【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて更に圧前進あるのみ!」 (1000)

☆注意☆
・このSSは「アイドルマスターシンデレラガールズ」
と「北斗の拳イチゴ味」要素を含みます
・キャラ崩壊


聖帝サウザー
http://i.imgur.com/URkpNsw.jpg




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1432384858

☆前回の勧誘結果☆

1.○大和亜季(シュウ)
2.○櫻井桃華(レイ)
3.×前川みく(サウザー)
4.○高垣楓(サウザー)
5.×上田鈴帆(サウザー)

前回最後、すこし間を空けるとか言ったが、あれは嘘だ。

しかも焦りすぎてスレタイミスっちまったが、まあそもそも聖帝の造語だし、それっぽい言葉になってるから問題ないだろう


サウザー「さて…」

サウザー「南斗DE5MENのサードシングルも満を持して発売したが…」

サウザー「相変わらず我が7610プロダクションの財政は火の車だ」

シュウ「まずプロダクション維持費の時点で収益が足りてないからな」

サウザー「何故だ…! 屋上に建設した巨大ゴールデンサウザー像で金運向上を狙ったのに…!」

シュウ「お前がそういう馬鹿な事に金を費やすからだ!!」

サウザー「怨敵346プロダクションは着々と力を蓄えつつあるし、アニメ2期もそろそろ開始してしまう…!」

サウザー「経営陣の力はまだしも、アイドル陣の格差は開くばかりだ!」

シュウ「いや、両者とも346に軍配が上がってるし、歴然とした差は一目瞭然だから」

サウザー「このままではイカン! あの憎きアシスタントに付け上がる隙を与えてはならん!」

サウザー「我が聖帝軍全勢力を持って波状攻撃を仕掛け、プロダクションの戦力を拮抗させなくては…」

サウザー「…ということで?」

サウザー「第2回、安価で聖帝プロデュース大会、開催をここに宣言するッ!!」



※7610…「ナント」、つまり南斗と読む。決してナム豆聖(サトシ)拳最強のナム豆鳳凰げんこつの使い手、聖人の帝sauza将軍とかは一切関係無い。

‐‐‐
(7610プロダクション 会議室)

シン「…」

レイ「…」

ユダ「毎度のことながら、南斗六星拳がここに招集されている時点で、もう嫌な予感しかせんぞ…」

サウザー「いや…そんな警戒しないでもいいじゃん?」

サウザー「ねえねえ…?」

シン「…」

レイ「…」

サウザー「ねえ、北斗無双面白いよね?」

サウザー「最近買ったんだけど、原作で見れなかったエピソードとか見れてもうマジで感動ってカンジ?」

サウザー「でもレイとマミヤがイチャついてるとこ見たら、『何か違うな』って…」

サウザー「だって、お前ら原作じゃあ…」

シン「下らん馴れ合いはいいから、さっさと本題に入れ!! 超ウザッ!」バン!

レイ「おい待て、ちょっとその先気になるぞ!? もう本題とかどうでもいいからそれ聞いたら俺帰るわ今日!」

シュウ「要するに、前回同様、安価でアイドルのスカウトを実行していく」

サウザー「フフフ…貴様ら、奈緒と加蓮のために今回は有無を言わさず働いて貰うぞ?」

シン「…致し方あるまい」

レイ「前回は5人中3人を獲得するというまあまあの戦果だったな」

シン「まあ…」

ユダ「前回なんて、俺達には関係のない話だったがな…」

サウザー「だってホモとナルシストとか、距離を置かれる人格上位ランキングじゃん? お前ら人気無さ過ぎw」プッ

シン「貴様の様な馬鹿には一番言われたくない!」

サウザー「馬鹿…?」

シン「…!」

サウザー「…誰が?」キョトン

ユダ「お前ホント馬鹿だなッ!!」バン!

サウザー「フハハハ…今回もこの聖帝の場合には聖帝特権として制限を掛けさせて貰おうか…」

サウザー「『年齢13歳以下、うるさくない性格、奴隷として従順そうな人材』とかな!」

シュウ「子供とお前とか原作じゃあ最悪の相性だろ! 絶対認めんぞソレ!」

レイ「まあ、前回と特に変わらないということだな?」

シン「安価に従って自由に行動して見るのも悪くないかもしれんな」

ユダ「自由とか言ったら、某自由で自由な自由の雲の侵略者とか指名されそうだから止めよう…」

シュウ「…そういう懸念があるから、前回はプロデュース側から先に安価していたから、今回はスカウト人材から先に安価をしてみよう」

サウザー「え…シュウ様それ本気? じゃあ聖帝特権とか意味無いんだけど…」

レイ「まあきっと分かってくれるだろう。なら今回は、随時安価指名の順番を逆にしていこう」

サウザー「フフフ…我々も一応アイドルだから、間違えて先に指名されたら、ちょっと困るんだからね?」

サウザー「さあ、六聖拳記念、記念すべき第6回はコイツだ!」


アイドル
↓1

レイ「双葉杏か…それこそフリーダムな子だな」

シュウ「フリーダムとか言ったら本気で奴が来そうだから止めようか」

サウザー「さあて、このニートの自堕落なガキの面倒は誰が見るのだ?」

シン「このガキは何なんだ? 学生か?」

ユダ「でも自立しているようにも見えるが…」

レイ「どうやって生計を立てているのか不明だな…」

サウザー「フン、ならばこちらとしても付け入る隙が多いというものだ」

サウザー「ではこのガキの面倒を見るのは…」



プロデューサー
↓2

ユダ「…!」

シュウ「ウダか」

レイ「ウダだな」

サウザー「ようやく出番だ、嬉しいか? ウダ」ポン

ユダ「黙れッ! しかし戦法に俺を据えるとは、良く理解しているじゃないか…」

ユダ「安心しろ、まず初めに勢いを付けて、貴様らの負担を減らしてやろう!」

サウザー「何だろう…すっごい失敗して欲しい」

シン「うん…それは同感」

ユダ「フン、俺はサウザーとは違う。打算的な行動はしない。知略を元にロジックを組み上げ、華麗なる勝利を手にしてやろう!」

サウザー「何だろう…すっごい失敗して欲しい」

シュウ「ああ…それは同感だ」

ユダ「…」

双葉杏
http://i.imgur.com/ntxI1SQ.jpg

‐‐‐
(双葉杏宅)


杏「…」カチカチカチ

杏「…うー」

杏「やっぱり上手な人にヘリ乗られると厳しいなー…」カチカチカチ

杏「よーし、ならここでサムタレが…」カチカチ


ピンポーン

杏「…」カチカチ

杏「あー喉渇いた…」

ピンポーン

杏「ふっふっふ…戦場では立ち止まった者から死んで行くのだよ…」カチカチ

杏「ふわぁーッ…」

ピンポーン

杏「……」

ピンポーン


ユダ「……」ピンポーン

ユダ「…居留守?」

ユダ「フン…そんな古典的な策を使うとは…」

ユダ「奴の主な食料調達経路はコンビニだ…多い日は一日二回、必ず外に出る」

ユダ「今日、まだ奴は一回も外に出ていない…」

ユダ「つまり、ここで俺が籠城していれば必ず鉢合わせするということだ…!」

ユダ「動かざること山の如し……かの有名な孫子の兵法だ…」


‐‐‐
(3時間後)


ユダ「……」

ユダ「なかなか…」

ユダ「粘るな…」

ユダ「ていうか物音すら聞こえないけど…本当にいるんだよな?」



ユダの行動
↓2

ちょっと難しいのにしたかもしれぬ、すまぬ

>>25
大丈夫大丈夫。
卑猥な方向は今回は流石に遠慮するけど、全然大丈夫よ。
ドンと来い

ユダ「奴は警戒し出て来ないのかもしれんな…」

ユダ「警察でも呼ばれても癪だ…俺はシンとは違い簡単に捕まらんぞ…!」

ユダ「ならば一旦引いて体制を整えるか…」

ユダ「フフフ…近頃の低能なガキなんぞ一発で陥落できるかと思えば、なかなか小賢しい知恵を付けているではないか!」

ユダ「面白い…この妖星のユダを本気にさせたらどうなるか、思い知らせてくれよう…!」スタスタ


‐‐‐
(双葉杏宅)


杏「…帰ったか…」

杏「ふっふっふ…まさか玄関のドアスコープが監視カメラになっているとは流石に想像すまいっ!」

杏「まあ強行突破して来よう危ない不審者なら、空いた穴から隣のお姉さんの部屋に逃げて警察呼んだけどね」

杏「なんだろうあの人…スーツが違和感あり過ぎ…赤髪だし、外人さん?」

杏「まあいっか…さて、買い出し行こうっと」

‐‐‐
(表通り)

杏「…」

杏「昨日まで何もなかった通りなのに…」

杏「なんか出店とか屋台とか一杯並んでるんだけど…」


【南斗聖拳商工まつり】

杏「ふうん」

杏「…」

杏「結構充実してるね」

杏「射的屋、かたぬき、金魚掬い…」

杏「杏は今…甘いものが欲しいなー」

杏「お祭りと言ったら、やっぱリンゴ飴、わたあめでしょー!」


ドスドスドスドスドス!
ドスドスドス!

ユダ「…」ドスドスドス!

杏「…なに、この鈍い音…」

杏「飴切りの屋台か…見るのは初めてだけど…」

杏「(飴切りって普通包丁とまな板で、小気味良いリズムを奏でるのが主流だと思ったけど…)」

ユダ「…」ドスドスドス!

杏「(手刀…!?)」



杏が興味を持った屋台
↓2


ドスドスドス!

杏「おじさーん?」

ユダ「ふふふ…よく来たな、可愛いお嬢さん…」

杏「何で手刀なワケ? 本来は綺麗な音で客寄せる飴切りなのに、全然客集まってないよ?」

ユダ「この南斗聖拳商工まつりの屋台はね、みんな体を張って盛り上げているのだ」

杏「…?」

ユダ「周りを良く見て御覧。背中を地面に付けて飛び跳ねた、りガソリンを腹に溜めこんで火を噴いたりする曲芸師もいれば、人を焼くような巨大な鉄板で焼きそば作る職人もいる」

ユダ「手で飴を切っているのも、何も不思議なことじゃないだろう?」

杏「えー…南斗聖拳って何? ビックリ人間の集まり?」

ユダ「まあ興味を持ってくれたら嬉しい。名刺でもどうだい?」

杏「貰っとく。で、飴ちょうだい?」

杏「手で切って、ちょっと不衛生っぽいから、少しオマケして欲しいな~?」

ユダ「…!」

ユダ「女の子で値切ろうとするなんて、度胸があるじゃないか…」

ユダ「じゃあ500円でこの袋の中にある飴を全部あげよう…!」ドン!

杏「え、本当に!? 払う払うよ!」

杏「うっわー嬉しい♪」

ユダ「ふふふ…お嬢ちゃん、どうだい? 南斗聖拳に興味があるなら、アイドルとかにも興味がないかい?」

杏「アイドル?」

杏「えー、最近話題の体を張って世界を巡るアイドルってやつ?」

ユダ「ああ違う違う。ちゃんと真っ当な活動の物さ。まあ中にはそういうことをする子もいるかも知れんが…」

ユダ「お嬢ちゃんは中々魅力がある。どうだい、プロダクションの見学だけでも?」

ユダ「ウチはすぐデビューできる。CDが売れれば、一攫千金も夢じゃないぞ?」

杏「…確かに…」

杏「歌手は一発当てればデカいってよく言うからね…一発屋で今も食ってる人とか沢山テレビで見るし…」

杏「まあ、ありっちゃありかもね」

ユダ「今、7610(ナント:南斗)プロダクションでは大々的にアイドルを募集しているんだ」

ユダ「南斗DE5MENを始め、様々なアイドルを擁し覇権を目指している」

ユダ「まあ…急ぎじゃなくていい。怪しいと疑うなら、よく調べた上で連絡をくれても全然構わない」

ユダ「今日出会ったのも、その飴も何かの縁だ。是非とも7610プロダクションをよろしく頼むよ」

杏「そうだね、考えてみるよ。おじさん、飴ありがとね」

杏「じゃあ次はナイフを投げ合っている曲芸でも見学していくかな…」

ユダ「ふふふ…ゆっくり南斗聖拳の魅力に触れていくといい…」




‐‐‐
(後日)

ユダ「ふふ……」

ユダ「あそこでしつこく勧誘し過ぎてはサウザーの奇行の二の舞だ…」

ユダ「一旦引き、相手の出方を伺うのが、一流のスカウトマンというものだ」

ユダ「まさに飴と鞭だな。さて…」

ユダ「…」



着信
コンマ01~50:着信有り
コンマ51~99:着信無し
↓2

一応この二人って行動ともかく頭はいいからなー


ピリリリッ♪

ユダ「!」ガバッ!

ユダ「ふふふ…計算通りだ…そろそろ着信があると思っていたぞ!」

ユダ「さあ、色よい返事を期待しようではないか…!」ピッ

ユダ「はい、こちら7610プロダクション…」



‐‐‐

(翌日 公園)


ユダ「…」

杏「お、いたいた。あの時アパートに来た不審者さん」タタタ

ユダ「7610プロダクションのユダだ…よろしく」

杏「調べたよ。おじさん南斗DE5MENのメンバーだったのね。何、今は引退して後進育成?」

ユダ「アイドル兼事務員兼プロデューサーだ」

杏「人手が足りないってのは本当なのね…」

杏「まあでもそれなりに知名度があるアイドルも所属しているみたいだし、裏は取れた感じかな? 少なくとも怪しい事務所では無さそうだね」

ユダ「…」

杏「で、今日は何を奢ってくれるのかな??」

杏「杏お腹すいたよ~…ビュッフェで美味しいスイーツが食べたいなー♪」

ユダ「…」


向かうお店
↓2

ユダ「妖星一名」
杏 「妖精一名」
みく(また変なのが来た…)

‐‐‐
(某猫メイド喫茶)


カランカラン♪

みく「はーい、いらっしゃいませにゃー♪」

みく「ウッ!?」ビクッ

ユダ「二名だ」

杏「えー、猫カフェ? こういうトコって値段とメニューが釣り合ってないんだよねー…」

みく「(こ、この人は…7610プロダクションの…!)」

ユダ「ふふふ…」ニヤリ

みく「(も、猛烈に嫌な予感がするにゃあ…!)」

ユダ「(このガキ…俺を都合のいい財布として見ているな…)」

ユダ「(だが甘い、こちらも貴様を堕とすためなら、惜しむ事なく散財出来るのだ…サウザーの財布でな…)」

みく「二名様、入りますにゃ…」

杏「杏、特大パフェでも頼もうかなー?」

ユダ「ふふふ…じゃあ俺は優雅に紅茶でも頼もうか」

みく「お待たせしましたにゃ、特製特大パフェと紅茶ですにゃ」カタッ

杏「わーい、ありがとうユダさん♪」

ユダ「おいお前…この店では何か注文した後に美味しくなるような『おまじない』があると聞いたのだが…?」

みく「…!」

みく「あ、あれは…最近廃止になって…」

ユダ「先程他のテーブルでもやっていたが?」

みく「(くっ…!)」

杏「ねえ、食べていいの?」

みく「そ、それでは…当店特製メニューでのおまじないをさせて頂きますにゃ!」

みく『とってもとっても美味しくなーれ…』

みく『萌え萌えにゃー…』クイッ

ユダ「オイ、真面目にやれ」

みく「(こ、この…!)」

みく「で、ではもう一度…っ!」

みく『とっても、とーっても美味しくなあれッ♪』

みく『萌え萌えにゃあ☆』キャピッ

ユダ「フフフ…」ニヤニヤ

杏「パフェとか久々だけど、やっぱ美味しいねー」モゴモグ

みく「(い、いやな客にゃあ!!)」

杏「ねえ、親しそうだけど、知り合い?」モグモグ

ユダ「我がプロダクションのリラクゼーション施設に出入りしている常連だ」

みく「まあ…それは否定しないにゃ」

ユダ「丁度いい。第三者として我がプロダクションの魅力を存分に語って貰おうか」

みく「な、何でみくが…」

杏「リラクゼーション施設!? なにそれ詳しくッ!」

ユダ「いいじゃあないか。ほら座れ」

みく「まあ、いいけど…」カタッ

みく「(ひょっとして…この人このために店に来たんじゃないかにゃ…)」

ユダ「…」ニヤニヤ

みく「(こ、これは図星にゃっ!)」

ユダ「(プロダクション側の人間だと、どうしても説明に色を付けてしまい、誇張気味になる)」

ユダ「(それは相手の不審に直結する。ならば多少のリスクは孕むが、他人を頼り、客観的に自由に語ってもらうのが一番良い)」

ユダ「(サウザーの勧誘で余計な点を見せていなければ、充分に魅力は説明できる筈だ…)」

今日で頑張って杏は終わらせて、次の人選まで行ければ行きたい…と思う

ムリすんなよー?

みく「そうだね…リラクゼーション施設は、豪華なスパって感じにゃ。温泉やプール、ジムに遊戯部屋、仮眠室にエステとかもあるし…一般開放もされてるにゃ」

ユダ「我が社に入社すれば、優遇され、さらにVIPルームも使えるぞ」

杏「ふぅん…遊技施設…仮眠室ね…」モグモグ

みく「…まあ兎に角、全体的な施設や設備は一流ってカンジだったにゃ」

みく「食堂も広いし、メニューも偏りはあれど、まあ豊富だったし…」

ユダ「最近食堂では特にイチゴを使ったスイーツに力を入れている。やはり女子は甘い物が好きだしな。少しでも行動の活力になればいいと思っての配慮だ」

杏「へぇー…甘いものか、まあ良いんじゃない?」モグモグ

みく「他には…まあ変な施設や部分は多少あれど、それはあくまでプロダクションの個性と捉えて問題ないかもしれないにゃ…」

ユダ「フフフ…多少は尖った部分も必要だ」

みく「けど…」

ユダ「…?」

みく「…あそこの社長はちょっとオカシイにゃ」

ユダ「よしその辺でいいぞ。説明ご苦労だった」パンパン!

みく「ま、まだ言いたいことはあるにゃあ!!」

ユダ「言ったであろう? 多少は尖った部分も必要だ」

ユダ「瑣末な点はあれど、運営自体は正常に回っているし黒い噂も無い。所属するアイドルも常に自発的・意欲的に活動してくれている」

ユダ「貴様は部外者だ。活動する者の心情を知っているわけではあるまい?」

ユダ「ならば、語る事は何も無い。それはただの憶測だ」

みく「(こ、この人抜け目ないにゃ…)」

ユダ「(貴様はもう用済みだ、さっさと仕事に邁進してろ…フフフ…)」

ユダ様は本当に頭の良いお方…

みく「(く、くっそぉ…)」スタスタ

ユダ「最近入社したアイドルに高垣楓という人物がいる」

杏「ん、知ってる。最近独特のキャラで人気急上昇中の人だよね?」

ユダ「彼女は最近まではモデルで、アイドルなどシロウト同然のカスだった」

ユダ「元の素材の良し悪しはあれど、あそこまで人気を得るきっかけになったのは我らのプロデュースがあってこそだ。彼女の迷いを振り払い、今の活路を見出したのだ」

杏「なんだ、まともにやってるじゃん」

ユダ「(下手な嘘は逆効果だ…今までの説明に嘘など微塵も無い)」

ユダ「(奴の説明には、最後はヒヤっとしたがな…あそこで止めて正解だった)」


ユダ「さて…どうかな、お前にも素質があると俺は睨んでいる。我がプロダクションに来ないか?」

杏「えー…」

杏「でも杏は働かないよ? 一回活動したらそれでオサラバするかよ? 本気で」

杏「不真面目な人間でも迎い入れてくれるっていうの?」

ユダ「フフフ…それでもいいさ。そんな人間でも魅力的に見えるものだ」

ユダ「(入れてしまえばこっちのものだ。一度足を踏み入れたら蛸壺のような泥沼だ、サウザーは容赦すまい…!)」

杏「まあでも一生遊んで暮らせるためなら、少しは努力しても良いかなー…んー…」



【双葉杏の契約】

基準値33+ユダの知略45+財力10-聖帝補正30-双葉杏のやる気10

コンマ01~48:勧誘成功
コンマ49~99:勧誘失敗
コンマ00:ファンブル

↓2

杏「そうだなー…」

ユダ「…」

杏「うん、とりあえずもっと奢って貰えたら考えるかな。じゃあ次のお店にいこっか」

ユダ「ま、まあ良いだろう。好きな物でも何でも御馳走してやろう」

杏「ほんとー!? うっわー嬉しいなー♪ じゃあ次はゲームショップに行こうよ」

ユダ「(フン、がめついガキだな…)」

ユダ「(まあいい。こちらには資金はいくらでもあるんだ…)」



‐‐‐
(夕方)

杏「今日はありがとねー♪ いやーこんなにゲームも買って貰っちゃって、ご飯も御馳走して貰って、良い日だったなー!」

杏「はっはっはー♪」

ユダ「(くそ…人の奢りと分かったら、本当に遠慮せずにたかりやがって…!)

ユダ「まあ、我がプロダクションに興味があったら、いつでも連絡をくれ」

杏「うんうん♪ ありがとねユダさーん♪」

杏「じゃあまたねー♪」



・・・
・・


・・・

「…あれから、ユダさんの元に双葉杏さんから何度も電話がありました」

「しかしどの電話も、契約に関することではなく、遊びの要求であり…」

「ユダさんも苦心して策を弄し、契約を迫るのですが…」

「双葉杏さんの煮え切らない返答と思わせぶりな仕草、飄々とした態度に翻弄され…」

「あっという間に財布を空にされ、してやられたと嘆いているユダさんの姿を、最近プロダクションで見掛けました」

「…」

「『人と関わるにはそれなりの誠意が必要』とはよく申しますが…」

「お金や財力だけでは、真に人を惹きつける事は出来ません」

「やはり金銭の力だけで人を釣ろうとするのは、どの時代でも不可能と言うことでしょう」

「今回は双葉杏さんの行動と巧みな話術が上手だったということです。彼女の性格上、後手に回るのは失策だったようですね」

「…良い教訓でした」

「…」

「…」ペラッ

‐‐‐

(後日 7610プロダクション 会議室)


ユダ「」ボロッ…

サウザー「おい知略家? んー?」

シン「妖星が何の星だって? 美と知略の星? ええ?」

シュウ「我がプロダクションは財政難だというのに、あの双葉杏に多額を浪費しおって…」

レイ「挙句、勧誘失敗って…」

サウザー「目も当てられないというか、普通にダサいな」

ユダ「」

サウザー「トップバッターで華麗な勝利とかほざいてた奴がこのザマだよ、ああん?」ゲシッ

シュウ「まあ前回のお前も似たような物だったがな」

サウザー「けど俺はあそこまで相手に舐められなかったし」

レイ「まあそうだな。今回は酷過ぎた」

ユダも途中までは滅茶苦茶良かったんだけどな…

これ連続同じアイドルとか無し?
ユダがあんまりにもアレだったから他のメンツでリトライとかあり?

>>79
考えていなかったですね…
まあ気分次第ですが、基本はアリにします。

ただ全く同じコンビだと少し厳しいかも。

サウザー「おい、我が聖帝軍がこのザマで終わりとか…有り得んぞ?」

シュウ「それは同感だ…こちらとしても、もう少し意地と矜持を見せつけたいな」

レイ「しかし今回は割と自由な行動だったな?」

シン「言った通りだ。自由に動き回れば、勧誘の突破口が開けるかもしれんしな」

サウザー「よし…自由行動はこれからも少しずつ取り入れようではないか」

シン「おい、このボロ雑巾の始末をどうする?」

サウザー「そうだな、とりあえず『UDA(ウダ)』って焼印を体中に押して、アインと同じ地下牢に監禁しておくか」

シュウ「そうしよう」

レイ「さて…次はどの子に迫るのだ?」

サウザー「正直、ユダの失態が目に余り過ぎて、選ぶ暇がなかったな…」

サウザー「では次は…コイツでどうだろうか?」



アイドル
↓2

シュウ「輿水幸子…?」

レイ「たしかコイツは…」



A.346所属のアイドルだ
B.知らん名前だ
↓2

輿水幸子
http://i.imgur.com/WXYyvGH.jpg

レイ「…似た様な名前の者を知っていたが、どうやら別人のようだ」

シン「個人的な感想だが…どこかユダに通じる雰囲気があるな…」

サウザー「ユダにだと? フン、ならば紐にでも括りつけてバイクで走り回ってやろうか?」

シュウ「やめておけ。彼女はユダと違って女性なのだから、一応それなりに紳士的にな…」

レイ「さて、誰が行こうか?」

シュウ「前回の失態がでか過ぎる…失敗は許されんぞ」

シン「そろそろ俺の出番じゃあないか? 順番的に」

サウザー「馬鹿め、重要な局面だと言ったろう。ならばホモでは無く、この聖帝サウザーが腰を上げる時だ!」

レイ「どちらも不安だな…」



プロデューサー
↓2

今日はここまで。いつになるか分からんが、また次回

個人的には杏で成功して欲しかったな……安価二個取りで両方失敗してる奴とか本当に許さん

本人にとってはよかれと思ってるだろうけどやっぱ連投はないよねー
まぁ杏としては無償で楽させてもらったから別にいいけどねーwww
でも次からはそういうのは無しにしてあげてね!杏との約束だよ!
…ところでこの飴さぁ…ウダの手汗が入ってるのかちょっとしょっぱい…

今日もゆっくり書いていくよ

>>100>>101
聖帝にとっては些細なことだから一向に構わんよ

‐‐‐
(ショッピングモール)


幸子「…ボクが…アイドルですか?」

サウザー「…」サッサッ

幸子「あ、あの…」

サウザー「フフフ…」サッサッ

幸子「そ、その動きは何ですか…?」

幸子「(凄い高速で通せんぼされてるんですけど…)」

サウザー「フハハハハ!」サッサッ

幸子「(こ、この男の人…絶対通さない気だ…)」

サウザー「輿水幸子よ…貴様は可愛さを持て余している…!」サッサッ

幸子「…」

サウザー「我が7610プロダクションは貴様のような人材を求めている」サッサッ

幸子「7610…聞いたことがあります」

サウザー「まあ立ち話ではなく、場所を移して腰を据えて話をしようではないか…!」

幸子「…まあ、話だけなら」

幸子「(ボクが可愛い…何だ、分かる人じゃないですか…!)」

幸子「(フフン…♪)」



向かう場所
↓2


了解。
帰ってからゆっくり書くから、また後で

帰りました。今日は早い。
けどゆっくり書きます

‐‐‐
(某猫メイド喫茶)

カランカラーン♪


みく「いらっしゃ…」

サウザー「聖帝一名…と下郎一匹」

みく「(う、うわぁ…)」

幸子「下郎じゃないです、輿水幸子ですよ!」

みく「な、何で来たの?」

サウザー「はぁん? 客に対して何その態度?」

みく「くっ…お客様二名、こちらですにゃ…」

サウザー「フフフ…」ニヤニヤ

みく「(最近は厄日にゃ…)」

幸子「こういう店には初めて来ましたが、中々良い雰囲気のお店じゃないですか!」

サウザー「え…そう?」

幸子「!? じ、じゃあ何でここをチョイスしたんですか!?」

【輿水幸子の自信度】
・行動により、安価で随時加減
・最大値300
・最大値到達で勧誘が有利に
・まだちょっぴり自分の可愛さに疑問を抱いている幸子を覚醒させよう


カワイイ基準値
コンマ+10
↓1

自信度 45/300


サウザー「さて…特製オレンジジュースも頼んだし、そろそろ本題に入るとしよう」

幸子「7610プロの方でしたよね? 噂は少し聞いたことがありますよ」

幸子「所々でスカウトやヘッドハンティングをしているって。ボクもその御眼鏡に叶ったってことですかね?」

サウザー「ほう…我々の活動も下民の知れるところとなったか…」

幸子「でも、やり過ぎると企業からの心証が悪くなりますし、控えた方がいいんじゃないですか」

サウザー「フフフ…それは無理だ。なにせ目の前にこんなカワイイ少女が歩いていたら、スカウトの一つもしたくなるというものだ」

幸子「そ、そうですか…そんなにですか?///」

サウザー「自信を持て輿水幸子よ、貴様はトップになれる器があるのだ」

サウザー「カワイイ貴様なら何でも出来る! 大型会場を埋め尽くすライブも、冠番組を持つことも!」

幸子「ま、まあ、カ、カワイイボクならそれくらい、とと、当然ですよ!」

サウザー「そうさなぁ…貴様なら例えば、こんなことだって…」


自信度+
↓1
発言
↓2

聖帝十字稜に舞い降りた真の聖帝こそボク!

>>120
幸子の台詞でいいの?
それともサウザー?

自信度 45→78/300


サウザー「聖帝十字稜に舞い降りた真の聖帝こそボク!…と確固たる自信を持って言わせる事ですら、この俺には出来る」

幸子「な、なんですかその謳い文句は! せ、聖帝って…」

サウザー「しかし、今の貴様にはまだ少し自身が足りん…さてどうしたものか…」

幸子「あの…勝手に話が進んでいますけど、ボクはまだアイドルになるなんて一言も言って無いですよ?」

サウザー「え?」

幸子「えっ」

サウザー「ならないのではない。なるしかないのだ、貴様は」

幸子「ぼ、ボクの意向は無視ですか!? そんな強引なスカウトがある筈ないですよっ!」

サウザー「フフフ…現にこうしてこの聖帝が貴様の目の前にいるのだ。この威光を存分に見せつけて、聖帝アイドルとして志せる程の自信を付けさせてやろうではないか…!」

幸子「話がねじ曲がって行く気がするんですが…」

サウザー「さあ、貴様の可愛さを存分に磨き、自信を付けさせてやろうではないか!」



行動
↓2

一旦間を空けます
再開は後で!

戻りました
ゆっくり書いていきます

‐‐‐
(7610プロダクション 衣装部屋)


幸子「(言うだけあって…本当に大きなプロダクションですね)」

幸子「(規模だけならあの346プロにも匹敵するかも…)」

サウザー「さあ、まずはアイドルというものがどういう物か漠然としたイメージでは伝わりにくいであろう?」

サウザー「ならば、実際に形から入ってみて体験してみるのが手っ取り早い」

ユダ「ふふ…この俺が美しく貴様をコーディネイトしてやろうではないか…」

幸子「お、男の人ですか…?」

ユダ「安心しろ、悪いようにはしない」

ユダ「まずは化粧から始めようではないか。よし、まずはこの色のチークを使って…」

サウザー「おい、完成したら呼べよ。それまで俺はフミフミーとゲームしてくるから」

幸子「(な、なんか本当にこのままでいいんでしょうか…)」

‐‐‐
(1時間後)


幸子「…」

ユダ「少し派手なイメージで仕上げてみたが、どうだ? 驚きで言葉も出ないか?」


http://i.imgur.com/f51thBV.jpg


幸子「あの…」

幸子「人は見掛けによらないって言いますね」

ユダ「ふん…お前の持ち前の美しさがあってこそ成せるのだ」

幸子「(貴方の外見と、この仕上げの繊細さという意味だったんですが…)」

ユダ「このプロダクションで最も美しい俺が褒めているのだ。光栄に思うが良い」

幸子「た、確かに…悪くはないですね! まあ、元のボクがカ、カワイイ…からこの出来栄えですけどねっ!」

幸子「小悪魔チックなのも、アイドルっぽくていいじゃないですか!」

幸子「まあ、ボクくらいだともう少し大人びた格好でも良いと思いますけどねっ!」

ユダ「お前くらいの年頃の小娘は、これくらい着飾っても罰は当たるまい」

ユダ「ふふふ…即興ながら、我ながら良い作品じゃあないか…」


自信度
↓2



自信度 78→151/300


幸子「ふ、ふっふーん! ど…どうですか?」

サウザー「へえ…なかなかいいじゃん? でも突いたら崩れそうだな」

幸子「べ、別に突く必要はないんじゃないですか?」

サウザー「フフフ…形だけでもアイドルになった気分は如何かな?」

幸子「正直、悪くはないですね! けど、これだけでボクの気が引けると思ったら大間違いなんですからね!」

サウザー「ほほう…言うじゃないか、ユダに次ぐナルシストの分際で」

幸子「な、ナルシスト…」

幸子「(ぐ、グサッと抉るような事を…)」

サウザー「それならば、せっかく着飾ったことだし…アイドルお試し期間という名目で…」

サウザー「お次はこんな演目に挑戦しては如何であろうか?」



自信度-
↓1
行動
↓2

今日で幸子を終えて、次に入れるように頑張るよ。
まあでも長くて3時かな。3時間寝れば十分だし

ありがとう。
無理しない程度に頑張るよ。


自信度 151→85/300


―――
(7610プロダクション 正門)


幸子「とりあえずその衣装のまま外で待ってろと言われましたが…」

幸子「一体何をするんでしょう。荷物も預けたままだし、帰るに帰れない…」



ドッドッドッドッド…!


幸子「…?」

サウザー「フハハハ…! 待たせたな!」

ドッドッドッドッド…!


http://i.imgur.com/Q2wPMbx.jpg



幸子「な、なんですかソレ!?」

サウザー「貴様も見てくれだけはアイドルになったのだ」

サウザー「ならばそれを使わん手はない! 我がプロダクションの宣伝がてら、貴様の存在をこの街中にアピールしてやろうではないか!」

幸子「な、なな…!!」

サウザー「フハハハ! さあソイツを積み込め! そして看板を持たせろ!」



【7610プロダクション所属 輿水幸子】

【職員、アイドル募集中!】

【社内インセンティブ有り! リフレッシュ休暇は皆で南国へ!】

【目標:修羅の国制覇(PV撮影)! 制圧前進姿勢で君も南斗聖拳を始めよう!】



幸子「ひょ、ひょっとして宣伝のためにこの衣装を着せたんですか!?」

幸子「っていうか、ボクまだ所属するとか一言も言ってないんですけど!?」

サウザー「ハハハハ! 謙遜するな! 貴様は十分カワイイのだ! 恥じることはない!」

サウザー「カワイイカワイイ! フハハハハハ!」

幸子「い、意味がわかりません!」

幸子「(着々と逃げ道を潰されてる気がするのはボクの思い違いでしょうか!?)」



自信度(コンマ偶数で+、奇数で-)
↓2


自信度 85→169/300


―――
(東京都内)

ドドドドドドドド!



幸子「ヒィっ…!」

サウザー「どうだ、下郎共の羨望の視線を一挙に浴びる快感は!!」

幸子「ボボボ、ボクがかかかカワイイからししし仕方ないかもしれませんが…!!!」

ドドドドドドドド!!

幸子「こここ、これはせ羨望というより、こここ好奇の目に近いのでは、ああああっ!」

サウザー「アイドルというのは皆好奇な目で見られるものだ! 今のうちに慣れておいて損はないッ!!」

幸子「そそ、それより!!! ちょ、ちょっと速度を落としてくれませんか! すすすスカートの中がッ!///」

サウザー「あ、そう…? じゃあちょっと落とすか」

サウザー「おーい、ちょっと減速してやってー?」

幸子「(変な部分で優しい! なんなんですかこの人!!)」

サウザー「さて、この勢いで、次は…」


行動
↓2


この奇怪な光景を目撃してしまうアイドル

↓1,2


サウザー「よし、このスーパールーキーを引っさげて、このまま346プロに殴り込みをかけようではないか!」

幸子「み、346に!? ボクは部外者ですけどッ!!」

サウザー「この時点でどの口が無関係とほざくのだ、貴様もこのまま進路を346に向かって貰うぞ!」

幸子「う、うそ…! ああああぁ……」


フハハハハー! ウワアアアァ…

ドドドドドドドド…

ドドドド…




みく「……」

みく「あ、あの場違いな乗り物は…」

みく「間違いない、みくも一度乗せて貰ったあの社長のヤツだ…」

みく「誰かがプラカード持たされて爆走していったけど…」

みく「可哀想に…」


自信度(ヤケクソ)+
↓2

自信度 169→190/300

―――
(346プロダクション カフェ)


楓「お久し振りです、菜々さん」

菜々「ああ! 楓さんじゃないですか! 今日はどうしたんですか?」

楓「久しぶりに菜々さんに会いたくなって、来ちゃいました♪」

菜々「ま、まあそんなに月日は経ってないですけどね。でも本当にお久しぶりですね、楓さんがモデルやってた時以来ですか?」

菜々「何か飲みますか? 折角なので、ナナの驕りで良いですよ!」

楓「じゃあ…私がこよなく愛ステぃるアイスティーで…ふふっ♪」

菜々「お変わりないですねぇ…7610に入っても」

楓「ダジャレや酒好きのままでいいって、7610の皆さんが言ってくれたんですよ。本当に良い人達です」

菜々「ナナも負けてられません! ウサミンパワー全開で頑張って…!」


ドドドドドドドド!

ドドドドドド!!

フハハハハハ!


菜々「…なんか…中庭が騒がしいですね…?」

楓「(今の声は…)」


サウザー「フハハハ! さあ幸子よ、プラカードを裏返せ!」

幸子「…?」クルッ


【聖帝サウザーの名に誓い、全ての不義に鉄槌を!】

【7610アイドル、輿水幸子、夜露死苦!】


幸子「う、うわあああ!? こここれ、もうヤバイ奴じゃないですか!!」

サウザー「案ずる事は何も無い。346と7610はある種の友好関係だ。つまりここは俺の庭も同然の敷地だからな」

幸子「な、なのに何で殴り込みのような紛らわしい事を…!」



楓「! 社長…!」タタタ

菜々「な、何ですか貴方達! 特攻の拓でもこんな禍々しいバイク群は見たことありませんよ!?」

サウザー「うん? おお楓か、奇遇ではないか。どうだ、我が7610待望の新アイドルと、それに見合った宣伝だ」

楓「新しい子が入ったんですか?」

幸子「(あ、あれは高垣楓…!? 割と有名なアイドルじゃないですか!!)」

幸子「ち、違います! ボクは強引に連れて来られて…!」アタフタ

サウザー「フフフ…近々また共同イベントがあるのでな。我が威光を派手に見せ付けてやろうと出向いた次第だ」

菜々「ふ、不法侵入ですよ!?」

幸子「あ、あわわ…」アタフタ

楓「……」


楓の一言
↓2

楓「カワイイ…」

幸子「…え?」

楓「こんなにカワイイ子は初めて見ました…その子悪魔チックの衣装も抜群に似合ってます!」

幸子「そ、そうですか…?///」

楓「貴方のような子と活動できるなんて、嬉しいです! これから一緒に頑張って行きましょうね♪」

幸子「と…」

幸子「当然ですね! カワイイボクは例えどんな乗り物の上でも、どんな衣装でもカワイく輝いて見せるんですからね!」

幸子「ふ…フフーン…♪」ニヤニヤ

サウザー「…ん?」

ちひろ「ち、ちょっと! 貴方達何やって…!」

ちひろ「って、また貴方ですか!! ウチの敷地で暴動でも起こす気ですか!」

サウザー「フン、小ウルサイ女が出てきたな…」

サウザー「さて、外周を5周くらい派手に走行して帰るとするか…オイ、行くぞ」

幸子「ちょ、ちょっとイキナリ発進しないで下さい! スカートが…!」

ドドドドドドドド!



ちひろ「こ、コラぁ! これ以上騒音を立てると警察呼びますよ!?」

菜々「な、なんだったんですかアレ…」

楓「(あの乗り物いいなぁ…)」



自信度+(コンマ+20)
↓2


自信度 190→300/300 MAX!

―――
(7610プロダクション 正門)


幸子「ハア…疲れた…」

サウザー「フフフ…どうだ、一日アイドルと同じ衣装で街の民衆の視線を独占し、他のプロダクションに宣伝を掛けた」

サウザー「一先ず月並みだが、感想を聞いてみようではないか」

幸子「ふ、フフ…まあ、ボクはカワイイですからね! これくらいやれば一日で街中に名前が知れ渡るでしょう! 勿論良い方向にです!」

幸子「まあ多少は驚いた面もありますが、なかなか悪くない活動でしたよ! 褒めてあげます!」

サウザー「…」

サウザー「(なんか生意気だな…)」

サウザー「…まあいい、その点は後々矯正し、従順な活動兵器として貴様を育成してやろうではないか」

幸子「フフーン♪ ボクの持ち前の素質だけでも、十分に他者を魅せる事は出来ますけど…」

幸子「ただその足掛かりになってくれるというのなら、このプロダクションに所属してあげてもいいんですよ?」フフーン

サウザー「(……)」




【輿水幸子の契約】
基準値33+ネゴシエイト力20+カリスマ5+自信度100(300÷3)-聖帝補正30-輿水幸子の傲慢10-第一印象10-聖帝の謎の反感と沽券30
=78

コンマ01~78:勧誘成功
コンマ79~99、00:勧誘失敗

↓2


サウザー「……」

幸子「フフン、アレだけ宣伝してしまったんだから、もうボクを雇い入れるしかないですね♪」

幸子「ね? これからもヨロシクお願いしますよ♪」

幸子「あの高く聳え立つ聖帝十字稜に舞い降りる天使…いや、真の聖帝こそ、まさにこのボクですね!」

幸子「さて、じゃあ契約書でも書きにいきましょうか!」

サウザー「……」

サウザー「貴様は…」

幸子「? どうしました?」

サウザー「アイドルとしては向かい入れん」

幸子「ッ!?」

幸子「なな、何でですか! 散々アイドルとして宣伝したし、お試し期間とか言ってたじゃないですか!」

サウザー「フハハハ、誰もその後に貴様をアイドルとして扱うなどと言っておらんぞ!」

サウザー「まず貴様の思い上がった精神を鍛え直す必要がある! そしてその後に…」

サウザー「我が7610プロダクション初、体を張ってバラエティ方面で遺憾なく能力を発揮する芸人アイドルの路線で歩ませてやろうではないか!」

幸子「な、なんでですか!」

幸子「ボクだってカワイイアイドルとして、普通に活動したいんです!」

サウザー「貴様の言う所の『カワイイアイドル』『普通の活動』に、どのような大望を抱いてるかはこちらの知る所ではない!」

サウザー「我がプロダクションが人材不足なのは事実だが、聖帝の称号を騙る罪は重い!」

サウザー「天に輝く星は、この聖帝サウザーの将星のみ! 貴様が名を冠するなど片腹痛いわ!」

サウザー「フハハハハハハ!」

幸子「こ、この人じゃ話しになりません! 誰か…!」

幸子「ボクはアイドルになるって決めたんです! 絶対にここでカワイく活動して、トップを獲るんですからねっ!」




※ その後、例の盗聴器で全容を聞き、駆けつけたレイとシュウによって、サウザーの独断思考はとりあえず諌められ、仲裁されました。

―――
(後日 7610プロダクション 会議室)


レイ「とりあえず、輿水幸子との契約調印は無事に完了した。彼女には普通にアイドルとして活動して貰う」

ユダ「まあ、その後に何らかの才覚が開花して色々な路線を開拓できるかもしれんが……一先ずは普通路線で様子を見ようじゃあないか」

サウザー「絶対芸人路線で歩ませてやるし…アイツ超生意気…くっそ…」グチグチ

サウザー「この聖帝の名を騙るとか、そんな奴原作込みで初めてだぞ…マジありえん…」グチグチ

シュウ「何にせよ、お前が奇跡的に一発で勧誘に成功したんだ。彼女はその第一号だぞ、丁重に扱ってやろう」

シン「成功したのは安堵したぞ。あの調子で立て続けに失敗されたら堪らんからな…」

サウザー「ああいうの何ていうの? 豪気?不遜?自信過剰?馬鹿?」グチグチ

レイ「ソレ全部お前に当てはまるな」

シュウ「若い子は、あれくらい自信があったほうが可愛らしいじゃあないか。お前は別だがな」

シン「しかし、ああいう手合いはなかなか大物になる器だぞ。弱気で謙虚な人間よりは余程見ていて好ましい」

サウザー「さて、これで勧誘に成功した下郎は…計4人か」

シン「今のところの所属は計8人だな。我らを除けば」

サウザー「あと6人で『SOUTHE.ILE(サウザイル)』結成か…まだ遠いな」

ユダ「お前まだその話をしてるのか? 南斗DE5MENも大概だが、毎度毎度本当にダサいネーミングだな」

サウザー「え……正直、UDA(ウダ)には言われたくないです…」

シュウ「それは同感だ」

レイ「ダサい以前に有り得ないからな」

ユダ「くっ…!」プルプル

シン「さて、次のスカウトだが…」

サウザー「ふむ……攻めの姿勢を緩めるつもりは毛頭無い。あるのはただ制圧前進のみ!」

サウザー「346に派手に宣戦布告もしたし、我らの本領を見せ付ける時だ!」



アイドル
↓3

サウザー「そろそろパッション的な人材も一人くらい欲しいと感じていたところだ」カタカタ

サウザー「この高森藍子なる下郎に目をつけたんだが…」カタッ

レイ「! おい、346プロ所属じゃないか…!」

シュウ「346プロ所属は、前例としてはレイが遂行したのみか」

レイ「あのアシスタントの重圧に耐えながら勧誘を挑むのは、なかなか生きた心地がしないぞ?」

シン「それは確かに気が引ける思いだ…」

ユダ「しかし高い山を乗り越えるのは中々面白そうではないか、ふふふ…血が騒ぐぞ」

サウザー「高い山? 高い山…ねえ…」

シュウ「おいサウザー、それ以上口を開くな」

レイ「…誰が行く?」

サウザー「この俺が作った攻めの流れだ、この勢いを壊すのは許さんぞ」




プロデューサー
↓2


今日はここまで。いつになるか分からんが、また次回

少しだけ続き書きます。

うぇい、シンは結構マイナス補正ありそうな予感

>>234
大当たり


---
(7610プロダクション 会議室)


サウザー「…」

レイ「引き抜きにシンを行かせたはいいのだが…」

ユダ「アイツの張り切り様、少し異常じゃなかったか?」

シュウ「ううむ…」

サウザー「アイツ、ケンシロウの尻を追ってスカウト失敗したとか言ったら、マジで殺すぞ」

レイ「そうだな…この際に永久追放してもいいかもしれんな」

シュウ「とにかく、いつもの方式で奴の行動を伺うか…」





~346プロ内勧誘でお馴染~

【高森藍子の親愛度】

・安価で随時加減(補正あり)
・最大値300、最低値-300
・最大値到達でEXコミュイベント確定(ボーナス判定あり)
・最低値到達でラオウルート「拳王乱舞」突入(勧誘失敗)
・規定値に到達しなくとも、最後の判定まで進みます


