【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて果敢に制圧前進あるのみ!」 (992)



☆注意☆
・このSSは「アイドルマスターシンデレラガールズ」
と「北斗の拳イチゴ味」要素を含みます
・キャラ崩壊



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1435052601


聖帝サウザー
http://i.imgur.com/URkpNsw.jpg


☆第1回の勧誘結果☆
1.○大和亜季(シュウ)
2.○櫻井桃華(レイ)
3.×前川みく(サウザー)
4.○高垣楓(サウザー)
5.×上田鈴帆(サウザー)


☆第2回の勧誘結果☆
6.×双葉杏(ユダ)
7.○輿水幸子(サウザー)
8.○高森藍子(シン)
9.○姫川友紀(シュウ)
10.○イヴ・サンタクロース(ユダ)
11.○鷺沢文香(サウザー)


過去作①↓
サウザー「シンデレラガールズ 7610プロ」
サウザー「シンデレラガールズ 7610プロ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430637631/)
サウザー「渋谷凛奪還作戦」
サウザー「渋谷凛奪還計画」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430726692/)
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて制圧前進あるのみ!」
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて制圧前進あるのみ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430813563/)
サウザー「白菊ほたるの死兆星と拳王ラオウ」
サウザー「白菊ほたるの死兆星と拳王ラオウ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432024586/)

‐‐‐‐‐‐
過去作②↓
サウザー「神谷奈緒、北条加蓮……?」
サウザー「神谷奈緒、北条加蓮……?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432210425/)
サウザー「渋谷凛籠絡計画」
サウザー「渋谷凛籠絡計画」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432292638/)
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて更に圧前進あるのみ!」
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて更に圧前進あるのみ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432384858/)
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて更に制圧前進あるのみ!」【延長戦】
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて更に制圧前進あるのみ!」【延長戦】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433149601/)
サウザー「愛のエプロンと橘ありすのサークル活動記」
サウザー「愛のエプロンと橘ありすのサークル活動記」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433841706/)

‐‐‐‐‐‐
過去作③↓
サウザー「祝ッ! アニメ化ッ!!」
サウザー「祝ッ! アニメ化ッ!!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434780862/)
サウザー「渋谷凛偽装計画」
サウザー「渋谷凛偽装計画」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434969458/)


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(7610プロダクション 会議室)



サウザー「……」

サウザー「最近、気になるんだけどさぁ…」

シュウ「…何がだ?」

サウザー「交友関係」

シュウ「交友関係…?」

サウザー「うん」

サウザー「俺達、社会人だよ?」

サウザー「例え未成年でも、社会に向き合い、その場に身を置く者は社会人と呼べるよね?」

サウザー「社会人たるもの、公私混同はイケないと思うんですよ?」

シュウ「……」

シュウ「……何が言いたいのだ」




※7610…「ナント」、つまり南斗と読む。決してサウザーが765に対抗意識を燃やしたワケでも、エキサイト再翻訳をした読み方でも無い


サウザー「シュウ様は…」

サウザー「大和亜季とか姫川友紀とか橘ありすと、よく一緒にいるよね?」

サウザー「大和亜季なんて、サバゲー繋がりでGORANの奴らとも親しいし…」

サウザー「レイなんて…」

サウザー「しょっちゅうプロダクション内で櫻井桃華とお茶飲んでるぜ?」

サウザー「あいつって、シスコン属性の上にロリコン属性も重ねたの? そろそろ処刑しない?」

サウザー「ユダの家には…」

サウザー「イヴ・サンタクロースとそのペットが居候してるんだよ?」

サウザー「たまに鷺沢文香とファルコも出没するみたいだし。いや、後者は心底どうでもいいけど」

サウザー「シンの野郎は…」

サウザー「高森藍子の純情を弄んでるんだぜ? しかも無意識に…」

サウザー「おかしくない? あいつホモなのに。おかしくない? いっそ彼女の記憶消さない?」

シュウ「………」


サウザー「……」

サウザー「島村卯月、本田未央、北条加蓮、神谷奈緒に至っては…」

サウザー「軽井沢の地獄旅行で、修羅の男達との楽しいレジャー風景の画像を送って来やがったぞ?」

サウザー「奴らを苦しめるための企画だったのに、ちゃっかり満喫しちゃったみたいだし…」

サウザー「『女性が参加するなら、予定を変更して、楽しい合宿に!』って……」

サウザー「修羅の国って何? そんな軟派な連中だったの?」

サウザー「何その、大学サークルのイベントみたいな軽いノリ。軽井沢だけに…ってか?」

シュウ「面白い」

サウザー「殺すよ?」

サウザー「軽はずみな発言は死を招くよ? 今の俺なら無想転生とか余裕だからね? 」

シュウ「(何でコイツは、一人で勝手に哀しみを背負ってるんだ…)」


サウザー「それで……」

サウザー「俺は?」

シュウ「…積極的に自分から関わればいいのではないか?」

サウザー「お前らもそうしたの?」

シュウ「いや……特にこれといったアプローチはしてないな。向こうから自然に…」

サウザー「俺は?」

シュウ「……お前のスカウトした輿水幸子や高垣楓との関わりは無いのか?」

サウザー「楓はミステリアスというか変な子だし、幸子は元から変な子だし…」

シュウ「辛辣だな。そういう偏見を持っているから、おま」

サウザー「…俺は?」

シュウ「(うわっ…、めんどくさっ……)」


サウザー「このままではイカン!」

シュウ「いつもソレ最初に言ってるな…」

シュウ「というか……、具体的に何が?」

サウザー「イカンと言ったらイカン!!」

シュウ「……」

サウザー「上司が蔑ろにされる会社など、破滅の一途を辿る未来しかない!」

サウザー「それに、池袋晶葉博士の研究費用で、プロダクションの財政が少しマズイ事になっているのも事実だ!」

シュウ「なんというか、彼女には、もう少し生産性のある開発案を提示して欲しいな」

サウザー「既存のメンバーの交友を深めるのは置いておくとしてだ…」

サウザー「また、新たにッ!」

サウザー「経営黒字に向けての人材確保及び!」

サウザー「この聖帝に従順なお友d……奴隷という名のアイドルを調達すべく、スカウト活動を開始するッ!」

シュウ「お前こそ、公私混同というか……職権乱用じゃないのか?」


・・・・・
・・・



・・・
・・・・・
======
(翌日 会議室)


シン「……」

サウザー「荘厳な容姿と立ち振る舞いから滲み出る、王としての風格…」

サウザー「気品の中にしっかりとした強い意志を漂わせるその姿は、見る者全てに、格上の存在だと感じさせる」

レイ「……」

サウザー「仕事心情から、厳しさの中に時折ふと見える優しさからは、親近感な勿論…」

サウザー「包容力と慈愛から、聖母を彷彿とさせる」

シュウ「……」

サウザー「日常から垣間見える儚げで憂いを帯びた視線は、自然と人を引き寄せ、寄り添い尽くしたいと思わせる程…」

サウザー「自分をストイックに律する傍ら、他者への温かい気配りを忘れないその見上げた人間性」

ユダ「……」

サウザー「何を取っても完璧だ……自分が怖い…っ」

サウザー「これなら確実にお友達は出来る筈なのに……っ」

シン「えっ、なにコレ…」

シュウ「これまでに無いカオスな幕開けだな」

レイ「恍惚とした表情で自分を抱きしめてるけど、凄い吐き気がするな。寧ろ軽蔑する」

ユダ「もう帰っていいか?」


サウザー「本題はここからだ!」

サウザー「今日より、三度目の勧誘活動を開始する!」

シン「ビラ刷って撒こう。よし解散」

レイ「じゃあ俺、ホームページ更新しとくわー」

ユダ「上々だな。さて帰るか」

サウザー「待てぃッ!」ズザーッ

レイ「!」

サウザー「フフフフフ……!」サッサッ

サウザー「何処へ行く貴様ら? まだ話は終わっていないぞ? ん~?」サッサッ

シン「と、扉を塞がれた…!」

ユダ「コイツ…! 今日に限っては本気だぞ!?」

レイ「凄まじい執念を感じる……一体何が…?」

シュウ「……」


サウザー「兎も角…!」

サウザー「そんな無機質な対応で真に人を引き寄せられると思うな! この粗忽者が!」

シュウ「そう言われてもな…」

サウザー「北斗の拳イチゴ味が念願のアニメ化だぞ!?」

サウザー「ここいらで盛大に我がプロダクションも宣伝のために、戦力を増強しておく必要がある!」

ユダ「まあ、アイドルマスターシンデレラガールズも分割2期が7月より始まるしな」

サウザー「嬉しいだろう! 兼ねており編集部とアニメ制作スタジオに献金していた甲斐があったというものだ!」

シン「そういうカラクリかッ! 嬉しくないわ!」

サウザー「シンデレラガールズの2期アニメ化に際して、既存のシンデレラプロジェクトの面々は勿論だが…!」

サウザー「サプライズボイスとして出演して欲しい未ボイスアイドル、または、未だアニメ出演の日の目を浴びていないボイス実装済みアイドル達!!」

サウザー「そ奴らをプロデュースすべく、我が南斗聖拳のアイドルとしてデビューさせたい娘の願望を、洗い浚い吐いて貰おうではないか!」

サウザー「第3回、安価で聖帝プロデュース大会、開催決定だッ!!」パチパチパチ

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※今から1レスの間、南斗六聖拳が繰り広げられる出演願望の会話は、パラレルワールドです。

※本人達はアイドルの名前をほとんど適当に言っていますので、大半は素性や存在すら知りません。

※なので、そのアイドルの作品内での設定などは皆無です。悪しからず。

※つまり、ここだけ、メタ会話だと思って読んで下さい。

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(5分度 会議室)


サウザー「個人的には…」

サウザー「我がプロダクションの奴隷として従順な働きを見せている鷺沢文香ことフミフミーと、橘ありすの活躍を待ち望む」

シュウ「二人とも既にボイスは実装されている。充分に期待は持てるだろう」

ユダ「俺はそうだな……」

ユダ「まだ未ボイスで、日の目を浴びていないキャラクターを応援しよう。五十嵐響子や乙倉悠貴あたりかな」

シュウ「二人ともかなり人気は高いしな。特に五十嵐響子は、そろそろ報われても良い筈だ」

レイ「それを言うなら……」

レイ「櫻井桃華はどうなる? 人気も高く、アニメのキービジュアルに出演したのはいいが、何の音沙汰も無いぞ?」

シュウ「あれは……『アニメーションPV』のキービジュアルであって、『アニメ化PV』のキービジュアルではないからな…。しかし是非出演を果たして欲しいものだ」

シン「人気や経歴など、どうでもいい…」

シン「シンデレラプロジェクトの面々と関わりがある人材を抜擢すべきではないか! 木村夏樹や二宮飛鳥………は、一応出演はしていたが…」

シン「しかし! だりなつは正義なのだ! 何故それが分からんのだスタッフはッ!!」

シュウ「既にアニメーション独自の世界観が築かれている中で、コンビやカップリングの話題は、ユーザー同士の長期戦を予感させるな…」

シュウ「まあ……私個人としては…」

シュウ「アニメ出演組の様な知名度やアドバンテージが無くとも、第4回総選挙で頑張った塩見周子や相葉夕美や一ノ瀬志希に、是非出演して欲しいところだが……」

シュウ「時期的に厳しそうだな。課金票を抜いても、元から人気が高い3人なだけ、非常に残念だ」



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     会話終了!
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ユダ「!?」

シン「!?」

シュウ「…!?」

レイ「はッ!?」

サウザー「………」

ユダ「い、今……俺達は何を言っていたのだ…!?」

シン「知らん名前が頭に流れ込んできて、つい口に出してしまった…!」

サウザー「フハハハハ! しかし、今の様な感じだぞ!」

サウザー「その調子で、アニメ2期に向けた願望を、我らの勧誘活動に反映させるが良いッ!」

サウザー「さあて、では最初に、誰から勧誘に向かおうか…?」

レイ「前回の先鋒はユダだったな」

シュウ「ああ、大口叩いた割にあっさり負けて帰って来た知略家だ」

ユダ「や…止めろ!!」ガタッ

ゆだ「もうアレは蒸し返す必要はないだろうがッ!?」

サウザー「今回は第1回同様、まず先に、我らの勧誘実行隊の名前から挙げて貰うとしようか」


サウザー「つまりだ…!」

サウザー「第1回同様、聖帝特権として、この聖帝サウザーに限り、聖帝のお友達に見合う様な特徴を選定させて貰おう!」

サウザー「『パッション、年齢18歳以下、どんな我儘でも聞いてくれそうな人物、その柔和な笑みは氷河を溶かすが如く』とかだな!」

シン「……」

レイ「……」

ユダ「…『お友達』?」

サウザー「び、ビジネス関係として良好対等……という意味だ! 馬鹿者共がッ!!」バンッ

シュウ「……」




●安価
プロデューサー
↓2


サウザー「では…」

サウザー「此度も我らの想像の斜め上をいく奇策を披露して頂こうではないか?」ポン

ユダ「……」

ユダ「俺を舐めるのもそこまでだ、サウザーよ…」

ユダ「界隈の女の機微や思考を把握してきた所だ。前者の轍は踏まんぞ…!」

レイ「……」

レイ「それはそうと、留意したい点が一つあるのだが…」

サウザー「んあ?」

レイ「前回、前々回のイベントで、346プロダクションに所属するアイドルが多数露呈したな」

シュウ「うむ。もしその中の名前が挙がったら、アウェーの地である346プロダクションに交換研修という形で潜入しなければならんな」

レイ「そこでの勧誘は親愛度を上げなければ、勧誘はほぼ成功しないから、慎重に名前を選出したい所ではあるぞ?」

ユダ「特にシンなど、前回は奇跡的な采配だったが、本来なら最終判定数値はほぼ0に近い予定だったからな…」


サウザー「なあに。気にするな」

シン「?」

サウザー「第1話に名前だけ登場した輿水幸子の346所属というのは、不覚にも俺の誤情報だったワケだが…」

サウザー「また、うっかりそう云う事があるかもしれんしな?」ニヤリ

シュウ「そ、それで片付く問題なのか…」

シン「それに、不安なのだが…」

ユダ「な……何だ?」

シン「前回が、嫌に上手く行き過ぎている。6人中5人も成功などと…」

シン「本来、我らの運はあまり高くは無い。多くても数値が5割あれば上出来なのだ」

シン「今回の勧誘作戦にとって、何か不吉な予兆でなければ幸いなのだが…」

ユダ「お、俺が今から勧誘に行こうとしてるのに、何でそんな事を言うのだ……」

サウザー「フハハハ! 貴様ら、揃いも揃ってネガティブ思考か? その図体で…」

サウザー「なら第一陣のユダには、華麗な勝利をもぎ取って貰い、我らの景気を付けて行こうではないか!」



●安価
アイドル
↓2


サウザー「wwww」

ユダ「」

シン「あーあ……」

シュウ「言った傍からコレだ……」

レイ「神の見えざる手というか…悪意しかないというか…」

ユダ「……」

ユダ「……」

ユダ「安部菜々様は……確か346プロダクション所属だったな」

サウザー「如何にも。テーマパークでのアイドルサバイバルにてその実力を遺憾なく発揮なされた」

サウザー「そして御伽公演では、光栄にも、我がプロダクションに短期トレードとしてお越し頂いた!」

レイ「魔法使いのあの演技は、とても輝いておりました。老獪御見事の一言に尽きます」

シュウ「御無礼が及ばないように細心の注意を払うのだ」

シン「まあしかし、安部菜々様とはご縁がある。含蓄あるお言葉でも賜ってくるのだな」

サウザー「346プロダクションには交換研修の依頼を出しておこう」

サウザー「安部菜々様は心が広いお方だ。気を許し過ぎて粗相をせんようにするのだッ!」

ユダ「ま…マジっすか…」

安部菜々(17)
http://i.imgur.com/P1cGnXL.jpg


~~346プロ内勧誘でお馴染~~

【安部菜々の親愛度】

・安価で随時加減
・最大値300、最低値-300
・最大値到達でEXコミュイベント確定(ボーナス判定あり)
・最低値到達でラオウルート「拳王乱舞」突入(勧誘失敗)
・規定値に到達しなくとも、最後の判定まで進みます

初期値決定(コンマ+20)
↓2


親愛度 114/300

======
(7610プロダクション)


ユダ「よし…」

ユダ「初っ端から、346プロダクションでの勧誘は正直予想外だったが…」

ユダ「安部菜々様とは面識もある。比較的簡単に親愛度を高める事が出来るだろう」

ユダ「何より安部菜々様は心が広い」

ユダ「……だが、前回の言動からすると、本人は、変に敬われたり畏まられたりすると、不快感を抱いてしまかもしれん」

ユダ「……」

ユダ「まずは安部菜々様……ナナに献上する品でも選定しておくか…」

ユダ「そうだな…」

ユダ「ナナは346プロダクションのカフェにてアルバイトに勤しんでおられると耳にしたな」

ユダ「なんという殊勝な御心掛けだ…! しかし、ナナの実力なら一生豪遊して暮らせる程の稼ぎがあるハズだが…」

ユダ「何故だ…? いや、まさか……」

ユダ「インテリアか、新商品開発の手助けになったり、彼女の肉体的疲労を軽減できる効果グッズなら…」

ユダ「……」



安価
安部菜々への献上品
↓2


======
(346プロダクション カフェ)



菜々「いらっしゃいませーっ♪」

ユダ「…」

ユダ「久し振りだな、ナナよ」

菜々「!」

菜々「ああ! お久し振りです!」

ユダ「あの公演イベント以来だな、元気にやっていたか?」

菜々「ええ、そりゃあもう…!」

菜々「ナナはいつでも明るく、元気いっぱいですよっ♪」

ユダ「それは何よりだ…」

菜々「今日はどうしたんですか? また何か、7610との共催でもあるんですか?」

ユダ「ああ、交換研修で、暫くこのプロダクションに厄介になる」

ユダ「慣れない環境でな。担当は出来れば、顔見知りでお願いした所………」

菜々「むむ、そういう訳ですか! 全然構いませんよ! よろしくお願いしますっ☆」

ユダ「まあお近づきの印として、このウサギ耳付きドレスを…」スッ

菜々「わあ! 可愛らし…」

ユダ「観賞用、実用、保存用として3着プレゼントする。今度のイベントの時にでも是非活用して欲しい」ドサッ

菜々「あ……アリガトウゴザイマス…」



●安価
親愛度
(偶数+、奇数は「+5」)
↓1

親愛度 114→119/300


菜々「何か飲みます?」

ユダ「ん?」

ユダ「ならば紅茶で」

菜々「かしこまりました! でもお代はしっかり頂きますからね?」

ユダ「も、勿論! 菜々様が淹れてくれる物なら喜んでッ!!」



‐‐‐‐‐‐
(3分後)


ユダ「それで…今仕事の話をしても大丈夫か?」ズズッ

菜々「構いませんよ? 少しくらいなら…」

ユダ「そうだな…」

ユダ「では基本的な事項の再確認から行こう」

ユダ「まず……安部菜々様に対して、タメ口で良いんですかね?」

菜々「ッ!?」ガタッ

菜々「な…ナナは17歳ですから! 年下なので、全然OKですよっ!」

ユダ「わ、分かった…」

ちょっと伝わりにくくてスマンかった

・親愛度
(偶数+、奇数-)
・親愛度
(偶数+、奇数+20)
・親愛度
(偶数+、奇数は「+20」)
・親愛度
(偶数+、奇数-(÷2))
・親愛度(÷2)
(偶数+、奇数-)
・親愛度+
・親愛度-

今まで結構いろいろなパターン試してるから、暇だったら見直してみてくれ


ユダ「それと、プロデュース方針を千川ちひろに伺った所…」

ユダ「何やら、以前まではセルフプロデュース方式のようだが…」

菜々「そ、それは…」

菜々「ナナは仕事に拘りませんからねっ、自分で仕事を取ってきて卒なくこなせちゃうんですよ!」

ユダ「流石はナナだ。千川ちひろも『有望株』と言っていた理由が頷ける」

ユダ「それに、まだCDを発売していないようだが…」

菜々「し、しーでーですか…」

菜々「CDデビューに関してはまだ調整中でした」

菜々「あの御伽公演で使用した楽曲を元に、近々ナナもデビュー出来ると聞いていましたが…」

ユダ「成程。了解した」

ユダ「では今後、俺とは、CDデビューに向けた活動や宣伝、その他の裏方活動、レッスンを中心に行っていくか…」

菜々「は、はい…」

菜々「……」

ユダ「…」ズズッ

ユダ「馳走になった。これは代金と……」カタッ

ユダ「ほんの心付けだ」スッ

ユダ「では今日は顔合わせという事で。また明日な」ガタッ

菜々「はい。有難うございましたっ…」

菜々「……」スッ

菜々「!!」

菜々「ご、5万円…?!」


======
(346プロダクション 事務室)


ユダ「……」

ユダ「ナナのあの口振り……何かが引っかかる」

ユダ「だが、CDデビューが確約されているのは確かなようだ」

ユダ「番組出演などを通して、宣伝活動を実践していきたいところだが…」

ユダ「……」

ユダ「宣伝か……よし」

ユダ「利用しない手は無いな」

ユダ「…菜々様に恥をかかせるわけにはいかん!」

ユダ「菜々様のためならこのユダ、借金は元より覚悟の上だ!」

ユダ「この知略のユダの綿密な計画により、菜々様の御助力を致さねば…!」



●安価
ユダの思いついた宣伝

コンマ00~33:聖帝放送「南斗ビバリー昼ズ」
コンマ34~67:高森藍子の「ゆるふわタイム」
コンマ68~99:内容自由で再安価
↓2


・・・
・・・・・
======
(翌日 7610プロダクション)


菜々「はー…」

菜々「大きなプロダクションですねぇ…!」

菜々「でも、本当に良いんですか?」

菜々「ナナのCDとライブの宣伝を、7610プロダクションのアイドルのラジオ番組で紹介してくれるって…」

ユダ「勿論だ! ナナをゲストとして招けるのは、寧ろ光栄だと言っていたぞ?」

ユダ「短期間だが、ナナのプロデューサーなのだからな。何でも頼ってくれて構わないぞ」

菜々「はいっ! 頑張りますっ!」

菜々「ようし! 今日はウサミンパワー全開で頑張っちゃいますよ~っ♪」

ユダ「最近、我が7610に強力な技術協力者が所属してな…」

ユダ「案ずることは無い! 大船に乗った気でいるが良い」

菜々「……」

菜々「(何だかんだで、真面目に考えてくれてるんですね…)」

菜々「(その期待に応じられるように、ナナもしっかりしないと…!)」

・・・・・
・・・


・・・
・・・・・
======
(収録スタジオ)



菜々「……」

サウザー「えー、オホン」

サウザー「じゃあ、本番行きまーす」

菜々「は、ハイ…」

サウザー「…」

サウザー「ハーイ! 下郎の皆さん、こんにちはー!」

サウザー「えー」

サウザー「このラジオ放送は、聖帝軍技術班の献身的な働きにより」

サウザー「我が7610プロダクションのスタジオを中心に、半径40キロメートルの範囲で、電波ジャックしてお送りしています」

サウザー「『南斗ビバリー昼ズ』、お相手はDJサウザーでーす!」

サウザー「ハーイ拍手~!」

菜々「……」パチパチパチ

菜々「(で、電波ジャック…!?)」



●安価
親愛度
(偶数で+(÷2)、奇数で-)
↓2


親愛度 119→166


菜々「(いえ…一見粗暴なやり口ですが、皆さんの温かい協力を無碍にするワケにはいかない…)」

菜々「(形振り構わず、トップを目指すと決めたんだから、こんな所で躓いているワケには……)」

菜々「……」

菜々「(でも……電波ジャックって、下手すれば犯罪なんじゃ…)」

サウザー「今日は、346プロダクションより素晴らしいゲストをお招きしております!」

菜々「!!」

菜々「あ、ハイ! 番組に出させて頂いてアリガトウございますっ♪」

菜々「ウサミン星からやってきた、安部菜々ですっ♪ キャハ☆」

菜々「今日はリスナーの皆さんに、ハートウェーブを送信しちゃいますよ~♪」

サウザー「はーい、安部菜々さんです、今日はよろしくお願いしまーす」

菜々「はぁい☆」

サウザー「いやぁ、本当に光栄です! 実は自分、安部菜々さんの大ファンなんですよ!」

菜々「あ、ありがとうございます!」

サウザー「リスナーからのメールもこんなに大量に届いてますよ! 早速、お便りを一通読みますか…」カチカチ

菜々「(お、お便り!?)

菜々「(こんな非公式ラジオに、何故っ!?)」



●安価
お便りの差出人
↓2


サウザー「えー…」

サウザー「……」

サウザー「……チッ」

菜々「(し、舌打ちした!)」

サウザー「『R.N、ゆるふわ乙女さん』から頂きましたー」

菜々「…!」

サウザー「『遂にCDデビューですね! おめでとうございます!』」

サウザー「『御伽公演のイベント拝見しました! 菜々さん、とても輝いていましたよ!』」

サウザー「『菜々さんは人目に付かない所で、一生懸命地道に努力をしてきたのは、プロダクションの誰もが知っています』」

サウザー「『名も無い後輩アイドルとして、先輩である菜々さんの、ひた向きで元気なお姿には、いつも励まされて来ました』」

サウザー「『私の方が少し早くデビューを果たしましたが、いつの日か、菜々さんと共に、ステージでライブが出来る日を、本当に楽しみにしてます。クソ喰らえです』」

菜々「(藍子ちゃん……)」

菜々「……」

菜々「…んん!?」

菜々「今、最後に何か付け足しませんでした!? それ、絶対、彼女は書いて無いですよね!?」

サウザー「『それと一つ、前々から気になっていたのですが…』」

菜々「?」


●安価
高森藍子からの質問
↓2


サウザー「『菜々さんはいつこちらに移籍されますか?』との事」

菜々「い、いきなりブッ込んできましたね……深い意味は無いんでしょうけど…」

菜々「そうですね……こちらとは何処か存じませんが…」

菜々「自分は346プロダクションで何も為せていないので、まだまだやりたい事が沢山あります!」

菜々「これからも頑張りますよーっ☆ 移籍は特に考えていません!」

サウザー「……成程…」

菜々「き、急に真面目な口調になってどうしました?」

サウザー「いえいえ、何でもありません!」

サウザー「では、どんどんメールが届いているので、そちらを紹介していきましょうー」

菜々「ありがとうございますっ♪ いやあ、ナナも案外モテモテですねぇ♪」

サウザー「えー、コチラの方は、『R.N、金色のF』さんから…」

・・・・・
・・・




●安価
親愛度+
(奇数は「+10」)
↓1

今日はここまで。いつになるか分からんが、また次回

乙です

ここのスレ民のコンマ運ってすごいよなあホント

(346プロ所属)

木場真奈美
十時愛梨(確証無し)
渋谷凛
諸星きらり
緒方智絵里
吉岡沙紀
ヘレン
多田李衣菜
及川雫
小日向美穂
脇山珠美
南条光
白菊ほたる
アナスタシア
市原仁奈
安部菜々
三村かな子
神崎蘭子
高峯のあ
上条春菜
三船美優
大石泉
村松さくら
土屋亜子
西園寺琴歌
喜多見柚
財前時子
難波笑美

(7610プロ所属)
島村卯月
本田未央
大和亜季
櫻井桃華
高垣楓
北条加蓮
神谷奈緒
輿水幸子
高森藍子
姫川友紀
イヴ・サンタクロース
鷺沢文香
橘ありす(社員)
池袋晶葉(社員)

(他事務所、無所属)
前川みく
上田鈴帆
双葉杏


意外に多いな。今後の勧誘は約15パーセント位の確率で、346プロからヘッドハンティングしなきゃならんのか

>>80
何かそういうコンマを計って調整するツールとかあるんじゃないかってくらい凄いよな

今日もゆっくり書いていきます

親愛度 166→218


・・・
・・・・・
======


ユダ「…安部菜々様……もといナナは、すべからく宣伝活動に勤しんでおられる」

ユダ「健気で微笑ましいお姿を拝謁していると、普段の7610プロでやさぐれた心の隙間が満たされ、癒しを感じられる程である」

ユダ「お美しい容姿を保つ秘訣を、是非とも伺いたい所ではあるが…」

ユダ「……」

ユダ「今回、一人目の勧誘という事で、あまり時間は掛けていられん」

ユダ「一人目に限り、大体は早期決戦で挑むと云う流れが決まっている」

ユダ「些か総計ではあるが、CDデビューのために為すべきことはあと一つ…!」

ユダ「このユダの知略を柔然に発揮し、ナナを何としても万全な状態でデビューライブに臨ませねばならん!!」




●安価
ユダの作戦
↓1

ズレで行きます

ズレか再安価か安価で


・・・
・・・・・
======
(翌日 路上)



ドッドッドッドッド…


菜々「……」

菜々「こ……コレは…?」

ユダ「おお、まさか早速その衣装を使ってくれるとは…!」

菜々「あ、はい……今日も宣伝と聞いたんですけど」

ユダ「如何にも」

菜々「…この大型ハーレートライク……何ですか?」

ユダ「爆音スピーカー搭載トライクの後部にナナが乗り、その美声を街中に響き渡らせる」

ユダ「人が集中する時間帯、場所に目星を付けておいたから、あとは走り抜けるのみだ!」

菜々「げ、ゲリラライブってやつですか…」

ユダ「悔しいが、まだ無名だから出来る行為だ。しかし、警察など恐れるに足らん」

ユダ「我が紅鶴拳幕下23派の猛者が、周囲を警護する。気兼ねなく宣伝に取り組むが良い!」

菜々「あの……」

ユダ「どうした?」

菜々「いえ、何でもないです」

菜々「(先日の電波ジャックといい……ゲリラといい……)」

菜々「(本当にこのままでいいのでしょうか……)」



●安価
親愛度
(偶数+(÷2)、奇数-)
↓1

ほい

本当にコンマ強いなwwww

親愛度 218→246


菜々「……」

菜々「(決めたんです。形振り構ってられない…)」

菜々「(寧ろ、多少強引な姿勢で臨む位が、今のナナには丁度いいんですっ!!)」

======
(街中)


ザワザワザワ…
ザワザワ…


菜々『はーいっ☆ みんな、元気ですかー?』

菜々『346プロダクション所属! ウサミン星からやってきました、安部菜々ですっ♪』


ザワザワザワ…


菜々「(ひ、引かれてる……)」

菜々「(先日のラジオの件と言い、インパクトや話題性はある方だと思いますが…)」

菜々「(如何せん……モラルが…)」

菜々『……ッ』

菜々『皆さん、吃驚しちゃいましたかぁ?』

菜々『歌って踊れる声優アイドル目指すナナですが、今日はデビューライブの宣伝にやってきましたよー♪』

菜々『デビューライブの詳しい日程は、バイクの横に貼ってあるポスターを見て下さいね!』

菜々「(えーっと…)」



●安価
1.早速歌う
2.時間稼ぎのトーク
3.その他(内容自由)
↓2

あーこれでさっちんもハイテンションになって親愛度M@Xになったんだっけ?


菜々「………」

ダガール「……」

ダガール「(……ユダ様が仰られた。菜々様がお困りの時は…)」

ダガール「(警護の衆で合いの手を入れて差し上げろと……!!)」


カチッ!

~♪
~~~♪

ミミミンッ ミミミンッ ウーサミーンッ!
ミミミンッ ミミミンッ ウーサミーンッ!

ダガール「ミミミン!!」

モヒカン「ミミミンッ!!」

ユダ「ウウッサミーーンッ!」


菜々「……」

菜々「!?」

菜々「(き、曲が入った!)」

菜々「(そ、それに……野太いコールが、一斉に…!!)」


菜々「(引けない……う、歌うしかないっ!!)」

菜々『そっ…!!』

菜々『その時、空から……』

菜々『ふ、ふしぇぎな光が降りて来たのでしゅ……っ!!』

ダガール「あ、あれは誰だ!」

モヒカン「誰だっ!」

ユダ「誰なんだァーーッ!?」

菜々『そ、それはっ…!!』

菜々『ナナでーーっす☆』

菜々『さ、さあ行きますよーっ! 聴いて下さいっ「メルヘンデビュー!」』


ミミミン ミミミン ウーサミーン☆
ミミミン ミミミン ウーサミーン☆

ダガール「ミミミンッ!」

モヒカン「ミミミンッッ!!」

ユダ「ウゥッサミーーンッッ!!」

ミミミンッ ミミミンッ ウーサミーンッ!
ミミミンッ ミミミンッ ウーサミーンッ!

菜々『ウサミンパワーで、メルヘンチェーンジっ☆』

菜々『夢と希望を両耳に引っさげ! ナナ、頑張っちゃいまーっす♪』

ミミミンッ ミミミンッ ウーサミーンッ!
ミミミンッ ミミミンッ ウーサミーンッ!



●安価
親愛度
(偶数+、奇数-)
↓2

え?もうMAX?
ウダすげぇええ!

なんでお前らこんなコンマ運強いの……?

もしかしてユダって何かしらの縁がある子がいると強運になるタイプ?

少し間を空けます
20時30分過ぎに再開

再開します。
346プロ内アイドルの勧誘は、前回前々回同様、次を逃したら、少しマズイです。

親愛度 246→300/300(MAX!)


======
(ゲリラライブ終了 夕刻)


菜々「は、はあ………つ、疲れた…」

ユダ「フン……実際のライブは緊張で更に体力が奪われるぞ」

ユダ「デビューライブまでもう僅かだが、体力強化も今後は視野に入れなければならんな」

菜々「そ、そうですね…」

菜々「(今回の方が色々と予測不可能で……別の意味でヒヤヒヤしてましたけどね……)

ユダ「疲れを残すのは明日のレッスンに支障をきたす。後始末は我らに任せ、今日はすぐにウサミン星に帰って休むと良いだろう」

ユダ「!」

ユダ「そうだ、丁度いい」

菜々「はい?」

ユダ「これをやろう。我がプロダクションのスパの無料券だ。気が向いたら足を運んで……」スッ

ユダ「日頃の疲れを癒すが良い。なにかと……苦労が多い筈だからな」

菜々「あ、良いんですか? これは嬉しいです!」

菜々「じゃあ、次の休みに、是非使わせて貰いますねっ♪」

ユダ「……」

ユダ「(さりげない人格の良さをアピールすると共に、これで我がプロダクションの見学も兼ね……)」

ユダ「(設備の充実性と豪壮さを見せつける事が出来る。一石二鳥だな)」




【NEXT】

【EXコミュイベント「ウサミン星人の秘密」】
・・・・・
・・・

桃華「(346からの)仲間が増えますわ!」
藍子「やったねモモちゃん!」



・・・
・・・・・
======
【EXコミュイベント「ウサミン星人の秘密」】


(後日 7610プロダクション)
(リラクゼーション施設)



ヴィンヴィンヴィン…

菜々「そ、そこっ……い、イイですっ~……♪」

ユダ「……」

菜々「んっ……はあっ、あっ……」

ユダ「……」

菜々「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ~~~~」

ヴィンヴィンヴィン…

菜々「いやあ゛、流石は346と並ぶ、大手プロダクションですねぇ…」

菜々「346にもエステルームは有りますけど、ここまで規模や設備を取り揃えてる所は…」

菜々「中々無いですよぉ……お゛お゛お゛ぉ……」

ユダ「な、ナナ……もう少し声を抑えて……」

菜々「揉み玉とローラーを搭載し、手が届かない背中の筋肉、しつこい肩こり、慢性腰痛、足裏、頭つぼ、手首足首、張った太腿や脹脛、そして極め付けに耳元からは海岸の癒しBGMで完璧なリラクゼーションを図る…」

菜々「このマッサージチェア……欲しかったんですよぉー♪」

ヴィンヴィンヴィン…

ユダ「お、お気に召したか……ナナが満足そうで何よりだ……」


文香「……」

ユダ「おお、そうだ…、お前に鍵を預かって貰っていたか」

ユダ「後は大丈夫だ。ご苦労だったぞ」

文香「はい……では…」

文香「もう少し休んでから、事務に戻ります」

菜々「あ゛あ゛あ゛~~、気持ちいいぃ~…」ヴィンヴィン

菜々「最近はデビューに向けてあまり休息を取っていなかったから…」

菜々「良い機会です……あ゛あ゛~…」

ユダ「だ、だから年頃の女の子が、そんな美しくない声を出すな…」

文香「……」ペラッ

菜々「……」


鷺沢文香(雑用兼、司書兼、サウザーの暇つぶし相手兼、アイドル見習い)
http://i.imgur.com/4EOjybj.jpg


菜々「ふう…」

カチッ

ユダ「ん? もう止めるのか?」

菜々「年頃……ですか…」スッ

ユダ「!!」

菜々「私も……もう『年』ですからねぇ……少しくらい……」

ユダ「!!?」

菜々「…ちょっと、お話しませんか? ユダさん?」

文香「っ!!」


ダッ!

ユダ「!?」

ユダ「ふ、文香! 何故逃げる!?」ガタッ

ユダ「もう少し休んでから出て行くのではなかったのか!?」

ユダ「こ……この気マヅイ雰囲気の中で俺を一人にしないでくれ!!」

ユダ「フミフミィーッ!!」バッ


======
(同時刻 7610プロダクション 会議室)


サウザー「……」プルプル

サウザー「ば、馬鹿な……!」プルプル

サウザー「い、良いのか!? 今回ばかりは本当に、このまま盗聴するのはマズイんじゃないのかッ!?」

サウザー「前回の高森藍子や、前々回の櫻井桃華などの、餓鬼の戯言やフシダラなイチャ付きでは無い…!」

サウザー「安部菜々様という偉大な人格者が、恥も外聞もかなぐり捨て……ウダみたいな下賤の輩に…」

サウザー「何か……我らの想像を遥かに超える様な、御自身の秘密を明かそうとしているのだぞ!?」

サウザー「国家機密にすら匹敵する情報を、我らが興味本位で盗み聴くなど、恐れ多いッ!」

レイ「……ッ!」

レイ「…お、俺はこのまま聴くぞッ!!」カチャ

レイ「ぐううっ…!」プルプル

サウザー「!!」

シュウ「苦渋の決断だが……菜々様、御許しあれ…っ!」カチャ

サウザー「き、貴様らァ~ッ…!」

シン「菜々様の有難い御高説を拝聴する機会だ……耳を逸らす事は許されまいっ…!」カチャ

ジャギ「神秘のベールに包まれた彼女のルーツを知ることで、彼女という存在に一歩近づけるかもしれん…」カチャ

サウザー「……!」

サウザー「こ、こんなの……っ」

サウザー「こんなの、絶対おかしいよっ……!」カチャ

からかい半分で菜々様とか言ってるならともかくマジで言ってるならキャラ崩壊も甚だしいな
北斗の拳読んだことある?

>>135
シュウ様「私だって、好きで様とか呼ばれてるワケじゃないし」

北斗の拳と北斗の拳イチゴ味読んでないと、こんなクロスSSを書こうと思わんだろ普通。
それにこれは「北斗の拳イチゴ味」な

バット「そいつは触れちゃいけない!面倒臭いKYだ!」
リン「みんな~!スルーして~!!」


======


菜々「ふふ♪ 冗談ですよっ」

ユダ「な、菜々様…」

菜々「で・す・か・ら!!」

菜々「敬語じゃなくてイイですって…」

ユダ「ぐっ……す、スマン…」

菜々「そうですよ! やっと仲も深まってきたのに…」

ユダ「ま、まあ……そうか?」

菜々「はい♪」

菜々「お互い敬語だと、余所余所しいと言うか……どことなく他人行儀で、距離が遠い気がしませんか?」

菜々「そんなに畏まらなくても良いんですよ?」

ユダ「346プロでは……ラオウやケンシロウはどう接していた?」

菜々「言わずもがな、不自然な敬語です。少し…悲しい気分でした」

ユダ「そ、それなら、もういっそ敬語に統一したら良いのではないか?」

菜々「な、何を言ってるんですかっ!」

菜々「ナナは今をときめく、JKアイドルですよっ?」


菜々「それに……」

菜々「貴方だからこそ、お願いしてる部分もあるんですよ?」

ユダ「そ、それは……な、何故…」

菜々「…346プロダクションでは、ここまでプロデューサーと打ち解ける事は無かったんです」

菜々「年配のアイドルの方々とは、色々悩みを打ち明け合ったり、愚痴を言い合ったりしましたが…」

菜々「年甲斐も無くハシャいだり、気を張っていると、そういう人達の存在って…」

菜々「癒しというか心休まると言うか……本当に救いになるんです」

ユダ「……なるほど」

ユダ「それは……失礼なことをしたな。俺の思慮不足だった…」

菜々「346の皆さんは、ナナより早く出世して……自分の道に華や揺るぎ無い自信を持って…」

菜々「最近、羨ましく思ったり、心の中で妬んだり…」

菜々「……恥ずかしいです。自分を見失っていました」


ユダ「……」

ユダ「いや、何も自分を卑下する必要は無い」

菜々「?」

ユダ「最近の意志の弱いガキであれば、すぐに妥協し逃げ道を探す」

ユダ「しかし…!」

ユダ「年齢という逆境に立ち向かい、あらゆる手段を模索し喰らいつこうとする貪欲さ!」

ユダ「そして、俺も舌を巻く程の、美麗な風貌ッ!」

ユダ「それを保とうとする向上の姿勢は、見ていて非常に好ましい!」

ユダ「誇るが良い。お前は近い未来、必ずや世間を湧かせる存在になるだろう…」

菜々「ふふっ、ありがとうございますっ♪」

前々作のアニメ化の回で、シュウが言ってた通りだな。
「ただでさえ原作ファンからは批判や苦情の声が大きい漫画」だって。

頭の固い原作厨は、イチゴ味のみならず、こういう二次創作に文句を言って回ってるんだろうね。イチゴ味でサウザーがウブな性格で描かれてるなんて知ったら、原作厨発狂ものだなww


菜々「いやぁ、ナナだって、これからもっともっと頑張りますよっ☆」

菜々「でも、流石は7610のプロデューサーですねっ! 言葉一つ一つに、しっかりと重みを感じます♪」

ユダ「俺は……美しい物に対しては、嘘偽りは言わん」

菜々「ふふっ、男の人に励まされたのは、初めてですよ♪」

ユダ「そうか…」

ユダ「(し、しかし……)」

ユダ「(不思議な重圧で押し潰されそうだ…ッ!)」

菜々「…!」

菜々「そうだ、良い考えが…♪」

ユダ「な、何だ…?」



【安部菜々のお願い】

コンマ偶数:引き抜き成功
コンマ奇数:最終日へ
↓3

こい

今回はコンマの神に恵まれていたな


菜々「これからナナ達、組むことにしませんか?」

ユダ「組む…?」

菜々「そうですっ!」

ユダ「端的に言うと……移籍という事で捉え違いは無いな?」

菜々「はい! 確かに、346プロダクションに対しては恩義を感じていますし、顔見知りも大勢います」

菜々「けど、そこでナナの燻っている姿を見せ続けて、憐れまれるのも、皆さんに失礼だと思うんです」

ユダ「それは……そうだな」

ユダ「努力も報われず花開かないまま、朽ちて行くのは、お前は余りにも惜しい逸材だ」

ユダ「環境を変えてみると言うのも、一つの手段ではある」

菜々「なら、話は早いですね♪」

菜々「ただ……一つお願いがあります」

ユダ「?」


菜々「これでも、ナナは責任あるJKですっ!」

ユダ「(責任あるJK……)」

菜々「色々と整理をさせて下さい」

菜々「デビューや挨拶など、もう少し身の回りの関係をしっかりと片付けてから…」

菜々「改めて、そちらに出向きたいと思います。後ろめたい事や迷いは、全て置いておきたいと思います」

菜々「それで……構いませんか?」

ユダ「……よし、承諾しよう」

ユダ「上層には、俺と奴で話を付けておく」

ユダ「フフフ……安部菜々が我が南斗に移籍を考えてくれていると知ったら、奴らも感涙に咽ぶであろう…!」

ユダ「では、安部菜々よ……これからはその殊勝な姿勢を忘れずにな」

菜々「はいっ! ウサミン星人の大躍進はまだ序章に過ぎませんっ!」

菜々「これからは、もっともーっと、ナナの魅力を地球の皆に知らしめてあげますよっ♪」

ユダ「……」

ユダ「フフ……どうだ、聴いているかサウザーよ…!」

ユダ「これでようやく、俺は貴様らを下に見る事が出来るのだ…!」

ユダ「くくく……ははははは!」


(◎パーフェクトコミュニケーション!)

・・・・・
・・・



・・・
・・・・・
======
(後日 7610プロダクション 会議室)


サウザー「復唱! 聖帝軍軍規ッ!」

サウザー「安部菜々への敬語は禁止ッ!」

レイ「安部菜々は17歳、現役JKッ!」

シン「安部菜々が時折漂わせる湿布の香りは、ウサミン星の香りッ!」

シュウ「安部菜々の住むウサミン星は地球上に存在しない! 千葉県など以ての外ッ!」

ユダ「……その意気だな」

ユダ「これからは邪念や崇拝心を捨て、ボロ雑巾のように扱ってくれて構わない…」

ユダ「そう言っていたぞ?」

サウザー「フフフ……了解した!」

シン「しかし、今回ばかりは健闘したではないか、ユダよ」

レイ「彼女のような逸材……金のなる木をみすみす枯らせるとは、346プロも酔眼だな」

サウザー「安部菜々は少し間を空けた後、我が南斗聖拳に迎い入れることにしよう」

シュウ「兎に角、一安心だ。今回ばかりは好調なスタートを切れたか……」


サウザー「一つだけ言及すれば…」

サウザー「柄にもなく、随分と慎重な采配だったな、ウダ?」

ユダ「……前車の轍は踏まんと言っただろう? 策士たるもの、奇策にばかり寄るのは三流だ」

ユダ「今後は、俺の勧誘活動の際の資金を増額して貰おうか」

ユダ「確実にスカウトを完遂させてやるぞ……ふふふ…!」

レイ「それは建前で、かなりブルってたんじゃないか?」

ユダ「フン! 発言には気を付けろ、今後貴様らがデカイ口を叩こうという物なら…」

ユダ「我が南斗紅鶴拳の一太刀で、聖帝十字稜に血の雨が降ることになるぞ…」

シン「付け上がってるのは貴様であろう? 一回自力で成功したからと言って、デカイ顔をしおって…」

シュウ「……」

サウザー「えー…橘に割り出して貰ったデータだと…」スッ

サウザー「こんな感じですね。一度しか勧誘を試みていないレイとシンのチキンっぷりが一目瞭然に際立ってます」


●サウザー
スカウト回数…5回(判定8回)
成功率60%(実質37.5%)
●シン
スカウト回数…1回
成功率100%
●レイ
スカウト回数…1回
成功率100%
●シュウ
スカウト回数…2回
成功率100%
●ユダ
スカウト回数…3回 (判定4回)
成功率66.6%(実質50%)


サウザー「……!」

サウザー「そうであったッ!」バン!

ユダ「…デカイ声を出すな、煩わしい」

サウザー「今回、公募した中で、また新たにサークル設立案が寄せられた!」

シュウ「ああ……まだやってたんだ、ソレ」

サウザー「プロダクション内でサークル活動を展開し、芸能活動以外にも活力を見出すという、エンパワメントを思案した俺の素晴らしい打診だぞう?」

レイ「その癖、サークル発案の傾向に偏りがあるのは気のせいか?」

サウザー「フン……まあ良い」

サウザー「前回の保留案件である『独身貴族クラブ』『利き酒サークル』の他に、新たに寄せられた意見としては…」ガサガサ

サウザー「『南斗聖拳研究会』『自由サークル』という意見があったな」カサッ

シュウ「!?」ガタッ

シュウ「ま、待てッ! 最後の設立案は危険な香りしかしないぞ!」

シン「誰も得しないだろ! そんなサークル活動なんて!」

サウザー「フハハハハ! 貴重な意見、感謝するぞ! 南斗聖拳の同胞よ!!」


シュウ「正直、前回の『創作料理サークル』の活動で懲りたと思ったんだが…」

サウザー「フフフ……あの時は、なかなか体を張っていたじゃあないか、シュウ様。ええ?」(※過去作参照)

サウザー「案外、年甲斐も無く一番ハシャいでたんじゃあないか? ん~?」

シュウ「一番ハシャいでたのは、間違いなくお前とジュウザだろう!!」バン!


★独身貴族クラブ
★利き酒サークル
★南斗聖拳研究会
★自由サークル


サウザー「まあしかし……」

サウザー「そろそろ新しい案も募りたい。今回で選ばれなかったサークル案は、可哀想だが棄却する」

レイ「な、何故……独身貴族クラブのと利き酒サークルの用紙が複数入っているのだ……?」カサカサ

シン「とりわけ、何者かの強い執念を感じるな…」カサッ

サウザー「さて……では本採用の協議に入ろうじゃあないか?」

サウザー「……」

サウザー「因みに、サークル設立案は随時募集するが、その活動が日の目を浴びる確約はせん」

サウザー「過度な期待を抱くなよ?」




●安価
新設社内活動案

1.独身貴族クラブ
2.利き酒サークル
3.南斗聖拳研究会
4.自由サークル
↓5まで多数決

シュウ「息子のシバがいるから入る理由がない」
リハク「トウが心配だから罠をいつもの倍以上仕掛けるか」
ラオウ「リュウ…元気でいるだろうか…」


━━━━━━━━━━━━━

★採用:『独身貴族クラブ』 
★活動内容:
孤独を謳歌する貴族の雅な日常を堪能し、
教養を高め心の余裕と精神の安定を図ります。
人とは誰しも孤独な生き物。愛情などという陳腐な感情に依存せず、
屈強な精神を持ちましょう。
★近日活動予定、部員募集中!
(心に余裕がある方、今好きな人がいる方、恋愛至上主義の方、妻子・恋人持ち、シュウ様はお断り)

━━━━━━━━━━━━━
http://i.imgur.com/0R78VD1.jpg



サウザー「さて、サークル活動については後日覗いてみることにするが…」

サウザー「次だ!」

サウザー「南斗聖拳スカウト部、第二陣の発進だ!」

サウザー「ナナの加入は、我がプロダクションに良い風を運んで来てくれることだろう!」

ユダ「好機を逃さず、間髪いれずに行動に移すというワケか」

サウザー「当然だッ!」

サウザー「南斗聖拳が北斗神拳如きに後れを取る事は許さぬ! この聖帝が顕在する限り、奴らに威光を示し続け、吠え面をかかせてやろうではないか!」

レイ「……」

レイ「しかし危惧したとおり、やはり346プロダクションのアイドルとなると…」

シュウ「無論、先程の様に上手い具合に事が運ぶとは思えんな」

サウザー「うん。ていうか……何て言うんだろうね…」

サウザー「みんな、コンマ運強過ぎじゃない? 悉くプラスで、そして数字も高いし…」

サウザー「そのコンマ運を強さを、シンでもユダでもなく、聖帝サウザーの時に発揮してくれたら、何も言う事は無いんだよ?」




●安価
プロデューサー
↓2

聖帝


サウザー「はい大人気ッ! 流石はオレッ!」クワッ!

サウザー「さあやって来ました、真打ち登場で御座います!!」

サウザー「フフフ……腕が鳴るぞ…!」ボキボキッ

シュウ「……」

シュウ「そう言えば…」

サウザー「はあん?」

シュウ「先日、晶葉から報告があった『勧誘が有利に進むかもしれない発明』だが…」

サウザー「ああ、アレか?」

サウザー「博士の好意には申し訳ないが、今回は男気溢れる益荒男サウザーが…」

サウザー「単身単独で勧誘を遂行して見せようではないか。ガラクタの力は借りん!」

シュウ「……まあ、期待しないで結果報告を待つとしよう」

レイ「コイツが失敗して帰ってくるザマを叩くのが、最近の唯一の楽しみだ」

シン「!?」

シン「お、お前……どうしたんだ? 最近は勧誘もイベントも出番が無いからって…」

ユダ「柄にもなく卑屈気味だな。まあコイツの場合、なんでも昼ドラに代わりかねんからな…」

サウザー「さあ、今回の聖帝特権はコチラですッ!」




サウザー「『キュートはOK! パッションは15歳以上可! クールは15歳より下なら可!』」




シュウ「微妙なラインを設けおって……特に意味も無いくせに…」

サウザー「一回こういうのをやってみたかったんですッ! 文句は言わせません!」


●安価
アイドル
(条件に当てはまらなければズレ)
↓3


~~346プロ内勧誘でお馴染~~

【諸星きらりの親愛度】

・安価で随時加減
・最大値300、最低値-300
・最大値到達でEXコミュイベント確定(ボーナス判定あり)
・最低値到達でラオウルート「拳王乱舞」突入(勧誘失敗)
・規定値に到達しなくとも、最後の判定まで進みます

初期値決定(コンマ-50)
↓2


諸星きらり(身長182~186.2cm )
http://i.imgur.com/bHRTrdw.jpg


親愛度 39 /300


・・・
・・・・・
======
(346プロダクション 会議室)


ちひろ「……」

サウザー「フフフフ…!」ニヤニヤ

ちひろ「今回の交換研修は貴方ですか…」

サウザー「光栄だろう? 嬉しさが顔から滲み出ているぞ?」

ちひろ「レイさんやシュウさんであれば、大手を振って歓迎なのですが…」

ちひろ「他の御三方は、色々とトラブルを招きそうなので、コチラとしては気が進みませんが…」

ちひろ「社長の判断でもあります。短い間ですが、どうぞよろしくお願いします」

サウザー「よろしく」

サウザー「あとコレ、ほんの気持ちだけど…」ゴソゴソ

ちひろ「! はい…!」

ちひろ「(案外真面目な一面もあるんですね…)」

サウザー「7610プロダクション社内販売限定、『南斗DE5MENの等身大ポスター200枚』と、北斗の拳イチゴ味最新刊200冊です」ドサッ

サウザー「アイドル全員に配っておいて下さい」

ちひろ「……」


======
(事務室)


ラオウ「……」

ラオウ「まさか、また貴様とここで顔を合わせるとはな…」

サウザー「確かに久しいな。白菊ほたるの一件以来か?」

ラオウ「今回は俺が7610プロダクションに出向く。その間、諸星きらりの担当は貴様だ」

ラオウ「……くれぐれも、面倒を起こすな」

サウザー「フフフ……愚問だ。俺を誰だと思っている?」

ラオウ「…貴様だからこそ、釘を刺すのだ」



ガチャ!


きらり「おっすおーっす☆」バッ

ラオウ「!」

サウザー「ん?」



「ラ
 オ
 ウ
 ち
 ゃ
 │
 ん
 ☆
 
 に
 ょ
 わ
 │
 │
 っ
 !」



ズゴオオッ!!
ギャギャギャギャギュゥゥッ!
シュゥゥゥ……

ラオウ「ぬううッ!!」ガシッ!

サウザー「…………」

きらり「やっほー☆ 今日も元気一杯だにぃ☆」ガシッ!

きらり「…ありぇ? お客さん??」

サウザー「………」



ラオウ「フフフ……きらりよ、相変わら力を持て余しているな…!」

ラオウ「今日から短い間だが、お前の手綱を握る男だ」

きらり「! そうなんだにぃ、初めましてぇ☆ 諸星きらりでぇす☆」

きらり「今日からよろしくお願いしまーっす☆」

サウザー「………」

ラオウ「サウザーよ…」

ラオウ「諸星きらりのスキンシップは、ウイグルの蒙古覇極道並みに激しいものだが…」

ラオウ「白菊ほたるの凶星を往なした貴様なら、諸星きらりとも渡り合う事が出来るだろう…」

ラオウ「精々、励むがよい」

サウザー「……」

きらり「? あるぇー…? 元気ないにぃ?」

サウザー「……」



サウザー「(ば、馬鹿な……ッ!?)」

サウザー「(か、開幕ハグだと…!? こいつら、見せ付けるじゃないか…)」

サウザー「(しかし正気の沙汰ではない! 思考も読めんし、至上初の難敵かもしれん……)」

サウザー「(慢心は出来ん、心して掛からねばな…)」



●安価
親愛度-
(偶数-、奇数は『-20』)
↓1

今日はここまで。いつになるかわからんが、また次回

今日もゆっくり書いていきます。


親愛度 39→-49/300

======
(翌日 事務室)



サウザー「フフフ……!」

サウザー「ラオウを除いた拳王軍で、最強とも謳われるウイグルに匹敵するアイドルか……」

サウザー「取り敢えず腰の筋肉を強化したぞ。これで奴の蒙古覇極道に耐えうる筈だ…!」

サウザー「フフ……腰がドキドキしてきたな」ドキドキ

サウザー「……」

サウザー「しかしだ……如何せんプロデュースとなると……」

サウザー「どうせなら、こちらから積極的に売り出そうではないか…!」

サウザー「幸い、諸星きらりは知名度が高い。大抵の都合はつく」

サウザー「さあて……奴の性格上、どのような仕事を回してやろう…?」

サウザー「…いや…」

サウザー「この俺が、奴の顔色を伺うのも癪だ。異を唱える物は何人たりとも許さん!

サウザー「フフフ……実は初めてじゃないか? 聖帝の仕事ぶりが日の目を浴びるのは…!」

サウザー「この短期間で、あのポップなガキを聖帝色に染め上げてやろうではないか!」




●安価(重要)
営業活動

1.高齢者施設慰問
2.CD発売記念握手会
3.グラビア撮影
4.バラエティ番組出演
5.その他(内容自由)
↓2


======
(レッスンルーム)


バンッ!


サウザー「諸星きらりよッ!」

サウザー「貴様にピッタリな仕事を取ってきたぞ! 有り難く思うが良いッ!」

きらり「あ…」

きらり「お、お疲れ様です…プロデューサー」

サウザー「…!?」

サウザー「(あ、アレ……テンションに違和感が…)」

サウザー「(大手を振って喜ぶと思いきや…)」

サウザー「(竹を割った様な至極単純なガキかと思えば…読み違えたか? なんだこのガキは……)」

サウザー「(何が原因か知らんが……まあ良い)」

サウザー「貴様に打って付けのバラエティ番組出演依頼だ」

きらり「ば、バラエティですか……」

サウザー「メンバーは三人だ。誰でも良い、貴様の好きな人材をチョイスするがいい」

きらり「うーん……そうですね……」



●安価
きらりが選んだアイドル
↓2


・・・
・・・・・
======
(後日 収録スタジオ)





瑞樹『ハイ! 今日も始まりました、新旧揃い踏みのアイドルバラエティ!』

瑞樹『筋肉でドゴンっ!「muscle☆muscle」~!』

瑞樹『司会はおなじみ、川島瑞樹でーす♪ よろしくお願いしまーすっ♪』


パチパチパチパチ!

瑞樹『前回は7610プロダクションの脇山珠美ちゃんと南条光ちゃんが、微笑ましいチームプレイを見せていましたが…』

瑞樹『今日はどんな珍事が起こるのでしょうか、最後まで目が離せませんね』

瑞樹『オイシイ画を期待しますよ~?』

瑞樹『それでは、今回活躍するアイドルを紹介しましょうっ!』

瑞樹『まずは向かって左手、346プロダクションより、聖帝チームの入場です!』


パチパチパチパチ!


サウザー「ハーイ! 問題ありませーんッ!」

きらり「いえ~いっ☆」

かな子「頑張りまーす♪」


瑞樹「えー、今回は助っ人に南斗DE5MENのサウザーさんが駆け付けてくれました」

瑞樹「初めまして、どうぞ宜しくお願いします」

サウザー「フフフ……お手柔らかに頼もうか…!」


●安価
7610プロダクションのアイドル
↓2


川島瑞樹
http://i.imgur.com/t8ug23B.jpg
三村かな子
http://i.imgur.com/5Xzc2FS.jpg

パソコンの不調
再開23時(出来れば)


瑞樹『続いて向かって右手より……』

瑞樹『今回初登場! 7610プロダクションから、南斗白鷺拳チームの登場でーす♪』


パチパチパチパチ!

姫川友紀「よっしゃーっ♪」

幸子「いえーいっ☆」

シュウ「う…ぐっ……」フラフラ

瑞樹『気合十分ですねー、今日は異色のメンツなので、期待してますよー☆』

瑞樹『こちらもリーダーは南斗DE5MENの良心、シュウさんが駆け付けてくれました!』

瑞樹「どうぞ、よろしくお願いします」

シュウ「よ、ヨロシク」

瑞樹『さて、では早速ゲームに移りましょう!」

瑞樹『今回勝者には、新曲告知の権利が与えられます!』

瑞樹『両チーム、自慢の筋肉フル稼働で頑張って下さいねっ!』

サウザー「フフフ……完膚なきまでに粉砕してやるぞ…!」

かな子「頑張りましょうね!」

きらり「おにゃーしゃーッ☆」



●安価
親愛度+
(奇数+、偶数は「+10」)
↓1

●安価
第一ゲーム
1.早押しクイズ
2.耐久力勝負
↓2

親愛度 -49→10/300


瑞樹『第1ゲーム「早押しクイズバトル」っ!』


パチパチパチパチパチ!

瑞樹『ルールは簡単! クイズの答えが分かったら手元のボタンを押して答えるだけです♪』

幸子「なんだ、何も筋肉なんて使わないじゃないですか!」

幸子「楽勝ですね…!」

瑞樹『不正解だった場合、重さ5キロの聖帝タンクトップを服の上から着用して貰いまーす!』

友紀「なんだ、たったそれだけ?」

友紀「星一徹の養成ギブスみたいなもんだね!」

瑞樹『では参りましょう! 第1問!』

【☆第1問☆】
【漫画『北斗の拳』において、主人公ケンシロウが、作中で対峙していない南斗六聖拳は?】



幸子「楽勝ですねっ!」パコッ!

幸子「……」

幸子「……?」パコッ!

瑞樹『えー、一つ言い忘れましたが…』

瑞樹『そのボタンのスイッチは異常に固く、かなりの力で押しこまないと反応しません』

幸子「な…!?」ググッ

友紀「き、筋肉ってそういう事!?」グググッ!



●安価
1.回答者
2.答え
↓1.2


バゴッ!

幸子「はー、はーっ…」

瑞樹『おおっと、ボタンを逆手にとって台に叩きつけましたね! 見事な頭脳プレーです!』

幸子「せ、正解は『ユダ』さんです!」


ピンポーン!

瑞樹『正解ですッ! 妖星のユダと対峙したのは、義星のレイでしたね』

瑞樹『レイ、シュウは言わずもがな、今回は慈母星でも不正解でした』

瑞樹『と言う事で、南斗白鷺拳チームに10ポイント差し上げまーす♪』

幸子「ふふっ♪ まあこんなもんですよっ!」

友紀「…!!」

友紀「ね、ねえ幸子…」

幸子「…?」

サウザー「………」ゴゴゴゴゴ

友紀「向こうで……サウザーさんがメッチャ睨んでるけど…」

幸子「く、屈するわけにはいきません! 今は敵同士なのですから!」



【☆第2問☆】
【アニメ『アイドルマスターシンデレラガールズ』において、この中で、1クール目で登場していないアイドルは?】
A.大和亜季
B.大沼くるみ
C.森久保のの
D.中野有香



●安価
1.回答者
2.答え
↓1.2.


バゴッ!


瑞樹『さあ、またしても一番にボタンを押したのは輿水幸子ちゃんですっ!』

幸子「簡単です! 答えはC『森久保のの』!」


ピンポーン!

瑞樹『正解~♪ 絶好調です輿水幸子ちゃん!』

瑞樹『他の三人は声付きで登場したり、または一部のカットで描写がありましたね!』

幸子「当然ですっ! ボクはカワイイですからねっ♪」

ゴゴゴゴゴゴゴ…
ゴゴゴゴ…

サウザー「……」フーッフーッ

シュウ「幸子よ……サウザーが鼻息を荒げ、ガン見しているぞ……」

幸子「(お、恐ろしいぃ……!)」ガクガク

瑞樹『南斗白鷺拳チーム、好調な出足です! さあー、聖帝チームもそろそろ反撃して欲しいところです!』

きらり「にょ、にょわ~…!」

かな子「ぜ、全然分かりませんっ…!」



【☆第3問☆】
【漫画『北斗の拳シリーズ』において、『金翼』と言えば誰??】



●安価
1.回答者
2.答え
↓1.2.


ポンッ!

瑞樹『さあ、固ーいハズのボタンをごく普通に押したのは、諸星きらりちゃん! 答えをどうぞっ!』

きらり「んんっと~…、『ファルコ』?」


ブブブー!

きらり「あっ!!」

瑞樹『おおっと、残念不正解っ…。正解は『ガルダ』です!』

瑞樹『シリーズ外伝の南斗五車星前史で登場した主人公です! 金色と金翼の引っ掛け問題でした!』

きらり「にょ、にょわ~……」

サウザー「お、落ち込む事は無い! まだ次があるぞ!」

きらり「うう~…ごめんにぃ…」

サウザー「……」

瑞樹『まだまだ始まったばかり! 次の問題はこちらっ!』



【☆第4問☆】
【ゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ』において、市原仁奈が扮した事が無いキグルミは??】
A.ワニ
B.カエル
C.ドラゴン
D.アライグマ


●安価
1.回答者
2.答え
↓1.2.


ドゴッ!

瑞樹『ボタンを豪快に砕いたのは、聖帝チームのリーダー、サウザーさん! お答えは?』

サウザー「市原仁奈は我が7610プロのアイドルだ! 当然答えは『A.ワニ』であろう?」


ピンポーン!

瑞樹『正解っ! 流石はリーダー! 一矢報いました!』

瑞樹『市原仁奈ちゃんは、動物の気持ちを理解するために、様々なキグルミを着ている事で有名ですね!』

瑞樹『因みに、市原仁奈ちゃんの所属は346プロダクションです。サウザーさん、勝手に自分の物にしたらダメですよ~?』

サウザー「フハハハ! 固い事を言うな、掛け替えのない共有財産と言う奴だ!」

かな子「や、やった! この調子で行きましょう!」

きらり「サウザーちゃん、さっすが~っ☆」

サウザー「フフフフ……!」

サウザー「(名前で呼ばれた……良かった…!)」ドキドキ




【☆第5問☆】
【漫画『北斗の拳イチゴ味』において、『せいていぐん じかんわり』の木曜3時間目は??】


●安価
親愛度+
↓1

●安価
2.回答者
3.答え
↓2.3.

親愛度 10→98/300



ガキン!

瑞樹『荒々しいリアクションですねぇ~、さあサウザーさん、どうぞ?』

サウザー「えーっと…」

瑞樹『……』

サウザー「……算数?」


ブブブブブー!!

瑞樹『不正解でーす! これは恐らく、貴方にとってチャンス問題だったハズ…』

シュウ「お前が作った物なのに、何故間違えるのだ!?」

サウザー「フン……そんな時間割などに、聖帝の行動は囚われぬ」

サウザー「常に自由気ままに街を破壊し、奴隷共を調教するのだ…」

瑞樹『えー、物騒な事が聞こえますが、気にせず進みましょう』

瑞樹『答えは「ホットヨガ」です。これは流石に単行本を読んでいないと答えられないですね…』

サウザー「ああ…あったね、そんなのも…」

サウザー「明日から、その項目は『道徳』に変更だ」

きらり「さ、サウザーちゃん、しっかりぃ…」

サウザー「フハハハハ! スマンな、次は真面目に答えよう!」

瑞樹『次で最後の問題です! 気合を入れてお答え下さいっ』



【☆第6問☆】
【ゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ』において、この中で、アシスタント『千川ちひろからの贈り物』で、当てはまらない物は?】
A.クッキー
B.焼き芋
C.ゼリー
D.チョコ




●安価
親愛度-
(偶数-、奇数は「-20」)
↓1


●安価
2.回答者
3.答え
↓2.3.

親愛度 98→92/300



ポンッ

瑞樹『はい、三村かな子ちゃんどうぞっ! というか……普通に押してきましたねー』

幸子「け、結構……このボタンのバネ、固いんですけどね…っ!」ググッ

シュウ「サウザーはさておき……」

友紀「な、なんで二人とも、普通に押せるの…!?」グググッ

かな子「ううん……『焼き芋』ですか?」


ブブブブブー!!

かな子「あ、あうう…」

瑞樹『残念っ…。正解はAのクッキーです!』

瑞樹『期間限定で、季節ごとに色々な物が貰えますね。346プロダクションのアシスタントは優しいですね! アイドルがとても羨ましいです』

かな子「確かに、クリスマスケーキも焼き芋も美味しかったですっ♪」

瑞樹『うんうん♪ でも不正解なので、きらりちゃんとかな子ちゃんは、この重い聖帝タンクトップを着て下さいね☆』ズシッ

きらり「にょわ~?」ゴソゴソ

かな子「お、重いですぅ…」ゴソゴソ

サウザー「フフフ……なかなか似合うじゃあないか…!」

シュウ「(あのダサいタンクトップを、3人揃って着ている…)」

友紀「(……新しいユニットかな?)」

瑞樹『以上の問題で、第1ゲームは終了です!』

瑞樹『得点は、聖帝チームが10点、南斗白鷺拳チームが20点!』

瑞樹『それでは、次のゲーム、行ってみよ~うっ☆』



●安価
親愛度-
↓1

●安価
第2ゲーム
1.耐久力勝負
2.マシュマロキャッチ対決
3.風船割り対決
↓2

親愛度 98→14/300


・・・
・・・・・
======
(休憩時間 控室)


かな子「ふう…ふぅ……」ガクッ

かな子「こ、この重い服……脱いで良いですか…?」

サウザー「え?」

かな子「…え?」

サウザー「重い? 何が? 体が?」

かな子「ふ、服が……」

サウザー「……へえ」

きらり「でもぉ、お揃いだから、とーっても、仲良しさんに見えるよぉ?」

かな子「うぅん…そう……?」

サウザー「その通りだ! この聖帝タンクトップを通じて、一体感を築こうではないか!」

きらり「いえ~いっ☆ 後半も頑張るにぃ☆」

サウザー「シュウ様如きに後れを取るわけにはイカン!」

サウザー「後半のマシュマロキャッチ対決で盛り返すぞッ!」

かな子「ま、マシュマロ……!!」

かな子「が、頑張りましょうッ!」ガタッ


●親愛度
(奇数+、偶数-)
↓1

今日はここまで。いつになるか分からんが、また次回


よ、よく見たら、安価とかな子の回答が違ってるやん……
安価取ってくれた人、スマンかった……
結構こういうミス多いけど、生温かい目で見守っててくれ

今日もゆっくり書いていきます。

親愛度 14→-66/300


・・・
・・・・・
======
(収録スタジオ)


瑞樹『さあ、次のゲームはコチラです!』

瑞樹『「ショットガン・マシュマロキャッチ」~!』


パチパチパチパチパチ!


瑞樹『ルールは簡単! ボタンを押したら天井からマシュマロが降ってくるので、走ってそれをキャッチするだけ!』

瑞樹『勿論手でキャッチか、もしくは体に触れるだけでもクリアとします♪』

瑞樹『ですが、口でキャッチすると、なんとポイント5倍!』

瑞樹『距離は5m、7m、13mと、遠くなる毎にポイントが増していきます!』

瑞樹『5mは10ポイント、7mは30ポイント、13mは100ポイント差し上げます!』

瑞樹『各チーム、二人選出して下さいね!』

瑞樹『クリア出来なかったら、罰ゲームとしてモノマネをして貰いまーす☆』



友紀「ショットガンキャッチかぁ……結構ガチだね」

友紀「昔テレビでやってたよね。たしか世界記録が……13m60cmだっけ?」

幸子「は、はい……出来ればボクは遠慮したいなぁ……なんて…」

シュウ「そうだな……堅実に行くと、体の小さい幸子は不利か…」



●安価
南斗白鷺拳チーム選出
↓1.2.

連投ですが、人がいないのでこれでいきます


瑞樹『メンバーが決まったようですね、ではまず、輿水幸子ちゃんと姫川友紀ちゃん!』

瑞樹『好きなタイミングで、両者スタートして下さいっ』

友紀「よっしゃーっ! ダイビングキャッチ決めたるぞ~っ!」グルグル

幸子「な、何でボクが……!」

シュウ「画的にオイシイではないか。頑張れ!」

幸子「ふ、普通は体格も大きくて、足が速いシュウさんが行くべきじゃないですかぁ~……」

シュウ「私はアレだ……ほら、目が見えんし…」

シュウ「第一、そういうキャラじゃないからな」

幸子「せ、セコッ! イチゴ味3巻表紙で、二人三脚してた人が言うセリフじゃないでしょ!」

幸子「ボクだって運動系キャラじゃないですよ! モノマネは絶対嫌ですし…!」

友紀「腹くくって! イクよ幸子っ!」

幸子「ううう……」




●安価
【ショットガン・マシュマロキャッチ】
・距離により成功率変化
・コンマ以下で成功
・コンマ0で口キャッチ

1.姫川友紀…『5m→95』『7m→75』『13m→01』
2.輿水幸子…『5m→59』『7m→29』『13m→01』

距離を明記
↓1.2


友紀「ふっ…!」ダッ!

幸子「~~~ッ!」ダッ!

瑞樹『さあ勢いよく飛び出しましたぁっ!』

バン!

ダダダダダッ…

バフッ!


友紀「っし! フライキャッチせいこ~うっ!」

友紀「そりゃ、バックホームっ!」ヒョイ

シュウ「………」コツン

瑞樹『姫川友紀ちゃんお見事っ! 一方、幸子ちゃんは…?』

幸子「……」グデー

瑞樹『果敢に7mに挑戦し、勢いよくダイビングヘッドしましたが……?』

幸子「……」

幸子「……」

幸子「……」

瑞樹『残念…っ! 失敗の様です! ポイントは10点……そして~~~?』

瑞樹『はいっ! 輿水幸子ちゃん、罰ゲームのお時間ですっ!』

瑞樹『私が箱からお題を引くので、それを披露して下さいね~~~?』ゴソゴソ

幸子「……」


●安価
お題
↓1


瑞樹『お題はコチラっ!』バッ

瑞樹『「7610メンバーのモノマネ」~~!』

パチパチパチ!

幸子「う、うう……」フラフラ

幸子「な、7610プロ……」ヨロヨロ

幸子「……!!」

幸子「…オホン、じゃあ行きますよ?」



幸子『ドコ見てるんですか? ボクがカワイイから、見とれてるんですね!』

幸子『まったく仕方ないですね!』



瑞樹『……』

瑞樹『ええと……それは…?』

幸子「フフーン…、ボク自身のモノマネです!」

幸子「ボクだって7610プロダクションの一員ですから! 特に誰と言う指定は無かったですし!」

瑞樹『なるほど、ズル賢いですねーっ! まあいいでしょう!』

友紀「じ、自分のモノマネって…アリ?」

シュウ「まあ、特徴を捉えているからOKだろう」


パチパチパチパチ!

瑞樹『さて、では次に、聖帝チームに移りましょう!』



●安価
メンバー選出
↓1.2.


サウザー「よし……では当然この俺と……」

サウザー「体が大きい方が被弾面積が増え、有利と言うならば…」

サウザー「三村かな子、貴様が出ろッ!」ビシッ

かな子「わ、私ですかっ!?」

きらり「かな子ちゃ~ん、頑張ってにぃ☆」

かな子「あ、足は遅いですから……出来れば短い距離で…」

サウザー「フフフ……成功すれば何処でも良い! 好きにするが良いッ!」

瑞樹『さあ、メンバーが決まりましたね!』

瑞樹『現在20ポイント差! 確実に成功して、あわよくば逆転目指して頑張ってください!』

瑞樹『……』

瑞樹『……あ、そうだ』

サウザー「んあ?」

瑞樹『そのままでは不利なので、その鉄製タンクトップは脱いでも良いですよ?』

かな子「は、ハイ! 勿論脱ぎます!」バタバタ

サウザー「な、何ィ!?」

サウザー「着ていれば、体内の奥底から力が湧いてくるだろうっ!? 何故脱ぐのだ…?!」



●安価
【ショットガン・マシュマロキャッチ】
・距離により成功率変化
・コンマ以下で成功
・コンマ0で口キャッチ

1.三村かな子…『5m→49』『7m→29』『13m→01』
2.サウザー…『5m→99 』『7m→98』『13m→70』

距離を明記
↓1.2


サウザー「フハハハハハッ!」ダッ!

かな子「え、えいっ!」ダッ!

瑞樹『おおっと! 三村かな子ちゃん、少し遅れました!』


バン!

ドスドスドス…

バフッ!

サウザー「ダアアアッ!」バッ!

サウザー「はーーいッ! 楽勝でーすッ!」

サウザー「貫録の聖帝サウザーです! マシュマロが苺味なのも実に好印象ですッ!」モグモグ

瑞樹『お……お見事っ! 13m成功ですので、100ポイントーっ!!』


パチパチパチパチ!

サウザー「シュウ様も脚力が自慢なら、出れば良かったのに…」モグモグ

サウザー「まあ、相手が聖帝なら怖気づくのも仕方ないか…?」ハァー

シュウ「(む、ムカツク…!)」

かな子「ううぅ…」ヨロヨロ

かな子「ご、ごめんなさいぃ……失敗しちゃいました」

サウザー「フハハハ! 気にするでない! 今や我らが大量リードだ!」


●安価
お題
↓1

イベントに敗北してブルーな所に追い討ちをかける事務員さん

>>>301
すまん、誰? 音無小鳥でOK?

>>301
ちっひのつもりだったけど…色々言葉足りなくてごめんなさい

取りあえず「千川ちひろ」ということにします。事務員ってのがマジで音無小鳥だったらゴメン

>>307
了解


瑞樹『では行ってみましょう! モノマネのお題はコチラ!』ガサガサ

瑞樹『「イベントに敗北してブルーな所に追い討ちをかける事務員さん」』

かな子「な…!」

かな子「何でさっきは漠然としていたのに、私の時だけ、妙に具体的なんですかっ!?」

瑞樹『う~ん……私には誰の事だかさっぱり分かりませんね…? 346プロダクションの方かな?』

かな子「うう~~~…!」

かな子「……よしっ! じゃあ行きます!」ビシッ

かな子「……」

かな子『そうですか……負けちゃったんですか、仕方ないですねっ』

かな子『落ち込む必要は無いですよ! イベントに出ているだけでも宣伝効果になるんですから♪」

かな子『……』

かな子『でも、欲を言うなら、勝ってしっかりと名前を上げては欲しかった所ですねぇ…』

かな子『貴方の知名度はまだ大きいとは言えませんからね…………、当然、社運にも関わりますし…』

かな子『しっかりとお金を掛けている分、「人気」が出ないと……コチラとしても、今後の貴方の活動方針に困っちゃいますよ?』

かな子『まあ、ここで無名に甘んじているような弱い子は、このプロダクションには居ないハズですから、大丈夫ですよね?』

かな子『ね? 三村かな子ちゃんっ♪』

かな子『はい、これ報酬の「レアメダル」ですっ♪ これで好きなドリンクでも買って下さいね☆』

かな子「……」

かな子「……い、以上です…」

瑞樹「…」

かな子「こ、これは事務員の方のモノマネなので、アシスタントやプロデューサーなどと名を冠する人は……」

かな子「い、一切関係ありません……」

瑞樹「……」

サウザー「………」


瑞樹『は…!』

瑞樹『迫真の演技でしたッ! 皆さん、拍手をーーッ!』パチパチ


パチパチパチパチパチ!

かな子「……」

サウザー「三村かな子よ……」

かな子「ハイ?」

サウザー「ウチに来ない? 美味しいお菓子とイチゴがいっぱいあるよ?」ポン

かな子「い、いえ! だから架空の人物ですッ!」

きらり「にょわ~? きらり、そんな事言われた事無いけど~…?」

かな子「そ……そうですか? かなり想像で補った点もありますけど…」

瑞樹『では以上で第2ゲームを終了致します!』

瑞樹『さあ、一気に逆転しました聖帝チーム! ここからどんな波乱が待ちうけるのでしょうか!』

きらり「うきゃー☆ きらりも頑張るにぃ♪」

サウザー「フフフ……その意気だ!」

サウザー「何としてもお前達のCDと、南斗DE5MENの新曲告知をしなければならんしな…!」

シュウ「え、お前も!?」


・・・・・
・・・


●安価
【バラエティ番組『muscle!☆muscle!』の勝敗】

聖帝チーム110-南斗白鷺拳チーム30-その後のゲームでの結果15
=65

コンマ01~65:勝利
コンマ66~99:敗北

↓2


・・・
・・・・・
======
(後日 346プロダクション 事務所)


ちひろ「先日の収録、どうでした?」カチャ

サウザー「……」

ちひろ「な、何でそんな訝しげな目で見るんですか?」

サウザー「お前……、金よりも大切な物って無いの?」

ちひろ「は、はい?」

サウザー「例えば、愛とか……」ズズズ

ちひろ「ななな、何を言い出すんですか急に!?」

サウザー「…で、何? 先日の結果?」

サウザー「この聖帝が陣頭に立ったのだから、当然、圧勝したに決まっておろう?」

サウザー「シュウ様なんぞ、耐久力勝負で聖碑の下に押し潰してやったわ!」

ちひろ「ああ、だから、かな子ちゃんもきらりちゃんも、少し表情が緩んでたんですね」

サウザー「フフフ……当然だ」

サウザー「俺とアイドルの親愛度も、グッと増した筈だ!」

ちひろ「まあ……でも、きらりちゃんはあまり活躍出来なかったって、少し悲しげに言ってましたよ?」

サウザー「うむ……確かにあまり出番が無かったな。今後は教訓として猛プッシュしよう」



●安価
親愛度+(+30)
↓2


親愛度 -66→-18/300



サウザー「……」

サウザー「(……しかし、どうやらここまでか)」

サウザー「(まあ、まだ2人目の勧誘だしな。時間も掛けられん。そろそろ頃合いだろう)」

サウザー「(フフフ……結構上出来なんじゃないか?)」

サウザー「(奴の色良い返事を期待するか…)」

サウザー「さて、では諸星きらりを探しに行くか」

ちひろ「あ、ハイ。きらりちゃんですか?」

ちひろ「彼女なら、先程……」




●安価(重要)
居場所
1.カフェ
2.自宅
3.レッスンルーム
4.その他(内容自由)
↓2

4 杏の部屋

>>330

確認。『杏の部屋』

『双葉杏』は「あの後、346プロダクションのアイドルになっている」

1.決定
2.再安価

●安価
双葉杏との関係

コンマ奇数:同じプロダクション
コンマ偶数:実は顔見知り

↓2

さっきから安価とってる奴、作者に要求しすぎだろ

>>337
ええんやで。

双葉杏
http://i.imgur.com/MDbAc2K.jpg


ちひろ「友達の家に遊びに行く…と言っていましたね」

サウザー「友達…? プロダクションの仲間か?」

ちひろ「どうやら違うようですね。プライベートの関係のようですが…」

サウザー「フフフ……スキャンダルの香りがしますなあ…!」

ちひろ「ま、まさかぁ! きらりちゃんに限って、そんな…」

サウザー「しかしそう来ると、流石に居場所を割り当てるのは困難だ。大人しく連絡するか…」

サウザー「サプライズで登場したかったが、致し方ない…」ピッピッ


・・・・・
・・・


======
(双葉杏宅)


きらり「ごめんねぇ。杏ちゃん…」

杏「んー、いいっていいって。南斗聖拳の人なら、以前ウチにも来たし」

きらり「ふえ? そうなのー?」

杏「うん。沢山、ゲームとかソファーとか食料品とか…」

杏「インテリアとか最新テレビとかミニ冷蔵庫とか、あと株も買って貰っちゃった」

きらり「へぇ~」

きらり「7610のプロデューサーは……」

杏「うん?」

きらり「悪い人じゃないのは分かってるんだけどぉ…」

きらり「なんか、嫌われてるカンジがしてえ……きらり、難しいにぃ…」

杏「ふーんへーえ……」

杏「簡単に考えたら、イイ人達だと思うよ。色々な意味でね」


ピンポーン!


きらり「!」


======
(30分後)


トウケイコホウ! フンハァー!
ホクト、サイハケン! ズシャ、ズシャ!


サウザー「ぐむぅ…!」カチカチカチ

杏「へっへ……サウザーなんて紙キャラ、ワケないよ!」カチカチカチ

杏「杏のトキは、一回掴んだら離さないから…!」カチカチカチ

サウザー「こ……このチートめがっ……!」カチカチ

きらり「ふぇ~、二人とも、すごーいっ☆」


ホクト、ウジョウハガンケン!
ハアーッ! ズガッ! テーレッテー!

サウザー「き、決める必要も無い追い打ちまでッ…!」プルプル

サウザー「ば…バグキャラの分際でッ……!」

杏「……で」

杏「本来の目的は、ゲームしに来たんじゃないでしょ?」

サウザー「おお、そうだ、忘れておった」

サウザー「諸星きらりよ、今日は貴様に話があったのを思い出してな」

きらり「? きらりに??」


サウザー「単刀直入に言おう!」

サウザー「諸星きらりよ! 貴様は我が7610プロダクションが、まさに求める人材だッ!」

きらり「えっ? ん~…」

きらり「どういう事かにぃ? もっと詳しく聞かせてくれると、きらり、うれすぃなー☆」

杏「……(やっぱり)」

杏「(何でそんな真面目な話をウチで? 意味不明だー……この人達…)」

杏「……」

サウザー「貴様のバイタリティ! そして溢れ出るオーラ! 唯一無二の個性!」

サウザー「あんな守銭奴の元に置いておくなど、この聖帝には看過できん! これは救済だ!」

サウザー「諸星きらりのような魅力溢れる人材が、今、昇り調子の我がプロダクションにおいて…」

サウザー「更なる発展に向けた起爆剤として必要なのだッ!」

きらり「うーんと……つまり、移籍とか、トレードとか…?」

サウザー「そうだ!」

きらり「(………)」


●安価
【諸星きらりの契約】
基準値33+カリスマ30+ネゴシエイト力5-聖帝補正30-親愛度6(-18÷3)-場の雰囲気10-ラオウへの信頼20
=2

コンマ01~02:勧誘成功
コンマ03~99、00:勧誘失敗
↓2


きらり「…」

きらり「……サウザーちゃん、ごめんね?」

サウザー「んん?」

きらり「きらりの事を褒めてくれたのは、本当に嬉しかったにぃ」

きらり「だって、今まで嫌われてたと思ったし……」

サウザー「!?」グサッ!

きらり「でも、きらりは今の環境で、もっともーっと、大きくなりたいから…」

きらり「移籍とか難しい事は……今は考えない事にしてるの」

きらり「大好きなみんなと、もーっとたくさん、楽しい思い出を作りたぃし??」

サウザー「ぬ、ぬう…」ガクガク

サウザー「に…にょわっ……」ガクッ

サウザー「(き……嫌われていた…? いや、嫌われていたと思っていた……だと!?)」

サウザー「せ、聖帝軍軍規ぃ……その18……!」

サウザー「退かぬ、媚びぬ、省みぬッ……!!」バッ


ガシッ!

きらり「うにゅ?」


サウザー「きらりよ…! き、効かぬ、効かぬのだッ…!」プルプル

杏「(おー……ダメージ受けてる……ガラスメンタルか)」

きらり「??」

サウザー「確かに貴様がアイドルらしいと言ったが……実はそれ以外にも、俺が諸星きらりという人間を求める理由があるのだ!」

きらり「…りゆう…?」

サウザー「貴様とは、以前より不思議なシンパシーを感じていたのだッ!」

サウザー「我が宿星を宿す南斗六聖拳と似た様な……!」プルプル

サウザー「生命の力強さ! そして自分をひたむきに貫く強い姿勢…!」

サウザー「我らもまだ知らぬ境地が存在するのであれば、それはまさしく貴様のような存在に他ならん!」

サウザー「我がプロダクションで、その芽を育んでみないか!?」プルプル

きらり「う~…」

きらり「杏ちゃんは、どう思う?」

杏「……」

杏「そういう大事なことは、自分で決めるのが一番だよ。他人に決められて後悔なんてしたくないでしょ?」

きらり「ううん……それもそうだけどぉ…」

サウザー「……!」プルプル

きらり「(サウザーちゃん、なんか可哀想にぃ…)」

杏「(唇噛み過ぎて、血が出てますけど……)」



【諸星きらりの契約②】
前回値2+聖帝の意地とプライド40+憐憫2-諸星きらりの純粋な意志40
=4

コンマ01~04:勧誘成功
コンマ05~99、00:勧誘失敗
↓3


きらり「ごめんにぃ……」

きらり「何度かイベントを一緒にやったけど、7610プロの子達って、ほんっと~に面白くて良い人達だなってぇ…」

きらり「きらりは、本当に思ぅの。だからぁ…」

杏「……」

きらり「お互い刺激を与えあう様な良い関係で、きらりも346プロダクションのアイドルとして、これからも付き合っていきたいなーって」

サウザー「」

きらり「サウザーちゃん?」

サウザー「……こ、こんなに聖帝が頼む場面など、他に無いぞっ!?」

サウザー「貴様はそれでもひ」

杏「しつこいと嫌われるよ」

サウザー「な……なにィ!?」

杏「ホントのことじゃん」

サウザー「き、貴様っ……!」プルプル

杏「杏ときらりのプライベートにいきなり突っ込んできて、流石に邪魔臭いんだよね」

杏「まあ……このゲームで杏に勝ったら、まだウチでそれ、続けても良いけど?」

サウザー「!! よし、乗ってやるぞ!!」ガシッ!

サウザー「これで俺が勝てば、再度勧誘に移る! 二言は無いな!?」カチカチ

杏「おー、掛かってコーイ」カチカチ

きらり「どっちも、がんばってにぃー☆ きらり、応援してりゅー♪」


・・・・・・
・・・


・・・
・・・・・
======


「……」

「…今回の勧誘……一番の敗因は…」

「彼の唯我独尊、傍若無人な部分が挙げられます」

「最初に彼女の明るい個性を、至極単純と切って捨て、彼女の見せ場を碌に作ってあげられなかった事」

「これまで346プロダクションで勧誘してきた南斗六聖拳の方々は、それぞれのアイドルの要望を聞き、多少強引ながらも付き合い、協調するという一面が見られましたが…」

「……今回はそのような気遣いが、あまり見られなかったのではないか……と感じます」

「もう少し彼女に寄り添い、彼女の活躍を立てることが出来れば、結果は違っていたかも知れません」

「また…」

「彼女の場合、最初から信頼関係を築いていた人物が他にいた……というのも、今回は大きな痛手だったと考えます」

「何か、その方に劣らぬ強いリードをしていれば……状況は好転したかもしれません」

「……」

「……あの後、ゲームで惨敗し一瞬で追い出された社長は…」

「後日、7610プロダクションに帰参し、池袋晶葉さんの実験ラボに閉じこもり…」

「日夜、ある格闘ゲームの猛特訓に励んでいると、彼女の小間使いから聞きました」

「私も近々連れ込まれるのではないかと、内心恐々をしています」

「パズルゲームなら、まだ出来る方だと思いますが……」

「……」

「……」ペラッ

・・・・・
・・・



・・・
・・・・・
======
(後日 7610プロダクション 会議室)


レイ「……」

シン「おい、あの馬鹿は何処だ?」

シュウ「…晶葉のラボで、北斗の拳ACを鍛え直していると聞いたぞ?」

レイ「実際の所、非難を受けることを恐れて、博士の実験ラボに逃げ込んだのではないか?」

シン「ああ……それは有り得るかも」

シュウ「政治家か、アイツは…」

ユダ「しかし……折角、俺が作ってやった流れを断ち切りおって…あのクソが」

レイ「まあ、中々個性が強い子だったな」

シュウ「うむ。しかし、以前のバラエティ番組では、その明るさが活かされて無かったな」

ユダ「……あの性格はバラエティ向きでは無いのではないか?」

シン「責めるのは彼女の個性ではない。全ては奴の采配だ」

ユダ「そうだが……あらゆる状況、仕事に即応してやり遂げるのが、プロだろうが」

レイ「それは同感だな」

シュウ「……」

シュウ「それ……何か私に向けて言ってないか?」


シュウ「兎も角…」

シュウ「最初は肝を冷やしたが、親愛度が最低値に振り切らなくて安堵したぞ」

レイ「……」

レイ「親愛度が最低値に達したら、どうなるのだ?」

シュウ「……恐らく、346プロダクションとの関係に亀裂を生みかねん」

シュウ「その後の勧誘は、苦戦を強いられることになるやもしれんな」

ユダ「しかしそこまでの愚行は流石に犯す馬鹿は……まあ…いるか」

シン「人の気を知らないで他人を振り回すサウザーであれば、速攻で最低値に達するかと思ったがな」

ユダ「……お前もだ」

シン「俺……?」

シュウ「……」

シン「……何が?」キョトン

レイ「!?」

レイ「お、おい、コイツ、サウザーに似てきてないか…?」

シュウ「勘弁してくれ。あんな面倒な奴は一人でも手に余るのというのに…」

ユダ「引くわー」

シン「えッ!? 本当に何が!?」



●安価
プロデューサー
↓2


シン「ならば、次は俺が行くぞ!」バッ

シン「傲慢で横暴な馬鹿と、同列に捉えられて堪るかっ!!」

シュウ「……落ち着け、この中でお前が一番危険なのだ」

シン「見せてやるぞ! 成功率100%の俺が、貴様らに目に物を見せてくれるッ!」

レイ「まだ一人しか勧誘していない分際で……自慢にはならんな」

シン「ふん……幾らでも言え」

シン「軟派の女共なんぞ、やはり力で示すのが一番良い!」

シュウ「そうしたら、サウザーの二の舞だろう。如何せん、気心や機微を伺うのも必要な要素だぞ?」

レイ「アイドルというのは千差万別、多種多様な個性を持ち合わせている。それに身を任せるのも、良い発見や成長があるかもしれんな」

シン「………フン」

ユダ「特にお前の場合は……346プロダクション内での勧誘は避けたいな」

シン「え!?」ガタッ!

ユダ「……」

シュウ「……」

シン「は!?」バン!

レイ「……」

レイ「…動揺が目に見えるぞ」

シン「な……何故ッ!?」ダラダラ

シン「失われた名誉とモチベーションを持ち直すならば、同じ環境で臨むのが最適だと思うが…」

シュウ「…ならば警告しよう」

シュウ「前回の勧誘活動で、輿水幸子がサウザーに警告した事を思い出せ」

シュウ「人の口に戸は立てられぬ。噂など、同じ空間であれば爆発的に伝播する。特に、女性であれば猶の事」

シュウ「連続した同一の場所での勧誘が続けば、それ相応の『危険』も増す事を、心に留めておけ」



●安価
アイドル
↓4


レイ「……日野…茜…?」

シュウ「えー……」

シン「おい、ユダ。サウザーを除き、お前が一番パソコンに詳しいだろ」

シュウ「任せよう」

ユダ「お前ら……」

ユダ「少しは努力しろよ…流石にダサイぞ。いい年して……」カチャ

ユダ「どれ…?」カタカタ

ユダ「兎に角、現状では346プロダクションに所属しているという情報は無いが…」カタカタ

ユダ「ひょっとしたら、情報が最新のモノに更新されているかもしれん」

シュウ「346プロだと、流石に……どうだろうな?」

ユダ「日野茜……日野茜……と」カタカタ

ユダ「コイツは…」



●安価
1.346 プロダクションのアイドルだ
2.情報が無く、取りあえず無所属だ
↓2


ユダ「コイツは346のデータベースに名前が無いな。取り敢えず無所属だろう」

シン「………チッ」

レイ「よ、良かった…!」

シュウ「取り敢えず、一つの山は越えたな…」

ユダ「そうだな……シンをあそこに向かわせるのは、誰が見ても無謀だろう」

シン「……」

シン「貴様ら……今に見ているが良い…ッ!」

シン「今回の勧誘を完遂し、俺の地位を確固たるものにしてやるぞっ…!」

シン「女如きで変節する男では無い! 俺の執念を甘く見るなよ…!」

シュウ「いや、そこは冷静に考えて、意地を張る所では無いぞ」


・・・・・
・・・

今日はここまで。いつになるか分からんが、また次回。
ちなみに茜って高校生だよね? なんか示唆する台詞とか設定とかあったっけ?

17歳だから高校生だよ ついこの前に"放課後トライ"のSレアも出たし

>>389
ありがとう。18歳だと思ってた

今日もゆっくり書いていきます。


日野茜
http://i.imgur.com/fRZbHd4.jpg


・・・
・・・・・
======
(午前 茜の高校前)


シン「とりあえず、奴が通う高校は割り出したが……」

シン「……うむ。この状況は、何時ぞやの作戦を彷彿とさせるな」

シン「何事も行動あるのみだが…」

シン「……」

シン「流石に……もうワンクッション置いた方が無難か?」

シン「スカウトとは本来、誰かをピンポイントでつけ狙う側面もあるが……」

シン「……」

シン「少し……考えるか……」

シン「まず、奴との接点を作らねばな」

シン「他の連中は、一体どうやっていたのか聞いておけば良かったか……」




●安価
シンの行動
1.少し面倒だが、他の機会を伺う
2.少し不審だが、ここで待ち受ける
3.その他(内容自由)
↓2


【日野茜の好感度】
・安価で随時加減
・最大値300
・最大値到達で、勧誘が有利に

●安価
初期値
(奇数+、奇数-)
↓1

ごめん、偶数+で奇数-でした


好感度 -69/300


シン「……確か、サウザーやユダは、自分の部下共々、色々な活動を行ったとか言っていたな」

シン「サウザーの言葉を借りるのも癪だが、駒を扱う技量も上に立つ者に問われる能力だ」

シン「……よし」

シン「此処で待機するのに変更は無い。しかし、ただ待つだけではない!」

シン「ククク……安穏と呆けたガキどもの視線を釘付けにしてやるか…!」

シン「………」ピッピッ

シン「……」

シン「我がKING軍が、単なる武装集団では無く…」

シン「実はバラエティにこそ長けた異能集団と言う事を見せつけてくれるッ!」


・・・・・
・・・


======
(正午 学校内)


茜「さて、待ちに待ったお昼ですっ!」ガタッ

茜「今日は月一の感謝デーです! 学食の日替わり定食のご飯が、なんとおかわり自由っ!」

友人「あれ、そうだっけ?」

茜「はいっ! 早速行きましょうっ!!」

茜「さぁさぁ、男子生徒に負けてられませんっ!」

茜「早く行かねば席が無くなってしまいますよ!」




=======
(学食)


茜「私の杞憂でしたっ! ガラガラですっ!」

茜「ならば居ない人の分まで、御櫃を空に出来るように、頑張りましょうっ!」カチャ

茜「いただきますっ!」バッ!

友人「なんか、廊下で聞いたんだけど…」

茜「……?」モグモグ

友人「珍しく、校門の前に大道芸の一座が出張ってるらしいよ?」

友人「だから見学に言ってる人が多いから、ココ空いてるんじゃないかな?」

友人「イベントか何かか、宣伝の一種かな? よく分からないけど…」

茜「…」モグモグ



●安価
茜の発言
1.大道芸よりご飯です! もう一杯!
2.むむっ、今日のご飯は麦飯です!
3.おかわりっ! どんどん行きましょう!
4.フゴフゴッ! フゴッ!!
5.やはりご飯は美味しいですね!
6.1分1秒惜しいですっ、さあ食べましょう!
7.珍しいですね、けど月一感謝デーも大事ですっ!
8.ご飯をオカズにご飯を食べる、最高ですね!
9.ほほう、それは興味を引かれますね!
10.今日は記録に挑戦ですっ! ボンバーっ!!
↓2


茜「フゴフゴッ! フゴッ!!」モグモグ

友人「……」

茜「フゴッ!!」モグモグモグ

友人「何言ってるか分からないから……」

友人「取り敢えず、落ち着いて食べないと、喉詰まらせるよ?」

茜「フゴフゴッ!!」モグモグ

友人「さて、じゃあ私も食べようかな」カチャ

茜「フゴッ!」モグモグ

・・・・・
・・・


=======
(数十分後 校門前)



ザワザワザワ
パシャ、カシャ


警察「……」

警察「また君か…」

シン「……スミマセン」

警察「学校から苦情があったんだけど、今すぐ撤収してくれない?」

警察「許可も取ってないよね?」

シン「ハイ……」

警察「色々危ない物とか持ってるし。生徒もそういう珍しい物には、好奇心旺盛だからさ?」

警察「そういうの、こういうトコでやっちゃダメでしょ?」

クラブ「……鉤爪で飛び回ってスミマセン…」

ダイヤ「火のついた棒を振り回してスミマセン…」

スペード「これ、ボウガンじゃないんです。クラッカーです…」

ハート「あ、ハイ大丈夫です、怪我とかしてません…」

警察「……」

シン「すぐ掃けるので、逮捕だけは止めて下さい……。今、大事な時期なんです…」

警察「………」

シン「人を待ってただけなんです…本当です…」

シン「来ませんでしたけど…」

警察「……」

シン「………」



●安価
好感度-
(偶数-、奇数は「-30」)
↓1


好感度 -69→-85/300



・・・
・・・・・
=======
(翌日 KINGの居城)


シン「マズイな……」

シン「こんなに早く、警察に目を付けられるとは…」

シン「……」

シン「日野茜に、接触すら叶わんとは…」

シン「やはり受け身ではイカンな、コチラから積極的に動かねば…!」

シン「迷う暇は無い、常に答えはシンプルなのだ!」

シン「力で推し進め勝利する! 単純明快な事ではないかッ!」

シン「先を憂う暇は無い! 警察など恐るるに足りん!」

シン「そうと決まれば行動あるのみだ! 外に繰り出すぞ!」



●安価
1.シンの行動
2.日野茜の行動
↓1.2


======
(KINGの居城)


シン「……」

シン「(連れて来たのはイイけど…)」

未央「今日は何? どうしたの? 何かの保証人?」

藍子「シンさん、また警察に捕まったって……ほ、本当ですか?」

シン「き、貴様ら、俺を何だと思っている!」バンッ

シン「貴様らに心配される程、俺は軟弱ではないっ!」

シン「今日は……貴様らを呼んだのは……アレだ」

シン「……」

未央「……」

藍子「……」

シン「……貴様ら、スポーツは堪能か?」

未央「スポーツ?」

藍子「何かのイベントですか?」



●安価(重要)
1.少し急ぎ、とにかく日野茜を探す
2.遅い気もするが、まずゆっくり話し合う
↓2


シン「(部下からの報告で、日野茜は現在、スポーツに勤しんでいるという)」

シン「(このままここで悠長に話していれば……)」

シン「(奴を見失い、今日は接触が出来なくなるやもしれんが…)」

シン「(……仕方ない、まずは会議だ)」

シン「とにかく、今回は貴様の身体能力を伺おう」

シン「スポーツ……特に球技やラグビー等の知識と…」

シン「あとは、今日と今後の予定の確認を行う」

未央「そうだね……自慢じゃないけど、結構運動神経は良い方だと思うよ?」

未央「ラグビーか……ルールは良く知らないなぁ…」

藍子「ええと……私は、スポーツは余り得意じゃないですけど…」

藍子「ラグビーのルール位なら、少しは分かりますよ?」

シン「うむ。そうだな……」

藍子「何かあったんですか?」



●安価
日野茜の行動
コンマ奇数:まだスポーツ中
コンマ偶数:居場所ロスト
↓1

●安価
シンの発言内容
1.会話で盛り上げられるよう、知識を蓄える
2.運動で盛り上げられるよう、実践してみる
3.その他(内容自由)
↓2

ほい


シン「貴様らに、少し会わせたい人物がいてな…」

未央「?」

シン「そ奴とコミュニケーションを取り、会話が弾むように……」

シン「今少しだけ、スポーツ体系の知識を付けておくか」

未央「ははーん…?」

シン「な、何だ?」

未央「……ふっふっふ、勧誘の協力なら、素直に言えばいいのに…」

シン「な、なに…!」

藍子「分かりました、じゃあ……今有名なチームとか国内の情報を調べますか?」

藍子「会話では私がリードしますので、お二人は寧ろ何も知らない方が、相手も自然体で関われると思うんです」

シン「ん……では、そういう方針で行くか」




======
(同時刻 体育館)



友人「茜ー?」

茜「はい、何でしょう!」

友人「そろそろどこか別の場所で休憩しない? お腹も空いてきたし」

茜「! そうですね、確かに!」

茜「では、クールダウンして、ファミレスか喫茶店か、何処かでのんびりしますか!」


・・・・・
・・・


・・・
・・・・・
======
(1時間後 体育館)


シン「……!」

藍子「都内のスポーツセンターですか……、ここに彼女が?」

未央「…でも、女の子なんて居ないよ?」

シン「(し、しまった……!)」

シン「(悠長に話し過ぎた…! 日野茜は既に何処かに移動した後だったか…!!)」

シン「……」

藍子「…シンさん?」

未央「ねえ、目的が無いなら、ここに留まっても意味は無いんじゃないの?」

シン「ぐっ……そ、そのようだな…ッ」

未央「でも、私達もちょっと遊んでく? 折角来たし…」

藍子「そうですね、じゃあ受付に申し込んできますね♪」

シン「(く、クソがっ……)」

シン「(何故だ! 何故接触すら出来んのだ…!!)」

シン「……ッ!!」



●安価
好感度-(-20)
↓1


●安価
シンの行動(重要)
1.とりあえず遊ぶ
2.日を改め、作戦を練る
3.その他(内容自由)
↓2

まだ大丈夫でしょ…今回はマイナスがいくつになろうと強制失敗ルートないし
このまま藍子と未央連れて歩けば補正がきっと…あるよね?

ユダ「俺の2回目はフミフミーがいてくれたから助かったしまだ判らんぞ?」
サウザー「例え明らかな失敗だと解っていても我等は引かぬ!媚びぬ!省みぬ!」
レイ「(もしも次に出番があったら桃華を最初から連れて行こう…)」


好感度 -85→-126/300



シン「……」

シン「(もうヤケだ…)」

シン「よし、今日はもう止めだッ!」

シン「何をやろうか! バスケかッ!?」

藍子「じゃあ気軽に、バドミントンでもやりましょうか♪」

未央「おっけー! じゃあネットとポール持ってこよう!」

シン「気軽だと!? 甘いぞ藍子よッ!」

藍子「え?」

シン「貴様らの鈍った体を酷使させてやる! 明日は筋肉痛でベッドから起き上がれないと思え!!」

藍子「お、お手柔らかに……お願いしますね?」

シン「ハハハハハ! 鮮烈流麗、南斗孤鷲拳のモーションを披露してやろう!!」

未央「お、いいね♪ 負けないぞー?」




=======
(同時刻 ファミレス)


友人「でさ、最近ウチの姉が南斗DE5MENっていうグループにハマっててね?」

茜「ああ! あのロン毛でスポーティな人達ですね!」モグモグ

友人「私は微妙かなー。そこはかとない昭和臭がするし…」

茜「ほうほう! しかしこの前のバラエティでは随分体を張っていましたね!」モグモグ

茜「ああいう熱血パワーの全力姿勢は、見てて清々しいですよ!」モグモグ

友人「まあ……アイドルというか、芸人に近いよね」

友人「…そうだ、この後どうしようか?」


●安価
1.ではレギュラーバーグディッシュを注文します!
2.やはりチーズバーグディッシュでしょう!
3.変わり種のパインバーグディッシュも良いですね!
4.私はおろしそバーグディッシュにします!
5.今日はポテサラバケットディッシュを頼みます!
6.カリーバーグディッシュも捨て難いですね!
7.フォンデュ風チーズバーグディッシュが一番ですッ!
8.むむむ、今日はエッグバーグディッシュの気分です!
9.そうですね、では腹ごなしにまた運動しましょうか!
10.メリー・メリーゴーランド一択ですッ! 糖分補給っ!
↓2


茜「そうですね、では腹ごなしにまた運動しましょうか!」

友人「うん、いいよ」

友人「でも、もう少しお腹が休まるまでここに居ようか」

茜「ならば、その間に私はライスをおかわりしますッ!!」

茜「炭水化物は力の源ですからね! やっぱりご飯が一番ですッ!」モグモグ

友人「まだ食べるんだ………」

茜「おかわりっ!」


・・・・・
・・・


======
(2時間後 体育館)


シン「立て! 貴様らそれでも南斗の猛者かッ!?」

未央「ふへぇー……」グデー

藍子「も、もう動けないです……き、休憩を…」

シン「生ぬるいッ!」ダンッ!

シン「アイドル足るもの体が資本!! この俺がプロデュースする者ならば…ッ!」

シン「執念が足りん!! あくなきトップへの欲望を掻き立て奮起しろ!!」

シン「屈強な精神が虚弱な肉体を凌駕するまで、今日は続けるぞ!!」

未央「す、スパルタだ…」

藍子「ふぇ……」

シン「スパルタだと!? これだから平成生まれは……!!」

シン「些細なことでやれ警察だやれ暴力だと、すぐに他者に縋り喚き立てる…ッ!」

シン「暴力こそ正義だッ!! 時代は変わるのだ!!」

未央「(な、何言ってるのこの人……)」





友人「ねえ茜……あの人って…」

茜「はい! なんでしょう?」

友人「さっき言ってた、南斗のアイドルじゃない?」

茜「ああ! あの横たわってる二人ですか?」

友人「その二人もそうだけど…」

友人「どうする? サインか写真でも頼もうか?」



●安価
茜の発言
↓2

も、燃えてきました…ボンバー!!


茜「一緒に運動しましょう!」

友人「!?」

友人「マジぃ? プライベートだよ?」

茜「しかしあの様子だと、女の子2人は動けそうにありません!」

茜「芸能人だとかアイドルだとか、素性は気にせず、あくまで好意です!」

茜「スポーツに尊び、心身を鍛え、健康のために親睦を深めようではないですか!」

友人「……まあ、いいか」

友人「(あとでサインお願いしよう)」

茜「スミマセーン!」タタタタ




シン「……!!」

シン「(天啓だ!! あれは日野茜張本人!!)

シン「(しかも向こうから接触を図ってくるとは、手間が省けた!!)」

シン「(よし、ここは平静を装うか)」

シン「なんだ、貴様は……」

茜「良ければ、私と試合しませんか!」

シン「試合?」

茜「貴方、なかなか体力がありそうですね! 見た所、その二人も限界のようですし…」

茜「どうですか!」

シン「………良かろう、やってやる…」

シン「俺は強いぞ……何秒持つかな…?」



●安価
インドアスポーツ
↓1


======
(10分後)


茜「では、1対2ですが、よろしくお願いします!!」

友人「お願いしまーす!」

シン「フフフ……!」

シン「では、サーブは俺から行くぞ!!」スッ

シン「ハアァっ!」ドゴッ!


スパァン!

ダンッ!


茜「!!」

友人「」

藍子「(ぼ、ボールが見えない…!)」

未央「ちょ、ちょっと! 少し手加減してあげなよ!」

シン「!」

シン「(……そうか…)」

シン「(試合にならなければ、それもそれで相手も面白くないだろうが…)」

シン「(生半可な馴れ合いも、俺の性に合わん)」

茜「す、凄いサーブですね!! 燃えてきましたよッ!!!」ゴオオッ!

友人「(こ、殺される…!)」ビクビク




●安価
好感度
(奇数+、偶数-)
↓1

●安価(重要)
1.全力で叩きのめし、派手に強さを見せつける
2.空気を読み協調し、なごやかな雰囲気で遊ぶ
↓2


好感度 -126→-210/300



シン「…手を抜くのは、俺の性に合わん!」

シン「俺はこのまま全力でやるぞ! 嫌なら抜けて貰おうッ!」

友人「あ、茜、ヤバイよあの人…!」

友人「…多分、女の子と遊んだ事がない人だよ…!!」ヒソヒソ

茜「……」

茜「望むところですッ!」ゴオオオッ!

友人「!?」

茜「何事も全力熱血で臨む姿勢、素晴らしいですッ!

茜「いくぞーっ! ファイトーっ!!」バシバシ

友人「…」

シン「フフフ…! いい度胸だ!!」

シン「我が南斗聖拳の真髄を、その身に焼き付けてやろう!!」

シン「泣いても俺は責任は取らんからな!!」

茜「ハイッ! さあ来て下さいッ!」

未央「(すごい気合…)」

藍子「(元気ですねぇー)」

シン「イヤァーッ!」ズゴオッ!

茜「はあーっ!」ボムッ



●安価
好感度+(×3)
↓1

好感度 -210→-201/300


・・・
・・・・・
======
(1時間後 体育館 卓球場)


友人「アイドルって大変じゃない? 色々噂とか……」

未央「揉め事も多いし、結構尖ってる事務所だけど、非日常って感じがして楽しいよ!」

藍子「ウチの事務所は、本当に個性豊かな方が多いですからね」

友人「あ、そうだ! 二人にもサインと……あと写真お願いしていいかな?」

未央「!!」

未央「良いよっ! え、えへへ……♪」

藍子「確かに色々な噂で角が立つこともありますけど、やっぱり周りから応援されるって、嬉しいですよね♪」

未央「そ、そうだね! いやあ、これからも頑張らないとねぇ!」

友人「案外近くにアイドルって居るもんだなあ……というか、あの人もそうなんでしょ?」



シン「でやあああああっ!!!」スパン!!

茜「熱血スマーッシュ!!」パコン!



未央「あの人は……まあアイドルというか、なんというか……」

未央「超人みたいな…。結構ゴロゴロ居るよ、近くに」

友人「ご、ゴロゴロいるの!?」

藍子「ああ見えて、一途で不器用な所が素敵なんですよ、シンさんは…♪」

未央「というか……」



シン「つあああッ!!」バカッ!

茜「トラーーーイッ!」パコン!



未央「彼女も、凄い体力だよね」

藍子「常人とかけ離れてますね…」

友人「……そうだね、ご飯いっぱい食べてるし」




●安価
好感度+(×2)
↓1

・・・・・
・・・

ここにきてやっと…でもまだマイナスか
この「友人」がどれだけ茜を持ち上げてくれるかだな


好感度 -201→-39/300


・・・
・・・・・
======
(翌朝 茜の自宅)


茜「はあー! 昨日は楽しかったです!」

茜「起き上がる瞬間に感じる気だるい筋肉痛が、むしろ心地良いですね!」

茜「ボロ負けしましたが、昨今にない硬派で全力な方でした…!」

茜「またいつか彼と試合したいものですが…」

茜「……ふむ」

茜「さて、今日は休日ですし、体をゆっくり休めるのも良いですが…!」

茜「……!」

茜「そうだ、今日の予定はアレでした! 忘れてました!」



●安価
茜の予定
1.学校の宿題が山積みでした! 消化しましょう!
2.体を酷使する予定でした! ジムに向かいましょう!
3.とりあえずお腹が空きました! ご飯にしましょう!
4.シンさんと約束がありました! 準備しましょう!
5.朝の日課がありました! 走りに行きましょう!
6.観たいテレビがありました! 電源を付けましょう!
7.勘違いでした! もうひと眠りしましょう!
8.親孝行するつもりでした! 用件を伺いましょう!
9.友人と遊ぶ予定でした! 早速向かいましょう!
10.ラグビー観戦でした! 会場に足を運びましょう!
↓2

忘れてた。画像


高森藍子
http://i.imgur.com/L2sZcH9.jpg
本田未央
http://i.imgur.com/T0FnbQI.jpg


茜「シンさんと約束がありました!」

茜「あの後、3人と連絡先を交換したのですが、早速お誘いが!」

茜「ふふふ、昨日の続きなら臨むところですが、一体何用でしょう?」

茜「とりあえず動きやすい格好にこした事はないですね! 準備しましょう!」




=======
(同時刻 KINGの居城)


シン「さて……無事に連絡があって、一安心と言ったところだ」

シン「今日で勧誘を持ち掛けるが、その前に、もうワンクッション置いておきたい」

シン「まだ勧誘の資金もさほど使っていないが、ユダのようにドジを踏むのも勘弁だな」

シン「如何せん、最初で躓いたせいか、些か距離が遠い気もするな」

シン「………」

シン「女と言うのは厄介だ……この俺が、表情を伺い、媚び諂うなど…」

シン「くそっ! 何故勧誘相手に、誰もケンシロウを挙げなかったのだッ……!!」

シン「ケンシロウ……! 次は必ずお前の眼と鼻の先で活動してやるぞッ!!」



●安価
行き先・行動
↓1

シンたち3人と7610のジムに行く

>>486
3人?

ああ昨日のか。了解。
たまには良いんだけども、毎度毎度他のアイドルに出張られて、
北斗キャラが勧誘する意味が薄まってもあれだから、とりあえず安価します。
とりあえず今回はこんな感じで。


●安価
高森藍子と本田未央の予定の有無
コンマ00~39:予定あり。非参加
コンマ40~99:予定なし。参加
↓1

ということで、2人は非参加でいきます。
行動を共にしませんが、多少の顔見せ程度なら全然OKです。


シン「……出来れば昨日のように、藍子と未央にも関わりを持って欲しかった所だが…」

シン「奴らは今日はレッスンの予定があったか。仕方ない……」

シン「……」

シン「……ふん、何を弱気になっているのだ…!」

シン「奴らの助勢が無くとも、女一人など俺単独で、堕として見せようではないかッ!」

シン「さて……本日は日野茜を我がプロダクションの豪勢なジムに招き…」

シン「その圧倒的威光で興味を引く予定だ」

シン「このプロダクション内での行動という点が一つの不安要素だが…」

シン「恐れる事はない! 無事に今日、奴を南斗一派に引き入れて見せよう!」

シン「フフフフフ…!」




======
(同時刻 街中)


茜「ん~……」

茜「あちらのプロダクションに招かれたのに、手ぶらで向かっても失礼でしょうかね?」

茜「むむむ……何か手土産でもこさえるべきでしょうか?」


●安価
1.やはり気掛かりだ! 何か買おう!(品指定)
2.逆に気を遣わせても失礼だ! 買わない!
↓1



・・・
・・・・・
======
(1時間後 7610プロダクション)


シン「……来たか」

シン「(時間ピッタリだな、几帳面か?)」

茜「こんにちはっ! 今日はよろしくお願いします!」

シン「ああ。まあしかし……本当に良いのだな? 昨日体を酷使したばかりで…」

茜「構いません! 気合があれば何でも出来ますっ!」

茜「あ、あとコレ、ほんの気持ちですが、どうぞっ!」スッ

シン「(菓子折りか? ……コイツ、こんな殊勝な性格だったか?)」

シン「(まあ良い。礼儀正しいのは褒めてやろう…)」

シン「良かろう、では早速案内してやるぞ」

茜「はいっ! よろしくお願いします!」



●安価
好感度+
(奇数+、偶数+(÷2)
↓1

好感度 -39→-38/300


======
(プロダクション 通路)


茜「へええ……!」

茜「(想像以上の広さですね!)」

茜「(ただ、3メートル間隔で飾ってある社長の写真は一体…!)」

シン「この写真は気にするな。今度、雑用係りに撤去させよう」

シン「我がプロダクションでは、リラクゼーション施設を一般開放し運営している」

シン「割と有名人も顔を見せる程の、画期的で絢爛な設備が充実しているが…」

シン「今回は特別に、VIPでしか立ち入ることを許されん特設ジムに招待してやろう」

茜「ほ、本当ですか!」

茜「VIP……というと、有名なチームやプロの選手の御用達だったりするんですかね!?」

シン「まあ、そういう団体からも受け付けがあるのは確かだな」

茜「さ…流石は一流のプロダクションですね!!」

シン「フフフ……そうであろう?」

シン「金と力があれば何でも手に入るご時世だ。我がプロダクションに所属すれば…」

シン「貴様にもその甘い汁を吸う事が出来るぞ?」ニヤニヤ

茜「そ、そうですね! 考えておきましょうっ!」

シン「(…案外、欲望に忠実な一面もあるんだな…)」

シン「さて、ついたぞ!」

シン「ここがVIP会員限定の施設だ!」



●安価
そこにいた人物
↓1

未央たち2人レッスン中だけど顔見せぐらいなら2人ともOK

>>502
全然OKです。
ただ、「毎度毎度誰かを引き連れて勧誘に向かい、活動を行う!」「その勧誘活動に、終始付き合わせる!」
というのは、これから判定にかけ、「ほんの少しだけ」規制をかけたいと思います。


大和亜季
http://i.imgur.com/kZaLDSR.jpg


======
(特設ジム)


茜「こんにちはっ!」

シン「!」

亜季「おや? シン殿ではないですか、ここに来るのは珍しいでありますね!」

シン「うん? 亜季か……お前がこんな所で何をしている?」

亜季「そう問われても、目的は一つしかありませんが…」

シン「まあ……そうだな。そうか、お前もこの部屋を使えたのか…」

亜季「はい! 社長殿に頼んでも断られるだろうとシュウ殿が仰ったので、彼の招待と云う事で使わさて頂いている次第であります!」

シン「……まあ良い」

亜季「そちらの御仁は?」

シン「コイツは………………新入社員だ」

茜「日野茜です! 大和さん、以前テレビでお見かけした事がありますっ!!!」

茜「今日は一般外来として、私もこの部屋を使わせて貰うので、よろしくお願いしますッ!」ペコリ

亜季「ふふ、元気溌剌な気持ちの良い子ですなあ!」

シン「とりあえず、今日は俺も付き合うか……」

茜「筋肉が限界の悲鳴を挙げるまで、今日はトコトンやりますよーっ!!!」

茜「まずは、更衣室で着替えてきます!」ダッ

シン「ああ。では…」

シン「俺も…」ヌギッ

茜「ッ!?」

亜季「し、シン殿ッ!! ココでいきなり上半身裸になるのは止めて下さいっ!」バッ

シン「え? 何で?」



●安価
好感度+
(奇数+、偶数+(÷2)
↓1

好感度 -38→49/300


======
(20分後)


茜「ぼ、ボンバーーーっ!」ガシャン!

シン「うむ………」

亜季「ふっ!」ガシャン!

亜季「1日30時間という鍛練という矛盾ッッ!」グイッ

亜季「このジムでのハードトレーニングを乗り越えれば、枯れ枝のようだった細腕が魔法瓶底抜けの強腕に生まれ変わり…!」

亜季「我が家のドアよりも薄っぺらだった胸は、圧縮した生ゴムを閉じ込めた様に、高密度に発達を遂げ…!」グイッ

亜季「キリギリスの様に頼り無かった脚が、サラブレッドの脚力とカモシカの機動性を持ち! サイズときたら、大型トレーラーのマフラーさながらであるッ!」

亜季「これで君も、人智を越えた超人間となれるッ!!」ガシャン!

シン「……」

シン「…なんだ、それは…?」

亜季「我が社のトレーニング施設の紹介煽りであります! 私が宣伝に起用されているので、復唱をと…!」

亜季「トレーニング中は理想体のイメージが大切ですからね! 科学的な根拠もありますし!」

茜「な、なるほど……イメージですか! 参考になります!」

シン「かけ離れすぎた想像は逆効果だぞ?」

茜「私はですねえ…!」



●安価
茜の理想像
1.ボクシング選手のように、極限まで絞った筋肉が憧れです!
2.ラグビー選手のように、ガッシリと逞しい体つきが理想です!
3.女性らしく、柔軟な筋肉を、ほどよく適度に付けたいです!
4.フランケンシュタインの怪物のような、強靭な腕力が欲しいです!
5.ジャック・ハンマーのように、明日無き最強の肉体を目指します!
6.エドモンド本田のように、ダイヤの輝きを誇る肉体美を手に入れたいです!
7.大和亜季さんのように、スマートで綺麗な体を目指し頑張ります!
8.女の友情と筋肉のキャラのように、仕事と恋と筋肉の両立を望みます!
9.最後の筋肉! それは私自身が筋肉になることです! 
10.ミカサ・アッカーマンのように、100%体の支配が効くような筋肉です!
↓1

今日はここまで。いつになるか分からんが、また次回
次回は茜編ラストから行きます。

今日もゆっくり書いていきます


茜「私は…!!」

茜「大和亜季さんのように、スマートで綺麗な体を目指し頑張ります!」

亜季「おや…!」

亜季「嬉しい事を言って下さいますな……照れるのであります…!」

シン「お前は以前よりフリーでも活動をしていたしな…」

シン「地道な活動で、ファンも多いのだろう」

茜「いえ、初めてお見受けしました!」

シン「……」

茜「しかしそれだけでも、体と、そして真っ直ぐな性格に惹かれました!!」

茜「今日は本当にお会いする事が出来て良かったです!」

亜季「ふふっ……私も、貴方のような純粋な子と知り合えて吉日です!」

亜季「良ければ、今後も色々とお付き合いしたいでありますな!」

茜「はいっ! では、今日は兎に角一緒に、極限まで鍛えあいましょう!」

亜季「ほほう、肉体言語という奴ですな!」

亜季「望むところです! いざ尋常に……!」グイッ!

茜「ボンバーーっ!」ガシャン!

シン「……」

シン「(さて、俺は疲れたし上がるか)」スッ

シン「(ガキの馴れ合いは青臭くて敵わんな)」



●安価
親愛度+
(奇数+(+50)、偶数+)

↓1で


好感度 49→152/300


・・・
・・・・・
======
(5時間後 食堂)


茜「おかわりっ!」スッ

シン「白米はおかわり自由だ」

シン「気が済むまで堪能するが良い」

茜「至れり尽くせりですね!」モグモグ

茜「トレーニングの後にエステルームまで使わせて頂けるなんて…!!」

シン「全ては我が軍の財力で賄える贅沢だ。力さえ有れば、全てが手に入るのだ!」

茜「素晴らしい! 金! 力! ご飯!」モグモグ

茜「清濁併せのむ心の広さ! 酒池肉林!」

茜「7610プロダクションが無名から一挙加勢に名前を挙げた理由を、今日垣間見た気がしますッ!!」モグモグ

シン「そうであろう……芸能界の頂点に席巻する破竹の勢いで」

シン「我らは爆発的に勢力を拡大しているのだが……」

シン「……しかし、不安定な要素もある」

茜「ほほう、それは何でしょう?」モグモグ


シン「それは……活力だ」

シン「我がプロダクションの方針や企画は……誰かのせいで多少無茶な面もあり、進んで快く引き受ける人材は実際…」

シン「今の所……2、3人程度しか思い当たらんな」

シン「足りないのは、お前のように溢れ出る情熱で、ひたむきながら、猪突猛進するチャレンジ精神を持つ者だ」

茜「……?」モグモグ

茜「…」ゴクン

シン「世間一般の小綺麗な姿で民衆を惹くのではなく、余りある熱意と漲る力で、人々を奮わせるような要素が…」

シン「些か、このプロダクションのアイドルには、正直欠けている」

茜「ふむふむ……!」モグモグ

シン「どうだ?」

シン「俺は、お前の様な全力で無我夢中に取り組む姿勢を持つ人間に興味を持った」

シン「このプロダクションと関わりを持ったのも、何かの縁と思わんか?」

茜「ほうほう…!」

茜「つまり、私の事ですね!」

シン「話が早いな」

シン「これを機に、我がプロダクションで活動をしてみる気は無いか?」

シン「貴様の元気と余りあるパワー……、この俺が使い道を示してやろう!」




●安価
※(親愛度と好感度の差別化のため、好感度の補正割合を変更しました)
※(MAXの場合は数値100で固定します)

【日野茜の契約】
基準値33+シンの執念20+好感度30(152÷5)-聖帝補正30-接触不良30
=23

コンマ00~22:勧誘成功
コンマ23~99:勧誘失敗
↓2


茜「ふむふむ……!!」モグモグ

シン「…思うところはあるか?」

茜「…っ」ゴクン

シン「……」

茜「よろしくお願いします! 即断即決です!」

シン「!!」

シン「ま……マジで?」ドキドキ

茜「以前より私は、南斗の方々の、昨今の芸能界に無い全力投球で命を燃やす姿勢、闘魂に!!」

茜「興味を持っていたところです!」

茜「私も学生ですが、これからの人生に選択肢の幅を広げ自分を磨くためにも…!」

茜「貴方達の近くで学び吸収する事は、多いと思うのです!!!」

シン「ふふふ……そ、そうだろう、そうだろう!」

シン「…!」ドキドキ

茜「私も、アイドルは好きです! 歌と踊りで人々を魅了する側面もあり…!」

茜「多方面のメディアで活躍する個性や技量など、人間としても尊敬している職業です!」

茜「まだ未熟で拙く、何も知らなく迷惑を掛けるかもしれませんが…!!」

茜「私でよければ、どうぞ宜しくお願いしますッ!!!」ペコリ

シン「は、ははは!!」

シン「迷惑など気にするな! お前の思うがままに、我らや社会と接すれば良いのだ!」

シン「力さえ有れば、道は自然と切り開ける世界だ!」

シン「お前には、色々と期待しているぞ!」

茜「はい! では、全力熱血で頑張ります!!」


・・・・・
・・・


・・・
・・・・・
======
(後日 7610プロダクション 会議室)


サウザー「……」

シン「フフフフフ…!」

サウザー「お前……世の中舐めてない?」

シン「な、何がだ?」

サウザー「何もかも、運で渡って行ける世界だと思うなよ?」

シン「フン……天が俺を認めている証拠だろう?」

サウザー「そういう事されると、作者が失敗を決め付けて余裕綽綽で書いてた失敗パターンのプロットがさあ……無駄になるんだぞ?」

シン「俺の知った所では無いな」

シン「だが良かったであろう? これでパッション勢も増え、そろそろユニットを組める人数になってきたのではないか」

シン「お前には到底出来ない芸当であろうな」

シン「正直言うと…」

シン「お前、勧誘に向いてないんじゃないか?」

サウザー「ふぐぅっ!!?」ブシャア!

シン「お前の突飛な行動に振り回されるアイドルの身にもなってみろ。人の気持ちとか考えた事無いだろ?」

シン「まあ……ガキには他者の心中を察しろという芸当は、些か無理な話か…」ニヤニヤ

サウザー「……」プルプル

レイ「……」

レイ「(おい……ユリアの心を見抜けなかった凡愚が何か偉そうに言ってるぞ…)」ヒソヒソ

シュウ「(完全に天狗になっているな…)」ヒソヒソ

ユダ「(言わせておけばいい。どうせまた警察の厄介になるのだから…)」ヒソヒソ

そーいえばスカウト安価1作目で卯月・未央・アリスも安価可になってたけど
既にアイドルの卯月・未央が安価になった場合、他の娘とは何か違うの?


サウザー「兎も角だ…」

サウザー「日野茜は近々、女子寮に移り住むことになる」

シュウ「そう言えば、友紀もそうだったな」

レイ「他には誰か、入寮希望は無いのか?」

サウザー「今の所は許可できる者がおらんな」

ユダ「……」

サウザー「しかしこれまた、単細胞そうな娘だな。何をやらせようとも首を縦に振りそうだ」

サウザー「従順というよりは……実に扱いやすい奴隷だ!」

サウザー「フフフ……この奴隷は使えるぞ…!!」

シン「体力だけは、他の女達より抜きん出ている。その方面を活かして活動させれば良い」

サウザー「じゃあ手始めに、奈緒と加蓮を大食い路線に復帰させて、そこに奴を加入させるか」

シュウ「……」

シン「まあ……良いんじゃないか?」

シュウ「(か、活動予算が……)」

サウザー「さて……」

サウザー「では、次は俺が行こう」ズイッ

ユダ「!?」

レイ「お前が!?」

シュウ「勝手に決めるな! あの失態を犯して、なんだその不遜な態度は!!」

サウザー「フハハハ! 退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!」

サウザー「帝王に逃走は無いのだ! あるのは制圧前進のみッ!」

シン「喉元過ぎれば熱さを忘れる……という事か」

レイ「馬鹿なだけだ。馬鹿なんだ、奴は」



●安価
プロデューサー
↓2


>>538
その三人以外でも、基本的には誰でも可です。

・所属アイドル→芸能活動、日常風景を展開
(ただし、若干短めに収めます。また、そういう事やサークル活動など、別作でも書く可能性もあります)
・未所属アイドル→勧誘活動を展開する
(同じアイドル連続でも構いませんが、全く同じペアが連続だと厳しいです)


レイ「お前の勧誘はもう終わりだ」

レイ「成功も見込めんしな。今回は俺が変わろう」

サウザー「はあんッ!?」

サウザー「お前っ……お前が!?」

レイ「な、何か不満か?」

サウザー「いや、取り敢えずお前のスカした面に嫌悪感を抱いた次第です」

ユダ「もう昼ドラめいた展開は不要だからな」

シン「明るくファンキーな方向で行け」

シュウ「早急な課題として、まずはシスコンとロリコンのレッテルを払拭せねばな」

レイ「そ、そんなレッテル貼られてないだろっ!! いい加減にしろ!!」

レイ「兎も角、俺ならば何処でも勧誘は出来るだろう」

シュウ「あ、安易な観測的希望はよせ。そういう時に限って変なマッチングを組まれたりするんだ…!」

サウザー「はあ~……ヤル気失せた。失せましたー」

サウザー「お前のクソ真面目な勧誘とか、ぶっちゃけ興味ないでーす。ナッシングでーす」

サウザー「(取り敢えず、博士の開発した高感度盗聴器と偵察カメラを借りて来るか…)」

シュウ「お前、良からぬ事を考えてるだろ?」

サウザー「ふん……馬鹿も休み休み言え」



●安価
アイドル
↓3


レイ「では無難に、以前に関わりがあったアナスタシアに声を掛けようか」

シュウ「……良いのか? また346の所属だぞ?」

レイ「問題は無い。俺は向こうには顔が利く方だ」

ユダ「そうだな……とりあえずサウザーやシンよりは安牌だろう」

サウザー「え?」

シン「は?」

ユダ「少しは自覚を持て貴様ら……」

レイ「安部菜々同様、多少のアドバンテージはある筈だ」

シン「しかし、貴様は前回のイベント公演には未出演だったな?」

シン「幾らお前とて、連続の346内での勧誘は、多少の不安は拭い切れんが……」

レイ「……」

レイ「久し振りに俺の名前が挙がったんだ……好きにさせろ……」

シュウ「…」

サウザー「…」

ユダ「…」

シン「す、スマン……」


・・・・・
・・・


アナスタシア
http://i.imgur.com/i003HTt.jpg


●安価

~~346プロ内勧誘でお馴染~~

【アナスタシアの親愛度】
・安価で随時加減
・最大値300、最低値-300
・最大値到達でEXコミュイベント確定(ボーナス判定あり)
・最低値到達で、トラブル発生(勧誘失敗)
・規定値に到達しなくとも、最後の判定まで進みます

初期値決定(コンマ+30)
(奇数+、偶数-)
↓2


親愛度117/300


・・・
・・・・・
=======
【後日 346プロダクション 事務室】



ケンシロウ「レイ、一つ聞きたい事がある」

レイ「何だ?」

ケンシロウ「最近、事務員からピッチなる物を預けられたんだが…」

レイ「ああ、携帯か? ……まあ、お前は時々行方不明になるから居所は掴んでおきたいしな」

レイ「しかし、お前はそういった電子機器には疎そうだな。上手く扱えるのか?」

ケンシロウ「…想像通りだ。まずボタンが押せんのだ」

ケンシロウ「スマホ……なら向いているとアイドルに言われたが、どうも興味が湧かん」

レイ「ああ……そう」

レイ「だが営業やコミュニケーションにも支障は出るだろう?」

ケンシロウ「……どうすれば良いのだ…」

レイ「(俺も今度サウザーから色々聞いておくか…)」

レイ「……」

レイ「(……さて、奴の担当にすんなり落ち着けたのは僥倖だ)」

レイ「(サウザーの場合は、アシスタントに少し渋られたと聞いていたが……まあ想像に難くないな)」

レイ「(前回のイベントでの関わりもあり、今回は楽観しても良いだろうが……)」

レイ「(それでも、最初は肝心だな)」



●安価(重要)
営業活動
1.バラエティ番組出演
2.写真撮影
3.ドキュメンタリー撮影
4.CD発売記念握手会
5.その他(内容自由)
↓3


・・・
・・・・・
======
(会議室)


レイ「アナスタシア、今度お前に写真撮影の依頼があったんだが…」

アーニャ「!」

アーニャ「クゥパーリニク…、水着…ですか?」

レイ「み……水着?」

アーニャ「はい」

アーニャ「最近、346プロダクションによく依頼が舞い込みます」

アーニャ「逞しい男性が多いので、よくプロデューサー達にオファーがありますね」

レイ「(マジかよ…)」

アーニャ「今回は、どういった内容……ですか?」

レイ「あー、んー……今回は至って普通の……」



●安価
1.グラビア撮影だ
2.ファッション服だ
3.コスプレ写真だ
4.その他(内容自由)
↓2


・・・
・・・・・
======
(翌日 撮影スタジオ)



レイ「……うん」

レイ「(我ながら無難なチョイスだったが……かなり良いな)」

カメラマン「良いねー、じゃあ少し角度変えてみて」パシャ

アーニャ「ダー、こうですか?」

カメラマン「うん! いいよ、流石は346プロダクションのアイドルだね」

カメラマン「彼女の涼しげなイメージは、カジュアルな夏服に実に合ってるよ」パシャ

レイ「憂いを帯びた瞳に、どことなく儚げで不思議なオーラを纏う異国の少女…」

レイ「被写体としては、やはり日本人より海外のモデルの方が映えるな」

アーニャ「そ、そうですか? 写真撮影は初めてなもので……」

レイ「ん? そうとは思えない程に、見事にサマになってるぞ」

カメラマン「そうですね、販売戦略としては親近感と現実味がある日本人の方が良いという意見もありますが…」

カメラマン「彼女を表紙に添えれば、かなりのインパクトが出ますよ」

レイ「確かに。購買意欲が掻き立てられるな」

カメラマン「私なら2部買いますね…!」

レイ「俺なら90部は買うぞ」

アーニャ「ふふっ……お世辞でも、嬉しいです…」

アーニャ「バリショーェ・スパシーバ……ありがとうございます…!」

レイ「……」



●安価
親愛度+
(奇数+、偶数は「+10」)
↓1

●安価
レイの行動・発言
1.自分も映ろうと隣に乱入
2.自分もカメラをこさえて撮る
3.おもむろに脱衣する
4.妹に想いを馳せる
5.その他(内容自由)
↓2


親愛度 117→118/300



パシャ


カメラマン「ん?」

アーニャ「プロデューサー?」

レイ「いや、想像以上にサマになっていたのでな…」

レイ「少し見惚れて、思わず手が動いてしまった。済まない」

カメラマン「いや、構いませんよ。粗方撮り終えましたし」

アーニャ「ダショダーニャ…、折角なので、プロデューサーのために…」

アーニャ「宣伝や雑誌の意向に沿わず、不向きかもしれませんが…」

アーニャ「もっと、色々なポーズ、取ってみましょうか?」クイッ

カメラマン「お、大胆でいいね!」

レイ「…じゃあ、膝を曲げて上げ、両手を鳥のように広げてみろ」

アーニャ「ダー、こ、こうですか?」スッ

レイ「おお、良いじゃないか!そのまま背を屈め、敵を威嚇するように…!」パシャ!

レイ「うん、なかなか良いな。意外に体幹もしっかりしているようだ…」

レイ「(今度拳法でも習わせようか…)」

アーニャ「気に入って貰えたなら、何よりです…」

アーニャ「(…でも、何の、姿勢でしょうか……?)」



●安価
親愛度
(奇数+(+20)、偶数-)
↓1

親愛度 118→76/300


・・・
・・・・・
======
(後日 事務室)


レイ「千川さんから、彼女のプロフィールを拝借したが……」

レイ「趣味はホームパーティ、天体観測か…」

レイ「ロシアから移住してきたのか。ロシアと言えば……質素な料理やポーカーだな」

レイ「ふむ……」


ガチャ


アーニャ「……」

レイ「ん? おお」

レイ「アナスタシア、おは」

アーニャ「ダー…闇に、飲まれよ」

レイ「……」

レイ「……何?」

アーニャ「お疲れ様です、という意味、です」

アーニャ「私がここに来て、初めて覚えた、業界用語です」

レイ「へ、へえ……そうなんだ…」

アーニャ「よろしければ、今度、少しだけ、教えてあげますよ?」

レイ「……いや、遠慮しておく」




●安価(かなり重要)
コミュニケーション
1.ホームパーティを開く
2.天体観測に誘う
3.ロシア料理を紹介して貰う
4.ポーカー大会開催
5.妹に想いを馳せる
6.熊本弁教室開講
7.その他(内容自由)
↓3

今日はここまで。いつになるかわからんがまた次回

シュウ様もシュウ様でシバの事もあるから苦労は絶えなさそう
亜紀と友紀が誘惑した日にゃいろんな意味で爆発しちゃうわ

今日もゆっくり書いていきます


レイ「ところで、アナスタシアよ……」

アーニャ「どうしましたか?」

レイ「お前とは何かと縁がある。まだ交換研修の期間も長い……」

レイ「色々と交流を深めようと思ったのだ。人脈を広げ深めておくのに越した事は無い」

アーニャ「そう、ですね……私も…少し、貴方に興味があります」

レイ「良ければ、お前の好きな星に関して、少し伺いたくてな」

レイ「幸い、星であれば、俺も人並みに知識はある」

レイ「だが……、同じ趣味の者は近くに居なくてな。今度良ければ天体観測でもどうだ?」

アーニャ「!」

アーニャ「ナスタヤーシィ……、それは、本当ですか!」

アーニャ「是非、御一緒、させて下さいっ♪ プラネタリウムや、野外の観測で、眺めるのが、良いですが…」

アーニャ「……!」

アーニャ「では、休日に、一緒にお勉強……しましょうか。良い場所に、心当たりが、あります」

アーニャ「あれは……「やまト」…と、言いましたか?」

レイ「…!」

レイ「(良い場所……)」

レイ「(やま…と……?)」

レイ「(ロシアの俗語か……?)」

アーニャ「確か……あれは……」



●安価(超重要)
天体観測をする場所
↓2

人がいないようなので中断。レスがあれば21時頃に再開。なければおやすみ。

やまと+天体観測+勉強で検索かけてみたけど
「西大和学園中学校・高等学校の体験学習」か「生駒山」と「国立天文台」が出てきたけど…どれが正解か怖くて出せなかった
「やまト」が「なまこ」だったら生駒山だったんだろうけど…アーニャが先生になってくれるのかな?

再開します。飯(コンビニ弁当)食ってました。
以外に見てた人が多いのに驚き。

流石にイジワル問題過ぎたね。反省します。


アーニャ「……」

レイ「…?」

アーニャ「あ…ええと……」

レイ「……場所なら、俺が選んでおこう。そうだな……」

レイ「山中湖のキャンプ場であれば遮蔽物も無く、広々と空を見渡せるだろう」

アーニャ「……!」

アーニャ「………はい」

レイ「少し遠出になるかもしれんが、交通手段は手配しておこう」

レイ「では、週末はよろしくな」

アーニャ「はい、よろしく……お願いします」

アーニャ「……」


