【安価】京太郎「仮面ライダー?」久「仲間だけは信じられる!」【Part12】 (1000)



※咲-Saki-×仮面ライダーシリーズの二次創作

※安価スレ

※京太郎成長もの

※麻雀なにそれこれライダー

※安価の連続取得は禁止(次安価から最低一分開けてから)

※sageでお願いします

※平成ライダーメインですが昭和ライダーも出ます



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1473873250



◆前スレ

【安価】京太郎「仮面ライダー?」【咲-Saki-】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」【咲-Saki-】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「仮面ライダー?」塞「夢は…」【Part2】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」塞「夢は…」【Part2】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「仮面ライダー?」良子「脳細胞がトップギアです」【Part3】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」良子「脳細胞がトップギアです」【Part3】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「仮面ライダー?」豊音「ジレンマは終わらない」【Part4】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」豊音「ジレンマは終わらない」【Part4】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「仮面ライダー?」晴絵「最初に言っておく!」【Part5】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」晴絵「最初に言っておく!」【Part5】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「仮面ライダー?」葵「目障りだ、お前」【Part6】
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【安価】京太郎「仮面ライダー?」洋榎「追跡!撲滅!いずれも」【Part7】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」洋榎「追跡!撲滅!いずれも」【Part7】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「仮面ライダー?」明華「ショータイムです」【Part8】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」明華「ショータイムです」【Part8】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「仮面ライダー?」白望「私にくれた、宝物」【Part9】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」白望「私にくれた、宝物」【Part9】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「仮面ライダー?」照「おばあちゃんが言っていた…」【Part10】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」照「おばあちゃんが言っていた…」【Part10】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「仮面ライダー?」菫「みんな疲れているのか」【Part11】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」菫「みんな疲れているのか」【Part11】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473519963/)




目的1:次々と起きる事件を仲間たちと共に解決していきましょう

目的2:ヒロインたちと仲を深めましょう

目的3:生き残りましょう


◆前スレの仮面ライダー×咲-saki-は!

・そうか、机の中にアマゾン細胞が!

・ヘタレ刑事、多治比真佑子、逃走!

・ウェイ!

・まこ&優希、襲来(予定)

・嶋さん!

・ロリコン!

・ウェーイ!

・ニゴリジャック成敗!

・はやりん(28)暗躍!

・出してくれ! ここから出してくれ!

・俺は……俺は……幸せになりたかっただけなのに……!


以上、テンプレっしたー

今後ともよろしくお願いするっすー


さすがにこの時間にゃ埋まらないと思うんでこっちはこっちで再開ー



はやり「うんうん、なんか良いねこういうのデートみたいで」クスッ

京太郎「……夜に会ってですか?」

はやり「はやぁ、大人の関係だぁ」

京太郎(30にもなって?)

はやり「30にもなってなにが大人の関係なんだろう」シンダメ

京太郎(言わなくて良かった)

はやり「しょうがないね、仕事一筋だったから」


死んだ目でそういうはやりを、直視し続けられるほど京太郎は強くはない

とりあえず視線を逸らす

というより逸らさざるをえない


はやり「ふぅ……」

京太郎(……おっぱい)


現在のはやりの恰好では、京太郎の位置から谷間が見える

それに髪飾りなども落ち着いた感じでこう見ていると大人の色気を感じるお姉さんだ

妙な気分にもなる


はやり「まぁなんていうか、結婚願望が無いわけじゃないんだけどね……今はおもしろいものに夢中でさ」クスリ

京太郎「……戦極ドライバーとか?」

はやり「そうそう、どこからかもたらされた技術、蛇曰く……この世界の余計な者を排除するために“はじまりの男”が与えた力」

京太郎「“はじまりの男”?」

はやり「わけがわからないけどねー」ノビー


背を伸ばすはやり

そちらを見ていた京太郎は少しばかり後悔の念と、やったという歓喜を覚える

瑞原はやりの凄まじい大きさの胸が、伸びをしたことで強調されていた


京太郎「……」

はやり「ん? あー……エッチ」カァッ

京太郎「うっ、す、すんません」フイッ



はやり「かわいいなぁ、京太郎くんは」

京太郎「はやりさんの方が可愛いっすよ」

はやり「はやっ、は、反撃禁止」フイッ

京太郎(結構はずかしいこと言ったな俺)


顔を片手で押さえてそっぽを向くはやり

耳まで真っ赤にしているところを見てさすがに照れているのだと察する


京太郎「……ガキがすんません」

はやり「まぁ良いけど、むしろ良いんだけど……」

京太郎「?」

はやり「まったく、君は色々苦労しそうだよね」

京太郎「はやりさんの相手させられてる菫さんもですよ」

はやり「部下だからね」ハハッ

京太郎(菫さん、南無三)

はやり「京太郎君もユグドラシルにくる? 労働基準法なんて存在しないけど」

京太郎「遠慮しときます」

はやり「そりゃ残念、結構本気で」

京太郎「ただ個人的に協力するのはやぶさかじゃないっす」フッ

はやり「え?」

京太郎「はやりさんの力になること自体は嫌じゃないてことですよ」ハハッ

はやり「……君って、敵に回したくないような性格してるよね」カァッ

京太郎「え?」


◆System
・瑞原はやりの好感度が+1されました
・【瑞原はやり:100】



終わったー

今回はここまでー

寝る!

ちなみに前スレで言ってた2周目に関しては一応考えてはある
絶対やるとは言えないけど、一応
2周目以降は龍騎とか色々解禁してーとかは考えてるとだけ

そんじゃなにかありゃお気軽にー

最終章予告

葉山「やったか?」

八幡(?)「GYAAAAAAAAAAA!!!!!!」

八幡「あぁ、俺は…好きなのか…。」

闇八幡「俺はお前だ!」

闇八幡「黒幕はお前をりようしている。」

八幡「俺、比企谷八幡は…を愛し続けます。これから先ずっと一緒にいてくれないか?」

そしてすべての交錯した世界は加速して行く

多重人格者の俺の復讐するのは間違っていない

最終章

『闇夜を切り裂き未来を手に掴む。』



俺は悲しみの王子!(再開してくよー)

京ちゃんの秘密に関しては言うも言わないも一長一短なとこがあったり
まぁ無理する必要はないっすね、どちらにしろいざこざはあるんで
余裕があれば、的な?

むしろスレ内にいざこざあるんで言っちゃうと、ゆみと桃子と菫に関しては現状放置でも問題なかったり?

一応、考えてる範疇の二週目じゃドライブとかも可能で、もちのろんでアギトとかも
とりあえず今はこっちっすね
シビアっちゃシビアですけど1回や2回のミスでどうにかなっちゃう鬼畜システムでもないんで

それと、インペラーはマジトラウマ

途中送信すまん

金髪といい、あの喋り方といい…もしかして王蛇枠って閑無だったりする?



◆知り合い

【白望・塞・胡桃・エイスリン・豊音・葵】
【良子・裕子・洋榎・絹恵・悠彗】
【宥・玄・灼・晴絵・霞】
【穏乃・ネリー】
【美穂子・ゆみ・桃子・菫・智葉・ハオ・はやり】
【咲・久・一太・嶋さん】
【和・一・佳織・睦月・智美・憧・照・煌・竜華・怜・もこ】
【真佑子・恭子・郁乃・明華・由暉子・成香】
【ハート・ブレン・メディック】

>>79 そ、それはどうかな!


―――朝


◆自由行動


1、誰かと話す【>>80

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥&穏乃)

7、自宅(白望&カピー)

8、特状課(良子&郁乃)

0、自由安価


◇安価2↓

1、誰かと会う【新子憧】


―――【松実館】


京太郎「今日もいるのか」

憧「その言葉、そっくりそのまま返すわよ」フッ

京太郎「で、例の件はどうだ?」

憧「知り合いの坊主がなんか頑張ってるわよ」

京太郎「知り合いに坊主なんていたのか」

憧「あっちは寺だけどね」

京太郎「ふぅん」

憧「聞いてたわりにはって感じの反応ね」

京太郎「ま、なにその坊主霊媒師か?」

憧「さぁ、ゴーストハンターでもやれば良いのにね」

京太郎「なんだそりゃ」ケラケラ

憧「そういうのもあんのよ、でも幽霊って正直、ゾッとするわよね」

宥「うん、幽霊なんて怖いねっ」

京太郎「可愛いなぁ宥さんは」

宥「ええっ!?」カァッ

憧「露骨に差があるのなんなの? なんなのなの?」



京太郎「まぁあれだな、喝とか言っとけ」

憧「だから私はそういうことしないって」

京太郎「そうなのか?」

憧「まったく……あんた私をどれだけ弄り倒せば満足なわけ?」

京太郎「正月にお前の巫女服を拝んで可愛い連呼するまで満足できねぇ」

憧「やめなさいよ!?」カァッ

宥(良いなぁ……巫女服、好きなのかなぁ?)

京太郎「正月が楽しみだな」ケラケラ

憧「たく、ていうか正月にうち来るの?」

京太郎「神社なんだろ?」

憧「今の家はただの家よ」

京太郎「……なんだ」

憧「なんだってなによ」ジトー

京太郎「……まぁプライベート巫女服ってのも」

憧「なんのプレイよ!?」

京太郎「嫌いじゃない」

憧「あんた私相手だと容赦ないわよね!」

京太郎「それだけ好きってことだ」ケラケラ

憧「すっ!?」カァッ

宥(巫女服、着てみようかなぁ……)


◆System
・新子憧の好感度が+1されました
・【新子憧:100】
※現状では【新子憧】の好感度はこれ以上は上がりません



―――昼前


◆自由行動


1、誰かと話す【>>80

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥&穏乃)

7、自宅(白望&カピー)

8、特状課(良子&郁乃)

0、自由安価


◇安価2↓

8、特状課(良子&郁乃)


―――【特状課】


ドライブピットから上がって特状課へと入る

そこには良子と郁乃とクリムの三人

郁乃とは意外と思いつつ、軽く片手を上げる


京太郎「うっす」

郁乃「京ちゃんこんにちは~♪」

良子「ハロー京太郎」

京太郎「郁乃さんがいるとは意外ですね」

良子(郁乃、さん?)

郁乃「協力しとってん、今後はそうするつもりやけど……かいのーちゃんに教えたいことがあってなぁ」

京太郎「確か、上の方の……?」

郁乃「そうそう、推測の域を出えへんけど」

良子「いえ、間違いありません……彼は、春が重体に陥り当主様が逝ったあの事件を知っているような発言を私にしました」ググッ

京太郎「……」

良子「現場にいた者しか知らないような、ことを」ギリッ



京太郎「……」チラッ

郁乃「それがまぁ情報っちゃ情報になるかも、怪しさはマックスや」

京太郎「なんでまた?」

郁乃「聞いて回ってみたら、殺されるとこやったから」

京太郎「え?」

良子「!?」

郁乃「男の人が突然襲いかかってきてなぁ、まあ私をどうしようなんてお笑いやけど」ケラケラ

京太郎「無事だったから良いものの……」

郁乃「でも有力な情報やろ? あれのことを聞かれれば殺されかねないっちゅうことは……」

京太郎「知られて困ることがあると」

良子「……間違い、ない」グッ

京太郎「あんま背負わないでくださいね」ポン


肩に手を置くと、強張っていた肩の力が抜ける

その表情が少しばかり和らいだ

クリムも心配そうだ


良子「……京太郎、あなたには言われたくありません」ジトー

京太郎「え?」

良子「なんでもかんでも一人で頑張ってしまうんですから」

郁乃「せやでー、私の身体、好きに使ってもええからね?」ニコッ

良子「シャラップ!」

郁乃「な?」

京太郎「う、うす」カァッ


◆System
・【赤阪郁乃】【戒能良子】の好感度が+15されました
・【赤阪郁乃:115】
・【戒能良子:125】



―――昼


◆自由行動


1、誰かと話す【>>80

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥&穏乃)

7、自宅(白望&カピー)

8、公園(佳織・睦月)

0、自由安価


◇安価2↓

7、自宅(白望&カピー)


―――【自宅:居間】


塞が作って行った昼食を食べる京太郎

もう一人、白望は座椅子に座してぐてーっと足を延ばしている

そしてそんな白望の腹あたりにはカピーが乗っていた


京太郎「……」モグモグ

白望「……」

カピー「カピ」チチガオモイ

京太郎「うらやましい」

白望「ん?」

京太郎「あ、いやなんでも」

カピー「カピ」バカ


白望が反応して京太郎の方を見る


京太郎「お腹わしゃわしゃしてやろうか?」

カピー「カピ」ヤブサカデモナイ

白望「え……お腹、好き?」

京太郎「え?」

カピー「カピ」バカメ

京太郎「あ、いやそのね?」

白望「……そんなお肉、ついてないつもりだけど」スッ


服をめくってお腹を出す白望

少しばかり、顔を逸らす



カピー「カピ」ナントカシロ

京太郎「ええー」

白望「ちょっとショック、かも」

京太郎「え!?」

白望「ついてないつもりで、そんな反応されるなんて」

京太郎「いやシロさんのお腹大好きですよ」

白望「……それはちょっと、恥ずかしい」カァッ

京太郎(にしてもあの腹、こう抱き着きたい……)

白望「まじまじみられると恥ずかしい……触るの?」

京太郎「え、いや、その……」

カピー「カピ」ヤッチマエ

京太郎「くそ、負けない!」グッ

カピー「カピ」ヘタレメ

白望「良いの?」

京太郎「う、うっす……」

白望「でもなんで、お腹の話なんてしだしたの?」

京太郎「ああいや、カピーに言ってたつもりだったんですよ」


そう言うと、部屋に沈黙が訪れる

疑問を浮かべる京太郎、溜息をつくカピバラ、白望は―――顔を逸らす

京太郎とは逆方向を向いていた


京太郎「……あの、すんません」

白望「別に……」

カピー「カピ」ハズカシガルトハメズラシイ

京太郎「……す、すんません」

白望「別に」


◆System
・小瀬川白望の好感度が+15されました
・【小瀬川白望:135】

・カピー【3/3】
※後にイベントが発生します



―――昼過ぎ


◆自由行動


1、誰かと話す【>>80

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥&穏乃)

7、内木家(咲・久)

8、公園(佳織・睦月)

0、自由安価


◇安価2↓

6、松実館(宥&穏乃)


―――【松実館】


カウンター席へと座る

宥が嬉しそうに笑顔を浮かべていた

京太郎の隣には穏乃、そしてその隣にはアンク


穏乃「お、いま京太郎のこと言ってたとこ」

京太郎「俺の事?」

アンク「お前の、欲望についてだ」

穏乃「そうじゃなくて、生傷作ることって多い?」

京太郎「なんでまた?」

宥「最近、玄ちゃんもだけど晴絵ちゃんとか葵ちゃんとかも、怪我してることがあったりするから」

京太郎(戦いもあるせいか、そういや俺も傷はつくるけどそんな派手なのはないしな)


京太郎「傷自体は少なくないっすよ」

穏乃「だよねぇ」アハハ

宥「危ないことしちゃダメだよ?」

京太郎「わかってますよ」フッ

穏乃「なんかお母さんとお父さんみたい」クスッ

宥「ふぇっ!? も、もうからかわないのっ」


そう言って、宥がその場を去っていく

少しばかり恥ずかしそうな表情を浮かべる京太郎


アンク「おい須賀、ヤミーとかグリードとやりあってないのか?」

京太郎「ないけど、なんかあったら連絡入れた方が良いのか?」

穏乃「うん、その方が」

アンク「ついでに攻撃して出てくるメダルは集めろよ」

京太郎「なんでまた」

アンク「俺に必要なんだよ」フンッ



京太郎「お前がやえさんの身体を、使ってるっていうのと関係あるのか?」

アンク「……ふん」フイッ

京太郎「そこは答えろよ」

穏乃「こらアンク」

アンク「……俺は命の恩人だろ?」

穏乃「ギブ&テイクでしょ」

京太郎「ん?」

穏乃「ちょっと色々あって、意識不明の小走さんにアンクがついてくれたから、今こうしてるってのもあるけど」

京太郎「なんだアンク、お前以外と良い奴なんだな」

アンク「誰が良い奴だ」チッ

穏乃「照れてんの?」

アンク「あぁ?」

京太郎「おもしろいなお前ら」ハハッ


◆System
・【高鴨穏乃】の好感度が【+4】されました
・【高鴨穏乃:99】
※現状では【高鴨穏乃】の好感度はこれ以上は上がりません
・【アンク】の好感度が【+10】されました
・【アンク:80】

(俺のデータはボドボドダ!


◆System
・【松実宥】の好感度が【+10】されました
・【松実宥:120】
・【アンク】の好感度が【+10】されました
・【アンク:80】



―――昼過ぎ【公園】


佳織と睦月とたまたま出会う

ベンチに座っている二人と立っている京太郎

話をしながら缶ジュースを飲んでいる


京太郎「ああーなんか青春って感じっすね」ハハッ

睦月「そういえば原村さんは、昔気になっているみたいな話してたじゃないか」

佳織「え、そうなの!?」

京太郎「ああいや、昔の話ですよ。昔の」フッ

佳織「え、えっと、今は原村さんとは、どう?」

京太郎「え……ああ、一、二ヵ月は会ってないなぁ」

佳織「そ、そっか……」

睦月「プロ雀士カードも、はやりんとかばかりだったしそういうことなら妹尾もワンチャンありそうだ」フッ

佳織「えっ、なな、なにがっ!?」カァッ

京太郎「え、なにその話は」

佳織「だだだ、大丈夫だからっ!」

睦月「ハハハッ」


その瞬間、佳織の表情が一瞬で凍る

京太郎も疑問に思いつつそちらを見れば、そちらには三体のオルフェノク

どれも見覚えがある


―――ロブスターオルフェノク

―――センチピードオルフェノク

―――ドラゴンオルフェノク

お気遣いありがとなのよー
とりあえず一区切りつくまで頑張るよー

ドラゴンだけはマズすぎる……せめてブラスターが無いと…!



オルフェノクの中でもトップクラスの戦闘力を持つ三人

京太郎の中ではそう記憶している

仲間を除けば……


京太郎「豊音さんたちに連絡を、できるか……?」


ドラゴン「さぁ、ボクを笑顔にしてよ」

ロブスター「帝王のベルトの回収に来たけれど、無さそうね」

センチピード「倒して聞き出しましょう、北崎さんが手足を灰にでも変えてあげれば素直になるでしょう」


三体のオルフェノク、京太郎は静かにアタッシュケースを持つ

佳織の方を見れば、口を押えて震えていた

立ち上がろうとするが、足がすくんでいるのか尻もちをつく


佳織「あ、あれっ……あれっ……」カタカタ


瞳に涙を浮かべる佳織の前に立つ京太郎


京太郎「……」

ロブスター「あら、女の子を守る男なんて、カッコいいわね」クスッ

センチピード「ですが今からかっこ悪い姿をさらしてもらいますか」

ドラゴン「……」

さて、この後京太郎はどうなるでしょう?

1:女たらしな京太郎は、突如起死回生ののアイディアが閃く

2:仲間が来て助けてくれる

3:どうにもならない。現実は非情である

さぁどれだ!?


京太郎「オルフェノクが相手、睦月! 佳織を頼む……!」


アタッシュケースを開いてベルトをつける

ファイズフォンを開くと、歩き近づいてくる三体を見据えた

状況は不利だが、すぐに二人が来るはずだ


京太郎「……」

<Standing by>

京太郎「変身!」ガチャッ

<Complete>


そして、京太郎がファイズへと変わる

右手を軽く振るうが次の瞬間、睦月がゆっくりと三人へと歩いていく

ファイズが手を伸ばすが、止まった


京太郎「……まさか」


ドラゴン「ご苦労さま」

ロブスター「新メンバーについての候補が多くて困るわね」クスッ

センチピード「変わりませんよ、変わらせません」


睦月が三体のオルフェノクに近づき、並ぶ

すると踵を返して京太郎の方を見た

佳織は戸惑うような声を出している


京太郎「お前ッ!」

睦月「……」ズズッ


瞬間、津山睦月の姿はオルフェノクへと変わる

蜘蛛のような姿をしたオルフェノクへと……


京太郎「一体、いつ……」

睦月「妹尾、君は自分を壊れないように記憶から消したんだ。あの日の私を」

京太郎「あの日……ッ」


それは、京太郎にとっても思い出したくない光景だった

狼のようなオルフェノクが大量の灰、死体を周囲に、佳織の前に立っていた光景

佳織が頭を押さえる


京太郎「津山!」

佳織「私だけがっ、私だけなんで……どうして、生き残って……」

>>188
4 宮永姉妹がすばら先輩とリチャードソンと共に現れる



京太郎「ここにそいつらを呼んだのもお前か!」

睦月「……」


津山睦月、いやスパイダーオルフェノクは答えない

そうして見ていると新たにオルフェノクが現れる

それは―――


京太郎「クロコダイル、だと?」

クロコダイル「……ファイズ」


倒したと聞いたはずのオルフェノク

クロコダイルオルフェノクがそこにはいた


京太郎「……どういう、ことだ?」

睦月「優秀な、虎がいるからな」

京太郎「……」


集まったオルフェノクたち

相対するは須賀京太郎のファイズ

撤退の道を探そうとするが、佳織を抱えて逃げ切ることができるだろうか?


京太郎「……っ」

佳織「す、須賀君っ……わ、私なんて放って、に、逃げっ」

京太郎「逃げるかよ、俺はあいつらを倒す……」


ドラゴン「へぇ、まだそんなこと言うんだ」

クロコダイル「……」

ロブスター「このまま全員でいく?」

センチピード「その方が楽でしょう」

睦月「……」

って言うかムッキーはあの場に居た狼の怪人の正体を知って居たりして

うわ……しかもディケイドファイズのタイガーまでいるのか…こりゃ詰みだな



◆一足先にどちらか来る


1、姉帯豊音

2、宇夫方葵


◇安価1↓から2票集まった方

これは本気で助っ人だよりですね
一番の助っ人は色んなライダーが呼べる一ちゃんでしょうかね?
後は宮永姉妹でしょうか?

>>217
大穴でハート様御一行とか……

咲-Saki-世界最高の豪運を誇るかおりん先輩によって何か凄い事が発生しそう

1、姉帯豊音

その瞬間、オルフェノク五体を銃撃が襲う

怯むオルフェノクたち

その銃撃を放ったデルタがバイクをファイズの横につける


京太郎「いくぞ!」

豊音「うん!」


バイクから降りたデルタが銃撃をしつつ走る

ファイズも走るが、前に出るのはドラゴンオルフェノクのみ

デルタの銃撃を腕の龍の顎のような形をした巨大な手甲で凌ぐ


京太郎「オラッ!」


拳をうちこむが、それを凌いでドラゴンオルフェノクが弾き返す

接近したデルタがさらに拳を撃ち込むも、再び腕で凌ぎ、蹴りを打ち込む

怯んだデルタへと、さらにドラゴンオルフェノクが追撃、力強い拳がデルタの腹部を撃ち、その場に膝をつかせる


豊音「うっ……」

京太郎「……おらっ!」


拳がドラゴンオルフェノクの方へとぶつかるが、動きもしない

膝をついたデルタの頭を下から蹴り上げてデルタを後ろ向きに倒す

さらにその流れのまま、ファイズへと攻撃をしかけるドラゴンオルフェノク


ドラゴン「……!」

京太郎「ぐっ……」

睦月「……ふっ!」


近づいてきたスパイダーオルフェノクが巨大な手裏剣を振るう

後ろへと怯むファイズ

ドラゴンオルフェノクはデルタのベルトを、奪い取る


ドラゴン「へぇ、これが……」

京太郎「くっ」

豊音「ま、まだっ」

睦月「ハッ!」


素早く動いたスパイダーオルフェノクが豊音の腹部を蹴り、吹き飛ばす

吹き飛んだ豊音を、ファイズが飛んで受け止めて転がった

さらに、ファイズが起き上がったところをセンチピードオルフェノクがむちを振るって攻撃


京太郎「ぐわぁっ!」


そのままベルトが外れる

二人は生身の姿をさらすことになった

その瞬間、一台のバイクが現れ―――変形して巨大な二つの腕と二つの足を持つマシンへと変形

乗っているのは―――カイザ


葵「消し飛んで死ねェ!」



マシンへと変わったサイドバッシャーがミサイルを放つ

それらが五体のオルフェノクを襲うも、直撃しないようにそれぞれが動く

センチピードが鞭を、スパイダーが手裏剣を投げる


だがすべてを迎撃できずに周囲にぶつかったミサイルが爆発と爆煙をあげる

宇夫方葵、カイザがサイドバッシャーから飛び降りる

カイザブレイガンをそちらに構えて放つ


葵「取った!」


その銃弾が煙を晴らしてドラゴンオルフェノクに直撃、ポインターを展開―――したかに思えた

だが次の瞬間、葵は吹き飛ぶ

さらに空中でもう一度吹き飛んだ


葵「がっ!?」


ベルトが外れて生身になる葵を、京太郎が走って受け止める

なんとか衝撃は殺したが、葵は気を失っている

顔をしかめる京太郎


ドラゴン「ふぅ……あぶなかったぁ」


まったく余裕の声が聞こえる

そこに立っていたのは先ほどまでと違う、細いドラゴンオルフェノク

超高速移動だと察する京太郎


京太郎「……」

ドラゴン「せっかくだし」


オルフェノクから人の姿に戻るとデルタギアを腰に巻き付けた

笑みを浮かべたまま、ドラゴンオルフェノクこと北崎がデルタフォンをかかげる

京太郎と豊音が顔をしかめる


北崎「変身」

<Standing by>


北崎「こうっと」カチャッ

<Complete>


そして、北崎はデルタへと変身した

両手の指を組み合わせるように、合わせる

仮面で見えないが、北崎は笑っているように感じられた

おし、弱体化したぞ(震え声)

>>227
京太郎くん達も弱体化して居ますが



北崎の変身したデルタが豊音と京太郎を見据える

吹き飛んだ葵を助けた京太郎は豊音よりもデルタから遠い

豊音は、近い


京太郎「くそっ……!」

豊音「こうなたら」


???「いいとこにいたいた。君たちみたいなのを待ってたんだよ」

北崎「ん?」

ロブスター「あら、可愛い声」

センチピード「あれは……?」


オルフェノクたちが声のした方を見る

公園の入り口付近に立っている四つの影

どれも女性であり、日が陰るとその姿はハッキリとわかる


京太郎「……ゆみさん、東横」


ゆみ「……フッ」

桃子「苦戦中みたいっすね」


京太郎「菫さんに、はやりさん……」


菫「ようやく、平和のために大々的にこの力を……」

はやり「ま、誰でも良かったと言えば良かったんだけど丁度良かったや」


四人が、ゲネシスドライバーを持つ

そしてそれを腰に当てるとベルトが巻き付く

同じように、四人はエナジーロックシードを取り出した


はやり「さて……開始かナ★」

連書きすみません
やっぱり助っ人だよりですね!
此処は一発大人の男…リチャードソンに期待したい!

ここでワハハ以外の鶴賀メンバーが集合ですか……

>>230
はやや~っ!!!!!
ユグドラシル組を助っ人にしましたか!
って智葉先生が居ません!(泣)

ドラゴンはシロと戒能さんがいればたぶん勝てる



左手で帽子を押さえる加治木ゆみ

右手に握ったチェリーのロックシード

帽子を少しだけ深くかぶると右手のロックシードの錠前を開く


<チェリーエナジー>

ゆみ「さて……」カチャッ

<ロック・オン>


ゆみ「変、身……」グッ

<ソーダ>


そして真上から落ちた果実は、ゆみを変身させる

頭を覆っていたチェリーが変形して鎧へと変わった


<チェリーエナジーアームズ!>

ゆみ「さて……」カチャッ


―――アーマードライダーシグルド・チェリーエナジーアームズ

                         rェ         ||     |: |  ,
                   xェェェx       〈__ 》          ||     |: |  ′
       r‐、     /  Voヘ \    //{i           ||   ノ: ト、 ,
       ∨/\__/x==== o ==㍉._//i |i           ||  r.‐ミ _}_|
          ∨/∧ニニr─-ミ  -‐ミニ//i i≫─‐‐ ミ     ||  r‐ ┐<〕==〕
.           ∨/(_>、_|: : : : : :i| : : : !_//// ̄ ̄\ \  !!  !i⌒' ̄! !V¨Y
           \///込: : : : :ノ|: : : ノ /⌒く_:_:_: : : : : :Ⅵ } || ┌─ r ! !弋ノ
              Y´i/ ≧彡'||≧從'/__ \_:_:_:_}i! | || (桜)_i ! ! !_|
            V ∧ ∨/ ∨ ∧ {:_:_:_:_:_:,\___i!_| ||〔_i_i__〔,ノ |_|_⊇__

       ____ 厶イ_ ≧ァ ァ=彳〉>── 、\: : : :〈 〈 (__) 辷==彡' ̄ ̄`ヽ\
      「i∨ }冂i // ̄i |: // i { レ' 厂 ̄  \\: : :} {二{ニ{___(____ ,ノ/
      i ! Ⅵi! i|//: :_:_| |// : :\\ {i二o二o二\__〈_〈 (__) ≧=r====(_} ̄

      i !Y´: ̄: `Y´ ̄ ̄: : : : : :リi} |// \      ̄ ̄''|| γ{\) (__}
        从{:斧ノ : : ||: : : : : : : : : ://ハ ∨/,  \    /メ゙||メ{ {   ! (__}
        ||:炒 : : : ||:_:_: : : : : : :/// 丶\__  ∨/  {爻゙||爻乂ノ__ (__〉
.       乂_:_:_:_:乂〕三三三三У   ≧==彡へ.'__|_爻||メ,(:_:_)X〕===〕
   〈∨)/)┐ : : : }}:_:_:_:_:_:_:_://          |´     乂__||爻〈: : : : } T
    //// )==彳_:_:_:_:_:_:_//二ニニ=‐──┘       || ̄ | : : r′}
.   /{    /爻爻\_同_:_://        /_i|       ||   |: : ,′ ′
   {込._彡' }爻!爻/「  ̄ ̄        ,  ̄          ||  ノ: / /
  弋__彡'爻リ爻} 乂__冂__     ′          || {: / /

>>238
照姉さん+ハイパーゼクター&パーフェクトゼクターならもっと楽なんですが



リクルートスーツ姿の桃子

右手に持った桃の描かれたロックシードを正面に突き出す

そして、錠前が開かれた


<ピーチーエナジー>

桃子「やるっすよ」カチャッ

<ロック・オン>


桃子「変身!」グッ

<ソーダ>


そして真上の桃が落ちて、鎧へと変形する


<ピーチエナジーアームズ!>

桃子「命令通り、倒すまでっす」カチャッ


―――アーマードライダーマリカ・ピーチエナジーアームズ
                / / 、   /、 l  ,'        ,イ、
              ィ-、l {  `ヽ、! ヽ'、//      / ヽ\

            /ヽ  ` ト、   ヽ / {      /-――ヘヽ、
         /` ゝ'/  >‐ 、  ` Y }  /     /       ヘ ヽ
          \j./ / ._   ヽ ヘ | j    /         ヽ }ヽ ,__
           // .,' ,'イ  V  j! /! |/    ./, イ_`ト- = __ノイ /
          .//  ! .丈_乂  ,'! | }  }ヽ、 /イ_,,, 二二ニ‐,, ィ 7 /ト\
         //  ヽ    ../ノ | ,'   ヘ}`ヽ、 ()  /    / / | |  \
         //   ヽ  ̄_ ノ  |,'    ',|  ヽ  /     ,' /  | .|   /
        //   / \ ̄   .ハ .Y    |   ', /      .{   | |  .|
        .l/   /  /    / ヘ ノ     j|   ! {     .,'   .| |   |
        /   / ./    /  j      ヘ  ハ    ノ    | |  .,'
       /´`ヽ、' /ノ   /  /j       トイ   ト-イヘ {   ノ ノ  ./
      / 、    /ヽ    /  /     __ヘ.ヘ     ヘ ヘ ノ/  ノ
     /   \ / ./` ト/  /、   /´ ィ// > ヘ   ノ ヘ ト――く
    |\   / / /   ト、/ /  //// /二辷 ̄ フ´ >―、―'
    |  \/ /   {   { Y /ヽ {_/ フ ト辷---!-!イイ / /ヽ ゝ ト、
    |   |  j    ト、 | |、} ムヽ イ   /ィチハ  .// ヘ ノ ̄ ̄ト、ヽ
    |   |  l  / `ト、|_ノ // "  _ //{ノンニ} }  ,' / , イ { ̄ ̄ ヽ  ヽ
    |  /.j  |  /   /  Yト、 ,'  ,ィ / {  ィ¨彡  { / / ヽ     \ノ
    丶イヽ|,イ  {二辷、ノ / ヽ-'、{_イ⌒ヽ  '¬"´  ノノ  { /  ヘ     ヘ
      / /    7 / / _{  ノハ{  !_ ィ― 、ノノ ̄      .ヘ     V
     イ / /  ̄ヽ ヽ ト、―{_{-‐'"  /    \         ト―- 、 ',
    j _/イ  ̄ ̄  ヘ ヽ  ヽ―――''''"        V         〉_ _〉
   /          ヘ ヘ  l              !         // |

 , -ヘ   ___    j ̄!  !      !       ノ _,,-┐    /j / .|
,イ   ` ´         | |  |      |     イ イ  ノ   / } /  |



そして菫がメロンが描かれたロックシードを右手に持つ

優しい目で京太郎の方を見て、鋭い目でオルフェノクを睨む

顔の横へともってきたその錠前を、開く


<メロンエナジー>

菫「これこそ新たな力」カチャッ

<ロック・オン>


菫「変身……!」グッ

<ソーダ>


上空に開いた謎の空間

そこから落ちてきたメロンは頭を覆うようになり変形する

鎧へと変わるメロン


<メロンエナジーアームズ!>

菫「私は戦う、大切なものを守るために」カチャッ


―――アーマードライダー斬月・真 メロンエナジーアームズ

                    ,イ     ト、
                   ハ{      ',.ハ
                   { !‐- ,,, -‐ ! ハ

                   ! ト ┘└--}  }
                 ト、ヘ  ヽ}__,'ノ/ /ィ7
              ,へ.  ヽ ト、ヽ二_〈〉二ノ{ / ,イ〉
             / ̄ ト -ヾ:::::::::ヽイ:::::::::ノ/イ/

     , -――――'―..、    |}、::::::::::j!:::::::ノ イ/       _
  r-<::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\_,! jフ ̄ ヽイ",ハ V       /〉
  `ヽ、  ̄ >ト、:::::::::::::::::::::::::::ヽイ、 ヽ_!__ノ ヘヘ_    ,イ ./

     `ヽ、  /  ト`ヽ 、::::::::::::::::::ヽ ゝ" ̄''''¬、ノノ ト┐_// /
        〉'   j .! `ヽ`ト、:::::::/:::\__,イ ̄`ヽ/ ./ /
        /   /j !    ト> イ::::::::::::::::::::::{ ヘ ̄∨ヾ./ /
        { ノ/! j   ハ  ', ',::::::::::::::::::::::', ヘ / /./ /
       /、イ  } ,'  / j  j'、ヘ::::::::::::イ三ゝ/__// ,ハ
       '‐<フ,イ   ,' ノ ハ ヽ ヽ‐‐"/¨ フ-//  /', .',
         /     .! '"  ヽ `ヘヘッ / / ィ  / j ',
         Y_   _j     二ニV∠/ \ソ /  j  !
         {乂ヘ>、!´ヘ     〉_/   ゙ヽ/ 7、j   ! .l
         \ゝ<ヾゝ" ',   ィ、)"    / ヽ/ ハ / .ハ
          ヾゝ{ゝ'フ‐、イ ヽ Yレ  //,イ{ 辷j .','    {
           ヾ ィ ィ二 ゝ、ィ、―く //ノ ! { { ',  /.ハ
            〈  !/   _} ヽ\  ヽ/イ ,!  {  Y´  ノハ
             ヾヘ  ,' 、 ヽヽ__イノ、 |ニノトニj  |  ,辷|
            / / ヘイ 、 ヽ〉ソ }__,,ソ'{ イ } }   !  !jイ!
          / /  /、 ̄ }´ L二二}  } j   | __{,{ハ
         / ./, イ  / `´        ハ {   {"  `ト,
      , ィ'",イ/ , イ              ',!   Y ⌒ヽ }
     j イ / , イ ! /{               !  / ,  .{ ,'
  , イィ'"_ -'"´   ト、 }      }ィ       } {_ノ}  !ソ
 /,, - '"´       | ヽ|`ヽ    j        ! _, ィ7 ノ"
             jヽ ト、 }、   .!      .,イ ` フ、イ
             .!ヽ| ヽ ヽ  !      / ,'    ̄´

つまり、ラッキークローバー5人VSユグドラシル組&京太郎で戦うのかな?
ちなみに誰と戦う?俺的にはスパイダーと戦っておきたいんだが。ドラゴンははやりん、クロコダイルは菫さんに任せておこう



そして、最後に瑞原はやり

アイドルのような笑顔をふりまきつつ、右手のロックシードをくるくると回す

髪が、スカートが、風に揺れる


はやり「ようやくだもん、ようやくお日様の元、存分にその力を振るえる……ハッピーバースデー!」


右手の錠前が、開かれる

京太郎にとっては見るのは二度目

だが、はやりの雰囲気は違う


<レモンエナジー>

はやり「レッツパーティー!」カチャッ

<ロック・オン>


はやり「変身♪」グッ

<ソーダ>


はやりの上空にも空間が開く

レモンが頭を覆うと同時に、その体にアンダーアーマーを纏う

そしてそのレモンは鎧へと変わった


<レモンエナジーアームズ!>

はやり「さぁ、お楽しみはこれからだゾ☆」カチャッ


―――アーマードライダーデューク・レモンエナジーアームズ

              __              _
              ヘヘ      r-、     / /
              ヘ ト',  イ-―-ミト、 /イ/

             、 ヘ ヘ´´、 / ヘ > ソ / ,ィ
             ト ヽヘ ヘ|ヽ ヽ{}/ノ , |/ ノイ/、

             ノ ヘ \ヽ トヽjYレイノ'///. ト、
            ト  !ヽヘ`lト、 ノ´ト、イ ィ 7/  .ノ
             ヽj ヽヘ', ',ヽ lj イ // / /  |ノ
               `‐ソヽ', ', |'Y'| ///イヘ,イ
               ト、ノ/ハ,べl!|l!,へ7ヘヘヘ}

             , <ィノ ! ヽィ-トソ  ヾイヽ、
         , イ __ < ヽ ´ `/ヽ ヽ- ゝヘ

        ィ       > 、ヽ ヽイ ノ  j } ヘ .ヘ
 ト、  / ハ、 レ"ィごト      .\ヾ-, 、 ィ"´イヽVj  ',
  ヽヽj |  /   j `ヽ       ヽ ヘ ヽj イ   | | ノ‐',
   ヽ ヽ               ヽヘ \ト― ィ .| ノハ j

    |ト、ヘ\              ヘ ヘ   ̄  | | ヽ |
    .| | ヘ ヽ ヽ           _ノ ノ     ! ', トソ
    j ! ,' ヽ ヽ\ヘ_       <イ ,イ     ゝヘ ノヘ
    ! j '  ヽ  ヽ  Y__トミ ト 、イ/Y} }ニ   イイ7/ ノハ
   ,' ,' ,'   \ .ヽ\ト` ト二 イ ト!、、ヽ-‐'ノ  //イ ノハ
   ,' / ,'     \ \\\  ハ    `ヘヘヘ_ //ヽイ ノ Y、
  { レ:'      | 丶 \ \\j      ト、 イ>、 ヾ  イノ、
   `´,'       |  \  \ \`ト、 ィ´ヽ,、 イ-!辷jィヽ- イ ヽ、
    ,'      <  ̄\  \\ \ イヽヽイミイ7 ワ ! Y, 、', ',、
    !       l\  彡ヾ  ヽ ハ ハ、! )Vイ (¨フ|| } } ノノハ ハ.',
   .!       |', <´‐ ィ \ ハ ハ ハ', ヾV⌒) イ ´'" 'イ `"

   l        | ヽ、 |\   ヽ ヽ j ', ',', トヽイ
   |        j   | ハ ヾ ハ! ヽイ } ',', ヘ ヘ \
   |        ',  jノ ィ ヾY ハ ヽ_ イ-ハ〉 トト>`ヽ\
   ',        ヘ ハ{  !',二ト、  ( ィ、j  ヽヘ\'へ ヽト、

>>245
戦力バランス的に何とか成りそうですが
此処に黒崎社長が来たらまたヤバい事に成りますね
いや…照姉さんがハイパーゼクターを取り戻すチャンスか?
智葉先生が居ないのは照姉さんを探して居るかもしれませんし



四人のアーマードライダーが現れる

茫然としている豊音

オルフェノクたちはそちらに気を取られている


京太郎「っ」


佳織のいる方へと葵を、抱えて運ぶ

驚いた佳織だが、葵を見て頷く


京太郎「お願い、します」


そう言って再び歩き出す

四人と五人が睨み合っている

そんな最中に、ポケットの携帯電話が振るえた


京太郎「なんだ、こんな時にっ」


携帯電話を見て見れば、画面には本藤悠彗の文字

通話ボタンを押して耳に当てる


京太郎「こっち立て込んでて」

悠彗『た、大変だよ! 良子ちゃんが勝手にたぶん、敵だと思う奴のとこ言っちゃって!』

京太郎「……なんだって?」

悠彗『れ、例の警視庁上層部の……なんかその怪しい人の車を追ってっちゃって!』

京太郎「……」

悠彗『し、心配だから電話、かけたんだけど……』

京太郎「……どう、しろってんだ」クッ



よっし、今回はここまでー
眠いのに気付いたらこんな時間に……

今回はムッキーは違う方の蜘蛛で虎と関わり合いがありましたとさ
ちょっとしたミスリードになればおもしろいなと思って計画してた

次回は【こっちで戦う】か【良子の元に行く】かの二択になるっす

そんじゃなにかあればお気軽にー

>>250
なにゃ!?
こんな時に!?
そっちは愛宕一族&いくのんに任せるしか!

乙です
>>252でも書きましたが
戒能プロの方は愛宕一族(雅枝監督と船Qママさんと洋榎姉さんと船Qさんと絹ちゃん)といくのん(善野さんが居れば完璧)に任せるしか無いと思います

とりあえず残るとして、誰と戦うのが一番?多分フラグがありそうなのはムッキーか北崎君だと思うけど、どっちと戦うのがいいかね?

後変身はエナジー系ライダーがいるし、武神鎧武になりゃいいかね?そうすれば豊音にファイズを貸すことができるし

>>264
ファイズギアとカイザギアは外れただけで敵方に取られて居ないのでしょうか?
私…てっきり取られたと思って慌てたんですが
敵の目的は自社製のライダーギアの奪取ですし


派手にいくぜ!(再開するよー)

予告通りかいのーさんとこに行くかどうかで
段々ごちゃごちゃし始めたけどまだ大丈夫
ゾロ目はね、変なとこで出るのが問題なのよ変なとこで

ウェイクアップ!(待ってましたー)

さて、ファイズ(はやりん)にするか、それともドライブ(ハート様)にするか……それが問題だ

(ありがとでーす、再開!


◆どうする?


1、このまま戦う

2、良子を助けに行く


◇21時35分から安価開始



◆どうする?


1、このまま戦う

2、良子を助けに行く


◇安価1↓から2分間で集計

1、このまま戦う


◆System

・この場に残って戦闘となります

・戦闘相手を選ぶことになります

・ベルトは選べません

裏切り者に明日は無い!
って事で、ムッキーをオレハクサムヲムッコロス!しようと思うのですが……



現れた四人のアーマードライダーが走り出す

オルフェノクたちも戦闘準備を進める

京太郎は、キッと目を細めた


京太郎「悪い、こっちも戦いでな」

悠彗『わ、わかった。こっちはこっちでなんとかしてみる。そっちも無事でね!』

京太郎「ああ」ピッ


素早く携帯電話をポケットに入れる

豊音へと近づくスパイダーオルフェノクを見て顔をしかめた


京太郎「ファイズのベルトを!」

豊音「ッ!」


近くに転がっていたファイズのベルトを取る豊音が、素早く腰に装着

ファイズフォンをフォンブラスターにして牽制すると、素早く元に戻す

縦へと戻すと、5キーを3度押した


<Standing by>

豊音「変身!」


真っ直ぐファイズギアにファイズフォンを差す


<Complete>

豊音「ふっ!」

睦月「ッ!」


ファイズの拳を受けて、後ろへと下がるスパイダーオルフェノク

手首を振ることなく、両拳を構えるファイズ

転がるように、近くに落ちているカイザギアを取った京太郎はそれを腰へと装着した


◆BGM:EGO~Eyes Glazing Over【http://www.youtube.com/watch?v=F6q4XMHjVYE


京太郎「借りるぞ!」


変身コードは913


<Standing by>

京太郎「変身!」


葵とは違い、真っ直ぐにカイザフォンをベルトに差し込む

そしてそれを倒すと、身体に金色の光を纏う

強い光と共に、京太郎はカイザへと変身した


京太郎「……」カチャッ


手首を振るい、京太郎が纏うカイザが走る




◆カイザ

◇ステータス
・HP:80
・速度:35
・攻撃:70
・防御:55


◆スキル

◇ゴルドスマッシュ:威力95:命中100%:SP25

◇カイザスラッシュ:威力70:命中100%:SP20
・選択時のコンマが40以下の場合、攻撃を+10する

◇グランインパクト:威力40:命中100%:SP12



◆須賀京太郎【Lv21】

◇ステータス
・HP:76
・速度:79
・攻撃:70
・防御:50
・SP:58

◆回避+【Lv1】
・自分への命中率を【5%】下げる

◆恋愛力【Lv1】
・女性キャラクターとのイベント時に補正+5を得る



◆戦闘相手選択


1、北崎(デルタ)

2、睦月(スパイダーオルフェノク)

3、センチピードオルフェノク

4、ロブスターオルフェノク

5、ドラゴンオルフェノク


◇22時15分から集計開始

ミスった、5ならクロコダイルオルフェノクっすね



◆戦闘相手選択


1、北崎(デルタ)

2、睦月(スパイダーオルフェノク)

3、センチピードオルフェノク

4、ロブスターオルフェノク

5、ドラゴンオルフェノク


◇安価1↓から2分間で集計

2

2、睦月(スパイダーオルフェノク)


①:速度判定

1自【須賀京太郎】:114
2敵【津山睦月】:85


②戦闘開始


京太郎のカイザが走りだし、津山睦月ことスパイダーオルフェノクを殴る

怯むスパイダーオルフェノクに、続いて蹴りを打ち込む

後ろへと下がったスパイダーオルフェノクを前に、京太郎が手首をスナップ


京太郎「他の相手を、こいつは……俺が」ググッ

豊音「うん、わかった!」


走っていくファイズが、シグルドと戦っているデルタを狙う

斬月・真がクロコダイルオルフェノクと戦い、デュークがセンチピードオルフェノクと、マリカはロブスターオルフェノクと戦っていた

それぞれがそれぞれの戦いを始める

京太郎はカイザブレイガンを放ってスパイダーオルフェノクを牽制


睦月「……」

京太郎「あんたがこいつらを呼んだのか?」

睦月「……だとしたら?」

京太郎「佳織さんがいるのはわかってただろうが!」


走り出すカイザが、カイザブレイガンにミッションメモリーをセット

カイザブレイガンのブレードが展開された

③コマンド入力


◆須賀京太郎
『通常攻撃』
『必殺技:>>330
『決定』
◇安価1↓

(誘導間違えたー


スパイダーオルフェノクが巨大な手裏剣を振るう

カイザブレイガンでそれを凌ぎ、素早く蹴りを打ち込む

下がるスパイダーオルフェノクを相手に、射撃


睦月「!」


それらを手裏剣で凌ぐ

単眼がファイズを捉え、睨む


京太郎「動きが?」

睦月「!」


地を蹴り走り出すと、手裏剣を振るう

それをカイザブレイガンで凌ぎ受け流す

後ろへと下がると、スパイダーオルフェノクの右手が伸びる


京太郎「なっ!?」


右手に掴んだ手裏剣が近づくが、それをさらに凌ぎ弾く


京太郎「チッ、こいつ……!」

睦月「ふっ……ハァッ!」


受け流された右手を元に戻すと、足を振るう

伸ばされた足が横から振るわれる

腕で凌ぐが吹き飛び地上を転がるも、すぐに起き上がった


京太郎「チッ、こいつ……!」

睦月「ハァッ!」


伸ばされた右手の手裏剣を弾くと、その伸びた腕を掴んで引く

スパイダーオルフェノクがそれに伴い吹き飛び近づく

宙を舞うスパイダーオルフェノクの着地点へと走るカイザ


京太郎「ハァッ!」

◆カイザスラッシュ:威力70:命中100%:SP20【38】
◇威力:210【140+70】
◇津山睦月:100-10=90%
※【スパイダーオルフェノク】のスキル発動


◆命中判定

01~90 命中
91~98 回避
ゾロ目 ????

◇安価1↓



着地しようとしたスパイダーオルフェノクを斬り、抜ける

走り、止まったカイザの背後に倒れるスパイダーオルフェノク

だが追撃をされる前に起き上がる


睦月「ぐっ!」バッ

◆スパイダーO【HP:100/220】
◇210-90=120


起き上がったスパイダーオルフェノクが素早く距離を取る

その単眼はカイザを捉えていた


京太郎「津山、いい加減やめろ……ッ」

睦月「……」ブンッ


手裏剣が投げられるとカイザブレイガンを持ちかえたカイザがそれを弾く

カイザブレイガンを逆さに持って、刃の切っ先を下では無く上に向くように持つ

その動きはファイズエッジを持った時のファイズに似ている


京太郎「なんかあるなら!」

睦月「フッ!」


接近したスパイダーオルフェノクが拳を振るう

それを回避するも、スパイダーオルフェノクは足で手裏剣を拾う

そして振るわれた足、手裏剣の切っ先がカイザへと近づく


京太郎「っ」チッ

睦月「ッ!」

◆手裏剣:威力80:命中90%:SP23【42】
◇威力:170【90+80】
◇須賀京太郎:90-5=85%


◆回避判定

01~85 命中
85~98 回避
ゾロ目 ????

◇安価1↓



◆ファイズ【HP:91/156】
◇170-105=65


そのまま足が振るわれて、刃がカイザを攻撃する

後ろへと吹き飛ばされるカイザだが、すぐに起き上がる


睦月「……須賀」

京太郎「……津山」


戦っている二人は理解した―――お互い、場数を踏んでいると


京太郎「……ハッ!」

睦月「……フッ!」


二人が同時に走りだし、接近すると同時に武器を振るう

二人の武器が火花を散らし鍔競り合う

通常時、下に向いている刃を上に向けたまま持つカイザ


京太郎「……ッ!」

睦月「……ぐっ!」

>>1カイザのところがファイズのままになってるよ
さて、後はゴルドスマッシュを決めて終わりにしますか

>>389 ホントだ、ミスった


③コマンド入力


◆須賀京太郎
『通常攻撃』
『必殺技:>>326
『決定』
◇安価1↓



◆ゴルドスマッシュ:威力95:命中100%:SP25【13】
◇威力:235【140+95】
◇津山睦月:100-10=90%
※【スパイダーオルフェノク】のスキル発動


◆命中判定

01~90 命中
91~98 回避
ゾロ目 ????

◇安価1↓

【命中】



京太郎「はぁっ!」

睦月「ぐっ!」


押し負けたスパイダーオルフェノクに、続いて蹴りを打ち込む

転がるスパイダーオルフェノク


睦月「ぐっ、う……」

京太郎「……」


カイザブレイガンからミッションメモリーを引き抜くとカイザポインターに装填

カイザポインターを右足につけて、カイザブレイガンを腰右部にマウント

立ち上がったスパイダーオルフェノクに、飛ぶ


<Ready>

京太郎「終わりだぁッ!」


飛び上がったカイザの足から放たれたポインターが、スパイダーオルフェノクへと飛ぶ

手裏剣を使ってそれを受けるスパイダーオルフェノク


京太郎「ッ!」


着地したカイザが、一瞬止まる

そして、走り出した

拘束されているスパイダーオルフェノクへと走って、殴り飛ばす


睦月「がぁっ!」


吹き飛び、転がるスパイダーオルフェノク


京太郎「……くそっ」チッ

睦月「す、が……」


◆スパイダーO【HP:0/220】
◇235-90=145



京太郎「……津山、お前の負けだ」

睦月「……」

京太郎「心をスマートブレインに売ったのか、なんで佳織を危険な目にあわせるようなこと」

北崎「邪魔だよ」

京太郎「ッ!?」


声が聞こえた方を見れば、そこにはデルタ

デルタムーバーでの射撃攻撃を受けて吹き飛ぶもすぐにカイザブレイガンにミッションメモリーを装填

刀身を展開して次に放たれる弾丸は斬り裂く


北崎「へぇ、やっぱり君の方がおもしろそうだ……」

京太郎「邪魔なんだよ」チッ

北崎「ま、もう良いけどさ……飽きちゃったし、次は君かな」

京太郎「逃がすかよ……!」

<Exceed Charge>


射撃を放つが、デルタが消える

再び加速したのかと思うと、カイザが攻撃を受けて吹き飛ぶ


京太郎「ぐあっ!」


空中で体勢を整えて立つと、遠くから走ってくる豊音のファイズ

既にアクセルのアイドリング状態になっている


豊音「いくよ!」

<Start up>


一応、豊音がまだ戦闘できるからかじゅは死んではいない感じかな
やはり、北崎君は強いなぁ…武神鎧武かサイガでどうにかなるかってレベル

デルタアクセルかな?(白目)

あれ?コレって事実上ユグドラがスマブレにケンカ売ったの?
はやりん達に説明しておかないとヤバイんじゃない?

>>413
あー、事情知らないと確かに不味いかも
はやりんが不穏だとは言え、放置して狙われるのも嫌だし…



京太郎「チッ、あいつ……」


北崎はドラゴンオルフェノクに変わったのだろう

デルタは高速移動できるような機能はない

さらに走ってくるシグルド


ゆみ「フッ!」


加速、アクセルフォームほどではないだろうが加速の世界へと足を踏み入れている

だが、なにかがぶつかる音はしない

そして、10秒が経とうとした瞬間


<Time Out>

豊音「きゃぁっ!」

ゆみ「ぐっ!」


二人が地に倒れる

京太郎が驚愕しながら前方を見ればそこにはドラゴンオルフェノク

身体の大きな魔人体と違う、高速移動に特化したスマートな姿、龍人体


京太郎「チッ……」

ドラゴン「やっぱこっちだな……ってみんな酷いなぁ、置いてくなんて」


他のオルフェノクたちの姿はない

せめてデルタのベルトだけでも取り返そうと構える京太郎

だが、ドラゴンオルフェノクに追いつけるわけもない


ドラゴン「次は君、消すよ」

京太郎「……っ」ゾクッ


そして、ドラゴンオルフェノクが消える

立ち上がったデルタとシグルドが変身を解除した

他の面々も変身を解除して近づいてくる


京太郎「……とりあえず、終わった、か?」

俺はてっきり分かってて喧嘩売ったとばかり……(笑)

これはオーガギア作られるフラグかな?
ドラゴンオルフェノクの対処がしばらくの課題だなぁ

ムッキーの説得フラグが溜まる可能性、スパロボみたいに



◆戦闘終了

・経験値:1200

・レベルアップ【21】→【22】

(ムッキーと戦っても今はなにも起きないっすね、今は


それぞれ戦闘を終えると、京太郎は葵の方へと向かった

葵はまだ目を覚ましそうにないためサイドバッシャーのサイドカーへと乗せる

そして、集まったはやり達の方へと向く


京太郎「ありがたいんっすけど、どうして?」

菫「もちろん、この街や人々を守るためだ」フッ

京太郎「……正義の味方っすね」

菫「当然」フッ


その言葉に、ゆみは帽子を深くかぶった

いつも通りニコニコと笑っているハヤリの方を向く

スマートブレインについてだ


京太郎「……おそらく奴ら」

はやり「スマートブレインだよね」

京太郎「知ってたん、ですか?」

はやり「多少はね、私には優秀な部下が多いからね~」ニコニコ

桃子「そういうことっす。正直、肝が冷えましたけど」


苦笑する桃子、つまりはそういうことだろう

真正面からスマートブレインが襲い掛かって来ても、十分身を隠すだけの力がある

そういうことだと理解した


京太郎「少し待っててください」


そう言いつつ、携帯電話で連絡

通話が繋がることはなく、そのまま携帯電話を頭と肩で挟む

カイザギアとファイズギア、それぞれが入った二つのアタッシュケースをサイドバッシャーへと乗せる

“今は”何も起きないだから、意味はあったみたいだな

こつこつと色々せんとな
とはいえ、課題も多いのがキツイ

鎧武組の好感度UPを基本優先かなぁ
他何か起こった時は臨機応変に対応で

なぜいいように解釈するのか
「フラグのない今戦っても無意味。立ってからの戦闘のみカウント」という意味の可能性もあるのに

>>444
まぁ、そっちの可能性も0ではないよ?
けどわざわざ今はって2回言ってくださってるのに、何故悪く解釈しなくてはならないのか……

ビャッコインベスがメロンロックシードから召喚できたけど、ヘルヘイムについてはまだ描写なかったはず



電話がつながらず、京太郎は切る

なにか忙しいのだろうと思い他の誰かに連絡をしようとする

そこではやりが、軽く京太郎の肩に触れた


はやり「それじゃ京ちゃん、今日の“お礼”楽しみにしてるゾ☆」

京太郎「え……はい、まぁそれなりに」

はやり「じゃあね~」

桃子「それじゃ私たちも帰るっすか、須賀さんまた」

京太郎「おう」

ゆみ「そうだな……須賀、信じろとは言わないが、なにかあれば頼れ」

京太郎「はい」

菫「また一緒にご飯でも食べよう……またな」フッ

京太郎「うす」コクリ


四人が去っていく

豊音が目を輝かせていた

大方予想がついて京太郎は苦笑した


豊音「はやりんと知り合いなんて凄いねっ!」

京太郎「ああ、でも豊音さんにはやりさんの研究室は見せたくないなぁ」

豊音「なんで?」

京太郎「そりゃ夢が」

ピリリリリッ

京太郎「ん、電話……裕子さんからだ」ピッ


京太郎「もしも」

裕子『須賀君っ……』

京太郎「え、どうしました? 声震えて」

裕子『戒能さんがっ、戒能さんがっ……』

京太郎「か、戒能さんがどうかしたんっすか!?」

裕子『戒能さんの……おき、なくてっ……心臓も、止まって……』

京太郎「……え?」


―――戒能良子、殉職

oh…このまま現場に直行か?

落ちたな(確信)

次回予告(今回の担当:死に掛け神)

どうもー!駄文メーカーにして、
本作の作者、死に掛け神ですっ!
八幡が大罪のバハムートと呼ばれ由比ヶ浜ることになった理由と、空白の一ヶ月(少しも明かされてないとは言ってない。)の出来事が遂に明らかに!
そして遂に動き出す黒幕!
行け!八幡!お前はもっと強くなれる!
何故なら俺がそういう展開がすきだから!
次回!
「八幡が『大罪のバハムート』と呼ばれる理由」

見てくれると嬉しいな!

八幡「メタ発言とネタバレ止めろ!」



あとがき

葉山への復讐の第一回目が終わりました。

葉山にはまだまだ地獄を見せるので

まだまだ終わりません!
今回も読んで下さってありがとうございました!

>>465
そうなんだ。じゃあやるとしたらこんな感じかな?

0 ブレンとメディックとコミュを取る

まーある程度シチュは考えないとね
割と展開的にやるだろうって行動で複数人巻き込む感じだし



【第16話<踊る死者たち>END】


・今戦闘で【スパイダーオルフェノク】を選択し倒したのでアビリティ【回避+】を習得できます

・既に【回避+】を習得しているため【回避+】が【Lv2】に上がりました

>>466
そういうのはハズレ行動になるかも?というかあまりそういうふうに利用しないというか
大抵ストーリー上必要であろう行動や自然な行動でねじこむ感じ
例えばG4の件でクロチャー達に助けを求めた時とか

>>470
そうなの?じゃあどうやって取ればいいんだ?やっぱ地道に一人ずつコミュするしかないのか?

自由行動ですが、なんの理由もなしに二人同時にーとかは無理っす

ゆみと桃子は一緒に選択安価に存在してるパターンありそうだし、それを上手く活用していこう……
メディックとブレンは……自由安価じゃ難しいかも?

>>475
というか、無条件で複数人コミュ成り立ったら普通のコミュ選択が意味をなさないし…
上昇量半減とかで手を売ってくれるかもだけど、それなら普通のコミュ選べばいいし
なんというか自由安価内容で行動に説得力持たせないとだめだと思う



―――【霊安室】


眠っているような戒能良子

京太郎はそんな良子を見て、表情をこわばらせた

室内には、京太郎以外にも洋榎、絹恵、悠彗の三人


京太郎「どういう、ことだよ……」

悠彗「課長も一足先に帰っちゃったし、裕子ちゃんは心ここに在らずだったから送って行ったけど……」

絹恵「私、やっぱり受け入れられないっ」

洋榎「……姐さん」ギリッ


泣く絹恵を抱きしめる洋榎

京太郎は静かに、遺体の上にかかっている布をそっと顔が見えるまでめくる

そこには綺麗な良子の顔、だがやけに白い


京太郎「……俺が、俺がいけなかったのか? 俺が、もうちょっと、早く……」ググッ

洋榎「京太郎やって、戦ってたんやろ……タイミングが、悪かった……」


そう言うものの、洋榎の表情は苦しそうだった

割り切れないだろう

実際、京太郎が選んでいれば運命が変わったかもしれない。だが……


白望「……あの力は絶大だった。たぶん結果は……」

京太郎「シロさん、一体なにが……」

白望「ロイミュード、001の超進化体」

京太郎「進化体、じゃなくて……超進化……」

白望「……ごめん、私がいながら」

京太郎「いえ……」



京太郎「……良子さん」

悠彗「ただ一つ、気になることがあるの」

京太郎「ん?」


布をめくろうとして止まった

明らかに、何も着ていないからだろう


悠彗「……まぁその、口頭になるんだけど」

京太郎「はい」

悠彗「ベルトとブレスレットがね、外れないわけ」

京太郎「……クリムも、良子さんと一緒に、か」

白望「……」

洋榎「なんとか、なんとかできないんか……クリム、なんで一緒にっ」

絹恵「良子さんっ、う、あぁぁぁっ」

京太郎「……」

教えてくれるかね?
一応コミュはできるが敵対関係だぜ?できる事とできない事があると思うが

以外と不評ね
んじゃ、地道に一人づつ取りますか



―――朝【東京:街中】


立ち並ぶビル

スクランブル交差点を歩いてる男が一人

男が止まりビルに設置してあるオーロラビジョンの方を見る


キャスター『昨日未明、今まで人々を守る仮面ライダーとして活動していた警視庁の戒能良子巡査が殉職しました』


「仮面ライダーが死んだ?」

「それじゃあこれから誰が私たちを守ってくれるの!?」


歩き出す男


??「死にはしないさ、本物ならな」フッ

>>495
厳しく言うかもだが、その理由がアレなんよ…
コミュっつーても明らかに教えてくれないだろう話を判って吹っかけるとかはコミュニケーションをとる話題やり方のセオリーとしてアカンだろう、喧嘩を吹っかける気かと
理由をつけるにしても、そういう事をするのが自然なものにしないとって観点だと、教えてくれそうにないことをやるってのはあまり好ましくない

お前は誰だ!?俺の中の俺~♪



【第17話<だれが戒能良子の命を奪ったのか>】



◆知り合い

【白望・塞・胡桃・エイスリン・豊音・葵】
【裕子・洋榎・絹恵・悠彗】
【宥・玄・灼・晴絵・霞】
【穏乃・ネリー】
【美穂子・ゆみ・桃子・菫・智葉・ハオ・はやり】
【咲・久・一太・嶋さん】
【和・一・佳織・睦月・智美・憧・照・煌・竜華・怜・もこ】
【真佑子・恭子・郁乃・明華・由暉子・成香】

事態が事態だから流石にロイミュード達には会えないか
一応やる事があるとすれば、かいのーさんの身に何が起きたかネキ達に詳しく聞く事とか、かおりんのフォローか

安価先貼るよー

0 かおりんに前の事件のフォローを見ることも兼ねて会いに行く、差支えがないなら睦月に悩みとかありそうだったか聞く

モモやかじゅはムッキーの関係で呼ばないほうがいいかね?

はやりんが待っている、涎を垂らしながら……


―――朝


◆自由行動


1、誰かと話す【>>507

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(玄・晴絵)

7、内木家(咲・久)

8、特状課(洋榎・絹恵)

0、自由安価


◇安価2↓

>>514

あー何か>>514の安価内容が変だった
見る じゃなくて する だな、うん
イッチと皆、迷惑かけてスマン

0、自由安価【>>514


―――【松実館】


奥の席へと座る京太郎、その向かいに佳織

電話にて呼びだしたものの、その表情は暗い

睦月が敵だったという真実、ゆみと桃子がライダーだったところを見ていたかはわからないが……


京太郎「すんません、呼びだしちゃって」

佳織「ううん、それよりも……」

京太郎「ん?」

佳織「その、ありがとう……助けてくれて、私のこと」

京太郎「いや、狙いは俺だったんで、巻き込んじゃった感じです」フッ

佳織「ううん、それでもその……二回も助けてもらったし」

京太郎「……」

佳織「……」


そして、沈黙

お互い理由はわかっている

無論、津山睦月のことだ



京太郎「……」

佳織「睦月ちゃんが、その……怪物だったなんて、知らなかった」

京太郎「でしょう、ね」

佳織「あの日、睦月ちゃんが一緒にいたなんて知らなかった」

京太郎「あれは、オルフェノクは一度死んだ人間がなるんですよ……」

佳織「そっか、それじゃあやっぱりあの時、あの怪物に襲われて……」

京太郎「ッ」


顔をしかめる京太郎

デンライナーを使って過去に飛んだ日の事を思い出す

佳織が襲われていたあの日を、灰色の狼のことを


京太郎「……」

佳織「……本当に、なんで私は、あの時に死んでれば」

京太郎「死んでればなんて気軽に言うな」

佳織「えっ?」

京太郎「……すんません」

佳織「う、ううん……私も、軽率だったから」

死を沢山みたり、そもそも自分が…だしね
今回はかいのーさんの件もあるし



京太郎「そういや津山さん、なにか言ってませんでした?」

佳織「え、なにか?」

京太郎「悩みとか」

佳織「……ううん、ずっといつも通り、ではないけど」

京太郎「ああ、なんかちょっとしたことで良いんですけど」

佳織「睦月ちゃん、同じ学年だけど私に相談とかはないから」

京太郎「……そうっすか」ハァ

佳織「……私、そんなに頼りなかったかな」

京太郎「そういうことじゃないっすよきっと」

佳織「え?」


アイスコーヒーを一口飲んで、息をつく

京太郎は宥、塞と胡桃が働いている様子を見る

人間である三人を……


京太郎「きっと、近しいから言えないことも、あります」

佳織「京太郎くん……」

京太郎「すんません、それじゃ津山さんには何もなかったってことで」

佳織「あっ」

京太郎「ん?」

佳織「……なんだか独り言、言ってた」


睦月『これでは私は、何者でもない……』


京太郎「何者でもない、か……」

佳織「なにを、したかったんだろう」

京太郎「……なんとなく、わかった気がします」

佳織「え?」

京太郎「いや」フッ


◆System
・妹尾佳織の好感度が+5されました
・【妹尾佳織:100】

ムッキーは京ちゃんと同じ苦悩持ちって事よね
嶋さんとのイベントも並行すると何か進展あるかね?

とりあえず自由安価

0 ユグドラシル組に助けてくれたお礼をする
  お礼については松実館とかの菓子を持ってきつつ、情報提供とかモニターについて協力できそうな事を聞く



今回はここまででー

次回はそのまま自由行動で、ストーリー固定が多め

まだ17話ってこと考えると一つ一つのストーリー早めだけど
ファイズも他のと平行して進んでく感じに
それと鎧武に関してはそんなに焦んなくても良いかも

そんじゃなにかありゃお気軽にー

乙ー
自由安価は難しいね
他の人に任せよう

乙ー

鎧武についてはほどほどにかね
ムッキーの問題については京ちゃん自身が「自分は何者か」についての答えを出す事が説得で重要かもね

>>531
自由安価については「自分が京ちゃんの今の状況ならこうするだろう」っていう視点が重要かな
あとは自由安価で何を目的にするかとか
コミュなら今回みたいな御見舞や人の悩みを聞くって形をとると自然になるわけだし

個人的にはハート達については共通の敵についての情報提供とかが自然だと思うよ、スマートブレインとかね
だからこそ、仕掛けられるタイミングは限られるけどこういう時はハート達に接触するといいかもって頭の片隅に置くといいと思う
バンノの情報が得られたりしたら多分コミュをする時だと思う

だからこそのムッキーの「何者でもない」は生存をさせるためのキーになりそう
京ちゃんとは「人間かオルフェノクか」という苦悩の解決方法が違うだけで、同じような悩みを抱えてる点では似たもの同士よね

けど京太郎も答えは考えないようにしてるって言うようなあれだからなあ…
今の段階じゃムッキーにかける言葉にあんまり重みは出せないね

>>539
そこの点には同感ね
答えの部分はストーリーの成り行きで解決するか、嶋さん辺りとのイベントとかで解決が早まるか
説得の成否は行動やフラグの積み重ね次第だろうね

ムッキー、かおりんやワハハ達の目の前で「すまない。私は…人間としても…オルフェノクとしても…生きられなかった」って言って灰になって消滅とかしそうで怖いね
後、予想は出来るけどムッキーが言ってた過去のかおりんが忘れてしまった出来事ってなんなんだろうね

はやりんへのお礼、京パパの資料を何個か持って行ってみる?
侵略する力と光と闇の戦いとか、はやりんは興味を引かれたりはしないだろうか?

>>542
そういうの良いかもね、現物があるアマゾン細胞関連はやめておきたいけど
侵略する力(ヘルヘイム)、光と闇の戦い(アギト)、バトルファイト、オルフェノク関連辺りはセーフだと思う

とりあえず、はやりん関連の自由安価

0 はやりんたちユグドラシルの皆にお礼に行く
お礼についてはお茶用の菓子と父の資料の一部を渡す(可能ならコピーを取っとく)
資料については侵略する力による進化、死による進化、光の力による進化、詩人と天使の名を持ちし進化について持っていく

資料については皆の意見も聞きたい
個人的には不穏であってもある程度親交は持ちたいと思ってる、アマゾン細胞関連やベルト系統は渡したくないが

自由安価更新してみる

0 はやりんたちユグドラシルの皆にお礼に行く
お礼についてはお茶用の菓子と父の資料の一部を渡す(可能ならコピーを取っとく)
資料についてはアマゾン細胞とバトルファイト関連の資料を除いたものを対象とする
持ち込む優先度としては、侵略する力による進化や詩人と天使の名を持ちし進化を始めとした「進化」に関わる資料を優先する

下手に教えたらもっと色々資料はないの!?家を見せて!とか言われて断ってもモモのアポなしお宅訪問というコンボが待ち受けてるんじゃないかね

>>552
その辺はある程度覚悟の上よ
モモに関しては問題ないと思う、京ちゃんはモモの事普通に感知できるし(モモの好感度設定時を参照)

>>553
いくら京太郎がヒモ生活経験者でニートもどきの生活をしていたとはえ四六時中家にいるわけではないのに大丈夫というのはちょっと

>>554
家にいないっていったらそれはモモ以外にも最悪言えちゃうし…宮守勢がいるって事を考慮してそのように発言してるのはわかるけど

最終章予告

葉山「やったか?」

八幡(?)「GYAAAAAAAAAAA!!!!!!」

八幡「あぁ、俺は…好きなのか…。」

闇八幡「俺はお前だ!」

闇八幡「黒幕はお前をりようしている。」

八幡「俺、比企谷八幡は…を愛し続けます。これから先ずっと一緒にいてくれないか?」

そしてすべての交錯した世界は加速して行く

多重人格者の俺の復讐するのは間違っていない

最終章

『闇夜を切り裂き未来を手に掴む。』


ゲラッ!(再開!)

昨日は帰ってすぐ寝てしまったのは私の責任だ、だが私は謝らない

とりあえず自由行動からってことでー
やることあるような無いような
まぁ色々と満たすなら動くのは色々と大変ってことで



―――昼前


◆自由行動


1、誰かと話す【>>507

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(玄・晴絵)

7、内木家(咲・久)

8、特状課(洋榎・絹恵)

0、自由安価


◇安価2↓

1、誰かと会う【多治比真佑子】


―――【松実館】


カランカラン

宥「あ、いらっしゃーい」

京太郎「うっす」


部屋に入ると、カウンター席に多治比真佑子がいることに気づく

初めて会った日以外に会っていないなと思いつつ、カウンター席、横へと座る

宥がアイスコーヒーの用意を始めた


京太郎「あの」

真佑子「もう勘弁してくださぃ、わかってますはい、私はどうせ負け犬の」

京太郎「えっと、多治比さん?」

真佑子「はっ、君は須賀君!?」

京太郎「どうしたんですか?」

真佑子「ああいや、可愛い顔して松実さんって残酷だなって」トオイメ

京太郎「ん?」

真佑子「おっと、関係ない関係ない。とりあえず君に話を聞きに来たんだよ……戒能さんと知り合いって聞いてね」

京太郎「誰から?」

真佑子「松実さんから」

京太郎「……まぁそうですけど」

真佑子「ごめんね、この時期なのに」

京太郎「構いませんけど……例のUSBメモリみたいなのっすか?」

真佑子「そういうこと」


そう答えると、真佑子はストローに口をつけて飲み物を啜る

更新来てる…!
イッチ、体調は大丈夫?



京太郎「お役に立てないんでもうしわけないんっすけど、見てないですね」

真佑子「そっか、この街にはいない……かなぁ、やっぱ」ハァ

京太郎「どうしたんですか?」

真佑子「色々あってね」フッ


どこか影のある笑みで笑う少女

京太郎は静かにコーヒーを飲むが、特に言うことはこれ以上ない

隣の真佑子が飲み物を飲み終えてテーブルの上に置いた


真佑子「それじゃ失礼、またなにかあったら連絡してね」

京太郎「息抜きも必要っすよ」

真佑子「休んでないって言ったっけ?」

京太郎「いや、なんとなく言ってみただけです」

真佑子「……ハハハッ、なんていうか、うん……覚えておくよ」クスッ


それだけ言うと、真佑子が会計を済まして去っていく

京太郎は静かにアイスコーヒーを飲む

正面にやってきた宥


宥「どうしたの?」

京太郎「ん?」

宥「浮かない顔、してるから」

京太郎「……色々あるんだな、みんなって」

宥「……そうだね、色々あるよ。忘れたいこととかも沢山」

京太郎「忘れたくないこととかも、沢山あったんですよ、きっと」

宥「?」


◆System
・多治比真佑子の初期好感度は【60】になりました



―――昼


◆自由行動


1、誰かと話す【>>507

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(玄・晴絵)

7、内木家(咲・久)

8、河川敷(洋榎)

0、自由安価


◇安価2↓

>>529

0、自由安価【>>529


―――【松実館】


宥「はい、これ頼まれてたお菓子……だけどどうするの?」

京太郎「お礼見舞いっていうか、まぁ色々と」

宥「……えっと、お礼にっていうので私のお菓子なんかで良かったのかな?」

京太郎「いやいや、商品なんですから十分ですよ」

宥「そう?」

京太郎「はい、それじゃありがとうございました。こっちについてのお礼もまた今度」

宥「うん、それじゃあ期待しよっかなぁ」クスッ

京太郎「うっす、また!」

宥「気を付けてねー」フリフリ


常連1「良いなぁ」

常連2「うらやましい!」

常連3「でも私の方がおっぱい大きいわ! おっぱい大きいわ!」

京水さんがいるwww



―――【ユグドラシル:研究室】


京太郎は先日の礼、ということでここに来ていた

受付の言うとすぐに通してもらえ研究室までやってきたのだが、はやりはPCと向き合っている

楽しそうにデータの入力を終えて、京太郎の方へと椅子を向けた


はやり「ん、お菓子おいしそうだね」

京太郎「まぁ馴染みの店のなんで味は保障しますよ」フッ

はやり「そりゃどうも、それで今日はどうしたの?」

京太郎「ただたんに先日のお礼ですよ。期待してたみたいなんで良いお土産持って」

はやり「お礼かぁ、そうだなぁ、今度デー」

京太郎「情報提供とかモニターとかやりますよ」

はやり「……え、わかっててキャンセルした?」

京太郎「なにがっすか?」

はやり「……だよねー」アハハ


笑い出すはやり

小首をかしげる京太郎だったが、そこではやりの笑いが止まる

雰囲気が一瞬変わるも、すぐに元に戻った


はやり「京太郎くんはおバカだなぁ」

京太郎「なんっすかいきなり、確かに頭は強い方じゃないっすけど」

はやり「いやいや、それじゃあどうしよっかなーなにが良いかなー今どんな手伝ってもらえることがあったかなぁ~」

京太郎「?」


再びPCをいじりだすはやり



はやり「えっと、まぁあるっちゃあるや。色々」

京太郎「色々ですか」

はやり「どこも人手が必要なんだよ。いなくなった分ね」

京太郎「……」

はやり「人口だってガクンと減ったし……まぁその“恩恵”があったりもするけどね」

京太郎「?」

はやり「とりあえず、情報提供って……気になるんだけど?」ニッ


口の端を釣り上げて笑うはやり

視線を京太郎の方へと向けて、持っていたボールペンでテーブルを叩く

トントンと音だけが部屋に響いた


京太郎「情報提供が気になりますか?」

はやり「うん、持ってるのかなって……私が喜ぶような情報を、さ?」

京太郎「……」

はやり「私への“お礼”って言うんだからlそういうことだよね?」クスッ



ボールペンを置いて立ち上がるはやり

京太郎は静かに椅子に座っている

座った京太郎は視線を動かさない


はやり「自分で、私に情報提供を提案するんだもん、もちろん私の知らない情報ってことだよね」


立ち上がったはやりはゆっくり歩きだす

上体を少しかがめて京太郎の頭の高さに頭を合わせて

周囲を回るように歩く


はやり「なんのことかなぁ、オルフェノクのこと? スマートブレインのこと? それともこの前京太郎くんと姉帯豊音ちゃんが変身してたベルトのこと?」


変わらず笑顔を浮かべるはやり、その瞳は爛々と輝き、スカートが揺れる

ツーサイドアップテールの髪を揺らして、そっと京太郎の後ろから顔を近づける

耳元まで、顔を近づけると舌なめずりをした


はやり「情報提供、お願いしようかなぁ……どぉんなお話、聞かせてくれる?」クスクス

京太郎「……」

京パパの資料で何個か選んで渡す方が早いか?
問題ははやりんがどんなことを知ってて、どんなことをしらないかだが…



◆選択【瑞原はやり】


1、情報提供をする(その後、なにを提供するか自由安価)

2、情報提供は断ってモニターでお願いする


◇23時05分から安価開始

京パパの資料は何を見せようか?
しかし、戦極ポジのヤバさを思い知らされたな…



◆選択【瑞原はやり】


1、情報提供をする(その後、なにを提供するか自由安価)

2、情報提供は断ってモニターでお願いする


◇安価1↓から2分間で集計

イケね、時間過ぎてた…!

1、情報提供をする(その後、なにを提供するか自由安価)


◆どうする?

☆自由安価

◇23時15分から安価開始



◆どうする?

☆自由安価

◇安価1↓から3分間でもっとも多い案を採用(同数の場合は同数のもので決戦投票)

京太郎が知る限りのスマブレの情報(ただしトシさんとベルト関連の話は除く)と京太郎パパの資料の内アギトに関することを伝える

外宇宙からの侵略者の情報ってアリだと思う?

>>658>>659

今のところある、京パパの資料について

・タンパク質を喰らう細胞
・外宇宙からの侵略者
・人類が至るであろう数多の進化
・人間に擬態する生物(虫)
・Aで始まり、Ωで終わる(闇と光の戦い、光の力 、数多ある進化のルーツ)
・バトルファイト(1万年前に行われた戦い、生き残った人の始祖、進化した者たちは人か否か)
・タンパク質を喰らう細胞(現物)
・タンパク質を喰らう細胞は人を喰らう殺人細胞で、1000体の実験体は処分する必要がある
・進化について(光の力による進化、死による進化、侵略する力による進化、人間による進化)

穴抜けがあったらスマナイ…疲れた

【『Part10 >>315』の情報のみ】


こんなこともあろうかと、持ってきた資料を出す

京太郎が出した本に後ろで見ているはやりは興味深々と言った様子だ

妙な雰囲気が抜けて、ようやく京太郎も背中に押し当てられた二つの豊満な感触を理解する


京太郎(アレがなきゃ良い人なんだけどなぁ、色々)

はやり「なにそれなにそれ!」

京太郎「……とある場所で見つけたよくわかんないものっすよ」

はやり「えーよくわかんないもの? 月刊ムーレベルの眉唾ものはいやだよ?」

京太郎「それはどうかわかんないっすけど、東スポのUFOよりは信用できんじゃないですか」スッ

はやり「それってどうなの……」


京太郎が取り出した本を受け取るはやり

分厚く古ぼけたその本を持って京太郎から離れると、椅子に座る

目の前に京太郎がいることなど構わず足を組んで、本を開く


京太郎(見えそう……)

はやり「ふぅん、えっと……光の者、ね」

京太郎「こちとらちんぷんかんぷんなんで、そっちなら知ってるかと」

はやり「私だって初めて見たよ、でもおもしろいね……ふぅん」アハハッ


その笑顔は純粋、ただその一言に尽きるだろう

年齢にそぐわぬほど純粋な笑みは、新たな知識、新たな情報、を得ることに対しての悦楽

だからこそ彼女は、自ら進化に対応する道を行くか、自ら進化の模倣をする


京太郎「……」

はやり「うんうん、良いね京太郎くん、思ったより良いよ!」

>>672
NEVER関係の資料もあったはず

>>675 あぁ、あったね

・NEVERについて(数々の死者蘇生の技術の中でも中々な危険物。しかし戦闘技能の向上、そちらに関しては兵器として使うならば実に優秀。それでも、ガイアメモリを上回るほどの需要は得られない)

これで全部か?



はやり「そうかそうかそうか!」


立ち上がって歓喜に振るえるはやり

京太郎の角度からでは開かれた本に隠れてその表情は見えない

雰囲気に呑まれまいと、京太郎は静かに深呼吸をする


はやり「そうか、こんな進化が存在していたとしたら……そうだとしたら、私たち人間にはできる!」

京太郎(なにがなんだか)

はやり「二つの方向からのアプローチができれば、そうだよ。黄金の果実すら、必要が無いかもしれない」クスクス

京太郎(黄金の、果実……?)

はやり「あはは、それじゃあ試してみなきゃだなぁ、色々……へぇ、AGITΩの力を持つ者、かぁ」

京太郎「……眉唾ですけどね」

はやり「うんうん、私には十分な収穫だったよ。やっぱり君は頼りになるね♪」

京太郎「う、うっす」コクリ

資料って返してもらえるのかな?

はやりん、好感度は高いはずなんだけどねぇ…



京太郎「それじゃ、帰りますね」

はやり「うん、もうちょっとおもてなししてあげても良いけどね」

京太郎「いや、色々調べたいところもあるんでしょうし」

はやり「そうだね、君の身体を調べさせてくれても……い・い・け・ど・ネ☆」

京太郎「遠慮しときます」ハハッ

はやり「それは残念、それじゃあまたね……なにかあったらお願いするかも」クスッ

京太郎「了解です。借り作っておきたいんで、それじゃ」

はやり「うん、それじゃあねー」フリフリ


京太郎(普通だ……)

はやり(人類の進化、君は進化の道を行くのかな……それとも、もう……)クスッ


◆System
・瑞原はやりに【AGITΩ】についての情報を渡しました



―――昼過ぎ


◆自由行動


1、誰かと話す【>>507

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(玄・晴絵)

7、内木家(咲・久)

8、河川敷(洋榎)

0、自由安価


◇安価2↓

1、誰かと話す【辻垣内智葉】


―――【ユグドラシル:ロビー】


京太郎「ん?」

智葉「ああ、研究室の方か」


たまたま会って、苦笑される

その気持ちを理解して京太郎も苦笑

ただ今回は無茶振りとかではなかった


京太郎「この前助けてもらったお礼に」


ちょっとした一言からあそこまで断言して引き出した彼女には驚いたが……


智葉「お前も難儀なものだな、好かれたことは悪いことだけじゃないと思うが……」

京太郎「智葉さんも、好かれたからゲネシスドライバーを預けられたんじゃないんですか?」

智葉「ただの実験だろう。なにに興味が引かれたのか……オルフェノクかメダルの化け物と戦うばかりだ」

京太郎「……」

智葉「数は減らないし、職が無くならないってのは良いかも知れないがな」フッ

京太郎「給料は少なくても、やりがいはあるんじゃないんっすか?」

智葉「まぁ、力が手に入れば私にとってはなんでもいいさ」

京太郎「力ですか、なんのために?」

智葉「勝つためだ、跪かせるだめだ……そして私が頂点に立つ」

京太郎「それが、夢ですか?」

智葉「夢……夢といえばそうだな、そんな考え方したこと無かった」ハハッ



京太郎「……ま、なんかナイーブに考えても仕方ないですけど」フッ

智葉「そうか?」

京太郎「そうですよ、目指してるものはそれぞれ違うでしょ。俺には夢なんてありませんけど」

智葉「なりたいものとか?」

京太郎「ないです」

智葉「したいこととか?」

京太郎「ない、なぁ」

智葉「いきたいとことか」

京太郎「ない」

智葉「……それはなんていうか、難儀だな」

京太郎「気を遣ってくれるなんて優しいですね」ハハッ

智葉「そのつもりは、ない」フイッ

京太郎「すみません……色々と思うとこあるんですよ」

智葉「お前は、普通と違う雰囲気がある……」


その言葉に、京太郎が目を見開いた

そんな表情の京太郎を見て智葉が笑みを浮かべた

嫌味ではない。不快感はない……


智葉「お前がそんな表情をするなんてな」

京太郎「……いや、普通のつもりだったんで」

智葉「寝言は寝て言え」クスッ

京太郎「そんなにっすか」ジト

智葉「そんなに、だ」ハハッ


◆System
・辻垣内智葉の好感度が+10されました
・【辻垣内智葉:90】



―――【河川敷】


洋榎「くそっ!」ブンッ


小石を投げると、それが川を3バウンドしてから落ちる

これで十個を超える数を投げていた

ロイミュード001が超進化し、戒能良子を殺した


洋榎「うちは……なにを、してっ!」グッ


小石を強く握りしめて投げようとするも、とまる

空を見上げて深く息をついた


洋榎「……なにも、できんかった」


あの戦い、超進化した001を相手に、動けたのは良子がやられてからだった

それもチェイス、小瀬川白望よりも後だ

手から力を抜けば小石は落ちる


洋榎(あほらし……戻ろ)


静かに踵を返すと、そこにはスーツの男が

驚いて少しばかり身構えるも、男は静かに名刺を出した

警戒しつつ、その名刺を受け取る


洋榎「す、スマートブレイン社……スマートブレイン社!?」

「ええ」

洋榎「な、なんの用や!」

「少しばかり、お話をと思いまして」

洋榎「……」

「蛮野天十郎……彼について」

洋榎「!?」

(あふぅん、ガイトさんの好感度99でカンストで、好感度ミスはね、excelのデータの方に入力忘れるのよね。ごめんね


―――昼過ぎ


◆自由行動


1、誰かと話す【>>507

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(玄・晴絵)

7、内木家(咲・嶋さん)

8、高架下(久・和)

0、自由安価


◇安価2↓

7、内木家(咲・嶋さん)


―――【内木家:庭】


入ろうとインターホンを押したのだが、誰もいなかった

庭の方に回ると瞑想をしている咲と嶋の二人

そっと近づくと、嶋が目を閉じたまま口を開く


京太郎「……」

嶋「すまなかったね、気づいてはいたんだが」

京太郎「今もなんで気づいたんですか」

嶋「風が教えてくれたよ」

京太郎「風、ですか……」

嶋「答えは、出たかな?」

京太郎「……なんの話ですか」


そう答える京太郎を見て、嶋は静かに頷く

その一言の返答で、京太郎がどういう心境か理解した

だがそこで、余計なことを言うでもない


嶋「そう言うなら、それも良いだろう」フッ

京太郎「……どうも」

咲「あれ、京ちゃん?」

京太郎「お前はなにやってんだ」

咲「嶋さんの真似をすれば強くなれるかなって」

京太郎「……アホだなぁ」

咲「ウェッ!?」



嶋「人の真似をするというのは悪いことじゃない」

咲「ほら!」

京太郎「わかったわかった」

嶋「だがそれだけでもいけない……自分なりの答えを見つけるための過程でなければいけないんだ」

京太郎「自分なりの答え……」

咲「見つけるための過程……」


その言葉に二人共思うところを感じる

咲の悩みはわからない、だが京太郎自身は、自分の悩みを見つける

見えないようにしてきた悩みは……ある


京太郎(俺は……)

嶋「お前は誰だ……」

京太郎「えっ」

嶋「……自分に問うて答えを出せ。自分に問うて自分で答える。そのことに意味がある」

咲「……京ちゃん?」

京太郎「ん、どうした?」

咲「京ちゃん、どうしたの?」

京太郎「……いや、お前には関係ない」フゥ


静かに息をつく、関係ないわけではない

手を空に浮かべるが、何も問題はなかった

夢を見る……


京太郎「夢を、見るんだよ……」

咲「夢?」

京太郎「違うんだ、未来にああなりたいとか、ああしたいとかじゃない、夢だ」

咲「え」

京太郎「灰に、変わるんだ……」

咲「それって……」

京太郎「悪い、なんでもない」ハァ

咲「……そっか、飲み物でも汲んでくるね」

京太郎「おう、悪い……」



庭に置かれたテーブル、そこの椅子に座る京太郎と嶋の二人

奇妙な関係だなと、京太郎は笑う

似たような存在ではあるが、彼の方がよほどデキた“人間”だ


京太郎「……」

嶋「……君の答えは、どこにあるんだろうな」

京太郎「もしかしたら一生見つからないのかもしれません」

嶋「それも悪いことじゃない」

京太郎「え?」

嶋「……良いんだ。迷うことは悪いことじゃない。周りには助けてくれる優しい人々がいる」

京太郎「……嶋さん」

嶋「……人間には色々な面がある。自分の知らない面と言って拒絶する者もいる」

京太郎「……」

嶋「だが君の周囲の者達は、どうなんだ?」

京太郎「俺の、周囲……」


咲「お待たせ!」

京太郎「ん、ああ、ありがとう咲」フッ

咲「浮かない顔してるね」

京太郎「そうか?」

咲「そう見えたけど……」

京太郎「悪い、心配かける」ハァ

咲「……なんか素直に謝る京ちゃん、気持ち悪いよ」

京太郎「なんだとこいつ!」グリグリ

咲「きゃっ、やめっやめっ、いたいいたい! いたいってばぁ~!」

京太郎「ははっ、はははっ!」

咲「もぉ~なんなのぉ~!?」

嶋「……」フッ


◆System
・宮永咲の好感度が+10されました
・【宮永咲:90】



―――夕方


◆自由行動


1、誰かと話す【>>507

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(玄・晴絵)

7、街中(灼)

8、高架下(久・和)

0、自由安価


◇安価2↓

良い報告というかなんというか、ネキは会えなかったり

6、松実館(玄・晴絵)


―――【松実館】


京太郎「あのお菓子好評でしたよ」

宥「良かったぁ、はいコーヒー」

京太郎「ありがとうございます。にしても美味い」

宥「もっと美味しいコーヒーつくるねっ!」


そう言って両手で握りこぶしを作ってギュッと握る宥

両腕を合わせることにより、強調される豊満な胸、否おっぱい

京太郎コーヒーを飲みつつ、それの良さを再確認する


京太郎(当てられたことあるんだよなぁ、ていうか後は俺が同意をするだけで……)モンモン

宥「あ、奥に晴絵ちゃんと玄ちゃんがいるよ」

京太郎「え、ああはい、それじゃそっち行きます」

宥「うん」ニコッ

京太郎(やっぱおっぱいだな、さっきまであってたまな板とはわけが違う)



奥の席へといくと、玄と晴絵がいた

二人が気づくと軽く笑みを浮かべる


京太郎「よっ、良いか?」

晴絵「良いよ」

京太郎「そんじゃ失礼して」

晴絵「私の隣?」

京太郎「悪いか?」

晴絵「別に……」フイッ

玄「それで、なんだか最近おかしいんだって」

晴絵「わけわかんないけど、この前に変身した時動きにくいって言ってた奴と関係あるの?」

玄「みたい、こっちだと問題ないんだけど過去だと……」

京太郎「……となると玄さんが戦闘ですか、できるんですか?」

晴絵「無理でしょ、私がやるしかないか」

玄「だ、大丈夫だよ! 晴絵ちゃんに戦わせるぐらいなら私全然戦うよ!」

晴絵「過保護か」

玄「き、気にはするよ。だって……」

晴絵「はいはい、わかってるって」

玄「だって阿知賀の、私以外からは消えてるし……憧ちゃんのお姉さんの望さんは、わからないけど」

京太郎「……だってよ」

晴絵「わかったわかった、でもあんたが本当にピンチになったら」

玄「そ、その時は……うん」

京太郎「大好きだな、お互い」

晴絵「はぁ?」

玄「だって大事な先生だもん!」

京太郎「そりゃそっか」ハハッ

晴絵「……」



京太郎「にしてもあれだな、赤土……玄さん年上なのに容赦なしだな」

晴絵「年上って感じしないし、あんただって戦闘時はそうだし」

京太郎「最近言われた気がする……」

玄「あはは、別に良いけどねなんでも」

京太郎「……とりあえず一つ」

玄「ん?」

晴絵「ん?」

京太郎「大事にしろよ……一つしかないもんだ」

晴絵「まぁね……数も少ないし」

京太郎「……」

晴絵「あの人は、みんなの中から消えたいのかも……しれないけど」フッ

玄「そんなことっ」

晴絵「ああ、ウソウソ、とりあえず別の話しよう」

京太郎「別の話、ねぇ……」

玄「え、えっと……」

晴絵「そんなんじゃデートとかできなさそうね」ジト

玄「で、デート!?」カァッ

京太郎「デートってなぁ」

玄「は、話しよ!」

京太郎「なんでそんなに焦って」

玄「おもちの話とか」

京太郎「宥さんが至高、といいつつはやりさんに浮気しそうな」

玄「!!?」

晴絵「やっぱダメだわ」



◆System
・赤土晴絵の好感度が+4されました
・【赤土晴絵:99】
※現状では【赤土晴絵】の好感度はこれ以上は上がりません



―――夜


◆自由行動


1、誰かと話す【>>507

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、街中(一)

7、コンビニ(灼)

8、高架下(久・和)

0、自由安価


◇安価2↓

6、街中【国広一】


―――【街中】


意外な人物を見つける

そちらも京太郎を見つけて笑みを浮かべた

最後に会ったのはG4の時


京太郎「国広一か」

一「どーも、お久~」

京太郎「前はありがとな」

一「まぁ私は私で良い“お宝”が手に入ったから良いけどね」クスッ

京太郎「G4関連か?」

一「そうだけど、作ろうなんて気はないよ?」

京太郎「当然だ」


そう言うと、京太郎は笑って自販機に近づく

札を入れて二つボタンを押すと、一本を一へと投げる

それを受け取ると、笑みを浮かべた

京太郎は釣りと缶コーヒーを取ってから一の横に立つ

壁際で並ぶ二人


京太郎「龍門渕さんたちのこと、憶えてないのかお前?」

一「透華?」

京太郎「憶えてんのかよ」

一「……」

京太郎「なんだよ、意味深な沈黙だな」

一「いいや、なんでもないよ」ズズッ



一「ともかく、またなんか良い情報ないかなとか思ってね」

京太郎「あったら連絡する。しかた知らないけど」

一「電話番号ね、はい」シュッ

京太郎「おっと」パシッ

一「お宝の情報がある時だけにしてよね……暇じゃないから」クスッ

京太郎「暇そうに見えるけどな、今とか」

一「そうかな、今狙ってるのはとある細胞」

京太郎「細胞……?」ピクッ

一「うん、死者すら生還させるっていうね……」

京太郎「生き返らせたい奴が?」

一「違う違う、そんなことしたらお宝が無くなっちゃうじゃん」

京太郎「は?」

一「お宝は失われてはならない……ってことだね」

京太郎「意味がわからん」ハァ

一「なんでわからないかなぁ……ま、君もいずれわかるよ」クスッ

京太郎「コソ泥の良さなんてわかってたまるか」ハッ

一「いつか君の持っているモノも……奪うかもね?」

京太郎「……そうかい」

一「それじゃまたね、スマートブレインとかも色々お宝の匂いするし、それじゃ!」バッ


そう言って、一が去っていく

渡されたメモをポケットにしまう

とりあえず彼女の欲しいものがわかった。それを自分が持っているということも


京太郎「……細胞……挙句にスマートブレイン、ね」


◆System
・国広一の好感度が+10されました
・【国広一:70】


―――翌朝【自宅】


居間で食事を済ます面々

京太郎と葵、それから宮守女子麻雀部

ようやくそろった面々との食事もすっかり慣れた習慣……だが


京太郎「ごちそうさま!」

塞「はい、お粗末さま」

葵「ふぅ、これ今日一日戦える」

エイスリン「ゴチソウサマ!」

胡桃「相変わらず塞のご飯はおいしいね」

塞「褒めてもなにも出ないよ?」

豊音「ふぅ、そういえばシロは?」

塞「朝早く出かけてったよー」

豊音「戒能さんの件、引きずってるのかなー」

胡桃「そりゃね、仲間だったんでしょ」

京太郎「……」

ピリリリリッ

京太郎「ん、電話だ」


立ち上がった京太郎が、少し離れる

電話に出て別の部屋へと移動した


京太郎「もしもし?」

裕子『あ、須賀君!』

京太郎「裕子さん?」

裕子『今すぐ指定する場所まで来て!』

京太郎「え、突然電話してきたと思ったらなにを」

裕子『お願い、貴方にもいてほしいの!』

京太郎「……はい」コクリ



―――【港】


京太郎「……な」

裕子「あ、須賀君!」

京太郎「な……な……」

白望「ん、来たんだ京太郎」

京太郎「なんて罰当たりなことしてんだ!?」


そこにはトライドロン

そして、その助手席には戒能良子

真っ白な顔でスーツを着た戒能良子がいた


京太郎「お前らとんでもねぇことしてくれたな!?」

悠彗「ちょ、お、落ち着こう! うん!」

京太郎「なに言ってんだお前ら!」

洋榎「こ、これには事情があって!」

絹恵「そ、そうそう!」

京太郎「そこに正座しろ正座ァ!」

悠彗「ひぇっ!」



絹恵「お、落ち着いて、戒能さんを生き返らせる方法が」

京太郎「生き返らせる……?」

絹恵「っ」


その瞳は、やけに冷めていた

にもかかわらず、どこか熱い怒りを感じる

そして妙な、感情……


悠彗「い、生き返らせるって表現は間違いで、まだ生きてるんだよ」

京太郎「なに?」

悠彗「ベルトと良子ちゃんがひっついてて、なにかの作用で細胞が劣化しないの」

京太郎「細胞の劣化がない、心臓が動いてないのに?」

悠彗「そうそう」

京太郎「……それで?」

裕子「すべてのシフトカーの力を使えばって話なんですけど、それに……」

洋榎「200キロ以上の速度が必要なんや」

京太郎「……そんなのどうやって、ああ、そのためのトライドロンか」

裕子「そういうことです」コクリ

京太郎「……理解はした。それじゃ今からそれをやるって?」

白望「そういうこと、その手伝いに来たってわけ」

京太郎「誰が乗るんだ?」

裕子「私が運転するつもりです……」

悠彗「ミスれば、死ぬけどね」

裕子「……」


今回はここまでー

次回はとうとう、仲間に最終フォームが登場
ここは失敗判定とかさすがにない

他のとこでも徐々に状況が動いて、ネキも色々あったり

そんじゃなにか質問とかありゃお気軽にー


fire all engine!(再開!)

ちなみにFFRでファイズブラスターになれば灰化現象はなくなります……が、できるようになれるかどうか
さてさて、トライドロンを200キロまでぶっ飛ばすイベントからー

(あざっす、再開ー


裕子「この中でトライドロンの免許持ってるのは?」

京太郎(トライドロンの免許……だと?)

裕子「えっと……」

白望「……」チラッ

洋榎「……」チラッ

絹恵「……」チラッ

悠彗「……いや、私は無理だからね!? 200キロまで上げるとか!?」

京太郎「ともなれば、頼みますよ。相棒なんでしょ」ポン


そう言って笑うと裕子の肩に手を置く京太郎

笑顔を浮かべてそう言う京太郎を見て、裕子が苦笑をして頷く

言われなくても彼女が言い出しただろう


京太郎「守りますから、良子さんも裕子さんも俺が」

裕子「……須賀君」フフッ

京太郎「だから、いってください」フッ

裕子「……ええ」コクリ


白望「……またナチュラルに」

悠彗「ホントあれだよね、あれ」

洋榎「アレって?」

絹恵「アレはアレやろ」

洋榎「?」



トライドロンに乗り込んだ裕子

そして白望がフラッグを振るっており、どこから持ってきたのか信号機の前に絹恵

今は赤、テントでは良子のバイタルとトライドロンのスピード確認などを悠彗がしている


京太郎「……」


そして、京太郎は歩き出した

一歩、また一歩と歩き出してテントから離れる

横の道路を沿うようにしてトライドロンが走っていく方向へと歩く


悠彗「準備完了! いつでもどうぞ!」

絹恵「……」


音が聞こえる。短く区切られた音と共に、信号機の色が一つ増え

京太郎の歩幅も少しだけ開く

その腰には巻かれたファイズギア、そして右手にはファイズフォン


<Standing by>

京太郎「……変身」


そして、信号が青へと変わりトライドロンが走り出す

それと同時に京太郎がファイズフォンをベルトに差し込み、倒す

赤い光が京太郎を包み、その輝きと共にファイズは変身


<Complete>


光が収まりファイズが姿を現せばどこにはファイズアクセルフォーム

アイドリングモードの状態のままのファイズの横を、トライドロンが走り抜けた

そしてその先に現れるのは、001


京太郎「きた……」

001「今更なにをしようという!」

京太郎「足掻くんだよ、人間は……」カチャッ



帽子をかぶった男が、001へと変化する

ロイミュード001、超進化体

羊の悪魔のような顔をした001が攻撃をしかけようとする


001「終わりだ!」

<Start up>


その瞬間、目の前に現れるファイズ

驚愕するフリーズだが振るわれた足から身を守るために腕を右にガードをする

右腕にファイズの左足が撃ち込まれるが、001に問題ない。だが―――


京太郎「どけ、良子が通る道だ」バッ


素早く左足を戻して次は脇腹に、それも止まる

直撃してもその程度、だがそのまま足を振るい吹き飛ばす

吹き飛んだ001がコースから外れて地へとぶつかりバウンド、すぐに起き上がりダメージが無いという風に肩についた土を払う


京太郎「ハァッ!」


さらに、コースから外れた001の腹部へと拳を撃ちつけるが、やはり大したダメージは見込めない

後ろへと下がるファイズ

その瞬間、001が右手を上げて超重加速を発動させた


京太郎「ッ!」

001「おもしろい、それがスマートブレインの」

京太郎「……かってぇ」カチャッ


超重加速下ではアクセルフォームでの活動時間が増える

その代わりアクセルフォームの能力自体も半減するが……


001「お前を倒してからでも、問題ないだろう」

京太郎「やれるもんならやってみろ」

001「時間稼ぎになるかな?」

京太郎「別に、倒しても構わないんだろ」ハッ



◆戦闘なし【判定】

※恋愛力【Lv1】補正:+5
※運56補正:+28


01~40 ??

41~70 重傷

71~98 軽傷

ゾロ目 ????


◇安価1↓

ウゾダドンドコドーン!

(オレノプロッドハボドボドダ!



アクセルフォームのファイズが連撃をしかけていく

それらの攻撃すべてを受け流す001

素早い動きでの格闘がすべてを受け流す


京太郎「ッ!」

001「邪魔をするな!」


素早く離れると、ファイズは手首を振るう

001がなにやら構えを取るが、ファイズは取らない

装着者である須賀京太郎自身、構えを取るタイプでもない。格闘技をやったこともない


京太郎「なに焦ってんだ、そんなに怖いか……戒能良子が再び敵になるのが」ハッ

001「この屈辱、晴らすまでは……!」

京太郎「ッ!」


001の腕が振るわれると氷の槍が放たれた

拡散し迫る氷の槍を、ギリギリまでひきつけて、身体を逸らす

防御力が低くなったアクセルフォームでそれをやれるのは、京太郎ぐらいだろう


京太郎「!」


素早く真横の氷を叩いて回転させると、軽く飛んで蹴る

回転しながら001へと氷の槍が飛んでいくが、それを目の前に001は素早く氷を出現させる

今度は枝のように長い氷、それは氷の槍を飲み込んでファイズへと迫るも、ファイズは上空へと跳び上がる


京太郎「ッ!」チッ

001「小賢しい!」


枝分かれする氷の枝、空中で体勢を変えると、氷の枝を回避

驚愕する001を置いて、ファイズは素早く氷の枝の上を走る

001がさらに氷の枝を枝分かれさせるが、ファイズショットを装備したファイズが迫る氷の枝を砕きつつ、走っていく


京太郎「オオオオオォッ!」

001「こいつ本当に人間か!」

京太郎「一撃ッ!」



京太郎「ハァッ!」

001「ぬおっ!?」


グランインパクトを受けて後ろへと吹き飛ぶ001だが、両足で着地する

だが通常の敵にやるよりもダメージが低い

それは京太郎とて理解している


いつもなら裏側に回り込みたいところだが、この状況下ではアクセルで追いつけているにすぎない

それ以上はない

だからこそ、装甲を犠牲にいつも通りの戦いが求められる


京太郎「ハッ!」


いつの間にかファイズショットからファイズポインターへとミッションメモリーをセット

右足首に装備されるポインター

001へと接近したファイズが右足で後ろ回し蹴りを打ち込む


京太郎「フッ!」

001「無駄だっ!」


その回し蹴りを両腕をクロスさせてガードするも、両足を地面につけたファイズが素早く左足を上げる

左足によって蹴り上げられたクロスさせていた腕

防御が外れると、ファイズが右足にて001へと蹴りを打ち込んだ


001「うおっ!?」


その胸に突き刺さる赤い円中型の光

京太郎が素早く地を蹴り、蹴りを打ち込もうとする

瞬間―――


<Time out>




京太郎(な、にっ……!?)


この一撃が直撃したところで、倒すまでには至らなかっただろう

だがそれでも、ダメージには繋がった

普通の攻撃と違い、この攻撃は猛毒フォトンブラッドでの毒殺だ。ならば超進化体でも大きなダメージが繋がったかもしれない


京太郎(だが、こんなとこでっ……!)

001「うおぉぉっ!」グオッ


金色のオーラを溢れださせ、001が紅いポインターを破壊する

蹴りの体勢で止まっているファイズ

ゆっくりと胸部が閉じていく


001「見ていると言い。お前も私に屈辱を与えてくれた……なら私も、屈辱を与えよう」ブンッ

京太郎(ぐっ!)


殴られて、地に落ちるファイズ

その視線の先にはトライドロン

走るトライドロンへと、フリーズが炎の弾を放ちながら近づいていく


京太郎(やめろっ!)


そんな言葉が届くわけもなく、トライドロンが爆発に巻き込まれて撃ち上がる

そしてフリーズが追い打ちにもう一撃

空中にて爆発したトライドロンが文字通り火の車となって地上へと落ちた


001「ハハハハッ! ドライブ、クリム、お前たちの負けだ!」


超重加速が解けて、ファイズがまともに動けるようになる

そちらへと走るファイズ

そして他の面々は膝をついた


悠彗「そんなっ……!」

洋榎「く、くっそぉぉぉぉ!」

白望「……っ!」

京太郎「001ッ!」

001「フリーズと呼べ! ハハハハッ!」



だが、炎が晴れると同時にトライドロンが姿を現す

なにもおかしくはないいつも通りのトライドロン


001「ハ、ハ……な、なんだ?」

ガチャッ


トライドロンの扉が開くと、裕子が出てきた

そしてもう一方から出てくるのはスーツ姿の女性


―――戒能、良子


001「なぜ貴様がッ!」

良子「ギリギリで変身できたおかげで難を逃れました……」

001「なにが起こった!?」

京太郎「成功、か?」

クリム「Yes! 頑張ってくれたようだね、ありがとうみんな!」


ベルトことクリムも嬉しそうな顔に変わる

良子がネクタイをきっちりとしめると、笑みを静かに視線を細める

全員がホッとした表情を浮かべた


京太郎「……はぁ」


変身を解除して膝をつく京太郎が、笑みを浮かべた

それを見て良子も微笑を浮かべ頷く


良子「わからないならもう一度見せてあげましょう、今度はじっくりね……」


そして、良子は右手に悠彗が開発してすべてのシフトカーの力を集約することができるシフトカーを持つ

その形は赤い車。シフトスピードとも違う

それは、トライドロン


カチッ

<ファイヤー! オールエンジン!>


良子「変身!」カチャッ


トライドロンが消えて、良子の周囲へとそれぞれのパーツが浮かび上がり、それらと共に変身

新たなドライブ、奇跡の姿へと……


そして現れる―――仮面ライダードライブ・タイプトライドロン!



<ドライブ・タイプトライドロン!>


現れたドライブは、黄色い複眼を持ちトライドロンと同じ色の装甲を纏った戦士

右肩と両足に小さなタイヤ、そして左肩には巨大なタイヤを装備している


絹恵「トライドロンとドライブが一つに……」


良子「……フッ!」

001「なんだっ!?」


素早く、走り出す

接近すると、さらに素早い格闘の連続で001を追いこんでいく

怯んだ001へと攻撃を仕掛けようとしたところで、001が冷気にてドライブを吹き飛ばした


洋榎「ダメなんかっ」

京太郎「いや、パワーは出てる。十分な速度も……足りないのは」

白望「慣れ、だ」


尻もちをついたドライブが素早く起き上がる

だが001は上空へと上がって金色の光を身体がから放つ

氷の結晶がフリーズの背後へと浮かび上がる


悠彗「逃げて!」

白望「あの攻撃でドライブはっ!」

京太郎「……一度、死んだのか」


立ち上がったドライブが、右手首を左手で持って手の平を閉じたり開いたりする


良子「確かに“私は”もう、あれくらいたくないですね」

クリム「OK……」


そんなクリムの言葉と共に、ドライブの複眼が赤に変わる


クリム「コホン、運転を変わろう」


全員がそれに違和感を感じた



001「ハァッ!」


放たれた冷気の一撃

だがドライブはそれを左手を出しフィールドを張ることで凌ぎ、海へと受け流す

それに驚愕するフリーズだが、ドライブは素早く腰を落とす


クリム「ハァッ!」


足のタイヤを回転させて高速で飛びだしたドライブが空中の001を蹴り飛ばし、着地する

地上に倒れる001が立ち上がる

そしてドライブを見て、察した


001「クリム、貴様の仕業か!」

クリム「Exactly」


咳払いをしつつ、001へと近づいていく

ゆっくり、歩くように……


クリム「私は良子を死なせないために、自分のデータを彼女の心に融合させた」


殴りかかる001の格闘攻撃を、いつもの良子とは違う静かで的確な動きにて受け流す

そして流れるような動きで001へと関節技を極めた

001がドライブを睨みつける


クリム「そしてその状態で蘇ったことがこの計算外の奇跡のトライドロンなのだ!」

001「し、信じられんっ!」バッ

クリム「私もだ」


腕を振り払うと続いて腕を振るうが、ドライブは静かに後ろに下がって回避

再び001に攻撃、後ろへと怯む001に対してドライブは人差し指を向けた手を向ける


クリム「Amazingな体験だ!」

良子「ベルトさん、このドライブの力、一通りわかりました」

クリム「OK、再び運転を変わろう」


複眼が黄色へと変わると、再び右手首を左手で持って拳を開いて閉じてをする

そして、走り出す

素早い動きで接近するとクリムとは別の動きで拳を撃ち込んでいく


良子「今の私はベルトさんと心が一つ、体はトライドロンそのものだ!」



◆BGM:UNLIMITED DRIVE【http://www.youtube.com/watch?v=b0UEQkf4U9I



よろめく001、そしてドライブの元へとやってくるトレーラー砲


クリム「よし、トレーラー砲でフィニッシュだ!」


トレーラー砲を持つと、上部へとシフトスピードをセット


<スピード砲!>

<ファイヤー! オールエンジン!>


さらに二台中へと入れるところを、シフトトライドロンを入れる


<ヒッサーツ! フルスロットル!>


トレーラー砲へと今までよりも強く光が集まっていく

その光から凄まじい威力だと理解でき、攻撃を回避しようとするも001にその力は残っていない

京太郎からの攻撃のダメージは、確かに残っている


良子「ハァッ!」カチッ

<フルフルスピードビッグ大砲!>


トリガーが引かれ、凄まじい火力のエネルギー砲が放たれた

その一撃が001へと直撃、必死に防御しようとするも、それがかなう火力でも体力でもない

強い光の中に、輝くトライドロンが現れる


001「う、うううう……うわぁぁぁぁっ!」


そのまま海上へと吹き飛ばされ、爆散した

輝くトライドロンはそのままドライブの横へと止まり、実体かした

ドライブはタイプスピードに変わっている


クリム「Nice Drive 良子!」

良子「ふぅ」


そして、ドライブが変身を解除した



変身を解除する良子

そしてそんな良子へと駆け寄る面々


絹恵「良子さん!」

裕子「やりましたねっ!」

良子「はい……」コクリ


集まる面々、遅れて洋榎と白望

最後に京太郎


良子「みんな、ありがとうございました……おかげで生き返れて、これで仇も取れました」

クリム「結果論だが、たまにはこういうのも良いだろう」ニコッ


瞬間、海から現れる001の文字

中に浮いたそれがコアなのだろう

だが既にバチバチと音を立てているあたり先は長くないということだ


001「滑稽だよ、身内の仇を取れたと思っている君を見るのは!」

良子「なにっ!」

001「せいぜいこれから明かされる真実の闇にもだえ苦しむが良い! ハハハハハッ!」


笑いながら、001は爆散する



絹恵「きっと負け惜しみや!」

良子「そ、そうですか?」

悠彗「うん、たとえ本当だとしても時期にわかる。今はこの勝利の余韻に浸ろうよ」

裕子「珍しく悠彗さんと同意見です」

悠彗(珍しく、言う必要あった?)

良子「……そう、ですね」

洋榎「ともなればさっさと帰って復帰祝いや! きっと本庁の連中腰抜かすで!」

良子「ですね」クスッ

白望「ところで洋榎、どうやってあの計算式を」

洋榎「さて行くで!」

良子「相変わらずですね」クスッ


全員が去っていく中、京太郎はトライドロンに腰かける

トライドロンはあとで自動操縦かなにかでピットへと戻るのだろう

脇腹を押さえる。鋭い痛みが走るがせいぜい一日二日で治るものだ


裕子「お疲れさま」

京太郎「ん、ああ……」

裕子「須賀くんのおかげですから……功労者です」フフッ

京太郎「そうっすか?」

裕子「はい、私はしっかり見てましたから」クスッ

京太郎「……はい」フッ

裕子「肩、貸しましょうか?」

京太郎「それじゃ、お願いします」スッ


そう言って、裕子の肩へと腕を回す

なるべく体重を駆けないようにしながら、楽になるように歩く

これで大きな不安が一つ消えた


良子「あ、裕子さん!」

悠彗「抜け駆け!?」

裕子「な、なんの話ですかっ!」カァッ


京太郎(……救えた。命、一つ……)フッ



◆System


◇ゾロ目で【イベント】を発生させたため以下の特典があります

・全ステータスが【+2】されました
・【軽傷+ボーナス】イベントが発生します
・【???】にイベントが発生します

・【佐藤裕子】の好感度が+10されました
・【佐藤裕子:100】



◆選択【イベント】


【白望・塞・胡桃・エイスリン・豊音・葵】
【良子・裕子】
【宥・玄・灼】
【美穂子・桃子・菫・はやり】
【久・嶋さん】


◇安価1↓から3↓までで一番コンマが高い者



―――夕方【公園】


特状課へと一度顔を出した後、京太郎は公園のベンチに座っていた

缶コーヒーを飲みつつ、静かに息を吐く

良いことがあった


京太郎「……ふぅ」

はやり「きょ・う・ちゃ~ん~♪」

京太郎「っ!」ビクッ


突如、声を駆けられて驚く

そちらを見ればはやりがいた

笑顔を浮かべている


京太郎「は、はやりさん……」

はやり「どうしたの、こんなところで黄昏て」クスッ

京太郎「いや、良いことがありまして」

はやり「良いことあったって顔じゃないけどなぁ~」


隣に座るはやり

結構、勘が良いなと京太郎は笑う

嬉しいこともあるが複雑な思いもある。未だに自分が定まっていない



京太郎「ま、はやりさんと会えたんでラッキーってことで」

はやり「やだなぁ京ちゃん、そんなことばっかり言ってるとお姉さんが食べちゃうゾ☆」

京太郎「キツい」

はやり「このピチピチボディを見て言うことがそれ!?」

京太郎「ああいや、性格が」

はやり「もう、あんまりそういうこと言ってると怒るぞ!」プンスカ

京太郎(くっ、顔が幼いから合ってるのがまた……)

はやり「ほらほら、京ちゃんの好きなおっぱいだよぉ~?」ニヤッ


笑みを浮かべながら両手で下から上げる

それに惹かれそうになるも、自嘲した

ここで誘われて落ちるような男ではない


はやり「はやりの身体、好きにしても良いんだよぉ~?」クスクス

京太郎「!?」

はやり「でもぉ、代わりに、京ちゃんの身体、隅々までぇ……」サワサワ


太股を撫でられる

背筋がゾワゾワとするが嫌なわけではない

はやりはゾクゾクするような妖艶な視線と笑みを浮かべた


京太郎「……っ」

はやり「調べさせて?」

京太郎「アディオス!」

はやり「はやっ!?」



はやり「待って京ちゃん~!」

京太郎「悪いけど俺はあんたなんかに付き合ってられるか!」

はやり「30だよ! もう30の女を置いていくの!?」

京太郎「あんたの見かけなら20でも通用すんだろ!」

はやり「嫌だぁ! 書類は嘘をつけないのぉ! 免許も保険証も!」

京太郎「知るかぁ!」

はやり「君は10代だから良いかもしれないけど30超えた女の一年は大きいんだよっ!?」

京太郎「いや知りませんよ」

はやり「置いてかないでぇ!」

京太郎「もう帰れよあんた!?」


抱き着いてくるはやり

腰部分にだきついてくるせいで脇腹が多少痛む

強く引きはがすのも罪悪感が湧くので好きにさせておく


京太郎「力強いっていうか、背中爪立ててるでしょ!」

はやり「ほら、背中に爪痕残ってるのは良いことかなって」

京太郎「んなわけあるか!」


「なんだあれ?」

「女を捨ててる男だ」

「ひどい」

「これも全部、須賀京太郎って奴の仕業なんだ」


京太郎「誤解生んでんじゃん!」

はやり「もう、しょうがないなぁ」パッ

京太郎「助かった、手遅れ感あるけど」

はやり「そんなこと言わないでよ、でも本当に京ちゃんなら良いって……思ってるよ?」クスッ

京太郎「へっ?」

はやり「えへへ、それじゃーね京ちゃん」ニコッ

京太郎「う、うっす」


そのままはやりは去っていく

残された京太郎は足早にその場を去る


京太郎(言いたい放題言って帰って行ったけど、なんなんだ……てか脇腹の次は背中、いや背中爪が刺さった割にはもう全然痛くないぞこれ、なんだ?)



―――【公園】


瑞原はやりが京太郎の去っていく背中を見て笑う

その手にあるのは小さな銃のような注射器

入っているのは血液


はやり「ホント、君って子は素敵だよ……京ちゃん」クスッ


銃のような注射器から少しだけ垂れる血を舐める


はやり「うぅん、味なんて変わるわけもないのに美味しい感じがするや」アハハ


無邪気な笑みを浮かべていたはやり

だが、一転先ほどのように妖艶な笑みへと変わる

小さな銃のような注射器の針部分にカバーをかぶせるとそっと胸の谷間に入れた


はやり「君がどういう存在になっても、私は受け入れてあげるからね……」


そっと手を伸ばして、握りしめる


はやり「ぜぇんぶ、君の心も体も……」ニコッ



◆System
・瑞原はやりの好感度が+21されました
・【瑞原はやり:120】


次スレー

【安価】京太郎「仮面ライダー?」はやり「全て私のせいだ!」【Part13】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」はやり「全て私のせいだ!」【Part13】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474300343/)

次スレもゆっくりしていってね!

ちなみに次の安価やったら埋めちゃってくださーい
>>990までは連投しちゃってくだせー



◆ゾロ目ボーナス【軽傷イベント】

1、塞
2、葵
3、胡桃

4、宥
5、灼

◇安価1↓から3↓までで一番コンマが高い者

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