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/ニニニニニニニニ' - ―- _.\ _____
// , ニニニニニミ. \ /_ '__ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
__________//______ , -―――--ミ__ `´ / r /フ' >- 、 / / / ̄ ̄ ̄ ̄ フ /
/,┌. ┬ _ , _= / r' / / / ̄ ̄ ̄ ̄ハ 〈 ニ ニ' / 〉ニニ'/ _ / /_
/ イ lフ ,┴, ―, イ /_/__ / {/ / / / ∧ ∨ / / ゝ_ ノ / /  ̄/ _ノ__ /_
/ | |乂 ||三|| ./ | / / { ̄ ̄ ̄二二フ / __ニニ/ / _____/ ./ / 〈∠ ―', ./
/KAMEN RIDER AMAZONS> ' { \ く / / / / / , へ ∠ ―-/ /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_フ_´_______', \_∨_____ノ/_____ノ/ //| |___ニゝ\
―────────────────────────‐ 7 〃 ./〃 '――――――'
/〃〃/
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1497712123
アマゾンとは────
野座間製薬が研究・開発した極微小サイズの人工生命体、通称アマゾン細胞を人間大のサイズになるまで培養された生物のことである。
アマゾン細胞は蛋白質を好む本能があり…………特に人肉を極めて好む性質がある。
普段アマゾン達は人の姿を偽り人の社会の中に溶け込んでいる。
だが、腕に着けた“アマゾンズレジスター”の抑制剤が切れた時、アマゾン達は己の本能に戻り人を喰らう化け物になる…………
君も、そのアマゾンだ。
・過去スレ一覧
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【安価】Dead or Eat it's to Living.Episode5【仮面ライダーアマゾンズ】
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【安価】Dead or Eat it's to Living.Episode6【仮面ライダーアマゾンズ】
【安価】Dead or Eat it's to Living.Episode6【仮面ライダーアマゾンズ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1496150778/)
【安価】Dead or Eat it's to Living.Episode7【仮面ライダーアマゾンズ】
【安価】Dead or Eat it's to Living.Episode7【仮面ライダーアマゾンズ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1496927640/)
─ルールを守って楽しく食事をしよう!─
・安価の連取りはご遠慮ください。
・安価での連投もご遠慮ください。ただし、5分間経過しても書き込みが無い場合は可とします。
・コンマ判定での連取りはご遠慮ください。
・連取りや、安価の内容が荒らしや不適切と判断した場合、その真意に限らず解釈の変更、若しくは下へズラします
・ルールに不備、追加する必要が出れば随時変更、追加していきます。
男の子の名前は雄になりました。
↓5まで 女の子の名前候補
↓10まで
1.紘
2.紅
3.エリザベス
4.光
5.梓
6.千代
女の子は紘ですね。
今日は取り敢えずこの辺りまでで……
お待たせしましたぁ
お前は誰だ!(呼び掛けの挨拶)
ホウジョウエムゥ!
>>43
ホシゾラハクノォ(歓迎)
・海底へ招待されたアマゾンは累計2000体に達しました
・Ⅳ型βは上位種への忠誠と電撃耐性が付与されました
・野座間上層部、政府高官を洗脳完了
・偽装工作により双子の戸籍をと手に入れました
・種族の壁をまた一つ越えた……!
・一つだけ細胞から得られた能力を獲られる。一種族から1能力のみである
↓5まで
1.蛮族(モーフィングパワー{武器のみ}、など)
2.河童
3.魔法使い
4.その他(ハイパークロックアップ、など)
5.OWABI券に変換
DAY…81
-Status-
名前:六本木弘
分類:シャチアマゾン(アマゾンカニバリズムϚ)
満腹度:100/100
食人衝動:---
食人指数:0
-Battle Status-
ランク:A
HP:4500
アタック:200(※+20)
ディフェンス:200
テクニック:200
スピード:200(※+20)
-Extra Ability-
・サーチャー(特)…アマゾン細胞を有する生命体を識別する事ができる。
・プレデトリーコレクター(特)…捕喰したアマゾンの能力を獲得できる
・隷属(特)…アマゾンを支配する事が出来る。
・多重影分身…身体を分裂させ無数の分身を作る
・水棲…水中戦時に一部ステータスがアップする
・飛行…空を飛翔する事ができる
・自己再生…戦闘中にHPが回復する。
・ヤマアラシの針…攻撃から暗殺まで対応した針
・人たらし(特)…不思議な魅力で信頼関係を築いてしまう。
・トラロック耐性…トラロックの雨を諸に浴びても皮膚が荒れる程度で済む。
・コンドルの眼…捜し物にも適した猛禽類の眼
・ステルス=ニンジャ…機械の眼をも欺き、存在に気付いた時には死だけが遺っていた
・跳躍(特)…バッタの様な跳躍力
・ライジング…自由自在に電撃を操る
・乾眠…身体から水分を極限まで排出して耐久性を向上させる。
・液状化(バイオ+)…身体を液状化させ攻撃を無効化させる
・ベジタリアン…アマゾンの食人衝動を完全に抑える
・沈静化(弱)…興奮したアマゾンを鎮める
・覚醒解除…覚醒したアマゾンを通常状態に戻す事ができる
・環境適応(特)…地球上のありとあらゆる環境に適応する
・洗脳(特)…意志・思考をコントロールすることが出来る
・レーザー…けしとぶがよい
・記憶操作…脳の電気信号を操ることで記憶の模造、改竄が行える
・猛毒…骨までも溶かす毒
・メタル・フレーム…皮膚に留まらず骨格まで金属で覆う事が出来る
・磁場形成…磁場を形成できる
・PTヤーン…相転移性を持つ特殊な糸を生成する
・プラズマ操作…プラズマを生成し操る事が出来る。
・光合成(特)…日光からエネルギーを生成できる
・ハイパークロックアップ…光速を超越する
・料理(EX)…おふくろの味
-Etcetera-
Intelligence:100(知識・知能判定時に大幅な補正あり)
English:00(英語に関する判定時に無条件成功※但し、例外あり)
アマゾンドライバー:アマゾンディガンマへと変身する事ができる。
アマゾンカニバリズム:人肉を求めずにアマゾン細胞で構成された肉を好む。
タイプϚ:無痛覚、無衝動かつ調整を必要としないΣの進化系。
アクアフィールド:擬似的な水中を再現する
変身:姿形を異なる存在へと変化させる
ワクチン:トラロックへの抗体を持つワクチン
瞬間移動(WR):ずっとアナタの傍に────
不老不死:この因子の持ち主は老化する事なく、たとえ千年後でも同じ見た目をしている
サイコキネシス:念動力を操ることが出来る
ナノマシン Type-T:なんでもできちゃう
maid leader:家事は始まる前に終わる
弘「はいはい、大丈夫だよー」
↓3
1.出掛ける
2.野座間製薬へ訪れる
3.悠と話す
4.その他
↓1~3 ダイオウグソクムシ
1~0 失敗
ゾロ目 AP上限微増
00 イヤダー
↓4~6 光合成
1~0 失敗
ゾロ目 AP&DP回復
↓7~9 アマゾンの誘拐!
1~9 失敗
0 +500
ゾロ目 75%
↓10~12 謎の遺伝子
1~0 失敗
ゾロ目 種族の壁を越えて(選択式)
↓1~3 Ⅵ型強化
1~9 失敗
0 サイコキネシス
ゾロ目 ナノマシン操作権限
00 自動更新
↓4~6 自給自足
1~0 失敗
ゾロ目 合成プラント
00 輸出
↓7~9 強化アマゾンズドライバー
1~0 失敗
ゾロ目 スピードテクニックパワー
00 シン
↓10~12 アマゾンインジェクター
1~0 失敗
ゾロ目 強化剤
00 ドライバーイン
↓1~3 洗脳
1~9 失敗
0 政府首脳
ゾロ目 政府首相
00 うさ
↓4~6 ヴァイザー強化対象
1~9 失敗
0 Ⅳ→Ⅴ、Ⅵ
ゾロ目 Ⅴ→Ⅵ
00 ポーズ&リスタート
↓7~9 変異型強化
1~7 Ⅱ、Ⅲ型
8~0 Ⅳ型
ゾロ目 Ⅴ型
00 Ⅵ型
↓10~12 アマゾンランクアップ
1~9 失敗
0 +1段階
ゾロ目 +2段階
00 Aランクメーカー
・マイターンAP&DPが20ずつ回復。
・モーフィングのちょっとした応用で合成プラントが完成しました
・Ⅱ、Ⅲ型で1段階、Ⅳ型で2(3)段階強化(Ⅴ型で5段階まで、Ⅵ型で6段階まで強化されます)
>>100
イッチ、Ⅱ、Ⅲが合わさってⅣですし
Ⅳは2 (4) 段階強化じゃありませんか?
そこからⅤは6段階、Ⅵは7段階では?
【名前】シャチアマゾン
【HP】4700
【アタック】220
【ディフェンス】220
【テクニック】220
【スピード】220
>>102
いえ、別枠です。
【名前】シャチアマゾン(通常Ⅰ型)
【HP】4000
【アタック】150
【ディフェンス】150
【テクニック】150
【スピード】150
↓
【名前】シャチアマゾン(変異Ⅵ型+ヴァイザー)
【HP】4700
【アタック】220
【ディフェンス】220
【テクニック】220
【スピード】220
↓
【名前】アマゾンディガンマΧΧ(変異Ⅵ型+ヴァイザー+強化AD)
【HP】5600
【アタック】290
【ディフェンス】310
【テクニック】260
【スピード】260
【名前】オメガオリジン(通常Ⅲ型+AD)
【HP】2500
【アタック】100
【ディフェンス】100
【テクニック】100
【スピード】100
↓
【名前】アマゾンオメガΧΧ(通常Ⅲ型+強化AD)
【HP】3000
【アタック】180
【ディフェンス】200
【テクニック】150
【スピード】150
↓
【名前】アマゾンオメガΧΧ(変異Ⅵ型+ヴァイザー+強化AD)
【HP】3700
【アタック】250
【ディフェンス】270
【テクニック】220
【スピード】220
バグルアーップ
【名前】シャチアマゾン(通常Ⅰ型)
【HP】4000
【アタック】150
【ディフェンス】150
【テクニック】150
【スピード】150
↓
【名前】シャチアマゾン(変異Ⅵ型+ヴァイザー)
【HP】4800
【アタック】230
【ディフェンス】230
【テクニック】230
【スピード】230
↓
【名前】アマゾンディガンマΧΧ(変異Ⅵ型+ヴァイザー+強化AD)
【HP】5700
【アタック】300
【ディフェンス】320
【テクニック】270
【スピード】270
【名前】オメガオリジン(通常Ⅲ型+AD)
【HP】2500
【アタック】100
【ディフェンス】100
【テクニック】100
【スピード】100
↓
【名前】アマゾンオメガΧΧ(通常Ⅲ型+強化AD)
【HP】3000
【アタック】180
【ディフェンス】200
【テクニック】150
【スピード】150
↓
【名前】アマゾンオメガΧΧ(変異Ⅵ型+ヴァイザー+強化AD)
【HP】3800
【アタック】260
【ディフェンス】280
【テクニック】230
【スピード】230
※おまけ
【名前】アマゾンアルファ
【HP】2500
【アタック】120
【ディフェンス】120
【テクニック】100
【スピード】100
※オメガΧΧの通常攻撃は6240
80日前の彼女は──
【名前】シャチアマゾン
【HP】800
【アタック】40(※+20)
【ディフェンス】50
【テクニック】40
【スピード】40(※+20)
DAY…82
-Status-
名前:六本木弘
分類:シャチアマゾン(アマゾンカニバリズムϚ)
満腹度:100/100
食人衝動:---
食人指数:0
-Battle Status-
ランク:A
HP:4800
アタック:230(※+20)
ディフェンス:230
テクニック:230
スピード:230(※+20)
-Extra Ability-
・サーチャー(特)…アマゾン細胞を有する生命体を識別する事ができる。
・プレデトリーコレクター(特)…捕喰したアマゾンの能力を獲得できる
・隷属(特)…アマゾンを支配する事が出来る。
・多重影分身…身体を分裂させ無数の分身を作る
・水棲…水中戦時に一部ステータスがアップする
・飛行…空を飛翔する事ができる
・自己再生…戦闘中にHPが回復する。
・ヤマアラシの針…攻撃から暗殺まで対応した針
・人たらし(特)…不思議な魅力で信頼関係を築いてしまう。
・トラロック耐性…トラロックの雨を諸に浴びても皮膚が荒れる程度で済む。
・コンドルの眼…捜し物にも適した猛禽類の眼
・ステルス=ニンジャ…機械の眼をも欺き、存在に気付いた時には死だけが遺っていた
・跳躍(特)…バッタの様な跳躍力
・ライジング…自由自在に電撃を操る
・乾眠…身体から水分を極限まで排出して耐久性を向上させる。
・液状化(バイオ+)…身体を液状化させ攻撃を無効化させる
・ベジタリアン…アマゾンの食人衝動を完全に抑える
・沈静化(弱)…興奮したアマゾンを鎮める
・覚醒解除…覚醒したアマゾンを通常状態に戻す事ができる
・環境適応(特)…地球上のありとあらゆる環境に適応する
・洗脳(特)…意志・思考をコントロールすることが出来る
・レーザー…けしとぶがよい
・記憶操作…脳の電気信号を操ることで記憶の模造、改竄が行える
・猛毒…骨までも溶かす毒
・メタル・フレーム…皮膚に留まらず骨格まで金属で覆う事が出来る
・磁場形成…磁場を形成できる
・PTヤーン…相転移性を持つ特殊な糸を生成する
・プラズマ操作…プラズマを生成し操る事が出来る。
・光合成(特)…日光からエネルギーを生成できる
・ハイパークロックアップ…光速を超越する
・料理(EX)…おふくろの味
-Etcetera-
Intelligence:100(知識・知能判定時に大幅な補正あり)
English:00(英語に関する判定時に無条件成功※但し、例外あり)
アマゾンドライバー:アマゾンディガンマへと変身する事ができる。
アマゾンカニバリズム:人肉を求めずにアマゾン細胞で構成された肉を好む。
タイプϚ:無痛覚、無衝動かつ調整を必要としないΣの進化系。
アクアフィールド:擬似的な水中を再現する
変身:姿形を異なる存在へと変化させる
ワクチン:トラロックへの抗体を持つワクチン
瞬間移動(WR):ずっとアナタの傍に────
不老不死:この因子の持ち主は老化する事なく、たとえ千年後でも同じ見た目をしている
サイコキネシス:念動力を操ることが出来る
ナノマシン Type-T:なんでもできちゃう
maid leader:家事は始まる前に終わる
弘「早く大きくなってねー」
↓3
1.出掛ける
2.野座間製薬へ訪れる
3.悠と話す
4.その他
↓1~3 ダイオウグソクムシ
1~0 失敗
ゾロ目 AP上限微増
00 イヤダー
↓4~6 アマゾンの誘拐!
1~9 失敗
0 +500
ゾロ目 75%
↓7~9 Ⅵ型強化
1~9 失敗
0 サイコキネシス
ゾロ目 ナノマシン操作権限
00 自動更新
↓10~12 強化アマゾンズドライバー
1~0 失敗
ゾロ目 スピードテクニックパワー
00 シン
↓1~3 アマゾンインジェクター
1~0 失敗
ゾロ目 強化剤
00 ドライバーイン
↓4~6 洗脳
1~9 失敗
0 政府首脳
ゾロ目 政府首相
00 うさ
↓7~9 ヴァイザー強化対象
1~9 失敗
0 Ⅳ→Ⅴ、Ⅵ
ゾロ目 Ⅴ→Ⅵ
00 ポーズ&リスタート
↓10~12 変異型強化
1~0 失敗
ゾロ目 Ⅴ型
00 Ⅵ型
↓1~3 アマゾンランクアップ
1~9 失敗
0 +1段階
ゾロ目 +2段階
00 Aランクメーカー
↓4~6 実地試験
1~4 めぼしい場所が見つからず
5~0 感染実験
ゾロ目 ヴァイザー実験
00 食べ放題
↓7~9 アマゾンカニバリズム抹消
1~0 失敗
ゾロ目 一部成功
00 一部成功
↓10~12 統治
1~4 失敗
5~9 成功
0 神輿
ゾロ目 崇拝
00 いえすゆあはいねす
・神輿について
↓5まで
1.悠に2000体のアマゾンと海底基地を見せる
2.いや、まだ早い
3.その他
了解。今日はここまで。
疲れた、ので、無理しない、ことに、しました。
また会話からなのでのんびりだよぉー
お前は誰だ!(呼び掛けの挨拶)
悠「ねえ弘、まだ駄目なの?」
弘「うん、もうちょっとだけね?」
悠は弘に「連れて行きたい所がある」と言われ、それに肯定したかと思えばいきな目隠しをされた。
何でもサプライズだから、との事だが……
そのまま家から10分少々は歩かされただろうか、漸く歩みを止めて目隠しも外される。
悠「一体、な────」
弘のやることだ、驚かせられるであろう事は予め予想出来ていた。
それでも、物事には限度がある。
例えば……眼を開けた瞬間、目の前にラブカと呼ばれる深海に生息するカグラザメの一種が漂っていたり…………
悠「えええええっ!?」
つまりここは、深海である。
それも、1000mを越える太陽光も届かない常闇の世界。
悠「何、何っ?!どういうこと!?」
弘「悠ぁー、そんな所で立ち止まってないで来てよー」
悠が呆然としている合間に、弘は遙か前方へと歩みを進めていた。
…………歩み?深海で?
悠「あれ……そう言えば息を吸えるし喋れるし…………あれっ、でも泳げる?」
確実に水中の中なのに濡れもしなければ呼吸もできる、かと思えば水の浮力で泳ぐことも出来る……
悠は既に理解が追い付かず、眼を見開いて困惑しながら弘を追いかけることしか出来なかった。
弘「はい、せーの……じゃーん!」
悠「なにこれー」
海の底には街があった。
街の造りは円を描いていた。
直径は5km程か、その敷地面積は小さな街にも匹敵する。
そう、広さだけなら数万人が住んでいても可笑しくないぐらいに広大なのだ。
悠「────」
弘「ほらほら悠、行くよ」
色彩は全体的に白い。
ヨーロッパの街並みにある漆喰のような…………だが漆喰の特有のムラが無く、まるで陶磁器の様でもあった。
試しに触れたり叩いたりしてみると、これもまた不思議な事に金属板の壁でも叩いたかのような頑丈さである。
街の外壁から始まり、建造物の総てもこの調子だ。
一体、何で出来ているのだろうか…………
弘「何だっけ、途中から炭素繊維じゃなくて絶対に錆びないし壊れない金属とかってのに変えたからなぁ…………名前がわかんないや」
それで良いのだろうか。
弘「大丈夫じゃないかな、造り方教えてくれた人は神様でも封印できるから子守りにも最適……とか言ってたし」
誰だ。
弘「それよりも、こっちこっち」
そのまま、街の中心にあるタワーまで連れ出された。
