【安価】京太郎「仮面ライダー?」照「おばあちゃんが言っていた…」【Part10】 (1000)



※咲-Saki-×仮面ライダーシリーズの二次創作

※安価スレ

※京太郎成長もの

※麻雀なにそれこれライダー

※安価の連続取得は禁止(次安価から最低一分開けてから)

※sageでお願いします

※平成ライダーメインですが昭和ライダーも出ます




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1473089303



◆前スレ

【安価】京太郎「仮面ライダー?」【咲-Saki-】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」【咲-Saki-】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1467984318/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」塞「夢は…」【Part2】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」塞「夢は…」【Part2】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1468515339/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」良子「脳細胞がトップギアです」【Part3】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」良子「脳細胞がトップギアです」【Part3】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469281817/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」豊音「ジレンマは終わらない」【Part4】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」豊音「ジレンマは終わらない」【Part4】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469880895/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」晴絵「最初に言っておく!」【Part5】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」晴絵「最初に言っておく!」【Part5】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470423034/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」葵「目障りだ、お前」【Part6】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」葵「目障りだ、お前」【Part6】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470845303/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」洋榎「追跡!撲滅!いずれも」【Part7】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」洋榎「追跡!撲滅!いずれも」【Part7】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1471263848/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」明華「ショータイムです」【Part8】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」明華「ショータイムです」【Part8】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472045601/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」白望「私にくれた、宝物」【Part9】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」白望「私にくれた、宝物」【Part9】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472559126/)




目的1:次々と起きる事件を仲間たちと共に解決していきましょう

目的2:ヒロインたちと仲を深めましょう

目的3:生き残りましょう



◆前スレの仮面ライダー×咲-saki-は!

・G4計画で狙われる怜!

・痴女系怪盗、国広一が動く!

・赤阪郁乃の暗躍!

・パーフェクトハーモニー大星淡、絶望へ

・北崎くん!

・ビャッコインベス「(≧Д≦)」

・お菓子が欲しい照と通りすがりのすばら

・金髪長身の男が天使をぼこぼこにして捕獲!


以上テンプレっしたー

今後ともよろしくお願いしますっすー



前スレ埋めありがとでーす
埋まって良かったよー

前スレ1000は「京ちゃん、ホッパーゼクター入手して淡と地獄兄弟ごっこして懐かれるイベント」ってことで

まぁ良いけど、これって強制的に京ちゃん一回堕ちなきゃダメだよね。任せろ!
なんか面倒なとこで上手い具合に入れてきたいとこ

そんじゃ再開してくよー

(地獄兄妹だけなら普通にごっこでも良かったんだけどさすがにホッパー手に入れるとなると必要かなとか
(ホッパー別のイベントで良いなら先に地獄兄妹ごっこみたいなのはできそうだけど、ホッパーって資格者の条件とかって明言されてないっけ


【鹿倉胡桃】


―――夜【自宅:書斎】


また新たな本を机に積み上げて読んでいる京太郎

脳科学はわからないが、少しばかり興味深い本が見つかった

人間の細胞に関する本などが置いてあった本棚に入っていた本


京太郎「宇宙人とか超科学、ねぇ……」


これまた挟んであったメモがテーブルの上に置かれている


―――人間に擬態する生物


オルフェノクのことなのかと思ったが少し違う気がする

擬態、とはまた違う


―――内なる侵略。強制的に同種へと変貌させる可能性


読めば読むほど疑心暗鬼に駆り立てられそうなものだった

少しばかり顔をしかめつつ本を読む

宇宙人についてはテレビなどで見たことはあるが……


京太郎「人間に擬態する虫、ね……」

コンコン

京太郎「あ、はい?」

ガチャッ

胡桃「やっぱり起きてた」

京太郎「ああ、ウィッシュアートさんの様子は?」

胡桃「……それで起きてたの?」

京太郎「一応心配ですからね、暴れ出されたら対処できるように俺がいた方が良いでしょ?」

モモやかおりんやかじゅさんにあの事責めちゃうんだ...

淡「パーフェクトもハーモニーも無いんだよ...」
京「やろうぜ、淡姉、シロ姉...」
シロ「ダルい...」

(とりあえずホッパーと地獄兄妹ごっこの方はなんとかしてみるのよー


胡桃「京太郎たちと戦ったっていうエイちゃんは……私たちの知ってるエイちゃんじゃ、ないのかな」

京太郎「でしょうね」

胡桃「……」

京太郎「マインドコントロールか、なにかだと良いんですけどね……」

胡桃「うん、そうだよ……ね」コクリ

京太郎「まぁしばらくしたら寝ますから」


そう言って本を閉じると笑う京太郎

そんな彼を見て、胡桃は表情を変えることなく近づく

不思議そうに首をかしげる京太郎


胡桃「嘘でしょ」

京太郎「……」チッ

胡桃「こら」

京太郎「すんません」

胡桃「心配してくれるのは良いけど、そうやって身体壊しちゃダメでしょ」

京太郎「別に勝手でしょうに」ハァ

胡桃「そうやって言って、本当は私たちのためのくせに」

京太郎「……わかった、寝ます寝ますよ!」

胡桃「本当?」ジトー

京太郎「なんで嘘だと思うんっすか」

胡桃「今までの行い」

京太郎「えぇー……」

胡桃「ということで」

京太郎「ん?」

胡桃「い、一緒に寝るよ!」カァッ

京太郎「……!!?」



胡桃「豊音とは一緒に寝てたんでしょ?」

京太郎「そ、そうっすけど」

胡桃「なら監視もかねて、ね」

京太郎「……」


少し考えてから、本を机の上に置く

後頭部を掻きつつ立ち上がると背を伸ばす


京太郎「了解っす、そんじゃ俺の部屋いきますかぁ」

胡桃「う、うん!」コクリ

京太郎「……でもウィッシュアートさん放置は」

胡桃「みんな順番に見てるよ」

京太郎「そうなんっすか?」

胡桃「うん」

京太郎「……」

胡桃「そんなに心配しなくても……」

京太郎「ま、今はみんなに任せますか」


―――その後、京太郎の部屋


京太郎の部屋のベッドの上

伸ばされた京太郎の腕を枕に胡桃が眠っている

小さい故に重くもない


京太郎(だがなんつーか……)

胡桃「んっ……」zzz

京太郎(顔が近い)

胡桃「きょぅ……」

京太郎(ロリコンじゃなくて良かった!)

胡桃「んぅ……」ギュッ

京太郎(でも、やっこい……てか結構ボタン開けてるせいで……ぜ、絶壁なんて全然興味ないんだからねっ……)チラッ

胡桃「きょうちゃん……」zzz

京太郎(あぶねー俺なにやろうとしてんだ、寝るぞ! 寝ろ!)


……


京太郎(無理だ)


そのあと滅茶苦茶寝た


◆System
・鹿倉胡桃の好感度が+10されました
・【鹿倉胡桃:110】



【第13話<天を司る者>END】


・現段階で【エイスリン・ウィッシュアート】の救出に成功したためストーリーが大幅に変化します

・現段階で【サイガギア】を入手したためストーリーが変化します(※サイガギアの仕様は現状できません)

・現段階で【宮守高校】の面々全員を集めたためストーリーが激しく変化します

・オデノプロットハボドボドダ!



◆【第14話】選択


1、【PROJECT G4】

2、【灰は灰に、塵は塵に】


◇安価は次回



眠い、今回はここまでー

次回はどっちかを選んでってことになるっすー
全部で40数話なんっすけど展開が速いのも全部ゾロ目って奴の仕業なんだ

まぁ早い分別のストーリーが入り込んでくるんっすけど

とりあえず今回はエイちゃん救出(?)とサイガのベルトゲットってことで、特定条件満たしたら使えるようになるっす
色々便利になるのは確か

ファイズのメインストーリーとかもかなり早めに一区切りつくかも?
そちらグランプリとか来るかもよ!

そんじゃなにかありゃお気軽にー

オツ、ナウ!
浅倉とかグレムリンとかが出てきたらドラゴンオルフェノクと勝手に殺し会ってくれそう


俺は悲しみの王子!(再開するよー)

とりあえずどっちの話か選択だけどもう決まってる感じかな
ちなみにシロと同居に関しては1000で取らなくてもできるだけのフラグ溜まってたりしてましたー

(ありがとうっす再開ー



◆【第14話】選択


1、【PROJECT G4】

2、【灰は灰に、塵は塵に】


◇安価1↓から2分間で集計開始

やっぱり1だよね。さて、頑張って怜を救わないと。先に安価作ってるわ

0 悠彗にいくのんについて知ってること、あの時の不穏な会話の真意を聞く。話しづらいなら、誰にも聞かれない場所で話し合う

1、【PROJECT G4】


―――【スマートブレイン:社長室】


黒崎「対オルフェノクの警察内組織が、新兵器を?」

男『はい、パワードスーツ、ライダーシステムの応用のようなものですが』

黒崎「……」

男『これが完成、量産さえできればオルフェノクの一掃も夢ではないでしょう』

黒崎「そうですか、完成度は?」

男『次は実戦試験を試すだけです。テスト運用で犠牲者が幾人が出ましたが』

黒崎「ほう……」

男『では、良い結果が出れば順次報告いたします』

黒崎「わかりました」

男『人間の世界のために、これからも協力していきましょう』

黒崎「……そうですね」フッ

敵とはいえ、オルフェノク側の黒崎に報告はダメじゃないのかw

0 穏乃や玄や晴絵にG4と怜の事を相談。可能なら警護を頼んで非常時は時の列車に乗せてもらえるか聞く



【第14話<PROJECT G4>】



◆知り合い

【白望・塞・胡桃・エイスリン・豊音・葵】
【良子・裕子・洋榎・絹恵・悠彗】
【宥・玄・晴絵・霞】
【穏乃・ネリー】
【美穂子・ゆみ・桃子・菫・智葉・はやり】
【咲・和・久・一・佳織・智美・憧・灼・照・煌・竜華・怜・もこ】
【明華・由暉子・成香】
【ハート・ブレン・メディック】

バンノがサイガになにか仕掛けした可能性危惧してた人がいたから、安価先作っとく

0 クリムにサイガギアの調査・分析を頼む



―――朝


◆自由行動


1、誰かと話す【>>132

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥&晴絵)

7、デンライナー(玄&霞)

8、図書館(美穂子&灼)

0、自由安価


◇安価2↓

1、誰かと話す【松実玄】


―――【松実館】


カウンター席に座ってコーヒーを飲む京太郎

宥は常連二人と話をしている

そんな宥を横目で見てから、すぐにコーヒーを啜った


京太郎「美味い……」フゥ

玄「あ、京太郎くん」

京太郎「ああ、玄さんおはようございます」フッ

玄「うん! あ、そういえば大丈夫だった?」

京太郎「ああ、大丈夫ですよ。エイスリンさんもこっちで保護してますし」

玄「良かったぁ、一応こっちはこっちで動けてるんだけど、クライマックスがきてから晴絵ちゃんにも頼らないし!」グッ

京太郎「へぇ」

玄「あとは赤土さんのことが聞ければ良いんだけどなぁ」ハァ

京太郎「ですね、そのうちわかると思いたいんですけど……」

玄「心配だなぁ」ハァ

京太郎「記憶が、なくなってくんですよね」

玄「うん」コクリ


少しばかり暗い表情を見せる玄

隣に座っている玄の頭にそっと手を乗せて撫でる

玄が少しばかり赤くなるも、素直に受け入れる


京太郎「ま、俺もいつでも協力しますから」

玄「うん、モモタロスたちも京太郎くんのこと気に入ってるみたいだから」クスリ

京太郎「そうっすか?」

玄「うん、霞さんも」

京太郎(あのおっぱいが……)

玄「にしてもあのおもち、すばら」

京太郎「花田さんっすか」

玄「はっ、ついつい」アハハ



京太郎「赤土の方はどうっすか?」

玄「うん、最近は結構仲良いよ」

京太郎「なら良かった、最初の頃は結構尖ってましたからね」ハァ

玄「たぶん、あの件があったばっかだったから……」

京太郎「ん?」

玄「ううん、それよりも私に言うことがあるよ京太郎くん!」

京太郎「え……今日も綺麗ですね?」

玄「ち、違うよッ!?」カァッ

京太郎「すんません」

玄「い、いや謝られるようなっ、むしろう、嬉しいんだけどっ……ってそうじゃなくて!」ワタワタ

京太郎「そうっすか」

京太郎(かわいい)

玄「そ、その……これでも心配、したんだけど、昨日とか色々あったって聞いてから」

京太郎「すみません?」

玄「そうじゃなくてっ……今度からは、ちゃんと頼ってね?」

京太郎「え?」

玄「私が絶対、助けに行くから」グッ

京太郎「……了解っす?」

玄「京太郎くん、なんでも抱え込んじゃいそうで心配だよ」

京太郎「大丈夫ですから」ハハッ

玄「……うん」コクリ

京太郎「ん」ナデナデ

玄「も、もぅ……」カァッ


◆System
・ステータス【防御】が+1されました



―――昼前


◆自由行動


1、誰かと話す【>>132

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥&晴絵)

