京太郎「最初で最後の恋人」 (177)

京太郎「偶然が重なって運命の人」
京太郎「偶然が重なって運命の人」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1431859768/)

↑これの続きの

京太郎「偶然が重なって運命の人、それから」
京太郎「偶然が重なって運命の人、それから」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1457348383/)

↑これの続き

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1527337595

スレタイ変えてみました
新しいスレだと思った人はすいません


リリィかな?

とりあえずちょっと投下しときます
本当は昨日やるつもりだったんだけど寝ちゃって


>>5
今度はバンプにしてみた

 


京太郎「問題です」

憧「え、なに急に」

京太郎「明日は何の日でしょうか?」

憧「へ?明日…?」

京太郎「明日」

憧「えー??なに?なんかあったっけ?」

京太郎「あるんだなぁ、これが」

憧「付き合って100日はもう過ぎたし……」

京太郎「え、そうだったの?」

憧「ちょっと前にね」

京太郎「しらなかったそんなの……ていうかお前そんなの数えてたのか」

憧「まぁね。まためんどくさいって思われたらやだから言ってなかったけど」

京太郎「そんなことは……いや…まぁ、うん…」

憧「まぁそれはいいわ。で、何の日なの」

京太郎「おぉ、実はだな、バイトの給料日なのだよ!」

憧「給料日?」

 
京太郎「まぁ実際は2回目なんだけど、1ヶ月フルの分の給料って今回が初めてで」

憧「へー。それをわざわざあたしに言うってことは、なに?なんか買ってくれるの?」

京太郎「え、いや…俺のおごりでちょっといいモン食べに…くらいだったんだけど……」

憧「なーんだ……」

京太郎「そんなガッカリすんなよ」

憧「アハハ、うそうそ行きたい行きたい」

憧「でもちょっといいモンって?」

京太郎「考えてたのは焼き肉とか」

憧「焼き肉っ!?」

京太郎「なんか他に希望があればそれでいいけど」

憧「焼き肉行きたい!焼き肉っ!」

京太郎「お、なんか意外な反応」

憧「そう?」

京太郎「肉は脂っこいし太る~とか言うかもってさ」

憧「わかってないわね、肉は美容に必要不可欠なんだから」

京太郎「ふーん」

憧「焼き肉なんて久しぶりー」ワハー

京太郎「俺は……」

京太郎(ちょっと前に男友達と行ったことは黙っとくか……)

このスレはまぁすぐ終わると思いますんで

時間はかかると思うけどボリュームとしては

ちょっと投下
本当にちょっとで申し訳ないけど

 

◆ ◆ ◆


泉「なー久しぶりにご飯食べに行かーん?」

和「いいですね。最近行ってませんし」

憧「あー…ごめん。あたし今日はダメだ」

泉「えーなんでー」

和「須賀くんとデートですか?」

憧「うん。京太郎がね、バイトの給料入ったからご飯食べに行こうって言ってくれて」

和「なにを食べに行くんですか?」

憧「焼き肉~」

泉「ええなー」

和「奮発しましたね」

憧「でも今日は京太郎のおごりだから」

泉「おごり……」

憧「あ、そうだ。京太郎に連絡しなきゃ」

憧「♪~~」メルメル


泉「なぁなぁ原村…」

和「はい?」

泉「ヒソヒソヒソヒソ……」

和「……アリですね」

 

………


憧「あっ!京太郎っ」

京太郎「お~っす」

泉「さ、京太郎も来たことだし行こか~」

京太郎「へ?」

憧「泉?」

泉「ホラホラ~っ」

京太郎「なに?どういうこと?」

憧「あたしに聞かないでよっ」

泉「へ?京太郎が焼き肉おごってくれるんやろ?」

京太郎「は?…………いやいやいや」

京太郎「どうして俺がお前におごってやらにゃならんのだ」

憧「そうよ!」

 
泉「えー?あかんのー?」

京太郎「あかんだろ」

泉「憧はよくてなんで私はあかんねんっ」

京太郎「どうしてお前と憧が同じ扱いになると思うのか」

泉「まぁ冗談はこれくらいにして、私らは私らで払うからご一緒させてもらいたいな~って」

京太郎「私らってことは、和もか」

和「すみません。二条さんがどうしてもって聞かなくて…」

泉「はぁー!?自分さっきアリですね言うとったやん!」

和「しりません」

憧「……どうする?」

京太郎「どうするって……どうするよ?」

焼肉行きたい

続き

 

◆ ◆ ◆


京太郎「いいか、お前たちは四分の一ずつ出すんだからな」

和「わかってますよ」

泉「しっつこいなー、一回言われたらわかるって」

京太郎「和はともかく泉は……」

泉「なんか私の扱いおかしない?」

憧「あはは」

和「それにしても……タブレットで注文するんですかこれ、すごいですね」

憧「最近こういうとこ多いわよね」

泉「この前回転寿司行ったら1席に1台iPad置いてあったで」


和「へぇ~……」スイスイー


和「わー……」ツイツイー


(((かわいい…)))

 
京太郎「よし、じゃあ注文は和に頼むわ」

和「え?……は、はい!お任せくださいっ」

泉「最初はとりあえずタン?」

憧「あ、ドリンクバー人数分お願いね」

和「はいっ!タンにドリンクバーですね……あ、サラダバーも頼んじゃっていいですか?」

京太郎「いいけど肉も頼んでね、まだタンだけだからね」

和「そ、そうですねっすみませんっ、何頼みますか?どんどん言ってください」

泉「カルビ!」

憧「ハラミ!」

京太郎「豚トロ!」

泉「ハラミってどこのこと?」

憧「知らなーい」

和「ハラミは横隔膜ですね」

京太郎「へぇ、詳しいな」

和「いえ、メニューに書いてありました」

憧「だって」

泉「横隔膜ってしゃっくりするところやっけ」

 



