☆注意☆
・このSSは「アイドルマスターシンデレラガールズ」
と「北斗の拳イチゴ味」要素を含みます
・キャラ崩壊
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1435921531
☆第1回の勧誘結果☆
1.○大和亜季(シュウ)
2.○櫻井桃華(レイ)
3.×前川みく(サウザー)
4.○高垣楓(サウザー)
5.×上田鈴帆(サウザー)
☆第2回の勧誘結果☆
6.×双葉杏(ユダ)
7.○輿水幸子(サウザー)
8.○高森藍子(シン)
9.○姫川友紀(シュウ)
10.○イヴ・サンタクロース(ユダ)
11.○鷺沢文香(サウザー)
☆第3回の勧誘結果
12.○安部菜々(ユダ)
13.×諸星きらり(サウザー)
14.○日野茜(シン)
15.×アナスタシア(レイ)
16.×星輝子(レイ)
17.挑戦中:岡崎泰葉(レイ)
過去作①↓
サウザー「シンデレラガールズ 7610プロ」
サウザー「シンデレラガールズ 7610プロ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430637631/)
サウザー「渋谷凛奪還作戦」
サウザー「渋谷凛奪還計画」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430726692/)
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて制圧前進あるのみ!」
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて制圧前進あるのみ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430813563/)
サウザー「白菊ほたるの死兆星と拳王ラオウ」
サウザー「白菊ほたるの死兆星と拳王ラオウ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432024586/)
‐‐‐‐‐‐
過去作②↓
サウザー「神谷奈緒、北条加蓮……?」
サウザー「神谷奈緒、北条加蓮……?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432210425/)
サウザー「渋谷凛籠絡計画」
サウザー「渋谷凛籠絡計画」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432292638/)
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて更に圧前進あるのみ!」
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて更に圧前進あるのみ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432384858/)
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて更に制圧前進あるのみ!」【延長戦】
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて更に制圧前進あるのみ!」【延長戦】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433149601/)
サウザー「愛のエプロンと橘ありすのサークル活動記」
サウザー「愛のエプロンと橘ありすのサークル活動記」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433841706/)
‐‐‐‐‐‐
過去作③↓
サウザー「祝ッ! アニメ化ッ!!」
サウザー「祝ッ! アニメ化ッ!!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434780862/)
サウザー「渋谷凛偽装計画」
サウザー「渋谷凛偽装計画」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434969458/)
サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて果敢に制圧前進あるのみ!」
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて果敢に制圧前進あるのみ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1435052601/l50)
★現在の成績
●サウザー
スカウト回数…6回(実質10回)
成功率50%(実質30%)
●シン
スカウト回数…2回
成功率100%
●レイ
スカウト回数…3回
成功率33%
●シュウ
スカウト回数…2回
成功率100%
●ユダ
スカウト回数…3回
成功率66.6%
・
・・・
・・・・・
=======
(ミニチュア家具専門店)
泰葉「はぁぁ……」
泰葉「(可愛いなぁ…)」
泰葉「(丁寧に作り込まれた凝った造形に、インテリアの品揃えも豊富だし…)」
泰葉「(人形なんて、すごく愛らしくて、今にも喋り出しそう…)」
泰葉「ううん……」
泰葉「(制作キットも欲しいけど、新しいパーツで妥協するかな…)」
泰葉「(………)」
泰葉「(誰にも……見られてないかな)」
泰葉「(ちゃんと変装はしてきたけど……まあ、私だと気付かないよね…?)」
泰葉「………」
泰葉「よし、制作キットを買おう……うん」
======
(商店街)
泰葉「さてと……」
泰葉「目的も果たしたし、もう少し時間を潰して帰ろうかな…」
泰葉「久々のオフだし、自分の好きなことをしよう」
泰葉「どこか、喫茶店でも…………?」
ザワザワザワザワ…
ザワザワザワザワザワ……
泰葉「……?」
泰葉「何だろう、あの人だかり……」
泰葉「……」チラッ
レイ「き、キノコ……」ズルズル
レイ「誰か、キノコを……くれ……」ズルズル
レイ「……」ズルズル
泰葉「……」
泰葉「(あれは……確か……)」グイッ
泰葉「あの、すみません……通して下さい」グググ
レイ「……」
泰葉「あの……レイ、さんですか?」
レイ「……」
レイ「だ、誰だ………お前は……」
泰葉「こんな所で這いつくばって、どうしたんですか? 何かの撮影…?」
レイ「お前は………お前は確か……」
泰葉「……」
レイ「た、頼む……禁断症状で死にそうなんだ…」
泰葉「禁断症状……?」
レイ「ぐ……ぐぅっ……」プルプル
泰葉「(クスリかな……この業界では珍しい話じゃないと聞くけど…)」
レイ「き、キノコ……キノコを……」ズル…
泰葉「(キノコ……やっぱり)」
泰葉「(…マジック何とかって言う名前の、ドラッグを…)」
レイ「しいたけでも何でもいいから……」
泰葉「……」
泰葉「……え?」
・
・・・
・・・・・
======
(30分後 喫茶店)
レイ「ふー……」カチャ
レイ「馳走になった。最近はキノコを見るか腹に入れるかせんと、精神の安定を保てんのだ」
泰葉「何ですか……それは…」
レイ「お前は確か……○×プロダクションのモデル……岡崎泰葉、だったな?」
泰葉「最近、合併したんです。今は『帝都グループ』と言います」
レイ「はあ……帝都……?」
泰葉「以前、ドラマで一緒に出演させて頂いた時は…」
泰葉「落ち着いた性格の中に、静かな闘志を爛々と輝かせる、最近でも珍しいタイプの人だと思いました」
レイ「……芸能界でもベテランのお前に、そう一目置かれていたのなら、光栄だな」
泰葉「今では南斗DE5MENのレイと言えば、芸能界の男性の中で屈指の人気を誇る人物です」
泰葉「抱かれたい男性ランキングにも、トップ勢に食い込みましたしね…」
泰葉「ドラマのみならず、CM、バラエティ、歌も踊りも卒なくこなす貴方が……」
レイ「………」
泰葉「なぜ、こんな寂れた商店街のタイルに横たわっていたのですか?」
泰葉「付近に居たのがお年寄りばかりだったので、貴方だと気付かれずに大きな騒ぎにもならなそうですが……」
レイ「……」
レイ「最近……仕事運びが芳しくなくてな……」
泰葉「まあ……分かります。難しい世界ですからね」
レイ「荒んだ心を落ち着けるために目に付いたのが……キノコだった」
泰葉「………?????」
レイ「地味で矮小だが、ひっそりと力強く、懸命に真っ直ぐに育つその姿勢は……心が打たれるものがあった」
レイ「そして陰鬱な見た目に反し、中身はとても美味だ。人間不信に陥った俺がハマるのも、そう時間はかからなかった」
泰葉「そ、そうですね……人には色々な趣味がありますし…」
泰葉「……お仕事、上手く行ってないんですね」
泰葉「最近テレビでお見かけした時は、そうは思いませんでしたけど…」
レイ「ふん……まあ、すぐにでも威信を取り戻して見せよう」
レイ「緩い世界だ。金をチラつかせれば、上層部などコロっと堕ちる…」グチグチ
レイ「強い精神を持てば、対外関係の問題など簡単に払拭できよう」
レイ「(そうだ……、もう一度チャンスを貰えさえすれば……使った資金を回収し…)」
レイ「(しっかりとしたアセスメントを心掛ければ……勧誘など簡単なのだ…!!!)」
泰葉「……」
泰葉「随分、簡単に言いますね…」
レイ「……ん?」
泰葉「年は下ですが、経歴は貴方より長い私から言わせて貰いますが……」
泰葉「何事も軽んじない事が大切です。代わりなど、幾らでもいるのがこの世界です」
レイ「………」
泰葉「所詮は金………そう言いましたね?」
泰葉「……っ」
泰葉「そうです……その通りです。私たちなんて所詮、利益を生む出す道具でしかないんです」
泰葉「……」
泰葉「人間性なんて……二の次です。随所随所でキャラを作れば良いんですから……」
泰葉「ええ、確かに簡単かもしれないですね。上の方針に逆らわなければ……それで生き残れる世界なんです…」
レイ「………」
レイ「何やら……」
レイ「屈折した価値観を持っているようだな…」
泰葉「!」ガタッ
泰葉「屈折……?」
泰葉「わ……私が、おかしいと言うんですか?」
泰葉「い、今の貴方達は、半分はイロモノ扱いです! あまり天狗になり過ぎず、自分の立ち位置を見直す事をお勧めします…っ!」
泰葉「………」
レイ「…」
レイ「ふふっ……確かにその通りだ。俺達はイロモノだな、自覚してるよ」
レイ「……その年で、俺達より色々な物を見て来たのだろう。お前の考えは間違っているとは言わないさ。言う資格も無い」
レイ「ただ……少し哀れに思えてな」
レイ「そんな気構えでは窮屈ではないかね?」
泰葉「……余計なお世話です。私は、充分楽しんでますから。この仕事を…」
レイ「……それなら良いんだ。不要な世話を焼く仲でもあるまい」
レイ「今日は助かった。後日、必ず礼に伺おう」スッ
泰葉「……結構です」
レイ「フッ………では、また仕事場で会おう。いずれな……」
泰葉「……」
泰葉「……」
泰葉「……」
泰葉「華やかだけな世界じゃないんです……そんなこと、私が一番分かってる…」
泰葉「最低ですね……私も。自分のキャリアを振りかざして……」
泰葉「……」
泰葉「……哀れ? 私が…?」
泰葉「………」
泰葉「……はぁ…」
泰葉「もう帰ろう…」
カタッ
泰葉「……!」
泰葉「パスケース? きのこ型の…」ヒョイ
泰葉「レイさんの私物? 忘れて行ったのかな…」
泰葉「……」
●安価(重要)
1.何やら女の子の字体で書いてあるその住所まで、自分が直接届ける
2.プロダクションに連絡を入れ、そこで預かって貰う
3.とりあえず無くて困るものは無さそうなので、自分が預かっておく
4.その他(内容自由)
↓2
昨日立てて使わないって言ったスレはちゃんと落とす申請出した?
失踪状態ならまだしも健在ならスレ主が申請しないと落ちないでしょここ
>>33
HTML化じゃなくて?
泰葉「(住所は……案外近くですね…)」
泰葉「(まあ無くて困りそうなものは無いですが……無いと不安な物かもしれないですね…)」
泰葉「(今日はオフですし、届けましょうか…)」
泰葉「……」
泰葉「(でも……この字体…なんか…)」
泰葉「(妙に女の子っぽいというか……勘違いでしょうか?)」
泰葉「……きのこのパスケース……キノコ?」
泰葉「…??」
・・・・・
・・・
・
●安価
???
(+(×2))
↓1
??? 92/???
・
・・・
・・・・・
======
(同時刻 346プロダクション 会議室)
サウザー「……」
ちひろ「……」
ちひろ「…あの」
ちひろ「これ、何ですか…?」
サウザー「え? 一目瞭然じゃない?」
サウザー「北斗の拳イチゴ味アニメ化記念を祝した、聖帝軍タペストリー」
サウザー「こちらはキャストオフ式、1/8サイズのサウザーフィギュア」
サウザー「どちらも非売品です。レアです」
ちひろ「は、はあ……」スッ
サウザー「これ、社長にプレゼントしてくれる? あと北斗の拳イチゴ味全巻セットも」ドン
ちひろ「ちょ、直接渡したら如何です? 社長も……写真だと柔和そうですが、かなり怖い一面もあるので…」
サウザー「はぁん? 俺とどちらが怖いと云うのだ??」
ちひろ「勿論……我が社長です」
サウザー「………」
サウザー「…………」スッ
サウザー「ならば直談判しようではないか。案内しろ」ボキボキ
ちひろ「わ! 分かりましたッ!! ごめんなさい!! 渡しておきます…」
サウザー「それで?」
ちひろ「はい。今回の、346プロダクションと7610プロダクションの共催イベントですが…」
ちひろ「チーム対抗『トークバトルショー』に決定しました」
ちひろ「このイベントは、前々回のアイドルサバイバル、前回のLIVEツアーカーニバルとは違い…」
ちひろ「バラエティに特化した新企画であり、全国ネットで放送されます」
ちひろ「今回ばかりは、我が社も慎重に臨みたいと考えています」
ちひろ「ですので、若干の荒削りな部分は有りますが、どうぞお力添えをお願いします」
サウザー「フン……良いだろう」
ちひろ「今日は概要をお伝えするために、お越し頂きました」
サウザー「トークッ!」バンッ
ちひろ「??」
サウザー「フフフ……この俺が最も得意とする分野ではないか…!!」
ちひろ「そうなんですか?」
ちひろ「でも、貴方に限らず、南斗聖拳の方々は話術より体を使ったアクションが得意そうですが…」
サウザー「……それ、俺達が脳筋という事かね? んー?」
ちひろ「ち、違います! 言ってませんよソンナコト……」
サウザー「まあ良い。では……試しに、今、練習として世間話に興じてみよう…」
ちひろ「今ですか?」
サウザー「俺の巧みな話術で、貴様を骨抜きにしてやろうではないか…!」
ちひろ「まあ、良いですけど……」
サウザー「フフフフ……こんにちは」
ちひろ「こ、こんにちは」
サウザー「最近、俺、シュノーケルを買ったんですが…」
ちひろ「ああ、潜水の道具ですね?」
サウザー「……」
サウザー「…髪切った?」
ちひろ「(と、唐突ッ!)」
ちひろ「切ってませんけど…」
サウザー「香水変えたか?」
ちひろ「特に付けてません…」
サウザー「……」
サウザー「貴様も生き遅れた身分でありながら、女の嗜みと矜持を捨ててはいかんではないか…」
ちひろ「よ、余計なお世話ですっ!」
ちひろ「(ほ、骨抜きにしようとしてますか!? コレ!?)」
サウザー「女は華を持たねばならん生き物だ。しかし、貴様にはその品性の欠片も感じられん……」
サウザー「貴様から漂うのは流行の香水の匂いでは無く、金のカビ臭さだ……卑しい金の亡者めが……」
ちひろ「……」
サウザー「その金を、自分のアイドルの将来のために使ってやろうという精神すら持ち合わせておらんのか、貴様は……」ニヤニヤ
ちひろ「……っ」
ちひろ「私は……」
ちひろ「幼い時、家庭が貧しくて……」
サウザー「フン、下らん身の上の話か…」
サウザー「…それこそ一銭の価値も生まんわ。自分に酔うとは、上に立つ者として最も愚かで有るまじき行為だ」
ちひろ「……」
ちひろ「両親の会社経営も軌道に乗らず、小さい私はいつも、二人の苦しむ背中を眺めて育ちました……」
ちひろ「碌に構って貰えず、いつも一人で遊んでいましたよ。でも、我慢しました」
ちひろ「だって、二人の仕事の邪魔をしたらいけないと、分かってましたから…」
ちひろ「二人は、何とか幸せな生活を送ろうと、頑張ってたんですから……」
サウザー「………」
ちひろ「でも、学校のテストで100点満点を取った時は、二人は褒めてくれました!」
ちひろ「その時だけは、『ああ、やっぱり、私のお父さんとお母さんなんだ』と思いましたね」
ちひろ「…………嬉しかったなぁ」
サウザー「……フン」
ちひろ「ですが……」
ちひろ「ある日、小学校から帰って来た時……、私は異変に気付いたんです」
サウザー「……ほう?」
ちひろ「家財道具も、お気に入りの服も、一切合切………家から無くなっていたんです」
ちひろ「……」
ちひろ「ただ……呆然と立ち尽くしました。何が起こったのか理解できず、ひょっとしたら家を間違えたとすら思いましたね」
ちひろ「蒸発したんです。10歳の私を残して。両親は……」
サウザー「……」
ちひろ「その後、私は養護施設に入れられて……学校に通い続けました」
ちひろ「当然、いじめられたりもしました。ボロボロの、同じ服しか着て来ないんですから」
ちひろ「給食費泥棒とか、妖怪とか……まあ今思えば幼稚ですが、酷い罵倒も受けました」
ちひろ「けど……その服だけは、ずっと今でも持っています。私と両親との、唯一の繋がりですから…」
サウザー「……」
ちひろ「親としてあるまじき仕打ちですが……恨んではいません」
ちひろ「生きるために、仕方のない事ですから」
ちひろ「……私は、心に誓いました」
ちひろ「両親を反面教師にして非難するより、あの人達が目指した事を成し遂げたいと……」
ちひろ「だって、私は………二人が、大好きでしたから」
サウザー「……」
ちひろ「勿論、それは会社経営です」
ちひろ「自分の会社を立ち上げる、そのためにコツコツとお金を貯めているんです」
ちひろ「まあ………お金の大切さは、身に染みて理解していますから。余所から見たら卑しい守銭奴とか言われても当然かもしれませんね……ふふっ…」
ちひろ「…………」
ちひろ「……おかしいですよね? 下手したら、両親と同じ末路を辿るかもしれないのに」
ちひろ「でも、それはきっと…」
ちひろ「…名を挙げて、会社に私の名を刻んで……」
ちひろ「両親に見て貰いたい、目を向けて欲しい…」
ちひろ「100点のテストを採った時のように、私を褒めて欲しい……」
ちひろ「そんな、馬鹿みたいな気持ちが……」
ちひろ「まだ私の心の奥底に、眠っているからかもしれないですね…」
サウザー「……」
ちひろ「……笑っちゃいますよね。何処にいるか、生死も分からない人に、未だに囚われている馬鹿な女が……」
ちひろ「一丁前に、雲をつかむ様な壮大な夢を語って…」
サウザー「……」
ちひろ「けど……」
ちひろ「今は正確には、自分の会社を立ち上げる事ではなく、違う目標のためにお金を貯めています」
ちひろ「会社経営を諦めたワケではないですけど……今は、別のやりたい事を見つけたんです」
ちひろ「……」
ちひろ「それが、この仕事です」
ちひろ「あの時の貧乏だった自分位の、年端も無い少女達が……」
ちひろ「綺麗な衣装を着て、キラキラと輝く照明と、色とりどりのサイリウムが織り成す幻想的な世界の中、嬉しそうに笑って、舞い歌う」
ちひろ「その笑顔を守りたい。笑顔を届けるお手伝いをしたい、と…」
ちひろ「私が決して味わう事の無かった幸せを、彼女達に掴んで欲しい……」
ちひろ「……」
ちひろ「……彼女達が笑ってくれれば、それだけで私は幸せなんです」
ちひろ「まるで、それは一つの家庭のような職場と、この仕事に従事出来て…」
ちひろ「私は、今、とても幸せです」
ちひろ「本当の笑顔はお金では買えませんからね……この仕事をしていると、改めて、そう思います」
サウザー「………」
サウザー「……………」
ちひろ「……」
サウザー「……」
ちひろ「すみません、なんか悦に浸っちゃって…」
サウザー「……いや、構わん」
ちひろ「泣いてます?」
サウザー「泣いてません」
ちひろ「声が掠れてますよ?」
サウザー「掠れてません」
ちひろ「骨抜きになりました?」
サウザー「なってません」
ちひろ「……」
ちひろ「……とまあ…」
ちひろ「長々と、3流ドラマの脚本みたいなトークはこれで終わりにして…」
サウザー「!?」ガタッ
サウザー「き、貴様…ッ! つ、作り話か!!」プルプル
サウザー「以前、演劇の打ち合わせでも、似た様な事をしていたな……貴様ァ…!!」プルプル
ちひろ「……………」
ちひろ「………作り話……だと思いますか?」
サウザー「ッ!?」
サウザー「ぬぐぅ…ッ」
ちひろ「………♪」
ちひろ「話を戻しますね?」
ちひろ「今みたいに、何気ない日常の会話から、急な対人非難、そして謎のシリアスな自分語り、エトセトラ……」
ちひろ「お題に沿って、様々なトーク合戦をしてポイントを競うのが『トークライブショー』です」
サウザー「俺の得意分野だ…」
サウザー「得意分野だから……」
ちひろ「(あの様子では、絶対不向きですね……)」
ちひろ「5人一組でチームとし、7610プロで2つ、346プロで2つ」
ちひろ「計4つのトークチームで鎬を削り、頂点を決めたいと思います」
サウザー「いいの? 得意分野だよ? 仮にも王だよ? 聖帝だよ?」
サウザー「話術での人心掌握とか、お手の物だよ?」
ちひろ「まあ……、貴方もそうですが、ウチのアイドルも個性豊かなラインナップなので……」
ちひろ「あまり順位に固執せず、会場を沸かせる会話のキャッチボール……いえ、会話のドッチボールを期待していますよ」
サウザー「フフフ……ドッチボールなど生っちょろい。会話のアメリカンフットボールと洒落込もうではないか!」
ちひろ「(あ、アメフト…?)」
ちひろ「あと…」
ちひろ「ひとつ言い忘れましたが…」
サウザー「許さん。磔刑」
ちひろ「ご、ごめんなさい…」
サウザー「早く言え」
ちひろ「チーム毎に、一名のアイドルを、サポートとして付けて貰います」
サウザー「………サポート?」
ちひろ「はい。あくまで『応援アイドル』という銘ですが…」
ちひろ「構想としては、チームが会話に詰まった時の、無茶振りやツッコミなど、柔軟に対応するポジションですね」
ちひろ「また、カンペを出したりもして、チームを陰ながらサポートする人物です」
サウザー「成程な…」
サウザー「会場を沸かせるのが『チーム』であれば、チームを沸かせるのが『応援アイドル』というワケか……」
ちひろ「ああ、確かに! 言い得て妙ですね! 概ね、そんな形になると思います」
サウザー「フフフ……そうであろう?」
ちひろ「また、今回のトークショーには『ポイント横取りチャンス』というボーナスタイムがあります」
サウザー「ほほう…?」
ちひろ「具体的内容はまだ検討中ですが……」
ちひろ「一発アンケートや、クイズ、ファッションショーなど、そういったゲーム感覚の勝負でポイント奪取を狙うものです」
ちひろ「その時には、先程言った『応援アイドル』に活躍して貰うので…」
ちひろ「『応援アイドル』の選抜は、会話に臨機応変に対応出来、かつ、ゲームで優位に立てそうな感性豊かな人材をオススメします」
サウザー「ゲーム感覚か……」
ちひろ「……あと、最後に重要なことをお話します」
サウザー「はぁん? まだ何かあるのか?」
ちひろ「はい。注意点などでは無く、トークに関わることです」
ちひろ「今回はあくまで『フリートーク』ですが……」
ちひろ「『題材』と、そのための『準備』を、予め打ち合わせて貰って構いません」
サウザー「……」
サウザー「イマイチ、要領を得んな……詳しく話せ」
ちひろ「ええと……」
ちひろ「例えば……貴方の好きな食べ物は何ですか?」
サウザー「カレーです」
ちひろ「……」
ちひろ「…………ぷっw」
サウザー「お前………」
サウザー「今回調子に乗り過ぎじゃない? さっきの嘘話といい………蹴るよ?」
ちひろ「失礼。では仮に本番で、好きな食べ物や行き付けのお店……というトーク内容に全体が傾いたとします」
サウザー「ああ」
ちひろ「そうしたら、そのカレーのお店の写真や、用意できるのであれば、実際の商品をスタンバイさせてもOK……ということです」
ちひろ「本番でそのトークに流れを持って行き、用意した品物を活かすのは、『チーム』と『応援アイドル』の腕次第ですが……」
サウザー「成程……そういう訳か」
サウザー「では仮に『友達』という題材であれば、スタジオに聖帝軍親衛隊をなだれ込ませても良いワケだな?」
ちひろ「あくまで『大人』の行動を節度を守って、お願いしますね?」
ちひろ「開催概要と詳細、枠組みが固まり次第、メールで連絡しますので…」
サウザー「良いだろう。しかし、今回はこういったトーク型バラエティとはな……」
ちひろ「?」
サウザー「このような企画は、人件費は置いておいて、セット費用は格段に安く組み上がり…」
サウザー「ボロ儲け出来ると聞いたことがある」
ちひろ「でも、会話でお茶の間の関心を得るのは、キャラクターを売り込み人気を獲得できる、簡単で最適な手段だとは思いませんか?」
サウザー「フン……都合のいい事を言いおって……拝金主義者めが…」
ちひろ「………えっ?」
サウザー「い、いや、何でもない」
サウザー「………」
ちひろ「(ふーん………)」
サウザー「……」
サウザー「ところで…」
ちひろ「はい?」
サウザー「さっきの話、本当?」
ちひろ「さっきの………ああ、私の回想ですか?」
サウザー「……」
ちひろ「そうですねぇ…」
ちひろ「…ご飯を奢ってくれたら、もう少し語っても良いですよ?」
サウザー「!?」
サウザー「調子に乗るな!! 下民の分際で!!」バンッ
ちひろ「……」
ちひろ「下民……そうですよね…」
サウザー「!!」
ちひろ「私なんて所詮、低所得階級の家庭に生まれ育った、卑しい下民です…」
ちひろ「一日ご飯にありつくのも、精一杯で…」
サウザー「………」
ちひろ「はぅ……おなかすいた…」グゥゥ
サウザー「………」
サウザー「……………」
サウザー「本当に教えると云うのなら……連れて行ってやらんでも無いが……」
ちひろ「!!」
ちひろ「本当ですかっ!! やったぁー♪」
ちひろ「じゃあ、回らないお寿司に行きましょう♪ 私、下民なのでテレビでしか見た事が無いんですよ♪」
サウザー「ぐ、ぐぬ……!」プルプル
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
(同時刻 7610プロダクション 会議室)
シュウ「おい、レイは捕獲出来たのか?」
シン「それがだな……」
シュウ「?」
シン「奴が根城にしていたという洞穴に軍を向かわせたが…」
シン「もぬけの殻だった。何処ぞで野垂れ死んでるのやもしれんぞ?」
シュウ「……」
シン「呼びかけに応じず、念のために火炎放射機と手榴弾で洞穴を攻撃したが、反応は無かったな」
シュウ「気配を察知し、逃げ出したのかもしれん」
ユダ「……奴の行き場所に、心当たりが無くは無い…」
シン「ん?」
ユダ「先日スカウトし損ねた……何と言ったか」
シュウ「星輝子だ」
ユダ「ああ。ひょっとして、ソイツの家に上がり込んでいるのかもしれん」
シン「まさか……15歳の女子の家に居候だと?」
ユダ「しかしあの意気投合具合から察するに、頼る可能性は大きい」
ユダ「何より、それまで一番可能性があった櫻井桃華の反応は無かったからな」
シュウ「あまり考えたくは無いが……念のため、誰か向かわせるか?」
ユダ「そうだな……我らが赴いても効果は薄い。フミフミーこと鷺沢文香か、橘ありすを送り込もう」
ユダ「それならば、奴もぞんざいに扱わんだろう」
シン「近々イベントが始まるという、このクソ忙しい時期に……」
ユダ「全くだ。要らん手間を掛けさせおって…」
シュウ「どちらでもいいが、迅速な対応で当たろう」
シュウ「今回は人手不足だ。一人でも人材は多い方が楽だからな…」
●安価
1.商品企画課を向かわせる
2.雑用兼司書を向かわせる
↓1
・
・・・
・・・・・
======
(星輝子の自宅)
泰葉「……」
泰葉「案外、庶民的な所に住んでいるんですね」
泰葉「(表札は……星、星レイ?)」
泰葉「……」ピンポーン
泰葉「……」
泰葉「……」ピンポーン
ガチャ
輝子「……」
泰葉「あ、あの……御免下さい。レイさんはいらっしゃいますか?」
輝子「い、いないけど……」
泰葉「そうですか、では……」ゴソゴソ
泰葉「このパスケースが落ちていたので、届けに参りました」
泰葉「レイさんの物だと思うのですが、渡しておいて下さい」
輝子「フヒ……これは、私のですね…」
泰葉「……え?」
輝子「彼に、貸していたんだっけ……定期が無いとか言ってたし…」
泰葉「そ、そうですか」
輝子「あの……」
泰葉「……?」
輝子「岡崎泰葉……ひょっとして…?」
泰葉「!!」
泰葉「(しまった……帽子を被って無かった…)」
輝子「ふ、フヒヒ……あ、あの……よくテレビで見てました…」
輝子「よ、良ければサイン、貰えませんか…?」
泰葉「あ、ええ……構いませんが」
輝子「色紙、探してきます……待ってて」
泰葉「(ううん……)」
泰葉「(妹? にしては……年が少し離れている気も……)」
泰葉「(親戚かな…?)」
泰葉「(あまり似ていませんけど……)」
輝子「…お願いします」
泰葉「あ、はい」
輝子「……♪」ワクワク
泰葉「…………」
●安価
岡崎泰葉の行動・発言
1.プライベートを探るのは失礼だ。何も言わずサインを書いて立ち去る
2.少し気になったことを聞いてみる
3.パスケースの用途について少し尋ねる
↓2
泰葉「はい、どうぞ」
輝子「あ、ありがとう…!」ガシッ
泰葉「あの……」
輝子「フヒ?」
泰葉「レイさんの……妹さんですか?」
輝子「私は……トモダチです」
泰葉「友達………ああ、パスケースを貸していたのも、それで納得がいきました」
輝子「……彼は、最近から、ウチに住んでいる」
泰葉「へえ………」
泰葉「…………」
泰葉「えっ!!?」
輝子「な、何かおかしいですか?」
泰葉「こ、この一軒家……に!? か、彼の自分の家は?」
輝子「フフフ……」
泰葉「…!!」
泰葉「(き、気になる…!)」
レイ「おや、岡崎泰葉……?」
泰葉「あっ!」
レイ「一体どうしたんだ、こんな所まで…」
泰葉「………!!」
泰葉「し、失礼しました!」ダッ
レイ「お、おい…」
輝子「……?」
泰葉「(な、何かイケない事情に足を突っ込んだ気がする……!)」
●安価
???+
↓1
??? 92→97/???
ドンッ
泰葉「あっ!」
文香「っ…!」ドタッ
泰葉「す、すみません! 大丈夫ですか?」
文香「あ…ハイ…」
泰葉「……!」
泰葉「(こ、この人は……確か先月の公演で話題になっていた、あの……)」
レイ「ん? 文香じゃないか、どうした?」
泰葉「ひゃあっ!?」ビクッ
泰葉「(い、いつのまに背後に…!!!)」ドキドキ
文香「……実は…」
文香「後日行われるトークイベントに関して、お伝えしたい事が…」
レイ「何だ、奴らの差し金か……」
泰葉「!」
泰葉「(トークイベント?……確か、それって……)」
輝子「……」ヒョコ
レイ「折角だ、岡崎泰葉に事情も聞きたい所だし……」
泰葉「い、いえ! 大丈夫です! 誰にも口外しませんから…!」ビクビク
文香「……?」
輝子「なら……ウチ、使っても良い…」
輝子「社外秘の機密とか、聞かれたくないなら……別に大丈夫」
レイ「そうだな……」
●安価
レイの発言
1.悪いが、今回はマイフレンドには席を外して貰おう
2.俺は気にしないが……二人が困っても仕方ないしな…
3.急で申し訳ない。別に、どこか落ち着ける店でも探そう
4.じゃあ、遠慮なく使わせて貰おうか。
↓2
レイ「急に申し訳ない。別に、どこか落ち着ける店でも探そう」
輝子「そうか……まあ、当然だな…」
輝子「あまり遅くなったら、ダメだからな……」ヒラヒラ
レイ「ああ。帰りにお土産でも買って来るから」
輝子「またね……」トコトコ
泰葉「……!」
泰葉「(遠ざけた……やっぱり、そういう関係…!?)」
レイ「じゃあ、何処かで落ち着ける店でも探そうか」
レイ「文香よ、腹は空いてるか?」
文香「……心配なさらず…」
文香「騒がしい所で無ければ、気にしません…」
レイ「また似たような場所で申し訳ないが、どこか喫茶店でも入ろう」
レイ「岡崎泰葉も、それで構わないな?」
泰葉「は、は、……はぃ…」
泰葉「………」
【岡崎泰葉との新密度】
・齢16歳にして芸能界のベテラン、岡崎泰葉は、この業界の暗部を垣間見ている
・彼女を『帝都グループ』の元斗一派から引き抜くには、心の理解を深め、この業界への新たな活路を示す必要がある
・しかし、現在のレイは度重なる失敗続きで荒みきっているため、彼女に対するアプローチの予測が不可能
・今回の共催イベント『トークバトルショー』では、色々な裏話なども通じて、彼女の様々な一面が露わになる筈である
・ベテランの彼女のプライドは高いが、自分を磨くことに真摯な姿勢を上手に利用し、南斗一派に関心を向けさせることが、勧誘の鍵となる
★最大値2000
★安価で随時プラス
★行動で随時プラス
★トーク内容で大幅プラス
★何も差し障りの無い行動やトークだと、数値は変動せず
★最大値到達で、勧誘は確定する
現在値 97/2000
======
(喫茶店)
文香「……」
レイ「……」
泰葉「…………」
レイ「それで、どういう言伝だ?」
文香「ええと……まずは一つ目は…」
文香「とりあえず……プロダクションに帰還せよ、との事です…」
文香「失敗は誰にでもあります……気を落とさず…」
レイ「ふん……」
レイ「断る。奴らに嘲笑われるのが、目に見えている」
レイ「何か奴らを見返す様な手柄でもこさえなければ、俺のプライドが許さん」
文香「手柄……」
泰葉「……?」
泰葉「(話がよく見えません……彼は、自分の意志でプロダクションを後にした…?)」
泰葉「(仕事の失敗と言っていましたが……彼本人の独断専行でしょうか……)」
文香「あと……」
文香「近日中に行われる、共同イベントについてです……」
●安価(かなり重要)
岡崎泰葉の発言
1.まず、レイの失敗を聞いてみる
2.まず、レイの望む手柄について聞いてみる
3.まず、イベント概要について聞いてみる
4.まず、星輝子との関係を聞いてみる
↓2
4
泰葉「あの、つかぬ事と伺ってもよろしいでしょうか?」
レイ「ん?」
泰葉「他人のプライバシーに触れるのはあまり好ましくないと思うのですが…」
泰葉「それでも、関わってしまった以上、しっかりと内容を把握しておきたいのです」
泰葉「あの少女と……トモダチと聞きましたが……」
泰葉「い、居候だとも……聞きました」
レイ「ああ、その事か」
レイ「そうだな……まず、恐らく想像に難くないであろう、如何わしい関係では無いと断言しよう」
泰葉「……」
レイ「最近知り合った友達だ。俺が傷心した所に出会い、凄まじく意気投合してな…」
レイ「住む家も、戻る場所も無くした俺に、寝床の提供を申し出てくれた……本当に良い奴だ」
文香「………」
泰葉「一つ、伺います。彼女は芸能関係者では無いのですね?」
レイ「ん、ああ。無関係だ」
泰葉「でしたら……!」
泰葉「もしこの事実が捏造され衆目に晒された時、貴方は彼女の事をどうするんですか…!」
レイ「パパラッチ……捏造ゴシップに上げられると言いたいのか」
泰葉「勿論です!」
泰葉「別に芸能関係者がゴシップ記事で破滅しようが、私は関知しませんが…!」
泰葉「自分の立ち位置を分かっていますか!?」
泰葉「貴方は、今かなりの注目を集める芸能人です。いつどんなトラブルと隣り合わせなのか…!」
泰葉「それを、無関係の純粋な……彼女を簡単に巻き込むような行動をして…」
泰葉「貴方は、責任が取れるんですか……?」
レイ「……」
文香「……」
泰葉「……っ」
泰葉「…すみません。つい声が大きくなりました…」
レイ「いや、構わん」
レイ「岡崎泰葉……お前は優しいな…」
泰葉「……忠告です」
レイ「お前は、芸能界の汚い部分を色々と見て来たのだろう。そういった所に目がいってしまうのも当然だ…」
レイ「だが、これは俺達二人の問題だ。好きにさせて貰う」
レイ「もし、そこに薄汚いネズミ共が介入しようなら、即刻切り刻んで肥料にしてやる。キノコのな」
泰葉「そんな暴挙が……マスコミや世間一般に対して、まかり通ると思うんですか?」
レイ「当然だ。まかり通す。掛け替えのない友を想う行為に、なんの躊躇いがあるのだ」
泰葉「!」
レイ「芸能界の序列、仕来たり、暗黙の了解………俺達南斗聖拳は、そんな窮屈な枠に囚われん」
レイ「己の意志を貫き、この世界に君臨するのだ」
レイ「お前のような古株に嫌悪させるのは、至極当然だろう。傍から見たら、型破りな滅茶苦茶な集団に映るかもしれん」
レイ「だが、俺達の姿勢は変わらんし、この俺達について来てくれる者もいるのだ。そこの者のようにな」
文香「……」
レイ「それを崩さず、今後もやって行くさ。だが、忠告してくれたその気持ちには感謝する」
レイ「ありがとう、岡崎泰葉よ」
レイ「お前も、自分が信じる者と、自分の姿勢を貫くと良い」
泰葉「………」
泰葉「(私だって……自分の意志くらい、あります…)」
泰葉「(芸能界が窮屈……私は……そう思っていた…?)」
●安価
新密度+(×5)
↓1
新密度 97→472/2000
文香「では、イベントに関して、お耳に入れておきたい事があります…」
レイ「ああ、いいぞ」
泰葉「……」
文香「今回の共催イベント『トークバトルショー』ですが…」
文香「346プロダクションでA,Bの2つ、7610プロダクションでC,Dの2つのチームを用意しろ……との事です」
レイ「へえ……しかし、俺には関係ないな」
文香「そこを……何とか…」
レイ「……」
文香「ただ、対外的に色々とアプローチを掛けていまして、余所の事務所からも参加があるようです」
レイ「? しかしそれだと、かなりアウェーで悲惨なことになるのではないか?」
文香「混合チーム……とも考えられますね」
泰葉「……」
泰葉「あの、また一つ宜しいでしょうか?」
レイ「いいぞ?」
泰葉「確か……」
●安価(重要)
1.私も、トークチームCとして参加する予定です
2.私も、応援アイドルCとして参加する予定です
↓1
泰葉「私も、トークチームCとして参加する予定です」
文香「……?」
レイ「ん?」
泰葉「ええと……先程、余所から参加を募ってる、と言いましたよね?」
泰葉「TEITOグループの私のプロデューサーが、『二つの巨大プロダクションのイベントに割って入り、売り込まない手は無い』、と仰いまして……」
泰葉「今回は……積極的に7610プロダクションと連携を図るつもりです」
レイ「へえ……まあ、いいんじゃないか?」
レイ「俺の知る所では無い。お互い、しっかりやれば良いさ…」
文香「あの……TEITO……帝都、と仰いました?」
泰葉「はい…?」
文香「因みに、プロデューサーの方のお名前を伺っても宜しいでしょうか…?」
泰葉「構いませんが…。新しい担当の方は、ファルコという方です」
レイ「………奴も本当に金やチャンスに目が無いな……聡いというか、強欲というか……」
文香「以前は、ユダさんの家に押しかけて……ゲーム機を強奪して行きました…」
レイ「お前も奴の元だと、苦労するだろう。嫌な仕事は断れよ」
泰葉「は、はい。ありがとうございます…」
泰葉「レイさんは、参加しないんですか?」
レイ「言っただろう。当分、戻る気は無い。何か大きな手柄を見つけて、奴らの鼻を明かしてやるさ…」
文香「手柄……ですか…」
泰葉「……」
泰葉「なら、私と組みませんか?」
レイ「ん?」
泰葉「貴方は7610プロ側の同じチームとして私をフォローし、私は貴方に有益な情報を提供します」
レイ「ほう……情報とは?」
泰葉「帝都グループは、様々なアイドルが所属しています。SNK局とのコネクションもあります」
泰葉「それらとのコネクションを、望むのであれば、私を通じて提供してあげても構いませんよ?
泰葉「今は退いているとはいえ、今後も芸能活動を続行する見通しであれば、非常に有利な情報だと思いませんか?」
レイ「内部情報の取引か。汚いやり取りだな」
泰葉「……そういう一面も上手に使い分けなければ、この業界では生き残る事は出来ませんから」
レイ「……確かに、魅力的なエサではあるな」
泰葉「私は、7610プロには知り合いはレイさんくらいしかいません」
泰葉「ドラマで共演した仲じゃないですか。どうですか?」
レイ「よし……それならば…」
●安価
1.乗ってやろう。だが、情報はいらん
2.良いだろう。取引成立だ。
3.ダメだ。汚いやり取りは看過できん
↓1
2
レイ「乗ってやろう。だが、情報はいらん」
泰葉「ありがとうござい……」
泰葉「……え?」
レイ「お前のサポートに徹してやろう。純粋に岡崎泰葉という人物に興味を持った」
泰葉「……良いんですか? 折角、人脈を広げるチャンスを棒に振るんですか?」
レイ「…そんなもの、後で幾らでも手に入る。しかし、岡崎泰葉という人間の観察は今しか出来んからな」
レイ「16歳にして、何故ここまで偏った考えに寄ってしまったのか、少し知りたくなったのだ」
泰葉「……っ」
レイ「安心しろ。後日の会議では同席してやる。紹介も滞りなく済ませよう」
レイ「だが、何も見返りは求めん。そういう手柄は性に合わんからな…」
レイ「(………)」
泰葉「…何か企んでます?」
レイ「何故だ?」
泰葉「今、凄いワルい顔してましたよ?」
レイ「ふん……好きに捉えて構わん」
泰葉「………」
泰葉「(こういう安い体裁や面子を気にする人は、この業界では長生きできません…)」
泰葉「……」
泰葉「(けど……なんでしょう…)」
泰葉「(今まで関わった、そういう人達とは……何かが違う気がします…)」
レイ「(………)」
文香「では、レイさんは……Cチームに参加という事で……構いませんね?」
レイ「ああ。そうしてくれ」
●安価
新密度+(×3)
↓1
1は他にはない7610の意地
2は妥協する事でセンパイの顔を立てる
3はフェアプレイの精神
どれも正解に見えなくもないね
新密度 472→679/2000
レイ「文香よ。他の情報は何か知らされているか?」
文香「は、はい……橘さんから、連絡が来ていますね……」スッ
文香「………」カチカチカチ
文香「………」カチカチカチカチ
文香「ええ、と……?」カチカチ
レイ「け、携帯、使い慣れてないのか…?」
文香「い、いえ……いいえっ…!」カチカチカチ
レイ「………」
泰葉「………」
文香「…………」カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ
文香「も、もう……346プロダクションのAチームは埋まったようですね…」
レイ「早いな……確か、今日が顔合わせで、概要の打ち合わせでは無かったか?」
文香「はい。向こうも……全国ネットの新企画という事で、かなりの気合が入っています……」
泰葉「予め、346プロ内で情報が出回っていた可能性もありますね」
レイ「なるほど……それなら合点がいく」
文香「346プロダクションのAチームは…」
●安価(連投OK)
『トークチームA』
アイドル
↓1.2.3.4.5
ほたる
凜
文香「ヘレンさん、高森藍子さん、日野茜さん、白菊ほたるさん、木場真奈美さん……の5名です」
レイ「へえ……」
レイ「………………」
レイ「……!?」ガタッ
レイ「待て!! 高森藍子と日野茜だとッ!?」
文香「は、はい……メールには、そう書かれていますね…」
文香「まだ確定ではないようですが……」
レイ「彼女達は我が7610プロダクションのアイドルだぞ!?」
泰葉「しかし、今回は私のように外部事務所からもオファーがあるようですし…」
泰葉「混合チームであれば、差し障りは無いのでは?」
レイ「し、しかし……サウザーが許すとは、到底思えんぞ…!?」
レイ「何があったかは、後日詳細を問うとしよう……」
文香「そうですね……私も、少し不安になって来ました……」
レイ「折角、高森藍子とは信頼を築き始めたのに……また346に靡くかもしれんな…」
文香「因みに、Aチームの応援アイドルですが……」
●安価
『トークチームAの応援アイドル』
↓1
トキ(白い方)
文香「346プロダクションのトキさんが、抜擢されました」
レイ「……聞くが、応援アイドルとは……、トークバトルショーにおいて、どのような立ち位置なのだ?」
泰葉「応援アイドルは、そのチームに対し、カンペで合いの手を入れ話題の方向性を修正したり、会話をスムーズに運ばせるように、要所要所でツッコミを入れたり、入れられたりする役割です」
泰葉「また、『ポイント横取りチャンス』なるボーナスタイムでは、色々なゲームで競い合い、チームに有利な風を運び入れるキャラクター……とも聞きました」
レイ「成程な……」
レイ「一歩引いて空気を読み、且つゲームとなると……これ以上に無い人選かもしれん」
文香「……」
レイ「ただ、応援する人物なのか、応援される人物なのか、キャラ的に分からん所が悲しいな…」
レイ「我がプロダクションはまだ、構成に関しては手付かずか?」
文香「はい……一応、メンバーの構想はあるようですね…」
文香「Cチームには、レイさんと泰葉さんを除き、他の3名は……」
●安価(連投OK)
『トークチームC』
アイドル
↓1.2.3.
今回はここまで。いつになるか分からんが、また次回
乙
残りの2チームで誰を持ってくるかがカギだけど
ご新規さんが来た場合の所属はTEITOでいいのかなぁ?