7、公園(晴絵)

8、図書館(美穂子&灼)

0、自由安価


◇安価2↓

0、自由安価【>>123


―――【久留間運転免許試験場:特状課】


ドライブピットから特状課へとやってくる

扉を開けばそこには洋榎と絹恵、そして悠彗もいる

頷いた京太郎がパソコンの並んだ悠彗のデスクへと近づく


悠彗「ん、どうしたの?」

京太郎「ちょっと……」


そっと、身をかがめると悠彗の耳元に顔を寄せる


悠彗「ふぇっ!?」カァッ

京太郎「静かに」


そう言って、静かに顔を寄せる

そして口を耳元へともってくると、悠彗にだけ聞こえるようにつぶやく


京太郎「赤阪郁乃に、ついて……」ボソボソッ

悠彗「えっ……」

京太郎「あの時の話とかに、ついても」

悠彗「……そ、それじゃもうちょっと人の少ない、ところに」

京太郎「はい」コクリ


離れる京太郎、悠彗と京太郎は特状課を出ていく

そして残された洋榎と絹恵の二人は、口を開いたまま固まっていた



―――【久留間運転免許試験場:屋上】


京太郎と悠彗の二人が屋上へとやってくる

顔をしかめた悠彗が、視線を泳がせていた

壁に背をつける悠彗に寄る京太郎


京太郎「赤阪郁乃との会話、あんま穏やかじゃなかったんで」

悠彗「あ、あはは……ま、まぁね……」

京太郎「なにがあったんっすか?」

悠彗「なんていうかあんま気楽に話せる話でもない、し?」

京太郎「……」

悠彗「結構、こっちの裏側に足を突っ込む感じに、なるし?」

京太郎「でも悠彗さん、なんか困ってたでしょ、なら……話せよ」


そっと、悠彗の頭の上に肘をつける

下腕部を壁に当ててそっと悠彗の顔へと顔を近づける

なるべく声が余所に聞こえないように、だ


悠彗「っ~~~!!?」マッカ

京太郎「こっちは本気なんっすよ」

悠彗「ちょ、ちょっと……っ」ワタワタ

京太郎「こっちの方が話しやすいでしょ?」

悠彗「そ、そう、だけどっ……」

京太郎「どうしてもだめなら、押してくれれば引きますよ……」

悠彗「……」


そっと悠彗の両手が伸ばされるが―――

その手は押しのけるのではなく、京太郎の服を掴む

悠彗がそっと顔を上げて京太郎と目を合わせる


京太郎「……」

悠彗「結構、ヤバいよ?」

京太郎「今更っすよ」

悠彗「……」



悠彗「警察の上層部に……オルフェノクに対抗するための組織があるわけ」

京太郎「は?」

悠彗「それに関しては私は、その……元々そっちの方、所属だったから知ってるんだけど」


少しばかり混乱したが、すぐに落ち着く

この程度の話で混乱し続けていたら今までの戦いで生き残れるわけもない


京太郎「……で、なんでまた特状課に?」

悠彗「なんていうか、そこのやり方に嫌気がさしてやめたらこんな窓際部署に、実際は違ったんだけど」

京太郎「……それで、そこに赤阪さんが?」

悠彗「うん、これ言ったってバレるとお互い無事じゃすまないからね」

京太郎「すんません、わざわざ」

悠彗「京太郎にそこまで言ってもらったんだし良いよ、地獄に行くなら一緒になるけどね」クスッ

京太郎「構いませんよ、地獄だろうとどこだろうと……守りますんで」

悠彗「……」ウツムキ

京太郎「悠彗さん?」

悠彗「ちょ、ちょっとタンマ……」


顔を両手で覆った悠彗がそう呟くように言う

不思議に思いながらも待っている京太郎

すると、悠彗が片手を顔から外す


悠彗「と、とりあえず……そこがG4のデータを持って行ったんだよ。ハッキリとは言ってないけど」

京太郎「……つまりそこが対オルフェノク用にG4を?」

悠彗「うん、それだけなら良い、とは開発者としては言えない……」

京太郎「装着者と、超能力者、ですか?」

悠彗「……うん、けど私には、なんの力もないから」グッ

京太郎「……」

悠彗「それだけ、言ったら少しはスッキリしたよ……」

京太郎「なんとか、できる問題でもないっすね。現状、動ける理由もない」

悠彗「だよね……」

京太郎「でも、G4については少し手を打ってるんです」フッ

悠彗「え?」


驚いたように目を見開く悠彗


京太郎「ま、上手くやってくれりゃ良いんですけど」ククッ

悠彗「京太郎……悪役っぽい」

京太郎「えっ!?」



悠彗「まぁなんていうか、とりあえずありがとね……ホントスッキリしたし」

京太郎「いえ、こっちも話してもらったんでつっかえも取れたし……」


状況もなんとなく理解できた

警察上層部には対オルフェノクとして動いている部署がある

いずれ協力したいとも思うが、G4などという危険物を進んで使う部署だ。ろくな場所ではない


京太郎(というか、家にオルフェノクもいるし心配なとこもある)

悠彗「その……」

京太郎(豊音さんやエイスリンさんだけじゃなくて、ロイミュードであるシロさんも、でもシロさんは一応ドライブの仲間なわけだし……)

悠彗「京太郎……」

京太郎(だがその理論なら豊音さんたちも仲間ってことに、いや警察上層部がそんなに頭が柔らかいとも……)

悠彗「きょ、京太郎っ……!」

京太郎「え、はい?」

悠彗「その、この体勢ずっとは……は、恥ずかしぃ」カァッ

京太郎「ああ、すんません」

悠彗「べ、別に嫌では……」

京太郎「え、なんでまた?」

悠彗「なんで難聴じゃないの!?」マッカ

京太郎「んな無茶な」



◆System
・本藤悠彗の好感度が+11されました
・【本藤悠彗:110】



―――昼


◆自由行動


1、誰かと話す【>>132

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥&晴絵)

7、ファミレス(菫)

8、図書館(美穂子&灼)

0、自由安価


◇安価2↓

0、自由安価【>>130


―――【松実館】


いつもの奥の席


昼食をとるのとついでに、数人を呼ぶ

呼んだのは晴絵、玄、穏乃……もちろんアンクも一緒だ

京太郎の横には玄、そしてテーブルを挟んで向かいに晴絵と穏乃とアンクだ


晴絵「で、話って?」

京太郎「なんつーか、赤土は知らないと思うけど、園城寺怜って女の子がいてな」

晴絵「すごい金持ちそうな名前」

デネブ(晴絵、真面目な話の邪魔しちゃダメだ)

晴絵「……」


穏乃「えっと、園城寺さんって……」チラッ

玄「あの?」

京太郎「二人が知ってるあの園城寺怜で間違いありません」

玄「いつのまに!?」ガタッ

京太郎「いや、それはどうでも良いでしょう」

玄「良くないよ!」

アンク「お前なんでそんな必死なんだよ」

玄「へっ!?」

京太郎「まぁ落ち着いて、ちょっとしためぐり合いで」

玄「むぅ……」

晴絵「それで、その女の子がどうしたのさ」

京太郎「危険な、可能性があるんっすよ」

晴絵「ふぅん……」

玄「……うん、聞かせて」

京太郎「まずは、G4のことから……」

穏乃「G4……?」

(5でエイスリン選べるっすよー



周囲を警戒しつつも、京太郎がG4についての話を終える

悠彗が作ったシステムだということの話もふまえて、なおかつ警察上層部のことは伏せて

そして話終えると、三人が神妙な面持ちで頷き、アンクは興味無さげにアイスをくわえる


京太郎「……」

晴絵「なるほど、未来視を持つ園城寺って子が……ってわけね」

京太郎「先輩相手に呼び捨てか」

晴絵「戦闘中の京太郎もでしょ」

京太郎「え、そうっすか?」チラッ

玄「えっと、あ~」メソラシ

京太郎(気づかなかった……)

穏乃「とりあえず園城寺さんが危ないから護衛した方が良い、のかな」

玄「そうだね、いざとなればデンライナーの中に避難……させてくれるよね、オーナー」ムムム

京太郎「お願いします。超能力者が手に入ればG4が完成して……何人もの人間が犠牲になる」


それ以上の人数を助けるのはわかる

それでも、悠彗が認めていないシステムを認めるわけにはいかない

開発者が設計した悪魔の兵器を野放しにできない……それに、赤阪郁乃を信用できていない


晴絵「いざとなったらゼロライナーもあるしね」

京太郎「意外だな、協力的なんて」

晴絵「私は元々協力的だっての、カードを使うつもりはあんまないけどね」

京太郎「悪い」

晴絵「別に良いよ、まぁとりあえず護衛っていうことで見てることにするよ、なるべく……だけど」

京太郎「頼む」

玄「わ、私も行くよ!」グッ

京太郎「はい、玄さんもありがとうございます」ニッ

玄「う、うんっ!」ニコッ

穏乃「アンク、私たちも」

アンク「メダルの足しにならないだろ」

穏乃「ちょっとアンク」



アンク「ま、ヤミーやグリードが出たら連絡しろ、すぐに行ってやる」スクッ

穏乃「こらアンク!」

アンク「チッ、良いな?」

玄「あ、うん」

晴絵「わかってるよ」

アンク「よし、穏乃に絶対電話しろよ。おい行くぞ穏乃!」

穏乃「まったく自分勝手なんだから! って三人共お願い、それじゃあね!」


二人が店から出ていくと、三人が笑う

相変わらずどこか仲良さそうに見える穏乃とアンク

だがとりあえず、怜の問題は玄と晴絵の二人がなんとかしてくれるだろう


京太郎「そんじゃ頼みます」

玄「うん」

晴絵「須賀はどうすんの?」

京太郎「他にも探してみます」


それだけ言うと京太郎は出ていく

そんな後姿を見て、玄がため息をついた

晴絵は砂糖をコーヒーへとダバダバ入れて飲む


晴絵「苦っ……」

玄「京太郎くん、色々抱え込んじゃうから心配だよ……」

晴絵「そうじゃなくたって心配なくせに」フッ

玄「へっ!? どど、どういう意味!?」カァッ

晴絵「さぁ?」クスクス


◆System
・【赤土晴絵】【アンク】の好感度が+10されました
・【赤土晴絵:95】
・【アンク:70】
・【高鴨穏乃】の好感度が+5されました
・【高鴨穏乃:95】



今回はここまでー

次回はこの続きの自由行動からってことで
G4のストーリー進行ってことで、変わらない部分もまたあるんで注意
良い方向には動くも多少はなんやかんやあるって感じで

そんじゃなにかあればお気軽にー


アマゾン!(再開!)

探せばやることが一杯に……
エイちゃんは現状お家で寝てます。誰かしら見張りっつーか看病についてはいますが

(再開してくよー


―――昼過ぎ


◆自由行動


1、誰かと話す【>>132

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥&晴絵)

7、ファミレス(菫)

8、図書館(美穂子&灼)

0、自由安価


◇安価2↓

5、【エイスリン】



◆もう一人選択

1、塞

2、豊音

3、葵

4、胡桃

5、白望

◇安価2↓

4、胡桃


―――【須賀家:居間】


帰ってきた京太郎、用意されていた昼食の乗った皿を持ってテーブルに乗せると座布団に座る

横の方を見ればエイスリンがおり、胡桃もいた

彼女はもう昼食を済ましたらしい

心配そうにエイスリンを見ている胡桃を見て、京太郎は眉をひそめた


京太郎「その、胡桃さん」

胡桃「ん?」

京太郎「あんま気を張らなくても良いんじゃないっすか、いざとなったら俺もなんとかしますから」

胡桃「だって、心配だから……」

京太郎(ああ、暴れるってよりもウィッシュアートさんの心配か……)


