明日夢「響鬼さんが女の人に!?」 (57)

明日夢「それどころか京介まで……?」

京介「大変です響鬼さん!明日夢がおかしいんです!」

響鬼「それは困ったな……何があったんだ、明日夢?」

明日夢「えっ」


今回は響鬼さん以外も女性になってしまいました。
いつも以上に無法地帯のSSなのでご注意ください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1387376714

これまでのオールライダー女体化計画

アンク「オエージ!……女!?」
アンク「オエージ!……女!?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1385/13852/1385255930.html)

フィリップ「翔太郎、太ったんじゃないかい?」
フィリップ「翔太郎、太ったんじゃないかい?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1385/13859/1385912339.html)

紅渡「僕がクイーンだ!」
紅渡「僕がクイーンだ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1386/13863/1386347591.html)

啓太郎「やっぱりファイズはたくちゃんじゃないと!」
啓太郎「やっぱりファイズはたくちゃんじゃないと!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1386505394/)

秋山蓮「城戸が鏡に話しかけていた?」
秋山蓮「城戸が鏡に話しかけていた?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1386858489/)

五代雄介「この仮面を被って、と」
五代雄介「この仮面を被って、と」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1387023973/)

加賀美「天道が女の子だったら」
加賀美「天道が女の子だったら」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1387195687/)

京介「いつもより背は高いし、顔つきも体つきも違う……
   まさか魔化魍に何かされたのか!?」

響鬼「だとしたら大変だ。急いでたちばなに向かおうか、明日夢」

明日夢「あの、え……?おかしいのは僕じゃなくて響鬼さんたち――」

京介「もういい、混乱してるんだろ?すぐに助けてやるよ。
   お前のこと、一応認めてやってるんだからな」

明日夢「認めてるならなおさら話を――」

響鬼「ほらほらついておいで」グイグイ

――たちばな

香須実「いらっしゃいませ――明日夢君!?」

明日夢「あ、どうも……香須実さんはいつも通りですね」

香須実「そういう明日夢君はいつもと違うじゃない!
    どうしたの?髪は短いし、体も大きいし……」

「あっ、明日夢君だ。こんにちは」

明日夢(誰だろう、綺麗な女の人だな……)

香須実「威吹鬼君、ちゃんと見てよ、ほら!明日夢君がなんだか変なの」

威吹鬼「あれ、本当だね。どうしたの、明日夢君?」

明日夢「え、威吹鬼さん……!?」

威吹鬼「えーっと、どうしてそんなに驚いてるのかな」キョトン

響鬼「なんだか魔化魍にちょっかいかけられたみたいなんだよな。
   こういうことならみどりに調べてもらった方がいいかと思ってさ」

京介「ほら、立ち話してないで早く治してやらないと!」

威吹鬼「ああ、それでいつもと違うんだ」

香須実「のんびり言ってる場合じゃないでしょ!?」

京介「明日夢!は~や~く~!!」グイグイ

明日夢「え、ちょっと、引っ張らないでよ京介!」

響鬼「おいおい、師匠を置いて行くなよ京介ー」

威吹鬼「久しぶりに会ったと思ったら……明日夢君も大変ですね」

香須実「本当に、何なのかしらね、あれ」

――みどりの研究室

みどり「あら、久々のお客さんだ。元気にしてた、明日夢君?」

明日夢「あ、どうも」

明日夢(みどりさんもいつも通りだ……)

京介「みどりさん、ちゃんと見てください!」

みどり「ん?……本当だ!いつもと違う!?」

響鬼「これ、ちゃちゃーっと治しちゃえない?」

みどり「そんな簡単に言わないでよ。どうしてこうなっちゃったの?」

明日夢「いや、僕は別に、何も変わってない、っていうか……」

京介「ほら!こんなこと言ってるんですよ?
   自分の異変を認められないくらい混乱して……」

みどり「本当ね。これは大変……早く治してあげないと。
    まずは原因を調べて、治せそうなら治すね。はい明日夢君、こっちに来て?」

明日夢「あ、はい……?」

響鬼「じゃあ頼んだから。俺たちはたちばなの手伝いしてるよ」

京介「明日夢、俺が戻ってくるまでに元に戻ってろよ!
   今のお前……なんか変だ」

明日夢「いや、変なのは俺じゃなくて京介たち……」

響鬼「それじゃあ頑張れよ、明日夢!」

明日夢「ちょっと、僕の話も……」

みどり「はーい、明日夢君はこっちね!」

明日夢「あの、何するつもりですか?」

みどり「そうね、まずは血を採って……」

明日夢「えっ!?」ビクッ

みどり「大丈夫だって、ちょっとチクッとするだけだから。
    将来の夢はお医者さんでしょ?これくらい耐えなさい」

明日夢「はあ……いてっ」チクッ

みどり「あーもう、動くから……はい、ガーゼを貼って……
    次はねえ――」

――1時間後

明日夢「も、もういいですか……?」グッタリ

みどり「そうね、もういいわ。うーんと……特に異変はなさそうね。
    いろんな方向からアプローチしてみたけど」

明日夢「それはそうですよ。僕は何も変わってないんだし……」

みどり「……うん、これは早く治してあげないと。
    自分でも頭がついていけてないのね、自分の変化に」

明日夢「だから違うんですけど……」

響鬼「おーす、明日夢の調子はどう?」

みどり「それが全然!原因も分からないままで……ごめんね響鬼君」

京介「もう、何やってるんですかみどりさん!」

みどり「うん、本当ごめんね?」

響鬼「京介、ちょっと落ち着けって。明日夢なんて自分のことなのに
   こんなに落ち着いてるんだからさ」

明日夢「いや、そんなことないですけど」

京介「明日夢はもうちょっと焦れよ!自分のことなんだから!」

明日夢「京介、なんでそんなイライラして……」

みどり「京介君は明日夢君が大好きだもんね~」

京介「ななな何言ってるんですかみどりさん!!」

響鬼「おー赤い赤い。これは図星の反応だなぁ」

京介「違いますっ!」

明日夢「……えーっと」

明日夢(今、目の前にいる京介は女の子で……けっこうかわいくて)

明日夢「それってつまり……」

響鬼「明日夢まで赤くなっちゃって、青春だなぁ。
   けどさ、明日夢にはモッチーがいるだろ?」

みどり「あきら君とも仲が良いよね?」

京介「どうなんだ、明日夢」グイッ

明日夢「な、何の話かな~。ひとみはただの腐れ縁っていうか、うん。
    あきらさんともクラスメイトってだけで……」

みどり「そんなこと言って、本命がいるんじゃないの?」

京介「むしろ全員が本命とか言い出さないだろうな!?」

明日夢「そんな不健全なこと言うわけないだろ!?
    俺のこと一体何だと思ってるんだよ、京介」

響鬼「ま、ちょっと落ち着いてさ、明日夢の体のこと話さない?」

京介「そもそも、こんな話になったのは響鬼さんのせいですよ!」

響鬼「え、そうだっけ?」

みどり「はいはい京介君はちょっと落ち着きなさい。
    明日夢君の体のこと、心配でしょ?」

京介「別に、心配とかそういうんじゃないですから!
   ……ただ、そう!迷惑なんですよ、こいつに何かあると」

響鬼「ふ~ん」ニヤニヤ

京介「なんですか、その反応!」

みどり「いい加減に落ち着きなさい!
    響鬼君も、子供をからかわないの!」

響鬼「ごめんごめん、あんまりかわいい反応するもんだから」

明日夢(そもそも、おかしいのは俺じゃなくて皆なんだけどなあ)

威吹鬼「響鬼さん、明日夢君の調子はどうです?」ヒョコ

香須実「熱とか出てませんよね」

明日夢「あ、香須実さん……と」

威吹鬼「ん、どうしたの?」

明日夢「威吹鬼さん……ですよね」

威吹鬼「そうだけど、なんだか自信がなさそうだね。
    僕ってそんなに印象が薄いのかな」

明日夢「そういうことじゃないです、けど」

香須実「もう、はっきり言ってよ。そうしたら何か、
    変なことになっちゃった理由が分かるかもしれないんだから」

明日夢「えっと……その、いつもと違うなーって」

威吹鬼「僕が……?えっと、どのあたりが違うか聞いてもいい?」

香須実「私が見た限り、いつもの頼りな~い威吹鬼君だけど?」

威吹鬼「ええ?相変わらず厳しいなぁ、香須実さん」

明日夢(……威吹鬼さんと香須実さん、と分かってはいても……)

威吹鬼「どうしたら、香須実さんに頼られるようになれます?」

香須実「さあ?そうやって私に聞いてるうちは絶対になれないわよ」

威吹鬼「それは困ったなぁ」

明日夢(見た目が……女の人同士なんだよね)ドキドキ

響鬼「明日夢、どうした?まーたタコちゃんみたいな顔になって」

明日夢「え、そ、そんなことないですよ!」アタフタ

響鬼「にしてもさ、今日の明日夢はいつもより凛々しいよな」

明日夢「えっと、普段の僕ってどんなでしたっけ……?」

京介「ふん、自分で思い出せよ……
   普段のお前は、それはもう頼りない――」

響鬼「京介よりも胸が大きくて――」

京介「響鬼さんっ!!」

みどり「そういえば明日夢君、さっき変なのは自分じゃないって。
    あれ、どういう意味なのか聞いていい?」

明日夢「あ、あれは……」

京介「なんだよ、何かあるなら言えよ!」

明日夢(言っていいのかなぁ)

響鬼「言ってみなよ、明日夢。大丈夫だって、誰も怒ったりしないから」

明日夢「はい……あの、皆、どうして女の人に……?」

京介「は?」

威吹鬼「明日夢君、大丈夫?」

香須実「やっぱり熱とかあるんじゃないの?
    ちょっと、体温計取ってこようかしら」

みどり「熱なら平熱、全く問題なしよ」

響鬼「明日夢、どうしてって言われても、元からそうだろ?」

明日夢「いや、だから、僕の記憶だとそうじゃないんです。
    皆さん……みどりさんとか、香須実さん以外は」

響鬼「ええー?」

京介「あのな、明日夢。女じゃないと何だって言うんだ?」

明日夢「え、それはその、男……」

威吹鬼「やだなあ、明日夢君。男なんて絶滅したじゃないか」

香須実「そうそう、そんなの何百年も前の話でしょ?」

明日夢「えっ」

みどり「もしかして、頭を強く打っちゃったとか……
    けど、そんな痕も見つからなかったし。う~ん」

響鬼「どうにか治してやりたいんだけど、ごめんな。
   今の俺達じゃ力不足みたいで」

京介「さっさと元に戻れよ、明日夢……」

明日夢「そんな、泣きそうな顔されても」

京介「俺がこんなことで泣くわけないだろ!」

香須実「どうにか、見た目だけでもいつもの明日夢君に戻りませんか?」

みどり「そうね、どうにかならないかしら……」

日菜佳「あのぉ……お菓子、用意しましたよ~。
    ささっ、明日夢君、どうぞ!」

明日夢「日菜佳さん!お久しぶりです」

明日夢(日菜佳さんはいつも通りだ……やっぱり女の人はいつも通りなんだ)

日菜佳「ええ、お久しぶりですねぇ。さあ、どうぞ!
    新作の大福ですよ~。ほっぺたが落ちちゃうくらいおいしいですから!」

明日夢「あ、食べていいんですか?」

日菜佳「はい、遠慮なく、どーんと!お食べください!」

明日夢「いただきます!」パクッ

香須実「日菜佳、あんた驚いてないの?」

日菜佳「んー、見た目は変わってもやっぱり明日夢君ですし、
    お客さんをおもてなししないわけにはいきませんので!」

明日夢「んぐっ……!?」バタッ

響鬼「明日夢!?」


「……起きてない、よな?」チュッ

明日夢(……あたたかくて、やわらかい……?)パチッ

「――!!」

明日夢「あれ……京介?」

京介「う、あ、うう……馬鹿っ!」

明日夢「え、ちょっと……」

響鬼「いてっ、おい、ちょっと、ぶつかったなら一言くらい……行っちゃった。
   おっ、明日夢!目が覚めたのか」

明日夢「あ、はい……あの、今の、京介でしたよね?」

響鬼「うん、そうだよ」

明日夢「あ、やっぱり……ああ……」

明日夢(今のって、キス……京介は男で、でも今は女の子で、
    しかもかわいくて、そんな子が俺にキス……)

響鬼「にしてもよかったよ、明日夢が元に戻って」

明日夢「え?」

響鬼「すっかりいつもの明日夢だ。ほら」ムニュ

明日夢「!?」

明日夢(どどどうして掴めるほど胸が……まさか大福で太った!?)

響鬼「お~この揉み心地はまさしく明日夢……お前、また大きくなったんじゃないのか?
   あ~あ、すっかり俺より大きくなっちゃって」

明日夢「え、えっ!?」

轟鬼「明日夢君、聞いたッスよ!大丈夫ッスか?
   ――って響鬼さん、何してるんスか!?セクハラですよ!」

明日夢「と、轟鬼さんまで女の人に……!!」

響鬼「あれ、中身はまだおかしくなってるのか……」

日菜佳「明日夢君、大丈夫ですか?って、あー!
    だめじゃないですか響鬼さん、病人にそんな!」

響鬼「病人って言ってもさ、ちょっと倒れただけだろ?
   それにほら、いつも通りのスキンシップをしてたら元に戻るかもしれないし」

日菜佳「それはそうですけど、念には念を!ほら、出て行ってください?
    響鬼さんは明日夢君のことかわいがり過ぎますから!」

響鬼「ちぇー。なんだよ、明日夢は俺のなんだからな」

明日夢「え?」

轟鬼「相変わらずモテモテッスね、明日夢君!
   やっぱりうらやましいッス~。……はっ!?」

日菜佳「……へ~え」

轟鬼「ち、違うんスよ、俺には日菜佳さんが一番ッスから!ね?」

明日夢「え、え……何、これ……?
    俺が女の子で響鬼さんも女の人で京介も威吹鬼さんも轟鬼さんも……」

威吹鬼「あの、さっき京介君が廊下を全力疾走してたから捕まえたんですけど。
    ……何かあったんですか?」

京介「離せ!離してくれー!!あいつに合わせる顔がない……!」ジタバタ

香須実「ちょっと、大人しくしなさいよ。落ち着きがないんだから……
    あ、明日夢君、起きたんだ。調子はどう?」

明日夢「あ、大丈夫……じゃない気が……」

威吹鬼「え、大丈夫?」ピトッ

明日夢(あわわわおでことおでこががが……!!)

威吹鬼「ちょっと熱いね……もうちょっとちゃんと測ろうか?
    ――わ、何するんですか、香須実さん」ヒョイ

香須実「どうして避けるのよ!もう……」

日菜佳「姉上、それは嫉妬じゃあございませんか?」

威吹鬼「あ、それだと嬉しいなあ」ニコッ

香須実「違うわよ!」

轟鬼「香須実さんの顔、真っ赤ッスね!」

日菜佳「これは珍しいですね!写真、写真撮りましょう!
    誰かカメラを~!」

京介「おい、明日夢、さっきのは、勘違いするなよ!?
   ちょっと、たまたま、お前の顔に埃がついてたからだな……」

響鬼「埃がついてたから、どうしたって?ん?」

京介「」

明日夢(どうなってるんだ……どうしてこうなるんだ……
    威吹鬼さんと香須実さんは女の人同士で、
    轟鬼さんと日菜佳さんも女の人同士で……?)

響鬼「へえ、顔に埃がついてたから息を吸って取ろうとしたって?
   それでどうして目を閉じたりしたんだ?」

京介「め、目に埃が入ると痛いじゃないですかあ!」

明日夢(京介がキスしてきて、響鬼さんはスキンシップが激しくて……)

轟鬼「カメラ持って来たッス!」

日菜佳「ほら姉上~!はい、チーズ!」

香須実「やめなさいよ!ちょっと、威吹鬼君、抱き着かないで!」

威吹鬼「僕、香須実さんとの2ショットが欲しかったんです」ギュー

明日夢「もしかして、これ……夢?」

『残念ながら違うな』

明日夢「え、誰!?……あれ、ここどこ……?」

『大ショッカーの攻撃の余波がこんな形で現れるとはな……
 一応謝っておいてやる。別世界のアスム』

明日夢「あの、え?話について行けないっていうか、大ショッカーって……?」

『この世界の乱れは俺が正しておいた。安心して目を覚ませ』

明日夢「あ、あの、あなたは何者なんですか!?」

『俺は……通りすがりの仮面ライダーだ、覚えておかなくてもいい』

明日夢「仮面ライダー……?うっ」

真っ白な光に包まれて、明日夢の意識は徐々に薄れていった――

――たちばな

明日夢「う~ん……」パチッ

響鬼「お、明日夢が目を覚ましたぞー」

京介「本当ですか!おい、明日夢!」ガクガク

明日夢「ゆ、揺すらないで、京介……うぷっ」

明日夢(いつもの二人だ……!)

京介「お前……急に倒れたりするなよ!迷惑したんだからな!」

響鬼「ついさっきまで、付きっ切りで看病してたんだよ、こいつ」

明日夢「え、本当ですか?」

京介「響鬼さんっ!!」

日菜佳「おお、目を覚ましましたか、明日夢君!
    顔色もすっかり良くなりましたね~」

轟鬼「よかったぁ……心配したんスよ?」

明日夢「あ、日菜佳さん、轟鬼さん……いつも通りですね」

轟鬼「へ?」

威吹鬼「明日夢君、元気になったんだね。何か飲んだ方がいいよ。
    はい、お茶でよかったらどうぞ」

明日夢「ありがとうございます、威吹鬼さん」

明日夢(いつも通りの威吹鬼さんだ)

香須実「よかったらお菓子もあるから、どうぞ」

明日夢「香須実さん……ありがとうございます」

明日夢「全部、元通りになったんだ……」

響鬼「ん?何の話?」

明日夢「それが――あれ?」

京介「なんだよ」

明日夢「えっと……そうそう、夢を見てたみたいで。
    もう、覚えてないや」

京介「なんだよそれ!気になるだろ!」

明日夢「わ、お茶が零れちゃうって!」


おしまいです。
謎の人物は「百合の世界か……」とか言って駆け回ってたんじゃないでしょうか。
駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

この次の投下が何になるかは決まっていません。
まだ書いてないのは

アギト

電王

でしたっけ。フォーゼ以降はたぶん書きません。特に凱武は未視聴です。
ディケイドは最後の予定です。

乙乙!

ああ良かった。
斬鬼と轟鬼のイチャイチャとか、
威吹鬼とあきらの修羅場なんて、
見なくて済んで良かった。



見なくて済んで良かった!( ゚∀)チラ

>>46轟鬼には日菜佳ちゃんがいるだろ!いい加減にしろ!
威吹鬼さんとあきらがどんな修羅場を繰り広げるのかちょっと分からんです。

――どこかのお店

斬鬼「おい、これはどうだ?」

轟鬼「おおー!これまたビッグな指輪ッスね!
   日菜佳さんの白くて細い指に映えそうッス……」

斬鬼「こっちはどうだ」

轟鬼「これは……かわいい耳当てッスね!ふわふわでうさぎみたいで……
   これを着けた日菜佳さんというと――」

~~妄想~~

日菜佳『ふわふわもこもこのうさぎさんですよ~』ニコッ

~~現実~~

轟鬼「ああ、日菜佳さん、かわいすぎるッス――あだっ!?」ポカ

斬鬼「馬鹿な妄想してないで、どれがいいか選べ」

轟鬼「う、あ、えーっと……すんません!どれもかわいくて選べないッス!」

斬鬼「おい轟鬼、日菜佳ちゃんへのクリスマスプレゼントを
   一緒に選んでくれって言い出したのはお前だ」

轟鬼「はい……」

斬鬼「そのために俺はわざわざ休日を潰してるんだぞ」

轟鬼「はい……すんません」

斬鬼「ったく……もういい、落ち込んでる暇があったらプレゼントを選べ」

轟鬼「は、はい!えーっと、あ!この腕輪……いやいや、こっちのピアスも……
   むしろこのマフラーなんかも……?」

斬鬼「……はあ。ちょっと外に出てるぞ」

轟鬼「はいッス!」


――カウンター

斬鬼「このネックレスを頼む」

店員「はい。クリスマスプレゼントですか?」

斬鬼「ああ」

店員「恋人さんに、ですか?」

斬鬼「いや……かわいい後輩に、だ」ニヤリ


……女じゃなくていいじゃん!
というツッコミは受け付けておりません。

すごいどうでもいい話ですけど、響鬼さんは五本指、
威吹鬼さんは黒タイツ、轟鬼君はハイソックスだと萌えます。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom