これから日記を書く 三冊目 (1000)

下記の3スレ目。人間は人間を辞められる。そんなゾンビ物。

これから日記を書く
これから日記を書く - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1413210272/)

これから日記を書く 2冊目
これから日記を書く 2冊目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423317897/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1436892044


楽しみにしている

この作品におけるザクッと説明。読み飛ばせ!

モチーフ:
読者がゾンビ(その他もろもろ)がばっこする世界を生き、各地にある生存者の日記やメモを読んでいる。のが元々でしたが、今は形骸化してます。

基本はリアルタイム形式で、キャラ一人につき1日1レスしか更新されません。

ダイス:
裏側はTRPGのように、正否や選択をダイス様が決めてます。

振ったダイスの目の合計値で判定し、それによりその日の内容が決定します。そのため、>>1もどうなるか知らん。


ゾンビ:
ゾンビに成り立ての頃はそれなりに走りますが、大体のゾンビは数ヶ月以上経って劣化しています。ただ、常に変異体(後述)になる可能性があるので、いろいろ厄介。


変異体(ミュータント):
ゾンビ感染によって変異した際、何らかの適応をした存在。変異体は強化ゾンビ、ミュータントは人間の意志が残ってるか、人間またはその種以外になってしまったものを指す。

また、変異後に更に変異する場合もあります。


キャラ:
ダイスの結果によっては死にます。書き手であれば更新がなくなり、書き手でなければ仲間が書いて知ることができます。が、状況によっては書かれることなくお別れになる場合もあります。

感染:
ゾンビから何らかの怪我を負った場合に、確率で感染します。

当然、変異に関わるものを接種とかしても同様。

また、通常の病気感染や怪我も存在します。


物資:
探索の際に回収したり、生産したり。食料、建築、作成、弾薬、戦闘用具といった分類がある。食料以外は無くても生き延びることは一応できる。ダイスに愛されればよろし。

用語

U.S.A.U:
世界中のきな臭い国際情勢を理由に、日本、東南アジア、アメリカ、カナダの共同体のこと


WWP:
世界大戦プロジェクト。諸悪の元凶らしい研究機関。

U.S.A.Uが共同出資して設立。

世界大戦における研究が主で、わりとろくでもない研究が目立つ。


ホムンクルス:
HP(ホムンクルス計画)で生み出された存在。登場人物である藍が該当。

HPはかいつまんで言うと、人工的に優秀な兵士を作るぞ計画。詳しくは2スレ目>>742を参照。


アラクネ:
戦闘用の義足。通常時は2本足だが、戦闘時は槍のような6本足になり、それでゾンビをメメタァします。

神経接続装置が組み込まれており、自分の足のように動かせる。


ファントムシリーズ:
アラクネの神経接続装置のノウハウを生かした特殊な装着具。

かいつまんでいうと、盾付きで左腕からは弓と刃が出、右腕は杭を打ち出し、上り下りや鞭に利用でき、足は空気の噴射でダッシュ、ホバリング、多段ジャンプが可能。

キャラ

放浪者:
主人公、人間はある意味辞めてる。ファントムシリーズを装着した、奇襲されても剣でカウンターする化け物。

山中沙奈:
アラクネを装着した研究者。アラクネのおかげで、近接は最強。放浪者の相棒といえる存在。怒ると怖い。

アリス・ブルーフィールド:
善良なマッドさん。アラクネの神経接続装置とファントムの開発者という天災。
名前の元ネタ言うまでもないよね?

エクス:
天才ハッカー。オンライン上で情報を集め、監視カメラで放浪者達の安否確認してる。最近陽の芽が出た。

保安官:
着てる服装はウェスタン調だが、保安官と名乗ってる。ライフルの免許持ちで、たまに狩猟に出かけるナイスミドル。放浪者達とは別行動。

スライム:
ミュータント。さらに変異して六本足になって、指もできた。放浪者達のマスコット。

ちなみに拠点組最初に加入した仲間がスライムだったりする。

浜村美香音:
拠点警備組の実質リーダーで、拠点内の設備の管理や設置もこなす電子技師。

蒲谷勘二郎:
拠点警備組。わりとオタク。最近手先の器用さを生かして建設作業をこなしてる。

ちなみに名字の読みは「かまや」と読む。

井門圭司:
元防衛軍兵士。敵だったけど味方になった。物事に対するバランス感覚は優れるが苦労人気質。

一ノ瀬美尋:
医大生。戦うお医者さん。最近まで足の骨を負ってた。割と不幸気質。

覚美弥:
ミュータント。目がつぶれた代わりに、人の視界を見たり頭の中を読んだりできる。

名字の読みは「おぼえ」

佐原有登:
ミュータント。ワーウルフになった射程気質な奴。わりとというか、そこそこバカ。

名前の読みは「あると」

大木勝:
覚を守る小さな騎士。金属バットでそこそこのゾンビを処理してきたので、わりと強い子供。

三間弘幸:
最近仕立屋になるべく奮闘中。性格は普通だが、見た目は女っぽい、いわゆる男の娘。

ジェーン・カナリー:
保安官が拾ってきた金髪さん。かなり悲惨な目にあったのに、救った保安官に一目惚れ中。

名前の元ネタはカラミティ・ジェーン

藍:
ホムンクルス。四肢なら自由に、それ以外は表面までを自由に変形、変質できる。尊大な態度をとるが、普通にいい子。

スライムとは義理姉妹になった。


基本的なメインメンバーは以上。誰か足りないのは気のせい。

>>2
ありがとう。



しかし、ざっくり説明でこの量か。まぁ、読まなくても問題ないんだけどさ。

>>5の修正

×藍:
ホムンクルス。四肢なら自由に、それ以外は表面までを自由に変形、変質できる。尊大な態度をとるが、普通にいい子。
スライムとは義理姉妹になった。

○藍:
ホムンクルス。四肢なら自由に、それ以外は表面までを自由に変形、変質できる。尊大な態度をとるが、普通にいい子。
スライムとは義理兄弟姉妹になった。



2人は性別ないからね…

蒲谷さんが知ってるってことは拠点内の会話に上がってるんだろうな

放浪者「いぬかいたい」
蒲谷「ぼくも」
山中さん「許しませんよ!」
みたいな

今日も乙です!いつもありがとう!

他のSS4ってどれだろう

>>357
いつも読んでくれてありがとう

>>359-361
今これ以外で書いてるのざっくりとドン


女騎士「黒パン固ぇwww」 2本目-SS速報VIP
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男「なんでいるのさ?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1438707777/)


ちなみにチャラ男は放浪者ではないんや。

まぁ、うまくいけば生き延びてそうではあるけどね



とりあえずコメ返だけ

俺が覚えてる腕から鎌系の人は
・BLUE SEEDの草薙さん
・烈火の炎技、砕破(うろ覚え)
・ギルティギアシリーズのチップ・ザナフ
・放浪者(そう言えば出てたやん。短剣だけど)

三百一日目

帰り際、野木から教えられた情報が頭から離れない。ビジョンはウィルス性の何かにより変異し、そして超能力を得た。オートメーションの機械の結果が正しいのであれば、これが事実となる訳だが、少なくともビジョンの結果は機械が正しいと思われる状態だ。

ビジョンのこの件を話したところ、超能力者を生み出そうとしたプロジェクトは、脳への直接的な電気刺激や薬物投与、そしてその中には遺伝子を変える、例のベクターウィルスを使った実験もあったらしい。名称は『エデンシート』と聞いたらしく、恐らく自分のそれを投与されたはずと答えた。

ビジョンにされた実験内容に誤りがなければ、奴はその時に『エデンシード』を注入され超能力を持つに至った。恐らくそれが今回の検査の結果に引っかかったのだろう。

問題はその『エデンシード』が今回の惨劇を引き起こした元凶なのか、というところだ。その可能性はかなり低い。超能力者を生み出すために、それで実験は繰り返されていただろう。その時に同様の現象が起きていたとすれば、計画を進めるどころではないはず。

仮に『エデンシード』がゾンビ化の作用があり、意図的にばらまくとしたら、俺なら感染拡大しないように管理できる地域にして、データ収集するだろう。だが、惨劇は全国、いや全世界的に起きている。

今のところ、何とも言えない。ただ、ウィルスなのかどうかなのは、はっきりしなくなってしまった。というのは事実だ。


三百一日目終わり

6/20 担当ビジョン 朝

今日は探索組が出かけた。

放浪者の兄貴はいない。大丈夫か。


担当浜村 昼

まぁ、放浪者いなくてもやってけるってとこ、なきゃ困るしね。

あいつが何かしたい時に、心配させなくて済む訳だしね。


担当蒲谷 夜

恐らく、これから遠征も多くなるだろうから、探索組に関わらず警備組もそうならないと。

幸い、新たな武器支給はあったから、こっちはより万全な形だろうけど。

「はぁい、DJフレンドだよ。世紀末の世を生きる皆さんこんにちは」

「この世界を生き続ける意味なんて、考えないほうがいいよ。考えたところで誰もわかりはしないんだから」

「今日のお役立ち情報! と言いたいところなんだけど、私が持っている情報も限りがあるからね」

「そんな訳で、前にあった人の話をしたいと思うよ。一応お役立ち情報にはなるかな?」

「前にあった人が、シェルターに当選した人の資料を持っててね。ここに行けば助かるんだと意気揚々としてた」

「自分は何でついていかなかったのかって? もともと、疑問があったからね」

「シェルターは基本的にこっちから開けられないだろうこととか、そもそもシェルターの中にゾンビに感染する人がいた場合、入れない上に入っても危険が大きそうというイメージがあったんだ」

「その人は自分も誘ってくれたけど、それっぽい言い訳してついてはいかなかった」

「でも、それが正しい選択だったかなんて言うのも、今となってはわからないね。無事に逃げ込めていることを、祈るばかりだよ」

「まぁ、何かというとそんな理由でシェルターが見つかる場合もあるから、めげずに民家を探索してもいいかもねっていうお話だったよ」

「こちら、DJフレンド。世紀末の世を生きる皆さんに、無い知恵絞ってお役立ちの情報を録音で提供するよ」

「それでは良い終末を」

>>714
まぁ、判定として作ればいいだけだけど。こんな死にまみれた世界で幽霊とか出したら、小林以外ももりもり出そうだよ。

ちなみに茗荷の起源は、勉強不足と調べてもよくわからんかった。物忘れはわかった。

「どーも、エクスだぜ」

>>1がなんか本編がうまく浮かばねえらしく、とりあえず即興お祭り騒ぎでもやらかすための、とりあえず注意事項を伝えるぞ」

「1、ブレイクタイム含めた本編にまったく関係はない」

「2、本編のキャラと設定は大体崩壊している」

「3、以上を了解するのであれば、閲覧可能。了承できない場合はシャットダウンを推奨」

「だとよ。つーか、自分で自分のセルフパロディってどうなんだろうな?」

「じゃ、ま。楽しんでくれよ?」

山中「皆さん初めまして、本日拠点学園に赴任いたしました。山中沙奈といいます」

山中「それではさっそく、清く正しくゾンビ達と戦うために入学された皆の実力を計る為に」

山中「皆さんには殺し合いをしてもらいます」ナンダッテー、アノヒトエガオデナニイッテルノ

「………」スッ

山中「いつの間に背後に…。君は合格ですね」

「………」ペコリ、スタスタ

山中「とまぁ、それぐらいの気概がないとダメだよというお話のつもりでしたが、まさか本気でやられるとは…」ナンダー、ビックリシター

山中「そういう訳で、皆さん仲良くやりましょう」

井門「(前の席の野郎。目の前にいたってのに、あの先生の後ろに、いつの間に回りやがったんだ?)」

一之瀬「ケイちゃんケイちゃん」

井門「ん、どうしたよ?」

一之瀬「前の席の人すごいね!」

井門「それはわかるけど、声抑えろ」

一之瀬「幼馴染に優しくないなぁ…」

井門「そういう問題じゃねえよ…」

一之瀬「ぶーぶー」

三間「どうしよう、この学校広いから迷っちゃったよ」

「うン? この時間に廊下ヲうろついちゃダメっすヨ」

三間「す、すいません。え、狼さん!?」

佐原「俺はケルベロスの佐原っス。こコの体育教師っすよ」

三間「あ、先生なんですか? 実は教室わかんなくて迷ってて…」

佐原「おー、そうなンすな」

三間「出来ればその、案内して欲しいです」モジ

佐原「困っている女の子ノ頼みは断レないっすが、俺も迷子っす」

三間「えぇ!? あ、違います!」

佐原「何がっすカ」

三間「俺は男ですよ!」

佐原「それは嘘っすナ」

三間「えぇ!?」

「あぁ、そこの教室かい。うん。近いのはホール行ってエレベータに乗って4階に。後は案内通りいけばつけるよ。うん」

三間「ありがとうございます!」

佐原「ありがトうっす! 用務員のおジさん!」

「気を付けるんだよ。うん」

佐原「どうやっタら、遅刻免除されるっすカねー」

三間「本当に先生なんですよね…?」

「…今年の新入生と新任は、元気がいいね。うん」

「さて、百葉箱の補修でもしに行かなきゃ、うん」

「………」

一之瀬「あ、放浪者君!」

放浪者「………?」

一之瀬「一緒にお昼ご飯食べようよ! ね、ケイちゃんもいいでしょ?」

井門「かまいやしねぇけど」

放浪者「………」コクリ

一之瀬「やた!」

井門「付き合わせて悪いな…」

放浪者「………」フルフル

一之瀬「それにしても、放浪者君すごいね。山中先生の背後、いつの間に忍び寄ったの?」

放浪者「………」ミブリテブリ

一之瀬「へーそうなんだ!」

井門「(いや、今の見てもわかんねえよ)」

保安官「ここの火器類を教える保安官と、補佐のジェーンだ」

ジェーン「よろしくね」

保安官「銃は的を狙って、引き金を引けば当たるぞ。こんな感じにな」シュバ、パーン

井門「(的見てねえのに、ど真ん中当たってんだけど!?)」

ジェーン「保安官、そういう教え方とか態度はメッて言ったでしょ」

保安官「なーに。ほんの挨拶がわりよ。きっちり教えること守りゃ、ここまでとは言わないまでも、銃について熟練するぜ」

ジェーン「それじゃあ、皆に練習用の拳銃を支給します。順番に取りに来てくださいね」

保安官「ちなみに、早打ち勝負ならいつでも受けてやるぜ」

ジェーン「そういうことはあまり言うのは、メッなの」

保安官「すまんすまん」

放浪者「………」

山中「いましたね。放浪者君」

放浪者「………?」キョトン

山中「君の戦闘能力、非常に高いことを認識しています」

放浪者「………」フルフル

山中「ふふ、謙遜しないでください。ただ、私も教師の前に戦士の一人でもありますので」ガシャガシャ

放浪者「………!」

山中「正式にこのアラクネとお立会いいただきたいのです」

放浪者「………………」コクリ

山中「ふふ、良い目です。私も血が滾りますよ」

山中「はぁ、はぁ。教師である私がここまで追いつめられるなんて…」

放浪者「………」ハァハァ

山中「君も同じようですが…、いきまキャッ!」ポコン

「学園の、しかも廊下で決闘なんざやらかしやがって、新任さんよぉ?」

山中「いたた、何も叩かなくてもいいじゃないですか。えっと、エクスさん」

エクス「警備主任として、一体あんたは連行すっからな。たく」

放浪者「………」ジブンユビサシ

エクス「放浪者だっけ? 決闘受けたら両成敗なんだが、新入生でそこら知らねえだろうし、そもそも守らせる教師がこれだからな。今回はお咎めなし」

放浪者「………」コクン

エクス「じゃあ行くぞ、山中さんよ」

山中「ひーん」

放浪者「………」ポツン

エクス「じゃ。後は頼みましたよ。野木校長」コツコツ、パタン

野木「……、山中君。何か言いたいことはあるか?」

山中「素晴らしい戦士に会えたものですから…」

野木「だが、それは生徒だ。戦力たる貴重な存在に問題があっては困る」

山中「うぅ…」

野木「そういう訳で、処遇については追って連絡する」

山中「新任早々解任ですかね…」

野木「我々も人員不足だ、減給ぐらいに留められるよう努力しよう」

山中「うぅ…」

井門「放浪者。山中先生とやりあったって聞いたぞ?」

放浪者「………」コクン

井門「マジか。じゃあ山中先生からふっかけてきたのか」

放浪者「………」コクコク

井門「それで、無傷なのかよ」

放浪者「………」

井門「…お前、この学校で教えられることねえんじゃねえか?」

放浪者「………」キョトン

一之瀬「あ、いたいた。放浪者君! 聞いたよ! 山中先生と死闘を繰り広げたんでしょ!」

放浪者「………」コクリ

井門「(なんか話でかくなってねぇか?)」

放浪者「………」テクテク

「お、放浪者。今日学校だったの?」

放浪者「………」コクリ

「放浪者兄ちゃん、遊ぼうぜ!」

「勝。遊ぶ前にまず宿題終わらせないとダメだよ」

勝「ちぇー、美弥ねぇうるさいよなー」

美弥「まったく…」

浜村「ま、浜村家はいつも通りよ。何かあったらすぐ頼りなさいよ、隣なんだから」

放浪者「………」コクリ

浜村「(しかし、本当に無口よね。いい子なんだけど)」

放浪者「………」ガチャ、パタン

「お兄ちゃん、おかえりなさい」プルプル

放浪者「………」コクン

「アリス母さんが、先にお風呂入りなさいだって!」プルプル

放浪者「………」コクコク

スラ「えへへ、スラ、エラい、エラい?」プルプル

放浪者「………」ナデナデ

スラ「えへへ…」プルプル

放浪者「………」ユビサシ

スラ「うん、お風呂いってらっしゃい!」プルプル

放浪者「………」ホカホカ

「ん、兄さん。お風呂からあがったのか」

放浪者「………」コク

「じゃあ、次は自分…、いや。スラ、先に入るか?」

スラ「藍お姉ちゃんが先でいいよ!」プルプル

藍「そうか、そうさせてもらうぞ」

スラ「お兄ちゃんあそぼ~」プルプル

アリス「藍ちゃんが上がるぐらいには終わらせてネ」

放浪者「………」コクコク

スラ「じゃーねー、バトミントン」

放浪者「………」フルフル、ミブリテブリ

スラ「あー、お部屋の中じゃできないね」

放浪者「………」コクリ

放浪者「………」ガチャ、パタン

放浪者「………」ポスン

「やーやー、緑姉さんだよー!」ガチャ

放浪者「………」キョトン

緑「学校どうだった、やっていけそう?」

放浪者「………」コクコク

緑「そかそか、放浪者がそう思うなら大丈夫だね」

放浪者「………?」

緑「じゃあ、緑姉さんは明日も仕事だから、戻って寝るよー、じゃねー」パタパタ、パタン

放浪者「………」テヲフリフリ

放浪者「………」ガタ、スッ

放浪者「………」カタカタ、カチッ

放浪者「………」ペラッ


○月○日

今日は拠点学園の入学式だった。仲良くなれそうなクラスメートもいたけれど、山中先生に決闘を挑まれたのはびっくりした。あの、アラクネという戦闘用の足は、左右で6本に分かれて、近接で戦うとなったらこれほど大変な相手はいない。武器もなかったから、避けるので精いっぱいだった。

何にしても学園で戦いを学んで、この世界からゾンビをおりはらえるよう頑張らないといけない。今日は疲れたから、もう眠ろう。


○月○日終わり

以上、お祭り編でした。文量的に組み込めなかったハンター、小間城、ビジョン、DJフレンドは出せず。すまぬ、すまぬ。


一応補足として、用務員は言うまでもなく蒲谷さんです。

谷口家(放浪者)は放浪者の親父がアリスと再婚。連れ子の藍と人工液状生命体のスライムの2人の妹と、姉の緑(西切)と両親の6人暮らし。スライムは親父さんが生み出した設定。わりと複雑家庭。

井門と一之瀬は幼馴染。以上。

浜村家は浜村さんが母親で、子供が勝と美弥(覚)。離婚してシングルマザー。谷口家とは家族ぐるみの付き合い。浜村と放浪者の親父とは、バツイチということで仲もよかったが、親父が変人な研究者だったこともあり、再婚相手としては眼中になかった。

ゾンビ発生後、人々は何とか文明を取り戻し、ゾンビ化もある程度は治療できるようになっている。ただ、やはりいまだゾンビの数がおり、変異体も略奪者もいるので高い壁を築き、それらを処理、対応する戦士の育成に力を入れている。という体(てい)。ミュータントとかは普通に受け入れられてます。


こんなところかな?

一応だけど、上の設定も本編とは関係ないよ。

あくまで、今回の分はお祭りです。


さて寝よう。

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