【シンin346プロでの煩悩値】

・安価で随時加減(補正あり)
・最大値300
・最大値到達でケンシロウルート突入(勧誘失敗)



初期値決定
1.親愛度(コンマ+20)
2.煩悩値(コンマ+50)
↓1,2


親愛度 35/300
煩悩値 100/300

‐‐‐
(346プロダクション 事務室)

シン「(サウザーの策と俺の土下座で、なんとか千川ちひろを説得して、346のプロデューサーとして入り込めたが…)」

シン「まずはターゲットの素性を確認しようか」

シン「高森藍子、16歳、155cm、74-60-79……貧相だな…」

シン「趣味は、近所の公園を散歩…」

シン「ハッ! 橘からのデータによると、趣味も思考も緩そうな女か……」

シン「…スカウトか…」

シン「正直面倒だ、女を振り向かせるのは」

シン「街を贈っても靡かん女すらいるのだ、その変哲な心情を察するのは、並大抵の努力と折れん根性がいるな」

シン「全く、女というのは謎の生き物だ…」

シン「となると」

シン「やはり力に頼る方法が一番手っ取り早く、シンプル…!」

シン「…」

シン「ふん、サウザー達は、俺の勧誘など失敗すると高を括ってそうだが…」

シン「度肝を抜いてやろう。たかが女一人堕とせんで、KINGとはお笑い種だからな」

シン「こんな緩い女一人に手間取るわけにはいかん。力による制圧で、即座に陥落させてやろう…」

シン「フハハハ…!」



親愛度
(偶数で+、奇数で-。コンマ÷2)
↓2

高森藍子
http://i.imgur.com/ldIb7GC.jpg


親愛度 35→78/300


シン「……引き続き…」

シン「…データの確認だ…」

シン「…」

シン「185cm、100kg、132-90-105……へえ…」

シン「頭の大きさ59cm、首の太さ45cm、肺活量8700c.c.」

シン「腕の太さ48cm、リーチ187cm、足の太さ63cm、股下92cm、靴のサイズ29cm握力・腕力・背筋力・脚力は計測不能」

シン「視力は、暗闇でも生物のオーラを察知して光の中にいるのと同じように見える」

シン「動体視力は、放たれた矢も止まって見える」

シン「聴力は、2キロ先の内緒話も聞き取れる。嗅覚は猟犬並み。味覚は…毒物には敏感に反応する。声は様々な音、動物の鳴き真似ができる…」

シン「筋力は緊張時なら小口径の銃弾も跳ね返せる。パンチ力・厚さ5mの岩も割る」


シン「拳の速さは百裂拳では3秒間に50発。キック力…200キロの大男を25mも蹴り飛ばす…」

シン「足の速さは100m9秒台。ジャンプ力、9m台。潜水時間、53分間。睡眠、1週間寝なくとも耐えられる」

シン「3か月間食べなくとも体力が衰えない。毒物耐久力は常人の致死量の5倍の青酸カリにも耐える…」

シン「好きな食べ物は…ビーフカレーか…」

シン「…」

シン「よし、データ確認はこんなもんだな」



煩悩値+
↓2



煩悩値 100→199/300


―――
(346プロダクション 中庭)


藍子「はぁ…」

シン「…」

藍子「いいお天気ですね、プロデューサーさん?」

シン「ん? ああ、そうだな」

シン「こうして天を仰いだのは久方ぶりだが…」

シン「…」

シン「…別にこれといって感じるものは無いな」

藍子「いつもお仕事お疲れ様です」

藍子「ぽかぽかと陽気なお日様の元で横になると、リラックスできますよ?」

藍子「少しこっちに来て下さい。ほら、膝の上にどうぞ?」ポンポン

シン「…」

藍子「プロデューサーさん、スーツだからって遠慮しないでいいですよ?」

シン「ん? ああ……?」ゴロン

シン「(コイツ…高森藍子の近くにいると、気構えが…どこか緩むな)」

シン「(何だこの感覚は…)」

シン「(精神が緩む…? いや、汚染というべきか…)」



親愛度+(コンマ÷2)
↓1

煩悩値-
↓2


親愛度 78→123/300
煩悩値 199→116/300



藍子「暖かいと、心も温かくなりますね…」

藍子「ふぅ…」

シン「はぁ…」

シン「…」

藍子「(プロデューサーさんは普段あまり表情が変わらないけど…)」

藍子「(折角の交換研修だから、少しでもお近づきに慣れたらいいです…)」

藍子「(今、何を考えているんでしょう…)」

シン「…」

シン「(ケンシロウ…)」




煩悩値+(コンマ+10)
↓2


煩悩値 116→144/300

‐‐‐
(森林公園)


シン「森で写真撮影か…」

シン「画になっているな。なかなか」

藍子「お疲れさまでした」

シン「ん? 随分と早いな。もう撮影は終わりか?」

藍子「ふふっ、張り切って、少し頑張りました」

シン「ふーん…そう」

藍子「あの、少し時間も余りましたし…」

藍子「良ければこの後、少し散策しませんか?」

藍子「近くに美味しいお菓子屋さんもありますし、少しだけ…遊んで行きません?」

シン「そうだな…」

シン「(出来れば早く切り上げたいが…)」

シン「(引き抜きを掛けるには、ある程度の有効も必要か…?)」



シンの発言・返事
↓2

>>280
誤字訂正
有効→友好


シン「…そうだな、ゆっくり散歩しながらいくか」

藍子「は、はい! ありがとうございます♪」


‐‐‐
(森林公園 山道)

藍子「はぁ…風が吹くと気持ちがいいですね」

シン「ああ…緑の中を歩くなんて…それこそ久しぶりな気がするな」

シン「懐かしい空気だよ。昔を思い出す…」

シン「昔か…いや、いいか」

藍子「?」

藍子「あ、猫さんが歩いていますよ」スッ

シン「…?」

藍子「っと…」パシャ

シン「ああ、カメラなのかソレ。随分小さい物だな」

藍子「外に出掛ける時は常に持ち歩いているんです。珍しい発見があるかもしれないですからね♪」

シン「ふーん、へえー…」



親愛度+
↓2

親愛度 123→206/300


‐‐‐
(カフェ)


シン「(さ、3時間も散策していただと…!?)」

シン「(な、何故だ…コイツの横にいると時間間隔が著しく狂う気がするぞ…!?)」

藍子「ここのカフェ、以前に瞳子さんと一緒に行った、お気に入りの場所なんです」

藍子「はあぁ…落ち着きますねぇ…」

シン「う、うん…うん…?」

藍子「あ、ラテアートの顔が猫さんですよ♪ ふふっ、可愛い…」

シン「小洒落ているな…ん?」

藍子「プロデューサーさんのにはハートが描いてありますね」

シン「ああ…ハートだな。ハートか…」

藍子「今日はありがとうございました。森や動物達に囲まれて、写真も取れて、今日は幸せでした♪」

シン「それは何よりだな。この仕事を選んで良かったぞ」ズズズ

藍子「はい♪ 私好きなんです、こういう所が…とても」

藍子「プロデューサーさんは、何か好きな物とか場所とかありますか?」

シン「そうだな…」



好きな物・場所
↓2

ケンシロウ

これが大西さんや日菜子だったら両方ダダ上がりだった


シン「俺はケンシロウが好きだ」

藍子「…?」

藍子「ケンシロウさんですか、以前からお知合いなんですか?」

シン「腐れ縁みたいな物だな。奴はそんな素振をおくびにも出さんが…」

シン「実際の所は、俺も奴も、互いに認め合い、好意を持っている」

シン「昔は互いに高め合い、腕を競った仲だ」

藍子「そうだったんですか、仲が良いんですね」

シン「そうだ。滅茶苦茶仲良しだ」

藍子「それなら今度、皆さんでお茶でもしませんか?」

藍子「折角の交換研修期間ですし、短い時間ですけど、またお互いに交流を深めるという意味で…」

藍子「私もプロデューサーさんと、もっと仲良くなりたいと思っていましたし…」

シン「!」

シン「それは良い考えだぞ藍子! 是非セッティングしてくれ!」

藍子「は、はい! そうですね、じゃあ皆さんの都合も合わせますが、明日とか…」

シン「明日…?」



1.親愛度(偶数で+、奇数で-。÷2)
2.煩悩度+(コンマ+20)
3.明日の予定有無・詳細
↓1,2,3

あり
JK組とトーク番組出演

藍子が引いてると言うよりシンがケンシロウに意識しまくってるからとしか…


親愛度 206→160/300
煩悩値 144→181/300



シン「(クッ!? 明日はサードシングル公演の打ち合わせが…!)」スッ

シン「す、すまん。明日は少し厳しそうだ…」

藍子「そうですか…仕方ないですね、では後日と言うことで」

シン「ああ……期待している」

藍子「はい♪ 私も楽しみにしています♪」

藍子「あ、そろそろ良い時間ですね、事務所に帰りましょうか?」

シン「ん? そうだな…そんな時間か」

シン「!?」

シン「(に、2時間経過している…!?)」

シン「(何だこの感覚は…これが精神汚染か…!?)」

‐‐‐
(346プロダクション 事務室)


シン「俺にしては、なかなかコミュニケーションが取れているだろう」

シン「奴の時間操作には度肝を抜かれるが…」

シン「一向にあの空気には馴染む気がせんな。末恐ろしい女だ」

シン「…」

シン「そろそろどうだろうか…勝負を掛けて見るのも…」

シン「確か、以前のレイの時は中々粘ったようが、それは奴が未熟故だ」

シン「あんなシスコンに引けはとらんぞ…」

シン「…」


A.イケる
B.まだ
↓2

A

シン「…いや」

シン「時期尚早か、もう少しだけ様子を見るとしよう」

シン「というか、俺自身がもう少しこのプロダクションに居たいし」

シン「この空気にいつまでも触れていたい位だ…」

シン「はああ…ケンシロウぅ…」スリスリ

シン「俺は、本当はお前を引き抜きたいのに…」

シン「ああ…この椅子、持って帰ろうかな…」

シン「はあー…」





ちひろ「…」

ちひろ「(や、ヤバい現場を見てしまった…)」

ちひろ「(やっぱり交換研修は断るべきだったんでしょうか…)」




煩悩値
↓2

それでもケンと・・・

煩悩度 181→189/300


‐‐‐
(後日 346プロダクション)


シン「トーク練習?」

藍子「はい、実は以前から、ラジオのパーソナリティを務める事が決まっていまして…」

藍子「そろそろ収録が近いんですが…少し感覚が掴めなくて…」

藍子「プロデューサーさん、よろしければお話の練習に付き合って貰えないかと」

藍子「お、お願いできますか…?」

シン「ラジオ…トークか…」

藍子「…」

シン「(ううむ…未知の領域だな)」

シン「(話せるかどうかは別にしてだ…)」

シン「(何故俺を頼る? プロデューサーだからか?)」

シン「(同じ年代の女友達や、このプロダクションに女の仲間がいるだろうに…)」

シン「(男の思考回路と女の宇宙的な脳内など、噛みあうのか甚だ疑問だが…)」

シン「(トークの練習なら、俺以外にも適役がいるだろう。何故俺なんだ…)」

シン「…」



A.何とかなるか。引き受けよう
B.トークは俺には向かん。遠慮する
↓2


シン「(…まあ、この俺でも話し相手くらいは務まるか)」

シン「(それこそラジオだ。多種多様な相手やリスナーに声を届けるのだ)」

シン「(初めのうちは…人を選ぶ必要も無かろう)」

シン「よし、引き受けてやる」

シン「少し遅くなるが、仕事終わりでも良いか?」

藍子「!」

藍子「は、はい! ありがとうございます!」

シン「(…)」

シン「この事務室では些か無粋か…。それなりの雰囲気で話せる場所を選ぼうじゃないか」

藍子「場所…ですか?」

藍子「どこか心当たりがあるんですか…?」

シン「任せておけ。お前は俺の仕事が終わるまで、会話のイメージでも反芻しているがいい」



親愛度+
↓1
練習場所
↓3

今日はここまで。いつになるか分からんが、また次回

ここで「カフェ」と言ったらみくのバイト先でしょ
結果的に失敗したけどみくを引き入れるために店ごと買い取ったんだ
使わない手はないだろ

今日もゆっくり書いていきます。

最近、幸子編の時まではタブレットで動きつつやったりもしてたが、ちょっとおかしくなって、
で、幸子編の途中から諦めて普通にパソコンに切り替えたんだけど、パソコンもおかしいんだ。

だからもし途中で消えたら「あ、電源落ちたんだ」くらいに思ってください


親愛度 160→245/300



藍子「あ、そうだ。プロデューサーさん?」

シン「まだ用か?」

藍子「いえ…」

藍子「短い間の交換研修ですけど」

藍子「プロデューサーさんとはもっと仲良くしたいと思うんですが…」

シン「…」

シン「…で?」

藍子「これから名前で呼ばせて頂いてもよろしいですか?」

シン「ああ、そんなことか…」

シン「別に構わんが…」

藍子「!」

藍子「ありがとうございます♪ これからも宜しくお願いします♪」

シン「…」

シン「(4回目の警察沙汰から…)」

シン「(遂に名前で呼ばれなくなった俺は、一体どうしたら良いのだ…)」

シン「気が滅入るな…はあ…」



煩悩値-
↓2 

藍子のゆるふわふわーでシンが浄化されてる・・・だと・・・?


煩悩値 189→114/300

‐‐‐
(夕方 346プロダクション エントランス)


シン「待たせたな」

藍子「いいえ、大丈夫ですよ」

シン「さあ行くぞ、ついて来い」


ポツッ

シン「…ん?」

シン「…雨か…更に気が滅入る…」

藍子「あ、私、折りたたみ傘を持ってきてま……あ…」

シン「何だ、気が利くな」

藍子「…ごめんなさい。1つしか無くて…」

シン「えー…」

シン「不用心…」

藍子「ご、ごめんなさい!」

シン「冗談だ。じゃあ俺も入れて貰おうか」

藍子「え、二人でですか?」



親愛度
(偶数で+、奇数で-。÷2)
↓2

そーい


親愛度 245→242/300


シン「はー…」

藍子「(ち、近いですっ…!)」ドキドキ

シン「(ケンシロウとなら文句は無いのになぁ…)」

シン「…」

藍子「(なな、何を考えているんでしょうか…?)」

藍子「(というか、こ、こんな所、記者にすっぱ抜かれでもしたら…!)」

藍子「(うう…相変わらず読めません…)」

藍子「(何か企んでそうで…怖いです…)」

藍子「(ううぅ…)」ビクビク

シン「安心しろ、何も心配はいらん」

藍子「! は、はい…」

シン「(…)」

シン「(フン…仮にパパラッチが居ようものなら…)」

シン「(7610のアイドルの同伴なら、即座に首の骨を折り殺してやるが……コイツの場合は別だ)」

シン「(スクープを書かせ、精神的に追い詰め、346を退職させ…)」

シン「(7610で引き取れば、それこそ本懐と言う物だ)」

シン「(後のケアならどうとでもなるだろう…)」

シン「フフフ…」ニヤリ

藍子「…」

藍子「(まあ…)」

藍子「(悪気はないんでしょう…深く考えすぎかもしれないです)」


‐‐‐‐‐‐
(某猫メイド喫茶)


みく「買い出し中に雨が降ってくるなんて、今日はツイてないなぁ…」

みく「うぅ~ん…」ノビー

みく「でも…」

みく「そういう時は、猫チャン達で癒されるのが一番だね~」ゴロゴロ

ニャー

みく「んー…♪」



カランカラーン♪


みく「あ、いらっしゃ…」

シン「ここが噂の場所だな…」

みく「」

シン「奇妙な店だ」

シン「KING一名、他一名だ。丁重に持て成せよ」ズカズカ

藍子「わあ、猫さんが沢山います! 可愛い…♪」



みく「…」

みく「(今日…いや、最近はツイてないにゃぁ…)」

みく「(ひょっとしてこの店…7610プロの溜まり場になってるの…?)」

7610社員「ヒャッハー!パパラッチとか無許可で取材なんてのは俺達が許さねぇーぜー!!」
悪徳記者「それ以前に緑の事務員を怒らせたら俺ら詰むんだが」

前川みく(今回3度目の登場)
http://i.imgur.com/yescEvO.jpg


藍子「雨の日にカフェって、気分が落ち着きますよね…」

藍子「晴れて日の高い時にオープンなスペースで紅茶を飲むのも、優雅で趣がありますけど…」

藍子「天気が芳しくなくて、歩くのも気分も滅入るから、ちょっと中で腰を落ち着けて一服する」

藍子「そういうのも、ちょっと余裕がある大人なカンジで良いなあって…私は思います」

シン「へえーふうん…」ズズズ

シン「よく分からんな。お前の話は」

シン「それは余裕と言わん。無駄な時間と言うのだ」

シン「湿気が多く、臭い客しかおらず、猫も喧しい」

シン「こんな場所に通いつめるとか、サウザーも馬鹿じゃあないか?」ズズズ

藍子「ふふっ…無駄を追い求めるのが人生ですよ?」

藍子「少なくとも今ここにいる私の行動も気分も、無駄じゃないと思います…♪」

シン「ふん…」ズズズズズ

シン「安い茶だ…」ズズズ

藍子「そうですか? このケーキとか美味しいですよ、少し食べますか?」



みく「…」

みく「(何でここに来たのあの人…)」




親愛度
(偶数で+、奇数で-。÷2)
↓2

もうゴールしちゃえ

‐‐‐‐‐‐

藍子「では…?」

シン「…うむ」

みく「…」

藍子「皆さん、こんばんは!」

藍子「高森藍子の『ゆるふわタイム』のお時間ですー♪」

藍子「パーソナリティは、346プロダクション所属、高森藍子がお送りします」

藍子「まだ拙い司会ですが、今回もリスナーの皆さんに幸せな時間をお送りできるようにお話させて頂きますので」

藍子「どうぞ宜しくお願いします♪」

シン「…」パチパチ

みく「わー♪」パチパチ

藍子「本日はなんと、素敵なゲストを二人もお迎えして、お送りします」

藍子「ではまず一人目、どうぞ?」

シン「ど、どうも。南斗DE5MENのシンです…」

シン「今日は…」



シン台詞(何でもOK)
↓1.2

本日は晴天らりゅ

シン「今日は重大な告白をするために、足を運んd、ばせて…頂き…ました」

藍子「はい、重大な告白ですか?」

シン「そうだ、です。俺は7610プロのアイドル兼事務員兼プロデューサーとして、是非とも7610の魅力をみ、皆さんに知って貰いたいと思い…」

シン「今日は、7610プロのアイドルを紹介したい……と、思います」

藍子「シンさん、練習ですから、無理に敬語じゃなくて大丈夫ですよ?」

シン「う、うむ…すまんな」

藍子「大丈夫です♪」

藍子「アイドルと兼務しているんですか! お忙しいでしょう、ご飯はちゃんと食べてますか?」

シン「まあ…主にカレーとかを」

藍子「簡単ですからね。私も休日にたまに作るんですよ?」

藍子「隠し味にヨーグルトとか、お水の代わりに野菜ジュースを入れたりとか…」

シン「美味いのか、ソレ?」

藍子「はい♪ 今度御馳走しますね♪」

シン「う、うん…まあ少しだけならな」

シン「…じゃあ早速だが、7610プロダクションのアイドルを紹介したい」

藍子「…?」

藍子「…今日お越し頂いているんですか?」

シン「うむ」

シン「俺の隣にいる、7610プロ所属の前川みくだ」

みく「!?」

藍子「! はい、ありがとうございます、それでは2人目のゲストっ!」

藍子「7610プロ所属、前川みくさん、宜しくお願いします♪」

みく「ち、ちがっ…!」

みく「…っ」

みく「(いや、練習の水を差すのも悪い気がするにゃ…ここは邪魔をしないでおこう…)」

みく「はい! 御紹介に預かりました、前川みくですにゃ♪ 本日はヨロシクにゃあ☆」

みく「みくは…!」



みく台詞(何でもOK)
↓1.2


自分を曲げないよ♪

あれ…もしかして言質取れちゃった?


みく「みくは自分を曲げないよっ!」

みく「7610プロでネコちゃんアイドルとして、トップ目指すのにゃ♪」

みく「今回の放送もネコキャラで行くから、リスナーのみんなっ…!」

みく「7610プロの前川みくを、今日で存分に覚えて記憶に焼き付けて欲しいにゃあ!」

みく「よろしくにゃん☆」

シン「ストップ!!」

藍子「え?」ピッ

シン「…藍子よ、今起動しているアプリ…レコーダと言ったな?」

藍子「はい、トーク練習を後から反省したり次に活かせるように、一応録音しています」

シン「それ、あとで保存したデータとか俺にも貰えるか?」

みく「ま、待つにゃあぁ!!」ビシィ!

みく「この人、絶対よからぬ事を考えているにゃあ!! データは絶対渡さないでっ!!」

藍子「え…え?」

シン「お前のラジオの成功のため、俺も研究してアドバイスとか色々と…」

みく「嘘にゃ! この人達は呼吸するように嘘を吐くにゃ! 騙されちゃダメにゃあ!」

藍子「そういった頼みでしたら…別に構いませんよ?」

シン「ふふふ…」ニヤリ

みく「(さ、最悪にゃぁ…!)」

藍子「…?」

‐‐‐

藍子「ではまず、お便りのコーナーです」

藍子「こちら、ラジオネーム…」チラッ

シン「…ん?」

シン「(ああ、俺が藍子に何かパスを渡せばいいのか…)」

シン「(なら…)」



1.ラジオネーム
2.ハガキの内容
↓1.2

フミフミー19さい


シン『ラジオネーム、KINGさんからのお便りです』

シン『藍子さん、こんばんは。いつもラジオをゆるく楽しく聞いています』

シン『今日は藍子さんに…恥ずかしいのですが、私の恋の悩みを打ち明けたいと思います』

藍子「恋ですか、はい、私で答えられるかな…」

シン『私は今、とある男の人に懸想をしています…淡い恋心と言うやつかもしれないのです』

シン『それをハッキリさせるために、相談したいと思います』

シン『私と彼は所謂幼馴染で、昔から家で勉強をしたり遊んだり格闘したり、多くの時と思い出を共有していました』

シン『以前までは周囲の友人から、KING夫婦とか世紀末カップルとかふざけて言われていたのですが…』

シン『その時は何も感じる事は無かったのですが、次第に、心の奥が熱くなり、こそばゆい感覚を覚えたのです』

シン『そしてそれはひょっとして恋なのではないかと、思うようになりました』

藍子「ふんふん…」

シン『奇しくも幼馴染相手にです。それは一種の錯覚や思い込みで、そんな筈はない。ある種の庇護欲に似た劣情だと自分を無理矢理納得させていましたが…』

シン『彼の横顔を見ると、その胸のドッキドキが急に収まらなくなり、もどかしく感じてしまうのです』

シン『……そもそも、幼馴染の彼は、1人じゃ危なっかしくて見ていられなんです』

シン『すぐ道に迷って遭難しそうになるし、最近では物の認識が覚束ないような事も言っています』

シン『だからそれは子を見守る親の感覚の様なもの…つまり庇護欲だと思っていましたが…』

シン『でも、そんな簡単な言葉で片付けたくないような気持ちもあるのです』

シン『もっと彼の傍に居たい、彼と一緒に笑い合いたい…』

シン『この気持ちはなんなのでしょうか…? もし恋だとしたら私はこれからどうしたら良いのでしょう』 

藍子「そうですね…それは…」

シン『そして…』

藍子「!?」

みく「!?」

シン『彼は、たまに暴力で事を片付ける不安定な一面もあって…私も負けじと抵抗するのですが…いつも押さえつけられて快k、悔しい気持ちに陥ります』

シン『彼のその暴力的な性格の更生、その彼に付きまとう澄まし顔を気取った畜生女の排除、私が彼の前で犯した過ちの清算など……』

シン『一切の障害も不安も乗り越えた状態、彼との平穏な日常を取り戻すには、今後私はどう行動していけばいいでしょう?』

シン『彼と共に歩める未来のため、藍子さん!』

シン「是非俺に救いを…!」

藍子「え、ええと…」

みく「(長い…)」




煩悩値(コンマ+90)
↓3

0!0!