高さは何百メートルだろうか……深海では比較できる物が無いので憶測だが、100や200以上であるのは確実か。
高速エレベーターで屋上まで飛ぶ様に輸送され、やがて扉が開く。
その先には、バルコニーの様な……さながらファンタジーな映画やゲームで王様が民衆に語りかける謁見台やお立ち台のような場所があった。
悠「えー…………?」
驚きはもう既に振り切ったかと思っていたが、まだ仕込みがしてあった。
塔の高台から見下ろすと、地上……?にはアマゾンがいた。
弘曰く、2500体近くのアマゾンがいるとか……
悠「これは、何?」
弘「頑張っちゃった♪」
あっ、可愛い…………じゃなくて、説明を求む。切実に。
弘「人を食べられなくなっても良いから駆除されたく無い、ってアマゾンを引き込んでたら……こうなってた、みたいな?」
悠「ヘー、ソーナンダー」
もう何だか、冷静に考えるのが嫌になってきた。
↓1 悠の反応
1~3 畏怖
4~7 動揺
8~0 順応
ゾロ目 弘だからね
弘「中にはね、悠の為に来てくれたアマゾンもいるんだよ」
悠「えっ、え?」
弘「悠なら、人を食べないアマゾンを無闇に狩ったりしないし、それに……居場所だけじゃ駄目なんだよ」
悠「どういう……?」
弘「支えが、要るんだよ。強さとかさ…………悠なら守ってくれるっていう心の支えが」
悠「…………」
弘「悠はさ、どっちに生きたい?」
悠「どっちって……どっち?」
弘「人か、アマゾンか……今の悠なら、多分もう止められる人なんてどっちにもいない」
悠「…………」
弘「だから、選べるんだよ。悠は、守りたい対象を、さ」
悠「僕は…………」
少し口が淀んでから、答えた。
悠「僕は…………やっぱり、コッチ側だと思う……」
弘「…………」
悠「アマゾンだから、とかじゃなくて……多分、理不尽が嫌なんだ」
弘「理不尽、か…………」
それは、視点の違いでもある。
人に生み出され、人に狩られるアマゾンは理不尽に苛まれているだろう。
だが、何も知らずに喰われる人間もまた、理不尽の渦中にあると言える。
それでも悠は、前者を選んだ。
悠「それに、弘もいるしね」
弘「………………えっ──?!」
それは紛れもなく
弘「ぅあ…………そ、そっか」
悠「うん。寧ろ、そっちの方が理由として大きいかも」
真顔で、さらっと言ってくる。
歯の浮く様なセリフが返ってくるとは想像だにしておらず、弘の顔には羞恥と戸惑いが浮かんでいた。
弘「ん、むぅ…………そ、そうだ悠!」
悠「なに?」
弘「どうせだから、手を振ってあげて?」
悠「え、こう…………?」
言われるがまま、悠がアマゾン達に手を振ると…………ワッ!という歓声が木霊した。
悠「わっ……!」
弘「悠が守ってくれる限り、皆も悠に着いてきてくれる……」
そう仕向けたのは弘だが、今の真意は紛れも無い。
悠を主と認め、彼をまた、自身も支えんとしているのだ…………
弘「それは、私も……」
少しだけ、お返しをしてみる。
弘「私も、ずっと悠の側にいる…………離れないから、ね?」
DAY…83
-Status-
名前:六本木弘
分類:シャチアマゾン(アマゾンカニバリズムϚ)
満腹度:100/100
食人衝動:---
食人指数:0
-Battle Status-
ランク:A
HP:4800
アタック:230(※+20)
ディフェンス:230
テクニック:230
スピード:230(※+20)
-Extra Ability-
・サーチャー(特)…アマゾン細胞を有する生命体を識別する事ができる。
・プレデトリーコレクター(特)…捕喰したアマゾンの能力を獲得できる
・隷属(特)…アマゾンを支配する事が出来る。
・多重影分身…身体を分裂させ無数の分身を作る
・水棲…水中戦時に一部ステータスがアップする
・飛行…空を飛翔する事ができる
・自己再生…戦闘中にHPが回復する。
・ヤマアラシの針…攻撃から暗殺まで対応した針
・人たらし(特)…不思議な魅力で信頼関係を築いてしまう。
・トラロック耐性…トラロックの雨を諸に浴びても皮膚が荒れる程度で済む。
・コンドルの眼…捜し物にも適した猛禽類の眼
・ステルス=ニンジャ…機械の眼をも欺き、存在に気付いた時には死だけが遺っていた
・跳躍(特)…バッタの様な跳躍力
・ライジング…自由自在に電撃を操る
・乾眠…身体から水分を極限まで排出して耐久性を向上させる。
・液状化(バイオ+)…身体を液状化させ攻撃を無効化させる
・ベジタリアン…アマゾンの食人衝動を完全に抑える
・沈静化(弱)…興奮したアマゾンを鎮める
・覚醒解除…覚醒したアマゾンを通常状態に戻す事ができる
・環境適応(特)…地球上のありとあらゆる環境に適応する
・洗脳(特)…意志・思考をコントロールすることが出来る
・レーザー…けしとぶがよい
・記憶操作…脳の電気信号を操ることで記憶の模造、改竄が行える
・猛毒…骨までも溶かす毒
・メタル・フレーム…皮膚に留まらず骨格まで金属で覆う事が出来る
・磁場形成…磁場を形成できる
・PTヤーン…相転移性を持つ特殊な糸を生成する
・プラズマ操作…プラズマを生成し操る事が出来る。
・光合成(特)…日光からエネルギーを生成できる
・ハイパークロックアップ…光速を超越する
・料理(EX)…おふくろの味
-Etcetera-
Intelligence:100(知識・知能判定時に大幅な補正あり)
English:00(英語に関する判定時に無条件成功※但し、例外あり)
アマゾンドライバー:アマゾンディガンマへと変身する事ができる。
アマゾンカニバリズム:人肉を求めずにアマゾン細胞で構成された肉を好む。
タイプϚ:無痛覚、無衝動かつ調整を必要としないΣの進化系。
アクアフィールド:擬似的な水中を再現する
変身:姿形を異なる存在へと変化させる
ワクチン:トラロックへの抗体を持つワクチン
瞬間移動(WR):ずっとアナタの傍に────
不老不死:この因子の持ち主は老化する事なく、たとえ千年後でも同じ見た目をしている
サイコキネシス:念動力を操ることが出来る
ナノマシン Type-T:なんでもできちゃう
maid leader:家事は始まる前に終わる
弘「あれ、もう歯が……」
↓3
1.出掛ける
2.野座間製薬へ訪れる
3.悠と話す
4.その他
・海底の街に住むアマゾンは2500体に
・Ⅵ型アマゾンにサイコキネシス及びナノマシン制御能力が付与されました
・アマゾンインジェクター(強化剤)の製造に成功しました
・Ⅴ型の戦闘力が一段階強化されました
感染実験は別判定で。
↓1
1~3 数人がⅡ型に
4~7 半数がⅣ型に
8~0 おいだせアマゾンの村
ゾロ目 墓場、スティグマシグマ
はいー?
始める前からゾロ目が爆裂したところで始めまする。
お前は誰だ!(呼び掛けの挨拶)
↓1~3 ダイオウグソクムシ
1~0 失敗
ゾロ目 AP上限微増
00 イヤダー
↓4~6 アマゾンの誘拐!
1~0 失敗
ゾロ目 75%
↓7~9 Ⅳ型β
1~5 失敗
6~8 トラロック無効化
9,0 環境適応
ゾロ目 一段階強化
↓10~12 謎の遺伝子
1~0 失敗
ゾロ目 種族の壁を越えて(選択式)
↓1~3 Ⅵ型強化
1~9 失敗
0 Extra+Etcetera
ゾロ目 一段階強化
00 自動更新
↓4~6 強化アマゾンズドライバー
1~0 失敗
ゾロ目 スピードテクニックパワー
00 シン
↓7~9 アマゾンインジェクター
1~0 失敗
ゾロ目 ドライバーイン
↓10~12 洗脳
1~9 失敗
0 政府首脳
ゾロ目 政府首相
00 うさ
↓1~3 ヴァイザー強化対象
1~9 失敗
0 Ⅳ→Ⅴ、Ⅵ
ゾロ目 Ⅴ→Ⅵ
00 ポーズ&リスタート
↓4~6 アマゾンランクアップ
1~9 失敗
0 +1段階
ゾロ目 +2段階
00 Aランクメーカー
↓7~9 インジェクターonヴァイザー
1~6 失敗
7~9 Ⅳ型
0 Ⅴ型
ゾロ目 Ⅵ型
↓10~12 遠距離攻撃
1~8 失敗
9 レールガン
0 荷電粒子砲
ゾロ目 プラズマレーザー
00 プラズマイオンレーザー
もうクライマックスが見えてて何ですが────
加減と労りって大事だよね
↓1~3 ガとかギとか
1~9 失敗
0 インジェクター液剤内蔵
ゾロ目 自動補充
00 全回復&必殺強化
↓4~6 海底都市統治計画
1~3 変化なし
4~7 警察組織
8~0 統治制度
ゾロ目 特殊部隊
00 移動都市
↓7~9 ヴァイザー実験
1~7 失敗
8~0 武装、ドライバー機能
ゾロ目 散布機能
00 いただきます
↓10~12 大滝強化
1~8 失敗
9,0 Ⅴ型
ゾロ目 ドライバープレゼント
↓1~3 前原くん、茶番です!
1~8 失敗
9,0 ヴァイザー付きⅤ型
ゾロ目 ドライバー付き
チクショー!
変異Ⅱ/Ⅲ型(1段階強化)
↓
変異Ⅳ型(+2(3)段階強化)
↓ 変異Ⅳ型β(上記α版と戦闘力同一)
変異Ⅴ型(+3(6)段階強化)
↓
変異Ⅵ型(+3(9)段階強化)
↓
Ⅵ型専用ヴァイザー(+2(11)段階強化)
もう何が何だかわからないよ
Ⅵ型になればどんなミジンコでもベルトを着けたピラニアさんに勝てますよ。
・アマゾンの人口は3000に到達(これ以上の誘拐不可)
・Ⅳ型βにトラロック無効化と環境適応が付与
・Ⅵ型はさらに一段階強化され、現状の弘の能力を引き継げます
・Ⅳ型およびⅤ型のヴァイザーにインジェクター生成機能が追加されました
・海底都市に警察組織と統治制度ができました
・大滝くんはⅤ型になりました
・前原くんは茶番でⅤ型に復活させられました
↓5まで 統治制度について
1.絶対王政
2.議会制
3.軍隊型
4.その他
1は悠神輿にした分かりやすい王国型
2は一応偉いやつらが皆で話する形(なお)
3は厳格な階級社会
みたいな感じですかね?
1.アマゾンの王様である水澤悠の命令は絶対厳守!(本当……?)
2.アマゾンの中から投票で選ばれた議員で統治を行います。放逐?
