【艦これ】艦娘達と過ごすちょっとした学園もの【安価】 (1000)

・艦娘×提督の学園もの
・全然艦隊とか関係ありません
・エロ、グロといった描写があるかもしれません
・なんかドロっとしているかもしれません

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408367918

前スレ

【艦これ】艦娘達と過ごすちょっとした学園もの【安価】
【艦これ】艦娘達と過ごすちょっとした学園もの【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400414638/)


【艦これ】艦娘達と過ごすちょっとした学園もの★2【安価】
【艦これ】艦娘達と過ごすちょっとした学園もの★2【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402154255/)


【艦これ】艦娘達と過ごすちょっとした学園もの★3【安価】
【艦これ】艦娘達と過ごすちょっとした学園もの★3【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1403183654/)


【艦これ】艦娘達と過ごすちょっとした学園もの★4【安価】
【艦これ】艦娘達と過ごすちょっとした学園もの★4【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1403791944/)


【艦これ】艦娘達と過ごすちょっとした学園もの★5【安価】
【艦これ】艦娘達と過ごすちょっとした学園もの★5【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1404820824/)


【艦これ】艦娘達と過ごすちょっとした学園もの★6【安価】
【艦これ】艦娘達と過ごすちょっとした学園もの★6【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1405688963/)


【艦これ】艦娘達と過ごすちょっとした学園もの★7【安価】
【艦これ】艦娘達と過ごすちょっとした学園もの★7【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406698769/)

ヒロインまとめ(○はエンド艦娘、次回登場は不可、○付いてない子は出せます)


【一周目】

電(幼馴染)         
浜風(娘)          
あきつ(後輩)         
足柄(先輩)          
○青葉(同士)   



【二周目】

大和(管理人)       
○不知火(親友)      
飛鷹(教師)        
五十鈴(転校生)       
北上(同居人)       


【三周目】

雷(クラスメイト)       
球磨(スラッガー)      
間宮(バイト先の店長)   
○那珂(超人気アイドル) 
阿武隈(義妹)        


【四周目】

陽炎(幼馴染)        
川内(学生であり怪盗)  
卯月(妹分)         
榛名(後輩)         
○暁(妹)           


【五周目】


初春(宇宙人)
叢雲(↑のライバル)
長門(ながもん)
響(帰国子女)
山城(元カノ)

BAD。


【六周目】


千代田(義妹)
吹雪(親友)
赤城(大食いチャンピオン)
由良(後輩)
古鷹(フライフェイスとオッドアイの演劇の天才)

BAD。


【七周目】


比叡(記憶喪失・幼馴染)
○漣(家政婦)
明石(近所のお姉さん)
大井(クラスメイト)
レ級(クラスメイト)

【8周目】

○明石(義姉)
鈴谷(同居人)
文月(姉)
熊野(財閥令嬢・崩壊寸前)
白露(クラスメイト・電波)


【9周目】

潮(従妹)
村雨(幼馴染)
鳳翔(先生)
朧(後輩)
武蔵(応援団長)


いまここ。

テンプレ終わり
唐突に雷ちゃん病ませてごめんち
続き書く

雷ちゃん本編で病ませて見たかったな

立て乙デース

ヤンデレは怖いネー

本編がバッドになったのかと思ってビビった

立ておつ
前スレでのバッドエンドからの>>1001との組み合わせで草不可避

立て乙

7周目と八週目の結果が無いな

立て乙ー

野球選手の肘を的確に破壊するって何か無駄にリアリティありますね…

男を物理的にダメにする

立て乙 タイトルから数字消えたが何でだ?

>>16
前スレよく読め
スマホでやったからナンバー付け忘れたんだって

>>17
ああナンバーふり忘れってそういう意味か 教えてくれてありがとう

立て乙

立て乙です



――部室


放課後。

窓から外を眺めていると、褐色の肌をした少女と目が合った。

提督「よっ」

武蔵「……ちっ」

提督「舌打ちっすか!?」

武蔵「…何だ?」

提督「…なんだって言いたいのはこっちだよ」

最近―というか、この前から。

武蔵が冷たい。

めっちゃ冷たい。

何だお前アレかリア充となった俺への嫉妬か?ん?

提督「…武蔵、冷たくないか?」

俺の言葉に、武蔵が大きな溜息を吐く。

武蔵「…お前には彼女がいるのだろう?」

武蔵「…だったら、私があまり仲良くするのも…なんだ、その…ダメだろう」

提督「……何だお前、そんな事を気にしてたのか」

武蔵「…そんな事とはどういうことだ」

明らかにむっとした様子で、武蔵が俺を睨む。

彼女持ちの男子だから話さないってお前は大正生まれのお嬢様かよ。

提督「別にそんなん、誰も気にしないって」

提督「俺も武蔵と話せなくなるのは嫌だしさ、な?」

武蔵「…そんな物なのか?」

提督「おう、だからよ、これまで通り友達でいてくれよ」

武蔵「…私でいいのか?」

提督「……?」

武蔵「…いや…私なんかが、友達でいいのか?」



>>+4

A.……?そりゃ良いに決まってるだろ。

B.勿論。武蔵が良いんだ。

C.……そう言われてみると――なんてな。

乙です
ところで前スレの最後の方でちょくちょく話題に出てたハイエースってなに?

a

a

A

a

>>22
輪姦のことかね
間違ってたらスマン

罪の無い応援団男子の荒くれどもが強姦魔扱い。武蔵の人望のなせる技か

>>22
調べてみたら拉致強姦の隠語みたいだな

A.……?そりゃ良いに決まってるだろ。(*1.0)


提督「……?そりゃ良いに決まってるだろ」

一体どうした―と視線を送る。

武蔵はごまかすように笑みを作った。

武蔵「ああいや、すまん、そうだな、変な事を言ってしまった」

提督「全くだ、意味がわからん」

武蔵「…ただまあ…男子の友達というのは、あまりいなくてな」

彼女持ちなんて物も初めてで、少し戸惑ったんだ―と続ける。

提督「…そうなのか?あんなに応援団の奴らだって…」

武蔵「あれは……舎弟に近い」

提督「…なるほど」

納得できる。

姐さんって呼ばれてそうだ。

提督「ま、たまに話くらい付き合ってくれよ」

武蔵「…そうだな、話くらいは…いい、よな」

提督「おう、待ってるぞ!」



武蔵→  294/500



【9月3週】


提督「………なーつーのおーわーりー」

鳳翔「そうですね、受験も近付いてきました」

提督「…俺、高卒就職…」

鳳翔「には、もう遅い…ですよ?」

鳳翔「…今から面接だったり、そういう最低限の知識を完璧に短期間で身につけられますか?」

提督「ああ……どうすれば…」

提督「……鳳翔先生、俺を永久就職させてくださいっ!」

鳳翔「…………ちょっと!?」

<ザワザワ

<…エ、ホウショウセンセイッテ…

<…ソウイエバヨクシリョウシツニコモッテオリマスナ

鳳翔「ち、違います!違いますからー!」



コミュ対象 >>+4


潮     500/500
村雨   153/500
鳳翔   194/500
朧     *84/500
武蔵   294/500

武蔵

武蔵

武蔵

武蔵

どうなってんだよwwwwww

鳳翔

やだ…なにこれこわい

潮と武蔵の一騎打ちかね
潮が増えてくれて助かるわ

大体察しはつくけどねぇ…
とりあえず次から潮ちゃん狙うかな

風呂っす

一旦乙 気を付けてな

いってらっしゃい
寝落ちに気をつけろよ

903 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2014/08/18(月) 13:22:38.18 ID:xK+f18dAO [1/6]
武蔵

904 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2014/08/18(月) 13:22:41.11 ID:4bNwCFOFO [1/4]
武蔵


905 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2014/08/18(月) 13:22:43.04 ID:VszOxY1lo [3/11]
武蔵


906 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2014/08/18(月) 13:22:43.59 ID:BNIYiWl3o [3/8]
武蔵



931 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2014/08/18(月) 21:44:44.25 ID:VszOxY1lo [5/11]
武蔵

932 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2014/08/18(月) 21:44:45.87 ID:KoXq05eUO [1/8]
武蔵


933 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2014/08/18(月) 21:44:46.87 ID:xK+f18dAO [3/6]
武蔵

934 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2014/08/18(月) 21:44:47.03 ID:BNIYiWl3o [4/8]
武蔵



978 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2014/08/18(月) 22:31:42.16 ID:BNIYiWl3o [7/8]
武蔵

979 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2014/08/18(月) 22:31:42.71 ID:gFpUkc19O [6/11]


980 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2014/08/18(月) 22:31:44.38 ID:VszOxY1lo [10/11]
武蔵

981 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2014/08/18(月) 22:31:44.80 ID:xK+f18dAO [6/6]
武蔵

982 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2014/08/18(月) 22:31:45.69 ID:KoXq05eUO [6/8]
武蔵



36 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2014/08/18(月) 23:38:47.66 ID:VszOxY1lo [3/3]
武蔵

37 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2014/08/18(月) 23:38:48.23 ID:BNIYiWl3o [3/3]
武蔵

38 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2014/08/18(月) 23:38:50.03 ID:xK+f18dAO [3/3]
武蔵

39 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2014/08/18(月) 23:38:51.15 ID:KoXq05eUO [3/3]
武蔵

丸わかりなんだよなあ……

どうせ日付変わって逃げられるんだろうけどな
しかし肝心なキャラ安価で取れなくて選択肢安価で結構取っちゃってるな
選択肢の方で運を使い果たしてるのだろうか

こういう奴が湧くなら直下で良くね?

元々二刀流の二連打ちが問題になって下2から下4になったのにな
まさか四刀流が現れるとは驚きだわ
イタチごっこだしどうすればいいんだろうな

>>1さんの判断に任せるしかないけど…流石にこうあからさまなのは切って欲しい

四刀流じゃなくて二刀流二人じゃねえの
しかし埒が明かないから直下も考えた方が良いかもな

四刀流ってどうやってするんだよ?物理的に無理だろ手が二本しかないのに まあいいけど

だから若干前の2回と後の2回でズレてるじゃん
スマホ二台持ちだったら余裕で出来るだろ

二刀流2人はほぼ有り得ないんだよね
>>52見れば分かるけど4IDが約5秒以内に連続するのが4回起こってる
さらに903-906と931-934は投下直後である程度時間が経ってからだからたまたま被ったという可能性もほぼ無い

>>59
スマホ二つで切り替えてか?操作してる間に終わるぞそれ

キャラ選択は時間安価で行く
選択肢は今まで通りね
再開 

どんな手品を使ったのか純粋に気になるわ

時間安価ってどんなんだっけ?

必死に擁護してる人がいますねぇ…

武藏派だったから「お、ギスギスくるのか?」って期待してたがこういうのはなぁ…

というかこんな事されたら純粋に武蔵応援しにくくなるよ

↓1~↓5に艦娘を割り当ててコンマが一番高いやつとかじゃない?

>>64
時間を指定してその時間に一番近いとかそこから下2とか指定する安価法

>>68
それはコンマ制や
時間安価は指定した時間に一番近い安価とか指定した時間の下○とかだった希ガス

言っていいのかわかんないけど
スマホでID変えるくらいなら1秒かからんよ…

時間安価か 回線良い人がんばってや有利だぞ

キャラ安価参加したいけどそれまでに寝落ちしそう

俺の回線糞なんよ
誰か潮を取ってくれんかね

>>70
そうだったのか、適当なこと言ってすまん

時間安価ってことは、やっぱり書き込んだ時間とそれが反映されるまでのタイムラグも重要になってくるのか…


――部室


提督「そうだ、武蔵」

武蔵「…うん?」

他愛のない話の間、ふと思いついた事がある。

提督「お前は彼氏とか――」

武蔵「嫌味か?」ギロッ

提督「………すんません」

思いつき、轟沈。

はっやーい。

提督「…しかし、見た目も良いのになぁ」

武蔵「そういう分かり易い慰めはいらん」

機嫌悪そうに、武蔵が顔を背ける。

その横顔は、…やはり、端麗であると思う。

提督「…いや、マジだっての」

武蔵「はいはい、そうかそうか」

提督「怒んなって」

武蔵「…怒ってなどいない」

低い声音は、明らかに怒を含んでいた。

…どうにも、あの一件以来めんどくさいやつになったものだ。

提督「…ホントなんだがなぁ」

武蔵「………ならば」

提督「…ん?」

武蔵「…ならばお前に、もしその件の彼女がいなかったとして」

提督「ああ」

武蔵「…私に告白されたら…お前は、受けてくれるか?」

ふむ?

潮ちゃんがいなかったとして――武蔵に?

…うーん――――


>>+4


A.そうだな、受けるかもな。

B.…保留、ってとこか?

C.………ないない。

時間安価かー…取れる気しねぇ!

C

A

A

A

A.そうだな、受けるかもな。(*1.5)


提督「…そうだな、受けるかもな」

武蔵「……気を遣うなよ」

提督「んなこたないさ、…事実だよ」

武蔵「…そう、か」

武蔵「だったら、遅かったんだろうな…気付くのが」

提督「……?何の話だ?」

武蔵「何でもないさ…うん、何でもない」

提督「ならいいが…まあ、元気出せって」

提督「あ、なんなら俺が紹介でもしてやろうか?」

武蔵「…お前の友達に何を期待すれば良いのだ」

提督「ひっでーな」

武蔵「ふっ、…ではな、提督」

提督「おう、練習頑張れよー」




武蔵→  314/500

なんとか逃げ切りたいな
ハイエースだけは勘弁

そも何でハイエース前提なんですかね(困惑)



【武蔵―その2】


……私は、恋をした。

でも、漫画なんかで見るような素晴らしい物じゃなかった。

『…上手くいったよ――』

『…恋人に――』

「…………くそっ!」

綿の詰まった枕を思いっきり殴る。

ぽす、と乾いた音がした。

甘くなんかない。

美しくなんかない。

楽しくなんかない。

ただただ苦くて、醜くて、辛いだけじゃないか!

『…そうだな、受けるかもな――』

…或いは。

この気持ちにもう少し早く気づけてさえ居れば。

あの隣にいるのは自分だったかもしれないのに。

…………。

「いなければ――」

「…あいつの隣に、誰もいなければ――!」

とうとう病んじまったか…

ここで終わればいい思い出いい青春で済むんだがな。この発想だってまだ常軌から逸脱とはギリギリ言えない

潮ちゃんが殺されてまう…

オラワクワクしてきたぞ!

あえて村雨狙おうかな

修羅場はまかせろー

どう転ぶか…



【9月4週】


潮「…………あの…ど、どう…ですか?」

提督「ふむ………」

ひざまくら。

それはとても甘美である。

潮ちゃんの潮っぱいが俺の顔に乗っかっている。

勿論俺がお願いした。

その頼みを恥じらって必死に断ろうとする姿もまたグッドだった。

潮「お兄さん…?」

提督「…潮ちゃん」

潮「は、はい」

提督「最高だよ!」

潮「えへへ……」

まあ、俺が言うのもなんだけど。

なぜこの状況でデレるんだろうね、潮ちゃんは。

恋は盲目とはよく言ったものだ。



コミュ対象 00:53に一番近いレス


潮     500/500
村雨   153/500
鳳翔   194/500
朧     *84/500
武蔵   314/500

>>91
まだまだ余裕だろ

恐ろしい数のサブマリンが潜んでそう

武蔵

武蔵

鳳翔

村雨

武蔵

武蔵

すげえええええええ

はい次入りますよー

おぉこれは・・・ 潮か

良かった取れたった
これでハイエースされる可哀想な潮ちゃんはいないんですね

そんだけハイエースハイエースって寧ろされたいのかと思うわ

終わったか  チッ
エピローグの前に10周目決めるね
次で安価出します

ヒャッハー翔鶴さん狙うぜー!

多分記念すべき10周目

一人目>>+4

翔鶴 笑いの神に愛された同級生

翔鶴
部活の後輩

深雪
親友

大鯨 母

瑞鳳(従妹)

綾波
お隣の幼馴染

業が深すぎるぞ

流石に実母はちょっと引くわー

ファッ!?

流石にちょっと取る気にならんわww

お、おかーさん…

二人目>>+4

(翔鶴 親父の再婚相手で安価とろうとしてたなんて言えない空気だこれ)

皐月

深雪
親友

曙(従妹)

>>120


おっかけ(という名のストーカー)

瑞鶴(幼馴染)

綾波
お隣の幼馴染

川内 部員

従妹再びか

三人目>>+4

皐月
仲のいい年下(男だと勘違い)

瑞鶴(幼馴染)

>>120

翔鶴 弟の彼女

深雪
親友

瑞鳳(幼馴染)

翔鶴 笑いの神に愛された同級生

村雨
母の連れ子(義妹)

文月
幼馴染(年上)

摩耶 久しぶりにあった幼なじみ 今は番長

時雨 護衛

翔鶴 先輩

綾波
お隣の幼馴染

夕張 げんしけん

白雪委員長

扶桑 戦艦道部部長

龍鳳 セフレ

背徳の香りがすげぇな、今回ww

……NTL物かな?(震え声)

ファーwwwwwwwwwwwwwwwwww

4人目>>+4

くまりんこ
学園のアイドル

摩耶 幼馴染

文月
幼馴染(年上)

深雪
親友

川内 部員(同級生)

瑞鳳(幼馴染)

ビスマルク
転校生で元幼馴染

瑞鶴(幼馴染)

これって別に同じ学校に通ってなくてもいいんだよね?

綾波
お隣の幼馴染

キソ 不良

北上 家の前で倒れてた

>>168 いいよー
これは深雪さんオアシスあるで

ラスト>>+4

>>149

村雨
母の連れ子(義妹)

夕張 げんしけん

瑞鶴
弟の彼女

瑞鳳(許嫁)

摩耶 幼馴染

神通 セフレ

下げ忘れたすまん

川内 部員(同級生)

>>166

文月
幼馴染(年上)

瑞鶴(幼馴染)

なにこれ

瑞鶴 兄の彼女

皐月
仲のいい小学生(男だと勘違い)

綾波
お隣の幼馴染



時津風 セフレ

イムヤ
双子の姉

夕雲 先輩

おい            おい

あのさぁ…

早すぎだろ!?どうなってやがんだ一体!?

弟モテ過ぎワロタ

弟 有能

弟が二股かけてやがる…wwwwww

健全だな

鶴姉妹ハーレム目指そうぜ(ゲス顔

弟が屑なのは確定的に明らか

……馬鹿め!とだけ言わせてくれ

弟やべーなおい
というか、今回カオスで笑いが止まらん

弟が二人いる可能性が微レ存

ヒント:弟は一人ではない

弟提督有能

まずいと思ったが略奪欲を抑えきれなかった

非モテで不細工の俺がイケメン弟から彼女を寝取る話 960円

これは大鯨一択ですわ


大鯨(母)
曙(従妹)
翔鶴(弟の彼女)
深雪(親友)
瑞鶴(弟の彼女)

流石10周目だぜ
なんすかこれ

前の世界は平和だったなぁ…(遠い目)

深雪と曙に癒やされなくちゃ

カオスが戻ってきたな

曙か深雪しか安牌ないじゃん…

普通恋愛対象にできるのが2人しかいないんですがそれは…

曙か深雪以外家庭崩壊待ったなし!

まあ大和(ペット)よりマシか
まだ人間としての尊厳が保たれとる

とんでもない周回に曙を突っ込んでしまったようだ…

瑞鶴採用されたけど複雑な気分だわ

昼ドラ真っ青な展開になりそう

今回考えるポイントは1つだね、弟の名前だ
…まあ気長にお待ちください、どちらにせよ朧エンドが先です
お付き合いいただきありがとうございました

朧?

朧「やったぜ。」

潮ちゃんですはい

MA☆TTE!潮や潮!

朧ちゃんエンドヤッター!

戦わずして勝つ 朧ちゃん有能

分かってたけど違った

とりあえずおつおつ

学校よりも家がメインになりそうですねえ
妹、姉とやって次は母とはやりおるわ
まあ近親相姦シリーズはこれで打ち止めかな


乙 流石に二番煎じはあれだし近親は打ち止めか

祖母とか孫とか兄とか弟とか父とかまだ選択肢は色々ある

結構前に近親はNGって>>1が言ってたような希ガス

でもその後のスレ(レス?)で、「どんなものでも一応考える」とも言ってるからどっちつかずな感じもする。

>>233
言ってたけど暁で解禁したんじゃね

まああまりに何回も続かなきゃな

妹じゃなければおkみたいな感じで文月は容認されてたような
母は今回初だからいけると思うが多分近親相姦はそれぞれ一回ずつだと思う

暁みたいな近親ネタは今後はやらねーよってだけじゃなかったっけか

>>235
逆だったかと
暁ENDになった後近親相姦は勘弁って言ってたような

この先妹が出た時に同じ様な葛藤はさせませんって事でした
ギャグっぽく行くか文月のように突き抜ける

本人達の心持ちが違うからセーフってのはそういう意味だったのか

ヒロインの過半数はNTRじゃないですかーやだー
父から寝取るか弟から寝取るか迷うな

寝取りは嫌いじゃないけど曙狙おう…

ギャグっぽい近親相姦…凄く見てみたい

身内に手を出さず、寝取らずに平和にEDを迎えられる同級生がいるらしい
じゃけん安価取りましょうね~

今回は駆逐艦勢が安牌なのな
ロリコン提督大歓喜

まーた駆逐艦か ロリコン多すぎだろ……

まぁあからさまな事されなければ誰でも文句ないや

>>247
艦これで一番人数多い艦種駆逐なんだからそりゃ出るのも多くて当たり前でっしゃろ

二周目からずっと修羅場じゃなかったからそろそろ修羅場をだな

そこで大鯨ですよ 家族崩壊の修羅場にはこれが一番

大鯨好きだけど母ポジションだとちょっとな
攻略しちゃうと次回から出せなくなっちゃうから今回は見送って
次回以降設定変えて再トライしたいな

鶴姉妹って二人共貫通(意味深)済みなのだろうか そしたら何か泣きそう

>>253
嬉し泣きかな(すっとぼけ)

二度と書くな、安価スレはもう必要ない

乙です
次回も個性的なヒロイン(?)ですね(棒)

このスレの明日はどっちだ

弟にも色々あったんだろ
嫉妬提督ではなく人格者提督でありたい
いっそブラコンとして鶴姉妹と対立もありだな(錯乱)

どんどんお書きください。安価スレはもっと増やしましょう

個性的すぎて安価取りにくい気が・・・

>>259
しね、お前みたいのがいるからSSが廃れてくんだよ

臭いのが湧いてるな

寝取りも寝取られも耐性ないんや
振られたところを慰めてみたいな展開であってほしいな

普通の設定の奴狙っていこう…

何を悩むことがある?奪い取れ!今は悪魔が微笑む時代なんだ

鶴姉妹を両方500にしよう(ゲス顔)

ってか鶴姉妹はどっちも提督に選ばれなかったらバッド確定じゃね?
鶴√→選ばれなかった方が二股弟とゴール?引っ掛けてる女、他にもいるでしょ…
鶴以外√→いつか姉妹で鉢合わせ、修羅場で姉妹仲崩壊

唯一希望があるのは、提督が二人とも可愛がってあげる√だな…(幸せになれるとは言っていない)

生まれた時から一番近くにいる女性を好きにならないほうがおかしいんだよなあ…
大鯨派は少なそうだけど頑張ろう

いやだってさ、流石に実母はちょっとひいてまうて…
つか今回マジで地雷多すぎませんかねぇ

地雷を踏まないようにするまで
荒らしが来ないことを祈るのみ



【エピローグ】


「あー、そうだ、村雨」

「…何よー?」

「俺、潮ちゃんと付き合う事になったんだ」

「へー………へぇっ!?」

通学路。

そういやこいつに言ってなかったなー、と。

軽い気持ちで口に出した言葉。

それに思いの外、村雨は驚いた様子で。

「ちょ、ちょっとー!?全然なーんにも聞いてないわよー!?」

「うん、初めて言ったし、今」

「ドッキリ…?」

「いや、ホント」

「…うえー……うっそだぁー」

「マジだよマジ、ふふん、羨ましかろう」

「……ふくざーつ」

言って、地面に転がっていた缶を思いっきり蹴る。

だが当たりどころが悪かったらしく、缶は全く転がらずに凹んだ。

「ちぇー………」

「ずっこいなー、潮ちゃん」

「…なんだよ、いきなり俺の彼女をディスりやがって」

「なーんでもない、どーせ提督にはわかんないわよ」

「………?」

凹んだ缶を、もう一度村雨が蹴る。

今度は気持ちいい音とともに、綺麗な放物線を描いて飛んでいった。



「……あら、提督くん…今日は凄いですね」

「は、とはなんですか…は、とは」

資料室。

補修という名の個別指導に、今日も勤しんでいた。

だけれどいつもと違うのは、俺の正答率と解くスピード。

「………本当にどうしたんです?」

これには思わず鳳翔先生も首を傾げている。

だから、俺はドヤ顔で言ってやるのだ。

「頑張る理由が出来ました」

「…あらあら」

それを見て、微笑ましそうな顔を鳳翔先生が作る。

なんとなく、鳳翔先生の言ったことがわかった気がする。

目標を持て―と。

彼女の為なら、嫌なことだって頑張れる。

勉強だって、嫌だけど、それでもやろうって気になる。

目標は、潮ちゃんに自慢できるくらいの大学に行く―いや、潮ちゃんが知ってるくらいの大学に行くことにしとこう。うむ。

高望みは良くない。

「鳳翔先生」

「はい」

「…これからも、よろしくお願いします」

「そうですね、頑張りましょう、提督くん」

―もう、ちょっとしか時間もないですけどね、鳳翔先生はそう最後に皮肉っぽく言って、微笑んだ。




「………彼女?」

「ああ、うん」

「……先輩に?」

「………何だその顔」

マジですかありえないですよそんなの絶対おかしいです。

朧の顔に書かれているのは多分こんな所だろう。

失礼な後輩である。ぷんぷん。

「…冗談ですよね?」

「……揃いも揃って俺の周りの奴らは同じ事を言いやがって…」

「………」

「…ま、世間はいつまでも俺程の男を放っては置かなかった、ということだな、はっは!」

「……そう、ですね」

朧が本を閉じ、立ち上がる。

何を―と思った瞬間、座った俺の躰に、正面から朧が抱きついてきた。

安っぽいパイプ椅子が、過重に軋む。

「……お、朧?」

「…わかってたんですけどね、なんとなく」

「……おい、一体――」

何だよ、その言葉を言い切る前に、朧が俺から離れる。

そのまま、くるりと背を向けた。

「おめでとうございます、良かったですね」

「…ありがとよ、…しかし今のは何なんだ?」

「何でしょうね」

ふっと鼻を鳴らして、朧が笑う。

「興味があれば、当ててみて下さい」

「…当たらないですけどね、多分」

「………?」

そう言って、困惑する俺に構わず、朧は再び自分の定位置に座り、本を開いたのだった。



「……おめでとう」

「…なんだ、改まって」

「…別に、何でもないさ」

何でも―と重ねて武蔵が言う。

「ただ、言いたくなっただけだ」

「…おめでとうって?」

「ああ」

「……どういうこった」

「はは…わからんだろうな、ま、それでいいが」

言って、武蔵が俺の頭を思い切り叩く。

「いってぇ!?」

「何すんだおいこら!?」

「…いいじゃないか、殴らせろ、そういう気分なんだ」

「なーにがそういう気分じゃごはっ!?」

もう一発。

さも楽しそうに笑いながら、武蔵が手を動かす。

「…うむ、スッキリした」

「……俺はモヤモヤしてるけどな」

「はは、もっと心に余裕を持ったほうが良いぞ」

「…理不尽すぎやしませんかね」

「……ふむ、まぁ、許せ」

「反省しろやちっとは!」

武蔵が窓から身を離し、踵を返す。

そして、背中を向けたままで言った。

「…これからも良き友人で有りたいものだな、提督」

「…いきなり殴ってくる奴はお断りだよ!」

俺の返答に、武蔵はやはり楽しそうに笑ったのだった。



「……あのー…」

「ん?」

「…いつまでこうしていれば良いんでしょうか……」

「俺が満足するまで」

「うぅ……」

潮ちゃんをリビングで抱きしめている。

筋トレ終わりの微妙に汗ばんだ潮ちゃんマジ可愛い。

いや、俺も自分でこんな事するのはどうかと思うよ?

でもさ。

『…ふぅ…あ、お兄さん、どうですか、私、少しは成長…しましたか?』

なんて、運動した後の紅潮した肌を惜しげも無く晒したまま言うんだよ潮ちゃんが。

もう抱きしめるしかないじゃん。

あと汗の匂いが気持ち良い、最高。

「……お兄さん」

「…ん?」

「……ま、満足したら…ちゃんと、離してくださいね?」

「…お風呂…入らなきゃ、ですから」

「……そうか、一緒に入ろう」

「…ええっ!?」

……このままでは遠からず襲ってしまいそうである。

その時は………まあ、なんだ。

…責任取るか、うん。

……幸せだなぁ。


【潮 HAPPYEND】

こんな幸せな展開が続く
そう思っていた時期が僕にもありました

9周目終了
10周目は…個人的にはアリだけど流石に貫通はやめとくよ
なんたってこのスレのテーマはほのぼの青春ラブストーリーだし
続きは多分夜

了解です。
さてどうなることやら……

ほのぼの青春ラブストーリー(目指すとは言ってない)

今回はほのぼのだったようん
次回はもう無理だ

ちょっとした学園もの(学園ものとはいっていない)

次回はもう無理だ…
カオス過ぎてもう…
今回は良かったのにどうしてこうなった

>>283
那珂ルートがまさにそれ

ほのぼのって何だっけな

那珂ルートは謎の爽快感あって良かった

さて、新しいのはまだかな?どんなプロローグになるのか楽しみだな

プロローグ投下します
多分マイルド
野球?知らん



【プロローグ】



ふー、と長い息を吐く。

灰色の煙が屋上、その上の青空へと昇っていった。

現在時刻、11時09分。

本来ならば3限の途中である時間。

有り体に言えば、サボりであった。

「やーっぱ此処にいたか、サボり魔不良」

乱暴に開かれた屋上の扉。

奥から現れたのは、寝起きじゃないのかという程にボサボサ髪の女子。

「タバコは20からだぜー」

「…放っとけ、深雪」

「ダーメだ、ぼっしゅー」

ひょい、と咥えたタバコを人差し指と中指で器用に奪い取られる。

深雪はそれを興味深げに眺め、自らの口につけた。

「……おい」

「にゃはー」

「…吸ってもいいが、肺に入れるなよ」

「――ごっほごっほ!なんだこれマズっ!?」

激しく咳き込んで、指からタバコを取り落とす。

言わんこっちゃない。

「お前良くこんなもん吸えるなぁ」

地面に転がったタバコを再び掴む俺を、不思議そうに深雪が見る。

「…カッコつけてたら、慣れちまったんだよ」

軽く土を落として、そいつを再び口に咥えた。

独特の苦味が口に広がる。

「間接キス狙い?」

「んなわけあるか、まだ残ってて勿体ねーってだけだ」

「べっつに深雪さまとしては直接でも構わねーぜー?」

ケラケラと、深雪が笑う。

舌打ち一つ、吸い終わったタバコを深雪の方へ向かって弾いてやった。

少なくともガチの屑でなさそうで安心した




「アホか」

「なんだよ、つれねーの」

「何度も言うが、好みじゃない」

「ぶーぶー、ひでーぜー」

「…誘惑したいなら深夜の駅前でオッサンにでも声を掛けてろ」

そうすれば来月は豪遊できるぞ―と言いながら、ポケットのタバコに手を伸ばす。

が、その手は虚しく空を切った。

「お、空かー?」

「だな」

「…どーする、買い行くか?」

付いてくぜー、と深雪が息巻く。

「いや…4限出る」

「…んだそりゃ、めっずらしい」

「始業2日目だしな」

「まー…そんなら、深雪さまも出っかなー、授業」

「…しっかし、付いていけるかね」

「無理だろ!あっはっは!」

「…だろうな」

立入禁止の屋上で笑う馬鹿二人。

1年の途中から続く光景。

この学校で、唯一の友達と言える存在の深雪。

俺は、この時間が好きだ。

…少なくとも、他で過ごす時間よりは。



「……ただいま、っと」

面倒臭い学校を終え、家に戻る。

勿論タバコの補充は十分だ。

「………?」

玄関で靴を脱ごうとして、気付く。

なんかやたら靴が多いような…。

「……うげ、クソ兄貴」

その思考を中断させたのは、生意気な従妹の声。

今から出かける所なのだろう―相応の格好をして、荷物を手にしている。

「いきなりなんだよ」

「クソにクソって言っちゃ悪いの?」

「…………」

…2年位前の俺だったら多分殴ってたな。

というか実際に親戚の家でこいつ殴った気がするぞ。

「…今は別になんもしてねーよ」

「……だからと言って昔の事が無くなるわけじゃないでしょ」

「…………」

「おじさんも、大鯨おばさんも、提弟くんも困らせたアンタをあたしは許したくないの」

「…ああそうか、勝手にすればいい」

「ええ、勝手にさせてもらうわ」

「だから、そこどいてくれない?」

「……………」

身を引いて、人が通れるだけのスペースを作る。

曙は無言で、そこを通り過ぎていった。

『おにいちゃん!』

「……可愛い時もあったんだがなぁ」

「ま、自業自得かね」

思わずタバコに伸ばしかけた手を止め、靴を脱ぐ。

代わりに、大きく溜息だけを吐いた。

と思ったら深雪も不良仲間だったか...
面倒見のいい優等生かと思った

て・・・ていてい・・・


「おかえりなさい、てーくん」

「…ただいま、母さん」

「おやつ、あるよー」

「…貰うよ」

「よかったぁ!ね、ね、今日のおやつはね――――」

母さん、大鯨。

歳の程はそろそろ30後半が見えてくるような歳にも関わらず、とてもそんな歳に見える見た目ではない。

どこか舌足らずな喋り方も、若さに拍車をかけている。

俺が馬鹿をやり始めたのは、この人のせい。

―いや、正確には、ために。か。

病気がちな弟が、一番苦しんでいた時。

俺が確か中1くらいの頃だったか。

あの頃は、誰も俺に構ってくれなかった。

勿論、そんなつもりは父にも母にもなかったのだろうが。

それでも、まだまだ精神の幼かった俺には、彼女らがさも弟にだけ愛情を注いでいるように見えたのだ。

だから、見て欲しかったから。

心配させるような事をした。

喧嘩だって、飲酒だって、煙草だって。

不良学生らしいことは、ひと通り。

でも、それは弟の事で手一杯だった母さん達を更に困らせるだけで。

当時の俺だって、それはなんとなくわかっていた。

だけど――

「はいっ、クッキー、上手く焼けたと思うの」

「ありがとう、頂きます」

…気付いてしまったんだよな、あの時の俺は。

結局、色々言い訳を重ねた所で関係ない。

俺はただ、この人に見て欲しかっただけなのだ。

そして、当時母に抱いていた気持ちが、世間的には間違っていると知ってしまったからなのだ。

……その気持ちは、今だって…きっと褪せてはいないのだろう。

「…美味しいよ、母さん」

「よかったぁ…いっぱいあるから、たくさん食べてね?」

「…うん」

だから、少なくとも表面上は、こうして学校に通っている。

母さんをこれ以上心配させないために。

……つまり、真性のマザコンである。

…流石にこういう言い方は身も蓋もないよなぁ。

「あ、そうだ、てーくん」

「…?」

ふふ、といたずらっぽく母さんが笑う。

「おとーとくんがね―――」


提弟。

俺の弟である。説明終了。

俺はこいつが大嫌いだ。

向こうもきっとそう思ってるだろうけれど。

…というか、完璧に下に見ていて眼中にないというのが正しいか。

1つ年下の真面目で勤勉な男。

病気がち故に、運動は得意ではない。

ただ、周りからの信頼は厚いらしい。

優しい性格で、いつも周りには誰かがいる。

成績は優秀、俺とは1つも2つもランクの違う学校に通っている。

…はっ。

言葉にして並べてみれば、随分な人間だな。

そりゃ見下されもするさ。

自嘲するように笑う。

そして、いつの間にか辿り着いていた弟の部屋の扉を叩いた。

『はい、母さん?』

「俺だ」

『げ、に、兄さん!?』

「入るぞ」

『ま、待った――!』

と、開けたドアの先。

弟が、二人の美少女―と言って差し支えない女に両脇を固められていた。

「………マジだったのかよ、お前」

「…違うんだって、兄さん」

『おとーとくんが彼女連れてきたのー、それもー…ふたり!』

母さんから聞いた時は俄に信じられやしなかったが。

こうして目にしたのだ。マジなのだろう。マジかよ。

「え…と」

「提弟くん、…この人は?」

さて、困惑するのは脇の二人とて同様。

「…ああ――」

「こいつの不肖の兄だ、提督と言う」

弟の自己紹介を遮って、名乗る。

…不肖、って使い方あってたか?まあどうでもいいや。

「…しっかし、お前もなんつーか…はっちゃけたなぁ」

「だ、だから違うんだよ兄さん…」

「アレか、いつも3人でしちゃったりするのか?」

「……しちゃう?」

笑ってからかってやれば、弟と、両脇の二人が揃って首を傾げる。

そして、一瞬の後、全員が一斉に顔を赤くした。

支援

支援さんくす


「に、兄さん!」

「おー怖い怖い、ははは」

「さ、さんにんで……」プシュー

「ず、瑞鶴…!」

「……で、何の用だよ、兄さん」

邪魔をしにきたなら帰れ―弟の目は、そう語っている。

「…いや何、不純異性交遊を見逃せなくてなあ」

「……兄さんには、絶対に言われたくない」

「…そうかい」

「……まあ、気になるじゃねーか、弟が二人彼女連れてきたって聞いたらよ」

「…母さんか…よりによって兄さんに言うなんて」

ぶつぶつと、弟が何かを呟く。

…母さん責めてんじゃねーよ殴んぞ。

「……あの、…提督、さん?」

「あ?」

そこに割り込んで来たのは、美少女のツインテの方。

長髪は、それを心配そうに眺めている。

「…えっと…貴方が思ってるような事じゃ、ないから」

「……どういう事だ?」

「……その…不純…ゴニョゴニョ…とか」

「…ふーん?」

しかし彼女を二人以上作るのはどう考えたって不純ってやつだろう。

そんな俺の心の中の質問に答えたのは、長髪の方。

「ええと…その、私達、姉妹なんです」

「……………」

…さらに不純メーターましまし。末恐ろしいな弟。

「…あ、えっと、それで、ですね」

「……そんなに怯えなくていい」

「は、はい」

そこまで不良然とした見た目はしてないつもりなのだが。

こうまで怯えられるとなぁ。

「…私達、ふたりとも好きなんです、提弟くんのこと」

「……はぁ」

「…でも――」

「僕が、決めきれなくて」

「……提弟くん?」

「ごめん、翔鶴さん、自分で言うよ」

「…わかりました」

咳払い一つ、弟が俺に向き直る。

「……決めきれないからふたりとも貰ったのか?」

「違う、そういうのじゃないよ」

「…ふたりとも、悲しませたくなくて」

「……はっ」

思わず漏れそうになった笑いを噤む。

見れば、大真面目に両脇の少女達は話を聞いていた。

「それで――」

「……あー…もういい、もうわかった」

幸せそうな事で、大変結構。

両手を広げて、十分だと示す。

「…まあ、そんなら別にいい、お幸せに」

「え…は、はぁ…ありがとう」

呆けた顔の弟を横目に、部屋を出る。

『…びっくりしたー…ね、提弟くん、ゲームしよ、ゲーム!』

『え……あ、う、うん』

『こら瑞鶴、あまり――』

「……ふっ」

…ああ、幸せそうだなぁ、弟。

俺と違って、お前は何でも持ってやがる。

俺は、お前のせいでこうなっちまったのにさ。

………。

ただ――まあ、ありゃねぇよ、弟。

そんな半端な事じゃ誰かに取られちまうぞ、彼女。

…なあ。

お前は、自分が見下してる兄に恋人を取られたら。

「―どんな顔をするんだろうな?」



【プロローグ 終】

よかった、弟くんは畜生じゃなかったんだね…
だが提督が(ry

早くも胃が限界です...

よっしゃ、翔鶴さん狙おう(ゲス顔)
[ピーーー]気出てくるOP書ける人ってやっぱすごいなと思うわ

ちっと休憩 つか風呂
0時過ぎから再開します

一代目なんか目じゃ無いほどの屑提督だな
これはBADで刺されても文句は言えん
てか弟に刺されそう

いってらー
いやぁワクワクしてきましたね!

提督頑張れ、超頑張れ
二人もいるなら一人くらいもらってもバチ当たらんな(ゲス顔

なぜだろう、happyで終わる展開が見えない

楽しくなってきたぜおい
まあよくあるハーレムとか姉妹丼とかなんてもんは、端から見たら羨ましいなんてもっての外で気持ち悪いぜってことやな

一旦乙
鶴姉妹は均等に好感度を上げていけば私はいいから姉(妹)には手を出さないで!からの両方いただくパターンが使えるのではなかろうか

鶴姉妹の二人とも上がって弟を中途半端って笑ってた提督が修羅場に悩まされるみたいな展開も面白いかも...と思ったから5航戦ズ狙ってこう

微妙に救われない提督やな…
さて、どのヒロインを狙うか

弟を不幸にしたい(ゲス顔)
どう陥れようかねえ

愉悦部御用達回になりそう
wktk

最初から提督屑だし弟ムカつくし色々と引っ掻き回してやろう
どうせこの提督ならBADになっても心痛まんし

安価通りに書いたらこうなった、そんだけ
再開

屑提督でもBADは見たくないな

倒錯の依存endでも艦娘達が幸せを感じられるならなんでもいいです(ハッピーエンドであるとは言ってない)



【4月1週】


深雪「今日は提督にこの深雪さまが講義をしてやるぜ!」

提督「ほう」

深雪「題して『たばこの引き起こす健康障害』!」

提督「……」

深雪「いやー、一生懸命調べたぜー」

提督「………」シュボッ

深雪「っておいこらー!何やってやがる!」

提督「たばこ吸ってる」

深雪「むがー!」ポイッ

提督「あ、おい、捨てるな馬鹿!」



コミュ対象 00:15に一番近いレス


深雪   **0/500
曙     **0/500
大鯨   **0/500
瑞鶴   **0/500

翔鶴   **0/500

しょうかく

時間指定だったか...

ステンバーイ・・・ステンバーイ・・・

翔鶴

翔鶴

大鯨

深雪

瑞鶴

瑞鶴

大鯨

翔鶴

瑞鶴

深雪

曙スゲェ…誤差0,04ってなんだよwwwwww

曙か…

果たしてこの曙はデレるのだろうか

随一の安牌だもんげぼののん



――リビング


提督「ただいま」

リビングに繋がる扉を開ける。

その真ん中のソファーで寝転がっていたのは、曙。

曙「……ちっ」

俺を見て、露骨に舌打ちをかます。

提督「……はぁ」

そりゃ、俺が原因だとはいえ。

こうまでやられると…少しは堪える。

しかも、家の中で―となれば。

というわけで関係の改善に臨む。

ソファーの空いたスペースに座ってみる。

曙「……何よアンタ」

提督「……ソファーで休みたかった」

………これは苦しいな。

だがまぁ別に重要なのはそんな物ではない。

提督「…なあ、曙」

曙「……なによ」

気安く呼ぶな―向けられた視線には、そんな言葉が篭っている。

それを承知した上で、続ける。

提督「……ちょっとした気の迷い…みたいなもんだったんだよ」

曙「はぁ?」

提督「いや…なんだ、その、やんちゃはさ」

曙「………」

提督「ホラ、中学時代ってそういう――」

曙「違うわよ」

提督「…え?」

曙「あたしが怒ってるのは、そこじゃない」

提督「…じゃあ、何に怒ってんだよ」

曙「アンタが!」

びし、と俺に指を差す。

曙「あんだけ迷惑かけたのに、おばさんにもおじさんにも謝んないで、そうやってヘラヘラしてんのが気に入らないの!」

曙「そりゃ、ふたりとも優しいから何も言わないけどさ!」

曙「アンタ、一回でも二人に…いや、提弟くんも入れて三人に、まともに謝ったことあんの!?」

提督「…………」

>>+4

A.……悪いとは、思ってる。

B.……無いよ、それが?

C.……無いな。

c

C

a

a

a

全体的に高コンマやな

選択肢からして溢れる屑臭

だがそれがいい

まさか曙さんが清涼剤になるなんて…

この提督には弟を蹴落として幸せになって欲しいわ
兄より優れた弟は存在しないもんな

弟のために姉妹のどっちかを200位まで上げときたい気もする
弟や姉妹に破滅的な未来しか見えない

>>358
寧ろ二人とも寝取って弟を絶望のどん底に突き落としたいんですが(ゲス顔)

姉妹の好感度を上げて振ってみても面白そう

逆に一番聖人な提督ってどの周の提督なんだろうか

しかしハーレムって外側から見るとキモイな

>>361
三週目か6週目やろ

妥当なところは那珂ちゃんのところか漣のところじゃね?

>>361
三周目がダントツな気がする
親が屑だけど妹のために一途に野球とバイト頑張って浮気せずに那珂ちゃんに一途
完璧やな

>>363
吹雪を振った罪は重い

中途半端よりちゃんと断る方がまだマシよな
なあ弟?

A.……悪いとは、思ってる。(*1.5)


提督「…悪いとは、思ってる」

曙「っ…!何よそれ!?」

提督「……迷惑かけたことは、反省してる」

――まあ「母さんに」という枕詞が入るが。

それでも、悪いと思っている事に変わりはない。

曙「だったら!何でそれを言わないのよ!」

提督「……それは…」

両親に対してならばともかく。

弟に謝るなど言語道断である。原因はあいつで悪いのはあいつだ。

責任転嫁だろうが何とでも言え。

…とは言えんな。

曙「そんなんだからあたしも……!」

提督「…あたしも?」

曙「っ……!な、なんでもないわよバカ!」

すっと、ソファーから立ち上がる。

そして床を踏み鳴らしながらリビングの扉へと歩いて行く。

曙「いい!?ちゃんと謝りなさいよ!今からでも!」

提督「……善処するよ」

曙「ふんっ!」

壊れるんじゃないかというくらいに扉を叩き付けて閉め、そのまま2階へと上がっていく。

提督「…よーわからんやつ」

…しかし、また絡まれるのか。

…あいつ早く帰んねーかな、実家。


曙→ 138/500

叱ってくれる人って貴重

鶴姉妹がお前らの関心持っていきすぎだろ
お前らこの2人の話しかしないし…



【4月2週】


大鯨「てーくんてーくん」

提督「ん?」

大鯨「お使い、行ってくれないかな?」

大鯨「お肉もお野菜も足りなくて…」

曙(……いやいや、おばさん、行くわけ無いじゃん)

(……流石に絶対行かないって、兄さん)

提督「勿論!お安いご用だよ!」

曙「えぇ………」

「えぇ……」



コミュ対象 01:00に一番近いレス


深雪   **0/500
曙     138/500
大鯨   **0/500
瑞鶴   **0/500

翔鶴   **0/500

最後のシレフ誰?

