【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第33位【アラフォーマーズ】 (1000)

・京太郎主人公

・安価スレ

・某掲示板ネタ

・原作本編の8~9年後。京太郎はプロになってる

・基本ギャグ仕立て時々しんみりシリアス

・でも腹パンとか川落ちとか関係ない

・京太郎は麻雀ガチ勢(ランキング13位)

・でもドラマに出たり(松実宥とゲスト同士共演)、料理番組を持ってたり

・異名は「オカルトスレイヤー」。堅実な技術を持つオールラウンダー。闘牌時は非常に獰猛

・でも上位ランカーのオカルト持ちと打つと、ミンチより酷い状態になる。プロ以外なら初見の魔物もルール次第で。イカサマ相手だとランク以上に強くなる

・高校生の頃の恋人は高鴨穏乃。進学などの関係により、破局している

・大学時代、晴絵に息抜きとして連れていかれた先で鷺森灼と出会い、そして恋仲になる。

・なお、関係は切れている。灼が京太郎をフッた(身を退いた)

・同じ大学(T大)なのは、江崎仁美・辻垣内智葉・弘世菫・小瀬川白望(2年上級生)
 鹿倉胡桃(浪人)・臼沢塞(浪人)・荒川憩(1年上級生)、原村和・新子憧(同級生)

・カリス……ではなく、一とは高校時代に一緒にゲーセン行ったり、夏祭り行ったり、バッセン行く程度の仲

・脚力がヤバイ。女子サッカー日本代表にPK対決で勝利

・オカルトスレイヤーの愛称は、出演ドラマから
 超能力ヒーロー学園ものドラマ。超能力者に対抗する、唯一の魔法使い(物理)

・戦闘スタイルは完全にシャコさん

・大学2年時に、オカルトを暴走させた夢乃マホと対局し、敗北

・男友達は残念・不遇(古市孝之、花村陽介、シン・アスカ)

・ムエタイの達人。パルクール(フリーラン)を習得

・バイク大好き。愛車には話しかけたりする

・カピバラとは死別。死因は細菌性の消化器潰瘍。ピロリ菌。ゴキブリ殺す

・高校時代の最終成績は男子インターハイ個人戦2位

・Bパート(Bは暴のB)は嘘喰い仕様

・チームメイトは、小走やえ・弘世菫・南浦数絵・清水谷竜華である

・マホの暴走を止められてたら穏乃と結婚して奈良で教師をやってた。なお憧はお察し

・照は幼馴染みだったけど、思い出を咲と混同。なお互いの初恋はこれだった模様

・偽の恋人やったり色々してたが、決してここは京憧スレではない(←重要)


    須賀 京太郎 日[ ● ]本

   24歳 ♂ 184cm 76Kg
  『M.A.R.S.ランキング』 13位
    M.O.手術 〝昆虫型″
    ━サバクトビバッタ━


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(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1394111086/)
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(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396274421/)


・安価を出して、安価先の内容を基に、
 そういう「そういう事があった」「そういうトピックのスレッドが立ってる」としてそれに絡めた話を書きます
 例えば安価先が【小鍛治健夜結婚】なら


引用元:【リアルババ抜き】 小鍛治健夜、結婚 【ターンエンド】

1 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
ソースはブログ。すこやんが男の手料理を食べたとかなんとか

2 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
すこやんみたいな干物が手料理をごちそうになる……これは結婚ですなぁ

3 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
やっとすこやんにも春が来たんだね……遅すぎるとしても

4 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
釣りかと思ったらマジだった

5 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
【悲報】ついに人柱がささげられる

6 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
勇者ありがとう。お似合いだよ……どんな人かはしらんけど

7 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
おめでとうすこやん!これで俺も安心できる

8 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
なんだこれは……たまげたなぁ

9 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
しつぼうしました。うえのさんのふぁんになります

10 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
ん、でもこれさ……この背景……スッガが出てる料理番組じゃないか……?

11 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
糸冬 了

12 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
やっぱりそんな都合がいい話がすこやんにあるはずがなかった


・と言う感じで、これならその番組ですこやんで絡んだシーンとか

・開始時の人間関係はフラットです。安価で人間関係が決まります

・安価についても、明示された部分以外にはキュゥべえ理論展開されたり

・いちゃいちゃとかルートとかコンマで闘牌とか今のところ予定はない。今のところ

安価でお題を3つくらい募集
お題については以下

①いつもの掲示板形式
②掲示板によらない京太郎のオフの日の話
③高校・大学時代の話とか、作中で触れられたけどキンクリされた話(桃子のバスケ、やえタッグ)とか


一応のルールとか

【見出し系】
・基本、恋愛&マイナス結果確定系はNG
 状況なら確定系は可。
 例えば、『須賀プロ、○○プロと路上で口論』。
 但し、『須賀プロ、○○プロと路上で口論。その後、暴行』はNG
 同様に『○○プロ、須賀プロと共演。須賀プロを激怒させる』

・状況確定系でも恋愛関係確定はNG
 『恋人の○○と~』は駄目。
 『恋人と噂される○○と~』はギリOK
 あんまり恋人と噂が多いとなんか悪いこと起こるかもね

・順位確定系もアウト
 『須賀京太郎、M.A.R.S.ランキング2位に』みたいのは駄目

・暴行&下衆&鬱&エログロネタはNG
 AVデビューとかいじめ、強姦被害とか自殺とか薬物中毒とか元風俗嬢など。
 不良に絡まれたとかならまあよし

【ファンスレッド系】
・「○○プロ応援スレ」など
・一般人についてはNG

【質問、目撃スレ】
・「スッガと話したけど質問ある?」のような
・恋愛関係確定系はNG(彼女・元彼女など)


これ+同一IDの連続取得については再安価とします
なお、ズレて取得になった場合もこれにカウント
多重投稿の際は最も低いコンマを適用し、その投稿の数だけ範囲や安価先を下にズラします

好感度

★13+4★
大星淡:やたら絡んでくるアホの子ライバル。麻雀人生をやってもいいよ。甘いものやるから笑えよ。いや、お前なら判ってくれるかなって……

★13★
ハギヨシ:師匠にして友人にして悪友にして戦友。この人抜きじゃ生きていけない。大丈夫です! ハギヨシさんのためなら……俺……!
宮永照:強大な目標。勝負事では頼りになる人。なんか放っとけない。次こそは、勝つ……! なんですか、照おねーちゃんって……

★11
宮永咲:気のおけない幼馴染み。絶対の目標にして憧憬を覚えさせた存在。タッグ戦、負けねーからな!
辻垣内智葉:姐さん、一生ついてきます! 姐さんがいたからあの大学に……! ……大人げないんじゃ
弘世菫:菫さんは最高です! 菫さんのおかげで戦えるんです! 菫さんを目標に大学決めました! ……あの、普段の弘世先輩はどこへ?

★9
松実玄:おっきくてやわらかい。軽く残念な人。中々、結婚したいんだけどな……
松実宥:なんでも共演。寒がり大変そう。正直おもちあるし結婚したい。玄さんにはお義兄ちゃん呼びでもいいかな
赤土晴絵:師匠! 師匠がいなかったら俺は……。負けませんよ、師匠
天江衣:ころたんいえーい。駄目です、そっちの道は! その……ハギヨシさんのことを労ってあげて下さい

★8
新子憧:高校大学と、本当に世話になった女友達。いい女。何年後かで、フリーなら結婚したい。ファン1号。そういえば、偽の恋人やったな

★7
小走やえ:頼りになる小走先輩だけど、やっぱ相棒としてやえさんのフォローもしないと……。だいぶ打ち解けたよなぁ
高鴨穏乃:元恋人。ありがとう……穏乃、本当にありがとう……。お前以外と付き合ってたら、多分俺はこうはなれなかったよ。ファン2号。かわいい
国広一:一さんといると落ち着くんだよなぁ……僕っ娘いいよな。あ、終わったら遊園地行きませんか?
姉帯豊音:大きな小動物可愛い。大天使豊音。酔うとやばいよこの人。今回ばかりは、負けない

★6
鶴田姫子:立てばセクハラ、座ればビッチ。歩く姿は猥褻物。付き合ったら痴女じゃなく……ならないよな、うん
鷺森灼:天の道を往き、総てを灼きつくす女。色々かわいい。今度は――俺が護るッ!
竹井久:部長がくれたあの言葉――俺は覚えてます。……悪癖も貰っちゃったけど。絶対このコンビはマズイ……

★5
三尋木咏:流石の火力っすね……三尋木プロは。ごめんなさい、俺もやりすぎました。いや、俺は全然オッケーですけど
エイスリン・ウィッシュアート:ニンジャは実在しない。いいね? もしかして俺、宮守の全員と知り合ったんですか?

★4
東横桃子:消えても追える。俺たち、バスケなら世界狙えたんじゃねーの? お前の場所判るからって、全力で急所狙ってくるなよ……
小瀬川白望:思えば昔は色々あったよなぁ。あの、押し付けられるのは……俺も男なんですよ?
江口セーラ:ギャップにやられるかも知れない
清水谷竜華:おもちもちもち。頼りになるチームメイト。その眼はヤバイ。結婚したい。ナチュラル辛辣

好感度その2

★3
原村和:初恋……だったんだ。まあ、いい思い出って奴だよなぁ
池田華菜:KMG(華菜ちゃんマジゴッド)。正直男前過ぎて今すぐ告白したい。あ、あれから全部1位……ハハハ
龍門渕透華:すっげえスポンサー。結構めんどくさ可愛いし、いい人。あのー……智紀さんからの提示連絡とレポートって一体……
沢村智紀:巨乳メイドマネージャー。でもなんか寒気がする……。その、なんの……レポート……?
花田煌:聖人。デートの約束ですよね? ……あ、照さんとのコンビっすか
南浦数絵:一緒に戦う仲間。大丈夫だって、前に言ったよな? その辛辣キャラは……。お祖父さんに言い付けるのは……
片岡優希:いい女になったな。大丈夫か? M.A.R.S.ランカー相手はキツいぞ?
荒川憩:先輩のおかげで、俺、かなり体もいいとこまで行きました! 先輩笑顔可愛い、癒される! けど拷問
渋谷尭深:大学時代紹介されたし、おもちあるしおしとやかでタイプ……なのになんだか寒気する

★2
亦野誠子:お互い大変っすよねー……今度、海釣り行きましょうよ!
対木もこ:小動物可愛い
夢乃マホ:可愛い可愛い後輩。何かあったら、今度こそは俺が止める
江崎仁美:先輩の適当さに、結構俺って癒されてたんですよ? 政界、おめでとうございます!
愛宕洋榎:当意即妙。いや、流石にお笑いはやりませんから……
瑞原はやり:なんか目がマジな話怖い。光がないんだもん
小鍛治健夜:アハハ……ハハ……
野依理沙:怒って……ませんよね……?
戒能良子:JOS(実際・おもち・凄い)。解説でのフォローありがとうございます……。うちの部長が……
上重漫:JOS(実際・おもち・凄い)。その節はどうもお世話に……
佐々野いちご:うおっ、本物のちゃちゃのんだ!? ドラマの際は大変お世話になりました
鹿倉胡桃:かわいい真面目な先輩。先輩、充電って……アッハイ
臼沢塞:頼りになるお姉さん先輩。臼沢先輩、今度はどこへ遊びに行きます?

★1
愛宕絹恵
染谷まこ
加治木ゆみ
新免那岐
福路美穂子
白水哩
薄墨初美
石戸霞
滝見春
狩宿巴
井上純
園城寺怜
船久保浩子

13位「オカルトスレイヤー」 須賀 京太郎
ベーススタイル:『技術昇華』

攻撃力:40/40 防御力:40/40 速度:40/40
技術:60/60 幸運:10/10 気力:80/80

★麻雀スキル
・『情報(0)』
・『分析(0)』
・『対策(0)』
・『オカルトスレイヤー(10)』
・『最古の害虫(10)』
・『偽・闇を裂く雷神(10)』
・『偽・神眼の拳闘家(10)』
・『偽・悪魔の天敵(10)』
・『偽・天上の荒武者(10)』
・『信念を貫く撃針(10)』


☆スキル
>『爽やかな笑顔』
>女性キャラと(ゲーム的には初登場)遭遇時の判定について
>内容や判定に正の補正が加わります

>『プロ並のシュートセンス』
>スポーツや運動関連の判定について
>内容や判定への正の補正が加わります

>『愚行権』
>彼は本当の意味での凡人だ
>運があろうが実力があろうが、とにかく分かりやすい華はない
>因縁めいた偶然なんて存在しない
>物語の補正なんてのは、ない
>だからこそ、普通と違う誰かには、もの珍しく映ったり……
>【……思考が常識離れしている相手の好感度に影響】

>『反響定位』
>舌打ち音の反響により、無視界でも通常通りの活動が可能
>音感関連の判定や『反響定位』が活用可能な判定について
>内容や判定への正の補正が加わります

>『マッハ!!!!!』
>大学時代限度ギリギリまで打ち込んだ古式ムエタイの成果
>立っている人間の肩を足場に走れる、肘でヘルメットを割れる等々……
>タイってスゲー。仏像や象さんに手を出すのはやめよう
>格闘やアクション判定について
>内容や判定に正の補正が加わります

>『舌使いが上手い』
>種を残して食べたサクランボを舌で結べる程度には舌の使い方が上手く、繊細で精密
>味覚を用いた判定や舌を使用する判定について
>内容や判定への正の補正が加わります

?位 「???」 宮永 照
ベーススタイル:『技術昇華+運+オカルト』

攻撃力:30+?/60 防御力:30+?/60 速度:30+?/60
技術:45/60 幸運:30+?/60 気力:60/60

・『照魔鏡(0)』
・『黄金回転の連続和了(0)』
・『黄金回転の連続和了Act.2(10)』
・『連続和了Act.3(10)』
・『連続和了Act.4(10)』
・『神砂嵐(20)』


3位 「赤き腕を持つ帝王」 荒川 憩
ベーススタイル:『技術昇華+オカルト』

攻撃力:50/60 防御力:60/60 速度:35/60 
技術:45/60 幸運:50/60 気力:60/60
※(35+45)/2+50=90 コンマ10以上にて聴牌
※50×(50+45/2)=3650 これをコンマ一桁倍

・『赤き腕を持つ帝王(0)』
・『赤き腕を持つ帝王(5)』
・『赤き腕を持つ帝王(10)』


5位「爆ぜる報仇の女王」 宮永咲
ベーススタイル:『技術昇華+運+オカルト』

攻撃力:55/60 防御力:40/60 速度:40/60
技術:40/60 幸運:50/60 気力:60/60
※(40+40)/2+50=90 コンマ10以上でテンパイ
※55×(50+40/2)=3850 これをコンマ一桁倍

・『爆ぜる報仇の女王(0)』
・『爆ぜる報仇の女王(5)』
・『怒れる大天使の鉄槌(10)』
・『???』


7位「退くことなき双剣の騎士」 小走 やえ
ベーススタイル:『技術昇華+運+不運』

攻撃力:45/60 防御力:45/60 速度:40/60
技術:55/60 幸運:35/60 気力:60/60
※(40+55)/2+35=83 コンマ17以上で聴牌
※45×(35+55/2)=2835 これをコンマ一桁倍

・『退くことなき双剣の騎士(0)』
・『退くことなき双剣の騎士(10)』


8位「神眼の拳闘家」 清水谷 竜華
ベーススタイル:『技術昇華+運』

攻撃力:60/60 防御力:45/60 速度:35/60
技術:55/60 幸運:40/60 気力:60/60
※(35+55)/2+40=85 コンマ15以上にて聴牌
※60×(40+55/2)=4050 これをコンマ一桁倍

・『神眼の拳闘家(0)』
・『神眼の拳闘家(10)』
・『神眼の拳闘家(15)』


9位 「悪魔の天敵」 辻垣内 智葉
ベーススタイル:『技術昇華+運』

攻撃力:40/60 防御力:40/60 速度:60/60
技術:50/60 幸運:40/60 気力:60/60
※(60+50)/2+40=95 コンマ5以上にて聴牌
※40×(40+50/2)=2600 これをコンマ一桁倍

・『悪魔の天敵(15)』
・『神速(0)』

10位「夢を盗む天使」 エイスリン・ウィッシュアート
ベーススタイル:『技術昇華+オカルト』

攻撃力:30/50 防御力:35/50 速度:35/50
技術:40/50 幸運:40/50 気力:60/60
※(35+40)/2+45=78 コンマ22以上にて聴牌
※30×(45+40/2)=1950 これをコンマ一桁倍

・『夢を盗む天使(0)』
・『夢を盗む天使(10)』


12位「天上の荒武者」 弘世 菫
ベーススタイル:『技術昇華+運』

攻撃力:30/50 防御力:40/50 速度:40/50
技術:50/50 幸運:40/50 気力:60/60
※(40+50)/2+40=85 コンマ15以上にて聴牌
※30×(40+50/2)=1950 これをコンマ一桁倍

・『天上の荒武者(0)』
・『シャープシュート Mk.Ⅱ改 トランジスタ・スライダーICBM(5)』


13位「オカルトスレイヤー」 須賀 京太郎
ベーススタイル:『技術昇華』

攻撃力:40/40 防御力:40/40 速度:40/40
技術:60/60 幸運:10/10 気力:80/80
※(40+60)/2+10=60 コンマ40以上にて聴牌
※40×(10+60/2)=1600 これをコンマ一桁倍

・『オカルトスレイヤー(10)』
・『最古の害虫(10)』
・『偽・闇を裂く雷神(10)』
・『偽・神眼の拳闘家(10)』
・『偽・悪魔の天敵(10)』
・『偽・天上の荒武者(10)』


15位「視えざる空の支配者」 南浦 数絵
スタイル:『技術昇華+オカルト』

攻撃力:40/50 防御力:40/50 速度:30/50
技術:50/50 幸運:40/50 気力:60/60
※(30+50)/2+40=80 コンマ20以上にて聴牌
※40×(40+50/2)=2600 これをコンマ一桁倍

・『視えざる空の支配者(0)』
・『視えざる空の支配者(10)』


44位「蒼い血の死神」 大星淡
ベーススタイル:『技術昇華+運+オカルト』

攻撃力:45/60 防御力:30/60 速度:40/60
技術:40/60 幸運:45/60 気力:60/60
※(40+40)/2+45=85 コンマ15以上にて聴牌
※45×(40+40/2)=2700 これをコンマ一桁倍

・『蒼い血の死神(0)』
・『蒼い血の死神(5)』
・『蒼い血の死神(10)』
・『???』

だから結婚とかそういうのは無理だと何度言ったら(ry
好感度表に乗ってる人の、そういうのは無理です

というか誰とハギヨシさん結婚させたらええねん
まぁ、照淡ハギヨシ好感度上位陣一掃もいいですけどね

えらべえ

①ボウリング大会繋がりで灼と。二重NTR気分に
②憧ちゃんか淡あたりのツンデレと。師匠をNTR気分になった京太郎は小姑という不憫オプション。ツンデレ殺すべし慈悲はない
③京太郎とハギヨシは幸せなキスをして終了。きゅふふ


結婚とか付き合うとかそういうネタ解禁させたらこうなるのでな
鬱に行かない為に極力そういうの省いてるんで

アンケとっとらんからね

要するに状態表乗るようなキャラの結婚とか交際とか書かれたら、誰得な鬱話にしかならないってことだから気を付けてと
その辺よく考えてなー。ラブコメ以上はエンディング以外では起こり得ないんで
過去話は基本プロ時点破局だし
愛ゆえに人は悲しまねばならないから仕方ないね

あ、2200から次のお題とりますー

愛故に人は悲しまねばならないから仕方ないね
だって平穏に終わらせたら盛り上がりに欠けるからね

しらいとだい!


照「……菫」

菫「どうした? おかしなら、ポッキーがそこに……」

照「……違う」

菫「じゃあ、ジュースか? なら、私のロッカーにドクターペッパーが……」

照「ドクペは不味いからいらない」

菫「……」

淡「なになに、どしたのテルー?」

菫「……ドクターペッパーがお気に召さないそうだ」

淡「えー」

淡「当然じゃん! 何言ってんの、菫先輩!」

淡「……味音痴? なんかかわいそだねー」

菫「……」

誠子「お、抑えてください」

尭深「……」

尭深(ドクペ×コーラあるよね……ドクペは老獪)



菫「で、おかしでもジュースでもないなら、なんだ?」

淡「でんち!」

誠子「大星、黙ってような」

淡「はーい!」

尭深(ア○ル電池ってそういえばあったよね……)

照「……ちょっとギャグを思いついた。とっておきの奴」

菫「そうか、よかったな」

照「……聞きたい? きっと爆笑間違いなし。自信作」

菫「よかったな」

照「……菫は意地悪だね」

菫「よかったな」

照「……」


誠子「ま、まぁ……」

誠子「宮永先輩! 私は興味ありますよ!」

照「……本当?」

誠子「そりゃもちろん!」

照「……」

照「……今日から、誠子が私の後継者」

照「今決めた。誠子なら任せられる」

誠子「あ、あのー……」

淡「なにそれ! 亦野先輩ずっこい!」

淡「テル、テル! 私も聞ーきーたーいー!」

照「二番煎じじゃ駄目」

淡「えー!?」


菫「……」

菫「……で、なんなんだ。そのギャグって」

照「やっぱり菫も気になるんだ」

菫「……」

照「気になるなら、そう言って?」

菫「……」

誠子「お、抑えてください、弘世先輩!」

尭深(あの男の子……須賀京太郎くんと江口セーラの純愛どうしようかな)


照「一度しかやらないから」

菫「……あぁ」

照「……『おはよ宮永』」

菫「……」

照「『おはよ宮永』」

菫「……は?」

照「え?」


誠子「あのー、宮永先輩ー……」

照「どうしたの、誠子」

照「どうだった?」

誠子「多分ですけど……それを言うなら、『おやす宮永』じゃないか……って」

照「……………………………………あ」

照「……」

照「『おやす宮永』」

菫「……」

照「『おやす宮永』」 ドヤッ

菫「……」

という平和な白糸台もね、ここに男が入って色恋絡むとね



京太郎「ドクペ美味いっすよね!」

菫「そうか、判るのか! そうだよな!」

京太郎「はい!」

照「……」

淡「……」

照「……少し飲んでみる」

淡「へー、ならちょっとだけ飲んであげてみたりして!」

菫「おい、箱買いしてても私の分がなくなるだろ――」

菫「って……まぁ、いいか」

菫「私がただ飲むより、飲まず嫌いが飲んでくれた方が」


照「不味い」

淡「うえっ、なにこれ……不味っ」

菫「……」

誠子「……せ、先輩」

尭深(須賀くんが近くにいるから新刊書きやすい)



ってなるからね
そりゃ、鬱は避けられんよ

サークルクラッシャー須賀
なお阿知賀


じゃあ、お題募集&決定しましょうかねー
用意はいいかね?

>では、お題を
>ルールは>>3-4を参照のこと
>全てが採用される訳ではない故


>↓3~11、コンマ反転で高い順に

池田ァ!じゃわかんねーよ
なので以下に。ルールくらい読んでねマジ


○ドキュメンタリー!!京やえ麻雀コンビその二人の真に迫る!!の巻き

○旅番組編で松実館のお・も・て・な・し

○大阪vs須賀


うーん、カオス

一番上は舞姫との闘牌できるし、京太郎とやえの出会いもいけるね
テラフォ的には過去回想したあとなら死亡フラグ準備よしやね

そもそも大阪行ったことないからなんとも言えんが、まあ、大丈夫だ。うん

松実はまた全国放送でやらかすのか……


ちょっと纏めます

お題
【闘牌】・雷帝、戦闘態勢。 (VS 小鍛治健夜)

・マッサージでチームメイトの女体を極楽に誘う

【闘牌】・レジェンドとか先輩とかとの師弟対決
  ――全国プロアマタッグ(宮永咲&竹井久VS魔物小学生編)
  ――全国プロアマタッグ(エイスリン・ウィッシュアート&小瀬川白望VS松実宥&松実玄編)
  ――全国プロアマタッグ(宮永照&花田煌VS弘世菫&辻垣内智葉)☆保留
  ――全国プロアマタッグ(清水谷竜華&園城寺怜VS姉帯豊音&臼沢塞)
  ――全国プロアマタッグ(大星淡&亦野誠子VS荒川憩&新子憧)

・一日ヤクザ須賀

【闘牌】・血涙流しながらランカー上位陣に勝利する京太郎
 なおその後数日目が見えなくなるもよう

・ドキュメンタリー!!京やえ麻雀コンビその二人の真に迫る!!の巻き

・旅番組編で松実館のお・も・て・な・し

・大阪vs須賀


バトル書き終わるまで闘牌は(ry

>では、お題

1:ニセ☆コイ ヤクザになった京太郎 ~お嬢様はM.A.R.S.ランカー
2:京太郎「木偶ゥ!」 マッサージ大事件
3:【プロフェッショナル】麻雀プロ 須賀京太郎と小走やえ【仕事の流儀】
4:【月曜嫌でしょう】松実館のお・も・て・な・し
5:【放送事故!?】大阪VS須賀【漫才師!?】


>えらべぇ

>↓3~11
※反転コンマ高いもの
※ゾロ目ならちょっとボーナス

はいボーナスでーす
なんなんだろう、ボーナス多いぞ


とった人は選べえ

1:姐さん、やや意識?
2:知り合い枠より、一名選ぶ(ギャグ色強くなる)
3:姉さんとコンビ……?(さらっと流す闘牌)
4:ラッキーすけべ!ラッキーすけべ!(ヒント:やきう)

菫さん……らじゃ
あれ、バトルか……?

よし、じゃあ始めましょうかね、ボチボチ




  【ニセ☆コイ ~ ヤクザになった京太郎 お嬢様はM.A.R.S.ランカー ~】



 



憧『なんか、あたしの沽券が奪われた気がする』

京太郎「え、何、どうした?」

憧『いや、女の勘?』


 なんのこっちゃと、首を捻る。

 ホワイトデーのお返しへのあれこれとか、そんな話題での通話だ。

 というかあのお返し、今まで恋人に使ったどの額よりも高額――――というあたり、割れながら業の深さを感じる。

 やっぱり社会人になれば多少は……という事なのか、新子憧が貢がせ上手なのか。

 他愛もない話をして、通話を打ち切る――――と、同時に着信。



京太郎「玄さん? どうしたんですか?」

玄『えっと、何となく電話をしなきゃいけない気がして……』

京太郎「……? はぁ……そうなんですか?」


 なんなんだろうな、と適当に会話。

 京太郎の試合についての事だったり、或いは今の玄の身の回りの事だったり。

 それから、今度また収録でお邪魔させて貰う旨を――――オフシーズンにも、客が増えているので松実館としては万々歳らしい。

 ただ、どうにも(京太郎が勝手に判断するところでは)玄目当ての客が増えた為に、あまり『すばらっ』なおもちを見る機会が減ったとか。

 長くなりそう、というか実際長くなりった――割愛――おもちワードの会話を切って、通話も切る。

 なお、『すばらっ』と言えば花田煌は「嫌でしょう」のレギュラーになってたり。後、デートに行った。
 


京太郎「って、灼さん!? どうしたんですか!?」

灼『何か、因縁がある気がして……』

京太郎「え?」


 ……ここは阿知賀かな。

 いや、東京だった。

 実際、今度は大星淡からの着信があった。

 勿論、うっとおしそうなので切断したのは言うまでもない。



 そのまま、着信拒否へ。

 出るまで何度も電話をかけてきたり、或いはメールを送ってきたり。

 しかもその話題が、映画を観たからどうとか、漫画を観たからどうとか、可愛い猫がいたからどうとか、まさにどうでもいい話だ。

 なので大概は、どちらかの文句からの言い合いで終わる。

 なのに六時間ぐらい経つとそんなのも忘れてまた普通に写メールが来たりする。バカはバカだった。


 まぁ、そんな謎の――多重連撃・阿知賀ジェットストリームから、やや置いて。


智葉「……」


 辻垣内智葉を発見である。

 しかし、なんというか――いつもの彼女らしくなく、悩んでいる気がする。

 どうしたものかと、やや様子を眺めて――――結局、声をかける事に決めた。


京太郎「どうかしたんですか、辻垣内先輩?」

智葉「……ああ、須賀か」

京太郎「その……何か、ありました?」

智葉「ん、ああ――――まあ」


 歯切れが悪い。



智葉「……」

京太郎「……聞かせて下さいよ、辻垣内先輩」

智葉「須賀?」

京太郎「いつも先輩なら――悩みがあっても、人に聞かせるものじゃないと思ったら黙ってましたよね?」

京太郎「で、誰にも打ち明けない……というか関わらせないようにする」

京太郎「どうでもいいことなら――――確かに俺たちに、普通に話を振ってきますけど」

京太郎「そうじゃないなら、先輩は悟られないようにしてる……」

京太郎「でも……」

京太郎「つまりは――――そんないつも通りのポーカーフェイスが無くなるくらいの、重大な悩みってことなら」

京太郎「俺にも聞かせて下さい」


 単なるお節介、かもしれないが。

 彼女一人じゃ普段通りにいかないというなら、そこに誰かの手があってもよいのではないか――と、思えた。

 手を取って、辻垣内智葉と真っ向から目線を交わす。


京太郎「――――俺は、辻垣内先輩の味方です!」





 ……二秒後、地面に頭を付けることになった。

 「誰の許可得て先輩様の手ェ握ってるんだ?(意訳)」と睨み付けられたのだ。

 上下関係ってこえーわ。

おはよ宮永
寝落ちすまんち

>>111(訂正)
× というかあのお返し、今まで恋人に使ったどの額よりも高額――――というあたり、割れながら業の深さを感じる。

○ というかあのお返し、今まで恋人に使ったどの額よりも高額――――というあたり、我ながら業の深さを感じる。


 割れながら → 我ながら

お待たせやねん
あー、書くもの何でも長くなるのどうにかしたいんじゃあ




京太郎「それで、何があったんですか?」

智葉「見合いを勧められたんだ」

京太郎「見合い……?」

智葉「麻雀プロは、強いほど婚期がって言うからな……なんて風に」

京太郎「あー」


 某鍛冶某夜さんとか。

 某原は[ピー]りさんとか。

 確かに……うん、まぁ……忙しい人は忙しくてあんまり出会いがないし、特にアイドル的な働きをしてるとファンの目が、というのがある。

 その辺りは仕方ないし、だからそんな人たちの事を貶そうとは思わない。

 それだけ仕事熱心で――――言うなれば多くの人の夢を背負って来たのだから、敬意こそ覚えはすれ、まさか軽んじはすまい。


京太郎「……悩むってことは、結婚したら」

智葉「家業を継ぐことになる――とは思う。プロは引退だ」


京太郎「……先輩は?」

智葉「結婚自体に私は特には……。恋愛でも見合いでも、それぞれ悪くはないとは思うんだけどな」

京太郎「大人っスね」

智葉「見合いなら……」

智葉「一から新しくお互いを知っていける――というのも悪くはないか、と」

京太郎「マジですか? 俺にはそんな勇気は……」

智葉「ああ」

智葉「女の結婚は一括払い、男の結婚はローン払いって言うからな。考え方は違って当たり前だ」


 大人というか、こういうの何て言うんだろうか。

 武士というか、古風というか、侠気というか、ハードボイルドというか、硬派というか。

 姐さんだった。まさに。


智葉「まぁ、見合いや結婚自体はいいとするが――」

智葉「後継ぎや政略結婚的な意味があるから、嬉しくない」

京太郎「そりゃ……そうですよ!」

智葉「……言っておくがな、須賀。私は別に『どうしても』と頼まれたら政略結婚も受け入れるつもりだ」

京太郎「へ?」

智葉「この歳まで育てて貰っておいて、都合よく『私の自由が』とか『人権侵害』とか……筋が通らないと思わないか?」

智葉「そうして、家が続いて、その家のおかげで食べてられるのに……貰いっぱなしは筋違いだ」


 うーん、武士道。




智葉「幸せは、与えられるものじゃなくて掴みとる――だったらどんな形にしても、その中から探せばいい」

智葉「そう考えたら悪くない。ただ……」

京太郎「ただ?」

智葉「『先方から頼まれたから……今特にいい人いないなら、一応は受けてみちゃくれないか』と来て」

智葉「相手もな、こう……『ステータス女なら儲けもん』という態度で来られたら」

京太郎「あー」

智葉「うちはそれほど乗り気じゃない、相手は乗り気で、放っておいたら押しきられて麻雀プロを諦めることになるというのは――――」

京太郎「嫌ですね、そりゃあ」


 そりゃ嫌だよ。

 何だかんだと控え目というか気取らない人だから言いはしてないが、多分相手のニュアンスには『しかも美人だぜ、ヒャッハー!』が含まれるのだろう。

 智葉の家の事情というなら、責任を持てない自分が口を出すべきではない。

 智葉が納得していて「悪くない」と言うなら、首を突っ込むのは筋違い甚だしい。

 相手が智葉個人を好いていて、このようなアプローチになった――ならやはり足を踏み入れる話題じゃない。


 だが、とりあえずコンビニ覗いたら思わず限定版があって、こりゃラッキーと――――店側が有り体に断れないのに買おうというのは、

 その行為の是非は問わないとしても、譲る理由としては弱い。

 京太郎だって、勝手を言わせて貰おうか。


京太郎「すげー無責任かもしれないですけど、いいですか?」

智葉「ああ」

京太郎「先輩も乗り気じゃなくて、先輩の実家にも深い事情がなくて、そんな“ついで”みたいな理由なら――」
 





京太郎「――――俺は! 先輩を! 渡しませんッ! 先輩を諦めないっすから!」


 





智葉「麻雀的な意味で、か」

京太郎「はい、勿論」

京太郎「……って、いや、あの、すみません、言い方が紛らわしかった――――」

智葉「紛らわしいも何も、それ以外の意味があるのか?」

京太郎「いや……はい、そっす。そうですね、ははは」


 男として見られてない。

 この場合は言葉足らずだった自分としては有り難いとしか言いようがないが――――。

 やっぱり、軽くショックを覚えぬほど男のプライドを捨ててはいない。


智葉「棚ぼたでランキングが上がる……とは思わないのか?」

京太郎「ここまで来て勝ち逃げされるなんて――悪いとは思いますけど、俺は嫌ですね。少なくともその方が」

京太郎「それに……」

智葉「それに?」

京太郎「実力で――――取りますよ。先輩から」





智葉「あ゛?」

京太郎「あ、その、すみません、調子乗ってたっす、ごめんなさい」




智葉「そう言うなら、勿論……」

京太郎「俺にはできる範囲なら、やりますから」

京太郎「言い出したの俺ですからね……我が儘言うなら、当然見合うだけのものをやります」

智葉「……見合いだけに、か?」

京太郎「……」

智葉「……。……見合いだけに、か?」

京太郎「……」

智葉「……須賀」

京太郎「あ、ああ! 面白かった! かなり大ヒット! 癖になりますね、これ!」

智葉「……お前、私を何だと思ってるんだ?」


 どうやら、凄むとこも含めて笑い――のつもりだったらしい。

 判らないから。判らないからね、ヤクザの笑い。

 ツッコミの弟分がボケの兄貴分に思いっきりツッコミかましたら、メリケンサックで逆ツッコミされたという話がある。動かなくなるまで。

 笑いは笑いでも、緊張感で出る変な笑いでしかない。



京太郎「まぁ、やるとしたら先輩のところの親父さんの説得ですかね?」

京太郎「部外者だけど――一度はお邪魔してますから、話ぐらいは聞いてくれたり……」

智葉「……すると思うのか?」

智葉「余所様から、家の事情に口出しされて……面子に拘る家業の人間が」

京太郎「……無理ですね」

智葉「それに、だったら私が言う方が早い」


 ただ、どっちにしても面子があるから――――つまり建前があるから、断れない。

 智葉の父親とて、娘に無理強いはしないだろうし、本音を言えば断りたい筈だ。

 ただ、義理だ人情だ建前だ面子だが、簡単な理由では許さない。理であり、筋――――というのが。

 ちなみに、義理と人情を秤に掛けたら義理が重たいのが男の世界。タカクラ・ケンも歌っている。

 何から何まで真っ暗闇で筋が通らぬことばかり――は、ツルタ・コウジ。今は関係ない。

 泣くな喚くな男じゃないか……というのは尤もだが、別に小倉生まれでも玄海育ちでもないので置いとく。


智葉「……そうだな」

京太郎「あ、なんですか? 思い付きました?」





智葉「――――須賀、私と結婚しようか」


京太郎「アイエエエ!? ナンデ!? ヤクザナンデ!?」





京太郎「せ、先輩……」

京太郎「俺にはその、やえさんという大事なパートナーとの美しい愛があって――――」

智葉「いや」

京太郎「あ、あと、咲から借りた本返してないし遊びにいく約束も有りますし――――」

智葉「あのな」

京太郎「あの、照さんの面倒も見なきゃいけないし何となく放っておけなくて――――」

智葉「須賀」

京太郎「憧も応援してくれてるから裏切りたくないし、結婚してから痴女られると不味いにしても……また疎遠になるのは寂しいですし――――」

智葉「……」

京太郎「玄さんから来るおもちメールに返信するのも浮気になるかも知れないから、いやでも折角応援してくれてる玄さんに返事を出さないのも――――」

智葉「……」

京太郎「あとは外に出る度にやたら大星と遭遇するから夫婦二人の時間が邪魔さ――――」

智葉「……」

京太郎「一さんの痴女痴女しいあの格好もアウトで浮気だとすると完全に会えなくなってジョジョごっこも――」

智葉「……」

京太郎「何よりも、家庭を持っちゃったらもう俺ハギヨシさんと中々会えなくなるとかそんなの――――」



智葉「気は済んだか?」

京太郎「アッハイ」

という訳でここまで
憧ちゃんなら>>139辺りでエンディング入っとったね

おやす宮永

さようなら、慶次……


魔猿さんという有能

・一人で留守を任せられるぐらい強い
・コーヒー淹れるのが上手い
・丸くなった今でも、命を懸けてくれる部下多数
・「いらっしゃいませ」

あ、30分ほどお待ち下さいねー

30分とはなんだったのか

や京咲N1

大丈夫、殺せばその愛は永遠になるって偉い人が言ってた

ちょっとですが始めます故

ちくわ大明神「せやな」



 酷い。いくら先輩だからといって酷い。

 余りの有無を言わせぬ迫力は京太郎に、あたかもこれから手籠めにされる生娘のような錯覚を与える。

 思わず、「ハギヨシさん……!」と叫びそうになった。


智葉「丁度いいから、心に決めた相手がいる……という形にしたいんだが」

京太郎「……なるほど。俺を、婚約者か交際相手にするんですね」

智葉「話が早いな」

京太郎「ええ、慣れっこですから」

智葉「……慣れっこ?」

京太郎「憧が、アイツのお姉さんと会う――憧を心配して東京まで出てきたときに、安心させる為に恋人のフリをしましたし」

京太郎「大星が――たまたま知り合いの結婚式で会っちゃったんですけど、しつこい親戚を誤魔化す為に恋人のフリをしましたし」

京太郎「他にもまあ、色々と……」

智葉「……」

京太郎「辻垣内先輩?」

智葉「……お前、それでどうしたんだ?」

京太郎「憧の方は結局バレちゃいました……縁起でもないっすけど」

京太郎「大星とは、一応はバレずに済みましたね。……まぁ、お互いドラマとかに出てますから、多少は」

智葉「……で?」

京太郎「え?」

智葉「……」


 なんか、養豚場のブタさんを見るような目を向けられた。

 あと、超高校級の学級裁判で恐るべきレベルに頓珍漢な台詞でロンパしようとしたとき、みたいな。

 なんなんだ。


京太郎「……あ」

京太郎「フリって言っても、勿論変なことはしてないっすから! 安心して下さいよ、辻垣内先輩」

京太郎「精々がお姫様抱っことか、手を繋ぐとか、場を繋ぐ為に褒めたり好きアピールの告白とかぐらいっす」

智葉「……」



智葉「……須賀」

京太郎「はい?」

智葉「病院行くか?」

京太郎「えっ」


 ……何故、病院に。

 考えろ――――この流れで病院である。

 見合いを断る為に、偽の恋人。

 そして、病院。

 つまりは――


京太郎「先輩は、それで……いいんですか?」

智葉「……? なんで、私が?」


 京太郎の意図=デキ婚装い産婦人科通って医者を抱き込む。

 智葉の意識=いくらなんでも鈍感すぎるからカウンセリング受けろという皮肉。


京太郎「先輩はいいとしても、ショックになったりするんじゃ……?」

智葉「ショックには……まぁ、なるだろうな」

京太郎「なるだろうなって、そんな他人事みたいに……」

智葉「他人事って……。……、それをお前が言うか?」

京太郎「え?」

智葉「え?」


 京太郎の懸念=でも親御さんショック受けない?

 智葉の見解=精神病クラスじゃなくても異常診断されたらショックだろう。



京太郎「あ……いや、確かに俺もかなり困りますけど」

智葉「困らない訳がない」

京太郎「あー……でも、俺、大丈夫なんで」

智葉「大丈夫……?」

京太郎「まあ、そうなったらそうなったで話を合わせますから」

智葉「……どういうことだ?」


 京太郎の想定=ヤクザの娘をデキ婚で孕ませる男役はヤバイ。

 智葉の想像=そんなことを通達されたら京太郎『も』周囲『も』困る。


京太郎「えっと……多少怪しくても、話を合わせたら疑われても乗り切れるんじゃ……」

智葉「……そんなに隠すほど、深刻なのか?」

京太郎「え?」

智葉「ん?」

京太郎「この先の人生がどうなるか、って話ですよね?」

智葉「……ああ、そうだな」

京太郎「迂闊な事でバレて、やりたいことを出来なくなるのは嫌っすよね?」

智葉「やりたいこと?」

京太郎「もっと、打ちたいっす。思いっきり」

智葉「打つ……? 誰を……?」



 誰と麻雀を打ちたいかなんて――そりゃあ、言うまでもなく目の前の女性とだ。

 ここでランキングから外れて、リベンジの機会がなくなる――――なんてのは嫌だと、さっき言った。

 なのに、何故、聞き返すのだ?

 自分以外で――――という意味だろうか?


京太郎「あー、大星ですかね。何だかんだと、約束してますし」

智葉「……約束?」

京太郎「次もまた楽しんでやろう、って……最後まで全力で、って」

智葉「全力って……大丈夫なのか、それ」

京太郎「全力じゃなきゃ、意味ないですよ。そうしたらアイツに怒られます」

智葉「……へぇ」

京太郎「最初は、そうですね……まぁ、アイツにとっては(ノーマークの選手からの)不意打ちだったっぽくて、険悪になりましたけど」

智葉「そりゃなるだろうな」

京太郎「でも、今ではお互いに慣れて来ましたから……前ほどじゃないですよ」

京太郎「何だかんだと、お互い楽しめてるんじゃないっすかね。多分」

智葉「……」



智葉「須賀」

京太郎「……」

智葉「須賀」

京太郎「……はい」

智葉「携帯、出なくていいのか?」

京太郎「あ、はい……その……」

智葉「ん……?」




 From:大星淡 <zeronos-eternal-lovelovelove-OOO@ritube.ne.jp>

 タイトル:ねーねー

 本文:おはよおおほし!
                                                      』



 From:大星淡 <zeronos-eternal-lovelovelove-OOO@ritube.ne.jp>

 タイトル:ねー須賀ー

 本文:判んなかった?むずかしすぎた?
                                                      』



 From:大星淡 <zeronos-eternal-lovelovelove-OOO@ritube.ne.jp>

 タイトル:須ー賀ー!

 本文:おはよ大星!
     これで判るかなっ
                                                      』



 From:大星淡 <zeronos-eternal-lovelovelove-OOO@ritube.ne.jp>

 タイトル:ちょっと須賀ー?

 本文:須賀にはむずかしすぎたかな?ふふーん
                                                      』



 From:大星淡 <zeronos-eternal-lovelovelove-OOO@ritube.ne.jp>

 タイトル:だいじょぶ?

 本文:寝てんの?
                                                      』



 From:大星淡 <zeronos-eternal-lovelovelove-OOO@ritube.ne.jp>

 タイトル:本当にだいじょぶ?

 本文:返事しろ!ねぼすけ!
                                                      』




 From:大星淡 <zeronos-eternal-lovelovelove-OOO@ritube.ne.jp>

 タイトル:平気?なんかあった?大丈夫?

 添付ファイル:usagi.jpg

 本文:うさぎー
                                                      』



 From:大星淡 <zeronos-eternal-lovelovelove-OOO@ritube.ne.jp>

 タイトル:ただの二度寝?

 添付ファイル:usamimiParker.jpg

 本文:昨日買ったんだー!
     どう?かわいいでしょ!
                                                      』



 From:大星淡 <zeronos-eternal-lovelovelove-OOO@ritube.ne.jp>

 タイトル:ねー

 添付ファイル:usamimiParker&hotpants.jpg

 本文:褒めさせて遣わす!褒めろ!
                                                      』



 From:大星淡 <zeronos-eternal-lovelovelove-OOO@ritube.ne.jp>

 タイトル:須賀……?