今日もゆっくり書いていきます。
文香「社長、幸子さん、桃華さんの3名が、現在の候補に挙げられています」
レイ「なら、定員になる前に、急いでこちらも連絡を送ってくれ」
文香「は、はい……」カチカチカチカチ
泰葉「……」
レイ「不安か?」
泰葉「……いえ。知らない大人に囲まれるのは、小さい頃から慣れています」
文香「………」カチカチカチカチカチカチ
レイ「……」
レイ「ならば、何故俺にフォローしろと?」
泰葉「……それは…!」
泰葉「……仕事をスムーズに進めるのに越した事はありませんから。私は貴方を利用し、貴方も私を利用してくれて構わないんですよ?」
レイ「ふん……」
文香「……」カチカチカチカチカチカチカチ
泰葉「明日は顔合わせですね。どうぞ、宜しくお願いします」
レイ「ああ。任せておけ」
文香「………………」カチカチカチカチカチカチカチカチ
泰葉「……」
レイ「………」
文香「……………」カチカチカチカチカチ
レイ「ふ、ふみふみー……代わろうか?」
文香「!!」
文香「だ、大丈夫です!!」カチカチカチカチ
レイ「そ、そうか………」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
=======
(夜 帝都グループ 女子寮)
泰葉「ふぅ…」カチャ
泰葉「今日はせっかく、久々に外に出たのに……」
泰葉「色々なことを考え過ぎた。疲れたな…」バフッ
泰葉「……」
泰葉「気に入らない……」
泰葉「赤の他人に……何であそこまで言われなきゃならないの……?」
泰葉「……」
泰葉「……まあ、お互い様、なのかな…」
ビーッビーッビーッ
泰葉「!」カチャ
泰葉「はい、岡崎です」
『俺だが……今、大丈夫か?』
泰葉「はい」
『明日、7610プロダクションで打ち合わせの予定だが、どうだ?』
『お前ならば、大丈夫だと思うが……念のため、俺が付き添っても構わんぞ?』
泰葉「え…と、はい、そうですね…」
『俺が付き添っても構わんぞ?』
泰葉「いえ、別に一人でも問題は有りません」
『俺が付き添っても構わんぞ?』
泰葉「……!?」
●安価(少し重要)
金色のプロデューサーの嘆願
1.強烈な意志を感じる。付き添わせる
2.一人でも慣れているから大丈夫。丁重に断る
↓2
・
・・・
・・・・・
=======
(夜 帝都グループ 女子寮)
泰葉「ふぅ…」カチャ
泰葉「今日はせっかく、久々に外に出たのに……」
泰葉「色々なことを考え過ぎた。疲れたな…」バフッ
泰葉「……」
泰葉「気に入らない……」
泰葉「赤の他人に……何であそこまで言われなきゃならないの……?」
泰葉「……」
泰葉「……まあ、お互い様、なのかな…」
ビーッビーッビーッ
泰葉「!」カチャ
泰葉「はい、岡崎です」
『俺だが……今、大丈夫か?』
泰葉「はい」
『明日、7610プロダクションで打ち合わせの予定だが、どうだ?』
『お前ならば、大丈夫だと思うが……念のため、俺が付き添っても構わんぞ?』
泰葉「え…と、はい、そうですね…」
『俺が付き添っても構わんぞ?』
泰葉「いえ、別に一人でも問題は有りません」
『俺が付き添っても構わんぞ?』
泰葉「……!?」
●安価(少し重要)
金色のプロデューサーの嘆願
1.強烈な意志を感じる。付き添わせる
2.一人でも慣れているから大丈夫。丁重に断る
↓2
泰葉「……心配して下さり、ありがとうございます」
泰葉「でも、大丈夫です。私は……」
泰葉「……」
泰葉「……今までも、一人でずっとそうして来ましたから」
泰葉「手を煩わせる様な事はしませんので、お気になさらず」
『む……そうか。残念だ』
泰葉「はい。ありがとうございます。失礼します」ピッ
泰葉「………?」
泰葉「残念…?」
泰葉「一体、何が残念なんだろう…」
泰葉「まあ、いいか……」
泰葉「(そう、一人でもやっていける…)」
泰葉「(誰にも迷惑を掛けずに。今まで、ずっとそうだったんだから…)」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
(同時刻 7610プロダクション 玉座)
レイ「……」
サウザー「フン、ようやく戻ったか」
レイ「ああ」
サウザー「負け犬風情が、手を掛けさせおって…」
レイ「……」
レイ「帝都グループの岡崎泰葉……知っているな?」
サウザー「はあ? 知らないけど…」
レイ「えっ?」
サウザー「えっ??」
レイ「知らない?」
サウザー「銀河万丈?」
レイ「全然違う」
レイ「こ、今回のイベントで、我らのチームとして外部から参加する女だが……」
サウザー「あー! ハイハイ!」
サウザー「金色のが、臀部を交換条件に参加させてくれと言っていたな! 次に会ったら速攻で削ぎ落そうと思う」
サウザー「しかし、電話の先で、奴は異様にワクワクしていたな……?」
レイ「お、おう……」
サウザー「だが、それがどうした?」
レイ「彼女の事だが、今回は俺が面倒を見よう」
サウザー「……はあ?」
サウザー「何を勝手な事を。全ては俺の指揮下で行われる」
サウザー「絶賛2連敗中のお前なんぞに、不安で預けられんわ!」
レイ「……良い考えがある。耳を貸せ」
サウザー「か、返してね…」モジモジ
レイ「(キモッ)………」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
=======
(翌日 7610プロダクション 正門)
泰葉「……あっ」
レイ「待っていたぞ」
泰葉「今日は、よろしくお願いしますね」
レイ「ああ。成るように成るさ」
泰葉「そ、そんな適当では困ります!」
泰葉「しっかりと要所要所でフォローを頼みますよ?」
レイ「しかしなあ……」
泰葉「?」
レイ「空、見てみろ」
泰葉「………?」スッ
【聖帝軍へようこそ!】
【岡崎泰葉、奉迎!】
【ひ…退かぬ! 媚びぬ顧みぬ!】
泰葉「」
泰葉「うぁ…」
泰葉「な、何を……!」
レイ「折角の客人だからな…、今回は少し派手に迎えてみようと…」
泰葉「だ、誰がこんな事を…!!」
レイ「我が社のトップだ」
泰葉「と…!?」
泰葉「く、狂ってる…」
レイ「(確かに…)」
レイ「だがまあ、歓迎ムードに変わりは無い。そう肩肘張らんでも良かろう?」
泰葉「ど、どうしろと……」
レイ「とりあえず褒めておけば、後はどうとでもなる」
泰葉「結構、簡単ですね…」
レイ「簡単というか、単純だな」
泰葉「わ、私達には……」
レイ「?」
泰葉「貴方達が、よく分からなくなりました……」
レイ「フッ……」
レイ「今までの常識に囚われ過ぎん事だ。この敷地を跨げば、何もかもが規格外だからな」
泰葉「………」
●安価
新密度+(÷2)
↓1
・・・・・
・・・
・
新密度 679→728/2000
・
・・・・
・・・・・
(会議室)
サウザー「よかろう…」
サウザー「貴様の聖帝軍への入隊を許可しようではないか!!」
泰葉「は、はあ……どうも」
サウザー「……?」
サウザー「あれ? 話と違うな……?」
泰葉「?」
サウザー「入隊にノリ気だと、そこの男から聞いたんだが…」
泰葉「!?」
泰葉「…っ!」バッ!
レイ「…………」シラー
泰葉「(な、何を吹き込んだんですか…!!)」
サウザー「…………」
泰葉「…ッ!」
泰葉「あ、ありがとうございます! 盛大な歓迎も用意して抱いて、感激の極みです…!」
泰葉「これからは喜んで、活動に従事したいと思います…!」
泰葉「早く皆さんに追いつき、力になれるよう努力していきたいので、よろしくお願いします…」
サウザー「フフフ……お前、良いな…!」
泰葉「(ほっ……)」
泰葉「(危ない所でした……何とか機嫌を損ねずに…)」
サウザー「では、晴れてこの聖帝の部下になった貴様には…」ガサガサ
泰葉「…?」
サウザー「特別に、このユニフォームを進呈しよう!」スッ
泰葉「!!!!!!」
●安価
ピンクの聖帝タンクトップを見せつけられた、岡崎泰葉の発言
1.食い気味に「あ…、青がいいですッ!」
2.目を輝かせ「有り難く頂戴します!」
3.冷やかな視線で「……いい加減にして下さい」
4.疑惑の目付きで「ちなみに……お幾らですか?」
5.余裕の表情で「実は、もう持っているんですよ」
6.驚きを隠せずに「だ、ダサッ!!」
↓2
泰葉「っ~~~!」
サウザー「ホレ、遠慮することは無い」
泰葉「じ、実は……」
泰葉「実は、もう持っているんですよ」
レイ「!?」
サウザー「!!」
泰葉「(な、何とか難を逃れたい…!!)」
サウザー「な、何ィ!?」ガタッ
泰葉「は、はい……2着…」
サウザー「に、2着も…!!」
サウザー「本来は、幹部とプロダクションのアイドルにしか贈呈していないこの装束を…!」
サウザー「ま、まさか……」
泰葉「ふぁ、ファンサイトで……出回っていたので、つい、購入しちゃいました…」
サウザー「ふっ…フフフフッ……!!」
サウザー「貴様……気に入ったぞッ! では、この特注の…」ガサガサ
泰葉「!?」
サウザー「金のタンクトップを進呈する。聖帝とお揃いで、世に2つしかない激レアだ!」バサッ
泰葉「(ウ゛ッ!?)」
サウザー「有り難く頂戴するが良い」
泰葉「あ……アリガトウゴザイマス…」スッ
泰葉「(こ、こんなゴテゴテした衣装……昭和のスターでも見た事無いです……)」
泰葉「……」チラッ
レイ「~~~♪」
泰葉「!!?」
泰葉「(い、何時の間にか、レイさんも同系統の服に着替えてる…!?)」
泰葉「(き、着ろと……今、私もコレを着ろというんですか…!?)
」
・・・・・
・・・
・
●安価
新密度+(×3)
↓1
・
・・・
・・・・・
=======
(10分後 会議室)
シン「………」
ユダ「………」
菜々「……え、ええと…」
サウザー「フフフフフ…!!」ニヤニヤ
茜「………!」
茜「こ、このタンクトップ…!」バッ
茜「見るからにもうヤル気が伝わってきますっ! 凄い気合ですっ!!」キラキラ
泰葉「あ、ありがとうございます…」
泰葉「(恥ずかしい……消えたい……)」
レイ「……さて、面子は揃ったな?」
シュウ「レイよ、今まで何処に身を隠していたのだ?」
レイ「ん? ああ、まあ気にするな」
シュウ「時に……お前の手から漂う、芳しい香りの元は……・」
レイ「キノコだ。今の俺の生きる活力に等しい」
レイ「コレが無ければ、今の俺は無い」
シュウ「へ、へえ……そうか」
シン「サウザーよ、一つ聞いて良いか?」
サウザー「ああ、分かっている」
サウザー「イチゴ味4巻の品薄状況についてだな?」
シン「い、いや……違う」
サウザー「じゃあ………却下」
シン「高森藍子と日野茜が、346プロダクションのトークチームとして参加することについてだ」
サウザー「はーん……ジェラシーか?」
シン「誰がだ。あんな子供が誰と組もうと構わんが……、一応、経緯を説明しろ」
サウザー「そうだな…」
サウザー「高森藍子は346との協調に向いている。そこに送り込んで存分に引っ掻き回し、士気を削ぐ斥候だ」
サウザー「日野茜は、ウチのジムに訪れていた木場真奈美と意気投合していたのでな……奴とのコネを作って貰う」
サウザー「次回の勧誘を見越した、聖帝の諸葛孔明並みの先見である」
シン「諸葛孔明…………、性格が悪い、の間違いじゃあないのか?」
サウザー「妙案だと思うがな。プロダクションの枠を超え親睦を深めるのも、悪くは無いであろう?」
●安価(重要)
シンの行動
1.今回は特に異議を申し立てず事態を静観する
2.少し納得がいかないので異議を叩きつける
3.イチゴ味4巻がどこにも売っていないことを嘆く
↓1
>>164
ゴメン押しまちがえた
訂正きくなら2にしてください
>>165
お前…………………
分かりました。今回だけ、です。2と3にします。
シン「俺は……俺は、『北斗の拳イチゴ味4巻』が何処の書店にも売っていない事を言及しているのだ!!」
サウザー「何だ、やはりそうではないか…」
シン「当り前だろう!」バンッ
シン「今回は俺をメインに据えた、PV第3弾も収録されているのだぞ!?」
シン「若かりし時代の俺とケンシロウの甘く切ない恋模様を、台詞に頼らず絵で余す事無く綿密に語るという、魅力的過ぎる一幕ッ!!!」
シン「読者の多くが度肝を抜かれ、感涙で前が見えなくなる事は、請け合いだろう!?」ダンッ!
ユダ「……別の意味で度肝を抜かれたな」
シュウ「というか、堂々と恋とか言っちゃってる所を見ると、もう本当に軽蔑する…」
レイ「愛の形は様々なんだ。俺達がとやかく言う事では無い。放っておけ。関わるな。触らない方が良い」
サウザー「まあ、仕方あるまい……そこまで興味を示すのであれば、後で一冊やるから、それでも食って落ち着け」
シン「フウゥー…ンフゥー…!!」プルプル
シン「それとだな……!」
シン「やはり、俺が苦心苦労してスカウトした人材を、みすみす敵と慣れ合いさせる事は、看過できん」
茜「……!」
ユダ「そうだな……、高森藍子はともかく、日野茜はまだアイドルになって日も浅く、周囲を346に固められては、満足に喋れんだろう」
シュウ「うむ。確かに良い経験になるとは思うが、もう少し我らとの協調を深めてからでも、サウザーの案は遅くは無い気もするな…」
シン「あのアシスタントからの苦情は、俺が受け付けよう。トークチームAの構成案は、その2人の部分だけ白紙に戻させて貰うぞ!」
茜「し、シンさん……!」
茜「私の事を、そこまで考えていてくれたんですね! それならば、貴方達の考えに従います!」
茜「私も一緒に、346さんに頭を下げさせて下さい! よろしくお願いします!!!」ガタッ
サウザー「……」
サウザー「(面倒クサっ……まあしょうがないか…)」
サウザー「……」
サウザー「良いだろう。ならば構成を決め直した後、346に一報をくれてやる」
サウザー「このような反逆が押し通るのは、今回だけと思え。次からこの聖帝に異論する奴は、聖帝十字稜の人柱にしてくれるぞ……」
サウザー「………高森藍子と日野茜の件、確かに承った」
●安価
『トークチームA』
メンバー
↓1.2.
薫
すまん、アーニャと諸星きらりは今回除外で
●再安価
↓1
凜
サウザー「では、そろそろ次回の論争イベントの議題に入るとしよう」
サウザー「各自、内容は頭に入れたな?」
シン「お題フリーのトークバラエティ企画……だったな?」
ユダ「今回はライブなどは無く、そういった趣旨の物になるとは、少し驚きだな…」
シュウ「それもそうだな。だが、アイドルのイメージを多方面から覗く良い機会ではないか?」
レイ「トークチームが4つ、各5名ずつ分配し、トークに華を咲かせる……という物と聞いたぞ」
サウザー「華を咲かせる……? 甘い考えは捨て置け!!」
サウザー「お互いに持ち寄った題材を語り、如何に自分達のトークが民衆の心を掴み支持を得るか……というポイント制だ!」
サウザー「相手の矜持を打ち砕く勢いで、全身全霊で捩じ伏せる!」
菜々「わ、和気藹藹としてそうなイベント名なのに……ぶ、物騒ですね…」
泰葉「………」
茜「確か、トークの合間合間で応援アイドルも活躍するんですよね! 私、応援ならお手の物ですよ!!!」
レイ「応援アイドル……ああ、トキが抜擢されたというやつか」
サウザー「如何にも!」
サウザー「『ポイント横取りチャンス』で、トークなど最早度外視の意味不明な競技で、ポイントを根こそぎ奪い取る!!」
ユダ「しかし、使わない手はあるまい?」
レイ「そうだな。まあ、それがどのように影響するのかは皆目見当はつかんが…」
レイ「兎も角、トーク一辺倒のみでは場の雰囲気が持たんだろう。気分転換として捉えても良いのだろうな」
●安価
トークチームCの応援
↓1
茜「ハイッ!! 是非、私にやらせて下さい!!」
サウザー「おお…、なんだ、ヤル気充分ではないか…」
茜「勿論です! 始めてのイベントですから、気合充分ですッ!」
茜「初っ端から全力熱血で、開場毎燃やす勢いで、叫びますよーっ!!!」
シン「まあ、人選としては悪くないだろう」
サウザー「フフフ……、では、我がCトームの応援アイドルは貴様としよう」
サウザー「聖帝軍の熱気に劣らぬ力を見せつけ、盛り立てるように奮起するんだな…」
茜「はいっ!! ファイトですよ!! 皆さん!!!!」
シュウ「残りは…」
ユダ「もうひとつのトークチームDと、その応援アイドルか?」
菜々「そうですねぇ……内容がフリーという前提では、少し機微が掴めませんね…」
泰葉「いえ、待ってください」
菜々「?」
泰葉「先ほど、『持ち寄った題材』……と仰いませんでした?」
サウザー「フフフ……流石だな、察しが良い」
サウザー「まあ案ずるな。その点については後々説明しよう」
シン「何かあるのか…?」
サウザー「次の休日を利用し、存分にトーク題材を収集する」
泰葉「……?」
●安価(連投OK)
『トークチームD』
メンバー
↓1.2.3.4.5.
卯月
未央
菜々「では……」
菜々「茜ちゃんも頑張ると言っているので、同期のナナも負けていられません!」
菜々「ナナはトークで、会場をナナ一色に染め上げちゃいますよっ♪」
サウザー「その意気だ! お前には期待しているぞ!」
サウザー「全国ネットを通し、その奇怪な何とかパワーとやらで、下民共を聖帝に従順な奴隷に洗脳してやるが良い!」
菜々「う、ウサミンパワーは、そんな危ない使い方はしませんっ!」
サウザー「残りは……そうだな…」
サウザー「……お前ら、立候補しないの?」
シュウ「いや……」
ユダ「別に……興味無いし…」
サウザー「つまらん連中だな……そう思わんか? フミフミーよ?」
文香「……」
レイ「!?」
シン「う、うおっ!?」
ユダ「いつから横に居たんだ!?」
レイ「最近は……そのステルス能力があまり目立っていなかったが…」
シュウ「やはり侮れんな…」
文香「……」ペラッ
サウザー「ではこの司書と、修羅の国の猛者に鍛え上げられたハズの卯月を未央にも、今回はご参加願おうか」
シン「い、良いのか……確か普通に、軽井沢旅行を満喫してたのではなかったか?」
サウザー「では、面倒見役にお前もそこに差し込もう」
シン「!?」
泰葉「(て、適当……)」
泰葉「(何なんでしょう……この人達は…)」
サウザー「さあて、残りは応援アイドルか……」
●安価
『トークチームDの応援メンバー』
↓1
イヴ
サウザー「では前回の演劇イベントにて、まるで見向きもされなかったイヴ・サンタクロースに御賛同願おうか」
ユダ「お、おい……そういう可哀想な言い方はよせ…」
サウザー「フン……貴様の家で怠惰を貪っているツケだ。トキの北斗神拳の洗礼でも浴びてくるが良い」
レイ「ま、まだ家に居るんだ…」
ユダ「仕方ないであろう!? あのトナカイが居着いてしまったのだ!!」
ユダ「しかも時折ファルコまで、懲りずに現れる始末だ…」
泰葉「!?」
ユダ「もうそろそろ、引っ越しを考えてる。真面目な話」
レイ「泰葉。お前の所のプロデューサーでは無かったか?」
ユダ「!! な、何っ!!」ガタッ
泰葉「え?! あ、ええと…!」
●安価
岡崎泰葉の発言
1.なんとか誤魔化す
2.正直に話す
↓2
1
泰葉「(か、彼の交友関係を伺った事は無かったけど…)」
泰葉「(そんな……横暴な事をしていたなんて…!)」
泰葉「(……)」
泰葉「(いけない……プロデューサーには申し訳ないけど、無関係で通させて貰おう)」
泰葉「(こんな所で、私の評価を下げる事を、自分から言うワケにはいかない…!!)」
泰葉「……ひ、人違いです」
ユダ「んん…?」
泰葉「同姓同名の…方では?」
レイ「(………)」
ユダ「時折謎に発光したり、金に貪欲な性格ではないか?」
泰葉「……!!」
泰葉「違い……ますね。多分、本当に別人でしょう」
ユダ「そうか……」
ユダ「まあ、あんな奴が芸能業界に進出したという噂は、聞いたことも無いな……」
レイ「……」
ユダ「もしそうだとしても、あんな金にしか目が無い男にプロデュースされるのなら、もう哀れとしか言いようがないな」
ユダ「ハハハハ! 岡崎泰葉よ! お前の所のファルコという奴は、俺の知る奴と同じでなくて良かったな!」
泰葉「………」
泰葉「そうですね……。そんな金しか頭に無い人にプロデュースされてるアイドルは……」
泰葉「多分無機質に、機械のように働かされて金を運ぶ役割しか与えられない…」
泰葉「悲惨な……人形ですよね…」
レイ「……」
サウザー「フン……金色の狼など、今はどうでも良い」
サウザー「話を戻すぞ、これでメンバーが出揃った」
菜々「それで、先程言っていた事ですが…」
菜々「題材……? フリーでは無く、なにかテーマを用意しても構わないんですか?」
サウザー「その通りだ。仮にチームDが何とか『好きな異性』というトークに持っていくことに成功した……と仮定する」
茜「す、好きな異性……」
サウザー「そうしたら、ここぞとばかりに、予めそのトークのために用意した題材……」
サウザー「シンの自室にあるケンシロウグッズ400点セットを、スタジオに晒して会場を沸かせても良いという寸法だ」
シン「!!!!?」ガタッ
シン「な……何故その事を…!?」
サウザー「え?」
シン「えあ!?」
サウザー「ま、マジなの?」
シン「え……いや……」
シン「違います……」
菜々「………」
茜「………」
シン「416点くらいは数があった……と思います」
シュウ「……」
ユダ「……」
サウザー「……」
レイ「気にするな、泰葉。あれは南斗聖拳の恥部だ」
泰葉「………」
サウザー「そ、そういう訳だから…」
シン「………」
文香「……」
サウザー「実際に用意したトーク内容が、本番でそのように思惑通り運ぶかは分からんが…」
サウザー「準備、物品を用意する事自体は許可されている」
サウザー「よって…!」
レイ「ん?」
サウザー「今度の土日を活用し! チーム毎に題材を話し合い、それぞれ調査活動を行って貰います!」
泰葉「や、休みを丸ごと使うんですか?」
サウザー「うん? 何か予定でもあったか?」
泰葉「……!」
泰葉「いえ、……土日は…」
泰葉「自分の事務所での活動があるので、恐らく私は参加できないと思います」
サウザー「はぁん? 予定だと?」
サウザー「キャンセルしろ。我が聖帝軍と、貴様の帝都グループの活動、どちらが重要だというのだ?」
泰葉「そ、それは勿論…」
サウザー「土日に働かせるとは、奴も容赦がないな。この聖帝でさえ、土日は極力完休を目指しておるというのに…」
泰葉「……けど、それは甘えです。私達の業界に休みは有りません」
泰葉「仕事を第一に優先して動くべきだと思います」
サウザー「詰まらんことを言うな、貴様も聖帝軍の一員ではないか!」
泰葉「そ、それは……」
●安価(重要)
岡崎泰葉の発言・行動
1.本来の仕事は蔑ろに出来ない
2.少しくらいならと妥協する
3.聖帝にビシッと厳しく言ってやる
4.下を俯き、沈黙する
5.その他(内容自由)
↓2
ならばとサウザーに交渉を持ちかけさせる
泰葉「で、でしたら……」
泰葉「貴方が、私のプロデューサーを説き伏せてくれませんか?」
泰葉「判断は二人にお任せします。結果はどうあれ、上の決定には従いますので」
サウザー「ほう?」
泰葉「……」
泰葉「(……私…)」
泰葉「(結局、何も自分で決められない……)」
泰葉「(意志……弱いのかな……)」
泰葉「……」
サウザー「良いだろう。今すぐにでも交渉してやろう」ピッピッ
泰葉「い、今ですか?」
レイ「待て、サウザー」
サウザー「ああん?」
レイ「岡崎泰葉」
泰葉「は、はい…」
レイ「別にサウザーに交渉を頼もうが、それがファルコに拒否されようが、どちらでも構わない」
レイ「だが、問題はお前の意志だ」
泰葉「…!」
レイ「お前は何を望むのだ?」
●安価
1.自分本来の仕事
2.他の事務所の活動
↓1
2
泰葉「……」
泰葉「(…違った風景を見るのも、たまには良いかもしれない…)」
泰葉「(あくまで、仕事のために、ですけど)」
泰葉「では……ここでの活動を前提において、お願いします」
サウザー「フン……初めからそう言えば良い物を…」
泰葉「!」
サウザー「仮に、自分の事務所を優先するとほざいた時は、縛ってでも連れ出したがな!」ピッピッ
泰葉「なっ!?」
泰葉「(お、横暴な…っ!!)」
レイ「……そういう所だ。ここは」
泰葉「……」
======
(1分後)
サウザー「二つ返事でOKでした!」
泰葉「ほ、本当ですか!?」
サウザー「奴には色々と貸しがある。それに…」
サウザー「奴は『仕事に役立つならば』と言っていたな。頭の固い男だ」
泰葉「まあ……彼ならそう言うと思いました」
サウザー「フフフ……だがこれで、岡崎泰葉、お前の身柄は帝都の支配から解き放たれた!」
サウザー「今日より、自分の思うがままに動くが良い!」
泰葉「! は、はい…」
泰葉「では、土日に、題材のサンプル集めに従事したいと思います」
サウザー「フフフ……では次の議題に移ろう」
●安価
新密度+(×4)
↓1
親密度 752→944
文香「現在のチーム編成は……このようになっています」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『トークチームC』:サウザー、レイ、輿水幸子、櫻井桃華、岡崎泰葉
『応援アイドルC』:日野茜
『トークチームD』:シン、島村卯月、本田未央、安部菜々、鷺沢文香
『応援アイドルD』:イヴ・サンタクロース
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
サウザー「(………)」
シュウ「……気付いた点を言っていいか?」
ユダ「何だ?」
シュウ「このチームで……統制が統制が取れるのか?」
ユダ「Cはともかく、Dはシンの暴走さえ抑えれば楽勝だろう」
サウザー「幾つかパターンを考えたぞ」
サウザー「チームCは俺とその他に分け、各自行動する」
サウザー「Dはシンの家に全員を雪崩れ込ませよう」
シン「ふざけるな!! 俺の家は憩いの場でも何でもないぞ!」
シュウ「お前を一人にするのは間違いなく色々とリスクがでか過ぎるだろう!!」バンッ
レイ「サウザーよ、俺が言っていた事は忘れてはおるまいな?」
サウザー「フン、岡崎泰葉の事だろう。その件はお前に一任してやる」
●安価
行動班分け
『トークチームC』
サウザーと行動させる人物
(【レイ、岡崎泰葉】を除く)
(複数可)
(選ばれなかったメンバーは、【レイ、岡崎泰葉】と共に行動)
↓3
シュウ様
俺の説明が悪いんか?
>>210
要は「サウザーの監視役」でいいんでしょ?
そういう事だったのか…今更ながら
●安価
行動班分け
『トークチームC』「のメンバーで」
サウザーと行動させる人物「(メンバー以外の安価は全部スルー)」
の方がわかり易かったと思う…
後全然関係ないけどこれの雑談スレが欲しいと思うのは俺だけかな?
>>216
気持ちはありがたいけど、そんなスレ作ったら叩かれまくるから、遠慮したい。
ただでさえ、今日謎のスレが立って、荒らされ始めてるのに。
サウザー「では、俺は、自身がスカウトした輿水幸子と行動しようではないか…!」
サウザー「櫻井桃華はお前が受け持つが良い」
レイ「分かった。俺達は3人で行動しよう」
泰葉「はい。よろしくお願いします」
シン「Dは分けずとも良い。俺がしっかりと手綱を握ってやろう」
シュウ「ソレ、一番不安だな…」
菜々「だ、大丈夫ですよっ! 私や文香ちゃんもいますから!」
ユダ「おお……確かに、それは絶大な安心感だな!」
サウザー「よし、最後に…」
レイ「題材決めか?」
サウザー「フフフ……その通りだ!」
ユダ「しかし、実際の本番ではそう上手く話題に向かせられるか分からんのだろう?」
シン「準備に越した事は無い。少なくとも、346の面々は我らに負けず劣らず、個性が強い」
シュウ「まあ……な。そのトークに至らずとも、会話の材料としては色々と役に立つこともあるかもしれんな」
菜々「ほうほう! つまりは入念な準備運動は、決してやりすぎるという事は無い! という事ですね!!」
サウザー「さあて……どんなトークが良いかな…?」
サウザー「取り敢えず、聖帝の生活歴とか日常生活を垣間見るドキュメンタリーとか面白そうじゃない?」
シュウ「そんな馬鹿なテーマ、他のチームとのトークにならんだろッ!」バンッ!
●安価
サウザー、輿水幸子班の題材
↓1
自分にとってかわいいもの
サウザー「フフフフフ…!!」
ユダ「……」
シン「不気味な笑みを浮かべ悦に浸っているが……」
菜々「な、ナナ達は……ちゃんと話し合ってから題材を収集しましょうか…」
シン「それがいい。文香よ、土日の詳細は後で連絡する」
文香「はい。分かりました」
レイ「さて、岡崎泰葉……これで会議は終わりだ」
泰葉「そのようですね」
レイ「幸い、今日プロダクションに、櫻井桃華がいる筈だ」
レイ「3人で少し、イベントとトークの題材について話し合おうか」
泰葉「分かりました。では…」スッ
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
=======
(土曜日 駅前)
泰葉「…」
桃華「今日はよろしくお願いしますわ♪」
泰葉「はい。こちらこそ」
桃華「レイちゃま、遅いですわね…」
泰葉「そうですね……連絡もありませんし」
桃華「レディーを待たせるなんて、感心しませんわ! もう…」
泰葉「……桃華さんは……確か…」
桃華「はい?」
泰葉「以前は346プロダクション所属のアイドルでしたよね?」
泰葉「……こういう移籍などの事情は、伏せておくべきかもしれないですが…」
泰葉「何故、346プロダクションでそこそこの知名度があり、大手で安泰にも関わらず…」
泰葉「新鋭の……このプロダクションに移籍を決めたのですか?」
桃華「ふふっ、よく聞かれますわ。問題なくてよ?」
●安価(少し重要)
移籍の理由
1.プロダクションの設備と規模が充実していた
2.南斗聖拳という異色な連中に興味があった
3.プロデューサーの人柄に惚れこんだ
4.自由な活動や社風に憧れを抱いた
5.元プロデューサーがヘルメットだったから
6.その他(内容自由)
↓2
3
桃華「移籍の理由なんて、当然一つしかないですわ!」
桃華「わたくし……レイちゃまにゾッコンですの♪」
泰葉「ぞ、ゾッコン?」
桃華「あ、べ、べ別に恋愛対象とか、そういう話ではなくてよ!」
泰葉「(あ、違うんだ……)」
桃華「彼が短期の研修の時、わたくしに言いましたわ。女というものは自分の幸せを考えれば良い、と…」
泰葉「幸せ…?」
桃華「幸せ、それは仕事で成功して名を上げたりするという意味合いではありませんのよ?」
桃華「女として華を持ち、自分が望むことを十全に行う……誰にも強制される事無く、明確な目標と強い意志を持ち、邁進すること……」
桃華「わたくしにそういった道を教えてくれたのは、他でもの無い、彼ですの」
桃華「レイちゃまとなら、信頼して仕事ができる……そう考えたから、わたくしは今ここにいるのです」
泰葉「……」
泰葉「幸せ……目標……」
桃華「一見粗暴に見えるかもしれないですが、そのうち彼の人柄の良さに気付きますわ♪」
泰葉「……」
泰葉「(将来……かぁ)」
泰葉「(自分のこれからのことなんて、最近考えた事無かったな…)」
●安価
新密度+
↓1
ジャギ「7610との交換研修の度に奴等が指名する子を俺の枠に入れるのマジやめて欲しいんですけどー」
新密度 944→945
桃華「移籍してからは、確かに仕事の質や量は346に劣るかもしれませんが…」
桃華「なにより最近は、自分の意志で、自分らしく行動できるようになりましたわ」
泰葉「自分らしく?」
桃華「人間とは自然に人との関わり、即ち『愛』を追い求める生き物ですわ!」
桃華「ふふふっ……」
泰葉「…???」
レイ「すまん、遅くなった」
泰葉「わっ!」ビクッ
桃華「レイちゃま! 遅いですわっ!」
レイ「悪かった。道が混んでたものでな…」
泰葉「……」
泰葉「今日も、特に変装とかしてないんですね…」
レイ「ん? 当然だろう、俺には不要だ」
桃華「レイちゃまは自分の人気とか、世間体は疎いですわね…」
泰葉「(…特に咎めもしないんですね…)」
レイ「いいだろう。別に見られて困る事はしてないんだ」
桃華「まあ、わたくしも櫻井家の人間として、常に見られても恥ずかしくない行為を心掛けていますが…」
レイ「さて、俺達の題材はアレでだったな?」
●安価
レイ、櫻井桃華、岡崎泰葉のトーク題材
↓1
トモダチについて
桃華「ええ、確か『趣味』でしたわね?」
泰葉「(趣味……)」
レイ「そうだ!」
レイ「さあ、山に行くぞ!」
桃華「……?」
泰葉「や、山…?」
レイ「当然だ!」
桃華「まずは、レイちゃまの趣味に関する事でしたわね?」
桃華「レイちゃまの趣味……ええと、何と言っていたかしら…?」
レイ「ああ。まず最初のカメラ担当は……泰葉、お前に任せよう」ポイッ
泰葉「はい」カチカチ
泰葉「今から撮りますか?」
レイ「そうだな……休日の趣味に耽るという事で、そうした方が自然か」
=======
泰葉「(3……2……1……)」グッ
レイ「皆さん、おはようございます。レイです」
桃華「櫻井桃華ですわっ♪」
泰葉『カメラ担当の、岡崎泰葉です』
レイ「本日は、あまり知られていない俺達の日常……趣味などに触れて行きたいと思います」
桃華「まずはレイちゃまの行動を具に追いたいと思いますわ!」
レイ「では、山に向かいましょう。電車で一本、案外近場です」
桃華「山で……何をするんですの?」
レイ「キノコを狩りたいと思います」
桃華「!?」
岡崎泰葉『き、キノコ狩り!?』
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
=======
(同時刻 7610プロダクション 正門)
シン「さて……集まったな?」
菜々「はーいっ☆ 今日も元気にいきまっすよーっ♪」
卯月「オフの日に集まるのって、始めてな気もします!」
未央「そうだね、なんか新鮮かも…! で、今日は何を奢って貰えるのかな~?」
シン「何も奢らん」
未央「冗談だってぇ! 顔固いよー?」
文香「……」
シン「(……何だ、この俺の場違い感は…)」
卯月「それで、今日の目的はトークバトルショーの題材集めでしたよね?」
菜々「そうですね、でも私生活を垣間見る……とかは遠慮したいなー…なんて!」
未央「でも予め、何にするかは話し合ったよね?」
文香「はい………確か、前日の確認では……」
●安価
シン、島村卯月、本田未央、安部菜々、鷺沢文香のトーク題材
↓2
リラックスできる喫茶店
だって芸能人のコイバナはある種の禁忌事項だし…
文香「トーク題材は……『モノマネ』でしたね?」
卯月「でも……モノマネでトークを引っ張るのって、結構難しいですよね?」
シン「……十中八九、他のチームにスルーされて終わりだろうな」
未央「甘いッ! そこを何とか持たせる事が、私達の腕の見せ所だよ!」
菜々「そうですよ!」
菜々「昨今のアイドルは、大食い、お笑い、コアな趣味っ!」
菜々「幅広いジャンルで活躍しなければ、生き残れないのですッ!」
シン「ではナナよ……」
菜々「はいっ!」
シン「手始めに貴様が何かやってみろ」
菜々「え゛ッ!!?」ギクッ
未央「お、いいね! ウサミン、一発決めて下さいっ!」
卯月「が、頑張って下さい!」
菜々「え!? え、ええ!?」
文香「……」パチパチ
シン「……」
菜々「え、え、ええと……」
菜々「………」
菜々「ろ、ロッキー…のモノマネ…」
菜々「……」スッ
菜々「エ、エイドリエーン!」
菜々「エ、エイドゥリアァァー!」
菜々「……」
菜々「……」
菜々「……す、すみマ……セン…」
シン「……」
未央「」
卯月「…」
文香「……」
・・・・・・
・・・・
・
島村卯月
http://i.imgur.com/afZmJsw.jpg
本田未央
http://i.imgur.com/T0FnbQI.jpg
鷺沢文香
http://i.imgur.com/4EOjybj.jpg
安部菜々
http://i.imgur.com/P1cGnXL.jpg
・
・・・
・・・・・
======
(30分後 山中)
レイ「昨今、キノコ狩りのスポットとしては……」ガサガサ
レイ「農園やそれなりの施設、ツアーが挙げられますが……」ガサガサ
レイ「やはり自然に群生したキノコを眺め、手に取る瞬間が、個人的には一番心踊ります」モギッ
レイ「知らぬの地で名所や宝物を探すかのような高揚感がありますね。で、見つけた時の達成感と喜び! 一度皆さんにも味わって欲しいですねー…」
レイ「ただやはり、知識が無いとそれなりの危険性も伴うので、下準備や経験者との同伴が望ましいですね」
レイ「朝露に濡れ、雫が寄り添う傘の様相は、最早芸術の域です。人生観が変わるとすら言えます」
レイ「雨上がり後の、あの何とも言えない土の豊潤な香りが鼻腔を擽る瞬間は、もう表現できません……一度体験して見て下さい」モギッ
レイ「しかし、農園や施設などの良い点は、経営者や地元や近隣の店で、美味しく料理してくれる所ではないでしょうか?」ガサガサ
レイ「ああいうの、スゴく良いですよね。一種のコミュニティというか……最近では疎遠になった人間関係や団欒を思い出させてくれて、心が温まりますね」
レイ「街の喧騒や機械の利便から離れ、人の手が加えられていない自然で、自分の足で歩き目で見て手で採るという、五体をフルに使った一種の……そうですね、言うなれば『スポーツ』…ですかね…?」
レイ「是非、皆さんにも伝わって欲しいなぁ……ホント。キノコ狩り、いや、キノコって最高なんですよ!」
レイ「栄養価も高いし、様々な料理の付け合わせとして有能ですからね。蒸しても良し、焼いても良し、色々と可能性は大きいと思います」
レイ「俺ですか? そうですね……甲乙つけがたいですが、やはり網焼きですね。一滴、醤油を垂らして香ばしい匂いと共に頬張る瞬間は……もう何物にも代え難い!! 至福の瞬間です」ガサガサ
レイ「あ、ホラ! この大木の根元に生えてるの、分かります? マツオウジ。山のアワビですよ……これ、焼くと旨いんだよなぁ……!」
桃華「……」ガサガサ
泰葉『……』
桃華「(あ、頭がフットーしそうですわっ…!!)」
泰葉『いやぁ……楽しそうですね……』
レイ「…さて、充分撮れただろう」
泰葉「はい……充分過ぎる程に…。これで番組一本枠取れそうな勢いでした…」
桃華「そ、そのキノコ……持って帰るんですの?」
レイ「無論だ。キチンと許可は取ってある。所有者の方とも仲好くなったしな」
桃華「(れ、レイちゃまが……わたくしの知らない、何処か遠くへ行ってしまいましたわ…)」
レイ「では下山しよう。二人とも、足も疲れただろう?」
桃華「!」
桃華「それなら、わたくしの行き付けのお店に行きませんこと? そこで題材も取れますわ」
レイ「泰葉も、それで大丈夫か?」
泰葉「はい、お任せします」
桃華「では、泰葉ちゃまの御趣味は、最後という事で…」
泰葉「!!」
泰葉「い、いえ……私は別に…!」
レイ「何だ、気にするな。見られて困る趣味でもあるまい?」
泰葉「~~っ!」
泰葉「(ど、どうしようっ……!)」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
(同時刻 7610プロダクション)
未央「……」キッ
未央「俺を倒そうとする人間には…、全てこの拳で応えるのみ…!」
シン「……」
シン「……違うな…」
シン「もう少し顎を引け。眉間に力を込め、だが睨まず、物悲しそうな視線を維持して……あと、語尾を上げるな」
シン「脇を締めろ。一見力強そうな風体だが、その癖、最小限の力で振り幅を通る脱力を心掛けろ」
シン「そうだな……欲を言えば筋肉を付けて欲しい所だが、まあ贅沢は言うまい。この中で一番身体能力があるお前を抜擢したのは、それで妥協するためだ」
シン「体幹を意識しろ。本物なら、常に軸は一定で、四方八方360度、いかなる奇襲からでも対応できる構えだ」
シン「よし……大分姿勢は整ってきたな。だがあと大切なのは相手に対する意識だ」
シン「外道、悪党、変節漢に対しては一切の慈悲を掛けるな。毒を以て毒を制す、馬鹿に付ける薬はない、蛇の道は蛇……こちらも悪事に身を窶す気構えで相手を威嚇しろ。相手は人間というフィルターを捨て去れ。一気呵成に敵を打ち砕く形相でかかれ」
シン「だが……例え如何なる暴君であろうが、揺るがぬ信念を持ち貫くために向かい来る『強敵(とも)』に対しては、敬意と礼、そして有情の心を忘れるな」
シン「世紀末の世界では、命のやり取りでしか友情と存在を確かめ合う事が出来ぬ、なんとも哀れで、そして儚い男達だという事を念頭に置き、呼吸を整えろ」
未央「う、うん……」
卯月「……」
菜々「……」
文香「……」
卯月「私達も、あのレクチャー受けるんですかね……」
菜々「あれモノマネ…? 凄い執念を感じますね…」
文香「……」ペラッ
シン「よし……次、卯月!」
卯月「ちょ、ちょっと待って貰っていいですか!」
シン「何だ……」ジロリ
卯月「ひ、一つのモノマネに固執するより、多くのレパートリーを網羅した方が良いと思うんです!」
菜々「そ、そうですよっ! モノマネと言っても、様々ですし…」
未央「……」
シン「まあ……言われてみればそうだな。人数は多いわけだし、やる人間が変われば見方も変わろう」
卯月「はいっ! プロダクションには色々な番組の記録や雑誌、名簿もありますし…」
菜々「一通り、各自練習してから、また集まっては如何でしょうっ!」
シン「…よし、ではその意見を尊重しよう」
未央「ふ、ふぅ……」
シン「モノマネも奥が深い。動物の無き真似、人の声真似、姿か形を模倣する事…」
シン「やはり名がある人物や、特徴を捉えやすい物、また、一瞬で頭を過るようなフレーズだといいだろうな」
未央「最近だと、相手に伝わらなくても、やってるだけでウケを取るモノマネとかも、人気だよね」
文香「……」
シン「では、各自練習し、見せられる出来だと思ったら、俺の所に来い。批評してやろう」
卯月「け、結局はシンさんを通すんですね…」
菜々「分かりました! あっと驚く様な完成度のモノマネ、披露しちゃいますよーっ☆」
シン「おう。期待しているぞ」
・・・・・
・・・
・
今日はここまで。いつになるかわからんがまた次回
今日はすごくゆっくり書いていきます
・
・・・
・・・・・
=======
(1時間後 高級紅茶専門店)
泰葉「おいしい…!」
桃華「あら、分かりまして?」
泰葉「はいっ! ええと……何て言うんだろ…」
泰葉「本格的なお店で飲むのは初めてで…」
泰葉「当然ですけど、市販で買う物より……凄く香りがしっかりしてます…!」
泰葉「すごく、口当たりが良くて、飲みやすい……美味しい…っ♪」
桃華「市販の物はただ味が『強い』だけですわ。本当に美味しい紅茶というのは、その芳香が体の芯を優しく擽るような感覚ですの」
泰葉「わ、私のこれは…」
桃華「キャンディはセイロン紅茶の中でも最も気品がある葉でしてよ。香りも味もマイルドで、渋みも程良く、舌に残らない…」
泰葉「程良く甘く、芳醇な香りに……酔ってしまいそうな……」
桃華「勿論、代表的なダージリンやアッサムのように、体全身に香りの電流が駆け巡る様な、強い物もありますわ。まるで甘い麻薬のように……」
桃華「本物の紅茶は、病み付きになるでしょう?」
泰葉「……♪」
桃華「ふふっ、泰葉ちゃまのお気に召して、何よりですわ」
レイ「……」
桃華「レイちゃまは……ええと…」
レイ「紅茶キノコだ」
レイ「酸味と甘みが絶妙なバランスで配合されている。流石はキノコを使用しているだけある」
レイ「飲むたびに目が醒める様な活力が、体中を駆け巡るようだ……」
桃華「……レイちゃま…」
桃華「紅茶キノコは、貴方が想像してる茸とは別物でしてよ?」
レイ「!?」カチャ
桃華「ふふっ……興味がお有りなら、今度わたくしの実家で教えて差し上げても良いですわ?」
レイ「ぜ、是非、伺おう!」
泰葉「!」
桃華「貴方も大分、作法が身に付いてきましたわね。実家で熱心に何十回も指導した甲斐がありましたわ♪」
桃華「最初の頃なんて、ケーキは手掴みだし、カップの淵を鷲掴みだし、ズルズル音を立てるし……」
泰葉「け、結構……一緒に遊んでらっしゃるんですね」
桃華「? 何か問題ありまして?」
●安価
1.「少し、余所の目を気にしたら如何ですか?」
2.「……いえ、別に…何でも」
3.「貴方達は本当に、何を考えているんですか?」
4.「節操がないですね。それでも大人ですか?」
↓1
泰葉「……少し、余所の目を気にしては如何ですか?」
桃華「何故ですの?」
泰葉「な……何故って…」
泰葉「先日……レイさんにも伺いましたが、貴方達の振る舞いは、少し危ういかと思います」
泰葉「ここは芸能界ですよ? 何時何処から綻びが生じるか分からないのに…」
桃華「……泰葉ちゃま、プライベートに口を出すのは野暮ですわよ?」
泰葉「……ち、違います…、仕事に向かう姿勢に関わることですよ…!」
泰葉「公私混同……社会人であれば……仕事と私事を、しっかりと分けて……」
レイ「!!」
レイ「ハ……、ハハハハハハハハ!!」
泰葉「っ!」ビクッ
桃華「れ……レイちゃま?」
レイ「社会人たるもの、公私混同はイケナイ……か!!」
レイ「いや確かに! 確かにそうだ。プライベートでのトラブルが、会社に損害を与えては、それも充分、公私混同の弊害と言える」
レイ「だが最近、お前と同じことを言っていた奴の事を、シュウから聞いてな……!!」
レイ「………」
~~~~~~~~~
『俺達、社会人だよ?』
『例え未成年でも、社会に向き合い、その場に身を置く者は社会人と呼べるよね?』
『社会人たるもの、公私混同はイケないと思うんですよ?』
~~~~~~~~~
桃華「……?」
泰葉「な、何ですか!」
レイ「いや、なに、ひょっとしたらお前も『寂しい』のではないかと思ってな」
泰葉「さ……寂しい!? 私が…!?」
レイ「岡崎泰葉、お前は自分にストイックすぎる。自分を律し、滅私で仕事に臨む」
レイ「仕事と私事を切り分け、芸能人はこうあるべきだという殻に閉じこもる」
レイ「……そんな生き方、つまらんだろう。お前は会社の奴隷だな」
泰葉「!!!!」
桃華「(れ、レイちゃま! 言い過ぎですわ!)」
レイ「残念だが……最近の俺は自分を殺し過ぎてね。相手に合わせ、媚び諂い、仕事を2回も失敗してしまった」
レイ「ならいっそ、紅茶キノコの活力を借り、言いたい事を言わせて貰おうか…!」ゴクゴク
レイ「ああ~、滾ってきた~…」ブルブル
桃華「」
桃華「(お、おかしい! 最近のレイちゃまは異常な程荒ぶってますわ…!!)」
泰葉「……っ」
桃華「(た、確かに……泰葉ちゃまの姿勢は間違っていませんが、けど、少し仕事に向き合う姿勢に危うさがありますけど……)」
レイ「ふふふ……!」
桃華「(れ、レイちゃまにこのまま言わせても、だ、大丈夫なのでしょうか…!?)」
●安価(重要)
櫻井桃華の行動
1.レイを止める
2.泰葉の味方をする
3.レイの言葉をオブラートに包む
4.泰葉の姿勢を上手く解釈し伝える
5.面白そうだから静観
↓1
桃華「(……)」
桃華「(私だけでも、平静を装いましょうか……)」
桃華「……」ズズズ…
レイ「仕事第一! つまらんなお前は! アハハハハ!」
泰葉「っ~~~!!」
レイ「なんのために芸能業界に居るのだ!? 金に困っているのか!? 仕事がそんなに楽しいか!?」
泰葉「え、ええ! 楽しいです! それがイケない事ですかっ!?」
レイ「仕事が生き甲斐、悪くない。だが、寂しい人生だな!」
レイ「会社にしか居場所が無く、仕事のことしか考えず、理解者もいない!」
レイ「会社に全ての意志を委ね、金を回す機械になり下がり、物言わぬ人形と化す!」
レイ「一体、何が楽しいのだ?」
泰葉「み……みんなの…喜ぶ顔が……」
レイ「ほう? ファンのため?」
レイ「他人のために働く。良い心掛けじゃないか。良い人だ」
レイ「自分の正直な感覚を抑え、他者が期待する像に合わせて自分の心を抑え偽り、あまつさえ、それを他者のためだと言い張る」
レイ「自分の人生がつまらない理由を、他人に押し付けるとは……」
泰葉「!!」
レイ「ハハハ! お前は奴以下だ! 驚いたぞ!」
レイ「奴でさえ、孤独であれど、自分の意志には嘘をつかず本能のまま全てを委ねているというのに…!」
泰葉「…………」
泰葉「……私は、こういう、生き方しか出来ないんです…!」
泰葉「い、今までだって、ず、ずっと……っ」ジワッ
桃華「!」
桃華「…少し、強く言い過ぎですわ」
レイ「ん?」
桃華「彼女にも、思う所があるのでしょう。わたくし達より、ずっと長く、この業界を見て来たのだから…」
泰葉「っ……」
レイ「しかし、その末路が、自分を縛り無機質なものに変えていてもか?」
桃華「……」
レイ「さて、では、次に行こうか」
桃華「え?」
レイ「仕事第一の岡崎泰葉の趣味とやら、是非拝ませて貰おうか…」
泰葉「!」
レイ「フフフ……楽しみだ。まあ、人間らしい趣味を持っていればの話だがな」
泰葉「………」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
=======
(同時刻 7610プロダクション)
卯月「ううん……」
未央「どう? 何か一芸をモノにした?」
卯月「モノマネ……あ、あまりよくカンジが掴めなくて苦労しています…」
未央「いや、別に難しく考えなくても良いと思うんだよね…」
卯月「??」
未央「モノマネの本質から見たら、逃げになるかもしれないけど…」
未央「会場を沸かせたり、話題になるのだったら…」
未央「勢いに任せて、ワーッとやっちゃっても良いと思うよ?」
卯月「それ……つまり……」
卯月「司会の人や応援の人に、フォローをしっかりして貰う前提ですよね…」
未央「大丈夫! しまむーの可愛さなら、多分失敗してもほのぼのとした空気に包まれるよ!」
卯月「え、ええ~…」
●安価
島村卯月、本田未央のモノマネ題材
↓1.2.
へごちん
>>274
スマン……出来ればもう少し分かりやすいので頼む。
どう考えてもイメージしづらい。再安価でいい?
●再安価
↓1
======
(資料室)
菜々「やっぱり、モノマネといえば…!」
文香「?」
菜々「オリジナルも良いですが、無難な線で行けば、先人を参考にするのが一番良いと思うんですっ!」
文香「なるほど…」
菜々「清水アキラ、グッチ祐三、モト冬樹、コロッケ、クリカンとか…!」
文香「最近で言えば、原口あきまさ、ホリ、神奈月さんとか……色々多芸な方もいらっしゃいますね…」
菜々「長年研鑽を重ねた彼らには敵わないですが、その機微や姿勢は学ぶべき点は多いですね」
文香「そうですね……ただ、やはり特徴の捉えやすい人……というのは、すぐには思い浮かびません…」
菜々「むむー……簡単には行きませんねぇ…」
文香「はい……」
●安価
安部菜々、鷺沢文香のモノマネ題材
1.安部菜々
2.鷺沢文香
↓1.2.
======
(一時間後 会議室)
シン「……」
シン「さて、お前ら、俺を唸らせる程の題材を探し当てたか?」
卯月「(う゛…!!)」
未央「(一応考えたけど、この人に見せるのは何か気が引ける…!)」
菜々「(トップバッターはかなり勇気が必要…!! こ、ここは皆のためにナナが、ナナが………)」
文香「(………)」
シン「……」
シン「…どうした? 腰が引けてるのが表情で見て取れるぞ」
シン「実際にこのトーク内容になれば、準備をした我らが有利ではないか!」
シン「本番の緊張はこの比では無いぞ。さあ、誰が最初だ!」
卯月「(が、頑張れ私っ! 勇気を振り絞って、手を挙げるのっ…!!)」
未央「(ぐ、ぐぐっ……)」
菜々「(なな、ナナが……オトナの余裕とお手本と言うやつを……っ!)」
文香「(…………)」
●安価
モノマネをやる人物
1.島村卯月『ユダ』
2.本田未央『サウザー』
3.安部菜々『ギター侍』
4.鷺沢文香『野々村』
↓1
文香「……」
スッ
未央「!!!」
卯月「っ!?」
菜々「なっ…!」
シン「ほう?」
文香「……」
シン「一番奥手な貴様が来たか……良かろう、見せてみろ」
文香「……はい」
文香「………」
文香「はっ……!」
文香「はろ~っ! そ、そらちんだよ~…☆」キャピッ
卯月「!」
文香「そらちんのにゅ~ちゃれんじっ…! お仕事トークはあとで、なう…」ビシッ
文香「おしゃべりでぱわーちゃーじっ☆ 今日もそらちんいっぱーつっ……♪」
文香「……」
文香「ぐふっ…!」ガクッ
シン「……」
野々村(野々村そら)
http://i.imgur.com/X1EpWHn.jpg
未央「(野々村……『野々村そら』のモノマネ…?!)」
菜々「(よ、良かった! 号泣議員で完全にキャラが崩壊してしまう文香ちゃんは居なかったんですね!!)」
文香「……」プルプル
卯月「(す、すごい震えてる…)」
菜々「(やっぱり恥ずかしかったんですね……でも、素晴らしいガッツでした!)」
シン「……」
シン「勇気は褒めてやろう」
文香「し、シンデレラに扮した時以上の、緊張と羞恥心でした……」プルプル
シン「キャラクターの掴みは良かったが、あとはその気恥ずかしさを払拭することだな」
シン「特徴のあるキャラを見つけたのは良かったぞ。もう少し練習すれば、放送できる位にはなるだろう」
文香「あ……ありがとう、ございました……」
シン「さて…」
シン「見っとも無いぞ貴様ら。一番奥手の文香が勇気を振り絞ったというのに…」
シン「続けて名乗り出る者はおらんのか?」
卯月「じ、じゃあ次は私が行きます!」
卯月「菜々ちゃんと未央ちゃんはもう既にやりましたし、まだ私だけが、何も出来ていません!」
シン「よし、早く見せろ」
卯月「は、ハイっ!!」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
=======
(二時間後 街中)
泰葉「……」
レイ「桃華の奴、遅いな…」
泰葉「(家族の人との電話が、長引いてるんでしょうか…)」
レイ「なあ……一ついいか」
泰葉「はい……」
レイ「さっきの話の事だが…」
泰葉「……」
レイ「ふっ、そう警戒するな」
レイ「少し言い過ぎた点を、素直に謝ろうと思ってな…」
泰葉「……別に大丈夫です。私の考えが間違っているとは思いませんが、貴方の言い分も……」
泰葉「正しいですから…。それは、認めます」
レイ「!」
泰葉「でも、普通の人は、アイドルと休日を過ごそうなんて、考えませんよ?」
レイ「そ、そうか…?」
レイ「まあ……多分、それは………彼女が特別だからだ」
泰葉「……特別?」
レイ「ああ。俺に始めて親しくしてくれたアイドルで、俺が始めて勧誘したアイドルだ」
レイ「仲良くなろうと必死だったのかもしれん。実際の所、他人に合わせるという点では、お前の事をとやかく言う筋合いなんて俺には無いだろう」
レイ「……済まなかった」
レイ「だが、彼女と過ごすと本当に楽しいんだ。そう言う意味での特別ってヤツだ」
泰葉「(特別な存在……)」
泰葉「(そんなこと、考えた事無い…)」
泰葉「(彼女は、レイさんにとって特別な人……)」
泰葉「……」
泰葉「(この人達と過ごしていると、色々な事を考えさせられる)」
泰葉「(本当に、私とは違う……自由に生きて………楽しんでいる…)」
泰葉「(この世界でも……そんな事が出来るなんて…)」
レイ「…」
レイ「お前も同じだ」
泰葉「え?」
レイ「経験が長いと、周囲の期待や圧力というのは嫌でものしかかってくるんだろう。責任や築き上げたイメージ・矜持というやつか?」
泰葉「…」
レイ「自分でも気付かぬ内に、色々な物を背負い過ぎたんだよ。お前は……」
泰葉「………」
●安価(超重要)
岡崎泰葉の発言
1.「私と貴方達は……違います。根本的に…」
2.「同じとは、一体どういう事ですか?」
3.「……それを無くしたら、私は私ではなくなってしまいます」
4.「…私でも……、誰かの特別になれますか?」
5.「認めはしましたが……でも、やっぱり無茶苦茶です」
6.「背負っているのではありません。持っています」
7.「少し、貴方達が羨ましくなりました…」
8.「私には…、よく分かりません……」
↓2
因みに
●安価
・特に選択肢によって上がり幅に変化なし
●安価(重要)
・選択肢によっては少し変動がある
●安価(超重要)
・選択肢の中にかなり大きい変動の物がある
くらいに捉えて下さい。たまに付け忘れるけど。
泰葉「…私でも……、誰かの特別になれますか?」
レイ「特別…、か」
レイ「……つまり、同じとは、そう言う意味だ」
泰葉「?」
レイ「お前とて、重荷を取れば、所詮は一人の弱い人間。支えあわねば生きていけない」
レイ「だがそうすれば、誰かと楽しい時間を共有し、喜怒哀楽の表情を出せる事ができるハズだ」
レイ「……なれるさ。お前が下らん意地を捨てて、殻から飛び出し、他人と同じ目線で関わればな」
泰葉「……」
レイ「もう少し、簡単に捉えろ………と言っても、立場が難しいか?」
泰葉「……いえ」
泰葉「私も、私の中にある自分の像を、とてつもない重い物に感じ過ぎていたかも知れません」
泰葉「……少し、これから考えてみます」
レイ「……」
レイ「先程も言ったが、今のお前は人形だ」
泰葉「人形……」
レイ「自分の意志を持たず、誰かに操られ、他人を喜ばすために綺麗な服を着せられるだけの……」
泰葉「………」
レイ「………もっと自分を出しても良いんじゃないか?」
レイ「自分の好きな事をして、自分を好きなように売り出す」
レイ「自分の好きな事が出来ないなんて、つまらないだろう?」
レイ「お前は……何のために仕事をしているんだ?」
レイ「さっき言ってたように、ファンのためか?」
泰葉「それは……」
レイ「いや、それでも良いだろう。顧客商売にとって大切なことだ。お前は間違っちゃいない。今でもファンは大勢いるのだろう?」
レイ「ただ……」
泰葉「…?」
レイ「自分の事を省みないで活動しても、ファンが喜ぶとは到底思えんがな……」
泰葉「……!!」
レイ「……これも前に言ったが、俺は……」
れい「お前が哀れに思えたのだ。それだけだ」
泰葉「……」
泰葉「(特別……)」
泰葉「(私にも、そう思えるような人達が……いつか出来るのかな…?)」
泰葉「(ただ、今は……)」
泰葉「(誰も想像できないのが……悔しいです…)」
●安価
新密度+(×5)
↓1
★新密度 945→1380/2000
桃華「お待たせしましたわ!」タタタ
レイ「長かったな」
桃華「や、山に行ったと教えたら、お父様も心配していたようですの…」
レイ「ふむ……次から連絡を差し上げるか」
桃華「つ、次!? わ……私は別に…!」
レイ「さて、では最後に岡崎泰葉の趣味に関してだが…」
泰葉「!!」
泰葉「あ、あの……もう今日は充分画は取れたんじゃないですか?」
桃華「?」
レイ「しかし、一応は3人分の趣味の映像を収めんとな…」
泰葉「でで、でも…!」
レイ「…?」
●安価
レイの発言
1.「そうか……お前もキノコを愛でる者だったか…!」
2.「大丈夫だ。お前の趣味が何であれ、明日からも自然に仲良くしよう」
3.「気にするな。誇れる趣味じゃなくてもいいじゃないか」
4.「問題ない。絶対に笑ったりしないし、変な目でも見ない」
5.「なるほど……言わんとしてる事は分かった。俺に付いて来い」
↓2
レイ「!」
レイ「水臭いじゃないか、岡崎泰葉…!!」
泰葉「え、はい??」
レイ「そうか……お前もキノコを愛でる者だったか…!」
泰葉「!?」
泰葉「は、はい!? ち、ちが…!」
レイ「心配するな……何も隠す趣味じゃないぞ!」
泰葉「」
レイ「そうと決まれば……さっそく散策用装備一式を揃えに行こうじゃないか!」
レイ「桃華、カメラを頼むぞ」ポイッ
桃華「え、ええ…」
レイ「さあ、確か近くにアウトドアショップがあった筈だ!」ズルズル
泰葉「あ、あうあ……!」グイグイ
桃華「……」
●安価(超重要)
桃華の行動
1.泰葉が何か言いたそうだから言わせてあげる
2.とりあえずレイの暴走を止める
3.もう諦め静観する
↓2
桃華「……お仲間を増やしたい気持ちは分かりますけど…」
桃華「少し落ち着きなさい? レイちゃま?」
レイ「……」
泰葉「は、はー、はー…」
レイ「親睦を深めたいと思う気持ちの何がいけない…」
桃華「順番という物がありましてよ、次は泰葉ちゃまの番ですわ」
泰葉「あ、ありがとうございます…」
泰葉「もう……隠さず言います…」
レイ「……」
泰葉「展示会……、展示会が今日近くで行われてるんです…」
レイ「て、展示会…!?」
レイ「ど、どこで!? 郷土物産、いや、地下か!?」
泰葉「ち、近くの会館です」
レイ「よし、すぐ行こう! 案内してくれッ!」ガシッ
泰葉「お、落ち着いて下さい…!!」
桃華「(もう何を言っても無駄ですわね…)」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
=======
(4時間前 カフェゼノン)
サウザー「フフフ……!」
幸子「あ、あの…」
サウザー「何かな?」
幸子「今日は、トークバトルショーの下準備……と聞いたのですが…」
サウザー「如何にも!」
幸子「…具体的には、何をするんですか?」
サウザー「『自分にとってかわいいもの』が我らの題材だ!」
幸子「カワイイもの……?」
幸子「それ、つまり自分が好きな物と……そう捉えていいんですか?」
サウザー「そうだ!」
幸子「……それで…」
幸子「ボクの目の前に置いてあるラッシー3種は……どれを飲めばいいんでしょう?」
サウザー「とりあえず、全種!」
幸子「お、お腹を下しちゃいますよ!!」
サウザー「で!」
幸子「?」ゴクゴク
サウザー「貴様、カワイイと思うものは何だッ!!」
幸子「それは、勿論……ボク自身に決まっているじゃないですか!」
サウザー「ほほう!!」
幸子「どんな服を着ても、どんな場所で撮影しても、どんな役柄であろうとも…!」
幸子「ボクのカワイさは永遠不変! 万国共通です!」
サウザー「なるほどッ!!」バン!
幸子「何をしても許され、何をしてもカワイイ! それがボクであり、ボクたる所以です!」
幸子「カワイくなければボクじゃありません! しかし、カワイイからこそボクなのです!」
サウザー「……」
サウザー「……へえ?」
幸子「き、急に冷めましたね…」
サウザー「で、あれば…」
サウザー「我らはカワイイものを探す事など不要。他の奴らのように、趣味や私生活の一場面を撮影したり、モノマネに興じ芸を磨く必要も皆無…」
幸子「他の皆さんも、既に思い思いに活動していたんですか」
サウザー「そこでだ!」
幸子「?」
●安価
今日の行動
1.幸子がどこまで極限に可愛くなれるか試す
2.幸子の可愛さと矜持がどこまで保てるか実験
3.幸子の可愛さをアンケート
4.普通に幸子の可愛さを磨く
5.その他(内容自由)
↓3
サウザー「きょ」
幸子「あ、そうだ」
サウザー「……」
サウザー「何だ…?」
幸子「カワイイものが題材というのであれば、今日は…」
幸子「ショッピングに付き合ってくれませんか?」
サウザー「!?」ガタッ
サウザー「き、貴様……この俺に、荷物持ちでもさせる気か?!」
幸子「フフーン、たまにはボクの言う事を聞いてくれても良いんじゃないですか?」
幸子「今日は、普通にボクの可愛さを磨くと言う事で…」
サウザー「却下だ」
サウザー「今日は貴様を面白おかしく振り回すと云う俺の野望を、そんな下らん瑣末な行動で潰すことは出来ん」
幸子「……」
幸子「サウザーさんって…」
幸子「他のアイドルと関わってる所、あんまり見た事無いですけど…」
サウザー「ふぐっ!?」
幸子「……今日はボクと一緒に、ボクと付き合って行動してくれませんか?」
サウザー「ぐっ……き、貴様ッ…!!」
幸子「まあ、ダメなら……今日は帰りますけど…」
サウザー「……」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
=======
(ミニチュアドールハウス展示場 会館)
泰葉「こ、これが……私の趣味です」
桃華「わぁ…♪」
レイ「……」
泰葉「じ、実は……公にしたのは、初めてで…」
泰葉「お……オカシイ、ですよね…」
桃華「いいえ! そんなことありませんわ!」
泰葉「!」
桃華「素晴らしいですわね、こんなに小さいのに、精巧な仕掛けをふんだんに盛り込んでますわ…!」
レイ「……」
桃華「泰葉ちゃま? このギザギザの作品は……ひょっとして…」
泰葉「あ、その家は、確か有名な建築家が手掛けた物ですね」
桃華「やっぱり! そう思いましたわ! このインテリアの様式、それに奇怪な箱の構造!」
桃華「ドールハウスとは、普通の家を小さく模した物だけだと認識していましたが…!」
桃華「こういった芸術のようなデザインや、作り手の遊び心を加えた、様々な形があるんですね…!!」
桃華「それに、凄く可愛らしいですわ♪ 実際、こういう家に住めたら、毎日が楽しいでしょうね」
泰葉「そ、そうですよね! 自分で組み立てたり、小物を作るのも、凄い楽しいんですよ!」
泰葉「(よ、良かった……普通に気に入ってくれた…♪)」
レイ「……」
●安価
レイの行動
1.用途について質問する
2.とりあえず興味を示す
3.桃華の家の家具について思い出す
4.ドールハウスにキノコを投入する
↓1
レイ「何だ、本当に別に隠す様な趣味じゃないな…」
泰葉「?」
レイ「実に女の子らしい、可愛らしい趣味だ。何故隠すのだ?」
泰葉「そ、それは……」
泰葉「い、イメージとかあるし………何より、恥ずかしくて…」
桃華「!」
桃華「あら、案外可愛らしいですわね」
泰葉「なっ!?」
レイ「しかし、本当に細部まで拘っているな……」
レイ「眺めるだけでも楽しいが、実際に触ったりできる物は無いのか? 手にとって遊んだりしないのか?」
泰葉「私も普段は、自前の家に色々とインテリアを買って増やしたり、拘って作ったりしますけど…」
泰葉「向こうにそういうスペースがあるみたいですが……行ってみます?」
レイ「そうだな。是非、感触を確かめたい」
泰葉「じゃあ、案内しますね」
泰葉「…♪」
●新密度+
↓1
★新密度 1380→1409/2000
レイ「ドールハウスは、単なる玩具かと思ったが…」
レイ「この精巧さと綺麗な見た目は、インテリアとしても抜群に映えるな…」
泰葉「そうですよね! コレクターも多いし、結構バリエーションもあるんですよっ!」
桃華「こういう愛らしい人形で遊ぶのも、童心に帰って、凄く楽しいですね…♪」カチャ
泰葉「ふふっ、分かります。こういうので実際の生活をシュミレーションしたりする人もいるんですよ」
レイ「成程……確かに、訪れてる客の中には、カップルも多いな…」
レイ「この人形も、どことなくお前らに似ているな…」
桃華「!!」
桃華「レイちゃま! わたくしは、将来はこういう家に住んでもよろしくてよ?」
泰葉「夢が広がりますよね……、私なら、こういう綺麗なキッチンで、色々な料理を作ってみたいですね…♪」カチャ
桃華「まあ! 料理のミニチュアもあるんですのね!」
桃華「ではわたくしは、この人形で……よっ…!」カチャ
桃華「優雅な庭園で、紅茶を楽しむのも、良いですわね…♪」
泰葉「あははっ! そのお人形さん、桃華さんにそっくりで愛らしいです♪」
桃華「いやですわ、わたくし、こんなに可愛らしい人形に比べたら流石に劣りますわよ…♪」
泰葉「ふふっ…♪」
レイ「……」
レイ「岡崎泰葉は、そういう風にも笑えるんだな…。お前の笑い顔は初めてみた」
泰葉「!」
泰葉「うっ…!」
レイ「恥じる事は無い。今の笑顔は凄く可愛らしかったぞ?」
レイ「そういう笑顔を、今後も自然に表に出していけると良いな…」
泰葉「~~~~っ///」
泰葉「ど、努力します…」
桃華「ねえレイちゃま? レイちゃまはこの人形を使って、どういう風に過ごすんですの?」
レイ「!」
レイ「そうだな……俺は……」ガサガサ
桃華「?」
レイ「俺はこのシイタケを、木製のガレージに植えたいな」ドカッ!
桃華「」
泰葉「」
レイ「なんだ、家の近くに林もあるじゃないか!」
レイ「横たわった大木と草の具合が、実にリアルで素晴らしいな…」
レイ「おい、岡崎泰葉、この土は何を使ってるんだ?」
泰葉「それは、粘土ですね」
レイ「粘土か……なるほど…」
レイ「柔らかい土ならば、先程採ったアオハツでも植えるか…」ドカッ!
桃華「れ、レイちゃま! あくまで展示物ですから、本物のキノコを次々と植えるのはやめなさい!!」グイッ
泰葉「お、お願いです! 土が少し付いてます!!」グイッ
レイ「キノコの制作キットやディスプレイは無いのか? 色々な小物を是非見てみたい」
泰葉「売ってる所を案内しますから! 早くキノコをしまって下さい!!!」グイグイ
●安価
新密度+
↓1
★新密度 1409→1424/2000
======
(2時間後 街中)
レイ「さあ、これで3人の趣味を撮り終えたな…」
桃華「お二人の意外な一面を垣間見れて、楽しかったですわ♪」
泰葉「……」
レイ「岡崎泰葉、今日はどうだったか?」
泰葉「はい、今日は…」
泰葉「他の人と休日を過ごすのは、本当に久し振りで…」
泰葉「…本当に、楽しかったです」
桃華「また今度、わたくしと一緒に紅茶を飲みに行きましょう?」
泰葉「!」
泰葉「は、はい! 是非っ…!」
レイ「また今度、俺と一緒にキノコを採りに行こうな?」
泰葉「はっ……!」
泰葉「か、考えておきます…」
レイ「ふふふ……また仲間が増えそうだ…」
桃華「折角、三人で過ごしたのですから…」
レイ「ん?」
桃華「何か、記念が欲しいですわね?」
●安価(重要)
最後の記念
1.3人でプリクラでも撮る
2.お揃いのキーホルダーでも買う
3.お揃いの服を買う
4.もっと遊ぶ
5.別に記念はいらない
6.その他(内容自由)
↓1
桃華「3人で、お揃いのキーホルダーでも買いましょうか♪」
泰葉「お……お揃いですか?」
レイ「ん? 何かあったか?」
泰葉「い、いえ……でも…」
泰葉「……」
泰葉「(桃華さんならまだしも、レイさんとお揃いだと……色々周囲に邪推されたら、向こうにも迷惑になるんじゃ…)」
レイ「(成程……)」
レイ「(お揃いだと、何か不都合があるのではないか、と考えているな…)」
泰葉「……」
泰葉「あ、あのっ!」
泰葉「め……、迷惑、じゃないですか?」
レイ「!」
泰葉「私……そういう、誰かとお揃いの物とか、買った事が無くて…」
レイ「ああ、全然構わんぞ。寧ろ、良いんだな?」
桃華「でしたら今日から、これからもっと、記念や思い出を作って行きましょう♪」
泰葉「!!」
レイ「そうだな……俺達はもう、ただの仕事仲間では無い」
桃華「お友達…、でしょう?」
泰葉「は……はいっ!」
泰葉「ありがとうございます…!」
・・・・・
・・・
・
●安価
新密度+(×3)
↓2
★新密度 1424→1622/2000
・
・・・
・・・・・
======
(夜 星輝子の自宅)
輝子「ふ、フヒ…」
輝子「今日は沢山採れたね…」
レイ「カメラで撮られていると気合が入るな…」
輝子「撮影?」
レイ「いや、ビデオカメラで記録を撮っただけだ」
輝子「そうか……」
輝子「じゃあ、これ、今日使うか…」
レイ「そうしよう。全部使って豪勢に料理でも作るか…」
ビーッビーッビーッ
レイ「!」
輝子「……私、先に下りてるね?」
レイ「おう。後で行く」
カチャ
レイ「もしもし…」
『あ、レイさんですか?』」
レイ「?」
『あの、岡崎です。今日は、ありがとうございました…』
レイ「ああ、岡崎泰葉か。どうした?」
レイ「仕事の件で、何かあったか?」
『いえ……』
『今日、お二人と行動を共にすることが出来て、本当に楽しかったです』
『……これからは、自分の意志も、少しずつ表に出して仕事をして行きたいと思います』
レイ「……ああ。お前の好きにするが良い」
レイ「もっと楽しく仕事が出来ると良いな」
『はい。それで、5日後の収録は、よろしくお願いします』
レイ「ああ。何とかフォローしてやるから、心配するな。特にサウザーからはな」
『……はい、それで、もうひとつお願いなんですが…』
レイ「?」
『あの、その……』
『名前の事で…』
レイ「名前?」
『別に、他意は無いのですが、少し不自然だと感じたので…』
『今後は……な、名前で呼んで貰えますか? フルネームでは無く…』
レイ「何だ、そんなことか……了解だ」
『そ、そのほうが……番組でも和やかな感じで、映ると……思います』
レイ「本番はよろしく頼むぞ、泰葉」
『!』
『はいっ! よろしくお願いします!』
レイ「あとは?」
『あ、あとは……と、特にないです』
レイ「そうか。ではな」
『はい、おやすみなさい』
ガチャ
レイ「……」
レイ「……」
バッ!
レイ「輝子ーッ!!! まだ包丁は入れないでくれッ!!」バタバタ
レイ「俺が…、俺が入れるッ!! あの繊細な断面を直に観察したいんだーッ!!」
バタン!
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
=======
(同時刻 7610プロダクション 会議室)
サウザー「……」
サウザー「シュウ様さあ……カワイイって何だと思う?」
シュウ「カワイイ?」
ユダ「何だ、藪から棒に…」
サウザー「今日は……不快にも、輿水幸子の腰巾着をさせられたワケよ」
ユダ「お前が!?」
サウザー「だって……俺主導だと帰るとか言うし…」
サウザー「普通に可愛さを磨く? 普通にショッピングして終わったぞ?」
サウザー「あれはダメだ……あんなの、何の題材にも薬にもならん」
サウザー「幸子があんな小難しい子だなんて……思いませんでした」
シュウ「お前にしては珍しいな……本来なら強引にも幸子を引っ張って街に繰り出すかと思ったんだがな…」
サウザー「フン……今回は我が子を想う父性を押し出して、イメージアップを図ったが…」
ユダ「……普通にキモイな」
シュウ「お前が父性とか本当に止めてくれ。子供を大切に扱うとか真逆のイメージも良いとこだろ」
ユダ「詐欺だな」
サウザー「いや、プロデューサーとしての側面もあるのかなって…」
シュウ「お前プロデューサー向いてないからな? もうぶっちゃけ言うけど…」
ユダ「ところで、先程346プロダクションから通達があったぞ」
サウザー「なに?」
ユダ「向こうの未決定だったトークチームBの構成が、確定したようだ」
シュウ「こちらの変更で手間を掛けたからな…、遅れるのは仕方あるまい」
サウザー「フン…」
サウザー「誰が相手でもトークなど楽勝だが、向こうのチームAの応援アイドルにトキが居るのが不可解だ…」
ユダ「病人と舐めてかかると、痛い目を見るぞ。奴の動きは常人には捉えられんからな…」
シュウ「……トーク主体のイベントだよな? これ…」
ユダ「それと……、どうやら司会側には、SNK局が介入するらしい」
サウザー「な、何ィ!?」ガタッ
シュウ「修羅の国が……帝都に続き、遂に腰を上げたか…!」
サウザー「よかろう! 全面戦争だ! 5日後の収録で奴らを完膚なきまで叩きのめし、我が南斗聖拳が頂点に立つという事実を、堂々と突き付けてやろうッ!!!」
●安価(連投OK)
トークチームBのメンバー
↓1.2.3.4.5.
●安価
龍崎薫の所属
コンマ00~49:346プロダクション
コンマ50~99:帝都グループ
↓1
ユダ「346プロダクションからは多田李衣菜、及川雫、ケンシロウ…」
サウザー「ケンシロウ!?」
サウザー「フハハハハッ! これでもうチームBは敵じゃないぞ!」
シュウ「ケンシロウか……彼にトークは厳しいだろう」
サウザー「奴はちょっとアホの子だからな。ゴーグルのガキとリンが居なければ、マトモな発語すら出来んだろう!」
ユダ「あと2人は、帝都の紹介で、上田鈴帆と、龍崎薫が混ざるようだ」
サウザー「尚更敵では無いな。外部の人間を2人も混ぜ、且つケンシロウという核爆弾を抱えるチームBは、もう無視で良いだろう」
シュウ「上田鈴帆か…、懐かしいな」
ユダ「たしか、元の○×プロダクションは帝都に吸収合併されたと言っていたな?」
サウザー「鈴帆か……最悪な思い出しかないな」
サウザー「この聖帝の敵に回るとはいい度胸だ。奴にも辛酸を舐めてさせてやる」
シュウ「応援のアイドルはどうだ?」
サウザー「聞くまでも無い。もうチームBは終わったな…」
サウザー「これならば、我が2チームの勝利も確実だ。今回は楽観していいだろう」
サウザー「フフフ……さて、今日は布団の中で、どのような明るい会話を繰り広げるか、イメージトレーニングに励むとしようか…」
●安価
『トークチームB応援メンバー』
↓2
南斗最後の将
>>353
『南斗最後の将』
●再安価
↓2
以上で前座終了。次回からようやくイベントに入ります。
グダグダですまんな。また次回
今日もゆっくり書いてきます。
前スレの南斗勢とか、所属アイドルの紹介分書いてくれてる人ありがとう。楽しく読んでる
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●【346プロダクション】●
『トークチームA』:渋谷凛、ヘレン、白菊ほたる、木場真奈美、十時愛梨
『応援アイドルA』トキ
『トークチームB』:ケンシロウ、及川雫、多田李衣菜、上田鈴帆(※)、龍崎薫(※)
『応援アイドルB』:市原仁奈
●【7610プロダクション】●
『トークチームC』:サウザー、レイ、輿水幸子、櫻井桃華、岡崎泰葉(※)
『応援アイドルC』:日野茜
『トークチームD』:シン、島村卯月、本田未央、安部菜々、鷺沢文香
『応援アイドルD』:イヴ・サンタクロース
(※)帝都グループより特別出演
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【岡崎泰葉との新密度】
・齢16歳にして芸能界のベテラン、岡崎泰葉は、この業界の暗部を垣間見ている
・彼女を『帝都グループ』の元斗一派から引き抜くには、心の理解を深め、この業界への新たな活路を示す必要がある
・しかし、現在のレイは度重なる失敗続きで荒みきっているため、彼女に対するアプローチの予測が不可能
・今回の共催イベント『トークバトルショー』では、色々な裏話なども通じて、彼女の様々な一面が露わになる筈である
・ベテランの彼女のプライドは高いが、自分を磨くことに真摯な姿勢を上手に利用し、南斗一派に関心を向けさせることが、勧誘の鍵となる
★最大値2000
★安価で随時プラス
★行動で随時プラス
★トーク内容で大幅プラス
★何も差し障りの無い行動やトークだと、数値は変動せず
★最大値到達で、勧誘は確定する
現在値 1622/2000
★★★トークチャンス(判定)は1回+α!
★★★確実に物にし、勧誘を目指す事が重要!
・
・・・
・・・・・
======
(本番当日 SNK局収録スタジオ)
パチパチパチパチパチ!
瑞樹「皆さんこんばんは! SNK局アナウンサー、川島瑞樹です」
瑞樹「本日行われるトーク番組、『トークバトルショー』では…」
瑞樹「様々なアイドル達のトークを通じ、その実態を探ろうという、特別企画です!」
瑞樹「個性豊かなメンバーを取り揃えております! では早速紹介していきましょう!」
瑞樹「まずは346プロダクションより、トークチームAの皆さんです!」
川島瑞樹
(司会進行・SNK局アナウンサー)
http://i.imgur.com/t8ug23B.jpg
パチパチパチパチ!
ヘレン「ハロー、エヴリワン! ヘレンよ。今回はチームリーダを務めるわ」ファサッ
ヘレン「地味に皆勤賞なのは、やはり世界中から愛されている私の名は、ネットに齧りつく坊や達ですら、自然と口に出るレベルなのね!」
ヘレン「今日は、世界レベルのトークというものをお見せするわ……イッツショータイム」
凛「どうも。渋谷凛です。トークは苦手だけど、精一杯やります」
真奈美「こんばんは。木場真奈美です。交渉は得意だが、今日は朗らかに努めたいと思うよ。よろしく」
ほたる「ど、どうもこんばんは…。白菊ほたるです。今日もNGは10回以内に収めたいと思います…」
愛梨「十時愛梨ですっ! 今日は噛まないように頑張るので、応援よろしくお願いしますね!」
レイ「レイです。妹の隣で懸命にフォローしたいと思います。カメラは彼女に寄り過ぎないように」ポン
愛梨「はいっ! よろしくお願いしますっ♪」
パチパチパチパチパチ!
瑞樹「以上がチームAです。非常にバランスの取れたチームだと思います」
瑞樹「比較的落ち着いた印象を受けますね。かなりの守備力がありそうです!」
瑞樹「特に、ヘレンさんと木場真奈美さんの存在が実に心強いですね。あらぬ方向にとんだトークの舵取りや、大人のユーモアな会話を期待しましょう!」
瑞樹「……」
瑞樹「最後の部分……、あれ、カットで」
【トークチームA】
ヘレン(リーダー)
http://i.imgur.com/RFOrRUx.jpg
渋谷凛
http://i.imgur.com/vCIotYG.jpg
十時愛梨
http://i.imgur.com/zCs74ME.jpg
白菊ほたる
http://i.imgur.com/pobDz2b.jpg
木場真奈美
http://i.imgur.com/3VHUJY1.jpg
瑞樹「続いて同じく、346プロダクションより、トークチームBの皆さん、どうぞっ!」
パチパチパチパチパチパチ!
李衣菜「李衣菜ですっ! 全国のみんなー!! 今日は私の超シビれる、キレッキレのトークに注目だよーっ!」ガタッ
李衣菜「あと、チームリーダーも務めます! 上手く引っ張れるか不安だけど……まあ、勢い?」
李衣菜「うん! 何とかなるなる! 会話はハートとハートのぶつかり合いですからッ!」
雫「はーいっ! 及川雫と申しますーっ! 今日は李衣菜ちゃんと一緒に、テンション上げて行きますよー☆」
薫「龍崎薫でーすっ! きょうはみんなのお話いーっぱいきかせてもらうから、頑張ろうねぇ♪ あれ、お話するんだっけ??」
鈴帆「今日はよろしゅう! 上田鈴帆たい! 薫しゃんと帝都グループからの参加けん、皆に馴染めるようするけんね!」
ケンシロウ「……」
パチパチパチパチパチ!
瑞樹「チームBは活発で若さが溢れ出てますね! いやあ、お姉さんも負けないぞー?」
瑞樹「あ、あとケンシロウさん、カメラは赤いライトが点灯するので、そっちに顔を向けて下さいね!」
瑞樹「若さでどこまで突っ走れるかが、勝負の鍵になるかもしれません! 346プロと帝都グループの混合チームという所も注目です!」
【トークチームB】
ケンシロウ
http://i.imgur.com/W1af44k.jpg
多田李衣菜(リーダー)
http://i.imgur.com/rg0OUeS.jpg
龍崎薫
http://i.imgur.com/dFBNP9s.jpg
上田鈴帆
http://i.imgur.com/tXZEpJi.jpg
及川雫
http://i.imgur.com/lg0SZs6.jpg
瑞樹「それでは次に参りましょう! 気概溢れる7610プロダクションより、トークチームCの方々です!」
パチパチパチパチパチ!
サウザー「フハハハハ! さあ、スタジオを南斗一色に染め上げてやろうではないかッ!」
瑞樹「!!!」
瑞樹「ちょ、ちょっと待って! 色々と待って!!」
サウザー「……」
瑞樹「な……何で裸サスペンダーなんですか!?」
サウザー「フフフ…!!」パチン
瑞樹「……!」
サウザー「フフフフ…!!!」パチン
瑞樹「ぱ、パチンパチンとベルトを肌に叩きつけるの、止めてもらます?」
サウザー「……」パチンパチン
瑞樹「ちょ、ちょっと! 彼芸人枠でしたっけ!?」
瑞樹「リハーサルは普通だったのに、何で妙に気合の入った衣装で…!!」
サウザー「……」ニヤニヤ
瑞樹「やめて…っ! 刺激が強すぎて、め、目の毒です…」
サウザー「…」スッ
瑞樹「た、立ち上がらないで下さい!! 普通に怖いです!!」
サウザー「……」スタスタ
瑞樹「来ないで……! あああぁ……」
瑞樹「わ、わからないわ……!」
サウザー(リーダー)
http://i.imgur.com/vb03YRK.jpg
======
(Take2)
瑞樹「き、着替えましたね?」
サウザー「フン……このスタジオに、大胆さと恥じらいの間を身をもって表現してやろうと考えたのに…」
瑞樹「別の番組でお願いします…」
サウザー「何故、上田鈴帆や市原仁奈の着ぐるみが許されて、俺のニップレスが許されんのだ?」
瑞樹「……」フー
瑞樹「それでは次に参りましょう! 気概溢れる7610プロダクションより、トークチームCの方々です!」
パチパチパチパチパチ!
サウザー「将星のサウザー、南斗鳳凰拳の使い手にて南斗の帝王…」
幸子「よ、妖星のユダ……南斗紅鶴拳の美しき闘士…」
桃華「さ……殉星のシン……南斗孤鷲拳を操る愛に殉じる男…」
泰葉「仁星のシュウ、南斗白鷺拳の達人であり、一児の父…」
レイ「義星のレイ。愛する物は妹と、そしてキノコです」
サウザー「ハイッ! ボク達……!」
「「「 南斗聖拳大好き芸人ですっ!! 」」」
瑞樹「ストーーーーーーーーーップ!!!!」バン!
【トークチームC】
サウザー(リーダー)
http://i.imgur.com/vb03YRK.jpg
レイ
http://i.imgur.com/8jTgr3W.jpg
櫻井桃華
http://i.imgur.com/pZVnDle.jpg
岡崎泰葉
http://i.imgur.com/rDVCGhe.jpg
輿水幸子
http://i.imgur.com/gYoeJE7.jpg
======
(Take3)
瑞樹「お願いします……リハ通りで…」
瑞樹「ウチの局長を怒らせたら、どうなっても知りませんよ?」
サウザー「アドリブという遊び心が分からんのか……頭の固い女だ」
瑞樹「……」
瑞樹「それでは次に参りましょう! 気概溢れる7610プロダクションより、トークチームCの方々です!」
パチパチパチパチパチ!
サウザー「ハーイ! 聖帝サウザーです! 新巻の発売告知に参りました! 新巻共々よろしくお願いしますッ!!」バン!
サウザー「勿論、俺がチームリーダーだ。リーダーと言われると、ちょっと若い頃を思い出すよね?」
サウザー「まあ本来はリーダーでもマネジャーでもスーパーバイザーでも主任でもない。俺、社長ですから…!!」
幸子「輿水幸子です。今日はカワイいボクのキュートなトークで、話題の中心になっちゃいますから!」
桃華「櫻井桃華ですわ! 皆さま、今日はお手柔らかに…!」
泰葉「こんばんは。岡崎泰葉です。トークバラエティは初参加ですけど、精一杯やらせて貰います!」
レイ「愛梨の隣の席が良いです。彼女は俺の妹の筈です。……面影があるもの。本物? いや……何処にも居ないんですよね…」プルプル
パチパチパチパチパチ!
瑞樹「ありがとうございました! このチームはちょっと死角が見当たらない、かなり手強いメンバー構成ですよー?」
瑞樹「チームを振り回す社長さんのカバーを、桃華ちゃんと帝都グループの泰葉ちゃんがしっかりと受けてくれそうです! 幸子ちゃんのキャラも実に今回は光りそうです!」
瑞樹「今日は、チームを下から持ち上げるポジションのレイさんが不調なのが、唯一不安ですね。何故こんなに暴走気味なのでしょうか…??」
瑞樹「では最後に、7610プロダクションからのトークチームDをご紹介します! 張り切ってどうぞ!」
パチパチパチパチパチ!
シン「KINGだ。今日はチームリーダーを務めるぞ」
シン「見た限り、他のチームはアクの強い有象無象といった所だろう。正直、低脳とは会話すらする気が起きんが…」
シン「チームBだけは要チェックだ。あのチームには、是非とも積極的に会話を飛ばしていきたい」
卯月「こんばんは、島村卯月です! 噛まないのは勿論ですけど、ちゃんとキャッチボールをして基本を心掛けます!」
未央「どうも! 本田未央ですっ♪ この日のためにトーク練習はバッチリだよ~? 張り切って行くのでよろしくッ!」
菜々「はーいっ☆ みんなのアイドル、安部菜々ですっ☆ キャハっ♪」
菜々「JKの話題なら完璧ですっ! 任せて下さいね☆」
文香「鷺沢文香です…。 どうぞ、よろしくお願いします…」
パチパチパチパチパチ!
瑞樹「Dチームも他のチームに負けず劣らず、個性が強い面々ですね」
瑞樹「バランス自体は充分ですね。勢いに乗ったら、ここが一番止まらないチームかもしれません!」
瑞樹「攻撃力はかなりある方だと思うので、積極的に身を乗り出してトークに参加して欲しいです!」
瑞樹「以上の4団体がトークチームになります! 個性豊かなトークに期待です!」
瑞樹「では、彼らを支える『応援アイドル』にご登場願いましょう!」
瑞樹「トーク毎に、応援アイドルは様々な指示を出し、チームの方向性やスタイルをサポートします!」
瑞樹「時には会話を振られることもあるかもしれませんが、ユニークな対応でお願いします!」
瑞樹「あと、一回のトーク毎に『ポイント横取りチャンス』を設けていますので、その時には様々なゲームで活躍して貰いましょう!」
瑞樹「まずは…」
瑞樹「トークチームAより、トキさんです! 本日は、どうぞ宜しくお願いします」
トキ「……ああ」
トキ「………ごほっ、ごほっ…!」
瑞樹「えー…、彼は会話で追いつめられると、咳込む特異体質ですので、これは緊張していると捉えて良いのでしょうか??」
瑞樹「次にトークチームBより、市原仁奈ちゃん! 今日も可愛らしいです!」
仁奈「みなさん、よろしくお願いするのでごぜーます! 今日はひつじの気持ちになるのです!」
瑞樹「いや~、愛くるしいですね♪ トークより彼女に目が行ってしまいそうです」
瑞樹「さあ、トークチームCからは、若手のルーキー、日野茜ちゃんです!」
茜「全力熱血っ! ファイトーっ!!!」バッ!
瑞樹「元気いっぱい! 若いって素晴らしいですね、でもお姉さんも負けないからっ!」
瑞樹「さて、最後はトークチームDより、イヴ・サンタクロースちゃんです!」
イヴ「こんにちはー☆ 皆さん、頑張って下さいねぇー♪」ヒラヒラ
瑞樹「さあ、本人は静観を決め込んでますが、ゲームではきっちり活躍して貰いましょう!」
瑞樹「あとイヴちゃん? 今は夜なので『こんばんは』ですね? 夜放送予定ですから」
トキ(チームA応援)
http://i.imgur.com/3MRhhJD.jpg
市原仁奈(チームB応援)
http://i.imgur.com/RmnHf0x.jpg
日野茜(チームC応援)
http://i.imgur.com/fRZbHd4.jpg
イヴ・サンタクロース(チームD応援)
http://i.imgur.com/TqkemxL.jpg
瑞樹「さあ、皆さんの紹介が終わりましたので、早速トークバトルショーを開始したいのですが…」
瑞樹「その前にルール説明です!」
瑞樹「マスコットくーん? 説明ボード持ってきてー?」
マスコット『……』スッ
瑞樹「颯爽と登場した、この雲の形をしたキャラクターは、我がSNK局のマスコット君です」
瑞樹「名前? それはですねー……?」
瑞樹「実は、名前はまだ無い、新マスコットなんですよ! ホームページから募集しているので、是非お便りをお寄せ下さいね♪」
瑞樹「はい、ではルール説明に移りたいと思います!」
瑞樹「さあ、それでは始めたいと思います!」
瑞樹「リーダーの皆さんは前に出て、クジを引いて下さい」
瑞樹「アタリが描いてあるチームから、ローテーションの起点にしたいと思います!」
サウザー「さあて、我が南斗聖拳芸人は様々なバリエーションの台詞やシーンの再現が可能だ」
サウザー「我らから始めた方が絶対盛り上がるぞ!」
シン「順番などどうでもいい。俺はチームBと会話がしたい」
李衣菜「私達と? いやあ、お手柔らかにお願いします」
ヘレン「トークというのは、人を共感させ、惹きつけモノ…」
ヘレン「ズバリ、私のセンスならば一人でも充分よ。では始めましょうか…」
マスコット『……』ゴソゴソ
●安価
ローテーション決め
コンマ00~24:トークチームA→B→C→D
コンマ25~49:トークチームB→C→D→A
コンマ50~74:トークチームC→D→A→B
コンマ75~99:トークチームD→A→B→C
↓1
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【トークバトルショー ルール説明】
・トークはチームローテーションで行い、1チームにつき、題材提供は1回まで
・自分のチームの題材をトークした後、他の2つのチームにその題材トークを振り、トー合戦が可能
・その時に相手は、それが苦手の題材トークならば、別の題材トークに切り替えても良い(要判定)
・トーク内容次第で、ポイント加算(判定)
・最終的にポイントが多かったチームの優勝
・また、『ポイント横取りチャンス』は各トークの合間に、計3回行われる模様
例)
①トークチームAが『テレビ』のトークをする
②トークチームAが、トークチームBとトークチームCを選択
③トークチームBとCは『テレビ』の話題が嫌ならば、話題を無理やり変更してもいい(要判定)
④トークチームAは他チームを貶しても良し、利用して自チームを持ちあげても良し
⑤トークの中で、客に対してアンケートなどを行う場合もある
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●安価(重要)
トークチームDの『トーク内容』
↓2
あれ、モノマネは?
>>390
何回か作中で誰かが喋ったと思いますが、あれはあくまで準備した題材です。
それが本番で使われるかは、スタジオの場の流れ(要するにお前らの安価取り)次第。
今回は使われませんでした。
======
(トークチームD)
シン「さて、最初は我らからだな…」
卯月「トーク内容は『プロダクションでの一日』だそうですね!」
未央「モノマネ…、練習した意味なかったジャン…」
菜々「そう言う時もありますよっ! 寧ろ、モノマネより簡単なお題で助かりました!」
文香「一日……ですか…」
瑞樹「さあトップバッターはDチーム! 早速いってみましょーっ☆」
文香「!」
文香「皆さん、イヴさんが、コチラに向かってカンペを出してます…!」
菜々「早速ですか! なになに…???」
●安価
イヴ・サンタクロースのカンペ内容
↓2
━━━━━━━━━━━━━━━
『虚勢を張って、アピールしましょう★』
━━━━━━━━━━━━━━━
イヴ「~~~♪」ニコニコ
菜々「(きょ、虚勢ですか…)」
未央「(よ……よし、バレない程度でいこう!)」
卯月「(頑張りましょうっ!)」
=======
【トークチームD:トーク開始】
卯月「今日は346プロダクションさんの他に、帝都グループさんもいらっしゃっているので…」
未央「はい!今日は私達、『7610プロダクションの一日』がどのようなものなのか、ぶっちゃけ暴露トークをしたいと思いまーす♪」
瑞樹『お、良いですね! 普段は想像出来ない一面が垣間見えるかもしれないですね!』
シン「そうだな……まず、休日の場合だが…」
シン「まず各アイドルの自宅に、バーカウンター付きリムジン……希望によっては、大型トライクや馬で送迎を行う」
瑞樹『っ!?』
菜々「そ、そうなんですよぉ! 凄くリッチなんで、もう346に居た頃はそんな光景、想像出来ませんでしたっ!」
卯月「え、えーっと…! 到着したら、もう高級ホテルみたいにボーイさんとかが大勢出迎えてくれるんですよ!!」
未央「う、うんうん! レッスンなんか……」
●安価
レッスン内容(虚勢)
↓2
未央「何だか相撲部屋みたいに……、す、凄い気迫と執念で行っているんですよ!」
卯月「はい! でもキッチリ体重制限はシビアに行ってますよ!」
シン「題材の予想が付かなかったため、内観や風景写真などは用意して無いのが悔やまれるな」
シン「レッスン後は、ミシュランの三つ星評価を賜った高級レストランさながらの、大食堂で胃を満たす者もいれば…」
卯月「すす、凄く美味しいんですよ!! 本当に!! たまに調理学校から研修依頼や、有名人もそれ目当てで訪れる程なんですっ!!」
瑞樹『へえ…、それは初耳ですね』
菜々「また、プロダクション内に併設されているエステルームやプールでリフレッシュを図ったり、追加のトレーニングとしてジムで体を鍛えている人も多いですっ♪」
文香「はい……、緩める所は楽に、締める所は厳しく……、メリハリがあって……とても満足しています」
瑞樹『あら、良いわね♪ 今度是非行ってみたいかも…』
未央「なんと! プロダクション内にピラミッドもあるんです!」
シン「他にも、エッフェル塔、アンコールワット、スカイツリー、自由の女神…」
シン「全ては偽物だが、全てが一流だ」
シン「近々、遊園地を設立し、新たな事業参入を予定している…」
瑞樹『さ、さっきから、少し話を盛ってません!? というか今のは絶対嘘でしょ!!』
シン「肉体的にも精神的にも充実させ、アイドルという仕事を最大限楽しみ、そしてトップを目指し邁進しているわけだ…」
卯月「とても、や、優しい人達で仕事に対しても真面目で、上を目指す環境としては一番だと……、む、胸を張って言えます!」
瑞樹『流石は最新鋭のプロダクションです……伊達にビッグマウスだけでは無さそうですね…!』
瑞樹『では、他のチームにもそういった話を伺ってみましょうか?』
未央「んー、そうだね…?」
●安価
トークチームCのトークバトル指名チーム
コンマ00~33:トークチームA
コンマ34~66:トークチームB
コンマ67~99:トークチームC
↓1.2
シン「ならば!!!!」ズイッ!
未央「うわっ!」ガタッ
シン「チームBだ! チームBとの会話を所望するッ!」
シン「ついでに身内のチームCにも話を振ってやろう。南斗聖拳の栄華を存分に語ってやれ」
菜々「(や、ヤバい…!!)」
文香「(トークチームBには……確か……)」
=======
(トークチームB)
李衣菜「お! 私達にトーク振られたよ?」
ケンシロウ「断れ」
李衣菜「な!? 何でですか!?」
ケンシロウ「…………いや、いい」
雫「拒否権はないですからねー、でもどうしますー?」
李衣菜「そうだね、ちょっと不向きなトークなら強引に逸らす事も出来るけど…」
上田「ははーん? しゃては李衣菜しゃん……プロダクションの中身に自信がないと?」
李衣菜「そ、そんな事無いよ! 私達のプロダクションもイケてるし!」
雫「け、喧嘩しないで行きましょう~…違うプロダクションでも協力しましょうっ!」
薫「!」
薫「ねえ、仁奈ちゃんが薫たちのほうにむかって、合図してるよー?」
李衣菜「あ!」
●安価
市原仁奈のカンペ
1.話題を変える(内容自由)
※コンマ偶数で成功
2.話題を変えない(カンペ内容記載)
↓2
だいすきなひとをかたりやがれ
>>406
説明不足で悪かったが、出来れば数字も記載してくれたら、方向性が伝わりやすいかなー。
>>407
次からは気をつけます
>>408
1かな? 2かな?
了解。これからは俺もしっかり説明書きを添えます
━━━━━━━━━━━━━━━
『大好きなひとをかたりやがるのでごぜーます!』
━━━━━━━━━━━━━━━
仁奈「~~~♪」ワクワク
李衣菜「よし、カンペ通り、題材を変えよう!」
雫「分かりましたっ、では、自然な流れで、変えて行きましょう!」
薫「がんばろう~! おーっ!」
瑞樹『チームBの用意はいいですかー? ではどうぞーっ♪』
=======
【1順目】
【トークバトル D対B】
【トークチームB:トーク開始】
李衣菜「まあ、7610さんも羽振りは良いみたいですねー!」
シン『当然だろう? 貴様らとは物が違うのだ』
雫「私達のプロダクションも、この業界では設備は結構良い方ですけど~…」
上田「問題は中身たい! そこに居る人間の人柄が良くなければ、元も子も無いっちゃ!」
シン『な、ナニィ!?』
シン『上田鈴帆……貴様ァ! 面倒を見てやった恩を忘れたか!!』
シン『あの時、我らの温かみは充分伝わったであろう!?』
未央『(そ、そーかな…?)』
雫「346のアシスタントさんは、いつも差し入れをしてくれますし、ニコニコと笑顔も絶えませんっ♪」
雫「親身になってサポートしてくれるし、私、とても大好きですっ♪」
シン『だ、騙されているぞ!! 奴は仮面を被った鬼畜生だと言う事を、貴様らは知らんのだ!!』
シン『貴様らは哀れな奴隷だと言う事を自覚するのだ!! 洗脳されているッ!!』
卯月『せ、洗脳…』
菜々『(移籍したナナには、肩身が狭い話です……)』
シン『大好きだと……!? 奴に肩入れするのは間違っている!!』
【※バトル中は、チーム区別のため、括弧を使い分けています】
李衣菜「そうだよねー! 会社の人とか、信じあえる仲間とかの方が、お金や設備よりよっぽど重要だよ!」
李衣菜「大好きな人かぁ……。私は、そうだなあ……ロック魂で語り合う友達が欲しいんだけど……」
李衣菜「まだ、そう言う人は見つかってないかな? 私も新人だから、まだみんなの趣味とか知らないし……ひょっとしたら、身近にいるのかもね!」
雫「はいっ♪ これからもっと仲良くなりましょう~♪」
薫「ねえねえ、かおるも仲間にいれてくれる??」
雫「はーい♪ 今日から薫ちゃんも、私達とお友達ですよ~」
薫「わあい♪ 雫お姉ちゃん、だーいすきっ!」バフッ
雫「ふふっ……帝都さんも、これから仲良くして行ければいいですね~♪」
瑞樹『いやあ、良いですね……仲睦まじいですね…』
シン『な、何だ……、何を一体慣れ合っている!?』
シン『貴様ら!! 俺達を踏み台にしたなッ!』
卯月『わ、私達のトークが…、如何せん金銭面の豊かさをアピールしたばかりに…!』
菜々『カウンターとばかりに、人間性の豊かさをぶつけてきましたね……』
李衣菜「へへーん! お金じゃ友達や仲間は買えないんだからッ!!」ドヤッ
鈴帆「うんうん、346の懐は深いたい……薫しゃんも嬉しそうで何より……」
鈴帆「……」
鈴帆「……シンしゃん。ウチは7610で過ごした事もあるから、シンしゃん達の優しさも充分知っとるばい。けど…」
鈴帆「今は良きライバルとして、薫しゃんやCチームの泰葉しゃんとの帝都で、一緒に頑張っているたい!」
鈴帆「ウチは帝都グループも346プロダクションも大好きたい!」
シン『き、貴様ら…ッ!! 先程から聞いていれば…、やれ仲良しだ、やれ仲間だ、やれ大好きだと、頭が腐る様な綺麗事を並べおって…!!!』
文香『し、シンさん……、それ、完全に悪党の側の台詞回しです……』
シン『ならば俺も言ってやるぞ!!!』
シン『ケンシロウッ!!』
シン『俺はッ、お前がッ!!』
シン『大好きだッッ!!』ガタッ
菜々『!!?』
未央『(し、しまった…!!)』
瑞樹『お、おおっとぉ? ここでいきなり告白ですか?』
瑞樹『これは流れ的にライクなのか? それとも………』
シン『何故一言も喋らない!! 言い返してみろケンシロウ!!!』
ケンシロウ「……」
●安価
ケンシロウの返事(無言可)
↓2
ケンシロウ「……」
シン『……っ!』ドキドキ
瑞樹『さ、さあ……会場が異様な静けさに包まれましたが……返答は如何に…?』
ケンシロウ「……」
ケンシロウ「…誰だ、貴様……」
シン『!?』ブシュゥッ
ケンシロウ「知らん男に馴れ馴れしく名を呼ばれると……腸が煮え繰り返る」
シン『!!!!』ガタッ
ケンシロウ「ロン毛で言う寄る変態など、害悪その物でしかない…」
シン『な…!! にぃ…!』ガクガク
シン『け、ケンシロウ…、いや、ケン! お、俺だ! 殉星のシンだっ!』プルプル
ケンシロウ「……」
シン『じゃ、じゃあ、か、髪切るから…、切るから俺の事を…ッ!』
ケンシロウ「………失せるがいい」
シン『け、ケ………』ガクッ
バターン!
瑞樹『……』
瑞樹『え、えーっとぉ…』
李衣菜「」
雫「ど、どうしちゃったんですか~???」
薫「ねえねえ、何であの男のひと、急に倒れちゃったの~??」
鈴帆「……」
瑞樹『で、では、一人欠けましたが、引き続きトークチームD対トークチームCのトークバトルに移りますっ……』
======
【トークチームC】
桃華「し、シンちゃま……」
サウザー「まだ1巡目なのにシンが天に還ったか。どうしたら、あそこまで道化に身を窶す事が出来るのか、むしろ教えて欲しいものだ…」
レイ「分からん…。もう馬鹿としか言いようが無いな…」
桃華「全部で4巡目までありますのに……。まあ、途中で復帰するでしょう」
レイ「精神が壊れて会話すらままならんかもしれんがな」
幸子「……さて」
幸子「トークは『7610プロの1日』でしたか?」
泰葉「どうしますか? 変えてもそのままでも、今回はどちらでもいい気がしますが…」
サウザー「ふぅん…? しかし、ここで題材を消費するのも、些か勿体無い」
サウザー「よし……では、日野茜の絶妙な指示を見てやろう。それに俺がワンポイント加えて魅力溢れるトークをだな…」
●安価
日野茜のカンペ
1.話題を変える(内容自由)
※コンマ奇数で成功
2.話題を変えない(カンペ内容記載)
↓2 (※数字を明記!!)
━━━━━━━━━━━━━━━
『特に無し! 気合でファイトですッ!』
━━━━━━━━━━━━━━━
茜「っっっ!!!」フンフン
サウザー「……」
サウザー「どうやら、奴にまともな指示を期待したのが間違いだったか…」
レイ「では、話題はそのままで行こう。ポイントは稼げそうだ」
桃華「そうですわね。いきなり勝負に出る事は無いですもの」
瑞樹『トークチームC、スタンバイ良いですかーっ??』
サウザー「さて初陣だ。張り切って行こうじゃないか!!」
サウザー「フハハハハ!!」
=======
【1順目】
【トークバトルD対C】
【トークチームC:トーク開始】
サウザー「えー…、まず先程、チームDが語っていた、我がプロダクションの1日ですが…」
瑞樹『お! 社長自ら来ましたね! アレは流石に盛り過ぎたカンジでしょうか??』
サウザー「全て、事実であります」
瑞樹『………』
瑞樹『えっ!?』
桃華「!?」
幸子「はえ!?」
未央『』
卯月『(あわわ…!)』
菜々『(と、取り返しのつかない事を…!)』
文香『…』
泰葉「(ほ、本当かな……)」
レイ「(十時愛梨か……)」
サウザー「我がプロダクションは設立からまだ日も短いが、その経験の浅さをカバーして余りある…!」
サウザー「充実した絢爛な設備ッ!! アットホームな職場環境ッ!! 有能な人材を多数抱えて、後ろめたい事を抱えることなど無くッ!!」
サウザー「最新鋭の技術とノウハウを活かし企業研究に取り組み!! 日々切磋琢磨し向上する姿勢を見せている!!!」
サウザー「そして今は、南斗DE5MENを筆頭に、業界トップに席巻すべく、急成長を遂げている!!」
サウザー「あの346など、最早取るに足らんと呼べるほどの実力を兼ね備えるまでに至った!!」
サウザー「先程のトーク内容も、俄かには信じ難いであろうが、紛れも無い事実ッ!!」
瑞樹『い、言い切りました!! 潔いッ!!』
未央『良いんだね!? それで本当に良いんだねッ!?』
レイ「そんな我がプロダクションの1日……先程は、アイドル目線であったが…」
サウザー「俺達チームCは、アイドル兼プロデューサー視点の…、プロデューサー側に重きに置いて、語って行こうか!」
サウザー「まずは起床ッ!」
サウザー「けたたましく鳴り響く聖帝十字稜形目覚まし時計を粉砕し、カーテンの向こうの眩い朝日を目視します!!」
サウザー「今日も良い朝ッ! 感謝の天翔十字鳳ッ!!!」
卯月『ぐ、具体的過ぎる!!』
菜々『その目覚まし時計、刺さりませんか!? 結構痛そうじゃないですかッ!?』
レイ「その後、床下にあるキノコの成長具合を確認します」
サウザー「!?」ガタッ
サウザー「き、貴様は黙っていろッ!! 俺が1日を語るのだ!!」
文香『(と、トーク内容が、どんどんズレて行く……)』
卯月『(ひええ……!)』
●安価(重要?)
選択
1.サウザーが語る『7610プロダクションの1日』
2.レイが語る『7610プロダクションの1日』
↓2
サウザー「フンッ!」
バキィ!
レイ「ぐっ…!」ガクッ
サウザー「フフフ…、トークバトル勝利だ。俺が喋らせて貰うぞ!」
瑞樹『バトルって、そういう物理的な闘いでは決して無いので、物騒な事はやめて下さい』
サウザー「朝食ッ!!」
瑞樹『(聞いてない…)』
サウザー「フルーツグラノーラの中の、ドライフルーツなどを厳選して食べますっ!!」
桃華「け…、健康思考ですわっ…!!」
幸子「けど厳選はダメでしょう!?」
サウザー「出社ッ!」
サウザー「プロダクション兼我が家なので、通勤距離0です!!」
サウザー「近日女子寮を改装予定! 今なら敷金0です! 勿論通勤距離も1キロ圏内!」
菜々『アレっ!? 寮なのに敷金取ってたんですか!?』
卯月『というかその流れだと、サウザーさんが近くに住むって事ですよね…』
サウザー「……」
サウザー「不満?」
卯月『!!! い、いいえっ! そういう事じゃないですっ!!』
サウザー「仕事中にも、そのユーモアなセンスとカリスマ性が光り、社員からの信望も厚い…!」
サウザー「社員はこう語るのである。『見た目は怖そうで不安でしたけど、実は、とても明るい人で、厳しさの中にふと時折覗かせる優しさが、ボクらの心を掴んで離さない………そして、非常に感性豊かで面白い』…と」
サウザー「まるで兄貴分…、いや父、いや……まるで王のような貫録であると!!」
文香『………』
サウザー「経営理念、方針ッ!!」
●安価
経営理念、方針
↓2
サウザー「退かぬ!媚びぬ!省みぬ!!」
サウザー「常に制圧前進の姿勢で上を目指す!」
サウザー「これが我が聖帝軍軍規の中で最も遵守すべき項であり、我が人生のモットーだ!!」
瑞樹『おおー…、なんかソレっぽい事を言ったんだか、言ってないんだか…』
サウザー「社員全員にも言えることだ!」
サウザー「退かぬ! 自分の意志を殺さず積極的に意見し!」
サウザー「媚びぬ! 相手の顔色を伺わず常に強気で!」
サウザー「省みぬ! 自分を恥じず、したたかで在ると言う事だ!!」
泰葉「!」
泰葉「(それは……この間、レイさんが言っていた事と同じ…)」
泰葉「……」
泰葉「……じゃあ、7610プロダクションのアイドルは、しっかりと意見を社長に言って、自分の意志で満足に活動をしているんですか?」
サウザー「意見は許さん!! 俺は蟻の反逆すら看過せぬッ!!」
泰葉「エッ!?」
瑞樹『言っている事が矛盾してますよぉ…』
瑞樹『……いえ、例え自分の意見をしっかり持っても、全部結局は、社長さんに粉砕されると言う事でしょうか???』
泰葉「??????」
●安価
新密度+
↓1
★新密度 1622→1704/2000
=======
【1巡目終了】
瑞樹「はい、それでは1巡目のトークバトル、終了ですっ!」
瑞樹「チームDのトーク内容は『プロダクションの1日』という事でした!」
瑞樹「チームDは、自分のプロダクションの豪華絢爛さを、これでもかという程、仰々しく語っていましたね」
瑞樹「対して、トークバトルを指名されたチームBとチームCですが…」
瑞樹「チームBは打って変わって『プロダクションの仲良しさ』を猛烈アピール!」
瑞樹「量より質、お金より友情、という事を訴えたかったんでしょうか? しかしこれがまた、効果はてき面でしたね!」
瑞樹「文字通りトークバトルでノックダウンしたシンさんは、次の巡目から復帰しますから、ご安心ください!」
瑞樹「そして、チームCは、真っ向から勝負して行きましたね!」
瑞樹「チームDを上回るインパクトのトーク……インパクト言っても、少し次元がズレてましたが…」
瑞樹「それでも、チームCの存在感をアピールするには充分だったと評価できるでしょう!」
瑞樹「それでは、ポイント加算に入りますっ!」
瑞樹「会場の皆様は、お手元のボタンで、好きなチームにご投票くださいっ♪」
●安価
基本題材『プロダクションの1日』
ポイント加算
1.トークチームD:(+50)
2.トークチームB:(×2)
3.トークチームC:(+40)
↓1.2.3
★ポイント
トークチームD:133
トークチームB:24
トークチームC:73
瑞樹「さあ、ポイントが出揃いましたッ!」
瑞樹「どうでしょうか! 私の総評とは違い、チームDがチームCを上回りましたね…」
瑞樹「そしてチームBのポイントの伸びが芳しくないっ!?」
瑞樹「これは会場の評価は、『和気藹藹とした馴れ合いなんぞに興味はねえ!!』ってトコロでしょうか?」
瑞樹「この会場のムードや傾向を掴み、トークに活かす事が、ポイント大量ゲットに繋がりそうですね~」
瑞樹「ですが、チームBの皆さん! 安心して下さい!」
瑞樹「お待ちかね!」
瑞樹「ポイント横取りチャンス! 開催でーす!!」
パチパチパチパチ!
瑞樹「ただのトークだけでは、簡単に勝利を制することは出来ないのが、今回の『トークバトルショー』!!」
瑞樹「それでは、応援アイドルの4人は前へお越しくださーいっ!」
トキ「……」
仁奈「ゲームでやがりますか? 仁奈、頑張るですよー!」
茜「さあ! ストレッチはバッチリですよっ!!」
イヴ「ふふっ、一体何をするんですか~??」
瑞樹「さあ、気合十分ですねー。結構退屈でしたか?」
瑞樹「今回のゲームは、コチラですっ♪」バッ!
●安価
ポイント横取りチャンス
『ゲーム内容』
1.二者択一アンケート
2.北斗の拳クイズ
3.アイドルマスタークイズ
4.シンデレラガールズクイズ
5.その他(内容自由)
↓2
今日はここまで。いつになるかわからんがまた次回
今日もゆっくり書いていきます。初っ端からクイズに入ります
★ポイント(訂正)
トークチームD:138
トークチームB:24
トークチームC:73
瑞樹「今回のゲームは『シンデレラガールズクイズ』~っ☆」
パチパチパチパチパチ!
瑞樹「応援の4人には、『シンデレラガールズ』のクイズを3問出題しますので、早押しで答えて貰います」
瑞樹「『かんたん』『ちょいムズ』『激ムズ』といった具合に、問題は後からどんどん難しくなっていくので、頑張ってお考え下さいっ」
瑞樹「見事正解した方のチームには、正解ポイントに加え、他の1チームからのポイントを横取り出来ます!」
瑞樹「それでは早速言ってみましょう! 第一問っ♪」
『第1問(かんたん)』
『ゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ」にて、チュートルアルである、原宿ステージの衣装コンプアイドルは誰??』
1.赤西瑛梨華
2.松永涼
3.輿水幸子
4.渋谷凛
5.前川みく
●安価
解答者はコンマで決定(状況により変動)
コンマ00~24:チームA
コンマ25~49:チームB
コンマ50~74:チームC
コンマ75~99:チームD
『解答』
↓2
ピコン!
茜「ハイッ! 私、良いですかね!!」
瑞樹「お、では茜ちゃん! 大きな声で答えをどうぞっ♪」
茜「答えは『5』! 『前川みく』さんですね!!!」
ブッブー!
茜「!!」
瑞樹「残念! 不正解ですっ…!」
瑞樹「結構かんたんな問題だと思ったのですが……少し紛らわしかったですかね??」
瑞樹「正解は2『松永涼』です。ロッキングスクールの衣装はカッコいい彼女に抜群にマッチしていました」
瑞樹「多分、前川みくと答えた方は……、問題文を最後まで読まなかったのかな…?」
瑞樹「『前川みく』は確かに原宿エリア所縁のアイドルですが、彼女は衣装コンプ特典ではなく、ステージのライバルアイドルとして登場しますね」
瑞樹「今回は残念ながらポイントの変動はありません! 次の問題に期待しましょう」
茜「ああ……、み、皆さん! 面目ないです…!!!」
サウザー「……」
サウザー「……」ボキボキッ
幸子「あ、茜さん! 勢いはバッチシでしたから、次はしっかり正解をお願いします!」
瑞樹「さて、茜ちゃんも引き摺らないで、気を取り直して参りましょうか」
瑞樹「変動は無かったですが、もし正解した場合は正解ポイントに加え、1チームからポイントを横取り出来ますよ!」
瑞樹こういった感じでポイント横取りチャンスは行われるので、しっかりと流れを掴んで下さいね♪」
瑞樹「さあ、それでは次に参りましょう。 第2問っ!」
『第2問(ちょいムズ)』
『ゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ」において、イベント「アイドルプロデュース」内で、まだコミュニケーション対象になっていないアイドルは??』
1.土屋亜子
2.佐久間まゆ
3.東郷あい
4.二宮飛鳥
5.原田美世
●安価
解答者はコンマで決定(状況により変動)
コンマ00~24:チームA
コンマ25~60:チームB
コンマ61~69:チームC
コンマ70~99:チームD
『解答』
↓1
ピコン!
仁奈「はいっ! 仁奈でいいですかー??」
瑞樹「大丈夫ですよっ、答えをどうぞ!」
仁奈「答えは『2』の『佐久間まゆ』おねーさんでございます!」
ピンポーン!
瑞樹「正解♪ 仁奈ちゃんお見事!」
仁奈「皆さん、仁奈、やったでごぜーますよ!」
瑞樹「えー、佐久間まゆちゃんは、中間報酬として登場した事はあるものの、実際のコミュニケーション対象として選ばれた経験は、まだありませんでしたね」
瑞樹「では、正解した仁奈ちゃんのトークチームBには正解のした暁に20ポイントを加算し、そして…!」
瑞樹「さぁて、どのチームからポイントを横取りしましょうか??」
●安価
ポイント横取り(20ポイント)
コンマ奇数:チームD
コンマ偶数:チームC
↓1
瑞樹「それでは、チームCから20ポイントを横取りし、チームBには計40ポイントの加算が為されます」
★ポイント
トークチームD:138
トークチームB:64
トークチームC:53
瑞樹「それにより、チームBが僅かにチームCを上回りました! それでは、最後の問題に移りましょうっ」
サウザー「ぬぐぅ…!」
サウザー「問題は不正解、挙句ポイントは搾取される! 踏んだり蹴ったりではないかッ!!」
茜「ご、ごめんなさい…! こ、今度こそしっかりやって見せますので…!!」
サウザー「ぬ、ぬうう…!!」
瑞樹「1問目は『かんたん』、2問めは『ちょいムズ』…、そして最後の3問めは『激ムズ』でございまぁす♪」
瑞樹「加点も横取りポイントも大きいので、張り切っていってみましょうっ☆」
瑞樹「最後の問題は、コチラっ!」
『第3問(激ムズ)』「
『アニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ」の11 話にて、多田李衣菜が前川みくの部屋に持ち込んだヘッドホンで、「確実に」当てはまらない物は??』
1.MAD CATZ TRITTON Kunai Universal red
2.AKG Q701 green
3.YAMAHA HPH-PRO500 blue
4.SONY MDR-1A silver
5.Beats by Dr.Dre Sutdio white
●安価
解答者はコンマで決定(状況により変動)
コンマ00~29:チームA
コンマ39~50:チームB
コンマ51~70:チームC
コンマ71~99:チームD
『解答』
↓2
ピコン!
イヴ「はぁい♪ 私ですかぁ?」
瑞樹「どうぞ! イヴちゃん、分かるかな??」
イヴ「答えは『1』の『マッドキャッツ』の……『赤色』のヘッドホンですか?」
ピンポーン!
瑞樹「大正解っ!! こ、これはお見事ですっ!!」
イヴ「ふふっ、たまたまですよー♪」
瑞樹「実はこの激ムズ問題……、一見『は?』『イミフ』『答えさせる気ないだろww』と思うかもしれないんですが…!!」
瑞樹「選択肢自体に、大ヒントが隠れている事に、皆さん気付いたでしょうか??」
瑞樹「気付けなかった人は、もう一度アニメ11話を見直してきましょうっ♪ 一瞬で分かるハズっ」
瑞樹「では、正解したイヴちゃんのチームDは、30ポイントの加点と、そしてどこからポイントを横取りしますか?」
●安価
ポイント横取り
(30ポイント)
コンマ奇数:チームB
コンマ偶数:チームC
↓1
瑞樹「チームCですね! 了解です!」
瑞樹「結果、チームCから30ポイントを横取り、計60ポイントがチームDに加算されました!」
★ポイント
トークチームD:198
トークチームB:64
トークチームC:23
瑞樹「大きく変動がありましたね。チームBがチームCを抜いたものの、以前と大きな差がチームDとの間に立ち塞がっています!」
瑞樹「ですが、まだトークタイムは3回、3巡ありますので、希望を捨てないで行きましょう! 2巡目のトークバトルに突入します」
瑞樹「以上で、今回のポイント横取りチャンスは終了します。次回は2巡目の後に、またお会いしましょう♪」
サウザー「……」
桃華「案外、軽視してはイケないゲームでしたわね……、特に、3問目に答えられたのが痛手でしたわ」
泰葉「だ、大丈夫です! まだ挽回のチャンスはありますから!」
レイ「我らの順番は最後だ。そこで大いに盛り上げて行こうじゃあないか」
泰葉「お、お願いしますよ? レイさん…」
レイ「当然だ。妹の手前、情けない姿を見せるワケにはいかんからな」
泰葉「あ、あはは……」
======
(トークチームA)
ヘレン「さあ、私達のターンね」
凛「うん。どうするの? トーク内容…」
真奈美「先程のチームは自分達に有利な題材で展開していたね。李衣菜達は果敢に題材を変えて挑んだモノの…」
真奈美「どうやら墓穴を掘ったようだ。会場の諸君は、刺激ある情報に飢えているらしい」
愛梨「そうですね……、私達も一応題材を準備していましたが、チームDは何もアクションを起こしませんでしたね」
凛「使いドコロを見出せなかったんじゃないかな? 多分…」
ほたる「う、ううん……想像していたより、難しいですね…」
瑞樹『トークチームA、そろそろ開始しますよ~?』
ヘレン「まあ、万事は成るように成る。方向性が不明な時は、一旦流れに身を任せ、チャンスを物にしましょう」
ほたる「は、はい……お任せします…」
凛「ほたるも頑張るんだよ。いい?」
●安価(重要)
トークチームAの『トーク内容』
↓2
凛「私達の題材は……『創作料理』だったね」
ほたる「は、はい……ですが……コレは……」
真奈美「任せてくれ。私とヘレンで大方はカバーしよう」
愛梨「私も、及ばずながら、微力を尽くしますっ!」
ヘレン「オーケー! いつでもいいわ」
瑞樹『大丈夫のようですね、ではチームA、スタンバイお願いします』
ヘレン「さて、彼は何か言っているかしら?」
凛「?」
●安価
トキのカンペ内容
↓2
━━━━━━━━━━━━━━━
『失敗談を多めに織り交ぜる事』
━━━━━━━━━━━━━━━
トキ「……」スッ
凛「(失敗談か……確かに、これならあまり料理に向かない人でも会話に入れる…)」
真奈美「(成程。非常に良い指示だ)」
ほたる「(失敗談なら、私でもたくさん語れます…!)」
ヘレン「(素直に従うとするわ。完璧すぎるだけじゃあツマラナイ……より親近感を出すためには、そういう内容も必要ね)」
瑞樹『行ってみましょう! トークスタート!』
=======
【2巡目】
【トークチームA:トーク開始】
真奈美「私は最近、創作料理というものを、空いた時間によく考えているんだ」
瑞樹『はい、真奈美さんの趣味は、確か料理だと伺っています』
真奈美「ああ、御存じだったか。それは嬉しいね」
凛「でも創作料理って……一から自分で考えるんですよね? 私にはとてもじゃないけど出来ないかな…」
真奈美「いや、そう苦手意識を持つのは良くないよ? 私はよくレッスンのために、レモンの蜂蜜漬けとかを良く持って行くんだが…」
愛梨「真奈美さんの料理、凄く美味しいんですよっ♪ その蜂蜜漬けも前に御馳走になりました!」
真奈美「だが、普通じゃあ代わり映えしないと感じてね…。以前、その中にあるものを入れてみたんだ」
瑞樹『ほほう? 「あるもの」ですか?』
●安価
『あるもの』
↓1
真奈美「プロテインさ」
瑞樹『ぷ、プロテイン!?』
真奈美「蜂蜜漬けは本来砂糖を加えたりもするだろう? それの代わりと思って、無味のプロテインを混ぜ込んでみたが…」
真奈美「普通に失敗だったよ。筆舌に尽くし難い不気味な味になったな」
ほたる「ま、真奈美さんも…、失敗する時はあるんですね…」
真奈美「それはそうさ。特に、創作料理なんて代物は成功と失敗なんて、見る人によっても紙一重だからね」
ヘレン「創作料理とは己の個性を詰め込み完成させる物……。言うなれば、個性と既存レシピのハーモニーといったトコロかしら?」
凛「じゃあ……卵かけご飯に味の素を加えるのも、創作料理?」
ヘレン「勿論よ。私ならそこにチーズでも掛けてリゾット風にするわ」
ほたる「それ…、お、美味しそうですね」
瑞樹『私なら、天かすでも掛けるかなー? 昔ある番組で、卵かけご飯だけで生活する番組とかもやってたわよね~』
愛梨「でも、お店で食べる創作料理って、結構美味しそうな物が多いですよねー♪」
真奈美「うん。その地域の名産をふんだんに盛り込んだり、やはり創作という事で、自由に食材を使用し、既存の形に囚われないという点で…」
ヘレン「斬新な見た目が目を引く物は多いわね。シェフの腕の見せ所よ」
凛「そう言われたら……考えるだけで、楽しそうだね。自分の好きに食材を組み立てるっていうのは…」
真奈美「そうだな。だから苦手意識を持つより、まずは何でもいいから、完成像ではなく食材を思い浮かべ、それを自分ならどう利用するか、どうアレンジするか…」
凛「ん……、私なら…」
●安価
凛が思い浮かべた食材
↓1.2.3.4.
凛「チーズと明太子、イナゴとイチゴを使って、何か出来るかな?」
真奈美「(……)」
ヘレン「ユニークなラインナップね。酒の肴ならば何か出来そうではないかしら」
真奈美「…うん。私は精力剤が思い浮かんだよ。創作料理とは、かくも個人の力量と想像次第だから、他人が水を刺す物ではないがね」
凛「そうだなあ……、ちょっと根幹の食材が足りなかったかな…?」
ほたる「そ、そもそも……、イナゴって、食べれるんですか??」
ヘレン「ええ。東日本では佃煮や郷土料理として知られてるわ。ただ、世界広しと言えど、イナゴを食べる地域は限られるみたいよ」
真奈美「昆虫食などは特にアジアで盛んだ。私もアメリカに居た頃は揚げたセミを食べた事があるよ」
瑞樹『うげっ……せ、セミですか…』
愛梨「そういう食べられるか否か…、という点も、創作料理には当てはまるんですか??」
真奈美「良い事を言うね。勿論だとも」
真奈美「特に魚の部位や、果物の皮だね。栄養価の高い物をそのまま食する料理もあれば、苦みや風味のアクセントとして添える物もある」
愛梨「へええ、勉強になります…」
瑞樹『さあ、創作料理談議に花が咲いてきましたが、そろそろこの題材に関して、他のチームにカメラを向けてみましょうか!』
ヘレン「そうね。では私が指定するわ」
●安価
チームAのトークバトル指名チーム
コンマ00~33:トークチームB
コンマ34~66:トークチームC
コンマ67~99:トークチームD
↓1.2
BとCで決定。一旦間を空けます。再開は22時から。
再開します
ヘレン「身内のプロダクションであるチームBと、南斗のチームCにお相手願おうかしら」
瑞樹『了解です。ではまず、チームBとのトークバトルをお願いしましょう!』
瑞樹『チームBはスタンバイをお願いします、その次はチームCです』
======
(トークチームB)
李衣菜「私達かぁ……」
雫「手強い所が来ましたねー、ここは無難にヘレンさん達に合わせますか?」
上田「気をてらって、相手の予想外の題材を持って行くのも手だと思うたい!」
雫「確かに、この題材は完全に向こうの土俵って感じがしますねー…」
李衣菜「ヘレンさんと木場さんが強敵すぎ……! 出来れば、敵に回したくはなかったな…」
薫「うーん…、かおる、料理はあんまりやったことないよ??」
李衣菜「大丈夫っ! もしその題材でも、私達で全力でカバーするから!」
李衣菜「ね? ケンさん?」
ケンシロウ「……」
ケンシロウ「ああ、任せておけ」
李衣菜「は、はい…。たまに振るかもしれないけど、頼りにしてます…」
ケンシロウ「……仁奈を見ろ」
雫「あ、カンペですかー?」
上田「今回はどうするっちゃ、仁奈しゃんも何かあるんかね…?」
●安価
市原仁奈のカンペ
1.話題を変える(内容自由)※コンマ奇数で成功
2.話題を変えない(カンペ内容記載)
↓2 (※数字を明記!!)
━━━━━━━━━━━━━━━━━
『がんばるです!』
━━━━━━━━━━━━━━━━━
仁奈「~~~♪」ワクワク
ケンシロウ「……」
雫「よ、よぅし! 頑張りましょう~♪」
李衣菜「そ、そーだね。話題は取り敢えずこのままで行こう」
李衣菜「そこまで料理に疎いってワケでもないしね、私達…」
鈴帆「任せんしゃい! ウチのオリジナリティ溢れるセンスを爆発させるたいっ!」
薫「がんばろ~! おぉーっ♪」
=======
【2巡目】
【トークバトル A対B】
【トークチームB:トーク開始】
鈴帆「創作料理まではいかんかもしれんけの、ウチもちょっとかじった知識はあるばい!」
瑞樹『お! 上田鈴帆ちゃんは…、ええと…』
瑞樹『そうだ! 確か福岡出身でしたよね。福岡と言えば…?』
鈴帆「ラーメンや明太子を思い浮かべる人が多いばってん、色々と独特な創作・発祥の料理があるたい!」
木場『福岡ならば…』
鈴帆「??」
木場『饅頭、うどん、ういろうなどがメジャーかな? お土産で買ってくる人も多いと聞く』
ヘレン『創作料理の一端に、一風変わったうどんが挙げられるわね。確か、焼きうどんは発祥がソコだったかしら…』
木場『ああ、そうだ! 以前骨休めで、二日市温泉に行った時に食べたホルモン入りのソレは美味しかったよ。ただ、うどんの麺をバンズにしたのは少し斬新だったな。あれも創作料理と言えばそうだが…』
ヘレン『あと有名な料理が「がめ煮」と言ったわね。筑前煮に瓜二つだけど、流石は煮物と言えば本場福岡のオリジナリティ。渾然一体となったパーフェクトな味付けが私の心の芯を揺さぶったわ』
鈴帆「……」
鈴帆「…く、詳しいっちゃね…」
李衣菜「(ま、マズい!!)」
雫「(話をさせてくれないっ…!)」
李衣菜「(このままじゃ、ペースが持ってかれるっ!)」
●安価
創作料理に関して(題材変更はNG)
『リーダー多田李衣菜の取っ掛かり』
↓2
※(>>511 訂正)
━━━━━━━━━━━━━━━━━
『がんばるです!』
━━━━━━━━━━━━━━━━━
仁奈「~~~♪」ワクワク
ケンシロウ「……」
雫「よ、よぅし! 頑張りましょう~♪」
李衣菜「そ、そーだね。話題は取り敢えずこのままで行こう」
李衣菜「そこまで料理に疎いってワケでもないしね、私達…」
鈴帆「任せんしゃい! ウチのオリジナリティ溢れるセンスを爆発させるたいっ!」
薫「がんばろ~! おぉーっ♪」
=======
【2巡目】
【トークバトル A対B】
【トークチームB:トーク開始】
鈴帆「創作料理まではいかんかもしれんけの、ウチもちょっとかじった知識はあるばい!」
瑞樹『お! 上田鈴帆ちゃんは…、ええと…』
瑞樹『確か福岡出身でしたよね。福岡と言えば…?』
鈴帆「ラーメンや明太子を思い浮かべる人が多いばってん、色々と独特な創作・発祥料理があるたい!」
真奈美『福岡ならば…』
鈴帆「??」
真奈美『饅頭、うどん、ういろうなどがメジャーかな? お土産で買ってくる人も多いと聞く』
ヘレン『創作料理の一端に、一風変わったうどんが挙げられるわね。確か、焼きうどんは発祥がソコだったかしら…』
真奈美『ああ、そうだ! 以前骨休めで、二日市温泉に行った時に食べたホルモン入りのソレは美味しかったよ。ただ、うどんの麺をバンズにしたのは少し斬新だったな。あれも創作料理と言えばそうだが…』
ヘレン『あと有名な料理が「がめ煮」と言ったわね。筑前煮に瓜二つだけど、流石は煮物と言えば本場福岡のオリジナリティ。渾然一体となったパーフェクトな味付けが私の心の
芯を揺さぶったわ』
鈴帆「……」
鈴帆「…く、詳しいっちゃね…」
李衣菜「(ま、マズい!!)」
雫「(話をさせてくれないっ…!)」
李衣菜「(このままじゃ、ペースが持ってかれるっ!)」
●安価
創作料理に関して
『リーダー多田李衣菜の取っ掛かり』
↓2
李衣菜「(よおし……突っ込む…、いや、ツッコむぞ…!)」
李衣菜「へ、ヘレンさんっ!」
真奈美『ん?』
ヘレン『ワッツ?』
李衣菜「先程、木場さんは自身の創作料理に関して少し触れてましたが、ヘレンさんはどんなレパートリーがあるんですか??」
ヘレン『あら…?』
李衣菜「?」
ヘレン『こっちに話させてくれるのね……。オーケーよ』
李衣菜「!!!」
雫「(あ、あぁぅ………)」
ヘレン『私の創作料理のモットーはパーフェクトよ。味や栄養バランスは勿論、料理の調和に欠かせない見た目の美しさで完成度を高める』
李衣菜「は、はい…」
李衣菜「(ぼ、ボロを出して下さい……、お願いします…)」
鈴帆「…」
ヘレン『レパートリー…、だったわね? 創作料理なのだから、基本は国や種別のカテゴリーに囚われない…、と言いたいけど……』
ヘレン『先程も私が述べた通り、創作料理とは、個性と既存レシピのハーモニー。先人の知識を拝借して、そこから個性を乗せてオリジナルに昇華させるのだけれど…』
ヘレン『それは即ちオリジナリティでは無く、他人の努力の上澄みを掬い取るが如くの卑しい暴挙……、と笑うかしら?』
李衣菜「い、いいえ……素晴らしいと思いマス」
ヘレン『当然、和洋中伊仏…、様々に組み合わせるわ。それだけで既に創作と言えるもの。国境を越え、様々な食材が皿の上で踊る様な…』
ヘレン『最近作った物を列挙すれば、カツオのたたきのブルスケッタ、小海老とレンコンの和風シーザーサラダ、海鮮や肉をふんだん使いトマトやアンチョビをアクセントにして彩り豊かに飾ったケーキ寿司、餃子の皮と3種のチーズを使った簡単なラビオリ、豆腐と煎り胡麻とささみで和風に仕立て上げたヘルシーパスタ……』
ヘレン『あとは……』
李衣菜「………」
●安価
リーダー多田李衣菜のツッコミ
↓2
李衣菜「あ…」
ヘレン『?』
李衣菜「朝とか寝る前とか、時間に余裕がない時にも……、それだけ手の込んだ物をご自身の手で?」
ヘレン『何を言っているの?』
李衣菜「え…」
ヘレン『余裕が無い? 余裕があるから作るのよ。むしろこの程度なら、まさに朝飯前。例え余裕が無くても作れるわ』
李衣菜「」
ヘレン『プロならば、しっかりとスケジュールの中に余裕を組み…』
ヘレン『楽しみを見出すのよ。無駄のない余裕……ってヤツかしら』
ヘレン『まあ、これはほんの趣味の一環。あらゆる芸を嗜んでこそ、世界レベルなの…』
ヘレン『おわかりかしら?』
李衣菜「ふぁ、ふぁい…」
雫「(か、勝てない……あらゆる面で……)」
薫「ヘレンおねえさん、なんかカッコいい~…!」キラキラ
李衣菜「そうだね……ロックだね……」
鈴帆「むぎゅう……」
瑞樹『……』
瑞樹『それではここいらで切り上げたいと思います。次のトークバトルに移りましょう!』
========
(トークチームC)
幸子「……っ!」
幸子「あ、あのチーム、ヤバイですよ! 滅茶苦茶大人気ない…!!」
サウザー「フン…、ヌルい馴れ合いなんぞ求めていない。だから『トークバトル』なのであろう?」
幸子「そ、そうですけど…」
泰葉「まさにマシンガントークでしたね。相手に話す隙を与えないと言うか…」
レイ「完全に封殺に掛かってたな。何だアイツは……?」
桃華「ヘレンさんは個性の塊のような女性ですからね。厳しい相手になりますわ」
サウザー「だが創作料理と言えば、コチラにも絶好のカードがあるではないか!」
レイ「まあ……確かに、あると言えばあるが…」
サウザー「要は、奴らの口さえ止めればこちらの勝機はあるのであろう?」
桃華「……それか、ヘレンさんか真奈美さん以外に話を振れば、あるいは……といった所かしら?」
サウザー「フフフ……相手にとって不足は無い。奴らには、血と硝煙香る修羅場を潜り抜けた、この聖帝の話で黙らせてやろう!」
●安価
日野茜のカンペ
1.話題を変える(内容自由)※コンマ奇数で成功
2.話題を変えない(カンペ内容記載)
↓2 (※数字、内容を明記!!)
━━━━━━━━━━━━━━━
『創作料理サークルの力を、見せつけてやりましょう!!』
━━━━━━━━━━━━━━━
茜「っっっ!!」キラキラ
サウザー「フフフ…! まさしく我らに打って付けのカードだな!」
サウザー「見ておれ、日野茜よ…! この聖帝のイチゴトークで奴らの度肝を抜いてやろう!」
レイ「(さて、どうなるか…)」
泰葉「(い、イチゴトーク…???)」
幸子「(なるほど、あの時の活動が活きる時ですね!)」
=======
【2巡目】
【トークバトル A対C】
【トークチームC:トーク開始】
レイ「創作料理と言ったが……」
レイ「我がプロダクションでは『創作料理サークル』というコミュニティがあるのだ」
瑞樹『創作料理サークル? ま、まさにドンピシャですね…』
瑞樹『(また作り話かもしれませんけど…)』
真奈美『そちらでは、そう言った社内活動も盛んなのですか?』
サウザー「無論だ。仕事以外に、趣味などの余暇活動に取り組み、社員の活力充実に精を出している」
愛梨『へえ、良いですね♪』
凛『ウチにはそういうの、あまり無いよね…』
サウザー「当然ですね。一流で世界レベルのプロダクションですから」
ヘレン『…!』
ヘレン『それならば、さぞ素晴らしい活動を執り行ったのかしら?』
サウザー「フフフ…、そう慌てるな。我が社の素晴らしさを、これから余す事無く貴様らに語り聞かせてやる」
サウザー「『創作料理』…、俺が以前に作ったのは『哀』をテーマにした物だ」
真奈美『あい? 喜怒哀楽の方ですか? それとも愛情の方…?』
サウザー「前者だ」
真奈美『へえ…』
サウザー「食は生命維持の営みであるという基本に立ち返り、その根底の部分にある弱肉強食の世界の犠牲や激烈、無情、そして生命への奉謝…!」
サウザー「つまり『料理』と言う物は、命の慈しみと殺伐な闘争の上で成り立つ、矛盾を孕んだ悲哀すべき哲学的な代物である…!」
ヘレン『随分と重いテーマを念頭に置いているのね』
幸子「いえ、それはあくまで、その人だけのモットーであって…」
サウザー「!!」
サウザー「こ、この俺の料理哲学に異を唱える気か! 貴様…ッ!!!」
●安価
1.サウザーが語る創作料理
2.輿水幸子が語る創作料理
↓2
サウザー「……」
サウザー「輿水幸子……、俺が話すから」
幸子「でも、ボクもあの場に居ましたし…」
サウザー「俺が」
サウザー「話すから」
幸子「は、はい…ドーゾ…」
サウザー「その時に4つの班に分けてイチゴ料理を作ったのだが、これがまた、俺以外の班は全く創作料理という代物が分かっておらん」
凛『い、イチゴ料理??』
真奈美『それは、先程の価値観に基づいてですね?』
サウザー「ぜんっぜん、センスの欠片もない。全員が糞にも劣る作品を作りおって…」
幸子「い、言い過ぎです! 最低評価は一体誰だったか、もう忘れたんですか!?」
サウザー「イチゴ煮だの、イチゴカレーだの、イチゴフルコースだの…」
ほたる『い、イチゴ煮って…、イチゴ使いましたっけ??』
ヘレン『というか、デザートなら兎も角、メインにイチゴを据えるって、そうとう度胸がいるわよ?』
愛梨『でも、美味しそうじゃないですか?』
サウザー「フフフ、そうだろう?」
真奈美『まあ…、私もそれに言及しようと思ったんだが…。サウザーさん、何故イチゴを主要食材に選んだのですか?』
真奈美『他の素材の味を活かしたまま、イチゴの強烈な甘みを抑えず調理するのは…、なかなか難しいと思うのですが…』
サウザー「はぁん? 理由だと??」
●安価
イチゴを使った理由
↓2
サウザー「何故ならば、北斗の拳イチゴ味の宣伝に他ならぬ!!」
瑞樹『…』
瑞樹『あの…、チーム紹介の時も何か宣伝してましたが、そういうのは今は…』
サウザー「我らと言えばイチゴ! イチゴと言えば我らッ!」
瑞樹『……』
サウザー「そう印象付けるための、この聖帝の聡明な策だからだ!」
凛『そ、それだけで?』
凛『それじゃあ宣伝のために……、折角の料理が、台無しに…』
サウザー「台無しだと!?」
凛『!』
サウザー「創作料理に台無しなど非ずッ!! 思考錯誤とちょっとした遊び心、そしてユニークな発想…!」
サウザー「それ即ち個性であり、それは尊重されるべきだ! それが創作料理と宣ったのは……、誰だったかな? ん~??」
ヘレン『なるほど…、確かに筋は通るわ』
サウザー「筋道や道理の問題ではない! もっと雑念を振り払い捉えろ。貴様らは頭が固い…!」
真奈美『で、ですが…、先刻、独特の料理哲学めいた口上を私達に述べたのは貴方自身では…』
サウザー「フン、それは建前だ。詰まる所…」
サウザー「北斗の拳独特の悲壮な世界観の『哀』と、我ら南斗聖拳の個性が混然一体に表現されたのが、まさに今の我らであり…」
サウザー「それこそが北斗の拳イチゴ味なのだ。原作本来の持ち味を活かしたまま、イチゴの如く尖ったアクセントを加えたオリジナリティ………、それはまるで、創作料理さながら…」
瑞樹『つ、つまりは、貴方の語る所の創作料理とは、北斗の拳イチゴ味の様な物である、と…?』
サウザー「表現の一端ではあるが、そう言う事になるな」
ヘレン『ふうん…?』
真奈美『ほほう…』
ほたる『う、うん……うん…?』
凛『(ふ、深そうに聞こえるけど、全く深くない……の、かな…?)』
泰葉「(理論に理論が上乗せされて、全く話に付いていけない…)」
桃華「(流石ですわ…、サウザーちゃま…)」
======
瑞樹「2巡目のトークバトルはこれで終了です!」
瑞樹「思い返せば、今回は短いようで長い…、そんな印象ですね…」
瑞樹「さて、トークチームAが提示した題材は、『創作料理』でした!」
瑞樹「料理の得意なヘレンさんや真奈美さんを筆頭にして、はちみつ漬けの実体験や創作料理の発想の失敗も交えながら、彼女らの一面を覗く事が出来たのではないかと思います」
瑞樹「なかなか隙の無いチームAに対し、バトルを挑んだのはチームBとチームC!」
瑞樹「チームBは同じ題材で自分達の創作料理を語ろうとしましたが、完全にペースを相手に許してしまいました…」
瑞樹「ちょっと作戦の詰めが甘かったのか、完膚なきまでに叩きのめされたチームBは、次の巡目で是非とも挽回したい所ですね!」
瑞樹「一方、チームCも同じテーマで強気に喰って掛かります!」
瑞樹「チームAの要の二人の姿勢を崩そうと、チームCは自分達が話の主導を握る事に成功しましたね! これはお見事!」
瑞樹「創作料理を別の事象に置き換え、独自の理論を目まぐるしく展開させるチームCには、流石にやや遅れをとったチームAでしたが、かなり見応え?もあったのではないでしょうか?」
瑞樹「私は途中で頭がこんがらがってしまったので、話の決着は皆さんの頭の中で自由に解釈して下さいね☆」
瑞樹「…」
瑞樹「それでは、2巡目の評価に移りたいと思います!」
瑞樹「前回と同じように、お手元のボタンで、共感出来たチームに投票をお願いします」
●安価
基本題材『創作料理』
ポイント加算
1.トークチームA:(+60)
2.トークチームB:(+10)
3.トークチームC:(+70)
↓1.2.3
瑞樹「投票が終わりました。では、全チームの現在の得点を見てみましょう」
★ポイント
トークチームC:220
トークチームD:198
トークチームB:87
トークチームA:85
瑞樹「トークチームCがトップに躍り出ました! チームDは今回は出番が無く現状維持、チームAは今回でようやくスタートラインに立ちました」
瑞樹「えーっと……投票を見るに、今回の『創作料理』のトークではチームCに得点が集中していましたね」
瑞樹「あの理論のスパイラルに、皆さん付いて行けていた……ということなのか…、それともあの社長兼聖帝が魅せたカリスマが為せる技なのか…!?」
瑞樹「白熱するトークバトルですが…!」
瑞樹「今回も行ってみましょうっ!」
瑞樹「ポイント横取りチャンス~~♪」
パチパチパチパチパチパチ!
トキ「……」
仁奈「今回は何をするでやがりますかー??」
茜「待ってました! 前回の汚名を払拭しますよっ!!」
イヴ「出番ですねー? 今回もお手柔らかにお願いします~♪」
瑞樹「さあ、この辺りから、この『ポイント横取りチャンス』の影響も大きくなってくるのではないでしょうか??」
瑞樹「トーク中は固唾を飲んで見守るしかない4人も、ここでは主役ッ!」
瑞樹「チームを後押しし、勝利の風を吹き込む活躍を見せて頂きましょう!!」
●安価
ポイント横取りチャンス
『ゲーム内容』
1.二者択一アンケート
2.北斗の拳クイズ
3.本家アイドルマスタークイズ
4.シンデレラガールズクイズ
5.その他(内容自由)
↓2
今回はここまで。いつになるかわからんがまた次回
今日もゆっくり書いていきます。いきなりまたクイズから始まります
瑞樹「今回のポイント横取りチャンスは、『本家アイドルマスタークイズ』~♪」
パチパチパチパチパチパチ!
瑞樹「前回と同じく、3問のクイズを出題するので、早押しでお答え下さい」
瑞樹「問題は後半になるにつれ難易度が上がり、『かんたん』『ちょいムズ』『激ムズ』に分かれております♪」
瑞樹「熟考すれば絶対に解ける問題なので、4人の方々は積極的にチャレンジして下さいね!」
瑞樹「ポイント加算も、前回同様行います」
瑞樹「では早速参ります、第1問!」
『第1問(かんたん)』
『アイドルマスターの楽曲に関し、この中で仲間ハズレはどれ??』
1.放課後ジャンプ
2.ポジティブ!
3.ステキハピネス
4.GO MY WAY!
5.スタ→トスタ→
●安価
解答者はコンマで決定(状況により変動)
コンマ00~24:チームA
コンマ25~49:チームB
コンマ50~74:チームC
コンマ75~99:チームD
『解答』
↓1
早いですが、他にレスがなければ19:00で締め切ります。
今のところ解答は、チームCの日野茜の「うりゃ」になります
ピコン!
仁奈「はい! 仁奈でごぜーます!」
瑞樹「早いですね! ではどうぞ?」
仁奈「えー、答えは……、『1』の『放課後ジャンプ』、でやがりますか??」
ブッブー!
仁奈「!」
仁奈「あ、あう…」
瑞樹「残念…! 正解は『3』の『ステキハピネス』になります…」
瑞樹「『ステキハピネス』は天海春香ちゃんの持ち歌で、それ以外は、双海姉妹どちらかの持ち歌ですね!」
瑞樹「流石に、これは簡単…………と思いましたが、どうやら前回と言い、簡単な問題は外れる傾向でもあるんですかね???」
瑞樹「因みに私は…、彼女らの曲だと『空』と『キラメキラリ』が好きですね! どちらも元気が湧いてきます☆」
瑞樹「ではでは、続いてどんどん参りましょう、第2問!」
『第2問(ちょいムズ)』
『「THE IDOLM@STER2」において、IAの部門、上方エリア歌姫・歌王子フェス勝利で受賞できるのは??』
1.スノーホワイト賞
2.フォレストグリーン賞
3.フェニックスレッド賞
4.ブラックパール賞
5.オーシャンブルー賞
解答者はコンマで決定(状況により変動)
コンマ00~30:チームA
コンマ31~40:チームB
コンマ41~70:チームC
コンマ71~99:チームD
●安価
『クイズの解答』
↓1
ピコン!
イヴ「はーい♪ よろしいですか~??」
瑞樹「大丈夫ですよ、イヴちゃん、答えをどうぞ!」
イヴ「正解は、『3』の『フェニックスレッド賞』です~☆」
ピンポーン!
瑞樹「お見事! 正解です!
瑞樹「イヴちゃんはクイズに強いですね、これはチームDはかなり有利か?」
イヴ「えへへ~♪」ヒラヒラ
未央「イヴさん、ナイスですっ!」
菜々「その調子ですよ~っ!」
瑞樹「正解は3、フェニックスレッド賞。初心者で、ファンの獲得が憚らず、大賞受賞に苦労した人もいるのではないのでしょうか?」
瑞樹「装備の充実やレッスン、そしてお守りも欠かせないですよね!」
瑞樹「それでは……!」
瑞樹「正解したチームDにはポイント20点と、他の1チームからポイント横取りです!」
瑞樹「チームを選択して下さい、今回はどこかな~??」
●安価
ポイント横取り
(20ポイント)
コンマ00~33:トークチームA
コンマ34~66:トークチームB
コンマ67~99:トークチームC
↓1
瑞樹「了解です、それではチームCよりポイントを横ど……」
サウザー「オイ!!」ガタッ
瑞樹「ど、どうしました?」
サウザー「先程から3回とも、全て我らのチームからしか搾取されていないではないかッ!!」
サウザー「八百長だ! こんなヤラセ、もう付き合ってられんぞ!!」バキィ!
瑞樹「お、落ち着いて下さい! 決してヤラセではないので…!!」
瑞樹「ポ……、ポイントはこのようになりました、どうぞっ!」
★ポイント
トークチームD:238
トークチームC:200
トークチームB:87
トークチームA:85
瑞樹「計40ポイントがチームDに加算され、1位と2位が入れ替わりました!」
サウザー「……」
瑞樹「さ、最後の問題に行きましょう! 3問目は『激ムズ』ですので、頑張って下さい!」
『第3問(激ムズ)』
『アーケード版「THE IDOLM@STER」において、ロケーション版のみに存在した、幻のシステムは??』
1.SSSランク
2.社長ルート
3.IDOLBATTLE
4.婚約
5.Zエンド
解答者はコンマで決定(状況により変動)
コンマ00~30:チームA
コンマ31~50:チームB
コンマ51~80:チームC
コンマ81~99:チームD
●安価
『クイズの解答』
↓2
ピコン!
瑞樹「さて、ボタンにいち早く手が伸びたのは…!」
イヴ「私でーす♪」
瑞樹「おおっと、またまたチームDのイヴ・サンタクロースさんです!」
瑞樹「それでは張り切ってどうぞっ!」
イヴ「答えは、『5』の『Zエンド』です~」
ピンポーン!
瑞樹「せ、正解!」
瑞樹「つ、強い…、強過ぎるぞチームD、いや、イヴちゃん!」
瑞樹「前回の激ムズ問題を答えたのもそうですが、今回もまた2連続正解…!!」
瑞樹「まさに応援アイドルとして素晴らしい活躍を見せています!」
瑞樹「……」
瑞樹「え? Zエンド??」
瑞樹「……」
瑞樹「そ、それは……、その詳細は、私の口からは恐ろしくて言えません…」
瑞樹「気になる人は、強い心構えで検索してみて下さい……」
瑞樹「さて、チームDには30ポイントが加算された上に、またまた横取り権利が与えられます!」
瑞樹「ポイントを横取るチームを選んで下さい!」
●安価
ポイント横取り
(30ポイント)
コンマ00~33:トークチームA
コンマ34~66:トークチームB
コンマ67~99:トークチームC
↓1
瑞樹「ではチームBですね! 良かったですね、チームC?」
サウザー「黙って進行しろ…」
瑞樹「は、はい…」
瑞樹「チームBから30ポイント奪い、計60ポイントがチームDに加算されます」
瑞樹「では4組のポイントを見て参りましょう! 今回の変動はこのようになっています」
★ポイント
トークチームD:298
トークチームC:200
トークチームA:85
トークチームB:57
瑞樹「ちょーっと、チームDが強すぎますかね…、チームDはまだ1回しかトークに参加して無いんですよ?」
瑞樹「それなのに、ブッチギリでの余裕の1位! やはり、ポイント横取りチャンスで大きな差が生まれ始めましたね…」
瑞樹「では、以上で、今回のポイント横取りチャンスを終了します」
瑞樹「残すトークバトルはあと2回。更なる白熱したトークバトルに期待しましょう♪」
カンカン!
オッケーデース!
瑞樹「ふぅー…」
サウザー「んん?」
「今から1時間休憩を取ります。1時間後に、またこのスタジオに集まって下さい」
サウザー「休憩なんぞ必要無い。機材調整でもするのか?」
瑞樹「他の子は、喋りっぱなしだと体力も減るでしょう。今回はスケジュールに余裕があるので、少し長めに休憩を取りたいと思います」
サウザー「フン……その分早く帰らせろ」
瑞樹「まあ、そう言わずに。貴方のトークには、会場のお客さんも注目していましたよ?」
サウザー「そ、そう?」
サウザー「フフフ……仕方あるまい。ならば、より冴え渡るトークを後々披露してやろうではないか…!」
瑞樹「はい、よろしくお願いします」
・・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
=======
(休憩時間 社内通路)
泰葉「はぁ…」
泰葉「どうしよう、全然喋れてない気がする…」
泰葉「(まあ…、それでも何とかなってるから、別に大丈夫そうだけど…)」
泰葉「……」
泰葉「それでも、一応……あの人に確認、とってみようかな…」
泰葉「私…」
泰葉「トークが苦手だから…」
泰葉「あの時にフォローを頼んだのに…」
泰葉「……」
泰葉「……ううん、頼りっぱなしも良くない……よね」
泰葉「けど、相談だけ……してみよう」
●安価(超重要)
岡崎泰葉の行き先(残り3回)
1.何やら、見てはいけない不気味なオーラが漂う『資材搬入口』
2.天運と己の境遇について深く語っている大人1人と女子1人が居る『通路』
3.久し振りの再会を喜び、色々な過去を振り返っている女子4人が居る『楽屋A』
4.意味不明な問答に対し疑問符を浮かべる女子1人と大人1人が居る『休憩室』
5.台本の確認をする大人1人がいる『スタジオ裏』
6.プロダクション談議に花を咲かせる大人3人と女子1人が居る『自販機前』
7.和気藹藹と動物や生活について談笑している女子2人が居る『会議室』
8.これからのトークスタイルについて話し合う女子3人が居る『楽屋B』
9.過去のイベントについて楽しくお喋りしている女子4人が居る『吹き抜け』
10.凄まじく近寄り難い空気が漂う大人男性2人が構える『スタジオ内』
↓2
======
(自販機前)
真奈美「先程の社内活動に関してですが…」
サウザー「ぬう?」
真奈美「他にも多岐に渡って活動を行っているのですか?」
サウザー「フフフ…、何だ、気に掛かるか?」
ヘレン「あら、私も少し興味があるわ」
ヘレン「はい、コレ。如何かしら?」スッ
サウザー「おお、気が利くな…! コーヒーか」カコン
幸子「良いんじゃないですか? 346の人に興味を持って頂けるなんて、嬉しい事じゃないですか!」
サウザー「あくまで南斗聖拳と美城は対等だ。今回は特別に語り聞かせてやるか…」
サウザー「先のトークで話した通り、『創作料理サークル』をはじめ…」
サウザー「先日、『独身貴族クラブ』を設立し、孤独を謳歌する者達が己の教養や知性を高め合う活動を執り行なう予定である」
ヘレン「独身貴族クラブ…、ユニークでフリーダムね……そそられるわ」
真奈美「しかし集団で集まると、単なる慰め合いにしかならなそうですね…」
サウザー「それもアリだろう。本意は内容より結果である。それを通じて親睦を深められれば良いのだ」
ヘレン「否定はしないけど、中身も少し検討した方が良いのではないかしら?」
幸子「でも、創作料理サークルの時は楽しかったですよ? 審査員の方はさておき…」
サウザー「我がプロダクションは他の事務所には無い強みを魅力として、対外的にアピールしておるのだ。今日のトークもその一環だ」
真奈美「なるほど……、確かに、貴方達のトークは思い返せば全て、プロダクションの宣伝や説明とも取れますね」
幸子「そ、そんな意図があったんですか……、気が付きませんでした…」
サウザー「人材不足の点は否めんが、すぐに解消してみせよう」
サウザー「どうだ、木場真奈美よ? 貴様は確か、一般開放されている我が娯楽施設棟に入り浸っているとの噂だぞ?」
真奈美「まあ…、週1程度です。プールもありますし、ジムの設備も率直に言えば、我が346に引けを取らない」
サウザー「日野茜や大和亜季とも既知の間柄であると聞く。どうだ? 我が南斗聖拳幕下で今後は活動を共にする気は無いか?」
ヘレン「あーら、そういう口利きは感心しないわ」
ヘレン「今この場では、そういうお仕事の話は無しにしましょう」
真奈美「ははは…」
サウザー「フン…、頭の固い女が…」ズズズ
幸子「(こ、この人って、怖いものとか無いんでしょうか…)」
泰葉「あ…、お疲れ様です」
幸子「! 泰葉さん、お疲れ様です」
真奈美「お疲れ様。確か…、帝都の子だったか?」
ヘレン「知ってるわ。幼い時よりこの業界に身を置く古株で…」
真奈美「ほう、私達より先輩と言う訳か…」
泰葉「い、いいえ! 人生経験豊かな貴方達に比べたら、私なんて全然…」
サウザー「岡崎泰葉よ、今回は随分と大人しいではないか」
泰葉「え…?」
サウザー「貴様も先日から聖帝軍の親衛隊の端くれなれば! この聖帝のトークに華を添えるくらいの活躍をして見せろ」
幸子「あ、貴方のトークに入って行くなんて、それこそ無茶ですよ!」
泰葉「が、頑張ります!」
幸子「え!?」
泰葉「こ、後半は少しでも、トークに入れれば良いと思うので、よろしくお願いします」
サウザー「貴様はこの俺の引き立て役だ。せいぜい、その経歴を活かした話術と機微に期待しよう」
泰葉「は、はい…」
ヘレン「キャリアなんてあったもんじゃないわね」
真奈美「いや、しかし彼女の頑張ろうと云う姿勢も甲斐甲斐しくて、我々も見習わなければな…」
幸子「ふ、フフン…、じゃあボクもどんどん割り行って良いんですね?」
サウザー「割り込むのは許さん。この俺の演説に水を刺す者には、後々思い知ることになるぞ…」
幸子「(い、陰険…)」
●安価(超重要)
岡崎泰葉の行き先(残り2回)
1.何やら、見てはいけない不気味なオーラが漂う『資材搬入口』
2.天運と己の境遇について深く語っている大人1人と女子1人がいる『通路』
3.久し振りの再開を喜び色々な過去を振り返っている女子4人がいる『楽屋A』
4.意味不明な問答に対し戸惑う女子1人と大人1人がいる『休憩室』
5.台本の確認をしている大人1人がいる『スタジオ裏』
×プロダクション談議に華を咲かせる大人3人と女子1人が居る『自販機前』
7.和気藹藹と動物や生活について談笑している女子2人がいる『会議室』
8.これからのトークスタイルについて話し合っている女子3人がいる『楽屋B』
9.過去のイベントについて楽しくお喋りしている女子4人が居る『吹き抜け』
10.凄まじく近寄り難い空気が漂う大人男性2人が構える『スタジオ内』
↓2
======
(休憩室)
愛梨「えぇっと…?」
レイ「昔……、人攫いに遭い、君はその不幸の境遇を憂い、自ら目を閉ざした過去がある」
愛梨「は、はい…??」
レイ「結婚式の直前の日だ。あの時ほど、俺は自分の愚かさを呪った事は無い」
愛梨「……???」
レイ「あれからずっと探していた……!」
レイ「アイリよ、この世界には暴力による支配に脅える事は無い。今の君は自由なんだ…」
愛梨「(…………????)」
レイ「好きな者を愛し、好きな服を着る。誰にも強制される事も無く、世から憚られることも、何も無い!」
愛梨「んー…?????」
レイ「俺はずっとお前に逢いたかった…、この日を待ち焦がれていたのだ…!!」
愛梨「そう……なんですか??????」
レイ「俺はお前さえいれば、もう何も求める物は無い」
レイ「もう一度、俺と共に、静かに暮らそう。今度は片時も目を離さない、もう誰にもお前を渡さん」
愛梨「え、え、えええぇ!?」
愛梨「そ、それって、ど、どう、どういう事ですかかっ…!」
泰葉「……」
泰葉「(こ、これは一体…!?)」
泰葉「(じ、邪魔しない方がいいのでは……)」
●安価
岡崎泰葉の行動
1.時間もあまり無いので、すぐに割って入る
2.もう少し話をさせてあげてから、そっと入る
3.妄想を打ち砕き目を覚まさせる。すぐに割入る
4.ばつが悪いので、立ち去る
↓1
泰葉「(……)」
泰葉「(多分、大切な話をしているんだろうから…)」
泰葉「(邪魔しないでおこう。うん…)」
泰葉「……」
泰葉「(自分の事は……自分で何とか考えよう…)」
泰葉「(誰かに頼る…、そんな甘い考えは捨てよう…)」
泰葉「………」
スッ
愛梨「そ、その前に、一ついいですか…??」
レイ「ん? どうした?」
愛梨「私には、そんな過去は無いですし……多分…」
愛梨「人違い……では、ないですか??」
レイ「!?」
愛梨「え、えっと…」
レイ「あ…、アイリッ!!」ガシッ
愛梨「ひゃあっ!?」
レイ「ま、まさか…!」
レイ「記憶を失ってしまったのか…!?」
レイ「少し体格は違うが、確かに君はアイリに面影が…、いや、本人だ!」
レイ「ど、どうすればいいのだ……」
愛梨「(ど、どうしよう…???)」
・
・・・
・・・・・
======
(休憩終了 収録スタジオ)
瑞樹「さあ、それでは後半戦に参りましょう!」
瑞樹「各々、色々な作戦を練ったりして来てるのではないかと思いますので…」
瑞樹「それを充分に利用し、本来以上の力を発揮できるように、頑張りましょう!」
瑞樹「次のトークは、トークチームBからですね、ではスタンバイをお願いします!」
======
(トークチームB)
李衣菜「うん、私達の番だけど…」
鈴帆「ここいらで挽回せな、もう勝利は望めないばい…!」
雫「題材、どうしましょう? 何か良い話題がありますかー?」
薫「他のひとたちと、ゆかいにお話するんだよね?」
李衣菜「う、ううん……そうしたいのは山々だけど…」
薫「?? 違うの?」
雫「他のメンバーには語れない、私達の魅力を充分に引き出せるような…」
鈴帆「ん~~…」
●安価
トークチームBの『トーク題材』
↓2
薫「じゃあ、たんとうのプロデューサーの良い所と悪い所っていうのは??」
李衣菜「担当の長所と短所か…」
鈴帆「んー…、どげんなるか検討はつかんが…」
雫「良いかもしれないですねー、私達の時に、うんと盛り上げちゃいましょうっ!」
李衣菜「そうだね、こうなりゃやるっきゃないよ!」
瑞樹『チームB、そろそろスタンバイをよろしくお願いしまーす』
雫「はーい! 大丈夫ですよー!」
鈴帆「担当さんの良かところをメインに、いっぱい頑張っち語っていくたい!」
薫「ねえねえ、仁奈ちゃんが何か書いてるよ?」
李衣菜「ようし、どんとこい!」
●安価
市原仁奈のカンペ内容
↓2
━━━━━━━━━━━━━━
『思い出話もいっしょに話すですよー』
━━━━━━━━━━━━━━
仁奈「(みんな、がんばるですよー♪)」
雫「(お、思い出話っ…!)」
李衣菜「(た、短所の方が多いっ…!!)」
鈴帆「(ううん、移籍したのは最近だから……)」
薫「(あんまりないかなぁ……、でも、がんばるよー!)」
ケンシロウ「……」
李衣菜「(しかも本人が同じチームにいるのに……)」
雫「(う、ううん……)」
======
【3巡目】
【トークチームB:トーク開始】
李衣菜「私達のトーク題材は、ズバリ『担当プロデューサー』に関してです!」
瑞樹『お! 新しい切り口ですね、暴露トークとかになるのかな?』
雫「ば、暴露とまでは行かないですけどぉ、皆さんはプロデューサーに関してあまりよく知らないと思うのでー?」
薫「かおるたちのプロデューサーのこと、今日はいろいろとはなしちゃいまーっす♪」
李衣菜「私のプロデューサーは、他でも無いそこの男の人なんだけど…」
ケンシロウ「……」
ケンシロウ「……」チラッ
李衣菜「(き、気マズすぎる…!!)」
李衣菜「口数が少ないのは玉に瑕だけど、行動で示す大人ってカンジがして…」
瑞樹『ああ、口では言わず、態度で語ると云う事ですか。悠然と構えていますが、結構実力派なんですね?』
李衣菜「じ、実力派と言うか、まあそうなんだけど…」
雫「プロデューサー、凄いんですよぉ? この前なんか…」
●安価
ケンシロウの逸話
↓2
雫「現場に向かう時、改修工事をしていたビルの付近を通りかかった時に…」
雫「不意の事故で落ちて来た鉄骨を、一人で受け止めちゃったんですよぉ?」
瑞樹『……』
瑞樹『今日のトークバトルショーは…、少し誇張が多いようですね…』
雫「嘘じゃないですよー、もうカッコ良かったです~♪」
瑞樹『ええと、ケンシロウさん、本当ですか?』
ケンシロウ「……おかしいか?」
瑞樹『……!』
瑞樹『いいえ、貴方達なら本当に出来そうだから、恐ろしいですね…』
鈴帆「ウチのプロデューサーしゃんは…」
薫「すっごいんだよー! 体からぴかーって…」
瑞樹『ぴかーって?』
薫「光るんだよ? 他のみんなも、違う色で…」
瑞樹『ご、後光!?』
薫「うん!」
薫「夏なんて、クーラーいらないんだよ?? 事務所全体がすっごくつめたくなるの!」
瑞樹『ま、マジっすか…』
鈴帆「ただ、ウチのプロデューサーしゃん達は、ちょーと問題がちゃて…」
瑞樹『問題ですか?』
●安価
帝都グループプロデューサー達の問題
↓2
鈴帆「ウチのプロダクション、新鋭でまだ知名度もなか、ばってん…」
鈴帆「夏場は冷房代節約、冬は暖房費、最近だと電気代も節約しだして……全て人力で賄ってて…」
瑞樹『じ、人力ですか…?』
鈴帆「プロデューサーしゃんの近くにおらんと、建物の中が真っ暗たい」
鈴帆「社長もばり強引な性格で、人使いが荒いと云うか…」
瑞樹『なるほど…、鈴帆ちゃん達も苦労しているんですね…』
瑞樹『(……どういうプロダクションなのか、まるで想像がつかない…)』
薫「けど、かおるのプロデューサー、すっごいんだよ、ほんとうに!」
瑞樹『なんか…』
薫「いろいろなお仕事をすぐにとってきちゃうし、なんでも買ってくれるし…」
瑞樹『…薫ちゃんが笑顔でそう語ると、その人の人柄も5割増しくらいに感じますね』
薫「でもね、むかし事故で腰とかおしりにケガをしたって言ってて…、たまにすっごくつらそうで…」
瑞樹『うんうん…』
薫「たまにかおるが、疲れてるプロデューサー腰とかおしり叩いてあげると、すっごく喜ぶんだよー♪」
瑞樹『ああ、なんだかすごく微笑ましい……』
瑞樹『(…………おしり?)』
李衣菜「そうだ! あとプロデューサーといえば、ウチにもの凄いロックな人が居てね?」
雫「ああ、確か李衣菜ちゃん、この前色々と質問してましたよね??」
●安価
凄いロックなプロデューサーに多田李衣菜がした質問
↓2
李衣菜「『何食ったらそんなにロックになれるの?』って聞いたんだよね?」
瑞樹『ろ、ロックと食生活は関係ないと思いますが…』
李衣菜「そしたら、ちょっと怖い声で…」
李衣菜「『北斗神拳を食らったら、貴様も俺のようになれるぞ』とか言われたんだ」
李衣菜「ちょっとロックすぎて、それが何なのか分からなかったけど…」
ケンシロウ「……」
雫「ケンシロウさんは、何か分かりますか?」
ケンシロウ「……いや、俺には想像がつかんな」
雫「でも…、私達のプロデューサーは、皆さん個性豊かで、不器用な所も人間らしくて…」
雫「色々と勉強になる所も多いですー♪」
瑞樹『良いですね、まさしく二人三脚で歩んでいる様子が目に浮かびます』
鈴帆「これからも大変だけど、上手に関わって行けたら良かと思うばい!」
瑞樹『アイドルとは、芸能界の中でも様々な顔を使い分けて、多芸でなければ生き残れない昨今ですが…』
瑞樹『だからこそ、そういった日常を大切にして、心を豊かに育てていく事や…』
瑞樹『人間観察も重要なファクターだと思います。今後もプロデューサー共々、良い思い出を作りながら邁進して下さい』
瑞樹『それでは、そろそろ他のチームにも話を伺ってみましょうか!』
李衣菜「さっすがに私達以上の尖ったトークを話せる所は無いんじゃないかな~?」
●安価
チームBのトークバトル指名チーム
コンマ00~33:トークチームA
コンマ34~66:トークチームC
コンマ67~99:トークチームD
↓1.2
李衣菜「じゃあ、折角の機会だし、他のプロダクションの2チームに話を伺ってみようか?」
瑞樹『分かりました! それでは最初に、トークチームCの皆さん、用意をお願いします』
=======
(トークチームC)
サウザー「題材は、プロデューサーの逸話と来たな…!」
サウザー「良かろう…、貴様らの出番だ!! 我がプロダクションの有能な上司を語る絶好の機会だぞ!」
レイ「ん? ……と言う事は、今回は俺と貴様は喋らんのか?」
サウザー「フフフ……、だって気になるじゃん?」
レイ「いや、それほどに興味は無いが…」
桃華「あら、御謙遜無さらずに。わたくしがレイちゃまの人柄を余すことなく語って差し上げますわ♪」
幸子「ただ聞いていた限りでは、良い面だけでは無く、少し至らぬ点も指摘していたような…」
サウザー「輿水幸子よ、その点の判断は貴様に委ねよう」
サウザー「分かっているな………?」
幸子「い、一番困る指示ですね…」
泰葉「私は、どうしたら良いでしょう…」
サウザー「帝都の奴らの素性は先程話されていたな」
レイ「では、余所の人間から見た俺達の客観的な評価でも語ればどうだ?」
泰葉「は、はい……」
●安価
イヴ・サンタクロースのカンペ
1.話題を変える(内容自由)※コンマ奇数で成功
2.話題を変えない(カンペ内容記載)
↓2 (※数字・内容を明記!!)
イヴじゃなかった、茜だった
━━━━━━━━━━━━
『ストレートな気持ちを伝えましょう!!!』
━━━━━━━━━━━━
茜「(さあ、皆さん直球勝負です!)」
サウザー「だってさ?」ニヤニヤ
幸子「(い、良いんですね! ストレートで行きますよ!?)」
桃華「(ストレートな気持ち…)」
泰葉「(思いの丈を、直接…)」
レイ「(何か、今までで一番ヤバそうだな…)」
======
【3巡目】
【トークバトル B対C】
【トークチームC:トーク開始】
サウザー「では、今回は相手の題材を受けて…」
サウザー「我がプロダクションが誇るアイドル達も、それぞれ先程のトークに負けず劣らず…」
サウザー「思いの丈を我らにぶつける、との事です」
瑞樹『おお、真っ向勝負ですね。これは楽しみです』
李衣菜『へー? 私達のプロデューサー達より何かおもし……凄い話でもあるの?』
桃華「勿論ですわ、李衣菜さん!」
桃華「346のケンちゃま達も、わたくしは以前色々とお世話になりましたが……、少し消極的すぎますの!」
ケンシロウ『消極的……消極的………?』
ケンシロウ『そうか、俺は消極的なのか…』
李衣菜『ぷ、プロデューサー!! 負けないで!!』
桃華「ここにいるレイちゃまは、外見に劣らず、行動も大胆なんですの」
レイ「そ、そうか?」
瑞樹『ほほう、ダイタン…ですか』
桃華「ええ、仕事の練習中やレッスンで素知らぬ顔でわたくしの手を掴んできたり、粗暴と思える程にアグレッシブに関わってくる反面…」
桃華「わたくしの将来の事を、まるで家族のように案じてくれて、それはさながら…」
泰葉「……空いた心の隙に、飛び込んでくるような…?」
桃華「ええ、わたくし自身、他者に振り回されるのはあまり好ましくありませんが、そういう積極的なトコロはとても好印象ですわ♪」
瑞樹『(ああ……そういう……)』
瑞樹『普段はグイグイ来る感じですが、外では本当に大切に思ってくれている…』
瑞樹『それを密かに知って、コロっといっちゃったんですかね?』
桃華「こ、コロっとなんていってませんわっ!!」
泰葉「(やっぱり……、普通のプロデューサーとは、違う…)」
●安価
1.櫻井桃華に話をさせる
2.輿水幸子に話をさせる
3.岡崎泰葉に話をさせる
↓2
泰葉「それ…っ」
幸子「けどボクは、少し強引過ぎるのも、人の気知らずと云うか、分かって無い一面だと思うんですよ!」
幸子「あ…、泰葉さん、先に話しますか?」
泰葉「い、いいえ、どうぞ…」
幸子「積極的に関わってくるのを良しとするのは、あくまで限度を超えない範囲です!」
瑞樹『げ、限度って……』
瑞樹『(ちょ、ちょっと、アレな話じゃないでしょうね…!?)』
幸子「ボクなんて、もう散々なんですよ?」
幸子「街中でバイク集団共々、CDの宣伝をさせられたり、スカイダイビングをさせられて印象アップを狙ったり…」
瑞樹『(……変な方向に心配した自分が恥ずかしい)』
雫『ああ、ソレ、見た事があります♪』
李衣菜『うん、すっごいロックでイイ感じじゃなかった?』
幸子「っ!?」
幸子「で、ですが個人の要望やスタイルに合わせたプロデュースも大事だと思うんですよ!」
幸子「何でもかんでも派手で過激にやれば、イイってもんじゃ…」
サウザー「…ほう?」
幸子「!!」ギクッ
サウザー「成程……、貴様はこの聖帝プロデュースがお気に召さなかったと異を唱えるワケだ…」
幸子「ぼ、ボクは、じ、自分の意見を素直に言っているだだだだけで……っ!」
泰葉「…!」
サウザー「フフフ…! 1巡目で言ったであろう……意見するのは自由だが、この聖帝の意にそぐわぬ者には、制裁を与えると…!」
サウザー「退かぬ! 媚びぬ省みぬ! それは結構な事だが、この俺の決定こそが規律であり、遵守すべき絶対普遍の支配なのだ!!」
幸子「そ、そんなのってアンマリですよ! ボクはカワイイ路線で行きたいのに、何でバラエティ方面に馴染ませようとしているんですか!?」
サウザー「はぁん? 先程の2人の感想を聞かなかったわけではあるまい?」
サウザー「周囲はあれで納得がいっておるのだ。寧ろ、その考えこそ間違った物であり、おこがましいと感じた事は無いのか?」
●安価
岡崎泰葉の行動
1.輿水幸子の味方に付く
2.サウザーの味方に付く
↓2
サウザー「岡崎泰葉よ! 貴様もそう思うであろう?」
泰葉「! は、はい?」
サウザー「例え個人の意に合わない物であろうが、周囲はそれを受け入れている」
サウザー「ならば、個が己を殺し、全に身を委ねるのが、当然の帰結であろう…?」
サウザー「それこそがプロデュースであり、貴様らアイドルの育成として正しき在り方なのだ!」
サウザー「間違った物を正しく使う。これの一体何処に、おかしな点があると言うのだ??」
泰葉「……!」
泰葉「(わ、私は……!)」
泰葉「………っ」
泰葉「……はい、私も………そう思います」
幸子「え、ええ!?」
サウザー「フフ……、だってさ?」ニヤリ
泰葉「個人の意志を尊重しても、それで芽吹かず花開かず、枯らせてしまっては、元も子もない」
泰葉「……であれば、いかなる手段であっても、周囲の注目を浴び人気を出す事が、一番なのではないかと……」
幸子「うっ…、流石は岡崎さんです…、この業界を知り尽くしています…」
瑞樹『含蓄あるお言葉ですね。流石は齢16にしてベテランの器…』
サウザー「そうだ! しかし、個の意見を不意にして人気を出すと云うのは、至難の業である。魅力の根底は、その個の中に眠る物だからな」
泰葉「…はい。それも正しいと思います」
サウザー「だが、それを無視し貴様らを輝かせる力量を兼ね備え、不可能を可能に為し得るのが、我ら南斗聖拳のプロデューサーであるッ!」
瑞樹『……なるほど。つまりは、桃華ちゃんが語っていたレイさんの強引さも、7610のプロデューサーの育成方針であり、そこが魅力であると?』
サウザー「フフフ、全ては我らに任せておれば良いのだ」
サウザー「輿水幸子よ…、いずれは貴様も満足する結果を、悠然と提示してやろう」
サウザー「さすれば貴様は、我らの方針が正しかったと……思い直すであろう」
幸子「ぐ、ぐぐっ…!」
幸子「ま、まあ良いです! ボクの可愛さを持ってしたら、不可能なことなんて無いんですから!」
幸子「仕方が無いから、付き合ってあげますよ!」
泰葉「………」
泰葉「(……そう、その通りかも、しれない)」
泰葉「(全ては、上の人に任せていれば……)」
泰葉「(この業界で、私的な感情を表に出すなんて……、やっぱり間違っているんです…)」
レイ「………」
●安価
新密度(÷10)
↓1
今日はここまで。全然進まなかった。いつになるか分からんが、また次回
俺も、まさかダミーで一個だけ入れた『帰る』の選択肢を取られるとは思わなかったから、正直本当に帰らせるか凄い悩んだ…
以前に『正解が一つしかなくて安価が窮屈』って意見をしっかり反映させようと思ってるから、今回の先輩編はあまり正解不正解は作らないようにしてる。
ダミーは1個くらい入れるけど。
ちなみに、休憩中の打ち合わせは、あれは別に泰葉がレイを探し当てるのが目的じゃなくて、色々なところをまわって見て、南斗と美城がどう打ち解けてるかを書きたかっただけです。ただ泰葉の行動があれだったので、打ち切りました。
因みに全容
1.何やら、見てはいけない不気味なオーラが漂う『資材搬入口』
→【名も無きマスコット】
2.天運と己の境遇について深く語っている大人1人と女子1人が居る『通路』
→【シン、白菊ほたる】
3.久し振りの再会を喜び、色々な過去を振り返っている女子4人が居る『楽屋A』
→【島村卯月、本田未央、上田鈴帆、龍崎薫】
4.意味不明な問答に対し疑問符を浮かべる女子1人と大人1人が居る『休憩室』
→【レイ、十時愛梨】
5.台本の確認をする大人1人がいる『スタジオ裏』
→【川島瑞樹】
6.プロダクション談議に花を咲かせる大人3人と女子1人が居る『自販機前』
→【サウザー、輿水幸子、ヘレン、木場真奈美】
7.和気藹藹と動物や生活について談笑している女子2人が居る『会議室』
→【市原仁奈、イヴ・サンタクロース】
8.これからのトークスタイルについて話し合う女子3人が居る『楽屋B』
→【渋谷凛、多田李衣菜、櫻井桃華】
9.過去のイベントについて楽しくお喋りしている女子4人が居る『吹き抜け』
→【安部菜々、鷺沢文香、日野茜、及川雫】
10.凄まじく近寄り難い空気が漂う大人男性2人が構える『スタジオ内』
→【ケンシロウ トキ】
この後、次回はレイのフォローから始まるから、安心して。まだ彼は正常だから。
それと、2巡目のチームCのトークで親密度+の安価を入れなかったは完全なミスです。
今日もゆっくり書いていきます
李衣菜『えー、でも、そういうのも私は少し嫌だなぁ』
サウザー「はあ?」
雫『川島さんもおっしゃいましたが、二人三脚、足並みを揃えるのも大切なことだと思いますよー?』
泰葉「…」
サウザー「はぁん? ならば、貴様らが指導方針に沿い、協調し合わせれば良いだけではないか」
サウザー「この時代のガキは、些か我儘で困り果てたものだ。平穏な時代では個の主張を肥大化させ、それが正しいと錯覚させる……。まさに哀れな象徴だな」
サウザー「陳腐な馴れ合いなど笑止千万! 力で支配し、力が制するのがこの弱肉強食の芸能界よ!」
サウザー「仲良しこよしの下らんお遊戯に興じたいのならば、シュウ様のレジスタンスにでも入れて貰え!」
瑞樹『厳しい意見ですが、理に叶っているのは否めません。しかし…』
李衣菜『うーん……、なんて言い返せばいいのか…』
サウザー「フハハハハ!」
レイ「いや、確かに……、シュウの人望ならば、人も集まり、皆が一丸となって困難に立ち向かうだろう」
サウザー「!!」
サウザー「だが、奴はこの聖帝に屈した! 真っ当な志や慣れ合いだけで、渡って行ける世界だと思うなッ!」
レイ「まあ、端的に言えば…」
レイ「お前よりシュウの方が、皆に好まれると云う事だな」
サウザー「!?」
幸子「(い、言ったッ!)」
桃華「(禁忌を…!)」
●安価
レイの発言
1.櫻井桃華に話を振る
2.輿水幸子に話を振る
3.トークチームBに話を振る
4.岡崎泰葉に話を振る
↓2
レイ「輿水幸子」
幸子「は、はい。なんでしょう?」
レイ「仕事は有能だが、部下と円滑なコミュニケーションをまともに取れん上司と、仕事がしたいと思うか?」
幸子「そ! それは…!」
サウザー「……」
レイ「仕事のためには信頼関係の形成は必要不可欠。意志疎通も情報提供もスムーズに行え、自分を最良の道に導いてくれる」
レイ「望ましいのは、そんな関係であろう?」
幸子「そうですね……、高望みするなと言われればそれまでかもしれませんが…」
幸子「折角なら、ちゃんと話を聞いてくれる人の方が、良いです」
幸子「何も、上を目指すだけが目的と言う訳ではないですし、それだけなら、きっと辛いに決まってますから!」
レイ「馬鹿みたいに独りよがりの馬鹿な考えを正論のように振りまく迷惑な馬鹿より、シュウの方がよほど有能だと思うがな…」
瑞樹『真の有能とは何か、深く考えさせられますね…』
サウザー「き、貴様ッ…!」プルプル
泰葉「……」
幸子「まあ、カワイイボクならば、どんな道であろうともトップを獲るのは簡単ですけどね! 何故ならボクは…」
レイ「幸子は今のスタイルのままが、充分可愛さを発揮出来ていると思うぞ。不本意だろうが…」
幸子「そ、そうですか……? まあ、アナタが言うのならば、ボクが気付いていないだけかもしれないですが…」
瑞樹『それが普通は有るべき姿なのかもしれないですねー。先程までの話も間違いではないのでしょうが、少し極端に捉え過ぎた感があります』
雫『そうです、もっと気楽に捉えましょうよー♪』
李衣菜『仕事が出来る俺カッケー! ………みたいな考えを振りかざすのはやめた方が良いよー??』
サウザー「ぬぐぅ!?」
サウザー「い、言わせておけば…、ぬるま湯に浸かったガキ共が、戯言をペラペラと…ッ!!」プルプル
サウザー「お…、俺が独りよがり!? シュウ様の方が人望がある…!?」
サウザー「聖帝が為す事は全て正しく、全てが万民に支持される!」
サウザー「そ、そうであろう? 岡崎某……」
泰葉「や、『やすは』です…」
泰葉「……」
●安価
岡崎泰葉の発言
1.「私は、貴方のやり方を支持します。あんな甘い考えでこの業界でのし上がろうと考えている事こそ間違いです」
2.「ケースバイケースですね。凝り固まった思考より、柔軟に考えを変えるのも、一つのスタイルだと思います」
3.「信頼は大事ですが、建前はあくまでビジネスです。それをレイさんは全く理解しておられない」
4.「まだ少し悩んでいますが、自分の意見を何も言えないのも、幸子さんの言う通り窮屈だと思います」
5.「私の素直な気持ちを言えば……、もっと素の自分で、色々な人と会話をして行きたいです」
6.「…率直に言えば、レイさんの方が正しく思えてきました。別に、貴方の考えを否定するワケではないですが…」
7.「信頼? コミュニケーション…? ……大甘の、愚の愚ですね。仕事を割り切れない青二才の言い訳です」
↓2
泰葉「まだ少し悩んでいますが…」
サウザー「……」
泰葉「自分の意見を何も言えないのも、幸子さんの言う通り窮屈だと思います」
サウザー「だ、だから一応は意見を許しているだろう? それの何が不満なのだ?」
レイ「一応も何も、最終的に叶わないと分かってて、何が自由な意見だ?」
サウザー「ぐ、ぐぬぅ…!」
サウザー「こ、このッ…、シスコン卿がっ…!!」
レイ「聞きました奥さん? 男って言い返せなくなったら、すぐに罵倒や悪口に切り替えるんですの」
桃華「え、ええ……、そうですわね…」
サウザー「許さん…! 絶対に許さんぞ虫ケラども…っ!」プルプル
泰葉「……」
泰葉「私は今まで、貴方の考えに寄ったものを、信念としていましたが…」
泰葉「最近、貴方達と関わってから、少しずつ改めるようになって来ました」
泰葉「自分を偽って仕事をする事より、もっと大切な物があるんじゃないかって…」
レイ「……」
レイ「しかし、先程は…」
泰葉「あ、あの時は…」
泰葉「急に話を振られたのでテンパって、あと、凄い剣幕に委縮してしまって…」
レイ「……だそうだ。力や恐怖で押さえつけると、ロクな意見も聞けんのだ」
レイ「貴様も自分の評価を気にしているのならば…、少しは横暴な立ち振る舞いを省みたらどうだ?」
サウザー「か、省みぬっ……!!」プルプル
瑞樹『あ、あの、口から血が出てますけど、一旦休憩しましょうか?』
●安価(今回はオマケです)
新密度+(+20)
↓1
☆親密度 1710→1742/2000
======
(トークチームD)
瑞樹『それでは次に、トークチームDのお話を聞いてみましょう! スタンバイOKですか?』
シン「ふん…、サウザーは相手のみならず、本来ならば自分の味方の筈の人間も敵に回し、自滅した」
菜々「見てるコッチが同情しちゃいましたね…」
シン「なら我らはそれを反面教師に、チーム一丸となって挑もうではないか」
文香「………と、申しますと…?」
シン「トークチームBが提示した題材は『担当プロデューサーの長所、短所』である」
シン「今回は、俺のみを褒め称えろ」
シン「ただただひたすら、貴様らは俺の長所を垂れ流していれば良い」
未央「うん、分かったよ。私達はリードしてるし、下手に博打を打つ必要は無いからね」
卯月「(……)」
シン「どれ、イヴ某は何と言っている?」
●安価
イヴ・サンタクロースのカンペ
1.話題を変える(内容自由)※コンマ奇数で成功
2.話題を変えない(カンペ内容記載)
↓2 (※数字・内容を明記!!)
━━━━━━━━━━━━━━
『油断せず頑張りましょう☆』
━━━━━━━━━━━━━━
イヴ「(私も、次はまた頑張りますよー♪)」
シン「奴なりのエールだ。さて行くぞ、覚悟は良いな?」
卯月「はいっ!」
未央「とにかく、褒めちぎれば良いんだね?」
菜々「ここはシンさんを立てましょう! 頑張りましょうっ♪」
=======
【3巡目】
【トークバトル B対D】
【トークチームD:トーク開始】
シン「ケンシロウ」
ケンシロウ「……?」
シン「立て。真っ向勝負と行こうではないか」
瑞樹『?? 何をする気ですか? 喧嘩はやめて下さいね?』
シン「勘違いするな。今回は我らはお前達の題材にのっとって…」
シン「担当……ではないかもしれんが、俺達二人の長所を周囲に言って貰おう」
ケンシロウ「……」
シン「先に考えが尽きたチームの負けだ。シンプルで分かりやすいだろう?」
李衣菜『ぷ、プロデューサー…、どうする?』
ケンシロウ「……俺は、お前達を信じよう」スッ
ケンシロウ「適当でも構わん。奴らより多く思いつけば良いだけだ」
雫『て、適当でいいんですか~??』
鈴帆『ウチらも微力ながら加勢するけん。な? 薫しゃん?』
薫『うん! 頑張るよーっ!』
瑞樹『おっと、今回は趣向が少し違いますが…、これはこれで面白そうなので、見守るとしましょう!』
●安価
1.シンの長所の数
2.ケンシロウの長所の数
(コンマ一の位 + コンマ十の位で決定)
↓1.2
瑞樹『ではまずチームDから。よーい、スタートっ♪』
未央「はい! 髪がサラサラっ!」
卯月「えーっと、北斗の拳のキャラと言われれば3番目位に名前が挙がりますっ!」
菜々「結構綺麗好きっ!」
文香「ううん………、一途な所?」
未央「最期が潔い所!」
卯月「案外マメで料理が出来ます!」
菜々「英語が堪能!」
文香「………軍や町の名前が少しお洒落……」
未央「ケンシロウさんに初黒星を付けた相手!」
卯月「料理以外もに、結構家庭的です!」
菜々「ば、バギーに立って乗れるくらいバランス感覚が良い…!」
文香「ええと…、回胴式遊技機内では……、無類の強さを発揮する所…?」
シン「ふふふ…!」
シン「12個だ! 12個の長所が挙がったぞ!」
ケンシロウ「……」
瑞樹『では、チームBに参りましょう。スタート!』
李衣菜『はいっ! 服装がロック!』
雫『腕が逞しいですー♪』
鈴帆『北斗の拳で一番人気があっけん!』
薫『たさいなところー♪』
李衣菜『何より優しい!』
雫『敵に情け容赦ない姿勢も素敵です♪』
鈴帆『ぼ、盆踊りが上手っ!』
薫『かもくなところ~☆』
ケンシロウ「………」
シン「………おや?」
シン「8個で終わりかな? ええ?」
ケンシロウ「く……っ!」
瑞樹『では次に、短所に移りましょう!』
シン「……」
シン「え?」
ケンシロウ「え?」
瑞樹『?? だって、チームBの題材は「長所と短所」でしょう?』
●安価
1.シンの短所の数
2.ケンシロウの短所の数
(コンマ一の位 + コンマ十の位で決定)
↓1.2
ケンシロウは他プロダクションが二人いるから長所が少なくても許してあげて
短所が多いのは......うん(白目
瑞樹『はーい、ではいきますよー?』
シン「き、貴様ら…!」
卯月「わ…、私達を恨まないで下さいっ!」
瑞樹『よーい、スタート☆』
未央「えっと…」
未央「正直、嗜好が無理」
卯月「ロン毛でも、ちょっと長すぎです…」
菜々「終始、ケンシロウさん相手に冷や汗かいて退場した姿が…ちょっと…」
文香「一途過ぎて、前が見えていない所…」
未央「マントがダッサい…」
卯月「自称もKINGの所がヤバい…」
菜々「拳王の名前を聞いただけで震えちゃう…」
文香「たて笛とか悪口を書くとか…、こ、小細工が女々しい……」
シン「……」
シン「………1個多くない? 7個じゃなかったっけ?」
瑞樹『確かに8個言われてましたが、7個にしておきましょう』
シン「(嬉しくねえ…)」
瑞樹『では、チームBの番です! どうぞ!』
ケンシロウ『……』
李衣菜『(な、何も言わない所が逆に気まずい…!)』
李衣菜『…っ!』
李衣菜『初登場シーンが色々とダサイ!』
雫『あ、案外口が悪い所が……』
鈴帆『何でも脱げばよかっちゅうもんじゃなか…』
薫『くさそう……』
李衣菜『岩山両斬波がただのチョップにしか見えない』
雫『もう少しちゃんと喋って下さい…』
鈴帆『絶対将来、認知症になりそう』
薫『めつきがこわい…』
李衣菜『愛が迷走している…』
雫『牛乳吐き過ぎですぅ…』
鈴帆『作中随所での行動目的が、不明瞭過ぎばい…』
薫『まゆげふといー』
李衣菜『所々で外道っぷりが際立つ。特にバーの店主とのやり取り』
雫『えっと…』
雫『正直、どう接していいか分かりません…』
ケンシロウ「……」
シン「………」
ケンシロウ「……ぐふぅ…っ!」ガクン
瑞樹『……』
シン「け、ケンシロウッ!」ガシッ!
ケンシロウ『し、シンよ……』スッ
ケンシロウ『俺は……、もう、人と関わる資格が無いかもしれん…』
ケンシロウ『この手を血で染めて来た男が、いたいげな少女達と過ごすのは、間違いだった……』
シン「お、お前がそこまで追いつめられるとは…!」
シン「………だが俺も、少し一人になり、自分という人間を省みようと思う…」
李衣菜『ぷ、プロデューサー! 冗談だよ! 本気にしないでっ!?』
菜々「し、シンさん! 多少欠点があった方が親近感があって良いんですよ!?」
ケンシロウ『うぐ……、シン…、我が強敵よ……、俺達は何処で道を違えた…?』
シン「…これから二人で考えよう。昔のように男二人で…』
シン「少し人間不信に陥りそうだ…。これだから女という生き物は信じられんのだ…!」
瑞樹『……』
瑞樹『えーっと…』
瑞樹『これはドローでよろしいでしょうか?』
瑞樹『一体誰が得したのでしょう……、全員に傷痕を残した、罪深いトーク……でしたね』
卯月「自称もKINGの所がヤバい…」
薫『くさそう……』
この2つが一番ダメージ大きそうwww発言者もまさかの二人
文香「一途過ぎて、前が見えていない所…」
李衣菜『愛が迷走している…』
逆にこの2つが一番ダメージ少なそうで発言者は安定の二人で安心。
=======
瑞樹「…」
瑞樹「波乱の3巡目が終了です」
瑞樹「トークチームBは『担当プロデューサーの長所と短所』というテーマでトークを繰り広げました」
瑞樹「チームBは、普段のプロダクションでの記憶を頼りに、プロデューサーの逸話や変わった話などを繰り広げ…」
瑞樹「人間臭い部分から、超人的なエピソードまで、様々な表情を垣間見れたのではないかと感じます」
瑞樹「これを受けて、チームCはプロデューサーのプロデュース方針にメスを入れて行きました」
瑞樹「プロデューサーが主導か、それとも相互に干渉し合い歩んでいくか、二つに割れましたね」
瑞樹「……いえ、二つに割れたと言うより、9対1の勝負と表現した方が正しいかな?」
瑞樹「各々気持ちをぶつけあい、普段は隠していた心情も吐露出来たのではないでしょうか?」
瑞樹「一方、チームDは………真っ向勝負として、長所と短所をぶつけ合うと言う……」
瑞樹「集団で個人を責める様な、虐殺の場を覗いてしまった気がします」
瑞樹「これもこれで、普段は言えない気持ちを言う事が出来た……ということで良いのでしょうか?」
瑞樹「後腐れの無いように、各自事後処理をしっかりして下さいね♪」
瑞樹「それではおなじみ、採点に移りましょう!」
瑞樹「お手元のボタンで、チームに投票をお願いします」
●安価
基本題材『担当プロデューサーの長所と短所』
ポイント加算
1.トークチームB:(+70)
2.トークチームC:(+30)
3.トークチームD:(+60)
↓1.2.3
瑞樹「集計が終わったようです。では、全チームのポイントを見てみましょう!」
★ポイント
トークチームD:433
トークチームC:293
トークチームB:152
トークチームA:85
瑞樹「チームD強し! ポイント横取りチャンスを確実に物にしているお陰もありますが…!」
瑞樹「この勢いは本物です! 何かそのトークに引きつける物があるのでしょうか?」
瑞樹「チームA、Bは少し劣勢気味です、なんとか逆転目指し頑張って欲しい所ではありますが…」
瑞樹「特に、一番懸命にトークを展開しているチームBは、些か評価が奮いませんね…」
瑞樹「無難な落とし所を付ける点は、少し押しが弱く見られているのでしょうか。厳しい体勢です…」
瑞樹「逆に、ポイント横取りチャンスで一番被害を受けているチームCは、必死に2位をキープし、なんとか喰らい付いています!」
瑞樹「残すはあと一回ですが、どのようなドラマが待ち受けるのでしょうか!」
瑞樹「では、最後のポイント横取りチャンス……!」
瑞樹「『ポイント大量横取りチャンス』にいってみましょう!」
パチパチパチパチパチパチ!
瑞樹「さて、では4人の応援の方は、前にお越し下さい」
イヴ「今回も頑張りますよっ♪」
茜「私も負けませんっ! 何でもコーイっ!!」
仁奈「皆さんのために、少しでも活躍するですよ!」
トキ「……」
瑞樹「トキさん、驚異的なステルス能力ですね。貴方今日、冒頭で咳込んでしかいませんよ?」
瑞樹「では買っても負けても恨みっこなし! 最後の対決はコチラです!」
●安価
ポイント横取りチャンス
『ゲーム内容』
1.二者択一アンケート
2.北斗の拳クイズ
3.本家アイドルマスタークイズ
4.シンデレラガールズクイズ
5.その他(内容自由)
↓2
瑞樹「今回のポイント大量横取りチャンスは、通常のポイント横取りチャンスより、得られる得点が増えています!」
瑞樹「現在劣勢のチームは、この機を確実にモノにして、最後の4巡目の勝利に繋がるように頑張って下さい!」
瑞樹「それでは参りましょう! 『北斗の拳クイズ』~っ♪」
パチパチパチパチ!
瑞樹「『北斗の拳』に関するクイズを3題出題するので、前回までと同様、早押しで答えて頂きます」
瑞樹「今回もまた問題毎に『かんたん』『ちょいムズ』『激ムズ』に分かれているので、皆さんの健闘をお祈りします」
瑞樹「では参ります! 第1問」
『第1問(かんたん)』
『星を冠する称号、宿星は、「義星のレイ」「殉星のシン」「妖星のユダ」「仁星のシュウ」「将星のサウザー」「天狼星のリュウガ」「慈母聖の……」』
『「諸星のきらり」「凶星のほたる」など、様々ありますが…、』
『では、作中で、拳王ラオウは何と言われていたでしょう??』
1.冥王星
2.天啼星
3.破軍星
4.独裁星
5.暴凶星
●安価
解答者はコンマで決定(状況により変動)
コンマ00~24:チームA
コンマ25~49:チームB
コンマ50~74:チームC
コンマ75~99:チームD
『クイズの解答』
↓1
ピコン!
瑞樹「来ました! 今回のクイズ女王の名を欲しいままにしているイヴちゃん! お答えは?」
イヴ「えーっと、『5』ですか~?」
ピンポーン!
瑞樹「やはり正解! 本当に強いっ!」
イヴ「た、たまたまですよ~…」
瑞樹「拳王ラオウは『暴凶星』と謳われ、その無類の強さと恐怖で人々を震え上がらせた、まさに世紀末覇者…!」
瑞樹「ここまでのチームDの快進撃はイヴちゃんに支えられていると言っても過言ではないでしょう、それでは…」
瑞樹「正解したチームDには、なんと40ポイントと…!」
瑞樹「他の1チームから40ポイントを横取り出来ます。さて、何処にしましょう?」
●安価
ポイント横取り
(30ポイント)
コンマ00~33:トークチームA
コンマ34~66:トークチームB
コンマ67~99:トークチームC
↓1
瑞樹「チームAですね! それではチームAから30ポイントを奪取し、計60ポイントをチームDに加算したいと思います!」
★ポイント
トークチームD:493
トークチームC:293
トークチームB:152
トークチームA:55
瑞樹「なんというか…、ここまで来ると、完全なワンサイドゲームですね…」
イヴ「す、すみません~…」
瑞樹「いえ、責めている訳ではありませんよ?しっかりと応援アイドルとしての職務を全うしてい思います」
シン「イヴよ。そのまま一方的に突き放してしまえ…!」
瑞樹「まだまだ勝負はこれから! さあ、続いていきましょう、第2問!」
『第2問(ちょいムズ)』
『「北斗の拳イチゴ味」にて、栄えある「聖帝軍にスカウトしたいキャラ列伝」に、2番目に抜擢された人物は?』
1.羅将ハン様
2.シーカー
3.キスケ様
4.シエ様
5.ヌメリ様
●安価
解答者はコンマで決定(状況により変動)
コンマ00~24:チームA
コンマ25~49:チームB
コンマ50~79:チームC
コンマ80~99:チームD
『クイズの解答』
↓1
ピコン!
イヴ「はい、いいですかー??」
瑞樹「き、来ました! 今の所、単体で220ポイント分の働きをしているイヴちゃん……、いえ、イヴさん!」
瑞樹「答えはっ…!?」
イヴ「答えは『4』の『シエ様』でーす♪」
ピンポーン!
瑞樹「す、素晴らしい…、正解で御座います…!!」
瑞樹「こ、これはもう頭が挙がりません、御見事と言うほかないでしょう…!」
イヴ「そ、そんな、私はただ直感で…」
瑞樹「超直感という第6感ですね。参りました…」
瑞樹「ちなみに正式な順番は、『1.シーカー、2.シエ様、3.羅将ハン様、4.ヌメリ様、5.キスケ様』でした」
瑞樹「いやはや…、もう言葉がありません…! これはチームDの皆さんも大喜びでしょう」
未央「イヴさん、カッコいいよーっ!」
卯月「その調子で頑張ってくださーい♪」
イヴ「はーい♪ 任せて下さーい!」ヒラヒラ
瑞樹「では、正解ポイントは40ポイントで、そして横取りポイントを上乗せします!」
瑞樹「さあ、チームDに哀れに搾取される様子をご覧ください…!」
●安価
ポイント横取り
(40ポイント)
コンマ00~33:トークチームA
コンマ34~66:トークチームB
コンマ67~99:トークチームC
↓1
瑞樹「それでは、チームCから40ポイントを搾取し、チームDには計80ポイントが加算されます」
★ポイント
トークチームD:573
トークチームC:253
トークチームB:152
トークチームA:55
瑞樹「圧倒的…! 圧倒的大差…ッッ!」
サウザー「………」
サウザー「おい、日野茜……何とかするのだ…」
茜「はい、が、頑張りますっ…!」
ヘレン「ヘーイ、トキ? 今日は一言しか発していないケド、即身仏にでもなるおつもり??」
トキ「……」
李衣菜「仁奈ちゃん! 最後だけでも、しっかりクールにねーっ!」
仁奈「李衣菜おねーさん、見ていて下さいっ!」
瑞樹「では、ポイント大量横取りチャンス、最後の問題です!」
瑞樹「第3問目は激ムズです! 得点も70ポイントと高いので、ここは踏ん張りどころになるでしょう!」
瑞樹「では参ります!ラスト問題は、コチラっ♪」
『第3問(激ムズ)』
『パチスロ「北斗の拳 世紀末救世主伝説」にて、最高継続率を示唆する演出は、次の内どれ??』
1.上乗せバトルのPUSH演出で『7』が5回以上出現する
2.フリーズ発生で、赤7が揃う
3.敗北時、ユリアが出現しケンシロウが立ち上がる
4.ケンシロウがレイの動きで、ラオウを翻弄する
5.ラオウのパンチを、無想転生で回避する
6.拳王乱舞でファルコが出現し、出目がチェリーを否定
7.継続バトルで、ケンシロウの北斗剛掌波がヒットする
8.激闘乱舞9連以内で、トキ昇天演出が発生する
↓2
>>706訂正
瑞樹「それでは、チームCから40ポイントを搾取し、チームDには計80ポイントが加算されます」
★ポイント
トークチームD:573
トークチームC:253
トークチームB:152
トークチームA:55
瑞樹「圧倒的…! 圧倒的大差…ッッ!」
サウザー「おい、日野茜……何とかするのだ…」
茜「はい、が、頑張りますっ…!」
ヘレン「ヘーイ、トキ? 今日は一言しか発していないケド、即身仏にでもなるおつもり??」
トキ「……」
李衣菜「仁奈ちゃん! 最後だけでも、しっかりクールにねーっ!」
仁奈「李衣菜おねーさん、見ていて下さいっ!」
瑞樹「では、ポイント大量横取りチャンス、最後の問題です!」
瑞樹「第3問目は激ムズです! 得点も70ポイントと高いので、ここは踏ん張りどころになるでしょう!」
瑞樹「では参ります!ラスト問題は、コチラっ♪」
『第3問(激ムズ)』
『パチスロ「北斗の拳 世紀末救世主伝説」にて、最高継続率を示唆する演出は、次の内どれ??』
1.上乗せバトルのPUSH演出で『7』が5回以上出現する
2.フリーズ発生で、赤7が揃う
3.敗北時、ユリアが出現しケンシロウが立ち上がる
4.ケンシロウがレイの動きで、ラオウを翻弄する
5.ラオウのパンチを、無想転生で回避する
6.拳王乱舞でファルコが出現し、出目がチェリーを否定
7.継続バトルで、ケンシロウの北斗剛掌波がヒットする
8.激闘乱舞9連以内で、トキ昇天演出が発生する
●安価
解答者はコンマで決定(状況により変動)
コンマ00~24:チームA
コンマ25~49:チームB
コンマ50~74:チームC
コンマ75~99:チームD
『クイズの解答』
↓2
ピコン!
瑞樹「はい、ボタンを押したのは……!」
イヴ「私ですー、今回は流石に自信がありませんが…」
瑞樹「さあーーっ! 来ましたクイズ女王!! イヴ・サンタクロースっ!」
瑞樹「ここで正解し、決定打を刺すのかぁーっ!」
イヴ「えーっと…、答えは…、『3』ですか~??」
瑞樹「っっっ!!」
瑞樹「結果はっ……!」
ブッブー!
瑞樹「残念っ、不正解です…!」
イヴ「あ、あら~…」
瑞樹「まさか、クイズ女王にも解けぬ問題が存在しようとは…」
瑞樹「しかし、イイ線は行っていました。惜しいです!」
瑞樹「正解は『7』、『継続バトルで、ケンシロウの北斗剛掌波がヒットする』でした」
瑞樹「最高継続率は89%ですが、『3』だと84%なんですね」
瑞樹「他の解答は、その他の継続率だったり、設定6示唆演出など、様々です」
瑞樹「…」
瑞樹「ええっと……??」
━━━━━━━━━━━━━━━
『流石にこのポイント差だとアレなので、もう1問出題します』
━━━━━━━━━━━━━━━
瑞樹「では、次の問題に参りましょう!」
茜「あれ、次があるんですか?」
瑞樹「今回は特別、1問プラスします」
瑞樹「難易度を少し落とすので、比較的答え易くなるハズです」
瑞樹「クイズは『北斗の拳』のままで、難易度は『ちょいムズ』になります」
瑞樹「しかし得点変動は先程の『激ムズ』同様、プラス70点!」
瑞樹「いってみましょう! 問題は、コチラです!」
『第4問(ちょいムズ)』
『パチスロ「北斗の拳 世紀末救世主伝説」にて、プレミア演出で当てはまらないモノは??』
1.エイリやん出現
2.アミバとの対決演出に発展
3.メダル払い出し音が『獣王』
4.リンが激しく転ぶ
5.バットが肉を落とす
●安価
解答者はコンマで決定(状況により変動)
コンマ00~24:チームA
コンマ25~49:チームB
コンマ50~74:チームC
コンマ75~99:チームD
『クイズの解答』
↓2
ピコン!
イヴ「はい、いいですか~?」
瑞樹「またまた来ましたっ! お答えは…?」
イヴ「答えは…『2』…??」
ブッブー!
イヴ「! ああ…っ」
瑞樹「あーっと…、不正解です…。クイズ女王、今回は不調かっ?!」
瑞樹「正解は『4』、『リンが激しく転ぶ』でした。『アミバとの対決演出に発展』すると、ボーナスかARTが確定します」
瑞樹「ううん、これは問題の方向性がアレなのかもしれないですね…」
瑞樹「スタッフさん、どうしますか……?」
━━━━━━━━━━━━━━━
『泣きのラスト1回です。これで最後にします』
━━━━━━━━━━━━━━━
瑞樹「了解しました! それでは、正真正銘、これが最後の問題です!」
瑞樹「ポイントは70ポイント、難易度は維持し、問題の方向性を変えてみましょう」
瑞樹「最後の問題、コチラになりますっ」
『第5問』
『北斗神拳伝承者、第64代目は「ケンシロウ」ですが、では、第62代伝承者は??』
1.霞拳志郎
2.劉宗武
3.霞鉄心
4.リュウケン
5.コウリュウ
●安価
解答者はコンマで決定(状況により変動)
コンマ00~24:チームA
コンマ25~49:チームB
コンマ50~74:チームC
コンマ75~99:チームD
『クイズの解答』
↓2
ピコン!
瑞樹「さて、ボタンを押したのは…?」
トキ「…私だ」
瑞樹「こ、ここで動きましたっ! 静かなる巨人…!」
トキ「答えは『1』、『霞拳志郎』」
瑞樹「さあ、どうでしょう、結果は…」
ピンポーン!
瑞樹「!!」
瑞樹「正解っ! やはり、北斗神拳に関わる事なら任せろと言わんばかりに決めてきましたね! 御見事で御座いますっ♪」
トキ「……ごほっ」
瑞樹「霞拳志郎は第62代目北斗神拳伝承者…、というか、この面子全員に資格があると言っても過言ではないでしょう」
瑞樹「では見事正解したチームAには70ポイントに加え、ポイント大量横取りの権利が与えられます」
瑞樹「さて、どこからポイントを奪いましょうか??」
●安価
ポイント横取り
(70ポイント)
コンマ00~33:トークチームB
コンマ34~66:トークチームC
コンマ67~99:トークチームD
↓1
瑞樹「では、チームCより、ポイントを70点移動しまして…」
瑞樹「結果が、コチラになります」
★ポイント
トークチームD:573
トークチームA:195
トークチームC:183
トークチームB:152
瑞樹「横並び一線! と、言いたいですが…」
サウザー「……」
サウザー「おい、一つ空気を読まんチームが居るぞ。もう退場で良いのではないか?」
シン「それはどこの事かな? 周りが雑魚過ぎて目に入らんが……」
瑞樹「退場とか、そ、そう言う事には出来ませんっ! 応援アイドルのイヴちゃんが頑張った結果なのですからっ!」
サウザー「この…、如何ともし難い点差はどうするのだ。もう大仰に加点しなければ逆転など有り得んだろ…」
ヘレン「まあ、最後まで何が起こるか分からないわ。諦めずに行きましょう」
李衣菜「よ、横取り分も合わせれば……、イヴさん1人で……」
瑞樹「60、40、60、60、80………」
瑞樹「さ、300点……、稼いだ計算になりますね……」
イヴ「あ、あはは…、ご、ごめんなさ~い…」モジモジ
サウザー「貴様はこれから、インテリ芸能人としてでも育成するか…」
イヴ「……いんてり…、ですかぁ??」
レイ「異国の貧しい美女が、知的な一面や幅広い教養を覗かせる……、アリかもしれんな」
イヴ「び、美女だなんて、そんな恐れ多いですよ~///」バシバシ
レイ「(痛い…)」
瑞樹「では、以上で、ポイント大量横取りチャンスを終了します」
瑞樹「そしていよいよ…! 最後の巡目に移りたいと思います!」
瑞樹「最後はチームCの提示題材で、全チームに順番に回すので、まだまだ結果は分かりません」
瑞樹「最後の最後まで、会場の関心を引き、個性と魅力溢れるトークを、皆さんよろしくお願いしますっ☆」
●安価(重要)
トークチームCの『トーク題材』
↓2
=======
(トークチームC)
サウザー「フハハハハハ!」
サウザー「さあ、大トリにして今日の主役、聖帝チームのトークお披露目である」
レイ「トーク題材は『担当P(担当アイドル)との仲のよさ』との事だが…」
幸子「…これ、さっきの題材と似てないですか?」
サウザー「表層は似ているが、内容は大きく違う」
桃華「? そうですの?」
サウザー「フフフ…、我らの仲良しっぷりを嫌という程見せ付けてやろうではないか!」
レイ「…」
幸子「(さっき、あんなにアイドルの事を軽んじて言っていた人が…)」
幸子「…」
幸子「まあ、いいでしょう。ボクも貴方の事は嫌いじゃありませんし、色々と語れる部分はありますから!」
泰葉「あ、あの…」
レイ「どうした?」
泰葉「結局、どのチームも準備した題材は使いませんでしたね…」
サウザー「何を言っている? 本番とは予測がつかん物だと、貴様が充分知っているではないか」
泰葉「は、はい…」
泰葉「……担当の、プロデューサー…」
レイ「不安か?」
泰葉「……今の帝都では少しは違う環境に甘んじていますけど、でも、ファルコさんのスタイルも…」
泰葉「…以前に私のいた事務所と、あまり差は無く…」
レイ「……それは、お前が奴に心を開かんからだ」
レイ「奴とてお前のことをぞんざいに扱うとは、俺は思えん」
泰葉「…!」
サウザー「まあ、実際分からなくは無いがな。奴は金に真摯だと、ウダから聞いた事がある」
幸子「チームBの鈴帆さんと薫ちゃんの話によれば、結構シビアな部分もあるみたいですね」
レイ「泰葉よ。お前自身が見方を変えなければ、何も状況は改善しないだろう」
桃華「泰葉さん…、もしよろしければ、わたくし達の事を語って下さっても良いんですのよ?」
泰葉「……」
●安価
日野茜のカンペ
↓2
━━━━━━━━━━━━━━━━━
『泰葉さんメインでレッツぁゴー!』
━━━━━━━━━━━━━━━━━
茜「っっ!」ガリガリ
━━━━━━━━━━━━━━━━━
『自分の趣味を混ぜ込みながらアターック!』
━━━━━━━━━━━━━━━━━
茜「っっっ!」カキカキ
━━━━━━━━━━━━━━━━━
『他のみんなはサポートでバーニング! 』
━━━━━━━━━━━━━━━━━
茜「っっっっ!」キュッキュ
━━━━━━━━━━━━━━━━━
『特に男性陣はご指名されなきゃ黙ってて!!』
━━━━━━━━━━━━━━━━━
茜「(さあ、皆さん最後は思いっきり行きましょうッ!)」
サウザー「……」
サウザー「アイツ、カンペ何枚使ってんの? 地球に優しくないよ?」
幸子「泰葉さんをメインに据えろと言っていますね?」
桃華「でも、流石に趣味は厳しいかもしれないですわね。方向性も考慮したら…」
レイ「とにかく、男性陣は黙ってろ…、ということだ、サウザー?」
サウザー「え? いや、普通に話しますけど何か問題でも?」
泰葉「れ、レイさんはサポートしてくれるんじゃないんですか!?」
レイ「……」
桃華「サポート? 泰葉さん、何の話ですの??」
泰葉「! あ、いや、その……」
レイ「まあ…、お前はトークが苦手と言っていたな?」
泰葉「………はい」
レイ「厳しいかもしれんが、強制されるより、自発的に表現する方が成長に繋がる」
レイ「俺はアイリを舐めるように眺めながら、時折フォローに徹しよう。お前は恥ずかしがらず、自信を持って話せ」
サウザー「フフフ…、無理に盛り上げようとすれば下手を打つ。自然体で話すのが一番だ」
泰葉「はい…」
泰葉「なんとか、やってみます」
サウザー「では、まず席の配置をずらそうか」
泰葉「…?」
サウザー「岡崎泰葉を先導中心に据え、俺達4人が後方で佇んでいようではないか…!」
泰葉「え、えええっ!?」
幸子「そ、そんなプレッシャーを掛ける様な事は、やめて上げましょうよ!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━
『泰葉さんメインでレッツぁゴー!』
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茜「っっ!」ガリガリ
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『自分の趣味を混ぜ込みながらアターック!』
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茜「っっっ!」カキカキ
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『他のみんなはサポートでバーニング! 』
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茜「っっっっ!」キュッキュ
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『特に男性陣はご指名されなきゃ黙ってて!!』
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茜「(さあ、皆さん最後は思いっきり行きましょうッ!)」
サウザー「……」
サウザー「アイツ、カンペ何枚使ってんの? 地球に優しくないよ?」
幸子「泰葉さんをメインに据えろと言っていますね?」
桃華「でも、流石に趣味は厳しいかもしれないですわね。方向性も考慮したら…」
レイ「とにかく、男性陣は黙ってろ…、ということだ、サウザー?」
サウザー「え? いや、普通に話しますけど何か問題でも?」
泰葉「れ、レイさんはサポートしてくれるんじゃないんですか!?」
レイ「……」
桃華「サポート? 泰葉さん、何の話ですの??」
泰葉「! あ、いや、その……」
レイ「まあ…、お前はトークが苦手と言っていたな?」
泰葉「………はい」
レイ「厳しいかもしれんが、強制されるより、自発的に表現する方が成長に繋がる」
レイ「俺はアイリを舐めるように眺めながら、時折フォローに徹しよう。お前は恥ずかしがらず、自信を持って話せ」
サウザー「フフフ…、無理に盛り上げようとすれば下手を打つ。自然体で話すのが一番だ」
泰葉「はい…」
泰葉「なんとか、やってみます」
サウザー「では、まず席の配置をずらそうか」
泰葉「…?」
サウザー「岡崎泰葉を先導中心に据え、俺達4人が後方で佇んでいようではないか…!」
泰葉「え、えええっ!?」
幸子「そ、そんなプレッシャーを掛ける様な事は、やめて上げましょうよ!」
=======
【4巡目】
【トークチームC:トーク開始】
瑞樹『それではチームC、どうぞ!』
泰葉「はい」
瑞樹『…?』
瑞樹『おや、開口一番に社長さんが笑い飛ばすと思いきや…』
瑞樹『ここは出番を大御所に譲ったと見えますね?』
泰葉「お、大御所なんかじゃありません…」
瑞樹『これは失礼しました。ではお願いします』
泰葉「私達のチームは、『担当との仲』に関して話します」
瑞樹『おや、テレビでは多くは語られない、担当との禁断の間柄にメスを入れんですね!』
瑞樹『お姉さん、興味津々だなー♪』
桃華「担当との仲と言っても、前回のトークのように悪い部分はあまり語らないようにしますわ」
幸子「不仲と勘違いされても、色々と困る部分もありますからね!」
瑞樹『桃華ちゃんと幸子ちゃんは確かに、先程色々と暴露していましたね』
●安価
1.櫻井桃華の話を聞く
2.輿水幸子の話を聞く
3.岡崎泰葉の話を聞く
↓2
瑞樹『じゃあ、あまり会話の輪に入って無かった様子の、帝都所属の泰葉ちゃんに話を伺ってみましょうか?』
桃華「元より、今回は泰葉さんにスポットを当てるつもりでしたわ!」
瑞樹『お、そうでしたか。それは期待しましょう』
桃華「(泰葉さん、頑張りましょう)」
泰葉「(は、はい…)」
泰葉「はい。私は帝都グループの所属で、今日は7610のアイドルの方々と一緒に参加しています」
泰葉「担当は鈴帆ちゃん、薫ちゃんが語ってた通り、金銭面、金策にはかなりシビアで…」
泰葉「新鋭のプロダクションという事もあるんですが、多くの仕事を回されたり、休む間があまり無い程、忙殺した日々を送っています」
瑞樹『ひとつ、聞いてもよろしいですか?』
泰葉「? はい」
瑞樹『泰葉ちゃんは昔から芸能界で、子役などの活動で、かなり知名度は有る方だと思うのですが』
瑞樹『やっぱり忙しいと感じる位、慣れない事も多いのですか?』
泰葉「今では、仕事はある程度スムーズに行えますし、量が多くても、気合で乗り切る時もあります」
泰葉「慣れないと思った事は、最近は正直ありません」
桃華「流石ですわね。わたくしも見習いたいですわ」
幸子「フフン、ボクだって、何でもスマートにこなせる器量はありますよ♪」
瑞樹『やはり、泰葉ちゃん位の実力があれば、簡単に一人でこなせちゃいそうですね!』
泰葉「そ、それは…」
幸子「そうですね! 担当との関係作りも、流石に7610程、異様な人達ばかりではないでしょうから!」
桃華「まあ、7610にも普通の人はいらっしゃるんですよ? 泰葉さんはどうでしょう?」
●安価
岡崎泰葉の発言
1.「仕事以外の関係構築があまり得意では無く、そういう面では苦労しています」
2.「今でも悩む事は多いです。私はあまり自分の意志で動こうと思った事は有りません」
3.「仕事と割り切れば、誰とでもすぐに仲良く出来ます。これでも、この道長いですから」
4.「私は、正直、桃華さんや幸子さんが羨ましいです。担当との関係で…」
5.「理想的な関係と言うのは、実際よく分かりません。全て向こうの判断と指示を仰いでいます」
↓2
泰葉「私は、正直……」
泰葉「桃華さんや幸子さんが羨ましいです。担当との関係で…」
桃華「??」
幸子「え!? あんな関係が羨ましいんですかっ!?」
幸子「ふ、振り回されているだけですよ!?」
泰葉「でも、私から見たら、凄く楽しそうに見えましたよ?」
幸子「!」
桃華「あら、レイちゃまの言う通り、やっぱりあれが性に合っているんじゃなくて?」
幸子「そんなこと……っ! ま、まあ…、アレで知名度がかなり上昇しているのは否定しないですけど…」
泰葉「質の良い仕事を回してくれたりとか、そういう点でもあるんですけど…」
泰葉「ああやって、面と向かって言い合える様な関係が…」
泰葉「……とても、羨ましいです」
幸子「……泰葉さん?」
泰葉「桃華さんも同じです。プロデューサーに好意的になれたり、その人の誇れる部分を誰かに語れたり…」
桃華「…」
泰葉「私は、担当や、プロデューサーという人種の方と、そのような関わりを持ったり、関係を作った事が無い…」
泰葉「……いえ、私が望みませんでした」
瑞樹『うんうん…』
泰葉「仕事が第一、あくまでビジネス。そう割り切っていましたから…」
泰葉「相手から指示されれば、それをただ受け入れ、淡々と処理する」
泰葉「……まるで、『人形のようだ』と、最近誰かに言われました」
泰葉「自分でも、まるで気付いて無くて、憤慨してしまいましたが…」
泰葉「…最近では、自分が本当にやりたい仕事と、そのスタイルが…」
泰葉「よく分からなくなってきました…。本当に自分はこのままでいいのか…」
瑞樹「……」
瑞樹『(うーん…)』
瑞樹『(暗くなってきたわね…、この方向性に近い、何か明るい話題…)』
●安価
川島瑞樹の質問
1.担当の事を、今どう考えているか聞く
2.最近何か嬉しい事は無かったか聞く
3.上二つを少しずつ聞く
4.その他(内容自由)
↓2
瑞樹『では、今の担当との関係を、今後はどうして行きたいと思っているのですか?』
泰葉「い、今の…、ですか…?」
泰葉「そうですね……、一番上の社長の方針なのでしょうけど、私のプロデューサーも、かなり人使いが荒い点は否めません…」
泰葉「けど、根は凄く良い人だと思うんです! たまに臀部臀部何言ってるか、分からないですけど…!」
瑞樹『あー…、それって、先程のトークで薫ちゃんが言ってたアレですね?』
泰葉「…これから少しずつ、会話を重ねてたりして、色々と理解出来たら良いと思います」
瑞樹『まあ、人間色々ですからね』
泰葉「お互い、幸子さんのように、意見を言い合ったり…」
泰葉「桃華さんのように、何かその人の特徴を見つけてあげられたり…」
泰葉「私自身も、少しずつ変わって行けたらいいと望んでいます。いえ、変わらなきゃ駄目だと思います」
泰葉「今の仕事を楽しんでいない私なんか見せても…、一生懸命応援してくれているファンの方々に、申し訳が立ちませんから…」
瑞樹『そうですね…、その通りです』
泰葉「私も、これからは自分に正直に、楽しんで仕事が出来る様に…」
泰葉「…時間はかかるかもしれないけど、努力していこうと考えています」
瑞樹『ファンと自分の事を大切に思う…、素晴らしい心掛けであると思いますよ?』
泰葉「はい、ありがとうございます…!」
泰葉「……」
泰葉「……」
~~~~~~~
レイ『一体、何が楽しいのだ?』
泰葉『み……みんなの…喜ぶ顔が……』
レイ『ほう? ファンのため?』
レイ『他人のために働く。良い心掛けじゃないか。実に良い人だ』
レイ『自分の正直な感覚を抑え、他者が期待する像に合わせて自分の心を抑え偽り、あまつさえ、それを他者のためだと言い張る』
レイ『自分の人生がつまらない理由を、他人に押し付けるとは……』
泰葉『……私は、こういう、生き方しか出来ないんです…!』
~~~~~~~~
泰葉「(本当は…、最後の私の言葉も……)」
泰葉「実はレイさんから借りた物だけど……、今は、良いですよね?)」
泰葉「(私の気持ちも、今はその時の貴方と、同じなのだから……)」
泰葉「(貴方達のように、変わって行きたい……。今は、心からそう感じる…)」
幸子「何かあれば、ボクが相談に乗ってあげますよ?」
桃華「また今度、仕事に疲れた時は、一緒に遊びに行きましょうね」
泰葉「……!」
泰葉「はいっ! 是非、よろしくお願いします…!」
瑞樹『うん! 良い笑顔ですよ、泰葉ちゃん♪』
泰葉「!!」
泰葉「あ、は…、恥ずかしい………っ///」
幸子「ファンの人達も、そうじゃない人達も、釘付けになっちゃいますね♪」
桃華「泰葉さんは、自然に笑った顔が一番素敵ですわ♪」
瑞樹『自然に、ですか? 何か、そういったエピソードとかあったりするのかな?』
桃華「ああ、確か休日の…」
泰葉「!!」ガタッ
泰葉「そ、それはまたの機会にっ…!!」
桃華「(や、泰葉さん…、あのドールハウスの趣味の事、やっぱり恥ずかしいんですの?)」ヒソヒソ
泰葉「(い、いいじゃないですか! そもそもトーク題材が違うんですし…!)」ヒソヒソ
幸子「???」
瑞樹『ええー? まあ、無理には聞きませんが…』
瑞樹『…はい、それでは…』
瑞樹『プロデューサーとアイドルとの関係性について、改めて一石を投じ、深く考えさせられる物であったと思います』
瑞樹『先程、「アイドルとは、プロデューサーに従順に従い、使われてこそ真価を発揮する!!」と豪語していた、サウザーさんですが…』
瑞樹『今の泰葉ちゃんの考えを、如何に捉えましたか?』
瑞樹『………』
泰葉「………」
瑞樹『……?』
桃華「……あら?」
幸子「あれ、サウザーさんとレイさん…、………あれっ?!」
瑞樹『ちょ、ちょっと! あの2人、どこに行ったんですか!?』
泰葉「い、いない!?」
マスコット『……』ガラガラガラ
瑞樹『??』
瑞樹『えーっと、マスコット君が運んできてくれたのは…』
瑞樹『なになに? 岡崎泰葉の趣味で、自宅に合った一品??』
泰葉「!?」ガタッ
瑞樹『折角、泰葉ちゃんの本音も聞けた事ですし、もう少し彼女の一面を覗いてみましょうか!』
泰葉「」
泰葉「(な、何で…!?)
桃華「(れ、レイちゃま達、一体どこに…?)」
幸子「(この大勢の中、人目を盗んで消えるなんて、無理がありますっ!)」
幸子「(こ…、こんな事が出来るのは、多分……)」
・・・・・
・・・
・
>>765 訂正
瑞樹『ええー? まあ、無理には聞きませんが…』
瑞樹『…はい、それでは…』
瑞樹『プロデューサーとアイドルとの関係性について、改めて一石を投じ、深く考えさせられる物であったと思います』
瑞樹『先程、「アイドルとは、プロデューサーに従順に従い、使われてこそ真価を発揮する!!」と豪語していた、サウザーさんですが…』
瑞樹『今の泰葉ちゃんの考えを聞いて、如何に捉えましたか?』
瑞樹『………』
泰葉「………」
瑞樹『……?』
桃華「……あら?」
幸子「あれ、サウザーさんとレイさん…、………あれっ?!」
瑞樹『ちょ、ちょっと! あの2人、どこに行ったんですか!?』
泰葉「い、いない!?」
マスコット『……』ガラガラガラ
瑞樹『??』
瑞樹『えーっと、マスコット君が運んできてくれたのは…』
瑞樹『なになに? 岡崎泰葉の趣味で、自宅に合った一品??』
泰葉「!?」ガタッ
瑞樹『折角、泰葉ちゃんの本音も聞けた事ですし、もう少し彼女の一面を覗いてみましょうか!』
泰葉「」
泰葉「(な、何で…!?)
桃華「(れ、レイちゃま達、一体どこに…?)」
幸子「(この大勢の中、人目を盗んで消えるなんて、無理がありますっ!)」
幸子「(こ…、こんな事が出来るのは、多分……)」
・・・・・
・・・
・
●安価
親密度+(×2)
↓2
☆親密度 1742→1760/2000
・
・・・
・・・・・
=======
(30分前 スタジオ外 副調整室)
文香「もが、もが…!」バタバタ
サウザー「フフフ…! 我らに黙っていろとは、粋な指示をするではないか…!」グイッ
サウザー「視線があの3人に向き、その分、自由な策を影で弄す事が出来る!」
レイ「スタジオを文香の力で抜け出したのは良いが…」
文香「~~~~っ!!!」バタバタ
レイ「…何をする気だ?」
サウザー「貴様……、以前言っていたではないか…」
~~~~~~~
レイ『彼女の事だが、今回は俺が面倒を見よう』
サウザー『……はあ?』
サウザー『何を勝手な事を。全ては俺の指揮下で行われる』
サウザー『絶賛2連敗中のお前なんぞに、不安で預けられんわ!』
レイ『……良い考えがある。耳を貸せ』
サウザー『か、返してね…』モジモジ
レイ『(キモッ)………』
レイ『……奴はどうやら、自分のプロダクションや立ち位置に不審を抱いている』
レイ『このまま、奴を籠絡し、我がプロダクションに引き込むのはどうだ?』
サウザー『………ほう?』
レイ『岡崎泰葉との信頼構築は俺に任せろ。奴の矜持を打ち砕く程度が丁度良いだろう…』
サウザー『…良かろう。ならば、奴の逃げ道を徹底的に塞がねばならんな…』
~~~~~~~
パソコン不調により今回は断念します。また次回
今日もゆっくり書いていきます
サウザー「題材が異なり、岡崎某が油断している今が好機であろう?」スッ
レイ「それは…?」
サウザー「俺の見立てでは、貴様には荷が勝ちすぎたように思えたが…、それでもかなりの信頼を寄せる事が出来たのは、意外という他に無い」
サウザー「しかし如何せん、まだ完全に気を引けてはいまい?」
レイ「……ああ。お前の言う通りだ」
サウザー「やはり役に立たん男だ…、もう失敗が薄々目に見えているではないか…」
レイ「(返す言葉が無いっ…、クソ…!)」
サウザー「『担当との仲の良さ』だとぅ? ここで奴に変な情でも駆り立てられてみろ…」
サウザー「困るんだなぁ、もし『今後は反省し、ファルコと上手くやって行く』なんて、中途半端な意志を宿されては…!」
レイ「……」
文香「(え、えげつない……)」バタバタ
サウザー「取り敢えず、会場には秘密裏に入手した奴の趣味の一品を提示させる手はずだ」
サウザー「更にこのデータを使い、奴の羞恥を掻き立て、素性を洗い浚い衆目に晒す事で…」
サウザー「今後は心機一転、我が聖帝軍の一員として新しいスタートを踏み出す覚悟を固めて頂こうというワケだ!」
レイ「データ……?」
サウザー「このUSBには、4つの映像データが入っている」
サウザー「1つ目は、貴様らが用意した『趣味』の題材である」
レイ「結局、本番で日の目を浴びる事は無かったな…」
サウザー「岡崎某が恥じらいつつも娯楽に興じる様を会場に映しだし、奴と我らの『仲の良さ』を再確認するのも良かろう」
サウザー「2つ目は、打ち合わせ時の岡崎泰葉の様子だ」
サウザー「岡崎某が聖帝軍の装備を身につけ、聖帝軍軍規を復唱したり、プロダクションを見て回る姿が映されている」
サウザー「これで聖帝軍の一員と言う自覚を呼び起こし、改めて今後は従順な奴隷としての意識を固めて貰う」
レイ「ほう…」
サウザー「3つ目は、輿水幸子の休日風景だ」
レイ「輿水幸子??」
サウザー「不本意にも、この聖帝が奴のショッピングに付き合わされ、奴との交友を描いた物であるが…」
サウザー「まあ、これも『担当との仲』の題材としては、それなりに相応しいだろう。本当に不本意だが、奇しくも価値のある物となってしまった」
レイ「有用なのかは知らんが、少し興味があるぞ、ソレ」
レイ「しかし…」
レイ「それだけなら、わざわざ秘密裏に行動せずとも、トーク開始前にSNK局スタッフに渡せば良かったのではないか?」
サウザー「4つ目が…」
サウザー「帝都グループ、『金色のファルコ』の痴態がありありと記録してある」
レイ「!?」
サウザー「勿論、こんな物を本番で使う許可など、絶対に降りんだろう。しかし、これを岡崎某に見せる事にこそ、真の意味があるのだ!」
サウザー「我らの独断でこれを今、あのスタジオに映しだし…!」
サウザー「岡崎泰葉とファルコの信頼関係を、微塵に断ち切るのだッ!」
サウザー「『キャベツ畑』や『コウノトリ』を信じている可愛い女の子に、無修正のポルノをつきつける時を想像する様な、下卑た所業であるが…!」
サウザー「これさえ為す事が出来れば、勧誘など我らの勝利で終わるのも同然だ!」
文香「……」
レイ「……」
サウザー「ファルコへの憐憫も信頼も一瞬で無に帰す事……、それ即ち、我らとの新たな絆の形成に他ならない…」
レイ「い、いいのか…? そんなので…」
サウザー「貴様がのらりくらりと悠長に構えているから、もう後が無くなり、強硬手段に出る他無いのではないか? ええ?」
サウザー「まともなサポートもせず、十時愛梨という女の尻ばかり追い、折角の勧誘のチャンスを棒に振る貴様の尻拭いを、この聖帝が自ら買って出たと言うのに…」
サウザー「感謝の言葉一つくらい言えんのか、この変節漢が…」
レイ「………」
サウザー「さて、では…」
サウザー「我らの行動に協力してくれたフミフミーに選ばせてやろうか…」
文香「……!」
ドサッ
文香「げほっ…、はぁっ…」
文香「わ、私…、ですか??」
サウザー「貴様の気配消失能力に、任意の者を追従させる様な使い道があると知ったのは僥倖だ」
サウザー「今後も、是非我らの役に立って貰おうではないか…! フフフフフ……!」
文香「(に、荷が重い……)」
●安価(超重要)
(新密度に関して、これでラストになる場合もあります)
現在の親密度
1760/2000
①【勝負】
「岡崎泰葉と担当の信頼関係」
・金色のファルコの隠された秘密を暴露し、彼に対する信頼を崩壊させようと画策します。これを再生すれば、確実に岡崎泰葉は帝都グループに不信を抱く事になりますが、しかし彼女は一部達観している面もあり、逆に受け入れるかもしれません。予測不可能なギャンブルな一面を孕み、
『新密度の上昇は、五分五分であり、急上昇するかもしれませんし、何も起きないかもしれません。何も起きない場合は、最後の判定の機会すら与えられないでしょう』
②【波乱A】
「輿水幸子の休日風景」
・聖帝が記録した、輿水幸子の休日風景を映し出します。聖帝は気が進まない様子ですが、輿水幸子本人は、普段より楽しんで優越感に浸っている様子です。これにより、先程はアイドルとプロデューサーの関係を厳しく示唆したサウザーの印象を回復させ、南斗六聖拳への全体的な信頼関係を上昇させます。しかし、当の岡崎泰葉とは本来関係の無いデータであるため、
『新密度に関しては上昇はしますが、MAXになるかは3割程度、といった塩梅です。最後の判定には、微弱なプラスの影響があります』
③【波乱B】
「岡崎泰葉と南斗聖拳」
・彼女が打ち合わせに訪れた際、鷺沢文香に聖帝が密かに記録させられていた映像です。この映像には、短期間ではありますが、彼女が、今までとは一味違うプロダクションに馴染もうとする懸命な様子が描かれており、その時の姿勢を彼女に想起させます。これにより彼女は、7610プロで歩もうとする意志を見せるかもしれませんが、逆に帝都との異質さを再認識してしまう場合もあるかもしれません。
『新密度がMAXになる確率は4割という所ですが、最後の判定は少し厳しくなるかもしれません』
④【安定】
「岡崎泰葉の休日風景」
・岡崎泰葉、櫻井桃華、レイの3人がトーク題材のために集まり、趣味を中心とした休日風景が記録されています。あまり休日に人と関わらない彼女が戸惑いながらも、徐々に心を開く場面が描かれています。これは現在、スタジオで強制披露されている彼女の趣味と合致しており、展開次第では、彼女が南斗打ち解け、今まで閉ざされていた心を寄せる可能性もあります。
『新密度に関しては、通常通り、安価が幾つか用意され、それによって彼女との距離を確実に縮めていきます。新密度にMAXになるかは、これを選択した以降の、安価の選択次第です。最後の判定には、特に影響は及ぼしません』
鷺沢文香の選択
↓3
>>785 一応訂正
③【波乱B】
「岡崎泰葉と南斗聖拳」
・彼女が打ち合わせに訪れた際、鷺沢文香に聖帝が密かに記録させていた映像です。この映像には、短期間ではありますが、彼女が、今までとは一味違うプロダクションに馴染もうとする懸命な様子が描かれており、その時の姿勢を彼女に想起させます。これにより彼女は、7610プロで歩もうとする意志を見せるかもしれませんが、逆に帝都との異質さを再認識してしまう場合もあるかもしれません。
『新密度がMAXになる確率は4割という所ですが、最後の判定は少し厳しくなるかもしれません』
文香「では…」
サウザー「ファルコの痴態?」
文香「い、いえ……、御三方の、趣味の記録でお願いします」
サウザー「ファルコの?」
レイ「岡崎泰葉の休日風景のデータだッ!」ガシッ
ピッ
サウザー「ええー…、つまらん…」
文香「へ、下手に刺激しない方が良いと思います」
サウザー「……………チッ」
レイ「それならば、俺はスタジオに戻るぞ。これならば後ろめたい事はあるまい」
レイ「もう姿を隠す必要も無いしな…」
サウザー「フン…、では俺とフミフミーはここに残り…」
文香「…え」
サウザー「映像のナレーションや合いの手を随所で挿入するとしよう」
文香「………」
レイ「任せたぞ。俺は今度こそ、泰葉のフォローに回るとしようか…」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
=======
(現在 スタジオ)
瑞樹『これは、ミニチュアのインテリア…、ですか?』
泰葉「」
桃華「そ、それは…」
幸子「(あの2人、一体どこに消えたんですか…!)」
レイ「それはドールハウスだな」
泰葉「!!」
桃華「れ、レイちゃま!? い、何時の間に…!」
レイ「すまんな。少しVTRの確認を行っていた」
幸子「VTR?」
瑞樹『はい、ええっと…?』
瑞樹『それでは、チームCが用意した映像があるようですので、それを見て行きましょう』
泰葉「え、え、え……」
レイ「案ずるな、何も心配はいらん」
泰葉「…!」
●安価
レイの発言
1.「3人全員紹介していく。全員で負担を受け持とうではないか」
2.「俺と桃華の部分はカットだ。色々と体裁を気にしているのでな…」
3.「恥ずかしがる事では無い。お前を知って貰う良い機会だぞ」
4.「今度ドールハウスについて色々教えてくれ。俺も興味があるのだ」
5.その他(内容自由)
↓2
レイ「3人全員紹介していく。全員で重荷を背負おうじゃないか」
泰葉「!」
泰葉「よ、良かった…、私だけだと思いました」
レイ「俺も緊張しているのだ」
泰葉「そうなんですか…?」
レイ「趣味というのは、本来は衆目に晒す物ではないだろう」
レイ「だが、それによって新しい交友関係が築けたり、色々な活動の幅が広がったと、これまでとは違う新境地を切り開けるかもしれん」
泰葉「…それは、確かに…」
レイ「良い機会ではないか」
泰葉「はい。前向きに捉えます」
泰葉「で、でも…」
レイ「?」
泰葉「せ、説明とかはお願いします…、ま、まだ、か、覚悟が…!」
レイ「……ああ。承知した」
●安価
新密度+
(奇数は「+70」、偶数は「+40」)
↓1
☆新密度 1760→1830/2000
~~~~~
『まずはレイちゃまの行動を具に追いたいと思いますわ!』
~~~~~
文香【人気急上昇中、南斗DE5MENの一人、女性人気NO.1のレイの、知られざる一面…】
~~~~~
『では、山に向かいましょう。電車で一本、案外近場です』
『山で……何をするんですの?』
『キノコを狩りたいと思います』
~~~~~
瑞樹『キノコ狩りですか…!』
レイ「意外か?」
瑞樹『いいえ? アウトドアの趣味を持つ芸能人は少なくありませんし、正に男らしい趣味だと思います』
瑞樹『私も旬の季節には、局内の友人とよく山とか農園で、果物とか食べ歩いてますよ』
レイ「!!」ガタッ
レイ「そ、それなら今度! 一緒に散策しませんか! 川島瑞樹さん!!」
瑞樹『あらあら~♪ イケメンからの急なお誘いに吃驚だけど、悪い気はしないですぇ』
瑞樹『でもこの場だとマズイので、今度また誘って下さいね』
レイ「ぜ、是非…!」
桃華「……」
桃華「(レイちゃま…、わたくしは諦めませんわ…!)」
幸子「(も、桃華さん??)」
サウザー【麦わら帽子に厚手の服装…】
サウザー【まさに斜め上の趣味…。地味で陰鬱…、キノコとか……マジないです】
サウザー【爽やかイケメンのイメージを完全に崩壊させる事にまるで関心を示さぬ、彼の狂気の行動の一部始終をご覧ください…】
レイ「余計なナレーションを入れるなッ! 俺と輝子に謝れッ!!」
~~~~~
『昨今、キノコ狩りのスポットとしては……農園やそれなりの施設、ツアーが挙げられますが……。やはり自然に群生したキノコを眺め、手に取る瞬間が、個人的には一番心踊ります。知らぬの地で名所や宝物を探すかのような高揚感がありますね。で、見つけた時の達成感と喜び! 一度皆さんにも味わって欲しいですねー…。ただやはり、知識が無いとそれなりの危険性も伴うので、下準備や経験者との同伴が望ましいですね。朝露に濡れ、雫が寄り添う傘の様相は、最早芸術の域です。人生観が変わるとすら言えます。雨上がり後の、あの何とも言えない土の豊潤な香りが鼻腔を擽る瞬間は、もう表現できません……一度体験して見て下さい。しかし、農園や施設などの良い点は、経営者や地元や近隣の店で、美味しく料理してくれる所ではないでしょうか? ああいうの、スゴく良いですよね。一種のコミュニティというか……最近では疎遠になった人間関係や団欒を思い出させてくれて、心が温まりますね。街の喧騒や機械の利便から離れ、人の手が加えられていない自然で、自分の足で歩き目で見て手で採るという、五体をフルに使った一種の……そうですね、言うなれば「スポーツ」…ですかね…? 是非、皆さんにも伝わって欲しいなぁ……ホント。キノコ狩り、いや、キノコって最高なんですよ! 栄養価も高いし、様々な料理の付け合わせとして有能ですからね。蒸しても良し、焼いても良し、色々と可能性は大きいと思います。俺ですか? そうですね……甲乙つけがたいですが、やはり網焼きですね。一滴、醤油を垂らして香ばしい匂いと共に頬張る瞬間は……もう何物にも代え難い!! 至福の瞬間です。あ、ホラ! この大木の根元に生えてるの、分かります? マツオウジ。山のアワビですよ……これ、焼くと旨いんだよなぁ……!』
~~~~~
瑞樹『…』
瑞樹『結構、マジな入れ込み具合ですね』
レイ「俺は、一つの事に嵌ってしまうと、夢中で前が見えなくなってしまうんですよね」
レイ「妹に対してもそうでした。どんな手を使っても、彼女の幸せを取り戻すと…」
瑞樹『へえー………』
レイ「勿論、女性に対しても同じです。どうですか、川島さん…、今度御一緒に…。本気で」
瑞樹『!! あら、それって好意的に捉えて良いのかしら♪』
レイ「勿論です」
瑞樹『い、いやだっ! 何だか照れちゃいますね///』
桃華「れ、レイちゃま! どういう事ですのっ!?」バン!
レイ「なら、桃華も一緒にどうだ?」
桃華「!?」
桃華「~~~~っ!!!」プルプル
桃華「……ッ」
桃華「い、いいですわ! 他の者に後れは取りませんっ!」バンバン!
泰葉「(チョロい…)」
レイ「(仲間が増えた…! やったぞ輝子…ッ!)」
レイ「えー…っと」
レイ「この映像だけでは、キノコ散策の魅力はお伝え出来ないと思いますので…」
レイ「この番組放送後、すぐに7610プロダクションのホームページに未公開動画を載せておくので、是非御覧ください」
サウザー【アクセスはこちらから出来ま~すっ!】
レイ「ツイッターを始めたので、良ければソチラもどうぞ」
泰葉「(そしてあざとい…!)」
泰葉「(成程…、自分の趣味で色々と交友の幅を広げて…)」
泰葉「(かつ、ビジネス面でも知名度上昇や宣伝として、巧みに使う…)」
泰葉「(やっぱり、勉強になりますね…)」
●新密度+(÷2)
↓1
☆新密度 1830→1834/2000
~~~~~~~
『すごく、口当たりが良くて、飲みやすい……美味しい…っ♪』
『市販の物はただ味が『強い』だけですわ。本当に美味しい紅茶というのは、その芳香が体の芯を優しく擽るような感覚ですの』
『わ、私のこれは…』
『キャンディはセイロン紅茶の中でも最も気品がある葉でしてよ。香りも味もマイルドで、渋みも程良く、舌に残らない…』
『程良く甘く、芳醇な香りに……酔ってしまいそうな……』
『勿論、代表的なダージリンやアッサムのように、体全身に香りの電流が駆け巡る様な、強い物もありますわ。まるで甘い麻薬のように……』
『本物の紅茶は、病み付きになるでしょう?』
『……♪』
『ふふっ、泰葉ちゃまのお気に召して、何よりですわ』
~~~~~~~
瑞樹『これは、喫茶店ですか?』
桃華「一等の紅茶の香りが楽しめるお店ですわ」
瑞樹『何か世界が違う気がしますね…、桃華ちゃんが良く通ってるお店ですか?』
桃華「勿論ですわ♪ けど、敷居が高いとかそういうのは気にしなくても大丈夫ですのよ?」
泰葉「はい! 普通の方も沢山いましたし、なにより…」
●安価
岡崎泰葉の発言
1.「紅茶とケーキが本当に美味しくて、何度でも通いたくなりましたっ!」
2.「お店の雰囲気が凄く良くて、身心共にリラックス出来る良い所です♪」
3.「桃華さんと一緒だと、とても勉強になりますし、凄く楽しかったですっ!」
4.「上流階級気取りの卑しい高慢ちき達の顔を眺める優越感は最高ですっ♪」
5.「違った世界に浸れて、感性豊かな違いの分かる大人って気分を楽しめました♪」
↓2
泰葉「桃華さんと一緒だと、とても勉強になりますし、凄く楽しかったです♪」
瑞樹『確かに、そういう趣向の知識を沢山知ってそうですね!』
瑞樹『私達の知らない世界を色々と教えてくれそうです』
泰葉「彼女から滲み出る気品は、指図やそういう類の事は、何も嫌味に感じず…」
泰葉「とても親身になって色々な事を教えてくれて、彼女の人柄の良さが、あの日だけで充分に伝わってきました!」
桃華「そ、そんなに褒められても何も出しませんわよっ…?」
桃華「でも、わ…、悪い気はしませんわ。泰葉さんが宜しければ、また今度一緒に行きましょう?」
泰葉「はいっ♪ 是非よろしくお願いしますっ」
桃華「わたくしも、お気に召して貰えて、嬉しいですわ♪」
瑞樹『紅茶もケーキも美味しそうですね…、しかし、店員さんの姿が見えないんですが…』
桃華「お客さんに余計な気を遣わせず、居心地の良い空間を提供するために、あまり店内をうろつかない様に心掛けていると聞いた事がありますわ」
瑞樹『へええ……、色々あるんですね…』
幸子「紅茶も美味しそうですが、あのケーキは、何て言うんですか?」
桃華「ああ、アレは…」
======
(同時刻 副調整室)
文香「あの…」
サウザー「何だ」
文香「この次の場面…、ちょっと険悪な雰囲気になっていますけど…」
サウザー「険悪……??」
文香「はい。レイさんが、泰葉さんの仕事観念に対して、かなりキツめに…」
サウザー「おお…、確かに、随分とボロクソに言っているではないか!」
サウザー「面白い! このまま流せ!」
文香「い、いいのですか…?」
サウザー「勿論だ。休日のちょっとしたトラブル、いざこざ。実に画になる」
サウザー「岡崎某然り、誰しも完璧な人間ではないと言う所を、その光景をありのまま流す事によって…」
サウザー「人間臭い一面を披露出来る。実に良い場面ではないか…!」
文香「……」
文香「(確かに、それは一理ありますが…)」
文香「(しかし、和やかな雰囲気のまま、あまり険悪な記憶を掘り返さずに…)」
文香「(そっとさせてあげたいという思いも……。いや、ここは従うべき…??)」
●安価
映像に関して
1.「カットし、泰葉の趣味のシーンに移る」
言い争いの場面は極力隠し、楽しそうな雰囲気を保つのに尽力する
2.「カットしない。喧騒の場面も映す」
敢えて映し、以前と対比させ、泰葉の今後の覚悟を再認識させる
↓2
文香「……」
カチッ
サウザー「……」ニヤニヤ
文香「……」
サウザー「……」
文香「……」
サウザー「……あれ?」
文香「……………」
サウザー「フミフミー? 何か弄った?」
サウザー「映像が飛んだんですが?」
文香「…………」
サウザー「ねえ、ちょっと?」
文香「……………」
サウザー「お、おい…」
サウザー「その…、何か困ったらダンマリになるの…」
サウザー「誰かにソックリだから、やめてくれる?」
文香「…………………」
サウザー「……」
●安価
新密度+
(奇数+、偶数は「+40」)
↓
☆新密度 1834→1874/2000
文香【そして最後は、スタジオのセットにもある、岡崎泰葉の御趣味を覗きます】
サウザー【フミフミー? 無視??】
泰葉「……」
~~~~~
『こ、これが……私の趣味です』
『わぁ…♪』
『……』
『じ、実は……公にしたのは、初めてで…』
『お……オカシイ、ですよね…』
~~~~~
レイ「あの時に展示されていたのは、小奇麗にまとまった物ばかりだったが…」
瑞樹『コチラは、泰葉ちゃん御自分で、全て作ったんですか?』
泰葉「は、はい…、一応」
レイ「味があって良いじゃないか。しかし、部屋にキノコ栽培の土壌が無いのは頂けんな」
桃華「レイちゃま! もうキノコの話題は終わりですわっ!」
瑞樹『確かに…、如何にも手作りって感じで可愛らしいですね…♪』
泰葉「でも、こんな…、幼稚な趣味みたいだって、笑われない…、ですか??」
瑞樹『幼稚ですか? 全然そうは思いませんが…』
泰葉「!」
レイ「ああ。寧ろ、お前は自分のイメージを固くし過ぎだ。もっと大らかに表現しても良い位なのに…」
桃華「まあ、そうですわね。泰葉さん、これからはもっとグイグイ自分を売り込んでいきましょう?」
泰葉「は、はい…!」
幸子「へええ…、こういうのって、普段は気にとめないので、あまり馴染みは無いですけど…」
泰葉「??」
●安価
輿水幸子の発言
1.「ボクの方が、数億倍カワイイですね! フフーン♪」
2.「構想や発想が幅広くて、様々な想像が出来ますね!」
3.「こういうの、小さい子とか正に好きそうですね!」
4.「ちょっと意外でしたが、可愛らしくて良いと思います!」
5.「家具とか色々と凝ってて、作るのが面白そうですね!
6.「廃ビルとか監獄とかの世紀末verは無いんですか?」
7.「こんな家に住んでみたいですね、他には無いんですか?」
↓2
幸子「構想とか発想が幅広くて、様々な想像が出来ますね!」
レイ「例えば?」
幸子「そうですねぇ、ボクならば……、この木の家具も趣があって良いですが…」
幸子「可愛らしいカラーのインテリアや食器を沢山置きたいですね♪」
幸子「その方が、家の壁紙とかにもマッチしていると思いませんか?」
泰葉「確かに…、そういう見方も出来ますね」
桃華「個人の美的感覚や好みに合わせて、調節出来るのが面白そうですわね」
泰葉「はい、そうなんです! 販売しているキットも、多種多様な人のニーズに合わせて…」
瑞樹『ひょっとして、これのオーダーメイドとかもあるのかしら?』
泰葉「はい! 専門家や愛好家も沢山いらっしゃいますし、特に最近…!」
泰葉「……あっ」
レイ「良いんだぞ。続けても」
泰葉「で、でも……」
レイ「……」
●安価
新密度+
(奇数+、偶数は「+26」)
↓1
●安価(最後)
レイの発言
1.「そうか…、やはりキノコの話題に興味があるか…」
2.「ああ、そう言えば以前、俺が倒れていた時にお前が通っていた店は…」
3.「俺ならばログハウスの様な、山に囲まれた家を作りたい。というか住みたい」
4.「もう隠す必要も無いだろう? 折角の機会だ、存分に話すが良い」
5.「では…、今度、俺もそういう類の店を探してみるか。少し興味が出て来たぞ」
6.「まあ、確かに知育というか、そういう教材には打って付けだよな」
7.「しかし、本当にこれは泰葉が作ったのか? 俺でもこんな風に作れるのか?」
8.「廃ビルや監獄など、そういう世紀末verの注文も受けてくれるんですかね?」
↓2
最後まで気が抜けないな
あと残りスレ数少ないからコメント控えた方がいいかも
最悪他のチームのトークがスキップされる恐れが
>>835
ごめん、他のチームは普通にすっとばすつもりです。
最後がCにならなければ、やる構想でした。
☆新密度 1874→1883/2000
レイ「俺ならばログハウスの様な、山に囲まれた家を作りたい。というか住みたい」
幸子「ろ、ログハウス……ですか…?」
桃華「!」
桃華「れ、レイちゃまっ…! で、ですからもう、その話は終わりで…」
レイ「そこで悠々自適に、自然に囲まれた生活をするのも憧れるな」
レイ「特にキノコの栽培とかも本格的に取り組めるかもしれん。良いじゃあないか…!」
桃華「………」
泰葉「あ、あはは…、た、確かに…」
泰葉「自分の生活や住みたい家など、夢を膨らませつつ、一から組み立てるのも、凄い面白いですよ?」
レイ「だろう? ホラ…」
桃華「な、何でしたり顔でわたくしを見るんですの!?」
瑞樹『それでは…、そろそろ時間ですね』
瑞樹『休日の風景を通じて、普段は見れないアイドルの顔を垣間見る事が出来ました』
瑞樹『泰葉ちゃんも、とても可愛らしい趣味をお持ちで、体裁を気にせず肩肘張らない感じが、とても純真で素敵でした♪』
泰葉「あ…、ありがとうございます」
瑞樹『それでは、次のトークに参りましょう!』
瑞樹『次のチームは、スタンバイをお願いしますっ♪』
・・・・・
・・・
・
☆新密度 1883/2000
●安価
新密度(最後)
(+40)
↓3
補足
【解答】
レイの発言
○1.「3人全員紹介していく。全員で重荷を背負おうじゃないか」
×2.「俺と桃華の部分はカットだ。色々と体裁を気にしているのでな…」
○3.「恥ずかしがる事では無い。お前を知って貰う良い機会ではないか」
○4.「今度ドールハウスについて色々教えてくれ。俺も興味があるのだ」
?5.その他(内容自由)
岡崎泰葉の発言
○「紅茶とケーキが本当に美味しくて、何度でも通いたくなりましたっ!」
○「お店の雰囲気が凄く良くて、身心共にリラックス出来る良い所です♪」
○「桃華さんと一緒だと、とても勉強になりますし、凄く楽しかったです!」
×「上流階級気取りの卑しい高慢ちき達の顔を眺める優越感は最高ですっ♪」
○「違った世界に浸れて、感性豊かな違いある大人って気分を楽しめました♪」
映像に関して
○1.「カットし、泰葉の趣味のシーンに移る」
言い争いの場面は極力隠し、楽しそうな雰囲気を保つ
○2.「カットしない。喧騒の場面も映す」
敢えて映し、以前と対比させ、泰葉の今後の覚悟を再認識させる
輿水幸子の発言
×1.「ボクの方が、数億倍カワイイですね!」
○2.「発想が幅広くて、様々な想像が出来ますね!」
△3.「こういうの、小さい子とか好きそうですね!
△4.「ちょっと意外でしたが、可愛らしくて良いと思います!」
○5.「家具とか色々と凝ってて、作るのが面白そうですね!
×6.「廃ビルとか監獄とかの世紀末verは無いんですか?」
○7.「こんな家に住んでみたいですね、他には無いんですか?」
レイの発言
×1.「そうか…、やはりキノコの話題に興味があるか…」
△2.「ああ、そう言えば以前、俺が倒れていた時にお前が通っていた店は…」
△3.「俺ならばログハウスの様な、山に囲まれた家を作りたい。というか住みたい」
○4.「もう隠す必要も無いだろう? 折角の機会だ、存分に話すが良い」
○5.「では…、今度、俺もそういう類の店を探してみるか。少し興味が出て来たぞ」
×6.「まあ、確かに知育というか、そういう教材には打って付けだよな」
○7.「しかし、本当にこれは泰葉が作ったのか? 俺でもこんな風に作れるのか?」
×8.「廃ビルや監獄など、そういう世紀末verの注文も受けてくれるんですかね?」
☆新密度 1883→1994/2000(STOP!)
【最高値未到達】
・
・・・
・・・・・
=======
瑞樹「それでは…、以上で4巡目のトークを終えました!」
瑞樹「これにて、全チームのトークが終了になります」
瑞樹「各チーム、それぞれ豊かな個性で会場を沸かせてくれました」
瑞樹「芸能界の一端に触れ、様々なトークがありましたね……」
瑞樹「普段の日常生活で起こった珍事、プロダクションであった出来毎、自分の信念を真摯に訴えた主張…」
瑞樹「面白おかしく笑える話や、心打たれ考えさせられる意見なども多数あり、今回は非常に素晴らしい内容も多かったのではないかと思います」
瑞樹「ですが、勝負は勝負っ!」
瑞樹「最後の投票で、最も関心があったチームとトークの表彰に移りたいと思います!!」
瑞樹「投票に開始! まずは、最優秀チームから発表です!」
★ポイント
トークチームD:573
トークチームA:195
トークチームC:183
トークチームB:152
●安価
基本題材『担当P(担当アイドル)との仲のよさ』
ポイント加算
1.トークチームC:(×5)
2.トークチームD:(×2)
3.トークチームA:(×4)
4.トークチームB:(×4)
↓1.2.3.4
瑞樹「集計が終わりました! 最優秀チームは…!」
★ポイント
トークチームD:749
トークチームC:638
トークチームB:268
トークチームA:235
瑞樹「最優秀チームは、『トークチームD』!!」
パチパチパチパチパチパチ!
瑞樹「では、チームDのリーダーは前にお越し下さい」
パチパチパチパチパチパチ!
シン「ふふふ…!」
瑞樹「最優秀チームに輝きました! おめでとうございます!」
シン「当然の結果だろう」
瑞樹「プロダクションの豪華絢爛な様子、愛の告白、リーダーの長所短所など、かなり意表を突いた内容が多めでしたが…、ズバリ勝因は?」
シン「真面目でユーモア溢れるセンスと愛嬌、そして強さを兼ね備えた俺の魅力だろう?」
瑞樹「私は、一人で300点を貢献したイヴちゃんの尽力もあると思いますが…」
シン「ま、まあ…、それも微力ながら、勝利に繋がったと言えるだろう。今日はチームで何処かで祝杯を上げるか…」
瑞樹「良いですね、そこでもまた和気藹藹としたトークが繰り広げられる事でしょう」
瑞樹「最後にもう一度、チームDの健闘と栄誉を称え拍手をお願いしま~す♪」
パチパチパチパチパチパチ!
瑞樹「それでは最後に、最優秀トークと、準優秀トークの発表に移りたいと思います!」
●安価
最優秀、準優秀トーク
コンマ00~09:1.チームD『プロダクションでの一日』~豪華絢爛な南斗
コンマ10~19:2.チームB『大好きな人』~みんな仲良し
コンマ20~29:3.チームC『プロダクションでの一日』~聖帝の一日
コンマ30~39:4.チームA『創作料理』~失敗と試行錯誤
コンマ40~49:5.チームB『創作料理』~チームAに物申す
コンマ50~59:6.チームC『創作料理』~創作料理と北斗の拳イチゴ味
コンマ60~69:7.チームB『担当Pの長所と短所』~超人達が住まう事務所
コンマ70~79:8.チームC『担当Pの長所と短所』~アイドルとプロデューサー
コンマ80~89:9.チームD『担当Pの長所と短所』~シンVSケンシロウ
コンマ90~99:10.チームC『担当Porアイドルとの仲の良さ』~岡崎泰葉の姿勢と趣味
1.最優秀トーク:コンマで決定
2.準優秀トーク:自由選択
↓1.2.
瑞樹「最優秀トークは、チームC『岡崎泰葉の姿勢と趣味』、準優秀トークは、チームD『シンVSケンシロウ』です!!」
パチパチパチパチパチパチ!
瑞樹「それでは、そのトークで中心だった…、岡崎泰葉さん、シンさん、ケンシロウさん、前にお越し下さい!」
パチパチパチパチパチパチ!
泰葉「」
シン「……」
ケンシロウ「……」
瑞樹「あの……、泰葉ちゃんを2人で挟まないで貰えます? 少し脅えてますよ??」
ケンシロウ「……ああ、すまん」スッ
シン「……」
瑞樹「ではまず、これまでの己の振る舞いを省みて、今後の活動の姿勢を語った岡崎泰葉さん」
瑞樹「人間関係とは簡単に割り切れるものではないと思いますが…」
瑞樹「仕事と趣味の両立…、そして本当の自分を、これからは少しずつ表に出していき、自分とファンを大切にしながら胸を張れるような活動を期待しています」
泰葉「はい。ありがとうございます」
泰葉「本当の自分を表現できるように、これから模索していきたいと思います」
瑞樹「続いて、シンさん、そしてケンシロウさん…」
シン「…」
ケンシロウ「…」
瑞樹「え、ええと…」
瑞樹「……」
瑞樹「が、頑張って立ち直って下さいね?」
瑞樹「人間、良い部分もあれば悪い部分も必ずあります。長所も時には仇となり、短所もまた魅力な部分になり得るのだと思います」
瑞樹「…」
シン「…」
ケンシロウ「…」
瑞樹「完璧な人間程、つまらない物はありません。今の姿勢も大切にし、これからは泰葉ちゃんのように、前向きに頑張りましょう」
パチパチパチパチパチパチ!
シン「…」
ケンシロウ「……」
シン「ケンシロウ…」
ケンシロウ「……何だ」
シン「今度、俺達の客観的な部分について…、色々と語らないか?」
ケンシロウ「……」
ケンシロウ「……いつか、な」
瑞樹「それでは、以上で346プロダクションと7610プロダクション、そしてゲストとして参加した帝都グループも交えた…」
瑞樹「第1回『トークバトルショー』、これにて閉会したいと思います」
瑞樹「また明日からも、それぞれのプロダクションで、波乱万丈な日常が待っていますが…」
瑞樹「良い事嫌な事、全て含めて面白いのが、この芸能界であり、貴方達アイドルだと思います」
瑞樹「全ては一期一会……、いつか嫌な事も笑って語れるような、強い気持ちと頼れる仲間を大切に…」
瑞樹「それぞれ、トップアイドル目指し、邁進して下さい!」
瑞樹「豊かな個性と巧みな話術、そして面白い出来事と思い出を引っさげ、何時の日かまたお会いしましょう!」
瑞樹「私も、今日は本当に楽しむ事が出来ました」
瑞樹「拙い進行でしたが……、司会進行は、SNK局所属アナウンサー、川島瑞樹でした♪」
瑞樹「それでは皆さん、ありがとうございました~っ☆」
パチパチパチパチパチパチ!
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
=======
(収録終了 楽屋)
サウザー「さあて、俺は局長とやらの顔を拝んで来るか…」
サウザー「いいか? 貴様らもここの連中には良い顔をしておけよ?」
幸子「ボクは、卯月さんと未央さんに会ってきますね。今日、打ち上げがどうとか話してまから…」
レイ「それ、俺達も入るのか?」
幸子「勿論ですよ! 可愛いボクがいなきゃ、始まらないでしょう?」
桃華「わたくしはチームAとBの皆さまにお会いして来ますわ。レイちゃま、先程の話、忘れていなくてよ?」
レイ「ああ。今度な。予定を空けておこう」
バタン
レイ「さて、俺は……」
ガチャ
泰葉「……」
泰葉「あの…」
レイ「ん? おお、泰葉か」
泰葉「はい。今日はお疲れさまでした」
レイ「鈴帆と…、龍崎薫には会ってきたのか?」
薫「いえ。でも、後で探しに行きます」
レイ「そうか」
レイ「……済まなかったな」
泰葉「え?」
レイ「お前のフォローをまともにしてやれなかった。約束していたのに…」
泰葉「! い、いいえ、別に…」
泰葉「それに、あの時のVTR…、流してくれたのは、きっと貴方と社長ですよね?」
レイ「まあ…、ほとんど奴の独断だったがな。危険な方向に向かなくて良かったよ」
泰葉「……」
泰葉「短い期間でしたが、色々と、御世話になりました」
泰葉「社長にも、後で挨拶に伺います」
泰葉「それと……レイさん」
泰葉「本当に、ありがとうございました」ペコリ
レイ「……?」
泰葉「私は、貴方達を見て…、このままの自分では駄目だと気付かされました」
泰葉「芸能界の暗い部分だけ見て、凝り固まった偏見、固定観念で自分を誤魔化し続けていただけかもしれません」
泰葉「仕事と割り切り、自分の殻に閉じこもり、大した信頼関係など築かず…」
泰葉「言われただけの事をただ機械的にこなし、仕事の面白さも、目標も見失って…」
泰葉「…………貴方の言っていた通りです」
泰葉「私は、ただ『人形』として…、事務所というドールハウスの中で漫然と過ごしていただけに過ぎなかったんです」
レイ「自分を卑下するな」
泰葉「…!」
レイ「お前の積み重ねて来た努力を、全て否定したい訳ではないのだ」
レイ「だが…、気付けて良かったな。今後はお前が正しいと思う道に進むが良いさ」
レイ「……」
泰葉「はい…」
レイ「これから、どうするのだ?」
泰葉「…?」
レイ「鈴帆達に会いに行くのが先か? それとも、サウザーに挨拶に行くのが先か?」
泰葉「そうですね…」
レイ「……」
レイ「お前は、本当に律儀だな」
レイ「そう固くならずに、年頃の女らしく振る舞っても良いのだぞ?」
泰葉「で、ですが…」
レイ「俺達の事務所のアイドルを見てみろ」
レイ「それぞれが遠慮することなく…、全員が自分の意志をハッキリ持って…」
レイ「皆活動に取り組んでいる。経歴は長いかもしれんが、お前はまだ子供なのだ」
レイ「もう少し、周りを頼れ。我儘も言っても良いんだぞ?」
レイ「俺も一緒に行ってやろう。サウザーの方にな」
泰葉「はい、ありがとうございます」
レイ「……」
レイ「まあ、コチラもそろそろ良いだろう」
泰葉「えっ…?」
レイ「回りくどいやり方だったが、本来ならば単刀直入に言えば良かったのだ」
レイ「泰葉。これからだが…」
レイ「俺達の事務所で活動をしてみないか?」
泰葉「………」
泰葉「え、ええ!?」
レイ「理解が早くて助かる」
レイ「移籍の話など、別に珍しくも無いだろう?」
泰葉「そ、そそ…、そうですが…!」
泰葉「そそ、それは、既にもう、話はついていて…?」
泰葉「!」
泰葉「ま、まさか…、今回の混合チームって…!」
レイ「いや、お前が想像している様な、複雑な事情では無い」
レイ「ファルコの奴は、ただ宣伝として、今回のイベントに売り込んだだけだろう」
レイ「資金難解消のために、帝都が泰葉を売ったのでも無い。安心しろ」
泰葉「で、では…、い、移籍って…?」
レイ「(……)」
レイ「それは…、ただ、俺の独断だ」
泰葉「えっ!」
レイ「単純だろう? 岡崎泰葉という人間を欲しくなったのだ」
レイ「単なる意志の無い傀儡に過ぎなかったお前が、今後どう成長していくのかを、間近で見届けたくなった」
泰葉「……!」
レイ「押しつけがましい意見かもしれんが…」
レイ「…今後、人間関係や信頼を築き、素直な自分を表現していく上で…」
レイ「新しいスタートとしては、丁度いい環境と思ったのだが…」
レイ「……」
レイ「…もし答えがNOならば、お前はこのまま楽屋を出て、鈴帆と龍崎薫の……帝都グループの元へ行くが良い」
泰葉「……………」
レイ「だが、YESなら…」
レイ「俺と共に、サウザーの元へ向かって貰うぞ」
●安価
【岡崎泰葉との契約】
基準値33+レイの3度目の正直15+最優秀トーク30+岡崎泰葉の向上姿勢30-聖帝補正30-帝都への信頼10
=68
コンマ00~67:勧誘成功
コンマ68~99:勧誘失敗
↓3
本来は取り直したいけど、親密度があそこまでいったのでオマケしようと思うけど、でも折角なので安価。
今回はどっちでも良いです。
●安価
1.再安価
2.決定
↓2
了解。再安価多いな…。けど、今回はもう決定で行きます。
未だに連取りや連投に関しては、まだあやふやな部分があるので、今度機会があれば、ちゃんと定めておきます。
今までで確実に明らかだったのは、勧誘先の連取り(連投?)のイヴ編。あれに似たようなのは看過したくないけど…。
というか、連取りという定義自体がどういうものなのか誰か教えてくれ。
先程みたいな、1レス跨いだのも、連取りなの?
泰葉「……」
泰葉「なら…」
泰葉「一緒に挨拶に行きましょう」
レイ「……そうか、まあ仕方ないな……」
レイ「………」
レイ「………えっ?」
レイ「ほ、本当にッ?!」ガタッ
泰葉「はいっ! 私も、帝都の皆さんと離れるのは寂しいですが…」
泰葉「でも……っ!」
泰葉「私の本当の気持ちを言えば、皆さんと共に…」
泰葉「いえ、貴方と共に歩んでいきたい…!」
レイ「(………!!)」
泰葉「えっと…!」
泰葉「今後も、よろしくお願いします…!」
レイ「……よ、良かったっ!」
泰葉「えっ??」
レイ「ほ…、本当に良かった…ッ!! せ、成功した…っ!!!
レイ「あ、アリガトウ…!!!」ガクッ
泰葉「?!」
泰葉「ちょっ…、ど、どうしたんですか?!」
レイ「あ、ああ…、スマン…感極まってしまった…」
レイ「で、では…」ドキドキ
レイ「サウザーの元へ行くか…!」
泰葉「はいっ」
レイ「(あー…、取り敢えず、助かった…)」
ガチャ
レイ「…!」
レイ「そうだ。言い忘れていた事がある」
泰葉「? 何ですか?」
レイ「最優秀トーク、おめでとう」
泰葉「はい! ありがとうございますっ!」
レイ「あんなに緊張していた泰葉が、まさか獲るとは…、流石に俺も驚いたぞ」
泰葉「あ、あはは…、わ、私なりに、頑張りましたからっ!」
レイ「…そうだな。よくやったよ」
泰葉「あ…、あの…!」
レイ「ん、どうした?」
泰葉「さ、最初の我儘ですが…、聞いて貰っても良いですか?」
レイ「ああ。良いぞ」
泰葉「じゃあ…、そ、その…、最優秀賞、獲ったので…」
泰葉「……っ」
泰葉「あ、頭っ!」
レイ「アタマ?」
泰葉「頭、撫でて貰っても…、い、良いですか…?」
泰葉「その…、最近、あまり…、褒められた事、無かったので…」
レイ「……」
レイ「…何だ、それ位ならお安い御用だ」
レイ「良くやったな、泰葉。おめでとう…」ワシャワシャ
泰葉「! わっ、ふ……っ!」
泰葉「あ、ありがとう…、ございます…、ふふっ…///」
レイ「さて、では行こうか」
泰葉「はいっ♪」
桃華「……」プルプル
幸子「さて、では皆さんに参加するかどうか聞いて回りますか!」
未央「シンさんが珍しく上機嫌で、私達に奢ってくれるって言うしね♪ 行かなきゃ損だよ!」
幸子「まあ……、上機嫌な理由はだいたい予想が付きますけどね…」
未央「あ! あそこにいるのは…!」
桃華「………」プルプル
幸子「桃華さん、これからの打ち上げですが……」ポン
桃華「…………」プルプル
幸子「?」
未央「桃華ちゃん? どしたの、小刻みに震えて…」
幸子「あ、あのー…、もしもーし…???」ポンポン
桃華「……」
未央「どしたの、何かあった??」
幸子「珍しい物でも見つけたんですか?」
未央「あそこの楽屋…、サウザーさん達のチームCの楽屋じゃない?」
幸子「楽屋に何かあったんですか?」
桃華「………」ヨロッ
桃華「…………いえ、何でも…、ありませんわ…」フラフラ
幸子「あ、ちょっと! 何処へ行くんですか?」
未央「????」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
=======
(後日 7610プロダクション 会議室)
サウザー「ええ? 良かったじゃん? 当初の予定通り、勧誘出来たじゃん?」
サウザー「独断とか、口が達者だな。オイ?」
ユダ「ようやく貴様の面子も回復できたぞ。ほら、もっと喜ばんか…」
レイ「……」
レイ「……ああ」
サウザー「れ…、連投乙っすww」
ユダ「………ぷっ」
レイ「…………」プルプル
サウザー「……」
サウザー「…と、まあ、与太話は置いてだな…」
サウザー「岡崎泰葉の移籍は、然程滞りも無く終了した」
ユダ「ファルコの奴…、移籍金を見たら即決だったな」
サウザー「長い目で物事の価値を計れん愚か者よ。だからこそ脚を簡単に売る事も厭わんのだ」
レイ「まあ、コチラとしても願ったり叶ったりだ。何も語るまい」
サウザー「何で、あんなに金にがめつくなっちゃったの? アイツ…」
ユダ「知らん。一番被害を受けている俺が聞きたい位だ」
サウザー「あ、そうだ」
ユダ「?」
サウザー「レイよ、貴様…」
レイ「ん?」
サウザー「櫻井桃華と何かあったか?」
レイ「………?」
レイ「桃華と? いや……特に…」
レイ「強いて言えば、以前より積極的に話しかけてくるようになったな」
ユダ「……」
サウザー「ふぅん……」
レイ「一体どうした?」
サウザー「いや……、前回のトークイベント、お前ら、打ち上げ行ったらしいじゃん?」
レイ「ああ。そう言えば、お前と桃華だけ不参加だったな」
レイ「帝都グループの鈴帆と龍崎薫も来ていたぞ」
サウザー「あの日、実は桃華と二人で飲みに行ったんだよね」
ユダ「飲みに!?」
レイ「お前っ! 酒は飲ませてないだろうな!?」
サウザー「そこで、奴から何て言われたと思う?」
ユダ「……?」
レイ「な…、何が?」
サウザー「いや、俺もよく分からんのだが…」
サウザー「兎に角、『無想転生』に関して色々と聞かれたぞ」
レイ「む、無想転生…?」
ユダ「何を言っているのだ、あの女……?」
サウザー「さあ?」
続かない。
以上です。付き合ってくれて、ありがとうございました。
なんか折角最後の勧誘だったのに、最後の方でゴタゴタしたというか、歯切れが悪くなってスマンな。
微妙に容量余っちゃったから、後日、適当に後日談めいたものでも書いて埋めとく。暇だったら覗いてくれ。
おやすみ
以下、>>1の駄文
【未公開シーン①】※山無しオチ無し
【安部菜々編:聖帝放送にての一幕】
========
(7610プロダクション 収録スタジオ)
サウザー「はーい、では、次のお便りでーす!」
菜々「あの…」
サウザー「はい?」
菜々「電波ジャックといい、ラジオといい……」
菜々「これ、何か…、昔のあるコントに似てますね」
サウザー「へえ…、コントですか?」
菜々「! い、いえっ! 当時見てたと言う訳ではなく、動画で見た事がっ…」
サウザー「気のせいでしょう。あくまでこの電波ジャック聖帝放送は、この俺が思いついたオリジナルの宣伝方式ですので」
菜々「そ、そうですか…」
サウザー「では、次のお便りは、R.N.『25歳児』さんから頂きましたー」
菜々「(25歳児………?)」
サウザー「『安部菜々さん、初めまして』」
菜々「初めましてっ♪」
サウザー「『CDデビュー、おめでとうございます。昔から応援している身としては、自分の事のように、本当に嬉しいです』」
菜々「ありがとうございます…! 菜々も、想ってくれるファンの声が聞けて、元気が出てきました!」
サウザー「『御祝いと行っては何ですが、以前菜々さんが飲みたいと言っていた、茜霧島が手に入ったので、今度一緒に飲みましょう♪』」
サウザー「………」
サウザー「………茜霧島?」
菜々「ああああぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!」ブンブン
菜々「げほっ、ぐほっ…!」
サウザー「な、菜々さん…、どうしました??」
菜々「あああ、あ、甘酒ですっ! とてもフルーティな甘酒と聞いた事があって…!」
サウザー「へえ…、まあ、お酒なら是非ご一緒したかったですが…」
菜々「好きなんですか?」
サウザー「南斗六聖拳では、レイくらいしか酒が強い奴はいませんからね」
サウザー「シュウ様はそれ程強くは無いし、シンは泣き上戸で、ユダはムカツクことにセーブしますからね…」
菜々「へええ…」
菜々「ま、まあ、機会があれば…、甘酒でよろしいなら…」
サウザー「フフフ…、願っても無い」
菜々「そ、それほど強くは有りませんから、お手柔らかに…」
サウザー「まあ俺もそこまで強くは無いので…、どっちかと言えば、甘い物の方が好きですね」
菜々「酎ハイとかですか? それともカクテル系、カルアミルクとか?」
サウザー「良く知ってますね?」
菜々「こ、これくらいは普通に知ってますよ! 酒の名前を言っただけで疑うのはやめて下さいっ!」
【終わり】
【未公開シーン②】※山無しオチ無し
【諸星きらり編:muscle!☆muscle!】
=======
(SNK局 収録スタジオ)
サウザー「ぬぐっ…!」ズシッ
シュウ「ぐぅ……っ!」ズシッ
瑞樹「耐久力勝負のルールを説明します☆」
瑞樹「この2人には聖碑を象った重しを担いで貰い、他の4人には、古今東西でワードを言い合って貰います!」
瑞樹「ワードが思いつかず、相手に手順を返せないと、3秒ごとにそのチームの重しに、更に負荷が掛かって行きます!」
瑞樹「最終的にペシャンコになったチームの負けになります! OKですか??」
かな子「つまり、爆弾ゲームみたいな感じですね?」
瑞樹「その通りっ!」
シュウ「ちょ、ちょっと…」
シュウ「ひ、一つ、聞きたいのだが……」
瑞樹「はい、何でしょう?」
シュウ「このゲーム……、私達2人以外に持ち手をさせるつもりはあったのか……?」
サウザー「明らかに、キャスティングを見てからゲームを決めたのではないかッ!?」
瑞樹「そ、そんな事無いです…」
シュウ「ぐむっ…!」プルプル
サウザー「ふぐっ…!」プルプル
瑞樹「古今東西! お題は『都道府県と名前や表記が違う県庁所在地っ!』
瑞樹「それではよーい…………ドンッ!」
かな子「え、えっと…! 札幌市!」ピンポーン
幸子『さいたま市っ!』ピンポーン
きらり「よ、横浜市!」ピンポーン
友紀『県庁所在地……』
シュウ『ゆ……、友紀ッ……!』ググググ…
友紀『つ、津市っ!』ピンポーン
かな子「盛岡市!」ピンポーン
幸子『神戸市っ!』ピンポーン
きらり「え、ええっとねぇ~…」
サウザー「ふぐぅっ!」ググググググ…
きらり「な、那覇市?」ピンポーン
友紀『名古屋市!!』ピンポーン
かな子「仙台市!!」ピンポーン
幸子『金沢市っ!』ピンポーン
きらり「ま、松前市…!」ブッブー
サウザー「ぐぬううっ!」グググググググググ
きらり「…あ、あれぇ?」
きらり「じ、じゃあ…、松山市??」ピンポーン
友紀『う、うっそ! もう無いって!』
幸子『ま、まだまだ有りますよっ!』
友紀『え、ええっとね…』
友紀『目黒市!』ブッブー
友紀『松山市ッ!』ブッブー
友紀『と、東京市!』ブッブー
シュウ『ぐ、ぐおおおっっっ!』
グググググググググググググ……
シュウ「~~~~~ッ!!」
プチッ
瑞樹「終了ー!」
瑞樹「耐久力勝負は、346プロダクションの勝利ですっ!」
サウザー「ふ、フフフ…! あ、あの重い物を持つのが得意なシュウ様に、競り勝ったぞ…ッ!」
友紀『こ、これ重ッ!?』
幸子『シュウさん?! 生きてますかっ!?』
【終わり】
【未公開シーン③】※山無しオチ無し
【日野茜編:KINGとKING軍】
========
(日野茜の高校 正門)
シン「今日、貴様らを招集したのは、他でも無いッ!」
ダイヤ「KINGッ!」
ダイヤ「本日は、ケンシロウの住む社宅の監視の務めは宜しいので?」
スペード「今日は、如何様にケンシロウを精神的に苦しめる策を…?」
クラブ「いや…、この日こそ、遂にケンシロウに引導を渡すのですね!」
ハート「しかし、ここは346プロでも社宅でもありませんが…」
シン「貴様らッ!!」バンッ!
シン「俺が常時ケンシロウの事しか考えておらぬと思っているのか!?」
ダイヤ「!?」
スペード「ま、まさか…?!」
ハート「新しい……、恋ですか?」
クラブ「しかし、ここは……高校ッ!?」
スペード「み、未成年とは……!!」
スペード「(問題は……どちらの性別かだ……)」
ダイヤ「流石はKING…、国家権力を恐れん不撓不屈の胆力…!!」
シン「全員一列に並べ。順番に串刺しにしてやる」
シン「いいか…、俺が一通り、今日の目的を説明し終えるまで口を開くなよ」
シン「口を開けば、3秒後には胴と首が永遠にお別れする事になるぞ…」
ダイヤ「…」
スペード「……」
シン「これより我がKING軍を総動員し、この高校前で盛大な大道芸を執り行なう!」
ハート「(大道、芸…?!)」
クラブ「(い、一体何を……お気を確かに、KINGッ!!)」
シン「日野茜という高血圧で癇癪持ちの生徒を誘い出し、我がプロダクションに誘引する事こそ、今回の目的だが…」
ハート「(ひ…、日野茜…??)」
スペード「(日野茜…? お、女っぽい名前だが……)」
クラブ「(女…、女であってくれ…!)」
ダイヤ「(遂にKINGが異性に興味を示されるとは…)」
シン「この俺がスカウトを実行するするからには、力で全てを奪い取るッ! 金、暴力、権力!! 奢侈に行使し、全てを叶えるのだ!」
シン「我が軍の威光を、他の六聖拳に知らしめる好機だぞ! 勧誘成功率100%の偉業は、何としても達成せねばならんのだッ!」
スペード「(KINGが遂に……遂に、スカウトに前向きに…!)」
ダイヤ「(この際に、是非とも女性に対して前向きな意識を持って頂かねば…!!)」
クラブ「(我らも、協力は惜しむ事は無いっ! KINGの性癖のためならば…)」
シン「さあ、全員配置につき、閑静な街中に我らの哮けりを渡らせようではないかッ!」
ハート「KINGの栄光と沽券、そして明るい将来のためにッ!」
クラブ「日野某の勧誘…、必ずや成功させましょう!!」
ダイヤ「KINGッ! KINGッ!! KINGッ!!!」
シン「ふふふ……! お前ら、何時に無くヤル気じゃあないか…!!」
【終わり】
【未公開シーン④】※山無しオチ無し
【アナスタシア編:星空の下にて】
=======
(山中湖 テント内)
李衣菜「んぅ……」
李衣菜「すぅ………くー……」
アーニャ「………」
アーニャ「………!」
アーニャ「…(プロデューサー…?)」
アーニャ「…??………???」
レイ「………」
アーニャ「プロデューサー、こんな所に居たのですか…」
レイ「! ああ、起きたのか……、まだ0時だぞ」
アーニャ「貴方こそ…、起きたら、姿が見えなかったので……」
レイ「心配を掛けさせたか…、悪かった」
アーニャ「この季節でも、夜は、冷えますよ?」
レイ「ああ。すぐ戻る」
アーニャ「……何を、していたのですか?」
レイ「空を眺めていたのだ…。やはり都会と違い、澄み渡っていて…」
レイ「心が奪われる。下らん悩みや邪念など吹っ飛ぶ様だ…」
アーニャ「……」
アーニャ「……ザスェドゥニ…、隣…、良いですか?」
レイ「ん? ああ…」
アーニャ「都会の喧騒から離れ、プリローダ…、自然を、身近に感じ、ゆったりと流れる時間の中で…」
アーニャ「自分を、見つめ直す…。セヴォドゥニャ、今日は本当に、楽しかったです」
レイ「良い気分転換になったろう? 時にはこういう時間も必要さ」
アーニャ「はい、ありがとう…」
アーニャ「……」
レイ「……」
アーニャ「あの…」
アーニャ「……変な事を、言いますが……、笑わないで、貰えますか?」
レイ「? ああ。全然気にしない」
アーニャ「ズヴィズダー……」
アーニャ「…星とは、私達…、いえ、アイドルのような存在だと、思いませんか…?」
レイ「…!」
アーニャ「とても綺麗で美しく、誰しもが憧れ……、けど、手が届かない…」
アーニャ「それに、少しでも近づくために、私達は、こうして努力しています」
レイ「……それはつまり、努力の果てに掴む事が出来る姿が、アイドルと言いたいのか?」
アーニャ「そうですね……、私達自身も星のように見られるアイドルそのものであり……」
アーニャ「また、私達が必死に追いかけている物も、星の様な輝きを放つ、アイドルという理想像………なのかも、しれません」
レイ「(………)」
レイ「以前、俺達のプロダクションにも、似た様な事を言っていた奴が居たと聞く…」
アーニャ「! 本当、ですか…!」
アーニャ「それは、気が合いそうですっ♪」
レイ「……いや、それはどうかな…。絶対に相容れず、お前とも馬が合わんと断言しよう」
アーニャ「そ、そうですか……。それは、残念……です…」
【終わり】
【未公開シーン⑤】※山無しオチ無し
【星輝子編:キノコ入門】
========
(洞穴)
輝子「……このキノコは……、人工栽培が主流だから、お店で手ごろな値段で売られているし、身近かも…」
レイ「…へえ…」
輝子「主流なのは、おがくずに米ぬかやフスマなどを加えて作った培地で栽培する『菌床栽培』で、それで生産が安定したな……」
レイ「ふぅん……」
輝子「胃の粘膜を保護して胃炎を防いだり、目を潤したりする働きもあるんだ…。不溶性食物繊維のβカロテンが豊富で、免疫力を高め、腸内環境を整える作用もある…」
レイ「ほう……」
輝子「き、今日は…、簡単にできる栽培キッドを持ってきた…。これで、やってみると良い……よ?」
レイ「ああ。勿論だ。早速使ってみよう」
レイ「人工栽培も良いが、天然で採れた物も是非賞味したい物だ」
輝子「そうだな……今度、どこか遠出して見るのも、あ、ありかも……フヒっ…」
レイ「遠出か…。それもいいな。もう仕事とか面子とか、全てのしがらみを捨て去って、身軽に自由になりたい……」
輝子「キノコは…、トモダチだぞ…」
レイ「トモダチ……キノコ…」
輝子「キノコはトモダチ」
レイ「キノコは…、トモダチ……」
輝子「で、でも……マイフレンド…?」
輝子「孤独と、身軽は意味が違うよ?」
輝子「世捨て人になるのも……駄目だと思うぞ…」
レイ「……?」
輝子「キノコだって…、地味で人目が無い所で、懸命に傘を広げて育っている…」
輝子「陰鬱で見向きもされないで…、でも、みんなで寄り添って、毎日、すくすくと…」
レイ「……」
レイ「…ああ」
レイ「人間だって、社会に出れば、否応なく他人との関わりを余儀なくされる」
レイ「しかし、折り合いをつけ、積極的に馴染まなければ、社会では生きていけないんだ」
輝子「ふ、フヒっ…」
レイ「そうだな…。荒波に揉まれ様が、泥にまみれようが…」
レイ「不撓不屈の魂で臨まねば、それこそもう社会人としては失格だろう…」
輝子「い、嫌な事があれば、相談に乗ってやるぞ…?」
レイ「ああ。キノコの姿を見習おう」
レイ「心機一転、まずはキノコの栽培から新しい人生をスタートさせるのも、良いかもしれん…」
輝子「(そ、そう言う事で良いのか……??)」
輝子「………まあ…」
輝子「ローマは一日にして成らず…、大器晩成…」
輝子「地道にやって行くのも、一つのやり方だと思う」
レイ「ああ。ありがとう」
輝子「キノコはトモダチ……だからな」
レイ「キノコ………トモダチ…」
輝子「キノコはトモダチ」
レイ「キノコは…、トモダチ…ッ!」
【終わり】
【未公開シーン⑥】※山無しオチ無し
【岡崎泰葉編:輿水幸子の一日】
=======
(街中)
幸子「本日はお日柄もよく……、いいえ、今日も快晴で、実に素晴らしい散策日和ですね!」
幸子「さて、今日はどうしましょうか?」
幸子「ショッピングモールでぶらっと過ごすのも良いですし、ファッションビルで新しい洋服を探すのも面白そうですね!」
幸子「折角天気に恵まれてますし、気分転換に、公園でのんびりするのも……、趣があって楽しそうです♪」
幸子「え? 図書館で勉強?」
幸子「フフーン♪ その点は問題ありません! 課題はもう済ませてありますから!」
幸子「常に余裕の行動を心掛け、人生と毎日に豊かさと快適さを持たせる…」
幸子「流石はボクですね…! カワイイだけではなく、しっかりと自分のスタイルを確立させ………」
幸子「??」
幸子「前置きは良いから、早く目的地に行け??」
幸子「はぁー……全く…」
幸子「折角なら、エスコートくらいしてくれたらどうです? 女の子の扱いも知らないんですか??」
ピッ
サウザー「良かろう…」
幸子「!?」
サウザー「この聖帝のエスコートが御所望であれば、今すぐにで貴様が…」
サウザー「心から『聖帝様万歳!』と叫びたくなるような観光ツアーを組んでやろう」
幸子「じ、冗談ですよ!! き、今日は貴方の手を煩わせるワケには行きませんっ!」
幸子「お、お願いですから…、今日だけは、ボ、ボクの行動に付き合ってくれませんか!」
幸子「どうですか? 最近人気のアイスバーのお店ですけど…」
サウザー「……」
幸子「他にもジェラートやケーキなど、スイーツが豊富で…」
幸子「やっぱり若い女性が多いですね。変装してきて正解でしたね!」
幸子「色々と話題を掻っ攫っているこのボクが都内のど真ん中で、男性と二人で歩いているなんて知れたら、大スキャンダルですよ!」
幸子「まあ、今回はビデオカメラも持ってきてますし、撮影とすぐ分かるでしょうが…」
サウザー「あ…、あああッ…」ガチガチ
幸子「な…、何をやってるんですか?」
サウザー「な、何だ…、この、食い物は…」プルプル
サウザー「前歯でずっと挟んでいたら………針で刺された様な衝撃が口内に……」
幸子「!?」
幸子「あ、アイスですよ! そりゃあ歯で挟んでいたら冷たくて堪らないでしょう…」
幸子「……」
幸子「ひょっとして…、アイス、食べた事無いんですか?」
サウザー「……いや、ありますが?」
幸子「本当ですか?」
サウザー「なんというか…、俺から言わせれば、実に女々しくて面倒臭い食べ物でしかない」
幸子「………酷評する割に…、それ、3本目ですよね?」
サウザー「それが何か?」
幸子「い、いえ……」
幸子「まあ、貴方が気に入ったなら、何よりです」
幸子「次は洋服を見に行きましょう。勿論、荷物持ちは任せましたよ?」
【終わり】
【未公開シーン⑦】※山無しオチ無し
【岡崎泰葉編:If.「何やら、見てはいけない不気味なオーラが漂う『資材搬入口』」】
=======
(資材搬入口)
泰葉「……?」
泰葉「(あれは…、最初に登場した、SNK局のマスコット…?)」
マスコット『……』
泰葉「!」
マスコット『……』プシュー
泰葉「(内部のバッテリーを切ったんだ…。着ぐるみが縮んでいく…)」
マスコット『………』ガサガサ
泰葉「(あ、中の人が出て来た……)」
『………』
泰葉「あの…、お疲れ様です」
『!』
『誰だ…、貴様…』
泰葉「ッ!」ビクッ
泰葉「(こ、怖い…!)」
泰葉「(何だろう、近寄りがたいオーラが…っ!)」
泰葉「わ、私は、岡崎と申します。帝都グループのモデルをしていて、今日はこのイベントで…」
『……帝都?』
『……』
『……フン…』
泰葉「……」
泰葉「(鼻で笑われた…)」
『帝都と言えば…、あの金色の…』
泰葉「! ああ、お知り合いでしたか」
『奴とは相容れぬ。以前、一悶着起こし、俺が奴の矜持を打ち砕いてやったわ…』
泰葉「…?」
『馬鹿な奴だ。一人の女に固執し、満身創痍のままでこの俺に挑みかかるとは』
泰葉「(な、何だろう…。恋敵…??)」
『まあ…、こんな話は聞かせるべきではないな。俺に何用だ?』
泰葉「あ、はい…」
泰葉「ちょっと、人を探していて……7610の…」
『……南斗?』
『……フン…』
泰葉「(ま、また笑われた…)」
『実力も無い有象無象が…、「金色」だの「星」だの、随分と不相応の大仰な名を、何の恥じらいもなく晒せるな…』
泰葉「…???」
『…興味は無いな。他に様が無ければ立ち去れ』
泰葉「は、はい。では…」
泰葉「あの……因みに…」
『何だ…』
泰葉「その…、貴方のお名前は…」
『……』
『帝都の傀儡風情に名乗る名など無い! 俺の休息の邪魔をするな!』
『局長の命と言え、ただでさえこんな役回りには辟易しておるのだッ!!』
泰葉「は、ハイっ! 失礼しましたッ!!!」バッ
【終わり】
【未公開シーン⑧】※山無しオチ無し
【岡崎泰葉編:If.「天運と己の境遇について深く語っている大人1人と女子1人がいる『通路』」】
=======
(通路)
ほたる「お、お久しぶりです…」
シン「…」
ほたる「皆さん、お元気そうでなによりです」
ほたる「私もあれから、前向きに…」
シン「白菊ほたる……」
ほたる「は、はい?」
シン「お前…、好きな人って居る?」
ほたる「え、え?」
ほたる「好きな人…、ですか?」
ほたる「ううん…、事務所の皆さん…、ですかね?」
シン「そうか…」
シン「あの時のお前の気持ちが、今、痛いほど分かるぞ…」
シン「好意を寄せる人物が…、自分の意とは無関係に離れて行き、絆が失われていく…」
ほたる「……」
シン「その悲しみ、恐怖、己の無力……」
ほたる「……私は…」
ほたる「そこから救い出してくれた貴方達に、本当に感謝しています」
ほたる「…恐れず、他人を頼って下さい。自分だけの力でどうにもならない時は…」
ほたる「わ、私でよければ、相談に乗りますよ…?」
シン「そうだな……、では…」
シン「ケンシロウの今後のスケジュールと、奴の担当アイドルを教えて欲しい…」
ほたる「はい…」
ほたる「……」
ほたる「…………ぅえっ?」
泰葉「あの…、お疲れ様です」
シン「おお。岡崎泰葉か」
ほたる「お疲れ様です」
泰葉「お二人は、顔見知り……でしたか?」
シン「ああ。以前、短期だが、南斗で面倒を見た事がある」
ほたる「あ、あの時は…、本当に、お騒がせしました…」
シン「その後は、我がプロダクションのアイドルとして活躍する手筈だったのだがな…」
ほたる「も、申し訳ないです…。そんな話があったとは、全く知らされていなくて…」
泰葉「……」
泰葉「7610プロダクションって、以外に他事務所と友好的なんですね?」
シン「ん? ……まあ、友好的というか…」
シン「我が事務所は常に新しい風を取り入れている。堅苦しい風習、スタイル、一辺倒な芸当に囚われず…」
シン「常に進化し続ける柔軟性も、南斗聖拳の魅力である。頑なに一つの伝統を誇示し執着する北斗とは…」
シン「気質…、格が違うのだ。多岐にわたるアグレッシブさは……、貴様は軟派、滑稽と思うか?」
泰葉「いえ…」
泰葉「良い姿勢だと思います。やり方はそれぞれ在りますから」
泰葉「ただ、それを押し付けるのは、他者の色を殺すという意味で……、あまり芳しくないとは思いますが…」
シン「? 誰が押しつけたのだ?」
泰葉「い、いえ……、何でもありません」
ほたる「……??」
シン「拒む物は追いはせんが、来る物は歓迎するぞ?」
シン「だが、我らが目を付けた者であれば………、否応なく力で恭順させるのみだがな…!」
シン「クククク…!」
泰葉「あ、あははは…」
【終わり】
【未公開シーン⑨】※山無しオチ無し
【岡崎泰葉編:If. 「久し振りの再開を喜び色々な過去を振り返っている女子4人がいる『楽屋A』」】
=======
(楽屋A)
未央「鈴帆ちゃん、久し振りだねっ♪」
鈴帆「ほんなごと、ひしゃしぶりっちゃ、未央しゃん、卯月しゃん!」
卯月「アイドルサバイバル以来ですね♪」
未央「あの時は、本当にカオスだったね」
卯月「未央ちゃんは饅頭、私はアルパカの衣装でしたもんね…」
鈴帆「あいは、皆しゃんの個性をウチの審美眼で見た結果たい!」
鈴帆「よーく似合っちたと思うばってん…??」
未央「でも、お陰で凄く楽しかったよ! そう言えば…」
未央「確か、『御伽公演、栄光の舞踏会』の衣装作りにも携わったって話…、本当?」
鈴帆「ちょくぞっ! 聞いてくだしゃったっ!」
鈴帆「陰ながら、シンデレラの様々な役の衣装、仕掛けの一部を作ったのは、何を隠そうウチたい!」
卯月「す、凄いですっ! そんな裏方の大役を務めていたんですか!?」
未央「んー……、けど、あまり鈴帆ちゃんらしさが無かったと言うか、随分シンプルだったよね?」
鈴帆「そ、それは……」
卯月「?」
鈴帆「み、346のアシスタントしゃんに…、色々と釘を刺されたばい…」
未央「(あー……)」
卯月「(成程……)」
卯月「あれから調子はどうですか?」
鈴帆「あいから、色々あったばい。ウチのいたプロダクションが合併して…」
未央「帝都グループだっけ?」
薫「そうだよ! みんな個性的ですっごーくおもしろいんだよ!!」
卯月「個性的、と言うと…?」
薫「そうだねぇ、所属しているみんなもそうだし…」
薫「特に、プロデューサーはひかったり、みんなとっても元気いっぱいなんだよ!」
鈴帆「多分、そいはこの後のトークで話しゅから、楽しみにしてんしゃい!」
コンコン
泰葉「失礼します。あの…」
薫「あ! やすはちゃんっ!」
卯月「お疲れ様ですっ!」
未央「泰葉先輩、どうしたの?」
泰葉「あの、ここにレ」
鈴帆「泰葉しゃんも今はモデルとして、帝都での稼ぎ頭たい!」
薫「やすはちゃん、実は歌も踊りも、すっごいじょうずなんだよ??」
卯月「そうなんですか? じゃあ、今後はアイドル路線も視野に入れてるんですか?」
未央「うー、それなら手強いライバルが増えるなぁ…」
泰葉「あ、あの……話を…」
【終わり】
【未公開シーン⑩】※山無しオチ無し
【岡崎泰葉編:If.「台本の確認をしている大人1人がいる『スタジオ裏』」】
=======
(スタジオ裏)
瑞樹「あら、岡崎さん?」
泰葉「お疲れ様です」
瑞樹「どうしました? 段取りの確認ですか?」
泰葉「はい。この後はチームBとチームCのトークですよね?」
泰葉「通常は1巡で計3チームのトークですが、そのまま最後の4巡目も同じですか?」
泰葉「だとしたら、もし最後に指名されない場合は、逆転の目が無いチームも出る……平等性に欠くのではないかと感じて…」
瑞樹「ああ、その事ですか?」
瑞樹「大丈夫ですよ。最後はチームCを基点に、全てのチームにトークバトルの権利が与えられますから」
瑞樹「ただ…、チームDが抜きん出ていて、ポイントのバランスが崩壊しかけていますね。最後のポイント横取りチャンスで何とか調整できれば良いですが…」
瑞樹「まあ、何とか成る様に成りますよ。岡崎さんも、トーク頑張って下さいね?」
泰葉「……私は、あまり面白い会話とか苦手で…」
瑞樹「任せて下さいっ! 真剣な話でも良いですし、望むのならば、色々と面白くなるようにツッコミもいれますよ?」
泰葉「は、はい。よろしくおねがいします」
泰葉「……」
泰葉「あの……、今、少し気になったのですが…」
瑞樹「はい?」
泰葉「川島さんは、本番と普段では…、少し話し方が違いますか?」
泰葉「私の事も、敬称をつけてくれて…」
瑞樹「ああ…、それは癖ですね」
瑞樹「余所余所しいなら………、直すわよ? 泰葉ちゃん?」
泰葉「はい。そちらの方が、砕けて親しみが感じられて……」
泰葉「固くならず、仕事では無いような雰囲気が出ていて………、私としては…、すごく、好きです」
瑞樹「そうねえ…、何て言うか、目上の人だと自然に畏まっちゃうのかな…」
瑞樹「泰葉ちゃんも、私よりキャリアは長いでしょう?」
泰葉「い、いえ…、私はそんな事気にしないので…」
瑞樹「じゃあ…」
泰葉「?」
瑞樹「泰葉ちゃんもわたしの事を『瑞樹ちゃん』って呼んでくれても構わないわよ?」
泰葉「そ、それは…!」
泰葉「(ど、どうなんだろう…。他意は無いけど、色々と余所の目も気まずい…)」
瑞樹「『瑞樹ちゃん』かぁ…、何かそう呼ばれると、少し若く見られて嬉しいわね…!」
【終わり】
【未公開シーン⑪】※山無しオチ無し
【岡崎泰葉編:If.「和気藹藹と動物や生活について談笑している女子2人がいる『会議室』」】
=======
(会議室)
イヴ「ブリッツェンは、すごく大人しいんですよー??」
イヴ「でも、食いしん坊で、プロデューサーの家の冷蔵庫を勝手に荒らしていた時は…」
イヴ「危なく、追い出される所でしたよ~」
仁奈「へええ……、トナカイは、大人しいけど、食いしん坊でやがりますか??」
仁奈「勉強になります! でも、追い出すなんて、ひどい人です!」
イヴ「い、いえいえ…」
イヴ「…寧ろ、私が居候の身ですから。本当に優しい人なんですよ~」
仁奈「イヴおねーさん、あやまったんですか??」
イヴ「勿論です♪ ブリッツェンが悪い事をしたら、私も悲しいですから、一緒に謝って、反省しましたよ」
イヴ「その後は一週間、炊事洗濯、マッサージなど、一生懸命頑張りましたよー!」
仁奈「さすがです! えらいです!」
イヴ「ふふっ♪」
イヴ「こう見えても、料理は得意なんですよ~っ♪ 色々とやりくりしていた時代が懐かしいです…」
仁奈「へえええ~…」
仁奈「『したてにでてこびへつらう』ってヤツでごぜーますね!」
イヴ「!?」
仁奈「仁奈の事務所でよくきく言葉ですっ!」
イヴ「ち、違いますよ~…、あくまで謝罪の気持ちと、厚意という物を形や行動で示しただけであって…」
仁奈「うーん…、じゃあです…」
仁奈「イヴおねーさんは普段、そのおうちで何をやっているのでやがりますか??」
イヴ「!!!」
イヴ「あ、ぁ、……」
イヴ「そ、それ……は……」
仁奈「その人のお家に住ませてもらっている『ご恩』を、どうしてるのですか??」
イヴ「っ………!!」
仁奈「…???」
イヴ「…………」
イヴ「……こ、これからは……毎日……やろうかしら……」
仁奈「それがいいですっ! きっとその人も喜ぶのでごぜーますよー♪」
イヴ「た、確かに……」
泰葉「……」
泰葉「(同棲? いや、まさか……)」
泰葉「(この事務所の人達は、一体どうなっているんでしょう…)」
泰葉「(最初はふしだら、不潔と考えていましたが…)」
泰葉「(慈善活動?? 共存?? ………いえ、保護、でしょうか…)」
泰葉「………」
泰葉「?????」
【終わり】
【未公開シーン⑫】
【岡崎泰葉編:If.「これからのトークスタイルについて話し合っている女子3人がいる『楽屋B』」】
=======
(楽屋B)
桃華「凛さん?」
凛「うん?」
桃華「チームAはやはり、あの二人が要ですの?」
凛「そうだね…、私はあまりトークが得意じゃないから、お任せしてるカンジかな」
李衣菜「結構、グイグイ来てたね……。波状攻撃で喋る隙すらなかったよ…」
凛「でも、アレはバトンを上手に渡してくれた李衣菜もちょっとね…」
李衣菜「だ、だってぇ…!」
李衣菜「あんなに、このトークイベントが攻撃的な物だなんて知らなかったんだもん……」
凛「攻撃的…、と言えば…」
凛「桃華のチームのあの社長も…、なんていうか、スゴイよね…」
桃華「サウザーちゃまは、わたくし達より遥か高みに到達しているお方ですわ」
桃華「高すぎて、それがドコなのか何なのかも、分からない位に…」
李衣菜「ああいう独特の理論を構築出来る人も、デキる人って感じがするよね! その人といい木場さんやヘレンさんといい、やっぱり大人って私達とは違って、カッコいいね…」
桃華「その言葉、是非本人に聞かせてあげて下さいな? 大変お喜びになると思いますわ」
李衣菜「攻撃的な前衛ロックスタイルだと、流石に分が悪いかな。みんなでトークを回して、場を繋ぐよ」
凛「私達は、あの2人メインかな。経験豊富で引き出しも多いし、私達がそれに付随する形で」
凛「桃華達は、どうするの?」
桃華「そうですわね……」
コンコン
泰葉「お疲れ様です」
桃華「あら、泰葉さん。お疲れ様ですわ」
凛「お疲れ様」
李衣菜「お疲れーっ!」
桃華「! そうだ! 丁度良かったですわ!」
泰葉「?」
桃華「トークに関して、今後はどういう気構えか、今話していたんですの」
桃華「泰葉さんの考えをお聞かせ願ってもよろしくて?」
泰葉「!!」
泰葉「(わ、私も、今それを悩んでて…、レイさんを探していたのですが…)」
泰葉「……っ!」
泰葉「…そ、そうですね…」
泰葉「面白い話を狙ってするのが一番ですが…」
李衣菜「ふむふむ?」
泰葉「笑いの沸点やツボは、人それぞれだと思うので…、やはり…、他人と違った視点の話…」
凛「他人との、違い?」
泰葉「はい、価値観や物の見方ですね。生活感や仕事観念など…」
桃華「なるほど…」
泰葉「ありふれた事でも、刺激の誘因になると思うので…。日常や仕事で感じた事を率直に述べるとか…」
桃華「ふむ…、つまりは…」
李衣菜「普通に話すのが一番ってコト?」
泰葉「ま、まあ……そうなり、ますかね…」
凛「…うん。確かに」
凛「逆にウケを狙って話せるのって、それこそベテランの人にしか出来ない芸当だと思うから、私達には難しいよ」
凛「飾らないほうが、その人らしくて良いと思う。分相応……とは、少し違うかな?」
李衣菜「ふんふん…、安全策が一番の最善策って事か…!」
桃華「流石は泰葉さん…。落ち着いた見方が出来ますわね…」
泰葉「そそ、そうですか??」
泰葉「(と、トークは苦手なのに…、て、適当な事を言っちゃった…!)」
桃華「では、引き込む様な面白い話は、ベテランである泰葉さんの腕の見せ所ですわね♪」
泰葉「えっ!?」
李衣菜「期待してるよっ! シビれるトーク聞かせてね♪」
泰葉「」
【終わり】
【未公開シーン⑬】※山無しオチ無し
【岡崎泰葉編:If.「過去のイベントについて楽しくお喋りしている女子4人が居る『吹き抜け』」】
=======
(吹き抜け ベンチ)
茜「へえー、そうだったんですか!」
雫「7610プロダクションさんとは…、かれこれ、3回目ですかね~?」
菜々「コスプレ衣装に身を包み、テーマパーク内でライブをする『アイドルサバイバルinテーマパーク』」
文香「シンデレラをモチーフにしたオリジナル演劇『LIVEツアーカーニバル、御伽公演「栄光の舞踏会」』
茜「そして今回が、アイドルの個性溢れるトークで会場の心を掴む『トークバトルショー』ですね!!」
雫「そう言えば…、菜々さんは全部のイベントに出演しているんでしたね?」
菜々「はいっ☆ ナナはいつでも全力投球っ! トップを目指しひたむきに頑張る健気なJKアイドルですからっ♪」
菜々「アイドルサバイバルでは346として。御伽公演では346の助っ人として7610から。そして今回のトークバトルショーでは、7610のアイドルとしてっ!」
文香「……素晴らしいです。菜々さん」
文香「立場に関わらず、イベントを盛り上げ自分を磨こうとする真摯な姿勢……。感服します」
菜々「い、いやあ、ナナはただ、がむしゃらに頑張ってるだけですよっ♪」
茜「私も見習わないといけませんねっ! 今回はサポート役ですが…、いつの日か、皆さんに追いつき、活躍できる日を目指してトレーニングを…!!」
泰葉「お疲れ様です」スッ
菜々「あっ、泰葉ちゃん! お疲れ様ですっ♪」
茜「泰葉さん! 私…、前半は碌なサポートが出来ずスミマセンっ…!」
泰葉「いえ…、私もあまり役に立ってないですし…。後半は一緒に頑張りましょう」
茜「ハイっ! 私も遠慮せず、自分をババーッっと表現しますよーっ!!」
雫「泰葉さんは…」
泰葉「?」
雫「帝都からの参加でしたが、今回はまたどういう経緯があったんですか?」
泰葉「単に、活動の方向性や視野を広げるという意味だと思います。特に深い理由は…」
菜々「しかし、3つの事務所が混合するのは、アイドルサバイバル以来ですね?」
雫「でも、大勢の方が楽しいですよぉ?」
文香「正確には…」
泰葉「?」
文香「SNK局も入れれば、4つという事になりますが…」
茜「ふむ…? SNK局はアイドル事務所では無いですが……、しかし、個性的な人材を取り揃えていると聞きますよ!」
泰葉「私も、少し伺った事があります。斬新な番組企画や他事務所との提携、人材教育も充実していて、今最も勢いのある放送局だとか…」
雫「確か、イベント事業にも関わっていて、スポンサーも凄く多いんだとか…」
菜々「なるほど…、それは確かに、新鋭の帝都が一枚噛みたい理由も頷けますね…」
泰葉「……まあ」
泰葉「そういった事情も考えると、所謂顔役になる自分の立ち振る舞いや言動って………、慎重になっちゃいますよね…」
雫「そ、そうですねぇ…」
文香「……」
菜々「でもっ! 若いうちは変なしがらみや建前に囚われていては、勿体無いですよ!」
泰葉「!」
茜「その通りですっ! 失敗を恐れず、青春全開でいきましょうっ!!!」
泰葉「……はい!」
【終わり】
【未公開シーン⑭】※山無しオチ無し
【岡崎泰葉編:If.「凄まじく近寄り難い空気が漂う大人男性2人が構える『スタジオ内』」】
=======
(スタジオ内)
ケンシロウ「……」
トキ「……」
ケンシロウ「……」ゴキッ
トキ「……」
ケンシロウ「……」
トキ「……」
ケンシロウ「……」
トキ「……」
ケンシロウ「……」フゥー
トキ「……」
ケンシロウ「……」
トキ「……」
ケンシロウ「……」
トキ「……」
ケンシロウ「……」
トキ「……」
ケンシロウ「……」
ケンシロウ「……」
トキ「…」
ケンシロウ「トキ」
トキ「ん?」
ケンシロウ「サウザーやシンはどうだか知らんが…」
ケンシロウ「俺達は…」
ケンシロウ「プロデューサーだ。アイドルではない」
トキ「……ああ」
ケンシロウ「人手不足という訳でも無いのに、何故俺達が駆り出されるのだ…」
トキ「それは……」
トキ「……ちひろに聞いてくれ」
ケンシロウ「……」
トキ「……」
ケンシロウ「…………」
トキ「…………」
泰葉「……」
泰葉「(……近づけない。いえ、近付かないでおこう…)」
泰葉「……」
泰葉「(他の場所、行こう)」
【終わり】
○登場人物紹介○
☆アイドル☆
(前作で書いて頂いた物を、こちらで一部修正加筆しました。ありがとうございます)
【0期性】
・南斗DE5MEN
サウザーを筆頭に、シュウ、ユダ、レイ、シンの5人ユニット。歌謡界の覇業を目指した世紀末アイドルグループであり、7610プロダクションの稼ぎ頭。一応、世間的な認知度はそこそこあり、名前を出せば通じるレベル。多忙な活動の傍ら、彼等はプロデューサー業も兼務しており、その殊勝な姿勢を、他の人間からは尊敬されているとかいないとか。
【1期生】
・島村卯月
友達大好き17歳。プロダクションを落ち続けていた所、幸運(不運)にもサウザーの目に留まる。
異常性が際立つ南斗一派の中でも、比較的正常な思考と冷静な判断が出来る、数少ない常識人。明るく元気で素直だが、時には媚びるしたたかさとあざとさを見せる一面もある。ひたむきにアイドルを志す姿勢には、シュウですら心を打たれる程。座右の銘は七転び八起き
・本田未央
ショッピング大好き15歳。卯月とコンビで7610に入社したが、サウザー曰く、卯月同様に何かが足りていない。
アクティブでポジティブ、まさにパッションを象徴する娘だが、南斗聖拳の勢いには押されがちであり、退いてしまう場面も多々ある。とても明るく元気だが、欲が強い一面がある。家事には少し不慣れな様子であり、イチゴ煮の事は知らなかった。ソウルフードはフライドチキン
・大和亜季
ミリタリー大好き21歳。人当りがよく、シュウやGOLANを始め交友関係も広い。
フリーで活動していた所をシュウに引き留められる。体格が良く、サウザーからは本気で聖帝軍精鋭部加入を勧められていた。彼女も一定以上の良識は持ち合わせているものの、親和性が高いためか趣向が南斗六聖拳に近いためか、ごく普通にサウザー達に馴染み同調している事が多い。1回目の合同イベントで一位を獲得した。色々な意味で現7610最高戦力。
・櫻井桃華
紅茶大好き12歳。だがそれ以上にレイちゃまが大好き。元346所属。
346プロより引き抜かれる。家柄の影響もあり達観、大人びており、凄まじい母性を漂わせる半面、信頼を置く人物に対しては年相応な可愛らしい一面も見せる。よく中庭でティータイムに興じており、レイやサウザーなどがたまに居合わせる。レイに少なからず好意を抱いているが、色々とタイミングが悪く、なかなか距離は縮まらない。346プロダクションとの共同イベントに顔を見せる機会が多く、全体的にも頻繁に登場する彼女。しかしだからと言って扱いが良いという訳ではない。
・高垣楓
ダジャレ大好き25歳。だがそれ以上にお酒が大好き。ノリノリでずーしーほっきーを演じられる
以前の経歴では、他事務所でモデルからアイドルに転向したが波に乗れず、自分の性格に悩んでいた節があったが、サウザー(と五車星)の助言で、活路を見出し、南斗に身を寄せる。おちゃめな25歳児。独特のノリを持ち、サウザーのノリや言動にも比較的ついていける数少ない人材。 肝機能耐久値は3000
【2期生】
・神谷奈緒
カレー大好き17歳(聖帝見立て)。だがそれ以上にお金が大好き。
この業界に興味を持った理由は、以前に加蓮と共に遊びに行ったテーマパークにて、偶然にも、346と7610の共催イベントに遭遇する。そこで楽しげに活動する7610プロダクションのアイドルを見掛けて、アイドルに対し持っていた偏見が払拭されたため、憧れを抱いたとの事。最近は普通の仕事が回ってくることを本当に嬉しく感じている。創作料理サークルに加入した様な描写がある。
・北条加蓮
カレー大好き16歳(聖帝見立て)。奈緒と共に、卯月らと同じく何かが足りていない。
奈緒と共に加入。体が弱いため、サウザーには大食いではなく普通の仕事を回して欲しいと思っている。芸能界に対して、形振り構わないスタイルやシビアな面を見出すという、時折危ういながらも真剣な姿勢がほの見える。しかし根は非常に良い子であり、サウザーの機嫌を損ねないためなら、己の胃も省みないガッツを披露した。
・輿水幸子
自分大好き14歳。カワイイ。現在サウザーが唯一自力で勧誘に成功した人材。
街中でスカウトされ、自分の可愛さに自信を持ち、自分大好き人間に目覚めてしまう。しかし、自身の発言が災いして、当のサウザーには謎の反感を持たれている。一見ナルシストの様な言動が目立つが、しっかりと周囲の状況や自分の立ち振る舞いを把握出来ており、案外真面目な性格である。恩義や好意こそあるものの、自分が目指す活動路線の食い違いもあり、破天荒で傍若無人なサウザーに辟易する様子が稀に垣間見れる。
・高森藍子
お散歩大好き16歳。だがそれ以上にシンのことが大好き。元346所属。
346プロより引き抜かれる。シンに好意を持つが、早くも性癖の壁にぶち当たる。シンの性癖を変えるか、彼を受け入れ自分が変わるか葛藤している。当面のライバルはケンシロウ。しかし周囲では、彼女の中のシンに関する記憶を抹消するか否かという物騒な議論が度々交わされている。勧誘では、かつて無いほどのコンマ運と安価運びで、超難度のシンの誘惑を断ち切り勧誘を成功に導き、スレ住民にKINGの運の強さを見せつけさせた。何かと出番が多く、登場以降は彼女の名前が度々挙がる。
・姫川友紀
野球大好き20歳。だがそれと同じくらいにお酒が大好き。
野球観戦を切っ掛けに勧誘され、マスコットガール起用と始球式抜擢を目指す。料理には思い切ってビールでも何でも入れちゃうチャレンジ系の精神を持ち合わせている。南斗六聖拳の無茶な姿勢にさほど抵抗は無く、恐らく一番馴染んでいる人物。社内活動として草野球部の設立を計画中。輿水幸子と活動を共にする場面が多く、頻繁に一緒に登場する。肝機能耐久値は1000
・イヴ・サンタクロース
ごはん大好き19歳。だがそれ以上にみんなの笑顔が大好き。
街中でスカウトされる。ブリッツェンというトナカイを連れているため、ペット禁制の女子寮に入れず、現在はユダの家に居候中の元ホームレス。彼女の勧誘は、殆どがブリッツェンと鷺沢文香の活躍で成功し、前回で双葉杏にかつて無い程のストレート負けを喫したユダの汚名返上に一役買った。番外編で、市原仁奈の純粋で無邪気な質問により、実はユダの家で自堕落な生活を送っている事が発覚する。それ以降は心を改め、真面目に奉仕する事を誓った。
・鷺沢文香
読書大好き19歳。雑用兼司書兼サウザーの暇つぶし相手兼アイドル見習い。
元はただの従業員だったが、御伽公演をきっかけにアイドルになる事を決意、それと同時にランキング1位を見事獲得。以降、自信がついたのか、少しずつメンバーと喋るようになり、積極的な一面も見せる様になった。読書に没頭すると集中力が高まり、気配を消す(というより、姿が見えなくなる)という怖ろしい危機回避の特殊能力を持つ。勧誘では、かつて無いほどの気の抜けない安価運びとコンマ、そして最後の見えている核地雷によって、スレ住民をハラハラさせた。
【3期生】
・安部奈々
マッサージチェア大好き永遠の17歳。元346所属のウサミン星人。
346プロより引き抜かれる。以前の経歴では、有望株と言われていたが花開かず、苦悩していた時期があるが、ユダの強引な勧誘で何処か吹っ切れた模様。そのため、活動に自信を持たせてくれた本人には非常に感謝している。決してウサミン星は千葉県ではないし、シップの香りはウサミン星の香りだという項目を聖帝軍軍規につけ加えさせた。補足だが、六聖拳の物言いから察すると、彼女の年齢は彼等と同等かそれ以上の可能性が高いが、彼女は歴とした17歳のJKアイドル、ウサミンこと安部菜々である。
・日野茜
スポーツ大好き17歳。熱血系アイドル。 さっぱりとした性格で人当りもいい。
街中でスカウトされる。南斗六聖拳のぶっ飛んだ活動指針に疑いを持たず、かなり都合の良い自己解釈をしてしまうため、色々な意味で将来がとても心配な娘である。7610プロダクションのトレーニング施設で、様々な人物と交流がある模様。勧誘ではシンの出だしが最悪だったものの、そこから一気に巻き返してコンマ運の強さであっさり勧誘に成功。ますますKINGの運の強さをスレ住民に見せつけることになった。
・岡崎泰葉
ドールハウス大好き16歳。元帝都グループ所属。愛称は先輩。
帝都グループより引き抜かれる。幼少から芸能界で子役やモデルとして活躍しており、経験と知識豊富なベテラン。しかし、それが災いし、芸能界に対する厳しい偏見とストイックな仕事観念を持ち、自分の殻に閉じ籠もってしまった悲しい過去を持つ人物。レイを始めとした南斗一派との接触により徐々に信頼を寄せ心を開き、感心を抱くようになる。どこか背伸びした発言や口調も時折見せていたが、移籍後は年相応の態度を表すようになっていった。しかし、その一端がある人物に目撃され、勘違いという名の深い哀しみを背負わせていた事実を彼女は知らない。
☆南斗六聖拳☆
(前作で書いて頂いた物を、こちらで一部修正加筆しました。ありがとうございます)
・サウザー
心に余裕がなく蟻の反逆も許さないワンマンリーダー。笑い声がうるさい。
南斗六聖拳筆頭にして南斗の帝王にして7610プロダクション社長にして看板アイドル。南斗DE5MEN以外にもアイドルやユニットを増やし、業界制覇を目論む。勢いとノリでプロダクションを設立したはいいが、全然募集の声が寄らず、悪戦苦闘する日々を送っていた。会社規模と敷地面積だけは大きいが優秀な人材が不足していると、毎度毎度小言を言うシュウをそろそろ本気で殺そうと思っている。天敵は千川ちひろであり、対面する際は不遜で予測不能な態度で彼女を困らせるが、口論になると、彼女の軽妙な言い回しや演技に乗せられ、大抵は丸めこまれてしまう。実は六聖拳の中で、電子機器類の扱いが一番上手いという隠れた設定がある。
勧誘では、独自の理論と行動で周囲を困惑させる事が殆ど。時折、上に立つ者のカリスマを漂わせる真面目な発言をする時もあるが、それは体裁を取り繕っているだけであり、精神年齢は極めて低い。目立つ事が好きでもあり、シャイな一面も持ち合わせるという、非常に扱いに困る性格であり、チェリーと言われたらキレる。コンマ運も悪く、勧誘判定数値も殆ど低い。実際の所、周囲の協力が無ければ全てが危うい。自力で2回勧誘判定出来るのが唯一の強み(しかし成功率自体は低い)。
・レイ
女性人気No.1だが、妹の事になると心に余裕がなくなり、キレるとうるさい。
割と常識人の部類である。妹の事を最優先に考える余りシスコン症を発症しかけているが、根は優しい男かもしれない。しかしシスコンに変わりは無く、妹の面影があると言う荒唐無稽で的外れな独断を十時愛梨に擦り付け、彼女を困惑させている。他の六聖拳より優位に立とう(というか、距離を置きたい)として、焦って空回る面もある。
勧誘では、比較的真面目で堅実な行動をする傾向だったが、とある切っ掛けで、彼の行動スタイルと思想と嗜好が激変する。過去が過去なので、女性や子供に対しては少し親切であり、その人々の幸せについて説く事が多い。聖帝に次ぐ不運の持ち主。一番真面目に勧誘しているハズなのに、数値はおろか、安価の選択肢にも恵まれない。出番が少ない事を何かと気にしている節がある。
・シュウ
唯一の子持ちにして心に余裕があり、重いものをよく持ってくれる。あまりうるさくもない。
慈母聖を除けば、南斗六聖拳の唯一の良心、常識人。他の者のツッコミに回る事が多く、苦労が絶えない人物。サウザーの豪遊と奔放な企画のせいで、常に資金不足に頭を悩ませている。たまに目が見えているのか見えていないのか怪しい行動を取るが、見えていない方向でお願いします。活発で元気な娘に好かれやすい傾向がある。
勧誘では、安定した実力を誇る、縁の下の力持ち。サバゲーもこなし、飲み会も倒れず逃げ切った策士。レイ以上に真面目で落ち着いた行動を心掛け、絶大な安定性があるものの、たまに不可抗力のトラブルに遭遇する事があるので気が抜けない。また、イチゴ料理の味見役や、色々とイベントの配役に恵まれず、やはり苦労している。
・ユダ
自意識過剰で悪知恵が働くが、心に余裕がなく小さなことでもうるさい。リアクションもうるさい。
傲慢、ナルシストを絵に描いた様な人物。自尊心も人一倍強く、自分が一番でありたいと思っている反面、押しには少し点が、彼が頂点に立てない理由。六聖拳では2番目に電子機器系統の扱いに敏く、彼から下は大きな隔たりがある模様。紅茶が好きらしい。意外に六星拳の中で一番アイドルを寄せ付け、関わりも最多
勧誘では、美と知略の星の名に相応しい、鮮やかな計略の元での遂行を良しとする。そういった小細工を労しての立ち回りだが、7割方は不発か悪い状況に転じてしまうが、たまに功を奏する時もある。しかし最近は上り調子。勧誘判定は並の数値だが、コンマ運が割と強く、唯一オマケの判定も勝ち取った人物。
・シン
常に心に余裕がなく、一本気な男。いちいち必死な所がうるさい。
自尊心が強く、他者を見下す態度が目立つが、一応は他人に協調したりする事も出来る偉い人。宿星の通り、愛に殉ずる男であり、彼の行動原理と最優先基準は、とある男性を中心に組み立てられている。女には然程興味は無い。サラサラロン毛のせいか、女装に違和感があまり無く、作中では女装姿でも一定の支持を得ている模様。また、ある一連の行動が原因で、警察にマークされている。
勧誘では、力こそ正義というシンプルな信条を掲げており、サウザーやユダと似て、物量作戦で圧倒する傾向がある。最もコンマ運に恵まれている強運の持ち主。勧誘判定数値が低くても運でゴリ押す。 346プロ内での勧誘は、シンに限り煩悩値が追加され、難易度が格段に跳ね上がる。
・南斗最後の将
本編には未登場だが、外伝の【EX.produce】で出番が多い。白菊ほたるを元気付けるなど母性を漂わせる傍ら、サウザーとジュウザの料理を酷評したりと辛辣な一面を併せ持つ。直属の部下に南斗五車星がいるが、一応は南斗六聖拳全員に恭順の姿勢を見せており、南斗聖拳のために、他の六聖拳の命令でも命を投げ打って行動する。
☆7610プロダクション 従業員☆
・橘ありす
イチゴ大好き12歳。商品企画課兼、宣伝広報課兼、調理課兼、北斗の拳イチゴ味販売促進課。
イチゴ80ダースで買収され、人手不足な7610プロダクションの従業員として日々活動している。報告資料やデータ収集、作戦立案に携わったりなど、陰で最も活躍している娘である。目上には礼儀正しく、奴隷としての資質も充分あり、サウザーを始めとした六聖拳からは重宝されている。所持物のタブレットを触れられるとすごく怒る。名前で呼ばれても怒るので、六聖拳は彼女の事をきちんと名字で呼びつつ、こき使う。イチゴを使った料理が得意であり、商品企画と調理にはそれを全面に押し出して率先して関わり、食堂の厨房は彼女が独占しているのが現状。試作品の検査には、毒物感知に定評のあるシュウがやり玉に挙げられ、彼女の個性を尊重している彼は、胃を酷使し耐え忍んでいる。
・鷺沢文香
読書大好き19歳。雑用兼司書兼サウザーの暇つぶし相手兼アイドル見習い。
詳しくは『アイドル』の項目を参照。伯父の本屋で定職に就かず怠惰を貪っていた所を、油まみれのサウザーに強襲される。奴隷としての資質は非常に高く、物言わぬ労働力として、ほとんどの雑務を押し付けられていた。今でこそ普通に口を利くようになったが、以前は六聖拳に対してチラ見だけでコミュニケーションを済ませていた。しかし、その他の人物には普通に接していた描写がある。プロダクション内の図書館を根城にしていた模様。
・池袋晶葉
発明大好き14歳。科学研究部兼、軍事攻略部署所属。
豊富な研究資金と珍しい人材を餌に、7610プロダクションに雇われたマッドサイエンティスト。自分の才能を試す事が出来る絶好の場として7610プロダクションを自ら選んでおり、特に嫌悪感や抵抗感は無く、ごく普通に南斗一派に接する。彼女の言葉や行動から察するに、南斗六聖拳の暴挙を黙認するどころか、嬉々として積極的に関わっている衒いがあるため、サウザーからは好印象を持たれている。ヒューマノイド型アイドルや偵察用高性能ドローンなど提供し、六聖拳の無茶な行動や要求に拍車を掛け、歯止めを効かせ無くしている原因の一端を担う張本人。
☆346プロダクション☆
・ケンシロウ……346プロダクション配属プロデューサーであり、渋谷凛の担当。シンに付け狙われる毎に、彼を警察送りにする死神。 電子機器に疎く、情報伝達は徒歩で行う。御伽公演では鷺沢文香の窮地を救った
・ラオウ……同じく346プロ配属プロデューサー。比較的真面目にプロデュース活動しているが、やはり力に頼る傾向がある。 白菊ほたるの死兆星を鎮めるべく、南斗六聖拳を頼った事がある。御伽公演では、その借りを返すためサウザーの依頼を受け、シンを剛掌波で葬った。 また、軍事用装甲車と1日十数回衝突してもピンピンしていたり、諸星きらりの蒙古覇極道ハグを受け止めるタフネスは原作通りである
・トキ……同じく346プロ配属プロデューサー。あまり目立った出番はないが、昏睡状態に陥ったりと相変わらず病弱。 北斗の拳ACでの凶悪性はここでも健在であり、素人の北条加蓮が彼を選択した瞬間、サウザーが試合を放棄するレベルである。
・ジャギ……同じく346プロ配属プロデューサー。南斗六聖拳が交換研修と称したヘッドハンティングを行う際に、代わりに7610プロに訪れるのが彼の役割。 南斗勢に混じって、すすんで勧誘の様子を盗聴する姿が見られるため、恐らく確信犯である。アイドルからの評判は普通。
以上です
後日談ではなく未公開シーン集になりました。
山も無くオチも無く、メリハリすらなく申し訳ない。
「シンデレラガールズ」の2クール目がいよいよ始りますね。
1クール目で凛の目標や目的意識がまだ不明瞭な面があるので、恐らくは、
①奈緒と加蓮が入社
↓
②あの怪しい上司の命令で、凛が異動させられ、NGからTPへ
↓
③上司の命令にただ従い動くだけで、凛自信の意志があやふやになる
↓
④アイドルとしての自分が分からなくなり、葛藤する。最悪泣く。
……という展開がある事を予想しておきます。まさに今回の岡崎先輩みたいな物になるのではないかと。
ただ彼女はそんなに打たれ弱い性格ではなさそうなので、流石にこの展開は無いかな?
そういえば、今作冒頭で六聖拳が会話していましたが、シンが喚いていた「木村夏樹のレギュラー入り(?)」が確定し、あとはレイが愚痴っていた「櫻井桃華のPV詐欺」が解消されると良いですね。第4回総選挙上位陣も折角声が付いた事ですし、脇役でも良いから登場して欲しいです。
しかしそれ以上に、北斗の拳イチゴ味の方が気になる。発表から放送までの期間が短いから、恐らくは紙芝居の低予算アニメになるんじゃないかなー、と危惧してます。
次回作は未定。
またいつかこのシリーズ続編を見掛ける事がありましたら、よろしくお願いします。では。
微妙に余ってしまった。あとは今後の展開希望や勧誘したい人物の要望でも書いておくれ。
このSSまとめへのコメント
トキが話に絡んでくれてとても嬉しいです(≧∇≦)!!!!
体調に気をつけて頑張ってください!!!!