3.階級を定め、厳格な命令機構を築く
>>350
ですです
統治制度を纏めて、前原くんを茶番で殺殺して…………
その辺りは明日に~
12話もスゴかった(こなみかん)
これ後、一話で終わんの?(素朴な疑問)
誰です、アマゾンズスレにここのスレタイを書き込んだ人は。
相手にされなくて良かったけど。
明日はあります。
>>407
バレた場合のリスクがいまいち分からない
海底都市からの移動を弘の分身による瞬間移動限定にすれば仮に捕まったとしても情報は分からないし
ヴァイザーがあれば捕まった時点で自爆命令を出せる
>>409
根本的に「腕輪無し」で「野座間の街の外」に
「人格保ったアマゾン」が「隠れて潜んでた」ってのがヤバイ。
遅くなりましたがぁ
お前は誰だ!(呼び掛けの挨拶)
前原「たく…………これくらい自分で買えっての」
風船の如くパンパンに膨れたレジ袋を両手に抱えながら、前原を愚痴を垂れた。
袋の中身は、もっぱら駆除班達の食糧や嗜好品の類だ。
アマゾンの出現に備える駆除班は常に詰め所たるビルに常駐している必要があり、買い出しに関しても最小限の人数で行う必要がある。
その貧乏くじを、最年少である前原が引いてしまったという訳だ。
前原「志藤さんがラガーで、福さんと一也さんがドライで…………何が違うんですかね」
未成年を卒業してから日の浅い前原は未だにその辺りに疎い所があった。
以前に大滝から酔いつぶれるまで飲まされたから、というのもあるかもしれないが。
前原「…………」
買い出しを終え、駆除班員達の待つビルまで帰ろうと歩みを進める。
その時、背後から物音がした。
前原「え────?」
トンボ「…………」
アマゾンの出現に動揺が走り、頭が真っ白になる。
その姿は、かつて駆除した…………大滝が変貌してしまったトンボのアマゾン。
別の個体。冷静に考えれば解る筈なのに、冷静ではいられなかった。
前原「竜介さ────」
腕の力が急激に抜けてしまい、両手のレジ袋が地面に零れ落ちてしまう。
よく見れば、紅い液体もアスファルトを染めていて…………
前原「あ…………れ?」
漸く、己の胴に穴が穿たれている事に気が付いた。
トンボ「グゥゥゥ……」
前原「お、れ……や…………が?」
そのまま、前原の意識はそこでプツリと切れてしまった。
「お──じゅ────きて──」
前原「…………?」
痛みを認知した、その次の感覚は随分とヒンヤリとした物だった。
死んだのだろうか、あそこまでの重傷を負えば生きている方が不思議だが…………
「──おき────ねぇ──ゅんち──」
そう言えば、声が聞こえる。
誰だろう、何処かで聴いた気がする様な…………
弘「おーい、淳ちゃーん」
前原「!」
今度こそ、ハッキリと聞こえた。
慌てて眼を見開けば、そこには奇妙な知人…………六本木弘の姿があった。
前原「弘……?」
弘「あ、やっと起きた」
弘はホッと胸を撫で下ろして安堵した様子を見せる。
状況が把握出来ず、直球をぶつける事にした。
前原「一体……何が?」
弘「うーんと、何処から話せば良いのかな……」
今度は少し困った表情を伺わせながら、弘は話してくれた。
弘「淳ちゃん、アマゾンに襲われたのは覚えてる?」
前原「…………ああ」
記憶に根強く残っている。
動揺、焦り、痛み、恐怖…………
そして、不覚。
弘「正直に言って、今にも死にそうな状況だった」
前原「…………」
弘「でも、淳ちゃんは『死にたくない』って言って…………」
言った。
確かに、意識が薄れる最中にそんな事を叫んだ記憶がある。
弘「だから、余計なことかもとは思ったんたけど…………」
意を決した顔で、告げられる。
弘「淳ちゃんの身体には新型のアマゾン細胞が注入された…………つまり、鷹山仁と同じ事になってる」
前原「なっ……あ、え……?」
言葉の意味はわかっても感情が追い付かない。
アマゾン。自分がアマゾンに。
弘「気休めにしかならないかも知れないけど……実験体と違って食人衝動は無いから普通の食生活で暮らせるよ」
前原「…………」
弘「人として過ごしたいならそう振る舞う事も出来る…………でも、戦うつもりなら」
そう言って、弘は二つの物を持ち出した。
一つは前原も何度か見たことのあるベルト……アマゾンズドライバー。
そしてもう一つは、見慣れない緑色で長方形の何か。
前原「何だ、それ……?」
弘「コッチは知ってるよね。もう一つは……腕輪みたいな物かな」
自身の左腕に着けられた腕輪を指差しながら答える。
前原「もう一つ、教えてくれ……」
大きな動揺も見せず、前原は質問する。
弘「なに?」
前原「何で弘がこんな物を?それに、誰が俺に細胞を……?」
弘「…………」
↓5まで
1.内緒だよっ
2.忘れなさい
3.秘密だよっ
↓1
1~3 (皆に言わないと……)
4,5 (志藤さんには言わないと……)
6~8 わ、わかった
9,0 理解
ゾロ目 覚悟完了
弘「何となく察してると思うけど、私も関わってる」
前原「…………」
どうも、ここは野座間の研究施設の一つらしい。
関わってると言うのは、本当なのだろう。
弘「あのさ、この事、皆には…………」
前原「話さない方が良いんだろ?」
弘「うん」
苦笑しながら、弘はヴァイザーの使い方について説明をしてくれる。
有り体に言えば、万能ツールと言ったところか。
細胞の抑制や制御だけで無く、レーダーの役割や電話、更には武器にもなると言う。
野座間もとんでもない物を作ったものだと思わず感心してしまった。
弘「こうすれば……ほら、身体の中にも溶け込んじゃうからアマゾンだって判らないし」
前原「おお……」
弘「それじゃ、ドライバーの方も一応試しておく?」
↓1
1~4 Aランク
5~8 シグマァ
9,0 前原くんは素態として優秀なので
ゾロ目 圧倒的なので
【名前】前原アマゾン(ドライバー付き)
【HP】3500
【アタック】150
【ディフェンス】120
【テクニック】100
【スピード】100
↓
【名前】前原アマゾン(変異Ⅴ型)
【HP】4100
【アタック】210
【ディフェンス】180
【テクニック】160
【スピード】160
※いつもの
【名前】データ取り用アマゾン
【HP】2500
【アタック】120
【ディフェンス】120
【テクニック】100
【スピード】100
DAY…84
-Status-
名前:六本木弘
分類:シャチアマゾン(アマゾンカニバリズムϚ)
満腹度:100/100
食人衝動:---
食人指数:0
-Battle Status-
ランク:A
HP:4800
アタック:230(※+20)
ディフェンス:230
テクニック:230
スピード:230(※+20)
-Extra Ability-
・サーチャー(特)…アマゾン細胞を有する生命体を識別する事ができる。
・プレデトリーコレクター(特)…捕喰したアマゾンの能力を獲得できる
・隷属(特)…アマゾンを支配する事が出来る。
・多重影分身…身体を分裂させ無数の分身を作る
・水棲…水中戦時に一部ステータスがアップする
・飛行…空を飛翔する事ができる
・自己再生…戦闘中にHPが回復する。
・ヤマアラシの針…攻撃から暗殺まで対応した針
・人たらし(特)…不思議な魅力で信頼関係を築いてしまう。
・トラロック耐性…トラロックの雨を諸に浴びても皮膚が荒れる程度で済む。
・コンドルの眼…捜し物にも適した猛禽類の眼
・ステルス=ニンジャ…機械の眼をも欺き、存在に気付いた時には死だけが遺っていた
・跳躍(特)…バッタの様な跳躍力
・ライジング…自由自在に電撃を操る
・乾眠…身体から水分を極限まで排出して耐久性を向上させる。
・液状化(バイオ+)…身体を液状化させ攻撃を無効化させる
・ベジタリアン…アマゾンの食人衝動を完全に抑える
・沈静化(弱)…興奮したアマゾンを鎮める
・覚醒解除…覚醒したアマゾンを通常状態に戻す事ができる
・環境適応(特)…地球上のありとあらゆる環境に適応する
・洗脳(特)…意志・思考をコントロールすることが出来る
・レーザー…けしとぶがよい
・記憶操作…脳の電気信号を操ることで記憶の模造、改竄が行える
・猛毒…骨までも溶かす毒
・メタル・フレーム…皮膚に留まらず骨格まで金属で覆う事が出来る
・磁場形成…磁場を形成できる
・PTヤーン…相転移性を持つ特殊な糸を生成する
・プラズマ操作…プラズマを生成し操る事が出来る。
・光合成(特)…日光からエネルギーを生成できる
・ハイパークロックアップ…光速を超越する
・料理(EX)…おふくろの味
-Etcetera-
Intelligence:100(知識・知能判定時に大幅な補正あり)
English:00(英語に関する判定時に無条件成功※但し、例外あり)
アマゾンドライバー:アマゾンディガンマへと変身する事ができる。
アマゾンカニバリズム:人肉を求めずにアマゾン細胞で構成された肉を好む。
タイプϚ:無痛覚、無衝動かつ調整を必要としないΣの進化系。
アクアフィールド:擬似的な水中を再現する
変身:姿形を異なる存在へと変化させる
ワクチン:トラロックへの抗体を持つワクチン
瞬間移動(WR):ずっとアナタの傍に────
不老不死:この因子の持ち主は老化する事なく、たとえ千年後でも同じ見た目をしている
サイコキネシス:念動力を操ることが出来る
ナノマシン Type-T:なんでもできちゃう
maid leader:家事は始まる前に終わる
弘「おー……まだ歯もちっちゃいなー」
↓3
1.出掛ける
2.野座間製薬へ訪れる
3.悠と話す
4.その他
↓1~3 ダイオウグソクムシ
1~0 失敗
ゾロ目 AP上限微増
00 イヤダー
↓4~6 ウミヘビ
1~7 失敗
8~0 冷凍
ゾロ目 絶対零度
00 不溶氷
↓7~9 謎の遺伝子
1~0 失敗
ゾロ目 種族の壁を越えて(選択式)
↓10~12 強化アマゾンズドライバー
1~0 失敗
ゾロ目 スピードテクニックパワー
00 シン
↓1~3 アマゾンインジェクター
1~0 失敗
ゾロ目 ドライバーイン
↓4~6 洗脳
1~9 失敗
0 政府首脳
ゾロ目 政府首相
00 うさ
↓7~9 ヴァイザー強化対象
1~9 失敗
0 Ⅳ→Ⅴ、Ⅵ
ゾロ目 Ⅴ→Ⅵ
00 ポーズ&リスタート
↓10~12 アマゾンランクアップ
1~9 失敗
0 +1段階
ゾロ目 +2段階
00 Aランクメーカー
↓1~3 Ⅵ型ヴァイザー
1~6 失敗
6~0 強化剤生成
ゾロ目 一段階強化
00 Ⅳ型強化と同期
↓4~6 遠距離攻撃
1~9 失敗
0 荷電粒子砲
ゾロ目 プラズマレーザー
00 プラズマイオンレーザー
↓7~9 ガとかギとか
1~9 失敗
0 インジェクター液剤内蔵
ゾロ目 自動補充
00 全回復&必殺強化
イオンレーザー……佐渡島……う、頭が……
今日はここまで。全然進まなくてごめんなさい。
貴利矢さん、信じてたぜ!
お前は誰だ!(呼び掛けの挨拶)
OWABIは二つありますが……イオンプラズマレーザーに使いますか?
↓5
1.使うよ
2.使わないよ
3.もう一枚、別のにも使うよ
・AP:130→135
・アマゾンズドライバーは更なる強化
・アマゾンを更に一段階強化できる様に
・Ⅵ型ヴァイザーも強化剤を生成出来るようにアップグレードしました
変異Ⅱ/Ⅲ型(1段階強化)
↓
変異Ⅳ型(+2(3)段階強化)
↓ 変異Ⅳ型β(上記α版と戦闘力同一)
Ⅳ型専用ヴァイザー(+1(4)段階強化)
↓
変異Ⅴ型(+3(7)段階強化)
↓
変異Ⅵ型(+3(10)段階強化)
↓
Ⅵ型専用ヴァイザー(+2(12)段階強化)
-Extra Ability-
・冷凍(弱)…極低温の冷気を浴びせ凍り付かせる
約マイナス50℃の冷気を放出し、物質を凍らせる。
凍結まである程度時間がかかる為、冷凍中に回避される可能性が残る。
・イオンプラズマレーザー…ほろべ
核融合によって太陽と同質のエネルギーを光線としてぶつける。
一瞬でも発射すれば周辺気温は数百℃単位で上昇し、被弾した対象は細胞一つ遺らない。
地球が滅びる。
【名称】アマゾンズドライバー(Z)
【HP】+200
【アタック】+20
【ディフェンス】+20
【テクニック】+20
【スピード】+20
↓すったもんだ
【名称】強化アマゾンズドライバー
【HP】+900
【アタック】+70
【ディフェンス】+90
【テクニック】+40
【スピード】+40
↓
【名称】強化アマゾンズドライバー
【HP】+900
【アタック】+100
【ディフェンス】+90
【テクニック】+90
【スピード】+90
笑えよ、仁さん
みんなのだいすきなチャバンだよー
・何で茶番する?
↓5まで
1.シャチアマゾン
2.ディガンマ
3.ヴァイザー
4.その他
↓1 ヴァイザーで変身
1~7 強化値+2段階
8~0 強化値+3段階
ゾロ目 強化値×2
00 強化値×3
ダニィ!?
【名前】シャチアマゾン(通常Ⅰ型)
【HP】4000
【アタック】150
【ディフェンス】150
【テクニック】150
【スピード】150
↓
【名前】シャチアマゾン(変異Ⅵ型)
【HP】4900
【アタック】240
【ディフェンス】240
【テクニック】240
【スピード】240
↓
【名前】シャチアマゾン(変異Ⅵ型+ヴァイザー)
【HP】5200
【アタック】270
【ディフェンス】270
【テクニック】270
【スピード】270
↓
【名前】シャチアマゾン(変異Ⅵ型+ヴァイザー変身)
【HP】5800
【アタック】330
【ディフェンス】330
【テクニック】330
【スピード】330
↓
【名前】アマゾンディガンマΧΧ(変異Ⅵ型+ヴァイザー)
【HP】6100
【アタック】370
【ディフェンス】360
【テクニック】360
【スピード】360
仁「…………あれぇ?」
野座間の情報班を名乗る人物から、とある場所をメールで通知された。
それは、アマゾンズレジスターの反応を示す地点。
何でも、橘本部長が先日の協力の礼として伝えるように命令されたと言うが……
何分、そうやってシグマをあてがわれ痛い目にあったのはつい最近であり、何か裏があるなと仁も確信していた。
故に警戒しながらその場まで来ると────
弘「やっほー♪」
辺り一面の草原。
その真ん中にポツンと、顔の知った人物の姿があった。
否…………“人”では無い。
アマゾンだ。
仁「何だ、遂に人を食いたくなったか?」
弘「まっさかー!」
抑制剤が切れたのかとレジスターを見るが、確かにランプは青いままだ。
それなら、何故ここにいる?
弘「まったくもー……駄目じゃない、また乗せられちゃあさ~」
仁「…………アッハハハ、全く俺も懲りないねぇ……」
また一杯食わされた。
悔しさよりも、可笑しさから思わず笑いが湧き出てしまう。
やられた、と。
弘「そ、つまりさ……また実験に付き合って貰うってこと」
仁「あー、嫌だねぇ……悪い予感しかしないや」
弘「まあ正解かなぁ……」
弘が左腕に身に付けていた、スマートフォンを無理やり時計に嵌め込んだ様な機械を腹部に押し付けると…………自動的にベルトが巻かれた。
仁「お?」
『culture...!』
弘「ア・マ・ゾ・ン」
アマゾンが変化する時の特有の熱気が辺りの草花を焼き払い、その発信源には黒い人影があった。
シャチ「さぁて……ちょっと遊んでくれない?」
仁「やれやれ……俺は当て馬じゃ無いんだけどなあ」
culture…文化/教養/訓練/培養
仁「アマゾン!」
「alpha…!」
対抗するように、仁もアマゾンズドライバーを装着し、変身する。
何かしら仕掛けがあるであろう事は先日のシグマの件で学ぶことになった。
まずは、探りを入れるべきだ。
アルファ「一体、何のつもりだ?」
シャチ「煩わしいんだよねぇ……」
アルファ「あぁ?」
シャチ「悠にベルトをくれた事とかは感謝してるけどさ…………正直、もう邪魔」
アルファ「言ってくれるねぇ…………」
疎まれている事は重々承知している。
さながら死神だ、好かれはしていないだろう……と。
シャチ「だから、消えてくれない?」
アルファ「悪いが……アマゾンを全部狩るまではおちおちと死ねなくて、な!」
『violent…slash!』
ドライバーのレバーを捻ると、腕のカッターが肥大化し刃も鋭利になる。
必殺の一撃を、躊躇いも無くシャチアマゾンへと振り下ろす。
首に目掛けて放たれたその一撃は────
シャチ「じゃあ、そっちから仕掛けても良いよ?」
アルファ「…………は?」
腕の刃は、首に触れた途端にその動きを止めた。
仁が躊躇った訳では無い。
寧ろ、未だに切り裂かんと渾身の力を込めて押し込んでいるが……文字通り、刃が立たないのだ。
シャチ「んー?もしかして、それで攻撃してるつもり?」
暖簾でも押し退けるように、平手で軽くトン……と押される。
瞬間、アルファは風に吹かれた紙切れの様に2,3m程吹き飛ばされた。
アルファ「にっ…………あ?」
背中から落ち、地面に全身パンチされながら仁は混乱する。
一体、何が起きたのかと……
シャチ「さて…………それじゃ、そろそろ始めましょ?」
まるでスポーツに誘うかの様に、軽い声でそう宣言した。
↓5まで
1.モツ抜き
2.大切断
3.雷
4.イオンプラズマレーザー
5.その他
でぇーじょぶだ。ハイパークロックアップがある(爆)
今日はここまでにしてくらはい。
一体いつから──
クウガの世界のステータスと同じ比率であると勘違いしていた?
【朗報】W続編決定
誰かいますかー
お前は誰だ!(呼び掛けの挨拶)
シャチ「じゃあ、今度はコッチね」
シャチアマゾンが取り出したのは、アマゾンズドライバー。
開発に携わった鷹山仁をしても出自の定かでないドライバーだったが、その事を指摘する余裕さえ既に無かった。
既に腰に巻かれていたベルトは左腕へ再び腕輪として装着され、替わりにドライバーを身に着ける。
『digamma…!』
シャチ「……アマゾン」
上書きする様に蒸気が吹き出し、その姿を更に変貌させる。
どこかアルファやオメガを思い起こさせる意匠に、鎧の様な装甲も見受けられた。
ディガンマ「ほら、頑張って?じゃないと…………殺しちゃうかも!」
アルファ「!?」
その言葉が耳に届いた頃には、ディガンマはアルファの眼前にまで移動していた。
否…………移動、という表現も烏滸がましい程の超スピード。
アルファ「…………ゥガアアアッ!!」
混乱を飲み込むように、アルファは反射的に拳を突き出した。
ディガンマ「うん、それで?」
まるで気にした様子も無く、訊ねる。
アルファも今度は呆ける事無く、更なる拳や蹴りを繰り出し攻撃を仕掛けていく。
が、しかし…………それは最早攻撃とは言えなかった。
ディガンマ「いい加減、五月蝿い」
意味のない児戯とも言うべき行為に嫌気が差したのか、ディガンマはおもむろにアルファの腕を掴み取る。
子供から玩具でも取り上げるようにそれを掲げると…………思い付いたように握り潰した。
アルファ「ッアアアア──────!!??」
声にならない声が、不快にディガンマの鼓膜を揺らす。
ディガンマ「うっわぁー…………案外、脆いね?」
アルファ「────ッッ」
切断された右腕を抑えながら、アルファは地面に膝をつく。
その姿に、反撃の気配は見えない。
ディガンマ「悠もね、今じゃコレくらい簡単に出来るんだよ?」
動けないでいるアルファの脚を、踏み砕いてみる。
あまり力を込めずに一度踏み降ろすだけ。
それで、アルファの脚は千切れた。
アルファ「ギゥアアアアアアアアア!!!!」
ディガンマ「だから、喧しいって」
残った左腕を掴み、アルファを持ち上げるとピザ生地の如くグルングルンと振り回し始める。
やがて遠心力に耐えきれず……頸だけ辛うじて繋がった胴はハンマー投げのように投げ飛ばされた。
その方向を見定めていたディガンマは、ゆっくりとその残骸に近づいていく。
ディガンマ「だーるーまーさーんが、こーろーんだ……ってね」
それでもアルファは、生きていた。
流石はアマゾンと言ったところか、その心肺機能は十全に働き生命活動を維持していたのだ。
ディガンマ「んー…………もう飽きたから、いいや」
↓1
1~8 隷属準備完了
9,0 影響有
ゾロ目 無意識
00 恐怖心
あ、ミス。1~3です。
↓× レジスター判定
Ϛ
↓1 イベント判定
1~0 選択可
ゾロ目 選択可+
00 ???