逆に京太郎としては、起きてまだエイスリンが安心できるかどうかがわからずに警戒していた

警戒して見ているのと、心配して看ているのとでは天と地ほどの差があるであろう

味的に塞が用意したであろう昼食を食べながら京太郎はそちらを見る


京太郎「にしても、ほんとそっち仲良いですよね」

胡桃「清澄は違った?」

京太郎「仲は良かったですよ、でもなんつーか……そっちとはまた別のベクトルですよ」

胡桃「?」

京太郎「そこまで世話好きって人もいなかったし、まぁホント頼もしい仲間ではあったんっすけどね」ハハッ

胡桃「……清澄、好きだったんだね」

京太郎「……まぁ」フッ

胡桃「嬉しそうだもん、今話してた時」

京太郎「え?」

胡桃「京ちゃんは戻りたい?」

京太郎「……戻りたい、ですか」

胡桃「私はあの時が好きだったけど……今も、好きなんだ」

京太郎「……」

胡桃「私は、昔とあまり変わらないからかな」

京太郎「……変わらない、か」フッ


自嘲気味に笑う京太郎



胡桃「ごめんね、ちょっとデリカシー無かった?」

京太郎「いや、豊音さんやシロさんの前では、その」

胡桃「わかってるよ、京ちゃんの前だから言ってるだけでその……エイちゃんも、なんだよね?」

京太郎「……はい、スマートブレインにいたってことはおそらく」

胡桃「でも、あの大星さんは」

京太郎「ゼクト、でしたっけ……あそこは違うんでしょうね、オルフェノクを憎んでいたようですし」


だが、部下は全てオルフェノクだった

絶望し、恐怖し、逃げて行った


京太郎「……ああいう反応、だよな普通」ハァ

胡桃「どうしたの?」

京太郎「ああいや、ウィッシュアートさん、経過はどうです?」

胡桃「変わらないね、京ちゃん力加減ミスったんじゃないの?」

京太郎「なっ、その可能性が無いとは言い切れない……」

胡桃「冗談だよ……きっと、大丈夫だよね」

京太郎「……だと、良いんですけどね」フッ

エイスリン「……」スゥスゥ

京太郎(マジで、起きた時にどうなるか……)


◆System
・鹿倉胡桃の好感度が+10されました
・【鹿倉胡桃:120】



―――夕方


◆自由行動


1、誰かと話す【>>132

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

4、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥&晴絵)

7、公園(桃子&ゆみ)

8、図書館(美穂子&灼)

0、自由安価


◇安価2↓

0、自由行動【>>135


―――【ドライブピット】


京太郎がやってくると、良子もクリムも洋榎も絹恵も裕子もいた

悠彗は上の方にいるのだろうと思いつつ頷く


良子「おや京太郎」

京太郎「どうもっす」

洋榎「きょ、京太郎……とりあえず聞きたいことが」

絹恵「こらお姉ちゃん!」

洋榎「き、気になるやろ」

絹恵「せ、せやけど」

京太郎「なんの話か知りませんけどとりあえずクリム」

クリム「ん、どうしたんだい?」


大きな台につけられたベルト

クリムが近づいてくる

京太郎はトライドロンへと近づくとその上に持ってきた物を置いた


京太郎「こいつの解析を頼みたい」

クリム「これは、ベルト?」

京太郎「例の……空飛ぶ奴のベルトだ、模様からしておそらくサイ……サイガ、ってところか」

クリム「ふむ、これをどうして私に?」

京太郎「これになんかあったら厄介だからな、ファイズギアのことをなんとなくでも知ってたんだし、頼む」

クリム「……OK、やってみよう」

良子「これが……私がつけてみても良いですか?」

京太郎「だから危険かもしれないんですって」

洋榎「へぇ、でも危険って聞くとワクワクすんなぁ」

京太郎「アホですか」

洋榎「アホっておまっ!」



京太郎「とりあえず頼む」

クリム「ああ、厳重に調べておこう」

京太郎「それじゃ置いてくな」

クリム「良子に洋榎、一応絹恵たちも、決して変身しようとなんでしないでくれ」

洋榎「わかってるわ」ムゥ

良子「オーライ、さわりもしませんよ」

京太郎「使えるようになればそれに越したことないんだけどな」


そう言って踵を返す

だが、クリムが声をかける


クリム「だが京太郎、君が言っていたようにオルフェノクの組織なのだとしたら最新型であろうこれはオルフェノクにしかなれないストッパーなどもあるかもしれない」


そんな言葉に、京太郎は背を向けたまま止まる


京太郎「……ま、それはそれで良い。使いようはあるからな」ハッ


それだけ言うと、京太郎はドライブピットを出ていく

残ったサイガギアを見て、クリムはシフトカーたちでそれを運ぶ

良子と洋榎は顔を合わせて首をかしげた


洋榎「豊音に使わせようってことかいな」

良子「にしては、少し言い方が京太郎らしくない気も……」



◆System
・【サイガギア】を【クリム・スタインベルト】に預けました



―――夜


◆自由行動


1、誰かと話す【>>132

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

4、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

0、自由安価


◇安価2↓

4、探索


◆戦闘【??】
※行動はやり直しになります


1、戦闘する

2、戦闘しない


◇安価1↓から2票集まった方

2、戦闘しない


―――夜


◆自由行動


1、誰かと話す【>>132

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

4、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

0、自由安価


◇安価2↓

5、自宅【小瀬川白望】


―――【須賀家:書斎】


本を読んでいる京太郎

今日は机ではなく、床に座り込んだ状態だ

一つの本棚の前にその本棚の本を大量に出して座って読んでいる


京太郎「……Aで始まり、Ωで終わる……?」


AならばZが最後、Ωならばαが最初

明らかな矛盾

その本棚の本はどれも容量を得ないものばかりだ


―――闇と光の戦い

―――光の力

―――数多ある進化のルーツ


京太郎「……」

ガチャッ

京太郎「ん?」

白望「まだ、起きてたんだ」


そう言って部屋に入ってくる白望

いつも以上に無気力な、眠そうな目をしている

そしてパジャマの全面のボタンが、開いていた


京太郎(やっぱ最高だぜ!)

京太郎「ってシロさん前閉めてくださいよ!」

白望「ん、忘れてた」


そう言ってボタンを閉める白望

本を読む京太郎の傍に行くと、そっと腰を下ろす


白望「なに見てるの?」

京太郎「本っすよ、親父がやってたこと調べてるんです」

白望「……お父さん?」

京太郎「はい」

白望「ふぅん……」



そっと、そのまま横に座った白望が頭を倒す

胡坐を掻いている京太郎の膝の上に頭を乗せる白望

京太郎は一目見るが、何も言わずに本へと目を戻した


白望「……お父さん、好きだった?」

京太郎「微妙っす。子供の頃は良く遊んでもらってた……らしいっす」

白望「あまり覚えてないの?」

京太郎「まぁ……」


そう言って、本から目を離すと眉間を押さえる


白望「……でも、お父さんのこと気になるんだ」

京太郎「え?」

白望「だって、お父さんのこと知りたいから、お父さんの本とか仕事とか、調べてるんじゃないの?」

京太郎「……そう、なんですかね」

白望「……私の家族、そういえばどうしてるんだろう」

京太郎「調べてみましょうか」

白望「……別にいいや、会わないし」

京太郎「そうっすか」

白望「うん、京太郎は?」

京太郎「そのうち親に会いに行きますよ……アイツ、どうしてっかな」

白望「ん?」

京太郎「いや、なんでも」


そう言ってから本に視線を戻す

そしてページをめくっていくと『賢者の石』や『神の如き者』などの文字が見えてくる

やはりいまいち理解に苦しむ、大事なピースが足りない


白望「……京太郎」

京太郎「ん?」

白望「起こして」

京太郎「……はい」フッ


笑みを浮かべると、京太郎は軽く白望の頭を撫でる

白望が目を瞑ると、再び本に視線を戻した

彼女の言ったことが図星かはわからないが、とりあえずやりたいことをやる


京太郎「やりたいこと……ね」


◆System
・小瀬川白望の好感度が+10されました
・【小瀬川白望:110】



―――朝


◆自由行動


1、誰かと話す【>>132

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥&晴絵)

7、公園(桃子&ゆみ)

8、図書館(美穂子&灼)

0、自由安価


◇安価2↓

2、散歩(コンマ30以上で成功)


◆【誰かと会う?】
※運52補正:+26

01~30 失敗

31~98 成功

ゾロ目 ??

◇安価1↓

【成功】


◆誰と会う?
※運52補正:+26

1、津山睦月
2、南浦数絵
3、末原恭子
4、ハオ・ホェイユー
5、獅子原爽
6、岩舘揺杏

ゾロ目 +ボーナス

◇安価2↓

3、末原恭子【+ボーナス】


―――【久留間運転免許試験場:特状課】


昨日に引き続きそこへとやってきた京太郎

扉を開いて入ると、見慣れない人物がいた

薄紫の髪をした少女が一人


京太郎「あれ?」

??「えっ……誰?」

悠彗「ああ、紹介が遅れた。こちら協力者の須賀京太郎……元清澄高校麻雀部」

??「えっ、清澄……?」カタカタ

京太郎「えっと……確か、姫松の?」

洋榎「ん、末原恭子や」

恭子「その、よ、よろしく」

裕子「ちなみに警視庁の最近作られた未確認生命体対策班の人」

京太郎「警視庁って……あっちも人手不足ですね」

悠彗「JK使ってるのはどこも一緒ってね」

洋榎「あれやな! JKビジ」

京太郎「ちげぇから!」

恭子「それ以上言わんでください!」


二人で同時に言ってからハッとすると、すぐにお互い手を出してぐっと握る


絹恵「なんか仲良くなったみたい、お姉ちゃんもたまには役に立つんやね」

洋榎「ふっ、まあうちが……え、たまには?」


京太郎「改めまして須賀京太郎です」

恭子「末原恭子や、そっちの宮永さんにはその、お世話になりました」

京太郎「いえいえこちらこそ」



特状課にあるテーブル

椅子に座る京太郎と恭子が話をしていた

そんな二人をつまらなさそうに眺める洋榎


洋榎「……恭子の奴」

絹恵「どうしたん?」

洋榎「なんでもー、っていうかチェイスも京太郎のとこにおるし」ブツブツ

絹恵(まさか……いや、まさか)


京太郎「え、G3ってそっちに?」

恭子「うん、オルフェノクとかロイミュードとかに対して戦える力を警察もドライブ以外にって」

京太郎(まぁG4を盗んだバカ共もいるみたいだけど、そことは違うか……最近できたみたいだしな)

恭子「それにオルフェノクとかロイミュード以外にもいるみたいやし」

京太郎(イマジン、だろうな……)

恭子「だからそいつらにここ以外ですぐに対応できる部隊ってことで私らができたんやけど、他にも仮面ライダーはいるって聞いたけど、須賀君がそうなんやね」

京太郎「まぁ、一応」

恭子「それじゃこれからは仲間ってわけや……いやぁなんか嬉しいわぁ」

京太郎「え?」

恭子「ほら、なんか知らんけど今いる仮面ライダーって一年前のインハイでわけわからん実績残した人ばっかやから」

悠彗「良子は?」

恭子「あれはもっと化け物やないですか!」

京太郎「あはは……」

恭子「だから須賀君みたいな普通の人がいてくれて、うれしい!」グッ

京太郎「普通の人、ですか……」

恭子「……いや! 良い意味でな!?」

京太郎「ああいや、普通の人って言われて嬉しくないわけじゃないっすよ」アハハ

恭子「?」

京太郎「っていうか仮面ライダーって結構浸透してますよね」

恭子「正義と人のために戦うヒーロー……やろ?」

京太郎「……なら俺は、仮面ライダーとは違うかも」フッ

恭子「え?」

京太郎「ああいや、とりあえずあれですね、戦力増強はありがたい限りっす……ろくな状況じゃないんで」

恭子「うん、私らも頑張るわ!」グッ

京太郎「はい、お願いします」フッ


悠彗(さっそく仲良いなぁ)


◆System
・末原恭子の初期好感度は【70】になりました


今回はここまでー
次回は続きからってことで、自由行動

とりあえず末原さんが何者かわかったってとこで
ここでストーリーで関係あった末原さん選ぶのは驚いた
他にもライダーはいるんで、狙ってみるのも良いかも?

まぁ色々とやること多いから大変かもだけど

そんじゃなにかありゃお気軽にー


ウンメイノー(再開!)

そういやヒビキはまだまだ先になるよー
G3と違って入れにくいってこともあって
ちなみに京ちゃんに関してはまだ言うだけ言ったけど覚悟完全に完了してないんで、いざとなれば選択肢出るとだけ

(ありがとでーす、再開!


―――昼前


◆自由行動


1、誰かと話す【>>132

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥&晴絵)

7、公園(桃子&ゆみ)

8、図書館(美穂子&灼)

0、自由安価


◇安価2↓

5、自宅【エイスリン】


◆もう一人選択

1、塞

2、豊音

3、葵

×、胡桃

×、白望

◇安価2↓

2、豊音


―――【須賀家:居間】


テレビを見ながらコーヒーを飲む京太郎

やはり横の方を見ればエイスリン

今日は豊音が看ている


京太郎(まぁ、ウィッシュアートさんがオルフェノクでも豊音さんならなんとか……前のこと思うと、無理か?)


彼女の感情的に、攻撃できないだろう

やはり心配なのだが、縛り上げて寝かせておくわけにもいかない

そんなことを考えて、笑う


京太郎「さいてーだなぁ」ハァ

豊音「え?」

京太郎「ああいや、なんでもないっす」フッ

豊音「……でも本当に、京ちゃんにはみんな感謝してるんだぁ」

京太郎「……でも」

豊音「ん?」

京太郎「いや、まだわかんないっすよね」

豊音「なにがー?」

京太郎「豊音さんが可愛いなーってことっすよ」ハハッ

豊音「ふぇっ!? わわ、私がかわいいとかお、おこがましいよーっ」

京太郎「そんなことないのに」

(全員と話しても特になにもないっすよー


豊音「あぅぅ……」カァッ

京太郎(スマートブレインは、そもそもどうしてウィッシュアートさんを?)

エイスリン「……」スゥスゥ

京太郎(こっちへの精神攻撃を狙ったとは思えない……なら、ウィッシュアートさん本人と、ということは)

京太郎「熊倉トシ、か」ボソッ

豊音「え?」

京太郎「いや、なんでも」

豊音「?」キョトン

京太郎(かわいい)

豊音「エイスリンさん、起きないなー」

京太郎「起こしてみるとか?」

豊音「よっし! エイスリンさん起きてー」ユサユサ

京太郎「……」

エイスリン「んぅ」モゾ

京太郎「!?」バッ

豊音「あっ、起きた!?」

エイスリン「……ん」スゥスゥ

京太郎「……寝てる?」

豊音「うん、起きないねー」

京太郎(俺、変なとこ攻撃してないよな?)


◆System
・ステータス【速度】が+2されました



―――昼


◆自由行動


1、誰かと話す【>>132

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

×、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥&晴絵)

7、公園(桃子&ゆみ)

8、図書館(美穂子&灼)

0、自由安価


◇安価2↓

2、散歩(コンマ30以上で成功)


◆【誰かと会う?】
※運52補正:+26

01~30 失敗

31~98 成功

ゾロ目 ??

◇安価1↓

【成功】


◆誰と会う?
※運52補正:+26

1、津山睦月
2、南浦数絵
3、ハオ・ホェイユー
4、獅子原爽
5、岩舘揺杏

ゾロ目 +ボーナス

◇安価2↓

3、ハオ・ホェイユー


―――【公園】


道を歩いている京太郎

そうしていると、ぶつかる

驚きつつ、京太郎はその少女が転ばないように両肩を掴む


京太郎「おっと」

??「す、すみません……くっ、智葉はどこにっ!」

京太郎「智葉さん?」

??「え?」

京太郎「辻垣内智葉さん、ですよね?」

??「な、なんで……?」

京太郎「いや、普通に知り合いというか……ハオ、ホェイユーさんですよね?」


お団子にした少女を、京太郎は見たことがある

だからこそ言葉にできた

豊満な胸に……


京太郎(脇……いや、腋)

ハオ「あの、智葉を見ませんでしたか?」

京太郎「あ、え?」

ハオ「智葉です。こちらの方に来ませんでしたか?」

京太郎「ああいや、残念ながら……」

ハオ「そう、ですか……」ハァ



京太郎「智葉さんのこと、探してるんですか?」

ハオ「はい、少しあって……それから智葉が私たちの前に現れることが少なくなってしまって」

京太郎「……」

ハオ「だからたまたま見かけたので追ったのですが……」

京太郎「今度会ったら、ホェイユーさんが探していたって伝えておきます」

ハオ「ほ、本当ですか! ありがとうございますっ!」バッ

京太郎「い、いえいえ」

ハオ「えっと、貴方は……」


そう言えばと、京太郎は思った

まったく自己紹介すらしていない


京太郎「須賀京太郎です。元清澄高校麻雀部、一応あの時は東京にいたり」

ハオ「清澄、あの清澄ですか!?」

京太郎「ええ、まぁ」

ハオ「……驚きです」

京太郎「まぁ弱いんですけど」

京太郎(そういや麻雀やるって約束してたなぁ……)

ハオ「なんだか、麻雀……懐かしい」クスッ

京太郎「可憐だ」

ハオ「え?」

京太郎「ああいや、とりあえず協力しますから……智葉さんへの伝言は任せてもらえれば」

ハオ「これ、私の連絡先です」

京太郎「え、良いんですか?」

ハオ「智葉の友人であるならば、信用します」

京太郎「……なんか損しそうな性格ですね」

ハオ「人を疑って損するよりはマシですから」フッ

京太郎「……そんじゃ、智葉さん見つけたらなんとかつかまえて連絡しますんで」

ハオ「はい、お願いします!」

京太郎(仲間に心配かけるなっての……心配すんだから)


◆System
・ハオ・ホェイユーの初期好感度は【60】になりました

次行動あるなら、一応伝えておこうかね

0 智葉にハオが心配しながら探していたと言いに行く



―――昼過ぎ


◆自由行動


1、誰かと話す【>>132

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

×、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥&晴絵)

7、ファミレス(菫)

8、図書館(美穂子&灼)

0、自由安価


◇安価2↓

イッチ、>>1000で“松実館で今までに出会った麻雀関係者を集めて麻雀大会開催”ってアリだろうか?
まぁ、京ちゃんは勝てるように思えないけどw

>>449 別に良いんですけど、いつやるかはわからんよ?


0、自由安価【>>441


―――【ファミレス】


店に入ると客が来たことを知らせる音が鳴る

店員がやってくる


京太郎「一人で」

店員「ただいま満席で」

智葉「京太郎……こっちに来い」

京太郎「あれ、智葉さん」

店員「お連れさまですか?」

智葉「違うが一緒で良い」

店員「かしこまりました」


京太郎「いやぁ、助かりました智葉さん」

智葉「気にするな」フッ


後ろ髪をポニーテールのようにした智葉が席に座る

もう夏場なのでノースリーブのシャツを着ているのだが、その肩に上着を羽織っていた


京太郎(こちらも腋か……ってそういや)

京太郎「ハオ・ホェイユーさんの話なんですけど」

智葉「……」


その名前を出すと、眉をひそめる


京太郎「どうしたんっすか?」

智葉「私を探しているのか?」

京太郎「仲間に心配かけちゃダメっすよ」

智葉「……ハオは、もっと強くなる」

京太郎「は?」



智葉「そのために、私はいない方が良い」

京太郎「なに言ってんすか」

智葉「そのままの意味だ」

京太郎「……心配してましたよ。会ったばかりの俺に連絡先よこすぐらいには」

智葉「強い力を持った者は、その力で成すべきことを成さなければならない……ハオもまた然りだ」

京太郎「なにかを成させるためにホェイユーさんから離れて強くしようと?」

智葉「……」

京太郎「なに言ってんですか、必死で探してる仲間がいるのに」ハァ

智葉「お前は、私に似ている気がする」


その言葉に、京太郎は目を細める

なにを言いたいかなんてわからないが……そんな気は一切ないと言える

断言できるだろう


京太郎「……なに言ってんですか」ハァ

智葉「ハオに、元気だということは伝えておいてくれ……そしてお前は守るべきものを守れと」

京太郎「ん?」

智葉「でなければ何も守れない……慕ってくれていた、子供の夢や笑顔ですらも……」ギリッ

京太郎「……智葉さん、あんた」

店員「お待たせしました」


そこで料理が運ばれてくる

お互い黙って、お互いの前に料理が並べられるのを待つ

そして並べられると、京太郎は一息ついた


京太郎「……智葉さん」

智葉「なんだ?」

京太郎「……パフェって意外ですね」

智葉「放っておいてくれ」


◆System
・辻垣内智葉の好感度が+10されました
・【辻垣内智葉:90】
※【郝慧宇】に【辻垣内智葉】の伝言を伝えました

ガイトさんの好感度も順調に上がってるな。とりあえず先に安価作るわ

0 怜が無事かどうか確認しに見舞いに行く。無事だったら、何か変わったことがないか聞く



―――夕方


◆自由行動


1、誰かと話す【>>132

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

×、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥&晴絵)

7、ファミレス(菫)

8、図書館(美穂子&灼)

0、自由安価


◇安価2↓

0、自由安価【>>467


―――【中央病院:病室】


コンコン

怜「どうぞー」

ガラッ

京太郎「どうも」

怜「ん、心配で会いにきたん?」クスッ

京太郎「まぁ、多少は?」

怜「そ、そう……」

京太郎「なんか変わったこととかありませんでした?」

怜「ないけど……案外平気ちゃう?」

京太郎「だと良いんですけどね」フッ

怜「いざとなったら京ちゃんが助けてな」クスッ

京太郎「まかせといてください」


京太郎(一応、赤土が見ててくれるみたいだし……大丈夫だよ、な)

(まぁ早い話が、ハズレよね


―――夜


◆自由行動


1、誰かと話す【>>132

2、散歩(コンマ40以上で成功)

3、訓練

×、探索

×、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥&晴絵)

7、ファミレス(菫)

8、図書館(美穂子&灼)

0、自由安価


◇安価2↓

しまった、夜なのに行動内容そのままだった……つズラシ券
やりなおすっす

流石、伝説のチームピョンピョンのリーダーのイッチだぜ!

>>490 や め ろ


―――夜


◆自由行動


1、誰かと話す【>>132

2、散歩(コンマ40以上で成功)

3、訓練

×、探索

×、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、コンビニ(灼)

7、ファミレス(菫)

0、自由安価


◇安価2↓

7、ファミレス(菫)



―――【ファミレス】



なんとなく、今日二度目だがファミレスに来てみる

見知った顔をみつけると眼が合う

手招きをされてそちらに行って、テーブルを挟んで向かいへと座った


京太郎「どうもです」

菫「ああ、久しぶりだな」

京太郎「そうっすか?」

菫「間違いない……にしても、晩御飯か?」

京太郎「小腹が空いたので少し……」

菫「なるほど」

店員「半熟卵のミートドリアです」コトッ


京太郎「菫さんもですか」

菫「いや、晩御飯じゃない」

京太郎「ん?」

菫「昼御飯だ……」

京太郎「……え?」

菫「昼御飯だ、食べる暇が無くてな」

京太郎「……」

菫「……うまい、うまい」モグモグ

京太郎「……なんつーか、なにかあったら頼ってくださいね」

菫「問題ない、明後日の朝までなら何も食べなくても動けるぞ」

京太郎「……菫さん」カナシイメ



菫「なに、いつも一人で昼食をとっていることを考えると……」

京太郎「……」

菫「須賀と一緒というだけで嬉しいものだ」フフッ

        ,r‐─===‐-    _
       /::::´:::::::::::`ヽ:::::\::::::`ヽ
     . "/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.

     /:::/::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
.    /:::/::/ :/:::::::::|i:::::|:::::li:::::::::::}:::::::::::::::.
   //イ::/⌒i:::|::|:::|i:::::l⌒|i:::::::::::}::::::::::::::::i
  .'/:::∨ ,,__|i_|:」_八_/i::::リ:::::::::::}::::::::::::::::|

.  〔//::::〔 ̄`   =ミ、/ :::::::::::}:::::::::::::::::
.  //|::::::|  ′  ""  /:::::::::::::リ::::::::::::::::′
  :/_:|:::从        /:::::::/:::/:::/:::::::::::/
  〔 |_:/ハ  t  ァ /___::/:_/:::::':::::::::::/   .*゚
     /::::::.      ./::::::::,::::::::|i:::::::::′     ゚+'.
.    /:::/:::::ーr‐  ´/:::::::::ハ:::::::|i:::::::::|       '%
   /::::'::::::::_.ノ〕  .:::::::::://> :::::::::|

   .:::::::〔´  /   ':::::::::/     `ヽ
  ':::::::〃 /   /::::::::::'         \
. /:::::::::::|  ∧_/:::::::::/       /⌒\
/ ::::::::::::| .′/::::::::/       /     ヽ



京太郎「こ、今度は御飯、誘ってください」

菫「いいか須賀?」

京太郎「はい?」

菫「私の昼はな、いつになるか……わからないんで」

京太郎(もううちでもらってやろうかな)

京太郎「じゃ、じゃあ晩御飯の時間とかなら連絡ください。うちで晩御飯、とか」

菫「……ありがとう、須賀。やはり誰かと御飯というのはおいしいな」ニコッ

京太郎「一年前なら泣いてました」

菫「優しいな須賀は」フフフ


◆System
・弘世菫の好感度が+1されました
・【弘世菫:100】


―――【ファミレス前】


京太郎「それじゃあ菫さん」

菫「ああ須賀……いや京太郎、ありがとう」

京太郎「なにか手伝える仕事あったら言ってください」

菫「一緒にご飯を食べてくれるだけでも嬉しいが……そうだな、いざとなれば頼らせてもらう」フッ

京太郎「うっす!」ニッ


それだけ言葉を交わすと、菫は去っていく

一人残った京太郎がオートバジンに跨る

そんな時、携帯電話が鳴った


京太郎「ん、赤土から……」ピッ

晴絵『あー、もしもし?』

京太郎「どうした?」

晴絵『ごめん、やられた』

京太郎「は?」

晴絵『くそっ、痛っ……アイツ化け物かっての』

京太郎「待て、すぐ行く!」

晴絵『頼んだ……迎えが言ったから』

京太郎「迎えって」


瞬間、横になにかが現れた


京太郎「ぜ、ゼロライナー……」

デネブ「須賀ぁ! 早く!」

京太郎「お、おう!」


とりあえず今回はここまででー

次回はこの続きから、ハルちゃんになにがあったんでしょーか
たぶんわかってると思うけど

菫さんは頑張れ
ハオは腋
智葉さんは日和でネリーに乗られたまま寝てる恰好がエロイ

そんじゃなにかあればお気軽にー


俺は名護だぞ!(再開!)

カードに関しては使わせてても原作通り、な感じ
とりあえずゼロライナーでハルちゃんと合流からー



―――【中央病院:中庭】


ゼロライナーから降りた京太郎が晴絵を見つける

壁に寄り掛かっているボロボロの晴絵へと近づくと、晴絵が笑みを浮かべた

デネブが救急箱を持って晴絵の隣に腰掛けた


晴絵「なっさけない……」

京太郎「いや、俺が悪かった。まさかここまでとは……G4、黒い機械か?」

晴絵「その通り、くそ……一撃も当たらないとか」クッ

デネブ「晴絵、カード使った?」

晴絵「まぁね、奪われるわけにはいかなかったし……結局負けたけど」

京太郎「敵は、先読みしてきたか」チッ

晴絵「なに、未来予知でもある?」

京太郎「その通りだよ」

晴絵「まさか……」

京太郎「……」

晴絵「マジで?」

京太郎「残念ながらな、とりあえずデネブ……赤土をゼロライナーで運んで治療頼む」

デネブ「任せろ!」ダッ

晴絵「ごめん、なんの役にもたてないで」クッ

京太郎「大丈夫だ」ポン


晴絵を抱えてゼロライナーへと戻るデネブ

ゼロライナーが上空へと消えると京太郎は静かに見渡す

戦闘の痕跡はあるがそこまで激しそうでもない


京太郎「……あまりド派手な攻撃をかますタイプでもない、か……」


怜が心配だがどうしようもない

周囲を見渡してなんらかの情報を探す



京太郎「チッ、いまいちわからんか……」

?「おっと、そんな時にボクがいるんじゃないかな?」

京太郎「……あいか、じゃなくて国広一」


そこにいるのは露出度が高い服を着た少女

見慣れたというか、あまりその少女の体に興奮しない

眼のやりどころに困るが、とりあえずは頷く


一「あれは警察組織のものだよ……」

京太郎(実は知ってる……)

一「といっても一部の過激派みたいだけど……なんでも良いからオルフェノクやらロイミュードを始末したいっていう」

京太郎「そこまで調べ上げたんですか」

一「情報が足りなかったからほぼ一からだしね、とりあえず場所まで突き止めた。さっきの騒動のおかげでね」

京太郎「さすが、とりあえず案内してください」

一「向こうにいったら好きに動かさせてもらうけどね」フッ

京太郎「構わないよ、とりあえず行くぞ」

一「そうだね。場所は教えるからバイクで向かって」

京太郎「お前は?」

一「気にしないで、向こうで合流しよう」

京太郎「……ああ」コクリ


怜が攫われたとなると時間の問題だ

動かさせるわけにはいかない


京太郎「……やらせっかよ」


ぼやくと、オートバジンを走らせる



◆呼ぶメンバーを選択【ライダー】
※複数選択も可能で、一番多い案の仲間たちを呼びます


【白望・豊音・葵】
【良子・洋榎】
【玄】
【穏乃】
【ゆみ・桃子・菫・智葉・はやり】


◇22時10分から一番多い案

案って言うとおかしくなるか、連れてくメンバーの名前だけでオッケーです
数を動員する場合のデメリットは秘密だけど多すぎると後々問題が出たり



◆呼ぶメンバーを選択【ライダー】
※複数選択も可能で、一番多い案の仲間たちを呼びます


【白望・豊音・葵】
【良子・洋榎】
【玄】
【穏乃】
【ゆみ・桃子・菫・智葉・はやり】


◇安価1↓から2分間で集計

(同数で、そのあと最初に出た案となるっす


【小瀬川白望
【松実玄】
【高鴨穏乃】


―――【基地】


オートバジンに乗った京太郎が初めに指定された場所に近づいた

重々しい雰囲気からただの警察の訓練所、などではないことは理解する

フェンスはすでになにかに破られており、人が倒れていた


京太郎「……ま、状況的に大々的に俺がテロリストなんて言えないだろ」


つぶやきながらオートバジンから降りる

人が倒れているところを見ればなにかがあったのは間違いないだろう


京太郎「さて……」


正面の方から、現れるのはオルフェノクの大軍

似たようなオルフェノクの大軍を前に少しばかり顔をしかめる


一「ふぅん、このパターンは予想できなかったなぁ」

京太郎「いつの間に……いや、どうでも良いか」


上空から走り去るデンライナー

それが通り過ぎれば玄と穏乃の二人が現れた

もちろんアンクも


穏乃「なっ、国広さん!?」

玄「京ちゃんどういうこと!?」

京太郎「さて、俺もよくわからないけど、とりあえずろくなことになってないみたいです」

アンク「メダルの足しにもなりやしねぇか」チッ

一「対オルフェノク用に作った兵器なわけだからね、オルフェノクに情報が洩れればこうなるでしょ?」

京太郎「オルフェノクに情報が……あぁ? なんか引っかかってんな」チッ

一「なにはともあれ、戦闘開始ってね」

京太郎「さっさとG4探して怜を助けなきゃってのに」クッ



ライドチェイサーが走ってくると、シロが下りる

呼んだメンバーは全員来た

ダルそうにしながらも、マッハドライバー炎を腰につける


白望「しょうがない、か」

玄M「さて、いくぜ、いくぜ、いくぜ!!」

京太郎「ともかく、この中突っ切れってか!」

一「しょうがないね」

穏乃「アンク!」

アンク「こいつだ!」


一を除いた四人がベルトを装備する

そして、前準備が開始された


玄がバックルの赤いボタンを押す

白望がバックルのパネルを上へと押し上げ、シグナルバイクを差し込んだ

穏乃が三つのメダルを入れてバックルを傾ける

京太郎はファイズフォンのキーを押した

一は持っていた青い銃へとカードを差し込み、銃身をスライドさせる


<シグナルバイク!>

<Standing by>


「変身!」


<ライダー! チェイサー>

<Sword foam>

<クワガタ・カマキリ・バッタ・ガ~タ・ガタガタ・キリ・バ・ガタキリバッ!>

<Complete>

<カメンライド・ディエンド!>


そして五人がライダーへと変身する




アンク「消耗が激しいからほどほどにしろよ!」

穏乃「わかってるよ!」


オーズ・ガタキリバコンボが分身を始める

速度での分身、などではなく増えるのだ

一気に20人ほどに増えたオーズ


一「数は負けるけどこれならどうかな……」ガチャッ

<アタックライド・イリュージョン!>


五人に分身するディエンド

そして分身体であろう四人がオーズ達と共に走りだす

本体であるディエンドが新たにカードを差し込む


一「ばいば~い♪」

<アタックライド・インビジブル!>


そして、ディエンドが消える

ファイズがオートバジンを叩くと、素早く変形したオートバジンがガトリングをばら撒く

オーズやディエンドに危うく当たりそうになりまたぶつ


京太郎「お前、仲間に攻撃してどうすんだって!」

オートバジン「」ピピピ

京太郎「とりあえず援護頼むわ」

玄M「いくぜいくぜいくぜぇ!」

京太郎「お前はその調子でな、てかここならリュウタの方が」

玄M「アホ、そんなこと言うと!」


瞬間、電王がガンフォームへと変わる


玄R「変わってモモタロス! 答えは聞いて無いけど!」

京太郎「もうなんでも良いから頼むわ、俺は行くから!」



◆ここどこー!


01~30 ??????

31~60 ?????

61~98 ??

ゾロ目 ??????


◇安価1↓

【クロコダイル】



基地内部を走っていると、見知ったオルフェノクを見つける

顔をしかめる京太郎

ファイズとチェイサーが隣同士になって相手を見る


―――クロコダイルオルフェノクを


クロコダイル「Welcome to the hell!」

京太郎「地獄へようこそ、だとさ」

白望「……行って京太郎、こいつは私が」

京太郎「チッ、こんなところで会わなきゃな」チッ

白望「しょうがない」

クロコダイル「……C'mon, wimp!」


チェイサーがシンゴウアックスを持ってクロコダイルオルフェノクへと走る

斧と大剣がぶつかり合い、激しい音を鳴らし火花を散らす

ファイズはその脇を通って走り抜ける


京太郎(怜、無事でいろよ……てか一はどこ行ったんだよ!)



◆System
・【小瀬川白望】は【クロコダイルオルフェノク】と戦闘を行います

(ゾロ目から逃げ切れるか!


◆ここはどこ!


01~60 ?????

61~98 ??

ゾロ目 ??????


◇安価1↓

(ウワアアアアアアアアアアアアアア!!


【ゾロ目 特殊イベント】



走るファイズが、扉を蹴破る

あちらこちらと走って来たがわけがわからない

その扉を開けた瞬間、白衣の男や女がファイズの方を見る


京太郎「……」

男「……」

女「……」

京太郎「……」チラッ

怜「……」グッタリ


なにかよくわからない機械がつながれた椅子に座らされている時

手首と足首は拘束されて動けないようになっている

京太郎が右手を振るうと、部屋に入ってコンピューターを殴って壊す


京太郎「で?」


男や女たちは逃げていく

京太郎は手首と足首の拘束具を壊す

そして変身を解除すると、怜を背負って走りだした


京太郎「さて、もう帰っても良いんだよなぁ」



◆【怜救出】この後、どうする?


1、戦う(怜は誰かに預けます)

2、戦わない(このまま怜を連れて撤退します)


◇0時5分から安価開始

デンライナーに預けられるなら2
じゃなきゃ目的は達したし1

>>699
逆じゃない?

デンライナーに預ければ大丈夫だと思う
ただオルフェノクが大量発生してるから下手したらなんかヤバイの来てるかも



◆【怜救出】この後、どうする?


1、戦う(怜は誰かに預けます)

2、戦わない(このまま怜を連れて撤退します)


◇安価1↓から2分間で集計

1

1!チョーさんボイス

1、戦う(怜は誰かに預けます)



一「さてさて、情報だけもらってさっさと帰りますか」

京太郎「いいとこにいた」

一「げっ、なんでこんなとこに……下で戦ってなよ」

京太郎「怜さんを頼む」


そう言うと背負っていた時をディエンドに任す

肩を抱えるディエンドから、一の嫌そうな声が聞こえてくる


京太郎「頼むよ、情報は持ってけばいい……悪用しようとしたらぶっ潰すけどな」

一「そりゃ面倒そうだ、わかったよ。この子はしっかりこっちでなんとかするから」

京太郎「頼む……怜さん、大丈夫っすからね」ポン


そう言って頭に手を乗せて撫でるが、起きることもない

京太郎は頷くと再びファイズフォンのキーを押して走る


一「まったく……まぁボクの邪魔をしないならなんでも良いか、さて行くよ」

怜「……きょ、う……ちゃ……」


京太郎(G4はどこに……アイツを野放しにしとけばろくなことにならないだろ……!)

一ちゃんとは将来良いコンビになりそうで
怜はまだ息があるからどうにかなるかな
G4は予知能力抜きならまだ勝機はあるか?

一(服がダサいからボクがアレンジしておこう...)




黒いライダーG4と青いライダーG3-Xが二体のオルフェノクと戦闘を繰り広げる

G4が空手のような動きで正拳をオルフェノクに突き立て、G3がダガーをオルフェノクの胸に突き刺す

それと共に、二体のオルフェノクが灰へと変わった


肩で呼吸をするG3-Xの装着者―――末原恭子


恭子「はぁっ、はぁっ……」

京太郎「見つけたG4……それと、G3?」

恭子「ファイズ、ってことは須賀君か!」

京太郎「その声、末原か!」

恭子「えっ、あ、うんそうやけどっ……」


走ってきたファイズがG3の隣に立ってG4を睨む

背中を向けたままのG4が、両手を広げる


京太郎「……」

恭子「もう、もうそれを、外してっ……それは危険なもんなんやッ!」

??「私は死を背負い、そっちは生を背負ってる……どちらが正しいか」


そして黒いライダー、G4がファイズとG3の方へと向く


??「今ここで、答えを出すか!」


恭子「代行ぉ!」

京太郎「代行って……赤阪郁乃かっ!」

郁乃「そうや、須賀京太郎くん!」

京太郎「お前、それがどういうもんかってことぐらいわかってんだろうが!」

郁乃「わかっとるから私が使ってる! 実験なんて必要なかった、最初から私が、私だけがっ……このG4は! そのためのっ」

京太郎「チッ、ぶっ倒してなんとかするしかないかッ」

恭子「代行っ……!」

そっちがいくのんか…見ていて痛ましい
さっさと倒すしかないか、どっちみち稼働させ続けたらいくのん死んじゃう

よし!ここまで覚悟あるならアクセルクリスマで派手にブッ飛ばしてやろぜ!

ターンかけたくないし未来予知無いのを願ってアクセルで速攻がベストかね

>>741
だね、通常→クリスマでとっとと削らないと不味いと思う
今回は十中八九速度が重視されるだろうし

というかはやく倒さないと勝手にいくのん死ぬな

とっとと物理的にG4自体壊さんと不味いよね、うん

でもパーツ残しておかないとミラージュアギト出てきた時やべぇや!



恭子「代行、なんでそんなにっ……!」


素早くハンドガンを取り出しがG3が構える

G4を狙うが、トリガーは引けない

走り出したG4に相対するようにファイズが前に出てG4の拳を腕で受ける


京太郎「……あんたのキャラじゃないように思えるけどな」

郁乃「ハッ、須賀君になにがわかるん……人類すべてを守るためには必要なんや、犠牲が!」

京太郎「犠牲……」

郁乃「そのために使う、この命も……すまんとは思うけど、他の命も!」


拳を受けて吹き飛ぶファイズが、すぐに起き上がる

ダメージは中々どうして高い方ではあるが、耐えられないこともない

攻撃力だけならばハート達の方が俄然高い


京太郎「罪悪感が抱くぐらいなら、命なんて奪ってんな……!」

郁乃「罪悪感を抱くなっていうんか!?」

京太郎「ああそうだ、自分が嫌だと思って命を奪うなんてわけわかんねぇ……」


走り出したファイズが、拳を振るう

今度はG4が腕で受け止めるが、ファイズが真下からのアッパーで腕を上に上げる

今までの戦いを思い出せば、郁乃はずいぶん特殊な敵だ


京太郎「罪悪感を抱くってことは、本当に決めて……自分のために戦って命を奪ってないってことだ!」

郁乃「自分のために命を奪うっ、そんなこと」

京太郎「それが生きるってことだろうが!」


がら空きの胴体に、左拳を打ち込む

そのまま止まる二人


京太郎「そして生きるってのは、他の誰かの命を喰らうってことだ……ッ!」


そのまま左拳に力を入れて、G4を吹き飛ばす

倒れたG4が起き上がると、ファイズは右手をスナップさせた

京ちゃんの場合はエゴのために同族の命奪ってる自覚があるからなぁ
ある意味一番狂ってる人物ではある

こんなときにも京ちゃん、ハート様のこと思ってる...


人おればこのまま戦闘までやっちゃおうと思うけどおりますかー?

さすがに深夜だし明日土曜日だしってのはあるけど

>>757
実際、今まで交戦したことある敵の中なら屈指の強敵だから仕方ないね
相性もあるけど、ハート・チェイス辺りはタイマンだと実際キツかったし
ドラゴンやコーカサスみたいなまだ見ぬ強敵はいるけどね

ウェイクアップ!(やるよー)

お前は誰!(居ますよー)


あざっす再開!

頑張って速度あげて書いてく



◆ファイズ

◇ステータス
・HP:70
・速度:30
・攻撃:60
・防御:50


◆スキル

◇クリムゾンスマッシュ:威力95:命中100%:SP25

◇スパークルカット:威力40:命中100%:SP15
・選択時のコンマが30以下の場合、そのバトル中攻撃を+10する

◇グランインパクト:威力40:命中100%:SP12


◆アビリティ

◇アクセルフォーム
・SPを【最大値の1/2】消費
・行動に『アクセルフォーム』が追加される
・その後『アクセルフォーム』に変身する



◆須賀京太郎【Lv18】

◇ステータス
・HP:73
・速度:76
・攻撃:67
・防御:47
・SP:55

◆回避+【Lv1】
・自分への命中率を【5%】下げる

◆恋愛力【Lv1】
・女性キャラクターとのイベント時に補正+5を得る



◆勝利条件:【敵の敵のHPを0にする】【4回目攻撃時まで耐える】


①:速度判定

1自【須賀京太郎】:106
2敵【赤阪郁乃】:80


②戦闘開始



郁乃「ジャリが偉そうに語ってんなッ!」

京太郎「お前は覚悟もできてねぇ半端者だろうが!」


走り出すファイズとG4が再び拳を交える

何度も何度も拳を振るい、何度も何度も受け流す

G3の恭子の構える銃の銃口は確かにG4を捉えているが、トリガーは引けない


京太郎「お前の殺したい相手は誰だッ!」

郁乃「オルフェノク、だけやないロイミュードだって、私にとっては敵や、すべての人類に仇成す奴らが私の敵やッ!」

京太郎「なら間違ってんじゃ、ねぇッ!」


そのまま、蹴りを打ち込むとG4が後ずさる

戦闘スキルは高い

だがいかんせん、京太郎の方が経験が豊富だ


京太郎「そのために人間の命が必要ならそれで良い、結局俺のやることはあんたを倒すことだからな!」

郁乃「命が必要、それで良い!? 自分でなに言ってんのかわかってっ」

京太郎「戦うために食らう……そうやって生きてるだろ、みんな」

郁乃「ッ……」フラッ


一瞬の隙を見逃さずファイズが蹴りを打ち込む

G4が再びよろめくも、すぐに殴りかかる

だがその拳は、ファイズが手の平で受け止めた


京太郎「お前は、散々やって逃げようとしてるんだよ。そうやって自分を犠牲って言って……」

郁乃「ッ!」

実際少し前までJKだったメゲ原さんが引き金引くのはかなりしんどいよね…

安価ならアクセルフォーム

③コマンド入力


◆須賀京太郎
『通常攻撃』
『必殺技:>>768
『アクセルフォーム』
『決定』
◇安価1↓



◆ファイズ【アクセルフォーム】

◇ステータス
・HP:70
・速度:1000
・攻撃:80
・防御:30


◆スキル

◇強化クリムゾンスマッシュ:威力95:命中100%:SP【最大値の1/2】
・さらに消費SP分の数値をプラス(最大35)

◇スパークルカット:威力50:命中100%:SP20
・攻撃を+10し選択時のコンマが30以下の場合さらに+10

◇グランインパクト:威力40:命中100%:SP12


◆アビリティ

◇TIME OUT
・ターン終了時に【ノーマルフォーム】へと戻る

◇超加速
・1ターンに2度攻撃可能になる
・全ての敵の命中率を【30%】にする
・一部のデメリット効果、アビリティ効果を受けない

思えば正真正銘の人間に初めてファイズの力を行使するな…

・ファイズ:アクセルフォーム:SP1/2【28】


◆須賀京太郎
『通常攻撃』
『必殺技:>>778
『決定』
◇安価1↓

あれ?ファイズで倒したら死ぬんじゃ...

>>783
どっちみち放置しても死んじゃうからしゃーない
荒療治で一か八かに賭けるか、確実にゆっくり死んでいくかの差だよ

『通常攻撃』


◆須賀京太郎
『通常攻撃』
『必殺技:>>778
『決定』
◇安価1↓

そう言えばファイズって、普通の人間にやったらあかん奴だったけ。でも、運補正でなんとかなるんじゃない?多分

クリスマ

>>788
フォトンブラッドは「オルフェノク特攻なエネルギー」じゃなくて
「強靭なオルフェノクすら死に至らしめるエネルギー」だから人間に撃ち込んだら結果は言わずもがな

まあ、どっちみちG4を物理的に壊さないといくのん死亡確定と見て間違いないから腹を括るしかないね

(判定無しで死ぬほどイッチ厳しくせんよー


<Complete>


ミッションメモリーを変える

ファイズの胸が開きアイドリングモードへと以降

胸部、弱点部分を晒すことにはなるがそれ以上の強さを得る力


京太郎「赤阪郁乃、あんたは優しい、けどな……」


走りだしたファイズが、拳を振るう

先ほどとスピードは変わらない

まだファイズアクセルの本当の力は引き出していない


郁乃「くっ!」

京太郎「この世界じゃっ!」


腹部を殴ると、G4が腹部を押さえながら下がる

これが屈強な軍人、などであれば違ったのだろう

それでも鍛練はしていたのか、すぐに拳を構え直す


京太郎「この世界は……優しい奴にこそ厳しく、いつだって辛い選択を強いる……」グッ

◆通常攻撃:命中100%:SP+10【38】
◇威力:147
◇G4:100%


郁乃「あんたは、一体……」

◆サイガ【HP:163/230】
◇147-90=67

うん、ダメージ的にガチで[ピーーー]気だコレ
でも、仕方ないね

京ちゃんが言うと重い…

>>800
イッチのコメ見ようよ、判定はあるって言ってるし

>>802
うん、それはわかってる
ただダメージ数値が完全にワンキル成立だから思わずね

メゲ原さん実戦浅いのにG4事件だから仕方ない
しかも、G4装着者が恩師だから余計にハードだし

(サイガにしちゃってたけどまぁ気にせんといて


G4がハンドガンを持ってトリガーを引く瞬間、ファイズが腕についた時計、ファイズアクセルのボタンを押す


<Start up>



ファイズの世界は変わる

腰と落として、地を蹴るとその腹部に拳を打ち込む

体をくの字に曲げて吹き飛ぶG4


京太郎「だから、楽にしてやる……」カチャッ

◆強化クリムゾンスマッシュ:威力95:命中100%:SP28【10】
◇威力:268【147+95+28】
◇G4:100%


さらにG4が吹き飛んだ方に回って、蹴りを打ち込み上へと打ち上げる

背中からの衝撃にさらにG4が上空へと打ち上がった

そして、真上へと跳び上がると―――


<Three>

<Two>

<One>


拳をG4の腹部へと打ちつけた

地上へと吹き飛んだG4

ファイズは地上へと降りる


<Time out>


京太郎「……」

郁乃「がっ……な、にをっ」

京太郎「……」

恭子「須賀、くん……」


ファイズがミッションメモリーを外す


<Reformation>


いつもの姿に戻るファイズ

郁乃の意思と反して立ち上がるG4


郁乃「……まだ、や」クスッ

◆G4【HP:0/230】
◇268-90=178


京太郎「……もう」

フォトンブラッド封印は仕方ないね、ビジュアルは凄い痛そうだけど



恭子「もういい……もういいだろ!!」


叫んだ恭子がハンドガンをG4へと向ける

トリガーにかけた指は震えていて、銃弾はまだ出ない

立ったままのG4が動き出そうとした


京太郎「……」


だがすでに、勝敗は決している

手を打つか打たないか、その違いだ


京太郎「……」

郁乃「この犠牲が、無駄に、ならなければ……人の、ために、私は……」

       | l           /   ,'
       | |       /   ,′
       | |         /   {
       | |      / __  ll ― - - 、

       | |`ヽ   ./ ;≡   l::::::::::::::::::::::\
       | V ソ/   ;≡  l::::::::::::::::::::::::::::\
       |ヽ >イ    ;≡___/:::::::::::::::::::___::::\
       }  l   イ  ̄   `ヽ:::::::::::::l┌―┐l ̄ ',
        〉 _', / /       ', ̄ ̄l ll  I| |= i
          Y l l l        ', ===l l___| |____l
        il V l l         }___ Y____/l::::::::::}
         ', Vl l        /::::::::::::::::]/  l::::::::::l
         ヽ_V lヽ ______/::┌――┘  l::::::::リ
           l〉= `  ̄ l\\ ::::::└ -- -┘::::/
           V- --', ヽニニニニ/ ―――<
           ヽ ニ イ ',   /    /三三三三 l___
             \二 ∧_/    /三三三三 ィ___ }‐‐――‐‐‐
               > --- ┌― ´::::::::::::::::/ /:::::::/
              / 〃  |:::::::::::::::::: / /::::: /   _____
            __ イ   / V   }二二二/ /  ̄/    / /:::::::::::::::::`ヽ
       /:::/ リ  /∧ヽ / /  ̄ ´/    /    ./ /:::::::::::::::::::::::::::
      /:::::::::l___/ー </  V- イ____,/f ⌒ ;. /___   / /::::::::::::::::::::::::::::::



京太郎「そんなシステム、まかり通るかよ……誰かが犠牲になったシステムなんて、最後はろくなことにならないんだ……だからなッ!」


本当メゲ原さんの心中を察するよ



◆生存判定【赤阪郁乃】

※末原恭子ボーナス補正:+5
※赤阪郁乃撃破ターン補正:+4
※特殊イベント補正:+10
※特殊キャラクター協力補正:+5


01~20 死亡

21~50 重体

51~80 重傷

81~98 軽傷

ゾロ目 ????

◇安価1↓

100オーバー、チョーイイネ!

【100~ 軽傷+ボーナス】


瞬間、G4の背中部分がバチバチを音を鳴らす

それと共に倒れるG4

自動稼働が止まったということだろう


恭子「え?」

郁乃「な、んで……?」

京太郎「だから犠牲なんて、必要ないんだよ」


そう言って変身を解除すると、京太郎はG4に近寄ってヘルメットを外す

すでにヘルメットを外している恭子も郁乃へと近づいた

倒れている郁乃の上体を支えて起こす


郁乃「……私の犠牲で、このG4は完成するのに」

京太郎「……バカバカしい」

郁乃「な、なんやとっ!?」


あの日の底知れなさはどこにいったのか

感情を露わにして怒る郁乃は年相応の女性


京太郎「大馬鹿だろうが、お前はそれでいいかもしれないが残された奴はどうする。ずっとお前を死なせたことを胸の中に抱えちまう」

郁乃「っ」チラッ

恭子「代行……」

京太郎「誰かが犠牲になるなんてまっぴらだ……」


そう言うと、踵を返す

そんな京太郎の背中を見て、倒れたままの郁乃が手を伸ばす

その手が京太郎を使うなんてことはないが、口を開く


郁乃「待って……」

京太郎「……」ピタッ

郁乃「君は、どうしてそんな……強いの?」

京太郎「強くなんかない。ただの……人でなしだ」ハハッ


そう言って笑うと、京太郎はそこから去っていく

ホントこの京ちゃん過去が詳しくどうなっているのか気になる限りだ
半年で何を味わってきたかはまだ謎がかなり多いのよね



京太郎が外に出ると、ほとんどのオルフェノクは灰へと変わっていた

オーズは緑色のガタキリバコンボから、青いシャウタコンボへと変わっている

大型のオルフェノクを、デンライナーが攻撃し撃破した


京太郎「……」

一「終わりみたいだね」

京太郎「ん、ああ怜さんのことありがとな」


そう言ってディエンドが肩にかついでいた怜を代わりに抱える

少女の軽さを理解して京太郎は助けられて良かったと思う


京太郎「……帰るかな」

一「ボクももらうものはもらったし……またね♪」

<アタックライド・イリュージョン!>


消えるディエンド、オルフェノクが倒れたのを確認して下に降りる

施設内部からチェイサーも出てくると、変身を解除した

オーズと電王も変身を解除する


京太郎「ありがとな」

穏乃「京太郎が助けたかった子……?」

京太郎「ああ、死なせたくないだろ。知った顔を」

玄「うん、京太郎くんは優しいね!」

京太郎「優しい、っすか?」

白望「終わったら、ダルいし帰ろ」クイ


袖を引っ張られて、頷く京太郎

しかしいま現在、腕に抱いている怜はこのまま連れて帰るしかないだろう

おそらく恭子と郁乃には、迎えが来るはずだ


京太郎「帰りますか」

白望「ん」コクリ

穏乃「それじゃ私たちも帰ろうかアンク」

アンク「とんだ無駄足だったな」チッ

玄「私も、眠いし帰ろ」

玄U「夜はこれから、遊ばなきゃ損ってね」クスッ

京太郎「玄さんカワイイんだから危ないことすんなよ」

玄U「わかってるよ♪」


京太郎「にしても今日は……疲れたな、いろんな意味で」ハァ


空を見上げて、京太郎はつぶやいた

カメちゃんぶれない、クロチャー不憫
シズはシャウタまで持っているのか、相当強い状態っぽいね
というか、今回の協力者にはマジで感謝だな



◆戦闘終了

・経験値:1000

・レベルアップ【18】→【20】

※以降、レベルアップに必要な経験値が多くなります



―――翌朝【須賀家:居間】


昨晩の戦いの後、怜は白望に任せて彼女の一人部屋で一緒に寝かせてもらっておいた

そんなことを忘れて京太郎は起きて一階の居間へと降りてくる

相変わらずエイスリンは寝ているが、居間のテーブルを囲んでいる面々


京太郎「ん?」


テーブルを囲んでいるのに、怜がいてもおかしいことはない

だからこそ、京太郎は首をかしげた

テーブルを囲んでいるメンバーを数える


塞「ああ京太郎、おはよう」ニコッ


なんだか眼が笑っていない塞が料理を持ってきた

指を差して数える京太郎


京太郎「塞さん」

塞「ん、なにか言い訳?」ニコッ

京太郎「豊音さん」

豊音「おはよー京ちゃんっ♪」ニコッ

京太郎「葵さん」

葵「……」ジトー

京太郎「胡桃さん」

胡桃「なに?」

京太郎「シロさん」

白望「んー?」ポケー

京太郎「怜さん?」

怜「おはようさん」クスッ

京太郎「末原さん」

恭子「お、お邪魔してます」ペコ

京太郎「赤阪さん」

郁乃「昨晩ぶりやね」ニコニコ


そこで止まって額に手を当てる


京太郎「……どういうこと?」

塞「聞きたいのはこっちだよ?」ニコッ

oh…灰に還らないで済むかな…

ずっと疑問だったんだけど
レベルアップってしたら何か変わるの?

>>843
能力がオール1アップ



京太郎「なんつーか、ね」

塞「いっつも京太郎ってそうやって女の子ひっかけてくるよねっ!」

京太郎「なっ、人聞きの悪い!」

塞「バカっ! アホッ! たらしっ!」

京太郎「最後のは違うでしょ!」


言い争う二人

一方、胡桃が郁乃と恒子の方を見る

苦笑というより、申し訳なさそうな恭子とそうでもなさそうな郁乃


胡桃「で、二人は京太郎とどういう関係で?」

恭子「わ、私はその、借りがあるからお礼を……」

郁乃「いやぁ、不覚にもこの歳で16歳の京太郎くんに、な?」クスリ

胡桃「す、ストレート!?」

豊音「葵よりわかりやすいよぉ!」

葵「わ、私のどこがわかりやすいのさっ!?」カァッ

怜「わかりやすいなぁ」モグモグ

葵「馴染みすぎィ!」


そんな会話が聞こえていない京太郎と塞の二人

未だ言い争いをしているが、収まる気配はない


塞「遅くなるって言ってて朝帰ってきたら女連れってどうなの!?」

京太郎「だ、だからこれには深い事情が!」

塞「深い事情ってなにさ!」

京太郎「えっと……」メソラシ

塞「あ~! 目逸らした! やましいことあるんだ!」

京太郎「ち、違う! 全然違うって!」

塞「どうだかっ!」フイッ


京太郎「ああもう、なんでこうなった!」

郁乃「大事なものを盗んで行った罰ってことで♪」

おおう、こんなところで一ちゃんからの間接的な被害が




【第14話<PROJECT G4>END】


◆ED『事件だッ!』【https://www.youtube.com/watch?v=3ODfR-IP0O0




気付けばこんな時間……でも終わった!
今回はここまでー

事件だッ!(意味深)
歌詞の内容とか含めて凄い好き、本編と関係ないけど

とりあえずいくのん生存……ゾロ目、絶対に許さねぇ!

次回はまたまた新展開、かな?
京ちゃんがアマゾンズ的な台詞を言ってるけど関係ないよ!

そんじゃなにかあればお気軽にー

本当に事件だよ!
いくのんと悠彗さん和解するといいな

乙ー
今回の成果が何かに繋がるといいな

遅くなったけど、乙!

>>859
俺もそろそろブレイド組とは関わりたいと思ってる。解決しないといけない課題の中に、咲のジョーカー化阻止があるからな。でもそのためには、咲達がブレイド系のライダーに変身することorジョーカーアンデッドの存在を認識しないといけないんだよな……。後ジョーカーだけ生き残ると色々とマズイので、タランチュラアンデッドみたいな友好的なアンデッドも一緒に生存させないといけないから、結構ハードモードなんだよな…………

>>865
関わること自体は割とありかなと思っているね、龍騎とかと比べればまだイージーモードだからというのもあるが
中途半端に介入してもそこまで悪い方向に行くケースが無さそうだからまだ気楽な気はする
どうしても鎧武とかドライブの案件のが重くなっちゃうから優先順位が少し下がるかもだが

でも、好感度は咲さん以外十分だから一から稼ぐよりは案外楽かもしれんね

あとはいくのんからなんでオルフェノクが襲撃してきたか心当たりを聞きたいかも
メタ的にはわかってはいるけど京ちゃんはまだわかってないし

ブレイドってテレビと劇場版で違うんだっけ?

>>869
最終決戦における剣崎の選択で分岐する
TV :キングフォームをあえて乱用した上で始と戦ってジョーカー化してバトルファイトを再始動、
   その後自身の闘争本能を抑える目的で剣崎が海外へ姿を消す
   その後、300年近くバトルファイト関連でジョーカー二人は色々振り回される
   但し、所長は生きてるし、始関連の人物は結構幸せに暮らす

劇場:剣崎が始の願いを受け入れて、始を封印する
   その影響でアルビノジョーカーが復活し、劇場版の事件に繋がる
   結果として、所長が死んだり、剣崎や睦月が進路に困ったり、天音ちゃんが完全に始と別離しちゃったりと
   人間関係的には色々と別れがあったりする

テレビの方がケンジャキ以外は幸せなのか、見てたけど覚えてなかった
なんとかケンサキも幸せにできんものか…

>>871
一応、TV版も橘さんをはじめとして割と剣崎と仲が良いメンバーには心に傷を残してはいるんだけどね
舞台裏の話として、その後橘さんは剣崎を元に戻すために自分の身体を使って研究して、寿命が不本意ながら伸びちゃったりしている
その頃には、橘さんと天音ちゃん以外の人間のメインメンバーが鬼籍に入り、天音ちゃんが老衰で倒れてるぐらいの状態

TV版の流れでも天音ちゃんは数年後には天高に入学してサバト(ウィザードのでは無く)擬きやっちゃうような子に育つけどね…………

>>874
中の人ネタはやめろォ!

ちなみに、TV版は「剣崎にとってのハッピーエンド」であるとの事
世界も親友も守ることが出来たからね



ウェイクアップフィーバー!(再開!)

テレビつけたらたっくん出ててスゲー驚いたぞ、一時科捜研でたっくんも木場も出てたりしたけど

ブレイド参戦については現状可能な状態なんであとは選択肢出た時に、って感じっすね



あれから一日

大きな出来事もないまま

朝、京太郎は静かに座る


京太郎「ふぅ、静かな朝だ」

塞「どうしたの?」

京太郎「……静かすぎないっすか?」

塞「そりゃね、みんな上にいるし」

京太郎「……なんでまた?」

塞「そりゃ、エイスリンが起きたから」

京太郎「え、なにそれは」

塞「そのままの意味だったけど」

京太郎「え」


豊音「お待たせー!」

京太郎「豊音さん! ウィッシュアートさんが起きたって!」

白望「んぅ……」

葵「ほら、起きなきゃ」

胡桃「エイちゃんこっち」

エイスリン「……オ、オハヨウ」

京太郎「お、おはようございます……そしてその、始めまして?」

エイスリン「エ、エット、ソノ……ハジメ、マシテ」ペコリ

塞「はいはい、とりあえず御飯食べよ」

京太郎「うっす」

京太郎(エイスリン・ウィッシュアート……ホントに本人か、気になるとこだけど……)



京太郎「買物でも行って来たらどうですか、ウィッシュアートさん家に置いて良いですし」

エイスリン「イイノ?」

京太郎「はい、スマートブレインから取り返したわけですから」

エイスリン「スマート、ブレイン……」

豊音「憶えてる?」

エイスリン「ウウン……」

塞「そっか……」

京太郎(それの方が良いかもな)

京太郎「となるとわけわかんないでしょうから、現状のことは葵さんたちから聞いてください。生活用品なんかは任せましたから」

胡桃「了解!」

エイスリン「……」

京太郎(警戒しとくに越したことないか……)


塞「京太郎は、今日はどうするの?」

京太郎「どうしますかね」

塞「そっか、ちなみに私は松実館だから」

京太郎「……俺はどうすっかなぁ」



◆知り合い

【白望・塞・胡桃・エイスリン・豊音・葵】
【良子・裕子・洋榎・絹恵・悠彗】
【宥・玄・晴絵・霞】
【穏乃・ネリー】
【美穂子・ゆみ・桃子・菫・智葉・はやり】
【咲・和・久・一・佳織・智美・憧・灼・照・煌・竜華・怜・もこ】
【恭子・郁乃・明華・由暉子・成香】
【ハート・ブレン・メディック】



―――朝


◆自由行動


1、誰かと話す【>>899

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(玄&晴絵)

7、図書館(美穂子&灼)

8、ドライブピット(白望&良子)

0、自由安価


◇安価2↓

>>882
自分は東京で暮らしてること、照や一などの顔見知りもいる事も報告

8、ドライブピット(白望&良子)


―――【ドライブピット】


ウィン


京太郎「どうもっす」

白望「ん、京太郎」

京太郎「シロさん、こっち来てたんですか……ウィッシュアートさんは?」

白望「胡桃と豊音と葵が一緒に買いもの行ってる」

京太郎「そっか……良子さんは、なんか浮かない顔してますね」

良子「少し、思うところがありまして……」

京太郎「思うところ、ですか?」

良子「まぁ、少しだけ……目当ての人物に、目星がついたと言いますか」

京太郎「目当ての人物……」



良子「それが少し厄介な場所にいるようで……」

京太郎「厄介な場所、ですか」

良子「はい、そういえば京太郎が言っていた対オルフェノクのG4を奪った組織については基地の一つが壊滅したようですが、まだ組織自体は動いているようです」

京太郎「へ、へぇ……」

白望「組織自体は動いてるって、まぁあまり酷いこをしなければ良いけど、私は人を守るだけだし」

京太郎(まぁ、俺はやり方が気に食わなきゃ、って感じになるのか?)


良子「そちらとは別の、もっと上の組織が問題なんです」ハァ

京太郎「ん?」

良子「ロイミュードが、関わっている可能性があります」

京太郎「……なに?」

良子「あくまでも可能性、の範囲ですが」

京太郎「……」

良子「そっちの方は調べてみますが、いざとなったら協力をお願いすると、思います」

京太郎「……はい」コクリ

白望「今更、だからね」

良子「うっ……申し訳ないです」

白望「良いよ別に、ね?」

京太郎「はい、世話になってますからね、こっちも」フッ


京太郎(にしても、警察上層部にロイミュードと関わり合いがある奴がいる可能性がある、か……)


◆System
・【戒能良子】【小瀬川白望】の好感度が+10されました
・【戒能良子:110】
・【小瀬川白望:120】



―――昼前


◆自由行動


1、誰かと話す【>>899

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(玄&晴絵)

7、図書館(美穂子&灼)

8、公園(桃子&ゆみ)

0、自由安価


◇安価2↓

5、自宅【エイスリン・ウィッシュアート】


―――【自宅】

ガチャッ

京太郎「ただいまーっと」


返事はない

鍵はかかっていなかったなと思いつつ靴を脱いで上がる

居間へとつくと、窓が開いていることに気づく


京太郎「……あれは」

エイスリン「……」


窓に腰をかけて、絵を描いている少女が一人

庭の方には、小さなカピバラが一匹

憶えがあるが、親から来るとの連絡がない


京太郎「……自力か」ボソッ


おそらく、いや首輪を見ても十中八九飼っていたカピバラ

名前はカピー

自分で長野から東京まで来た、ということだろう


京太郎「……」

カピー「カピ」

京太郎「ん?」


寄ってきたカピーが、なぜか置いてあったタオルで足を拭くと京太郎の元へと寄ってくる

おそらくカピーの絵を描いていたであろうエイスリンがカピーを視線で追い、ようやく京太郎に気づく

驚きつつも、スケッチブックを閉じる


エイスリン「オ、オカエリナサイ」

京太郎「はい、ただいま……おいカピーお前、被写体なんだったら動くなよ」

カピー「カピ」ウッサイ

京太郎「そうかそうか」ナデナデ

エイスリン「ベ、ベツニヘイキ!」

カピーすげぇ



京太郎「絵、好きなんですか?」

エイスリン「ウン……」コクリ

京太郎「動物は?」

エイスリン「……スキ」

京太郎「だってよカピー」

カピー「カピ」コノホシヲナメルナヨ!


撫でていたカピーを降ろすと、カピーはそのまま座っているエイスリンの膝の上に乗る

驚くエイスリンが京太郎を見るが軽く笑うのみ


京太郎「噛んだりしませんから相手してやってください」

エイスリン「……ウン」クスッ

京太郎(この表情見てると、操られてるとかはないか……)

ガチャッ

胡桃「ただいま」

豊音「戻ったよー!」

京太郎「なにエイスリンさん一人にしてんっすか」

胡桃「絵書いてたから邪魔しちゃあれかなって……そういえば京ちゃん、カピバラ」

京太郎「うちのペットです」

豊音「可愛いねー」

エイスリン「ネっ!」ニコッ

胡桃「いつからいた?」

京太郎「自分で来たみたいっすよ」

胡桃「え?」

京太郎「え?」


◆System
・エイスリン・ウィッシュアートの初期好感度は【75】になりました

何かの怪人の類と思ってもいいレベルだ…
エイちゃんの好感度高めだね



―――昼


◆自由行動


1、誰かと話す【>>899

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(玄&晴絵)

7、図書館(美穂子&灼)

8、公園(桃子&ゆみ)

0、自由安価


◇安価2↓

>>905

1、誰かと話す【園城寺怜】


―――【中央病院前】


京太郎「あれ?」

怜「お、京ちゃん」


ベンチに座る少女を見つけて、隣に座った

日に当たるが、今日は心地いい風が吹いている


京太郎「一人で外出なんて珍しいですね」

怜「まぁなー、結構体調良くなってきたし」

京太郎「竜華さんが心配しますよ?」

怜「ま、そん時は京ちゃんに連れ出されたって言うわ」ケラケラ

京太郎「俺凄い怒られるじゃないっすか」ジト

怜「まぁ昨日も……仕方ない気がするけど、怒られたしなぁ」

京太郎「事情を言うわけにもいきませんからねぇ」

怜「私も詳しく覚えてないけど、京ちゃんが背負ってくれたことは覚えとるよ」クスッ

京太郎「その前は?」

怜「前って?」

京太郎「ああいや、なんでも」フッ

怜「ホント、王子様って感じやね」クスッ

京太郎「そんな上等なもんじゃないっすよ」フッ



怜「京ちゃんが決めることやないの、私が王子様と言ったらそうでええやん」

京太郎「お姫さまっていうか女王様みたいっすよ?」ハハッ

怜「京ちゃんがどう思ってても、周りにとっては王子様かもしれんで?」

京太郎「俺がどう思ってても、ですか……」

怜「うん、私にとっては正義の味方やから、助けてくれた」クスッ

京太郎「……いや、でも王子様はちょっと」

怜「えー、女の子は憧れてんで?」


そう言ってジュースを飲む怜

京太郎は財布から小銭を出すと、笑う


京太郎「怜さんが特別乙女なだけじゃないっすか?」フッ

怜「ええ~」

京太郎「ま、そういうとこ可愛くて良いじゃないっすか」ニッ スクッ


立ち上がった京太郎が自販機へと歩いていく

一方、残された怜はただ静かにストローに口をつけていた


怜「……」

                /: : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
              , ': : : : : : :.:.:.: ::::::::::::. : : : : : : : : 、
           /: :/: : ::::::::::/::::::::::::::::::::;:::::.:.:.:.ヽ: : ヽ
          ,': :/.:::::::::/::/:;ィ::::::::::::::::,'.|:::::|::::::.::!: : :.゙.

             'ヽ': : :::::/-!-',':::::::::::;:イ,'__|:_: !:::::::::!:.:.|: :.!
          | !>::|/ |'|'-l::::::::/;:/_ l:::/!ヽ:::::!::.:|<!
            j:´|:::::/リzチ=x|::/ /,===!x、|:/|::::':::::!: :.|
         ,': ハ:::l〈 tc::ij:::}´   ´{c::ij:::ヌ</:/::::::!: :.|

         /:l:::::ヽ:! ゞー''     v_:''_;ノ〃::::::::,':: : :!
          /: :!::::::::{.! ,, ,,   ,       ,'|:::::::::!::: : :l
.         /: :.:|::::::::`l         " " ,'_j:::::::::!:::: : : 、
       /: : : |::::::::::::::、,r===~     ノ::,':::::::::l::::.: :ヽ:ヽ
       .'::ハ: : |:::::::::::: '/≧:...    .._:<::::/::::::::/::::::.:.::::|ヽ!
      |:' l: :.!::::::::: '/::::::::λ! ー '´_,,レヽ::/:,':::::/L.::-─、! i!

      |'  |:,r=、:、:'/::::_:ノ >、 r<´   7イ:::/;'  /-  、 i!
          /   ` `ヽ.、 ノ、 `ヾ >、  //:':::;'  ハヽ   li!
       /        \=X=K=、ニ_Y:::::::::::! ,' !    |
      /二ニゝ       //「|:トヽ、7/:::::::::::| .,'l     |
    r'´-‐ 、\       ,.チ/|| |:| \'./|::::::::::::|.,' |      |



怜「……えっ」カァッ


◆System
・園城寺怜の好感度が+21されました
・【園城寺怜:120】

ヒロイン大戦が起きるって?

やっちまったぜ
好感度については妥当よね、自覚は無くても命の恩人の一人だしね

>>947 はやり「お前達のような若いヒロインなど認めん!」 だって?



―――昼過ぎ


◆自由行動


1、誰かと話す【>>899

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(玄&晴絵)

7、図書館(美穂子&灼)

8、ファミレス(菫)

0、自由安価


◇安価2↓

>>905

8、ファミレス(菫)


―――【ファミレス】


京太郎「どうもっす」フッ

菫「ああ、すまないな昼過ぎに呼んで」

京太郎「昼飯まだだったんで嬉しいぐらいですよ」フッ

菫「そ、そうか」フフッ


注文を済ますと、同じタイミングで水を飲む

息をつくと、京太郎が話を始める


京太郎「今日は早かったんですね」フッ

菫「ああ、一緒にご飯と言ったがこんな早く一緒できると思わなかった」クスッ

京太郎「ですね、ていうかファミレス入る前に連絡してもらえれば、俺がどっか連れてったりしたのに」

菫「ラーメン屋とか?」

京太郎「ああ、ありますけど他にも」

菫「牛丼」

京太郎「なんでそんなチョイスがアラサーな感じなんっすか」

菫「いや、時間が時間だからな、あまりランチタイムとかはかちあわないでな」

京太郎「……そのまま、ファミレスとかにしか?」

菫「いきつけの豚骨味噌のラーメン屋が」

京太郎(このままじゃ大変なことになる!)


テーブルに置かれていた菫の手に自分の手を重ねて握る


菫「ふぇっ!?」カァッ

京太郎「今度、どっかランチ食べに行きましょう」グッ

菫「……う、うん」コクリ

ああ、本当に苦労人だ…



京太郎「菫さんは何が好きですか、どうせなら好きなところに」

菫「そうだな……肉、だな」

京太郎「肉、ですか」


少しばかり以外、ではない

前までなら以外と言えただろう

だが現状彼女の行きつけを聞けば何となく納得である


菫「近くに一人用の席がある焼き肉店があってな、しきいがあって実に一人で入りやすいし、いや別にテーブルでも構いはしないのだが」

京太郎「……」

菫「一緒に行くか? あそこは美味かったな」フフッ

京太郎「こ、今度一緒にいきましょう」

菫「楽しみだ」クスッ

京太郎「ていうか休みあったら教えてください……その、デートとかしましょう」

菫「デート!? あ、あのデートか!?」ガタッ
          rー――-
     r-イ:⌒\:::::::ヽ:::\

     /:::|`::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::.
.    /|::: |::::::::::::::/-∨:::: |::::::.
     |::: |≧=- でッノ|:::::::|):::::::.
     |:::::i{で;       !::::: |:::::::::::.
     |::::∧   ' _ ::::::: |:::::::::::::\
     ∨::::ハ..  ´ ノ Λ/ト-!`ー―rへ
.      ∨:Λ≧.......イ、    |    /⌒\≧
      Ⅵ ∨ :::/|   /′  /     \
          Vイ  f-< /   /|
          |{  |  /  /::::∧ }   /⌒ ヽ
      :{    |:\|  / /:::::: / ∨  /  /\〉       |
     |   人::::::Y´:::::::::::/  八_/_/    |.       l|
     i| |l |   | 7:{:::}::::\´     |:::::::::\   |i \  | l| | l
    l|| || |   |./::/⌒}:::::::l     {:::::::::::::::>  ||   }  :| l| | |


京太郎(いかん、放置してると闇を生み出すなにかになりかねん)

菫「どど、どうしよう、最近はスーツぐらいしか着ていなかったし、その前は制服ばかりで……な、なにか買った方が? 帰りに雑誌でも買うか?」

京太郎「……」


◆System
・弘世菫の好感度が+10されました
・【弘世菫:110】



―――夕方


◆自由行動


1、誰かと話す【>>899

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(玄&晴絵)

7、図書館(美穂子&灼)

8、バッティングセンター(和&久)

0、自由安価


◇安価2↓

1、誰かと話す【本藤悠彗】


―――【道端】


敵もいない

京太郎はヘルメットをかぶってオートバジンを走らせようとした

だがその時、誰かが駆ける音が近くで止まると袖を引っ張られる


京太郎「……悠彗さん?」

悠彗「はぁっ、はぁっ、お、追い付いた……」

京太郎「どうしたんっすか?」

悠彗「の、乗せてって」

京太郎「別に良いですけど、走って疲れたら元も子もないんじゃ」

悠彗「そ、それだけの価値はあるって」

京太郎「?」

悠彗「良いから、家まで連れてって」

京太郎「ガイドは頼みますよ」フッ


ヘルメットをかぶった悠彗がリュックをしっかり背負って京太郎の後ろに乗る

腕がしっかり腰に回されると、京太郎はオートバジンを走らせた



埋めちゃってくださいー

>>1000はいつも通り

【安価】京太郎「仮面ライダー?」菫「みんな疲れているのか」【Part11】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」菫「みんな疲れているのか」【Part11】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473519963/)


>>1000ならエイスリンとデートイベント

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom