【安価】八幡・鳴上・小鷹・岡部「「俺達でSAO!」」上条・京介「その9」 (642)




遅筆なので更新日時は表記しますが不定期です。


安価、コンマがあり、安価によっては全員『死亡』もありえます。


俺ガイル、P4、禁書、俺妹、はがない、シュタゲ、SAOすべての作品に目を通しましたが、
こんなのは違う!という場合もあり、オリジナル展開もありますのでご容赦ください。


基本台本形式たまにAA使います。


他、雑談などはご自由に



1スレ目 八幡・鳴上・上条・京介・小鷹・岡部「「俺達でSAO!」」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1404727700/)

2スレ目 【安価】八幡・鳴上・上条・京介・小鷹・岡部「「俺達でSAO!」」その2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1405265586/)

3スレ目 【安価】八幡・鳴上・上条・小鷹・岡部「「俺達でSAO!」」京介「その3」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1405605049/)

4スレ目 【安価】八幡・鳴上・上条・小鷹・岡部「「俺達でSAO!」」京介「その4」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406036890/)

5スレ目 【安価】八幡・鳴上・上条・小鷹・岡部「「俺達でSAO!」」京介「その5」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406380737/)

6スレ目 【安価】八幡・鳴上・小鷹・岡部「「俺達でSAO!」」上条・京介「その6」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406729178/)

7スレ目 【安価】八幡・鳴上・小鷹・岡部「「俺達でSAO!」」上条・京介「その7」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407001355/)

8スレ目 【安価】八幡・鳴上・小鷹・岡部「「俺達でSAO!」」上条・京介「その8」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407416386/)



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408280584




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        /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:゙.:.、        /   ヽ
       /.:.:.:.:.:.:.:.:/¨}:.:八.:.:.:.:..ヘ.          l    ハ
        /.:.:.:.:.:.:./  j:/   ヽ.:.:.:.:.:.       |     {
     /.:.:.:.:.:;代う冫   ィヒテぅ:.:.:.:.:.ヘ.       l      .j
    ノ:.八 l        !     }.:.:.:.:{`丶.     |       ,′
.     ´ヾ{.从       '     ,イ/}へ、       l      /
         \ヘ       _    /ノ          }     / ,. .
          ゙:へ ´      ,イ.           /     {´   \
        ノヘ〉 >  <.从     __  /     |     ` ヽ
         ノ> 、 x<  >‐-‐ ´   /       }     |    ト、
          {  ,ィニヘ.  /   〃   /      ノ    |    } }
      <  ∨∧∨/∧{           /     /{    |     l  |
 ,. <´        〉/{   -‐   ̄` ´        |/`    l    l  |
λ            }//| {´       ヽ      |     ノ    / .′
l             ∧/{  ヽ __, -‐──- _  >‐-  ∠__ ノ__ノ
.             ハ//l l     l  ヽ ヽ    `ー一'´
 ヘУ         }///} l     l    \   >
.   l          ハ//l | /   l     /´



          京介「最近の死亡安価はヌルすぎだぜ!」 

帰れない事態になってるので今日は再開出来ません

明日の夜七時から再開します。

お待たせしてすみません。

再開します



side鳴上


ジリジリ


鳴上「…」



鳴上「焼けつくような暑さだ」


ロザリア「そうね…なにこれ、暑いなんてやさしいものじゃないわ、火傷しそうよ」


エギル「この層は長くは居たくないな」


ロザリア「ほんとね、ゲームの中だから紫外線とかかなくて耐えられるけど」


鳴上「だが、あそこに見えているピラミッドなどは気になるな」


エギル「ピラミッドか…ファラオの遺産はロマンがあるな」


ロザリア「財宝なら確かにね」


鳴上「そういうクエストを探し見てみようか」


ロザリア「そうね、おいしそうなのがあったら受けてみるのもいいかもね」


エギル「いい資金になる」


ロザリア「そうえばあんたまだお金集まらないの?」


エギル「家は…高いな…」トオイメ


鳴上「頑張れ」


ロザリア「で、これからどうするの? すぐにクエスト受けるの?」


ロザリア「掲示板とかだったらすぐに受けれるのあるけど」


鳴上「ふむ」




安価下2

1情報収集(交流)

2クエスト

3自由安価




エギル「ここはひとつクエストを頼む。稼げそうなのを」



ロザリア「あんた、そればっかりね」



エギル「金が足りないんだ、仕方ないだろ」



エギル「どうだ?」



鳴上「ああ、かまわない」



ロザリア「はぁ…まったく」



エギル「と言いつつ結構にやけてるぞ」



ロザリア「!? そんなことないから!」



エギル「ごまかすなごまかすなはっはっは」



鳴上「掲示板掲示板…」



クエスト安価下2

1 オアシスでの戦い ハード

2 荒野での戦い ノーマル

3 実験     イージー

4 ファラオの遺産 デス





鳴上「オアシス防衛戦か」



ロザリア「ほんとに!? それうけるの!?」



エギル「いいじゃないか、なかなか稼げそうだ」



ロザリア「私攻めるのならまだしも守るのは苦手なんだよね」



鳴上「だったら敵陣に攻め込めばいい、攻撃こそ最大の防御ともいう」



ロザリア「あー、そうね、わかったわそれでいきましょう」



エギル「決まりだな」



鳴上「さて、頑張るか」






☆防衛地点



鳴上「…これは予想外だ」アセ



ワラワラワラワ



ロザリア「…」



エギル「oh my God」



ロザリア「え? この量を私達だけで捌くの?」



ロザリア「無理じゃない? 不可能じゃない? 絶対突破されるって」



エギル「気合だ」



ロザリア「気合でどうにかなるもんじゃないでしょ!」



エギル「ふむ、道が狭いのが救いだな、大勢に囲まれなくて済む」



エギル「大振りより手数の多さで後ろに行かさないように」



ロザリア「聞きなさいよ!」



エギル「どうした」



ロザリア「だからこれは無理ってはなし! せめて6人のフルならまだ何とかなるかもしれないけど三人なのよ!」



鳴上「だが…やるしかない…」



ロザリア「勘弁してよ…」



モンスター's「「「キシャー」」」


ドドドドド




ロザリア「ああ、やってきた」



エギル「やるぞ、一匹も通すなよ」



ロザリア「無茶言わないで」



鳴上「頑張ろう」



コンマ下2

1偶数 成功

2奇数 失敗

00  ???






ロザリア「」シロメ



鳴上「…死んでる!」



エギル「白目だろ、これ、死んでるんだぜ」



鳴上「遅かったか」



ロザリア「…今なら死ねる」



鳴上「生き返った!」



エギル「簡単に死ぬとか言うんじゃねぇ馬鹿野郎!」



ロザリア「そういう小芝居いいから」



鳴上「そうか」



エギル「すまない」



ロザリア「…守れたね」



エギル「ああ、頑張ったな…俺達」



ロザリア「守れたの…奇跡だよ」



鳴上「辛く苦しい戦いだった」



エギル「数の暴力とはこのことだったな」



ロザリア「私、もう一歩も動けないんだけど」



エギル「情けない」






ロザリア「やかましいよ、あんたたちと違って私はか弱い乙女なんだよ」



エギル「か弱い?」



ロザリア「」ジロ



エギル「そうだな、乙女だな」



鳴上「そこを肯定するのか」



ロザリア「…おんぶ」



エギル「お前は子供か」


ロザリア「悪いけど、私いま動けないの、疲労で」



エギル「元気そうだが?」



ロザリア「男なら女背負うくらいの甲斐性みせなさい」



安価下2

1背負う(人物指定)

2背負わない

3自由安価







エギル「悪いが俺は現実に妻がいるんでな、浮気扱いは困る、ユウ頼む」



鳴上「任せろ」セオイ



ロザリア「んしょ」



鳴上「よし」



ロザリア「と、年下に背負われるのは少し恥ずかしいね」



エギル「お前が望んだことだぞ」



ロザリア「それに意外と背中広い///」



エギル「なに照れてんだよ」



ロザリア「うるさいわね、…年下も案外いいかも」

鳴上「年上好きだったのか?」



エギル「まさか! お前は俺狙いだったのか!?」



ロザリア「なに勘違いしてるのよ、でもまぁ、年上好きではあったね」



エギル「過去形ってことは目覚めたか、ショタに」



ロザリア「ほんと失礼ね、ユウはショタとは言えないでしょ」



鳴上「言われたらそれはそれで少し戸惑うな」



ロザリア「そうね、もう立派な男だものね」






鳴上「まだまだ立派とはいえない」



ロザリア「謙遜しちゃって…立派に男してるわよ」ウリウリ



鳴上「ありがとう」



エギル「目の前でいちゃつくなよ」



ロザリア「いちゃついてるように見える?」



エギル「見える」



鳴上「問題ない」



ロザリア「ないってさ」



エギル「…この光景、あいつらに見られないことを祈ろう」



ドロップ安価下4まで






テクテクテク



エギル「…うむ、なかなかの稼ぎになったな」シャララン



ロザリア「いやねぇ、まるで守銭奴みたいよ」



エギル「いまは守銭奴と言われても仕方ない、それにしても、かなりのドロップ数になったな」



鳴上「だな、ストレージが限界近い」



ロザリア「うーん、ほとんどが換金アイテムね」



エギル「なんか珍しいものはあったか?」



鳴上「…砂時計があるな」



ロザリア「あら、そんなドロップアイテムもあるのね」



シュン



鳴上「なかなかきれいだ」



ロザリア「ほんとね、きらきらしてるわ」



エギル「それは高くうれそうだな」



ロザリア「あんたはもう黙ってなさい」



エギル「ひどい」



鳴上「ロザリアはなんかなかったのか?」








ロザリア「あー、とくに…ん? サボテンの花飾りってのがあるわ」



シュン



ロザリア「あら、なかなかかわいいじゃない」



エギル「お前にはあんまり似合わないな」



ロザリア「そうね、私にはちょっとかわいすぎるわね」



鳴上「いや、似合うと思うが」



ロザリア「御世辞はいいわよ、私はあんまりかわいい系は似合わないって知ってるから」



鳴上「だが」



ッサ



鳴上「うん、似合うと思う」



ロザリア「…あんたそれわざと?」



鳴上「なにがだ?」



エギル「…」



ロザリア「天然って恐ろしいわね…」



エギル「俺にはできそうにないな」



ロザリア「あの小娘たちだと耐えられないわね」







ロザリア「みんながやられるわけだ」



エギル「ああ、見ていて恐ろしくなった」



鳴上「なんの話だ」



エギル「お前はすごいって話だ」



鳴上「すごくなんかないさ」



ロザリア「本人が自覚がなくてよかったわ」



ロザリア「自覚があったら大変なことになるわ」



エギル「だな」






短いですが本日はここまで

再開は明後日の8/21 夜8時となります

その日から少し落ち着くのでもとのように時間がとれるようになると思います

side八幡から再開です

すみません。延期します

再開は土曜日の夜七時から

停電なう。

もしかしたら時間通りに再開できないかもしれません

直り次第報告致します


再開は明日夜8時になります。

これから冷蔵庫の中身と戦ってきます(´・ω・`)

再開します


side八幡


第40層 砂漠地帯


八幡「俺降りる」クル


サチ「ちょ! せっかく来たのになにいってるの!?」


ケイタ「そうだよ、気持ちはわかるけど」


ササマル「熱気」


テツオ「今回は俺も八幡に賛成だわ、これは今すぐ降りたい」


サチ「もう! 私達は攻略組なんだからがんばらなくちゃだめでしょ!」


ダッカー「ここは我慢だ」


八幡「俺我慢弱い子だから」



サチ「…」ジー



八幡「…」



サチ「…」ジー


八幡「分かった、わかったから無言で見つめるのだけはやめろ」



ケイタ「八幡最近折れるの早いね」



テツオ「学んだんだよ、この状態のサチには勝てないって」



ダッカー「ケイタ、ここでしゃべるのもいいkが、せっかく新層まできたんだ、クエストでもしないか?」




ササマル「依頼」



ケイタ「お、そうだな、新しいモンスターとかいそうだし、新武器もほしいしな」



テツオ「それなら掲示板に張ってるある依頼をみるだけじゃなく聞き込みも必要なんじゃない?」



八幡「情報は命だからな、俺はその意見に賛成だが…まぁお前らで決めてくれ」



サチ「どうしますか?」





安価下2

1 クエスト

2 情報収集(交流&別れ)

3 自由安価








八幡「情報だ、情報、これは譲れん」



ケイタ「だ、そうだよ」



ササマル「承知」



テツオ「だな、じゃ、別れるか、もちろん別れ方は…」



安価下2


12・2・2(八幡と誰?)