↓5まで
1.『嵐』へいく
2.海底都市
3.育児頑張ってます
4.その他
最早、弘にとって『嵐』は勝手知ったる、と言える程の領域に達していた。
弘「やっほ、こんにちはー!」
ただし、今日に限っては来客は弘だけでなく…………
悠「えっと…………初めまして」
善田「何で連れてきたの。ねえ、何で連れてきちゃったの?」
悠と、双子。
一家で押し掛けた形である。
悠「ねえ弘、この人って…………?」
弘「元細胞学者。私を作った人だよ」
悠「えっ…………!?」
見たところ、事情も殆ど話していない様子だ。
善田は少しだけ、頭を抱えた。
善田「まあ…………兎に角ココアを飲んでよ。ほ乳瓶も用意したし」
弘「いや、赤ちゃんに乳製品はあまり……」
善田「その辺りに抜かり無い。成分調整してある」
無駄な部分に無駄なく用意周到に準備するのが彼である。
善田「それで?今度は何を貰いに来たの?」
↓5まで
↓1~3
1~3 ココア
4~7 腕輪
8~0 シン
ゾロ目 ダイオウグソクムシ00
何でやっぱりゾロが出るのさ
・美味しいココアの煎れ方
・瞬間戦闘力強化&エリクサー的な腕輪が完成
・5年後の技術を先取り
・食べなくても問題なし。AP消費:0
とりあえずここまで。
このジッジ、孫が関わるとろくでもない。
あと一時間でアマゾンズも終わってしまう…………
まあ、スッキリと終わるとは思えませんがねぇ
さてさて
お前は誰だ!(呼び掛けの挨拶)
弘「この子が紘で、この子が雄だよ」
善田「へぇ、双子かぁ…………」
子供達を軽々と両手で抱えあげると、手慣れた様子であやし始める。
相変わらずの多芸だ。
何でも出来てしまいそうに見えて、本当に大凡の事はやってのけてしまうのが凄いのだが。
善田「字だけ見ていると、何だか凄い大物になりそうだね」
弘「え?」
善田「ああいや、こっちの話…………うん、優しく育ってくれると良いね」
育つ、と言えば二人とも身長は50cmを突破し体重も5000g台になっていた。
普通の子なら、排泄などで体重の増減が激しい頃の筈だが……その手の雑誌を参照する限り生後1ヶ月波の成長幅だ。
やはり、アマゾンだからなのだろうか。
善田「水澤、悠くん?」
悠「は……はい!」
善田「そうか……水澤本部長の息子さん、ね」
悠「母を知っているんですか?」
善田「ああ、一応は彼女の元部下だった……随分と勝手をさせて貰ったけどね」
妙な縁もあるものだ、と懐かしむ様な笑みを浮かべる。
善田「ああ、もしかしたら……そうだね、自由にして良いって言ったのは僕だ」
悠「何ですか…………?」
善田「もう二年も経つのか、僕は二人がまだ細胞分裂する前から見てきたんだな、って」
善田「少し、昔話をしようか……」
目を瞑り、頭を僅かに傾けながら記憶を遡る。
二年前、未だに弘も悠もその影も形も無かった頃の話だ。
善田「アマゾン細胞、その存在に興味を持った僕は野座間に転がり込んだ。だけど……実際に観たそれは些か歪だった」
弘「歪?」
善田「人の貌を与えられたアマゾン細胞…………だけど、それは完璧じゃなかった。人としての要素を人間に予め削取られていたんだ」
例えば生殖機能。
人よりも遙かに優れた身体能力を与えられたアマゾンが支配を外れ繁殖することを恐れた人間は去勢する以前にその機能を奪った。
善田「総ての欲が食に還元されたのか、それとも自分に無い物を求めてか……実際の原因は解らないけど、アマゾン細胞は人肉を求める様になった」
悠「…………」
善田「だけど、その特性に疑問を持つ者は案外に少なかった……それは仕様だから、そう言う生き物なんだってね」
弘「まあ、人を喰らうからこそのアマゾン、って言うのもあるか……」
善田「まあね。結局、その点に着目したのは二人だけ…………僕と、水澤令華」
悠「母さん、が?」
善田「ああ、もしかして聴いてなかったかな……良いか、教えちゃっても」
悠に目線を合わせ、語り掛けるようにゆっくりと言う。
善田「君はね、アマゾン細胞に人間の遺伝子を組み入れられて産まれてきたんだ」
すみません、絶賛視聴中です。
もうちっと頑張るです。
悠「え…………?」
善田「それが、水澤令華の答えだった。足りない物を既に持っている物で埋めてしまえって考えかな」
悠は少なからずショックを受けた様で、眼と口が開きっぱなしになってしまう。
放心してガクッと落ちた手を、思わず握る。
悠「…………弘?」
弘「うん」
何も言わない。
これはきっと、悠が自分で考えるべき事だから。
善田「………………そしてもう一つ、僕も別の解答を示した。それが、弘だ」
弘「私も…………?」
自分が他のアマゾンと異なるの流石に解る。
だが、以前に自分のアノ特性は関与していないと言っていた筈だが……
善田「僕が作ったのは単純な物。進化するアマゾン細胞」
悠「進化……」
善田「成長する、って言い換えても良い。それがどうなるかは僕も解らなかった…………実際、想像を越えた」
…………多少、心配なり迷惑を掛けたのは承知している。
少し申し訳無い様な気がしないでも無いが、そうなるように作ったのなら成るべくして成ったと納得してくれたら、と思う。
善田「進化って言うのは、生き抜くための手段だ。生物は環境に適応したり生き延びる為に進化していく……そうして進化に至った生物は、別の種とも言えるんじゃないかな?」
弘「………………」
そう考えれば、確かに弘は最早アマゾンでは無いと言えるかも知れない。
余りにも違い過ぎる…………既に捕食者である事さえ越えてしまっているのだから。
虎牙「……君も、アマゾンだとか人間だとか、そう言うのに拘らなくても良いんだよ」
悠「え……?」
まるで悠の悩みを読み取ったかのように、射抜いてくる。
虎牙「猿と人の境界線だって人間が決めた物だ。自分が何者か、その線引きを他人の価値観で惑わされる必要は無い」
悠「…………」
善田「それでも迷う事があるなら……その価値観は自分の隣に立って一番見てくれる人に託せば良い」
悠「あ………………?」
悠の視線の先には、尚も見守るように手を握り続けている弘の姿。
善田「自分が何者か……それはとても朧気であやふやな物だ。だからこそ、誰かに見ていて貰っても良いんだ」
悠「僕は……」
善田「まあ、ゆっくりと探してみるのも良いかもしれないね、幸いにも時間はたっぷりとある」
寝落ち前に〆ます。
オヤスミー
そろそろアーマーゾーンしようかしら。
(はた迷惑な感染症の)患者の運命は俺が変えるっ!
アイガッタビリー...(呼び掛けの挨拶)
【名称】アマゾンズドライバー(Z)
【HP】+200
【アタック】+20
【ディフェンス】+20
【テクニック】+20
【スピード】+20
↓すったもんだ
【名称】強化アマゾンズドライバー
【HP】+900
【アタック】+70
【ディフェンス】+90
【テクニック】+40
【スピード】+40
↓
【名称】強化アマゾンズドライバー
【HP】+900
【アタック】+100
【ディフェンス】+90
【テクニック】+90
【スピード】+90
↓『嵐』監修
【名称】シンアマゾンズドライバー
【HP】+1400
【アタック】+150
【ディフェンス】+140
【テクニック】+140
【スピード】+140
※おまけ
【名称】ネオアマゾンズドライバー
【HP】+500
【アタック】+50
【ディフェンス】+50
【テクニック】+50
【スピード】+50
DAY…85
-Status-
名前:六本木弘
分類:シャチアマゾン(アマゾンカニバリズムϚ)
満腹度:100/100
食人衝動:---
食人指数:0
-Battle Status-
ランク:A
HP:4800
アタック:230(※+20)
ディフェンス:230
テクニック:230
スピード:230(※+20)
-Extra Ability-
・サーチャー(特)…アマゾン細胞を有する生命体を識別する事ができる。
・プレデトリーコレクター(特)…捕喰したアマゾンの能力を獲得できる
・隷属(特)…アマゾンを支配する事が出来る。
・多重影分身…身体を分裂させ無数の分身を作る
・水棲…水中戦時に一部ステータスがアップする
・飛行…空を飛翔する事ができる
・自己再生…戦闘中にHPが回復する。
・ヤマアラシの針…攻撃から暗殺まで対応した針
・人たらし(特)…不思議な魅力で信頼関係を築いてしまう。
・トラロック耐性…トラロックの雨を諸に浴びても皮膚が荒れる程度で済む。
・コンドルの眼…捜し物にも適した猛禽類の眼
・ステルス=ニンジャ…機械の眼をも欺き、存在に気付いた時には死だけが遺っていた
・跳躍(特)…バッタの様な跳躍力
・ライジング…自由自在に電撃を操る
・乾眠…身体から水分を極限まで排出して耐久性を向上させる。
・液状化(バイオ+)…身体を液状化させ攻撃を無効化させる
・ベジタリアン…アマゾンの食人衝動を完全に抑える
・沈静化(弱)…興奮したアマゾンを鎮める
・覚醒解除…覚醒したアマゾンを通常状態に戻す事ができる
・環境適応(特)…地球上のありとあらゆる環境に適応する
・洗脳(特)…意志・思考をコントロールすることが出来る
・レーザー…けしとぶがよい
・記憶操作…脳の電気信号を操ることで記憶の模造、改竄が行える
・猛毒…骨までも溶かす毒
・メタル・フレーム…皮膚に留まらず骨格まで金属で覆う事が出来る
・磁場形成…磁場を形成できる
・PTヤーン…相転移性を持つ特殊な糸を生成する
・プラズマ操作…プラズマを生成し操る事が出来る。
・光合成(特)…日光からエネルギーを生成できる
・ハイパークロックアップ…光速を超越する
・料理(EX)…おふくろの味
-Etcetera-
Intelligence:100(知識・知能判定時に大幅な補正あり)
English:00(英語に関する判定時に無条件成功※但し、例外あり)
アマゾンドライバー:アマゾンディガンマへと変身する事ができる。
アマゾンカニバリズム:人肉を求めずにアマゾン細胞で構成された肉を好む。
タイプϚ:無痛覚、無衝動かつ調整を必要としないΣの進化系。
アクアフィールド:擬似的な水中を再現する
変身:姿形を異なる存在へと変化させる
ワクチン:トラロックへの抗体を持つワクチン
瞬間移動(WR):ずっとアナタの傍に────
不老不死:この因子の持ち主は老化する事なく、たとえ千年後でも同じ見た目をしている
サイコキネシス:念動力を操ることが出来る
ナノマシン Type-T:なんでもできちゃう
maid leader:家事は始まる前に終わる
超絶代謝:喰わずとも生きること
弘「お土産が凄まじくて……」
↓3
1.出掛ける
2.野座間製薬へ訪れる
3.悠と話す
4.その他
そろそろ、もうコミュに生きても良いんだよ?(弱音)
↓1~3 ウミヘビ
1~0 失敗
ゾロ目 絶対零度
00 不溶氷
↓4~6 謎の遺伝子
1~0 失敗
ゾロ目 種族の壁を越えて(選択式)
↓7~9 洗脳
1~9 失敗
0 政府首脳
ゾロ目 政府首相
00 うさ
↓10~12 コミュニテイ
1~6 失敗
7~0 アマゾン優先
ゾロ目 選民思想
00 悟り
↓1~3 ヴァイザー強化対象
1~9 失敗
0 Ⅴ→Ⅵ
ゾロ目 Ⅴ型一段階強化
00 ポーズ&リスタート
↓4~6 チルドレンセット
1~4 ネオアマゾンズドライバー
5~8 Ⅵ型ヴァイザー
9,0 腕輪
ゾロ目 シンアマゾンズドライバー
00 特別教育仕様
↓7~9 Ⅵ型強化
1~9 失敗
0 一段階強化
ゾロ目 グソクムシ00
00 自動更新
↓10~12 海底都市計画
1~7 失敗
8~0 Ⅳ型β
ゾロ目 Aランク軍団
↓1~3 マモル強化
1~8 失敗
9,0 Aランク
ゾロ目 ドライバー強化
↓4~6 教育制度
1~3 失敗
4~6 性教育
7,8 忠誠
9,0 敵意と恐怖
ゾロ目 外界教育
↓7~9 海底都市拡張計画
1~7 失敗
8~0 工作部隊
ゾロ目 建築用ナノマシン部隊
00 移動都市
↓10~12 死者蘇生
1~7 禁止カード
8~0 復活(生殖機能無)
ゾロ目 生殖機能有(完全蘇生)
・政府首脳(内閣官房長官)を洗脳しました
・変異型アマゾンは人であるよりもアマゾンである事を優先します
・子供用にネオアマゾンズドライバーとヴァイザーを用意しました
・Ⅵ型はまた一段階強化されました
・海底都市のアマゾンは総てⅣ型βになりました
・マモルとドライバーの強化を実施しました
・人からのアマゾンの死骸はⅣ型β細胞で復活します(ただし生殖機能は無くなる)
DAY…86
-Status-
名前:六本木弘
分類:シャチアマゾン(アマゾンカニバリズムϚ)
満腹度:100/100
食人衝動:---
食人指数:0
-Battle Status-
ランク:A
HP:4900
アタック:240(※+20)
ディフェンス:240
テクニック:240
スピード:240(※+20)
-Extra Ability-
・サーチャー(特)…アマゾン細胞を有する生命体を識別する事ができる。
・プレデトリーコレクター(特)…捕喰したアマゾンの能力を獲得できる
・隷属(特)…アマゾンを支配する事が出来る。
・多重影分身…身体を分裂させ無数の分身を作る
・水棲…水中戦時に一部ステータスがアップする
・飛行…空を飛翔する事ができる
・自己再生…戦闘中にHPが回復する。
・ヤマアラシの針…攻撃から暗殺まで対応した針
・人たらし(特)…不思議な魅力で信頼関係を築いてしまう。
・トラロック耐性…トラロックの雨を諸に浴びても皮膚が荒れる程度で済む。
・コンドルの眼…捜し物にも適した猛禽類の眼
・ステルス=ニンジャ…機械の眼をも欺き、存在に気付いた時には死だけが遺っていた
・跳躍(特)…バッタの様な跳躍力
・ライジング…自由自在に電撃を操る
・乾眠…身体から水分を極限まで排出して耐久性を向上させる。
・液状化(バイオ+)…身体を液状化させ攻撃を無効化させる
・ベジタリアン…アマゾンの食人衝動を完全に抑える
・沈静化(弱)…興奮したアマゾンを鎮める
・覚醒解除…覚醒したアマゾンを通常状態に戻す事ができる
・環境適応(特)…地球上のありとあらゆる環境に適応する
・洗脳(特)…意志・思考をコントロールすることが出来る
・レーザー…けしとぶがよい
・記憶操作…脳の電気信号を操ることで記憶の模造、改竄が行える
・猛毒…骨までも溶かす毒
・メタル・フレーム…皮膚に留まらず骨格まで金属で覆う事が出来る
・磁場形成…磁場を形成できる
・PTヤーン…相転移性を持つ特殊な糸を生成する
・プラズマ操作…プラズマを生成し操る事が出来る。
・光合成(特)…日光からエネルギーを生成できる
・ハイパークロックアップ…光速を超越する
・料理(EX)…おふくろの味
-Etcetera-
Intelligence:100(知識・知能判定時に大幅な補正あり)
English:00(英語に関する判定時に無条件成功※但し、例外あり)
アマゾンドライバー:アマゾンディガンマへと変身する事ができる。
アマゾンカニバリズム:人肉を求めずにアマゾン細胞で構成された肉を好む。
タイプϚ:無痛覚、無衝動かつ調整を必要としないΣの進化系。
アクアフィールド:擬似的な水中を再現する
変身:姿形を異なる存在へと変化させる
ワクチン:トラロックへの抗体を持つワクチン
瞬間移動(WR):ずっとアナタの傍に────
不老不死:この因子の持ち主は老化する事なく、たとえ千年後でも同じ見た目をしている
サイコキネシス:念動力を操ることが出来る
ナノマシン Type-T:なんでもできちゃう
maid leader:家事は始まる前に終わる
超絶代謝:喰わずとも生きること
弘「あー、トラロックね……」
↓3
1.出掛ける
2.野座間製薬へ訪れる
3.悠と話す
4.その他
↓1~3 ウミヘビ
1~0 失敗
ゾロ目 絶対零度
00 不溶氷
↓4~6 謎の遺伝子
1~0 失敗
ゾロ目 種族の壁を越えて(選択式)
↓7~9 洗脳
1~8 失敗
9 政府首脳
0 うさ
ゾロ目 えう
00 ニュークリア
↓10~12 ヴァイザー強化対象
1~9 失敗
0 Ⅴ→Ⅵ
ゾロ目 Ⅴ型一段階強化
00 ポーズ&リスタート
実験体は絶版だとかやるんですか(涙目)
↓1~3 チルドレンセット
1~8 失敗
9,0 腕輪
ゾロ目 シンアマゾンズドライバー
00 特別教育仕様
↓4~6 Ⅵ型強化
1~9 失敗
0 一段階強化(最終強化)
ゾロ目 グソクムシ00
00 自動更新
↓7~9 教育制度
1~6 失敗
7,8 忠誠
9,0 敵意と恐怖
ゾロ目 外界教育
↓10~12 海底都市拡張計画
1~7 失敗
8~0 工作部隊
ゾロ目 建築用ナノマシン部隊
00 移動都市
一段階分ステアップしてますよ()
↓1~3 死者蘇生
1~7 失敗
9,0 生殖機能有(完全蘇生)
ゾロ目 帰属意識
↓4~6 1000体のアマゾンを監視
1~8 失敗
9,0 ナノマシン付与
ゾロ目 死体回収オプション
>>770
ここでステが250になってないって話じゃないっすかね
くれるなら下さい(図図しい)
>>817
え、あれ?二段階強化でしたっけ……?
ちょっと今日は早めに寝ておきます……
千翼は生かしたいなぁ。
4Cやteao-xに紛れ込ませるとか面白いかもしれませんねぇ。
その前にアギト龍騎編が先になりそうですが
生きてるかもしれないんだぜ。
お前は誰だ!(呼び掛けの挨拶)
・日本、アメリカ、EU諸国を牛耳りました
・Ⅴ型ヴァイザーの強化値がⅥ型へスライド
・Ⅴ型ヴァイザーが一段階強化
・子供用に腕輪とシンアマゾンズドライバーが用意されました
・完全蘇生した上に変異型を仲間として強く認知します
・残り1000匹のアマゾンにナノマシンが付与されました
変異Ⅱ/Ⅲ型(1段階強化)
↓
変異Ⅳ型(+2(3)段階強化)
↓ 変異Ⅳ型β(上記α版と戦闘力同一)
変異Ⅴ型(+3(6)段階強化)
↓
Ⅴ型専用ヴァイザー(+2(8)段階強化)
↓
変異Ⅵ型(+4(12)段階強化)
↓
Ⅵ型専用ヴァイザー(+2(14)段階強化)
もう、どうにでもナーレ
えーい、もう。
ポーズ&リスタートも特別教育仕様もオッケーでいいやー。
・Ⅵ型ヴァイザーにポーズ&リスタート機能が搭載されました(Ⅵ型ヴァイザー装着者はポーズ時も動作可能)
・子供用のシンアマゾンズドライバーは特別教育仕様になりました
・シンアマゾンズドライバー(特別教育仕様)
特別教育仕様のドライバーは初期能力が通常版に比べて著しく抑えられている(All+30)
但し、子供の成長や状況によってその能力は段階的に解放され、最終的には通常版を越える強化能力を得る。
尚、肉親に限りドライバー能力の解放&制限は自由に行う事が可能であり、セーフティー機能にもなる。
要はチャイルドロック
・シグマイユ(稼働中)→変異型の場合
ベースはシグマ時の物。感情の回復に時間を要する
能力値はシグマ型アマゾンがベースになるので此方の方が上になる可能性がある。
・イユ(廃棄、停止後)→蘇生変異型の場合
ベースはシグマ化以前のイユ。
感情の損失は無いがシグマ時の記憶に欠損が生じる可能性がある。
強化値はベースが人間になるので此方の方が一段階上。
能力値はシグマイユと異なる。
・悠とコミュ
↓5まで 内容
悠「また…………随分と色んな物を作ったね」
弘「うん、パパに作り方教えて貰ったりしてね」
机の上にズラっと並べられたメカニクス。
見た目からしてベルトや腕輪と言った、身体に巻きつける物が多い気がする。
弘「まずコレ、今のドライバーを改良した物ね」
悠「へぇ……あれ、この赤いのは?」
弘「それは完全な新作……名付けるならシンアマゾンズドライバーって所かな?」
悠「新……?」
そう言って手渡されたドライバーは以前の物とは確かに異なる外見をしていた。
グリップの類は見当たらず、顔の様な意匠は正面から横に向いている。
弘「それはコレ、この注射器みたいなのをこの挿入口に入れて使うの」
悠「…………もしかして?」
弘「そう、前に悠に注射したヤツと似たような物かな」
ドライバーの色と同じ様に真っ赤な嘘である。
そもそも、悠に注射したのは只の高濃度蛋白質であり、能力を与えるためのブラフだった。
タンパク質、という意味でなら確かに似たような物ではあるのだが。
弘「でもコレはねー……あまり多用しない方が良いかも知れないかな」
悠「何か、不具合が?」
弘「いや……悠が使ったら強く成り過ぎちゃうかも」
悠「ああ……」
既に通常のアマゾンズドライバーでも強過ぎ程の強化を施せるのだが、それはそれである。
弘「それで次にコレが、腕輪だね」
悠「これは抑制剤か何か?」
弘「ううん、あの注射で抑制剤もいらなくなったから替わりに何か腕に着ける物でも作ろうかなって」
悠「いやいや……なんでそんな発想になるかな」
弘「まあ、そんな訳で抑えるんじゃなくて逆に強くする方向で作ったんだよね……」
そう言いながら悠の腕輪を交換する。
まだ装着されて数ヶ月程度のレジスターには抑制剤がタップリと残っており、それが発信機にかる恐れも無いのだが念の為に廃棄する事にした。
弘「────って言う仕組みだから、此処のスイッチを押した上で、ドライバーのグリップを捻ると……あの腕や脚のカッターが大きくなる技の威力が大きくなるって訳」
悠「でも、この中の薬剤が尽きたらお仕舞いだね」
弘「それを補充するのが、コッチ」
悠「…………これ、は?」
携帯や端末の様な、大きな液晶画面の備え付けられた何か。
一見しても、その正体は解らない。
弘「名前は……取り敢えずアマゾンセルヴァイザーって処かなぁ……ちょっと説明は長くなるんだけどね」
結論から言えば、それらとんでもない代物だった。
ヴァイザーを装着した者の位置を補足するだとか、アマゾンを強化するとか、通信機能があるなんて言うのは序の口。
これだけでドライバーと同じ機能を持っているとか、下位版所持者を爆殺出来てしまったりアマゾンである事を偽装してしまったり…………
悠「つまり、非道い」
弘「酷いって何さー、頑張って作ったんだよ?」
アマゾン細胞の管理等については伏せているが、それでもその機能は尋常では無い。
これがあって、その気さえあればアマゾンが人に換わることさえ出来てしまうのでは無いか……悠は考えてしまう。
悠「こんな物作って……弘は一体、何をするつもりなの?」
弘「うーん、どうしよっか?」
悠「え……?」
弘「悠が何かしたい事があるなら、その為に使えれば良いかな」
そんな事を、無邪気な笑顔で言ってくる。
思わず悠も毒気を抜かれてしまった。
悠「それはそれで、委ねられるのも怖いけど……」
あります。
もう少しお待ちを
ちょっと遅いですが──
お前は誰だ!(呼び掛けの挨拶)
弘「でも、出来るのは細胞関係だけじゃなくてね」
悠「まだあるの…………?」
弘「うん。じゃあ、ちょっとコレ見ててね」
そう言って、食卓の真ん中に積まれていたリンゴを一つ取ると、それを空中に向けて放り上げた。
当然、万有引力の法則に従ってリンゴは再び弘の手に収まる。
弘「このように、リンゴは空中に留まる事が出来ません」
悠「そりゃあ、そうだよね」
弘「はい、此処からが問題です」
再び、弘はリンゴを投げる。
今度は先程より気持ち高めで。
弘「クロックアップ」
『Clock up!』
悠「ん……?」
『Clock up!』
弘のボイスコールでヴァイザーのクロックアップ機能がオンになる。
カウンター機能の搭載された悠のヴァイザーも呼応する様に反応し、両親共に音速の世界に突入する。
タキオン粒子の働きにより体感時間も引き伸ばされ、悠の視界も目に見えて変化していた。
悠「リンゴが…………」
落ちない。
否、正確には落下している。
だが、余りにも鈍化しているので一カ所に留まっているかのように錯覚してしまうのだ。
弘「まずは時間の加速機能、時間が数千倍に加速して外から見ればまるで瞬間移動しているみたいに見える」
悠「………………」
弘「取り敢えず、クロックオーバー」
『『Clock over』』
二度目のコールでタキオン粒子の放出が止まる。
そして、二人の時間も日常に戻りリンゴも弘の手に再び収まった。
悠「な、なっ、ななな…………っ!」
弘「まだあるよ、次」
悠の戸惑いの声も何のその、弘は気にした素振りも見せずに三度リンゴを投げた。
今度はボイスコールでは無く、ヴァイザーのボタンを軽く押すだけ。
『『pause』』
弘「はい、止まった」
悠「────え」
弘「触ってみて?」
理解の追い付かぬ悠は言われるが儘にリンゴに触れた。
動いた。
でも、指で押した分だけ。
ならばと、今度は上に持ち上げてみると…………また動いた。それに全然、落ちない。
弘「コッチは時間停止機能。ねっ、どう?どう?」
悠「宇宙の法則が乱れてる」
悠は悟る。
「あ、もうこれはどうしようもないな」と。
恐ろしいとか、やり過ぎとか、最早そんな次元の話では無い。
自分の出で立ちや産まれに疑問を抱いた事は多かれども、ここまで感謝したのは初めてかもしれない。
今でも飲み込まれてるのに、雑多なアマゾンや人間だったらクジラの前のプランクトンの如く何も出来ずに好き勝手されていただろう。
そして、多くの存在がそうなるであろう事に冥福を祈ってから、深く考えるのはやめた。
弘「後は………この子達の分だね」
悠「あ、うん」
弘「出来れば、こんな物を使う事なんて無ければ良いんだけどね……」
悠「そうだね…………」
ドライバーはつまり、アマゾンを狩るための道具。
実験体の多数を海底に掌握してしまっている今、必要性はあまり無い。
それは、将来に渡ってもそうであって欲しいのだが…………
弘「一応ね、コレも色々と設定したいたから説明しとくけど────」
それから、二人は願う。
アマゾンの力を奮う事のない世界になることを。
悠「人間とかアマゾンとか関係無く、優しい子になって欲しいな」
弘「そうだね…………そうしなくちゃね」
悠「…………」
弘「でも、だからって鷹山仁を狩る必要は無いよ?」
悠「え──っ?!」
弘「そう言う時が来たら、守ってあげれば良いだけだから……悠は優しいもんね、本当は嫌でしょ?」
悠「…………うん」
DAY…87
-Status-
名前:六本木弘
分類:シャチアマゾン(アマゾンカニバリズムϚ)
満腹度:100/100
食人衝動:---
食人指数:0
-Battle Status-
ランク:A
HP:5000
アタック:250(※+20)
ディフェンス:250
テクニック:250
スピード:250(※+20)
-Extra Ability-
・サーチャー(特)…アマゾン細胞を有する生命体を識別する事ができる。
・プレデトリーコレクター(特)…捕喰したアマゾンの能力を獲得できる
・隷属(特)…アマゾンを支配する事が出来る。
・多重影分身…身体を分裂させ無数の分身を作る
・水棲…水中戦時に一部ステータスがアップする
・飛行…空を飛翔する事ができる
・自己再生…戦闘中にHPが回復する。
・ヤマアラシの針…攻撃から暗殺まで対応した針
・人たらし(特)…不思議な魅力で信頼関係を築いてしまう。
・トラロック耐性…トラロックの雨を諸に浴びても皮膚が荒れる程度で済む。
・コンドルの眼…捜し物にも適した猛禽類の眼
・ステルス=ニンジャ…機械の眼をも欺き、存在に気付いた時には死だけが遺っていた
・跳躍(特)…バッタの様な跳躍力
・ライジング…自由自在に電撃を操る
・乾眠…身体から水分を極限まで排出して耐久性を向上させる。
・液状化(バイオ+)…身体を液状化させ攻撃を無効化させる
・ベジタリアン…アマゾンの食人衝動を完全に抑える
・沈静化(弱)…興奮したアマゾンを鎮める
・覚醒解除…覚醒したアマゾンを通常状態に戻す事ができる
・環境適応(特)…地球上のありとあらゆる環境に適応する
・洗脳(特)…意志・思考をコントロールすることが出来る
・レーザー…けしとぶがよい
・記憶操作…脳の電気信号を操ることで記憶の模造、改竄が行える
・猛毒…骨までも溶かす毒
・メタル・フレーム…皮膚に留まらず骨格まで金属で覆う事が出来る
・磁場形成…磁場を形成できる
・PTヤーン…相転移性を持つ特殊な糸を生成する
・プラズマ操作…プラズマを生成し操る事が出来る。
・光合成(特)…日光からエネルギーを生成できる
・ハイパークロックアップ…光速を超越する
・料理(EX)…おふくろの味
-Etcetera-
Intelligence:100(知識・知能判定時に大幅な補正あり)
English:00(英語に関する判定時に無条件成功※但し、例外あり)
アマゾンドライバー:アマゾンディガンマへと変身する事ができる。
アマゾンカニバリズム:人肉を求めずにアマゾン細胞で構成された肉を好む。
タイプϚ:無痛覚、無衝動かつ調整を必要としないΣの進化系。
アクアフィールド:擬似的な水中を再現する
変身:姿形を異なる存在へと変化させる
ワクチン:トラロックへの抗体を持つワクチン
瞬間移動(WR):ずっとアナタの傍に────
不老不死:この因子の持ち主は老化する事なく、たとえ千年後でも同じ見た目をしている
サイコキネシス:念動力を操ることが出来る
ナノマシン Type-T:なんでもできちゃう
maid leader:家事は始まる前に終わる
超絶代謝:喰わずとも生きること
pause&restart:the世界
弘「驚かせ過ぎちゃったかな」
↓3
1.出掛ける
2.野座間製薬へ訪れる
3.悠と話す
4.その他
………………あれ、短い(驚愕)
・会長に凸って……
↓5まで
1.食べてしまいましょう
2.聞きたいことがあるのです
3.誰がゴキブリだって?え?
4.その他
↓1~3
1~4 コピー失敗
5~8 一部成功
9,0 成功
ゾロ目 z
天条「現代の人間はあまりにも平和を美化し過ぎている……そうは思わんかね?」
『…………』
天条「生物の本来在るべき姿とは他を淘汰し生きる事を渇望しあらゆる手段を講じる事……喰らい、争い、犯し、遺していくものだ」
『つまり、欲求に忠実な生物こそが生き残り、それを忘れた人間はいずれ滅びる…………それが貴方の持論か』
天条「然り」
『だからアマゾン細胞……アマゾンと戦争させて、生き延びれば人類に栄盛が、敗れればアマゾンに取って代わられるだけ、と…………』
天条「そう、その通りだ」
『言いたい事は解りますよ……それに人類にメリットがある、駆除はつまり戦争経済を生み出す可能性がありますからね』
天条「傭兵と娼婦はどれだけ文明が退化しても成り立つ。たとえ石の時代になろうとも、だ」
『ノザマ・ペストンサービス……用意周到ですね』
天条「これから行うのはデモンストレーションだ、生殖も行えず増えぬ4000体程度では5年も経たぬ間に滅びる可能性すらあるからな……」
『それで?私には何をさせるつもりで?』
天条「私はもう長くないだろう。10年保つかどうかも定かでは無い」
『はぁ……』
天条「故に、後の事を頼みたい」
『と、申しますと?』
天条「手始めにアマゾン細胞の改良、だな」
『これはこれは……容易く無茶を仰るのは相変わらずですね』
天条「だが君のことだ、既に手配しているのだろう?」
『そうですね……お眼鏡に適うかは兎も角、宛ならば』
天条「ほう?」
『一つは、水澤令華が個人的に研究しているアマゾンと人間のハイブリッド』
天条「成る程、水澤くんか……見込みは?」
『殆ど完成、と言っても宜しいかと』
天条「うむ。他には?」
『もう一つ…………善田雅太郎の研究する“進化するアマゾン細胞”とやらが』
天条「…………善田雅太郎、か」
『あまり、お気に召さぬ様で』
天条「彼と私は、言わば油と油なのだよ」
『であれば、混ざり合うのでは?』
天条「異なる濃度の油を混ぜた所で、それは粗悪品になるだけだ」
『はあ……さながら不正軽油ですかね』
天条「だが、燃料は多いに越した事は無い。私の願いが進んだのも間違いないしな」
『ならば何が…………?』
天条「いずれ破綻するだろう。当初の舵取りで目指した場所へは辿り着けず頓挫するか、はたまた僻地に辿り着くか……兎も角、ヤツが関われば思惑通りにはいかぬだろう」
『………………』
天条「私はね、それを見たくなった……思いも寄らぬ形で見知らぬ場所まで導かれた先に、何があるのか」
『とんだ泥船ですな』
天条「それもまた一興……精々、振り回されてみようじゃないか」
弘「3000体のアマゾンを掌握する、なんてのは想像の外の外だった訳ね……」
人と争わせるつもりは、今の所は皆無だ。
その点、思惑からかなり外れたと見て良いだろう。
アマゾンが解き放たれたのは天条隆顕の仕組んだ自作自演……なんてタネ明かしは見るまでも無かったが。
弘「さてさて……もうどんなに回しても方向舵が動いてない事に気付けてるのかな?」
実際、それがどうであろうと弘は気にする事も無いだろうが。
弘「まっ、精々余生が楽しい物だと良いね」
意識を奪われた天条隆顕にそう言い捨てて、弘は野座間製薬を後にした。
ここまで。
次スレは明日。次スレで終わるかな?
誰、ってことも無いですが、会長にも加納さんみたいな人がいたかも程度に。
すり替えられていたかどうかはご想像にお任せします。
次スレはこちら。
【安価】Dead or Eat it's to Living.Episode9【仮面ライダーアマゾンズ】
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では、次スレで初めますのよ
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