【安価】京太郎「仮面ライダー?」明華「ショータイムです」【Part8】 (1000)



※咲-Saki-×仮面ライダーシリーズの二次創作

※安価スレ

※京太郎成長もの

※麻雀なにそれこれライダー

※安価の連続取得は禁止(次安価から最低一分開けてから)

※sageでお願いします

※平成ライダーメインですが昭和ライダーも出ます



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1472045601



◆前スレ

【安価】京太郎「仮面ライダー?」【咲-Saki-】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」【咲-Saki-】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1467984318/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」塞「夢は…」【Part2】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」塞「夢は…」【Part2】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1468515339/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」良子「脳細胞がトップギアです」【Part3】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」良子「脳細胞がトップギアです」【Part3】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469281817/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」豊音「ジレンマは終わらない」【Part4】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」豊音「ジレンマは終わらない」【Part4】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469880895/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」晴絵「最初に言っておく!」【Part5】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」晴絵「最初に言っておく!」【Part5】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470423034/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」葵「目障りだ、お前」【Part6】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」葵「目障りだ、お前」【Part6】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470845303/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」洋榎「追跡!撲滅!いずれも」【Part7】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」洋榎「追跡!撲滅!いずれも」【Part7】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1471263848/)




目的1:次々と起きる事件を仲間たちと共に解決していきましょう

目的2:ヒロインたちと仲を深めましょう

目的3:生き残りましょう



◆前スレの仮面ライダー×咲-saki-は

・須賀家!

・瑞原はやりと共に狗道供界を撃破!

・はやりんに責任を取らなきゃだゾ☆

・妹尾佳織と再開!

・痴女系怪盗、国広一参上!


以上テンプレっしたー

今後ともよろしくでーす



ではではこっちのスレから再開!
あらすじに間違いはない

前スレ埋めありがとうっすー

前スレ1000は【アクセルは京ちゃんのバイクになりたい】……変態じゃねぇか!
とうとうライダースレでも変態キャラを出す時が来たようだな
いつ出るかとは言えないものの

とりあえず再開ー

スパロボ旧3周目からだっけ?イッチのスレで変態が沸いたの



―――【ステーキハウス:ビリー・ザ・キッド】

<ヒャッパツヒャクチュウ!


京太郎「どうっすか?」

佳織「おいしい、須賀君がいて良かったぁ」エヘヘ

京太郎「あはは、そりゃなにより」フッ

佳織「昨日も今日もありがとう須賀君」

京太郎「いえいえ、なにか気になるところありましたし……」

佳織「ん?」

京太郎「いや、なんか妙な感じが……」

佳織「?」


<ゴルゴムノシワザ!

<ユ゛ル゛サ゛ン゛


京太郎「……なんつーか妹尾さん、悩みとかあります?」

佳織「え?」

京太郎「まぁ色々抱えてる人見てきたんで俺としても思うとこあるんっすよ」

佳織「……みんな、悩みはあるよ。沢山」

京太郎「え?」

佳織「だってほら、あんなことがあったし……」

京太郎(グローバルフリーズか……)

やっぱり太陽の子じゃねーかww

…ん?確か前スレで「人を灰にする怪物」とか言ってたよな、かおりん…
コーカサスは「オルフェノクは一般に知られてない」みたいな事を前に言ってたはずだが、ならどこかでオルフェノク見たって事じゃないか?



京太郎「……そうです、よね」ハァ

佳織「けど私、運が良いのかなって思った」

京太郎(まぁそれは一年前に散々見せてもらいましたけど)

佳織「麻雀部のみんなとは別の友達たちといたんだけどね、みんな死んじゃったけど私だけ生きてたから」

京太郎「……ま、そういうこともありますよ」

佳織「また、麻雀部のみんなと一緒に……麻雀したいなぁ」

京太郎「……ま、できるじゃないですか、佳織さんなら」

佳織「うん、やっぱり運良いよね……」

京太郎「生きているのが必ずしも運がいいとは限りません、けどね」


自嘲するように笑う京太郎

なにを思っているのか、拳を握りしめて額に当てた

そんな彼を見て、佳織がハッとする


佳織「ご、ごめんねこんな話しちゃって」

京太郎「ああいや、俺も変なこと聞きましたから」

佳織「ううん、聞いてもらって少しだけホッとしたよ……やっぱり昨日のは、夢かな」ボソッ

京太郎「昨日?」

佳織「ううん、なんでもない」ニコッ

京太郎「……そうっすか」フッ

佳織「ありがとう京太郎くん、それじゃお代」

京太郎「良いですよ奢りで」

佳織「だ、ダメだよ昨日ごちそうになったし!」

京太郎「それじゃ今度また一緒に昼御飯一緒してください」フッ

佳織「え、そんなこと?」

京太郎「はい、その時は割り勘で」ハハッ

佳織「……毎回そんなことしてるとお金無くなっちゃうよ?」

京太郎「かっこ悪いこと言うと、あんまりしませんよ? えっとほら、覚えててくれたお礼ってことで?」

佳織「……ありがとう、須賀君っ」ニコッ タユン

京太郎(これだけで十分、金を出す気になれる)


◆System
・妹尾佳織の初期好感度は【70】になりました



◆知り合い

【塞・胡桃・豊音・葵】
【良子・裕子・洋榎・絹恵・悠彗】
【宥・玄・晴絵・霞】
【穏乃・ネリー】
【美穂子・ゆみ・桃子・菫・智葉・はやり】
【咲・和・久・一・佳織・憧・灼・照・淡・煌・竜華・怜・もこ】
【明華・由暉子・成香】



―――昼過ぎ


◆自由行動


1、誰かと話す【>>32

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥&晴絵)

7、病院前(竜華)

8、ファミレス(良子&悠彗)

0、自由安価


◇安価2↓

1、誰かと話す【石戸霞】


―――【道端】


昼食を終えてから佳織と別れ、歩いている京太郎

そうしていると、見覚えのあるおっぱ……じょせ……少女を見つけた

笑顔を浮かべて歩み寄ってくる


霞「京太郎くん、玄ちゃんを見なかった?」

京太郎「え、玄さんですか?」

霞「ええ、ちょっと……どころじゃないわね、色々あって」

京太郎「色々?」

霞「……その、モモタロス以外の三人が」

京太郎「三人って、ウラタロスとキンタロスとリュウタ?」

霞「ええ、それで玄ちゃんがね……」

京太郎「行きそうな場所っても限られると思いますけど、灼さんの家とか……穏乃のとことか、憧のとことか」

霞「ありがとう、適当に当たってみるわ……!」

京太郎「え、いや霞さん!」

霞「ごめん、きっと玄、泣いてるっ!」ダッ

京太郎「え……いや、たく」ハァ


そのまま走り去る霞

後頭部を掻きつつ、京太郎は歩き出す

少々つっかえるものがないわけでもないが……


京太郎「……誰も彼も、抱えすぎだろ」ハァ

京太郎(俺が言えたことじゃないけど……)


◆System
・石戸霞の好感度が【+5】されました
・【石戸霞:85】



―――夕方


◆自由行動


1、誰かと話す【>>32

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥&晴絵)

7、病院前(竜華)

8、ファミレス(良子&悠彗)

0、自由安価


◇安価2↓

7、病院前(竜華)


―――【病院前】


歩いていると、病院前へとやってくる

すると、丁度病院の敷地内かれ出てきた少女と目が合った

片手を上げると、少し不機嫌そうだった顔を崩して竜華が笑みを浮かべた


竜華「どないしたん?」

京太郎「散歩ですよ散歩、そっちは?」

竜華「最近、怜の検査多くてなぁ、別に症状が悪化してるわけでもないのに……」ブツブツ

京太郎「まぁ、その病気が治せるかもしれないってことかも?」

竜華「そういうんやったらええんやけど……むぅ、国立病院やし、おかしなことはないとは思いたいけど」

京太郎「ま、信じて待つしかないですよ」

竜華「……うん」コクリ

京太郎「と言っても心配ですよねぇ」

竜華「そりゃそうやろ……でも」


少しばかり眉をひそめる竜華

隣を歩く京太郎が竜華の顔を見れば、不思議そうにつぶやく


竜華「医者っていうか関係者の中に、どっか見たことあるような後ろ姿があった気が……」

京太郎「そりゃしょっちゅう通ってれば」

竜華「……それもそっか」アハハ



京太郎「聞いて良いかわかんないんですけど、難病なんですか?」

竜華「……正直、わからへん」

京太郎「ん?」

竜華「体が弱いってこと以外は、貧血とかになることは多いけど怪我しやすいとかいうわけやないし」

京太郎「……やっぱそれ関連で検査とかですかね」

竜華「そやと思うよ、まさか怜にそれ以外になんもないし、あっても言うてくれるはずやし……」

京太郎「信用てか、信頼してるんですね」

竜華「親友やし」ニッ


そう言って笑った竜華の笑顔に嘘は感じられない

十中八九、彼女は園城寺怜を心の底から信頼している

故に、京太郎としては顔をしかめた


竜華「ん、どないしたん?」

京太郎「親友だから、信頼してるから嘘はないって言葉が少し」

竜華「間違ってるって言いたいん?」ジトー

京太郎「いや、そんなことないっすよ。良い関係だなって」

竜華「えへへ、やろ?」ニッ


京太郎(秘密を抱えてる身としては、ちょっと耳が痛いな)


◆System
・清水谷竜華の好感度が+5されました
・【清水谷竜華:95】



今回はここまでー

ちなみに自由行動もここで終わり
次はストーリー進行ってことで、コミュをしっかり取ったんで良いことあるかも?
ただしまた問題発生もあるけど

色々とごたごたしてるけどG4はG3って奴のせいなんだ

そんじゃなにかあればお気軽にー



タケル殿ぉ!(再開するぞー!)

ライダー追加すれば追加するほど問題が増えていくスタイル
まぁ鎧武とオーズの方は途中参戦なんで色々と問題が増えたり減ったりしてますが!
ファイズはいつも通りとみせかけて劇場版とオリジナルが混じりつつ、ラッキークローバー四人揃いつつ
カブトに関してはだいぶ違うんで除外していい部分があるかも?

まぁなにはともあれネタバラシするのが楽しみ

(あざっす! 再開ー


◆????

※好感度70補正:+35


01~50 良子から電話

51~98 ????

ゾロ目 会う


◇安価1↓

運補正の+25忘れてた、01じゃない限り下ので、100以上だとまたあったけど気にせずどうぞ
とりあえず+25で

【本人から】



―――【夕方】


ピリリリリッ


道を歩いていると、ふと電話がかかってくる

京太郎は携帯電話を出して画面を確認


京太郎「妹尾さんから……」ピッ


佳織からの電話に少し驚きながらも、出る


京太郎「もしも」

佳織『す、須賀君っ、よかったっ』


やけに切羽詰ったような声が聞こえる

少しばかり京太郎の雰囲気が変わった


京太郎「どうしました?」

佳織『ゆ、夢かと思ってたけど違くって……さ、智美ちゃんがっ』

京太郎「すぐ行きます。どこかわかりますか?」

佳織『え、えっと……近くに大きなビルがっ……たぶんスマートブレイン社の、それでここ、倉庫だと思うっ』

京太郎「すぐに行きます!」

佳織『おねがいっ、外からカギがかけられててっ』

京太郎「はい、すぐに向かいます。それまでなるべく大人しくしててください!」

佳織『う、うんっ……ひっ、きゃぁっ!』

京太郎「妹尾さん!」

ブツンッ

京太郎「チッ!」ダッ


そして、京太郎が走り出す

目的地は倉庫

大体の場所についての検討はついている



―――【倉庫】


倉庫が大量に並んでいる港の方へとやってくる京太郎

オートバジンから降りると、一つだけ鍵が破壊されている倉庫の扉の前に立つ

僅かに開いているところから覗こうとした瞬間―――


ジャリッ

京太郎「ッ!」バッ


素早くファイズフォンをバーストモードにしてそちらに向ける

すると、そこには赤い髪の少女


晴絵「ちょっ」

デネブ「わわっ、須賀!」

晴絵「大声出すなっ!」ガンッ

デネブ「痛い……」

晴絵「痛ぅ~」ヒリヒリ

京太郎「自分で殴って痛がってたら世話無いだろ」

晴絵「元々誰のせいだとっ、いやもう良いけど……イマジンの気配がしたから来たけど、なんで京太郎までここに?」

京太郎「色々あってな、にしてもイマジンか……妹尾さんが契約者か被害者か」

晴絵「え、知り合い?」

京太郎「まぁな、っとさらに一人」

晴絵「え?」

玄M「待たせたな……」

晴絵「……」

京太郎(沈んでるけど……なにがあったんだ?)

玄M「いくぜ、俺と玄と……二人だけでもっ!」グッ

京太郎「おい、どういう」

晴絵「……良いからとりあえず行こう」

京太郎「……だな、妹尾さんが心配だ」



京太郎を先頭に玄、晴絵、デネブで潜入する

敵の気配は一切ないが、確かに近くにいるらしい

そのまま四人で素早く先へと進むと、一つのテーブルに佳織が座らされていた


京太郎(見つけた!)


そのテーブルを挟んで対面には、彼女の幼馴染であり鶴賀学園麻雀部の部長であった蒲原智美

だがもう一つの気配が上から降りてくる

蜂のような容姿をしたイマジン、名は直球―――ワスプイマジン


ワスプ「どうだ、願いは叶えたぞ……かつての仲間と共に麻雀がしたいんだろ?」

佳織「ち、違うっ、こんなこと望んでない、なんで智美ちゃんをこんな怪我だらけにしてっ」

ワスプ「黙れ、願いは叶えた!」


玄M「……!」チッ


舌打ちをした玄が凄まじい勢いで飛びだす

ドラム缶を蹴飛ばしてワスプイマジンに当てる

京太郎と晴絵も次いで飛び出す


ワスプ「誰だ貴様!」

玄M「うっせぇ! 今日の俺はすげぇ気分が悪いんだ!」

ワスプ「知るか!」

京太郎「妹尾さん!」

佳織「須賀君っ!」


彼女の対面に座るのはボロボロの蒲原智美

命に別状はない怪我ではある、と思いたい

だが……怪我の具合は良いとは言えないだろう


京太郎「お前……っ!」

ワスプ「……ふん」


鼻で笑うとワスプイマジンは佳織に近づき、その体を盾に裂く

その中へと入ると、佳織の身体は元に戻った

座りこんだままぶつぶつと言い出す佳織


京太郎「野郎!」

玄M「逃がすかよ!」


佳織へと走る二人、晴絵が智美の方へと走るとデネブも寄る


デネブ「この子、まだ大丈夫そうだ!」

京太郎「蒲原さんの方か、助かるデネブ」


玄が佳織の頭にカードを当てると、そこに印刷されるワスプイマジン

京太郎も顔を見合わせて頷くと倉庫の外にデンライナーがやってくる


晴絵「私たちも行く」

デネブ「でもこの二人をっ!」

晴絵「別に大丈夫でしょすぐに戻れば!」

京太郎「頼む赤土、二人を」

晴絵「いや、あんたが……てか行くつもり!?」

京太郎「佳織さんのことについては俺にも責任の一端があるからな、佳織さんにしっかりついてればよかった」チッ

玄M「今更そんなこと言ってもしょうがないだろ、行くぞ!」

晴絵「私が……いや、今回は任せる、玄」

玄M「おう!」


不機嫌そうな玄が返事をする

京太郎は不思議に思いつつも、霞から聞いた話を思い出す

あの三人に何かがあったという話……


??「そうは行くかなぁ?」

京太郎「ッ!」

玄M「この声は!」

晴絵「アイツか!」


そこには、黒い服を着たカイと名乗った青年

片手に日記を、片手にラムネを持って現れると、一口飲んで笑う

いや、最初から笑っていた


カイ「今、邪魔されると凄いムカつく……俺、そういう顔してるだろ?」

晴絵「知るかっての」

カイ「ふぅん」


そしてさらに現れるのはレオイマジン

いや、真っ白なその姿はレオイマジンとは違う

―――アルビノレオイマジン



京太郎「……」

晴絵「しょうがない、二人は過去に飛んでよろしく、あっちをしとめなきゃ元も子もないし」

玄M「お前はどうすんだよ」

晴絵「そりゃ、戦うしかないでしょ」


そう言って笑う晴絵

笑みを浮かべつつ、ベルトを取り出した


京太郎「おい、それを使ったら」

晴絵「使うためにあるんだから当然!」

デネブ「晴絵……」

晴絵「それに私は、強くて運もあるからな!」ニッ

玄M「……ハッ、ヘボい戦いすんじゃねぇぞ」

京太郎「……」

晴絵「須賀も早く行って」

京太郎(せめて手助けぐらいは……)



◆System
・【ベルト】が二つ以上あるので貸すことができます



◆【赤土晴絵】選択

※【本来のベルト】よりも戦闘力が下がります


1、戦極ドライバーを貸す

2、ファイズギアを貸す

3、ベルトは貸さない


◇0時30分より安価開始



◆【赤土晴絵】選択

※【本来のベルト】よりも戦闘力が下がります


1、戦極ドライバーを貸す

2、ファイズギアを貸す

3、ベルトは貸さない


◇安価1↓から2票集まった方

二分間っていれるのをミスった。まぁ二分でやっても戦極ドライバーで良さそうかな

1、戦極ドライバー


◆【ロックシード】選択

1、メロン

2、ブラッドオレンジ

3、メロン+ピーチ

4、ブラッドオレンジ+ピーチ


◇安価1↓から2分間で集計

3、メロン+ピーチ


京太郎は戦極ドライバーとメロンロックシードとピーチエナジーロックシードを投げる

デネブがそれを受け取り、晴絵の方を見た

溜息をつきつつ、笑う晴絵


晴絵「おせっかいな奴」

京太郎「慣れないだろうけど頼む」

晴絵「たく、わかったよ」


戦極ドライバーを受け取る晴絵

京太郎はそんな晴絵を一目みるもすぐに外へと走っていく

カイがずっと笑みを浮かべているのが不気味だが、どうあっても不気味であるのには変わらない

倉庫を出て、デンライナーの食堂車へと乗り込む


オーナー「まったく、あまり勝手なことをしてもらっては困りますよ」

京太郎「すみません……」

ナオミ「まぁまぁ! 手伝ってくれるなら良いじゃないですか!」

オーナー「小さな変化が未来でどのような大きな変化を」

玄M『行くぜ、行くぜ、行くぜぇぇ!』


京太郎(赤土の奴、なんとかなってくれればいいけど……)



―――過去:夜【長野】


デンライナーが通り過ぎると、そこは長野駅の前で比較的都会の方

どこか見たことのあるような燃えている光景に、京太郎は顔をしかめた

玄はイラついたような表情で周囲を見渡す


玄M「チッ、むなくそ悪りぃぜ」

京太郎「……」


そちらを見れば、そこには佳織

周囲には沢山の者が倒れていて、佳織と同じほどの年齢の少女たちもいるが……その数人が灰へと変わる

顔をしかめるどころか、京太郎は驚愕に歪む


佳織「や、やめっ……助けっ」

京太郎(落ち着け、助かってるんだ。なにもなきゃ問題ない、問題ない……)ググッ


だが我慢しつつそちらを見て、京太郎は唖然とする

玄が周囲を見渡しているが、京太郎はそちらの方を見るのみだった

佳織の正面には―――


京太郎「あの、オルフェノクは……」


―――狼のようなオルフェノクが、立っていた



―――見たことのある光景


京太郎(違う、あれは、あれは……)


―――怯える少女、落ちる灰


京太郎(俺は……)


―――光景を見ておきながら、なんのために来てなにをしたか、覚えていない


京太郎(俺はっ……)


玄M「おい京太郎!」

京太郎「!」ハッ

玄M「どうした?」

京太郎「あ、ああいや、なんでも」ゼェハァ

玄M「しんどいなら戻ってても良いぞ」

京太郎「いや、戦うさ……余計なことなんて、今は」


ビルが爆発する

京太郎と玄は走ってワスプイマジンを探すために走る

この光景は、どこにでもあったはずだ


京太郎(そうだ、あれが……人を襲うわけ……)




巨大な陸橋の上に、京太郎と玄が走ってくる

またビルが一つ破壊されるが、ワスプイマジンはしっかりと視界にとらえた

ここで逃がすつもりはない


京太郎「妹尾さんと蒲原さんによくもあんなことしてくれたな!」

玄M「今日の俺は機嫌が悪いんだ、いくぜ玄ぉ!」

玄『うん……っ!』


二人が同時にベルトをつける

玄が赤いボタンを押すと、音楽が流れる

京太郎がファイズフォンの『5』キーを三度プッシュ


<Standing by>


玄「変……身ッ!」

京太郎「変身ッ!」


<Sword foam>

<Complete>


二人が変身し、その姿を変える

―――電王、ソードフォーム

―――ファイズ


玄M「俺、参上!」ビシッ

京太郎「いくぜ」カチャッ



手首を振るうファイズと、肩に剣をかつぐ電王

鼻で笑うようなワスプが、手に持ったレイピアを二人へと向ける


ワスプ「電王……噂通りコロコロ変身して見せるか?」

玄M「お前にそんな必要ねぇんだよ!」

ワスプ「ふんっ!」

玄M「おらぁぁぁっ!」

京太郎「っておい!」


先走り敵へと諸突猛進する電王

ファイズもすぐに追いかけようとするが、ワスプイマジンは額に生えた角を高速連射した

それを回避するファイズと、斬り払いつつも数発当たる電王

それでも突進して接近、ソードを振るうがワスプイマジンがレイピアにてそれをさばき、斬る


玄M「ぐわぁっ!」

ワスプ「ふん!」


さらに針攻撃を受けて吹き飛ぶ


京太郎「モモタロス!」

玄M「ちくしょう!」


一緒に物陰に隠れる

とりあえず突進ではどうにもならない

遠近と両立の取れた敵だ


玄M「このままじゃどうしようもねぇ」

京太郎「リュウタは?」

玄M「……代わりは呼べねぇんだよ」

京太郎「……それってどういう」

玄M「……」


脇から小さな携帯電話のようなものを出す

京太郎の持つファイズフォンと同じような二つ折り式の携帯電話

電王が、それを真っ直ぐと見据える


玄M「くそ、ほんとに消えちまったのかよ……」

京太郎「おい、消えたって」

玄M「ホントにぃっ!」

京太郎「おいっ!」


突如、出た電王が近寄っていたワスプイマジンを斬る

その一撃を受けたワスプイマジンが下がって距離を取った


京太郎「……たく」


同じく出ていくファイズ



大体は理解した

一人に四人のイマジンが憑いているのが異常

だというのは聞いた、それの影響が出たということだろうと


京太郎「……援護しろ、決めるから」

玄M「うるせぇ! おいカメ! クマ! 鼻垂れ小僧! 勝手にいなくなりやがってこのバカ野郎!」

京太郎「モモタロス、お前……」


左手では、力強く携帯電話を握っていた

それがきっと、今の二人とあの三人とを繋ぐ大事なもの


玄M「うおぉぉぉ!」


だが、走りだそうとした瞬間、その携帯電話から電話が鳴り響く

明らかな着信音に、二人して首をかしげた

近づいてくるワスプイマジンを、京太郎が蹴り飛ばす


ワスプ「くっ!」

ピッ

玄M「もしもし?」

ウラタロス『相変わらず乱暴だなぁ、先輩は』

玄M「カメ!? なんでお前!」

ウラタロス『そんなこと良いから、このケータイ使ってみてよ』

玄M「お前、どっからかけてんだよ!」

ウラタロス『いいから早く!』

玄M「だぁもうわかったよこの野郎!」

玄(モモタロス、なんだかわからないけどやってみて!)

玄M「やってみてってお前……」


携帯電話を直感で操作するモモタロス

どことなく使い方もファイズフォンに似ている

下の四つのボタンを押してから、通話ボタンを押す


<モモ・ウラ・キン・リュウ>

ウラタロス『いくよ』

キンタロス『一人じゃ寂しいやろ!』

リュウタロス『ボクもだけど良い?』

玄M「うわっ!」


電王が手を離すと、携帯電話が落ちてつま先の上に当たる

それと同時に、横に会ったボタンが押された


<Climax foam>


地面に落ちた携帯電話の下部分から線路が伸びる

それが電王へと纏わると、電王の姿が少しばかり変わる

首から下は丸みを帯びた鎧となり、各部部分にもどこか線路を思い出すようなラインが現れた


玄M「どうしたんだよぉ……うわぁっ!」


携帯電話がベルトへと合体する

それと共に、横から空間を裂いてなにかが現れた

それはデンカメンと呼ばれる電王の各フォームの頭部


京太郎「ウラタロスにキンタロスにリュウタ!」

玄M「うわっ! うわぁぁっ、うわぁぁぁっ!」


絶叫を上げながら近寄るそれらを回避する電王

だが、ウラタロスが左肩、キンタロスが右肩、リュウタロスが胸部へと装着される

その間もモモタロスたちはずっと叫び声を上げていた

そして最後に、モモタロスの頭部の二つの赤い部分が横にスライドしてオレンジ色のデンカメンが現れる


玄M「うわぁぁぁっ!! 皮が剥けたぁぁぁぁっ!!?」

京太郎「うるせぇよ!」

玄M「そんなこと言ってもだなぁっ! なんなんだよこいつらぁっ!」

玄(みんな、消えなかったの!?)パァッ

ウラタロス「そうらしいよ」


電王が、ウラタロスのような動きをする

そして続いて、それぞれの動きをしていく


キンタロス「玄、また世話になるで!」コキッ

リュウタロス「でもこれ気持ち悪い~」ピョンピョン

玄M「バカ野郎! 気持ち悪いのはこっちだ!」


そんな光景を見ていると、京太郎も笑みをこぼす

先ほどのことは今は忘れる

ただ今は、一緒に喜んで、戦う


京太郎「なにやってんのかなにがなんだか……でも、良かったな」フッ

玄M「なぁにが良かっただ、見て見ろこれ!」

京太郎「おかえり?」

玄M「ちげぇよ!」


◆BGM:Climax Jump DEN-LINER form【https://www.youtube.com/watch?v=I_r4XyBWH5U


ウラタロス「さて、いくよ京太郎!」

キンタロス「たまには体かせや京太郎!」

リュウタロス「お姉ちゃんのことはあれだけど……今は許してあげるよ!」


動きがコロコロ変わる電王に笑みを浮かべながら、頷く


京太郎「……よっし、やるか!」カチャッ



よし、今回はここまでー
明日も仕事だし寝るー

ちょっと確信的な話が入る巻でした

暗い話を入れた後に明るい話を入れてく
ただし明るい話を入れたあとは暗い話な!

京ちゃんが若干空気だけどしょうがないね
次回は戦闘からだよー

そんじゃなにかありゃお気軽にー


ウェイクアップ!(再開するぞ!)

ピーチジンバーなハルちゃんには少し痛い目にあってもらいます! コンマ次第だけど!
とりあえず謎のオルフェノクとか色々伏線ばらまきつつ
戦闘開始ー

撃・輪・セイヤッハッ!(いるのよー)
いくらジンバーとはいえ、やはり終盤の強敵クラスは分が悪かったか…

(ありがとでーす再開!


◆ファイズ

◇ステータス
・HP:70
・速度:30
・攻撃:60
・防御:50


◆スキル

◇クリムゾンスマッシュ:威力95:命中100%:SP25

◇スパークルカット:威力40:命中100%:SP15
・選択時のコンマが30以下の場合、そのバトル中攻撃を+10する

◇グランインパクト:威力40:命中100%:SP12


◆アビリティ

◇アクセルフォーム
・SPを【最大値の1/2】消費
・行動に『アクセルフォーム』が追加される
・その後『アクセルフォーム』に変身する



◆ファイズ【アクセルフォーム】

◇ステータス
・HP:70
・速度:1000
・攻撃:80
・防御:30


◆スキル

◇強化クリムゾンスマッシュ:威力95:命中100%:SP【最大値の1/2】
・さらに消費SP分の数値をプラス(最大35)

◇スパークルカット:威力50:命中100%:SP20
・攻撃を+10し選択時のコンマが30以下の場合さらに+10

◇グランインパクト:威力40:命中100%:SP12


◆アビリティ

◇TIME OUT
・ターン終了時に【ノーマルフォーム】へと戻る

◇超加速
・1ターンに2度攻撃可能になる
・全ての敵の命中率を【30%】にする
・一部のデメリット効果、アビリティ効果を受けない

アクセルでサクッと片付けてレジェンドに合流したい
規定ターン数以内に片付いたらボーナスみたいな事たまにやるし、イッチ



◆須賀京太郎【Lv16】

◇ステータス
・HP:71
・速度:72
・攻撃:65
・防御:44
・SP:52

◆回避+【Lv1】
・自分への命中率を【5%】下げる

アクセル中は超加速で命中率30%になるが、ここからさらに回避の分5%命中率減るってことでいいんだろうか


①:速度判定

1味【松実玄】:110
2自【須賀京太郎】:102
3敵【ワスプイマジン】:100


②戦闘開始


ソードを振るう電王、斬られたワスプイマジンが火花を散らしてふらつくと、即座にファイズが蹴りを放つ

吹き飛ぶワスプが、レイピアを持って電王へと突っ込む

持っていたソードがふきとばされるが、電王はすばやく格闘に移行


玄K「ふんっ!」


掌底を打ち込まれてよろけるワスプイマジンに、ファイズは接近

その手に持った電王の剣、デンガッシャーにてワスプイマジンを斬り裂く


ワスプ「ぐおぉっ!」

京太郎「……」ポイッ

電王「っと、投げんなよ」パシッ

京太郎「おう」カチャッ

ワスプ「ぐっ……!」



③コマンド入力


◆須賀京太郎
『通常攻撃』
『必殺技:>>242
『アクセルフォーム』
『決定』
◇安価1↓

アクセル

・アクセルフォーム:SP1/2【26】


◆須賀京太郎
『通常攻撃』
『必殺技:>>243
『決定』
◇安価1↓



◆須賀京太郎
『通常攻撃』
『必殺技:>>243
『決定』
◇安価1↓



電王が走り出すとデンガッシャーを振るいワスプイマジンのレイピアを叩き落とす

さらに蹴りを打ち込み、踊るような動きでさらにデンガッシャーを振るいワスプイマジンをよろめかせた


玄R「お前倒すけど良いよね? 答えは聞いて無いけど!」

京太郎「たく、元気なこった……!」

ワスプ「ぐっ、このままでは……」


さらにデンガッシャーにて吹き飛ばされるワスプイマジン

デンガッシャーを放り投げて、ワスプイマジンを蹴る

距離を取ると、京太郎が前に出た


玄U「お前、ボクにつられてみる?」

◆ボイスターズキック:威力70:命中100%:SP20【30】
◇威力:165【95+70】
◇ワスプイマジン:100%


京太郎がパンチでワスプを怯ませて下がる

すると入れ替わるように、跳んだ電王がワスプイマジンを蹴り飛ばす


ワスプ「ぐおわっ!」

◆ワスプイマジン【HP:155/230】
◇165-90=75


京太郎「次はこっちだ」カチャッ

<Ready>


ファイズポインターにミッションメモリーを差し込み足に装備

続いてファイズアクセルのミッションメモリーをベルトに差し込んだ


<Complete>


ファイズの胸が開き、アイドリングモードに入る

そのまま、走り出すとワスプイマジンの胴体に拳を打ち込み、手首を振るう

カチャリと音を鳴らして、さらに拳を振るった


ワスプ「ぐっ」フラッ

京太郎「これはちょっとした、礼だ……おらっ!」

◆通常攻撃:命中100%:SP+10【36】
◇威力:125
◇ワスプイマジン:100%

やっぱりボッコボコである



◆ワスプイマジン【HP:120/230】
◇125-90=35


吹き飛んだワスプイマジンが地上を転がる

手首を振るうと、腕についたファイズアクセルのボタンを押して腰をかがめる

いつものように右足に体重を乗せて待機


京太郎「いくぜ」

◇強化クリムゾンスマッシュ:威力95:命中100%:SP1/2【18】
◇威力:238【125+95+18】
◇ワスプイマジン:100%


                        _|!_.i|
                       /:| |! :i| |ヽ
                     /:::::::{_|! .i|_}:::::.
                   __    l::::::/ :|__| : :ヽ:}
.                /   \ |:〃: : : |ニ|: : : :l!   _
             | ̄        |_{:::{!: : : :|H|: : : :i}   / / \
.             」       }八::::、 : :l |: : : 八 ./ /   }
              / |     / ̄ {| {ヽ:::\:l |: /|\√{    \
          { .}─ ´     ', ∨::ゝニイ::l |! l/ 厂\   }
            乂} }     __}\\::::::::::{:/ /} / /   {   ′
              /∧    く    ∨: \\//:/У    \/
          //:::::` ー─\_/「工 / /ハ::// ̄ >   /

