【P5×咲】京太郎「アナタの心を頂戴します」【安価】 (205)

※こちらはペルソナ5と咲のクロスオーバー作品になります。

※主人公は京ちゃんの京太郎スレなので、苦手な方はそっ閉じ推奨です。

※初心者なのでガバったりグダったりすると思いますが、寛容さオカン級でお願いします。

※ペルソナ5のネタバレとかあると思うので、気になる人もそっ閉じでお願いします。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1526039912

最初に安価をいくつか取りたいと思いますので、人が居たら始めたいと思います

声が一緒か、そういえば

>>5
その通りです。主にそこがこのスレを立てた理由です。

では、安価を取ります

さっそくやらかした・・・。上は>>1です

まず、この世界の京太郎は一年生か二年生かを決めます。

一年生の場合は、登場する咲キャラの年齢と学年は変わりません。
二年生の場合は、3年生以上のキャラが変化します。進学したのか就職したのかはこちらでそれっぽく選択肢を作り、安価で決めます。

下1~3の多数決にします。ちなみに、どちらを選んでも好感度や能力値に変わりはありません

須賀京太郎は一年生、に決定しました。

続いて、原作キャラの扱いについてです。ペルソナ5にでてくるコープキャラを全員、咲キャラに変換しますか?
(イゴール・双子の看守・モルガナ・各パレスのボスは変わりません)

こちらは、下1~5までで多数決にします

えー、5までいってませんが多数決的に確定したので、咲キャラに変換するという風になりました。

コープごとにキャラを安価で決めた方いいですかね?

少し考えたのですが、なかなかマッチするのが少ないので、いくつかの選択肢をキャラ搭乗時に出して、それを安価で選んでもらう形にしようと思います。

では、すこしですがプロローグから始めていきたいと思います。




   これは叛逆の物語。理不尽な運命に抗う少年少女の話。その先にあるのは、破滅かそれとも・・・。


> どうしてこんなことになったのか・・・。俺のしたことは間違いだったのか・・・。だけど、放っておけなかった。あれを見過ごしたら、アイツにどんな顔して会えばいいかわからなかったから。

京太郎(まぁ、今でもどんな顔して会えばいいのか分からないんだけどな)

ツギハヨンチャ~ヨンチャ~

京太郎「あ、ここで降りなきゃ・・・。居候先の人、どんな人だろう?」

京太郎「えっと、駅を降りて・・・こっちの路地か」

> 俺はこれからちゃんと生活していけるんだろうか・・・。急な入学だし、もしかしたら噂がこっちまできてたりすんのかな?それよりも、よく知らない人の家に居候するなんて、なんで俺なんかを引き取ってくれたんだろうか?

京太郎「えーっと、確か居候先の名前はっと」

> メモを取り出し、名前と住所を確認する。

京太郎「それにしてもこの名前、どっかできいたことある気がするんだよなぁ・・・」

> メモをしまい、記されていた住所を近所の人に尋ねながら進んでいく。どうやら向かう先は喫茶店のようだ。

京太郎「・・・ここか。えーっと?喫茶店・・・英語で読めねぇや。まぁ、何人にも聞いたし間違ってはない、はずだ」

> ゴクリと無意識に唾をのむ。ほのかに手汗がにじんできた。

京太郎(落ち着け。一旦、深呼吸して・・・)

> 少しの間を開け意を決したようにドアを開く。そのなかで待っていた人物は・・・


下1~3

1.着物を着た小柄な女性だった。
2.顎髭を生やした老齢な男性だった。
3.スーツを着こなした立派なおもちの女性だった。

コープも結構咲キャラいるね
1/3くらいは咲キャラかな

そこは和パパじゃないのか

>>27
そうなんですよ。結構多いんですよね。
>>30
(中の人を忘れていたことはないしょにしておこう)



3.スーツを着こなした立派なおもちの女性だった。

???「いらっしゃい。おや、学生さんとは珍しいデス」

京太郎「あっ、は、初めまして。須賀京太郎って言います。今日からお世話になります・・・!」

> 緊張からか若干声を上ずらせたが初めのあいさつは出来た。だが、クスクスと言う笑い声が目の前から聞こえ、羞恥で顔が赤くなる。

???「クスクス。そんなに緊張しなくてもノープロブレム。挨拶はしっかりと出来る子のようデスね」

京太郎「は、はい・・・。あの、あなたが引き取り人の・・・?」

???「Yes。私があなたを一年間預かり更生を見届ける事になった・・・」


戒能「戒能良子デス。よろしく頼むよ、ボーイ?」

本日はここまでです。また、次回よろしくお願いします

カピをモナ役にすればいいじゃん

こんばんは。21:00くらいから始めたいと思います。

>>35
さすがにカピバラをカバンの中に入れて生活したり、机の中にいれたり、二足歩行させる訳にはいかないのでカピーは実家で暮らしています。

戒能「さっそくだけど君が生活するルームに案内シマス。フォローミー」

京太郎「あ、はい・・・」

京太郎(なんでルー語みたいな話し方なんだろう・・・。そんなことより大変すばらなおもちをありがとうございます!)

> 荷物を持ち直して戒能さんの後に続きながら店内をザっと見回す。棚には色んなコーヒー豆が並んでいたり、よくわからない置物がおいている。お客さんは、今は居ないみたいだ。

京太郎(あんまり人気ないのかな?)

戒能「ここが君のルームデス。少し散らかっているのでクリーンをしてからがいいでショウ」

京太郎(少し・・・?)

> 部屋は二階だった。いや部屋というよりは物置と言った方が適切な気がする。ベッドや机は見えるが、本やら大きな仮面やらがその上に覆いかぶさり、更には大量の埃と蜘蛛の巣が張ってあることから暫く動かしてすらいないのだろう。

戒能「明日はスクールへの挨拶があるので早めに寝るように。それと私はあまりこのショップに居ないデスが、その間に何かトラブルを起こした場合は・・・分かりマスよね?」

京太郎「!・・・はい、わかってます」

京太郎(そうだ。なんで俺がここにいるか・・・浮ついた考えは捨てなきゃ)

> 拳に力が入る。もうどうしようもない事なのに、いまでも色々と考えてしまうアノ事を。ふと視線を感じて顔を上げると自分をジッと見つめる戒能さんと目が合った。

戒能「フム。聞いていたよりも大人しいデスね。それに・・・バッドな子には見えないデス」

京太郎「え?」

戒能「傷害罪で逮捕。裁判のジャッジで地元を離れることになりトーキョーに引っ越す事に。そこで私が保護司として貴方の更生を見届けることにしたのデス」

>保護司。俺みたいな保護観察対象者を引き取って、ちゃんと更生してるかを判断して国に報告する人、だったか。

京太郎「俺は・・・」

戒能「ストップ。あまり詳しい話を聞いているタイムはないデス。取り合えず私から言えるアドバイスは一つだけ。この一年間は大人しくすることデス」

京太郎「・・・はい」

戒能「では、私はこれからワークタイムなので行きます。店の鍵はロックしていきます。何かあればこちらの番号に連絡してくだサイ。私の付き人のデス」

> 戒能さんはそういうとササっと出て行ってしまった。

京太郎「仕方ない。取り合えず・・・掃除からだな」

                 ☆ 少年清掃中 ☆

京太郎「ふぅ・・・疲れた」

> ゴロンとベッドの上に横になる。することもないのでスマホを弄ってみるがそれもすぐに飽きてくる。地元の友達に連絡する気持ちも全くわいてこない。その時一つのアプリが目に入った。

京太郎「アレ?これ昼間に消したはずじゃ・・・上手くいかなかったのか?」

> 今度はしっかりとアプリをアンインストールしたのを確認。・・・今日はもう寝よう。

???「とっとと起きろ!囚人!」

> 罵声とともにギンっと金属同士が激しくぶつかり合う音が響く。

京太郎「!?」

> 目を開けるとさっきまでの木目の天井とは違う、見覚えのない天井が広がっていた。声が聞こえた方を見ようと起き上がるとジャラリという音がすぐ近くから聞こえた。

京太郎「なっ!?囚人服に、足枷・・・?」

???「おい!起きたならとっととこっちに来い!」

> 再び罵声と金属音。目を向けると鉄格子を何かで叩いているみたいだった。何とかそこまで歩いて行く。そこで目にしたのは、鼻の長い老人だった。

???「フフ・・・ようこそ。わたくしのベルベッドルームへ」

???「ここは夢と現実、精神と物質の狭間にある場所。何かの契約を結んだ者のみが訪れる場所。私は主を務めているイゴール。覚えてくれたまえ」

イゴール「お前を呼び出したのは他でもない。お前の命にもかかわる、大切な話をするためだ」

京太郎「大切な、話?」

イゴール「それにしても、これは驚いた。この部屋のありようは、お前自身の心のありよう。よもや牢獄が立ち現れるとは。お前はまさしく運命の『囚われ』。近い将来、その身に破滅が待ち受けているに相違ない」

京太郎「は、破滅?」

イゴール「文字道り、『全ての終わり』の事だ。しかし、抗う術が無い訳ではない。『更生』するのだ。自由への更生・・・それが破滅を回避する唯一の道。・・・世界の歪みに、挑む覚悟はあるかね?」

> いきなりすぎて話が頭の中に入ってこない。なんだこれ?夢?悪夢か?ならなんで、会話が出来てる?いや、それよりも・・・

京太郎「破滅なんて御免だ!」

イゴール「クク・・・お前の更生の軌跡、拝見させてもらうとしよう」

> イゴールと名乗った老人の話が終わると目の前に二人の少年?少女?が現れた。

イゴール「あぁ、紹介が遅れてしまったな。右がカロリーヌ、左がジュスティーヌ。共に看守を務めている。」

カロリーヌ「ふん、精々無駄にあがくがいい」

ジュスティーヌ「看守とは元来、囚人を守る職務。私たちもまた協力者です。・・・但し、貴方が従順なら」

イゴール「この者らの役割については、いずれかの機会でいいだろう。さて、夜も更けてきたことだ・・・じき刻限。ここの事は、少しずつ理解してくれればいい。いずれまた会うことになるだろうからね」

> イゴールが軽く手を上げる。すると途端に鳴り渡る音。ジリリリリとうるさいほどに鳴り響く中で、不思議と声はしっかりと聞こえてきた。

カロリーヌ「さぁ、時間だ。大人しく眠りに戻るがいい」

> その声を境に意識が遠のいていく。・・・・・・・。

安価スレなのに、一つも安価取らずに来てしまった・・・。もう少しゲームの部分カットした方いいですかね?

ありがとうございます。今日はもう少し続きます。


【4/10(日)】―朝―

京太郎(・・・妙な夢を見たな。破滅に更生・・・何のことかサッパリだ)

戒能「グッドモーニング。しっかりと起きれるようデスね」

京太郎「あ、おはよう、ございます・・・」

戒能「それでは、挨拶に行くので準備してくだサイ。今日は特別に私のカーで行きますが、普段はトレインを使ってくだサイ」

京太郎「は、はい・・・!」

―昼―

戒能「着きました。ここが君の通うハイスクール『秀尽学園高等学校』デス。これから校長と担任のティーチャーと会いますが、基本的に君は話を聞くだけで良いデス。但し、しっかりとヒアーする様に。これからの君の生活が懸かっていますから」

京太郎「わ、分かりました」

戒能「グッド。それでは、行きましょう」

> 学校の中に入り向かった先は校長室。中に居たのは椅子に座った、でっぷりと太った男性と・・・



下1~5

1.特徴的な髪型をした赤毛の女性だった。
2.ゴシックファッションと胸元の長煙管が印象的な女性だった。
3.茶髪のショートヘアーをした女性だった。

> 2.ゴシックファッションと胸元の長煙管が印象的な女性だった。



ようやく安価を取ったところですが今日は終わりたいと思います。ファッションについては、自分もなんと表現していいか分からなかったので、Wikiにのってたゴシックファッションってことにしました。

こんばんは。少しですが進めていきたいと思います

> 戒能さんが書類に目を通してサインのようなものを書いている。その様子を俺はジッと見ているしかできなかった。

校長「改めて伝えておくが、問題を起こせば、即、退学処分だ。正直、君のような人間を受け入れるか迷ったんだが、まぁ、色々とあってな・・・。地元じゃ隠れて色々やれたかもしれないが、ここでは大人しくしてもらう。うちを追い出されたら行く場所はないぞ。肝に銘じておけ」

> 太った男――校長がこちらに冷たい目線とともに、執拗な念押しをしてくる。あの目はさんざん向こうの人たちからも浴びせられた、軽蔑と非難の目だ。

校長「こちらが担任の藤田先生だ」

> 校長が隣に立っていた女性に目を向け紹介する。ゴシックファッション、と言うのだろうか。とても教師には見えない服装の人だ。

藤田「藤田靖子だ。これは君の学生証だ」

> 簡単に自己紹介を終わらすと、机の上に俺の学生証を置く。軽く会釈してそれを受け取る。

藤田「校則はしっかりと読んでおくように。少しでも違反したら、指導室行きだ。それから・・・君が問題を起こしても、私は一切かばえない。そういう話だったよな、校長先生?」

> 藤田さんは校長に確認を求めるように、その鋭い視線を投げかける。

校長「うむ。全ては彼の責任だ」

藤田「はぁ・・・。それにしても、なんで私が・・・。ほかに適任者は居たはずでしょう?」

校長「急な話だったのでね・・・空きがあったのが君のクラスで――」

戒能「ソーリー。説明が終わったのなら、もう良いデスか?店開けてきてるので」

校長「戒能さん、注意して見ていてくださいよ。外でトラブル起こさないように・・・」

戒能「ノープロブレム。彼にはキチンと言いつけマスので」

藤田「明日登校したら、職員室にきなさい。教室まで案内する」

戒能「それでは、失礼しマス」

京太郎「失礼、します・・・」

> 戒能さんと共に挨拶を終え、校長室を後にする。・・・・・・。玄関まで無言が続いたが、人気が居なくなったところで、戒能さんがため息を吐き出す。

戒能「はぁ・・・パーフェクトに厄介者デスね、貴方。マエがあると言うのは、ああいうことデス。例え住むプレイスが変わっても、やったことは無くならないと言うことデス。・・・と言うか、今度退学になった場合は私のショップからも出て行ってもらいマスよ?」



下1
1.京太郎「気を付けます」
2.京太郎「適当にやります」

※選択し安価の練習だったので、どちらを選んでも特に変わらなかったです。



京太郎「気を付けます」

戒能「分かっているのらいいデス。では、帰りマスよ」

> 学校から出ながら、明日からの事を考える。憂鬱だ・・・。


―Take Your Time―


ジャージ姿の教師「あ、藤田先生。大変ですね」

藤田「まさか、前歴者を押し付けられるなんてな・・・。男の先生のほうが適任だよ」

ジャージ姿の教師「なんであんなの編入させたんですかね?」

藤田「さぁ?校長の判断だからな。ただ、学園の実績のためだとは聞いたが」

ジャージ姿の教師「実績なら、私のバレー部が十分、貢献してると思いますがね」

藤田「確かにな・・・」

ジャージ姿の教師「気を付けてくださいね?もっとも、あんな生徒何かあったら追い出しますがね」

藤田「その時はよろしくお願いします。それでは私はこれで。先生も、大会頑張ってくださいな」

―Take Your Time―


戒能「バッド、全然進みません・・・。スクールの方はどうでした?やっていけそうデス?」

京太郎「大変そうです・・・」

戒能「自業自得、デスかね。・・・スクールであの調子だと、この先も色々と言われそうデスね」

京太郎「どうして・・・どうして、引き取ったんですか?」

戒能「頼まれて仕方なく・・・デスかね。実はあのカフェのオーナーは私じゃないんデス」

京太郎「え?」

戒能「私のオールドからの知り合いでして。訳あって、今は代理オーナーをしているのデス」

京太郎「そう、だったんですね」

戒能「オーナーがカフェをしていた頃、貴方のペアレンツがよくお客として来ていたそうデス。そんな縁もあって、引き取ることにしたのデス。・・・まぁ、マネーも頂いてしまいましたしね」

京太郎(知らなかった・・・親父とお袋がこっちに居た時期があるってことか?)

ラジオ「・・・り返しお伝えします。渋谷駅地下鉄ホームで起きた脱線事故による影響で、周囲のダイヤに大幅な乱れが・・・」

戒能「ㇺッ、またアクシデントですか。混んでるのはそのせいデスか。多いデスね、最近」

【4/10 夜】

戒能「まさか、あんなに渋滞するなんて・・・バッドな目にあいました。ショップ、どうしましょう」

京太郎「・・・すいません」

戒能「・・・まぁ、とりあえず上へゴーデス。渡したい物もありマス」

> 戒能さんに言われるがままそのまま二階へと上がる。

戒能「オーマイガー。80人も巻き込んだアクシデントだった見たいデスね」

> スマホでさっきの事故に関するニュースを見たようだ。それにしても80人だなんて・・・。戒能さんも悲痛な顔をしていたが、切り替えて俺に黒い手帳を渡してきた。

戒能「これはダイアリーデス。付けて置いてくだサイ。保護観察中とは言え、アクションに特別な制限はありまセン。法律を守っていれば、デスが。ただ私には報告の義務がありマス。日々のレポートは付けてもらいマス」

> 戒能さんから日記帳を受け取ったところで、電話の着信音がなった。

戒能「おっと、どうしました?・・・ノープロブレム、今から向かう所デス。では、また後で」

京太郎(誰からだろう?仕事・・・とはちょっと違った雰囲気だったけど・・・)

戒能「私はこれで帰りマス。鍵はロックして行きますので、あとはお好きに。しないとは思いますが、ショップの物には手を出さないように。何かが無くなっているようだったら、出て行ってもらいマスので」



京太郎「・・・さてと、今日の分の日記も書き終わったし早めに寝とくか」

> 戒能さんからもらった日記帳を閉じてベッドへ向かう。その時、自分の物ではない電話の着信音が聞こえてきた。・・・どうやら、一階からのようだ。

京太郎「確か、レジの横に黄色の電話があったな・・・それか?」

> いつまでも放置しておくわけにもいかず、急いで一階へと降りる。すると、予想通りに店の電話が鳴っていた。

京太郎「・・・はい、もしもし?」

戒能『ハーイ、京太郎?戒能デス』

京太郎「あ、戒能さん。どうしたんですか?」

戒能『あー・・・実はショップの看板をそのままにしてきたのを思い出したので、裏返して欲しいんデス』

京太郎「看板・・・あの、ドアにかかってるOPEN/CLOSEって奴ですか?」

戒能『Exactly。まぁ、OPENになってても入ってくる人はいないとは思いマスが。それにしても、助かりマス』

京太郎「いや、これくらいのことなら別に・・・」

戒能『ノン。看板のことだけではなく、このテレフォンにちゃんと出てくれました。・・・では、Good night』

> そういうと電話は切れてしまった。

京太郎「ふぅ・・・とっとと看板直して寝るとすっか!」

> 店の外に出ると、人の話し声がいくつか聞こえる。夜の街は気になるが、下手なことをする訳にはいかない。ドアに掛かっている看板を裏返すと、そのまま早足で二階まで戻る。

京太郎(そう言えば、明日からは電車通学になるんだよな・・・)

> スマホを取り出し、秀尽学園までの乗り換え案内を検索する。

京太郎「四軒茶屋・・・蒼山一丁目・・・乗り換え・・・あ、渋谷まで出てから乗り換えするのか」

> そのまま他の路線の事とかを見ていると、今日起きた地下鉄事故のニュースを見つけた。負傷者も多数出て、明日のダイヤも乱れるらしい。

京太郎「ってあれ?」

> 昨日の夜、寝る前に消したはずのアプリがいつの間にか復活している。

京太郎「消したはずなのに・・・」

> もう一度削除し、念のためにスマホを再起動する。

京太郎「ふわあぁ・・・なんか眠くなってきたし、寝るか」

> スマホを枕の横に置いてそのまま目を閉じ眠りにつく。

憧ちゃんの誕生日だったみたいですが、何もできませんでした。スレ自体も少しずつしか進ませられなくてすみません。アコチャーイェ~イ

こんばんは。ゆっくりとですが、始めていきたいと思います。

【4/11 朝】

京太郎「ふわぁ・・・っと、今日から学校なんだ。しっかりしていかないとな」

> 軽く体操をして体を起こしてから、制服へと着替える。初日から遅刻する訳にはいかないから、早めに出発しておこう。

京太郎「うしっ!バッチリだな・・・あ、朝飯どうしようか」

> 鏡で髪や服装をチェックした後に、大事なことを思い出した。これからの朝飯をどうするか。流石に毎日買うとなると小遣いが足りない。かといって戒能さんに頼むのも・・・仕事や店のことで忙しいだろうし、これ以上迷惑はかけられない。

京太郎「・・・とりあえず今日はコンビニで買うとするかな」

> 一階に降りると戒能さんがエプロン姿で仕事をしていた。とてもよく似合っている。

戒能「グッドモーニング、京太郎。割と早起きですね」

京太郎「おはようございます。初日ですからね。迷う・・・ことはないと思いますけど、遅刻しないように早めに出ようと思いまして」

戒能「ほぅ?・・・それなら、席に座ってウェイトしてください。ブレックファーストを用意しますよ」

京太郎「え?いや、いいですよそんな・・・。迷惑でしょうし、お店も開けなきゃいけないですし」

戒能「ノープロブレム。開店にはまだ少し早いデスし、気にせずイートしてください」

> そういうと、奥の厨房に行き手際よく、朝飯の用意をしはじめる戒能さん。正直ありがたいし、この行為に甘えさせてもらおう。

・・・・・・。

戒能「お待たせ。このカフェ一押しのカレーライスデスよ」

京太郎「・・・朝からカレーですか?」

戒能「まぁまぁ、遠慮せずに食べてくだサイ」

> スプーンを手に取って一口。

京太郎「・・・!?」

> 辛い!辛いが、その強い辛みの中に、なんとも複雑なコクを感じる・・・!手が止まらない。

京太郎「・・・ご馳走さまでした」

戒能「フフフ。良い食べっぷりでしたよボーイ。さぁ、そろそろタイムですし、行った方が良いデスよ」

京太郎「あ、もうそんな時間・・・旨かったっス!」

> 戒能さんは軽く手を振って見送ってくれた。朝からすごい気分がいい。少しだけど学校生活への不安が和らいだ。そのまま、昨日調べた電車に乗るために駅へと向かう。

> 物凄い圧迫感だ・・・。これが都会の満員電車と言うものなのだろうか。・・・液晶画面に今日のニュースが映っている。昨日の地下鉄事故の影響がまだ続いているらしい。

京太郎(えっと、この後は一回渋谷駅で降りて、銀坐線に乗り換える、んだったよな?)

> その後しばらく電車に揺られ、無事に渋谷駅で降りることが出来た。

京太郎「ぷはぁ、苦しかった・・・。次は銀坐線に乗り換えてっと。どっちだ?」

> 構内の案内板を頼りに目的のホームへと向かう。途中、駅員さんにサラリーマンたちが詰め寄っている光景を何回か見かけた。どうやら、例の事故の影響について詳しく聞いているみたいだった。

京太郎「早めに出て正解だったぜ・・・こんなん迷路だぞ」

> ようやく駅前広場へでることができた。最終的に手の空いていた駅員さんに聞いた結果だ。広場には学生、サラリーマン、主婦にリポーターとカメラマン、変な宗教っぽい人など多くの人がいた。・・・これも見慣れるんだろうか。

京太郎「っと、確か帝急ビルに銀坐乗り換え場があるんだったな。急ごう」

> 人にぶつからないよう気を付けながら早足で駅へと向かう。ビルに入り改札を通ると、目的の電車が来たところだった。待っていた人たちと共に電車に乗りこみ、次の駅を待つ。

―喫茶ルブラン―

スーツ姿の客「いやー参ったな・・・。雨なんて言ってたっけ?」

戒能「ん?降ってるんデス?」

スーツ姿の客「急にだよ。これだから春先は・・・」

戒能「そういえば・・・アンブレラ、持って行ったんでしょうか?」

スーツ姿の客「ん?誰の事?」

戒能「いえ、別に。ご注文は?」

スーツ姿の客「ブレンドちょうだいな」

テレビ「昨日の地下鉄事故の影響を受け、現在も各線で大幅なダイヤの乱れが続いて――」

スーツ姿の客「最近、物騒な事故が続くよね。ほら、そのニュースでやってる地下鉄事故。同僚が巻き込まれて入院しちまってね・・・。」

スーツ姿の客「ていうか不気味じゃない?事故や事件起こした人、突然おかしくなったらしいじゃない。取り調べしてる最中に、突然ぶっ倒れて廃人になった人もいるとかってさ」

戒能「へぇ・・・?」

戒能(確かに私の方にも色々な話が入ってきていますが・・・京太郎は、無事についたでしょうか?)


―Take Your Time―


京太郎「こ、ここが蒼山一丁目・・・。時間はかかったがなんとかついたな」

> あたりを見回すと、同じ制服を来た人たちがたくさんいるから間違いないだろう。時間を確認すると、まだすこし余裕がある。改札をでたら、少しゆっくりと行こう・・・。

京太郎「と、思ったら雨かよ・・・ついてねぇなぁ」

> 駅から少し進んだお店の軒下で雨宿りしつつ、携帯を開く。すると画面の中央に、もはや見慣れたあのアプリが表示されていた。

京太郎「またかよ・・・はぁ」

> そんな時だった。俺の隣にフードを被った人が一人、同じよう雨宿りしに走ってきた。気になって横目で見ていると、同じ学校の女子の制服スカートをはいていた。と言うことは、同じ学園の娘か。さらに気になって見ていると、その娘はフードを取って顔がはっきりと見えた。その娘は―――


下1~5
1.明るい茶髪のツーサイドアップが似合うイマドキ女子だった。
2.ピンク髪ツインテールのとてつもない巨乳女子だった。
3.髪を団子状にまとめた不思議とチャイナ服が似合いそうな女子だった。
4.小柄な体系に見合わないほどの巨乳を持つ特徴的な目をした女子だった。

ちょっと失礼な言い方かもですが、充分数が張り付いて待っていられる程の進行速度or注目度では無さげですので

書き溜め出来ない分岐で下5は多いと言いますか、せめて時間制限とかもつけた方が良いのでは…………?


連投安価下

>>90
やっぱり多いですかね?一応、メインのキャラ安価なので多少時間かかっても皆さんの意見、と言うかどのキャラを期待しているのかなどが知りたかったので・・・。

取り合えず、今日は終わりです。ほかの方も何か意見等々ありましたら、お気軽にお願いします。

こんばんは。安価の仕方について意見やアドバイスを頂きまして、大変助かりました。何分初スレなもので、これからも気になったことや改善した方がいいところなどを教えて戴けると、嬉しいです。

さて、安価の方ですがキャラの安価を『〇分までに下5までで多かったもの』に変更したいと思います。人が少なく、埋るまで待たなきゃいけない、と言うのを改善して見ました。

もし人がいるようでしたら、今日も少し進めていきたいと思います。

> 1.明るい茶髪のツーサイドアップが似合うイマドキ女子だった。

京太郎(可愛い・・・)

茶髪の女子「ふぅ。・・・ん?」

京太郎「あっ」

> 彼女と目が合ってしまった。ジッと見すぎたせいか。彼女は不思議そうに見ていたが、軽く微笑むと降り続ける空に目線を移す。少しの間沈黙が続いていたが一台の車が来たことで状況は変化する。

ジャージ姿の教師「おはよう。学校まで送っていこうか?遅刻するぞ~?」

茶髪の女子「あ、ありがとうございます」

> そう言うと彼女は車へと乗りこんでいく。知り合い・・・なのだろうか?

ジャージ姿の教師「おっと君もか」

京太郎「あぁ、いえ・・・」

ジャージ姿の教師「そうか」

> 流石に初対面の人にお世話になる訳にはいかない。彼女が乗り終わると窓が締められ車は発進した。その時に一瞬見えた彼女の瞳が心に引っかかった。

???「はぁ・・・!はぁ・・・!間に合わなかった!」

京太郎「ん?」

> そんなことを考えていたら目の前に全力で人影が走り抜けていった。が、膝に手をついてついさっき走り去った車の方角へと何かを呟く。

京太郎(あ、さっきの娘と同じで秀尽学園の制服だ。もしかして、知り合いなのか?)

> そんな風に思って声をかけようか迷っていると、走ってきた娘が振り向いて俺に話しかけてきた。

途中送信してしまった・・・。



> その娘は――

下1~5 (23:55分まで)
1.茶髪のポニーテールが似合う小柄な少女だった。
2.金髪のロングヘア―が特徴的な活発そうな少女だった。
3.何故かスカートの下に短パンを穿いた関西弁の少女だった。
4.170センチくらいの長身で黒髪ポニーテールが似合う少女だった。

予想以上に早く埋まっててたまげた>>1です。



> 1.茶髪のポニーテールが似合う小柄な少女だった。

???「ねぇ、もしかして鴨志田先生に話すつもり?」

京太郎「鴨志田?」

???「今の車だよ。鴨志田先生のだったでしょ?」

> つまりさっきのジャージを来た人がこの娘が言う、鴨志田先生ってことか?

???「好き放題して・・・まるでお城の王様だよ。そう思わない?」

京太郎「お城の王様?」

???「いや、だからさ・・・?」

> 言葉を途中で止めると俺の顔をジーっと見つめる少女。

???「って言うかさ、鴨志田先生知らないって、マジで言ってる?君もシュージン、だよね?」

京太郎「え?・・・そっちも、シュージンか?」

???「え・・・?他にないでしょ、この制服。・・・1年。同い年だね。もしかして、最近入学になった?」

京太郎「・・・実は、そうなんだ」

???「・・・そっか。じゃあ、知らない訳だ。・・・それより、たいした雨でもないし行こ?遅刻するよ」

> 歩き出そうとすると突然、めまいがして足元がふらつく。どうやら彼女も似たような感じらしい。

???「うー・・・頭痛いぃ・・・」

> 軽く深呼吸をして彼女の後をついていく。

<ナビゲーションを開始します>


> 彼女は真っすぐに行かず狭い路地へと入っていく。俺もその後に続く。しばらく歩いてる最中、雨で出来た水たまりを踏んだ時に何かを感じて思わず振り返ってみる。当然、そこには何もなく通り過ぎたばかりの光景があった。


<目的地に到着しました。案内を終了します>

???「なぁ!?」

京太郎「ん?」

> 先に行った彼女の驚いたような声が聞こえてきた。早足で向かってみるとそこには――巨大な城が立っていた。

???「道、間違えたかな・・・やっぱ、合ってる」

京太郎「どうする?」

???「取り合えず、中に入って聞いてみるしかないよね」

京太郎「かな」

> そして、二人でこの不思議な城へと入っていくことにした。

???「お、おっかしいな・・・学校が・・・」

京太郎「ここは、どこだ?」

???「いや、学校・・・のはず・・・」

> 不安になった彼女は携帯をだして確認してみるが――

???「えっ、圏外?どこ来ちゃったんだ・・・。看板、学校のだったよね?」

京太郎「あ、あぁ。確か」

???「だよね?君も見たよね!」

京太郎「!」

???「!」

> 突然、奥の方から現れたのは西洋の鎧に変な仮面をつけた人だった。

???「ビビらせないでよ・・・誰?生徒の人?っていうか、凄い格好だね。その鎧、本物?」

> 気になる用で近づいて話しかける少女。すごい行動力だ。

???「黙ってないでなんか喋ってよ。ねぇ・・・」

> 更に近づこうとしたとき、もう一体の鎧が現れた。

???「ちょ、ちょっと・・・何さ?」

京太郎「これは、ドッキリか?」

???「私にも分かんないよ!」

> ガシャン、と音を立てて俺たちに近づく鎧たち。なんとなくだけど、ヤバイ感じがする。

???「・・・コイツら、やばい。タ、タイムタイム!」

> こちらの事はお構いなしに近づいてくる。

???「逃げよう!」

京太郎「わかった!」

> 二人そろって入口へ走る。だが――

> 逃がさないとばかりに逃げ口からも更に2体の鎧たちが現れ、立ち塞がる。

京太郎「くそ、何なんだよコイツら!?」

> 囲まれ逃げ場を奪われた恐怖からか、つい大きな声を出す。それが原因になったのか、すぐ後ろにいた鎧が持っていた大楯で殴り掛かってきた。

京太郎「いってぇ、何すんだよ・・・!」

> 痛みと衝撃で這いつくばってしまう。鎧たちは囲みを狭め、彼女にも手を出そうとしていた。

京太郎「にげ、ろっ!」

???「え?」

> ガツンと言う鈍い音が頭に響くとそのまま意識が遠のいていった。

今日はここまでになります。明日は、京太郎覚醒~パレス脱出までやりたいと思います。では、お疲れさまでした。

こんばんは。>>1です。始めていきたいと思います。

覚えのある声「ねぇ・・・。起きて、おーい!」

京太郎「うっ・・・」

ポニテの少女「大丈夫?」

京太郎「あ、あぁ。なんとかな・・・っつつ」

> 目を覚ますとポニテ少女の心配そうな顔があった。しかも割と近くに。だけど、殴られたところの痛みによってそれどころじゃなかった。

ポニテの少女「どうやら、夢ってわけじゃなさそうだね・・・」

京太郎「くっそ、何なんだコレはよ・・・!」

> あたりを見回すとどうやら地下牢の様な場所に閉じ込められたみたいだ。薄暗くジメッとしていて、さっきまで横たわってた木の板(おそらくベッド)の硬さが夢ではない事をヒシヒシと感じさせる。痛みをこらえながら鉄格子でできた扉の前へ行き、なんとか開けようと試みたがビクともしない。

京太郎「おい!誰かいないのかよ!出してくれ!」

ポニテの少女「私たち、なんにもしてないじゃん!」

> 二人して叫んでみるが何の返事もない。それどころか、誰かが来る気配すらない。

ポニテの少女「どこ何だろうね、ここ。何かのセットなのかな・・・?」

> 二人とも一周回って冷静になり、木の板に腰掛けながらポツリ、ポツリと呟くように喋る。もちろん、今彼女が呟いた問いの答えなんか知るわけがないし、代わりに答えてくれる人もいない。と、その時――

『ぐわぁぁぁあぁぁ!!!』

『ああぁぁああぁぁうぅ・・・!!』

京太郎とポニテの少女「「!!」」

> 遠くのほうから見たいだがここまではっきりと聞こえるほどの絶叫。それも尋常じゃない感じの。

ポニテの少女「な、なに、今のは・・・」

> 慌てて扉までいき様子を伺う。すると再び遠くの方からの声が聞こえてきた。

『うぅ・・・あぁっ・・・』

『ごはぁっ・・・!うぐぅ・・・』

京太郎「おい…おい…おい…おい…」

ポニテの少女「なんか、ヤバくない・・・?」

> 二人の声は恐怖からか震えていた。

ポニテの少女「これ、絶対ヤバイって!どっかから、逃げられないかな!?」

京太郎「そうだな、とにかくなんとかしようぜ!」

> 二人で手分けして牢屋の中を調べまわる。が、逃げ口はおろか、隠れそうなところも扉を開けれそうなものも見つからなかった。それでも諦められずに調べていると、足音の様なものが聞こえた。

ポニテの少女「んっ、なんか聞こえなかった?」

> 音はどうやら外から聞こえるようだ。二人して扉にくっついて音の方向をジッと見つめる。そして、現れたのは、俺たちを襲った、あの鎧たちだった。

番兵「喜べ、貴様らの処刑が決まった。罪状は『不法侵入』である。よって、死刑に処す」

京太郎「はぁ!?」

覚えのある声「俺様の『城』で勝手は許されない」

> そういって現れたのは、王冠を頭に乗せ無駄にハートがキラキラと光る悪趣味なマントを羽織った男だった。

ポニテの少女「え?まさか・・・鴨志田先生?」

京太郎「カモシダ?」

カモシダ…?「ただのコソ泥かと思ったら、高鴨、貴様だったとはな…。また逆らうつもりか?貴様、ちっとも反省してないな?え?」

> カモシダと呼ばれた変な男は、見下した笑みを浮かべながら俺をみる。

カモシダ…?「一人じゃどうにもならんと、今度は仲間を引き連れてきたのか?」

高鴨と呼ばれた少女「お前…ふざけないでよっ!」

カモシダ…?「王に向かってその口の利き方はなんだ?貴様、自分の立場が分かってないようだな?我が城に忍び込んだ挙句、王である俺様に悪態をついた罪…死をもって償ってもらうとしよう」

> そういうと男は怒りに顔を歪ませ周りにいる鎧へと命令を下す。

カモシダ…?「処刑だ!連れ出せ!」

京太郎「や、やめろ!」

> 続々と牢屋の中に入ってくる鎧兵たち。目的はあの少女のようで、俺にはいっさい目を向けていない。

高鴨と呼ばれた少女「く、くそぅ・・・!やあぁっ!!」

> 追い詰められていった少女は、その小柄な身体で全力の体当たりをして、目の前の鎧兵を吹き飛ばす。

高鴨と呼ばれた少女「今のうちに、逃げよう!!」

> しかし、別の鎧兵が逃がすまいと少女を殴りつける。

高鴨と呼ばれた少女「うう・・・痛い・・・」

> 蹲る少女。その姿を見た俺は考えるよりも先に、殴った鎧兵を蹴り飛ばした。

高鴨と呼ばれた少女「!い、いいから逃げて…!コイツら、本気だよ!!」

カモシダ…?「ほう、貴様、逃げるのか?随分、薄情な仲間だな?」

高鴨と呼ばれた少女「っ!・・・仲間じゃない」

京太郎「!」

高鴨と呼ばれた少女「ほら、早くいって!」

カモシダ…?「どうした?怖気づいて逃げられないか?ふん、取るに足らない小虫が…。俺様は、コイツの処刑に集中するとしよう…」

思いのほか長くなってしまったので、いったん区切らせてもらいます。続きは明日。出せたら午前中のうちに進めていきたいと思います。

あと、今更すぎですがこの世界に登場する咲キャラは原作『咲―Saki―』とは一部違う設定やキャラ付けになっています。また、これからもペルソナ5の仕様上ヒドイ目にあったりしますので、あらかじめご了承ください。>>1もあんまり書きたくないのでゲームよりはマイルドにするつもりですが・・・。

すいません。仕事が立て込んでるため今日も更新できません。

こんばんは。そしてお待たせしました。これから始めていきます。

> そう言うとカモシダ(?)は鎧兵に命じて彼女を拘束する。そして――

カモシダ…?「そうーれ!」

高鴨と呼ばれた少女「うぐっ…!」

> 思いっきり彼女の頬をはたきやがった。それも一度で終わらず、二度三度と左右の頬を交互に叩いていく。

カモシダ…?「このクズがっ!ゴミ虫めっ!」

高鴨と呼ばれた少女「あぐっ…うあぁ…」

京太郎(た、助けなきゃ・・・助けなきゃ、いけないのにっ・・・!)

> 俺は恐怖で動くことが出来なかった。目の前の鎧兵がこちらに剣を向けている。それだけで、足は震えて一歩も動かすことが出来なくなってしまっていた。

カモシダ…?「ペッ!」

> 気が済んだのか、カモシダ(?)は手を止め唾を吐く。

カモシダ…?「フンッ!さっきまでの、威勢はどうした?・・・こんな下郎、殴る価値もない。今、殺してやる」

京太郎「っ、やめろ!」

> 殺す。アイツはその言葉道理に彼女を、俺を殺すつもりだ。なんでだ・・・なんで、こんな目に!そんなことを考えていたら、カモシダ(?)はこっちに向かってきていた。

カモシダ…?「お前…俺様が誰か分からないのか?」

> ムカつくニヤけ顔で俺を見下すカモシダ(?)。俺は睨み返す事しかできなかった。

カモシダ…?「腹立たしい目をしおってっ!」

京太郎「あぐぅっ!?」

> 腹を蹴られ後ろの壁へと吹っ飛ばされる。痛みで起き上がることが出来ない。

カモシダ…?「押さえてろ。アイツを殺したら、すぐに殺す」

京太郎「ぐっ、そっ・・・!」

> 気合でなんとか立ち上がり駆け出すも、鎧兵2体がかりで壁へと押し付けられる。必死で逃れようともがくもビクともしない。

高鴨と呼ばれた少女「やめろ・・・死にたく、ない・・・」

カモシダ…?「ハッハッハッ!」

> 高笑いと共に彼女へと近づいていくカモシダ(?)。その後ろ姿をにらんでいると突然、頭の中に直接声が響いてきた。

   【これは極めて理不尽なゲーム…勝機は、ほぼないに等しい】

京太郎(なんだ・・・蝶?)

   【しかし、この声が届いているという事はまだ可能性は残っているはず…】

???≪どうした…見ているだけか?≫

京太郎「えっ・・・?」

> さっきとはまた違う声が聞こえてきた。今度は明らかに、俺に話しかけてきている。辺りを確認してみるも、何も見えない。

???≪我が身大事さに、見殺しか?≫

???≪このままでは、本当に死ぬぞ?それとも、あれは間違っていたのか?≫

> フラッシュバックする、あの事件の映像。あれは――

京太郎「下1」


1.間違いだった…。
2.間違ってない。


一度、退席します。30分くらいには帰ってこれると思います。

京太郎「間違って、ない・・・!」

> 顔を上げれば彼女が鎧兵に持ち上げられ、剣を向けられている所だった。ドクン、と心臓の音が大きく聞こえた気がした。

京太郎「うぅ…!くそ…!はな、せっ…!」

> 暴れても暴れても鎧兵の力には叶わず押し付けられる。このままだと・・・!

???≪よかろう…覚悟、聞き届けたり≫

京太郎「!?」

> その言葉を境に激痛が襲う。

京太郎「あああぁぁぁ!うっぐぅぅ・・・!」

???≪契約だ。我は汝、汝は我…。己が信じた正義のために、あまねく冒涜を省みぬ者よ!その怒り、我が名と共に解き放て!≫

京太郎「うああぁぁ!・・・はぁ・・・はぁ・・・!」

???≪たとえ地獄に繋がれようと全てを己で見定める、強き意志の力を!≫

カモシダ…?「殺せーッ!」

京太郎「ふざけるな!」

カモシダ…?「・・・なんだと?」

> 驚いたような顔をしてカモシダ(?)と彼女を捕まえていた鎧兵が振り返る。するりと鎧兵の手から彼女が抜け落ち、壁にもたれかかる。

カモシダ…?「そんなに殺されたいか…いいだろう!」

> カモシダ(?)が顎で鎧兵に合図を送る。それを受けて、俺の横に居た1体が大きな盾で顔面を殴りつける。

京太郎「あっ…つぅ…!」

> 衝撃でよろけたところを他の鎧兵に捉えられる。首に交差するように槍が突き付けられ、目の前には剣を持った鎧兵とカモシダ(?)。だけど、不思議と心は落ち着いていた。

カモシダ…?「フッ」

> カモシダが手をあげ、それに合わせて剣も振りあがる。その時――

京太郎「・・・っは」<ドクン

カモシダ…?「うわっ!」

> 自分を中心に突風が吹き荒れ、鎧兵たちを押しのける。そして、風が収まったころに自分の顔に何かが張り付いていた。

京太郎「っ、ううぅぅ…ああぁぁ…!」

> 必死で剥がそうとするがしっかりと密着していて中々とれない。だけど、取らなくちゃいけない。よく分からないけど、そんな感じがして今まで以上に強引に、それこそ顔面の皮膚ごと剥がすように力を入れる。

京太郎「ぐぅ…うあぁぁ…!ああああぁぁぁ!!」

> ブチブチブチッと音を立て赤い液体をまき散らしながら剥ぎ取る。痛みは、もはやなかった。顔に張り付いていたのは、白い仮面だった。仮面が地面に落ちると蒼い炎となり全身を包んでいく。

???≪フフフハハハハハッ!≫

 蒼い炎が少年の全身を包んだ後、そのままの形で後ろへと移動していく。炎の中から現れた少年は学生服ではなく、全身を黒で統一した衣装へとその姿を変え、また少年を包んでいた炎もその姿を変えていた。それは、シルクハットのような頭、真っ赤な手足に漆黒の翼を生やした、悪魔のような姿だった。

京太郎「フンッ!」

 彼が手を広げると、後ろの悪魔のような存在も大きな翼を広げる。たったそれだけの動きで突風を起こし、辺りに居た鎧兵たちを壁まで吹き飛ばす。

高鴨と呼ばれた少女「な、なん・・・」

ようやく覚醒が終わったところで、本日は終了となります。あの覚醒シーンを文字で表現しようとするのが、こんなに難しいとは思いませんでした・・・。次回は、戦闘のチュートリアルになります。それでは。

こんばんは。始めていきます

謎の声「我が名は、逢魔の掠奪者『アルセーヌ』!」

> 不思議な感覚だ。さっきまでの痛みも薄れて力が内側から湧いてくる。何度か手を閉じたり開いたりを繰り返してみる。

高鴨と呼ばれた少女「君…」

アルセーヌ「我は、お前に宿る、反逆者の魂。お前が望むなら、難局を打ち破る力を与えてやってもいい」

京太郎「死んでたまるか!」

アルセーヌ「フン、よかろう…」

カモシダ…?「貴様…何者だ…!?我が衛兵よ!そいつから、やってしまえ!」

> カモシダが命令を下すと、側にいた2体の鎧兵たちの身体が急に膨らみ始める。と思いきやカボチャ頭の全く違う姿へと変身した。

カモシダ…?「こいつらの真の力…思い知れっ!」

【バトル(チュートリアル)】

アルセーヌ「目の前の敵を憎め!その意思を力に換えて…放ってみろ!」


京太郎
HP:下1のコンマ2桁(下限は50です)
SP:下2のコンマ2桁(下限は16です)


> 地下室のランプ男A。地下室のランプ男B。


→1.スキルを使う
 →エイハ(4SP)

誰に使うか→下3(AかBだけでOKです)

京太郎
HP:96/SP:54

結構高めになりましたね。で、安価のほうなんですが、やっぱり人が居ないので、同じ人でも5分以上たったらもう一度参加してもらっても構いません。そうでもしないと、進まなくなっちゃうので・・・。お願いします。

京太郎「エイハ!」

> アルセーヌから教えてもらった通りに叫んでみる。すると、敵1体に魔法のような攻撃をすることが出来た。



 地下室のランプ男A【瀕死】。地下室のランプ男B。
※今回はチュートリアルなので確定で当たり判定になります。ダメージも確定です。


地下室のランプ男A「ヒホッ」
→アタック。

> 3のダメージを受けた。

地下室のランプ男B「ヒホッ」
→アタック

> 4のダメージを受けた。


アルセーヌ「武器を振るえ!」


→2.近接武器で攻撃

誰に使うか→下1

京太郎「ハアッ!」

> いつの間にか手にしていたナイフで瀕死になった敵を切りつける。すると、力尽きたのか飛沫をあげて消えてしまった。



 地下室のランプ男B。


アルセーヌ「我の、この力はお前のもの!やり方はまかせる。自由に暴れてやれっ!」


地下室のランプ男B「ヒホッ」
→アタック

>4のダメージを受けた。


京太郎
HP:89/SP:50

1.スキルを使う
2.近接武器で攻撃
3.防御する
4.アイテムを使う【不可】
5.指示を出す【不可】

下1で

京太郎「セヤッ!」

>地下室のランプ男Bに55ダメージ。地下室のランプ男Bは力尽きた。


☆リザルト☆
・66EXP
・1490円
・ノーアイテム

☆レベルアップ☆
・アルセーヌ:LV.3
・京太郎:LV.4

> 今の戦いで確かな手ごたえを感じた!HPとSPの最大値が増えた!

HP→下1のコンマ一桁
SP→下2のコンマ一桁

HP→4増加。SP→0増加。

NEXT EXP:69。

☆スキルゲット☆

> アルセーヌは新たなスキルを習得した!

・アルセーヌ
 →エイハ/スラッシュ

NEXT SKILL LV.4『スクンダ』

高鴨と呼ばれた少女「今の…」

京太郎「ふぅ……って、なんだこの格好?」

> ひと段落着いたことによる安心感でホッと一息つく。そこでようやく、自分の恰好が変わっていることに気が付いた。

高鴨と呼ばれた少女「何なんだ、一体……」

カモシダ…?「おのれ…!」

> 一人近づいてきたカモシダ。明らかに隙だらけの奴に彼女が突進する。

カモシダ…?「ぬおっ!?」

高鴨と呼ばれた少女「や、やったぞコノヤロー!」

京太郎「鍵を閉めろ!逃げるぞ!」

高鴨と呼ばれた少女「こ、これっ!?」

> 強烈なタックルで吹っ飛ばされたカモシダが落としだろう鍵を拾い、二人して急いで牢屋から出る。そのまま鍵を閉め――

高鴨と呼ばれた少女「よし、かかったッ!」

カモシダ…?「貴様ら!?」

高鴨と呼ばれた少女「ねえ…!何なのさ、今の!?それに、君の、その恰好は…!」

> と、突然蒼白い光と共に元の制服へと戻る。

高鴨と呼ばれた少女「うお、戻った…!?」

> ガシャン!と大きな音が鉄格子から響く。カモシダが出ようと暴れてるみたいだ。

高鴨と呼ばれた少女「おわぁぁわっ!」

カモシダ…?「貴様らぁぁ!」

高鴨と呼ばれた少女「もう、イミわかんない!…とにかく逃げよう!先に行って!」

京太郎「あぁ!」

高鴨と呼ばれた少女「おりゃぁ!」

> 彼女が思いっきり振りかぶって投げた鍵は用水路?のようなところに落ちて沈んでいった。これで、しばらくは時間が稼げるはずだ!

カモシダ…?「おのれぇ…賊めが!追え!絶対に逃がすな!」

カモシダ…?「貴様ら!オレ様にこんなことして、タダで済むと思っているのか!!」

高鴨と呼ばれた少女「知るかっ!これ以上付き合ってられないよ!」

高鴨と呼ばれた少女「とにかくここから出よう!」

> こうして俺たちは脱出するべく出口を探し始めた。壊れた橋を飛び越えたり、牢屋の壊れた穴を潜り抜けたり、追っ手を隠れてやり過ごしたりと、どこかの映画並みのアクションをこなしながらようやくたどり着いた大きな扉。

高鴨と呼ばれた少女「はぁ…はぁ…これが、出口の扉?」

京太郎「はぁ…わかんねぇ…はぁ…とにかく、開けるぞ!」

> 扉を開けた先は、出口ではなかった。

京太郎「オイオイ…嘘だろ…?出口じゃないのかよ!」

高鴨と呼ばれた少女「いったい何なのさここ!?」

京太郎「とにかく、出口を探そう!」

> 再び出口を探し始めるが、ここで彼女が水路の上に吊るされてある牢屋に人が閉じ込められているのを発見する。

高鴨と呼ばれた少女「ね、ねえ…あれ」

京太郎「あれは…?」

高鴨と呼ばれた少女「悲鳴…聞こえたもんね…やっぱ掴まってたの、ウチらだけじゃないんだ!」

京太郎「つか…あれ、大丈夫なのかよ…アレ…」

> だけど、俺らにはどうすることもできず、先に進むしかなかった。

高鴨と呼ばれた少女「あれ、前に何かあるよ…橋と…石像かな?」

京太郎「っと、また行き止まりだ。くっそ、出口は何処にあるんだよ!」

知らない声「…おい、そこの。金髪とポニテ!こっち向け!」

> 見知らぬ声が聞こえた牢屋の方を向く。するとそこには、二本足で立つ奇妙な物体が立っていた。

高鴨と呼ばれた少女「なに!?コイツ!?」

謎の生き物「お前ら、城の兵士じゃねえな!?こっから出してくれ!ほら、そこに鍵あるだろ!?」

高鴨と呼ばれた少女「外出たいのは、こっちなんだよ…!てか、どうみたって敵じゃん!?」

謎の生き物「捕まってんのに敵なわけないだろ!助けてくれよ!?」

京太郎「・・・猫?」

謎の生き物「猫じゃねえっ!次言ったら許さんぞ!」

> と、話しているうちに複数の足音がこっちに向かってきている。

京太郎「もう来やがった…!いったい、何処から出れんだよ!」

謎の生き物「おい、お前ら!出口が知りたいのか?出してくれれば案内するぞ?捕まって処刑は嫌だろ?」

京太郎「嘘ならタダじゃおかないぞ」

謎の生き物「嘘じゃない!本当だって!」

高鴨と呼ばれた少女「どうも調子いいよね、この子…」

謎の生き物「二人だけで出られるってんなら、好きにしろよ!」

高鴨と呼ばれた少女「どうする?」

> 足音がより近づいてきた。もう、時間がない……!

京太郎「マジなんだろうな!?」

謎の生き物「早くしないと捕まるぞ」

高鴨と呼ばれた少女「し、仕方ないか…」

> こうして、謎の生き物(猫ではない)を牢屋から出すことにした俺たちは、急いで鍵を開けるのだった。

今日は、ここまでになります。お疲れさまでした。

すいません、今日もなしです・・・。

こんばんは。始めていきます。

> ガチャリと鍵が開く音が響く。謎の生き物は跳ねるように牢から出てきた。

謎の生き物「フゥ~、シャバの空気はうまいぜ」

京太郎「で、出口は何処なんだよ、化け猫!」

謎の生き物「猫って言うな!ワガハイは『モルガナ』だ!」

京太郎「うっせぇ早くしろ!また閉じ込めんぞ」

モルガナ「わ、わかってるよ。ついてこい、静かにだぞっ!」

> あの謎の生物――モルガナの後についていく俺たち。ちゃんと出られるのだろうか?

~秀尽学園 職員室~

藤田「……もう4限じゃない。戒能さんは家出たって言ってるし、警察に連絡した方が……。いや、そんなの余計面倒なことになるし……ハァ。ホント、余計な事押し付けられたな……」


―Take Your Time―


~カモシダの城~

高鴨と呼ばれた少女「仕方ないし…ついてってみようか」

> モルガナのあとについていくと橋の横にある石像をじっと見ていた。石像はあのカモシダを模したものだ。

高鴨と呼ばれた少女「なにやってんの?」

モルガナ「決まってるだろ、橋を降ろすんだよ。……そうだな、金髪のお前の方が飲み込み早そうだし、ちょっとこの像を調べてみろ。口のあたりだ」

京太郎「え、あ、うん……」

> 言われるがままに石像の口周りを調べる。するとどうやらアゴを動かすことが出来るみたいだ。

京太郎「取り合えず、下げてみるか…」

> ガコンとアゴを下げると怪しげに両目が光り、それにあわせて上がっていた橋が降りて渡れるようになった。

高鴨と呼ばれた少女「こんなん分かんないよ!」

モルガナ「素人め。さっさと行くぞ」

> 急いで橋をわたるが、その先でちょうど鎧兵と出くわしてしまう。

高鴨と呼ばれた少女「う、うわあ!!やばい、きたぁー!」

> 瞬間、俺の服装がまた変わり顔にも仮面が現れた。

モルガナ「ちっ…とんだ素人め!じっとしてろ」

> 驚いて尻もちをついた彼女を飛び越えてモルガナが前に出る。

モルガナ「おい、お前。戦えるんだろ?やるぞ!!」

モルガナ「来い…ゾロッ!」

> モルガナが叫ぶと背後に蒼白い光が柱のように立ち上り、黒い服をビシッと着こなし、Zとしるされた輝く銀色のベルトが特徴的な怪物が現れ、右手に持った細長い剣で空中にZを描く。

モルガナ「速やかに黙らせてやる!」


【バトル スタート!】

モルガナ「シャドウめ…迎撃態勢に入りやがったな!ワガハイ達を殺すために、本気を出してきたってことだぜ!」

> そういうとモルガナは俺の隣に立ち、剣を構える。

モルガナ「支援してやるから死ぬ気で戦え!行くぞ!」


> 寝台の精鬼。地下室のランプ男。

京太郎
HP:96/SP:54

1.スキルを使う
2.近接武器で攻撃
3.防御する
4.アイテムを使う【不可】
5.指示を出す【不可】

下1

2.近接武器で攻撃

下1でどちらか選択。

1.寝台の精鬼
2.地下室のランプ男

下2で成否。

ゾロ目:クリティカル
01~10:ミス
11~60:成功
61~98:大成功

すいません、間違えました。下1のコンマでまとめてやります。なので今回は「55」でゾロ目なのでクリティカルです。

1.寝台の精鬼→【55】クリティカル

京太郎「ハァ!」

> 寝台の精鬼にクリティカルヒット。寝台の精鬼は力尽きた。


モルガナ「ふん、やっぱり素人だな。闘いってのはこうやるんだよ!」

モルガナ「威を示せ、ゾロ!」

> 地下室のランプ男に【ガル】がヒット。≫Week!≪

モルガナ「弱点に攻撃して敵をコカす!その隙を突いて更に動く!基本中の基本だ!覚えとけ!」

≫1MORE≪

モルガナ「ガル!」

> ≫Week!≪。地下室のランプ男に148ダメージ。地下室のランプ男は力尽きた。


☆リザルト☆
・42EXP
・1390円
・ノーアイテム

☆レベルアップ☆
・モルガナ:LV.3

すいません。今回はここまでで。また時間あるときにやっていきたいと思います

すいません。土曜日にはなんとか更新します

モルガナ「オマエ、やるじゃねぇか。ペルソナの力も、なかなかのもんだ」

高鴨と呼ばれた少女「ペルソナ…?二人がブワーッて出す、あれ?」

モルガナ「呼び出すとき、金髪のコイツが仮面を剥がすのを見たろ?人は誰でも、心に仮面を被ってる。そいつを自覚し、自ら剥がすことで…」

> と、モルガナが説明してる途中でまた服装が元に戻ってしまった。

高鴨と呼ばれた少女「また、戻った…」

モルガナ「力の扱いが、まだ完全じゃないようだな…こんだけ騒がれてて、変身が解けるはずがない。あの姿は本来…」

高鴨と呼ばれた少女「あーもういいよ!さっきから訳わかんないし!」

モルガナ「少しくらいはジッとして話聞いてくれよ!小学生か!」

高鴨と呼ばれた少女「そこまで小さくないし!」

モルガナ「よく考えたら、講義してやってる時間はねえよ!生きて出たいんだろ?なら、こっちだ!」

> そういってモルガナは歩き出す、が

モルガナ「っと、その前に…コイツをくれてやる。大事に使えよ?」

☆GET☆
・傷薬×3

モルガナ「急ぐぞ。出口まで、そう遠くない」

~道中省略~

モルガナ「よし、着いたぞ!」

高鴨と呼ばれた少女「って、どっから出んの、窓もないよ!?」

モルガナ「これだから素人は…こんなの基本中の基本だぞ?」

京太郎「もしかして、通気口か?」

モルガナ「その通り!一人ずつなら、ぎりぎり通れるはずだ」

高鴨と呼ばれた少女「なるほど…。ってことは、あのハマってる網を…!」

> そういうと勢いよく駆け出し壁を蹴って網を掴む。そして、思いっきり引っ張って外す。

高鴨と呼ばれた少女「うわっ!」

> そして、勢い余って落ちてしまった。

高鴨と呼ばれた少女「いってて…ヤバ!敵に聞こえてないよね!?」

京太郎「あぁ。…やっとだな」

モルガナ「喜ぶのは出てからにしておけ。さあ、行けよ」

高鴨と呼ばれた少女「行けよって…君は?」

モルガナ「ワガハイはまだやることがあるからな。ここでお別れだ」

京太郎「そうか…今度は捕まるなよ?」

モルガナ「ふん、そっちこそ気をつけろよ。じゃあな」

~二人が出て行ったあと~

モルガナ「あいつら…使えそうだな…ワガハイの見立てが確かなら、あの金髪の方はとくに、な」


【4/11(月)】午前

高鴨と呼ばれた少女「はぁ…はぁ…私たち、どうなった?」

> 携帯を取り出して確認すると

ナビの音声『現実世界(ホーム)に帰還しました。お疲れさまでした』

高鴨と呼ばれた少女「え?帰還しました?…逃げ切れたってこと?」

京太郎「おそらくな…」

高鴨と呼ばれた少女「もう何が何だか…何だったんだよ、アレ?」

> 戻ってきた安心感からか内にためていた不安や疑問を吐き出す彼女。だけどその声はあまりに大きかった。

強気な巡査「デカい声だな。お前ら、秀尽の生徒か?」

強気な巡査「サボりか?」

高鴨と呼ばれた少女「違うって!学校行こうとしたら、変な城でっ!」

強気な巡査「なんだ?…おい、カバン出せ。おかしなモン、やってないだろうな?」

高鴨と呼ばれた少女「なんでそうなるのさ!」

弱気な巡査「…君は友達か?」

京太郎「え?あ、あぁ…まぁそんなもんかな」

高鴨と呼ばれた少女「だから私だって訳わかんないんだって!」

強気な巡査「秀尽の前なら通って来たよ。おかしなところは無かった。それ以上でたらめを言う気なら、学校に連絡するぞ?」

高鴨と呼ばれた少女「君からもなんか言ってよ!」

京太郎「遅刻したくないし…そろそ行こう」

高鴨と呼ばれた少女「や、そうじゃないでしょ・・・」

> 逃げるようにその場を後にする。流石に登校初日で警察沙汰なんて危なすぎる。戒能さんにも迷惑がかかっちまうし、追い出されたらもう俺に居場所なんか・・・。

高鴨と呼ばれた少女「ま、待ってよ!…行けばいいんでしょ!」

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