【TS】門矢士「学園恋愛ゲームの世界か」パート5【安価・コンマ】 (1000)

門矢士がTSした主人公たちを相手に学園恋愛ゲームする安価・コンマスレです。
恋愛と言いつつコミュニケーションゲームになってます。
物語が終了するタイミングは大体開始から一カ月以内(予定)

あまり無理な内容だったり、突飛な内容の安価は再安価となります。
また、士自身の行動ではない内容(~される)も再安価になります。
お気を付けください。


コンマの判定基準は

1:失敗(大)
2-4:失敗
5-7:成功
89:成功(大)
0:クリティカル

となっていますが、場合によっては上記と異なる判定が下されることもあります。
その際は判定前に告知させていただきます。
安価は2回連続までオッケーです。3回以上は再安価とします。

パート1
【TS】門矢士「学園恋愛ゲームの世界か」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388401410/)
パート2
【TS】門矢士「学園恋愛ゲームの世界か」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388843344/)
パート3
【TS】門矢士「学園恋愛ゲームの世界か」パート3【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390043955/)
パート4
【TS】門矢士「学園恋愛ゲームの世界か」パート4【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390832564/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1392209762

これまでのオールライダー女体化計画

アンク「オエージ!……女!?」
アンク「オエージ!……女!?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1385/13852/1385255930.html)

フィリップ「翔太郎、太ったんじゃないかい?」
フィリップ「翔太郎、太ったんじゃないかい?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1385/13859/1385912339.html)

紅渡「僕がクイーンだ!」
紅渡「僕がクイーンだ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1386/13863/1386347591.html)

啓太郎「やっぱりファイズはたくちゃんじゃないと!」
啓太郎「やっぱりファイズはたくちゃんじゃないと!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1386505394/)

秋山蓮「城戸が鏡に話しかけていた?」
秋山蓮「城戸が鏡に話しかけていた?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1386858489/)

五代雄介「この仮面を被って、と」
五代雄介「この仮面を被って、と」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1387023973/)

加賀美「天道が女の子だったら」
加賀美「天道が女の子だったら」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1387195687/)

明日夢「響鬼さんが女の人に!?」
明日夢「響鬼さんが女の人に!?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1387376714/)

津上翔一「俺、女の子になっちゃうみたい……」
津上翔一「俺、女の子になっちゃうみたい……」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1387716846/)

【仮面ライダー】クリスマスプレゼント【TS】
【仮面ライダー】クリスマスプレゼント【TS】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1387897255/)

良太郎「時間の改変の影響で女の子になっちゃった……」
良太郎「時間の改変の影響で女の子になっちゃった……」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388293223/)

始「誰だその女は」橘「剣崎だ」
始「誰だその女は」橘「剣崎だ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388329252/)

それじゃあ前スレの続きを。


――商店街

散歩していると商店街に来た。
なるほど、こう歩くと商店街があるのか。

そんなことを考えながら歩いていると、正面から歩いて来る一人の少女に目を奪われた。
整った顔立ち、凛と伸びた背筋、優雅な足運び。
そしてその手には――豆腐。

しかし何より目を奪ったのはそれらの要素ではなく、
視線を向けた瞬間の動きだった。

ひったくりらしき男が少女に駆けていくのを、特に慌てもせずねじ伏せたのだ。
腕を自由にするため空に放った豆腐の入ったボールが再び手に収まるまでの、わずかの時間で。

この女……できる!


1 勝負を挑む
2 拍手する
3 スルー
4 自由安価

1

>>4 1

士「おい、お前」

通報を受けた警官に犯人を引き渡した少女へ声を掛ける。

「なんだ」

士「俺と……勝負してもらおうか」

「ほう……私に挑戦するとは、いい度胸だ。
 いったい、どんな勝負をするつもりか知らんが……お前が勝つことはないだろうな」

士「どうだかな」

さて、どんな勝負をしようか。


1 リアルファイト
2 料理
3 自由安価

↓(どれを選んでも同時に判定)

>>6 2 判定 8

士「そうして豆腐を持っているところを見ると……
  お前、料理が得意なのか?」

「得意、なんて言葉では不充分だが……そうだ。
 なんだ、料理で雌雄を決するつもりか? やめておけ、勝ち目はないぞ」

士「言っておくが、俺も料理は得意だ」

天道「ふん……いいだろう。私は天の道を往き、総てを司る女……天道総司」

士「通りすがりの転校生、門矢士だ」

天道「勝負するなら場所を変えるぞ」

士「ああ」


直後 士の作ったもの

↓2 天道の作ったもの

両方同時に判定 コンマの高い方の勝利

どうなるかな?

トカゲの丸焼き

>>8 すいません、なんの料理か安価をお願いします……
っていうか士の勝ち確じゃないですか!

>>9 これは……(笑)

あと、前スレ>>1000のリクエストが聞きたいなあ。

トカゲの丸焼きで天道はどう勝とうと思ったのか……豆腐持ってるのに……

安価ならあて付けで味噌汁

ごめん
正々堂々トカゲの丸焼き!

それじゃあリクエストしていいですか!

>>11 はい、味噌汁ですね!

――寮・調理室

不正を防ぐため、同じ部屋で料理をするべきだという話になり、
寮の調理室を借りることにした。

どうやら、天道も同じ学校の生徒らしい。
真剣に食材を見つめるその眼差し……あれは料理人の目だ!

自分も負けてはいられないと、張り切って調理に取り掛かる。
天道の持ち場から何かの暴れるような音が聞こえたが、
どれだけ活きのいい食材を使っているんだ……?

とにかく、そうこうしてできあがったのは味噌汁。
香りよし、見た目よし、味よし!
完璧だ……

士「おい、こっちはできたぞ。そっちはどう、だ……?」

天道「ああ、完成した」

ぐろい。
なんかもう、本当に、ひどい。

丸焼きとか黒焦げとか、断じてそんなもんじゃあない。
あれは……黒魔術の片鱗だッ!!

士「どうしてそうなった」

天道「普通の食材で料理してもつまらないだろう」

士「……」

普通じゃなさすぎる。

串が貫通したトカゲの体は真っ黒に焼け焦げているが、
一部は黒く染まらず元々の色が判別できる。
いわゆるブルーチーズの白い部分を黒くしたような……うっ……

天道「どうやら失敗だな、これは」

士「そうだな……」

天道「だが、次は私の全力で相手してやる。
   その時こそ私が勝つ」

そう言い残して天道は去って行った。
黒焦げのトカゲを残して。

……いったい、この産業廃棄物をどうすればいいんだ?


天道総司:友好(小)を獲得

>>12 あっ、ごめんなさい気付かず書いちゃった……

>>13 どうぞどうぞ。

【7日目・夕方】

……産業廃棄物もといトカゲの死骸は庭に埋めておいた。
南無。

さて、夕方はどう過ごそう。


1 散歩
2 寮の周りをうろうろ
3 自由安価

龍騎と555とキバの2号ライダーが女体化して、回りも本人もあたふたしてるSSください!
それぞれの世界で

無理なら555だけでも……

ごめんなさい1で

>>16
難産必至ですが、時間がかかってもいいなら必ず書きます。
2月中には書けたらいいなあ……くらいの気持ちで待っていてほしいです。

>>17 1

まだ出掛ける時間は充分にある。
もう少し散歩をしてみよう。


直後判定
1 誰にも会えない
23 お嬢様と鳥
45 たっくんと木場
67 弦ちゃん!と……
89 ヴァイオリン少女
0 ???

弦ちゃんルートかな?

>>21 0 まだ分かりませんよ! 禁断の二☆股もありですし。

――自然公園

のんびりとした足取りで歩き、緑豊かな公園の景色を眺めていた、その時。

士「つっ……!」

耳鳴りのような音、頭の割れそうな痛み、朦朧とする意識。
また、意識を失うことになるというんだろうか。

心配していたという夏海とユウスケの顔を思い出す。
だめだ、もうあんな顔はさせられない。

だから、絶対に――


直後判定 8以上のみ
進行具合 +1

俺は弦ちゃんといちゃいちゃしたい!

>>23 7+1=8 俺は戒斗ちゃんと(ry

二度と二人にあんな表情をさせないためにも、
絶対に、意識を失うわけには、いかないのに。



目を覚ますと、芝生の上に転がっていた。
痛みでうずく頭を押さえつつ立ち上がる。

夕方か……
以前の目覚めから、どれだけ時間が経ったんだろう。

自分のことを知る手がかりだった矢車。
あの男がどこに消えたのか……
そもそも、誰もあの家に住んでいなかったような反応をした近所の住人。
いったい、何が起こっているんだ……

とにかく、立ち止まっている暇はない。
どこへ行こうか。


1 街を歩く
2 矢車を探す(同時に判定)
3 自由安価

>>25 2 判定 0

矢車を探そう。
自分を知るための明確な手掛かりは、あの男だけだ。
そう思い歩き出した。

どこを探せばいいのか思いつかず、初めて会った時の廃工場にでも行こうか……
と考えながら街を歩いていた時。

ツカサ「!」

いた。
人ごみの中、買い物袋を提げて歩いている、その姿。
間違いなく矢車だと思うが、声を掛けることは躊躇われた。

共に歩く少年たちに向ける、明るく屈託のない笑顔。
小ざっぱりした印象の髪や服装。
自分の知る矢車とは、まるで違う。

これでは、まるで、あの写真の中の……
生徒会に入っていたころの矢車だ。

ツカサ「……生徒会に、戻ったのか?」

あの矢車が?
それに、戻ろうとして拒絶されたからこそ、闇に堕ちたんじゃなかったのか?

何が、どうなっている。


直後判定
クリティカル +2

セイヤッー!

>>27 4+2=6

呆然と矢車を見つめていると、向こうがこちらの視線に気づいてしまった。
向けられた目には、あの深淵を思わせる暗闇が見えない。

こいつは、矢車じゃない。

そう思うのに、歩み寄ってくる矢車と同じ顔をした人間から逃げる気にもなれなかった。
もしかしたら、と甘い望みを捨てきれない。

「俺に、何か用か?」

怪訝そうに問いかけられ、もつれそうな舌をどうにか動かす。

ツカサ「お前、矢車か」

そうじゃない、と言ってほしいのか、そうだと言ってほしいのか。
分からないまま問いかけた。

ただ、知らなければならない。
そんな気がした。

矢車「? ああ、俺は矢車想だが……どこかで会ったか?」

ツカサ「……いや……」

矢車想。
顔も名前も同じ。
それなのに、違う。

ツカサ「悪い、人違いだ」

矢車「どういうことだ? それならどうして俺の名前を――」

ツカサ「それは、」

……どう答えていいのか、分からなかった。
沈黙を訝しむ矢車の視線から逃れたくて、たまらず駆け出した。

矢車「あ、おい!」

走って、走って、そして、気付いたら浜辺にいた。

ツカサ「……どういうことなんだ、これは……」

自分と出会う前の矢車は、きっとああいう青年だったんだろう。
しかし、それなら自分の知る矢車はどこへ行った?
何が起こっているのか、分からない。


直後判定 8以上のみ
進行具合 +1

辛味噌ッ!

>>29 4+1=5

混乱した頭を引き裂くような痛みが襲う。
抗うだけの気力もなかった。

痛みに沈みながら、考える。
どうして、矢車の時間が戻っているような現象が起こったのか。
考えても、痛みが正常な思考を阻んで答えは出なかった。



目を覚まして浜辺にいるというのは、どういうことだろうか。
また意識のない間に体が動いていたんだろうか。

砂を払いながら立ち上がり、携帯を開いて日付を確認する。
日付自体は意識を失った時と同じだ。

そのことに少し安心するも、時刻を見てげんなりした。
とっくに夕飯の時間だ。

【7日目・夜】

――自室

遅れて帰ったことに多少の文句は言われたが、
特に理由を追究されることもなかった。

どうやら、単に帰るのが遅くなっただけと思われているらしい。
心配をかけるよりはそちらの方がいいだろう。

さて、今夜はどう過ごそう。


1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 知り合いの部屋を訪ねる
3 自由安価

2

>>33 2

知り合いの部屋に行こう。
さて、誰の部屋がいいだろうか。


1 城戸真司
2 乾巧
3 天道総司
4 左翔太郎
5 火野映司
6 如月弦太朗

↓(誰を選んでも同時に判定)

6

>>35 6 判定 4

――弦太朗の部屋

ピンポーン

返事がない、留守のようだ。

士「出直すとするか」

部屋の前で待っていて、妙な誤解を生んでも面倒だろう。
素直に部屋へ帰ることにした。

【7日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:普通/普通
津上翔一:――/――

城戸真司:友好(小)/友好(小)
乾巧:普通/普通

剣崎一真:普通/――
響鬼:普通/普通

天道総司:友好(小)/友好(小)
野上良太郎:――/――

紅渡:――/――
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友好(小)/友好(小)

如月弦太朗:??/友好
操真晴人:――/――

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

7日目終了です!
8日目もいっちゃいましょう。


直後起床判定

【8日目・早朝】

――自室

すっきりと目が覚めた。
時計を見る。時間にはかなり余裕がありそうだ。

さて、これからどうしようか。


1 ゆっくり登校する
2 ユウスケで遊ぶ
3 登校する(その後の行き先も)
4 自由安価

弦ちゃんといっしょに登校しないか誘いに行く

>>41

弦太朗と登校するとするか。
拒否されなければ、だが。

部屋まで誘いに行ってみよう。


直後判定
朝 +1

橘ざん!ほんとぅにに裏切ぃ゛ったんですか……!(ゲーム版)

>>43 1+1=2

――弦太朗の部屋

ピンポーン

……返事がない。
まだ寝ているか、そうでなければもう学校に行ったんだろう。
今日は諦めて一人で登校したほうがよさそうだ。


直後判定
12 音楽
34 地理
56 体育
7-0 購買

人少ないっすなぁ

>>45 3 ですね。

――2-D

五代「門矢君、今日は寝ないようにね」

初っ端から名指しで注意されてしまった。
だが、素直に従うつもりはない。
眠たければ寝る。そうでなければ寝ない。それだけだ。

五代「眠くならないよう、何か簡単な問題をやってみようか?」


1 やる
2 寝る

1

>>47 1

たまには五代に付き合ってもいいだろう。
毎度ここまで自分を気に掛ける教師は他にいないのだから。

士「いいぞ、どんな問題だ?」

五代「あっ、やってくれるんだ? 嬉しいなあ。
   それじゃあ問題です」

何を聞かれることやら……

五代「ジョジョの奇妙な冒険第七部、SBRで主人公の使用するスタンドは?」

ズコーッ!

士「地理じゃないぞ! というか他の教科ですらない!」

五代「眠気覚ましにはちょうどいいかと思って。はい、何か分かる?」

くっ、一応答えてやるとするか……
SBR……ジョニィのことだな?
それなら……


1 D4C
2 タスク
3 スケアリー・モンスターズ
4 ボール・ブレイカー

2 タスクACT1~ACT4だな

>>49 2 序盤のかわいさと終盤の恐さのギャップがすごいですよね。

士「タスクACT1~ACT4だな」

五代「大正解! よく知ってるね」

たしかに、これは知らない漫画の問題なら詰んでいただろう。

五代「ちなみにボール・ブレイカーがスタンドかどうかは解釈が分かれるところだよね」

士「ともに立ち向かうもの、という意味ならスタンドだろ」

五代「でも遺体から力を得たわけじゃないから――」

「せんせー、授業してくださーい」

五代「あ、そうだよね。それじゃあ授業再開します」

五代と話しているうちに眠気が消えていった。
今日の授業は寝ないで済みそうだ。


五代雄介:友好(小)を獲得

【8日目・放課後】

――2-D

響鬼「はい、以上でホームルームは終わり。
   みんな、気を付けて帰ってね」

ハーイ

やっと放課後になった。これからどう過ごそうか。


1 寮に帰る
2 自由安価

河川敷を散歩

>>52

河川敷を散歩して帰ろう。
川原や浜辺は水の音がして落ち着く。

放課後の予定を決めて、鞄を持ち立ち上がった。


直後判定
1 何もなし
23 マヨネーズドーナツ
45 新聞部
67 翔一ちゃん
89 不運少女
0 ???

シャバドゥビタッチヘンシン~シャバドゥビタッチヘンシン~

>>54 8

――河川敷

どういうことだろう、これは。

ドラム缶から足が突き出ている。
黒タイツ、細い足首――女だ。

「だ、誰か~」ジタバタ

何がどうなればこんなドラム缶に頭から突っ込んだうえ抜けられなくなるのか分からないが、
放っておいて凍死でもされたら寝覚めが悪い。
助けてやるか。

士「じっとしてろよ」

そう言いながら腰に腕を回し、引き上げる。
ドラム缶の中から現れたのは、自分と同じ学校の制服を着た少女だった。

「あ、ありがとうございます」

地面に座り込んだ少女が軽く頭を下げながらそう言い、立ち上がると服についた埃を払った。
あんな体勢でいた割には平然としている。

士「大丈夫か」

「はい。えっと……同じ学校の人ですよね。あ、学年も同じだ」

士「ああ、そういえば同じ色のネクタイだな」

良太郎「私は野上良太郎っていって、A組なんだけど……君は?」

士「門矢士、D組だ」

良太郎「よろしくね、門矢君」

士「ああ。それでお前、どうしてあんなことになってたんだ?」

良太郎「えっと……たしか、小学生の子たちが蹴ってたサッカーボールがぶつかって、
    その拍子によろけた先にあった小石でつまづいて、
    斜面を転がって、斜面にあった板に乗っちゃって、
    その勢いで斜面を滑り降りた先で岩が飛び台みたいになって、
    ドラム缶の中に……」

………………


1 災難だったな
2 さすがに嘘だろ
3 自由安価

……一緒にお祓いでも受けに行くか?

>>56

士「……一緒にお祓いでも受けに行くか?」

素で心配してしまった。
しかし良太郎は全く気にしていない素振りで首を横に振る。

良太郎「慣れてるし、平気だよ」

士「いや、下手したら死ぬぞ」

良太郎「私、けっこう悪運は強いから」

どんな精神力ならこんな目に遭って微笑むことができるのやら……
慣れている、ということは日常的にこんなことが起こっている可能性がある。

本人が平気だと思い込んでいるだけで、
取り返しのつかない事故に至るかもしれないのだ。

士「お祓い、するべきだろ」

良太郎「……実を言うと、したことあるんだけどね。
    どうやっても覆せない星の巡りに生まれたんだって」

絶望的過ぎる。

良太郎「心配してくれてありがとう。でも、私は幸せだから」

士「いや、不幸だろ」

良太郎「ううん、不運だけど不幸じゃないよ。嬉しいことも楽しいこともたくさんあるし」

……たしかに、物は考えようかもしれないが、それにしても。

士「……一緒に帰るか」

何かあった時、力になってやれるかもしれないことだし。

良太郎「うん、そうだね」

そんな自分の想いを知ってか知らずか、良太郎はおっとりした口調で返事をすると歩き出した。
そして散歩も歩かないうちに野球のボールが飛んできた。


野上良太郎:友好(小)を獲得

【8日目・夜】

――自室

夕食を終え、片付けも済ませて室内はのんびりした空気に包まれている。
この空気の中、うつらうつらと舟をこぐのも悪くはないが……
これからどうしようか。


1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 知り合いの部屋を訪ねる
3 自由安価

いつの間にか3時……
このままだと日中をグロッキーに過ごすことになりそうなので、
そろそろ寝ますね。

おやすみなさい。

こんばんは。
夕飯で中断することになりそうですが、始めましょう。

>>60 2

知り合いの部屋を訪ねるとして……誰にしようか。


1 城戸真司
2 乾巧
3 天道総司
4 野上良太郎
5 左翔太郎
6 火野映司
7 如月弦太朗
8 自由安価

↓(誰を選んでも同時に判定)

始めた途端に呼ばれた!?
というわけで夕食です。
1時間ほどで戻ってきますね!

7

oh……

二股はにょたいダー全員攻略してからやってみたいな
先生のダブル(Wでない)二股とか気になる
ついでににょたいダー同士の百合が見れると嬉し(ry

戻ってきました!
>>64 今のペースだと全員攻略できない可能性が高いんですよね(小声)
>>63 7 判定 2


――弦太朗の部屋

本日も出掛けているのか、インターホンに返事がない。
仕方ない、素直に帰るとしよう。

特に急ぎの用事もないのだから。

【8日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)/友好(小)
津上翔一:――/――

城戸真司:友好(小)/友好(小)
乾巧:普通/普通

剣崎一真:普通/――
響鬼:普通/普通

天道総司:友好(小)/友好(小)
野上良太郎:友好(小)/友好(小)

紅渡:――/――
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友好(小)/友好(小)

如月弦太朗:??/友好
操真晴人:――/――

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

はい、それでは9日目にいきましょう!


直後起床判定

例え運が悪かったり、なんCHARAだったとしても、それはコンマをとらないことの言い訳にならない。

>>68 2 誰もいないから絵文字で遊んでたら熱中しすぎてたっていう。

【9日目・朝】

――自室

夏海「士君、朝ですよ」

士「……ああ……」

夏海「士君!」

士「……」

夏海「……笑いのツボ!」グッ

!?

士「くっ……ははは!」ジタバタ

夏海「起きてくれました?」

士「あ、朝から……はは……殺す気か!」


直後判定
12 政経
34 地理
56 体育
7-0 購買

最近コンマ運悪いけど気にしないぜ!

>>70 9 コンマ運いいじゃないですかー

【9日目・昼休み】

――2-D

昼休みになった。
今日もいつも通り、購買で昼食をとるとしよう。


直後判定
1 誰にも会わない
23 お嬢様と鳥
45 お前は俺が守るキリッ
67 天道
89 三度目のヴァイオリン少女
0 自由安価

ホワチャー!

>>72 3

――購買

頼んだメニューを受け取り、席を探している時にばったり映司とアンクに出会った。
せっかくなので開いていた席に共に座ることにする。

映司「アンク、ちゃんと食べなきゃだめだよ」

アンク「うるせえ。俺は自分の食いたいものしか食わねえよ」

映司「アイス抜きでもいいの?」

アンク「チッ……」

まるで反抗期の息子と母親だが……
二人はずいぶんと仲が良いらしい。学校でも一緒にいるとは。


1 冷やかす(同時に判定)
2 黙って食べる
3 自由安価

1

>>74 1 判定 2

士「お熱いことだな、夫婦喧嘩か?」

冷やかしてやると、二人がそろってこちらを見て顔をしかめた。
照れている……ようには、あまり見えない。

アンク「ねえよ」

映司「夫婦っていうのはちょっと……」

とのことだ。

アンク「お前の目は節穴か?」

士「端から見ると男女でそれだけ仲が良いのはあやしいぞ」

思ったままを言うも、アンクは馬鹿にしたように鼻を鳴らし、
映司は馬鹿にこそしていないものの困った表情だ。

映司「そんなことないと思いますよ」

アンク「お前にも女の知り合いくらいいるだろうが」

……それもそうか。
この二人の仲はどう考えても知り合い以上だが、
仲が良いからといってすぐ恋愛に結び付けるのはよくないだろう。
二人はあまりいい思いをしなかったようだ。

【9日目・放課後】

――2-D

放課後になった。
担任がHRの終了を告げ、教室が一気に騒がしくなる。

さて、これからどうしようか。


1 寮に帰る
2 自由安価

弦ちゃんの様子を見に行きましょう

>>77

弦太朗に会いに行こう。
最近、部屋に行っても会えずにいることだし。

まだ学校に残っているだろうか?
そうであることを祈っておこう。


直後判定

>>79 9

――廊下

士「ここにいたか、弦太朗」

弦太朗「士! どうしたんだ、私のことを探してたのか?」

士「ああ」

弦太朗「お、おう……本当に探してたのか……」

弦太朗が照れたように頭をかいた。

士「お前、最近は部屋にもいなかったからな」

弦太朗「?」

士「夜に会いに行ってたんだが」

弦太朗「そ、そうだったのか!?」

目を丸くして驚いている。
そしてまた、先程と同じように照れ笑いを浮かべた。

弦太朗「そうか……毎晩会いに来てたのか……」

毎晩とは言っていないが……まあ、ほぼ毎晩か。

弦太朗「それで、何の用なんだ?
    あ、もちろん用がなくても会いたいっていうのも嬉しいぜ!」

士「用事か……」

特にない、といえばそうだが……
何か話してみようか?
それとも、何かしようか。


1 女子生徒が学ランでもいいのか?
2 一緒に帰らないか(同時に判定+1)
3 自由安価

バレンタインになっちゃった❤
❤リ❤ア❤充❤爆❤発❤し❤ろ❤

TSライダーからチョコがほしいよぉぉおおおお
特に戒斗ちゃんんんんんんんん

大丈夫ですか氷川さん…(ドン引き)
2

>>82 2 判定 8+1=9 大丈夫(震え声)

――寮までの道

弦太朗「士と一緒に帰るのって初めてだよなー」

士「ああ、そうだな」

弦太朗「なんか新鮮だな!」

士「まあ、たまにはこういうのも悪くないな」

弦太朗「だろ!」

大はしゃぎしている弦太朗は、髪型と服装のおかげで全く女子に見えない。
華やかさが足りないな、とため息を零しかけた時のことだった。

ポツッ

弦太朗「ん?」

ポツポツ ポツッ

士「……雨か?」

弦太朗「んー、そんな感じだな」

ポツッ ザァーッ

弦太朗「おわっ!?」

通り雨に打たれ、弦太朗は派手に濡れたらしい。
その様子を眺めつつ、咄嗟に軒下へ入った自分の行動を称賛したくなった。

弦太朗「つーかーさー! どうせなら私も連れて行けよ!」

激しい雨のカーテンを突っ切って、弦太朗が走ってきた。
……? いや、弦太朗ではなくこれは……

士「誰だ?」

???「は?」

首を傾げた少女は、通り雨に打たれたらしく髪がぺたりと肌に吸い付いている。
雨粒が伝う頬は白く、見開かれた瞳は澄んだ色をしている。
かなりかわいい。

???「誰って、私だ!」

士「……?」

自分にこんな美少女の知り合いがいただろうか。
上から下まで確認のために視線を巡らせ、ふとおかしなことに気付く。

この愛らしい少女は、どうして学ランを……
………………学ラン?
いや、まさか。

???「如月弦太朗だ!」

士「……」


1 冗談はよせ
2 何のドッキリだ?
3 嘘をつくな

1

>>84 1

士「冗談はよせ」

???「本当だって! なんで疑ってるんだよ?」

思いっきり顔をしかめた少女が、腰に手を当てて仁王立ちをした。

???「どこからどう見ても私だろ!」

士「……」

言われてみれば、弦太朗はこんな顔だっただろうか。
いや、しかしこんなにかわいかったか?
弦太朗というとリーゼントで……リーゼントで……
……だめだ、リーゼントしか印象に残っていない。

試しに水分を含んで少女の顔に張り付いた髪を、弦太朗の髪型に似せて集めてみる。
げ、弦太朗だ!

士「弦太朗、お前……!」

弦太朗「おっ、やっと分かったか!」ニコッ

士「……」

つまり自分は、今までこんな美少女の傍にいたわけか。
リーゼントのおかげでかなり魅力がかすんでいたが……そうか……
弦太朗は美少女か……

弦太朗「にしても寒いな、すっかり濡れちまった」

士「ああ、雨ならすぐに止むだろ」

弦太朗「だといいけどな」

そう言っている間に、雲に切れ目が入り日の光が差し込んだ。

弦太朗「あ、上がったな。それじゃあ帰るか」

士「ああ。風邪はひくなよ」

弦太朗「おう、任せとけ!」

まあ、馬鹿は風邪をひかないらしいので大丈夫だろう。

それにしても、弦太朗が美少女か……
美少女……
……美少女か……


士→弦太朗 友好を獲得

【9日目・夜】

――自室

夏海とユウスケが帰った時間帯には雨が降っていなかったらしい。
二人とも、学校で通り雨を見て驚いたと話していた。

それはさておき、今夜はどう過ごそうか。


1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

>>85
アッー!
ミスです、友好(大)です。すいません。

弦ちゃんの部屋

>>88

弦太朗の部屋に行こう。
……美少女……髪型を変えるとあそこまで美少女……

はっ!
少々混乱が残っているようだ……


直後判定

🍫<チョコレートの絵文字があったよ! 爆発しろ!

人がいなくて暇ですわー。
暇だから絵文字で遊びマース。


🍊🍌🍇🍈←メロンだけ分かりにくいですねー

💍👋<シャバドゥビタッチヘンシーン

うーん人がいない。
あと30分は待ちますね!

人がいないのでもう寝ますね。
それと……本日はバレンタインデーですね。

チョコレート……ほしいですよね。

というわけで。

おひとり様につき一人のライダーからチョコレートのプレゼントがございます。
希望するライダーの名前をどうぞ。
詳しいシチュエーションのリクエストなども多少は対応します。

本日限定ですからね!
投下は明日以降になるかもしれませんが……

ちなみに>>1は戒斗ちゃんのチョコが(ry

そういうわけですので、おやすみなさい。

渡たそ~

剣崎!

たっくん!

ピエール!!!(狂気)

草加さん!(ヤンデレ愛好家スマイル)

人妻の照井(迫真)

たくまちゃん

健気なロン!

>>99
確かに変身したけど……
あ、海之ちゃんで

こんばんはー。
夕飯までちょっとだけ進めますね。

>>93 2

――弦太朗の部屋

士「今日もいないか……」

弦太朗なら友人も多いことだろうし、夜は友人の部屋にいることが多いのかもしれない。
仕方ない、今日も素直に帰ろう。

【9日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)/友好(小)
津上翔一:――/――

城戸真司:友好(小)/友好(小)
乾巧:普通/普通

剣崎一真:普通/――
響鬼:普通/普通

天道総司:友好(小)/友好(小)
野上良太郎:友好(小)/友好(小)

紅渡:――/――
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友好(小)/友好(小)

如月弦太朗:??/友好(大)
操真晴人:――/――

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

はーい、それじゃあさくさくいきましょう。


直後起床判定

バレンタインを壊す事が罪なら、俺が背負ってやる!(本気)

>>105 3

【10日目・朝】

――自室

夏海「士君、もうそろそろ起きましょう?」

士「……ああ……」ムクリ

ユウスケ「今日は妙に素直だな」

士「ツボを押されたらたまらないからな……」

夏海「もう、危険人物みたいに言わないでください!」

士「実際、危険人物だろ」

夏海「つーかーさーくーん……」グッ

士「!? ふ、ははっ、あははは!」

ユウスケ「余計なこと言わなきゃいいのに……」


直後判定
12 生物
34 地理
56 体育
7-0 購買

夕ごはん食べてきますね。

ふっ……残念だったなお前ら……
俺はチョコを貰ったぞ!






男から

チョコレートの数を数えろ!(0でした)

戻ってまいりました!

>>108 君は一人じゃない……
>>107 1 男からでも嬉しいですやん。

――2-D

生物担当、木野薫。
いつもサングラスをかけている怪しい男だが、授業が非常に分かりやすいと生徒から人気だ。
そんな木野の授業で居眠りする生徒はほとんどいない。

そんな少数派に自分は属しているわけだが。
どうしようか、このまま本格的に眠ろうか。

木野「門矢、寝るのはお前の自由だがせめて教科書を開くことだ」

……注意されてしまった。
素直に教科書を開き、再び舟をこぐ。
呆れたようなため息の後、自分を注意する声は聞こえなかった。

【10日目・放課後】

――2-D

さて、授業中に眠ってすっきりしたことだ。
これからの放課後は元気に過ごせる気がする。

何をして過ごそうか。


1 寮に帰る
2 自由安価

弦太朗を探す

>>112

弦太朗を探そう。
結局昨日から会えていないことだし……
通り雨に打たれて、体調が平気かどうか気になるところだ。


直後判定
十の位 弦太朗の体調
一の位 弦太朗(もしくは……)に会えるかどうか

さぁ、コンマの罪を数えろ!

>>114
体調 3
??に会えるかどうか 5 よって……


――廊下

昨日弦太朗に出会った辺りを歩いてみるが、姿が見えない。
今日はもう帰ったんだろうか。

そう考えていた時、不意に肩を叩かれた。
振り返ると整った顔立ちの少年が微笑んでいる。
自分にこんな知り合いがいただろうか?

「先輩、弦太朗を探してるなら、今日はいませんよ」

士「お前、弦太朗の知り合いか」

流星「はい、朔田流星です。弦太朗とは中学からの友人です」

士「そうか」

にしても、どうして自分が弦太朗を探していると分かったんだろうか。
弦太朗から自分の話を聞いたのか?


1 どうして自分を知っているのか尋ねる
2 弦太朗が学校に来ていない理由を尋ねる
3 自由安価

>>116 2

どうして自分を知っているのかも気になるが……
今は弦太朗が学校にいない理由の方が気になる。

士「どうして弦太朗は学校にいないんだ?」

流星「風邪を引いたそうです」

士「……」

馬鹿は風邪をひかないはずなんだが……
さすがにあんな雨に打たれたら風の一つや二つはひくか。

士「それなら、今日は学校を休んでたのか」

流星「ええ、そうですよ」

士「悪いな、それが聞けて助かった。
  そうじゃなきゃ今もまだ弦太朗を探してただろうからな」

流星「これくらい、気にしないでください」

朔田流星……なかなかいい後輩だ。
そして弦太朗は風邪か……調子が悪いのなら、会いに行くのは控えるべきだろうか?
それとも見舞いに行くべきか……?


直後感情判定
十の位 弦太朗→流星
ダチ -1
?? -2

一の位 流星→弦太朗
友子ちゃん -1
負い目 -1

二股いけない(震え声)

>>118 よって二人とも友情ですね。しかし>>1は一度だって弦ちゃんの士への気持ちを恋とは言ってません。

【10日目・夜】

――自室

夜になった。
星の輝く空は美しいが、カーテンを開け放していると寒い。
とっとと閉めてしまおう。

さて、今夜はどう過ごそうか。


1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 知り合いの部屋を訪ねる
3 自由安価

2 弦ちゃんち行こうぜ!

>>121 (>>1がゲス笑いを浮かべる音)

――弦太朗の部屋

弦太朗の部屋に行こう。
そう思ってやって来たのだが……

ピンポーン

返事がない。

ピンポーン

念のためもう一度確認するが、誰もいないのか、それとも寝ているのか……
一切反応がない。

風邪をひいているのなら、来客に対応するのもつらいのかもしれない。
仕方ない、帰るとするか。

【10日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)/友好(小)
津上翔一:――/――

城戸真司:友好(小)/友好(小)
乾巧:普通/普通

剣崎一真:普通/――
響鬼:普通/普通

天道総司:友好(小)/友好(小)
野上良太郎:友好(小)/友好(小)

紅渡:――/――
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友好(小)/友好(小)

如月弦太朗:??/友好(大)
操真晴人:――/――

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

はい、10日目終了です。
風邪引いた弦ちゃんをユウキがほっとくわけないじゃないですかー。

それじゃあ11日目いきましょうか。


直後起床判定

俺は寝起きに関しても頂点に立つ男だ!

>>125 6

【11日目・早朝】

――自室

欠伸を噛み殺しつつ起き上がり、伸びをする。
カーテンの隙間から入り込んだ太陽の光が暗い部屋にコントラストを作っている。

さて、今朝はどうしよう。


1 ゆっくり登校する
2 ユウスケで遊ぶ
3 登校する(その後の行き先も)
4 自由安価

弦太朗の部屋へ

>>127

弦太朗の様子が気になることだし、部屋に行ってみよう。
もう風邪が治っているといいのだが……


直後判定
十の位 弦太朗の体調
一日経過 +2

一の位 弦太朗が部屋にいるかどうか
7以上のみ

知ってるか?コイツの笑顔、すっげーかわいい

>>129
体調 3+2=5 よって回復
在宅判定 4


――弦太朗の部屋

……どうやらいないらしい。

インターホンを押しても一切反応がない。
風邪をひいているのに、どうして部屋にいないのか……
もしかしたら、友人の部屋で看病されているんだろうか。

何はともあれ、ここにいても時間を無為に過ごすだけだ。
学校に行くとしよう。


直後判定
12 世界史
34 地理
56 体育
7-0 購買

列車戦隊トッキュウジャー

>>131 2 もうすぐ始まりますね!

――2-D

最後尾の列に一人だけ、というのは気楽でいい。
しかも窓際の席とは、嬉しい限りだ。

青空を見上げる窓際ライフを満喫していたところに、
足音が聞こえた。

授業中、自由に歩ける人物といえば――

烏丸「門矢、空を見上げるのもいいが教科書を開くように」

士「悪いが見なくてもだいたい分かる」

烏丸「それでも、生徒としてここにいる以上は授業態度を改善しろ」

士「……」

面倒くさい、が。
このままお小言をもらいつづけるほうが面倒だ。
素直に教科書を開くと烏丸は教壇へ戻った。

【11日目・放課後】

――2-D

放課後のチャイムが鳴り、喧騒に包まれた教室の中で窓の外を見る。
空が徐々に赤く染まっていくのが美しい。
散歩するのもいいかもしれない。

さて、これからどう過ごそう。


1 寮に帰る
2 自由安価

弦ちゃんを探す

>>134

弦太朗を探すとしよう。
もう回復したかどうか知っておきたい。


直後判定

劇場版仮面ティーチャーの高校の制服がディケイド、ファイズ編の高校服っぽい
うろ覚えだけど

>>136 7 仮面ティーチャー?

――廊下

廊下の先に弦太朗を見つけた。
どうやらすっかり風邪は治ったらしい。

士「やっと会えたか」

弦太朗「ん? 士じゃねえか! どうした?」

士「ここ最近、お前に会おうとするとことごとく会えなかったからな」

若干意地になっていた気もするが、ようやく会えた。
風邪をひいていたとは思えないほど健康そうな様子だ。

弦太朗「昨日は風邪ひいてて、ユウキの部屋にいたからな!」

士「ユウキ……?」

弦太朗「おう、私の幼馴染で大事なダチだ!」

ユウキ……
名前からして……


1 男か(同時に判定)
2 女か

>>137
今度やる映画らしい、特別編で今日ドラマやってた、
途中から見てないけど

>>138 1 判定 5

士「お前、男の部屋に泊まったのか?」

さすがに呆れた声音になったが、心底から呆れていたのだから仕方ない。
そう言われた弦太朗の方はというと、首を傾げている。

弦太朗「ユウキは女だぞ」

……勘違いしただけだった。
そのユウキ本人がここにいたら怒られていたことだろう。

弦太朗「男の部屋に泊まったりはしねえよ、普通だろ」

士「ああ、そうだな」

弦太朗「失礼なこと言ってくれるぜ」

士「悪かったな」

素直に謝ると弦太朗が目を丸くした。

弦太朗「士が素直に謝った……!」

士「……悪いか?」

自分はどんな性格だと思われているんだ、いったい。

>>139 普通に見逃した……ちょっと気になりますね!

【11日目・夜】

――自室

一日を締めくくる自室でのひと時。
夏海もユウスケも各々自由に過ごしている。
自分はどう過ごそうか。


1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 知り合いの部屋を訪ねる
3 自由安価

2弦ちゃーん!

>>142 0ですし判定なしにしときましょうか

――弦太朗の部屋

士「来てやったぞ」

扉を開けた弦太朗にそう言うと、弦太朗は瞳を輝かせて破顔した。
素直なやつだ。

弦太朗「ほらほら、遠慮せずに上がれよ!」グイグイ

士「引っ張るな、服が伸びる」

そんなことを言いながら座布団に座り、出された茶を飲む。
風邪をひいていたのが嘘のように弦太朗は元気だ。

弦太朗「そういえばお前、最近私のことを探してたんだよな?」

士「ああ」

弦太朗「そっかそっか、私に会いたかったのか~」ニコニコ

……とのことだが。
実際、どうだろう?

たしかに弦太朗が髪を下ろせば美少女なのは事実だが……


1 髪を下ろせ、話はそれからだ(同時に判定-2)
2 そうかもな
3 自由安価

弦ちゃんはギャップがあってこその弦ちゃん2

>>144 2

士「そうかもな」

弦太朗「……思ってないだろ、絶対」

ギクッ

適当に言ったのを見抜かれたか……
いや、会いたくなかったわけではない。
多少は会いたかった。

だが、どちらかというとあの美少女が美少女らしい服を着て
清楚な微笑みを浮かべているところが見たいとかそういう願望がないでもない。

士「会いたくなかったわけじゃないぞ」

弦太朗「そうか? 私も士に会いたかったぜ」

士「どうしてだ?」

弦太朗「それは……どうしてだろうな?」

士「お前……ふざけてるのか?」

弦太朗「自分でもよく分かんねえっていうか……うーん、そうだな……」


直後判定

恋だよ(迫真)

>>147 4 あっ……

弦太朗「……ちょっとした、憧れとか?」

士「は?」

弦太朗「って、今のなし! 今のなしな!」

大慌てで腕を振り回しているが、顔が真っ赤だ。
……憧れか。憧れの先輩とか、そういうものだろうか。

弦太朗「その、ほら、士はあんまり周りにいなかったタイプだし!
    年上だし! 一緒にいると楽しいし!」

自爆しまくっているが、おもしろいのでもうしばらく見ていよう。

弦太朗「好きとかそういうのじゃなくて、こう、いいなーみたいな!
    そういうので!」

つまり、恋愛対象とは少し違うのだろうか。
なるほど。

士「お前の気持ちはよく分かった」

弦太朗「うわー! い、今の忘れろ! 忘れてくれー!」

士「そうかそうか、俺は憧れの先輩か」

弦太朗「うー……!」

結局、弦太朗が部屋の隅でいじけるまでいじり続けた。
なかなかに楽しい夜だった。


弦太朗→士 憧れを獲得

【11日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)/友好(小)
津上翔一:――/――

城戸真司:友好(小)/友好(小)
乾巧:普通/普通

剣崎一真:普通/――
響鬼:普通/普通

天道総司:友好(小)/友好(小)
野上良太郎:友好(小)/友好(小)

紅渡:――/――
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友好(小)/友好(小)

如月弦太朗:憧れ/友好(大)
操真晴人:――/――

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

はい、11日目終了です。
まだ駄目と決まったわけじゃありませんから、弦ちゃんがいい人は頑張ってくださいね!
ちょっと判定が難しめになるけど。

それじゃあ12日目いきますね。


直後起床判定

目覚めろ!その魂!

>>152 3

【12日目】

――自室

夏海「おはようございます、二人とも」

士「……」スヤスヤ

ユウスケ「ぐー……」

夏海「……光家秘伝……!」グッ グッ

その後、二人そろって朝から喉がかれるまで笑わせられた。
恐ろしい技だ、笑いのツボ……


直後判定
12 政経
34 地理
56 体育
7-0 購買

そろそろ笑いのツボを体得できそう

>>154 6

――体育館

響鬼「みんな、準備運動はしっかりした?」

ハーイ

響鬼「それじゃあ今日の種目、バドミントンをやりまーす」

ワー! ヤッター エービミョウダワ バドブユウリジャネ

響鬼「はいはい、文句言わないの! 今日はダブルスをします!
   男女で組を作ってね!」

エーッ! マジカヨ ヤダー

……さて、面倒なことになってしまったが、自分の相手は……


直後判定
1-3 いない、のでユウスケ
45 たっくん
67 ドーナツ
89 先生
0 夏みかん

>>155
すいません23は剣崎で。
うっかり忘れてた。

てい

>>157 8 久しぶりの響鬼先生ですね!

……どうやら、男子の方が一人多かったらしい。
余ってしまった。

響鬼「それじゃあ門矢君、先生と組んでもらっていい?」

士「ああ、頼む」

物は考えようだ。
教師と組んだ以上、試合で負けることはないと思っていいはず。

響鬼「頑張ろうね、門矢君」

士「それなりにな」


直後判定

( 0w0)<……ウェ

>>159 1 ごめんよケンジャキ

結果から言おう。
ズタボロだ。

コンビネーションが壊滅的に悪かったとしか言えない。
お互いの足を引っ張り合い、しまいには正面衝突さえした。
試合相手に笑われたほどだ。

響鬼「あはは、まあこういうこともあるかな」

口ではそう言っているが、さすがにこの壊滅的コンビネーションには耐えかねたのか、
笑顔がひきつっている。

士「無理するな、担任。それと、足を踏んで悪かったな」

響鬼「こっちこそ、ラケットではたいちゃってごめんね」

本当に、災難だった……

【12日目・放課後】

――2-D

放課後になった。
体育のあれこれが後を引いてやや疲れたが……
これからどうしようか。


1 寮に帰る
2 自由安価

はい、安価の途中ですがバレンタインですよー。
日付変わったけどね!
短くてすいません。

>>93さんへ!


渡「あの、ちょっといいですか……?」

渡「……今日、何の日か知ってます、よね?
  あなたなら、たくさん貰っていていらないかもしれないけど……
  それでも僕、どうしてもあなたに受け取ってもらいたくて」

渡「……どうぞ」

渡「よかった、受け取ってくれて……
  あの、実はそれ、手作りなんです」

渡「……僕の気持ち……たくさん、込めましたから。
  喜んでもらえると、嬉しいです」

0個だよ(ニッコリ)

安価なら河原で黄昏る

>>163 大丈夫、仲間がいる……

川原にでも行くとするか。
まっすぐ帰らずに散歩して帰るのもいいだろう。


直後判定
1 何もなし
23 不運少女with緑の
45 天道と加賀美
67 新聞部
89 ヴァイオリン少女
0 ???

そりゃ!

>>165 5

――川原

士「!!」

その姿を見た時、戦慄した。
脳裏によみがえるのは、あのブルーチーズを黒地にしたような色合いの……
うっ……

士「天道総司……」

天道「門矢士か」

立ち止まった天道の隣を歩いていた少年が、心配そうに背中をさすってきた。

「なんだか体調が悪そうだけど……大丈夫か?」

士「ああ……少し、トカゲをな……」

「?」

天道「あれは失敗だった。素直にそう思う」

「何の話だ?」

士「……いや、気にするな。それよりお前、誰だ。俺は門矢士」

加賀美「俺は加賀美新っていって、天道の、まあ、友達?」

士「ほう」

天道が黙って否定しないところを見るに、本当に友達なんだろう。
天道に友達がいるとは……驚きだ。
いや、もしかすると自分も天道の友達なのか?


直後判定
十の位 天道→加賀美
一の位 加賀美→天道

此処に新たなフラグを今……!

>>167 ……(^p^)
天道→加賀美 8 好意
加賀美→天道 4 友情


加賀美「なあ、よかったら一緒に帰らないか?
    門矢も今帰るところだよな」

士「ああ、いいぞ」

天道「私を置いて話を進めるな」

加賀美「だめなのか?」

天道「……」

加賀美「天道?」

天道「……勝手にしろ」スタスタ

加賀美「あ、おい! なんだよあいつ……なんかごめんな、門矢」

士「いや……」

意外と分かりやすいやつだな、天道……

【12日目・夜】

――自室

明日は土曜、つまり休日だ。
今夜は思う存分好きなことができるだろう。
さて、何をしようか。


1 散歩
2 自由安価

(^p^)<ばななおいしいです

安価は部活動徘徊

>>170 ファッ!? 夜ですよ!
ということで再安価お願いしますー。

1

すまん、普通に読み間違えた

>>172 1

夜の散歩としゃれ込むか。
出掛けようとすると、心配そうな表情の夏海が玄関までついてきた。

夏海「ちゃんと帰ってきてくださいね」

士「分かってる」

夏海「でも……」

ユウスケ「大丈夫だって、夏海ちゃん。士ー、行ってこいよー」

士「ああ、じゃあな」

夏海「あ、士君! もう、ユウスケ!」

ユウスケ「えっ、なんでそんなに怒って――あははは!」


直後判定
1 何もなし
23 弦ちゃんと流星
45 翔一ちゃんと不運男
67 翔太郎
89 ドーナツ
0 ???

俺は安価運の神にすら味方される……ウンメイノー男だ

>>175 5 ……(苦笑い)

――遊歩道

「あの、ちょっといいですか?」

声を掛けられて振り返ると、美少女がいた。
突然のことに驚きつつどうしたのか尋ねると、携帯を差し出される。
……自分のものだ。

「さっき、落としちゃったみたいでしたから」

士「悪いな、助かった」

「そんな、困った時はお互いさまじゃないですか!」

美人で親切とは……

「津上、もういいだろう」

感動をぶち破る声が聞こえてきた。
なんだ、男連れか。

「すいません、葦原さん」

士「デートの邪魔だったか?」

冷やかすつもりでそう言ってやると、二人は――


直後感情判定
十の位 翔一→涼
一の位 涼→翔一

やーみーのーなーかー

>>177 これは……
翔一→涼 9 好意(大)
涼→翔一 2 友情


「そんな……照れちゃいますね、葦原さん!」

「いや、勘違いされると面倒だろう」

「そんなことないですよー」

……この微妙な温度差!
付き合ってられない予感がする。さっさと帰ろう。

士「……じゃあな、俺は帰る」

「あれ、そっちには家なんてないですよ?
 あ、もしかして……学園の人!」

士「なんだ、お前たちもか。門矢士、2-Dだ」

翔一「津上翔一、3年生です。よろしくお願いします」ペコリ

涼「葦原涼だ。お前、帰るなら早くしろ。一人歩きは危ない時間だ」

士「そうだな。お前たちもせいぜい仲良くしろ」

涼「……しつこいやつだな」

翔一「そうですか?」

……この温度差!


津上翔一:普通を獲得

【12日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)/友好(小)
津上翔一:普通/普通

城戸真司:友好(小)/友好(小)
乾巧:普通/普通

剣崎一真:普通/――
響鬼:普通/普通

天道総司:友好(小)/友好(小)
野上良太郎:友好(小)/友好(小)

紅渡:――/――
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友好(小)/友好(小)

如月弦太朗:憧れ/友好(大)
操真晴人:――/――

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

はい、12日目終了です!
順調にヒロインが減っていきますね!(白目)

バレンタイン、書き溜めつつあるので投下しまーす。

絶望的じゃないですかーやだー

>>94さんへ!


剣崎「あ、ちょうどいいところに! はい、これ。
   チョコレートだよ」

剣崎「どうしたの、受け取らないの? せっかく作ってあげたのに」

剣崎「って、そんなに慌てて受け取らなくてもいいのに。
   ふふ、嬉しそうな顔しちゃって。どうせ誰からも貰えなかったんじゃない?」

剣崎「あれ、本気で落ち込んじゃった? えーっと……」

剣崎「……ほら、量より質って言うし、ね? そのチョコレートは手作りだし、それに……
   ……そのー……ちょっと恥ずかしいから、耳貸して?」

剣崎「……本命だから、ね?」

まだまだ、もうちょっと書き溜めましたよ!

>>95さんへ!


巧「……なんだよ、ジロジロ見て。何か用でもあるのかよ。
  言っとくけど、お前の期待してるようなものは用意してないからな」

巧「そんな顔してもないもんはない」

巧「……しょうがないな、ほら」ポイッ

巧「さっきコンビニで買ったやつの余りだ。お前のために用意したんじゃない。
  ……そんなのでそこまで喜ぶのかよ、お前」

巧「……一応、言っとくけどな。
  私がチョコレートやったの、お前だけだから」

巧「あー、もう! こっち見るな!」カアァ

まだまだァ!

>>96さんへ!
>>1は一言もTSライダーから、とは言ってませんね?
つまりそういうことと思ってくれてもいいです。


凰蓮「あ~ら、呼び出しに応じてくださったのね! 嬉しいわ~❤」

凰蓮「そんなに緊張しなくてもよくってよ! ほら、この椅子に座って。
   この机の上に置かれたアテクシ特製極上スウィーツ、全てがあなたのためのものよ」

凰蓮「遠慮せずに食べてくださいな❤」

凰蓮「もちろんこれはバレンタインの贈り物よ。お返しは、そうねえ……
   あら、そんな困った顔をしなくてもいいわ。高いものなんて要らないもの」

凰蓮「アテクシが欲しいのは、あなたの……」

凰蓮「……ノン、なんでもないわ。さあ、心ゆくまで楽しんでちょうだいね!」

>>97さんへ!
書いてる時、キャラがぶれまくってる気がしたけど気にしない!


草加「あら、あなた……なんだか甘い匂いがするけれど。
   そうね、まるで甘いお菓子みたい」

草加「……バレンタイン? へえ、そう……誰かから貰ったかしら?」

草加「貰ってない? それじゃあどうして甘い匂いがするのかしら。
   説明してもらってもいい?」

草加「街中がチョコレートだらけだから? 下手な言い訳ね」
   ……よくないわ、こういうのは。嘘つきさん、覚悟はいい?」

草加「あ、ちょっと! 逃げないで! ……はあ、逃げ足が速いわね」

草加「……チョコレート、渡しそびれちゃったじゃないの」ショボン

そしてさらに、もう一本!

>>98さんへ!
>>1は一言も本命とは言ってませんね? つまり(ry


照井「お前か、偶然だな。……この袋が気になるのか?
   いいだろう、どうせお前のものだ」

照井「見ての通り、中身は有名店のチョコレートだ。今日はバレンタインだろう。
   私も用意してみようと思ってな」

照井「バレンタインは、感謝している相手や愛する者に贈り物をする日だからな。
   受け取ってくれ。……どんな想いがこもっているかは、分かっているはずだ」

照井「……そう、これは愛する相手への贈り物だ。
   お前は、私の愛する――この街の住人であり、大切な友人だからな」

照井「所長の分? もちろんある。所長へのチョコレートは手作りだ。
   ……夫への贈り物なんだ、特別なのは当然だろう?」

げ、げふっ……
甘くてつらいですわ……
今はとりあえずここまでしか書けていません。

他のリクエストもおいおい書きます。

そろそろ寝ましょうか。
これ以上やると寝落ちそうです。

おやすみなさい!

戒斗ちゃんが夢の中でチョコレートをくれますように!!
お願いします神様仏様ねじこん様……!

虚淵「ドロドロにしとくね!」

こんにちは。
昼からちょっと忙しいんですが、どうにかバレンタインが書きあがったので投下します。

>>99さんへ!


琢磨「いいところに会いましたね。あなたは今日が何の日かご存知ですか?」

琢磨「そう、その通りです。今日はバレンタインデーですよ。
   世間一般では愛する人へ贈り物をする日、と言われていますが……
   実際には聖バレンタインが殉死した日です」

琢磨「今日という日に乗じてプレゼントを贈り合ったりするのは、
   所詮、製菓会社の策略に踊らされているに過ぎませんよ」

琢磨「私がそんなものに乗せられるはずがないでしょう。
   ……なんですか、その疑わしそうな目は?」

琢磨「この袋の中身、ですか? これは、その、決してバレンタインの贈り物ではなく……
   その……ええと……そ、そう、最近料理に凝っていまして、その一環です!」

琢磨「上手にできたので、ぜひ、あなたにと思いまして!
   遠慮なさらずに、どうぞ。……いいですか、これはバレンタインではありませんよ?
   ただ偶然、チョコレートのお菓子ができただけですからね」

>>100さんへ!


蓮「いいところに会ったわね。これ、受け取りなさい。チョコレートよ」

蓮「どうしたの、鳩が豆鉄砲を食らったような顔して。
  言っておくけれど、手作りだからっておかしなものは入ってないわ」

蓮「……何、その感極まった顔。そんなに嬉しかったの?
  ふうん……まあ、あげた甲斐があったかしら」

蓮「? ちょ、ちょっと、どうしたの急に近づいてきたりして。
  あなた、何か勘違いしていない?」

蓮「これは義理よ、義理。ついでに言うと恵里へのチョコを作る前の練習台」

蓮「……そんなに落ち込まなくてもいいじゃない。一応、気持ちはこもってるわ。
  あなたには、それなりに……感謝とか、してるのよ」

これで最後だ!

>>101さんへ!


手塚「……来たか。私の占いで来ることは分かっていた。受け取るといい」

手塚「驚いた顔だな。私がチョコレートを用意しているとは思わなかったか?
   だが、私もこういったイベントに参加することくらいある」

手塚「まだ何か言いたそうな顔だな。どうかしたのか?」

手塚「……義理か本命か気になる、か。そうだな……
   その答えは、自分で考えるといい」

手塚「不満そうな顔だな。私からのチョコレートは嬉しくなかったということか」

手塚「そんなに慌てて喜ばなくていい。……ホワイトデー、期待している」

手塚「ふふ……そう悩むことはない。ただ、その日を空けておいてくれないか」

はい、バレンタインしゅーりょー。
ちなみに>>1の夢、戒斗ちゃんは出てきませんでした。
しかしマベちゃん(♀)が出てきた。ありがとうございます! チョコはくれなかったけど!

13日目のさわりだけ入っときましょう。


【13日目・朝】

――自室

布団で思う存分眠り、のろのろと起き上がって寝間着のまま過ごす。
それも休日らしいいい朝だが、もう少し実のあることをしてもいいだろう。

さて、何をしようか。


1 散歩
2 自由安価

それではこれから野暮用がありますので、
続きは夜にしましょう。

学校

チョコはいいぞ(迫真)

戒斗ちゃんがチョコレートを作ったんだけど、上手く作れなくて結局渡せなかったと妄想した。

戒斗ちゃん……!

あーあ、二股でもなんでもして
ヒロインヤンデレ化しねーかな(ヤンデレ愛好家スマイル)

>>200
ヤンデレって素晴らしいよね
ぶん殴ってなでなでしたい。

現実にいると厄介だけど

せっかくの女体化なのに誰もイラスト描かないから自家発電するしかないという...
こんなのってないよ!


ごめんなさいもうROMります...

こんばんはー。

>>198 新堂さんww
>>199 なにそれ萌える……!
>>200 そこらへんは判定任せですね。
>>201 女性を殴ってはいけない(戒め)
>>202 寂しいこと言わないでー!

>>197 いざ、休日の学校へ。

学校に行くとするか。
土曜なので部活で来ている生徒もいることだろう。


直後判定
1 誰にも会わない
23 補習中の……
45 ダブルジョーカー
67 二人で一人の……
89 生徒会の……
0 ???

風呂入ってきます。

明日はザック変身!
ライダーの仲間入りだよ、やったねザックちゃん!

戻ってきました!
>>204 5 戒斗ちゃんと百合百合してくれたら嬉しい(迫真)

――廊下

土曜の学校というのは、普段の喧騒が嘘のように静かだ。
場所によっては部活動に励む生徒の声が聞こえるものの、
こうして廊下を歩いていると、グラウンドから遠く聞こえる運動部の声くらいしか音がない。

「あれ、門矢君。どうして学校に?」

士「……誰だ?」

向かい側から歩いてきた見知らぬ女子生徒に話しかけられた。
いや、もしかしたら知っているかもしれない。どこかで見たような……
思い出そうとしていると、女子生徒が苦笑した。

剣崎「剣崎一真だよ。同じクラスの」

士「……そうだったな」

実を言うと、たった今初めて名前を知った。

剣崎「部活動?」

士「いや、気が向いたから来ただけだ」

剣崎「へえ、そうなんだ」

せっかく会ったことだし、このまま剣崎と話してもいいか、と思っていた時。

「剣崎、こんなところで油を売っていたのか」

剣崎「始!」

士「知り合いか?」

やって来た男子生徒が頷いた。

始「相川始だ」

士「俺は門矢士、剣崎のクラスメイだ」

始「そうか」


直後感情判定
十の位 剣崎→始
スキルにより8以上のみ

一の位 始→剣崎
スキルにより7以上のみ

>>205
クラスメイトのトが消えてますが気にしないでください。

>>絵
いまPC使えないからアナログで構わんか?

( °д°)

(°д°)

>>207 描いてくださいお願いします! 何でもしますから!
剣崎→始 9 好意
始→剣崎 6 友情


剣崎「それじゃあ門矢君、私たち用事があるから」

始「じゃあな」

士「なんだ、わざわざ休日に学校へ来てデートか?」

冗談でそう言ってやると、剣崎が頬を赤く染めた。
……これは……

始「そんなわけがないだろう。行くぞ剣崎」

剣崎「あ、うん、分かった」

そしてそれに気付かない始。
……どうしてこう、自分の周りにはこういうやつらが多いんだろうか……


剣崎一真:普通を獲得

【13日目・昼】

――廊下

さて、二人がいなくなった後も学校を歩いていたら昼になってしまった。
そろそろ他のことをしてもいいだろうか。

何をしよう?


1 街を歩く
2 栄次郎の見舞い
3 自由安価

>>211 2

――栄次郎の病室

士「じいさん、来てやったぞ」

パイプ椅子に座って寝顔を覗き込む。
自分の知る栄次郎よりもずっと青白い顔をしていて、胸が不安に満たされた。

士「……いい加減、起きろ」

写真館が崩れたあの日から、もう二週間以上だ。
医者の話では、命に別状はないとのことだった。
ただ、目が覚めるかどうかは分からないと。


直後判定

起きろ

>>213 5

士「……じいさん」

どれだけ呼びかけても、手を握っても、反応はない。
あるのは栄次郎が目覚めないという事実だけだった。

士「じいさんがいないと、俺の写真を誰が評価するんだ」

あんな写真すら、素敵だと微笑む穏やかな老人。
人畜無害を絵にかいたような温厚な人物だったというのに、
どうしてその栄次郎がこんな目に。

士「……そうだ、写真……」

気休めでもいい、何か写真を撮って栄次郎のところへ持って来てみようか。
そう思うと同時に脳裏をよぎったのは、幼い頃の記憶だった。

ケンジャキの詳しいスペックが欲しいです隊長ー

(やったあ...イラストだあ...たっくんしか描いてなかったから嬉しいなあ...やったあ...)

(君が提出すれば万事解決じゃないかなぁ……)

>>215 あくまで>>1のイメージでよければ公開しますが、どのあたりが知りたいのでしょうか。
>>216 見せてもらいましょうか(^^)



――幼い頃

「やーい、ヘンな写真ー!」

「おまえ、きゅうに夏海のとこにきてきもちわりーんだよ!」

「そうだそうだー!」

士「……」

「お? なくのか? なきむしー!」

「あははは!」

「やーい、なきむし、なきむしー!」

士「……なくのはお前らだ」

「え? う、うわー!」

「ひえー! こいつ、つえーよ!」

「し、しんれい写真なんかとるくせに! おばけー!」

士「ふん……負け犬のとおぼえだな」

栄次郎「士君、大丈夫かい?」

士「……じいさん」

栄次郎「泣かなかったのかい、よく頑張ったね。よしよし」ナデナデ

士「なでるな! ……べつに、あんなの」

栄次郎「大丈夫だよ、おじいちゃんは士君の写真が大好きだからね」

士「……でも、あんな、……へんな写真……」

栄次郎「変じゃないよ。あれはね、士君なりの個性なんだよ。
    時にそれは他人とぶつかるかもしれないけど、時に人の心を動かすんだから」

士「……じいさんは、どうだった?」

栄次郎「もちろん、心が動かされたよ」ニコッ

士「そ、そうか……」

栄次郎「それじゃあ、帰ろうか」

士「……ん」

繋いだ手の温かさが、心に刺さった冷たい言葉の棘を溶かしていった気がしたのを、覚えている。


【13日目・夕方】

――栄次郎の病室

たった一人、栄次郎だけが自分の写真を愛した。
自分自身ですら愛せない写真を。

その、唯一の存在を失いたくない。
そう思いながら冷たい手を握る。

士「……また、来るからな」

そろそろ病室を出よう。
いつまでもここにいては、看護師たちの邪魔になるだろう。

さて、夕方はどう過ごそうか。


1 散歩
2 海
3 自由安価

2

>>222 2

……少し、気分が落ち込んでしまった。
気晴らしに海へ行こう。

波の音を聞いていれば、気持ちも落ち着くだろう。


直後判定
1 何もなし
23 不運少女with青いの
45 たっくん
67 ヴァイオリン少女
8-0 ???

何もなしは回避したい!

ふぇぇ…
身長165の長身黒髪ポニテのやせ形巨乳で
ちょっとたれ目のお姉さん系美人を考えてるよぉ……

>>224 9

――浜辺

穏やかな波の音を聞いていると、気持ちもずいぶん落ち着いてきた。
安心して胸を撫で下ろしかけた、その時。

士「……っ!」

激しい痛みと、脳内をじわりと侵す不快な感触。
まただ。

この状態になると、自分は……
長い間意識を手放してしまう。

ただでさえ栄次郎が昏睡状態で不安がっている二人を、これ以上不安にさせるわけには――


直後判定 8以上のみ
進行具合 +1

剣崎かわいいよ剣崎

(165って平均身長じゃね?)

>>225 巨乳じゃなかったらほぼ俺の姉じゃねえかww
>>228 ですよねー。

>>227 7+1=8



目を覚ますと、浜辺にいた。
沈みつつある夕日が最後の力を振り絞るように眩い光を放っている。

その光景の美しさに見惚れている暇はない。
自分には、知らなくてはならないことがある。

どうして、自分は命を狙われているのか。
そして、何故矢車が、まるで時が戻ったかのように過ごしているのか。

しかし理由を解き明かす手がかりはない。
どうしたものか……


1 街を歩く
2 自由安価

1

178位かな…分からん

http://imgur.com/526D5zX.jpg

(このたっくんで大丈夫かなあ...一発がきだから汚いんだけど...みれなかったらごめんね...)

>>230 1 >>1のイメージだとそれくらいです。

情報の集まりそうな場所……街を歩くとしよう。
もしかしたら、何かを掴めるかもしれない。

そんな一縷の望みにかけて、足を踏み出した。


直後判定
1-3 収穫なし
4-7 ぬいぐるみ
89 ピアノ
0 ???

今剣崎にあったらエライことになりそうだな

>>231 あなたが神か。マジで。マジで! 太ももぉぉおおおありがとうございます本当にありがとうございます!
かわいい! ミニスカサンタ! 太もも! 太もも! ありがとうございます! ヒャッハー!
……ふう

>>233 1

――街

街というのは、誘惑が多すぎる。

「串カツ、串カツはいかがかねー?」

「揚げたてのコロッケだよ! おいしいよー!」

「アイスクリームはいかがですかー?」

ツカサ「……」ジュルリ

はっ!
いかんいかん、自分には情報収集という使命が……!

「カレーはいかがですか~?」

「ドーナツ、焼き立てでーす!」

ツカサ「……」ジュル…

す、少しくらい……!


直後判定 8以上のみ
進行具合 +1

冬は太るんだよなぁ…

(クリスマスのたっくんかわいかったんだよお...関係ないけどバレンタインだからって妹がロックシードグミくれたよお...粉っぽいよお)

>>236 3+1=4

ツカサ「っ……」

うまそうな料理を前に浮かれていると、頭痛が襲って来た。
何をしているんだ、自分は。

あまりの愚かさに、脳内を侵すのとは別の頭痛が生まれた気さえする。
しかし、そんなことを考えている暇もなく意識が痛みに呑まれていった。



目を覚ますと、道端で倒れていた。
街を歩く人々は不思議そうに眺めるか、関わり合いになるのを避けようと目を逸らすかだ。

頭痛でうずく頭を押さえながら立ち上がり、時間を確認する。
意識を失ってそれほど経ってはいない。
これなら、何事もなかったように帰れる。

そのことに安心しながら、家路についた。

>>237 いいじゃないですか! うちの姉なんて何もくれませんでしたよ……

【13日目・夜】

――自室

二人は自分が倒れたことも知らずに楽しそうに夕食後の時間を過ごしている。
そうだ、それでいい。
心配をかけないに越したことはない。

それはさておき、今夜はどう過ごそうか。


1 散歩
2 自由安価

弦ちゃんルームにレッツらゴー

>>241

弦太朗の部屋に行こう。
自分に憧れているらしいからな。

ユウスケ「士、悪い顔してるぞ」

夏海「ろくでもないことをするつもりじゃないですよね?」

士「安心しろ、俺は善良な人間だ」

ユウスケ「善良(笑)っていたいたいいたいってやめろ四の字固めは本当に――」


直後判定

プラーボ×ルナ・ドーパントとかいう誰得ジャンル思い付いた

>>243 6 アテクシは嫌いじゃないわ!(迫真)

――弦太朗の部屋

弦太朗「おっ、来たのか士!」

笑顔で出迎えた弦太朗に笑顔で応戦した。

士「ああ、憧れの先輩が来てやったぞ」

弦太朗「うっ……もうその話はいいだろ!」

ふぐのように膨れた頬を突きながら部屋に上がる。
すっかりこの部屋を訪れるのにも慣れたものだ。

さて、何をしようか?


1 一緒に散歩でも
2 部屋でゲームでも
3 自由安価

(調子に乗って真司ちゃんのパンツ描いてなんかない)

>>245-246 2 許さん、よって真司のパンツを見せなさい、いえ、見せてくださいお願いします(土下座)

士「ゲームでもするか」

弦太朗「何のゲームだ?」

士「そうだな……」


1 ポケットのモンスター
2 スマッシュなブラザーズ
3 フォーエバーなブルー
4 自由安価(ただし>>1が知らないと再安価になると思います)

モンハン

>>248 し、知らない……
友人が買えと言ってくるけど買ってない。
すいません、再安価お願いします……

2

それじゃあ1
難易度高いけど面白いよ
クリスマスの寂しさを紛らわす為に買ったばかりの初心者だけどww

>>250 2

士「スマブラだ、いいな?」

弦太朗「それじゃあwiiの用意するから待ってろよ」

そう言って弦太朗が物置に頭を突っ込み、ゲーム機本体を探している。
その後姿を眺めつつ、のんびりと用意が整うのを待った。

弦太朗「できたぜ!」

士「やるか」

弦太朗「へへ、やるからには負けないからな!」

士「こっちのセリフだ」


直後判定
1に近いほど弦太朗、9に近いほど士
5は引き分け 0の場合……

アイク使いたいんだが次回作でリストラされそうなんだよなぁ…

>>253 8 フォックスさえいれば>>1は満足です。

……勝った!
ほぼ完勝の形で勝った!

弦太朗「なんでこんなに強いんだよー……」

恨みがましい目で見られたがどこ吹く風だ。

士「もっと精進することだな」

弦太朗「ちぇっ……次は絶対私が勝つからな!」

士「いいだろう、楽しみにしておいてやる」


如月弦太朗:友情を獲得

あっ忘れてた。


直後判定
関連イベント +1

私の趣味だ(プロフェッサースマイル)

>>257 9+1=9 よって3 さらに……



家を出て砂浜を散歩していると、男が後ろを歩いているのに気付いた。

――どうした

「たまには一緒に歩いてもいいかと思ってね」

――うさんくさい

「ひどいなあ」

笑いながら男が隣に並んだ。二人の足が砂を踏む音と、波の音が聞こえる。
波の音を聞くと落ち着く。
別に、この男と一緒にいるから落ち着いているわけじゃない。

「まさか■■■様と散歩する日が来るなんてね」

――俺も、コソ泥とこんなに長い付き合いになるとは思わなかった

「君の予定だとどのくらいの付き合いだったんだい?」

――飽きたら殺すつもりだったな

わあ、と声を上げた男へ視線を向ければ、目を丸くしている。
多少は本気で驚いたらしい。

「君に飽きられなくてよかったよ」


【13日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)/友好(小)
津上翔一:普通/普通

城戸真司:友好(小)/友好(小)
乾巧:普通/普通

剣崎一真:普通/普通
響鬼:普通/普通

天道総司:友好(小)/友好(小)
野上良太郎:友好(小)/友好(小)

紅渡:――/――
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友好(小)/友好(小)

如月弦太朗:友情/友情
操真晴人:――/――

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:3(15に到達すると……)

まだだ。まだ焦る時じゃない。時間はまだある。今からだって遅くない。

13日目、終了です!
弦ちゃんは……まあ、粘ればなんとか?
他の子を狙ってもいいですけどね!

>>251 アクション苦手でもできそうなら買うんですけど……

そうそう、それでケンジャキのイメージなんですが、
やっぱり元々のイメージが強いというか何というか、

・髪型:前髪はそのまま、後ろ髪はセミロング、前に少し流す
・体型:細長い、しかし胸は(ry
    そして足が長く、モデル体型
・顔つき:目元がやや切れ長、涼しげな印象
     表情が人懐っこいギャップ

というイメージです。
あくまで>>1のイメージなので、こんなの俺のケンジャキじゃねえ!
という方はスルーしてください。

それじゃあ、14日目いきますか?

(いこう)

>>262 そうですね、いっちゃいましょうか!

【14日目・朝】

――自室

目を覚まし、ぼんやりと外を見ながら夢を反芻しようとする。
……だめだ、思い出せない。

穏やかな気持ちになれる夢だったと思うのだが……
まあ、思い出せないものは仕方ない。

そんなことより、今朝はどう過ごそうか。


1 散歩
2 自由安価

アクションは大の苦手だけど、雑魚を切ってるだけでも楽しいよ
どうせなら美少女を狩りた(ty

縺斐a繧薙↑縺輔>?代〒

文字化けしてた本当にごめんなさい1

>>266 1 いえいえ、お気になさらず。

散歩するとしよう。
朝から体を動かすのは健康にもいいはずだ。


直後判定
1 何もなし
23 担任と少年
45 不運少女with……
67 ヴァイオリン少女
89 ドーナツ
0 ???

キバっていくぜ!

>>268 4

――公園

士「!?」

どうして公園で少年が倒れているんだ……?
放っておくのも寝覚めが悪い、声を掛けよう。

士「おい、大丈夫か?」

「ん……? あれ、俺、何してたんだっけ……」

士「は?」

「……そもそも、ここってどこだっけ……」

士「お前、まさか……」

夏海と出会った日の自分を思い出す。
もしかすると、これは……

士「記憶そ――」

良太郎「ここにいたの!?」

士「……」

言葉を遮られて振り向くと、良太郎がこちらに駆け寄って……いや、
駆け寄ろうとして突風が吹き砂場の砂が舞い上がって砂嵐のようになった中に取り残され、
砂嵐が去った後には突然水飲み場の蛇口から噴水のように水が吹き出しその水に濡れ、
砂と水が混じったひどい状態になりながらもなんとか歩み寄ってきた。

良太郎「し、心配したよ……」

士「お前の方が心配だ」

またしても素で心配してしまった。

良太郎「門矢君、ありがとう、カイのこと見ててくれて」

士「こいつ、カイっていうのか」

カイ「ああ、そういえばそうだっけ」

大丈夫か、こいつ……


直後感情判定
十の位 良太郎→カイ
補正 -2

一の位 カイ→良太郎
刷り込み +2

アツアツ

ヒロイン減りすぎィ!!!

>>270 ファッ!?
良太郎→カイ 8-2=6 好意(小)
カイ→良太郎 2+2=4 信頼


士「それでお前たち、どういう関係だ。
  わざわざ探しに来たりして……まさか弟か?」

良太郎「ううん、そうじゃないんだけど……」

カイ「あれ、違ったっけ」

良太郎「もう、カイ……何回も言ったけど、私は君の姉さんじゃないったら」

カイ「ふーん……」

士「……全く関係が見えないんだが」

良太郎「えっと……そう、一応私が保護者なんだよ」

カイ「そうだっけ?」

良太郎「そうだよ」

カイ「そういえばそうだったって気がする」

士「……」

よくもまあこんなのに付き合ってられるな、良太郎は……

良太郎「ほら、もう帰ろう? 服も汚れちゃったし」

カイ「俺、もう疲れたって顔してるだろ?」

良太郎「それなら帰って昼寝すればいいから」

カイ「分かった」

良太郎「それじゃあ門矢君、またね」

士「ああ。何だかよく分からんが、大変そうだということは分かった。頑張れよ」

良太郎「うん、ありがとう」

そうして二人は去って行った。
本当に、何だったのか……予想もつかないが、親しい間柄なのだろう。

本当にヒロイン減りすぎですね。
それも全て乾巧って奴の(ry

【14日目・昼】

さて、散歩している間に昼になってしまった。
これからどうしよう。


1 寮の近くをうろうろ
2 商店街をうろうろ
3 自由安価

まだだ!まだ、先生組がいる!
3
学校!

>>275 日曜は来てないんじゃないかな……

日曜の学校に忍び込むというのも悪くない。
さて、何が見られることやら……


直後判定
1-3 何もなし
45 新聞部
67 花壇に水をやる少女
89 弦ちゃん
0 ???

弦ちゃんこーい

>>277 3

――校門

入れなかった。
仕方ない、帰るとするか……

夕方からは何をしようか?


1 散歩
2 自由安価

花壇の少女ってダレダローナー(現実逃避)

散歩して出会いを!是非に!

>>281 花壇の少女は翔一ちゃんです。

【14日目・夕方】

散歩でもするとしよう。
何かおもしろいことがあればいいのだが……


直後判定
1 何もなし
23 弦ちゃんと流星
45 マヨネーズドーナツ
67 ヴァイオリン少女
89 自由安価
0 ???

運命の鎖を解き放て!

>>283 6 三度目の正直なるか……

――自然公園

ベンチに座って歩き通しの足を休めていると、どこかで聴いた音がした。
そうだ、この音は……

士「……例の人見知りか」

これだけの音色を奏でられるのだから、自信を持ってしかるべきだろうが……
どうしようか。

そっとしておくか、それとも……


1 そっとしておく
2 自由安価

↓自由安価でなんかうまいことやってください(人任せ)

終わったら拍手

>>286 ふむふむ、いいですね。

音の出所を探すと、ベンチの背の向こうにある木陰でヴァイオリンを弾く少女を見つけた。
想像していたよりずっと近くだ。

演奏が終わると同時に、少女が肩を落とすのが分かった。
安堵か、それとも落胆か……

何にせよ、自分にとってはいい演奏だった。
しかしそれを伝えようと声を掛けても逃げられるのが関の山だろう。

それなら――

「……?」

乾いた音が響き、少女がその音を立てる人物を探している。
立ち上がり少女に向かって歩き出すが、逃げる気配はなかった。

士「三度目の正直、か」

「あ、あなたは……」

士「門矢士だ」

渡「……紅渡です」

士「いい演奏だった、渡」


直後判定
三度目の正直 +1
安価内容 +2

まずは軽く…

もう、逆にヒロインなんて要らないんじゃないかな

>>288 4+3=7

渡「……ありがとうございます」

少々頬を赤く染めながら、渡が頭を下げた。

渡「あの……何度も声を掛けてくれて……ありがとうございました。
  それなのに、僕……」

僕、という一人称にツッコミたいところだが、ここは黙っておこう。

渡「なんだか、恥ずかしくて」

士「それなら、粘った甲斐があったな」

渡「え?」

士「あれほどの演奏をする相手と、話してみたかった」

渡「……そ、そう、ですか」

少し赤かった頬を真っ赤にして渡がうつむいた。
かと思うと、慌てた様子で顔を上げる。やはりその顔は赤い。

渡「す、すいません! 僕、夕ご飯を作らないと!」

士「ああ、またな」

渡「! ……はい!」ニコッ


紅渡:友好を獲得

>>289 それもいいですよねー。

【14日目・夜】

――自室

空には星が輝いている。
今日という日も残すところあとわずかだ。
そのわずかの時間をどう過ごそうか。


1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 知り合いの部屋を訪ねる
3 自由安価

弦ちゃん家で朝帰りしよう

>>292 不健全な目的で部屋を訪ねてはいけない(戒め)

弦太朗の部屋から朝帰りしよう。
……いやいや、なんだそれは。
いろいろと突拍子もなさすぎる。

とりあえず、遊びに行くだけ行ってみるか。


直後判定
1-3 ホアチャー!
45 いない
6-9 いる
0 判定&安価の嵐

ホアチャー!

>>294 7

――弦太朗の部屋

弦太朗「お、また来たか! ほら、この間の続きだ!」

士「またスマブラか?」

弦太朗「まあまあ、見とけって! かなり練習したんだからな!」

とのことだが……
どれほどのものか、見せてもらおうじゃないか。


直後判定
1ほど弦太朗、9ほど士
50は引き分け

邪魔者はきえたっ!!

>>296 6 邪な想いで部屋を訪ねた時点でッ! 君の敗北は確定的ッ!!

士「……接戦だったな」

弦太朗「うー、まだ勝てなかったか……」

がっくりと肩を落とした弦太朗の肩を叩く。

士「前回に比べてかなり上達してるぞ」

弦太朗「そりゃあ、流星と特訓したからな。あいつ、めちゃくちゃ強いんだぜ」

士「ほう」

弦太朗「はぁー……あ、士、もうこんな時間だ。また今度遊ぼうな」

士「いいぞ。負ける気はないけどな」

弦太朗「へへ、今度こそ私が勝つって!」

……再戦が多少楽しみになってきた。

あっ、またしても判定忘れ。


直後判定
関連イベント +1

まぁ、あれは2を選んだつもりで
おふざけだったんですけどね…

>>299 本気かと思ったじゃないですか! 恥ずかしー。
でも判定0なら弦ちゃんルート確定。おすすめはしませんがこういうのもアリだと思います。
0+1=0 よって3 さらに……



「■は女の子みたいなところがあるよね」

――なんだ、それ

突然何を言い出すのかと首を傾げると、男が窓の外へ視線を向けた。
青い海と白い砂浜が輝いている。

「海辺の隠れ家なんて、少女趣味だ」

――そう、なのか?

そのあたりは実のところ、よく分からない。
同年代の人間と話す機会が、あまりなかったからだろうか。
ただ、波の音が好きだから、それをよく聞ける場所に隠れ家を用意したかった。
それは、少女趣味なのだろうか。

「少女趣味は言い過ぎでも、君のイメージじゃない」

それにこの家具も、と言いながら男が部屋の中を見回す。
言われてみれば、柔らかい色使いや、丸みを帯びた形の家具が多いだろうか。
なるほど、こういうのが少女趣味か。

「服とも合わないし」

言われて自分の服を見てみれば、確かにこの場所にはそぐわない気がした。

――なら、模様替えでもするか

「いいんじゃない? その方が僕も落ち着く」

お前をここに落ち着けるつもりはない、という皮肉は喉の奥に引っかかった。
落ち着いてほしいんだろうか、この男に。
……そんなことは、許してはいけない。

――やっぱりこのままだ

「気まぐれだね」

――お前よかマシだろ

この家はきっと、少女のための家なのだから。
目の前で笑う男ではなく、少女の。


【14日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)/友好(小)
津上翔一:普通/普通

城戸真司:友好(小)/友好(小)
乾巧:普通/普通

剣崎一真:普通/普通
響鬼:普通/普通

天道総司:友好(小)/友好(小)
野上良太郎:友好(小)/友好(小)

紅渡:友好/友好
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友好(小)/友好(小)

如月弦太朗:友情/友情
操真晴人:――/――

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:6(15に到達すると……)

はい、それじゃあもう寝ましょう。
鎧武の放送終了後に戻ってくるつもりです。
それでは、おやすみなさい!

ピンクが可愛かった(トッキュージャー感)

おはようございます!

>>304
ですね!
あと、迷いもなくピンクに乗り換えたグリーンに戦慄した。

とにかく今朝は、もう! 戒斗ッ! ツンデレじゃないですかッ!
全て俺のせいか、みたいなこと言ってたしあれはわざと憎まれ役を引き受けたとかそういう……
そういう……!! 戒斗ちゃんんんんんんんん(錯乱)

あと、グリドンが今朝も腹筋を鍛えてくれましたね!
やっぱりいいキャラしとりますわー。

でも今日、何が一番印象的だったって、ザックの「ペコッ!」ですね。
犬を叱ってるようにしか聞こえない(小声)

とまあ、まだまだ感想は出てきそうなんですが……
そういうことも交えて話しつつ15日目いきましょう。


直後起床判定

ザックと戒人のユリ展開はよ

>>305 7 想像しただけで……うっ ふう……

【15日目・早朝】

――自室

久しぶりに早起きした気がする。
たまには朝の時間を有意義に使うのもいいだろう。
さて、何をしよう。


1 ゆっくり登校する
2 ユウスケで遊ぶ
3 登校する(その後の行き先も)
4 自由安価

3分でヌくという偉業の早さ

1

>>307 1 何のことかなあ(すっとぼけ)

今日はゆっくり登校するとしよう。
いつもと違った景色を眺めて登校できるかもしれない。


直後判定
1 何もなし
23 弦ちゃんと流星
45 ドーナツ
67 ヴァイオリン少女
89 先生
0 自由安価

朝からのウェイクアップ(意味深)

>>309 5 不意打ちで噴いたww

――通学路

こんな朝早くに登校する生徒は少ないだろうと思っていたが、
意外にもその数は多かったらしい。

周囲にいる生徒たちは、それぞれ友人と話しながら登校している。
部活動や日直の仕事がある生徒たちだろうか。

そんなふうに周囲を観察しながら歩いていると、前方への注意がおろそかになっていた。

ドンッ

「……!」

士「……悪い」

驚いた顔で振り返った女子生徒がひらひらと手を振った。

「大丈夫、こっちこそごめんね」

士「いや、今のは俺が後ろから一方的にぶつかっただろ」

「そう?」

士「ああ、悪かった」

「いいよ、転んだわけでもないし。最初は痴漢かと思ったけど」

士「……お前、それはさすがに失礼だぞ」

「ごめんごめん、じゃあこれでお相子だね」

士「……まあ、そうだな」

晴人「私は操真晴人、2-Cだよ。見たところ同じ学年みたいだけど」

士「門矢士。2-Dだ」

晴人「ああ、それで見たことがあるんだ! 体育とか一緒だよね?」

士「そういえばそうだったな」


直後判定
1ほど無関心 9ほど友好
0だと奇跡が起きるかもしれない

希望はあるが奇跡はない…光を求めるな…

>>311 7 希望を掴みましたね!

晴人「ねえ、よかったら教室まで一緒に行かない?
   話し相手がいなくて暇だったんだよね」

士「ああ、いいぞ」

その後、晴人と二人で登校した。
これで寂しい朝を過ごさずにすんだわけだ。
晴人には悪いが、ぶつかってよかったかもしれない。


操真晴人:友好(小)を獲得


直後判定
12 音楽
34 地理
56 体育
7-0 購買

お前はいいよなぁ…
どのコンマにも光がさす…
闇に住む俺達とは大違いだ…

>>313 5

――グラウンド

響鬼「みんなー、今日の授業はサッカーだよ!」

ワー オレサッカースキダワ マジデ? ワタシニガテー

響鬼「準備運動をしたら始めようね」

ハーイ


直後判定
1 何もなし
23 ゲゲゲー!
45 先生
67 たっくん
89 晴人
0 自由安価

キックストライクサイコー!!

>>315 0

よって、自由安価です。
ご自由にどうぞ。

あっ、
直後でお願いします。

じゃあ晴人に浮気を…

>>318 浮気も何も、そもそも彼女なんていませんけどね!

士「……そういえば、晴人がいるんだったか」

今朝その話をしたばかりだった。
周囲を見回してその姿を探すが、見当たらない。
休みのはずはないが……

見学しているようでもないし、どこに行ったんだろう。
まさか保健室か?

響鬼「どうしたの、門矢君?」

士「ああ、いや……晴人がいないと思ってな」

響鬼「操真さんのこと? あれ、本当だ、いない……」

「先生、友達が転んじゃいました! 血が出てます!」

響鬼「そうなの? じゃあ傷の具合を見ないと……ごめん、門矢君。
   よかったら操真さんを探してくれない?」

士「ああ、分かった」

そもそも自分が気にし始めたのだから、当然だろう。
にしても晴人は響鬼にも言わないでどこへ……


直後判定
クリティカル +2

寝坊してしまったけど録画しといて良かった……
ピンクに迷うことなく乗り換えた緑に爆笑
ザックの変身ポーズが格好いいんだけど、真似できない。
ライダーになった事だし、戒めちゃんとの百合がみたいなー(チラッチラッ

>>320 4+2=6 ですよねー(笑)百合に関しては……ね?(ゲス顔)

――水飲み場

閑散とした水飲み場に、晴人の姿があった。

周囲には誰もいない。
ただ、水が流れる音が聞こえるだけだ。

士「こんな場所にいたのか」

晴人「……門矢君!」

顔を洗っていた晴人が顔を上げた。
びしょ濡れになった顔をタオルで拭きながら、晴人が首を傾げる。

晴人「どうしてこんなところにいるの? サボり?」

士「お前を探しに来た」

晴人「あ、そうなんだ……わざわざごめんね」

そう言いながらタオルを肩にかけ、晴人が苦笑いを浮かべる。

晴人「ちょっと調子が悪くて、見学しようと思ってたんだけど……」

士「……」

どこも調子が悪そうには見えないが……

士「お前こそ、サボりじゃないのか?」

晴人「そんなことないよ」

一瞬、晴人の表情が曇った気がした。
……ますますもって怪しい。


1 問い詰める(同時に判定-1)
2 グラウンドに戻る
3 自由安価

1答えてくれなきゃ絶望しちゃうぞ☆

>>322 3-1=2 あっ……

士「どこも体調が悪そうには見えない」

晴人「……門矢君って、そういうこと言う人だったんだ。
   ふーん……」

そっぽを向かれてしまった。

晴人「そっかそっか、私のこと心配してくれてたと思ったのになあ」

そのまま背を向けて歩き出した晴人の行き先は、どう考えてもグラウンドとは正反対の方向だ。

士「グラウンドに戻らないのか?」

晴人「どうせ参加しないから。門矢君は早く戻ったら?」

……面倒くさいことになった。

晴人「面倒くさい女だなーとか思ってる?」

士「……ああ、そうだな」

晴人「そう。ならそんなやつはほっといて帰っていいよ」

士「そういうわけにもいかないだろ。一応、お前のことを任されたんだ」

晴人「……しょうがないなあ。それじゃあ帰ろっか」

士「そうしてくれ」

その後、グラウンドに戻るまでの間会話はなかった。
朝の印象と打って変わって、晴人はどこかピリピリしていたように思う。
何がそんなに気に入らなかったのだろうか。

【15日目・放課後】

――2-D

騒がしい教室の中で今後の予定を考える。
まっすぐ寮に帰ってもいいし、寄り道して帰ってもいい。
どうしようか。


1 寮に帰る
2 自由安価

弦ちゃんの絶壁にdive

>>326 これはひどい(ゲス顔)しかしAは絶壁じゃないんだよなあ

弦太朗の胸に飛び込むとするか。

……いやいや。
ここは学校。そもそも弦太朗に会ってすらいない。
しかもそんなことをしでかしたらどう考えても変態扱いされる。

……まあ、弦太朗を探すくらいはしてみるか。


直後判定
十の位 メテオ、レディ?
一の位 弦ちゃんに会えるかどうか

弦ちゃんに会えることを信じて
戦え、士! -完-

すいません、昼ごはん食べてました。
家族が呼びに来るもんだから電源ぶっちしちゃったんですよね!
再開します。

>>328
メテオ 8 超スタンバってる
弦ちゃん 5 会えましたねー

――廊下

弦太朗「よっ、士!」

士「弦太朗……くっ」

いかん、先程の馬鹿な考えが……!


1 実行する(同時に判定90のみ)
2 実行しない

1!

……と言いたいところだが、流石に2で

>>332 2 士が変態にならなくてよかった(小並感)

弦太朗「どうかしたのか?」

士「いや……」

弦太朗「よく分かんねえけど、体調が悪いなら無理すんなよ」

士「そうだな……」

もしかしたら疲れているのかもしれない。
たまには早寝早起きしてもいいか……

弦太朗「にしてもよく会うよな、私たち」

士「ああ、俺がお前を探してるからな」

弦太朗「そう言われるとなんか照れるな……」


直後判定

お前の運命は俺が決める(キリッ

>>334 4 (^p^)

流星「弦太朗!」

弦太朗「ん?」

流星がやって来た。
弦太朗に用事があるらしく、申し訳なさそうにこちらへ頭を下げてくる。

流星「すみません、先輩。弦太朗、今、賢吾君が倒れてしまって」

弦太朗「本当か!? 悪いな士、またな!」

士「ああ、またな」

流星「本当にすみません」

二人は廊下の向こうへ走って行ってしまった。
賢吾、というのは友人の名前だろうか?

【15日目・夜】

――自室

夕食を食べ終え、ソファーに寝そべる。

夏海「士君もたまには片づけを手伝ってください」

ユウスケ「そうだぞ! 一人で寝転がって……」

士「お前らも寝転がっていいぞ」

夏海「そういう問題じゃありません!」

とかなんとか言われたが、放っておいていいだろう。
さて、今夜はどうしようか。


1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 知り合いの部屋を訪ねる
3 自由安価

3歩

>>337

食後の運動に散歩でもするとしよう。
片づけを終えてくつろぐ二人を背に、外へ出た。


直後判定
1 何もなし
23 サイコドーナツ
45 担任と少年
67 ヴァイオリン少女
89 新聞部
0 ???

三本のぉベルトォォォオオオオッッッッ!!!!

>>340 2 サイコドーナツ、キター!

――遊歩道

暗い夜道を歩いていて、聞こえてほしくない音がある。
姿の見えない他人の足音、何かを引きずるような音、釘を打つ音……その他もろもろだ。

そして今現在、かの有名なホラーゲームよろしく聞こえる音があるのだが……

シャキン、シャキンと、鋏の音が。

近くの公園から聞こえているようだ。
恐怖と好奇心がない交ぜになった気持ちで公園を覗くと、
鋏を手にした少年と手ぶらの少女が向かい合っていた。


1 飛び込む
2 やめておく

1

>>343 1

――公園

士「それくらいにしておけ」

鋏を鳴らしながら少女に近づいた少年に声を掛けると、少年が振り返った。
しかしそれ以上に注意を引いたのは、迫られていた少女だ。

士「晴人?」

晴人「門矢君……えっと、こんばんは?」

なんて呑気な。

「知り合い?」

晴人「うん、隣のクラス」

そして何故普通に危険人物と会話しているんだ。

晴人「もしかして勘違いしてる? この人、私の知り合いだよ」

士「何?」

「髪を切らせてー、ってお願いしてただけだよ」

士「……そうは見えなかったぞ」

ソラ「そう? そんなことないと思うけど……僕はソラ。よろしくね、はるちゃんの知り合いさん」

士「門矢士だ」


直後感情判定
十の位 晴人→ソラ
一の位 ソラ→晴人

真理はマリアなのか

>>345 (^p^)
晴人→ソラ 0 好意(大)
ソラ→晴人 6 好意(小)


ソラ「けど、そうだよね。こんなところでは嫌だよね」

晴人「こんなところじゃなくても嫌だけどね」

ソラ「僕の腕は確かだって言ってるのに」

晴人「それは知ってるけど……」

士「お前ら、いちゃつくのはいいが端から見るとどうなのか考えろ。
  そうやって鋏を構えてうろつくと不気味だ」

ソラ「それもそうだよね。せっかくのはるちゃんとの時間が台無しになると困るし」

晴人「はいはい」

……話しかけるきっかけがあったからか、晴人とは何事もなかったように話せた。
それを思えば、ソラの行動にも利益はあったかもしれない。


直後判定
関連イベント +1

残ってるのが少ない…

>>349 0+1=0 よって3 さらに……



「どうしたんだい、それ」

風呂上がりのコーヒーを楽しんでいると、居間に入ってきた男が驚いたように声を上げた。
カップはいつも通りのものだし、中身のコーヒーだっていつも通りだ。
何に驚かれているのか分からずにいると、男が肩をすくめた。

「すごい怪我だ」

――ああ、そのことか

そういえば、風呂上がりで熱いからとシャツを着ていないんだった。
おかげで丸見えになった上半身にできた傷をじろじろと眺めまわされる。

――おもしろいのか、こんなのを見て

「おもしろくはないね。どちらかというと心配かな?」

衝撃。
物理的なものではなかったが、思わず噴き出したコーヒーのおかげで物理的な被害が生まれた。
男はそんな自分の様子に笑っている。

「何してるんだい、■」

――けほっ……お前が突然わけの分からんことを言うからだ

むせながら睨み付けると、男が満面の笑みを浮かべる。

「君に死なれると困るからね」

――ずいぶんと可愛げのある言葉だな……何かあったのか?

「別に、何も。ただ、君を倒していいのは僕だけだから」

これはまた、ずいぶんと強気な発言だ。
思わず鼻で笑ってしまうくらいに。

――お前にできるとは思えんな

「できるさ。君と同じ、『お宝』の力があればね」

――ほう?

「君は、いつか、僕が殺す。
 だから、勝手に死なないでくれたまえ」

――考えておいてやる


【15日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)/友好(小)
津上翔一:普通/普通

城戸真司:友好(小)/友好(小)
乾巧:普通/普通

剣崎一真:普通/普通
響鬼:普通/普通

天道総司:友好(小)/友好(小)
野上良太郎:友好(小)/友好(小)

紅渡:友好/友好
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友好(小)/友好(小)

如月弦太朗:友情/友情
操真晴人:友好(小)/友好(小)

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:9(15に到達すると……)

はい、なんかもう……はい(笑)

16日目いきましょう。


直後起床判定

【16日目・早朝】

――自室

窓から差し込んだ光の眩しさにたまらず寝返りを打ち、目を覚ました。

何か、夢を……見てはいなかっただろうか。
……思い出せない。

さて、今朝はどう過ごそう。


1 ゆっくり登校する
2 ユウスケで遊ぶ
3 登校する(その後の行き先も)
4 自由安価

久しぶりにユウスケ

>>355 たしかに久しぶりですね。

そうだ、ユウスケで遊ぶとしよう。

日の当たらない方で眠っているせいか、幸せそうな寝顔だ。
このまま放っておけば、自然に起きるか夏海に起こされるまではこのままだろうが……

せっかくだ、楽しい朝を迎えさせてやろう。


1 顔に落書き
2 鼻をつまむ
3 自由安価

↓何を選んでも同時に判定

1
可哀想だから水性で

>>357 1 判定 4 他の人ひどすぎるww

士「……」キュキュキュ

ユウスケ「ぐー……」

士「……くっ……」キュキュッ

ユウスケ「……すー……」

士「……くくく……」キュッ キュキュ

……完成だ!
ユウスケの顔の上にできたのはいわば芸術作品……アートだ!

ユウスケ「んー……?」

目を覚ましたユウスケから目を逸らす。
笑いを堪え切る自信がない。

ユウスケ「おはよ……」

欠伸を噛み殺しながら洗面台に向かったユウスケの悲鳴が聞こえてきた。

ユウスケ「俺の顔に大仏がー!!」


直後判定
12 政経
34 地理
56 体育
7-0 購買

ウェ━━⊂(OwO⊂⌒`つ≡≡≡━━イ

>>362 00 ファッ!?

【16日目・昼休み】

――2-D

昼になった。
弁当を持っていない以上、購買を避けては通れない。
昼食を買いに行くとしよう。


00だったので大サービス、自由安価です。

五代てんてー

>>364 あー……(笑)

――廊下

五代「門矢君、こんにちは」

士「五代か」

五代「五代先生、だよ」

士「気が向いたらそう呼んでやる」

五代「購買?」

士「ああ。お前は弁当か」

五代「そうだよ」

士「職員室で食べるのか?」

五代「ううん、私は毎日気の向いた場所で食べてるよ」

士「ほう」

五代「おすすめの場所が見つかったら教えるね」

士「ああ、そうしてくれ」


直後判定 90のみ

ヽ(゚∀。)ノウェ...

>>366 1 残念でしたー。そもそもの好感度が低いからね、しょうがないね。

五代「それじゃあ、門矢君。昼からの授業に遅れないようにね」

士「ああ。そっちこそ昼寝して授業に遅れるなよ」

五代「あはは、実はこの間遅れちゃったんだよね」

……大丈夫か、この教師は。

【16日目・放課後】

――2-D

放課後になった。
生徒たちが楽しげに話す声で教室が満たされている。

さて、これからどうしようか。


1 寮に帰る
2 自由安価

まだ……!まだ士を好きになってくれる人はいるはずだ……!
恋人探しの旅

>>371 つまり相手のいない子探しですね。

そうだ、恋人探そう。

……疲れているんだろうか。
気晴らしに散歩でもしよう。


直後判定
1-3 失敗
4-6 ヴァイオリン少女
78 担任
9 副担任
0 ???

渡はあいていないよな…

>>373 8 いえ、空いてます。

――海沿いの道

気晴らしにこんな場所まで来てしまった。

ベンチに座って暗い海を眺め、波の音を聞く。
昼に見せるのとはまた違った色を見せる海。呑み込まれそうなくらいに深い色をしている。

響鬼「門矢君、こんな時間にどうしたの」

士「……担任か」

声を掛けられて視線を巡らせると、響鬼がこちらへ歩いて来るところだった。

響鬼「あんまり遅くなったら補導することになるよ?」

士「それは勘弁だな」

響鬼「なら、早く寮まで帰ったほうがいいかな。ほら、送ってあげるから帰ろう」

士「……そうだな」

響鬼「うん、それじゃあ行こうか」

響鬼と二人で歩くことになった。
何か話そうか。


1 学校について
2 友人について
3 自由安価

1

>>375 1

士「担任は教師になって長いのか」

響鬼「まあまあってところかな」

士「教えていて面白いものなのか?」

響鬼「もちろん。いろんな生徒と触れ合って、いろんな話をして……
   すごく充実した仕事だと思ってるよ」

士「教師になろうと思ったきっかけはあるのか」

響鬼「きっかけ、か……特にはないけど、誰かに何かを伝えるっていいなあと思ったんだよね」

士「……普通だな」

響鬼「あはは、私なんて普通のおばさんだからね」

そうして話しているうちに寮についた。
響鬼は夜の外出には気を付けるように言って去って行った。


響鬼:友好(小)を獲得


直後判定
関連イベント +1

カモン!

>>377 9+1=9 よって3 さらに……



――怪我、だいぶとよさそうだな

「おかげさまでね。君の方こそ、治りが早いね」

――お前と違って慣れてるんでな

「■■■も楽じゃないってことかい?」

――いろんな奴に命を狙われるからな

「僕とかから?」

そう言いながら、向かいの席でコーヒーをすする男へ視線を向ける。
最初ここに来た時の姿からは想像もつかないほどにくつろいだその姿も、すっかり見慣れたものだ。

「心配しなくても、僕は怪我が治ればお宝をもらってさよならさせてもらうよ」

不意に、静寂が訪れる。開いた窓から波の音が届いた。
そう、自分は静寂の中浮かんでくるこの音色を求めてここに隠れ家を置いた。
そのはずだった。

それなのに、男がいなくなる事実に思い至った時、自分はどう考えた?
この静寂を壊す男がここにいなくなるのを、嫌だと思いはしなかったか。
おかしい、そうじゃない、こんなのは違う、何かの間違いだ。

黙り込んだ自分を男が不思議そうに見ている。
何か、何か言わなければ。

――戻らないのか

違う、それは言うべき言葉じゃなかったはずだ。
そうでなくとも、そんな答えの分かり切ったことを尋ねてどうする。

「ねえ、■」

男は天気の話でもするような気軽さで告げる。

「僕が選ぶのは君じゃない、お宝だよ」

――ああ、そうだろうな

そんなこと、分かってる。


【16日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)/友好(小)
津上翔一:普通/普通

城戸真司:友好(小)/友好(小)
乾巧:普通/普通

剣崎一真:普通/普通
響鬼:友好(小)/友好(小)

天道総司:友好(小)/友好(小)
野上良太郎:友好(小)/友好(小)

紅渡:友好/友好
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友好(小)/友好(小)

如月弦太朗:友情/友情
操真晴人:友好(小)/友好(小)

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:12(15に到達すると……)

今回夜の判定がおかしいww
なんで毎回90なんですかー!

とりあえず、17日目にいきましょう……


直後起床判定

そろそろか

>>381 8

【17日目・早朝】

――自室

目が覚めた時、無性に情けない気分になった。
思い出せないが、こんな気持ちになる夢でも見たんだろうか。
……まあ、いいか。

さて、今朝はどうしよう。


1 ゆっくり登校する
2 ユウスケで遊ぶ
3 登校する(その後の行き先も)
4 自由安価

3教室

>>384 3

早めに登校しておくとしよう。
ギリギリに登校するつもりで遅刻するよりはマシだろう。


直後判定
1-3 誰もいないので寝る
45 ケンジャキ
67 担任
89 副担任
0 ???

心に剣輝く勇気

>>386 2 よっておねんねです。

――2-D

……誰もいない。つまり話し相手がいない。
こうなればすることもなくぼんやりしているしかない。
寝るか。

自分の席に腰掛け、机に突っ伏す。
快適とは言い難いが、眠れないわけではない。

HRまではこのまま眠ろう……


直後判定

ハハーッ!

>>388 9 ここで高コンマww



「■は僕のこと好きだよね」

食後のコーヒーを楽しむ時間。
すっかり専用となったカップを受け皿に置いて、男がふざけたことを言い出した。
無意識のうちに眉間にしわが寄る。

――気持ち悪いこと言うな

「だって、最初はよく夜這いしてきたし」

――お前を玩具にしてたんだ

「じゃあ、僕がいなくなったら、どうするんだい」

――何を

「玩具がなくっちゃ、つまらないだろう」

男のいない生活を想像してみる。
……からかう相手がいないのは、物足りないかもしれない。

「ああ、やっぱり寂しいんだ」

――勝手に言ってろ

中身のなくなったカップを持って立ち上がり男に背を向けると、愉快そうな笑い声が耳に届いた。


【17日目・朝】

――2-D

士「……」パチ

目を開けると、教室にはほとんどの生徒が来ていた。
人が入ってくるのにも気付かないでぐっすり眠っていたようだ。

何か、夢を見ていた気がするのだが……思い出せない。


直後判定
12 音楽
34 地理
56 体育
7-0 購買

(0M0)<ヤマジー!

>>391 9

【17日目・昼休み】

――2-D

昼休みになった。
今日も今日とて、購買で昼食を買わなければ。


直後判定
1 誰にも会わない
23 翔一ちゃん
45 二人で一人の……
67 ヴァイオリン少女
89 お嬢様
0 自由安価

チョイサ

>>393 6

――購買

メニューを受け取って空席を探していると、購買の隅に一人で座る少女を見つけた。
あれは……

士「渡か」

ヴァイオリンの印象が強くて忘れかけていたが、最初に出会ったのは学校だった。
学校で渡を見かけても何の不思議もない。

せっかくだ、渡と相席しようか。


1 する(同時に判定+1)
2 しない
3 自由安価

1

>>395 1 判定 0+1=0 これは……!

しかし、ただ話しかけるのも面白くないだろう。
ここは、そうだな……

渡「!?」

目隠ししてみた。

渡「え、あの、誰ですか?」

大慌てで振り返ろうとする頭を固定して、笑いをこらえる。

渡「あの……」

士「……」

渡「に、兄さん? じゃない……えっと……深央さん、じゃないし……
  父さんなら絶対に黙ってないし……えっと……」

さあ、どうだ……正解するか……!?

渡「……もしかして……門矢さん?」


1 手を放す
2 黙っている(同時に判定)
3 自由安価

1

>>397 1

手を放してやると、振り返った渡がほっとした顔をする。

渡「門矢さん……よかった、知ってる人で……」

士「悪かったな。ちょっとした出来心だ」

渡「はい。……ドキドキしちゃいました」

そう言って渡が照れたように微笑んだ。

士「相席するぞ」

渡「あ、はい! 僕なんかでよければ、どうぞ」

そうして、渡と一緒に昼休みを過ごした。


紅渡:友好(大)を獲得

【17日目・放課後】

――2-D

響鬼がHRの終了を告げた。
途端に教室が騒がしくなる。

さて、これからどう過ごそう。


1 寮に帰る
2 自由安価

渡に出会える事を願って散歩

>>400

散歩でもしてから帰るとしよう。
その途中に知り合い――特に、渡に会えるといいのだが。

……いや、深い意味はないが。


直後判定

ウェイクアップ

>>402 7

――並木道

寮へ向かう道を歩いていると、反対側から渡が歩いてきた。
……私服だ。一度部屋に戻って着替えたんだろうか?

士「奇遇だな、渡」

渡「あ、門矢さん」

士「どこか出掛けるのか?」

渡「はい、夕食の材料を買いに行くところなんです」

士「一人でか」

渡「はい」

士「そうか」

それなら……


1 じゃあな
2 一緒に行く(同時に判定+1)
3 自由安価

2

>>404 2 判定 6+1=7

士「一緒に行ってやる」

渡「え?」

士「お前一人の夕飯なら量も知れるが、一応な」

ヴァイオリンを弾いているのが似合う細腕に、重い買い物袋は似合わないだろう。

渡「あ、えっと……ありがとうございます……」

士「気にするな。それより早く行くぞ。夕飯が遅くなるだろ」

渡「……はい!」

その後、買い物の途中に聞いた話だと渡は家族と一緒に暮らしているらしい。
生徒は基本的に寮での生活を義務付けられているが、
教員である父親――紅音也が学校に頼んだとのことだった。

……音也にこんな年頃の娘がいるとは……
学生と言われてもすんなり信じそうな音也に……


直後判定 これでうまいこといったら感情判定はいります

Wake Up !

>>406 2 残念でした……

【17日目・夜】

――自室

夕食を終え、夏海もユウスケもくつろいでいる。
自分もくつろいでもいいのだが……
どうしようか。


1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 知り合いの部屋を訪ねる
3 自由安価

ごめん2の夏みかん&ユウスケで

>>410 訪ねるっていうか自室ってことですね。

夏海「ユウスケ、こんな時間にお菓子を食べないでください!」

ユウスケ「え、なんで?」

夏海「……私も食べたくなります」

ユウスケ「食べていいよ、ほら」

夏海「だ、だめです! 太っちゃうじゃないですか」

ユウスケ「えー、充分細いのに」

……いつも通りの平和な光景だ。

さて、何を話そうか。もしくはしようか。


1 ヒトデマンについて(※単なる>>1の独り言になります)
2 頭痛について
3 ゲームでもするか
4 自由安価

2

>>412 2

士「二人とも、俺の頭痛についてだが……」

穏やかな時間が凍った。

夏海「……また、ひどくなったんですか?」

士「ああ、最近は特にな」

ユウスケ「……また、病院に行った方がよくないか?」

士「昔行って、どうにもならなかっただろ」

ユウスケ「そうだけど……」

夏海「けど、もしかしたら何か、治すヒントが生まれているかもしれません」

士「……」

たしかに、医学の世界は日進月歩だろう。
久々に行ってみようか。


1 行く(土曜の行動が固定)
2 行かない

1

>>414 1

士「そうだな……行くか」

夏海「……そうですね。それじゃあ、土曜日に行きましょう」

士「は? 夏みかんも来るのか?」

ユウスケ「俺もな」

士「……俺はもうガキじゃないんだ、一人で行けるぞ」

ユウスケ「いいから、三人で行っておじいさんの見舞いもしないか?」

夏海「そうですよ、そうしましょう」

士「仕方ないな……」

こうして、土曜に病院へ行くことが決まった。


直後判定
関連イベント +1

n

>>417 9+1=9 よって3 さらに……



「僕の作った食事はどうだい?」

――悪くはない

「とてもおいしいと解釈するよ」

実際、うまいから困る。
自分と同じか、もしかするとそれ以上の腕じゃなかろうか。

「今日はずっとここにいるんだろう?」

――そのつもりだ

「なら、今日の夕食は、何でも好きなものを作るよ」

――何だ、妙に気前がいいな

なんとなく、その理由は分かっている。
別れが近づいているんだろう。


【17日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)/友好(小)
津上翔一:普通/普通

城戸真司:友好(小)/友好(小)
乾巧:普通/普通

剣崎一真:普通/普通
響鬼:友好(小)/友好(小)

天道総司:友好(小)/友好(小)
野上良太郎:友好(小)/友好(小)

紅渡:友好(大)/友好(大)
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友好(小)/友好(小)

如月弦太朗:友情/友情
操真晴人:友好(小)/友好(小)

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:15(15に到達すると……)

はい、それでは翌日に――


====================
====================
========ERROR========
====================
====================
====WARNING===WARNING====
====================
====================

とても重要な選択肢です。
よくお考えください。


ずっと夢を見ていた。
あれは、きっと


1 ただの夢
2 大切な時間

よく考えろか…
2?

>>422 2

大切な時間。

きっとそうだ。
かけがえのない時間。

それなら、この時間の続きはどうだったろうか。

思い出さなければ。




――本当に忍び込むとはな

命知らずめと笑ってやると、男が不敵に笑い返した。

「どうしてもお宝が欲しいんだ。観念してくれたまえ」

――そうか、なら

こちらへ銃を向けた男を突き飛ばすと、腹部に違和感、いや、異物感か?
次いで、じわりと液体のにじむ感覚。

「な――」

男が絶句している。面白い顔だ。
視線を前に戻せば自分の腹を刺した戦闘員。
やはり組織の末端ともなると自分の顔は知らないか。

――悪いな、足を滑らせた

ついでに手も滑らせて、戦闘員の首筋に手刀を叩きこむ。
自分の腹を刺した戦闘員を床に転がし、際限なくわいてきた戦闘員たちを見据える。

自分をコソ泥の仲間と勘違いしたらしい戦闘員たちが、じりじりと距離を詰めてくる。
しかし、ご丁寧に遊んでやるつもりはなかった。

――行くぞ

呆然としている男の手を取り、オーロラの中へ飛び込む。
行き先は、あの家だ。





「どうかしているよ、命懸けで僕を救うなんて。
 僕が君に助けてくれって頼んだかい?」

家について早々聞こえた声に振り返ると、男が殺意すら感じる目で自分を睨んでいた。
楽しいお宝探しを邪魔されて、ご立腹らしい。

――悪いが、俺のすることはだいたいいつも正しいんだ

そう言いながら、男に向けて『お宝』を放り投げてやる。

――おっと、手が滑ったな

驚きながらも『お宝』を受け止めた男が、まじまじとその銃を観察する。
瞳を輝かせて見つめているくらいだ、気に入ったんだろう。

「これが……■■■■■■■■■」

うっとりとそう呟き、男が顔を上げた。
どれほど嬉しそうな顔をしていることだろうと思っていたのに、その顔は不機嫌そうだ。
何が不満だって言うんだ、と内心で文句を言いながら口を開く。

――さて、大事なお宝を盗んだコソ泥を退治するか

「自分から渡しておいて、何を言っているんだい」

男の言葉ももっともだが、こういうのは体裁が大事だ。
■■■として、大切な『お宝』を盗んだコソ泥が目の前にいる限り、討伐しなくてはならない。
そんな自分の内心など知るはずもない男が不機嫌そうに呟く。

「『お宝』は自分で見つけてこそだ。怪我までして渡されたって嬉しくないよ」

ああ、それで拗ねているのかと納得して、少し笑った。
そんな自分を睨みつける男の背後にオーロラの壁を生み出す。

――さあ、とっとと消えろ

精一杯の冷たい声でそう言って、オーロラの中へ蹴り入れてやった。
オーロラの壁を通り抜け別の世界へ消えていく男が、届くはずもないのに手を伸ばす。

――俺はもう、お前のことなんて忘れるぞ、コソ泥

その言葉が届いた時、男が浮かべた表情は何だったのだろう。
驚きか、怒りか、もしかしたら……
オーロラが閉じた今となっては、確かめる術などない。

――もう、考えるな

あいつといると、自分は……×××でも、■■■でもいられない。
そんな自分に価値なんてない。
だから、これでいい。

あいつにも言ってやったじゃないか。
俺のすることは、だいたいいつも正しいって。


【18日目・朝】

――自室

士「……ん……?」パチ

夢を見ていた。
どんな夢か思い出そうとして、何とはなしに窓の外を眺め絶句した。

世界から、色が――

士「っ……!」

頭が痛い。割れそうだ。
こんな景色、どこにもあるはずがないのに、あっていいはずがないのに、
デジャヴが胸に広がっていく。


直後判定

1

>>427 0 何が1なのか>>1には分からない……

士「ぐ、あ……っ!」

頭が軋む感覚。
圧倒的情報量に脳が耐え切れず、破裂しそうだ。

どうして自分は、何度も転校を繰り返して……

それだけじゃない、どうして何度も、何度も、何度もこの日を……

頭が、痛い。

士「……とにかく……ここにいると、また……!」

また、モノクロの世界に呑まれる。
そしてまた、訳の分からない同じ日の繰り返しに突き落とされる。
それは――とても恐ろしいことに思えた。

士「……屋上に……」

屋上に、行かなければ。

>>421

――屋上

士「はっ……はぁ……はぁ……」

頭を内側から針で突かれるような痛みと戦いながら、どうにか屋上へたどり着いた。
途端に足から力が抜け、その場に座り込む。

士「……ぐ……うぁ……!」

痛い。苦しい。誰か……

……誰も、いない。

そうだ、この世界には誰も……

……本当に、誰もいなかったか?

たしか、誰かが……

「■■■■■?」

士「っ!?」

耳障りなノイズ、顔を上げた視線に飛び込んできた奇妙な影。
そうだ、こいつがいたんだった……!

恐い。
こいつに触れてしまったら、自分は、どうなるか分からない……!


――手を伸ばせ


……?
頭痛が和らいだ。

頭の中に響いた声が原因だろうか。

今の声は、どこかで……


直後判定
クリティカル +2

てい

>>430 なるほど
>>432 3+2=5

後頭部を殴られたような衝撃。
そして、体に妙な……違和感のようなもの。

自分は今までずっとこの体のはずで――

士「……!?」

またしても、脳に収まりきらない情報が流れ込んでくる。
いや、違う。これは流れ込んでくるものではない。

一つになっていく。

自分は……そう、「門矢士」だ。
そして、「ツカサ」だ。

それだけではない。

そうだ、自分は。

頭を押さえていた手を下げ、顔を上げる。
ノイズはほとんど消えかかり、世界から切り取られた姿は回復しようとしている。

……どうして、忘れていたんだ!

「士、迎■に来■■」

ああ、そうだ。
こいつは、この男は……

士「誰が頼んだ、そんなこと」

憎まれ口を叩きながら男に歩み寄ろうとした、その時。
足元が崩れる感覚。

「士!」

男が手を伸ばす。
モノクロの世界に呑み込まれながら、どうにかその手に掴まろうと手を伸ばす。

そう、あいつの名前は……

士「海東!!」

どうにか、その手を――

====================
====================
========ERROR========
====================
====================
====WARNING===WARNING====
====================
====================

――ウイルスを発見、修正します――

――修正に、失敗しました。再試行を要求――

――修正に、失敗しました。再試行を要求――

――修正に、失敗しました。再試行を要求――


――修正に、失敗しました。強制リセットを実行します――

【2日目・早朝】

――自室

目を覚まし、伸びをしながらベッドを降りる。
向かいのベッドで眠っているルームメイトの幸せそうな寝顔を見て小さく笑いながら洗面台へ向かう。

顔を洗い、朝食を済ませて制服に着替えようとした、その時。


――俺は男のはずだ


士「……?」

なんだ、今の声は。
寝ぼけているんだろうかと首を傾げつつ、スカートを履く。

鞄の中身を確認している最中、目を覚まして起きてきたらしい夏海の声が聞こえた。

夏海「おはようございます、士君……」

士「ああ、おはよう」

さて、転校して二日目の学校だ。
面倒だが、行くとするか。

【2日目・朝】

――2-D

響鬼「はーい、みんな注目して!」

ザワザワ…

響鬼「静かに!」

担任の教師――響鬼がぴしゃりとそう言うと、教室が静まり返った。
その様子に満足げに頷いた響鬼が口を開いた。

響鬼「昨日、門矢さんが来たばかりだけど……転校生がやってきました」

途端、教室に驚きの声が広がった。
自分も声は出さなかったものの驚いた。

響鬼「静かにして! それじゃあ入ってきてもらうね。どうぞ!」

扉を開け、ゆったりとした足取りで入ってきたのは男子生徒だった。
女子生徒のざわめきが聞こえる。男子生徒の落胆の声も。

海東「みなさん、おはようございます。僕は海東大樹といいます。
   よろしくおねがいします」ペコリ

女子生徒の熱烈な拍手に迎えられ、海東と名乗った転校生が微笑んだ。

響鬼「それじゃあ席は門矢さんの隣にお願い。
   海東君、門矢さんも昨日転校してきたばかりだから、
   転校生仲間として仲良くね」

海東「ええ」

歩み寄ってきた海東が、笑顔で手を差し出した。

海東「よろしく、えっと……」

士「門矢士だ」

海東「そう。よろしくね、門矢さん」

そして、差し出された手を握った瞬間。

静電気でも起きたのかと思った。

本能的な恐怖に支配され、握った手をすかさず放す。
海東はきょとんとした表情をしている。

そうだ、こいつは何もしていない。
それなのに、どうしてこんなにも……恐怖を覚えるんだろう。

【2日目・放課後】

――2-D

放課後になった。
あれ以降、どうしてか自分に興味を持ったらしい海東の視線が本当につらかった。

見られている、と思うだけで背筋が冷たくなる感覚。
どうして、自分はこんなにも海東を恐れているのか分からない。

せめて席が隣でなければ……

まあいい。
放課後になればこの視線からもおさらばできる。

さっさと教室を出てしまおう。


1 寮に帰る
2 自由安価

2散歩

質問、士がにょたったって解釈で良いんだよね?

>>444 そういう解釈で大丈夫です。

とっとと教室を出て、散歩でもしながら帰ろう。

海東「ねえ、門矢さ――」

士「!」

鳥肌が立った。
海東には悪いが、無視するしかない。
自分の本能には逆らえないのだから。


直後判定
1 誰にも会わない
23 二人で一人の……
45 たっくんと真理
67 渡と深央
89 天道と加賀美
0 ???

c

夕ごはんらしいです。
8時に戻ってくる予定です。

( 0w0)<…←出番ナシ

重要なのは、他ライダーの性別だ。
百合ゲーか、乙女ゲーか、大きく別れる。

ただいま戻りましたー

>>448 そのうちでてくるよ(適当)
>>449 >>1はどっちも好きです。
>>446 7

――公園

逃げるように学校を出て、行き先も考えずに寮の近くを歩いていると公園に入った。
遊んでいる子供の姿は見受けられないが、自分と同じ制服を着た少女が二人見える。

くすくすと小さな笑いを交わしあって、楽しそうに話をしている。
自分と同じように寮の近くで遊んでいるのだろうか。

何となくそのまま二人を見ていると、片方の少女が慌てたように立ち上がり、
もう一人もつられて立ち上がった。

「バイト、忘れてました……!」

「そんな……あとどれくらいで始まるんですか?」

「そ、それが……30分もないんです……着替えに戻ってからだと、間に合わない……」

……ほう、何やら困っているようだ。
ここは一つ、人助けでもするとするか。


直後判定

てい

>>451 4

士「おい、お前たち」

少女が二人そろって肩を跳ねさせた。

「な、なな、なんでしょう……!?」

「み、深央さん、僕の後ろに! 深央さんのことは僕が守ります!」

「渡さん……!」

士「……害意はないぞ」

「え?」

士「間に合わないとか何とか聞こえたからな。バイクで送ってやろうかと思ったんだが」

「そ、そうなんですか……? すいません、僕、てっきりカツアゲかと……!」

「私もです……すいません!」

士「いや……それよりお前、急いでるなら早く着替えて来い。送ってやる」

深央「あ、ありがとうございます! 私、鈴木深央といいます」

渡「あの、僕は紅渡です」

士「門矢士だ。ほら、行くぞ」

深央「はい!」

こうして、渡と深央の二人と知り合った。


紅渡:普通を獲得

【2日目・夜】

――自室

慣れない部屋での夕食を終え、ソファーに寝そべる。

夏海「士君、制服から着替えてください! 皺になりますよ?」

士「ああ」

夏海「生返事ばっかりして……」

ユウスケ「……士、スカートの中、見えてもいいのか?」

士「ああ」

ユウスケ「……だめだこりゃ」

さて、今夜はどうしよう。


1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 知り合いの部屋を訪ねる
3 自由安価

百合キタ━(゜∀゜)━!

ごめん2

>>455 2

誰か知り合いの部屋に行ってみるか。
と言っても、まだほとんど知り合いがいないんだが……


1 海東大樹(判定90のみ)
2 紅渡
3 自由安価

なにか知ってそうだから
1

>>458 1 判定 6

海東の部屋に……?

……だめだ、行きたくない。

どうして自分がこんなにも海東を恐れるのかは分からないが、
顔を見るだけで背筋が凍りそうになる。

あいつに会うのは、嫌だ。

【2日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:――/――
津上翔一:――/――

城戸真司:――/――
乾巧:――/――

剣崎一真:普通/――
響鬼:普通/普通

天道総司:――/――
野上良太郎:――/――

紅渡:普通/普通
左翔太郎:――/――
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:――/――

光夏海:友情/友情
小野寺ユウスケ:友情(??)/友情

海東大樹:関心/恐怖(??)

ユウスケとのパラメーターが...?

はい、クライマックスですね。

この周は泣いても笑っても最後です。
つまり、皆さんがこの世界の謎を解き明かすか、
欲望のままに突っ走ってDEAD END(もしくはBAD END)を迎えるかは自由です。

それでは3日目行きます。


直後起床判定

なん……だと……
もう >>1のSSは見られないのか……?

>>464 4 うーん、それはちょっと分からないですね。たぶんSS投下自体は続けるかなあ。

【3日目・朝】

――自室

夏海「士君、まだ寝てるんですか? もうユウスケも来ましたよ」

士「……んー……」ゴロゴロ

ユウスケ「士、腹が見えてるぞー」

士「んあ……?」パチ

夏海「朝ごはんできましたよ」

士「……んー……」モゾモゾ

ユウスケ「つーかーさー、起きろよ」ユサユサ

士「……」ムクリ

ユウスケ「ほら、朝ごはんだぞ」

士「……ふぁ……ああ、分かった」


直後判定
12 倫理
34 地理
56 体育
7-0 購買

クゥーッ!!”(*>∀<)o(酒)"

>>466 9 99とは……すごいですね! なんかぞろ目だと嬉しい。

【3日目・昼休み】

――2-D

……授業中が地獄すぎる。
とにもかくにも海東の視線が気になる。

隙あらば話しかけてくるし……油断は禁物だ。
さっさと購買へ行ってしまおう。


直後判定
1 誰にも会わない
23 オエージ!
45 弦ちゃんと流星
67 マヨネーズドーナツ
89 真司と浅倉
0 ???

0!

>>471 0 すげええええええ

――廊下

動けない。
手を、掴まれた。

海東「少し時間をもらえるかな、門矢さん」

士「……誰が、お前なんかにっ!」

……やってしまった。
海東にしてみれば、こうきつく言われる筋合いはない。
途端に罪悪感が湧き上がってきた。

士「……悪い……」

海東「いいよ、別に。驚かせちゃったかな?」

手が離された。

……どうして、今、名残惜しく思ったんだろう。
安堵と不快感の中に小さく浮かんだその気持ちが妙に引っかかる。


直後判定
恐怖 -2

.

>>475 9-2=7 すごすぎる……

向かい合ってその姿を視界に収めた途端、その場から逃げ出したい衝動に駆られた。
それを堪え、体の震えを抑えながらうつむいた。
直視したままでは、会話などできそうにもない。

海東「大丈夫?」

士「……用があるなら早くしろ」

海東「なら話すけど、昨日、君と初めて会った時……いや、握手した時、
   すごく不思議な感じがしたんだ」

士「……」

それは、自分の感じた静電気のような鋭い痛みのことだろうか。
しかしそれなら自分と同じように相手を避けるはず。

海東「すごく……温かいっていうか……うまく言えないんだけど。
   とにかくそれで、君に興味が出たんだよ」

海東が微笑んだのが気配で分かった。
……こんなに穏やかな同年代の少年を、どうして自分は恐れているんだろうか。
情けない気分で胸がいっぱいだ。

海東「だから、よかったら君といろいろ話がしたいんだ」

……さすがにそれは、精神の消耗が冗談にならないだろう。

士「悪いが、俺には……お前と話すことは、ない」

どうにかそう言って海東に背を向けた。
背中に向けられる視線にすら慄く自分が、本当に情けない。

海東「……逃げられると、追いかけたくなるよね」

海東がそう呟いたことには、気付かなかった。

【3日目・放課後】

――2-D

やっと放課後になった……
あれ以降、海東が度々話しかけようとしてくるが……
……非常に、神経を摩耗する。

海東のことは忘れて、さっさと帰るとしよう。


1 寮に帰る
2 自由安価

1

買い物に出掛ける

>>479 1

さっさと寮に帰るとしよう。
海東の視線が突き刺さってくるが、無視だ。
……というか、無視しないと体が震えそうだ。


直後判定
1 誰にも会えない
23 翔一ちゃんと不器用な人
45 二人で一人の……
67 渡と真夜
89 ダブルジョーカー
0 ???

つーかさ

>>482-483 1 ワロタww

【3日目・夜】

――自室

夕食を終えて、ソファーに座りながら転寝する。
こういう時間はいいものだと思う。

ユウスケ「風邪引くなよ」

士「ああ……」ウトウト

夏海「せめて毛布だけでも掛けますか?」

士「……いや、いい」

そろそろ別のことでもしよう。


1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 知り合いの部屋を訪ねる
3 自由安価

2

>>485 2

誰か、知り合いの部屋を訪ねるとするか。
誰の部屋に行こう。


1 海東大樹(判定90のみ)
2 紅渡
3 自由安価

>>488 1 判定 5

海東の部屋に……
………………

よし、今日はもう寝よう。

【3日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:――/――
津上翔一:――/――

城戸真司:――/――
乾巧:――/――

剣崎一真:普通/――
響鬼:普通/普通

天道総司:――/――
野上良太郎:――/――

紅渡:普通/普通
左翔太郎:――/――
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:――/――

光夏海:友情/友情
小野寺ユウスケ:友情(??)/友情

海東大樹:関心/恐怖(??)

はい、それじゃあ4日目いきましょうか。


直後起床判定

いぇあ

>>492 2

【4日目・朝】

――自室

……眠い。
目は覚めている。だが、起きたくない。

夏海「士君、朝ですよ」

無視して眠り続けていると、首筋に手を当てられた。
これは――!!