翔鶴

深雪

あけぼの

深雪

翔鶴

さすがのマザコン

安価は翔鶴

大鯨

大鯨

大鯨

瑞鶴

曙つええ

曙かな?

ごめん、>>372無しで

またか…ホント回線次第故しゃーないとはいえ

凄いな

3回連続とはやるな

思ったより大鯨書いてくれる人がいて嬉しい
正直自分以外いないと思ってた

凄い(こなみかん)
今日はここまでです
お付き合いいただきありがとうございました

おつおつ

乙~

おつ

おつ

乙乙

このまま一極は愉悦派としては避けたいが…クソ回線め

おつです

乙です
深雪→不良の道へ
大鯨→家庭崩壊
翔鶴、瑞鶴→弟発狂
やっぱり曙ちゃんが天使だったんだね

弟に関しては総取りしなきゃ納得しそうな気もするがの

よりによって落ちこぼれの兄貴なんかにじぶの恋人取られたら発狂するんじゃない?

同一IDが二連取しているけど
時間投稿ツールか何か使ってんの?
糞スナイパーやら4刀流がいたからつい不正を疑ってしまう

時計見ればある程度まではいけるはず
運も絡んでくるけど

もう自分以外信じられないワ!

これは全員の好感度を均等に上げるしか無いやろなぁ(ゲス顔)

あと時間ちょっと遠いからなんかテンポ悪いなって思った

やっぱりここはPvPスレだったのか

そりゃ、相手の軍勢より良いコンマを狙い撃つPvPで間違いないで
現状曙派が先手をとってるが我が大鯨派も負けられんな

>>402
時間操作ツールなんか使ってないしSS速報だと回線が不安定で上手く使えないような
そもそも自宅の回線が糞だからスマホからドコモ回線で書き込んでるんだよな
末尾O=携帯なんだし携帯やスマホでは時間操作ツールは出回ってないんじゃないかな

乙です

乙です

○ンポが悪いとな、始めます
グッバイコバフト
フォーエバーコバフト

なんでそこを○にしたんですかねえ…


――リビング


曙「ねぇ」

提督「あん?」

曙「…謝ったの?」

放課後、家に帰り。

リビングに入って開口一番。

曙はそう、俺に尋ねた。

一瞬何のことか分からず、上を見上げて。

ああ―と思い当たる。

提督「謝ったよ」

曙「……そう、何て言ってた?」

提督「ぽかんとしてたさ」

曙「でしょうね」

曙が苦笑する。

俺もそれに合わせて笑った。

曙の笑顔を見るのなんて、思えば久方ぶりだ。

曙「…ま…クソ兄貴もクソ兄貴で反省してたってことね」

提督「言ったろ?変わったんだって」

…まあ。

謝った、なんて大嘘も良いところなのだけれど。

どうせ正直に言ったらまたこいつは怒るだろうからな。

しかし曙は、そんな俺の言葉を全く疑うこと無く続ける。

曙「少しはスッキリしたんじゃないの?」

提督「どうだか…わかんねーさ」

曙「そ、まぁ…そんなもんでしょうね」

…スッキリ、ねえ…俺は最初からモヤモヤしてないのに、スッキリも何もなかろうて。

強いて言えば母さんに対しては罪悪感もあるけど、あれはまた別口だ。

というか…謝ったくらいで俺が勝手にスッキリしてたら、弟とか絶対モヤモヤするだろうな。

そういう意味では、加害者の謝罪ほど傲慢なものも無いと思うのだが。

…ま、曙には曙の価値観があるのだろう。

曙「…もう心配かけるんじゃないわよ、クソ兄貴」

提督「へいへい、わーってますって」

曙「それと………私も、心配…してたんだから」

小さな声で付け足して、視線を彷徨わせる曙。

…ほう?

>>+4

A.…そうか、じゃあ曙にも謝んねーとな。

B.…そいつは知らんかった。

C.……嘘こけ。

B

b

C

a

二回で200超えか…

A.…そうか、じゃあ曙にも謝んねーとな。(*1.5)



提督「…そうか」

提督「じゃあ、お前にも謝んねーとな」

曙「…はぁ!?だ、誰もそんな…!」

提督「心配かけて、迷惑かけて悪かった、曙」

提督「…許してくれ…とは言わんが、せめて謝らせてくれ」

曙「………アンタ…」

…多分。

曙が求めているのはこんな所だろう。

果たして、それは正しかったようで。

しばしの沈黙の後、視線を虚空に彷徨わせたままで曙が答えた。

曙「…半分」

曙「……半分、許したげる」

提督「半分?」

曙「…そ、半分」

残りの半分は――と、強引に視線を俺の方へ向けて。

曙「これからのアンタの態度で、考える」

提督「………ははっ、そうか…」

ぽん、と曙の頭に手を置く。

提督「だったら頑張んなきゃいけないな」

曙「っ……!さ、触んな!クソ兄貴!」

……というか。

…こいつチョロいな、案外。


曙→  234/500

(ちょろい)

(チョロかわ)



【曙―その1】


最低な奴。

それがあいつ。

皆に迷惑をかけたくせに。

悪びれもしないで、笑っていて。

あたしには、どうしてもそんなあいつが許せなくて。

『…ふっざけんな、このクソ兄貴――!』

2年前のあの日。

思いつく限りの罵倒をした。

あたしは躊躇い一つなく殴られて、床に転がって。

それでも、まだ、諦められなかった。

『待ってよ、おにいちゃーん…!』

『…曙ー!走るな、コケるぞー!』

いつか、あんな風にまた戻ってくれるんじゃないかという期待を捨てられなかった。

…だから。

『…悪かった、曙』

あんな言葉でも、嬉しかったのだろう。

oh...

いやぁここからまた裏切るかと思うとワクワクが止まらないな!



【4月3週】



深雪「…深雪さまはすげーことに気付いちまった」

提督「すげーこと?」

深雪「…この屋上、立入禁止だったらしいぜ」

提督「………」

提督「……今まで気付いてなかったのか!?」

深雪「えっ!?何だよ提督知ってたのか!?」

提督「………」

…こいつを見ていると。

決して上等ではない自分の頭が、いくらかマシに思える。



コミュ対象 00:10に一番近いレス


深雪   **0/500
曙     138/500
大鯨   **0/500
瑞鶴   **0/500

翔鶴   **0/500

深雪

翔鶴

瑞鶴

大鯨

大鯨

コンマ二秒差は流石に無理だわ

深雪さまか

まだほのぼの継続中だな
深雪と曙はオアシスやで

回線おっそーい…
まぁ仕方ないか…



――屋上


深雪「お」

教室に鞄を置いて、スマホとタバコと財布だけを持って屋上へと昇る。

壊れた南京錠を外して開いた扉の先には、既に深雪がいた。

深雪「おはよーさん、遅刻魔」

提督「30分くらいだろ」

タバコを取り出し、火を点ける。

副流煙副流煙―と深雪が顔を顰めた。

深雪「ごほっ……深雪さまを30分待たせた罪は重いぜー?」

提督「…具体的には?」

深雪「今日一日深雪さまの荷物持ちっ」

ぴっ、と屋上から見える駅前のデパートを指す。

提督「…今から制服でか?」

深雪「あたぼうよ!」

提督「…資金は?」

深雪「昨日小遣い貰ったぜ!」

提督「……ついに貞操売ったのか」

深雪「そういうんじゃねーよ!」

言葉とともに腹へ拳が飛ぶ。

……結構当たりどころが良い上にこいつ力強いな、普通に痛い。

提督「…悪かったって…で、マジで言ってんのかそれ」

深雪「深雪さまはいつだってマジの大マジなエブリデイだぜ?」

提督「……すっげー頭悪そうだな」

…にしても、今からなぁ…。

ふむ――――


>>+4


A.いってら。

B.…ま、いいや。

C.面倒臭いが、付き合ってやるか。

C

C

c

B

B.…ま、いいや。(*1.5)


…たまには、そういうのも悪くないか。

提督「…おし」

短くなったタバコを弾く。

それは屋上際の柵を超えて、下へと落ちていった。

深雪「……おし、じゃねーよ…アレ見つかったらまった問題になるぞー」

提督「そんときゃその時だな」

深雪「…しーらね」

提督「んじゃ、出かけっかー」

深雪「お、珍しくやる気だな、出不精の癖に」

提督「深雪が折角金持ってるんだし、何か奢ってもらおうとなー」

深雪「…素直な子は嫌いじゃないけどお前は嫌いだぜ」

提督「冷たいこと言うなよ…あ、でも昼飯は良いわ」

深雪「……あん?昼飯奢れって話じゃねーのな?」

提督「母さんの弁当がある」

深雪「……そっすか」

提督「…何だその目は」

深雪「…いや、1年くらいの付き合いになるけど、それだけは理解できねーぜ」

提督「……へいへい」

ちなみに昼飯はドリンクバー(奢り)と弁当。

…まあ、自覚はしてるさ。



深雪→  *69/500

マザコンって凄い

Bで正解だったか…



【4月4週】


曙「……うげ」

提督「ただいま、曙」

曙「…おかえり」

提督「どした、変な顔して」

曙「……何でも」

…ふっ。

驚いているな、俺の変貌っぷりに。

出来たらそのまま俺から距離を取って関心を無くしてくれ。

その為ならいくらでも何処にでも居るモブお兄さんみたいに振る舞うぞ。



コミュ対象 00:51に一番近いレス


深雪   *69/500
曙     234/500
大鯨   **0/500
瑞鶴   **0/500

翔鶴   **0/500

大鯨

翔鶴

瑞鶴

翔鶴

調子が悪いな
全然取れんわ

ここまで
お付き合いいただきありがとうございました

クソ回線すぎィ!
愉悦回っぽいのに愉悦できねえ

乙乙
マジで回線良い奴有利すぎて無理や…

おつおつ
回線が日によってまちまちだから上手く取れんな
時間指定って意外と運が絡んでくるよな

回線読みでレスしいや


駆逐艦強いの

五秒前に書き込んでこれだから運としか言えない

五秒ならいいじゃないか、俺のPCはデフォ設定の時計で25秒前に投稿で狙えるかどうかだぞ

意外とWi-Fiより4G回線の方が早かったりするよな

乙です

乙です

1時間後くらいに始めるよー
三浦とかいう永世終身名誉エース

了解です


――リビング

曙「ねぇ」

提督「……ん?」

喉が渇いたので冷蔵庫まで茶を飲みに来た、その帰り。

ソファーで呆けてテレビを見ていた曙に呼び止められた。

珍しい。

まさか曙の方から俺に話しかけてくるとは。

若干の警戒を抱きながら振り返る。

提督「…どうした?」

――珍しいな、とは言わない。

一応仲直りっぽい事を達成した以上、余計な諍いはごめんである。

曙「半分」

提督「……んん?」

曙「…だから、半分…覚えてる?」

………?

そんな事――

『……半分、許したげる』

提督「……ああ、そういや…言ってたな、なんか」

曙「…忘れんな」

提督「…悪い悪い」

……面倒臭いやつ。

なぜ俺がお前の一言一言を全て記憶せねばならんのだ。

俺の記憶領域は狭いんだよ。本当に自慢じゃないけど。

提督「……それで…その半分がどうしたって?」

曙「ん……」

軽く頷いて、曙が口ごもる。

ややあって、小さな声で続けた。

曙「……見極めたげる、半分」

提督「…どうやって?」

曙「…今度…買い物、付き合いなさいよ」

提督「…あ?…っと、か、買い物?」

…いかん、一瞬素が出た。

しかし買い物とは…全くもって意味不明である。

曙「……その時の態度で、許すかどうか決めるから」

……何言ってんだこいつ。

…そんなもん――

>>+4

A.…嫌だよ。

B.…ごめん、忙しい。

C.………わかった。

C

c

B

c

B.…ごめん、忙しい。(*1.5)


提督「…ごめん、ちょっとしばらくは忙しい」

―何で俺がそんなもんに付き合わなきゃならんのじゃボケお断りに決まってんだろ。

…という本音は隠す。

しかし、曙は食い下がる。

曙「…空いてる日で良いわよ」

提督「…いつになるかわかんないし……」

曙「…あんたの都合に合わせる」

提督「………」

なぜコイツは無駄に食い下がるのじゃ。

さっさと諦めろ。

だがまぁ…。

提督「……わかった」

提督「…都合のいい日があったら、連絡する」

曙「……ん」

そういう条件なら、受けておこう。

なんたって都合のいい日がいつ来るかは俺にしかわからんからな!

曙「…待ってる」

頷いた勢いで、下を向いたままの曙が、何かをつぶやいた。

それは、俺の耳にはボソボソとかすれた音にしか聞こえない。

提督「…どうした?」

曙「…何も言ってない」

提督「…そうか」

…しっかし。

ホントにわかんねー奴。


曙→  294/500

Bが正解だったんか

Bとはなあ マジツンデレ

なん…やて…!?

>>475
ありがとう

あ、ちげーよ、1.5だったよ
上がり幅60は合ってるのに、ミスったごめん

マジで独走状態じゃねえかクソックソッ!

あ、ホントだ1.0倍だった

違う、もはや何言ってるかわかんねぇ
1.0です、はい



【5月1週】


提督「お、弟」

「げぇっ…兄さん…」

瑞鶴「…ど、どうも…」

帰り道。

何とも微笑ましい距離感の幸せそうなカップルに出会う。

提督「こんにちは」

瑞鶴「こ、こんにちは…」

その女の方に満面の笑みで挨拶してやる。

提督「今日は両手に花じゃないのか?」

「…翔鶴さんは、部活」

提督「…へぇ、ま、頑張れな」

「……兄さん、そっち、家じゃないけど?」

提督「深雪とゲーセン」

「…そう」

言って、片手を上げて去る。

…最後、俺が家に帰らんって言った時。

あいつめっちゃ嬉しそうな声だったな。

…まあいい。


コミュ対象 23:30に一番近いレス


深雪   *69/500
曙     294/500
大鯨   **0/500
瑞鶴   **0/500

翔鶴   **0/500

大鯨

瑞鶴

深雪

深雪

翔鶴

翔鶴

っしゃおらい!

出遅れたわ
遂に寝取り開始かな

>>481のシチュが瑞鶴と弟って辺り、すげぇジャストタイミングな人選



――学校・校門前


長髪白髪の方の女―翔鶴は、部活だと。

そう聞いた俺は、深雪と遊んだ後ストーカーよろしく校門前へとやって来ていた。

ここの学校の完全下校時刻は、以前付き合ってた女から聞いたことがある。

提督「…人生、何が役に立つかわからんなぁ」

…その女をこうして下校時刻に迎えに来た事など無いのが、何とも皮肉だ。

提督「っと」

遠目にマークしていた校門に、目的の人物を見つける。

何気ない素振りをしながら学校前を通りかかり――

提督「よお……えっと…翔鶴、だったか?」

翔鶴「え?……あ……て、提督…さん?」

丁度、校門前の横断歩道で信号を待っていた翔鶴の肩を叩いた。

なるだけ警戒心を抱かせないように気をつけて、柔らかい声を出す。

驚きの目で此方を見つめる白髪。

提督「駅前のゲーセンからの帰りなんだ、歩いてたらあんたを見つけたもんでな」

翔鶴「…そ、そうなんですか」

信号が、青に変わる。

早く渡りたそうにしながら、チラチラと翔鶴が俺を見る。

提督「どうだ、最近弟とは?少しは進展したのか?」

それに気付かない振りをして、話を続けた。

翔鶴「……進展、と言いますと…その」

提督「…まあ、そりゃだいたいあんたの想像通りの事だよ」

わかるだろ?と問うと、翔鶴はやや俯いて。

翔鶴「……それは…彼は、真面目な方ですし」

翔鶴「…何より、私達の事を思ってくれていますから」

どこか蕩けたような目で言う。

その様子に心の中で溜息を吐く。

提督「…そりゃ、いきなり最終段階突破しろとは言わんけどよ」

提督「もしかしてアンタら、付き合って2月にもなろうってのに、キスもしてないとか?」

翔鶴「………は、はい」

―それが何か問題なのか、という表情を作る翔鶴。

……弟ェ………いや、こいつらもこいつらだけどさ。

……さて――


>>+4


A.……信じられんな。

B.…つまらん奴だ、あいつは。

C.……満足か?

