阿武隈「メリークリスマスです! 提督!」
電「メリークリスマスなのです!」
提督「ああ、メリークリスマス。しかし、良くここまで準備出来たものだな」
電「ツリーや飾り付けが綺麗なのです! すごいのです!」
霧島「さて。クリスマスパーティーの司会はマイクが大事。しっかりチェックをお願いね?」
鳥海「抜かりありません、霧島さん。マイクはオールグリーンです」
霧島「はい、ありがとうございます。さあ、司令。マイクどうぞ」
提督「……え? 私がやるのか?」
霧島「司令以外に誰がやるんですか」
提督「今の流れだと霧島が司会をするのかと思ったけどな」
霧島「私の仕事はあくまで準備までです。司会は司令がやるべきですから」
提督「こういうのはあまり得意ではないのだが……」
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蒼龍「提督、ファイトー!」
金剛「テイトクー! 素敵な挨拶を期待してマース!」
白露「いっちばーんクリスマスに相応しい司会をお願いね!」
時雨「ノイズはいつか止むさ」
綾波「フレー! フレー! しれーかーん!」
初霜「提督! 応援しています!」
睦月「ふふ……よいぞ……存分に挨拶するとよいぞ……にゃしい」
赤城「提督。あなたならきっとこの挨拶をやり遂げられると信じています!」
朝潮「司令官! 朝潮は司令官の挨拶を一言一句聞き逃さない覚悟です!」
大鳳「提督……今日は良い風……きっと最高の挨拶が出来ると、この大鳳信じています!」
榛名「しょーりーを! てーとくに!」
提督「なんだこの流れ!? クリスマスパーティーの挨拶じゃないのか!? なんで無駄に壮大にしようとするんだ!?」
由良「ほら、阿武隈ちゃんも提督さんを応援してあげて」
阿武隈「てーとく! 頑張ってください!」
提督「分かった。期待に答えられるように、やるだけやってみるよ」
蒼龍(わかりやすい)
赤城(わかりやすい)
川内「ドーモ。ムツキ=サン。ヤセンニンジャーです。おまえを夜戦の国へ連れて行く」
睦月「にゃしいいいいいいい!?」
三日月「大変です! 睦月姉さんが!」
長月「やばいぞ! あのままだと折角のパーティーなのに睦月だけ冬の寒空の中、夜戦に連れ去られてしまう!」
菊月「それは見捨ててはおけんな……」
皐月「皆! 姉さんを助けるんだ!」
阿武隈「睦月ちゃん!? ああもう川内! 折角のパーティーなのに、なにしてるの!」
神通「阿武隈。守りは三日月さん達に任せて、私達で姉さんを抑えましょう!」
阿武隈「了解!」
五十鈴「追撃戦は五十鈴の十八番よ!」
川内「ちいっ! 数が多すぎ……ちょ、タンマ! うわあああああ!?」
――しばらくして。
阿武隈「提督、お疲れ様でした! とっても良かったです!」
電「お疲れ様、なのです!」
提督「ああ、ありがとう。なんとか無事に挨拶できたよ」
蒼龍「提督なら、そういう挨拶なら慣れているんじゃないんですか?」
提督「今回はなにせ急だったからな」
霧島「でも挨拶するならやはり司令が適任ではありませんか?」
提督「いやいや、金剛とか赤城とか、阿武隈でも良かっただろ」
阿武隈「あたし!? いえいえ、あたしじゃ無理ですって!」
提督「あはは、そう遠慮するな。阿武隈なら大丈夫だよ」
阿武隈「むー。提督ってばからかわないでくださいよぉ」
提督「ところで……川内はなにしているんだ」
神通「気にしないでください。疲れて寝ているだけですから」
川内「……」ばたんきゅー
提督「……そうなのか?」
神通「はい、そうです」
提督「そ、そうか……」
阿武隈「あはは……」
卯月「せーちゃん、せめて料理くらい食べるぴょん?」
川内「料理はいいから、夜戦……夜戦を……」
卯月「それは品切れだっぴょん」
弥生「またのお越しはお待ちしていません……」
川内「そ、そんな……がくっ」
弥生「あ、寝ちゃった」
菊月「仕方ない。武士の情けだ……料理の取り置きぐらいはしておいてやる」
長月「そいつはいいな。私も手伝おう」
吹雪「このままじゃ風邪引いちゃいますね。私、毛布持ってきます」
綾波「吹雪ちゃん、綾波も手伝いますね」
提督「……えっと」
神通「気にしないでください」
阿武隈「どう? 電ちゃんおいしい?」
電「はわわ~とってもおいしいのです!」
阿武隈「そう? それなら良かったです!」
電「はい! とっても楽しいのです!」
初霜「ふふ、こういう日は輪形陣でお祝いしたいですね」
霞「まったくなに浮かれているのよ、バカみたい!」
阿武隈「まあまあ、霞ちゃんもケーキ食べる?」
霞「え? いらないわよそんな……もぐっ……おいしー!」
阿武隈「えへへ、霞ちゃんに喜んでもらえてうれしいです」
霞「あ……その。えっと……ありがと」
電「霞ちゃん、あっちにターキーもあるのです!」
初霜「霞、この飾りも綺麗ですよ」
霞「あーもー! 二人して引っ張らないでってば!」
朝潮「ふふっ、霞が楽しそうでなによりです」
霞「朝潮姉さん!? 別に楽しくなんか……」
阿武隈「じゃあ霞ちゃんの楽しめることをしよっか!」
電「霞ちゃんはなにが好きなのです?」
初霜「そうですね、なにかやりたいことがありますか?」
霞「え? えっと……その……十分楽しいったら! だから別にそこまで気を使わなくていいわよ!」
暁「まったく霞ったらお子様ね」
霞「いきなりなによ、暁」
暁「もうちょっと一人前のレディーとして、素直さや寛容さを持たないと駄目なんだから」
阿武隈「あ! 暁ちゃん! 暁ちゃんもケーキ食べる?」
暁「もう阿武隈さん! 暁は子供じゃないんだから。ケーキにそんなに興味があるわけじゃないのよ? ……もぐもぐ」
霞「食べてるじゃないの!」
暁「おいしい! さすが阿武隈さんね! このケーキすごくおいしいわ!」キラキラ
霞「アンタ意思弱すぎじゃない!?」
白露「霞も人のこと言えないと思うよ」
霞「なんですって!?」
時雨「まあまあ、霞ほら。あーん」
霞「ケーキ食べさせようとするんじゃないってば!」
初霜「ほら、霞。あーんです」
霞「アンタも大概マイペースね!?」
阿武隈「えへへ、霞ちゃんが楽しそうで良かったです」
提督「ああ、良いことだ」
朝潮「はい。皆さんのおかげです! ありがとうございます」
霞「あーもうバカばっかり!」
響「この鶏肉には……とてつもない力を感じる。ハラショー」
提督「そうか、そんなに喜んでいるところを見ていると、私もなんだか食べてきたくなってきたな」
雷「それなら雷が、もっと料理持ってくるわね! 食べて食べて!」
若葉「心配ない。ターキーとケーキならば既に持ってきてある。大丈夫だ!」
提督「いや、自分で取ってくるつもりだったんだが……ありがとうな、若葉、雷」
若葉「気にしなくてもいい……響、おいしいのか?」
響「おいしいよ。特にこのターキーは別格だ。味付けはもちろんのこと、素材が違う」
若葉「そうか……そうだったな」
提督「素材? なにか特別なものでも使っているのか?」
響「……そうだね。すごく特別な素材だよ」
若葉「ああ……あいつを狩るのには酷く苦労したな」
提督「狩る!? いや待てこの七面鳥お前らが狩ってきたのか!?」
菊月「そもそも日本に七面鳥は生息していないはずだが……」
若葉「悔しいが、若葉は大したことはできなかった」
響「あの七面鳥ともう一度艤装なしで戦うくらいなら、艤装ありでル級改flagshipとタイマンする方がまだましだよ」プルプル
阿武隈「あはは……あれは大変でした」
電「生きた心地がしなかったのです……」
提督「おまえ達、私が知らない間に一体どんな奴と戦ったんだ!?」
響「阿武隈さんを責めないでくれ。あれは不可抗力だったんだよ」
白露「クリスマスってなんだか楽しいよね! 一年でいっちばーん好き!」
時雨「姉さん、クリスマスの大好きさなら僕だって負けないさ。いっちばーん」
白露「なにおー! あたしだって時雨には負けないからね! クリスマスいっちばーん!」
時雨「クリスマスいっちばーん」
春雨「もう。白露姉さんも時雨姉さんも、なに張り合っているんですか」
海風「でも時雨姉さんもなんだか変わりましたね」
時雨「え? そうかな? 僕としては前から変わっていないつもりだけど」
阿武隈「そんなことないよ! 時雨ちゃんは前よりかわいくなってます!」
時雨「ちょっと阿武隈さん。いきなりなに言い出すのさ」
白露「あはは、時雨ったら照れちゃって!」
春雨「そうですよ! 時雨姉さんは前からかわいいです!」
夕立「ぽい? ……ぽい!」
村雨「そうそう! 来年の時雨にも期待してね!」
時雨「もう、みんなして僕をからかわないでよ」ぷくー
夕立「ぽーい! このターキーおいしいっぽい!」
夕立「あ! 瑞鶴さん!」
瑞鶴「ん? どうしたの夕立?」
夕立「瑞鶴さんもターキー食べるっぽい! とってもおいしいっぽい!」
大鳳「!? ちょ、ちょっと夕立さん!?」
夕立「ぽい?」
大鳳「瑞鶴さんにターキー、というか七面鳥は駄目です!」
夕立「え? どうしてですか?」
大鳳「瑞鶴さんは七面鳥にすごい苦手意識を持ってて――」
瑞鶴「なら一つもらおうかしら。サンキュ!」
夕立「ぽい!」
大鳳「……あれ?」
瑞鶴「ん? どうしたのよ大鳳。豆鉄砲が鳩を喰らったような顔して」
大鳳「それ逆ですよ……瑞鶴さん、七面鳥苦手ではなかった?」
瑞鶴「ああ……去年は迷惑かけたわね。でも、もう大丈夫よ。克服できたわ」
瑞鶴「……あの七面鳥に勝つことが出来たおかげでね」
大鳳「勝つ?」
瑞鶴「でも正直一人では勝てなかったわね……阿武隈や熊野達が率いる駆逐艦達が弱らせてくれたおかげでなんとか勝てたわ」
時雨「ああ、あの七面鳥か……火を吹きかけられてきたときは本気で命の危険を感じたよ」
白露「熊野さんや阿武隈さん達が全力で攻撃しても大して応えてないとか、本気でやばいよね!」
初霜「10mの巨体は、いるだけで圧巻だったわ」
大鳳「なんですかその化け物は!? 本当に七面鳥なの!?」
瑞鶴「ええ、あいつは紛れもない七面鳥よ。それを否定するのは最期まで七面鳥として正々堂々と戦ったアイツの誇りを汚すことになるわ」
提督「なんで長年の宿敵みたいに語ってるんだ!?」
瑞鶴「それだけ、その七面鳥は強くて立派だったってことよ。弱っていたとはいえ、アイツと1対1で勝てたことは私の誇りよ」
瑞鶴「そのおかげで……私は七面鳥のトラウマを克服できたのだから」
提督「そうか……瑞鶴がそう言うなら別に良いが」
響「ちなみに今、司令官が食べてるターキーはその七面鳥の亡骸(なきがら)の一部だよ」
提督「!?」
若葉「味は保証する。大丈夫だ!」
提督「いやおいしいし、若葉が持ってきてくれたものは無下にしないけどさ。なんかモヤッとする」
ビスマルク「瑞鶴も他の皆も、一年ごとに成長しているってことね。私も負けていられないわ」
榛名「ビスマルクさん! 榛名だってビスマルクさんには負けません!」
ビスマルク「よく言ったわね、榛名。でもそれでこそ、このビスマルクのライバルよ!」
榛名「ええ! さあビスマルクさん! 榛名の作ってみた料理を食べてみてください!」
ビスマルク「……なるほど、腕を上げたわね榛名。でも私だって前と同じだと思わない事ね!」
榛名「もぐもぐ……これは! 素敵です! さすがビスマルクさん! また腕を上げましたね!」
ビスマルク「ふっ。今回は引き分けってところかしら」
榛名「そうですね。では、今度は他の皆さんに料理を振る舞って勝負するとしましょう!」
ビスマルク「それはいいわね! 私だって引き分けで満足するような誇りは持っていないわよ!」
榛名「はい! 榛名、頑張ります!」
阿武隈「榛名さんもビスマルクさんも、楽しそうですねえ」
提督「そうだな、二人とも元気そうでなによりだ」
電「なのです。二人ともとっても仲が良いのです」
初霜「そうね。お互い切磋琢磨(せっさたくま)するような友人がいるって素敵だと思います。ねっ、電」
電「なのです!」
金剛「榛名も以前より生き生きしてマース。私も嬉しいデース!」
霧島「なるほど……ここでこのカードを出してきますか。さすがは鳥海さん、この霧島の予想を超えてくるとは」
鳥海「霧島さんこそ。私にこの時点でここまで手札を切らせてくるとは……さすがですね」
霧島「ですが霧島、艦隊の頭脳を自負する身……たとえカードゲームであっても、頭脳戦では負けません!」
鳥海「それは私もです! 霧島さんに打ち勝って、私が艦隊の頭脳であることを証明して見せます!」
暁「霧島さんと鳥海さんも、頭脳の一番を競い合ってるわね」
白露「いっちばーん!?」
時雨「姉さん、二人の勝負の邪魔はしちゃ駄目だよ」
阿武隈「榛名さんも霧島さんも楽しそうで良かったです」
雷「でも榛名さん、霧島さんって金剛型の人達はライバルができる宿命でもあるのかしら」
阿武隈「雷ちゃん、金剛さんと比叡さんにはライバルとかいないから」
金剛「私だってライバルはいるのデース!」
白露「え? だれだれ!?」
金剛「それはTop Secretデス!」
白露「えー? いいじゃん教えてよー」
金剛「比叡もライバルを作りますか? お互い切磋琢磨する相手は必要デス!」
比叡「ひえー!? そんな急に言われても、お姉様ちょっと困ります!」
熊野「みなさん! メリークリスマス! ですわ!」
阿武隈「あれ熊野さん? 今までどこにいたんですか?」
熊野「色々と準備をしてましたのよ。今日はこれから小さい子達にプレゼントを渡すのでしょう?」
阿武隈「はい、そうですけど」
熊野「ふふっ、この熊野。特別にサンタの衣装を準備してきましたの! ほら、阿武隈の分もございますわよ」
阿武隈「ふえ!? あたしが来てもあまり似合わないかと……熊野さんなら、どんな衣装でもとても素敵だと思うんですけど」
熊野「もう、阿武隈ったらあまり謙遜(けんそん)するものじゃありませんわ。ほら、早くしないと遅くなってしまいますわ」
熊野「提督。というわけで、ちょっと阿武隈をお借りしますわね」
提督「ああ。阿武隈。頑張っておいで」
瑞鶴「あら。なら私も手伝うわ。七面鳥狩りを阿武隈達に手伝ってもらった恩もあるし」
熊野「それはありがたいですわ! では行きますわよ!」
阿武隈「え、ちょっと恥ずかしいんですけど……熊野さんあまり引っ張らないでぇー!」
熊野「クリスマスの夜は短いですのよー!」
阿武隈「うわああああ!」
電「行っちゃったのです……」
蒼龍「提督、付いて行きたかった?」
提督「そんなわけあるか!」
蒼龍「あはは、冗談ですって冗談!」
――十数分後。
熊野「お待たせしましたわ!」
瑞鶴「ふふーん。どうどう!?」
阿武隈「……えっと、あの……その」
提督「ああ、良く似合ってるぞ。とてもかわいい」
阿武隈「ふえ!? あ、あの……ありがとうございます……えへへ」
電「阿武隈さん、熊野さん、瑞鶴さん、みんなとっても素敵なのです」
暁「そうね! 三人とも素敵なレディーだわ!」キラキラ
提督「ほらほら、もっと自信持て。阿武隈は電達の憧れなんだからな」
阿武隈「そ、そんな大げさなものじゃないですよぉ。でも、そう言ってくれるとなんだかちょっと自信が持てます」
若葉「その通りだ。心配することなんてない。大丈夫だ!」
初霜「そうね。みなさん、とても素敵だわ!」
阿武隈「えへへ、みんなありがとう」
霞「まったく、みんなしてなに言ってるのかしら。不足も不足、大不足よ!」
阿武隈「ふえ?」
雷「ちょっと霞、何が足りないって言うのよ」
霞「決まってるじゃない! ヒゲよ!」
阿武隈「……ふえ?」
霞「サンタさんなら立派な白ヒゲを付けなきゃ駄目じゃない! そんなことも分からないの!?」
提督「そんなこともと言われても……おじいさんならともかく、阿武隈達にヒゲはおかしいだろう」
霞「サンタさんである以上、誰であろうと白いヒゲは必須よ! それに阿武隈さんならとても似合うに違いないわ!」
阿武隈「なんでそうなるの!?」
霞「もしかして準備してないの?」
熊野「そんな当たり前のように言われても、準備してませんわよ!?」
霞「はあ、まったく世話が焼けるわね! はい! 霞がちゃんと持ってるからこれ付けなさいな!」
阿武隈「なんで持ってるの!?」
霞「グタグタ言わない、ほらとっとと付ける! 熊野さんと瑞鶴さんも!」
瑞鶴「え? 私も付けなきゃ駄目? 阿武隈だけでどうにかならない?」
阿武隈「瑞鶴さんだけ逃げるなんて駄目です!」
熊野「そうですわ! 一人だけヒゲから逃げようなんて許しませんわ!」
瑞鶴「ええ……どうしてこうなるのよ!?」
霞「やっぱり! 阿武隈さんとても似合うわ! さすが阿武隈さんね! やっぱり霞の見立ては合ってたわ!」キラキラ
阿武隈「そ、そう? ……霞ちゃんが喜んでくれるならなによりです」
電「霞ちゃんが今までにないほど生き生きとしているのです……」
初霜「そ、そうね……良かった……のかしら」
若葉「初霜を呆然(ぼうぜん)とさせるとは……」
響「霞、彼女もまた強敵(とも)だったね」
熊野「ああもう鈴谷もサンタ衣装で来るはずなのに……どこに行ったんですのー!?」
最上「鈴谷、どうしたのさ。そんな遠くから熊野達を見てて。同じ衣装を着ているんだから、混ざってこないのかい?」
鈴谷「や、今行くと鈴谷もヒゲを付けないといけなくなりそうだから、熊野には悪いけどパス」
三隈「……ヒゲ、ですか?」
瑞鶴「さーて! 早くプレゼントを配りましょ! あんまり遅いと、疲れてくる子達が出てくるかもしれないわ!」
阿武隈「そうですね、みなさーん! サンタさんがプレゼントを配りに来ました!」
子日「あれ? なんで阿武隈さんがサンタさんの格好してるの?」
熊野「サンタさんは世界中の子供達にプレゼントを配らないといけないから、大変ですのよ」
熊野「だから、今年は熊野達がこの鎮守府の皆さんにプレゼントを配りますわ!」
文月「ふわ~。じゃあ阿武隈さん達がサンタさんなんだね~」
磯風「なるほど。師匠(阿武隈)や熊野さん、瑞鶴さんならサンタの代わりとして申し分ないな!」
瑞鶴「そう言ってくれると嬉しいわね。ほら、良い子の皆! 一列に並んでー!」
「「「はーい!」」」
蒼龍「ふふっ、みんな元気ですねえ」
赤城「はい、こういうのを見ていると日頃の疲れも吹き飛びますね」
提督「ああ、そうだな。熊野に感謝だな」
蒼龍「阿武隈のサンタ姿も見られましたしね」
提督「だからなぜそういう方向に持って行くんだ」
蒼龍「あら? 違いましたか?」
提督「……否定はしない」
蒼龍「あはは」
阿武隈「はい、初霜ちゃん。去年と同じ手帳で良かったの?」
初霜「はい。私これが気に入っているんです!」
阿武隈「磯風ちゃんは……フライパンだよね」
磯風「ああ、ありがたい。これでますまず師匠と料理が楽しめるな」
阿武隈「時雨ちゃんは、詩集だよね。またあたしが選んできたけど、気に入ってもらえるといいんですけど……」
時雨「去年のはとても良かったよ。他の人に選んでもらうのも、また違った発見があるしね」
阿武隈「子日ちゃんは手袋だったね。はい!」
子日「やっほい! あったかそー!」
電「阿武隈さんとお揃いのリボンなのです! 嬉しいのです!」
阿武隈「喜んでくれるのは嬉しいけど、なんだか照れくさいです……」
阿武隈「霞ちゃんはあたしが作っているお菓子のレシピ……本当に良いの?」
霞「なによ。霞が欲しいって言っているんだからそれで良いのよ」
阿武隈「それで白露ちゃんは……いっちばーんのプレゼントと言われても」
白露「阿武隈さんがいっちばーんって思うものならいいよ!」
阿武隈「難しいです……一応、白露ちゃんに似合いそうなブレスレット用意してみたよ」
白露「わーい! ありがとう!」
暁「暁は熊野さんや阿武隈さんが好きな紅茶が良いわ」
熊野「本当にそんなもので良かったのかしら?」
暁「ええ! 暁も二人が淹れてくれる紅茶が好きだもの」
阿武隈「初春ちゃんはかんざしだったね、はい」
初春「ふむ。これは良いものじゃの。礼を言うぞ」
阿武隈「雷ちゃんは……肩たたき券ってこれどういうこと?」
雷「その券を私に出したら、阿武隈さんの肩を叩いてあげるわ!」
阿武隈「それあたしへのプレゼントになっているんですけど!?」
雷「もっーと頼って良いのよ!」
阿武隈「不知火ちゃんは目覚まし時計だね、はい。気に入ってくれるといいな」
不知火「ありがとうございます。これで寝坊も少なくなると思います」
阿武隈「……あのね、不知火ちゃん」
不知火「不知火になにか落ち度でも?」
山雲「山雲は~そうね~なにが良いかしらね~。ちょっと悩むわね~」
阿武隈「今この場で悩まれても困るんですけど……クッキー食べる?」
山雲「わ~い」
島風「おねーちゃん、島風は新しいスニーカーが欲しいんだけど……」
阿武隈「そうだね、けど靴は自分に合ったものを買わないと駄目だから、今度一緒に買いに行こっか」
島風「えへ~、お姉ちゃんとお出掛け!」
天津風「まったく、島風ってば。あんまり無茶言って困らせちゃ駄目よ」
島風「むー。それぐらい分かってるってば」
深雪「大将! 深雪スペシャル一つ!」
阿武隈「そんなコーヒー頼むみたいに言われましても」
若葉「若葉はキスカだ」
阿武隈「だからどうしろと」
夕立「夕立はフレンチクルーラーが欲しいっぽい!」じー
阿武隈「あたしの髪を見ながら言わないで欲しいんですけどぉ!?」
響「阿武隈さん満タンで」
阿武隈「響ちゃんも、そんなレギュラー満タンみたいに言われても困ります」
響「なにも難しいことはないさ、ハラショー」よじよじ
阿武隈「だからあたしによじ登らないでくださーい!?」
瑞鶴「いつものことじゃない」
熊野「いつものことですわね」
三日月「阿武隈さんまた登頂されてますね……」
阿武隈「響ちゃんが登ってくることが当たり前にされてます!?」
響「まったく、どうしてそんな認識になったんだろうね」
電「響ちゃんがそれを言うのは、どう考えてもおかしいのです」
ポーラ「ポーラは~おいしいおいしいお酒を~沢山飲みたいな~って」
隼鷹「いいね~あたしもそれ頼むよ~ひっく」
阿武隈「なんで貴方達まで並んでるんですかぁ!?」
暁「二人ともお酒くさい……」
ザラ「……ポーラーぁ?」
飛鷹「……隼鷹ぉ?」
ポーラ「あ」
隼鷹「げ」
――ゴンゴン!
飛鷹「邪魔したわね」
ザラ「ポーラがご迷惑をおかけしました」
――ズルズル
ポーラ「ちょ、ザラ姉様。あまり引きずられるとポーラちょっと痛いって……ごめんなさい、はんせーしてますから、にらまないで」
隼鷹「やばっ、そんな手荒に扱われると吐く……」
飛鷹「ちょっと!? あんたどんだけ飲んだのよ!?」
那智「……はあ、まったくちょっとはお酒を控えろと言うべきか」
羽黒「那智姉さんがそれを言っても説得力がないと……ごめんなさい!」
那智「……なんだ、その。すまん」
電「ザラさんも飛鷹さんも大変なのです……」
阿武隈「そうだね……」
金剛「Hey! 阿武隈ーっ! 私にもプレゼントを寄越すデース!」
阿武隈「だからなんでですかぁ!?」
金剛「将を射んと欲すれば先ず馬を射よデース!」
阿武隈「意味が分からないんですけどぉ!?」
榛名「お姉様、それは果てしなく間違っている気がします!」
プリンツ「ってなんでやねーん!」ビシッ!
金剛「What?」
榛名「はい?」
阿武隈「ふえ?」
電「なのです?」
プリンツ「……ふえ? もしかして私なにか間違えた?」
プリンツ「Japan(ヤーパン)の漫才難しい……こんなんじゃビスマルク姉様に笑われちゃう」
阿武隈「だ、大丈夫です! そんなことでビスマルクさんはオイゲンさんを笑ったりしません!」
電「そうです! 大丈夫なのです!」
五十鈴「いやまずなんで漫才なのよ」
ビスマルク「その通りよ、オイゲン」
プリンツ「ビスマルク姉様……」
ビスマルク「私がそんなことでオイゲンを笑うわけないわ。日本のみんなに馴染もうと、日本のお笑いを学んでいたんでしょう?」
ビスマルク「そんなオイゲンの努力を笑えるわけないでしょ」
プリンツ「……Danke.(ありがとう)姉様」
ビスマルク「そうね。漫才を覚えたいなら五十鈴に教えてもらうと良いわ」
五十鈴「なんでそこで五十鈴が!?」
雷「追撃戦(ツッコミ)は五十鈴さんの十八番だもの!」
五十鈴「やめてくれない!? その意味不明な五十鈴への認識!」
プリンツ「そっか……これからよろしくお願いします先生! プリンツ・オイゲン、頑張ります!」
五十鈴「お願いだから五十鈴の話を聞いて! ツッコミにそんな詳しくないから! 漫才とか専門外だからね!?」
榛名「さすがですねビスマルクさん……榛名もビスマルクさんみたいに大きな人になれるよう、頑張ります!」
五十鈴「なに良い話みたいにしようとしてるのよおおおぉ!?」
山風「おかーさん」くいっくいっ
阿武隈「あたしお母さんじゃないんですけど……なぁに、山風ちゃん?」
山風「それと、おとーさん」
提督「いやだからお父さんじゃないが……どうしたんだ?」
山風「えっとね……あたしね……」
阿武隈「どうしたの? あたしに出来ることだったら、頑張るから言ってみて?」
山風「それじゃ……あたし、おとーとが欲しい」
阿武隈「……え? おとーと……弟……? 、ふ、ふえええええ!?」
山風「おとーさんとおかーさんが頑張ればできるって言ってたから……無理?」
阿武隈「むむむ無理というか色々と段取りというか将来はと思ってるんだけど今すぐには無理かなぁってでも提督が望むならあたし的にはOKってあたしって一体何言ってるのー!?」
五十鈴「阿武隈落ち着きなさい!」
金剛「Stop! 山風、それ一体誰からそんなこと聞いたデスカ!?」
山風「……如月」
阿武隈「きーさーらーぎーちゃーん?」
如月「……あら?」
阿武隈「駄目でしょ山風ちゃんに変なこと吹き込んだら!」
提督「その通りだ。さすがにこれはまずいだろう」
如月「そんな……あたしをどうする気?」
阿武隈「後でお説教です!」
如月「あら、普通なのね」
瑞鶴「普通じゃないのってどんなのよ?」
如月「え? それは……えっと……なにがあるかしら」
瑞鶴「アンタさては適当に言ってるだけでしょ」
如月「ぎくっ!?」
睦月「如月ちゃんは大人ぶってるだけにゃしい」
如月「睦月ちゃんそれ言っちゃ駄目ーっ!」
文月「ねーねー、阿武隈さんと如月ちゃんお話するの~? 文月もお話する~」
睦月「なら睦月もお話したいのね!」
阿武隈「ふえ?」
響「なら私も阿武隈さんエネルギーを充電させてもらうとしようか」よじよじ
阿武隈「だから登らないでええええぇ!?」
若葉「若葉だ。光合成して大きく育つぞ」
阿武隈「あたしを日光扱いしないでください!?」
菊月「なるほど。ならば私達も一緒させてもらうとしよう」
暁「夜に皆で楽しくお話……なんだかレディーっぽいわ!」
熊野「あら? 良いですわね。熊野もご一緒いいかしら?」
瑞鶴「なになに? 私も混ぜてもらおうかしら」
電「電も阿武隈さんとおしゃべりしたいのです!」
雷「あ! 雷を仲間外れにするなんてずるーい!」
霞「あんたらはしゃぎすぎよ! もう、霞も行くわ! 見てらんないったら!」
時雨「素直じゃないね、霞」
霞「はあ!? どういうことよ!」
白露「こらー! あたしを差し置いてずるいって! あたしがいっちばーんなんだからね!」
初霜「もう、白露さんってば。こんなときまで一番なんですね」
時雨「うん、でも白露はそうでなくちゃ」
神通「そのおしゃべり待ってください!」バンッ!
阿武隈「あれ神通……ってどうしたのそのサンタ衣装!?」
神通「阿武隈ずるい! 私だってサンタさんやって駆逐艦の子達にプレゼント配ったりおしゃべりしたいのに!」
阿武隈「だったらもっと早く来れば良いだけじゃない!?」
神通「だって恥ずかしくてなかなか決心が付かなかったんだもの!」
阿武隈「そんなこと言われても!?」
朝潮「神通さんそのサンタ衣装とても素敵です!」
神通「朝潮さん……? ありがとう!」ぎゅ!
朝潮「そんな礼を言われることのほどでは……えっと、神通さんちょっと強く抱きしめ過ぎ……その息が……がくっ」
阿武隈「朝潮ちゃーん!?」
熊野「ちょっと神通さん!? 強く抱きしめ過ぎですわ!」
神通「え? あ、あわわわわわわ!? 朝潮さんしっかりしてください! 朝潮さーん!」
三日月「その……今日も鎮守府は賑やかですね」
電「鎮守府は今日も平和なのです……たぶん」
――その日、夜遅く。
提督「阿武隈、お疲れ様。ホットココアで良かったかな?」
阿武隈「はい。ありがとう、提督」
提督「なに、今日の阿武隈の頑張りを考えたらこれくらいなんでもないさ」
阿武隈「そんな大したことはしてないですけど。でもありがとう」
阿武隈「てーとくも、司会お疲れ様でした」
提督「あはは、それこそ大したことはしてないよ。もうちょっと前に言ってくれたらもう少し上手くできたんだけどな」
阿武隈「霧島さんもそれだけ信頼してるんですよ」
提督「そういうものか? まあ、阿武隈が言うならそういうことにしておくとするよ」
阿武隈「はい……えっと、提督。あたし実は提督にもプレゼント用意しているんです」
提督「そうか? 奇遇だな、私もプレゼントを用意しているんだ」
阿武隈「てーとくも? えっと……とっても嬉しいですけど……もらってもいいの?」
提督「むしろもらってくれなきゃ困るぞ。阿武隈が気に入るかどうかは保証できないけど」
阿武隈「そんなことないですって……じゃあ、一緒に交換しよ!」
提督「ああ。メリークリスマス」
阿武隈「えへへ、メリークリスマスです、提督!」
阿武隈「あの……開けてみても良いかな?」
提督「もちろんだ。阿武隈のプレゼントも開けていいか?」
阿武隈「は、はい……その上手く出来ているか不安ですけど……」
提督「……まさか? これはマフラーか」
阿武隈「はい。自分で編んでみたんですけど……どうでしょうか? あたし的には上手に編めたと思うんですけど……」
提督「ああ、とっても暖かそうだ。これなら冬も風邪を引かなくてすみそうだな」
阿武隈「それなら良かったです! 提督が体調崩したりしたら、大変ですし……あたしも心配ですから」
提督「ありがとうな、阿武隈。大切に使わせてもらうよ」
阿武隈「はい……あれ? 提督、もしかしてこれ……」
提督「その……なんだ。私のプレゼントもマフラーなんだ」
阿武隈「そっか……えへへ、なんだか嬉しいです」
阿武隈「提督とあたし、似たもの同士ですね。ねっ、てーとく」
提督「あはは、そうだな。私もなんだか嬉しくなってきたよ」
阿武隈「あたしも大切に使わせてもらいますね。というか、今巻いちゃいます」
阿武隈「えへへ、提督のマフラー暖かいです」
提督「それはなりよりだ。そこまで喜んでもらえるとプレゼントした甲斐があるよ」
阿武隈「提督、てーとくもマフラー巻いてみて巻いてみて」
提督「どれ……いいな、長さもちょうど良くて暖かい」
阿武隈「よ、良かったです。何度も気をつけたんですけど、やっぱり心配になっちゃって」
提督「あはは、まったく阿武隈はかわいいな」
阿武隈「ふえ!? てーとくがかわいいって……」
提督「いつまでも恥ずかしがるな。その……私まで恥ずかしくなってくる」
阿武隈「むー。あたしがこんなに恥ずかしいんですから、提督も恥ずかしくないと不公平です」
提督「なんだその理論は」
阿武隈「もちろん冗談です! その……半分くらい……」
提督「半分は冗談じゃないのか。まあ気持ちは分かるけどな」
提督「室内だけど、こうしてマフラー巻いていると冬だって暖かくなるな」
阿武隈「そうですねえ……でも、あの……首以外がちょっと寒いかなって」
提督「そうか? それじゃあちょっと暖房の温度上げるか?」
阿武隈「むう……てーとくってば。えいっ!」ぎゅっ!
提督「うおっ!? 阿武隈?」
阿武隈「こ、こうすればあたしもてーとくも暖かいですからOKです……」
提督「……そうだな、とっても暖かいな」
提督「にしても、顔まで真っ赤になってるぞ」
阿武隈「提督が鈍いせいです。責任取ってくださいね?」
提督「そうか、それなら仕方ないな」ぎゅっ
阿武隈「えへへ、てーとく、てーとく」
提督「阿武隈お姉ちゃんも意外と甘えん坊さんだな」
阿武隈「こんなことするの提督にだけですから、問題ないです」
提督「そうか。それなら問題ないどころか、いつでも良いぞ」
阿武隈「はい。てーとくも、あたしに甘えてくれて良いんですよ」
提督「……それは結構頻繁にしてるような気がする」
阿武隈「あたし的にはもっと甘えてくれても、とってもOKです」
提督「そっか……いつもありがとうな、阿武隈。これからもよろしく頼むぞ」
阿武隈「はい! てーとく、こちらこそありがとう! そして、これからもよろしくお願いします!」
ぎりぎり間に合った!(ほとんど間に合ってないです)
ともかくこれで終わりです。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
皆さん、残り少ない2016年と2017年が良い年でありますように!
本作は下記の話の設定を引き継いでおります。
ですが、読まなくても本作を理解するのに支障はないと思います。
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おつー 阿武隈さん鎮守府いいわー
読んでくださった方、乙やコメントくださった方ありがとうございました。
>>36さん
ありがとうございます。とても励みになります。
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