~~~~~~
アーニャ『いえ、ただ……カージェヌ……すごく、大きなピラミッドだなと……感心していました』

『多分このプロダクションに訪れた人ならば、誰しもが最初に思う筈です』

アーニャ『ここからであれば……綺麗な星が見えそうです』
~~~~~~



アーニャ「(短期トレードの時の……)」

アーニャ「(あの場所の名前が……思い出せません…)」

アーニャ「(あの時、あそこで会った……彼の事務所のアイドルの……彼女の名前を出せば、尋ねてくれると思いましたが……)」

アーニャ「(……いいえ、仕方のない事です)」

アーニャ「(私も、もう少し……コミュニケーションの努力をしましょう)」

レイ「そうだ。折角だ……この事務所から誰か、知り合いでも連れて行こうか?」

アーニャ「そうですね…?」

レイ「お前も、知った顔の仲間が居た方が落ち着くだろう」

レイ「それに、賑やかな方が良い。気楽に親睦を深めようか」



●安価
親愛度-(-30)
(奇数は「-40」、偶数-)
↓1

●安価
連れていく人物
↓2

菜々

分かりにくい文章を書いた俺が悪かった。


●再安価
346プロダクション内で、連れていく人物
↓1

亜季

●再再安価
346プロダクション内で、連れていく人物
(これで決まらなければ非参加)
↓1

親愛度 76→-14/300


・・・
・・・・・
======
(昼 山中湖キャンプ場)


レイ「……」

レイ「(か、彼女達……凄い荷物を背負ってきてるぞ……)」

アーニャ「…♪」

李衣菜「ふふふ…!」

アーニャ「何だか……ワクワクしますね♪」

李衣菜「都会の喧騒から離れて、気分転換もいいねー…!」

アーニャ「でも良いのですか? こんなに、豪華な器具まで、用意していただいて…」カチャ

レイ「無論だ。心配するな」

レイ「フィールドスコープに天体望遠鏡……私物だが、遠慮なく使ってくれ」

李衣菜「ふうん……何か、ものスゴくインスピレーションを掻き立てられそうだね」

レイ「お前達の都合も考え、遅くならないうちに帰ろうとは思うが…」

アーニャ「? 私は……泊る気概で、アウトドア一式……持ってきました」ガサガサ

レイ「……えっ!?」

アーニャ「タープ、ランタンにキーライト……」ガサガサ

アーニャ「クッカーセットとシングルバーナー、寝袋も……念の、ため…」ゴソゴゾ

レイ「(コ、コイツ……本格的に一泊する気だ…!!)」

レイ「(……案外積極的というか……何だ!? 極めた趣味か!?)」

李衣菜「私はね……」ゴソゴソ

レイ「……お前はケースから想像に難くないな。出さんで良いぞ」

李衣菜「え?」




●安価
レイの行動・発言
1.妹に強く想いを馳せる
2.荷物を降ろすのを手伝う
3.今日中に帰る事を諭す
4.ギターを叩き折る
5.その他(内容自由)
↓2


多田李衣菜
http://i.imgur.com/QtMEPvI.jpg

これ李衣菜じゃなくて愛梨だったらもっとカオスになってなかったか?


レイ「まあいい……お前達が望むなら、一泊するのも良いだろう」

アーニャ「あ、ありがとうございます…♪」

レイ「重そうだな。俺が代わりに持とうか?」

アーニャ「では……すみません、お言葉に甘えて」

李衣菜「じゃあ、早速テント張って、ご飯にしよっか?」

アーニャ「そうですね……シローキィ、良い場所を、少し探してきます」

李衣菜「ねえ、私は何したらいいかな?」

レイ「……山中湖は、結構魚が釣れるらしいな…」

レイ「俺とアナスタシアは、場所を見つけてテントを張る」

レイ「お前は……その間に魚を掴んで来い」

李衣菜「え、ウソ!?」

李衣菜「釣り具は? レンタルとか無いの?」

李衣菜「今日の私はもっぱら、キャンプファイヤーの前で陽気に弾き語るロックシンガーポジションなんだけど……」

レイ「……名前を売るチャンスだぞ」

李衣菜「! なるほどね…」

李衣菜「とりあえず、近く藤岡弘みたいな一団に色々と尋ねてみようかな?」

レイ「後で合流しようか。良いポイントでも見つけておいてくれ」

李衣菜「オッケー! そっちも頑張って!」


・・・・・
・・・



●安価
親愛度
(奇数+、偶数は「+10」)
↓1

親愛度 -14→35/300

・・・
・・・・・
======
(夕刻)


李衣菜「魚って、遠火で焼くもんだったんだね……知らなかったよ」

李衣菜「お陰で身が剥がれて、何も食べれなかった…。あーあ、お腹空いたー!」

アーニャ「夜は、常備した物がありますから、心配しないで下さい?」

レイ「……そろそろ、天体観測の準備に掛るか」

李衣菜「え? 先にご飯を食べるんじゃないの?」

レイ「お前、さっきスナック菓子を貪ってただろ?」

李衣菜「そ、それは……」

アーニャ「星を眺めながら、食べるのも、なかなか趣があっていいですよ?」

レイ「腹が膨れたら、すぐ眠りそうな奴だからな。星を眺めに来た意味がない」

李衣菜「そ、そんな子供じゃないし! 馬鹿にするなっ!」

レイ「……じゃあ、少し見晴らしのいいポイントに移動するか」

レイ「アナスタシアの調理器具も持っていくか」

アーニャ「はいっ! 楽しみです…♪」

李衣菜「ぶー……」

======
(夜)


李衣菜「意外に、目的が同じ人も多いね」

レイ「ああ。天候に恵まれて良かった」

レイ「今日は雲ひとつなく、星が鮮明に見えそうだ」カチャカチャ

アーニャ「クラスィーヴィ……黒い木々のシルエットに沈む夕日のコントラストが…とても、綺麗です…!」

李衣菜「……うん。ギターじゃなくて、カメラでも借りてくれば良かったかな?」

李衣菜「なんか絵葉書みたいな光景だね。うんうん……!」

レイ「ザックリした感想だな…。暗いから、足元に気を付けろよ」

レイ「よし。望遠鏡は設置出来た。あとは何かあるか?」

李衣菜「じゃあ、私が一番に…!」ガッ

李衣菜「わっ!!」ヨロッ

レイ「…」ガシッ

レイ「暗いから足元には気を付けろ」

李衣菜「へ、へへ……サンキューサンキュー…」

アーニャ「李衣菜、これを…」スッ

李衣菜「?」



●安価
差し出した物
1.LEDライト
2.星座早見盤
3.カップラーメン
4.その他(内容自由)
↓1


李衣菜「これは……懐中電灯?」ガシッ

アーニャ「ふふっ、もっとスゴイ、ですよ…?」

レイ「それで足元も良く見えるだろう。あと……上空に向けて付けてみろ」

李衣菜「上空…?」カチ


ピカーン!

李衣菜「!! うわッッ!!」

李衣菜「ら、ライトセーバーっ!?」

レイ「フラッシュライトだな。LEDのヘッドに交換した物だな?」

アーニャ「詳しいですね?」

レイ「言っただろう。趣味は天体観測だ。それに使うアウトドアの器具も色々知ってるぞ?」

レイ「(必死に勉強したがな……)」

李衣菜「うっわ! これすっご…!!」ブンブン

李衣菜「ねえねえ、コレってどこまで照らせるの?」グイッ

レイ「!!」バッ

レイ「ば、馬鹿っ!! 人の顔に向けるな!!」

李衣菜「あ、ソーリーソーリー」カチ

アーニャ「ふふっ……やはり、外で皆で、活動するのは、楽しいですね…♪」


●安価
親愛度
(奇数+、偶数-)
↓1

やるじゃない!(ニコォ

親愛度 35→128/300

======
(30分後)


李衣菜「…すっかり暗くなったね」

アーニャ「はい。星が綺麗です…」

李衣菜「ええと、星座早見盤だと……アレは……何かな?」

レイ「……」

レイ「……夏の大三角は見えるか?」

アーニャ「はい。アルタイル、デネブ、ベガ……はっきりと」グイッ

李衣菜「私はベガが好きだな。強そうだし」

レイ「俺は……まあアレだ。その中ならアレに、似た様なシンパシーを感じる…」

アーニャ「……?」

アーニャ「そう、ですね……この中でも、私が一番好きなのは……」


●安価
1.ベガ
2.アルタイル
3.デネブ
↓1


アーニャ「ベガ……『こと座』です」

アーニャ「こと座は『織姫星』としても有名ですね」

李衣菜「そうなの? 七夕で有名な?」

アーニャ「はい。ベガが織姫なら、それに向き合うアルタイルが『彦星』です…」

アーニャ「ピチャーリヌィ…。こと座は一等輝く星ですが……実は悲しい神話を持っています」

レイ「……」

アーニャ「こと座の『琴』は、ギリシャ一の琴の名手、オルフェウスが由来です」

アーニャ「死別した妻、エウリディケを深く愛したオルフェウスが、冥土に向かい、妻のために音色を悲しく響かせる……」

アーニャ「故に、こと座は西洋の琴を見立てた形だとか…」

李衣菜「へえ~……」

レイ「…星座には、意外とロマンチックな逸話が多いと聞くが……そんな話があるとはな」

李衣菜「なんかロックだね……」

レイ「……ロックか?」

アーニャ「ちなみに、プロデューサーの、好きな、星とは……?」

レイ「俺は……デネブだな。あの白鳥を思わせる様相が実に好ましい」

李衣菜「白鳥……? 昔の人は、あれが白鳥に見えたの?」

李衣菜「私は、トリケラトプスにしか見えないなー…」

レイ「まあ……昔の人は、ちょっとおかしいからな」

アーニャ「そ、そうですね……」



●安価
親愛度-
↓2

親愛度 128→105/300



李衣菜「そろそろ、この鍋とバーナーでラーメン作っていい?」

レイ「ああ。気を付けろよ」

李衣菜「そうだ、カットした野菜が何処かにあったはず…!」ゴソゴソ

アーニャ「……」グイッ

アーニャ「今の夏の時期ならば……北極星を基点にして……」

レイ「?」

アーニャ「北北西の位置……ううん…」

アーニャ「ドゥーベ、メラク、フェクダ、メグレズ……」

アーニャ「アリオト、メザール、アルカイド………破軍星、ベネトナシュとも言いますが……」

アーニャ「……?」グイッ

レイ「……!」



●安価
レイの発言
1.「確か……大きな動物の一部だったか?」
2.「残念だが、それは今の時期に見えない筈だな」
3.「それは南十字星か……サザンクロスの星々だな」
4.「逆だ。今の時期なら北東の地平線辺りを見てみろ」
↓2

●再安価
レイの発言
1.「確か……大きな動物の一部だったか?」
2.「残念だが、それは今の時期に見えない筈だな」
3.「それは南十字星か……サザンクロスの星々だな」
4.「逆だ。今の時期なら北東の地平線辺りを見てみろ」
↓2


レイ「それは南十字星か……サザンクロスの星々か」

アーニャ「?」

アーニャ「南十字星は……ここの地域で見るのは、難しいですよ?」

レイ「そ、そうだったか…?」

アーニャ「ダー、私が、探しているのは『北斗七星』です」

アーニャ「『おおぐま座』の、一部、ですね。一年中見ることが出来ますが……」

アーニャ「北極星の傍……夏の時期だと……北北西に……あ。ありました」

レイ「……」

アーニャ「お借りした望遠鏡だと、鮮明に光が、観察できます…♪」

レイ「あ、ああ。因みに、メザールの下に、強く輝く星とか……見えないよな?」

アーニャ「?? いえ、特に何も……?」

レイ「そ……そうか。良かった」

李衣菜「ねえ二人とも! ラーメン出来たよー!」

アーニャ「はい、じゃあ食べましょうか…?」

レイ「そうだな。腹ごしらえでもして、再開するか…」


・・・・・
・・・



●安価
親愛度-(-50)
(奇数-(×2)、偶数-)
↓2

明らかなミスリードは寒い

親愛度 105→49/300


・・・
・・・・・
======
(翌日 事務室)


レイ「はぁー…」

レイ「やはり、付け焼刃の浅知恵は通じんな。折角の予算を無駄にしてしまった感覚が否めんぞ」

レイ「……そろそろ時間が無い。頃合いを見計らい、勝負を掛けるか…」

レイ「…その前にダメ押しを決めておきたい。営業か、コミュニケーションか………何が良いか」

レイ「……」

レイ「……」

レイ「だ、ダメだ! 今回は顔見知りだと高をくくり過ぎたッ…!!」

レイ「予備知識が足りん、このままでは天体観測の二の舞になりかねん…」

レイ「く、屈辱だ…! このままではサウザーと同じ末路を辿るっ……」

レイ「何か……手は無いものか…」

レイ「……ケンに頼るか? ラオウやトキは少し警戒したいが、ケンならば…」

レイ「いや……危ない橋だな。何を口走るか分からん…」

レイ「……どうする…」


●安価(重要)
起死回生の一手
1.ケンシロウを利用する
2.いっそ強引に告白する
3.ポーカーで掛け勝負をする
4.妹に想いを馳せ現実から逃げる
5.真面目に営業活動orコミュニケーション(内容自由)
↓3

5 地道に行こう


レイ「こうなれば……」

レイ「勧誘は一旦捨て置こう。真面目に営業活動に奔走するか…」

レイ「そうすれば、自然に気を惹くこともできるかもしれん。希望的な観測だが…」

レイ「……そうと決まれば、彼女の元に行くか…」ガタッ



=======
(会議室)

アーニャ「何か、ご用ですか?」

レイ「……」

レイ「今日から少しずつ、知名度を上げる活動に取り組みたいと思う」

レイ「お前の容姿を活かしたモデル活動もいいが、何かやってみたい事はあるか?」

レイ「CM出演、裏方、役者活動…」

アーニャ「そうですね……」

アーニャ「まだ私は、未熟ですから、地道にアイドルとしての活動に重視したいです」

レイ「…ならば…」

レイ「地方でライブして、ファンを増やす活動でもいいな」

アーニャ「お任せしたいと思います」

レイ「ふむ……」


●安価
営業活動
1.CM出演
2.ライブ活動
3.地道にレッスン
4.裏方活動
5.その他(内容自由)
↓2


レイ「…まだ自分が未熟と感じるのであれば…」

レイ「少しレッスンを積もうか。焦らず、地道に実力を伸ばしていこう」

レイ「しかし、今回は特別に、我が南斗聖拳の体捌きを教え込もう」

アーニャ「ナントセイケン…?」

レイ「武道は心身を鍛える以外にも、体幹や動きのキレを洗練する」

レイ「では……早速行こうか」

アーニャ「? この場所では無いのですか?」

レイ「ああ。心配するな」

レイ「……」

レイ「(なんだ、俺のプロデュースでは、自陣に引き込んで活動するのが主流なのか…?)

レイ「(もう346での勧誘の意味が成していない気はするが……体裁など気にしてられん!)」

・・・・・
・・・



・・・
・・・・・
======
(1時間後 7610プロダクション 特別修練場)


アーニャ「こ、これは…?」

レイ「そのタンクトップは……別に着ても着なくてもいいぞ?」

アーニャ「チューダ……不思議な衣装ですね…」

アーニャ「でも、気に入りました。折角なので、ちょっと、着替えてきます」

レイ「う、うん……」




======
(5分後)

レイ「…」

アーニャ「これを着ると、何か…」

アーニャ「底知れない力が、湧いてくるようです…! 不思議です…」

レイ「…き、着るのはここだけでよろしく頼む」

アーニャ「? そうですか? 似合いませんか…?」

レイ「(346の方々に怒られそうだ……)」



●安価
特別講師

1.南斗水鳥拳
2.南斗白鷺拳
3.南斗紅鶴拳
4.南斗孤鷲拳
5.南斗鳳凰拳
↓2

この場合は基礎はレイが担当しておまけでシュウ様が…
って解釈にしとかないと今回のは色々酷い(白目

今日で出来れば、終わりまで持って行って、次のアイドルに行きます。


======
(10分後)


レイ「(シュウならば、このタンクトップ姿のアイドルを見て、下手に刺激することが無いから、安全だな…)」

レイ「(他の面子だと、些か予測不能な行動を起こすかもしれん)」

シュウ「……今回は、私に何用だ?」

レイ「彼女の踊りのキレを磨きたい」

レイ「お前の脚力と繊細さならば、何か参考に出来る点があるのではないかと考えたのだ」

レイ「以前、白菊ほたるに聞いたぞ。ステップの音で、足の筋肉の偏りや体幹のズレを見抜いたとか…?」

アーニャ「ドーブルィ、デェン…よろしく、お願いします…」

シュウ「……」

シュウ「お前からの頼みは無碍には出来んが……出来る範囲で協力は惜しまん」

シュウ「とにかく、まずは自分の曲に合わせて踊ってみるが良い」

シュウ「不自然なリズムを指摘しよう。レイ、お前は全体を見て、気付いた所を指摘してやれ」

レイ「そうだ……あとでボーカルレッスンもしておこうか。シュウであれば、忌憚なき意見も聞けるだろう」

アーニャ「はい、では……やってみます」



●親愛度
(奇数+、偶数は「-30」)
↓2

今度こそ99!


親愛度 49→90/300

======
(一時間後 別室)


アーニャ「~~~♪」

レイ「……」

アーニャ「~~~♪」

シュウ「……」

アーニャ「~♪」



アーニャ「……」

アーニャ「どう、でしたか?」

レイ「うむ…」

レイ「高音の伸びが少し足りんかな。あとは声量もだ」

アーニャ「はい。346プロダクションの、トレーナーさんにも、同じことを言われました」

レイ「そ、そうか」

レイ「シュウ、お前はどう思った?」

シュウ「……そうだな…」


●安価
シュウの発言
↓1

ごめん、俺の書き方がホント悪かった。
ダンスレッスン後のボーカルレッスンなんだ。こりゃ流石に伝わらんよな。
失礼


シュウ「今の発声に関して言うならば、完成しているとは、御世辞にも言えんな」

アーニャ「……」

シュウ「少し、厳しいかな?」

アーニャ「いいえ、当然です。思っていることを、仰って下さい」

アーニャ「ブロージバ…」

シュウ「先程のダンスレッスンは、レイの評価の通り、『身体全体で笑顔を表現出来ていない』と聞いたが…」

シュウ「このボーカルレッスンでも、お前の歌からは何のイメージも想起出来ん。ただの音の塊だ」

レイ「……」

シュウ「だが、それ以前の問題だ」

アーニャ「……っ」

シュウ「……済まないな。目が見えぬ私から厳しく言及するならば…」

シュウ「基本姿勢が成っていない。このままであればCDデビューなど夢のまた夢だろう」

シュウ「声にムラがあり過ぎる。高音のみならず、低音も疎かにしていては、幅広いジャンルは網羅出来んし、歌の高い完成度は到底望めない」

シュウ「力み過ぎに感じる。肩の力はもとより、口周りの筋肉を緩めることだ。声を前に飛ばす感じで…」

シュウ「まずは音を届けるという、基本からやり直す事を進める」

シュウ「詳しい練習法は、他の者に聞くと良い」

レイ「……」

アーニャ「……」



●安価
アナスタシアの行動・発言
↓1

レイに基礎をお願いしてもらう


アーニャ「…っ!」バッ


タタタタ…


レイ「お、おい! アナスタシア…!」

シュウ「……」

シュウ「……やはり本人の希望だが、少し言い過ぎたか?」

レイ「はあ…」

レイ「そうかもしれんな。あの年頃の娘には、正直な感想は受け入れ難いのかもしれん…」

シュウ「…しかし、伸びしろはとてつもなく大きいと感じた」

レイ「……」

シュウ「以前に短期トレードで来た三人……安部菜々、アナスタシア、市原仁奈は…」

シュウ「まだCDデビューは果たしてないのだろう? 安部菜々は最近したようだが…」

レイ「ああ」

シュウ「だからこそだ。あれほどの逸材をデビューさせずに埋没させておくのは、本当に惜しい」

シュウ「お前とて、生温い緩慢な環境に身を置く状況に危機感を感じ、この場に連れて来たのであろう?」

シュウ「ならば、私は厳しい意見の方が、彼女の刺激になると思ったのだがな…」

レイ「……お前の言うとおりだ」

レイ「だが、それを直接、本人に聞かせてあげたかったよ。俺は」

シュウ「……」



●安価
レイの行動・発言
↓2

アーニャを追いかけて説得する


レイ「……どれ、ちょっと探してこよう」

シュウ「私も手伝おうか?」

レイ「いや、落ち着くまでは、お前と向き合うのは逆効果だろう。俺がお前の言葉を伝えよう」

レイ「……それに、少しマズイ状況になった」

シュウ「?」

レイ「(あのタンクトップを着たまま出て行かれては、色々と触発しかねんぞ…)」

レイ「(特にサウザーに接触させるのは、最悪だ…!)」

レイ「急いで、彼女を探さねば…」

レイ「(時間がない……ここは、誰かに協力を求めるべきか…?)」



●安価(超重要)
アナスタシアの居場所
チャンス:残り3回

1.聖帝十字稜
2.櫻井桃華がいる中庭
3.安部菜々がいるカフェ
4.会議室
5.資材搬入口
6.付近の通路
7.付近のトイレ
8.鷺沢文香がいる図書室
9.高森藍子がいる正門
10.ユダがいる中央玉座前
11.売店
12.娯楽施設棟
13.高垣楓がいる収録スタジオ
14.姫川友紀がいる厨房
15.池袋晶葉がいる実験ラボ
16.隣のレッスンルーム
17.執務室
18.346プロダクション
↓2


・・・
・・・・・
======
(聖帝十字稜)


レイ「……」

レイ「ここだと思ったのだが……」

レイ「やはり、いないか…」

レイ「流石にあの心境でここに来るとは思えんな」

レイ「今の彼女の気分なら、何処へ向かう…?」

レイ「(不安定な心境ならば、何かに頼る、誰かに相談する……か?)」

レイ「(いや、気が強そうな一面もあった。ならばやはり、一人になれる場所か?)」

レイ「………」

レイ「(闇雲に探すのも、少し危ういな…)」

レイ「(情報を収集したり、誰かに協力を仰ぐべきだったか…)」

レイ「ええい、熟考してる暇は無い! 取り敢えず脚を動かせ!!」



●安価(超重要)
アナスタシアの居場所
チャンス:残り2回

×聖帝十字稜
2.櫻井桃華がいる中庭
3.安部菜々がいるカフェ
4.会議室
5.資材搬入口
6.付近の通路
7.付近のトイレ
8.鷺沢文香がいる図書室
9.高森藍子がいる正門
10.ユダがいる中央玉座前
11.売店
12.娯楽施設棟
13.高垣楓がいる収録スタジオ
14.姫川友紀がいる厨房
15.池袋晶葉がいる実験ラボ
16.隣のレッスンルーム
17.執務室
18.346プロダクション
↓2

16


・・・
・・・・・
=======
(レッスンルーム)


レイ「……」

レイ「……い、いない…」

レイ「(誰かに協力を仰ぐべきと頭では分かっていたのに、つい一人で先走ってしまった…!)」

レイ「しかし、もう情報を集める時間も無くなった、誰かに捜査を依頼する暇も無い…!」

レイ「……」

レイ「……!!」

レイ「(う、迂闊だった!! 盗聴器ッ!!!)」ダンッ

レイ「(会議室か実験ラボに行けば、行き先を追えたのに…!!)」

レイ「(どうしてこんな、簡単なことを見落としていたのだッ!! しかしもう遅い…!!)」

レイ「考えろ……一人で気分が塞いだ時は、何処に行けば心の安定を図れるのだ……」

レイ「彼女は気が強いとは言っても、まだ15歳……」

レイ「ここは7610プロダクション……彼女もアウェーだと分かっている筈だ…」

レイ「ならば、行き先は……誰かがいる場所か?」



●安価(超重要)
アナスタシアの居場所
チャンス:残り1回

×聖帝十字稜
2.櫻井桃華がいる中庭
3.安部菜々がいるカフェ
4.会議室
5.資材搬入口
6.付近の通路
7.付近のトイレ
8.鷺沢文香がいる図書室
9.高森藍子がいる正門
10.ユダがいる中央玉座前
11.売店
12.娯楽施設棟
13.高垣楓がいる収録スタジオ
14.姫川友紀がいる厨房
15.池袋晶葉がいる実験ラボ
×隣のレッスンルーム
17.執務室
18.346プロダクション
↓2

結局終われなかった…
今日はここまで。いつになるかわからんがまた次回。
グダグダですまんな

おっつ乙
こう言う日もあるさ…

今日もゆっくり書いていきます


======
(カフェ)


菜々「はい、温かいカフェオレです」カチャ

アーニャ「……」

菜々「……辛い時は、温かい物を飲むと、心が落ち着きますよ?」

アーニャ「ありがとう……ナナ」

菜々「(目が少し腫れていますね……泣いていたのでしょうか?)」

菜々「……それにしても、どうしたんですか? まさかここにアーニャちゃんが来るとは、思いませんでしたよ」

菜々「……」

菜々「以前、短期トレードで、この事務所に訪れた仲じゃないですか」

菜々「何があったか存じませんが……」

菜々「ナナがここにいると分かっていたから、来てくれたんじゃないですか?」

アーニャ「……」

菜々「…話を聞く位なら、ナナにも出来ますよ」

菜々「こう見えてもナナはおt………年上、ですし」

アーニャ「………」

アーニャ「…スロージヌィ…」

菜々「…?」

アーニャ「……私が、悪いのです…」


アーニャ「レッスンで……素直な意見を、述べてくれと、自分から言っておきながら……」

アーニャ「彼の指摘が、あまりにも……私の力量を正確に、言い当てていたので……」

アーニャ「少し……情けなくなって、飛び出して、しまったのです…」

菜々「……」

菜々「なるほど、ここでレッスンをしていたのですね?」

アーニャ「……はい」

菜々「確かに、彼等は物事に対し歯に衣着せぬというか、ズバズバ指摘する所がありますからね…」

菜々「良く言えば素直で実直、悪く言えば人の気知らずで強引というか……」

アーニャ「いいえ、違いますっ!」

アーニャ「……」

アーニャ「…思えば、私も、コミュニケーションを取ろうとする姿勢に、少し、欠けていたかも……しれません…」

アーニャ「せっかくのアプローチを……よく分からず、捉えてしまったり…」

菜々「(何か、ナナのように、無茶に付きあわされたり、色々と振り回されたりしたのでしょうか…?)」

アーニャ「……」

アーニャ「兎に角、今回は、彼等は悪くありません……」

アーニャ「……すぐにでも、謝りたい……でも、どうしたら、いいのでしょう…」

菜々「……」

菜々「(……大人というのは、形振り構わないものです)」

菜々「(下手に謝らず、言葉よりも……その裏に隠れた真意を読み、姿勢で示す。それが伝わるならば…)」


菜々「……!」

菜々「……落ち着くまでココにいて構いませんよ。ナナはキッチンにいますから…」スッ

アーニャ「はい、ありがとう……」

アーニャ「……」


カランカラン…


アーニャ「……!」

アーニャ「あっ……」

レイ「ふぅ……間一髪だな」スッ

レイ「捜したぞ。一番身近な知り合いと言えば、御伽公演の短期トレードで一緒だった安部菜々だ」

レイ「そこに向かうのではないかと思ったが……当たりだな」

レイ「……」

レイ「………」

レイ「(し、正直……ここに辿り着いたのは、き、奇跡だ…!)」

レイ「(…もっと堅実な方法もあったが……、兎も角、見つける事が出来て一安心だ)」ドキドキ

レイ「(幾らアナスタシアが積極的で大人びでいるとは云え、まだ15歳の年端も無い子供……)」

レイ「(近くの親しい大人に頼るのは、当然の帰結か……)」

アーニャ「……っ」

アーニャ「あ、あの……っ」

レイ「……」


●安価(超重要)
レイの説得(展開分岐)

【★親愛度 90/300】

①安定:「お互い妥協し、元の関係に修復することに努める」
親愛度を少々上昇させます。マイナス判定は有りませんが、これで最高値に達することもまず無いでしょう。
②波乱:「相手に強く想いを伝え、強固な絆を育もうとする」
親愛度を大幅に増加or減少させます。運と数値次第では、これで親愛度が最高値に近づくかもしれませんが、当然、逆もまた然りです。
③勝負:「激情に身を任せ、自分の意志を表現する」
一か八かの大博打。二分の一の確立に全てを任せます。片や最高値、片や最低値の両極端であり、結果は神のみぞ知るでしょう。

↓3

あら、ちょっと意外な結果。
少々お待ち下さい

昨日一昨日の流れを考えると下手にギャンブルするより少しでも親愛度上げた方が成功確率も上がると思った
しかもここには我等が菜々様がいる…後 は わ か る な ?


レイ「先程は……申し訳なかった」バッ

アーニャ「!」

レイ「普段から大人びていたお前の雰囲気に甘え、コチラも少し厳しく言い過ぎた」

レイ「どうか許して欲しい……」

アーニャ「(それって……)」

アーニャ「……」

アーニャ「(いいえ……邪推です。あくまで誠意を持って接してくれているのでしょう…)」

アーニャ「……コチラこそ、ごめんなさい……いきなり飛び出して…」

アーニャ「自分から、意見を隠さず伝えて欲しいと、言っておきながら……耐えきれませんでした…」

レイ「……当然だ。何も恥じることも無い」

レイ「さあ、戻ろう。奴も心配していた」

アーニャ「は、はい」

レイ「今後は、お互いに意志をハッキリ提示していこう。間違えが無いように」

レイ「俺もお前の悲しい顔を見るのは辛い。今日の様な事がもう無いように…」

レイ「……気を遣い合おうか」

アーニャ「はい……ありがとう、ございます」




カランカラン…

菜々「……」コソコソ

菜々「(いいですねえ……仲睦まじい。若いって、素晴らしいですね♪)」

菜々「(けど、少し弱いっ! 男ならもっとガツンといかないと…!!)」

菜々「(すれ違い後のこういう雰囲気は、グッと親密になるチャンスと相場が決まってるもんですよ!!)」

菜々「(でも……青春ですね~……)」ポワポワ


・・・・・
・・・



●安価
親愛度+(+20)
(奇数は「+50」、偶数+)
↓2

羅将ハン「童貞は童貞らしくすればいい!」


★親愛度 90→160/300



・・・
・・・・・
=======
(後日 346プロダクション 会議室)


アーニャ「……」

レイ「今日は最後に、お前に話がある」

アーニャ「ダー……プロデューサー?」

レイ「簡潔に言おう。7610プロダクションは……アナスタシア、お前が欲しいのだ」

アーニャ「……」

アーニャ「それは……つまり?」

レイ「ここから移籍し、俺達と共に歩んで欲しい」

レイ「我がプロダクションは346よりは力は無いかもしれん。だが、人材育成と経営戦略に関しては、こと一部秀でていると自負している」

レイ「……見た所、お前はまだ日の目も浴びていない。こんな所で燻らせている人材では無いと、俺はこの短期の交換研修で……強く感じたのだ」

レイ「お前は、自分の立ち位置をどう思う?」

アーニャ「私は……」

アーニャ「……先の事は分かりませんが……ここでも、確実に一歩ずつ、進んでいる気はします」

レイ「…!」

レイ「このまま、大手の傘に被り、己を甘やかし続けるのか、それとも……」

レイ「過酷な環境に身を委ね、一念発起し新たなスタートを踏み出すのか…」

レイ「お前が望むのは、どちらだ……?」

アーニャ「……?」



●安価
【アナスタシアの契約】
基準値33+親愛度53(160÷3)-聖帝補正30-わだかまりの禍根50
=6

コンマ01~12の奇数:勧誘成功
コンマ01~12の偶数:勧誘失敗
コンマ13~99、00:勧誘失敗

↓3

桃華「例え失敗してもレイちゃまは悪くないですわ」


アーニャ「……ニェート…」

アーニャ「貴方達と、そのプロダクションは……人を惹きつける魅力があるのは……確かでしょう」

レイ「……!」

アーニャ「でなければ、ナナや…藍子、桃華が……あんなに楽しそうな表情をするハズ、ありませんから…」

レイ「……」

アーニャ「ノ………私には…」

アーニャ「貴方達に付き従って良いか……、よく分からないのです」

アーニャ「ここで全て満足している、とは言いません……しかし……」

レイ「……いや、もういい。辛い事を聞いたな」

レイ「済まない。本当に下らない事を聞いた。忘れてくれ…」

レイ「あと僅かな期間だが、それまでお互い仲良くやろう」

レイ「……」

アーニャ「……」

アーニャ「……イズヴィニーチェ…(ごめんなさい)…」


・・・・・
・・・


・・・
・・・・・
======

「……」

「…此度は、二人とも互いに近づこうとする故に起きた、すれ違いが生んだ悲劇でしょう」

「例え相手を想い、行動しても、それが伝わらなければ意味がありません。勿論、結果が全てとは一概に言えませんが……」

「コミュニケーション自体は悪くないと感じましたが、お互いあと一歩、決定的な何かが足りませんでした」

「それはまさに、神のみぞ知ると云うところです。人間関係という物は、非常に繊細で計り知れないやり取りという事を、再確認させる一幕でした」

「……」

「後日、自責の念に駆られたレイさんは…」

「六聖拳の方々と数名のアイドルが見守る中、古びた小屋の中で、建物ごと炎に身を包み、その失敗を清算しました」

「本人からすすんで言いだした事でしたが…」

「あれで良かったのでしょうか……?」

「……」

「……」ペラッ


・・・・・
・・・

たとえ失敗だったとしても良き強敵(とも)ポジションで再降臨してもらいたかったけど…
このアーニャは再起不能(リタイア)になりそうで怖い…


・・・
・・・・・
======
(後日 7610プロダクション 会議室)


シン「……」

シン「死んだ男の失態を責めるのは止めよう。奴は天に還ったのだ」

ユダ「レイ……不器用な生き方しかできん醜く哀れな男よ……ッ」

シュウ「私も少し、責任を感じている。本当に彼女には申し訳のない事を…」

サウザー「……」

サウザー「さて、何時までも失敗を引きずるのはダサいから別にもういいとして…」

サウザー「……スレの残量が足りませぇんっ!!(号泣)」

シュウ「勧誘の最後は346との共催イベントの予定だしな」

ユダ「前回の演劇イベントは無駄に容量を食ったな。正直あそこまで時間がかかるとは誰も思わなかっただろう」

シン「……また延長戦か?」

サウザー「そうしたいところだが……実際どうする?」

サウザー「今回は幸い、予算がまだ余ってるしな。しかしイベントの準備も手早く取り掛からねばならんが…」



●安価
1.あと一人勧誘して締める
2.急ぎイベントに取り掛かる
3.あと一人勧誘+イベントもやる
↓2


次回におっきなイベント持ってこよう


サウザー「よし、決めたぞ! 異論は許さんッ!」ダンッ

シン「まず何をするか言えッ! 異論はその後並べてやる」

サウザー「今回は、レイの失敗のせいでイマイチ乗り切れていない雰囲気が否めません」

サウザー「ですので、もう一人くらいササっと勧誘して行こうと思いますッ!!」

ユダ「レイの失敗…?」

シュウ「お前は?」

サウザー「えっ?」

シン「……」

サウザー「俺の失敗? 失敗は成功の元。つまり成功だって言うじゃん?」

シン「言う訳ないだろ!!」バンッ

ユダ「自分だけ屁理屈で押し通ろうと思うなッ!!」バキィ!

シュウ「……」

シュウ「早く取り掛かろう。お前らがそうやって机を壊すから余計な費用が掛かると…」

シュウ「橘が泣いていたな」

ユダ「……!!」

シン「そ、それは…………ごめん」

サウザー「フハハハハ! 金は腐る程あるかもしれんのだ! 気にする事は無いッ!」

サウザー「どうせ、後のイベント成功の暁に、大量に利益が舞い込むのだ! 派手に散財しようではないか!!」バキィ!



●安価
プロデューサー(レイ含む)
↓3

最後の将



バァン!! バキィ!


サウザー「!」

ユダ「お、お前…!!」



レイ「ハー、ハァー…!」プルプル

シン「れ……レイッ!?」

シュウ「(扉の修理費が…)」

サウザー「フン……そのまま生体コンピューターか生体兵器に改造しようと博士に身柄を引き渡したが……生きていたか」

レイ「お…俺にィ……俺にやらせろッ!!」プルプル

レイ「次こそは……ッ、次こそは成功して見せる!!」

レイ「折角2スレぶりに出番が回ってきたんだ…!! 俺に……やらせてくれぇ…!!」

サウザー「あにぃ~??」ガタッ

サウザー「貴様ぁ……この写真が見えんのかぁ~?」スッ

レイ「!!!」

レイ「そ、それは…!!」

レイ「アイリの生写真ッ!!?」

サウザー「貴様が下手な失敗をこくから、この写真をうっかり破ってしまうかもしれんぞぉ?」ビリッ

レイ「や、やめろ!! それだけはやめてくれェ…!!」

シュウ「(……何これ……牙大王とのやり取り?)」

サウザー「おおぉ? それが嫌なら、そのアイドルを確実に勧誘して来るんだなぁ?」



●安価
アイドル
↓3

勧誘失敗したらレイも窯入れしてくれそうな藤原さん


サウザー「そら、これがそのアイドルだ」


ヒラッ


レイ「な、何だこの写真は…」スッ

レイ「……き、キノコ?」

シン「キノコ?」

ユダ「茸狩りでもするのか?」

レイ「お、おい……サウザー?」

サウザー「…」

サウザー「……」ビリッ

レイ「わ、分かった!! キノコ採ってくるから!! アイリの写真を破るのはやめてくれ!!!」

シュウ「(キノコ……??)」

サウザー「貴様に冗談を言う余裕など無いのは分かっているな? 早く行けッ!!」

レイ「く……くそっ…」


・・・・・
・・・


星輝子
http://i.imgur.com/Boc6ukU.jpg

桃華「レイちゃま…桃華はどちらかと言えばタケノコ派ですわ」
楓「今夜のお酒の肴に活きのいいのをお願いします」
亜季「カエンタケはモン○ンにもあるけど実物はかなり危険であります!」
友紀「今夜はキノコとビールでナイター観戦だね!」



・・・
・・・・・
======
(同日 夕刻 山中)



ザッザッ

レイ「……」

ザッ

レイ「くそ……ワケが分からん…」モギッ

レイ「奴め……友達がいないからって、とうとうキノコと駆け落ちるつもりか…?」モギッ

レイ「こうなれば……大量の毒キノコを枕元に叩きつけてやるぞ…」モギッ

レイ「……」

レイ「悲しい……妹よ…」

レイ「何故俺は、独り言を呟きながら、茸を採らねばならんのだ……」

レイ「こんなの、傍から見たら、奇人変人の類ではないか…!!」

レイ「……ハァ…、俺も堕ちたものだ……」モギッ

レイ「そろそろプロダクションに戻るか。これだけ籠に詰めれば奴も満足するだろう…」


~~♪

~~~♪

フヒッ

レイ「……?」

レイ「………」




輝子「キノコーキノコー……ボッチノコー…」

輝子「ホシショウコー…♪」




レイ「……」チラッ

レイ「(うわ……奇人変人だ……)」



●安価
レイの行動
1.声を掛ける
2.向こうに気づかれるまで茸を狩り続ける
3.歌う
4.どう見ても危険な人種なので関わらず下山する
5.その他(内容自由)
↓2


できるだけフレンドリーに


レイ「……」スタスタ

輝子「~~~♪」

レイ「……」


トントン

輝子「フヒッ…?」

レイ「……」

輝子「……こ、こんばんは…?」

レイ「……」スッ


つ【たけのこの里】


輝子「!!!!」

レイ「……」ニヤリ

輝子「た、たけのこ族……っ…」

輝子「し、死すべし…」

タタタタタ…

レイ「……」




輝子「……」ジー

レイ「(遠くの木の陰から、凄い視線を感じる……)」



●安価
好感度-
↓2


★好感度 -36/300


レイ「……」



タタタタタ

輝子「……」モグモグ

【きのこの森】

輝子「……らぶりーキノコ……」ポリポリ

輝子「…キノコの力を借りる…」ポリポリ

レイ「……」

レイ「(な……何だコイツ……対抗意識か?)」

レイ「(い、いや、待て……この状況…)」

レイ「(ひょっとして両者不審者に見られてもおかしくないんじゃ……)」

レイ「……」

輝子「……タケノコ、好きなのか?」

輝子「か、籠にどっさり、キノコ入れてるのに…」

レイ「…(苦手な人種かもしれん)」



●安価
レイの発言・行動
↓2

ごめん…

【きのこの山】

だった…


グシャッ!!


輝子「……?」

レイ「……」

レイ「ラブリー……キノコ…」パラパラ

輝子「!!」

輝子「き、キノコ……は、トモダチ…」

レイ「キノコはトモダチ……?」

輝子「マイフレンズ……フヒッ」

レイ「オオォ……」

輝子「キノコ、いいよね」

レイ「…………うん」

輝子「君とは…、仲良く出来そう…」

レイ「………そうか?」

輝子「フフ……」

輝子「でも、ゴミは持って帰ろう?」

レイ「……そうだな」ヒョイ

輝子「フフフ……」

レイ「………」


●好感度+
(奇数+(×3)、偶数は「+10」)
↓1

●安価
レイの行動・発言
1.採ったキノコを一緒に食べようと誘う
2.一緒に下山する
3.連絡先を聞いて別れる
4.きのこの山もおもむろに握り潰す
5.その他(内容自由)
↓2

ファルコ「…時に次のスプラトゥーンのイベントだけど…キノコ派とタケノコ派d」
イヴ「それ以上いけない!シュート!!」
ブリッツェン「ブモー…」
鷺沢文香「…この帝都(エリア)…キープ…(カカカッ!」

ユダ「お前ら…「ゲームは一日1時間」って言葉の意味知ってる?」

初回のタケノコは次で倍以上の(親愛)数値をとるためのデコイでしょ
「海老で鯛を釣る」的な


★好感度 -36→-26/300


レイ「とりあえず、もう辺りも暗い」

レイ「一緒に下山するか」

輝子「もう少し、仲間を増やしてからにしよう…」

レイ「…分かった。付き合おう」

・・・・・
・・・

======
(1時間後)


輝子「キノコーキノコーラブキノコー…♪」

レイ「……キノコ、好きなんだな…」

輝子「当然……フヒッ…」

輝子「キノコはいい。暗くてジメジメして…」

輝子「キノコは汚くないし、分かってくれるし、嘘をつかない……」

レイ「……」

レイ「…(その台詞、何処かで聞いたな…)」

レイ「この後どうする? 一人で帰れるか?」

輝子「フフ……心配するな、マイフレンド…」

レイ「(知らぬ間に友達認定されてる…)」

輝子「私と君は、同じニオイがするぞ……フヒヒ…」

レイ「!!!!」

レイ「(う、嘘だ……そんな馬鹿な…ッ!!)」

レイ「(前回の失敗の落ち込みようが、そんなに陰鬱な様子に映っているとは…!)」



●安価
レイの行動
1.とりあえず籠の毒キノコを持って帰参する
2.とりあえず悲嘆し泣き崩れる
3.とりあえず妹に想いを馳せる
4.とりあえず自我崩壊し歌い叫ぶ
5.その他(内容自由)
↓2


友好の証にメアド交換


レイ「……っ!」ガクン

輝子「!」

レイ「そんな馬鹿な……この俺が、そのような……無様な面を…!!」

輝子「ど、どうしたマイフレンド…」

レイ「ぐ……くそっ……!!」

レイ「お、おおっ……俺は、彼女の事を何も分かってやれなかった…っ!!」

レイ「ぐ、うぐっ…」

レイ「ゆ……許してくれ……ううっ…」ガクッ

輝子「(彼女? そうか……!)」

輝子「(キノコのことか…)」

輝子「……」

輝子「……」ヒョイヒョイ

輝子「……」ヒョイヒョイ

レイ「う……うう…ん?」

レイ「……」

輝子「……♪」

輝子「大丈夫だ……泣くなマイフレンド…」

輝子「キノコがいれば、何も怖くないですよー…」

レイ「……」

レイ「(な、なにコレ……何の儀式?)」

レイ「(知らぬ間に、俺の周りに、キノコがぐるりと置かれている…)」

輝子「……」ワクワク

輝子「悲しい時は、何処かで……」

輝子「発散すると良いよ。歌とか…」

輝子「お、お腹いっぱい食べるのも良いな。食べすぎには、注意だけど…」

輝子「あと……ちゃんと帰れる?」

レイ「……(逆に心配された…)」



●安価
好感度
(奇数+、偶数-)
↓1

●安価(重要)
星輝子の行動・発言
1.カラオケに誘う
2.レイを送り届ける
3.ご飯に誘う
4.とにかく励ます
5.その他(内容自由)
↓2


トモダチ作戦発動

346所属じゃなそうだしどこまで下げれるか冒険したくはある

★好感度 -26→-90/300

輝子「……よし、き、今日あったのも、何かの縁かも…」

レイ「……?」

輝子「カラオケ、行かないか?」

輝子「ストレス発散になる…ぞ、フヒッ…」

レイ「カラオケか……」

レイ「……そうだな。もうサウザーの言うキノコ勧誘とか意味分からんし、とにかく全てがどうでもよくなった…」

レイ「歌い明かすか……全裸で…」

輝子「ふ、フヒ……その意気……♪」

輝子「でも全裸はダメだ…」

レイ「……冗談だ」


・・・・・
・・・

======
(30分後 カラオケ屋)


輝子「こんばんは……2名です」

店員「はい。通常パックで宜しいでしょうか?」

レイ「料金は俺が持とう」

店員「あの……スミマセン」

レイ「?」

店員「その籠の中身なんですけど……念のため確認しても良いですか?」

店員「夜間は、大型バックの中身を、任意ですが検査させて貰ってるんですよ」

レイ「中身は、ただのキノコだ」

店員「き、キノコ…?」

店員「ただのキノコって……(笑)」

レイ「……」イラッ



●安価
レイの発言
1.「友達ですよ友達!! なんだったら全員分の料金払いましょうか!?」
2.「家族ですよ家族!! ウチではキノコも家族同然に扱うんです!!」
3.「マイクですよマイク!! キノコをマイクにして歌って何が悪いんですか!?」
↓2


レイ「友達ですよ友達!! なんだったら全員分の料金払いましょうか!?」バン!

店員「い、いえ……………え、いいんですか?」

レイ「ああ!! どうせなら隣の彼女の分も入れて構わんッ!!」バンッ

店員「そ、それなら……少々お待ち下さい…」

輝子「……」

・・・・・
・・・

======
(10分後)


店員「ええと……お友達が計94人ですので、ドリンクバーをつけまして…」

店員「14万1千円………に、なります…」

レイ「15万出そう。釣りはいらん…」ボン

店員「で、では、お部屋まで案内致します…」

輝子「ま、マイフレンド……!」キラキラ

レイ「ん?」

輝子「か……感動しました…!」キラキラ

輝子「き……君は、私以上の愛茸家です…!!」ガシッ

レイ「フン……当然だろう?」

レイ「(もうホント、全てがどうでもいい……)」


●安価
好感度+
(奇数+(×4)、偶数は「+20」)
↓2

ここまでコンマ運が悪いともう呪いレベルの域だな
小梅か道明寺かクラリス呼ばなきゃアカンねん?

======
(カラオケ屋 個室)


レイ「(流れに身を任せここまで来たが……)」パン

レイ「(何故俺はこんな少女と、カラオケに興じているのだろう……)」パン

レイ「(………というか…)」パン

輝子『ヒャッッッハアアアアァッ!!!!!!』キィィィィン

レイ「………」パン

輝子『ゴートゥ、ヘェーーーーーールッ!!!』キキィーン

レイ「………」パン

輝子『ヒャアアオオッ!! シャオ! シャオォォォッ!!』キィィーン

レイ「………」

レイ「(ギャップというか……ハート並みの急速転換だな…)」

レイ「(何て言うんだ、こういう……ハイトーンの音程……メタル?)」

輝子「ハァ、ハァァァァァ……」

輝子「サンキュー、マイフレンズっ…!!」

レイ「(というか………この子…)」

レイ「(歌、凄く上手いな……)」

輝子「へ、へへ……」シナッ

輝子「………」ゴクゴク

輝子「ぷふぅ……歌を聞かせると、キノコはよく育つんだ……」



●安価
レイの行動・発言
↓2

だったらお前の歌声でどこまで育つか…ギネス狙おうか!


レイ「そうだ、ええと…」

レイ「夕方の事だが、俺の拾った茸を判別して欲しい」

輝子「んん……歌わないのか…?」

レイ「あ、ああ。お前があまりにも楽しそうだったからな。コッチの気分も晴れたよ」

輝子「は、判別というのは……食用とか毒を見極めるという事…かな?」

レイ「概ね、そんな要領で頼む」

レイ「(……サウザーに盛るために全部毒だったのだが……まあいいか…)」

輝子「トモダチを選別かぁ……いいよ。どれ……?」ガサガサ

輝子「……」ガサガサ

輝子「ニガクリタケ……ドクツルタケ……」ヒョイヒョイ

輝子「ドクササコ……ツキヨタケ……テングタケ……」ヒョイヒョイ

輝子「シロオニタケ……サクラタケ……クロハツ……キシメジ……カ、カエンタケ…」

輝子「……」ジー

レイ「な、何かな?」

輝子「ず、随分と棘のあるトモダチをチョイスしたな……フヒヒ…」

輝子「今度からは、しっかりと軍手すると、いいぞ?」

レイ「ああ、覚えておこう」

輝子「さぁて……じ、じゃあ、もう一曲歌うかな…」

レイ「(……何か聞いておくことは無いか?)」


●安価
好感度
(奇数+、偶数-)
↓1

●安価(重要)
1.歌について
2.キノコについて
3.豹変について
4.性格について
5.アイドルを志すか否かについて
↓2


★好感度 -90→3/300


レイ「一つ聞いて良いか?」

輝子「ど、どうぞ……き、キノコの事かな?」

レイ「いや、違う」

輝子「そ、そうか……」シュン

レイ「失礼かもしれんが、歌っている時はまるで別人のように豹変するな」

輝子「ふ、フヒ……」

輝子「それはだな……私は…恥ずかしがり屋だから…」

レイ「(嘘だろ…)」

輝子「せ、積極的に……なろうとしてるんだぞ? でも……コミュ障ですので…」

レイ「……」

輝子「マイクを握れば、少し勇気が出るんだが……」

輝子「い、勢い余り過ぎ……?」


●安価
レイの発言
1.否定し、普段の可愛さを教える
2.アイドルにならないかと誘う
3.共感や同調の姿勢を示す
4.その他(内容自由)
↓2

>>1 +20追加されてませんよ

>>909
了解。訂正します


★親愛度(訂正) 23/300


レイ「いや、別段、変なことでは無いな」

輝子「で、でも……君、豹変って…」

レイ「考えを聞けば納得出来る。自分を変えようと、前向きに思う心が異常だと疑う方が異常だ」

輝子「ま、マイフレンド……」

レイ「世の中には、自分を表現しようともしないで閉じこもり不平不満を垂らす奴はごまんといる」

レイ「そいつらは変わろうとする努力すらしないで怠惰を貪り、ゴミクズ同然だ」

レイ「むしろお前のような奴は清々しくて、俺は好みだぞ。存分に叫べ」

輝子「オオオォ…!!」

輝子「じ、自分を褒められたのは、ひ、久し振りだな……ふ、フヘヘ……」

レイ「俺もお前と同じだ。他人のために、自分を偽り様々な愚行を繰り返して気だが……」

レイ「もう気を遣う必要も無いな。どれ、デュエットと洒落込もうか…!」カチャ

輝子「ふ、フヒヒ……久々に気が合う友達が出来た……う、嬉しいな……♪」

レイ「さて、残り時間一杯、喉から血が出るまで歌おうか!」

輝子「ふ、ふふふ……付き合ってやろう……キノコ仲間として…」

レイ「……」

輝子「……」

レイ「ヒョォォォォォァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

輝子「ヒャッッッハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!」


キィィィィィィィン…


・・・・・
・・・



●安価
好感度+
(奇数+(×3)、偶数は「+30」)
↓2

★親愛度 23→53/300

・・・
・・・・・
======
(カラオケ時間終了 外)


レイ「大丈夫か? 少し遅くなってしまった…」

レイ「親とかに怒られたり、家から閉め出されたりしないか?」

輝子「フヒ……心配しないで良いよ、一人で大丈夫……」

輝子「そ、それより、私のあげたマイフレンズ……大切にしてやってくれ…」

レイ「ああ。分かった。大切に育てるか食うか、色々と使わせて貰おう」

レイ「またいつか、何処かで遭おう。その時は、お前がどのような積極的な性格になってるか……楽しみにしてるぞ」

輝子「わ、私は……そんなに、器用に生きれる人間じゃないからな……フヒヒ…」

輝子「バイバイ、マイフレンド……」ヒラヒラ

輝子「また一緒に、き、キノコとか採ろうな? 連絡、待ってるぞ…」タタタ…

レイ「……」ヒラヒラ

レイ「……」

レイ「……っ」

レイ「…何だ……何なんだ俺はッッ!!」ダン!

レイ「仕事に失敗して、自信喪失したかと思えば、少女とキノコ狩りしてカラオケ!!?」

レイ「ふざけるのもいい加減にしろ……、連絡先もちゃっかり交換して……」

レイ「はぁー、自己嫌悪……何であんな少女と意気投合してるんだ…」

レイ「ハァ……」

レイ「結局、サウザーに言われたキノコは狩れたが……」

レイ「……」

レイ「とにかく、キノコ持って帰るか……」


・・・・・
・・・



・・・
・・・・・
=======
(1時間後 夜)
(7610プロダクション 中央玉座前)


レイ「戻ったぞ」

晶葉「おや、レイか。遅かったな?」


ブンッ

サウザー「!」パシッ

サウザー「……」チラッ

サウザー「は?」

レイ「お前から注文されたキノコだ。これで満足したか?」

サウザー「……」

晶葉「……」

レイ「な、何だ…。写真のキノコは入ってるだろ? 貰い物だが…」

晶葉「レイ……」

サウザー「お前には失望したぞ……レイ」スタッ

サウザー「南斗鳳凰拳の絶技で塵と砕けろ!! 十字稜の礎になるがいい!!!」ブオッ!

レイ「!!!」

レイ「くっ…! な、なんだ! 何が不満なんだッ!?」

晶葉「レイ! アイドルと言ったろう?」

レイ「し、しかし写真はキノコだったし、安価もキノコだったじゃないかッ!?」

サウザー「貴様がアイドルを連れて来るまで、このプロダクションの敷居は跨がせんッ!」ズアッ!


ズバッ!

レイ「グッ…っ!?」ガクッ

サウザー「出て行きなさいッ! そして職務を全うしなさいッ!!!」

レイ「っ????」

晶葉「レイ! ワンモアチャンスだ! 頑張れ!」

レイ「く、くそ……」ダッ

・・・・・
・・・


・・・
・・・・・
======
(30分後 星輝子の部屋)


輝子「フンフン……」

輝子「キノコーキノコーすこやかキノコー…♪」

輝子「今日は、実に気の良いトモダチが出来たな……また一緒に歌いたいな……」




プルルルルルルル♪

輝子「……」ピッ

輝子「はい、輝子ですよー……?」

『あの……夜分遅くスミマセン…』

輝子「…!」

輝子「…おお、その声は…!」

『先程はどうも』

輝子「うん、ど……どうしたんだ……な、何かあったのかな…?」

『実は…』

『少し遅くなりすぎて、怒られました…』

輝子「…!?」

『そして締め出されました……』

輝子「ま……マイフレンド……っ!?」

『オマケに、先日、自宅が燃えたので、帰る場所がありません……』

輝子「お、おおぉ……?」

『助け下さい……』

輝子「…………」


●安価
星輝子の行動
1.ホテルの料金を立て替える
2.怪しい雰囲気がするので電話を切る
3.一緒にワケを説明しに行く
4.可哀想すぎるので自宅に泊めてあげる
5.その他(内容自由)
↓2

今日はここまで。いつになるかわからんがまた次回

今日もゆっくり書いていきます

★好感度(訂正) 44/300


・・・
・・・・・
=======
(2時間後 星輝子の自室)


輝子「へ、へへ…」

輝子「…大丈夫ですかー…?」ペシペシ

レイ「すまん……厚意に感謝する…」

レイ「後日、改めて礼に伺いたいと思うが……」

輝子「気にしないで……良いよ、フヒ…」

輝子「でも、一体何があったんだ、マイフレンド……」

レイ「……」

レイ「キノコを、勧誘して来いと言われたんだ……」

輝子「おお…、………………おお?」

レイ「キノコ……キノコって何だ……」

輝子「さあ…?」

レイ「とりあえず、博士が言っていたな……アイドル?」

輝子「き、キノコアイドルか……なかなか、良い響きだな…」

輝子「御当地キャラ、とか…」

レイ「その線が濃厚かもな。良く知らんが…」

レイ「(兎に角だ……)」

レイ「(もう時間が無いな……今日中に、謎を解き明かさねば…)」



●安価(重要)
二人の行動
1.キノコについて、朝まで語り明かす
2.レイの素性を明かす
3.もう遅いので就寝
4.その他(内容自由)
↓2


輝子「ところで……」

輝子「勧誘って言ったけど……君……仕事は…?」

レイ「!」

レイ「ああ、そう言えば言って無かったか…」

レイ「一応、芸能プロデューサー兼アイドルだ」

レイ「キノコをスカウトして来いと言われて、山を練り歩いていたのだが…」

輝子「……アイドル…??」

レイ「い、一応俺も、アイドルだ。南斗DE5MENというグループの一員なのだが……」

輝子「……キノコアイドル?」

レイ「き、キノコアイドルでは無いな」

輝子「へえー…」

輝子「ご、ごめん……知らない…」

レイ「まあ、それを鼻に掛ける気は毛頭ないから、深く考えないでくれ」

輝子「アイドルか……」

輝子「どうなのかな……楽しいの?」

輝子「わ、私は地味だし……派手なステージとか、そ、想像できないな…」

レイ「………」



●安価(重要)
レイの発言
1.「良い暇潰しにはなるな。色々な人と関わるのは、何かと発見も多い」
2.「歌と踊りが好きじゃないとやって行けない世界だ。厳しいが、そこが楽しくもある」
3.「活動内容にもよるが、多くの人に応援され己を表現するのは、気持ちが良いぞ」
4.「地味で卑屈だった自分も、今や女性人気NO.1です。始めて良かった芸能活動」
5.その他(内容自由)
↓2


レイ「「歌と踊りが好きじゃないとやって行けない世界だ」

輝子「ううん……」

レイ「主に二つが主軸の職業だからな。厳しいが、そこが楽しくもある」

レイ「そうして知名度を上げて、活動の幅を広げていくのだが……」

輝子「ふ、フヒ……確かに、その二つは欠かせないな………」

輝子「地味な私には……無縁そうな世界……かな…」

レイ「……」

レイ「だが……そう壁を作る事は無い」

輝子「?」

レイ「最近は色々な個性を先に売り出してから、そのキャラクターにアイドルとして肉付けするパターンが主流だな」

レイ「曲作りを例にとれば、その人間の個性を表現した制作を心掛ける。衣装も然りだ」

レイ「テレビや雑誌などのメディアで先に名が売れてから、アイドルとしてデビューするという形は、別に今は珍しくない」

輝子「……言われてみれば、確かに…」

レイ「なんだ、興味が湧いたか?」

輝子「……」



●安価
好感度
(奇数+、偶数-(-40))
↓1


★好感度 44→-14/300


輝子「ま、まあ……勉強にはなったな、フ、フヒ…」

レイ「そうか……」

輝子「……」

輝子「それで……マイフレンド、どうするんだ…?」

レイ「うむ……キノコを勧誘という話の見当が皆目付かん…」

輝子「ま、まあ当然だな……」

レイ「分からん……キノコ……アイドル……」

輝子「ふ、フヒ……キノコアイドルか……」

輝子「私に……ピッタリの銘だな……」

レイ「ははは! 確かに……!」

レイ「確かに………………」

レイ「……………」



レイ「!!!!!!!」ガタッ

輝子「ど、どうしたんだ…?」

輝子「電気に頭、ぶつけなかったか…?」

レイ「あ、ああ……大丈夫、大丈夫だ……」

なんか選択肢とかコンマで窮屈になってつまらなくなってきたな

コンマはともかく、選択肢はもっとアバウトにやってもらっても良い気がするね
選ばされてる感あると何とも

戻りました。

>>951
>>952
そういう意見は正直、どんどん言ってくれて構わん。
確かに今回は、そういう姿勢が欠けていたかもしれんと、薄々感じてた。
全ての意見を取り入れるワケじゃないが、真摯に受け止めて参考にしたいと思う。ありがとう。


レイ「ものは相談だが……」

輝子「…?」

レイ「アイドルに興味は無いか? …マイフレンド?」

輝子「うん…?」

輝子「へ、へへ……何か、買って欲しいのか…?」

輝子「特に今は、気になってるアイドルはいないけど……君のファンにならなってもいいぞ…?」

レイ「ち、違う! そういう販促活動じゃないッ!」

輝子「違うの…?」

レイ「お前が、アイドルになってみないか?」

レイ「言っただろう? 歌と踊りは主軸だが、それはあくまで基本に過ぎない」

レイ「現代では、強烈なキャラを地道に世間に売り出してから、アイドルとして転身する者も珍しくない」

レイ「そういう視点では、アイドルとは肩書きではなく、通過点や活動の一つに過ぎない!」

レイ「故に、誰だってアイドルとしてデビューする素質はある。勿論、お前もだ!」

輝子「……」

輝子「こ、こんな地味で、キノコしか知らない……ボッチの私でも…?」

レイ「ああ、そうだとも!」

レイ「世の中には、団塊の高齢者をアイドルと謳う者もいれば、武闘派集団がアイドルを気取る時もある!! 着ぐるみがアイドルと言う者もいる!!」

レイ「今の世の中、アイドルが飽和した混沌とした時代だ! その世界に一石を投じてみないか!?」

レイ「今日会ったのも、何かの縁だ! 約束しよう!」

レイ「俺がお前と一緒に、トップを目指して走ってやるぞ! マイフレンド!!」



【星輝子の契約】
基準値33+トモダチ補正50-聖帝補正30-好感度2(-14÷5)-星輝子のネガティブ気質20
=31

コンマ01~62の奇数:勧誘成功
コンマ01~62の偶数:勧誘失敗
コンマ63~99、00:勧誘失敗
↓3


レイ「……」

輝子「フヒ……」

輝子「私に目を付けるのは、良いセンス………だけど…」

輝子「い、いきなりすぎる……」

レイ「……!」

レイ「ま、まあそうだな」

輝子「フフ……」

輝子「まあ、話は覚えておくね……」

輝子「正直、私なんかがアイドル……どうかな…?」

レイ「い、良いと思うが…」

輝子「ふ、フヒ……ボッチでコミュ障……向かないと思うけど……」

輝子「で、でも、誘って貰えたのは……う、嬉しかったな」

輝子「また次に会ったときでも、是非誘って下さい……気が変わってるかも、よ?」

レイ「……また今度な」

輝子「ふふ……とにかく…」

輝子「また、どこか遊びに行こうか……今度」

レイ「ああ。約束しよう…」


・・・・・
・・・


・・・
・・・・・
=======


「……」

「……第一印象で正直、最悪だと思いましたが……」

「そこから奇妙な縁を築いて、勧誘まで行き着いたのは見事だと言えます」

「勧誘対象だと認識しない方が、案外、良好な関係を作る事が出来るのかもしれません」

「今回は稀有な例でしたが、勧誘を失敗しても、比較的良い展開に恵まれたのではないかと思います。しかし如何せん、運の事運びが芳しくありませんでした」

「展開が悪くても勧誘に成功することもあれば、展開が良くても失敗することがある……」

「合縁奇縁。やはり、人間関係はそう簡単に出来ていない物だと、痛感する一幕でした…」

「……」

「後日、帰る場所を何もかも失ったレイさんは…」

「山の洞穴に潜み、キノコを栽培し生計を立てているという、奇怪な噂を耳にしました」

「そこに白髪の小さい少女が時折、差し入れのキノコを運んでいるという報告もありますが……」

「事の真相の謎は、深まるばかりです…」

「……」

「……」ペラッ


・・・・・
・・・



・・・
・・・・・
======
(後日 7610プロダクション 会議室)


ユダ「……」

ユダ「レイの奴はどうした?」

サウザー「知らんな。あんな無能な男……」

シン「哀れだな。貴重なチャンスを棒に振るとは……」

シュウ「しかし、今でも星輝子とは良好な関係を続けている様だぞ……誰かと違ってな」

サウザー「ウダかな?」

ユダ「お前だろうが!!」

サウザー「実際問題、もう奴の出番は無いぞ。失態が大きすぎる」

サウザー「キノコを友人と見立てて、15万円をドブに捨てた男だぞ?」

シュウ「ああ……それは……」

シン「それは……言い逃れは出来んな……」

ユダ「奴も一時期は、荒んだ生活を送っていたらしいからな」

ユダ「此度で原点回帰出来て、本望なんじゃないか?」

サウザー「とりあえず、レイの席は燃えるゴミとして処分しておこう」

サウザー「南斗DE5MEN内での処遇もおって通達する」

俺のせいか?分かるからいいかとキノコで安価取った俺のミスか……。

>>981
分かってた


サウザー「さて、次は346プロダクションとの共同イベントだが…」

サウザー「今回は正直、346での勧誘が多すぎて関係が悪化すると思ったが…」

サウザー「ギリギリ、悪化までは至っていないぞ。安心しろ」

シュウ「ならば、今はどんな状態なんだ……」

サウザー「千川ちひろが警戒を強めているな。あの守銭奴は金の番だけしてれば良いものを…」

シン「……」

サウザー「しかし案ずるな。今回のイベントを成功に導けば、奴の目はその利益に向くハズである」

サウザー「何も問題は無い。貴様らはこの聖帝の指示に従い、異を唱えず馬車馬の如く働けば良いのだ」

ユダ「内容は? 出来れば我がプロダクションにもアドバンテージがある計画ならば良いが…」

シン「何を言っている。前回も充分劣らぬ強烈な個性を見せつけただろう」

サウザー「フハハハハ! その通りだ!」

サウザー「今回のイベントは前回の公演に負けず劣らず、フリーダムな我らの個性を活かす事が出来るぞ!」

サウザー「そして、勿論、その最中でもアイドル勧誘に関しては気を緩めん」

シン「……?」


●安価
プロデューサー
↓2

おれらと>>1はわかってたけどレイはわかってなかった感じかw

>>981
>>985
今回はいつもと違って、勧誘側が何も知らないような状況で勧誘相手に遭遇するパターンをやりたかっただけで、
別に安価の書き方を言及したワケでは無いです。そこは留意して欲しい。不快には思わんでくれ。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年07月07日 (火) 20:01:49   ID: zmH6rQy-

毎度楽しませてもらってます!!
レイがとても不憫で(;´Д`A
今度のスレではシュウ様の出番を期待します(≧∇≦)!!!!!!

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