泉「そういや今日は京太郎のおごりやけど、いつもどうしてんの?」

京太郎「いきなりなにをだよ」

泉「二人でご飯食べに来たときのお会計」

憧「いつもはちゃんと割り勘してるよ」

憧「お会計前に京太郎にお金渡して、めんどくさいけど」

京太郎「レジのところでひとりずつで~とかやるほうがめんどくさいだろ」

憧「とか言ってかっこつけたいだけのくせに」

和「別にかっこよくはないでしょう」

京太郎「うるさいうるさーい」

泉「それやったらデート用の財布とか使ったらええんちゃうの」

京太郎「デート用の財布?」

泉「前に先輩が言っとったんやけど、二人でお金入れといて、デートとかでお金払うときはそっから出すんやて」

憧「あ、それいいかも」

京太郎「なるほど」

 
和「あ、須賀くんそのお肉そろそろ大丈夫ですよ」

京太郎「へ?あ、サンキュー」

和「二条さん、そっちはまだ早いです」

泉「え、はい、すんません」

憧「今度買いに行こっか、お財布」

京太郎「そうだなー」

和「須賀くん、財布のヒモを握られてしまいますね」

京太郎「あー…そうなるの?」

憧「さぁ?京太郎次第じゃない?」

京太郎「まぁいいや、憧なら」

泉「財布のヒモ握られて、あとは胃袋掴まれたら、京太郎もう逃げられへんね」

京太郎「胃袋はとっくに掴まれてるしなぁ」

泉「え、憧って料理できたん?」

憧「まぁ一応そこそこはやれてるつもりだけど」

京太郎「そうか…もう俺逃げられないのか、まいったな」

憧「ちょっと、なんでまいるのよ」

今日はこのあたりで

最近呪術廻戦がおもしろいのでおすすめ


ちなみに哩さんは福岡で大学生してる設定です
もちろん姫子も一緒です

 



京太郎「そういや泉、髪切った?」

泉「うん?あぁ、よぅ気づいたね。そこまで切ってへんのに」

京太郎「なんとなくなー、そんな気が」

憧「………」

和「須賀くん、昔からそういうの目ざといですよね」

京太郎「目ざといって、他に言い方あるだろ!?」

泉「まさか京太郎…わたしのことが……」

京太郎「ねーよっ!」

憧「そういうのはっ!気づいても彼女以外には言わなくていいのっ!」

京太郎「えぇ…別に深い意味なんてないのに?」

憧「この前も和のネイル褒めてたし」

京太郎「この前?あー…」

和「また結構前の話を…」

 
憧「髪切ったとかはまだしも、彼女でもない子のネイルとか褒める?普通」

京太郎「和にしては珍しかったからちょっと触れただけなのに」

和「まぁ悪い気はしませんでしたけど」

憧「ほらっ!」

京太郎「ほらって…」

京太郎「憧の爪だって気がついたら言ってるだろ」

憧「当たり前でしょ!彼女なんだから!」

泉「前から思っとったけど、憧ってだいぶめんどくさいな」

憧「……悪かったわね。しょうがないじゃない、こういう性格なんだから」

泉「自覚はあるのね」

憧「そりゃ、この二人に散々言われれば…」

泉「そんなに」

京太郎「でもそういうところもかわいいんだって」

憧「ふきゅ」

和「須賀くんよく言いますよね、それ」

憧「へ!?ちょっと!あたしの知らないところで何話してんのよ!?」

和「秘密です、ふふふ」

京太郎「憧には言えないあんな話やこんな話」

 



憧「ほら、京太郎もちゃんと野菜食べなさいよ」

ヒョイヒョイ

京太郎「ちょ!勝手に置くなよ!」

憧「それ京太郎の分だからね」

京太郎「俺は肉を食いに来たのに!誰だ野菜なんて頼んだのは!」

和「私です」

京太郎「あ、そう…」

和「ちゃんと食べてくださいね」

京太郎「へーい…」

憧「なんで和にはそんな素直なわけ?」

ピロン

憧「ん?」

泉「憧の?」

憧「うん。まぁいいや、後で見…」
ピロ
ピロ
ピロ
ピロン!!


 
憧「え、なに、なによ!?」

泉「めっちゃ鳴っとるやんウケる」

京太郎「どうしたどうした」

憧「ていうか誰よ」


シズノ『おーい』


シズノ『アコやーい』

クロ『おーい憧ちゃーん』

ユウ『憧ちゃーん』

アラタ『アコー』


憧「うわっ、なになに」

京太郎「誰?」

憧「地元の友だち」

和「穏乃ですか?」

憧「うん。あと玄とか…っていうかあのときの麻雀部のみんなから」

 
アコ『みんなしてなんなの』

ピロン
(みんなで食事してる写真)

シズノ『今日はみんなでごはんたべにきてるんだーいいだろー』

クロ『憧ちゃんも寂しくなったらいつでも帰ってきていいからね!』

アコ『へーいいなー』

アコ『でもこっちだって。ちょっと待ってて』


憧「和ーこれ見てー」

和「わっ、穏乃に玄さん!」

泉「あ、この人覚えとる」

憧「てことで京太郎、ちょっと写真撮って」

京太郎「写真?」

憧「こっちの写真も向こうに見せてあげようと思って」

京太郎「あーなるほどね、任せろ」

憧「じゃあ泉、和、あたしもそっち行くからちょっと詰めて」

泉「私も写ってええの?」

憧「いいのいいの、知らない人じゃないんだし」

京太郎「んじゃ行くぞー、はいチーズ」

カシャリ

憧「ありがとっ。じゃあこれを…」

 
アコ『こっちもご飯中でーす』

シズノ『うわー和だー!』

クロ『和ちゃんの隣の子見たことあるような?』

アラタ『たぶん千里山の二条泉かな』

アコ『アラタさん正解!』

ユウ『憧ちゃんの彼氏くんはいないの?』

シズノ『女子会とかなんじゃないですか?』

アコ『いるよー。この写真も撮ってもらったし』

アコ『てゆーかなんでそっちもライン上でやりとりしてんのよ』

クロ『せっかくだし彼氏くんの写真もとって送ってよ!』

アコ『恥ずかしいからやだ』

シズノ『写真くらいいいじゃん!』

クロ『じゃあ和ちゃんにお願いしちゃおっかなー』

アコ『玄』

クロ『ごめんなさい』

アコ『みんなにもいつかちゃんと紹介するから』

アコ『だからもうちょっと待ってて』

 
憧「よしっと…」

京太郎「切り、ついたのか?」

憧「うん」

京太郎「そっか。肉焼けてるぞ」

憧「……」ジー

京太郎「ん?どうした?」

憧「んーん、なんでもない。どの肉が行ける?」

京太郎「この辺は大体」

和「鳥はまだですよ」

憧「はーいっ」


憧(さすがにまだちょっと早いよね…)

今日はこんなところで


あとすいません
前スレが埋まってないの完全に忘れてたんで埋めちゃってくれると助かります


そういえば阿知賀組はまだ顔も知らなかったのか

前スレありがとうごぜーました

>>41
うふふ

 

◇ ◇ ◇


玄「むぅ…残念」

穏乃「実は玄さんの撮ったアルバムの中に写ってる写真があったから顔は知ってる」

穏乃「って言ったら憧のやつどんな反応しますかね」

玄「また私だけ怒られちゃいそう」

宥「ふふふ、大丈夫大丈夫」

灼「写ってたの1枚だけだったんだよね。たしか玄、結構たくさん撮ってたのに」

玄「そうなのー。もっとちゃんと写ってるのがあればよかったんだけど……」

玄「あっ!私が撮らないようにしてたわけじゃないからねっ!?」

宥「遠慮してたんじゃないかなぁ」

穏乃「遠慮ですか?」

宥「うん、男の子は彼一人だけだったでしょ?あんまり輪の中に入らないようにしてたのかなって」

玄「ふ~む…なるほど」

 
穏乃「私もあのときは和と宮永さんのことで頭がいっぱいだったからなぁ…くっそーちゃんと話しとけばよかったー」

玄「しょうがないよ、あのときはこんな風になるなんて誰も思ってなかったもん」

宥「まさかまさかだねぇ」

灼「まぁ…あの憧があそこまで惚れ込むんだから悪い人ではないんでしょ」

穏乃「和の友だちですしね!」

玄「憧ちゃんが好きになったっていうのより、そっちのほうが説得力あるよねーアハハ」

灼「それは私はわかんないけど。でも…やっぱり憧はすごいよ、もう将来のことまで考えてて」

玄「将来?」

灼「さっきいつかちゃんと紹介するって言ってたでしょ」

灼「それってつまり彼氏をこっちに連れてくるってことだろうから……」

穏乃「だから?」

灼「むしろ穏乃たちに会わせるのはついでで、本当の目的は……」

玄「どういうこと?」

宥「両親に紹介する、ってことだよね」

灼「と思うけど」

 
穏乃「ぁ…あーっ!!そういうことかー!」

玄「はわわ……憧ちゃんってばそんなことまでっ…!」

宥「ただ憧ちゃんってなんというか…のめり込むと周りが見えなくなるところがあるから…」

灼「一人で盛り上がってたりして」

玄「う~ん…たしかにありそうなのです…」

穏乃「大丈夫ですよ!」

穏乃「たしかに憧はそういうところがありますし、もしそうだとしても、きっと応えてもらえます!」

穏乃「だって憧が好きになった人だからっ!」

宥「穏乃ちゃん……そうだね、きっとあったかい人だよね」

玄「それに和ちゃんの友だちだしね!」

灼(だからそう言われても私はわからない…)

今日はこんな感じで

和への信頼は絶対である

みなさんワールドカップ楽しんでますか?
僕の優勝予想はクロアチアです

 

◆ ◆ ◆


京太郎「♪~~」

ジュージュー

憧「ふぅ…お腹いっぱい」

泉「はー食った食った」

和「ごちそうさまでした」

京太郎「え、もう?まだ肉あるぜ?」

泉「いや私はもう」

和「私も」

京太郎「えー」

憧「てゆーか京太郎、まだ食べれるでしょ?」

京太郎「全然行けますけど」

憧「ならあたしたちのことは気にしないでいいから」

泉「やっぱ男はいっぱい食べるね」

和「なにか注文したかったら言ってくださいね」

京太郎「いや、いまある分でいいよさすがに」

 
憧「ね、和。デザートってなにがある?」

和「デザートですか?えーっと……アイスクリームならバニラ、チョコ、抹茶、レモン…」

和「あと黒蜜きなこなんかもありますね。私はこれにします、美味しそう」

泉「んー……おっ私、杏仁豆腐~」

憧「なに?いろいろあるの?見せて見せて」

和「はい、どうぞ」

京太郎「………」モグムグ

憧「へぇ……あ、白玉ぜんざい美味しそ」

京太郎「………なぁ」

憧「ん?なに?」

京太郎「デザート頼むのはいいんだけどさ、さすがに俺が食べ終わるまで待っててほしいんだけど」

憧「えーじゃあ早く食べちゃってよ」

泉「いつもみたいに憧があーんってしてやればー?」

憧「はぁ?なに言って…」

京太郎「あーん」

泉「ほら待ってるでー」

憧「ちょっと本気?」

京太郎「いつもしてくれるじゃんか」

憧「そ、それは二人だけのときでしょ!」

泉(ホンマにいつもやっとるんかい…)

和(まぁいまさら驚きませんけど…)

 
和「二条さん」チョイチョイ

泉「ん?なに?」

和「少し席を外してあげましょう」ヒソヒソ

泉「ぁ…あぁうん!そうしよ」

和「では……私たちはドリンクバー行ってきますので」

憧「え?」

泉「ごゆっくり~」

憧「ちょっ……」

京太郎「二人きりだな」

憧「………」

京太郎「憧?」

憧「はぁ……わかったわかりました」

憧「ほら、あーん」

京太郎「へへっ、あー……んむ」

京太郎「100倍美味くなった」

憧「ほら、次。まだまだあるんだから」

京太郎「憧のおかげでいくらでも食べれるぜ」

憧「もう…バカっ」


和・泉(戻りづらい!)

今日はこれだけ

はねバドのアニメが始まったみたいです
原作は超面白いのでおすすめです
僕は見ませんけど


↓ちょっと七夕小ネタ

 


憧「七夕だって」

京太郎「って言われてもなぁ。この天気じゃ」

憧「止まないわね、雨」

京太郎「よく降るわほんと」

憧「………七夕かぁ」

京太郎「どした?」

憧「あたしは遠距離とか絶対無理だなーって思って」

京太郎「あー…織姫と彦星か」

憧「そうそう」

京太郎「憧は寂しがり屋さんだもんなぁ」

憧「むっ」

京太郎「帰省が近づくとどんどん元気なくなるし、はははっ」

 
憧「た、たしかに分かれる前はそうかもしれないけど……」

憧「でも帰省中は京太郎のほうがすごい電話してくるし!」

憧「それに帰って来たらすごい甘えてくるし!」

京太郎「あ、甘えてなんかねーし!?」

憧「ずっとくっついて離れないのを甘えてるって言わないでなんて言うのよ」

京太郎「それはその…憧が寂しかっただろうと思ってだな…」

憧「ふ~ん…」

京太郎「そ、そんなことより!せっかくの七夕だし、なんか願いごとでもしないか!?」

憧「ごまかした」

京太郎「ぅ……」

憧「全然ごまかせてないけど」

京太郎「もういいだろ!」

憧「はいはい。てゆーか願いごともなにも、こんな天気じゃ願いも届かないわよ」

京太郎「いいっていいって。こういうのは気持ちの問題なんだからさ」

憧「て言われても、うーん……」

 
京太郎「なんか思いついたか?」

憧「これからも京太郎と一緒にいられますように、なーんて」

京太郎「却下」

憧「なんでよ!?」

京太郎「そんなことお願いする必要ないから」

憧「ぁ……うん、それもそっか、ふふっ」

京太郎「それ以外で、ほれ」

憧「そういう京太郎はどうなのよ?なんかあるの?」

京太郎「俺はー……これからも憧が笑っててくれますように」

憧「却下」

京太郎「やっぱり?」

憧「当たり前でしょ」

京太郎「でも憧って割と怒ったり泣きそうになったりするし」

憧「お願いじゃなくて、京太郎が気をつければいいだけのことでーす」

京太郎「へーい」

 
憧「あ!あたし思いついた!」

京太郎「んー?」

憧「京太郎がもっと素直になりますように!」

京太郎「却下だ!却下!」

憧「えーなんでよー」

京太郎「なんでもクソもあるかい。もうアレだ、お互いのことは無しで行こう」

憧「えー」

京太郎「ほら考えろ考えろ」


「「…………」」


憧(お互いのことは無しって言われたら……)

京太郎(まいったな……)


((全然思いつかない…!!))

時系列的に付き合って一年ちょっとくらいですね

暑い!!!!
地球は俺を殺そうとしている!!!!!!11


>>55から

 

アーン
アー…ウマウマ


泉「いつまでやってんねん」

和「自分でけしかけておいて」

泉「だってホンマにやると思わんし」

和「ナメてましたね、憧を」

泉「憧もやけど京太郎もや。昔からあんなんなん?」

和「いえこうなるとは…どちらも」

泉「なんか腹立ってきた……せや!」

和「??」

泉「写真…いや動画撮ったろ」

和「怒られますよ?」

泉「バレへんかったらええねん。撮ってしもたらもうこっちのもんやし……」

憧「さっきからなに話してんのよ」

泉「うひゃあ!??」ビクッ

和「もういいんですか?」

憧「もういいって言うか、そばでずっとヒソヒソ話されてたら気になるって」

京太郎「お前ら戻ってくんのはえーよ」

憧「そもそも京太郎はともかく、あたしは好きでやってたわけじゃないから!」

泉「ぜったいウソやわ……」ボソッ

憧「なんか言った?」

泉「な、なにも?」

 
和「もうお肉終わりました?」

京太郎「あとこれだけ。もう終わるよ」

憧「そろそろデザート頼んどいて。あたしは……」

京太郎「白玉ぜんざいだろ?」

憧「ん、じゃよろしく」

泉「憧、どこ行くん?」

憧「お茶入れてくんの」

京太郎「あ、俺のも頼む」

憧「なにがいい?」

京太郎「なんでもいいよ、憧が選んでくれるんなら」

憧「はいはい」


泉「………超いまさらやけどいつもこうなん?」

和「割と。もう慣れましたよ」

京太郎「でも最近あんまりふきゅってくれなくなってさ」

泉「ふきゅ?」

和「ぷふっ…!」

泉「??」

 



和「私たちはいくら払えばいいんですか?」

憧「………」

京太郎「ちょっと待てよー。えっと……」

憧「あたしちょっとお手洗い」

泉「へ?」

和「………」

泉「さっきも行かへんかったっけ?」

和「自分だけ払わないっていうのも居心地良くはないでしょうから」

泉「あー…」

和「ということで早く終わらせちゃいましょう。須賀くん?」

京太郎「1人1500円でいいよ」

泉「へ?そんだけ?」

京太郎「人数分で割ったら2000円ちょっとだけどな」

京太郎「でも食べた量は絶対俺が一番多いし」

京太郎「本当はもっと行くと思ってたんだよ、憧と二人でこれくらいかなって」

京太郎「でも思ったほどだったからな。二人はちょっとまけてやろう」

泉「まぁ…京太郎がそれでええんなら」

和「私たちはお言葉に甘えて」

京太郎「それじゃ憧が戻ってきたら行きますか」

 



憧「ごちそうさま」

京太郎「おぅ」

和「本当は二人で来るはずだったのに、お邪魔しちゃってすみませんでした」

憧「いまさらそれ言う~?」

京太郎「まぁたまにはいいな、こういうのも」

泉「せやろ?またいつでも呼んでくれてええよ」

憧「調子いいんだから」

京太郎「これからの季節だと鍋とかいいかもな」

和「お鍋、いいですね」

京太郎「ところで二人はこのあと大丈夫か?」

泉「ん?なにが?」

京太郎「もう暗いからさ」

泉「あぁ、大丈夫大丈夫。私んち大通り沿いやし」

和「私も、ご心配なく」

 
京太郎「憧は?どっか寄る?」

憧「んー…ほんとはそろそろ京太郎のうちに行っときたいんだけど、それは今度でいいわ」

京太郎「俺んち?なんで?」

憧「洗濯物、また干しっぱなしとか山になってる頃でしょ」

京太郎「へ?あー、いや…ははは……」

憧「やっぱり…」

和「須賀くん、それはダメですよ」

憧「もっと言ってやって言ってやって」

泉(あかん…私は人のこと言えん……)

京太郎「あ、憧がやってくれるからつい……」

憧「なにそれ。あたしがいなくなったらどうすんの」

京太郎「ないだろ、そんなこと」

憧「そ、それはそうだけど……」

京太郎「だから、な?」

憧「………もう、しょうがないんだから」

和「憧、ごまかされてますよ」

憧「へ?……ぁ…もぉー!」

京太郎「ちぇー」

ちょっと暑さでバテてました
みなさんも体調には気をつけましょう

続きー

 


泉「憧はええ嫁さんやなー」

憧「ふきゅ!!?」

和「ぷっ」

京太郎(昔どっかで聞いたな今の)

憧「な、なななななに言ってんのよ!!?まだそんなっ」

泉「ん?まだ?」ニヨニヨ

憧「あっ……そ、それは////」

和「………」チラッ

京太郎「はははははっ」

憧「もう!なに笑ってんのよ!」

泉「それにしても憧って意外と家庭的なんやな。洗濯物片付けたり、料理もするんやろ?」

憧「べ、別に…当たり前のことしてるだけよ」

京太郎「その当たり前がなかなか難しいんだよ」

泉「せやねんせやねん」

 
和「須賀くんはそういうの、ちゃんとする人だと思ってました」

京太郎「いやな?飯はテキトーにやってるし、掃除もちゃんとやってるんだけど」

憧「たしかに部屋はわりときれいね。そもそも物が少ないし」

京太郎「ただ洗濯物はな…やらなきゃと思ってはいるんだけど……」

京太郎「畳んでるとこう…ああぁーー!!ってなっちゃって」

憧「なにそれ」

泉(めっちゃわかるー)

泉「てゆーか、なに?京太郎って案外しっかりものキャラだったん?」

憧「高校のときはあたしも知らないから……」

和「んー…しっかりものというか、よく気のつく人でしたね。みんないろいろお世話になりました」

京太郎「おう、もっと言ってやってくれ」

泉「全然そんなイメージないわ」

京太郎「まぁいまはそういう立場でもないからな」

憧「マネージャーだったんだっけ?」

京太郎「れっきとした部員だったよ!」

 
和「いまはそういうの全部憧に向けられてるんですよ」

憧「へ?」

泉「あー」

京太郎「それだと憧以外をなにがしろにしてるみたいな……憧が特別なのはそうだけど」

和「それくらいでちょうどいいんですよ」

京太郎「いやでも…」

和「須賀くんは優しいですから、それくらいでないとまた憧が不安になりますよ」

憧「っ……」

京太郎「あぁナルホド」

憧「……ってなんでそんなにあっさり納得してんのよ!」

京太郎「なんでってお前、自分が一番わかってるくせに」

憧「それは…でもっ……あーもぉ!なんかムカつくっ!」

泉「ほんま見とって飽きんなぁ」

和「四六時中やられるとさすがにイラッとしますけどね」

京太郎・憧「!?」

短いけど今日はこれだけで

行きます

 

◆ ◆ ◆

(京太郎たちと分かれた)


泉「原村はさ…」

和「はい?」

泉「将来のこととかって考えてる?」

和「………え?え、なんですかいきなり」

泉「さっき、私が憧に嫁さんやーって言ったん覚えてる?」

和「えぇ」

泉「もちろん冗談で言ったんやけど…」

泉「憧はあれもう、その気やろ?」

和「あぁ…そうでしょうね」

泉「京太郎はどうかしらんけども」

和「二条さんに言われて憧がうろたえてたじゃないですか。そのとき須賀くんはどんな反応するかなと思って見てたんですけど」

泉「どやった?」

和「笑ってました」

泉「なんやそれ」

 
和「さすがにそこまで考えてないんじゃないですか?でもそれが普通ですよ」

泉「それはそやけど」

和「でも……須賀くんなら大丈夫でしょう」

泉「………まぁ、そんな感じでちょっと考えて。原村はどうすんのかなーって」

和「と言われましても、私はまだ相手もいませんし」

泉「いやいやそういうことやなくて、卒業したあとどうすんの?みたいな」

和「あぁ……私は法律関係の方に進むつもりです」

泉「両親がそっち系なんやっけ」

和「はい。二条さんはやっぱりプロですか?」

泉「もち。先輩が2人プロになっとるんやけど、その人らにプロで待ってるって言われとるしね」

和「二条さんなら高校のときに話が来たでしょう?」

泉「来たでー。せやけど評価がそんな高くなかったし……それに原村が大学行くって知ったから」

和「私ですか?」

泉「インターミドルのあの決勝戦から、アンタは私のライバルやから」

和「え、そうだったんですか」

泉「はははっ。ええよ、私が勝手に意識しとっただけやし」

和「はぁ……ですがライバルというならなぜ同じ大学に?別の大学に行って公式戦で対局、とかじゃなかいんですか?」

泉「そ、それは……」

和「??」

 
泉「原村と……友だちになりたかったから……」

和「へ?」

泉「同じ大学ならアンタと仲良くなれるかなーって思って、そんで……」

和「………ふふっ、二条さんかわいいですね」

泉「うっさいわ///」

和「目的は達成できましたね」

泉「……まぁ、な」

和「あ、でもですよ?前から思ってたんですけど、どうして私のことはいつまでも名字で呼ぶんですか」

泉「うっ…それは……」

和「憧も須賀くんもすぐに下の名前で呼ぶようになったのに、私だけじゃないですか」

泉「そ、そっちだってずっと私のこと名字で呼ぶやんっ!」

和「そんな理由ですか?」

泉「こっちから言い出したらなんか…負けたみたいやし」

和「なんの勝負ですか」

泉「ええやろ、もうっ!」

和「まったく……しょうがないですね、泉さんは」

泉「っ!……さんはいらんて」

和「はいはい。ほら、今度は泉の番ですよ?」

泉「へ?えっと……の、和?」

二条さんは負けず嫌い

どうしてヘルペスの薬って処方箋がないと売ってくれないんですかね
唇が痛痒い…

続きー

 

◇ ◇ ◇


京太郎「……………」

憧「……」チラッ

京太郎「………」

憧「考えごと?」

京太郎「へ?あ、あぁ…よく分かったな」

憧「わかるわよ。京太郎のことならなんでもお見通しなんだから」

京太郎「ははっ、そりゃ頼もしい」

憧「それで……聞かないほうがいい感じ?」

京太郎「んー……」

憧「言いにくいなら別に言わなくていいわよ」

京太郎「今日、泉と話してて思ったんだけど…」

憧「うん?」

京太郎「ご飯作ってもらったり、家の片付けとかしてもらったり、俺って実は憧に甘えまくりだなーって」

憧「そうね、いまごろ気づいたの?」

京太郎「いえいえいつも感謝してます。とまぁ…そんなわけで、もし憧と付き合ってなかったら、俺どうなってたのかなってちょっと思ったわけ」

 
憧「………」

京太郎「もしもの話だからな?変なこと考え…
憧「咲と付き合ってたんじゃない?」

京太郎「!!??」

憧「あたしと付き合ってなかったらでしょ?」

京太郎「お前…それを言うのは無しだろ……」

憧「だって……実際そうなんじゃないの?」

京太郎「………もし憧がいなくても、あいつとそうなることは無いよ」

憧「別にいいわよ、気使わなくって」

京太郎「そういうわけじゃねぇよ。あいつのことは本当にそういう風には見れないから」

憧「ふーん……まぁ咲じゃないにしても、誰かしら女の子と付き合ってよろしくやってるでしょ、京太郎なら」

京太郎「俺はいま褒められてんの?」

憧「けどあたしは違う。京太郎がいなかったら、きっといままでみたいに女子のコミュニティに閉じこもったままで……」

憧「京太郎のおかげで男の人とも普通に話したりできるようになった…つもりだけど、そういうのもきっと無くって……」

京太郎「憧……」

憧「だからあたしも京太郎に感謝してるの」

京太郎「そっか」

憧「うん」

 
京太郎「じゃ、お互い様ってことで」

憧「え、お互い様じゃないわよ?」

京太郎「へ?」

憧「だって京太郎はあたしがいなくてもテキトーに誰か見つけるでしょ?あたしは京太郎じゃなきゃダメだけど」

京太郎「お、俺だって憧じゃなきゃダメだよ!?」

憧「えー?うそだー」

京太郎「憧だけだって!」

憧「ほんとにー?」

京太郎「俺には憧しかいない!」

憧「ふふっ…もう一回っ」

京太郎「憧以外考えられない!」

憧「あはははっ。ね、今日泊まってくでしょ?」

京太郎「あぁ、そのつもりだったけど」

憧「それじゃあ……あたしじゃなきゃダメだって…いっぱい教えてね」

京太郎「………そこはお互い様だろ?」

憧「あはっ」

焼き肉編終わり

 

憧「京太郎は~ここをこうされるの好きだよね~」チロチロ

京太郎「ぅぁ……それヤバ…」

憧「ふっふ~、気持ちい?」

京太郎「っ~……憧ってさ、舐めるの好きだよな」

憧「へ?」

京太郎「俺の勘違いだったら悪いんだけど」

憧「んー…そうね、楽しんでるわよ実際」

憧「なんて言ったらいいのかな、京太郎のことコントロールしてるみたいで」

京太郎「コントロールされちゃってたのか、俺」

憧「あと京太郎の感じてる顔見るのも」

京太郎「へ?」

憧「気づいてないと思うけど、いつもすっごいだらしない顔してるんだから」

京太郎「えー…マジかー」

憧「あたしがそんな顔させてるんだって思うと、もっとしてあげたいなって思っちゃったりして…」

京太郎「っ!……かわいいこと言いやがって」

憧「ふふっ…続き、してあげるね」

京太郎「あぁ頼む」

 



京太郎「憧、そろそろ…」

憧「ん…出るときは言ってね」

京太郎「あぁ」

憧「あーんっ」パックンチョ

京太郎「ぁー……」


憧「んっんっ……」


憧「んー……じゅるるっ……」


京太郎「っ!あ、憧っ…」

憧「っ!?」

京太郎「はぁー………はぁ…ふぅ」

憧「んっ!?ん、んん……ゴクン」

 
憧「はぁ…すごい量……そんなに気持ちよかった?」

京太郎「……前から思ってたけど、無理して飲まなくてもいいぞ?」

憧「へ?……でも、飲んであげたほうが男の人は嬉しいんでしょ?」

京太郎「それはまぁ……けどすげー不味いって言うし…」

憧「死ぬほど不味いわよ」

京太郎「やっぱり……なら無理しなくても」

憧「でも京太郎のだから」

京太郎「っ!」

憧「京太郎のじゃなかったら こんなの飲めないって」

憧「それにこっちでくらい直接受け止めたいしね」

京太郎「憧……」

憧「あとは…顔とか髪にかけられるのはやだし、そのまま飲んじゃった方が後始末しなくていいっていうか」

京太郎「ご面倒おかけしてます」ペッコリ

憧「いいわよ、好きでやってるんだから……ごめん、そこのお茶とってくれる?」

京太郎「あ、あぁ……ほれ」

憧「ありがとっ」

京太郎(やっぱり喉に絡むんだな…)

 
憧「あたしね…」

京太郎「ん?」

憧「京太郎のこと気持ちよくしてあげるのも好きだけど…」

憧「京太郎に気持ちよくしてもらうのはもっと好きなの」

京太郎「っ!!」

憧「だから次は京太郎の番」

京太郎「憧っ…!」

憧「いっぱい気持ちよくしてね?」

憧ちゃん絶対好きだと思う

さてさて

 

そんなこんなで大学2年の冬



憧「京太郎ってさぁ」

京太郎「んー?」

憧「すぐエッチしたがるじゃない?」

京太郎「へ?……えっと…すみません」

憧「あ、それはいいの。あたしも京太郎とするの好きだし」

京太郎「お、おぅ…それはよかった」

憧「その割にはいっつもちゃんと避妊するわよね。ゴム無いと絶対最後までしないし」

京太郎「そりゃなぁ…できちゃったら困るだろ?責任とれないし」

憧「ぇ……」

京太郎「避けられることは避けないと」

憧「………とってくれないの?」

京太郎「うん?」

憧「責任、とってくれないの?」

京太郎「へ?………あっ」

憧「……グスッ」

 
京太郎「あー…ごめん、言葉を間違えた」

京太郎「とりたくてもとれない、だろ?なんだかんだ言ったって俺たちはまだ子どもだしさ」

憧「っ………」

京太郎「そりゃ万が一のときはなんだってするよ。憧の両親に謝らないといけない、うちの両親にも……」

京太郎「頭を下げて済むんならいくらでも下げる、土下座でもなんでもする」

京太郎「でもそんなことしたって、憧のことを幸せにできない」

憧「あ、あたしは!京太郎と一緒にいられたらそれでっ…」

京太郎「大学をやめて働かなきゃいけないだろうし、憧だっていまのまま学生をやってられないだろ」

京太郎「というか二人とも東京にいられなくなるかもしれない」

憧「ぅ……」

京太郎「それになにより、いま憧に赤ちゃんができてもきっと誰も喜んでくれない」

憧「っ!!」

京太郎「そんなの、生まれてくる子が可哀想だろ」

京太郎「だからなんというか……」

京太郎「ちゃんと幸せになりたかったらちゃんとルールというか、順番は守らないと」

 
憧「……ごめんね、あたし子どもみたいなこと言って」

京太郎「俺だって憧がいてくれればって思ってるよ。そこは憧と同じ」ナデナデ

憧「うん…」

京太郎「けど世の中そんなに甘くないわけで」

憧「…………京太郎、ちゃんと考えてくれてるんだ」

京太郎「……まぁ、それなりにはな」

憧「そっか…」

京太郎「おぅ」

憧「えへへ……ね、京太郎」

京太郎「どした?」

憧「その…もうすぐクリスマスでしょ?」

京太郎「なんだよ、なんか欲しいモノでもあるのか?」

憧「うん、赤ちゃん」

京太郎「……お前いまの話聞いてた?」

憧「あはは、うそうそ」

京太郎「そんなやつに買ってやるプレゼントは無しだ無し!」

憧「ごめんってば」

京太郎「ったく……で、なにが欲しいんだよ」

 
憧「ペアリングとか、つけたいなぁって…お揃いでね」

京太郎「ペアリング…指輪か……」

憧「ダメ?」

京太郎「いや………そうだな、わかった」

憧「よかった」

京太郎「お前ホントに好きだよな、お揃い」

憧「いいじゃない、京太郎も好きでしょ?」

京太郎「まぁ…べつに嫌いではないけどさ」

京太郎「あ、でも指輪って言ってもあんまり高いのは無理だからな」

憧「わかってるわよ、もちろんあたしも半分出すし」

京太郎「え、いやそれは…」

憧「あたしからの京太郎へのプレゼントでもあるんだから」

京太郎「う~ん……」

憧「だからあたしも出すの」

京太郎「はぁ……わかったよ。じゃあ今度買いに行こう、ペアリング」

憧「うんっ」

京太郎「ところでそういうのってどこに売ってんの?」

突然の時間ジャンプでお察しの通りラストです
あと2、3回で終わります

生き返りましたので投下します

 



憧「う~~~~~ん…………」

京太郎「………」


憧「これもかわいい……でもこっちのも……」

京太郎「………」


憧「あ~ん迷う~~」




京太郎「ぶっちゃけどれも一緒じゃね?」


 
京太郎(なんて言ったらまた怒られそうだし黙って…
憧「ね!京太郎はどれがいいと思う!?」

京太郎「へっ!?そ、そうだな……」

憧「………」ジー

京太郎「えーっと……」

憧「考えてなかったな」ジトメ

京太郎「そ、そんなことないぞっ!?俺も真剣に……」

憧「ハァ~……」

京太郎「あ、憧さん…?」

憧「あたし一人だけ盛り上がって、バカみたい」

京太郎「ちが…俺そんなつもりじゃ……」

憧「京太郎いっつもそうよね。あたしに選ばせて自分じゃ全然考えてないの」

京太郎「それは……」

憧「京太郎のそういうとこきらーい」

京太郎「ごめん……で、でも!どうでもいいとか思ってるわけじゃないからな!いつも!」

京太郎「ただ、その…憧がいいと思うモノのほうが…」

憧「はいはい。じゃあ罰としていまからちゃんと選ぶわよ、一緒に」

京太郎「お、おぅわかった!」

 



憧「どれがいいか決まった?」

京太郎「そう…だな、うん決まった。俺はこれが…」

憧「あ、待って待って」

京太郎「え、なにどうした」

憧「どれがいいか、せーので指差さない?」

京太郎「………ぷっ、はははっ」

憧「なによぅ」

京太郎「いやなんというか、憧ちゃんらしいな、と」

憧「い、いいでしょ!ほらっ」

京太郎「はいはい」


「「せーのっ」」

(二人とも同じやつ)


憧「あっ」

京太郎「おぉ!」

 
京太郎「なんて言うだっけ、こういうの。以心伝心か」

憧「………」

京太郎「意外と嬉しいモンだな。な、憧?……憧?」

憧「……京太郎、ほんとにこれがいいの?」

京太郎「は?」

憧「ちゃんと自分でつけたいと思ったやつ選んだ?あたしが好きそうだから~とかで選んでない?」

京太郎「お前……」

憧「………」

京太郎「めんどくせぇーーー」

憧「なっ!?」

京太郎「考えすぎだ、このおバカ」デコピン

憧「ぁいたっ」

京太郎「まったく…お前はほんとに憧だな」

憧「なにそれ…」

京太郎「ちゃんと自分でつけることを考えて選んだよ」

憧「ならいいけど…」

 
京太郎「つーかさぁ」

憧「………なによ」

京太郎「あたしのためだけに~とか自分で思っちゃうって、すっげー自信」

憧「そ、それはっ!京太郎、いっつも自分のこと考えないからっ」

京太郎「これはようやく俺の愛が憧ちゃんにちゃんと伝わってきたってことかな?」ニマニマ

憧「ぅ~……////」

京太郎「そりゃぁな?そういうことも考えたよ、憧が好きそうなのはーっての」

京太郎「でも憧だってちょっとくらいは俺のことも考えてくれてたろ?」

憧「それは…当たり前じゃない…あたしだって京太郎のこと……」

京太郎「へへっ…よし!じゃあこいつで決まりでいいよな?」

憧「……うん、これがいい」

京太郎「すみませーん」

憧「京太郎」クイクイ

京太郎「うん?」

憧「大好き」

京太郎「!、あぁ知ってる」

速報が死んでたおかげでゼノブレイド2がよく進みました

いきまーす

 

◆ ◆ ◆


京太郎「よし、じゃあ開けるぞ」

憧「うんっ」

パカリ
京太郎「ジャンジャジャ~ン」

憧「わぁ~」

憧「ちゃんと名前も彫ってある?」

京太郎「ちゃんと確認させてもらったから大丈夫だって」

憧「それじゃほら!つけてつけて!」

京太郎「おぅ、それじゃあ……」

憧「はいっ!」

京太郎「どっちにつける?」

憧「……へ?」

 
憧「え?こっちじゃないの?」

京太郎「受け取るときに店員さんに聞いたんだけど、そっちは“本番”までとっておく人もいるんだって」

京太郎「だから…憧はどうする?」

憧「…………」

憧「うん、やっぱりこっちでいい…うぅん、こっちがいい」

京太郎「そっか」

憧「“本番”までとっておくっていうのは、“本番”が違う人かもしれないからってことでしょ?」

京太郎「………」

憧「……大丈夫よね?」

京太郎「なに不安そうな顔してんだよ」

憧「だって京太郎なんにも言わないから……」

京太郎「大丈夫だよ」

憧「ん…」

京太郎「さ、つけるんだろ?ほら、手出して」

憧「うん、こっちね」

京太郎「おぅ、よっと……よし、ぴったり」

 
憧「はぁ~…」ウットリ

京太郎「憧さん憧さんっ」

憧「うん?なに?」

京太郎「俺のはつけてくんねーの?」

憧「あっ!ご、ごめんね!」

京太郎「俺もこっちの手でいいからな」

憧「うんっ……それじゃあ…はい!できたっ!」

京太郎「これでお揃いだな」

憧「これはアレだから、京太郎はあたしのモノだっていう証だから」

京太郎「はいはい」

憧「外しちゃダメよ」

京太郎「いや、さすがにバイト中とかは外すけどな」

憧「むっ……まぁ、それはしかたないわね」

京太郎「しかし慣れねぇなーこれ。違和感がすごい」

憧「ずっとつけてればすぐ慣れるわよ」

京太郎「そんなもんかねぇ」

憧「……………ねぇ京太郎」

京太郎「んー?」

 
憧「“本番”まで…どれだけ待てばいい?」

京太郎「へ?…あー……そうだな、5年くらい?」

憧「えー長くない?3年ッ!」

京太郎「3年…って就職してすぐじゃねーかよ。ちょっとキツいだろ」

憧「むぅ…じゃあ4年?」

京太郎「まぁ…それはともかく、ちょっと考えてることがあるんだ」

憧「考えてること?」

京太郎「大学出たら一緒に暮らそうか」

憧「えっ……ほんとに!?」

京太郎「あぁ、二人で家賃出せばそれなりのところに住めるだろうし、どう?」

憧「反対する理由がないわよ」

京太郎「まっ、まだまだ先の話だけどな」

 
憧「でもぶっちゃけいまとあんまり変わんなくない?」

京太郎「そんなことないだろー」

憧「だって京太郎、最近自分のうちで寝たのいつよ?」

京太郎「え?えーっと……先週の…」

憧「ほらー」

京太郎「あ、憧を抱いてないと眠れないし……」

憧「なによそれー、って言いたいところだけど……」

京太郎「だけど?」

憧「あたしも、たまに京太郎がいないとベッド広いなーって、なんか変な気分になって」

京太郎「そんなこと言われたらなおさら帰れなくなるだろ」

憧「よく言うわ。帰る気なんてないくせに」

京太郎「帰ってほしいなら帰るけどー?」

憧「そんなこと言ってないでしょー」

次回でひとまず完結ですたぶん

ということで最終回です

 

~年を越してお正月~


憧「なーんで実家に帰ってきたのに働かなきゃいけないのよー」

望「そういう家に生まれたことを恨むのね」

憧「むー……来年からお正月帰ってくるのやめよっかな」

新子母「いいわよ、お年玉渡さなくてよくなるし」

憧「えぇー!?それとこれとは話が別でしょ!?」

新子父「お年玉っていうのは正月に子どもにあげるものだから、三が日にいない子にはあげられないな」

憧「うぐぅ……」

望「ま、好きなことやらせてもらってるんだから、こんなときくらいうちの手伝いしなさいな」

憧「……言われなくてもわかってますぅ」

 
新子父「おぉそうだ、忘れるといけないから言っとこう」

憧「へ?」

新子父「父さんたち、今度東京に遊びに行くから」

憧「へぇ…で、なに?あたしに案内しろってこと?お父さんたちが行きたいようなところなんて、あたしわかんないよ?」

新子母「いいわよ、私たちは勝手に楽しみますから」

新子父「ただちょっと顔は見に行くつもりだから」

憧「ふ~ん……たぶん忘れると思うから、近くになったらまた連絡して」

望「いいなぁ~あたしも行きたーいー」

新子母「あんたはしょっちゅう晴絵ちゃんと旅行行ってるでしょ」

憧「そっか、東京来るんだ……………東京に……」

憧「………」

 



prrrr…prrrr…

京太郎「もしもし~どしたー?俺の声が聞きたくなったかー?ナンツッテ」

京太郎「うん?大事な話?」

京太郎「うん……うん……っ!」

京太郎「………………」

京太郎「わかった」

京太郎「どうせ遅かれ早かれやらないといけないことだしな」

京太郎「あぁ……俺も」

京太郎「そうだ、それだったら……」

 



憧「うん?」

憧「うん……えっ」

憧「うぅん、あたしも行きたい」

憧「ん……じゃあまたあとで、うん…バイバイ」

憧「なに?……ふふっ…うん、知ってる」

 




京太郎「父さん母さん、ちょっといいかな」

憧「さっきの話なんだけど…」


京太郎「今度、春休みに帰ってくるとき」

憧「お父さんたちが東京に来たときに」


京太郎「彼女連れてくるから」

憧「会って欲しい人がいるの」




偶然が重なって運命の人~最初で最後の恋人 カン

 

 

~~おまけ~~

ガチャ

京太郎「たっだいま~」

憧「おかえり~ってやばっ、ご飯やんなきゃ!ごめんねっすぐに…」

京太郎「別にそんな急がなくてもいいぞ~」

京太郎「んで、なに見てたんだ…って子ども服のカタログ…?」

憧「ちょっと見入っちゃって。どれもすっごいかわいいの」

京太郎「いくらなんでも気が早すぎだろ……こんなの着れるようになるの何年後だよ」

憧「かわいい服いっぱい着せてあげるんだ~」

京太郎「子どもは着せ替え人形じゃねーからなー」

憧「何言ってんのよ!」

京太郎「!?」

 
憧「あ!た!し!の!娘なのよ!」

憧「オシャレするのが嫌いなわけないでしょ!」

京太郎「お、おぅ……」

憧「あ、蹴った…ほら、京太郎に怒ってるわ。パパはなんにも分かってませんねー」

京太郎「いやいや憧に勝手なこと言うなーって怒ってるのかもよ」

憧「違いますー」

京太郎「なんで分かんだよ」

憧「母親だからよ」

京太郎「それ言われたらなんにも言い返せねーわ」

憧「ふふっ…はやく出ておいでー」

えーおよそ3年間だらだらと続いてまいりましたがこれにて完結です
後半ちょっと早足というか雑になってしまってすみません

あと京太郎まとめwikiで似たような話があるけどだいたい僕が書いたやつです
パクリじゃないです、焼き直しです

というわけで長い間お世話になりました

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