            // ::::::::::/廴ノ厂{‐rニ/ ∧rf{厂>─く___/
.           // ::::::::::/_{__(f‐く :{八 / /_ノ辷ニ}へ:::::::::::::::::i}
          |\{二/::::::::::::` <ノ‐./ /工{V/   ',::::::::::::::i|
          {\_厂¨¨¨ ‐=/ ̄}ト.─ 、/}       .:::::::::::::i|
           ̄/::::>‐┬┬-{二{、\\}/ニニニfニ|:::::::::::::i|
          {´:::::::/::::F}:ヽ亡}ハ\\\:::::::::::::::{ {二二二}

              |::::::::{::::::| |::::|:::::::::::}У}::}:ハヽ::::::::::ヽ|:::::::::::::i|_
          {! ̄|}─「 ̄}| |:::/|::::::::::::::::{:jj:::::}:|_}:::::::::::|::::::::::::{/||ハ
          |!工| }コ_  ̄ ̄ :} ̄ ̄ ̄ 辷ハノ┬─‐ ',:::::::::::f‐||/!
          |!三|「「「::::::::| ̄「:::|          /::/\:::::::{三三{ {ニ}}
          |!三|| l |:::::::::|  |::::|       {::::::\__ア}:::::::/|「「¨´
.          |::::| | l } ::::::|  |::::|       ト‐┐::::::/ ::::::{ :| | }
         |三|.| ̄}コ´ ̄ ̄`}       `¨´` ー{:::ハ:::::|_|_|ノ
         |三|  ̄ }─「 ̄}‐{             {ノ |::://
             /   | ̄|  ',             |://
               |   |  |   }                {_}}
              「',  |  | ./{
               {∧ |_|/:::|
                |!:::::二二::::::|
                |!::/::::::冂::`ヽ
             弋─‐ヽ }─' }
               ー── ′


<Start up>


そんな電子音声と共に、ファイズは加速する


ワスプ「なにっ!」

玄「はやいっ!?」


ワスプイマジンも、電王すらもその姿を捉えることはできない

その隙をついてワスプイマジンが針を電王へと飛ばすが、それらは一瞬で消え去った


ワスプ「!?」


驚くのもつかの間、次の瞬間にはワスプイマジンの周囲にポインターが配置される

五個のポインターがワスプイマジンを取り囲んでいた

ハッとするも、すでに遅い


フォーミュラ「あの…」
クライマックス「出番は…」

なんもかんもこんなとこでアクセル出てるのが悪い、そして

【悲報】ファイズアクセルでの計算でなくノーマルでの計算にしてしまう【事案】

つOWABI券

京ちゃんと共闘してまともに強化フォーム活躍したの、ガイトさんのレモンエナジーくらいじゃないかな

流石、伝説のチームピョンピョンのリーダーイッチだぜ!

跳ーべー跳べーイーッチー♪(みつばちハッチOPの節で)



<Three>


周囲のポインターがワスプイマジンへと突き刺さる


<Two>


そしてそのまま、ワスプイマジンの背後へと現れるファイズアクセル


<One>


背後のワスプイマジンが、ふらつく


<Time out>

<Charge and up>

京太郎「ん?」


その瞬間、走ってくるのは左右の肩と胸のデンカメンをすべて足へと移動させた電王

跳び上がると、ワスプイマジンに向けて片足蹴りを打ち込む


玄M「いくぜぇぇぇ!」


そのまま、ボイスターズキックを受けたワスプイマジンがファイズの真上を飛び、地上へと転がった

隣に立った電王がファイズの方を見て『どうだ!』と言わんばかりに頷いてデンガッシャーを肩にかつぐ

フッと笑うと、ファイズが手首を振るう


カチャッ


それと共に、ワスプイマジンが爆散する


京太郎「……とりあえず、終わったぁ」ハァ

玄M「にしてもこれ気持ちわりぃな!」


◆ワスプイマジン【HP:0/230】
◇238-90=148

まさかの追撃である

>>279 や め ろ



◆戦闘終了

・経験値:1000

・レベルアップ【16】→【17】



◆【赤土晴絵】

※変身【斬月ジンバーピーチ】補正:-15
※好感度85補正:+8
※運51補正:+25


01~30 ????

31~60 敗北

61~98 劣勢

ゾロ目 ????


◇安価1↓

劣勢程度ならまだ状況次第で覆しようがあるな

【劣勢】


◆赤土晴絵【状態】

※変身【斬月ジンバーピーチ】補正:-15
※好感度85補正:+8
※運51補正:+25


01~30 重傷

31~60 中傷

61~98 軽傷

100~ 無傷

ゾロ目 まさにレジェンド!


◇安価1↓

劣勢とはなんだったのか

(いつも全然使わないのにここか!


【まさにレジェンド!】※ズラシ券仕様(残り0枚)


―――【倉庫】


アルビノレオイマジンがクローにて斬月の首部分を掴み、投げ飛ばす

だが地上につくギリギリで転がり起き上がると、ソニックアローを放つ

その矢をアルビノレオイマジンがメイスで叩き落す


晴絵「ああもう、使いにくっ!」

デネブ「はるえー!」


離れた場所にいるデネブが指から弾丸を放つ

アルビノレオイマジンが身をかがめてそれらを受けるが、対して効いているような様子はない

だがその瞬間、アルビノレオイマジンへと射撃を行う者がいた

デネブの攻撃の比ではない威力での弾丸の雨


Aレオ「ぐおっ、なんだ!」


さらに、弾丸の雨を降らしたであろうオートバジンはそのままアルビノレオイマジンへと高速でホバーし、殴り飛ばす

吹き飛んだアルビノレオイマジンが段ボールの山に突っ込む


晴絵「うわっ、なんだこいつ!」


そんなことを言った瞬間、オートバジンが元の姿に戻る

驚愕しつつも、そっとオートバジンを触るがなんともなく、そのまま元の位置に戻ろうとしてか外へと走って行った


晴絵「なにあれ……」


外から京太郎と玄が入ってくる

驚きつつ、周囲に敵がいないことを確認する二人

ちなみに玄はいつも通りの玄だ


京太郎「もしかして赤土が一人で倒したのか?」

玄「凄いよ、さすがレジェンド!」

晴絵「……ま、まぁね! 私にかかればあんな奴どうってことなかったよ! なんたって私は強いからね!」メソラシ

バジン「久しぶりに本気だしちゃいました!」



デネブ「晴絵!」

京太郎「デネブも無事だったか」

玄「良かったぁ」

デネブ「晴絵、嘘はよくな」

晴絵「わーわー! よっし! 無事になんとかなったし、あの二人を運ばないとっ!」

京太郎「あ、そうだった!」

玄「急がないと!」


晴絵「ふぅー」

デネブ「晴絵、やっぱり」

晴絵「良いから、余計な世話かけたくないし……バレたらポンコツ扱いされそうだし」

デネブ「晴絵ぇ……」

(元々の変身じゃないってだけでマイナス補正は多少なりともつきます。ものによって補正値は変わりますが


―――【中央病院:病室】


佳織「んっ……こ、こ……」

京太郎「起きましたか?」

佳織「ひっ!」ビクッ

京太郎「ええー」


思ったよりビビられた

多少驚くとは思ったがここまで怯えられるとは思わなかった

少しばかりショックだが、仕方がない


京太郎「あはは、すんません」

佳織「ご、ごめんね……変な夢、見ちゃって」

京太郎「……それって、前の?」

佳織「え……うん、大体一年前の」


あの光景、あの景色

京太郎の記憶に“なぜか存在する”おぼろげな記憶

少しばかり顔をしかめるも、すぐにいつもの表情に戻る


京太郎「……襲われたって、言う?」

佳織「うん、狼みたいな……怪物に、襲われて」フルフル

京太郎「狼みたいな、怪物……」

佳織「私もおぼろげなんだけど、みんな……殺されちゃった」

京太郎「……そう、ですか、変なこと思い出させてすみません」

佳織「う、ううんっ……でも、須賀君が助けてくれたからっ」


そう言って笑みを浮かべる佳織


京太郎「……はい」フッ

佳織「ありがとうっ……きょ、京太郎くんっ」カァッ

                     ,.....'"´: : : : ̄ ` ゙ ヽ、    / L∠!
                      /    : : :       \ /  />
                  /      : : :         ヾィ'"<┬、!
                  /  ,  ,   /   、   、   、  ゙、   `ヽ
                /  / /  /:/  ,.、  ゙、゙、 ゙、  ゙、. i    i
              //  /  /  //  // 、  ゙、゙、 ゙、  レ.|    | |
              /i   /   i   i i   i |   !i  i i|  i  |/ |   ||
              |ハ i /  i |‐ナi7| ̄|!.|   i | ̄! ナト !  |. |    |リ
                  ヽ川  |.! | __ヽ;ハ!   !ハ!ノ_W_|ノ!  リ !     i
                ヾリ、 | Y f':.:.ヾ     '"f':.:ヽヾイ ,イ/    i
                 | ヽ、!! 2;;;ン ,.--、   2;;ン ソィ′|    /
                  | i !、i゙=====" , ゙=====" ! | i |   /
                    | | | 、 """     """ ノ´! |レ   !
                   |:| ゙、 ` 、 _ ‐ ‐  ,.. '′ノ  | ハ   !
                  `ヽ ゙、  /! `ー-‐' ´!\ /  ノ | ヽ 丶
                    > )イ:| \  /  |:i〈 .∠_V    ヽ i
              _,..-:.‐:.'":.ノノ|:.:`|  ,イ:^:!、  /!:.:.ヽヽ:.:.`:ー-、 ソ


智美(ワハハ、ここまで華麗にスルーされるとは……でも泣かないぞ)ワハハ


◆System
・【妹尾佳織】の好感度が【+15】されました
・【妹尾佳織:85】
・【蒲原智美】の初期好感度は【60】になりました



◆夜会話


【塞・胡桃・豊音・葵】
【良子・洋榎】
【宥・玄・晴絵】
【穏乃】
【桃子・菫・はやり】
【咲・和・久・灼・照】
【明華】


◇安価1↓から3↓まででコンマが高い者

【東横桃子】


―――【公園】


パトロール、と言えば聞こえが良いが、あまり良い気分でもないので散歩をしている京太郎

特に騒ぎもなくそろそろ家に帰ろうかと思いつつ自販機に近寄ると、近くのベンチに誰かがいるのに気付く

一瞬だけビクッとするがすぐに知り合いだと気づいて息をついた


京太郎「よう、東横」

桃子「っ!?」ビクッ

京太郎「どうした」

桃子「そ、そりゃ声かけられるなんて思わないっすよ」バクバク

京太郎「そりゃ悪かったな、ここで会ったのもなにかの縁だし飲み物奢ってやろうか」

桃子「んーそれじゃお言葉に甘えるっす」クスリ


そう言うと微笑を浮かべて立ち上がる桃子


桃子「どれにするっすかねー」タユン

京太郎「す、好きなの選べよ」

京太郎(さすがだなぁ)




飲み物を買うと、二人してベンチに座る

昼間ならば松実館にでも誘うのだが夜ともなれば松実館は閉まっている

それに夜に公園のベンチというのは中々に居心地がいい


桃子「そう言えば、むっちゃん先輩から聞いたっす」

京太郎「津山さんか、会えなかったけど佳織さんたちから話はいったか?」

桃子「はい。すみません肝心な時に出払っちゃって」

京太郎「そっちはそっちで忙しいんだろ?」

桃子「今回はむっちゃん先輩の電話にも気付けないレベルでした……ありがとうございましたっ」

京太郎「かまわないよ。俺だって津山さんとは話したことないわけでもないし、妹尾さんだったら加治木さんと東横の仲間で、俺も知り合いではあるしな」

桃子「そう言ってもらえると助かるっす。特にかおりん先輩は一年前のあれがありましたから……」

京太郎「ああ、聞いた」

桃子「かおりん先輩が話すなんて……ちょっと驚きっす。しかも会ったばかりの人に」

京太郎「昔から人と仲良くなるのは得意でな」ケラケラ

桃子「あー、なんとなくわかるっす」クスッ

京太郎「ま、とりあえずそっちが忙しければこっちがカバーするよ」

桃子「借りばっか作るのはあまりって感じなんっすけどね」ハァ

京太郎「なに、そのうち返してもらうって」フッ

桃子「……えっちなことはダメっすよ?」カァッ

京太郎「違ぇよ!」

桃子「でも胸ばっか見るし」

京太郎「……しょうがない。そこは諦めてくれ、だがそれとこれとは別の話だ」

桃子「え、そ、そういうもんっすか?」

京太郎「そういうもんだ」ウムウム

桃子「ええー……でも、あ、あんまり見られるのは恥ずかしいんっすからね? 私その、人の視線とか慣れないしっ」

京太郎「悪いな」

桃子「いえ、見てもらえる方がマシっちゃマシなんっすけど……たぶん」

京太郎「お前、見えるのがろくでもない男じゃなくて良かったな、マジで」

桃子「ろくでもない男だったらこんな話しないっすよ」クスッ


それなりに話をしてから、京太郎はコーヒーを飲み終えると投げてゴミ箱へと入れる

立ち上がって桃子がゴミ箱へと入れると、京太郎も同じく立ち上がった


京太郎「さて、そろそろ帰るかな」

桃子「はい、私も帰るっす」

京太郎「あんまり遅い時間にふらふらしてんなよ」

桃子「須賀さんがそれを言うっすか?」ジトー

京太郎「俺とお前とじゃ違うだろ」

桃子「私だって新型ドライバーを持ったアーマードライダーっすよ?」


その言葉に、京太郎が苦笑を浮かべた

不思議そうに首をかしげる桃子


京太郎「そりゃたしかに強いけどな、ほら人間相手だったら使えないし……まぁ強くてもな、女の子だし」

桃子「……別に見えはしないっすよ」

京太郎「見えなくても、ほら心配になるだろ」

桃子「心配っすか?」

京太郎「おう、加治木さんもだと思うぞ」

桃子「……ま、そう言ってもらえて嬉しく、なくもないっす」フイッ

京太郎「おう、送って行ってやろうか?」

桃子「送り狼!?」

京太郎「違ぇよ!」


◆System
・東横桃子の好感度が+10されました
・【東横桃子:95】




【第11話<蘇る悪夢>END】


◆System
・アビリティを会得できます
・アビリティはキャラクターが会得するものでどのライダーになっても条件さえそろえば効果は発動します


ってことでアビリティ会得いきたいんだけど人おりますかー?

こんな時間だからするか微妙なのよね

(おお、ありがとうっす、そんじゃ再開ー



◆アビリティ選択


1:SP+【Lv1】
 ・SPを【+5】する

2:回避+【Lv2】
 ・自分への命中率を【10%】下げる

3:防御+【Lv1】
 ・自分の防御を【+10】する

4:恋愛力【Lv1】
 ・女性キャラクターとのイベント時に補正+5を得る


◇1時35分から集計開始



◆アビリティ選択


1:SP+【Lv1】
 ・SPを【+5】する

2:回避+【Lv2】
 ・自分への命中率を【10%】下げる

3:防御+【Lv1】
 ・自分の防御を【+10】する

4:恋愛力【Lv1】
 ・女性キャラクターとのイベント時に補正+5を得る


◇安価1↓から2分間で集計

同表でそのあと時間オーバーのが一個でもあればそれにするんっすけど
それももないんで先に7表集まってた4でいくっすー



◆System

◇アビリティ会得!

・恋愛力【Lv1】
・女性キャラクターとのイベント時に補正+5を得る



―――翌日【ドライブピット】


わざわざドライブピットへとやってきた京太郎

それも、良子がドライブと世間にバレた時に戦ったロイミュード

それと融合していた凶悪犯が今度は別の怪人の力を使って牢を出たとの話が来たからだ


京太郎「ホント大変ですね。ドライブってバレたこともふくめて」

良子「バレてから……思ったよりは沈静化していますが」

悠彗「仁良がなぁ」

京太郎「に、仁良?」

裕子「仁良光秀、一課の課長で絶妙に人を苛立たせるんです」

京太郎「ええ……」チラッ

良子「……」

悠彗「……」

京太郎「マジみたいですね」

洋榎「まぁそこはええんやけど、とりあえず無茶振りが激しいらしいねん……」

良子「今回、監視カメラを見ても別の怪人の仕業にも関わらずロイミュードを取りのがしたからだとかなんとか、そもそも私たちは特例と言えど頼まれて……」ブツブツ

裕子「かなりストレスたまってるみたい」

絹恵「あはは……お、大人は大変やねっ」

京太郎「とりあえず、その怪人が……?」

クリム「おそらくロイミュードではないね」


映像が出される

脱獄する時の様子なのだが、確かに怪人はロイミュードではない

イマジンでもなければオルフェノクにも見えなかった


京太郎「イマジンだったら玄さんか赤土が気づいてるはずだしな……」

クリム「ともかくこちらでも調べてみるよ」

京太郎「頼む、あと映像の方も……なんか進展あったら連絡の方、頼みます」

良子「はい」コクリ



【第12話<守る者>】



今回はここまででー

次回は自由行動からってことで
新展開のようなそうでもないような

今回はようやくといった巻ー

そんじゃなにかありゃお気軽にー


みなまで言うな!(再開!)

ってことで、とりあえず自由行動
とみせかけてたまに色々となにかあったりなかったり
条件次第ではMOVIE大戦とかグランプリとか起きるかもよ!


あざっす再開ー

小さくなったのよ、超だったかなんかで



◆知り合い

【塞・胡桃・豊音・葵】
【良子・裕子・洋榎・絹恵・悠彗】
【宥・玄・晴絵・霞】
【穏乃・ネリー】
【美穂子・ゆみ・桃子・菫・智葉・はやり】
【咲・和・久・一・佳織・智美・憧・灼・照・淡・煌・竜華・怜・もこ】
【明華・由暉子・成香】



―――昼前


◆自由行動


1、誰かと話す【>>441

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥&晴絵)

7、病院(竜華&怜)

8、ファミレス(良子&悠彗)

0、自由安価


◇安価2↓

7、病院(竜華&怜)


―――【病院前】


京太郎「さて、どうするかなぁ」テクテク

竜華「京太郎くんやん」

京太郎「ああ、竜華さん……今日もお見舞いですか?」

竜華「毎日来てるわけやないよ?」

京太郎「そうなんですか?」

竜華「そらそうやろ……まぁええけど」

京太郎「園城寺さんにお大事にって」

竜華「京太郎くんも来ればええやん」

京太郎「え、良いんですかね?」

竜華「別にええやろ」

京太郎「二人の仲を邪魔することに」

竜華「なんやと思ってんの」ジトー

京太郎「い、いやぁ……」メソラシ



―――【病院:病室】

ガラッ

竜華「怜ー」

京太郎「邪魔しまーす」

怜「おー、今日は二人やね、元気に生きとるよー」

京太郎「あんま嬉しくない返事っすね」

怜「まぁ色々あるし?」

京太郎「そうなんっすか?」

怜「そうそう、最近はよくわからへんけどお国が私に夢中みたいやし」

京太郎「え?」

怜「ほら、私って未来見えるやん?」

京太郎「……いや初耳ですけど」チラッ

竜華「う、うん、麻雀で使ってたんやけど」

京太郎「チートじゃないっすか」

怜「その代わり倒れんで、知らん?」

京太郎「ああ、そういえば聞いたことあります。なるほど未来視の代わりにってことか……」

怜「そういうこと、それが一年前ぐらいから麻雀以外でもたまに未来が見えるようになったりするから」

京太郎「危ないっすね」

怜「使うつもりもないのに勝手に見えて、それでぶっ倒れるからなぁ、大変やわほんと」ハァ

京太郎(それがあれば……とか邪なこと考えるな、体力使うらしいし好きに見えないみたいだけど)

竜華「元々身体が弱いって、そっちで入院してるんやけどね」

京太郎「で、そっちに関してもですか?」

怜「ん、コントロールできればいいってことで検査しとんねん」

竜華「ああ、検査が多い理由って……」

怜「そういうこと」



京太郎「でも、それなら治る可能性もかなり高いんじゃ?」

怜「せやなぁ、そしたら海とか行きたいなぁ」

竜華「車出したるわ!」

怜「バイクの方が好きって言うてたやん」

竜華「それじゃバイクで連れてったるわ」

怜「えへへ、そんじゃ楽しみにしとるわ」アハハ

京太郎(海か……)チラッ

怜「それでなー」フヨ

竜華「へえ~」タユン

京太郎(ないわけじゃないが、やはり竜華さんと並ぶと……)

怜「今失礼なこと考えたやろ」ジトー

京太郎「え、なにがっすか?」

怜「……海、せっかく誘ったろうと思ったのにがっかりやわ」ハァ

京太郎「え、誘ってくれるつもりだったんですか?」

怜「まぁ、数少ない知り合いやしなぁ」ハハッ

京太郎「数少ないんっすか?」

怜「ま、色々あったしなぁ」

竜華「……せやな」


ガラッ


看護師「園城寺さん、検査を」

怜「ああ、今日はここまでみたいや」

竜華「早いなぁ」

怜「まぁこれで数年後にでも元気に生きれるなら文句も言えんやろ」ハハッ

京太郎「なんつーか、お元気で?」

怜「どっか行くみたいやなそれ」ケラケラ

竜華「またな、でいいから」

京太郎「またな!」

怜「敬語抜けた!?」


◆System
・【清水谷竜華】の好感度が【+4】されました
・【清水谷竜華:99】
・【園城寺怜】の好感度が【+10】されました
・【園城寺怜:85】



―――昼


◆自由行動


1、誰かと話す【>>441

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥&晴絵)

7、デンライナー(玄&霞)

8、ファミレス(良子&悠彗)

0、自由安価


◇安価2↓

8、ファミレス(良子&悠彗)


―――【ファミレス】


電話で良子に呼び出された京太郎がファミレスへとやってくる

指定された席へとやってくると、良子の他に一人

ツインテールの中学生、に見える29歳がいる


悠彗「今凄い失礼なこと考えたでしょ」

京太郎「い、いやいや、出不精がたまには出るんだなーと」

悠彗「失礼じゃん!」

良子「まぁまぁ、横にどうぞ京太郎」

京太郎「そんじゃ失礼します」


そう言うと、京太郎は良子の隣に座る

真正面には悠彗がおり、すでにドリンクバーのコーヒーを持ってきていた

京太郎も適当に注文を済ましてコーヒーを持ってくる


京太郎「で、なんで呼びだしたんですか、普通にランチ?」

良子「いえ、一応京太郎に直接話しておきたくて」

京太郎「なんっすか?」

良子「例の怪人ですが、不思議な言葉を残していったそうです」

京太郎「不思議な言葉?」

良子「欲望が、どうたらこうたら」

京太郎「……なんっすかそれ?」

良子「いえ、そしてそれと同時にいなくなった看守がいまして……いえ元々いなかったようですが、なぜだかいた」

京太郎「そいつが怪人って可能性があると……」

良子「はい、凄い良い笑顔を浮かべるのが特徴で、たまに欲望がどうたらと言うとか」

京太郎「欲望、っすか」

良子「はい、とりあえずその良い笑顔を浮かべる看守、ちなみに男というのを探してまして」

京太郎「ふむ……」



悠彗「写真も映像も残ってないから困ってるんだよねぇ」

京太郎「でも、そこまで手がかりがわかれば……」

良子「まぁすぐに見つかるかなとは思っていますが」

京太郎「そうなんっすか?」

良子「ええ、怪物の方はともかく……脱獄犯の方はまた犯罪を犯すでしょう」

京太郎「そういうもんですかね」

良子「あの脱獄犯を助けた怪人は脱獄犯と通じているわけでしょう?」

悠彗「だろうね、助けたぐらいだし」

良子「あの脱獄犯を逃がすメリットがあるとすれば、犯罪慣れしている、ということぐらいです」

京太郎「そうなんっすか?」

良子「ええ、身内はいませんでしたから……友達が助けたという可能性もありますが、街を出るにしても検問もあって素直に出れるとは思いません」

京太郎「つまり出るなら怪人を使う、街にいるならなにかしらやらかす可能性が高い、と」

良子「ええ、ですから……私たちでできることは待つことぐらいです」ハァ

京太郎「さすがですね」

良子「ちょっと考えればわかることですよ。まぁこのまま動かなければ地道に探すことにはなりますが」ハァ



京太郎「ま、なんでも良いですけど」

悠彗「良いんだ」

京太郎「騒いだってしょうがないでしょ、ただできれば未然に事件は防ぎたいですけど」

悠彗「忙しいなぁ、警察は」

京太郎「警察じゃなくても忙しいですよ」ハァ

悠彗「ん、そうなの?」

京太郎「ま、敵は絶えないっすからね」

良子「イマジン、オルフェノク……そして新たな敵、ですか」

京太郎「これじゃ当分、彼女の一人も作れない」ハァ


瞬間、隣の良子がコーヒーを拭く


良子「かかか、彼女ができるんですかっ!?」

京太郎「いえ、できませんけど……そんなに驚かなくても」ハァ

良子「い、いいえ別にね、それを疑問に思ってるわけでは!」

京太郎「いや、良いです、良いですとも……」トオイメ

悠彗「そういうわけじゃないと思うけど……まぁいいや」

悠彗(まぁでも、優良物件だし狙いどころか……)フッ

京太郎(ん、一瞬寒気が……)


◆System
・本藤悠彗の好感度が+4されました
・【本藤悠彗:99】



―――昼過ぎ


◆自由行動


1、誰かと話す【>>441

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥&晴絵)

7、デンライナー(玄&霞)

8、図書館(美穂子&灼)

0、自由安価


◇安価2↓

0、自由安価【シズとアンクに「欲望が、どうたらこうたら」と言ってた怪人がいる事を報告、相談する】


―――【松実館】


京太郎「ん、二人共来てたのか」

穏乃「あ、うん、まぁね!」


コーヒー片手に、京太郎が二人の座っている席を見つけるとアンクの隣に座る

アンクがソファに足を上げるような座り方をしているので足を軽く叩く

舌打ちをして足を下に降ろすアンクは、右手に持ったメダルをいじっている


アンク「メダルが手に入ってなによりだなぁ」

穏乃「まぁ、全部集めて早く終わらせたいね」

京太郎「なんの話だ?」

穏乃「えっと、敵?」

京太郎「……敵、か」

アンク「お前からメダルを回収したいとこだが、まぁ良いか……大した欲望を持ってそうだが」

京太郎「欲望……そうだ、どうやら欲望がどうたらって言ってた怪人がいたみたいなんだけど」

穏乃「えっ!?」

アンク「おいどこだ!」

京太郎「ちょ、突然立つな馬鹿!」

穏乃「アンク落ち着いて、とりあえず詳しく聞いて良い?」

京太郎「お、おう」


それから、穏乃とアンクにことと次第を話した

もう脱獄犯の話はニュースにもなっている

今更問題もない


京太郎「ってことだ」

穏乃「間違いないね」

アンク「ウヴァか、あいつは変に頭が回るからな」チッ

穏乃「でも、なるほど囚人の外に出たいっていう欲望を使って……」

京太郎「とりあえず、わかるなら話は早いな……そのヤミーとか言う怪人の特性とかは?」

穏乃「とりあえず、攻撃したらメダルが出るってこと……ぐらいかなぁ」

京太郎「それだけ?」

アンク「ヤミーによって変わるからな」

京太郎「なるほど、ね……良子さんの方にそこらは話してみるか」

穏乃「とりあえず新しい目的は決まったし、行こうアンク!」

アンク「そういやおい、脱獄の他にそいつが望みそうなことってあるか?」

京太郎「脱獄犯の望むこと、ね……検問の突破か、確か銀行強盗とかしたらしいしそれか?」

アンク「よし、行くぞ穏乃!」

穏乃「わかってるよ、これお代! ありがとね京太郎!」ダッ


そう言って去っていく穏乃とアンク

残っているコーヒーを啜る京太郎が息をつく

宥が食器を回収しにやってきた


京太郎「とりあえず、こっちは多少なりとも気は抜けるか?」ハァ

宥「なんだか、お疲れ?」

京太郎「え、ああまぁ……」

宥「ここでも、自宅でも……たまには休まなきゃダメだよ?」

京太郎「はい、もちろんっす」フッ


◆System
・【高鴨穏乃】【アンク】の好感度が+10されました
・【高鴨穏乃:90】
・【アンク:60】



―――【松実館】


京太郎「さて、そろそろ」

ピリリリリッ

京太郎「ん?」ピッ

良子『もしもし、私です』

京太郎「ああ、どうしました?」

良子『今からチェイスに会いにいきますが、一緒に行きますか?』

京太郎「チェイスに、ですか?」

良子『おそらく戻るのは夕方になりますが』

京太郎「行きます。どこに?」

良子『近くの雑木林というか、森ですかね』

京太郎「そんなとこありましたか、まぁ行きます……とりあえずどこに行けば?」

良子『迎えに行きますよ』

京太郎「それじゃ松実館までお願いします」

良子『オーライ、すぐに』

ピッ

京太郎「ま、そんな時間もかからないだろうし」スクッ

葵「ん、出るの?」

京太郎「はい、ごちそうさまでした」

葵「うん……気を付けて」

京太郎「……驚いた」

葵「うっさい」フイッ

常連1「ツンデレだ」

常連2「ツンデレですね」

塞「ツンデレだね」

葵「うるさい!」

京太郎(チェイス、シロさん……しばらく会ってなかったなぁ)



―――【森】


木によりかかるチェイス、いや小瀬川白望

そうしていると小さな道路が展開され、シフトカーが走ってくる

溜息をついて立ち上がる白望


白望「また……装甲の一部は渡したし、もう来るなって伝えて」

ジャリッ

良子「貴方に礼を言いたいのは、裕子さんだけじゃありませんよ」

白望「……」

京太郎「どうも」


驚いたような表情を浮かべる白望


良子「正直嬉しいです。あなたがこちらに協力してくれて……」


踵を返して立ち去ろうとする白望


クリム「チェイス、みんなが君の戦線復帰を望んでいる。もう一度、共に戦ってくれないか?」


その言葉を聞きつつも、白望は去って行こうとする

背中を向けたまま去ろうとする白望

あの時より、自分の状況を整理したせいかよほどまいっているように見えた


京太郎「待て、どこに行くんだよ!」

白望「わからないっ、私が聞きたいくらいだよ……!」ガンッ

裕子「チェイス……」


隣の木を殴る白望

その声はいつにもなく荒々しく、強い

立ち止まる白望へと近寄ろうとする裕子だが、止まる


???「迷っていたのか……チェイス」

良子「ハート!」


現れるのは赤いコートの青年

その手にはシフトスピードに似た黒いシフトカーを持っている

お互い、あの日から腹は決まっていた……


ハート「こいつが再起動し、お前のところに導いてくれた……」

クリム「そ、それはプロトドライブのシフトカー!」

ハート「チェイスを解放した時の戦利品だ……」


そう言って、京太郎へと視線を向ける

お互いの視線は敵対している者のそれではない

不思議な縁で結ばれた。一言で言うには難しい関係


京太郎「ハート……」

ハート「須賀京太郎……」

来たな、真ヒロイン!



お互い、そのまま数秒黙る

ようやく京太郎から目をそらして、白望の方へと目を向けるハート

それは、友を思う優しい瞳


ハート「帰ってこいチェイス……この戦い、ロイミュードが勝つ……“アイツ”も動き始めたみたいだし」

クリム「やはり、融合進化体を生み出したのは001か」

京太郎「001……だと?」

良子「ハートが001じゃなかったんですか!?」

クリム「ハートは002、ブレンが003だ」

ハート「アイツは影から物事を動かすのが好きなのさ……おそらくお前にも縁浅ならぬ相手だぞ、戒能良子」

良子「っ……そいつのことを全て教えてもらいます!」

ハート「無理だね。誰も知らない幻のロイミュードそれが001だ」

ピピピッピピピッ


音が聞こえる。それは裕子の持っている端末から

端末を見て驚くと良子の隣へと走る


裕子「戒能さん、ロイミュード007、脱獄犯との融合進化体が現れました。仮面ライダー出動要請ですっ!」

良子「なにがなんでも、話してもらいます!」

京太郎「ちょ、良子さん!」


イグニッションキーをひねって、シフトブレスにデッドヒートを差し込む

止めようとする京太郎だが、それを聞くような様子ではない

先ほどの言葉に、なにかあるのは間違いないのだが……


ハート「そんなことより今はチェイスの奪い合いじゃなかったか? それとも、京太郎でも奪い合うか?」

良子「変身!」

<ドライブ! タイプ・デッドヒート!>


変身する良子とハート

ドライブとハートロイミュードへと姿を変える

お互いが同時に動きだし、殴り合いを開始


良子「言え! 001の正体をっ! 言うんだ1」

クリム「良子、どうしたんだ!?」

京太郎「やめろ良子さん、今はそんなことしてる場合じゃっ!」


ドライブが一方的にハートを攻撃していく

その猛攻はいつもの良子からは想像もできない

怒り任せの攻撃のように思えた



殴り合いを続け、川辺で戦闘を始める二人

お互いが拳を振るい、お互いが吹き飛ぶ


ハート「うおぉぉ!」


二つの火球を出現させたハートが、それをドライブに放つ

放たれた二つの火球を、ドライブが素手で弾く

二人の戦いを見ているだけの三人


京太郎(どうすれば良い……どうすればっ)

良子「はあぁぁっ!」

<デッドヒート!>


シフトブレスのボタンを押して必殺技を発動する


良子「はぁっ!」ドカッ

ハート「ぐおっ!」フラッ


炎を宿した拳でハートを殴る

激しい殴打によろめくハート


良子「言えっ! 言えぇっ!」


京太郎「っ……」

白望「……」



◆【良子をどうする?】


1、生身で止める(ハートの前に出る)

2、変身して止める(ハートを庇う)

3、変身して止める(良子を攻撃)

4、止めるより先に白望が動いた


◇1時00分から集計開始



◆【良子をどうする?】


1、生身で止める(ハートの前に出る)

2、変身して止める(ハートを庇う)

3、変身して止める(良子を攻撃)

4、止めるより先に白望が動いた


◇安価1↓から2分間で集計(同数の場合は先に多く集まった選択肢)

1、生身で止める(ハートの前に出る)


突如、走り出す京太郎

ファイズのベルトが入ったアタッシュケースを投げる

変身している暇はない


京太郎「おおおお!」

裕子「須賀君!?」

白望「!」


ハートの前に出る京太郎

だが、ドライブが振るう拳は止まらない


良子「!!?」


驚愕しながら押さえようとするも、その炎を宿した拳が京太郎の腹部に直撃

そのまま吹き飛ぶ京太郎が川の中へと落ち、水柱を上げる


ハート「京太郎!」


そちらに走り出すハート、ドライブはそのまま茫然としている

そんなドライブへと走り寄った裕子が、シフトブレスのシフトカーを外す

変身が解除されるも、茫然としている良子


裕子「落ち着き、ましたか?」

良子「わ、たしは……きょ、京太郎っ!」


そちらを見れば、京太郎を抱えたハートが上がってくる

ダメージのせいか、肩で息をしながらも、抱えた京太郎をそのまま砂利の上に優しく寝かせた

京太郎が咳き込みながら意識を取り戻す


京太郎「ぐっ……ま、まだそんな経ってない、か?」

ハート「無事か……」

良子「京太郎……わ、たしは……」


瞬間、チェイスが良子の前に出る


良子「チェイス……」

白望「っ!」バシッ


白望の拳が良子の頬を打つ

そのまま川に倒れ込んだ良子を、裕子が支える

それをしてから、白望が戸惑うような表情を浮かべた


京太郎「ぐっ……す、すみません良子、さん、でも……」ググッ

ハート「無理に動くな、軽い怪我じゃない」

京太郎「ありがとな、ハート」

ハート「……」



京太郎が無事なのを確認して微笑むも、直後にハートも戸惑うような表情を見せた

すぐに頭を振って、立ち上がる

良子は裕子に支えられながらも、その瞳の焦点は僅かにぶれている

京太郎のことは大事な友で大事な仲間で……色々な意味でも大事な人間だ

そんな人間に攻撃を当てて、そのショックは計り知れない


ハート「さぁ、行こうチェイス」


そう言って踵を返すが、白望は動かない

良子を殴った手を見て、京太郎を見る


白望「私はっ……」

ハート「……ホントに、迷っているのか……?」


白望の背中を見つめるハート

その背中から見える迷いに、ハートが戸惑いを見せた

そっと近づくと、その手に黒いシフトカーを握らせる


京太郎「……はー、と」

ハート「……連れ戻すつもりで来たが、気が変わった」

白望「……」

ハート「自分の道も決められない奴に……何を言っても意味はない」


そう言って、踵を返すと京太郎の方を見る


ハート「……来ないか?」

京太郎「悪い、な……」ゲホッ

ハート「……そうか」


そのままフラフラと歩いていくハート


白望「私は、一体……誰のために戦えばっ……!」

京太郎「し、ろさ……」


そして、京太郎の意識が再び落ちる

キャフフフ...京ハギもいいけど京心がサイコーだね!



―――【中央病院:病室】


京太郎「……んぁ」


目を開けば、見覚えのない天井

最後に見たのはハートの顔だ

そして思い出していくのはあの時の出来事


京太郎(戒能さん、怒ってねぇかな……)


彼女の邪魔をしてしまった

だが、きっとロイミュードの方は他の仮面ライダーがなんとかしてくれていると信じたい


京太郎「ぐっ……」


上体を起こそうとするも、わずかな痛みを感じる



◆おや、誰かいるよ?


1、塞

2、豊音

3、葵

4、胡桃

5、宥


◇安価1↓から3↓までで一番コンマの高い者(2分間で集まらない場合はそこまで)

塞さんとはいったいなんだったのか...

3、葵


ベッドの脇に、何かを触る

驚きつつそちらを見れば、腰辺りの横に頭があった

椅子に腰かけて前のめりになって眠っている


京太郎「えっと、葵さん……」

葵「……」スゥー

京太郎「寝てる」


規則正しい寝息を立てて寝ている葵

横の棚の上に置いてある時計を見れば、日にちと時間が表示されている

怪我をした日から一日、ちなみに昼前


京太郎「……世話、かけたのか」


そっと葵の頭を一撫ですると、僅かに動く


葵「んっ」

京太郎「っと」


手を離すと、目を開く葵

京太郎の目が合う

ゆっくりと顔を上げると、まだ寝起きのせいかボーっとしている


京太郎「あの、葵さん……?」

葵「あっ、起きたんだぁっ」ニコッ


表情を緩ませて笑顔を浮かべる葵


京太郎「っ!?」

葵「よかったぁ……」エヘヘ

京太郎「あ、葵さん……?」

葵「ん~?」

京太郎「えっと、顔洗った方が良いかも」

葵「ん~」


立ち上がると、少しばかりふらつきながらも病室を出ていく葵

扉が閉まって、少し経ってから……


「~~~!!!!??」


お手洗いがどこにあるのかは知らない

だが、絹を裂くような女の悲鳴は聞こえた

かわいい(かわいい)

ほんと>>1の書くキャラ好き、皆可愛い……

シクった!

>>598ええんやで...(ニコッ

>>597 超嬉しいけど志村! 酉酉!


―――しばらくして


ガラッ

葵「ん、怪我はもう平気みたいだね」マッカ

京太郎(真っ赤な顔で何事も無かったかのように、だと……!?)

葵「どうしたのかなぁ?」マッカ

京太郎「え、えっと……」

葵「ん?」マッカ

京太郎(さらにじんわりと赤く……)


そこで京太郎は考える、この状況を突破する方法を

錯乱した脳みそで必死に考えて、親指を向けた


京太郎「す、素の葵さん、可愛いっすね!」グッ

葵「……」

京太郎「?」

葵「……」フルフル


スカートを握りしめて、真っ赤な顔で涙目になる葵

元来そういった目立つというか、褒められるタイプでもないのだろう

挙句、敵対というかツンケンした態度の京太郎の前でこれである


京太郎「え、えぇ……」

葵「……」フルフル

京太郎「そ、その……あ、葵さん?」

葵「……し、心配、かけさせない、でよっ」ボソボソ


精一杯振り絞った言葉、だが―――


京太郎「え、今なんて?」


―――無情


葵「ばかあぁぁっ!」ダッ

京太郎「えぇっ!!?」



その後、葵が呼んだ塞たちに―――


塞「あのさぁ、戦う道を選ばせた私が言うのもだけどさぁ」

豊音「心配したよぉ、京ちゃんのばかぁ」

胡桃「バカ、アホ、京ちゃん」

京太郎「はい、すんません」


―――しこたま怒られた


塞「ホント、心配したんだからっ」ハァ

豊音「良かったよぉ~」ギュゥッ

胡桃「ん、無事でなにより」

京太郎(豊音さん、傷痛いっす)


―――そのあと滅茶苦茶心配された

少し痛い程度ならライダーでは次の日には復帰だね



―――【???】


ソファに腰掛けているハートは静かに息をつく

その表情は迷っているようにも見える


メディック「ハート様、どうなさったのかしら……」

ブレン「……ハート、おいたわしや、これも全部チェイスのせいっ!」

メディック「一端ではあるでしょうけれど……それだけなのかしら?」

ブレン「ハッ! きっとメディックが使い物にならないことを憂いているのでは?」ニヤリ

メディック「あら、私は007の修復をしましてよ? それを言うならブレンなのでは?」

ブレン「ななな、なにを言いますか!?」


二人がわちゃわちゃやっているも、すぐに止まる

そして頷くと二人してハートに近づいていく


ブレン「ハート、昨日からおかしい気が……」

メディック「どういたしました?」

ハート「……須賀京太郎に、人間に庇われ、一時でも仲間にしようと考えてしまった……俺の心は、まだ、弱いというのか?」

ブレン「」
メディック「」

ハート「俺は、奴が(仲間に)欲しいと、思ってしまった……俺もまた、迷っている、か……」ググッ


二人がそっとハートから離れる

そしてハートから見えない場所に移動すると同時に


ブレン「むきー!!!」ハンカチグイー

メディック「許せませんわ! 許せませんけど……嫌いじゃありませんわぁ!」キリッ



今回はここまでー

結構コミカルになってるハート一味でした
京ちゃん入院で、次回からは誰かしらお見舞いにきたり
お見舞いしてくるのは安価になるんですけど

ちょっと京ちゃんとハート様が仲良すぎるけど気にしない気にしない
あと今回の一連メンバーの好感度上がったり

そんじゃなにかあればお気軽にー

オツストライク!
このままハートエンドにいったらもう笑うしかないよな

やるべきことはそれなりにやった?
あとはG4のこと聞きたいぐらいだよね?



君は輝く人になれー(再開するぞー)

京ちゃんはヒロインではない(無言の腹パン)
でもまぁ、京ちゃん可愛い顔してるからしょうがないね
ハート様に関しては良い方向に進んでる感じでー

傷つくことをおそれたら(いるぞ!)



◆病室

【塞・胡桃・豊音・葵】
【良子・裕子・洋榎・絹恵・悠彗】
【宥・玄・晴絵・霞】
【穏乃】
【美穂子・ゆみ・桃子・菫・はやり】
【咲・和・久・一・佳織・智美・憧・灼・竜華・怜】



―――昼過ぎ


◆病室【自由(?)行動】


1、誰かと会う【>>646から一人選択】

2、休憩所(竜華&怜)

3、病室(一)

ゾロ目 ????


◇安価2↓

1、誰かと会う【鷺森灼】


―――【病室】

ガラッ

灼「京太郎っ!」バッ

京太郎「あ、うっす」

灼「あれ……意外と、元気?」

京太郎「超ダッシュで来てくれたのは嬉しいんですけど、その……まぁ、言うほど大変でもないっていうか」

灼「……」ストン

京太郎「灼さん!?」


床に座り込む灼に、京太郎が驚く

まだ立ち上がって動くには痛みがあるので、それはできない

灼がゆっくりと立ち上がると、スカートについた埃を払いながら京太郎のベッド横にある椅子に座る


京太郎「俺が思ったより、心配してくれてます?」

灼「するから、普通に」

京太郎「あ、はい」

灼「……起きたのはいつ?」

京太郎「2時間ほど前に」

灼「……なんで連絡一つしないの? 元気って」

京太郎「い、いやぁ、なんつーかまさか灼さんにそこまで心配されるとは」

灼「するから」

京太郎「……えっと、怒ってます?」

灼「どう思う?」

               /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
           ..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::ヽ
           /:::::::::::::::::/i::::::::::::::i:::::::::::::::::::ハ::::::::::ハ
            /::::::/::::::::::l .i::::::::::::::ト、:::::::::::i::::::i::::: /::::.
         ′::;'::::::::/i:| .i:i:::::::::i::| V::::::::|:::::|::::::::::::::.
           |{.i:::i:::::::/、|:! {ハ::::: il:| 戈ハ:i:::::|:::::::::::::::i
           |ハ:i::::::{  i:≧xヾ:::」≦斗=x i:::::|:::::::::::::::|
          ヾへ!ィ芹ミ    斤:刈 〉::: i:::::::::::::::|

           ;::::::ハヽV)リ    弋)リ |::::::|::i〉:::::::::|
             ′::::::} 、、、 '    、、、、 1:::::|::i:::::::::: |
          {:::i::::从     - 、     イ:::::i:::|:::::::::::|
          i:八::::::::>       , イ フ:::::」-一~'
                ⌒~_   `¨i _/ }ヽー--- 、
                /{////  Уへ   //∧////∧
             {/7/'// /}. 〃 \{///∧/////{
                八{// { ̄ 「厂 ̄} //////////i|
             {//≧/>-ク^ヽ-く. i//<//{/////〉
             〈/∧//乂_/i弋_/ /////〉/i/////i
             }//}///i   i     {/////7/////|
             ///ト、//|   i    //////,{/////{
           {///|∧/1   !   }/イ/////i/////i|


京太郎「す、すんません」

灼「ん、それでよし」



灼「ホント、心配したから……」ジトー

京太郎「今度からはしっかり連絡しますから」

灼「ちゃんとするんだよ、なにかあれば……私だって助けになれると思」

京太郎「……うっす、でも優しいなぁ灼さんは」

灼「やさっ……」カァッ

京太郎「いや、照れるんですかそこ」

灼「……きょ、京太郎、だから」フイッ

京太郎(何この子可愛い)

灼「……手、握って良い?」

京太郎「え、良いですけど」スッ


手を灼の方へと出すと、その手を灼が両手で握る

やわらかな感触に少しばかり気恥ずかしくもなるが、そのままにしている

灼が、にぎにぎと手を握る


京太郎「えっと……」

灼「うん、良かった……」ホッ

京太郎(罪悪感が……)



京太郎「……その、灼さん?」

灼「……えっ、どうしたの?」

京太郎「いつまでも手を握られてるのもその、恥ずかしいんですけど」

灼「……っ!!?」


ハッとして、灼が手を離す

苦笑しつつ手を引く京太郎だったが、灼は顔を真っ赤にして俯いたままだ

なんだか最近、こういうことが多い気もする


京太郎「その……」

灼「とりあえず、元気なの確認したし帰るっ」

京太郎「あ、はい」

灼「えっと……また」

京太郎「はい、また」ニッ

灼「バイクの後ろ、乗せて」

京太郎「うっす、いつでも」グッ

灼「……ん」コクリ


そして頷いた灼が、笑みを浮かべる


灼「楽しみに、してるから」クスッ

   /.:::::/::::::::::::/  |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::ヽ
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    ..|::|::::||斗─┼ |:|::::|:::::::: |┼── 、 :::: |   |
  イ :::|::|::::|| |   ::::|:|::::|:::::::: | \:::::::| |:::::::|:::::::::::
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◆System
・ステータス【SP】が【+1】されました



―――【夕方】


◆病室【自由(?)行動】


1、誰かと会う【>>646から一人選択】

2、休憩所(竜華&怜)

3、病室(一)

ゾロ目 ????


◇安価2↓

2、休憩所(竜華&怜)



―――【病院:休憩所】


休憩所にてコーヒーを飲む京太郎

松実館で飲むものの方がよほど美味しいがいつもご馳走にいくわけにもいかない

宥は『いつでも来ても良いからね、なんならもう一回住んでも良いからね』とは言っていたがそれは遠慮しておいた


京太郎「……」ズズッ

竜華「あれ、京太郎くん?」

京太郎「あ、うっす」

怜「どないしたん、入院患者みたいな服で」

京太郎「入院患者ですよ」

怜「……」

竜華「……」

竜怜「えぇっ!?」

京太郎「なんっすか?」

怜「ど、どないしたん!?」

京太郎「えっと、事故った」

竜華「連絡くらいしいや!」

京太郎「また言われた」

竜華「他にも言われてるん!?」

怜「女泣かせやなー京太郎は」

京太郎「そんなこと言いつつ怜さんは竜華さん泣かせてるでしょうに」

怜「ほら、うち病弱やから」

竜華「てか元気に見えるな」

京太郎「ほら、俺頑丈だから」

怜「かぶせとは、やるなぁ京太郎」ハハハ

京太郎「いえいえ」ハハハ

竜華「仲良しか!」

あらたそは損得勘定を越えたなにかを見せてくれたから結果オーライだ



怜「でもこれで入院中も話し相手もできるから良かったわぁ」

京太郎「まぁ別に話し相手になるのは良いんですけど、楽しいし」

怜「お、今の女子的にポイント高いで」

京太郎「もう19で女子ですか?」

怜「19で魔法少女名乗る人もおるんや!」

竜華「28でアイドル名乗ってた人もおるんや!」

京太郎「その、すんません」

怜「ともかく! 京太郎は私の遊び相手になるんやー!」

京太郎「別に良いけど、明日には退院しますよ?」

竜華「え、事故ったんやないの?」

京太郎「まぁ……でも忙しいんで無理にでも明日には退院します」

竜華「ちょ、なにをそんな!」

怜「体に負担かけるのは良くないよ?」

竜華「怜が言う!?」

京太郎「ま、色々問題だれけなんだ仕方ないっつーかなんていうか」

竜華「……マゾ?」

京太郎「なんでそうなるんっすか」

怜「いじめたろうか?」

京太郎「ここでお願いしますと言ったらどうなるのだろうか」

竜華「と、怜になんてことさせようと……!?」

京太郎「違いますって!」

竜華「と、怜がやるぐらいならうちがやったる!」

京太郎(マジで?)

京太郎「じゃなくて、悪乗りいい加減やめてくださいよ!」

怜「せやな」ハハハ

竜華「今の悪乗りやったんか!?」

京太郎「友情が重くないっすかねぇ」

竜華「!?」

怜「確かに」

竜華「!!?」



京太郎「ま、そういうわけなんで今日だけっすかねお相手できるの」

怜「まぁ今日は検査もないしええかー」

竜華「最近、検査続きやったのにどうしてやろ?」

怜「なんか、治療器具なのか知らんけど完成してないーとか言うてたよ」

京太郎「へぇ……でもそれが完成したら怜さん元気になるんですかね」

怜「未来を視るとかできる前から病弱やったし」

京太郎「そう、なんっすか……」

怜「怜ちゃんとデートできなくてがっかりかー京太郎」ケラケラ

京太郎「そうっすねー、多少は?」ハハッ

怜「……そ、そか」フイッ

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 ∠ニニニニニニニニニ\   { ∨ニ=‐- .,_
./   `\ニニニニニニニニ丶 ‐=- Ⅴニニニニ7 、
i       \ニニニニニニニニ\  〕ニニニニニニ∧


竜華(え、なにその反応は)

京太郎(俺、余計なこと言った?)

怜「で、でも前ぐらいになったら……どっか、その、行けるし……デートぐらい、付き合ってあげてもええよ?」チラッ

京太郎「そんじゃ、楽しみにしてます……で良いんですかね?」

竜華「なんで私に確認とるん」ジトー


◆System
・園城寺怜の好感度が+10されました
・【園城寺怜:95】

ここにきて怜もヒロインレース参加かな?



―――【夜】


◆病室【自由(?)行動】


1、誰かと会う【>>646から一人選択】

2、休憩所(宥)

3、病室(一)

ゾロ目 ????


◇安価2↓

1、誰かと話す【良子】


―――【中央病院:病室】

ガラッ

京太郎「もう面会謝絶時間っすよ」

良子「特権ですよ」

京太郎「……でも、どうしたんっすか?」

良子「っ……むしろそういう反応の方が、傷つきます」ググッ

京太郎「……すんません?」

良子「いえ、謝るのは、私の方です」


苦々しい表情を浮かべる良子

申し訳ないと思っている。その気持ちは理解できる

だが京太郎としても、少し困った


京太郎「勝手に前に出たのは俺だし気にしなくて良いっすよ」

良子「それでもっ、私は守るべく相手に……こんなことしてっ!」

京太郎「守られるだけのつもりはないし、あれは俺の意思で……」

良子「それでもっ」


暗い表情を浮かべて、片手を顔に当てる良子

あまり表情を大きく出さない良子にしては珍しいほどの苦しそうな顔

その瞳には、涙がにじんでいた


良子「私は、あの時……っ」

京太郎「なにがあったかなんて知らないし、聞こうとも思わないけど……」


一つ、息を吐く


京太郎「……えっと、どうすれば楽になります?」

良子「なにか、なんでも言ってください!」

京太郎「え?」

良子「なんでもやります! 罪を、償わせてくださいっ」

京太郎「罪って、そんなこと」

良子「さぁ、なんでもしますから!」

京太郎(ん?)



京太郎(なんでも……なんでも……)

京太郎「なんでも……?」

良子「はいっ!」タユンッ

京太郎「……」チラッ

良子「……っ!!?」カァッ

京太郎「あ」


一瞬で耳までゆでだこ並に真っ赤になる良子

いつもの脳細胞フルスロットルな刑事はどうしたとも思う

だが、このさいそれはどうでも良い


良子「わ、わかりました……私も、覚悟を決めますっ」グイッ

京太郎「ちょっ」


ネクタイの首元に指を入れて引き抜く

真っ赤な顔でそれをやっているのだから、かなり無理しているのはわかる

ボタンを外そうとするが、止まった


京太郎「お、落ち着きました?」

良子「すすす、スカートが先ですよねっ!」

京太郎「落ち着けっ」

良子「そ、それともっ」

京太郎「はい?」

良子「わ、私の、胸を見ていたのは……き、気のせいで、本当は大きい胸は嫌」

京太郎「大好きです」キリッ

良子「な、ならっ」

京太郎「やめてください」

良子「わ、私では……その、ダメです、か?」

京太郎「いやそういうことじゃなくてね!」

良子「な、ならば……き、気にしないでください、これは京太郎に対する罪滅ぼ」

京太郎「落ち着けって!」

生娘みたいな反応しやがってww…いや、生娘か

おちつけ!

てか良く見たら口悪いの単発か?



二人して、肩で呼吸をしている

別にナニをしたわけでもない

止めるのに体力を消耗しただけだ


京太郎「と、とりあえず落ち着きましたか?」

良子「は、はい……その、お、お恥ずかしいことを」

京太郎「別に良いですけどね、良子さんその……美人ですし」

良子「は、はぃ」カァッ

京太郎「だからあんまこういうのしないでくださいよ」

良子「い、嫌だったわけじゃ、ありませんっ……」

京太郎「へ?」

良子「な、なんでもありません!」

京太郎「とりあえず今回の借りはその……また今度」

良子「……はい」コクリ

京太郎「あれですね、デートでもしてください」フッ

良子「……そんなことで、良いんですか?」

京太郎「はい、普通にデート。良子さんみたいな美人とデートできるんですからこんぐらい安いもんです」ニッ

良子「……まったく京太郎は、欲望に忠実なのか、理性的なのかわかりません」クスッ

京太郎「いい具合におり合いつけてるんですよ」ハハッ

良子「……そう、ですか」

京太郎「それじゃ、頑張って市民を守ってください……刑事さん」フッ

良子「……はい」グッ


◆System
・ステータス【速度】が【+2】されました

チッ(ヘタレめ)



―――朝


◆病室【自由(?)行動】


1、誰かと会う【>>646から一人選択】

2、休憩所(宥)

3、病室(一)

ゾロ目 ????


◇安価2↓

1、誰かと会う【臼沢塞】


―――【病室】

ガラッ

塞「京太郎ー」

京太郎「ん、塞さん……てか誰もノックしない、俺が着替え中だったらどうするのか」

塞「それはそれでラッキーかと」

京太郎「え?」

塞「いやいやなんでも! とりあえずあれ、替えの服持ってきたから……あとでまた誰かしら来るから一緒に帰っておいで」

京太郎「了解っす」

塞「まったく、本当に心配ばっかかけて……」

京太郎「面目ない」


そう言うと、塞が京太郎の洋服を出すと、そっとベッドに腰掛ける

ベッドにて上体を起こしている京太郎へと顔を近づけた

さすがにドキマギとする京太郎だが、塞も少しばかり赤い顔をしつつも、手をそっと京太郎の頬に添える


塞「……京太郎」

京太郎「は、はい?」

塞「さすがに無理するなとは言えない、京太郎の立場上、私たちが心配しないことなんてむしろ少ない」

京太郎「……」

塞「けど、それでもね……辛い、から」

京太郎「塞、さん……」

塞「こういう時ぐらい、呼び捨てで良いって」

京太郎「えっと……塞?」

塞「うん、京太郎」クスッ

あれ、塞さんのヒロイン力が



塞「……手、かして?」

京太郎「え、はい」

塞「ん」ギュッ


言われた通りに片手を差し出すと、手首を持たれる

灼の時のように握られると思っていた

だが、今の塞はいつもと違う


塞「……私が、戦いに引き込んじゃったから、罪悪感、あるんだよこれでも」

京太郎「別に気にしないでも……」

塞「気にするよ。京太郎が怪我をすると、辛いから……」

京太郎「……ごめん」

塞「ばか、謝れって言ってるんじゃない」

京太郎「うっ……」

塞「……」


その京太郎の片手を引くと、塞はそっと自身の胸に当てる

目を見開いて驚く京太郎

片手は塞の胸に当たっている


塞「ここがね、痛いんだっ……心配で、ギュゥってなる……」

京太郎「さ、塞……?」


胸に当てた京太郎の手を、両手で包む

京太郎の手は離せない、塞に押さえられているという意味でも、京太郎自身の感情てきな意味でも

塞さんルートかな?(すっとぼけ)


突如、塞が手を離す

止まっていた京太郎だったがすぐに胸から手を離した

その豊満なふくらみの感触は、それでも消えない


塞「……あはは、ご、ごめんね変なこと言って!」

京太郎「いえ、努力しようかなとは思いました」フッ

塞「う、うんお願いね! でもその、こっちも覚悟はできてるから、生きててさえくれれば、何も言わない!」

京太郎「……はい」コクリ

塞「だからその……」

京太郎「ん?」

塞「そういう、ことだから」カァッ

京太郎「……はい」コクリ

塞「またね、それじゃ……帰り、待ってるからね♪」

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それだけ言うと塞は病室から去っていく

残された京太郎が深々と頷いた

表情を緩めて笑う


京太郎「……家族みたいに、心配してくれてるってことだよな」


◆System
・臼沢塞の好感度が+15されました
・【臼沢塞:140】

マリもヒロイン力はあったけどおかん感強かったし…塞さんピッタリや!



―――昼前


◆病室【自由(?)行動】


1、誰かと会う【>>646から一人選択】

2、休憩所(宥)

3、病室(一)

ゾロ目 ????


◇安価2↓

忘れてた、本日これ以上は宮守面子選べないっす。申し訳ないっす

ずれるのかな?

こっちの方にはいないだけで上の方にはいるみたい

(下にズラシます……つズラシ券


3、病室(一)


出る準備をする京太郎

服を着替えて、準備を済ます

アタッシュケースは念のため持っている


京太郎「……よし」

一「なにが良しなのさ?」

京太郎「……なにやってんのお前?」


開かれた窓に腰掛けている少女、国広一

少し押したらこの3階の病室から落下しそうだが、怪我もしないのだろう


一「まぁ細かいことは良いじゃん」

京太郎「良くないけどな、で……何の用だよ?」

一「敬語使わないんだ」

京太郎「本物の国広一かわかってないしな、わかったら使う」

一「とりあえず質問に答えようか、何の用かというと……簡単なことだよ」

京太郎「ん?」

一「君のベルトに興味があってね」

京太郎「やらないぞ?」

一「それはお宝だ。お宝はボクがもらう……」フッ



京太郎「やらないって言ってるだろ」

一「とりあえず宣戦布告、かな……当面はいただく気はないよ」クスッ

京太郎「なにがしたいんだお前は」ハァ

一「言っただろう、お宝が欲しいんだよ」

京太郎「なんのために?」


そう聞くと、その表情を一瞬歪めた

僅か一瞬のことだが、京太郎は見逃さない


京太郎「……」

一「理由を言う必要はないよね」

京太郎「そうだな、たくめんどくせぇ」ハァ

一「ふふっ、覚えていると良いよ。ボクは国広一」


そう言いつつ、青色の銃を指先で回す

回転する銃に一枚のカードを差し込むと、銃身をスライドさせた

京太郎は黙って一の方を見るのみ


一「……そのお宝、かならずボクが頂戴するよ。それまで君に預けてよう、京太郎」
                ___   \
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               /::::/:::::,:::| V)zソ     V)ソ {::::::|'
                {:::イ:::::/ ::|_       '    叭:::|
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                从{ _j:/-:、} >  _ .  ´ |::::::,
              __{:.:.:\/    {:.:.、   /::イ
              _{:.:/,.-‐-、:\__ 乂:.:〉、
            {:.:.:.:.:.:./    \:.} ` ´ Ⅵ}¨ヽ、
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                ,:     /` .': :∧    }∨
             _,/   ∧/: : 「 〈     乂L
           「l∨   ,:'¨´: : :/ _「      ,ー}
             ∨   /:_,.イ_「      {_ノ
             /   /、/、_,イ         |_〉
           ,   /  ` ー|            |'
           /   /      ,         ,
           ,:   /     /        ∧
     .    /  ,      ,             , 


それだけ言うと、国広一は窓の外に身を投げる

一応といった表情で京太郎が窓から身を乗り出してみるが、誰もいない

下にもなにもなかった


京太郎「……変なのに絡んだな」ハァ


◆System
・国広一の好感度が+20されました
・【国広一:50】

イッチが跳んでる!


―――昼


◆選択

1、塞

2、豊音

3、葵

4、胡桃

5、宥

◇安価1↓から3↓までで一番コンマの高い者(2分間で集まらない場合はそこまで)

2、豊音


―――【中央病院前】


京太郎「さてと、迎えが来るんだっけか……別に良いのに」

豊音「京ちゃん! お待たせ!」


やってきたのは豊音

夏場なのに暑くないのか、厚手の服で相変わらずの帽子

凄まじい長身で目立つがそれでもその容姿に男は釘づけにされるだろう


京太郎(俺、勝ち組)

豊音「えへへ、私が迎えにきたよー」

京太郎「うっす、それじゃ昼飯でも食って帰りますか」

豊音「うんっ」エヘヘ


頷くと、横にやってきて京太郎の手に手を絡める

京太郎の方が身長は低いのだが、それでもしっかりと腕は絡まる

よりかかるなんてことはできないが、それでも嬉しそうな豊音


京太郎「ま、いっか……とりあえず近くのファミレスいきましょ」

豊音「ガストが近くにあるよー」

京太郎「じゃあそこで」

豊音「あ、京ちゃん怪我は、松葉杖とか平気?」

京太郎「もうほとんど痛みませんから、多分激しく動けば色々大変でしょうけど」

豊音「それじゃあ無理しちゃ……めっ、だよ?」

京太郎「かわいい」

京太郎(わかってますよ)

豊音「ふぇっ!? そそそ、そんなことないよっ!」カァッ ブンブン

京太郎(かわいい)



―――【ファミレス】


席について少し経ったが、二人して飲み物を飲む

京太郎は無論アイスコーヒー、豊音はお茶


京太郎「とりあえず世話かけました」

豊音「京ちゃんが元気だからなんでも良いよっ」ニコッ

京太郎(天使か)

豊音「でも、なにかあるなら私も……一緒がいいな、私が京ちゃんを、守りたい」

京太郎「俺が豊音さんを守りますから」フッ

豊音「……あぅ、ず、ずるいよ京ちゃんっ」カァッ

京太郎「そうっすか? まぁ、呼ぶ時は呼びますよ……助けて欲しい時とか」

豊音「うん、絶対だよ?」

京太郎「はい」

豊音「それじゃあ約束」スッ

京太郎「はい」


小指を出されて、京太郎も小指を立てて片手を出す

お互い小指を絡めるのだが……

そこで豊音が真っ赤になった


京太郎「えっと……」

豊音「え、えっと指切った!」


二人の手が離れる


豊音「約束だよ?」ウワメヅカイ

京太郎「はい、約束です」フッ

豊音「えへへっ」

一人で来た客は死ぬ



京太郎「ちょっとトイレ」

豊音「あ、うん」コクリ


そう言って立ち上がった京太郎が、移動する

一人残された豊音が自分の手の小指を見て、そっと微笑んだ


豊音「……約束、だもんね」エヘヘ


そっと、約束を交わした右手を左手で押さえる

ただ二人だけが共有した秘密

それを抱えるからこそ、姉帯豊音は須賀京太郎を想う


豊音「きっと京ちゃんになにかあったら……京ちゃんがなにかされたら……」


そっと、俯く


豊音「きっとその相手、私……殺しちゃうよ?」



◆System
・ステータス【攻撃】が【+1】されました



今回はここまでー

とりあえず今回はコミュメイン回でしたってことで
次回はメインストーリー進行で、良いことあるかも?

色々伏線が溜まってるけど回収しつつばら撒きつつ

そんじゃなにかありゃお気軽にー


豊音がヤンデル!?(原作寄りとも言う)
今回もみんな可愛かったけどあらたそと塞さんのヒロイン力が高いww

G4は確実にやっとくにしろ、豊音はこれ以上やれることあるかね
正直、これは逆に良い傾向では無いだろうか、今後敵にならなさそうだし、たぶん



ユナイトだ!(G電王並の感想)

とか言いつつ再開するよーん

ちなみにカブトしかり、鎧武の方も結構変わったストーリー展開になったり
まぁファイズ勢ほどひどい目に合うキャラの方が少ないから安心なさってね!

ちゃう、あれ高橋広樹や

議論!結論!進化論!!(おるでー)



―――【ファミレス】


戻ってくる京太郎

嬉しそうに笑顔を浮かべる豊音

既にメニューは来ている


京太郎「さて、食べますか」

豊音「うんっ、えへへ……こうやって一緒にご飯食べると嬉しいなっ」

京太郎「一昨日と昨日が無かっただけですよ?」

豊音「それだけでも寂しいよー」

京太郎「そうっすか?」

豊音「うん、みんな寂しそうだったよ? 特に葵とかテンション低かったしぃ」

京太郎「生理だったんじゃないっすか?」

豊音「そうかなー……ってそんなこと言っちゃダメだよっ!」

京太郎「いやぁ、葵さんが俺を心配するわけ……いや、するか最近のあの人見てると、する気がする」

豊音「そうだよっ」

京太郎「ま、申し訳ないっす……」ハァ

豊音「もう良いけどぉ、無事だったからみんな安心してたしっ」エヘヘ



食事を終えて少し経った

二人は会話しながら、たまに笑ったりしつつその時を楽しむ

そんな日常を、楽しんでいてもやはり……


ピリリリッ

京太郎「ん?」ピッ

豊音(電話……?)


かかってきた電話を取る

表示されていた名前は、本藤悠彗


京太郎「もしもし?」

悠彗『そっちに裕子ちゃんとかいる?』

京太郎「いないっすけど、なんっすか?」

悠彗『ロイミュード007が暴れてて……それと、礼の脱獄を手伝った怪人は銀行の方で暴れてるしっ』

京太郎「どこっすか!」

悠彗『え?』

京太郎「さっさと言え!」

悠彗『ひぇっ、え、えっと!』


それから住所を聞く、007の場所ともう一体の場所だ

静かに頷くと京太郎は電話を切って、財布から金を出して立ち上がる

もちろん、アタッシュケースを片手に……


豊音「きょ、京ちゃん待って、敵!?」

京太郎「はい、行かなきゃ……」

豊音「わ、私も行くよっ!」



◆どちらに向かう?

1、007(マッハ)

2、カブトヤミー(オーズ)

◇安価1↓から2分間で集計

1、007(マッハ)


―――【ファミレス前】


京太郎「豊音さんはあっちに」

豊音「え、でもっ」

京太郎「洋榎さんがいるらしいんで行きます。大々的に動いてるあっちの怪人の方なら葵さんもくるでしょうしさっさと仕留めればこっちの援護に来れるでしょう?」

豊音「……うん」コクリ

京太郎「まぁ援護ぐらいでもやってみせますよ。大丈夫ですから、ね?」

豊音「……わかった。すぐに倒してすぐに行くからねっ!」

京太郎「はい、それじゃまた!」

豊音「うん!」


そちらに豊音が走っていく

京太郎の傍へとオートバジンが自動で走ってくる

跨ると同時にヘルメットをかぶった


京太郎「さて、行くか……!」



―――【森】


川の傍に座る白望

迷いはまだ晴れない

ハートたちも、京太郎も、宮守のみんなも……大事な仲間だ


白望「私は……」


瞬間、なにかがやってくる

紫色のボディを持ったそれは……バイク

立ち上がった白望が、そのバイクに近づいた


白望「ライドチェイサー……」


そしてそれには黒いケースがつけられていた


白望「これは……?」


―――【廃工場】


進化体ロイミュードと、デッドヒートマッハが戦闘をしていた

進化体ことロイミュード007は両腕に刃を持ち、それを振るい斬撃を飛ばす

それをギリギリで回避しながらも、マッハはゼンリンシューターで射撃


007「鬱陶しい!」

洋榎「オラァッ!」

<ゼンリン!>


接近すると、ゼンリンシューターのタイヤを回転させて、斬りかかる

片腕でそれを凌ぐと、007は素早くもう片手でマッハを斬った


洋榎「がぁっ!」


吹き飛んだマッハが起き上がる

だが、007は両腕を振るい赤い斬撃を放つ

それを受けたマッハがさらに吹き飛んで変身が解除された


007「ハッ、仮面ライダー……まずはお前からだ」

京太郎「やらせるかよ」


そんな声と共に、銃撃によって怯む007

ファイズフォンをバーストモードにして立っている京太郎がそこにはいた

007は、静かにそちらを向く


京太郎「悪いが、時間稼ぎぐらいさせてもらう」

007「やって……みろっ!」

京太郎「やってみるさ!」


ベルトをアタッシュケースから出そうとした瞬間、重加速が発動される

一瞬だけ動きが鈍くなるが、すぐにオートバジン型のシグナルバイクが飛んできて、腰につく

京太郎がファイズギアを装備したが、一瞬だけ鈍くなった動きのせいか、速度が遅かった


007「もらったぁっ!」

京太郎「ッ!」


振るわれる刃、後ろに下がるが真下から振るわれたそれはファイズギアを拭き飛ばし、オートバジン型のシグナルバイクも吹き飛ぶ

再び重加速が京太郎の動きを制限した


京太郎(やべっ)

007「さて……串刺しにしてやる!」

京太郎(やるしかっ!)



赤い刃の右腕を引く007

そしてその切っ先を京太郎へと突き刺そうとする

その瞬間―――


007「ぐおおっ!」

京太郎(なにっ!?)


なにかにぶつかられ吹き飛ぶ007、そして重加速も解除される

正面に現れたのは紫色のバイクと、紫色の服を着た少女

白い髪をなびかせて、バイクから降りた少女―――チェイス、小瀬川白望


京太郎「シロ、さん……」


刃を突き立てられそうになった京太郎の正面に現れた小瀬川白望は、静かに頷いてバイク―――ライドチェイサーを降りる

京太郎に命を救われたチェイス

京太郎の命を救った白望


白望「私は、もう一度やりなおす……」

京太郎「え……まさか、できたのか?」


ライドチェイサーに装備されていたケース、それを持ち、開く


白望「届けてくれた……」カチャッ


そのケースに入っているものを見て、洋榎が目を見開く

走って入ってきた良子と腰に付けられているクリムも同じく驚いた

京太郎は知らないが、良子は彼を攻撃してしまったことは公表ことされなかったが問題視され、変身は禁止されている


洋榎「マッハドライバー!?」

クリム「研究用のスペアドライバーか!」

京太郎「チェイサーの破片から、シグナルチェイサーを悠彗さんが作ってくれたんです……裕子さんにも説得してもらって、シロさんがもう一度、仮面ライダーとして戦うために」


そう言って腹部を押さえつつ、京太郎は尻もちをつく

倒れていた007が立ち上がり、白望の方を見る

白望は、マッハドライバー炎を腰に装備し、パネルをスライドさせる


左手には、ライドチェイサー型のシグナルバイク



白望「変身……!」

      //ア    /  / イ   :ト、    \      \        \   \
.     // /     /  /  |    | \    \      \       \   \
.      /′i    /  /i   |    │  \      `ヽ      `ー- 、      Y⌒ヽ}
     {  |  ,:イ   :ハ`¨´`T´   |  、  \ト、  ヽ `ー- 、    \_   }
         |  | |  ト、ハ≫=zzz、   !   `¨´`¨´`¨´`¨´   |  |\    ヽ`ヽノ\
.      人  | |  |  代 {  __} \|    ィ=- ..,,__\ト、 j │ \    }     \
         \! 〉、 !  :. 乂_フ     ´下¨¨“_卞ゝ  jイ  ノ    ヽ  ノ      i
           /  ヽ ハ             弋  `フ ノ  j/`ヽ    j/       |
.           / /   / :.    ,      `¨¨´        ノ      ト、   ト、  }
         i  |  i :从                       /  ト、   | ヽ.  ; } /
         l 人  ト、  ト、    _          rー-イ  イ ! \ !   } / j/
         ∨  \! ∨V .>   `       イ {ス人jヽノ jノ    jノ  j/
               , ´∠ニニ>、 _ ... イ   /  \
                  / /ニニニニニ7   λ    /    /入
              /  {ニニニニニ7/「八.  /     //二\



そしてシグナルチェイサーをマッハドライバーへと差し込み、パネルをスライドさせる


<シグナルバイク!>


マッハドライバー炎からの電子音声が響く

静かに呼吸するように両手を広げる白望

その体は魔進チェイサーへと変身


<ライダー! チェイサー>


そして―――装甲が弾き飛ばされる


現れるのは、銀と紫の仮面ライダー

かつて変身していたプロトドライブとも、魔進チェイサーとも違う


―――仮面ライダーチェイサー




―――【廃工場:外】


京太郎が負傷した洋榎に肩を貸したまま出る

良子も隣に立った

チェイサーと007が戦闘を繰り広げる


007「ふんっ!」


何発もの斬撃が放たれるも、チェイサーは持ち前の防御力を使い片腕でそれを凌ぐ

そして、絹恵がやってくる

驚愕する洋榎だが、肩で息をしながら叫ぶ


絹恵「チェイス! バイクの中に新兵器入れたって悠彗さんが!」

白望「……!」バッ


片腕をバイクの方に向けると、チェイサーのオレンジ色の複眼が輝く

離れた場所にあるライドチェイサーに装飾された髑髏の瞳がオレンジ色に輝き、バイクの横部分が開く

そこからなにかが放たれると、回転しながら飛んでチェイサーの手に収まった


京太郎「あ、あれは……」

洋榎「し、しし、しん、しん、信号機!!?」

絹恵「シンゴウアックスだ! って悠彗さんが」

洋榎「知るか!」


信号機を模して造られたアックス

長い柄にはトリガーと、その真上には信号機を切り替える時に押すボタン

先端には光っていない青と赤の歩行者用信号機

そしてそこから伸びるアックスの刃との間には「ライダー専用」の文字


良子「間違いなく、悠彗さんのセンス……」



そのアックスを持ったチェイサーが走る

007もチェイサーを倒そうと走りだし、刃を振るうがそれらもシンゴウアックスに流され、弾かれていく

パワー負けもしているし、戦闘のレベルでも負けている


007が勝つ方法は、もうない


白望「はぁっ……!」

007「ぐおっ!」


一撃、二撃と受け、三撃目は紫電を纏っていた

さらに刃を返して左肩から右脇腹に向けて斜めに振るう

火花が散ると、左手だけでシンゴウアックスを持ったチェイサーが右腕をその傷口に突っ込む


007「ぐおぉ!?」

白望「はぁっ……!」


そのまま右腕を引き抜くと、007から人間が飛びだす

同時に007も吹き飛ぶがその姿は進化体ではなく通常のロイミュードの姿

融合進化体は人間を引き離されると下級ロイミュードのそれと変わらない


脱獄犯「ぐあっ!」


倒れる脱獄犯へと、良子が走る

チェイサーはマッハドライバーからシグナルチェイサーを引き抜くと、シンゴウアックスの刃とは逆側の信号機横に装着した


<ヒッサツ!>


そして、黄色のボタンを押し両腕でシンゴウアックスを振り上げる


<マッテローヨ!>

白望「なん……だと?」

    ∥ 匸二二}7ニ=ァxヽ       < マッテローヨ!
   ∥ 匸二二}7  .∥ミ:}/ ̄ ̄ ¨ヽ.              j|      ,
   l 匸二二}7  ∥ミ∥ ∥¨ニ=-; Y:1`iト .,       j{  -===く

   |  |   ./   .∥ミ∥ ∥   ∥ |斗よ  }    {v j{〕iト .,  ̄ ̄三>:、
   |  |   {辻_ ∥ミ∥ ∥¨ニ=-;  }へ  \/     Vvj}> '^⌒ミメ、¨ミメ、  \
   |  |   V/∧ム _/ ム..,,_  ∥.∥つ) _/      ∨斗──===-- ..,,_\_V_   
   |  V   ∨rf三ミ\ ¨ニ=-  / 彡ハ         {_           __  Vハ
   ∨ \>=〈   \こ7⌒Y彡f=--=:’        ∥}            ̄ ̄.i} .i}
     ∨  |  /     ∥ ∥=イ            {:::}        ====---∥∥
      ∨ | /      rj∥ ∥               }┘   __r──----厶/
        Ⅵ'      f二X_,¨ヽ                  |__//fテテテ"i:i:i:i:i:/
             }三f ∥  }              {E三三く/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/
             V  ∥ /\            〕iト .,f⌒三二ニ=-:f¨
             ∥ ∥/  /ト、              }__:i::--ー===-- ミ _
                 ∥ ∥{  /   〕iト .,         r-ム斗< __     i}
               ∥ ∥ `¨ヽ   .// >>x    r=-/77¨{ ̄ < ̄ミメ、  ̄〕iト .i}
             ∥ ∥    \_/ トz//x_\ / ,/// /_      ∨ト、  }≧x /⌒ヽ
              .∥ ∥      ∨//  /{ ̄  j{// /ヽ i}         j{  ∨リ 从}:i:i:i:i:i:i:i:i:.
               ∥ ∥       \({   八`∥ .j{ レ,:/ヾv/ .r=ミ、  xァ j{、 ∨ /  }:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|
             ∥ ∥          〕iト .,   ∥  .{//へV ノ /へ)/イァ .i}∧/ /  j{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|
              .∥ ∥                 {!    .∥ .ミ fへ{ノ .f7.∥ァ .∥ i{ ∨  j{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|
            .∥ ∥                j{    ∥  ミ j廴}f¨¨リ fア  /  从 ∨.j{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ij
          .∥ ∥                   j{   ∥  `辻仆艾彡 .:/  ∥ Vハj{:i:i:i:i:i:i:i:i:i∥
           ∥_∥                j{   {{    ゞ=彳  /  ,/  }  }:i:i:i:i:i:i:i:i:i∥
        r-/⌒ヾ\               |! x {{        /  ,/   ∥∥:i:i:i:i:i:i:ii∥
       f={{     __ヽ              /  j{、      /ミ=彳    /_/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/
       {三ヾx  /⌒>ー --- ─━ミ__f'     j{、___彡ヘ       jハ/ ∨:i:i:i:i:i:/




仕方ないと言う風に、シンゴウアックスをそのまま地面に突き刺すチェイサー

赤信号が光っている

片手をその上に乗せて待つが、まだ青にはならず007が起き上がる


<マッテローヨ!>


脱獄犯を押さえつける良子

京太郎も洋榎も絹恵も、口をあんぐり開けていた


良子「悠彗さんのセンス、爆発ですね……」


チェイサーがブレイクガンナーを持つ

007が走りだしチェイサーに襲い掛かろうとする


<ガン!>


チェイサーからの銃撃に007が吹き飛ぶ

そしてそれと同時に、シンゴウアックスの光が青へと変わる


<イッテイーヨ!>

白望「ん?」


シンゴウアックスを引き抜くと、007の方を向く

再び起き上がった007がチェイサーへと走り出した

チェイサーがシンゴウアックスのトリガーを引く


<フルスロットル!>

白望「ふんっ!」


迫る007に向けて、縦一戦

斬撃が通った後には歩道のように白と黒のラインが現れた

さらに横薙ぎに振るえば同じく白黒のラインが浮かび上がる


007「うわぁぁぁっ!」


そして、007は爆散

ボディを失い、浮くコアも吹き飛ぶ

容姿からは想像もできないまでの威力を、シンゴウアックスは秘めていた


クリム「ナイスドライブ!」

良子「グレートですよ、これは……」

原作でもチェイス曰く「センスはともかく、威力は気に入った」と言う程のアレですからねぇ……w



チェイサーが脱獄犯の方を見る


白望「ロイミュードは倒した……それじゃそっちは?」

良子「……そうですね」


頷くと、脱獄犯の片腕を後ろへとひねり上げる良子

顔をしかめる脱獄犯


良子「午後4時15分……緊急逮捕!」


そして、手錠がはめられる

これで一連の事件は終了、だろうか?

遠くから走ってくるバイクが見える


京太郎「穏乃とアンク、それに豊音さんと葵さんか……」

白望「……」

京太郎「良いでしょう、もう」

白望「私が仮面ライダー……今更、許されるの?」

京太郎「許しますよ、みんなが……」フッ

白望「私、は……」

京太郎「もしそれが罪だっていうなら、そんな罪……俺が背負ってやる」ニッ

白望「京、太郎……」



◆System

・フラグ【チェイサー】が【OVER】のためストーリーが僅かに変化します

・フラグ【宮守】が【3】のためさらストーリーが変化します



京太郎「だから、一緒に来ませんか?」

白望「え?」

京太郎「俺の家、行く場所が……決まるまではいれば良い。なにと戦う答えが出たなら」

白望「……私、は」

京太郎「葵さんも、豊音さんだって……」

白望「……」


マッハドライバーのパネルをスライドさせて、シグナルチェイサーを引き抜く

なにもいれていないパネルを元に戻すと、その変身が解除された


<オツカーレ>

白望「……」


離れた場所にいる豊音と葵が驚いたような顔をして走ってくる

笑みを浮かべる京太郎と、無表情だがどこか不安そうな白望


京太郎「大丈夫っすよ」

白望「……」

豊音「シロー!」

葵「小瀬川さん、おいで!」


走ってきた豊音が白望に抱き着き、その両肩を掴んだ葵が目を輝かせて言う

そんななんの邪気も感じられない豊音と、嬉しそうな葵を見て、京太郎は笑みを浮かべた

白望はやはり無表情


京太郎「だから、一緒に……いきませんか?」

葵「小瀬川さん……」

豊音「シロ……」


離れる二人、京太郎がそっと手を出す

その光景を微笑みながら見ている良子と絹恵

つまらなさそうにしている洋榎


白望「……うん」コクリ


頷くと、そっと京太郎の手を取った



それを廃工場の上の方から一人の青年が見ていた

赤いコートを纏った青年、ハート


ハート「そうか、それがお前の決断か……」


どこか寂しそうな表情で、頷く


ハート「ならば俺も受け入れよう」


そして、踵を返し歩き出す


ハート「さらばだ……友よ」




【第12話<守る者>END】



◆System

・戒能良子の好感度上限が解除され+1されました
・【戒能良子:100】

・佐藤裕子の好感度が+10されました
・【佐藤裕子:90】

・小瀬川白望の初期好感度は【90】となりました

・ハートの初期好感度は【100】となりました

(よもやハートの初期好感度フラグ1つにつき20にしたけどこんななるとは、一応用意してたけど……なにがなんだか



―――【須賀家】


ガチャッ


扉を開ける京太郎

豊音と葵は先に帰った

つまり最後に帰ってきたのは白望と京太郎


京太郎「遠慮しないでください」

白望「ん……」

京太郎「ま、これから住む家ですから」

白望「まだ、迷ってるけどね」

京太郎「……」


そして白望を連れて、京太郎は居間へと入った


「おかえりシロー!」


テーブルには晩御飯が用意されている

京太郎、塞、豊音、葵、胡桃……そして白望の分

全員分の晩御飯が用意されており、それぞれが座っている


京太郎「ってことです。これでもまだ、出ていけます?」

白望「……答え、わかってるでしょ?」

京太郎「ま、それなりに」フッ

白望「……それじゃ」


座る京太郎と白望

だがそこで胡桃が止めた

不思議そうに首をかしげる二人


胡桃「手、洗ってくる」ビシッ

京太郎「……」

白望「……ダル」

胡桃「ダルくない!」

塞「あははっ、なんかこういうの久しぶりっ!」

豊音「だねっ♪」

葵(……よかった)フッ


京太郎「……さて、いきますか」

白望「……おんぶ」

京太郎「さすがにこの距離ではないっす」

塞「もうちょっとあったらありなんだ」

白望「ほんと……ダル」フッ



【第13話<天を司る者>】



―――朝【須賀家:居間】


京太郎(あれから三日、なわけだが……)

塞「シローそこのお皿とってー」

白望「ダル……」

胡桃「と言いつつ動く」

ガラッ

豊音「んぅ~おはよー」

葵「姉帯さんパジャマはだけすぎっ!」ワタワタ

京太郎(今日も須賀家は平和だなぁ)


静かに、スマホを触る

特筆すべき記事などはないが、当面の問題は解決と行ったところだろうか?

今すべきことはエイスリン・ウィッシュアートの捜索


京太郎(あと一人、だからな……)

塞「京太郎、持ってってー」

京太郎「はいはい」スクッ



とりあえず今回はここまでー

ハート様の好感度100以上になったのであとでイベント入ったり
メディックとブレンの恋路はどうなるか的なこともあったり

それと今回は555よりのストーリーになるっす
ぶっちゃけカブトは原作知識が利点であり欠点にもなる、とだけ

そんじゃなにかありゃお気軽にー

おっと失礼
【安価】京太郎「仮面ライダー?」白望「私にくれた、宝物」【Part9】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472559126/)



さぁ、地獄を楽しみな!(再開するよー)

そういやムサシ、海堂だったね

次スレは>>957で、ありがとうデース
>>990ぐらいいったら埋めちゃってくだせー

ちなみに>>1000はいつも通り、ライダー出すのでも良いけど場合によっては結構際どい出し方になるかも

そろそろ進んできたからな-
クウガ入れたりしたら阿鼻叫喚なる?



◆知り合い

【白望・塞・胡桃・豊音・葵】
【良子・裕子・洋榎・絹恵・悠彗】
【宥・玄・晴絵・霞】
【穏乃・ネリー】
【美穂子・ゆみ・桃子・菫・智葉・はやり】
【咲・和・久・一・佳織・智美・憧・灼・照・淡・煌・竜華・怜・もこ】
【明華・由暉子・成香】

(あざっす! 再開してくよーん
>>965 やったねたえちゃん! リアルな死体が増えるよ!


―――朝


◆自由行動


1、誰かと話す【>>967

2、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥&晴絵)

7、デンライナー(玄&霞)

8、図書館(美穂子&灼)

0、自由安価


◇安価2↓

0、自由安価【悠彗にプロジェクトG3及びG4について聞く】



―――【ドライブピット】


ウィン


京太郎「うっす」

絹恵「あ、須賀君やん」

京太郎「どうもっす、今日はみんな出かけてるんっすか?」

絹恵「うん、いるのは私と……」チラッ

悠彗「……」グッタリ


テーブルに突っ伏している悠彗がそこにいた

苦笑しつつ、コーヒーを淹れてくれる絹恵


京太郎(熱そうなのが来るな……)

絹恵「悠彗さーん、寝るなら上のベッド使ってくださいよぉ」

悠彗「いや、寝てない寝てない」

京太郎「寝てたでしょ」

悠彗「わっ、京太郎いつの間に!?」

京太郎「寝てたな」

絹恵「寝てたね」

悠彗「寝てないって、仮眠仮眠」

京太郎(それは寝てたって……)

悠彗「んー、最近忙しいのなんの」

京太郎「そうなんっすか、すんません」

悠彗「いやいや、そっちじゃなくてね」

京太郎「ん?」

悠彗「例の……」

京太郎「……ああ、なんかG3とかG4とか」

悠彗「そうそう」

京太郎「なんなんっすかそれ?」

悠彗「……ま、良いか、G4のデータ勝手に持ってかれちゃってるし」

京太郎「え?」

うめ

>>1000なら宮守メンバーにラキスケイベント

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