士「……やめろ!」ガバッ

慌てて起き上がると、夏海が手をひっこめた。

夏海「さあ、朝ごはんを食べましょう?」

士「……仕方ないな」


直後判定
12 政経
34 地理
56 体育
7-0 購買

本当の自分自身

>>494 0

【4日目・昼休み】

――2-D

昼休みになった。
空腹を感じてきたころだし、購買に行くとしよう。

……視線なんて感じない。全然感じない。


直後判定
1 何もなし
23 不運少女with緑の
45 天道と加賀美
67 オエージ!
89 渡と兄さん
0 ???

目と目が合う

>>496 1

――購買

無事にメニューを受け取り、席を確保する。
平和な昼食だ。

これからの昼食も、こうであってほしいが……

【4日目・放課後】

――2-D

放課後になった。
このまま教室に留まれば……

……さっさと帰ろう。


1 寮に帰る
2 自由安価

散歩

>>499

散歩をして帰ろう。
鞄に教科書を詰め、席を立つ。
隣の席に座っている海東が手を振るのが見えた。

膝から力が抜けそうなほどの恐怖をどうにか乗り越え、
顔を背けて教室を出る。

……一応、悪いとは思っているが……


直後判定
1 誰にも会わない
23 新聞部と優衣ちゃん
45 弦ちゃんと流星
67 翔一ちゃんと不運男
89 二人で一人の……
0 ???

でいやあ!

>>502 3

――街

街中を適当に歩く。
まだ来たばかりの街だ。迷わないようにしなければ……

「うわっ!?」

士「……っ!?」

……ぶつかった。
曲がり角で衝突とは、少女漫画か何かか?
半ば呆れつつ自分とぶつかり転んだ少女を見下ろすと、自分と同じ制服を着ている。

「いてて……おい、ちゃんと前見ろよな!」

士「曲がり角で走ったのはお前だろ」

「うっ……ご、ごめん」

「真司君、大丈夫!?」

転んだ少女に別の少女が駆け寄ってきた。

「大丈夫だって」

「ならいいけど……あ、あなたにぶつかったんですか?
 すいません、私の友達が」

「いいって、もう謝ったんだから!」

「けど、私のせいで急いでたんでしょ?」

「いや、それはその……」

士「何でもいいが、もう人にぶつかるなよ」

「……分かったよ、もう。ん、お前、俺達と同じ制服だな!」

「あ、本当だ。2年生なんですね」

士「ああ、最近転校してきた門矢士だ」

真司「俺は城戸真司だ」

優衣「私、神崎優衣っていいます」

真司「それじゃあ、俺達急がないといけないから! またな!」

優衣「失礼します!」

そう言うと、二人はあわただしく駆けて行った。
元気なやつらだ。


城戸真司:普通を獲得

【4日目・夜】

――自室

もうすぐ今日も終わるのか……
一日が過ぎるのは早いものだ。

さて、今夜はどう過ごそうか。


1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 知り合いの部屋を訪ねる
3 自由安価

2海東

>>505 2 ああ、コンマが0……

海東の部屋に……
部屋に……

……行かないと、いけないんだろうか?

………………

行きたくない。


1 行く(同時に判定+1)
2 行かない

逃げてちゃ始まらない!
1!

>>507 1 判定 9+1=9

――海東の部屋

インターホンを……押したくない。

士「……うう……」

しかし、このままでは何のためにここに来たのか分からない。
勇気を振り絞って……

ピンポーン

出てくるな、出てくるな、出てくるな……!

ガチャリ

海東「はい?」

士「……っ!!」

どうして出てくるんだ!

海東「門矢さん、どうかしたのかい」

驚いた顔で尋ねられるが、海東を前にするとうまく舌が動かない。
緊張で口の中が乾いてしまう。

海東「とりあえず、上がる?」

士「!?」

絶対に嫌だ。それだけは嫌だ。勘弁してくれ。
必死に首を横に振る。
こいつと二人きりの空間というのは苦痛以外の何物でもないだろう。

海東「それじゃあ、立ち話になるけど……どうしたんだい、本当に」

……何を話そうか?


1 握手した時について(同時に判定-2)
2 自由安価

>>509 1 判定 4-2=2

士「握手、した時だが……」

海東「うん」

士「……静電気、みたいなのが流れた」

海東「へえ。僕とは少し違うね」

士「そうか……」

海東「ちょっと気にならないかな、どうしてあんな感覚があったのか」

士「まあ、気にならなくはないが」

海東「もう一回握手してみるかい?」

士「な、……断る!」

またあの感覚を受けるのはごめんだ。
手を掴もうとしてきた海東の手をすり抜け、距離を取る。

士「もう帰る。邪魔して悪かったな」

なんとかそう言ってエレベーターに乗り込んだ。
海東とは部屋が別の階でよかった。
簡単には追いかけて来られないだろう。

……どうして自分はこんなにも海東を恐れているのか、
いい加減にその理由が知りたいものだ。

【4日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:――/――
津上翔一:――/――

城戸真司:普通/普通
乾巧:――/――

剣崎一真:普通/――
響鬼:普通/普通

天道総司:――/――
野上良太郎:――/――

紅渡:普通/普通
左翔太郎:――/――
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:――/――

光夏海:友情/友情
小野寺ユウスケ:友情(??)/友情

海東大樹:関心/恐怖(??)

はい、それでは翌日、運命の5日目いきましょう。


直後起床判定

心がまた叫んでいる

>>513 0

【5日目・早朝】

――自室

……すっきりと目が覚めた。
夏海はまだ寝ているらしい。部屋の中は非常に静かだ。

さて、今朝はどう過ごそうか。


1 ゆっくり登校する
2 登校する(その後の行き先も)
3 自由安価

2教室

>>515 2

早めに登校して、教室に行こう。
転校してすぐの時期に遅刻することは避けたい。
二度寝するよりは学校で寝た方がいいだろう。


直後判定
1-3 誰にも会わない
45 剣崎
67 担任
89 副担任
0 ???

目覚めろその魂

>>517 1

――2-D

誰もいない教室で席につき、頬杖を突きながら空を見上げる。
晴れ渡ったいい空だ。


直後判定
12 世界史
34 地理
56 体育
7-0 購買

ごだあああああい

>>519 6

――グラウンド

響鬼「みんな、準備運動は万全かな?」

ハーイ

響鬼「うん、それじゃあ今日も頑張ろうか。
   今日の種目は縄跳びです」

ワー マジデー イラネ ケッコウトクイナノー ヤダー


直後判定
1 ぼっち
23 先生
45 ゲゲゲー!
67 晴人
89 たっくん
0 ???

海東の事は本能から怖がってるのかシステムで怖がってるのか

>>521 7 どっちでしょうねー(すっとぼけ)

士「っ!?」

危なかった。
思いっきり飛び縄で打たれかけた。

「あ、ごめんね。えーっと……?」

士「門矢士だ。最近転校してきた」

晴人「ああ、それで分からなかったのかな。夏海ちゃんのルームメイトだよね?
   私は操真晴人。本当にごめんね」

士「次は気をつけろ」

晴人「うっかり手が滑っちゃって。次からは大丈夫だよ」

士「だといいがな」

晴人「そんなにツンツンしないで、仲良くしようよ。
   私、夏海ちゃんとはけっこう仲良いんだよ」

士「……こっちは縄で打たれかけたんだが?」

晴人「うん、ごめんね。はい、仲直り」

そう言って手を握られた。

士「そもそも直る仲がないだろ」

晴人「今できたよ。はい、これで私たち友達ね」

士「……まあ、いいけどな」


操真晴人:友好(小)を獲得

【5日目・放課後】

――2-D

放課後になった。
さっさと帰ってしまおう。


1 寮に帰る
2 自由安価

散歩

>>524

散歩して帰るとしよう。
隣の席からの視線なんてない。存在しない。
さっさと教室を出よう。


直後判定
1 何もなし
23 二人で一人の……
45 不運少女with紫の
67 ダブルジョーカー
89 天道と加賀美
0 ???

0こないかなー

>>527 3

――街

強い風が吹いた。
突然のことに軽くよろめきながら顔を上げると、目の前に降ってくるものが一つ。
反射的にそれを掴み、いったい何なのか眺める。

士「……帽子か」

つば付きの黒い帽子だ。
誰かの被っていたものが今の風に飛ばされたのだろう。

士「いったい、誰が……」

周囲を見回していると、自分と同じ制服を着た少女が駆けてきた。

「そ、それ、私の!」

息を切らしながらやって来た少女が、手を差し出した。
その手に帽子を渡すと、ほっとした表情を浮かべる。

翔太郎「ありがとう、えっと……同じ学校の人だったのね。
    私は左翔太郎、何かお礼をさせてくれないかしら」

士「いや、大したことじゃない。飛んできたのを受け止めただけだ」

翔太郎「けど……」

「彼女の言うとおりだ、翔太郎。君は猫の捜索を忘れたのかい?」

翔太郎「フィリップ!」

フィリップ「そちらの君、ありがとう。けど僕らは急いでいるんだ」

士「ああ、それならさっさと行け」

フィリップ「だって。さあ、行こう翔太郎」

翔太郎「う……そうよね、依頼を優先しないと……
    あなた、名前を教えて」

士「門矢士だ」

翔太郎「士ね。今度お礼をさせてもらうわ!」

二人して駆けて行く背中を見つめる。
猫探し、と言っていたが……飼い猫が逃げたんだろうか?


左翔太郎:友好(小)を獲得

【5日目・夜】

――自室

夏海の作った食事というのも悪くないものだ。
さて、しばらく休憩したら何か――

……?

何だろう、これは……

頭が……


直後判定

譛晉┥縺代↓蛹?∪繧後※

>>530 5 ファッ!? 文字化けってやつですか。

……?

自分は、どうして、こんな場所に。

いや、何を考えている。

ここにいて当然だ。
何故なら、写真館が崩れて――

写真館が崩れた? いつ? 何の世界で?

……何の世界で?

分からない。
何も分からない。

どうして自分は何度も転校を繰り返して、
その自分は男で、何度も世界の崩壊を目の当たりにして、
それに巻き込まれて――

違う、そうじゃない、自分は……

自分は……何だ?

夏海「士君?」

ユウスケ「どうかしたのか?」

この二人だって、そうだ。
どうしてこんな場所にいる?

この二人は、学生なんかじゃない。

二人は、

違う、自分はこれまで二人と一緒に育って……

……頭が、痛い。
何も分からない。

二人を見ていると、より一層混乱が深まる気がして、その混乱から逃れたくて。
気付くと部屋を飛び出していた。

――浜辺

ここに来たら、落ち着ける気がした。
だが、夜の海は想像以上に冷たく暗い。
途方に暮れて砂浜に座り込んだ。

繰り返してきた日々。
繰り返される人生。
これは、いったい……

……今ここにある自分の体。
繰り返される世界の中の自分の体。
明確な違い。

士「俺は……男なのか? 女なのか?」

そんなことすら、分からないなんて。

泣きたくなった。
それなのに、涙は出ない。

士「くそ……なんなんだ、これ……!」

夏海とユウスケにすら、恐怖を覚えた。
海東に対して抱いた恐怖と同質のものを。

……何も、分からない。
分からないことばかりだ。

だが、二人は……
繰り返される世界の中で、何かを知っている素振りを見せていた。

まさか、あの二人が自分に何か……?

……疑心暗鬼になっているだけだと思いたい。
だが、どうしても部屋に戻る気になれなかった。

このまま、浜辺で夜を明かすことなどできない。
海からは冷たい風が吹いてきた。

しかし、財布も持たずに飛び出した自分には宿をとることすらできない。
これから、どうすれば……

不意に、足音が聞こえた。

顔を上げ、振り返ると、こちらに歩いてくる人影。
あれは……

海東「やあ、門矢さん。どうしたんだい、こんな場所で」

士「……海東……」

繰り返す世界の中、度々夢に見ていた男とよく似た――少し若くしたような姿をした同級生。
これまでの世界で存在しなかった転校生。

最も身近に感じていた二人へ恐怖を抱く今となっては、
海東への恐怖がちっぽけなものに思えた。

海東「僕は散歩に来たんだが……そんな薄着だと風邪をひくよ。
   せっかくだし、寮まで一緒に帰るかい?」

寮に……自室には、もう戻れない。
戻るだけの勇気がない。

士「俺は……寮には……帰れない」

どうにかそう伝えると、海東が首を傾げた。

海東「何かあったのかい? ルームメイトと喧嘩でもしたの?」

……そんなことならよかったが、違う。
黙り込んで答えない自分を見て、何を思ったのか海東が手を差し出した。

海東「ひとまず、僕の部屋に来るといい」

士「……は?」

海東「その様子だと、今夜の寝床の当てもないんだろう。
   なら、僕の部屋に一晩泊まっていくといい」

差し出された手には、そしてその目には、何の迷いも見えない。
しかし、海東に触れれば自分は……


1 手を取る
2 取らない

ごめんなさい1

>>535 1

すがってしまった。
きっと傷つくだろうと思いながら。

……なんて馬鹿なんだろう、自分は。

しかし、

士「……?」

一向に、痛みを感じない。
呆けている間に自分の手を引き立ち上がらせた海東が歩き出した。
繋いだ手に引っ張られて前進しながら、何も考えられずにいる。
今分かっているのは、繋いだ手が温かいということだけだった。

【5日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:――/――
津上翔一:――/――

城戸真司:普通/普通
乾巧:――/――

剣崎一真:普通/――
響鬼:普通/普通

天道総司:――/――
野上良太郎:――/――

紅渡:普通/普通
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:――/――

光夏海:友情/混乱
小野寺ユウスケ:友情(??)/混乱

海東大樹:関心/??

はい、5日目終了ー。

話が動きまくりましたね。
けっこう目まぐるしい展開で混乱している人もいると思うので、
しばらくの間質問タイムにしましょう!

どなたか、質問はございませんか?

この世界の正体がわかる為のルートヒント

>>539
ぶっちゃけ運です。
ただ、海東と仲良くしといて損はないですね。

怯える士ちゃんがかわいいんですけど、これはどういう事ですか?

>>541
あなたが紳士だってことですね。

じゃあ剣崎が天使なのは何故?

この胸に残る喪失感はなんですか?

救いはないんですか

あと、この世界はテレビ番組版の続きなの?

戒斗ちゃんとザックの百合はいつですか?

>>543
かわいいは正義、正義とは神の眷属だからです。

>>544
若さ……じゃないかな?

>>545
頑張ったらある。
たぶん。

>>546
内緒。トゥルーなら分かる。
ヒントとしては夢イベントかな。

>>547
今でしょ!

普段通り練習を終えたバロンのメンバーが帰る中、ソファーに腰掛けた戒斗が口を開いた。

戒斗「ザック、待て。お前は少し残れ」

ザック「ん、私?」

ペコ「え、あの、どうしてザックだけ?」

名を呼ばれた本人よりも不安そうにペコが問いかける。
それはザックを案じた行動だったのだろう。戒斗がメンバーを用もなく呼び止めることはない。
いったい、何の用事で呼び止めたのか気になる様子だ。

戒斗「お前には言っていない」

ペコ「……はい」ショボン

どれだけ戒斗の用事が気になろうと、当の戒斗にそう言われては残ることができない。
肩を落として去って行くペコの背中を見て苦笑したザックが振り返り、戒斗へ視線を投げかける。

ザック「で、どうしたのよ」

戒斗「こっちに座れ」

質問に答えずソファーの隣を軽く手で叩いた戒斗に、やれやれと肩をすくめつつザックが歩み寄った。
二人で腰掛けてもまだ余裕のあるソファーに座り、腕を組んだ戒斗の顔を覗き込む。

ザック「はいはい、言うことを聞かせてもらいますよ。で、座ったけど?」

戒斗「……」

眉間にしわを寄せていた戒斗がおもむろにザックの太ももに手を這わせた。
突然の行動に対する驚きと薄い皮膚越しに伝わる感覚にザックが肩を跳ねさせる。

ザック「ちょっ……と、戒斗!? どこ触って……」

戒斗「足をかばっていただろう」

ザック「!」

戒斗「今日のお前は、いつもと動きが違った」

そう言いながら足を撫で、ある一点で戒斗が手を止めた。
裾を捲られたスカートの下から、青く染まった皮膚が現れる。
青痣を見られたザックはお手上げのポーズをとる。

ザック「うまく隠したと思ったんだけど、さすがリーダーね。
    そんなに私のことを見ててくれるなんて」

ザックが冗談っぽく言った言葉に、戒斗は真剣な表情を返す。

戒斗「お前の力は、バロンが強者であり続けるために必要だからな」

ザック「それは光栄だわ。ねえ、ちょっと打っただけだからそんなに――」

心配しなくてもいい、と続くはずだった言葉が途切れた。
青痣を押された痛みで息を詰めたザックの表情が歪む。

戒斗「……少し触っただけで、こんなになるんだ。湿布を貼っておく」

ザック「……そうね、任せていい?」

戒斗「ああ。任せろ」

じゃあ朝起きたら枕元にチョコあったんだけどあの時剣崎に貰ったのってことでいいの?

パンチが弱いけどこんな感じで。
あと気付いたら兄さんが馬鹿すぎるSSS書いてたけど、
あまりにも兄さんがかわいそうだからそっとゴミ箱に送る予定。

俺「ああ、俺に任せろ」

>>552
納得は全てに優先するッ!
剣崎がこっそり置いて行ったと考えれば納得だ。
つまり、置いて行ったのは剣崎だッ!

本当に今でワロタ

>>553
図々しいようですが見せてくださいお願いします(冷やし土下座)

>>554
俺も混ぜてくださいお願いします。

>>556
この寒い中そこまでされたら……
無視するなんて、できるわけがないッ!
でも恥ずかしいからドラッグしてね!

夜遅くに自室で持ち帰った資料を読んでいた貴虎は、読み終えた最後の資料を机に投げ出した。
張りつめていた気が緩むと同時に、生理的欲求が首をもたげる。

貴虎「何か軽く食べるか」

椅子から立ち上がり、そう呟いた貴虎は部屋を出た。


食卓の上に置かれていたブドウを見つけた貴虎が、一粒を房からもぎ取り紫の皮に包まれた果実を見つめる。
以前なら大して眺めもせずに口に放り込んでいたであろうその果物が、今や特別なものに思える。

貴虎「……光実……」

脳裏に思い起こすのは、この世で最も愛らしく穢れを知らない(と貴虎が信じている)少女の姿。
その少女が、無垢な微笑みで貴虎を誘う。

光実『兄さん、私は今が食べ頃だよ』

貴虎「……」

いや、今のはあくまでイメージ映像であって大した意味はない。
誰に向けたのか定かではない言い訳を内心で呟きながら、貴虎がブドウの皮をむく。
紫の皮の下に現れた半透明の果肉が、瑞々しい光を放った。

光実『きゃっ……もう、兄さんったら』

貴虎「ぐっ……いや、これはただのブドウ、ブドウだ……」

だから脳内で不適切なイメージが浮かび上がったのはただの気のせい、思い過ごしだ。
そう思いながらまじまじと、全ての皮を取り払われて無防備な姿をさらす果肉を見つめる。

光実『ね、おいしそうでしょう』

ごくり。
知らぬ間に喉が鳴っていた。

貴虎「……」

意を決し、口に含む。
歯で果肉を食むと、甘い果汁が溢れて口腔に広がった。

光実『あっ、そんなに噛まれたら……私……』

貴虎「っ……!」

動揺のあまり、種まで飲み込んでしまった。
何を馬鹿なことをしているんだ、自分は。

そう思いながら、しかしこれで不埒な想像から解放されると息をつきかけた貴虎の脳内で、
頬を赤く染め瞳を潤ませた少女が上目遣いに貴虎を見上げて微笑んだ。

光実『……兄さんに、食べられちゃった……』

貴虎「ぐはっ!」

大ダメージ。
思わず床に転げそうになるのを堪えてどうにか椅子に掴まり肩を震わせる貴虎に、
貴虎が愛してやまない、けれど今は一番聞きたくなかった声が聞こえた。

光実「……何してるの、兄さん?」

この後どうなったか?
あれじゃないですか、挙動不審な兄さんをミッチが問い詰めてあーだこーだ。
あーだこーだ。
うっ………………ふう

やっぱり実の兄妹ものはいかんな。

>>560
間違えてあとがきまで透明にしちゃったてへぺろ。
しょうもないことしか書いてないのでスルーしてください。

>>560
おい










おい

兄さん……(可哀想な人を見る目)

これで思い残すことはあるけど何もない

>>564
紫のグリードかな?(すっとぼけ)

>>562
何ですか?(すっとぼけ)

>>563
兄さんはほら、ミッチが大好きなだけなんですよ。

>>564
実は>>1は消化不良ですねー。
今回は戒斗×ザック風味だったからそのうち逆も書きたい。

どうしましょう、6日目いきますか?
>>1はまだ平気です。

ここまできたらいこう

>>567
はい、ではいきましょう。


では直後判定
1 士がソファー
2-6 士がベッド
7-0 海東爆発しろ

お父さん!不純異性交際は許しませんからね!

>>569 2

【6日目・朝】

――海東の部屋

海東「門矢さん、寝坊もいいけどそろそろ起きたらどうだい?」

士「……うるさい……」

海東「朝ごはんができたけど、いらないの?」

士「……いる」ムクリ

あれほど恐怖を覚えていた海東も、今となっては直視可能な対象だ。
勧められるまま座った席の前にパンケーキの乗った皿が置かれた。

湯気を立てる綺麗な焦げ色のついた表面には、固形のバターが置かれていた。
そのバターがパンケーキの熱に溶かされていく様子に、胃袋が反応する。

グー

海東「……」

士「……」

海東「……ぷっ」

士「……笑うな」

朝食を終え、食器の片づけが終わると海東がソファーに腰掛けた。
正確にいうと、ソファーに座っていた自分の隣に、だ。

海東「それで、どうするの? 自分の部屋には戻らないのかい」

士「……戻る気は、ない」

というか、戻れる気がしない。

海東「そう。何があったのかは知らないけど、君も大変だね」

士「……」

大変、どころではないが……
詳しい話も聞かずに食事と寝床を用意されて、文句を言う気にはなれなかった。

海東「君さえよければ、もうしばらくこの部屋にいてくれていいけど」

士「……本当か?」

海東「経済的に貧窮しているわけでもないし、僕は君に興味があるし、構わないよ」

士「……そうか」

なら、その言葉に甘えてしばらくは海東と過ごすとしよう。
一晩眠って記憶の混乱もだいぶ収まってきた。

目の前にいる海東と、世界が崩壊する中で過去の自分の手を掴んだ海東が同一人物かは分からないが……
海東の傍にいれば、何か分かるような気がする。

海東「でも、着替えや制服くらいは取りに戻ったらどうだい?」

士「……そうだな」

できれば二人と鉢合わせせずにことを済ませたいが……

海東「ルームメイトに会いたくないなら、平日の昼に行くといい」

士「……それもそうか」

何だかよく分からないが、この何度も繰り返す不気味な世界で、
律儀に学校に通う必要もない。

【6日目・昼】

――海東の部屋

そうこうしているうちに昼になった。

海東「門矢さんは見た目の割によく食べるね」

士「……悪かったな、食費がかさんで」

海東「いや、自分の作ったものをそんなに食べてもらえるのは嬉しいかな」

さて、昼からどうしようか……


1 部屋にいる
2 外に出る
3 自由安価

海東と話す

>>575

海東と話すとするか。

昨日の夜、手を取るまではほとんどまともに顔も見られなかったが……
こうして見ていると、女子生徒に騒がれていた理由が分かるというものだ。

海東「どうかしたのかい、門矢さん」

何を話そうか。


1 自分と部屋で二人だが……(同時に判定)
2 料理について
3 自由安価

>>577 1 判定 4

士「俺と部屋で二人だが……何ともないのか?」

ん?
いやいや、今の聞き方だとまるで……こう、
付き合いたての恋人同士のような……

……いやいやいや。
純粋な疑問をぶつけただけであって、そんな。

海東「うん、全然」ニコッ

士「……」イラッ

海東「だってほら、門矢さんはあまりにも凹凸に富まない体型だし」

士「……」ムスー

海東「顔つきも中性的っていうか……初めて見た時、
   制服が女子のじゃなかったら男子と思ってたかもしれないよ」

士「……」ブスー

なんて失礼なやつだ。
……過去の自分が誰かに似たようなことを言っていた気がするが、気のせいだ。たぶん。

【6日目・夕方】

――海東の部屋

海東「そろそろ日も暮れるけど……ルームメイトから連絡は?」

士「ない」

海東「そうなんだ」

これで、二人が何か知っていることは確定的だ。
……問い詰めることは、出来そうにもないが。

さて、夕方は何をして過ごそう。


1 散歩
2 部屋にいる
3 自由安価

>>581 1

散歩でもするか。

士「出掛けてくる」

海東「行ってらっしゃい。合鍵を用意しておかないとね」

士「……」

何故だ、無性に恥ずかしい会話をしている気分になる……


直後判定
1 何もなし
23 弦ちゃんと流星
45 翔一ちゃんと不器用な人
67 不運少女with青いの
89 オエージ!
0 自由安価

>>581
自分がレスした事を忘れて、まさかのID被り!?
と思ってしまった……どうしよう……

>>583 7 眠いとよくあることです。

――川原

気の向くままに歩いて川原に来ると、釣りをしている男女二人組。
釣りデートとか、そういうことだろうか。

……いや、あの二人は……

ウラ「そうそう、そこで強く引いて――」

良太郎「こう? ……きゃあ!?」

ウラ「おっと。大丈夫、良太郎?」

良太郎「う、うん、ありがと……びっくりしたね」

ウラ「まさかこんな川で2メートル級の魚が掛かるとはね……」

良太郎とウラタロス、だったか。
今まで崩壊した世界で出会ったせいか、初めて見た気がしないが……

士「今の魚、何だったんだ?」

せっかくだ、話しかけてみてもいいか。

ウラ「おや、これは……美しいお嬢さん、今のはナマズですよ」

良太郎「この辺りにはいないはずなんだけど……」

士「ほう……お前の不運体質は不可能も可能にするのか」

良太郎「え? どうして私の体質のこと……」

……まずい。
不用意なことを言ってしまったか?

ウラ「もしかしてお嬢さん、君は僕らと同じ学校の生徒なのかな?」

士「! ああ、そうだ。こいつの体質は有名だからな」

ウラ「やっぱりね」

良太郎「そうだったんだ……」

どうやらうまくごまかせたようだ。

ウラ「僕はウラタロス。以後お見知りおきを、お嬢さん」

良太郎「私は野上良太郎だよ」

士「門矢士だ」

こうして二人と知り合った。
……知り合った、という表現が正しいかどうかは微妙だが。
何せ自分は、二人を出会う前から知っていたのだ。


野上良太郎:友好(小)を獲得

【6日目・夜】

――海東の部屋

海東の作った食事は、夏海の作ったものよりも格段にうまかった。
……いや、比較するのはやめておこう。

海東「考え事かい?」

士「まあ、そんなところだ」

さて、今夜はどうしようか。


1 部屋にいる
2 外に出る
3 自由安価

1

>>586 1

このまま部屋で時間を過ごそう。
海東は海東で好きに時間を過ごしている。

あまり遠慮していても自分らしくないだろう。
好きに時間を潰そう。


直後判定
偶数 海東と会話
奇数 ごろごろ

九つの世界の表と裏

>>588 5

ソファーに寝そべってごろごろする。
海東はそんな自分の様子を見て小さく笑うと、口を開いた。

海東「自分の部屋みたいにくつろいでるね」

士「遠慮するのは性に合わない」

海東「ベッドも使っているからね」

士「俺に使わせるって言ったのはお前だぞ」

海東「そうだっけ?」

士「とぼけるな」

海東「それより、ほら。お風呂沸いたよ。入ってきたら?」

士「……」ムスー

結局、勧められるままに風呂へ入り、ベッドに入った。
海東はソファーで寝ている。

たしかに、この部屋の主は海東だが……
……自分がベッドで寝るのはさすがに悪いだろうか?

【6日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:――/――
津上翔一:――/――

城戸真司:普通/普通
乾巧:――/――

剣崎一真:普通/――
響鬼:普通/普通

天道総司:――/――
野上良太郎:友好(小)/友好(小)

紅渡:普通/普通
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:――/――

光夏海:友情/混乱
小野寺ユウスケ:友情(??)/混乱

海東大樹:関心/??

はい、6日目終了です。

眠たいのでそろそろ寝ますね。
おやすみなさーい。

お、いけそうかな……?

人はいませんかー!
いるならやります。

おっ繋がった
メンテナンスでもしてたのかね?
ってかこれ、必ずしも真相に辿り着ける訳じゃないんだよね?

>>595
なんかトラブルがあったみたいです。
真相に関しては、そうですね。
BAD ENDもDEAD ENDもあり得ます。

そもそも、真相を知ること自体がtrue endに繋がるの?
いや……普通に考えてそうか……

>>597
そこまで>>1はひねくれてませんよ!
よって真相が分かればほぼTRUE確定です。
頑張ってくださいね!

それじゃあ7日目いきましょうか。

そして早速判定を忘れるっていう。

直後判定お願いします。

そうか、なら良かった
おやすみ!

こんばんはー

神の画像を上げろという思し召しか…

>>601 こんばんは!
>>600 9 早速9ですか……



「やあ、士」

にっこりと笑う男の顔面に拳を叩きつけようとして、あっさり掌で受け止められる。
舌打ちしながら起き上ろうとするのを、肩に手を当てて止められた。

「寝てなよ」

――気持ち悪い、やめろ

吐き捨てるようにそう言うと、男が目を丸くする。

「君ならきっと喜ぶと思ったのに!」

呆れて溜息しか出なかった。
記憶を失う前の自分は、こんなことをされて喜ぶようなやつだったのか?
有り得ない。

「夜這いって、好きだろ?」

――そんなわけないだろ

即座に反論するも、男は楽しそうに笑うだけだ。



>>603 そうだよ(便乗)

【7日目・朝】

――海東の部屋

士「……今の……」

今の夢は……
海東と、自分か?
それに、あの部屋は写真館の自室だ。

今まで見ていた夢のこともある。
この夢、何かのヒントになるかもしれない。

グゥー

士「……」

ともかく、腹がへった。
腹ごしらえするとしよう。

腹ごしらえを終えたらどうしようか。


1 外に出る
2 海東と話す(同時に判定8以上で……)
3 自由安価

>>605 2 判定 2

海東はすでに目を覚ましていたようで、
寝間着から普段着に着替えてくつろいでいる。

何の話をしよう?


1 転校のこと
2 夢のこと(同時に判定)
3 自由安価

2

>>607 2 判定 7

海東「おはよう、門矢さん」

士「……ああ」

夢の中の男と海東は、結びつきそうで結びつかない。

海東「どうかしたの?」

士「いや……夢の内容が、ちょっとな」

海東「怖い夢でも見た?」

士「……子ども扱いはやめろ」ムスッ

海東「だって、夢の内容が気になるんだろう」

士「怖かったわけじゃない。……夢にお前が出てきたんだ」

正確には、海東ではないのかもしれないが……

海東「僕が? そう……君にそんなに好かれてたなんて、光栄だよ。
   てっきり嫌われてると思ってた」

士「すっ……きとか、そういうんじゃなくて、これは……その……」

海東「顔、赤いよ?」

士「う、うるさい。……これは、そう、お前があまりにも鬱陶しいからだ!」

海東「せっかく居候させてあげてるのに、ずいぶんな言い草だね」

こんなことを話したいわけじゃないんだが……
どうにか本題に話を戻さなければ。


1 海の家について聞く
2 写真館について聞く

1

>>609 1

士「それより、お前……浜辺の家って、行ったことあるか」

海東「強引な話題の変え方だね」

士「いいから答えろ」

海東「ふふ……浜辺の家って、海の家かい? そうだね……
   小さい頃なら、行ったことがあるかな」

士「……」

何か勘違いしている気がするが……誤魔化しているようにも見えない。
本当に知らないんだろうか。

だとしたら、あの夢に出てくる海東に似た男はいったい……

海東「僕と海の家に行く夢でも見たのかな」

士「まあ……そんなところだ」

行く、というか……一緒に住んでいたわけだが……

海東「どうかしたのかい、赤くなって」

士「……気のせいだろ」

海東「そうかな」

そもそも、夢の中で士と呼ばれているのが自分とも限らない。
……だから、自分が照れる必要はない。

【7日目・昼】

――海東の部屋

部屋で過ごしているうちに昼になった。
海東は昼からも部屋にいるようだが……
自分はどうしようか。


1 外に出る
2 部屋にいる
3 自由安価

2

>>612 2

昼からも部屋で過ごすとしよう。
さて、何をして過ごそうか……


1 ごろごろする
2 海東と話す
3 昼寝(同時に判定)
4 自由安価

2

>>615 2

海東と話すとするか。
ソファーに座って雑誌を読んでいる海東に視線を送る。

視線に気づいたのか顔を上げた海東が微笑んだ。

海東「何か話かな?」

士「ああ。雑誌はいいのか?」

海東「読みたいものは読み終えたよ」

ぽい、と投げ出された雑誌はどうやら文芸雑誌らしい。
何か小説を読んでいたんだろうか。

さて、何の話をしよう。


1 転校の理由について
2 何の小説を読んでいたのか
3 自由安価

>>617 1

士「お前、どうして転校してきたんだ?」

海東「そういう君こそ」

士「先に質問したのは俺だ」

海東「でも、答える義務はないよ」

士「……」ジトー

海東「冗談だよ」クスッ

士「さっさと答えろ」

海東「仕方ないな……家でいろいろあってね」

士「……どういういろいろだ」

海東「うん、そうだな……僕には兄さんがいるんだけど、いろいろね」

士「……」

兄さん、か。
夢の中の男も、いつだったか、兄さんと口にしなかっただろうか。
これは単なる偶然か、それとも……

海東「それで、君は?」

士「住んでいた家が壊れた」

海東「ああ、それで寮のある学校に?」

士「そうだ」

にしても、そうか。
海東は家族と何かあったらしい。

それが何なのか、今は話すつもりがないらしいが……
いつか聞くことができるだろうか。

【7日目・夕方】

――海東の部屋

いつの間にか夕方だ。
海東はこれからどうするつもりだろうか。

いや、別にあいつが何をしようと関係ないんだが。
自分はどうやって過ごそうか。


1 外に出る
2 部屋にいる
3 自由安価

1

>>620 1

外を歩くとしよう。

部屋を出ようとしたところで、海東が声を掛けてきた。

海東「門矢さん、出掛けるのかい?」

士「そのつもりだ。悪いか」

海東「そうだね、僕も出掛けるつもりだから……
   門矢さんは鍵を持ってないし、帰って来た時部屋に入れないかもしれないよ」

士「なら遅めに帰ればいいだけだろ」

海東「門矢さんがそれでいいならいいけど。僕もできるだけ早く帰るようにするから」

士「ああ。それじゃあ俺はもう行くぞ」

海東「うん、行ってらっしゃい」


直後判定
1 誰にも会えない
23 オエージ!
45 ダブルジョーカー
67 新聞部と……
89 たっくん
0 自由安価

負ける気しないはず~

>>622 8 きましたね、昔の女。

――街

足を止めてしまった。
視線の先にいる少女は、流れ込んできた記憶の中で、自分と……

……自分は、もしかして男なのか?
しかし、「ツカサ」が時折感じていた体への違和感が、今はずっと少なくなっている気がする。

少女を見つめながら眉間にしわを寄せて悩んでいると、
自分の視線に気づいた少女が眉をひそめながら歩み寄ってきた。

巧「お前、何か用事か? 睨み付けてきやがって」

士「……いや、用事というわけじゃない」

巧「じゃあ何だよ」

そうだ、今目の前にいる巧は自分を知らない。
どう言えばいいだろうか……


1 知り合いに似ていたと誤魔化す
2 隣のクラスではないかと切り出す
3 自由安価

昔の記憶を頼りに軽く褒める

>>624
褒める……?
何を褒めるのかもうちょっと詳しくお願いします……

ベットのアレソレ、と言いたいところだが、
普通に容姿で

>>627 了解です。

何か、この状況をうまくやり過ごす言葉は……!

士「……お前が、かわいかったから、つい」

巧「は?」

士「かわいいやつがいるなあ、と……」

苦しい言い訳すぎる。

巧「……ナンパか?」

士「え?」

巧「何だよ」

ま、まさか、こいつ……!

巧「見ず知らずの男にそんなこと言われたら、そう疑って普通だろ」

やっぱり間違えてやがる! 何てやつだ!

士「俺は……」

女だ、と言い切りたかったが、以前の記憶を考えると……

巧「どうかしたのかよ」


1 女だと言う(同時に判定)
2 黙っている(同時に判定)
3 自由安価

2

>>629 2 判定 2

どう言えばいいのか分からず黙っていると、巧がため息をついた。

巧「別に忙しいわけでもないけどな、お前みたいなのに構ってる暇もないんだよ。
  じゃあな、ナンパ男」

グサッ

……何かが確実に胸に刺さった。
そうして落ち込んでいる間に、巧は去ってしまったようだ。

……自分は……女のつもりで今まで生きてきたんだ。
例え男として生きた記憶が流れてきても、気持ちまで流れてくるわけではない。
今の誤解は、普通に、傷ついたというか……

……はあ。

??「私は痛かったよ」

【7日目・夜】

――海東の部屋

夕食を終えてソファーを占領し、寝転がる。

海東「何かあったのかい? 不貞腐れてるけど」

士「別に」ムスッ

海東が小さく笑うのが聞こえた。
……むかつく。

もういい、腹立たしいことは忘れて夜を過ごそう。


1 散歩
2 部屋にいる
3 自由安価


2

>>631 人を呪わば……ちょっと違う?
>>633 2

部屋で過ごすとしよう。
さて、何をして過ごすとしようか。


1 ごろごろする
2 海東と話す
3 ふて寝(同時に判定)
4 自由安価

人がいなーい。
それにねむーい。
>>1はもう寝ます。おやすみなさい。

3

こんにちはー。お久しぶりです。
なんだか懐かしいですね……

すぐに人がいらしてくださるとも限りませんし、
あと30分ほどしたらもう一度来ますね。

どうもー。
それじゃあそろそろ再開しましょう!

>>637 3 判定 2
初っ端から……(笑)


士「俺はもう寝る」

海東「もうかい? 早いね」

士「俺の勝手だろ」

海東「それもそうか。それじゃあおやすみ」

士「……ふん」

不貞腐れながらベッドに入り、目をつむった。

【7日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:――/――
津上翔一:――/――

城戸真司:普通/普通
乾巧:悪印象/複雑

剣崎一真:普通/――
響鬼:普通/普通

天道総司:――/――
野上良太郎:友好(小)/友好(小)

紅渡:普通/普通
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:――/――

光夏海:友情/混乱
小野寺ユウスケ:友情(??)/混乱

海東大樹:関心/??

はい、それじゃあ7日目終了!

SS速報に入れない間、考えていたんですが……
TRUE ENDへの到達はけっこう難しい気がしてきました。
なので、みなさんが望むならTRUEへの条件を開示しようかなあ、と思っています。

どうでしょうか?

そうですね、それじゃあ条件開示といきましょうか。

・条件1(必要不可欠)
あるイベント(ランダム)を発生させる。
かつ、そのイベント内で正しい選択肢を選ぶ。

・条件2(満たすと……)
全てのライダーとの間に友情を獲得。
ただし、かつての世界で友情、愛情を獲得した相手は除外。

・条件3(満たすと……)
夢イベントを全て発生させる。

ちなみに、
条件1はランダム発生、つまり運任せ。

条件2はどう考えても鬼畜。
日数が足りるかどうか……(笑)

条件3も運要素が大きい。

……ま、まあ、頑張ればどうにかなるだろうし(震え声)

あっ、入れ忘れた条件が……

……まあ、これは入れなくても分かるかな……と思うので、
内緒にしときます。

それじゃあ8日目に行きましょうか!
早速判定行きましょう。

直後判定

貴様に俺の何が分かる!

>>649 2 戒斗……来週が楽しみですね!

【8日目・朝】

――海東の部屋

鼻先をかすめた香ばしい匂いに目を覚ました。
海東が朝食を作っているのだろうか。

眠たい目をこすりながら起き上がり、ダイニングに向かう。
予想通り、海東がキッチンに立っていた。

海東「おはよう、門矢さん。朝食ならすぐにできるよ」

士「ああ、そうか」

海東「今日は部屋に荷物を取りに行くんだよね」

士「そのつもりだ」

海東「それじゃあはい、これ」

投げて寄越されたものを見ると、鍵だった。

士「これは……」

海東「この部屋の鍵だよ。合鍵を作っておいたんだ。
   これで安心して出掛けられるだろう?」

たしかに、これさえあれば何の気兼ねもなく外出できる。
これからは海東が部屋にいるかどうか気にせずに出かけられるだろう。

――自室

海東が学校に行った後、HRが終わったくらいの時間に自室へ足を踏み入れた。
夏海が学校にいる間に、着替えや必要なものを運び出してしまわなければ。
なんだか泥棒にでもなった気分だが、自分のものを持っていくのは泥棒とは言わないだろう。

服を持って行こうとクローゼットを開いて、少し悩まされる。

自分の記憶……たしかに、女として育ったという記憶があるというのに、
男として育った記憶が存在しているのだ。

自分は、男なのか?
それとも、女なのか?

自分が着るのは、女物の服でいいのか?

……どうするべきだ。


1 女物の服を持っていく
2 男物の服を買うことにする

2

>>652 2

男物のを服を買うとするか。
さすがに制服を男物にするわけにはいかないが、
普段着くらいは……

昔からスカートよりズボンの方が落ち着いていたくらいだ。
もしかしたら自分は本当に男なのかもしれない。

……だが、だとしたらこれまでの自分の人生は……

……考えても分からないか。
とにかく、街に出るとしよう。


直後判定 8以上のみ

リキッド!

>>654 3 あらー。というわけで特にイベントなしです。

――海東の部屋

街から帰り、買った服はとりあえずベッドの周囲に畳んで置いた。
さすがに海東のクローゼットを勝手に開けるのは悪いだろう。

そろそろ昼になるが……
どうしようか。


1 出掛ける(同時に判定 7以上で……)
2 部屋に残る(同時に判定)

1

>>656
申し訳ないんですが、安価は二回連続までとなっております。
三連続からは無効となります。

1

しゃあ!復活だぜ!
とあるスレで555の登場人物の性別を反転させると真理がギャルゲーの主人公になるというのを見てまさしくその通りだなと
ツンデレ(同居人)バカ(同居人)ヤンデレ(恋愛感情あり)優しい常連客のお姉さん、バカ(恋愛感情あり)ヘタレ

選り取りみどりじゃないかあ!(感激)

戒めちゃんがいつも通りで安心しました

>>659 1 判定 8

――路地裏

どこへ行くともなく歩いていてたどり着いたのは、路地裏だった。
以前、矢車と出会った場所だ。

そもそも、あの時矢車に会った自分は本当に自分なのか?
それとも他の誰かの記憶が自分の中にあるのか?

矢車は何かを知っている様子だった。
しかし、その矢車も、別の記憶では全く何も知らない様子だった。

……自分は、どうすれば真実を知ることができるんだ?

そう考えていた、その時。
何とはなしに見た壁が、明らかに異常なものだった。

士「なんだ、これは……」

壁に生じているのは、亀裂のようだが……
ただの亀裂ではなく。

その向こうに見えているのは、闇だ。
そこに、夜空に星が煌めくように輝く何かが見える。

これは……なんだろうか。


1 触れる
2 触れない



これから先の選択肢はとても重要です。
やり直しがきくのは二回までです。

1

>>660 真理うらやまけしからん。
>>662 1

惹きつけられるように手を伸ばし、
そっとその亀裂の輪郭をなぞった。

そして、瞬きした次の瞬間には、虚空に放り出されていた。

士「な――」

絶句しながら周囲を見回す。
触れていたはずの亀裂も、壁も、それどころか踏みしめていた地面さえ存在しない。
ここは、どこだ?

暗闇に立っているはずなのにはっきりと自分の姿が見えるのも不思議だ。
そして、広がる闇の中、星のようなものが輝いている。

ここは、もしかしたら、先程見つけた亀裂の中なのか……?

士「どうなってるんだ……」


1 前に進む
2 じっとしている

1

>>664 1

前に進もう。
この空間に、前後左右が存在しているのかどうかも怪しいところだが……
じっとしているのは性に合わない。

足を踏み出す。
さらにもう一歩。

しかし、周囲の様子が変わることはない。
自分は本当に進めているのか?

そんな不安が胸を襲った。
だが、立ち止まっていても変わらないのなら、進むしかない。

不安を押し込めもう一歩足を進めた。

そうして、一歩ずつ歩いて行くうちに、星の輝きのように淡い光とは異なる光が現れた。
それは少しずつ明るさを増し、近づいているように思える。

どうしようか。
あの光を目指してみるか?


1 光に向かって歩く
2 逆方向に向かう

1

>>666 1

あの光に向かって歩いてみよう。
他と違う様子だし、何か分かるかもしれない。

もしかしたら、このよく分からない場所のことも分かるかもしれないんだから。
そうすればおのずと、この場所から出る方法も分かるだろう。

そう考えて真っ直ぐ光に向かい歩いた。
光までの道は遠かったが、足が棒になりそうなくらい歩いた頃、
その光が何なのか、正体が分かった。

士「機械、か……?」

自らを奮わせ光を発する機械に駆け寄った。
自分が見たのはモニターから漏れた光だったようだ。

士「この機械は……なんだ?」

――こんにちは、門矢士さん――

士「!?」

パソコンにも似た機械から、機械音声が聞こえてきた。

――何か御用ですか?――

士「なんだ、これは……」

――わたしは『ゆりかご』の管理用に設置されたコンピュータです――

自分の言葉に反応した……?
何が何だか分からないが、不気味だ。


1 この場を離れる
2 コンピュータに話しかける

夕ごはん食べてきますね。
再開は9時くらいになると思います。



再開して良かった

星の下のゆりかごっての思い出した
ホラーゲームの

>>670 なにそれ気になる。でもホラーは苦手なんだよなあ……アリッサミュージカルですら怖い。
>>669 2 ですね。

驚いたものの、このコンピュータ以外、手がかりが存在している保証はない。
話しかけてみるとしよう。

さて、どう話しかけたものか……

――どうかされましたか、門矢士さん?――

……何故、自分の名前が分かるのだろうか。
仮に、このコンピュータが自分についての知識を持っていたとして、
どうやって判別したのだろう。

気になることは山ほどあるが、とにかく……


1 ここから出る方法
2 ここはどこなのか
3 どうやって自分を認識したのか
4 何故自分のことを知っていたのか
5 『ゆりかご』とは何なのか
6 自由安価(全部、などは再安価)



とても大事な選択肢です。
慎重に選びましょう。

間違ったら怖い
自分の身に起きたことを話してみる

>>672 うーん、ちょっとアバウトですね。具体的にどんなことを話すか決めましょう。

――門矢士さん、ご質問をお持ちならばお気軽にどうぞ――

士「俺が聞きたいことは……」

自分の身に何が起きているのか、その真実を知りたい。
このコンピュータが、必ずしも真実を語るとは限らないが……

――質問はございませんか?――

聞きたいことは……


1 複数の記憶があること
2 自分の性別はどちらなのか
3 自由安価

↓ドボンあります

アリッサミュージカルってなんだ?
1

>>674 1 某時計塔3ですー。劇団死期ともいう。

士「どうして俺には、複数の記憶があるんだ……?」

――複数の記憶――

オウム返しにそう言って、コンピュータが沈黙した。

士「おい、答えないのか」

――複数の記憶、イコール、エラーと認識します――

士「は?」

――リセットを要求、承認を待機――

――承認を確認――

士「な、なんだ、何が起こって……」

――リセットします――

……ドボン!

間違えられるのはあと一度だけ!
頑張ってくださいね!

それでは選択肢を選びなおしましょう。


自分がコンピュータに聞きたいことは……


1 複数の記憶があること
2 自分の性別はどちらなのか
3 自由安価

選択肢の中に答えがあるあどうかヒント下さい(壁打ち)

>>678
それもう答えじゃないですかww
しょうがないですねー。
ありますとも。
さすがにそこまで意地悪はしませんからね!
毎回選択肢に答えがあります。
頑張って答えを当ててください。

ペロッこれは2…

>>680 2 カリッこれは青酸ペロ…

士「俺は……男なのか? 女なのか?」

問いかける声が震えそうなのを抑えて尋ねると、
コンピュータは何の逡巡もなく答えた。

――門矢士さんの性別は、男性に設定されています――

士「……設定?」

――はい、後天的な設定により男性として存在しています――

何を言っているんだ、このコンピュータは……
設定? 後天的?
今ここに存在している自分の肉体は女だ。
それなのに……

……このコンピュータは、不正確な情報を伝えているのか?
わけが分からない……


1 設定とはどういうことか
2 後天的とはどういうことか
3 黙っている

↓答えは一つです

今なにかが窓に映ってたんだが…
1

>>682 1 ファッ!? なにそれこわい。

士「設定って、どういうことだ」

――設定とは、取り決めることです――

士「……そういうことじゃない」


残念、はずれです……
もう間違えられませんね(ニッコリ)


1 後天的とはどういうことか
2 黙っている

↓さて、どちらでしょう

ごめんなさいって書き込もうとしたら電源落ちた

俺はいつでも正しい!1

>>685 1 (^^)

気を取り直して……

士「後天的って、どういうことだ」

――生後の経験、学習によって得られた様子を言います――

士「……」


残念、はずれです。
つまり……

……アチャー

うーん

……どうします?

ならば、>>1の出すクイズに答えてみますか?
正解すれば残機が最大で3まで回復します。


1 答える
2 あきらめる

1

>>690 1

それでは、第一問。

次の内、>>1が最も好きなポケモンは?


1 サニーゴ
2 ヒトデマン
3 ペラップ
4 ケイコウオ



この答えはすでにこのスレのどこかに……

2

>>694 2
正解でーす。
ヒトデマンは初代からずっと好きです。

それでは、第二問。

次の内、>>1が最も好きな本は?

1 ハリー・ポッターシリーズ
2 ニルスのふしぎな旅
3 ライラの冒険



ヒント:アニメもやってた

二回までありだよね
2

>>696 2 はい、オッケーです。
正解!
ニルス、おもしろかったなあ……
今でも本棚に鎮座しております。

では最後の問題となります。

第三問。

>>1が大好きなTSライダーは?


戒斗…ちゃん…?

>>698
大正解。
>>1は優しいので(強調)
残機を5にして再開しましょう。

それでは選択肢を。


自分が、コンピュータに聞きたいことは……


1 設定とはどういうことか
2 後天的とはどういうことか
3 黙っている

3

>>702 3

不可解な状況に圧倒されて口を噤んでいると、
コンピュータから機械音声が流れてきた。

――関連する情報を開示します――

無機質な声は、何を告げようというのだろう。
冷たい印象を抱かせるその声が、自分にとって幸せなことを語るとは思えなかった。

――門矢士さんの性別は、後天的に男性へと変更されています――

――これは、門矢士さんの記憶を封じ込めるための措置の一環であり――

――女性のままで時を重ねることは記憶の回復のリスクを伴うという考えによります――

……記憶の回復?
自分が失った記憶のことを言っているのか?
夏海に出会う以前の記憶のことを……

――他に、関連する情報を発見――

――開示します――

止める間もなく、流れるようにコンピュータが情報をもたらしていく。
混乱している自分を置き去りにして。

――門矢士さんの記憶が回復されてはならない理由は――

――門矢士さんが、現実の自分を思い出すことによる悲劇を回避するためです――

――現実世界における門矢士さんが幸福な死を迎えることは不可能という判断により――

――この『ゆりかご』が生み出されました――

現実世界? どういう意味だ?
まさか、自分がこれまで過ごした場所が現実じゃないとでも……?
そんなはずはない。

実際に生きている人が多くいて、そんな中で自分も生きて来たあの場所が、
現実でないはずがない。

それに、自分が幸福な死を迎えられないだと?
そんなこと、誰にだって決められないことだ。
だから、このコンピュータの言っていることは全てまやかしで、意味のないことで……

――さらに、関連する情報を発見しました――

――開示しますか?――

今さら、このコンピュータの戯言に付き合うこともないだろうが……
ここから出る方法を聞かなくては。
いや、自分の夢という可能性もあるのか?


1 ここから出る方法を尋ねる
2 無視する
3 この場を離れる

むむっ…2

>>705 2

無視しよう。
これは壊れたスピーカーか何かだと思えばいい。

――沈黙、イコール、肯定と解釈します――

勝手に話し出した。

――『ゆりかご』とは、わたしたちと『マザー』により管理・運営される仮想現実世界です――

士「……仮想現実?」

仮想現実というと、バーチャルリアリティ……
人間に虚構の世界を現実のように見せかけるという、あれだろうか。

いや、何を真剣に聞いているんだ。
こんなコンピュータの言葉が本当のことのはずはない。

――地球規模に世界を再現し、提供しています――

――これも、わたしたちと『マザー』の力あってのこと――

さりげなく自画自賛した。
コンピュータのくせに。

――現在の使用目的は『幸福な人生』を門矢士さんに提供することです――

士「俺に……」

自分に、幸福な人生を。
……このコンピュータの言っていることは、本当に嘘なのだろうか。
それとも、もしかすると……

――ログイン状態にある人物を確認しますか?――


1 する
2 しない

↓実はドボンしたりする

1

>>707 1 (^^)

士「……確認しろ」

――命令を認識、了承します――

――現在ログインしている人物を検索中――

――未確認の人物を検出――

――ウイルスと判断、修正します――

――修正に失敗。強制リセットを実行します――


はい、ドボン。
残り四回です。頑張りましょう。


確認を……


1 する
2 しない

2

>>709 2

士「しなくていい。他の情報を吐け」

――不適切な言葉遣いを検出しました――

士「一々報告するな。さっさと情報を出せ」

――命令を認識、了承します――

このコンピュータが、他にどんな情報を隠し持っているか……
信じる信じないは別にして、聞きだしておいてもいいだろう。

――キーワードをどうぞ――

士「キーワードか……」

自分が一番知りたいことは……


1 現実世界のこと
2 仮想世界のこと
3 自分自身のこと

間違えてもいいっていうのはいいね
2

>>711 2 でも残機を使い果たしたらBAD END直行です❤

士「キーワードは……仮想現実だ」

――仮想現実を検索――

数秒にも満たない沈黙の後、コンピュータが語り始めた。

――仮想現実世界、『ゆりかご』――

――『ゆりかご』についての情報をお求めですか?――

――それとも、一般的名詞の仮想現実に関する情報をお求めですか?――

士「前者だ」

――了解しました――

さて……
『ゆりかご』について、何を尋ねようか。


1 目的について
2 自分との関連について
3 人々について

1

>>713 1

士「その目的……俺の人生だとか何だとか言ってたが、どういう意味だ」

――門矢士さんへ『幸福な人生』を贈ることが現在の目的です――

士「だから、それはどういう意味で、誰が企んだことだ?」

――門矢士さんが『幸福な人生』を送ることを望む人々による贈り物です――

士「……そいつらの名前は?」

――光夏海さん、小野寺ユウスケさんのお二方が、強く希望しました――

士「……」

予想がつかなかったわけではない。
自分の頭の片隅に引っかかる記憶で、不審な動きを見せていた二人。
その二人が、何か目的をもって行動している。

自分にも、もしかすると他の人々にも分からないことを目的に。


実ははずれだったりして。
残機は3になりました。


他に聞くことは……


1 自分との関連について
2 人々について

2

>>715 2

士「『ゆりかご』にいる人間は……どういう存在だ」

――ログイン状態にあるごく少数の人間を除き、全て仮想現実で生まれた存在です――

士「ログイン状態にある、っていうのは……」

――門矢士さん、光夏海さん、小野寺ユウスケさんの三者が登録されています――

……なるほど。
それじゃあ、この世界で今まで出会った人間のほとんどが仮想現実のNPCだと。
そう、このコンピュータは言っているのか。

そんなこと、あってたまるか。

そう思いながらも、本当にそうではないかという疑いが首をもたげる。
……どちらだ。

このコンピュータの言葉は本当なのか、嘘なのか。
どっちなんだ?


1 信じる
2 信じない



ね、ねむい……
>>1の限界が近いようです、すいません……
続きは明日夜で……

こんばんはー。
さっそく始めたいところなんですが、
まだ安価が指定されていませんね。

信じるか信じないか……
決まったところで再開しましょう。

じっと待っているのも何なので、
速報に入れない間に書いた前パート>>1000のリクエストをどうぞ。
555以外は一応書けました。

陰鬱な表情をした男が、一つの呟きを落とした。

神崎「……渡すカードを間違えたか」

その手にあるのは『サバイブ―疾風―』のカード。
今回の世界で神崎士郎がそのカードを渡す相手に選んだのは秋山蓮だった。
しかし、サバイブのカードが神崎の手にあるということは、蓮の手にしたカードは……



客足もまばらになる時間帯を迎えた、昼下がりの花鶏にて。

退屈そうにカウンターで頬杖をついた沙奈子と、店内を掃除していた優衣は、
慌ただしく扉を開けた来訪者の姿を確かめようと顔を上げて微笑んだ。

扉に手をかけていたのは半ば予想通り、花鶏の居候となっている城戸真司だった。
沙奈子は咳払いを一つしてわざと厳めしい顔を作ると、人差し指を立てながら真司に声を掛けた。

沙奈子「こら、あんた、うちの扉を壊す気かい?」

真司「それどころじゃないんだって!」

優衣「何、どうかしたの?」

真司「それがさ、蓮が……」

優衣「蓮が……? 蓮に何かあったの!?」

沙奈子「何だい、優衣。慌てちゃってさ」

もう一人の居候、蓮に何かあったのかと不安を露わにする優衣とは対照的に、
沙奈子は呑気に紅茶をすすっている。

それも仕方のないことで、沙奈子は二人が命を懸けた戦い、
ライダーバトルに参加していることを知らないのだ。

真司「それが、その……優衣ちゃん、ちょっと」

優衣「うん。それじゃあおばさん、私たち出掛けるから」

沙奈子「はいよ」

店から出て扉を閉めた途端、優衣が真司に詰め寄った。

優衣「それで、蓮がどうしたの!?」

真司「それがさ、俺もよく分からないんだけど……」

優衣「もしかして大きな怪我とか……」

真司「違う違う! それは違うって! もしそうならすぐ花鶏に運んでるし」

優衣「そうだよね……それじゃあどうしたの?」

大きな怪我をしたわけではない、という事実に少し安心したのか、
優衣は冷静さを取り戻したようだった。

真司「それが、その……そこにいるんだけど」

そう言って真司が指差した方向へ視線を移し、優衣は首を傾げた。
そこにはたしかに真司と蓮、二人のバイクが留められていたが、
蓮のバイクにもたれかかっているのは黒衣を身にまとった見知らぬ女性だった。

ここに蓮が帰ってきたことは明白なのに、蓮の姿はどこにも見つからない。
怪訝な表情で優衣が真司を振り返る。

優衣「ねえ、どこに蓮がいるの?」

真司「だから、あの人なんだけど……」

優衣「ちょっと、冗談やめてよ。あの女の人は誰? 真司君の知り合い?」

真司「いや、だからあの人が蓮なんだって」

優衣「……蓮に何かあったって言って、悪戯するなんて!」

真司「だーかーら! ミラーワールドで蓮が変なカードを使ったらああなったんだって!」

優衣「そんなことあるわけないじゃない!」

互いに自らの考えを主張して、話――もはや言い合いと成り下がっているが――が、
平行線を辿りかけているのを見て、女性がため息をつきながら二人に歩み寄った。

女性「優衣、俺だ」

優衣「だから、悪ふざけはやめて! あなたも何なの?
   こんなくだらないことに付き合って!」

女性「……」

頭を押さえながらため息をついた女性が、ある物を片手に掲げた。
それを見た優衣が息を呑む。

優衣「そのデッキ……! 本当に蓮なの!?」

蓮「ああ、そうだ」

憮然とした表情で頷いた女性――蓮を改めて上から下まで眺めた優衣が、
未だに半信半疑の顔をして問いかける。

優衣「どうしてそんな姿になったの?」

蓮「その馬鹿が先程言った通りだ。俺が新たなカードを使おうとしたらこうなった」

真司「馬鹿って呼ぶなよ!」

蓮「馬鹿を馬鹿と呼んで何か問題でもあるのか?」

真司「何だと!」

優衣「もう、やめてよ二人とも! それより、そのカードは何だったの?」

睨み合う二人の間で優衣が声を張り上げ、二人が気まずそうに視線を逸らした。
蓮は優衣の言葉に応えて一枚のカードを取り出すとそれを手渡した。

優衣「これは……『TRANSFORMATION』? 変身ってこと?」

蓮「ああ。てっきり、より強力な姿にでも変身するのかと思ったらこの様だ」

真司「そのカード、神崎――優衣ちゃんのお兄さんがお前に渡したんだろ?」

蓮「そうだ。本人にどういうことなのか聞きたいところだな」

優衣「ごめんなさい、お兄ちゃんが……」

蓮「お前のせいじゃない、気にするな」



以上、龍騎はこんな感じで。

――カフェ・マルダムール

恵「名護君、どうしたの? 帽子なんて被って、珍しいじゃない」

名護「……」

渡「名護さん、どこか調子でも悪いんですか、そんなに俯いて……」

名護「……」

マスター「ちょっとちょっと、体調が悪いなら無理しないでね?
     うちで倒れられても困っちゃうから」

恵「なによマスター、冷たいわね」

マスター「だって、名護君が倒れたら運ぶの大変でしょ」

恵「そうね、それもそうよね! それじゃあ名護君、もう帰ったら?」

名護「……」

恵「ちょっと、何か言いなさいよ」

名護「……」

渡「名護さん?」

それまで沈黙を保っていた名護が、おもむろに帽子を脱ぎ捨てた。
帽子の影から現れたその顔に、一同は言葉を失いただ見つめることしかできなかった。

そんな中いち早く言葉を取り戻した恵がおずおずと口を開く。

恵「あの、ごめんね、人違いだったみたい……」

一同が名護だと思い声を掛けていたのは、名護によく似た雰囲気の女性だった。
女性は恵の謝罪に首を横に振ると、真剣な表情を浮かべた。

名護「いや、俺は名護啓介で間違いない」

恵「え?」

名護「このボタンが証だ……」ジャラ…

色とりどり、大小様々、形もてんでばらばらのボタンを一つにまとめたものを取り出した女性を見て、
その場にいた三人全員が深く頷いた。

彼らの知る限り、このように奇怪なコレクションを所持している人間は名護啓介ただ一人だ。
ならばこの女性は名護啓介に他ならない。
性別が変わっていようが何だろうが、『妖怪ボタンむしり』は世界に一人だけなのだ。



龍騎に比べて短いですね、すみません。
これでも頑張ったんです……

※続きません

そろそろ安価を……

コンピュータを信じるか信じないか決めましょう。


1 信じる
2 信じない

信じた道を行け!

2!

>>730 1 (^^)

信じない。
信じるはずがない。

この世界のすべてが虚構だと、
それを企んだのが夏海とユウスケだと、
そんなことを語るこのコンピュータを信じることはできない。

これ以上、こいつから話を聞く必要もない。
さっさとこの場所を離れよう。

――他にご質問をお持ちでしょうか?――

無視しよう。
こんなやつの言葉、聞いたところで何の意味もない。

――沈黙、イコール、肯定と判断します――

――門矢士さんのプロフィールを開示します――

――門矢士さんには――

遠ざかる声を背に歩いていく。
真っ直ぐ、コンピュータから遠ざかるように。

しかし、出口は見つからなかった。

どれだけ歩いても、走っても、飛び跳ねても。
無限に続く虚無を、永遠にさまよい続けることしか、
自分にできることはなかった。


BAD END


面白いくらいにドボンしてくれますね!
残機は2ですよー。

再度選択していただきましょう……

このコンピュータの言っていることを、自分は……


1 信じる
2 信じない

レスが表示されない件

1

>>734 えっ、どういうことなんでしょう……?
>>735 1

……この、感情を感じさせないコンピュータの声は、
嘘偽りを告げるものに思えなかった。

信じがたいことではあるが……
信じてみるとするか。

コンピュータのもたらした情報を信じたなら、
自分は仮想現実世界にログインした状態である、ということになる。
それはつまり、現実世界の自分が別にいるということだ。

現実世界の自分……
それは、今ここにいる自分とは別人なのだろうか。
それとも、同じ人間なのか?

