの部屋~
レッド「お邪魔します……」
エリカ「すー……すー……」
レッド「あ……」
エリカ「レッドさんっ!? おはようございますっ!」ガバッ
レッド「! お、おはよう……」
エリカ「どうかしましたか? 私の部屋に来るなんて」
レッド「……回復呪文、教えて欲しくて」
エリカ「そうだったんですか、私もそれなりに使えますので教える事は出来ますよ」
レッド「……いい?」
エリカ「そ、そんな首をかしげてお願いされたらっ!! こちらこそ教えさせて下さい!」
エリカ「レッドさんは回復呪文使えますか?」
レッド「ホイミだけ……」
エリカ「そうですか……レッドさんのレベルなら、あと2つ覚えられると思います」
レッド「何と何……?」
エリカ「ミックスオレ程の回復であるべホイミと、完全回復のベホマです」
レッド「……難しそう」
エリカ「使うMPは格段に増えますね……ですが、私がしっかり教えますので!」
レッド「ありがとう……」
直下コンマが30以上でべホイミ、70以上でベホマを覚える
レッド「………………」
エリカ「だ、大丈夫ですよレッドさん! 少しずつ勉強していきましょう!」
レッド「ごめんなさい……エリカの教え方は上手いのに……僕が……」グスッ
エリカ「そんなこと無いです! 次はしっかり使えますよ、よーしよしよし」ナデナデ
レッド「うう……」
エリカ「キョウヘイさーん! ヘルプですー!」
キョウヘイ「呼ばれて飛び出てにゃにゃにゃにゃー……んっ!? レッドさんどうしたんすか!?」
レッド「教えてもらったのに、魔法使えなかった……」
キョウヘイ「何だ、そんな事っすか。それはレッドさんのせいじゃないっすよ!」
レッド「?」
キョウヘイ「ほら、俺だって魔法一つも使えないっすから! 体質っすよ体質、頭は関係無いっす!」
レッド「……」
キョウヘイ「それにレッドさんはいくつか使える体質っすから、その内出来ますってー」
レッド「……そう、かな」
キョウヘイ「そうっすそうっす、ねーエリカさん」
エリカ「そうですよ! 私だって使えない物もありますし、体質ですわ」
レッド「……ありがとう、次は頑張る!」
エリカ「素晴らしいですわ!」
キョウヘイ「その意気っすよー!」
船長『着きましたよー!』
~フィールド~
レッド「夜だ……」
キョウヘイ「夜行性のハズなんすけどねー、猫って……ふああ」
ピエール「少し眠くなってきましたね!」
エリカ「夜更かしはお肌の天敵ですわ……何処かに泊まりましょう」
メッキー「……あの大きい木、根元に家があるぞ! 宿屋じゃないかな!」
ロッキー「」コロコロ
メッキー「またまた、そんな訳が……ってロッキー、それはフラグって物だぞ!」
レッド「フラグも立ったし、行ってみようか……」
ピエール「はいっ!」
キョウヘイ「はーい」
エリカ「ええ」
~ネッドの宿屋~
レッド「あの……ここは」
バニー「ここはネッドの宿屋よ! 今はキャンペーン中だから是非泊まっていってね!」
キョウヘイ「宿屋ー! やっと寝られるっすー!」
ピエール「疲れました!」
レッド「じゃあ泊まろう……二部屋」
ロッキー「」コロン
メッキー「二部屋?」
レッド「エリカと、僕とモンスター……」
エリカ「私もレッドさん達と一緒がいいです!」
レッド「でも、お父さんが……」
~回想~
パパス「レッド、いいか? 結婚前の娘さんとは部屋を分けるんだ」
レッド「?」
パパス「それがジェントルマンって物だ。お父さんも昔それで痛い目に合ってな……」
レッド「って」
エリカ「私はもうレッドさんと結婚していますわ! それに、私一人って寂しいじゃないですか」
レッド(うーん……)
1、一緒の部屋 2、分ける 3、ロキメキと一緒になってもらう
下2
レッド「じゃあ、半々に分けて……二匹とも、いい?」
ロッキー「」コロリン
メッキー「勿論だと! 俺はすぐ寝ちゃうけど!」
レッド「……これで、寂しくない」
エリカ「そうですけど……もう、レッドさんったら」
レッド「?」
キョウヘイ「じゃ、そーゆー事で部屋二つー」
店員「では鍵をどうぞー」
~部屋~
レッド「ふあぁ……」
キョウヘイ「あー、眠いー……さっさと寝ちゃいましょーかー」
ピエール「そうですね!」
レッド「じゃあ、おやすみ……」ゴソゴソ
キョウヘイ「ちょいちょいちょい、何で自然に俺のベッドに潜り込んでるんすか」
レッド「猫って温かいから、一緒に寝たらよく寝れそうで……」
ピエール「もしかして、エリカさんと部屋を分けたのは?」
レッド「…………人いたら、恥ずかしくて出来ない」
キョウヘイ「俺からしたらレッドさんの方が小動物に見えるっすよ?」
レッド「……ダメ?」
キョウヘイ「ちょっと目を瞑って考えるっす。レッドさん見たら心が揺らぐ」
キョウヘイ(うーん、レッドさんにフィー思考が無いから厄介なんだよなぁ)
キョウヘイ(明らかにフィー連中が喜んじゃうからなぁ……)チラッ
レッド(やっぱりダメかな……)
キョウヘイ(あーもうレッドさんマジ小動物)
1、「一人立ちして下さい!」と拒否
2、「むしろレッドさんが抱き枕だー!」承諾
3「だったら鎧とスライムも巻き込む!!」皆で寝る
下2
キョウヘイ「えーい! むしろレッドさんが抱き枕だー!」ボフッ
レッド「わっ……あ、温かい」
キョウヘイ「レッドさんも温かく感じるんすけどねー」
レッド「あと……もふもふ」モフモフ
キョウヘイ「パンサー演出なのか、用意された服が悉くもふもふなんすよねー」
レッド「あったか……もふもふ……」モフモフ
キョウヘイ「ありゃ、レッドさーん?」
レッド「もふ……もふ……」
キョウヘイ「こりゃダメっすね、眠り状態っす。俺も寝るかなー」
ピエール「微笑ましいです……それでは、おやすみなさい!」
キョウヘイ「はーいおやすみー」
レッド「もふ……もふ……」
キョウヘイ(どれだけもふもふに執着してんだこの人は……)
~現実~
エーフィ「フィー! フィィィイイイイイイイイ!!!」
ファイア「ほら言わんこっちゃない」
マサキ「落ち着けや……」
トウヤ「やっぱりレッドはレッドなんだなぁ」
チェレン「何をしみじみとしているんだ……」エアークイッ
アクロマ「キョウヘイ君と添い寝なんて羨ましいです……私だって一回しかしたことありませんよ」
ファイア「えっ」
マサキ「今日はここまで、明日は多分普段通りに始めるで! さいならー!」
~唐突なヒカリさんの話~
コウキ「今日も元気だお菓子がうまいー」モグモグ
ジュン「うんうん! お前の母さんって本当にお菓子作り上手だよな! それに美人だし!」
コウキ母「やだわジュン君ったら、上手ねぇ。私はあっちにいるからね」
コウキ「はぁーい」
ジュン「やっぱり人妻は固いな……まぁ、あの人の息子であるコウキも充分魅力的だぜ!」
コウキ「今日スタンドバイミーやってるねー」
ジュン「なんだってんだよー!」
ヒカリ「コウキ!」バタン
コウキ「あれー? ヒカリ、どうしたのー?」
ジュン「流石俺の嫁、どんなに慌ててても可愛いぜ!」
ヒカリ「ジュンは黙ってて。聞いてコウキ、私成長したのよ」
コウキ「へー、どういう所?」
ヒカリ「残念ながら体では無いわ」
ジュン(なんだってんだよー!)
ヒカリ「私、今まで重度のケモナーだったじゃない?」
コウキ「うん、そうだねー」
ヒカリ「だから、人間のオスにカッコいいとか可愛いとか言ってる人はあり得ないと思ってたの」
コウキ「そうだったんだー」
ヒカリ「だけれどね……この間、博士とカントーに行ったときに、レッドとグリーンに会ったの」
コウキ「ほえー」
コウキ(フィー面での成長じゃないといいなぁ)
ヒカリ「その時……」
~回想~
ヒカリ「……あら? あれは」
ナナカマド「む? あれはレッド君にオーキド博士のお孫さんのグリーン君だな」
ヒカリ「……そうですね」
グリーン「おいレッド、家には帰ってんのか?」
レッド「…………別に」
ピカチュウ「ぴーか」
グリーン「別にじゃねーだろ! おばさんだってお前の事を心配してるぜ?」
レッド「……緑だって、ナナミさんの所行ってないくせに」
ピカチュウ「ぴかぴ!」
グリーン「なっ……何で知ってんだよ!!」
レッド「さぁ……お互い様だから、ほっといて」
ピカチュウ「ぴっか」
グリーン「つったってよ……最近また山に籠ってんじゃねーか」
レッド「…………ここには来るから。じゃあね」
ピカチュウ「ぴっかぴー!」
グリーン「えっ…………お、おい、レッドー!!」
ナナカマド「ふむ、青春だな」
ヒカリ「………………」
~回想終わり~
ヒカリ「その時、微笑ましくて可愛らしいわねって思えたのよ」
コウキ「へぇー、ピカチュウはどうだった?」
ヒカリ「あの子も最高に可愛いわ。天真爛漫な姿が私の心を揺さぶったの」
ヒカリ「けれど、私はミュウツー様一筋だから……それはそれとして」
ヒカリ「こう思えたって事は、私も普通の女の子に近付けたかしら?」
コウキ「……全体的には、どんな感じに見えた?」
ヒカリ「あのイケメンピカチュウと微笑ましい二人が一緒にいるのは素晴らしいと思ったわ」
コウキ「普通はね、イケメンな二人と微笑ましいピカチュウが一緒にいるのは素晴らしいって思うよ」
ヒカリ「……仕方無いじゃないの」
コウキ「だから無理に普通の女の子っぽくしなくてもいいと思うよー?」
ヒカリ「そうかもね、考えておくわ」
ジュン「」
ヒカリ「……ジュン、そろそろ喋ってもいいわよ。じゃあね」パタン
コウキ「じゃーねー」
ジュン「結局ヒカリと話せてないじゃんか! なんだってんだよー!」
終わり
本編は別にありますので今からそっちを始めます!
レッド「……」パチッ
レッド(朝だ……もふもふだ)モフモフ
キョウヘイ「ぐー……」
レッド(……うーん)
レッド(朝っぱらからやることないなぁ)
レッド(とりあえずもふもふを充分楽しんでおこう)モフモフ
キョウヘイ「うー……くすぐってー……ぐー」
レッド(……よし、満足。何しようかな)
1、ドッキリ 2、早起きでストーリー進める 3、回復魔法の自主練
下2
レッド(そうだ、昨日出来なかったやつ練習しよう)
レッド(出来たら怪我しても大丈夫になるはず……)
レッド(えっと、ベホイミとベホマだから……昨日エリカがくれた教科書を読もう)
レッド(文字が多い……)
レッド(でも何となくわかった気がしなくもない)
レッド(いけるいける多分いける)
レッド(あとは気持ちの問題……大丈夫大丈夫)
レッド(よし、やってみよう!)
直下コンマが15以上でベホイミ、55以上でベホマ覚える
レッド(……出来てるかどうかの確認)
レッド(手に傷をつけて治せればオーケーだから……あ、剣あった)ザクッ
レッド(………………ちょっとやり過ぎたかな)
レッド(あー血が凄い出てる。魔法使えなきゃ死ぬ)
レッド(何て言うんだっけ、こういうの……まぁいいや!)
レッド「……ベホマ」ポワン
レッド(……あ、治った! 擬音変だったけど治った!)
レッド(使えたんだ! やったー!)
キョウヘイ「おはようございまーす……レッドさん!? その床の血痕は!?」
レッド「あ」
キョウヘイ「なるほど、ベホマが使えるかどうかの確認に……このお馬鹿ちん」ペチッ
レッド「あぅ……でも」
キョウヘイ「外で魔物を半殺しにしてから確かめた方が痛くなかったと思うんすけど」
レッド「すぐ確かめたくて……」
キョウヘイ「……ま、出来てたからいいっすけどー。気を付けて下さいね」
レッド「はーい……」
キョウヘイ「ま、レッドさんも魔法修得したことだし、皆を起こすっすよー」
レッド「うん……」
レッド「おはよう……」
キョウヘイ「おはよーござーます!」
ピエール「おはようございますっ!」
エリカ「おはようございますー……ふあぁ」
ロッキー「」コロリン
メッキー「おはよう!」
レッド「全員揃って元気……じゃあ、グランバニアだっけ……に、出発」
店員「おや、あなたグランバニアに行くのですか」
レッド「はい……」
店員「グランバニアはここから山ひとつ越えた所にあります。道は険しいですから気を付けて下さい」
レッド「はい……」
キョウヘイ「山っすかー、登り降り面倒っすねー」
~山~
レッド「……トンネルだ」
エリカ「ここの中を通って行くのですね」
キョウヘイ「トンネルっすかー……閉塞感あって苦手っすねー」
ピエール「私は元々モンスターですから、こういう所は好きです!」
ロッキー「」コロコロ
メッキー「岩だから洞窟は好きだってさ! 俺もそんなロッキーと一緒だったからね!」
レッド「……キョウヘイって、モンスターだよね、一応」
キョウヘイ「ほら、俺パンサーっすから! 虎っすから! 草原とかにいるタイプっすから!」
レッド「……なるほど」
エリカ「納得しちゃうレッドさん可愛いです」
兵士「貴方はレッドさんですね! こちら、ルドマンさんから預かっております!」
エリカ「あら、お父様から?」
レッド「何だろう……」パカッ
中身 下2
レッド「世界樹の葉三つ……と、世界樹のしずく一つ」
キョウヘイ「えぇぇぇぇ!? 超豪華じゃないっすか!」
エリカ「お父様もレッドさんの魅力に気付いたんですのね!」
レッド(いい人……えっと、元気の塊三つと満タンの薬もらったって感じ)
ピエール「これで怖いもの無しですね!」
ロッキー「」コロコロ
メッキー「慎重に? 駄目だぞロッキー、ガンガン行かなくちゃ!」
レッド「……ガンガン行きつつ、怪我しないように」
エリカ「わかりましたわ」
キョウヘイ(でもどーせトンネル内は特にイベント無いからカットされちゃうんすよねー)
~崖の上の町~
レッド「……外だ」
キョウヘイ「山の上に町があったんすねぇ。これなら下山も無事出来そうっす」
ピエール「ありがたいですね!」
町人「あの、お連れさんの顔色が良くないですが大丈夫ですか?」
レッド「? ……エリカ?」
エリカ「いえ……私の事は、気になさらずとも」
レッド「でも……顔色悪いし」
エリカ「大丈夫ですわ……これ、くらい……」バタッ
レッド「っ!?」
キョウヘイ「エリカさんっ!?」
町人「大変だ! 宿屋まで運びましょう! 手伝います!」
~宿屋~
神父「特に悪いところは見当たりません。疲れが溜まったのでしょう」
レッド「……今日はここで休もう」
エリカ「すみませんレッドさん、早く進みたいでしょうに」
レッド「……エリカに何かあったら、僕、やだもん」
エリカ(あああ! 叫びたい! でも叫んだら心配をかけてしまいますわ!!)
レッド「エリカは、色々面倒見てくれてるし……もう一人のお姉さんって感じだから」
エリカ「ありがとうございます。そういう意味だとはわかってました」
レッド「?」
レッド(宿屋のおじさんが善意で部屋を貸してくれた。今日はここに泊まろう)
レッド(……夜まで何してようかな)
1、町を散策 2、エリカといる 3、仲間と特訓 4、自由
下2
レッド「町をふらふらしてよう……」
キョウヘイ「ういっす!」
ピエール「はいっ!」
~民家~
お婆さん「ここの特産品はコンパスなんじゃ」
レッド「コンパス……?」
キョウヘイ「方角が解る方っすよね?」
お婆さん「ああそうじゃ。一つ一つ手作りじゃからな、予約が二年先まで入っとる」
レッド「すごーい……」
キョウヘイ(ネットも無いのにどーやって連絡したりするんすかね)
お婆さん「お前さんも予約しておくかい?」
レッド(二年後はもうクリアしてここにいないだろうし……)
レッド「……今回はいいです」
お婆さん「そうかいそうかい」
~酒場~
レッド「人いっぱい……」
キョウヘイ「うぇーい飲むぞー!」
ピエール「おー!」
ロッキー「」コロリン
メッキー「水は天敵だから飲まない? そういやそうだったね!」
レッド(岩・地面……)
レッド(皆それぞれ好きに飲んでいるみたい。楽しんでるのは良いこと)
レッド(……どうしようかな、誰かに話を聞いてみようかな)
1、マスター 2、青年 3、戦士 4、仲間の誰か(指定)
下2
レッド「こんにちは……」
戦士「ん? お前は旅の者か」
レッド「……あなたは、違うんですか?」
戦士「何故そう思った?」
レッド「格好が戦士っぽいので……」
戦士「ふむ……少し話そうじゃないか。座れ」
レッド「失礼します……」
マスター「何か飲みますか?」
レッド「……アルコールの度が高くないやつで」
マスター「かしこまりました」
戦士「飲めないのか」
レッド「あまり……」
戦士「そうか、珍しいな……ところで、お前はこれからグランバニアに行くのか?」
レッド「はい……」
戦士「そうか。私はグランバニアから来たんだ。しかし、ここに暫くいるうちに……」
レッド「?」
戦士「……いつの間にか魔物の強さが上がっていてな。ここから出られないんだ」
レッド「…………」
戦士「ここで足止めを食らっているのさ」
戦士「次はお前の番だ、何か話してみろ」
レッド(何の話をしよう……)
1、今のグランバニアについて聞く 2、戦士の強さについて
3、どうしてグランバニアから出たのか聞く 4、好きなタイプを聞く
下2
レッド「………………好きなタイプは?」
戦士「散々悩んだ結果がそれか……」
レッド「これしか思い付かなくて……」
戦士「どういう頭をしているんだ……で、好きなタイプか」
レッド(答えてくれるんだ……)
戦士「暫くここで一人だったからな……あまり考えた事無かった。参考として聞くが、お前は?」
レッド「……僕は、異性恐怖症なので」
レッド(この難しい言葉はキョウヘイが教えてくれたよ!)
戦士「ふむ、そうなのか。そういうのもいるよな……」
レッド「……で、あなたは?」
戦士「そうだな……強いて言えば」
レッド「?」
戦士「お前の様な奴だな」クイッ
レッド「」
レッド(…………どっち!? ホモなのか勘違いしたノーマルなのかわからない!)
レッド(顎クイされた事よりそっちの方が気になるんだけど!)