どたぷーん

この時点で親愛度278・煩悩値205…
みくのお土産付きで勧誘成功になればシンさん大金星ですぜ

今日で終わると思ったけど、多分藍子編はおわらんね…
2時くらいまでは書いてるから、お付き合い頂ける人は安価よろしくお願いします

無理に終らせなくてもええんやで(ほっこり


煩悩値 114→205/300


藍子「そうですね…KINGさん…?」

シン「はい…」

みく「(返事した…)」

藍子「人間という生き物は、何かと共有する時間が長ければ、その過程で『愛』を育みます」

藍子「それは異性間のものだけではなく、友としての友情、物としての愛着…対象により名前は変わりますが…」

藍子「貴方のその想いは間違いなく愛であり……」

藍子「異性へ向ける恋慕…即ち『恋』ではないかと、私は思います」

シン「やはり、そうですか…」

藍子「ええと……一番ダメなのは、焦って急いでしまう事だと思います」

藍子「特に…若い人の恋なんていうのは、熱しやすく冷めやすい、揺れ動きやすい物が多いと聞きますし…」

藍子「まずは落ち着いて、自分の立ち位置を確認しましょう。次にもう一度その気持ちを見直しましょう」

藍子「そして、それが自分で正しいと思うのであれば、意志を強く持ちましょう」

藍子「自分を卑下せず、気持ちを確かに、大切にして下さい。その結果がどうであれ、貴方の成長につながる事は間違いないと思います」

シン「はい…」

藍子「ううん……色々と想像し難い問題をお持ちのようですが…」

藍子「相手の暴力的な性格は、真っ向から指摘するのでは逆効果です。暗に悟らせたり、遠まわしに気持ちを伝えてみては如何ですか?」

藍子「彼も貴方の事を…少なくとも大切な幼馴染として見ているのなら、真摯に向き合ってくれるでしょう」

シン「…」

藍子「同性のライバルがいるようですね。貴方には長い時間を共にしたというアドバンテージがありますが…」

藍子「恋愛にそんな物は関係ないです。つまり、彼へのアピールをこれからも欠かさず、攻めの姿勢を忘れずに♪」

藍子「男の人は…容姿の他にも、母性的な一面を見せてあげれば案外振り向いてくれるかもしれませんよ?」

シン「…」

藍子「以前の過ちは…一人で感情や考えを閉じ込めないで、本人に相談して見るのが一番早いかもしれません」

藍子「物事の捉え方は多種多様ですからね、色々と他人に頼ってみるのも、適度に発散するのも良いでしょう」

藍子「また悩み事があれば、自分で考え過ぎずに、私や、周囲の人にでも相談して下さいね?」

藍子「及ばずながら、この高森藍子、KINGさんの恋を応援しています!」

藍子「…頑張ってくださいね♪」

シン「…」

藍子「お便りありがとうございました…次に…あれ?」

シン「…」グスッ

藍子「し、シンさん…?」

みく「(な、泣いてる…!)」

シン「うう゛おおあ゛…あ、いご…」ボロボロ

シン「じ、自分の悩みを゛ッ…誰がに打ち明けだごどだんて、初めでだッ…!」グスッ

シン「周り゛のぉ…連中はッ、すぐホモだホモだと一蹴して…馬鹿にして…うウウ…」

シン「俺をゴミみたいな汚れ物みだい゛に゛…ッ…!」

シン「ウウぐ…っ!」ボロボロ

シン「ああ、藍子…ありがどう゛…!!!」

藍子「あ、はい…(…ホモ?)」

シン「また…また、お便り送るから……ううう゛ッ…!」

藍子「…」

藍子「……はい、いつでも待ってますよ」ナデナデ



親愛度(コンマ+5)
278/300
↓2

シンが誘惑に…勝った!
第3部完!!

典型的なダメ男に惚れる女性って母性本能が強いのかな?
今回のシンと藍子はそんな関係っぽい


親愛度 278→300/300 MAX!

‐‐‐
(深夜 某猫メイド喫茶)


シン「気が付けば4時間以上も経っていた…」

みく「他のみんなも、気が付けば居なくなっていて…メモだけが残って…」

みく「レジだけ締めて、みく一人にラスト業務を任せるなんて薄情にゃ…」

藍子「ごめんなさい…長居してしまって」

シン「俺達も手伝ったのだから愚痴を溢すな。同じ7610同士じゃあないか、固い事は無しだろう?」

みく「ちがうッ! 金輪際関わらないにゃ!」

シン「ふん…貴様がここで働く限り、いずれまた再会するだろう」

みく「も、もう知らない! バイバイにゃあッ!」タタタ

シン「(奇妙な縁だな…)」

シン「さて帰るか。もう日付も変わる」

藍子「はい…」

シン「暴漢に襲われても厄介だ。寮だったな? 送ってやるぞ」

藍子「あの…シンさん…?」

シン「何だ」

藍子「あ、あの…雨も上がりましたし、少し散歩でもしませんか?」

シン「え? 夜なのに? 街を?」

藍子「近くの公園とかどこか…」

シン「(正気かコイツ…)」

シン「…まあいいが、明日に支障を出さん程度だ」

藍子「は、はい!」

藍子「っ……♪」



(EXコミュイベント「幸せな気分」)

今日はここまで。いつになるか分からんが、また次回

ちなみに前作のレイ&桃華と同じくEXコミュイベントに到達したけど、これ詳細はただのボーナスゾーンです。
つまり、一回分の勧誘判定の追加です。サウザーの二回勧誘の様なものです。
ここで逃したら、最後の勧誘はシンはキツイから頑張って。また次回

おっつおっつだヒャッハー!
ここで藍子を逃した日には浄化しかけたシンがとんでもない事になりそうだ

今日もゆっくり書いていきます

(EXコミュイベント「幸せな気分」)

‐‐‐
(夜 郊外)


藍子「…♪」

シン「おい、あまりくっ付くな」

シン「お前は、それなりに知名度はあるのだ。周囲を警戒しろ」

シン「(まあ、すっぱ抜かれたら、それはそれで好都合だが…)」

藍子「ふふ…シンさんとのスクープなら、別に良い気がします」

シン「ハァ…?」

シン「(コイツ…記事を取られても良いだと…?)」

シン「…」

シン「…っ!」

シン「(ま、まさか…!)」


~******~

『衝撃! アイドル高森藍子に男の影!』

『ゆるふわ女子がアツい夜! 相手は南斗DE5MENのシン!』



ケンシロウ「…」パサッ

シン「…け、ケン…」

ケンシロウ「…お前がよもや、俺以外に靡くとはな……シン」

シン「ご、誤解だ…! ケンシロウ、俺にはお前しかいないのだッ!!」

ケンシロウ「さらばだシン…お前は良き強敵(意味深)だった…」

シン「け、ケンシロォォーッ!!!」


藍子「…」ニヤリ

~*******~

・・・・・
・・・



シン「ダメだ!!!!!」ズアッ!

シン「それだけはイカンぞ!!!」

シン「な、何を企んでいる貴様ッ!?」

藍子「ふふっ、何でしょうね?」ニコッ

藍子「(このまま一緒にいるのも、悪くないかもしれません…)」

シン「っっ!?」

シン「(こ、このアマッ…!)」

シン「…」

シン「(…待てよ?)」

シン「(これは…好意的とも解釈出来るか?)」

シン「まさかな…」

‐‐‐
(同時刻 7610プロダクション 会議室)



サウザー「…」

サウザー「……」プルプル

サウザー「ば、バカな…正気かあの男は…!」

サウザー「思春期真っ盛りの女子と…夜の街に…しかも至近距離…!?」プルプル

サウザー「絶対どうかしてる…何故こんなことが出来るんだ…!?」

サウザー「あの時期の女子の多くは、好奇心旺盛で、勇気と無謀をはき違える狂人だぞ…?」

サウザー「怖いもの知らずで、アウトローな未知への体験に挑む破滅的な思考を、『スリル』だ『探究心』だと耳当たりの良い言葉に置き換えるヒス女共…!!!」プルプル

ユダ「…」

ユダ「ふん……」カチャ

サウザー「ゆ、ユダ…貴様ッ!?」

シャギ「くっく…相変わらずだな聖帝よぉ…俺もまだ盗聴器は外さんぞぉ!」カチャッ

シュウ「わ、私もとりあえず…」カチャッ

レイ「サウザー、ウブな貴様はそろそろ寝る時間かな?」ニヤリ

サウザー「……!」

サウザー「お前らも…シンも…絶対…絶対どうかしてる…!」

サウザー「……」

サウザー「…」カチャッ

これ先輩アイドル達やフミフミーも聴いてるのかな?

‐‐‐
(夜 森林公園)


藍子「!」

藍子「綺麗…!」

シン「おお…花壇や道がライトアップされている…!」

シン「噴水も発光しているぞ…どういう仕掛けだ?」

藍子「夜になると…ほのぼのとして麗かな昼間とは違った趣がありますね」

藍子「職人に手入れされた草木が、気品ある灯りで落ち着いた雰囲気を醸し出しています」

シン「お前と以前に、仕事で来た時と間逆の情景だな」

藍子「この公園に、こんな光景があったなんて…!」

シン「怪我の功名…災い転じて福と為す…まあ、結果オーライか。たまには遅くに出歩くのも良いということだな」

藍子「はい…! 今日は遅くなってしまって不安でしたが、この夜の公園に来る事が出来て良かったです!」

藍子「…でも、ごめんなさい。私の練習に付き合ってしまったばっかりに…」

シン「構わんと言っただろう」

藍子「ありがとうございます。なんだか、シンさんと一緒だと、いつもと違った光景が沢山見れる気がします」

シン「違った光景だと?」

藍子「はい」

藍子「私は、ファンのみんなが優しい気持ちで微笑んでくれるようなアイドルを目指しています」

藍子「沢山の自然な笑顔に囲まれて、私も、そしてみんなも幸せになれるような…」

藍子「色々な活動をしてきて、手応えの様なものも感じていましたが…」

藍子「何かが…あと少し、何かが足りないんです…」

シン「…俺には分かるぞ」

藍子「え?」

シン「お前と出会った時から感じていたのだ。お前には何か一つに対して注ぎ込む思い………そうだな…」

シン「執着や情念が些か足りん。お前の緩い雰囲気も固有の魅力の一つであろうが…」

シン「それだけで頂点を取れるとは…俺は考えんな」

シン「この公園の様なものだ。日中の包み込むような温もりではない」

シン「鬱蒼とした暗闇を煌煌と照らす灯の様な、凝縮された力強さ…個を映し及ぼす力…」

シン「…簡単にいえば、ファン1人1人と向き合うような姿勢ということだ。質の問題だな」

藍子「ファンの1人1人と向き合う…ですか?」

藍子「…私」

藍子「皆さんの笑顔を、1人1人覚えている気でいました。そうすれば辛い時、それを思い出せれば、私はいつでも幸せな気分になれるからって…」

シン「あとはそれを個に注ぐことが出来れば、お前は更に飛躍できる」

シン「高森藍子とそのファンは、同じ気分を共有し、一心同体で…」

藍子「皆さんが…本当に、幸せに…?」

シン「俺の指導は些か強引かもしれん。力こそが全てという理念を第一に置いているからな」

シン「行動が先導し過ぎて、暴走してしまうことも多々ある…」

シン「緩いお前の日常では、想像の斜め上の出来事や突飛な行動で、お前を振り回したかもしれん」

シン「だが、それが貴様の言う所の『違った光景』に繋がっていたのなら…」

シン「…」

シン「…俺も高森藍子のプロデューサーとしては、まあまあ悪くなかったということだ」

藍子「…はい」

藍子「貴方と行動を共にし過ごした時間は、本当に掛け替えのない物だと感じています」

藍子「今までとは違った光景と…それと…今まで感じた事が無い…ううん…」

シン「何だ?」

藍子「い、いえ! な、何でもありませんっ!」

シン「…?」

藍子「…シンさんの交換研修は…あと一週間でしたよね?」

シン「ふん…ジャギと千川の奴に頭を下げてまで挑んだ研修だったが…長いようで短い物だった」

シン「お互いに少しでも獲るものがあっただけ、実のある期間だったろう?」

藍子「…」

藍子「あ、あの…っ」



【高森藍子のお願い】

コンマ00~49:引き抜き成功
コンマ50~99:最終日へ

↓2

ほい

桃華に続いて藍子まで引き抜きおったわ!

藍子「私、もう少しシンさんと一緒に…活動したいです」

シン「ああ、あと一週間だが、それまで…」

藍子「そうではなく、ずっと…今後も…私と一緒にいてくれませんか?」

シン「…?」

シン「!」

シン「…」

シン「しかしなぁ…俺は346に残ることは出来ん。北斗と南斗は相容れない宿命だからな」

藍子「な、なら…」

藍子「私が…そちらに移籍を申し出ますっ!」

シン「何…?」

藍子「だ、ダメ…ですか?」ドキドキ

シン「…」ニヤリ

シン「いや、上と掛け合おう。お前がその気であるならば…」


シャアァァー…


藍子「! 噴水が…」

シン「おお、噴水が灯りに照らされ舞い踊っている…これは中々に見応えがあるな」

藍子「はい、凄く綺麗です…」

シン「…」

シン「お前からの申し出だ。無碍にはせん」スッ

藍子「…!」

シン「…これからもヨロシク…というやつだ」

藍子「は…はいっ!」スッ

シン「(前回同様、346の人事担当には、アイツをぶつけるか)」

藍子「シンさん…」

シン「あ…?」

藍子「私…ファンの皆さんから笑顔で照らされて…」

藍子「この噴水のように光り輝いてみせますね、トップアイドル目指して…♪」

シン「ああ、まあ頑張ってくれ」

藍子「私、今…本当に幸せな気分です…!」

藍子「貴方とここに来ることが出来て、本当に良かった…」



(◎パーフェクトコミュニケーション!)


―――
(後日 7610プロダクション 会議室)


シン「フフフフ…!」

シン「どうだ、成し遂げたぞ…!」

サウザー「うん…良かったね」

レイ「随所随所でお前がケンシロウに靡きそうな場面や言動が多々あったが…まさか本当に引き抜いてしまうとは…」

シュウ「そうだな…あの高森藍子という子が本当に哀れに見えて仕方ない。これからは優しく諭してあげるか」

シン「この俺の内なる情念と魅力が奴を引き寄せたのだ! 何も予定外の事は無い!」

レイ「まあ…微小といえど、お前に好意的な印象を持ったのは確かだから…それを壊してしまうのは勿体無いな。346に逆戻りしてしまうかもしれんし」

サウザー「ああ…そういう事なら、こいつの素性は黙っててやるか」

シュウ「素性が明るみに出るのは時間の問題だと思うが…」

シン「…」

シン「この調子で…」

シン「ケンシロウにもアプローチ掛ければ、上手くいくんじゃないかな…?」ドキドキ

サウザー「よし、やっぱり殺すかコイツ」

ユダ「…」



シン「とまあ…俺を最後に、これでようやく5人全員が一回はスカウトに出向き勧誘を試みたわけだが…」

サウザー「とりあえず橘が打ち出してくれた戦績でも挟んどくか」ドンッ


●サウザー
スカウト回数…4回(実質7回)
成功率50%(実質28.5%)
●シン
スカウト回数…1回
成功率100%
●レイ
スカウト回数…1回
成功率100%
●シュウ
スカウト回数…1回
成功率100%
●ユダ
スカウト回数…1回
成功率0%


サウザー「あれれー、おっかしいぞぉう??」

レイ「1人だけスカウトに行ってないのかな? んー?」

シュウ「何故だろう…悲しいような嬉しいような…」

シン「誰かな、あのユダって奴? 知らん名だなぁ?」

サウザー「あ、大丈夫だよ! ウダの事じゃないからね?」

ユダ「…」プルプル

ユダ「(全員八つ裂きにしたい…)」


ユダ「っていうか!!」

ユダ「五車星とかイベントとか、色んな奴の助力があっても実質成功率28%の奴にだけは言われたくないぞ!!」

サウザー「え…誰?」キョトン

シュウ「お前だ!」

サウザー「フフフ…シュウ様よ、部下の力を遺憾なく発揮し戦果を得るのも、それを束ねる上司の手腕と功績である」

シン「それ込みであの成功率って事なんだがな…」

シュウ「そして部下から恨まれ寝首を掻かれるのも上司らしいぞ…特に無能のな」

サウザー「その点は心配無いし。まず無能ではない上に、俺のベッドは高いところにあるしな」

レイ「よし、今度枕元にダイナマイトでも仕掛けるか」

シュウ「生命力が異常に高いから死にはせんだろう。むしろ毒でも盛ってやろう」

サウザー「さあ、次の勧誘に入ろうではないか!」

サウザー「目標はアイドルで擬似聖帝十字稜を完成させ、その頂点にこの聖帝が君臨することだッ!」

シュウ「何それ、組体操?」



アイドル
↓3

競演させたい子が多すぎるんだよ…
イブとかユッコとかぼののとかさぁ
時に言質取られたみくにゃんはどうなった?


サウザー「フフフ…次はなかなか根性がありそうな奴にしようか…」カタッ

レイ「骨のある奴なら己の目を信じて街頭でスカウトをするのも良いし…」

シン「粒揃いなら、やはり346プロにいるかもな。また引き抜きを掛けるのも良いだろう」

サウザー「狙いは活発な下郎だ。即戦力になり、かつプロダクションの知名度を上げられる狙いで…」

サウザー「地方の遠征でも戦力になりそうで、大衆に親しみやすそうな…」カタカタ

サウザー「この…姫川友紀…という単純そうな下郎はどうだ?」カタッ

シュウ「姫川…姫川友紀?」

サウザー「ほう、シュウ様…まさかこの女の情報を持っているのか?」

シュウ「いや…この娘は…」



A.346に入社していたような…
B.以前街角で見かけたような…
↓2

B

スマン訂正。B了解
○B.以前街角で名を聞いたことがあるような…
×B.以前街角で見かけたような…

姫川友紀
http://i.imgur.com/kSK5Sby.jpg


シュウ「以前街角で名を聞いたことがある」

シン「ということは…それなりに有名なアイドルか?」

シュウ「いや、詳細は知らんが、居酒屋付近で泥酔していた集団の中に混じっていたな」

シュウ「『6番姫川ユッキ! スタンスが安定せず迷走していた時代のナカタのガニ股打法やりまーす!』とか何とか言ってたな…」

シュウ「同一人物かは知らんが…」

レイ「な…何だそれ…」

ユダ「ひょっとして、訳のわからん女なんじゃあないか…?」

サウザー「ふむ…まあ多少イレギュラーな部分にはこの際目を瞑ろう」

シン「街頭でのスカウトか…さて誰が行くか…?」



プロデューサー
↓2

サウザー

ユッキーにウダを充てないだけ良心的過ぎる…

安価付近の差がすごい(白目)
シュウ様前回すぐ決まったが今回はシュウ様も親愛度システムがつくのか


‐‐‐
(居酒屋)


シュウ「…ということで…」

リハク「各自、酒の準備は出来たな?」

友紀「イエーイ♪」

五車星「「「ウェェーイ!!」」」

リハク「ではこれより、キャッツの開幕戦勝利の祝杯を上げるぞ!」

五車星「「「フゥーー!!」」」

シュウ「では…飛び入りの友紀さんから、折角だから音頭を頼もうか」

友紀「お、いいの? いいんだね?」

友紀「あと呼び方はユッキでいいよ、みんな年上でしょ?」

シュウ「うむ、ではユッキ。頼むぞ」

友紀「さて、みんなさっきまでここで観戦していた通り…」

友紀「キャッツの快勝と、今期優勝を祈願して!」

友紀「カンパーイっ!!」

一同「カンパーイイイィ!」ガシャン! バキィ!

友紀「まあご覧の通り、既にいい感じに酔いが回ってるんだけどね♪」グビッ

シュレン「皆、観戦しつつ盛り上がってたからな」ゴクゴク

ヒューイ「我らはこの居酒屋では新顔だ。しかしキャッツに向ける情熱は誰にも負けんぞ!」

友紀「いやー、みんないい人だねぇ! しかも奢ってくれるなんて!」

友紀「今日はパーッと飲もう! いえーいッ♪」グビグビ

シュウ様はやきぅ「観戦」ができないから…
ユッキの趣味がやきぅ「応援」だったらラジオのそばで談義もできただろうに


******
(二日前)


リハク「キャッツの開幕戦が二日後に行われるのは御存じで?」

シュウ「いや…スマンが情報が皆無だ…キャッツ…?」

シュウ「というかサッパリ分からん…今回ばかりはフォローを頼む」

リハク「お任せを。シュウ様の頼みであれば、我ら五車星、進んで人柱になりましょう!」

リハク「街中で野球を観戦しながら酒を嗜める場所…スポーツカフェなる施設が御座います」

リハク「簡単に言えばまあ居酒屋ですな。そこに姫川友紀が棲息しております」

シュウ「成る程…私が以前通りかかったのはその付近か…」

リハク「彼女はキャッツという名の球団を贔屓しております。奇しくも、五車星の中にもファンがちらほらと…」

シュウ「満喫してるなお前ら…」

リハク「開幕戦とあらば、確実に姫川友紀も姿を見せましょう! そして我らの卓に誘い、共に観戦するのです!」

リハク「その場は我等で盛り上げましょう! 彼女の気分を高揚させ、我が南斗聖拳一派の好感度を上げお近づきになるのです!」

リハク「十中八九、泥酔させて7610におもt…スカウトすればオッケーで御座います!」

シュウ「ううむ…それは正しい勧誘と呼べるのか…」

シュウ「しかし、今回は頼る他なさそうだ」

リハク「シュウ様がその筋の事情に疎いのは、我ら五車星でも知るところではありました」

リハク「此度の勧誘、シュウ様の成功のために、我ら五車星も全力を尽くします故…!」

リハク「ただ、シュウ様も、ある程度野球の知識を頭に入れておいて損はないでしょう」

シュウ「うむ。善処しよう」

******


●●●●●●●●●●●●

以下の2点
・ユッキが男キャラと酒を飲んでいます
・リハクが原作(イチゴ味)よろしく、ちょっとアレです
より、

※今回のスカウト、姫川P及び姫川友紀ファンの方は、不快感・嫌悪感を覚えるかもしれません

※ご了承下さい

●●●●●●●●●●●●


【???の血中アルコール濃度】
・安価で随時加減(補正有り)
・最大値??
・最大値到達で退場

【姫川友紀の好感度】
・安価で随時加減(補正有り)
・最大値300
・最大値到達で判定が有利に

【姫川友紀の血中アルコール濃度】
・安価で随時加減(補正有り)
・最大値100(?)
・最大値到達で所属決定?


初期値決定
1.好感度
2.姫川友紀の血中アルコール濃度
↓1.2

いやこれ前回の楓さんは
300(?)→3000
だったしな…今回はどうなるか

好感度 89/300
姫川友紀 64/100(?)



シュウ「それにしても…」グビッ

シュウ「まだ試合途中なのに、祝杯とは気が早いな、リハクよ?」

リハク「何を仰いますか、ファンであるならば常に勝利を前提に酒を飲むものです」

友紀「そうそう、こっちのムードに比例して球場も盛り上がることを常に祈ってるんだよ!」グビッ

ヒューイ「今回は楽勝だろう、相手の先発が不調だったおかげで先制もしたしな」

シュレン「うむ、既に7回だ。開幕は美酒で酔えそうだな」

シュウ「そういうものか…?」

ジュウザ「俺は上手い酒を可愛い子と飲めれば、何も言うことは無いね」ゴクゴク

リハク「(コイツ毎回何しに来てるんだ…)」

リハク「(しかし酒の場ではジュウザの肝臓が頼りになることに違いは無い…)」

リハク「(我らの代わりに、少しでも盾になって貰わなんとな…)」グビッ

友紀「皆さんは新顔だけど、普段家で観戦してるの?」

シュウ「私は…ええ…」

ヒューイ「我らは常に球場の指定席だ」

友紀「へえ、あたしは外野で騒ぎまくるのが好きかなぁ。売り子さんも沢山いるし」

友紀「球場で飲むビールも最高だけどね! おかわりっ!」ドンッ

シュウ「私も貰うか…」

ジュウザ「ビールもいいが、違う酒も飲みたいね」コトッ



血中アルコール濃度
1.姫川友紀(64/100)
2.シュウ(20/900)
3.ジュウザの注文
↓1.2.3

スピリタス

姫川友紀 64→129/100(?)→129/1000
シュウ 20→32/900



リハク「ッ!?」

ジュウザ「お、来たか。まさか置いてあるとは夢にも思わなかったが」ドン


カキーン!

友紀「うわはー! 右中間!」

フドウ「今期はサカモトはイマイチだと思ったが、やはり頼りになるな」

友紀「うんうん、タカハシも最近粘ってるし、オオタも頑張って欲しいよねぇ」

シュレン「これで追加点だ、さて飲むか!」

ジュウザ「はいカンパーイ♪」

シュウ「うん? ジュウザよ、その酒は何だ?」

ジュウザ「やだなあお兄さん、フツーの酒だよ。少し分けようか?」

シュウ「う、うむ…しかし強い匂いがするな…毒かコレ?」

リハク「!!」

リハク「おいヒューイ! シュウ様と代われ!」

ヒューイ「ん? 何故だ?」グビグビ

リハク「ば、馬鹿野郎! お前はビールじゃなくてメチルアルコールでも飲んでろよ!!」

ジュウザ「この居酒屋は女っ気があまりねえからツマランなあ…」グビッ

友紀「今日は少ないけど、普段は女性ファンも結構いるんだけどなあ?」グビッ



血中アルコール濃度
1.姫川友紀(129/1000)
2.ヒューイ(5/30)
3.シュウ(32/900)
(コンマ×7)
4.ジュウザ(25/1200)
(コンマ×7)
↓1.2.3.4

今日はここまで。いつになるか分からんがまた次回

>>522
変動する親愛度システムは346からのの引き抜きだけじゃないか?
あとは好感度やら人によって色々付くけど

今日もゆっくり書いていきます。
今日でユッキを終えられるように頑張ります。

きたか

姫川友紀 129→167/1000
ヒューイ 5→54/30 OUT!
シュウ 32→95/900
ジュウザ 25→543/1200


ヒューイ「ぐおおっ!?」バタン!

友紀「あはははー! ヒューイさんアウトーっ!」

シュレン「ヒューイよ…お前は最近肝臓を壊したのに…なんて無茶を…」

リハク「(コイツほんと使えねえな)」

シュウ「よしフドウ、目黒川に投げ捨てて来い」

フドウ「致し方ありませんな…」ドスドス

友紀「はー、でもその全力ストレート姿勢は嫌いじゃないよ。さあ次だっ!」

ジュウザ「ふう…」

ジュウザ「…」

シュレン「お、おいジュウザ…目が据わってるぞ…」



1.ジュウザの行動
2.ジュウザの発言
3.好感度
↓1.2.3

おもむろにスピリタスを注ぎ回る

好感度 89→182/300


ジュウザ「…」スタッ

シュレン「お、トイレか?」

ジュウザ「…」トクトク

シュレン「え…そのボトル何?」トクトク

ジュウザ「若く見えるけどユッキは学生さんなの、社会人なの?」トクトク

友紀「あたし? まあ20歳だけど…えへへ、まだ高校生でも通用するかな…なんて♪」

ジュウザ「ははは、確かに童顔だが、なかなか酒もイケる口だな」トクトク

友紀「いやー、まあ実際は、自宅でスコアブック片手に野球観戦してビール飲んでるんだけどねぇ、あはは!」

ジュウザ「まあまあ! 今日会ったのも何かの縁だ、乾杯と言うこうじゃあないか!」

リハク「(ふ、二人のジョッキにおもむろにスピリタスを…!)」

リハク「(マズイ…! 自由の暴風雨が吹き始めたぞ…)」

友紀「かんぱーい♪」カキン

シュレン「ふふ、ヒューイの仇は俺が討とう! 前回の失態から少し肝臓を鍛えたのでな…」

ジュウザ「ははは、まあ五車星たるもの、こんな所で潰れたら名が廃るよな」グビッ


血中アルコール濃度
1.姫川友紀(167/1000)
2.ジュウザ(543/1200)
3.シュレン(10/100)
(全員コンマ×5)
↓1.2.3

肝臓鍛えたなら大丈夫!

また後で再開します

いくら楽しいお酒の席でも肝臓は潰しちゃいかんぞう…ふふっ

志乃さんと礼子さんなら5000を軽く越えそうだな

再開します

姫川友紀 167→192/1000
ジュウザ 543→903/1200
シュレン 10→435/100 OUT!


シュレン「」ガシャン!

ジュウザ「あらら、御就寝かい。前回と全く変わってないぞ」グビッ

ジュウザ「さて、次はお前らだ」トクトク

フドウ「おお…」トクトク

リハク「待てジュウザ!」

リハク「それ以上の横暴はこのリハクが許さんぞ!」

ジュウザ「ふ…」

ジュウザ「横暴なのも自由、自由と横暴は表裏一体さ…」トクトク

リハク「(お、横暴だ…)」



1.フドウ(60/500)
2.リハク(5/100)
(コンマ×7)
↓1.2.

フドウ 30→422/500
リハク 5→691/100 OUT!


リハク「ぐお…」

リハク「ど、どうしてこうなった…」ガクッ

フドウ「ふうぅ…強い酒だな…」ドン

ジュウザ「ハハハ! 流石にフドウは潰れんか」

ジュウザ「うん…?」



シュウ「…」

友紀「でね? 今年はスガノ、マイコラス、ポレダ、スギウチが柱になって…」

友紀「投手陣はなかなかだと思うよ。マイコはフィールディングの克服が…」

シュウ「へえ…」

友紀「セペダも復調したし、期待が持てるね。あとは打線が奮起すればいけるんだけどね?」

友紀「長距離大砲が欲しいなぁ…サカモトは…うーん…一時期は凄い輝いてたんだけど、ちょっと今は落ち気味…かな?」

シュウ「うん…」

シュウ「もう少し分かり易く説明して欲しいな…」

友紀「うん、いいよ! 今日はお兄さんにキャッツの魅力を嫌と言うほど叩きこんであげるから!」

ジュウザ「(よろしくやってやがったか…)」

ジュウザ「おいシュウよ、大体のメンツは御覧の通りテーブルとのキスに御執心だ」

シュウ「ああ、ご苦労だった。リハクを落としたのは大きいぞ」

シュウ「さて、では…」



1.シュウの行動
2.シュウの発言
3好感度
↓1.2.3

二次会の猫カフェを予約する

好感度 182→214/300


シュウ「さて…続キャッツ談議だ」

友紀「お! お兄さんちょっと興味持ってきた? 嬉しいナー♪」

シュウ「…ジュウザ」

ジュウザ「あいよシュウ様、今度はどうしたよ」

シュウ「場所を移すぞ。予約の…空きの確認の電話を頼む」

ジュウザ「?」

友紀「あれ、どこかいっちゃうの?」

シュウ「キャッツ談議にうってつけの場所が思い浮かんだのだ」

友紀「ちょっと面白そうだね、あたしも付いていくよ」

ジュウザ「じゃあ、俺は酒を何本かかっぱらっていくかな」

フドウ「ならば俺はこの木偶の坊達を何処かに移した後に合流しよう」

シュウ「ああ、待っているぞ」



‐‐‐
(夜 某猫メイド喫茶)

カランカラーン♪


みく「…」

シュウ「……4名で」

みく「あ、はい…」

みく「(ま、まあ…この人なら良いかな…)」

友紀「猫カフェ? うわー、中に猫チャンいっぱい居るよ! カワイイっ!」

ジュウザ「へえ…可愛い女の子もまあまあ居るな」

みく「!」

ジュウザ「ん?」

みく「あ、あの、当店はアルコールの類の持ち込みはちょっと遠慮させて頂くにゃ」

ジュウザ「…」

ジュウザ「店のルールを破るのも自由…」グビッ

みく「いや、そうじゃなくて、店の決まりに従って貰わないと、入店は…!」

ジュウザ「…」

ジュウザ「入店するのも退出するのも自由…」グビッ

みく「(な、なんて自由で横暴な客にゃ!?)」



1.みくの行動
2.みくの台詞
↓1.2

帰れ!帰れ!みくは7610には絶対はいらないにゃああああああああ!!


みく「っ…!」グイッ

ジュウザ「お?」ズズ

みく「か、帰れ!帰れ!みくは7610には絶対はいらないにゃああああああああ!!」ズズズ

ジュウザ「お、おいおい、俺だけか? せめて理由を…」ズズズズ…

みく「じ、自分の手に抱えている瓶を良く見て考えるにゃ!」


バタン!

みく「フーッ! フーッ…!」

友紀「はー…猫は癒されるね。ねえ、注文いい? 豚骨ラーメン一丁」

みく「ラーメンは置いないにゃ」

友紀「じゃあ猫ちゃんホットケーキで」

ジュウザ「俺はとりあえず水で」

みく「お冷と…そちらの方は?」

シュウ「では…」

みく「…んん?」

ジュウザ「フ……自由♪」

みく「」


1.シュウの注文
↓2

アイスコーヒー

センブリジョッキ

>>604
センブリ茶?

ハチミツ漬のもあるけど全く意味ないくらい苦い
でも合法ハーブ(薬草)


シュウ「センブリジョッキで」

友紀「あはは、そんな罰ゲームみたいなのあるわけ…」

みく「はい、じゃあお待ちくださいにゃ」

友紀「え、あるの?」

ジュウザ「さて、試合も大詰めだな」グビッ

友紀「おお、ここでも試合が見れるんだ!」

シュウ「(…今回全然スカウトっぽくないぞ…)」

シュウ「(軌道修正せねば…)」

友紀「キャッツの抑えは盤石だからね、もう決まったかな?」

シュウ「ふむ…ならばもしキャッツが負けたら…」

シュウ「何かを賭けようか?」

友紀「おお、いいじゃん! でも何、それシュウさんに分が悪いと思うよ?」

友紀「あのスガノだよ? 去年の成績が異常だったし、今年も絶好調のスガノが抑え」

シュウ「お、おお…」

シュウ「(何だかわからんが凄そうだな…)」

友紀「そうだなー、何賭けようかな…」

ジュウザ「俺も何か賭けるか。俺もキャッツの勝ちに一票だ」


賭ける物
1.シュウ
2.姫川友紀
3.ジュウザ
↓1.2.3

キャッツのぬいぐるみ(1/1サイズ)

これはズレか?

>>615
俺のはユッキのモノで狙ったつもりだったけど別にズレでもいんじゃね?
シュウやジュウザのものだった場合でも「鈴帆のお手製の置き土産(着ぐるみ用)」で通りそうだし


シュウ「キャッツが負ければ、ユッキにキャッツの等身大ぬいぐるみをプレゼントしよう」

友紀「ホント! それ結構嬉しいなぁ♪」

友紀「等身大サイズって凄い高いんだよね、高級フレンチが一ヶ月間食べれる位かな」

シュウ「!?」

友紀「じゃああたしは…そうだね、キャッツの勝ちに明日一日自由権をあげるよ!」

友紀「へへ、シュウさんの事、実は知ってるんだよねー?」

シュウ「…!」

ジュウザ「お、それはデートって意味かい? あちゃー、俺もキャッツの負けに賭ければよかったかなあ」

ジュウザ「俺はじゃあ、7610プロのフリーパス食事券付きを賭けるかな」

シュウ「(ま、全くいらん…)」

友紀「シュウさんって、7610プロの人でしょ?」

友紀「最近この界隈で色々とスカウトしてるって噂、聞いたことがあるよ?」

友紀「まさかあたしにもスカウト!? マスコットガールとして勧誘とか?」

シュウ「何だ、知っていたのか…」

シュウ「それなら話は早…」


カランカラーン♪

フドウ「ふう…ここいらは店が多くてちと迷ったが…」

ジュウザ「奴さん、ようやく来たか」

みく「いらっしゃいませにゃー♪」タタタ


1.フドウの行動
2.フドウの発言
↓1.2

ついにみくにゃん実力行使に!?

みく「!?」

フドウ「!!!」

みく「(で、デカ…)」

フドウ「リ、リス!?」ガバァ

みく「に、にゃああ!?」

ジュウザ「おいフドウ、落ちつけ! そいつを降ろしてよく見ろ! そいつは猫だ」

みく「(こ、殺される…!!)」ビクビク

フドウ「…!」スッ

フドウ「ね…ね…」

フドウ「リ……リス?」

みく「え…!?」

フドウ「り、リス…!!」ガクッ

フドウ「リスッ…リス…!」ブワッ

みく「…」

ジュウザ「…」

友紀「何か変った人ばかりだね、でもチョット面白いかも」

みく「(この店辞めよう…)」



好感度
↓1

好感度の上がり幅がデカいな

ユッキは酒が入るとその分テンションも上がるんだな

好感度 214→300/300 MAX!


ジュウザ「さて、試合はどうだ?」

シュウ「風前の灯だ。キャッツのな」

シュウ「9回裏一死二、三塁。一発上がれば少なくとも同点だ」

シュウ「…」ゴクッ

シュウ「(苦すぎて飲めん…フドウに飲ませるか)」

友紀「す、スガノー! しっかりしろーッ!」

シュウ「もし私が賭けに勝てば、自由権の行使として、明日はプロダクションの見学に来てもらうかな」

友紀「…って、ホントにあたしの勧誘だったの?」

シュウ「ちょうど7610のマスコットを募集していた所だ。ユッキのように活発で好感が持て、そして馴染みやすい…そんなアイドルになれる人材を探していた」

友紀「そ、そうかな…あたしってそんな風にみえるかな、えへへ///」

友紀「アイドルかー…有名になれば始球式に出たりとか、マスコットガールとかやれるかな…」

友紀「それはそれで、中々良いかも…」



カキーン!

友紀「うわっ…上げられた!?」

ジュウザ「さあ、ホーム刺せるか!」グビッ

シュウ「(良く分からんが…とにかく刺してくれ!)」



【一死二、三塁の攻防】


コンマ01~49:一点追加
コンマ50~99:得点阻止
コンマ00:外野手エラー(勧誘成功)
↓2

これはファンブル!

あちゃー…これでキャッツ(ユッキ)優勢か


ユッキ「やった! ナイスブロック! よく止めた!」

ジュウザ「ふう…キャッツ危なかったな…」

シュウ「ぐ…む………厳しいな」

ユッキ「へへへ! こりゃあこの試合と賭け、貰ったね! キャッツのぬいぐるみかー、何処に置こうかなぁ」

ジュウザ「(おいシュウ、頑張れよ)」ヒソヒソ

シュウ「(野球ばかりは専門外だ…)」

シュウ「ともかく…どうだ? 我が7610プロダクションのアイドルとして活動する気は無いか?」

シュウ「君なら、多方面で活躍出来そうだ。即戦力として厚遇しよう」

シュウ「勿論、君の希望を第一に考える。まずは見学からでも…」

ユッキ「さあスガノ! 最後の一球決めたれー!」バンバン!

シュウ「(聞いてない…)」




【姫川友紀との契約】

基準値33+シュウの仁徳50+好感度100(300÷3)-聖帝補正30-賭け劣勢80
=73

コンマ01~73:勧誘成功
コンマ74~99:勧誘失敗
コンマ00:ファンブル

安価
↓3で

失敗してもシュウとは友達であってほしい

友紀「いやった! 試合しゅーりょーっ!」ガタッ!

ジュウザ「あーあ、シュウ、等身大ぬいぐるみお買い上げだな」

シュウ「まあ…仕方あるまい」

ジュウザ「2つな。俺もキャッツに賭けてたんだし」グビグビ

シュウ「え、お前のも!?」

ジュウザ「売れば金になるだろう」

友紀「いやあ、昨年度はキャッツは宿敵との相性が最悪だったけど、今年は幸先がいいね!」

友紀「で、何の話だっけ?」

シュウ「ああ、賭けの話か?」

友紀「よし、じゃあ今から買いに行こうっ!」

シュウ「今からか…まあいいが…」

友紀「でさ、私の今の部屋に置き場所無いから、そっちのプロダクションで預かってよ!」

シュウ「ああ。では都合がいい時に返事をくれれば、すぐに届けよう。いつでも7610プロダクションの私宛に連絡を…」

友紀「え?」

シュウ「ん?」

友紀「7610って346に並ぶくらいの大手じゃなかったっけ?」

シュウ「敷地の規模だけなら匹敵するが…」

友紀「寮くらいないの? それとも福利厚生が悪いとか…」

シュウ「いや、少なくともアイドルに対しては福利厚生はしっかりしてるぞ。寮も謎の200人規模で設備されているし…」

友紀「じゃああたし、そっちに引っ越ししようかな」

シュウ「え?」

友紀「? だってあたし、もう7610のアイドルでしょ?」

シュウ「……まさか本当に受けてくれるのか?」

友紀「うん。だってシュウさんはその気でアプローチ掛けたんじゃないの?」

シュウ「そうだが…結構あっさりだな」

友紀「思い立ったら即決即行動だよ! 目指せ始球式抜擢! いえーい!」パチン!

シュウ「おお…」パチン

友紀「まあ色々面倒見てくれるなら、あたしも助かるし。これからはヨロシクね!」

シュウ「う、うむ…よろしく頼む」

友紀「そうだ! ねえ、休日はプロダクションのみんなで草野球の練習しようよ!」

友紀「それで国内初のアイドル球団ってのも夢があっていいなあ…夢が広がるなあ…♪」

友紀「よし、まずはキャッツのぬいぐるみ! その後もう一軒どっか行こう! シュウさんにキャッツの魅力をまだ伝えきれてないからね! バッチコーイっ!」タタタ

シュウ「…元気が良くて何よりだが…」

ジュウザ「ねえシュウ様、ここの会計よろしく。さっきみくにゃんと揉めてた時に財布どっか行っちゃったわ」ガタッ

フドウ「リ…リス…ッ…!!!」

ニャーニャーニャー

みく「ね、猫チャン達! そっちに行ったらダメ、圧死するにゃあ!!」


シュウ「…」

実物大ねこっぴーは宅飲みだったら楓さんが
屋外ロケだったら桃華や亜季が寝袋代わりに使いそう

幸子と友紀…あと社長が入れば、あのユニットが組めるぞ!
じゃあ次は社長で

>>655
サウザー社長「呼んだ?」

つかさ「おまえじゃねぇ座ってろ」

>>658
>>659
紗枝社長「多分そのユニットなら私のことどす…」

‐‐‐
(後日 7610プロダクション 会議室)


サウザー「フハハハ! 流石はシュウ様と褒めてやりたいところだ!……が」

サウザー「あれだけ人に言ったのに他人に勧誘頼るとか、ちょっとだらしないんじゃないですか?」

シュウ「て、適材適所と言うやつだ」

シュウ「……というか、他の3人が見当たらんが?」

サウザー「あの3人と、奈緒と加蓮と幸子と藍子と橘は、外の十字稜の前のスペースで姫川友紀と野球をしている」

シュウ「…まさか本当に野球を始める気か?」

サウザー「プロダクション内から有志を募りチームを作るのは、既に構想としてはあったからな」

サウザー「奴の勧誘は良い転機だ。プロダクション内で様々なサークル活動を募集し活力に繋げるのも良いかもしれん」

シュウ「それは一理ある。良い案かもしれんが、必要経費も視野に入れろよ」

サウザー「まず初めに独身貴族クラブとかどうかな? 孤独を謳歌する貴族の雅な日常を堪能し教養を高め心の余裕を…」

シュウ「お前蹴り殺すぞ?」

設立希望「利き酒サークル」

発案者:高垣楓

シュウ「ユッキも意欲的だ、それに横槍を刺さないで置こう。ここに馴染むいい機会かもしれん」

サウザー「さあて…最初以外スムーズに勧誘が進んでいると言っても過言ではないが…」

サウザー「少し問題が出て来たな…」

シュウ「何だ?」

サウザー「…近々また、346との合同イベントがある…まだ内容はあのアシスタントから盗めていないが…」

シュウ「…以前のコスプレテーマパークか、346と共同開催の。まあ前回同様、こちらは人数的に総戦力になりそうだが…」

サウザー「残念ながら、あのイベントは大量の安価を捌かねばならん」

サウザー「スレの容量的に、確実に次スレに移行してしまう」

シュウ「しかし次スレを少量しか埋めれないのも、この安価勧誘としては些か勿体無いな」

サウザー「予定では一回の区切りに対し5人で締める手筈だったが…さて…」


1.あともう1人追加
2.イベントに移行
↓2

劇場映画で覚醒する二児の父親じゃない方の藤原さん

杏「ウダー飴くれよー」
みく「せめてシュウ様かレイさんで来て欲しいにゃ!」
鈴帆「また一緒に盛り上がるばい!」


サウザー「折角だ。まだ余力があるならもう一人くらい颯爽と勧誘してしまおうではないか」

シュウ「まあ…今回はかなり成功率も高いし、コンマの数字にも救われてる。なんとかなりそうではあるが…」

サウザー「そうと決まれば対象を絞るぞ!」カタカタ

シュウ「…」

サウザー「今の所、クール属性が4人、パッション属性が3人、キュート属性が3人」

シュウ「色的には偏りがなく、かなり良い配分だな」

サウザー「けど、中には絶対属性間違えてる奴いるよな。亜季とか楓とか絶対パッションじゃん」

サウザー「幸子なんてあれ、もうある意味クールで、頭はパッション☆的な感じだろ?」

シュウ「露骨に暴言吐くなよ!! お前が勧誘したんだろ!! ファンに殺されるぞ!?」

シュウ「幸子嫌いじゃないからっ! 寧ろ好きだからね!? 恨まないでね!」

シュウ「作者が初めてガチャ回したのも、実は幸子のやつだったりするから!」クワッ!

