【安価】京太郎「仮面ライダー?」智葉「この拳の中にある!」【Part16】 (1000)



※咲-Saki-×仮面ライダーシリーズの二次創作

※安価スレ

※京太郎成長もの

※麻雀なにそれこれライダー

※安価の連続取得は禁止(次安価から最低一分開けてから)

※sageでお願いします

※平成ライダーメインですが昭和ライダーも出ます



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1478698634


◆前スレ

【安価】京太郎「仮面ライダー?」【咲-Saki-】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」【咲-Saki-】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1467984318/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」塞「夢は…」【Part2】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」塞「夢は…」【Part2】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1468515339/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」良子「脳細胞がトップギアです」【Part3】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」良子「脳細胞がトップギアです」【Part3】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469281817/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」豊音「ジレンマは終わらない」【Part4】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」豊音「ジレンマは終わらない」【Part4】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「仮面ライダー?」晴絵「最初に言っておく!」【Part5】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」晴絵「最初に言っておく!」【Part5】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470423034/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」葵「目障りだ、お前」【Part6】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」葵「目障りだ、お前」【Part6】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470845303/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」洋榎「追跡!撲滅!いずれも」【Part7】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」洋榎「追跡!撲滅!いずれも」【Part7】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1471263848/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」明華「ショータイムです」【Part8】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」明華「ショータイムです」【Part8】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472045601/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」白望「私にくれた、宝物」【Part9】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」白望「私にくれた、宝物」【Part9】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472559126/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」照「おばあちゃんが言っていた…」【Part10】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」照「おばあちゃんが言っていた…」【Part10】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473089303/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」菫「みんな疲れているのか」【Part11】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」菫「みんな疲れているのか」【Part11】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473519963/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」久「仲間だけは信じられる!」【Part12】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」久「仲間だけは信じられる!」【Part12】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473873250/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」はやり「全て私のせいだ!」【Part13】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」はやり「全て私のせいだ!」【Part13】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474300343/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」美穂子「仲間っていうのは…」【Part14】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」美穂子「仲間っていうのは…」【Part14】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1475074887/)

【安価】京太郎「仮面ライダー?」淡「返してよ!私のザビーゼクター!」【Part15】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」淡「返してよ!私のザビーゼクター!」【Part15】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1476804169/)



目的1:次々と起きる事件を仲間たちと共に解決していきましょう

目的2:ヒロインたちと仲を深めましょう

目的3:生き残りましょう



◆前スレの仮面ライダー×咲-saki-は!

・赤土晴絵と須賀京太郎の恋人疑惑!

・豊音とエイスリンが敵の魔の手に!

・地獄な妹ができる!

・京太郎敗北!

・京太郎VS豊音に

・新フォーム、ブラスターフォーム!

・おのれディケイド!

・おのれディエンド!

・おのれゾロ目!

・おかえり


以上、テンプレでしたー

今後ともよろしくです!



前スレ埋めありがとでーす

前スレ1000の【ドラゴンフルーツエナジー入手】は諸事情で無理っす。申し訳ない
上の前スレ999の【選り取りみどりなデートイベント】にするっす

まぁすぐにでも入れられそう……お詫びといっちゃなんだけどブッキングもできるようにするよ!
死ぬかもしれんけど(ボソッ)

そんじゃ再開してくよー

【姉帯豊音】


玄関で外に行くために靴を履いていると、誰かがくる

振り返ると長い黒髪の女が立っている

その顔は、隠れて見えない


京太郎「ッ!!!?」ビクゥッ


仰け反るも、すぐに誰か理解する


京太郎「と、豊音さん……」

豊音「んぅ、どうしたの?」


深夜というには浅い時間だ、まだ0時も越えていない

だがみんな眠っているのは疲れたということがあるのだろう

京太郎は笑みを浮かべた


京太郎「ちょっと散歩に」

豊音「私も行って、良いかなー?」

京太郎「はい」フッ

豊音「やったー、着替えてくるねっ」エヘヘ


そう言って自分と塞の部屋へと向かう豊音

そんな彼女の後ろ姿を見て京太郎が頬をほころばした

今日、命を奪い合った少女……だが


京太郎「やっぱ笑顔が一番だな」フッ



―――【公園】


豊音「えへへ、結局いつものここだねっ」

京太郎「ですね」フッ


虫が集る自販機に近づくと、虫たちが逃げていく

小銭を入れてボタンを押すとコーヒーと紅茶を出す

二つを拾うと、ベンチを軽く手で払って座る


豊音「よっと」


隣に座る豊音、そんな豊音に紅茶を渡すと笑顔で受け取り飲む


京太郎「……なんか、今日のこととは思えないっすね」

豊音「うん……でも、あんなことあって京ちゃんにもみんなにも悪いって思ってる」

京太郎「別に……」

豊音「思ってるんだけど……でもそれよりね、嬉しいんだっ」

京太郎「ん?」

豊音「あんなに私は京ちゃんを……“殺そう”としたのに、京ちゃんは私を助けるために頑張ってくれて、みんなが私をもう一回、受け入れてくれたっ」


その瞳から、涙がこぼれる

横目に見ていた京太郎は静かに缶コーヒーを置く

豊音は服の袖で涙を拭う


京太郎「豊音さん……」

豊音「ありがとう、京ちゃん……」

京太郎「俺、女の子に弱いんっすよ」ハハッ

豊音「?」

京太郎「特に泣いてる女の子いたら、男としては手を差し伸べないわけにはいかないでしょ?」ハハッ


笑う京太郎に、豊音も笑みをこぼした

二人して笑みを浮かべながら寄るの公園のベンチに座って静かに上を見る

満点の星空、どこか京太郎は似たような光景を見たことがある気がした


京太郎「なんだったかなぁ……」ボソッ


つぶやきは、豊音に聞こえはしない



京太郎「……」

豊音「ねぇー、京ちゃん」

京太郎「ん、なんですか?」


そちらを見る

礼は言われた。ことはすんだ

ともなれば普通の雑談だろう


京太郎「星については教えてもらいましたけどあんま知らないっすよ?」ハハッ

豊音「そーじゃなくてねっ」

京太郎「ん?」


空を見上げていた豊音が京太郎の方を見る

泣きそうな表情ではない

嬉しそうで、楽しそうで、幸福そうな笑みを浮かべる

京太郎が守りたかったその笑顔を、豊音は京太郎へと向ける


豊音「私ね、京ちゃんのこと……大好きだよっ!」ニコッ

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二二二二二二ニニ=--┬=7´:::::::::::::::::::::::|\:::::::::|::::::::::\:::::::::::∨二二二二二二/
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'´ ::::::::::: |::::::::::::::::: |::|:::|´‘::|_ '::::::::::::::::::::::::: :.  ':: |  }ハ:::::::::::|::::::::::::|

::::::::::::::::!::::::::::::::: |::|:::| 八{  '::::::::::::::::::::::::::::.  lノ  !::::::: |::::::::::::|
!::::::::::::::::‘::::::::::::::::::|::|:人  \人::\:::::::::::::::::::. ___,  |:::::::::::::::::::::八
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◆System
・姉帯豊音の好感度上限が解除されました
・姉帯豊音の好感度が+1されました
・【姉帯豊音:100】



―――翌朝【須賀家:居間】


京太郎「美味い」

穏乃「生きてると、こんなに御飯がおいしい!」

京太郎「おいなんかいるぞ!」

白望「お腹空いてそうだったし」

アンク「……」モグモグ

豊音「あ、王者だ王者!」

胡桃「世界の王者?」ザワールド!

淡「どうせ私なんて……」

京太郎「これも拾ってきたんですか?」

豊音「あ、大星さんは私だよっ! シロと散歩言ったときに!」

京太郎「二人で三人拾ってくるっていったい……」

淡「お兄ちゃん~」ギュゥ

塞「なにごと!?」

淡「一緒に地獄に落ちてるんだよ。あんたたちは決して入ってこれない……泥を食べるような地獄」

京太郎「いやもうそれ良いから、痛いぞお前」

淡「あわぁっ!!?」ガーン

胡桃「……騒がしい!」

葵「なんていうか、うん、昨日の今日だよね? ね?」



京太郎「ふぅ、ごちそうさん」

穏乃「ごちそうさま! それじゃ帰るね!」

アンク「あばよ!」

京太郎「こいつら」

穏乃「またごちそうしてくれたら、それはとっても嬉しいな!」

胡桃「困ったらまた」

穏乃「なにかあったら一飯の恩は返すからね!」

京太郎「それは助かる」

穏乃「ライダーは助け合いでしょ!」

塞「おっしゃるとおりだわ!」

淡「お兄ちゃん~一緒に地獄に」

京太郎「お前痛いぞ、それと前から思ってたけどあれだ、なんだその服」

淡「地獄スタイルだよ!」

京太郎「俺は着ないぞ」

淡「兄妹なのに!?」

京太郎「終わったんだよお前と俺は」

淡「そんなっ、お兄ちゃんだけなんだよっ! お兄ちゃんしかいないんだよっ、あのみつげつの日々を忘れたの!?」

葵「ぶふぅ!」

京太郎「お前それの意味わかってないだろ!?」

胡桃「ほんと騒がしい……」


そんじゃ今回はここまでー

次回は自由行動ー
明日は無理だと思うんでまたできる日の二日ぐらい前に連絡するよー
デート回、すぐに入れても問題ないのよね

ちなみに淡は住みつかすことも可能だったり

そんじゃなにかあればお気軽にー


水曜日には再開できるのよー
ってことでよろしくー

巨乳の地獄ファッションって凄そう……脇乳(迫真)

おっ、水曜に更新するのか。次の更新楽しみにしてますぜ!

それと悪いけど>>36の安価の内容少し変えておくわ

0 エイスリンと豊音に自分がいない間に起こった事について宮守組全員で伺う+戦闘メンバーのスタンスを再確認しつつ手元にあるベルトの再分配を行う+京ちゃんのブラスターフォームの負荷について皆んなに話して、豊音と葵(特に人間の葵)に体調に変化がないか聞いておく



半分、力貸せよ相棒(再開するよーん)

ずいぶん久々の再開になっちゃったよ
ライダーレボリューションの発売ももうずいぶん近いや

ジュウオウバードとかいう草加雅人

ありがとでーす再開してくよー



◆知り合い

【白望・塞・胡桃・エイスリン・豊音・葵】
【良子・裕子・洋榎・絹恵・悠彗】
【宥・玄・灼・晴絵・霞】
【穏乃・ネリー】
【美穂子・ゆみ・桃子・菫・智葉・ハオ・はやり】
【咲・久・一太】
【和・一・佳織・智美・憧・照・淡・煌・竜華・怜・もこ】
【真佑子・恭子・郁乃・明華・由暉子・成香】



―――昼前


◆自由行動


1、誰かと話す【>>63

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥・晴絵)

7、公園(智葉)

8、ユグドラシル(はやり・菫・桃子)

0、自由安価


◇安価2↓

0、自由安価【>>55



―――【須賀家:居間】


京太郎「一つ、まぁ真面目な話を」

塞「ま、そりゃそうだよね」

京太郎「俺がいない間、なにかありました?」

塞「基本的には昨日伝えたことばっかだけど……そっちは?」

豊音「私はその、起きて……」ググッ

京太郎(そうか、聞かれたくはないし言いたくもないよな、しかもみんなの前……)

塞(もう、せめて二人きりの時とかに聞いてあげれば良いのに)ジト

豊音「その、あの大きなオルフェノクに私とエイスリンさんがやられて……」

エイスリン「ワタシ、ズットネテタカラ……」

京太郎「なるほど、それで豊音さんはあいつらに騙されたと」

豊音「う、うん……大雑把に言うとそんな感じ、かなっ」コクリ

京太郎「向こうで会ったのは……」

豊音「社長の黒崎さん? といつもの女の人……それから京ちゃんの偽物、かなぁ」

京太郎「偽物?」

葵「姿を変える力を持ったオルフェノク、とか?」

豊音「わからないけどぉ……」

葵「ま、とりあえずそのぐらいで良いでしょ……ね?」

京太郎「ですね」コクリ



京太郎「あともう一つ」

塞「ん、なにかあったっけ?」

京太郎「これからについて……」

胡桃「こりゃまた大雑把な」

白望「……とりあえず京太郎のお母さんにどうやって挨拶するか?」

京太郎「喋ったと思ったらとんでもないこと言いますね!?」

塞「だだだ、代表して私が行こうか!?」

豊音「わわっ、というより来たらどうしよっ!?」

京太郎「やべ、そこらへんどうにかしなきゃなぁ」

淡「お兄ちゃんのハーレムで良いじゃん! 私は妹って紹介して!」

京太郎「いたのか」

塞「いたんだ」

胡桃「帰れば?」

淡「……」ズーン

豊音(部屋の隅で体育座りしちゃってるよー)



京太郎「違う違う、話がずれた」

塞「え、ずれたの?」

胡桃「じゃあ挨拶じゃなくて……報告?」

京太郎「そうじゃなくて! スマートブレインとかのことっすよ!」

塞「ああ、そっち」

白望「なんだ」グテー

京太郎「興味もてよ! 今一番大事だろ!」

胡桃「ん、聞くよ?」

京太郎「さすが胡桃さん!」

豊音「京ちゃん~私も聞いてるよ~」

エイスリン「ワタシモ!」

京太郎「あ、はい、えっと……え、えらいえらい」ナデナデ

豊音「えへへっ」ニコニコ

エイスリン「~♪」ニコニコ

京太郎「で……その、本当に話初めて良いっすか?」

塞「コホン……良いよ」キリッ



京太郎「豊音さんとエイスリンさん、どうします?」

胡桃「え、二人に、どうするって?」

京太郎「……」

豊音「私は戦うよ……」


取り出されるオーガギア

それを見て全員、表情をこわばらせた

頷く豊音に、京太郎は静かに頷き返す

彼女がそう言うのだから、それ以上は何も言わない


京太郎「エイスリンさん……良いんですよ。怖い思いも痛い思いも、するだろうから」

エイスリン「ウウン、ワタシモ、タタカウ……」グッ

胡桃「エイちゃん……」

エイスリン「サイガ、イイ……ケド、ベツノ、デモイイ……ベルト、カシテ!」

豊音「私も、オーガギア、京ちゃんが使う?」

京太郎(二人共、戦うか……渡しとくベルトどうするか)

(ベルト多くないし自動で良いかね


京太郎「とりあえず余ってるベルトからして……デルタをエイスリンさん、オーガを豊音さん、で良いですか?」

豊音「うん!」

エイスリン「ガンバル!」


二人にベルトを渡してから京太郎は頷く

決意した二人の表情を見てから問題も無いだろうと、そっとファイズギアの入ったアタッシュケースに触れる

新たなフォーム、ブラスターはオーガを圧倒するほどの力がある

おそらく今まで戦ってきたオルフェノクたちを相手にも、あのラッキークローバーを相手にも優位に立ちまわれるだろう


京太郎(ただ、明らかに副作用っていうか……反動があるしな)チラッ


胡桃「本当に平気?」

エイスリン「ダイジョウブ!」グッ

葵「いざとなれば私が守るしね」

塞「おおー、仲間っぽいこと言うね。カッコいいぞ」ウリウリ

葵「べ、別に……」カァッ

白望「仮面ライダーも少なくないから」

豊音「だねっ!」エヘヘ


京太郎(言うか……?)

(ところがどっこい!


◆告白【ブラスターの負荷】

01~98 言わない
ゾロ目 言う

◇安価1↓

【言わない】


京太郎(ないな……みんな心配するだろうし)


どうなるか予想できる

目の前にいる優しい少女たち

彼女たちに話せばどうなるか……


京太郎(言わないで、良いよな……自分の身体だし、自分が良くわかる。ヤバくなる前に、なんとかすれば良いさ……)フッ

塞「ん、どうしたの?」

京太郎「あ、いやなんでも……それじゃあこれからも頼みます。仮面ライダーさん」

豊音「うん!」

エイスリン「オマカセアレ!」

胡桃「どうしよう不安になる台詞」

京太郎「そうですか?」フッ


◆System
・【姉帯豊音】は【オーガギア】を所持します
・【エイスリン・ウィッシュアート】は【デルタギア】を所持します

とりあえずオーガギアの共有については、後で豊音と相談するか

とりあえず次の自由行動用に安価作るわ

0.今のあわあわにダークカブトの事や他のゼクターの所有者の事、スマートブレイン(ZECTも含める)や黒崎、ラッキークローバーについて知ってることがないか聞いてみたり、京ちゃんハウスに住む様に提案する



―――昼


◆自由行動


1、誰かと話す【>>63

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥・晴絵)

7、公園(智葉)

8、ユグドラシル(はやり・菫・桃子)

0、自由安価


◇安価2↓

0、自由安価【>>100


―――【須賀家:居間】


京太郎「そういや淡」

淡「ん、どうしたのお兄ちゃん? 泥なら食べようって誘われたら食べるよ?」

京太郎「やめろ、口に味が残りそうだ」

塞(返し方のクセ……)

淡「じゃあどしたの?」

京太郎「お前が戦った黒いカブト、あれってなんなんだ?」

淡「知らないけど」

京太郎「……些細なことでも良いぞ」

淡「?」

京太郎「まさか、なにもわかんないのか?」

淡「まったくもって」

京太郎「……そ、そっか」

淡「?」

京太郎「それじゃあスマートブレインのことはどうだ?」

淡「スマートブレインかぁ、ゼクトがあった10階には行ってたけどほとんど知らないや」

京太郎「え、えっとだな……」

淡「待機部屋が結構居心地良かったんだよね~」

京太郎「……わかった」

淡「?」

京太郎(なんとなく予想はしてたが、いやしかし……)

京太郎「他のゼクター所持者は?」

淡「お兄ちゃんとテルー」

京太郎「だよなぁ」

淡「それとすばら、じゃなくて煌」

京太郎「はいはい、花田花田……って煌さんか!?」

淡「うん!」

京太郎「ああ、そうか……なるほど、そりゃ良い」

淡「役にたった?」

京太郎「おう」

淡「!」パァッ


京太郎「あとこっちも一応聞きたかったんだけど、家はどうした?」

淡「ないよ?」

京太郎「……そっか」


別に珍しいことでもない

グローバルフリーズから一年

家や身寄りのない人間だって少なくはない


京太郎(智葉の、チームバロンだったかあそこがそういう子供ひきとってたな)

淡「私の今の家族はお兄ちゃんだけだからね!」

豊音「大星さんが新しい家族になっちゃうよ?」

淡「勝手にお兄ちゃんの家族にならないでよ!」

塞「いや、ポッと出の妹がなにを、ベテラン妹呼ぶよ!」クワッ

淡「なにそれ怖い!」

京太郎「えっとだな」


京太郎(聞いてみるか?)



◆同居人追加【淡】

1、住まわせる

2、チームバロンの拠点を紹介する

◇23時40分から集計開始



◆同居人追加【淡】

1、住まわせる

2、チームバロンの拠点を紹介する

◇2分間で安価1↓から集計

1、住まわせる


京太郎「うち、住むか?」

淡「……いいの!?」

京太郎「おう」

塞「ちょ、マジで!?」

京太郎「ダメですか?」

淡「え」シュン

塞「あ、そういうわけじゃないけどほら、巨乳は危険っていうか」ボソボソ

胡桃(塞だってあるんだから良いじゃん、あるんだから……)

塞「そ、その飛んだり跳ねたり抱き着いたりする巨乳だからなぁ」ボソボソ

葵(たまにそのぐらいにイチャついてるときあるじゃん)


塞「……」チラッ

淡「……」ウルウル

塞「……よ、ようこそ」

淡「!」パァッ

豊音「やったねエイちゃん、家族が増えるよ!」

エイスリン「!」ニコッ

葵「おいやめろ」


京太郎「なんつーか、今日からよろしく?」

淡「うん! えっと、さ、さえ? も、ありがとうっ!」ニコッ

塞「う、うん」

塞(大丈夫かなぁ……京太郎、巨乳に弱いからなぁ)



―――昼過ぎ


◆自由行動


1、誰かと話す【>>63

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥・晴絵)

7、公園(智葉)

8、ユグドラシル(はやり・菫・桃子)

0、自由安価


◇安価2↓

8、ユグドラシル(はやり・菫・桃子)


―――【ユグドラシル:研究室】


ガチャッ


京太郎「うっす」

はやり「いらっしゃ~い」

菫「昨日ぶりだな」フッ

桃子「まぁ無事でなによりっす」フッ

はやり「おもしろい情報も沢山取れたしありがたかったよホント」クスッ

京太郎「そりゃ掴まった甲斐があったもんで」

はやり「うんうん、ありがとうね!」ニコッ


苦笑する京太郎とニコニコと笑顔を浮かべるはやり

菫と桃子も苦笑を浮かべる

礼を言いに来ただけなのだが、一応世間話なんかはしようかなと思うも、なにも出てこない


はやり「そういえば、スマートブレインのこと、まだ世間一般じゃ知られないんだよねー」

京太郎「バラしても混乱を生むだけでしょうしね」

はやり「タイミングを見計らって、かな」クスッ

菫「変なタイミングやめてくださいよ?」

はやり「おもしろいタイミングは見計らうよそりゃ」アハハ

桃子「心配っす……あ、心配といえば須賀さんですけど」

京太郎「ん?」

桃子「えっと……ほらオルフェノクってことバレないようにしてくださいよなるべく」

京太郎「まぁ善処はするけど」

はやり「ホント、そこは気を付けてよ?」

京太郎「そこまで釘差してくるとは意外」

はやり「さすがに知り合いがなにかあると寝覚めが悪いからねー」

京太郎「敵にはバレてますけどね」

はやり「敵なら良いんだけど、バレて敵になった場合が嫌なんだよね」


珍しく顔をしかめる

そんな彼女の表情を見て、京太郎が眉をひそめた



はやり「まぁ早い話が、国の機関なんかは怖いよねってこと」

京太郎「どういうことっすか?」

はやり「個人だったら良いよ、仮面ライダーの一人や二人ならこっちで消してあげる」

桃子「物騒っすね、ていうか私たちじゃないっすか動くの」


はやり「ただね、生身の人間はむしろ厄介なんだよねぇ」

京太郎「……なるほど」

はやり「オルフェノクに変身しなきゃいけない状況事態が、そうそうないとは思うけどさ」

京太郎「必要になったら」

はやり「それでも隠れて、かな……大衆の前で変身したならすぐにこっちきて、保護するから」


そこまではやりに真剣に、真摯に言われるのは初めてだった

少しばかり戸惑いつつ、京太郎は複雑そうに頷く

桃子と菫を見ても、少し不思議そうだった


京太郎「あの、はやりさん……なんで」

はやり「あのさ」

京太郎「え?」

はやり「体の一辺まで切り刻まれて、培養されて、機械か人間かもわからない体になんてなりたくないでしょ?」

京太郎「……」

はやり「ま、そう言う可能性もあるよってはなしだね♪」



京太郎「……ま、ありがとうございます……で良いんですかこれ?」

はやり「ま、それだけそれだけ♪」

京太郎「それだけって、なんか経験ありそうな」

はやり「ないよないよ、私は楽しく人生送ってきましたよ~♪」

京太郎「そうっすか?」

はやり「そうそう、楽しい思い出ばっかあるよ~この胸の中に~」ギュッ

京太郎(よせてあげられるおっぱい……ああ、おっぱい)


菫(しかし、なんだ先ほどの感覚……嘘やらにしてはしっかりと熱を感じたが……)


◆System
・弘世菫の好感度が+10されました
・【弘世菫:140】



―――夕方


◆自由行動


1、誰かと話す【>>63

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥・晴絵)

7、公園(智葉)

8、チームバロン(ハオ・明華)

0、自由安価


◇安価2↓

8、チームバロン(ハオ・明華)


―――【チームバロン拠点】


京太郎(スプレーでロゴとか書いてそう)


そんなカラーギャングのようなものを思い出す

現在京太郎がいるのは、チームバロンの拠点の敷地内

歩いていた時に前に会った子供に見つかってそのまま入ることになってしまった


京太郎「……」


縁側に座る京太郎

すると、誰かが帰ってきたのか『ただいま』という声が聞こえる

そこで待っていると、奥からハオが現れた


京太郎「よう、上がらせてもらってたぞ」

ハオ「ええ……すみません、うちの子が」

京太郎「母親か」ケラケラ

ハオ「そういうつもりじゃないんですけど」クスッ

明華「あら、須賀君じゃないですか」

京太郎「ん、明華さん?」

明華「こんにちは、元気そうでなによりです」クスッ

京太郎「ええ、久しぶりです」

明華「久しぶり? ……あ、そうでしたね」

京太郎「?」



京太郎「てか同じ臨海だったんだからそりゃ知り合いだよなぁ」

ハオ「ええ、明華はたまにここにきてくれるんですよ」

京太郎「……てか思うんだけど」

ハオ「なんですか?」

京太郎「……いやなんでもない」


京太郎(男の子にその胸はあれだな、教育上非常によろしくないな)


ハオ「私としてもメグと私だけでは手に余るのでたまにでも助かります」フッ

明華「ちゃんとした施設といっても、満員で入れないなんてこともありますからね」

ハオ「ええ、どうにもならないのが現状ですから……智葉がこの家を置いて行ってくれたのはありがたいんですが」

京太郎「智葉さん、まぁ姐御って感じだし良いまとめ役だっただろ?」

ハオ「ええ」クスッ

明華「みんなしっかりついていきますからね、でもハオも最近はしっかりとリーダーというか姉代わりのような感じでできてますよ」

ハオ「そ、そうですか?」

明華「ええ」コクリ

京太郎「ハオがお姉ちゃんとかうらやましいな」ハハッ

ハオ「え、そ、そうですか?」

京太郎「おう」

京太郎(巨乳のお姉ちゃんとか憧れる……しかも義理)



京太郎「……うらやましい」

ハオ「そ、そんなに?」

明華「京太郎くんは一人っ子ですか?」

京太郎「ですね、妹みたいなのならいるんですけど……しかも二人」

明華「でも良いですね、そういうの」フフッ

京太郎「ポンコツですけどね」

ハオ「うちのネリーには負けますよ」

明華「……ポンコツというか、守銭奴?」

京太郎「なんつーか、因果なもんっすね」


京太郎(咲に淡にネリー=ヴィルサラーゼ……これで穏乃もいたら完璧だったな)


明華「もう夕方ですね、晩御飯はこちらで?」

ハオ「せっかくですし二人共どうですか?」

京太郎「ん、良いならいただくけど……智葉さん呼んでみるか?」

ハオ「良いですよ、気が向いた時にふらっと返ってくるんで」

京太郎「……ダメ亭主みたいだな」

ハオ「あ~」

明華「……っ~」プルプル

京太郎「なんかツボってる」

明華「す、すみませっ……~」プルプル

京太郎「あながち俺は間男的な」

明華「ッ~~~!」ダンダンダン

京太郎(そんなおもしろいか?)


ハオ「なんていうか、私と智葉と須賀君が凄い爛れた関係に見えるんでやめましょう」

京太郎「ですね、明華さん大丈夫っすか~?」

明華「お、お腹がつりましたっ……」


◆System
・【ハオ・ホェイユー】の好感度が+10されました
・【郝慧宇:95】



今回はここまでー

実はこの京ちゃん、その気になれば義理の姉(巨乳)が簡単にできる立場にあるという
まぁ家に帰れば女の子(巨乳)がいるけど
前までと同じく日常パートは通りゆるいギャグとかまぜつつ

本編開始までもうちょっとあるよ!

そんじゃまた明日も再開するよ~

>>163
もしそうだとしたら、メグとはまだ会えないしガイトさんはキャップまで行ったから、今後はネリーと会った方がいいのかな?

それとイッチに質問
知り合いの中に揺杏、爽、すこやんがいないけど、この三人と会うのは無理なの?


ライダーは助け合いでしょ!(再開するよー)

自由行動からってことでー
二週目やるかどうか悩むなぁ

(ありがとでーす、再開!


―――夜


◆自由行動


1、誰かと話す【>>63

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥・晴絵)

7、公園(智葉)

8、自宅(淡・塞)

0、自由安価


◇安価2↓

うわ、ゾロ出てる(トオイメ)

【ゾロ目 特殊】


◆誰と会う?

1、龍門渕透華
2、岡橋初瀬
3、白築耕介
4、門矢士
5、鳴滝

ゾロ目 ??????

◇安価1↓から3↓まででコンマが高かった者



◆System

・特殊状態により【白築耕介】と直接会うことはできません

・後に【イベント】が発生します



―――【夜:公園】


京太郎「ん?」


公園のベンチに見知った影を見つける

片手を上げると、そちらも京太郎に気づき片手を上げた

近づいて、自販機で飲み物を買うと隣に座る


咲「京ちゃん」フッ

京太郎「どうしたこんなとこで」

咲「色々、あってさ」

京太郎「色々、ねぇ……」

咲「……まぁ、京ちゃんなら良いか」

京太郎「なにがだよ?」

咲「バトルファイトのことは、知ってるよね?」

京太郎「ああ、嶋さんに聞いたけど」

咲「白築耕介さん……アンデッドだったんだ」

京太郎「……そっか」

咲「うん、そうだったの」

…ん?イベントってこれか?

>>197 イベントとは別っす。イベントの方は後にリチャと会えるのが


咲「ジョーカーって呼ばれるアンデッド」

京太郎「始祖じゃ、なかったか?」

咲「その、ジョーカーの力で“ヒューマンアンデッド”に変身した姿なんだよね」

京太郎「なるほど、俺達の始祖の姿に変身して……つまりライダーになる時ってのも」

咲「うん、あれはハートのエース……マンティスアンデッドの姿」

京太郎「……なるほど、ね」

咲「なんていうか、色々あって、さ」

京太郎「バトルファイトで最後に生き残ったのがジョーカーの場合……どうなる?」

咲「どの種の祖でもないジョーカーアンデッドが勝利した場合、すべての種が滅ぶ……らしいよ」

京太郎「なんだ、それ」

咲「そういうものなんだって……」

京太郎「で、お前はどうするんだ?」

咲「私は……信じるよ、彼のこと」

京太郎「……そっか」ポン

咲「そのために戦う……たとえ、人間が相手でも」

京太郎「……」

咲「でも、聞いてもらって少しすっきりしたかも」ニッ

京太郎「そりゃなによりだ」フッ



―――朝


◆自由行動


1、誰かと話す【>>63

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥・晴絵)

7、公園(智葉)

8、自宅(淡・塞)

0、自由安価


◇安価2↓

7、公園(智葉)


―――朝【公園】


京太郎「あれ、智葉さん」

智葉「京太郎……」


彼女も、自分の正体について知っている仮面ライダーの一人だ

仮面ライダーと呼んで良いのかわからないのだが、良いのだろう

平和を守るために、戦うのだから


京太郎「昨日、チームバロンとこ行きましたよ」

智葉「……あいつら」

京太郎「はい?」

智葉「あいつらは、元気にしてたか?」

京太郎「気になるなら見に行けば良いじゃないっすか、たまに帰るんでしょ?」

智葉「そうだが、頻繁に帰るのもな……」

京太郎「なんで出てったんですか」

智葉「夜にでかけたり必要だろう、こんな世の中だ……瑞原に借りを作ったせいで色々と仕事もあるからな」

京太郎「……人のために戦ってるんですね」

智葉「私は私のために戦うだけだ……強さのために」ググッ



京太郎「強さ、ですか……」

智葉「弱ければすべてを奪われるだけ……」

京太郎「……ま、否定はしませんけどね」


だからこそ、はやりを頼ったのだろう

そして戦極ドライバー、今はゲネシスドライバーを受け取っている

はやりからの仕事もこなして、それでも力が欲しかった


京太郎「人間の自由のために戦う、か」

智葉「なに?」

京太郎「いや、強さを極めた先に、なにがあるんですか?」

智葉「……自由だ」グッ


拳を握りしめて、智葉が呟く

妙な感覚を感じた

気高さ、というものを感じる


京太郎(どことなく、ハートを思い出すな……)

智葉「……仕事の途中だ。そろそろ行く」

京太郎「ああ、すみません時間取らせて」

智葉「気にするな……いずれ、な」フッ


◆System
・攻撃が【+2】されました



―――昼前


◆自由行動


1、誰かと話す【>>63

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥・晴絵)

7、公園(智葉)

8、自宅(淡・塞)

0、自由安価


◇安価2↓

あれ?
イッチ、7がガイトさんのままになってるんだけど

>>165
返そうと思ってて忘れてた
その三人、会えます。イッチが入れるの忘れてた

>>219
ミスったぁ

1、誰かと話す【高鴨穏乃】


―――【道端】


京太郎「ん、穏乃か」


歩いていると、見知った少女を見かけた

そちらも京太郎へと気づいたのか片手を上げてくる

隣にはもちろんアンクもいた


京太郎「いつも一緒だな」

穏乃「まぁ財布は私が握ってるしね」

アンク「アイスを買わせる必要があるからな」

京太郎「お前はまた……」

穏乃「岡橋さんには見せられないね」

京太郎「ていうか小走さんは大丈夫なのか?」

アンク「俺が憑いてる限りはな」ハッ

京太郎「なるほど、ねぇ……」

穏乃「そういえば京太郎は大丈夫?」

京太郎「どの心配かわからないけど大丈夫さ」

穏乃「そっか……そういえばさ」

京太郎「ん?」

穏乃「私たち仮面ライダーは事情とか無事帰ってきたこととかはしっかりわかってるんだけどさ」

京太郎「おう」

穏乃「宥さんに会いに行きなよ?」

京太郎「ああ~……わかってる」

穏乃「それと灼さんにも」

京太郎「お前は母ちゃんか」

穏乃「ちゃ、茶化さないでよ」

京太郎「わかってるよ」フッ



穏乃「でもホント、頼むよ京太郎」

京太郎「……おう」


突然、真面目な表情になった穏乃に京太郎も真面目なトーンで返す

アンクだけがいまいちわかっていない様子でアイスを食べる

京太郎は穏乃の眼を真っ直ぐに見た


穏乃「京太郎……こっち来てから沢山の人と仲良くなったみたいだしさ」

京太郎「まぁ、そうだけど」

穏乃「京太郎の命だって、もう京太郎だけのものじゃないってことだよ」

京太郎「……おう」

穏乃「わかったならよし!」コクリ

京太郎「なんつーか、ありがとな」フッ

穏乃「うん、まぁ気にしないで……仲間だし」ニッ

京太郎「……おう」ポン


◆System
・アンクの好感度が+10されました
・【アンク:90】


―――昼【ファミレス】


京太郎(部長、突然呼びだしてどうしたんだ)


呼び出しを受けて待ち合わせ場所だったファミレスへとやってくる

デートと言う感じでもなかった

店員に待ち合わせと伝えるとその席へと案内される


京太郎「……へ?」

久「はろー」

咲「えっと、昨日ぶり」アハハ…

京太郎「……ああ、そういえば来るとか言ってたっけ」


優希「そういうことだじぇ!」

まこ「久しぶりじゃの、京太郎」フッ



優希に腕を引っ張られて隣に座る

嬉しそうに笑う優希につられて笑みを浮かべるとその頭を軽く撫でた

目をつむってくすぐったそうにする優希を見てから、手を降ろす


京太郎「さて、久しぶりですね」

優希「のどちゃんが忙しいらしくてこれないのは残念だじぇ」

京太郎「そうだなぁ」

優希「京太郎の大好きなおっぱい」

京太郎「まったくだ」

まこ「まったく隠さんな」ジトー

京太郎「今更隠してもしょうがないじゃないですか」

まこ「そうじゃが……」チラッ

久「……」ジトー

咲「太ってるだけだよ」

京太郎「……」

優希「清澄は胸囲の格差が凄いじぇ」

咲「まったくだよ!」

久「私は普通ぐらいでしょ!」

まこ「その分個性がないな」

久「!?」


叫ぶような表情を浮かべる。無言で


優希「この身長な分、ゆーきちゃんの方がお得だじぇ京太郎」

京太郎「どういうことだよ」

優希「もう、言わせないでダーリン」

京太郎「なに言ってんだこいつ」

咲「ずいぶん仲良くなったね」

京太郎「そうか? 元々じゃないか?」

咲「そうかなぁ?」



まこ「そういえば京太郎、うちに忘れ物してったぞ」

京太郎「え、まじっすか?」

久「え、京太郎くんってまこの家言ったことあるの?」

京太郎「ああ、まぁあれのあとに何度か」

優希「結構な頻度で来てたじぇ」

京太郎「……まぁな」

咲(知らない間にそんなことが……)

京太郎「そういや本って」

優希「うん、京太郎がハマってた星の」

京太郎「ああ、そっか……あったなそういや」ハハッ

咲「案外ロマンチックなものにはまってたんだね」

京太郎「そういやなんでだっけか……まぁなんでも良いけど」

まこ「本、持ってきた方が良かったんか?」

京太郎「いや、母さんに会ったりしたら渡しといてください……今度送ってもらうんで」ハハッ

まこ「なるほどのぅ、そんじゃお母さんに渡しとくわ」

久「え、待って須賀君のお母さんと顔見知りなの?」

まこ「まぁ……」

優希「結構お世話になったじぇ」

久(なんてこと、ここにきてとんだ置いてけぼりじゃない!?)

咲(おばさん、元気かなぁ)

京太郎「そういや二人はどうすんだ?」

優希「泊まるとこ?」

京太郎「おう」

優希「京太郎の家!」

京太郎「む、無理だな」

まこ「じゃろうな、ホテル予約しとるけぇ」

京太郎「ああ、そっか」

優希「まぁ近いからいつでも会えるじぇだーりん♪」

京太郎「はいはい」ナデナデ

優希「いつまで経っても子供扱いだじぇ」ジトー

京太郎「許せ」ハハッ



【第24話<星を見た日>】



◆知り合い

【白望・塞・胡桃・エイスリン・豊音・葵】
【良子・裕子・洋榎・絹恵・悠彗】
【宥・玄・灼・晴絵・霞】
【穏乃・ネリー】
【美穂子・ゆみ・桃子・菫・智葉・ハオ・はやり】
【咲・久・一太】
【和・一・佳織・智美・憧・照・淡・煌・竜華・怜・もこ】
【真佑子・恭子・郁乃・明華・爽・由暉子・淡・成香】
【健夜】


今回はここまでー

次の再開は3、4日開けると思うよー

今回は一体誰のなんの話でしょう的な
まこと優希との会話もできるけどリストには乗せてないのは仕様っす
リチャが出せないのは現状仕方ないってことで、でもそろそろ戻ってくるよ!

そんじゃなにかありゃ答えるんでお気軽にー


次の再開は水曜日になるよー

よろしくでーす



三速!(再開するよーん)

3DSのfirst出るのね……すんごい


ありがとー

ぼちぼち再開してくよーん


―――昼過ぎ


◆自由行動


1、誰かと話す【>>244

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥・晴絵)

7、図書館(灼)

8、自宅(淡・塞)

0、自由安価


◇安価2↓

1、誰かと話す【小鍛治健夜】


―――【公園】


ベンチに座っている京太郎

静かにコーヒーを飲む京太郎の前に、誰かが立つ

足元だけを見て女性と判別してから顔を見上げる


京太郎「小鍛治さん……」

健夜「久しぶりだね須賀君……」

京太郎「はい」フッ

健夜「その顔だと悩みはもう消えた……わけじゃないにしろマシになったとみて良いのかな?」

京太郎「ええ、まぁ……」フッ

健夜「それはなによりだよ、須賀京太郎くん……いや、ファイズ」

京太郎「……」スッ



健夜「警戒しなくて良いってば」アハハ

京太郎「とは言いますけどね……このベルト、案外人気なもんで」

健夜「オルフェノクたちの中では、ね……私には関係ないよ。私の敵にも」

京太郎「?」

健夜「迷惑者っていうか、なんていうか」アハハ

京太郎「……どういうこと、ですか?」

健夜「まぁ色々あるんだよ。君がオルフェノクやイマジンと戦ってるみたいにね」

京太郎「……忙しいですね」

健夜「まぁ仮面ライダーの運命だよ」


その言葉に、やはり京太郎は苦笑を浮かべた

苦虫を噛み潰す京太郎

それに反して、健夜は楽しそうに笑う

苦悩を理解してかしてまいか……


京太郎「俺は仮面ライダーなんて柄じゃない」

健夜「そうかな?」

京太郎「人間の自由なんかには興味ない」

健夜「……そっか」フッ

京太郎「その点じゃ、オルフェノクたちと一緒だ」

健夜「……まぁ、その点だけなら、ね」

京太郎「幻滅しました?」

健夜「ううん、それもまた道だよ」

京太郎「そう、ですか」

健夜「そうそう、それじゃ私はこれで……また会おうね」フリフリ

京太郎「はい」フッ


◆System
・小鍛治健夜の好感度が+10されました
・【小鍛治健夜:70】




―――夕方


◆自由行動


1、誰かと話す【>>244

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥・晴絵)

7、図書館(灼)

8、自宅(淡・塞)

0、自由安価


◇安価2↓

6、松実館(宥・晴絵)


―――【松実館】


カランカラン


宥「いらっしゃぁい」

京太郎「ども」ペコ

宥「うん、なんだか久しぶりだねぇ」ニコッ

京太郎「はい」フッ


笑顔を浮かべる宥に微笑で返した京太郎がカウンター席に座る

そこにいた“赤土晴絵”の隣に……


晴絵「イチャイチャと……」

京太郎「お前にも世話になったな」

晴絵「なんかしたっけ?」

京太郎「まぁ放っておいてくれたってことだ」

晴絵「……そ」

宥「京太郎くん、元気になったんだね」

京太郎「ま、みんなのおかげで」フッ

宥「そっか……」

宥(みんなの中に、私は入ってるのかな……?)



晴絵「ま、なんつーか罪な男だよね須賀って」

京太郎「はぁ?」

晴絵「ま、そのままの意味だよ……ねぇ?」クスッ

宥「うぅっ、そ、それ以上は言わないでよぉ赤土さぁん」

京太郎(そういや宥さんも、赤土晴絵に対しての記憶はないんだよな……)


あの夏、阿知賀女学院と清澄高校、そして白糸台と臨海、四校の戦いを思い出す

忘れるわけもない熱く激しい闘牌

手に汗握り、彼女たちと同じ場所に行きたいと願い、隣でいたいと願って……


京太郎「……」

宥「どうしたの?」

京太郎「いや、ちょっとした願い事があったんですよ昔」

宥「憧ちゃんところ行く?」

京太郎「他力本願でもしょうがないっすからね」ハハッ

晴絵「星に願う?」クスッ

京太郎「だから、他力本願じゃねぇか」

晴絵「願掛けだよ、良いじゃん……異性と一緒に星を見に行くとかさ」

京太郎「……案外、ロマンチストなんだな」フッ

晴絵「……ほっといて」フイッ


顔をそむける晴絵

その耳が赤いのを見て、京太郎が笑う

そんな二人を見て、宥もまた笑みを浮かべた



宥「星、かぁ……なんだか昔教えてもらった気がする。ちょっとだけ」

晴絵「……」

京太郎「へぇ、そりゃまた誰に?」

宥「誰だったっけ……」クスッ


そんな言葉と共に笑う宥

京太郎も笑みを浮かべつつ頷く

静かに晴絵も笑みを浮かべた


京太郎「それじゃあさ」

晴絵「ん?」

京太郎「見に行こうぜ、今度……赤土好きだろ、星」

晴絵「……そうだね、今度……ね」フッ


◆System
・【防御】が+2されました



―――夜


◆自由行動


1、誰かと話す【>>244

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、河川敷(玄)

7、公園(灼)

8、自宅(淡・塞)

0、自由安価


◇安価2↓

7、公園(灼)


―――【公園】
 

京太郎「そろそろ帰るか……」


須賀家に住んでいる八人、ベルトを持っているのは四人

豊音とエイスリンの二人がどうしても『夜にパトロール』ということを譲らなかった

故に京太郎も参加せざるをえなかった


京太郎(ま、夏の夜に外でコーヒー飲むのは嫌いじゃないしな)

灼「京太郎?」

京太郎「ん、久しぶり……です」フッ

灼「っ」


グッと拳を握りしめる

その表情は、嬉しそうな、だがどこか悔しそうでもあった

笑みを浮かべる京太郎が、ベンチに座って隣を叩く


灼「……うん」コクリ

京太郎「ま、こんな男で悪いんですが」フッ

灼「十二分」クスッ



隣に座る灼

二人で静かに飲み物を飲む

星を見上げていると、灼が空を指差す


灼「……あれが、白鳥座で」


スッと指を差して隣の京太郎に語りかける

笑みを浮かべて空を見上げる京太郎

灼の指がスッと動く


灼「あれが、こと座であっちがわし座、その中の光が強い三つの星が」

京太郎「デネブ、ベガ、アルタイル……夏の大三角形って奴ですね」

灼「星、詳しいの?」

京太郎「詳しくはないですよ全然」

灼「そっか、いつだったか教えてもらった気がするんだよね……」

京太郎「そうですか」フッ

灼「……叶いますように」

京太郎「星に願ってどうするんですか」

灼「願掛けみたいなものだと思」

京太郎「……そっすか」フッ

灼「京太郎、悩みはもう大丈夫なの?」

京太郎「ま、見ての通り」フッ



灼「私は、役に立てたかな?」

京太郎「え?」

灼「京太郎の……」

京太郎「灼さん」

灼「……ん?」


ポン、と京太郎の手が灼の頭に軽く乗る

そしてゆっくりと灼の頭を撫でていく

優しい手つきで、灼の頭を撫でる京太郎


京太郎「……ありがとうございます。助かりました灼さん」

灼「……うん」コクリ

   /.:::::/::::::::::::/  |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::ヽ
   .:::.:::/::::::::::::::|  |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::.
  , :::;:::::::::::/::::|  |::::|:|:::::::::::::: ハ:::::::::::::|::::::::::::::::::::::.

    ::|::::::::/|::/||  |:: |:|:::::::::::::::|| :::::::::|::::::::::|:::::::::::.
    ..|::|::::||斗─┼ |:|::::|:::::::: |┼── 、 :::: |   |
  イ :::|::|::::|| |   ::::|:|::::|:::::::: | \:::::::| |:::::::|:::::::::::
 .:::::::: |::|::::|| ___::|:|:从:::::::::| __\ | |:::::;::::::::::::::

 ::::::::: |∧::| ,ィ示笊テト    ̄ ,イ示笊k、L/:::::::::::::::.

|:::::::::::::::ト{({ |i::::::::::::l       |i::::::::::l| })/{::::::::::::::::::
   :::::::::::: :.ヽつトイソ       つトイソ / |:::::::|:::::::::.
| ::|::::::::| :.  , , , ,    ,    , , , , .:  |:::::::|::|:::::|
| ::| ::::::ト.._}                _ ノ|:::::::|::|:::::
| ::|::::::::|::::八      、   ,     八:::::|:::::::|::|:::::
| | :|::::::::|::::::::::>.          <::::::| :::|:::::::|::|/リ

.乂{\:::::Nr-───≧ ..   .. イ─ ─└/j:::::/ノ
     ̄     丿 |   ̄   |/\
         /  \_   _/   \
        イ    /^ ヽ/ ^\    ト
     ´   |   ∧   7   ∧    |   `
/        .|  /\\   .//\  |     \

◆System
・【運】が+2されました



―――朝


◆自由行動


1、誰かと話す【>>244

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、河川敷(玄)

7、公園(灼)

8、自宅(淡・塞)

0、自由安価


◇安価2↓

5、自宅【姉帯豊音】


◆どこにいる?


1、居間

2、書斎

ゾロ目 ????


◇安価1↓

1、居間


―――【須賀家:居間】


京太郎「ん……」


座ってテレビを見ている京太郎

胡坐をかいているその足の間にはカピー

丸くなって眠っているその背中を撫でつつワイドショーを見る


豊音「あ、京ちゃんおうちにいたんだっ」

京太郎「ああ、まぁ」フッ

豊音「カピー可愛いねー、寝てるなんて珍しい」

京太郎「そうですか?」

豊音「うん、京ちゃんの近くにいる時ぐらいじゃないかなー?」

京太郎「そうですか?」

豊音「うんっ」


そう言って近寄る豊音

そっと四つん這いになってカピーへと手を伸ばして撫でる

京太郎の股の間にいるカピーが撫でられる度に揺れた


京太郎(う、ううむこれ……なんかこう、あれだな……)

豊音「えへへ、ぴくぴくしてるねっ」

京太郎「そ、その豊音さん、そっちにやります?」

豊音「ううん、動かすと起きちゃうかもだからね」

京太郎「なんつーかむしろ起きそうっていうか」

豊音「え?」

京太郎「いいえなんでも」メソラシ



豊音「えへへ~」ナデナデ

京太郎「……」

豊音「改めてみると大きいね」

京太郎「そ、そうですか?」

豊音「うんっ♪」ニコッ

京太郎(穢れのないこの笑顔……だがその手の位置はヤバい、カピーいるからあれだけど)


ガラッ


葵「ねぇ、このあと松実館に……」

京太郎「あ」

豊音「えへへ、かわい~」ナデナデ


止まる。京太郎と葵が

カピーに夢中な豊音は気づかない

葵の位置からでは四つん這いになった豊音が京太郎の股に手を伸ばしているようにしか見えないだろう


京太郎「これはちがっ」

葵「ごめん、外行くね」

京太郎「違うって!」

豊音「ひゃっ、ど、どうしたのっ?」

京太郎「い、いや色々と誤解がっ」

カピー「カピ」ウルサイナ

京太郎(こいつ……!)


◆System
・姉帯豊音の好感度が+15されました
・【姉帯豊音:115】



◆イベント

01~49 ????

50~98 ????

ゾロ目 ??

◇安価1↓

【????】


―――【道端】


外に出た京太郎は目的地を特に考えるでもなく歩く

とりあえずそのまま真っ直ぐ行けば松実館

図書館なんかに行っても良かったかもしれないなんて思いつつ歩く


京太郎(さすがに平日の昼間ともなれば人通りがそれほど多くもないか)


そんなことを思って歩いていると、ふと何か敵意を感じる

素早く後ろへと跳ぶその瞬間―――


ドガッ


激しい音と共に京太郎が居た場所のアスファルトの地面が砕かれる

後ろへと跳んだ京太郎が両足をついて着地、そして地面を砕いた“敵”を見据えた

そこにいるのは赤い怪人、容姿から見てタコ


京太郎「オルフェノクでも、ロイミュードでもない……イマジンか!」

???????「チッ、面倒な契約させやがって……!」

京太郎「契約、やっぱりイマジン……ていうか契約、俺を殺すことが?」


タコのイマジンこと『オクトイマジン』

素早くベルトを装着しファイズフォンを開く


京太郎「ま、面倒なのはお互い様だ」

オクトイマジン「まったくだ!」


そう言ってオクトイマジンが左腕を振るう

触手のような左腕が伸びて京太郎の手にあるファイズフォンを払った

舌打ちをする京太郎がオルフェノクへと変身しようとする



オクトイマジン「なに?」

??「せぇいっ!」

オクトイマジン「!?」


その瞬間、オクトイマジンが背後から蹴り飛ばされる

地面を転がるもすぐに起き上がるオクトイマジン

そんな怪人を蹴り飛ばしたのは―――


京太郎「赤土!」

晴絵D「須賀、大丈夫か!?」

京太郎「デネブか!」


長い髪と緑色のメッシュ

晴絵が仁王立ちして腕を組む

オクトイマジンが静かに後ろに下がる


オクトイマジン「ゼロノスまで相手となっちゃ面倒だ……」


それだけ言うと、左腕の触手を伸ばしてビルの上へと逃げていく

今更追っても間に合わないだろうと、京太郎は落としたファイズフォンを拾う

ベルトも外してアタッシュケースに入れると晴絵の方を見る


京太郎「ありがとなデネブ」

晴絵D「晴絵が大急ぎで走って来たからギリギリ間に合」


瞬間、晴絵が揺れた


晴絵「って、余計なことばっかり言って!」

京太郎「赤土もありがとな」

晴絵「……別に」フッ

京太郎「……にしても」


狙いは自分、だが言えば赤土晴絵は必死に戦ってくれるだろう

だがそれではマズイ

逆に彼女を全力で戦わせるわけにはいかない


京太郎(……こいつ、頑固そうだし、良い意味で)

晴絵「……なに、じっとみて?」

京太郎「なんでもない、とりあえずイマジンが強襲してきたわけだしお前も気を付けてな」

晴絵「言われなくてもわかってるよ」

京太郎「なら結構」フッ

普通にレジェンドが相手だったのか。なんかいろいろと期待しすぎたか

ちなみにイッチ、もう片方の方はどうなっていたの?

>>326 実はまだ結果出てなかったり


―――昼


◆自由行動


1、誰かと話す【>>244

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(玄)

7、チームバロン(ハオ・メグ)

8、自宅(淡・塞)

0、自由安価


◇安価2↓

【ゾロ目 特殊】



◆誰と会う?

1、ハオ&メグ&明華
2、揺杏&誓子
3、神代小蒔
4、門矢士
5、鳴滝

ゾロ目 ??????

◇安価1↓から3↓まででコンマが高かった者

1、ハオ&メグ&明華


―――【チームバロン】


大きな家というか屋敷にやってくる京太郎

それもこれもハオから昼食を一緒にどうかというメールが届いたからだ

だが京太郎としてはハオのような少女にそんな誘いをされて断ることもできない。否、しない

インターホンを押してから待っていると扉が開いた


ハオ「ああ、いらっしゃい京太郎」フッ

京太郎「おう」


周りには少ない同い年の相手に軽く挨拶をして屋敷内へと入る

敷地内に入ってから家へと歩き玄関を開けて中に……

だがそこで一つ疑問が浮かんだ


ハオ「今日は平日ですから」

京太郎「ああ、学校……あれ、通えるんですか?」

ハオ「色々と孤児に対する対策も進んでますからね、どうにかなってるんですよ」


そう言うハオについていき居間へと入る

そこには明華と、背の高い女性がいた

いや、だが京太郎の記憶にその女性は存在している


京太郎「えっと、確か和とやりあってた……メガンダヴァンさん」

メグ「こんにちはデスね、須賀京太郎、お噂はかねがね聞いてマス」フッ

明華「いらっしゃい♪」



四人がテーブルを囲むように座る

子供たちと食べる時のテーブルとは別らしく四人で丁度いいぐらいだ

そうしてみると、このチームバロンというのもしっかりしている

そんなことを考えつつ、用意された昼食を食べる


京太郎「おお、おいしい」

ハオ「お口に合ったようでなによりです」ニコッ

京太郎「おう、シチューってのは意外だったけど」

ハオ「子供たちが食べたいって言っていて……ほら、粉を混ぜたりするでしょう? 少し心配だったので」

メグ「実験台というわけデス!」

ハオ「試食と言ってください」ジト

京太郎「まぁ全然問題ないっていうか、子供たちがうらやましい勢いのうまさ」

明華「ですよね、ハオは料理上手なんですから安心して作ってあげても良いと思うんですけど……今までだって料理してきたわけですし」

ハオ「そ、それでも子供たちに作るのは初めてだったので……少し心配にもなります」ハァ

京太郎「いやぁ、良いお母さんになりそうですね」

ハオ「そ、そうですか?」カァッ

明華「むぅ……」

メグ「ほうほう、ナルホド……」



京太郎「毎日食べてる子供たちがうらやましいぐらいっす」

ハオ「あ、あまりその、ほ、褒められるとその……は、恥ずかしい、です」カァッ

京太郎「あ、すんません」アハハ

京太郎(いやぁ、家だとコート脱いでるしこう、脇が良い脇が……そしておっぱい)

明華「私も料理は得意なので、その……今度、ごちそうしましょうか?」

京太郎「え、ほんとですか? そりゃ嬉しいなぁ」アハハ

明華「ほ、本当ですか!」パァッ

京太郎「え、はい」コクリ

明華「約束ですからね? デートもしてくれないし」ジトー

京太郎「う、す、すんません」

ハオ「で、デート!?」

明華「はい、約束しましたから」フフッ

京太郎「まぁ……」

ハオ「そ、そうですか……」カァッ


メグ「これは……Hey京太郎!」

京太郎「え、はい」

メグ「私のことはメグと」

京太郎「え、メグさんで良いんですか?」

メグ「ええ、ファミリー候補なので」HAHAHA

京太郎「?」



―――【チームバロン屋敷:玄関】


京太郎「そんじゃ昼御飯ありがとうございました」

ハオ「いえ、いつでも来てください」ニコッ

京太郎「それじゃお言葉に甘えて、また来ます」フッ

明華「京太郎くん、それではまた」ニコッ

京太郎「はい、それにメグさんも」

メグ「ええ、貴方には期待してマスよ!」ニコニコ

京太郎「?」

メグ「もちろん明華かハオのどちらかとくっつ」

ハオ「うわぁぁっ!?」

明華「なにを言ってるんですかメグ!?」


メグ「HAHAHA! 今度ラーメンでも食べに行きましょう!」グッ

京太郎「は、はぁ……」

ハオ「それではまた!」

明華「いつでも連絡くださいね!」

京太郎「う、うっす」


◆System
・【メガンダヴァン】の初期好感度は【70】になりました
・【ハオ・ホェイユー】の好感度が+15されました
・【郝慧宇:110】



今回はここまでー

次回はストーリー進行ぐらいで上手くいけば戦闘かもー

ちなみに宥と灼と会ったんでマイナスフラグが消えたりとか

そんじゃなにかありゃお気軽にー


次は日曜に再開するよー

ちなみに新規ライダー(ストーリー)参戦の場合は安価出るよー
つまりウィザードの参戦もする場合はその前に安価が出るっつーことです

そんじゃ日曜にー


三速!(再開するよー)

人おりますかいのー?

上手く進めるとMOVIE大戦とか発生したり
やるかどうかは選択肢次第ですが

俺の占いが・・・やっと・・・外れる・・・(いますぜ!)


そんじゃ再開してくよーん

>>377
手塚ァァァッ!



―――昼過ぎ


◆自由行動


1、誰かと話す【>>244

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(玄)

7、公園(優希・まこ)

8、自宅(淡・塞)

0、自由安価


◇安価2↓

8、自宅(淡・塞)


◆どっちで?

1、居間

2、書斎

◇安価1↓

(ゾロ目を出すのはニャメロンっ!


2、書斎【ゾロ目 ボーナス】


―――【自宅:書斎】


本棚を調べる京太郎

なんだかわけのわからない仕掛け

本を正しい場所に戻して本棚が移動、そして別の本棚が現れる


京太郎「何考えてんだか」


だがそれ以上はなにも見つからない

本を一冊一冊、確かめてみるがそれ以上が見つからない

新たな資料もない


淡「お兄ちゃん!」バッ

京太郎「うおっ!?」


後ろから誰かが抱き着く驚きつつ、背中に感じる二つの感触に酔う

にやけそうになる口元を引き締めつつ、持っていた本を本棚にしまった


京太郎「離れろバカ、てかお前本汚しそうなんだが」

淡「大丈夫だよぉ、お兄ちゃん……」ギュゥッ

京太郎「たく」ハァ

淡「わかったよぉ」


離れる淡

名残惜しくも、京太郎は振り返る

地獄スタイルの淡に、頭が痛くなった


京太郎「どうしたお前」

淡「お兄ちゃんと一緒にいたいなぁって」エヘヘ

京太郎「お、おう」



そう返事をしながら、本をしまう

淡が沢山の本をみながら「ほえ~」と声をあげた

首をかしげる京太郎


淡「頭良さそうだねー」

京太郎「頭悪そうな発言だな」

淡「ええ~……」


うなだれつつ淡が本を見る

そして下の方にある本に興味を示した


淡「ねぇお兄ちゃん」

京太郎「ん?」

淡「この本、なんだか一冊だけ凄いボロボロなんだけど」

京太郎「本当だな、上の方から見てたから気づかなかった」


そう言ってその本を取り出して開く

そして、目を見開く


京太郎「本の中に、スイッチが?」

淡「え、頭の中に爆弾が?」

京太郎「ちょっと黙ってろ」

淡「あわっ!?」ガーン



京太郎「……押すか? 押さないか……」ムムム

淡「押すの?」

ガチャッ

塞「コーヒー淹れてきたよ」

京太郎「ああ、塞さん、テーブルに置いといてください」

塞「うん、にしても淡がここにいるなんて珍しいね」コトッ


テーブルの上にコーヒーを置いて、塞が京太郎と淡に近づく

その手の本の中にあったスイッチ

明らかになにか重要な意味がありそうな赤く大きなボタンが埋め込まれている


淡「押すの?」

京太郎「どうするか……」

塞「押して爆発とかないよね?」

京太郎「たぶん……いや、こわい」

塞「確かに……」

淡「いいや限界だ! 押すね!」ポチッ

京太郎「あ」

塞「おばかっ!」ポカッ

淡「あうっ!」



ゴゴゴゴ


京太郎「なんだ!」

塞「ほらぁ、このおばか!」

淡「ばかって言わないでよ! 地獄だよ!」

京太郎「お前黙ってろ!」

淡「」ガーン


瞬間、目の前の本棚が後ろに下がって、横にスライドする

そこには壁、普通の壁に……小さな金庫のようなものが埋め込まれていた

近寄る京太郎が、その4桁のダイヤル式の扉を見る


塞「お、おお……」

淡「カギだ」

塞「ねぇ京太郎、わかる?」

京太郎「……いや、なんつーか、たぶん、わかるんですけど……その……」

淡「ねぇお兄ちゃん早く開けてよ」

京太郎「……」


そして、ダイヤルを回転させる

迷いなく、数字を合わせるとガチャリと音が鳴った


塞「おおー」

淡「さすおに!」

京太郎「あのバカ親父……」カァッ

―――0202



置いてあった金庫に入っているのは、前に見つけた注射器と同じモノ

中身の液体がどうかは知らないが同じように見える

そしてもう一つ


京太郎「ベルトだ……」

淡「見たことないタイプだね」

塞「お義父さんってなに者だったの?」

京太郎「さぁ……」


二つのグリップがついたベルト

そしてもう一つ、銀色の腕輪

内側には大量の針がついている


塞「なにこれ、拷問器具?」

京太郎「そんな趣味無かったとは思いたいですけど……それと」


資料があった

今までのものとはまた違う

そんな雰囲気を感じた


淡「凄いね京太郎のお父さん!」

塞「だね」クスッ

京太郎「凄いっつーか……怪しい」



塞「でも、あれだね」

京太郎「ん?」

塞「お義父さん、京太郎のこと好きだね」

京太郎「……」

淡「え、なんで?」

塞「ほら、ダイヤルが京太郎の誕生日だったから」

京太郎「なんで知ってんですか!?」

塞「カレンダーの2月2日に赤い丸で京太郎の誕生日って書いて」

京太郎「……」カァッ

淡「お兄ちゃん、プレゼント期待しててね!」

京太郎「凄い恥ずかしい」

塞「珍しいね、そんな顔してるの」クスッ

京太郎「うっさい」


◆System
・【臼沢塞】の好感度が+10されました
・【臼沢塞:170】
・【大星淡】の好感度が+50されました
・【大星淡:110】



―――夕方


◆自由行動


1、誰かと話す【>>244

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(玄)

7、公園(優希・まこ)

8、自宅(淡・塞)

0、自由安価


◇安価2↓

1、誰かと話す【蒲原智美】


―――【松実館】


静かにコーヒーを飲む京太郎

そうしていると、入ってきた誰かが隣へと座る

他の席も空いているのにと驚きつつそちらを見ると


京太郎「か」

智美「そう、私が蒲原智美だ」ワハハ

京太郎「……いや、知ってますけど」

智美「そうか」ワハハ

京太郎「えっと、怪我、平気だったんですか?」

智美「なぁに、酷い怪我じゃなかったさ」ワハハ

京太郎「そ、そうっすか」

智美「そうだ」ワハハ



京太郎「はやりさんが治療とか心配で心配で」

智美「はやりんの治療って凄いな」

京太郎「サイボーグとかにされてないか」

智美「!!?」

京太郎「まぁその様子なら大丈夫そうだけど」ホッ

智美「心配になってきた」

京太郎「まぁさすがにモモと加治木さんが許さないだろうし」

智美「……そ、そうだな」ワハハ

京太郎「まぁそれで止まる人じゃないだろうけど」

智美「!?」

京太郎「好奇心がくすぐられればの話ですよ」ハハッ

智美「わ、笑えないぞ須賀」ワハハ

京太郎「笑ってますよ」


◆System
・蒲原智美の好感度が+10されました
・【蒲原智美:70】



―――【夕方】


松実館から出て歩く京太郎

そうしていると、突如敵意を感じる

そちらを見るより早くその場を飛び退く


京太郎「ッ!」


つい最近見覚えがあるような状態

それと同じようにアスファルトを砕くのはオクトイマジン

タコの特徴を持ったイマジンが京太郎へと攻撃をしかけた


京太郎「あっ、ぶねぇっ!」

オクトイマジン「チッ……さっさと仕留められたら楽だったんだがな」


着地してしっかりとオクトイマジンを見て驚く

その片腕には少女が一人

そんな小柄な少女を投げつけられて、京太郎は受け止める


京太郎「お前ッ!」

オクトイマジン「ふん!」


投げられた少女を受け止める京太郎

その隙にオクトイマジンが走る

人通りがないことは理解して、京太郎は姿を変える


オクトイマジン「なにっ!?」

京太郎「はぁっ!」


ウルフオルフェノクへと変わった京太郎が素早く下がり攻撃を避ける

さらに地を蹴って加速するとオクトイマジンを蹴り飛ばした

そして京太郎は、手の中にいる少女を見る

おそらく、契約したであろう少女……


京太郎「優希……」

優希「うっ……」


目を開いた片岡優希の視界にウルフオルフェノクの姿の京太郎が映る



優希「きょ、京太郎っ!?」

京太郎「悪い、敵の攻撃受けてな」

優希「え、えっと……その姿」


抱えられたまま周囲を見るが、人影が無いのにホッとした表情を浮かべる

オクトイマジンが、静かに京太郎と優希を睨む

京太郎がオルフェノクから人間へと戻る


優希「そ、そういえばゴメン京太郎……たぶん、私のせいだじぇ」

京太郎「大体わかった」フッ


微笑を浮かべると優希を降ろす

アタッシュケースを片手にオクトイマジンを睨む

そしてゆっくりと、指を差した


京太郎「許せないんだよ……俺のダチを」

オクトイマジン「だとよ、だが俺の勝ちだな」

京太郎「なんだと?」


つぶやく京太郎

その瞬間、気配を感じてそちらを見る

そこには白いイマジン、容姿は知っていた


京太郎「ッ!」


再びオルフェノクへと変身するが、まともに構えも取れずに吹き飛ばされる

優希と離れることとなり、そちらを見る

白いレオイマジン―――アルビノレオイマジンがそこにはいた


京太郎「逃げろ優希!」

優希「う、うんっ!」

オクトイマジン「そうはさせん!」


素早く優希へと近寄ったオクトイマジンが優希の身体を裂いて過去へと跳んだ

それを確認したアルビノレオイマジンもすぐに去っていく

京太郎が優希へと走る


京太郎「優希!」

優希「……」

京太郎「くそっ!」

玄M「京太郎! って片岡さん!?」

晴絵「イマジンの気配がしたって……その子?」

京太郎「ああ、過去に飛ばれた……」



玄がチケットを優希へと近づけると、そこにオクトイマジンが映る


京太郎「一年前、か」

晴絵「行くよ」

京太郎「おう」

晴絵「あんたじゃなくてね」

京太郎「行く……行かせてくれ」

晴絵「……たく、どうなっても知らないから」

京太郎「ありがとな、心配してくれて」

晴絵「ばか、そんなんじゃないって」


そう言ってそっぽを向く晴絵を見て笑う京太郎

モモタロスこと玄も、頷く

そしてデンライナーとゼロライナーが通り過ぎればそこには誰もいなくなる



―――【一年前:長野】


デンライナーとゼロライナーが通り過ぎて、三人が降り立つ

京太郎、晴絵、玄の三人

そして周囲は燃え盛る


京太郎「……懐かしい光景だな、忘れるはずもない」

晴絵「ここ……」

玄「長野……」

京太郎「……」

オクトイマジン「追ってきやがったか」

アルビノレオ「ふん、飛んで火にいる夏の虫よ」


二体のイマジンが目の前に立っていた

ベルトを装着する京太郎、玄、晴絵の三人

京太郎は横目で優希を見る


あの日の光景を、別視点で見ていた

燃え盛る民家、腰を抜かしている優希、そしてその前に立ちはだかる―――須賀京太郎

そしてその正面に立っているロイミュード108


京太郎(考えるな……今は、こいつらだ……!)



◆選択【変身】


1、ファイズ

2、ファイズ(ブラスター)

3、武神鎧武

4、キックホッパー

0、ウルフオルフェノク


◇0時10分から集計開始



◆選択【変身】


1、ファイズ

2、ファイズ(ブラスター)

3、武神鎧武

4、キックホッパー

0、ウルフオルフェノク


◇安価1↓から2分間で集計

1、ファイズ


静かに、ファイズフォンを出してコードを入力

玄も携帯電話型のケータロスを操作


<Standing by>


晴絵がベルトのレバーを押し込む

それぞれの音声が流れ、三人が手にアイテムをそれぞれ持った

二体のイマジンが、走り出す


京太郎「変身!」
晴絵「変身!」
玄「変身!」


晴絵がカードを差し込み、玄がケータロスを装着してボタンを押す

そして京太郎がファイズフォンを差し込んで倒す


<Altair foam>

<Liner foam>

<Complete>


そして三人のライダーが現れる


京太郎「……いくぜ」カチャッ


今回はここまででー
ちなみに明日も再開するよーん

しっかり戦闘からってことで、集まれば僥倖
ライダーのベルト音声って音とかで覚えてたりしても文字の表記で悩む
英語かカタカナかとか

とりあえず色々と判明する予定
電王もそろそろ佳境で

ファイズ、ちなみにブラスターも使えるよ!

そんじゃなにかあればお気軽にー


しれっとブラスターをオススメしてくるとかなんという外道



俺は運命と戦う!(再開するよー)

戦闘からってことだけど大丈夫かな?


>>447-450
良かれと思ってブラスター進めときました!(ゲス顔)


ありがとでーす!
再開!



◆ファイズ

◇ステータス
・HP:70
・速度:30
・攻撃:60
・防御:50


◆スキル

◇クリムゾンスマッシュ:威力95:命中100%:SP25

◇スパークルカット:威力40:命中100%:SP15
・選択時のコンマが30以下の場合、そのバトル中攻撃を+10する

◇グランインパクト:威力40:命中100%:SP12

◇ファイズブラスター:威力70:命中90%:SP20
・命中後に相手のHPが【30】以下の場合さらに【30】のダメージ


◆アビリティ

◇アクセルフォーム
・SPを【最大値の1/2】消費
・行動に『アクセルフォーム』が追加される
・その後『アクセルフォーム』に変身する

◇ブラスターフォーム
・SPを【最大値の30】消費
・行動に『ブラスターフォーム』が追加される
・その後『ブラスターフォーム』に変身する
・さらに『HP』が『80』回復する


◆須賀京太郎【Lv27】

◇ステータス
・HP:84
・速度:87
・攻撃:80
・防御:62
・SP:68

◆回避+【Lv3】
・自分への命中率を【15%】下げる

◆命中+【Lv1】
・自分の命中率を【5%】上げる

◆恋愛力【Lv1】
・女性キャラクターとのイベント時に補正+5を得る

◆ウルフオルフェノク
・SPを【最大値の半分】消費
・行動に『ウルフオルフェノク』が追加される
・その後『ウルフオルフェノク(疾走態)』に変身する

最大値の30消費ってどういうことだ?
30消費ならそのまま書けばいいだけだし30%消費ってことか?

>>466 普通に30消費っす。最大値って入ってるのはミスで


◆どちらと戦う?


1、オクトイマジン
(優希と契約し傷つけたイマジン)

2、アルビノレオイマジン
(ガイだかカイだかの直属の部下である強力なイマジン)


◇21時35分から集計開始



◆どちらと戦う?


1、オクトイマジン
(優希と契約し傷つけたイマジン)

2、アルビノレオイマジン
(ガイだかカイだかの直属の部下である強力なイマジン)


◇2分間で安価1↓から集計

1、オクトイマジン


①:速度判定

1敵【オクトイマジン】:120
2自【須賀京太郎】:117


②戦闘開始


電王のゼロノスがアルビノレオイマジンへと走る

京太郎はファイズフォンで素早くオクトイマジンを撃った

怯むオクトイマジンを相手に、ファイズは手首を振るう


京太郎「お前は倒す」

オクトイマジン「あの女の契約を教えてやろうか」

京太郎「……」

<Ready>


ファイズエッジを引き抜く

オクトイマジンは立ったまま

静かに腕の触手を伸ばす


京太郎「……」

オクトイマジン「お前ともっと一緒にいたいそうだ」

京太郎「そうか、たくアイツ……まぁそれも全部この日のせいなんだろうけどな」


横目で見ると、遠くで“須賀京太郎”が“ロイミュード108”に殴り、蹴飛ばされていた

それでも地面を這いずって掴みかかろうとするも、そのまま炎の中へと吹き飛ばされる

その痛みを、思い出す


京太郎「焼かれるのはもう御免だな」

オクトイマジン「なに?」

京太郎「死ぬのは御免だって話だ……」ハッ


暗闇の中、ファイズの複眼と赤いフォトンブラッドが輝く



③コマンド入力


◆須賀京太郎

『通常攻撃』
『必殺技:>>463
『アクセルフォーム』
『ウルフオルフェノク』(他コマンド前に二票で決定)
『ブラスターフォーム』(他コマンド前に二票で決定)

◇安価1↓




◆ファイズ【アクセルフォーム】

◇ステータス
・HP:70
・速度:1000
・攻撃:80
・防御:30


◆スキル

◇強化クリムゾンスマッシュ:威力95:命中100%:SP【最大値の1/2】
・さらに消費SP分の数値をプラス(最大35)

◇スパークルカット:威力50:命中100%:SP20
・攻撃を+10し選択時のコンマが30以下の場合さらに+10

◇グランインパクト:威力40:命中100%:SP12


◆アビリティ

◇TIME OUT
・ターン終了時に【ノーマルフォーム】へと戻る

◇超加速
・1ターンに2度攻撃可能になる
・全ての敵の命中率を【30%】にする
・一部のデメリット効果、アビリティ効果を受けない

・アクセルフォーム:SP34【34】


◇速度変更

1自【須賀京太郎】:1000
2敵【オクトイマジン】:120


◆コマンド入力


◆須賀京太郎

『通常攻撃』
『必殺技:>>486

◇安価1↓

『通常攻撃』


◆須賀京太郎

『通常攻撃』
『必殺技:>>486

◇安価1↓



オクトイマジンからの触手での攻撃をファイズエッジで切り払う

ファイズこと京太郎は横目で“自分たち”を見た

炎の中から現れるのは一体のオルフェノク


京太郎「……」

オクトイマジン「よそ見をしている場合か!」

京太郎「たくっ!」


後ろへと下がって触手での攻撃を回避すると、ファイズアクセルのミッションメモリーを引き抜く

そして流れるような動作でファイズフォンへと装着

現状、ファイズになった者たち数人の中でも一番この力を上手く使えるのは京太郎ぐらいのものだ


<Complete>


ファイズの胸部が展開された

その動作が終わるとファイズアクセルのボタンを押す

独特の音が響く


京太郎「いくぜ」

<Start up>


―――そして、加速



伸ばされる触手が止まってすら見える

高速の世界への慣れ

須賀京太郎には天性の“速度”への順応力があった


さらにウルフオルフェノクでの高速戦闘


京太郎「はぁっ!」

◆通常攻撃:命中100%:SP+10【44】
◇威力:160
◇オクトイマジン:100%


触手を斬り裂きつつ、接近していく

そして本体に向けて斬撃を放つ

勘違いするだろうがここで付け加えるべきは一つ


京太郎(まだッ!)


感覚自体が加速世界に入るわけではない

10秒の世界で1000分の1秒の動きをこなす

そうやすやすとできることではない


京太郎「らぁっ!」

◆オクトイマジン【HP:180/250】
◇160-90=70



斬り裂き、殴り飛ばす

吹き飛ぶオクトイマジン

ファイズは素早くファイズエッジからポインターへとミッションメモリーを差し替えてさらに走る


<Ready>

京太郎「ッ!」


吹き飛ぶオクトイマジンより素早くオクトイマジンの背後へと回り込んで、斜め上に蹴り上げる

上空へと吹き飛んだオクトイマジン

ファイズが横に手を振るう


京太郎「いくぜ」カチャッ


そして、ファイズが跳ぶ



オクトイマジンにはなにが起きたか理解もできないだろう

突然の衝撃に吹き飛ばされ、上空へと打ち上げられたに過ぎない

触手も斬り裂かれ地上に散らばっている


オクトイマジン「くっ、くそ!」


上空へと撃ち上がったオクトイマジンの周囲に、クリムゾンスマッシュのポインターが現れる


<3>


5つのポインターはオクトイマジンを囲むように現れ、一つがオクトイマジンへと突き刺さった


<2>


それを合図に他のポインターも次々とオクトイマジンへと突き刺さる


京太郎「ハァッ!」

<1>


そして最後に、ファイズが地上へと着地した

赤いポインターもすべて消え去り、上空のオクトイマジンはφのマークを浮かべ爆散する


<Time out>

                        _|!_.i|
                       /:| |! :i| |ヽ
                     /:::::::{_|! .i|_}:::::.
                   __    l::::::/ :|__| : :ヽ:}
.                /   \ |:〃: : : |ニ|: : : :l!   _
             | ̄        |_{:::{!: : : :|H|: : : :i}   / / \
.             」       }八::::、 : :l |: : : 八 ./ /   }
              / |     / ̄ {| {ヽ:::\:l |: /|\√{    \
          { .}─ ´     ', ∨::ゝニイ::l |! l/ 厂\   }
            乂} }     __}\\::::::::::{:/ /} / /   {   ′
              /∧    く    ∨: \\//:/У    \/
          //:::::` ー─\_/「工 / /ハ::// ̄ >   /

            // ::::::::::/廴ノ厂{‐rニ/ ∧rf{厂>─く___/
.           // ::::::::::/_{__(f‐く :{八 / /_ノ辷ニ}へ:::::::::::::::::i}
          |\{二/::::::::::::` <ノ‐./ /工{V/   ',::::::::::::::i|
          {\_厂¨¨¨ ‐=/ ̄}ト.─ 、/}       .:::::::::::::i|
           ̄/::::>‐┬┬-{二{、\\}/ニニニfニ|:::::::::::::i|
          {´:::::::/::::F}:ヽ亡}ハ\\\:::::::::::::::{ {二二二}

              |::::::::{::::::| |::::|:::::::::::}У}::}:ハヽ::::::::::ヽ|:::::::::::::i|_
          {! ̄|}─「 ̄}| |:::/|::::::::::::::::{:jj:::::}:|_}:::::::::::|::::::::::::{/||ハ
          |!工| }コ_  ̄ ̄ :} ̄ ̄ ̄ 辷ハノ┬─‐ ',:::::::::::f‐||/!
          |!三|「「「::::::::| ̄「:::|          /::/\:::::::{三三{ {ニ}}
          |!三|| l |:::::::::|  |::::|       {::::::\__ア}:::::::/|「「¨´
.          |::::| | l } ::::::|  |::::|       ト‐┐::::::/ ::::::{ :| | }
         |三|.| ̄}コ´ ̄ ̄`}       `¨´` ー{:::ハ:::::|_|_|ノ
         |三|  ̄ }─「 ̄}‐{             {ノ |::://
             /   | ̄|  ',             |://
               |   |  |   }                {_}}
              「',  |  | ./{
               {∧ |_|/:::|
                |!:::::二二::::::|
                |!::/::::::冂::`ヽ
             弋─‐ヽ }─' }
               ー── ′



◆強化クリムゾンスマッシュ:威力95:命中100%:SP34【10】
◇威力:289【160+95+34】
◇オクトイマジン:100%


◆オクトイマジン【HP:0/250】
◇289-90=199


◆戦闘終了

・経験値:1500

・レベルアップ【27】→【28】



オクトイマジンを撃破したことを確認してファイズこと京太郎は“自分の方”を見る

オルフェノクとなった自分と108が戦闘を繰り広げている

激しいぶつかり合い、京太郎は顔をしかめた


京太郎「……いや、今は」


そしてアルビノレオイマジンの方を見る

吹き飛ぶ電王とゼロノスの二人

地面を転がりながらも、よろよろと起き上がる


京太郎「おい!」

晴絵「へ、平気だっての……」クッ

玄「つ、強いよっ……」


ライナーフォームの専用武器であるデンカメンソードを構える

ゼロノスも剣を構えるがずいぶんとダメージが蓄積していた

京太郎もアクセルフォームは使えないなと舌打ちをする


そんな時―――


キキィッ

京太郎「あれは……」

玄「デンバード?」

晴絵「っ」


一台のバイクが離れたところに止まる

そのデンバードに跨っていた女性が降りるとアルビノレオイマジンの方を見た

京太郎もそちらを見る


ジーンズとボーイッシュなシャツ、その上にフードつきのジャケットを着ている女性

フードを深くかぶり顔は良く見えない

それでも、視線が交差した


京太郎「あれは……」

晴絵「ッ」



現れた女性が、ゼロノスのベルトを腰に巻く

そして緑色のカードを差し込み―――変身


<Altair foam>


そして横の晴絵と同じく、ゼロノスが現れる


京太郎「赤土、晴絵……」


この時代の赤土晴絵と自分は知り合いではない。だがここにはいたということだろう

つまり―――


京太郎(俺と赤土晴絵は、ここで出会った……?)


京太郎自身もだが、アルビノレオイマジンも少しばかり動揺した

その隙を見つけると同時に、ゼロノス(過去)は走り出す

そして走りながらもゼロガッシャーをボウガンの形にして銃撃を加えながら接近


アルビノレオ「ぐおぉ!?」


ゼロノス(過去)は素早く回し蹴りを打ちつけた

ふらつくアルビノレオイマジン

ゼロノス(未来)も負けじと走り出す


京太郎「……玄、行けるか?」カチャッ

玄「……うん!」グッ


立ち上がる玄

京太郎もファイズエッジを持って走りだす

二人のゼロノスの攻撃に翻弄されていくアルビノレオイマジン



二人のゼロノスが走り、アルビノレオイマジンの両側を通り抜ける

それと同時にゼロガッシャーにてアルビノレオイマジンの腹部を斬り抜けた

ふらつくアルビノレオイマジン


<Exceed Charge>

京太郎「ふっ!」


ファイズエッジが真下から振るわれる

放たれた波がアルビノレオイマジンに当たると同時に展開、拘束

宙に浮くように拘束されたレオイマジンを前に、電王が走り出す


玄「いくよみんな!」


デンカメンソードのレバーを何度も引いてデンカメンソードの回転テーブルにつけられたイマジンたちの顔がぐるぐると回る

そして、電車のレールが現れると電王がその上に飛び乗り、そのまま加速

アルビノレオイマジンは拘束から逃れることもできない


玄「必殺! 電車斬り!」

京太郎(センスない……)


デンライナーのオーラを纏った電王がそのままアルビノレオイマジンを斬り抜ける

そして、宙に浮いたアルビノレオイマジンが、腹部に大きな傷を受けた

切り抜けて止まった電王は腰を抜かして座りこむ


アルビノレオイマジン「も、もうすぐ……だ……ぐおぉぉぉ!」


―――爆散



京太郎「……」チラッ


ゼロノス(過去)を見るが、なにを言うでもない

大体の状態を理解しているのかしていないのか

その姿のまま“ウルフオルフェノク”と“ロイミュード108”の戦場へと向かう


京太郎「なるほど、な」

晴絵「わかった?」

京太郎「なんとなくな、一人じゃ……なかったんだな」フッ

晴絵「……そういうこと、あの片岡だってそれを知ってなおアンタと一緒にいたいって思ってたんでしょ?」

京太郎「……ああ、そうだったな」

玄「お義兄ちゃ……京太郎くん」

京太郎「帰りましょう」


ゼロノスとウルフオルフェノクが、ロイミュード108との戦いを始める

上空から現れるデンライナーとゼロライナー

二つの電車が時間の狭間へと消えた



―――【時間の狭間:ゼロライナー】


ソファに座る京太郎と晴絵

少し離れたところからソワソワと二人を見るデネブ

京太郎は笑みを浮かべて静かに手を見る


京太郎「……そのさ、赤土」

晴絵「ん?」

京太郎「ありがとな」フッ

晴絵「え?」

京太郎「……」


それから、何も答えない

遅れて理解すると晴絵も笑う


晴絵「あたしに言ってもね」

京太郎「まぁ、そうだけどさ」フッ


瞬間、ゼロライナーが揺れる

驚きつつ京太郎と晴絵の二人が窓から外を見る

レールがぐねぐねと捻じれていた


京太郎「なんだあれ!」

デネブ「さっきのタコのイマジンの触手がデンライナーにくっついててそれがレールにとりついたみたいなんだ!」

晴絵「想像力の暴走、ギガンデスか!」


レールは変形して神話のヒュドラのような姿になった

そこへとつながるレールが別れて、ゼロライナーとデンライナーが上空へと舞い上がる

京太郎が舌打ちをした


京太郎「おいどうする! あんなデカブツ!」

晴絵「あんただって相手したでしょ、でもこっちには良いものがあんのよ、デネブ!」

デネブ「任せろ晴絵!」


ゼロライナーとデンライナーが武装を展開する



京太郎「俺はあんなデカブツとやってないっての」

晴絵「私から見たら似たようなもんだよ……まぁこれを使えなかっただけ厄介だけど」


ゼロライナーとデンライナーの攻撃が炸裂していく

デンライナーからの射撃


『ゴウカ』がランチャー、爆弾、ミサイルで攻撃

『イスルギ』が無人機を射出し斬撃にて攻撃

『レッコウ』が先端の巨大な刃と横側に展開されたアックスで斬り裂く

『イカズチ』が竜の頭部のような部分を展開しビーム攻撃


京太郎「すごいな……」

晴絵「デネブ!」


そしてゼロライナーが先端にドリルを展開、後部車両はプロペラを展開して飛び上がった


京太郎「凄いけど電車じゃないなこれ」

晴絵「別に良いでしょ!」

京太郎「まぁそうなんだけどな」



一つ一つ首が落ちていく

最後にゼロライナーがドリルを回転させてその胴体を貫くと、爆散

無事にギガンデスを倒すこともできたと、京太郎は深く行きをつく


京太郎「良く出てくるのか?」

晴絵「たまにだよ」

京太郎「そりゃなによりだ」ハァ

晴絵「どうしたの?」

京太郎「酔う」

晴絵「……」クククッ

京太郎「笑うんじゃねぇよ……たく」ハァ



―――【時間の狭間:キングライナー】


キングライナーと呼ばれる駅兼電車へと停車するゼロライナー

向かいにはデンライナーが止まっている

分岐点を前に、キングライナーは止まっているらしい


京太郎(未来が確定する、ね……)

晴絵「ほらいくよ須賀」

京太郎「なぁ赤土」

晴絵「ん?」

京太郎「“赤土さん”は俺をどう呼んでたんだ?」

晴絵「……下の名前、呼び捨てだよ」


そんな言葉に、京太郎は笑う

二人がホームに降り立つ

デンライナーから玄をはじめとしたイマジンたちが降りてくる


京太郎「……晴絵」

晴絵「ん?」

京太郎「いや、なんでもない……」フッ

京太郎(お前が俺を“京太郎”って呼ばない理由、わかった気がする……)


晴絵「……あのさ、京太郎」

京太郎「ん?」

晴絵「結局、私もわからないんだよね。未来の私とあんたがどういう関係だったか」


その言葉に、京太郎は黙る


晴絵「一緒に夜、星を見たり……あんたのことを大事に思ってるようだったり」

京太郎「……良いんじゃないか、お前はわかんなくて」

晴絵「え?」

京太郎「お前はお前だろ、赤土さんとはまた違う人間だ……一緒じゃないよ。ここにいるお前は」ポン

晴絵「あ……うん」

京太郎「なんつーか、まぁそんな感じか?」フッ


玄「な、なんか良い感じだね」ボソッ

ウラタロス「良いのかい、玄は?」ボソッ

玄「なななっ、なにがっ!?」カァッ



モモタロスとリュウタロスは頭の上に疑問符が浮かぶ

キンタロスは……寝ていた


京太郎と晴絵の間に妙な沈黙が訪れる

軽く晴絵の頭を撫でて、京太郎は手を降ろす

ふぅと息をつく京太郎が背を伸ばすた


京太郎「なんつーか、憶えてないけどさ……赤土さんもお前がそんな風に縛られてるのを求めちゃいないと思う」

晴絵「え?」

京太郎「……いや、なんでもない」フッ

晴絵「ちょ、気になるじゃん!」

京太郎「気にすんな気にすんな!」ハハッ

晴絵「須賀ぁ!」


デネブ「須賀……」


頬を膨らませて怒っていた晴絵だったが、すぐに止まる

そして笑みを浮かべて、頷く

晴絵が京太郎の隣に立った


京太郎「ん?」

晴絵「ねぇ、今度さ」

京太郎「どうした」

晴絵「星、見に行かない?」

京太郎「……おう、まだ言うほど詳しくないし」

晴絵「そっか、なら私が享受してあげるとしようか!」


胸を張って言う晴絵

豊音や白望、淡に比べると見劣りするがしっかりとふくらみがある

少しばかりドキッとする京太郎


晴絵「ん、任せなさい!」ニッ

京太郎「おう、任せた」フッ


記憶の片隅に残ってる光景―――いつか見た星

隣に誰かいた記憶はないが、きっといたのだろう

自分が忘れてしまった“大事な人”が、そこに……



【第24話<星を見た日>END】


今回はキリ良くここまでー

次の再開は明後日ー
明日とかになにか連絡するかもしれないけど

次話は久々に選択式となります。新ライダー参戦もあるかも?

ハルちゃんのヒロイン力が高いのは全部イッチって奴の仕業なんだ……だが私は謝らない

そんじゃなにかあればお気軽にー



◆【第25話】選択


1、【鰐と虎】

2、【最強の力】

3、【希望の魔法】(仮面ライダーウィザードが参戦となります)

4、【Wの捜索/ハーフボイルド】(仮面ライダーWが参戦となります)





とりあえず選択肢だけはっときますよーん

ちなみに今日は再開できるよー
21時ぐらいからやるんでよろしくでーす


レッツ、変身!(再開するよー)

選択肢からってことで人おればすぐにでもー

エグゼイド、良いよね



◆【第25話】選択


1、【鰐と虎】

2、【最強の力】

3、【希望の魔法】(仮面ライダーウィザードが参戦となります)

4、【Wの捜索/ハーフボイルド】(仮面ライダーWが参戦となります)


◇21時30分から集計



◆【第25話】選択


1、【鰐と虎】

2、【最強の力】

3、【希望の魔法】(仮面ライダーウィザードが参戦となります)

4、【Wの捜索/ハーフボイルド】(仮面ライダーWが参戦となります)


◇2分間で安価1↓から集計

3、【希望の魔法】


―――【街中】


道を歩く京太郎、その隣には塞と胡桃

ビニール袋を片手に歩く京太郎たちの前に、横の道か誰かが走ってきた

驚いて止まる塞と胡桃、こけそうになる胡桃が京太郎の脚に体をぶつける


胡桃「ご、ごめん」

京太郎「いいえ」

??「くっ、どこに……」

京太郎「どうしたんですか、明華さん」


そう声をかけると、目の前の少女こと雀明華が京太郎の方を見る

驚きつつ、明華は微笑を浮かべた

塞が京太郎のことを横目に睨む


明華「こんにちは須賀君……そちらは?」

京太郎「ああ、こっちは」

胡桃「鹿倉胡桃」

塞「臼沢塞だけど……確か臨海の」

明華「ああ、一年前の大会関係者、ですか?」

京太郎「その通りです」

明華「京太郎くんのお友達ですか?」ニコッ

京太郎「はい」フッ

塞「……」ジトー

京太郎「なんっすか?」

塞「別に?」

明華「あ、私は急いでいるのでこれで!」ダッ


そう言うと、走り去っていく

いつもの日傘も持たずに活発に走る明華というのも新鮮だった

そんな考えをしながら、明華の背中に声をかける


京太郎「え、あ……き、気を付けて!」

明華「!」フリフリ

胡桃「……」

京太郎「な、なんですか?」

塞「この間の夜は赤土さんと一緒にいたらしいけど、また新しい女かぁ」

京太郎「だから星を見にいっただけだって」

胡桃「どうだか!」

京太郎「信用ねぇな俺!」

どういうことだおい…レジェンドのイベント飛ばされてるじゃねぇか!



◆知り合い

【白望・塞・胡桃・エイスリン・豊音・葵】
【良子・裕子・洋榎・絹恵・悠彗】
【宥・玄・灼・晴絵・霞】
【穏乃・ネリー】
【美穂子・ゆみ・桃子・菫・智葉・ハオ・はやり】
【咲・久・一太】
【明華・爽】
【一・佳織・智美・憧・照・淡・煌・竜華・怜・もこ】
【真佑子・恭子・郁乃・由暉子・成香】
【健夜】



◆知り合い

【白望・塞・胡桃・エイスリン・豊音・葵】
【良子・裕子・洋榎・絹恵・悠彗】
【宥・玄・灼・晴絵・霞】
【穏乃・ネリー】
【美穂子・ゆみ・桃子・菫・智葉・ハオ・はやり】
【咲・久・一太】
【明華・爽】
【一・佳織・智美・憧・照・淡・煌・竜華・怜・もこ】
【真佑子・恭子・郁乃・由暉子・揺杏・成香】
【健夜】


(揺杏すまぬ、すまぬ……

>>583 イベントは君自身の目で確かめてくれ!


―――昼過ぎ


◆自由行動


1、誰かと話す【>>588

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥・晴絵)

7、ファミレス(菫)

8、自宅(葵)

0、自由安価


◇安価2↓

0、自由安価【はやりに>>400のベルトを調べてもらう】


◆確認


1、頼んでみよう!

2、考え直す


◇安価1↓から2票集まった方



―――昼過ぎ


◆自由行動


1、誰かと話す【>>588

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥・晴絵)

7、ファミレス(菫)

8、自宅(葵)

0、自由安価


◇安価2↓

0、自由安価【ベルトさんに>>400で見つけたもの全部渡して調べてもらう】


◆確認


1、頼んでみよう!

2、考え直す


◇安価1↓から2票集まった方

1、頼んでみよう!


―――【ドライブピット】


トライドロンの前の柵に腰かける京太郎

ソファに座っている良子と裕子

そして悠彗も一緒にいた


京太郎「……どうだ?」

クリム「ふむ、君はまたおもしろいものを持ち込んでくれるね」

京太郎「悪いな」フッ

クリム「いや、私も少しばかり楽しませてもらっているからね!」

良子「ですが京太郎のファーザーですか……何者ですか?」

京太郎「俺が聞きたいぐらいですよ。クリム、結構かかりそうか?」

クリム「これだけのものだからね」

京太郎「……そうか」フッ

クリム「ああ、しばらく預けてもらって構わないかな?」

京太郎「必要になったら取りに来るさ」

クリム「なるべく早くに済むよう努力はしようじゃないか」



京太郎「まぁなるべくで良いさ」

クリム「ふむ、こちらも今は落ち着いているし問題はないと思うがね」

悠彗「なにか大きいことがおこる前触れだったりして」

洋榎「あんま不審なこと言わんで欲しいなぁ?」

悠彗「洋榎ぇっ!? なんで!?」

洋榎「そりゃ来るやろ……で、何の話?」

良子「洋榎には難しい話ですよ」ポン

洋榎「なんやて!?」

絹恵「しゃーないんちゃう?」クスッ

洋榎「なんか納得いかんわぁ」


京太郎(さて、とりあえずこっちに関してはクリムに任せとくか……)



―――夕方


◆自由行動


1、誰かと話す【>>588

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥・晴絵)

7、ファミレス(菫)

8、自宅(葵)

0、自由安価


◇安価2↓

8、自宅(葵)


―――【自宅:居間】


居間で座ってテレビを見る京太郎

一人でいると、誰かがやってくる

真ん中分けの少女こと宇夫方葵


葵「しんど」

京太郎「どうしたんっすか?」

葵「ちょっち頭痛が……あ~須賀が悩ませるからだわ」

京太郎「俺がなにしたってんだ」

葵「自分の胸に手を当ててよ~く考えてみるのね」

京太郎「……」ポン

葵「……」

京太郎「わからないっす」

葵「あっそ」ジト

京太郎「なんですか」

葵「あんたが赤土と星を見に行くとか言って夜出掛けた後の状況ったら……」ハァ

京太郎「ん?」

葵「たく」ケッ


京太郎「まぁ、赤土とも色々あるんで……」フッ

葵「……こっちに昔の仲間も来てるみたいだし?」

京太郎「昔じゃなくて今もですよ。まぁ昔から俺の本当の姿を知ってる二人でもあるし……」

葵「なんか……気に食わない」ジト

京太郎「なんですか、シロさんとはそういうことしてないでしょ」

京太郎(最近は)

葵「別に小瀬川さんは関係ないでしょうが!」

京太郎「いやだってあんたレ」

葵「ノンケだって!」

京太郎「え~」

葵「小瀬川さんはね……私の母さんになってくれるかもしれない人なんだ」ニッ

京太郎「」

葵「……いや冗談だけどさ」アハハ

京太郎「」

葵「あれ、冗談だよ? ねぇ、ねぇ!」


◆System
・宇夫方葵の好感度が+15されました
・【宇夫方葵:185】

(ああ、ちなみに現状でカイザギア没収できませんよーとか先に言ってみたり


―――夜


◆自由行動


1、誰かと話す【>>588

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥・晴絵)

7、ファミレス(菫)

8、チームバロン(ハオ・メグ)

0、自由安価


◇安価2↓

1、誰かと話す【蒲原智美】


―――【街中】


京太郎「あ、蒲原さん」

智美「ワハハ、また須賀か」

京太郎「こんな時間に、危険ですよ」

智美「たまにはな、というより私には縁が遠い話だな」ワハハ

京太郎「……自虐ですか」

智美「仕方ないな」

京太郎「その、いや可愛くないとかじゃないでしょう。どちらかというと可愛い方でしょうし」

智美「まぁお世辞と受け取っとく」ワハハ

京太郎「いやいやいや」

智美「どうだ、このあとドライブでも」

京太郎「なんでまた」

智美「なんとなくだ、ひとっ走り付き合えよ」

京太郎(確か加治木さんたちから危険だと聞いた……)

京太郎「またの機会にしときます」アハハ

智美「そりゃ残念だな」



智美「そういえばゆみちんともめっきり会ってないな」

京太郎「そうなんですか?」

智美「はやりんに怪我治してもらって退院というかなんというか、大丈夫って言われて出ていく時が最後だから……一週間ぐらいか」

京太郎「今までに比べたら余裕で会ってるでしょうに」

智美「久々にドライブしたいな」ワハハ

京太郎(それは嫌がるでしょうけど)

智美「でもまあ良かった良かった、ゆみちんとモモがちゃんと居場所を見つけたようで」

京太郎「……案外、仲間思いですね」

智美「そうだぞ、だから須賀」

京太郎「はい?」

智美「かおりんのこととか頼んだ」

京太郎「……」

智美「もちろんムッキーのことも」

京太郎「……蒲原さんも頼みますよ?」

智美「やれることがあったらな」ワハハ


◆System
・蒲原智美の好感度が+15されました
・【蒲原智美:85】



―――朝


◆自由行動


1、誰かと話す【>>588

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥・晴絵)

7、ファミレス(菫)

8、自宅(白望・葵)

0、自由安価


◇安価2↓

7、ファミレス【弘世菫】


―――朝【ファミレス】


メールで呼びだされた京太郎

別に朝から呼びだされることに不満はない

のだが……


京太郎「えっと、おはようございます」

菫「ああ、おはよう須賀」フッ


疲れている

目は淀んでおり、隈というより死相が浮かんでいた

自分や淡より断然、地獄である


京太郎「ええ~……」

菫「フッ、晩飯を食べよう」

京太郎(マジか……)

菫「うっ、眠気が蘇ってきて……」

京太郎「もう寝ましょうよ」



菫「家に帰ったらな、その前に朝飯だけでも食べよう」

京太郎「ホント、食べ終わったら帰って寝てくださいよ?」

菫「わかってる。12時から仕事だからゆっくりもしてられないが」

京太郎「ちょっと抗議しますか」

菫「待て、私がいなくなったら誰がはやりさんを止める」

京太郎「頑張って!」

菫「……うん」

京太郎「でもなんとかしてあげたいですけどね、死にますよこのままじゃ」

菫「まぁ、そのだな……頑張る」

京太郎「俺も頑張りますよ。俺ができることなら、ならなんでもします」フッ

菫「ん?」

京太郎「え?」

菫「い、いや」カァッ フイッ

京太郎「?」



菫「その、なんだ……だがあれだ、たまに頼る……かもしれない」

京太郎「ええ、いつでもどうぞ」ニッ

菫「……ああ」フッ

京太郎「まぁ俺が力になれることなんて少ないでしょうけど」

菫「なに、こうして話をしてくれているだけでも十分だ」フッ

京太郎「そうですか」ニッ

京太郎(でも目は死んでるんだよなぁ)


◆System
・弘世菫の好感度が+9されました
・【弘世菫:149】


ゾロ目はイッチもびっくり

今回はここまでー
次回はまた明日!

この続きからってことで自由行動あるよー

ウィザード参戦だけど本来のストーリーと変わった感じにはなるっす

そんじゃなにかあればお気軽にー


レッツ、変身!(再開するよー)

色々とごたごたしだすけど全部、乾巧って奴の仕業なんだ

(ありがとでーす再開するよー


―――昼前


◆自由行動


1、誰かと話す【>>588

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、松実館(宥・晴絵)

7、ドライブピット(洋榎・絹恵)

8、自宅(白望・葵)

0、自由安価


◇安価2↓

6、松実館(宥・晴絵)


―――【松実館】


カランカラン


宥「あ、いらっしゃい京太郎くん」ニコッ

京太郎「うっす」ペコ

晴絵「よっ」

京太郎「おう」


カウンター席に座る晴絵の隣に座る京太郎

正面の宥が笑みを浮かべている

そうしていると、常連二人が視界に入った


京太郎「ん、相変わらずだな」

晴絵「宥はモテるからねぇ」

宥「ん?」

晴絵「いやいやなんでも」


常連二人に話しかけられる宥を見て、京太郎は笑った

そんな京太郎を横目に見ながら、晴絵は笑う


京太郎「なんだよ?」

晴絵「いいや、なんか可哀想でさ」

京太郎「なにが?」

晴絵「そのままの意味だよ、玄も大変だねぇ……私もか」ハハッ

京太郎「玄さんがどうしたって?」

晴絵「いいやなんでも」



宥「そういえば星、見にいったんだって?」

京太郎「あ、はい……まぁ前に会った場所で」

晴絵「だね、本当に普通に星見て終わったけど」

宥「ロマンチックだね~」

京太郎「興味あるなら今度一緒にいきます?」ハハッ

宥「え、そ、そうだねぇ」カァッ

晴絵「星を女落とすために使うたぁ」

京太郎「そ、そういうつもりじゃないだろ!?」

晴絵「ま、私は構わないけどさ」ハッ

京太郎「たく……でも、良いよなぁ星」

晴絵「そう言ってもらえたら嬉しいんじゃない……“あの人”も」


その言葉に思い浮かぶのは、共に戦ったもう一人のゼロノス

無言で、ただ戦い

おそらく自分と一緒に戦い、生きてきた相手


京太郎「……そっちもなんとかしてやりたい、んだけどな」

晴絵「ま、気にすることないでしょ……こっちはこっちでやるんだからさ」フッ


◆System
・松実宥の好感度が+4されました
・【松実宥:149】
※松実宥の好感度は現状ではこれ以上上がりません



―――昼


◆自由行動


1、誰かと話す【>>588

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、チームバロン(ハオ・メグ)

7、ドライブピット(洋榎・絹恵)

8、自宅(白望・葵)

0、自由安価


◇安価2↓

1、誰かと話す【多治比真佑子】


―――【コンビニ前】


オートバジンに寄りかかってコーヒーを飲む京太郎

そうしていると、バイクが止まる

乗っているのが女だと気づき、ヘルメットを外すと知り合いで驚く


京太郎「あれ?」

真佑子「やっ、見かけたからちょっとね」フッ

京太郎「多治比さん……」

真佑子「前はカッコ悪いところ見せたからね」

京太郎(確か淡に泣かされた……)

真佑子「そういえば例のもの、見つかったかな?」フッ

京太郎(まぁ話にしか聞いたことがないけど、動画サイトに試合上がってたりしないかな)

真佑子「おーい須賀君?」

京太郎「あ、すんません」ハハッ

真佑子「で、ガイアメモリだよガイアメモリ」

京太郎「知りませんねー」

真佑子「ふむ、須賀君ならどこかで知ってるかなとも思ったんだけど……」

京太郎「なんの根拠があってですか」

真佑子「刑事の勘だよ、刑事のね」フッ



同じく刑事なら戒能良子もいるのだが、また違った雰囲気だ

不思議に思いつつ、思い出すが誰もその手のものを持っているという報告はない

もしかしたら良子たちともいずれ共に捜査なんてことにもなるかもしれない……


京太郎「……」

真佑子「ど、どうしたのジッとこっち見て」カァッ

京太郎「あ、いやなんでも」

真佑子「そう?」

京太郎「ええ、とりあえずそのガイアメモリを見つけたら報告しますね」

真佑子「こっちでも結構大きい事件があったりするからね」ハァ

京太郎「ガイアメモリって奴で?」

真佑子「人ならざる力をえたら、暴走するのが人の常なのかな……」


なんとなく、ロイミュードと融合進化した者たちやオルフェノクが思い浮かぶ

力を持った者の暴走というとそれが出てくる

だが、京太郎は静かに息をつく


京太郎「そういう人ばっかじゃないでしょ?」

真佑子「それはわかってるんだけどね」ハハッ

京太郎「てか仕事中じゃないんですか?」

真佑子「ちょっとした息抜きも必要でしょ、年上としてなにか奢ろうか?」

京太郎「別に良いですよ、むしろ男としては奢りたいとこですからね」ハハッ

真佑子「なるほど……お互い微妙な立場だね」

京太郎「そうですか?」

真佑子「ん~……じゃあ奢りじゃなくて貢ぐって考えるとか」

京太郎「それは良くない!」


◆System
・多治比真佑子の好感度が+15されました
・【多治比真佑子:90】



―――昼過ぎ【アリーナ周辺】


京太郎「こういうとこにオルフェノクが出たら大変だよなぁ」

爽「だな!」

京太郎「うおっ!? し、獅子原さん!?」

爽「いやぁ助かったよ、おかげで揺杏とか誓子と会えたよ!」バシバシ

京太郎「痛い痛い! てか揺杏さんと言えばガイアメ」

爽「わかってる、みなまでいうな! 照れてるんだろ?」

京太郎「ちが」

爽「そうか、飯か!」

京太郎(ダメだこの人)


巨大なバックパックを背負っている爽が笑う

バシバシと背中を叩いてくるも、痛くはない

とりあえず、京太郎はため息をつく


京太郎「ま、何事もなさそうだし帰るかな」

爽「飯食わせてやるよ!」

京太郎「いや別に」


瞬間、爆発するような音が聞こえた


京太郎「噂をすれば!」チッ

爽「お?」


砂煙が舞いあがる

人々が逃げ惑うがその中、怪人が現れる

少なからずオルフェノクではなさそうで、ナンバープレートもないあたりロイミュードでもない


京太郎「イマジンか?」ボソッ

爽「お~噂をすれば」

京太郎「言ってる場合ですか」

爽「まぁな! 昼時だし丁度良い!」



京太郎「なんだあいつ……とか言ってても仕方ないか!」


その怪人は人々を襲っているわけではなく一人の人間を狙っているように見えた

手に持ったアタッシュケースからベルトを取り出そうとするその瞬間、爽がバックパックを降ろして京太郎の前に立つ

驚きながらそちらを見ていると、爽が笑みを浮かべつつ左手を前に出す

その手にあるのは指輪


京太郎(あれは……?)

爽「へんっ~しんっ!!」


いつの間にか爽の腰に装備されたベルト、その上部にある部分に指輪を差し込み、ひねる

それと共にベルトのバックル部分にあった扉のようなものが開く


<セット・オープン!>

<L!・I!・O!・N! ライオーン!>


その扉に装飾された金色のライオン

正面に展開された金色の魔法陣がブレイドたちの変身のように爽の身体を通り、その姿を変える

金色のどことなくライオンのような容姿をした者


京太郎「仮面、ライダー……?」

爽「さぁて、ランチタイムだ!」


現れたのは新たな仮面ライダー―――ビースト



バックルから剣、ダイスサーベルを引き抜く

それを右手に持つと、敵の怪人を見る

京太郎も素早くベルトを撒くとコードを入力


<Standing by>

京太郎「変身!」

<Complete>


そして、京太郎はファイズへと変身する

ビーストと敵怪人、巨大な斧を持つ“アラクネ”の戦闘に割り込む形で入るとそのボディに拳を撃ち込む

怯んだアラクネを前に手首を振るう


京太郎「爽さん、とりあえずは協力と行こうぜ」

爽「お前、須賀かぁ!?」

京太郎「それはこっちの台詞でもあるんだけど……なっ! おらっ!」

アラクネ「ぐおっ!」

爽「おい、あの“ファントム”は私の獲物だからな!」

京太郎「ファントムって言うのか、お初だな」

爽「私の大事な餌だぞ!」

京太郎「倒すことには変わらないんだろ?」

爽「まぁそうだけど」

京太郎「なら一緒ってことで……あとは好きにしてくれ」

爽「それならわかりやすい」フッ


ファイズとビーストが走りだし攻撃していく

ファントムことアラクネはファイズの打撃とビーストの剣戟に押されていく

そんな中の一撃がビーストに当たる


爽「うおっ!」


吹き飛び転がるビーストがすぐに起き上がる

ファイズは斧を振るった隙を見計らって蹴りを打ち込む

後ろへと下がっていくアラクネ


京太郎「……」カチャッ

爽「慣れてんなぁ……」




アラクネ「ぐぅっ……」


ダメージはしっかりと入っている

起き上がったビーストがファイズの隣に立ちダイスサーベルのダイアルを回す


爽「そんじゃさっさと決めるぜ!」

京太郎「期待しても良いのか?」

爽「当然! こいつで終わりだ!」


そして、指輪をダイスサーベルへと差し込む

回転するサイコロが止まる

出目は―――


<One! バッファ!>

爽「あ」

京太郎「おい、『あ』ってなんだおい」

爽「ど、どりゃぁ!」

<セイバーストライク!>


剣が振るわれると、剣から小さな赤いバッファローが一体召喚される

それがアラクネへと走っていくが、京太郎ことファイズがビーストの隣にたってそれを見た

ビーストは顔を逸らす


京太郎「おいこら」

爽「あ、あはは……」

アラクネ「……」


バッファローは雄叫びをあげながらアラクネへとぶつかる


アラクネ「ぐわぁっ!」


そして、大爆発が起こる

静かにそれを見るファイズとビースト

爆炎が晴れるとそこには誰も何もない


京太郎「……マジか!?」

爽「ええっ!?」

京太郎「わ、悪かったな」

爽「い、いやなにも……あれ、やべ! 食うの忘れた!」

京太郎「なんかわからないけど、や、やったな?」

爽「タダ働きかよぉ!」



変身を解除する京太郎と爽

既に爽は膝をついて四つん這い状態で落ち込んでいる

そんな爽の背中をポンとたたく


京太郎「飯、奢りましょうか?」

爽「マジで!?」

京太郎「まぁ」

爽「でもなぁ、腹は膨れないんだよ」

京太郎「え、なに、宇宙なの?」

爽「私のじゃなくてさぁ……」ハァ

京太郎「?」


◆System
・獅子原爽の好感度が+10されました
・【獅子原爽:80】

回答忘れてた、メグは忘れてたんで1で選んでもらえれば会話できるっす
あとこれはストーリーイベントっす



―――【夕方】


◆自由行動


1、誰かと話す【>>588

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、チームバロン(ハオ・メグ)

7、ドライブピット(洋榎・絹恵)

8、自宅(白望・葵)

0、自由安価


◇安価2↓

1、誰かと話す【岩舘揺杏】


―――【公園】


バイクが一台止まっていた

歩いていた京太郎が見覚えのある背中を視界に入れる

スーツを着た少女が一人、被っている帽子の位置を確認しているようだった


揺杏「男の目元の冷たさと優しさを隠すのがこいつの役目……まぁ私は女だけど」

京太郎「岩舘さん?」

揺杏「おわっ!? お、驚いた。須賀か」ホッ

京太郎「どうしたんですか?」

揺杏「ちょっとした聞き込みさ……ま、多治比の方も動いてるみたいだしそんな時間かかるとも思えないけど」

京太郎「ガイアメモリ関連、ですか?」

揺杏「ん、多治比が須賀と会ったってのも聞いてるから聞きはしないけどさ」

京太郎「にしてもなんで公園に?」

揺杏「検索結果、ここになにかあるかもってね」

京太郎(検索? 捜査じゃなくて?)


少しばかり疑問に思うが、深入りするべきでもないのだろう

揺杏は帽子の位置を調整しつつ笑みを浮かべる


揺杏「ま、なにかあったら連絡よろしく」

京太郎「ああ、ガイアメモリ関連でなにかあれば連絡します」



揺杏「まぁガイアメモリなんて関わらないに越したことはないんだけどさ」ハッ

京太郎「そういうもんですかね」

揺杏「そういうもんさ……なにかと荒っぽいことになるしね」

京太郎「へぇ……」

揺杏「周りには注意しとけよ、弱みに付け込まれたりするからさ……荒んだ心にガイアメモリは危険だし、あとで後悔で泣きたくなきゃ」

京太郎「泣くんですか?」

揺杏「心が、な」フッ


少しばかり、ついていけないところがあった

まぁ言いたいことがわからないでもないので頷いておく

同じガイアメモリを探している人間でも真佑子とは全く違うようだった


京太郎「ああ、そういえば風都と言えばたしか風都タワーの風車ってか羽が落ちたとか」

揺杏「あ~まぁそういうこともあったっていうか、まぁ助っ人もいたし」

京太郎「?」

揺杏「とりあえずそっちはこっちで解決したから」ハハッ

京太郎「ん?」

揺杏「それじゃまたな! さぁて、仕事仕事っと」タタッ


そう言って去っていく揺杏

そんな彼女の背中を見つつ、京太郎は不思議に思う


京太郎(まるで自分が当事者で解決したみたいな言い方……)


◆System
・岩舘揺杏の好感度が+10されました
・【岩舘揺杏:90】



―――【夜】


妙な違和感を感じる

昼間の敵、本当に倒したのかどうかだ

倒したにしてはやけに違和感を感じた


京太郎「と思いつつ戻ってきてみたものの……」

爽「お、須賀も戻ってきたか!」


既に、戦闘が開始されていた

ビーストと昼に倒したと思っていたアラクネが戦っている

爽もどうやら疑問に思っていたらしい


京太郎「たく……」ピッピッピッ

爽「いやぁ、出目が1でファントムが倒せるわけないからな!」

京太郎「昼に言え昼に」

<Standing by>

爽「ま、食い逃さなかったってことで良いんだけど、な!」


アラクネに攻撃をしかけるビースト

だがダイスサーベルを大斧に凌がれて力で押し負ける

ファイズフォンを閉じると、真上へとかかげた


京太郎「変身!」

<Complete>


夜の闇の中、ファイズが現れる

良く見ると離れた場所に男が一人いた

怯えているようで少しばかり下がる


京太郎「おい、あれは?」

爽「ゲートだよ、とりあえず守る!」

京太郎「ま、わかりやすくて良いけどな」


そう言って攻撃をしかけようとした瞬間、もう一体なにかが現れる

女性らしいフォルムをした怪人

頭部から蛇のようなものが伸びている


京太郎「こいつは?」

爽「メデューサかよ」チッ

京太郎「知り合いか?」

爽「あ~簡単に言えば悪の幹部」

京太郎「至極わかりやすい」カチャッ



横のオートバジンのグリップにミッションメモリーを差し込んで引き抜く

男は腰を抜かして動けないようだった

その場で二体の怪人を押し戻すしかないだろう


京太郎(ブラスターでいくか?)

??「ゲートをやらせるわけにはいきません」

京太郎「!?」

メデューサ「来たわね……指輪の魔法使い」


カツカツと音を立てて歩いてくる音

そちらを見るファイズとビースト

その少女は、綺麗な髪を揺らしながら現れ、その闇の中指輪を輝かせる


京太郎「なっ」

??「驚きましたか、それに関しては私もですよ」

京太郎「明華!?」


その少女、雀明華はふんわりと笑みを浮かべる


明華「呼び捨てなんて嬉しいですね……ですが、今は」


笑みを消すと、表情を引き締めて手を腰のベルトにそえた


<ドライバーオン プリーズ>


そんな音声と共に、ベルトは機械的なものへと変わる

まるで“魔法”のようだが、文字通り魔法なのだろう

バックルのレバーを動かすと、右手を模したバックルが左手を模したものに変わる


<シャバドゥビ タッチ ヘンシン! シャバドゥビ タッチ ヘンシン!>

京太郎(うるせぇ……)

<シャバドゥビ タッチ ヘンシン! シャバドゥビ タッチ ヘンシン!>


左手を前に出すと、中指に装着された指輪を変形させる。


明華「変身……!」


◇BGM【http://www.youtube.com/watch?v=dW9SeHqDyOw




そして明華は左手をベルトへと添える


<ハリケーン プリーズ フーフー フーフーフーフー!>


真上から緑色の魔法陣が明華へと降りる

そしてその魔法陣をくぐった瞬間、明華の姿は仮面ライダー―――ウィザードへと変わる

緑色の逆三角形のような、宝石を模した頭部

黒いコートのような部分が舞い上がる

                ト、  ,.イ
               , ィト、',‐イ、|
             /ィ―-、',___j-'__
            イィ',::`ヽ、::ヘニ/ /!    _

            〈 | ヘ::::::::::::ヽフ"::/   ィ彡ヘ
             V  ヘ::::_ノ{::::::/    ∨ ヘ _,,,,_
           ┌-ヽ_二、 __::::::>'     ∨イ ヽ 〉

           /-‐- 、   ¬/` ト,   ,ィく     ゝ
         ,イ ィ''"⌒ヾ`ト、 .!///j  辷イ" ヽ , イ<
        /   ノ///// ヽ///\ フ"///ヾ  _ハ 〈( `!|
        ',  /////////\/////////ゝ", ィ"´ヽ` ト、
        ヽノ///////////////////ィY、´    _ヘ_//
          V/ト、/////////////イ-‐イィヘ   ( ∨/-、
           V////`ヽ 、/////イ,' ヘィ_ イヽ〉-‐ j ハ j.ヘ
           V//////ハ `´ヽ、 / ,' ,'ヽ-‐'''"´ 〈 ヽ' <ヽ. ヘ
           V///////ヘ  / ,'イ//7`ヽ、 イ、   ',. ヘ ヘ
           _j/////////>'==〈_///  / ィ二ヽ  ', vヘ ヘ

           |TT┬/7一</7/ヽ┐ ト/、 ヽ ヽフゝ、ヘヽノ ヘ

           ィ-!_j_j_j |  { (ィィ, /j    `ト辷'   \ヘ'_ヘ ヘ
          ///////ト'―--ゝィイノj            ( )>ヘヘ
        . ////////////.,'  `´!/',ト,            `∨  ヘヘ
        /////////////,'    ',/∨             ∨  ヘハ
       ./////////////.,'    ',/ヘ              .∨  ヘハ
       .ハ////////////,'     j/ハ               ∨  ヘハ
      .ハ////////////,'_ノ    |/ハ!               .V  .',ハ
      .ハ////////////,' ',     .j//j                V  ',ハ
     . ハ////////////,'  ',     .!./j                 ヽ ', ハ
     .ハ////////////,'   ',    j//!                  \! j
     ハ////////////,'    ',    !//!                   .ヽ_j


明華「さぁ、ショータイムです」

爽「さて、ランチタイムだ!」

京太郎「……いくぜ」カチャッ




今回はこのへんでー

次の更新来週になるかもー
年末忙しいからこっから週1ぐらいになるかもしんないっす

ウィザード本格参戦ってことですがそこそこ進んでたりします
もうインフィニティーもできる感じで

そんじゃなにかあればお気軽にー


今日の夜は再開するよ!

いつも通り21時ぐらいからなんでよろしくですー

剛はホント良い主人公してたなぁとか今更ながら思う
ところで仮面ライダーブレンはいつになるのかな(トオイメ)

150でマックスのアラチャーと180まで行ってる葵の差ってなんなんだろう……ヤンデレ?


次回は仮面ライダーの姿でお会いしましょう(再開するよー?)

戦闘からだけど人おりますかー?

>>759
ファイズメインの宮守メンバーは上限高めだったりー

(ありがとうっす! 再開してくよー!


◆ファイズ

◇ステータス
・HP:70
・速度:30
・攻撃:60
・防御:50


◆スキル

◇クリムゾンスマッシュ:威力95:命中100%:SP25

◇スパークルカット:威力40:命中100%:SP15
・選択時のコンマが30以下の場合、そのバトル中攻撃を+10する

◇グランインパクト:威力40:命中100%:SP12

◇ファイズブラスター:威力70:命中90%:SP20
・命中後に相手のHPが【30】以下の場合さらに【30】のダメージ


◆アビリティ

◇アクセルフォーム
・SPを【最大値の1/2】消費
・行動に『アクセルフォーム』が追加される
・その後『アクセルフォーム』に変身する

◇ブラスターフォーム
・SPを【最大値の30】消費
・行動に『ブラスターフォーム』が追加される
・その後『ブラスターフォーム』に変身する
・さらに『HP』が『80』回復する



◆須賀京太郎【Lv28】

◇ステータス
・HP:85
・速度:88
・攻撃:81
・防御:63
・SP:69

◆回避+【Lv3】
・自分への命中率を【15%】下げる

◆命中+【Lv1】
・自分の命中率を【5%】上げる

◆恋愛力【Lv1】
・女性キャラクターとのイベント時に補正+5を得る

◆ウルフオルフェノク
・SPを【最大値の半分】消費
・行動に『ウルフオルフェノク』が追加される
・その後『ウルフオルフェノク(疾走態)』に変身する



◆どちらと戦う?

1、アラクネ

2、メデューサ

◇21時30分から集計開始



◆どちらと戦う?

1、アラクネ

2、メデューサ

◇2分間で安価1↓から集計

2、メデューサ


①:速度判定

1敵【メデューサ】:125
2自【須賀京太郎】:118
3味【雀明華】:110


②戦闘開始


走りだしたファイズが、メデューサの前に走り込んでファイズエッジを振るう

メデューサはその手の杖でファイズエッジを凌ぐも、すぐにファイズは手を離す

ファイズエッジから手を離したファイズが素早く拳を二発撃ち込む


メデューサ「ぐぅっ!」フラッ


後ろに下がるメデューサだったが、すぐに体勢を整えて頭部の蛇を伸ばす

それらが鞭のようにファイズを襲うも、転がってそれらを回避

ウィザードが走り目の前へと移動してくる


京太郎「明華!」

明華「厄介な相手です。さすがに上級ファントムですか……なら!」カチャッ

<ハリケーン・ドラゴン! ビュー ビュー ビュービュービュビュー!>


ウィザードの姿が少しばかり変わる

角のようなものが生えてその姿に緑が増えた

風の力を操る魔法使いの力が強化され、さらに持っていた銃剣は二本に変わる


明華「スピードで攻めます!」

京太郎「上等!」


①:速度判定

1味【雀明華】:135
2敵【メデューサ】:125
3自【須賀京太郎】:118



③コマンド入力


◆須賀京太郎

『通常攻撃』
『必殺技:>>767
『アクセルフォーム』
『ウルフオルフェノク』(他コマンド前に二票で決定)
『ブラスターフォーム』(他コマンド前に二票で決定)

◇安価1↓



◆ファイズ【アクセルフォーム】

◇ステータス
・HP:70
・速度:1000
・攻撃:80
・防御:30


◆スキル

◇強化クリムゾンスマッシュ:威力95:命中100%:SP【最大値の1/2】
・さらに消費SP分の数値をプラス(最大35)

◇スパークルカット:威力50:命中100%:SP20
・攻撃を+10し選択時のコンマが30以下の場合さらに+10

◇グランインパクト:威力40:命中100%:SP12


◆アビリティ

◇TIME OUT
・ターン終了時に【ノーマルフォーム】へと戻る

◇超加速
・1ターンに2度攻撃可能になる
・全ての敵の命中率を【30%】にする
・一部のデメリット効果、アビリティ効果を受けない


①:速度判定

1自【須賀京太郎】:1000
2味【雀明華】:135
3敵【メデューサ】:125



③コマンド入力


◆須賀京太郎

『通常攻撃』
『必殺技:>>794
『ウルフオルフェノク』(他コマンド前に二票で決定)
『ブラスターフォーム』(他コマンド前に二票で決定)

◇安価1↓

◇スパークルカット:威力50:命中100%:SP20【19】


③コマンド入力


◆須賀京太郎

『通常攻撃』
『必殺技:>>794
『ウルフオルフェノク』(他コマンド前に二票で決定)
『ブラスターフォーム』(他コマンド前に二票で決定)

◇安価1↓



素早く後ろへと下がるファイズ

ウィザードは風を纏ったままメデューサと戦う

杖と剣がぶつかりあい火花を散らす

さらに蛇での波状攻撃、その隙を縫うのは難しいだろう


京太郎「なら……」カチャッ

<Complete>


アクセルのミッションメモリーをベルトに差し替える

ファイズアクセルへと姿が変わると、京太郎は手首を振るった

手に持ったファイズエッジを軽く空に振るうと、左腕の時計のボタンを押す


京太郎「さてと、隙だらけだぜ」

<Start up>


―――加速



京太郎自身の動体視力で蛇の乱打の隙間を縫ってメデューサの懐に入り込む

ウィザードに向かって伸ばされている故に隙も多い

相手が反応するより早く、入り込むと同時にファイズエッジを振るう


メデューサ「くっ! 魔法の力でもないものをっ」

京太郎「悪いな、こいつが科学だ!」

◆スパークルカット:威力50:命中100%:SP20
◇威力:211【161+50】
◇メデューサ:100%


素早くファイズエッジで斬り裂き、斬り抜ける

そのまま背後に移動すると振り返ると同時にその背中を斬り裂く

一切の容赦はない


メデューサ「ぐぅっ」フラッ

京太郎(堅いなッ!)チッ

<3>

メデューサ「まだよ……!」

◆オクトイマジン【HP:189/300】
◇211-100=111


<2>

京太郎「もう一発!」

◆通常攻撃:命中100%:SP+10【19】
◇威力:161
◇メデューサ:100%


正面へと回り込むとファイズエッジを捨てて素早くその胴体へと拳を撃ちつける



<1>

京太郎「うおぉぉ!」


それと共に、力を込めて吹き飛ばす

吹き飛ぶメデューサに追撃をかけようと思っていたが、止まる


<Time out>


電子音声と共に加速が止まる

展開された胸部装甲が閉じると、ファイズの色が本来の色へと戻った

吹き飛んだメデューサが素早く起き上がる


明華「メデューサを圧倒するなんて……京太郎くん、あなたは……」

京太郎「こちとら伊達に修羅場くぐってないしな」

明華「それほど……」

京太郎「だけどここまででな、こっからは自力だ」チッ

メデューサ「遊びは終わりよ……」ギンッ

◆メデューサ【HP:128/300】
◇161-100=61



メデューサが蛇の頭を伸ばす

それらをファイズがファイズエッジで凌ぐ

ウィザードもウィザソードガンにてそれらを凌いでいたが、すぐに後ろへと下がる


京太郎(フォローはするか)


明華「いきます」ガチャッ

<ルパッチマジック タッチ ゴー!>

明華「……」カチャッ

<チョーイイネ! ハリケーン・ドラゴン! サイコー!>


ウィザードの背中からドラゴンの翼が生える

二つのウィザソードガンを手に持ち、飛ぶ

メデューサが接近するウィザードに気づき蛇で攻撃をしかけるが、ウィザードはそれらを回避していく


京太郎(魔法ね、すげぇな)



明華「ハァッ!」

◆ドラゴンソニック:威力80:命中100%:SP25【55】
◇威力:210【130+80】
◇メデューサ:100%


上空のウィザードが回転する

それと共に周囲に風の刃を纏い、上空よりメデューサに突撃していく

ハッと気づくが、その瞬間にファイズが動く


<Exeed charge>

京太郎「ハァッ!」


ファイズエッジを地に走らせる

それと共にフォトンブラッドが地を走りメデューサへと向かう

舌打ちをしつつ、メデューサはそのフォトンブラッドを回避


京太郎「明華!」

明華「ハァァッ!」


そのまま、メデューサへと突撃

風の刃が周囲を削りつつ迫る

だがメデューサの蛇は少し離れた場所へと伸びるだけで移動する感じでもない


京太郎「まさかっ!」

爽「おい人の飯奪うんじゃねぇよ!」

アラクネ「っ!?」


そしてそのまま、ウィザードはメデューサの前に突如身代わりとして出されたアラクネへと突っ込む


爆散したアラクネ、その爆発から出てきたウィザードが地へと着地するとともに背後へと振り向いた

その手の指輪が煌めく


明華「ふぃ~」



◆メデューサ【HP:18/300】
◇210-100=110


◆System

・撤退条件達成
・メデューサのHPが【30以下】になる



獅子原爽ことビーストが爆炎の近くに接近

なにかがベルトに吸い込まれる

それを確認してから、両手を合わせた


爽「ごっつぁん!」


京太郎「どういうことだ?」

明華「ええ~っと……戦わなければ生き残れない?」

京太郎「は?」

爽「まぁ腹が減ってたら死ぬってことだ!」

京太郎「えっと、意味がわからない」

明華「ファントムを倒して魔力を食べないと、その……食べられるっていうか」

京太郎「ますますわからん」


そう言いつつ変身を解除する京太郎

それに合わせて二人も変身を解除した

敵の気配もない。おそらくメデューサには逃げられたが……


京太郎「……」

爽「なんつーか、私のベルトのデメリットみたいなもんだな」

京太郎「あいつらを倒して魔力を食わなきゃいけないのが?」

爽「おう、あたしのこのビーストドライバーはキマイラっていうファントム……あいつと同族なんだけど、そいつを封印しててさ」

京太郎「ふむ……」

爽「わかった?」

京太郎「たぶんですけど」

明華「えっと、場所を移しますか?」

京太郎「え、ああ」

明華「おそらく、警察もすぐにこちらに来ます」

京太郎「警察が?」

明華「ええ、一応ファントムのこととかも話が言ってますから」

京太郎「警察も色々大変ですね」ハハッ…



しんどい、今回はここまでー

次は月曜に再開するよー
とりあえず体調治す

バトル終わったんで軽いイベントの後に次話へ

そんじゃなにかあればお気軽にー



カモン! ブレン!(再開してくよー!)

ちょいと遅くなったけどもー

ライダーレボリューションしっかりファイズとドライブ組で4号関連の会話あってよかった……

(ありがとうでーす再開!


―――【面影堂】


骨董店に、京太郎たちはいた

明華に呼ばれて爽ももちろん一緒だ

ソファに座る京太郎と爽、そしてその正面には明華と―――


爽「この人が指輪職人」

???「本業じゃないけどね昔取った杵柄っていうかなんていうか」ハァ

京太郎「えっと……」

明華「こちらはアレクサンドラ・ヴィントハイム……臨海女子高校が“あった頃”は私たちの監督でした」

京太郎「ああ、なるほど……それでなんで麻雀の監督が骨董店を?」

明華「先ほど言ったように、一応この店は彼女のものではあるんですが」

アレク「まぁ色々あって指輪作りとかしてるのよ」

京太郎「色々ですか」

アレク「そういうこと」

明華「私の指輪もほとんどが彼女の手によるものですから」

京太郎「それはまた……凄いですね」

明華「ええ、私の心強い仲間です」ニコッ

臨海の監督が輪島のおっちゃん枠なのか
臨海は基本的に身内同士で関わってるからな

マジでこれ、コヨミ枠は誰なんだろう?
他の臨海女子メンバーは皆んなライダーだし、メグは恐らくペコ枠だから、臨海女子以外の誰かがコヨミ枠なのかな?



明華とアレクサンドラと爽の三人から話を聞く

人間の絶望から生まれるのがファントム、その心はファントムに食われすでに元の人間ではないこと

そしてそのファントムは他のファントムを生み出すため倒さなければならないこと

一年前のグローバルフリーズの少しあとに行われた人々を強制的にファントムとさせる“サバト”と呼ばれる儀式があり、それに明華が巻き込まれたこと

そして絶望に打ち勝ち、明華がウィザードになったということ


京太郎「……頭がパンパンだ」

爽「私もだ」

明華「獅子原さんには前に説明しましたよね?」

爽「みなまで言うな! 言いたいことはわかる!」

京太郎「残念な奴と」

爽「言うなって!」

明華「まぁファントムは私と獅子原さんの領分ですから、それに獅子原さんは」

京太郎「ファントムが出たら呼べばいいんですか?」

爽「そーいうこった!」ニッ

京太郎「まぁそっちが大変なら連絡してください」

明華「一緒に戦ってくれるんですか?」

京太郎「ま……そんな感じです」フッ

明華「須賀君が仲間なら心強いです!」パァッ

爽「だな! よろしくな須賀!」ガシッ

京太郎「いたたっ、首が痛い!」

爽「おい、おっぱい当たってるとか言うことあるだろ!」

京太郎「え?」

爽「えぇ~」



面影堂から出た京太郎

オートバジンにまたがって家へと帰る

電気は既についていないが鍵は持っている


京太郎「遅くなったな」


仕方ないと言えば仕方はないのだが……


京太郎「まだ見ぬ敵、か」


状況は良くないが、それでも希望はある

魔法使い、新たな仮面ライダー

ファイズギアの入ったアタッシュケースを持った京太郎はフッと笑う


京太郎「……さて、どうしたもんだか」


【第25話<希望の魔法>END】


◆戦闘終了

・経験値:1800

・レベルアップ【28】→【29】



◆System

・【宮永咲】が【仮面ライダーブレイド:キングフォーム】に変身可能になりました

(まぁコヨミ枠に関しては今回はいないっす


―――翌朝【自宅】


京太郎「スマートブレインの幹部を一人倒した?」

塞「例の鰐の奴……結構面倒だったけどね」

京太郎「葵さんと、豊音さんとエイスリンさんで?」

豊音「うんっ、それとシロも!」

胡桃「オルフェノクを復活させるオルフェノクがいたんだ」

京太郎「オルフェノクを、復活……?」

胡桃「虎のオルフェノクだけど、そっちの足止めしてる間に豊音が倒してくれたから、時間が経ってると復活させられないの……かな?」

エイスリン「ワカンナイケド……」


その言葉に京太郎は頷く

厄介なオルフェノクであるのは変わりない

ともかくクロコダイルオルフェノクがいなくなったのは大きい


葵「……ま、足を引っ張ったのは悪かったけどね」ハァ

京太郎「怪我、大丈夫ですか?」

葵「大したことない奴だし大丈夫だよ」

塞「あんま無理しない、わかった?」

葵「わかってるよ」フッ

白望「ともかく、しばらくは休んだら?」

葵「小瀬川さんがそう言ってくれるのは嬉しいけど……そういうわけにもいかなくてね」ハッ



【第26話】



◆知り合い

【白望・塞・胡桃・エイスリン・豊音・葵】
【良子・裕子・洋榎・絹恵・悠彗】
【宥・玄・灼・晴絵・霞】
【穏乃・ネリー】
【美穂子・ゆみ・桃子・菫・智葉・ハオ・はやり】
【咲・久・一太】
【明華・爽・アレクサンドラ】
【一・佳織・智美・憧・照・淡・煌・竜華・怜・もこ】
【真佑子・恭子・郁乃・由暉子・揺杏・成香】
【健夜】

(ごめん……


◆知り合い

【白望・塞・胡桃・エイスリン・豊音・葵】
【良子・裕子・洋榎・絹恵・悠彗】
【宥・玄・灼・晴絵・霞】
【穏乃・ネリー】
【美穂子・ゆみ・桃子・菫・智葉・ハオ・はやり】
【咲・久・一太】
【明華・爽・アレクサンドラ】
【一・佳織・智美・憧・照・淡・煌・竜華・怜・もこ】
【真佑子・恭子・郁乃・メグ・由暉子・揺杏・成香】
【健夜】

(そろそろ跳ぶわ……つズラシ券


―――昼前


◆自由行動


1、誰かと話す【>>856

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、公園(ハオ・美穂子)

7、松実館(晴絵・玄)

8、自宅(白望・葵)

0、自由安価


◇安価2↓

伝説のピョンピョンのイッチだ!

(うーん、そしてこの開幕ゾロ
>>864 や め ろ


【ゾロ目 特殊】


◆誰と会う?

1、愛宕洋榎
2、神代小蒔
3、ハート
4、門矢士
5、鳴滝

ゾロ目 ??????

◇安価1↓から3↓まででコンマが高かった者

(よくないなぁ、こういうのは……


【ゾロ目 EXイベント】


◆誰と会う?

1、愛宕洋榎&?????
2、神代小蒔&初美
3、ハート
4、一&門矢士
5、鳴滝&?????

ゾロ目 +ボーナス

◇安価1↓から3↓まででコンマが高かった者

蛮野の存在を掴めたら、どんな行動を取るべきだろうか?

>>842
ふんふむ
アレク監督はてっきり鴻上ファウンデーション関係者にでも成って居ると思ってたんですが
ネリーちゃんが初代バース(守銭奴)で
メグさんが二代目バースで
其れで鴻上ファウンデーションが臨海女子のスポンサーの一社で
動くと思ったんですが

【愛宕洋榎&?????】


―――【高架下】


洋榎がタブレット端末を相手になにか話しているのが聞こえた

人通りが少ない場所なのだが、京太郎はたまたまここに来て洋榎へと近寄る

気付いている様子はないのだが……


洋榎「でもおとん……」

京太郎「父親?」

洋榎「っ!」バッ


勢いよく振り返った洋榎が京太郎の方を見る

素早くタブレット端末を隠す洋榎に京太郎は目を細めた


京太郎「父親って……確か蛮野天十郎」

洋榎「な、なんの話や!」

京太郎「そのタブレット……通話するタイプじゃない?」

洋榎「そ、その通りや! だから気にすんな!」


クリムと共に研究をしていた者

タブレット端末

会話をしていた


京太郎「……なるほどつながった」

洋榎「は、ハァッ!?」

京太郎「電話とは思えないから、それが洋榎さんの父親か」

洋榎「うっ……」

??『もう良い洋榎、仕方がないが潮時だろう』

洋榎「でもオトン……」

??『彼にだけは先に教えておこう』

洋榎「……うん」コクリ


頷いた洋榎がそっと端末を正面に出す


洋榎「これがオトンの、今の姿や」

京太郎「これは……やっぱクリムみたいな?」


タブレット端末に映された機械の顔


蛮野『私が蛮野天十郎だ』

>>886
嫁さん(雅枝監督)と姪っ子(船Qさん)を探すしか無いかと
娘達(洋榎&絹恵)だけでは蛮野氏の蛮行は止められませんし



京太郎「蛮野天十郎……」


ハートから話は聞いている

彼の言葉は信用に足るものだ

故に、目の前の者を信じるわけにはいかない


京太郎「……俺のことは、知ってるのか?」

蛮野『ああ、おおまかなことは聞いている』

京太郎「そうか……」

蛮野『それにそれなりに調べもした。君の本当の姿も』

京太郎「……」

洋榎「ご、ごめん京太郎……話したわけちゃうんやけど」

京太郎「いや、大丈夫です今更……」

蛮野『私のことはしばらく黙っていてほしい』

京太郎「なんでまた」

蛮野『今は秘密裏に動く必要があるんだ。だから頼む』

京太郎「……」


正直、目の前の“男”を信じられるわけもない

そっと洋榎の方を見るが、別に暗い表情ではなかった

彼女は父親が生きていたとして、どういう感情を持っているのだろう……


京太郎「……」

洋榎「ん?」

京太郎「ああ、いや」

洋榎「あ、それにな京太郎! この前に仁良の奴の立てこもり事件が合った時はオトンが助けてくれなきゃどうなってたか!」

蛮野『構わないさ、娘の友人を守るためだ』

洋榎「えへへ、なぁ京太郎……内緒にしといてくれへん、かな?」



◆どうする?


1、信用する

2、信用しない

3、信用したフリをする
(ハートから話を聞いているため発生)


◇安価1↓から2票集まった選択肢

3、信用したフリをする



京太郎「わかった覚えとくよ」

蛮野『そうか、助かる』

洋榎「私らは私らで動くから、よろしくな京太郎!」

京太郎「なにがよろしくか知らないけど、クリムたちに内緒にしとけばいいってことで?」

洋榎「そういうことや!」

蛮野『今後とも良好な関係を築いていきたいな』

京太郎「……ええ」


そう返事をして、フッと笑みを作る京太郎

父親を信用してもらったせいか洋榎は嬉しそうな笑みを浮かべていた


蛮野『父親として娘を頼むよ須賀京太郎』

洋榎「なっ、おとん勘違いすんなや!」

蛮野『そうなのか?』

京太郎「ええ、勘違いですよ」

洋榎「むぅ、そう否定されたらそれはそれで……」ボソボソ

蛮野『よろしく頼むという言葉は本当だ。色々な方面でね』

京太郎「……わかりました、蛮野博士」


◆System
・速度が+2されました



今回はここまでー

さて今回はなんの話でしょう的な
次の再開は木曜日の予定ー

二連ゾロ目のせいで蛮野と早めに会っちゃったよ
そしてもっと前にハートと会ってたせいでまたフラグが……
ま、まだ大丈夫大丈夫

そんじゃなにかあればお気軽にー

ふんふむ
ひとまず蛮野氏を監視下に置けましたが
問題は此処からかと
果たして蛮野氏は京ちゃんパパの事迄知って居るのか?
此処は蛮野氏の事を隠しつつ京ちゃんパパの研究内容をベルトさんから聞き出しませんと
勿論蛮野氏やはやりんにはベルトさんから得た情報を漏らさずに京ちゃんパパの事を調べませんと
更に龍門渕グループとの繋がりとか龍門渕以外の咲-Saki-世界のブルジョワ達(弘世家&古塚家&椿野家&依藤家&森垣家&安福家&真瀬家)の動向を調べませんと
下手したらブルジョワ組全部大ショッカーの息がかかって居る可能性が有りますからね


三速!(再開!)

映画見てきたけど結構良かった……
しかし時系列的にマッハとかハートよりも前なのねー

とりあえずこのSSも映画が近い

(ありがとでーす再開!


―――昼


◆自由行動


1、誰かと話す【>>856

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、公園(ハオ・美穂子)

7、松実館(晴絵・玄)

8、自宅(白望・葵)

0、自由安価


◇安価2↓

(なん……だと……?


【ゾロ目 特殊】


◆誰と会う?

1、憧&初瀬
2、神代小蒔
3、ハート
4、門矢士
5、鳴滝

ゾロ目 ??????

◇安価1↓から3↓まででコンマが高かった者

(ままま、まだあわてるような時間じゃない!


【ゾロ目 EXイベント】


◆誰と会う?

1、赤土晴絵&戒能良子
2、神代小蒔&初美
3、ハート
4、一&門矢士
5、鳴滝&?????

ゾロ目 +ボーナス

◇安価1↓から3↓まででコンマが高かった者

1、赤土晴絵&戒能良子


―――【ドライブピット】


誰かしらいるかと思って部屋に入る

必ず悠彗やらがいるはずなのだが、今日はいない

代わりにいるのは良子と晴絵の二人


京太郎「意外な面子だな」

晴絵「そう?」

良子「少しばかり時間関係のことで話があったので」

京太郎「時間について、か」

晴絵「そういうこと、分岐点とかについての話」

京太郎「分岐点、なにかが鍵を握ってるって言ってたか?」

晴絵「だね、問題はアイツ……カイなわけだけど」

良子「未来の分岐点、イマジンの未来につながるかつながらないか、ですね」

晴絵「必ずしもその未来が正しくて幸せとは限らないけどね」ハッ

京太郎「お前はまたそういうことを」

晴絵「事実だよ事実」


良子が少しばかり考えるような表情を浮かべる

左手を胸の下に、その手でもう片手をささえるようにして右手を顎の下に当てる

そして京太郎の視線は釘付けになる


京太郎(寄せてあげられてる……)

良子「ふむ、なんだか妙に気になるんですよね……」ムニュ

晴絵(あ、あたしだって多少は……)フニフニ


三者三様、それぞれ考える


クリム「君たちは何をしてるんだ?」

京太郎「あ、ああクリム」

クリム「君はアレだね、実にわかりやすい」

京太郎「うっせぇ」

クリム「ふむ、私にはわからんね」

京太郎「この研究バカめ」

クリム「実に遺憾だ」フム

良子「なんの話です?」

京太郎「あ、いやいやいや、なんでもないですって! な!」

クリム「……まぁ、そういうことにしておこうか」

京太郎「こいつ」

晴絵「どうすっかな~」ジトー

京太郎「な、なんだよ」

晴絵「さて、なんだと思う?」

京太郎「ぐっ」



晴絵「まぁ正直な話、未来やらに関してはこっちでなんとか」

京太郎「大丈夫か?」

晴絵「大丈夫だって、だから須賀はもう関わらなくて良い」

京太郎「そういうわけにもいかないだろ」

晴絵「私らだけで十分だって」

京太郎「普通に心配だろうに」

晴絵「……お、おう」フイッ

クリム「なるほど……」

良子「……」ズズズー


無言でストローで飲み物を啜る良子

そちらを見る目は別に怒っているわけでも拗ねているわけでもない

どこかボーっとしている感じだが……


クリム「これはまさか、いやまさか……」

晴絵「たく、てかあれだ……ホント、そろそろ決戦って気がするからマジで……あんた気を付けてよ」

京太郎「なんで俺だよ、むしろお前のが関わってるから心配だろ」

晴絵「……まぁ、色々あんのよ色々と」

京太郎「……そうか、まぁお前がそういうならそうなんだろうな」フッ


◆System
・【赤土晴絵】の好感度上限が解除されました
・【赤土晴絵】の好感度が【+1】されました
・【赤土晴絵:100】
・【戒能良子】の好感度が【+10】されました
・【戒能良子:145】

次スレ
【安価】京太郎「仮面ライダー?」玄「いつか、未来で」【Part17】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」玄「いつか、未来で」【Part17】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1481809102/)

>>982 誘導ありがとでーす


―――昼過ぎ


◆自由行動


1、誰かと話す【>>856

×、散歩(コンマ30以上で成功)

3、訓練

×、探索

5、自宅【自宅にいる相手から一人選択】

6、公園(ハオ・美穂子)

7、ファミレス(絹恵・裕子)

8、自宅(白望・葵)

0、自由安価


◇安価2↓

6、公園(ハオ・美穂子)


―――【公園】


適当に食事でもしようかと思っていると、見知った相手を見つけた

それも二人

話をする二人へと近づいて片手を上げる


京太郎「よう」

ハオ「京太郎……」

美穂子「京太郎くん?」

京太郎「久しぶりです福路さん……にしても珍しい二人ですね」

美穂子「一応、瑞原さん……というより戦極ドライバー関係で」

京太郎「ああ~やっぱハオも」

ハオ「ええ、智葉から受け取った戦極ドライバーがありますから」

京太郎「そっか、だから二人は……」

ハオ「福路さんはユグドラシル側なので味方というには微妙ですけどね」

美穂子「まぁ、瑞原さん……味方と敵をはっきり分けるような人ではあるから」

京太郎「ま、わからんでもないなぁ」

美穂子「瑞原はやり……」

京太郎「好きって感じじゃないですね」ハハッ…

美穂子「そうね」クスッ

京太郎(この人がはっきり言うとは……いや、そういう風になったのかもしれないけど)



美穂子「実力は認めているのよ?」

京太郎「そりゃまぁ凄い人ではありますからね」

ハオ「しかし戦極ドライバーの説明ははぐらかされますが」

美穂子「ロックシードに関してもよ……『神様からもらった』なんてはぐらかされるんだから」ハァッ

ハオ「それはまぁ……」アハハ…


その言葉に、京太郎もハオも苦笑を浮かべた

美穂子も普通にしている

一年前と同じ穢れの無い笑顔が京太郎へと向けられた


京太郎「……」ジー

美穂子「……え、ど、どうしたの?」カァッ

京太郎「え、ああいや……良い笑顔だなって」ハハッ

美穂子「……ふぇっ!?」ボンッ

ハオ「わ、私の前で堂々と口説くとは……」

京太郎「え、ああいやハオの前とか関係無しに……てか口説いてないだろ!」

ハオ「凹みます」ハァ

京太郎「いや、ハオも可愛いから自信もてって! な!?」

ハオ「はいはい」ハァ

京太郎「ええ~……」

ハオ(むぅ……)


◆System
・【郝慧宇】の好感度が【+10】されました
・【郝慧宇:120】


このスレはここまでー

次スレの誘導は>>982でー

>>1000ね、早く消化しなきゃだなー
デートできるほど落ち着かない……

>>1000ならハートたちに蛮野のことを話す

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