レッド「……僕、性別何に見えますか?」
戦士「下2」
戦士「? 勿論女だが」
レッド「……仮にそうだとして、僕、異性恐怖症って言いませんでしたっけ」
戦士「だが普通に話しかけて来たから大丈夫たなんだと思ってな」
レッド「……いや、そこは、普通に話しかけて来たから男なんだと考えて欲しいです」
戦士「…………え?」
レッド「僕、男です……あ、あと既婚です」
戦士「えええっ!?」
レッド「頑張って下山して下さい……じゃ」
レッド「皆、帰るよ」
ピエール「はいッ!!」
ロッキー「」コロン
メッキー「酔いすぎ? あははは! そんな事無いぞ!!」
キョウヘイ「れーっどさぁーん……よぉーし、帰りましょー」
レッド「酔いすぎ……ザメハ(物理)する?」
ピエール「大丈夫です!」
メッキー「俺もさ!」
キョウヘイ「目が覚めました! では帰りましょうか!」
レッド「よし……」
今日はここまで。ザメハ 物理 格闘 威力90 目を覚まさせる効果がある。終わり。
すみません、ワイファイのアレがちょっとアレで……今日は唐突なフィースペシャルです!
エーフィ「ホモが足りないのよ」
マサキ「へー、そうなん」
エーフィ「足りないんだよホモが!!」
マサキ「何で二回言うねん……で、ワイに何して欲しいんや?」
エーフィ「何かそれっぽい機械作ってくんない? フィーってる人に効果的なの」
マサキ「ええよ、どうせ材料がらくたやから材料代タダやしな」
エーフィ「きゃほーい!」
エーフィ「まずはグリーンとレッド! これは定番だね!」
マサキ「機械作ったけど、どっちに使うかでけっこー変わるから気ぃつけてな」
エーフィ「何作ったの?」
マサキ「性格裏返し機と、猫耳機と、強制腹黒装置や」
エーフィ「さて、どうしてやろうかなー」
どっちに 下2 何の機械を 下4
エーフィ「強制腹黒かぁ……グリーン死ぬのかな」
マサキ「あっちもマサラ人や、大丈夫やろ……」
エーフィ「うん、そーだよね! 早く早く!」
マサキ「わかったわかった、ポチッとな!」
~グリーンの部屋~
グリーン「……何だよレッド」
レッド「グリーン……今まで、色々してきたよね」
グリーン「は?」
レッド「メイド服着せてきたり、[ピーー]とか[ピーーーー]したりしてきたよね」
グリーン「いっ、いやそれは違うだろ! 事故だ事故!」
レッド「そう? それにしては……嬉しそうだったけど……」
グリーン「んな訳あるか!!」
レッド「だから……グリーンは僕に償いをした方がいいよね」
グリーン「……償い?」
レッド「例えば……奴隷になるとか、下僕になるとか、ペットになるとか」
グリーン「どれも意味同じじゃねーか!」
レッド「選びなよ」
グリーン「…………」
どれになる?(奴隷 下僕 ペット) 下2
グリーン「……じゃあ、ペットで」
レッド「……おすわり」
グリーン「……おう」
レッド「お手」
グリーン「……ん」
レッド「わんわんって鳴け」
グリーン「……わんわん!」
レッド「…………ええと、次は」
グリーン(こいつめっちゃ楽しそうだな。ドSの素質ありすぎだろ)
レッド「……伏せ」
グリーン「…………わん」
レッド「よく出来ました」ゲシッ
グリーン「っ……」
グリーン(俺はMじゃない俺はMじゃない俺はMじゃない俺はMじゃない……よし、そろそろ逆襲だ)
グリーン(もう充分楽しんだだろ。何かやり返してやる)
何をするか 下2
グリーン「……」
グリーン(俺今犬って設定だもんな、それくらいしたって問題ないはずだ)
グリーン(ああ、問題ない……よし、やるか)
レッド「何ボーッとしてるの……主人を楽しませるとかしたら?」
レッド「…………何、近い。ち、ちかっ……っ!」
レッド「な、何するの、やめてっ……や、やだっ……」
グリーン「犬になれっつったのお前だろ……ん、レッド?」
レッド「うぅ……やだ、怖い……うぅぅ」
グリーン「なっ……や、やりすぎた! ごめんごめんって、な!」
レッド「ぐすっ……」
ファイア「ちーっす、遊びに来まし、た……」
グリーン「あ」
レッド「ファイアぁ……うぅー……」
ファイア「……うちの兄さんになんて事してくれたんですかアンタはぁ!!」
グリーン「ち、違う、誤解だ! これには訳があるんだって!」
ファイア「言い訳無用! 兄さんに手を出す奴は許さんっ!!」
グリーン「ぎゃあああああああああ!!」
マサキ「何でグリーンすぐ死んでしまうん?」
エーフィ「大丈夫大丈夫、生きてる生きてる……多分」
マサキ「多分て。どうする? まだ続けるか?」
エーフィ「次ラスト。ラストを飾るのはアクロマとキョウヘイ!」
マサキ「あ、さっき強制腹黒機使ってもーたから、性転換機作っといたで」
エーフィ「どーしようかな! 時間無いしキョウヘイに使うものとする!」
どの機械を使う? 下2
エーフィ「性格ひっくり返し機ー」
マサキ「ポチッとなー」
~プラズマフリゲート内~
キョウヘイ「…………」ゴロゴロ
アクロマ「キョウヘイ君から来るなんて珍しいですね。何かありましたか?」
キョウヘイ「ん……何となくアクロマの顔が見たくなったんすよ」
アクロマ「」ガッシャーン
キョウヘイ「わっ、コップがぁっ!? 怪我してないっすか!? ちょっとチリトリ持ってくるっす!」
アクロマ(い、いつもなら……『お前にゃ用はねーよ。団員に用があったからっす』と言うのに……)
アクロマ(いったいキョウヘイ君に何があったというのですか!?)
キョウヘイ「チリトリ持ってきたっす! さささっと掃いて……よし!」
アクロマ「あ、ありがとうございます」
キョウヘイ「これくらい、お前の為ならやるっすよ!」
アクロマ(……まさか! 確かここに電波測定器が……あった)
アクロマ(やはり、電波が流れている……解析したところ、性格を逆にする物のようですね)
アクロマ(つまりツンデレがデレデレになったと!!)
キョウヘイ「どうしたんすか?」
アクロマ「い、いえ、何でもありません!」
キョウヘイ「そうっすか……そういや、この間映画で主演男優賞取ったんすよ!」
アクロマ「ほう、それは素晴らしいです!やはりキョウヘイ君には俳優の才能がありますね!」
キョウヘイ「へへ……それほどでもないっすよ」
アクロマ(言葉にも逆になっている部分が見受けられますね……)
キョウヘイ「…………」
アクロマ(……キョウヘイ君が何かを目で訴えて来ているようです)
キョウヘイ「………………」
アクロマ(……何を期待されているのでしょうか。とりあえずアクションを起こしてみましょう)
何をする? 下2
アクロマ「……それ、こちょこちょー」
キョウヘイ「ひゃっ!? あはははははは! く、くすぐった、ふあぅ!?」
アクロマ「あーもう可愛い! たまにはデレデレキョウヘイ君もいいですねー!」
キョウヘイ「く、くすぐったっ……あはははははは!」
アクロマ「……」ピタッ
キョウヘイ「ふあっ……あ、あくろま……?」
アクロマ「頬は紅潮し涙目で上目使い! さいっこーです!」カシャッ
キョウヘイ「はっ…………そ、その写真消せえええええっ!!」
アクロマ「おや、戻りましたか!」
キョウヘイ「そりゃ戻るわ! くそっ、恥ずかしいことさせんじゃねーっすよ!」
アクロマ「おや、あの機械を使ったのは私ではありませんよ?」
キョウヘイ「……あの腐れエーフィと関西人か」
アクロマ「いやぁ、あんなデレデレなキョウヘイ君初めてでしたよ」
キョウヘイ「デレデレなのが好きだったらそういう女の子を探せばいいじゃないすか?」
アクロマ「私はキョウヘイ君がデレデレだったから嬉しかっただけです。他の人に興味はありません」
キョウヘイ「ふーん」
アクロマ「あ、ツンデレの、というか普段のキョウヘイ君も好きですからね!」
キョウヘイ「いや、それはどうでもいいっすよ」
アクロマ「ひどいです……そういえば、あの時目で何を訴えていたのですか?」
キョウヘイ「な……何の事、っすかね」
アクロマ「覚えているんでしょう、自分が何を考えていたか。気になるので教えて下さい」
キョウヘイ「……から……て……くて」
アクロマ「はい? もう少し大きな声でお願いします」
キョウヘイ「~~~っ、頑張ったから、撫でて欲しかったんすよ!!」
アクロマ「…………そうだったんですか! なら今から存分に撫で撫でしてあげましょう!」
キョウヘイ「そんな事考えてたのは機械のせいっすよ、機械のせい!」
アクロマ「またまた、照れちゃって」
キョウヘイ「あー、もうっ……帰るっす! またな!」タッ
アクロマ「はい、また…………いやぁ、コレクションが増えました!」
エーフィ「腐れエーフィ……合ってるね、フィー!」
マサキ「関西人て……住んでるのはカントーやもん」
エーフィ「じゃあ僕はテレポートでシロガネ山に逃げるから!」
マサキ「えっ」
エーフィ「夜道に気をつけてね!」シュンッ
マサキ「ちょ、ワイも連れてってえええええ!!」
終わり
今日はお休みなんですすみません!
今日もちょっとお休みですすみません!明日はやりますんで!
すいませんマジで…今日も休みです。しかし明日は十時から開始します!明日は!
始めます!
~朝~
レッド「…………」パチッ
レッド(朝です)
レッド(昨日は帰ってきて皆すぐ寝ました。疲れてたし)
レッド(……エリカ大丈夫かなぁ)
レッド(様子見に行こう)
~隣の部屋~
レッド「……」
エリカ「レッドさん、おはようございます!」
レッド「……もう、大丈夫なの?」
エリカ「ええ、一日休みましたし、完全復活です!」
レッド「そっか、よかった……」
エリカ「心配かけてすみません、もう大丈夫ですからね」
レッド「……うん」
レッド(……さて、どうしよう)
1、さっさと出発 2、寝起きドッキリ 3、昨日の事をエリカに報告
下2
レッド(ボッキリ……?)
レッド(何が折れるんだろ……フラグ?)
エリカ「レッドさん、何を考えているのですか?」
レッド「エリカ……寝起きボッキリって何?」
エリカ「そ、それは……その……ですね」
レッド「?」
エリカ「えー……つまり……その」
レッド「何が折れるの……?」
エリカ「えっ!? ……あ、あぁ、そういう事ですか!」
レッド「?」
エリカ「寝起き……ボ、ボッキリというのはですね、耳元で割り箸を割りまくる事です!」
レッド「そうなんだ……」
エリカ「それで寝起きドッキリをすることから、折る音とかけているんですよ!」
レッド「なるほど……やってくる!」タッ
エリカ「いってらっしゃいまし…………あぁ、焦りましたわ」
レッド「…………」トボトボ
エリカ「あら、レッドさん?」
レッド「割り箸無かった……」
エリカ「あー……ここでは無いかもしれませんわね」
レッド「起きて!」バサッ
ピエール「は、はいっ!」
ロッキー「」ゴロン
メッキー「起きる起きる!」
キョウヘイ「うわっ!? レッドさん朝から荒れてるっすねー」
エリカ「割り箸が無かったからご立腹なんです」
キョウヘイ「割り箸ぃ? そりゃ何でまた」
エリカ「ほ……ほほほ、何でかしらね」
キョウヘイ(この人が何か言ったんすかね?)
レッド「……出発」
ピエール「はいっ!!」
キョウヘイ「はーい」
~外~
レッド「……吊り橋」
キョウヘイ「このながーい吊り橋の先に下りる洞窟があるんすねー」
ピエール「師匠、お運びいたしましょうか!!」
レッド「大丈夫……」
エリカ「怖くありません?」
レッド「これくらいの高さなら……いつもより低いし」
キョウヘイ「あー、シロガネ山ってここの倍は高さありそうっすよね」
レッド「うん……だから、大丈夫」
メッキー「何で皆空が怖いって思うんだろう?」
ロッキー「」コロン
メッキー「他の皆は飛んでないから……あっ、そっか! ロッキーは頭いいなー」
~洞窟~
レッド(時間かかりそうな洞窟だなぁ……)
キョウヘイ(ですが例と同じようにカットしまーす)
~現実~
マサキ「順調に進んでるみたいやな」
アクロマ「キョウヘイ君可愛いです」
ファイア「兄さん頑張ってるなー」
トウヤ「っていうか、敵出てきたらすぐレッドが攻撃して倒してるね」
チェレン「素早さが高いんだね」エアークイッ
マサキ「攻撃も高いもんなぁ」
ファイア「あ、ちなみにこの現実パートはCMの様なものです」
マサキ「今ならこの機械お値段なんとイチキュッパ! 198億円!(高温)」
トウヤ「キョウヘイなら出せる額だねぇ」
~外~
レッド「あ……外だ」
キョウヘイ「結構時間かかったっすね! 俺疲れたぁー!」
ピエール「し、師匠、お疲れでしたら運びます……」
レッド「僕は大丈夫だから……」
エリカ「ふー、合気道の稽古をしていなければ即死でしたわ」
キョウヘイ「エリカさんは鞭使ってるっすし合気道あんまり関係無いんじゃ?」
エリカ「気持ちの問題です!」
レッド「敵を倒すっていう気持ちは大事だから……」
キョウヘイ「気持ちねー、気をつけてみましょーかね」
ロッキー「」コロンコロン
メッキー「遠くに見えるあれがグランバニアかい!? 早く行こうよ! 早く早くぅ!」
レッド「うん……じゃあ、行こう」
ピエール「はいっ!」
キョウヘイ「うーい」
エリカ「えぇ」
~グランバニア~
レッド「……凄い大きいお城」
キョウヘイ「町無いじゃないっすか?」
ピエール「お城だけの国とは……不思議ですね!」
エリカ「国民がいないと国とは言えませんわ。国民の為の国ですもの」
レッド「……何でだろ」
メッキー「レッドー! あっちに小さい家があるぞ! 人がいるんじゃないのか?」
レッド「あ、本当だ……行ってみよう」
~家~
レッド「こんにちは……」
シスター「あら、お客様ですよ」
サンチョ「おや、珍しいですね。あなたは……むむ!?」
レッド「!?」
サンチョ「まさか……レッド坊っちゃん!! 坊っちゃんなのですね!!」
レッド「は、はい……」
エリカ「まぁ、レッド坊っちゃんですって。私もこれからそうお呼びしましょうか」
レッド「やめて……」
サンチョ「おや、そちらのお嬢さんは?」
エリカ「自己紹介が遅れました。私、エリカと申します。レッドさんの妻ですわ」
サンチョ「ななな、なんと!? あの女性に興味の無さそうな坊っちゃんが結婚!?」
レッド(なんで興味無いって知ってんだろ……)
サンチョ「坊っちゃん、もう聞いたかもしれませんが、あなたの父パパス様はこの国の王だったのです」
レッド(あぁ、やっぱり……)
レッド「そ、そうだったんだ……」
サンチョ「驚かれるのも無理はありません……ここにいたのは本当に幼い頃だけでしたから」
キョウヘイ(レッドさん、やっぱり映画向いてるんすよねぇ)
レッド(じゃあ僕王子なのかな、めんどくさい)
レッド「あの、僕は……」
サンチョ「次期国王でございます!」
レッド(そっち!?)
サンチョ「今はパパス様の弟、オジロン様が王をしていますが……坊っちゃんがいるなら話は別です」
レッド「…………」
サンチョ「とりあえず、オジロン様の元へ向かいましょう。案内します」
レッド「う、うん……」
エリカ「ふふ、楽しみですわ!」
キョウヘイ「これは着いていかざるを得ない!」
ピエール「楽しみです!」
~城内~
サンチョ「ここがグランバニアでございます!」
レッド「城の中に町が……」
エリカ「ですから外には何も無かったんですのね」
サンチョ「こうして国民を守っているのでございます」
ピエール「兵士どの、こんにちは!」
兵士「うむ、こんにちは」
レッド「ピエール……?」
ピエール「か、かっこいい……! 師匠、私もここの兵士にして下さい!」
レッド「いつかね……」
ピエール「やったー!」
~王の間~
レッド「ギンギラギン……」
キョウヘイ「半分モンスターの俺にはキツいっす。超ギンギラギン」
エリカ「全然さりげなくありませんわね……」
キョウヘイ「エリカさんって幾つっすか?」
エリカ「禁則事項です」
キョウヘイ「はいサーセン!」
レッド「?」
エリカ「なんでもありませんわ」
サンチョ「オジロン様! レッド様がお帰りになりました!」
オジロン「おお! 大きくなったなぁ! わしが知ってるの赤ん坊の頃だし当然だな!」
レッド(し、親戚のおじさんだ……)
オジロン「む、その娘さんは?」
エリカ「はじめまして。私、レッドさんを嫁に貰った、エリカ、で、す……」バタッ
レッド「!?」
オジロン「おおおお!? ど、どういうことじゃ!? い、医者! 医者呼んでこーい!」
~別室~
シスター「……」
レッド「あ、あの、その」
キョウヘイ「レッドさん、こういう時こそ深呼吸っす!」
レッド「ひっひっふー、ひっひっふー」
キョウヘイ「それラマーズ法!」
シスター「よくお分かりですね。おめでたです」
レッド「え?」
キョウヘイ「え?」
オジロン「おお!」
サンチョ「素晴らしい……!」
エリカ「……ええええええええっ!?」
シスター「何故あなたが一番驚いているのです? 自覚していたのでは?」
エリカ「え、でも、私、手を出した覚えなど……」
キョウヘイ「そっすよね……」
~現実~
ファイア「……どういう事ですか」
トウヤ「お楽しみは無かったよね?」
マサキ「そんなんレッドにさせる訳にはいかんやろ……」
ファイア「それはそうですけども」
マサキ「一人の為に世界を変えたんや……」
ファイア「は?」
マサキ「この世界はな……コウノトリさん妊娠なんや」
チェレン「ファンシーだね……」エアークイッ
アクロマ「なら、私とキョウヘイ君が結婚すればコウノトリさんが!?」
マサキ「ちゃうちゃう、そういうのとはちゃうねん」
チャウチャウ「わん!」
マサキ「それはチャウチャウや。可愛いな、よーしよしよし」
チャウチャウ「がうう!」ガブッ
マサキ「痛い!」
シスター「知らないのですか? 結婚して暫く経つと、いつの間にか赤ちゃんが宿るのですよ」
レッド「へぇ……」
エリカ「そ、そうでしたわね……」
オジロン「常識じゃぞ?」
キョウヘイ「そ、そうだったっすね」
シスター「そういう事です。産まれるまで私が手伝いますので」
レッド「ありがとうございます……」
オジロン「その間にわしらは下に降りて今後の話をしていよう」
レッド「はい……」
~王の間~
オジロン「えー……わしはそなたに王の座を譲ろうと思っている」
大臣「王様、何を言っているのです!?」
オジロン「だってパパスの息子じゃからレッドが王じゃろJK」
レッド(女子高生?)
大臣「じ、じぇ……? ともかく、私は反対です!」
オジロン「えー、でーもぉー、レッドの方がわしより王っぽいじゃろー」
レッド(女子高生だ……)
大臣「…………なら、試験を受けて貰わねば」
レッド「試験……?」
オジロン「しかし、あそこは今魔物が……」
大臣「決まりですから守っていただかないと困ります」
オジロン「仕方無いのぅ……レッドよ、北に洞窟があるからそこの王家の紋章取ってきて」
大臣「何ですか!その『ちょっと炬燵からミカン持ってきて』みたいな言い方は!」
レッド(苦労人……)
大臣「……では、北の洞窟へ行きなさい!」
レッド「はい……」
キョウヘイ「……」
~町~
キョウヘイ「レッドさんレッドさん」
レッド「?」
キョウヘイ「あの大臣なんか胡散臭くないっすか?」
レッド「そう……?」
キョウヘイ「俺は北の洞窟に何か罠があると見た!」
レッド「大丈夫だよ……ミカンみたいな物らしいし」
キョウヘイ「……ま、別に気にしなくたっていいっすかね」
~フィールド~
レッド「目的地……北の洞窟」
ピエール「はい!」
レッド「目的……ミカン、じゃなくて王家の紋章を持ってくる事」
キョウヘイ「ミカンネタどんだけ引っ張るんすか」
レッド「目標……怪我をしないで頑張ろう」
ロッキー「」コロン
メッキー「おう!」
レッド「出発進行……!」
ピエール「了解ですっ!」
キョウヘイ「目指すは勝利っすねー」
ロッキー「」コロコロコロコロ
メッキー「ロッキーもテンション高いなー!」
~洞窟~
レッド「近い……」
キョウヘイ「カットしたからっすよ」
レッド「……あ、紋章あった」
キョウヘイ「入ってすぐっすね」
ピエール「怪我することなく任務完了ですね!」
キョウヘイ「簡単な試験だったっすよ」
レッド「ね……」
「それはどうかな?」
レッド「……?」
盗賊「可哀想だがここで死んでもらうぜ!」
盗賊2「国にはアンタが王様になるのを好ましく思わない奴がいるんだよ!」
レッド「…………キョウヘイ、凄い」
キョウヘイ「だってああいうタイプって罠仕掛けるか人を雇うかっすもん」
レッド「人でよかった……罠だったら危なかった」
キョウヘイ「……」
盗賊「何話してやがる! 死ねっ!!」
レッド(よし、斬ろう)ジャキッ
盗賊「あべし!」
盗賊「もっちゃーん! 野郎! よくももっちゃんを!」バッ
レッド(もっちゃん……?)ジャキッ
盗賊2「ばわ!!!」
キョウヘイ「こいつは何っちゃんだったんすかね」
レッド「……にっちゃん?」
~城内~
レッド「ただいま……」
キョウヘイ「すっかり我が家っすね。順応はええ」
レッド「紋章持ってこれたし……あれ?」
兵士「レッド様! 何してたんですか!」
レッド「試験だけど……」
兵士「そんな事より! 赤ちゃんが生まれそうなんですよ!」
レッド「はやっ……」
キョウヘイ「ファンタジーっすからね」
~二階~
おばさん「ちょうどお生まれになりましたよ!」
レッド「……わくわくしている」
キョウヘイ「ゲームだから気楽っすよねー」
エリカ「お帰りなさい! どうやら原作通りのようですわ!」
レッド「何が……?」
エリカ「子供たちがです。男の子と女の子の双子でしたの」
レッド「……ちっちゃい」
キョウヘイ「わ、可愛いっすねー!」
エリカ「二人とも黒髪ですわね。親がそうだからでしょうね」
レッド(ピンクとか青だったらびっくりする……)
キョウヘイ「猫お兄さんですよー。よーしよし」
エリカ「名前、どうしますか?」
レッド「……うーん」
今日はここまで。最後に安価出して終わります。
子供(男の子)の名前
1、デフォ名(レックス) 2、自由
下2
子供(女の子)の名前
1、デフォ名(タバサ) 2、自由
下4
タカシ君とレイちゃんに決まりました。ドラクエなのにタカシ…
あと今日お休みですすみません!
グリーン「メ、メガピジョット!? やべえ! かっけえ!」
レッド「緑メガリングとか持ってないじゃん……」
グリーン「……ちょっとカロス行ってくるわ」
レッド(またジムリーダーの仕事をサボるつもりだな……)
始めます!
オジロン「新国王と王子と王女、一気に誕生じゃ! めでたいめでたい!」
レッド「ですね……」
オジロン「今日は宴じゃあああ! 国民全員で飲んで飲んで飲みまくるぞい!!」
キョウヘイ「っしゃ待ってましたぁ!」
ピエール「楽しみです!」
ロッキー「」コロン
メッキー「ロッキーも一緒に楽しむんだぞ! お酒は飲めないけど!」
レッド(僕もお酒はいいや……)
オジロン「さぁ町へ行くぞ!! 新しい国王の姿を国民にお披露目するのじゃ!」
レッド「……はい」
~町~
レッド「………………」
「あの人が国王?」「パパス様の息子さんだと!」「楽しみー!」
オジロン「さ、王。皆にお言葉を」
レッド(こういうの凄く苦手なんだけど……)
レッド「……今日から国王になるレッドです。えーと……頑張りまーす」
「うおおおおおおおおお!!」「国王! 国王!」「レッド王ばんざああああい!」
レッド(こわっ)
オジロン「うっひょーい! 宴じゃ宴じゃああああ! 酒持ってこーい!」
レッド「……」
大臣「国王、乾杯の挨拶を」
レッド「……かんぱーい」
「かんぱああああああああああい!!」
レッド(一口飲んでおいた方がいいかな……うわ苦い)
レッド(苦いしフラフラする……お酒駄目だこの世界だと)
レッド(……誰かの所に行こうかな)
1、戦士 2、オジロン 3、キョウヘイ 4、ピエール
下2
レッド(あれ……あの人)
レッド「あの……」
戦士「はっ! レ、レッド王!」
レッド「やっぱり……酒場で会った戦士さん、ですよね」
戦士「覚えていただき光栄です! 酒場ではパパス様のご子息と知らず失礼しました!」
レッド「いえ……よくある、事でしたから」
戦士「この私、レッド王に忠誠を誓います!! もうグランバニアから出ません!」
レッド「じゃあ……ここの兵士になって下さい」
戦士「はっ! 承知しましたっ!! 早速兵士試験を受ける為の特訓をしてきます!」ダッ
レッド(……凄いなぁ)
レッド「ふあぁ……」
レッド(さっきお酒飲んだからか眠くなってきた)
レッド(どっかで寝ようかな……)
レッド(奴隷生活のお陰でどこでも寝られるけど、うーん……)
レッド(まだ皆騒いでて寝られる場所が限られている)
レッド(何処ならしっかり安眠出来るのか……ん、安眠?)
レッド(そうだ、宿屋で貰った安眠まくらを抱えて寝る場所を探そう)
レッド(何処にしようかな……)
1、キョウヘイのもふもふ 2、教会のベンチ 3、家の陰 4、階段の裏
下2
レッド(キョウヘイのとこ行こう……)
レッド「キョウヘイ……」
キョウヘイ「んー? あぁ、レッドさぁーんだぁー」
レッド「うん……」
キョウヘイ「どぉーしたんすかぁ? きょーのしゅやくがぁー」
レッド「眠くて……もふもふで寝たい」
キョウヘイ「ねむいー!? そんなー、まだまだたのしまなきゃそんっすよー!」ガバッ
レッド「わわ……あれ」
キョウヘイ「ぐー……ぐー……」
レッド「…………」モフモフ
オジロン「ん? 二人で寝おって、本当に仲良しなんじゃのう」
オジロン「オジロンちょっぴりじぇらしーじゃ!」
オジロン「わしも眠くなってきたの……ふぁーあ、床で寝るとするか」
レッド「……」パチッ
レッド(……何で目が覚めたんだろ)
レッド(まだ夜中……皆寝てるのに)
レッド(……何か不安になってきた)
レッド「キョウヘイ、起きて、キョウヘイ……」
キョウヘイ「うーん……何すか? 夜……っすよね」
レッド「静か過ぎて……」
キョウヘイ「……確かに、静かっすね。一人二人は起きててもいいと思うんすけど」
レッド「……ちょっと、見回りする」
キョウヘイ「お供しまっす!」
オジロン「ぐかー……ぐかー……」
レッド「……熟睡してる」
キョウヘイ「他の人も起きそうにないっすねぇ」
レッド「……一応、二階も見に行ってみよう」
キョウヘイ「メイドさんとかエリカさんが寝てるだけでしょーけどねー」
~二階 エリカの部屋~
レッド「……誰も、いない?」
キョウヘイ「そんなまさか……ん、ベッドから音がするっすよ」
レッド「……誰かいますか?」
メイド「レ、レッド王……! 奥様が! 奥様が!」
レッド「……何かあったんですか」
メイド「先程、魔物の大群が押し寄せて来て……奥様を拐って行ったんです」
メイド「私は王子と王女を守るので精一杯で……申し訳ありません!」
レッド「いえ……ありがとうございます」
キョウヘイ「魔物の大群……全員が寝ている隙に? でもこれを予測するなんて……」
レッド「……キョウヘイ?」
キョウヘイ「んー……多分内部犯行っすねー、これ。レッドさんにお酒飲ませたの誰ですか?」
レッド「えっと……大臣」
キョウヘイ「さっき見回った時も大臣はいなかった。よし犯人は大臣だ!」
レッド「!?」
レッド「そ、そうなの……?」
キョウヘイ「色々怪しかったじゃないすか。決定決定」
レッド「じゃ、じゃあ……とりあえず、オジロンさんとかを起こさなきゃ」
~一階~
キョウヘイ「そう簡単に起きないんじゃないすか?」
オジロン「ふがー……ふがー……」
サンチョ「ぐー……ぐー……」
レッド「…………バギマ!!」ゴオオッ
キョウヘイ「レッドさぁあああん!?」
オジロン「ふぎゃあ!」
サンチョ「ぬおお!? な、何ですか!?」
キョウヘイ「お、起きた! 永眠しなかった! すげえ!」
レッド「緊急会議します!」
オジロン「な、何じゃ何じゃ……」
サンチョ「な、何かあったのですか……?」
~会議室~
キョウヘイ「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!」
レッド「……ってことです」
オジロン「な、なんと……」
サンチョ「こ、こんな……まるであの時と同じ……」
レッド「……あの時?」
サンチョ「レッド様のお母様であるマーサ様も、同じように連れ去られたのです……」
レッド「!」
サンチョ「……同じなんてさせるものですか!」ドンッ
オジロン「大臣がおらんのう……今まで判断は大臣に委ねてたから困るぞい」
レッド(そういえば、大臣犯人説はまだ言ってないんだった……)
キョウヘイ(大臣がああいう事したの、オジロンさんが優柔不断だからか?)
レッド「……どうしよう」
1、兵士の達所へ 2、オジロンと話す 3、サンチョと話す 4、大臣の部屋を家捜し
下2
レッド「サンチョ……」
サンチョ「安心なさって下さい。私達が全身全霊をかけてエリカ様を見つけます!」
レッド「……僕が」
サンチョ「なりません! また王がいなくなったら、国民は混乱してしまいます!」
レッド「でも…………あれ」
レッド(何か光ってる……あ、天空の剣)
サンチョ「そ、それは……」
レッド「……これをここに置いていく」
サンチョ「……これが光るという事は、運命なのかもしれませんね」
サンチョ「わかりました! この剣は預かります! 行ってらっしゃいませ!」
レッド「うん……」
~廊下~
キョウヘイ「にゃーにゃーにゃー!」タタッ
レッド「キョウヘイ……?」
キョウヘイ「俺達以外の魔物の臭いがするなーって思って大臣の部屋行ったら、こんなの見つけました」
レッド「靴……に翼が生えてる」
キョウヘイ「ダサいっすよねー、マジダサっす」
~外~
レッド「これ、ちょっと履いてみようかな……」
キョウヘイ「マジっすか」
ピエール「師匠なら何でも似合います!」
ロッキー「」コロン
メッキー「ロッキーもそう思うってよ!」
レッド「ありがと……よし、履けた……っ!?」フワッ
キョウヘイ「く、靴が浮いたー!? 皆、レッドさんにくっつけー!」ガシッ
ピエール「はい!」
ロッキー「」コロリン
メッキー「ロッキー、それどうやってくっついてるんだい!?」ピタッ
レッド「う、わ……っ!?」ビュイーン
~北の教会~
レッド「いたっ」ドサッ
キョウヘイ「猫着地!」スタッ
キョウヘイ「どこっすかここー」
レッド「教会前……」
メッキー「南にグランバニアが見えるから、ここは北だぞ!」
レッド「メッキー、頭いいね……」
メッキー「えへん!」
キョウヘイ「大臣の部屋と同じ臭いが北からするっす!」
レッド「じゃあ……さらに北、行こう」
キョウヘイ「おー!」
ピエール「はいっ!」
ロッキー「」コロリン
メッキー「おー!」
~塔~
レッド「……怪しい」
キョウヘイ「いかにも、って感じの塔っすねー」
ピエール「強敵がいる気がします!」
レッド「そうだね……気をつけて進もう」
キョウヘイ「はーい」
~塔内~
レッド(順調に進んで来たけど、ここで難関が来た)
レッド「何だろ、この龍の像……」
キョウヘイ「怪しいっすね……顔がリアルっす」
ピエール「ここに意味あり気に置いてある岩も気になりますね!」
キョウヘイ「試しに像の前に魔物の死体を投げてみるっすか」ポイッ
龍の像「」ボオオオ
レッド「!」
ピエール「ほ、炎を出しましたよ!?」
キョウヘイ「意外と強いっすね……もろに食らったらダメージ大きそうっす」
レッド「どうしよう……」
1、ごり押し 2、像を破壊 3、回復しつつ進む 4、キョウヘイに聞く
下2
今日はここまでです。明日は安価拾ったとこから再開。
レッド「……そうだ、壊しながら行けばいいんだ」
キョウヘイ「ナイスアイディア! みたいに言わないで下さいよ……」
レッド「駄目……?」
キョウヘイ「駄目じゃないすけど、ここ作った人めっちゃワクワクしたろうに……と思いまして」
魔王『ここに火を吐くドラゴンの像置いちゃお! どんな反応するかな~』
キョウヘイ「って感じだったら可哀想じゃないすか?」
レッド「でも通れないから……」バキッ
キョウヘイ「わーおナイス空手チョップ。瓦のように割れていくっすね」
レッド「ノーダメで通れた……」
ピエール「流石師匠! 師匠にかかればこんな像無に等しいですね!」
キョウヘイ「良い子は真似しちゃダメっすよー」
ロッキー「」コロリン
メッキー「はーいだって!」
レッド「……意味ありげな階段」
キョウヘイ「この先に何かいるんすかねー」
ピエール「とりあえず行ってみましょう!」
レッド「そうだね……」
キョウヘイ「あー、ボスの予感」
レッド「……あ」
ジャミ「はっはっは! よく来たな! お前がレッド王か!」
レッド「そうだけど……あ」
エリカ「きゃー助けてー」
キョウヘイ「酷い棒読みっすね……」
レッド「……よくもエリカをー倒してやるー」
キョウヘイ「こっちも負けてない!?」
ジャミ「王がいなくなれば国内は混乱する! なのにお前はここに来てしまった!」
ジャミ「お前は王失格だぁぁぁ!!」
レッド「はぁ……」
ジャミ「…………この野郎! 倒してやるー!」バッ
レッド「……」ジャキッ
ジャミ「ぐはぁっ!? ……バ、バカな……バリアを張っていたというのに……ぐふっ」
キョウヘイ「1レスで死ぬ中ボス、存在価値はあるのでしょうか」
エリカ「来るの早かったですね。もう少し日が昇ってから来ると思ってましたわ」
レッド「夜中に目が覚めたから……皆たたき起こした」
エリカ「まぁ、レッドさんったら……」
レッド「……ん?」
ゲマ「ほっほっほ……ジャミはやられたようですね」
レッド「…………お前は」
キョウヘイ「十年前のオカマ野郎!!」
ゲマ「オカマではありません。ともかくあなた達二人がいると困るのです」
エリカ「まぁ、失礼な」
レッド「……」
ゲマ「……そこで石になって世界の終わりを眺めていなさいっ!!」ゴオオッ
エリカ「!」
レッド「!」
キョウヘイ「ぎゃああああレッドさんとエリカさんが石にぃぃぃ!!」
ピエール「ししょおおおおおおおおおおおおお!!」
キョウヘイ「何しやがるこのオカマ野郎があああああ!!」
ゲマ「オカマじゃありませんっ!! 飛んで行きなさい、バシルーラ!」ゴオオッ
キョウヘイ「ぎにゃああああああああ!?」ビュイーン
ピエール「ししょおおおおおおおおおおおおおお!!」ビュイーン
ロッキー「」ビュイーン
メッキー「うわああああああああああああ!!」ビュイーン
ゲマ「ほっほっほ……では、さらば」シュンッ
レッド(……あー、動けない)
レッド(石にされたから当然っちゃ当然)
レッド(こう動けないとやること無いなぁ)
レッド(世界の終わりを眺めてなさいとか言われたけど……目の前壁だし)
レッド(外の景色見えるようにするサービスとか無かったのかなぁ……あ、誰か来た)
盗賊兄「お宝なんてねぇじゃねーか! ん……いや、あの石像がそうか?」
盗賊弟「待ってよ兄ちゃん! これ盗むの?」
盗賊兄「こんなリアルな石像滅多にねぇ。高く売れるだろうな……よし、運べ!」
盗賊弟「わかったよ兄ちゃん!」ガシッ
レッド(丁寧に運んでよ丁寧に! 落とさないでよ!)
~現実~
マサキ「壮絶やなぁ……」
ファイア「兄さんの石像か……姉さんとリーフが欲しがるなぁ」
トウヤ「作ってあげたら?」
ファイア「兄さんが怒るんで」
アクロマ「映画を見ている様な気分になりますねぇ」
チェレン「同じようなものだしね」エアークイッ
マサキ「ま、死んでも生き返るしなぁ」
ファイア「正直兄のこういう姿を見せられるとコメントに困るね」
トウヤ「まあそうだよねぇ……」
~オークション場~
盗賊兄「お次の商品はこの石像! どうだ、美しいだろう!」
レッド(……男だって気付いてないのかな)
盗賊兄「これは女の旅人の石像だ。幸福を呼び寄せると言われてるぜ!」
レッド(女でもないし幸福を呼び寄せないです!)
盗賊兄「早くしねえと売り切れちまうぜ、さぁ一万ゴールドからだ!」
「一万五千!」「一万七千!」「二万!」
盗賊兄「よし、二万ゴールドで売ったぁ!」
レッド(あれ、安い……いや、高いのかなぁ。もうわかんない)
盗賊兄「今日の商品はこれで終わり! 次もお楽しみにな!」
レッド(あれ? エリカの石像は?)
盗賊弟「あれ、兄ちゃん? そっちの石像は?」
盗賊兄「こっちはアテがあってな……」
レッド(アテがあって……ふふふ)
紳士「この石像があれば我が家も安泰だな! よろしく頼むぞ!」
レッド(あ、ろくに動けないから頼まれても困っちゃいます……)
部下「よし、運ぶぞ!」「おう!」ガシッ
レッド(ああああこの運ばれる感覚酔う……でも吐かないからまだいいかな……)
~家~
紳士「そこに置いてくれ」
部下「はっ!」
レッド(やっぱり屋外かぁ……中が良かったなぁ)
紳士「ふむ、見れば見るほど良い石像だ。きっと素晴らしい彫刻家が作ったのだろう」
レッド(違います……でも、元が人間だしそうかな)
女「あら、あなた。その石像は?」
レッド(あ、奥さんいたんだ)
紳士「幸福を招く石像らしい。これがあればジョンの未来も安心だな」
女「そうね、あなた」
ジョン「ばーぶー」
レッド(ジョン……犬の名前みたいだなぁ)
レッド(まぁ、とりあえずジョン君が無事に育つよう祈るだけ祈っておくよ)
女「寒くなって来たわ。家に入りましょう」
紳士「おお、そうだな。ジョンも寒いだろ」
ジョン「ばぶー」
レッド(……寒いんだ。どうやら寒さを感じなくなっているらしい)
レッド(まぁ、良かったかなぁ。冬とかも普通に過ごせるだろうし)
レッド(……あれ、僕いつ元に戻れるんだろ)
レッド(戻る方法もわかんないし……一生このまま?)
レッド(……流石に無いかな。そうだったら詰みだしね)
レッド(……いつ助けが来るかわからない中、動けず声も出せず一人)
レッド(普通なら気が狂いそうとか思うかもだけど、三年間雪山で似たような感じだったしなぁ)
レッド(寒さを感じないだけこっちのがマシかもしれない)
レッド(……ぼーっとしてよう)
レッド(……………………)
レッド(……………………)
~三年後~
女「まあ、あなた! あなた!」
紳士「何だね、騒々しい」
女「ジョンが、ジョンが!」
ジョン「あー……ぱぱー……」ヨタヨタ
紳士「ジョン! 歩けるようになったのか!」
レッド(はいはい良かったですね。何かこの親達可愛がり過ぎてる)
レッド(少し歩いただけでこれ。前はハイハイしただけで騒いでたなぁ)
レッド(そのせいで目が覚めるんだよね……暇潰しにはなるけども)
女「ジョンはあんよの天才ね!」
紳士「将来は競歩の選手だな!」
レッド(競歩……微妙な競技)
~五年後~
ジョン「わーい! わーい!」
女「ジョン、転ばないようにしなさいね」
ジョン「わかってるよー!」
レッド(大きくなったなー、この子)
レッド(ばーぶーしか言えなかったのに……もうこんな走り回って)
レッド(……そういえば、お城に子供残してきたんだったなぁ)
レッド(この子と同じくらいだよね……あー、何か気になる)
女「ふふ……あ、あら」
魔物「げっへっへ……」
レッド(あ、ヤバイ)
女「ジョン! 戻っておいで!」
ジョン「……おじちゃん達誰?」
魔物「俺達は小さい子供を拐って奴隷にしているんだ」
魔物2「お前にも来てもらう!」ガシッ
ジョン「うわああああああ! ママー! 」
女「ジョン! ジョーンっ!!!」
レッド(あー……石じゃ無ければ倒せたのに)
紳士「ジョンは連れ去られ、あいつは今も家に閉じ籠っている……」
レッド(僕も本当は助けたかったよ……)
紳士「……コレがここに来てからだ、こんな悪い事が起きたのも」
レッド(え、僕!?)
紳士「この! この不幸の石像が!」ゲシッ
レッド(わわ、倒れる……っ! ぼ、僕は幸福の石像じゃないもん!)
紳士「この野郎! この野郎!」ゲシッゲシッ
レッド(何でこんなオッサンに蹴られなきゃいけないの……ああもうっ!)
レッド(元に戻ったらあのオッサン斬る! 斬る斬る斬る斬る斬るーっ!!)
紳士「はぁ……くそっ」バタン
レッド(バカバカバカバカ……あ、行っちゃった)
???「恐らくここのはず……」
???「あ、あれかしら?」
???「早く見に行こうよ!」
紳士「誰だ……? お前たちは」
???「おっと、失礼します。この石像が何とも見事でしたので……」
サンチョ「私、サンチョと申します。この石像を貰ってもよろしいですかな?」
紳士「ふん、持っていけ、そんな石像など……」
サンチョ「ありがとうございます……さ、レイ王女」
レイ「はい!」スッ
ストロスの杖から 放たれた光が 石像を 包み込む!
レッド「…………はっ! 寝てた」
サンチョ「レッド王! お気付きになられたのですねぇぇぇええええ!!」
レイ「お、お父さん! 私、レイです! 会えて嬉しい!」
タカシ「僕タカシだよ! 聞いて聞いて、僕天空の剣装備出来たんだよ!!」
レッド「え、う、うん……?」
サンチョ「そう一気に言われても混乱してしまいます。一旦帰りましょう」
レイ「そ、そうですね……ルーラ!」ビュイーン
レッド(……あ、オッサン斬るの忘れた!)ビュイーン
紳士「……何だったんだ」
~グランバニア~
レッド「懐かしい……あ」
キョウヘイ「レッドさぁぁぁああああああああああああんっ!!!」ガバッ
レッド「わっ……キョウヘイ」
キョウヘイ「良かったああああああああ!! にゃああああああああ!!」スリスリ
レッド(猫っぽい……)
キョウヘイ「マジ心配したっす! もう離しませんからね!!」
\フィー!/
レッド「……」
キョウヘイ「はっ! い、今のはもう行方不明にさせないっつー意味で……」
レッド「わかってる……」
~現実~
マサキ「静かにせい!」
エーフィ「だってキョウレ! キョウレフラグ立った!」
ファイア「※立ってません」
レイ「キョウヘイさん、嬉しそうね!」
タカシ「僕の時と態度が全然ちがーう! 何かずるーい」
キョウヘイ「レッドさんは俺の仲間であり親友でありご主人なんですー。当たり前でしょー」
タカシ「あ、キョウヘイさんまた僕のこと馬鹿にしてるー!」
キョウヘイ「何すか? がきんちょにやられる俺じゃねーっすよ?」
タカシ「もー!」
サンチョ「こら!」
キョウヘイ「あ、やべ! じゃあレッドさん、また後で!」
レッド(……何か皆仲良しでずるい)
~王の間~
オジロン「おお、レッド! 戻ったのか!」
レッド「……オジロンさん」
オジロン「わからなかったかの? まぁ、八年も経ったからのう」
レッド「……八年!?」
オジロン「なんじゃ、気付いとらんかったのか」
レッド「……そんなに経ってるとは思ってなかったです」
オジロン「大変だったんじゃのう……とりあえず、今日は休みなさい。明日色々話し合おう」
レッド「はい……」
レイ「お父さん、私と一緒に寝ましょう!」
タカシ「ずるいよレイ! お父さんは僕と寝るのー!」
レッド「……三人で寝よう。ね」
レイ「はい!」
タカシ「うん!」
サンチョ「では、ベッドの準備をしてきますからね」
レッド「ありがとう……」
~現実~
トウヤ「幼女と一緒に……いいなーレッド」
レイ「お父さん、準備が出来るまでお話しましょ!」
タカシ「僕も話したいこといっぱいあるんだ!」
レッド「えっと、じゃあ……」
何について聞く?
1、レイについて 2、タカシについて 3、キョウヘイについて 4、仲間モンスターについて
下2
レッド「キョウヘイと仲良しっぽかったけど……どんな感じだった?」
レイ「キョウヘイさんはね、私達が赤ちゃんの頃から一緒にいてくれたの!」
タカシ「僕達が初めてハイハイした時も、歩いた時も、キョウヘイさんに向かってだったんだって!」
レイ「キョウヘイさんはお勉強を教えてくれたり、お話を聞かせてくれたりするの」
タカシ「僕にはね、城の壁の登り方とか、気付かれず厨房から魚を盗る方法教えてもらったよ!」
レッド「魚を……」
タカシ「あ! ひ、秘密ね!」
レイ「だから、キョウヘイさんはお兄さんみたいな人なの」
レッド「そっか……」
レッド(予想以上に仲良くなってた。その頃僕は赤の他人の子供を見せられて……)
レッド(多分キョウヘイの方になついてそうだし、それにキョウヘイも……)
レッド(正直僕と過ごした時間より八年間の方が長いし……何か涙出てきた)
レイ「お、お父さん!?」
タカシ「どうしたの!? 大丈夫ー!?」
レッド「うぅー……」
キョウヘイ「騒がしいっすよー……って、どうしたんすか? 何でレッドさん泣いてんのー」
レッド「うぅー……キョウヘイが……この子達が……長くて……あうぅ」
キョウヘイ「なるほど、俺とガキ共の方が俺とレッドさん、ガキ共とレッドさんより仲良さそうだと」
レッド「うぅー……」
キョウヘイ「八年間一緒にいれなかった事が悲しいと。そう言いたいんすね」
メイド(どうしてわかるのかしら……)コソッ
レイ「お、お父さん! キョウヘイさんは仲良しだけど、私はお父さんの方が好き!」
タカシ「僕もだよ! だから泣かないで! あ、キョウヘイさんも好きだよ!」
キョウヘイ「へーへー、俺はいいんでレッドさん構ってやって」
キョウヘイ「レッドさんは変わらないっすねー。一応今年24才ですよね?」
レッド「ん……実質、16だけど」
キョウヘイ「そうっすね。つまり子供との年の差は八才……」
レイ「お父さん、そんなに近いの?」
レッド「うん……」
キョウヘイ「どっちかっていうと兄弟の方がしっくりくるっすね」
レッド「……そうだね」
タカシ「お父さんはお父さんだよ?」
レイ「例え話みたいなものだと思うわ」
タカシ「そっかー」
レッド「そうだよ……」
キョウヘイ「……ロリショタにくっつかれる男の娘の図」
レッド「?」
キョウヘイ「何でも無いです」
今日はここまで。ロリショタのキャラは定まっていません。終わり。
レッド「……」
キョウヘイ「何書いてんすか?」
レッド「俳句……はい」
ハイオクを 廃屋にかけ 火をつける レッド
キョウヘイ「犯罪っすよ!」
調べたところジージョでした。すんません。
遅れました始めます!
レッド「じゃあ……そろそろ寝ようか」
レイ「はい!」
タカシ「うんっ! えへへ、お父さんと一緒に寝られるー!」
キョウヘイ「良かったっすね。じゃあ俺はここらで退散しますよ。また明日ぁー」
レッド(ベッド大きいなぁ)
レイ「お父さんって大きいですね」
レッド「え……そ、そう?」
タカシ「うん! レイと寝てる時より狭く感じるもん!」
レッド「そっか……二人で寝てたんだ。偉いね」
タカシ「えっへん! たまにサンチョと寝てたけどね」
レイ「でも、やっぱりお父さんと一緒に寝るのが一番なの」
レッド「……これからは一緒だよ。ほら、もう寝よう」
レイ「わかりました、おやすみなさいお父さん」
タカシ「おやすみなさい!」
レッド「おやすみ……」
レッド(トウヤってこんな気持ちだったのかなぁ)
~現実~
トウヤ「そうそう、そんな感じ」
ファイア「トウヤさんあんな目線で俺らを見てたんですか」
チェレン「トウヤは変なところで大人びてるしね」エアークイッ
トウヤ「へ、変なところ!? チェレン、どういう意味かな?」
チェレン「ほら、こういうところは子供っぽい」エアークイッ
アクロマ「ロリショタサンド男の娘はいいですねぇ」
マサキ「同感や。で、そのロリショタのキャラが定まらんのやけど……」
マサキ「思いきって安価で特徴決めるで。今までの主人公特徴安価と同じ感じや」
タカシの特徴 下2 レイの特徴 下4
マサキ「若干……な、ならセーフや! 多分!」
トウヤ「ヤンデレロリ!? レッドずるい!」
ファイア「多分身内贔屓でそこまで影響は無いですよ。多分ね……」
アクロマ「まぁ、彼ならヤンデレの子の機嫌を損ねる事は無いでしょう!」
チェレン「そう信じたいね……」エアークイッ
マサキ「ショタの方は特性やん。ものひろい要員なんか」
アクロマ「何を拾ってくるか楽しみですねぇ」
ファイア「下手にフラグを拾ってこなきゃいいんですけどね……」
マサキ「祈るしかないっ! さぁ、再開やー!」
レッド「……朝」
タカシ「ふぁー……あ、お父さんだ! おはよー!」
レイ「ふあぁ……おはよう、お父さん」
レッド「二人とも早起きだね……偉い」ナデナデ
タカシ「えへへー」
レイ「えへ……」
レッド「じゃあ、モンスター小屋見に行こうかな……」
タカシ「あのモンスター達、お父さんの事いっぱい話してくれたよ!」
レイ「ロッキーさんが、とても優しかったの」
~モンスター部屋~
レッド「……」ガチャ
キョウヘイ「ふあー……レッドさんだ! おはよーござーっす!」
レッド「おはよ、キョウヘイ……」
キョウヘイ「そういや、他のにまだ会ってなかったっすよね。お前らー! レッドさんだぞー!」
ピエール「ししょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」バッ
レッド「わ、ピエール……おはよう」
ピエール「おはようございます! こうして話せる事が! 物凄く嬉しいですぅぅぅううう!!」
レッド「よしよし……ロッキー、メッキー」
ロッキー「」コロコロコロコロ
メッキー「お帰りレッド!! 俺達すっごい嬉しいぞ!」
レッド「僕も……また、一緒に冒険しようね」
ロッキー「」コロリン
メッキー「あぁ!」
タカシ「お父さんすごーい! 僕たちの時より喜んでる!」
レイ「私より仲が良いのはわかるけど……ベタベタし過ぎです」
キョウヘイ「そろそろいいっすか? 王の間でオジロンさんがお待ちかねっすよ」
レッド「あ、そうだった……今行く」
~王の間~
オジロン「おおレッド、待っておったぞ」
レッド「……」
オジロン「お主はエリカさんを探しに旅に出るのじゃろ?」
レッド「はい……」
オジロン「ふむ、わかった。その役に立つかわからんが、マーサ殿の故郷がわかった」
レッド「?」
オジロン「エルヘブンという町で……地図のこの辺りじゃ」
レッド(ここのひとつ上の大陸……崖に囲まれてるけど、どうやって行くんだろ)
オジロン「では、エリカさんを連れて帰ってくるのを待っているぞ!」
レッド「はい……行ってきます」
タカシ「お父さん! 僕達も着いていくからね!」
レイ「私達もお母さんを探したいの」
レッド「……わかった。でも、最初のうちは戦闘に参加しないこと」
タカシ「はーい!」
レイ「はい!」
~フィールド~
レッド「……」
タカシ「お父さんと旅ー!」
レイ「私達、頑張ります!」
キョウヘイ「戦いの先輩が手本を見せるっすよ。俺じゃなくレッドさんがね」
ピエール「師匠の剣の振るい方は素晴らしいのですぞ! 王宮の騎士より力強く貴族より美しく……」
タカシ「わー! ピエール、その話はもう何回も聞いたよー!」
キョウヘイ「ま、百聞は一見にしかずって言いますし。レッドさん、お願いしていいっすか?」
レッド「うん……えっと、いた」
さまようよろい「」ガシャンガシャン
タカシ「うわ! あれ、サンチョも強いからって逃げてた魔物だよ!」
レイ「お父さん、大丈夫なの?」
レッド「大丈夫……えいっ」ジャキッ
さまようよろい「」バタッ
タカシ「わー! お父さんすっごーい!」
レイ「お父さん、凄い……」
レッド「えへん……」
キョウヘイ「そーいやレッドさん、まずはどこに向かうんすか?」
レッド「んー……ラインハット」
キョウヘイ「そりゃまた何で?」
レッド「多分、緑が怒ってるから……」
キョウヘイ「あー」
タカシ「ラインハットに行くの?」
レイ「誰かに会いに?」
レッド「うん。昔からの友達に……行方不明になると怒る奴だから」
キョウヘイ「いや、いきなり行方不明になられたら誰だって怒りそうっすけど」
レッド「あれは特に怒りっぽい男……」
レイ「男の人なんだ……よかった」ボソッ
レッド「じゃ……行くよ。ルーラ!」ビュイーン
~ラインハット~
レッド(着地成功)スタッ
レイ「ここ、サンチョは来なかったの。お父さんを探してる時でも、ここだけは寄らなかったの」
レッド(サンタローズ襲われた事とかあったし……仕方ないか)
レッド「じゃあ、今日はお城を見学しよう……ん?」
タカシ「お父さん! さっき外でこんなの拾ったー!」
下2
タカシ「これ!」
はぐれメタル「はぐ」「はぐー」「はぐっ」「はぐはぐ」「はぎゅう」「はぐん」「はぐぅ」「はぐ!」
レッド「……全部上に投げて」
タカシ「? うん!」ポイッ
レッド「……」ジャキン
はぐれメタル「」「」「」「」「」「」「」「」ボトッ
キョウヘイ「一瞬で全部倒した、だと……!?」
タカシ「凄く強くなった気がする!」
レイ「私も!」
キョウヘイ「ついでに俺もー」
レッド「良かった……」
~城内~
レッド「ここがラインハットのお城……」
タカシ「グランバニアとは全然違うね!」
レイ「本当、みんな違うみたい」
レッド「あっちは町も城の中だしね……えっと、確かこっち」
~王の間~
レッド「シルバー……久しぶり」
シルバー「レッドさん! 昨日知らせを聞いたばかりなのですが、すぐ来て下さるなんて……」
レッド「ここには知り合いが二人いるし、来た方がいいな……って思った」
タカシ「この人が知り合い?」
レッド「知り合いの内の一人……」
シルバー「あの……そちらのお子さんは?」
レッド「子供……」
シルバー「!?」
レイ「娘のレイです。よろしくお願いします」
シルバー「は、はい……礼儀正しい子ですね……」
マサキ(シルバー! 形式的なアレやから安心せぇやー!)
シルバー(何か聞こえた……)
レッド「?」
~兄夫婦の間~
レッド「……」
兵士「何だ? 勝手に部屋に……あ、あなたは! さぁ、お入り下さい!」
レッド「ありがとうございます……」
タカシ「お父さんすごーい!」
レイ「有名人さんみたい!」
レッド「うーん……あれ」ガチャ
子供「誰だお前ー! 勝手に入って来んな!」
グリーン「こら、コリンズ! お客様にそんな事言うんじゃねえ!」
コリンズ「……はーい」
グリーン「すみません、息子が……って、レッドぉっ!?」
レッド「あれ、子供……?」
グリーン「お、おう。お前の後ろのもか?」
レッド「……この子がタカシ」
タカシ「はじめまして!」
レッド「この子がレイ……」
レイ「は、はじめまして……」
グリーン「結構親の性格を受け継いでるな。コイツはコリンズだ。ほら、挨拶しろ」
コリンズ「……コリンズ様だ」
グリーン「……まぁいい。コリンズ、城を案内してやれ。子供同士の方がいいだろ」
コリンズ「はーい……こっちだ」
タカシ「わーい!」
レイ「うん……」
グリーン「いやー、アイツは可愛いげがねぇなあ。いったい誰に似たんだか」
レッド「緑でしょ……?」
グリーン「いや、俺が子供の頃はもっと可愛かったぜ?」
レッド「は?」
グリーン「やめろ! 冗談だよ冗談! ……っつーか、お前」
レッド「?」
グリーン「行方不明になりすぎだろ! 今回八年間だぞ!? 前回の二倍ちょっとだ!」
レッド「こ、今回は石にされてたし……自分の意思じゃどうにも」
グリーン「はぁ……とりあえず、もう行方不明にはなるなよ」
レッド「なるべくそうする……」
グリーン「まぁ、あれだ。俺はいつもここでぐーたらしてるから、会いに来いよ」
レッド「ニート……?」
グリーン「国の行事にゃ顔を出してるからいいんだよ。それにあっちじゃ忙しいんだし良いだろ?」
レッド「……まあ、たまには」
グリーン「……コリンズ達、おせえな。レッド、見てきてもらえるか?」
レッド「うん……」
レッド(何となく昔のグリーンの部屋に来たけど……)
タカシ「あ、お父さん!」
レイ「お父さん、聞いて!」
レッド「……どうしたの?」
タカシ「コリンズ君に宝を取ってこいって言われたけど何も無くて!」
レイ「お部屋に戻ったらコリンズ君がいなかったの……」
レッド「……あぁ。それはね……ほら、ここ」ゴソゴソ
タカシ「ええっ、こんな所に階段が!?」
レイ「もしかして……」
~一階~
タカシ「コリンズ君いたー!」
コリンズ「む……もう見つけやがったのか。でも子分のしるしは見つけられなかっただろ?」
コリンズ「それなら子分にはしてやれねーなー!」
タカシ「むむー」
レイ「……」
レッド(そっくりだなぁ)
コリンズ「ここにいると爺に見つかっちまうかもしんねえから戻るぜ。バイビー!」
タカシ「ばい……?」
レッド(本当にそっくり……)
今日はここまでです。明日は番外編かもです。終わり。
乙 ミヤモトちゃん(40代?)はミュウをゲット出来たのかなぁ~。 どこぞで出してほしーなっ!。チラッ
>>668 ドラマCD聞いた事無いんですよ。ごめんね。
今日は番外編でーす
エーフィ「フィー! エーフィだよ! 皆元気ー?」
エーフィ「僕は元気じゃないよ! だって今日、フィー番外編じゃないんだもん!」
エーフィ「今回はねー……普段あんまり話さない二人を会わせてみよう。らしいよー」
エーフィ「男同士だったらフィーの種も出てくるかもしれないけどねー」
エーフィ「あ、ただ単にこの二人の絡みが見たいとか、この人見たいとかで決めてもいーよ!」
エーフィ「えーと……安価出しまーす」
下2 と 下4 を会わせてみる
エーフィ「まさかの僕!? い、行ってくるけどさ!」
エーフィ「シロナさんかー……ガブリアスのイメージしか無いや」
エーフィ「行ってきまーす」シュンッ
シロナ「ふんふふんふふーん」
エーフィ「こんにちはシロナさーん、何で鼻歌歌ってるんですか?」シュンッ
シロナ「きゃ!? や、野生のエーフィ!? 倒してガブリアス!」
ガブリアス(何こいつ)
エーフィ「いきなり倒そうとするのやめて!? まぁいいやサイコキネシスー!」ミョンミョン
ガブリアス(解せぬ)バタッ
シロナ「ガブリアスっ!?」
エーフィ「ちょ、聞いて! 人の話、いやポケモンの話聞けよー!」
エーフィ「えーと……まずは質問。好きな人とか恋人はいますか?」
シロナ「な、何? 気になるの? 私の恋愛事情が?」
エーフィ「正直僕は全く興味ないですけど、弟妹が気になってると思うんで」
シロナ「あ、あなたは興味ないの!?」
エーフィ「主食がホモなもので……女性は飾りです」
シロナ「凄い発言ね……世の女性保護団体が黙っちゃいないわよ」
エーフィ「個人の趣味だからね、しかたないかね……で、どうなんですか?」
シロナ「えー? じゃあ、言っちゃおうかしらー」
エーフィ「女子高生のノリすんなよおばさん」
シロナ「次一回言ったらぶつわよ」
エーフィ「すいませーん!! 聞きたい! 超聞きたい!」
シロナ「えーそう? じゃあ特別よ! 私が好きなのは……」
下2
シロナ「前カロスに行ったとき見たんだけど、オレンジのライオンみたいな髪の毛の人!」
エーフィ「カロスのライオン……あー、あの人ね」
シロナ「あら、知ってる?」
エーフィ「うん、結構有名だしね。フィー界でも」
シロナ「あの人から滲み出る大人の魅力……子供にはわからないかしらね」
エーフィ「でもあの人好きな人をストーキングしてるよ」
シロナ「えっ」
エーフィ「ストーキングされてる子は別の人とラッブラブだよ」
シロナ「えっ」
エーフィ「諦めなサイホーン」
シロナ「そ、そんなぁぁぁっ!!」
エーフィ「同じ大人の魅力ならプラターヌ博士の方がいいと思うけどなぁ」シュンッ
エーフィ「シロナさん、意外な趣味だったね」
エーフィ「いやでも年齢同じくらいだし普通……なのかな?」
エーフィ「まぁ、ぶたれるのは嫌だから年については何も言わないでおくけど……」
エーフィ「次はこの二人だよー」
下2と下4
エーフィ「カルム関係の二人だね、フィー!」
エーフィ「さっそく見てみよー」
エーフィ「……っていうか今回フラダリさん推しだね」
~カロス~
フラダリ「あの事件も終わり、カルムもあの男の物となり……私はカフェを経営するだけ」
フラダリ「フレア団に指示していた頃が懐かしい……だが、もうあんな馬鹿な真似は出来ない」
ハンサム「自分で馬鹿な事とわかっているならいいじゃないか?」
フラダリ「! お、お前は……」
ハンサム「私の名はハンサム、国際警察だ。今日はお前に自首を勧める為に来た」
フラダリ「自首……だと?」
ハンサム「お前は発電所を止めたり、兵器とやらを起動した事についての罪がある」
ハンサム「自首すれば少しは罪が軽くなるぞ?」
フラダリ「…………そうか」
フラダリ「……お前、個人的な恨みを持ってはいないのか?」
ハンサム「……確かに、俺と相棒を引き離した奴等に似ているお前達には、個人的な恨みがある」
フラダリ「いや、そっちじゃない。カルム関係についてだ」
ハンサム「……そういえばお前はカルムクンをストーキングしていたそうだね」
フラダリ「正確に言うとしている、だ」
ハンサム「そうか、わかった……今すぐ逮捕してやる!!」
フラダリ「自首を勧めに来たんじゃ無いのか!?」
ハンサム「カルムクンに近付く危険物は取り除くに限る!」
フラダリ「ここで捕まる訳にはいかない! まだカルム観察日記が二ヶ月目なんだぁああ!」ダッ
ハンサム「逃がさんぞぉぉおおおお!」ダッ
カルム「……何あのオッサン達」
エーフィ「フィー! やったね!」
エーフィ「あと、何か良さそうなペアがあるからやるんだって!」
エーフィ「っていうか僕が会わせる! そう、男同士だから! 伝われテレパシー!」ミョンミョン
~ジョウト~
シルバー「……」
クロバット「くろば?」
シルバー「お前はなつき進化らしいな……」
クロバット「くろば!」
シルバー「そうか……色々な意味で謎だ」ピピピ
シルバー「……メール?」
シルバー「キョウヘイさんから……すぐに来てほしい。っていうか人が今から拐っていくから」
シルバー「……これは、どういう意味だ」
部下「ちょっとあなたをお借りしますよ!」ガシッ
シルバー「!?」
部下「よし、カイリュー! 最高速度でイッシュへ!」
カイリュー「りゅー!」
~イッシュ ビル前~
部下「とーちゃーく」スタッ
シルバー「うわっ」
キョウヘイ「やーやーシルバー君、ようこそイッシュへ!」
シルバー「キョウヘイさん……何か用ですか?」
キョウヘイ「実は……うちの会社の事務が数人休んじゃって大変なんすよ」
シルバー「……はぁ」
キョウヘイ「お願い! 手伝って!」
シルバー「いいですけど……何をすればいいんですか?」
キョウヘイ「サンキューシルバー! 何をすれば良いかは資料見ればわかるんで! 頼んだ!」ダッ
シルバー「……」
部下「社長は今から撮影で忙しいのです。さぁ、こちらへ」
シルバー「あ、どうも……」
~オフィス内~
部下「こちらです」
シルバー(資料の山が……でも、ひとつひとつやれば何とかなりそうだ)
シルバー(頼まれたからにはしっかりやらなくては……)
~夕方~
キョウヘイ「ただいま戻りましたよー! どうっすか?」
部下「社長、そ、それが……」
キョウヘイ「ん?」
シルバー「あ、キョウヘイさん。机の上にあった資料終わったので、整理しておきました」
キョウヘイ「……こ、この短時間でそんなに!?」
シルバー「効率化すればなんとかなる数でしたから」
キョウヘイ「お、おー……さ、サンキューベリーマッチ……これ、お給料ね」
シルバー「さ、札束……っ!? い、頂けませんこんなに!」
キョウヘイ「い、いやいやいやでも」
シルバー「今度バトルしていただければ結構ですから……」
キョウヘイ「……シルバー、うちの会社に永久就職しないっすか?」
シルバー「え?」
キョウヘイ「要望にはなるべく答えるっすから、ね?」
シルバー「え、いや、俺なんて……」
部下「社長、そろそろ次の仕事が……」
キョウヘイ「……今は諦めるっすけど考えといてほしいっす! バトルは予定が空いたら! じゃ!」タッ
シルバー「は、はい!」
エーフィ「シルバー、恐ろしい子……」
エーフィ「ていうかキョウヘイの忙しい生活が少し見えたね」
エーフィ「芸能人って大変だなぁ……」
エーフィ「さて、かーえろ」シュンッ
~シロガネ山~
レッド「………………」
レッド「………………」
レッド「……おかえり」
エーフィ「ただいまー!」
レッド「ボールに入ってる……?」
エーフィ「そうするよー」シュウン
レッド「………………」
レッド「………………?」
マサキ「やっほっほー! 遊びに来たでー」
レッド「……どうしたの?」
マサキ「んー、シロガネ山ってどんななのか気になってな、この寒くなくなーる君で来たんや」
レッド「……防寒着」
マサキ「え、ええやん別に! 言うとくけど、特別な物なんやからな! 化学繊維がうんたら……」
レッド「……」
マサキ「わかってへんな。予想しとったけど。で、レッドに聞きたい事があったんや」
レッド「?」
マサキ「ワイの事、どういう風に思っとる?」
レッド(? これは……僕を試してるのかな?)
マサキ(どうや、この試してる風純粋な疑問! 純粋な疑問とは気付かれんはずや!)
レッド(……どう答えよう)
下2
レッド「……ボックス管理の人」
マサキ「……正解や。せやけどレッド、ボックス使ったこと無いやろ!」
レッド「う、うん……」
マサキ「ワイはなぁ! 人のボックスを見てニヤニヤすんのが趣味やねん! 何か使ってやー!」
レッド「趣味悪っ……」
マサキ「変態でええもん! でもな、純粋そうな少年が厳選してた時の衝撃たるや……相当やで」
レッド「げんせん……?」
マサキ「何でもない……」
マサキ(うーん、直前に顎クイか壁ドンしてたら結果変わったんやろか)
レッド(何でこんな質問したんだろ……あ、そうだ)
レッド「マサキは、僕のことどう思ってる……?」
マサキ(ぎ、逆に試されてもーた! ど、どう答えればええねん……)
下2
マサキ「んー……強いて言えば、おもちゃやな」
レッド「おもちゃ……?」
マサキ「色々機械使っても怒らんのレッドくらいやからなぁ、楽しませてもらってるで」
マサキ「わいはそれなりに物を大切にするタイプやからな、おもちゃでもそう簡単に壊しはせんよ」
レッド「……?」
マサキ「あー、ちょっと意味深なかっこよさげな事言ったんやけど」
レッド「え……ど、どういう意味だったの……?」
マサキ「それを説明するのは、ギャグの意味を説明するくらい恥ずかしいねん……つまり」
マサキ「レッド使って実験して楽しむけど、怪我させたりはせんから安心してやー……みたいな」
レッド「……わかった」
マサキ「わかったんか! それでええんかレッドは!」
レッド「実験なら……楽しい時もあるし、どの機械も凄いから」
マサキ「お、おぉ……まあ、この天才マサキ様が作った物やからな!」
マサキ「じゃあ、もう帰るわ! また遊びに来たってなー!」
レッド「またね……」
レッド(何だったんだろ?)
マサキ(いやー、やっぱりレッドは可愛いなぁ!)
エーフィ(マサキめ……テレパスキャンセラー付けてたな)
エーフィ(何考えてるかわかんなかった。フィーなのかも判断出来ないよー!)
エーフィ(ああああああ! フィーってるのかただの変態なのか気になるー!)ジタバタ
リザードン(うるせえ!)
エーフィ(サーセン!)
終わり
天空の花嫁でのレッド以外のレベルはどんくらい?
>>703 具体的には考えてませんが
キョウヘイ>仲間モンスター>エリカ>子供 ってくらいに考えておいて下さい。
今日はお休みですすみません!
サファリゾーンの歌の子供の後が
見たいなっ…チラッチラッ
>>701
つ「かいふくのくすり」ポワンポワン
ブラァァァァァァァ!!!
次の番外編はブラが来るブラァ!(願望)
>>707 イメージソング作詞作曲を手がけ、地元で有名人に。
CM制作会社からお礼としてモーモーミルク詰め合わせを貰いご満悦。
(そのCMや曲で発生したお金はキョウヘイの懐に入りました)
>>709
マサキ「次作る機械はこれや!」
マサキ「何でもブラッ機ー!! これを使えばどんなカップリングでも百合になるんや!」
マサキ「……開発中やけどな」
今日はお休みさせていただきますすみません…
マサキ「出来たでー!」
マサキ「何がって? ふふん、前言ってたアレを改良したものや!」
マサキ「それがこちらっ! ブイブラ実現機ぃーっ!」
マサキ「この二人がブイったらなーとか、ブラったらなーっていうのを叶える装置や」
マサキ「女体化させてもいいし、させなくてもええよ。個人の好きにしいやー」
マサキ「まずはこ二人や! どどん!」
下2
マサキ「正統派を期待しとった自分がいたことに気付けたわ」
マサキ「まぁオッケーなように作ったのわいやからな……仕方無いんやけど」
マサキ「スイッチオーン!」ポチッ
アクロマ「あー可愛い! ほんっと可愛いですね!」
キョウコ「あったりまえでしょ? 天下一のキョウコ様だもん!」
アクロマ「Fooooooooo!」カシャカシャ
キョウコ「ちょ、ちょっと! 写真撮らないでよ、アタシの場合有料なんだから!」
アクロマ「えー、私からもお金取るんですか?」
キョウコ「当たり前よ! アンタなんて沢山いる男性ファンの一人に過ぎないんだから!」
アクロマ「本当ですか?」
キョウコ「…………っ、これ以上はルイ君に怒られるから! 仕方無いから無料にしたげる」
アクロマ「優しいですね、ありがとうございます」
キョウコ「ファンには優しくしなきゃいけないのよ……あ、頭撫でんなぁっ!」
マサキ「あんま変わらんな」
マサキ「あ、キョウヘイだと男にしか聞こえないんでキョウコ表記にしたでー」
マサキ「そいや、一瞬男体化ルリちゃんが見えたなぁ。ヤンデレなんやろか」
マサキ「……ちなみに言うとくと、性別を変えている場合は特殊でな」
マサキ「条件に合っているパラレルワールドを操作して状況を作り上げてんねん」
マサキ「つまり、どっかにああいう世界があるっちゅーことやな」
マサキ「はーい次行くでー」
下2
マサキ「正統派よっしゃ!」
マサキ「じゃあいくでー」ポチッ
トウコ「あーあ、つまんないわ」
ベル「あれ、トウコ? どうしたの?」
トウコ「あら、ベル! それがね、周りの人がどんどんカップルになっていくのよ」
ベル「え、そうなの?」
トウコ「なった、っていうか良い雰囲気なのよ。キョウヘイとかメイとか」
トウコ「トウヤもチェレンもフウロさんもアイリスちゃんもーっ……はぁ、私一生独り身かしら」
ベル「トウコがそうならあたしもそうだよぉ?」
トウコ「どーかしらね……あ、そうだ」
ベル「どうしたのぉ?」
トウコ「ベル、それなら私と付き合ってみない……?」キラキラ
ベル「ひゃっ、ト、トウコ!?」
トウコ「あはは、じょーだんよじょーだんー!」
ベル「そ、そっかぁ……びっくりしたぁ」
ベル(……彼氏が出来るとしたらトウコくらいカッコいい人がいいなぁ)
マサキ「肝心の百合シーン少なない?」
マサキ「まぁええけど……」
マサキ「……間がもたん! よっしゃ次や! どんどんいくでー!」
下2
マサキ「そこは百合で……まぁええわ」
マサキ「あー、あと……ま、仏の顔も三度まで、マサキ様の顔も三度までや」
マサキ「スイッチオーン」ポチッ
サナ「カルム、協力してくれよ!」
カルム「は?」
サナ「あのさ、きょ、今日こそはセレナに、こここ告白しようと思ってるんだ」
カルム「あっそ」
サナ「だ、だからさ、セレナも思わず素敵ーって言うようなコーディネートをしてくれよ!」
カルム「ごめん無理」
サナ「え!?」
カルム「だって……ほら」
セレナ「サナ、告白って……」
サナ「わああああああっ!? セ、セレナ、何でここに!?」
セレナ「最初からいましたわよ? で、話は戻りますけれど」
セレナ「服を変えなくてもサナは充分素敵ですわ! 大切なのは心ですもの!」
サナ「セレナ……! じゃ、じゃあ俺!」
セレナ「ところで、告白って何をですの? まさか、ピーマンが食べれないとか?」
サナ「ズコーッ!」
マサキ「安定の天然やな……」
マサキ「この調子でどんどんいくでー」
マサキ「はい次!」
下2
マサキ「あー、誠に申し訳無いんやけど」
マサキ「連続安価ゲッチューは三回まででお願いしますー……」
マサキ「ほら、なるべく色んな人の要望聞きたいやん? 結果同じかもしれんけど」
マサキ「えー、申し訳無いけど最安価しますー」
下2
マサキ「五分でレスが二つもつくのが当然ってレベルのスレやないもんここ」
マサキ「まぁのんびり待ちましょう、出来ればすぐついてってスタンスで行くで」
マサキ「それはおいといてエリカさん来た! わいエリカさんごっつ好きやねん!」
マサキ「わーいスイッチオン!」ポチッ
レッド「エリカさん、こんにちは……」
エリカ「あら、レッドちゃん。また来てくれたのですね」
レッド「はい……その、エリカさんみたいな女性になりたいので」キリッ
エリカ「あーん、可愛いーっ! レッドちゃんにそう言われるなんて感激ですわっ!」ギュー
レッド「あう……エリカさん……」
エリカ「あら、レッドちゃん髪の毛切りました?」
レッド「あ……はい、少し」
エリカ「もう少し伸ばしても可愛いと思うんですけど……いつもこれくらいですね」
レッド「あ……その」
エリカ「?」
レッド「え、エリカさんとお揃いに……したかったんです……」
エリカ「きゃああああああっ可愛いぃぃぃぃいいい! うちの子になって下さいっ!」
レッド「に、兄さんが悲しむから……」
エリカ「お宅の子にさせて下さあああああぁぁいっ!!」ギュー
レッド「あぅ……」
マサキ「二人とも可愛らしいなぁ」
マサキ「後でエリカさんに送ったろ」
マサキ「今のところブイブラブイブラでバランスええな」
マサキ「別に次もブラでええけどな! はい次!」
下2
マサキ「またむっずかしいとこやなー」
マサキ「まぁええわ」ポチッ
レッド「トウヤぁ……」
トウヤ「あれ、レッド……どうしたの? 泥んこだよ?」
レッド「転んじゃって……」
トウヤ「あらら……ほら、拭いてあげるからこっちおいで。ね?」
レッド「うん……」
トウヤ「よく泣かなかったね。偉い偉い」
レッド「うー……」
トウヤ「痛いよね……じゃあ、お姉さんがおまじないしてあげる」
レッド「?」
トウヤ「痛いの痛いの……チェレンの所にとんでけー」
レッド「!?」
トウヤ「ほら、もう痛くないでしょ?」
レッド「う、うん……でも、チェレンさんは?」
トウヤ「チェレンは強いから、転んでも痛がったりしないんだよ」
レッド「チェレンさん凄い……!」
チェレン「……うわっ!」ズコッ
チェレン「いっ……痛い! 何なのさもう!」
マサキ「男の時とあんま変わらんな」
マサキ「二人とも元が女々しいんやなー」
マサキ「しゃべり方とかな……よっしゃ次行くでー」
下2
マサキ「ブラ勢が優勢やな!」
マサキ「まぁわいはフィーでもブラでもブイでもなんでもええんやけどな」
マサキ「ぽちっとなー」ポチッ
レッド「ただいま……あ、リーフ」
リーフ「お姉ちゃん、お帰りー!」ギュー
レッド「ただいま……」
リーフ「聞いて聞いて! 私、今日ライとバトルして勝ったのよ!」
レッド「凄いね……」
リーフ「でしょでしょ! それに、ファイアにも……って訳にはいかなかったけど、惜しかったの!」
レッド「ファイアは強いよね……リーフも強いよ」
リーフ「えへへー、お姉ちゃんありがとー! だいすきっ!」
レッド「私も……だ、大好き……」
リーフ「あー! お姉ちゃん可愛いーっ!」バッ
レッド「きゃっ……」
ファイア「目の前でやらないで貰いたいんですけどねー!」
マサキ「この世界のファイアの性別はわかっていない&このリーフはシスコン……つまり」
マサキ「いやつまりも何も無いわ。そんなん考えてたら話が詰まるわ」
マサキ「……駄目や! ツッコンでくれる人おらんとめっちゃ恥ずかしい!」
マサキ「次いくで次!」
下2
マサキ「ブイ勢少ないっつーかおらんな」
マサキ「まぁええわ」ポチッ
カミツレ「フウロ、聞いて」
フウロ「何?」
カミツレ「私、全国駄洒落委員会なるものを立ち上げたの」
フウロ「そ、そう……好きだね、駄洒落」
カミツレ「もちろんよ……これで私の駄洒落が世界に広まるわ」
フウロ「駄洒落にも自信を持ってるんだね」
カミツレ「ええ。何事も自信を持つのが一番だもの……あ、でも」
カミツレ「地震を耐える自信は無いわ!」
フウロ「飛行タイプは大丈夫だけど、私自身は辛いかな」
カミツレ「フウロ、大好き!」ガバッ
フウロ「はいはい、私もだよ!」
カミツレ「ふふ、嬉しいわ」
フウロ(こういうカミツレちゃんを知ってるのは私だけかな……何かうれしーな)
マサキ「レッドが見たら複雑な表情しそうやな」
マサキ「駄洒落はいいが百合はちょっと……って悩むやろなー」
マサキ「ま、それはおいといてー」
マサキ「次行くでー」
下2
マサキ「おったんかブイ勢」
マサキ「まぁええわ……最近まぁええわが口癖になっとる気ぃするわー」
マサキ「まぁええわ。あ、また言ってしもた!」ポチッ
キョウヘイ「ルリちゃーんっ!」
ルリ「キョウヘイ君! お、おはよう……」
キョウヘイ「おはよっす! 朝から二人で出掛けられるのって初めてっすよね」
ルリ「うん、なかなか休みが合わなかったもんね」
キョウヘイ「俺も丸一日休みなのは久しぶりだし……ルリちゃん補給するぞー!」
ルリ「は、恥ずかしいよ……あ、じゃあ私もキョウヘイ君補給するぞー!」
キョウヘイ「あ、確かに何か恥ずかしいっすね」
ルリ「あはは、今日は一日楽しもうねっ!」
キョウヘイ「うん!」
マサキ「純粋やわー、目の毒やわー」
マサキ「にしてもヤンデレじゃないルリちゃん久々に見たわ」
マサキ「やっぱりああいう子は彼氏と一緒にニコニコしてるのが一番やな!」
マサキ「ラストいくで!」
下2
マサキ「つまり本編はフィーっとけ、ってことやな。ちゃうか」
マサキ「まぁええわ。ぽちっとな」ポチッ
レッド「姉さん……何してるの?」
ブルー「きゃ!? あ、あら、レッドじゃない。こんなところで会うなんてね」
レッド「……タマムシデパートだね」
ブルー「そうね。レッドは何か買い物?」
レッド「ご飯とか、ポケモンの薬とか……だけ」
ブルー「そうなの……まぁ、ちょうど良かったわ! はい、あげる」
レッド「……マフラー?」
ブルー「頑張って編んでたのよ。今日はラッピングの袋探しに来たんだけど、すぐ渡したかったのよ」
レッド「……姉さん」
ブルー「ん?」
レッド「すっごく嬉しい……ありがとう」
ブルー「いいのよ、私はお姉さんですもの。弟の身を考える事くらい当然よ」
レッド「えへへ……姉さんがお姉ちゃんで良かった」
ブルー「レッド……そう言ってくれるなんて、私は世界一の幸せ者よぉぉぉっ!!」ガバッ
レッド「っ! ね、姉さん、周りの人が見てる……」
ブルー「皆さん! この子は私の素晴らしい弟ですっ!」
レッド「やめて!」
マサキ「あの二人らしいな……ん?」
マサキ「あ、機械壊れてしもた。やっぱりガラクタで作ったからやろか」
マサキ「えー、直ったらまたやると思いますんで、待ってて下さいねー」
マサキ「今日でブイ勢もブラ勢も満足していただけたやろ」
マサキ「フィー勢は本編とか他の番外編を待っててなー」
マサキ「えー、明日からはいつもどーりに本編を……うわ何や何や」
ファイア「俺ですよ! 今日はいつもよりテンションが高いファイア君ですよ!」
マサキ「ど、どうしたんや、そんな熱くなって珍しいな」
ファイア「それがですね、俺はもう耐えられないんです」
ファイア「目の前で楽しそうな戦いが繰り広げられているというのに、参加出来ないという事がっ!」
ファイア「俺も混ざりたい! 戦いたいっ! でもストーリーを尊重するとしたら入れない……」
マサキ「そういやマサラ人やったな」
ファイア「で……ストーリーを尊重すべきか、しないべきか。皆様のご意見ご感想をお待ちしております」
マサキ「戻ったな」
ファイア「炎ファイア君は制限時間あるからね。じゃあ今日は終わりでーす」
今日お休みですすみません!
マサキ「今作っとるのは自動お好み焼き機……と」
マサキ「ポケモン擬人化支援機や。この二つの機械についての意見待っとるで!」
マサキ「結構案出とるんやな……あ、自動っちゅーのはな、面倒だからじゃないで」
マサキ「仕事の前に、材料をドンと入れてボタンを押す。仕事をする……」
マサキ「あー、仕事疲れたわ! そして振り返ると完成したお好み焼き!」
マサキ「至福の一時っ!! ……って訳やねん。せっかくやきたこ焼きとかもええなぁ」
マサキ「……何、これ読まなあかんの? えーと」
マサキ「おやおや、あんな所にポケモンが集まっているようですよ……何やねんこれ」
エーフィ「フィー組安価無し会議ぃーっ!!」
ドレディア「どんどんぱふぱふー!」
ユクシー「キマワリちゃんはお休みでーす」
エーフィ「あ、別に画面を華やかなポケモンだけにしたかったって訳じゃないよ?」
ユクシー「失礼ですね」
エーフィ「あっははー。で、昨日ブラッキーとイーブイの為の番外編あったじゃん?」
ドレディア「ありましたわね、とても喜んでました」
エーフィ「……ズルくね?」
ユクシー「フィーならたまに本編にあるじゃないですか」
エーフィ「でもドラクエ編はそう多くないじゃん!?」
ドレディア「冒険活劇ですものねー」
エーフィ「だからさ! この予想外に空いた枠を使って僕らが話し合ってもいいよね!」
シキミ「モチロンです!」
エーフィ「……あれ、どちらさま?」
シキミ「あれ、覚えてません? アタシですよアタシ。イッシュ四天王の」
エーフィ「あー、ゾロアークに6タテされてた人ね」
シキミ「あ、それは言わないで下さいよぅ」
ドレディア「シキミさん、お久しぶりです!」
シキミ「あ、トウヤ君のところのドレディアちゃん。バトルで見たときから仲間かなって思ってました」
ドレディア「私もです!」
ユクシー「私ユクシーといいますー。一応準伝です」
シキミ「ご丁寧にありがとうございますー。四天王のシキミです。小説家もやってます」
エーフィ「え、そなの?」
シキミ「はい! 最近はN×トウヤがお気に入りです。Nトウって言うとややこしいですよね」
エーフィ「あ、それだよねー」
ドレディア「シキミさんって、いつも挑戦者に小説を聞かせてますわよね」
シキミ「はい、直前まで書いていた小説をです」
ユクシー「前に来た挑戦者には何を聞かせたんですか?」
エーフィ「まさかフィーってないよねー」ケラケラ
シキミ「えっと、これです! 読みますね……」
シキミ「俺はお前のどんなところも受け入れる、たとえそれが罪だとしても」
シキミ「男はそう言い彼の頬に手を添えた。それはまるで恋人の、いや親子のようであった……」
ドレディア「ギリギリセーフですわね」コソコソ
エーフィ「こ、ここまではね……」コソコソ
ユクシー「ここから進んだら問題ですね」
シキミ「男は彼を抱きしめ、彼も男を抱きしめ返した。そして二人はそのままベッドへと……」
エーフィ「アウトぉー! それバトル前に聞かせちゃダメだ!」
シキミ「え、そうですか?」
エーフィ「挑戦者男? 女?」
シキミ「男の子でしたよ」
ドレディア「バトルはどうでしたの?」
シキミ「確かに、少しやりずらそうでしたね」
ユクシー「どう考えても小説が原因です、本当にありがとうございました」
シキミ「むむ……難しいですね」
エーフィ「そうだね……暇だしカップリングの確認でもしていこうか」
ドレディア「そうですわね」
ユクシー「うむうむ」
シキミ「あ、アタシもエーフィ先生の本で知ってます。あと風の噂とかで」
エーフィ「よーしいくぞー!」
エーフィ「まずグリレだけど、どう思う?」
ドレディア「レッドはツンデレ受けですわ」
エーフィ「そうだね。普段はクーデレなのにグリーンにだけツンデレなんだよ」
ユクシー「グリーンはヘタレ攻めですかね」
シキミ「こちらもツンデレ攻めという可能性は?」
エーフィ「あー、両方ありうるね。設定がレッド大好きツンデレだし」
ドレディア「ここは定番ですわね」
エーフィ「順番でトウヤの方のNトウ。どう?」
ドレディア「私はもう最高だと思いますわ!」
シキミ「アタシもそれには賛成です!」
エーフィ「ほほう、なぜなぜ?」
ドレディア「ストーリー上でも贔屓しまくりですし、あと天然のせいでぐふっ」
ユクシー「ドレディアさんが血を吐いて倒れたー!」
シキミ「Nさんとは戦ったんですけど。バトルの後『トウヤ……』とか言ってまして!」
シキミ「その後トウヤさんを見たときにはきたぁぁぁっ! とテンション上がりましたね!」
エーフィ「ここもまた彼女らにとっては定番のようだね!」
ドレディア「トウヤは穏やか受けですわ!」
シキミ「Nさんは何でしょう……電波攻め?」
ユクシー「不名誉ですねー、電波って」
エーフィ「順番でここはアクキョウでしょ!」
ドレディア「テンション高いですわね」
エーフィ「正直二番目くらいに好きな二人組なの!」
シキミ「キョウヘイ君はショタショタしいですもんね」
エーフィ「アクキョウの魅力はね、キョウヘイのツンデレ受け!」
ドレディア「惚れ惚れするほどのツンデレっぷりですわよね」
ユクシー「お手本のようだよね」
エーフィ「あと何て言ってもアクロマの変態紳士さ! 限度を知ってる変態! フィー!」
シキミ「いざと言うところでは紳士ですよね、あの人」
ユクシー「散々肉体関係結ぼうとしてるけど、お風呂とか寝てるとき手出してないもんね」
エーフィ「そういうのも見てて楽しいよ! フィー!!」
エーフィ「あと……一番純粋なのがシルレかな」
ドレディア「あの子の健気さには涙するものがありますわ」
ユクシー「ですよね」
シキミ「幸せになって欲しいです」
ドレディア「というか、何でフィーったのでしたっけ?」
エーフィ「レッドが時たま女装するじゃん? 段々それが可愛く見えてきて」
エーフィ「あれ? いつものレッドさんも可愛くね? ってなったぽいよ」
シキミ「女装から始まるフィーですか、多いですね」
エーフィ「主にレッドだけどね……あの子ちゅー以上してんだよね」
ドレディア「えっ!? 聞いてませんわっ!!」
ユクシー「私も!」
シキミ「私もですっ!!」
エーフィ「おおう、落ち着いて落ち着いて、話すから」
エーフィ「ジョウト編が終わる時、丁度トウヤは台所にいたんだっけ」
エーフィ「罰ゲームか何かで……シルバーをけしかけてね」
エーフィ「そこで何があったかはレッドとシルバーと僕しか知らないよ」
ドレディア「何が、何があったのですか!?」ハアハア
シキミ「小説のネタにするので教えて下さい!」
エーフィ「……一昔前風に言うなら、B以上C未満ってとこかな」
シキミ「きゃああああああああああっ!!」
ドレディア「でぃああああああああっ!!」
ユクシー「きゅいいいいいいいいいっ!!」
エーフィ「ひ、秘密だよ秘密!」
シキミ「あ、もうこんな時間ですね。お開きもうすぐです」
エーフィ「あ、ホントだ。最後に何かある?」
ドレディア「あ、私いいですか?」
エーフィ「どぞー」
ドレディア「この中で、エーフィちゃんだけ男の子ですわよね」
ユクシー「エーフィちゃんって呼んでる時点でおかしいですけど、確かにそうですよね」
エーフィ「まぁそうだね。ブイズはメス少ないし」
ドレディア「……例えば、本当に例えばですけど、シャワエーってありですか?」
エーフィ「無しです!! 僕はホモではないの! 見るだけでいーの!」
ユクシー「ワガママさんですね。むしろリザエー?」
シキミ「ポケモン×ポケモン……新たな境地です!」
エーフィ「え、ちょ、それは……本当にやめてください!! うわああん!」シュンッ
ドレディア「あ、逃げた」
シキミ「エスパータイプっぽいですねー」
ユクシー「テレポート使えないんで追いかけられませんよ、残念」
シキミ「……では、そろそろお仕舞いになります。また明日ー♪」
シキミ「あ、皆さんたまにはリーグに来てくださいね! アタシ、新刊持って待ってます!」
ドレディア「フィー本を読み聞かされる恐怖と……」
ユクシー「メガネ系おっぱい女子……君はどっちを選ぶ!」
シキミ「ぜひ来て下さいねー! シャンデラと待ってまーす!」
終わり
今日10:30からになると思います!
このスレ中に天空終わらせようとか思ったけど多分無理です。始めます!
グリーン「あー、わりーな。コイツがイタズラしたみてーだな」
コリンズ「ふん」
グリーン「ああ? ふんって何だふんって。お前誰に言ってんだぶん殴るぞ?」
コリンズ「わ、わかったよ!」
レッド(こういうのどっかで見たな……)
グリーン「で…………ん?」
レッド「…………何だろ」
キョウヘイ「野生の勘がうずくぜ!」
ピエール「どうしたんですか? ……うわ!?」ドンッ
マサキ「あああああ着地失敗したぁあああああ!」
ファイア「運動神経悪いですねー」スタッ
トウヤ「いだっ」ドテッ
アクロマ「キョウヘイ君! 来ちゃいました!」ダッ
キョウヘイ「来んなああああああ!」
グリーン「何でだよ!?」
レッド「…………!?」
レッド「な、何で来たの……?」
マサキ「正直な……見てるの飽きてきてもーたんや」
ファイア「戦いたくて」
トウヤ「面白そうだったからねぇ。あ、戦いはそっちに全部任せるよ」
アクロマ「ぬこキョウヘイ君を拝む為です!」ギュー
キョウヘイ「ふしゃー! 放しやがれー!!」
レッド(えー……)
タカシ「お、お父さん、この人達だれ?」
レイ「お父さんの知り合いですか……?」
トウヤ「そうだよ、僕はトウヤ。ほら、アメさんあげようねー」
タカシ「わーい!」
レイ「やったー!」
レッド「知らない人に着いていっちゃいけませんっ……!」
ファイア「特にそこのお方は駄目ですね」
レッド(……この子達にどう説明しよう)
1、全部話す 2、嘘をつく
下2
レッド「あ、あのね……二人とも」
タカシ「なーに?」
レイ「何ですか?」
レッド「あ、あの人は……東の島の西の方に住んでる、科学を調べてる人で」
マサキ「極東の関西って訳わからんなー」
レッド「あの子は僕の……弟のような子で」
ファイア「まさか兄のような人に子供がいたなんてー(棒)」
レッド「あの人は……近付いちゃ駄目だよ」
トウヤ「酷い!」
レッド「あの人はキョウヘイの事が大好きな人……」
アクロマ「キョウヘイ君大好きです!」
キョウヘイ「俺はお前が嫌いだーっ!」
グリーン「……楽しそうじゃねえか! 俺も行くぜ!」
マリア「あ、あなた!?」
グリーン「大丈夫だ、その内帰ってくる。コリンズ、お母さんを頼んだぞ」
コリンズ「お、おう!」
マサキ「仲間モンスター(キョウヘイ以外)は城に送っておいたで。凄いことになるからなぁ」
ファイア「ハイパー大所帯になっちゃいますよね」
レッド「…………」
グリーン「何落ち込んでんだよ。そんなに動物好きなのかお前……」
レイ「お父さんにあまりひっつかないで下さい」
グリーン「お、おう」
キョウヘイ「おらたかいたかーい」
タカシ「わー!」
アクロマ「そのキョウヘイ君を高い高いすることで三連結!」
キョウヘイ「ぎゃー!?」
タカシ「凄いたかーい!!」
トウヤ「あはは……レッド」
レッド「うん……凄く騒がしい」
マサキ「超人数やもん、仕方無いわ」
レッド「……お城出よう」
グリーン「そうだな。兵士がめっちゃ見てくるしな」
~外~
キョウヘイ「ここまできたらあの人にも協力願いたいっすよね」
レッド「?」
キョウヘイ「ブルーさんっすよブルーさん」
レッド「あー……会いたいな」
レイ「お父さん、女の人?」
レッド「うん……」
マサキ「つってもおねーさんやろ?」
レイ「な、なんだ……びっくりしちゃいました」
アクロマ「あれで飛んでいけないのでしたっけ」
トウヤ「一回サラボナにルーラしないとね」
タカシ「この人達物知りだねー!」
マサキ「ま、見てたしなぁ」
レッド「だよね……えっと、ルーラ」ビュイーン
~山奥の村~
レッド「来れた」
マサキ「なんでやねん」
アクロマ「あ、面倒だったのでプログラム書き換えました」
マサキ「しどい! わいがいっしょーけんめー組んだプログラムやっちゅうのに!」
トウヤ「一応あの子たちの前ではその話しないでね?」
マサキ「あ、せ、せやな……」
レッド「姉さん……どこかな」
レッド「姉さん……!」
ブルー「ま、レッド! ここ時間で八年くらい会ってなかったわよね! 変わらないわね!」
レッド「石になってたから……姉さんも、変わらない」
キョウヘイ「……おかしいほど変わんないっすね。今年にじゅうろ……はっ」
ブルー「キョウヘイ?」
キョウヘイ「何でも無いっすブルーさん」
グリーン(女ってこええ……)
タカシ「始めまして! お父さんの子供のタカシです!」
レイ「レイです……よろしくお願いします」
ブルー「あら、いつの間に? 相手はエリカちゃんよね」
レッド「コウノトリさんが運んで来たの……」
ブルー「なるほどね! よろしく、二人とも!」
タカシ「うん! おば」ピタッ
ブルー「お姉さん。でしょ?」
タカシ「よろしくお姉さん!」
レイ「よろしくお願いしますお姉さん!」
ファイア(おばさんはおばさんでもそれは別に呼んでもいいんじゃ……ま、いーや)
ブルー「で、この大人数で魔王的なの倒しに行くの?」
レッド「うん……」
ブルー「私も行くわっ! 弟だけを戦わせておけない!」
レッド「ありがと……」
ファイア「さっすが姉さん。頼りになるー!」
今日はここまで。明日から一気に進んでORAS発売前にはクリアする予定です。
趣味で動画を投稿している者です。いつも楽しくSSを見させていただいてます。
次に作る動画で、このSSを題材にしたポケモン対戦の字幕実況をしたいと考えています。
もしよろしければ、許可をいただけないでしょうか?
遅くともORAS発売前には動画をニコニコにUPしようと考えています。よろしくお願いします。
>>841
ど、動画…なんか凄いですね。
これを題材にするのとかは全然構いません。もう、本当に全然構いません。
ただ、完成したら教えてほしいなー…なんて。 出来たらでいいので。
始めます!
レッド「……シルバーを、危ない目に合わせたくない」
グリーン「だったら馬車に隠れててもらえばいーだろ」
トウヤ「そうそう、僕もそうするし」
キョウヘイ「それにそれに、ここで一人呼ばれないっていうのは悲しいっすよ?」
マサキ「ほら、わいやて非戦闘員やけどおるんやから」
レッド「……シルバーは、お仕事あるし」
グリーン「でもここアレだろ? ならいーじゃねーか」
レッド「うーん……」
ファイア「兄さんの好きなようにしていいよ」
ブルー「私もよ。レッドが決めたことなら良い判断に決まってるもの」
レッド「…………どうしよ」
シルバーを… つれてくorつれてかない
下2
レッド「でも……何かあったら大変だからっ」
キョウヘイ「あーはいはい、戻ったらシルバーにぎゅーってしてやれば丸く収まるっすよ」
レッド「?」
トウヤ「僕も非戦闘員なんだけど……何かあってもいいの?」
レッド「トウヤは……要領よく隠れてそうだし」
マサキ「わいはわいはー?」
アクロマ「私は私はー?」
レッド「二人は別にどうなっても……」
マサキ「そんなっ、酷い! わいにはレッドしかおらんのやで!?」
アクロマ「キョウヘイ君っ、守ってくれますよね!?」
キョウヘイ「誰が守るか!」
グリーン「あーわかったわかった……先進もうぜ」
ファイア「めんどくさくなったんですねわかります」
~船~
マサキ「ここの洞窟を通っていけばここのエルヘブンってとこに辿り着くねん」
ファイア「そこが兄さんのお母さん……何かおかしいけどいっか。その人の故郷なんだね」
ブルー「楽しみね!」
タカシ「うん!」
レイ「はい!」
グリーン「……レッド?」
レッド「…………戦いの時だけ起こして」
トウヤ「よしよし……」
~エルヘブン~
マサキ「着いたでー」
トウヤ「レッド、そろそろ起きよう。大丈夫?」
レッド「……大丈夫」フラフラ
キョウヘイ「相変わらず乗り物酔い酷いっすねー」
レッド「うう……」
アクロマ「すみません、私は化学は専門では無いんですよ」
キョウヘイ「役立たねーなぁ」
マサキ「わいもどっちかって言うと科学やからなー。自力で治しぃ!」
レッド「…………な、治った!」
グリーン「嘘つけ。さっさと行くぞ」
レッド「…………トウヤぁ」
トウヤ「よーしよし」
キョウヘイ「一気に賑やかになったっすね、この旅……」
タカシ「僕、キャラ的にもユウキさんとかコウキさんと同じ道を辿りそう」
レイ「おとーさんが……」
キョウヘイ「全員キャラ濃いっすからねー……ま、勇者なら少しは出番あるっすよ」
女性「こんにちは、ここはエルヘブンの、町……」
マサキ「やっぱり実物は違うなぁ! 結局わいがアレしてアレしたもんやけどな!」
ファイア「すげー、もうモノホンじゃないですか。豪邸ある」
キョウヘイ「何か秘密アイテムとかありそーっすね」
トウヤ「レッド、大丈夫?」
レッド「うん……」
女性(へ、変な集団が来た……長老様に知らせないと!!)ダッ
アクロマ「まず観光でもしますか?」
グリーン「さっさと目的果たそうぜ」
レッド「……ここには何があるの?」
マサキ「せやなー、おもろいのは宿屋と長老と魔法グッズしかないで」
ファイア「魔法グッズ?」
ブルー「魔法が使えるようになるの?」
マサキ「違うけど……ま、ビミョーにいるかいらないかやな」
アクロマ「日も落ちてきたことですし、そろそろ宿屋に行くのも手かと」
グリーン「長老のとこに行くのがストーリーの流れだろ? さっさと済まそうぜ」
レッド「うーん……」
1、宿屋 2、長老 3、魔法グッズ
下2
レッド「魔法グッズっていうの……気になる」
ファイア「兄さんならそう言うと思ってた。さ、行こう!」
レッド「うん……!」
ブルー「ふふ、魔法グッズだなんて楽しみね!」
キョウヘイ「意外とファイアも興味津々っすね」
ファイア「いやぁ、好奇心旺盛な十才ですから」
マサキ「信じられんよなぁ、レッドより年下なんて」
レッド「弟だから年下なのは当たり前……でしょ」
トウヤ「でも……あはは、うん、そうだね」
レッド(凄い微妙なリアクションされた!?)
ファイア「あ、宝箱発見」
キョウヘイ「鍵かかってるっすよ?」
レッド「鍵なんて、あってないようなもの……」バキッ
キョウヘイ「やっぱりっすか」
ブルー「中には何が……あら、絨毯? そんなに綺麗な模様でも無いわ」
グリーン「魔法で絨毯か……空飛ぶ絨毯とかか?」
レッド「どれどれ……あ、乗れた」
アクロマ「これ、どういうメカニズムで飛んでいるのですか?」
マサキ「魔法や」
ファイア「おー……アラジンにでもなった気分」
グリーン「絨毯ではしゃぎまくってたらもう夜じゃねーか」
トウヤ「長老さんちももう戸締まりしちゃったかもねぇ」
ファイア「夜の冒険ってことで、絨毯で旅に出ましょうぜ」
マサキ「わいもう疲れてもーたー。体力ないねん」
アクロマ「宿屋もありますし、泊まりましょう!」
キョウヘイ「俺も疲れたっすー……」
ファイア「む、大多数か……なら宿屋行きましょう。いいよね、兄さん」
レッド「ふあぁ……うん」
ブルー「レッドも眠そうね。じゃ、行きましょ!」
~宿屋~
店員「いらっしゃいませー」
レッド「……この人数で」
店員「十人ですか……女性は二人一部屋、あとは2・3・3でいいですね」
レッド「ふぁい……」
店員「眠そうですね……すぐ準備しますので少々お待ちを!」
ファイア「……男はどう分ける?」
下2
マサキ「わいとグリーンはんの扱いひどない? グリーンはんはともかく!」
グリーン「何でだよ! っつーかその他でいいだろうに……ファイアは名前書かれてるな」
ファイア「人気と扱いがグリーンさんとは違うのだよ」
グリーン「くそー、腹立つなー」
レッド「うちの子に手は出させないうちの子に手は出させないうちの子に手は出させない……」ブツブツ
タカシ「おとーさん?」
トウヤ「レッド酷い! 普段はショタコンじゃないから! 目覚めても……いや、それはわかんないや」
キョウヘイ「よりによってコイツと二人かよ……」
アクロマ「神は見ていて下さったのですね!」
キョウヘイ「今俺は無神論者になったっす」
~その他部屋~
マサキ「この部屋では何も起こらんな」
グリーン「一部を除いて全員常識人だしな」
ファイア「ですね」
マサキ「一部ってわいか。変態は変態やけど常識持った変態や!」
グリーン「変態な時点で常識人じゃないだろ」
ファイア「確かに……」
~二人部屋~
キョウヘイ「絶対手ぇ出すなよ」
アクロマ「いやー、どうでしょうね?」
キョウヘイ「やめろ! さっさと寝ろよ!」ボフン
アクロマ(……さて、どうしましょう)
アクロマ(ちょっかいかけるべきか寝るべきか……)
下2
アクロマ(……キョウヘイ君も本当に疲れているのでしょう。彼は戦っていましたし)
アクロマ(今日はやめておいて、また機会があればあんなことやこんなことしましょう)
アクロマ「おやすみなさい、キョウヘイ君」
キョウヘイ「おー、おやすみー……」
アクロマ(さて、私も寝ますか)
~三人部屋~
レッド「タカシは……僕の隣がいい?」
タカシ「うん!」
レッド「じゃあ、トウヤはその反対側……」
トウヤ「信頼されてないなー……まぁ、目覚めたらどうなるか僕もわからないしねー」
レッド「……タカシ、このお兄さんの様子が変だったら、斬っていい」
タカシ「わかった!」
トウヤ「流石に僕死んじゃうから!」
レッド「頑張って目覚めないようにしてね……」
トウヤ「はーい……じゃあ、おやすみー」
タカシ「おやすみなさーい!」
レッド「おやすみ……」
レッド(今日は、皆が来てビックリしたな……明日から頑張ってストーリー進めよう)
今日はここまで。明日からはガンガンストーリー進むんで。明日からは。終わり。
始めます!
レッド(朝です)
レッド(目が覚めました……一番乗りです、やったー)
レッド(…………)
レッド(心なしかトウヤがこっちに寄ってきてる気がするぞ)
レッド(……ベッドごとあっちに運んじゃおう)
レッド(大体イシツブテ五匹分ぐらいの重さだった……)
レッド(あー……何しよう)
1、皆を起こしてさっさと出発 2、寝起きドッキリ(何をするかも)
3、レベル上げ 4、自由
下2
レッド「…………」
レッド(全員誘おう)グッ
レッド「レベル上げするよー……」
マサキ「わいは非戦闘員なんで寝てますー……」
ファイア「俺行きます!」
グリーン「俺も一応行くぜ。これ以上レッドとの差を広げたくねえからな」
レッド「レベル上げ行きますよー……」
キョウヘイ「ふぁー……ういっす行きまーす」
アクロマ「私は非戦闘員ですので……もう少し……ぐー」
レッド「レベル上げー……」
タカシ「ふあーい」
トウヤ「………………」
レッド(しまった! トウヤのアレ忘れてた!)
レッド「タカシは先に外に行ってね……」
タカシ「う、うん!」
レッド(さて……どうだ)
直下コンマが70以下ならトウヤ目覚める
トウヤ「おはようレッド。レベル上げをするの?」
レッド「う……うん、その、つもり……」
トウヤ「僕はね、色んな物事にレベルがあると思うんだ」
レッド「う、うん……」
レッド(あれ、目覚めてない?)
トウヤ「料理とか、掃除とか、洗濯とか……そう、こんな遊びとかね」
レッド(駄目だ! 目覚めてる! 距離を取ろう、距離を……)
レッド(ど……どうしよう。僕はホモじゃないのでこのまま襲われるのは嫌です)
トウヤ「ほらほら、もう逃げられないよ?」
レッド(決断の時っ!)
1、SOSを発する(人指定) 2、ビンタしてみる 3、剣を出す
下2
レッド(忙しい……よし)
トウヤ「ん?」
レッド(まずビンタ!)ベシッ
トウヤ「べふっ」バタッ
レッド(剣を抜いて)ジャキッ
レッド「助けてー!」
レッド(完璧)
キョウヘイ「レッドさああんっ!? まさか目覚めトウヤさんに、やら、れ……」
レッド「?」
キョウヘイ「どっちかと言うとこれトウヤさんが助けてーじゃないっすか?」
トウヤ「」
キョウヘイ「あ、気絶してる」
レッド(力入れすぎたかな……)
レッド(トウヤを元に戻したから、外でレベル上げです)
マサキ「わいらは非戦闘員やから、馬車でトランプしとるわー」
アクロマ「頑張ってくださーい」
キョウヘイ「流れ弾そっちに行ったらごめんな!」ブンッ
アクロマ「正確な投石っ」バタッ
レッド(あのコントロール……イシツブテ合戦向いてそう)
ファイア「レベル上げすんじゃないの?」
レッド(なんやかんやで全員10くらいレベル上がりました)
グリーン「おい、レッド」
レッド「?」
グリーン「手合わせしようぜ。お互い素手でな」
レッド「いいよ……じゃあ、膝ついたら負けね」
グリーン「おう、今度こそ負けねえぞ」
キョウヘイ「じゃ、負けた方は勝った方の言うことを聞くってことで」
レッド(勝たなきゃ)
グリーン「負けられねえな」
直下コンマが65以下ならレッドの勝ち、66以上ならグリーンの勝ち
グリーン「うおっ」
レッド「あ……勝った!」
キョウヘイ「レッドさんすげー! さっすがー!」
レッド「ふふん……」
ファイア「ドンマイグリーンさん。兄さんに勝負を申し込んだ時点で敗けは確定してたけどね」
グリーン「慰めてんのか兄自慢してんのかどっちだよ」
レッド「……約束」
グリーン「ん?」
レッド「言うこと聞く……でしょ」
グリーン「くそっ……なるべく無理のないのにしろよ」
レッド「えっと……」
下2
レッド「……何か新しい武器買ってきて」
グリーン「パシリかよ……つか、今の時点だとお前のそれが最強装備だぞ?」
レッド「この剣だと……全部一撃でつまんないから」
グリーン「贅沢な悩みだな……ま、俺のセンスに文句言うなよ?」
レッド(絶対言ってやる……)
キョウヘイ「新しい武器っすか。どんなのがいいんすか?」
レッド「うーん……剣とか、杖とかの……細長い堅いもの」
ファイア「……その心は?」
レッド「剣は切れるし、杖も殴るのにちょうどいいから……」
キョウヘイ「グリーンさんにはなるべく大人しめの武器を買ってきてほしいっすね」
ファイア「うんうん、兄さんがここに染まって殺人鬼になる前に」
レッド(酷い!)
グリーン「買ってきてやったぜ」
レッド「見せて……」
どんな武器? 下2
今回は気付かずスルーしちゃってましたが一応連投の場合は一個下ルールあります。
グリーン「きせきの剣っつーんだと。ちょうど商人っぽいのが来てたから買った」
レッド「……カッコいい」
キョウヘイ「金色っすねー」
マサキ「見せてみー。あー、それも結構攻撃力高いで」
グリーン「マジか。見た目だけで選んだつもりだったんだけどな」
マサキ「あと、与えたダメージの四分の一回復する優れものや!」
ファイア「もう回復いらないじゃないですかやだー」
レッド「メタルキングの剣……どうしよう」
ファイア「俺! 俺欲しいです!」
レッド「あげる……」
ファイア「やったぜ。でも兄さんに攻撃力が届くことは無いんだよなぁ」
キョウヘイ「この兄弟を敵に回してはいけないっすね」
グリーン「攻撃力が鬼のようだからな」
長老「あの……このまま進むつもりじゃないですよね」
レッド「……進むつもりでした」
長老「……あなたはエルヘブンで産まれたマーサの息子ですね」
レッド「え、はい……」
キョウヘイ「なんか始まったっすね」
グリーン「教会の中とかならかっこつくがこんな野原でやってもなぁ」
長老「マーサは不思議な力を持っていたので魔物に拐われたのです」
長老「マーサを助け出せるのはあなたと勇者だけです。頑張って下さい」
レッド「……あ、終わり」
グリーン「帰っていくな、長老」
ファイア「言うだけ言って帰る……格好いいね」
ブルー「おはよう皆! 外で何してるのかしら?」
キョウヘイ「レベル上げっすよー」
ブルー「じゃあ少しは強くなったかしら? レッド、手合わせしましょうか」
レッド「きょ、今日はもうグリーンとやったから……」
ブルー「あら、そう? ならまた今度にしましょうね」
レッド「そうして……」
ファイア「……ストーリー進めましょう、ね」
キョウヘイ「トランプ組ー、次どこ行くんすかー」
トウヤ「ぐー……」
アクロマ「ぬこキョウヘイ君……むにゃむにゃ」
マサキ「一回サラボナに戻ってなー……ぐー」
レッド「…………寝てる」
キョウヘイ「こいつら……」
~サラボナ~
ルドマン「お、おおレッド! 頼みがあるのだ!」
レッド「入ってすぐ……どうしたんですか」
ルドマン「ちょっとな、わしのひいひいひいじいさんが封印したでかい怪物が目覚めそうなんじゃ」
レッド「はぁ……」
キョウヘイ「いきなりっすねー」
グリーン「でかい怪物ってアバウトだな」
ルドマン「だから、わしらが戦う準備をしている間、塔で見張りをしてほしい!」
レッド「それくらいなら……」
ルドマン「頼んだぞ! 塔は町のすぐ隣だ!」ダッ
レッド「…………」
ファイア「RPGあるある、面倒事を押し付けられる」
キョウヘイ「絶対に終わらない準備が、ここにあるんです!」
グリーン「さっさと塔行こうぜ」
ブルー「でかい怪物……腕がなるわ」
トウヤ「僕たちは後ろで応援してるからねー」
~いい感じの塔~
レッド「景色が綺麗……」
グリーン「おお、結構遠くまで見えるな」
ファイア「ここが本当にアレだなんて……びっくりですよ、本当に」
キョウヘイ「あ……獣の勘っすけど、何か来るっす」
レッド「…………本当だ」
マサキ「相手はドラクエ5でも有名な詰み所ブオーンさんやで」
レッド「確かに、HP多そう……」
ブオーン「何だお主らは! わしはHP4700だぞ!」
レッド「……一撃で倒せるか不安」
ファイア「二回攻撃すれば良くないですか……(小声)」
キョウヘイ「わーレッドさん頑張れー」
レッド「…………」ブンッ
直下コンマが80以下で一撃
ブオーン「ぐっ……なかなかやるな!」
レッド「た……耐えられた」
ファイア「結構削ってるからそんな気を落とさないで」
レッド「でも……あうあうぅ」
ファイア「泣かないでーもーおーすこしーさーいーごまでーはしりぬーけてー」
レッド「どんなにはーなーれーててもー……」
キョウヘイ「まだ戦いの途中っすからね!?」
グリーン「そいや」ゲシッ
ブオーン「ぐへっ」バターン
レッド「……グリーンがいいとこ取りした」
グリーン「いいだろ別に。っていうか普通こういうもんだろ!」
レッド「僕が仕留め損なったやつを緑が……僕が仕留め損なったやつを緑が……」
グリーン「あーもううるせぇぇえええ!!」
トウヤ「終わったー?」
今日はここまでです。この調子だと明日にはクリアして…ればいいんですけどねー…終わり。
今日は特別番外編です。今日は何の日?しかしちょっと待っててね!
レッド(無口とか幽霊とか言われるけど闘ったりします) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1414760933/)
新スレですよー
Trick(目覚めトウヤ)orTrick(シルバー)orTrick(キョウヘイ壁ドン)
さぁどれにする?byポケモンマニア
テンプレ変更に時間かかりましたさーせん。始めます!
キョウヘイ「Halloweeeeeeeeen!!」
レッド「はろうぃーん……」
トウヤ「お祭りだねー」
キョウヘイ「さぁ仮装してお菓子をふんだくりに行きましょう!」
レッド「仮装……どうする?」
トウヤ「去年と同じようにしようか」
キョウヘイ「あー……マシなの来いマシなの来いマシなの来いマシなの来い……」
レッド「女装じゃないの……来いっ」
トウヤ「おみくじじゃ無いんだから……」
レッドの仮装 下2 キョウヘイの仮装 下4 トウヤの仮装 下6
レッド「……リリス、って?」
キョウヘイ「外国で男児を害すると信じられていた悪霊っすよ」
レッド「悪霊……?」
キョウヘイ「元はイヴの前に作られた人間で、神様の所から逃げてサタンの嫁になったとか」
レッド「へー……」
キョウヘイ「ま、今は女性解放運動の象徴の一つらしいっすけど」
トウヤ「キョウヘイのは?」
キョウヘイ「セイレーンは、ギリシャ神話に出てくる海の怪物っすね」
レッド「怪物……」
キョウヘイ「歌声を聞かせて、航海中の人を遭難させてしまうんすよ」
レッド「そーなんだ……」
キョウヘイ「……上半身が人間で下半身が鳥……らしいんすけど、今回は魚だと。多分パズドラっすね」
レッド(スルーされた……)
キョウヘイ「まぁ、セイレーンと言われたら魔導物語のあの子しか思い付かないんすけど……」
レッド(……っていうかキョウヘイ詳しいなぁ)
トウヤ「じゃあ、僕のが一番イメージが定まるね」
キョウヘイ「リリスもセイレーンもいっぱいいるっすからねー」
レッド「画像検索したら……リリスいっぱいあるんだけど」
キョウヘイ「正直どれにしたらいいかわかんないっすよね」
キョウヘイ「セイレーンも、パズドラやら他の何かやらガチ神話やら……」
キョウヘイ「……一番服が大人しい魔導物語のにしよう。魚じゃないけど」
レッド「全部服の系統も違うし……どうしよう」
他 又は ○○のリリスという指定 下2
ガチ神話(マーメイド)?
セイレーンの方だと思ってた…すまぬ
スルーは可能?
キョウヘイ「あー、リリスっつーのはレッドさんの方っす。画像検索ーっと」
トウヤ「どうだった?」
キョウヘイ「……真っ裸に蛇絡ませてんのと白い布纏ってんのと[ピーーー]してるのしかないっす」コソコソ
トウヤ「あー……よし、間を取って白い布にハブネークにしよう」
レッド「わかった……」
キョウヘイ「着替え完了。俺は魔導物語のセイレーンちゃん。画像検索したらわかるっすけど……」
キョウヘイ「水色の肩出しドレスになんか白い布っす。るるららー」
レッド「ギリシャ神話っぽい白い布の服……と、ハブネーク」
ハブネーク「しゃー」
トウヤ「僕はあの吸血鬼ハンターうんにゃら。僕だけまともだなぁ」
キョウヘイ「うっせーっすよもう。さぁ、最初のターゲットを決めるっすよ!」
ターゲット 下2
キョウヘイ「グリーンさんとこにたかりに行きましょう」
レッド「行く行く……!」
トウヤ「嬉しそうだねぇ」
キョウヘイ「とりとり!」
トウヤ「思いきって略したねぇ……」
レッド「菓子よこせ……」ドンドン
グリーン「んだようっせーな! ……あ、ハロウィンか」
キョウヘイ「ビビったでしょう。この面子見て」
グリーン「そりゃな。女装と女装と真っ黒な不審者がいるからな」
トウヤ「えっ、不審者っぽい!?」
レッド「菓子よこせ、お菓子ー……」
ハブネーク「しゃー」
グリーン「お前のそれなんだよ……」
レッド「リリス……」
グリーン「あっそう……で、菓子だっけか」
キョウヘイ「なけりゃイタズラっすよ!」
グリーン「あるはずだ!」
直下コンマ90以下である
グリーン「あったぞ。手作りクッキーだ。ありがたく受けとれ」
レッド「やった……!」
キョウヘイ「わーい!」
トウヤ「ありがとう、グリーン。準備がいいね?」
グリーン「昨日、ハロウィンって事を思い出して作っておいたんだ」
レッド「グリーンにしては良い行動だった……」
グリーン「はいはい、ありがとよ」
キョウヘイ「このクッキー美味しいっすね。次のターゲットはこち!」
下2
レッド「姉さん達にこの格好を……!?」
キョウヘイ「あー……大丈夫っすよ、レッドさんなら」
トウヤ「うんうん、咎められたりはしないよ」
レッド「とりっくおあとりーとー……」
ファイア「はーい……って兄さんかい」
レッド「うん……」
キョウヘイ「俺と!」
トウヤ「僕もいるよー」
ファイア「むむ、お二人も。キョウヘイさんはセイレーン、可愛い……って誉めてます?」
キョウヘイ「一応誉め言葉っすね」
ファイア「トウヤさんはカッコいいですよ。誘拐とかしそうで」
トウヤ「ありがと……あれ、誉めてない!」
ファイア「兄さんのそれは……ギリシャ神話のリリスかな。悪女は兄さんに似合わないね」
レッド(何でわかるの!?)
リーフ「ファイア、どうしたのー? ……兄さんっ! 可愛いぃぃぃいいいいい!!」
ブルー「どーしたのー……あら、レッド達じゃない! ハロウィンの仮装? 似合ってるわね!」
キョウヘイ「やっぱりブルーさんはお姉さんっすねー」
レッド「あの、お菓子……」
ファイア「あー、はいはい」
リーフ「待ってて兄さん!」
ブルー「あればキョウヘイ達の分も持ってくるのよー!」
直下コンマが95以下ならある
リーフ「兄さん達、ごめんなさーい」
レッド「無かった?」
リーフ「あるにはあったんだけど……ポッキー一本ずつ」
キョウヘイ「さ、サンキュー……」
トウヤ「ポッキー美味しいよねぇ」
レッド「ありがとう、リーフ」
リーフ「兄さん……! 優しいぃいいいいい! 兄さん素敵ぃいいい!!」
ファイア「離しなさいな」
ブルー「まだ他の人の所行くのよね? 楽しんでらっしゃい! 不審者に気を付けてね!」
レッド「うん……」
キョウヘイ「はーい」
トウヤ「僕が見ておくから大丈夫だよ。じゃ、行こうかー」
キョウヘイ「おー!」
レッド「おー……」
次 下2
祖父『おーいレッドー』
ひな子『お兄ちゃーん』
レッド「あ……二人とも」
キョウヘイ「ど、どこ見て言ってんすか!?」
トウヤ「何かいるの?」
レッド「そこ……おじいちゃんとひな子ちゃん」
祖父『噂のはろうぃんか、似合ってるぞレッド』
ひな子『ハブネークちゃん可愛いねー!』
キョウヘイ「あ、聞こえてきたっす……ちわーすじいさん」
祖父『うむ、お前もよく似合っているぞ。何の服かはわからないが』
キョウヘイ「そっすよねー……」
トウヤ「お菓子持ってますか? 今トリックオアトリートしてるんですけど」
レッド「おじいちゃん、わかる……?」
祖父『ああ。先程お化けの仮装ですねって言われて貰った……気がする』
ひな子『おじーちゃん年だから!』
レッド「うんうん……」
祖父『失礼な! 多分ある、多分……』ゴソゴソ
直下コンマが70以下である
祖父『すまんレッド……無かった』
レッド「そういう時もある……」
キョウヘイ「そーそー、気にしてないんで!」
ひな子『ひなは貰ってないよー』
トウヤ「ああ、今持ってればひなちゃんにあげたのに……!」
レッド「……またね、おじいちゃん、ひな子ちゃん」
キョウヘイ「早く行きましょ早く」
祖父『またなー』
ひな子『ばいばーい!』
キョウヘイ「その格好だといつも以上に不審者っぽいっす」
レッド「ひなちゃんはダメ……」
トウヤ「わかってるよ!?」
キョウヘイ「どーすかねぇ、わかんないっすよ」
レッド「…………トウヤ、だめ」
トウヤ「流石の僕も幽霊には手出ししないよ……」
キョウヘイ「……次ラストでーす」
下2
キョウヘイ「よかったっすねシルバー……」
レッド「……行こう」
レッド「とりっくおあとりーと……」コンコン
シルバー「はい……レ、レッドさん!?」
レッド「こんにちは……」
シルバー「……その格好は、リリスですよね。神によって二つの苦を与えられたという」
レッド「?」
キョウヘイ「ちょっと待ったー! 俺と!」
トウヤ「僕もいるんだよー」
シルバー「あー……ハロウィンですか。お菓子かイタズラかですよね」
レッド「お菓子……」キラキラ
キョウヘイ「イタズラはしてもらえそうに無いっすよ。残念っすね」
シルバー「き、期待してなどいません! ……お菓子、探してきます」
レッド「うん……」
直下コンマが70以下ならある
シルバー「……あの、これ」
レッド「……わ、ケーキだ!」
キョウヘイ「しかもホール……シルバー、期待してたっすね?」
シルバー「……少し」
トウヤ「レッドも喜んでるよ、ありがとう」
レッド「シルバー……僕、こういうケーキ大好きなの。ありがとう」
シルバー「い、いえ! 喜んでいただけて嬉しいです!」
レッド「美味しそう……楽しみー……」
キョウヘイ「……シルバー、これもしかして」
シルバー「え……えっと、手作りです」
トウヤ「三つも作るの大変じゃなかった?」
シルバー「普段料理はしないので苦労はしました」
レッド「…………! シルバー凄い……!」キラキラ
シルバー「あ、ありがとうございます!」
レッド「出来れば……また、作ってくれないかな……なんて」
シルバー「はいっ、喜んで!」
キョウヘイ「何処の居酒屋っすか……ま、ハッピーエンドって事で!」
トウヤ「終わりー」
今日はここまでです。後はいい感じに埋めちゃって下さい。
少し前の番外編でやろうとして忘れてたもの
ファイア「ファイア君、inホウエン!」
ファイア「ここには砂漠があると聞いたのでやってきました」
ファイア「砂漠って……色々埋まってそうじゃないですか」
ファイア「ゴーゴーゴーグルセット! ファイア、いっきまーす!」ピコーンピコーン
ファイア「あー、大漁大漁」
ファイア「やっぱり砂漠はいいですね。探しがいがある」
ファイア「今日の収穫はー、薬薬薬欠片……ん、これは炎の石かな」
ダイゴ「君!」
ファイア「うおっ!? な、何ですか誰ですか!」
ダイゴ「僕は通りすがりの石マニアだ。その炎の石……よく見せてくれないか」
ファイア「はぁ、どうぞ」
ダイゴ「素晴らしい……こんな純度の高い炎の石なんて滅多に無い!」
ファイア「炎の石に純度なんてあったんですか……」
ダイゴ「ああ! この石の透き具合は本当に素晴らしい! ……君!」ガシッ
ファイア「な、何ですか」
ダイゴ「この炎の石を譲ってくれ! 十万までなら出す!」
ファイア(えええええええええ……何コイツ必死すぎ……)
ファイア「お金なんていらないですよ……」
ダイゴ「いいのかい!? でも、それは流石に申し訳無い……」
ファイア「いや、俺は探すのが楽しいだけなんで。別に物には拘ってないし」
ダイゴ「……本当にいいのかい?」
ファイア「どーぞどーぞ。持ってって下さいな」
ダイゴ「ありがとう! 君の名前を教えてくれないか?」
ファイア「ファイアですが?」
ダイゴ「ファイア君か……僕はダイゴだ。本当にありがとう!」
エアームド「きゅおお!」バサッバサッ
ファイア「ダイゴ……どっかで聞いたことあるなー」
ファイア「ってことがあったんだよ」
レッド(ダイゴさんと言えば……すっごい強い若干変態の人)
レッド「………………偉いね」ナデナデ
ファイア「何故暫く間があったんですかねぇ……」
対応の違いを研究してみた
女性
アクロマ「はぁ」
美人
アクロマ「そうですか」
セクシー美女
アクロマ「それで?」
ロリ
アクロマ「なるほど」
キョウヘイ
アクロマ「フゥゥゥウウウウ!! キョウヘイ君こっち向いてー!!」
マサキ「研究した俺が言うのもアレやけど……気持ち悪っ」
ヒビキ「ねーねーコトネー」
コトネ「なーにー?」
ヒビキ「僕たちはともかく、おにーちゃん達全然出てないよねー」
コトネ「うんうん、そういえばそーよねー」
ヒビキ「ってことで! 僕達二人で!」
コトネ「普段のおねーちゃん達を撮影してきましたー!」
ヒビキ「それじゃあ! ……せーのっ」
ヒビキ「どうぞ!」
コトネ「どうぞ!」
~ゴールド~
ヒビキ「えっと、ここに置いて……あ、撮影始まってる!」
ヒビキ「まーいーや……あ、おにーちゃん来た」
ゴールド「ヒビキ、何してんだ?」
ヒビキ「んー、何もしてないよー!」
ゴールド「そうか。で、お前は今日も外に遊びに行くんだろ?」
ヒビキ「うん! コトネと遊びに行ってくる!」
ゴールド「そうか、わかった。不審者とかに気を付けろよ」
ヒビキ「だいじょーぶだよ! 僕もトレーナーだもん!」
ゴールド「バカ。ポケモン出す間もなく襲ってきたりするのもいんの。怪しい所には行くなよ」
ヒビキ「はーい! 行ってきまーす!」
ゴールド「……やっと静かになったな」
ゴールド「さて……パソコンパソコン」ゴソゴソ
ゴールド「…………」カタカタ
ヒビキ「わー!」バタバタ
コトネ「きゃー!」バタバタ
ゴールド「うおっ、どうしたどうした」
ヒビキ「雨降ってきたー!」
ゴールド「あー……こりゃ暫く止まないぞ。雨雲が大きいからな」
ヒビキ「んー……じゃあおうちで遊ぼう!」
コトネ「そーしましょ!」
ヒビキ「やったー勝ったー!」
コトネ「あーもう負けちゃったー!」
ゴールド「よくゲームでそこまで盛り上がれるな……コトネちょっと貸せ」
コトネ「うんっ! ヒビキなんかやっつけちゃってー!」
ヒビキ「あーずるいー! 僕負けないもんっ!」
ゴールド「兄より強い弟など存在しない……! ところでヒビキ」
ヒビキ「なーに?」
ゴールド「あそこにあるカメラ何だ?」
ヒビキ「ひょえっ!?」
ゴールド「よし勝ったー」
ヒビキ「あーっ! おにーちゃんずるーい!」
ゴールド「頭脳戦なんですー」
~クリスタル~
コトネ「私はヒビキみたいに失敗しないもんねー!」
コトネ「観葉植物の隙間に……うん、見えない見えない!」
コトネ「後はおねーちゃんを待つだけー!」
クリスタル「あら、コトネ? 外には行かないの? 珍しいわね」
コトネ「おねーちゃん! 今日はテレビでキョウヘイさんの特集があるの!」
クリスタル「まーたキョウヘイさん? アンタも飽きないわねー」
コトネ「だってキョウヘイさん素敵なんだもん!」
クリスタル「その情熱をヒビキ君に向けたらいいんじゃないかしら?」
コトネ「ヒビキに? 何で?」
クリスタル「……わからないならいいわよ。暇だから一緒に見てあげるわ」
コトネ「やったー!」
クリスタル「それくらいではしゃぐんじゃ無いわよ……」
テレビ『全世界で人気急上昇、キョウヘイさんでーす!』
コトネ「きゃあああああああキョウヘイさああああああん!!」
クリスタル「……いつの間にそのうちわ出したのよ! そういうのってライブとかのやつよね?」
コトネ「私くらいになると室内でも使うのー!」
クリスタル「そう、私には理解出来ないわ」
コトネ「おねーちゃんもキョウヘイさんのファンになればいいのに!」
クリスタル「私はアイドル趣味は無いのよ」
コトネ「俳優!」
クリスタル「でも……何か夢中になれることがあるのっていいわよね。例えアイドルでも」
コトネ「だから俳優だってばーっ!!」
クリスタル「わかったわかった、そんなに大声で言わなくてもわかってるわよ」
クリスタル「そーねー……試しに観葉植物でも育ててみようかしら」
コトネ「あっ」
クリスタル「ん? ……これって」
コトネ「ちちちち違うのよおねーちゃん! べべべべつにそれは出番とは関係無い……」
クリスタル「出番っ!? 出番出番出番出番出番出番出番出番出番出番出番出番出番でばぁーんっ!」
コトネ「あー! そんな乱暴に持ったら壊れちゃ」ブツッ
終わり
ハルカ「ユウキばっか言われてるけど、あたしも結構出番少ないかも」
ハルカ「しかも微妙だから出番無いネタもそう使えないかも」
ハルカ「かもかも言ってても駄目って事かも……」
ユウキ「リメイク組のキャラが濃くなったら、俺達どうなっちゃうんだろうな……」
ハルカ「考えただけで失踪したくなるかも」
ユウキ「……なら俺も一緒に行く! 駆け落ちしようハルカ!」
ハルカ「駆け落ち……ロマンティックな響きかも!」
ユウキ「俺は出番なんて無くても、ハルカがいてくれればいいんだー!」
ハルカ「あたしも、ユウキがいれば問題ないかもー!」
~シロガネ山~
レッド(何故か凄く大爆発させたい気分)イラッ
このSSまとめへのコメント
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子供候補はヒビキ&コトネ、ファイア&リーフがいいなとは思ったけども…
パートナーって感じになったから転送されてやっぱ弟妹とかそんな設定になるんかな。
でもファイアも監視係だからヒビキとコトネの確率が高いなぁ…
現実にもレッドさんみたいな人いてくれないかな~