【安価】京太郎「仮面ライダー?」ハオ「私が最後じゃない」【Part20】 (1000)



※咲-Saki-×仮面ライダーシリーズの二次創作

※安価スレ

※京太郎成長もの

※麻雀なにそれこれライダー

※安価の連続取得は禁止(次安価から最低一分開けてから)

※sageでお願いします

※平成ライダーメインですが昭和ライダーも出ます



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1492350165



◆前スレ

【安価】京太郎「仮面ライダー?」【咲-Saki-】
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【安価】京太郎「仮面ライダー?」淡「返してよ!私のザビーゼクター!」【Part15】
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(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1476804169/)

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【安価】京太郎「仮面ライダー?」咲「私は運命と戦う!」【Part19】
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(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1489587339/)



目的1:次々と起きる事件を仲間たちと共に解決していきましょう

目的2:ヒロインたちと仲を深めましょう

目的3:生き残りましょう



◆前スレの仮面ライダー×咲-saki-は!


・伝説の1号さん2号さん登場

・蛮野が死んだ!(一回目)

・歴史改変修正完了

・はやりん迷走!

・シロさん暴走!

・メディック激走!(ある意味)

・久敗走!

・京ちゃん、ハートと寝る

・ブレン「ムキー!」

・胸の回路を無理矢理引きはがした白望は天才外科医に治してもらいましたとさ



おおう、思ったより早く埋まった、ありがとでーす

前スレ1000は【愛に関して色々と教えてあげる】だって……?

京ちゃんは(愛について教えるなんてでき)ないです
まぁぐだぐだワイワイした感じのイベントになるかなーって感じで
超進化の役に立たんことだけは間違いない!

そんじゃまた明後日あたりー


今日再開予定ー

もろもろと佳境だけど自由行動もあるし他にも敵がいるし
ライダーのストーリークロスさせるって大変だなー



第三術式!(再開!)

ちょいとシリアスパートから
なんやかんやあったりなかったり



―――夕方【河川敷】


歩く京太郎

特に目的もなくそうしていると、見知ったバイクを見かけた

サイドバッシャーを見て高架下に葵がいるのだろうと降りる


京太郎(あれはやっぱ葵さん……それと、誰だ?)


葵「なんでこんなとこで私に接触を……私なんかより臼沢さんとかっ!」

??「知りたいことが、あるんだろ?」

葵「なんで、なんで私にオルフェノクの記号なんて入れた……熊倉トシっ!」

トシ「……わかったのは瑞原のおかげかい?」

葵「……京太郎のおかげだよ」

トシ「ファイズかい、あの子にも世話かけたね……ブラスターまで渡しちゃったし」

葵「なんの話してんです!」

トシ「悪いね、とりあえずどこから話そうかね……変身をやめろってことはもうあの子が話してるんだろ?」

葵「……」コクリ

トシ「……良い子だ」フッ



トシ「とりあえずあたしが心配してたのはあんたがカイザの呪いで死ぬってことだけだったからね」

葵「そんなことより答えてもらってない……なんで私に」

トシ「……必要、だっただろ?」


苦笑しながら言うトシに、葵は拳を握りしめる

うつむいて悔しそうな表情を浮かべながら、頷いた


葵「そうだけど、そのおかげで守れたものもあるけどっ」

トシ「ともかく、私ももう……先は長くないもんでね」

葵「なっ……ど、どういうっ!」

トシ「そのままの意味だよ。そう言う生き物なのさ―――私たちオルフェノクってのは」


葵「……は?」


京太郎(どういうことだ?)



◆どうする?


1、自分も姿を現す

2、このまま隠れて話を聞く


◇安価1↓から2票集まった方

1、自分も姿を現す


ザッ

葵「なっ!」

京太郎「……」

トシ「来たね」フッ

京太郎「“俺達オルフェノク”のことなら俺も是非聞きたいね」

トシ「……良いよ、聞いていきな。覚悟はあるんだろう?」

京太郎「……」コクリ

葵「ちょ、ちょっと待て! トシさんがオルフェノクとか、ついてけてないよ私は!」

トシ「ついてきな、それともどうする葵……あんたの愛しの京ちゃんは覚悟を決めてるらしいけどね」

葵「いとっ……」カァッ


そんな言葉に、顔を赤くするもすぐに頭を振るう


京太郎「色々知ってるみたいだけどとりあえず知りたいのは俺達についてのことだ」

葵「俺達って、そう言う言い方良くないなぁ」

京太郎「……」

葵「オルフェノク全体の問題だとしたら、私たちだって無関係じゃない」

京太郎「それは、すみません」

トシ「ともかく……話させてもらおうか」

京太郎「はい」

トシ「あたしらオルフェノクが人類の進化の一つだってことは……理解してるかい?」

京太郎「まぁ」コクリ

葵「……」

トシ「まぁさすがにあれの息子か……アレが資料を残してたか、それともよその記憶を引っ張って……?」ボソボソ

京太郎「なんの話だ?」

トシ「ん、すまないね……とりあえずあたしらオルフェノクがどれだけ不安定かって話さ」



葵「不安定?」

トシ「他の進化にも似たような特性があるものがあるけど……それは置いといて」

京太郎「……」

トシ「オルフェノクは凄まじい力を得る変わりに人体に急激な進化を強いる……その進化の速度にもちろん人体はついてこれない」

葵「え……」

トシ「あたしらオルフェノクの寿命は長くて10年……“短くなることはあっても”長くなることは決してない……」

京太郎「あんたは、何年目だ?」

トシ「10年さ、最高記録到達といきたいけど……もうそれほど時間はないだろうね」フッ


自分の掌を見て苦笑するトシ

京太郎も同じく自分の手を見て、思い出す

ブラスターのデメリット、あれは寿命を短くするだろう……そしてなんとなく理解する


京太郎(俺は10年も持たないだろうな、どっちにしたって……ハッ、去年は牌を握りたかったのに、今は灰を握るはめになるとはなぁ)

トシ「わかるかい、それがオルフェノク……破滅が約束された種族」

葵「そ、そんなっ……」ガクッ



なんとなく、聞いて受け入れてしまった

京太郎は“自分自身の不幸”自体は特に拒絶もなく受け入れる

そういう人間だ、しかし納得できないものもある


京太郎(俺以外の、オルフェノクも……)

葵「こんなっ、そんなっ……そんなひどいことがあるかぁっ!」

トシ「葵……受け入れるしかないんだよオルフェノクはその未来を」

葵「あんたは自分がなにを言ってるかわかってんのか!? 姉帯さんたちはあんたの可愛い教え子じゃないのかよっ!」


思い切り前に出ると、その胸倉をつかむ

だがトシは顔をしかめるも、言葉を変える気もない

確かに京太郎も言いたい言葉はあるが、彼女に言っても仕方がないと冷静に判断してしまう


葵「なにをしたっていうのさ、豊音がっ! エイスリンがっ! 京太郎がっ! なんで、なんでそんなっ……!」

京太郎(この人、熊倉さんがなにも言わなかったから怒ってるとかそういうんじゃなくて……俺や、みんなのために……)

葵「死んだんだよっ!? まだ20にもなってないのに死んで、それでも生きてた。でも苦しんでっ、やっと理解してくれる人ができてっ」

トシ「……」

葵「にも関わらず、10年も生きられずに死ぬっ……そんなっ、そんなひどいことっ!」



トシに食って掛かる葵

そんな葵の後ろからそっと手を伸ばして胸倉をつかむ手をほどく

それほど力が入っておらず、あっさり葵は後ろへと下がった


京太郎「葵さん、俺達はたぶん……その話を聞いても受け入れます」

葵「なんでっ、京太郎までなんでそんなこと言うのっ!? 豊音やエイスリンはっ、これからもっと生きなきゃいけないんだよっ!」

京太郎「同じ想いも、あります」

葵「ならなんでっ!」

京太郎「“俺達はそういう生き物”って……考えちゃうんですよ」

葵「やだよっ!」


振り返った葵が、叫ぶ

両目からぼろぼろと涙を流す葵を見て、京太郎は少しばかり動揺した

そんな風に泣く彼女を見るのは“白望との一件”以来だろう……


京太郎「葵、さん……」

葵「やだよっ、私はっ……もっとみんなと一緒にッ! もっと、傍にいてよ! 一緒に生きてよっ!」

京太郎「ッ……!」



葵「私はっ、京太郎と……いきたいっ、もっと、沢山見たい景色があるっ! 行きたい場所があるっ!」


抱きつかれて、泣かれて、そして『生きてくれ』と願われる

顔をしかめるのはそれが“無理”だからか、それとも“嫌”だからか……

京太郎がそっとトシの方へと視線を向ける


トシ「……」

京太郎(この人、悲しそうだけど嬉しそうに……子の成長を喜べる大人ってのは!)

トシ「……悪いね、あんたにも背負わせて」

京太郎「こんなの、この人だけに背負わせらんないでしょうよ」

トシ「だね……」

京太郎「大丈夫だ葵さん……寿命を削らせたりしない、豊音さんとエイスリンさんをしっかり守るから」ギュッ

葵「ちがうっ! 京太郎もだよッ!」

京太郎「……はい、俺も生きますから」ギュッ


トシ(嘘だね……)

京太郎(嘘だ……俺の寿命なんてくれてやる。みんなを守るためなら……)



◆【宇夫方葵】
※恋愛力補正:+5



01~10 ??(この数値の場合補正なし)

12~40 通常

41~80 ??

81~98 ????

100~ ??????

ゾロ目 ??????


◇安価1↓

ミスった、葵の好感度補正+19あるっす
一応やりなおすけ



◆【宇夫方葵】
※恋愛力補正:+5
※好感度補正:+19


01~10 ??(この数値の場合補正なし)

12~40 通常

41~80 ??

81~98 ????

100~ ??????

ゾロ目 ??????


◇安価1↓

どういうことだおい……やりなおすんじゃなかった!

【EXイベント】


◆System


・【宇夫方葵】の好感度上限が解除され+1されます

・【宇夫方葵:200】

※【宇夫方葵】の好感度が最大値に達しました

・【宇夫方葵:200】ボーナスにより【EXイベント】+【SPイベント】が発生します

・【『宮守』のイベントを一定以上達成済み】のためさらにボーナスが発生します


※ WARNING! WARNING! WARNING!



そうしていると、葵が京太郎の胸から顔を上げる

涙を拭うこともしないまま、京太郎を見上げた

至近距離で見詰め合うことになる二人


京太郎「……?」

葵「私は、京太郎が、すきなんだっ」

京太郎「……ありがとう」フッ

葵「だからっ、一緒にいたい……これからも京太郎と一緒にご飯を、食べたいっ」


まさかの告白だったが、自然と受け入れられた

京太郎が彼女を好きかと聞かれれば……“そういう意味での好き”ではないが好きだ

他の家族と同様だった


葵「一緒に、暮らしていたいっ」

京太郎「はい」

葵「一緒にお風呂入りたいっ」

京太郎「……はい?」

葵「一緒に寝たいっ」

京太郎「ちょ、ちょっと待って」

葵「京太郎の子供も欲しい!!」

京太郎「ちょ!!?」





葵「だから生きてて欲しいんだよっ!」

京太郎「い、言いたいことはわかりましたけどっ」

葵「わかってない! 家にいてもお父さんの書斎にいるし!」

京太郎「それは悪くないでしょ!」

葵「もっと一緒の部屋にいたいのっ! もっと話したいのっ!」

京太郎「お、乙女ですか!?」

葵「乙女だよっ、京太郎に恋する乙女だよっ! 19歳なめんなっ!」


わけがわからない

だが激化する言い合いなぜかわからないが引く気がしない京太郎

愛されていることはわかるのだが……


京太郎「そもそも、なんで俺なんてっ」

葵「心を埋めて笑顔にしてくれるって言ったもん!」

京太郎「もんって……錯乱してんのか!?」

葵「好きな人があと10年も生きられないって言われたこうもなるよぉっ!」


泣いているのか怒っているかもわからず、京太郎は混乱する

トシの方を見ると、彼女は目を閉じてわれ関せず

顔をしかめ、抱き着いている葵を見る


葵「なにがお父さんの書斎だよっ、私とどっちが大切なのさっ!」

京太郎「書斎と張り合う!? そりゃもちろん葵さんだけど!」

葵「京太郎はお父さんになってくれるかもしれない人なんだっ!」

京太郎「バカかっ!?」

葵「バカじゃないッ! 本気だよっ、京太郎が欲しいっ! ずうっと一緒が良い! だってっ」

京太郎「ッ」


葵「愛してるからっ!」



京太郎「……はい」ナデナデ

葵「わかってんのかっ、ばかっ……」

京太郎「……」チラッ

トシ「悪かったね……まさかそんなにとは、こっちも予想外っていうか……」


それなりに彼女も覚悟はしていたのだろう

葵を悲しませると、京太郎に色々と背負わせるだろうと言う覚悟

それでも、話さざるをえなかった


トシ「……王の話は、また今度かね」ボソッ

京太郎「え?」

トシ「なんでも、それじゃまたね」

葵「ちょっ、ちょっと待って熊倉さん!」

トシ「また会うこともある。朽ちる前には会いにくるよ」

葵「っ!」


瞬間、その場から熊倉トシが消えた

まるで煙のようにスッと消えたが京太郎の眼には見えた

一瞬だけ、なにかが走っていった


京太郎「オルフェノク、なんだな……」

葵「……いいっ、オルフェノクとか、どうでもいいっ」ギュッ

京太郎「え」

葵「ただ、死んでほしくないっ……一緒が良いっ」ギュゥッ

京太郎(……ど、どうしたってんだ一体……いやでも、うう、これ送って帰った方が良いよなぁ)ナデナデ

葵「うぅ~」ギュゥゥッ


京太郎(でも、どうするか……みんなに話すべき、か?)



◆【オルフェノクの話をする?】


1、宮守のみんなに話す

2、【塞と胡桃と白望】に話す

3、【豊音とエイスリン】に話す

4、話さない


◇23時50分から集計開始



◆【オルフェノクの話をする?】


1、宮守のみんなに話す

2、【塞と胡桃と白望】に話す

3、【豊音とエイスリン】に話す

4、話さない


◇2分間で安価1↓から集計

1、宮守のみんなに話す


―――夜【自宅:居間】


全員を集めて、その話を追える

京太郎の隣の葵は、ずっと京太郎の腕に顔を埋めている

やはりその事実に、全員が全員複雑そうな表情を浮かべた


塞「そ、んなっ……」

胡桃「酷い、エイちゃんや豊音や京太郎……」

エイスリン「……ソッカ」クスッ

豊音「うん、10年も生きられるんだからっ……」エヘヘ


二人共寂しそうではあるが、笑顔を浮かべていた

無理するような笑顔ではない

本当に『良かった』というような表情


白望「……二人は、それでいいの?」

塞「なんで、なんでそんな考え方っ……京太郎はっ、京太郎はなにも思わないの!?」

京太郎「俺も、今生きてる……本来死ぬところをこんな風に苦しくても幸せも沢山ある日々が過ごせてるんです」

豊音「私もっ、沢山……嬉しい気持ちをもらったからっ」

エイスリン「ウン! アト、スウネン……イキレル、カラ!」


塞「なんでっ……」ポロポロ

胡桃「三人とも、そんな……」グッ



京太郎「だからまぁ、俺は構わないんですよ……もう」

豊音「私も! だから頑張って戦うよっ!」

エイスリン「ワタシモ!」

京太郎「二人はなるべく戦わないでください。俺が守りますから」

豊音「私が京ちゃんを守るよ!」

エイスリン「ワタシ!」


塞「……ああ、そっか」

胡桃「……うん」

塞「幸せ、なんだね、本当に……」

胡桃「うん……私たちも、みんなを幸せに、しよう?」

塞「……うん」コクリ

白望(ハートたちも、悲しむかな……)


塞「ところで」

京太郎「ん?」

エイスリン「?」

塞「……なんでさっきからずっと、葵は京太郎の腕に絡みついてるの?」

京太郎「え、ああ~」

葵「……」ギュゥッ

胡桃「これ絶対なにかあったよ!」

塞「聞き出せ!」

エイスリン「ラジャー!」

豊音「えー葵だけずるいよー」

葵「ず、ずるくないっ!」ギュゥッ

とりあえず明るく終わったけど…
後々まで響かなきゃ良いけど



◆知り合い

【白望・塞・胡桃・エイスリン・豊音・葵】
【良子・裕子・洋榎・絹恵・悠彗】
【宥・玄・灼・晴絵・霞】
【穏乃・ネリー】
【美穂子・ゆみ・桃子・菫・智葉・ハオ・はやり】
【咲・久・一太・まこ・優希】
【明華・爽・アレクサンドラ】
【一・佳織・智美・憧・照・淡・煌・竜華・怜・もこ】
【真佑子・小蒔・恭子・郁乃・メグ・由暉子・揺杏・成香】
【健夜・ハギヨシ】



―――【深夜】


◆自由行動


1、誰かと話す【>>115

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、自宅(淡)

7、書斎(葵)

0、自由安価


◇安価2↓

7一択!

7、書斎(葵)


―――【自宅:書斎】


本ではなく、資料を読む京太郎

明らかに手書きでまとめられた文字

それらをペラペラとめくる京太郎


京太郎(にしても、あっさり認めちまったな俺自身が死ぬってこと……まぁ5年も生きれれば上々だけど)


散々、オルフェノクたちを葬ってきた。今までも

ならこうなるのも必然だったのかもしれない

自分だけが生き残るというのも、おかしな話だ


京太郎(でも違う、豊音さんたちだけは……できるだけ長生きしてほしい)


煌の家に行っている淡にもいずれ話すべきだろう

遅れてではあるが彼女は自分を兄と慕う少女だ

静かに資料を置くと、扉が開く


京太郎「ノックもないとはぶしつけだ……」

葵「……」

京太郎「どうしました葵さん」

葵「……言った傍からっ、また書斎!」

京太郎「そんな怒らないでくださいよ」

葵「そんなにお父さんが好き?」

京太郎「……またその話ですか?」ジト

葵「……ぅっ」カァッ

京太郎「赤くなるぐらいなら言わなきゃ良かったのに」

葵「だ、だって……あの時は、必死でっ」

京太郎「まぁ可愛かったですけど」ハハッ

葵「う~っ」マッカ



京太郎「どうしたんっすか?」

葵「……」ガチャッ


入ってきた葵は、風呂上がりの様子だった

そのまま歩いて京太郎の傍までやってくると、椅子に座る京太郎の両足の横に足を乗せてそのまま対面状態で膝に乗る

驚く京太郎。シャンプーの香りをまとった髪が鼻孔をくすぐる


京太郎「なっ、なにしてんです!」

葵「……」ギュゥッ

京太郎「……今日はやけに甘えん坊ですね」ポンポン

葵「……だって、あと数年しか一緒にいられないんだよ?」

京太郎「数年も一緒にいられます」フッ

葵「やだっ、だって実際……いつ死ぬかもわからないっ」

京太郎「……まぁ、否定はしません」

葵「だからっ……だからねっ」

京太郎「ん?」

葵「京太郎の、生きた証を残したいんだっ……」

京太郎「俺の、生きた証?」

葵「残してほしいんだっ、京太郎っていう人がいたってことを……私が愛した人がいたってことっ」


そっと、離れる葵

京太郎は椅子に座ったまま、膝の上に座る葵を見た

薄手のパーカーのチャックを開くと、はだける


葵「だから……ほしぃ」

京太郎「へ?」

葵「京太郎がっ……京太郎のっ……」スッ


両手が、京太郎の頬にそえられる

葵の顔がそっと近づいて、二人の唇が重なる

初めて告白を受けるわけではない、初めてキスをされるたわけでもない―――だが、すべてが経験済みではない


葵「んっ……んぁぅっ……」

京太郎「っ……」


息が漏れ、徐々に荒くなる

それほどまでに深い愛情表現

それを受けて、京太郎は笑みを浮かべた


葵「京太郎っ好き、好きだよっ……」ギュッ

京太郎「……ありがとう」



◆System

・全ステータスが【+2】されました

・【????:1】

なぜかブラックコーヒーが甘いぞ?
沢山子種ばら蒔かなきゃ(使命感)



今回はここまでー
次回って言うか明日はこの続きからー

なんかよくわからないゾロ目でよくわからないことになった
この条件ってクリアできるんだ……

全部、宇夫方葵って奴の仕業なんだ……
まぁ色々やったおかげで(首が折れる音)も灰化もなくなった葵なわけでした


Open your eyes for the next φ's!


葵かわいい。
しかしまあ重い展開だよな。おもしろいんだけど

みんな受け入れてるとこあるしオルフェノクが短命なのはどうしようもないと思う
寿命が減るのは嫌だけど


今日の再開ちょっと遅くなるかもー

まぁオルフェノクだから悲しい結末待ってるよね

オルフェノクのことは短命だからこそ良いってのもあるしな!
良い死に方できれるように頑張っていこう


これよりバクスター切除手術を開始する(再開!)

思ったより遅くなってしまったけども

イッチキタ━(゚∀゚)━!

(ありがとでーす! さっそく安価からー



◆遭遇!

>>115

◇安価1↓から3↓まででコンマが高い者

塞さん

【宮永咲】


―――早朝【公園】


京太郎「……」ポケー

咲「あれ、京ちゃん?」

京太郎「ん、咲か」


公園のベンチに座ってコーヒーを飲む京太郎

空は少し明るくなってきた時間帯

咲は飲み物を買うと、京太郎の隣へと座る


京太郎「……」ボー

咲「どうしたの?」

京太郎「……俺のさ」

咲「うん」

京太郎「寿命が、あと3年って言われたらどうする?」

咲「3年なの?」

京太郎「たとえばだよ」

咲「……そっか、そしたら……旅行でも行こうか」クスッ

京太郎「なんでまた?」

咲「だって思い出たくさん作りたいじゃん」

京太郎「……なるほど、なぁ」

咲「うん♪」

京太郎「……子供、欲しくなったりするか?」

咲「セクハラだよ?」ジトー

京太郎「たとえばお前が好きな相手だったらだよ」

咲「……わかんないよ」ハハッ

京太郎「……そりゃそっか」フッ

咲「あ、でも」

京太郎「ん?」

咲「私、京ちゃんの子供とか猫可愛がりするなー絶対」

京太郎「そりゃ助かる」フッ



咲「……子供、できる予定なの?」

京太郎「わからん」

咲「……割と気になるんだけど」

京太郎「そりゃ結構……」


静かにコーヒーを飲む京太郎

隣の咲がジト目で京太郎の方を見た

だがすぐに小さく息をついて苦笑を浮かべた


咲「誰?」

京太郎「……葵さん」


ぎょっとしたように目を見開く


咲「そっか、意外だなぁ」

京太郎「好きだけど、みんなと同じように……なんだぜ?」

咲「そりゃ最低だね、京ちゃん」アハハ

京太郎「拒むべきだったと思うか?」

咲「……でも、良いと思うよ」

京太郎「意外だなぁ、怒るかと思った」

咲「好きな人が死ぬかもしれないなら、欲しくなるんじゃない……忘れ形見って言うの?」

京太郎「そういうもん、かね」

咲「そういう思考が無しってわけじゃないよ、私から言わせれば」

京太郎「……そっか」フッ

咲「幸せ者だね、京ちゃん」ニコッ

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   / : .:.:.:i:.:|:.:.:.:.:ヾ、:.'i´ヾ.::|!ヾ、:::゙、ヽハハヽハノ |ハ::::::::::|:::::::|
.  /.:.:.:.;ィ'|:.:.:i:.:.:.:.::i ヽ:|  ヽ!  ヽ::ゝ  `'  リ |::::::i:ノヽ:::|
 彡 '´ リ i:.:.ヽ:.::.:.:゙、 ヽ___       ;==─-ソ::::::/ /:::!
      ヽ|:.:.ヾ:.、::ヽ≠'´ ̄`     ;;;;;;;;;;;; ノノ:ノ /;イノ

         ソ:.:.:::/::ヾー-;;;;;;;;;  ,     """ /ノ.;:‐'::/
       i.;イ:::;ハ、::゙、 """    ___      /:::::/
       ソ レ  ` ヾヽ    ヽ´  ノ   ィ´::/リ
              ` 、__    ̄  , ' |!;/
                 _"_〕ー--‐'    |__
                /:.::/:|       |:/\


京太郎「……俺もそう思う」ニッ


◇System
・宮永咲の好感度が+15されました
・【宮永咲:115】

さすが咲さん安定だ
重い雰囲気はまさにファイズ



◆遭遇!

>>115

◇安価1↓から3↓まででコンマが高い者

塞さん

【臼沢塞】


―――【自宅:居間】


帰ってきた京太郎が居間の座椅子に腰掛ける

ふぅ、と息をついてテレビをつけようとすると誰かが入ってきた

そちらに目をやると塞で、少しばかり驚いた表情をしている


塞「おはよう」フッ

京太郎「はい、おはよう」

塞「……あのさ」

京太郎「ん?」ズズッ

塞「……声、漏れてた」カァッ


京太郎「ぶふぉぉっ!!?」

バレたww



京太郎「げほっえほっ!」

塞「だ、大丈夫!?」

京太郎「だ、大丈夫です!」


京太郎(どうする、どうする……!!?)

  /    '   |   ',         :}∧∨',ヽ, /  V |   | ' /: : :ヾv  v
 '     :|   ',    ,         }  ! V / :|  V |   |{ ,: : / } ヽ v
'    / !   :{ハ   ハ ∧       } V| /{ V |_,  v!   |      }  ヽ
    '  :,   ' ,   ' ∨∧     ' ,}イ' _j{≫!7:f心刈 V       / {l 、|斗 ―――
   /  ,∧  ∧ー=ミ{__ ヽ ',    j{⌒'| 7/j' j'うゝ:ア |  '  '      ' :{l ヽ! `ヽ
   ,'  / ∧  ∧:、 {`~^ ー--  /: : j ^    ≫'’     V'    _ノ  {l  |   V
/ ,'  /  j{∧  ∧ヽ{ ,ィァ=v云|  ': : : i|   ~´       '   「:\ } {l      ,ヽ
  ,' ./:| / v∧  {ヾ八{  ヽぅ! /: : :  U           し  :!: : : V:V      , \
  ! ./ | /  ヾ∧  ,、\: `: : : :|/: : : :、               }: : : : : '        ,
  |/  :| '     )ヽ , \ヽ: : : :': : : : ノ!                八: : : :'       ,
     '    } / / ヽ   丶: :.} !: : : `: .、       _      ': : : : : '        ,
        j/ ,       \し: : : : : : :.   _,.  '"      /: : : : : '           ,
           ,          ヽ.,: : : : : :冖、 _      ,イ{: : : : :/           !
           、         > .,: : : : : : (     /: U : : :./          |
          | ヽ           / :≧s。.,:ヽ  _ ./\: : : : {「 \           |



脳細胞をトップギアにするが、道が開けない

とりあえず噴き出したコーヒーを拭く


塞「お、怒る気とかはないんだよ?」

京太郎「え、ええ……怒らないん、ですか?」

塞「いや……気持ちはわかるからね」アハハ…


そんな言葉に、顔をしかめる京太郎

塞が近づくとそっとハンカチを出して京太郎の服のシミを拭う


京太郎「……」

塞「私だって、嫌だからね……欲しくもなるよ。寂しくも、なるよ」

京太郎「塞……」

塞「……ねぇ、葵のこと、好きなの?」


拭く手を止めた塞が、そっと京太郎に抱き着く

京太郎は静かに抱き返す


京太郎「好きですよ……その、みんなと同じように」

塞「……は?」バッ

京太郎(これが正しい反応だよなぁ……咲、理解が深すぎる女だぜ)

塞「え、私たちに対してと同じ?」

京太郎「ま、まぁ……」メソラシ

塞「そ、そっか……ふぅん」




京太郎「……す、すみません」

塞「べ、別に、だから怒ってないって……」

京太郎「ああいや、不誠実かな……って」

塞「……ううん、優しいね京太郎は」クスッ

京太郎「?」


予想に反して柔らかな笑顔を浮かべる塞

正座の準備もしていたのだが、そのまま塞はさらに近づき京太郎の膝の上に乗る

昨晩の葵を思い出して、少しばかり顔に熱を感じる京太郎


塞「……だからさ、その優しさ……私も分けて欲しい、かな」ギュッ

京太郎「え、え?」

塞「その、私だって……京太郎のこと、好きなんだよ?」

京太郎「そ、それはその……う、嬉しいんですけど」

塞「……だから」スッ

京太郎「さ、塞さ……」


トットットッ


京太郎「っ!」ビクッ

塞「っ!?」バッ

ガラッ

豊音「おはよ~あ、二人とも早いねー」

京太郎「お、おはようっす!」

塞「早いね!」

豊音「えへへ、なんだか早く起きちゃった」ニコッ


京太郎(そっか、塞さんも……)

塞(お、おしかった……)ドキドキ


◆System
・臼沢塞の好感度が+15されました
・【臼沢塞:185】



―――【京太郎の部屋】


ガチャッ

京太郎(豊音さんとエイスリンさんと淡は気づいてなさそうだなぁ……胡桃さんは気づいてそう)


部屋に入る京太郎が、ベッドに腰掛ける

近くの棚にコーヒーを置くと、静かに後ろを見た

ベッドで眠っている葵


京太郎「……なんつーか、複雑だな」

葵「んぅ……」


眠っている葵のすぐ傍に置いてあるヘアピン二つを棚に置く

長い前髪を触ると、するっと手の間からこぼれる


京太郎「……感慨深いなぁ」


出会った当初の頃を思い出す

自分を目の仇のようにしていた彼女と、こうなるとは思いもしなかった

まだ松実館に住んでいた頃、それからシロとの一件やエイスリンとのこと、豊音のことなんかも乗り越えて……


京太郎「……」

葵「んっ……きょぉたろう?」

京太郎「おはよう」

葵「ん……おはよう」ニコッ

京太郎「はい……」


そっと上体を起こして、顔を赤くする葵

そんな葵を見て笑う京太郎がその頬にそっと手を添えた

特別好き、というわけじゃない。それを京太郎自身も気にはしている


京太郎「……ごめん」

葵「だから良いって、それを選んだのは、私だから……」

京太郎「そっか」

葵「うん、そうだよ」ニコッ



◆System
・以降【ストーリーが変化】する場合があります



―――朝


◆自由行動


1、誰かと話す【>>115

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、自宅(淡)

7、松実館(宥・晴絵)

8、特状課(良子・裕子・クリム)

0、自由安価


◇安価2↓

7、松実館(宥・晴絵)


◆【赤土晴絵】

1、寿命について話す

2、寿命について話さない

◇0時35分から集計開始



◆【赤土晴絵】

1、寿命について話す

2、寿命について話さない

◇2分間で安価1↓から集計

1、寿命について話す


―――【松実館】


カランカラン

宥「あ、いらっしゃい」ニコッ

京太郎「おはようございます……晴絵も」

晴絵「ん、よっ」

京太郎「宥さん」

宥「うん、いつもので良いかな?」

京太郎「はい」フッ


その返事に宥が笑顔を浮かべて頷く

京太郎は静かに晴絵の隣に座る

そっと視線を動かすと晴絵の視線とぶつかった


晴絵「……」フイッ

京太郎「晴絵……散々世話になったしさ、言っとく」

晴絵「……なに?」

京太郎「……大事な、話だ」

晴絵「?」


ガチャンッ


勢いよくおかれたコーヒーカップと皿がぶつかり音を鳴らす

店にいる常連たちの視線が晴絵に集まるが、気にする様子もない

隣の京太郎は、静かにアイスコーヒーを飲む


晴絵「そ、そんなふざけた話っ」

宥「え、えっとどうしたの?」

晴絵「っ……ごめん、もう一杯入れてもらって、良い?」

宥「あ……うん」コクリ


すぐに宥が離れる

それを確認してから、晴絵は複雑そうな表情で息をつく

隣の京太郎は苦笑するのみだ


晴絵「あと、何年かは……わからない、んだよね?」

京太郎「ああ、10年は無理だろうけどな」

晴絵「……くそっ、なんで」

京太郎「まぁ良いんだけどな」

晴絵「こっちは良くないっ」

京太郎「……葵さんと同じこと言うんだな」

晴絵「当然でしょ、あの女も……私だって」ボソボソ

京太郎「そういえば……赤土さんにも話さなきゃか」

晴絵「……くそっ」

京太郎「悪態ついたって変わんない、からな」フッ

晴絵「なんでそんな簡単に受け入れられるんだよっ」

京太郎「元々、死ぬはずだったからだろ……それが今、幸せな生活を送れてる」フッ

晴絵「幸せ、なの? あと10年もないのに……」

京太郎「ああ、それだけ一緒にいられりゃ十分すぎる。俺には……」

晴絵「っ……それで、他のみんなは?」

京太郎「お前以外には、シロさん、塞さん、胡桃さん、エイスリンさん、豊音さん、葵さんだけだ……淡にはまだ」

晴絵「で……なにがあった?」

京太郎「……葵さんが、子供が欲しいって」ハハッ

晴絵「こ、子供ぉ!?」

京太郎「おいばか」



勢いよく立ち上がる晴絵に再び視線が集中する

顔を赤くしながら、座り直す


宥「子供?」

京太郎「あ、あはは、子供ってどんな感じなんだろうな~って」

晴絵「作るのが?」カァッ

京太郎「お前恥ずかしがるぐらいなら言うなよ」

晴絵「……作ったの?」

京太郎「ノーコメント」

宥「京太郎くんとの子供、かぁ~」エヘヘ

京太郎「恥ずかしいっすよ」カァッ

宥「でも、良いなぁ……京太郎君との子供、欲しいなぁ」エヘヘ

京太郎「たとえば……俺が余命三ヶ月って言われても?」

宥「うん、それでもきっと欲しいよ……それで、三ヶ月の間に思い出をいっぱい作るの」ニコッ

京太郎「……辛い思い、しませんか?」

宥「きっと辛い思いもするけど……嬉しいと思う。京太郎くんとの愛の結晶が、いるんだから」


そんな言葉に、京太郎が驚いたような表情を浮かべる

言い切ってから、宥が恥ずかしそうに顔を赤くした


晴絵「そういう考え方も、あるんだ……」

京太郎「……」

晴絵「なにが? っていうか……好きってわけじゃなかったの?」

京太郎「好きだけど、他の人に対してと変わらないっていうか」

晴絵「もう好きなだけ子供作ってくればいいんじゃん?」ジト

京太郎「なんつーこと言うんだお前は」

宥「えっ、そ、それじゃあ私もっ」カァッ

京太郎「なんつーこと言うんですか!?」


◆System
・赤土晴絵の好感度が+15されました
・【135】


今回はここまでー
次は間空いて日曜になるっすー

とりあえずなんやかんや、まぁ残すものってのもこれからのキーになるかも?

次回は自由行動からってことで
ちなみにサービスで言うとオルフェノクの研究とかをはやりんに頼む場合、自分の身体使ったりすることになる感じっす

そんじゃまたー

遅くなったけど乙です!

イッチ、>>206で寿命の話をした人の名前を出す時、咲さんの名前忘れてない?



変な時間に帰ってこれた……

再開できるかな


>>216
ま、まぁ明確には言ってないから……
察してはいる感じっすけど

(コンパチヒーローシリーズもよろしく!(再開!)


―――昼前


◆自由行動


1、誰かと話す【>>115

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、自宅(淡)

7、喫茶店(メディック・ハオ・智葉)

8、特状課(良子・裕子・クリム)

0、自由安価


◇安価2↓

(特殊イベントもないためゾロは無効!


7、喫茶店(メディック・ハオ・智葉)



―――【喫茶店】


道を歩く京太郎

特に何も考えずにそうして歩いていると、見知ったものを見かける

見知った二人と一人、それが一緒にいるというのが異常事態


京太郎(なんだあれ……)


ハオ「……!」ギョッ

京太郎(眼があった)

智葉「……」クイッ

京太郎(来い、と?)

メディック「……」ニコッ フリフリ

京太郎「え、なにあれ」ゾッ



―――【喫茶店】


京太郎「あ、なんですか?」

メディック「ごきげんよう」ニコニコ

京太郎「きもちわりぃ」

メディック「もぎますわよ?」ニコッ

京太郎「すまん」

ハオ「ほら、京太郎こちらに」ニコッ

京太郎「え、ああ、ありがとう」


とりあえずハオの隣に座る

正面には智葉、そしてその横にメディック

なんとも言えないまま静かに全員を見る


京太郎「……なんの集まりなの?」

ハオ「そのっ……あ、愛とは、なにかと」

京太郎「ガールズトーク……あれ、ガールズトーク?」

智葉「私がいるのがおかしいと、私はガールじゃないと?」

ハオ「なんていうか、男勝りですからね」

智葉「」(無言の変身音)



京太郎「愛、愛ねぇ……」

ハオ「で、ですからですね……ここは私とその、で、デー」

メディック「須賀京太郎、あなたならば御存知ですわよね!」

京太郎「無茶言うな! 生まれてこのかた恋もしたことないわ!」

メディック「そう、そもそも恋と愛の違いってなんですの!?」

京太郎「知らんって!」

ハオ「こ、ここは私と京太郎が身を持って」

メディック「ハート様との愛、これが私の超進化への鍵ですわ!」

京太郎「超進化したらどうするの?」

メディック「人類の支配ですわ、ハートさまの大願成就」ウットリ

京太郎「こっちにメリットねぇ!」

ハオ「で、ですから私と京太郎が愛というものを見せ」

智葉「ハッ! 愛はミラクル!」

京太郎「なんの電波だ!」

メディック「だから! 聞いてますの!?」

京太郎「聞いてる上でお前に協力したくないんだよ!」

メディック「酷い! あなたの大好きなハート様も関わってますのよ!?」

京太郎「別にそこまで好きじゃねぇよ!」

メディック「生意気な!」

京太郎「正解が見えねぇっ!」

ハオ「きょ、京太郎、いまからその……あ、愛を育むために」

メディック「ここは愛の定義は飛ばしてどうすれば愛を感じるのかの話にしましょう!」

京太郎「わかったとりあえず落ち着こう!」



メディック「して、人間の愛とは?」

京太郎「えっと、ひ、膝枕?」

智葉「趣味か」

京太郎「趣味だ」

ハオ「……や、やぶさかではありませんよ?」ポンポン

京太郎「……」


―――


京太郎「でだ」


膝枕をされる京太郎、するハオ

そのまま話をする京太郎をジトっとした目つきで見る智葉

すぐに起き上がらないあたり、中々に良いのだろう


京太郎「これはちょっと違うな」

メディック「あ、はい」

メディック(なのになぜつづけますの……)

京太郎「愛」

ハオ「……こ、子供、とか?」

京太郎「なるほど」

ハオ(この流れ、子作りも『やってみよう』的なことに!)

京太郎「……それは置いておこう」

ハオ「!?」

メディック「……」

京太郎「なんつーか、愛ねぇ……お互いがお互いを想ってますじゃダメなのか?」

メディック「それで超進化できまして?」

京太郎「知らんけどな……」

メディック「適当ですわね」ムゥ

京太郎「だから俺もわかんねぇって」ムクッ

ハオ(あ、起きた)シュン

京太郎「……」



◆愛、愛ってなんだ
※恋愛力補正:+5
※1000補正:+60

01~05 振り向かないことさ(補正無し)

06~60 わからん

61~85 唐突に助っ人参上!

86~98 年長に聞いてみよう!

ゾロ目 愛とは……


◇安価1↓

お待ちになって!お待ちになって!(涙声)

【愛とは……】


京太郎「……親父の資料に書いてねぇかなぁ」ハァ

智葉「?」

ハオ「どうしました?」

京太郎「ワンチャンあるか?」

メディック「京太郎の家にワンチャンありますの?」

京太郎「俗っぽいなぁ」


ハオ(家に誘われた……これは決めれる!? スパーキング!)

智葉(京太郎の家、か……確か宮守の連中が一緒だったか?)

メディック(愛愛、愛がわかればもうなんでも良いですわ!)


京太郎「あ、もしもし塞さん、今から友達つれて家帰ります」

塞『へぇ~何人? 昼飯時だし』

京太郎「三人、智葉さんとハオ」

塞『ああ~別に良いよ』

京太郎「あとメディック」

塞『へ?』



―――【自宅】


京太郎「いただきます」

智葉「いただく」

ハオ「いただきます」

メディック「いただきます」

塞「ていうかなにこのメンツ」

京太郎「俺も不思議」

メディック「愛を」

塞「愛?」

メディック「愛とは……なんぞや?」

京太郎「おい口調」

メディック「そういうことですわ」モグモグ

塞「愛、かぁ……」チラッ

京太郎「?」

塞「っ」カァッ


ハオ(これは……私の圧倒的不利!)

智葉(料理、か……久しぶりに)


京太郎「難しいよなぁ」モグモグ

塞「ほら、ついてるよ」フキフキ

京太郎「んっ」


ハオ「……愛ですね」

智葉「愛だな」

塞「っ、あ……愛、だけど」カァッ

京太郎「俺が恥ずかしいんですけど」

メディック「それぐらい普通じゃなくて?」

京太郎「……ハートとやってんのか?」

メディック「ええ……?」コクリ

京太郎「お前それ……いや、なんでもない」モグモグ



―――【書斎】


京太郎「いらっしゃい」

智葉「凄いな……」

ハオ「お義父さんの書斎、でしたっけ?」

京太郎「おう」


そう言って、本棚を見る

メディックは目を輝かせて色々と見て回っていた

記憶を掘り起こして読んでないがその手の本がありそうな場所を探り、見つける


京太郎「あった、ここは心理系……愛、ね」

メディック「図書館になかったような本が沢山ありますわね」

ハオ「自分で手記したものもあるみたいですけど」

京太郎「あった、愛……」


本を机に置く

全員が覗きこむが、京太郎は固まった

固まる彼をよそにメディックが声にだして読む


メディック「愛ってなんだ、ためらわないこと」

パタン

メディック「なにしますの」

京太郎「……なんだこれ」

ハオ「良いから開いてください」

京太郎「いやだってこれ……」


若さ 若さってなんだ? 振り向かないことさ

愛ってなんだ? ためらわないことさ


ハオ「歌詞?」

京太郎「なんじゃこりゃ、あいつやっぱネジが飛んでるんじゃ」


ふと、メモがあった


京太郎「ん?」



拾ったメモを、そっと見る

他の面々は本に釘づけ

ならば今しかタイミングはあるまい


京太郎(クソ親父……お前のポエムとかじゃないだろうな)


『宇宙刑事的に外せない一文である。と教えてもらった』


京太郎(知るか、てかなんだ宇宙刑事って……ダチか? 痛い方面の、それかチョコバーの包み紙みたいなやつとか)


『でもやっぱり光の巨人が好き』


京太郎(知るか……)


『できればなりたい』


京太郎「知るかぁっ!」バシンッ

ビクッ

ハオ「どっ、どうしました?」

智葉「?」

メディック「もう、うるさいですわよ?」

京太郎「ダメだ、やっぱアイツ頭のネジ飛んでる」

智葉「親をそう言う風に言うもんじゃないぞ」

京太郎「まぁそりゃ……」

ハオ「で、愛とは?」

京太郎「……た、ためらわないこと?」

メディック「意味がわかりませんわ」



―――昼過ぎ【公園】


智葉「さて、そろそろあっちに顔を出すか」

ハオ「私も一度帰りますか」

メディック「結局わからず終いでしたわね」


肩をすくめて溜息をつくメディック

至極、人間らしい彼女の同sあを見て

笑う京太郎とハオの二人


京太郎「メディック、別に愛がどうとか難しいこと考えなくても良いと思うぞ?」

メディック「超進化が関わってるんですのよ?」

京太郎「でもだよ……いや、だからだよ。愛とかじゃなくてハートを信じろ」

メディック「?」

京太郎「ハートはお前を愛してるかはわからんが、大事に思ってるのは確かだ」

メディック「なんでそんなことわかるんですの?」

京太郎「見ててわかる。だから役に立ってないとか思うな……超進化しようとしまいと、ハートは大事に思ってくれてる。どういう意味でもな」

メディック「……」

京太郎「家族に対するでも、愛は愛だ……信じてやれ、ハートのこと」

メディック「……い、言われずとも信じてますわ!」

京太郎「なら良い、あとブレンのこともな」

メディック「……それは考えさせてもらいます」フイッ

京太郎「おう……それじゃな」フリフリ

メディック「……ありがとう、京太郎」フフッ

京太郎「ああ」フッ


◆System
・【メディック】の好感度が+20されました
・【メディック:80】
※今章のストーリーで変化が発生します



京太郎「……ま、役にたったかね」

智葉「良かったのか、超進化させて?」

京太郎「……あっ」

ハオ「私としては友達が嬉しそうでなによりですけど」

京太郎「……脇繋がりか」

ハオ「……へ、変態」カァッ


自分の身体を抱くようにするハオ

故に、胸が強調される

静かにサムズアップ


京太郎(良い)グッ

智葉「この変態め」ゲシッ

京太郎「いたっ」

ハオ「べ、別に京太郎と、その……」

京太郎「え、なに?」

ハオ「ふ、二人きりなら、腋ぐらいなら嗅いだり舐めたりしても」カァッ

京太郎「俺ってどういうキャラ?」

智葉「狼じゃないか? 色々な意味で」

京太郎「だから嗅いだり舐めたりなわけね……って半年前なら笑えんジョークですよ!」

智葉「今笑えるんだ、気にするな」ハハッ

京太郎「どういうことっすか」ジト

ハオ「ど、どうします!? 来ます!?」

京太郎「魅力的な誘いではあるが遠慮しとく」

ハオ「み、魅力的ですか」エヘヘ

京太郎(かわいい……)


そっと隣の智葉が京太郎の肩に手を置いて背を伸ばす

体重をかけられてそちらに傾く京太郎

口を耳元に寄せると、頬を赤らめつつ智葉が呟く


智葉「……私も、お前が相手ならやぶさかじゃないぞ」ボソッ

京太郎「へ?」

スッ

智葉「またな」フッ

ハオ「あ、私も帰ります……それじゃ、またっ♪」フリフリ


京太郎「……へ?」


◆System
・【郝慧宇】【辻垣内智葉】の好感度が+20されました
・【郝慧宇:140】
・【辻垣内智葉:145】


今回はここまでー
次回こそは日曜になるよー

ちなみにハオの好感度150で最大値に修正しとくっす

親父に関してはそんなにストーリーガッツリ関わるわけじゃないし現状『野座間で働いてた色々ヒント残してくれる人』ぐらいでOK
マジで親父の設定生かそうとするとエグゼイドそっくりな戦士とかRXとかゼットンがドッジボールしだす

にしても……アマゾンズシーズン2が抉い

そんじゃまたー

暇だから今までの1000の奴をまとめておいたよ
なんか長くなりすぎて投稿できないみたいなので、途中で区切っておきます

>>1000まとめ

1スレ目:1000ならベルトさんと仲良くなれるイベントかなにかお願いします →その後ベルトさんとコミュ取るイベント発生
2スレ目:>>1000なら京ちゃん、量産型戦極ドライバーと変身用のロックシードを二つゲットするイベ (ゲットするロックシードの種類はイッチかコンマにお任せで)→その後はやりんから量産型戦極ドライバーとメロンロックシードを貰った(後にブラッドオレンジも貰った)
3スレ目:>>1000ならG3-X登場→末原さんがG3-Xとして登場
4スレ目:1000なら鍛えてますからな人が登場→未だに響鬼さん登場せず
5スレ目:>>994>>1000ならゲネシスコアをゲット→後にはやりんからゲネシスコアとピーチエナジーを貰った
6スレ目:>>1000ならシロもスガホームに住む→シロも須賀ホームに住んだよ!
7スレ目:1000なアクセルはら京ちゃんのバイクになりたい→多治比さんがドMになった
8スレ目:>>1000なら宮守メンバーにラキスケイベント→京ちゃんが塞さんに裸を見られた
9スレ目:>>992>>1000なら京ちゃん、ホッパーゼクター入手して淡と地獄兄弟ごっこして懐かれるイベント
(淡がスガホームに住むかはイッチにお任せで)→京ちゃんがキックホッパーになって淡と地獄兄妹成立。淡も後に須賀ホームに住む
10スレ目:>>1000ならエイスリンとデートイベント→まだやっていないが、原作的に嫌な予感しかしない……

残りは次レスに載せておきます


術式レベル3!(再開!)

響鬼登場どこにすっかなぁ
わりと困ってる

>>273
乙っす
こう見るとやってないのが割とくせものだなぁ(トオイメ)

(ふむ、人いなさそうだし自由行動スキップでとりあえずストーリー進行ー



―――昼過ぎ【河川敷】


いつもの河川敷に、横になっている京太郎

そうしているとふと妙な感覚を感じて起き上がる

立ち上がって下へと降りるが何もない


京太郎「……気のせい、か」

??「気のせいだと良いなぁ」

京太郎「この声、蛮野か!」


バッと音がしてそちらを見る

そこにいるのは一人の男、そしてその男が脇に抱えているのは端末

その男が人間じゃないのは感覚で理解する


京太郎「……何者だ?」

???「ノンノン……私はクリム・スタインベルト」

京太郎「……なに?」

蛮野「そういうことだ」

京太郎「ッ!」



京太郎「ここで仕留める!」

<Burst mode>


素早くファイズフォンを変形、フォンブラスターへ

そして構えると同時にトリガーを引きフォトンブラッドの弾丸を放つ

それが真っ直ぐ、クリムを名乗る男の脇にある端末を打ち抜き破壊した


京太郎「……」

クリム?「無駄だよ、既に蛮野様は君の手で倒せない」

京太郎「ハッタリかますなよ偽物」

クリム?「事実だとも……」

蛮野「その通りだ、須賀京太郎」

京太郎「……お前、その姿っ」


そこに浮いていたのは、ドライブドライバー

だが表示された顔が違うし、聞こえてくる音声も忌まわしき敵のもの

顔をしかめた京太郎だったがすぐに嗤う


京太郎「つまり、そういうことか……クリムのコピーまで作ったか蛮野」

蛮野「随分前からな」

京太郎「にしてもまたパクリか」

蛮野「これは私の力で作られたバンノドライバー! クリムのドライブドライバーよりも優秀にして究極!」

京太郎「究極、ねぇ……でもお前、なにか勘違いしてるな」

蛮野「なに?」

京太郎「そいつがコピーしたのは……何年前のクリムだ?」

蛮野「なに?」

京太郎「悪いな蛮野、クリムはあの姿になってまで科学者なんだよ。次々新たなものも発見するし開発する……」

蛮野「……もういい、黙れ」

京太郎「究極なんか言って満足してるお前じゃ絶対届かないな。ましてや何年も前のクリムのドライバーを強化して喜んでるようなお前じゃ」

蛮野「黙れぇ!」

京太郎「……」

蛮野「いつまでそんな口が叩けるか、試してやる」

京太郎「なに?」



ザッ

京太郎「……」


クリムの偽物の背後に現れるなにか

それを見て、京太郎はフォンブラスターを持った手の力が抜ける

手から落ちそうになるフォンブラスターを寸でのところで持ち直す


京太郎「どういう、ことだ……?」

蛮野「見たままを理解できんか?」

京太郎「蛮野、なにしたっ!」


そこには、小瀬川白望がいた

                        イ/
                   > '"  /
                 /   ,, - ''"‐‐-  ,,_       ,
               /!   = 、        ` ‐-- ''"/
               -(   ´   ヽ、 ̄` -      彡
            / ゝ-   ,,      ー--  ニ==彡
          イ  /  /   ヽ         -= ヽ、 __
         (〃 イ     イ   "'' - ,,       ヽ ヽ -=`
          イ   ,'   ,' l  丶    `"''<"''<  }      >
        / /    /! !  ,  !   ヽ ,,     ヽ  ) /"' -‐<
       ( /  // !  l    、  \~"''<  ヽ ./     ヽ、
         {  /〃  il  ̄  三 \ゝ - ,,斗= ミ ヽ} ヽ  }\ 、`
         ゝ { ヽ l}/弐芯示    ´ 以:゚:リ/ l }  l/ 丶) ヽ)
           j   、!  ゝ‐ '       `¨´  ' / 丶  ヽ
          / l   lヽ',       '     '''  ,' '   } ',   }
           / l   、              /   / / /〃
          ∧ 、、 、ヽ     -    /ノ, ノイ ノイ
             `  ̄   >     < |_ ´
                   r‐|      ィ `ヽ
                 __ ノ  `''', /、´    〉< ,,
            -   ̄  |  /\/\  /: : : : : : <
          r'"| : : : : : : : :! / >:::::::::::< \∧: : : : : : : :} \

         /  l : : : : : : : :|' /::::/ .ヽ:::\   j : : : : : : : |  ヽ
        ./    ! : : : : : : : ',, \:/   ',:/  / : : : : : : :/    ヽ
        l     ! :/ : : : : : : 、          /: : : : : : :ヽ| !   ヽ |
        /     /: : : : : : : : \     / : : : : : : : : ', |    \
       /     ,': : : : : : : : : : : :、  /: : : : : : : : : : : :',/     \
     /       {: : : : : : : : : : : : :ヽ/: : : : : : : : : : : : : : }         ヽ
      /___     ,: : : : : : : : : : : ..:::...\: : : : : : : : : : : : ..::,          /
    ヽ   /`ヽ   ',::... : : : : : ...:::::::::::::::::..\::... : : : : : :...:::::,      /
      ー/    --ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ:::::::::::::::::::::::イ丶-,-- ''".∨
      /     /   ',::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::/     ',     ∨



京太郎「……シロ、さん?」

蛮野「お前が想像する“紛い物”とは違う!」

京太郎「な、に?」

クリム?「YES……これは“本物の彼女”を再利用したものだね」


瞬間、良子風に言うならば『繋がった』のだ

京太郎の頭の中でパズルが完成する

ギリッと歯ぎしりをして、それでもなお余裕を装い笑う


京太郎「……つまりお前ら、シロさんの死体をどっかで見つけてきて、使ったのか」

蛮野「リサイクルだよ。使わなくなったものを使う! それの何が悪い!」

京太郎「人間を人間とも思ってないクズがっ!」

蛮野「そんなことはない。これは実に便利だ……少しいじってやればすぐに動いた」

京太郎「蘇生ですらない……」

蛮野「蘇生などそもそも必要がない。生き返らせたところでなんの役にもたたんし世界の役にたたん!」

京太郎「それは、シロさんをどうやっても生き返らせようとした熊倉トシをバカにした言葉だっ!」

蛮野「この死体を取っていたのも熊倉トシ、あのわけのわからん年寄だったな! いつか蘇生でもしようとしたのかもしれんが、私の役に立ってくれた!」

京太郎「蛮野、テメェ!」



京太郎「お前は今ここで殺す! 誰の目にも触れる前に!」

蛮野「良いのか! こいつごとやることになるぞ!」

京太郎「構わないさ……誰かが傷つく前にお前を殺す。そうすれば」

蛮野「自分だけが傷つくと? そうすれば誰も傷つけないと? クハハハハハッ!!」


アタッシュケースを開いてベルトを装着する


蛮野「ずいぶん優しいじゃないか、人間でもないオルフェノクが……滅びの道をたどる者が!」

京太郎「コソ泥は熊倉トシのデータまで盗んできたか」

蛮野「私は神だ! いずれすべてが私のものとなる。変わるまい」

京太郎「言葉は意味を持たないか……ならっ」

蛮野「なら少し、遊んでやる」


瞬間、バンノドライバーが白望の腰に装着される

光のない瞳、そしてその瞳は京太郎を見た

視線を感じる。なにも感情のない視線……


<Standing by>

京太郎「変身ッ!」

<Complete>


そしてファイズがそこに立つ


京太郎「……」カチャッ



蛮野「さぁ……見せてやろう、お前に!」

京太郎「黙ってろ」


そう言って駆けだそうとする京太郎の前に現れるクリム

だがその姿は変わり、004のナンバーを胸につけたスパイダー型ロイミュードになる

そのままファイズへと掴みかかるが、ファイズは素早く蹴り飛ばす


京太郎「チッ!」


白望「変身」

蛮野「変身!」


それと共にイグニッションキーが捻られ、その姿が変わる

現れるのは金色のドライブ

胸につけたタイヤは本物のドライブとは大きく違う


京太郎「ッ……バカみたいに!」

蛮野「これが私が作りだしたゴルドドライブだ! これからはゴルドドライブと呼んでもらおう!」

京太郎「誰がっ……蛮野、テメェ小細工ばかりを!」

蛮野「さぁ、遊んでやろう……」フッ



◆どうなる?


1、誰か来る(難易度:イージー)

2、誰も来ない(難易度:ハード)


◇23時00分から集計開始

念のためにイッチに質問
両方のメリットデメリットを教えて

>>302
1で誰か(その後選択)来るとその場でバレてなにか色々ある
2で誰もこないとこのまま誰にもバレないまま処理できる……かも?

端的にメリットデメリットを言うと
1【戦闘が楽になる/トラブル発生、錯乱状態で戦う人もいるかも】
2【誰にもバレなきゃ話すタイミングとかは自分で決めれる……はず/戦闘が大変】



◆どうなる?


1、誰か来る(難易度:イージー)

2、誰も来ない(難易度:ハード)


◇2分間で安価1↓から集計

1、誰か来る(難易度:イージー)


◆誰が来る?


【玄・晴絵】
【穏乃・ネリー】
【美穂子・ゆみ・桃子・菫・智葉・ハオ・はやり】
【明華・爽】
【恭子・郁乃・メグ・揺杏】


◇安価1↓から5↓まででコンマが高い者2名

やべ、ネリーいれちゃったけどなしっす……OWABI事案(ピョンピョン

(いくのんは戦えるっす、メグは……うん、ミス
(このままはやりんと明華でー


◆さらに一人追加

【白望・エイスリン・豊音・葵】
【良子・洋榎】

◇安価1↓から3↓まででコンマが高い者

【小瀬川白望】


◆System

・味方は【小瀬川白望】【瑞原はやり】【雀明華】の三人となります

・【瑞原はやり】の存在によりストーリーが僅かに変化します



京太郎「お前はぶっ潰す。ここで……誰にも見つかることなく」

蛮野「この場で? 無理だなぁ……こんな人目につくところでは、なぁ?」

004「Yes……無様に喚くのは君だけじゃあないよ」チッチッチッ

京太郎「猿まねしやがってこの野郎……!」


そう言う京太郎の近くに、誰かが現れた

ハッとしてそちらを見れば、そこにいるのは紫色の服を着た少女

つい最近、自分らしさを取り戻した少女


京太郎(なんでっ、こんな時に……っ)

白望「あれは?」

京太郎「蛮野と004です……」

白望「なるほど、行方不明になってた004は蛮野が……」

蛮野「ハハハハッ! おもしろい、実にロマンある展開じゃないか!」

京太郎「黙ってろ!」

蛮野「小瀬川白望、さぁ変身しろ……」


<シグナルバイク! ライダーチェイサー!>

白望「……変身!」


そして現れるのは仮面ライダーチェイサー

だが二人を相手に、勝てるだけの自信があるのかまだ笑っている

いや、どういう状況になっても蛮野天十郎は笑うのだろう


京太郎「……」

白望「倒す」



??「では私も参加させてもらいます」

京太郎「明華……」


現れるのは魔法使い

ワンピースに黒いジャケットは少しばかり違和感を感じる

だがそれでも、自信満々の表情で現れた彼女は指輪を変形させベルトを稼働


<シャバドゥビ タッチ ヘンシン! シャバドゥビ タッチ ヘンシン!>

明華「……変、身!」

<ハリケーン ドラゴン ビュー ビュー ビュービュー ビュビュー!>


現れる緑色の仮面ライダー

ハリケーンスタイルの強化形態は前にも見た

二つの銃剣を逆手持ちし、静かに構える


明華「あれが敵なのは、確かなんでしょう?」

白望「誰か知らないけど、助かる」

京太郎「蛮野をここで倒す……」

京太郎(できれば、跡形もないくらい、俺が……!)


蛮野「おもしろい、しかしまだ来るようだな」

京太郎「あ?」

???「アハハハッ! おもしろいもの見ちゃった~」

京太郎「……はやり、さん」

はやり「いやぁ~魔法使いとはねー……まぁ私の興味対象は今はそっち、かな」


そう言って蛮野を指差す



はやり「君はさぁ、蛮野……だっけ?」

蛮野「瑞原はやり、か」フッ

はやり「せっかくクリム・スタインベルトのコピーがあるのにもっとおもしろいことできないの?」

蛮野「……なに?」

はやり「私だったらもっと凄いベルトを作るね。そんな思いっきりパクリじゃない……もっと自分の趣味に溢れるベルト!」


楽しそうに笑いながら、歩くはやりがゲネシスドライバーを装着する

右手に持ったレモンエナジーロックシードを起動し、ベルトに装着

つまらなさそうな表情で、ハッと嗤う


はやり「ホント……宝の持ち腐れってのはこのことだね」

蛮野「貴様ァ……」ギリッ

はやり「消えちゃえば、無能はさ……変身」

<ファイトパワー! ファイトパワー! ファイファイファイファイファファファファファイト!>


つまらなさそうな表情と声で言うと、はやりは仮面ライダージークへと変身した

そのレモンエナジーアームズを纏ったジークがソニックアローを構える

四人のライダーが並ぶ


はやり「あはは、戦隊みたいな色合い!」ケラケラ

京太郎「わけわかんないこと言ってないで……いくぞ」カチャッ

明華「ショータイムです」

白望「蛮野、倒す……!」

(正直このメンツだと京ちゃんが寝てても勝てる


◆戦闘

1、オート

2、マニュアル

◇安価1↓から3票集まった方

(ま、まぁ戦極ドライバーはパクリだけどゲネシスはオリジナルって設定だから(震え声)


京太郎「はぁっ!」


ファイズエッジを振るい、蛮野を斬り飛ばす

後ろへと下がる蛮野へとさらに白望が銃撃


蛮野「ぐおっ!」


この中も誰も知らないだろう、ゴルドドライブの性能が低いということを

正しい“本来の歴史”であれば本物のドライブドライバーを解析しさらに凄まじい性能のものになった

だがそうはならなかった。この世界では……故に、そのゴルドドライブは大した力を持つものではない


はやり「だから無駄だって行ったのに」キュインッ


ソニックアローから放たれるエネルギーの矢が蛮野を拭き飛ばすと、ウィザードが背中にドラゴンの翼を召喚し雷を放つ

その一撃により吹き飛ばされそうになる蛮野の前に現れた004が攻撃を受けた

立ち上がった蛮野は004を蹴り飛ばす


蛮野「だが……これで死ねェ!」


雷の槍が放たれるも、明華が素早く前に出る

新たな指輪を装備し、変身


<インフィニティー プリーズ ヒースイフードー ボーザバビュードゴーン!>

明華「ハァッ!」


現れた銀色に輝くウィザードが手に持ったアックスを振るう

雷の槍が川へと逸らされ、巨大な水柱があがる

この戦力と戦っても相手になることがない


蛮野「おのれぇっ!」

京太郎「そんなちんけなもんで勝てるわけないだろ、トライドロン以下の性能で!」

蛮野「やはりもう少し改良が必要か!」

京太郎「逃がすかよッ! ここで仕留める!」



蛮野「それができるかぁっ!」


瞬間、ゴルドドライブの変身が解除された

そして固まる面々

関わり合いがない明華でさえもチェイサーが白望だということは知っている。だから、全員だ


京太郎「ッ」

白望「私……?」

蛮野「その通り、“紛い物の小瀬川白望”ではなく“本物の小瀬川白望”だ!」

白望「本、物……っ」

京太郎「テメェっ!」

蛮野「酷いなぁ須賀京太郎は、この身体を跡形もなく消し去ろうとしたんだぞぉ?」


拳を握りしめるファイズが走り出すが―――銃撃

足元に放たれた銃撃に止まって構えをとる京太郎

そして射撃が飛んできた方を見ればそこには……


京太郎「絹恵っ!」

絹恵「……」


眼に光を宿していない絹恵が、ライオトルーパーのアクセレイガンを持って立っていた

仮面の下で顔をしかめる京太郎

その影が揺れて京太郎が現れた


京太郎「蛮野ぉ!」

蛮野「野蛮なオルフェノクが、所詮は5、6年で死ぬ運命を持つ死の運命を持つ化け物め!」

京太郎「ッ!」

明華「なっ!」

はやり「……ふぅん」


蛮野「私ならば貴様を死の運命から解放してやれるかもしれんぞぉ?」

京太郎「ふざけんな、そんなことどうでもいい!」



はやり「死者蘇生かと思って期待したのに……本っ当につまらない人間だよね!」

蛮野「貴様、私は神だぞ! 神を愚弄する気か!」

はやり「私は神ってのは聞き飽きた! いい加減に神らしい神さまっていないわけ?」


心底つまらなさそうにするはやり

バンノドライバーを装備したシロミが飛び退いて絹恵の隣に立つ

同じく、004も下がった


はやり「蛮野、本当につまらない男だなぁ……死者蘇生だったらもっと楽しめた」

蛮野「死者蘇生? 私がいい例じゃないか!」

はやり「それはクリム・スタインベルトの技術だ!」

蛮野「ッ!」

はやり「私が楽しくて仕方ないってぐらいのものを見せてよ……つまんないなぁ」ハァッ

蛮野「くっ、瑞原はやり……貴様は絶対に楽には殺さん」

はやり「それは楽しみだなぁ……私、自分の身体を使って実験ってあんまりしないんだよね」ケラケラ

蛮野「言ってられるのも今の内だ、貴様は生まれてきたことを後悔させてやる……」


そう言うと、どこからかジェットスライガーが飛んでくる

それが砂煙をあげた次の瞬間、蛮野たちは消え去った

もちろんジェットスライガーもろとも……


京太郎「……くそっ! 結局、なにもできなかった」

白望「本物の、私……」

明華「……くっ、後味が悪いですね」


はやり「本当につまらないなぁ、おもしろいことの一つや二つ……起こして見せてよね」ハァ



なにが原因かなんて丸わかりだが、膝をついて表情が見えない白望

京太郎は拳をにぎりしめて悔しそうな表情を浮かべるも、すぐに頭を振るってベルトをしまう

明華も変身を解除して白望の横に膝をつくとそっとその肩に手を置く


そして一人、瑞原はやりはなにかを考え込むような仕草を見せた


はやり(にしてもオルフェノクは短命……これはなにもしなくてもオルフェノクが消え去る?)


