【TS】門矢士「学園恋愛ゲームの世界か」【安価・コンマ】 (1000)

門矢士がTSした主人公たちを相手に学園恋愛ゲームする安価・コンマスレです。
恋愛と言いつつコミュニケーションゲームになってます。
物語が終了するタイミングは大体開始から一カ月以内(予定)

あまり無理な内容だったり、突飛な内容の安価は再安価となります。
お気を付けください。


コンマの判定基準は

1:失敗(大)
2-4:失敗
5-7:成功
89:成功(大)
0:クリティカル

となっていますが、場合によっては上記と異なる判定が下されることもあります。
その際は判定前に告知させていただきます。
安価は2回連続まで許容しますが、3回以上は再安価とします。

その1
【TS】門矢士「学園恋愛ゲームの世界か」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388401410/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1388843344

これまでのオールライダー女体化計画

アンク「オエージ!……女!?」
アンク「オエージ!……女!?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1385/13852/1385255930.html)

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フィリップ「翔太郎、太ったんじゃないかい?」 - SSまとめ速報
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紅渡「僕がクイーンだ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1386/13863/1386347591.html)

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良太郎「時間の改変の影響で女の子になっちゃった……」 - SSまとめ速報
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始「誰だその女は」橘「剣崎だ」
始「誰だその女は」橘「剣崎だ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388329252/)

ソファーに座って誰かやって来ないか待っていたら、扉が開いた。
やっとか、とため息をつきそうな思いで見上げると、アンクと映司がそこにいた。
これはちょうどいい。

そもそもこいつらをからかおうとここまで来たんだった。

映司「士さん、来てたんですね」

アンク「今日は何の用事だ?また誰かの恋愛に首を突っ込んでるんじゃねえだろうな」

いぶかしげに睨んでくるアンクの勘も、あながち間違ってはいない。
にやにやと笑ってそれに答えてやると、アンクの目つきがよりいっそう悪くなった。

さて、どうからかってやろうか?

2人いっしょに来るなんてな
クラスでもいっしょなのか?

>>7

士「二人一緒に来るなんてな。クラスでも一緒なのか?」

思いっきりからかいの意を込めてそう言ってやれば、映司は当然のようにうなずいた。

映司「だってアンク、放っておくとすぐに一人になるし、敵は作るしで……
   周りに迷惑かけるわけにはいきませんから」

アンク「誰もんなこと頼んでねえだろうが」

舌打ちしながらも一緒に行動している辺りから本心が見える気もするが、
それを指摘すればどうするのだろうか……。

気になるような、藪蛇は避けたいような。

アンク「何見てんだお前」

士「別に。それにしても寮でも一緒、学校でも一緒……
  お前らどこまで一緒にいるんだ?
  まさか風呂や寝床まで一緒とは言い出さないだろうな」

直後判定

立て乙
オーズのターンか

>>9 0 なんというコンマ

映司「さすがにそんなことしてませんよ」

即答した映司の頬が……赤い!?

アンク「よく言うもんだな。パンツ一枚で歩き回るくせしやがって」

士「何……だと……?」

映司がパンツ一枚ということは……真司とは比べ物にならないはず……
いやいやいや。大きさだけじゃないぞ、うん。
貧乳はステータスという名言もある。

映司「変な言い方しないでよ。ちゃんとシャツだって着てるんだから」

……映司の自室でのスタイルは気になるところだが、頬を赤らめていることも気になる。
もしかして、アンクのことを意識しているのか……?

つつこうか、放っておこうか……どうする?

俺だったら嬉しいけどな、と両方の反応を見る

>>11

士「俺だったら嬉しいけどな」

シーン…

士(恥ずかしッ)

自分が顔を赤らめそうだ。

直後判定
十の位で映司
クリティカル +2

一の位でアンク
クリティカル +2

セイヤァッ

>>13 映司 0+2=0 これはすごい
    アンク 6+2=8 普通に高い

映司「そ、そうですか?」

さすがの映司もひいたのか、軽く口ごもっている。
……やっぱり言うんじゃなかったか。

映司「男の子って、そういうの、好きなんですか」

……ん?

慌てて映司を見てみれば、今、一瞬だがアンクを見なかっただろうか。
いやむしろ、一瞬しか見ようとしなかったことが普通じゃない。

アンク「決めつけるんじゃねえぞ。俺までこんな変態と同列にするつもりか」

そう言うアンクの顔はよりいっそう不機嫌になっていないだろうか。

アンク「こんなやつの裸なんて大したことねえぞ、想像するだけ無駄だ」

思いっきり牽制されてないか。

士「……いや、すごいだろ、服越しでもこれだけなら」

普段歩いていても揺れるのなんの。
……はっ!いかんいかん、俺は貧乳好き、俺の嫁は貧乳……

映司「けど、そうですよね、自分の部屋でくらいどんな格好でも……」

アンク「ああ!?お前……俺以外にも三人男がいるだろうが!」

映司「みんな、そんなの気にしないんじゃないの?
   私なんて大したことないんでしょ」

アンク「お前には最低限の恥じらいってもんがねえのか?ああ?」

これはまた……
口論になりつつあるが、どうしようか?

面白いから見てる

>>16

とりあえず見ていよう。

映司「だって、みんな私のこと異性として見たりしないでしょ」

アンク「あいつらはそうかもしれないけどな――」

言いかけてアンクが言葉に詰まった。
黙っていて正解だったかもしれない。

映司「かもしれないけど……?」

アンク「かもしれねえが……まあ、万が一ってこともあるだろ」

このヘタレ!
……と言いたいのをどうにかこらえる。
もう少し見ていよう。

映司「そんなことないと思うけど。……それに、アンクだって」

アンク「俺が何だ」

映司「アンクだって、私のことなんてそんなに興味ないでしょ」

アンク「――興味なら、ある」

士「」ガタッ

思わず立ち上がったが、二人はすっかりお互いのことしか目に入っていない。
あまり音をたてないように座りなおしておいた。

アンク「お前ほどの馬鹿は、滅多にいないからな」

映司「……ふーん」

直後判定
長い付き合い +1
クリティカル +1

オーズ!オーズ!オーズ!カモォォオオオンッッ!

>>18 6+2=8 よって……

映司「ふふっ」

アンク「なんだ、気持ち悪い笑い方しやがって」

映司「アンクって、素直じゃないもんね。うん、分かった」

アンク「何がだよッ!」

映司「アンクみたいに素直じゃない人も珍しいんじゃないかなあ」クスクス

アンク「笑ってんじゃねえぞ」ガシッ

映司「ひひゃひ、ひひゃひっへー!」ギリギリ

士「……落ち着くところに落ち着いたらし――ッ!?」

――こら■■、本心■言い当■■■■か■■■、■■は■■■■■

視界が白く染まり、黒に落ちていく。
そして一瞬で引き上げられた。

映司「士さん、大丈夫ですか!?」

アンク「おい、しっかりしろ!」

二人が心配そうに顔を覗き込んできている。
……何と言おうか?

何でもない。
お前らの夫婦漫才に、砂糖を吐きそうになっただけだ。

>>21

士「何でもない」

少し痛む頭を押さえる代わりに、口元を押さえながら言ってやる。

士「お前らの夫婦漫才に、砂糖を吐きそうになっただけだ」

その言葉に二人は顔を見合わせ、映司は顔を赤くし、アンクは舌打ちした。

映司「夫婦って……そんなに進んだ関係じゃありません」

アンク「そもそも関係すらねえよ」

映司「照れちゃって、もう」

絡みついた映司の腕を振り払わないあたり、まんざらでもないらしいアンクだが、
相も変わらず口の悪さは健在だ。

アンク「馬鹿っていうのは幸せな頭の構造らしいな」

映司「アンクだって馬鹿だけどね」

アンク「んだと!?」

士「それくらいにしておけ。窓の外を見ろ」

空が赤く染まっている。そろそろ帰らなければ。

映司「あ、もうこんな時間……帰ろっか、アンク」

アンク「……仕方ねえな、帰ってやる」

映司「うん!」


火野映司とアンクが相互に愛情を獲得

マヨネーズドーナツほど思いっきり行ったわけじゃないですが、
この二人はこれくらいがちょうどいいんじゃないかなあと思う>>1です。

【15日目・夜】

寮のエントランスで二人と別れ、自室に戻っていつも通り三人で食事をとる。
夕食後のくつろいだ空気が流れる時間に、さて、何をしようか?

1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

やっちまった。とりあえず1で

関係を決定する時の安価は神がかってるのが前スレからのジンクスだからな…
決着させるときの安価に難儀するんだ…

安価なら下

>>25 1
>>26 ですよねー

さっさと寝るか。

士「おい、もう寝るぞ」

夏海「それじゃあ私も部屋に戻りますね。おやすみなさい」

ユウスケ「おやすみー」

士「……おやすみ」


直後判定

とりゃあ!

>>28 2 よって1

【15日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:――/――
津上翔一:――/――

城戸真司:愛情/愛情
乾巧:悪印象/友好

剣崎一真:友好/友好
響鬼:友好/友好

天道総司:友好(大)/友好(大)
野上良太郎:普通/普通

紅渡:普通/普通
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友情/友情

如月弦太朗:――/――
操真晴人:友情/友情

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友情(??)/友情

【閲覧できません】:××/――

××××の進行具合:4(15に到達すると……)

はい、15日目終了です!

前々から思ってたんですが、みなさんは士の頭痛とか、記憶の抜け落ちている描写とか、
なんだと思って読んでいるんでしょう?

マヨドーナツの時のコンマはなんか降りてたなw

乙乙、何らかの物語のギミックだと思って楽しみに見てるよー

【閲覧できません】:××/――
××××の進行具合:4(15に到達すると……)

これが関係してる

>>31
あれは感情決定から愛情獲得までいろいろとおかしかった。

>>32
その通りなんですが、いったい何だと予想してるんだろう……
とか、ふと気になったと言いますか。
楽しみにしてくださってるなら、これからも頑張って書きますね!

今夜はこれくらいにしておきますか?鎧武もあることですし。

先読みはあんまりしない方がいいかな、と思ってる>>1次第だけどやるならもう1日付き合う

>>33
ああ、それはまあ……夜の判定がそっちに直結しておりまして。
士からの感情が無関心というか認識すらしてないっていうのがミソですね。

とりあえず、いい勘だと思います。

この時間まで夜更かししたら、鎧武見るためには起きてた方がいいと思うけどw
>>1に任せるよ

>>35
ああ、そうですね。
>>1も推理小説とかは素直に読む派です。

もう一日やってもいいんですけど……明日は一日フリー(のはず)ですし。
鎧武視聴後に来てもらえるならそれでもいいんですよねー

>>37
そこに関しては大丈夫ですよ!
>>1は起きれるときは1時間の睡眠でも起きれます。
寝るときは8時間くらい寝るけど。

素直に寝ようかなあ。
どうしようかなあ。

それじゃあコンマで
偶数ならもう一日
奇数ならもう寝る

どうぞ

八時間って少ないなw
いや俺が寝過ぎなのか

>>42 2 もう一日ですね!
えっ。
まあ姉は休日になると半日ほど寝てますけど。

それじゃあ直後、起床判定
早寝 +2

>>44 8+2=9

【16日目・早朝】

またしても早起きしてしまった。
最近は夏海よりも規則正しい生活をしていないだろうか。

1 ゆっくり登校する
2 ユウスケで遊ぶ
3 登校する(その後の行き先も)
4 自由安価

気分がいいし、朝食を作ってやるか

>>47

士「料理でも作るか」

そういえば、今まで早起きしたというのにユウスケで遊んでばかりで実のあることをあまりしていなかった。
たまには夏海の負担を減らしてやってもいいだろう。

それで、何を作ろうか?(同時に出来を判定)
特訓の成果 +2

柿とかぶの酢の物

>>50 0+2=0 なんで>>1の嫌いなもの知ってるんですか?

士「……最高の出来栄えだ!」

朝から感動に打ち震えてしまった。
これから天道にも勝てる。真司の餃子ともいい勝負かもしれない。
……よっしゃ!

ユウスケ「朝からなんだよ……うるさいなあ……」モゾモゾ

ガチャ

夏海「おはようございます、二人とも。……ん、おいしそうな匂いが……
   ま、まさか、士君が!?」

士「ああ。酢の物を作ってやった。米も炊いてあるぞ」

夏海「お――おじいちゃんに報告しなくては!」

ユウスケ「すげえ、綺麗な盛り付けだなあ……」

士「味も最高だ」

夏海「どどどうしましょう!このまま士君がきれいな士君になってしまったら!」

ユウスケ「えっ、きれいな士……?」

士「おい、何を想像したんだ」

ユウスケ「な、なんでもないよ!うん!なんでもない!」

朝から三人でにぎやかに食事した。
二人も酢の物に舌鼓を打っていた。
……さすが俺だ。

スキル:料理人を獲得

あっ直後判定忘れてた

1-4 何もない
5-7 授業
8-0 弁当

>>52 6 よって授業イベントです

さらに判定
奇数 プール
偶数 地理

ここはプールだな

>>55 0 残念地理……ですが、0ですしプールにしときましょう

――室内プール

響鬼「それじゃあみんな、準備体操はしっかりね」

ハーイ

プールサイドで各々が準備運動をしている。
プール授業はクラスごとで合同にはならないようだが……剣崎の姿が見えない。
どこに行ったんだろうか。

探そうにも、女子の群れを凝視してはいらぬ噂が立つだろうし、
あの長身で見つからないということはないだろう。
確かにさっきの授業まではいたはずだが……

士「ん、あの背の高さ……剣崎か?」

なにやら、プールの片隅で隠れるようにしているが……

どうしようか?

1 近寄る
2 近寄らない

ヤッター!プールイベントだもちろん1

>>57 1 ですよねー

士「おい、剣崎」

まさか腹の調子でも悪いのかと心配して近寄ってみれば……

剣崎「か、門矢君、その……」

なにやらモジモジしている。
自分には真司という大事な相手がいるんだ、そういう話は……

剣崎「私、身長高いし、ちょっと恥ずかしくて……」

ああ、そういうことか。はいはい早とちりだったな。

士「気にするな。悪くないぞ」

剣崎「そういういい方されても……」

ぴっちりとボディーラインを反映する水着から伸びる手足はすらりと長く、
身長の割に細い印象の腰や太ももに反して、出てる場所はしっかり……

剣崎「ほら、そういう、変な目で見るでしょ……だから恥ずかしいのに」

剣崎は顔を真っ赤にしている。
……無理に公衆の面前に立たせるべきではないかもしれない。

士「気になるならこれでも被ってろ」

タオルをかけてやると、ほっとしたような表情で礼を言われた。
真面目な剣崎には、授業を休むという選択肢はなかったらしい。
難儀なやつだ。

【16日目・放課後】

プール授業のあった日はどうしてこんなに体が重いんだろうか。
少々疲れたが、これからの放課後をどう過ごそう。

1 寮に帰る
2 自由安価

ロリコンを発見する

>>60 始のことかァー!!

なんだかロリコンに会えそうな気がする。
……どんな予感だ。

直後判定

>>63 8 大成功じゃないですか……

不思議な予感を抱いて歩いていた時のことだった。
校門の前で小学生くらいの少女と話している男子生徒を見かけたのは。

見るからに、兄妹ではない。
……通報するべきだろうか。

真剣に悩んでいるうちに少女は立ち去った。

どうしようか?

1 男子生徒に話しかける
2 通報する
3 自由安価

>>65 1

士「おい、そこのあんた」

「……俺のことか?」

士「ああ。さっきの子と何を話してたんだ?」

「お前には関係のないことだ。消えろ」

なかなかに高圧的な態度、鼻につく。

士「そういうわけにはいかないな。うちの学校から犯罪者を出すわけにもいかない」

「どういう意味だ?」

……本気で分かっていなさそうな顔をされた。
もしかして、本当に知り合いか何かで、立ち話していただけなのか?

直後判定
約束 +1

>>68 5+1=6

もしかしたらひどい言いがかりだったろうかと悩む士の耳に、
昼間にも聞いた声が飛び込んできた。

剣崎「始ーーー!!」

振り返ると、剣崎が走ってきている。……スカートがけっこうめくれあがっているが……
あれはいったいどういう原理なんだろうか。見えそうなのに見えない。

剣崎「始、どうした、こんなとこで」

息を切らしながら尋ねられた男子生徒が首を傾げた。

「天音ちゃんが来ていた」

剣崎「こんなところまで?そっか……久しぶりに会えてよかったね」

「ああ」

すっかり士のことは眼中にないようだが……

士「おい、剣崎」

剣崎「ウェッ!?……あ、門矢君。あれ?二人って知り合いなの?」

「いや、初対面だが……妙な言いがかりをつけられた」

剣崎「?……なんだか分からないけど、門矢君、始はこれでけっこういいやつなんだよ」

士「お前がそう言うならそうかもな。俺は門矢士だ。お前、名前は?」

「相川始」

士「……それだけか」

始「名前を聞いたのはお前だろう」

どうにも会話のはずまない相手だ。こんなのとよく付き合ってられるな、剣崎。

直後判定
十の位で剣崎→始
親友 +2

一の位で始→剣崎
親友+2

ケンジャキ!

>>71 剣崎 7+2=9 0じゃないから……剣崎は博愛の人だから……
    始 5+2=7 これはまあ……好意交じりの友情、かな?

剣崎「まあまあ、始はこういうやつなの」

始「どういう意味だ」

剣崎「会話のはずまない仏頂面ってこと」

始「悪かったな」

剣崎「別に悪くはないんだけどね」

眉間にしわを寄せた始を見て剣崎が笑った。

始「それで、お前たちはどういう関係だ?」

剣崎「クラスメイトだよ。最近転校してきたの」

始「そうか」

本当に、会話のはずまない奴だな……

1 二人がどういう知り合いなのか聞く
2 自由安価

1かな

>>74 1

士「にしてもお前ら、想像のつきにくい取り合わせだな」

剣崎「そう?」

始「想像のつきやすい取り合わせがそもそも分からん」

士「お前らは所属グループが明らかに違いそうだ。
  そもそも性別も違うだろ」

剣崎「友情は性別なんて関係ないと思うけど……」

剣崎は不思議そうにしている。
自分たちが一緒にいることを不思議に思われるとは思っていなかったらしい。

士「お前たち、どういう知り合いなんだ?」

直後判定

せいや!

>>77 9 奇跡、切り札は(ry

始「……」

それを聞くのかという怒りがひしひしと伝わってくる表情だが、
剣崎の方はあっけらかんとした調子で口を開いた。

剣崎「ボディガード、かな」

始「剣崎」

剣崎「大丈夫。門矢君はいい人だから」

タオルも貸してくれたし、と微笑んだ剣崎が冗談を言っているようには見えない。
ということは。

1 剣崎が始のボディガード?
2 始が剣崎のボディガード?
3 自由安価

この世界の橘さんが気になるが…とりあえず2

>>80 2

士「始が剣崎のボディガードか?」

いよいよもって不機嫌そうな顔になった始は何も答えず、
剣崎は照れたように頭をかいている。

剣崎「私の方が身長も高いし、守られるってふうに見えるかなあ」

始「知らん」

剣崎「そういうふうに見えるなら、私もちょっとは女の子らしいってことかな」

疑問への答えは返さないまま剣崎は照れているが……

士「結局、どうなんだ?」

剣崎「そこは門矢君の好きに解釈してくれていいよ」

あんまり詳しく話せないし、と付け足して剣崎が申し訳なさそうな顔をする。

1 詳しく聞きたい
2 諦める
3 自由安価

押してダメでも押してみろ1

>>83 1

直後判定

せいっ

>>85 9 ねじこんが何かしてるとしか思えないレベル

剣崎「……それじゃあ、場所を変えようか?」

始「おい、剣崎」

剣崎「いいの、門矢君は信頼しても。……疑うより、信じたいし」

始「……好きにしろ」

始が折れてくれたらしい。ということは、二人の話を聞けるのだろう。
どこに連れていかれるのか、少々楽しみだ。

――BOARD~学園支部~

士「校舎の地下に、こんな場所が……?」

何かの研究所のようだが、いったい何を研究しているのやら。
そもそも、どうしてこの二人がこんな場所に?

剣崎「いろいろあってね。……あっ、橘さん!」

「剣崎、誰を連れて来たんだ?所長の許可は取ったのか?」

剣崎「あー……す、すいませ~ん」

「……はあ」

深いため息をついた男子生徒が、士に向かって鋭い視線を投げかけた。

「俺は橘朔也だ。お前は見たところ、2年生のようだが……剣崎の友達か?」

士「ああ、門矢士。剣崎のクラスメイトだ」

橘「剣崎、この場所は?」

剣崎「はい……絶対秘密、他言無用、トップシークレットです……」

剣崎がしょんぼりとしている。もしかしなくても自分のせいで叱られているのだろうが……
まあ、自己責任というやつだ。

橘「門矢、剣崎のお人好しにつけ込むのはやめろ」

士「悪いな。どうしても気になった」

剣崎「ごめんね、門矢君まで怒られちゃって……」

橘「始も、一緒にいたなら止めろ」

始「俺は止めたが信じると言ってきかなかった」

橘「……剣崎。人を信じるのもいいが、限度があるだろう」

剣崎「すいません……」

士「安心しろ、話を聞いたらすぐに帰る」

橘「お前に話すことは何もない。今すぐに帰ってもらおうか」

始「そういうことだ。帰れ」

剣崎「ちょ、ちょっと待ってください!たしかに、何もかもを話すのはまずいかもしれません……
   私だってあんまり人に聞かせたいとは思わないし」

橘「なら最初から断れ」

士「まあ待て。俺が聞きたいのはボディガードの件についてだ」

橘「ボディガード?」

士「ああ。剣崎がそう言った」

始「そのくらいでやめておけばよかったものを」

剣崎「でも、あんまり詳しくなきゃ分かんないって」

橘「……仕方ない。聞かせないかぎり納得しそうにないからな。
  ただし、この場所のものには触るなよ。剣崎」

剣崎「はい」

橘「くれぐれも、話し過ぎないようにしてくれ」

剣崎「……はい!」

橘は研究所の奥へ入って行った。




じゃあ、簡単に話すね。

さっき言ってた、ボディガードの話だけど、ボディガードは私。
私が始を守ってるんだよ。

言ってしまえばこれだけなんだけど……
どうして、って聞きたそうな顔だよね。

いろいろあって、始と出会ってね。
最初こそ仲も悪かったけど、ちょっとずつ歩み寄って、気付いたら親友みたいになってて。

だから私は、始のために命も何もかもを懸けたの。
たったそれだけ。

……?
命を懸けることを、そんなふうに言うなって?

分かってるよ、命の重さは。
けど、私は戦いたいって思ったから。守りたいって願ったから。

だから、その思いを遂げるためなら、それだけのことだよ。

剣崎の簡潔な告白が終わった。

詳細は何もわからないままだが、いろいろと思うところはある。

命懸けで、守るだと?
この細い印象の少女が、同年代の少年を?
……どうかしている。

――■■か■■いるよ、■■■で■を■■なんて

不意に襲いくる声が、いつもよりはっきりと聞こえた気がした。

剣崎「門矢君?」

士「……なんでもない」

頭痛はすぐになくなった。
それよりも、今は剣崎と始の話だ。

何か、言いたいことはないだろうか?

だいたい分かった。なら、俺もお前を守ってやろう。

>>91 剣崎を、ってことでいいんでしょうか?

士「だいたい分かった。なら、俺もお前を守ってやろう」

士の言葉に剣崎は目を丸くすると、どこか悲しげに笑う。

剣崎「気持ちだけで充分だよ」

士「いい女は黙って守られてるもんだぞ」

剣崎「じゃあ私、悪い女だね」

どうにか剣崎に折れさせようとするが、なかなか折れない。
どうしたものかと考えていると、始が口を開いた。

始「やめておけ。死ぬのが落ちだ」

士「どういう意味だ」

始「お前は剣崎より弱い。お前に剣崎は守れない」

士「何……?」

剣崎がそんなに強いと言うんだろうか?
……とても信じられないが、始は本気で言っているようだ。

1 納得する
2 納得しない
3 自由安価

>>93 2 あー

士「納得できないな」

始「お前を納得させるために話したわけじゃない。さあ、帰れ」

士「もう少し詳しく話せないか、剣崎」

剣崎「これ以上は、ちょっと」

士「この場所は何なんだ?」

始「……もういい、出て行け」

思っていたよりずっと強い力で肩を押され、地上への階段に上らざるを得なくなった。
こんな馬鹿力を守れる剣崎はどれだけ強いと言うんだ……?

士「おい、剣崎」

剣崎「ごめんね、この話はもうおしまい」

剣崎は、ただただ、困ったように笑っていた。


剣崎一真:友好(大)を獲得

【16日目・夜】

研究所から押し出され、結局それ以上話を聞くことはできなかった。
あまり、立ち入るべきではない話だったろうか?
剣崎が拒まないのをいいことに、話したくない話を強要していたかもしれない。

……今夜はどうしようか?

1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

2 嫁に電話して今日の悩み相談

>>96

真司に今日のことを相談してみようか。

……しかし、剣崎のことは他言無用のはずだ。
本当に話してもいいだろうか?

1 話す
2 話さない

かいつまんで話そう
1

>>98 1

真司『もしもし?』

士「真司か。相談があるんだが」

真司『士が俺にか?珍しいっていうか……うん、先輩になんでも言ってみろよ』

どんなふうに相談しよう?

誰かを命がけで守ろうとしてる奴を、助けてやりたいと思った、だがソイツは自分より弱い俺の助けはいらないらしい……俺は、どうすればいいと思う?わからなくなってな

>>100

士「誰かを命懸けで守ろうとしてるやつを、助けてやりたいと思った」

真司『うん』

士「だがそいつは、自分より弱い俺の助けはいらないらしい。
  ……俺は、どうすればいいと思う?分からなくなってな」

真司『……士はさあ、なんか勘違いしてるんじゃないか?』

士「勘違い……?」

真司『そいつはたぶん、士が弱いから助けられたくないんじゃないと思う。
   俺、うまく言えないけどさ……』

真一『俺が教えてやろうか?』

突然真一が割り込んできた。
どうする?

1 教えてもらう
2 引っ込んでろシスコン

2を選びたいのを我慢して1

>>102 1

士「いいだろう、話してみろ」

真一『ずいぶんな態度だな……まあいい。
   そいつはたぶん、自分で守りたいんじゃないか』

士「……そうなのか?」

果たして、本当にそうだろうか?

真一『自分で守りたい。自分が守りたい。他人の手助けはいらない。
   そんなとこだろ。そうじゃなきゃ知らん』

士「……ああ、参考になった」

真一『お前に素直になられると鳥肌が立つな』

口は悪いものの真一も素直に考えを述べてくれた。一応感謝しておこう。

真司『ごめんな、俺なんにもできなくて。でもさ……俺は、こう思うんだけど』

士「なんだ?」

真司『誰にでも事情くらいあるし、その全部に士が手を伸ばすのは、たぶん無理だ』

士「……」

真司らしからぬ一言だと思ったが、確かにそうだ。

真司『そこに事情も知らないで首を突っ込めば、怒られたって仕方ないぞ。
   怒られなかっただけマシじゃんか』

士「……そうかもしれないな」

真司『うん、じゃあなー』

電話は切れた。
……確かに、あまりにも内情を知らなさ過ぎたか。

直後判定

そいやっ

>>105 6 よって2

【16日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・料理人:料理の判定に失敗しない
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:――/――
津上翔一:――/――

城戸真司:愛情/愛情
乾巧:悪印象/友好

剣崎一真:友好(大)/友好(大)
響鬼:友好/友好

天道総司:友好(大)/友好(大)
野上良太郎:普通/普通

紅渡:普通/普通
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友情/友情

如月弦太朗:――/――
操真晴人:友情/友情

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友情(??)/友情

【閲覧できません】:××/――

××××の進行具合:6(15に到達すると……)

はい、どうでしたか?
最後の方の真司のセリフは>>1の代弁です。

始にしてみれば初対面のやつからいろいろ聞かれたわけですからね。
そりゃあ嫌だろうさってことで。
剣崎の好感度もそんなに高くなかったし。

さて、そろそろ寝ますか?

乙乙、こういうのもたまにはいいよね。嫁には後でご褒美だな、お疲れー

>>1が寝たいのなら寝て構わない

>>109
はい、こちらこそ付き合っていただいてお疲れ様です。
鎧武の放送後来るかも(小声)

>>110
ねむたいのでねますね。
おやすみなさい。

おはようございまーす。
寝過ごしかけた>>1です。

やっぱりグリドンかわええなあと朝からスマイルが止まらない。
あと、店長は最高です!

人がいるなら始めたいんですが、
誰かいらっしゃいますか?

誰もいなさそうですかね?
じゃあ10時にもういっかい来ますね。

10時から始めると言ったな?
スマンありゃ嘘だった。

すいませんでしたー!!
普通に寝てた。

許してくださるなら直後、起床判定

おきろ

>>119 2 すいませんでした……ほんとに

【17日目・朝】

夏海「士君!」ユサユサ

士「うるさいぞ、夏みかん……」

夏海「早く起きないと遅刻ですよ!」ユサユサ

士「……」スヤスヤ

夏海「……秘技!!」グッ

心地いいまどろみのなか、首筋に何かが走った――

士「ふっ……くっ……あはははは!!」

夏海「よし、起きましたね。ユウスケー、早く起きてください」

ユウスケ「んー……」

夏海「押しますよ」

ユウスケ「」ガバッ

士「ははは……はっ……ひっ……」ゼエゼエ

夏海「ちゃんと起きないからですよ」プンスカ

朝から笑い過ぎて死ぬかと思った。

夏海「最近は早起きだからって油断してました……けど、たまにはこういうのも」

士「ツボを押さないならいいけどな……」


直後判定
1-4 何もない
5-7 授業
8-0 弁当

>>121 1 よって放課後に移行します

【17日目・放課後】

放課後になった。
空がほんのりと赤く色づきつつあるのはきれいだ。
この時間というのは、何というんだったか……
マジックアワー、だったか?