サウザー「年齢的には、かなりバランスはいいんだがな…」

サウザー「さて、では次はこの下郎を狙い撃ちするぞ」





(今回は全6名で終了予定。あと2人)

アイドル
↓3

サウザー「ああ…そろそろ橘とフミフミーに次いで、従業員も増やしたいな。それも安価するかな…?」

製品開発部希望の藤原さん

いぶ

イブ・サザンクロスさんだっけ?

>>680
正確にはイブ・サンタクロースな
季節ハズレなキャラだけど一応強キャラポジ

これって連取りOKなの

イヴ・サンタクロース
http://i.imgur.com/TqkemxL.jpg


サウザー「よし…今回は夷狄の民を誘惑し7610に引き入れようではないか…」

シュウ「なるほど…外国からの勧誘か。確かに新しい試みではあるが…」

サウザー「外人みたいな出稼ぎ勢なんざ、金と食い物を目の前にチラつかせればあっさり堕ちるだろ。今回も楽勝かな?」

シュウ「お前最近言うことゲスだな…アイドルから嫌われるぞ?」

サウザー「しかし、異国の民族だからこそ、そのコミュニケーションの複雑さや文化の壁を克服するのは、並大抵の努力では成し遂げられまい」

サウザー「シュウ様よ、今回の勧誘にあって然るべきという人物はいるか? 俺でもいいんだよ?」

シュウ「とりあえずお前は除外したい心情だが…そうだな…」


プロデューサー
↓3

サウザー
+ありすと桃華

>>682
前にも指摘受けましたが、基本的にはOKです。
ただ荒れるようなら考えます。

このスレ勧誘成功までやるの?UDもそろそろ何かしようやと

>>691
基本的には5人で終了です。
今回は+1人で。
さっき書いたけど。

シュウ「お前の言葉に乗るわけじゃあないが…」

シュウ「コミュニケーションの課題がある以上、多少は強引な手法も時には必要かもしれん。ただし、相手の理解と倫理観と常識を前提に置いての話だが…」

シュウ「……それを踏まえた上で、私からは今回の勧誘はユダの奴を推そう」

サウザー「ユダねえ…」

サウザー「連勝を止めるのも癪だが…」

シュウ「まだ失敗してないから。少しアイツにも良い面を見せてやろう」

サウザー「では、この聖帝サウザーは今回はその裏で…」

シュウ「?」

サウザー「従業員と奴隷の調達のために街に繰り出そうではないか…!」

サウザー「プロダクションの人数も増えて来た。そろそろコチラも増強しよう」

シュウ「まあ精々、失敗するのを祈っているぞ」

サウザー「フフフフフ…! 今回はコンマの数値が頗る好調だ。失敗はまず『無い』であろうな」


アイドル?
↓2

和久井さん

わよしの

肇さん

>>696
確認。
「依田芳乃」でOK?
返信なければ再安価

了解。
今回はここまで。いつになるか分からんが、また次回

あと、たまに言われる「蓮取り」「連投」について。

これ他の安価スレだと結構禁止されてるよね。
どうなんだろうか。嫌がる人がいれば、考えます

おっつおつヒャッ…はぁ
自分で連投とは思わなかっただけに今回はかなり本気で反省してる
次やったら両方無効で構わないです
マジすんませんでした

おっつおっつ
あのウダも、シンの藍子勧誘ばりの奇跡が起きればワンチャン…!


連投は>>1の自由でいいんじゃない? 荒れるなんて余程のことじゃなきゃ起きないし

今日はだらだら書いていきます。

★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

度々指摘されている、
安価に対しての「連投」「連取り」「2個取り」についてです。

個人的には認めてあげたいですが、嫌がる人もいるようなので、
次回からそれが発生したら再安価やズレで対処します。

今回はもう内容に入ってしまったので、そのまま書いていきます。

ご了承下さい。けどコンマ系は別にスルーするかもしれません。

★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


‐‐‐
(夜 繁華街)


ユダ「…外国人の勧誘か…」

ユダ「ここいらでも、フィリピンや韓国系ならばいくらでも街に溢れているのだがな…」

ユダ「しかし所詮は水商売に違法労働…アイドルを目指す手合では無い」

ユダ「一度、業界の闇に身を窶してしまえば、その妖しい魅力、そして罪悪感から…」

ユダ「望んで表の世界に戻りたいと思う奴などいないと聞く」

ユダ「…」

ユダ「まあ、そういう下世話な話はやめておくか」

ユダ「さて…このユダの審美眼に適う女はいるものかな…」

ユダ「…」

ユダ「…どいつもコイツも…」

ユダ「世を憂い観念した目をしている…」

ユダ「コイツらは、何が楽しくて生きているのだろうな」

ユダ「不条理に抗い、刹那的にでも人生に花を飾ろうとする奴はおらんのか…」

ユダ「酒精に縋り、現実から目を背ける者ばかり…」

ユダ「はあ…」

ユダ「何処かで飲むかな…」

ユダ「俺も現実逃避したいわ…」

ユダ「ダガールよ、なんか良い店知らんか?」


ユダ「ん…?」


ズルズルズル

イヴ「さぁ~て…?」

ガヤガヤガヤ

イヴ「今日は何処で寝ましょうかねぇ~、ブリッツェン~?」

ガヤガヤガヤ


ユダ「…」

ユダ「な、なんだあの人目を引きまくる珍獣はッ!?」

ユダ「そして地味な容姿の群集の中で、一際目立ち輝く透き通る白い髪に黄色の瞳…」

ユダ「中々に美しい。アイドル、せめてモデル起用でも抜群な人材だ」

ユダ「よし、これは収穫だぞ…!」

ユダ「…!」

ユダ「いや…前回の様に隙に付け入ろうとして逆に手を噛まれては屈辱だ」

ユダ「一旦引いて策を練るか。目を引く容姿だ、この都内で見失うことは無いだろう」

ユダ「フフフ…今回こそは美と知略の妖星に相応しき勧誘と勝利を!」

ユダ「俺の幕下南斗23派を総動員してでも、奴をプロダクションに引き入れるぞ…!」


ユダの策略・行動
↓1


http://i.imgur.com/wZnhboD.jpg

ユダ「…」

http://i.imgur.com/pDhXNo9.jpg

ユダ「…」

http://i.imgur.com/xY7fjW8.jpg

ユダ「…」


ユダ「……」

ユダ「あの女について、ダガールに後を付けさせたり、色々と素性を洗いだしたが…」

ユダ「……何コイツ」

ユダ「段ボール被服…物置き暮らし…ドラム缶風呂?」

ユダ「ってか、グ、グリーンランド出身ってどういう事!?」

ユダ「最近は一癖も二癖もあり、更にアクのある女としか関わっていない気がするが…」

ユダ「ま、まあ謎の設定は目を瞑ろうか。考えたらドツボに嵌る気がする」

ユダ「…」

ユダ「前回の失態から、がっつり予算を減らされてしまったしな」

ユダ「前回の様に絡め手で変化球を狙うのは下策だな」

ユダ「今回は正攻法でいこう。まずはアプローチを掛けて…」

ユダ「データの通り、彼女が極貧層であれば、懐柔策で立ち回りたいところだ」

ユダ「とりあえず寝床提供でも申し出るか」

ユダ「…今回はソフトに行こうか…」

ユダ「ただ、ソフトに寝床提供って傍から見たらどうなんだろうな…」


‐‐‐
(後日 橋の下)


ユダ「…」

イヴ「あの~…貴方様はどちら様でしょうか~…?」

イヴ「あ、自己紹介をするときはこちらからかしらぁ?」

イヴ「私の名前はイヴ・サンタクロースといいますぅ。職業はサンタで、今はプレゼントの費用を溜めつつ慈善活動とアルバイトに勤しむ身です~」

イヴ「こっちは、パートナーのブリッツェンですぅ、ほらブリッツェン?」

ブリッツェン「…」

ベロッ

ユダ「…」ベタベタ

イヴ「あら、ご、ごめんなさい~! ブリッツェンったらぁ…」

ユダ「(この女…ひょっとして冗談のつもりか…?)

ユダ「(職業はサンタ? 慈善活動とアルバイト?)」

ユダ「(どの角度から控えめに見ても、コイツが慈善活動の被対象者だろうが…)」

ユダ「(この珍獣…トナカイだな。コイツは八つ裂きにするとして…)」ゴシゴシ

ユダ「(まずは自己紹介だ)」



1.名前と職業
2.備考
↓1.2

俺の名はユダ
一応7610プロのプロデューサーだ

ウチでスプラトゥーンしようぜ!へい来いよ!

ユダ「俺の名前はユダ。一応7610プロのプロデューサーだ」

ユダ「確認のために名刺も渡しておこう」スッ

イヴ「あら、ありがとうございます~。ナント…ナム豆…? 聞いたことがありませんねぇ…」

ユダ「(…まあ想定の範囲内だ。仕方あるまい)」

ユダ「芸能関係の仕事を中心に斡旋し活動する、一芸能プロダクションだ。俺も一応そこでアイドル兼プロデューサーとして働いている」

イヴ「そうなんですかぁ? でもそんな立派な仕事柄のお方が…何故鉄橋の下で休んでいる私の所に…?」

ユダ「ああ、最近お前の事を街の中で見かけてな…」

ユダ「興味を持つと同時に…居た堪れなくなったのだ」

ユダ「見たところ宿なしの放浪者のような出で立ちをしていたのでな…」

イヴ「…?」

ユダ「と、とにかくだッ!」

ユダ「ウチでスプラトゥーンしようぜ! へい来いよッ!」バッ!

【イヴ・サンタクロースの関心度】
・安価で随時加減
・最大値300
・最大値到達で勧誘が有利に


【ユダの残資金】
・前回の失敗により活動資金を大幅に減らされたウダ
・コンマで減少し、底をつけば活動不能に
・スタート金額「100.000円」


ユダの家にいた人物
↓1.2

フミフミー

ファルコwwwwww

鷺沢文香(雑用兼司書兼サウザーの暇つぶし相手)
http://i.imgur.com/Lrko2jV.jpg

金色のファルコ(右下)
http://i.imgur.com/saP6QO2.jpg

【①聖帝、ターゲットと接触する 0/300】
(偶数で増加、奇数で減少)
↓1



‐‐‐‐‐‐
(ユダ邸)


文香「…」

文香「…」ペラッ

イヴ「あぁ~…またやられちゃいました…難しいですねぇ」カチカチ

ファルコ「喰らうがいい、元斗白華弾っ!!」バシャーン!

ユダ「お前! 飛び先でのリスキル何回するんだよ! イヤラシイなホントッ!」

ファルコ「フン…この程度で音を上げているようでは、全国の廃プレイ層に食い込むことは出来んぞ」カチカチ

ユダ「お前今日たまたま呼んでやったけど、普段何してんの? 皇帝の警護って暇なの?」

ファルコ「今帝都のトレンドは最新ゲームで如何に全国層に食い込めるかを競っているのだ」

ファルコ「貴様らのセカンドシングルのロケ地を提供してやったのだ、スプラトゥーンくらい少しプレイさせてくれても良いだろう」

ファルコ「俺には…金がないのだ」

ユダ「いや、実際お前あれだろ、どうせまだ帝都に帰れないんだろ?」

イヴ「このゲームって人気ですよねぇ。時期は少しズレますけど、今年のプレゼント用としては要チェックです~」カチカチ

ファルコ「ふんっ!」ベチャッ!

ユダ「お前いい加減にしろよ! 何でそう上手くステルス出来るんだよ!!」ガシャーン!


関心度
↓2

ペラッ

関心度 20/300
?? 88/300


文香「…」

ユダ「そうだフミフミーよ、我が書庫はどうであった?」

ユダ「古書新書図説経典、幅広いジャンルを網羅している。お前の好きそうな文庫・文芸などは特に多く、目から鱗であろう」

ユダ「プロダクションの図書室より余程教養と知識に富んだレパートリーだぞ」

ユダ「7610の図書室は数は膨大だが、漫画とサウザーの自伝日記写真集が3割を占めているからな…」

文香「…」チラッ

文香「…」

文香「…」スッ

ファルコ「…お前拒絶されてるぞ?」

ユダ「普段から人の顔をチラ見しかせん奴だ。拒絶されているなら、わざわざ我が家の玄関に突然現れたりはすまい」

ユダ「むしろあれは羨望と憧憬の眼差しだろう」

文香「…」

イヴ「ふう~、ちょっとお腹がすいてきましたねぇ、ブリッツェン?」

イヴ「そろそろお暇させて頂きますかねぇ…?」

ユダ「…!」

ユダ「(どう動く。ここで逃がすわけにはいかん。我が家かプロダクションを寝床として提供させるのもいいが、それはあくまで勧誘文句として取っておきたいな…)」

ユダ「…」


1.ユダの行動
3.文香が読んでいた本のジャンル(詳細でも可・↓大枠)
コミック・文庫・文芸・人文・芸術・趣味・語学・地図・
参考書・辞典・法律・理学・経営
↓1.3

4人で飯に出掛ける

歴史:世界のサンタクロース大全集

中断。再開は18時30分過ぎ予定


ユダ「なら飯でも食いに行くか。イヴよ、遠慮はするな」

イヴ「ええとぉ…本当にいいんですか~? 今渡せるものは何もないですけどぉ…」

ユダ「気を揉むな。これも一種の慈善活動だ」

イヴ「ありがとうございますっ…♪ 久しぶりにご飯が食べられますよ、ブリッツェン?」

イヴ「最近は段ボールをパンに見立てて食べたり、ティッシュを千切ってお米に見立てて食べたり…」

ユダ「お前栄養失調で死ぬぞ!? すぐにその極限状態から脱出させてやるからな! 本当に遠慮するなよ!」

ファルコ「よし、ではその言葉に甘えるとしようか」

ユダ「え…お前も?」

ファルコ「ソシャゲの課金でここ一ヶ月、自分の体毛とスーパーの試食と公園の水しか口にしていない」

ユダ「自業自得だろ。己の愚行で身を焼くとは、やはり元斗は滅びの運命しか見えんな」

文香「…」チョンチョン

ユダ「…どうした。お前も来るか?」

ユダ「…」

ユダ「何だその本は…『世界のサンタクロース大全集』…?」

文香「…」ペラッ

ユダ「(これは…!)」

ユダ「(イヴの写真が掲載されている…コイツ何者だ、本当にサンタか?)」

ユダ「しかし、これは朗報だ。良い勧誘材料になる。デカしたぞフミフミー…」

文香「…」

ユダ「(コイツはいつ喋るのだろうか…)」

ファルコ「では外に出向く前に、各自何を食べたいか意見を出し統一しておこう。無駄に足を運んで体力を浪費したくは無いからな」

ユダ「貴様が仕切るな、この寄生虫が…」



食べたいメニュー・料理
1.ファルコ
2.鷺沢文香
3.イヴ・サンタクロース&好感度+
↓1.2.3

満漢全席

一番遠慮すべき人物が遠慮してないという結果に


関心度 20→30/300


ファルコ「俺はそうだな、満漢全席を希望しよう」

文香「…」ペラッ

文香「…」スッ

『ランチ特集:カフェでサンドイッチ』

イヴ「私は…一度七面鳥を食べてみたいです~♪」

イヴ「クリスマスの夜によく街でも、よその家の窓からでも見掛けるんけど…」

イヴ「食べたことは一度も無いんですよね~」

ユダ「…ファルコ、お前殺すぞ?」

ファルコ「元斗皇拳は滅殺の拳。貴様ら南斗聖拳の真髄を遥かに凌駕する撃滅の拳だ」

ファルコ「…今ここで試しても良いのだぞ?」

ユダ「(こ、この変態野郎が…ッ!)」

ユダ「(なんでこんな奴が民や兵士から慕われるのだ…!?)」


1.メニュー決定
コンマ01~30:満漢全席(コンマ×1000円)
コンマ31~60:サンドイッチ(コンマ×30円)
コンマ61~99:七面鳥(コンマ×300円)
コンマ00:ファンブル

2.値段決定
↓1.2

七面鳥で好感度爆上げ?

満干全席で、これ3000円か?
どこで食えるんだそんな安いの…


メニュー: 満漢全席
値段: 3×1000→3000円
ユダの残資金: 100.000→97.000


【②聖帝、ターゲットと精進料理を食べに行く 88/300】
(偶数で増加、奇数で減少)
↓1

これはいつものカフェでのバイキングな流れになるにゃ…

?? 88→71/300

‐‐‐
(中華料理店)

ユダ「ぐふぅ…」

ファルコ「…ふう、久し振りに美食に舌鼓を打つ事が叶った。ユダよ、感謝するぞ。これであと一ヶ月は水で生きられる」

イヴ「美味しかったね、ブリッツェン? 熊の手なんて初めて見ました~♪」

文香「…」グッタリ

ファルコ「しかし本当に3000円で済むとはな。しかも4人と1匹でだ」

ユダ「(は、吐きそうだ…クソッ…)」

ユダ「(フミフミーはともかく、低脳のファルコと知識が乏しいイヴは真相を理解しておらんだろうが…)」

ユダ「(本来満漢全席は予約が無ければ有り付けん代物だ。思い立って当日食えるものではない)」

ユダ「(知り合いの中華バイキング屋で……満漢全席風を装った、廃棄寸前のワケ有り品を調達させ、店員に運ばせてきてやったが…)」

ユダ「げふっ…」

ユダ「(3000円の低価格の代わりに、残さず全部処分するのが条件だとは)」

ユダ「(まあ、ファルコとイヴが無尽蔵に食い漁ってくれたから助かったが…)」

文香「…」ガクン

ユダ「(あぁ…フミフミーが力なく項垂れている…貴重な光景だ。よく頑張ったぞお前は…)」

ブリッツェン「……」ゲフゥ



関心度+
↓2

ほふぅ

今回は珍しく文香が色々な表情を示すな。
アイドルとしてデビューさせてやりたいもんだ…


関心度 30→102/300

‐‐‐


ユダ「…」

文香「…」

ファルコ「さて、腹も膨れたし、俺は帝都付近まで戻るとする」

ユダ「…」

ファルコ「さらばだユダ。また間見えよう」スッ

ユダ「飯をたかりに来ただけか…あの尻野郎が…」

文香「…」フラフラ

イヴ「さ~て、次はどうしますか~?」

ユダ「(ま、まずい…!)」

ユダ「(前回のニートのガキと同じ流れになっている…! 軌道を戻さねば…!)」

イヴ「折角なので、少し街を回ってみませんかぁ?」

イヴ「でもお二人とも辛そうですね…すこし休憩しましょうかね…?」




ユダの行動・発言
↓1

【③聖帝、サックスと法螺貝でぶおおー 71/300】
(偶数で増加、奇数で減少)
↓2

了承する

?? 71→119/300


‐‐‐

(デパート キッズパーク)


イヴ「子供達の喜んでいる顔を見ると、とても癒されますね~♪」

イヴ「ユダさん達は、7610プロダクションで普段お仕事をしている時…」

イヴ「どんな事に幸せや遣り甲斐を感じたりするんですかぁ………あらぁ?」



「トナカイだぁ! カワイイー♪」

「オカマ? ねえねえオカマさんなのぉ?」

「口紅塗ってるよー、この男の人―っ」

「こ、コラ! 見たらいけませんっ!!」

ユダ「黙れガキ共がっ! あっちに行け!!」ブンブン

ブリッツェン「…♪」

ユダ「無知なガキに、このユダの圧倒的美的感覚は理解出来んだろう!」

ユダ「マントを引っ張るな! 見世物ではないぞ!」グイッ

ユダ「(糞が…! 了承したはいいが、せめて場所指定をすれば良かった!)」

ユダ「(このトナカイ目当てに寄って来る子供の群れと無邪気さが俺に飛び火して、何も落ち着かんし、腹も休まん…!)」

文香「…」

イヴ「ユダさぁん? ブリッツェン~?」

ユダ「ぐ、ぐぬぅ…!」


コンマ01~50:単独で避難する
コンマ51~99:助けを求める
コンマ00:ファンブル
↓2

ありすが近くに!
…いたらいいな


ユダ「(駄目だ、これ以上のフラストレーションの蓄積は肌に悪い…!)」

ユダ「(止むを得ん、一旦エスケープだ…)」ダッ!

文香「…!」

イヴ「あ、あら、ユダさん、どこにいくんですかぁ?」

・・・・・
・・・


‐‐‐
(デパート 休憩室)

ユダ「はあ…」

ユダ「振り回され後手に回るのは、精神衛生上的にも策略的にも芳しくないぞ」

ユダ「ここならガキは寄りつかんし、人も少ない」

ユダ「文香とイヴには申し訳ないが、我身の美しさには変えられん」

ユダ「…」

ユダ「さてどうする…ここから勧誘に持っていくにはどうするか…」


関心度-
↓1

【④聖帝、アインと共にターゲットの御高説を拝聴する 119/300】
(偶数で+、奇数で-)
↓2

ユダが苦戦してる反面、聖帝の勧誘が着々と進んでいるww

ここは「急に来た生理現象」って事で平謝りした方がいいぞ…

関心度 102→56/300
?? 119→207/300


ユダ「…二人を長々と放置するわけにはイカンな…」

ユダ「しかし奴のペースが思うように掴めないな。俺が主導権を握るにはどうしたらいいのだ…」

ユダ「幸い、昼食が安く済んだ分、残金にはまだ余裕がある」

ユダ「…」

ユダ「よし、…そろそろ戻るか」

・・・・・
・・・


‐‐‐
(キッズパーク付近 玩具売り場)


ユダ「イヴよ、待たせたな」

イヴ「あ、ユダさぁん、どこに行っていたんですか~?」

ユダ「済まん。あの昼食の恐ろしい量に胃と膀胱が圧迫されて、一刻を争う状況だったのだ」

イヴ「それは仕方ないですねぇ、でも急に吃驚しましたよ~。あと、文香ちゃんは一人で本屋に行っちゃいましたよ~?」

ユダ「分かった。後で伝えておこう」

中断。22時前に再開予定。

訂正
?? 217/300



ユダ「…玩具が欲しいのか?」

イヴ「う~んと…欲しいには欲しいんですけどぉ、これは子供達にあげるプレゼントを考えていたんですよ~」

イヴ「少し時期は違いますけど、今のうちに目星を付けておいてもいいんじゃないかってぇ…」

ユダ「お前の職業は…」

イヴ「はい、最初に言いましたが、サンタさんですよ~♪ 子供達に幸せな夢を届けるんです~☆」

ユダ「ああ、大全集にお前の姿を見た時はにわかに信じられない話だったが…」

ユダ「それも慈善事業としての一環だな、酔狂な事だ…」

イヴ「うふふ~、良いんですよぉ、子供と言うのは夢を沢山見て、大きく健やかに育っていくんですよぉ。子供はそれが仕事なんですからね~」

イヴ「だから大人の私の仕事は、子供に夢を見させ、届けることなんです~♪」

イヴ「それが出来れば、私はとっても幸せです~」

ユダ「…貴様は純粋だな。心が穢れていない」

ユダ「…悲しいが、俺には到底想像がつかない幻想だ」

イヴ「ふふっ、ユダさんの所にも、きっと来ますよぉ♪」


ユダ「子供は幸せで良いかもしれん。しかしイヴ、貴様の懐は不幸せになる一方だな」

イヴ「う~ん…私は子供達が幸せなら、それだけでお腹いっぱいになれるからいいんですよ~?」

ユダ「…下らん自己犠牲精神はこの国では奇特に見られ敬われるが…俺は益のない事では動かん」

ユダ「…」

ユダ「…クリスマス時期には、玩具の値段は跳ね上がる。目星を付けるだけではなく、今買ってしまった方がいいだろう」

イヴ「まあ…確かにそうですねえ…でも今持ち合わせがないんですよぅ…うう…」

ユダ「言ったであろう。遠慮はするな。この俺が立て替えてやろう」

イヴ「でも…お昼ごはんも御馳走になりましたし…申し訳ないですよぉ…」

イヴ「今は買えずとも、そのうちお金を溜めて、私自身が子供達に…」

ユダ「…(コイツが先程、物欲しげに眺めていたのは…)」


プレゼント選択・品名
↓1.2.3

スペパププのぬいぐるみ

値段決定
(ユダの残資金を越えたら買うのを全て断念)
1.喋るハート様ぬいぐるみ(コンマ×400)
2.スペパププのぬいぐるみ(コンマ×500)
3.ブリッツェン等身大ぬいぐるみ(コンマ×600)
↓1.2.3



【⑤聖帝、16歳少女の前で、涙する 217/300】
(偶数で増加、奇数で減少)
↓4

ほい

これはオーバーだな…これアカンな…


・ユダの残資金 97.000円
1.喋るハート様ぬいぐるみ→36.800
2.スペパププのぬいぐるみ→45.500
3.ブリッツェン等身大ぬいぐるみ→27.600
→109.900 OUT!

?? 217→136/300



ユダ「(ぐッ!?)」

ユダ「(高いな…これは手が届かん…)」

イヴ「ユダさん、やっぱりいいですよぉ」

ユダ「ぐぅ…む…」

イヴ「もともと私が好きでやっている事ですし、これ以上迷惑を掛けるわけにはいかないですからぁ」

イヴ「でも、少し嬉しかったです~」

イヴ「さっきはあんなことを言って謙遜していましたけど、ユダさんも充分優しい方ですよぉ♪」

ユダ「(く、くそお…何故ハートの人形がこんなに高いんだ…!)」

ユダ「(ブリッツェンの等身大のぬいぐるみより高いだとッ!? どの層に需要があるんだこのふくよかで不気味なぬいぐるみに…!?)」


‐‐‐
(デパート フードコート)


イヴ「はぁ~甘くて美味しい…♪」ペロッ

ブリッツェン「…」

文香「…」

ユダ「(結局、飯とアイスを奢る事くらいしか出来なかった…)」

ユダ「(前回の失態さえなければ…軍資金が十全な状態であれば…!!)」

ユダ「…」

ユダ「イヴよ、少し真面目な話をしていいか?」

イヴ「…?」ペロペロ

ユダ「俺が今回お前に接触したのは、お前を7610プロダクションのアイドルとしてスカウトを…」

ユダ「お前に、仕事の話を持ちかけるためだ」

イヴ「私がアイドル…ですかぁ?」

イヴ「ううん…想像できないですね~…」


ユダ「…アイドルとは、支えてくれるファンの期待に応え、ファンを歌と踊りで魅了する」

ユダ「声援という名の魔法に掛けられたアイドルは誰よりも輝き、そしてその輝きは新たな魔法……羨望・希望という名の魔法になり、眺める人々を奮わせる」

イヴ「ふふっ♪ とっても素敵な例えですね♪」

文香「…」

ユダ「それは…お前が行っている活動に似ていると思わんか?」

イヴ「…?」

ユダ「お前は子供達にプレゼントという希望と夢を与え…そしてお前はその様子を見て、幸福に思う。無償の奉仕という行為は俺にはあまり分からんが…」

ユダ「先程お前とそれを話していて、その純粋さとひたむきさに…心を打たれたのだ」

イヴ「そんなに言われると照れちゃいますよ~、でも褒めても出すものは何もありませんよぉ?」

ユダ「…これからはその活動の幅をもっと広げ、国中…いや、世界中の子供に、お前の煌びやかで楽しそうで、そして幸福な姿を見せて…」

ユダ「夢と希望と…そして幸せを届けて見ないかね?」

イヴ「サンタさんとしてではなく、アイドルとして…という事ですねぇ?」



【イヴ・サンタクロースの契約】
基準値33+ユダの知略1+関心度18(56÷3)-聖帝補正30
=22

コンマ01~22:勧誘成功
コンマ23~99、00:勧誘失敗
↓3

フミフミーのサポート補正は・・・?

>>805
むしろ満漢全席ぶっ倒れてたろ

ユダはコンマ運が悪すぎる


文香「…」

ブリッツェン「…」ペロッ

文香「…」ピクッ

イヴ「ふふふっ、ブリッツェンはですねぇ、私と長い間を放浪してるせいかもしれませんけどぅ…」

イヴ「本当はこんなに人懐っこくは無いんですよぉ?」

ユダ「(そう言えば、俺も初めに顔を舐められたな…)」

イヴ「ブリッツェンは子供は好きですけど…」

イヴ「こんなに他人と馴染んでいるこの子の様子を見るのは、久々に見ましたよ~」

文香「…」ナデナデ

ブリッツェン「…♪」

イヴ「ふふっ…♪」

イヴ「動物と言うのは、人間の心が分かると言いますからね~」



【イヴ・サンタクロースとの契約②】
前回値22+ユダの知略2+鷺沢文香の親和性30
=54

コンマ01~54:勧誘成功
コンマ55~99、00:勧誘失敗
↓2

そいや

フミフミマジ天使!

>>817
お前…文香に土下座もんだぞ…
ダブルチャンスは聖帝だけの特権なのに…

>>821
スマン、↓3じゃなかったわ。俺が土下座するわ…

ウダとフミフミーの友情パワー(?)の勝利で終れて本当に良かった
次は聖帝vs芳乃の結果待ちか


イヴ「貴方達みたいな人なら、信頼出来るかもしれないですね~☆」

イヴ「私でよければ、ナントープロ…でしたっけぇ? そこでお世話になっても良いんですか?」

ユダ「!」ガタッ

ユダ「おお、おお! いいとも! お前の活動と子供達の夢を、全力でサポートしてやるぞ!」

イヴ「じゃあ、これから…私とブリッツェンの事を、どうぞ宜しくお願いしますね~♪」

イヴ「世界中の人達に幸せを届けられるように、頑張りますよーっ!」

ユダ「おおぉ…良かった…何だかわからんが救われたぞ!」

文香「…」

イヴ「では、これから私とブリッツェンのお家は、鉄橋の下から、ユダさんの家に移らせて貰いますね~☆」

ユダ「…え、俺の家に?」

イヴ「はいっ!だってあんなに住み心地が良さそうなブリッツェンの顔、私初めて見ましたよ~」

ブリッツェン「…♪」

ユダ「ほ…本気で、このトナカイを…!?」

文香「…」

文香「…」スッ

ユダ「な、なんだ…このメモは…?」


『7610プロダクション女子寮規約その5…動物禁制』
『聖帝軍軍規その11…ペット入隊不可、ただし黒王号のみ許可』
『本貸して下さい』
『スプラトゥーンを帝都にて預からせて貰う』


ユダ「……」

ユダ「ま、まあ…俺の勧誘第一号だ。手厚く迎えてやろう…」





【裏編:依田芳乃の契約】
基準値33+ネゴシエイト力20+カリスマ5+アプローチ力45(136÷3)-神性100
=3
コンマ01~03:契約成立
コンマ03~99:契約不成立
コンマ00:浄化
↓2


【裏編:依田芳乃の契約②】
前回値3+泣きつく聖帝15+戸惑う依田芳乃5+聖帝の意地とプライド40-神性50-意味不明なアイン5
=8

コンマ01~08:契約成立
コンマ09~99:契約不成立
コンマ00:通報寸前

判定
↓2


‐‐‐
(後日 7610プロダクション 会議室)


サウザー「さあて、ユダが汚名挽回してイヴ・サンタクロースとの契約を結んできたな…」

ユダ「汚名返上だ。それだと悪い一方ではないか」

シン「ていうか、お前今回何も働いてないよな。フミフミーとファルコが遊びに来てて、そのお零れを掬い取っただけだろう?」

ユダ「ファルコは何もしていないが…司書に救われたのは事実だな。本を大量に贈呈してやったわ」

ユダ「まあ…とにかく女子寮の規約変更を今日は申し入れに来た。勧誘したのはいいが、俺の家で如何せんあのトナカイが幅を聞かせ過ぎる」

シュウ「勧誘に成功したのはあの生物の一面もあったのだろう。邪険に扱うと罰が当たるぞ」

ユダ「ぐ…くそ…っ」

シン「……レイの姿が見えんぞ」

サウザー「レイの奴なら、逮捕されたアインの面会に向かったわ」

シュウ「…ていうか、お前は?」

サウザー「はぁん?」

シュウ「結果はどうなのだ? 従業員候補の依田芳乃の勧誘に向かったのではなかったのか?」

サウザー「いやぁ?」キョトン

シュウ「は?」


サウザー「ともかくだ、従業員奴隷の変遷はないが…アイドル人材の勧誘が頗る好調ではないか」

シュウ「今の所、4人も入社したか…奇跡だな」

シン「ああ、それは本当に思うぞ…」

ユダ「俺もようやく勝ち星が付いて、これで貴様達だけ広い顔をするという事は出来んな?」

シュウ「…お前の代わりに文香をプロデューサーとして据えた方が上手く回るんじゃないか?」

シン「いや、奴はコミュニケーションの段階で難があり過ぎる」

サウザー「ユダはデスクワークすらマトモに出来んからな」

ユダ「六聖拳の中で一番スムーズに出来るわ! 鏡を見てから言えそういう事は!!」

サウザー「ところで…」

サウザー「前回募集したサークル設立案だけど…」

シン「はあ? そんなふざけた事をしてたのか?」

サウザー「感受性乏しい貴様らのためをの案じての事だぞ? ほら見ろ」ガサガサ

●『独身貴族クラブ』

●『利き酒サークル』

●『創作料理サークル』

サウザー「なんか…下二つは発案者が書いてないけど…まあ受理しようか」

ユダ「どれ一つとて真剣見が伝わってこないぞ! こんなの棄却しろ!」

シュウ「…」

サウザー「フフフ…物は試しだ。もし活動が安定しないようならば、サークル設立案は白紙に戻すが…」

サウザー「今回は! これだけ採用するもんねー!!」ズバッ!


‐‐‐―――
サウザー「ちなみに、サークル設立案は随時募集中だからね☆」

シュウ「勿論、仮に便りが来ても、私がそのまま焼却炉にインするがな」




A.独身貴族クラブ
B.利き酒サークル
C.創作料理サークル
↓5まで多数決

━━━━━━━━━━━━
採用:創作料理サークル
近日活動予定、部員募集中! 
活動内容:料理は心です。レシピ通りに作れば何も問題いりません。
初心者歓迎。皆さんで楽しく活動し、技術と教養を高めましょう。

http://i.imgur.com/oCIt9Rt.jpg
━━━━━━━━━━━━



‐‐‐

サウザー「サークル活動は後日覗いてみるとして…」

サウザー「人員の収穫も…まあ個人的には346を吸収するくらいの勢いで勧誘を続けたいが…」

サウザー「今回はあと一人で、一旦打ち切る事にしようか。そろそろお腹空いたしね」

ユダ「当初に比べ人数が増え、賑やかになって来た。色々と書類の整理もせねばならんな」

サウザー「俺はこれから346プロダクションに向かうぞ。そのためにあのアメリカン野郎を替え玉にしてきたのだからな」

シュウ「それでは早い所、選んでしまおう。時間も少ない」

サウザー「まあ最後は多分聖帝プロデュースに決まってるけどね?」

サウザー「前回に比べて、今回あんまり目立ってないしね?」

シン「逆に、今回の勧誘で輝いていたのは誰だ?」

シュウ「別に誰も輝いていないだろう…言及されるのも鳥肌が立ちそうで遠慮したい」



アイドル
↓3


サウザー「フフフフ…今回は貴様らも予想外の人物を『プロデュース』してみようではないか…!」ニヤリ

シュウ「お前がそう言うと、大抵悪い考えしか頭を過らんが…」

ユダ「というと、今回もまた346プロからのヘッドハンティングか?」

シン「さあな。まあ346プロダクションの交換研修なら、また俺が向かっても良いぞ?」

シュウ「お前の立ち回りは奇跡に近かったからな…もう二度とあんな僥倖は無いであろう」

サウザー「フン、兎に角、俺は346プロダクションに向かうぞ。貴様らは明日正午、メンバーと共に会議室で待機していろ」スッ

シュウ「待てサウザー。誰がプロデュースを実践するのだ?」

サウザー「あ? ああ…」

サウザー「俺で良いんじゃない? 万事安定だし…」

ユダ「万事不安定の間違いだろ」

シン「お前の唯一の強みは、そのクソみたいな生命力で二度勧誘が出来る位だしな」



プロデューサー
↓2

今日はここまで。いつになるか分からんが、また次回

あと次回予告、大安価大会。
そして次回で次スレに移っちゃうけど、よろしくお願いします

今日もゆっくり書いていきます

鷺沢文香(雑用兼司書兼サウザーの暇つぶし相手)
(今回2度目の登場)
http://i.imgur.com/4EOjybj.jpg


******

麗かな陽気が日毎に強まり、一層と降り注ぐ日光と気温に気だるさを覚える今日この頃。
それは夏の訪れを静かに告げものであり、四季折々の温暖の差が激しいこの島国にとって、この明確な変化は大きな特徴の一つでしょう。


しかし、その変化と言う物には、私は特に興味を示しません。
春夏秋冬の目まぐるしい移り変わりに追われ、その変化の最たるものである衣替えのため、嬉々としてブラインドショッピングに興じているカップルを尻目に、私は伯父の本屋へと足を進めます。


私にとって四季の変わり目は、発売する新書の時期の目安程度くらいしか気に留めない物です。
衣替えなどあまり意に留めず、羽織る服はいつもと変わらず、以前、伯父からは通気性が悪そうで不健康だと苦い顔で言われました。
…このショール、気にいってるから別に良いんです。


本を読むことが三度の飯より好きな私は、周りから「本の虫」と呼ばれたこともあります。
…いえ、三度の飯より好きと言いましたが、それは些か語弊がありました。
流石にそこまでの大袈裟な物では無いかもしれないです。
正確には二度までなら大丈夫ですが、流石に一日に一度は食事を摂らないと読書に集中する栄養と体力を確保することが出来ませんからね。



「ケンよぉ、折角仕事にあり付けたんだ、お祝いにどっか行こうぜ!」

「北斗の兄弟がまさか一堂に会するなんて、夢にも思わなかったわね、ケン?」



若者向けのファッション店舗が立ち並ぶ通りを抜け、往く人で賑わう大通りに差し掛かった時、目を引く物が視界に飛び込んできました。
長身の男性と、それに従う二人の子供。
傍から見れば、憮然とした兄と少し年の離れた弟、それを一歩遠慮気味に引いて見守る妹に見えるかもしれませんが…。
…目を引いたのは、長身の男性の、あまりに人間離れした筋骨隆々の体躯と近付き難いオーラでした。


あのような肉体は、誇張気味の格闘漫画か海外のアクションスターですら舌を巻く程の異質さとも言えます。
何を食べどう鍛えればあそこまで健やかに突き抜けてしまうのか、脆弱な私としては非常に興味を示すところではありますが、触れてはいけない物も世の中にはあるのでしょう。
微笑ましい光景だと頭を納得させて、足を再び伯父の本屋に向けます。


今日は些か新鮮な物を目の当たりにしましたが、それでも私が行うことは何一つ変わりません。
紫煙を燻らし、客足が少ない本屋で悠然と構える伯父の本屋で、今日も私はいつもと変わらず、手伝いという名の読書に没頭するのです。
意匠を凝らしたロッキングチェアにゆったりと腰を預け、古書を読み耽る行為は、私にとって本当に至福の時間でした。


日々教養を高めるとかそんな高尚な意志ではありません。
本が好き、ただそれだけなのです。
私は本さえ読めれば、他になにも要りません。


でも…。
…多少の焦りは感じています。
怠惰を貪るその情景が頭によぎると、将来的な観点から一抹の不安を覚える私でしたが、結婚や就職に頭をシフトさせようとすると、どうも委縮してしまいます。


人と視線を合わせることもままならない私は、その目を前髪で隠し、ついつい自分の殻に閉じこもってしまいます。
自分を変えたいという意志は無いわけでは無く、ただ、社会に目を向ければ、どうしても他者との折り合いは必要不可欠になり…。
…それが苦手な私は、精神の安寧を無意識的に求める余り、伯父の居城へとつい足を運んでしまうのです。


一切の羞恥を払拭し外界の人々と明朗快活に会話する私。
…到底想像出来ません。
寧ろ滑稽で笑ってしまいそうな位です。
あの広告に並ぶ少女の様に、群衆の前で歌い踊り、高笑いの一つでもしてのけられたなら、この景色はどんな風に一変するでしょう、世界は私に何を語りかけるでしょう。
しかし、それは……夢のまた夢であり、そしてまず、私には関知することのない世界です。


活気溢れる飲食店街が視界に移りました。
こことその先の商店街を抜ければ、伯父の本屋は目と鼻の先です。柄にもなく陰気な事で気分を落ち込ませる自分に辟易し、見慣れた光景に安堵の溜息を吐いた瞬間……。





「フハハハハ…!!」




視界が歪みました。
危機を感じ、身が強張ります。


突如、私の目の前に、半裸なうえに何やら謎の光沢を肌に帯びた変質者が出現したのです。


私は、視界が暗転しながら、背中から深い水に落ちていくような陶酔感に襲われます。
後ろに転びそうになりながら、気絶しかけたのです。
しかし、私の意識が消え逝こうとする瞬間、その男は言いました。



「鷺沢文香だな…? 貴様を我がプロダクションの従業員として…」

「スカウトに馳せ参じたぞ! 聖帝サウザーだ、覚えておくがいいッ!」



この衝撃的な光景を忘れろというのが無理な話です。
男は興奮気味に息を漏らしながら、ギラリとした好奇な視線を私に向け、両腕を網の様に広げ襲いかかって来ました。
卒倒しかけた体と意識を持ち直し、震える足を気丈に動かし、踵を返して駆け出しました。


何?
何なんでしょう?
何故私の名を?


誰?
あの半裸の変質者は誰?
何故半裸なのでしょう?


スカウト?
私を?
聖帝?
…聖帝???


疑問が次々と頭の中に生まれては消え、非現実ともいえる予想外の出来事に気が動転してか錯乱してか、思考の整理が覚束無くなります。
今は悠長に物事を咀嚼している場面ではありません。
運動は不得手な私ですが、今ならオリンピックで世界記録を樹立出来るのではないかと思えてしまう程の速さで、先程の道を逆走して行きます。


まあ…それはただの思い込みにしか過ぎず、当然そんな速度など出ているわけも無く、運動音痴な私は、無様に足をもつれさせ転んでしまうのでした。


「…!?」

「ケン! サウザーの奴が女の子を襲おうとしているぞ!?」

「何…!?」




気が付けば、先程の3人の近くまで逃げる事が出来ていたのです。ああ、助けて下さい。貴方のその必要以上にマッシヴな体をどう活用しても良いから、あの変質者から私を守って下さい。本当に怖かったんです…。




「ぬう!? ケンシロウか! 邪魔をするな!」

「サウザー、懲りずに奴隷の調達か…」



「…あたぁっ!」




刹那、凄まじい早さで拳を繰り出したのでしょうか、力強い気合の叫びが響きました。
私の動体視力では一連の流れを認識することは困難でしたが、ケンシロウと呼ばれた男性は、聖帝と名乗る変質者に、打突を放った形跡が見受けられました。
何故形跡かと言うと、確実に拳は実体を捉えたのですが、何故かそれは虚しく空を切るように後方に過ぎ去ってしまったのです。


もう分かりません。
次々と起こる非現実(少なくともここで言う現実は、私と、私の周囲の大多数が普く思い描く日常という範疇で)に脳が思考することを半ば放棄していたのです。


何が起こったのか。
おそらくケンシロウという男性の正拳は変質者の胸を確かに捉えた筈でしたが…。
…謎の光沢、おそらく油の様なものでしょう。
それによって拳は物の見事に相手の体表を滑り、本来の効果を発揮する事なく、空を切る形になったのです。




「フフフフフ…!」

「あ、あいつ街中で上半身裸かと思えば、そのうえ油にまみれてやがるぜ!?」

「もう正真正銘、ただの不快な変質者よ! ケェン! はやくサウザーを倒してぇ!」


不敵に笑い声を洩らす聖帝なる人物に対し、どこか慣れたように言葉を投げかける3人。顔見知りだったのでしょうか。いつの間に街は、こんな怪物達を迎い入れてしまったのでしょうか。




「ケン、止まれ!」

「止まるのだサウザー、この子が脅えているぞ!」



あまりの事態に起き上がる事もすっかり忘れてしまっていた私の背後から、恐らく二人組と思われる男性が、喧騒を割くように制止する声を掛けました。
そして私の肩にポンと…いえ、思ったより強い衝撃を伴って、手が置かれました。
…少し痛かったです。
ゴツゴツとふしくれの固い皮膚…肉体労働や武術など、過酷な環境で形成される手でした。



少し安堵しました。この状況が少しずつ収束に向かっている気がしたからです。
救世主になってくれるであろう、私の肩にまさしく救いの手を差し伸べた男の顔を伺おうと、振り向きやや上に顔を向けます。




……。


双眼に大きな傷を負った、どうみても堅気には見えない、そっちの筋の…。


もう逃げられません。これから私はどうなってしまうのでしょうか…。




******


‐‐‐
(346プロダクション)


ちひろ「…」

サウザー「喉が渇いていますけど?」

ちひろ「…」

ちひろ「目の前にお茶が置いてあるのに気が付きませんか?」

サウザー「熱くて飲めないんですけど?」

ちひろ「なら冷めるまで我慢して下さい」

サウザー「チッ…融通の利かんアシスタントだ」ズズズ

ちひろ「…」イラッ

ちひろ「…そろそろ議題に入って宜しいでしょうか?」

サウザー「どうぞ?」

ちひろ「ありがとうございます」

ちひろ「先日メールでお伝えした、346プロダクションと7610プロダクションの間で再び開催される共同イベントの件ですが…」

サウザー「お伝えされていませんけど?」

ちひろ「じゃあ黙って聞いていて下さいっ! 最初から説明してあげますから…」イライラ


ちひろ「今回は、国内有数の規模を誇るドームのステージを使用した公演です」

ちひろ「題してLIVEツアーカーニバル『御伽公演 栄光の舞踏会』を執り行います」

サウザー「栄光の舞踏会…?」

ちひろ「有名なお話です。知っているでしょう? 『シンデレラ』」

サウザー「ああ。それを模した公演か?」

ちひろ「はい。今回は予備期間を抜いて、2日間の前後編に分けて開催します」

ちひろ「この演劇形式を確立したのはまだ日が浅いため、今回もある種、試験的な試みではありますが……以前346プロダクション単独で行った西部公演などはかなりの反響を呼びました、。そのためスポ…ファンから寄せられる期待は大きいです」


ちひろ「今回のイベントでは3つの特色があります」

ちひろ「1つは、多少のオリジナル要素を孕みつつ、基本的には一般的に伝播している『シンデレラ』を踏襲してストーリーを展開します」

サウザー「ふうん…オリジナル要素ねえ」

ちひろ「はい。例えるならシンデレラで思い浮かべる役は、小間使いの少女『シンデレラ』、その少女を舞踏会へ導く『魔法使い』、清純で真面目な『王子』などですが…」

ちひろ「それらに多少色を付けたり、また全く創作の場面や、役・集団を劇中に登場させ、多少コメディな部分も交えたいと思います」

サウザー「それによって役の性格に囚われず、様々なアイドルの個性を活かして、イベントを盛り上げる事が出来るという訳か。正当本格的な劇とは一線を画した異質の演目になる」

サウザー「技量の差はあれど、所詮はアマチュア。要するに質は度外視というわけだ」

ちひろ「…御明察です」


ちひろ「2つめに、ミュージカルの色を強めるために、特定の役柄のみ、全て複数構成。舞台の随所随所でライブチックの演出を挟み…」

サウザー「アイドル達の本来の側面もアピールしつつ、ダンス・楽曲・歌唱を客に売り出していくという、一度で二度美味しい狡いスタイルか」

サウザー「商売第一、利潤最優先、守銭奴、醜悪極まりない貴様の考えは手に取るように分かるのだ」

ちひろ「まあ、最後の方の言葉は本っ当に余計ですけど、イベントの目的の看破としては鋭い洞察力をお持ちのようですね」

サウザー「して、3つ目の特色は何だ…?」ズズズ

ちひろ「3つめは、まあオマケみたいなものですけど…」

サウザー「前回のテーマパークと似た要素として、部門ごとにカテゴライズし、順位を競うのだろう?」

ちひろ「…」

サウザー「演技部門、ライブ部門、総合部門……フフフ、腕が鳴るじゃあないか」

サウザー「表彰されれば、外部にも名が売れるというものだ。オマケという言葉で片付けるには少々勿体無い」

サウザー「前回のアイドルサバイバルで表彰されたシンと亜季はその後、様々な仕事のオファーが舞い込んだぞ」

ちひろ「……」

ちひろ「(読んでないとか言って、しっかりメール読んでやがったこの人…)」

サウザー「…」ニヤニヤ


サウザー「よし…」

サウザー「会場の手配、ご苦労だった。あとのキャスティングとオリジナリティの挿入部分は我ら7610プロが…」スタッ

ちひろ「!」

ちひろ「す…ッ!」

ちひろ「ストーップ!!」ビシッ!

サウザー「…」

サウザー「はあん? なんだ小娘が…デカイ声を出しおって…少しビックリしたじゃあないか」

ちひろ「今回のイベントの取り回しと監督指導、運営の全ては346プロダクションで賄います!!」

ちひろ「前回の様にふざけて予算や設定を組まれると、こちらにも被害が出るんです!!」


サウザー「おい、その点は貴様……補正予算無しという提示に渋々だが了解し、全てこちらが負担しただろう?」

サウザー「あまつさえ、この聖帝のセンスが光る衣装案などは、妥協の妥協を重ね346側のみは9割方はマトモに修正したのだし…」

サウザー「鈴帆が泣いていたぞ? アイデンティティが失われたと嘆いていたな」

ちひろ「うぅ…!」

ちひろ「と、当然ですよ!! ○×プロの鈴帆ちゃんの才能は素晴らしいですが、ブレーキを掛けず、素知らぬ顔で経費を落とそうとした貴方の神経の方がむしろ異常なんですからね!?」

サウザー「ぐぬ…言わせておけば…!」

ちひろ「とにかく!!」

ちひろ「前回はシステム上、全員平等なスタートラインでしたが、今回の演劇は配役次第で出番や印象の優劣が決定的に現れる場合もあるんです!」

ちひろ「キャスティングは譲れません!!」


サウザー「良かろう…ならば346が製造・販売など扱う一部商品、なんとかドリンクとやらの代理契約でも結んできてやろうではないか」

サウザー「共益など細かい事はこの際は目を瞑ろうじゃあないか」

ちひろ「へーん! 局所的な契約をしたって、これっぽっちも得になんてなりません!」

サウザー「我がプロダクションの高垣楓やレイを宣伝に起用しよう」

ちひろ「(ぐ……その二人はちょっといいな…)」

ちひろ「(…いいや、目先の欲に踊らされるな! 今回のイベントは我が社も今までにない程、力を入れ、各界大手企業のスポンサーも融資している…)」

ちひろ「(イベントで名を売らせて成功させた方が、そんなのより遥かに高い利益が出る!)」

ちひろ「有り難い話ですが、それはまた後日にでもしましょうか! 共同イベントなので、大事な部分は一方的に押し付けず、お互いの意見を聞き合いましょう!」

サウザ「ぬうう…! 対等な関係なのに黙って聞いていれば、何が譲歩だ!? 押し付けているのは貴様のほうであろう!!」グイッ

ちひろ「あっ…!?」バサッ

サウザー「え?」

ちひろ「ぼ、暴力は…やめてっ……!」

サウザー「え、ちょ、俺そんなに強く腕を握ってないよ?」

ちひろ「ぅ……」ジワッ

サウザー「ま、待ってナニコレ!? 俺が悪い流れになってんの!? なになになになに!?」

ちひろ「…」グスッ

ちひろ「…」


サウザー「ぐっ…この女…ッ!」

ちひろ「……」グスッ

サウザー「よし、ならば…譲歩しよう」

サウザー「確かに貴様の言う通り、今回のイベントはキャスティング次第では、アイドルの人気の差と出演機会の優劣、イベントの成功にも大きな影響を及ぼす」

サウザー「しかし346と7610が上下ではなく、横で友好対等の関係ならば、我がプロダクションにも運営指揮に関わる権利はある」

ちひろ「それはもっともです…」

サウザー「ならばこうしようではないか」

サウザー「恐らくも最も影響が大きい役『シンデレラ・魔法使い・王子・魔王』の4役、これを分割しようではないか?」

ちひろ「!?」

ちひろ「ちょ、ちょっと待って下さい!? 『魔王』ってなんですか!?」

サウザー「うん? オリジナル要素を散りばめて喜劇的な一面も作りだすと言ったではないか?」

サウザー「シンデレラなど、打倒すべき悪役の存在が矮小だ。ならば創作で取り入れた方が良く映える。目的も明確だ」

ちひろ「確かにそうですが、まだこの段階で考案するのは早いです!」

ちひろ「しかもシンデレラに魔王とか、どう考えても太刀打ち出来ない…! 作風が違い過ぎ…」


ポロッ

ちひろ「あ」コトッ

サウザー「…」

サウザー「貴様…何だその目薬は…」

ちひろ「…」ダラダラ

ちひろ「け、結膜炎で…」

サウザー「貴様………」バキッ!

ちひろ「ゆ、友好ですよ! 友好朋輩平等同胞仲間有情共同対等!!」

ちひろ「わわ、分かりました! じゃあ公平にクジで決めましょう!!」


ちひろ「まずは…」

サウザー「魔法使いから決めようではないか…」

ちひろ「(どうせなら役を独占したかったけど…)」

サウザー「…」



『魔法使い(3人)』
コンマ00~49:7610プロダクション
コンマ50~99:346プロダクション
↓1.2.3


ちひろ「(ぐっ…! 魔法使いは可愛かったり綺麗だったりはっちゃけたり、割と色々な方向性を見いだせる応用性が高い役柄だから、獲得しておきたかったのに…!!)」

サウザー「フフフ…では3人の内2人を、我がプロダクションから推薦しよう」

ちひろ「(くやしい…でもまだここからよ。せめて王子かシンデレラだけは…!)」

サウザー「さて、次は…」

サウザー「これも重要だな。物語後半の中心人物だ。愚直だが品定めの才がある色男…王子を選ぼうではないか…」

ちひろ「(女性が男装するという新機軸…そして男女でコアな層のファンを獲得できるこの役だけはせめてウチが…!)」



『王子(1人)』
コンマ00~49:7610プロダクション
コンマ50~99:346プロダクション
↓1


サウザー「フフフ…! では王子の役は我が7610が独占するということで…いいな?」

ちひろ「(うううう……ッ!!)」

ちひろ「(王子は欲しかった…木場さんとかに是非やって貰いたかったのに…!!)」

ちひろ「(前回のイベントの様に…同じ轍を踏む訳にはいかないっ! 頑張るのよ、ファイトちひろ!!)」

サウザー「では次は魔王だな」

ちひろ「…それ、本当に入れるんですね?」

サウザー「当り前であろう?」

ちひろ「だって魔王を投入するためには、話の根本から作り直さなきゃいけなくなるかもしれないんですよ?」

サウザー「フン、そこは我らとシナリオ作者の腕の見せ所だ。別に魔王の存在意義や概念を一般的なイメージに固定させる必要もあるまい…」

ちひろ「…!」

ちひろ「なるほど……」




『魔王(1人)』
コンマ00~49:7610プロダクション
コンマ50~99:346プロダクション
↓1


ちひろ「(要するに、その役の捉え様ということ。今回のイベントは創作要素も盛り込むわけだし…)」

ちひろ「(魔王が悪や敵である必要も、最後の関門である必要も無いわけですね…)」

サウザー「くっそ…!! 魔王取られた…!!」ダンッ!

ちひろ「そ、そんなに欲しかったんですか?」

サウザー「だってカッコイイし…俺がやりたかったんだもん…」

ちひろ「(私利私欲ですか…)」

サウザー「まあいい! 次は最後にして最大、最重要で最注目の花形役職だ!!」

ちひろ「きましたね…!」

サウザー「ああ…!」

サウザー「これだけは絶対に我がプロダクションが物にして見せる! そうでなければ今回のイベントに参加する意味が霧散するからな!」

ちひろ「こっちだって欲しいですよ! そっちは王子取ったからいいでしょう!?」

ちひろ「ていうかコッチは寧ろ王子の方が欲しかったと言っても過言じゃないんですからね!!」

サウザー「フハハハ! この将星が持つ圧倒的なカリスマ性で勝利を引き寄せてくれる!」

サウザー「聖手に敗北も撤退も無い! あるのは制圧前進、ただ一つのみ!」

ちひろ「……っ!」




サウザー「…これ外したら、マジ謝罪ものだからなぁ?」

『シンデレラ(1人)』
コンマ00~49:7610プロダクション
コンマ50~99:346プロダクション
↓3


サウザー「フハハハハ!! 成し遂げたぞ! これでこのイベントは7610プロの独壇場だッ!」

ちひろ「うっ…」グスッ

ちひろ「うわあぁーん!! シンデレラも王子も取られたあぁっ…!」ガバッ!

サウザー「フン、無き真似は見苦しいぞ。同じ手は食わん」

ちひろ「…今回はガチで泣いてます」

サウザー「まさに鬼の目にも涙だな」

ちひろ「っるさいですッ!!!!」バンッ

ちひろ「二大主役を奪われて、魔法使いも一人…挙句の果てに手元に残っているのが魔王って…」

サウザー「フフフ…」ニヤニヤ

サウザー「安心しろ。軟弱な346のアイドルなど頼りにしなくとも、この聖帝幕下の猛者で此度のイベントは完遂させてやる」

サウザー「今回はその補助を担当させてやる。有り難く思えよ?」

ちひろ「く、くやしい~…っ」

サウザー「さて、主要のキャスト分配は終わったし、次はシナリオとオリジナル役職について話し合おうか」

ちひろ「…はい」


ちひろ「その事について一つ意見があるんですが…」

サウザー「言ってみろ」

ちひろ「シナリオは一般的な原作を踏襲し、そこに多少アイドルという要素を散りばめて脚色するだけですので…」

ちひろ「つまりは、オリジナルの役・集団の案を幾つか出してからの方が、シナリオを進める上での、ある程度の指標が作れます」

ちひろ「なので先に手を打つのは、オリジナル役職の発案の方が、議論はスムーズに行くのではないかと思います」

ちひろ「シナリオを先に作成してしまえば、個性が十分に発揮されず埋もれてしまうキャストも出てくるのではないでしょうか?」

サウザー「…」

サウザー「…それは一理あるやもしれんな」

サウザー「その方が、アイドルの個性を上手に活かし自由に表現できる役職案作成が、こちらとしても捗るかもしれん」

ちひろ「はい。お互い、所属アイドルの事は良く熟知しているでしょう?」

サウザー「うむ…」

ちひろ「…」

サウザー「しかしそうなると路線や主張がアイドルに振り回され、物語の方向性がぶれ兼ねん。全てのアイドルの個性を重視し網羅しようとするのも無理がある」

サウザー「ならばやはり本筋のシナリオ作成し、公演の完成度を高めるべきではないか?」

ちひろ「それも思います。……お互い納得し合っているものの、意見が割れましたね」

サウザー「少し悩むな…」



(●重要)
A.アイドルの個性表現を重視し、オリジナル役職案から進める
B.舞台の完成度を重視し、シナリオ案から進める
↓5まで多数決


サウザー「…まあ良い」

サウザー「我が社もアイドルの数が順調に増えている。そ奴らの見せ場を思う親心と言う奴だ」

サウザー「貴様の意見で進める事にしよう」

ちひろ「はい、ありがとうございます」

ちひろ「親心とか言ってますけど…貴方もアイドルでしたよね?」

サウザー「勿論だ…! 前回同様派手に盛り上げてやるから覚悟しておけ…!」

ちひろ「お手柔らかにお願いしますよ?」

ちひろ「…」

ちひろ「あのぉ…ところでぇ…」

サウザー「何だ?」

ちひろ「…」

ちひろ「先程のクジの件なんですけどぉ…」

ちひろ「少し偏りがあるかなって思いましてぇ…」

サウザー「何だ、異論があるのか」

ちひろ「シンデレラは譲りますから、王子の役職を346に任せてくれないかな…なんて」

ちひろ「何なら、魔法使いか魔王の役職と交換で考えて頂いても構いませんよ…?」



A.変更はしない
B.魔法使いと交換する
C.魔王と交換する
↓5まで多数決


ちひろ「…」

サウザー「さて、ではオリジナル役職案に移ろうか」

ちひろ「ちょ、ちょっと、人の話聞いてました!?」

ちひろ「先程あんなに346には対等条件をせがんできた貴方が、今の偏りがある状態でよく言えたもんですね!」

ちひろ「鬼! 悪魔!」

サウザー「…」

サウザー「…靴を舐めろ」

ちひろ「!?」

サウザー「それかアイドル複数名の引き抜き…ではない」

サウザー「346プロのアイドルを、期間限定で7610プロにトレードすると言うのならば…」

サウザー「考えてやっても良いぞ?」ニヤニヤ

ちひろ「……!!」




ちひろの行動

A.屈しない(交換不成立)
「ふざけないで下さい! 私は絶対に屈しません! 交換なんてコッチから取り下げてやりますよ! 346のアイドルを渡す訳にはいかないですからね!」

B.トレードを受け入れる(交換成立+複数名選択)
「し、仕方ありませんね…。ただし、絶対にいじめたり、洗脳して7610に引き入れたりはしないで下さいね! あくまでその子達の向上のためです!」

C.靴を舐める(交換成立)
「わ、分かりました、聖帝様……不祥、このちひろめが、聖帝様の御御足を自らの舌で丁寧に掃除させて頂きます。どうぞ遠慮なくお使い下さいませ…」

↓5まで多数決

今回は「姫」より「王子」を取っとくべきだとは思うけど…このリハクの目を(ry


サウザー「さて、どうする?」

ちひろ「…っ!!」

ちひろ「し、仕方ありませんね…」

ちひろ「ただし、絶対にいじめたり、洗脳して7610に引き入れたりはしないで下さいね! あくまでその子達の向上のためです!」

ちひろ「当人達には、こちらから厳重な注意と共に、話を通しておきますから…」

サウザー「フハハハハ! 実に賢い選択じゃないか!」

サウザー「利益のために己のアイドル達を売り渡す、度し難い畜生めが…!」

サウザー「良かろう!! 王子の役割は346にくれてやる!」

ちひろ「あ、ありがとうございます…」

サウザー「フハハハハハハハ! 実に愉快だぞ!!」

ちひろ「くっ…!」

サウザー「ではとりあえず、2、3人程…目星を付けておこうか」

ちひろ「(ホッ…それだけでいいんだ…)」

サウザー「残り30人は、今度ゆっくりと吟味し選択してやろうではないか…!」

ちひろ「!?」

ちひろ「それは欲張りすぎですっ! いい加減にして下さい!!」

サウザー「ええ…ケチくさっ…」




346プロから期間限定でトレードするアイドル
(この話で登場させます。ただし例外あり。その例外だった場合は再安価)

1は確定、2~5はコンマ49以下のみ確定

↓1.2.3.4.5

ヘレン

りーな

今回は許してくれ…次は融通利かすから…

>>955
>>956ヘレン
>>957りーな
再安価:前回イベントで軒並み登場したので

↓1.2.3(コンマ49以下)

仁奈

今回はここまで。いつになるか分からんが、また次回。
次回も大量に安価出すからヨロシク。
あと次スレはそのうち建てておきます。

乙、ちなみにオリジナル役っていくつ作る予定?

乙でした
このスレの残りはダイジェスト版「サウザーの勧誘失敗物語…依田芳乃編」を
お送り…して欲しいけど無理かな?

>>971
『姉妹』『継母』『馬』など既存の役以外に、オリジナル役職は4,5個ほど作る予定です。
どれも複数人構成予定

>>972
え? そんなのあったっけ(適当)

というのは冗談で…、今回は厳しいですが、後々どっかで書く予定でした。
それは本編ではなく、あくまでオマケ要素として。

おっつおっつ。
月末蘭子で爆死してきた。
そう言えば>>1の担当と推しは誰なの? もう登場した?

今日もゆっくり書いていきます

次スレ↓
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて更に制圧前進あるのみ!」【延長戦】
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて更に制圧前進あるのみ!」【延長戦】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433149601/l50)

>>975
まだ名前は挙がってないです。作品内で名前も登場していません。
そこそこ人気はあるはずなんだけどなあ…


サウザー「安部菜々、そして市原仁奈とアナスタシア…この3名を今回はトレードさせて貰うぞ」

サウザー「後で軽く挨拶でもしてやろうかな? 『今日から雇用主の聖帝です☆』って?」

ちひろ「(う、ウチでもかなりの有望株を的確に!)」

ちひろ「(や、やられた…)」

サウザー「フフフ…では約束通り役職『王子』は346で受け持つことを許そう」

ちひろ「(エラそうに…。でも黙っておこう)」

サウザー「閑話休題、オリジナルの役職案について意見を交わそうではないか」


ちひろ「はい…ではまず、シンデレラは有名なお話ですが、そのストーリーや設定は作者ごとに微妙に異なっており、それに従い登場人物も微々たる差があります」

ちひろ「最も私達に親しみがある脚色を手掛けたのは、フランスの文学者であるシャルル・ペローの『サンドリヨン』である、という説もあります」

ちひろ「補足すれば、最近の研究では、実はそれ以前に記した物こそ忠実だという専門家の意見もありますね」

ちひろ「最も原典が古いものでは、紀元前にギリシャの歴史家が記した作品と言われています。巷でよく聞くグリムの『灰かぶり姫』やバジーレの『灰かぶり猫』などは、真にそれを踏襲していると聞きますが…」

ちひろ「…これらは一部の場面がやや凄惨だったりするため、メルヘンチックな認識である一般的な『シンデレラ』とは少しかけ離れた作品になってしまっています」

ちひろ「ですので今回は、ペローが手掛けた『サンドリヨン』を元に、大衆作として世間に認知させたディズニー映画などをモチーフに、御伽公演の肉付けを…」

サウザー「…」

サウザー「…」ズズ゙ッ

サウザー「…ねえ、お茶おかわりある? あとお菓子」

ちひろ「あ、はい。すぐ注ぎます」

サウザー「和菓子だと尚良し」

ちひろ「…」


サウザー「もどかしい、要点をまとめろ! 歴史などに興味は無いのだ!」モグモグ

ちひろ「饅頭の屑が飛ぶので、食べながら喋るのはやめて下さい」

サウザー「…」モグモグ

ちひろ「キャラクターの原案は、派生作品を参考に最も馴染みがあるもので…かつ多少人数を調整し、オリジナル要素を出し…」

ちひろ「シンデレラ1人、王子1人、魔法使い3人……」

サウザー「魔王1人」

ちひろ「はい…魔王1人」

ちひろ「そして、継母1人、姉3人、貴族6人、町人3人、国王1人、王の従者2人…というのが、一応の構想ですね」

サウザー「貴族が町人より多いぞ?」

ちひろ「今回の公演最大の見せ場はタイトルにもある通り『舞踏会』です。若干人数を多くし、パーティの場面を盛り上げたいと考えています」


ちひろ「また、先程述べた原本となりえる作品達には、どれも中盤で動物が登場し、物語のターニングポイントとなる役割を担います」

ちひろ「今回は、一般的の認識が最も大きいディズニー映画の設定を借用し…」

ちひろ「魔法で馬の代わりになるネズミ2匹、従者となる猫2匹を追加したいと思います。猫1匹を除き、他3匹はどれもシンデレラの仲良しで味方と言う設定で」

サウザー「…これまでで、計26名か」

ちひろ「あくまでこれは主要キャラ、つまり『台詞』がある役職です。台詞が無くともライブの時にバックダンサーや補佐で登場する人数はもっと多いですよ。特に町人とか、貴族ですね」

サウザー「ふむ…ではそうだな…」

ちひろ「ここでキャスティング配分を決めますか?」

サウザー「いいだろう。我が南斗勢は…」



1.町人 2.3貴族(3人ずつ)
4.王  5.従者
6.継母  7.姉
8ネズミ  9.猫
0.無し

(コンマの数字で決定)
↓1.2.3

よしこい

魔王より魔王な王様…いいとこ取ったな


サウザー「王、姉と、貴族の内3人を選出しようではないか」

ちひろ「了解です。では残りの町人、従者、猫、ネズミ、継母と、貴族3人は346プロダクションから呼びかけましょう」

ちひろ「さて、そして今から4つ程、オリジナル役職を追加したいと思います」

サウザー「ほう…?」

ちひろ「あ…あくまで作品の許容する範疇ですよ? 街中のお店の職人だったり、王宮の兵士とか…」

サウザー「フフフフ…!」

サウザー「その前置きは、既に魔王が登場予定だから意味を為さんぞ」ニヤニヤ

ちひろ「ぐっ…!」



●オリジナル役職案
サウザーの提案
↓1.2

次スレ移ります。
出演させたいアイドルの希望でも書いといて

泉「さくらと亜子がオススメかな」

亜子「泉とさくらがオススメやな」

さくら「いずみんと亜子ちゃんがオススメでぇす」

肇「純和風の灰かぶり姫」
柚「緑の魔物ハンター(槍」
巴「黒社会の歌姫」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年05月29日 (金) 21:02:07   ID: HC6iqbQg

いつもながらとても面白いです!!!ぜひこのまま書き続けてください!!
シュウ様最高(^∇^)

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