注意事項
・武内Pもの
・武内Pもの
――ねえねえ、お母さん。
――どうしましたか?
――お母さんとお父さんは、どうやって結婚したの?
――……フフッ、どうしました突然。
――だってお母さんもお父さんも、自分から告白できそうにないんだもん。
――む、娘から言われるとなかなかショックですね……。お父さんには言ってはいけませんよ。
――うん、お父さんには言わないから。だから教えて教えて♪
――そうですね……大きなきっかけとなったのは――――――――――
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1627687863
※ ※ ※
武内P「これは……」
武内P(打ち合わせのために部屋に戻ると、私の机の上には覚えの無い手紙が一枚置いてありました)
武内P(部屋を空けていた私へのメモ書きかと思って手に取ってみると、そこには――)
『CPのプロデューサーへ。
いつもお前を見ているぞ。毎晩のようにまゆPのまゆPにプロデュースされているお前が、昼間はノンケのフリをしている姿は愛らしくて笑えてくる。
しかしこちらにも我慢の限界というものがある。
いつになったらまゆPとイチャイチャする姿を見せてくれるんだ?
仏の顔も三度まで、ポリネシアンセ〇クスも五日まで。じらされ過ぎてこちらも我慢の限界だ。
今日中にまゆPとイチャイチャする姿を公衆の面前で行え。
さもなくば年少組の目の届くところにボラホーンとクロコダインの純愛本と、比奈センセに描いてもらった「イヤや……甚爾君以外はイヤなんや……」と泣いて嫌がる直哉君を扇パパが「何度でも掘るぞ」するイラストを置いておく。
腐敗と掛け算の女神 コトリサバスの忠実な信徒より』
武内P「これは……脅迫状? テロの犯行予告?」
ドア<コンコン
武内P「差出人はコトリサバスの信徒……そして荒木さんのことを比奈センセと呼ぶ人物……つまり――」
ドア<ガチャ
武内P(犯人は大西さん……っ)
文香「失礼します。……兄さま(※)?」
※ふみふみは武内Pの妹である。古事記(おきてがみ)にもそう書かれている。
武内P「姉を望んだ末路」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1563177051
武内P「ホモのショックで記憶が」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1593212226
武内P「魔神が生まれた日」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1597086263
武内P「ノンケの証明」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1602379126
武内P「神崎さんが反抗期になってしまいました……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1608413995
武内P「私にマーキングしたい?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1615806377
千夜「お前を監視する」武内P「?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1619637247
武内P「脳が破壊される?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1623064813
http://imgur.com/a/VhnKTxa
http://imgur.com/a/KLFPsly
武内P(これまで何度も男色疑惑をかけられてきましたが……流石に今回は悪質すぎます。うっかり興味本位で“ボラホーン クロコダイン”で画像検索した者がどのような目にあったか、大西さんもご存じなはず)
文香(打ち合わせの時間通りに来たのですが……椅子に座りもせずに立ったまま、難しい顔をして手にした文書を読んでいます。私が入室したことに気づかないほど衝撃的な内容なのでしょう)
文香(何か難しい仕事……それも理不尽な内容を押し付けられたのでしょうか? いえ……その線は薄いですね)
文香(兄さまの社内での立場はかなり良好です。サマーフェス・オータムフェス・冬の舞踏会を次々と成功に導いた手腕は評価され、何より常務に直接意見できる数少ない人物。そんな兄さまを相手に頭ごなしに物を言える立場と性格はそれこそ常務ぐらいなものですが……今の常務は一方的な事はあっても、理不尽な内容を押し付けたりしません)
文香(では社内ではなく社外の相手から……? 業界でも大手の346プロの出世コースにいる兄さまに、そんな難題を対面でも電話でもなくたった一枚の文書で済ませる無礼をするでしょうか? それも考えにくいです)
文香(つまり兄さまが今手に持っている手紙は、仕事ではなくプライベートのもの……プライベートのことで兄さまがあそこまで頭を悩ませる……まさか!?)
文香(ラブレター!!?)
武内P(下手に動けば、大西さんがテロ行為に走るかもしれません……)
文香(あ、ああ相手は誰でしょうか? もしちひろさんだとすれば……年齢は大人で器量も申し分なく、お互いの立場も付き合う上で問題になりません。……私と、違って)
武内P(誰かに相談を……そうです、似たような怪文書がまゆPのところにも来ているかもしれません)
文香(もしちひろさんが相手ならば、兄さまが断る理由が見当たりません。い、いったいどうすれば……)
武内P「まゆPに相談しますか……」
文香(まゆPさんに相談……!?)
文香(同僚の女性に告白されて、その相談を親しい同期に話す……無くはありませんが……この場合はむしろ、同じ悩みを持つ者への相談なのでは?)
文香(例えば……担当している未成年のアイドルから想いを寄せられた者同士の……)
武内P(今の時間ならまゆPは……時間? そうでした、相談に行く前に打ち合わせを――)
武内P「……鷺沢さん?」
文香「は、はい!」ビクッ
武内P「いつからそこに……申し訳ありません、呼び出しておきながら気がつかず」
文香「い、いえ。私が声をかけなかっただけですから。……ずいぶんと真剣に考え事をされていましたが、何か……何かあったのですか?」
武内P「ああ、これは……仕事とは関係の無い事ですから」
文香(や、やはり……! 仕事ではなくプライベート! ラブレター!!)
文香(そんな……ラブレターを出したのは私の推測通りなら、兄さまに担当されている未成年のアイドル。アイドルなのに、プロデューサーである兄さまに想いを告げるだなんて……)
文香(なんて――羨ましい勇気)
文香(……兄さまはどう答えるつもりなんでしょう? 兄さまが担当しているアイドルの皆は、誰であっても魅力的な子ばかり。そんな子が勇気を出して想いを打ち明けたのならば……兄さまはその想いを……受け止めてしまうのでは?)
文香「……へ、返事は……どうするつもりなんですか?」
武内P「……っ」
武内P(いったんこの話は横に置き、今は打ち合わせに集中しよう。そう自分に言い聞かせて落ち着こうとした矢先の事でした)
武内P(震える声で問いかける鷺沢さん。その恐怖と絶望をはらんだ声音《こわね》が、この346プロで行われようとしているテロに気づいているのだと教えてくれました)
武内P(手紙を読んで立ち尽くす私の姿を見ただけで察するとは……ここまでの洞察力の持ち主だったのですね)
武内P(ここは鷺沢さんに相談に乗ってもらった方がいいかもしれません)
武内P「この手紙への対応ですが……二度とこのようなマネ(脅迫状)をしないように注意したいと思います」
文香「え!!?」
武内P「?」
文香「それは……少し、厳しすぎるのでは……?」
武内P「そうでしょうか?」
文香「た、確かに倫理的には(アイドルがプロデューサーに告白するのは)問題があるかもしれませんが……」
武内P「ええ。倫理的に(脅迫状は)大問題です」
文香「で、ですが! その人も想いを抑えきれずに手紙(ラブレター)を出したのではないでしょうか?」
武内P「(BLが)好きなことはわかっていますが……それでもこんな手紙(脅迫状)を出すのは間違っています」
文香「こ、こんな手紙(ラブレター)……」
武内P「鷺沢さん……?」
文香(兄さまがプロデューサーとして、大人として、社会人としてしっかりとした考えを持っているのは知っていましたが……まさかここまで強く、未成年の担当アイドルの想いを拒絶するだなんて……っ)
文香「た、確かに(アイドルがプロデューサーに想いを伝えるのは)間違っているかもしれませんが……う……うぅ」
武内P「鷺沢さん!?」
文香(まるで……私の兄さまへの想いも一緒に否定されたようで……涙が)
武内P(い、いったい何故涙を……!? 今の受け答えで、鷺沢さんを傷つけるようなことを私は言ってしまったのでしょうか!? 私が口にした言葉の中で、誰かを傷つける可能性のあった内容は――)
武内P(…………………………ま、まさか)
武内P「誤解させてしまい申し訳ありませんでした、鷺沢さん」
文香「う……っ……ご、誤解……ですか?」
武内P「はい。私はこの手紙は拒絶しますが、鷺沢さんの想いを否定するつもりはありません」
文香「―――――――――え?」
武内P「私の言葉が足りずに誤解させてしまい、申し訳ありません」
文香(兄さまが何を言っているのか……すぐには理解できませんでした)
文香(なぜならその言葉は、この世の終わりのような気持ちに沈んでいた私にとってあまりに都合が良すぎて、聞き間違えかと疑ってしまう。あるいはあまりのショックで夢でも見ているのでしょうか)
文香(まるで兄さまが……私の想いに気づいていて、それを受け入れると言ってくれているようではないですか!!)
文香「に、兄さま……」
武内P「はい、なんでしょう」
文香「兄さまは私の想いを否定しないと言いましたが……兄さまは、気づいていたのですか?」
武内P「いえ、気がついたのは今です。正直に言いますと予想外のことで驚いていますが……」
文香「……」ゴクリ
武内P「私は鷺沢さんの想いを、尊重したいと思います」
文香「に、兄さま……ッ!!」パアッ
武内P(……本当に予想外でした。まさか――)
武内P(鷺沢さんが既に、大西さんに腐教《ふきょう》されていたとは!!)
※腐教とは
「腐」 を広めること。
友人や一般人にやおいやBLを勧めたり、あるいはすでに腐っている人に自分のお気に入りのBL作品などを勧めて洗脳する等があてはまる。
武内P(うかつでした。様々な書物を読む鷺沢さんならば、大西さんの熱心な腐教にせめて一度は目を通そうかと読んでしまいかねません。そして、そのまま発酵させられて……)
武内P(私のような強面で不器用な大男を兄と慕ってくれる少女を、私は……守ることが……できなかったのですかっ)
じぇっじぇっじぇっじぇっじぇっ♪
武内P(クッ! 大西さんが高笑いする幻聴が!!)
武内P(しかし知らなかったとはいえ、鷺沢さんの前でBLを否定するようなことを言って傷つけてしまいました)
武内P(ここはちゃんと、許せないのは脅迫状でありBLではないとしっかりと伝えなければ)
文香「兄さま……良いの、ですか? 私は今のまま……(兄さまを女として)好きなままで?」
武内P「鷺沢さんの不安はわかります。中には鷺沢さんの(BLへの)想いを好ましく思わない人もいるでしょう」
文香「……そうですね。多くの人は(未成年のアイドルが、年の離れたプロデューサーに想いを寄せることを)許してくれないでしょう」
武内P「大丈夫です。他の誰が何を言っても、私はその想いを尊重します」
文香「兄さま……?」
武内P「否定されれば涙を流すほどの大切な想いを……それほどの情熱を、あの穏やかな鷺沢さんが胸に秘めていたのです。どうしてそれを否定できましょうか」
武内P「最初こそ驚いてしまいましたが……私はそれ(BLへの熱い想いを)を、喜ばしく思います」
文香「に、兄さまッ!!」
ギュウッ
武内P「さ、鷺沢さん……?」
文香「兄さま……嬉しいです! 私……こんな(アイドルからプロデューサーへの)想いを抱えていていいのかと……何度も不安になって……でも、兄さまはそんな私を否定せずに……それどころか、喜んでくれて……まるで、夢みたいです」
武内P「……もう大丈夫です。不安に思う必要はありません」
武内P(その華奢な体で、どれだけの不安を抱えていたのでしょうか。感極まった様子で私に抱きつく鷺沢さんに、今だけはと肩に手を置きます)
文香「兄さま……好きです。愛してます!」
武内P「はい。気づくのが遅れてしまい……一人でこんなにも大きな不安を抱えさせてしまい、申し訳ありませんでした」
文香「いいんですよね? 兄さま」
武内P「はい、もちろんで…………ッ!!?」
武内P(鷺沢さんの問いかけに応えたと同時でした。背中に回されていた鷺沢さんの手が、私の首にあてられ前へと倒そうとします。突然のことに驚く私に、さらなる衝撃が待ち構えていました)
武内P(私の胸に顔をうずめて泣いていた鷺沢さんが、目と鼻の距離で私を見上げています。涙で濡れていた蒼い宝石のような瞳は、今は歓喜の光を湛《たた》え私の視線を吸い寄せる)
武内P(吸い寄せられるがままに、たおやかに手繰《たぐ》り寄せられるままに、私と鷺沢さんとの間にあった距離が零《ゼロ》となり――)
チュッ
武内P「……!?」
チュウッ
武内P「……!!?」
チュ、チュルウウウウゥ、チュッ
武内P「~~~~~っっっ!!?」
※ ※ ※
――……ということがあり、お母さんは勘違いしたままお父さんにキスをしたんです。
――え、えぇ~?
――しかもお母さんはそれまでキスというモノをしたことがなく、好きな異性にするキスというものは映画にある深いキスだと思い込んでいて……両想いだと浮かれるままにそれをしてしまったんです。
――うわぁ。
――お母さんはそれからもしばらく勘違いしたままでしたが……その勘違いのおかげで積極的になることができました。当時のお父さんの周りには、お父さんの事を好きな女性が多く……困ったことにその何人かはまだ諦めてくれないのですが……想いを秘めたままの私では、彼女たちに勝つなどあり得なかったでしょう。
――うん……凄いもんね、お父さんの周り。
――さ、まゆPさんとまゆさんの家に着きましたよ。いいですか、まゆゆちゃんと遊ぶのに夢中になるあまり、お二人に迷惑をかけたらいけませんからね。
――わかってるって。お泊りはもう何度もして――アハハッ。
――どうしましたか……?
――ねえ、お母さん。お父さんが他の女に盗られないように、しっかりしてね。
――当然です。貴方のためにも幸せな家庭はしっかりと守ってみせます。
――うん。だからお願いがあるの。
――お願い? どんなお願いでしょう。
――私ね、妹よりも弟の方がいいなあ。
――…………………………なっ!?
――私がまゆゆちゃんの家に泊まっている時と、まゆゆちゃんがこっちに泊まっている時何をしているのか……私気づいちゃった♪
――なっ……なっ……なっ……
――じゃあ行ってきま~す! お父さんと仲良くね♪
――う、うう~……
――
――――
――――――――
――お帰りなさい、あなた。
――はい。夕方頃にお泊りに行って……ハァ。
――あ、いえ。歳のわりにおませな女の子になってしまったと思って。
――私は内気な子どもとして育ったため、あの子はそうならないようにと色々と教えてきたのですが……最近は頼もしいやら末恐ろしいやら。
――……ええ、元気で何よりです。
――あの……ところであなた。いえ――
――“兄さま”。
――あの子も最近は手がかからなくなってきたので……二人目を、そろそろですね。
――……はい、お願いします♪
~おしまい~
お・ま・け
~茜ちゃんフェスブラン奉納SS~
茜「うおおおおおおぉぉ!! 体から力が……あふれ出てきます!!」ドドドドドドドドッ
武内P「!!?」
茜「ボンバーッッッ!!!」
武内P(普段から元気いっぱいの日野さんですが……このあふれんばかりの元気さ。いったい何が……ハッ、まさか!?)
日野茜[バーニングプレゼント] ALv(アイドルレベル)255 スタミナ230/115
武内P(やはりスタミナMAXからのレベルアップによる、スタミナ超過状態!)
武内P(そのうえ今着ている衣装は、ライフ88でかつセンター効果・特技がライフアップとライフ回復になる[バーニングプレゼント]!)
武内P(現在《いま》の彼女なら松岡修造にだって勝てる!!!)
茜「プロデューサーあああぁぁ! 事務所のお姉さんたちに聞きましたあああぁぁ!」
武内P「な、何をですかあああああぁ!?」
武内P(吹き荒れる熱気の嵐! こちらも負けじと大声を出さなければ彼女には届かない!)
茜「男の人にはああぁぁ!! 女の人に押し倒されるのを望んでいる人がいてえええぇぇ! プロデューサーもそっちのタイプだそうでええええぇぇす!」
武内P「……ッ!!? 誰ですかあああぁぁ!! そんなことを日野さんに教えたのはあああああぁぁぁ!!?」
茜「川島さんとおおおおぉ! 和久井さんとおおおおぉ! 片桐さんでえええぇす!!!」
武内P「禁酒一ヵ月ですねえええぇぇ!!」
茜「ですけどおおおおぉ!! 体の大きいプロデューサーを押し倒すのはあああぁぁ、私には無理でしたああああぁぁ!!」
茜「でも今なら!! 現在《いま》の私は烈海王だって押し倒せます!!」キャオラッッ
武内P「~~~~~っっっ!!」
武内P「日野さああああぁん! 押し倒すの意味はご存じですかあああぁぁ!?」
茜「知ってまああああぁす!! トライ(※)ですよねえええぇ!?」
※ラグビーで5点入るプレー。ボールを相手ゴールラインの向こう側のインゴールに持ち込み地面につけるか、インゴールに入ったボールを押さえ込むことでトライが成立する。
武内P「違いま――ゲホッ」
武内P(しまった! 大声を出し続けて痛めた喉で、思いっきり熱気を吸ってしまいました!? これではまともに話せません!!)
茜「行きますよおおおぉ!! プロデューサーあああああぁぁぁ!!」
武内P「ま――ゴホッ」
茜「修羅念土闘衣!!」
武内P「!!?」
茜「そしてくらえ! 必殺のォオ――――!!」
茜「 ボ ン バ ー ・ タ ッ ク ル ! ! 」
pixivのリクエスト機能を利用して、CHeF氏に挿絵を描いていただきました。
http://imgur.com/a/hmT8dEL
Copyright © 2021 CHeF
http://www.pixiv.net/users/2407123
武内P(いい……タックルです)ガクッ
茜「よっしゃー!! プロデューサー、討ち取ったりぃぃ!!」
茜「さて、ここから!! ……ここから?」
茜「どうすればいいんでしたっけ? お姉さん方の話は難しくって、途中から理解できなくて……あ、そうでした!」
茜「押し倒した後に何をすればいいか、メモをもらっていました! ええっと何々?」
茜「…………………………なっ!!?」
茜「そ、そんな……ダメです! いけません! え、ええええ、エッチすぎます!」
――いつもの日野茜なら、ここで止まっていただろう。
しかし今の彼女はスタミナ2倍。さらにライフアップとライフ回復。若い体力を完全に持て余していた。
さらに致命的なことに――
武内P「う……」ムッワアアア
<パアンッ パアンッ
茜「ぼ、ボタンが……」ゴクリンコ
――弾けるワイシャツのボタン。胸元からこぼれる妖しい色香。
このプロデューサー……スケベ過ぎた!!
茜「……プロデューサー」
――
――――
――――――――
武内P「――ハッ!?」
武内P(私は……日野さんのボンバー・タックルを受けて意識を失い……あれからどうなったのでしょう。ここはベッド……日野さんが医務室に運んでくれたのでしょうか?)
武内P「……ん?」グラッ
武内P(まだダメージが残っている……? いえ、これはダメージではなく疲労でしょうか? それなのに何故か解放感もあり……妙にスッキリした感があります)
武内P「……体調がまだおかしいのでしょうか? もう少し横に……ん?」ムニュ
武内P(寝なおそうと一度は起こした上体を横にしようとした時、私の手は柔らかい温もりに触れた。そこには――)
茜「えへへ~。私プロデューサーの彼女……っ♡」スピー、スピー
武内P(一糸まとわぬ姿で、幸せそうにまどろんでいる日野さんがいました)
武内P「……」
武内P(自分の体を見れば、私の方も裸でした)
武内P(疲労。解放感。スッキリ。全裸の男女。ベッドの上。ここから導き出される答えは一つ――)
武内P「ボールを抑え込まれて……トライが成立した?」
~おしまい~
http://imgur.com/a/OLAlPhB
http://imgur.com/a/B81lXuO
ノンケは激怒した。
必ず、かの邪智暴虐の運営を除かなければならぬと決意した。
ノンケには経営はわからぬ。ただ担当の限定が来れば出るまで回した。
けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。
「ふみふみ五週目がノワールで、茜ちゃん四週目がブランで来ました」
「驚いた。しぶりん六週目と同じ月にか。ちひろさんは乱心か」
「いいえ、乱心ではございませぬ。プロデューサーの夏のボーナスなどどうでもいい、というのです」
聞いて、ノンケは激怒した。
「呆れた運営だ。回さずには置けぬ」
ノンケは単純な男であった。
その日のうちに出るまで回した。
群衆の間に、歓声が起った。
「万歳、運営万歳。女神、天使、ちひろ」
ひとりの少女が、緋のマントをノンケに捧げた。ノンケはまごついた。
ちひろさんは気をきかせて教えてやった。
「ノンケ、君は、ガチャを回すために生活費を削って、まっぱだがじゃないですか。早くそのマントを着るがいい」
ノンケは、ひどく赤面した。
これまでのおきてがみ(黒歴史)デース!
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武内P「パッションな皆さんとの平穏な日常」
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楓「初めましてお義母様」武内P「」
幸子「孕まされてお腹がパンパンです♪」武内P「」
武内P「私が童貞ではなかったせいで」
武内P「私の愛が重い?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1559328861
武内P「姉を望んだ末路」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1563177051
武内P「桃太郎」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1569111780
モバP「輝子が魔王になってしまった」輝子「Welcome to this crazy Time!!!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1570966043
武内P「私をドキドキさせたい?」小梅「……うん」
武内P「私をドキドキさせたい?」小梅「……うん」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1575794519/)
楓「つまり私が彼女ということですね!」武内P「え?」
楓「つまり私が彼女ということですね!」武内P「え?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1578872881/)
武内P「素直じゃないプロポーズ」
武内P「素直じゃないプロポーズ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1586776696/)
武内P「まゆのお悩み相談室?」まゆ「はぁい」
武内P「まゆのお悩み相談室?」まゆ「はぁい」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1588283199/)
武内P「島村さんが私の?」卯月「お気に入りですよね!?」
武内P「島村さんが私の?」卯月「お気に入りですよね!?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1589098334/)
茜「さいきっく・おいろけビーム!!!」武内P「!!?」
茜「さいきっく・おいろけビーム!!!」武内P「!!?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1590605113/)
武内P「ホモのショックで記憶が」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1593212226
武内P「魔神が生まれた日」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1597086263
武内P「ノンケの証明」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1602379126
仁奈「ノンケの気持ちになるですよ!」武内P「!?」
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武内P「神崎さんが反抗期になってしまいました……」
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楓「恋と呼ぶのでしょう」
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武内P「私にマーキングしたい?」
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千夜「お前を監視する」武内P「?」
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武内P「脳が破壊される?」
武内P「脳が破壊される?」 - SSまとめ速報
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千夜「お前のモノを測る」武内P「?」
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凛「……」まゆ「……」【セ〇クスしないと出られない部屋】
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我が嫁の誕生日に何てもんを……
乙
毎回毎回まゆPが当然のように堕ちている…
前作みたいに自演からの対立煽りやってくれ
アレがないと物足りない
最近よく見かけて嬉しい
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