 添付ファイル:usamimiParker&hotpants&Megane.jpg

 本文:ねー、暇だからこないだ言ってた映画いこーよー
     エスコートさせたげるし、奢らさせてあげるよ
                                                      』



 From:大星淡 <zeronos-eternal-lovelovelove-OOO@ritube.ne.jp>

 タイトル:

 本文:ごめん。奢らせるの冗談。割り勘でいいよ
                                                      』




京太郎「……必要ないんじゃ、って」

智葉「……」

寝落ちすまんち



淡「……!」

淡「寝てたらすっごく面白いの思い付いた」

淡「テル……は忙しいし、菫も試合。たかみはなんかイベント(?)で……せーこ先輩はノリ悪そう」

淡「うーん」

淡「須賀にしよっと。確か、今日は試合とかなかったよねー? 前に暇って言ってた気がするし」

淡「送信、そうしーん!」


淡「……」

淡「……あれ、むずかしすぎた?」

淡「“おはよー”の“よー”と、大星の“おー”を掛けたんだけどなー」

淡「まー、須賀って麻雀馬鹿だからしょうがないよねー」

淡「そ・う・し・ん、っと」


淡「……」

淡「……寝てんのかな、須賀」

淡「うー」

淡「……」

淡「まーだー? 須賀ってば、おーそーいー」

淡「……」

淡「……寝坊ならいーけど、倒れてたりしないよね?」

淡「……送信」


淡「……暇。無視してくれちゃって」

淡「……そうだ!」

淡「フードにウサギの耳付いたパーカーに、ホットパンツで……と」

淡「確か前に遊びに行った――いや、行ってないしなんか須賀の馬鹿とたまたま会っただけだけどさ――」

淡「あのとき気になってたの、買ったんだよね。結局」

淡「覚えてるかな、須賀の奴」

淡「……うん、我ながら中々の美人さんだねっ!」

淡「別に須賀の為にお化粧覚えた訳じゃないけど――まー、お目見え一発目の実験台なら須賀相手で丁度いいよね。うん」

淡「ほらほら、淡ちゃんの貴重なお化粧だよー! 褒め称えろ!」



こう申したか

なお着拒

だれもたかみーのイベント(意味深)に触れないんだな

アコチャー誕生日どうしようかね


①本編延長線上ではよ(時間軸最新)
②過去話ではよ
③ifネタではよ

畜生じゃないだろいい加減にしろ!
女の子拷問されてないし死体弄くられてないし誰も死んでないんだからな!


ifネタやね

①もしも京太郎が穏乃じゃなくアコチャーに惚れてたら
②もしもアコチャーがもう少し素直だったら
③もしもアコチャーがズルかったら

えらべえ

3やね、この分じゃ
誕生日なのにズルい女にされてしまうアコチャー






    IFネタ 「こんな未来は嘘である」





「……それで、今日、シンがさ!」


 目の前で語る須賀京太郎の笑顔は明るい。

 フットサルの試合で大勝したらしい。それを誇らしげに、身振り手振りを交えて大げさに喋っていた。

 やっと笑顔らしい笑顔が戻ってきた。その事は、本当に嬉しかった。

 男友達というのはこういう時に羨ましい位置関係にある――と思う。


「そういう京太郎はどうだったのよ」

「いや、まあ……間違えてバックパスを手でとっちまったんだよな。うん」

「何やってるのよ。バカ」


 申し訳なさそうに頭を掻く。その仕草は以前とは変わらない――そう、夏前に起きたあの事件の前と同じ。

 一時の表情に比べれば、だいぶマシになった。

 やはり、見ていて気分がいいものではない。

 そして彼がその顔を、なるべく近しい者たちに見せないように笑顔の仮面を被るということが――それを行わせているという事実が、何よりも悲しかった。

 今彼は、純粋に楽しいんでいる。楽しんでいた。


 何があったのだろうか。


 聞きたいが――そこに踏み込んではならないという意識が働く。

 ただ、彼は視力の低下に悩まされていた。それ故に、着実に一段ずつ進んでいた成長の登り坂を、急激に駆けのぼろうとしたのはそのあたりか。

 目が視えなくなっても、戦えるように――などと言って「エコーロケーション」(一か月ほどの訓練で使えるらしい。彼は春休みを利用していた)を覚えようとした。

 その時は、「それで麻雀できたら人間やめてるわよ」と茶化したが……彼の気持ちは判った。

 彼は麻雀が好きだった。そして麻雀に関して――約束していたのだ。憧の親友と。彼の元・恋人と。



 



 彼は壁にぶつかってしまったのかもしれない。

 そして、板挟みになった。

 強くなりたいという理想。かつての恋人と交わした約束。そして、現実と。

 だからこそスランプで――こうして麻雀から遠ざかっているのかもしれない。

 かつて自分の師匠(に当たるのだろうか?)がそのような経験をしていただけに、もう少し様子を見るべきかと思った。

 しかしそれにしても、麻雀部に顔を出さないというのは――些か、スランプの枠を超えている気もしなくはないが。


 そのあたりの義理や気遣いはできるはずだ。

 不用意に心配させることに――だから就活などで忙しい先輩たちはこうして憧に様子を聞くように頼んだ――思い至れない彼ではない。

 少しスランプだから部活に顔を出さない。

 それぐらい、一言あってもおかしくはない……筈なのに。


「ありがとな、憧。ご馳走様」

「お粗末様……どういたしまして」


 丁寧に茶碗を重ねて、手を合わせる彼の笑みに息を漏らす。

 こうして人に振る舞える程度の腕になったのは、実に喜ばしく誇らしいことである。

 一応は憧も――というかかなり女子らしくすることに気を遣っているので、やっぱり手料理の一つくらい振る舞えるのは必要最低条件であろう。

 一年生の間は、正直料理に関して彼に頭が上がらなかった。これはもう――色々とよろしくない。

 まず、癪だ。超癪だ。すっごく癪だ。

 男子に負けるとか論外だし、それが京太郎だということはましてやもう論外甚だしく、これを論外以外の言葉で呼ぶことなどできまい。

 だって――こう、片思いの相手に、料理でこき下ろされるとか悲しすぎる。

 彼は勿論、こき下ろしはしないだろうが――全くの善意でアドバイスをしてくれるだろうが――まあ、お調子者なので、ひょっとしたら若干上から目線で来るかもしれない。

 そうなったら自分は、間違いなく彼に対して毛を逆立てて反論するだろう。

 で、売り言葉に買い言葉。止まらない流れで彼と言い合い――になってしまう。

 やってるときは、ただ怒りで頭が一杯になってしまうけど……やっぱり。嫌われたくない。軽く自己嫌悪に浸るのも、まぁしばしば。

 



「コーヒー入れるけど、豆は……」

「あ、ありがと。いつものでいーわよ」

「了解了解。キリマンジャロな……コーヒー気に入ったのか?」

「ま、一応はね? 紅茶の方が好きだけど」

「そういや部活の休憩中は、紅茶だったっけ……紅茶か」

「何?」

「いや、別に」

「何よ」


 口を尖らせてみた。彼は微笑む。

 ここだけ、部活の最中に戻ってきたみたいだ。この分では、彼が部活に復帰するのは遠くはないのかもしれない。

 一応、そのあたりの話題は出さないようにしている。……彼が言い出してくれるまで。

 我ながら、中々に尽くす女だ。

 もしこうして京太郎に思いを寄せてなければ、新入生歓迎会なんかで言い寄られて、そのまま流されて、挙句貢ぐ女になっていたのかも――しれない。

 おかしいな、と思う。

 彼とは――京太郎とは対等な関係で居たいと思った。だからこそ、張り合ってしまうし、喧嘩気味になるのもしばしばだ。

 ひょっとしたら、悪い男に引っかかってずるずると関係を続けてしまうこともあり得たのかもしれないと思うと、ぞっとしない。

 そういう意味で、姉の懸念は尤もだった。


「いっそのこと、喫茶店でバイトでもしてみたら?」

「うーん、練馬の方によさそうな店はあったんだけど……」

「へー。なんて店?」

「『あんていく』……だったか。なんかそんな感じの店」

「ふーん? で、バイトしないんだ。よさそうなお店なのに?」

「いや……なんつーかコレ、やっぱ趣味だからってのもあるんだよな」


 知っている。

 彼は、コーヒーを淹れると癒されると言っていた。その味や香りどころか、抽出という所作も好きなのだろう。

 だからきっと、仕事として慌ただしくやるのは好みではないだろう。

 ……そう。だから、都度都度彼にコーヒーを淹れて貰っていた。そうしたら彼が落ち着くという理由も確かにあった。どころか、その理由の方が大きいだろう。



 まぁ、嘘は言っていない。

 確かに彼の淹れるコーヒーによって、今までのブラック=苦くて飲めたものではないという意識は消えた。

 苦味よりも酸味寄りで、香りが強いその豆は、苦手意識の緩和に役立ってくれた。

 ただ、京太郎以外が淹れたコーヒーをこれほどまでに飲むかと言われると、別の話だ。


「憧ー」

「なーにー?」

「良かったらさ、この間言ってた水族館行ってみないか?」

「どうしたの、急に」

「んー、いや……シンの奴が、デートで使ってみたいって言ってたから……」

「お友達の為? まー、あたしは構わないけど……それってどうなのよ」

「いや、悪い。奢るから付き合ってくれよ」

「……う、も、もう。仕方ないわね」


 そんな形でも――彼と出かけられるなら、いいだろう。

 ……なんて。

 我ながら実にちっぽけで、みみっちい恋心だ。餌を与えられた猫みたいに、嬉しくて擦り寄ってしまう。

 都合よく利用されているようなものだと、誰かはきっと言うだろう。

 でも――これでよかった。

 だって京太郎は、穏乃の恋人で……きっと今も穏乃のことを思っていて、それがあるから麻雀でこれほどまでに悩んでいるのだ。

 だからきっと、今自分が恋心を告白しても――彼にそれを受け入れるだけの懐はない。

 何より、彼を追いつめたくない。余計なものを背負わせたくない。

 報われないとか、馬鹿馬鹿しいとか言われるかもしれないけど――でも、これでよかった。これでいいんだ。



 ――そう。そう思っていた。つい、この瞬間までは。




『――タイトル戦を制したのは、宮永咲プロです』



 つけたままにしていた、テレビのアナウンサーが暢気な声でそう漏らした。

 その一瞬。

 その、須賀京太郎の顔。

 恥じ入るような、諦めるような、羨むような、悔いるような、謝るような――そんな表情。


「ねえ、京太郎」

「ん?」

「聞いてほしいことがあるんだけどさ……」


 だから――魔が差した。


「実はあたしさ、フラれちゃったんだよね」

「え」

「あはは、あたし……駄目だったみたい。これで失恋――――って、なんだかガックリきちゃった。悲しいよりも、なんかさ」

「……」


 押し黙る京太郎を見て、勝ったと――そう思ってしまった。

 何が理由かは判らないが、彼は相当に傷付いた。傷付いてしまった。

 だったら、それ相応の傷を見せてやればいい。

 今は余裕がなくなっているから、以前のごとき気遣いは期待できないだろうけど――――。

 自分と同じような傷を持ったものがいるならきっと、彼はそれを放っておけない。


「ねえ、京太郎」

「……何だ?」

「あんたに……相当辛く当たっちゃってたけど、やっぱりあたしって……女の子としての魅力、ないのかな」


 だから。

 嘘の傷を晒す。偽りの怪我を見せる。幻の痛みを告げる。

 それでよかった。――もう、狡い女でいい。親友を裏切る女でいい。最低の女でいい。

 京太郎は、渡さない。あんな顔はさせない。させるぐらいだったら――――だったら、自分が貰う。自分をあげる。



「……いや、そんなことないだろ! 憧は、十分女の子してるって!」

「あはは、ありがと……。お世辞でも、嬉しい」

「お世辞……じゃねーよ。お前、だって、色々服とかに気を遣ってたのってそいつの為で――」

「別にいいわよ。だってあたし、もう、フラれちゃったから」


 現に彼は、自分の痛みを忘れた。

 そういう優しい男なのだ。そう、自然に立ち直ることを期待するなんて――そんなのは間違ってた。

 こうして、自分を出せば。出まかせを教えてあげれば。法螺をいくらでも吹いたのなら。

 彼は立ち上がれる。

 何よりも手っ取り早くて――――これが一番、いいのだ。

 もう、知らない。何があったっていい。

 須賀京太郎を諦めない。自分の心を焦がす炎を消してはやらない。この熱を、溢れ出るほどの熱を伝えてやる。


 自然と吐息が湿った。

 唇が火照り、首筋を焦燥と緊張と期待が駆け上がり、乾いた痺れを齎した。

 このまま、もう止まらない。思いを止めてやる訳なんてない。


「それに……元々、上手くいく訳なかったのよね」

「憧……」

「だって、あたし――――何年も付き合いあるあんた相手でも、こんな感じだからさ。……付き合っても絶対、駄目だったに決まってるじゃない」

「そんな言い方、よせよ。その、フラれたのには何も言えないけど……でも全部が駄目だったって、そんなの……」

「いいわよ、慰めくれなくても。あたしが一番判ってるからさ。……あんた相手にこれなら、絶対無理だって」

「憧……!」


 彼がキッと瞳を向けて、拳を握るのを確認した。

 ――ああ、そうだ。止まってなどやるものか。

 このままどこまでも、行ってやる。進んでやる。諦めてなんてやらない。



「じゃあ、京太郎は――あたしのこと、可愛いと思ってくれるの?」



 言葉に詰まった京太郎に、申し訳なさそうな顔をする。

 だけどもこれは、演技だ。

 そして――彼の心を誘導する。彼の言葉を誘発する。彼の思考を支配する。

 今の彼はどん底に居た。

 だからこそ余計に、彼は痛みに敏感だ――自分の痛みにも、他人の痛みにも。

 こうして憧が痛みを見せたのなら、彼は測ってしまう。憧がどれほどの辛さを抱えているのか、自分に照らし合わせて考えてしまう。


「そんなこと、ないぞ。……その、俺だって、結構お前のこと、意識してたし」

「へー、そうなんだ。初耳ー」


 コーヒーを淹れる、エプロン姿の京太郎に迫る。

 彼の揺れる瞳と視線を交えて――――内心嗤って、目尻に涙を浮かべた。

 そして自分の目が潤んでいないことに気が吐かないフリ。なおさらに京太郎の瞳が動揺を湛え、見開かれた。


「だったらさ――あたしのこと、抱いて?」

「なっ……!?」

「だって、可愛いって思ってくれるんなら……駄目?」

「でも、お前……そういうのは、俺じゃなくて……こんなのは……」

「……駄目なんだ。そっか」

「……ッ」

「いいわよ。ごめん、変なこと言って――――忘れて? ……ごめんね、京太郎」


 そう言って、背を向ける――だけど結果は知っている。

 京太郎はきっと何だかんだ、憧がこうして構っていたことに安心を感じていた。居心地が良いとは思っていた。

 今更、受け入れられないはずだ。

 憧が離れてしまうことに――――変に友達に迫ったから、その気まずさから、憧が顔を合わせぬようにすることに――――。

 彼はきっと、耐えられない。


「……憧」

「……何、京太郎?」

「……ごめんな。でも――――」


 後ろから彼に抱きしめられた。

 これでいい。

 今はただ、慰め合うという――そんな関係でいい。

 偽の恋人にすらなれない、嘘が発端の関係でも構わない。

 彼の身体と心を――自分と重ね合わせて、あとはそのまま結び付けていくだけでいい。

 狡い女だって構わない。



                                                             ――了

はい、という訳で憧ちゃんIF小ネタです
なお、古式ムエタイとかやらかさないために京太郎は2位になります
憧ちゃんは動物みたいなことします


おやすみー

昨日は憧たんイェイ~かと思ってたけど、京憧スレに誕生日短編なかったし
実は昨日は憧たんではなかったんではないだろうか?


あ、ちなみに、昨日の誕生日小ネタでは

①が選ばれる→ ツンデレからカップル成立。二人でT大に行こうとしたら京太郎浪人。アコチャーはヤリサーや新歓で喰われる
②が選ばれる→ 素直になったアコチャーだが、京マホ事件により険悪に。相談した相手に喰われる
③が選ばれる→ ズルいアコチャーは結婚後、後ろめたさから夫婦生活に息がつまり、罰して欲しいという意識から浮気を

となってます

アコチャーはツンデレだから仕方ない
咲ちゃんは純愛の象徴だから基本的に殺されるのと同じように

ツンデレが幸せになる為には、コンマの結果グリードからメダルブン取って、コンマを支配し、エターナルメモリを適合率100%で寝取らなきゃあかんねん

はい、んじゃあ
続き行くかそれとも夜遅いのでちょっと完全に息抜きでどうでもいいほのぼのギャグ行くか……ってとこなんだけど

仕事の書類纏めるんで15分ほどお待ちをば

お待たせ、じゃあどうしようかねっと
本編進めようかね、息抜き小ネタいこうかね

らじゃ

>>188から続き)



 From:大星淡 <zeronos-eternal-lovelovelove-OOO@ritube.ne.jp>

 タイトル:映画

 本文:行かないの?今なら割引券控えてあるんだけどさー
                                                      』



 From:大星淡 <zeronos-eternal-lovelovelove-OOO@ritube.ne.jp>

 タイトル:あのさ

 本文:怒っちゃった?
                                                      』



 From:大星淡 <zeronos-eternal-lovelovelove-OOO@ritube.ne.jp>

 タイトル:ごめん。また後にするね

 本文:ただ、映画は私一人で観てくるからネタバレしてやる!ざまーみろ!
                                                      』



智葉「……返事しなくていいのか、須賀」

京太郎「ああ……その」

京太郎「相手しても長くなるし……大した内容じゃないのに、こうも送られると返信が……」

智葉「ああ」

京太郎「いや、ちゃんと初めの内は返してたんですよ? ですけど、こう、ちょっと多すぎて返信が追い付かなくなって……」

京太郎「で、メールで――理由忘れたけど――『やっぱあんた気にくわない。もうメールすんな』って言われて」

智葉(……なんか昔、そんな風な言動してるのが居たような)

京太郎「それから何時間かしたら、しれっとまたメールが来たんで……大事な話以外は相手にしなくてもいいんじゃねーのかな、って」

京太郎「そんな感じです」



京太郎「……で」

智葉「ん?」

京太郎「大星からのメールとかそういうのは、置いときましょう」

京太郎「それよりも……」

智葉「偽の恋人、か」

京太郎「はい。まぁ、その、心に決めた人がいるって言えば話はなくなるって先輩は言ってたけど……」

智葉「……ああ」

京太郎「でも、どうするんです? その後に――『いつ結婚するんだ』とかせがまれたら」

京太郎「それともまさか、偽の恋人を口実に俺と既成事実を作る気で――――」

智葉「あ゛?」

京太郎「冗談です! すみません、冗談です!」


智葉「……そうだな」

京太郎「えっ?」

智葉「もし仮に、そうだと言ったらどうするつもりなんだ?」

京太郎「え」

京太郎「いや、嘘ですよね……先輩?」

智葉「……」

京太郎「え」

智葉「……女から言わせる気なのか、京太郎」

京太郎「あ、あの……」

京太郎「その、俺にはやえさんが居ますし咲が居ますし憧とか一さんとかハギヨシさんが――――」

智葉「ま、冗談だ」

京太郎「ですよねー」

智葉「それとも、本気の方が良かったか? なぁ、須賀?」

京太郎「い、いや……その、冗談でお願いします、ハイ」



智葉「そうか? ……残念だな」

京太郎「う、うう……」

京太郎(眼鏡かけて闘牌モードの先輩は真面目で誠実でできる人で迫力ある感じなんだけど……)

京太郎(オフの日の髪下ろして眼鏡外した方は、迫力もあるけど……妙な色気があるんだよな)

京太郎(……あとサラシがないからな。うん)

京太郎(……)

京太郎(で、辻垣内先輩はそれを十分に判った上でからかってくるからタチが悪い)

京太郎(何だかんだ、弄るとき容赦がない…………ああ、ヤクザってやっぱ上下社会なんだな)


 だって……流し目とか、恐ろしく艶やかで静かな色気に溢れて扇情的なのだ。

 正直、からかわれていると判っていながら息を飲むほど。

 弘世菫を凛とした美人と言うなら、辻垣内智葉は翳りと危うさも纏った美人だ。

 ……結婚したいとか言い出したら、どこまで弄られ続けて心臓に悪いか判らない。

 いや、実際のところ――美人さんでスタイルも良くて気っ風も良くて強くて侠気溢れてて、結婚とか申し分はないけど……。

 間違いなく頭が上がらなくなる。確実に。 


智葉「とにかく、まぁ……うちの父親は勘付いても――――というか勘付くだろうが」

智葉「『断れるいい理由だ』、と深くは追及してこない筈だ」

京太郎「なるほど」

京太郎「じゃあ、目下は相手の組――――という感じですか」

智葉「そうだな」

智葉「……まぁ、ないだろうが。相手が本気なら、お前に迷惑がかかるかもしれない」

京太郎「あー、別れろって脅しとか?」

智葉「そうだ。だから……」

京太郎「一応は最低限の対処はできる、俺を選んだ――――ってことですね」

智葉「いや、返り討ちにして相手を拘束してそのまま組を壊滅させて欲しかった」

京太郎「想像より酷すぎる!?」






 ……で。


構成員A「じょうッ!」

京太郎「うおっ!?」

構成員B「じょう、じょッ!」

京太郎「あ、危ないって……ちょっと!?」

構成員C「じょじょうッ!」

京太郎「や、やめろって!」


 襲いかかられていた。

 勿論、ヤクザに。

 そして――――というか、こちらは勿論ではなく、なんというか意外極まりないことだが。

 この、殴りかかってきているのは辻垣内組構成員である。



京太郎「……っ」

京太郎「なんで、俺がこんなことに……!」


 繰り出された右フックを、踏み込んで、その勢いが乗るより先に両腕でガード。

 地面を蹴ってバックステップ。

 ムエタイの典型的な構え――――ではなく、それよりは若干に肩を落として指をいつもより開いた姿。

 腕はそれぞれほぼ平行。拳を高さほどで、地面及び背骨に対して垂直角。

 ムエタイそのままではあからさま過ぎるので、亦野誠子に見せて貰ったマーシャルアーツの合成もの。

 左を順手。半身に構えて、相手に晒す面積を減らした防御の型だ。

 ――無論、真には立ち関節と肘と顔面への打撃を可能にする必殺の構えであるが。ただ、今回は捌きに終始。



 さて、どうしてこうなったかと言えば――――


>>308(訂正)
× 腕はそれぞれほぼ平行。拳を高さほどで、地面及び背骨に対して垂直角。
○ 腕はそれぞれほぼ平行。拳を目の高さほどで、地面及び背骨に対して垂直角。


 拳を高さほどで → 拳を目の高さほどで






 ……まずこうなった。


「お前が智葉と……その、付き合っているという」

京太郎「す、須賀条承太郎です」

「なるほどな。ああ、悪くない面構えだが……」

「お前さん、智葉のことをどれだけ愛してる?」

京太郎「え、いや、その……」

「おう、答えられねえのかい?」


 最終面接気味に圧迫中。

 役員面接というか、ヤク(ザの構成)員面接である。

 何となく柔らかそうな物腰ながらも静かに睨み付けてくる辻垣内智葉の父親に、明らかに殺気立って襖の向こうに息を潜める構成員。


智葉「……親父。須賀……条が、驚いてる」

智葉「そこまで気にするほどだったか? 気にしないん……じゃ、なかったのか」

「そりゃ、お前が誰と遊ぼうと――好いた腫れたとやっても構わねぇし、口を出すなんて野暮ってもんだが」

「結婚まで視野に入れるとなっちゃあ、相応に見なきゃならないってモンだ」


 ハイ、正論です。


「で、須賀条承太郎くん。お前さん、智葉のことを……どんぐらい思ってるんだ?」

おやす宮永


須賀京太郎……古式ムエタイ+エクストリームマーシャルアーツ(空手+アクロバット)

辻垣内智葉……ヤクザ殺法+居合い

弘世菫……弓道&アーチェリー

亦野誠子……システマ+サンボ+CQB基礎

宮永照……ネアポリス王家付き処刑人の鉄球術

荒川憩……柔術+サンボ+新陰流(少々)

清水谷竜華……特になし(ただし、合気+ボクシングに適性)

大星淡……特になし(ただし無意識の所作が八極拳・形意拳など)

咲ちゃん……読んでる本の技を真似しようとして失敗したり小指をテーブルにぶつけたり

姉帯豊音……デカイ。説明不要


うーん、この麻雀プロ


小ネタ「サマーガール/サマータイム」




京太郎「最近、暑いですね。小走先輩」

やえ「いよいよ夏ね……」

やえ「奈良(あっち)に比べて東京(こっち)は、また別に暑くて……」

京太郎「こう暑いと、冷たいものが食べたくなりますよね。かき氷とか、素麺とか」

やえ「あー、まぁ、そうね」

京太郎「ところで、冷たいものって言えば……赤坂の方に鉄板アイスの店が出来たらしいですね」

やえ「へー。食べたことないのよ、あれ」

京太郎(……よし!)

京太郎「本当ですか? だったら今度一緒に――」

やえ「――店の場所、判る?」

京太郎「え、ああ……メモってます。どうですか、今度――」

やえ「――住所教えて。メモするから」

京太郎「あ、はい。……これです」

やえ「ふむ……じゃあ、試合頑張りなさい」

京太郎「はい!」

京太郎「……………………………………あれ?」


京太郎(うーん……憧から折角教えて貰ったのにな)

京太郎(やえさん、つれないよな……なんか。折角、自然な流れで切り出したのに)

京太郎(①やえさんも一人飯が好き)

京太郎(②これから試合なのでそっちを優先)

京太郎(③単に俺のことが嫌い)

京太郎(③はないな。やえさん、俺の相棒だし)
 


小ネタ「サマータイム/サマーガール(アコースティックバージョン)」



憧「……で、鉄板アイスのお店が出来たんだって。赤坂に」

京太郎「へー」

京太郎「ありがとな。ちょっと興味あったんだよ、鉄板アイス」

憧「そ、そう? で、その……」


憧(そろそろあたしも二十五歳つまりはクリスマスケーキ的になぞらえられちゃうと売れ残りな年令に近くなってきちゃって)

憧(穏乃とはもう、ちゃんとフェアにスタートラインに並んだからあたしももうレースに参加しちゃっていいでしょって思えて)

憧(だからこそ、もう京太郎に次会ったときには結婚を前提に付き合って欲しいって言うつもりで、だから口実としてこの鉄板アイスを一緒に――)

京太郎「ん、なんだ? どうしたんだ?」

憧(そ、そりゃ確かに意図せずにあたしはこんな歳まで未経験で来ちゃったから男からしたら面倒臭いなんて思うかもしれないけど)

憧(で、でも……結婚相手として望む相手には未経験な女の子を求めるって話も聞かなくはないし)

憧(だけど……その、なんていうか見栄とか失敗したくないからとかであたし結構練習したから、京太郎が全然満足できないなんてことないと思うし――)

京太郎「……憧?」

憧(で、でもでも! いきなり子供作るのかってのもどうか……って感じなのよね、あたし的には)

憧(もう少し二人っきりで新婚気分を味わいたいというか、恋人になってやりたかったことだって一杯あるんだし)

憧(子供って言ったら、京太郎は子供何人ぐらい欲しいんだろ。あたしはその……ま、まぁ、愛の結晶ならいくらいても別に――)

京太郎「憧……?」

憧(こ、子供作るってことはアレなしでヤるってことで、まぁ、結婚したなら当然だけど……でもやっぱりちょっとは新婚さん浸りたいし)

憧(やっぱりない方がきもちーのか……なななな、なし! 今これは関係なし! なしったら、なし!)

憧(だけど……初めてだから、一番最初は余計なのなしで京太郎と直接繋がってたい――)


京太郎「憧、大丈夫か?」

憧「く、薬飲むから大丈夫だからっ!」

京太郎「……薬?」

憧「……ふゅぇ」



憧(き、気を取り直して!)

憧(そう、誕生日より前に! 京太郎がオフの日に遊びに行って! 京太郎にちゃーんと告っちゃって! 京太郎と付き合う!)

憧(もう、変に意地なんて張らないでストレートに言えば京太郎だって多分判るでしょ!)

憧(だから――)


京太郎「あー、その……薬だったか? 風邪なら、もう電話切った方がいいよな」

憧(へっ)

憧「い、いや、その――」

京太郎「俺もこっから試合でさ。……悪いな、電話は後でもいいか?」

憧(え)


憧(で、でも今すぐは駄目でも最悪誕生日のときになってからでもオッケーだし)

憧(むしろ京太郎から、誕生日プレゼント二つ貰えちゃう感じになるの?)

憧(ふ、ふきゅぅぅううううううううううううううううう)

京太郎「……でさ」

京太郎「悪いけど……やっぱり、憧の誕生日には仕事の予定入っちまってんだよな」

憧(え)

京太郎「ただまぁ、誕生日プレゼントとかはしっかり送るから心配すんなよ?」


京太郎「――な、親友!」

憧「――」

おはよ大星&結局また、おやす宮永

この後、一人で鉄板アイス食べに行ったら淡と遭遇する……というのが京太郎のわりといつも


再びおやす宮永ー


照「おやす宮永」

淡「おはよ大星」

菫「……」

菫「ありがとうございま菫」

誠子「弘世先輩……?」

菫「……忘れろ」

尭深(京セラ新刊どうしよう)

京咲ほのぼの書きたい

ネタはあるし書く気もあるし書いてるからね

こう、喫茶店に行ってだらだらダベリながらそのまま咲ちゃんの家に行ってグダグタ本読んでたら
「これ再現して?」ってアクション系の動きを頼まれて、「ああ、咲って運動音痴だもんな」って笑って、
で、調子に乗って派手なバク転しようとしたらブッこけて、咄嗟に駆け寄って手を取る咲ちゃんなんだけど、
冷静に考えたら今二人っきりって、なんか急に赤面して、それを見た京太郎も赤面して変な空気
そこへ咲ちゃんが幼馴染み恋愛ものを突き出して、「……京ちゃん、これも」って二人は幸せなキスをして終了

そんな高校生文学少女純愛ものがあってもええやろ!

鬱にする必要ないから(正論)

というかこのスレだと、よくある会話の冗談以外で鬱とか一ミリも書いてないんだけどなぁ……


始めます
どうでもいいけど鈴谷さんがビッチっぽくて本当に可愛い

ヤンデレはギャグ(ヤンデレスレイヤー)しか書けないし今まで書いたことないし、殺したり死んだりとかは無縁なんだけどな……
酷い風評被害だ

>>310から)


京太郎(どの程度って……言われてもな)


 まさか正直に言うわけにもいくまい。……が、嘘も困り者だ。

 そもそもは――「辻垣内智葉に来た縁談(見合い話)」を、交際相手がいるからという体で断る為に言い出した話。

 だから別に辻垣内組を騙すつもりはない。対外的な話だ。

 かといって建前もあるので――――偽物だと京太郎が言い出さなければ、智葉の父は察していても「聞いていない」というのが事実になる――――言わないつもりだったが。

 ただ、こうもなると……。

 というか話が違う。

 親父さんは何となく察して、それでも話に敢えて乗るだろう――と智葉は言っていたが。


「親の色目かもしれねぇが、智葉は分別のある子に育ってくれたとは思う」

「……智葉が選んだんなら、大丈夫だとも」

「ただなぁ……なら、お前さんは智葉のどういうところを気に入ったんだ? 惚れたんだ? 本当はどうしたいと思ってるんだ?」


 何となく察してというか、何もかも殺(さつ)してるよ。

 頭の中は須賀京太郎への殺意で一杯だよ。

 敢えてどころか、普通にガッツリ乗っとるやないですか。



京太郎「あー」


 ここは正直に言おう。

 建前が損なわれる――というのは非常に問題だが、ここまで娘を慮る父親を騙すなど忍びない。

 やはり普通に、智葉が乗り気じゃないと伝えるのが一番じゃないだろうか。

 ここまで娘を思っているなら、きっと伝わる筈である。

 そして、そ知らぬ顔で京太郎をその縁談持ちかけて来た組へと「建前」として紹介すれば、大丈夫だ。

 話は終了する。


「ただなぁ……俺は嘘を吐く野郎は大嫌いなんだよ」


 ……あ。話じゃなくてこりゃ人生が終了する。

 青筋が無茶苦茶浮いてるし、拳が凄い音を立ててるのだ。

 ある程度の武術家――特に空手や柔術などの打撃・投げ・関節系――は、拳を見れば強さが判る。

 全体として、丸い。

 指に肉が付いていて、さながら赤ん坊の手のひらのようで――ぎっしりとした丸みを帯びているのだ。指先の力を鍛えているが故に。

 まず間違いなく、普通に生きていて指先の筋肉の鍛練など必要はない。

 然るにこの手のタチは、かなりの使い手だ。


 ……などという、萩原と荒川憩の言葉を思い返した。それぞれ別個に言われた。

 その知識は必要なのかは疑問であるが……。

 一応、覚えていて損はなか――――、…………なかったのか? やっぱり疑問だ……。

比率的には全体の1/100しか腹パン書いてないし、文字量で言えばもっと少ないし、
今まで書いたものの比率が大体、熱血バトル>コメディ≧ほのぼの≒しんみり>鬱 なんだけど、風評って凄いね
円光ちゃんが憧って言われるようなもんですわ

じゃあ、始めようかー

京ちゃん中学時代ハンドボール部で県予選の決勝まで言ってるのかよ
ハンドボール部とか、こりゃ武闘派ですわ……

というか何でコイツ麻雀部入ってるの……?

そりゃお前、ジャンプ力ありますわ
そりゃお前、エクストリームなアクロバットにも行けますわ
そりゃお前、ムエタイもやれますわ
サッカーでは、キーパーやってますわ


……よし、問題ないな

一部原作と食い違うとこ(同窓会での憧ちゃんエピ http://www54.atwiki.jp/ocltslyrkyo/pages/141.html)には、修正入れますねー


はやりんOG説

いけるやん!



京太郎「その、智葉さんは……」


 慎重に言葉を選ぶ。

 嘘を言ってはならない。

 …………いや、ここで正直に話さなければ却って余計に酷いことを呼び寄せそうだ。


 ――ここで京太郎に電撃が走る。


 京太郎は、中学時代の顧問教師の顔を思い返していた。

 名前は何だったか忘れたが、ヨーロッパ帰りの人で――あちらでは人気スポーツだ――かなり、練習に力を入れていた。

 爽やかで、普段にこやかで女子生徒からも人気が高かったのだが――京太郎がちょっといいなと思った娘はこの人にぞっこんだった――、

 にこやかなのに、笑ってないときがあった。

 ……そう、今の目の前の人みたいに。


「ほーぉう、“智葉”ねぇ……」


 ……うん、ハンドボールで散々身体に青アザ作ったからもうあんな喧嘩じみたのは懲り懲りだと思ったんだよな。

 ゴールめがけて飛びながらボール叩き付けて来られるのってマジ怖いんだよな。避けちゃ駄目だし。

 そう思うと、避けていい格闘技って親切で優しいと思う。

 現実逃避を試みる。



智葉「……付き合ってるのに名前で呼ぶな、って?」

「いや……」

智葉「“さん”とも付けてる」

「……」


 フォローが入った。

 それは実に正論で、果てしなく正論で、限りなく正論なんだけど――煽りになっている。

 だって、辻垣内智葉の口から「付き合って」と出た瞬間に拳が凄い音を立てたもん。

 そりゃ、判っていて――理解のある親で居ようとしても、娘がいい歳だとしても、難しいだろう。

 というか、中々この絵柄は本気で「彼氏に難癖付ける父親とそれに反発する娘」の構図だ。

 演技力あるな……と思うが、そうしてる間に本気になりはしないだろうか。辻垣内智葉に限っては、大丈夫だと思うが。

 明らかに嫌われてたり、普段からこちらへの当たりが強かったりと(新子憧や大星淡のように)、そんなタイプなら安心できるのだが――。

 役を演じてる内に本気になるという話もあるし、恐らく京太郎にマイナス印象を持ってない為に、「こういうのもアリか?」と転ばぬとも限らない。


京太郎(そうなったら…………、いやいや、ないない)

京太郎(ないよな、先輩に限ってそんなの)

京太郎(だって辻垣内先輩は察しもいいし……大丈夫だろ?)

京太郎(大丈夫っすよね、先輩)


 視線をやれば、目配せされた。

 よし、ちゃんと演技だと判っている。

 これで一安心だ――――


「……おう、いきなり見詰め合うとは、智葉とは“かなり”深い仲らしいなぁ」


 ――――訂正。余計に油注いだ。



 というか、だ。

 というか、まだ京太郎は演技をするという決心をしていない。

 正直に話した方がいいのではないか――――と考えて、どちらにも行ける態度をとっている。

 なのにこれでは、もう演技に乗るしかない。

 だってここで「実は付き合ってるとか演技なんです」と言ったら、果たしてどうなるか?

 間違いなく言葉通りに受け取られまい。

 明らかに不機嫌モードの父親(ヤクザ)に恐れをなして、彼女ほっぽって知らん振り決め込む最低男だ。

 そうなったら……まぁ、一発や二発ではなく殴られるのを覚悟すべきだろう。


京太郎(にしても、先輩なら……正直に言っても大丈夫だって考えてもいいと思うんだけどな)

京太郎(やっぱり、正直に話したら……)

京太郎(親父さんから相手方に『娘には恋人がいる』って断るときに、実はそうじゃないって出るってとこなのか?)

京太郎(……っぽいな)

京太郎(見た感じでも、先輩についてのことは滅茶苦茶正直に顔に出てるもんなぁ)

京太郎(なら、知らせないしかねーか)


 なら、腹を括るしかあるまい。

 今日から、この瞬間から自分は辻垣内智葉の恋人である――――。



 さて、ではこれから智葉の父親を――交際相手の父親として接してみよう。

 ……どうしたものか。

 そろそろ結婚したいとは思っているが、まさか結婚の挨拶まで向かうほどの想定などしていない。

 だから、相手の父親とどう接したらいいのか判らない。

 やるとしたら、今までの交際経験を思い出して――――そこからどうするか、という話だ。


 ……。

 ……今まで、付き合った相手の家族に会ってちゃんと喋ったことがない。

 少し妥協して、女友達の家族と接したときのことから想像してみるとしよう。

 となると、その家族と接したことがあるのは――


京太郎(咲と、憧か。……親戚込みなら大星も?)

京太郎(うーん)

京太郎(咲の親父さんは――)



 界『咲が足を挫いて? すまんね、そりゃ大変だっただろう。……ありがとう』

 界『君の名前は……、須賀京太郎くんか。そうか、ありがとう。須賀くん』


 界『……お、こんにちは。須賀くん。これから朝練?』

 界『へぇ、ハンドボール部か……あ、咲はただの捻挫だって。ありがとう』

 界『君には感謝してたし、何かと内気だから……少しは気にかけてやってくれないか? ああ、ありがとう』


 界『咲が京ちゃん呼びしてるんだけど、何があったんだ……須賀くん』

 界『図書館に行くって、二人っきりじゃないよなぁ……?』


 界『清澄って……君も、か』

 界『……二人で清澄に行こうとか、そういう打ち合わせはないんだよな? なぁ?』


 界『咲の誕生日プレゼント?』

 界『……ああ、ちょうどいいものがある。ホラー映画のDVD、これだね』

 界『え? ああ、ごめんね。勘違いだった。ホラー映画好きなのは姉の方だった』

 界『咲はどうだった? ……ああ、そう。最後まで観たんだ。手を握って……へー』


京太郎(今改めて冷静に考えると、咲の親父さんすげー怒ってるのな)

京太郎(……結構使えるかもな、これ)



 ちなみに咲とは幼馴染みであったのだが――それが判明したのは、ちゃんと話すようになってからだ。

 いくつか話を出しても食い違うあたり、実に記憶というのは曖昧で、それが子供なら尚更の話だ。

 いじめっ子から庇ったり……確か、何か「守ってやる」とか「泣いてるなら涙を拭いに行く」とか、そんな恥ずかしい台詞を宣わったような気がするが。

 どうやら、そんなことは言ってないらしい。というか昔過ぎて二人ともうろ覚えだ。

 何かのドラマや、或いは小説とごっちゃにしているのかも知れない。

 というか、後半の台詞はもろオカルトスレイヤーじゃないか。

 そのときからヒーロー願望があったのか、それともその延長線上なのか。

 というかお前は、どれだけ涙を拭いたいんだ。お前はハンカチか。ハンカチなのか。

 要するに泥なんてなんだい、ってことだ。……いやまぁ、やっぱり男である以上はそんな風に格好つけたいよな。


 ……まぁ、子供の頃がなんだろうと、関係ない。

 覚えていない曖昧なそれだけが、自分と咲の関係ではない。

 覚えている思い出だってちゃんとあって、それが咲との関係を形作っているのだから。

 よし、じゃあ咲の父親を相手にするつもりで行こう。


 ちなみに憧については――彼女の姉の望とであり、


望『憧がちょっと動物園に行きたいらしいんだけどさー』

望『女の子だけだとナンパとかあるかもだから、須賀くんも一緒についてってあげてくれない?』

望『そうそう、憧の交友関係って女の子主体だからねー』


望『あー、ありがとねー。憧、どうだった?』

望『……え、ああ、喧嘩っぽくなって離れて、ナンパされそうだったから助けた』

望『仲直りはちゃんとした? そう、ならよかった』

望『にしても、やっぱりまだ男苦手かぁ……よかったらさ、これからも憧と出かけてやってくれない?』

望『そうそう、ちょっと免疫付けてあげて。苦手意識の克服的な。……憧係?』


望『いらっしゃーい、いや、まさか憧が家に男連れてくるなんて……』

望『へぇ、須賀くんの家にも……』

望『どうする? 憧、婿入りしてもらう? 須賀くん義弟なら望むところだけどね(望だけに)』


 ……こっちはあまり参考にならないか。


 さて――と。

 これで一安心だ。覚悟完了だ。ツルギの理ここに在りだ。

 ヒーロー見参は、どうなんだろうか。ショータイムには――考えものである。うん。


「おうおう、須賀条承太郎くん!」


 中々、大きな声で呼ばれた。

 ――どうにも自分には、相手が目の前にいるのにふと考え事をしたら、潜ってしまう癖がある。

 何せ、原村和の「お嫁さん」発言だけで本人と飯食ってるのに妄想するぐらいだ。

 あれは若さ故の過ちと妄想力だが、まぁ、集中するときは集中してしまう。

 それでも、流石に普通なら気が付くが――須賀条承太郎などという偽名を名乗っていたから、この有り様だ。

 ……ああ、これ絶対印象悪いよ。失敗した。


京太郎「すみません……その、考え事をしてまして」

「考え事? 何を?」

京太郎「その、おとうさ――いや、智葉さんの親父さんに仰有られて……智葉さんのことを、どれだけ思ってるのか」

京太郎「色々と、振り返りながら……ちゃんと答えようと思って」


 これでいいだろう。


「色々ォ……!? ほうほう、“色々”とあるわけだ……振り返らなきゃ行けない思い出が……!」


 ……どうしろっつーんだ。



 まあ、きっとここからは須賀京太郎のステージだ。

 何しろ、辻垣内智葉には――本当に心底感謝してもしたりないのだ。

 それを正直に伝えればいい。

 曲がりなりにも京太郎がプロとしてやっていけるのは、彼女から教わった“勝負勘”が故。“駆け引き”とも言おうか。

 自分一人の力で他を惑わせるというのは、竹井久から伝えられた技術であるが――。

 他を把握し、場の空気を感じとり、他を使い、他を殺すのは――辻垣内智葉が拓いてくれた技能。

 勿論、その力のベースであるものは福路美穂子の“眼”だ。それを根幹たるパーツとして使用するからこその“狙い撃ち”と“駆け引き”。


 ……っと、話がまたそれそうなので置いておくが。


 基本的な押し引き駆け引きと、思考に打ち込み狂わせる毒は、竹井久が。

 全ての骨子となる材料を集める複眼を、福路美穂子が。

 不運でもどんなときでも、人並みに攻められる加速力を、新子憧が。

 毒を効果的に打ち込む毒針/或いは電撃を誘導するアンテナエッジとして、狙い撃ちを弘世菫が。

 眼を基点にして、場の空気の流れを把握し、 場を掻き乱す羽根を辻垣内智葉が。


 我ながら実に師匠たちに恵まれたものである。

 だからこれを正直に言えば――言っただけで、“もう結婚したいとどれだけ真剣に考えてるか”の根拠となる台詞を言えそうだ。

 あとは……


京太郎「……電話?」


 ――っと。

 着信の主は、弘世菫だ。



 流石に、こんな場面で出られそうにはない。申し訳ないが。

 用事は……なんだろう。チーム関係だろうか。

 須賀条承太郎としている以上、仕事関連の話を振られたら非常に不味い。よろしくない。

 折り返し、或いはメールでお願いしようか。


「……出たらどうだ?」

京太郎「え? いや、失礼って感じが……」

「いや、構わねえよ。大事な話だったら、ことだしな」


 うわーお。

 これで、多分別の女友達とかだったら大惨事になりそうだ。

 明らかに二股かけている腐れ金髪にされてしまう。女友達というだけで、あたかも浮気と同値で。

 ただ、まぁ……弘世菫だから平気だろう。きっと。


京太郎「はい、もしもし……ジョジョです」

菫『ジョジョ……?』

京太郎「麻雀プロは煙草の煙を吸うと鼻の頭に血管が浮き出る」

菫『嘘だろ、承太郎!?』

京太郎「ああ、嘘だぜ。……だがマヌケは見付かったようですね」


 よしよし、誘導できた。というかノッてくれたのが流石だ。

 彼女から須賀と呼ばれても――まぁ、須賀条の渾名だと思われればセーフだ。


京太郎「で、どうしたんですか……先輩?」

菫『いや、辻垣内が好きそうだと思う店を見付けたからな。今度紹介しようと思うんだが……』

菫『その前に、須賀にも確かめて欲しくてな』


 この人、タイミング良すぎだ。

 正に、精密機械だ。



京太郎「確かめる……んですか? 判りました」

菫『ああ。私は合うと思うんだが……ここは、「承太郎! 君の意見を聞こう!」という奴だ』

菫『なんていうか……辻垣内は、私たちと違ってあまり独りで食べ歩きはしないからな』

菫『新しく紹介するなら……やはり美味くて好みにあったところがいい、と思うんだ』

菫『住所は、あとで携帯に送る』

京太郎「了解っす」


 ありがたい。実にありがたい。

 まず、普通に承太郎と呼んで、その後も承太郎と呼んでくれること。

 元ネタありきとは言え――――こうも承太郎と呼ばれたなら、ポロリと智葉から「須賀」呼びがあってもそれは渾名だと看做されるだろう。

 で、京太郎の趣味が「独りで食べ歩く」と言ったこと。

 要するに、別の女の子誘って浮気っぽい行動はないという証明だ。

 で、京太郎にも飯屋の確認を求める=京太郎は智葉の好みを把握している、という親密アピール。

 更にやはり、菫が飯に誘わないことから、京太郎はその辺り女の子に誘われたり誘ったりしないという証左。


 正にパーフェクト。

 パーフェクトすぎる“救援(リリーフ)”だ。

 流石は弘世菫。

 流石は天上の荒武者。

 流石はM.A.R.S.ランキング12位だ。




京太郎「じゃあ、また……」

菫『いや……もうひとつ』

京太郎「はい、なんですか?」

菫『淡の着信、拒否してメールにもでないらしいじゃないか』

京太郎「あー」

菫『そりゃ……な、判るよ。気持ちは判る』

菫『あいつはL○NEやTw○tterのノリでメールや電話をしてくるから……面倒だと思うのも』

菫『ただ……ちゃんと言ってやればアイツだって控えるし、そんな頻度では送らなくなるんだ』

菫『その……そういうのは何だかんだと気に入られてるってことだからな』

菫『アイツも心配するだろうから――ちょっとは、相手をしてやってくれ』


 ちょくちょく、面倒なので着信拒否→解除としてきたが……。

 なるほど、彼女の言うようにちゃんと伝えればよかったのか。

 というのも大抵、あのメールや電話に応対している内に面倒でぞんざいな発言、或いは挑発などでお互い言い合い。

 顔が見えてる普段はともかく、電話越しのコミュニケーションでは互いにフラストレーションが溜まって仕方がない。

 だから通話を控えて、更にはそんなやり取りの後なので特に指摘はせずに一旦フリーズ。

 それで、後々自然消滅或いは自然発生的に電話を戻していた。

 だから、キチンと指摘する機会がなかったのだ――――と言い訳させてほしい。


京太郎「判りました。……ありがとうございます、弘世先輩」

菫『いや、私は別に何も――――って、ちょ、おい!』

京太郎「先輩? 一体、なにが……?」






淡『――――やい、無視してくれちゃって! この、セクハラ男! 軽薄! 強姦魔!』

淡『身体とか人のこと散々弄んで滅茶苦茶にして、飽きたらポイとかそーは問屋が下ろさないからね!』

淡『私は別にあんたとか気にしてないけど、いきなり着信拒否とか流石に信じらんないでしょ! ばーか!』

淡『嫌なら嫌って言ってくれたらいーじゃん! 前に遊びに行ったときみたいにさ!』

淡『聞いてるのかな、須賀! やい、須賀京太郎!』




 ……。

 ……。

 ……。


 あっ。

 これ、読めた。読めました。


 ……怖くて振り向けない。

というところで、おやす宮永

おはよ大星
流石に肩壊してる奴に雀卓運ばせないんじゃないっすかね



 振り向けな――


京太郎「おわッ!?」


 咄嗟に前転。

 先程まで頭があった場所を擦過する回し蹴り。

 振り向いたら、下手したら顔面に激突していたであろう。そういう意味でも、正解だった。

 何も嬉しくない正解だけど。


京太郎「あ、あのー」

構成員A「っだオラァ!」

構成員B「っすッぞコラァ!」

構成員C「んだワリャァ!」


 わーお。

 ガラッと開かれた襖からは、見るからに話が通じそうにない集団。木刀や鉄パイプ、白鞘――見なかったことにしよう――などなど。

 どうやら、和室の外に待機していたらしい。

 映画でしか見掛けないシーンがそこにはあった。プライスレス。


「別に女コマして、御丁寧に偽名まで使うたぁ……いい度胸だなぁ、オイ」

京太郎「い、いや……これは……」

淡『ちょっと、ねー! 須賀ー! 映画ネタバレしちゃうけどいいよねー!』

京太郎「ちょっと黙っててくれ、頼むから!」

「あ゛あ゛!?」

京太郎「違う、あなたじゃなくてですね!」

「てめー、怪しい野郎だとは思ってたが……結婚なんて認められるか、オイ!」

淡『け、結婚!? 結婚って!?』

京太郎「だから静かにしててくれ!」

「ンダコラァ!?」

京太郎「違います! 誤解です! すぐに終わらせますから、落ち着いて話し合いましょう!」

淡『今すぐ結婚すんの!? 私との(麻雀の)約束は!?』

「約束……結婚の約束かコラァ! てめえ、結婚詐欺師か!?」

京太郎「違いますって! そんなことした覚えはないですから! そんな約束してないから!」

淡『えっ……』

京太郎「切るぞ!」

淡『ちょ、す、須賀? きょ、きょーたろ――――』

「これ以上悪事がバレたくないってか、おう」

京太郎「違うんだって……!」



 繰り出される攻撃を、バックステップで躱す――そこへと横薙ぎされる、木刀。

 身を屈めて回避。そしてターンして、横っ跳び。

 智葉はなんとか諌めようとしていたが、娘を傷物にされあまつさえ結婚詐欺被害に遭わされたと思い込む智葉の父親と、その部下は止まらない。

 冷や汗が背筋を伝わった。


智葉「……怪我をするぐらいなら」


 倒して構わないと、言葉を滲ませて辻垣内智葉は目線を向けるが――京太郎は首を振った。


京太郎「しませんし、させないですよ……怪我なんてのは」

京太郎「だって」

京太郎「俺たちのこの手は、牌を掴むもので――――手を取って、希望を届ける為の手だから」


 卑しくもメディアに出て、人前で、糊口を凌ぐ身だ。

 全世界数億人の競技人口の内でも、その頂点に程近いところに位置する身だ。

 ならばそんな希望が――誰かを絶望させるなんてことが、あっていい筈が、許されていい筈がない。

 ましてや、相手は辻垣内智葉の身内。

 後ろに守らねばならないものがいるとか――そんな理由もないのに暴力で応戦するなど、愚の骨頂だ。


智葉「……須賀」

智葉「巨乳は希望か?」

京太郎「……え、何をいきなり」

智葉「アクシデントで松実宥の胸を揉みしだいたって聞いたんだけどな」

京太郎「誤解ィィィイ――――!?」

京太郎「誤解っす! 俺が揉みしだいたのは妹の玄さんと憧と大星とシロさんであって、宥さんは揉んでません! 抱きつかれたことはあっても!」

智葉「ほう」

京太郎「ふきゅ」


 だからって希望を絶望させていいだなんて、言ってない。


菫『なんだと……!?』

菫『淡は今、押し倒されてキスもされたと言ってるぞ!?』


 ましてや追撃など言うまでもない。


京太郎「あれはアクシデント! 倒れたときに前歯が俺の前歯に激突しただけ!」

菫『本当か……? って、おい、照……どうした? 頭痛か? 耳鳴りか?』

智葉「ほうほう」

菫『照が、耳を塞いで譫言のように「どうしてそんな動物みたいなことするの?」って呟いてる! 照だけに!』


 死体蹴りはやめてよう。



 辻垣内智葉と、電話先の彼女たちとの会話に構成員はますますヒートアップした。

 迫り来るローキックを、足裏で止める。

 顔面に襲いかからんとする殴打を、外へ跳ねる右手の甲に巻き込んで払う。

 繰り出された左拳を、左手で捌いて――――勢いそのままに一回転。パンチの主と背中合わせに。


「……てめえが、とんでもない腐れ野郎ってことは判った」


 そりゃ腐るだろう。このまま殺されて放置でもされたら。

 でもまだ生きてるからね。殺されかけてるけど生きてるからね。

 むしろ腐れ野郎にしようとしてるのはそっちだからね。殺して腐らせて虫のエサにしてやるって目をしてるからね。


「智葉も下らねえ奴に騙されやがって……」


 いやいや、騙されてるのそっちだから現在進行形で踊らされてるから。

 むしろ“不運(ハードラック)”と“踊(ダンス)”っちまってるから。

 しかし、どう収めるべきか。

 このまま、相手の体力が尽きるまで躱し続けるべきか――――。



「――――なんてな」

京太郎「へ?」

「悪いな。うちの智葉が迷惑かけて」

京太郎「え?」

「本気の極道相手に、一切手を出さずその身のこなし……須賀プロだろ」


 ……もっと違うところで判別してくれませんかね。

 どうやら、構成員の中にも特撮好きや格闘技好きが居たらしい。

 …………………………麻雀好きは?


「いやあ、悪かったな。智葉に付き合ってくれたんだろ?」

京太郎「え、いや、まあ……というかどこから判ってたんですか?」

「ん? お前さんが一回転したところだな」

京太郎「……最近過ぎません? っていうか、それ……」

「それまでは殺すつもりだったな。半殺しだけど」


 アイエエエエ……。


「左半身の骨……全身の骨を、丁度半分砕いて」


 アイエエエエエエエ!?



「それに、前に家に来ただろ。麻雀打ちに」

京太郎「……覚えててくれたんですか?」

「ヤスがな。……すっかり顔を思い出せなかったが、言われてみればって」

京太郎「は、はぁ」


 ありがとうヤスさん……と、周囲を取り囲む集団に目をやる。

 誰が誰だかは、京太郎にも判らないが――――以前食卓にお邪魔したときに見知った顔があった。

 もう幾人か記憶していてくれてもいいのではないかと口を尖らせたくもなるが、無い物ねだりだろう。

 麻雀に於ける運と同じであるし、何より、一度飯を食っただけならそんなもんなのかも知れない。



「確か――――俳優で、麻雀プロだとか」


構成員A「自分は、スタントマンだって」

構成員B「自分は、人間のサラブレッド作る一族の出って聞きましたけど」

構成員C「サッカーのプロやないんですか?」

構成員D「お笑い芸人やなかかち、聞いとる」

構成員E「京セラは純愛」

構成員F「え、元特殊部隊出身のコックだって」

構成員G「ちくわ大明神」

構成員H「え、モデルとかやってる教師じゃ……」

構成員I「金剛型を不遇にして駆逐艦ばかり集める提督だって」

構成員J「マジもんのオカルトスレイヤーっすか!? フレイム好きっすか」


京太郎「なんて時代だ……」



 ・
 ・
 ・


京太郎「……という訳でして」

「……なるほどな。断る為に、と」

智葉「どうしても顔に出るから、誤魔化すしかなかったんだが……」

「いや、そんなに判りやすいか? 俺の顔のどこに、そんなに中身が……」

智葉「ヤクザが顔に出てる」


 ハハハ、と笑いを上げるヤクザさんたち。

 判りにくいってレベルじゃない、というか…………笑っていいのかも判らない。

 タモさんみたいな外見のヤクザもいるが、「笑っていいとも」というより「笑っていいとも(無表情)」である。

 怖いというレベルじゃない。ありゃ、相当撃ってる。


「なるほどな、確か智葉の後輩だとか……」

京太郎「はい。チームは別ですけど、大学時代はよく可愛がって貰って……」

「見りゃ判るよ。どうにもうちは男所帯だからな、智葉も時々そういう接し方になっちまうんだが――」

京太郎「?」

「――ま、身内として接するぐらいには、お前さんのことを気に入ってるらしい」

智葉「……」

「睨むなよ、美人が台無しだぞ」

えーっと、つまり……
ちゃんと構成してちゃんと描写してちゃんと鬱にさせて淡を水底に沈めりゃええんやな

任せろ、三分くれ

まぁ、スルー安定でお願いしますね。どっちも



でもちょっと言わせて貰いますが、1に対してはともかく……前に絵師さんにそういうこと言った人が居たと思いますが、正直黙れよ
ほのぼのスレなんであんまギスギスなられても困るからそんときはお茶を濁しましたけど、頼むからそういうの余所でやって下さい
批評もオナニー、投下もオナニーなら……何も生産してない方が軽いってのは当然の帰結なんで
この板には批評スレもあるからオナニーはやめてそっちでセックスして来ようよ


あ、淡は腹パンスレの方で沈めようかね。あっち完結させたらこの板に立て直して



 気に入られていると聞いて、内心ちょっと嬉しい。

 正直、ドッキリで盛大にハメられたときなど、「何か怒らせてしまったのだろうか」「嫌われるようなことをしたのか」と、軽く悩んだ。

 とりあえず大星淡は着信拒否にした。

 あれから――。

 「私を最下位にするからとーぜん! ざまあみろ、須賀の癖に! あんなに遊びに行ってんのに騙されてるー!」というドヤ顔メールと、

 「これに懲りたら淡ちゃんを敬うこと! 次の休みにケーキ奢れ!」という挑発メールと、

 「でもドッキリはやり過ぎだったかな。大丈夫、須賀?」という一応の御免なさいメールで爆撃されたからだ。

 あのドッキリばかりは本当に絶望しかけた。


 痴女も勿論、着信拒否対象。

 だというのにあの痴女は、「きょーたろ君きょーたろ君、どっちの下着来て欲しかと?」とか、

 「きょーたろ君きょーたろ君、うちの写真撮りたかなかか?」とか、

 「きょーたろ君きょーたろ君、上と下どっちが好き? 前と後ろは?」とか、

 「正直きょーたろ君とかどうでもよかかち思っとるばってん、うちが舐められたら部長まで貶されたんも同然やけんね」とか、

 「ところで舐められたらち言えば、きょーたろ君は犬っぽかち言われんと? バター犬って知っとーと?」とか、やたら常識を疑うメールを送ってくる。

 というか痴女という時点で常識を疑う。 

 ……なお。国広一は痴女ではなく、ああいうファッションである。ファッションなのである。


「まぁ、これからも智葉とは宜しくしてやってくれや」

京太郎「うぃっす」


 さて、これにて一見落着――――


「で、胸揉んだりキスしたり結婚の約束したってのは?」


 ですよねー。

今日はここまでで
おやす宮永ー

シロの誕生日
もうSS間に合いませんわ……

鈴谷ちゃんがビッチ艦じゃないなんてしつぼうしました。ちゃちゃのんのふぁんをやめます

あー、本編終わらせてー、安価とりますー

腹減ったし疲れたしで頭回らんねん
おら、えらべえ


①排卵事件描写はよ
②シロと京太郎が仲良くなってく過程はよ
③地雷爆破(ギャグ)

25分までや

らじゃー、2やね
ちゃっと行きましょう、ちゃっと



 ――初日。


「よろしくお願いします、須賀京太郎です!」

「あ、新子憧です! その、よろしくお願いします!」

「原村和です、よろしくお願いします」


 声と共に下げられた三つの頭を見やる。

 癖のかかった金髪の――普通か、男にしてはやや長めの――少年。赤銅色の瞳。

 ツーサイドというのか、さながら触角が如く側頭部で桃色がかった背中までの茶髪を括った勝ち気な目の少女。

 サイドテールと呼ばれるそれで僅かに長髪を束ねた、桃色髪の爆乳少女。――確かこいつには覚えがある。

 新入生で、新入部員らしい。


「げ……あれ、あのときの清澄」

「ああ、空気読まずに露出巫女に振ってた……あれは、辛かった」


 自分の――小瀬川白望の膝の上で、座敷わらしめいたおかっぱ頭の鹿倉胡桃が漏らした。

 隣で、お団子に――ボンバーマンみたいだと言うと怒る――髪を束ねた臼沢塞がそれに続く。

 見れば他にも、羊じみた頭の江崎仁美も「ちゅ、中堅戦んときの……」と口を開く。


 ……因縁持ちか。

 まぁ、女子で麻雀をしていれば、どこかで会うので驚く話でもないか。

 そう打ち切って、また益体のない空白に身を任せようかと考える。



「……」

「……シロ、どうにかした?」

「……別に」


 視線の先には、唯一の男――――確か、須賀京太郎。

 何となく、気にかかった。ただしそれは、まるで恋愛的な意味ではない。……いや、ある意味ではそうだが。

 この男、隣二人とやけに近しい。

 確か阿知賀は女子校で――清澄がどうだかは知らないが、自分で把握している範囲では――男がいるとも聞かない。

 となると、入部の前に仲良くなったか。オリエンテーリングでか。

 なんというか、だったら面倒だろうなとあたりを付けてみる。


 殆どが同性なサークルに、一人異性。

 余計なしがらみだなんだという、男女間の揉め事で立ち行かなくなったところも風聞する。

 しかも、そうも――もし二人の女子に声をかけ仲良くなっているなら――手が早いなら 、限りなくこの懸念は高くなる。

 そういう風に、白望にとっての心地好い居場所を破壊する連中にはお引き取り願いたい。正直な話。

 事実そんな奴が居て――弘世菫と辻垣内智葉によって撃退されていた。


「あ、あの男の子? うーん、中々イケメンじゃない」

「……シロのタイプ?」

「いや……」

「って言うか、シロに似てない?」

「え? あ、色違いみたいな……」


 そうかな、と首を捻ってみる。いや、みようとしたがダルいので却下。

 自分は、あんな無駄に快活です――みたいな顔はしていない。

 なんというか、あれは暑苦しそうで犬みたいなタイプだろう。

 自分とは正反対だ。絶対に麻雀部の前は、運動部所属だ。

 一緒にされても困るし、なんだか御遠慮願いたい。

ちょい、30分ぐらい中断
折角なんでガッツリ書くんで

はい、申し訳ありません。遅くなりました
ちゃっと、少しだけ書く。ちゃっと

ウァァァア

始めますの挨拶書くために、書き込み欄に書きためしてたの切り取って……
忘れて、全然別のものをコピペしちゃった……


ウァァァア

「ごめんね、沙慈。せっかく買っても らったのに・・・。
もうはめられないの。はめられない よ・・・」

これをコピペしたばっかりにウァァァア


ウアアアアァァ

アバーッ

ダメだ思い出せねぇ……
ごめん今夜なしでお願いします……マジかよ……


調子こいて、エルシィ、エンディングが見えたぞとか冗談言うんじゃなかった
ファッション畜生ぶるんじゃなかった
ふざけて純愛とか言うんじゃなかった
世界の歪みはここだったよせっちゃん
ほのぼの以外の話するとマジ碌なことねぇよマジ
霞さんと一緒にスターゲイザーに乗せときゃよかったよ

イヤァァァァ グァァァ

君たちマジ(ネタバレに)容赦ないよね
1は漸く1期見終わったばっかりやねん

なんていうか、胸の大きさと髪がウェーブしてる以外は似てる(甘えてるときの声に近い・我が儘明朗系)から、これエンディングでいけるやんって話してる最中で困った


京太郎「淡……俺、淡のことが……!」

淡「ごめんね、きょーたろー」

淡「せっかく買ってもらったのに ……すごく綺麗なのに……。もう、は められないの」

京太郎「……ッ」

淡「はめられないよ」

京太郎「淡……そんな……!」

淡「あ、でもヒョウモンダコだから再生できるんだった」

京太郎「え」

淡「なんだっけ、私のベース、アナコンダとか言ってたっけ?」

京太郎「張っ倒すぞ」


このスレだとこんなノリだから気にしないでな

ウバァァァァア

思い出せねぇし、仕事忙しいし、パソコン触れなくてライダー進まないし、オリジナルヒーローもの書こうとしたらダークになるし、助けてしず

ごく普通のヒーローものが書きたいのにね
二次創作以外だとBADにしかなんねーよぅ

・よし、変身ヒーローものを書こう
  ↓
・変身ヒーローの敵……魔法少女にするか……?
  ↓
・改造人間だとその後の人としての幸せ得られなくて不味いから、外付け変身だな
  ↓
・一般人に被害でる仕組みが必要だよな。助ける為にも
  ↓
・主人公は特別な存在の方がウケるけど、やっぱ根底は「力に善悪はない=敵と同じ力」で行きたいよな



結果:
幼馴染みが邪教に拐われて鞣し革みたいなスーツに。スーツは邪神の媒介として用いられるアイテム
主人公はそれを着用して戦う
邪教の狂信的な巫女(或いは洗脳)=魔法少女。邪神を身体に下ろして戦う。戦闘員ポジの落し仔産んだり
人助けするんだけど、邪神を降ろす為のスーツを纏った主人公を直視したら一般人のSAN直葬される


なんぞこれ

王道変身ヒーローもの書きたい!
               ↓
変身ヒーロー(直視した一般人を発狂させる) VS 魔法少女(薬中・非処女・出産経験アリ)

なんなんですかね……おかしいなぁ……


そんな1でも王道燃え展開が書けるあたり、原作付きの二次創作とは偉大だね

始めますー

>>605
それヒロインも主人公も改造されてスーツ人間にされて
ケースバイケースでお互いを着あって戦うって話じゃアカンの?
純愛できますぜ(ゲス顔)

なお同じステージⅤのスコーピオンの活躍はラブラブ超電磁砲の的のみだった模様

>>613
採用

>>614
僕は火垂ちゃんが好きです。大好きです
アニメから入った人にね、「今回は前の巻より日常や人間関係描写追加されてほのぼのしてるよ」って原作貸すの楽しいです



ダメだ思い出せない
時間かかりすぎてるし、誕生日過ぎてるから「出会い編」にしたいんだけどええかな



「須賀京太郎です。よろしくお願いします、先輩」


 などと会話をしていれば、件の須賀京太郎は頭を下げにやってきた。

 やはりなんというか、律儀な犬のような印象を受ける。

 よくぞまぁ、二度も同じことを言えるものだ。二回同じことを言わなきゃならないってのは無駄で、要するにダルい。

 聞く側も、言う側も。

 誰でも判ると思うが……犬になつかれると、尻尾を振られて戯(じゃ)れ付かれると、面倒な気分にならないだろうか。

 だから別に蹴り飛ばしたいとか、焼却炉に入れようとか……そういうのではなく、単純にどことなくうんざりする。

 生命力に圧されるとか、当てられるというか。



「よろしくね、須賀くん。私は臼沢塞」

「……鹿倉胡桃。こっちは」

「……」

「ちょっと、シロ!」


 ……ダルいんだよなぁ、紹介してくれないかな。

 そりゃ、初対面で自己紹介を行わないという無礼な行為は避けるべきだと判っているし、挨拶くらいは惜しむものでもないだろう。

 流石にそこまで、小瀬川白望というのは人間を捨てるほどの物臭ではない。

 必要な労力を払うことを躊躇うまでに、駄目人間になるつもりはないのだ。


 ……ただ。

 こう、春休み明けというのもあるし。

 友人が名前を紹介したあと、「よろしく」と済ませるのは別に普通に聞く話だ。

 だから、別に自分が口を開く必要はないのでは?――――なんて、思わなくもない。いや、挨拶は大事だと判っているが。

 ……と。


「えっと、小瀬川白望先輩でしたよね? 確か……なんですけど」


 おや、ストーカー発見。

 モテる女は辛いな。
 

やだこのスレこわい

ほのぼのスレなのに何故畜生が集まるのか
ちょっと金剛さん曇らせてくる……じゃなくてガチで仕事があるので、30分ほどお待ち下さい

どうでもいいけど火垂ちゃんかわいいし里津ちゃんかわいい

お待たせー
火垂るの墓は2chネタのせいで爆笑してしまい、不評を買うからちょっと……



咲「京ちゃん、なんで蛍ってすぐ死んじゃうのかな?」

京太郎「……うーん」

京太郎「短い命だから、精一杯光らせてるんじゃないのか?」

咲「なにそれ、ポエム?」

京太郎「おい」

咲「まぁ……うん、妙にキザったらしい答えが京ちゃんらしいね」

京太郎「黒歴史ノートを段ボール2箱も用意した奴に言われてもなー」

咲「ふ、2箱じゃないから! 1箱しか――――、あ」

京太郎「へー、1箱なのか。へー」

咲「ううぅぅぅ……」

咲「京ちゃんの馬鹿。ヘタレ。鈍感。スケベ。甲斐性無し。朴念仁。かっこつけ。お調子者。ばか。ばかばかばか」

咲「自分だってシュートに技名付けてた癖に」

京太郎「うっ」


こうなるから、やっぱり京咲はNo1



「あれ、シロのこと知ってるんだ?」

「物臭で、後輩にまで名前が売れてるなんて……」


 こちらの膝の上に座っている癖に、やたら無礼な物言いの胡桃に眉を寄せる。

 有名人で言えば、自分ではなく間違いなく荒川憩だろう。

 だって、ほぼ四六時中ナース服のコスプレスタイル。恋人が、ナース服フェチで常に看護服コスプレを強要しているのかと思うくらいナース服。

 遊びに行くときは、普通の服に着飾りもするが……あくまで基本はナース服。看護服が、彼女の普段着。

 挙げ句、しつこい絡みをした男を柔術とサンボで制圧したものだから、すっかり「虐殺天使」とか「白衣の悪魔」なんて渾名が。

 当の本人は「もっとかわいい渾名がええのにぃー」と、困り顔。それでいいのか。


 さて。

 この、眉を寄せるというのは実に楽でいい。少ない力で、思った以上に効果を生む。

 ただ、相手に察する力が相応になければ、中々に却って手間になるという問題がある。

 だから――


「いや、そうじゃなくて……」


 おや、まだ居たんだ。

 挨拶が済んだなら、さっさと引き返すなり椅子に座るなりすればいいのに。面倒だなぁ。

 この手の年下との付き合いの経験がないからか、いつも以上に億劫に感じる。


「昔、戦ったじゃないですか」

「……戦った?」

「……それ、シロじゃなくてシロクマとかじゃなくて?」

「先輩、シロクマと戦ったら今ごろ俺はここにはいません」


 ……ツッコミはいいから、早く話を進めてくれないだろうか。

 一応は後輩の前である以上、多少は気持ち先輩らしく振る舞った方がいいだろう――とは思った。

 だから、離れてくれないと力が抜けない。気が休まらない。



「いや、俺……実は清澄出身なんですよ」

「あー、そうなんだ。へー」

「清澄って、男子もいたの?」

「阿知賀と違って、共学でしたからね。……まぁ、先輩たちは女子インハイなので仕方ないっすよね」


 なるほどな。

 だから原村和と親しく――そしてその友人であろう新子憧とも親しげなのだろう。

 向こうで荒川憩との会話に興じる原村和と新子憧を眺めながら、漠然と考える。あの二人の距離感も、それこそ一朝一夕のそれではない。

 となればこの須賀京太郎とやらは、原村和とは同じ高校の出身であり、新子憧とはその縁で付き合いがあるのだろう。

 どうやら。警戒は、杞憂だったらしい。

 となれば、この居心地がいい部活の空気が崩れる――――という心配はしなくてもいい。あんまり懸念しなくても。

 ただ、やはり黒一点というのは……。

 つまり、異性がいるということで余計な女同士の張り合いなんてのが、産まれなければいいが。


「で、シロの名前だけは覚えてたんだ」

「へー、へー。なるほどなるほど……」

「い、いや! 違いますよ! ちゃんと全員の名前をなんとなく知ってましたけど、小瀬川先輩が名乗ってくれないから――」

「いやでも、シロがタイプで忘れられなかったんじゃないのかなぁ?」


 ……ダルいなぁ、そういうの。

 男女の関係なんてのは、別に何だろうがどうでも構わないが――憧れとか恋とか慕情とか、そういうのは面倒だ。

 友情ならいい。

 でも、好きだからどうしたのこうしたのとグジグジグダグダするのは、好ましいとは思えない。

 身体目当ての方がまだ判りやすくていい。


「……ダル」


 なんて思ったからか、唇から思考が零れ落ちてしまった。

おまたせやねん、眠い



「え……」


 その瞬間の――。

 須賀京太郎の、なんだか酷く打ちひしがれた顔が。

 非常に滑稽で、こちらも自然と笑みが零れ落ちそうになった。

 なんというか、やはり犬タイプなのだろう。実に素直で、その判りやすい穏やかな気性が如実に現れていた。


 ……なんだか、警戒していた自分が馬鹿みたいだ。

 この少年は、善人だろう。

 思えば、清澄の――男子がいるかいないか判らぬほど女子が印象的な――麻雀部でやって来たのだ。

 そんな、サークルを荒らすとか荒らさないとかとは、無縁の筈だ。

 なんとも、ただの御人好し臭がするその人となりは――――“いい人”で終わりそうな雰囲気を称えている。だから大丈夫だろう。

 あと……。


「ダルいから背中貸してくれる……?」

「あ、なんだ……よかった。……って、背中ですか? どうしたんですか、小瀬川先輩」

「お手水」

「ああ……、……って、えええ!? 何をいきなり!? 連れていけってことっすか!?」

「シロ!」

「……冗談だって」

「ですよね……」

「半分は」

「あの、もう半分はどうなってるんですか……?」


 なんというか、実に新鮮な反応である。

 先程は別にその手の趣味はないと言ったし、今でもそう思うことに間違いないが。

 ……まぁ。

 暫くはこうして、様子を見させて貰おうか。

 願わくばせめて最低限、彼がこの部活に面倒をもたらさなければそれでいいのだけれど……。



「あ、俺、お茶淹れますね」


 ……。

 確かにこう、言わずとも察して動いてくれるというのは願ったり叶ったりであるのだけど。

 その、何でも自分から動こうというか――ナチュラルに下手に出るというか、雑用を買って出るというか。

 そんな、体育会系の新入部員に有りがちなノリは些か好きになれそうにない。

 今まで新入部員だったときの彼は、どんな扱いを受けていたのだろうか。というか、体育会系が骨身に染み込んでやがる。

 だから、弘世菫や辻垣内智葉には好まれるタイプかもしれないが……。


(……ダルいから、いいか)


 今はまだお互い慣れないものとして、一先ずは好しとしておこうか。

                                         ――了

白望「こんな介護に絶対負けない」

     ↓

白望「京太郎、晩御飯は中華で」


という

なお同様に、


憧「こんな金髪不良男、シズには近付けさせない!」

      ↓

憧「あ、ああ、あたしは今日は大丈夫よ! な、ナニがって…………ふきゅっ」


淡「あはっ、なにあれ麻雀プロじゃなくてザツギダンー? ミンチとかある意味イケてんじゃん!」

      ↓

淡「やい、須賀! こっち見なよ! ねーねー! すーがー! こっち見なよー!」


小学生「オカルトスレイヤーなんて持ってない奴には負けない!」

      ↓

小学生「オカルトスレイヤーには勝てなかったよ……」


灼「……もういい。好きにしたらいいと思」

      ↓

灼「……ねこみみ。ど? 似合う?」


浩子「その、助けてくれて……ホンマありがとうございます」

      ↓

浩子「……死なへんかな、あんた」


照「ふふ、京ちゃんは……。うん、おねーちゃんのこと、守ってくれるの……楽しみにしてるから」

      ↓

照「どうして……。そんな動物みたいなこと、しないで……」

じゃあ、ガイトさんの続き行く故ー
寝落ちしたらすんません

>>507より、続き



 胸揉んだりキスしたり結婚の約束をした――――。

 そう、誤解である。特に最後は大いなる誤解だ。

 他の二つは、まぁ――――いくらか故意も混ざる以上(恋は混ざらないが)、完全否定だと些か事実と異なり語弊が出る。

 だからと言って、正直に言ったらどうなるのかなど……言うまでもない。


 ――いや、実は高校生からの十年近い付き合いの奴が居て、ちょっとしたトラブルで胸を触ってしまったり、触らされたり。

 ――あとは、酔ったノリで何度も唇を奪われたりしてまして。

 ――結婚の約束なんてしてないですけど、お互いに数年後フリーなら結婚したいぐらいにいい女ですね。


 ……正気を疑う。

 当事者だからこそ「そんな事実などあり得ないし、そんなつもりもない」と断ずることはできようが、傍から見たら男女の仲を勘繰っても可笑しくない。

 こんな言葉を出してしまったら最後、説得など不可能であろう。余りにも難しい問題だ。

 隠すべきだ。

 隠すべきなのは判っている。迂闊なスキャンダルなんて生んだら、何のために鷺森灼が身を引いてくれたのかがさっぱりになる。

 ただ、やはり、大したことじゃないなら……逆にあっけらかんと喋ってしまえば乗り切れるかもしれない。

 そんな風にウダウダと論じるなら……。

 いっそ真っ直ぐな自分で――――もう嘘をつかないで生きよう。


京太郎「えーっと……」

京太郎「……」

京太郎「ど、ドラマとか……?」

「あー」


 すまん、ありゃ嘘だった。

すまん、眠い
おやす宮永ー

シリアスな笑いだった>ゴキ・イン・ザ・シェル

15分ほどお待ちをばー

おまたせやねん

いやすまない……ちょっと鈴谷ちゃんがビッチ声で可愛くて……いや本当すまない

次お題安価出せるとこまでいきたいー



 嘘を吐かないで生きるのは難しいが、嘘を吐かない方がより良い生き方だとは判る。

 それに決して嘘は言っていない。

 だって事実ドラマで結婚の約束をしたり(次の話でミンチになった)、キスしたり(マスクごしだけど)、色々あったからだ。

 ……ああいや、流石に胸を揉んだことはない。

 どうせならハリウッド映画ばりに、滅茶苦茶可愛い女優さんとラブシーン演じて、それが縁で結婚に至らないかなー――――なんて思う程度には、京太郎も男だ。

 が、それを口にはすまい。

 した瞬間に、ケッコンカッコカリは血痕(狩)となり、ジュウコンカッコカリは銃痕(狩)になるだろう。

 或いは、そんな欲望全開の思考を持つ魂は獣魂(狩り)だろうか。

 どのみち狩られるのは変わりない。

 獣なんだから、そりゃ狩りにもなるし銃痕刻まれるし血痕も散るだろう。どうでもいいが。


「……なるほどな、そりゃ、ドラマにも出てりゃあ色々あるか」

京太郎「そうなんですよ……麻雀プロなのに」

「うちの智葉よか、お前さんの結婚の方が心配になってくるな」

京太郎「あー、まぁ……」


 半端に俳優業もやらされたが故か。

 結婚の時期や状況次第では、ファンからなんて言われるか判らない。

 きっと、おそらく、多分、もしかして、ひょっとして、可能性として、瑞原はやりプロが未だに結婚に至ってないのもそんな理由だろう。メイビー。

 男子ならともかく、女子――ましてやアイドルも兼ねていれば、そうなっても不思議ではない。

 それでもファンの夢を壊さぬように振る舞う彼女はまさしくプロという他なく、尊敬の対象以外の何者でもない。…………何者でもないよ。



「まぁ、判った。智葉が乗り気じゃないってんなら……無理に進めるモンでもねえ」

京太郎「……断れるんですか?」

「曲がりなりにも、智葉に縁談出してきたんだ――――麻雀打ちとしての智葉にも、気があるだろうよ」

京太郎「はぁ」


 聞いていた話と違う――気がする。

 ……。

 ……まさか、ひょっとして、辻垣内智葉は須賀京太郎に気があってこの話を持ちかけてきたのだろうか。

 他に頼れる相手がいなかった新子憧。

 また、たまたまあの場で出会った京太郎を選んだ大星淡とは違って――――。

 相手を他に選ぶ余地があり、選べる方法がある女がわざわざ京太郎を恋人役に指名するというのは、そういうことじゃないのか?

 これまで、宮永咲に付き合ってそれなりに小説に触れてきた。

 可愛い女の子を見て、つい結論を先走りそうになる自分だが――――これは所謂ひとつの、確定的な証拠と言えるんじゃないか?


智葉「……そうなのか、親父?」

智葉「てっきり、向こうにとっちゃ鴨が葱を背負ってそれが女だった――――利と益があったからじゃ、ないのか?」

智葉「だから、断るときに面子潰しって襲われても良いように須賀に……」


 ですよねー。

 というか、物理的な防御力を前提に、それを理由で麻雀プロに頼むのはおかしい。

 そういうのは、麻雀プロのマネージャーに頼むべきだ。

 ……って、あれは例外だ。普通マネージャーはアサルトライフルの発射経験とCQBの体験なぞあるまい。

 精々が、拳銃ぐらいだろう…………って、これもおかしいが、海外旅行で撃った経験なら、探せばいるだろう。



「それもある、というか殆どはそれだろうが――」

「矢張りな、ヤクザもんはどこまで行ってもヤクザもんなんだよ。フロントだ、なんだっつっても鉄火場が好きな馬鹿でしかねぇ」

「そりゃあ、欲だの利だのなんだの言おうが……心んどっかじゃ、辻垣内智葉が麻雀捨てるなんざ見たくねえだろ」


 博徒は博徒――という話か。

 ちなみに、ヤクザには博徒系とテキ屋系がいるそうだ。わりとどうでもいい。

 鶴田姫子と白水哩が、ヤクザとは何なのかを以前懇切丁寧に教えてくれた。流石は庭に金属製のフルーツが投げ込まれる国である。


智葉「……だったら、初めから断ってくれ」

「それじゃあ、面白くねぇだろ」

智葉「……」

「睨むなよ……お前が、どこまで麻雀に本気なのか見たかった」

智葉「……」

「家がなんだと、気にしてくれるのは嬉しいがな。……余計なことを気にして、全力で打てないなんてのは勿体ねえし」

智葉「……」

「そんな腑抜けたこと言うなら、続けてける職でもねえだろ。勝負だから、腑抜けにはできねぇ」

智葉「……」

「断って来ねえなら――――それはそういうモンだって、俺は考えることにしようと思った」


 つまりは、試した――という訳か。

 何とも人騒がせで不器用な方法だが……、智葉の父なりに、智葉を気にしていたらしい。

 確かに。

 続けられるか判らない――この先が見込めない道に、それも本人自身が乗り気でない道に、居続けるのも大変な話だろう。

 まぁ、智葉が断らないなら断らないで、別な形にしただろうが。


「わりぃな、須賀プロ。巻き込んじまって」

京太郎「あー、まぁ……」

「智葉なりに、信頼して……なんて言っても始まらねぇわな。信頼してれば、何しても許される話じゃねえ」

「ただ、智葉も何かあったら君に手が及ぶ前にてめえがどうにかしよう……とは思ってただろうってのは、覚えておいてくれ」

「その証拠に、さっきから懐のドスに――」


 なにそれこわい。



「それに……面子潰しで襲ってくるなんて、んなことがあるわけはねぇしな」

京太郎「そうなんですか?」

「火種、てめえから撒いてどうする。やるなら、もっとえげつない方法にする」


 だから、こええよ。


京太郎「じゃあ、なんでまた……」

「そりゃ、甘えてんだよ。甘え」

智葉「……おい」

「こいつなりに悩んでもいたから、何かしら一緒に考えてくれそうな須賀プロに頼んだんだろうよ」

京太郎「辻垣内先輩が、俺に……?」


 甘える。

 ……想像とかまるで出来ない。どうかしてる。

 が、悪い気はしない。

 それ以上に――――面倒で危険な事には巻き込まれたくはないが。まぁ、どうしてもしょうがないならその時はその時だ。多分付き合ってしまうだろう。

 ……しかし。

 これやっぱり、実は結婚あるんじゃないだろうか。フラグが。

 あまり想像したことはないけど、それはそれでありかも――――。


京太郎「先輩、俺……」

智葉「せめて……」

京太郎「え?」

智葉「健さん、文太さん、欣也さんとまで行かなくても……進ぐらいなら、私から『是非』って頼むんだけどな」


 あ、うん。フラグとかないよな。知ってた。



京太郎「まぁ、その……正直巻き込まれたときはどうかと思ったけど」

京太郎「先輩には今まで色々良くして貰ったから――気にしないで下さい」

京太郎「いや、二度目は俺も困るから流石に説明下さいって感じですけど」

智葉「……」

智葉「ありがとうな、須賀」

京太郎「いや、まぁ……別に殺されかけた訳じゃないから大丈夫ですよ」

智葉「……」

「……」

智葉「……」

「え?」

京太郎「え?」

京太郎「あ、ああ! いや、いきなり襲われたときはビックリしましたけど――」

京太郎「……」

京太郎「急に、スタントなしで最高速のオープンカーでチャンバラしろとか……」

京太郎「いきなり、空挺でドラマの研修受けてこいとか……」

京太郎「取り方増やせるから、命綱なしで撮影とかに比べたら……」

京太郎「大丈夫です、はい……一応」


 絶対麻雀プロにやらせることではない。間違いなく。



 頼むから麻雀打たせてくれ――と、悩んだのはナイショだ。

 そんな諸々の所為で、余計な時間を奪れて練習が足りずに負けたのか――とも思うと憎くなって、壁を殴り付けそうになったのもしばしば。

 今でもやっぱりあれはどうかと思うが……。

 色々と麻雀以外の手札を増やしてくれたと思えば、悪いことではない気がする。

 ……いや。

 直ぐ背後で爆発が起こるとか、洒落にならないレベルに怖いけど。

 俳優はスタントマンじゃないんだけど。

 でもこれ、昭和の特撮なら普通に行われていたらしいんだけど。

 俳優がアクションするのも別にチャメシ・インシデント――

 って、そもそも麻雀プロであって俳優じゃないけどな。


 ……まぁ、そんな話はいいか。

 もう用もないし、一件落着ということで話を終わりにしよう。

 こう、色々と……。

 一本木そうな智葉の父は、京太郎に好感を抱いてくれているだろう。だから今はこの空気を壊さぬまま立ち去ろう――


京太郎「まあそれじゃあ俺はこれで――」







菫「――――須賀、聞いたぞ!」

菫「照と結婚の約束をして忘れ! 淡の胸を直で揉みしだいて! しかも確かお前憧と付き合ってるんじゃなかったのか!?」







 あっ(察し)。





菫「しかもお前、淡と腹上死とかなんとか――――」


 やめて。


菫「大学時代頻繁に憧とデートに――」


 やめて。


菫「そういえば白望の家にも半ば同棲――――」


 許して。


菫「やえに何度も『この戦いが終わったら俺と結婚してくれ』と――――」


 してくれないんだよなぁ。




智葉「……」

京太郎「……」

「……」

菫「ん?」


智葉「……」

京太郎「……」

「……」

菫「え?」


智葉「……」

京太郎「……」

「……」

菫「あれ?」


智葉「……」

京太郎「……」

「……」

菫「その、誰もいないから上がらせて貰ったんだが……」


 それは不法侵入です。



 麻雀プロが犯罪してどうするんだよ。

 というか、門番はどうしたんだろうか。危なくないか、開けっ放しって。


智葉「……お前が蹴散らすから」

京太郎「蹴散らしてません」

智葉「……お前が暴れるから」

京太郎「……暴れてません」

智葉「……お前が派手なことをするから」

京太郎「………………あ、いや、その」

智葉「派手だ」

京太郎「…………あの、その」

智葉「派手」

京太郎「……あの」

菫「派手だな」

京太郎「……」

智葉「……」

菫「ん?」

京太郎「……」

智葉「……」

菫「なんだよ」

京太郎
……ぽんこつと組ませると真っ当、ツンデレと組ませると鈍感、巨乳と組ませると残念、先輩と組ませるとツッコミ

憧ちゃん
……ダメ男に引っ掛かる貢ぐ女

SSSS
……ぽんこつと組ませると真っ当


……天然。NTRお姉ちゃん

松実
……そこまでにしろよ松実

あらたそ
……ちくわ大明神

穏乃
……大天使

一時間後でオナシャッス
2レスほどで終わって安価とりますゆえー

ごめん、落ちてないんや
あと20分待って

お待たせですわ



菫「いや、それは私も……流石に無断で入るのはどうかとは思った」

菫「ただ……」

菫「普通は誰かいるはずのところに……誰もいないなんて、これは何かあったのかと思って――」


 心配して――ということか。

 ……。

 なんというか、この人は本当に……。


京太郎「先輩」

菫「……なんだ?」

京太郎「それで何かあったら、どうするんですか?」

京太郎「……その、先輩は女性なんだから気を付けてくださいよ。そんな危険なところに行くなんて」

京太郎「嫌ですよ俺……それで先輩に何かがあったらって思ったら」

菫「……須賀」


 仮に殺人犯なんてのが居たら“こと”だし、言うまでもなくヤクザのカチコミなら問題だ。

 ヤクザの家が空いている。人がいない――なんてところに、おいそれと入っていいものではない。

 ……いや。ヤクザの家じゃなくても入っちゃだめだけど。


智葉「まぁ、リンゴを絞り潰すコイツをどうにかできるなんて思えないけどな」


 台無しィ!




智葉「しかも理由がなんだった? 轟盲牌をやるためだったか?」

菫「……」

菫「違う。剛弓を引くために――」

智葉「お前は麻雀部で、麻雀プロだろう、弘世?」

菫「……」

智葉「……」

菫「……」

智葉「……」

菫「……待て」

菫「麻雀プロが武術をやっていてもおかしくはないだろ。趣味は趣味、仕事は仕事だ」

菫「ほら、そこに――」


 そして、こちらを向く視線……だが直に、逡巡ののちに、結局は地面を見た。

 まるで、床に落ちてしまった三段重ねのアイスクリームを諦めたあの日のように。


菫「……私が間違っていた」

智葉「そうだな。あとは須賀も間違ってる」

菫「ああ、須賀が一番間違ってる」

京太郎「間違ってるのは二人の俺に対する態度ですよね!?」


 ひでえ。

 確かに、古式ムエタイを使える麻雀プロというのは我ながらおかしいと思う。

 自分でも本当に、無駄なことをしたと思うし――役にも立ったが――それが理由で、無駄なアクションをする羽目になっているのに思うところはある。

 だけど、こう、酷くないだろうか。

 まるで恰も世界の歪みを見付けた……みたいな扱いをされるのは。 



京太郎「……というか先輩、さっきの話を聞いてここに来たんですよね?」

菫「ああ」

菫「淡の奴がどうしても……と言うから」


 その割に、大星淡の姿はない。

 まあ、別に居なくても構わないし、居たらいたで煩いだけなので別に構わないが。

 あれだけ騒いでいたくせに顔を出さないなんて、やっぱり思考回路が判らないと思うだけだ。そう、それだけだ。


菫「結局途中で、ラーメン食べに行くっていなくなったけどな」

京太郎「……」

智葉「……」

菫「照もなんだかしょげてたから、そのまま任せたし……まぁ丁度いいだろう。だから私が代わりに来た」

京太郎「……」

智葉「……」

菫「ん、どうした?」

京太郎「……だって弘世先輩、最高だから」

菫「え、なんて……?」

京太郎「弘世先輩は最高です!」


菫「ひゃっ!?」


菫「いきなり大声を出すんじゃない、須賀!」



 この人の、こういう――ごく自然に自分が苦労を買って出るところは、本当に尊敬している。

 それでこそ自分の先輩であると――誇らしい先輩であると心の底から京太郎は思った。

 え、あ、竹井久は……うん。あれはあれでいい所もあるし、ちゃんと面倒見もいいし、本質は悪い人ではない。……と思う。


京太郎「で、話戻しますけど」

菫「……逸らしたのはお前の方だ」

京太郎「す、すみません……」

京太郎「俺の電話があってここに来たんですよね?」

菫「ああ」

京太郎「ってことは、俺が中にいるって判りますよね」

菫「ああ」

京太郎「その状況で何かあったって、もう確実に俺がらみしかないじゃないんですか?」

菫「あ」

京太郎「……ってことは、何かって言ってもそんなにすごい何かがあるとかありえませんよね」

菫「……」

京太郎「……」

智葉「……そのことも忘れてきたのか」

菫「……」

京太郎「……」

智葉「……」

菫「お前が心配だったんだ……そういうことでいいだろう? それが答えに決まってる」

京太郎「アッハイ」



 弘世菫が、面倒そうに視線を逸らすのを見て笑いが零れた。

 普段はしっかりしているのに、些細なところで抜けていたり伝法な態度に出るのが、何とも人間味が溢れていて面白い。

 きっちりかっちりと出来る女――という訳ではない、彼女の親しみやすさだ。


京太郎「じゃあ、そういうことにしておきますね」

京太郎「兎に角、次からは――」

菫「……」

菫「おい」

京太郎「はい?」

菫「何、ニヤついてる」

京太郎「えっ」

菫「何がおかしいんだ。何が」

京太郎「いや、別に……」

菫「第一な、説教とかなんなんだ。私がこう……恰も、間違えたみたいじゃないか」

菫「そりゃあ、私だって人間だから偶にはミスをする。偶には」

智葉「……“偶には”?」

菫「うるさい。……そう、偶には間違えてしまう。間違えるんだよ」

菫「それを、こう……『困った先輩だ。微笑ましい』――――みたいに笑うとか、なんだ」

京太郎「いや、そんなつもりじゃ……」

菫「いや、そんな顔をしてた。私が言うんだから間違いない」


 どんな絡み方なんだろう、これ。


菫「私はな、こう……友人と後輩とお前の名誉の為に、色々心配してたんだ」

菫「必死だったんだよ、必死」

菫「なのに……なんだ、おい。聞いてるのか?」

んあー、鈴谷ちゃんかわいいんじゃあー

30分後。安価とりますゆえ

お待たせやねん


京太郎「聞いてます。……すみません」


 絡み酒のような態度に、苦笑を浮かべる京太郎だったが――。

 余程恥ずかしかったのか、と結論付ける。この先輩、弘世菫は、後ろ暗い個とがあったら得てして多弁になる。

 悪い事をしたなと頭を掻きつつ、首を垂れる。


智葉「まぁ、弘世が残念なのはいつも通りだとして」

京太郎「ははは」

菫「……おい」


智葉「――で、何があったんだ?」


京太郎「……」

京太郎「はい?」

智葉「惚けるなよ、結婚の約束とか胸を揉んだとか、キスをしたとか――」

智葉「その辺りのことだ、須賀」

京太郎「いやー」

京太郎「な、なんて言いますか……あのー」

智葉「たっぷりと聞かせて貰いたいものだな。なぁ、弘世」

菫「え、あ、ああ……そうか? 私は別にあまり気には――」

智葉「――昼飯、食べていくといい」

菫「須賀、私にも説明して貰うぞ!」

京太郎「ええっ!?」


 なにその変わり身の早さ。



京太郎「……あー、判りましたけど」

京太郎「これだけは言わせて下さい……絶対に」

智葉「ああ」

京太郎「俺は、麻雀プロです。M.A.R.S.ランカーです。オカルトスレイヤーです」

京太郎「信じてくれるファンの為にも……俺は、後ろめたいことなんて一切してません!」

京太郎「それに――」

菫「それに?」

京太郎「――――俺は、相棒である小走やえ一筋です!」

智葉「私にも求婚しようとしてたのに?」

京太郎「ファッ!?」


 思わぬ大暴投に変な声が漏れた。

 思い返してみる――――確かに、言った覚えがある。言いかけた記憶がある。言いそうになった過去がある。

 ……あるのか。

 どうなのだろうか。最近、麻雀プロ的な意味で婚期に焦っているからポロっと飛び出したのかもしれない。

 無意識に飛び出すので、誰に何回言ったかなんてまるで埒外。記憶の外。

 これだけは確実に言えるのは――――宮永照と、大星淡相手には言っていないということである。


菫「~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッッッ!?」

菫「バカなっ、聞いてないぞ!」

智葉「今初めて言ったから、当然だ」


 智葉の父や、構成員の方々に頭を下げていた弘世菫が鬼のような形相でこちらを見た。

 ありゃ、相当射(う)ってる。人殺しの目だ。


菫「何故だ……どうしてなんだ、須賀」

京太郎「……先輩?」

菫「何故、こいつに言って私には言ってない! 一度も聞いてないぞ! おい!」

京太郎「へ?」


 ……なんだろう。これはモテキなのだろうか。

 頼りになる弘世菫が、まさか自分からそういう告白をして欲しがっていたなんて――――こちらをそういう目で見ていたなんて。

 些か予想外過ぎて、瞬きが止まらない。


菫「クソッ、私の何がいけないんだ!?」

菫「『人殺しの目をしているから智葉の方がいい』とか! 『怖い』とか! 『年下に厳しそうで説教しそう』だとか!」

菫「胸か!? 胸の差か!? ああ、PADだ! PADで何が悪い!」

京太郎「せ、先輩……その辺に……」


 フラグではなかった。スイッチだった。

 知らず知らずのうちに、弘世菫の地雷を踏んだらしい。



菫「いいことを考えた。須賀、お前私に二回求婚しろ。それがいい」

菫「そうすれば、私は辻垣内には負けてない。そうだろう?」

京太郎「いや、その理屈は……」

菫「聞く耳は持たない」


 ええー。

 というか、聞く耳を持たないと告白は聞けないのではないだろうか。


菫「ほら、早くしろ」

京太郎「せ、先輩……ッ! 痛っ、痛いっス! く、くび……首の骨、砕けま……すッ!」

菫「暴れるな。暴れるなよ」

京太郎「ひっ、やめ……っ」

京太郎(さ、酒の匂い……って、酔ってるのかよ!?)


 スマートフォンが、ポケットで震えた。

 取り出そうとして、弘世菫の込められた力に身体が負けて、手から零れ落ちる。


京太郎「い、言います! 言います!」

淡『ねー、すーがー。あんたテルになにし――』

京太郎「――好きです、好きです、好きです、好きです、好きです、好きです、好きです、好きです!」

京太郎「大好きです! 弘世先輩は最高です! 大好きです! 大好きです結婚してください! お願いします!」

淡『――』

菫「聞こえないな。もっと大きな声で言え」

京太郎「弘世先輩は最高です! 他の女のことなんて考えられません! 結婚してください! 俺と!」

淡『――』









 ……この後。

 更に智葉の父親も「おうてめえ、智葉に求婚とはどういうことだ」と参戦して、より混沌たる状況になったことは言うまでもない。

 なお――。

 弘世菫の名誉の為に言おう。

 彼女が酔っていた理由というのは、唐突にスピリタスを瓶で一気飲みしようとした宮永照からそれを引き剥がし。

 その時のトラブルで、飲んでしまったから……らしい。


 この後めちゃくちゃ土下座された。



                                           ――了




【辻垣内智葉の好感度が上昇しました!】

【弘世菫の好感度が上昇しました!】

前スレの積み残し
【新子憧の好感度が上昇しました!】
【臼沢塞の好感度が上昇しました!】
【鹿倉胡桃の好感度が上昇しました!】
【荒川憩の好感度が上昇しました!】
【小瀬川白望の好感度が上昇しました!】
【原村和の好感度が上昇しました!】

上げとかんとね、好感度
じゃあお題とるでー

お題
【闘牌】・雷帝、戦闘態勢。 (VS 小鍛治健夜)

・マッサージでチームメイトの女体を極楽に誘う

【闘牌】・レジェンドとか先輩とかとの師弟対決
  ――全国プロアマタッグ(宮永咲&竹井久VS魔物小学生編)
  ――全国プロアマタッグ(エイスリン・ウィッシュアート&小瀬川白望VS松実宥&松実玄編)
  ――全国プロアマタッグ(宮永照&花田煌VS弘世菫&辻垣内智葉)☆保留
  ――全国プロアマタッグ(清水谷竜華&園城寺怜VS姉帯豊音&臼沢塞)
  ――全国プロアマタッグ(大星淡&亦野誠子VS荒川憩&新子憧)

【闘牌】・血涙流しながらランカー上位陣に勝利する京太郎
 なおその後数日目が見えなくなるもよう

・ドキュメンタリー!!京やえ麻雀コンビその二人の真に迫る!!の巻き

・旅番組編で松実館のお・も・て・な・し

・大阪vs須賀


バトル書き終わるまで闘牌は(ry

>では、お題

1:京太郎「木偶ゥ!」 マッサージ大事件
2:【プロフェッショナル】麻雀プロ 須賀京太郎と小走やえ【仕事の流儀】
3:【月曜嫌でしょう】松実館のお・も・て・な・し


>えらべぇ

>↓3~9
※反転コンマ高いもの
※ゾロ目ならちょっとボーナス

という訳で、

2:【プロフェッショナル】麻雀プロ 須賀京太郎と小走やえ【仕事の流儀】


です
久しぶりにやえさんやな。嬉しい(須賀が)
中座しますので、また夜(2200)にー

お待たせー。今日もほのぼのしようかねー

Ouch!とか書きたいっすけどね、いやはや
やっぱポルノ捗るし、ライダー系の曲を聴くと咲ちゃんヒロインにしなきゃという使命感溢れます

あと今回は久しぶりの掲示板ネタです





【博士の異常な愛情 ~如何にして須賀京太郎は小走やえと出会いそして彼女を慕うようになったか~】



 

 
引用元:【プロフェッショナル】麻雀プロ 須賀京太郎と小走やえ【仕事の流儀】


2 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:magicSSSS
スレ立て乙

3 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ANGELAKO
2なら須賀プロに恋人ができても皆祝福する

4 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Awaawaii
3なら須賀京太郎とかいう生意気な馬鹿が素直で丁寧で仲良く努力するようになる

5 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Terr3Terr3
4なら思い出してくれる

6 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:SHeepD4C
 >>3-5
おまえらwwwwww

7 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:magicSSSS
ん?ああ、すまん

8 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ANGELAKO
7なら>>3が有効

9 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Awaawaii
8なら>>4がギリセーフ

10 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Terr3Terr3
9なら>>5は間に合う

11 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:mairuMMM
関係なか話ばしゆっもんじゃなかとね

12 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:SMSMHIMEko
そいぎどっちがSかお話しよっとー

13 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:KO1SAIKYo9
いやそれ関係ない……

14 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:mairuMMM
ん。そいがよか

15 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:KO1SAIKYo9
関係ないやん!?関係ないですよね!?

16 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ChaliceH1
いやー、実際どうして須賀プロが巨乳でもない小走プロにあそこまでなついてるのか不思議だったんだよね
いくら先輩とか師匠だとしても、小走プロはヒラタクワガタみたいに平たい板なのにね

17 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:NIKEnazca
僕のバイオセンサー的には須賀プロはロリコンだ

18 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:96chaDoRA
ええ……須賀プロおもち嫌いなの……?

19 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:BurnKoke4
それはないと思……

20 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ANGELAKO
本当に?

21 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:42noMount
巨乳好きだと思うよ、須賀プロ







 ――全世界数億人の競技人口を持つスポーツ、麻雀。

 ――我が国の競技人口は一説には3500万~4000万人と言われるが。

 ――その、3500万人の頂点近くに立つ人々。

 ――即ち、麻雀プロだ。



京太郎「……小走先輩」

やえ「判ってる。……気負うんじゃないわよ」

京太郎「はい。ま、俺に任せて下さい」

やえ「ん」



 ――その、頂き近くの内にあって、明確に頂点に立つ二人。

 ――タッグ選手権日本一、小走やえと須賀京太郎。

 ――M.A.R.S.ランキングにして7位と13位のトップランカーだ。




52 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
タッグがどれぐらいいるか判らないけど、それでも頂点ってやべーな

53 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
なんだかんだ言われても、13位/4000万人ってスッガは十分ヤバい

54 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
13位/4000万人と7位/4000万人とかいう大正義ぐう最強夫婦麻雀

55 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Terr3Terr3
1位/4000万人と13位/4000万人の方が強い

56 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Awaawaii
宮永照プロに須賀京太郎なんか雑魚は勿体ないよ!
40位台とかなら、40位/4000万=100万でキリがいいしー?

57 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:KUGYUUUU
キリがよくてどうすんだ……?

58 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ANGELAKO
キリがいいからなんなのよ

59 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:42noMount
いや、100ってのにはロマンがある!判る!

60 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:SEraEgchi
判る!100はロマンやん!

61 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:HOKU10ki
100は浪漫やな

62 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:BurnKoke4
あほらし……

63 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:RosenMaid
子供多いな

64 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:WAhakoromo
子供ではなく!

65 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:cyborg008ch
じゃあババアばっかですよー

66 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:g.kasumi3
まだ若いわ!ババアじゃないもん!



70 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:MOKOTANN
カレーうどん。孤独のグルメなう
名古屋のカレーうどんはやっぱり至高

71 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
え?

72 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
なんだいきなり

73 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:TOMOkiii
twistterと間違えたんじゃないの

74 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:NOyoNOyo3
なうとか古いのよー

75 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
ぼっちwww

76 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
タッグプロの実況スレでぼっち宣言wwwww

77 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
クソワロwwwwwwwww

78 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
やめろツボったwwwwwwwwwクッソwwwww

79 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
須賀京太郎プロはタッグ最強のプロである
なお住民

80 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
やめロッテw

81 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:MOKOTANN
あああああああああああああああああああああクソクソクソクソクソクソクソああああああああああああああああああ!!!!!!
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねお前らまとめて死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
たまたま一人だったんだようるせえうるせえうるせえうるせえうるせえうるせえうるせえうるせえ

82 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:SBRSBRKH
お、落ち着いた方が…………いや、一人は一人で魅力があるというか……

83 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:magicSSSS
……? 食事って普通一人でとるものじゃないのか?

84 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:TAKEMEEE
……

85 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:magicSSSS
なんだよ




 ――真剣な表情の須賀京太郎。

 ――各団体ごと二名で同卓し、勝利点を競うタッグマッチ。

 ――単純な麻雀としての強さの他に。

 ――如何にコンビの息が合っているのか、というのが重要となる。



京太郎「……」


 東三局:北家 ドラ表示:九萬

 手牌:一一四五萬 【⑤】⑦⑨筒 249索 白 北北


 捨て牌(上家): 南 西 8索 ②筒 “①筒” “③筒”
           九萬 “八萬”

 捨て牌(対面): 9索 1索 ②筒 南 中 “南”
           “②筒” “二萬”

 捨て牌(下家): ③筒 ③筒 南 中 二萬 ⑦筒
           “⑦筒” 5索

 ※“”はツモ切り


京太郎(ツモは……⑧筒の方かよ、なるほど)
           



 ――須賀プロが切り出したのは、北。

 ――対子となり、役牌となるその牌。温存すれば満貫はほぼ確定の手を作れるそのキー牌を。

 ――彼は、敢えて切り落とした。

 ――直後に、


やえ「ポン!」


 ――小走やえからの副露。

 ――その後、須賀京太郎は更にドラを切り落とし、小走やえに副露させた。

 ――そして結局この局は小走やえが跳満で和了する。

 ――このような、絶妙のコンビネーション。献身。

 ――須賀プロは何故、自分の手牌を見切ったのか。



京太郎「えっと……満貫手を捨てた理由?」

京太郎「小走プロの手の方が、高くなると思ったからです」

京太郎「その割りに俺の手は、キー牌の北を副露してからも遠いから……優先させるほどでもないんで」

京太郎「ああ、小走プロの副露がガッチリ嵌まったのは――――」



110 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
説明全カットwww

111 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
折角スッガが麻雀プロしてる貴重なシーンなのにwwwww

112 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
悪質なコラ以外では見ないもんなw



116 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:TAKEMEEE
須賀プロの貴重な産卵シーン……?(ゲス顔)

117 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:MIHspring
お相手は誰ですかね?(ゲス顔)

118 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:eomotRev
リバ的な意味なしならセラはセラ受けだから除かれて、ハギでスッガ背孕みの術安定

119 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:shrutupyou
うるさいホモ!

120 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:SEraEgchi
いい加減にやめーや!江口プロも須賀プロも困るやろ!

121 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ultraQhna
曰く江口プロ、変に意識して須賀プロの前で挙動不審ガチなっとるらしいですわ

122 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
スッガの前では女の子の意識出て、真っ赤になるセーラ
いいぞ~^^

123 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:SEraEgchi
だからやめーや!!!いい加減にせーや!!!!!!





125 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Daruidaly
……須賀プロによる排卵?

126 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ANGELAKO
ふきゅ
あああ、危ないわよ危ない日とか尚更危ない実際危ないでしょ!?
で、デキ婚は流石にまままままま不味いわよいくらなんでも!!!

127 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:YOU908HTT
あったかぁ~いのいっぱい?

128 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Daruidaly
排卵してもゴムしてればデキ婚にはなりにくいんだと思うけど……

129 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ANGELAKO
ふゅぇ

130 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Awaawaii
ゴム?危ないときは中でしなきゃ大丈夫なんじゃないの?

131 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:semaitoko
いいえ、それは迷信よ!正しくはコーラで洗えばいいの!

132 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:WOLFanSPC
それも迷信です。決して真似しちゃいけませんよ

133 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:SMSMHIMEko
iPSば待つよい、男から種だけ貰って作りゆっぎ子でもよかかな……もう
自分としか血ぃ繋がりよらんばってん、育てよったら二人の子と変わらんかも……

134 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:sukoyA50
子供……結婚かぁ……

135 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:kituiA50
リリカル☆マジカル、お前ら全員羊水腐ーれ♪

呪われろ貴様ら

136 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:96chaDoRA
しあわせな家族になれたら、それで嬉しいなぁ……って

寝落ちすまんち

読み返してたら闘牌パートの一ちゃんのヒロイン度の高さに吹いた
矛盾出ないよう書いてるけど、照が「幼馴染みに忘れられてる姉キャラ」だとして読み返すと夏休みオカスレ編とかまた感慨深い感じっすね

憧ちゃんならともかく、照が寝取られてるとことか想像難しいからへーきへーき


照(――護るッ! 護るッ!! 護るッ!!!)

照(京ちゃんが私を護るって言ってくれたその日まで――――護るッ!)

照(護って、護りきったら……そうしたら)

照(京ちゃんに――――京ちゃんに)


照はこういうのが似合うから本当安心してくださいね

いい男(ex.コブラ、慶次郎)は直ぐ手を出すから仕方ないね
あ、一時間後ぐらいにスタートしますが、早まるかも

鈴谷ちゃんビッチ声かわいいけど金剛最高なんじゃー

ファッキンにお待たせー



やえ「……お疲れ。よくやったわね、須賀プロ」

京太郎「ありがとうございます、小走プロ」

やえ「……まったく」

やえ「タッグマッチがM.A.R.S.ランキングの直接結果に表示されればいいのに……それもないから困ったもんね」

京太郎「まぁ、ランキングでの考慮には使われるらしいんで……それでいいんじゃないっすか?」

やえ「考慮じゃね……結果に反映されないと」

京太郎「そうですか?」

京太郎「俺は、まぁ……タッグマッチが強いって評価貰えるなら、それでいいと思いますけどね」

やえ「……はぁ」

やえ(誰の為になると思ってんのよ、誰の為に)

京太郎「へ?」

やえ「別に、なんでもないかんな」

京太郎「は、はい……」



220 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
ツンデレかわかわ

221 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
京やえあるで

222 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Kyotarosu
マジかよ!?

223 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:96chaDoRA
おもちないのに……おかしいよ

224 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:niwakaOOO
ブッ飛ばすわよ?
……ってなんか電話来た




やえ「一応、今後の為に確認しておきたいんだけど――――東三局、あの局なんだけど」

やえ「一応、あんたはどんなつもりで打ったのか教えてくれない?」

京太郎「ああ、はい」



222 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Kyotarosu
やっぱねーんじゃないか。ないないって

223 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Awaawaii
ないに決まってんじゃん。第一、13位風情が自分より上位とかと仲良くできるわけない

224 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Kyotarosu
そうなのか……そうかもなぁ
そうだよなぁ……

225 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ANGELAKO
仲良くできるかはともかく、頑張ってる須賀プロにそんな言い方ないでしょ!

226 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Awaawaii
うっさい。ごめん

227 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Kyotarosu
まぁ、別にいいんじゃねーの?13位は事実だし

228 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:TAKEMEEE
京やえ、やえヘタレ受けあるかも

229 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:MIHspring
男らしい須賀プロにグッとくるやえいいぞ~^^

230 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:eomotRev
須賀プロ強きせめ、やえヘタレ受けからのリバって須賀プロ誘い受けで兜合わせあるでー(マジキチスマイル)

231 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Kyotarosu
頼むからやめてくれよ……

232 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:TOMOkiii
ん、今なんでもす――あっばばbばっbbbbばばばば




京太郎「あれは――――」


 京太郎が答えた、要点は以下。

 上家はシンプルに真っ直ぐ早い手だった。

 小走やえの親番を蹴り飛ばしたかったのだ。ただでさえあるリードを、広げられてしまうから。

 狙ったのは真っ直ぐ早い手だが――ただし、ラス面子は愚形。

 ②筒は、そのラス面子の構成牌となるもの片割れ/或いは候補。

 その②筒と“何か”と“何か”を天秤にかけて、②筒を見切った。

 “何か”には九萬が絡む。


 考えられる可能性――

 七・九萬のカンチャン待ちに六萬引き/九九の対子に七萬か八萬引き(その後の八萬ツモ切りから考慮すると七萬はやや低い)。

 リーチしない意味――打点は十分/満貫以上/一役加えても無意味か=六役手の可能性。

 打②筒以後のツモ①筒を悔やむ表情/動作/呼吸の変化=面子不足/平和でなくても可/最終形はペンチャンでも可=チャンタ濃厚。

 結論=純チャン+三色同順/ドラなし――――イーペーコー?

 ②筒ツモ=純チャン+三色同順、恐らくはリーチ?

 ②筒から見切った理由=やえによる二連続の打③筒?


京太郎「早い段階から点棒を意識……してたんですよ、相手」

京太郎「リーチをかけるとしたら――みたいな思考に釣られて、目線が一瞬ブレました」


 相手の性格=リスクを避ける消極型。

 故に彼にとってのリーチ=この面子相手には足止め期待できない/逃げ場がなくなる/裏期待はリスクとリターンが釣り合わない。

 彼にとってのリーチ=決め手/どちらにせよ引かない勝負手。

 彼にとってのリーチ=牌譜から判断――有利状況:打点上昇と威圧の為に/不利状況:消極的で、満貫・跳満以下まで。

 典型的な『乗ればより積極的で強い』タイプ。


 イーペーコーと考えた場合。

 打8索時=七八九九萬 ②⑦⑧⑨筒 ■7889索 ツモ:□

 打②筒時=七八九九□ ②⑦⑧⑨筒 ■789索 ツモ:★

 牌の並び癖から類推――□=九萬、■は⑨筒または1索。

 打九萬時=七八九九□ ⑦⑧⑨筒 ■★ 789索 ツモ:☆

 ここからの打九萬と次巡ツモ切り八萬=待ちはペン七萬。


京太郎「って感じでしたね、上家は」

京太郎「で――」




263 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
さすが人類の到達点

264 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
これが――13位

265 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
これが――オカルトスレイヤー

266 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
実際スッガ式メソッド使ったら勝率上がったんだよなぁ

267 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
長考必要だけどな

268 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
スッガの麻雀解説本、プロ棋士に人気な模様

269 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
スッガwwwwww

270 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
そら、読みのプロたちならスッガメソッドは使いこなせますわ

271 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
しかもスッガはこれに加えてオカスレできるからな

272 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
さすが最後の希望

273 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:KingCRMSN
ようもまぁ、ここまで

274 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:96chaDoRA
須賀プロはすごいんだよ!

275 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:kayoiAYA
抱いてください

276 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:96chaDoRA
ええっ!?

はいお待たせですー



京太郎「対面――南家は、混一色風だけど違いますね」

京太郎「萬子は持っているけど、多くはない……萬子が切られたときに、そこまで鳴きを考慮してません」

京太郎「鳴き自体は結構考慮してはいるみたいだったけど……どれにも同じ扱い」

京太郎「1・9索は単純に不要牌」

京太郎「言うなら、繋がりにくいから……打②筒は小走プロに③筒が二枚切られたから――こっちもやっぱり繋がりにくい」

京太郎「字牌をそれより後に切ったのは……字牌が繋がって副露可能になることを見込んだからですかね」

京太郎「……ってなると、手牌には対子がありますね。少なくとも鳴けばその後も続いていけそうとは思ってたみたいなんで」

京太郎「で、まぁ、役牌をなんらか持ってる感じですけど――」


 オカルトというのは、公然の秘密のようなもの。

 かつてのインターハイの解説にて三尋木咏は松実玄を指して「ドラゴンロード」と表したが――。

 あくまで彼女は明言はしなかった。

 明確に、絶対に、確実に、全てのドラが松実玄に集まる法理があり道理が決まり術理があるとは――――言わなかった。


 皆、“そんな傾向にある”“そんな牌譜にある”“そういう風にツイてる”――としか言わない。

 それがオカルトとか、能力だとかは公然とは語られ得ない。

 精々、茶化して「また○○だ」と言われるくらいだろう。

 ――これが同じく麻雀の道を極めんとするものにとっては別だが――。

 とにかく、どれだけあからさまで明らかなるものであっても、人は能力という概念を認めない。


 言うのが憚られるのか。言うのが馬鹿馬鹿しいのか。――どちらなのかは京太郎も知らない。

 ただ人は、なんとなく信じてもいるがなんとなく疑ってもいる。

 そんな、自分達とは異なる法則で動くものがいると生理的に認め難く無意識に忌避しているのかもしれないし、

 単純に、あまりに荒唐無稽で話が突飛すぎて受け取れないのかも知れない。或いはそこまで真剣に考えられないのかも。

 まぁ、普通はそんなものだ。

 例えば、体を動かさぬ人気競技を麻雀として――――その逆の競技としては野球やサッカーがあげられるが、

 戯れで口にすることはあっても、安打を量産する選手を能力者とは疑わないだろうし、

 或いは恐ろしくドリブル突破をして点数を決める選手がいたとしても、やはり能力なぞあるとは思わないだろう。


 だから。

 京太郎は、解説に於いても「相手の“特性”」については触れない方向で話を進めることに決めていた。


 つまり――。


京太郎(で、そいつにとって役牌が有効牌になるってことは――小走先輩の手にも集まるってこと)

京太郎(そっから考えて、あとは捨て牌からで……混一色は判る)

京太郎(あの二萬切りは、“切れ込み”を入れて一萬を孤立させる為だろうな)


 面子にならない一萬――頭として使用することはあり得るが。

 やえからの混一色気配を嫌って抱え込まれるか、早めならと切り捨てられるか。

 抱え込んだのなら。

 その引いた誰かにとってに一萬が重なれば向聴数が進む――有効牌――なら、やえの手元へ。

 更にそれを切り捨てられず、横にも重ならないならば、足止めをするトラップとして。

 切られたなら、やえは叩いてドラを受けとり打点を上げて、向聴数を減らして和了に近付く。

 ――なんて予想を立てるが、まぁ、それを言うことはない。



293 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
散々ミンチってネタにされてるけど実際スッガを今インハイに放り込んだら地獄絵図だよな

294 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
スッガがミンチ的な意味で?

295 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
逆だろ。生身で改造人間とかケイ素生命体倒すニンジャめいた殺戮が起こる




296 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
そうか?スッガは事前に研究してから戦うから、所見で高校時代の咲ちゃんやあわあわタイプは無理じゃね?

297 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
どうなんだろ。見抜くまでにやられそう

298 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
人間って強いんだな

299 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
×人間って強い
○スッガって強い

スッガクラスの技術まで行き着ける奴何人いるよ。スッガは技術だけならプロで1位だろ

300 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
スッガクラスの技術なくても、引きが強きゃ大丈夫だろ?
実際スッガが仮に技術一位だとしても、ランキング一位じゃないのがその証明

301 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
麻雀は運ゲーだから仕方ないね

302 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
能力ゲーの間違いやん?

303 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
スッガは運悪いからなぁ……読み勝ってもツモられ負けしたり、逆転手配られなかったりするから

304 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
スッガは運が悪いのに13位に行く為に技術カンストだから、運があれば技術カンストさせなくてもスッガみたいになれるもんな

305 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
単純な技術+運ならスッガクラスはいるけど、スッガにはオカスレがあるからな

306 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
誰が言い出したのかしんないけど、スッガの二つ名がオカスレって良くできてるよな

307 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
まぁ番組名>オカスレ
誉めるべきは番組スタッフだな。スッガが麻雀でやってることと同じようなテーマの番組だったし

308 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
珍しく麻雀の話をしてる……ようなので修正しますね?
スッガクラスの眼力あったら、きっと女の子のオーケーサイン見逃さないんだろうなぁ

欲しい

309 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:KUGYUUUU
それはない

310 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ultraQhna
それはない

311 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Daruidaly
それはない

312 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Awaawaii
そんなんない

313 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ANGELAKO
そうだったらどんなにいいか



京太郎「で、俺の手はキー牌が北だったんだけど……混一色風味の人がいるから簡単には切り出されない」

京太郎「ツモ⑧筒でしたけど……」

京太郎「ってなると最短の最終形は、こっから9索・打赤⑤筒・打白」

京太郎「役牌バックでもいいんですけど、先に他鳴いて役牌副露できなかったら……修正や変更が難しい手牌ですし」

京太郎「副露箇所も……三・六萬に、⑥・⑧筒に、3索」

京太郎「⑥筒は③筒が切れ気味だから、その代わりで使われる可能性も高いし……」

京太郎「無理に攻める手じゃないんで……タッグだから、味方助けを優先しました」



323 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
なんでや!スッガの観察眼ならツンデレラブコメだって即終了にできるだろ!

324 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
そうかぁ?

325 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Kyotarosu
ツンデレ可愛いよな

326 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
スッガはオンオフ付けそうなタイプだからオフだと鈍感っぽそうなイメージ

327 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
木を見て森を見ずありそう

328 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:TAKEMEEE
ツンホモと聞いて

329 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:MIHspring
加速装置で

330 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:eomotRev
駆け付けました

331 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:shrutupyou
うるさい、ホモ!

332 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
呼んでないんだよなぁ……

333 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Kyotarosu
もうやめてくれよ……!

という訳で今日はここまで
おやすみー

このスレでスピンオ……既にギャグもバトルもシリアスもやってるからどうしようもないね

爆くんはもうなんて言っていいのか判らない

ごめんうとうとしてた
ラブコメもほのぼのも書いてると思うんだけどなぁ……

一応次スレ立ててくるんで、ポルノグラフィティで好きな曲でも話しててください

【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第34位【アラフォーマーズ】
【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第34位【アラフォーマーズ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401981633/)

ほい次スレ


ん、ああ……いや、アッハイ
いや、歌詞オマージュの短編でも書けばラブコメとかほのぼのになるかと思って聞いたんだけど……アッハイ、うん

Mugenが初めて買ったCDっすね

ちと安価出します。埋めネタで

①コウサイカッコカリ(ifネタ。攻略とか存在しないこのスレだけど付き合ったらどうなるのという)

②私の京ちゃんがこんなにも鈍感じゃない訳がない

③ヒロイン度高い人間を一同に介させました

④もしもこのスレがラブコメ(棒)だったら


↓5

君たちどこにそんなに居たん……?


おう、誰がいいかえらべえ


↓2~6

夜行性……じょうじ

和は無理だ。諦めろ


【好感度1】


穏乃「あの、さっきはありがとうございます! すみません!」

穏乃「あ、私は高鴨穏乃です! 初めまして!」

穏乃「え? 和の知り合いなの…………知り合いなんですか!?」


穏乃「あ、敬語はいらない? そっか、じゃあ……穏乃って呼んでよ! 和の向こうでの友達なんでしょ?」

穏乃「え、えええ、ど、どうしたのさ!? いきなり肩落として!」

穏乃「あ、相手にされてないから友達かどうか判らない……か」

穏乃「うーん。和は憧と違って特に男子が苦手とかなかったと思うんだけどなぁ……」

穏乃「『男苦手でもないのに相手にされてないのか……』?」

穏乃「――――って、うわわわわわ! ごめん、ごめん!」

穏乃「その、し、塩を塗り込むつもりとかなくて…………って、あ、冗談?」

穏乃「なんだよ、それ……びっくりした。まーいいけどー」


穏乃「……相談?」

穏乃「うーん……じゃあ、とりあえず場所変えようか?」

穏乃「あ、そうだ! その前に……」

穏乃「ようこそ――――阿知賀へ!」



【好感度2】


穏乃「どうだった、京太郎?」

穏乃「へへ、やっぱりね。和ならああいうの気に入ると思ったんだよね……うんうん」

穏乃「へ?」

穏乃「あ、あはは……『微妙に違った』……ごめんごめん」

穏乃「お詫びにラーメンでも――――って、奢ってくれる……?」

穏乃「いいよ! ほら……結局、間違えちゃってたし」

穏乃「えー? そうまで言われると、うーん……」

穏乃「よし、じゃあ一緒に食べに行くって感じで! 出発しゅっぱーつ!」

気付いたけどこれ付き合ってねーじゃないですかオイ


【好感度3】


穏乃「……え、どうしたのって」

穏乃「うーん」

穏乃「いや、そのさ、流石にあの……恥ずかしいかなって」

穏乃「茶化さないでよ。……そりゃあさ、こう見えても私だって女の子なんだよ?」

穏乃「それともやっぱり……変だった?」

穏乃「へへ、似合ってる……か。うぇひひ」

穏乃「そうそう、これ、憧が選んでくれたんだよ! 流石は憧――――ってしまったぁぁぁぁぁあ!?」

穏乃「憧には、憧が選んだって言うなって言われてたんだった!」

穏乃「うぅぅ……笑わないでよ、もう」


【好感度4】


穏乃「……なんか、落ち着くんだよなぁ。京太郎とこうしてると」

穏乃「んーと、なんだろ……じぶんでも何言ってるのか判らないんだけどさ」

穏乃「和の方は……どう?」

穏乃「そっか、うん…………ならよかった。仲良くなれてるんだ!」

穏乃「それで、今日はどうするの?」

穏乃「山? オッケー、任せといてよ!」

穏乃「負けないってのはこっちの台詞だからね! よぉーし!」

寝落ちすまんち
穏乃かわいくて大好きなんだけどストーリー仕立てじゃないと穏乃難しいなというか、付き合う前後で変わることがひとつくらいしかなさそうなので難しいな

あ、こっち別に埋まっちゃっても構わないんで


テラフォポリスという公式で便所飯キャラにされたアドルフさんは流石俺たちのアドルフだと思った

おう待ってろ>漫画喫茶

お待たせやねん


【好感度5】


穏乃「京太郎ー」

穏乃「えっと……ごめん、呼んだだけだったり」

穏乃「うぇへへへ」

穏乃「……うん。山って、今まで一人だったんだけどさ……誰かが隣ってのも悪くないんだなぁ、って」

穏乃「京太郎ぐらいだよ? 私の周りで、ここまで着いて来れたのって」

穏乃「ハンドボール……ハードだなぁ。っていうかなんでハンドボールから麻雀行ったのさ」

穏乃「……あ、確かに。話聞くだけでやりたくならないよ、ハンドボール」

穏乃「うん、まぁでも……良かったよ! 全力も出す! 山も登る! 誰かと一緒に行く!」

穏乃「え? 二つは同じ……って、うぇへへ、確かに。なんか、はしゃいじゃって」

穏乃「うんうん、ハンドボール様々だね…………って、ふ、ふふふ、二人っきりぃ!?」

穏乃「うー」


【好感度6】


穏乃「そうそう! これ、これ!」

穏乃「憧の部屋に置いてあってさ。ずっと気になってたんだよね、これ」

穏乃「うん、悪くないよね。たまにはこういう落ち着いたのも」


穏乃「……んー?」

穏乃「……うんうん、そうだよね。判るなぁ」

穏乃「うんうん、そうそう――――って」

穏乃「うわぁぁあ!? な、なにこれぇ!?」

穏乃「えっ、な、何があったって……えっと、それは……」

穏乃「あ、あははは……あは、あはは」

穏乃「……」

穏乃「……うぅ、これ」


穏乃「……」

穏乃「……」

穏乃「……あはは、はは」

穏乃「えっと……か、過激なんだね……最近の少女漫画って」

穏乃「うぅぅ……ま、まさかこんなのなんて」

穏乃「ぅぅう」

穏乃「……うぅぅ」

穏乃「なんだよこれ……」


穏乃「へ!?」

穏乃「ちょ、きょ、京太郎!?」

穏乃「ここ、外だって――――ちょ、ちょちょちょっと!?」

穏乃「だ、駄目だって……ん、ちょ、京太郎……」

穏乃「か、可愛いって……うぅー」

よし、次行こうか


【好感度1】


照「ボール……?」

照「判った」

照「……」

照「……君、何年生?」

照「そう」

照「……」

照「……」

照「……」

照「……別に遊ぶ友達がいない訳じゃない」

照「ただ、本が好きなだけ」

照「……」

照「……」

照「……」

照「……そう」


【好感度2】


照「……あ」

照「……」

照「……」

照「……」

照「だから、別に友達がいない訳じゃない」

照「皆と一緒じゃ、本が読めないから」

照「……」

照「……」

照「……」

照「……むぅ」

照「君、年下のはず。私はおねーさん」

照「年上にそんな言い方はよくないよ。私は別に、友達がいない訳じゃない」

照「……」

照「……友達はいる」

照「どこって……」

照「……」

照「……年上を敬わないと駄目。絶対」


【好感度3】


照「……あ」

照「別にひとりぼっちじゃない。……え? 聞いてない?」

照「そう……」

照「そっか。うん、ちゃんとおねーさんの言ったことを覚えてたんだ」

照「ならいい」

照「……」

照「じゃあ……そういう君は、友達いるの?」

照「君じゃなくて須賀京太郎? ……そえ」

照「携帯? ……私は持ってないけど、ふーん」

照「……」

照「……」

照「……」

照「アドレス帳の数が友達の数とは限らない」

照「限らない」

照「限らない。……おねーさんの言葉を信じるべき」

照「……」

照「……別に羨ましくなんてない」

照「ない」

照「………………、ないったらない」


【好感度4】


照「……あ」

照「……」

照「……うん、友達いない。君の言う通りでいい」

照「おねーさんだから、年下にはかんようになった方がいい……って」

照「一人いる? どこに?」

照「……」

照「……ふーん」

照「別に年下を友達にしても嬉しくなんてない。私はおねーさん、いい?」

照「……」

照「じゃあ、京太郎なら……京ちゃんかな?」

照「……あれ? どうしたの?」

照「京ちゃん、照れてる? 照だけに……」

照「……」

照「……照だけに」

照「……」

照「……むぅ」


【好感度5】


照「……ぁ」

照(『てるてるお化け』――――またか)

照(京ちゃんに、こんなの見られたくない)

照「行こう、京ちゃん……そんなの相手にしなくていい」

照「京ちゃん……?」

照「……ぁ」

照「……」

照「……」

照「……京ちゃん」


照「……」

照「ありがとう、京ちゃん」

照「でも、あんなに危ないことはもうしないで」

照「怪我がなかったからいいけど……凄く心配だった」

照「……泣いてない。泣いてなんかない」

照「……」

照「……別に、助けに来なくてもいい」

照「私はおねーちゃんだから、大丈夫。我慢できるから」

照「それより、京ちゃんの方が心配。怪我とか……駄目だよ、京ちゃん」

照「……」

照「……私はおねーちゃんだから、助けてくれなくてもいい。いらない」

照「いらないけど……」

照「……」

照「おねーちゃんだから、年下にはかんようになってあげる」

照「そのときは、守らせてあげてもいい」

照「……うん」

照「……」

照「――――ありがとう、京ちゃん」


【好感度6】


照「……」

照(京ちゃん、治ったんだ)

照(ちゃんと、謝らないと。……ごめんね、京ちゃん)

照「京ちゃ――」

照「……咲?」

照「……」

照「……」

照「……」

照「咲とも、知り合いだったんだ」

照「……」

照「そっか、頭打ったから…………そっか」

照「……」

照「……別にいい。友達なんて、他にもいるから」


 ――――泣かないでくれよ、照ねーちゃん。別にちょっと擦りむいただけだって……。

 ――――いや、だってさ……。

 ――――……うん。

 ――――大丈夫だよ、照ねーちゃん。

 ――――俺、麻雀とかそんなのでねーちゃんのこと“さべつ”しない。

 ――――俺にとって、照ねーちゃんは照ねーちゃんだからさ。

 ――――だから、頼りないかも知れないけど……今日みたいに何もできねーかも知んないけど。

 ――――ねーちゃんのこと苛める奴がいたら、俺が助けにくるから。

 ――――だから、泣かないで。照ねーちゃん。


照「……」

照「……泣いてない」

照「……」

照「泣いてないし、もう泣かない」

照「……」

照「……」

照「……別にいい。おねーちゃんだから、平気」

×①コウサイカッコカリ(ifネタ。攻略とか存在しないこのスレだけど付き合ったらどうなるのという)

  ↓

○①コウサイマデカッコカリ(回想ネタ。攻略とか存在しないこのスレだけど付き合う前とかどうなるのという)


どうしてこうなったんだろうね

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