思考の糸が複雑に絡まり、簡単には解けそうもない。
しかし、いつまでも思考を停止させているわけにはいかない。

コンピュータは断片的な情報しかもたらしてはいない。
もっと、正確なことを知らなければ。


1 現実世界での悲劇とは何か
2 何故自分のためなのか
3 自由安価

2

>>738 2

士「どうして……俺のためなんだ」

――門矢士さんの幸福を願う方々が存在するからです――

士「幸福になるために仮想現実まで作る理由があるか?」

――それは門矢士さんが現実において幸福になることが困難であるためです――

コンピュータは澱みなく言葉を紡いだ。

――門矢士さんが幸福なることは罪なのです――

士「罪だと……?」

――仮想現実でしか幸福は許されません――


1 ふざけるな
2 ……
3 自由安価

人がいない……
とりあえず、日付をまたぐまで待ちますね。

なぜ幸福になるのが困難なのか、罪なのか

>>741

士「どうして俺が幸福になることが困難なんだ」

――門矢士さんには現実世界に居場所が存在しません――

それは……いわゆる、ぼっちとかそういう……
いや、夏海とユウスケが自分を想っているというなら、
その仮定は成り立たない。

自分を想う人間が存在するのに、居場所が存在しない。
そんなことがあるのか?

――門矢士さんの存在は、世界から拒絶されるのです――

――ゆえに、門矢士さんは幸福になることが困難です――

士「世界から……」

――門矢士さんの死こそ世界の望みなのです――

自分が死ぬことを、世界そのものが望んでいるというのか。
そんな、馬鹿げたこと……

――門矢士さんは、世界に仇なす存在なのです――

――存在そのものが、罪なのです――

ここまで強烈な否定を返されるとは、思ってもみなかった。
無機質な音声が淡々と告げるからこそ、胸に刺さるものがある。

しかし、今は落ち込んでいる場合ではないだろう。
気になることを聞いてしまおう。

士「幸福になることが罪、っていうのは……」

――門矢士さんの幸福、イコール、世界の危機なのです――

――よって、門矢士さんは死を迎えなければなりません――

――世界すべてを守るために――

どうして、自分がそんな大役を背負わされているのやら……
まったく見当がつかないが、そうか。

自分が存在していると、世界が危ういのか。
それで、自分は殺されると。

そんなこと……


1 納得できない
2 納得するしかない
3 まだ分からない

1

>>743 1

納得できない。
何も具体的なことを知らないまま死ぬことを求められても、応えられるはずがない。

しかし、このコンピュータがどこまでの情報を持っているのか……
自分の記憶について問いただしても、答えられるかどうかは分からない。

試してみる価値はあるかもしれないが……


直後判定

今日は運がいいんだ

>>745 8 本当に運良くてワロタww

士「……!」

頭痛。
これが起きた時、今までの世界の自分は気を失っていた。
ならば、自分も……?


直後さらに判定

せいやー

>>747 6 好調ですね!

痛みの中、微かに聞こえた声は誰のものだったろうか。
ユウスケでもないし、もちろん海東でもない。
夏海が一番近いだろうか?

あの声は、



直後判定

良太郎が通りますよ

>>749 0 良太郎……じゃない……!?

そうだ、あの声は、

士「……小夜」

その名前を呟いた、それがきっかけとなったのだろうか。

士「そうか、俺は」

思い出した。
自分は、

士「破壊者だ」

今ならはっきりと分かる。
どうして自分が世界にとって害悪なのか。
何故、死を望まれているのか。

ならば、今聞きたいことは一つだけだ。

士「おい、答えてもらうぞ。
  俺が『幸福な人生』とやらを過ごした場合、現実の俺は……
  それに、夏みかんやユウスケはどうなる」

――『幸福な人生』の達成、イコール、ゲームオーバーです――

――仮想現実で死を迎えると同時に、現実世界においても死を迎えます――

――門矢士さんも、他のログインしている方も同様です――

士「なるほどな……」

つまりあの二人は、自分と心中するつもりか。
馬鹿馬鹿しい。

自分はそんなこと、一度だって望まなかったというのに。
本当に、馬鹿なやつらだ……

――他に、何か情報をお求めですか?――


直後判定

天の道を往き、総てを司どる…

>>751 5 ストレートで行かれた……だと……!?

士「ああ、知りたいことがある」

自分が知りたいことは、今となっては一つだ。

士「現実世界に戻る方法はあるか?」

――確認されていません――

士「なら、現実世界からの侵入はあり得るのか」

――いいえ――

士「ふん……そうか」

現に、現実世界からの侵入者が存在しているわけだが……
どうやらコンピュータはバグを抱え込んでいるらしい。

それなら……今のこの状態なら、きっと。
この世界を破壊できるはずだ。

ベルトさえあれば。

士「俺はもう帰る。さっさと帰る方法を教えろ」

――こちらのゲートからお帰りください――

音声が流れるのと同時に現れた亀裂の向こうには、
どうやら自分がここに来る直前までいた場所が広がっているようだ。

士「じゃあな」

軽い別れの言葉を告げ、亀裂に触れる。
瞬きの間に路地裏へと景色が入れ替わった。

士「……」

この景色すら、作り出された仮想現実……
にわかには信じがたいが、信じるしかないだろう。

現実を思い出したのだから。

【8日目・夕方】

――路地裏

どうやら自分はあの空間で長い時間を過ごしていたらしい。
すっかり空も赤く染まっている。

さっさと部屋に帰るとしようか。
それとも街を歩いてみようか。


1 部屋に帰る(同時に判定)
2 街を歩く
3 自由安価

現状について行けないあなたに大ヒント。

とにかく寝るといいと思うよ。

>>754はゲーム的な意味です。夢イベント見たら何となく分かると思うので。
しかし>>1は現実にちょっと眠い。
皆さんは眠くないですか……?
眠いですよね!

そういうわけで、寝よう(提案)

おやすみなさーい。

縺翫d縺吶∩
1

ようやく仮面ライダーになったか…長かった…
夏海とユウスケがそういう方向にモノを考えるかとも思うが、その辺はまた事情がありそうかしらん。それともMOVIE大戦を経た一行じゃないのか?リ・イマジネーションのディケイド一行?

こんばんはー。
一時間ほどしたら始めますね。

>>756
これは……
1ってことでいいんでしょうか?

>>757
それはイベントをこなせば分かるということで。

こんばんはー

>>759 こんばんは!
さて、そろそろ始めましょうか。
>>756は1ということにしておきましょう。
よって判定2で失敗ですね……
まあ、まだ時間はある……はずですし、焦らず行きましょう。


――海東の部屋

部屋に帰ってきたはいいものの、海東の姿はない。
寄り道でもしているんだろうか。

まあいい、あいつとは後でいくらでも話せる。
それより、何か部屋で時間を潰す方法はないだろうか。


1 部屋を漁る
2 料理でもするか
3 自由安価

寝よう

>>761

今からでは出掛ける気にもならないし、だからといって部屋で何かする気分でもない。
仕方ない、寝るとするか……

ソファーに寝転び、目をつむる。
思っていたより疲れていたのか、すぐに眠気が襲って来た。


直後判定

天の道を往く

>>763 9 本当に天の道往ってますね……



夢から覚めて飛び込んできたのは、写真館の天井だ。
ぼんやりとした頭のまま、窓から差す光の中に影を作っている人物の正体を確かめようと視線を向ける。

「おはよう、士」

男が窓枠に腰掛けていた。

――知らないうちに、有言実行してたんだな

「うん?」

――お前のこと、忘れた

「……思い出したのかい?」

――というより、夢に見た

上体を起こしながらそう言って、男を見つめる。逆光で顔がよく見えない。

「そう」

男の声は、ただただ穏やかだった。


士「……夢か」

目を覚ました自分の視界には、まだ見慣れていない天井。
どうやら、夢から覚める夢を見ていたらしい。

いや、あれはただの夢ではない。
今ならはっきりと分かる。
あれは、現実に起こったことだ。

ソファーから身を起こすと、毛布が床に落ちた。
……毛布?

海東「起きたのかい、門矢さん」

士「海東……」

なるほど、この毛布は海東が掛けたのか。
それにしても……

海東「どうかしたのかな、門矢さん」

士「……」

海東から名字で呼ばれるというのは、考えてみると少々……
いや、かなり落ち着かない。

海東は全く気にしていないようだが……
現実でのことを覚えていないのだろうか、こいつは。

【8日目・夜】

――海東の部屋

夕食も終えたことだし、片付けは海東がしている。
自分はごろごろとソファーで寝転がっているわけだが……

さて、これからどうしようか。


1 知り合いの部屋を訪ねる
2 海東と話す
3 自由安価

お前は左俺は2

>>767 2

海東と話すとするか。

洗い物を終えた海東が椅子に座ったのを見計らって声を掛ける。

士「おい、海東」

海東「何かな」

自分が海東と話したいことは……


1 名前の呼び方が気にくわない
2 何も覚えてないのか
3 自由安価

人がいないですねー。
今日はこれくらいにしておくべきでしょうか。
とりあえず45分まで待ちますね。

どうやら人がいないようですし、もう寝ちゃいましょう。
おやすみなさい!

鯖落ちがあったのと時期が時期だからなぁ…
ええわたくしには関係ありませんよくそが2

すごい今さらなんだけど、>>1さんはトリップつけないの?

こんばんはー。

>>771
そうですね……まだ復旧に気付いてない人もいるかもしれませんね。

>>772
つけてみようかな?と思ったことはあるんですが、
つけた方がいいものなんでしょうか。
だったらこれを機につけてみてもいいかもしれませんね。

それでは、一時間後に始めようと思います。

>>771 2

士「お前、何も覚えてないのか」

自分にしてみればもっともな問いかけだったが、
海東にとってはそうでもなかったらしい。
不思議そうな表情を返されただけだった。

海東「何のことかよく分からないんだが……
   僕が何か忘れていたかな」

士「とぼけてるんじゃないだろうな」

海東「当たり前だろ」

ふむ……
となると、この海東は単なるNPCか?
しかし、それならどうして今までの世界で転校してこなかったんだ。

やはり、現実でのことを忘れているだけだろうか。
まあ、忘れていたからといって自分には不都合もないわけだが。


直後判定
1ほど平気、9ほど……
0だと……

>>775 4 だいたい平気だけどちょっと……って感じかなあ。

別にこいつが現実で起こったことを忘れていようと構わない。
自分も忘れていたことだ。仕方のないことなのだろう。
……そう思いはするが、自分一人が思い出を抱えているのだと考えると、
妙な気分になる。

これは……何だろう。
……まさか、寂しいのか?

いや、まさかな。

海東「それで、僕が何を忘れていたって言うんだい?」

士「……別に、大したことじゃない」

海東「それにしては残念そうな顔だね」

士「……そんなことないだろ」

とにかく、仮想現実から抜け出すのに海東を頼ることはできないだろう。
それさえ分かればこれ以上この話を続ける必要もない。
今日はもう寝るとしよう。

【8日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:――/??
津上翔一:――/??

城戸真司:普通/??
乾巧:悪印象/??

剣崎一真:普通/??
響鬼:普通/??

天道総司:――/??
野上良太郎:友好(小)/??

紅渡:普通/??
左翔太郎:友好(小)/??
火野映司:――/??

如月弦太朗:――/??
操真晴人:――/??

光夏海:友情/??
小野寺ユウスケ:友情(??)/??

海東大樹:関心/??

はい、8日目終了デース。
続けて9日目にいきましょうか。


直後判定

ソイヤ

>>779 4 よって夢イベントは発生せず……まだ時間はあります、頑張りましょう!

【9日目・朝】

――海東の部屋

士「……朝か」

ベッドから身を起こし、寝癖のついた髪を手で整えながら考える。
どうせすぐに出て行く予定の世界だ、律儀に学校に通う必要もないだろうが……

さて、どうしようか。


1 海東で遊ぶ
2 学校へ行く
3 自由安価

2回連続安価取って間1人挟めば
またできるっけ? 安価下

>>781
はい、連続していなければ大丈夫です。

トリップあった方が>>1って分かりやすいと思って…
1

>>784 1 そうですよね。ちょっと考えてみます。

せっかくだ、海東で遊ぶとしよう。
時計を見ればまだ早朝だ。
さすがに起きていないだろうと思いリビングに行ってソファーを見ると、
やはり海東は眠っていた。

さて……何をしてやろうか。


1 くすぐる
2 顔に落書き
3 自由安価

↓どれをえらんでも同時に判定

2

>>786 2 判定 0 ファッ!?

顔に落書きしてやるとしよう。
海東はおもしろいくらい熟睡していて起きる気配がない。

眠っている海東に近寄り、油性ペンのキャップを外す。
さて、何を書いてやろうか……

とりあえず、定番の「額に肉」でも書くか、と伸ばした手が掴まれた。

士「……起きてたのか」

海東「誰かさんのおかげで起きたんだよ」

ユウスケのようにうまくはいかないか……
そういえば、海の家にいた頃もこうだった気がする。
やはり、こいつは自分のよく知る海東なのか……?

海東「眉間にしわが寄ってるよ、門矢さん」

士「……お前が素直に寝てないからだ」

そう言って、掴まれていない手で持っていたペンを海東の頬の上に走らせた。

海東「!?」

士「ふん、油断したな」

鼻で笑ってから海東に背を向け、台所に向かう。
海東がこれから洗面台で過ごす時間を思うと、朝食を作るのは自分の役目になりそうだった。

それで、学校に行こうか、それとも行かずにいようか、どうしたものか。


1 行く
2 行かない

今調べたらポケモンのトリップはほぼトリップとして機能していなかった……だと……!?

すいません、トリップ変えますね……

1

>>790 1

一応、学校には行くとするか。
残り少ない学校生活というのを楽しむのも悪くないだろう。
たとえこの世界が現実でないとしても。


直後判定
12 音楽
34 地理
56 体育
7-0 購買

ウェイクアーップ!

>>792 0 ファッ!?

【9日目・昼休み】

――2-D

何事もないまま昼になった。
これまでの世界と同じように、購買へ行って昼食をとるとするか……


1 ついでに誰かに会えることを祈る
2 さっさと食べて昼寝でもするか(同時に判定)

2

>>795 2 判定 8

――2-D

さっさと昼食を済ませ、教室に戻ってきた。
教室に残って昼食をとっていた生徒たちの話し声が、BGMにしては少々大音量だが……
眠れないほどではないか。

昼休みはまだまだある。
ぐっすり寝させてもらうとしよう。




全てを思い出したあの朝、自分は大ショッカーに戻り、これまで通り悪魔でいることを選んだ。
大切なもののために。

夏海も、ユウスケも、それにコソ泥だって、忘れてしまえ。
破壊者も大首領も、一人がお似合いなんだから。

自分はこれまで通り、ライダーを討伐して世界の崩壊を防ぐだけだ。
そう思っていたのに。

世界を崩壊させているのが自分自身で、自分が世界を繋ぐから世界が崩れていく。
それを止めるには、自分が消えるしかない。

それが事実だとしたら、自分は今まで何のために戦ってきたんだ。
たった一人の家族が平穏に暮らす世界を守ろうとしたことに、意味がなかったというのか。
奪ってきた命は、与えてきた傷は、何のためのものだったんだ。

大ショッカーすら敵に回って、今や世界の全てが自分を消すために動いている。
自分に、帰る場所はもう存在しない。
それなら、世界の望み通りの存在になってやろうじゃないか。

全てを破壊する、破壊者に。


予鈴が意識を夢の世界から引き揚げた。
今となっては、懐かしい夢だ。
確か自分は、この後……大ショッカーの本部に乗り込んだんだったか。
それから……

……だめだ、多少記憶が曖昧になっているらしい。
まあいいだろう、これまでもこうして現実のことを思い出してきたんだ。
これからも同じように思い出すに違いない。

【9日目・放課後】

――2-D

放課後になった。
生徒たちが放課後の予定を楽しげに語り合っているが……
自分はどうしようか。


1 寮に帰る
2 自由安価

2
ユウスケたちに会いに行く

>>800

ユウスケたちに会いに行こうか。
……しかし、二人に会って自分が記憶を取り戻したと知られたら、
現実への帰還を邪魔される可能性もある。

それでも、会いに行こうか。


1 行く
2 行かない

2

>>802 2

やめておこう。
それでは、代わりに何をしようか。


1 寮に帰る
2 自由安価

海東と遊ぶ

>>804

海東と遊ぶか。
……いやいや、待て。
どうして自分が海東なんかと遊ぶんだ。

ちらり、と隣の席の海東に視線を向ける。
鞄に教科書を詰め込んでいた海東が顔を上げた。

海東「どうかした?」

士「……お前、今から時間あるか?」

いや、これはあくまで確認しただけであって、
遊ぼうと思ったからではない。
断じてない。


直後判定

どうなる

>>807 4 海東は忙しい男だった……

海東「実は用事があるんだ」

士「……」


直後判定
1ほど何とも、9ほど……
0だと……

はい

>>809 7

士「……」ゲシッ

海東「おっと」ヒョイ

蹴りを繰り出すも、簡単に避けられてしまった。
別に全然気にしていないが、無性に腹が立った。
どうしてこう、こちらが声を掛けた時に限って……

海東「それじゃあ、また後でね」

士「……ああ」

……くそ、どうして腹が立つんだ。
あいつがどこで何をしようが自分には関係ない。

士「帰るか……」

気分を変えるとしよう。
このままだと苛立ちが収まりそうにもない。

重いため息を吐き出しながら教室を出た。

【9日目・夜】

――海東の部屋

海東「まだ拗ねているのかい?」

士「何のことだ」

海東「門矢さん、けっこう子供っぽいんだね」

……無視だ無視。
こんなやつは無視して、これからどうしようか。


1 知り合いの部屋を訪ねる
2 海東と話す
3 自由安価

空気を読まず1

>>812 1

知り合いの部屋に行くとしよう。
誰の部屋を訪ねようか……


↓先生以外でこれまで会った人なら誰でも(同時に判定)

文字化けした…
夏みかん

>>815 判定0 うーん、どうしたものか……

――夏海の部屋

さて、夏海の部屋の前までやって来たわけだが。
部屋の鍵は持っている。
このままインターホンを押さず部屋に入ることもできるが……


1 部屋に入る
2 やめておく
3 インターホンを押す
4 自由安価

破壊者らしくドアを破壊して入る

>>817 ひでえww

そうだ、ドアを壊そう。

思い立ったら即行動。
思いきりドアを蹴りつけたが、足に激痛が走っただけだった。
……ベルトがなければこんなもんか。

しかし、ドアを蹴りつけた音は決して小さくなかったおかげで、
部屋の中から玄関まで走ってくる足音が聞こえた。

夏海「だ、誰ですかっ!?」

声を張り上げながらドアを開けた夏海が、自分の姿を見てフリーズした。

さて、どうしよう。


1 そんなことより足が痛い
2 よう、と挨拶する
3 よくもこんな世界に閉じ込めてくれたな
4 勝手に部屋の中に入る
5 自由安価

3

>>819 3

士「よくもこんな世界に閉じ込めてくれたな」

暗に全て思い出したと告げるつもりでそう言うと、
その意を汲み取ったらしい夏海が目を見開いた。

士「これ以上大人しく飼い殺されるつもりはないぞ」

夏海「……私たちは、そんなつもりでこの世界に来たんじゃありません!」

士「同じことだろ。結局俺を殺すのが前提だ」

夏海「それは……」


直後判定

光歪むその度に

>>821 4

夏海は何も言わなかった。
否定する気はない、いや、できないのか?
何にせよ、自分の命を奪うつもりであることに違いはない。

だからといって、今ここで攻撃を仕掛けてくるようなこともないだろうが……

夏海「……すみません……でも、世界を滅びさせることは……できないんです」

士「そうか」

別に、そういうことならそれでいい。
そう、これでいいんだ。
ただ、一つ確認しておきたいことがある。

士「それなら、どうして俺の記憶を以前のように封じ込めないのか聞かせろ」

夏海「強制リセットの影響で、不備が起きて……」

士「したくてもできないのか」

夏海「……はい」

士「なるほど」

なら、今がチャンスだ。
自分の記憶を封じ込められず、不備が起きている今が……

そのことを確認して、用事は終わった。
もう帰るとするか。
自分がいては、夏海の気が休まらないだろう。

士「じゃあな、夏みかん」

夏海「……」

【9日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:――/??
津上翔一:――/??

城戸真司:普通/??
乾巧:悪印象/??

剣崎一真:普通/??
響鬼:普通/??

天道総司:――/??
野上良太郎:友好(小)/??

紅渡:普通/??
左翔太郎:友好(小)/??
火野映司:――/??

如月弦太朗:――/??
操真晴人:――/??

光夏海:友情/??
小野寺ユウスケ:友情(??)/??

海東大樹:関心/??

もう2時だ……(絶望)
みなさん、そろそろ寝よう(提案)

おやすみなさい!
夢の中にヒトデマンが出てきてハーレムされますように!

おやすみ
>>1の夢がベトベトンとマグカルゴのカーニバルになってますように(ゲス顔)

こんばんは!

>>826
ヒトデマンは出て来なかったけどキュレムと遊べたので満足!
ていうかベトベトンはかわいいじゃないですかー。
マグカルゴ? しらね。

30分ほどしたら始めますね。

はい、それじゃあそろそろ始めましょう。
一日の最初は夢判定ですね。


直後判定




「お姉ちゃん!」

鍵を開けて、久しぶりの我が家に足を踏み入れる。
ちょうど階段を下りていたところだったのか、自分の姿を見つけるなり駆け寄ってきた小夜を抱きしめた。

――ただいま

「おかえりなさい……!」

喜びに頬を紅潮させ、瞳を輝かせて自分の帰りを歓迎するかわいい妹。
その指通りのいい髪を撫でながら、できる限り優しく抱きしめる。

「小夜、ずっと待ってたんだよ」

――ああ、悪いな

背中に小夜の手が回ったのが分かった。
離れたくない、と告げるように強く抱き着いてくる、かわいい妹。

――そうだ、カメラ

名残惜しいが身を離し、胸元に提げていたカメラを差し出す。
小夜は表情を明るくしてカメラを抱きしめた。

「写真、撮ってくれたんだ……」

――うまく撮れなかったんだが、構わないか

「うん! お姉ちゃんが撮ってくれた、それだけで嬉しいの」

その言葉に、不覚にも涙腺が緩みそうだった。
それと同時に、自分の決意は正しいと改めて認識する。
小夜を守るためなら、自分は――





「お姉ちゃん、はい、チーズ!」

――は?

急な言葉に驚いているうちにシャッターが下ろされた。
眩しさに目を細めると、小夜が悪戯っぽい笑みを浮かべながらカメラを抱きしめる。

「お姉ちゃんの写真、ずっとほしかったの」

――小夜……

寂しい思いを、させていたんだろう。
そして、これからもさせることになる。

「ねえ、お姉ちゃん。もうずっと、一緒にいてくれるよね?」

期待に満ちた目で見上げられて、胸が痛む。
それでも、自分は決意を変えられない。
変えてはいけない。

――悪いな、小夜

「え……?」

――俺はまた、長い旅に出る

「そんな、どうして!?」

――月影だって、もう来ない

「月影さんも……?」

――あいつは、俺たちを騙していた

自分の側近だった男の姿を思い出しながら、かいつまんで真実を語った。
ずっと利用されていたこと、ライダー討伐の必要などなかったこと、
大ショッカーは自分が潰したこと……

自分が世界を崩壊させている原因だということだけは、教えないで。

「そんな……」

呆然と呟き、小夜が自分を見上げてくる。

「それなら、なおさら一緒にいてよ……」





――俺には、まだやらなきゃならないことがある

「なに、それ……結局お姉ちゃんは、小夜が邪魔なんじゃない!」

背筋が凍り付きそうだった。
自分は、そんなことを思う人間だと思われていたのか。
そう思われて当然なくらい、妹を放っておいたのか。

――そうじゃない

「そうだよ、だってお姉ちゃんは、いつも小夜のことを放っておいて!
 一人だけで別の世界を飛び回って、楽しそうにして!」

――違う、そうじゃなくて、俺は

お前に、外に出る楽しみを知ってほしかった。
一歩踏み出す勇気を持ってほしかった。
それだけだったのに。

「お姉ちゃんなんて……もう知らない!
 どこにだって行けばいいじゃない!」

そう言って階段を駆け上っていく小夜の背を見送り、自嘲した。
なんだ、結局自分は妹を助けるつもりで甘えていたのか。
笑顔で送り出してくれるとでも期待していたのか。

本当に、馬鹿だ。

――ごめんな、小夜

だから、これがせめてもの罪滅ぼしだ。
お前の生きる世界は、必ず守ってみせる。


【10日目・朝】

――海東の部屋

夢を見ていたようだ。

士「……小夜……」

今も、あの家に一人でいるのだろうか。
……考えるまでもないことか。
小夜があの家を出ることはないんだろう。

小夜について考えるのもいいが、いつまでも考え事をしているわけにもいかない。
今朝はどうしようか。


1 海東で遊ぶ
2 学校へ行く
3 自由安価

2

>>835 2

今日も学校に行くとしよう。
仮の世界とはいえ学生という役割を与えられているのだから、
学校へ行くのは当然のことだろう。


直後判定
1 何もなし
23 不運少女
45 二人で一人の……
67 ヴァイオリン少女
89 担任
0 自由安価

ウェイク!アップ!

>>837 2

――通学路

ドンガラガッシャーン!

轟音の巻き起こった方向へ視線を向ければ、ゴミ箱から突き出た足。
黒いタイツに包まれたそれはすらりと伸びて天を指している。
なかなかの美脚だ。

……とまあ、観察している場合ではないのだろうが。

ジタバタと暴れている足の持ち主はどうやらゴミ箱から抜け出せないらしい。
何をどうすればこんな体勢になるのかは謎だが、
誰がこんな状況に陥るのかは容易に想像できた。

士「大丈夫か、良太郎」

良太郎「え? だ、誰……?」

士「門矢士だ」

良太郎「あ、この前の……」

ゴミ箱に上半身を突っ込んだまま会話を続けさせるのは酷だろう。
そろそろ助けてやるべきだろうか。


1 助ける
2 放っておく
3 自由安価

1

ちょっと待てよ
夏みかんとユウスケにリセット前の記憶があるなら、士の性別が変わったことについてはどう思ってるんだろうか?
小夜ちゃんが出てきた夢では「お姉ちゃん」と呼ばれているが、海東が出てきたとおぼしき夢では士が男性であるかの様な台詞がある。
どちらかが現実世界ではないのか、もしくは別世界の「ツカサ」か、ただの考えすぎか。

まぁ、ただの考えすぎだろうけど
俺の占いは当たらなくもない

>>840 最後の夢イベントを見たら、何となく分かると思います。
>>839 1

良太郎の腰を掴み、ゴミ箱から引き抜いた。
朝っぱらからゴミまみれになった良太郎が苦笑する。

良太郎「一回寮に帰った方がよさそうだね……」

士「そうだな。このままだと臭いぞ」

良太郎「そうだよね……助けてくれてありがとう、門矢さん」

士「これくらい安いもんだ」

良太郎「でも、本当に助かったから。じゃあね」

士「ああ。次は気をつけろよ」

良太郎「うん」

寮へ戻っていく良太郎の背中を見送り、学校へ向かい歩き出した。


良太郎→士:友好を獲得

あ、判定忘れてた。


直後判定
12 生物
34 地理
56 体育
7-0 購買

ソイヤ!

>>843 6 よって体育ですねー。

――グラウンド

響鬼「それじゃあみんな、今日は体力測定だから各自で準備運動しておいてね」

ハーイ

百メートル走のタイム測定からするらしいが……
まあ、自分に勝てるようなやつはいないだろう。


直後判定
12 剣崎
34 たっくん
56 晴人
78 先生
90 ???

たっくん恋…来い!

>>845 5

晴人「どうも、門矢さん」

士「晴人か」

準備運動をしていると、晴人が声を掛けてきた。
そういえば晴人はけっこう運動が得意なんだったか。
以前の世界と同じなら、だが。

晴人「門矢さんは足とか速そうだね」

士「当たり前だ。俺だからな」

しばらく話していると、自分の番が来た。
晴人がぽん、と肩を叩いてくる。

晴人「それじゃ、応援してるからね」

士「任せておけ」


直後判定

なにすんだーディケーイ

>>847 1 これはひどい

……屈辱だ!

まさか、あと少しのところで転ぶとは……
派手に転んだせいで安静にしているよう担任に言われたうえ、
他の生徒たちから心配そうな視線をもらってしまった。

……屈辱だ。

【10日目・放課後】

――2-D

気付けばもう放課後だ。
これからどうしようか……


1 寮に帰る
2 自由安価

1

>>851 1

特に学校でやりたいこともないな……
さっさと寮に帰るとしよう。


直後判定
1 誰にも会えない
23 ヴァイオリン少女
45 翔一ちゃん
67 副担任
89 二人で一人の……
0 自由安価

ウェイ!

>>853 3

――公園

またしても公園にたむろしていたらしい渡と出会った。
前回と違うのは、隣に深央がいないことだろうか。

渡「こんにちは、門矢さん」

士「ああ」

渡の傍らにはヴァイオリンのケースが置かれている。
これまでの世界でも大切にしていたヴァイオリンは、
この世界の渡にとっても大切な物らしい。

さて、このまま寮に帰ってもいいのだが……


1 寮に帰って寝るか(同時に判定)
2 ヴァイオリンを聴かせろ(同時に判定)
3 自由安価

>>855 2 判定 8

士「おい、ヴァイオリンを聴かせろ」

渡「えっ?」

士「ケースを持ってるんだから、弾けるだろ」

渡「あ、はい……えっと、大した演奏じゃないですけど……」

自分がこれまでの世界で出会った渡の腕前を思えば、
その発言は確実に謙遜だろう。

士「いいから弾け」

渡「はい」

ケースから取り出したヴァイオリンを持って立ち上がった渡が、
流れるような動きで弓を動かし始めた。
これまでの世界と変わらない、いい演奏だ。

演奏を終えて息を吐き出し、渡が視線を向けてきた。

士「いい演奏だった。もう少し自信を持て」

渡「門矢さん……ありがとうございます」

頭を下げた渡の頭をここぞとばかりに撫でてやると、
驚いて顔をあげた渡が照れくさそうな笑みを浮かべた。


渡→士:友好を獲得

【10日目・夜】

――海東の部屋

夕食後、リビングでくつろぎながら時計を見る。
まだまだ今日が終わるまで時間はありそうだ。
これからどうしようか。


1 知り合いの部屋を訪ねる
2 海東と話す
3 自由安価

気づかなかった。すみません
2

>>859 2 いえいえ、お気になさらず。

海東と話すとしよう。
洗い物は終わったようだし、今なら話ができるだろう。

さて、何を話そうか……


1 居候していることについて
2 自分が男に見えるかどうか
3 自由安価

2

>>861 2

士「俺はそんなに男に見えるか」

思い出すのはこの間の巧だ。
最初から最後まで自分のことを男だと思い込んでいたあの態度……

海東「見えるよ」

士「……」

即答かよ。


直後判定
1ほど平気、9ほど微妙
0で……

古の魔法が

>>863 9 かなり気にしてる……だと……!?

士「……そうか」

以前ならあまり気にならなかったことだが……
仮想現実で過ごすうちに、意識に変化でも起きたか?
たかが性別を間違えられたくらいで、こんな……

海東「怒らないのかい?」

士「……お前は俺を怒らせたいのか?」

海東「いいや、そうじゃないよ」

士「だったらいいだろ」

海東「もしかして、傷ついたの?」

士「……」

海東「へえ、かわいいところもあるんだね」

士「なっ……勝手に言ってろ」

……これは単に言われ慣れていないから落ち着かないだけだ。
そうに決まってる。


海東→士:友好を獲得

【10日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:――/??
津上翔一:――/??

城戸真司:普通/??
乾巧:悪印象/??

剣崎一真:普通/??
響鬼:普通/??

天道総司:――/??
野上良太郎:友好/??

紅渡:友好/??
左翔太郎:友好(小)/??
火野映司:――/??

如月弦太朗:――/??
操真晴人:友好/??

光夏海:友情/??
小野寺ユウスケ:友情(??)/??

海東大樹:友好/??

10日目終了です!
11日目もさわりだけやっておきましょうか。


直後判定

士の中の人でかくなったよなぁ
190cm越えだっけ

>>868 5 えっすごい。5センチくれ……>>1なんか姉より小さいんだぜ、信じられるか……?



――圧巻だな

自分を倒すためだけにこれだけの戦士が集まるとは。

――だが、俺は全てを破壊する……破壊者だ

笑みを浮かべながらそう言えば、自分を取り囲む戦士が臨戦態勢をとった。
そうだ、それでいい。

――せいぜい破壊されないよう気を付けろ!

「おのれディケイド! どうあっても世界を破壊するつもりか!」

いいや、ただ、待っているだけだ。
俺を終わらせる相手を。
破壊者と対をなす、終焉者を。


【11日目・朝】

――海東の部屋

夢から覚めて、ため息を吐き出した。
なるほど……NPCにもモデルがいたわけか。

あの時、自分を取り囲んで変身した数々のライダーたち……
その姿によく似た人々がこの世界に存在しているのは、偶然などではないだろう。

それはともかく、今朝はどうしようか。


1 海東で遊ぶ
2 学校へ行く
3 自由安価

2

>>872 2

学校に行くとするか。
早めの登校というのも悪くないだろう。


直後判定
1 誰にも会わない
23 副担任
45 翔一ちゃん
67 二人で一人の……
89 不運少女
0 自由安価

奪い取り、踏みにじる

>>874 8

――通学路

士「また会ったな、良太郎」

良太郎「そうだね……」

士「手を貸してやろうか?」

良太郎「うん、お願い」

何がどうなって自転車に乗ったまま木の枝に引っかかったのかは謎だが、
そんなことより軋む音をあげている枝に注意を向けるべきだろう。
今にも折れてしまいそうだ。

士「とりあえず、お前だけでも俺の方に飛べ。受け止めてやる」

良太郎「え、けど」

士「力はあるからお前くらい簡単に受け止められる。さっさとしろ」

良太郎「それじゃあ、お言葉に甘えさせてもらうね……?」

そう言って、良太郎は意を決したように枝から飛び降り――


直後判定
不運 -2

良太郎が助かるなんてあり得ないじゃないですか

>>876 5-2=3 ですよねー

無事、自分の胸に飛び込んでくるかと思われたのだが……
突風にあおられ、そのままどこかへ飛んで行ってしまった。
……大丈夫だろうか?

探そうにも当てがないし、何故か良太郎なら大丈夫だという確信があるおかげで、
心配でたまらないということもないのだが……

仕方ない、放っておいて学校に行こう。
このままでは遅刻してしまう。


直後判定
12 現国
34 地理
56 体育
7-0 購買

見ててください、俺の先生ゲット!

>>878 7

【11日目・昼休み】

――2-D

購買に行って、昼食を調達しなければ。
今日はどんなメニューを頼もうか……


直後判定
1 誰にも会わない
23 担任と少年
45 ヴァイオリン少女
67 ハーフボイルド
89 不運少女
0 自由安価

神様…どうか今回は良ちゃんをゲットさせてください…!

>>880 3 まあ欲望のままに突き進めば未来は明るくないんですけどね!

――購買

見覚えのない少年と響鬼が昼食を共にしている。
仲がよさそうな様子だが……普通、教師が生徒と食事を共にするものだろうか?

響鬼「あ、門矢さん。門矢さんも食べに来たんだね」

「響鬼さん、もしかして担任しているクラスの人ですか?」

響鬼「そうそう、よく分かったね」

明日夢「まあ、これくらいは……あ、僕は明日夢です。よろしくお願いします」

士「ああ。俺は門矢士だ。お前は……一年か?」

ネクタイの色が違うのだから、学年が違うことは明らかだ。
自分より年上には見えないし、一年生でほぼ間違いないだろう。

明日夢「はい」

士「担任と仲が良いんだな」

響鬼「プライベートで付き合いがあってね」

士「ほう……」

響鬼と明日夢、か。
同じ名前を持った異なる二人組の姿が思い出された。
この二人もあの二人と同じように師弟関係を結んでいるんだろうか。


直後判定

もうすぐ二時だ……眠い……
本日はここまでにしておきましょう。

おやすみなさい。

おやすみなさい
ハイパーバトルビデオの予告きたな

こんばんはー。
今日も頑張っていきましょう。

>>883 9

響鬼「門矢さんも一緒にどう?」

士「いいのか、教師が生徒と食事なんかして」

響鬼「いいんだよ、仲が良いのはいいことなんだから」

士「なら、一緒に食ってやるか」

明日夢「あ、それじゃあこっちの席にどうぞ」

勧められた席に座り、響鬼と明日夢を観察する。
二人とも和やかな雰囲気で話している。
師弟のように固い関係には見えないが……

響鬼「どうかした?」

士「いや……何でもない」

以前の世界と同じ道を歩んできたのなら、響鬼は堅気の人間ではないことになる。
それなら師弟関係にあるはずがないか。

その後、二人と昼休みを過ごした。


響鬼→士:友好(小)を獲得

【11日目・放課後】

――2-D

放課後になった。
さて、今日はどんな放課後を過ごそうか。


1 寮に帰る
2 自由安価



風呂に入ってきます。
一時間後に再開するつもりです。

1

ただいま戻りました。再開していきます。
>>887 1

さっさと寮に帰るとするか。
早く帰って昼寝してもいいだろう。


直後判定
1 誰にも会わない
23 不運少女
45 二人で一人の……
67 ヴァイオリン少女
89 翔一ちゃん
0 自由安価

ほい

>>889 6

――公園

二度あることは三度ある、と言うが……
本当に三度も公園で会うことになるとは。

渡「あ、門矢さん。こんにちは」

士「今日も深央はいないのか」

渡「はい、バイトが忙しいみたいで……」

そう言った渡の表情は少し寂しそうだ。
さて、何か話でもしようか。


1 いや、今日はもう帰ろう
2 お前はバイトしないのか?
3 自由安価

2

>>893 2

士「お前はバイトしないのか?」

そう問いかけると、渡が目を丸くした。
そんなこと考えもしなかった、といったところか。

渡「僕は……」

士「深央と同じ場所でバイトすれば、一緒に過ごす時間も増えるだろ」

渡「そうですね……けど、やっぱり僕にはこれがありますから」

渡が指差したのはヴァイオリンのケースだった。

士「なんだ、家でヴァイオリンの練習でもしてるのか?」

渡「演奏もそうですけど、制作の練習もしてるんです」

士「ほう」

そんな趣味があったのか。
これは今までの世界でも知らなかった事実だ。

渡「父さんと母さんの作ったヴァイオリンに届くほどの作品を、
  いつか作れたらって思ってるんです」

士「将来の夢、ってやつか」

渡「はい!」

ヴァイオリンのこととなると、渡は生き生きとして輝いて見える。
そんな風に打ち込めるものが、自分にはあっただろうか。


直後判定

よく見ると>>889>>890が別人な事が伺える
あとメル欄にsage

>>895 0 あっ本当ですね。

渡「あの、門矢さん」

士「ん、どうした」

自分にとって打ち込めるもの――そんなものがあったかどうか、つい考え込んでしまった。
今は渡の話に集中してやるとしよう。

渡「もし、僕が最高のヴァイオリンを作ることができたら、その時は……」

士「その時は、何だ?」

渡「門矢さんに、演奏を聴いてほしいんです」

渡の表情は真剣だった。

士「……考えておいてやる」

渡「ありがとうございます!」


渡→士:友好(大)を獲得

【11日目・夜】

――海東の部屋

夕食を終えて、リビングでくつろぐ。
そんなこの部屋での生活にもすっかり慣れた。

さて、今夜はどうしようか。


1 知り合いの部屋を訪ねる
2 海東と話す
3 自由安価

2

>>898 2

海東と何か話すとするか。
海東は現在、ソファーでくつろいでいるが……
何の話をしよう。


1 自分のどこがそんなに男に見えるのか
2 ベッドを自分に譲ったままでいいのか
3 自由安価

悩める乙女の1

>>900 1

士「俺のどこが男に見えるんだ」

図らずも不機嫌そうな表情になっていたのか、
自分の顔を見て海東が小さく笑った。

海東「そうだね……まず顔つきが中性的だ」

士「……そうかもな」

そこに関しては否定するつもりはない。
それに、以前なら性別を間違えられてこんなに気にすることはなかった。
性別がどうであれ自分は自分だ、大した問題ではない、と……

なのにどうして、今はこんなに性別が気になるんだろうか。

海東「それと、言いづらいけど体型もね」

全く言いづらそうには思えない調子でそう告げられる。
……体型、というのはつまり……

海東「主に胸が」

士「……」

海東「服装もボーイッシュどころかメンズみたいなものが多いし」

士「……」

海東「全体的に男っぽいよね」

士「……」

……ここまで言うか、普通。


直後判定
1ほど平気、8ほど微妙
90で……

通りすがりの仮面ライダーだ

>>902 1 全然平気……だと……!?

しかし、こいつの歯に衣着せぬ物言いにもすっかり慣れた。
こいつの場合は率直な意見に加えて余計なひと言がある気もするが……

いっそのこと、開き直ってやればいい。
かつてそうしていたように。

海東「意外と平気そうだね」

士「気にする必要のないことだからな」

海東「そう、ならいいけど」

そろそろ夜も深まってきた。
寝るとするか。

【11日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:――/??
津上翔一:――/??

城戸真司:普通/??
乾巧:悪印象/??

剣崎一真:普通/??
響鬼:友好(小)/??

天道総司:――/??
野上良太郎:友好/??

紅渡:友好(大)/??
左翔太郎:友好(小)/??
火野映司:――/??

如月弦太朗:――/??
操真晴人:友好/??

光夏海:友情/??
小野寺ユウスケ:友情(??)/??

海東大樹:友好/??

11日目終了です!
12日目もいっちゃいましょう。


直後判定

はぁっ!

>>906 7



戦いの最中現れた青い影が、自分の手を引き戦場を飛び出した。
気付けば、見慣れた男と二人、見慣れた家にいる。
ここに来るのも、ずいぶん久しぶりだ。なんて、感傷に浸っている暇はない。

「君を、犠牲になんて、させやしない」

――どうした、えらく感傷的だな、ディエンド

「絶対に、君を倒していいのは僕だけだ。だからだよ。
 それと、呼ぶならそっちじゃなく名前で呼んでくれないか」

――いいや、俺は俺が求める相手の名前しか呼ばない

「どういう意味だい……?」

――一度しか言わない

男の目が不安げに揺れている。
悪いな、コソ泥。心中で謝りながら、口を開いた。

――俺と戦え





「……急に何を言い出すんだい?」

――俺を殺すんだろ

「それは……今の君は、僕の最高のお宝なんだよ。殺せるはずがない」

――おめでたいやつだな

「何?」

――俺は全てを破壊する破壊者だ、お前も例外じゃない

「君が僕を? 冗談はよしたまえ」

できるはずがない、と言いたげに笑みを浮かべた男が後ろへ飛び退いた。
一拍遅れて、男のいた場所に剣が振り下ろされる。
振り下ろしたのは、自分だ。

――お前の力は、俺と戦うためのものだ

目を見開き絶句していた男が、我に返って詰め寄ってきた。
肩を掴まれ、怒鳴り声を浴びせられる。

「君は僕と戦うために、あの時、僕にこれを渡したっていうのか!?」

眼前に突き出された銃は、あの時自分が男に託したものだった。

――それは





違う。
あの時は、ただ、

――……そうだ

お前が世界を旅するようになれば、また会えるかもしれないと思って、

「……君ってやつは、そうやって、僕に信じさせて……裏切るのか!」

お前を死なせたくなくて、

――……ああ、そうだ

お前に生きてほしくて、

「……士ぁーーー!!」

お前と、友達ってやつになってみたかったのかもしれない。


【12日目・朝】

――海東の部屋

今考えれば、馬鹿な話だ。
夢から覚めて、そう思う。

孤独なままでいればよかった。
そうすれば、海東を裏切ることもなく、傷つけることもなかったのに。
本当に、馬鹿だ。

……朝から気分が重くなってしまった。
夢のことは一旦忘れるとしよう。

さて、今朝はどうしようか。


1 海東で遊ぶ
2 学校へ行く
3 自由安価

士ぁ…幸せになってくれよ…
1

>>911 1 今のままだと無理ですね(ニッコリ)

海東で遊ぶとするか。
どうせまだ寝ているだろう。

リビングを覗いてみると、ソファーで眠っている。
よくもまあ、毎日あんな場所で寝て風邪をひかないものだ。

さて、どんな風に遊ぼうか。


1 くすぐる
2 鼻をつまむ
3 自由安価

↓どれを選んでも同時に判定、0だと……

1

>>913 1 判定 1 カイザの呪い……

死ぬほど笑うまでくすぐってやろうと忍び寄ったが、
近づいたところで急に起き上がられた。
……別に驚いてない。断じて驚いてない。

海東「また悪戯かい?」

士「さあな」

ところで、今日は学校に行くか行かないか、どちらにしよう。


1 行く
2 行かない

みんなと友好関係にならないといけなからな1

>>915 1 ですよねー

一応、学校には行っておくとしよう。


直後判定
12 音楽
34 地理
56 体育
7-0 購買

ほい

>>917 0

【12日目・昼休み】

――2-D

もう昼か……
すっかり空腹だ。
さっさと購買に行くとしよう。


↓会いたい人の名前をどうぞ

五代てんてー

>>919 了解です。

――廊下

購買へ向かう途中、弁当を片手に廊下を歩いている五代を見つけた。
どこへ行くのか少し気になって見ていると、何と教員用の下駄箱に向かった。
どこへ行くつもりだろうか。

士「おい、五代」

五代「あっ、えーっと、門矢さんだね。たしか最近転校してきたんだっけ」

士「ああ、そうだ。お前、こんな時間にどこへ行くつもりだ?」

五代「幼稚園にね」

士「幼稚園?」

思ってもみない答えにオウム返しにそう言うと、五代が微笑んだ。

五代「妹が幼稚園に勤めてるんだけど、お昼は特に忙しいみたいで。
   たまに手伝いに行ってるんだよ」

士「……妹か」

五代「うん。みのりっていうんだ」

五代は妹想いのいい姉、というやつらしい。
……自分とは正反対だ。


直後判定

>>921 3

自分では到底、五代のようにはなれない。
今さら、なれるはずもない。

五代「それじゃあ私はもう行くね」

士「……ああ」

五代「門矢さん、どうかしたの?」

士「何でもない。もう行くんだろ。さっさと行け」

五代「うん、それじゃあ……」

少し気にするそぶりを見せながらも、五代は靴を履き替えて校舎から出て行った。
自分が五代のような人間だったなら、小夜は……
……考えても仕方のないことか。

【12日目・放課後】

――2-D

放課後になった。
教室から飛び出していく生徒もいれば、教室に残って雑談に花を咲かせる生徒もいるが……
さて、自分はどうしようか。


1 寮に帰る
2 自由安価

友情探しの旅

>>925

気の向くままに歩いてみるとするか。
そのついでに、知り合いに声を掛けてもいいだろう。


直後判定
1 誰にも会わない
23 良太郎
45 翔太郎
67 響鬼先生
89 翔一ちゃん
0 五代先生

それっ

>>927 2

――川原

真っ直ぐ寮へ帰らず、川原を歩いていると、それは現れた……

士「……良太郎か?」

良太郎「あ、もしかして門矢さん?」

士「……やっぱりお前だったか……」

頭にバケツを被っている人間など、滅多にいないだろう。
それが外れずに困っていそうな人間ときたら、自分の知る限りは良太郎くらいだ。

良太郎「これ、外れなくなっちゃって」

士「そもそもどうしてそんなものを被ったんだ」

良太郎「飛んできたボールを避けようとしたら足元にホースがあって、
    それに足を引っ掛けて転んだ先にバケツが……」

士「……そうか」

とにかく、助けてやるとしよう。


直後判定
不運 -2

例え運が悪かったり、trueendが難しいとしても、それはコンマをとらない事の言い訳にならない

>>929 2-2=1 oh……

助けてやろう、と思ったのだが……
バケツを引っ張ろうとした瞬間、どこからかサッカーボールが飛んできた。
それがバケツにクリーンヒットし、よろめいた良太郎が水たまりに足を突っ込み、
その拍子に転んだかと思うと突風に煽られて川に落ちた。

……川に落ちた!?

驚いている自分の目の前で、バケツを被ったまま川を流れていく良太郎……
……まあ、あいつなら大丈夫だろう。たぶん。

【12日目・夜】

――海東の部屋

夕食後、ソファーに寝転がりくつろぐ。
こうしていられるのも、あと何日くらいのことだろう……

今夜は何をして過ごそうか。


1 知り合いの部屋を訪ねる
2 海東と話す
3 自由安価

散歩

>>933

たまには散歩でもするか。
最近部屋にいることが多かったことだし、
久々の夜の散歩は楽しめそうだ。


直後判定
1 誰にも会わない
23 ヴァイオリン少女
45 担任
67 翔一ちゃん
89 不運少女
0 自由安価

ほい

>>935 3

――公園

渡はよっぽど公園が好きらしい。
夜にまでこんな場所にいるとは……
そういえば、かつての世界でも夜の公園にいたんだったか。

渡「門矢さん、こんばんは」

士「ああ」

渡「本当に、よく会いますね」

士「そうだな」


直後判定

とぉ

>>937 7

渡「……門矢さんは、散歩ですか?」

士「ああ。そう言うお前はどうなんだ?」

渡「僕は……ちょっと、家に居づらくて」

なるほど、以前の世界と同じか。

士「家族が喧嘩でもしたか?」

渡「え? あ、はい……どうして分かったんですか?」

不思議そうに見上げられる。
たしかに渡にしてみれば、一度も事情を話したことのない自分に言い当てられれば驚くだろう。
そのうえ生徒は基本的に寮で生活しているのだから、家族のことを言われるとは思うまい。

士「勘だ」

実際には違うが、渡は素直に納得したらしい。

渡「すごいんですね、門矢さん……」

士「そうだろう」

渡「はい。本当に、頼れる人って感じで……憧れる、っていうか……」

照れているのか、俯きがちにそう言って渡が微笑んだ。

渡「門矢さんと知り合えて、よかった」

士「……俺も、お前の演奏を聴けてよかったと思うぞ」

渡「そんな、僕なんてまだまだで……」

謙遜し始めた渡の肩を軽く叩き、公園の出口へ歩き出す。

士「そろそろ帰るぞ。お前の家族も心配するだろ」

渡「あ、はい!」


渡→士:友情を獲得

【12日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:普通/??
津上翔一:――/??

城戸真司:普通/??
乾巧:悪印象/??

剣崎一真:普通/??
響鬼:友好(小)/??

天道総司:――/??
野上良太郎:友好/??

紅渡:友情/??
左翔太郎:友好(小)/??
火野映司:――/??

如月弦太朗:――/??
操真晴人:友好/??

光夏海:友情/??
小野寺ユウスケ:友情(??)/??

海東大樹:友好/??

はい、12日目終了です。
友情になる判定甘すぎるけど気にしない。

眠いですね……そろそろ寝ましょうか。
明日……というか今日の夜に再開しましょう。

それではおやすみなさい。
夢にヒトデマンとネオラントとサニーゴのカーニバルが現れますように!

>>1
おやすみ
草加のあの邪険な笑みは良くネタにされるけど、一話と新番組予告にでてきたあのオルフェノクも大概。
正直草加より強烈で未だにはっきり思い出せる

何が言いたいかというとハイパーバトルビデオ予告の戒斗ちゃんの笑顔

こんばんは!

>>941
予告見ました!
舞ちゃんの「ステージだ!」の言い方かわいすぎる。

一時間後に始める予定です。
夢判定だけしておきましょう。


直後判定

はい

それじゃあやっていきましょう。
>>946 4 惜しいですねー。

【13日目・朝】

――海東の部屋

目を覚まし、ぐっと伸びをする。
まだ少しの眠気が残っているが、そろそろ起きなければ。
さて、今朝はどう過ごそう。


1 海東で遊ぶ
2 学校へ行く
3 自由安価

1

>>948 1

海東で遊んでやるか。
今日こそ成功させてやる。

ソファーでぐっすり眠っている海東を眺め、
起きそうにないことを確認する。

何をして遊ぼうか。


1 耳元で叫ぶ
2 水をかける
3 自由安価

↓どれを選んでも同時に判定、0で……

2

>>950 2 判定 6

よし、コップに水を入れて……
ソファーに零すと片付けが面倒だが、まあいい。
海東に一泡吹かせられるなら安いものだ。

パシャッ

海東「……!?」

驚いた表情で海東が起き上がった。
どうやら成功したらしい。

海東「まさか、こんなことをされるとは思わなかったよ……」

そう言いながら、顔についたままの水滴を手で払った海東がため息をついた。
思ったほど面白い反応ではない。
こいつにユウスケのようなリアクションを求めるのが間違いだったか……

海東「構ってほしいのは分かるが、方法を選んでくれ」

士「……は?」


直後判定

>>952 4

何を言ってるんだ、こいつは。
別に、構ってほしいとかそういうのじゃない。
ただ少し暇だったから気が向いただけだ。

士「勘違いするなよ」

海東「テンプレだなあ……」

何を苦笑いしてるんだ、こいつは。


直後判定
12 世界史
34 地理
56 体育
7-0 購買

p

>>954 9 学校行くかどうか安価忘れてたてへぺろ! マーイーカ!

【13日目・昼休み】

――2-D

昼になった。
今日も購買で昼食を買うとしよう。


直後判定
1 誰にも会えない
23 響鬼先生と少年少女
45 不運少女
67 翔ちゃんとフィリップ
89 五代先生
0 自由安価

ほい

>>956 9

――廊下

どうやら五代は今日も妹の元へ行くらしい。
下駄箱に向かう背中を見ていると、振り返った五代と視線が合った。

五代「こんにちは、門矢さん」ニコッ

士「ああ。……今日も妹のところか」

五代「そうそう、最近ちょっと気難しい子がいて」

そう言いながらも五代の表情はやわらかい。
その気難しい子供のことをかわいがっているのがよく分かる。
手のかかる子ほどかわいい、というやつか。

五代「午後からも授業があるから、ついておいでとは言えないけど……
   門矢さんも気が向いたら幼稚園に行ってみたらどうかな。
   子供たちと遊ぶのって楽しいんだよ」


直後判定

>>958 1

士「……気が向いたらな」

一生気が向くことはないだろうが。
自分の口調や表情からその思いが分かったのか、五代は苦笑した。

五代「それじゃあ、私はもう行くよ。またね」

士「ああ」

【13日目・放課後】

――2-D

響鬼がHRの終了を告げた。
ここからは放課後、何をするのも自由だ。
さて、何をしようか。


1 寮に帰る
2 自由安価

1

>>961 1

さっさと帰るとするか。
早く帰って昼寝してもいいし、誰か知り合いに会うこともあるかもしれない。


直後判定
1 昼寝まっしぐら
23 不運少女
45 二人で一人の……
67 翔一ちゃん
89 五代先生
0 自由安価

てぇい☆

>>963 3

――寮への帰り道

さっさと帰ろうと思っていたんだが……さすがにこれは見過ごせない。

士「今度は何があったんだ?」

良太郎「えっと……いろいろと」

説明するのも面倒なくらいのいろいろがあって、
マンホールからずぶ濡れの状態で這い上がってきたわけか。
相変わらず大変そうなやつだ。


1 助け起こす(同時に判定-2)
2 じゃあな
3 自由安価

>>965 1 判定 7-2=5 ようやく成功した……

士「ほら、掴まれ」

良太郎「ありがとう」

今日は何事もなく助け起こすことができた。
いつもならここでさらなる不運に襲われているところだが……
今日はいつもに比べて幸運なのだろうか。

士「もうこんなことが起こらないようにしろよ」

良太郎「そうできたらいいんだけど……」

たしかに、自分の意思でこんなことに巻き込まれているわけじゃないか。

士「なら、これ以上面倒が起らないように一緒に帰ってやる」

良太郎「え、いいの?」

士「ああ、行くぞ」

良太郎「門矢さん、優しいんだね。ありがとう」

士「別に、気が向いただけだ」

そうして、良太郎を不運から守るべく一緒に帰った。
不運から守れたかどうかは……推して知るべし。


良太郎→士:友好(大)を獲得

【13日目・夜】

――海東の部屋

今日もあと数時間で終わるのか……
その数時間、どう使おうか。


1 知り合いの部屋を訪ねる
2 海東と話す
3 自由安価

1

>>968 1

誰かの部屋に行くとするか。
誰の部屋に行こう。


↓先生以外で登場済みなら誰でも(同時に判定)

もうだめだ、眠い……
>>1は寝ます……

続きは鎧武の放送終了後で。
おやすみなさい。
>>1も皆さんもいい夢見れますように。

乾巧

おはようございます!
今朝も姉ちゃんはかわいかった。
お手製の肉じゃが食べたいなあ……

>>972 たっくん 判定 1 アチャー

――巧の部屋

どうやら外出中らしい。
真理もいないようだが、二人そろって友人の部屋にでも行ったんだろうか。

仕方ない、諦めて部屋に戻るとしよう。

【13日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:普通/??
津上翔一:――/??

城戸真司:普通/??
乾巧:悪印象/??

剣崎一真:普通/??
響鬼:友好(小)/??

天道総司:――/??
野上良太郎:友好(大)/??

紅渡:友情/??
左翔太郎:友好(小)/??
火野映司:――/??

如月弦太朗:――/??
操真晴人:友好/??

光夏海:友情/??
小野寺ユウスケ:友情(??)/??

海東大樹:友好/??

そういえば13日目は土曜日のはずだった……
今さらなのでどうしようもないですね、すみません。
とにかく、14日目いきましょう!


直後判定

紘太のねーちゃんマジ女神

>>976 00……だと……! さすが姉ちゃんだ!



ライドブッカーが遥か後方に弾き飛ばされる。
思わず地面に膝をついた自分へ、銃口が向けられた。

「君は……悪魔だ……!」

肩で息をしながらそう言うディエンド。
引き金に掛けられた指は、一向に動かない。
ここまで来て、もう何も迷うことはないはずなのに。

――どうした、撃たないのか

「撃つさ! だが、僕は優しいからね。懺悔の時間を与えているんだよ」

余裕ぶった言葉も、震える声ではただの強がりにしか聞こえない。
しかし、懺悔というのは存外悪くない。
これだけの傷を負ったなら、自分はきっとこのまま死んでいく。

それなら、最後に……いや、最期に、一つ。





――なあ、コソ泥……

「……トレジャーハンターだと、何度言わせるんだい」

――似たようなもんだろ

お互いの表情は、仮面に隠され見えない。
だが、不思議と男の表情が分かる気がした。
きっと、自分と同じだ。自分と同じように、笑っている。

――世界が再生したら、会ってやってほしいやつがいる

脳裏に思い浮かべるのは、今もあの広い家に一人の少女。
その繊細な指で鍵盤をなぞり、形見のカメラを手入れしているであろう、少女だ。

――そいつは、俺の世界にいて……広い洋館に住んでる

「待ちたまえ。僕は君の頼みを聞くなんて一言も……」

――これが、その家の鍵だ……受け取れ

放り投げた鍵は、ディエンドの足元にすら届かず地面に落ちた。
もう、それほどの力も残っていないのか。

――かわいらしい、少女で……名前は、門矢小夜

「門矢……だって?」

――俺の、妹だ……頼んだぞ、海東

そう言い切って、最後の力を振り絞り立ち上がった。
咆哮とともに拳を構えディエンドに向かって突進する。
ディエンドが、引き金を引いた。


【14日目・朝】

――海東の部屋

日曜の朝から、なんて夢だ……
気分が重くなった。

自分は小夜のことを頼んだというのに、海東のやつ……
このまま仮想現実で死を迎えれば、海東も自分と同様に命を落とすはず。
そうなると、小夜は……

ますます現実へ帰還しなければならなくなった。
はあ……

さて、今朝はどう過ごそうか。


1 散歩
2 自由安価

人がいないですね……
この隙にリクエスト最後の一つ、ファイズ編置いときます。


大きな音を立てて扉を開いた真理に巧が視線を向けた。
うららかな春の日差しがやわらかい午後、アイロンがけにもすっかり慣れた巧は、
啓太郎に任せられた洋服にアイロンをかけているところだった。

真理「巧、大変! 草加君がおかしいの!」

巧「いつものことだろ」

慌てて飛び込んできた真理の形相に不安を覚えていた巧だったが、
草加の名前を聞いた途端に心配は霧散した。

だが、そんな巧の態度に怒りを感じたのか、
先程まで不安げな表情だった真理が眉間にしわを寄せて巧に詰め寄り、その腕を引いた。

真理「ふざけてる場合じゃないんだって!」グイグイ

巧「引っ張るなよ」

真理「いいから来て!」

巧「……しょうがないな」

何だかんだと言いつつ、真理には弱い巧だった。

真理に先導されて進んだ先は草加の部屋だった。
草加が絡んでいるというだけで嫌な予感を抱きながらも扉を開けた巧は、
部屋の中にいた人物を見て首を傾げた。

巧「……おい、誰だよこいつ」ヒソヒソ

扉の開く音にも反応せず背中を向けているのは、後姿だけでもはっきりと分かる、女性だ。
巧の知る草加雅人は男で、さらに言うと部屋に女性を上げるようなことは考えられない。
何故なら彼は現在巧の隣に立っている真理へ好意を寄せているのだから。

しかし現に草加雅人の部屋に女性が存在しているのだ、何か事情があるのだろうか。
そんなことを考えながら真理に女性のことを尋ねる。

真理「……草加君」

巧「草加が大変なのは分かったから、あいつは誰か教えろって」

真理「だから、あの人が……」

女性を指差す真理の手は震えていた。
ひどく動揺しているのが読み取れる様子に嘘だと頭ごなしに否定する気にはならなかった巧は、
もう一度女性に視線を向けた。

巧「……おい、お前……草加なのか?」

その言葉に小さく肩を震わせた女性が、ゆっくりと振り返る。
その瞬間、巧には分かってしまった。
この女は草加だ。

仕草、雰囲気、そしてこの無性に気に食わない感じ。
間違いない。

巧「マジかよ……」

草加「心配しなくても、すぐに君もこうなる」

巧「は?」

腕を組んだ草加が笑みを浮かべた。
普段なら気に障るだけの笑顔だが、それを浮かべるのが美女ともなると、
何も知らない男なら魅了されるだろうということは想像に難くなかった。

草加「これはオルフェノクの呪いだ。諦めることだな」

巧「オルフェノクの……? どういう意味だ」

真理「オルフェノクは、いつかみんな性別が変わっちゃうらしいの」

巧「は!?」

草加「そしてオルフェノクの記号を埋め込まれた俺もこの様だ。
   君がこうなるのも遠い未来の話じゃないだろうな」

巧「……嘘だろ」

衝撃的な事実に、眩暈のする巧だった。


はい、おしまい!
続きなんてありません。
だってもし続いたら啓太郎と結花ちゃんが……

ふぉぉぉぉぉおおううううっ・・・・ふぅ
1でキリッ

遅れてすみません、お昼食べてました。
>>983 1 いったいナニがあったんだ……(笑)

日曜で時間があると言っても、特にやりたいこともないな……
散歩でもするか。


直後判定
1 誰にも会えない
23 不運少女
45 二人で一人の……
67 翔一ちゃん
89 響鬼先生
0 自由安価

白線の内側までお下がりくださ~い!

>>985 2

――遊歩道

のんびりと散歩を楽しんでいた、その時。

士「またか、良太郎」

呆れた声が出てしまったが、仕方ないだろう。
木の枝に引っかかったのか、良太郎が逆さまになっていた。

良太郎「か、門矢さーん……助けてもらっていい?」


1 いいぞ(同時に判定-2)
2 自分でどうにかしろ
3 自由安価

one

>>987 1 判定 1-2=1 これは……(笑)

士「いいぞ、ちょっと待ってろ」

助けてやろうとした……が。
良太郎が動いた拍子に大きく枝が跳ね、その勢いで良太郎はどこかへ飛んで行ってしまった。
追いかけることはできないだろう……

士「あいつ、よく生きてるな……」

本気で感心する。

【14日目・昼】

――街

散歩していて、街まで来た。
時刻は昼頃。
これからどうしようか。


1 寮に帰る
2 散歩を続ける
3 自由安価

2

>>990 2

もう少し散歩を続けるとしよう。
誰か知り合いに偶然会うこともあるかもしれない。


直後判定
1 誰にも会わない
23 翔一ちゃん
45 響鬼先生
67 ハーフボイルド
89 不運少女
0 自由安価

>>992 3

――並木道

当てもなく散歩を続けていると、
これまでの世界で幾度となく出会った少女の姿を見つけた。

翔一「ふう、ちょっと買いすぎたかな」

小さく息をつきながら両手に提げた買い物袋を運んでいる。
中身がぎっしりと詰まって重そうだ。
手伝ってやろうか、それとも放っておこうか。


1 手伝う(同時に判定+1)
2 放っておく

1

>>994 1 判定 9+1=9

士「おい、片方の袋を貸せ」

翔一「え、いいの? ありがとう! えーっと、どちら様?」

士「門矢士。お前と同じ学校の生徒だ」

翔一「そうなんだ。私は津上翔一。よろしくね」

軽く自己紹介を交わしながら翔一が左手に持っていた袋を提げる。
……重い。

士「よくこんなのを一人で持てたな」

翔一「そう? たしかに重いけど、いつものことだよ」

士「で、これは寮にでも運べばいいか?」

翔一「うん。それじゃあ行こうか」

士「ああ」


翔一→士:友好を獲得

こっちは埋めましょうか。

うめうめ

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