23・3(八幡と誰と誰?)

3自由安価






サチ「はい! 私はち」



八幡「ケイタ組むぞ」



ケイタ「え?」



サチ「え」



八幡「後は適当にな、じゃあな」ガシ



ケイタ「ちょ、なんで? やめて引きずらないで」ズルズルズル



ケイタ「やめてえええ!」



テツオ「…行っちまった」



サチ「…」



ササマル「不憫」



ダッカー「なんだか最近サチを避けるようになってきたのは気のせいか?」



テツオ「薄々とだが俺もそう感じてる、きっと気のせいではないと思う」



サチ「…私何かしたかな」



テツオ「俺が見てる限りはいままで通りの接し方だな、サチから八幡へはだが」



サチ「変なことはしてないと思うけど…」





ダッカー「うーむ、こればっかりはわからんな、八幡に直接聞くしかないのか?」



ダッカー「最近サチへの対応がよそよそしくなってないか? と」



サチ「それはなんだか嫌だよ」



ササマル「謎」



テツオ「なんだろうなー、原因」



ダッカー「サチのアピールが激しくなったからとか?」



テツオ「それこそ今更な気がするが…」



サチ「ずっと迷惑と思ってて最近爆発したとか…」



サチ「もう付き合ってられないと思われたのかな…」



ダッカ―「いやそれならあいつのことだ、我慢せずにさっさと抜けてるぞ思うぞ」



テツオ「底から考えると嫌いになったわけではなさそうだけど…」



サチ「でも私実際に避けられてる…」



テツオ「わっかんねーなー」



ダッカー「さりげなく聞くか」



テツオ「サチの為だ、一肌脱ぐが」



サチ「みんなありがとう…」






☆街



八幡「…」



ケイタ「どういうつもりだ八幡」



ケイタ「なぜわざわざサチの言葉を遮ってまで俺と組んだ」



ケイタ「俺に何か用でもあったのか?」



八幡「いや、特に用はない」



ケイタ「ならなぜだ?」



八幡「きまぐれだ、気にするな」



ケイタ「…そうか」



八幡「ああ、そういうことだ」



八幡「さて、どんな情報を…」



安価下2

1武器情報(武器選び)

2クエスト情報(人物安価)

3自由安価






アルゴ「呼ばれて飛び出て」



八幡「よんでないのでどうぞお帰りください」



アルゴ「(´・ω・`)」



ケイタ「おい八幡、何だかこの人すっごくショボンしてるぞ?」



八幡「演技だ、黙れされるな」



アルゴ「おや、ばれちゃったカ」



八幡「お前がそんなことで落ち込むようなやつか」



アルゴ「おいおい、これでも女なんだからもう少し良い言い方があるだロ」



八幡「だったらそれなりの格好をしたらどうだ?」



アルゴ「オレっちはこれでいいんだヨ」



八幡「だったら文句言うな、それでなんの用なんだ?」



アルゴ「お勧めなクエスト情報とそれに挑んだある人物の情報を教えにサ」



八幡「ほぉ、めずらしい、タダか?」



アルゴ「もちろんダヨ」



八幡「怪しいな」



アルゴ「そんなに怪しむなよ、そのクエストはだな――」





視点切り替え安価下2



1 一巡しました(八幡、鳴上、小鷹、岡部)


2 サブキャラ視点’(自由人物)



本日はここまで明日夜6時から再開します

再開します




side材木座



カキカキ



材木座「…これでよしっと」パタン



材木座「この日記を付け始めてもうだいぶ経つが…」



材木座「俺はいつになったら帰れるのだろうか」



材木座「閉じ込められた日からもうだいぶたつが…まだ40層」



材木座「…我が盟友八幡にも会えてないし、いや、今会うわけにはいかないからそれはいいか」



材木座「あやつはいま最前線で頑張っている、こんな俺じゃまだ会うわけにはいかぬ」



材木座「もっと強くならねば、あやつが思わず頼りたくなるくらい強くならねばな」



材木座「…さて、そろそろクエストに行くか」



材木座「今日から40層、ようやく追いついた」



材木座「だが、初心忘れずだ、俺が上から目線でリードできるまで頑張らねば…」



材木座「…待っていろ八幡、我が追い抜くぞ」



テクテクテク バタン






材木座の日記


今日、最近話題の期待のゲーム ソードアートオンラインを買った
どうやら我が盟友である八幡も買ったらしい
これは一大事だ
一刻も早くあいつよりも早く先に進んで上から目線でリードしてやらねば


初日
これはどういうことだ、まさかゲーム世界に閉じ込められるとは…
だがこれは我が愛してやまないラノベのような展開ではないか!
ここでかっこよく…と言いたいところだが、なぜリアルの姿なんだ
せめて俺が時間をかけて作ったアバターの姿ならまだ格好がつくものを…
ええい、リアルの姿になったのなら仕方がない、この格好でもほれぼれするような活躍をしてやる!


2日目
無理だ、体が思った以上に動かない
これは一体どういうことだ
いや、原因はわかってる、この体だ
素早い動きができないのはこの体のせいだ
だが、俺はあきらめるわけにはいかぬ!
このからでも華麗に立ち回り活躍するのだ!


3日目
鬱だ死のう
いやそれは冗談としてこれはさすがにまずい
この街を拠点にしている奴らが動き始めた
おそらく心の整理ができたのだろう
だがそのせいで狩りができない
どこに行っても人がいる
このままではレベル上げができない
くそ、移動するしかないのか





4日目
我は今村にいる
名前はロロ村
なんだかのんびりした村だ
ここでは人がほとんどいない
これなら狩りに集中できそうだ
くそ、レベル上げがこんなに大変とは
どこかに経験値二倍アイテムとかないだろうか


5日目
今日目の前人が消えていくのを見た
俺が助けに行こうとしたときには遅かった
消えた男の顔は恐怖で染まっていた
あれが死を目の前にした人の顔
…夢にでてきそうだ


6日目
俺は今日、初めて死にかけた
モンスターに囲まれどんどん体力が減って行った
全部を倒した時はぎりぎりだった
体力が減っていくたびすごく焦った
終わった後思わず腰を抜かした
生きていてよかった
体力が残ってよかった
俺は生まれて初めて死を目の前に感じた






7日目

俺は今日は一日も外へ出なかった
恐怖で体がすくんだからだ
あの体力がじわじわ減っていく光景
男が目の前で消えていく顔
その二つが頭からなかなか離れなかった
物語の主人公はどうしてあんなに強いのだ
この心の恐怖をどうしていたんだろう
おれにはわからない


―――――
―――




14日目

今日第一層がクリアされた
なんでもボスでの被害は1名だそうだ
だがボスでの被害が1名でも初日から今日までで2千人が死んでいる
くそ、ようやく分かってきた
これはお遊びではない本当の生死をかけたゲームだったんだ
俺はこの結論に至るまでだいぶ時間がかかった
死にかけて、目の前で絶望の表情で死んだ奴を見て
俺は初めて死を身近に感じた
俺はどうしてまだ閉じこもったままなんだ
俺はこんなところで何をおびえているんだ
分かっている、俺は死におびえている



15日目

…とある噂が聞こえた
ボス戦の噂だ
なんでもボス戦で死んだ人は飛び出して殺されそうになったやつをかばって死んだらしい
しかもそいつは自分勝手にとびだしたらしい
なんでそんな事をしたんだ、ここは死の世界だぞ
他人をかばって死んでどうする
それで死んでちゃ意味ないだろう
だが、俺はその行動に、その勇気に
なぜか心が震えた


時系列間違えた(´・ω・`)
日数はあまり気にしないでください




16日目

俺は久しぶりに外に出た
そして戦った
恐怖が体を支配してうまく動けなかった
だが、戦えた、勝てた
体はまだうまくついてこなかったが、確かに戦えた


17日目

体がだいぶ動くようになってきた
といってもまだまだ体が硬い
あの囲まれた時の恐怖を思い出すと体が硬直する
トラウマになっているのだろう
だが、それを理由に閉じこもってはいけない
きっと八幡も頑張っているのだろう
あいつのことだ、きっと最前線にいるのだろうな
なんだかんだであいつはやればできるやつだ
追いついて、追い越して偉そうにリードしてやる


18日目

今日久しぶりに人に会った
いままではこの村に閉じこもって宿の外から人を見ていた
だが話しかけたことはない
こっそり話を聞いていただけだ
俺は久しぶりに話した
緊張のあまりかみまくりだが話せた
案外いい奴だった
クラインと言うらしい
フレンドになった





19日目

今日第二層がクリアされた
いやいくらなんでも早すぎだろう
5日しか経ってないぞ
どれだけ速いペースなんだ
急がないと置いていかれてしまう
いやもうすでにおいていかれてる
くそう、早く行かねば


30日目

俺は今第2層にいる
最前線は5層だ
こんなにも開きがある
俺は追いつくことができるのだろうか
第一層をクリアしてからペースが早い
このままではさらに差がひらいてしまう
だが、まだ上に行くはレベルが足りない
俺は死にたくない、安全マージンは取らなければ


50日目

最前線は10層をクリアしたそうだ
ちょっと早すぎるよね
びびっちゃうよ
俺まだ4層なのに




70日目

最近噂が聞こえてくる
攻略組の噂だ
なんでも攻略組でも特に有名な奴らがいるらしい

一人目は大剣を背負った幼女使い
幼女使いってなんだ?
モンスター使いならまだしも幼女使いって…
だが幼女ばかりに目が行くがこいつが一番強いといううわさだ
攻撃力はプレイヤー最高だとか
どんな奴か見てみたいな

二人目はハーレム野郎
いつも女を侍らせているらしい
なんてやつだ
この世界では女は少ない、それが美人ともなればもっと少ない
そのなかで美少女や美女を侍らせているらしい
うらやましい、というかある意味すごい
そいつがどんなやつかとても気になる

三人目は目と動きがやばい殺人鬼
目は腐った魚のように濁り
モンスターを狩る動きが尋常でないらしい
殺人鬼というのは武器が血にまみれていることからつけられたそうだ
なにそれこわい

四人目は白衣をまとった変人博士
白衣をまとい高笑いを良くするそうだ
変人だな
だが、そいつは厨二病らしい
良い酒が飲めそうだ、飲めないけど
厨二病仲間としてぜひフレンドになりたいものだ


そんな数ある噂の中でも目が腐ってるやつがいるという噂に俺は惹かれた
八幡だ
八幡に違いない
名前は出ていないが確実にあいつだろう
はは、あいつも有名になったんだな
しかも目が腐ってるという部分でだ
あいつの眼は特徴ありすぎるからな
仕方ない
だが殺人鬼ってのはなんだ
動きがやばいってのも気になるな
気色悪い狩り方でもしてるのか?
まぁいい、俺も早く追いついていかねばな
あいつよりも有名になってやる




80日目

一体何なんだあの少女は!
いきなり殴っりかかって!
ちょっと親切に声をかけただけじゃないか!
たしかにいきなり迷子か?はちょっと失礼だったかもしれないが
なにも殴りかかってくることはないじゃないか!
大人の女性だって言っていたがあれは嘘だな
あんなちっこい大人がいるか
色気も皆無、顔も童顔
どうみても中学生だな
いきなり殴りかかってくるところからも大人の要素はない
まったく、相方からは真帆と呼ばれていたが
あいつは要注意だ
怖かったしな


90日目

これは今日ようやくトラウマを克服した
いままでは囲まれそうになったら即逃げていた
だがいつまでも逃げていてはいけないと覚悟を決めた
囲まれた時、体が固まった
だが剣は振れた
一発で仕留めることができる相手だったとはいえ
囲まれても対処できた
俺は…ようやくあの日のトラウマを乗り越えることができた


100日目

PTを組んだ
いままでソロだったが、PTに誘われて行ってみた
なにこれやばい
すっごい楽
警戒も分担して攻撃も分担
多少囲まれても大丈夫だった
なにこれ、いままでソロで戦ってたのが馬鹿らしくなるくらい楽だった
ソロの効率が悪いというのはある意味納得だな
だが経験値がおいしくない
たしかに楽だが経験値が分けられるためソロよりも多く狩らなくちゃいけない
精神的には楽だけどな




120日目

しんどいわー、なにこれしんどいわ―
第2層にあるっていうユニークスキルを取得しに来たけど
なにこれしんどい
岩を割る、しかも素手で
厳しい厳しい
しかも俺の顔にヒゲ
くそう、こんな顔じゃ街を歩けないぞ
早く割らなければ
まさかこんなところで足止めを食らうとは


130日目

やっと割れた
やったよかーちゃん
割れたよ―
まさか10日もかかるとは思わなかった
休憩しながらしていたから仕方ないとは言え
これほど地道になにかを成し遂げたのは初めてかもしれん
なんどあのNPCを殺そうと思ったことか
あの忌々しいくそNPCの顔を見なくて済むとなるとすがすがしい気分だ


140日目

25層がクリアされたらしい
なんでも偵察で大勢の犠牲が出たらしい
いままでとは規格外の強さらしい
これはいわゆるターニングボスってやつだな
節目となる層のボスは強いのだろう
100を最大と考えると、次は50層だな
レベル上げもしっかりせねば
はぁ…早く追いつきたい




150日目

今日は俺の誕生日
一人さみしくハッピバースデイ
フレンドの少ない俺は誕生日を一緒に祝ってくれる人なんかいない
いままでは親なり兄弟なりなんらかの形で祝われた誕生日は正真正銘一人
心がさみしいぜ


160日目

俺は今日恋をした
相手は年上だった
俺みたいなデブが相手にされるとは思ってはいない
だが挑戦することに意味がある
ま、まずは声をかけるところから…


170日目

…死にたい
恋した相手の名前はグリセルダさん
声をかけて知り合いになったのはいいがまさかの人妻
最初は知らなかったが調べてみるとなんと結婚していた
相手も調べたが優しそうな人だった
俺は失恋した
不倫をするつもりはないしな
しばらくは宿から出ることはないだろう


180日目

やる気が起きない
出る気が起きない
俺はずっと宿に引き籠ってる
だって恋した相手がまさかの結婚した人妻
最初から勝負すらできなかった
勝てる勝てないではない
勝負はすでに終わっていた
ああ、充電中ですのでもうしばらくお待ちください





190日目

25層こわ!
なにこの層まっくらじゃねぇか!
いやだわー、常に夜とか
この層はなんでも悪魔クエストと教会クエストがあるらしい
うわ、いわゆる特別クエストってやつですか
いままでにも童話クエストとか王宮クエストとかいろんな噂があったけど
まじで存在するんだな特別クエストって
やっぱり悪魔と教会の戦いに関する内容なんだろうな
厨二病の心がうずきまくるぜ


200日目

クラインからPTのお誘いだ
あいつは最前線の攻略組
俺とのレベルの差はかなりある
レベル差があるからと何度も断ったが誘ってきた
いいやつだ
俺に合わせて最前線よりも少し下の層で狩りをするらしい
申し訳ない気持ちになった
だが嫌な顔せず気にするなと笑った
ああいうやつが男にモテるタイプなんだろう


210日目

クラインのおかげでかなりのスピードでレベルが上がった
やはり前線近くは違うな
多少危険でも上でやるべきだったか
いや、やっぱり安全にいこう
いのちをだいじに
必要以上にリスクを負うべきではないな


220日目

最近気がついたのだが厨二な言動をしていない
正確にはする余裕がないのだが
いままでずっと付き合ってきた厨二病をしていないと気がつくと無性にしたくなった
フゥハハッハー
いやこれは例の博士の笑い方だった





230日目

今日噂を聞いた
最前線にいる狂人の噂だ
なんでも恋人を失った女の子らしいがまるで狂戦士のようだという
真相をクラインに聞いてみた
あまり話したがらなかったがなんとか聞き出してみた
おおむね噂通りだった
なんでもその女の子恋人が激ムズクエストの途中に死んだらしい
しかも恋人の目の前で
いやぁ、これはトラウマになるどころじゃないね、狂うのも仕方ない
そのとき同じPTにはいなかったが、かなり仲のよかった博士が今なんとかしようと頑張ってるらしい
博士…あんたいいやつなんだな
同じ厨二病仲間として誇らしいよ
でもあんまり効果ないそうだ
その狂戦士は命を投げ捨てるような戦い方らしい
囲まれても体力が減ってもお構いなし
一度死ぬ寸前まで行った俺としては信じられない戦い方だな
よっぽど自暴自棄なんだろう、狂ってるといわれても仕方ないな


240日目

SAOの食事は奇抜なのが多い
なんだよこの見た目はラーメン、味はオムライスな食べ物は
意味不明すぎるだろ
どうやったらこんな食べ物を作れるんだ
デブには厳しい味付けだな
やはり料理スキルをとるべきか?
デブは食べ物には厳しいのです




250日目

今日初めてテイムモンスターというものを見た
まじでモンスターを引き連れてるんだな
俺もテイムしたいが、かなりの低い確率らしい
うらやましい
俺は運があまりいいほうではないからな
クリアされるまでにテイムできるといいな
テイムといえば攻略組の大剣使いだな
実際両手剣を使ってるやつは腐るほどいるんだが
そいつの両手剣は普通のよりかなりでかいらしい
だから大剣使い
いやそれはいい
問題はその大剣使いが連れているテイムモンスターだ
なんでも普通のモンスターではなくしゃべるらしい
しかも人型
そして幼女
だから幼女使いって言われてたのか
しかも噂だと進化して今の幼女になったらしい
なにそれ
モンスターって進化するんだ
SAOは本当にいろいろあるな
俺も手に入れられるといいな、しゃべるモンスター


260日目

俺は今日その噂を聞いて、泣いた
この世界は男が女に女が男に無理やり触ったりするとハラスメント警告が出る
ハラスメント警告がでて、転送にYESとすると相手が牢屋に飛ばされる
これでレイプやセクハラをすることができなくなる
だが、それを消す方法があるらしい
なんでも設定の奥深くにハラスメントを消す設定があるらしい
これでHし放題
いままでは恋人を見かけても、ああ、恋人がいるのにHできないのか
かわいそうだな、と同情していたのに
リア充爆発しろ
一人身にその話しは涙なくしては聞けないな




270日目

最近攻略ペースが遅い
やはり25層での偵察組壊滅が大きかったのか
あの辺からペースが目に見えて落ちて来たからな
仕方ない
戦力が足りないのだろう
だがおかげで俺は追いつくことができそうだ
もうすぐ攻略組に追いつく
あともう少しレベルを上げれば最前線でも戦える
ああ、焦るな俺、ここで焦って死んだら元も子もない


280日目

もうすぐ追いつくと思ったとたん38層目をクリアか
ああもう、焦るなと言っても焦ってしまう
もう少しで手が届かないとはこんなにも歯がゆいことなのか
レベルが上がるのが遅い
だが最前線で戦うには心もとない
この層で地道にあげよう


290日目

ようやく最前線である39層に上がれた
だがボス攻略に参加はできそうにないな
この層にきたばかりだしなによりレベルが足りないだろう
レベル上げだ
それとしばらく武器を変えていなかったかな、武器も買い替えるか
おお、替えていなかったせいかかなりステータスがあがったな
もっと早く替えてればよかったかな


300日目

今日39層がクリアされ40層が最前線となった
俺も攻略組となるため40層にあがるか
レベルも装備も大丈夫
俺、よくがんばった
だがこれからだ
ようやく追いついただけだ
おそらく八幡は攻略組でもかなりのレベルだろう
俺ももっとレベルをあげなくては
というか思ったけど40層暑い!
なにこれ砂漠か!
デブに暑さは鬼門だぞ!
汗が止まらないが
この層でがんばるの、かなり大変そうだな




視点切り替え安価下2


 一巡しました(八幡、鳴上、小鷹、岡部)


本日はここまで
明日はside小鷹から夜8時に再開します

材木座の話だけでごめん


今日は帰れそうにないので再開は延期します

8月29日(金)の夜七時から再開します。

再開します




side小鷹



小鷹「よし、ではさっそく情報収集といってみよー!」



ベリル・グリセルダ「おー!」



小鷹「と言うわけでどこへいく?」



ベリル「ずこー」



小鷹「口で言ってるだけでこけてないぞ」



ベリル「こけると痛い」



小鷹「至極もっともで」



グリセルダ「どこって…決めてなかったんですか?」



小鷹「いや、だいたいの場所の案はあるけど」



小鷹「グリセルダさんの意見も聞いてみようかなって」



グリセルダ「そうはいっても限られているような…」



小鷹「まぁまぁ、それで、グリセルダさんはどこがいいですか?」



グリセルダ「そうですねぇ」



安価下2

1酒場へ行く(人物指定)

2広場へ行く(アルゴ)

3公園へ行く(グリムロック)

4お店へ行く(???)

5自由安価






グリセルダ「情報収集の前に指輪を売りたいのだけれど、いいですか?」



小鷹「やっと売るんだ、分かった、ついていこう」



グリセルダ「ありがとうございます、いままで売ろうと思ってはいたんだけど、なかなか決心がつかなくて」



小鷹「命を狙われたんだから仕方ない」



グリセルダ「そう言ってもらえると気が楽になるわ」



小鷹「じゃあさっそく、商店にいこう、早いとこ売ったほうがいいと思うし」



グリセルダ「ありがとうございます」



小鷹「それじゃあ行きますか」



グリセルダ「はい」






☆お店へ続く道



グリセルダ「この指輪とも長い付き合いね」



小鷹「そうですね、何度も売ろうとはしていたけど、タイミングがなかなか合ってなかったしな」



グリセルダ「でもやっとこの指輪を売ることができますね」



小鷹「ああ、そうだ…」



グリセルダ「? どうしたんですか、いきなr」



小鷹「…やっぱり来ると思ったよ」



グリセルダ「?」



小鷹「出てこい、いるのはわかっている」



コンマ下2


偶数 PoHさんと愉快な仲間達


奇数 PoHさんと少しの仲間達





PoH「ほぉ、やるじゃねぇか」



ザザ「俺達を、見つけるとは、なかなか、高レベル」



ジョニー「ヘッドこいつらやっちゃっていい? すぐにやっちゃっていい?」



PoH「落ち着け、こいつらと少し話がしたい」



ジョニー「ちぇー」



PoH「それに、一対一ではお前では勝てないかもしれんぞ?」



ジョニー「まじっすか」



ザザ「こいつは、トップクラスの、実力」



PoH「そういうことだ」



小鷹「…」



PoH「さて、お前らだろ?、俺らの仲間を一人も殺さず追い返したってのは」



小鷹「誰のことだか、いつのことだか見当もつかないな」



PoH「まぁ、少し前の話だからな」




PoH「ほんとは聞いてからすぐにいきたかったんだが、あいにく動けなくてな」



PoH「お迎えに行くのにかなり遅れたんだよ」



小鷹「お迎えなんて頼んでないな」



PoH「そういうな、かの有名な大剣使いと戦いたくてな」



PoH「急いできりがいいとこまで片づけてきたんだ」



PoH「ちょっとばかしご褒美くれや」



小鷹「そんなこと知らないし、お断り願いたいね」



PoH「ククク、正直俺は依頼なんてどうでもいい、ただ殺せればいい」



PoH「それも強い奴であればある程俺は楽しめる」



PoH「そこで取引だ」



PoH「俺達が負けたらすべて話そうじゃないか」



PoH「誰がどこで、どんな目的で、どれくらいの金を積んで、依頼をしたか」



PoH「そして俺達が勝ったら…死だ」



PoH「ちと条件が厳しいと思うが、まぁ、受けてくれや」



PoH「こういう条件があったほうがおもしろいだろ?





小鷹「そんな情報別にいらなくていいんだがな」



PoH「おいおい、面白くなくなるようなこと言うなよ」



PoH「俺達から聞けないと、いつまでたっても依頼主からお前らは狙われることになるんだぜ」



PoH「それに逃げてもいいが、俺らはしつこいぜ?」



小鷹「かえりうちにすればいいだけだ」



PoH「お前はいいかも知れんが、お前の周りはどうなるかな」



PoH「お前が逃げたことによって、お前の周りが被害を受ける」



PoH「お前はそれを許容できるほど人でなしか?」



小鷹「…」



PoH「お前は受けるしかないんだよ、この勝負を」



PoH「まともに戦ってくれればいいんだ、戦ってくれたら俺はお前の周りに何もしない」



PoH「ただその戦いでお前の生死をかけてるだけだ」



PoH「安心しな、俺約束は守る男だぜ」



PoH「さぁ、どうする?」



安価下2

1受ける

2受けずに逃げる

3自由安価




小鷹「…っし!」ブオン



カン



PoH「おお、不意打ちか、すごい威力だな、街中じゃなかったら確実に俺の首をはねてたな」



ジョニ「ヘッドこいつ馬鹿だぜ、街中なのに、攻撃届かないのに、何がしたかったんだ?」



ザザ「街中だと、ド忘れ、よくあること、特に俺達みたいな、殺気を、放つ奴には、恐怖で、攻撃してしまう」



PoH「ということだ」



ザザ「よくわかったぜ、ようはビビったってことだな」



PoH「さて、攻撃してきたということは、受けるということだよな?」



PoH「そうじゃなかったら攻撃なんてしないよな」



PoH「街中だからよかったものの、フィールドだと人殺しのオレンジプレイヤーになるところだったよな」



PoH「そんなオレンジになる覚悟で攻撃してきたんだ、受ける覚悟くらい、あるよな」



PoH「さぁ、決闘しようぜ」



PoHからノーマル決闘を申し込まれました

ノーマル決闘はHPがなくなるか、降参するまで終わりません

受けますか?

安価下2

1受ける
2受けない
3自由安価





小鷹「…」



YES



PoH「うれしいぜ」



10





PoH「さぁ、殺し合いをしようじゃないか」



小鷹「…」









ザザ「ヘッド、装備、よろしく」



PoH「わかった」









ジョニー「ヘッドばっかりずるいな」



PoH「我慢しろ」









グリセルダ「ホークさん、頑張ってください」



小鷹「ああ」











PoH「っふ!」ブオン



小鷹「っち」カン



PoH「さすが大剣だな、あっさり防がれた」



小鷹「これでもトッププレイヤーと言われてるんでな」



PoH「だが、それはモンスター相手でだ、対人ではどうだろうな!」



勝利条件 殺されずに5ターン

敗北条件 PoHを殺す 小鷹が殺される



PoH 5

小鷹 4



コンマ下2

偶数 相手の攻撃 1

奇数 小鷹の攻撃 1






PoH「やっぱりな! 対人戦に慣れてないせいか、動きが鈍い!」ブン



小鷹「っく!」カン



PoH「大剣ってのも動きが鈍い理由だな!」ブン



小鷹「っぐ!」ザシュ



PoH「そこらへんのやつだとお前には勝てないかもしれないが…」



PoH「俺はあいにく、そこらへんのやつじゃないんだよ」



小鷹「うるせぇ、さっきからべらべらと」



小鷹「しゃべらなくちゃ戦えねェのか」



PoH「いんや、別に無駄にしゃべってるわけじゃないさ」



PoH「ただこうやって挑発しながら戦うのも、一つの戦術だ!」ブン



小鷹「っく!」カン



残り4ターン

PoH 5

小鷹 3



コンマ下2

偶数 相手の攻撃 1

奇数 小鷹の攻撃 1





PoH「ほらほら、動きが雑になってきたぞ」ブンブン



小鷹「うるさい」カンカン



PoH「そんだけ剣が大きかったら重いだろう」ブオン



小鷹「いんや、かるいね!」カン



PoH「そうかい、だけど速度がないな!」シュパ



小鷹「ぐあ!」ザシュ



PoH「威力はありそうだけど、速度を犠牲にしてるな」



PoH「対人戦では威力より速度」



PoH「特にこういう正々堂々とした戦いではな」



PoH「不意打ちなら威力にまかせて一撃でってのは、王道だが」



PoH「こういうのでは、当たらなくちゃ意味がないな」



小鷹「うるせぇ!」ブオン



PoH「振りが大きいな」ッサ




ジョニー「あー、こりゃ決まったかな」



ザザ「相手、翻弄、されている」



ザザ「対人経験、ない、相手、ザコ」



ジョニー「ヘッドに任せれば、たいていのやつはザコだと思うがね」



ザザ「ヘッドは、強いな」



ジョニー「だな、まだ全力じゃないのが恐ろしいぜ」





小鷹「くっそ!!」ブオン



PoH「ほら、また大振り」ッサ



PoH「そんなのじゃ当たらないな」



小鷹「っく!」ブン



PoH「あー、今のは少しおしいな」ッサ



小鷹「くっそおおおお!」



PoH「どんなに威力があっても、当たらなくちゃな」



残り3ターン

PoH 5

小鷹 2



コンマ下2

偶数 相手の攻撃 1

奇数 小鷹の攻撃 1




小鷹「はああ!!」ブオン



PoH「残念はずれ」ッサ



PoH「あー、こりゃ期待外れか、トッププレイヤーと聞いてたのに、はずれだな」



小鷹「っく!」ブン



PoH「ああ、そっか、モンスター戦がつよいのか」ッサ



PoH「まぁ、普通はモンスター相手だもんな」



PoH「対人戦なんてあんましないか」



PoH「モンスター戦でいえば、たしかにトップクラスだが、対人はザコか」



小鷹「っし」ブン



PoH「これでトップクラスと言われるのは、少しばかり残念だな」ッサ



PoH「おら」ブン



小鷹「っが!」ザシュ



PoH「振った後すぐ戻さないからガードできないんだ」



PoH「モンスター相手に俺つえーやってるから剣の扱いが雑になるんだよ」



小鷹「うるせぇ!」ブン



PoH「そして相変わらず振りも雑っと」ッサ



PoH「ほら、もうそろそろ体力がゼロになるぞ」



PoH「もうすぐお前は死ぬぞ、死ぬ気で踏ん張れ」





残り2ターン

PoH 5

小鷹 1




幸運コンマ下2

偶数 はずれ

奇数 あたり

0  ???




コンマ下4

偶数 相手の攻撃 1

奇数 小鷹の攻撃 1






小鷹「っく!」ブン



PoH「はぁ」ッサ



PoH「ここまで言ってもこの程度か」



PoH「正直がっかりだ」



PoH「これはお前が死んだあとにでもお前の周辺のやつら皆殺しだな」



小鷹「な!?」



PoH「お前の周りには何もしないと言ったな、あれは、嘘だ」



小鷹「お前!」



PoH「俺に一撃も当てれないザコとは思わなかったんだよ」



PoH「悪かったな過大評価して」



PoH「安心して死ね、周りのやつらもすぐにお前の後を追わせてやる」



PoH「じゃあな、大k」



小鷹「」ブチ



PoH「お? いい表情になったな 大剣よ」



小鷹「…」





PoH「いいねぇ、その憎しみの表情、大好きだ」



PoH「絶望の表情のやつを殺すのもいいが、やっぱりそういう顔した奴を殺すのが一番だな」



PoH「さぁ、お前ががんばらないと、周りが死ぬぞ?」



小鷹「っふ!」ブオオン!



PoH「っぐ!」ザシュ



小鷹「…」



PoH「…」



PoH「くくく、ははっははっはははあははっははははははっは!!!」



小鷹「…」



PoH「ここにきてあの速度! あの振りの正確さ! そしてあの殺気!」



PoH「いいね! 俺が求めていたゾクゾクするような殺し合いだ!」



PoH「さっきまで殺気のかけらもない甘ちゃんだったのに、周りを殺すと言ったとたんこれか」



PoH「なるほどな、お前は自分より周りのやつの危機に必死になるタイプか」



PoH「俺が死ぬほど嫌いなタイプだが、まぁ、いいだろう」



PoH「さぁ、続きといこうか! 思う存分に殺し合おうか!」




小鷹「…残念ながら、時間だ」



PoH「…なに?」



小鷹「降参」



WINNER PoH



PoH「…お前、どういうつもりだ」



小鷹「決闘は俺の負けでいい、だが、お前たちには、捕まってもらう」



小鷹「そうだよな、ヒースクリフ」



ヒースクリフ「残念ながら君たちは囲まれているよ、PoH君」



PoH「おやおや血盟騎士団の隊長殿じゃないか、どうしたんだ一体」



PoH「俺達は決闘してただけだ、なんにもしていn」



ヒースクリフ「残念ながら、そうはいかない」



ヒースクリフ「君たちのギルドラフィン・コフィンがレッドプレイヤーの集まるギルドだと調べはついてる」



ヒースクリフ「そのリーダーである、PoH君、君は特に危険だ、牢獄へ入ってもらおうか」



PoH「くくく、最初から、俺らは網の中か」



ヒースクリフ「そうだね、だが、ホーク君が下手したら死んでいたことには変わりないよ」



PoH「っち、遊ばずにさっさと殺しとけばよかったが…また機会はあるか」





ヒースクリフ「いや、君たちに次の機会は」



PoH「転移 はじまりのまち」



ザザ・ジョニー「「転移 はじまりのまち」」



ヒースクリフ「な! いつのまに転移結晶を」



PoH「今回は逃げさせてもらう、だが次は正真正銘遊びなしの殺し合いだ」



PoH「楽しみにしてな」



シュン



ヒースクリフ「…逃げられたか」



小鷹「まぁ、仕方ないか」



ヒースクリフ「すまないね、せっかく命がけで足止めしてもらったのに」



小鷹「正直ほんとに危なかった、やっぱり時間稼ぎするためには実力にもっと差がないと無理だな」



ヒースクリフ「手加減していたのかね?」



小鷹「少しだけしていたが、正直剣の実力はほとんどかわらなかったよ」



ヒースクリフ「精進が必要のようだね」



小鷹「だな、もっと頑張るしかないか」



小鷹「逃がしたのが痛かったけど助かったよ、ありがとなヒースクリフ」



ヒースクリフ「どういたしまして」



ベリル「ぱぱおつかれー」



小鷹「おー、ベリルありがとう、ほんとに疲れたよ」



グリセルダ「ほ、ホーク君、質問いい?」



小鷹「なに?」



グリセルダ「いつのまに連絡を?」



小鷹「連絡は取ってない」



小鷹「昨日のうちにお願いしておいたんだ、商店近くに連絡係をおいて、要注意人物がいたら足止めするから包囲してくれってな」



グリセルダ「な、なるほど」



ヒースクリフ「正直ここにくるとは思っていなかったが、頼まれたものでね」



ヒースクリフ「同じPTだったよしみだ、これくらいはな」



小鷹「おそらくもうないと思うが、次も頼むぞ」



ヒースクリフ「次は私も標的に入っていそうだけどね」



小鷹「遅かれ早かれってやつだ」



ヒースクリフ「まったく、名が売れるのはうれしいが、こういうのは辛いね」



小鷹「ああ、まったくだな」



ヒースクリフ「ともあれ、今日はお疲れ様、命がけの戦いで疲れだろう」



ヒースクリフ「今日は休むといい」




小鷹「そうさせてもらうか」



小鷹「すまないグリセルダ、俺はもう休むが、売りたかったらヒースクリフと一緒に商店へ行ってくれ」



ヒースクリフ「だそうだが、よければ付き合おう」



グリセルダ「ありがとうございます、でも私はホーク君と一緒に売りたいので、すみません」



ヒースクリフ「振られたようだ、では私はこれで」



小鷹「あ、ああ、お疲れ」



グリセルダ「ありがとうございました」



ヒースクリフ「ではまた」



シュン



小鷹「で、あの、一緒に売りたいとは?」



グリセルダ「あ、その、私を守ってくれた人と売りたいってのは変ですか?」



小鷹「変と言うか、別に一緒じゃなくても売れるし、俺と一緒にいる意味がないだろう」



グリセルダ「それでもです」



小鷹「まぁ、別にいいが、明日でいいか?」



グリセルダ「はい、明日で大丈夫です」



小鷹「ああ、それじゃあお疲れ」



グリセルダ「ありがとうございました、お疲れ様です」



グリセルダ「…一緒に最後までしたいってのはそんなに変かしら?」





視点切り替え安価下2


(八幡、鳴上、岡部)



本日はここまで

次は 日曜日 夜8時ごろ再開予定です



説明

幸運コンマで1ターン短縮

幸運での???はHPがゼロでも死亡しないでした

最後の最後で本当に運が良かった(*´ω`)


再開します





side鳴上



鳴上「さて、今日はなにをしよう」






安価下2

1情報収集(交流)

2クエスト

3自由安価









鳴上「今日は情報収集をしようと思うが、二人はどうだろうか」


ロザリア「私はどっちでもいいけど、まだ情報そんなに出回ってないんじゃない?」


エギル「確かにな、まだこの層に来てそれほど日は経っていないし、なによりクエストしてお金を稼ぎたい」


ロザリア「あんたほんと口を開けばそればっかりね」


エギル「お店開けるだけのお金がたまったらそんなに金金言わねぇよ」


ロザリア「どうかしらね、御店開いてからさらにひどくなりそう」


エギル「そいつは心外だ」


鳴上「ふむ、となるとクエストをするか」


ロザリア「そもそもなんで情報収集しようと思ったの? なにか気になることでもできた?」


鳴上「いや、掲示板でいいクエストが見つからなかっただけだが」


エギル「お前そういうことはもっと早く言ってくれよ」


鳴上「すまない」


ロザリア「私ちょっと見てくる」


エギル「まて、俺も行く」


鳴上「全員で移動しよう」





☆掲示板前



ロザリア「掲示板掲示板っと」



エギル「どれどれ」



ロザリア「うわ、確かにろくなのないわね」



エギル「前はもう少しいいのがあったんだが、いまはそんなに出てないな」



鳴上「クリアされたばかりなんだろう、よくあることだ」



エギル「確かにこんなめんどくさい上に実りの少ないクエストするくらいなら情報収集のほうがましだな」



ロザリア「そうね、とくに砂漠でお金探しっていうクエストなんてこれクリアできるの? って感じよね」



鳴上「どうだろうか」



エギル「そうだ、それなら今日はおとなしく情報収集するか



ロザリア「そうね、どんな情報をメインに探すの」



鳴上「そうだな」



安価下2

1武具情報(人物安価と武器安価)

2レアクエスト情報(人物安価)

3自由安価





鳴上「はやりクエスト情報を探すべきd」



仲町「あ、ユウ発見」



リズ「どこ? あ、いた」



鳴上「チカにリズか」



ロザリア「久しぶりー」



エギル「久しぶりだな二人とも」



リズ「ロザリアさんにエギルさんも久しぶり」



仲町「三人でPT組んでたんだ」



鳴上「二人はコンビを?」



仲町「そうだね、もう結構長いことコンビ組んでるよ」



リズ「三人そろって何してるの? クエスト?」



鳴上「いや、いまは情報収集の途中だ」



仲町「そっか、今ろくなクエストないもんね」



リズ「まったく迷惑な話ね」






鳴上「今クエストがない原因を知っているのか?」



仲町「リズ説明パス」



リズ「もう、仕方ないわね」



リズ「聖竜連合ってギルド、知ってるわよね?」



鳴上「ああ、確かリンドがリーダーのギルドだな、良く噂になってるな」



エギル「確かその噂って、何かと血盟騎士団に張り合っていざこざ起こしてるってのと」



エギル「強い奴をギルド所属済みであろうと強引に勧誘してるやつらだな」



リズ「そう、その聖竜連合よ、そいつらがこの層のクエストを独占しちゃったの」



鳴上「だが、ここは前線だ、ここで戦えるようなメンバーは少なかったはずだが」



リズ「そこで強引に勧誘しているって噂につながるの」



リズ「来ないならせめてクエストに付き合えってね」



リズ「それでレベルがここで戦うには明らかに足りない子達を強引に任せてレベル上げしてるらしいの」



鳴上「なるほど、良く知っていたな」




リズ「私達も勧誘されたのよ」



エギル「おいおい、大丈夫だったか?」



リズ「もちろんよ、ばっちり両方とも断ってやったわ」



仲町「でも、結構ぐいぐいきてたし、。迫力あって怖かった、顔とか」



ロザリア「最初から脅すこと前提だったわけね」



仲町「リズがいてくれて助かった」



鳴上「すごいなリズは」



リズ「ふっふーん」ドヤ



鳴上「となると、しばらくはろくにクエストが受けれないな」



ロザリア「そんなのガツンと言ってやったらどうなの?」



ロザリア「迷惑なんだよコノヤローって」



エギル「どんなキャラだそれ」



鳴上「いや、仮に文句を言ったとしてもあまり効果はないと思うが」



ロザリア「それじゃあ放置ってこと?」



鳴上「しばらく続くようなら…そのときに文句を言おう」



ロザリア「わかったわ、それで行きましょう」





エギル「それで別に文句はないんだが…しばらくクエストが受けられナとなると…はぁ…」



仲町「そんな三人に素敵な情報があるよ」



鳴上「…クエストに関する情報か?」



リズ「そうよ、私達が頑張って集めたクエスト情報にまだ聖竜連合のやつらが発見できてない、レアクエストがあるのよ」



リズ「いやー、このクエスト情報集めるの苦労したよ―」



仲町「と言うわけで、一緒に行かない?」



鳴上「PTを組んでということか?」



仲町「そういうこと」



仲町「あ、別に断ってくれても私達は全然構わないよ」



リズ「久しぶりにクエストを一緒にしたいってだけだからね」



仲町「しばらくPT組んでないもんね」



リズ「どうする? ちなみに断る場合は情報をあげる代わりに私達二人とデートしてもらいます」



鳴上「それはありなのか?」



リズ「ぶっちゃけ私達はユウと久しぶりに行動したいってだけだしね」



仲町「そうそう」



鳴上「そうだな」



安価下2

1一緒にクエスト

2断ってデート

3自由安価






鳴上「別にどっちもでもかまわないが」



リズ「え?ほんと!」



仲町「クエストとデート二つもなんてさすがユウね!」



リズ「でも、男1の女2でデートってのもなー」



仲町「それなら1対1で二回デートしてもらえば!」



リズ「それだとユウの負担にならない?」



仲町「どう…かな?」



鳴上「どんとこい」



仲町「さすがね」



リズ「男前!」



エギル「…盛り上がってるな」



ロザリア「あの二人にはユウしか見えてないんだ、仕方ないよ」


リズ「っと、デートもいいけどまずはクエストね」



仲町「久しぶりのクエストも楽しみね」



鳴上「よし、それじゃあPTを組もうか」



▽リズ、仲町がPTに加入しました




リズ「うん、それじゃあ準備して早速行こうか」



鳴上「今から行くのか?」



仲町「無理だった?」



鳴上「いや、少し準備を整えたいんだが」



仲町「あ、そうだよね、情報収集するつもりだったんだもんね」



リズ「なら明日でいいか」



鳴上「いや、今から速攻で準備をしてくれば」



リズ「それで買い忘れとかあったら目も当てられないよ」



リズ「レアクエストなんだから、もっとしっかり準備してきなさい」



鳴上「わかった」





仲町「エギルさんとロザリアさんもそれでいいですか?」



エギル「よかった、忘れられてなかった」



ロザリア「まったく、会話に入れなかったものね」



仲町「?」



エギル「いや、なんでもないさ」





ロザリア「明日ね、わかったわ」



リズ「それじゃあまた明日正門まえ集合ね」



鳴上「時間は?」



リズ「そうね、朝9時くらいで」



鳴上「分かった」



仲町「デートの話はクエストが終わってからね」



リズ「楽しみね」



鳴上「期待しててくれ、では、早速準備してこよう」



リズ「また明日ね」



仲町「また明日」



鳴上「ああ、また明日、正門で」






視点切り替え安価下2


(八幡、岡部)



今日はここまで

次回は明後日夜8時からの予定


再開を延期します
木曜日の夜8時から再開します

再開します



side岡部



岡部「ふぅ、ユイが元気になったはいいが、あれは元気すぎるな」



岡部「だが、まだ記憶は戻らないか」



岡部「…記憶が戻ったら、一体どうなるのか…」



岡部「…」



岡部「ええい、やめだやめ、こんなこと考えていもしかたがあるまい」



岡部「今はこれでよい、この状態でいいのだ」



岡部「さて、40層に戻ってきたことだし、クエストを…」



岡部「な、なんだこれは! ろくなクエストがないではないか!」



岡部「おつかいだのなんだの…まともなのが一つもないではないか!」



岡部「これはいったいどういうことだ」



岡部「…これは情報収集が必要だな」



岡部「さて、どうしようか」



安価下2

1酒場へ行く(男キャラ安価)

2広場へ行く(女キャラ安価)

3自由安価





☆酒場



岡部「ふむ、人がいない…」



岡部「いつもなら鬱陶しいくらいに人がいるものだが…」



岡部「クエストにろくなものがないからみんな下層へ降りたのか?」



材木座「」ムシャムシャ



岡部「お、良く見たら人がいたな、あのダルを連想させる奴に聞いてみよう」



岡部「すまない、ちょっといいか」



材木座「っふ、この剣豪将軍・材木座義輝に用があると! そう言うのだな!」



岡部「あ、ああそうなんだがs」



材木座「むむむ!! その特徴的な白衣、いかにもな顔! 貴様! まさか博士か!」



岡部「博士!? くそ! やはり俺はそう呼ばれているのか!」



材木座「なに!? その言い方だと不名誉なのか!?」






岡部「当たり前だ! 我が名は狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真!」



岡部「マッドサイエンティストであって断じてドクターなどではない!」



材木座「なんと!? 貴様も仇名持ちか! なんという偶然、なんという行幸! これも八幡大菩薩のお導きか!」



材木座「改めて自己紹介をしよう! 我が名は剣豪将軍・材木座義輝!」



材木座「今は昔、室町時代より呼び覚まされた将軍なり!!」



岡部「なに! 室町時代からだと! これも運命石の扉の選択だと言うのか…」



材木座「そのとおりだ! 我らこそ出会うべくして出会った運命の同胞なり!」



岡部「フゥーハハハハハ! …もしもし、今機関のエージェントと思わしき人物と接触中」



岡部「やつはコードTを発症している、至急ワクチンを送ってくれ」



岡部「なに!? まだワクチンは開発されてないだと! っく、なんてことだ」



岡部「…ああ、分かった、なんとかしてみよう、エル・プサイ・コングルゥ」



材木座「…通信は終わったか?」



岡部「ああ、無事連絡を終えた」






材木座「ふむ、それならばよかった、ところで貴殿は我に何の用だ?」



岡部「おおっとそうだった、なに、今日はなぜこんなにも人が少ないのかを聞こうと思ってな」



岡部「情報収集はエージェントの基本だ」



材木座「なんと、そうであったか、ならば都合が良い、貴様がほしがっている情報、我は持っておるぞ」



岡部「なんだと!? …条件はなんだ」



材木座「っふ、一瞬悟るとは、油断のできないやつだ」



岡部「…」



材木座「おおっとすまない、また話が脱線するところだった」



材木座「条件は…我と友誼を果たそうではないか!」



岡部「なんと、そんなことでいいのか」



材木座「我は理解者がいない孤独な将軍」



材木座「そしてやっとめぐり合えた運命の理解者」



材木座「その理解者との交流を円滑にすることができる」



材木座「今の我はそれで十分な報酬となろう」



岡部「その程度でよいのならよろこんで友誼を結ぼうではないか」



材木座「っふ、ありがたい」



▽材木座とフレンドになりました





材木座「それでは我が知っている情報を提供しよう」



材木座「今現在この層に攻略組はあまりいない」



岡部「なに!? それはほんとうか!?」



材木座「確かな情報筋から手に入れた情報だ」



材木座「そしてこの層から攻略者が消えた原因」



材木座「それはクエストがないからだ」



材木座「おぬしも掲示板を確認しただろう?」



岡部「ああ、まるで子供のおつかいレベルのクエストしかなかったな」



材木座「ああ、そのせいで攻略組は下層に降りていき、現在のような人がいない状態になっておる」



岡部「クエストがない原因はわかるのか?」



材木座「っふ、我を誰と思っている、その程度の情報をつかんでいないとでも思ったか!」



岡部「っふ、やるではないか」



材木座「あたりまえよ、それでだ、そのクエストがない原因は聖竜連合と呼ばれるギルドがクエストを独占しているからだ」



岡部「なに!? あの巨大ギルドがか!?」



材木座「しかり!」





岡部「だが、いくら巨大ギルドとはいえ、当然レベルが足りなやつもいるはずだ」



岡部「とてもクエストを独占できるだけの高レベルプレイヤーがそんなにいるとは…」



材木座「甘いぞ凶真よ、なぜ攻略組がいないと思っている」



岡部「クエストがないからではないか?」



材木座「確かにそれもある、だがそれだけではない」



材木座「攻略組ならばクエストがなくてもレベル上げでフィールドに出るはずだ」



岡部「た、確かに」



材木座「だが、いない、その原因が聖竜連合のクエスト独占にもつながっているのだ」



岡部「なん…だと…」



材木座「やつら聖竜連合は高レベルプレイヤーしかも攻略組に粘着質にからみ、強引にギルドに勧誘し」



材木座「低レベルプレイヤーをこの層で育てておるのだ」



岡部「攻略組がその程度でギルドに行ったり逃げたりするか?」



材木座「…数の恐怖だ」



岡部「数…か」



材木座「ああ、やつらは集団で囲み、ギルドに勧誘する」



材木座「当然腕に自信のある奴ばかりだ、撃退、逃走は簡単だ、だが」



材木座「それが何日も、いつでもどこでもしつこく迫られたら入るもしくは下層に逃げるしかあるまい」



岡部「俺が下層に行っている間にそんなことになっているとはな」



材木座「おそらく、そう長くないうちに問題が表面化して、大事になるだろう」



材木座「だが、それまでは奴らは蛇のようにしつこい」



材木座「お互い気をつけようではないか」



岡部「ああ、情報、感謝する」



材木座「なに、盟友の為だ、これくらいはな」



岡部「ふむ、となるとどうするか」



材木座「この層でレベル上げを頑張るか、下層に降りるかか?」



岡部「ああ、どちらにすべきか…」



材木座「っふ、そんな凶真に朗報だ」




岡部「なに!? まさかまだ情報があると言うのか!」



材木座「そのとおりだ!! 我がレアクエストの情報を持っていると言ったら…どうする?」



岡部「…何を望む」



材木座「共闘だ」



安価下2

1PTを組む

2組まない

3自由安価



悪いけど今日はここまで

再会予定のイベントどう処理しようかしら(´・ω・`)

次回は土曜日夜8時から再開します

八幡と材木座と岡部の再会から再開します

 



連絡できずすみません
急な仕事が入りたったいま家に帰りました
再会は月曜日の夜8時となります

今日は帰れそうにないので再開は延期します
再開は火曜日の夜8時から必ずします
仕事が、上司があかんのや…


再開前安価下2

来たのは八幡と?

1サチのみ

2月夜の黒猫団全員

3誰かほかのメンバー(名前記入複数あり)



予定通り8時から再開します

再開します




岡部「っふ、共闘か、よかr」



サチ「八幡早く早く、この店が開いてるよ」



八幡「なんでそんなに急ぐ必要があるんだよ、集合時間までまだあるだろうが」



サチ「ゆっくり食べたいの」



八幡「ゆっくり食べるには十分すぎるほど時間があると――」



材木座「は、は、は、はちまーーーーん!!」



八幡「ん? いったい誰だ、くしゃみみたいに名前呼んだの…げ」



材木座「我が盟友比企谷八幡よ、ようやく、ようやく出会えたな!」



八幡「…なんでお前がここにいる」



材木座「それは語るも涙、聞くも涙の」



八幡「じゃいいや」



材木座「なぜだ!! 我の浪漫譚を聞かせようと言うのに!」



八幡「超迷惑」



材木座「ひどい!」





サチ「…」ジー



岡部「…」ボーゼン



八幡「ひどくない、当たり前の反応だ」



材木座「それが努力してお前に追いついてきた親友の反応か!」



八幡「誰が親友か誰が、というか、努力って…」



材木座「ああ、我は乗り越えたぞ、死の恐怖、この世界の隠された恐怖に」



材木座「乗り越えるのは大変だった…」



材木座「一時期はひきこもりにまでなったさ」



材木座「だが! とある話を聞いたとき、我は目覚めたのだ」



材木座「そして遅れながらも追いついた!」



材木座「ふふふ、目が腐っているという噂を聞いたとき、我はピンときたぞ」



材木座「それは親友である八幡、お前のことだと我は――」



八幡「ほら、なににする」



サチ「えっと…いいの? きかなくて」



八幡「大丈夫だ」



材木座「はちまーーん!! なぜ聞いてくれない! 我の軌跡を! 我の冒険譚を!」

八幡「長い」

材木座「ひどい!!」

岡部「あー、その、なんだ、知り合いか?」

材木座「おっとすまない盟友凶真よ、会いたかった親友との思わぬ出会いに興奮していた」

岡部「親友か…っふ」

八幡「サチ、俺ハンバーグセット」

サチ「わかった、すみません、ハンバーグセットとレディースセットを」

店員「かしこまりました」

八幡「さて、早く喰おうk」

材木座「はちまーーーん!!」

八幡「…なんだようるせぇな」

材木座「今まであまりにもなじみすぎて気がつかなかったが、なぜ女の子を連れている!」

材木座「彼女か! 彼女なのか!? 夫婦なのか!!!?」

サチ「そ、そんなふうに見えるんだ、えへへ」

八幡「全然違う」

サチ「…」


材木座「そ、そうか、なら安心した、我はあの二人に何と説明すればよかったか考えたところだ」

八幡「は? なんであいつらがそこで出てくるんだよ」

サチ「…あいつら? 二人?」ボソ

材木座「あやつらはお前を慕っていただろう、我の目はごまかせんぞ」

八幡「目が腐ってる俺が言うのもなんだが、お前の目は腐ってる上に節穴だ」

八幡「どう見ればあの二人がそう見えるんだ、ビッチと女王だぞ」

材木座「はっはっは!! そんなの我にかかればあっというまに見抜けるさ!」

材木座「なんだかんだとお前と一緒にいる時点で好意があるのは丸わかりだ!」

八幡「あいつらは部活で仕方なくいるだけだ、勘違いするな」

サチ「…ねぇねぇ八幡、さっきから言ってるあいつらとか二人って誰のこと?」

八幡「俺の入らされてる部活のメンバーのことだ、それ以上でもそれ以下でもない」

サチ「…そっか」


店員「お待たせしました、ハンバーグセットとレディースセットです」コト

八幡「…」

サチ「あはは」

店員「では、ごゆっくり」テクテクテク

八幡「…なぁ、これはいやがらせか?」

八幡「なんで俺のところにレディースセットおいていった」

八幡「明らかに違うのわかるよな」

サチ「そうだね、とりあえず、交換しよっか」

八幡「…ああ」

材木座「はっはっは!! 罰があたったのだ!」

八幡「なんのだよ」

材木座「お前が女の子を連れているという罪に対する罰だ!」

八幡「理不尽だなおい」

材木座「そうだ! 忘れていたぞ八幡! これほどのことを忘れるとは不覚!」

八幡「どうでもいいけど、ことあるごとに俺の名前叫ぶな」

材木座「よいではないか! さて、八幡よ! 我とフレンドになろうぞ!!」

八幡「断る」

材木座「…」


八幡「」モグモグ

岡部「…ばっさりだ」

材木座「な、なぜだはちまーん、フレンドになれば連絡が取れるように」

八幡「なぜお前と連絡を取る必要がある?」

材木座「そ、そんな!!?」

材木座「あんまりだ…それはあんまりだぞ八幡」

サチ「…ねぇ八幡、さすがにかわいそうだよ」

八幡「あいつにはこれくらいの距離が一番だ」

サチ「でも…」

八幡「…」



安価下2

1フレンドになる

2ならない

3自由安価


八幡「…ふむ、いや、やっぱりめんどくさい」

サチ「せめてチャンスでもあげたら?」

八幡「そのチャンスをやる自体がめんどくさい」モグモグ

材木座「ふ、ふ、ふ、我は怒ったぞ!!」

八幡「へー」モグモグ

材木座「流すな! 八幡! 我と決闘しろ!!」

八幡「完全決着モードか?」

材木座「そんな物騒なものではない! 初撃決着でだ!!」

材木座「我が勝ったらフレンドになってもらうぞ!」

八幡「俺が勝ったら?」

材木座「我がフレンドになってやろう!!」

八幡「どっちも結果は一緒じゃねぇか」

八幡「そんな決闘やる意味ないな」

材木座「そ、そこをなんとか」

八幡「」モグモグ

材木座「分かった、我が負けたら金輪際フレンドには誘わないから!」

八幡「」ピタ

八幡「その言葉、嘘じゃないだろうな?」

材木座「ああ! 約束は守る!」

八幡「ふん、ならいいだろう」

八幡「外でるぞ」

材木座「よっしゃああ!」


☆店の外

八幡「…ご飯が冷める前に早く終わらせなくちゃな」

材木座「ふふふ、その余裕、すぐになくしてやる」

八幡「いいから申請しろよ」

材木座「分かっておる」


ヨシテルからデュエルを申し込まれました


八幡「てっきり厨二な名前かと思ったけど、本名か」

材木座「…我も考えたけど、ありすぎて決められなくてな」

八幡「そ、そうか」キャンセル

材木座「おい! なぜ断った! 戦うんじゃないのか!!」

材木座「一体何がしたいんだ!」

八幡「いや、これも定番の一つかなと」

材木座「そんなことせんでいいわ!」


ヨシテルからデュエルを申し込まれました


八幡「…」

材木座「…拒否するなよ」

八幡「二回目はないな」


→YES NO

初撃決着モードが選択されました


八幡「さて、やるか」

材木座「ふっふっふ、我の力、みせてしんぜよう」



安価下2

1八幡の勝利

2材木座の辛勝

3自由安価


3引き分け

まさかの>>1とIDかぶり

このスレは連続で安価取るのはありだっけ?


材木座「さぁゆくぞ! はちま」

八幡「っふ」ザシュ

WINNER ハチマン

八幡「はい終わり」

材木座「馬鹿な…一瞬でだと…」




☆店の中

八幡「ただいま」

サチ「え? 早くない?」

八幡「一瞬で終わらしてきた」

材木座「」ズーン

岡部「俺も見ていたが凄い早業だったな、あれは俺でも防げるかどうかわからないな」

八幡「始まってるのに長々としゃべってるからだ」モグモグ

材木座「…自信あったのに」

八幡「対人戦の経験がまったくないだろお前」

材木座「うぐ」

八幡「モンスター戦と対人戦はまったく毛色が違う」

八幡「そんなことも知らずに俺に挑むとは、っは、片腹痛いわ」

岡部「まぁ、言い方はきついが、正論だな」


材木座「…」

岡部「さて、いくぞヨシテル、PTを組むんだろ?」

材木座「…そうであったな」

八幡「…物好きだな」

岡部「っふ、そうでもないさ」

材木座「ではな八幡、また会おうぞ」テクテク

岡部「またな」

八幡「…ああ」モグモグ

サチ「あーあ、行っちゃった、友達なのにいいの?」

八幡「いい、それと、あいつは友達じゃない」

サチ「…クス」

八幡「ほら、早く喰うぞ、もう結構集合時間が近い」

サチ「あ、ほんとだ、早く食べなくちゃ」

八幡「まったく」モグモグ




視点安価下2

一巡しました

八幡、鳴上、岡部、小鷹


今日はここまで

次回は金曜日の午後7時から再開します

なんかIDがころころ変わって回線も不安定で超怖い

連続で安価とるのはここのスレではありにしています

すみません。帰れそうにないので再開は延期します

月曜日の夜七時から再開したいと思います

すみません。後輩が逃げて忙しくなりました
うまくいけば金曜日に再開出来ると思います
お待たせしてすみません。

後輩は帰ってこず、さらに二人逃げました(゜ロ゜)

明日の夜八時から再開です。

音信不通ですみませんでした
上司が倒れて仕事を泣きながらしてました

明日の夜七時から再開します。

会社に呼び出されて仕事なう

再開遅れるかもしれません

8時に投下できるかわからないので、今から投下します




番外編:茅場晶彦の恋人、神代凛子の日々



私の名前は神代凛子


あのSAO事件を起こした茅場晶彦の恋人である。


私は晶彦の起こした事件を止めるため、行方不明になった彼を探した。


しかし、晶彦の意思は固く、私は彼を止めることも止めるために殺すこともできなかった。


そして私は今、彼のお世話をしている。


彼は毎日SAOにダイブしている。


私はそんな彼を見ていることしかできない、お世話することしかできない。


そんな私に彼はダイブから帰ってきては、毎日SAOで起こったことを聞かせてくる。


今日は何人死んだ、もっと情報を集めてから行動を、もう2割が死んだ、何人が自殺した


不満そうに、愚痴っぽく、よく死者数を語ってきた


そんなある日だった。




茅場「私は感動したよ!! 凛、聞いてくれ! 私は今日すごく感動したんだよ!」


神代「…はぁ、どうしたの?」


茅場「今日は記念すべき初ボスであるだ一層攻略の日だったんだがね」


茅場「そこで無謀な特攻をしたキャラがいたのだよ」


茅場「おそらくはあれはベータテスターで、ラストアタックボーナス狙いだったんだろうね」


茅場「ベータテスター時と同じ感覚だったんだろう、彼は笑っていたよ」


神代「それで、どこが感動する場面なの?」


茅場「まぁ、待ちたまえ、これからだ」


神代「はぁ」


茅場「そしてその利己的な彼は、やられそうになったのだよ」


茅場「私はベータテスト時と仕様を若干変えているからね、彼はそれに対応できなかった」


茅場「そして彼が攻撃を受けそうになった瞬間、彼をかばった人間がいたのだよ」


茅場「SAOが死の世界であることは十分分かっていたはずだ」


茅場「彼が利己的な、自分勝手な行動をしたのがわかったはずだ」


茅場「あそこでやられても、彼は自業自得と言われるはずだった」


茅場「そんな彼を自分の命を犠牲にしてまでも助けたのだよ」


茅場「その姿に私は正直感動したよ」




茅場「しかも彼は最後の瞬間まで笑っていたんだ」


茅場「彼は逸材だった」


神代「…」


茅場「でも、私はその反面、かなりがっかりしている」


茅場「私が見た限り、彼はこれから伸びる存在だった」


茅場「彼が生きていれば、きっと上位ランカーと呼ばれる存在にもなっただろう」


神代「そんなにすごい子だったの?」


茅場「自分をしっかり持っている、芯のある子だったよ」


茅場「きっと、こうと決めたら貫き通す子だろうね」


神代「そう、惜しいわね」


茅場「…まったくだ」


この日はいつになく興奮した様子で、彼は笑顔でその子の行動のログを見返していた





そして、また別の日では


茅場「凛、今日は最上階の私を倒しうる勇者となれる素材達を見つけたぞ」


神代「…達?」


茅場「そうだ、勇者たちだ」


茅場「彼らはそれぞれが甲乙つけがたい実に個性にあふれた子たちだ」


茅場「彼らみたいな子たちがいわゆる主人公と呼ばれるような存在なんだろうな」


茅場「人を引き付ける不思議に魅力があったよ」


茅場「私も思わずPTに入ってしまったくらいさ」


神代「思わず干渉してしまうほどなの?」


茅場「そうだね、近くで見ていたいと思うような子たちだよ」


神代「そう、どんな子たちなの?」


茅場「それはもう少し彼らのことを見てから言うさ」


茅場「今はまだ、彼らの芯と言える部分がまだ見えないからね」


神代「そう、残念ね」


そんなことがあったりして、私はだんだんSAOの様子が気になってきていた


しかし、私はそれを見る気。またはやる気にはなれなかった




そして晶彦は今日も私に話す


茅場「凛、今日は前に言っていた、勇者候補の話をしよう」


茅場「と言っても、知り得たのは一人だけだが」


茅場「彼を調査するのは苦労したよ」


茅場「なんせあんまり人と関わらないものだからね」


茅場「しかも関わってもあまり親しくなさそうだし」


茅場「調査する上でこっそりついていったくらいさ」


神代「晶彦、それはストーカーと言うのよ」


茅場「調査と言ってくれ」


神代「いえ、これはれっきとしたストーカーね」


神代「恋愛感情その他の好意によるつきまといまたは待ち伏せは1号ストーカーと呼ばれるものよ」


茅場「いや、恋愛感情はないのだが」


神代「当たり前よ、あったら私はあなたのなんなのよ」


茅場「ああ、うん」



神代「それで? 彼はどんな子なの?」


茅場「ああ、彼はすごく捻くれた子でね、孤独最高と言うような子で、人なんてどうでもいいという態度の子なんだよ」


神代「それはまた…なんともすごい子ね」


茅場「ぱっとみはね、でもね、そんなことを言っている癖に、人一倍おせっかいで、やさしい子だと私は思うよ」


神代「ギャップあるわね」


茅場「そうだね、でも、あれは普段から自分を犠牲にして人を助けている子だと思う」


茅場「いや、自分を犠牲にする方法でしか人を助けられない子と言うべきかな」


茅場「やさしすぎて、他人を犠牲にするくらいなら自分が犠牲になるという」


茅場「ひどく歪なやさしさを持っている子だ」


神代「…よく見てるわね」


茅場「観察の結果さ、これはかなり当たっている自信があるよ」


神代「…衆道に入らないでくださいね」


茅場「私は男色でも武士でもないのだが」


神代「でもいま似たようなスキルもってプレイしているじゃない」


茅場「いや、あれは騎士だからね、ちゃんと武士っぽい刀もあるから」


神代「私からしたら、武士も騎士もたいして変わらないと思いますけどね」


茅場「だいぶ変わるよ…凛、君には教育が必要だね」



神代「謹んで辞退させていただきます」


茅場「残念、魔王からは逃げられない」


神代「まだなっていないでしょう」


茅場「それもそうだな」


あの茅場晶彦がストーカーにまでなり下がるなんて、結構ショックを受けました


でも、確かに気になる子ではある、歪なやさしさを持った勇者


一体、どんな子かしらね


機会があったら会ってみたいわね


つづく

今日は時間が押しているのでここまで

次回は明日の夜8時、もしくは来週の土、日のいずれかになります。

見たい番外編などやネタ出しにご協力ください

今日の夜9時から再開します

再開します



簡単な今までの主なイベント

第1層 アスナ、京介死亡

第2層 モブ二名が死亡

第6層 小鷹に娘ができる モブ1名死亡

第10層 上条死亡 御坂狂化

第25層 岡部に娘誕生



現在第40層  八幡、材木座と会う

八幡チーム クエスト:王の遺産

小鷹チーム Poh襲撃後

岡部チーム 材木座とPTを組みクエスト

鳴上チーム リズの情報をもとにクエスト



side八幡

八幡「さて、いくか」

サチ「うん」

八幡「はぁ…アルゴのクエストか…嫌な予感しかしない」

サチ「もう、いいじゃない 先にキリト君が挑戦してるんでしょ?」

八幡「だから嫌なんだよ」

八幡「あいつが挑戦するとか、絶対めんどくさいクエストに決まってる」

サチ「もう、そんなことないとおもうんだけど…あ、みんないた」

サチ「もういるね」

八幡「あいつらいつから居たんだよ。まだ集合20分まえだぞ」

サチ「かなり早いね」

ケイタ「お、早いな、もう少し時間がかかると思ってた」

八幡「一体何時から集まってるんだよ」

ササマル「一番」

テツオ「俺はそのササマルの10分後に来た」

ダッカー「俺は八幡達の来る5分前に着いたな」

ケイタ「俺はテツオの8分後、ダッカーは4分後に来たな」

ケイタ「さぁ、俺達は一体何時に着いたでしょう!」

八幡「なんで小学生のドリル問題みたいになってんだよ」

サチ「えっと、私達が来たのは20分まえで…」

八幡「いや、律儀に計算しなくていいから」

ケイタ「さて、いくか」

八幡「ああ」

ケイタ「楽しみだな、王の遺産クエスト」

八幡「嫌な予感しかしねぇ」


☆ピラミッド

ケイタ「お、着いたぞピラミッド」

サチ「入り口はあれだね…」

八幡「…ああそうだな、これ見よがしに罠の香りがするな、この入口」

テツオ「スフィンクスかー、もしかしてクイズでも出される?」

スフィンクス「」ドゴン

ササマル「起動?」

サチ「う、動いたよ!?」

ケイタ「…まて、襲ってくる気配がないが…」

スフィンクス「我、王の守り手なり、合言葉を告げよ」

テツオ「クイズか! クイズなのか!」

ケイタ「なんでうれしそうなんだよ…」

ダッカー「こんな時に頼りになりそうなのは…」

サチ「…」ジー

テツオ「…」ジー

ササマル「…」ジー

ケイタ「…」ジー

八幡「…無言でこっちみんな」


サチ「ジー」

八幡「口に出すなあざとい」

サチ「…」ジー

八幡「いや、無理だからな? ヒントも何もない状態で合言葉は無理があr」

スフィンクス「合言葉のヒントは我が出す問題を答えれば出そう」

テツオ「よっしゃクイズだ!」

ケイタ「好きなんだな、初めて知ったよ」

スフィンクス「では第一問」

スフィンクス「黒い犬と白い犬がいます。おとなしくて全然吠えない犬はどっちでしょーか!」

スフィンクス「さぁ、理由も込みで答えよ」


八幡「なんで問題のときだけ高い女のアニメ声なんだよ」

ケイタ「問題以外は渋くていい声なんだけどな」

ササマル「若本」

サチ「で、どうする? わかる?」ジー

八幡「こっち見ながら言うな、自分でも考えろよ」

サチ「考えてるけど、わからないし」

八幡「犬…ねぇ…」

安価下4まで
答えをかけ

解答編どぞ


ケイタ「あ、分かった、黒い犬だ、黒と犬で黙るだ」

スフィンクス「む、正解だ」

テツオ「なるほどな…でも、言葉だけでわかるか!」

ダッカー「文字だともっと簡単にわかっただろうな」

ササマル「楽勝」

八幡「二問目がくるぞ」

スフィンクス「第二問」

スフィンクス「お酒は20歳から飲めます。煙草は20歳から吸えます。選挙権は20歳からです。では、自動車は何歳から乗れるでしょーか!」

スフィンクス「さぁ、答えよ」

サチ「…なんか…ね」

八幡「ああ、世界観ぶち壊しだな」

安価下3まで

答えをかけ



テツオ「何歳からってそんなの18からに決まってるじゃねーか」

テツオ「こんなのいまどき小学生でもわk」

八幡「0歳からだ」

スフィンクス「正解だ」

サチ「あ、なるほど、乗るだけなら何歳でも乗れたっけ」

ケイタ「運転するのが18からだな」

ダッカー「意地が悪いな」

八幡「ひっかけってやつだろう」


スフィンクス「第3問」

スフィンクス「SAOでPKが起きました。プレイヤーは全滅したかに思えましたが、滅んではいませんでした。」

スフィンクス「SAOで、たった一人生き残った少年、名前をキリト、キリトは、無人となった宿屋の一室で打ちひしがれていました。」

スフィンクス「 そこに、コンコン! ノックの音が…。そしてプレイヤーの声が!一体、なぜ?」

八幡「…なんでキリト?」

サチ「先に中に入ったからじゃない?」

八幡「ぼっちのキリト…か」

ケイタ「てか何問あるんだ?」

ダッカー「さぁ?」

安価下2まで
答えをかけ

少年はキリトを残し全て死んだが
それ以外(少女、中年男性など)はまだ生きている


スフィンクス「さぁ、答えよ」

サチ「はい! 少年で生き残ったのはキリト君だけだけど、それ以外の女の子や大人の男の人は生き残っていたから!」

スフィンクス「正解だ」」

ダッカー「なるほどな」

八幡「キリトって名前のインパクトがありすぎてわかんなかったわ」

ケイタ「あと何問あるんだ?」

スフィンクス「…第4問」

テツオ「無視かよ!」



スフィンクス「あるPTでPK事件が起こった。手口は分かっているのだが、誰もオレンジではないため、犯人が分からない。

容疑者としてPTだった4人のプレイヤーに一人づつ順番に話を聞いてみた。

一人目(サチ)「やったのは私じゃありません」
二人目(テツオ)「Aは本当のことを言っています」
三人目(ササマル)「Dはウソをついている」
四人目(ダッカー)「私は絶対にやってない」

この中で、おかしなことを言っている者が犯人なのだが、それは誰?」

八幡「この場合殺されたのはケイタなんだろうな」

ケイタ「俺の名前がないってことは、そうなんだろうね」

サチ「うーん、誰なんだろう…」

ダッカー「なかなか趣味の悪い問題だな」

安価下1まで

ちょい修正



スフィンクス「あるPTでPK事件が起こった。手口は分かっているのだが、誰もオレンジではないため、犯人が分からない。
容疑者としてPTだった4人のプレイヤーに一人づつ順番に話を聞いてみた。

一人目(サチ)「やったのは私じゃありません」
二人目(テツオ)「サチは本当のことを言っています」
三人目(ササマル)「ダッカーはウソをついている」
四人目(ダッカー)「私は絶対にやってない」

この中で、おかしなことを言っている者が犯人なのだが、それは誰?」

安価下1まで
答えを理由も込みで

三人目(ササマル)
お前が単語でしゃべらないとかどう考えてもおかしい


ケイタ「うーん、誰が…」

テツオ「…!?」ピシュ

テツオ「分かったぜ…犯人は…お前だ! ササマル!」

ササマル「何故」

サチ「なんでササマルくんなの?」

八幡「自信満々だな、理由は?」

テツオ「簡単だ、ササマルは常に単語でしゃべる! 文章でしゃべるのがおかしいからだ!」

ケイタ「…」

ダッカー「…」

サチ「…」

ササマル「…」

八幡「…」

スフィンクス「不正解だ」

テツオ「え? マジで?」

スフィンクス「正解は、3人目だが、理由不十分につき不正解とする。」

スフィンクス「正解の理由は四人目が発言していないのに3人目が四人目の発言が嘘とわかるはずがないからだ」

テツオ「あ、なるほどな」

スフィンクス「さぁ、罰を受けよ」

コンマ下2

1 ササマル
2 ダメージ
3 テツオ
4 ダメージ
5 ダッカー
6 ダメージ
7 八幡
8 ダメージ
9 サチ
0 ケイタ

スマン、ダッカー
いやホントスマン


ダッカー「な!? ぐああああああ!!」

ケイタ「ダッカー!!」

ササマル「危機」

サチ「ダッカーくん!」

シュウウウ

ダッカー「…こ、この姿は!?」

八幡「…縮んだな」

スフィンクス「罰として、24時間ステータスと身長を半減させた」

テツオ「ダッカー、えらく小さくなってしまって…」

ダッカー「お前のせいだろ」

テツオ「まじすまん」

ケイタ「まぁ、でもこの程度でまだよかったとみるべきじゃないか?」

ケイタ「永久に半減するわけじゃないんだし」

ダッカー「それはそうだが、それとこれとは別問題だ」

八幡「確かにな」

サチ「…小さく、か」チラ

八幡「…」ブル

八幡「まぁ、それは後回しでいいとして、で、これからどうするよ」

ケイタ「うーん、身長はともかく、ステータス半減はきついな」

ケイタ「このまま進むにはダッカーが危険だな」

ケイタ「俺は明日にまた出直すのを提案するけど…どうするみんな?」

安価下2

1このまま続行
2明日に仕切りなおす(別PTへ)
3ダッカーを連れて帰る組みとこのまま攻略組みに分かれる


八幡「仕切りなおしたほうがいい、ステータス半減はデカイ」

ダッカー「俺の安全のためには、引いてもらいたいな」

ケイタ「他のみんなは?」

ササマル「帰還」

サチ「命には換えられないよ」

テツオ「俺のせいでもあるからな」

ケイタ「なら決定だな、よし、今日は帰ってまた明日挑戦だな」

八幡「さて、明日の予習でもしとかないとな」

サチ「わ、私も手伝うよ」

八幡「断る」

サチ「がーん」



視点安価下2

鳴上、岡部、小鷹



本日はこれで終了
来週の土曜日か日曜日にまた再開します

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年10月26日 (日) 18:27:55   ID: OS-_l_rU

頑張って最後まで書いてほしい・・・

2 :  SS好きの774さん   2014年11月03日 (月) 03:29:09   ID: KT6AZwII

面白いです!
ゆっくりでいいんで頑張って下さい

3 :  SS好きの774さん   2014年11月03日 (月) 10:34:38   ID: C2FaGZB2

面白いですね!!!
続き期待です!!!

4 :  SS好きの774さん   2015年01月09日 (金) 15:24:54   ID: kzOHVQA4

久しぶりにこんないいss見かけました、続きをとても楽しみにしてます!

5 :  SS好きの774さん   2015年03月12日 (木) 16:55:03   ID: FpaA1yat

完結させる明言してたので、完結するまで待ちます

6 :  SS好きの774さん   2015年04月12日 (日) 08:14:46   ID: Y9uorTBU

誰か>1に回復の呪文を…

7 :  SS好きの774さん   2015年04月23日 (木) 21:39:25   ID: _XAtNFHm

ザオリクを唱えてあげて...

8 :  SS好きの774さん   2015年09月09日 (水) 19:39:37   ID: PHdDiOO9

やばい面白い!
続きはよお願いします!!

9 :  SS好きの774さん   2015年09月20日 (日) 20:33:53   ID: ol_58Fxg

全然更新される気配がしないだがどうするんだ

10 :  SS好きの774さん   2015年12月21日 (月) 13:59:55   ID: vgwcLpso

結局完結しないのね

11 :  SS好きの774さん   2016年07月21日 (木) 03:10:02   ID: 1m2DAdZv

1000いってない時点で察し

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