そこまで考えて首を振るう


はやり(スマートブレインがオルフェノクの組織ならばその事実を知ったうえでこれはおかしい……となると、なにか方法がある?)


笑みを浮かべるはやりの脳内で、さらに推測が加速する

知っている人間からすれば間違いはない。恐ろしいほどに


はやり(あぁ~でも、だとしたらおもしろい……オルフェノク、一回マジで調べて見なきゃダメかなぁ)ククッ

京太郎「はやりさん?」

はやり「ん? なぁ~に京太郎くん♪」

京太郎「いや、ちょっと怖い顔してたんで」

はやり「も~女の子に怖い顔なんてひどいゾ☆」

明華「あ~……あはは、お変わりないようですね」ハハッ…

はやり「まぁね~にしても楽しいな~そっかそっか、オルフェノクはすぐに死んじゃうんだねっ♪」

京太郎「っ……まぁ、そっちに関しては言うほど気にしちゃいないんですけど」

はやり「それはなによりだよ♪」


楽しそうなはやりに、明華が軽く顔をしかめた

とんでもない事実が露見したのだ

にもかかわらず、仲間のはやりがこの反応ともなればそうもなる


はやり「とりあえず帰って報告かなぁ~色々と?」

京太郎「あ、いや……寿命のことは」

はやり「ん、言っちゃまずい?」

明華「そ、そりゃ京太郎くんの仲間なんだかみんなショックを受けるに決まっ」

はやり「私、君に話しかけてないけど?」



◆白望のことを話す?

1、話す

2、話さない

◇安価は次回


ということで今回はここまでー
次回の再開はまたまた日曜になりそうっすー

早く帰れた日なら11時ぐらいに再開とかはありそうだけどそれだと安価ができるかわからんのよね
まぁとりあえず蛮野が色々とやらかしましたってことでここまで

はやりんに関しちゃ色々と好奇心で動くけど、普通にしてる分には楽しい人……書いてて難しい
わりと例の天災っぽくなってるけど仕様

そんじゃなにかあればお気軽にー

>>400
やっぱそれが一番妥当かな。と言う事で、後でクロチャー達に相談だな!

後イッチに質問。個人的にチカセンに会って星の本棚使いたいんですけど、どうやったらチカセンに会えますか?

>>402だけど、イッチにもう少し質問

この前のレジェンドのコミュ見直したら大人レジェンドについても言っていたけど、京ちゃんって大人レジェンドが生きてるの知ってるの?

後どのライダーの最終回にも京ちゃん出ると言ってたけど、オーズやウィザードもちゃんとやるの?
メインに加わった割には、どっちも結構放置してるんじゃないかと思うんだが……(元から違いすぎて、全然進展しない鎧武よりはマシか)


>>402
チカセンと会うなら揺杏繋がりでーって感じになるっすね

>>403
京ちゃん大人レジェンドが生きてると思ってます
ちなみに消滅してても生きてると思ってる感じになってました

オーズはやる
ウィザードはやらないっす



21時から再開してくよー

選択肢からってことで、どうするぅ!

サイバースルゥース新作とか
ジュウレンジャーがスパロボ参戦とか

凄いなぁ……




MAX大変身!(再開!)

ってことで人おれば良いなー

選択肢から、みんなにシロの話をするかどうかって感じで



◆白望のことを話す?

1、話す

2、話さない

◇21時10分から集計開始



◆白望のことを話す?

1、話す

2、話さない

◇2分間で安価1↓から集計

1、話す



―――【ドライブピット】


すべての話を終えて、京太郎はトライドロンに体重をかけてため息をつく

ソファに座っている白望、そして他の面々

蛮野の話ということもあって洋榎も呼んでいるが、その表情は伺えない


京太郎「……以上」

クリム「おのれ蛮野! どこまで卑劣な真似をすれば気が済むのだ!」

塞「体を、使うなんて……」

良子「人の死まで愚弄するというのですかっ!」

豊音「……オルフェノクのこと、知ってるみたいだね」

エイスリン「スマートブレイン……」

京太郎「スマートブレインが関わってるし当然色々と知っているんだろうが……」

洋榎「ぶっ倒す、今すぐスマートブレイン本社をぶっつぶそうや!」

悠彗「ちょ、ちょっと、そりゃ無茶ってもんだよ!」

洋榎「無茶なもんかい、あいつらは明確な悪やろ!」

京太郎「……いや、落ち着け、向こうには人質もいる」

洋榎「……絹恵っ」ググッ

塞「それに、シロの身体も……」

白望「……」

京太郎「後手後手に回るが、落ち着きましょう……?」

洋榎「……」コクリ



そう言って、京太郎は外へと出る

運転免許教習所前で、息をついて思い切り横の柱を殴った京太郎

柱に打ちつけた拳が痛み赤くなる

顔をしかめつつ、鋭い目でスマートブレイン本社があるであろう方向を見た


京太郎「くそっ……命を弄ぼうが死を弄ぼうか関係ねぇ」


ギリッと歯ぎしりをする

その瞳に浮かぶのは怒り

感情があまりに昂ぶっているせいか、怒りのせいか、その表情に一瞬オルフェノクとしての姿が浮かぶ


京太郎「俺の仲間を傷つけた……お前は、狩る。俺だろうが、俺じゃなかろうが……絶対に」ギリッ



【第29話<白と黒の女神>終了】


◆System
※【?????:2/?】

(本当ならこの話でメディックも操られる予定だったのに……1000とゾロ目、絶対ゆるさねぇ!


◆System

・一定条件下なのでイベントが発生します



―――翌日・昼【公園】


京太郎「……」ズズッ

咲「あ、京ちゃん」

京太郎「よう咲……それと、そっちは?」


そう聞く理由は、咲の隣にいる男女だ

女の方は長い茶髪をなびかせ穏やかそうな雰囲気を纏っている

男の方も優しそうな表情をしているが……一瞬ばかり眼光を鋭くした


咲「あ、えっと……白築慕さんっていって私が常連の喫茶店の……店主さん?」

慕「うん……えっと君が噂の須賀京太郎くん?」

京太郎「はい、そっちは……」

咲「あ、えっとこっちは……リチャー」

慕「だ、ダメだよ咲ちゃん、おじさん怒るからっ!」

咲「あはは、冗談ですよ」

京太郎「ああ……白築耕介、さん?」

耕介「おう」


京太郎(なるほど……)

耕介(人間じゃない、か……)



―――【喫茶店・ナナ】


京太郎「セブン……天のおじさん……うっ頭が」

咲「え、なに?」

京太郎「あ、いやなんでも」


妙な電波を受信してしまったと思い頭を振るう


慕「それじゃあ、コーヒーでも淹れてくるね」

咲「京ちゃんはアイス、だっけ?」

京太郎「おう、頼むわ」


二人が裏へと入っていく

残されるのは京太郎とリチャードソン……ではなく白築耕介の二人

慕曰く『おじさんはずっと若く見えるね』だ

その言葉が、以外にも響く……不死身の存在には


京太郎「……ジョーカー、だったか?」

耕介「お前、人間じゃないな……」

京太郎「お互い様だろ?」フッ

耕介「……ま、そうだな」フッ


―――死ねない運命を背負う生き物

―――死ぬ運命を背負う生き物


人の心を持つ怪物が、出会う



カウンター席に座る二人

二人の表情は、お互いを理解しあっている節があるからか穏やかだ

決定的に違いながらも、似ている二人


京太郎「……そっちは、どんな調子なんだ?」

耕介「原村がまともになった。キングとクイーンのおかげでな」

京太郎「嶋さんか……」フッ

耕介「みたい、だな……あまり関わり合いは無かったけど」

京太郎「そっちも大変だったとは聞いたけど、な」

耕介「……」


ジョーカーとしての衝動、そして戦い

咲が止めようと必死に戦ったということも知っている

それに和のことも、だ


京太郎「ま、和が元に戻ったようでなによりだ」

耕介「色々と大変だったけどな……俺も世話かけられたし」ハァッ

京太郎「そりゃ……うちの副将が世話になりました」

耕介「……しかしまぁ、もっといろいろ大変なことがあってな」

京太郎「ん?」

耕介「人工アンデッド、とかな」

京太郎「人工……アンデッド?」



耕介「どこかのバカが作った兵器だよ……キングフォームか俺のワイルドじゃなきゃ倒せたもんじゃない」

京太郎「……久さんのキングフォームは?」

耕介「スートダイヤのキングも倒せてないからな、無理だろう」

京太郎「なるほど、ともなれば和はいけるのか?」

耕介「原村はまだ未熟だし、宮永ほどの融合指数もないし危険だろうしな……ジャックまで、だな」

京太郎「……ま、打倒か」

耕介「そっちも大変なんじゃないのか?」

京太郎「仲間が多いもんでな、問題も多いが」ハァ

耕介「……お疲れさん」ハハッ

京太郎「……うっす」フッ


慕「なんだかずいぶん仲良くなってるね」ニコッ

咲「え、なんだって!?」

京太郎「黙ってろ咲」


◆System
・白築耕介の初期好感度は【70】になります

リチャの好感度は高い方だな。まあ、同じ人外同士気があったんだろう

とりあえず今の内に安価作っておくわ

0 剣組関係者を集めて、今まで起きた事とリチャからバトルファイトで知ってる事を全部聞いた後に、今後の方針について話す
その際に嶋さんをリモートするように提案する


◆System

・白築慕の初期好感度は【60】になります

・【白築耕介】【白築慕】と出会ったため一定タイミングでイベントが発生します



◆知り合い

【白望・塞・胡桃・エイスリン・豊音・葵】
【良子・裕子・洋榎・絹恵・悠彗】
【宥・玄・灼・晴絵・霞】
【穏乃・ネリー】
【美穂子・ゆみ・桃子・菫・智葉・ハオ・はやり】
【咲・久・一太・まこ・優希】
【明華・爽・アレクサンドラ】
【一・佳織・智美・憧・照・淡・煌・竜華・怜・もこ】
【真佑子・小蒔・恭子・郁乃・メグ・由暉子・揺杏・成香】
【慕・耕介】
【健夜・ハギヨシ】



―――【朝】


◆自由行動


1、誰かと話す【>>446

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、公園(晴絵)

7、ファミレス(菫)

8、書斎(淡)

0、自由安価


◇安価2↓

8、書斎(淡)


◆淡にオルフェノクのことを話す?

1、話す

2、話さない

◇2分間で安価1↓から集計

1、話す


―――【書斎】


わざわざ淡を呼んで、話をする京太郎

一緒に住んでいる淡には教える必要があると、そう思った

だからこそ、こうして椅子に座った京太郎が淡にすべてを明かした


淡「……お、お兄ちゃんが、死ぬ?」

京太郎「……まぁこの調子なら数年は持つだろうけどな」ハッ

淡「そ、そういう問題じゃないよっ!」

京太郎「そういう問題だろ? ま、地獄行きがみんなよりちょっと早い程度だ……あ、地獄行きは俺だけか?」

淡「やだよっ、数年でも、早くても……なんでっ、なんでお兄ちゃんが、豊音が、エイスリンが死ななきゃなのさっ!」


そう言って泣きつく淡

胸元で泣く淡の頭をそっと撫でながら溜息をつく京太郎


京太郎「泣くなよ……」

淡「だってぇ……」グスッ

京太郎「泣かれるの、もうこりごりだ……」

淡「女泣かせっ、何人泣かすのさっ!」

京太郎「人聞きが悪い奴め」ハハッ



京太郎「でも、悪いな……変えられないし、変える気もない」

淡「死んでもいいのっ!?」

京太郎「ま、極論な」

淡「なんでっ、そんなこと言うの……!」

京太郎「そういう生き物だからだ。あとはもうちょっと世界が平和になってくれれば言うことなしってな」ハッ

淡「っ……」

京太郎「だから、な……許せ」ナデナデ

淡「ばかっ、おにいちゃんの……ばかっ」ギュゥッ

京太郎「おう……」

淡「一緒……」

京太郎「ん?」

淡「精一杯生きて……地獄で、一緒に、なろ?」

京太郎「……へ?」

淡「だって私たち、地獄兄妹だもんっ!」ニコッ
                _, -──-  .,_
               '´         `丶、
            /              \

           ,          /         \
.           /     .   /            ヽ
           ′     / /              `、
.          .' /   /,     // /|   |       `
         i     . /    」_ ′/  |   | i|  . i
.         i |   j/,    /イ`メ、   |  小 ||   ト.!
          j .|  ∨/    / |/ ヽ  |  ァT丁l   | |
         ノ i|  V    j 抖竿ミ    ノ ノ ,ノイjノ   | i
___ ____彡' , i|  i| j   八|:x:x:    /ィ竿ミ 刈    | }
 ̄¨ え≠  / 八 i|/l   |  |        :x:x:/ ノ    | ′
 /  -‐ '    ハ  八  ト、  ヘ.__ `  厶 イ   ノ
/    __,.斗‐=≠衣  ヽ八\ 丶.__ソ  . イ(⌒ソ  イく
     jア¨¨^\   \   \ >-=≦廴_  ア /ノヘ\
  斗ァ'′     \   \   ヾ. \___ ⌒ヾく<,_ `ヽ )ノ
/圦 |       、\   ヽ   、∨tl  `ヽ . ∨ V\ i
 { `|           Vi:\  ハ  i } |    } i }  ∨,} }
≧=- |         辻_V\`i}  i } |  /} iハ}   辻ノ
   ノ          ¨〕V//リ  iノ ////V〔    ¨〕



京太郎「……それ、恥ずかしいからもうやめろ」

淡「あわぁっ!?」

京太郎「それにお前は……地獄にはくんな」ニッ コツッ

淡「いたっ……やだ、絶対お兄ちゃんと同じところにいくから!」

京太郎「はいはい」

淡「あっ、流すなー!」

京太郎「夜にうるさいぞー」ハハハッ


◆System
・大星淡の好感度が+25されました
・【大星淡:150】
※【大星淡】の好感度が最大値に達しました

(あ、ミスった。一個前は深夜ってことにしといてください



―――【朝】


◆自由行動


1、誰かと話す【>>446

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、公園(晴絵)

7、ファミレス(菫)

8、自宅(豊音)

0、自由安価


◇安価2↓

2、散歩(コンマ30以上で成功)


◆【誰かと会う?】
※運72補正:+36

01~40 失敗

41~98 成功

ゾロ目 ??

◇安価1↓

(一時ぐらいまでは続けたい!


2、散歩【成功】



◆誰と会う?


1、門矢士

2、岡橋初瀬

3、石飛閑無

4、稲村杏果

5、晴絵(大)

ゾロ目 特殊


◇安価1↓から3↓まででコンマが一番高かった者

俺が投下しなきゃゾロだったのか。なんかすまない……
そして安価は杏果ちゃんか。一体何のライダーなんだろうか?

それとハート様の名前無かったが、もしかしてゾロ目出さないとハート様に会えないの?

>>474 今回はゾロ出さなきゃダメって感じっす


【稲村杏果】


―――【公園】


ベンチに座る京太郎

そうしていると、ふとスーツ姿の女性を見つけた

桃子もスーツ姿だが、それとはまた違う感じだ、襟には弁護士バッジをつけている


??「あれ、君は確か……」

京太郎「ん?」

??「……そう、須賀京太郎くん」

京太郎「なんで知ってるんですか?」

??「ま、慕から聞いてね……知り合いっていうか、前にナナに来てたでしょ?」

京太郎「え、いました?」

??「うん、いた」

京太郎「そりゃ失礼」

??「別に良いけどね……私は稲村杏果」

京太郎「改めまして、須賀京太郎です」

杏果「うん、私は慕の幼馴染で……一応、耕介さんとも知り合いかな」

京太郎「なるほど……」

京太郎(アンデッド関係って感じじゃないな)



杏果「久しぶりに悠彗ちゃんとかはやりちゃんと連絡とっても知り合いみたいだし」

京太郎「あ、あははは……」メソラシ

杏果「まぁ二人からおもしろそうな子ってことで『京太郎』って名前が出てきた時に、ん? と思ってね」

京太郎「なんつーか、よ、よろしくお願いします?」

杏果「あ~それとさ、君、私たちと関わり合いになること多いみたいだから言っとくと」

京太郎「え、はい」

杏果「金髪の目つき悪いあぶなそーな女見たら、とりあえず連絡して」スッ


渡された名刺を受け取る

電話番号も書いてあるのだが、それより気になったのは……


京太郎「あ、やっぱ弁護士」

杏果「そういうこと……ま、話したりしないようにね」

京太郎「ええ~」

杏果「あれ、危険物だからさ」フッ


どこか遠い所を見ながらそういう杏果に、京太郎は静かに頷いた


◆System
・稲村杏果の初期好感度は【50】になりました

(原村母の情報がもうちょっと早ければ配役も変わったものの……



―――【昼前】


◆自由行動


1、誰かと話す【>>446

2、散歩(コンマ40以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、公園(晴絵)

7、ファミレス(菫)

8、松実館(穏乃・玄)

0、自由安価


◇安価2↓

0、自由安価【>>444


―――【内木家】


京太郎「でだ、つまりはリチャードソ」

耕介「次にその名前で俺を読んでみろ、オルァクサァヲムッコロス!!」クワッ

咲「オジツケ!」

京太郎「うおっ! なんだこいつら」

一太「そもそもなんで家で……」モグモグ

まこ「まぁええじゃろ」モグモグ

優希「遅い朝飯時だしな」モグモグ

久「コレクッテモイイ?」

京太郎「ちょっと真面目な話したいんだけど……」

菫「そもそも京太郎のせいだろう」

京太郎「ええ~……まぁ」コホン


一度咳払い

雰囲気を変える……久は食ってるが


京太郎「俺が聞きたいのは耕介さんから……バトルファイトのことだ」

耕介「……なるほど」

和「私も同じくです」モグモグ

京太郎「食ってんな!」



耕介「言ってもバトルファイトについてはほとんど嶋昇から聞かされてるだろ?」

京太郎「まぁ……」

久「まぁ問題は、今回の話よね」

京太郎「今回?」


意味深な言い方と言葉に、表情をしかめる京太郎

耕介の方を見ると、静かに話を再開する

沈黙してると食べるのを止めるあたり和たちも気は使ってるのだろう……たぶん


耕介「バトルファイトはどの種族が次に台頭するかの覇権争いで、前に勝ったのはヒューマンアンデッドだった」

咲「それが今回、一万年に一度のはずのバトルファイトが……人為的に開始された」

京太郎「人為的?」

咲「うん、天のおじさん……」

京太郎「え?」

咲「え?」

京太郎「……え?」

和「天王寺ですよ」モグモグ

京太郎「お前、お嬢様なんだから食いながら喋るなって!」

和「そ、そうですね、京太郎くんの前で恥ずかしい」カァッ

京太郎(なんだこの空間は……)

耕介「その天王寺という男がすべての黒幕、らしい……アンデッドを解放して人造アンデッドを造った」

京太郎「なる、ほどな……」

咲「目的はまだいまいちつかめてないけど……」

京太郎「今後はその天王寺って奴を倒すことに集中するってことか」

咲「うん、もちろん京ちゃんの手伝いもするけどね」

京太郎「……ありがとな」ナデナデ ワシャワシャ

咲「ちょ、乱暴だよぉ」

京太郎「で、ジョーカーが勝てば……」

耕介「世界が、リセットされる」

京太郎「……どう、するか」フム



咲「……そういえば和ちゃん」

和「はい?」

咲「アンデッド解放する力があるなら……嶋さんを蘇らせればいいんじゃない?」

和「……あ、その手がありましたか!」

京太郎「例のリモートか……」

咲「人を襲うアンデッドがいなきゃ良いわけだから、なら嶋さんを解放して嶋さんと耕介さんの二人で」

久「待って、私は反対よ」

京太郎「俺は賛成です」

久「私も賛成よ」※好感度140


咲(こいつ……)

和(間違ってレンゲルラウザーで後頭部をどつきたい……)



京太郎「……まぁ賛成ってことで、嶋さんの解放をしましょう」

耕介「統制者もまだ起きてない、それなら可能性もある……」

京太郎「和、頼む」

和「はい……」


バックルを装備する……居間で


まこ「シュールじゃな」モグモグ

一太「まぁ食事してる横でですからね」

優希「テレビ見てる気分だじぇ」

和「集中させてください!」カァッ


そう言うと、静かに手を顔の前に構えて、降ろす


和「変身!」

<Open up>


そして、和がレンゲルへと変身する

素早く出すカードは二枚

クイーンとキング……和を助けた二人のアンデッド


和「っ……良いんですか? 自由にならなくて」


咲「突然クイーンのカードに話かけたよ?」ボソボソ

久「可哀想に、ニゴリエースの呪縛が」

和「ブットバシマスヨ!?」


耕介「あれは、原村の力のなるために開放を拒む、か……」

京太郎「良いアンデッドだなぁ」



そして、リモートを発動したレンゲル

カードを投げて光を照射する

それと共に、現れるのは禍々しい姿をしたタランチュラのアンデッド


嶋「……戻ってきた、か」

京太郎「おかえり、嶋さん」フッ


タランチュラアンデッドの姿から、嶋昇の姿へと戻る

彼は静かに、笑みを浮かべた


嶋「良かったのか?」

久「はい、最初からそうすべきだと思ってたんですよ」

和「……」

咲「……」ジト

京太郎「これで、問題は解決か?」

耕介「ああ、あとは……スートダイヤのキング」

久「……奴ね」


嶋「京太郎……」

京太郎「え?」

嶋「良い顔つきになった。同時に抱えるものも増えたようだが……前よりよほど良い顔だ」フッ

京太郎「……はいっ!」ニッ


◆System
・【スートクラブ・カテゴリーK】が復活しました


―――昼【松実館】


いつものカウンター席に座る京太郎

そんな京太郎の隣に座っているのは穏乃

宥は奥に行っていていない


京太郎「はぁ? 確かあれだよな、なんか新宿あたりが突然ドイツの森と入れ替わったとか……それでそこに塔が立ってる?」


先ほどニュースでやっていたことだ

新宿の一部が突如、切り離されてまるでコインが回転するようにしてドイツの森と入れ替わった

ドイツには新宿のビル群が存在しているらしい


穏乃「実はその……く、玄さんが敵に掴まって」

京太郎「なんだと!?」

穏乃「し、静かにっ」

京太郎「……なぁにがなんだか、モモタロスたちは?」

穏乃「そ、それが恥ずかしながら私も玄さんも敵……ガラに負けちゃって」

アンク「ふんっ」チッ

京太郎「……それで玄さんが攫われた?」

穏乃「そ、そういうことで……その、手をかして欲しかったりぃ」

京太郎「なにがなんだか……」

穏乃「まぁ、私もいまいちわかってないんだよね」

京太郎「でも、バリアが張られてるんだろ?」

穏乃「そうなんだよねぇ、塔がある森……」

アンク「おい穏乃……ガラの気配がする」

京太郎「気配って、グリードなのか?」

穏乃「違うっぽいんだよね、メダルとか使ってた錬金術師とか」

京太郎「……すまんぶっ飛び過ぎて理解に苦しむ」

穏乃「だよね」


(こんな時間だけど安価大丈夫かな?



