【安価】京太郎「仮面ライダー?」玄「いつか、未来で」【Part17】 (1000)



※咲-Saki-×仮面ライダーシリーズの二次創作

※安価スレ

※京太郎成長もの

※麻雀なにそれこれライダー

※安価の連続取得は禁止(次安価から最低一分開けてから)

※sageでお願いします

※平成ライダーメインですが昭和ライダーも出ます



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1481809102



◆前スレ

【安価】京太郎「仮面ライダー?」【咲-Saki-】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」【咲-Saki-】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1467984318/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」塞「夢は…」【Part2】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」塞「夢は…」【Part2】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1468515339/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」良子「脳細胞がトップギアです」【Part3】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」良子「脳細胞がトップギアです」【Part3】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469281817/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」豊音「ジレンマは終わらない」【Part4】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」豊音「ジレンマは終わらない」【Part4】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469880895/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」晴絵「最初に言っておく!」【Part5】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」晴絵「最初に言っておく!」【Part5】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470423034/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」葵「目障りだ、お前」【Part6】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」葵「目障りだ、お前」【Part6】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470845303/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」洋榎「追跡!撲滅!いずれも」【Part7】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」洋榎「追跡!撲滅!いずれも」【Part7】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1471263848/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」明華「ショータイムです」【Part8】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」明華「ショータイムです」【Part8】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472045601/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」白望「私にくれた、宝物」【Part9】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」白望「私にくれた、宝物」【Part9】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472559126/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」照「おばあちゃんが言っていた…」【Part10】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」照「おばあちゃんが言っていた…」【Part10】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473089303/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」菫「みんな疲れているのか」【Part11】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」菫「みんな疲れているのか」【Part11】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473519963/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」久「仲間だけは信じられる!」【Part12】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」久「仲間だけは信じられる!」【Part12】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473873250/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」はやり「全て私のせいだ!」【Part13】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」はやり「全て私のせいだ!」【Part13】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474300343/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」美穂子「仲間っていうのは…」【Part14】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」美穂子「仲間っていうのは…」【Part14】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1475074887/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」淡「返してよ!私のザビーゼクター!」【Part15】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」淡「返してよ!私のザビーゼクター!」【Part15】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1476804169/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」智葉「この拳の中にある!」【Part16】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」智葉「この拳の中にある!」【Part16】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1478698634/)




目的1:次々と起きる事件を仲間たちと共に解決していきましょう

目的2:ヒロインたちと仲を深めましょう

目的3:生き残りましょう


◆前スレの仮面ライダー×咲-saki-は!

・姉帯さんはちょーかわいーよー!

・義妹が同居するのは当然だよなぁ?

・まこ&優希、上京!

・仮面ライダーウィザード&ビースト参戦!

・ちょっとゾロが多すぎますね


以上テンプレでしたー

そんじゃ今後ともよろしくっす!

立て乙です
ファイズベースでデートとなると、待ってても来ないとかが思い浮かんだけど……さ、流石に大丈夫だよね?


前スレ埋めありがとでーす

前スレ1000はハートたちに蛮野の事を話すってことで……そうきたか!
了解っすー

>>12
エイちゃんとか誘ってみる?(ゲス顔)


◆知り合い

【白望・塞・胡桃・エイスリン・豊音・葵】
【良子・裕子・洋榎・絹恵・悠彗】
【宥・玄・灼・晴絵・霞】
【穏乃・ネリー】
【美穂子・ゆみ・桃子・菫・智葉・ハオ・はやり】
【咲・久・一太・まこ・優希】
【明華・爽・アレクサンドラ】
【一・佳織・智美・憧・照・淡・煌・竜華・怜・もこ】
【真佑子・恭子・郁乃・メグ・由暉子・揺杏・成香】
【健夜】



―――夕方


◆自由行動


1、誰かと話す【>>14

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(豊音・真佑子)

7、ファミレス(絹恵・裕子)

8、自宅(塞・淡)

0、自由安価


◇安価2↓

7、ファミレス(絹恵・裕子)


―――【ファミレス】


メールで誘われたのでせっかくだし一緒する

ということでファミレスへとやってくると絹恵と裕子を見つけてそちらへと向かう

絹恵の横へと座る京太郎


裕子(そっちなんだ……って私なんで)カァッ

京太郎「どうかしました?」

裕子「ん、ああいやなんでも、うん」コクリ

京太郎「そうっすか」

絹恵「?」

京太郎(そういや蛮野のこと、絹恵さんには言ってない……だろうなぁ、あの人シスコンだし心配かけたくないとか言いそうで)ジー

絹恵「え、ど、どないしたん?」カァッ

京太郎「あ、いやなんでも」アハハ

裕子「……」ジトー

京太郎「い、いや他意はないんですよマジで!?」

裕子「どうだか」ジトー



ジト目で見ていた裕子だったが、自分が大人げないなと苦笑する

少年の行動相手になにをやっているのだと思いつつ、頬杖をつく

勿論前のめりになるわけで、京太郎の視線は無論その谷間に……


裕子「……まぁなんていうか、須賀くんは平常運転よね」

京太郎「え、なんっすか?」

裕子「……さぁ?」クスッ

京太郎「ぐっ」カァッ

裕子(なんだ、私だった中々いけるじゃない)


絹恵「平常運転といえばお姉ちゃんなんやけど最近おかしない?」

京太郎(さっそくそうきたか)

絹恵「京太郎くんなら何か知ってるかなぁとか思うたんやけど……」

京太郎(一応は信用したフリをしてるわけだしなぁ)

京太郎「わかりませんけど、気になりますか?」

絹恵「まぁ、お姉ちゃんなにかと溜めこむタイプやから」

京太郎「みたいですね……」

裕子「戒能さんがフォローしてくれてると思いたいですけど……」

絹恵「ううん、ほらお姉ちゃんってその……仲間やけど小瀬川さんのこと」

京太郎「あまり良く思ってないのはわかってますけどね」

絹恵「うん」コクリ



京太郎「根拠ないけど、大丈夫ですよ」

絹恵「え?」

京太郎「強いでしょ、洋榎さん」フッ

絹恵「……うん」コクリ

京太郎「ですから、ね?」

絹恵「……ありがとう、京太郎くん」ニコッ

京太郎「うっす」ニッ


裕子(う~ん……なんかこう、モヤモヤする……)


◆System
・【愛宕絹恵】【佐藤裕子】の好感度が+15されました
・【愛宕絹恵:95】
・【佐藤裕子:115】


今回はここまでー

次はもうちょっと自由行動
そのあとはストーリー進行

イッチ的にはようやくここまで来たって感じで

そんじゃなにかあればお気軽にー

>>47
仮に他のベルトも危ないと言う発想が出ても、京ちゃんがまたブラスター使ったら無駄に寿命が減るだけだし、調べる相手が今はいないんだよな

ベルトさんは信頼できるけど、蛮野が来るかもしれないこの時期にベルトを調べてもらったら、そのまま蛮野経由でスマブレにベルト奪われそうだし、はやりんは色々な意味で危険だからやりたくないんだよな……

ふと思ったが、蛮野来る前にアマゾン細胞回収しなきゃだから安価書いておくわ

0 ベルトさんのところに行ってアマゾン細胞関連の物を回収して、調べて何か分かったことがないか聞く


レッツ変身!(再開するよー)

唐突に再開していくスタイル

ライダーレボリューション、イッチには少し難しい
まぁホースオルフェノク使えるんで良いけど

(アリガトデース! 再開してくよー


―――夜


◆自由行動


1、誰かと話す【>>14

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、河川敷(和)

7、公園(揺杏・真佑子)

8、自宅(葵・淡)

0、自由安価


◇安価2↓

8、自宅(葵・淡)


―――【自宅:書斎】


書類を読み漁る京太郎

顔をしかめつつ、ため息をつく

今回に特にめぼしい資料も出てこない


京太郎(クリムにとりあえず預けたけど、あれの力も気になる……親父ならオルフェノクを人間に、ってのは都合が良すぎるけどな)


少なからず、なにか有用な薬であれば……


京太郎「オルフェノクって自分も受け入れるって言ったけどな」


それでも豊音たちは別だ

彼女たちはオルフェノクである自分をどう思うかもわからない

故に京太郎は本を読み漁っていたのだが……


京太郎「てか豊音さんたちは買物って遅いな」

ドタバタ

京太郎「ん?」

バタンッ

淡「京太郎!」

京太郎「なんだお前、ノックぐらい」

淡「あああ、葵が!」

京太郎「?」



―――【自宅:居間】


淡「葵!」

京太郎「おい!」


二人が居間へと走り込むと、そこには葵がいた

ただし―――


葵「……なに?」

京太郎「は?」


なんともなさそうに、座っている

テレビを見ている葵を見てから、京太郎は淡を見る

動揺するような顔をする淡を見ると、嘘とは思えなかった


京太郎「で、なにがあったんです?」

葵「別に、ちょっと頭痛がしただけで」

京太郎「淡?」

淡「ちょっとじゃないでしょ、スゴイ頭痛そうだったじゃん!」

葵「うるさい黙ってて」

淡「」シロメ

京太郎「ほら、そんなキツいこと言うと」

淡「ははっ、そうだよねぇ、私なんかがヒナタで生きようとしたからさぁ……」フフフ

京太郎「ほれ」

葵「知らないよ」シレッ

京太郎(でも、なんだ……なにがあんだ?)

葵「ま、気にしないで」

京太郎(ううむ……)


◆System
・【宇夫方葵】【大星淡】の好感度が+15されました
・【宇夫方葵:185】
・【大星淡:125】

やはり副作用が無視できないくらい問題になってきたな……
こりゃマジでなんとかしなきゃな

と言うわけで自由安価
0 はやりんに葵の健康診断とカイザギアの解析を頼む
カイザギアの解析が無理なら、葵の健康診断だけでもやってもらう

後イッチ、葵は前回のコミュでもう185になってるから、今回は200になるんじゃないの?

>>68 ああーミスったかぁ、葵の好感度199でストップっす


―――朝【松実館】


静かな喫茶店で、静かにコーヒーを飲む京太郎

目の前の宥は静かにコーヒーを淹れている

そして上から降りてくる玄を見て、京太郎は首をかしげる


京太郎「ん、なんか暗くないっすか?」

玄「え、そ、そうかな!?」

宥「うん、どうしたの?」

玄「え、えっと……まぁなんていうか」


京太郎「?」

宥「?」



玄「と、とりあえずちょっと出てくるね!」

宥「あ、うん……気を付けてね!」

京太郎「なにかあったら呼んでください」

玄「うんっ!」


そうとだけ返事すると松実館を出ていく玄

どこか思いつめたような表情に京太郎と宥は顔を見合わせて首をかしげた


京太郎「なんだかな……」

宥「最近、色々物騒だからね」

京太郎「まぁ……確かに」ハッ



―――昼前


◆自由行動


1、誰かと話す【>>14

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、河川敷(和)

7、公園(揺杏・真佑子)

8、松実館(晴絵)

0、自由安価


◇安価2↓

0、自由安価【>>68


―――【自宅:居間】


京太郎は葵に相談を持ちかける

もちろん淡が嘘を言っているとも思えなかった頭痛関連のことだ

そして、人間の葵が使用できてなおかつ“葵以外の人間”に使用できないカイザギアについてだ


葵「だから私の身体がおかしいんじゃないかって健康診断? よりにもよってあのマッドに?」

京太郎「うっ……ま、まぁ前のことはありますけど」


自分が死にたがっていた時のことだろう

葵は京太郎を“殺してあげる”という選択をし、はやりはそれを阻止するために葵を殺そうとした

険悪でないわけがないのだが……


京太郎「そ、それでも葵さんが心配だから」

葵「だったら私は普通の病院にいくね」

京太郎「普通の病院でわからないと思うんですけど、カイザギアで変身できること」

葵「……だから瑞原はやり、あの女の世話になれって?」

京太郎「うっ……」メソラシ



葵「……だけど」

京太郎「?」


静かに息を吐く葵

後頭部を掻きながら気恥ずかしそうに京太郎の方を見る

首をかしげる京太郎に、葵は頷く


葵「まぁ、須賀がどうしても言っていうなら、私は良いよ?」

京太郎(なんか、不謹慎だがグッときた)

葵「色々と世話にもなってるしね」

京太郎「……」

葵「ただ、カイザギアの解析……あんまおすすめしたくないけどね」

京太郎「なんでまた?」

葵「どうなるかわかんないし」

京太郎「……」


◆どうする?


1、はやりに葵の検査を頼む

2、はやりに葵の検査とカイザギアの解析を頼む

3、やはりやめておく


◇23時50分から集計開始



◆どうする?


1、はやりに葵の検査を頼む

2、はやりに葵の検査とカイザギアの解析を頼む

3、やはりやめておく


◇2分間で安価1↓から集計

2、はやりに葵の検査とカイザギアの解析を頼む


―――【ユグドラシル:研究室】


京太郎「ということでして」

葵「……」

はやり「なるほどねぇ、葵ちゃんの体中をいじくりまわして」

京太郎「怒りますよ?」

葵「むしろ殺すよ?」

はやり「う~ん、それは嫌だしわかったよ。その代わり京ちゃん~♪」

京太郎「ぐ、い、良いでしょう……俺がなにかして返しますよ」

葵「そうするぐらいならうけなくても」

はやり「良いよ、前の借りを返すって意味でね……おもしろそうだしさ」アハハ

京太郎「おもしろそうって」

葵「たく、恐いなぁ……」

はやり「大丈夫大丈夫、余計なことはしないよ……絶対に、ネ☆」ニコッ

何だかここのはやりんはISの天災に見えてくる


研究室で待つ京太郎

しばらくすると扉を開けて入ってくるはやりと葵

疲れたような表情をする葵を相手に、京太郎は安堵したように息をつく


京太郎「どうでした?」

はやり「検査結果はもうちょっとあとかなぁ」

京太郎「そう、ですか」フム

はやり「それまでカイザギアは預かっておくとしようかな」

葵「な、何を勝手に!」

はやり「良いよね、京太郎君……解析のために、さ」クスッ

京太郎「……ま、しょうがない、でしょ」

葵「京太郎、あんたね」

京太郎「ついでに色々と知っておきたくないですか?」

葵「……わかったよ」

京太郎「まぁ、せっかくですししばらくゆっくりしておいてください」

葵「……うん」コクリ

はやり「それじゃ結果はすぐに出すように努力するからさ、バイバ~イ♪」フリフリ

京太郎(まぁ、悪いことをするとは思えないし……)

葵(本当に大丈夫なのこの女……)


◆System
・ステータス【防御】が+2されました

これも全部蛮野天十郎ってやつの責任なんだ



―――昼


◆自由行動


1、誰かと話す【>>14

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、河川敷(和)

7、公園(揺杏・真佑子)

8、松実館(晴絵)

0、自由安価


◇安価2↓

0、自由安価【>>48


―――【ドライブピット】


座る京太郎

端末に装着されたクリムが移動してくる

そしてトレーラー砲が運んでくる京太郎が渡した“モノ”


京太郎「なにかわかったか?」

クリム「なんらかの細胞であるのは間違いないね、資料通りだ」

京太郎「つまり、同じもの?」

クリム「ああ“アマゾン細胞”というものが本物ならばね、しかしとんでもない危険物だ」

京太郎「……」

クリム「生物というものを新たに生み出す。それだけではない……もしかしたら新たな生物へと進化させることすら可能かもしれない」

京太郎「たく、親父の奴なにやってたんだか……」


タンパク質を喰らう細胞

言わば人食い細胞

どういうものかはわからない


京太郎「……こっちで保管しとく」

クリム「ああ、こちらの資料もすべて渡すとしよう」

京太郎「頼む、あとデータ消しといてくれ」

クリム「そうだね、これは残しておいて良いものとは思えないからね」

京太郎「ああ……」

クリム「にしても君は色々と考えるね」

京太郎「ん、なにがだよ?」



クリム「正直、そこまで知識をつめこんだりができるとは思わなkったよ」

京太郎「脳筋だと思ってたってことね」フッ

クリム「まぁありていに言うとね……しかし、君は科学者の才能でもあるんじゃないかい?」

京太郎「まさか」ハッ

クリム「父親譲り、かもしれないね」フッ

京太郎「親父譲り、ね」


苦笑を浮かべると、クリムは不思議そうな表情を映した

扉が開いて良子と裕子が戻ってくる

軽く手を上げる京太郎


クリム「京太郎、それを使うなとは言わないが……使い方は間違えないことだ」

京太郎「おう、肝に銘じとくよ」

クリム「ああ」ニコッ

京太郎(使うことになったとしても……なにかあれば、責任は俺自身が果たすさ)


◆System
・【アマゾン細胞】を回収しました

クリム「京太郎、アマゾン細胞は使うなよ!」
京太郎「了解。アマゾンッ!」アルファア!



―――【路地裏】


晴絵「ぐあぁっ!」


地上を転がるゼロノス

すぐに起き上がるが、目の前に現れるのはイマジン

全身が灰色の死神の容姿をした“デスイマジン”へと、ゼロガッシャーを構えた


晴絵「ッ……!」

デスイマジン「潰れろゼロノス……」

晴絵「くっ……!」


瞬間、デスイマジンが上空を見る

その視線の先には巨大な裂け目

空に生まれた巨大な裂け目にエネルギーが集まっている


デスイマジン「始まるな、この時間は消える……お前もだ……ヌゥオォォォ!」


周囲に吹き荒れる嵐

ゼロノスが吹き飛ばされ、ベルトが外れて地に落ちて晴絵は柱にぶつかる

嵐が消えるとデスイマジンは消えており、晴絵はダメージを引きずりながらも起き上がり空を見た


晴絵「あれは時空の裂け目をつくってそこになんらかのエネルギーを……?」


壁に体を預けて少し考えるも、すぐにハッとした表情を浮かべた


晴絵「時間そのものを消し飛ばしてイマジンの未来と無理矢理つなげるつもりってことか!?」チッ



―――【街中】


人気が無いビルの前

上空の裂け目の真下に、玄と実体化したモモタロスが立っていた

その身体は、いつかのジークのように砂へと変わりつつある

イマジンが存在する未来との断絶、イマジンが存在しない未来への分岐点―――そこにつながろうとしている証


モモタロス「……気合入れてけよ玄、オレ達二人でやらなきゃならないんだ」

玄「……うん」


過去で、キンタロスとウラタロスは残って戦うことを選択した

そしてリュウタロスはデンライナーへと籠っている。消えることへの恐怖、宥に会えないことに対しての恐怖故に……

結果、その戦いに赴くことになったのは二人


玄「……きっと他のところでもイマジンが溢れ返ってるから」

モモタロス「ああ、援軍は期待できねぇな」

玄「……うん」コクリ

モモタロス「お前、ここまできて迷ったりしてないだろうな?」


ここで勝てばモモタロスたちは消える。だが仲間たちは戦っている

街中でも、警察署でも、きっと病院でだって戦いは繰り広げられているだろう

仮面ライダーはきっと戦っている。故に―――


玄「私も、戦う……モモタロス、望みを言うよ」

モモタロス「言っとくが、できねぇ望みは聞かねぇぞ」

玄「私と、最後まで一緒に戦ってくれる……?」


そして、沈黙



だがモモタロスと玄が話を始めるより早く、敵が襲い掛かる

寄ってくるNEWモールイマジンを持っていた剣で斬り裂く

再び静かになると、モモタロスは持っていた剣をゆっくり降ろす


モモタロス「お前の望み……聞いたぜ」

玄「……」コクリ


ゆっくりと沢山のイマジンがはびこる方向へと視線を向けた

目的は“カイ”を止めること

そして“この時間を守る”ことだ


玄「……変身!」

<Liner foam>


二人が、大量のイマジンの元へと走り出した



◆System

・一定条件を満たしているためイベント発生


☆さらに以下の条件を達成しているため【EXイベント】が発生します

・ハートのフラグが【5】以上

・【辻垣内智葉】【弘世菫】【福路美穂子】の好感度が【限界】状態



―――【街中】


武神鎧武へと変身した京太郎が素早く敵を斬り裂いていく

素早く大橙丸にてイマジンを斬り裂き、無双セイバーで撃ち抜く

舌打ちをしつつ、素早くカッティングブレードを倒す


<ブラッドオレンジ・スカッシュ!>

京太郎「はあっ!」


大橙丸を振り回し、斬撃にて敵を蹴散らす

だが数はまだまだあふれかえるほどいる

今、その場を退くわけにはいかない


京太郎(後ろには、この道の先には……避難先の学校がある)チッ

京太郎「柄じゃないけど……子供の夢ぐらいは守ってやるよ」


だがこのまま足止めをされれば、厄介なことにもなるだろう

だがその瞬間―――


<バナナ・スパーキング!>


地面からバナナのようなオーラが突きだしイマジンたちを突き刺し倒す

驚愕する京太郎こと武神鎧武

次の瞬間、二人の仮面ライダーが現れた


美穂子「はぁっ!」

菫「せやぁっ!」


斬月と龍玄の二人、そしてバロンが遅れて現れた


京太郎「……こりゃまた以外な面子で」

美穂子「ここは私たちが……」

菫「ああ、アリ一匹通さん」

智葉「……蹴散らしてやる」


京太郎「……上等」フッ



だがその瞬間、さらに多くのイマジンたちが現れる

舌打ちをする京太郎

バロン、龍玄、斬月の三人も構えを取って迎え撃とうとする


智葉「私の力を見せてやろう」フンッ

菫「未来を切り開く……」

美穂子「邪魔よ、あなたたち」


だがそんな京太郎たちの傍に現れる者たち

赤いコートを翻す青年

そちらに気づき、京太郎は仮面の下で笑みを浮かべる


ハート「無粋な奴らだ……」

京太郎「ハート……」

ハート「おおおおお!」


その姿を、ハートロイミュードへと変える

京太郎は武神鎧武の変身を解除する

オートバジンが走ってくると、そのまま跨った


ハート「俺を楽しませてくれよ!」

智葉「ふん、敵ではないか」

菫「この状況ならば猫の手も借りたいからな、助かる」

美穂子「……倒す」


京太郎「そんじゃ、あとは頼んだ!」


アクセルを全開にして、京太郎は目的の場所へと向かう

上空の裂け目の真下

おそらく、玄たちがいるであろう場所に……



今回はここまでー

次回は戦闘になると思うよー

電王最終回ってことで色々と解決したりしなかったり
そして色々と再現したりしなかったり

そんじゃなにかあればお気軽にー


死神の力を使ってでも!(再開!)

新年前にちょっとだけ進めるー
忙しかったとはいえかなり間を開けちゃったし

ていうか……貴利矢さん……好きだったんだけどなぁ



オートバジンを走らせて、京太郎は爆心地へとやってきた

数十メートルが廃墟となった箇所

そこで、オートバジンから降りた京太郎の横に、ボロボロの玄が現れた


京太郎「……」

玄「……」

カイ「過去なんて手に入らなくても、時間なんて手に入る」


どこからか、声が聞こえた

瓦礫だらけの中、声のする方を見ればカイの配下であるデスイマジンが立っている

そこの傍に、いるのだろう


カイ「これからが俺達の時間だぁ」

玄「……違うよ」


上体を起こして笑みを浮かべるカイに向かってそういう玄

二人の目が合う

カイの笑みが消えた


玄「この時間も未来も、君のものじゃない……」

カイ「……」スクッ


立ち上がったカイが周囲を見渡す

周囲数十メートルが廃墟となっているものの、それ以降にはなんともない

離れた場所に立ち並ぶビルに被害はなかった


カイ「……そっかぁ、お前が邪魔したんだ」ニッ


瞬間、カイは苛立ったような表情に豹変する


カイ「たく、もう一回やんないとなんねぇだろうが……」

玄「無駄だよ」

カイ「なんだと?」



玄「君は自分で忘れたんだよ。鍵だった相手と接触していたのに……」

カイ「あ?」

玄「晴絵ちゃんは三人目なんだ」

カイ「?」

玄「ゼロノスは過去の晴絵ちゃん、そしてこの時代の赤土先生……さらに未来の赤土晴絵の三人なんだよ」

京太郎「なに……?」

玄「未来の赤土さんは過去を変えるためにこの時代の赤土先生にゼロノスを託して、この時代の赤土先生は過去の晴絵ちゃんに託した」

カイ「なんでそんなまわりくどいこと」

玄「運命を分岐させる“鍵”を守るためにだよ……そのために自分を殺して、過去の自分に託した……」


そこで、理解できているのは玄だけだ

カイも、デスイマジンも、京太郎すらも理解できない

だがそれほどまでに、未来のために過去を守る、過去のために未来を守る


玄「過去が力をくれる……」

カイ「わけわかんないなぁ」



玄「思い出してみなよ、君が一番初めに京太郎くんに接触した理由を」

カイ「ん、なんだっけ……?」

玄「この時代のゼロノスと一緒にいたからだよ。そのはずだった……」

カイ「ああ~忘れちゃったのか、俺」

玄「そうだよ。そして完全に京太郎くんから目をそらさせるために……ゼロノスを使った」

カイ「……それじゃぁ鍵ってのは」

玄「そう、今この瞬間……京太郎君が生きているということが大事だったんだ」


全てを理解し、悟ったかのような表情の玄

苛立ったような表情のカイ

そして戸惑う京太郎


カイ「……なるほど、お前が生きてる。それで俺達の未来は繋がらなかった……」

京太郎「そうだな……まだ戸惑ってるけど。少なからずつながるのはお前の望むような時代じゃあない」







カイ「……あ゛あ゛ッ! 最高だよお前ら! 最ッ高!!」


苛立ちをあらわにして、感情と表情を一致させて、カイは玄と京太郎を睨む

街中ではいまだにイマジンたちが暴れまわっているのだろう

だが仲間たちがいる。そちらは任せておける


カイ「今すぐ……潰す!!!」


大量のイマジンたちが現れる

カイの配下であるイマジンたちは、街中で見た数よりも多い

イマジンたちが集まってきているのだろう


カイ「今すぐ死んでほしいって顔、してるよなぁ?」

玄「京太郎くん、逃げてッ!」

京太郎「冗談、逃げるなんてまっぴらだぜ」ハッ


◆System

☆一定条件を満たしているのでイベントが【変化】



走る晴絵

もうすぐ目的地であるあの攻撃の直下にたどり着く

おそらくそこには玄と、京太郎がいることも容易に想像できる


晴絵(京太郎……ッ!)

デネブ「晴絵!」


走る晴絵の腕を掴んで、止める

そしてデネブは晴絵の正面に立つと、懐から一枚のカードを取り出す

ゼロノスの変身に必要なカード……それも緑色だ


晴絵「これ……」

デネブ「赤土が俺に託していた最後のカードだ」


少しばかり砂が散るカード

既に消滅を予感させるその一枚を見て、晴絵はデネブと顔を見合わせる


デネブ「これで、赤土の存在は全て消える……」

晴絵「……」グッ

デネブ「晴絵はこれで、赤土と違う時間を生きていける……」


晴絵の肩にそっと手をかける


デネブ「それが、赤土が晴絵に託した……最後の希望だ!」


晴絵は消えかかったカードを持って、静かに見つめる

―――【廃墟】



玄と京太郎の前の沢山のイマジン

だがその瞬間、デンライナーが上から降りてきて、玄と京太郎の背後に止まる

その瞬間、赤い鬼が走ってきた


京太郎「なっ」

玄「モモタロス!」

モモタロス「待たせたな!」


そして、それに続くようにさらに現れる

青、黄色の二人


玄「ウラタロス! キンタロス!」

リュウタロス「みんな~!」


そして全員が集まると、玄が嬉しそうに笑みを浮かべた


玄「良かった、でもどうして?」

京太郎(なにかあったのか……)

キンタロス「過去に残った俺たちをナオミと霞が迎えに来てくれてな!」


デンライナーの方を見ると、ナオミと霞が笑みを浮かべていた


ナオミ「オーナーがいないから勝手に連れて着ちゃいました!」

霞「ま、いないオーナーが悪いのよね」クスッ

キンタロス「あの二人、やるときはやる女やで!」グッ

京太郎「上等、全員集合ってわけだ」

玄「ジークは?」

ウラタロス「さぁ?」


カイ「お前ら……消えても良いわけ?」

モモタロス「うるせぇ! もうそういう話はうんざりなんだよ!」

キンタロス「どこからでもかかってこい!」


迫るイマジンたちを撃退していくイマジンたち

なぜ実体があるのだろうと思いつつも、未来が変わることでイマジンたちにも影響があったのだろうと理解する京太郎

霞も地上へと降りると、京太郎の背中に軽く手を当てた


京太郎「え?」

霞「あなたが未来の鍵よ、それでも戦うの?」

京太郎「……」

霞「あなたが死ねば」

京太郎「今は死ねない……いや死なない」

霞「……そう」クスッ


そして、迫るイマジンの一体を殴り飛ばす京太郎

さらに横から迫ったもう一体が蹴り飛ばされた

そちらを見て、玄と京太郎は笑みを浮かべた



晴絵「……」スッ


一枚のカードを取り出す晴絵

そんな晴絵に頷いた玄がベルトを腰に巻いた

独特の音声が響く


京太郎も、静かに頷いた


この戦いは二人のためだけのものではない

どういう関係だったから知らない未来の赤土晴絵は、自分を守ろうとした

この時代の赤土晴絵も、自分を守るために晴絵に託した


未来を守るためだったとしても、その過程に自分を守ってくれていた二人がいる


京太郎「……」スチャッ


そして京太郎は、静かにベルトを取り出す



◆選択【変身】


1、ファイズ

2、ファイズ(ブラスター)

3、武神鎧武

4、キックホッパー

0、ウルフオルフェノク






ってことで今回はここまでー

年末にありがとねー
次は1月2日にやるっすー

変身選択からってことで

そんじゃ何かあればお気軽にー

よいお年をー


思いのほか普通に時間ができてしまった

戦闘からだし人おれば再開してみたりしたいけどおりますかー?

明後日って予告しちゃったからさすがにいないかもだけど


いきなりだけどありがとでーす!

ヨロコビストリーム!(再開するよ!)



◆選択【変身】


1、ファイズ

2、ファイズ(ブラスター)

3、武神鎧武

4、キックホッパー

0、ウルフオルフェノク


◇21時05分から集計開始



◆選択【変身】


1、ファイズ

2、ファイズ(ブラスター)

3、武神鎧武

4、キックホッパー

0、ウルフオルフェノク


◇2分間で安価1↓から集計

1、ファイズ


ファイズギアを腰に装着する京太郎

三人のライダー、それと二人のイマジンが並ぶ

京太郎はファイズフォンを開いて入力


<Standing by>

京太郎「……いくぜ」

晴絵「……」コクリ

玄「……」コクリ


京晴玄「変身!!」


<Altair foam>

<Gun foam>

<Complete>




三人の仮面ライダーはそこに立つ

電王・ガンフォーム

ゼロノス・アルタイルフォーム

ファイズ


玄R「お前達倒すけど良いよね? 答えは聞いて無い!」

晴絵デネブ「最初に言っておく! 私(俺)たちはか~な~り~強い!」

京太郎「守ってやるよ、女が託した夢ぐらい」カチャッ


そして、三人のライダーが駆けだす



◆ファイズ

◇ステータス
・HP:70
・速度:30
・攻撃:60
・防御:50


◆スキル

◇クリムゾンスマッシュ:威力95:命中100%:SP25

◇スパークルカット:威力40:命中100%:SP15
・選択時のコンマが30以下の場合、そのバトル中攻撃を+10する

◇グランインパクト:威力40:命中100%:SP12

◇ファイズブラスター:威力70:命中90%:SP20
・命中後に相手のHPが【30】以下の場合さらに【30】のダメージ


◆アビリティ

◇アクセルフォーム
・SPを【最大値の1/2】消費
・行動に『アクセルフォーム』が追加される
・その後『アクセルフォーム』に変身する

◇ブラスターフォーム
・SPを【最大値の30】消費
・行動に『ブラスターフォーム』が追加される
・その後『ブラスターフォーム』に変身する
・さらに『HP』が『80』回復する



◆須賀京太郎【Lv29】

◇ステータス
・HP:86
・速度:91
・攻撃:82
・防御:64
・SP:70

◆回避+【Lv3】
・自分への命中率を【15%】下げる

◆命中+【Lv1】
・自分の命中率を【5%】上げる

◆恋愛力【Lv1】
・女性キャラクターとのイベント時に補正+5を得る

◆ウルフオルフェノク
・SPを【最大値の半分】消費
・行動に『ウルフオルフェノク』が追加される
・その後『ウルフオルフェノク(疾走態)』に変身する


①:速度判定

1敵【デスイマジン】:150
2自【須賀京太郎】:121
3味【赤土晴絵】:115
4味【松実玄】:110


②戦闘開始


カイ配下の沢山のイマジンたちを攻撃していく面々

他の場所でも戦いは続いている

一刻も早く終わらせるためには、ここでデスイマジンとカイを倒さなければならない


京太郎「たく、鬱陶しいんだよ!」

モモタロス「おらぁっ!」

ウラタロス「おっと、やれやれ、やっぱ電王じゃないと攻撃力がね」

キンタロス「気合がたりんのや気合が!」


次々と攻撃をしかけ、敵を退いていく面々

ライダーでない霞の元に走る一体のイマジン

舌打ちをする京太郎だが、霞は素早く動いた


霞「!」カッ

モールイマジン「ぐふぉっ!」バタッ

ナオミ「お、おそろしく早い手刀です!」


モモタロス「マジでなんなんだあの女」

ウラタロス「さぁ、でも女性っていうのは少し謎があるぐらいがちょうどいいんじゃない?」


そして、羽が舞う


キンタロス「こらまさか!」


ジーク「降臨! 満を持して!」

モモタロス「この鳥野郎なにやってたんだよ今まで!」

ジーク「我が兄弟を守っていたに決まっているであろう! しかし心配はいらない、これよりプリンスがこの戦場に参上する!」

ウラタロス「マイペースっていうかなんていうか」

ジーク「家臣一同! 心置きなく戦うがいい!」

京太郎「誰が家臣だってぇ……の!」

③コマンド入力


◆須賀京太郎

『通常攻撃』
『必殺技:>>219
『アクセルフォーム』
『ウルフオルフェノク』(他コマンド前に二票で決定)
『ブラスターフォーム』(他コマンド前に二票で決定)

◇安価1↓



デスイマジン「お前ら全員、潰す!」

玄R「やれるもんならね!」

デスイマジン「うおぉぉ!」

京太郎「なにがくる!」

晴絵「気を付けなよ、半端じゃないんだからさ!」

京太郎「見ればわかる!」


デスイマジンが大鎌を振るって電王を攻撃

それらをギリギリで回避しつつ、攻撃をしようとする

だがその攻撃も軽く回避され、反撃を受けそうになった瞬間に京太郎が飛び込みデスイマジンを蹴って仰け反らせる


京太郎「ちっ! 堅いなっ」

デスイマジン「うおぉぉぉ!」


◆暴風:威力100:命中80%:SP50【250】
◇威力:200【100+100】

◇須賀京太郎:65%
◇赤土晴絵:80%
◇松実玄:80%


◆回避判定(命中率以上の数値で回避)

◇須賀京太郎:安価1↓
◇赤土晴絵:安価2↓
◇松実玄;安価3↓

ここでゾロとか嘘やん……



◇須賀京太郎:回避(ゾロ目)
◇赤土晴絵:命中
◇松実玄;命中


◆System
・【須賀京太郎】の回避判定がゾロ目だったのでイベントが発生、全員が【回避】扱いとなります



凄まじい暴風が吹き荒れる

ファイズが素早くファイズフォンをバーストモードに変形させる

さらにポインターを装着して、射撃


デスイマジン「ぐおっ!」


ふらつくデスイマジン、だが攻撃は続行する

電王とゼロノスが物陰に隠れるが、ファイズはそのままだ

デスイマジンが今度こそ暴風を放つ


京太郎「ッ!」チッ


◆????判定

01~10 ??

12~40 ????

41~70 ?????

71~98 ????

ゾロ目 ????

◇安価1↓

【????】


迫る暴風、その瞬間にファイズはウルフオルフェノクとなって高速移動で背後に下がる

攻撃圏内から外れるが、次の瞬間には攻撃がデスイマジンが目の前まで迫り鎌を振るう


京太郎「くっ!」

??「はぁっ!」


その瞬間、鎌での攻撃を凌ぐライダーが現れる

頭が赤、腕が黄色、足が緑のライダー

見覚えがある。いや、この場において彼女もまた関わり合いのある人間の一人だ


京太郎「穏乃!?」

晴絵「オーズ!?」

玄R「ジャージ!」


穏乃「わかんないけど、お前達がみんなの命を危険にさらすなら!」


そう言って、素早く剣を振るってデスイマジンを弾き飛ばす


穏乃「私は戦う! うおぉぉ!」


オーズの胸から三つのメダルが跳びだす

紫色のメダルを、手で掴むとそれをベルトに差し込んだ


穏乃「はあぁ!」キンキンキンッ

<プテラ! トリケラ! ティラノ! プ・ト・ティラーノ・ザウルース!>



穏乃「うおぉぉぉぉ!!」

                            __
                           く:i:i:〕iト.        イ
                           ヽi:i:i:i:、\__ ___/i:iL
                          、i:i:i:\}:.Y7:.:.:`¬ミ、

                              \ー〈:.:.:(  ̄`扞㌃
                            , -‐ベi:ズ:汀爪:ハ:.{
                         __ __∧   ノ:i:i:}:/:i:iV:.:.V      ___,
                       _}/:.:.|:.:≧个ト:i:i:\:.7:.T:{__∠二´ /
                      /:.:.:.:./:.:.:人:i:i:i:i:i〕iト≧オ:7:.}:.):.:.):〕iト.
                         /:.:.:. /:.:.:.:./:.:.:.:>ォ:i:i:i:i:i}払斗ミ:i:i:i:i:iス:.:.、:.:、          _  _ (ヽ
                  /:./)'):.:.:. イ:.:.:.:. |:.:.:|:i:i:i:i:i/ /ヽニニヽ:i/:.:.\\\      | 廴( (\l
                  }/!/ )/ 「|:.:.:.:.:/:.:.:.ヽZZ{ l{ニス゚___ハ\:.:.:.:\\\    _/  (\) /
                 /rくハ、 /)')_/  ̄ハ:.:.:.:/i:i:i:〕 V___ ゚_,l彡}  \:.:.:.:\「___/:.:.}  /.イ
                 /  〕{乂\,/:.:ヽ  /i:i:i:\{:i:i:i:i:i7\゚_wwy'从   ーぐ7’:.:.:.:.:.:.:.ゝイ/
                 /    レヘ:.:.:.:.:.:.:.:.ノイ\:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\_}≧≦,ハ __   /:.\:.:.:.:.:rr一 ´
               .        \/:.:厂 ̄′   }:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ィi〔 二メi/\ \__〕:.:.:.:.:.}:.:.://
           /         V/   /    ィ T¨ヽ--==ァ (_)'⌒ヽ_}_  └彳:./:.:.√
           /              /    /(__ノ:i:i}/}==ミ、\乂(_)   }]    レ’ ̄
.        /   ′           /    {oO0/.イ:.:》:.:.:.V  \ (_)V
       く    /          /     ゝ=彡1:.:/:.:.:/}:}    {:/:.:.:.:ヽ
        、 /          .         /{:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.//;ハ   ハ\:.:.:.:{
          ) /        /        ,ハ{\「:.:.:.:.:.:イ/} / V }  、:.:〉、
       / .′       /         /:.:.∧:.:.:.:/ ̄}:厂/’_..イ  \  \:}
.      /       .            }:.:.:{:.:.}/:.:.:.:.:// 7:.:ヽ.    / \ }ハ
      ′                     ハ:.:.:7:.:.:.:.:.:.イ/ /\:.:.:.:.、   〉  .ソ:.:.|
      /        /               }:.:.ヽ:l:.:.:/:.:.:/ /:.:.:.l|\:,ハ/   \:.:.、
.     /      /              /:.:.:.:.:.:.7}:.:.:.:/ /:.:.:.: リ   l}      |\}/\
    !    .                 ∧:.:.:.:.イ77≦ /:.:.:.:.:/    .\   │ Y:.:.:.:ハ_
    /    /                /:.:.:. ̄:./:.{:{:.:.:{.′:.:.:.′     ヽl:\   ヽ人:.:/:.:.:}
.   /    /                /:.:.::/}:.:/|:.:r1:.:/:.:.:./         |:.:.:.:ヽィ:i:i\冫、/
  /    /                /:.:.イ:イ:.:{:.ゝ:.:イ:.:/         |:.:.:.:.:|i:i:i:i:i:i:il:.:.:.|
. /    /                /:.:.:.//:.:.、:.:.:. /:./          |:.:.:.:.:|i:i:i:i:i:i:iト:.:_{
 .  / ̄                 |:.:.://:\:_:_:./\:′              、:.:从:i:i:i:i:i:i|:.:._{
 | ′                     l;:イ:.:\:_:_/                 \ハ:i:i:i:i/:.:.__〉
 レ                   /i:i:|:.:.:.:.:.:/                    V:i:i:∨:.:{
                  _厶イ:.:.:.:7′                   _バ:i:i/:.:.:.:\
                   /:/:.:.:.:ヽ/                    __〉、:.:厂:.\/:.:.:ト .
                〔:/X:.:.:.:}:.}                      (:.:{:.:.}く:.:.:.:.:./「 ̄\:.`¬=ミ、
                 ∧/:.l:.:Y/:/                       ⌒ヽ:.:≧≦/:.:.:.:.:./:`ヽ:.:.:|」
                 /:./:.: |:.:「l/                          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ⌒ ⌒
                  |:/|:.:.lハ:.:/
                ̄ ̄ ̄



玄『……穏乃ちゃんも戦ってくれるんだね。なにも覚えてなくても、結果的には恩返し、になるのかな?』クスッ

玄R「ん、なんの?」

玄『なんでもない!』

晴絵「ま、なんでも良いけど、負ける気がしない!」

京太郎「さて、片付けるぜ」


デスイマジン「今日はお前達が死ぬ!」


◆デスイマジン【HP:350/500】
◇イベントによりダメージ




プトティラコンボで変身したオーズがデスイマジンへと襲い掛かる

大地から斧を引き抜くと、それで鎌と斧をぶつけあう

激しい攻撃の応酬、獣の如き動き


穏乃「うおぉぉ!」

京太郎「……」カチャッ


走り出したファイズが、デスイマジンの身体に拳を振るう

ダメージを少なからず食らっているデスイマジンはその直撃を受けてよろめく


デスイマジン「ぐおっ!」


京太郎「まだまだ……」カチャッ ドカッ

◆通常攻撃:命中100%:SP+10【80】
◇威力:142
◇デスイマジン:100%


デスイマジン「ぐぅっ!」

◆デスイマジン【HP:308/500】
◇142-100=42


晴絵「いくぞ!」



晴絵「ぶっとばす!」

◆スプレンデッドエンド:威力80:命中100%:SP30【50】
◇威力:190【110+80】
◇デスイマジン:100%

          __,- / .// /,┘

         _,ゝ / ´ / ̄´
         > / ./ (  /
        /_/_/ /_| /

    _  ヽ /ヽ/ ./_/ /   .i、
  <  ヽ/ /-/i-´-/ /   /i i‐´`ヽ、_
   ヽ_ / /./ i/ / /,  ,‐/.i i´  /ミヽ  ,
  ___|/ ヽo / i / // iヽi_.i/ i iヽ_,/、_/__//
  ─__ノ-<,=/`,(o ,-/ヽ i´ヽ_,/、/-‐‐`゙i´ /
  < ̄ `ゝ/ /`~i / ( ヽ.:.:i o i.:.:.:.:.:.:_i-´ i
  ヽ  //ヽ-、_ ヽヽ-´ ヽ/、_ i_/-、__i
   ヽゝ ヽ, /i ヽ `_ / ̄,ヾ_i i丶_ゝ/_> >
  、/ ´`ゝi ,i  `´  i / /ヽ---‐´-‐´─ヽ-、
  //  、∧ ヽヽ   /  /「-‐─_´, ‐´ ̄ ̄ヽ、ヽ
  -─‐ヽ ヽ _/ .ヽ、 /  /_/-‐´ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i ヽ
  ヽ-/ヽ_ヽ   V  /´    /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ヽ i
  -、(/   `ヽ‐--ヽ ´  _,-‐/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/  i .i
    `\   i   ヽ ̄ ̄´   i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/  丿丿
      `ヽ/    ヽ     `ヽ_──´  ノ /
         i `ヽ--´__,..-‐´ ̄ ヽ    //
         `i    i  ヽ _,-‐´ `──´_/
          -i    ̄ i`´─────´ i

           ├ 、__ ゝ 、_   __    i
           i    ヽ/-/─、、-ヽ--/i
           i     i /ヽ二ニi iコi ロ i i i
          i´     /`─>‐- ´--´--´ i ヽ
          /ヽ   /   C--、      i i
            /        ,ゝ      ヽ



走り出したゼロノスが、すれ違いざまにデスイマジンを斬り裂く

さらに振り返りざまにデスイマジンの頭を掴んでヘッドバット

ふらついたところを―――投げ飛ばす!


晴絵「うおぉぉらぁ!」ブンッ

デスイマジン「ぐおぉ!」

◆デスイマジン【HP:218/500】
◇190-100=90




玄『いくよ!』

玄R「オッケー!」


銃を乱射してデスイマジンを攻撃

だがそれらの攻撃を受けるも、致命的なものを凌ぎつつ電王を攻撃


デスイマジン「うおぉ!」

玄R「うわぁっ!」


吹き飛んだ電王だが、その吹き飛んだ先に居たキンタロスへとぶつかる

そして電子音と共に電王はキンタロスの憑依したアックスフォームへと変わった

もちろん傍には銃を持ったリュウタロス


リュウタロス「あ、ずるい!」

玄K「俺の強さは泣けるでぇ!」コキッ


首を鳴らすと、ゆっくりと歩きながら迫るイマジンたちを蹴散らす

そしてデスイマジンへと接近すると鎌を受け流して拳を撃ち込む

素早く的確な攻撃、同時に斧と鎌をぶつけ、後ろへと吹き飛ぶ


デスイマジン「ぐぅ……」


次の瞬間、電王の姿はロッドフォームへと変わる


玄U「お前、ボクにつられてみる?」

デスイマジン「貴様ぁ、潰す……!」


走ってくるデスイマジンの攻撃を避けて、素早く蹴りを打ち込んでいく

ふらつくデスイマジンが後ろへと下がった瞬間、ロッドを投げる

それを弾き飛ばして、デスイマジンは暴風を生み出す


だがその瞬間、電王の姿がまた変わる

巨大な翼をはためかせて暴風を吹き飛ばすのは、白い電王


玄W「降臨! 満を持して!」



手を後ろに組みつつ、接近する電王

デスイマジンが鎌を振るうがスレスレで体を逸らして回避

それと共に片手でデスイマジンをあしらう


デスイマジン「ぐおっ!」

玄W「ありがたく思うが良い、この姿はそうそうは見れんぞ!」バッ

デスイマジン「おぉぉ!」

玄W「ふんっ」


クルリと回転して回避

デスイマジンの背中を取ると分裂させたデンガッシャーで背中を斬り裂く

X字に斬り裂かれたデスイマジンがふらつく


モモタロス「おい鳥野郎、交代だ!」

玄W「ふむ、良いだろう。このプリンス」

玄『なんでも良いから!』


瞬間、ジークが玄の身体から出る

そしてモモタロスが憑依すると、電王はソードフォームへと変わる


玄M「俺、参上!」

                     {ヽ
                 {ヽ  _,,,, } {
             r、  :{/{/{ ∧゚。\
 _________       :{ \ :,゚ヾ、∨ ∧:゚。.:ミh、
 \ヽ\\       {  「\{ {.:.:゚。∨:∧:}.:.:.:.:.∨
   ミh、  >-----:{  {  :{ |.:.:. ゚。∨ :゚,}.:.:.:.:.:.}/:} 、
  ___ノ  :{ {    {  { :∧!:..:.:.:.`、  :{:.:.:.:.:.:} }ヽ ミh、
 ┗─≦¨ヽ」--o。. _!  {  _ヽ.:.:.:.:.:.:ヽ ヽ__ ィ// :/__ /ヽ
               {  ヽ \ミh---'「三ヾ/::::/ :/:.:.:..≧o。..._____,_____
.           ∧   ミh、_"''*イミh。 イ //.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:./  /

             ヽ      {:::::::::::::::: / /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./  /.    /¨¨ヽ
                 〉¨¨¨¨¨}{h、 。o≦  〈.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:。o*'"  /    /   /
               } ̄ ̄/ニニ」r、    "''*---<    :/:.   /   /
              ゚。.:.:/ニニ,イ゙.:.:\ヽ         、丶`///ヽ_/    /      。o*''"}
                ヽ/ニニ/.:.:.:.:.:ヾ/、\    、丶`////。o*''"   :./_,,,。o≦   /
                  ∧≧。ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.`´ 、丶`_________/       :{¨´     。o≦
                   / ∧{:ニ{ {≧o。 ____/;/{ ̄ ̄ ̄ ̄          ____ 。o≦
                   / .〉ニ{ {.:.:.:.:.:.:.:.:.:{.:{::::"''*o。 ____            { ミh、
             _______,/ ヽ゚。∨.:.:.:.:.:.: {/::: : / }   ミh、____,       {   ミh、
        。o≦¨¨^:、丶`、:/ 7¨ヾ 「¨¨¨¨}¨¨´   }    \___ミh、____    ヾ、   ミh、_
     イ      /   〈  \ / {三} :}    /      ミh--*''"ミh、  ∨ミh、_____ヽ
   /       /      ≧o。ノ-----' ¨¨彡゙ \             ∧  :∨
                                             \ :∨


玄M「へへっ、玄!」

玄『うん!』

玄M「いくぜ、いくぜ、いくぜぇ!」

◆乗り換え攻撃:威力100:命中100%:SP40【60】
◇威力:205【105+100】
◇デスイマジン:100%




ソードフォームでの素早い攻撃

デスイマジンは徐々に追いつめられていく

イマジンを斬り伏せたゼロノスが、叫ぶ


晴絵「デネブ、こい!」

デネブ「おう!」


ゼロノスの背後にいたイマジンを拭き飛ばす

そしてその肩に両手を置くと、その姿をゼロノスと一つにした


<Vega foam>

晴絵D「最後に言っておく! 晴絵をよろしく!」グッ

                       / :|
                         /_l           ∧
                      f⌒ヽ ヽ        / .∧
                   /⌒V:( ∨} 、    / ./  ,
                     /:::::::::} }ノソ  ヾ\ / .〈  (0ハ
                   /廴::::/  l─/⌒)x─=ミ∧ V./  ̄/
               /:::::: У  У  /’ : : : : :ヽ}  ム=ミ\
                 { ̄ `ヽ{      /、 {: : : : : : : }:. :{: : : : :',=-
             /⌒ヽ  \  ./:::::::: 人: : : : : ノハ|: : : : : }    >
               /::::::::::::/\  く::::::::::::::: //ア二 /⌒|ゝ: : : ノ=-
.       x‐=ニ/::::::::::::/ :::::: ヽ丿:::::::::∧/イ 二 /   :ト、} ̄|
      /   x‐/::::::::::::/:::::::: /x=ミ:::::: /.  \─/    |ヽハ |
.   /  ./ .::::::::::::::/:::::::: /{(  )}-=Y⌒Y `¨:{`¨ =-}// i|

    } >.x=ミ .::::::::::::: /:::::::: / `¨´廴_.廴.ノ ̄`¨¨ニ=‐イ
  〃{ {( /::::::::::::: /:::::::: /   /   / ::::::::::::::::::::::::/. -─…ニ>=ミ
  {::八 `〃::::::::::::::::/:::::::::::′`¨´ .>┬=ミ::::::::::::::::::::イ ├=ニf ̄ {  {( )}ア⌒ヽ
  ゝ─ /::::::::::::::::::/::::::::::::'::::::::「 ̄|!:::::|!::::::::::| ̄ ̄`¨ /⌒ヽ 廴_廴 >'’人__ノ⌒ヽ

.    /::::::::::::::::::/::::::::::::/:::::::::|::::: |!:::::|!::::::::::|…─-- \__/ ` =ニ}ヽ -=ニ ̄ 人__ノ=ミ

.   ./::::::::::::::::::/::::::::::::∧:::::::::|::::: |!:::::|!::::::::::|::::ト-= _ \ 」ニ=-   |::::|!\ -=ニ ̄{ {(  )}
.    {::::::::::::::::::/::::::::::::/:::::i}:::::::|::::: |!:::::|!::::::::::|::::}‐< `ヽ\ r─ァ 「 |::::|!:::::}   __>=く
   |ハ::::::::: /::::::::::::イ:::::::i|:::::::|::::: |!:::::|!::::::::::|::::| \ ア¨´| }─┘ l:::|::::|!::::ハ ̄    {(  )}
   /::::∧::: /::::::::::::::::} :::::/ ::::::|::::: |!:::::|!::::::::::|\ / __.| .;\ Y}::|::::|!:::{  ',廴ニ=─`¨´


晴絵『このバカ!』


デスイマジン「貴様らはすべて潰す!」

◆デスイマジン【HP:113/500】
◇205-100=105




◆速度変更

1敵【デスイマジン】:150
2自【須賀京太郎】:121
3味【松実玄】:110
4味【赤土晴絵】:105


◆コマンド入力


◆須賀京太郎

『通常攻撃』
『必殺技:>>219
『アクセルフォーム』
『ウルフオルフェノク』(他コマンド前に二票で決定)
『ブラスターフォーム』(他コマンド前に二票で決定)

◇安価1↓



◆ファイズ【アクセルフォーム】

◇ステータス
・HP:70
・速度:1000
・攻撃:80
・防御:30


◆スキル

◇強化クリムゾンスマッシュ:威力95:命中100%:SP【最大値の1/2】
・さらに消費SP分の数値をプラス(最大35)

◇スパークルカット:威力50:命中100%:SP20
・攻撃を+10し選択時のコンマが30以下の場合さらに+10

◇グランインパクト:威力40:命中100%:SP12


◆アビリティ

◇TIME OUT
・ターン終了時に【ノーマルフォーム】へと戻る

◇超加速
・1ターンに2度攻撃可能になる
・全ての敵の命中率を【30%】にする
・一部のデメリット効果、アビリティ効果を受けない

◆コマンド入力


◆須賀京太郎

『通常攻撃』
『必殺技:>>264
『ウルフオルフェノク』(他コマンド前に二票で決定)
『ブラスターフォーム』(他コマンド前に二票で決定)

◇安価1↓



◆須賀京太郎

『通常攻撃』
『必殺技:>>264
『ウルフオルフェノク』(他コマンド前に二票で決定)
『ブラスターフォーム』(他コマンド前に二票で決定)

◇安価1↓


人もいなさそうだし今日はここまでにしとく所存ー
龍騎見て寝る

明日も再開するよ21時あたりからの予定ー

電王の最終回再現、書くの結構疲れたゾ
てか変なところでまたゾロを……

そんじゃなにかあればお気軽にー


うわぁ、21時から無理そうで、22時過ぎぐらいになるっす

とりあえず今回で電王のTV版は終了ってことで
他にも色々あるけどもー

そんじゃまたあとでー


いくぞ本郷!(再開!)

とうとうここまできたなー
さて劇場版が始まるかどうかって感じでー



ふらついていたデスイマジンが、走り出す

鎌を持って走る目の前の敵を相手に、ファイズは素早く蹴りを打ち込む

ふらつくデスイマジンが斬撃を飛ばすが、それを回避して接近


京太郎「諦めろ、お前らの未来へは繋がらない」

カイ「お仲間、消えるよ?」

京太郎「言ってたろ、そういうのはうんざりだって、な……」


手首を鳴らしてから、デスイマジンを下から殴り上げる


デスイマジン「ぐぅ!」

カイ「仲間を消すんだぁ」ハハッ

京太郎「良いぜ、その罪だって……背負ってやるよ」カチャッ


素早くミッションメモリーを入れ替える


<Complete>

京太郎「クライマックスの前座ぐらいしてやるよ」

<Start up>


京太郎「ハァッ!」

◆強化クリムゾンスマッシュ:威力95:命中100%:SP35【45】
◇威力:292【162+95+35】
◇デスイマジン:100%

                      |ヽヘ
                    ,. z≦ミヽ Ⅵ
                 /::::::::::::::>マ| |

                   |::::::::::::/: : : Ⅵト
            .‐=┐ .|、:::::::::{ : : : :| | }
         r<  _/  >、ヽ::八: : : :l l/ `ヽ
         |  / | |.イ|::::::\ゝ<7ゝ//|─、 \

         |_/  _マl∧\//:>─イ /  \  l
         |    く  マ\ ヽ//:::::/- 、   ./
          /ゝ=ニ二ヽ/〃 l  llヽ::::〈   >  /_|
        /:::::::::::::::::/f=─.r|  |、ミヽ ゝ<__/::::l
       ./::::::::::::::/ ', ゝ─=ゝ| .|ノニ二二 /:::::::::::∧
        {/´二ニヽr─、 ゝヨ.r‐' └、 ソ/リ/ ヽ:::::::::::∧
      | f─--/::::::/三 ̄ヽ‐=‐ 、 マ::::/‐、 \::::::::::ヽ

       `ー=l_/三ミ::::三}:::::::::::::| |::/=ゝ、  ∨´/∧
              `ー‐ ___‐ 、イ∧ \ V:::::::::∧__
               f二|_i──i_|ニ}:::::::::\ | ヽ::::x=ヾヘ

             /, イ |‐'二二'-'::\\::::::ヽ   〈>=x ノ
            //:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ\:::∧  Lノ:::::ハ
            //:::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::\r‐、ヘ  `Y:::::|
        / 〉::::::::::::::::::::::> ´ ̄ ̄ ̄ヽ::::::::::|  ハ   しl:jj

       / /:::::::::::::> ´         \::::\ニイハ_
    「アfゝイ::::::::> ´              \:::::::\\ヽ
    | | |::::::::::rイ |                  ∨\:ハノ }



加速したファイズが素早く打撃を打ち込む

ふらつくデスイマジンをよそに、さらに加速

デスイマジンはダメージを受けない


玄M「おらっ!」

デスイマジン「ぐおっ!」

晴絵D「ふんっ!」

デスイマジン「うぐあっ!」


ファイズの方へ意識をやっていたせいで電王とゼロノスの攻撃を連続で受ける

イマジンの二体がギガンデスと化して上空へと飛ぶが、オーズが空を飛び二体のギガンデスと戦闘を開始する

さらに数体のイマジンがデスイマジンを援護しようとした―――その瞬間


10ほどのポインターが敵イマジンの上空に浮かび上がる


カイ「あ?」


そして、10体のイマジンが爆散する

φの文字が浮かび上がるその中、立っているのはファイズ

カイが表情を歪めるが、その瞬間、デスイマジンが電王の一撃によって吹き飛ばされた



玄M「いくぜおめぇら!」


構えて叫ぶ電王


ウラタロス「いいよ!」


敵を一体拭き飛ばし、そちらを見るウラタロス


キンタロス「よっしゃぁ! 泣けるで!」


周囲の敵を弾いてから、その場に座るキンタロス


リュウタロス「イェイ!」


ピースと共に電王の方を見るリュウタロス


ジーク「ふむ」


静かに振り返るジーク


京太郎「いいぜ!」ガチャッ


ファイズブラスターを持つファイズ



玄M「正真正銘のクライマックス……必殺!」


デンガッシャーの刃が離れ、振るわれる

デネブが離れると刃がそのままデスイマジンにぶつかり弾かれる

だがその先にはキンタロス

デンガッシャーの刃その剣に纏い周囲の敵を斬り裂く


キンタロス「そりゃぁっ!」


さらに斧が振るわれるとその刃は金色を纏いデスイマジンにぶつかる

刃はデスイマジンを抜けてウラタロスの槍に


ウラタロス「そらっ!」


さらにその槍を振るって刃を飛ばす

青い光を纏った刃がデスイマジンにぶつかり、さらに飛ぶ

飛んで行った刃をリュウタロスが銃口に付ける


リュウタロス「えいっ!」


トリガーを引くと共に放たれた紫の刃

その一撃を避けようとするデスイマジンだが、ジークが途中でその刃の行先を変える

翼を纏った白い刃がデスイマジンにぶつかり、さらに弾かれるその行先は―――


京太郎「っと!」


ファイズブラスターの銃口にその刃を纏う


デスイマジン「潰れろ、運命分岐点!」

京太郎「シズ!」

穏乃「うおぉぉっ!」


ギガンデスを蹴散らして、降りてきたオーズが地上に立つと翼を振るう

地を氷が走り、デスイマジンの足元を凍らせて動きを封じる

ファイズブラスターを真っ直ぐ構えた


京太郎「晴絵、デネブ!」


そして紅を纏い放たれる刃が、デスイマジンを斬り裂きゼロノスの方に飛ぶ

刃が纏う色は緑に変わる



静かに、ゆっくりとゼロガッシャーをデスイマジンへと構える

未だに足は氷から抜け出せていない


晴絵D「……ふんっ!」


そして放たれた緑色の刃はデスイマジンにぶつかってから電王の元へと戻る

デンガッシャーの先へと再び合体した

刃はさまざまな色を纏い、変わる


玄M「俺の必殺技……!」ダッ


走り出す電王

デスイマジンも氷から抜け出せたものの、ダメージで満足に動くこともできない

近づいた電王が、何回もの斬撃を打ち込む

様々な色を纏った刃での攻撃


玄M「ファイナルバーション!」

                               Λ

                         |\         〈__,〉
                         |_ノ}、 ___    |_|
                      ヽ/l=ミー{X} ヽーヘ{: :..
                     ,イ}: :∨》o <>o}// }:.:. :.

                    / /: : : ∨》, 川∨/!: : : .:.
                       /  ,: : : : : :∨》> i <∨|: : : : .:..
                       .'/ミ/:. : : : : : :.V》 @ V: : : : : :.',
                   i ミ/: : : : : : : : : ',} `Y´ } : : : : : :.',
                    { {:.: : : : : : : : : :.:., ! ,.':.: : : : : :.:.}
                  ', ',: : : : : : : : : : : ',l l/: : : : : : : :.,'__

                    ゝ、、:.:. : : : : : : : :.:} {:.:. : : : :. :.:/77′
                   \\ヽ: : : : : : : :/ーヽ : : : :./://ー 、
                    \\ミゝ-、:_:/ニニム:_r'゙ ー' /\ \

                  , -―/ヽ _Λミ{lニニニフ/〉ー ': : :.:ヽ  \

                     /〈///i:i:i:i\\∨}ニニニ〈//、:.:. : : : : :.}   |__               r――- 、
                  /  ` ̄ ̄ ̄li:\l二二l二/i:i:i}: : : : : :./   |>/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l ̄ ̄ ̄ ̄lーr‐'  ̄ ̄`ヽ___
                 /`ヽーァ― 、  ̄ ̄\i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|:_lエl_/ヽ.   |:::/}ー}       〉       } i|rr―――:':::::::::::::`ヽ
.           r――<: ̄: ̄:´: : : : : :\__  \i:i:i:i:i:i:i:i}}ミ/ヽ\__,\_}//{_ノ____,/      /  川:/}:_:_:_:_:_::ノ⌒ヽノ
            ヽ  ̄\ `  、 : : : : : : : : r:、: : :><二二フ\\二l {0}ーヽY´       -‐――‐'ヽ_/ーく::::::\ ヽ::〉ヽ::〉
.              >‐-ミ  、\_:_:_:_:_:_:_><><>/ミ/ \_\\ヽニイー:/ー――― ´               `ヽ::_:)
             /:::::::::::::::`::.....、`ー- 、   /\__/ヽ ヽ:\\_\\: :.:Λ
.             {二l:::::::::::::::::::::::`::...  \ l|   |l ////\〉:.:.\\_\\l: :}
.          〈二〉:::::::::::::::::::::::::::::::>-、_l|   |l⌒Y: : : : : : : : \\_\∨
            `ーr―――――:'   }:::::l|   |lヽノ: : : : : : : : : : :>ヽ=} }
             ヽ:::::::::::::::::::::::::}   |:::::l|   |lV: : : : : : : : ; : ´/  }=| |
                    \::::::::::::::::::|   |:::::l|   |l ヽ: : : : :/: /{  辷}/
                 }:::::::::::::::::|   |:::::l|   |l   }: : :./: /: :.:.|  辷l}
                 |:::::::::::::::::|   |:::::l|   |l   |: :.:./: : : : :.| 辷l}
                  / ̄ ̄ ̄`ヽ |:::::l|   |l   |: : : : : : : : :.:l 辷l}
               /        ∨:::::l|   |l   |: : : : : : : : :/ ,辷/
                         ∨: l|   |l\ |: : : : : : : :/ ,辷/
                   {         ∨l|   |l\}:ヽ: : : : : / ,辷/
                            ヽ|   |l//}::::::\_:_/_,辷/ー 、
                  \      , ィ彡〈}  {〉 /:::::::/  x‐―zヽ}
                  \   ///ヽ彡}   {二二二l   / /〈 }ニ|
                        \ { { {  }ii〈   〉ニニニ|  乂/Λ〉ノ/

◆デスイマジン【HP:0/500】
◇292-100=192




爆散するデスイマジン


ナオミ「やったぁ!」

霞「ふぅ……」


座りこむカイが、どこか悲痛な面持ちをしていた

徐々に身体が砂へと変わる


カイ「終わった。くっそ……でも、お前達も消える……イマジンはみんな……消える」ハハッ


どこか自嘲気味に笑うカイ

周囲のイマジンたちが砂になって消える

それと共に、電王はプラットフォームに、ゼロノスはアルタイルフォームに……そして


カチャッ


電王のベルトが外れ、ゼロノスのカードは消滅してベルトが外れる

京太郎も静かに変身を解除し、オーズもまた然り


晴絵「……」

玄「……」



玄「……」

晴絵「デネブ……デネブっ!」


走り去る晴絵

残った玄は、静かにベルトを強く握る

わかってはいたはずだ


京太郎「……」

穏乃「なんか、引っかかる」

アンク「おい穏乃、勝手に走ってきやがって!」

穏乃「あ、アンク」

京太郎「お前、空気を読め空気を」

アンク「あ?」


玄「みんな……」



◆どうする?

1、晴絵を追う

2、玄と共にいる

◇0時30分から安価開始



◆どうする?

1、晴絵を追う

2、玄と共にいる

◇安価1↓

ミスった、2分間で集計

1、晴絵を追う


―――【ゼロライナー】


走って行った晴絵を追って、京太郎はゼロライナーへと入る

そこには誰もいない

テーブルの上に置いてあるのは椎茸たっぷりの食事


晴絵「デネブ……」

京太郎「……」


ソファへと座ると、テーブルの上に乗った食事と共に書置きがあるのに気付く

その書置きにそっと手を伸ばして、見る

横から見た京太郎が、苦笑を浮かべた


『晴絵へ 椎茸ちゃんと食べて』

晴絵「……デネブっ……」フルフルッ


その書置きを持って、嗚咽を上げる晴絵

それを置くと、食事を勢いよくかき込む

京太郎は静かに晴絵を見るのみ



―――【デンライナー】


立ったまま静かに緑茶を飲む霞

開いた扉から見えるのは松実玄とイマジンたち

モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロス、ジーク


霞「記憶こそが時間、そしてそれこそが人を支える……もう、誰の記憶に頼ることもない」ズズッ


緑茶を一口飲んで、微笑を浮かべた


霞「彼らが共に過ごした時間と記憶が、彼らを存在させる……」クスッ

        /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽヾ
       ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヾ
       /:::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ト:::::::::∨:::::::::::. ヾ
      .:::::::::::|::::::::::/::::::/::::/|::::::::::::::: |ハ::::::::∨:::::::::::.

      :'::::::::::::|::|::::::|:::::∥::::' :|::::::::::::::: | '::::::::::'::::::::::::::': .‘
      |::::::::::: |:|:::: |:::::∥:: ' i!::::::::::::::!:| ':',:::::::';:::::::::::::'
      |:::::::::::::|:|:::::||::::||::::::! }::::':::::::://_}|.'::::: !:::: |::::|',  |
      |:::::::::::: |::::::|!ヘ:| ヽ{ |ノ|::ノ//  / }::::/::::::|::::':|  /
      |';::::::::::: |::::::| イ芋芋ミ    イ芋ミx/.':::::::|}/
      ':::,:::::::::/!:::::| ヽ辷zソ      辷zリノ.,:::::::::|
      !::,:::::::! :!:::::!  `¨´      `¨ '´ ,::::::::::|
      ',::ヽ::::ヽ',::::|  ' '     '   ' ' .,:::::::::::|
       ,:::::ヽ::::::',: |ム     、 .,     ,::::::::::::|
       .,:::::,::ヽ::ハ;∨::o.、        イ:::::::/::::|
       ;::::::;:::ヽ:∧∨:| :ミ 。   .<:::::::::::::/:::: |
       :;::::::∧::::::::::∨、     :{| ヽ::::::::::/::::::,
        ;::::::::ム::::::::::∨\    // Y:::::::::::::;


―――【ゼロライナー】


食事をかきこむ晴絵

ふと、扉が開く

京太郎と晴絵がそちらを見ると、見慣れた顔がそこにはあった


晴絵「……」グスッ

京太郎「……」

デネブ「晴絵、ちゃんと椎茸、食べた?」


少しばかり気まずそうに、そう言う


晴絵「ずずっ……でねぶ……」グスッ

デネブ「晴絵……」

晴絵「お前ぇっ!」ガタッ


立ち上がると、デネブの元に駆ける

京太郎は静かに、笑みを浮かべた

そのまま、デネブへと抱き着く晴絵


晴絵「しいたけいれんなぁっ」ブワッ

デネブ「晴絵、ただいまぁ……ただいまぁ!」ギュッ

晴絵「ううう~! うぁっ、うわぁぁぁんっ!」ギュゥッ

デネブ「晴絵ぇ」ポンポン

京太郎「……」ポリポリ


頬をかきながら、そっと外へと出た

すると、そこには一人の女性がいる

驚きつつも、誰かを理解する


京太郎「赤土、晴絵……」

晴絵「ん、久しぶり……って言っても初対面かそっちは」フッ

30分ほど離れまっせー

すまぬ、戻ったよ



目の前の赤土晴絵と、京太郎はじっと見つめ合う

確かに自分の知っている赤土晴絵より大人だった

だがどこか、知っている気がする


京太郎「っ……」ズキッ


意識にかかっていたもやが微妙に晴れていくような感覚

失われたなにかが、徐々に思い出されていく

それと共に、意識には徐々にもやがかかる


京太郎「っ」ガクッ


膝をつく京太郎、ゼロライナーへともたれかかるようになる

そんな京太郎の傍に、赤土晴絵が膝をついた

笑みを浮かべる晴絵と、京太郎


晴絵「……」

京太郎「守って、くれてたんだ……」

晴絵「うん、私なんてどうでも良いから……守りたかったんだよ。最初はなんでこんなガキのためにって思ったけどね」ハハッ

京太郎「わざわざ、自分を犠牲にして、まで……?」

晴絵「自分を犠牲にしてでも守りたいものがあるっていうのは、おかしいことじゃないでしょ?」

京太郎「ああ、そうだった……そうだったよな」

晴絵「私なんてどうでも良いから、京太郎を守ってやりたくなった」

京太郎「バカ、だなぁ……俺なんかの、こと」ハッ

晴絵「……そうだね、馬鹿だったかな。でも、後悔してないよ」

京太郎「ああもう……いいおんな、だなぁ」

晴絵「あはは、前にも言われたよね」

京太郎「そうだったっけ……あぁ、そうだった、気がする……」



―――【鷺森家】


カタン

音がしてそちらに向かう灼

机の引き出しを開けると、そこには一つのネクタイ

埃の被り方からして少しばかり


灼「あれ……このネクタイ、あれ?」


見覚えのあるような無いようなネクタイ

ずっと引き出しに入っていたのだろうか

それを見ていると、不思議となにかがこみあげてくる


ポタッ

灼「あれ?」


水滴が落ちる、手を瞳に当ててみると、涙がこぼれていた

ポロポロと涙が落ちる

なんでだろうと思い、疑問に思う


灼「なんで、ハルちゃんのネクタイ持って……私、泣いてるんだろう?」ポロポロ


涙がこぼれる、嗚咽が漏れる

止まらない

たまらずうずくまり、嗚咽をあげた


灼「ハルちゃんっ……ハルちゃん……京太郎ぉ……」グスッ



―――【松実館】


パリンッ


宥「あっ……」

塞「ちょ、コーヒーカップが……て大丈夫?」


静かな店内

少し前までは喧騒で満ちていた

怪人が溢れかえったことにより避難してきた人々がいたりだ


宥「あ、うん……」コクリ

塞「……どうしたの?」

宥「え?」

灼「泣いてる、よ?」

宥「な、なんでだろう……」

塞「ほら、怪人は全部仮面ライダーが倒してくれたから、ね?」

宥「そうじゃない、そうじゃないんだ、けど……っ」

灼「ゆ、宥?」

宥「なんだか、とても大事なこと……忘れてた気がする、なにを忘れてたのかも、わからないけど、でも、それでもっ……」ポロポロ



―――【寺】


テレビを座って見ている憧

せんべいの最後のひとかけらを口にいれる

少しばかり目を細めた


憧「あれ……今、ノイズが……」

??「憧殿ぉ! 不可思議事件発生ですぞぉ!」

憧「うっさいわね!」

??「先代に追いつけませんぞ!」

憧「別に興味無いって言ってんでしょうが……ってあれ?」

??「憧殿が、な、泣いておられる……ハッ! 不可思議事件!?」

憧「どういうことよ!?」

??「まぁ欠伸かなにかでしょう」ニッコリ

憧「ぶっとばすわよ!?」

????「おいお前ら早くいけよ~!」

憧「たく、うっさいのばっかね」ハァ


憧(でも、なにかしらこの……感覚……)



―――【廃墟】


楽しそうに騒いでいる

玄とイマジンたち

少し離れた場所からそれを見る穏乃


穏乃「そういや、赤土先生は……」


言ってから、違和感を感じる

一滴の涙がこぼれると、それを感じてさわり、笑う

少しばかり嬉しそうでもあるが悲しそうでもあった


穏乃「涙、流れるんだ私……」フッ


どこか遠くを見る穏乃

なんだか懐かしい気持ちになりつつも、ジャージの胸部分を強く掴んだ



―――【ゼロライナー:外】


意識に徐々にモヤがかかるのを感じる京太郎

手を僅かに動かすのが限界だった

なぜかはわからない


京太郎「……なぁ、晴絵」

晴絵「ん?」

京太郎「守れた。守ってくれた、のか……?」

晴絵「守れた、京太郎たちの未来」

京太郎「ありが、とな……」

晴絵「だから前も言ったよ……私は、京太郎を助けに来たんだって」フッ

京太郎「……」

晴絵「大事な時にいなくて、ごめん……辛かったよね。みんなにバレた時」

京太郎「……別に」

晴絵「強がり言わない」

京太郎「男の子はカッコつけたい時が、あんだよ……」

晴絵「そっか……」


微笑を浮かべつつ、晴絵がそっと京太郎の手を握る

暖かい感覚が手からじんわりと広がるのを感じた

京太郎は重ねられた手を力がこもらない手でそっと握る


晴絵「京太郎……」スッ


そっと、唇が重なる

だがそれも触れるだけで、すぐに離れた

笑みを浮かべた晴絵がそっと京太郎の手を離す


晴絵「ありがと」

京太郎「晴絵、おまえ……」

晴絵「それと、さよなら」ニコッ

京太郎「……きっと、また」


そして、意識が落ちる



―――【ゼロライナー:車内】


京太郎「んっ……」


意識を取り戻して、そっと目を開く

そこには晴絵の顔がある

ただし意識が落ちる前の晴絵ではない


京太郎「若い方、か」

晴絵「あっちと会ったの?」

京太郎「まぁ、な……」スクッ


ソファの上で上体を起こす

あれから30分も経っていない

静かに笑みを浮かべた


晴絵「なんだって?」

京太郎「……なんにもだ」

晴絵「私に謝罪の一つや二つ、ねぇ?」

デネブ「晴絵だからなぁ」

晴絵「それはどういう意味だデネブぅ!」

デネブ「だって全然謝らないからぁ!」

晴絵「ちゃんとごめんぐらい言うっての!」


京太郎「……なぁ、晴絵」

晴絵「なに……っていつの間にか晴絵って」

京太郎「そのさ、ありがとな」フッ

晴絵「え、なにが?」

京太郎「俺を助けてくれて」


そんな言葉にキョトンとする晴絵だったが、すぐに笑みを浮かべた


晴絵「当然だって……だってさ」フッ

京太郎「……」

晴絵「私は、京太郎を助けに来たんだからさ!」ニッ


◆System
・赤土晴絵の好感度が+20されました
・【赤土晴絵:120】



―――【街:路地裏】


女性が一人、赤い髪

特徴的な前髪を持つ彼女、赤土晴絵

ただし大人の方


晴絵「……しまったぁ~」ハァ


大きく溜息をつく晴絵

その手元にあるのは一枚のカード

それはしっかりとしていて、消えそうもない


晴絵「たく、消えて思い出すとかじゃないのかっての」ハァ


赤い顔で後頭部を掻く


晴絵「たく、なんで隠し持ってんのよアイツ、嫌がらせかっての……ああもう」


ポケットにカードをしまって歩く晴絵

なぜか“デネブ”が持っていた一枚。渡さなかった一枚

理由はわからない


晴絵「……ま、いっか」


やけに清々しい顔で、笑う


晴絵「今更、私と同じ時間を生きるなんてできるわけもないし。“アンタ”は“アンタ”の道を歩くが良いよ……赤土晴絵」


そうつぶやく晴絵

だが、すぐに顔を真っ赤にした

思い出すのは別れ際


晴絵「ああもう! 次どうやって顔あわせろってのよ!!」ガンッ


勢いよく壁を蹴る

そこで、座りこんでつまさきを押さえた

ふるふると震える晴絵


晴絵「痛ぅ~っ」フルフル


◆System
・【赤土晴絵(大人)】は消滅しませんでした



―――【デンライナー】


デンライナーに集まる面々

もちろん京太郎と晴絵とデネブもだ

先の戦闘で加勢してくれた穏乃こそいないものの、最終決戦のメンバーがいる


京太郎「オーナーも戻ったのか」

オーナー「ええ、辛い戦いでした」フフッ

京太郎「?」


そして、イマジンたちが入る中、玄がオーナーの前に出る

手に持ったパスケースをそっと握った

玄は強い瞳でオーナーの方を見る


オーナー「……はい」フッ

玄「……京太郎くん、これからも戦うよ。未来を救うための戦いは、まだ終わったかなんてわからないし」

京太郎「電王がいてくれるなら助かります」フッ

玄「だからこれからも、よろしくね!」

京太郎「……ああ」フッ

晴絵「私らもなにかしら協力するさ、なデネブ!」

デネブ「ああ!」グッ


京太郎「……それじゃあ」

玄「うん、これからも、だよねみんな!」

ウラタロス「当然」フッ

キンタロス「泣けるで! ゴガァ~」zzz

リュウタロス「うん!」

ジーク「当然である!」

モモタロス「俺達のクライマックスはまだまだ終わらないぜぇ!」


京太郎「……だな」フッ

京太郎(晴絵……いつか、きっと)フッ



【第26話<いつか未来で>END】


◆System

・【赤土晴絵】が【ゼロノス:アルタイルフォーム】【ゼロノス:ベガフォーム】に変身できなくなりました
・【赤土晴絵(大人)】が【存在している】ため、以降のストーリーが変化します
・一定条件をクリアしているため【一部キャラクター】が【赤土晴絵】の記憶を取り戻しました
・イベント変化により【????】が追加されます
・ストーリー【電王】を【クリア】したため全ステータスが【+3】されます


◆戦闘終了

・経験値:1500
・レベルアップ【29】→【30】

※以降、レベルアップに必要な経験値が上がります


もう四時だ……寝よう

あ、それと今日も夜やるっすー

ハルちゃんのカードは本来ならば0枚になるとこっす
なんですが、電王のストーリーでの選択肢やら一件関係なさそうな場所でゾロ目イベントを起こすなりしてたんでカードが増えたわけです
つまりハルちゃんに関する記憶が増えた、的な

そんじゃなにかあればお気軽にー


絶対に許さねぇ!(再開だよー)

TV版の電王終わったし他のもどんどん進んだり進まなかったり
ハルちゃん生還で今後の展開もちょいと変わったり

(ありがとでーす、再開!



【第27話<本当の悪魔>】




―――【須賀家:書斎】


京太郎(あれから三日、ただなんもない……平和な日常。俺の目から見たらだけど)


よそでなにか起きている可能性はいなめない

様々なトラブルが余所で起きていても不思議ではなかった

前回のことも言うほど大きく報道されなかったのは、なにかしらの規制が働いたのかもしれない


京太郎「……さて、どうするかな」


体を大きく伸ばして立ち上がる

時刻を見れば午前9時


京太郎「このままなんにもなければ良いけどな……」



◆知り合い

【白望・塞・胡桃・エイスリン・豊音・葵】
【良子・裕子・洋榎・絹恵・悠彗】
【宥・玄・灼・晴絵・霞】
【穏乃・ネリー】
【美穂子・ゆみ・桃子・菫・智葉・ハオ・はやり】
【咲・久・一太・まこ・優希】
【明華・爽・アレクサンドラ】
【一・佳織・智美・憧・照・淡・煌・竜華・怜・もこ】
【真佑子・恭子・郁乃・メグ・由暉子・揺杏・成香】
【健夜】



―――朝


◆自由行動


1、誰かと話す【>>402

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、自宅(淡・塞・晴絵)

7、公園(竜華・怜)

8、松実館(宥・灼・晴絵)

0、自由安価


◇安価2↓

(ああ、両方とも若い方のハルちゃんっす


1、誰かと話す【多治比真佑子】


―――【公園】


散歩がてらそちらへとやってくる

京太郎は自動販売機の前で悩む少女を見つけた

顔見知りともあって声をかけようとするがなんとも深刻な表情だ


京太郎(あれは……)

真佑子「金がない、金が……」

京太郎「なにやってんですか?」

真佑子「へっ!? あ、す、須賀!?」

京太郎「ええまぁ、ていうかどうしたんっすか?」

真佑子「あ~まぁ色々あってね」

京太郎「とりあえずジュースの一本ぐらい奢りますけど」

真佑子「ほんと!?」パァッ

京太郎「まぁ、はいどうぞ」チャリンチャリン

真佑子「そ、それじゃあ」ピッ ガタンッ


ボタンを押して出てきた飲み物を取る京太郎

そしてそれを手渡そうとすると、真佑子が嬉しそうな顔をしていることに気づく

そこで一端


京太郎「やっぱなぁ」

真佑子「えっ」ガーン

京太郎「どうぞ」スッ

真佑子「あ、ありがとう!」パァッ

京太郎「とみせかけて」

真佑子「えっ」ガーン

京太郎「嘘ですよ、はい」スッ

真佑子「あ、ありがとう!」ニコッ

京太郎(おもしろい……)



真佑子「もう、いじわるだなぁ」

京太郎「あはは、すんません」

真佑子「まぁ、ありがたいけどさ」

京太郎「にしてもなにがあったんですか?」

真佑子「わ、私に質問するな」

京太郎「あ?」

真佑子「ぴぃっ!? ちちち、違くって!」

京太郎「いや、ちょっと驚かせてみただけですから、大丈夫ですから」

真佑子「う、うん」コクリ

京太郎(良い顔、良い反応するなぁこの人)

真佑子(い、いじわる……嫌じゃ、ないけど)ズズッ


◆System
・多治比真佑子の好感度が+9されました
・【多治比真佑子:99】



―――昼前


◆自由行動


1、誰かと話す【>>402

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、自宅(エイスリン・塞・葵)

7、公園(竜華・怜)

8、松実館(宥・灼・晴絵)

0、自由安価


◇安価2↓

1、誰かと話す【加治木ゆみ】


―――【松実館】


見知った顔を見つける

ここでは珍しい見知った顔だ

その少女がいる席へと近づいて向かいに座る


京太郎「どうも」

ゆみ「ああ、須賀か」


加治木ゆみは難しい表情をしていたもののすぐに微笑を浮かべた


京太郎「どうしたんですか?」

ゆみ「なに、ちょっとした変化を垣間見たせいでな」

京太郎「ん?」

ゆみ「色々と、あるなと思ってな」

京太郎「いろいろ……?」

ゆみ「ああ、色々変化がな……たとえば虫も殺せないような少女が、人を殺しそうな眼をしていたり、だ」

京太郎「……」


静かにコーヒーを飲むゆみ

彼女の同年代とはわけあって知り合いが多い

同居メンバーなんて6人が同世代だ


京太郎(にもかかわらず……やけに大人だよなぁ)

ゆみ「ん?」

京太郎「いや、大人だなぁって」

ゆみ「嫌でも大人になるさ、君も16歳には見えない」フッ

京太郎「まぁ自覚はありますけど」ハハッ

ゆみ「そういえばプロフェッサーから伝言だ」

京太郎「ん?」

ゆみ「検査結果が出たそうだ。行ってみると良い」

京太郎「あ……はい」コクリ

ゆみ「君は君で大変そうだな」

京太郎「まぁ……そっちもですけど」

ゆみ「まったくだ……少しばかり、戻りたいと思ってしまう」

京太郎「え?」

ゆみ「あの頃に、だ……久と、美穂子と、透華と、私とで色々と話し会ったりしたあの頃」

京太郎「です、ね。このまま平和になってくれれば、ですけど」

ゆみ「なに、いざとなれば私が身を張ってでもなんとかしてみるさ」フッ

京太郎「笑えませんよ」フッ


◆System
・加治木ゆみの好感度が+10されました
・【加治木ゆみ:95】



―――昼【ユグドラシル:はやりの研究室】


足を運んだ京太郎

葵は連れてきていない

そして研究室の椅子に座って待っていると、はやりがやってくる


京太郎「で、どうでした?」

はやり「詳しいことはいまいち……」

京太郎「やっぱり」チッ

はやり「と見せかけておもしろいことが一杯」

京太郎「なんだこいつ」

はやり「もう、あんまり焦らないの☆」


顔をしかめる京太郎を相手に笑うはやり

ディスプレイに色々と表示する

だが京太郎としてはいまいち理解に苦しんだ


はやり「簡単に言うと、カイザのベルトはオルフェノクしか変身できないんじゃないかな」

京太郎「なに?」

はやり「体が持たないだろうね」

京太郎「だからファイズのベルトもエラーが、じゃあなんで葵さんが?」

はやり「それはね、彼女の体に入ってる“オルフェノクの記号”のせいだね」クスッ

京太郎「オルフェノクの、記号……?」



はやり「そうそう、オルフェノクの記号があるからこそあのベルトを使って変身できるってわけだよ……ファイズとかにも変身できるんじゃない?」

京太郎「なるほど……オルフェノクの記号、ね」

はやり「誰が入れたんだろうねぇ~京ちゃんは心当たりある?」


そんな言葉に、京太郎が思い浮かべるのは彼女の話

カイザギアを送ったのは、熊倉トシ

彼女を助けたのも、熊倉トシ


はやり「その顔は大体予想できたってことかにゃ~」

京太郎「っ」

はやり「それじゃ簡単だね、まぁこれからも戦い続けてもらって問題は無いんじゃない?」

京太郎「そう、ですか?」

はやり「わかんないけどね……でもあの量で変身可能になるなんてね。私自身も実験してみようかなぁ」

京太郎「オルフェノクの実験、ですか?」

はやり「そんな嫌そうな顔しないでよ、同種なのはわかってるけどさ……戦力は沢山あるに越したことないと思うんだけど」

京太郎「戦力は整ってますんで」ジト

はやり「……ま、それもそうだね♪」アハハ


楽しそうにそう答えるはやりを、京太郎は少しばかり細めた目で見る


はやり「まぁなにかあればまた見せにくると良いよ。腕は信用してよね」

京太郎「信用してなきゃ葵さんの身体を調べさせたりしませんよ」

はやり「おや、デレ?」

京太郎「そういうんじゃないです」

はやり「そっかそっか、それじゃ頑張ってね。こっちもガンバらなきゃな~♪」


鼻歌交じりに楽しそうにしているはやりを見て、京太郎は軽く溜息をつく


◆System
・ステータス【SP】が+2されました



―――【特状課】


メールで呼びだされて、京太郎は久留間運転免許教習所の特状課へとやってくる

狭い部屋に人が溢れている挙句ガヤガヤとしていた

眉間を触ってから息をついて、頷く


京太郎「え~っと、どこから話します?」

良子「京太郎、良く来てくれました」

白望「私が教習所通ってること?」

京太郎「え、マジ?」

洋榎「そんなもんはどうでもええわ!」

京太郎「え~っと」

悠彗「囮作戦の話じゃないの?」

良子「その通り!」

京太郎「……詳しく」

良子「良いでしょう」

京太郎「あと、あそこの人に関しても」

裕子「あ、課長とは初顔合わせですね」

京太郎「課長!? 今まで一回も会ってないぞ!?」

郁乃「せやね~入院が続いてたし終わってもドタバタしてたし」

京太郎「へぇ~えっと」

一美「善野一美です。初めまして」

京太郎「は、はい」

京太郎(無表情だな)

郁乃「いままで大変やったから、刑事が行方不明になってそれの捜査に駆り出されたりその刑事の自宅の壁に死体埋まってたり」

京太郎「なにそれ怖い」



京太郎「刑事ってのも怖いなぁ」

良子「はい……というよりおとり捜査についてです」

クリム「そうだね、カップルが襲われがちだからカップルのようにしなければならないのだが……」

京太郎「四輪免許持ちが仮面ライダーに少なすぎる問題か」

洋榎「……せやな」

白望「仮免なら」

京太郎「大人の男の人は免許持ちの」

良子「知りませんね」

一美「同じく」

悠彗「し、慕のおじさん、いや無理か……」

白望「……無理そう」

京太郎「……」

良子「京太郎が助手席に乗って免許持ちの女性が運転するとか?」


「それだ!」


京太郎「ですね、それじゃ俺は誰の助手席に乗れば良いですか?」

ピキィッ


空気が割れた



良子「ということで」

郁乃「選んでもらおうか、京ちゃんに」

裕子「一応、免許もちなので」

悠彗「私もってわけだ」


京太郎「ええ~選ぶって言われても……」

恭子(大変やなぁ須賀君も)

良子(よもやこの面々まで、だがしかし、ビコーズ……私の一人ウィナーですね……!)チラッ


京太郎「それじゃぁ……」



◆誰とデート(?)する?


1、戒能良子(予測通りの大勝利)

2、佐藤裕子(谷間を見ながら)

3、本藤悠彗(あえて)

4、赤阪郁乃(裏をかいて)

5、瑞原はやり(突如登場)


◇0時35分から集計開始



◆誰とデート(?)する?


1、戒能良子(予測通りの大勝利)

2、佐藤裕子(谷間を見ながら)

3、本藤悠彗(あえて)

4、赤阪郁乃(裏をかいて)

5、瑞原はやり(突如登場)


◇2分間で安価1↓から集計

(一体どこにこんなに……


5、瑞原はやり


ガチャンッ


はやり「話は聞いたよ、ここは私の出番のようだね」シュバッ

洋榎「あれは自動四輪免許!」

悠彗「なぜ自動四輪免許がここに!?」

良子「というよりはやりさん!?」

はやり「そう、この私がその役目を引き受けようって言うんだよ!」

良子「一般人がおとり捜査に協力なんて許されませんよ! ねぇ課長!」

洋榎(え、京太郎使っといて?)

一美「……別に良いんじゃない?」

良子「課長!?」

はやり「ということで行こっか京ちゃん♪」

京太郎「え、あ、はい」

はやり「えへへっ、カップルだね、それじゃまたあとでだね!」ギュッ

京太郎(おっふ、はやりさん離れて)

京太郎「おっぱい」

はやり「もう、存分に触っても良いゾ☆」


良子「ノ~!」ガクッ

一美「戒能さん」

良子「は、はい」

一美「男装してきて」

良子「男をやれと!?」



―――【車内】


四人乗りの軽自動車

その運転席に座るはやり、助手席に座る京太郎

はやりはいつものツーサイドアップをサイドポニーにしていた


京太郎(新鮮だな……)

はやり「~♪」

京太郎(というより谷間が出る服……良いなぁ)

はやり「もう、あんまり胸ばっか見ちゃダメだよ♪」

京太郎「え、あ、す、すみません!」

はやり「まぁ京ちゃんになら良いけどさ」クスッ


前を向いたまま、はやりは笑う

そうして見ているとやはり大人の女という感覚はある

マッドサイエンティスト的な雰囲気もない


京太郎「はやりさんって、綺麗ですよね」

はやり「……事故るよ?」

京太郎「え、なぜに?」

はやり「もう、あまりからかわないの」

京太郎(からかってるつもりはないけどなぁ)



今回はここまでー
次はちょいと間空くかも

次回はデートイベント(?)の続きからってことで
男装良子さんとかも

そんじゃなにかればお気軽にー


しばらく再開できてなかったけど、18日には再開できそうっすー

ほんと、待たせてすんません
別に話だけなら進めちゃっても良いんだけど安価があるもんですぁ……

そんじゃまた18日にー


仕事が入った……

今日できんとです、すまぬ
次は月曜になるっすー

土曜とかなら深夜から再開しても良いかもだけど


こんな時間に帰ってこられるとは……

人おれば再開してこうと思いますー


レッツ……変身!(再開!)

今日は仕事入って再開できないかと思ったがそんなことはなかったぜ!
まぁホント、再開できないって言っちゃった手前どうしようかとも思ったけど



赤信号で止まる車

ふと、京太郎は横目ではやりを見る


京太郎(にしても、こう綺麗なお姉さんと車乗ってると……)

はやり「ん、どうしたの?」クスッ

京太郎(よからぬ想像をしてしまう……)

はやり「なんだかんだで東京も全然衰退しないね……この前のイマジン大量発生まであったのにね」

京太郎「ここしかないんですよ逆に」

はやり「ま、違いないかな」クスッ


京太郎(こうしてるこの人見ると、普通の女の人なんだけどな……場合によっては怖いぐらいなんだよなぁこの人)


はやり「全然来ないね……」

京太郎「ま、良子さんの方もおとり捜査はしてますしね」フッ

はやり「それも、そっか」クスッ


京太郎(なんか聞いてみるかなぁ……)



◆話をしよう!【はやり】


1、戦極ドライバーのことを聞く

2、ユグドラシルのことを聞く

3、ユグドラシルのメンバーのことを聞く【菫・ゆみ・桃子】から一人選択

4、協力者のことを聞く【智葉・ハオ】から選択

5、【自由安価】


◇安価2↓

2、ユグドラシルのことを聞く



京太郎「そういえば、今まで聞き損ってたんですけどユグドラシルってなんなんですか?」

はやり「うーん、まぁ民間企業……って言っても色々あるよね」

京太郎「はい、実際どういうことをしてるのかなって」

はやり「まぁ表向きにはIT関係の派遣とかだけど、実際は“人外”に対抗するための兵器を開発してるとこで……菫ちゃんのお父さんが作ったとこだね」

京太郎「菫さんのお父さん……」

はやり「たまたま私がそこで働くことになって……戦国ドライバーを作ったわけだよ」

京太郎「なるほど……」

はやり「まぁ、量産も良い感じだし……ユグドラシルの名前はこれから上がるかもね」

京太郎「……」

はやり「まぁスマートブレインっていう大企業が敵にいるわけだけど」

京太郎「ああ、そういえばそうなりますか……」

はやり「ま、そういうことだね」



はやり「まぁその菫ちゃんのお父さんも、もういないけどね」

京太郎「え」

はやり「そういうこと……菫ちゃんにはその分頑張ってもらってるけど」

京太郎「はやりさんも、結構大変そうですね」

はやり「ま、私はおもしろいと思ったことしかしないけどね……命令されたことも、命令されてないことも、さ」クスッ

京太郎(なにやってんだろこの人……)

はやり「まぁ敵だってスマートブレインだけじゃないんだけど」

京太郎「え?」

はやり「私個人の敵って意味では……黒の菩提樹も、かな」

京太郎「でもあれって……」

はやり「狗道供界が死んでもあの宗教が無くなるわけじゃないし……まだ、なにかしらしそうなんだよね、あれ」

京太郎「……」

はやり「ま、今は良いよ。対策はちょっと考えてあるし」

京太郎「徒労になりますかね」

はやり「なってくれた方が良いけどね、あれは楽しくないし」



◆話をしよう!【はやり】


1、戦極ドライバーのことを聞く

×、ユグドラシルのことを聞く

3、ユグドラシルのメンバーのことを聞く【菫・ゆみ・桃子】から一人選択

4、協力者のことを聞く【美穂子・智葉・ハオ】から選択

5、【自由安価】


◇安価2↓

5、自由安価【なぜこの囮捜査をする時にタイミングよく現れたか?】



京太郎「なんで」


はやり「愛だよ♪」

京太郎「なぜそこで愛!?」




◆話をしよう!【はやり】


1、戦極ドライバーのことを聞く

×、ユグドラシルのことを聞く

3、ユグドラシルのメンバーのことを聞く【菫・ゆみ・桃子】から一人選択

4、協力者のことを聞く【美穂子・智葉・ハオ】から選択

5、【自由安価】


◇安価2↓

1、戦極ドライバーのことを聞く



京太郎「そういや、戦極ドライバーってさっき言ってましたけど自分で考えて開発……」

はやり「もちろん違うよ。表向きには私だけどね」

京太郎「どうやって?」

はやり「もらったの」


そういうはやりの横顔を見るが、なんとも言えぬ顔をしていた

そんな彼女の表情を見るのは初めてで、少し戸惑う


京太郎「え……誰に?」

はやり「神様、かな」

京太郎「……そんな信心深いとは思いませんでした」

はやり「そのつもりはないよ。ただ見たからね実際に……」

京太郎「へぇ……」

はやり「あ~その反応は信じてないなぁ~」

京太郎「ま、こんなわけわかんない世界なら神様ぐらいいるんじゃないんですか?」

はやり「適当だなぁ」

京太郎「ま、とりあえず信じますよ」フッ

はやり「本当なんだからね」

京太郎「はいはい」



瞬間、車の周囲に強い風が巻き起こる

はやりと京太郎の二人が同時に身構え、はやりはブレーキを強く踏む

車が左の近くのガードレールにぶつかって止まる


京太郎「ぐっ!」


その瞬間、風……いや、小さな竜巻が収まる

車から出るはやり

だがその瞬間、手を掴まれた


はやり「っ!」


振り返ったそこにいるのは一人の男

テンガロンハットをかぶった男は静かにはやりを見る

まるで見定めるように


はやり「は、離してよ!」

男「……こりゃハズレだな」

はやり「!!?」ガーン



はやり「は、はずっ、はずれっ……こ、このは、牌のお姉さんがっ……し、しわ一つないと言われた、じぇ、JKで通じるとさえ言われた私がっ……?」

男「ちっ、次を探すか……中々いねぇな」

はやり「こ、こんの薄汚いアホウがぁぁぁっ!」ブンッ


思い切り振るった拳が男の胸へとぶつかるが、男は動じない

叫びながら男に攻撃をくわえるはやりを、京太郎は後ろから押さえて下げる

まだ暴れるはやりを押さえつつ、京太郎は男を睨む


京太郎「テメェ一体なに」

はやり「殺す! 絶対に殺す! このっ! ××××ぅ!!」

京太郎「ダメだろ牌のお姉さん!?」

はやり「だ、大丈夫、大丈夫! 一索、二索、三索……牌は孤独、孤独な私を冷静にしてくれる」

京太郎(牌は孤独じゃないだろ、むしろ一杯だろ……とは言えないか)


落ち着いたはやりを離す


はやり「だ、だけども、許せないよ!」

京太郎「まぁとりあえず……何者だ、お前?」

男「俺はロイミュード008……トルネードだ」


瞬間、男の姿はロイミュード、進化体へと変化する


男「カッコいい、かっこいいぜ俺!」



京太郎「なにいってんだ、ナルシストか?」

008「はん……もてなさそうな顔だな」

京太郎「……」

008「今まで女の一人もいなかったんだろうなぁ」ハッ


京太郎「な……なに言うだァー! ゆるさんッ!」クワッ

はやり「落ち着いて!」

008「図星か」ハッ



四駆が近づいてきて止まる

中から出てくるのは私服の佐藤裕子

大人の女性らしい落ち着いた服装、普段なら食いつくところが、まったく気にしていない


京太郎「一番気にしていることをぉ!」

008「ハッ、仮面ライダーの仲間だったか……まぁ良いだろ」


そしてその四駆の中から出てくるのはもう一人

戒能良子、なのだが……


良子「ようやく見つけましたよ! なにが悲しくて裕子さんと!」

裕子「私の台詞です!」


胸は隠して、崩したスーツのようなものを着ている

女性らしい、いや女性なのだがその顔のせいでホストっぽさすらうかがえる

良子も怒りを静かに宿して京太郎の隣に立つ


008「……ホスト崩れにしか見えねぇな」

良子「ノープログレム……自覚はあります」

京太郎「いくぞぉ!」

良子「オーライ! いつでもどうぞ!」



二人して、ベルトを装着する

京太郎はファイズフォンを、良子はシフトカーを持った

コードを入力、イグニッションキーをひねる


<Standing by>


京良「レッツ!」


ファイズフォンをベルトに差し込む

シフトフォーミュラをブレスに差し込む

二人同時に、差し込んだものをスライドさせた


京良「変身!」



―――【某所】


洋榎「へっくしょいちくしょい!」

絹恵「お姉ちゃん」ジトー

洋榎「しゃーないやろ、にしてもこれは誰かが浮気しとるな」



―――その後【ドライブピット】


京太郎「……」

良子「……」

裕子「で、二人して……」

クリム「負けたわけではないんだがね、勝てなかったというのも事実だ」

白望「アクセルとトライドロンで勝てないって……さすがロイミュード一桁代だね」

裕子「正確にはアクセルとトライドロンで同時に戦ってはいませんが……」

京太郎「ふざけた野郎だったけど、強かったのも確かだしな」チッ

良子「ええ、決め手に欠けました」ハァ

クリム「仕方がないことではあるがね……まさかフォーミュラとアクセルを相手にして、同等、さらにトライドロンとも同等とは」

悠彗「さすが進化体ってとこだね」


京太郎「こっちはこっちで調べてみるか」

クリム「奴の情報が見つかり次第連絡するよ」

京太郎「頼む、ところで洋榎さんは?」

絹恵「さっきまで話してたんやけどどっか行ってしもうたから……」

京太郎(蛮野と、か……まぁ家族なんだし一緒にいるのも当然っちゃ当然だけど、な)



とりあえずちょっと進められた……ってことでここまで

次は金曜か土曜の深夜にやるっすー
0時過ぎにはなると思うけど人数次第でって感じでー

このあと自由行動が数回入って、またイベント

そんじゃなにかあればお気軽にー


思ったより早く帰ってこれた……

再開しようと思うよー


ありがとでーす

レッツ、変身!(再開するよー)



―――夕方


◆自由行動


1、誰かと話す【>>402

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、自宅(エイスリン・塞・葵)

7、公園(竜華・怜)

8、松実館(宥・灼・晴絵)

0、自由安価


◇安価2↓

1、誰かと話す【多治比真佑子】



―――【久留間運転免許教習所:前】


話を終えて、出てくる京太郎

協力者ということが認知されてずいぶんと表だって出入りできるようにはなった

そうして帰ろうとしていると、目の前に一台のバイクが止まる


京太郎「お?」

真佑子「ん、どうしたのこんなとこで」

京太郎「ああいや、色々と」

真佑子「ま、どうでも良いけどね……最近は物騒だし気をつけなよ?」

京太郎「わかってますよ」

真佑子「ま、私が刑事として守ってあげないことも、な、ないけど?」チラッチラッ

京太郎「え? あ、はい」



真佑子「ま、本来の管轄は風都だけど……今はこっちにも来てるしさ」


そう言って、赤いなにかを見せる

それはAの文字が描かれたガイアメモリ


真佑子「これでも街を守る仮面ライダーだからさ」フッ

京太郎「……ま、いざとなったら期待させてもらいます」ハハッ

真佑子「うん、まぁ使ってよ」


そう言って連絡先が渡される

受け取る京太郎が頷いた


京太郎「それじゃぼろ雑巾になるまでこき使わせてもらいます」ニヤッ

真佑子「……う、うん」カァッ

京太郎「冗談ですよ!?」

真佑子「え、あ、そ、そうなんだ! あはははっ!」


京太郎(あぶねぇ、やべぇやつだと思われるとこだった)

真佑子(ま、まぁ使われるのも嫌じゃな……って違う違う!)ブンブン


◆System
・多治比真佑子の好感度が+11されました
・【多治比真佑子:110】



―――夕方2


◆自由行動


1、誰かと話す【>>402

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、自宅(エイスリン・塞・葵)

7、公園(竜華・怜)

8、松実館(宥・灼・晴絵)

0、自由安価


◇安価2↓

7、公園(竜華・怜)


―――【公園】


京太郎(あれは、竜華さんと怜さんか……)


怜「……」

竜華「大丈夫やって、あと四人やし」

怜「あと三人、残った三人が相手やし……っていうか、竜華はなにを望むん? 人を、その……してまで、叶えたい望みがあんの?」

竜華「……ある。譲れないものが、ある……だから戦って、この手を染めて」

怜「っ」


京太郎(なんか真面目な話してるし、どうすっかな……)



竜華「……あ、あっ! 京太郎くん!」

京太郎「え、ああ」


話しかけるかどうか悩んでいるうちに声がかけられる

片手を上げて応える京太郎が二人へと近寄った

怜はあまり明るい表情をしていない


京太郎「なんか、あったんですか?」

怜「あ、いや……なんていうか……」チラッ

竜華「あ~まぁこっちの話やから」

京太郎「えっと、お邪魔でした?」

怜「ううん、ありがと、ちょっと冷静になれるわ」クスッ

京太郎(なんの話だ?)

竜華「なんや久しぶりな感じするわ」フッ

京太郎「ま、実際そうですよね……色々あったし」ハァ

竜華「ああ、怪人が溢れかえったり……ま、被害は比較的少なめやったけど出たことは出たわけやし二度とごめんやね」

京太郎「確かに……」

怜「そうなっても竜華がみんなを守ってくれるやろ?」クスッ

竜華「ちょっ!」

京太郎「仮面ライダーみたいですね」フッ

竜華「え、あ~……せ、せやね」アハハ



怜「仮面ライダー、かぁ……」

京太郎「どうかしました?」

怜「いや、良い人ばっかやったらいいなって」

京太郎「良い人ばっかですよ……たぶん」

竜華「あ、あはは、せやね……」


なぜだか苦笑いをしている竜華


京太郎「とりあえず、怜さんが元気そうで良かった」

怜「ん、ありがと……でも、竜華のことは言ったらへんの?」ニッ

竜華「ちょ、怜!」

京太郎「もちろん竜華さんの元気そうな姿見て安心しましたよ」ハハッ

竜華「……そ、そか」カァッ

怜(お、もしかしてこれは……?)


◆System
・【清水谷竜華】の好感度が+10されました
・【清水谷竜華:130】
・【園城寺怜】の好感度が+4されました
・【園城寺怜:149】



―――夜


◆自由行動


1、誰かと話す【>>402

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、自宅(葵)

7、公園(晴絵)

8、居酒屋(良子・裕子)

0、自由安価


◇安価2↓

1、誰かと話す【蒲原智美】


―――【公園】


公園にて、座る京太郎

さすがに夜は肌寒い季節になってきたと、京太郎は顔をしかめる

だが飲むのはアイスコーヒー


京太郎「ふぅ……」

智美「ん、誰かと思えば須賀じゃないか」ワハハ

京太郎「蒲原さん、こんな時間にどうしたんですか?」

智美「こっちの台詞、じゃないかー、あれか……パトロール」

京太郎「ま、その通りなんですけど」

智美「さすが正義の味方だなー」ワハハ

京太郎「柄じゃないっすよ」ハハッ



智美「でも私には正義の味方に見えたな」ワハハ

京太郎「え?」

智美「ま、すぐ気絶したけど」ワハハ

京太郎「ああ、睦月さんの時……」

智美「ムッキー……私はかおりんやモモほど一緒にいちゃあいない」

京太郎「……」

智美「でも、そんな私でもムッキーがかおりんを本気で襲うなんて思えないんだ」

京太郎「津山が、でも実際」

智美「だから、少しショックだったなあ、あのムッキーを見た時は」

京太郎「……」

智美「だけど、かおりんもまだ言ってる。きっとなにかの間違いで、なにか事情があるって、きっと本気で殺す気じゃないって」

京太郎「蒲原さんが怪我したってのに?」

智美「それでも死んでないだろ、だから信じてるんだよ。私も」

京太郎「……」

智美「重ね重ねしつこいけどムッキーのこと、頼んだぞ京太郎」ワハハ

京太郎「……うっす」フッ


◆System
・【蒲原智美】の好感度が+10されました
・【蒲原智美:95】
※現状ではこれ以上、好感度は上がりません



―――朝


◆自由行動


1、誰かと話す【>>402

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、自宅(みんな)

7、公園(晴絵)

8、ファミレス(菫)

0、自由安価


◇安価2↓

1、誰かと話す【新子憧】


―――【街中】


京太郎(今日はどうするかな、008のこともあるし……お、あれは)


憧「なにが不可思議事件よ、なにがゴーストハンターよ、てかゴーストってなによ、私が言う立場じゃないけど」

京太郎「よ、憧」

憧「ひゃぁっ!?」ビクッ

京太郎「うおっ、こっちがびっくりするな」

憧「ななな、なによ京太郎!」

京太郎「お前、そろそろ慣れろよ」

憧「無理なもんは無理! そう、男認定しなければ良いのよ! アホな仙人とかアホな坊主とか一緒な感じで!」

京太郎「お前は何の話をしてんだ」



京太郎「そういやゴーストとか言ってたけどそういうの興味あるのか? オカルトっていうか」

憧「オカルトって昨今の世の中でなに言って……まぁ、そうよね、うん、興味はある……のかしら?」

京太郎「曖昧だな」

憧「なんか色々とあるのよ、信じてはいるけどね」


そう言ってハッと鼻で笑う憧

どこかなにか思うことがあるのだろうと京太郎は不思議に思いながらも聞く


京太郎「ゴースト、ね」

憧「死後に霊体になってこの世をさまようって……どう思う?」

京太郎「さてな、死後って言ってもなぁ……」

憧「うん、死後」

京太郎「俺が死後の話をする、か」ハッ

憧「え?」

京太郎「いや、死んだあとのことに興味はある、な」ハッ

憧「そっか、案外、変わらないかもよ?」

京太郎「それならなによりだよ」



京太郎「ま、そんなことはどうでも良いけどな」ハッ

憧「個人的には現在進行形で良くないんだけど」

京太郎「なんでまた?」

憧「色々あるの……あ、そう言えば晴絵のことなんだけど」

京太郎「あ、ああ……そっちか」

憧「そっちよ。晴絵、どうなってんの? 若返ったり」

京太郎「お前、忘れてたのを気づいてるのか」

憧「え、なにそれ」

京太郎「いや、まぁさほど変わりないんだよな。結局若返っててそれについて話さなきゃなんだし」

憧「一人で納得するんじゃないわよ」ジト

京太郎「なんつーか、タイムマシンでやってきた?」

憧「オカルトどころの騒ぎじゃない!?」


◆System
・ステータス【SP】が+2されました



―――昼前


◆自由行動


1、誰かと話す【>>402

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、自宅(葵)

7、松実館(宥・晴絵)

8、ファミレス(菫)

0、自由安価


◇安価2↓


oh……寝落ちしてた

今回はここまでー
明日も深夜から再開予定ー

ちなみに1000で取ってあるんでハート様はイベントあります

そんじゃなにかありゃお気軽にー


飲みに行くことになってできんかった……

月曜は21時ぐらいから再開できるよー

ちゃんとストーリー進めたいとこよね


超協力プレイでクリアしてやるぜ!(再開!)

来月はもうちょっと頻繁にやりたいなぁ

Standing by…(いますよー)

葵さんからかー……嫌な予感がするけど、気のせいだと思いたい

6、自宅(葵)


―――【居間】


京太郎「あれ、葵さんだけ?」

葵「ん~ああ、そうだよ」


寝転がっている葵は顔を上げてそうつぶやく

スカートのまま寝転がっているので少しばかり気にもなるが、とりあえず視線を外す

上体を起こす葵はどこかぽけーっとしている


葵「ん?」

京太郎(無防備に……かつてのあんたはどこいった)

葵「あ、そういえばなんかわかったの結局」

京太郎「ああ、いやぁ……なんつーか」

葵「なんかあるなら言ってよ?」


京太郎(どうするか、言うか言わざるか……)ムムッ




◆【オルフェノクの記号】について


1、今言う

2、今は言わない


◇21時30分から集計開始



◆【オルフェノクの記号】について


1、今言う

2、今は言わない


◇2分間で安価1↓から集計

1、今言う


静かに息をつく

そんな京太郎に、葵が眉をひそめた

それを言うと言うことは、一つの事実を否定することになる


京太郎「……わかったことが一つ」

葵「ん?」

京太郎「カイザのベルトについて、変身すれば灰になると言われた呪いのベルト」

葵「……え」

京太郎「それを、どうして葵さんが装着して無事でいられるか、ですよ」

葵「……それを言ったら」

京太郎「俺や豊音さんと、葵さんは違うでしょうに」

葵「ッ……」

京太郎「オルフェノクでない葵さんが無事な理由、それは」

葵「私は、選ばれたんだよ……だから」

京太郎「いや、その理由は一つ……予想がついてるでしょう」

葵「あの人が、あの人は私たちを助けてくれたんだ……だから」

京太郎「いや、そこです。間違いなく」

葵「……」


拳を握りしめる葵



葵「っ……」ハァッハァッ

京太郎「もう、わかってるんでしょ」

葵「ッ……熊倉さん、かっ」

京太郎「でしょうね」

葵「だ、だけどなにをされたかなんて」

京太郎「オルフェノクの記号、というものを入れられてるんですよ」

葵「え?」

京太郎「それがあるからカイザのベルトを使っても大丈夫だそうです」

葵「だい、じょうぶ……」

京太郎「あの程度で大丈夫なんだとは言ってたんですけどね」

葵「っ……」

京太郎「……残酷ですけど」

葵「助けられた、んだよ……きっと」

京太郎「でも、それでもあんたの身体には熊倉トシから入れられた」

葵「それも含めて、きっと……きっとっ」ググッ

京太郎「……」

葵「ごめん、出てくる」スクッ

京太郎「……はい」コクリ



―――【須賀家:前】


サイドバッシャーに跨る葵

静かに息を吐いて、ヘルメットを両手に空を見る

陽は太陽に隠れていた


葵「熊倉さんっ……違うよね、あなたは私を、私たちをっ……」


自分の手を見る

未だに思い出す友を消した記憶と感触

そして、手に灰を幻視する


葵「くっ……」


ヘルメットをかぶると、サイドバッシャーを走らせた


◆System
・ステータス【攻撃】が+2されました



―――昼


◆自由行動


1、誰かと話す【>>402

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、公園(智葉・美穂子)

7、松実館(宥・晴絵)

8、ファミレス(菫)

0、自由安価


◇安価2↓

1、誰かと話す【蒲原智美】


―――【道端】


隣に車が止まる

ビクッとしてそちらを見ると、窓が開く

見知った顔がそこにはあった


京太郎「か、蒲原さん?」

智美「それ以外いないだろう?」ワハハ

京太郎「まぁそうですけど……話と違ったんで」

智美「?」

京太郎(運転普通だったぞこの人……)





車に近づく京太郎

コーヒー片手に智美は京太郎の方を見る

いつも通り笑っているが、少しばかり雰囲気は違う


智美「あれからどうだー?」ワハハ

京太郎「どうって、会ってもいませんよ。これなら智葉さんが佳織さんになんか言ってやった方が良いと思いますよ」

智美「須賀ならともかく、なにか、かー」

京太郎「俺ならともかくってなんっすか」ジトー

智美「近すぎると言えないことってあるだろ?」ワハハ

京太郎「わからんでもないですけどね」ハッ

智美「そういうことだなー、努力はするけどな」ワハハ

京太郎「……頼みます。佳織さんは被害者で俺は加害者ですから」

智美「わかんないだろ?」


ジッと、見つめられる

京太郎は顔をしかめて苦笑を浮かべた

佳織が言っているが、それでも……


京太郎「俺を、信じられます?」

智美「もちろん、両方信じてる」

京太郎「なら」

智美「かおりんもかなり揺れてるから」ワハハ

京太郎「え?」

智美「それじゃあ、またなー」ワハハ

京太郎「ちょっ」


声をかけるまえに、智美の車は去っていく

残された京太郎が後頭部を掻く


京太郎「会った方が、良いのかね……」


◆System
・ステータス【速度】が+2されました

かおりんに会うべきかもしれないね
安価なら下



―――【昼過ぎ】


道を歩く京太郎

人通りの少ない場所で、止まる

正面にいるのは見知った顔だった


京太郎「ハート?」

ハート「まさかこんなところで会うとはな」

メディック「ハート様……」

ブレン「ここは我々が!」003


飛んでいる003の数字

無論ブレンである


メディック「おさがりなさいブレン!」

ブレン「早く戻すのですメディック!」

メディック「おことわりですわ」

ブレン「ムキー!」

京太郎「……その気はなかったけどな」

ハート「……」

京太郎「なぁハート」

ハート「なんだ、須賀京太郎」

京太郎「蛮野天十郎という男が、改心する可能性ってあるのか?」

ハート「なにを言うかと思えば……あの外道が改心などするはずがない。できるはずがない。するつもりもないだろうな……そもそもそういう存在じゃない」

京太郎「なら、あいつが友好的になったとすれば」

ハート「無論、罠だろう」

京太郎「……やっぱ、か」

メディック「どういうことですの?」

ブレン「まったくメディックはおバカで―――あ痛い! やめて!」


ハート「……やはりあの時、愛宕洋榎と戦った時に邪魔したのは奴、か」

京太郎「知ってた、のか?」

ハート「なんとなく、予測していた」



京太郎「……」

ハート「どちらを信じるかはお前の勝手だ。敵である俺か、味方である蛮野か」

京太郎「……そう、だな」

メディック「ではハートさま、ここで片付けますか?」

ハート「構わない、すぐに戦うことになる」

メディック「はい、かしこまりました」

ブレン「おのれ須賀京太郎! 私が本気で戦う時は」

メディック「いきますわよブレン」グイッ

ブレン「痛い痛い!」

ハート「……」クルッ


去っていく三人

残された京太郎は静かに想いだす

嬉しそうに父を語る愛宕洋榎を……


京太郎(蛮野天十郎……奴は)


◆System
・【蛮野天十郎】を知った状態で【ハート】と会ったことによりストーリーが僅かに変化します

蛮野、どうするのが一番いいんだろうかね?
やっぱり「イッテイーヨ」1択?



―――【ドライブピット】


連絡を受けて、京太郎はドライブピットへとやってくる

扉を通って中に入ると、クリムがいつも装着されている端末に他の何かがあった

それを、見たことがある


京太郎「ば、蛮野天十郎!?」

洋榎「あ、京太郎……」

蛮野「やぁ、須賀京太郎くん」

クリム「京太郎! 君は蛮野が洋榎と共にいると知っていたのか!? それで黙っていたのか!?」

京太郎「ちょ、クリム!?」

良子「落ち着いてベルトさん、今はそんなこと言ってる場合じゃなくて」

クリム「そんなこと!? そもそも、彼があの姿で居ること自体が私の技術を盗んだという」

蛮野「信じてくれ、私は今はわかる……君が怒るのももっともだが今は私たちがいがみあっている場合じゃないだろう?」

クリム「君だけにはそれを言う資格はない!!」



良子「ベルトさん……」

洋榎「クリム、落ち着きって父さんも私達を助けるために頑張ってくれてるんだよ! な、絹恵!」

絹恵「え、あ……うん、そう、なんちゃう、かな」コクリ

クリム「君たちは何も知らないから」

京太郎「ほら、今そんなこと言ってても仕方ないだろクリム」

クリム「京太郎!」

裕子「い、今はそれより!」

蛮野「そうだ、ネットの神たる私が調べ上げた008の拠点である位置……そこに急ぐ方が先決じゃないか?」

クリム「蛮野!」

蛮野「話はあとでもできるだろう?」

悠彗「うん、そうだね……」

クリム「京太郎、君も」


京太郎(ハートからの話もある、純粋に信じるわけにはいかないな……)


京太郎「そうだな、クリム……とりあえず現場に向かおう。008に掴まってる人がいるんだろ?」

クリム「ぐっ……」

京太郎「ただし蛮野博士、あんたも一緒に来てくれ」

蛮野「なに?」

京太郎「当然だろ、一緒に行こう……違ったらまた仕事を頼む必要があるからな」

蛮野「……わかった。行こう」

京太郎「よし、いくぞクリム」

クリム「……ああ」



―――【008拠点近く】


京太郎、良子、洋榎、絹恵、裕子の五人がそこに集まっていた

洋榎が蛮野の指示通りに進む

それから少し離れた後ろで、京太郎は良子の隣にいた


京太郎「悪かったなクリム」

クリム「ん?」

京太郎「さっきだよ、味方してやらないで」

クリム「いや、私も冷静じゃなかった……でも、私を信じてくれるのか?」

京太郎「ああ、蛮野とお前じゃ……お前を信じないわけないだろ」

良子「京太郎も、私と同じ考えでしたね」フッ

京太郎「ま、そういうことだ……ハートから話も聞いてたしな」

クリム「それは……」

良子「ハートからってどういう」


洋榎「いた!」


そんな声に、京太郎たちはそちらへと駆け寄る

そこにはベッドに寝かされた女性が三人

三人共、008に誘拐された女性たちだった


洋榎「やっぱおとんの言うとおりやった、なぁ絹!」

絹恵「え、あ……う、うん」コクリ

裕子「とりあえず安全な場所に……」



「おっとそこまでだ!」


良子「何者!?」


008「言ったはずだ、俺はトルネード……最っ高にイカした男だ!」


良子「出ましたかナルシスト!」

008「ん、女だったのかお前」

良子「自ら女装したとはいえ屈辱!」

洋榎「よっしゃぁ、ぶっとばしたらぁ!」

京太郎「いくか、三体一ならな」


「いや、三体二だ」


京太郎「きたか」

良子「ハート!」


008「はっ、助かるねぇハート」

ハート「友のためだ……もうすぐ、約束の数が揃う。邪魔はさせない、戒能良子……須賀京太郎!」

洋榎「ぶっとばしたらぁ、絹、おとんを頼む!」


絹恵「う、うん!」

裕子「私たちも被害者を連れて外に出ます!」



◆選択【変身】


1、ファイズ

2、ファイズ(ブラスター)

3、武神鎧武

4、キックホッパー

0、ウルフオルフェノク


◇0時00分から集計開始



◆選択【変身】


1、ファイズ

2、ファイズ(ブラスター)

3、武神鎧武

4、キックホッパー

0、ウルフオルフェノク


◇2分間で安価1↓から集計

4、キックホッパー



三人が並ぶ

ベルトを装備する良子と洋榎

京太郎は静かに手を開く


良子「トルネードとハートが相手となると」

洋榎「パワーと速度か」

京太郎「なら……」


瞬間、どこからか緑色の機械が跳んでくる

それが黒いなにかを飛ばして、彼がそれを受け取った

それはベルト


良子「え?」

洋榎「なんや?」

京太郎「ま、いつもと変わらないだろ」


そう言って、素早くベルトを撒く

バックルをボタンで開くと、跳んできた緑色の機械

ホッパーゼクターを取る


京太郎「いくぜ……」

良子「は、はい!」

洋榎「了解や!」



「変身!」




京太郎がホッパーゼクターをバックルにセット

良子と洋榎もシフトカーとシグナルバイクを差し込む


<Henshin Change Kick Hopper>

<シグナルバイク・シフトカー! ライダー! デッドヒート!>

<ドライブ・タイプトライドロン!>


三人の姿がそれぞれのライダーとなる

デッドヒートマッハ

ドライブタイプトライドロン

キックホッパー


良子「ひとっ走り付き合ってもらいましょうか!」ダッ

洋榎「追跡! 撲滅! いずれも~マッ」

京太郎「いくぜ……」カチャッ



ってことで今回はここまでー

次回は金か土の深夜あたりにでもー
戦闘だから微妙なラインだけど

そんじゃなにかありゃお気軽にー



次は火曜の21時頃から再開しますよーん

トルネードかハートか選択して戦闘ってことで

ところで、え、次の映画ゾルダ押しなの?(困惑)


再開しようと思うけど人おりますかー?


ありがとでーす

レッツ、変身!(再開するよー)



◆相手選択

1、ハート

2、トルネード

◇安価1↓から2票

2、トルネード


◆System

・【洋榎:マッハ】と共にトルネードと戦闘となります



◆キックホッパー

◇ステータス
・HP:80
・速度:50
・攻撃:70
・防御:50


◆スキル

◇ライダーキック:威力115:命中100%:SP30
・選択時のコンマが20以下の場合、攻撃を+10


◆アビリティ

◇クロックアップ
・SPを【30】消費
・1ターンの間、速度を【+900】する



◆須賀京太郎【Lv30】

◇ステータス
・HP:87
・速度:92
・攻撃:83
・防御:65
・SP:75

◆回避+【Lv3】
・自分への命中率を【15%】下げる

◆命中+【Lv1】
・自分の命中率を【5%】上げる

◆恋愛力【Lv1】
・女性キャラクターとのイベント時に補正+5を得る

◆ウルフオルフェノク
・SPを【最大値の半分】消費
・行動に『ウルフオルフェノク』が追加される
・その後『ウルフオルフェノク(疾走態)』に変身する

①:速度判定

1敵【トルネード】:300
2自【須賀京太郎】:142
3味【愛宕洋榎】:130


②戦闘開始


素早く動き出すキックホッパーとマッハ

トライドロンに変身したドライブはハートと戦闘を開始する

マッハがゼンリンシューターで射撃、キックホッパーは接近を試みるも……


008「ハッ、遅いぜ!」


そのまま素早い動きで回避

舌打ちを打ちつつ、キックホッパーはそのまま前へと飛び込み蹴りを打ち込む

その蹴りを008が両腕で受け止める


008「着いてくるか、おもしろい」ハッ

京太郎「悪いがこっちはまるでおもしろくないんで、な!」


素早く跳ぶともう一方の脚を振るう

トルネードがその一撃を受けて後ろへと下がる

キックホッパーが軽いフットワークでそこに立つ


京太郎「早いだけじゃ倒せないぜ?」ハッ

008「はっ、上等だ……」

洋榎「こっち無視すんなや!」

③コマンド入力


◆須賀京太郎

『通常攻撃』
『必殺技:>>785
『ウルフオルフェノク』(他コマンド前に二票で決定)

◇安価1↓


すまぬ、戦闘途中だけど今日はここまでー

明日もできるから同じぐらいの時間帯から再開予定ー



光の力、お借りします!(再開!)

ってことで戦闘から再開ー



008「はっ、おもしろい!」

洋榎「こっち忘れんなや!」

<カクサーン! フルスロットル!>


ゼンリンシューターから放たれた弾丸

上空に放たれたその弾丸はトルネードの真上で文字通り拡散

真上から雨のように降り注ぐ弾丸を、すべて回避するトルネード


洋榎「せやけどな!」ハッ

京太郎「まずは一発」スッ

◆通常攻撃:命中100%:SP+10【85】
◇威力:153
◇トルネード:100%


008「なにっ」

京太郎「はあっ!」


回避ルートに立ちふさがったキックホッパーが蹴りを放つ

それを受けて、後ろへと下がる008

ふらついたトルネードに続いて蹴りを打ち込んでいくが、それらを凌いで後ろへと下がった


京太郎「おいどうした、良い男が台無しだぞ?」ハッ

008「ハッ、どんな状況でもカッコいいのが良い男だぜ」

◆トルネード【HP:247/300】
◇153-100=53


◆System

・【トルネード】は【スキル】の発動条件のため1ターンの間【順番が最後となります】



洋榎「このまま押し込む!」


マッハが素早く、シフトカーを持ちベルトへと差し込む

走りながら、パネルを押し込んだ


<シフトカー! タイヤコーカン! アラブール!>

洋榎「いくでぇ!」

◆ランブルダンプ:威力80:命中100%:SP20
◇威力:200【120+80】
◇トルネード:100%


マッハの右腕にシフトカーランブルダンプの効果でドリルが現れる

そのドリル、ランブルスマッシャーに対抗するようにトルネードは腕にドリルを作りだす

ドリル同士がぶつかるが、マッハはもう片手に持ったゼンリンシューターで攻撃を繰り出す


008「ぐおっ!」

洋榎「格闘! 射撃! いずれもマッハや!」

◆トルネード【HP:147/300】
◇200-100=100



ふらつく008が、片腕のドリルを消す

いらだったように舌打ちをして、さらに距離を取る

目的はわからない、だが……


京太郎「くるか!」


008「ハートのみたいに強力な重加速は使えないが……俺の高速移動が合わさればあれを超える力が出せるってな」

◆重加速+高速化:威力100:命中100%:SP20
◇威力:120【120+100】


◇須賀京太郎:100-15=85%
◇愛宕洋榎:100-10=90%


◆回避判定

☆数値以上を出すと回避

◇京太郎:安価1↓
◇洋榎:安価2↓

(ミスった、220っすね


【京太郎:回避】
【洋榎:命中】


重加速により、周囲の動きが遅くなる

その重さに対応できるはずのマッハ、そしてシフトバイクを持つキックホッパー

だがトルネードのそれは超重加速ほどではないにしろ強力に思える


否―――


京太郎「あいつが早いか!」

洋榎「チッ、さっきより早いんとちゃうんかってのわっ!」

京太郎「洋榎! ってうおっ!」


目の前に現れたトルネードの拳を回避するキックホッパー

トルネードはそれこそアクセルやフォーミュラに匹敵するような速度

舌打ちをする京太郎


洋榎「ぐあっ!」

京太郎(このままじゃアイツが……)


トルネードからの攻撃で吹き飛ぶマッハ

すぐに起き上がるも、このままでは防戦一方だろう


洋榎「くそっ!」

◆愛宕洋榎【HP:90/190】
◇220-120=100



◆速度

※【トルネード】のスキル効果により速度変更

1敵【トルネード】:500
2自【須賀京太郎】:42
3味【愛宕洋榎】:30



③コマンド入力


◆須賀京太郎

『通常攻撃』
『必殺技:>>785
『クロックアップ』
『ウルフオルフェノク』(他コマンド前に二票で決定)

◇安価1↓



◆速度変更

1自【須賀京太郎】:942
2敵【トルネード】:500
3味【愛宕洋榎】:30


③コマンド入力


◆須賀京太郎

『通常攻撃』
『必殺技:>>785

◇安価1↓



京太郎「なら、今度は確実に蹴っ飛ばしてやるよ」タンッ

<Clock up>


加速の世界に体と意識がシフトする

アクセルフォームとは違う、加速によりトルネードの動きもはっきりと見えた

素早くベルトを操作すると、左足のアンカージャッキが稼働する


京太郎「いくぜ……ライダージャンプ」

<Rider Jump>


008「そおらっ!」


正面に現れた008が腕を振るう

だが、勢いよく飛び上がり回避するキックホッパー

そして、キックホッパーは上空から008へと蹴りを打ち込む


008「くっ!」


両腕でその蹴りを凌ぐが、アンカージャッキが起動

その場で跳ねあがるキックホッパー

両腕で直撃は凌いだものの、その衝撃によりガードしていた両腕が離れる


京太郎「こいつで、終わりだ!」

◆ライダーキック:威力115:命中100%:SP30【35】
◇威力:268【153+115】
◇008:100%


008「っ!!?」



◆????
※運66補正:+6

01~80 妨害

81~98 撃破

ゾロ目 ??????

◇安価1↓






嘘やん……

【ゾロ目:特殊イベント】



空高くへとからの下降、その勢いのままトルネードへと蹴りを撃ちこむ

吹き飛ぶトルネード

それと共に重加速が無くなりクロックアップの状態のキックホッパーだけが加速している


ジャッキを起動してもう一度飛び上がる。だが……


<Clock Over>

京太郎「ッ!?」


突如、クロックアップが解除される

時間が経てば解除もされるだろうが、想定より早い

そして京太郎はそれがどういうものか、即座に理解した


京太郎「野郎!」


瞬間、轟音と共に向こうから走ってくるのは“ジェットスライガー”と呼ばれる兵器

その側部が開き、ミサイルが展開される

クロックアップは使えない


洋榎「なんやあれ!」

京太郎「チッ」


彼はハッキリと目視した

ジェットスライガーの座席に眠るように座る愛宕絹恵と、タブレット

そして、ミサイルは放たれた



京太郎「くそっ!」


迫るミサイル、洋榎は茫然としている

トルネードはふらつきながらもジェットスライガーの方を見ているが、ミサイルがトルネードへ向かっている様子はない

つまり、そういうことだろう。今は自分と洋榎を消しておきたい


京太郎「冗談じゃあないッ!」カチャッ



洋榎「お、おとん?」


ミサイルが迫る

避ける余裕もない

直撃コース、その瞬間……聞きなれた音が聞こえた


<Start up>



洋榎が、よこから弾き飛ばされる

大したダメージはないだろう、だがミサイルの直撃コースから外れた

洋榎を弾き飛ばしたのは、ファイズアクセルフォーム


素早く変身しなおした京太郎が動いた

蛮野が怪しいと踏んでいたからできた行動だったのだろう

そしてまだ余裕はある


京太郎(次ッ!)


素早く思考を切り替える

10秒しか動けない中、いくら高速でもできることは限られている

洋榎は助けた


京太郎(絹恵さんがいるジェットスライガーをぶっ壊すわけにはいかないし……考えたな蛮野!)


座席まで移動して絹恵を助けるという手もある

だが、蛮野をそうやすやすと掴まえられるとも思えない

罠もあるだろう


京太郎(今やるべきは……!)


ミサイルは少し離れた場所で戦っている良子にも向かっている



◆どうする?


1、良子を助ける
(とある未来が回避されます)


2、絹恵を助ける
(助けることは成功しても、なにかありそうです)


3、裕子の方を確認する






どの選択肢も決して間違いじゃないってことで今回はここまでー

ゾロ目効果でなにを選んでも多少は良いことがあったり
まぁ一長一短だったりするところが二長一短になった感じっす

次の再開は日曜の夜よー
もしかしたら金曜の深夜とかやるかもだけど

まぁ質問とかなんかあったら答えれるのは答えるっす

そんじゃまたー


一応質問に応えると

ハート様はどの選択肢でも生き残らせることはできるし、死ぬ可能性もある感じっす
確率は多少変わってくるけども

選択肢のメリットデメリットに関しては詳しくは言えないっす

それとサプライズフューチャーがなくても108と戦うことはできます。というより倒すことができるというかなんというか
ゴルドドライブが出てこようが出てこなかろうがシロ含めキャラクターが死ぬ可能性は少なからずあるっす。多少確率変動はしますが

葵については現状【オルフェノクの記号が入ってるから変身できていた】ってことしかわかってなくて、頭痛の原因も不明な感じっす
記号を消費してるってことがまだ不明ですんで取り上げるのも難しい感じっす

トシさん待ちなんて悠長なことしてたら葵死ぬわ
トシさんが全部理解してるとも限らんし

はやりんに京太郎診てもらう→ブラスター使用→もう一回診てもらうでいいじゃん

>>898
ブラスターの問題は「京ちゃん自身が秘匿している」から難しいと思う
検診してもらうという安価を取ること自体にかなり厳しめの成功失敗判定安価が発生すると思う

また、再開したら波乱が起きそうだ…

>>899
とにかくやってみるしか無くね?
あれも嫌これも嫌じゃ何もできないし目標があるなら決断しないと

>>906
スガホームの皆に負荷の事を話すって安価取って、ゾロ以外失敗の判定を一度経験してんのよ
この件に限らず「京ちゃんが周りに公表したくない事」関連を外に発信するのは基本ムズイと思う
勿論安価を取るのは自由だけどね


仕事入っちゃった……

すまぬ、水曜日には確実にやるっすー



これで今日は安心して投下できる……ってことで人さえいれば再開してく!

そう言えば>>1000で参戦作品狙うのはアリではあるけれど……どうなっても責任は取らないんだからねっ!
作品参戦系の>>1000があったらこの段階じゃ多数決安価取るんだけども

ちなみにブラスターを強制で使わされて負荷ありのステージは今後一個のみ


ありがとです!

三速!(再開!)


とりあえず選択肢からー



◆どうする?


1、良子を助ける
(とある未来が回避されます)


2、絹恵を助ける
(助けることは成功しても、なにかありそうです)


3、裕子の方を確認する


◇安価1↓から3分間で集計

1、良子を助ける



できることは限られている

故に、体が動くままに任せた

一々順位をつけていられる状況でもない


京太郎「おおおッ!!」



洋榎はようやく蛮野天十郎という男が現れたと悟る

いつだったか敵のデルタが使っていたジェットスライガー

それを使って父親が現れた


洋榎(一体なにがっ)


だたマッハが動くよりも素早く、ファイズは動いている

ハッとしていると、良子の方へと放たれたミサイルがすべて破壊された

そして次に008に赤いポインターが突き刺さり、そのまま撃破される


008「ぐおわぁっ!」

<Time out>

京太郎「っと!」


そしてファイズが現れた

008が爆散し、ハートとドライブの二人がジェットスライガーの方を見る

だがジェットスライガーはさらにミサイルを放つと方向転換して加速


蛮野「やってくれたな」

京太郎「蛮野!」

ハート「やはりそういうことだったか……!」



放たれたミサイルを、ドライブ、マッハ、ファイズの三人が撃破する

爆煙が周囲に充満して一瞬だけ視界を阻害するも、すぐに晴れた

ハートはロイミュードの姿から人間の姿へと戻る


京太郎「……絹恵さん」チッ

良子「すぐに行かないと!」

洋榎「ど、どういう……なんでおとんがっ」

ハート「尻尾を出したな、奴め」

洋榎「おい、お前がオトンのなにを知って!」

ハート「知っているさ、きっとお前以上にな」

洋榎「なんやと?」


その言葉に、洋榎が食って掛かる

変身を解除する京太郎、それに合わせて良子もだ

洋榎は変身を解除しないまま、そこに立っている


ハート「あいつは俺が知っている中で最も最低で最悪な人間だ」

洋榎「なんやと!」

ハート「俺のこの身体は……蛮野への出資を断った青年実業家のものだ」

洋榎「……は?」

京太郎「……」



ハート「蛮野はその腹いせにまだロイミュードの姿しか持たなかった俺にコピーさせ、実験と称してありとあらゆる拷問を行った!」ググッ

洋榎「え……」

京太郎「……」

良子「蛮野が……」


ハート「奴は生かしてはおかない、奴だけは……殺す」


ハッキリと口にした言葉

だが、洋榎はなにを返せるでもない

ただゆっくりと、ハートはその場から去っていく


京太郎「……絹恵さんが、裕子さんも心配だ。俺は行く」


そう言って京太郎も去っていく

かける言葉も見つからない

それに、本当に二人が心配なことは事実だ


洋榎「ならっ、今の話が本当ならっ……私が散々醜いって、罵ってたロイミュード……」

良子「洋榎……」

洋榎「そんなロイミュードを作って、そんなことをしてっ……本当に醜いのは私の父親やないかっ!!」


泣くように叫び、洋榎が地に膝をつく



良子「……洋榎」

??「だから、ハートは……」

良子「白望……」


底に現れたのは小瀬川白望

かつてはハートの敵であり、そして仲間になり、そして敵になった者

おそらく仲間の中では京太郎と同じかそれ以上にハートに近い者


白望「だからハートは、あの顔のまま人間全部を見返したかったんだよ……たぶん」

良子「……洋榎、実は……京太郎も怪しんでいて……絹恵も」

洋榎「っ!」



―――数十分前【トライドロン車内】


絹恵「あのな、良子さん」

良子「ん?」

絹恵「昔、昔な……お父さんのこと、お母さんに聞いたことがあって……お母さんはいつも暗い顔してたんです」

良子「……」

クリム「そうか、絹恵のお母さんは私と同じように、蛮野に失望して蛮野の元を去ったのか……」

絹恵「だから私も、クリムの言葉の方が信じられる気がする……」

良子「……」



洋榎「なんや、それ……だったら、私らの父親は……私は道具の一つとして利用されて……っ、くっそぉぉぉぉっ!!!」


うずくまって嗚咽をあげる洋榎

そんな洋榎の前に膝をつく良子

そしてその腰に巻き付いているクリムは静かに語る


クリム「……その気持ち、少しはわかってやれるかもしれないが……生みの親に失望する気持ちは、ハートぐらいでなければ察せれない、か」

洋榎「うううぅっ……」ポロポロ

良子「……Get up」

洋榎「うっ、ああぁっ」

良子「立ちなさい洋榎……あなたの妹、絹恵を助けに行きましょう」


静かに、踵を返す


良子「信じていますよ。必ずあなたは立ち上がると……だって貴女は、仮面ライダーなのだから……」



―――【トライドロン近く】


京太郎「裕子さん!」

裕子「あ、京太郎くん!」


特に問題は無い様子で安心したように息をつく京太郎

裕子に別状はない、トライドロンも問題はない

ならば問題は……


京太郎「絹恵さんだけか」

裕子「ごめんなさい、蛮野の端末からなにかコードのようなものが伸びて来て……電気を纏ってたみたいだから」

京太郎「いや、怪我がなくて結構……ただ蛮野の居場所がわかんない、か」チッ

裕子「そう、ね」

京太郎「……蛮野、天十郎」ググッ



―――【ドライブピット】


悠彗「なるほど、となると……」チラッ

郁乃「こっちも絹恵ちゃんの捜索を優先やね」

良子「すみません、お願いします」

クリム「早く見つけなければ蛮野は何をするかわからないからね」

京太郎「口ぶりからしてなにか目的があるみたいだったからな、それを阻止できたのはなによりだ」

白望「……こっちはこっちで、動いてみる」

京太郎「頼みます」

一美「では各自解散で、それぞれ捜索にあたるということで」

悠彗「お任せ!」

京太郎「頼みます」

良子「ええ……京太郎は休んでいて構いません、008の撃破お疲れ様です」

京太郎「……はい」コクリ


京太郎(絹恵さん、無事だと良いけどな……あの男、自分の娘でも平気でなにかしかねないしな)ギリッ



―――【スマートブレイン:社長室】


絹恵と、タブレット端末の姿のままの蛮野が飛んでいる

絹恵と蛮野の正面の机と社長椅子に座っている男が一人


絹恵「……」

蛮野「思ったより驚いていないね」

絹恵「そうやと思ってた」

蛮野「ふん……まぁ良い、黒崎」

黒崎「なぜその娘を連れてきたのです?」

蛮野「カードは手元に置いておくに限る」

黒崎「まったく……その通りですが」

蛮野「だが奴らも戦力がそれなりに揃ってきている……そろそろ大きく動いた方が良いんじゃないかね?」

黒崎「もう布石は整えてあります……あとは、王が目覚めるのを待つのみ……」



【第27話<本当の悪魔>END】


◆System

・【特殊なイベント】を発生させたためストーリーが大幅に変化します


◆戦闘終了

・経験値:1800
・レベルアップ【30】→【32】



―――朝【須賀家】


朝食の時間、須賀家の面々は食事をとっている

毎度毎度騒がしくも、至福の時間

そして京太郎は、手を伸ばす


淡「あ、お兄ちゃんそれソース」

京太郎「ん、おう」


渡された醤油を目玉焼きにかける

平和が、どこかこそばゆい

こんなことをしていて良いのかわからない


京太郎「……」

塞「どうしたの京太郎?」

京太郎「え、ああいや……おいしいなって」

塞「そっか……うん、ありがと」フフッ


京太郎(全部、悩みがなくなったあとこんなこと……できたら良いなぁ)



◆知り合い

【白望・塞・胡桃・エイスリン・豊音・葵】
【良子・裕子・洋榎・絹恵・悠彗】
【宥・玄・灼・晴絵・霞】
【穏乃・ネリー】
【美穂子・ゆみ・桃子・菫・智葉・ハオ・はやり】
【咲・久・一太・まこ・優希】
【明華・爽・アレクサンドラ】
【一・佳織・智美・憧・照・淡・煌・竜華・怜・もこ】
【真佑子・恭子・郁乃・メグ・由暉子・揺杏・成香】
【健夜】



―――【昼前】


◆自由行動


1、誰かと話す【>>964

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、公園(智葉・美穂子)

7、松実館(灼)

8、公園(明華・爽)

0、自由安価


◇安価2↓

0、自由安価【多治比さんと揺杏に絹ちゃんの捜索を手伝ってもらう】


―――【松実館】


奥のテーブル席、ソファに腰掛ける京太郎

そしてその正面には多治比真佑子

待っていると、一人の少女が入ってくる


揺杏「待たせた」

真佑子「岩舘、遅いよ」

揺杏「ま、良いじゃん……さて京太郎、依頼っつーから来てみたらこいつまでいるってのはどういうことさ?」

京太郎「まぁ、探してほしいのはこの人だ」スッ


そう言って良子からもらった写真を出す

それは愛宕絹恵の写真、おそらく洋榎が撮ったものだろう

それを見て、揺杏と真佑子が驚いた表情を浮かべた


京太郎「まぁ知ってますよね」

揺杏「そりゃまあ……うちのユキとやり合った奴だしな」

真佑子「愛宕絹恵……」

京太郎「どこにいるかの情報集めだけでも良いんで……とりあえず前金は、これで」

揺杏「そりゃありがたくいただく」

真佑子「私はまぁ、行方不明者の仕事ってことで……お金は個人的には受け取れないしね」

京太郎「……お願いします」



真佑子「と、というかさ~?」チラッ

京太郎「はい?」

真佑子「その、京太郎くんとこの愛宕さんは……どういう関係なのかな~とか」

揺杏「それはあたしも気になるなぁ」ニヤッ

京太郎「なんつーか、仲間ですよ仲間」

揺杏「それだけ?」

京太郎「え、はい」コクリ

揺杏「……つっまんね~」

京太郎「なんだこいつ」

真佑子「そ、そっかそっか……そっか!」ニコニコ

京太郎「え、なんっすか?」

真佑子「ううん、なんでもないよ、うんうん!」

揺杏(やけに嬉しそうだなこいつ)

真佑子「ははは、任せといてよね! 頑張るからさ!」アハハ

京太郎「は、はあ……」


◆System
・【絹恵の捜査】に【多治比真佑子】と【獅子原爽】が関わります

(おおうミスった、揺杏っす


―――【昼】


◆自由行動


1、誰かと話す【>>964

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、公園(智葉・美穂子)

7、松実館(灼)

8、公園(明華・爽)

0、自由安価


◇安価2↓

(はやいこわい


【ゾロ目 特殊】


◆誰と会う?

1、憧&初瀬
2、神代小蒔
3、ハート
4、門矢士
5、鳴滝

ゾロ目 ??????

◇安価1↓から3↓まででコンマが高かった者

次スレかな?


【安価】京太郎「仮面ライダー?」爽「ランチタイムだ!」【Part18】

【安価】京太郎「仮面ライダー?」爽「ランチタイムだ!」【Part18】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1486565976/)

>>989 誘導ありがとでーす

2、神代小蒔


―――【街中】


巫女服の少女が、歩いていた

見覚えはあると京太郎は少しばかり複雑な表情を浮かべる

だがしかし、自分が知っている“神代小蒔”よりずっと雰囲気が違うし目つきも鋭い


京太郎「……えっと、あ~神代小蒔、さん?」

小蒔?「ん? 誰だお前は」

京太郎「あ、ええと、自分は須賀京太郎って言って……えっと清澄の麻雀部で、片岡優希っていたでしょ?」

小蒔?「知らん」

京太郎「あ、ええ?」


すると、ふと雰囲気が変わる

どこか玄を思い出すがそれとも違う感じがした

目の前の自分が知っている神代小蒔が、息をつく


小蒔「す、すみません克己さんが!」バッ

京太郎「え?」

小蒔「あ、いえ、き、気になさらず」アハハ…

京太郎(どういう、ことだ?)

小蒔「そ、そういえば清澄の方、なんですよね?」

京太郎「え、ああはい」コクリ

小蒔「丁度良かった、迷っていたんで道を教えていただければ」

京太郎「えっと、石戸さんならいつでも呼び出せますけど」

小蒔「え、本当ですか!?」

京太郎「ええ、まあ」

小蒔「助かりました」ホッ

京太郎(不思議な人だなぁ……)



姫様登場でキリ良く今回はここまでー

次の再開は土曜日になるっすー

今回は蛮野のこととかだけで終わっちゃったけど次回はもうちょっと進めたい
ちなみに重要な選択肢も次回あったり

>>1000はいつも通りで

そんじゃまたー


>>1000なら、晴絵(大)とばったり遭遇

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom