夏海「あれ?姉ちゃん?あれ?」
海星「ここは…?」
エノ(どこよここ…)
マリー「あんた達だれだい?」
エノ「あ、あんたこそ誰よ?!ここどこよ?」
マリー「あたしはマリーって呼んでくれればいいよ。そっちのあんたは?」
海星「あ、私は海星」
夏海「ウチは越谷夏海、夏海って呼んでよ。マリー…さんは外人なの?」
マリー「いやいやー私一応落語家だからねぇ芸名だよ」
海星「ああ、なるほど」
エノ「ちょ、ちょっと!」
夏海「君の名前は?」
エノ「え、榎本結子よ」
夏海「もしかして中学生?何年なん?」
エノ「中3よあんたも中学生なの?」
夏海「あ、中3なんだウチは中1よろしく先輩」(兄ちゃんと同級生か…見えないな)
夏海「マリーさんは年上っぽいね」
マリー「公式では年齢書かれてないけどねー」
海星(公式ってなんだろう?)
エノ「あなたは、海星ちゃんだっけ?あなたは小学生?」
海星「あ、あー…うん6年生、です」
エノ「そう、その割には落ち着いてるわね」
海星「化けの皮が剥がれないようにしないとね」
エノ「んで、ここは一体どこなのよ?なにもない真っ白な部屋?っぽいけど」
夏海「ウチ姉ちゃんとテレビ見てたんだけどなー気づいたらここにいたよ」
海星(またバカ兄貴達の仕業かと思ったけど違うっぽいな)
マリー「いやーおそらく声優が同じってんで集められたんでしょう」
エノ「…声優がどう関係あるのよ?」
海星「???」
夏海「えっと??」
マリー「だぁかぁらぁw私らってみんな同じ声優だろ?それで集めたらどうなるかってんで呼ばれたんじゃない?」
エノ「????」
海星「????」
夏海「あー…」
夏海「つまり、あたしたちの声は1人の人間が演じてるってこと?」
マリー「夏海は理解が早いねぇ!私はそういうことが言いたかったのよ!」
夏海「いや、ウチの声はウチの声なんだけど」
海星(なんかよくわからない…)
エノ「声優って言われても私は私よ?」
マリー「もしかして、みんなあんまりメタネタとかやらない世界の住人かい?」
エノ「メタねたって何よ?」
夏海「メタ?」
海星(もうわけがわからない)
マリー「どつやらそのようだねぃ」
マリー「じゃあまずはあんた達の住んでるところの特徴を教えておくれよ」
エノ「な、なんでよ?」
マリー「もしかしたら帰る手かがかりが見つかるかもしれないだろ?」
エノ「わ、わかったわ…」
エノ「まずあんたから話しなさいよ」
マリー「私かい?私の世界はねえ」
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マリー「とまぁいつも5人で時事ネタであーでもないこーでもない言ってるんだよ楽屋で」
夏海「へーマリーさん東京住んでるんだすげー」
マリー「夏海はどこに住んでるんだい?」
夏海「ウチは田舎にすんでるんよ」
海星「どこの田舎なんですか?」
夏海「そーいえばどこなんだろウチの住んでるところ…」
マリー「いわゆる細かい設定はされてないパターンだね!?」
夏海「よくわかんないけど、ウチの田舎はー」
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夏海「で、最近ほたるんっていう子が転校してきたなあ」
エノ「ずいぶんと田舎なのねあんたんちって」
夏海「いやいや、田舎じゃなくない?」
海星「田舎だと思いますよ…」
夏海「じゃあエノんところはどうなのさ?」
エノ「呼び捨て?!あんたねぇっ」
エノ「たく、私の世界は~」
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エノ「とまぁ、日々こんな研究をしてるわけよ」
夏海「へ~」
マリー「へ~」
海星「あの、姿を見せずにできることってありますか?」
エノ「姿を見せずにそれは、難しいんじゃないかしら…」
海星「そうですか」ショボン
マリー「じゃあ最後は海星ちゃん!」
海星「私の住む世界は…」
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海星「こんな感じの京都です」
マリー「まさか京都がそんなことになっているとは」
エノ「1番衝撃ね…」
夏海「じゃあ海星ちゃんもタヌキなの?」
海星「…はぁまぁ、その、はぃ」
夏海「名前は具だったりしないよね?!」
海星「????」
夏海「い、いやわからないならいいや!」
マリー(給料でたら行きたいな)
オチが見つからない
エノ「それで?みんなの自己紹介も終わったわけだけど」
海星「なんにもなかったですね手がかり」
マリー「うーん…」
夏海 フワァ(あくび)
エノ「あんたよくあくびなんて出るわね」
夏海「あー…昨日あんまり寝てなくて」
エノ「もう、しっかり寝ないと肌に悪いわよ?」
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