◆なにか異変?

1、穏乃に同行する

2、ガラの結界の方を見に行く

◇2分間で安価1↓から集計

(おお、こんな時間にありがとねー多いし1にしとくっす


1、穏乃に同行する


アンク「おい穏乃、ガラの気配だ」

穏乃「結界から出てきたの!?」

アンク「知らん、行くぞ!」ダッ


派手に椅子から降りて走り出すアンク

小走やえの姿だがズボンなので特に問題もないだろう

そう思い見送る


京太郎「まぁスカートでもそれはそれで眼福っていうか」

穏乃「行くよ京太郎!」

京太郎「あ、おお!」



―――【街中】


京太郎「なんだありゃ?」

アンク「ガラの気配がしやがる……」

穏乃「けど、悪いことしてる感じじゃ」


三人の視線の先にはピエロ

そしてそれを興味深そうな顔をして見ている人々

ピエロが突如、笑顔を浮かべて人々を見る


ピエロ「みなさん、私の質問にYESかNOでお答えください!」

京太郎「なんだありゃ」

穏乃「警戒しとこう……」


ピエロ「500万差し上げる代わりに一生ちょんまげになってもらいます!」


京太郎「は?」

アンク「なんだそりゃ」

穏乃「え~」

??「あ、じゃあ俺もらっちゃおうかな~」


一人の男が前に出た

見覚えのあるその顔に、京太郎はため息をつく

500万を受け取るのはギターを背負ったその男―――海堂直也


京太郎「……あいつ」ハァ

ピエロ「それでは一生ちょんまげになっていただきます♪」

海堂「ぬおっ!?」


500万を受け取った直後にちょんまげになると、すぐに帽子を取り出す


海堂「ちゅーか、こんなの帽子かぶれば良いだけじゃ」ヒュー


帽子がどこかに飛んでいく


海堂「え~……マジ?」

ピエロ「マジでございます。一生ちょんまげですから♪」

海堂「……ま、いっか!」

京太郎(良いのか……)

海堂「二刀流の免許皆伝でもしてくっかな~」


「お、俺も! 俺にもくれ!」

「私も!」

「僕も僕も!」


京太郎「……なんか、ささやかだな」

穏乃「だね、放っておいても」

アンク「なんかきな臭いんだよなぁ」



京太郎「……なんか妙な寒気が」

穏乃「え?」

アンク「おいっ!」


その瞬間、目の前が区切られるようにして光を放つ

間違いなく区切られた

見てきた穏乃にはわかるがガラの結界のように


京太郎「なっ、地面があがった!?」

アンク「これはまさか、場所が変わるのか!」

穏乃「い、一体どこに」

京太郎「くっ、このままじゃ……うおぉぉぉぉ!?」


巨大なメダルのように京太郎たちを乗せた大地が円盤として浮かび上がり、回転

そしてそのまま、収まる

京太郎たちにとっては世界が反転したような光景


そして次の瞬間に―――


京太郎「……えー」

穏乃「な、なんじゃこりゃぁぁぁっ!!?」

アンク「ん?」


京太郎「江戸、時代……?」


遠くにそびえる江戸城(おそらく)と、城下町

とりあえず……


京太郎「デンライナー、待つか」

穏乃「簡単に解決しようとしてる!?」

アンク「当然だな」



―――【東京:ガラの結界近く】


立っている霞

そして普通にそこにいるモモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロスの四人

相変わらずジークはどこか好きに動いているようだ


霞「どうしましょう」ハァ

ウラタロス「デンライナーもなんか江戸時代に行けなくなってるらしいからね」

キンタロス「にしてもモモの字、お前が居ながら玄が攫われるとは……かぁ~情けない!」

モモタロス「うっせぇバーカ!」

リュウタロス「やーい情けない情けない!」

モモタロス「お前らちったぁ俺のことを慰めるとかなぁ」


瞬間、妙な気配を感じた

全員が身構えて武器を構える

だがそこに現れるのは……


モモタロス「なんだ、アイツら?」


まるで騎士団のように、中世風の鎧に身を包んだ数十人の……敵

剣を構えて、モモタロスたちへと走り出した

驚愕しながらも、動き出すモモタロスたち


モモタロス「っとぉ! なんなんだよこいつら!」

霞「わからないけど……たぶんあちらさんの兵士で、しょっと」ドスッ

モモタロス「え、なんの音?」

ウラタロス「凄い速さの拳だね」

モモタロス「俺いつも食らってるのとかって手加減されてたのか!?」

リュウタロス「よっほっ! しつこーい!」

キンタロス「一体一体が結構、固いで!」


イマジンたちが次々と騎士たちを攻撃していくが、中々決め手にならない

後手後手に回るイマジンたち、ガラの雑兵の強さがうかがい知れる

だがその瞬間、なにかが走る


リュウタロス「デンライナー!?」

霞「いえ、あれは……」



そしてその青いデンライナーは前を通りすぎていく

そこに現れるのは、電王

いや、電王というにはデザインが違う


モモタロス「玄、じゃねぇな、誰だ……?」

???「NEW電王って呼んでよ」

モモタロス「にゅ~? ……玄が好きな奴か! って、あ痛~!」

霞「そっちじゃないわよ」


現れたNEW電王と名乗る仮面ライダーが、手に持った剣を振るう

その剣のデザインは独特で、顔のようなものがついていた


???「カウント8で蹴りを突ける」

???「OK」


どこからか聞こえる声


???「カウント、スタート!」


瞬間、NEW電王が駆けだす

騎士たちに素早く剣を振るい打ち倒していく姿は確かな強さを感じる

素早い身のこなしと、流れるような剣技、さらに剣は銃にもなっているようで先端の銃口から弾丸が放たれていく


「3」


一体を斬り伏せる―――残り3体


「2」


さらにまた一体、残り2体


「1」

<Full charge>


そして最後に、剣がオーラを纏う


???「ハァッ!」


その一撃で二体の騎士が倒れ、メダルが散らばった

剣を肩にかつぐNEW電王

霞がふぅ、と息をつく



霞「オーナーが呼んだ助っ人、特異点ね……」

モモタロス「はぁ!?」

霞「未来の電王……文字通りNEW電王」

キンタロス「んなもん聞いてへんで!」


そして、NEW電王が変身を解除する

現れるのは一人の青年と剣が変身したイマジン

青年の方は高身長に、金髪の青年


霞「松実玄の孫……松実、幸太郎」

リュウタロス「……タロウ?」

ウラタロス「……いやいやいや」


幸太郎「話しに聞いてた通りみたいだ……」ハァ



今回はここまでー

キリが良いとこまでと思って進めてたらこんな時間に……付き合ってくれてありがとー

ってことで21のコアメダルに色々付け加えてNEW電王登場
名前は電王と同じくばあちゃんがつけました
ちなみにこの幸太郎は原作と違って地毛が金髪だよ!

そんじゃなにかあればお気軽にー

イッチにいくつか質問

1.今回は無理なの分かるけど、もしエグゼイドが参戦してたら、リプログラミングで蛮野からシロの肉体取り戻したり、絹ちゃんの洗脳を解除する事ができたの?

2.知り合いに透華がいなかったけど、散歩でゾロ目出さないと透華には会えないの?

3.今からまだ新しいライダーって参戦できるの?
個人的にアギトを参戦させて、京ちゃんをミラージュアギトにしたいんですが



頑張っても次の投下は日曜になりそうっすー

>>540
エグゼイド参戦してたらリプログラミングで蛮野が即デリートされてめでたしめでたし……かも
透華はちょっと特殊な扱いでしてーまぁ次に会う時はいつもの透華
アギト参戦については無理ではないっす……ただミラージュにするのは無理かも、京ちゃんが今からアギトに覚醒ってのがまた


第五術式!(再開!)

エグゼイド本当におもしろいなぁ……緋彩さんホント好き
そして今日のはさすがに草

まぁ京ちゃんは放っておいてブラスター連続使用で良いんじゃないですかね!(ゲス顔)



―――江戸時代【街】


京太郎「……どう思う?」

穏乃「どう思うもなにも、えぇ……なにこれ」

アンク「時代すら超えるって尋常じゃない相手みたいだな、ガラ……」

京太郎「なるほどね、デンライナーもすぐにこないってことはなにかあったんだろうし、な」ハァッ

穏乃「ど、どうしようか」

京太郎「ともなれば……とりあえず」


三人が動き出そうとした瞬間、音と声が聞こえた

なにかが叩きつけられるような音と、喧騒

驚いたような表情を浮かべたあと、すぐに穏乃は走り出す


アンク「おい穏乃!」

京太郎「……いくか」

アンク「チッ」



ワーワーギャーギャー


凄まじい声が響く

そしてそんな江戸の街には、四輪自動車

つまり京太郎たちと同じく現代の人々が、迷い込んだということだろう


京太郎「なんじゃこりゃ」

アンク「知るか」


そして、物を投げ合う人々

江戸の街の人々と現代の人々


穏乃「お、落ち着いて! 落ち着いてください!」


アンク「あいつなにやってんだ」

京太郎「ま、とりあえずそのままで良いだろ」

アンク「このままだとお前だって楽には終わらないだろ」

京太郎「ま、そりゃ否定できないけどな」


穏乃「と、とりあえず落ち着いて話し合いましょう! 私たちは敵じゃないから!」

アンク「……っおい穏乃!」

穏乃「え?」

京太郎「来たな」チッ


そちらを見れば、現れるのは騎士団と一体のヤミー

猿の頭と犬の頭のような腕、尾に蛇

鵺、という妖怪を思い出す


京太郎「……くそっ」

穏乃「ガラの手下!」



◆高鴨穏乃の好感度【99】で【戦極ドライバー】所持によりイベント発生


素早く鵺ヤミーと騎士団ことナイト兵の方を見て、京太郎はベルトを装着

ファイズギアを腰に巻いた京太郎がファイズフォンを手に、もう一つのものをどこからか取り出す

それははやりから受け取った戦極ドライバー


京太郎「おい穏乃!」

穏乃「えっ」

京太郎「これを使え!」バッ


投げるのは戦極ドライバーとメロンロックシード

それを受け取って、驚きながらも京太郎を見る穏乃

静かに頷くと、穏乃も笑みを浮かべて頷く


京太郎「いくぜ!」

穏乃「私のこれ、使ってみるかな!」


取り出すのは別のロックシード

驚く京太郎だったが、すぐに理解する

どうせ“彼女”なのだろう……


京太郎「まぁ良いか、行くぞ!」

<Standing by>


穏乃「おう!」

<オレンジ!>



京穏「変身!」


ファイズフォンが差され、倒される

穏乃もロックシードを装着し、カッティングブレードを降ろす


<Complete>

<オレンジアームズ! 花道・オンステージ!>


二人の姿がそれぞれ変わる

京太郎はファイズに、そして穏乃は斬月……ではなく


穏乃「仮面ライダー鎧武、輪切りにしてやる!」

京太郎「……なんだそりゃ」カチャッ


二人が同時に走りだし、ナイト兵を倒していく

鵺ヤミーはすぐに動きだし、鎧武を狙う

舌打ちをした京太郎は、すぐに走りだしその胴体を蹴る


鵺「ぐおっ!」

穏乃「うお、サンキュー京太郎!」


そう言いながら、大橙丸と無双セイバーを変わった動きで振るう

まるで剣と斧を扱うような動き


京太郎「ま、オーズの動きになるわな」

穏乃「え?」

京太郎「なんでも……とりあえずこいつら倒すぞ!」

穏乃「うん、あの妖怪は私が!」


京太郎「……俺はこっちか」




―――現代【松実館】


宥「はい、コーヒーと……こっちアイスコーヒー」コトッ

霞「ありがとう、宥さん」ニコッ

宥「うん、ごゆっくり」ニコッ


松実館の奥のテーブル席

そこにいるのは石戸霞、戒能良子、宇夫方葵……そして、松実幸太郎

イマジンたちも隠れて話を聞いている


幸太郎「へぇ……あれが」


そう言って、アイスコーヒーを飲む


霞「で、話をまとめると」

幸太郎「はいはい、ばあちゃんが捕まったんだろ。あと……それにあの須賀京太郎が巻き込まれてるとか」

葵「話はわかったよ、君が松実玄の孫だっていうこともとりあえず信じる……けど少し気になる。なんで京太郎の名前を?」

良子「同じく、私もそこについては気になりますね、ついでに玄の旦那についても気になります」

幸太郎「別に良いだろ、とりあえず須賀京太郎については話は聞いてたからな……ていうか俺、ばあちゃんには、ちょっと恨みがあるんだよ」

葵「そりゃどうして?」

幸太郎「……」

霞「ま、それは置いといて今は玄を助けるために手伝いに来てくれたわけだし素直に感謝しましょう」

葵「まぁそれが京太郎救出にもつながるわけ、だしね」

良子「はい、ではどうしましょう……ベルトさん?」

クリム「……そうだね」

良子「ん、どうしました?」

クリム「いや、少し気になることが」

葵「あんたの気になることってのは気になるなぁ」

クリム「……君は未来から来たのだろう?」

幸太郎「まぁね」

クリム「……良子がいつごろ結婚するのか、私は心配で心配で」

良子「よし、まずはどう動くか考えましょう」



―――【松実館前】


カランカラン


店を出てすぐに、幸太郎は後頭部を掻く

顔をしかめてそうする彼を見て霞は誰かを思い出したのか楽しそうに笑う

そんな霞を見て幸太郎は顔をしかめた


幸太郎「宇夫方葵に、戒能良子……あんた、わかっててやったろ?」ジト

霞「さぁ、なんの話かしら?」クスッ

幸太郎「たく……」


カランカラン


葵「さて、行こうか……豊音も呼ぶ」

良子「おや、いつから呼び捨てに?」

葵「どうでも良いでしょ」

良子「こんな時、京太郎がいたら……」

幸太郎「須賀京太郎がいたらなにかあんの?」

良子「援護が山ほどきます」

幸太郎「……凄いんだ」フッ

霞「凄いわよ? 嬉しい?」

幸太郎「なにが?」

霞「いいえなんでも」ニコッ



―――江戸時代【街中】


穏乃「はあぁっ!」


大橙丸と無双セイバーが振るわれ、鵺がよろめく

なぜだか慣れたような動き

時折、穏乃の頭によぎる鎧武の姿


穏乃「ハッ!」

鵺ヤミー「ぬぅ!」


攻撃が弾かれる反撃をされるも、素早く横に転がって回避

周囲のナイト兵は次々と攻撃を受けてよろめく


<3>

穏乃「こいつっ!」

<2>


周囲のナイト兵の身体に突き刺さっていく紅のポインター


<1>

京太郎「ハァッ!」


そして、すべてのナイト兵が爆散

周囲に散らばるセルメダル

京太郎ことファイズが手首を振るって音を鳴らす


穏乃「あっちは終わったか……!」

鵺ヤミー「ぐおぉぉ!」

穏乃「やばっ」


ヤミーが犬の頭がついた左手を振るう

鎧武に直撃コース



その瞬間―――


ガキンッ


穏乃「え?」


犬の頭が、凌がれる

凌ぐのは日本刀の刃

それの持ち主を、見る


穏乃「さ、侍……?」

???「ふっ!」


素早くその鵺ヤミーの腕を弾き、刀を振るう

よろめく鵺ヤミーが男を睨んで走り出す

静かに、刀を腰にしまう男


京太郎「なんだ……どこかで」

穏乃「み、味方……?」


???「俺は徳田新之助、貧乏旗本の三男坊だ」



―――現代【???】


ハート「なに、京太郎が?」

メディック「話しによれば……」


ソファに座るハート、その隣に密着しているメディック、イライラしているブレン

三者三様にそれぞれ

だがそれぞれ、京太郎に対しては思うことがそれなりにある


ハート「……で、敵は?」

メディック「確か……」

白望「ガラ、錬金術師だって」

ブレン「チェイス……あなたね、敵同士だってわかってます!?」

白望「一応、言いに来た方が良いかなって」

ハート「……余計なお世話だぞ」ハァ

白望「そっか、とりあえずそれだけだから帰るね」

ブレン「本当にそれだけ言いに来たんですか!?」

メディック「まったく」ヤレヤレ

白望「あと、一応心配だったから」

ハート「……なにがだ?」

白望「蛮野、妙な動きしてるから」

ハート「……そうか」



―――江戸時代【屋敷内】


和室に座る京太郎、穏乃、アンクの三人

そして正面には徳田新之助と男が一人


穏乃「いや、それにしても徳田さんがみんなをたしなめてくれたおかげで助かりました」

新之助「なに、おぬしらが民を助けてくれたのも事実だ」フッ

???「こっちにとって恩人みたいなもんだからな!」

新之助「辰五郎の言うとおりだ」フッ

京太郎(こっちがそのトラブルを引き寄せた原因かもしれないけどな……)

穏乃「ほら、アンクもお礼」

アンク「誰がっ」ケッ

穏乃「ああもうっ……す、すみません!」

新之助「なに、気にするな」


そう言って笑う新之助

京太郎はアタッシュケースを軽く叩きつつ、眼を瞑る

状況が状況なせいで、デンライナーが来るのを諦めた後になにも考えていなかった


京太郎(帰るとしたら、ガラを倒す以外にないか……ともなるとあちらの時代のみんなに頼るか)


先ほどの襲撃、なにかを狙っていたのは間違いない


京太郎「こっちでガラかの接触を待つか、か」チッ



◆会話

※恋愛力補正:+5


1、穏乃
2、アンク

ゾロ目 ???


◇安価1↓

2、アンク



外、京太郎が居候させてもらっている家を出る

座っているアンクを見つけるとその横に座った

アイスがないのが不満なのか、棒だけをくわえている


京太郎「帰ったら、アイス買ってやるからそれ捨てろよ」

アンク「……うるさい」

京太郎「やえさんの身体、大事に使ってるか?」

アンク「わかってるっての」チッ

京太郎「わかってるなら良いんだけどな。心配もするだろ」

アンク「そうだな」

京太郎「……もちろんお前のことも心配してるぞ」

アンク「……」

京太郎「シズも」

アンク「……チッ、だったらせいぜい俺のコアメダルを守るんだな」

京太郎「わかってるって、さて戻るぞ……治安が良いとも限らないだろ」

アンク「……おう」


京太郎(まさか、いや……でも……)


◆System
・アンクの好感度上限が解除されました
・アンクの好感度が+1されました
・【アンク:100】
※【アンク】の好感度が上限に達しました

あ、ミスってOWABIしたのにOWABI券を忘れるミス……ゾロ目イベント、やるっす

あ、そうだった……補正後ゾロは無効だった
とはいうもののやるって言ったんでやるっす……うん(メソラシ

【ゾロ目 おや?】


◆おやおや?

1、辻垣内智葉
2、郝慧宇
3、雀明華
4、多治比真佑子
5、宮永照
6、弘世菫
7、東横桃子

◇安価1↓から3↓まででコンマが一番高い者

4、多治比真佑子【ゾロ目 +ボーナス】


アンクを帰してから歩く京太郎

そうしていると、見知った顔を見つけた

キョロキョロしている姿を見て、首をかしげる


京太郎「なにやってんっすか」

???「ひゃぁっ!!?」

京太郎「うおっ」


ビクッとなる少女、それと共にツインテールもビクッと上に上がった気がした

振り返る少女と眼が合う

京太郎だと気づくとホッと息をついた


真佑子「す、須賀君……」

京太郎「……おう、こんなとこでなにしてんですか」

真佑子「私に質問するな!」

京太郎「うるせぇ素直に言え!」クワッ

真佑子「はい!」



京太郎「ようは……普通に巻き込まれただけか」

真佑子「はい……」

京太郎「いや、怒ったのは悪かったけど」

真佑子「う、ううんしょうがない……怒鳴られてもしょうがない」


そう言ってはにかむ真佑子に、京太郎は訝しげな表情をうかべた

眉をひそめる京太郎を見て、そっと真佑子は赤いじゃけっとを肩まで降ろす

うるんだ瞳で、京太郎を見た


真佑子「お、お仕置きですかぁ?」

京太郎「どういう……ことだ……」

真佑子「しょ、しょうがないよね、怒らせちゃったし……須賀君はこう、スゴイ情欲を私に押し付けて」

京太郎「待て待て待て!」

真佑子「い、良いよ。はじめてだから……乱暴にして」

京太郎「初めてなら優しくじゃないのか……!?」

真佑子「す、須賀君は……ううん、ご主人様はこっちの方が」

京太郎「俺は帰る!」

真佑子「野外、放置プレイ……!?」

京太郎「違う!」


◆System
・多治比真佑子の好感度が+25されました
・【多治比真佑子:150】
※多治比真佑子の好感度が最大値に達しました



―――【デンライナー】


オーナー「おもしろいことになってきましたねぇ」

霞「まったくですね」クスクス

ナオミ「えーなんの話ですか!」

ウラタロス「そりゃまぁ……アレの話じゃない?」

ナオミ「あれ?」

キンタロス「幸太郎のことやろ?」

モモタロス「気に入らねぇ! 玄のこと『弱い』とかバカにしやがって」ケッ

霞「……でも、わかると思うわよいずれ」

モモタロス「なにがだよ?」

霞「彼女の強さ、よ……それよりほら、なんとなく葵ちゃんは察してたみたいだし」フフッ

ウラタロス「悪い女だね」ハァ

リュウタロス「悪いんだ、やーい性悪ババア!」

霞「ん?」

リュウタロス「ごめんなさい」

モモタロス「……本当にアイツらの孫かぁ?」

ウラタロス「っていうか意外な展開だね」

霞「別に……意外でもないんじゃないかしら?」

ジーク「降臨、満を持して!」

ウラタロス「意外でもないって、そりゃまたどうして?」

霞「さぁ?」クスッ

モモタロス「たく、なんでもかんでもわかったみたいな顔しやがって」ケッ

霞「色々と、知っているのは事実よ……色々と、ね?」



◆System


◇以下の条件を達成しているためストーリーが変化します

・【自分】と【高鴨穏乃】が【十分に戦えるベルト】があり【鵺ヤミー】を退けている

・【現代】に【一定火力】を持つ【好感度100以上】の味方が【5人以上】いる

・【????】フラグが【1以上】ある



―――江戸時代【街中】


京太郎「さて、こっからどうするか」

穏乃「にしてもあの多治比さんがいるなんて思いもしなかったよ」

真佑子「あ、あはは……」

京太郎「知りあいだったのか」

穏乃「ううん、大星さんを攻略するのに映像を沢山みたからね」

真佑子「」メソラシ

京太郎「ああ、なるほど……」

真佑子(凄い、きっと京太郎くん、私のぼろ負けの姿想像して蔑むような目で見てるっ、きっと見てるっ)チラッ

京太郎(とりあえず向こうからの接触を待つ、しかないんだよなぁ……)

真佑子(ああ、きっと私の無様な姿想像してるっ)カァッ


穏乃「なんか妙な感覚……」

アンク「なにがだ?」

穏乃「いや、なんでも、ない……?」

京太郎「いや、正解かもな……俺も変な感じする」

アンク「……俺も、いまきた」チッ

穏乃(たぶんそういう感じじゃないんだよなぁ)



現れるナイト兵

そして……鵺ヤミー

顔をしかめた京太郎は素早くベルトを装着


鵺ヤミー「やぁらせぬ!」


その瞬間、鵺ヤミーが京太郎へと飛びかかる

オルフェノクへの変身も考えるが、今後のことを考えればやらないに越したことはない

だが……


穏乃「京太郎!」

京太郎「ちっ!」

<Burst mode>


素早くフォンブラスターへと変えると放つ

だがその弾丸を受けても、鵺ヤミーは効く素振りを見せない


京太郎「っ!」

真佑子「ハァァッ!」


瞬間、走り込んできた真佑子が両腕で持った剣を振るう

いつの間にかあったその剣の攻撃で、鵺ヤミーが吹き飛ぶ

すぐに起き上がるが、真佑子は剣を左手で持って右手で腰にベルトを装着


京太郎「……真佑子?」

真佑子「……ふっ」ググッ


重そうな剣を左手に持ちつつ、右手にガイアメモリを持つ

そして、スイッチを押しこむ


<アクセル!>

真佑子「変……身……ッ!!」


ベルトにガイアメモリを差し、押し込みベルトに装備されているハンドルをひねる


◆BGM『疾走のアクセル』【http://www.youtube.com/watch?v=5cnT1NhpAMM





現れる真紅のライダー

仮面ライダーアクセル

持っていた左手の剣を、先ほどより楽そうに降ろす

隣に立つのは京太郎と穏乃の二人


京太郎「さて、いけるか?」

穏乃「いくよ……」

アンク「チッ……シズ!」

穏乃「え?」


アンクが穏乃の隣に立ち、右腕をそちらに向ける

息をついて、鵺ヤミーをにらんだ

現状、オーズに変身することはできないらしい。メダルの量を考えて


アンク「勝てよ」

穏乃「当然」フッ


瞬間、アンクの右腕が大量のセルメダルに変わる

そしてその中から赤いメダル三つが出現

穏乃は笑みを浮かべてその三つを手にすると、オーズドライバーを装着

倒れているやえを受け止めた穏乃が、やえの身体をそっと壁際に降ろす


京太郎「……いけるか?」

<Standing by>

穏乃「うん!」


京穏「変身!」



ってことでここまでー

戦闘になるかと思いきやスキップ
実は本来なら戦闘パート入ったはず……スキップになった分の経験値はあとで入る感じに

ちょっとイベントあって戦闘開始
ついでに次の再開は明後日、火曜日ー

そんじゃまたー


今日は9時半ぐらいから再開予定ー

久々(?)の戦闘もあるよ!
ちなみに連戦、修羅場も連戦


術式レベル50!(再開!)

ゾロ目なんかこわくねぇ! こわくねぇぞ!



二人が同時に声を上げる


<Complete>

<タカ・クジャク・コンドル タ~ジャ~ドル~>


現れるファイズ、そして仮面ライダーオーズ・タジャドルコンボ

黒と赤と紅、三人のライダーが並ぶ

軽く手首を振るうファイズ、構えを取るオーズ、そしてベルトのグリップをひねるアクセル


真佑子「さぁ―――振り切るぜ!」
                                       /!

                                       , |
                                   __,'  !
                  r==、___        _,ィ '/ !   |、! |    r=、
                  ',='´ゝt='',       / ! |  ;  ゝ、  i,' !\ /`='ゝr=、
                  ',: : :: : : ::',      j  、、 {   丶| ,i! |V: : : : : :ゝ'/
                 / ̄ 丶.: : : ::'.,   / ̄| ∧、 \   / ,i!_ノ/: : :: : : /
.                / /--、 \: : :',==≠}f i |::. ..\, ィ'´,  ,i!、 /=i!: : : /
                / / / 丶、  \:',--|==', ', i:: : '´ \ノ  , |ノ::::ノ!: ∠  _                    ___
                   / / /       \_j: : : ', ',、: :  :'´ `ヽー'´,: ::/ /ゝ─‐、   `丶.         ....::,ィⅸィⅹ   ≫イ
              / '─-、         ヽ.:/ヘ', ヽ.、:、:.、 ノォ|:..': :/ /´    ヽ    ト.  ......::,ィⅹⅩ孚      ≫イ
             {_r──-、 丶         f::::Y、、 `=='ィ^^ゝ=' ,イヽ.      !,ィ≪Ⅸ孚イ           ≫イ
            八 f ̄ ̄``丶.      . :: ::::::::|丶、く、___7__レ'、: : ノ,ィⅸⅹⅩ¨¨           ≫≠¨

             / ̄ ̄7\ \\r=、. .. : :: ::::::::::ゝ_ノ ハ:::,ィⅸⅹ孚℡            ≫≠¨
            {==イ´\_ヽ. >イ孚℡二アミヽ__}孚Ⅹヲイ===ニニ≠    ≫=× '| |
           / ̄ ̄`ヽ.ヽ,ィイ孚≧㌻㌣イ(㌶ノノノく≦≫イ≠     ≫イ、::::::|   |_ノヽ]
          Y´〃 ̄ヽ=、孚瓰Ⅷ㌣㌣㌧㌻≪(C  ヽ.    ≫イ |    \ノヽ.   ノ
         --ァ{/Y^Y´ヽ}´r' 、レイ∠==彡'´ ̄ ¨ヽ.彡'  ≫イ |: :::|  !    ,':::::::/¨ \
    /≪孚イ7イ| ',__,',_r、|ヽ.__j:::/ r'tKⅨ孚迢= >ⅹ≫イ.  ||___!: :::|、、j、_ ,.':::::::/ f´ `ヽ.
    ∧≫イ≪≫'ゝ、ィゝ、} |::::{、_!ノノ㌣℡㍗イ   \   _,ィ´7!! |--{  /!  Y::::::::/.  |!  }、  `丶.
   ∨≪≫イ    ゝ=='、jjjニニ彡'    ',ゝ、ノ\   ̄  ノィ===!_!==!!=、__/:::::::,ヘ. j!  | {    >、   、
    ∨イ          `¨¨¨´      ∨∧', `¨¨`ーイ キユ=====i!ユミ /::::::/    丶.ノノ    }}  /:::::丶
    ¨                     ∨∧',    ',シ! キユ=====i!ユミ,:::::::/      `ー―――、_/:::::::::/\
                          \∧',   ',シi キユ=====i!リシ::::/              7::::::::/:::::::::ヘ
                            \ゝ──',シ! キユ====='ミ/:::/               ー‐^{:::::r、:::::、
                            /  ̄ ̄ ',´ ̄ ≧==≦ \]                 |::::| {ヽ::、

                           _7 ` 丶 、====[|_]二二[|]=、───‐ii、            し'  U 、)
                           ス/ rk孚韮韮}} K ̄ ̄ ̄¨フソ──‐''='


◆鵺ヤミー

※多治比真佑子:+20
※タジャドル:+20

01~20 鵺ヤミーに勝てるわけないよ!

21~40 なんとか勝負になりそうだ!

41~60 負けることはなさそう

61~80 圧勝

81~98 ????

ゾロ目 ??????

◇安価1↓

ウワァァァァァ!!(橘さん並の絶叫)

(嘘でしょ……


【ゾロ目 EXイベント】



◆System

・ストーリーが変化します



ダルそうに歩き出すファイズに、ナイト兵が近づくがパンチで吹き飛ばされる

こういう時に便利なファイズエッジもなく、ため息をつきながら京太郎は素早くファイズショットを装着

拳を振るい相手を吹き飛ばす


京太郎「おい多治比ぃ!」

真佑子「うん!」

<アクセル! マキシマムドライブ!>


グリップをひねり、その体に熱を纏う

走り出したアクセルが跳んで回転蹴りを放ち、ナイト兵たちを倒した


京太郎「まだくるか」チッ

真佑子「でも……」


その瞬間、ナイト兵たちの前に江戸の住人が現れる

それぞれ武器を手に大勢で走っていく

ナイト兵もそれに圧倒され次々と足止めされていく


辰五郎「め組を舐めんじゃねぇ!」

真佑子「サブちゃん!」

京太郎「なに言ってんだお前」


江戸の人間たちも現代の人間たちとが強力してナイト兵たちを足止めする

京太郎がふと穏乃の方を見ると、タジャドルコンボの力なのか鵺ヤミーを圧倒していく

鎧武の時の比では無い力


穏乃「これが、私たちの力だ!」

◆BGM『Time judged all』【http://www.youtube.com/watch?v=C31FsZEFEMA

.         ≧ニ=- 、                   ,}
.        ト、.    \                  /i}
       {`≧xェェェ、 \ -===、≡ミx、.  / /.
       vェェェェェェ、\.\: : : :、.XY〈}X\/ / i!

          vェェェ、 ̄ \\_\: : \X`w/》∨/i!
          V_ ̄\__v 、.  ̄\ ` 〈》゚ r" i|
           vェェェ、 ___,ム `ー 、 、《iv!》/}}
.          `V_`二ニ》     \ `ijf"  i}
.            ∨__ `込        i}:}}i!  〃
              vェェ、`ー-\_ . イ::| |A、./'}
. =ミx、           Ⅳ__`≧=- 》 i介′ i!://
. \ { \      ハ:\_\_∧ / ′.: レ)′

    \ 癶    _/: ゝ、:\.: : :\\ .::/\
     \_〉==≦人/: ノ´:ノ≧≠=- `/.: : ノ≧=ミ、       ___   _   __
 \、 \/.: : : : :/: /:/_/_'_/ r: .、- .、"   r-、`ー‐ァ≪ニ≫′〆、f´// ./
  ´ ̄ ̄ ̄:if`∠: ∠:∠_____ __ `\: \:\  ! : }x- < _/  // /.イ〉 /
 _____//  --------- イ)) r: 、 \: \:\ i}. :!へ. ∨: } // //__/
  : : : :  ̄: : : : : : ≧====_´彡"\:\ \: \:≫十x i.: :X´ ̄ .//__/
 -<:_:_:_:_:_:_:_:ノ´  ∨.:/ V y-==ァ \:.X、≫ ´ ≫ ´ 》!〈--=≦   /
  \/ ∧ {_丶`丶   ∨ ̄∨   i〕f´:(:_:.(≫ ´   x====ァ、    /
   、{ {! \_  \ x《^^》x  ´`x\_:.\{′ .// ̄77〉=≪




鵺ヤミー「ちぃ!」


分が悪いと感じたのか、走り出す鵺ヤミー

オーズはタジャドルコンボの力なのか翼を展開して追いかける

この場で逃せば次の接触を待つしかない


京太郎「ちょっ……くそ!」

真佑子「任せて!」


そう言うと、アクセルが腰部のドライバーを引き抜いて空中で回転

そして―――変形


京太郎(……ば、バジンさん)

真佑子「さぁ、乗って!」

京太郎「どういう……ことだ……」

真佑子「早く!」

京太郎「お、おう」


そう返事をして、バイク形態となったアクセルに跨る


真佑子「あんっ♥」

京太郎「え?」

真佑子「い、いいから気にしないで運転してぇ……そして好きに扱ってっ」

京太郎「あ、はい」



鵺ヤミーを追うオーズを追うファイズとアクセル

そしてたどり着く場所は開けた荒地

岩山に囲まれたようなその場で、止まる京太郎


京太郎「追いつめたか!」


オーズが先に攻撃していたのか、鵺ヤミーは先ほどより傷ついている

真佑子から降りる京太郎は、手首を振るいつつオーズの隣に立つ

そして、アクセルも変形して通常の状態へと戻るとふらつきながらファイズの隣に立った


真佑子「て、テクニシャンだね」

京太郎「ドライビングテクの話だよな! な!?」

穏乃「ちょっとは真面目にやりなよ?」


鵺ヤミー「おのれぇっ!」


京太郎「終わりだな」

鵺ヤミー「お、おお……」

??「終わらぬ」

京太郎「ッ!」


聞き覚えのある声に、そちらを見る

そこにいるのは黒いドレスに身を包んだ玄

ついつい雰囲気に呑まれそうになるが、良くない気配は感じる


京太郎「玄さん自身の意思で着てるなら大歓迎なんだけどな……」ハッ

穏乃「……ガラっ!」

ガラ「我が直々に貴様らを……屠る!」



ガラ「はああぁっ!」


その声と共に、持っていた杖から雷が放たれる

それらを回避しようとするも、動くのが遅れて三人が同時に吹き飛ぶ

地を転がる三人


鵺ヤミー「がぁっ!」


素早く鵺ヤミーが右手の犬の頭を飛ばす

それがオーズに、いやオーズのベルトに装着されたコアメダルを狙って跳ぶ


京太郎「シズ!」

真佑子「くっ、まず……!」


だがその瞬間―――なにかが飛んできた

それが犬の頭へとぶつかり、犬の頭が地に落ちる


鵺ヤミー「なにっ!」

穏乃「お、扇……?」


飛んできたのは扇

そして聞こえるのは、馬の足音

鵺ヤミーの右手に犬の頭が戻る


京太郎「あ、あれは……っ!」

穏乃「と、徳田さん!?」

真佑子「いや、う、うう、あ、あの方……」カタカタ


白い馬に跨った、徳田新之助がそこにはいた


◆BGM【http://www.youtube.com/watch?v=XEZZuZsgwVE




そういえば徳田新之助と真佑子は会っていなかったなと、穏乃は一人で思う

だがファイズ姿の京太郎が固まっていることも気になる

記憶の片隅になにか違和感を感じるが、穏乃は立ち上がった


穏乃「と、徳田さん……助かりました」

京太郎「お、おいシズ」

新之助「ああ」フッ コクリ


馬から降りた徳田新之助が、ゆっくりと扇を拾い懐にいれる

警戒心をあらわにするガラ

徳田新之助がそちらを見れば、半歩下がった


ガラ「ええい、貴様何者だ!」

新之助「ガラよ……世の顔、見忘れたか?」

ガラ「余だと……」


カーンカーンカーン


ガラ「ハッ、上様っ!!?」バッ

真佑子「頭が高い、上様の御前である!」

鵺ヤミー「!!?」バッ


そして、全員が頭を下げる



徳田新之助―――もとい徳川吉宗

江戸幕府八代将軍

知る人ぞ知る……将軍


「錬金術師ガラよ、その方
 己が欲望のためにこの時代や未来の者を混乱させ
 あまつさえこのように人の命を奪おうとするなど、人間の所業ではないな
 潔く腹を切れぃ!」


その言葉を受けて、ガラが頭を上げる

素早く立ち上がると鵺ヤミーも遅れて立ち上がった

眉をひそめる吉宗、そしてファイズたちも構えを取る


ガラ「……えぇい! なにが将軍だ! 私は王になるのだ……であえであえ!」


現れるのはナイト兵たち


ガラ「上様とて構わぬ! 切り捨てぇ!」

吉宗「これ以上、悪事を重ねようというのか……仕方がない」チャキッ


刀を抜く吉宗

そして、ナイト兵が周囲を囲む

前を向いている刃を、返し峰を向ける


吉宗「手打ちにしてやる」


デーンデーンデーン デデデデデデ デーンデーンデーン

◆BGM『殺陣のテーマ』【http://www.youtube.com/watch?v=pYTMQ9_rgQA&t=8s




◆ファイズ

◇ステータス
・HP:70
・速度:30
・攻撃:60
・防御:50


◆スキル

◇クリムゾンスマッシュ:威力95:命中100%:SP25

◇スパークルカット:威力40:命中100%:SP15
・選択時のコンマが30以下の場合、そのバトル中攻撃を+10する

◇グランインパクト:威力40:命中100%:SP12

◇ファイズブラスター:威力70:命中90%:SP20
・命中後に相手のHPが【30】以下の場合さらに【30】のダメージ


◆アビリティ

◇アクセルフォーム
・SPを【最大値の1/2】消費
・行動に『アクセルフォーム』が追加される
・その後『アクセルフォーム』に変身する

◇ブラスターフォーム
・SPを【最大値の30】消費
・行動に『ブラスターフォーム』が追加される
・その後『ブラスターフォーム』に変身する
・さらに『HP』が『80』回復する



◆須賀京太郎【Lv34】

◇ステータス
・HP:93
・速度:100
・攻撃:89
・防御:73
・SP:83

◆回避+【Lv3】
・自分への命中率を【15%】下げる

◆命中+【Lv1】
・自分の命中率を【5%】上げる

◆恋愛力【Lv1】
・女性キャラクターとのイベント時に補正+5を得る

◆ウルフオルフェノク
・SPを【最大値の半分】消費
・行動に『ウルフオルフェノク』が追加される
・その後『ウルフオルフェノク(疾走態)』に変身する



①:速度判定

1味【徳川吉宗】:800
2味【高鴨穏乃】:150
3敵【ガラ】:150
4自【須賀京太郎】:130
5敵【鵺ヤミー】:130


◆特殊判定
※上様補正:±1までゾロ目

01~ 【その数値分のダメージ】

◇安価1↓

【35】


②戦闘開始


動き出すナイト兵を、斬り倒していく吉宗

素早い剣さばきに次々とナイト兵が倒れていく


吉宗「ふんっ!」ズバッ

カーン

吉宗「ハッ!」ザンッ

カーン

吉宗「とぁっ!」ドスッ

カーン


次々と敵を倒していく吉宗

ガラが雷を放つ

だがその雷のような何かを吉宗は刀で弾く


ガラ「なにっ!」

吉宗「はぁっ!」

ガラ「ぐぅ!」


右手首を軽く攻撃されてふらつくガラ

さらに後ろから迫る鵺ヤミーを、見えていたかのように振り返って刀を振るう


鵺ヤミー「ぐおっ!」
◆鵺ヤミー【HP:215/250】

ガラ「くっ!」
◆ガラ【HP:265/300】

③コマンド入力


◆須賀京太郎

『通常攻撃』
『必殺技:>>692
『ウルフオルフェノク』(他コマンド前に二票で決定)

◇安価1↓



◆ファイズ【アクセルフォーム】

◇ステータス
・HP:70
・速度:1000
・攻撃:80
・防御:30


◆スキル

◇強化クリムゾンスマッシュ:威力95:命中100%:SP【最大値の1/2】
・さらに消費SP分の数値をプラス(最大35)

◇スパークルカット:威力50:命中100%:SP20
・攻撃を+10し選択時のコンマが30以下の場合さらに+10

◇グランインパクト:威力40:命中100%:SP12


◆アビリティ

◇TIME OUT
・ターン終了時に【ノーマルフォーム】へと戻る

◇超加速
・1ターンに2度攻撃可能になる
・全ての敵の命中率を【30%】にする
・一部のデメリット効果、アビリティ効果を受けない



①:速度変更

1自【須賀京太郎】:1100
2味【徳川吉宗】:800
3味【高鴨穏乃】:150
4敵【ガラ】:150
5敵【鵺ヤミー】:130



◆コマンド入力


◆須賀京太郎

『通常攻撃』
『必殺技:>>712

◇安価1↓

【通常攻撃】


◆目標

1、鵺ヤミー【HP:215/250】
2、ガラ【HP:265/300】

◇安価1↓

(もっかい!


◆コマンド入力


◆須賀京太郎

『通常攻撃』
『必殺技:>>712

◇安価1↓



京太郎「いくぜ……」


吉宗がバッサバッサと敵を倒していく

オーズとアクセルの二人も戦っている

ファイズは素早くミッションメモリーを入れ替えた


<Complete>

真佑子「私も、これで……!」

<トライアル!>


真佑子が手に持ったなにかを変形させ、上へと放り投げる

それと共にアクセルの姿が変化していく

青い姿、トライアルへと


<Start up>

京太郎「……ハッ!」

真佑子「ふっ!」バッ



二人がほぼ同時に高速の世界へと足を踏み入れる

動き出す二人に誰もがついてこられるわけもない

ナイト兵たちは吹き飛び、二人がガラに接近


京太郎「おおぉっ!」

真佑子「はあぁっ!」


◆ファイズバスター:威力169:命中100%:SP+10【52】
◇ガラ:100%


そして、拳を撃ちこむ

さらに蹴りを打ち込んで二人同時に下がり、他の敵に攻撃をくわえつつさらに接近

同時に飛びだして蹴り抜ける


京太郎「悪い玄ッ!」

真佑子「まだまだっ!」


◆ガラ【HP:196/300】
◇169-100=69

(ミスった、通常攻撃で、うん


通常の状態であるガラには理解できなかった

なにかに攻撃されたということのみだ

鵺ヤミーすらも、攻撃を受けたのかふらついている


ガラ「おのれっ……」

穏乃「玄さんを返してもらう!」

ガラ「無駄だ!」


雷が放たれるが、オーズはそれに対応するのは難しい

中々接近しにくく、一々距離を取ってからの戦闘になる


吉宗「穏乃、これを使え!」バッ


投げられるメダル

驚きながらも受け取る穏乃


穏乃「これっ……はい!」

<3>


周囲に、紅のポインターが浮き上がる


<2>

◆強化クリムゾンスマッシュ:威力95:命中100%:SP26
◇威力:289【169+95+25】
◇ガラ:100%
◇鵺ヤミー:100%



<1>

京太郎「はぁっ!」

真佑子「せりゃぁっ!」

<Time out>


周囲の十体ほどの敵に紅のポインターが突き刺さり爆散

それ以外の敵にはTの字が浮かんで爆散

かがんでいるファイズと、なにか端末を持つアクセル


真佑子「9.8秒、それがお前達の絶望までのタイムだ……!」

京太郎「決め台詞、ね……俺もなんかないもんかね」カチャッ


そう言って笑う京太郎

ガラと鵺ヤミーの方を見ると、かなりのダメージは追っているが倒せてはいない

玄の身体にフォトンブラッドを打ち込むわけにもいかないしそれも当然、だろう


ガラ「お、のれ……!」
◆ガラ【HP:7/300】
◇289-100=189


鵺ヤミー「ぐぅ」
◆鵺ヤミー【HP:26/250】
◇289-100=189



ふらつくガラと鵺ヤミーを前に、歩き出す吉宗

周囲に迫る残ったナイト兵たちを峰打ちでセルメダルへ変えていく

そしてガラの前に立つと、素早く刀を振るう


吉宗「ハッ!」

◆御上の裁き:威力300:命中120%:SP50【550】
◇威力:800【500+300】
◇ガラ:120%
◇鵺ヤミー:120%
☆命中した場合、相手の【速度】を【-50】



穏乃「いくぞ!」

<コブラ・カメ・ワニ! ブラカ~ワニッ!>


オーズの姿が変わる

爬虫類系のメダル三つで完成するブラカワニコンボ


そして、ふらつくガラと鵺ヤミーを見て吉宗が頷いた

刀を空に振るい、オーズの方を見る

素早く、オーズは腰のベルトにスキャナーを通す


<スキャニングチャージ!>

吉宗「成敗!」

穏乃「セイヤー!」


ワニのオーラを纏ったオーズが、地を滑り鵺ヤミーに蹴りを打ち込む

それと共に爆散しメダルがばら撒かれた

吉宗が笑みを浮かべながら頷く


ガラ「おのれっ、だがまだ……ッ!」ダッ

穏乃「待て!」

吉宗「む……動くぞ」

京太郎「え?」



―――現代【ガラの塔】


結界は、仲間たちの協力により破壊できた

ドライブやブレイドやオーガ、それにバースと呼ばれるライダーやハート

様々な力によりあっさり壊れた結界の中にそびえるガラが作った塔へと入り、最上階へとやってくるのはデルタとオーガ


葵「見つけた……」

豊音「この天秤?」

葵「なんでも良い、ぶっ壊す!」


そう宣言して、デルタムーバーを放つ

その奇妙な形をした天秤を破壊すると同時に、周囲が揺れ出した

驚きに体勢を崩しそうになるカイザとオーガ


葵「さっさと出てこの塔ごと破壊するよ!」

豊音「わわっ、でも!」


瞬間、誰かが割り込む


ガラ「邪魔だぁ!」

葵「こいつっ!」

豊音「玄!」


ガラは素早く天秤の傍にいく

そこにはオーズやグリードたちから奪ったコアメダル

はめこまれたそれらを吸収するガラに、顔をしかめる葵


葵「早く出よう!」

豊音「う、うん!」



―――江戸時代


吉宗「お前達、早く元の場所へ戻るのだ」

穏乃「あ、え、えっと……う、上様とは知らなかったとはいえ数々のご無礼っ!」

吉宗「……良い、お前の前にいるのは徳田新之助だ」フッ

穏乃「と、特ださん……っ」

吉宗「行け、未来の鎧武者たちよ……」


京太郎「……はい」コクリ

穏乃「行こう!」

真佑子「乗って!」


そして、アクセルに跨り去っていくライダーたち

一人笑みを浮かべて頷いた

未来と過去を救うために戦った者たち


吉宗「さて、そろそろ戻らぬとじいに何を言われるかわからん」フッ


これからの未来の繁栄と希望を確信する吉宗だった



ここまでー

まさかこんな時間がかかってしまうとはあの海の衣の眼をもってしても(ry
とりあえず上様クランクアップです

次回はNEW電王がようやく絡む

京太郎たちも帰還、二戦目突入

そんじゃなにかありゃお気軽にー

遅くなったけど乙です!
上様クランクアップか。ホント上様は上様だったな

それとイッチに質問。これって、もしかして次の戦いアクセルフォームに変身できなかったりする?

>>737の途中からカイザとオーガになってる
葵の灰化が加速しちゃう!

イッチ、前の話で人が来なくて自由行動がいくつかスキップされたけど、スキップされた分の自由行動ってどこかでやってくれるの?それともこのまま放置されるの?

個人的には色々とやりたい事があるので、どこかでやってくれるとありがたいのですが……


永遠に不滅だー!(再開!)

元社長良い!
予告なしだけど再開してくよーん
アクセルに関しては正直すまんかった、記憶呼び起こして書いてたらんなことに……しっかり見よ

>>744
無理っす……ブラスターの出番かな?(フラグ用意の準備しながら)

>>752
灰化カウンター1個乗せときますねー(ゲス顔)
まぁ普通にミスっす

>>753
どこかでやるっすー


―――現代【街中】


江戸の街から戻ってくる面々

巻き込まれた人々も戻ってきたようだった

京太郎と穏乃とメダルから再生したアンクの三人が地上へと着地する


京太郎「ふぅ……さて、あとはガラか?」

穏乃「だね」ニッ


江戸の街が元に戻ると、京太郎は静かに頷く

やることは決まっている、現状……


京太郎「……さて、バジン呼ぶか」

真佑子「まだ私に乗るべきでしょうが!」

京太郎「いや、なんか邪な欲望を感じる」

アンク「だな……」スッ

穏乃「アンク」ジト

アンク「……チッ」


オートバジンが走ってくると、京太郎は笑みを浮かべて跨る

その隣でバイクにまたがる穏乃

今度はアンクの力を借りずに、タカトラバッタの三枚のコアメダルを持つ


京太郎「もう一回だ……行くぜシズ」

穏乃「おう!」


『変身!』




【第30話<Wonderful 将軍と新たな電王>】


◆BGM『Anything Goes!』【http://www.youtube.com/watch?v=xOEsEmI6X9s




―――【公園】


怪人となったガラがその地に降りる

自分の塔が破壊されたことに悪態をつきながら次の策を練る

だがそれを許すほど優しくはない……


ガラ「ええい、かくなる上はオーズ本体を狙って……」

???「そんなことより、まずは返してもらわなきゃだし」

ガラ「っ!」バッ


そこにいるのは、一人のライダー

仮面ライダーNEW電王こと、松実幸太郎

金髪を風になびかせながら現れる少年の様子は少しばかり違う


ガラ「何者だ?」

幸太郎「孫だ……だから、返してもらう。文句の一つぐらい言わなきゃ気が済まないからな!」

モモタロス「上等だ!」

ウラタロス「出番だね」

キンタロス「よっしゃ、やったるで!」

リュウタロス「えへへ、イェ~イ!」

ジーク「このプリンスの出番!」

晴絵「よっしゃ、通りすがりの奴に良いものもらったし、やるぞデネブ!」

デネブ「おう!」


並ぶ面々の後ろに現れる霞が、なにかを投げる

それを受け取るのはモモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロス、ジークの五人

そしてそのまま投げられた―――ベルトを装着


モモタロス「さて、行くぜ行くぜ行くぜぇ!」

幸太郎「テディ!」

テディ「ああ幸太郎!」



『変身!』


◆BGM『俺、参上!』【http://www.youtube.com/watch?v=IF4NLcF3ScM



面々がそれぞれチケットを使い変身

モモタロスたちはそれぞれのフォームに、晴絵はジークと共にベガフォームへ

そして幸太郎はNEW電王へ……


モモタロス「よっしゃぁ、まずは玄を取り戻す!」

幸太郎「いくよ!」


それぞれが己の武器を構える

総勢七人のライダーたちを前に、ガラがわずかにたじろぐ

そして、大量のセルメダルを使ってナイト兵を作り出した


ガラ「くっ、邪魔だ!」

NEW電王「邪魔するためにやってきたんだよ、未来から!」

モモタロス「へっ……さっさと孫に良いとこみせてやれよ玄!」


(ミスった、まぁそこは脳内変換で……オナシャス(ピョンピョン



◆イベント

※恋愛力補正:+5

01~30 優勢!

31~60 圧倒的優勢!

61~98 負ける気がしない

ゾロ目 勝った(確信)

◇安価1↓

嘘やん……なんか今回の話ゾロ目多くない?

【勝った(確信)】


ガラ「邪魔だぁ!」


伸びる腕を振るうガラ

その腕を受け止めようとするも、威力に負けて吹き飛ぶNEW電王と電王ソードフォームの二人

地を転がるも、すぐにNEW電王が銃撃


ガラ「ぐぅっ!」

モモタロス「戻ってこい、玄ぉ!」


そして、接近したモモタロスが一撃

デンガッシャーでの斬撃に怯んだガラに、さらにNEW電王が斬撃を加える

そして遠距離からゼロノスが射撃


ガラ「無駄なことをっ……!?」


瞬間、ガラの様子に変化がみられた

たじろぐような様子を見せ、徐々にその姿がぶれてメダルがボロボロとこぼれる

胸部あたりのメダルの中から、手が出てくる


モモタロス「玄か!」

玄「ぐっううっ……!」

幸太郎「ばあちゃん!」


助けようとするモモタロスと光太郎を、ガラが腕を振るって弾く

だが、それでも玄が少しずつ出てくる


玄「み、みんなが頑張ってるんだ……私が、私もっ……」

幸太郎「っ!」

玄「あああぁっ!」バッ


ガラの中から、転がり出る玄

怪人の身体が元に戻っていくのを見つつ、玄はふらつきながら立ち上がる

そしてその周囲に集まる面々


幸太郎「ばあちゃん……」

玄「な、なんとなくわかったけど……ば、ばあちゃんって……」

モモタロス「しょうがねえだろ、お前の孫なんだから!」

玄(誰と、結婚するんだろぉ……私)


京太郎「見つけたぁっ!」

玄「ふぇっ!?」カァッ

幸太郎「っ!」バッ

ガラ「くっ、奴らまで……!」


京太郎「たく、手こずらせやがって」

穏乃「みんないる!」



ガラ「くっ……身体が無くなったせいでっ」


京太郎「だいぶ弱ってるか……てか玄は、自力で?」

玄「な、なんとか……みんなのおかげだけどね」エヘヘ

京太郎「……だな」フッ

幸太郎「……須賀、京太郎」


ぼうっとして京太郎の眺める幸太郎ことNEW電王

京太郎ことファイズがそちらを見る

二人が、視線を交差する


京太郎「電王、誰だ?」

霞「NEW電王こと、玄の孫の松実幸太郎よ」クスッ

京太郎「孫……そっか、松実家、孫まで……」

幸太郎「……」

霞「おもしろいことになってきたわね」スッ

玄「あ、ベルト……ありがとう霞ちゃん!」

霞「ええ、あとはよろしくね」ニコッ


笑顔を浮かべて下がる霞、襲ってきたナイト兵を一撃でセルメダルに散滅しつつ下がる


京太郎「……まぁ良いか、いくぞ幸太郎」

玄「うん、幸太郎くん……一緒に戦おう!」

幸太郎「……ああ!」コクリ



◆【ゾロ目ボーナスイベント】


※恋愛力補正:+5(ゾロ目以外では適応しない)

01~30 ???

31~60 ?????

61~98 ????

ゾロ目 ??????


◇安価1↓

ああ、もう……(絶望)

【EXイベント】



ナイト兵たちを蹴散らしていく面々

ガラに向かって銃を打つファイズとNEW電王

そしてライナーフォームへと変身した玄が走る


モモタロス「いくぜいくぜいくぜぇ!」

玄「やぁっ!」


二人の剣戟を受けて、ひるむ

このままで勝てるわけもない

ナイト兵たちも徐々に減っていく


??「助力しましょう……」

ガラ「何者だ!」


瞬間、紫色のプテラノドンのような容姿をした怪人が現れる

そちらに気を引かれる玄とモモタロス

その瞬間、ガラが跳ぶ


ガラ「お前を人質に!」

霞「あら……」


ガラが霞の前に着地

溜息をつく霞


霞「その気はなかったんだけど……」

ガラ「もうすぐ完成したのだ、王となるための!」

霞「仕方ないわね……その気は無かったんだけれど、このタイミングになるかしら」


懐から取り出すのは……音叉と呼ばれる器具



霞「これでも結構、鍛えてるのよ?」


襲い掛かるガラの拳を避けると、掌底を打ち込む

後ろへと下がるガラの身体からセルメダルが一枚はじき出される

空中に舞うセルメダルが霞の前に落ちる


その瞬間、音叉でメダルを叩くと―――音が響いた


霞「……」

◆BGM『輝』【http://www.youtube.com/watch?v=KaRZaZ5_LVU


音叉を額の前に出すと、霞の身体が炎に包まれ、その姿が変わる

霞の姿はまさに鬼と化す


霞「ハッ!」バッ


青白い炎が散ると、そこに立つのは新たなライダー


霞「響鬼、見参……!」

                   /}
                __ノ :}____ ./}

                  /二ヽ/〈笊゙/ ,'
                  }、___`¨ヽ`゙-ゞ、
              〈ニニ´ / ヽ¨¨゙{

              〈:ヾ/  ,  `、/
                  }ヽ:::/}¨iヾ} :/
                _}:::ミh、::::。o´、_,,,
            / /i:::::::::::::  /_ノ }、____
.         >''〈  :/:::',:::::. _,,/r-、 /{.   ミh。
          /  /´ :/ ミh'‘´   ゚,   }i{:     :',
       {:..... / ∥  ∥     }  :} ゙、:::..............::}
       |:::::/{:  ',/ヽ {  /ヽ ノ  i .:}≧=--o。}
       ヾ´{:i  」__.゚、--ァ'     /、 {  ミh。.__{
.       ∥ヽ{¨¨¨} .:/竺`、:: ヽ __//:/{:.    :ヽ

        {   {¨゚ヾ/、  .:/ヽイ___ミh / :i::::.    :∨
        |:.....:{ :i::::::::ヽ/::::  }:::/   :∧::::::.  .::::i}
        |::::::::ヽ::',:::::::::{::::::::: ノ::/      、ヽ::::::::::::::::}
      __/__.::::::}:::::゚、,-╋- <::::/    、`  ゚、::::::::::::∨
      /ミh、__:::」i  i:: :: |::::::::::} ´::    ,'   }二二ニ[
     「:::.....::::::/ | :i{:::::: |::::::::::}    :::ノ     {ニニニニニ〉
     ∥:::::::::::::}..i|::: :>'」¨ミh、!::::.....::/ {    }-'¨¨¨¨¨ヽ
    ∥:::::::::: / ∥¨´、`{_/__ヽミh--===┓   :|     ,'
..   ∥:::::::::∥ ノ}o。 _{〈¨」ヾノ/ _____ 。o≦ミh、 }彡ニニミh}

.    ∥::::::: ∥:「/  {.≧o。. .。o≦} / 、{    ', ゚、    |
    {::::::::::∥ :{i::::  ゚,      ,'´ /_ \  :} {    |
.   ∥::::::::::〉 〈::::..  ゚、.    ∥/:::::::::ヽ `¨「  :|ニニニニ}
   i::::::::: 〈  :|\--- ゚、.    ∥゙::::   ::}  }  .i|----〈
   {::::::::::::∨..|:::: \::::: ゚、  ∥::::    ::i|ミh〈  / :i   ∨
   {:: ::: {ヽ:i |:::::::::::ミh、:::ヽ-:'/:::     ::|:.  | { ,i ,    }
   `ヽ:::Lレ' |:::::::::::::::::::ヽ:::::,':::::     :::|:.  | 「:{{ } :} //
      \〉  |:::::::::::::::::::::::',:::i::::::.     }\,,} ヽ} j //´
.           |::::::::::::::: ::::::: ',::::::::::::. ...: :: ∥ ∥  ゝ{」´
.          ',::::::::::::: :::::::::::{:::::::::::::::::::: ∥ ∥
          ∧::::::::::::.:::: ::: {::::::::::::::::::::∥: /
.        / .∧:::::::::::::::::::::',:::::::::::::::::∥、./




ガラ「こうなれば……すべて破壊してから、じっくりと王への覇道を歩み出すのみぃ!」


瞬間、ガラの姿が変わっていく


霞「すべてを破壊しては欲望は集まらないわよ」


そう言い捨てると、響鬼は腰の二つの音撃棒と呼ばれるバチを取り出して振るう

左右から迫るナイト兵をその棒でたたくと、太鼓のような音と共に吹き飛ぶナイト兵

手元でクルリと音撃棒を回す


霞「変身したと言っても……私の出番はほとんどないでしょうけどね」フッ


ガラ「ガアアアァァァッッ!」


ワイバーンのような怪物へと変身したガラが叫びを上げる

飛ぶことはしないものの、走り出すとそのままオーズを狙って走り出す

オーズが素早く跳ぶが、ガラが口から吐き出した炎で吹き飛ばされる


穏乃「うわぁぁっ!」

京太郎「シズ!」

玄「穏乃ちゃん!」


霞「……もうちょっと、なにかありそうな気配ね」



―――【いつもの工場地帯】


吹き飛ばされてくるオーズ

そして、ガラも追ってくる

苦戦して膝をついているオーズにさらに攻撃をしようとするも、銃撃によりガラがひるむ


穏乃「え?」

「……」


そこにいたのは、オレンジ色のライダー

黒い大きな目、パーカーのようなものを装着している

そんな謎のライダーが、静かに銃を降ろす


穏乃「き、君は……」

?「ライダーは助け合い、でしょ?」

穏乃「え……」


瞬間、そのライダーは幽霊-ゴースト-のように消え去る

ガラがオーズの方を向きなおすと同時に、現れる面々

玄とイマジンたち、そしてNEW電王とゼロノス

京太郎と豊音のオーガと葵のデルタ

そして、響鬼こと霞


穏乃「ははっ、スゴイねこれ……やっぱライダーは助けあいでしょ!」

霞「おっしゃる通りだわ」クスッ

京太郎「いくぜ」カチャッ

玄「いくよみんな!」



電王ライナーフォームこと玄がケータロスを取り出す

そしてキーを入力し素早くバックルに装着


<Climax foam>

玄「みんな!」

モモタロス「よっしゃぁ!」

ウラタロス「任せて!」

キンタロス「泣けるでぇ!」

リュウタロス「イェイ!」

ジーク「合体、満を持して!」


五体のイマジンが一つの体に集まる

それと共に現れるのはクライマックスフォームの背中にジークの翼が装備された超クライマックスフォーム

ゼロノスは赤いチケットへと変えるとベルトに差し込む


晴絵「デメリット無しで変身できる日がくるなんてね!」

デネブ「これは自分でもびっくりだ!」


ゼロノスはゼロフォームへと変身

ファイズと響鬼はそのままなものの、十分すぎる戦力と言えるだろう

さらに、気配を感じて京太郎がそちらを見る


京太郎「あれは?」

穏乃「え?」

「オーズ、これを使え!」

(誰も参戦したとは言ってないよなぁ! ゾロ目のせいだよ!(血涙)


投げられたメダルを、受け取る

それは緑色のメダル

ほとんどのメダルをガラに奪われたオーズにはない力


穏乃「これ……ウヴァ!?」


工場の上のほうにいるのは四体のグリードと呼ばれる怪人たち

緑のウヴァ、黄のカザリ、青のメズール、白のガメル

頷くオーズが、緑色のメダルを差し込む


カザリ「そいつはボクたちにとっても迷惑なんだよね」

穏乃「ありがとう、今は借りとく!」キンキンキン

<クワガタ・カマキリ・バッタ! ガータ・ガタガタ・キリ・バ・ガタキリバ!>


そしてオーズはいつぞや見た緑色の姿へと変身

ガタキリバコンボの能力により、オーズが数十人へと変身していく

そして増えたオーズが、ガラへと集る


京太郎「すごいな、相変わらず」

霞「でもまぁ、私たちもさぼっていられない……わよ!」

玄「いくよみんな!」


ファイズがファイズブラスターを通常フォームのまま放つ

響鬼が音撃棒に宿した炎を火炎弾として放ち、電王が胸からミサイルを放つ

数々の攻撃にひるんでいくガラ


そしてその身体から、いくつかのコアメダルが出てくる



豊音「私たちも負けられないね!」

葵「空気のようなのはよくないなぁ……3821ッ!」

<Jet Sliger Come Closer>


現れるのは巨大なバイク

それに飛び乗るデルタが攻撃をしかけていき、オーガもオーガストランザーとオーガフォンを射撃武器へと変形させる

二挺で撃つオーガと、ジェットスライガーで攻撃をしかけるデルタ


そして、コアメダルを回収したオーズが下がる

なんだかんだで数が減って8人のみ


ガメル「オーズ!」

メズール「オーズ、これを!」

カザリ「これを使いなよ」


そして上から投げられるメダル

それを受け取るオーズ達


穏乃「あ、ありがとう!」

穏乃「それじゃ君、恐竜お願い」

穏乃「え、私……うわっ!」ドクンッ

穏乃「いくよみんな!」

穏乃's「おう!」



穏乃's「変身!」


オーズ達が円を描くように並び、それぞれメダルをはめこむ


<タカ・トラ・バッタ!>

<クワガタ・カマキリ・バッタ!>

<ライオン・トラ・チーター!>

<サイ・ゴリラ・ゾウ!>

<タカ・クジャク・コンドル!>

<シャチ・ウナギ・タコ!>

<プテラ・トリケラ・ティラノ!>

<コブラ・カメ・ワニ!>


そして、総勢8人のオーズが揃い、並ぶ

後ろへと下がるファイズ、響鬼、電王

ジェットスライガーを操っていたデルタも、後ろにオーガを乗せて少し離れた


晴絵「くらえぇぇぇっ!」


瞬間、走ってきたゼロライナーがドリルを展開したままガラを引き―――打ち上げる

空へと打ち上がるガラ

そして真上に現れたデンライナーから、いつのまにやら移動していた響鬼が飛びおりる


霞「霞式……鬼蹴!」


そして真上からの凄まじい一撃、真下へと落ちていくガラ

だが真下に待ち構えるのはライダーたち


<スキャニングチャージ!>

<Full charge>

<Exceed Charge>




今日はここまでー
次は明後日、火曜日やるよー

戦闘があるはずだった……はずだったんだよ?
なんでイッチのプロットはすぐに死んでしまうん
なんとしてもブラスターにしてやろうというイッチのプロットが……

そんじゃまたー


私の神の才能を!(再開!)

ああもう……地獄絵図(プロットが)



必殺の音が響き渡り、それぞれが武器を構える

真下にいたオーガとファイズの二人

オーガがオーガストランザーを、ファイズがファイズブラスターをフォトンブレイカーモードにして剣を展開


京太郎「おおおおおっ!」

豊音「はあああっ!」


真下から巨大な光を宿した二つの剣が突きあげられる

紅と金の二つの刃がガラを空中で突き刺し固定

そして空中で止まるガラに、デルタが操るジェットスライガーの放つミサイルが直撃


京太郎「シズ! 玄ぉ!」

玄『いくよ!』

玄M「必殺! 俺たちの必殺技……超クライマックスバージョン!」


背中の翼を広げて、飛び上がる電王

それと同じように、飛び上がるオーズ達

地上のオーズ、サゴーゾが拳を飛ばし、ラトラーターが走り爪で斬り裂く

そして電王と共に、オーズの他のフォームも蹴りを放つ


穏乃「セイヤー!!」
                                     /´ヽ.

                 r、=Yヽ\               {ミヽr=、、ィヽ._
                r'{!_}=|^{:::ス\    ,ィ´ ¨`ヽ     .ヘY:::::::ヽム=、ソ
                ゝ=、_ソゝ:ゝ彡}、_ /≠ニニニ=丶    i!:: ゝ=ィ7/{::::::ノ
                   ヽ.   ノ/: : : : : : : : : : :フ´ 丶='l: :イ7、'//|ゝ'
                    ゝ 、彡': : :: :: :: : :/: //く´ト、`丶ゝイノレ'
                        ̄ ─=、:/: : : Y ヘ、__くく(=ゝレく

                            ∧: :: :|=|___j_j´ノソrソ)=ハ
                        .ィ7、 ∧: : :.ィ! 、ミヽ:i!r、、_)r、ソ、ト、_    __r=、
                      ///、j/くく〇ヽ丶Y_ノr::、ノ|{ゝノ\\ヽ く)ゝ/^7、
                     Y/// / /: 丶 r=、、 \、ノ=、_イイ': : ::\ヽl  スン'//
                     ゝ'/===z /: : : : :、ゝ' \、二二彡': : : : : : ヘイ  `¨!
                    r7//-r'´: : : : : : : : \ゝ='ヘ: .イ´`丶:: : : : :: :::!、、___ノ
             . ィ=====イ/ヽ__  }: : : : : : : : : : : : 'ヘ':r ´ ___rニニ≧==、___/
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. /____.......ミヽヽ==、 ヽ_≠─-イ .| | ヽ======三ニ}}  |_≠─、_ノ: : : : : :. ィ<
'.イ三三三心、丶 r'´¨      ゝ___,.=====、_彡'────── <

三三三三三兮} ノ
三三三三三少| /
三三三三三夕イ



そして、爆散するガラ

オーズの分身たちも消えていき、自らの渡したコアメダルを素早く回収して消えるグリードたち

それを追わないあたり、穏乃もアンクも今回は感謝しているということだろう


全員が変身を解除するころに、真上から振ってくるそれに気づく


京太郎「痛っ……セルメダル?」

アンク「ガラが溜めてた奴だな」

穏乃「凄い、欲望の雨だ……!」

葵「ふぅん、おぞましいね」

豊音「葵が言うとへんな感じかもー」アハハ

葵「……あれ、今姉帯さんに毒吐かれた?」

晴絵「そんだけアンタは歪んでるってこった」ケラケラ

葵「あんたねぇ、年上相手にはちょっとは気を遣いなさいよ」


京太郎(あれ、霞さんは……)チラッ


瞬間、真上から振ってくるのは巫女服の……小袖

それが、唯一変身を解除していない響鬼の元に落ちる

周囲の面々は色々と話しているが、京太郎は見てしまう


京太郎「……」


響鬼が、炎に包まれ変身が解除される


京太郎「!!?」


落ちてきた小袖を霞が羽織るが、それ以外はなにも―――着用していない


葵「どうしたの?」

京太郎「あ、いや、なな、なんでもないっす」

豊音「顔、真っ赤だよっ?」

京太郎「あ~なんでもないなんでも」

晴絵「……なるほどね」ジト

京太郎「なんでもないって!」

アンク「あいつから欲望を感じる、いつもより強めの」

穏乃「ダメだよ?」


真上から振るセルメダル

心を落ち着かせてから、それを一枚手にした京太郎

静かに指で弾くと、それが真上へと飛び上がる


京太郎「……で、お前は?」


落ちてきたメダルを手に持って、振り返る京太郎

そこにいるのは金髪の青年


幸太郎「……」

モモタロス「よ、幸太郎! あの鳥は倒したのかよ!」

玄「あ、ごめんね幸太郎、あのヤミー任せちゃって」

幸太郎「別に、そっちが終わったなら良いよばあちゃん」


穏乃「……ううむ、違和感が凄い」

京太郎「俺もだよ」


同い年ぐらいの二人の会話、違和感がつきまとうのは仕方のないこと

霞はいつもと同じ服装に戻って歩いてくる

幸太郎は笑みを浮かべて玄を見た


幸太郎「ばあちゃんは凄いな」

玄「え、そ、そうかなぁ?」エヘヘ

幸太郎「おう……それと会えてよかった、須賀京太郎に」

京太郎「あ? なんで俺だよ?」

幸太郎「そりゃ……」

霞「幸太郎くん?」ニコッ

幸太郎「うっ……そ、それじゃあな!」


やってくるのはNEW電王のデンライナー

青いデンライナーに乗り込んだ幸太郎とイマジンのテディ

いつかまた助けに来てくれる時もあるのだろう、そうでなくても会えなくはない


玄「またね幸太郎!」

幸太郎「ん、またなばあちゃん……それと、じいちゃん」

京太郎「……あ?」

霞「あ」

葵「」

豊音「ふぇ?」


そして、デンライナーが去っていく

空へ、そして未来へ―――



京太郎「……」チラッ

玄「お、じ……」マッカ

京太郎「……」チラッ

葵「」ブツブツブツブツ


京太郎「……さて、帰るか」トオイメ




【第30話<Wonderful 将軍と新たな電王>終了】


◆BGM『手をつなごう~マツケン×仮面ライダーサンバ~』【http://www.youtube.com/watch?v=XDnYD_-0RIA


わーい
リザルトが次ぎかな?



◆次話選択【第31話】


1、人間の心
【結局、中途半端だった】

2、狂人の思惑
【奴は手段を選ばずただ進む】

3、支配者
【すべてを始めた男が、動き出す】


◇23時00分から集計開始

>>875
リザルト忘れてた、次話選択終わったらまとめて張るっす



◆次話選択【第31話】


1、人間の心
【結局、中途半端だった】

2、狂人の思惑
【奴は手段を選ばずただ進む】

3、支配者
【すべてを始めた男が、動き出す】


◇安価1↓から2分間で集計

1、人間の心


◆System

・蜘蛛はただ一人、その道を往く

・善意が善意を殺す



◆System


◇30話で【イベント】を発生させたことにより以下の状況に変わります

・【????】フラグが【2】に上がりました

・【松実幸太郎】が【参戦】することがあります

・【石戸霞】が【響鬼】として参戦することがあります

・【???】のストーリーに変化が発生します



【第31話<人間の心>】

連スレ失礼
とりあえず、今の内に自由安価貼っておくわ

0 クリムにオルフェノクの寿命の件を報告+ロイミュードの技術を応用して、意識だけをロイミュードに移して豊音やエイスリン(睦月も)延命できないか聞く+蛮野からシロの肉体と絹ちゃんを取り戻す方法を思いつかないか聞く

後イッチ、リザルトは結局どうしたの?

(システムだけで投下しちゃったよ



◆戦闘終了

・経験値:500+3000

・レベルアップ【35】→【38】

京太郎「幸太郎……俺を助けに未来の世界から!」
幸太郎「じいちゃん、アンタが[ピーーー]ば未来の俺の存在も消滅する!」
京太郎「俺達は一心同体か……!」
幸太郎「ああっ!」


みたいな展開かな



―――【自宅:居間】


京太郎(奴……幸太郎が爆弾を投下してから早三日)

葵「あっ……味付けかえた?」

塞「わかった? ていうか作ったのが違うんだけどね」

エイスリン「ワタシ!」バッ

京太郎「へぇ、美味いなぁ、これはこれで良い」フム

胡桃「先生が良かったんじゃない?」

塞「そ、そう?」

豊音「お嫁さんにぴったりだね!」

塞「お嫁……」

葵「……」

京太郎(そう、なんかこう……たまに、こうなる……まぁ暗いわけじゃないんだけど)

葵「……」ジト

京太郎(なんつーかこう、正直言うと幸太郎の台詞が爆弾だとしたら……弾頭が撃ちこんだのがあの人)


霞『あら、でも京太郎くんが玄ちゃんとだけ子供を作るとは限らないでしょ? 未来には他にも京太郎くんの子孫がいるかもしれないわよ』

玄『どどど、どういうこと!?』

霞『早い話、玄ちゃんとの間以外にも子供がいるってこと』

玄『か、可能性とかじゃ、なくて?』

霞『いるのよ』

玄『……最低だよ京太郎くん!』

京太郎『ええ~……』


京太郎「……やっぱあれが原因だよなぁ」

塞「ん、なにが?」ニコニコ

京太郎「ああいや、なにも」



色々と考えを巡らせながら、食事を続ける京太郎

味噌汁をふーふーと冷ましていると、寝坊助が起きてきた音が聞こえる

二階から駆け下りる音を聞き、眉をひそめる


京太郎「誰か起こそうぜ」

白望「だって、起きないし」

塞「わかる」

京太郎「まぁ、わかる」


ガラッ


淡「おはよー!」

胡桃「はい、おはよう」

豊音「淡おはよー!」

エイスリン「オハヨ!」

塞「ほら、早く座りな、朝御飯あるから」クスッ

淡「やった!」

京太郎「騒がしいなぁ」ズズッ


冷めた味噌汁を啜る京太郎


淡「あ、そういえば!」

葵「ん?」

京太郎「……」ズズッ


淡「お義兄ちゃん、子供作ろ!」

京太郎「ぶふぅ!」



◆知り合い

【白望・塞・胡桃・エイスリン・豊音・葵】
【良子・裕子・洋榎・絹恵・悠彗】
【宥・玄・灼・晴絵・霞】
【穏乃・ネリー】
【美穂子・ゆみ・桃子・菫・智葉・ハオ・はやり】
【咲・久・一太・まこ・優希】
【明華・爽・アレクサンドラ】
【一・佳織・智美・憧・照・淡・煌・竜華・怜・もこ】
【真佑子・小蒔・恭子・郁乃・メグ・由暉子・揺杏・成香】
【慕・耕介・杏果】
【健夜・ハギヨシ】



―――【朝】


◆自由行動


1、誰かと話す【>>922

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、公園(ゆみ・桃子)

7、ファミレス(菫)

8、松実館(穏乃・玄)

0、自由安価


◇安価2↓

う、うわぁ……

【特殊イベント】


―――【公園】


京太郎(ついついあの状況に耐えられずに家を出てきてしまった……)

トボトボ

京太郎(どうすっかなぁ)ハァ

??「……」ペリペリ

京太郎「あ……?」

??「また、藤田プロ」

京太郎「……津山、睦月」

睦月「っ……須賀、京太郎……」

  |..:|....::..::     /     /|.:|...ト、...:....゙、::......::.:|
  |::|::::::::::::::::::::.:/..........::/   ゙、ヾ、 \::::::゙、::::::::::|
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:/ |:::|::|/:::ハ:::::::├!_` ー _ , イノ|、_

|   |:::|::|::::| ゙、:ノ/ `ー-、 ,, -‐ ´  ゙、\
   |:::|:|:::::|/:.:〈     /ー‐\    |:.:.:\_
_,..-‐.:´.:/:.:.:.:.:∧  /|  / \   |:.:.:.:.:.:.|:.:`:.ー-..、_
:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.|  V   〉-〈   \/:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`ー-、

(プロットは、不滅だー!


◆【津山睦月】
・恋愛力補正:+5
・津山睦月好感度補正:+7

01~20 話にならない

21~60 話はする

61~98 悪くない雰囲気

ゾロ目 ??????

◇安価1↓

【話はする】



睦月の座っているベンチ、その隣に座る京太郎

人一人分を開けて座る京太郎と睦月

二人はお互いの脇にアタッシュケースを置いている


京太郎「……」

睦月「……」

京太郎「久しぶり、だな」

睦月「……うむ」

京太郎(せっかく会えたのもなんかの縁だし、話はしたいな……佳織さんのこともあるし)


そう呟きつつ、横の睦月を見る

プロ麻雀せんべいを開けていた


睦月「……また藤田プロ」



◆どんな話をする?

1、睦月の話

2、自分の話

3、佳織の話

0、自由安価

◇安価2↓

3、佳織の話


京太郎「……佳織さんのことだけどな」

睦月「お前を恐怖することは、なくなったか?」

京太郎「お前、知ってるのかあの日のこと?」

睦月「……」


無言、顔をしかめる京太郎は静かに息をつく

問い詰めて応えるような相手なら苦労はしない

昔とはまるで違うのだ


京太郎「……お前は、佳織さんを殺さなかった」

睦月「殺せなかっただけだ……」

京太郎「蒲原さんも、結局殺せてない」

睦月「……邪魔が、入るからだ」

京太郎「入ってなかったら殺れてたか?」

睦月「……私は、オルフェノクだ」グッ

京太郎「そんな苦しそうな顔してもな」

睦月「うる、さい……」

京太郎「俺も、オルフェノクさ」フッ

睦月「お前は人だ」

京太郎「じゃあ、お前も人じゃないのか?」

睦月「っ」

京太郎「……別に、どっちでも良いんだよ俺は」フッ

睦月「そんな風に生きられれば、私だって……」


◆System

・津山睦月の好感度が+15されました
・【津山睦月:85】


今回はここまでー
次回はまた通常の自由行動からー

ゾロ目はムッキーとイベントでした

まぁ色々あったけどとりあえず今回はファイズ回ってことで
他のとこでもちょっとずつ話も進む感じっす

そんじゃまた日曜ー

イッチに一つ質問

前にアギトの参戦できると言ったけど、他のライダーの参戦もできるの?と言うか、参戦できないライダーって誰なの?

平成ライダーで判明してないのはクウガとフォーゼ系のライダーだけみたいだし(主役ライダーが誰か判明してないのはもっといるが)、この二人を出してみようかと考えてるんだけど



やっぱ日曜になりそー

>>958
もうこの段階だとまともなストーリー通ったライダーの参戦はしないっす
響鬼しかり、ちょっと特殊な感じになるっす
クウガにしろフォーゼ系にしろ出せないでもない


コンティニュ―してでもクリアする!(再開)

日常パートからってことでーい



―――【昼前】


◆自由行動


1、誰かと話す【>>922

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、公園(ゆみ・桃子)

7、ファミレス(菫)

8、松実館(穏乃・玄)

0、自由安価


◇安価2↓

0、自由安価【>>904



―――【ドライブピット】


クリムと京太郎の二人だけ

ただ静かに、考えていたことを言葉にして発していく

彼の言葉を黙って聞くクリム


クリム「なるほど、熊倉トシが……それに君たちオルフェノクが」


そして―――本題


京太郎「ロイミュードの技術を応用して、あの人たちをどうにかできないか?」

クリム「つまりチェイス、いや白望と同じように他のボディに意識を移せないか、ということだね?」

京太郎「ああ……」

クリム「ふむ……」


そう一言、そして数分間の長い沈黙の後……クリムは静かに一言


クリム「意外に、残酷なんだね君は……」

京太郎「……ああ」フッ



少しばかり、クリムの声音は違った

いつもの様子とも、怒っている時とも違う

悲しみはおろか、ちょっとした失意もある


クリム「完成してもせいぜい、一人分だね……」

京太郎「なんでまた?」


眼を細めて、クリムの方を見た


クリム「まるで前までとは状況が違う。スポンサーもいないし素材も」

京太郎「……だから、一体か?」

クリム「すぐに、となればね……それにしても、君は自分のためじゃなくてあの子たちのために、なんだね?」

京太郎「ああ」

クリム「実に勝手なことを言ってるということは理解して、いるよねもちろん」

京太郎「当然だろ、ロイミュードの体になるってことは……」

クリム「ああ、長い日々を過ごすことになるだろう……」

京太郎「あの人たちが納得するか……が問題か」

クリム「そうだね、誰か一人……せいぜい二人、かな?」



京太郎「そっちについては、頼む」

クリム「頼まれれば……仕方もないね」

京太郎「誰のためでもない、俺自身のためだ……」

クリム「……自覚は、あるんだね」

京太郎「……そりゃな」


我儘で、運命を受け入れている彼女たちの命を勝手に伸ばそうという

自分は置いていくのに、自分は事の結末を見届けるつもりもなく

ただの……


京太郎「自分勝手……」

クリム「……」

京太郎「ああ、それともう一つ」

クリム「もう一つ?」

京太郎「シロさんの身体と、絹恵さんについて」

クリム「なるほど、蛮野のことだね」



京太郎「あいつから取り戻したい」

クリム「現状の奴の本体はベルト、つまりあれを破壊すれはあるいは……」

京太郎「シロさん自体はただの死体だし可能性はある、か?」

クリム「私の技術の応用なら、良子が死んだときのことを覚えているかい?」

京太郎「細胞が劣化しなかった?」

クリム「ああ、あれのようにしている可能性がある」

京太郎「……やっぱ蛮野を倒すしかないか」チッ

クリム「絹恵のことも、同じくだね」

京太郎「そう、か……」ハァ

クリム「実りはあったかい? この話に」

京太郎「まぁ……なくはなかったな、少なからず俺の目的を達成するにあたって一手は進んだ」

クリム「君はどこまでやれば、満足するんだい?」

京太郎「俺の守りたいものを守れればそれで十分だ」フッ

クリム「君らしいね」フッ


◆System
・クリムの好感度が+15されました
・【クリム:115】



―――【昼】


◆自由行動


1、誰かと話す【>>922

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、公園(ゆみ・桃子)

7、ファミレス(菫)

8、松実館(穏乃・玄)

0、自由安価


◇安価2↓



―――【特状課】


ドライブピットから上がってくると、良子がそこにいた

シフトカーたちを前に、ソファに座る良子に軽く手を上げる

薄っすらと笑みを浮かべて、良子も片手を上げた


良子「お話は終わりましたか?」

京太郎「まぁ……収穫もあったし上々です」

良子「なんだか、のけ者にされてるみたいで気に入りませんけどね」ジト

京太郎「あはは……まぁ“仮面ライダー”に聞かせて良い話じゃないかなって」

良子「え?」

京太郎「まぁ、なんつーかもうちょっと違ってたら俺って仮面ライダーになれたかなーって話ですよ」

良子「京太郎は、仮面ライダーじゃないんですか?」

京太郎「まぁ、俺の中ではね……」


生き方、流儀が違う

彼の生き方は【復讐】や【殺人】すらも肯定するようなものだ

それに比べて“良子たち”はもっと真っ直ぐだ


京太郎「なんか、俺が一番若いって感じないですよね」

良子「大人びてますからね、でもたまにはお姉さんを頼っても良いんですよ?」クスッ

京太郎「考えときます」フッ



良子(でも、前よりマシになったとは言っても……不安そうな、寂しそうな顔、たまにしてますよね)

京太郎「ふぅ……ここのコーヒー割といいな」

良子「そうですか? いつ来ても良いんですよ?」


そんな言葉に驚きつつ、すぐに笑みを浮かべた

ズズッとコーヒーを啜る


京太郎「好きな時にしょっちゅう来てますよ」フッ

良子「……イエス、私としてはもっと頻繁に来てくれて良いとは思ってますけどね」

京太郎「そうっすか?」

良子「ビコーズ……私、結構気に入ってるんですよ、あなたのこと」フッ


◆System
・戒能良子の好感度が+5されました
・【戒能良子:150】
※戒能良子の好感度が最大値に達しました

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