1 寮に帰る
2 自由安価

文化系の部活を覗こう

>>123

文化系の部活でも覗いてみるか。
部室棟にあった部活というと、確か――

1 新聞部
2 欲望部
3 鳴海探偵事務所
4 自由安価

1

>>126 1

新聞部にでも行ってみよう。
真司がいるかもしれないことだし。

直後判定
1 イライラするんだよ……
2-4 誰もいない
5-7 蓮
89 真司
0 特殊イベント

うりゃ

>>128 5

――新聞部

士「真司、いるか?」

言葉と共に扉を開いてみれば、そこには蓮しかいなかった。

士「なんだ、お前だけか」

蓮「ずいぶんな言い様だな」

蓮は部室の椅子に座って本を読んでいる。
活動の手伝いはせずにこうして部室で時間を潰しているんだろうか。

蓮「城戸のどこがいいんだか」

心底不思議そうにそう言って、蓮の視線は再び本へ落とされた。

読書の邪魔になるかもしれないが、何か話しかけてみようか?

選択肢とかあったほうがよかったですか?

じゃあ一応、
1 真司のことをどう思っているか聞く
2 自分のことをどう思っているか聞く
3 どうして新聞部に?
4 自由安価

2

>>132 2 アッー!……ではないですよ!

士「お前、俺のことをどう思ってるんだ?」

蓮が盛大にむせた。

士「大丈夫か?」

蓮「……な、何を聞くんだ、気持ち悪い」

まさか城戸を気に入っているのもあの一人称のせいか……と呟いているのは無視しよう。

士「お前たちにしてみれば、突然やってきて友人を奪ったようなもんだろ」

蓮「……そんなことを思っていたのか?」

直後判定

お昼ご飯食べてきますね

とりあえず判定

>>135 3 ヒー ヒー ヒーヒーヒー! になっております。ラーメン辛すぎ……

蓮「気にするようなことじゃない。城戸はただの……腐れ縁だ」

だから友達じゃないと言いたげだ。
わざわざ同じ部活に入っているくらいだし、立派な友人だと思うが……

蓮「むしろ、あいつのお守りをせずにすんでせいせいしている」

士「寂しいんじゃないのか?」

蓮「いいや、感謝したいくらいだ」

そう言って、再び本へ視線を戻す蓮。
どうやら話はこれで終わりだというサインらしい。

このまま待っていても、真司が来るかわからない。
今日は素直に帰るとしよう。


うまくいってたら蓮と真司の出会いが多少聞けました。

【17日目・夜】

ユウスケ「最近の夜はけっこう冷え込むよなあ」

夏海「ユウスケ、お腹を出して寝ちゃだめですよ?」

ユウスケ「なんで俺だけ!?」

士「俺はそんな間抜けはしないからな」

ユウスケの不満げな顔を笑って、カーペットの上に寝転がった。
さて、今夜はどう過ごそう。

1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

料理の練習

>>139

料理の練習でもするか。
このままレベルを上げて、達人になるというのも悪くない。

士「夏みかん、台所使うぞ」

夏海「えっ、お夜食ですか?」

ユウスケ「やったー!」

何やら勘違いをさせてしまったようだが……

1 ついでに夜食を作ってやる(なんの料理かも)
2 訂正する

雑炊

>>141 雑炊おいしいですよね!

士「……仕方ない、楽しみにしてろ」

夏海「わあ、何が出て来るんでしょう?」

ユウスケ「士が作るんだからうまいに決まってるよな!」

はしゃぐ二人を見ていると、絶対に失敗できない気分になってきた……
まあいい、最高の料理でうならせてやろう。

直後判定
期待 +2
料理人 失敗を成功として扱う

ふん

>>144 2+2=4 スキルにより成功

士「ほら、できたぞ」

ユウスケ「おー雑炊か!うまそうだなあ」

夏海「いい匂いですね……それに、この卵の黄色がなんともおいしそうです」

ユウスケ「あっ、これって……士!なんで人参入れたんだよ!!」

士「いらないなら食うな!」

ユウスケ「食べるよ!食べるけど人参は……」ヒョイヒョイ

夏海「ユウスケ!お行儀が悪いですよ、ちゃんと食べてください!」

士「料理人に対して失礼だぞ」

ユウスケ「だってさあ……」イジイジ

三人でにぎやかに夜食を食べた。
少し料理の腕が上がった気もする。

直後判定

俺はコンマの破壊者…

>>146 7 よって2

【17日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・料理人:料理の判定に失敗しない
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五代雄介:――/――
津上翔一:――/――

城戸真司:愛情/愛情
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剣崎一真:友好(大)/友好(大)
響鬼:友好/友好

天道総司:友好(大)/友好(大)
野上良太郎:普通/普通

紅渡:普通/普通
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友情/友情

如月弦太朗:――/――
操真晴人:友情/友情

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友情(??)/友情

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××××の進行具合:8(15に到達すると……)

それじゃあ、18日目いきましょうか。

直後起床判定

そいやっ!

>>149 3

直後判定いきましょう……

>>151 3 残念、夏みかんです

夏海「士君、また寝坊ですか?
   ユウスケはもう起きちゃいましたよ」

士「うるさい……」ゴロゴロ

昔から母親のように自分を起こしに来るのはたいてい夏海だった。
そのたびにお決まりのお小言で、めんどうくさい。

夏海「もう、そんなことばかり言ってると、起こしてあげませんよ?」

士「そうしてくれ……」ゴロゴロ

口で言ってるだけでそうじゃないことも分かり切っている。
本当に起しに来なくなった時は、その時は……

夏海「朝ごはん、いらないんですか?」

士「……いる」ノソノソ

……夏海に、見捨てられた時なんだろうか。

直後判定
1-4 何もなし
5-7 授業
8-0 弁当

>>154 1 最近低空飛行ですね……

【18日目・放課後】

今日も今日とて、退屈な授業だった。
分かっていることを改めて聞かされるのはつまらない。
そんなつまらない授業も終わった。これからどうしようか?

1 寮に帰る
2 自由安価

料理部はあるかな

>>156 あるにはある……かな?

料理部に行ってみようか。
最近、料理の腕も上がったことだ。
活動を覗いてみてもいいかもしれない。

直後判定
1-4 特になし
それ以外の奇数 天道
それ以外の偶数 ??

えいっ

>>158 9

――料理部

料理部が活動しているであろう調理室に近づくと、
なにやら感心したような声が聞こえてくる。

口々にすごいと囃し立てているようだが……

扉を開けて中を覗いてみると、天道が料理の腕を披露していた。
あれほどの腕前を持っていれば、料理部でもおかしくないかもしれない。

どうしようか?

1 相変わらずすごいな
2 俺と勝負しろ
3 自由安価

おはよう、寝過ごした

>>160 2 おはようございます。

士「天道、俺と勝負しろ」

扉を思いきり開け放ってそう言うと、顔を上げた天道が挑戦的に笑った。

天道「その顔つき……あれからも鍛錬を重ねたか」

士「まあな」

天道「いいだろう、勝負してやる。私に負けても自信喪失するんじゃないぞ。
   私は天の道を往き、総てを司る……勝つのは当然だからな」

士「どうだかな」

ちなみに、勝負の前に聞いた話だと天道は料理部ではないらしい。
時々こうやって様子を見に来ることがあるんだとか。

直後判定
1に近いと天道の勝利、9に近いと士の勝利
50は引き分け

勝つんだ

>>162 4 惜しい!惜敗ですね

天道「ま、こんなところか。……だが、お前の料理も悪くない。
   お前にはお前の味がある。それを極めろ」

士「まだまだ修練が足りなかったか……」

天道「そうかもしれないが、いつまでたっても私に勝つことはできないぞ。
   おばあちゃんが言っていた、私は世界で最も優れた人間だってな」

士「お前のばあさんの世界はよっぽど狭いらしいな」

天道「言ってくれるな。だが、私に負けたお前の言葉に説得力はないぞ」

士「次に勝つまでだ」

そして二人は、固い握手を交わした。


天道総司:友情を獲得

料理だけで友情までこぎつけたww

【18日目・夜】

料理対決を終えた後の料理……
さすがに味は劣るが、やはり夏海の料理には大事な一味がある。
だからこそ、毎日食べられるというわけだ。

さて、今夜はどうしよう。

1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

夜の散歩

>>165 風流でいいですね

士「散歩してくる」

夏海「いってらっしゃい。今日はちゃんと帰ってきてくださいね」

ユウスケ「あの時は本当に心配したんだからな。お前がいなくなったと思って」

士「分かってる」

直後判定
12 サイコ野郎
34 誰にも会わない
56 にぎやかな一団
78 真司
90 特殊イベント

あちょー

>>168 4 アッー!あんまりにもあれなのでおまけしときます

――街

一人で夜風に当たりながら歩くのも悪くはない。
静かな空気と、遠くに聞こえる人々の生活音、笑い声……
それらが愛おしく思えて、そっとシャッターを切った。

――■■ズ越■に■■■■が、■んな■■き■■?

そうじゃない。
……あれ、何が、そうじゃないんだったか。

分からない。
分からない。
分からない。

……もう、帰ろう。

直後判定

見つめてーもー

>>171 9 よって3

【18日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
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・料理人:料理の判定に失敗しない
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~人物関係欄~
五代雄介:――/――
津上翔一:――/――

城戸真司:愛情/愛情
乾巧:悪印象/友好

剣崎一真:友好(大)/友好(大)
響鬼:友好/友好

天道総司:友情/友情
野上良太郎:普通/普通

紅渡:普通/普通
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友情/友情

如月弦太朗:――/――
操真晴人:友情/友情

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友情(??)/友情

【閲覧できません】:××/――

××××の進行具合:11(15に到達すると……)

それじゃあ19日目、いきましょう。

直後起床判定

やあっ

>>175 3
では、さらに判定

えいっ

>>177 8 素晴らしいッ!

【19日目・朝】

――自室

いつもどおり、夏海が肩をゆすっているのだろう。
もうそんな時間か、と思いながら目をつむったままでいる。
しかし、肩をゆする手は激しさを増すばかりだ。

いつものこととはいえ、めんどうくさい。

1 やめろ、夏みかん
2 じっとしている

>>179 1

士「やめろ、夏みかん」

呟くようにそう言うと、手の動きがぴたりとやんだ。
いつもなら何か言い返してくるところだが……?

不思議に思って目を開くと、そこにいたのは真司だった。

士「真司!?」

真司「悪かったな、俺で!」

思いっきりいじけているが、普通、自分の部屋にいるとは思わないだろう……

士「お前、どうしてここに……?」

真司「夏海ちゃんとユウスケが日直だったらしくて……
   早く起こしてもかわいそうだし、起こしてやってくれって頼まれたんだよ」

ふくれっ面のままそう言って真司がそっぽを向いた。

真司「まさか別の子と間違えられるとは思わなかったけど!」

士「……わ、悪かったな」

どうやってなだめよう?

1 夏みかんは兄弟みたいなもんだ
2 お前が起こしてくれて嬉しいぞ
3 自由安価

>>181 2

士「お前が起こしてくれて嬉しいぞ」

真司「そ、そっか?いや~……ちょっと照れるなあ……」

なんて単純なんだろう。さすが俺の嫁だ。

士「本当に嬉しいし、毎朝起こしてもらいたいくらいだな」

真司「それもいいけど、そうすると士が家族と一緒の時間が無くなるだろ。
   俺だって朝は兄さんとゆっくりしてるんだし」

士「……寝坊してるんじゃないのか?」

真司「兄さんがちゃんと起こしてくれるからな!」

誇らしげに言っているが、それはつまり、真一に起こされた真司に俺が起こされたということか?
伝言ゲームか何かの親戚みたいな状態だな……

真司「とりあえず、朝ごはん食べたらどうだ?遅刻するぞ」

士「ああ、そうだな」

その後、朝食を食べ終えて真司と二人で登校した。

直後判定
1-4 何もなし
5-7 授業
8-0 弁当

どうだ

>>183 1 よって放課後になります

【19日目・放課後】

特に何事もないまま放課後になった。
机で寝るのも意外と体が疲れる。
さて、今日の放課後はどう過ごそう。

1 寮に帰る
2 自由安価

嫁とデート

>>186

真司とデートでもするか。
放課後だから、どこかに軽く立ち寄るくらいしかできないだろうが……

直後判定

連続ダメなら安価下

>>188 8 二回までなら大丈夫です

――3-A

士「真司、今日の放課後は暇か?」

真司「うん、大丈夫だぞ。も、もしかして……」

教室まで迎えに行くと、真司は嬉しそうにそわそわし始めた。

真司「……デート?」ヒソヒソ

手招きをするので屈んでやれば、耳元で尋ねられる。
ああそうだと頷くと、真司は頬を赤くしながらにっこりと笑った。

真司「よっしゃ!どこ行くんだ?」

士「そうだな……」

どこへ行こうか?

1 喫茶店にでも
2 自由安価

Let's ショッピング!

>>190

――ショッピングモール

真司「おお、でっかいなー。俺、あんまりこういう場所ってこないや」

士「服を買ったりしないのか?」

真司「んー、そりゃあ時々は買うけどさ。着られるのがあるのにもったいないだろ」

士「……いろいろと新しいのが入荷されたのを見るだけでも楽しくないか?」

真司「えーっ!」

真司は不思議そうだが、それはこっちも同じだ。
買い物っていうのは楽しいものじゃないのか?

真司「士、さては金持ちだな?俺みたいな庶民の気持ちが分かんないんだろ」

士「いや、一般家庭だと思うぞ、写真館は」

真司「写真館?」

しまった、口を滑らせた。

1 仕方ないのでかいつまんで話す
2 そんなことよりデートだ
3 自由安価

そういえば自分の事は話して無かったから1

>>192 1

士「実家のことだ」

真司「へー、なんかおしゃれだな!だから士っておしゃれなのか?」

士「さあな」

真司「なあなあ、もっと聞かせてくれよー。俺ばっかり自分のこと話しただろ?
   俺だって士のこといろいろ聞きたいし」

士「……仕方ないな」

咳払いを一つして思い返す。
門矢士が生まれた日を。




夏みかんに出会った。
……それが俺の誕生、だと思う。
ある意味夏海は俺の母親……いや、ないな。今のは忘れろ。

小学生くらいの時、俺は夏みかんの家――写真館の近くに倒れていた。
通りがかった夏みかんが驚いて転んだ音で目を覚まして、声を掛けたんだ。

――なんでないてるんだ、おまえ

それで、あいつにハンカチを貸してやった。ポケットの中に入ってたやつをな。
そこに漢字とひらがな両方で「門矢士」と刺繍されてた。
よほど几帳面な親だったのかもな。

……覚えてないんだ、何もかも。
夏みかんに会う前のことは、一つもな。
俺が持っていたのはそのハンカチと、今首から提げているカメラだけだった。

そのあとは、夏みかんがお礼をするって聞かなくてな。
俺を家に連れて帰ったんだ。
そして、じいさんに会った。

じいさんは俺の状態を知って、すぐに捜索願が出されてないか調べたらしい。
だが、俺を探してるやつはいなかった。
それで、孤児院にでも入ることになるかって時にじいさんが俺を引き取ったんだ。

きっと何かの縁だから、って。
……こんなところか、俺の過去は。

士が語り終えて、真司に視線を移すと真司は泣いていた。

真司「すっげーいい話じゃんか……!」

士「……お前ってやつは、まったく」ナデナデ

毒気を抜かれるというか、なんというか。
かわいいやつだ。

すっかり買い物の気分でもなくなり、このまま帰ることになった。
真司はさきほどから士の手を握ったまま黙っている。
だが、そのぬくもりが伝えたいことは、だいたい分かる。

一人じゃないと、言ってくれているんだろう。

――■を、■■になん■、さ■■■■い

……頭が、重い。

【19日目・夜】

さて、明日は休日だ。
今夜は早めに寝る必要もなさそうだが……
どう過ごそうか?

ユウスケと夜の散歩

>>197 アッー!……じゃないよね?

士「ユウスケ、散歩にでも行くぞ」

ユウスケ「ん?」

夏海「私は誘ってくれないんですか……」

夏海が恨めし気な目で見ているが、今日はそういう気分じゃないと説明した。

ユウスケ「まあ、いいけどさ。どこに行くんだ?」

1 ぶらぶら歩くだけ
2 川原
3 自由安価

>>199 1

――公園

士「夜の公園を歩くっていうのも悪くないな」

ユウスケ「だな。昼の顔しか知らない分、わくわくするっていうか……」

のんびりとした足取りで気の向くままに歩くのは楽しい。
時間も何も気にしないで、景色を眺めて時折立ち止まってはシャッターを切る。

ユウスケ「なあ士……」

士「どうした」

ユウスケ「どうして俺と二人なんだよ」

星明りでは到底、うつむいたその表情をうかがうことはできなかったが、
きっと真剣な顔をしているのだろう。

士「別に、大して理由なんかないぞ」

だからこそ、本当のことを話すしかない。

ユウスケ「……そっか」

顔を上げたユウスケは笑っていた。

直後判定

えいや

>>202 6

ユウスケ「なあ、士」

士「どうした?」

星空を背景に噴水を撮影しながらユウスケの声に答える。

ユウスケ「お前、忘れっぽいから、忘れるかもしれないけど」

ふと、シャッターを切りながら気づいた。
ユウスケの声は、無理に軽くしているだけじゃないだろうか。
どこか、震えてはいないだろうか。

ユウスケ「俺、お前のこと、本当に好きだよ」

――■は、■■■■■、本当に■■だよ

振り返った瞬間、ノイズ。
視界まで砂嵐で埋め尽くされ、そして、そのまま。



――自室

ユウスケ「やっと起きたか」

士「……?」

散歩を、していたはずだが。
どうして部屋にいるんだろう。

ユウスケ「疲れてたんじゃないか?ほらほら、さっさと寝ろよ」

布団をかぶせられて、頷くしかない。
本当に体が重く感じる。

――■、■■のこと、本当に■■だよ

……この声は、夢だろうか、現実だろうか。


直後判定

>>204 0 よって3

【19日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・料理人:料理の判定に失敗しない
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:――/――
津上翔一:――/――

城戸真司:愛情/愛情
乾巧:悪印象/友好

剣崎一真:友好(大)/友好(大)
響鬼:友好/友好

天道総司:友情/友情
野上良太郎:普通/普通

紅渡:普通/普通
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友情/友情

如月弦太朗:――/――
操真晴人:友情/友情

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友情(??)/友情

【閲覧できません】:××/――

××××の進行具合:14(15に到達すると……)

これ、翌日はどう転んでも……

さて、20日目、いきますか。

【20日目・朝】

休日の朝。惰眠を貪る自分を叱る声も聞こえない。
だが、いつまでも眠っているわけにはいかない。
朝は何をして過ごそうか?

この間の研究所を調べてみる
嫁と一緒がありだったら嫁と一緒に

>>209 他言無用って言ってるじゃないですかーよって一人で調べます

――校舎・地下研究所

士「……誰もいない、か?」

まあ、休日にわざわざこんな場所に来るやつは――

始「何をしている」

いた。

どう言おう?

1 ここについて調べに来た
2 お前たちのことが気になる
3 自由安価

>>211 2

士「お前たちのことが気になる」

始「だからこそこそと調べるのか?」

士「ああ、どうしても知りたいんでな」

始「……迷惑なやつだ」

直後判定
前回の印象 -1
剣崎の友達 +1

心に剣輝く勇気

>>213 8 奇跡、切り札は自分だけ

始「……剣崎に、似ているやつだな、お前は」

始が息をつき、張りつめていた緊張の糸が緩んだ気がする。

始「剣崎もそうだった。放っておけというのに……」

懐かしむようにそう呟いて、始は研究所の奥へ入っていく。

士「おい」

始「……調べ終わるまで帰る気はないだろう。好きにすればいい」

士「そうさせてもらうぞ」

始の後を追い奥へ入る。
なんてことはない、普通の研究室に見えるが……
何の研究をしているのだろうか。

試しに手近な資料を手に取ってみる。

直後判定
約束 +1

わからん

>>215 2+1=3 これは剣崎が来るかどうかの判定でした

資料をめくり、内容を吟味する。
専門的な用語が多いものの、分かる単語から意味を拾っていけば……

士「ジョーカー……というのか、お前は?」

始に問いかければ、深くうなずき返された。
改めて資料を読み直し、その意味を理解しようとする。

直後判定
天才 +1

だが私は謝らない

>>217 3+1=4 (アカン)

……どうにも、内部事情を知る人間向けの資料を読んでしまったらしい。
ジョーカーという単語が頻出する割には、その意義が見られない。

しかし、難しい顔をしている始に聞くのも得策ではないだろう。
ここで調べることを認められただけで、快く思っていないことに変わりはないはずだ。

仕方ない。
始がジョーカー――切り札であると分かっただけでいいとしよう。
この言葉が大きな意味を持っていることは分かる。

その意味は、次の機会にでも調べればいい。

さて、何か始に言っておきたいことはないだろうか。

1 謝罪
2 剣崎に守られていることについてどう思っているか
3 自由安価

>>218
ちょっと分かりにくかったかもしれないんですが、
1の謝罪は聞きたくないことを聞いたことへの謝罪
2は、始がどう思っているのか尋ねるということです。
説明不足ですいません。

>>219
聞かれたくないことだったww
オレノニホンゴハボドボドダー!

1

>>221 1

士「悪かったな、聞かれたくないことを聞いて」

始「そう思うなら聞くな。……別に、聞かれたくないわけじゃない」

士「あれだけ不機嫌な顔をしておいて、よく言うな」

始「悪いが、俺はもともとこういう顔だ」

しかし、初めて見かけた時、女の子と話していた間は優しい表情をしていた。
普段からああいう顔をしていようと心がけたりはしないのだろうか。
……自分に言えた義理じゃないか。

始「だが、関わるなら命を懸けることも覚悟しろ。
  中途半端な想いで剣崎に負担をかけるな」

士「ああ、分かってる」


【20日目・昼】
さて、そろそろ昼になるが……
これからどうしようか?

1 もう少しここにいる
2 自由安価

>>224 1

もう少しここにいるとしよう。

士「もう少し調べさせてもらうぞ」

始「好きにするといい」

直後判定
1 所長
23 橘さん
45 誰も来ない
6-0 剣崎

タジャー

>>226 3

橘「……これはどういうことだ」

研究室に入ってきた橘が鋭い視線で睨んでくる。まずいところを見られてしまった。
手にはばっちり資料を持っている。言い逃れはできそうにない。

橘「何のためにお前がここにいたんだ、始」

始「いくら追い返してもいつか見られるなら、今見られても同じだ」

橘「そういう問題じゃないだろう」

橘はずいぶんといらだっている。
怒りの矛先は自分だけでなく始にまで向いているようだ。

なにか、言うべきだろうか。

1 ジョーカーとは何なのか尋ねる
2 謝る
3 自由安価

すまない。だが、一度気になったら確かめずにはいられない質んでな。
…………ジョーカーとはなんだ?

>>228

士「おい、橘」

橘「なんだ」

振り返りざまに突き刺さる視線は冷たい。……当たり前か。

士「すまない。だが、一度気になったら確かめずにはいられない性質なんでな。
  ……ジョーカーとはなんだ?」

ぶつけられた疑問に、橘が目を大きく見開く。

橘「そんなことまで……」

知ってしまったのか。
橘が悔しそうに唇を噛みしめた。

橘「お前に情報を与えようとしないのは、他ならないお前のためだというのに……
  好奇心だけで首を突っ込んでいい問題じゃなかったと後悔するぞ」

士「構わん。さっさと教えろ」

橘「……これを知れば、もう関わらないと誓えるか?」

1 誓う
2 誓わない



夕ごはん食べてきます。
あと、今日はダーウィンを見たいので戻るのが遅くなるかも……

少なくともケンジャキは仮面ライダーなのか?
士は自分がディケイドであることを忘れてる?そもそもディケイドですらない?
色々気になるが、ハブラレンゲルェ…

1と2どちらが正しいのか迷うな
1を選んだら嘘をつくことになりそうだし、2を選んだら話を聞けなさそうだし…
1で

>>230 その質問には答えられませんが、睦月はちゃんといますよ。登場させてないだけで。
>>231 1

士「いいぞ。お前がジョーカーとは何か教えれば、ジョーカーにはもう関わらない」

少しの間をおいて返った言葉にうなずき、橘が語る。

橘「ジョーカーとは……戦闘兵器だ」

士「戦闘兵器……ときたか。どう見ても始は人間だがな」

始「外見上はそうであっても、俺はすでに人と呼べない。
  ……いや、生まれた時からずっと、人ではない何かだった」

士「どういうことだ?」

始「俺は――」




戦うためだけに、生まれてきた。

ずっとそう教えられていたし、自分でもそう信じていた。
戦うための訓練を積むだけの毎日だった。

それが当然のことだった。俺はただ、敵だと教えられたやつを殺すためだけに存在していた。

ジョーカーというのは、俺が投与されていた薬品であり、その適合者のことだ。
薬品はまだまだ改良の途中で、俺以外のジョーカー候補者たちには、
適応できずに死んでいったやつ、適応しても効果が乏しく処分された奴らもいた。

ある日、新しい候補者が運び込まれてきた。
どこかから連れ去ってきたんだろう、普通の男だった。
……俺にしてみれば物珍しい生き物だったが。

だから少し興味がわいて、俺はその日、生まれて初めて自分から他人に話しかけた。

そいつはジョーカーになれず死んでいったが、
命尽きる直前に俺を呼び寄せて、一枚の写真を託した。
そいつの妻子の写真だ。

どうか、守ってほしいと。

俺は気付いたら施設から抜け出していた。
写真だけを手掛かりに走って、走って、走って――
運よく見つけることができたんだ、その親子の営む店を。




雨が降り出した。
それはもう、激しい雨だった。
傘なんて持っているはずもない俺は、雨の中立ち尽くしていた。

店じまいしようと外に出た女――その男の妻が、俺に気付いて中に招き入れた。
何を話せばいいのか、何なら話していいのか。
分からないままだったが、分かっていることが一つあった。

あの男は、今わの際に、自らの命が消えようとするその時に、
他人のことを思って死んだ。
何故だと聞いたら、これから死ぬっていうのに笑ってこう言った。

――愛だよ

俺は、愛とはなんなのか、どうしてそんな感情を抱くのか、知りたくなった。
だから、俺にそんな疑問を抱かせた男が愛した人たちのそばにいたいと思った。

女とその子供は、何も話そうとしない俺を記憶喪失と思い込んだ。
そして幸運なことに、俺をその家に居候させると言ったんだ。
拒む理由など何もない。俺は二人との生活を始めた。

それからしばらくしてだ、剣崎に出会ったのは。

俺は適合者の中でも特に適合率が高かった。
やつらは俺を失いたくないと同時に、野放しにしたくなかったんだろう。
俺が何か問題を起こせば、やつらのしていることが明るみに出るからな。

だから俺を捕獲するため、それができないなら始末するために他の適合者を送り込んできた。
そしてそれと同時に、やつらに対抗する組織も動き始めていた。
それがBOARDだ。

やつらは、BOARDから派生した組織なんだそうだ。
BOARDにしてみても、やつらのことが明るみに出るのはまずい。
自分たちの不祥事になるからな。

俺はこうして、対立する二つの組織に狙われることになった。

……俺は、どうしてか分からなかったが、そんな時に二人のそばを離れたんだ。
そして、追跡者に殺されかけた俺を救ったのが剣崎だ。

あいつは、BOARDのメンバーを養成する施設に通っていた。
本来ならば俺の敵であるはずなのに、俺を守って二人の元に戻るよう言った。
俺はその時、あいつに言われて初めて気づいたんだ。

俺は、二人を戦いに巻き込むのが怖かったんだ。
剣崎はそんな俺の気持ちに気付いて、その優しさを信じると言った。

そして、剣崎を通じてBOARDとコンタクトをとった俺は、
BOARDから追われる心配がなくなった。
剣崎は俺に、もう戦わなくていいと言った。

――戦えない全ての人のために、私が戦う

強い女だと思った。そして、人間の愛というのはこんなにも強いのかとも。




それからもいろいろなことがあったが、同じく養成施設に通っていた橘や、
一般人でありながら戦いに巻き込まれた睦月たちとどうにか乗り越えていった。

睦月とは誰か、だと?この学校の1年生だ。
いいから黙って話を聞け。

そんな時に、最後の刺客も退けて安心していた俺がさらわれたんだ。
驚いたことに、組織のリーダーも適合者だった。
そして、やつは俺を洗脳して意思のない殺戮人形にしようとした。

俺は拘束され、たった一人残った敵は最強のジョーカー……
絶望的な状況だった。

だが、剣崎はやつに勝ったんだ。
……どうしてだと思う?

剣崎は、ジョーカーを自らに投与したんだ。
そして、ジョーカーになった。
失敗すれば、死んでいたかもしれない。
成功したって、自我が残って戦えるとも限らない。
たとえ自我が残ろうと、勝てるとも限らないんだぞ。

……あいつには、脱帽するしかない。

誰かを救うためになら、平気で自分を投げ出す女なんだ。

とにかく、剣崎が普通の人間としての自分を捨てたことを代償に、
平和が訪れたかに思えた。

……だが、俺達が戦っていたのは組織の末端に過ぎなかった。

俺は、史上最高の適合率を持っているらしい。
やつらはどうしても俺を野放しにできない。
どこまでも追ってくるつもりだ。
だから、この学校に来た。

ここは、BOARDとつながりがあるからな。
かくまわれているんだ、俺は。

これで分かっただろう。
お前が首を突っ込めるような話じゃない。
……もう、ジョーカーには関わるな。

始の告白が終わった。

橘「もういいだろう。さあ、二度とジョーカーには関わるな」

士「……ああ、そうだな」

橘「そして、二度とここには来るんじゃない」

直後判定
芽生えつつある友情 +1
選択肢正解 +2

にゃー

>>238 9+3=9 なんという高コンマ。

士「それはできないな」

不敵に笑った士に、橘が目を吊り上げ、始が怪訝な顔をする。

橘「誓いを破るつもりか?」

士「守るぞ。ただ、俺はここに来ないとは言ってない。
  ……ここには友人がいるんでな。会いに来て何が悪い?」

橘「――」

絶句するしかないらしい。

始「お前は……本当に」

初めて見た始の笑顔は、なるほど、悪くない。
これを守るために、剣崎は戦いを決めたのだろうか。

橘「……類は友を呼ぶ、か。さすが剣崎の友人だな」

士「あいつほどの無理をするつもりはないぞ」

橘「そうしてくれ。……剣崎に連絡しておくぞ。お前が全て知ってしまったと」

直後判定
約束 +1
高コンマ +1

伊達さんかっこよかった

>>240 3+2=5 ギリギリ……!というか何故伊達さんww

剣崎「その必要はありません」

話に夢中になっていたせいで足音に気付かなかったが、
剣崎が地下に入ってきたところだった。

剣崎「門矢君……心配してくれるのは、すっごく嬉しい。
   誰かに心配されるのって、幸せなことだもんね」

士「その言い方だと、なにか問題がありそうだな?」

剣崎「うん。あのね……門矢君は、私たちを守ろうと思わないでいいの。
   ただ、今まで通りの友達でいてほしい」

剣崎はこう言っているが……

1 頷く
2 拒否する
3 自由安価

理由は?ここまで話たんだ、黙って頷け…ではないだろ?

>>243 ちょっとセリフ変わっちゃってすいません

士「理由は?」

剣崎「……そうだよね、気になるよね」

士「ああ。ここまで話を聞いたんだ。黙って頷け……ってのはないだろ」

剣崎「それはね……帰る場所が欲しいから」

士「帰る場所、か」

剣崎「そうだよ。私だけじゃない。始も、橘さんも、睦月も……
   共に支え合う仲間はかけがえのない存在だけど、帰る場所じゃないから」

始「……剣崎、俺は、お前が居場所をくれたと思っている」

剣崎「そうじゃない。そうだったとしても、私じゃ帰る場所にはなれないよ。
   私は……あなたを守る剣だから。受け止める鞘じゃない」

そう言って、剣崎は目を伏せた。

剣崎「私と一緒じゃ、心が休まらないでしょ。戦いを意識しちゃって。
   そんなの関係ない、戦いを忘れられる場所が、きっと必要なんだよ」

だから、そんな存在になってほしいと願われているのだろうか。
それはもしかしたら、守る以上に難しい役目なのかもしれない。
ある意味では、これも彼女たちを守ることになるのかもしれないのだ。

断る理由なんて、あるだろうか?

1 ない
2 ある

1

>>246 1

断る理由なんて、ない。

士「……だいたい分かった。俺がお前たちの日常になってやる」

剣崎「ありがとう、門矢君。……ううん、士」

照れたように笑いながら名前を呼ぶ剣崎に、士も笑い返した。

始「……気が向いたら、また来るといい。そうすれば睦月たちにも会えるだろう」

橘「まったく……所長に話を通すのは誰だと思っているんだ?」

剣崎「うっ……すいませーん……」


剣崎一真:友情を獲得


【20日目・夕方】

そろそろ日もくれる時間だが、これからどう過ごそうか。

校内うろつき

>>249 休日ですよ……?

直後判定
1-4 誰もいない
5-7 鏡の国の兄さん
8-0 特殊イベント

ニイサン!

>>251 7

誰もいない学校を歩くのも乙なものだ。
地下研究所を出て学校をうろつきながらそんなことを考える士の前に、真司が現れた。

士「なんだ、新聞部の取材か?」

真一「馬鹿が。俺だ」

士「……真一か」

真司の姿を借りているのだから当然だが、一見しては……いや、どれだけ見ても違いが分からない。
表情の温度はかなり違うのだが、それも当初に比べるとずっと暖かくなっている。

士「こんな場所にいて、真司の知り合いに会ったらどうするつもりだ?」

真一「適当に殴って記憶を飛ばす」

なんとも原始的な方法だった。

さて、せっかく出会ったことだし何か話そうか?

シンジのこと以外の生き甲斐は見つけたか?

>>254

士「真司のこと以外の生き甲斐は見つけたか?」

真一「突然なんだよ。そんなものは必要ない。
   そもそも俺は、自分が生きてるのかどうかすらわからないからな」

真一は興味なさげにそう言って、まっすぐこちらを見つめた。

真一「それに、真司が俺の生き甲斐ってわけじゃない。
   俺はあいつのためなら死ねるが、あいつのためには生きられない。……生きられなかった」

少しの間をおいてそう訂正し、真一は大きく伸びをする。
ついでに欠伸も一つしてから、驚くくらいにやわらかく笑った。

真一「まあ、つまらない話だったが……俺のことを気にしたってことには感謝しといてやる。
   何なら今夜は少しの間家を空けてやろうか?」

意外な申し出だった。

1 そうしてもらう
2 気にしなくていい
3 むしろ三人で……

2

>>256 2

士「気にしなくていい」

真一「……お前、意外に謙虚なんだな」

心底驚いているようだが、少し失礼だ。

真一「お前こそ気を遣ってるんじゃないか?
   もう取り返しはつかないぞ。今さら悔やむなよ」

士「俺と真司には、いくらでも未来があるんでな」

真一「言ってくれるな。……日が沈みそうだ。そろそろ帰るとするか」

夕日を見つめて、真一が目を細めた。
一瞬、逆光で切り取られた影に目がくらむ。

――今■■夕■は、何でも■きな■を■る■

……頭が、割れそうだ。

真一「何を苦しんでるのか知らんが、とっとと行くぞ」

士「少しは気遣ってくれていいんじゃないか……」

真一「それなら、手でも繋いでやろうか?」

士「……やめろ、気色悪い」

真一がおかしそうに笑い声を上げた。
……彼とも、ずいぶん打ち解けられた気がする。

【20日目・夜】

明日も休日だ。
早く寝る必要はない。
……少々頭は痛むが。

さて、どう過ごそうか。

夏みかんとユウスケとすごそう

>>259

三人で食後の時間をゆっくりと過ごすのは、久しぶりかもしれない。
前には、ここにじいさんもいたんだが。

ユウスケ「夏海ちゃん、なんか、こう……果物ってなかったっけ?」

夏海「お腹がすいたんですか?えーっと、たしかみかんが……」

士「やめとけ夏みかん。共食いする気か?」

夏海「私はみかんじゃありません!」グッ

士「くっ……あはははは!やめろ!ははは!い、いつも通り、はは、言っただけ……」

夏海「もう、久しぶりにゆっくり話でもできるかと思えばこれなんですから」

ユウスケ「まあまあ。これでこそ士だって」

夏海「それはそうですけど……」

どうにか笑いが収まってきた。

二人に何か話したいことはあっただろうか?

1 見舞いの予定
2 最近頻発する頭痛
3 自由安価

>>261 2

士「なあ、二人とも」

呼びかけに答えて二人が振り向いた。

士「最近、頭痛がひどいんだ」

夏海「……風邪か、何かですか?」

ユウスケ「気をつけろよ、熱とか出たらつらいんだからな」

妙な間が、ありはしなかったか?

士「お前たち、俺の頭痛のこと、何か知ってるのか?
  ……いや、昔からのことだ、知らないわけはないんだが」

夏海「それは、頭痛がするってことは知ってますけど……
   それ以外は何も」

ユウスケ「不思議だよな。小さい時から、時々あったけど……
     どれくらいの頻度なんだ?」

士「最近は、ほとんど毎日だ」

ユウスケ「な――」

ユウスケが絶句した。その隣に座る夏海の顔は青ざめている。
……この頭痛は、そんなに深刻に受け止められていたのか。
いつものことだと聞き流されるかと思っていただけに、嬉しいような気もする。

夏海「つ、士君、それは……その、頭痛は……抑えることはできませんか?」

士「無茶言うな。できるならとっくにしてる」

ユウスケ「とりあえず、病院だな。おじいさんのお見舞いの時、見てもらおう。な?」

士「けど、この頭痛についてはもう医者に診てもらっただろ。
  原因不明って言われただけじゃなかったか?」

ユウスケ「行かないよりいいって!な?」

夏海「そうです、もしかしたら医療の進歩で何か分かるかも……」

二人はほとんど泣きそうな顔をしている。

1 大丈夫か?
2 自由安価

まあお前らがまだまだ心配だからな
倒れてられない

>>264

士「まあお前らがまだまだ心配だからな。
  倒れてられない」

普段通りの軽口を叩けば、二人の表情が明るくなった。

ユウスケ「……なんだよ、それ!お前は俺らの保護者かっての!」

夏海「もう、どっちかっていうと私が士君のお母さんじゃないですか?」

士「俺の母親は人間のはずだぞ」

夏海「だから、みかんじゃありません!」

そう、これでいい。
余計な心配なんて、かけなくていいんだ。


直後判定

>>267 8 よって2

【20日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・料理人:料理の判定に失敗しない
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:――/――
津上翔一:――/――

城戸真司:愛情/愛情
乾巧:悪印象/友好

剣崎一真:友情/友情
響鬼:友好/友好

天道総司:友情/友情
野上良太郎:普通/普通

紅渡:普通/普通
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友情/友情

如月弦太朗:――/――
操真晴人:友情/友情

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友情(??)/友情

【閲覧できません】:××/――

××××の進行具合:15(15に到達すると……)

はい、どうでしたか。
始の語った内容は半分ほど即興で半分ほど元から考えてたやつです。

みなさんがいけそうなら翌日もいっちゃいましょう。
進行具合が15になったことですし(笑)

自分は行ける

>>271
ありがとうございます!
他の方はどうでしょう?

ありがとうございます、みなさん!
いっちゃいましょう!

【21日目・××××】

「……やっと、たどり着いた」

長くは持たないかもしれない。急がなければ。

「……今、行く」

【21日目・朝】

――つかさ

士「……ん、なんだ……」モゾモゾ

……自分の寝言で目が覚めてしまった。
頭痛のことといい、大丈夫だろうかと考えながらベッドを抜け出して、士は呆然と立ち尽くした。

ない。

世界から、色が、なくなっている。

士「――な、んだ、これ」

声が震えた。

ユウスケのベッドに視線を向ける。
誰もいない。

1 とりあえず学校へ
2 部屋の中を調べる
3 自由安価

2のあと1

>>278

とにかく、ユウスケを、夏海を、探さないと。
写真館が崩れたのを目の当たりにした日のことを思い出し、視界がかすんだ。
……涙は、出てくれないけれど。

士「ユウスケ!夏海!いないのか!?」

声を張り上げるが、誰もいないのか、反応がない。
……寮全体に人がいないっていうのか?

部屋の中を物色するが、色がない以外はいつも通りだ。
現在、色のあるものと言えば自分くらいで……他は何もかもモノクロだ。

外も、こうなっているんだろうか。
人は、どうなってしまったんだろうか。

……学校へ行ってみよう。

――通学路

誰にも会わないが、色だけはまだ残っているらしい。
そのことに少しだけ安心して振り返り、悲鳴を上げそうになる。

少しずつ、侵食している。
……そして、侵食された部分が崩れてはいないか?

見てみれば、学校を取り囲むように世界が崩壊している。
何なんだ、これは。

とにかく、学校へ。学校へ行こう。
あそこはまだ、大丈夫だ。

もしかしたら、誰かに会えるかもしれない。

――グラウンド

登校時間だというのに誰の声もしないグラウンドは不気味だ。
早く、誰かに会いたい。

どんなに嫌いなやつだっていい。
誰か、誰か!

見れば、少しずつ学校にもモノクロの世界が迫っている。
早く誰かに会わないと、きっと正気でいられない。

1 屋上に行く
2 自由安価

新聞部の部室

>>283

――新聞部

真司なら、きっとここか自分の教室に……
そう思って訪れた新聞部に人影はない。

散乱した雑誌や菓子の袋が普段の様子をうかがわせるが、
それすら今は不気味に思えて仕方ない。

少しずつ、学校にまでモノクロ化が進行している。
ここにいてはいけない……どこか、どこかないのか、逃れられる場所は。

……そうだ、屋上。
あの場所なら、モノクロ化するのも最後じゃないか?

部室棟を飛び出した時、寮が少しずつ崩れていくのが見えた。

士「……何なんだよ、これは!」

答える声は、ない。

――屋上

扉を開けて駆け込むと、ほとんど期待していなかった姿があった。

士「――真司ッ!」

驚いて振り返るその姿を見て、思わず……

1 抱きしめた
2 キスした
3 自由安価

1

>>286 1

駆け寄って抱きしめる。あたたかい。
真司は、ここにいる。一人じゃない。

真司「うお、ちょ、士!きゅ、急に何だよ……照れるだろ……」

士「真司、何なんだこれは、何が起こってるんだ?」

真司「え?」

……どうして真司はこんなに呑気なんだ?
この非常事態に、どうして落ち着いていられる?
危機感がなさすぎる……!

士「おい、寮を見ろ!崩れてるんだぞ?」

真司「?」

不思議そうに首を傾げて寮を振り返り、真司が声を上げた。

真司「何のことだよ」

士「な――にを言ってるんだ、お前、この事態に!
  ふざけていられるような事態じゃないぞ!」

真司「士こそ、なんかおかしいんじゃないか。
   なあ、どうしちゃったんだよ」

ふと気づく。
頭痛。記憶の抜け落ち。
……本当に、俺が、おかしいんじゃないのか?

だが、それを証明する方法があるのか?
自分がおかしいのか?真司か?

分からない。
分からない。
分からない。

士「真司……教えてくれ!俺が……俺がおかしいのか?」

真司「いや……わかんないけどさ。でも、俺は士の味方だから。
   もうちょっと落ち着いて話そう。な?」

士「……あ、ああ。そう、だな……落ち着いて……」

もう一度、しっかりと世界を見てみよう。
意を決して顔を上げ、言葉を失った。

影が、屋上の手すりに寄りかかってこちらを見ている。
以前であったような、霞のような存在ではない。
まるでその部分だけが不自然に世界から切り取られたような、不気味な存在が。
まっすぐに、自分を。

真司「士、何か……?誰だ、お前」

振り返った真司には、あの人らしきものですら普通に見えているのか?
だとしたら、自分は……本当に、どうなって。

混乱した頭のまま、人のようなものから目を逸らす。
あれは、こわい。

真司「士?」

気遣うような声が聞こえた。その時だった。

「■■■■■■、■」

音として成立していないような、ひどいノイズを伴って影が近寄ってくる。
真司がかばうように影と自分の間に割って入った。

真司「やめろよ!士、お前のこと怖がってるだろ。
   こいつ、すっごい偉そうで、こんな顔滅多にしないんだぞ?」

「……■■■■■」

真司「えっ?」

影が何事かを口にしたと思ったら、目の前が、赤く。

士「……真司、お前、腹から」

血が。

真司「……士、ごめん」

その謝罪が、何を意味しているのかが、分からない。
分かりたくない。

士「嘘だよな……おい、真司……」

倒れたその体に、伸ばした手は、届いただろうか。

「■■■!■■■■■……!」

====================
====================
========ERROR========
====================
====================
====WARNING==WARNING====
====================
====================

――ウイルスを発見、修正します――

――修正、コンプリート。リセットします――

【1日目・夜】

――そろそろ起きなよ、士

どこかで聞いた、優しい声が聞こえた。

夏海「士君!いい加減に起きなさい!」グッ

士「――!?くっ、ははははは!あははは!」

ユウスケ「あーあ。風呂にも入らないで、床で寝てるからだぞ」

夏海「もー。転校初日で疲れてたからって、お風呂にくらい入ってください!」

士「わ、わかった……入ってきてやる」

ふと。
二人と同じ部屋で笑っていることが、無性にうれしくなる。
……なぜだろう?

【1日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:――/――
津上翔一:――/――

城戸真司:――/――
乾巧:――/――

剣崎一真:普通/――
響鬼:普通/普通

天道総司:――/――
野上良太郎:――/――

紅渡:――/――
左翔太郎:――/――
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:――/――

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/――

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

はい、二周目開始です!

一周目の感想等、ございますか?

な…なんじゃこりゃぁぁぁぁ!!あ、>>1に提案だけど、司の恋人が決まった時点で前の週でくっつけたカップル(マヨドーナツ)とか自動的にくっつくのは無し?正直、二周目も同じカップルくっつけたりするの大変だし

>>295
そうですねえ……
大変ですけど、前と違ったくっつきかたしておもしろいかもですよ?
今回のこいつらはあくまで友情、とかもおもしろいかもですし。

あと、良太郎が……(笑)
固定しちゃうと他のタロスがかわいそうですから。

>>1はこのまま続行してもいいんですが……
みなさん、いけますか?

あと、みなさんが次は誰を狙うのかちょっと気になる(小声)

寝る前に覗いてみたらなんか凄い事になってた

>>1が頑張って毎週毎週展開変えるのはよく分かった。頑張るかー

>>298
これから何度もこういうオチが……
と思うと、それを書く>>1も微妙に憂鬱です。
変えないけどね!

>>299
そうですね。頑張りたいです。
できるだけ……

これは…二周三周してハッピーエンドを目指すギャルゲの定番ですか!
素晴らしい!

とりあえず一周目で出会えなかった人達と会っておきたいな

>>301
ハッピーとは限りませんけどね(ゲス顔)
>>1も書き足りないキャラが……
サイコ野郎とかサイコ野郎とかサイコ野郎

草加みたいなヤンデレとかサイコ野郎ってなんかいいよね。

>>303
握手しましょう(真顔)
サイコ野郎はテッド・バンディ(だっけ?)ぽくて非常に……
チョーイイネ!サイコー!

>>304
あっ変ないい方しちゃった。
決してテッド・バンディがいいってことじゃないです。
キャラクターだからいいってことです。

浅倉みたいな殺意で動いてるタイプとか、…あ!最近の仮面ライダーに足りないのはキチガイだよ!(多分)

今回はまず五代津上如月と接点を持ちたいねマジで。あとは1周目では結局あれから一回もまともに接してない乾とも

前回深く関わったメンバーはこの際放っておいてまださわりだけのキャラと接しようじゃないか

そして世界観に近付きたひ…

冴子さんを攻略したい(小声)

>>306
ソラ(小声)
ドリアン(震え声)

>>307
ですねえ。
たっくんはかわいそうすぎてリザルト書くたび切なくなった。
悪印象なのにみんな反応薄すぎて……
世界観は……頑張ってくださいとしか。

>>308
どの冴子さんですか(困惑)
どっちにしろ学生にできそうなキャラじゃないと厳しいですね……すいません。
どっちの冴子さんも教師って感じじゃないしなあ。

冴子さん両方名前被ってんなw
影山冴子

>>311
うん、無理ですね(きっぱり)
すいません……
士と彼女がうまくいくところが想像できないですね……

な、なんじゃこらぁ

>>313
いらっしゃいませー。

みなさん、今日はもうやりませんか?
明日も休みなので>>1は平気ですが……

じゃあとりあえず、二周目の2日目いきましょう。
直後起床判定

>>319 3

【2日目・朝】

夏海「士君、早く起きないと遅刻ですよ?
   二日連続でギリギリ登校なんて、私はいやです」

士「……ほっとけ」

ユウスケ「士ぁ、構ってくれてるうちに起きろよー」

夏海「その通りです!あんまりぐずると放っていきますよ」

士「……」

夏海「……」プイッ

士「……」チラッ

夏海「……士君、起きてください」ユサユサ

ユウスケ「夏海ちゃん、士に甘いなあ……」

士「ユウスケに呆れられてるぞ。終わったな、夏みかん」

夏海「どういう意味ですか!」

ユウスケ「失礼だぞ、士!」

士「いいから朝飯だ。用意しろ」

夏海「もうしてあります!」


直後判定
1-4 何もなし
5-7 たっくんor晴人
8-0 剣崎

ウェイ

>>321 3 残念、放課後に移行します

【2日目・放課後】

放課後になった。
まだ転校二日目で学校にも慣れていないが……
放課後はどう過ごそうか。

1 寮に帰る
2 自由安価

色んな部を見て回る

>>324 そういう裏技はなしで。一つ選んでください。

部活動でも見てみようか。
何か興味をひくものがあるかもしれない。

部活動リストを見ると、目を疑うようなものもあったが……
欲望ってなんだ、欲望って。

どこに行こう?

1 欲望部
2 鳴海探偵事務所
3 新聞部
4 サッカー部
5 野球部
6 料理部
7 自由安価

欲望

>>326 1

――欲望部

士「なんだ、この無駄に豪華な扉は……」

扉の位置からして、部屋の広さも相当なものだろう。
実はすごく活発に活動している部で、相当の部員数を抱えているんだろうか?

そんな期待を胸に、扉を開けた――

直後判定
1-4 いない
5-7 映司とアンク
8-0 映司

>>329 4

士「……鍵がかかってやがる」

つまり誰もいないんだろう。
……これだけ期待させておいてこれとは。

この部の部員に会う機会があれば、ぜひ文句を言って聞かせよう。

そう心に決めて、その場を後にする士だった。

【2日目・夜】

夏海とユウスケは、無事にクラスの生徒と仲良くやっているようだ。
自分は……

……

さて、今夜はどう過ごそうか。

1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

そういや、前回は夜をバイクで散策したら出逢いがあったな。今回もやってみよう

>>332

士「バイクで出掛けてくる」

夏海「気を付けてくださいね」

ユウスケ「ちゃんと帰って来いよー」


直後判定
1-3 なんもなし
45 サイコ野郎に襲われる最後の希望
67 ヤンデレに因縁をつけられる猫舌
89 破壊衝動の権化と馬鹿
0 どう見ても乙女ゲーム集団

>>336 6

――川原

夜の川原というのも風流でいい。
ただ、足元をしっかり見ないと危ないんだが……
そんなわけで足元をしっかり見ていたせいか、前方の人影に気付くのが遅れた。

見た限りだと……襲われてるのか、あれ。
もしかすると凶悪犯罪に行きあったかもしれない。
どうする?

1 とりあえず警察
2 とりあえず跳び蹴り
3 とりあえず声を掛ける
4 自由安価

2

>>339 2

何かがあってからじゃ遅い。
とりあえず跳び蹴りでもしておこう。

士「おらァッ!」

気合を入れて蹴りを当てると、肩に掴みかかっていた方が川原に転がった。
襲われていた方を振り返ると、これはなかなか――美人だ。

直後判定
草加雅人なら大丈夫♪ +1

スタンデンバーイ

>>341 0+1=0 たたたっくん!どういうことですか!?(混乱)

「……悪いな、助かった」

士「いや、当たり前のことだ」

「あいつ、一応知り合いなんだけどな。どうあしらおうか考えてたとこだ」

士「そうか。警察を呼ぶ前にそれを聞けてよかったな」

「一応、助けられたわけだし、礼してもいいけど。
 ファミレスでも行くか」

士「そうだな。……知り合いなんだろう、ほっといていいのか?」

転がっている男を顎で示すのと同時に、男が身じろぎした。

「あー……啓太郎に連絡しとくか。大丈夫だ、知り合いが回収しとく」

士「にしても、どうしてあんなのに襲われてたんだ?」

「まあ、いろいろとな。あいつ、好きなやつのことになるとおっかないんだよ」

美女はそう言うと面倒くさそうに頭をかいた。
そうしたがさつにも見えかねない仕草が妙に色っぽい。

さて、美女は知り合いに連絡しているが……どうしようか?

1 美女を観察
2 倒れている男を介抱
3 自由安価

>>345 2

一応、こんな状態にしたのは自分だ。
介抱しておいてやろう。

たんこぶはないか、出血はないか確認するが見られない。
近くに川があることだし、ハンカチを濡らして打ったであろう頭を冷やしてやる。

「……真理……」

寝言で何か言っているが無視だ、無視。

通話を終えた美女がこちらに向き直り、感心したような声を上げた。

「お前、律儀だな。私ならそんな奴ほっとくぞ」

士「わざわざ回収を頼んで、放っておいてないだろ」

「……まあ、そうかもな。自己紹介しとくか?
 いつまでもお前じゃなんだし……私は乾巧。ついでにそいつは草加雅人だ」

士「門矢士だ」

巧「じゃあ、ファミレス行くか」

士「ああ。あっちにバイクを停めてある。よかったら後ろに乗れ」

直後判定
クリティカル +2

草加雅人なら大丈夫ー♪

>>347 3+2=5

巧「……まあ、いいか」

少し考えてから後部シートに座った巧だが、微妙に距離がある。

士「振り落とされたいのか?」

巧「なんだよ。しょうがないな」ギュッ

……!!
これは……やわらかいこれは……もしかして……大きい!?

巧「どうした、門矢?」

士「いや、ファミレスだな」

わざとちょっと遠めのファミレスを選んだりしてない。全然してない。
その後、ファミレスでお互いが同じ学校の生徒と分かったあたりで解散した。
補導されてはたまらない。


乾巧:友好を獲得

【2日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:――/――
津上翔一:――/――

城戸真司:――/――
乾巧:友好/友好

剣崎一真:普通/――
響鬼:普通/普通

天道総司:――/――
野上良太郎:――/――

紅渡:――/――
左翔太郎:――/――
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:――/――

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/――

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

ねむたい……

俺は寝るぞジョジョォ~~~

はい。もう寝させてください。
明日の昼過ぎ……1時くらいから再開すると思います。
お時間あったらどうぞ。

おやすみなさい。

>>335の0は多分最初からクライマックスな人たちだと思う

おはようございまーす。

>>352-353
その予想であってますよ。

ちょっと予定より早いですが、はじめていいでしょうか。
とりあえず、直後起床判定

人がいない……
まあ平日ですからね。
また一時間ほどしたら見に来てみます。

いらっしゃいませー。始めましょうか。
>>356 2

【3日目・朝】

夏海「士君、毛布にしがみついてないで、起きてください」ユサユサ

士「……むくぞ、夏みかん」

夏海「私はみかんじゃないです!もう、何回言わせるつもりですか」

一向に起きようとしない士に手を焼いた夏海がため息をついた。

夏海「それじゃあユウスケ、起きようとしない士君は放っておいて、
   二人でおいしい朝ごはんでも食べましょう!」

ユウスケ「お、いいなー。何食べる?」

夏海「そうですね、士君に内緒で買ってあった最近人気のパン屋さんの――」

士「起きたぞ、俺にも寄越せ」ガバッ

夏海「……現金なんですから」


直後判定
1-4 何もなし
5-7 授業
8-0 購買

>>358 4 ……
おまけ +1
4+1=5

直後さらに判定
1-3 普通の授業
4-6 合同体育
7-9 地理
0 プール

>>360 3

【3日目・授業中】

――2-D

教師の言葉をBGMに寝ようと思ったが、前の授業で寝すぎたのか眠れない。
仕方なしにグラウンドに目を向けると、他のクラスが体育の授業中だったらしい。

一人の女子生徒が何もないところで盛大に転んで、男子生徒に怒鳴られている。

「何やってんだ野上ー!!」

「ご、ごめんねー!」

どうやら、女子生徒が転んだ拍子に蹴ったボールが男子生徒に命中したらしい。
古典的な漫画のようなことをする奴もいるんだなと感心した。

【3日目・放課後】

放課後になった。
たっぷり眠れて心地よかったと言えばそうだが……
こう何もないと面白くない。

さて、放課後はどう過ごそうか?
何か面白いことでもあればいいが……

1 寮に帰る
2 自由安価

誰かいませんかー?

いなさそうですね……
また一時間ほどしたらきます。

町に面白い店がないか探検

>>365 いらっしゃいませー

士「何か面白い店がないか探してみるか」

学校の中を歩くのもいいが、この街にも来たばかりだ。
いろいろと調べるのもいいだろう。

直後判定
12 クスクシエ
34 はんぐり~
56 花鶏
78 ポレポレ
90 たちばな

もっと僕を笑わせてよ!!

>>366
花鶏よりミルクディッパーがいい気がしたので置き換えて考えてください。

>>367 1

――クスクシエ

士「多国籍料理店か……おもしろそうだな、入ってみるか」

興味がわいて入ってみると、そこは……

直後判定
1-4 地獄だった
5-8 スペインだった
90 天国だった

どうだ

>>370 0 なんで女装書かせてくれないんですか(憤慨)

士「天国か、ここは……」

「あら、いらっしゃいませ~。本日はギリシア神話フェアでございます」

店長と思しき女性がそう言って士の手を引き、椅子に座らせた。
その衣装はギリシャをイメージしたらしいトーガで、
露わになった肩や首筋が眩しい。

「私は店長の白石千代子といいます。お客様、ご希望のメニューは?」

目についたメニューを適当に選ぶと、店員がそれを届けにやってくる。
眩しい。どんな登場人物をイメージしたのか知らないが、太ももが眩しい。

「オリンポス風フルーツパフェです」

笑顔でパフェを置いた店員は、それはもう、きわどい格好だ。
いや、決して見えないようにトーガの下に布を着ているのは分かるが、
それでも強調された谷間や、脇の下にできた隙間から見えるボディーラインが……

直後判定
クリティカル +1

フルチャージ!!

>>373 4+1=5

「あれ、お客様……同じ学校の人ですね!」

驚いたように声を上げた店員を見るが、全く見覚えのない生徒だ。
というか、うちの学校はバイトオッケーだったのか。

知世子「それじゃあここで会ったのも何かの縁ね!よろしくお願いしたら、映司ちゃん?」

「そうですね。私は火野映司、2-Bの生徒です」

士「門矢士、2-Dだ」

映司「門矢さん、ですね。よろしくお願いします。
   それと、クスクシエのことも、どうぞご贔屓にお願いしますね」

人懐こそうに笑っている映司に、何と言おうか?

1 ここに来ればまた会えるか?
2 うちの学校はバイトしてもいいのか?
3 自由安価

1

>>375 1

士「ここに来ればまた会えるか?」

映司「いいえ、たぶん滅多に会えないと思いますよ」

にこにこと笑いながら映司が答える。
知世子はその言葉を聞いて頬を膨らませた。
……成人女性なのに、少女のような仕草の似合う人だ。

知世子「もう、またここでバイトしてくれればいいのに……
    あのね、士君。映司ちゃんは今日、比奈ちゃんって子の代わりに来てるの」

士「それじゃあ、一日限りのバイトってことか」

映司「すいません、今はみんなとの学校生活が楽しくって。
   もちろんクスクシエも好きなんですけど……」

知世子「しょうがないわね。じゃあ、またお客さんとして来てちょうだい」

映司「はい」

知世子「士君も、また来てね?ここ、いろいろフェアをやってて、いつ来ても新鮮なのよ~」

自慢げにそう言うと、知世子は他の客のオーダーを聞きに行った。
そういえば、二人とも仕事中だ。これ以上話をしていては邪魔になるだろう。

映司「門矢さん、ゆっくり食べていってくださいね。
   異称や内装もウリですけど、料理だっておいしいんですよ、このお店」

映司も厨房へ行ってしまった。残された士がパフェをスプーンで一口食べてみれば、なるほどうまい。

士「……気が向いたらまた来るか」


火野映司:友好を獲得

【3日目・夜】

夏海「ひどいです……夕ご飯を残したりして……」ブツブツ

パフェのせいであまり夕飯を食べられず、夏海を怒らせてしまった。
これくらいはいつものことなので、すぐに機嫌はなおるだろう。

さて、今夜はどう過ごそうか。

1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価


たまに、どこか遠い所で「もやし」と呼ばれてる気がする………そうだ、筋トレしよう!

>>378 どうしてそうなった(困惑)

士「そうだ、筋トレしよう」

士の落とした発言に、夏海はむせ、ユウスケは茶を噴いた。

そんな二人を華麗に無視しつつ、どんな筋トレをしよう?

1 ジョギング
2 腹筋
3 腕立て伏せ
4 自由安価

>>380 1

ジョギングでもして鍛えよう。
立ち上がって部屋を出て行く間も、二人は何事かと顔を見合わせていた。

夏海「士君が筋トレ……?」

ユウスケ「士が地道な努力……?」

直後判定
12 誰にも会わない
34 同じくジョギングする先生
56 散歩するたっくん
78 転ぶ不運少女
90 サイコ野郎とドーナツ

てぇーい☆

>>382 555になってるー!?

――並木道

夜の並木道をジョギングしていると、冷たい風が火照った体に心地いい。
こういうのもたまにはいいなと思いながら走る士の視界に、散歩している人影が飛び込んできた。

士「お前は……」

巧「……門矢か」

巧が立ち止まったので自分も立ち止まり、軽く息を整えた。

巧「ジョギングなんてしてるのか」

士「いや、今日はたまたまだ。それにしても、夜によく出会うな」

巧「学校でも隣のクラスだし、そのうち体育で嫌でも会うだろうけどな」

巧はラフな格好で歩いていたので、ジョギングとは違いそうだが……
毎晩出歩いたりして、あまり危機感がないのだろうか。
昨日のようなことがないとも限らないのに。
……いや、あれは知り合いなんだったか?

何にせよ、ここで会ったのも何かの縁だ。

1 一緒に歩かないか誘う
2 ここで別れる
3 自由安価

1を選ばない奴は男じゃねぇ

>>385 1 ですよねー。555で感動したので今回は甘めに行きます。

士「せっかくだ、一緒に歩かないか?」

巧「……断る、めんどくさい」

士「そう言うな。女の一人歩きは危ないぞ」グイッ

巧「あ、おい!」

目を逸らして断った巧の手を引き、無理に一緒に歩き出した。
最初こそブツブツと文句を言っていた巧も、しばらくすると静かになる。
本気で手を振り払わないあたり、まんざらでもないのかもしれない。

巧「一人歩きは危ないって言ったけど、この状況も充分危ないだろ」

思い出したように文句を言い始めた巧に、なんと言い返そうか?

1 期待してるようなことはしない
2 そうかもな
3 信頼しろ
4 自由安価

2

>>388 2

士「そうかもな」

そう言った瞬間、握った手がこわばった気がする。
……まずいことを言っただろうか?

巧「……真顔で言うなよ、本気かと思った」

士「悪かったな」

素直に謝ってやると、巧がため息をつく。

巧「お前はそんなことしない……と思う。昨日も助けられたしな。
  だからこうして一緒に歩いてやってるんだ。あんまり脅かすなよ」

不機嫌そうな声だったが、一応信頼されているらしい。
何と返そうか?

1 信頼には応える
2 どうだかな
3 自由安価


お前も一緒に走れ!>>1同様おせち食い過ぎじゃないのか?

>>390 会話の流れがおかしい気がする……あと士が>>1とか言ったら草不可避なのでちょっと変えますね。
それとこの世界、別にお正月じゃないですし……

士「そんなことより、お前も俺と一緒にジョギングしたらどうだ?」

巧「は?」

士「気持ちいぞ」

巧「お、おい!」

無理やり手を引いたまま走り出す。
少しからかってやろうと早めに走るも、あっさりついてこられて面食らった。
足がもつれて転びかけるかと思ったが……運動は得意らしい。

巧「急に走んなよ!……ったく、何なんだお前。マイペースすぎだろ……」

立ち止まると、巧が睨み付けてきた。

士「気持ちよくなかったか?」

直後判定

可能性はいつでもゼロじゃないはず

>>392 4 あらーギリギリ怒りましたね

巧「急に走らされて、気持ちいいも悪いもあるか!
  私はもう帰るからな」

つないでいた手を無理にほどいて、巧は背中を見せた。
どうやら怒らせてしまったらしい。まあ、無理もないか。
明日会うことがあれば謝ってやってもいいが……

すっかり遠くへ行ってしまった今日は、謝ることもできないだろう。
今日は素直に帰って寝るとしよう。


乾巧:悪印象を獲得

【3日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:――/――
津上翔一:――/――

城戸真司:――/――
乾巧:悪印象/悪印象

剣崎一真:普通/――
響鬼:普通/普通

天道総司:――/――
野上良太郎:――/――

紅渡:――/――
左翔太郎:――/――
火野映司:友好/友好

如月弦太朗:――/――
操真晴人:――/――

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/――

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

はい、どうでしたか?

>>1はご飯を食べてきます。

直後、起床判定お願いしますね。

あ、悪印象…
いや、まだ大逆転できる!はず!

ヒーロー特集やってる

もどってきましたー。

>>396
そうそう。まだまだ大丈夫です。
っていうか士→たっくんは悪印象じゃなかった。友好のままです。

>>397
なん……だと……?
今見たら仮面ライダーが終わってたっていう……
風呂入るんじゃなかった……

とりあえず、再開しましょう。

>>396 6

【4日目・早朝】

今日は早く目が覚めたので、登校するまで余裕がありそうだ。
最近起きるのが遅かったせいか、久々の早朝の空気が気持ちいい。

さて、今朝はどうやって過ごそうか。

1 ゆっくり登校する
2 ユウスケで遊ぶ
3 登校する(その後の行き先も)
4 自由安価

3グラウンド

>>400 朝のグラウンドにいる人と言えば……?

――グラウンド

さて、早起きして早くに登校し、グラウンドにやって来たが……
部活の朝練をしている生徒たちの姿も見られる。

直後判定
12 誰にも会わない
34 甲子園球児
56 サッカー部を見つめている女子生徒
78 この学校の全員と友達になる一年生
90 どこかからヴァイオリンの音が……

一年生来い!

>>402 8 有言実行した……だと……?

士「特に面白いものもないな……教室にでも」

行くか、と言いかけた時に、衝撃。

「よお!おはよう!」

ばしばしと勢いよく背中を叩かれ、思わずむせた。

「大丈夫か?悪い、思ったより力いっぱい叩いちまったみたいだ」

次いで、背中をさすられる。
なんなんだ、朝っぱらから……と思い、顔を上げると。

士「……絶滅危惧種だ……」

「?」

見事なリーゼントと、俺は不良ですと言わんばかりの改造を施された黒ラン。
うちの制服じゃないだろというツッコミは……やめておこう。

「私は如月弦太朗だ、よろしくな!」

笑顔で手を差し出された。っていうか、見た目に反した一人称だな。
奇妙な男がいたものだ……

士「悪いが、朝っぱらから見ず知らずの男に背中を叩かれて握手する気はないぞ」

士の言葉に、弦太朗が目を丸くした。

弦太朗「男?私は女だぜ」

1 冗談はよせ
2 どこがだ
3 その胸でか?

3

>>404 3

士「その胸でか?」

おっと思わず本音が。

弦太朗「胸が小さくても女は女だろ?」キョトン

と言いつつ、若干胸元を触って確認している。……もしかすると本当に女で気にしていたんだろうか。

士「いや、今のは失言だった。忘れろ。
  だがお前、女ならどうしてそんな恰好をしてるんだ」

弦太朗「この制服、気に入ってるんだよ~かっこいいだろ?」

士「……なら、その髪型は?」

弦太朗「青春爆発って感じだろ!」

士「知らん。少なくとも女のする髪型じゃないぞ」

というか、現代社会にその髪型の人間が何人いることか……

弦太朗「まあいいじゃねえか。私が気に入ってるんだから!
    それより、ほら」

またしても手を差し出された。
とりあえず払いのけておく。

弦太朗「あー!何すんだよ!えっと……お前、名前は?」

1 教える
2 教えない

あえてユウスケと名乗ってみる2

>>406 2 また懐かしいネタをww

士「……小野寺ユウスケだ」

許せ、ユウスケ。俺は面倒なのは嫌いだ。

弦太朗「そっか!じゃあユウスケ、私とダチになろうぜ」

またしても差し出された手を払いのけ、背を向けて教室へ向かい歩き出す。

弦太朗「待てよユウスケ!いいか、私はこの学校の全員と友達になる女だ!
    だからお前とも絶対に友達になる!」

あー聞こえない聞こえない。

弦太朗「絶対だからなー!!」


如月弦太朗→門矢士:友好を獲得
門矢士→如月弦太朗:面倒を獲得

直後判定
1-4 何もなし
5-7 授業
8-0 昼休み

さすが弦ちゃん、友好早いなw

>>409 3

【4日目・放課後】

士「……もう放課後か」

日が傾きつつある空を見上げ、これからどうしようか考える。

今日の放課後は、どうしよう。

1 寮に帰る
2 自由安価


寮に帰ろうとしたら、校内放送で呼び出しを受ける

>>411 えーっと……そういう、~される系はちょっと……すいません事前に断っておくべきでしたね。
とりあえず、判定で成功したら呼び出されましょう。

直後判定

はい、今回は事前に断らなかった>>1の不手際でもありますから、
再安価オッケーにしましょう。
↓でどうぞ。

街をぶらついてみる

>>416

街をぶらついてみるとしよう。
何か面白いものに出会えるかもしれない。

直後判定
1 何もなし
23 天の道を往く人と甲子園球児
45 ダブルジョーカー
67 月と流れ星
89 不運とツンアホ
0 サイコドーナツ

誰が出るかな

>>418 3

――商店街

ぶらぶらと歩いていて、商店街にまで来た。活気にあふれている。
こういう空気も悪くない、とカメラに手を伸ばした時、面白い光景が目に入った。

「お、重いって!ちょっとは量とか考えろよ!」

「男ならこれくらい平気だと息巻いていたのは誰だ?」

「俺だけど……おまえの荷物なんだからちょっとは自分で持てよ!」

「断る」

両腕いっぱいに荷物を持たされた、自分と同じ学校の制服を着た男女。
恋人か何か……にしては、甘い空気が微塵もないが。

「おーもーいー……落とすぞ……絶対に途中で落とす……」

「そしたらもう一度買ってこい」

「なんでだよ!せめてこの豆腐くらい自分で……!」

男子生徒はふらふらと歩いている。

1 手伝ってやる
2 放っておく
3 自由安価

1

>>420 1

「おっわっあー!!」

とうとう男子生徒の手を離れて宙を舞った豆腐が崩れないよう、見事にキャッチする。
男子生徒は安堵の息をつき、女子生徒は感心している。

「なかなかやるな。加賀美とは大違いだ」

「この荷物であんな動きができるか!いや、この荷物じゃなくてもできないけど……
 とにかくありがとな、君。同じ学校の人みたいだけど……俺は加賀美新」

「私は天の道を往き――」

加賀美「こっちは天道総司だ」

天道「……」

天道は決め台詞をさえぎられ、ふくれっ面だ。

加賀美「お前、一々長いんだよ。で、君は?」

士「門矢士だ」

加賀美「本当にありがとな、門矢!」ニコッ

さて、この豆腐は……

1 加賀美に渡す
2 天道に押し付ける
3 持って帰る
4 自由安価

最後までついていく

>>422 自分が最後まで持つってことですね?

天道「さあ、豆腐を返してもらおうか」

士「いや、このまま持って行ってやる。加賀美がつぶれるだろう、このままだと」

加賀美「門矢、お前……すっごくいいやつだな!ありがとう!」

天道「……まあいいか。行くぞ」

加賀美「ありがとな~一個ないだけでかなり楽になった」

士「このくらいなら余裕で持てるからな、気にしなくていい」

先導する天道のあとについて、寮までの道を歩いた。


直後判定
十の位で天道→加賀美

一の位で加賀美→天道

これからこういう判定が出たら、だいたいは恋愛的な意味で好きかどうかの判定です。
低い数値でも友情はありますので、ご了承ください。

そいや

>>424 天道 1 完全な友情ですね!
     加賀美 0 泣けるでぇ……

――寮・エントランス

天道「門矢、ここまででいい。あとは加賀美に運ばせる」

加賀美「運ばせるって何だよ。運んでもらう、とか言えないのか?」

天道「お前が私を手伝うのは当然だ」

偉そうにしているのが似合う女だな、天道総司。
そしてそれにこき使われる加賀美……多少かわいそうな気もする。

士「いや、物はついでだ。このまま運んでやる」

天道「知り合ったばかりの人間を部屋に上げる気はないと言っているんだ。
   ……もういい、豆腐は私が自分で運ぶ」

加賀美「待てよ、天道。せっかくの厚意なんだから、甘えてもいいだろ?」

直後判定
加賀美の勧め +1

そい

>>426 1+1=2 天の道っていうより鉄の女ですねこいつ……

天道「断る。行くぞ、加賀美」

豆腐をひったくられてしまった。

加賀美「あっ、待てよ!……ごめんな、門矢。
    けどあいつ、あれでけっこういいとこもあるんだ。じゃあな!」

そうして、二人はエレベーターに消えていった。
……自分も乗らなければ帰れないんだが。
仕方ない、隣のエレベーターを使おう。

寮のエレベーターが充実していたことに感謝した放課後だった。


天道総司:普通を獲得

【4日目・夜】

夕食を食べ終え、のんびりとくつろぐ……
ここにじいさんがいれば、以前と何ら変わらない光景だが。

……あまり、気分が沈むことは考えないでいよう。
さて、今夜はどうしようか。

1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

ファミレスに出かけてみる

>>429 たっくんと行ったファミレスですよね?

そういえば、巧を怒らせたまま放置していたんだった。
会えるとも限らないが、以前行ったファミレスに行ってみようか。

士「ちょっと出かけて来るぞ」

夏海「いってらっしゃい」

ユウスケ「最近毎晩出掛けてるけど、気をつけろよー」

直後判定
毎夜連続遭遇中 +1

ジェットスライガー、カムクローサー!

>>431 2+1=3

――ファミレス

残念ながら、巧の姿は見えない。
まあ、こういうこともあるだろう。

店員「いらっしゃいませー」

……見つかったからには、何か頼まなくてはいけないだろうか。

1 頼む
2 頼まない



ラストチャンス。正しいのは片方だけです。

2

>>433 2 正解です!

士「いや、入る店を間違えた。じゃあな」

店員「あ、お客様!」

呼び止めようとする声を無視して外に出た。
さて、巧には会えなかったが、夜の散歩を楽しんで帰るとするか。

直後判定
選択肢正解 +1
毎夜連続遭遇中 +1

そりゃ

>>435 0+2=0 ここにきてこれとは……すごい

――街

ジョギングの時とはまた違った景色を楽しみながら歩いていると、
前方からやってくる人影に気付いた。
あれは……

士「巧か。本当に毎晩会うな」

巧「……お前か」

ものすごく嫌そうな顔をされた。
印象はあまりよくないらしい。

何か話そうか?

1 昨日は悪かった
2 一緒に歩かないか
3 じゃあな
4 自由安価

ひねくれた事を言いたいのを抑えて 2

>>437 2 実は3も正解なんですよね。コンマ0だったし。

士「一緒に歩かないか」

巧「よくもまあ、昨日の今日でそんなことが言えるよな。
  自分勝手だとか思わな――お、おい、手を引っ張るな!」

何だかんだと文句を垂れる巧の手を引いて寮へ歩き出す。

士「どうせ帰る場所は同じだろ」

巧「それはそうだけど、お前と一緒に歩く理由がないだろ。手、離せ」

後ろを歩く巧を振り返れば、実に嫌そうな顔だ。

士「女の一人歩きは危ないからな」

巧「……またそれか」

今度はうんざりした顔だ。
どうにも嫌われたらしいが、一人歩きが危ないのも事実だ。

士「昨日は大丈夫だったか?」

巧「大丈夫だったから今日も歩いてたんだ。それくらい分かるだろ」

士「そうだな。お前、歩くのは好きなのか?」

巧「別に。めんどくさいのが嫌いなだけだ。寮はルームメイトがめんどくさいんだよ」

士「基本的には一人部屋だろ。自分で希望したんじゃないのか?」

巧「向こうが勝手に決めたんだよ。ったく……」

直後判定
クリティカル +1

仮面ライダーふぁーいず♪

>>439 0+1=0 お、おかしいなあ……たっくんがちょろいみたいじゃないですか……

巧「……お前も、めんどくさい」

士「それは聞き捨てならないな」

振り返ってみると、巧はふてくされたような表情をしていた。
先程までとは少々毛色の違う反応に思える。

巧「マイペースすぎるんだよ、お前……こっちの調子が狂う。
  怒る気もなくなるっていうか……」

士「昨日のことはもういいのか?」

巧「よくないからめんどくさいんだよ」

士「なら、どうでもよくさせてやる」

巧「は?」

怪訝な顔の巧から一度手を離し、距離をとってまっすぐに目を見つめる。
巧は何が始まるのかと警戒して後ずさりした。

士「昨日は悪かったな」

巧「……は?って、ちょっと、手をつなぐなよ」

再び体を寮のある方向へ向け、巧の手を引いて歩きだす。

士「これで昨日のことはどうでもよくなったな」

巧「はあ?……なんだよ、ほんとにどうでもよくなったじゃないか……」

士「なら、一緒に歩くのも問題ないな」

巧「……勝手にしろ」

本当に、気付かないくらい小さな力で手を握り返された、気がした。


乾巧:友好(大)を獲得

【4日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:――/――
津上翔一:――/――

城戸真司:――/――
乾巧:友好(大)/友好(大)

剣崎一真:普通/――
響鬼:普通/普通

天道総司:普通/普通
野上良太郎:――/――

紅渡:――/――
左翔太郎:――/――
火野映司:友好/友好

如月弦太朗:友好/面倒
操真晴人:――/――

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/――

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

途中からコンマがおかしかったけど、たっくんと仲良くなりましたね!
一度も学校で会ってないけど!

5日目、いきますか?

それでは直後、起床判定を

そいやっさ

>>449 2

【5日目・朝】

夏海「もう、毎晩散歩してるから起きれないんですよ」

呆れたような夏海の声が聞こえるが、眠いものは仕方がない。

夏海「朝ごはん食べてないの、士君だけですよ」

士「……先に食ったのか」

夏海「遅刻しちゃいけませんから。ほら、起きてください。
   今なら私もユウスケもいますから、一人じゃないですよ」

士「……」モゾモゾ

ユウスケ「おはよー士。朝飯待ってるんだからなー」

士「……夏みかん、嘘ついたな?」

夏海「何のことでしょう」プイッ


直後判定
1-4 何もなし
5-7 授業
8-0 昼休み

俺、参上!

>>451 5

さらに判定
1-3 普通の授業
4-6 合同体育
7-9 地理
0 プール

天道と加賀美をくっつける周だね今回は
個人的には加賀美とひよりも好きだけど

>>453 8 そこらへんは天道と仲良くなってみましょう

――2-D

今日も今日とて退屈な授業だ。
空は青い。快晴だ。

「いい天気だよね。私、こういう青空って好きだな」

士「……?」

授業中にこんな大声で喋る生徒なんているだろうか、と振り返って士は固まった。
教師がそこに立っていたのだ。

「門矢君、そんな素敵な空を見上げたいのは分かるけど……
 授業もちゃんと聞こうね。先生なりに一生懸命にしゃべってるから」

士「あ、ああ……」

わざわざ後ろの席まで来て注意するとは。
この教師……何という名前だったか。

「私が誰だかわからないって顔だね」

教師は特に気分を害した風でもなく笑った。

「地理担当、五代雄介です。よろしくね。
 さ、授業再開しまーす」

教壇へ戻っていく五代の背中を見ながら、ふと思う。

士(五代雄介……ユウスケ?
  偶然か……)


五代雄介:普通を獲得

【5日目・放課後】

放課後になった。
青空が徐々に赤くなっていく。
この光景は嫌いじゃない。

……さて、今日はどう過ごそうか。

1 寮に帰る
2 自由安価

屋上へ行こう

>>456

屋上へ行ってみよう。
屋上から見る景色には興味がある。

直後判定
1 誰もいない
23 美容師志望とドーナツ女
45 たっくん
67 弦ちゃん
89 天道とカガーミン
0 特殊イベント

スタンデンバーイ

>>458 9

――屋上

屋上の扉を開けようとして、話し声に気付いた。

加賀美「なあ天道、俺一応野球部だぞ?」

天道「だからなんだ」

加賀美「お前の気まぐれに付き合ってたら部活に行けないだろ」

天道「お前がいなくても変わらないだろ」

加賀美「俺、一応ピッチャーなんだって!」

どうやら、加賀美と天道らしい。
何をしているんだろうか?

1 屋上に入る
2 入らない

>>461 1

屋上に入ると、そこには――

加賀美「もー、最近朝練にくらいしか顔出せてない――あ、門矢!」

天道「うまそうな匂いにつられて来たか」

ピクニックシートに、弁当箱。
完全に遠足か何かの状態だった。

1 食ってもいいか?
2 加賀美が不憫だ
3 自由安価

茶化す

>>463

士「屋上でデートか?青春ってやつだな」

加賀美「いやいや、違うって!」

天道「私とこいつがデートなんてするわけないだろう。
   月とスッポンどころか太陽とスッポンだ」

若干照れている加賀美に対して、天道は真顔だ。
……なんだろう、この、妙に加賀美を応援したくなる気持ちは。

士「そう言って、男女二人きりだぞ?多少は気がないとこんなことしないだろう」

天道「くだらんな。そういう偏った考えしかできないのか?」

加賀美「落ち着けよ天道。いや、落ち着いてはいるか……とにかく、食って掛かるなよ。
    門矢も、あんまりからかうなよなー」

士「思ったことを素直に言っただけだがな」

直後判定 天道→加賀美

一度感情が固定されてるので、高コンマでも多少意識する程度にとどまります

ウンメイノー

>>465 4 よって意識に変化なし

天道「お前は犬とデートするのか?」

士「それは……」

何故巧の顔が脳裏に浮かんだかは分からないが、しないだろう、普通。

加賀美「って、俺は犬かよ!」

加賀美の雄叫びが、空に響いた――

【5日目・夜】

明日は休日だ。
多少は夜更かししても――

夏海「士君、明日は休みだからって夜更かししちゃいけませんよ」

……

ユウスケ「へへっ、やーい怒られてやんのー」

士「うるさい」

さて、今夜はどう過ごそうか。

ブラブラ散歩する

>>468

今日も散歩するとしよう。

士「散歩してくる」

夏海「絶対夜更かししちゃいけませんよ!
   おじいちゃんに言いつけますからね!」

士「そんなもん言っても――いや……分かった、ちゃんと帰ってくる」

ユウスケ「気を付けてなー」

直後判定
1 誰にも会わない
2-4 ヴァイオリン少女
5-7 たっくん
8-0 猫と飼い主

>>470 7 すごい……本当に毎晩会ってるww

――並木道

昼とは違った趣の並木道を歩いていると、後ろから肩を叩かれた。
振り返ると、巧の姿が。
……かれこれ、四夜連続か?

巧「よお」

士「本当によく会うな。今日も一人歩きか?
  何度危ないって言わせれば気が済むんだ」

直後判定
友好(大) +1
連続イベント発生中 +1

これはたっくんルートくるで

>>472 4+2=6

巧「前に言っただろ。お前のことは一応信用してる」

士「ああ、そういえばそんなことも……」

待てよ、今の発言。

士「お前、今日は俺に会いに散歩してたのか?」

巧「え?」

士「そういう言い方に聞こえたぞ」

直後判定
十の位で士→巧
連続イベント +1

一の位で巧→士
連続イベント +1

ほあ

>>474 士 6+1=7 好意を獲得
     巧 5+1=6 好意を獲得
うーん、まだ完落ちじゃないですね。

巧「そ……んなことない」

やや言葉に詰まったが、別に赤くなったわけでもない。
……自分に対して気がないということだろうか。
いやいや、どうしてそこで落ち込むんだ俺。

士「……とりあえず、今日も歩くか?」

巧「そう、だな」

微妙に会話がぎこちなくなってしまった気がするが……

1 いつも通り手をつなぐ
2 今日はつながないでみる

わんこは繋いだ方がいいんだよ、と1

>>476 1

いつも通りのことだと自分に言い聞かせながら隣を歩く巧の手を握った。
何故か今日は緊張するが……

巧「……」

士「今日は嫌がらないのか?」

そう、巧の反応がおかしいせいだ。たぶん。

巧「別に……嫌じゃないことは、嫌がらない」

何かを勘違いしそうなことを言われたが、変な意味じゃないはずだ。
友人として認められたんだと思っておこう。

そうして、今日はあまり会話のないまま散歩を終えた。


ちなみにこれ、つながないでみたら判定次第でたっくんからつないできてました。
要判定なのでこっちのが無難でしたが。

【5日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:普通/普通
津上翔一:――/――

城戸真司:――/――
乾巧:好意/好意

剣崎一真:普通/――
響鬼:普通/普通

天道総司:普通/普通
野上良太郎:――/――

紅渡:――/――
左翔太郎:――/――
火野映司:友好/友好

如月弦太朗:友好/面倒
操真晴人:――/――

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/――

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

どうでしたか、5日目は。

6日目いきますか?
もう寝ますか?

>>1はどっちでもいいです。

乙 おやすみどすえ…

>>480
はい、おやすみなさい。

明日からは夜にしか来れないと思います。
夜にすら来れない日もあるかもですが……
できるだけ頑張りますね。

>>1ももう寝るとします。
おやすみなさい、みなさん。

こんばんはー!
10時くらいから始めますね

乙。

攻略対象以外の先生も適宜ちょこちょこ顔出ししてくれたら楽しい。

>>486
そこに関しては頑張りたいです。
遥先生って何担当でしたっけ……思い出せない。

【6日目・朝】

休日の朝はのんびりできるから嫌いじゃない。
夏海に揺り起こされることもなく、気ままに眠っていられる。

だが、いつまでも寝ているつもりもない。
今日はどう過ごそうか。

商店街に出かける

>>489

士「商店街にでも行ってみるか」

以前は天道と加賀美に出会ったが、今日も二人に会うか、それとも別の出会いがあるか……

直後判定
1 誰にも会わない
23 矢車さんorやさぐるまさん
45 紅家
67 天道と加賀美
89 響鬼先生と……?
0 記憶喪失のあの子

これでどうだ

>>492 9

――商店街

士「こういう活気も悪くないな」

周囲の人々の笑顔だとか、暮らしぶりを眺めながら歩く。
そんな時、見知った顔を見つけた。

士「あれは……担任か?すると、一緒にいる男は……」

前方に響鬼と見知らぬ男を発見した。
響鬼もこちらに気付いたようだ。

響鬼「門矢君、おはよう。何か買い物?」

士「いや、ぶらぶら歩いてるだけだ。そっちこそ、ずいぶん若いやつとデートしてるんだな」

「デート?やだなあ、違うよ。響鬼さんは僕の同僚なんだから」

士「ってことはあんた、教師か。ずいぶん若いな」

さわやかな好青年、といった印象の男だ。

響鬼「うん、まあ、威吹鬼はまだ教育実習生だからね」

士「……同僚じゃないだろ」

威吹鬼「あれ、本当だ。ごめんごめん」

少々ぼんやりしているが……まあ、悪いやつではなさそうだ。

士「けど、休日にこんな場所を歩いてるのはおかしくないか。
  やっぱりデートだろ」

直後判定

あっ、「記憶喪失とあの子」って読んじゃった。翔一くんか

五代、沢木、黒い青年、木野、高見沢、広瀬父、響鬼、斬鬼、朱鬼、田所、オーナー、ガオウ、音也、キング、魔夜、ビショップ、嶋、鎌田、リイマジ響鬼、フォーティーン様、荘吉、マリア、校長、理事長、大杉、園田、江本、輪島、笛木

教師クラスに考えられる奴だとこんなもんか?響鬼あたりまでよく知らんから少ないのだが…
警察キャラは警察にいてくれれば世界安心安全なので一条さんとかカニ刑事とかは除外
BOARDは既に関わりが明言されてるが、当然、スマートブレインや猛士やZECTやミュージアムや財団Xやコウガミファウンテーションも絡んでるだろうから長は校長理事長以外除外
進学塾の流星塾もあるかもしれんから塾長も除外

>>497 8 そうです、翔一君ですよ。

威吹鬼「それはまあ、巡回の一環っていうか……香須実さんから買い物も頼まれたからね」

いろいろと気になる単語が飛び出してきたが……

1 香須実さん?
2 巡回?

2

>>499 まだ登場していない組織、人物に関しては今のところ想像にお任せします。
>>501 2

士「巡回?生徒の補導目的でもなさそうだが……どういう意味だ」

威吹鬼「それは……あれ、君、孟士の人だっけ」

響鬼「違う違う、全然違うから!威吹鬼、ぼんやりしすぎだって。
   久々に関東に来たからってさあ……」

威吹鬼「あ、すいません。こっちは吉野といろいろ違って……」

響鬼「まあいいけどさ、気を付けてよね?私の生徒を巻き込まないこと」

威吹鬼「響鬼さんの生徒さんだったんですか。ごめんね、君。えっと……
    名前も聞いてなかったね。僕はいず――」

響鬼「威吹鬼!」

威吹鬼「……威吹鬼だよ」ニコッ

響鬼「本当、今日はぼんやりしてるなあ……」ガックリ

士「俺は門矢士だ」

1 変な名前だな
2 さっきの香須実というのは……
3 吉野ってどういうことだ?
4 自由安価

3

>>503 3

士「吉野ってどういうことだ?」

響鬼(よかった……巡回から話が逸れた)

威吹鬼「それは孟士の――」

響鬼「ちょっと待った!」ガシッ

肩を掴まれ、前後に揺さぶられる威吹鬼を見ているだけで酔いそうだ。
威吹鬼はとっくに酔ったのか、顔色が悪い気がする。

響鬼「威吹鬼、いつものお前なら簡単に受け流すでしょうが!
   どうしたの、風邪でも引いた!?」ユサユサ

威吹鬼「く、苦しいです……響鬼さん」ガクガク

響鬼「あ、ごめん」パッ

威吹鬼「頭がぐらぐらする……」

士「……」

1 大丈夫か?
2 で、孟士って?
3 ちなみに香須実というのは……

>>506 3

士「ちなみに香須実というのは……」

威吹鬼「とっても美人で気の強い優しい女性です」キリッ

士「!?」

響鬼「お前やっぱり元気じゃんか!もー何なのさ……」

威吹鬼「うっ、吐き気が……」グッタリ

響鬼「もーこいつの面倒みるのやだー……香須実呼ぼうかな」ボソッ

威吹鬼「全然平気です」キリッ

士(……ちょっとおもしろい)

響鬼「ごめんね門矢君、こんな変なやつが実習生で」

威吹鬼「全然変じゃないですよ。それを言ったら女の人なのに孟士に――」

響鬼「こら!」ポカッ

威吹鬼「いたっ」

響鬼「あれ、当たった……いつもなら避けるのに、本当に大丈夫?」

士「そういえば、顔色が悪いな。揺さぶられたからじゃなく、体調が悪いんじゃないか?」

響鬼「えー!どうしよ、私、バイクの運転できないし……車なんてもってのほかで……」

連れて帰れない……と絶望的な表情でつぶやいているが……

1 バイクの運転を買って出る
2 立ち去る

1

>>508 1

士「俺が運転してやる」

響鬼「えっ……それは……」

士「威吹鬼だったか。そいつ、これ以上無理させたら吐くんじゃないか?
  そうなる前にとっとと家まで送ってやれ」

響鬼「……威吹鬼、頑張れなさそう?」

威吹鬼「いえ……全然……これくらい……」グッタリ

響鬼「……」

直後判定
どう見ても体調不良 +1
揺さぶった罪悪感 +1

いけるか?

>>510 8+2=9

響鬼「それじゃあ、門矢君……お願いします」

差し出されたメモには簡単な地図が書いてある。

響鬼「ここに行けば大丈夫だから。本当、門まででいいから!
   威吹鬼、私は歩いて帰るけど……門矢君を家に上げないようにね!」

士「お前今かなり失礼なこと言わなかったか」

響鬼「とにかく家には上がらないでね!先生との約束だから、はい。
   指切りげんまん――」

絡め取られそうになった手をひっこめて、威吹鬼のものだというバイクにまたがった。
のろのろと後部シートに座った威吹鬼が、弱々しい力で腰に腕を回してくる。

威吹鬼「ごめんね、士君……家についたらなにか……お菓子でも……」

響鬼「だめだから!家に上げちゃだめだから!」

士「とにかく行くぞ。じゃあな、担任。あとでな」

直後判定
前後不覚 +1
意識朦朧 +1
体調不良 +1
腐っても鬼 -1

鍛えてますから

>>512 6+2=8

――和泉家・関東別荘

士「なんだ、この豪邸は……」

威吹鬼「そこの……呼び鈴を……」

士「インターホンのことか?」ポチッ

『どちら様でしょう?』

威吹鬼「香須実さん、僕で……うっ……」

士「おい、大丈夫か。威吹鬼が体調不良だ、さっさと中に入れてやれ」

香須実『うそ!?大丈夫なの?待ってて、すぐに行くから!』

威吹鬼「士君……よかったら……あがっていって、お菓子でも……」

1 上がる(昼行動を消費)
2 上がらない

威吹鬼さんは攻略対象ですか1?

>>514 1 できなくもないですが、サブキャラ扱いです。

――和泉家・客間

日菜佳「本当にすいません~。どうぞどうぞ、これはお礼ですから!」

日菜佳と名乗った女性が士の前に和菓子を置いた。
見た目は愛らしく、味の方も文句の付けどころがない。

士「これはどこで売ってるんだ?」

日菜佳「えっとですね、私たちの勤め先で、たちばなっていうお店です。
    よければ今度いらしてくださいね!」

士「考えておく」

本当にうまい。茶もうまい。

日菜佳「にしても威吹鬼さん、かわいそうですよねえ……
    吉野から来て、久しぶりに姉上に会えたのに」

士「そうそう、その吉野っていうのはどういうことだ?
  あいつは教育実習生だろ。どうして地元の学校に行かない」

日菜佳「それはですね、関東支部に配属されたからです」

士「は?」

日菜佳「士君は、孟士のこと知らないんですか?
    まさかそんな人を威吹鬼さんが家に上がらせるとは思いませんけど――」

と、その時。勢いよく開いた襖から香須実が顔を出した。

香須実「そ、その子、一般人よ、日菜佳……!」

息を切らせているところからして、無駄に広い家の中を走ってやって来たらしい。

日菜佳「あ、もう孟士のこと言っちゃいました」

香須実「えーっ!?何してるのよ!」

日菜佳「すいません~」

士(……まだ孟士って名前しか聞いてないぞ)

香須実「つ、士君!いい?孟士がどういう組織なのかは他言無用だからね!
    絶対秘密ってわけじゃないけど、あんまり公表することでもないんだから!」

士「さて、どんな組織だったかな」

しらを切ってみよう。というか、本当に知らないんだが。

香須実「だから!孟士が任侠ってこととか!」

士「なに?」

日菜佳「姉上、私はそこまで言ってませんよ?」

香須実「な――」

日菜佳「あ~やっちゃいましたね!仕方ないですよ、洗いざらい話しましょう」

士「お前、話が分かるな」

日菜佳「いえいえそんな。えーそれで、孟士というのはですね」

香須実「だめ!」

日菜佳「けど、明日夢君という前例がありますし……」

香須実「あれは明日夢君だからいいの!見てよこの子の生意気そうな顔!
    絶っ対に!余計な首突っ込んでくるわよ!」

士「お前は失礼だな」

響鬼「ちょっと、うるさいよ香須実、どうし――門矢君!?」

士「ああ、帰ったか」

響鬼「あ、ただいま……じゃなくてさ、どうしてここにいるの?
   あー言わなくていい……だよね、威吹鬼、かなりぼーっとしてたもんね……」

香須実「熱を測ったら40℃を超えてて……」

日菜佳「それでですね、孟士っていうのは――」

香須実「日菜佳!目を離した隙に話そうとしないの!」

日菜佳「おお、姉上に見つかってしまいましたか。すいません、士君」

士「別にいいぞ。担任に聞くからな」

響鬼「えー……どこまで聞いたの?」

香須実「なんで話す気になってるんですか!?」

士「いいだろ、俺もこのままじゃ気になって帰れんからな」

響鬼「ほら、こういうこと言うでしょ……もういいよ、話すよ」

歩いて帰ったのも手伝ってか、疲れ切った表情で響鬼が話し始めた。




孟士っていうのは、簡単に言えばヤクザ……なんだよね。
って言っても、私たちはクスリに手を出したり、人身売買なんてしないよ?
ただ、裏世界に顔がきくんだよね。

何て言えばいいかな……
毒を以て毒を制すっていうの?
裏世界から裏世界を取り締まってるんだよ。

一般人を巻き込みそうな抗争を治めたり、人身売買してる組織を取り締まったり。
まさに任侠ってやつじゃないかな。

ん、威吹鬼もそうなのかって?
そうそう、あいつは孟士の総本山、吉野の宗家生まれだから。
もちろんっていうか、生粋の孟士だよ。

ちなみにこの家の表札は見たよね?
あれ、威吹鬼の本名の名字なんだよ。

私や威吹鬼みたいに、前線に立つことを仕事にしてる孟士のメンバーは「鬼」って呼ばれててね。
殉死の危険もついて回るから、本名を捨てて生きる、ってことになってるんだよ。
あくまで形式的にね。本当にそれまでの生活を捨てる人なんて滅多にいないかな。

……こんなところでいいかな?

話し終えた響鬼は、やれやれと言いながら腰を下ろした。
それと同時に立ち上がった日菜佳が、隣の部屋から茶と菓子を持ってくる。

響鬼「ありがとね、日菜佳」

日菜佳「いえいえ。巡回お疲れ様です」

さて、何か響鬼に言うことはあるだろうか?

1 それならどうして教師を?
2 本当にヤクザなのか
3 自由安価

>>521 1

士「それならどうして教師なんてしてるんだ?」

響鬼「ああ、それはね、お金がないから」

士「は?」

日菜佳「財政が厳しいんですよー。取り締まりにお金がかかる反面、
    黒い部分に手を染めてませんから収入がほとんどないんです!」

香須実「まあ、そのためにたちばなとか、他にもいろいろと経営してるけど……」

日菜佳「もはや任侠というよりは巨大企業ですよ!」

士「そうなのか……」

響鬼「それで、私も自分の給料と組織への上納のために働いてるんだよね。
   あの学校で教師をやってるのは、あの学校と孟士にコネクションがあるからなんだけど」

士「ほう」

あの学校、どうにも黒い部分があるらしいな……
いや、孟士の性質から言うとむしろ白、なのか。

士「なかなか興味深い話だった」

直後判定

ジョーカーの件といい真っ黒すぎるっ

>>523 2

響鬼「それはよかったけど、このことは人に言わないこと!
   一般の人にしてみれば孟士もヤクザも変わらないだろうし、
   あんまり知名度が上がると身動きとりにくいからね」

思いっきり信用されていない。

士「安心しろ、俺は口が固いぞ」

響鬼「ならいいけど……」ジトー

疑うような視線が突き刺さる。自分にそんなに信用がないとは思わなかった。
まあ、行動で信頼を勝ち取るしかないか。

【6日目・夕方】

――和泉家・門前

響鬼「それじゃあ、あんまり夜遅くまで遊んでないで寮に帰るんだよ」

士「ああ」

響鬼「それに、今日のことは――」

士「五回目だぞ。分かってる、誰にも言わない」

響鬼「本当にお願いね」

本当に、信用がないらしい。

……まあ、いいか。
さて、夕方からはどう過ごそうか。

ジョギングして鍛える

>>526

寮までの帰り道をジョギングして、ちょっとは鍛えるとするか。

直後判定
1-3 誰にも会わない
45 健忘症と不運少女
67 希望と……
89 たっくん
0 特殊イベント

行くぜ

>>528 3 よって夜行動に移ります

【6日目・夜】

ジョギングして帰ったおかげか、今日はいつもよりたっぷり夕食を食べられた。
夏海も上機嫌だ。

夏海「ようやく私の料理のおいしさを分かってくれたんですね!」

ユウスケ「けど、やっぱりおじいさんの方が――」

夏海「何ですか」ギロッ

ユウスケ「な、何でもないよ!」

さて、今夜はどう過ごそう。

悪影響かもしれんがこの世界に負荷をかけてみよう

カメラを弄ってみる。真一兄さんはもう出ないみたいだし、写真だけでも持ち越せないものか

>>530 おっと……つい笑顔に

そうだ、カメラの手入れでもしよう。
カメラを机に置き、フィルムの確認や、これまでの写真の整理を。
と、思った、その時、急に、頭が――

視界が白む。
その中で霞んで見える写真、フィルム、笑顔。

あれは……双子?

――なんだこれ!すっげー歪んでるぞ!

――どう撮ればこうなるんだ……?

声が、聞こえた。



ユウスケ「士、またそんなとこで寝て……」

士「ん……」

どうやら、転寝していたらしい。
目の前にはカメラが鎮座している。手入れの途中だったか。

士「……?」

いくつか、焼き切れてしまったフィルムがある。
不用意な取り扱いでもしてしまっただろうか……

ユウスケ「夏海ちゃんはもう寝るって自分の部屋に帰ったからな。
     お前もさっさと風呂入って来いよ」

士「……ああ」

まあ、こんなこともある、か?

【6日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:普通/普通
津上翔一:――/――

城戸真司:――/――
乾巧:好意/好意

剣崎一真:普通/――
響鬼:普通/普通

天道総司:普通/普通
野上良太郎:――/――

紅渡:――/――
左翔太郎:――/――
火野映司:友好/友好

如月弦太朗:友好/面倒
操真晴人:――/――

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/――

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

さてさて、7日目いきますか?

あと一日くらい行きたいとこだけど

>>534 じゃあいきましょうか。

【7日目・朝】

日曜の朝というのはいいものだ。
理由は分からないが、無性にテレビをつけたくなる。
つけてみても、やっているのは興味のわかない番組ばかりだが。

さて、今朝はどう過ごそうか。

とりあえずニチアサタイムで過ごす

>>536 残念、やっとらんのです。ちなみに>>1はプリキュア知らない。戦隊もちょっとしか分からない。

再安価でお願いします

河原に散歩をしに行く

>>538 たっくんと会った場所ですかね?

朝の川原を散歩というのもいいだろう。
朝早くから出掛ける士を見送る者はない。
ユウスケはまだ夢の中だ。

直後判定
1-4 会えない
5-8 たっくん
90 特殊イベント

スタンデンバーイ

>>541 1 オーマイガッ

――川原

朝日が水面を彩り、素直に綺麗だと思う。
そういえば、巧と初めて出会ったのはここだったか。

あの時気絶させてしまった男は平気だろうか。
あれ以降何も聞かないところからして平気だろうが……

川底が見える場所に行くと、小さな魚が泳いでいるのが見える。
かわいいものだ。

こういう浅瀬で、小さい頃はよく遊んだなと思い出した。
……さすがに、この年で遊ぶわけにはいかないだろうか?

【7日目・昼】

さて、朝の散歩を終えて、これからどうしようか。

夏未を買い物に誘う

>>546

夏海を買い物に誘うか。
ユウスケは……まあいいだろ。

士「夏みかん、買い物だ」

夏海『ユウスケはいいんですか?』

士「ああ、二人で行くぞ」

直後判定
■■■■ -2

へい!

>>549 1-2=1

夏海『だめです。そんなのユウスケがかわいそうですから。
   行くなら士君一人で行ってください!』

士「おい、夏みかん――」

プツッ ツーツー

電話が切れてしまった。
全く、かわいげのない断り方だ。

士「仕方ない、一人でぶらぶら歩くか」

直後判定

ごめん皆ごめん…

>>551 6 夏みかんは恋愛目当てで行動を起こすと-2つきやすいので仕方ないですよ

――■■■なん■■■つ■■■■い!

頭が、急に。
痛くて、割れてしまいそうで、苦しい、胸が。

誰か、誰か、そばにいてくれるだけでいいのに。
それだけで、きっと。

……けど、誰が?

しばらくして、頭痛は治まった。

【7日目・夕方】

日も暮れかけた空は綺麗だ。
自分が写真に撮ってもそれを残せないのが残念なくらい。

さて、夕方はどう過ごそう。

さっきの詫びに二人を誘って外食でも行こう

>>555

さっきは夏みかんを怒らせたことだし、
ユウスケの扱いも少しひどかったかもしれない。

機嫌を取るため、というのもあるが……
たまには三人で外食というのも悪くないだろう。

直後判定
■■■■ +2

にょ

>>558 4+2=6

――自室

夏海「もう、士君はひどいです」

ユウスケ「そうだぞー。女の子と二人っきりがいいからって」

夏海「私たちは家族なんですからね。変な気起こさないでください」

士「誰がみかん相手に発情するか」

夏海「下品なうえに失礼です!」グッ

士「うぐっ……ふっ……ははははは!」

ユウスケ「あーあ、やめとけばいいのに……」

さて、どこの店に行こうか。

直後判定
1-4 普通のレストラン
56 例のファミレス
78 クスクシエ
90 特殊イベント

ウェイ

>>561 0 うわーとうとうきた

――レストラン

ユウスケ「うわーうまそうだな!見ろよこのメニュー」

士「どれどれ……ほう、特製のドレッシングがついてるのか」

夏海「ちょっと気になりますね……」

三人で顔を突き合わせてメニューを眺める。
いい店を選んだらしい。どれもこれもうまそうだ。

士「おい、なんだこのメニュー。これが人間の食べるもん――」

不意に、眩暈。

――■■■■■■■■■、■■■

ユウスケ「士、こっちのメニュー見たらどうだ」

気付いたら、別のメニューを持たされていた。
頭痛はすっかり治まっている。

夏海「士君、これはどうですか?おいしそうな貝ですよ」

士「いや、魚介って気分じゃない……さっきの……さっきのメニューは……
  なんだったか……思い出せないが」

ユウスケ「健忘症かよー」

けらけらと笑うユウスケの笑顔が、どこか、ぎこちない気がする。

夏海「大丈夫ですか、士君」

心配する夏海の顔が、どこか必死に見える。

直後判定
クリティカル +1

ほあ

>>563 4+1=5 二周目でこれとか……ちょっと……

――ま■■■ら■■■の、■■■

頭が痛い。

――ま■食■ら■■■の、■■コ

割れそうだ。

――ま■食べら■■いの、ナ■コ

ああ、これは、きっと。

――士

思い出しては、いけない。

――つーかさ!

蓋をしなければ。

――士ぁーーー!!

そうだ、この声は、こいつは。

――絶対に、君を■■■■■■

■■■■

直後判定 大成功以上のみ

俺は運命と戦う、そして勝ってみせる

>>565 7 ギリギリだめでした……ほっ

こわい。

これを思い出すのは、こわい。

蓋をしてしまおう。

もう、思い出さないように。

きつく、蓋を。




ユウスケ「士、何頼む?」

現実に引き戻された気がした。
今まで俺は、何を考えていたんだったか……思い出せない。

夏海「やっぱりこっちの牛肉ですね!」

ユウスケ「うまそうだなー。俺はこのチキンかな」

夏海「士君はどうします?」

士「俺は……」

何を頼もう?

餃子

>>567 この店に餃子はあるのか……?あるってことにしましょうか。

士「餃子だ」

ユウスケと夏海はあからさまにほっとした顔だ。
……何を頼むと思ってたんだ?

こうして、三人で楽しく外食した。
頭痛はいつの間にか消えていた。

【7日目・夜】

外食を終えて、ユウスケと夏海は少々疲れているようだ。
そういえば、明日は学校だった。

まあ、自分はまだ元気と言えばそうだが……
どうしようか。

1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

1

連続で取ってしまった。無効なら下で

>>570 1

今日はもう寝よう。
なんだか少し頭が重い。

士「俺はもう寝るぞ」

ユウスケ「俺もー」

夏海「私も……おやすみなさい、二人とも」

ユウスケ「おやすみ」

士「……おやすみ」

>>571
あっ、ほんとうですね。
じゃあ再安価お願いします。

二回連続だから大丈夫だろ

>>574
あれ……?
すいませんうっかりしてました。
じゃあリザルト行きますね。
本当にすいません。

【7日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:普通/普通
津上翔一:――/――

城戸真司:――/――
乾巧:好意/好意

剣崎一真:普通/――
響鬼:普通/普通

天道総司:普通/普通
野上良太郎:――/――

紅渡:――/――
左翔太郎:――/――
火野映司:友好/友好

如月弦太朗:友好/面倒
操真晴人:――/――

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/――

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

はい、■■■■が誰か、分かってしまいましたね!
予想のついていた人も多いんじゃないでしょうか?

とりあえず、今日はこれくらいにして寝ましょう。
おやすみなさい。

こんばんはー

早ければ30分後、遅くても1時間後には開始しますね。
というわけで直後、起床判定
早寝 +2

カメンライドゥ

>>580 1+2=3 失敗、よって……


直後判定

起きたら昼だったなんてざら

>>584 1 あらー

【8日目・朝】

いつもはうるさく夏海の起こす声が聞こえるはずだが……
不思議に思いながら起き、机の上を見ると一枚のメモが。

『二人とも日直なので先に行ってきます。遅刻しないでくださいね。 夏海』

士「……」チラッ

時計を見ると、HRまであと5分。
……少々厳しい……こうなったらあえて歩いて行こう。

その結果、担任にこっぴどく怒られた。


直後判定
1-3 何もなし
4-7 授業
8-0 昼休み

ちょっと授業の幅ふやしました。
あまりに低空飛行なので……

さあ、ゲームを始めよう。

>>586 4 よって授業ですね!

さらに判定
1-7 普通の授業
8-0 プール

縺溘◆縺溘◆縺溘▲縺上s

>>588 3

直後判定
12 現国
34 体育
56 音楽
78 地理
90 ???

仮面ライダー

>>591 5

――音楽室

「いいぞ、お前!美しい女の奏でる音はやはりいい!」

深く頷いているセクハラ教師だが、妻子持ちだともっぱらの噂だ。
……あんなやつと結婚して、不安にならなかったんだろうか。

「ああ、お前の演奏もいいな。心がこもっている。技術は……まあ、あれだが。
 俺のような天才に敵わないのは仕方のないことだからな、落ち込むな」

というか、女子生徒にしか指導してないんじゃないだろうか、あの変態。
まあいい、それならそれでサボるまでだ。
壁に寄りかかって寝るとしよう。

直後判定

そいや

>>593 0 ここで0ですか……

「おい、そこのお前。お前だ!えーっと……」

「先生、門矢君ですよ」

「ああ、そうだったな。やっぱりお前は気の利くいい女だ、剣崎」

上機嫌にそう言って教師が歩み寄ってくる。
男に声を掛けるとは、珍しい。

「お前、今日は俺のお手本が聴ける珍しい日だぞ?寝てどうする。
 機嫌がいいからな、いくらだって弾いてやろう」

こんな教師の演奏が、果たしてどれほどのものなのか……想像しただけで頭が痛い。
耳が腐らないうちに眠ろうと目を閉じて、耳に流れ込んできたのは天上の音色だった。
いや、そうとしか表現のしようがないだけで、これを奏でているのは人間――セクハラ教師だ。

士(……ただの変態じゃなかったのか)

たしか……なんという名前だったか。
思い出そうとするが、演奏に意識を引き寄せられて思考を忘れそうになる。
なるほど、これならあの大口も理解できる。

「……ま、こんなところか。どうだ、大天才・紅音也様の演奏は」

自然と教室が拍手に包まれる。それほどに素晴らしい演奏だった。

音也「どうどう、静まれ生徒たち!さあお前、門矢だったか。
   今度からは俺の授業で寝ようなんて思わないことだな」

士「……そうだな。いい演奏だった」

音也「聞き飽きたな、そんな言葉は。だが……何度聞いても悪い気はしない言葉だ。
   その称賛、素直に受け取っておいてやるぞ」

この学校は、勉強だけでなく音楽のレベルも高いらしい。
なかなかにいい授業だった。

【8日目・放課後】

放課後になった。
今日はなかなかに面白い授業があって、いい一日だっただろう。
さて、放課後はどう過ごそう。

1 寮に帰る
2 自由安価

2 校内をぶらついてみる

>>596

放課後の学校をぶらつくのもいいだろう。
少し歩いてみるとするか。

直後判定
1 誰にも会わない
23 親子喧嘩?
45 サイコ野郎とドーナツ
67 担任副担任
89 たっくん
0 特殊イベント

小さな地球の話をしよう

>>598 1 アッー!

面白いくらい誰にも会わない。
というか、会うには会うが知り合いがいない。

親子げんかに首を突っ込むわけにもいかないし、
担任副担任に捕まれば確実に遅刻のことを言われるだろう。

……仕方ない、今日はもう帰るか。

【8日目・夜】

今日という一日も終わりを迎えようとしている。
夏海とユウスケは遅刻のことを責めるつもりはないようだ。

夏海「やっぱり起こしておくべきでしたね……」

ユウスケ「そしたら二度寝してたんじゃないか?」

……とのことらしい。

さて、今夜はどう過ごそうか。

1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

副担任だけで良くね?前の担任いらなくね?

>>601-602 担任と副担任ってことです。省略しちゃってすいません。

今夜も散歩するとしよう。
……最近、巧に会ってないな、と思ったわけではない。断じてない。

直後判定
1-3 誰もいない
45 記憶喪失のあの子
67 ダブルジョーカー
8-0 たっくん

かぁなぁたかぁらー見ぃつぅめてるぅー

>>605 1 逆にすごいので特殊イベントにしときます。

――海沿いの道

潮風が心地いい。
昼間に歩いてみてもいいだろう。
……人がいないというのも、これはこれでいいものだが。

波の音は優しい。
海は命の生まれる場所だと、幼いころ教えられた気がする。
それは、じいさんにだったか、それとも――
いや、考えないでおこう。

直後判定

うーのー!

>>607 1 逆にすごい……けどさすがにサービスできません。リザルト行きましょう。

【8日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:普通/普通
津上翔一:――/――

城戸真司:――/――
乾巧:好意/好意

剣崎一真:普通/――
響鬼:普通/普通

天道総司:普通/普通
野上良太郎:――/――

紅渡:――/――
左翔太郎:――/――
火野映司:友好/友好

如月弦太朗:友好/面倒
操真晴人:――/――

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/――

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

はい、本当に何もない一日でしたね。
出会ったのが音也だけって……

これはもう、9日目、いっちゃいましょう。
直後起床判定

カイザの呪い

>>610 2 ああ、最初に蹴ったから……(笑)

直後さらに判定
二日連続 +1

草加雅人なら大丈夫ー♪

>>612 4+1=5 ギリギリ大丈夫だった……だと……!?

【9日目・朝】

肩を揺さぶられる感覚で目が覚めた。
不機嫌に唸ると、肩から手が離れる。夏海にしてはあっさりだな。
もしかするとユウスケか?

士「俺はまだ寝るぞ……」

時間にも余裕はありそうだし、もう少しごろごろしていたい。
より一層布団に顔をうずめると、ため息が聞こえた。

再び肩に手を置かれ、揺さぶられる。

1 しつこいぞ、夏みかん
2 うっとうしいぞ、ユウスケ
3 狸寝入り

3

>>615 3

うっとうしいが、狸寝入りしていよう。
きっとそのうち、朝食の用意ができればもう一度起こしに来るはずだ。

だが、肩をゆする手は止まらない。というか、叩かれてないか、これ。
地味に痛い。

「……さっさと起きろよ、門矢」

……この声は。

士「……巧か?」

巧「ようやく起きたな。……私の仕事は終わりだ。じゃあな」

それだけ言うと、肩に置いていた手を離して巧が玄関へ歩いて行く。

1 呼び止める
2 見ている
3 自由安価

>>617 1

士「ちょっと待て、どうしてここにいる?」

声を掛けると、巧は立ち止まり振り返った。

巧「夏海に頼まれた。同じクラスなんだよ、知ってるだろ。
  今日は朝から用事があるとか何とか言ってたぞ」

士「そうか……悪いな」

巧「そう思うんなら自分で起きろ」

直後判定
好意 +2

スタンデンバーイ

>>620 4+2=6

巧「……ふっ」

急に巧が笑った。
そのままこちらに近づいてくる。

巧「寝癖、ついてるぞ」

そう言って、頭を撫でられた。
……子ども扱いのような気もするが、そんなに悪い気もしない、気がする。

巧「本当、しょうがないやつだな」

士「寝癖くらいは自分で直すぞ」

巧「なら、このままにしとくぞ」

あっさりと離れていく手が名残惜しい、ような……?

直後判定
十の位 士→巧

一の位 巧→士

コンプリート

>>622 士 8 好意(大)を獲得
     巧 2 よって好意のまま
つ、士が惚れたー!?

士「……」

巧「……おい、なんだよ。お前、人の手を掴む癖でもあるのか?」

とっさに離れていく手を掴んでしまった。
そして、なんだこれは。心臓がおかしい。全力疾走したわけでもないのに鼓動が早鐘を打っている。

巧「門矢、どうかしたのか?」

巧は不思議そうにしているだけで、特に変わったところもない。
つまりおかしいのは自分というわけだ。

士「いや……すまん」

手を離しても、手の中に残った体温が体中に回っていくようで、なんだか熱い、気がする。
これは……これはもしかすると……
いや、性急なのはよくない。

巧「なんだか知らないけど、体調が悪いなら無理すんなよ。
  もうちょっと寝るか?まだ時間はあるし」

士「平気だ。お前こそ、俺に構ってて遅刻しないのか」

巧「まだ時間あるって言っただろ。ついでだ、一緒に登校してもいい」

士「……そうか」

心臓が、おかしい。


直後判定
12 化学
34 地理
56 古文
78 体育
90 プール

破壊者

>>626 7 たっくんフィーバーすぎてちょっとww

――グラウンド

今日は陸上競技の授業らしい。

響鬼「みんな、自分の番の前には準備運動、しっかりねー!」

ハーイ

響鬼「それじゃあ最初の人、並んでー」

響鬼の声をBGMに視線をさまよわせると、C組の女子の中に巧の姿を見つけた。
いや、別に探してたわけじゃなくてたまたま周りを見たらいたってだけで。

ユウスケ「士、絶対負けないからなー」

突如ユウスケに声を掛けられ、変な声が出そうになるのを必死に押しとどめた。
できるだけ平静を装って振り返る。

士「俺に勝てると思うか?」

ユウスケ「やってみなきゃ分かんないだろ!」

ユウスケは燃えているようだ。

直後判定
1-4 何もなし
56 剣崎
78 晴人&たっくん
90 たっくん

にょ

>>630 2

残念ながら、自分の走っている間に巧も走り終えたらしい。
いやいや、残念じゃない。全然残念じゃない。

夏海「士君、どうかしたんですか?」

ユウスケ「一人で赤くなって、風邪か?」

士「走って熱くなっただけだ」プイッ

夏海とユウスケは不思議そうに顔を見合わせていた。

【9日目・放課後】

放課後になった。
今日は一日、なんだか落ち着かなかったが……なんだこれは。

これから、どう過ごそうか。

1 寮に帰る
2 自由安価

2巧に会えることを願って散歩

>>634

適当に散歩していたら、巧に会えるかもしれない。
この落ち着かない気持ちは、巧が原因のような気がする。

だからそれを解明するために会いたいだけであって、
個人的な感情は全くさしはさまれていない。全く。

直後判定

bld

>>636 9 大成功!素晴らしいッ!

――並木道

士「……!」

巧「あ、門矢」

よう、と言いながら手を挙げた巧は平然としているが、自分はそうもいかない。
たまに起きる頭痛とはまた違った、頭の沸騰しそうな感覚。
……なんなんだ、これは。

巧「帰る途中か?」

自分の異変には気付かないのか、巧が問いかけてくる。

士「ああ……散歩しながらな」

巧「そうか。……一緒に帰ってやってもいいけど」

上目遣いに尋ねられた。いや、身長差があるんだから上目遣いになるのは当然だが。
どうする?

1 一緒に帰る
2 帰らない
3 自由安価

頭を撫でてみる

>>639

手を伸ばし、巧の頭に触れた。
次いで、指に髪を絡めて梳いてみる。
……柔らかくて、指通りのいい髪だ。気持ちいい。

巧「……な、にすんだよ」

頭を撫でるのに夢中になっていて、巧の反応はそっちのけだった。
急に声が聞こえて、驚きつつ視線を下げると――

直後判定
好意 +1

いぇあ

>>641 5+1=6

憮然とした表情だが、嫌がっているというほどでもなさそうだ。

巧「……朝の仕返しか?」

そういえば、朝は寝癖を直されたんだった。
……おかしい。そんなことを思い出しただけで心臓が……

巧「おい、いい加減撫でるのやめろ」

士「……いや、もうしばらくこのままだ」

巧「撫でられてると顔があげられないだろ」

士「だからだ」

巧「は?」

今、顔が赤いような気がする。それを見られるのは妙に気恥ずかしい。

士「いいから、撫でられてろ」

巧「なんだよそれ……」

文句を言いながらも撫でられているということは、気持ちいいんだろうか?
だとしたら、少しだけ嬉しいような……

直後判定
十の位 士→巧
好意(大) +1
連続イベント +1

一の位 巧→士
連続イベント +1

たっくんコンプリートくるか!?

>>643 士 8+2=9 恋慕を獲得
     巧 7+1=8 好意(大)を獲得
士が先に落ちるとかww思わず草がww

巧「もう、いい加減にしろ……」

おもむろに手を払いのけられ、背中を向けられた。
しつこくしすぎただろうか。まさか……嫌われたんだろうか。
それは嫌だ。

……どうして嫌なんだ?

それは……もしかすると、俺は……巧のことが……

士「おい、巧」

その答えはひとまず置いておいて、巧を怒らせたのならどうにかしなければ。
振り向かせようとして肩に手を置き、自分の方へ引いた。

巧「おい、やめろ!」

語気を強めてそう言った巧の頬が、少し赤い。
それはまあ、この年にもなって同年代の男に頭を撫でられれば当然の反応かもしれない、が。
少し、期待したくなるような……

士「……」ジー

巧「じろじろ見んなよ」

怒ったような口調でそう言って、巧は再度背中を向けた。
そしてそのまま、寮へ歩き出してしまう。

士「ちょっと待て、一緒に帰らないか誘ったのはお前だ。
  返事を聞く前に帰ろうとするな」

そう言いながら、巧の背中を追いかける自分は、やはり……
巧が、好きなんだろう。

【9日目・夜】

落ち着かない気分の理由が分かって、すっきりしたような……
余計にもやもやしたものが増えたような。

……じっとしていると巧のことを考えてしまいそうだ。
さっさと寝るか、何かするかしよう。

1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

すまない…1で

>>647 1 いえいえ。お気になさらず。

士「さっさと寝るか……」

布団に入り、目を閉じる。

ユウスケと夏海は何事かを話しているが、関係ない。
さっさと寝よう。

……できるだけ、巧のことは考えないようにして。

【9日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:普通/普通
津上翔一:――/――

城戸真司:――/――
乾巧:好意(大)/恋慕

剣崎一真:普通/――
響鬼:普通/普通

天道総司:普通/普通
野上良太郎:――/――

紅渡:――/――
左翔太郎:――/――
火野映司:友好/友好

如月弦太朗:友好/面倒
操真晴人:――/――

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/――

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

はい、一気に進展しましたね!
このままたっくんを落とすか……両片想いで終わるか……
皆さん次第ですよ。

今日はこのくらいで寝ます。
おやすみなさい。

……■■■■に関しては、皆さんの頑張りによってはいろいろと分かりますよ。

乙!
わがまま言うと、サブキャラ扱いでいいから、2号ライダーも女体化させて欲しかったな。
ライダー主人公って、良い意味で似たり寄ったりな奴が多いし

両片思いは両片思いで面白そう

>>651
ちょっと>>1には厳しいですね……すいません。
2号の女体化っていうのはこれから先も滅多に書かないんじゃないかと……

>>652
ですね!
でもやっぱり最後は両想いがいいかなあとも思うわけです。

10時くらいから始めましょう。
直後起床判定
早寝 +2

>>654 6+2=8

【10日目・早朝】

こんな朝早くに目が覚めるのはいつぶりだろうか。
朝をゆっくりと過ごすのも悪くない。

1 ゆっくり登校する
2 ユウスケで遊ぶ
3 登校する(その後の行き先も)
4 自由安価

たっくんのクラスにGO!

>>656

――2-C

朝っぱらから来てしまったが……果たして巧はいるだろうか?
部屋に直接出向いた方が可能性が高かったかもしれないが……
そんなことをして、心臓がもつ自信がない。

直後判定
1 誰もいない
23 晴人
45 啓太郎とたっくん
6-0 たっくん

>>658 2

士「……いないか」

まあ、普段から面倒くさいが口癖となりつつある巧が朝早くに来ているとも思えない。
当然と言えば当然だろうが……やはり少し落ち込むというか……

「もしもーし、どちら様ですか?」

士「!?」

背後に立たれたことにすら気づかないほど落ち込んでいたらしい。
振り返ると女子生徒が首を傾げていた。

「このクラスの人じゃないみたいだけど……あ、タイの色が同じってことは2年だよね。
 君、教室間違えたんじゃないの?それとも誰かに用事?」

士「いや、俺は……」

「ああ、自己紹介もしてないのにそんなこと教えられない?
 私は操真晴人、よろしくね」

士「……門矢士だ」

晴人「門矢君ね。それで、何しに来たの?」

どう答えようか?

1 巧に会いに来た
2 何でもない

2

>>660 2

士「何でもない。じゃあな」

晴人「ん?本当に教室を間違えただけなの?」

士「……さあな」

晴人「何だかよく分かんないけど、また遊びに来てねー」

ひらひらと手を振る晴人に軽く手を挙げて応え、そのまま自分の教室へ戻った。
巧へ伝言を頼むこともできただろうが……変に勘繰られるのはごめんだ。


直後判定
1 現国
23 体育
45 物理
67 政経
8-0 プール

うりゃ

>>662 2 体育は体育でもプールがいいなあ(小声)

――グラウンド

今日の授業はサッカーらしい。
クラス対抗なので、ユウスケと戦うことになるが……

ユウスケ「絶対負けないぞー!」

今日も今日とて、意気込んでいる。
ちなみに、巧はやっぱりC組の応援だろうか。
視線を巡らせてみると……

直後判定
1-3 何もなし
45 たっくん(C組の応援)
67 晴人(見学?)
8-0 たっくん

>>664 6

巧ではなく、ベンチに座っている晴人を見つけた。
もしかして体調が悪いのだろうか。
一応、声を掛けておくか。

士「おい、大丈夫か?」

晴人「朝ぶりだね、門矢君。大丈夫だよ、ちょっと気分が悪いだけ」

士「……運動が苦手だからサボり、ってわけじゃないだろうな」

疑いのまなざしを向けてみると、晴人は気分を害した風でもなく笑った。

晴人「ちがうちがう、むしろ体育は得意だよ。
   ただ、まあ、今回はちょっと気分が悪いだけ」

私の華麗なボールさばき、見せられないのが残念だなあと言って、
晴人は空を見上げた。

士「どうした?」

晴人「何でもない。ただ、ちょっと上を向きたくなっただけ」

士「なんだそれ」

晴人「いいから、準備運動してきなよ。頑張ってね」

士「ああ」

駆けていく士の背後で、晴人が目元を拭ったのに気付いた者はなかった。

操真晴人:友好を獲得

【10日目・放課後】

放課後になった。
今日もほとんどの授業で寝ていたおかげか、頭がすっきりしている。

さて、放課後をどう過ごそうか。

1 寮に帰る
2 自由安価

>>667 1

今日はさっさと帰るとしよう。
ついでに夕飯を作っておいてやってもいい。

直後判定
1-3 誰にも会わない
45 天道とカガーミン
67 たっくん
89 親子喧嘩?
0 自由安価

そいや

>>669 7 おお、昨日も帰りに会ったような気が……

――寮までの道

士「……巧か」

巧「よく会うな」

偶然の連続に巧が目を瞬かせた。驚いているのはこっちも同じだが……

1 一緒に帰らないか誘う
2 手をつなぐ
3 自由安価

1

>>673 1

士「一緒に帰らないか」

巧「まあ、いいけど」

あっさりと頷いた巧と共に歩き出す。
以前は特に気にもかけなかったというのに、隣で上下する肩の近さだとかが妙に気になる。
恋というのは厄介なものらしい。

巧「……どうかしたのか?」

士「何のことだ」

巧「いつもはお前からしゃべりだすだろ、頼んでもないのに」

沈黙が続くことを不審に思ったらしい。
さて、何を話せばいいのやら。

お前好きな奴っているか?気になる奴とか

めちゃくちゃどもりながら

>>675 想像したらちょっとかわいかった

士「おい、お前」

ごくり、とつばを飲み込む。
何か話そうと思っても、今一番気になることしか浮かんでこなかった。

巧「なんだよ」

士「す、好きな、やつって、い、いるか……?」

巧「……は?」

士「そ、そうじゃなくても、その、き、気になるやつ、とか……」

巧は目を丸くしている。自分でも驚くくらいどもったので、当たり前かもしれない。

直後判定
好意(大) +2

スタンデンバーイ

>>677 9+2=9 これは……

巧「いる、かもな」

士「な――」

思わず立ち止まってしまった。
それに気付いた巧が、数歩先で立ち止まる。
背中を向けたまま巧が続けた。

巧「気になるやつ、なら」

……巧は今、どんな顔をしているんだろうか。
凍り付きそうな思考の中、ふとそう思った。

どんなにか、照れた表情でそう言っているんだろう。
巧に、そんな顔をさせている人間は、どこのどいつなんだろう。

士「……誰だ?」

やめておこうと思いつつ、聞いてしまった。
巧は振り返らないまま、立ち尽くしている。

直後判定
大成功 +1
好意(大) +2

コンプリート

>>681 9+3=9

沈黙が流れる。
もしかすると、巧には答える気なんてないんじゃないか。
そう思ったときだった。

巧「……お前」

ぽつり、と呟くようにそう言って、巧は再び黙り込んでしまう。

この場合、お前、というのは。

この場にいるのは巧と自分のみ。
そして、巧が二人称を使った場合、お前=俺。
つまり……

士「お……俺か?」

思わず聞き返してしまった。

巧「……そうだけど」

1 抱きしめる(※ここは通学路です)
2 自分も好きだと言う(※人通りはありません)
3 手をつなぐ(※でも通学路です)
4 自由安価

1 イジェークト

>>684 1

気付いた時には、数歩の距離を駆け抜けて巧を抱きしめていた。

巧「お、おい!ここ、通学路――」

士「俺は……好きだ」

巧「何だよ、急に、便乗して言ってるだけじゃないのかよ」

腕の中で暴れる巧を閉じ込めるように抱きしめる。

士「俺は、お前が、好きだ」

巧「や、やめ……」

1 もう一度、好きだと言う
2 返事を聞く
3 自由安価

1でごり押すしかないでしょ

>>686 1 いい判断です

士「お前のことが、好きだ」

耳に吹き込むようにそう言うと、巧の体が大げさなくらいに跳ねた。

巧「ひっ……」

士「……好きだ、巧」

巧「や、やめろ……耳元で、言うな……!」

気付けば、腕の中に閉じ込めた巧の体から力が抜けている。
もしかして、耳が敏感なんだろうか。

士「すまん……が、止められそうにない……好きだ」

巧「んんっ……も、むり……はなせ、よ……」

そう言った巧の足が震えている。本当に耳が敏感らしい。
どうしようか。

1 まだまだ言い足りない(※ここは通学路です)
2 返事を聞く(※人は通ってないけど)
3 離してやる(※通学路なんです)
4 自由安価

囁きながら2

>>688 2

士「返事、聞かせろ」

巧「んっ……な、なに……?」

士「返事だ。俺は、お前が好きだ。
  お前はどうなんだ……巧」

崩れ落ちそうな腰を支えながらそう聞くと、巧の体がぶるりと震えた。

巧「わ、私は……門矢のこと……気になる、って……」

士「それは返事じゃない。……はぐらかすな」

耳に口を添わせて、できる限り優しくささやいた。

士「好きだ。……返事を聞かせろ」

直後判定
前後不覚 +1
好意(大) +2

>>690 5+3=8

巧「す、好き……」

士「本当にか……?」

この空気に流されただけじゃないかと、念を押して聞いてみる。

巧「ほ、ほんとに、好き……」

士「……そうか」

安堵のため息が零れた。

巧「ひ、あ……!」

……うっかりしていた。
耳に息を吹き込まれ、巧がとうとう前のめりに倒れかけた。

士「おい、大丈夫か?」

抱き起こしてみると、顔が真っ赤になって、息も荒い。

巧「も、もう……やめ……」

うわごとのようにそう呟いて、巧が弱々しく制服を掴んできた。

巧「……立てない……」

どうしようか。

1 おんぶ
2 だっこ
3 自由安価

お姫様だっこ!スカートは気にするな!

>>694

士「巧、抱き上げるぞ」

巧「は……?い、やだ……はずかし……っ!」

抱き上げられた巧は元から赤かった顔をますます赤くしている。
……かわいい。

士「我慢しろ。立てないって言ったのはお前だ」

巧「けど……私、重いだろ……」

士「別に」

ゆっくりと歩き出すと、バランスを崩すのが怖かったのか首にしがみつかれた。
自分のしたことに照れているのか、巧の顔は真っ赤だ。

巧「……か、門矢、これ、どこまでこの格好で……」

1 返事をする
2 返事をしない

1

>>696 1 ぐっ……いや、まだだ……まだチャンスはある……

士「お前が立てるようになるまでだ」

巧「そんな……!」

悲鳴にも近い声を巧があげた。
どうやら当分立てなさそうだが……

直後判定
耳への攻撃(強) +2
お姫様抱っこ +1

ナイトオブ

>>699 8+3=9 大成功、よって……

――巧の部屋

士「まだ立てないのか?」

巧「誰のせいだよっ!」

腕を振り回そうとしてバランスを崩し、慌てて首にしがみついてきた。
しかし、まさかここまで耳が弱いとは……

巧「くそっ、真理が帰ってきたらどうすんだよ……」

顔を真っ赤にしたまま巧が文句を言っているが、照れ隠しに聞こえてしまう。
だめだ、かわいい。

士「巧……」

巧「な、なんだよ、あんま見んな……」

じっと見つめると、視線を逸らされてしまった。

1 巧をベッドに下ろす
2 巧を椅子に座らせる
3 自由安価

1

>>701 1

士「お前のベッドはこっちか?」

巧「そうだけど――おい、待てよ!」

抗議の声を無視してベッドに下ろすと、少し薄まりつつあった巧の顔の赤色が再び濃くなった。
ぱくぱくと陸に上がった魚のように口を開閉していたかと思うと、ぎゅっと目をつむる。

巧「ま、真理が、帰ってくるから、だめだって……!」

……とのことだが、別に自分が何をしようとしたわけでもない。
巧は何を想像したのか……非常に興味がある。

1 何を想像したのか聞く
2 肩に触れてみる
3 自由安価

>>703 1

士「何が、だめなんだ?」

巧「……え?」

問いかけに、巧がそっと目を開けた。
どこか不安そうな表情をしている。

士「俺は何もしてないぞ。ただ、お前が立てないからベッドに下ろしただけだ。
  なのに、何がだめなんだ?」

巧「あ……それは……」

何かうまい言い訳を探そうとしているらしいが、何も思い浮かばなかったようだ。
巧は潤んだ目をこちらに向けようとせず、顔を枕に埋めた。

士「何を想像したんだ、巧?」

ベッドに座ると、スプリングがきしんだ。その音に肩を震わせるも、巧は顔を上げない。

巧「……馬鹿!」

士「何を想像したんだ、と聞いたんだがな……」

1 耳元で聞く
2 そっとしておいてやる
3 腰に触ってみる

>そっとしておこう

>>705 2

これ以上いじめてもかわいそうだ、そっとしておこう。
そう思ってベッドから立ち上がろうとしたが、立ち上がれない。
……手を握られている。

巧「いじるだけいじって、放置とか……性格悪いぞ……」

もぞもぞと枕に顔を埋めたままそう言って、巧は再び黙り込んだ。
しかし、巧のルームメイトのこともある。
いい加減、自分の部屋に戻らなければと思うのだが……

直後判定
たっくんかわいいよたっくんという>>1の気持ち +2

それもすべて

>>707 2+2=4 はい残念、だめでしたー

巧「……帰るのかよ」

士「ああ、これ以上ここにいたら面倒なことになりそうだ」

巧「……」

ゆっくりと、巧の手が離れていった。
今生の別れというわけでもないのだが……名残惜しさは尽きない。

士「……また、明日な」

巧「……ん」


乾巧:愛情を獲得

【10日目・夜】

夏海「士君、どうかしたんですか?」

ユウスケ「なんかぼんやりしてるけど」

士「……ああ」

今夜は、どう過ごそう。

1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

カメラを持って出歩いてみる

続けて…しばらくROMります

>>711 えーそんなこと言われると寂しいです……

カメラを持って出歩いてみよう。
何か、いい被写体が見つかるかもしれない。

直後判定
1 何にもなし
23 サイコ野郎とドーナツ
45 不運少女と紫メッシュ
67 天道とカガーミン
89 ケンジャキー!
0 特殊イベント

へいっ!

>>715 9

――公園

公園といってもいろいろある。
この場所は、いわゆる自然公園に属するのだろう。
景観が美しく、夜に歩くのも悪くない。

そんなのどかな場所には似つかわしくない声が聞こえてきた。

「剣崎!!」

「平気です!それより、そっちにまだ一人います、気を付けて!」

映画か何かの撮影だろうか、と思うくらいに非現実的な状況を想像してしまった。
どうしようか?

1 近寄ってみる
2 近寄らない

>>717 1

意を決して近寄り、絶句した。

「睦月、荷物からナイフとって!」

「は、はい!」

「投げていいから、早く!」

「はい!」

戦争か何かか、これは。
しかも、戦っているのが少女とは。

「くっ……前よりパワーが上がってる……」

「剣崎さん!やっぱり始さんを……」

「やめろ、睦月。これは剣崎の戦いだ」

「けど、このままじゃ死んじゃいます!」

少女がナイフを持って大きく踏み込み、対峙する影を切り裂いた。
そう思ったのに、影は地面に這いつくばるようにしてその斬撃を避けている。

士「何だ……これは」

思わずこぼれた呟きを拾ったのか、影がこちらを向いた気がした。
その背中を少女が蹴り飛ばし、地面に倒れ伏した影の上に馬乗りする。

「これで――とどめ!」

よく目を凝らしてみると、地面にはもう一つ影が倒れている。
あの少女が、一人で二つの影を倒したというのか。

驚きのあまり動けずにいる自分を、少女の目がとらえた。

「……そこにいる人、誰?」

直後判定
クラスメイト +2

なにすんだーディケーイ

>>719 4+2=6

「……門矢君!?」

血まみれの少女がどうして自分の名前を知っているのか、驚きつつ考えるが分からない。
……いや、この背の高さはもしかすると……

士「お前、クラスの……」

「そう、剣崎一真だけど……ああ、どうしよう。見られちゃったんだ」

剣崎は自分の格好を見下ろして困ったように眉を八の字にした。

「剣崎、知り合いか?」

「こういう場合って、どうしたらいいんですか……?」

駆け寄った二人には見覚えがないが……同年代であることを考えると、
同じ学校の生徒かもしれない。

剣崎「えっと……こちら、同じクラスの門矢君です」

「そういうことを言ったんじゃない」

剣崎「すいません……けど、その、見られたものは仕方ないというか」

「……」

「あの、門矢さん。俺、上城睦月っていいます」

士「門矢士だ」

急に話しかけられて驚きつつ名乗り返すと、睦月も剣崎と同じような表情をした。

睦月「どうしたらいいんだろ……」

自分に向かって聞かれても困るんだが。

剣崎「あ、ちなみにこちらは先輩の橘朔也さん」

橘「自己紹介してる場合じゃないぞ」

睦月「けど……記憶を消したりはできませんし」

橘「……」

一応、三人の中では橘がリーダー格らしい。
ひとしきり考え込んでから、橘が顔を上げた。

橘「門矢、お前を信頼してもいいか。
  今夜のことは他言無用で頼む」

1 いいぞ
2 だめだ

>>722 1

士「いいぞ。誰にも言わないでやる」

剣崎「本当に、信じていい?」

士「ああ」

睦月「よかったぁ……」

橘「だが念のため、お前のことは監視させてもらうぞ」

士「勝手にしろ」

橘「悪いな」

三人はそれぞれほっとしたように息をついた。
いろいろと聞きたいことはあるが、あまり深く踏み込むべきでもないだろう。
……剣崎が血まみれなことはさすがに無視できないが。

士「剣崎、痛いだろ。手当てしたらどうだ」

剣崎「ん?あっ……そう、だね。ありがとう」

橘「剣崎……すまない」

剣崎「いえ、私が望んだことですから」

睦月「俺にも何かできることがあればいいんですけど……」

剣崎「睦月は充分役に立ってるよ。こう、かわいい後輩がいるだけで和むから!」

睦月「はあ……」

どうにも納得がいかないのか、睦月は首を傾げている。

剣崎「それじゃあ私は、着替えてから帰ります」

橘「そうだな。俺は剣崎を待とう。門矢、睦月を頼んでいいか」

睦月「えっ、逆じゃないんですか?」

橘「門矢の方が年上だ」

睦月「そうですけど……」

1 いいぞ
2 だめだ

>>724 1

士「いいぞ、頼まれてやる」

睦月「うーん……ありがとうございます」

微妙な気持ちで礼を言っているのか、唸り声が聞こえてきたがまあいい。

士「お前たちのことを聞いても、答えないんだろうな」

橘「ああ。少なくとも睦月はこの中で一番口が固いぞ」

睦月「えっ」

剣崎「あー私もけっこう喋っちゃう方ですもんね」

橘「胸を張って言うな。まあ……俺も人のことは言えないが」

剣崎「とにかくお願いね、門矢君」

士「分かった。行くぞ、睦月」

睦月「あ、はい!」

こうして、睦月と寮まで帰ることになった。

睦月「あの、門矢さん。さっき、怖くなかったですか?」

士「怖いと言うより、驚いた」

睦月「そっか……できたら忘れてくださいね」

士「たぶん忘れられないな」

睦月「ですよね……」

困ったようにそう呟いて、睦月はそれ以降ずっと黙っていた。
寮のエントランスにつくと、軽く一礼してエレベーターに駈け込んでいく。

士「……」

いや、他にもエレベーターはあるからいいんだが。
せめて途中まで一緒に乗ってもいいんじゃないか。


剣崎一真:普通を獲得

【10日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:普通/普通
津上翔一:――/――

城戸真司:――/――
乾巧:愛情/愛情

剣崎一真:普通/普通
響鬼:普通/普通

天道総司:普通/普通
野上良太郎:――/――

紅渡:――/――
左翔太郎:――/――
火野映司:友好/友好

如月弦太朗:友好/面倒
操真晴人:友好/友好

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/――

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

はい、10日目終了です。
たっくんがヒロインに!やった!

それではおやすみなさい。

ここからはたっくんの裏事情を聞いたり、ゲゲゲとムッコロをくっつけたり、天道と加賀美をくっつけたり、なんとしてでも津上を登場させたりするゲゲルになるのか…

乙。
しかし巧に内堀も外堀も無いというか、運命のゲート開けっぱなしというか。もちっと焦らしてくれてもいいな。
クレイジーサイコゲス邪魔しに来いよ。
バイク型美少女ロボの乱入でもいいぞ!

ヤンデレさんは真理を見守るのに忙しいから……

こんばんはー

>>728
剣崎は>>1の個人的な思い入れにより(笑)恋愛判定厳しいです。頑張ってください。

>>729
それはまあ……学園コミュニケーションゲームなので……
ほのぼのでいいじゃないですか!

>>730
ですよねー

それでは、遅くても10時から始めます。
直後起床判定

ほいな

>>732 7
よく考えたら土曜だから判定いらなかった。

……よーし今ならなんでもヒントあげちゃいます!
先着一名様!
だから許して!

昭和系は出るのか(たとえばてつを)

後おやっさんは出るのか

>>734
出ません。
何故なら>>1が昭和ライダーを知らないからです。
申し訳ない。

おやっさんってポレポレの?
そのおやっさんなら出ますよ。

ていうかよく考えたら、
1~5 平日
67 休日

なんだから

8~12 平日
1314 休日

ですよね。
部屋のカレンダー見てた。

恥ずかしっ

とりあえず、11日目いきましょう……

【11日目・早朝】

今日は早く目が覚めたので、登校するまで余裕がありそうだ。
昨日はいろいろとあったが……今日はどんな一日になるだろうか。

1 ゆっくり登校する
2 ユウスケで遊ぶ
3 登校する(その後の行き先も)
4 自由安価

2…と見せかけて1

>>738 1 ユウスケ「……」

――通学路

朝の少し冷たい空気の中、のんびりと通学路を歩くのもいいものだ。
生徒の姿はほとんど見られない。

にぎやかな通学路もいいが、静かな道もいい。

直後判定
1 誰にも会わない
23 親子で登校
45 サイコドーナツ
67 たっくん
89 イベント
0 特殊イベント

いくぜ渡!

>>740 9 しかし渡はスルーという……(笑)

派手な金属音と共に、何かがぶつかったような音。
驚いて顔を上げると、ゴミ捨て場が随分と散らかっていた。
しかも……

士「何だ、あれは……」

ゴミ箱の上から、足が突き出ている。
タイツを履いているところからして、女か?

1 引っ張り出してやる
2 そっとしておこう……

2

>>742 2 良ちゃんスルーですかー!?

そっとしておこう……

俺は何も見ていない、と自分に言い聞かせながらその場に背を向ける。
じたばたと暴れる音が聞こえるが、いや、聞こえない。

「わっ、どうしたの良太郎!」

「これはまた、朝から派手にいったね……よいしょ」

「けほっ……あ、ありがと……」

無事に助かったようだし、そっとしておいても問題はなかったようだ。


直後判定
1 現国
23 倫理
45 体育
67 プール
8-0 お昼

スタンデンバーイ

>>745 6 本当にありがとう(感涙)

――室内プール

響鬼「えっ、ちょっと、この時間はD組の予定でしたよね?」

「そうだっけ?いやー悪い悪い、確認したつもりだったんだけどなあ」

なぜか別のクラスもプールに来ている。
というか、もしかするとこのクラスは……

直後判定
愛情 +2

エクシ-ドチャ-ジ

>>748 5+2=7 よって……

予想通り、巧がいた。
……こちらに気付いたのか、顔を上げて表情が和らいだかと思うと、
途端に真っ赤になってそっぽを向かれてしまう。
水着姿を見られるのが恥ずかしいのだろうか。

確かにあのスタイルの良さは目に毒かもしれない……
すらりと伸びた足といい、腰回りのくびれといい、大きさがよく分かる胸といい。

じっと見つめていると、そっと視線を上げた巧と目があい、
すぐさまうつむかれてしまった。

1 話しかける
2 眺め続ける

1

>>751 1

士「おはよう、巧」

歩み寄ってそう言うと、巧が慌てたように周囲を見た。
こういうのは照れくさいらしい。しかし、周囲でも話をしている生徒がほとんどだ。
二人の様子を特別気にかけていそうな生徒はいない。

それを確認して安心したのか、ため息をつきながら巧がこちらへ視線を向ける。

巧「……おはよ」

やはり水着が恥ずかしいらしく、それとなく腕で胸元などを隠している。
しかしそれだと余計に胸が寄せられて……
いや、何も言わないでおこう。

士「どうなるんだろうな、この授業」

巧「たまにあるんだよ、こういうの。しっかりしてほしいよな」

1 そうだな
2 そうでもない

2

>>754 2

士「そうでもない」

巧「え?」

士「お前に会えたからな」

巧「な、なに、言って……んだよ……」

耳まで真っ赤になって巧が隣の女子の背中に隠れてしまった。

晴人「どしたの、巧?」

晴人だった。

士「巧は照れ屋なんでな」

晴人「あ、そういう……へえ~」ニヤニヤ

巧「ち、ちが……」

士「違うのか?」

巧「だ、だから……その……」

晴人「なーんだ、違うの?」

巧「そ、そういう、聞き方、……」ブツブツ

晴人の背中に額を押し付けて何やら呟いている。

晴人「あら、すねちゃった」

笑いながら晴人がそう言ったのとほぼ同時に、響鬼の声が聞こえてきた。

響鬼「今回のプールは合同になりましたー。準備運動したら自由に入っていいよー」

ヤッター!

「はしゃぎすぎて溺れるなよー」

ハーイ!

――プール内

士「巧、まだすねてるのか?」

巧「うるさい……」

プールに入ってからも巧は目を合わそうとしない。

士「別にいいだろ、周りに知られたって」

巧「……って、……し」モゾモゾ

士「何だって?」

巧の方へ耳を傾けると、唇が耳に引っ付きそうなほどくっついてきた。

巧「だって……恥ずかしい、し」ヒソヒソ

……

1 かわいい
2 なでる
3 自由安価

かわいいでなんかワロタ

>>758 2 某主人公「梨穂子はかわいいなあ!」

士「……」ナデナデ

周りの目とか、ここはプールだとか、気にしていられない。
なでたい。

巧「やめろ……!」

信じられない、という顔で巧が距離をとろうとするが、関係ない。
なでたい。

巧「か、門矢、やめろって……」

顔がどんどん紅潮してかわいい。これはますます、
なでたい。

巧「や、やめろ!」バシャ

士「ぶはっ!?」

顔面に水をかけられた。

巧「やめろって言ってんのに、聞かないからだからな」

そう言いながら、次々と水をかけてくる。
やられっぱなしというわけにもいかないので、反撃して巧にも水をかけた。

……そうのこうのしているうちに授業は終わったが、
楽しい時間を過ごせたと思う。

【11日目・放課後】

放課後になった。
今日はどう過ごそうか。

1 寮に帰る
2 自由安価

2河原に散歩

>>761

――川原

このあたりを歩いていると、巧と初めて会った時を思い出す。
思えば、あの頃から……
いや、そんな砂糖を吐きそうなことは考えないでおこう。

直後判定
1 誰にも会わない
23 二人で一人の……
45 サイコ野郎とドーナツ
67 地理の先生
89 たっくん
0 特殊イベント

アウェイキング

>>763 2 サイコドーナツけっこう入れてるのに一向にこないっていう……

「そろそろ帰らないか?」

「うるさい……」

「亜樹ちゃんも心配してるよ」

「何よ、やっぱり亜樹子の味方なんじゃない!」

……思い出の川原で、痴情のもつれに出会うとは、なんとも……

「そういうわけじゃないよ。ただ、亜樹ちゃんにだって悪気はなかったはずだ。
 だからああやって驚いていたんじゃないかな」

「けど……楽しみにとってあったのに……」ブツブツ

1 声を掛ける
2 そっとしておこう……

>>767 1

士「おい、大丈夫か?」

鼻声の女に声を掛けると、勢いよく女が立ち上がった。
振り返ったその顔は、大人びた印象の美人だ。
……涙と鼻水でぐちゃぐちゃでなければ、だが。

「だ、だれ?」

「その制服、タイの色……僕らと同じ学園の2年生だね。
 僕はフィリップだ」

士「門矢士、最近転校してきた」

フィリップ「なるほど、見覚えがないのも納得だ」

士「そっちは?」

「わ、私は……」

フィリップ「翔太郎、先に顔を洗ったらどうだい?
      とても自己紹介できるような顔じゃないよ」

「あ……はは、これは、その、ちょっと待ってて!」

脱兎のごとく駆け出した翔太郎は、いつになれば戻ってくるのやら……


直後判定
十の位 翔太郎→フィリップ
年下 -1

一の位 フィリップ→翔太郎

そりゃ

>>769 翔太郎 9-1=8
     フィリップ 2
これはひどい

近くの公園にでも行っていたのか、戻ってきた翔太郎はすっかり雰囲気の違う美人になっていた。
この状態で初対面だったなら、印象もだいぶ違っただろうが……

「えーゴホン!私は左翔太郎、探偵よ」

フィリップ「そして僕は、その相棒さ」

翔太郎「私たちは、二人で一人の探偵なの」

ツッコミどころが多すぎる。
とりあえず……

士「二人合わせて一人前ってことか」

翔太郎「うぐっ……」

翔太郎の胸に刺さる言葉だったらしい。
まあいいか。

士「それはいいが、さっきはどうして泣いてたんだ?」

フィリップ「翔太郎のとっておきのおやつを亜樹ちゃん――所長が食べてしまってね」

士「子供か」

翔太郎「ち、違う!断じて違う!だってほら、自分のお金で買った高級スイーツよ?
    それを勝手に食べられちゃったら誰でも怒るでしょう?」

理解してもらおうと必死だ。
気持ちは分からんでもないが……

士「相手は謝ってきたのか?」

翔太郎「……まともに話す前に事務所を出たから、分からないけど」

……大人っぽいのは見た目だけか。

1 さっさと事務所に帰れ
2 一応慰めておく
3 自由安価

>>774 1

士「さっさと事務所に帰れ」

少し冷たい声でそう言うと、翔太郎が肩を落とした。

翔太郎「そうよね……私もちょっと、頭に血を上らせすぎてたわ。
    いくら財布の中身が飛んだからって……」

そんなに高級な菓子だったのか、それとも翔太郎の財布が軽かったのか……

翔太郎「……帰るとしましょうか。フィリップ、行きましょう」

フィリップ「ああ、行こう翔太郎」

士「ちょっと待て」

思わず二人を止めると、そろって不思議そうに首を傾げられた。
何か問題でも?と言いたげな顔だが……

士「翔太郎、お前は3年生だろ」

フィリップ「そうだよ。そして僕は1年だ」

士「ああ、そうらしいな。情けなくないのか?
  上司に謝るのくらい、一人で行け。よりにもよって年下に頼るな」

翔太郎「べ、別に頼ってるわけじゃ……なくもない、かもしれない……?」

直後判定
ハードボイルド +2

ハーフボイルド

>>776 2+2=4 これはこれでww

翔太郎「――そうね、一人で帰るわ」

フィリップ「え?」

翔太郎「二人で一人なのはあくまで探偵として……
    私生活でもフィリップに頼ってちゃ、笑われちゃうわよね」

意を決したようにそう呟き、翔太郎が顔を上げた。
凛とした表情をすれば、やはりいい女だ。

翔太郎「ありがとう、士」

そう言って駆け出した翔太郎の背中を、呆然としながらフィリップが見つめている。
彼にしてみればおいて行かれたようなものだが……

フィリップ「……僕の考える二人で一人とは、少し違ったのかな」

不安そうなつぶやきが聞こえた。
何か、話そうか?



ちなみに成功だと自分のことは自分でしてる、という強気な翔ちゃんが見れました。

お前、アイツの事どう思ってる。
(翔太郎ちゃんの恋成就のヒント下さい!)

>>778 (姉さんみたいなもんかとか聞いてみて)

士「お前、あいつのことどう思ってる」

フィリップ「相棒だ」

きっぱりとそう言い切られた。
何の疑いもそこにはない、純粋な事実を口にするように。

フィリップ「翔太郎は、僕の、唯一無二の」

何か、言葉に詰まりかけて、それでもフィリップは口を開く。

フィリップ「二人で一人の、相棒だよ」

士「……刷り込みか何かだな、まるで」

フィリップ「どういう意味だい?」

士「お前は子供だってことだ」

納得がいかないのか、眉間にしわが寄っている。
まあ、会って間もない相手に子供扱いされては腹も立つだろう。

フィリップ「翔太郎よりはマシだよ」

士「相棒じゃないのか?」

フィリップ「相棒だからよく知ってる。彼女は、少し子供っぽい」

楽しそうに笑いながらそう言って、フィリップはふと寂しそうな顔をする。
やはり、置いて行かれたのは寂しかったか。

かわいそうな子供を、慰めてやってもいいが……

姉さんみたいなもんか

>>780 もうちょい捻ってください……

士「姉さんみたいなもんか」

フィリップ「……翔太郎がかい?」

士「なついてるみたいだからな。姉弟みたいだった」

フィリップ「……」

直後判定
翔太郎の独り言 +2
動揺 +1
あくまで相棒 -1

サイクロン!!

>>782 4+2=6 ギリギリ意識し始めましたね!

フィリップ「違う」

士「何がだ」

フィリップ「僕は、彼女のことを」

そこで言葉に詰まり、そのまま沈黙が訪れた。
自分でも、何を言いたいのか分からないのだろうか。

士「姉さんじゃないってことか?」

フィリップ「……そうだね」

助け舟を出してやると、こくりと頷いた。

フィリップ「彼女は、僕の姉さんになろうとしているけれど」

ひどくつらいことを話すようにそう言って、フィリップは歩き出した。
事務所とやらに帰るつもりらしい。
今日は、このくらいにしておくか。

【11日目・夜】

夏海の料理は今日も今日とて一味が光っていた。
逆にいうと愛情以外――

夏海「……」ジー

疑わしそうな目で見られている、これ以上は考えないでおこう。

1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

>>785 1

今日もさっさと寝るとしよう。

士「電気消すぞ」

ユウスケ「え、ちょ、ま――」

パチッ

ユウスケ「お茶、持ってるんだけど……」

士「気合でどうにかしろ。おやすみ」

ユウスケ「えー……」

その後ユウスケがどうしたかは分からないが、零しはしなかったとだけ言っておこう。

【11日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:普通/普通
津上翔一:――/――

城戸真司:――/――
乾巧:愛情/愛情

剣崎一真:普通/普通
響鬼:普通/普通

天道総司:普通/普通
野上良太郎:――/――

紅渡:――/――
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友好/友好

如月弦太朗:友好/面倒
操真晴人:友好/友好

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/――

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

はい、11日目終了です。
サイコドーナツを書きたいのに一向に出ないっていう……

今日はもう寝ますか?
それとももう1日やりますか?

サイコドーナツと翔一ェ……
もう1日!

>>789
じゃあやりましょうか。

直後起床判定
早寝 +2

(0M0)<3!

>>792 3+2=5 有言実行過ぎて惚れるじゃないですかあ!

【12日目・早朝】

最近、夢を見ている気がするが……まあいいか。
今日は早く目が覚めたので、登校するまで余裕がありそうだ。

1 ゆっくり登校する
2 ユウスケで遊ぶ
3 登校する(その後の行き先も)
4 自由安価

3調理室

>>795 朝早くからですか……?

調理室に行ってみよう。
こんな朝早くから来ている人間がいるとも限らないが……物は試しだ。

直後判定
1-3 誰もいない
45 いい加減振り回されすぎなカガーミン
67 ダブルジョーカー
89 翔一君
0 特殊イベント

>>792
やっぱり橘さんは一流だな~

安価なら4、フケる

>>797 8 夏海「……押しますよ?」

――調理室

朝からいい匂いが漂っているとは、何事か。
不審に思いつつのぞいてみると……

「ふん、ふん、ふ~ん♪」

上機嫌に鼻歌を歌う女子生徒がいた。
このいい匂いの発生源は……鍋か?
シチューでも作っているんだろうか。

1 食わせろと声を掛ける
2 おはようとあいさつする
3 立ち去る

1でおじゃるおじゃるおじゃる……

>>801 1

士「食わせろ」

調理室に飛び込んでそう言うと、女子生徒が嬉しそうに顔を上げた。

「食べてくれるんですか?うれしいなあ~」

笑顔でシチューの入った器を差し出された。予想外だ。

「このシチュー、私の作った野菜がたくさん入ってて……
 今日のお昼には、いつも一緒に食べてる人たちに振る舞うつもりなんです」

にこにこと笑いながらそう言って、女子生徒が椅子をすすめてくる。
促されるまま座って、シチューを一口。

――!!!

うますぎる。なんだこれ。宇宙か?

「あ、自己紹介してませんでしたね。私は津上翔一、3年生です」

士「門矢士だ……おい、翔一」

翔一「なんですか?」

士「おかわりだ」

翔一「はい、どうぞどうぞ」

うまい。やばい。しあわせだ。

直後判定
1-3 誰も来ない
45 ??
67 天の恵み
89 死なない男
0 特殊イベント

そりゃぁ愛だよ、愛

>>803 1

翔一「よかった。みんなにも自信を持って食べてもらえるね」

士「ああ、レストランとか開いてもいいんじゃないか」

翔一「実は将来、そういうのを目指してたりするんだよね~。
   高校を出たら調理師学校に行こうと思ってて」

士「全力で応援するぞ」

翔一「ありがとね、士君」

にこにこ、にこにこ。
何とも人畜無害そうで見事な笑顔だ。

翔一「よかったら、食べに来てくれていいからね」

そう言ってシチューをタッパーに詰め、翔一は去って行ったが……

士「どこに行けばいいか聞いてないぞ」


直後判定
1 現国
23 政経
45 生物
67 地理
8-0 弁当

ほいね

>>806 7

――2-D

五代「それでね、このあたりの地域で出会った人たちなんだけど、
   笑うときにこう、分かる?この部分がね――」

地理というより、笑顔の授業になっている気がする。
眠気が襲ってくるも、寝ることもできず……
何せ、五代は目ざとく見つけて注意してくる。

士「……はあ」

思わずため息が零れたその時、名前を呼ばれた。

五代「門矢君」

士「……何だ」

面倒くさい、という表情で聞いてやると、五代が黒板を指さしながら言った。

五代「ここに世界地図を描いてもらえるかな」

さっきの話からどうしてそうなった。

直後判定
天才 +1

大体分かった

>>809 5+1=6 やはり天才か……

士「まあいい、だいたい分かった」

黒板へ歩み寄り、チョークを手に取った。
だいたいこんなもんだろ、と大雑把に描いたつもりだったが――

剣崎「すごい……!」

突然聞こえた声に振り返ると、自分が声を上げたことに気付いた剣崎が頬を赤く染めていた。
すいません、と消え入りそうな声で謝罪している。

五代「いいよ、本当にすごいもんね。門矢君、地理って好き?」

士「普通だ」

五代「普通でこれなんだ!すごいねー」

士「ま、俺だからな」

五代「そっかそっか、門矢君は勉強が得意なんだね。
   はい、よくできました!席に戻っていいよ」

席に戻る間、生徒たちが尊敬の念を込めた視線が集まり悪い気はしなかった。


五代雄介:友好(小)を獲得

【12日目・放課後】

夕暮れというのは、物悲しい気分になる。
だからこそ、魅力的なんだろうか。

響鬼「門矢君、連絡は聞いてた?」

士「だいたい分かった。あまり寄り道するなって話だな」

響鬼「聞いてたならよろしい」

さて、放課後はどう過ごそう。

1 寮に帰る
2 自由安価

巧に会いに巧のクラスへ

>>812 たっくんがいるとは限りませんけどね!

巧に会いに行こう。
今日はまだ、一度も会えていないことだし。

直後判定
1 誰にも会えない
23 サイコドーナツ
45 真理とたっくん
6-8 たっくん
90 特殊イベント

小さな星の話をしよう(提案)

>>814 2 興奮しすぎて変な声出た

――2-C

どうにも、生徒はほとんど残っていないらしい。
巧とはすれ違いになったか、と残念に思い引き返そうとした、その時。

金属のこすれ合うような音。

振り返った視界には、晴人がいた。
机に腰掛け、上体をのけぞらせている。
それもそうだろう、喉元に鋏が突きつけられているのだ。

1 飛び込む
2 見ている

1

>>816 1

何とかしなければ。

その想いだけで飛び込んで、鋏を持つ手を思いきり叩いた。
いや、叩こうとした。

晴人「やめて!」

言葉と共に腕を掴まれては、守るべき相手にそう言われては、動けない。
目の前では陽気な印象の少年が目を瞬かせていた。

「はるちゃん、知り合い?」

晴人「まあ、友達……っていうか、それやめて。
   前も仁藤が同じようなことしたの、忘れたの?」

「はるちゃんが助けてくれるからね。
 で、君。僕はソラだよ。滝川空。気軽にソラって呼んでね」

にっこり。
鋏を持って女子生徒に迫っていたとは思えない笑顔だ。

士「……門矢士だ」

何となく、信用ならない。

1 さっきのは何だったのか聞く
2 二人の関係を聞く
3 自由安価

2

>>820 2

ソラ「恋人!」

晴人「絶っ対違うから!」

全力で拒否した晴人の反応が見たかったのか、ソラは満足げに笑った。

ソラ「だよね。じゃあ仲間?」

晴人「まあ……うん」

士「何仲間だ?」

晴人「いろいろ?」

ソラ「いろいろだね」

晴人「としか、言いようがないしね……」

疲れた様子で晴人がそう言い、肩を落とした。
その様子を見て、またソラが笑う。
人畜無害そうな笑顔が、非常にうさんくさく感じてしまうが……


直後判定
十の位 晴人→ソラ

一の位 ソラ→晴人

どうなるのかなーわくわく

皆まで言うな

>>823 晴人 3 まあそうですよね。
     ソラ 2 うーん。補正つけてもだめかあ。
友人、ですね。本当に。……これから進展させてもいいんですよ?チラッ

ソラ「はるちゃんは大事な友達だからね!」

ぎゅう、と晴人の腕に抱き着いてソラが言った。
晴人はため息をつくだけで振り払おうとしない。

士「仲が良いんだな」

晴人「まあね……」

ソラ「そんな仲良しの僕のお願い、どうして聞いてくれないかなあ」

晴人「やだよー自分から狼の前にのこのこ出て行くなんて」

ソラ「つれないこと言わないでよ~」

お願い、とは何だろうか。
少し気になる気もするが、さっきの晴人の過剰ともいえる反応も気になる。
言葉だけで済むような状況で、わざわざ腕を掴んでまで止める理由は……

どちらを聞こう?

1 お願いについて聞く
2 叩くのを止めた理由について聞く
3 自由安価



ここで正解を選ぶかうまい言葉で誘導すれば……もう一回判定したいなーチラッ

1

>>827 1 はい、正解

士「お願いって何だ?」

ソラはきょとんと、あどけない表情をした。一瞬のそれは、すぐに笑顔にかき消されたが。
……なんだ、今の。

ソラ「髪を伸ばしてほしいんだよね」

晴人「絶対にやだ」

ソラ「まーたそんなこと言うの?さみしいなあ」

頬を膨らませたソラを見て小さく笑った晴人が、指で空の頬を突きながら言った。

晴人「ソラは美容師になりたいんだって」

士「ああ、それで鋏を……」

なんとなく謎は解けた気がした。

士「だいたい分かった。晴人は練習台か何かか?」

ソラ「とんでもない!」

ソラが驚いたようにぱちくりと目を瞬かせる。

ソラ「はるちゃんは、一番大事なお客様だよ」

晴人「はいはい、ありがと」

ソラ「僕のこと裏切らないもんねー」

晴人「うんうん、そうだねー」

ソラ「投げやりじゃない?」

晴人「そんなことないよ」

べたべた、ともすればいちゃいちゃとも言い換えられそうな密着具合。
何も知らなければ、恋人と勘違いしそうなくらいだ。

直後、もう一回だけ判定
十の位 晴人→ソラ
二人の過去 +1

一の位 ソラ→晴人
二人の過去 +1

これでだめなら……諦めませんけどね!

陦後¢繧九°

>>830 晴人 6+1=7
     ソラ 6+1=7
よっしゃー!これであれですね、お互い好意ですね!

ソラ「士君は、はるちゃんの友達なんだよね」

士「ああ」

ソラ「はるちゃんのこと、好きにならないよね」

恋愛的な意味で、聞いているんだろう。
それはまあ、自分には巧がいるわけで……

晴人「門矢君には巧がいるから」

ソラ「ならいいけど」

にっこり。
やっぱりうさんくさい。

そろそろ日も沈んできた。
二人に何か聞くなら、これが最後だ。

ところで……殺気のは何だったんだ?

>>833
さっきのって……晴人が士を止めたことですか?
それともソラが鋏を持って迫ってたことですか?

両方……ってのは無し?それならソラが鋏を突きつけてた理由

>>836 一向に構わんです、今回は>>1もわがまま言ったので(笑)

士「ところで、さっきのは何だったんだ?」

ソラ「さっきの、何?」

晴人「門矢君を止めたことなら、ほら、美容師目指してるんだから。
   腕とか傷つけちゃいけないでしょ」

士「ああ……そういうことか」

ソラ「ありがとねーはるちゃん」

晴人「ソラがもうちょっとしっかりしてたら、気にしないでいいんだけどなー」

ソラ「もっと僕のこと気にしててよー」

本当に、恋人同士も真っ青なことすら言っている気がする。
しかし、聞きたいことはこれだけじゃない。

士「それと、どうして鋏を突き付けてたんだ」

ソラ「切らせて、ってお願いしてたんだよ」

士「……は?」

どういう発想だ、それは。

晴人「髪をね」

士「なるほど」

そこでふと気づく。

士「お前、髪を伸ばさせたいんじゃないのか。切ってどうする」

ソラ「だって、痛んでるのほっとけないし」

晴人「ごめんね、綺麗な髪じゃなくて」

ソラ「はるちゃんの髪が綺麗だから、余計にもったいないんだよ。
   僕はね、綺麗な髪の女の子って好きだから」

好きだから、と歌うように言うソラの表情がどこか暗く見えた気がした。
気のせいだろうか。

ソラ「だから、大好きなはるちゃんには綺麗な髪でいてほしいんだ」

晴人「手入れめんどくさい」

ソラ「え~はるちゃんってそういうとこだめだよね」

晴人「聞き捨てならないこと言うなあ」

士「まあ落ち着け。そろそろ下校時刻だぞ」

その言葉に二人も帰る用意を始めたようだった。
そんな中、ふと気づく。

士「おい、ソラ」

ソラ「なに?」

士「お願いするのに、鋏は必要か?」

それも、あんなふうに喉元につきつけたりして。

ソラ「うん、まあね」

……どういう神経してるんだ、こいつは。

晴人「大丈夫、本気で切ったりしてこないから」

ソラ「当たり前だよ!はるちゃんが死んじゃったら困るから」

こんなやつと付き合っていられる晴人も、普通とは言い難いかもしれない。

【12日目・夜】

あれから下校途中に聞いたことだが、ソラは3年生らしい。
この学校の3年生には、まともなのがいないのか?

そうそう、明日は休日だ。
早く寝る必要はないが……

そうだたっくんに会いに行こう

>>840

巧の部屋には同居人がいるかもしれない。
というか確実にいる。
それでも……会いたいんだから仕方ない。

もしかしたら、という可能性にかけて……!

直後判定
こんな時間まで付き合ってくれるあなたへの感謝 +2

連投失礼!

>>842 1+2=3

――巧の部屋

インターホンを押すと、知らない少女が顔を出した。

「どちら様ですか?」

士「門矢士だ。……巧の」

1 友達
2 恋人
3 自由安価

すいません眠くてやばい。
明日も予定があるわけです。
すいません、おやすみなさい。

おやすみなさい
サイコドーナツをくっつけたら、この週が終わった、次の週ではヤンデレとたっくんをくっつけてみたいな。
ヤンデレが好きなたっくんだけど、ヤンデレは真理が好きで、たっくんには真理と同じ部屋っていう嫉妬から嫌がらせされるとか(小声)
まあ……たっくんに限らず、同じヤンデレでもなけりゃそんな奴、好きに成るわけないけどな(沙耶)


なんか急激に真理とソラの美容師志望コンビの絡みをみたくなってきた…このss折角便利な世界観設定なのに作品の枠を超えた絡みが少ないんだよなぁ
映司と神代と来人と威吹鬼の金持ち(?)の優雅なお茶会とか、一条氷川カニなどの刑事キャラで構成された風紀委員とか、五代と愛理と大牙の妹語り隊とか、そういうのはないんでせうか。そういう意味では生徒会は楽しい集団だったっス

そういう「恋愛には絶対にならないけど作品の枠を超えた面白い友人」な絡みを見れる安価も時々いれて欲しいなぁ

>>848
ソラが草加さんに…!
と思ったけど、ソラも結構ヤバい奴なんだよな。草加以上に

こんばんは!明日は休みだヒャッハー!

>>847
ヤンデレじゃなくても好きになっちゃうのもいいと思います。
正常な思考を保っているからこそ自分自身の想いに迷うとか……

>>848
それは頑張りたいんですけど……
特定のキャラと知り合ったらイベント発生とか、そういう条件をまとめ中ですので、
もしかしたらそのうちそういうのが見れるかもしれないです。

>>849
これは個人的なイメージですけど、草加は不純でソラは純粋そう。
でも根っこは草加の方が純粋とか。
分かりにくいですね、すいません。

10時くらいから始めます。

小説番草加は色んな意味でエグい

>>851 まあ、子供向けという制約がないですからね……
>>846 2

士「巧の恋人だ」

「……?」

少女は不思議そうに首を傾げ、言葉の意味をゆっくりと咀嚼しているようだった。
そして急に驚いたような声を上げたかと思うと……

「それで最近巧が変だったんだ!」

とのことらしい。どう変だったのか少々気になるが……

「あの、私は園田真理です。巧がお世話になってます!」ペコリ

士「いや、好きで一緒にいるんだ、気にするな」

真理「……いいなあ」

羨望の眼差しを向けられる。

真理「巧に会いに来たんですよね?だったら私、長田さん――友達のところに行ってますね!」

気を遣われているが……

士「いや、そんなに気にしなくても――」

ここは真理と巧の部屋だ。その主を追い出してまで二人きりになるのは気が引ける。
と、断ろうとしたのだが……

真理「いえいえ、今日は帰って来ませんから!ごゆっくり!」

そう言って部屋の中に飛び込んだ真理は、数分と経たずに部屋を飛び出していった。
……とりあえず、中に入るか。

扉を閉めて中に入ると、真理の突然の行動に硬直していたらしい巧が目を瞬かせた。

巧「門矢、どうして……」

士「お前に会いに来た、が……真理に気を遣わせたらしい」

今日は帰らないらしいぞ、と告げると……

直後判定
愛情 +2
昨日は寝ちゃってごめんなさい +1

乾巧って奴の仕業なんだ

>>854 2+3=5 ギリギリすぎてこわい……

巧「な、何言ったんだよ、真理に」

あからさまに動揺している。顔が赤い。

士「恋人だ、ってな」

巧「!!?」

動揺しすぎたのか、立ち上がろうとして足を滑らせ床に尻餅をついた。
かわいい。

巧「お、お前……んなこと……勝手に……!?」

肩を震わせているのは怒りか、羞恥か……
十中八九羞恥だろう。

士「事実を言っただけだ」

巧「わ、私はそんなこと――」

士「好きじゃないのか?」

巧「それは、……あんなの脅迫みたいなもんだろ!」

無理やり言わされたと主張しているが……どうする?

1 ふーふーしてやる(耳に)
2 もう一度その気にさせる(耳で)
3 落ち込む
4 自由安価



この先の選択肢に成功し続ければ……>>1が頑張ります、たぶん

3

>>856 3 しょっぱなから……

士「そうか……」シュン

肩を落として落ち込んでみせると、巧が鼻を鳴らした。

巧「そうやって気を引こうとすんなよ、めんどくさい」

どうにも女々しい態度は嫌いらしい。
ということは、強引な方が好きなのか?
いやよいやよも……ということだろうか。

巧「なんだよ、わざわざ部屋に来て落ち込むだけなら帰れよ」

すっかり機嫌の悪そうな顔をしている。
これ以上機嫌が悪くなる前に、手を打たなければ。

どうする?



序盤の態度からして、あんまりわざとらしく落ち込むと嫌がるかと思ったので。
頑張って考えてくださいね!

自分がなぜここに来たか分かるか?(耳もと)

>>859 たっくんが息も絶え絶えに!(大喜び)

士「おい、巧」

声を掛けてから、尻餅をついたままの巧に覆いかぶさるように床に膝をついた。
慌てた巧に胸を押される。……それも、けっこう強い力で。
だが、耳元に唇を寄せるのは阻めなかった。

士「俺が何故ここに来たか、分かるか……?」

息を吹き込むようにしてそう尋ねると、胸を押す手がくたりと力を失った。
それどころか、起こした状態を支えていた腕まで力を失い床に仰向けに倒れてしまう。
……なんともいい眺めだ。

巧「だから、それが……!」

顔は赤いが、文句を言う元気はまだまだ残っていそうだ。
どうしようか?

1 同じことを聞く
2 好きだと言う
3 自由安価



頑張ってくださいね!

2息を吹き込むように

>>862 2

暴れられないよう、巧の太ももの上に腰を下ろして顔と顔の距離を縮める。
何を想像したのか、咄嗟に目をつむったようだが……
期待には応えられそうもない。

士「好きだ……」

声を耳の中へ吹き込むついでに息を軽く吹きかけてやると、
自分に乗られている部分――太ももがびくんと跳ねたのが分かる。

士「巧、好きだ」

巧「や、……いっ、いき、やめ……ひっ」

言葉を言いきられる前に耳の中へ息を送れば、巧が身をよじろうとしたのが分かった。
自分が上に乗っている限り、逃げることはできないのだが。

巧「そ、いうのが……脅迫……なんだよ……」

息は荒いが、まだまだ元気そうだ。
どうしようか?

1 舐めてみる
2 自分がここに来た理由が分かるか聞いてみる
3 自由安価

>>864 1

もう少し、素直になってもらうとしよう。

士「……ん」ペロリ

巧「ふぁっ!ん、んん……!」

思いがけず大きな声を上げてしまい、羞恥心が膨れ上がったらしい。
巧は必死に唇を引き結び、声を漏らさないようにしている。

そんな抵抗をよそに、もう一度舌を這わせた。
輪郭をなぞるように動かしてから、逃れようとする頭を固定して耳の入り口を突いてみる。

巧「……んっ……」

触れていなくても分かるくらいに巧の体が震えた。
……もう少し、最後の一押しと行くか。

1 甘噛みしてみる
2 ふーふーしてみる
3 自由安価



簡単ですよね?

>>866 1

士「巧……そろそろ素直になれ」

ため息をつくようにそうささやくと、巧が駄々をこねるように頭を振った。
かわいい、が。やめるつもりはない。

逃げられないよう頬を片手で包んでから、反対側の耳へ唇を寄せる。
吐息に反応して巧が小さく声を上げたが、これからすることの刺激はこれの比ではないだろう。
ゆっくりと口を開き、やわらかそうな耳たぶにそっと噛みついた。

巧「あ――」

息を呑む音。それを無視して優しく歯噛みする。

巧「や、だ……やめ、門矢、あっ……んっ……」

やわらかくて、甘噛みしている自分も気持ちいい。
少し刺激の与え方を変えてみようと思い、唇で耳たぶを挟み込んでみた。

巧「や……も、やめ……言う、から……」

士「……何をだ?」

耳から口を離して巧に向き合うと、目の端に涙をためていた。

直後判定
愛情 +2
完落ち +2

まるで透明になったみたい

>>868 7+4=9

巧「す、好き……」

士「知ってる。……脅迫だとかいうのは?」

巧「……恥ずかし、かった、から……」

息も絶え絶えにそう言って、うるんだ目で見上げられる。
部屋に二人きり、同居人は帰ってこない。
……

巧「も、おかしくなる……」

泣きそうな顔でそう言われて、沈みかけていた意識が浮上した。

巧「あつい……」

泣きそう、というより、すでに泣いていた。
やりすぎた、かもしれない。

巧「助けて……」

すがるように手を伸ばされた。
この手を掴んだら、後戻りできないかもしれない。
それでもいいんだろうか。

理性を溶かして、泣かせて、すがらせて。

巧「……っ」

直後判定
愛情 +2

これに成功してもしなくても展開はほとんど変わりませんが……

おのれディケイド

>>870 6+2=8

巧「つかさ……!」

思わず、伸ばされた手を取ってしまった。
巧が安心したような表情を浮かべ、目を閉じた。
何を期待しているのかは、分かっている。

1 する
2 しない

1

>>873 1 今回はけっこう頑張るつもりです……

士「……巧、好きだ」

巧「……ん」

言葉と共に唇を重ね、少し距離をとっては再び重ね合わせた。
何度もそれを繰り返すうちに、次第に物足りなさを感じ始める。

巧は目を閉じたまま、されるがままだ。
何をしても、いいということだろうか。
嫌なら、抵抗するはずだ。

そう考えて、やわらかい唇に舌を這わせ、閉じたそこを開こうとする。
しばらくして、控えめに開かれたその中へ舌をもぐりこませると、不意に巧が胸を押した。

巧「つっ……あ、あつ……」

士「おい、どうした?」

巧「あつい……」

……舌が熱い、ということか?

士「……困ったな」

そう言われると、どうしようもない。
無理強いはしてはいけない。

これからどうするべきか考えていると、顔を真っ赤にした巧がおずおずと口を開いた。
……?

士「巧?」

巧「……つづき、しろ」

士「いいのか」

巧「なんとか、慣れる」

その決心を、無駄にはすまい。
もう一度、できるだけ優しく舌を絡みつかせる。
やはり熱いのだろう、背中に回された手がきつく握りしめられている。

少し休憩を、と唇を離そうとするが、巧が腕に力を込めてそれを阻んだ。
続けろ、ということだろう。

そういうことなら、そうさせてもらう。
少しずつ深く舌を絡め、時折口内の壁をつついたりして反応をうかがう。
最初より慣れたのか、次第に背中を掴んでいた手から力が抜ける。

そんな中、不意に巧から絡みついてきた。
遠慮がちで、不器用だったが、巧から。

いよいよこの温度にも慣れたらしい。
なら、そろそろ……

唇を離すと、巧がぼんやりと見上げてくる。
その背中に腕を回し、抱き上げながら耳元でささやいた。

士「床だと、痛いだろ」

抱き上げた巧の体の震えが、直に伝わってきた。


……ここから先はご想像にお任せします!
キスが熱いって件が書きたかっただけです。
でも頑張ったと思う。だから許してくださいー。

猫舌ァァァァアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!ヒャッハァァァァアアアアアアア!!!!!!

>>879
夜中に笑わせないでwwwwコップ倒しかけたじゃないですか!

【12日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)/友好(小)
津上翔一:友好/友好

城戸真司:――/――
乾巧:愛情/愛情

剣崎一真:普通/普通
響鬼:普通/普通

天道総司:普通/普通
野上良太郎:――/――

紅渡:――/――
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友好/友好

如月弦太朗:友好/面倒
操真晴人:友好/友好

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/――

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

ソラと晴人はともかく、カガ・ミーン……

>>881 がんばったらいける、はず。

13日目、いきましょうか……

【13日目・朝】

――巧の部屋

昨晩は散々だった。
ここからという時に熱いと泣き出した巧をなだめ、
気を遣って水でも取りに行こうとすればしがみついて泣かれ、
ならいれるか、と押し倒せば泣かれ……

意外と巧は泣き虫だった。

結論としては……

士「かわいい」

巧「……」

当の本人はすっかり落ち込んでいる。
余程恥ずかしかったらしい。

士「本当にかわいかったぞ、巧」

巧「……門矢、うるさい」

士「名前で呼んでくれないのか?昨日はあんなに――」

巧「その話やめろよ!」

怒って起き上がったはいいが、今の巧の格好は……
自分でも気づいたのだろう、すぐに真っ赤になって布団にもぐりなおした。

……かわいい。

巧「……門矢、着替え」

持って来いということだろう。
しかし、自分としては名前で呼んでもらいたい。

どうしようか?

1 聞こえないふり
2 取ってくる

>>884 1

士「……」プイ

知らんぷりしてみた。

巧「くそ、なんだよ……誰のせいでこんなことになったと思ってんだよ……」

昨晩の弱々しい美少女はどこへやら、いつもの口が悪い巧だ。
だがそこがいい。

士「……」

巧「……おい、門矢」

士「……」

巧「……ああもう、呼べばいいんだろ、呼べば!士!」

勢いよく振り返ると、巧が赤い顔で睨みつけてきていた。
それに対して極上の笑顔を返してやると、巧がさらに顔を赤くする。

士「それで、どんな着替えがいいんだ?」

巧「何でもいいから、早くしろよ!」

さて、今日という一日が始まったわけだが……
どうしようか?

1 ここに残る
2 出掛ける
3 自由安価



ここに残った場合、あつい、という発言に関して尋ねることになります。

>>886 1

部屋着に着替えた巧が、ソファーに座っている士を睨んだ。

巧「帰らないのか」

士「お前が寂しがるかと思ってな」

巧「誰が……!」

寂しがるか、と続くかと思いきや、言葉に詰まったきり沈黙が訪れる。
どうかしたのかと視線を向けると、巧がそっぽを向きながら口を開いた。

巧「……まあ、いないよりは、いた方が……」

それ以上はもごもごと口の中で呟かれたようだが、それだけで充分だった。

士「かわいいな、お前は」

巧「……勝手に言ってろ」

とうとう背中を向けられた。
しかし、聞きたいことがあったんだった。

士「おい、巧。昨日の――」

巧「もう、やめろって、それ……」

消え入りそうな声だ。だが、気になるものは気になる。

士「あつい、って言ったな。猫舌なのか?
  それにしたって、過剰反応だろ」

巧「……猫舌で悪いかよ」

一気に低空飛行になった機嫌からして、気にしているらしい。

士「悪くはないが、気になる」

巧「何がだよ」

士「さっきも言ったが、過剰反応だ」

巧「……猫舌じゃないやつには分からないんだよ、あのつらさが」

士「そうかもしれんが、それだけじゃないだろ」

巧「……」

背中を向けていた巧が振り返った。
真剣な目で見つめられる。

巧「……小さい時は、平気だった」

士「どうして今はそんなに熱いのが苦手なんだ?」

巧「それは……」




小さい時、両親と一緒に火事に巻き込まれた。
家じゃなくて、でっかいビルだ。

逃げ遅れた私たちは、炎に囲まれて……
私を守ろうとした両親は、火の手の回ってない場所に私を移動させた。
けど、二人は……

……ごめん、あんまり、詳しく言いたくない。

……それからのこと、だけど。
女の子がいて。

救助隊員が来たんだけど、私の方に来るんだよ。
姿には気づかなかったみたいだけど、誰かいるって思ったんだろうな。
けど、女の子には気づかないでこっちに来そうだったんだ。

何も考えられなくて、それからどうしたのかよく覚えてない。
そのまま気を失ったんだ。

ただ、あつくて、あつくて……
それしか覚えてない。

目が覚めた時、病院で、医者とか看護師が手を取り合って大喜びして。
けど、両親は死んだんだ。
きっと、あの女の子も。

私が助かるために、見殺しにしたようなもんだろ。
……って、なんか、違う話になったか。
ごめん、変なこと話したりして。

つまり、あれだ。
その時けっこう、火傷とかしてて。
トラウマ、ってやつ。
だから苦手なんだよ、あついの。

語り終えて、巧はそっと目を伏せた。
……糾弾を、求めているのかもしれない。
どうして見殺しにしたんだと。どうしてお前が生き残ったんだと。

だが……

士「俺は、お前が生きていてくれて、うれしいよ」

巧「……そうか」

少しだけ、巧が笑った気がした。

【13日目・昼】

巧「で、いつまでここにいるんだよ。
  ……真理が帰って来れないだろ」

それもそうか。
すっかり巧のことしか見えていなかった。

巧「何してんだか……」

呆れたような目で見られた。

さて、昼からはどうしよう?

ファミレスに行かないか?と誘う

>>892

士「おい、巧」

巧「ん?」

士「ファミレスに行かないか」

直後判定
愛情 +2

誰もいないみたいですね……
そろそろ眠いので寝ます。
続きは鎧武の放送後にでも……
おやすみなさい。

俺、参上!

これは…たっくんオルフェノクじゃない!?
草加とも仲良くやれる可能性が微粒子レベルで存在する!?

おはようございます。
今日の放送に関しては……まあ、いろいろと予想の範囲内でしたが、
戒斗が仲間想いでほっこりしました。
久々に姉ちゃんも見られたし!

>>897
ご想像にお任せします。

人がいるなら始めましょう。

盛り上がってきたぜ!

>>899
いらっしゃいませー

>>895 2+2=4

巧「行かない」

思わず動きが固まってしまった。
まさか拒否されるとは思ってもみなかったが……

巧「こっちは疲れてんだよ」

腰をさすりながらそう言って、巧はソファーに腰掛け腕組みをした。
出掛ける気は皆無らしい。

巧「……また今度、誘え」

士「そうだな」

照れながらも嫌ではないとアピールするあたりがなんとも……
かわいい。

思わず頭を撫でてしまった。

巧「あーもう、うっとうしい。さっさと出てけ」

士「ああ、またな」

さて、巧には断られたが……

1 一人ででもファミレスへ
2 自由安価

1

>>901 1

――ファミレス

店員「いらっしゃいませ。何名様ですか?」

士「一人だ」

店員「はい、禁煙席と喫煙席がございますが、ご希望はありますか?」

士「禁煙席」

店員「かしこまりました。こちらへどうぞ」

通された席は通りに面した窓際だった。
椅子に腰かけ、メニューに目を通す。
さて、何を頼もうか……

直後判定
1-3 誰にも会わない
45 地理の先生と……
67 今日は一人の探偵
8-0 特殊イベント
昨晩のあれこれボーナス +2

地理の先生に期待

>>903 6+2=8

運ばれてきた料理を口に入れる。あたたかい。
そういえば巧は、これくらいの温度のものですら食べられないんだろうか。
猫舌というのも不便なものだ。

一人で黙々と食べていると、とりとめもない考えが浮かんでは消える。
例えば、最近見る夢のこと。
朝になるとほとんど覚えていない、大したこともない、ただの夢。

だが、

士「……温かかったな」

夢の中で食べたものは、確かに温かかったと思う。
まるで、現実に食べたように。
何を食べたんだったか……

直後判定
日数経過 +1

人がいない……まだ朝だからでしょうか。
30分ほどしたらまた来ますね。

本領発揮

>>906 6+1=7

不意に、向かいの席に誰かが座っている気がした。
どうしてそんな気がしたのかは分からない。
それが、誰なのかも。

いつもの頭痛が起こりそうな予感がある。
……だめだ、ここで体調を崩しては、一人で帰れるか分からない。

1 店を出る
2 しばらくじっとしている

2

>>908 2

しばらく、ここでじっとしていよう。
もしかしたら、痛みが襲い来ることなくやり過ごせるかもしれない。

士「……」

料理はすっかり冷めてしまった。
食欲もないし、このまま少ししたら店を出ようか、と考える。

さて、じっとしていても頭は動く。
さっきは何を考えていたんだったか……そう、夢。

――■■■■

……頭が、

――■か■■

痛い。

――■かわ■

ふと、目の前に置かれた料理を見る。
どうにか気を紛らわそう、と苦し紛れに料理のことを考える、が。

――おかわり

よりいっそう鮮明に声が聞こえた。

この声は、前にも、どこかで。

そうだ、レストラン。
あの時はたしか、

だめだ、このままだと、意識が。

直後判定
日数経過 +1
選択肢正解 +1

ソイヤ

>>910 3+2=5 ギリギリ……!



「おかわり」

――お前、よく嫌いなやつの作った飯が食えるな



……頭が、割れてしまう。
このままでは、いけない。
早く蓋をしないと……!



「そろそろ起きなよ、士」

誰なんだ。

「■ろそ■■■な■、士」

待て、おい!

「■■■■■■■■、士」

まだ、消えるな……!



だめだ、蓋をしよう。
自分が崩壊してしまう前に。



思い出したい。
思い出してやらないと。



1 蓋をする
2 思い出す

あえて2

>>912 2

ふと、顔を上げる。
誰もいない、向かいの席。

どこか、知らないのに知っている家の、
見慣れていないはずなのに座り慣れた椅子で、
思い出してはいけないはずなのに思い出したい男と食事をする。

そんな光景が、頭を埋め尽くす。

あの男は、あの男の名前は……

士「……海東……?」

海東。そうだ、海東大樹。
自称トレジャーハンターのコソ泥。
そして、自分を、

士「ぐっ……」

頭が、痛い。

誰か、そう、誰か助けてくれ。
誰でも……いいや、誰でもじゃない。

士「……海東……!!」

【13日目・××××】

――海東

「……士?」

名前を呼ばれた、気がする。
そんなはずはないけれど。

「とうとう幻聴でも聞こえたかな」

苦笑いしながら、止まっていた作業の手を再開する。
もし本当に、呼んでくれたのなら。

「急がないとね」

【13日目・夕方】

ファミレスでの記憶があいまいだ。
気付いたら机に突っ伏して眠りこけていた。

少し頭が重いが……
これからどうしようか?

人が……いない……
30分ほどしたら戻ってきますね!

戻ってきたけど人がいない。
2時にまた戻ってきますね。

明日は成人式ですし、皆さん忙しいんでしょうか。
うーん……
とりあえず、もうちょっと待ちますね。

散歩

>>919 いらっしゃいませー

散歩でもして、気分をすっきりさせよう。
じっとしているのは性に合わない。

直後判定
1-3 誰にも会わない
45 買い物する寮母さん
67 宇宙、キター!
89 にゃーにゃー
0 特殊イベント

にゃん

>>921 2 あらー

ふらふらと散歩してみるが、特に目立ったこともない。
ただ、夕日は綺麗だ。

……あまり遅くなって、二人を心配させるのもよくないだろう。
そろそろ帰るとしよう。

【13日目・夜】

夏海とユウスケは、昨日帰らなかったことにすねているようだ。
まあ、一応連絡はしてあったが……

夏海「本当に、心配ばっかりかけるんですから……
   おじいちゃんに言いつけますからね!」

ユウスケ「そうだぞ、おじいさんだってきっと心配するからな」

士「……そうだな」

じいさんのことを言われると、少し耳が痛い。
素直にうなずいておこう。

さて、今夜はどう過ごそうか。

なんでもいいからなにかを撮りに行く

>>924 漠然としてますね……

写真が撮りたい。
急にそう思った。
それも、外の写真。

立ち上がった自分を不思議そうに見上げている二人に、
写真を撮ってくる、とだけ言って出かけた。

直後判定
1-3 何もなし
45 占い師と新聞部員
67 砂場で遊ぶ少女
89 五代先生
0 特殊イベント

真実とは心の目の中に写るものさ

さあどうだ!?

>>926 6

――公園

何を撮ろうか、と考えながら公園へ入り、ファインダーを覗き込みながら周囲を見回した、その時。

士「……こんな時間に、人か?」

一瞬、幽霊かと思った。
それくらいに静かな人影だ。

たった一人で砂場に座り込み、城らしきものを作っている。
もう少し近づいて見ると、同年代の少女らしい。
彼女はようやく完成、というところまできた城を見て、ふと動きを止めた。

1 写真を撮る
2 完成させないのか、と話しかける
3 自由安価

>>928 1

シャッターを切る音が静かな公園に響いた。
その音に驚いたのか、立ち上がり振り返った少女が後ずさりする。
まあ、見ず知らずの人間に写真を撮られれば驚くか。

「誰、ですか……?」

不安げに尋ねられた。そんなに自分は不審人物に見えるだろうか。

士「門矢士だ。今の一枚、悪くなかった」

「……カメラマンさん、ですか?」

士「ああ。あの瞬間を撮るために声を掛けずに撮った。
  悪かったな」

「あ、いえ、そんな。でも、僕なんかでいいんですか」

士「……僕?」

「あ……すいません、癖で」

士「謝ることはない。自然に話せばいい」

「はい……僕は、紅渡、です」

士「渡か。……待てよ、紅というと……」

天上の音色が耳の奥によみがえった。

渡「もしかして、門矢さん、学園の人ですか……?」

士「ああ。ということは、やっぱりお前……」

1 音也の娘か
2 音也の妹か
3 音也の嫁か
4 自由安価

>>930 2

士「音也の妹か」

渡「えっ」

渡が大きな目をさらに大きく見開いて硬直した。
何か間違えただろうか。しかし、音也のあの外見はどう見ても二十代前半……

渡「あの、父さん、です」

……

渡「音楽の先生、ですよね?紅音也は……僕の父さんです」

……信じられない。
どれだけ若作りなんだ、あの教師。

渡「実は、よく驚かれるんです。若いお父さんだね、って」

照れたように笑いながら渡が言った。
若いというか、若すぎる。いくつの時の子供なんだ……
聞いてみたいような、聞くのがこわいような。

士「それで、お前はあの学園の生徒なのか?」

浮かんだ疑問はひとまずおいて、別の質問をぶつけてみた。

渡「はい。2年生で……B組です」

士「俺は2-Dだ。どうりで見覚えがないわけだな」

渡「合同授業、ありませんもんね」

お互い納得したところで、だ。
もう夜も遅い。
そろそろ帰った方がいいだろうか?

1 一緒に帰らないか誘う
2 どうして一人でここにいたのか聞く
3 自由安価

2

>>932 2

士「どうして一人でこんな場所にいたんだ?」

渡「それは……」

渡が砂場を振り返った。砂でできた、小さな城。
あと少しで完成しそうだが、どうして完成させなかったのだろう。

渡「……」

直後判定

753は315だから…

>>934 8 753強すぎww

渡「父さんと兄さんが、喧嘩してて」

帰りづらいから、と言いながら城を見下ろしているその横顔は、悲しそう、というより、
途方に暮れているようだった。

士「……」

どう答えるべきか、言葉を探している間に渡が顔を上げ、微笑んだ。

渡「いつものことですけど」

……しかし、不思議な話だ。
学園は全寮制。つまり、家族で暮らせるはずがない。

士「寮に入ってないのか?」

渡「父さんが学園に掛け合って、近くで暮らしてるんです」

士「それは、ありなのか……」

まあ、実現しているんだからありなんだろう。

渡「そろそろ、帰りましょうか」

士「そうだな」

渡に先導され歩いて行くと、寮の本当に近くに洋館が佇んでいた。
渡が門を開けると、玄関から女が姿を現した。綺麗な女だ。渡の姉だろうか?

「おかえりなさい、渡」

渡「ただいま、母さん」

士「えっ……」

思わず声が出てしまった。どんだけ若作りなんだ、渡の両親は。
渡の母親が微笑みながらこちらを見つめる。

「どうもありがとう、渡を送ってきてくれて。また今度遊びに来てね」

士「ああ……」

渡「それじゃあ、さようなら」

士「またな」

二人に見送られながら、寮へと帰った。


紅渡:友好を獲得

直後判定
関連イベント +1

キングさんは出てきますか!?

>>936 8+1=9 よって3、そして…… 過去のキングさんは出てきません
っていうか、しょっぱなからこれ!?



傷だらけの男を見下ろす。息も絶え絶え、といったところか。

――こいつを捨てて来る

その男を担ぎ上げながらそう言うと、暗がりに潜んでいた側近が一礼した。

「行ってらっしゃいませ」

灰色のオーロラ。壁のようなそれを、通過。
やって来たのはゴミ捨て場ではなく、自らの隠れ家だ。

担いでいた男を床に放り投げると、うめき声が上がった。

――お前、こいつが欲しいんだってな

トン、と腰のあたりに手を当てて言うと、
男は答える気力もないのか、視線だけをまっすぐに向けてきた。

――こいつはやれないが、もう一つ別のがある

男が目を見開く。

――そっちを盗んでみろ、コソ泥

できるはずがない、と思ったから口にした言葉だと解釈したのか、男が悔しげに唇を噛んだ。


【13日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)/友好(小)
津上翔一:友好/友好

城戸真司:――/――
乾巧:愛情/愛情

剣崎一真:普通/普通
響鬼:普通/普通

天道総司:普通/普通
野上良太郎:――/――

紅渡:友好/友好
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友好/友好

如月弦太朗:友好/面倒
操真晴人:友好/友好

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:3(15に到達すると……)

13日目、終了です!
長かったですね!

どうでしたか?
■■■■が予想通り過ぎて、がっかりしましたか?
申し訳ございません、このように想像力の貧困な>>1で。

夕ごはん食べてきますね。
今日は例の動物番組があるので、8時過ぎまでゆっくりしてると思います。
それからまた続きをするつもりなので、よければお付き合いください。

音也と魔夜が22年前パートそのままの格好で17歳の娘持ってるとなると…しかも魔夜に至っては18の息子を元旦那と作ってるし…人間なのに20年前に二児産んだときと変わらないことになるわけで……うーん…うわぁ…

どうもどうも。
戻ってまいりました。

>>942
まあそこらへんはあまり気にせずに……(笑)

14日目、いきましょう!

【14日目・朝】

夢を見ていた気がする。
もう、ほとんど思い出せないが……

さて、今日はどうしようか。

商店街に出かける

>>944

商店街にでも出かけるとしよう。
気ままに歩いていて、何かいい店でも見つかるかもしれない。

直後判定
1 何もなし
23 天道と加賀美
45 翔一と……
67 不運少女と引き算できない会計
89 二人で一人の……
0 現国教師?

また誰かが突然ドアを叩く

>>946 2

――商店街

前方で何やらもめているのは……

加賀美「だから!俺は金欠!」

天道「そうけちけちするな」

加賀美「お前は昼に購買で散々稼いでるだろ!」

天道「そう言うお前は親の金がいくらでもあるだろ」

加賀美「小遣いなんて大してもらってないって何回も言ってるし!あーもう!」

……いつも通りと言えば、いつも通りだが。
どうしようか?

1 加賀美に加勢する
2 天道に加勢する
3 いっそ自分がおごる

2…はさすがに加賀美が可哀想だから3

>>948 3

士「おい、お前たち」

加賀美「門矢!」

天道「門矢か」

ほぼ同時に振り返って名前を呼んできた二人。

士「何だかんだと仲が良いな」

加賀美「まあ……一応友達だし」

天道「仕方なく友達になってやったんだ」

加賀美「……」

天道「?」

加賀美の反応がないことを不審に思ったのか、天道が首を傾げている。

士「仲良く喧嘩するのもいいが、俺がおごってやってもいいぞ」

加賀美「いや、それは悪いって!」

天道「……おい、加賀美。どうして門矢の言葉には反応して、私には反応しないんだ」

加賀美「……」プイ

天道「……?」

たび重なるひどい扱いに耐えかねたのか、少しすねているらしい。
まあ、たまにはそういうのもいいだろう。

士「とにかく行くぞ。……どこに行くのかは知らんが」

加賀美「いや、おごらなくてもいいからな!みんな自腹にしないか、いっそのこと」

士「それもそうだな」

加賀美「えーっと、目的のお店はあっちの蕎麦屋で……」

天道は、ただただ、不思議そうに首を傾げていた。

直後判定

どうした?コンマをとらないのか?(^U^)

>>950 1 あっ

――蕎麦屋

「へいらっしゃい!……加賀美!それに天道と……?」

加賀美「おはようございます、田所さん。こいつは門矢っていって、同じ学校に通ってるんです」

田所「ほー。よく来たな、門矢。ほら、こっちに座れ」

促されるまま椅子に座ると、隣に加賀美が座った。
天道が依然不思議そうにしながら加賀美の正面に座ると……

加賀美「門矢、場所替わらないか?」

士「さすがに子供っぽいぞ」

加賀美「だってさ……さすがに傷つくし」

士「だそうだぞ、天道」

天道「何の話だ」

士「……思いやりが欠片もない女だな」

加賀美「友達を窓から突き落とすようなやつだからな」

士「は?」

今、何て言った……?
思わず天道に視線を向けると、薄く口を開き何かを言いかけたような顔で静止していた。
加賀美に視線を戻すと、まずいことを言ったと気付いたのか気まずそうな顔をしてうつむいている。

……どうするべきだ?

1 どういうことか聞く
2 蕎麦を頼む

2

>>953 2

士「おい、蕎麦を頼む」

田所「あいよー。三人前でいいな?」

士「ああ。それでいいな、二人とも」

天道「あ、ああ」

加賀美「……そう、だな」

何とか顔を上げた二人の視線がぶつかった。
どうなることやら、と見つめていると……

直後判定
選択肢正解 +2

お前を救ってあげよう

>>955 8+2=9

加賀美「天道……ごめん!」

机に額をぶつけそうな勢いで加賀美が頭を下げた。
天道は目を見開いた後、少し思案してから腕組みし、一つ頷いた。

天道「許してやる、顔を上げろ」

加賀美「って、何だよそれ!俺も悪いけどお前も……」

天道「それと」

加賀美「何だよ!」

天道「悪かった」

加賀美「……え」

天道「ずっと、謝ってなかったからな」

一人話題についていけないが、二人の間に流れる空気はずいぶん穏やかになった。

天道「悪かったな、加賀美」

加賀美「いや、そのことは全然……樹花ちゃんのこともあるし。
    俺が怒ってたのはお前があんまり俺を目下みたいに扱うからで……」

天道「私は全人類の中で最も優れた人間……当然だ」

加賀美「……そうだよな、お前はそういうやつだった」

加賀美はすっかり諦めたのか何なのか、息を吐き出すと満足げに笑った。

加賀美「それじゃあ、これで仲直り完了ってことで」

天道「……ああ」

……完全に置いてけぼりだ!


直後判定
天道→加賀美

感動的だな

>>958 8 よって……

士「おい、あんまり俺をのけ者にするな」

加賀美「ごめんごめん。えっと、まあ、昔の話だから」

士「昔の、なあ?」

天道「……あの時ばかりは……」

かっこよかったな。
確かにそう聞こえた気がする、が。

加賀美「おっ、きたきた!すいません田所さん」

田所「いいってことだ。今のお前らは客だからな。
   しっかり食えよ」

加賀美「はい!いただきまーす!」

タイミング、悪すぎないか……
天道にちらりと視線を向けてみたところ、それはもういい笑顔だった。
こめかみが痙攣していたが、それを差し引いてもいい笑顔だった。

加賀美「どうしたんだよ、天道」

天道「黙って食え」

……道のりはまだまだ遠そうだ。

【14日目・昼】

少し早めの昼を終え、天道と加賀美とは別れたが……
これからどうしようか?

巧を眺めにいく

>>962

巧の様子でも眺めに行くか。
……と思ったが、巧はどこにいるんだろうか?

士「電話してみるか」

直後判定
愛情 +2

連投大丈夫?

>>964 4+2=6
二回までなら大丈夫ですよ!

通話がつながり、巧の声が聞こえてきた。

巧『もしもし』

士「巧か。今どこにいる?」

巧『あ?……っと、今は』

直後判定
1-3 真理と買い物中
4-6 バッティングセンター(もれなく……)
7-9 自室
0 ……

スタンデンバーイ

>>966 6 残念お馬さんと一緒だ!

――バッティングセンター

士「……あそこか」

思いっきり打ってストレス解消でもしているのか、意外と楽しそうだ。
しかし、隣で打っている男は……

「乾さん、最近困ってることとかないかな」

巧「どうしたんだよ、急に」

「うん……いつもと雰囲気がちょっと違う気がして」

巧「……そうか?」

やけに巧と親しげだが、どういう関係だ……

1 話しかける
2 眺める
3 自由安価

>>968 1

士「巧、来たぞ」

眺めているのも面白くなかったので話しかけると、巧が振り返った。
なぜかめんどくさそうに見えるのはなぜだろう。

巧「つか――門矢」

どうして言い直したんだお前。
と詰め寄りたいところだが……

「門矢君!直接話すのは初めてかな?
 同じクラスの木場勇治だよ」

士「……ああ」

木場「……えっと、何か怒らせるようなことでもしたかな?」

思わず睨み付けてしまうと、木場が困ったような表情を浮かべた。
巧は……

巧「……はあ」

面倒くさそうだ。

木場「乾さんと知り合いだったんだね。
   俺も彼女とはけっこう長い付き合いで……」

直後判定
愛情 +2

コンプリート

>>971 8+2=9

機嫌が急降下していく自分を見かねたのか、巧が口を開いた。

巧「悪い、木場。これからこいつと約束があるんだった」

木場「え、そうなのかい?ごめん、引き留めちゃって」

またね、と笑顔を向けられては、あまり不機嫌な顔も続けられなかった。
何より……

木場「君たち、そういうことだったんだ」

木場の視線が組まれた腕に向けられている。
巧の方からここまでされては、折れるしかないだろう。

巧「行くぞ。……士」

士「ああ」

そう言って歩き出したはいいものの、もちろん予定なんてない。
これからどう過ごそうか?

カラオケで小さな星の話をする

>>973

――カラオケ

近くにカラオケがあったので、とりあえず入ってみた。
薄暗い照明、窓のない個室……そして隣には恋人。
この状況は……

巧「おい、歌わないのかよ」

マイクを差し出されては受け取るしかない。
巧は普通に歌を楽しむつもりのようだ。
……まあ、いいか?

何を歌おうか。

仮面ライダーアギト

>>975 この世界に「仮面ライダー」は存在していませんよ!
罰として士には>>1の大好きな歌でも歌ってもらいましょう。

巧「……?」

イントロを聴いた巧が首を傾げた。

巧「どっかで聴いたような……」

士「俺の美声に酔いしれることだ」


『一人きりでいる時 私は水平線を夢見る
 そして何も言えなくなってしまう
 部屋の中は暗い 太陽の光がないから
 あなたが私のそばにいないと』

以下略


歌い終えて息をつくと、巧がなんとも言い難い表情をしていた。

巧「……」

士「どうした?」

巧「別れ話でもしたいのかよ、お前」

士「……」

なるほど、勘違いしたか。

士「巧、今の曲は結ばれた恋人たちが旅に出る歌だ」

巧「……え?」

士「タイトルだけで勘違いしたな」

巧「な……紛らわしい歌、歌うなよ……!」

巧は顔を真っ赤にしている。
かわいい。

【14日目・夕方】

カラオケで時間を潰したはいいが、これからどうしようか。
巧とどこかへ行ってもいいが……

えっ……曲だけでも駄目なの?
やぁみーのーなーかー安価下

たまにはユウスケと夏海を誘って何処かへ行こう

>>980 すいません……
>>981

巧とはカラオケの前で別れ、ユウスケと夏海に連絡することにした。
最近は二人と過ごす時間が少なかった気がする。

じいさんがいないって時に、二人を寂しくさせてどうする。
そんな風に考えながら、ユウスケの携帯に電話をかけた。

直後判定
■■■■ +3

ロケット・オン

>>983 4+3=7

ユウスケ「お待たせー」

夏海「すいません、準備に手間取っちゃって」

ユウスケ「女の子は大変だもんな」

二人と無事に合流できた。
休日なので、それぞれ思い思いに過ごしているかと思えば……
付き合いがいいのか、他に遊ぶ相手がいないのか。
……そんなことはないか。

とにかく、どこへ行こう?

1 近くの浜辺
2 自由安価



そうそう、さっき新しいスレを建てようとしたんですが、
エラーになって建てられませんでした。
どなたか代わりに建てていただければ嬉しいんですが……


立ててあげたいけどリンク貼れない

>>986
そうですか……じゃあスマホで建てようかなあ。
ちょっくら行ってきます。
続きはしばらく待っててください。

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