C

CかAか…C

A

C

a

c

c

c

潜水艦多すぎワロタ

分からんちん

C.……満足か?(*1.5)


提督「……満足か?」

翔鶴「…?」

提督「ああいや…何て言えば良いか」

提督「あんたは、弟の事が好きなんだろ?」

翔鶴「…はい」

提督「…だったらさ、多少なりともは…そういう事をしたいって気持ちもあるんじゃないのか?」

翔鶴「それは―――」

反論しようとして、口ごもる。

翔鶴「……いえ、私は提弟くんの意思を尊重していますから」

提督「ふーん…」

提督「…でも、それって何かズレてるよな」

翔鶴「ズレてる…?」

提督「ああ、だってさ――」

その時、いつの間にか赤になっていた信号が、再び青に変わる。

それを見て、わざとらしく申し訳無さそうな顔をしてみせる。

提督「すまん、信号待ちだったんだったよな、あんた」

翔鶴「…え?」

提督「ついつい余計な話しちまった、悪い悪い」

じゃあな、と右手を上げ踵を返す。

あの、という制止の声は聞こえない振りをした。最近流行りの作曲家の真似である。

…とまぁ、冗談は置いといて。

また、近い内に会いに行くかね…話題もあることだし。




翔鶴→  122/500

なんとか河内かなw

揺さぶっていくぅw

甘い言葉で惑わせて喉元にかぶり付くぐへへ

このまま行きたいがさて



【5月2週】


「兄さん」

提督「あん?」

「…翔鶴さんに会ったの?」

提督「ああ、たまたまな」

「……変な事、言ってないよね」

提督「お前な…俺の事どんな人間だと思ってんだよ」

「…言ったほうがいい?」

提督「……母さーん、弟が虐めるー」

「なっ、ちょ!?」

大鯨「ダメだよ弟くん、てーくん虐めたら」

大鯨「ほら、学校遅れるよぉ」

提督「そーだそーだー」

「…兄さん…」

提督「はっは」



コミュ対象 00:30に一番近いレス


深雪   *69/500
曙     294/500
大鯨   **0/500
瑞鶴   **0/500

翔鶴   122/500

大鯨

翔鶴

瑞鶴

瑞鶴

大鯨

瑞鶴

翔鶴

>>513
>>514

!!!???wwwwwwwwwwww

すげえwww

だが採用は翔鶴姉ぇだ

こういう時間安価ならそう珍しい事でもなくね?

ええぞええぞ

コンマ4秒とはやりおるわ
正直コンマ以下は運だよな

誰か書類持ってきてー


提督「よ、また会ったな」

翔鶴「あ…」

前回とほぼ変わらぬ時間。

幸い、翔鶴はまた一人で下校していた。複数だと此方の手間が増えるのでこれは非常によろしい。

提督「…っと」

声を掛けたと同時に、翔鶴が待っていた信号が青になる。

だが、彼女は俺の方を見たまま動かない。

提督「…どうした?渡らないのか?」

手で青だぞ―と促すが、やはり動かない。

その信号が点滅し始めた頃になって、やっと彼女は口を開いた。

翔鶴「あの…」

提督「…うん?」

翔鶴「…この前のお話…」

翔鶴「あれは、一体どういうことでしょうか?」

提督「この前…?」

翔鶴「ズレているとか…そういう」

提督「ああ…そういや、そんな事を言ったな」

提督「……そうだな、まあ、単純なこった」

提督「あんたらはお互いを思っちゃいるが、想っては無いって事だよ」

翔鶴「……想う…?」

提督「…ま、言葉じゃわかりにくいな…前者が思考の思で、後者が想像の想、だ」

翔鶴「………?」

提督「……男女の付き合いすんのにさ、あんたら、お互いで気ィ遣ってんだろ?」

提督「あんたは弟の意思を尊重するとか何とか言って、弟は弟であんたに嫌われないように慎重な言動取って」

翔鶴「……それは、悪いことなのですか?」

提督「さぁな、良いか悪いかなんてことはわからん――たださ」

提督「それは多分、恋なんかじゃねーよ」

翔鶴「なっ…」

違います―と翔鶴が声を上げる。

翔鶴「私は、提弟くんが好きです!だから一緒に居たいって…」

提督「…そうだな、それは本当なんだろうさ、だけど、そりゃ友達に抱く気持ちの延長上だ」

提督「じゃねーと、…自分以外の恋人の存在なんて認めねーっての」

翔鶴「っ…」

翔鶴が、視線を俺から逸そうとする。

俺は――


>>+4


A.更に詰め寄る。

B.………こんくらいでいいか。

C.……信号。

C

b

A

わっかんねー…

B

a

a

A

A

a

A

選択肢が難解すぎるな

Aだと追い詰めすぎる気もするがBだと甘い気もするんだよな…

追い詰めるだけ追い詰めて弟と穴兄弟に

目覚まさせてやらんとね

B.………こんくらいでいいか。(*1.0)



提督「……と、今日はこんな所で」

翔鶴「…え?」

提督「いやー、変な事語りすぎたな…そろそろ夕飯の時間だ」

翔鶴「あ、あの?」

提督「まぁ、また会う機会があれば」

翔鶴「ちょ、ちょっと…」

提督「信号」

翔鶴「え?」

提督「変わってるぞ、渡らないのか?」

翔鶴「……貴方は…何がしたいのですか?」

提督「ん?」

翔鶴「…私と提弟くんの関係は…確かに少し変かもしれませんけど」

翔鶴「……そんな風に妨害しなくたって、良いじゃないですか」

提督「…妨害、ね」

翔鶴「……何でそんな事を――」

提督「簡単な話だよ、翔鶴」

手を振り払って、背を向ける。

そのままで、翔鶴に言った。

提督「お前に惚れたからだ」

翔鶴「…………え?」

背後から聞こえたのは、調子外れの、抜けた声。

その表情を見ることは叶わなかったが。

きっと――さぞかし呆けた顔だったのだろうな。



翔鶴→  189/500

うわ、こいつクズだ

え?何を今更

まさかこの屑がNTRを実行してハッピーエンドに行けるとでも

悪徳提督だから仕方ないな。だってヒロインの半数以上が世間一般で言うインモラルな相手だもん

曙ちゃんに改心させてもらわなくちゃ(使命感)

やだこのクソ提督面白い



【5月3週】


大鯨「てーくん、肩揉んでくれないかなぁ?」

提督「おまかせあれ」

大鯨「ありがとねー…ふふっ」

提督「…どしたの?」

大鯨「…こうしてると、幸せだなぁ、って」

提督「…俺もだよ」

大鯨「ふふっ、そっかそっかぁ」

曙(………何アレ)ヒソヒソッ

(…兄さんの持病)ヒソヒソッ



コミュ対象 01:33に一番近いレス


深雪   *69/500
曙     294/500
大鯨   **0/500
瑞鶴   **0/500

翔鶴   189/500

大鯨

瑞鶴

大鯨

ぼのの

瑞鶴

瑞鶴

瑞鶴

この駆逐艦の強さよ

うーんこのコンマの戦いよ

曙か…拒絶系アイドルが見えたぜ

せめて一回は出してやりたいけど無理そうですね……

今日はここまで
お付き合いいただきありがとうございました
明日は無し、明後日からは通常回線が復帰するよ

さっきから深雪がハブられてる件

おつです

おつおつ
通常回線復帰って事はあっちのスレもやるのかな?

おつおつ
明日はゆっくりお風呂に入るとします

乙乙ー
ちょっと曙勢強すぎんよー

おつ
曙ちゃんはここらで一回自重してくれませんかねえ(血涙)
漣の時は自分も押してたから気にもならなかったけど結構くるものがあるねこれは

bad見たくないだけ

このスレの醍醐味である修羅場に発展するまで、一強キャラには好感度ロックするとかの救済がほしい。曙嫌いじゃないけどここしばらくストレートに終わるのかつづいてるから残念過ぎ

別にNTLしようがバット確定って訳でもないですしおすし

お願いしたところで出る杭は出るんだから打てばおk


というかそんな救済措置なんかされて自分の推している子とっても気分良くないしな

推してる奴に加えてさっさと終わらせて次行きたい奴も狙い始めるから、(良し悪しは別にして)一極集中はしゃーない
安価スレだし自重求めるくらいなら0.5狙う方がいい

そうだ、コンマにしよう(提案)
まあどんな方式とってもなるようにしかならないから仕方ないね…乙でした
今回は参加できなかったのが残念

取れたら欲望が足りてたと喜ぶ、取れなかったら愛が足りなかったと諦める…これだ

別に自重せんでもいいやろ
今日一回も取れなかった俺が言うのもアレだが
悔しかったら自分で安価取れよ

なんでそんなに突っかかるんだ
文面からしてもガチじゃなくてネタだろう
イベントで気がたってるのかもしれないけどまあ一旦落ち着け

>>570
救済処置として振る選択肢が出るじゃん
まあ多数決式になっちゃったからスナイプで潰せなくなったけどな
一極になるのが嫌なら自分の好きなキャラを取るなり、0.5で妨害してやるなりしろよ

>>579
まぁまぁ落ち着いて

前のシステムは↓2になってからの牽制が長くて面倒だったから今のシステムはスパっとしてて好きだな

>>575
コンマは選択肢安価で殺伐としてgdgdになった挙句、長引くだけ長引いて結局BADだったりするから…
今のが一番だと思うYO

>>579
二人に落ち着けって諭されてる時点で……
お前気に入らないから0.5とか振る選択肢選ぶとか思ってても言うなよ荒れるだろ
千代田ルート潰したのもお前みたいな奴なんだろうな同じような事言ってたし

殺伐としてまいりました
これは久しぶりに良いBADエンドがみれそうですねぇ

>>582
スマンな余計な事言って
一応俺は狙ってないキャラでも1.0狙いや告白されても現状維持ぐらいに抑えといたけどな
流石にルート潰しまではやらんよ

まあ振るは言い過ぎだけど特定選択肢選ばなければ一定好感度以上にならなかったりはするわな
実質好感度ロックみたいなもんだから狙ってみるのも良いんじゃないの

乙です

乙です
翔鶴ここにきてどんどん上がってきたな

そういやコレ時間が同じだった時はどうすんだろ
コンマの時みたいに両方?

両方じゃねーの

さ、先に選ばれた方で…
帰ったけどこれからまた出かけにゃならんので今日の更新は宣言通り無しです
それと前回の埋めネタ全然埋められなかったから、考えてたやつを真面目にあらすじにしてみた、埋めネタはあらすじの続きからエンドまでを書くよ
読みにくいのは勘弁、改行規制がね
次からの埋めネタにするためにちょくちょく書き溜めようと思うんですけども、どれがいいだろうか
上が一番サッパリしてて、段々アレになるよ
それではまた明日

>>+4


A.八周目―大井っちと愛、というお話。

あらすじ

ますますお姉様に好意を寄せる大井。
しかし、そんな彼女の様子を漣は快く思わない。
そして遂に、漣はある事を決意する。
『提子様が貴女に会いたいそうです』
ウキウキで大井がやって来たのは、いつもならしっかりと鍵の閉められている筈の提督の部屋。
だが、扉はたまたま開いていて。
扉の前で衛兵の如く控えているメイドもいない。
その先で大井が目にした物は、着替え中の提子、いや、提督だった――


B.六周目―山城と新たな未来、というお話。

あらすじ

歴史の齟齬。
タイムマシンによって長門が遡ってきたこの世界は、本来の流れとは異なっていた。
と言っても、それ程大きな物ではない。
例えば、誰も屋上などに行きたがらないような大雨の日が、昼寝日和の晴天に変わっただけ―そのくらいのズレだった。
だが、それこそが新たな未来の可能性となった。
本来ならその日死んでいた筈の少女は、昼寝に来た少年の言葉によって救われた。
そして彼女は、少年に恋心を抱くようになった。
けれど、歴史は正しい道を歩まなければならないのだ。
本来の歴史からすれば、彼女は齟齬以外の何者でもなく。
『そんな訳の分からないものに振り回されるなんて…不幸だわ』
齟齬の修正に動く者がいて。
それを防ごうとする彼がいた。
歴史に否定された愛、その行方は――



C.九周目―鈴谷の狂気、というお話。

あらすじ

熊野グループ。
鈴谷はただそれに対する復讐のために生きてきた。
家族も家も失った彼女にとって、それだけが唯一の生きる目的であり意味。
だから、完遂してしまった今は―金も権力も、何だって揃ったけれど、生きる意味は無くなった。
故に、彼女はそれを彼に求めたのだ。
だが…彼は、熊野に惹かれていた。
傲慢で、厭世的で、どこか達観したお嬢様に。
『…また、奪うんだ』
元々、ただの気まぐれ。
こいつは目の前で自分の拠り所が崩れる所を見たらどんな反応をするのだろう、と拾った怨敵の娘。
『くまのんもやっぱり、鈴谷から奪うんだ』
―いや、結局、彼が惚れた対象なんて関係無いのだろう。
彼女はただ、彼を手に入れたかったのだ。
彼を自分から奪う者が許せなかったのだ。
そんな幼稚な独占欲と拒絶欲。
余りに強すぎる二つの欲求は、まさに狂気と呼んで差し支えないものだった――

b

ぼくはC!!

A

b一択

b

C!

まさかのスナイプ
提督の男バレか

どもども
そして1周ズレとるね、ごめん

こいつスナイパーデース!
本編ですらドロドロ分足りてないってのに…

寧ろ本編がドロドロしてるから>>594が気を利かせてソフトなのを選んでくれたんだろう

女子校の設定が一番気に入ってました(半ギレ)

あ、あれ…?女装でお嬢様学園に潜入するってだけでもおかしいはずなのに、普通に感じる…
だめだ、完全にドロドロ思考に犯されてる…

まりあほりっく的なアレだけど提督くんサドじゃないから封殺できない

十周目をハーレムにしてみたかった(血涙)
しかし個々の相性が悪すぎて全く想像出来んわ

>>606
八周目だったわ

う、埋めネタ…?

どうなるか…

今回使われなかった埋めネタは別の機会に使われたりするのかな?
真面目にどれも気になる

ハーレム目的で参加してたのにハーレムに嫌悪艦を抱かせてくれた提督君 有能

10周目は言うほど屑でもない気がしてきた

4位になるチャンスでした。でした。はい。
やります

ヒャッホー

待ってたぜ!

ヒャッハー0.5ゲーム差か


曙「…………」

提督「…………」

休日の繁華街。ごった返す人波の中を、付かず離れずの距離で歩く。

もしかすれば、他人からは同行者には見えないかもしれないような、そんな距離。

…件の買い物。

いい加減さっさと済ませてしまおうと思ったのだ。

「半分」とやらの見極めなどどうでも良い。

単に、これ以上この件を引っ張るのが面倒臭くなった。

家で顔を合わせる度に、毎度毎度買い物について言及したそうな表情をされるのは沢山だ。

曙「……荷物」

提督「…ん?」

曙「…荷物、持ってくれるのね」

提督「……まあ、一応な」

買い物中、曙は俺をチラチラ見るだけで、特に何も言わない。

服や靴なんかのいかにも女らしい買い物を、俺はただ眺めているだけだった。

荷物持ちを務めるのは…まあ、矜持みたいなものだろう。男としての。

曙「…休まない?」

提督「…そうだな」

丁度通りがかったバーガーチェーン店を指さして、曙が言う。

特に反論する理由もなく、それに頷いた。

提督「普通のセットでいいか?」

曙「…うん」

提督「飲み物は?」

曙「コーラ」

提督「あいよ」

自分の分は自分で出す、と言った曙を制止して、セットを2つ購入する。

向かい合う形の、小さな2人掛けのテーブルにそれを置いた。

提督「………」

曙「………」

食事中も、やはり無言で。

しかしそれを破ったのは、曙だった。

曙「…アンタってさ」

提督「あん?」

曙「何であんな事してたの?」

提督「……」

…あんな事。その言葉が指すのは…十中八九――

>>+4

A.…寂しかったのかもな。

B.関係ねーだろ。

C.さあ、よくわかんねーよ。

C

C

c

B

C

A

c

サブマリン多すぎデース

コンマ低いデース

C.さあ、よくわかんねーよ。(*0.5)


提督「…さあな」

提督「よくわかんねーよ、自分でも」

食べ終わったバーガーの紙を丸めて、トレイに弾く。

手に付いたソースが煩わしい。

曙「…そ」

俺の返答に、曙がつまらなさそうにコーラを啜る。

何処か拗ねているような、そんな仕草だった。

曙「別に、隠さなくたって良いのにさ」

提督「…そういう訳じゃねーって」

曙「…喋り方」

提督「あん?」

曙「…そっちの方が、似合ってるんじゃない?」

提督「……」

言われて気付く。

どうやら、お兄さんモードを脱ぎ捨てていたらしい。

曙「嘘、下手くそね」

提督「…うるせーよ」

曙「…でも、そっか」

提督「…あ?」

飲み終わったコーラを脇に置いて、頷く。

何をこいつは一人で納得しているのだろう。

曙「…理由、あったのよね」

提督「……だったら何だよ」

曙「考えてみれな当然の事だけど…あたしが気づかなかっただけ」

曙「……悪かったわね、今まで勝手に責めて」

曙「…残りの半分、ちゃんと許すわ」

提督「……本当にどうした、お前」

曙「…どうもしないわ、どうもね」

じゃ、行くわよ―トレイを持って、曙が立ち上がる。

頭に疑問符を抱えながら、俺はそれに付いて行った。


曙→  299/500

Oh…また一足りないか

結果は外れだったけど雰囲気は悪くないなあ

こういう雰囲気もいいねえ



【5月4週】


本日の天気は晴天なり。

暖かな日差しの中で吸うタバコは格別である。

深雪「……あー…健康が削られるぜー」

深雪「お前のせいで深雪様の貴重な寿命が縮むぜー」

提督「うっせーっての」

隣で文句言ってる奴がいなけりゃもうちょう気分も良かったのだろうが。

だいたい、タバコなんかで寿命が縮むかよ。

人間死ぬ時は健康論者のベジタリアンだろうがぽっくり逝くんだよ。

深雪「…つーかよー」

提督「あー?」

深雪「お前、良くタバコ買えるよな」

高いらしいじゃん、と箱を指さして深雪が言う。

提督「ああ…」

そこから新しいタバコを一本取り出して、咥え、火を点けた。

提督「母さんの手伝いしてお小遣い貰ってるんだ」

深雪「小学生かよ!?」

…ん?

あるか?突っ込みどころ。


コミュ対象 01:23に一番近いレス


深雪   *69/500
曙     299/500
大鯨   **0/500
瑞鶴   **0/500

翔鶴   189/500

翔鶴

翔鶴

翔鶴

翔鶴

大鯨


翔鶴

瑞鶴

翔鶴

曙と翔鶴以外勝ち目ねえ…
母体の数が違いすぎんよww

時間指定だったorz

翔鶴姉ェと曙のほぼ二分割…

曙勢強すぎィ!その分足引っ張りは増えるだろうけど…

本当は皆みたいけどこのままだとぼのの独走だからちかたないね

>>645
時間指定なんだから母数なんて関係ないぞ 自分を信じろ



――リビング


曙「兄貴」

ソファーで寛いで、半分意識が飛びかけていた所を、無遠慮な声に呼び戻される。

寝転がる俺の前で仁王立ちをしていたのは、曙。

提督「…クソが取れたな」

曙「…変な言い方すんな」

提督「悪い悪い」

曙「…アンタも、喋り方変わったわね」

提督「…こっちの方が楽だ」

曙「…そ、…ま、どうでもいいけどさ」

曙「…ソファー、空けてくれない?」

提督「…どかんぞ」

動きたくないのだ俺は。なんならこのままソファーと同化してしまいたいのだ。

…待てよ。そうなると俺の上にこいつとか弟が座ることになるのか?…そりゃ生理的に無理だ。

いや待て!…母さんも俺の上に座るんじゃないか!?

曙「スペース空けろって言ってんのよ、座れないじゃない」

提督「…わーったよ」

母さんの椅子になるという特異すぎる性癖に目覚めようとした俺の思考を遮ったのは、やはり曙の言葉。

しかし、珍しい事もあるもんだ、こいつが俺の隣に座るなんざ。

提督「よいしょっと」

曙「…何それ、親父くさっ」

提督「つい出るんだよ、ほっとけ」

曙「はいはい」

隣に座る曙に、いつもの敵意は見られない。

…どうにもこの前からおかしいな、こいつ。

曙「兄貴さ」

提督「クソは?」

曙「…殴るぞ」

提督「…さーせん」

曙「……はぁ…それで、兄貴さ」

提督「ああ」

曙「…何で、誰にも相談しなかったのよ?」

提督「…相談?」

曙「……理由、あったんでしょ?だから、相談」

…ああ、…にしても、随分と過去を振り返る事にご執心だな――

>>+4

A.…どうせ意味なんか無かっただろうからな。

B.いなかったからな、誰も。

C.……知るか。

C

c

C

B

大体裏目るよね・・・

C.……知るか。(*0.5)


提督「……知るかよ、んなもん」

提督「単に話すような内容じゃなかっただけだろ」

吐き捨てるように言う。

ご執心なのは結構なことだが、俺にしたって掘り返されて嬉しい思い出じゃない。

曙「…そ」

対する曙の反応は、短かった。

ただ一言だけ、そう言って。

俯き、少し考える素振りを見せてから続けた。

曙「……ごめんね」

提督「……いきなり何だ」

曙「…あたしは、アンタの事を考えてるようで、結局何も考えてなかったのよね」

提督「…頭でも打ったか?」

曙「後悔してるだけ、ただ」

曙「…殴られて、当然だったのかもね」

提督「…………」

薄く笑いながら言う曙に、得体の知れない寒気を感じる。

いきなり何を言い出してるんだこいつは。

俺の事を勝手に考えるな。なんか怖いから。

曙「ねぇ」

提督「…これ以上何かあるのか」

曙「…露骨に邪険にしないでよ」

曙「……これからもし何かあったら、あたしに相談しなさいよ、兄貴」

提督「…なぜそんな事をしなきゃならん」

曙「話すだけでも、スッキリするって言うじゃん」

曙「それと…寂しい兄貴の話し相手になってあげようかな、ってさ」

提督「余計なお世話だ」

曙「……ま、考えといてよ」

それだけ言って、曙が立ち上がる。

ぐっと大きく伸びをしてから、俺の方に振り向いた。

曙「あたしは見捨てたりしないから、兄貴の事」

曙が、優しく笑う。

提督「……だから、余計なお世話だ」

それは、俺が久しく目にしていない表情だった。



曙→  334/500

曙…

提督攻略してる気分だぜむしろ

なんか
提督=心を開く前の千代田 曙=六周目の提督
こう見えてきた



【曙―その2】


行動には理由があって。

理由があるから行動するんだって。

そんな当然な事も、あたしは見ていなかった。

あいつの心の中なんて全く考えないで、ただ責めた。

皆に迎合するように、間違っているんだと責めた。

もちろん、あいつが悪いってことに変わりは無いけど。

遠目からでも、あの時あいつは、ずっと一人だった。

抱え込んだ物を発散出来ないから、あんな風になってしまったんだ。

今度は、ちゃんと側に居よう。

話を聞いてあげよう。

「……兄貴」

お兄ちゃん、という呼称は恥ずかしくなってしまって。

あいつも、あたしに素っ気なくなってしまったけれど。

『曙ー!置いてくぞー!』

『お兄ちゃん、早いってばー!』

きっと、中身はあの頃のままだから。

ずっと、変わっていないはずだから。

「…そういえば」

…良く考えたら。

…何であたしはここまで兄貴に執着するのだろうか?

「……むぅ」

わかんないなぁ。

かーあーいーいー

病ませなきゃ

イイヨイイヨー



【6月1週】


大鯨「…んー」

提督「どしたの母さん、このドラマ、面白くない?」

大鯨「ううん、違うの…この俳優さんより、てーくんの方がかっこいいなって」

提督「…そうかな?」

大鯨「うんうん、そうだよー」

提督「…ありがと、でもそういう事なら、このヒロインよりも母さんの方が綺麗だよ」

大鯨「…もう、お母さんを誂わないの、てーくん」

提督「誂ってなんかないって!ほんとだよ」

大鯨「…ふふ、もう」

曙(……この親子…)

(…こんな母さんと兄さんは嫌だ…)



コミュ対象 02:25に一番近いレス


深雪   *69/500
曙     334/500
大鯨   **0/500
瑞鶴   **0/500

翔鶴   189/500

大鯨



瑞鶴

螟ァ魃ィ

翔鶴

翔鶴

翔鶴

翔鶴

翔鶴

コンマ1秒…凄まじいな

誤差0.1…

マジでコンマ単位の争いだな…

凄い…にしてもこんな兄がいたら鬱になるな

てーくん、そろそろお母さんもまぜて欲しいなぁ…(ウルウル

出遅れたか
曙と翔鶴の一騎打ちだな

瑞鶴……

親友のタバコをやめさせようとしてたら
急に義妹とデレデレしだした件

それでも俺は最後まで大鯨を推すから…

翔鶴派が0.5狙いしてるみたいだから今回は俺も手伝うぜ

>>688
諦めたらそこで試合終了だから頑張ろうか

>>691
この状態で敵が翔鶴派だけと思うのはちょっと…

翔鶴の0.5は狙えないし…

数値だけで見たら0.5なんだけど展開的にはグッドに近づいてる気もするんだよなあ

一昨日は曙派少なかったのに実はこんなに潜んでたんだな
俺も加勢するぞ

>>695
ずっと1.5続けて良い提督を演じ続けてもろくな展開にならなそうだったしな
本音暴露出来て良かったんじゃねーの

なお、もうひとつの安牌と言われていたナントカ雪さんは会話にすら登ってこないらしい

大鯨好きだけどカーチャンはなぁ・・・

流石に母子相姦はちょっと…

流石に引くんだよなぁ

でもあんな美人で可愛らしいカーチャン欲しいんでしょ?

はい


いつもの時間、学園前、校門。

違うのは唯一つ、翔鶴が信号待ちをしているのではなく、壁に寄りかかって俺を待っているということだろうか。

提督「や、待たせたな、すまん」

翔鶴「………どこで私の連絡先を知ったんですか」

提督「弟のスマホから抜いた」

翔鶴「……っ」

明らかに侮蔑と警戒を含んだ視線が俺を刺す。

そう、俺は今日、翔鶴をわざわざ呼び出したのだ。

提督「話の続きをしたくてさ」

翔鶴「…続き?」

提督「そうそう、言ったろ、惚れたって」

翔鶴「……だから、そうやって私達を妨害するんですか?」

提督「ああ、そうだな」

翔鶴「…そんな事――!」

提督「間違ってねぇよ、翔鶴」

突っかかってきた翔鶴を、逆に壁に押し付けるようにして迫る。

提督「…そういうもんだろ?恋ってさ」

提督「何としてもその対象を手に入れたくて、どうしようもなく焦がれて」

提督「それこそ何だって出来るくらいに、理性が飛ぶんだよ」

提督「スマホから連絡先抜くなんざ、むしろ甘い部類だろ」

提督「…だから、お前らのやってることは恋じゃねーって言ったんだ」

提督「…本当に好きなら、気なんて遣ってらねーよ」

翔鶴「な、何を――」

きっと今の俺達は、遠目から見ればキスでもしているんじゃないかと思われるだろう。

そのくらいに、近い距離。

気丈に振る舞おうとしている翔鶴は、明らかに動揺している。

提督「なあ、翔鶴」

提督「俺は、お前が欲しいんだよ」

提督「弟なんか比較にならないくらいに、お前を求めてる」

提督「一目見た時から、ずっとな」

翔鶴「……あ……っ」

真っ直ぐに射抜いた視線を、翔鶴が必死に逸らす。

しかし、抵抗らしい抵抗はそれだけ。

提督「…俺の物になれ」

提督「お前だけを愛してやるし、求めてやる」

提督「…弟よりもずっと、深く――な」

>>+4

A.抱き締める。

B.このまま立ち去る。

C.身体に触れる。

A

A

んー、C

C

b

ひたすら焦らしプレイか

読めないな

分からない時は欲望に素直に

B.このまま立ち去る。(*0.5)


翔鶴「っ……」

もはや視線を動かすことすら出来なくなった翔鶴。

言葉が出ないのだろう、口だけが必死に動いている。

提督「……んじゃま、そういう事で」

翔鶴「…え?」

ひょい、と壁に押し付けていた手を離す。

今度は少し違う意味の驚きで、俺を見た。

提督「言いたいことは言ったしな」

後ろを向いたまま、ひらひら軽く掌を翔鶴に振る。

もちろん、それに返答など無い。

けれど、おそらく。

視線だけは、俺の背中に張り付いていたことだろう。





翔鶴→  210/500

びっくりするくらい屑

これは翔鶴さん迷いますわ…

スーパー足の引っ張り合いタイムはっじまるよー

そろそろ別のトコからオーバーラップしてきてもいいのよ



【翔鶴―その1】


「…翔鶴さん?」

「え!?あ、は、はい!?」

「…翔鶴ねぇ、おやつ、食べないの?」

「ご、ごめんね瑞鶴、提弟くん…頂くわ」

…意識が飛んでいた。

考えていたのは、あの言葉。

『俺は、お前が欲しいんだよ』

あれほどまでに、率直に、素直に。

自分を求められたのは初めてで。

心臓が早鐘のように鳴っていた。

提弟くんと居る時のような、優しい高鳴りではなくて。

激しくて、荒い鼓動。

あれが、真に自分が求められているのだという感覚なのだろうか。

「…翔鶴さん、大丈夫?」

「あ…は、はい、ごめんなさい、何度も…」

「…もしかして体調が悪いとか…」

提弟くんの手が、私の額に触れる。

「あ、ご、ごめん、翔鶴さん!」

「……いえ、良いのですよ、気にせずとも」

だが、すぐに何かに弾かれたように手を引っ込めた。

『だから、お前らのやってることは恋じゃねーって言ったんだ』

『…本当に好きなら、気なんて遣ってらねーよ』

…あの人が簡単に越えていった線の前で、いつまでも立ち止まる提弟くん。

心の隅で、私はそれに、どこかもどかしさを覚えていた。

興味を引き、惑わし、そして補食する
たまんねえな

いいぞ~コレ

(アカン)

ボロボロにしてヤリ捨てたい

これ弟もダメだな…

たまんねぇな

たまらない…



【6月2週】


「であるからして――」

黒板には、数式。

久々に授業に出た気がする。

心なしか、俺を見るクラスメイトの視線も奇異が混じっているきがする。自意識過剰だろうか。

提督「…ん?」

そんな時、急にスマホの画面が明るくなる。

深雪『屋上にいねーじゃねーか!』

提督「……ふむ」

『授業に出てる』

深雪『嘘だろ!?』

『マジだ、お前も来いよ』

深雪『絶対に嫌だぜ』

『ふ、落ちこぼれめ』

深雪『…ほう、いい度胸じゃねーか』

提督「んなっ…」

その一言の後にやって来たのは、怒涛のスタンプの嵐。

やめろ、俺のLINE通知を荒らすんじゃない!


コミュ対象 03:19に一番近いレス


深雪   *69/500
曙     334/500
大鯨   **0/500
瑞鶴   **0/500

翔鶴   210/500

瑞鶴

深雪

翔鶴

翔鶴

大鯨

ママ

翔鶴

瑞鶴

ぼのか

おっ初めて取れた

今日はここまで
お付き合いいただきありがとうございました
ぼのちん強いのが意外

乙乙
マジで何だこの曙押し

吟味されず使い捨てられる世界観たち

乙乙、翔鶴を取らなくては・・・

乙 今日は回線が微妙にゆらぐな 雷の仕業かしらん

ママを全くとらないことで暗い部分が一つも見えずママ天使で終わるかもしれない

>>749
う、埋めネタで拾ってくれそうだから…

>>749
諦めろ、俺は諦めた…マジで修羅場分が足りねえ

これ全員の好感度300くらいまであげたら弟完全に孤立して面白そうなことになりそうやな

>>756 イイナそれ

>>749
一周目からの伝統に何を今更

あー修羅場にしてー
この提督は特に修羅場にしてーよー

時間安価がんばってね

乙です

今回はキャラの立場がアレ過ぎだし普通の方に流れるのはしゃーない
修羅場にしたいならキャラ取りから頑張らなきゃ

キャラ安価で頭に全部「ヤンデレの」を付ける、これだ…!

ヤンデレが作り出す修羅場はそうでない修羅場とは毛色が違うからなぁ

ヤンデレの母
ヤンデレの妹
ヤンデレの先輩
ヤンデレの親友
ヤンデレの元カノ

こんな感じか、完璧だな

翔鶴ルートは好感度低めに進めてグッドエンドになりそうなんだよなぁ

全員セフレにでもしとけよもう

彼氏(仮)ができたら不良系の兄貴にも迫られちゃってドキドキとか
翔鶴視点だと少女マンガなんかにありそーな展開だよな

>>763
つまり
デレデレの幼馴染
デレデレの後輩

こうすれば最初から好感度MAXにも出来るってことか

今の彼女って言う必殺技があってだな

皆さん、もう次の話か。お早いですなぁ~ww

次の話か
ほんと曙推しじゃない曙推し多いな

>>763
鬼才現る

龍田、雷、青葉・・・他にヤンデレ化しやすいの誰だろう

セリフには一切ヤンデレを匂わせるものがないのに
ヤンデレ筆頭にされる青葉くん

盗撮とヤンデレが結びつくんだろうよ

ニコ静だったか渋だったかにある青葉のヤンデレ絵のインパクトがデカすぎるんだよな

榛名

最近のすぐヤンデレにもっていく風潮嫌い

大人しい娘こそヤンデレが似合う
前回の潮ちゃんとかヤンデレにしたかった
しかし提督が刺されたりして不幸になるのは良いがヒロインがハイエースされて不幸になるのは胸糞なんだよな

ハイエースはマジでやめろ
ネタでもやめてくれ

確かに誠[ピーーー]みたいな感じで提督が不幸になってもわりと笑って済ませられる感じはするな
問題はヒロインだよな
ヤり捨てられる可哀想な翔鶴さんがいなければいいが…

翔鶴さんヤり捨て問題よりも一回も選ばれてない人が2人もいる事の方が問題だと思うんですがそれは
ゴール一直線だった漣回の時でさえ皆一回は選ばれたのに
陽炎さんは知りません

刹那で忘れちゃった まぁいいかこんな幼馴染



>>784
おいあんた!ふざけたこと言ってんじゃ…

やれ>>785っちゃん!

最初の方で飛鷹とか居なかったか?

あの人は1回くらい選ばれてなかったか?
まあこの周は曙か翔鶴で終わりそうだし次回分のキャラを考えておかないと

ごめん、今日は無しで

おっつおっつ

了解、乙、

把握

了解乙
さて寝よう…E-6?知らない子ですね

始めていく
明日は休みじゃ、羨ましかろう

ヒャッハー


……爆ぜればいいのに



――リビング


曙「おかえり、兄貴ー」

提督「…ただいま」

家に帰る。

リビングに入る。

挨拶が曙から飛んでくる。

……異常だ。

今までならば無言、または冷たい視線だったというのに。

しかもその表情を見れば皮肉なんて一切なくニコニコしてるもんだから、余計に対処に困る。

曙「どうだったの、学校」

提督「…どうって、いつも通りだよ」

曙「そっか」

このやり取りに意味などあるとは思えない。

なのになぜこいつは楽しそうに笑っているんだ。

提督「…なあ」

曙「何よ?」

提督「…お前、いきなりどうしたんだよ」

曙「別に」

提督「別にってな」

曙「…兄貴には、ちゃんと見ててあげる人が必要だって思ったの」

それだけよ、と笑顔のままで曙が続ける。

提督「…それがお前だって?」

曙「今のところね」

大きなお世話だ。

そんなもんいらん。

…と言いたい気持ちを抑える。

提督「……参考までに、理由を聞いていいか?」

曙「…ん……何でだろ、何となく?」

提督「………」

…こいつは何なんだ。

突っかかってくるのをやめたかと思えば、途端にこんな意味不明な事を言い出す。

情緒不安定なのか。

……ああ――


>>+2-5

A.迷惑だ、やめろ。

B.…何となくでわかるわけねーだろ。

C.………まあ、今はとりあえず放っとくか。

c

B

C

b

B

C

今週の選択肢結構難しいね
どれが正解かわからないから楽しい

B.…何となくでわかるわけねーだろ。(最低値401 *1.5)


提督「何となくでわかるわけねーだろ」

そりゃそうだ。

お前は一体俺の洞察力にどこまで期待しているというのだ。

何となくで納得なんて出来るわけない。

提督「おい、曙」

曙「……うっさいわね」

提督「…さっさと理由を言え、お前が俺に優しいと気持ち悪いんだよ」

弟とお前は俺に厳しい人類ツートップだからな。

そんな奴がニコニコしてりゃあ、気持ちも悪くなる。

曙「…………」

俺の言に、曙はしばし考えるように手を顎に当てる。

そして、ぽつりぽつりと話し始めた。

曙「…最初は……」

曙「最初はただ、アンタがウザかっただけ」

曙「大嫌いな、最低なやつだった」

提督「………」

曙「…でもさ」

曙「気付いたの」

曙「あたしが一つの面しか見てなかったって事と――」

曙「アンタが、きっと自分で思ってるよりも、ずっと弱いって事に」

提督「…弱い?」

曙「…そ」

曙「さっきも言ったみたいに、アンタ自身は気付いてないと思うけど」

曙「…だから、なのかな」

曙「支えたくなった、のかも」

提督「……訳がわからんな」

曙「あはは、あたしも」

うんざりした俺と対照的に、変わらぬ笑顔で曙は言う。

そのわかったような顔が、余計に俺の癪に障った。




曙→  401/500

オウフ…エンディング見えてきちゃったー

修羅場を諦めない



【曙―その3】


前言撤回。

気付きました。気付いたの。

あたしが求めているのは、過去じゃない。

戻ることなんかじゃない。

『お兄ちゃん』じゃない。

ひねくれてて。

学校の授業もサボって。

煙草も吸ってて。

そんな最低で、どうしようもないくらい『兄貴』。

誰もあいつを理解してあげられないから。

だから、あたしが側に居たい。

弱いから。

すぐ壊れちゃいそうなくらいに、弱いから。

だから、支えたいんだって。

先に、進みたいんだ。

あいつの止まった時間を、動かしたいんだ。

それは、家族としてなのか。

それとも――――

修羅場という名の報復合戦はもう勘弁

修羅場、翔鶴…



【6月3週】


夢を見た。

俺はまだ小学生で。

帰ってきた家には誰も居ない。

母が、夕食の時間に帰ってきて。

食事を作って、すぐに病院へと行く。

父が、そのうちに仕事から帰ってきて。

2、3言だけ話して、やはり病院へと行く。

『てーくんは、お兄ちゃんだから』

『…お兄ちゃんだからな、お前は』

…だから、何だ。

何で、俺には誰も構ってくれないんだ。

話したいことは、たくさんあった。

たくさん。

何で――――

『どしたの兄貴、悩み事?』

提督「………っ!」

夢が覚める直前に、浮かんだ笑顔。

それは――


コミュ対象 23:56に一番近いレス


深雪   *69/500
曙     401/500
大鯨   **0/500
瑞鶴   **0/500

翔鶴   210/500

翔鶴

翔鶴


翔鶴

翔鶴

眠気覚ましに風呂

一旦乙

いってらっしゃい乙

一旦乙です

一旦乙

ヘヘ…やっぱ俺って、不可能を可能に…!

いったん乙
何だコレ・・・曙と翔鶴しかいねぇよ

おつ
そんなにはよ終わらせたいのか

おつー
今日はいつもより回線よさげ?

正直母になった瞬間はやく終わらせて次の大鯨を狙いたいなってなったのはある

このまま曙でもいいけどまだ翔鶴を諦めない
次周キャラ選択参加できたら金剛で取りたいなぁ

金剛ならもう出たやん!

アレは浜風だろいい加減にしろ!

いっそのこと息子のシャツの匂い嗅いで欲情したり弟の彼女にちょっかい出す姿みて彼女の方に嫉妬するような浅ましい母親になってほしかったんだが
どうやら少数派なようだ…

流石に実母でソレはドン引きですわ

>>832 
そういう意図の安価でしたか、至らず申し訳ない
再開

むしろそんなに修羅場がみたいのか / 穿った考え方しか出来ないのかと

再開キター


――私室

曙が何を言おうと。

変わる訳などない。

今更変えられるはずもない。

俺の人生なんて、こっからどう戻した所で底辺で。

だから、せめて。

嫌がらせくらいはさせてくれよ、俺をこんな風にしたのはお前なんだから。

提督「……よ、翔鶴…今日はいつもと違う部屋で、迷わなかったか?」

翔鶴「…………」

翔鶴はもはや、俺に言葉を送る事もない。

あるのは、固い拒絶を込めた視線だけ。

けれど、張り詰めた線は、緩い線よりも簡単に切れる。

その態度こそが、思う壺だというのだ。

翔鶴「……用件を」

提督「わかってんだろ?」

翔鶴「………」

この前の話の続きだよ―と、以前と同じように壁へ翔鶴を押し付けようとする。

しかし。

翔鶴「……っ!触らないでくださいっ!」

今回は、以前よりも些かしっかりとしているようだ。

心の準備をする時間があったからだろう。

伸ばした手が、強い力で払われる。

提督「…ははっ、そんな態度もいいじゃないか」

翔鶴「私は、貴方の思い通りにはなりません!」

提督「…へぇ?」

翔鶴「…私は、提弟くんが――」

提督「違うな、お前はあいつのことなんか、これっぽっちも好いてない」

翔鶴「…え?な、何をふざけた――!?」

提督「事実だよ、翔鶴」

再び、手を伸ばす。

今度は、払われる事は無い。

指の間で顎を挟んで、翔鶴の顔を無理矢理に俺へと向けさせた。

提督「別に、お前はあいつと友達って肩書であったって何の問題もない―そんな関係だろ、今」

翔鶴「そんな、事――」

提督「なら、お前らはなにか恋人らしいことをしたか?」

翔鶴「……知りもしないくせに、勝手な事を言わないで!」

提督「…そうか、それじゃあ、わかりやすく聞こう」

掴んだ顔を、引き寄せる。

端正な目鼻立ちが、目の前にあった。

提督「お前、あいつとこの距離まで近付いたことあるか?」

気合を入れてらっしゃる…

この提督は屑に見えて実はこのスレに最も相応しい人物だったのではないか

>>1が楽しそうで何よりです



翔鶴「………」

逸らした視線は、質問の肯定。

漏れそうになる笑みを抑えて、続ける。

提督「…欲しいって思ったら、恋人だったら」

提督「近付きたくて、触れたいんだよ」

顎に伸ばした手はそのままで、空いた左手を肩へ。

提督「目の前にいるお前をさ、自分の物にしたくて、それだけで気持ちが埋め尽くされていく」

提督「…お前の恋人様は、そんな態度を見せたか?」

翔鶴「……違う…!提弟くんは、貴方とは違って優しいから――!」

提督「優しいってのは、つまりさ」

提督「興味なんてねーんだよ、お前のことなんて」

提督「本当に興味があるなら、自分に惚れてる女に手を出さねー筈があるかっての」

翔鶴「……何を…」

提督「薄々気付いてんだろ、お前も」

提督「そうだ、優しいんだよな、あいつは」

優しいから―言って、今度は俺が翔鶴に顔を近付ける。

提督「お前の告白を、受けてくれたんだよな?」

提督「興味も無いのに、優しいからさ」

提督「『悲しませたくない』んだろ?なぁ?」

翔鶴「………あ」

抵抗の意思が、一気に緩む。

張り詰めた糸に、切れ目。

俺は――――


>>+4


A.優しく抱き締める。

B.キスをする。

C.……離す。

A

B

c

B

b

a

これはどっちかねぇ

や、やったッ!
さすが提督!俺たちに出来ないことを平然とやってのける
そこにシビれる!あこがれるゥ!

まだ250以下だけど展開早いなぁ

どっちだろうと美味しい展開なのには変わりない

1.5なのか?!

 盛 り 上 が っ て ま い り ま し た

とりあえず0.5ではないだろうな

B.キスをする。(*1.5 最低値301)



提督「……けどさ」

力が抜け落ちていこうとする顎を、掴んだ指で押し上げる。

その先、震える唇に、優しく触れた。

翔鶴「……何…を」

提督「俺は違う」

提督「俺は、お前が好きなんだ」

提督「お前の全部が欲しいんだ」

提督「…だから、こんな強引な方法でも…手に入れたかった、お前を」

翔鶴「……」

提督「…もう一度言うよ、翔鶴」

提督「俺の物になれ」

提督「愛してやる、求めてやる」

提督「お前の欲しい物は、俺が与えてやる」

翔鶴「………」

翔鶴「…提督……さん」

提督「……どうした?」

翔鶴「……待って……待って、下さい…」

翔鶴「…いきなり…いきなりで、私…」

嫌だとも、やめてとも。

それどころか、先程までの鋭い眼光すら、今の彼女には無い。

解れた糸が向かう先。

提督「ああ、もちろんさ」

提督「それが、翔鶴の望みなら…待つよ、俺は」

…その行末など、想像に難くはないのだ。

そうだろう、翔鶴?



翔鶴→  301/500

このスレ見てて久々に楽しい展開となってまいりました

昼ドラを嬉々として見るおばさんたちの気分が理解できた

翔鶴カワイイヤッター

興奮したきたw

良いねぇしびれるねぇ

おお一気に超えた

これ、翔鶴を抱き込んで瑞鶴も落としに行ったら…ふふ、どうなるんでしょうねぇ…うふふ…

流石に今から瑞鶴はキツイじゃろ

500だとこういう描写がどうしても急ぎがちだなぁ


【翔鶴―その2】


待て、などと。

意味のない引き伸ばしをした。

…そう、意味のない。

わかってしまっているんだ。

それに、意味が無いって。

「翔鶴さん、いきなりこんな場所に呼び出してどうしたの?」

「提弟くん……すいません、忙しいのに」

「ううん、良いって良いって、それに珍しいし、翔鶴さんからこういうのって」

昼休みの校舎裏。

私と提弟くん以外は、誰もいない。

「……失礼しますね」

「え―――っ!?」

正面から近付いて、触れた。

大好きなその顔に。

大好きだったその顔に。

「……しょ、翔鶴さんっ!?」

「…ごめんなさい、えっと、その」

「い、いいよ!び、びっくりしたけど…僕も…えっと…」

ああ。

違う。

これじゃない。

私が求めているのは、私が欲しているのはこれじゃない。

この人は、与えてくれない。

あの高鳴りを。あの興奮を。

私は、恋をしたんだ。

やっと私は、恋をしたんだ。

堕ちたな(確信)

素晴らしい

最低値設定があるなら今からでもいけるんじゃね

堕ちちゃったなあ

娼鶴さん…

興奮してきたヤリ捨てまでいかなきゃ

この周は設定的にドロドロ修羅場展開がいいねー
これで曙ルート行ったら翔鶴さんどうなっちゃうんでしょうねぇ

これは悪い男に騙される人ですわ…

曙ちゃんが天使すぎて辛い

いいね



【6月4週】


「~♪」

朝、食卓で珍しく上機嫌の弟。

呑気に鼻歌まで歌ってやがる、気持ち悪い。

曙「提弟くん、どしたの?」

「あ、い、いや…何でもないんだ、曙ちゃん」

曙「にしては上機嫌だけど…」

大鯨「あー!もしかしてもしかして!彼女さんと何かあったとかー!?」

「か、母さん!?違うってそんな……その…」ボソボソ

大鯨「ふふ、今日はお赤飯かなぁ」

提督「ははっ、何だ、遂にお前も覚悟決めたか」

「兄さんも誂わないでよ!」

提督「はは、怒るなよ」

曙「ニヤニヤすんな兄貴、趣味悪いぞ」

提督「…ああ、いや、すまんな、抑えきれんかったもんでな」

曙「…本気で趣味悪い」





コミュ対象 01:41に一番近いレス


深雪   *69/500
曙     401/500
大鯨   **0/500
瑞鶴   **0/500

翔鶴   301/500

瑞鶴


翔鶴

翔鶴

翔鶴

翔鶴

大鯨

翔鶴

コンマ1とかアホかとバカかと(褒め言葉

またコンマ1か…

1分間違えてた、残念
いやあ、家族仲の良さそうな食卓だなあ(白目)

曙強すぎ

ここの潜水艦は修羅か何かか

これで高コンマ1.5引いたら多数決か
曙ED入る前に翔鶴400に乗せたい

今日はここまで
ところで学園要素ってあるのかな
お付き合いいただきありがとうございました

乙乙
み、深雪が一応(震え声)
そんな事より翔鶴だ!

おつ
今回の艦に振られた役がほぼ内輪だし
学園要素皆無になるよな

乙 回線が毎日変化するから難しいな

乙乙


乙 翔鶴の寝取りに成功して一番鬱るのって
兄弟間のやり取り見て傷付く母親が大好きなマザコンな提督な気が

今日も参加出来なかったか…
このまま曙で突っ切っても翔鶴堕としちゃったから何かしらEDで修羅場るんだろうな
キスまでしてるし言い訳出来んだろうな

乙です


>>902
システム的には400以下だからハッピーエンド十分行けるよ
一周目だってハッピーエンドだったじゃないか

システム的にはな
8周目の白露なんかEDで大変なことになってたし
そんな感じで綺麗には終わらんだろうな

あの白露は怖かったな

乙です
果たしてどちらとendを迎えるのやら

此処まで来て0ヒロインが二人もいるのか・・・

>>908
癖がある周回だからしゃーない
下手に地雷に突っ込んでったらBAD直行しそうだし

折角だから瑞鶴も手篭めにしたいけど今からだと九割九分無理ゲーなのがねぇ

ん?と思って確認したら今回で第七駆逐隊全員出ててぼの勝ったら3/4勝ちに入るじゃないですかー!
これは負けらんねえ…

一方、朧は潮の犠牲にとなっていた…

>>4>>6のヒロインまとめ見ると空母勢でhappyend迎えた奴って誰一人としていないんだな

瑞鶴と翔鶴どっちも堕とさなきゃ…(使命感)

瑞鶴無理かなぁ

時間運次第だからジャスト近く連発すれば…うん

ポジポジポジポジ
1時間後くらいに始めるよ

了解です

了解、そろそろかな



――リビング


曙「兄貴さ」

提督「あん?」

学校が終わって、家に帰った先のリビング。

いつしかこいつと寛ぐのも定例事項と化してしまったその場所で。

曙が、唐突に言った。

曙「……」

提督「…何だよ」

曙「ん……いや、まぁ」

が、続く言葉は無い。

最高に歯切れが悪い態度で、口をモゴモゴと動かしている。

曙「…告白とかされたことある?」

提督「…一応」

曙「…あっそ」

提督「……それだけか?」

曙「あー…む、いや、何だろ」

…はっきりしない。

その質問をした意味がわからない。

提督「言いたいことがあるならさっさと言え」

曙「……え、っと…」

促してみるも、やはり歯切れは悪い。

視線を泳がせて、右手でソファーの革を弄っている。

曙「…あ、兄貴はさー」

提督「…ああ」

曙「…こ、これはその…なんてーか、えと、仮定の!仮定の話なんだけど!」

提督「…ああ」

曙「兄貴は……あたしに告白されたら、どう思う…のかなーって」

提督「は?」

…んなもん、考えたくもねーよ。

まあでも…そうだな、こいつにか。

ありえない話ではあるが――――


>>+3-5


A.…最悪だ、無理。

B.…案外――

C.やっぱり思考放棄。

b

C

A

ED解放来ちゃったかー…

修羅場が足りぬ、翔鶴を

後は時間との勝負だな

B.…案外――(500 ED解放、ただし分岐あり)


提督「案外…悪くないかもしれない」

曙「……え!?ほ、ホントに!?」

提督「…まあ…お前が言ったように、ありえない話ではあるけどよ」

提督「お前の顔だけなら、結構好みだぞ」

曙「……ふーん、そう」

それだけ聞くと、曙は立ち上がり背を向けた。

曙「…そっか、そうなの」

提督「…で?この質問はどういう意味があるんだ?」

曙「意味―意味は、ね」

提督「ああ」

曙「…近々アンタに、可愛い彼女が出来るかも、ってだけ」

提督「……占いにでもハマったか?」

…それとも心理テストの類だろうか。

どちらにせよ、なんとも気持ち悪い。

曙「…わかんないなら、それでいいわよ」

提督「俺はよくない」

曙「いいの!」

それだけ言って、どすどすと床を大きく踏みながら曙が歩いて行く。

その姿は、すぐにリビングの扉の奥へと消えた。

提督「…………」

提督「…意味わかんね」

とりあえず。

ソファーに寝転がってテレビを見ることにしたのだ。



曙→  500/500

あばばばば

かーわーうぃーうぃー

中々一筋縄ではいかぬか 先ずはよし

かわいいからよし



【7月1週】


深雪「いい加減屋上は暑いぜー……」

提督「……うむ」

全くその通り。

死にそう。

人がいるというのに、屋上に照り付ける日差しに遠慮は無い。

むしろ死ねとばかりに太陽は張り切っている。

深雪「…どっか新しいサボり場所見つけよーぜー」

提督「……何処にするよ」

深雪「…お前が考えろよー」

提督「やだよめんどくせぇ……」

深雪「深雪様だってめんどくせぇぜー…」

…しかし。

梅雨の時期も、厳しい冬の時期も。

変えよう変えようと言いつつ、動かない。

だからきっと、俺達は駄目なんだろう。



コミュ対象 23:04に一番近いレス


深雪   *69/500
曙     500/500
大鯨   **0/500
瑞鶴   **0/500

翔鶴   301/500


たいげー

翔鶴

翔鶴

翔鶴

ジャストww

はい終了ー…結局一人勝ちかー

ジャストとかすげぇわ

ジャスト出たのかw

23:04:00:00←wwwwwwwwwwww???WWWWWWW

ラストにふさわしい取り方

ジャストとか勝てる訳ないじゃないですかー!

曙取れたか よしゃあ

せっかく修羅場向きの面子だったのにほとんどストレートかぁ残念

ああ、でも他派にもまだワンチャンありか…折りたい気分と今更折ってもというジレンマ

凄いなあ

さてキャラ安価の準備に取り掛かるか

0が二人って荒れるぞぉ(予想

きついネタ過ぎると今回みたいに0になるし考え物

何の問題も無い筈なのにほぼ選ばれてない深雪だって居るんですよ!?

キャラ人気があっても設定が受け入れられないと駄目だと今回で分かった
キャラ人気ないとそれ以前の問題だけど



毎日を、ただ何となく生きていて。

このまま生きていたら、どうなるのだろうか。

それは、今までずっと考えずにいた事。

意味もなくだらだらと生きる毎日に、溺れていたかったから。

未来のことなんて、全部、全部先送りにして。

怠惰な今だけを見ていた。

見たくないんだ、そんな物。

何も無い未来なんて。

曙「………っ…ふっ…」

リビング。

床に転がり、頬を腫らして、此方を睨む曙。

久方ぶりに、こいつの反抗的な目を見た気がする。

腫れた頬は、俺の掌によるもので。

提督「なあ、曙、何だって?」

曙「……アンタは…」

曙「…アンタは、今に満足してるの?」

もう一度、さっきと同じ事を曙が繰り返す。

提督「してねーよ」

だから、同じように俺も返す。

曙「……今のままでいいわけないって、気付いてるんでしょ?」

提督「…そうだな、だから何だ?」

曙「…変えたいと、思わないの?」

曙「今のままじゃダメだって――」

提督「…うるっせえよ!」

今度は腫れてない方、右の頬を思い切り叩く。

立ち上がりかけた曙が、再び倒れた。

提督「…最近馴れ馴れしいとは思ってたけどよ、一体何だ、お前」

提督「カウンセラー気取りたいのか何か知らねーがよ、馬鹿にしてんのか?」

曙「………そんなんじゃ…ない」

提督「…じゃあ何だ?有り難くも心配して下さってるってか?」

ああ、全くもって。

全くもって素晴らしい話だ。

いきなり真面目な話があるなんて言い出したから聞いてみれば。

馬鹿にしてんのか。

誰かに言われるまでもなく、俺が一番わかってる。

わかってて、見てないだけだ。

今更何を変えろってんだ。

今更何をすればいいってんだ。

何も出来ないから、今の俺があるんだよ。

いきなり顔面攻撃www

ヒェッ…

これって本来は母親とかがやらなきゃいけない事だよね

これはクソ提督

実にクソ提督ですわ



曙「……あたしは…」

提督「あ?」

曙「…あたしはあの時、気付けなかったから」

呻くような小さな声で、曙が言う。

曙「アンタが苦しんでるんだって、悩んでるんだって…」

提督「……あの時?」

曙「…今みたいに、アンタに殴られた時よ」

言われて、思い返す。

2年前も、俺は同じようにこいつを殴った。

『何で、人の迷惑を考えないのよ!』

『アンタが好き勝手やってるから――!』

…そういえばあの時も、こいつは変わらず、アホなことを抜かしていたか。

提督「はっ…懲りないな、お前も」

提督「…けどよ、いい加減やめろよ、マジで」

提督「……次、本気で殴るぞ?」

曙「…あの時は――」

曙「あたしは、何にもわかってなかくて…ただ、責めただけ、皆が言ってたように、責めただけ」

俺の言葉など聞こえていないかのように、続ける。

手で抑えた頬は、真っ赤に染まっていた。

曙「…だけど、今は違う」

曙「……あたしは、アンタに変わって欲しいんだ」

提督「ああ?」

曙「…放っておきたくないの、今のままにしておきたくないの」

曙「今からだって、変われるから――っ!?」

提督「……うっせえっつってんだろーが!」

室内用スリッパのつま先が、曙の腹に飛ぶ。

それでも咳き込みながら、彼女はまだ、続けた。

曙「…何でも、いいの」

曙「どんな事からでも、いい」

曙「アンタがすることは、あたしが見てるから」

曙「見捨てたりなんか、しないから」

曙「どんな話でも聞いてあげる、ずっと、側にいてあげる」

曙「…だから、諦めないでよ」

曙「…変わろうよ、兄貴」


>>+3-5


A.ふざけんな――!

B.……変われる、のだろうか。

B

b

A

A

b

b

b

b

これはバッドエンドかな?

出遅れたか

うーんこの…

は?

やられたなあ

流石にここから他の子を攻略しようって気にはならないけどまだ続くの?

だだっこにいちゃん

曙がかわいそう

ED分岐終わり 10周目終了
次スレ立ててくる
一応空気読まずに埋めネタ投下するからBADENDは次スレですわ

いい気味やwwwwww

えっ翔鶴攻略は?

やったーバッドエンドだー…


逆に考えるんだ、もう一度曙ちゃんとのいちゃラブが見えるチャンスなんだと

煽りとわかってても腹立つんだよなあ

何だこれは……

ED保留なら妨害して翔鶴狙うけどわざわざBADにぶち込まんでもなぁ

次スレ、てことで埋めネタを

【艦これ】艦娘達と過ごすちょっとした学園もの★9【安価】
【艦これ】艦娘達と過ごすちょっとした学園もの★9【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409065539/)

ここまできて妨害とか頭おかしい
余りにも腹立つから八つ当たりで埋めネタなんて書かせない

埋め

【大井っちと愛、というお話】


「ちょ、漣、着替えてるんだから勝手に――」

「――え?」

「……お、大井さん…!?」

着替え中、開かれた自室の扉。

あのメイドめ、今度は何のつもりだとばかりに振り向いて。

目に入ったのは、桃色ではなく、栗色。

「……お姉様…?」

「あ…と、…これ…は」

今の僕は、上半身裸で、下には脱ぎかけのスカート。

平らな胸板に、ウィッグを外したショートヘア。

…言い訳は、出来なかった。

「ご主人様っ!?」

固まる大井の背後から遅れて入ってきたのは、漣。

開け放たれたままのドアを、変だと思ったのだろう。

そして大井を見て、大方の事情を察したらしい。

「……お姉、様」

半開きの口から、言葉が漏れる。

前髪に隠れた瞳は、見えない。

「…お、大井さん、あの、これは」

…これは?

これは何だ?

何と言えば良い?

比叡のためだから仕方なかった?

だから、大井を、皆を騙していた?

…通らない。

そんな物が、通る筈など無い。

何を言っても言い訳だ。

それ以上でも、それ以下でもない。

大井の後ろで、漣が部屋のドアを閉じているのが見えた。

…こんな時でも、漣は冷静だ。

……僕には、とても無理だ。

ずっと、大井へと向けるための言葉が、頭の中をぐるぐると回っている。

…ごめんなさい。

…落ち着いて。

…話だけでも聞いて欲しい。

けれど、一つとして口には出来ない。

…そんな勇気は、僕には無い。

できることは、ただ大井の言葉を待つだけ。

罪を告げられるのを待つ被告のように、ただじっと。

埋める



『―お姉様!』

蘇るのは、記憶。

『…あの、…私は……』

『…好きです、お姉様の、事が…』

『……変だって、おかしいって、わかってます』

『…同性同士でなんて、でも!』

『……好き、なんです』

先日の、彼女の告白。

それに応えた、あの時のやり取りを。

『…大井さん』

『は、はいっ!』

『…あのね、…今すぐに、答えは出せないわ』

『…え…?い、今すぐに…ということは…!?』

『考えさせて欲しいの』

『…嬉しかったわ、大井さん』

『……お姉様…!』

…あれが、断れなかったのは。

きっと、僕が彼女を好きだから。

好きになってしまっていたから。

だから、騙しているのに、騙し続けているのに。

あんな曖昧な返事をしてしまったんだ。

…これは、そんな僕への罰なのかもしれない。

縺?a

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom