奴隷「ご主人、様」 (337)
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すでに、下で書いてたんだけど。影響受けたゲームの冒頭と似すぎてるので、改めて書き直し。
男「奴隷」 奴隷「ご主人様」 - SSまとめ速報
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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1447005130
闇の中。ゆっくりと眠りから覚めていることに気づく。身体の感覚がゆっくりと戻る中、下半身、それも局部からぬめりそして少しざらついたような感触があった。
しばらくの間、規則正しくその感触が竿を上下した後、亀頭から順に生暖かく柔らかいものに包まれていく。
その感触により生み出された快楽のおかげで、じゅぶじゅぶと聞こえ始めた水音と合わせるように、瞼をゆっくりと開ける。
少しだけ朝の光で目がくらんでから、元の視界に戻ると、俺のそれを咥えしゃぶるうら若い娘の姿があった。
男「おはよう」
娘に朝の挨拶をしたものの、彼女は無視して口淫を続けた。
行為は激しさを増し、聞こえてくる水音もより空気を含んだものに変わっていく。与えられる激しい快楽を我慢する必要はなく、俺はそのまま娘に白濁液を吐き出した。彼女もそれを予期していたように、タイミングを計ったように喉奥まで入れこみ、それを受け止めた。
射精が終わったところで、中の分も吸い出しながら局部から口を離していく。少し荒い息をして呼吸を整えてから、それを飲み干した。
「……食事の準備ができております。支度の準備は、お手伝いいたしますか?」
今までの行為とは裏腹に、どこか事務的な口調で俺に聞いてきた。いらないと答えると、娘は静かに礼をした後部屋を後にした。
娘は俺に与えられた奴隷だ。戦いによる怪我の後遺症で、俺は戦場から離れた。後遺症により少し足に不自由はあるが、鍛えていた体のおかげで不便があったということはない。家を飛び出して騎士となった俺に、戻るという選択肢は頭になく、このそこそこ栄えている街に小さな一軒家を購入した。生活の当てもそこそこの勲章を授与されるぐらいには活躍していたから、国からの恩給で成り立っている。
命のやり取りをする必要もなく、窮屈な家で生活しないで済む。人々が穏やかなこの街で、一人暮らすことに充足感を覚える生活が、2年ほど経ったある日のことだ。
便りなど来るはずもない我が家に、1通の手紙が届けられた。見慣れた筆記体で書かれた文字は、俺の親父の名前だった。破り捨ててやろうかとも思ったが、そうすると親父絡みで何かあった時に、結局面倒をこうむるのは自分と言い聞かせて中身を空けると、書かれていたのは『明日、迎えをよこす』の一文だけだった。
その内容に俺は違和感があった。あの傲慢で自分の思い通りになると思っている親父が、俺に断りを入れるなんてことはせず、迎えどころか強引に連れ戻す。そう思ったからだ。
はっきり言って顔すらも見たくはない肉親だったが、このやり方に好奇心が沸いた俺は、翌朝きっちりときた迎えの馬車に乗って、家へと戻った。
懐かしい顔が、俺に少し疎ましそうな表情をしているのを見ながら通り過ぎ、書斎に通されると白髪が目立ちやや頬がこけた親父が、そこにいた。
『久しいな』
その声もどこか弱弱しいものだった。いつも怒鳴り散らしていた男が、俺が離れた数年の間でこうなるのかと思うと、反抗で出て行ったことに対して虚しさを感じていた。
『先の戦で、足に障害が残ったそうだな?』
そのあとに続く言葉は、半端者にお似合いな姿、あるいは。そんな罵詈雑言を想像していると。
『お前に、奴隷だが世話役をつける』
その言葉の意味はすぐわからず、そしてその真意も読むことはできなかった。
そうやって我が家にやってきたのが、先ほど俺の世話をしてくれた奴隷だ。異国の血が混ざっているためか、こちらでは珍しい黒髪が腰まで伸びている。顔立ちは、整っているのだがほとんど無表情と言っていい。服装は俺の買い物の付き添いなどがある為、街人が見ても恥ずかしくない服を与えている。
俺が眠る時、家事をする時、娘が用を足す時。そういった事以外で何もない状態であれば、娘は俺の側を離れることはない。それは、障害を持った俺を心配する訳ではなく、奴隷として与えられた命令として、事務的に俺の世話をするためだ。
俺の所有物、そうなってしまうから命令は聞く。だから離れろと言われれば離れるが、いつの間にか俺の側に娘はいる。
だが、それはあくまで命令だからであって、俺を心配するためのものではない。娘の態度はあくまで事務的なものであり、今一緒に食事している時でも、何ら会話はない。たまに食器などが触れる音がキッチンに響くだけだ。
先に食べ終えて、娘を眺めてみる。間違いなく美人と称される部類であり、奴隷でなければ引手あまただと言える。どちらにしても、奴隷という最悪の境遇を引いてしまったならば、主人を喜ばせるもの以外に役立てるところはなかっただろう。
俺の視線を感じて、こちらを向いた時に視線は合ったものの、無表情のまま御用でございますかと聞かれ、いやと答えるとまた食事に娘は戻った。
一緒に暮らすようになって、それなりに経ったと思うが、俺はまだ娘の表情を見ていない。それこそ、あんな淫らな行為があってもだ。
そんなことを考えていると、娘は食べ終えた自分の食器と俺の食器を運び、洗い物に取り掛かった。この状態で脅かすような真似をすれば、もしかしたら彼女の表情を見ることはできるのではないか。そんな悪戯心が、芽生えてきた。
だが、どうすれば娘が驚くのか、その方法が浮かばず、とりあえず彼女に近づいてみることにした。
スッと手を伸ばすと、気配に気づいたのか娘は振り向き、意図せず胸に手が触れた。こちらも予定外のため、少し固まっている間、彼女は胸に触れた手をゆっくり見て、俺の方を見直し。
奴隷「処理の方が不足でしたか?」
と聞いてくる。そういう訳ではなく偶然と伝える。
奴隷「畏まりました。それでは、洗い物の方に戻らせていただきます」
淡々とした様子でまたこちらに背を向け、作業を再開する。表情を見たい、ということで偶然起きたことだが、娘のその態度が少し癪に障り、耐えられる程度の苛立ちを覚えながら、そのまま自室へと戻った。
ここまで。このSSは書き溜めてぶっぱな更新予定なので、かなり不定期です。
とある理由でものすごい勢いで書くやもですがの。
乙
奴隷「(どうされたのだろう)」
主人の機嫌が悪いことには気づいた。原因は私にあるとは思うものの、それでもどういった事情で悪いのかが理解できないでいる。
奴隷という身分ではあるが、世話役として主人に仕えているのだから、出来うる限りのことはしなければならない。
奴隷「(頂き物で、リラックス効果のあるハーブティーがございましたね)」
それで解決できるようなことではないけれど、少なくとも気分が落ち着くはず。急ぎ洗い物が終わり次第、お茶の入れる支度をしなければいけない。
洗い物を終え、リラックス効果のあるハーブティーを運んで主人のいつもいる書斎へと向かう。手慣れた様子で書き仕事をされている主人に近づき、邪魔にならない位置にそれを置いてから、私は主人が用意していただいた椅子に腰かけて、彼の仕事の様子を見させていただく。
サラサラとペンが紙をなぞる音が聞こえる。何をされているかはお教えいただけていないためわからないが、この生活を維持するために必要なお仕事とは、伺っている。
後はお邪魔にならぬよう、主人からのご命令か、必要なお仕事をこなす時間になるまで、その後姿を見守らせていただくのみだ。
幾らかの時間がたった後、主人は身体を伸ばし、固まった体をほぐすような動きをされる。
男「奴隷、同じので良いからお茶をもう一杯頼む」
奴隷「畏まりました」
頂いたご命令を実行するために立ち上がり、主人が飲まれたカップを手に取りキッチンへと戻る。お茶を適温まで温めて、カップも同様に温める。良い味が出るよう調整するには少々お時間をいただいてしまう。主人は味にこだわりはない方のようだが、やはり良いものをいただいてほしいと私は思う。
男「あ、言い忘れた。一緒に飲むから、2人分で頼むよ」
奴隷「畏まりました」
お情けをいただけることに感謝しながら、もう一つのカップを取り出した。
男「うん、うまい」
奴隷「ありがとうございます」
主人にお褒めいただけるのは嬉しいことだ。しかし、感情を出さないように努める。主人にとって私はただの奴隷であり、所有物。感情であっても、それを自由にしてはいけない。
胸の内にそっと、閉じ込めておく。
主人は今までお会いした方の中で、とてもお優しいのだと思う。だから、私にもいろいろなものを与えてくれる。それに感謝しかない。
そう思うからこそ、私は奴隷なのだと自覚しなければならない。何も主人に望まぬように。
一日の流れは、いつも早く感じられる。つい先ほど朝食をお作りしたと思えば、もう夕食をお作りし、もう主人の夜伽をさせていただく時間になる。ドアをノックさせていただいて、主人からの返事をお待ちする。
男「入っていいよ」
ご了承いただいてから室内に入ると、寝間着に着替えてベッドに座ってくつろいでいらっしゃる、主人の姿があった。
奴隷「夜伽にお伺いさせていただきました」
その言葉を聞いて、主人はなぜか少し渋い顔をされてから。
男「今日はいいや。たまにただ話しでもしないか?」
とおっしゃられた。
奴隷「お話しでございますか」
男「ここに来てから話すこともなかっただろ?」
言われる通り、主人とはお話するということはない。しかし、それは私が奴隷という身分だからだ。奴隷は家具と同じ、主人のためになる事以外なら、与えられたお仕事やご命令がなければ動いてはいけない。お話するなんて言うのはもってのほかだ。
奴隷「そうでございますが…。しかし…」
男「…あー、わかった。これは命令、俺と君は今話をしなきゃいけない。OK?」
命令という言葉が、どこか崇高に響く。反射的に頷いたけれど、お話というのはどのようにすればいいのか、私はわからないでいた。
男「奴隷はどこで生まれたんだ?」
奴隷「フォーブリア様、そういうお名前の領主様が治められていた領地の施設にて、孤児として生きておりました」
男「そうか…。フォーブリア殿か」
領主様のことをご存じのようで、主人は何度か頷かれた後。
男「フォーブリア殿と面識は?」
奴隷「ございません。ただ、何度かお見かけしたことはございます」
男「あの方は社交的だったからな。民にも積極的に交流をされていたと聞く。良い方だった、本当に」
惜しまれるような口ぶりに、領主様と主人が交流があった方であるとわかる。私も、皆のお話でしか聞いたことはないが、誰も領主様の悪く言っていた記憶は全くない。
男「……、しかし、引き取られたということは、元々そういう奴隷だったわけじゃないのか」
奴隷「はい。隣国との戦争の際、フォーブリア領が襲われその時に捕まりました」
男「そうか。その時からそうなったってことか」
命令だからこそ、このお話しは緊張している。私は主人を満足するようなお話ができているのか。会話と言われるものはどうすればいいのか、よくわからない。
男「奴隷としての日々は、まぁ、今も奴隷ではあるけど、聞きはしない。多分、嫌では済まない思い出だろ?」
――言葉が出ない。お話しするというご命令にも関わらず、身体が硬直してしまい、返答できない。
男「悪い、わかってても言うべきじゃなかったな」
奴隷「申し訳、ございません」
男「奴隷は何も悪くないさ。そろそろ夜も更けるな、戻って明日に眠ること。いいね」
畏まりましたと申し上げてから、一礼して主人の部屋を出る。暗い廊下は今の私の心境を現しているようで、気分がより沈んでいくようだ。
それでも、明日からまた主人のお世話をしなければいけない。この気分に引きずられて、肝心なことが出来なくなるわけにはいかないのだから。
主人からのご命令に従い、私はベッドに潜り込んで眠ることに全力を注ぐことにした。
書き溜めはここまで。Hシーンの練習のはずが、そこまでいかないジレンマ。
…これは長くても200ぐらいで終わらせるんや。
乙
乙
主観が変わるのいいね
>>24
なんか、ずっと男視点より面白そうかなーと思って。
さて、抜けがあった。書き溜めは注意せなあかんね。追加分。>>19と>>20の間
男「じゃあ、ずっと孤児院にいたのか?」
奴隷「いいえ。領地内にございます貴族の家に、引き取っていただけました」
引き取られた理由は知らないものの、私はそこで世話役、メイドとしてお勤めすることになった。厳しい家柄ではあったが、ひどい扱いを受けた記憶はない。それに、最低限の教育も受けさせていただいたことも、感謝の意を表しようもない。
男「なるほど。だから一通りのことはこなせるんだな」
奴隷「厳しく指導していただけました」
あの頃の日々が、頭の中を巡っていく。もはや戻ることはできない。
期待
乙乙!
いいね おつ
まだかい?
>>21の訂正
×男「奴隷は何も悪くないさ。そろそろ夜も更けるな、戻って明日に眠ること。いいね」
○男「奴隷は何も悪くないさ。そろそろ夜も更けるな、戻って明日のために眠ること。いいね」
フォーブリア領、領主フォーブリア・イクセスが統治していた土地であり、山岳部で戦争をしていた隣国と隣接していた場所だ。
自国の防衛の要という位置づけで、自然に作り出された砦のような場所。それだけに、静かな危険が常にはらんでいる地域でもあった。
戦争の発端は、そのフォーブリア領に隣国が攻め入ったことにある。それも、奇襲の類だ。宣戦布告もなく、奴らは襲い、土地と財産を強奪していった。フォーブリア殿は領民を逃がすために最期まで戦い、その時襲撃を指揮した司令官を道連れにして果てたと聞く。
もし、それがなければその進軍は止まらず、一気に攻め入られたであろうと、軍師殿が言っていた。
あの方は最期まで騎士であった。それは疑いようのない事実だろう。それだけに、あの方を失ったということはこの国にとって大きな損失だ。
懐かしき名を聞いたからか、少しだけ物思いにふけってしまった。昼食も食べ終わり、この後に今日すべきこともない。この街の人間は良い人達ばかりだが、親しい者はいない。
奴隷「………」
娘はいつも通り、俺が用意した椅子に座り――前は立って控えていた――ただ佇んでいる。相変わらずの無表情で、近寄りがたい雰囲気が漂っている。
孤児であったということから娘の出自は不明だが、生まれ持った気品のようなものは感じられる。どこかの貴族の隠し子、と冗談交じりに言っても話が通ってしまいそうな不釣り合いな美しさだ。
親父に連れられた時は、親父の意図が読めないことが邪魔をして娘のことをちゃんと見ていなかったが、もし見ていたら、この美しさで連れて行こうと思ったかもしれない。
何もしないというのも退屈と思い、娘に二人分のお茶を用意するよう指示する。少し経ってからティーセットを持った娘が、それを配膳してから俺の真向かいに座る。
もちろんこの時も会話はない。必要なこと以外、娘が話しかけてこないのと、俺自身もそこまで話すのが得意という訳ではない。そういう二人が一緒にいたところで、楽しい会話が弾むというのはなかなか難しい事だろう。
ただ、一緒に暮らしているにも関わらず、必要のない事以外互いに存在しないように過ごすのは、俺には無理がある。
男「折角だから、何か話そうか」
無言でかつ無表情のまま、おずと視線が俺に向けられた。仕方なく。
男「これは、命令だ」
そう言わなければならないことは嫌だったが。娘ははいと答えた。
会話と言っても大したことは話せない。そもそも、女っ気のある生活をしていたかと言えば違う訳で、どうすれば喜ばせるようにするかもわからない。娘からも何か話が出てくるわけでもなく、沈黙が続く。
男「話すのは苦手か?」
そう聞かれて娘は静かに頷いた。俺もだと答えると、わずかに困った顔を見せる。それが、少しだけ嬉しいように思いながら、お茶をすする。
男「うん、美味しい」
ありがとうございますという言葉が、少しだけ感情があるように聞き取れ、それもまた少し嬉しく思える。
しかし、このまま埒もあかず会話がないのはつまらない。そう思い、娘が話さなければならないような話題を思いめぐらせる。
男「そうだ。奴隷は俺のことで聞きたいことはないのかな?」
ちょうど良さそうな内容をぶつけてみた。
奴隷「………騎士でいらっしゃったとお伺いしています」
男「あぁ、そうだね」
奴隷「お父上からお伺いしましたが、その怪我はどうしてそうなったのですか?」
いろいろなことを思い出しながら、娘にはかいつまんで話す。フォーブリア領奪還後、そのままの勢いで隣国で攻め入った時に受けた負傷が理由で、足が自由になってしまったと伝えた。
男「命のやり取りにも虚しさを覚えていたのと、我が国の領土は奪還した後の戦いでの負傷。不自由な足を抱えて戦い続ける使命もなく、教官として残る気力もなかった」
人から見れば、無責任に戦場を去ったと思われるだろうなと、話すというよりボヤきのようなつぶやきを。
奴隷「そんなことはありません」
ちゃんと感情を持った表情で娘は否定した。
男「君がそういうのは珍しいね」
奴隷「出過ぎたことを言ったのであれば、申し訳ございません」
また元の無表情の近寄りがたい様子に戻る。もう少し、崩れた様子を見たくなり、まだ何か聞きたいことはないかと聞く。
奴隷「……、今日の夕飯は何にいたしましょうか」
男「奴隷の食事は美味しいからな。何でも構わないよ」
奴隷「そう、ですか」
やはり、娘の少し困った顔はゾクリとさせられる。自分が元々そういうことで、喜びを覚える人間だったのではないか、そういう錯覚さえ覚える。
奴隷「……、恐れ入ります、どのようなことをお伺いすればいいのか」
男「そうか、あんまり俺には興味はないかな?」
そういうとますます困った顔になりながら、言い訳をしてくる娘を見て、深い満足を覚える。自分にはこんな面もあったのかと、驚く。
何も言わず立ち上がると、言葉も出せず困った表情の娘、が固まるのがわかった。ゆっくりと、わざと近づいてその状態を楽しんでから。
男「少し寂しいな」
スッと、娘の顎に優しく指を添えて目線を合わせさせる。抵抗はされず、少しの間ただ互いに見つめあった。
書き溜めはここまで。
なんでこないなことになったんやろかね。
乙!
むずむずするな
ベロちゅか
待ってるよ
>>40
ストーリー抜きでHシーン練習に終始すればよかったと後悔。まぁ、いいんだけど。
>>41
かも。
>>42
殊勝な。地味にこのSSを書き溜めてる時間が取れなくて止まってるけど、忘れてる訳ではないでや。まだもう少しだ、お待ちくだされ。
待ちくたびれるー
>>44
すまんのー
私は動けなかった。主人の目が何を求めているのか、何より命令であるお話をどうすればいいのか、ぐるぐると同じところを回る。
普段このようなことをされる方ではないことも、私の混乱に拍車をかけて。どうすればいいのかが、よくわからない。
男「どうした?」
奴隷「その…」
それ以上の言葉は出ない。主人の求めているのはいったい何なのか、答え(しじ)を与えられなければ、奴隷は動くことができない。
男「おっと、こんな時間か。そろそろ夕飯の準備を頼むよ」
奴隷「…畏まりました」
そう言って主人は私から離れていく、胸を撫でおろしながら思ったのは、なぜか少し残念な気持ちだった。
食事をとる時も、普段は主人を見ないようにしている。しかし、ここ最近の主人との交流もあって、どうしてもわずかばかり視線を向けてしまう。
主人はいつも通り美味しそうに食べてくださる。自分で作るより、人に作ってもらえるのはいいなと毎回おっしゃられながら。
そう言われることは、とても嬉しい。主人のお役に立てることは、奴隷として、世話役として、とても名誉なことだ。
食事についても問題がなかったことに胸をなで下ろしながら、自分も食事に集中することにした。
今でこそ少し慣れが出てきてしまったけれど、このような食事をいただけるのは、ここに来てからが初めてだ。ブイヨンを使った上品なスープと、白いパン。そして鶏肉のソテーとサラダ。世話役の時は雑穀スープとパン。奴隷の時は1日に一度パンと水がもらえればいい方だった。
ただ、上質な料理を食べているということとは別に、誰かと食事をするというのも、久しぶりだった。世話役の時は手早く食事を済ませるのも仕事の一つで、奴隷の時は同じ境遇のはずの仲間の中でも、支給されたものを奪い取ろうとしてくる者がいた。
自分の分を取られる心配もなく、そして落ち着いて食事ができる。そんな食事ができたのは、貧しくも皆と入れた孤児院の頃と、今この時だけだ。
心穏やかに過ごすことができる。それだけでも、私にはとても幸福なものだ。何らかの身の危険を感じない日々であることが、幸せであると考えている人は何人いるのだろう。
人として扱われない奴隷の日々が、私をそう思わせている。今も奴隷ではあるけれど、主人に人として扱われている。それだけでも、仕えるべき方なのだ。
その主人からあのようなことをされると、私はどうすればよいのか。わからない。答え(しじ)を与えられないことは、ただ、辛いことだ。
乙!
おつ
乙!
奴隷「失礼いたします」
娘の様子が少しおかしかった夕食を終えて、自室でくつろいでいた。そして夜伽のために、今度はいつも通りの様子の娘が入ってきた。
奴隷「本日は、どういたしますか?」
この質問にはあまり意味はない。拒否したところで娘は突っ立ったままになり、こちらが折れて夜伽を終わらせなければ帰ってはくれない。
もっとも、強く出て行けと言えばいいのだろう。ただ、何となく、それができないでいた。
頼むと伝えてベッドの横に座る。娘は両足の前に座ると、男の手慣れた様子でズボンと下着を脱がすと、そのままの状態の陰茎が姿を現した。慣れた様子でそれに手を伸ばしてくる娘を静止して、男はある提案をした。
男「たまにはなんだが、こちらの指示で慰めてくれ。これは命令だ」
そう言われて、そもそも拒否する意思もない娘だが、承諾して男の指示を待つ。
男「それじゃあ。とりあえず、手でしごいてもらおうか」
その指示に従い、恭しく陰茎に両手が触れる。少しだけ冷たい指先に、男は背中をぞわりと震わせた。
扱いがわかってきているのか、ただの手淫だけでもなかなかの快楽が伝わってくる。女日照りが長かった男だが、娘のおかげで耐性もついてきていて、その快楽を楽しむ余裕があった。
男「うん、気持ちがいい。次は咥えずに舐めてもらえるか」
畏まりましたの声の後、その舌先は手淫をしながら亀頭の鈴口を触れ、そのままふちをなぞるように流れていく。チロチロと動くそれは人間とは別の生き物のようで、まるで魔物に食われるような錯覚を覚える。
そんな錯倒した気分になるのも、娘がやはり美しいというのが前提にあるのか。徐々に回らなくなる頭で、男はそう思う。
気分が高揚したせいもあり、絶頂のタイミングは思ったより早くやってきた。
男「悪いが、咥えてもらえるか」
従順な娘がそれに逆らう訳もなく、口内にペニスを収める。生暖かく、やや粘性を感じるその中は非常に心地よく、その快楽に没入したい気分にさせる。しばらく止まるよう指示してその感触を楽しんだ。
男「そろそろ出そうだ。任せる」
返事をすることはできない娘は、行動で答える。丁寧に陰茎をスライドし、鈴口をなぞり、そして吸い上げる。何度目かのストロークの後、男は娘の頭に手を乗せてから、そのまま白濁液を流し込んだ。
やっぱりエロシーンは難しい…。普段書かないから書き進むのが遅いこと遅い事。
後はやっぱり、エロの表現ムズい。精進せねば。
これほど具体的な描写なのに…なんだろう…
そんなの簡単じゃん、喘ぎ声がないからだよ
>「うん、気持ちがいい。次は咥えずに舐めてもらえるか」
これじゃ気持ちよさが伝わってこない
岡山の文豪を見習って、どうぞ
これはこれでいいけどな
俺はエロシーンこういう表現の方が好きだぞ
待ってるぞ
>>58-59
ふむふむ、淡白なのかねぇ
>>60
あ、うん
>>61-62
普段書かないゆえ、そう言われると助かるでや
>>63
時間かかってすまぬ。最近シーンは浮かんだから、書きためて近々つっこむ予定なり
おやすみ
主人の子種を飲み込む。独特の匂いと味がするものの、嫌な気分はしない。自分がしたことで、主人が快楽を得た証拠だと思うと、嬉しく思えた。
そのまま主人の陰茎を吸いあげながら、放した。
奴隷「夜伽はこれにて終了でよろしいでしょうか」
そう言われた主人は少し考えたような様子を見せる。普段、こういった事に淡白な方で問題ないと即答される。もしかしたら、自分の奉仕が足りなかったのかもしれない。
男「もうしばらく付き合って貰おうか」
奴隷「畏まりました」
改めて、口淫による奉仕を始めようとすると、主人はそれを手で制止された。
奴隷「どうされたのですか?」
男「ベッドに横になってもらおう」
どくりと、心臓が脈打つ音が聞こえた気がした。覚悟はしていたつもりだったのに、いざその段になると身体が緊張でこわばる。
男「…あまり言いたくはないんだけど、これは命令だ」
その言葉には逆らえない。命令と言われれば、それを拒否できるように、私は出来ていない。まるで、突き動かされるようにベッドの向かう。
奴隷「服は脱いだ方がよろしいでしょうか?」
それに主人は、必要ないと答えられたので後はそのままベッドに横になった。
主人が私の近くに来られる。これから起こることに考えを巡らせ、目は自然と閉じてしまっていた。だから、触れる柔らかい感触に目を開けてしまう。
男「そんな、驚いた顔もするんだな」
嬉しそうに言いながら、スッと、服の上から胸を触れてくる。おずおずとした様子で優しく撫でながら、揉み始めた。痛くはないかと問われ、いいえと答えると主人は少しだけ笑みを浮かべた。
衣擦れの音が少し広い寝室を覆い、主人の息遣いで自分が興奮していくのがわかる。自分以外が身体を触ってくることに嫌悪感はなく、もし主人以外だったらと想像して、一瞬身体が震えた。
男「嫌か?」
言葉は出せず、首だけ振って意思表示をした。主人は再度私の身体を触り、服を脱がせた。気持ちいい、というない感覚はない。ただ、誰かに触られているという興奮が火照らせ、肌に触れる外気が考えているより冷たく感じられる。
主人の、ごつごつとした指が乳房を触れる。指を通して主人の体温が身体に伝わり、脈が早まっていく。そして、開いた手で首筋やうなじ、わき腹をかすかに感じられるような強さで流すように触れていく。
その、どこか手慣れた感じが、心奥のざわめきを覚えさせる。
奴隷「その…」
言葉にするべきではないと思いながら、わずかに漏れてしまう。主人も呟きを聞いてしまい、こちらの言葉を待ってしまった。
奴隷「こういうことは…、その…、慣れていらっしゃるのですか?」
主人がこういう行為に慣れていることを聞いて、自分はどうしたいのだろう。
男「知識を得ただけさ」
それだけで、こんな風に手慣れた様子で愛撫は出来るとは、少し思えない。
男「いつも、奴隷がやってくれるだろ? たまのお返しと思ってな」
照れ隠しのように笑う主人の言葉の意味を、反芻していた。
奴隷「私は奴隷の身、主人が愉しむ為でされているのであれば良いのですが、お返しなどお考えいただかなくても大丈夫です」
男「……、じゃあ俺がしたいことだ。これは命令、いいね?」
いいねと問われても、拒否する権利などない。
男「じゃあ、再開するよ」
主人が触りやすいように身体の位置を動かす。これは、主人がしたいことなのだからと、頭の中で何回も呟く。自分の為と思うと、何かが崩れてしまいそうだった。
だんだんと触られていることが、わずかに快楽へと変わってきた頃に、主人は少し衣服の隙間から自分の陰部へと手を滑らせてくる。
少しだけ湿った音が聞こえた気がした。自分でもそういう目的で触ったことがないその部分を触られると、快楽よりも違和感の方が強かった。
男「さ、てと。俺もプロじゃないし、やりやすい体勢になるよ」
私の上半身を起こさせ、主人はその後ろに回り、軽く背後から抱きしめるような形になる。左手は乳房、右手は陰部をまさぐる。
快楽よりも淫らなことをしている、という意識と、何であれば主人にしていただけているという事実が、身体の興奮を高めていく。
奴隷「んん…、ふ」
息が、漏れる。
男「こっち向いて」
耳元で囁かれる優しい命令は、抗いようもないほどに甘美なものとして頭を通り過ぎる。顔を主人に向けさせていただくと、唇を奪っていただき、舌を口内に入れてこられた。
奴隷「じゅ、ん…、ふ、あ」
自分が動かしたおずおずとした舌の動きに、主人の舌は合わせるように動いて絡み合う。息がしづらく、頭がぼんやりしていくのに拍車がかかる。
いつしか、触られている部分と、主人と触れている部分も快楽として感じられるようになってきた。
奴隷「あ、はあ、んん」
漏れる息も、抑えられない。
手の動きは、少し早くなったものの、優しさが伝わってくる。本来ならゆるゆるとした快楽かもしれない、しかし、快楽とは無縁だった私にはそれに抗う術を知らない。
身体が少しずつ身体が痙攣してくるのがわかる。そして、身体の奥底から、何かが、何かがくる間隔。
奴隷「しゅ、人様。あ、ん。や、や…、ふあ」
無意識の制止の声も出せないまま、そのゆっくりと動いていたその感覚が、一気に頭を貫き。
奴隷「………ぁぁあ―――!」
全身がこわばり、その感覚に任せたあと、身体が大きく痙攣した。
書き溜め終了。前回淡白で快楽感じてなさげじゃね? という指摘を元に、奴隷に気持ちよくなってもらったよ。
エロいといいんだけども。
おっきした
乙!
>>75
ありがとう。
一応の生存報告。エロもんはマジでシチュエーション浮かばないと先々かけなくて済まぬ orz
今度連休できればそこで頑張りたい。
ほ
続き頑張れ、待ってます
別スレではエタ宣言してたからここも同じ運命だろ
気絶してしまった娘を部屋に運び、少し悶々とした気持ちはあったが、何とか眠りについた。そして今日の朝はいつもなら、局部から感じられる快楽で目を覚ますが、今日に限ってはなかった。
男も慣れないことをされて、娘は疲れで眠ってしまっているのだろうと答えを出してから、寝床から起きる。いつもなら彼女に衣類を準備してもらっているのもあり、それを探しているのに手間取った。
奴隷「申し訳ございません」
その様子を見た娘は、素早く男の代わって衣類を準備し始めた。
衣類を手渡してくる娘の表情は、いつもの無表情ではなく、すまなさそうな表情とどこか頬が赤らんでいるようにも見えた。
男「昨日はどうだった?」
そう言われて、娘の頬が更に赤くなったように男には見えた。
奴隷「ありがとうございました…」
答えにはなっていなかったが、労う為に男が肩を触れると、少しだけ震えていることがわかり、少し口元を緩めて満足感を男は得た。
少し遅れた朝食を2人でとる時も、いつものように会話はなかったが、2人の間で流れる空気はいつもと違っていた。娘は意識しないように努めているが、男へ向ける視線の数が増えている。
男「どうかしたか?」
それに気づいた男が、意地が悪いと理解しつつも、娘に尋ねる。目を伏せ、娘が答えるのは何もないというわかりきったものだ。
いじらしい様子から、更に娘をいじめたい気持ちにかられたが、男はそうかと答えて食事に戻った。
それから日々はいつも通りだ。男は書き物をして、その姿を後ろから娘が見守る。そんな当たり前の日々。
ただ、やはり男が触れようとすると、娘は身体を硬直させるようになった。そのことを考えると少々強引すぎたかと男は思う。
もっとも、硬直するだけでそのことを自体を嫌がらるような素振りはない。ただ、それは奴隷として逆らいようがない諦めからきているものなのかは、計れないでいた。
男「ふぅ、一区切りつけるか」
娘にティータイムの準備をするよう指示し、男は身体を軽くほぐしてから、娘が向かったキッチンに少し遅れて向かった。
その、と声を出したのは娘からだった。仕事に関わること以外では、話しかけてくることのない娘が、そのまま言いよどんでしまったとはいえ、そうしてくれたことに男は少し嬉しかった。
どうしたという問いに、何もないという答えを聞いて、ムズムズと沸く悪戯心に導かれるまま。
男「手慣れていたか?」
返事の代わりに雄弁に答えたのは、その赤い表情だった。
乙!
いいものだね
おつ
まつ
ほつ
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>>87-90
すまぬぅ…。シーンは浮かんでるんだけど、詳しく書くことないから難産中なんや。
できれば移転される前に投稿したかったんだけども…。
ええんやで
でもエタる時はちゃんとエタ宣言して欲しいんやで
その問いに縮こまる自分に、ゆっくりと主人が近づいてくる。その表情は、子供が楽しい悪戯を思いついたものに似ていた。
優しく、顎に手を添えられて主人が間近で視線が繋がり続ける。首を動かして視線を外すことが出来なくて、目線だけ動かしてそらすことしかできなかった。
男「命令だ。俺を見なさい」
命令という言葉は、本当に甘く響く。逆らう意識を奪い、主人と目線を合わせている。
男「いい子だ」
命令の対価がお褒めの言葉だけだとしても、奴隷の自分にはそれ以上はない至福だ。
目線を合わせてからいくら経ったのか、そんなつまらないことを考えられないほど、心臓の高鳴りを感じている。
スッと視線が外れたかと思うと、そのまま主人は近づいて私に口づけた。わかっていたはずなのに、驚きの感覚が全身を襲い、口が離れてしまう。
男「嫌か?」
主人の考えているよりも柔らかな唇の感触の方が印象深く、その言葉も呆けて聞いてしまって、口頭で返答できず首をわずかに振る、身振りでしか答えられない。
男「良かった。ただ、満足するまで付き合ってもらう」
考えるまでもなく、主人は続きの行為を希望されていた。
尖らせた舌先が入り込み、私の中で踊る。ザラリとした生暖かさが触れ合って、その妙な感触が身体の感覚をざわめかせていく。
主人の動きに合わせるよう、その舌先に絡ませるために動かすと、身体のざわめく感覚が濃くなり、思考が少しぼんやりとする。
主人の下先は内頬、上あご、歯茎まで蹂躙して、私が彼のものだと証明するマーキングを思わせる。奴隷などとは思わせないぐらい、主人のものにされている感覚は、何物にも代えがたい。
この間のお情けの時とは違い、それがよりはっきり認識できる。至福というのは、こういうものを指すのではないか――。
強く、舌先を吸われる感覚に、んんと少し高い声を上げてしまう。主人の唾液が口の中に入り込み、それを飲み込んでいく。
満たされている、その思いが快楽に変わり、触れ合い続ける粘膜と粘膜が、まるで主人と同体になるような感覚。それが身体を鋭敏にする。
より深く口づけする為、左わきから後頭部に添えられた主人の腕さえも、快楽を増すものでしかない。口づけだけにも関わらず、芯から何かが沸きあがってくる。あの夜と同じそれ。
じゅるりと、舌が強く吸われた時に、私の上半身は跳ねた。
>>94
せ、せめてこれだけでも完結させるんや。というか、エロの練習なのにエタらせたら意味ないからね。
そんな訳で、そういえば細かく描写したキスシーンって書いたことないなーと思い、いろいろ読んだりして
今更ようやっとの更新ですよ。難しいなぁ…。
少々、娘に構いすぎかと最近思う。思っていたより自分がすることへ対しての娘の反応は心地よく、ついつい深入りしている。
娘は、あまりそう思ってはいないが奴隷だ。どんなに嫌であろうと、主に当たる自分がすることを拒否することはない。それどころか、元々奴隷の生まれではないにも関わらず、奴隷としての考えが娘には染み込んでいる。奴隷商がうまくやったということなんだろう。
あのディープキスの後は、ティータイムに戻って冷めた茶を飲んでから、それ以降もあまり変わりない日々が続いている。
いや、そうでもないか。最近、明らかに娘と視線が合うことが多くなった。それはつまり、何かの変化が表れているともいえる気がする。
今日は娘と一緒に街へ出ていた。この街は戦争の影響で人が流入し大きくなったところだが、そういうことで地元民と入植者が軋轢を起こしていないと言う、ちょっとした奇跡の場所だ。
おかげで、俺のような人間でも居つくことができて、娘も奴隷という目で見られることもない。まぁ、誰しもがそうじゃないと言えば嘘ではあるが、そういう生活しやすさでは首都の方が劣るだろうな。
首都か。行ったのは騎士として任命式を受けた時と、戦争の宣誓、後は親父の商売の付き合い程度だが、あそこまでの綺麗さは、俺の感性に合わなかったな。
商家とはいえ、一時は王家ご用達の名家だったことを思えば、俺もやっぱり貴族という扱いなんだろう。あの綺麗さは嫌で仕方なかった。
そしてなにより、家で一番嫌だったのは、親父が自分に一番似ているのは俺だと言っていたことだ。
ふと、香しい匂いに足を止める。娘もそれにならい、自分の後ろで止まったようだ。匂いの下を辿ると、比較的新しい飯屋が出来ていた。飯屋、という言葉が少し違うような、こじゃれた感じの建物。
今日は、少しくたびれてきた娘の服の新調で出ていて、新たなデザインに関する不慣れなやり取りで時間を食ってしまった。
「中でゆっくり休憩しよう」
振り返ってそう提案する。その新しいデザインとは別に、すでにあった既存品を身にまとった娘がそこにいる。大人しめな紺色のワンピースは似合っていた。
「畏まりました」
娘は軽く頭を下げ、店内に入る俺に続いてきた。
新しい木の香りがする店内。出来立ての建物特有の香りだ、しばらくするとその店特有の匂いに染まり、今のうちにしか嗅げない、貴重、といえばいいのか今しか味わえないものだな。
メニューを開くと、デザートを主体としたものが並んでいた。やや空腹の自分には物足りない内容だが、良く調べずに入ったのだから仕方ない。
「奴隷はどういうものが食べたい? 答えるのが命令だぞ」
命令、という言葉を出したいわけではない。けど、そう言わないと答えてくれないなら、そう言うしかない。周りの客の様子――ほぼ女性客だけだが――を見て、特にそのやり取りは聞かれてないようだった。
「……、よろしければ、主人と同じものを」
これもわりといつも通りの答えなのだが、食べたものを共感できる意味では、そこまで嫌いなものではなかった。
「思ったよりもうまかったな」
娘がコクリと頷く。それはそれで珍しいことになるが、それを指摘することはしなかった。そう言ったところから、娘は自分の感情を蓋するようにしてしまう。それはつまらない。
空にある太陽が沈み、あたりをオレンジと黒だけの世界に移り変わらせていく。間もなく夜だ、家に戻らなければいけない。治安が良いところとはいえ、何も起きない訳ではない。一人ならいいが、今日は娘もいる。残念ながら、今の俺が守れるのは自分ぐらいのものだ。
そう思って、言いようのない微量の不安が混ざる。
「さ、早く戻ろう」
手を差し出して、娘はそれをおずおず見つめる。手を握るのも命令だと、言うと時間を置いてからゆっくりと俺の手を握った。
手を握っただけで守れるわけではない。だが、側にいなければ守りようがない。戦場で、嫌というほど思い知らされた感情も、ないまぜになった帰路だった。
やっぱり非エロのシーンの執筆の早い事早い事…。この速度で書けるようにならんとなぁ。
乙
冷静でないと文は書けないし冷静すぎると淡々としてしまってエロい文章から遠ざかる難しさ
おつおつ。頑張~
どきどきした
乙
生存報告というか、執筆してますよ報告。今度の連休辺りにエロシーンぶち込めればいいんだけど…。
楽しみにしてるで
主人に掴まれた手を、もう片方の手で握る。失った温もりを、自分の体温で代用しても全く違う。主人は夕食を終えられ、本日最後の書き物をされている。
この椅子から主人が見える後姿が、とても遠い。触れられた温もりが欲しくて、心がざわめいて。立ち上がって主人に触れるのを、意志の力で抑えていた。
もう少し夜伽の時間になる。その時に主人の体温を感じることができる。この触れたいと言う欲求もその時に満たすことができる。
「ふぅ…」
筆を置く音と、椅子の背もたれが軋む音。いつの間にか高鳴っていた胸の鼓動が、少し跳ねた。
主人は立ち上がり、ゆっくりとこちらに向かってくる。喜びに高鳴る鼓動を無視するように、努めて、努めて無表情を取り繕う。
「今日は慣れない外出で疲れたろ。ゆっくり部屋で今日はもう休むといい」
え、と声が漏れた。本当にそんなことを言われるなんて思いもしない。主人は私の反応を予想していたのか、そんな日もあっていいだろうと肩を軽く触れて、私室に向かわれようとした。
その触れた体温がなければ、きっと、誤魔化せたかもしれない。けれど、だから、私はいつの間にか主人の裾をそっと掴んでしまっていた。
主人は振り向く、その顔は疑問ともとれるのと驚きもあったように見える。まずいと思っても遅い、裾越しに感じる体温を離せない。
「何かあったか?」
こんなことをしても、主人はお怒りになることはない。今でも手を離さない私に、優しく諭すような顔をしている。
言葉を出そうにも、何と言えばいい。貴方に触れたかったと言って、拒絶されたら。もしそうなったら、私は。
その思考を奪うように、顎に主人の指が触れ、いつの間にかうつむいていた自分の顔を向けさせた。
顔が熱い。主人のまなざしを受け、前ならば抑えられた高鳴りが、止められない。裾を掴む手はすでに離れ、ただその視線だけを受け止めた。
ちゅっと音だけが聞こえる。唇と唇が触れる、フレンチキス。そうだと理解して、身体が動かせなくなった。幸福感で。
「そういう気分じゃないんだけど、まぁ、部屋に来るか?」
きっと、今まで主人と過ごす中で一番素早く。私は頷いただろう。それを見た主人の顔は苦笑を浮かべていた。
>>107
そうだねぇ。興奮してなんぼなんだろうけど
>>108
ありがとう
>>109
次はどきどき以上になるにせんとねぇ
>>111
楽しみにして後悔しても知らんぞー
さて、結局エロシーンいけず。次のシーンも浮かんでますが、非エロです。
あ、こういうシチュいいなというのがあったのでそれでも書こうかと。
乙!
イイな
乙
こっちに移転してるの知らんかったわぁ
保守
な?もしもしだろ?
寝間着に着替え、ベッドへ横になる。娘もとりあえず自分の横になっていた。言ってしまえば、添い寝の様な状態だろうか。
そういう行為は疲れもあり断っている。珍しく、娘はどうすればいいのかわからない様子で視線があちらこちらに動いていた。
奉仕がしたいと言う感じではなく、一緒に居たいと言う態度と思えるあの頷きを思い出し、嬉しさで微笑む。求められたというのもあるが、娘が意思を表明してくれたことが嬉しかった。
嬉しいついでに、ちょっと困った表情がまた見たくなって、あることを思いついた。
「奴隷、もうちょっとこっちに来なさい」
望み通りの困り顔を見せてから、おずおずと娘は近づいてきた。こちらにすぐ触れられそうな位置で止まり、これでいいかと表情が訴えている。
言葉ではなく、頭を優しくなでることで答えてみる。触れた瞬間に、緊張からかピクリと体を震わせ、意図はすぐわかったのか抵抗することもなく撫でられていた。
少し乱れた娘の呼吸音と、指から伝わるなめらかな娘の髪の質感。それはどちらも心地が良い。
その心地よさをもっと味わいたくなって、顎で挟むように胸の位置へ娘の頭を抱き寄せる。娘は抵抗しない、だが身体を硬直させているのはわかった。
右手で頭を抱き寄せたまま、左手で緊張をほぐさせるために、優しく背中をポンポンと叩く。それで簡単に緊張がほぐれる訳もなかったが、少しだけ弛緩した空気を感じた。
穏やかな時間を感じている。誰かが側にいるというだけの状態、昔は落ち着かなさを覚えていた。だが、娘といる時間が当たり前になったからか。不快はない。
聞こえてくるのは互いの吐息だけ、胸に当たる熱を帯びたい気が妙に心地よかった。そして、その心地よさがあの時、手を握って帰った夕方を思い出させる。
ここは戦場ではない、娘も自分が手放さなければ側にいるだろう。でも、その保証はどこにあるのか。漠然とした不安が、冷たい寒気のように心の中へ紛れ込む。
少しだけ、娘を強く抱きしめる。彼女は当然のように抵抗はしない。ゆっくり、目を閉じる。見えなくなった世界では娘が与えてくる温もりと吐息だけがすべてだった。
今この時だけは、一緒に入れる。そう感じてから睡魔が訪れたのは、そう遅い事ではなかった。
>>121
ありがと
>>122
?
しかし、この程度の文章量でこんな期間空けるとは精進が足らん。次はもっと早めにできるようにならねば。
まぁ、言い訳するなら添い寝って細かく書いたことないかな、思っていろいろ参考になるもの漁ってたり。
もひとつの方が日々更新だからな
多少待たされるのは仕方ない
えたらなければね
乙です
ゆっくりでいいからエタらないでぇ
な?もしもしだろ?
おつ
乙
書いてますよ報告。別のがあんな執筆量増えなかったら今日更新できる予定だったのだけれど。すまぬ
>>128-129
ファンタジーだけど風呂敷広がらないとは思うからエタらないとは思う。よ。
>>130
前はね。
「主人……?」
強く抱きしめられた後、緊張で動けなかった。ただ、主人がそれ以上の動きはなく、少し荒く感じていた息が規則正しいものになってから、起きていらっしゃるのか確認する為、お声をおかけした。
反応はない。なんであれ、ゆっくりお眠りになられたようで、胸をなで下ろすのと、少し、少しだけもやもやした気持ちが残る。
抱きしめる力も弱まっていたこともあって、ゆっくり主人の方に体を向ける。穏やかな寝顔が、闇の中でも見えるのは、自分の思い込みでないと思いたい。
「お眠りで、ございますか?」
眠っているのはわかっている。ただ、わがままにも名残惜しい気持ちになってしまった。もう少し、主人の意思で自分をお触れいただきたかった。その気持ち。
その気持ちに押されたように、自分の手を主人の寝顔まで持っていってから、元に戻す。許可もなく私から触れることはおこがましいことだ。
ただ、今日強く感じていた主人の体温を感じたいという欲求が抑えられず、そのまま顔を胸元にうずめる。
体温のほか、主人の匂いが強く感じられるのと、穏やかな心音も聞こえてくる。私は、とても幸福な人間なのだと思えてならない。
「私も、ゆっくりと闇に降ります。夢の中で、またお会いしましょう。そちらでもお仕え致します」
心からの言葉、夢の中で穏やかに過ごされているであろう主人を、より快適に過ごしてもらう為にも、私は闇の中へ意識を傾けた。
穏やかな主人に包まれた私が、その中に入るのはそう遅くはなかった。
いろいろエロシーンに持ってくのは諦めたぜ。まぁ、その練習なわけだから次当たりは書かないとなぁ。
こうやって穏やかに寝れるって、いいよね。
続きキター
続きマダー
な?もしもしだろ?
>>138-139
いろいろ申し訳ない。書いてはいるものの、まだ投稿できる状態ではなく。とりあえず次の休みを目処には少しでも更新したい…。
一応の生存(?)報告までに。
ええんやで
夢の中にあることを、おぼろげながら理解している。この場所は、そう、幼少を過ごした孤児院。
擦り切れたシーツ、ガタついたテーブルと椅子、そしてみんなの笑顔。
次に見えてきたのは、上流の衣装をまとった人間が、品定めする目であたりを見回し、私を指さす。
そう、あの時から孤児ではなく世話役になった。
迎えられた屋敷。もはや孤児院があった地域でもなく、私は独りになった。
雇い入れた貴族の方、ご家族は厳格であり優しいとは言い難かった。
しかし、その分最低限必要な教養や世話役としての技能をお教えいただけた。
それが今、主人のお役に立つため役立てられる。お亡くなりになられた貴族の方々には、とても感謝している。
暗転する。まどろみの中にいるのだと思っていた私に、しばらくして聞こえてきたのは。
悲鳴。
。
。
。
嫌だ。これ以上は見たくない。夢なら、覚めて。夢なら。どうしてこんな。
暖かさに包まれる。心が穏やかになる優しく懐かしい暖かさ。
暗闇のはずの夢に光が入る。あぁ、そうだ私は捕らえられていた。奴隷として。
しばらくの怒号の後、扉は開けられた。誰が入ってきたのか、パニックの中で見えた人。
あぁ、そこには確かに主人がいた。
>>142
ありがとうやで
そろそろエロシーンいかなね・・・。練習になっとらんよこれじゃ。
まってるで
娘の様子が不安になり覗き込んでいると、いきなり目を開けた。しばらくぼんやりしていたが、目の前に俺の顔があるとわかると、今度はホッとした表情を見せた。
「うなされていた。夢見が悪かったようだな」
少し間を置いてはいと娘は頷く。最初は感情に動きがないと感じていた娘だが、ここのところ徐々にそう言ったところを見せてくれることは喜ばしい。だからこそ、どのような夢だったのかも知りたくなってしまう。
「何を見たんだ?」
命令、とはつけられなかった。今でも夢を思い出してか、つらそうな表情をする娘に対して強制じみたことをする気はなかった。
奴隷に対してこう接する雇用主もいないだろうが、娘のことを奴隷などと本気で思ったことはない。だから、甘いということだろう。
結局、娘が話さないなんて言う選択肢を選ぶわけもなく、修道院から隣国に捕らえられるまでの間を、夢で見たという内容を聞かされた。
恐らく、本当の奴隷とされた期間を見て、うなされたのだろう。どんな扱いを受けたのかはわからないが、その奴隷商にふつふつと怒りを覚える。
「もう、過ぎたことでございます」
それが表情に出ていたのか、自分のことは気にしなくていい、そんな意味合いをもって娘は俺に言う。納得はできないが、この内容で娘を困らせるのもまた、気が引けた。
「今は、主人といられます。それだけでよいのです」
そんなことを言われてしまえば、そのまま胸に抱きしめてしまうのが、自然に思えてならなかった。
娘は当然のように、どぎまぎしている。頬を赤らめ、抱きしめられたと言う以外は何も理解できないことで起きる可愛らしい困惑の表情。あぁ、そうだな。俺は娘がこういう表情を見るのが、今の一番の楽しみだ。
更にその表情が崩れないか、小鳥のようなついばむキスをを娘にする。ますます顔は赤くなり、俺の笑みはきっと下卑たものが混じっているだろう。
「ど、う。されました、か?」
何とか絞り出した言葉さえも愛おしさを含んで、耳をなぞるようだ。このまま娘を大きな鳥かごに入れて自分の目だけに触れたい。なんて独占欲も湧いてくる。
「どうしてかは、わかっているんじゃないか?」
あぁ、ダメだな。鏡を見なくてもわかる。今の笑みは、誰にも、娘以外に見せられないものになっているのは、間違いなかった。
「その、無礼を、お許しください。主人は、その……、意地悪で、す…」
言葉は徐々に尻すぼみになり、注意して何とか聞き取れた。意地悪か、全くその通りだろうな。俺は意地が悪い。なぜか、娘に対してだけ。
「さて、そろそろ食事の準備を頼む」
ゆっくりと娘を離す。その行為にさえ、とても名残惜しい気もしたが、すべきことはしなければいけない。一日は、始まったばかりなのだ。
だがしかし、娘は、俺の指示を聞いて、ようやっと調子が戻せたのか。いつもの無表情に戻って、答えたのが少し癪に触ったこともあって。
「そして、今夜だが、本格的な夜伽をしてもらおうかな」
それに対しての回答となる。本日一番となる真っ赤な顔で満足しつつ、今日の夜が楽しみで仕方なくなった。
>>148
何と殊勝な。まったりとお願いします。
さて、次か次の次当たりにはエロシーン行けそうかな。
乙
楽しみで仕方なくなった
ほ
な?もしもしだろ?
胸が高鳴っている。この先に、主人がいる。今日の夜伽に関しては、その、本格的なものを望まれていると本日言われた。つまり、普段の口淫よりも、先に進んだものを。
そのことを想像すると、体が震える。決して、嫌悪感などではない。湧き上がっているのは光の様な喜びを含む幸福と、混じるのは身分による立場の違い。
主人が私を奴隷と認識していないことは、嬉しくもあり気がかりでもある。ましてや、その者と性交することはよろしいとは言い難い。立場が穢れてしまう。
高鳴りのまま、ノックすべきか逡巡をし続けていた。それでも湧き出てくる欲(こうふく)に抗うことは難しく、ついにはそれを許してしまう。
『遅かったな、入って』
その言葉さえ、今の私にはもう十分すぎるほどの愛撫だった。
許可をもらい、入室した後の礼を行ってから主人に近づく。最近、自分に向けて出される笑みで、ベッドに腰かけられている。
人から見たらその笑みはけして良いものではないだろう。そういった事を行う時に、人が獣に戻っていくかのような、あえて言うなら下卑た表情。にも拘らず、私は嬉しくて仕方がない。
知っているから。主人は私を手荒く扱うことはないを。知っているから。主人はとてもお優しいことを。知っているから。下卑などではなく、私を素直に求めていることを。
身体に熱がともる。胸の動悸はとても激しく、下腹部が痺れたように感覚を纏い、すべてがうるんでいく。
この状態を主人ははしたないと、おっしゃられるだろうか。それは、事実であって、仕方のないこと。私は、とても幸せな者だから。
仕える主に求められること、従者としてこれ以上に望むことはあるのだろうか。私は知らない、主人に求められること以上のことはない。
主人の手招きで、隣に座らせていただく。もう、これだけでも十分だというのに、これ以上の続きがあることを思うと。何も、考えられない。
そうなる前に、私は、本当はそうするのを心が拒否しても、聞かなければいけない。
「私は、奴隷の身です。本当に…、その…、よろしい、の、です、か?」
口がうまく回らない。
気付けば、主人の腕の中にいた。
「くだらないことを言うのは、この口か?」
食べられる。あぁ、食べて欲しい。口の中を狼のように、私のすべてを蹂躙していく。意識も、何もかも。
「あぁ、は、あ…」
名残惜しい、この方から離れて感じていたもの、全てが。求めすぎている、離れたくない。口を、奪ってしまう。
主人の中は暖かく、神秘の味が麻痺させていく。入れた舌は吸われ、そのまま吸収されてしまう気がした。構わないそれで、1つになれるならなんだっていい。
それが叶わなくとも、ただ、貴方の所有物(もの)でいい。
乙
取り敢えずパンツ脱いだ
待ってた
続きが楽しみだという意味だったんだ。からかうつもりではなかったんだが、言葉が足りなかったようだ
もう勃った
な?もしもしだろ?
保守
>>168
いつまでレス番で自己主張すれば気が済むの?
レス番だったのか
アルファロメオでも乗ってるのかと思ってた
>>163
こっちは遅筆故、履いておくれやす
>>164
まだしばらくお待ちくれい
>>165
自分的に表現がん~と思ってた個所だっただけさね。気にしないでおくれ
>>166
お、おう
相変わらず、生存報告というか書いてます報告。もちっと精進せねば。
娘は自分のものだ。その思いは確信をまとって俺を支配している。荒々しく奪った口から離れ、唾液の橋が重力によって途切れる。娘のうるんだ瞳と上気した顔、そして所有者としての証を刻もうとした口が、少しだらしなく開けられている。
その口さえも、艶めかしい性器にしか俺は捉えられなかった。思わず、人差し指を入れる。当惑した様子の娘に、しゃぶるよう命じると、恐る恐るという様子で指先を娘の舌が這う。
耳に息を吹きかけると、驚きから指が軽く歯で挟まれる。噛まないように命令しながら、俺はそのまま娘の耳を舐めた。舌先でなぞる度にピクリと軽く跳ねる身体、指先から感じる、口内の感触、なぞる舌、軽い吸い込み。何より、噛まないように努力する為だろう。目を閉じて集中しながら、震える身体。その様子はまるで幼子を思い起こさせる。
無表情を通す娘が、こんな醜態を晒すと知っているのは俺だけだと思うと、もはや何もどうでもよくなる。騎士の矜持、自身の家系。娘がいれば何もいらない。
もしかしたら、何かの薬や暗示の類を娘に施されているのか。そう思っても、それでいいとしか思えない。
興奮は冷めることは知らず、まるで沸き立つ湯のようだ。指示に従い、自分の人差し指を、おどおどとしゃぶり続ける娘から、ゆっくりと指を放す。
「よろしい…の、ですか?」
良い訳などない。そのまま指に付着した娘の涎を味わってから、服に手をかける。興奮で乱暴に引きはがしかねない衝動を抑えて、丁寧に脱がせる。出てくるのは綺麗な肌、潤み心地よい生地を思わせる触り心地。
ゆるゆるとゆるゆると、手で娘を食べるように滑らせる。首筋、わき腹、二の腕、ふともも、本当に指の先でわずかに触れるように動かしていく。触れるたび、身体を震わせることが楽しくて仕方ない。
眼はすでに涙目と言ってもいい状態で、何かを訴えている。太ももをもじもじさせて、何かを待っている。だが、まだ足りない。自分の五感を使って娘を味わい尽くしたい。
まるで枯れることのない、自分の興味を引かせ続けさせる娘のすべてを食べたい(しりたい)。
もうちょっと書き溜めて投稿したかったが、あまりにも進まないので、一応ある分だけ。
あ、別で書いてる作品で酉を晒したので変えました。
全裸待機
指で味わうことを止め、舌先で娘の柔肌を味わうことにした。まだ食べ足りないのだ、メインディッシュに向かうにはまだ前菜が不足している。
舌から流れてくる味は、勘違いを起こして甘さのようなものを感じる。もしかしたら、美味しいのではないかという勘違いが、少し強めに娘の肉に歯を立てる。痛さを感じているはずなのに、少しだけ身じろぎする娘の姿が、自分のしていることを肯定されている。そう感じてしまう。
「お前は、俺を狂わせて楽しいのか?」
狂わされても構わないと思っている。だからこそ、あえて聞いた。わざとか、それとも。
「そのようなことは…!」
快楽が回り淀んできていたはずの瞳が、光を持って俺の問いを否定した。なるほど、それなら娘は天性の悪女ということだ。でなければ、自分がこの娘にここまで思い込む理由はない。
もう一度口を奪う。もはや食べる勢いで、それでも娘は自分を捧げようとする。先ほどの答えが真実であることを示す為に、だがそれが俺の心を刺激することを知らない。
あった当初の、氷のような無関心の振る舞い。しかし、それでいて足に障害を持つ自分の身の回りを、献身的に世話をしてくれていた。
商人の息子時代、使用人はいた。だが、仕事に対しての義務というように感じられ、家族も疎遠と言っていいものだった。騎士の時代、仲間はいた。だが、いつか会えなくなる。その思いが、親しくさせなかった。部下を持っても、距離を置いた。非情な決断を下せるように。
1人だったと思う。俺の心はいつもどこか一人だった。それが辛かったわけでもない。慣れてしまったというのが、正しい。
そんな俺に、親父の差し金とはいえ使用人としてやってきた娘は、スッと俺の心に入ってきた。それが、悪女でなくてなんだというのだろう。
「命令だ。お前は、俺のものだ」
そして、予想通りで、当然というように娘は喜んだ表情で頷いた。
>>176
服を着ましょうね。まだまだ冷えるよ。
ちょっとでも、わずかでも、進められるときは進めるよ…。
話の間ってものがあるから進めず書き貯めた方が良い事もあるよ
身体が自分のものではないと肯定するように、熱く。意識は淀み、それでも、それでも主人の命令(ことば)がはっきりと自分を支配している。
私は、彼のものなのだ。
喜び、喜びが漏れでる。無表情を努めることなど出来ない。笑みを浮かべているのがわかる、主人は、それを見て、捕食者のような笑みを向けてきた。
もし本当に食べられたとしても、私は喜んでいるだろう。この方と共に在れるなら、それ以外に必要なことは1つもない。
「いい子だ。じゃあ、俺に向けて両足を開くんだ」
もはや、何を言われても命令だと思うと、身体が心から疼いた。
身体が指示を忠実に従おうとするのと、意識がぶつかり合う。顔が焼けるのではないかという熱さを感じる。
局部を人に見せることなんてない。羞恥心が心を乱れさせる、それなのになぜか、いや、なぜかではない。身体は喜びに震えているのは、ひとえに主人に見ていただける。だから、恥ずかしい。
主人を見ることをできず、顔を横に向け、けれど命令は従わなければならない。意志の力で、羞恥心で閉じる足の、その両ひざに手を置きゆっくりと左右に開いていく。
恥ずかしい、嬉しい。自分が何を考えているかもわからない。でも、これは主人の望むこと。
高ぶる感情で息を乱して、目は開けられず、次の命令を待つ。主人が、自分の開いた足の真ん中に移動したのがシーツのすれる音でわかる。
「やっぱり、お前のその表情を見るのが、たまらないな」
閉じた瞼の上から、舐められる感触。身が震える。けれど、意図がわかって目を開けた。目の前は主人とその吐息。そして、自分でも濡れそぼることを自覚しているそこに、何かが触れた。
目を下す。まるで、自分の身体から生えてきたように、愛おしき剛直した主人の性器が、そこにある。
「…改めて命令だよ。入れてほしいか、答えるんだ」
「お、願い…。しま、す」
自分の局部に、それがあてがわれた。胸の高鳴りが、最高潮に高鳴る。いくぞという合図とともに、内部を引きちぎるように私の中に入ってきた――。
ここまで。次にようやっとそのシーンに行けるねぇ。女の子が恥ずかしながらも行動するってよくね? が浮かんだまでは良かったもののそのシーンから遠ざかったのは秘密。
あとはもうちょっと、遅くても1週間ぐらいに更新できるようにせな
>>180
うんまぁ、細切れにして出すつもりはないよ。ある程度まとまった分量こんな感じではやってく。
乙
強要してないあたり最高
乙
イイ!
めっちゃおっきした
ええなぁ奴隷というよりメイド感あるけど
「ん、んんぅぅ……!」
娘の声は苦しさを含んでいた。俺も縛り上げられる感覚で接合部に目をやると、血液が滲み、陰茎などを通してゆっくりとシーツに染み込んでいく。
「ど…、どう、ぞ。お願い、します…」
どこまでも娘は忠実だった。俺が動かなくなったのは、自分が求めを訴えていないからだと、それが言葉に出ている。
どこか、すでに散らしているのだろうと思っていた純潔。雄の本能として、征服欲が満たされていくのを感じる。この雌の全てを支配しているその実感。
だから俺は、娘に優しく口づけをした。快楽ではない、苦悶を帯びた表情、見たくなかった。
薄い涙を湛え、フルフルとわずかに震わせる身体。なぜ、娘が俺をここまで信頼しているのかわからない。わからないが、俺は少なくても、娘を欲し、そして大切にしたい。
「動くぞ…」
動かそうとすると、ギチリと音を立てるようにしっかりと絡み合っている。腰の重心を落として、ゆっくり、ゆっくりと抽送する。
血液を俺のカリが娘の膣壁から掻きだし、俺に快楽を与えてくる。経験の少ない俺には、乱暴に味わいたいという本能を抗うには、理性を総動員するしかない。
「どうか…」
か細い声で、娘が何か言おうとしている。腰は止められない、けれど可能な限り速度を抑えて、それを待つ。
血液と粘液が混ざりあい、そして増していく。膣壁を補強し、陰茎にまとわりつく抽送がスムーズになっていく。
「…どうか」
耐える娘のその一言を待つのが、とても長い。頭を支配しつつある快楽のせいか、それとも、愛おしいからか、慣れないことをしているからか。いや、違う。そのどれもだ。
「どうした…?」
響き始める、粘着質なそれをかき混ぜる音。匂いも、どこか甘いものが室内に充満するような、全てを勘違いさせていく。
「お、好きに…、うごい、て、ください…」
あぁだから、それさえも勘違いしなければ、ならないじゃないか。言葉の代わりに、強く、突き入れた。
>>185
羞恥はさせるけど、強制させないって難しいねぇ。
>>187
ドモ!
>>188
そうか!
>>189
経歴的に 孤児→世話役(メイド)→奴隷→奴隷兼世話役 だからどちらでも間違いないとは思うんだ。
これぐらいのペースで更新維持しないとなぁ。
パンツ爆発した
乙
全裸で待機しても寒くない時期になってしまった
>>197
生存報告だけでもありがてぇありがてぇ
侵しているのは痛みのはず、けれど満たされている。主人が私を満たしている。その理解が全てを取り払って、埋めていく。幸福というものに。
「あ…、ん、ふぅ…!」
突き立てられるたびに、身体が揺れて、そのこと自体がどこか夢のよう。幸福が理性を崩そうとしている。
「主人…、主人…!」
怖い。とても怖い。私はここではないところへ、行ってしまう。この幸福も、この快楽も、何よりも、何よりも、この主人の温もりが消えてなくなるような。
怖さが冷たさに変わる。幸福も、快楽も氷漬けにするようで、主人の広い胸に抱き着き、離したくなくて指先にさえも力が入る。
「怖い…、こわ、い…!」
気付かない。ゆっくりと、現実が帰ってきた。ずっと私は奔流の中にいると思っていた。でも今は、優しいせせらぎの中で、頭を撫でられていた。
ぼやけていた視界が、戻り、感覚の次に見えたのは優しい主人の顔。冷たさは薄れていき、暖かな気持ちが溢れて、その頬に気づかず手を添えていた。
「…嫌だったか?」
私達が繋がったまま、主人は動かれずいたのだろう。その言葉も、気の迷いを起こさせた私の罪。与えられている幸福は、二の次のもの。奴隷の私は、主人の欲求を満たすことが何より大事。
「違い、ます。お情けを、ください。次は何を言っても、お止めにならなくて、問題ございません」
それでもやはり、離れてしまうのが嫌で、背中に回した手に力を入れてしまう。
「わかった…。俺も、我慢には限界だ」
意識が飛ぶ、強烈な感覚がまた、私を奔流の中に紛れ込ませていく。
>>198
遅くなってすまねぇ。
まぁ、繁忙期も抜けた感じだし、多分これよりは早くできると思う。思う。
乙
楽しみにしてるやで
まだかなー?
もう何も考えられなかった。快楽で頭が回らない、訳ではない。ここまで献身的な娘が、ただ欲しい。
「…ん、はぁ…!」
娘から漏れ出る声。
「あ、あ…あぁ」
滴り落ちる汗、攪拌される愛液。
「……ふ、ん。あっ」
室内を満たしているのは、娘のもの。まるで、娘を欲する俺が、実は逆で俺を包み捕らえるような気分。
「しゅ…じん…!」
あぁ、そんな目で見るな。離せなくなってしまう、お前を。
背中に爪が食い込み、舌が絡み合い。腰を叩きつけるかのように娘へ差し込み続ける。もはや、騎士、いや人の矜持すらない。俺はただ、娘を求めるだけの獣。
「ちゅ、は、ん、あ…!」
息継ぎで口を離そうとすると、娘がそれを許さない。息が出来ず、頭が白んだように霞がかる。なのに、俺を見つめる眼だけが鮮明で。
「…………あ…!」
傾国の美女という話を聞いたことはある。きっと娘のことだ。
「しゅ……んぅ…!」
何故ならお前は、俺の心をここまで乱してくれるのだから。
娘の身体に力が入り、腰が小刻みに震え、俺の快楽を増していく。
「……! …!」
もはや声もなく、顔をのけぞり、舌がだらしなく飛び出している。
「…! あ………!」
俺も、限界だ。もう、堪えられそうにない。
「…………!」
強く、叩きつける。
「―――――!」
貯めに貯めたようなそれを、これでもかという量が飛び出していく。娘は全身を痙攣させた。
そして、俺が出し終えてから、娘の力が一気に抜けてベッドに倒れこむように手足を落とす。俺も、不慣れで、強い快楽に負けてそのまま娘の胸に顔を薄め。闇に落ちた。
>>203-204
相変わらず待たせてスマヌ。
更新できると思ってまた今頃更新である。あかんなぁ、エロももうちょっと勉強せんと・・・。
>>207の訂正
×俺も、不慣れで、強い快楽に負けてそのまま娘の胸に顔を薄め。
○俺も、不慣れで、強い快楽に負けてそのまま娘の胸に顔を埋め。
乙
面白いな
顔を薄めるって新しい表現だなって思ってた
乙
待った甲斐があった
身体の重さで意識を取り戻す。ゆっくりと瞼を開き、光を取り込む。左右を見ると整えられたベッドの上で、仰向けになり眠っていた。戻りつつある記憶が、昨日抱きしめた娘の温もりを思い出させて、それが夢であったかのように思わせる。
身体を起こして、布団を横にどかす。するとシーツには、鮮血の痕が残っていた。
「だよ、な」
夢でなかったことに、喜びを覚える。娘を自分のものにした征服感による幸福、しかし、それと同時に娘がいないことが気がかりだった。着替えの準備がきっちりされているところを見ると、先に起きたのは間違いないだろう。
着替えに袖を通す為、ベッドから降りる。それに手に取ろうとして、扉が開く音。目線を向けると、娘が俺の状態について小走りで近づいてきていた。
「お手伝いいたします」
「頼む」
それはいつも通りのことのはずなのに、娘の手伝いの動きが、機械的ではなくどこか違った。そう、心地よさというべきだろうか。暖かい感じだ。
着替えを終えて、娘をジッと見る。こちらの目線に気づいたのか、娘は顔をほのかに赤らめて俯いた。ここまであからさまというか、わかりやすいのは覚えている限りではない。
「どうした、まだ痛むのか?」
多分違うとはわかりつつも、シーツにあったあの痕跡を思えば、言わなければいけない気がした。
更に顔が赤らんで、震えが大きくなったように思える。これは、触れてはいけないことだったか。
「あー、そのな。とんと経験がなくて、荒々しくしてしまったと思う。痛むなら今日は休んでいいぞ」
「…それは、お気になさらなくて…、大丈夫です」
やはり、あまり触れない方が良さそうだが、娘に何かあっても俺が嫌だ。何より、自分のしたことだからな。
「今日は書き仕事もない。不慣れなことをしたのだしな」
「…主人は、私のことがお嫌いなのですか?」
それはないと反射的に答えてしまうあたり、俺は娘に依存してしまっているな。
ただ、今日はいろいろ珍しいものが見える。俺の言葉に、娘に驚き、喜んで、また顔を赤らめて俯いた。ここまで感情豊かだっただろうかと思う。まぁ、その表情も大げさではなく、小さな変化ではある。
「差し出がましいことを申し上げて…、お詫びいたします。食事の準備は整いましたので、食堂までご案内いたします」
後ろを向いてしまった娘を見たのと、今までのコロコロと変わる表情を見て、ふと悪ガキのような悪戯の気持ちが沸いてくる。待て、と一言かけると娘は振り返る。
「お前の好きにして構わん。その代わり、今日は俺から離れるな。命令だ、いいな?」
驚くと思ったのだが、意外にも娘は真剣な表情でしっかりと頷き。仰せのままにと力強く答えた。
乙
いいぞ
食事を終えて、仕事をする訳でもなく書斎にのんびりと座っている。いつもいる場所ということだけで、落ち着いた気分にはなれるというのはあるだろう。
「…………」
娘があまりにも近くに居なければということが、この場合前提になってくるのは間違いないが。おかげで落ち着いた気分に離れずに、無言で娘を気にする状況が続いている。
もちろんこの状況を解消するのは簡単だ。娘には慣れろと一言いえばそれで済む。しかし、俺から離れるなと言ったのもまた事実。それを忠実に守っているのだろうということわかる。
何より、これが嫌かと言われれば、もちろんそうじゃない。
おつ
チラリと横目で娘の様子を見る。慎ましく、両手を合わせて座っている。こちらを見ている訳ではないが、時折こちらの様子を伺っているのはわかる。
何をする訳でもない昼下がり、お茶を飲むにはまだ少し早い。そんな、穏やかの中へ身を委ねるには、娘の存在は良い意味で邪魔だ。変わることを知っているその無表情を、変えられないか。その悪戯心が俺を沸き立たせる。
スッと、左手を娘の両手の上に乗せる。可愛らしくピクリと身体を震わせて、おずおずとこちらを見る娘は、何かと尋ねてきた。
「なんでもない」
少し力を入れて手を握ると、娘は身体を硬直させた。
手から伝わる体温が、娘への愛おしさを助長してくる。まったく、篭絡したところで何の実入りもない主人だろうにと、心の中でこぼす。
「その、何か粗相をいたしましたでしょうか?」
まだやや無表情だが、怯えにも取れる様子。確かにこれでは、理由もわからないまま、ただいきなり手を掴まれた状態だ。そういったものの方が、当たり前だろう。
しかし、俺が見たいのはそれではない。娘の赤面する愛らしいその顔。
すっと相手を背中に回して、娘を近くまで抱き寄せる。互いの吐息がかかるぐらいの近さで、俺は娘の顔が赤く染まるのを眺めながら、声ではなく、呟きでもない愛らしい音を聞く。
「やっぱりあれだな」
娘の額と自分の額を合わせる。全てが近く、見えているのは娘の目だけのような気がする。
「お前は無表情より、こういう表情の方が愛らしいな」
「な、な…」
これが本当に湯が沸き立つとでもいうのか、これまでで一番、顔を上気させている。身体は羞恥で震えているのもよくわかる。
「…茶を飲みたい。準備できるか?」
「はは、はい。お、お待ちください」
優しく離すと、いつもの静かな動きではなく、慌てた動作のまま書斎から出ていく娘を見て、やはり更に愛おしくなった。
>>218
ありがとう
寝落ちた続きである。寝てるんだけどもねぇ。
>>219の訂正
×おかげで落ち着いた気分に離れずに、無言で娘を気にする状況が続いている。
○おかげで落ち着いた気分にはなれずに、無言で娘を気にする状況が続いている。
×もちろんこの状況を解消するのは簡単だ。娘には慣れろと一言いえばそれで済む。
○もちろんこの状況を解消するのは簡単だ。娘に離れろと一言いえばそれで済む。
お茶はまだかな
戻ってくる頃には、何とか心を落ち着けたのか。いつもの様子でお茶を持ってきて配膳する。いつもの茶と、焼き菓子。違うのは、指示通り娘が隣に座っているということか。
会話はない、静かなものだ。穏やかな時間がそのままに流れていて、娘が触れられる近くにいるということが、ここまで幸せなのかと思える。
あぁ、これは冗談ではなく、召使に陥れられた主人ということだろう。問題なのは、それが悪意などではなく、好意だという性質の悪さ。もし、自分が婚姻などしていれば、陳腐な悲劇の結末を迎える登場人物そのものだ。
生憎、芽生えさせられてしまった好意は俺にもある。茶を半分ほど飲んでから、またそっと娘に手を触れた。
触れてから、身体をこわばらせる様子はある。しかし、以前に比べれば軟化したと言っていいだろう。
「今日の朝のことだがな?」
朝のことと言われ、娘はいろいろ思案するような様子を見せる。大体は恐らく、自分がしたことで粗相があったのか、だろう。
「お前のことは嫌いではない」
それからの言葉は続けられなかった。気恥ずかしいのと、それにやはりまだ、娘がなぜ俺に対して献身的なのかが見えない。それが、止めさせた。
「私は…」
そこからの言葉は、大体は想像できた。だが、やはりそれは娘の言葉で聞きたかった。触れた手がゆっくり優しく握られた後。
「私は、その、差し出がましい、事を、申し上げます…、愛して、おります…」
本当に後ろの方がか細い声で聴きとりづらかったが、それは間違いないと確信を持っていた。
だからこそ聞かなければいけないこともある。さっき言った、娘が俺に好意を抱いているその理由だ。
「…なぜだ? 戦いで足に障害が残り、遺産もない。それに、お前を無碍にしたつもりもないが、優しくしたつもりもない。これでどこに、愛せる要素がある?」
「……主人は」
もう1つ、時折見せる娘の強い眼差しがわずかに眼に宿っていたように、俺は見えた。赤くなり、あたふたした娘も可愛いが、毅然としたその振る舞いも、実のところは惹かれているのかもしれない。
「あの悪夢から、救い出してくれた…」
「悪夢?」
そう言えば、最近、娘がそんなものを見たと言っていた。内容は確か――。
ゾンビ駆除に忙しかったからね仕方ないね
>>255へのキラーパス
念のため保守age
まだかな
>>230
そっちもなかなかやれてなくてね・・・。
>>231
あれま
>>232
ありがとう
>>233
すまぬ
仕事の内容は変わってないけど、勤務体系変わったりプライベートが予定込みでなかなか更新できないという言い訳タイムです。
次の休みは特に予定ないから更新は可能な限りはする予定。
おkおk
待ってる
主人はいつも通りの様子でお気づきにはなられていない。私も、話す必要はないと思っていた。
でも、お話しろとご命令されたのであれば、言わないという選択肢を選ぶ権利はない。
「フォーブリア様が治められていた土地に居ましたことや、戦によって奴隷になったことは、お話いたしましたが、それはお覚えでございますでしょうか」
「もちろん」
真剣な面持ちで主人は頷かれた。
「その奴隷であった私を救い出したのは、誰でもない。主人、貴方様でございます」
間が開いた。主人が考えられる仕草を取って、しばらくしてから聞き返してくる。
「まさか、フォーブリア領を取り返して攻め入った時に救出した捕虜たちの中にいたのか?」
頷く。それは偶然出会ったとはいえ、あの狭い折の中にいた私を救い出してくれたのは、主人であったことを私は覚えている。
「…主人、貴方様は私にとって、救いの主なのです」
「そう、か…」
お答えしたことに晴れ晴れとした表情はなさらない。思案するという、どこか苦悶を感じさせるもの。
お答えすべきではなかったか、その不安が、頭の中をちらつかせる。
>>235
すまんのう
ちょっと眠気でここまで、思いのほか進まなかったのう。
投下数少なくても間隔短い方がエタったか心配しなくていいからありがたい
おつ
少しでも書いてくれると嬉しいから問題ない
保守
愛を大量に感じられるSS
こういうの待ってた!
…エタってないよね?
「…救いの主などではないよ」
沈痛な面持ちで主人は言う。そんなことはないと申し上げたくても、その表情が押しとどめさせる。
あの時、私を救って頂いたのは主人で間違いはない。その事は主人のお父上にも確認いただいていることなのだから。
「あの頃の俺は、隣国に対する恨みでいっぱいだった。それこそ、容赦の一文字もない」
椅子の背に深く寄りかかり、主人はまた中空を見られて何かを考えられてから。
「その憎しみが、こういう生き方になるキッカケだった」
触れられていた手が、そっと離れていった。
なんてことはない。フォーブリア領を守る兵士の中に、俺の同期がいた。孤独だった俺にとって、最初の友人と言っていい存在が、隣国の奇襲によって殺された。
フォーブリア殿が領民を逃がす為に、最期まで戦った時、そいつも同じく共に最期まで戦ったと聞く。誇りであると同時に生き延びることを選ばなかったことを、どこか責める自分がいた。
その憎しみが、無茶な戦いを俺に強いた。もちろんそれは自分の意思には違いない、だが、衝動的と言っていい。
捕虜は取らなかった。一切を斬り殺したからだ。
もちろんそんな戦いを続けていれば、隣国の兵士達にも目をつけられる。
フォーブリア領を取り戻し、隣国へ攻め入る頃には俺は格好の的だった。それもそうだろう、多くの指揮官の首を取り、そして情けなく命乞いをしようが、一刀に斬り捨てる。目をつけられれば、無慈悲に命を奪っていく死神。
討ち取れば間違いなく武功を上げられ、そのまま生かせばいつ自分が殺されるかわからない恐怖の存在。そんな存在を殺せれば、隣国の士気は間違いなく上がる。
敗戦が濃厚になった隣国の首都近くにきた戦いで、その挽回を図るべく相手の軍師は俺を討つことのみの作戦を立てた。いや、もしかしたら挽回などではなく、それは必然のことだったのかもしれない。
互いに殺し合いをしてなお、そういう風に見られるまで、俺は敵兵士を殺しすぎた。ということだ。
結果、相手の罠にかかった俺は包囲された敵を相手取り、孤軍奮闘した。その結果が、残った足の後遺症だ。
うまく動かないこの足は、憎しみに駆られて、その衝動に任せた結果生まれた憎しみが宿ったようなもの。
戦争の理由が相手の勝手だとしても、命のやり取りの虚しさ、いや、自己満足(ぞうお)で無駄に命を奪ったという事実に気づいた俺は、騎士の座を辞した。教官の道も、俺の持つ武功からあったが、その道にいること自体を恥じるしかなかった。
友人を思った時に、少なくともあいつは、俺があの戦でしたことを、認めはしないだろう。
憎しみの塊が、ただたまたま捕虜や捕らえられた娘を救っただけ。俺に救いの主と称される資格は、ない。
更新キター!
おつ
こういうスレいいね。
乙。
あけおめ!
>>253
うん、明けたねぇ
実家より戻ってまいりました。といっても、元々鈍行すぎるこっちには関係ないやもですが。
最悪でも今年中に完結は目指さないとなぁ。
ほしゅ
主人は話し終えた後、ゆっくりと淹れさせていただいたお茶に口をつけられた。
話された内容は、私が想像していたことでは、確かに無い。私が覚えているのは、絶望の中で現れた主人が、優しい微笑みのまま、無事かと尋ねられたことだ。
その笑みは、付き従える今でもむけられ、そのたびに私の心は安らぎに満ちる。けれど、今主人が見せておられる表情は、苦悶。
私が仕事から戻り、1人で居られた時に時折見せていた表情。それがなんであるかは、今までわからなかった。けれど、その意味がお話しいただいてようやっとわかった。
意を決して、私は離れた主人の手に触れ直す。主人はそれを払うことなく、苦悶の表情のまま私を見られる。
「それでも…」
身体に力が入る、確かに主人は私が思っていた方とは、違うのかもしれない。でも、それは本当の意味で違うということではない。
「それでも私は…」
憎しみに駆られていた主人がいたのは、本当でいらっしゃるのだろう。でも、それは主人は大切な方を失ったからこその怒りだったことにも、違いないのだ。
「私は、私にとっては、主人は…」
だから。私の思いも、思っていた主人のことも。
「救いの主に、変わりはございません」
何も、変わりはしない。
「…話を聞いてなかったのか? 俺は、無駄に命を奪ったんだ」
「それでも、今なおお苦しみになられているのは、主人がお優しいからです」
顔をそらされる。触れられたくはない、それこそ治りはしない切り傷にゆるゆると触られるのを想像するようなものなのかもしれない。
けれど、その癒えない傷を背負う主人の負担が軽くのであれば、私は、それを一緒に背負わせていただきたい。
「私は、政治事は疎く、何もわかりません。けれど、戦争で起きたことは、主人だけが悪い事ではないのです」
「…違う」
「違いません」
主人は勢いよく立たれ、手が離れる。
「お前に、何がわかる!」
「…何もわからないかもしれません。けれど、主人がお優しいことは誰よりも存じています」
それだけは、間違えようのない事だった。
>>255
ありがとう
あんまり間を空けないようにしようとしてこの始末である。
待ってた!
I'm waiting
こっちも更新おながいします
(ヾノ・∀・`)ムリムリ
「どうしてだ?」
どうして、そこまで俺を信じられる。俺はただ、捕虜や捕らえられた民を義務として助けたに過ぎない。それは当然すぎるほどに、当たり前のことで、俺はただ―――。
「憎しみに捕らわれただけなら、私達を救われることはありません。そういうことに私はなったことはありません、でも主人はそうはされなかった」
違う。俺はただ、ただ憎くて―――。
「あの時はまだ戦いの最中。本当に主人が敵を討つことのみ考えていたなら、救いには来られなかったはず」
憎くて―――。
「それに…」
「言うな…」
「いいえ」
娘も立ち上がり、こちらに近づいてくる。それに、恐怖を感じた。なぜ、恐怖を感じるのか。
「どうか、お逃げにならないでください。どうか、私にもその重荷を背負わせてください」
「…。これは、俺だけの罪だ。誰かに背負わせるものではない」
「だから、だからこそ、主人はお優しいのです。けれど、苦しみは誰かと乗り越えることで、楽になるのです。孤児院で、それを私は学びました」
手のひらが、俺の胸の上に触れられる。それは、どう考えても愛おしさを帯びていた。
「最後まで申し上げさせていただきます」
その触れる手を払いのけようと思い、行動をしようとする両手が重かった。そうすることが、娘の為と理性(どくぜん)が呟き、欲望が娘の全てを欲していた。
いや、全てではない。そのことそのものには間違いはないが、全てが大元ではない。
「主人が、憎しみだけに捕らわれていたとは、私は思いません。なぜなら――」
そう求めているのは。
「憎しみだけに捕らわれた方が、救いの時にあのような優しい笑みを浮かべることは、できません」
渇望し、そして今まで得られなかった。愛そのものだ。
シリアスいらないからイチャイチャしてくんねぇかなぁ
いやいや、シリアスあってのイチャイチャだろ
はやくもう一回奴隷として売り飛ばされて他の男とセックスしろ
>>270
と
思
う
チ
ン
パ
ン
ジ
|
で
あ
っ
た
このままでいい。
このままがいい。
「どうして、お前は。そこまで、俺を」
「私にとってのすべてはもう、あの時向けていただいたその笑みしかありません」
笑ってもらえなかったわけではない。孤児院に居た時、その時が一番周りに笑みがあったと思う。でもどこか、それは寂しさが入り混じっていた。
主人があの捕らわれた時に向けられた笑みに、憎しみのかけらも感じられなかった。赤の他人にも関わらず、主人は私の無事を心の底から安堵し、喜ばれていたのがわかった。
「どうか、どうかお逃げにならないでください。私はただ、お慕いしております」
「…、お前の。思うような…」
「……、ですから…、ですから! それが真実であったとしても…! いえ、真実であり、主人にとって重荷であるというなら…! 共に背負わせてください!」
こんなに側にいるというのに、主人が遠く感じられる。その思いが、声に出ていたと思う。このまま、主人が独りになられ、自分も独りになってしまう気がして、それだけは、嫌だった。
私が独りになるのは仕方ないとしても、優しい主人が独りになるなど、許されるはずがない。
「奴隷」
重く、私を呼び声に身体が震えて、返事をした。こんなことを言っておきながら、顔を上げられない。表情が見られない。
怖い、この気持ちがお分かりになられないことは責めはしない。敬愛する主人が、良からぬ所へと進みそうなことが、怖い。
「俺は、お前を理解できない。それでも1つ、決まったことはある」
「…はい」
次の言葉を待った。
「お前のすべてを奪う」
――、それは突然だった。気付けば頭と腰の後ろに回された手に抱き寄せられ、口内を主人が蹂躙してくる。言葉通りだった、奪って頂けるのだ。
胸がときめき、喰われるようなその衝動に幸福感が広がり、顔がとろけていくのがわかる。あぁ、理解されなくてもいい。私の思いなど、砂漠に紛れる砂粒のようなもの。
浸っていると、吸い込まれた舌が主人の口内に入り込む。あぁ、だんだんと主人に包まれていくかのよう。なんて、幸せだろう。
主人にもみくちゃにされるよう、舌を味わって頂けたあと、口が離れ、唾液が糸状になってきれ、甘く感じられる吐息が鼻を満たす。
「もう、逃げたいと言っても、手放す気はない」
「私は、死んでも、側にお仕え致します。どうぞ、私をお食べください」
言われなくてもという言葉の後、その口は私を食べる為に、私の口をまた奪った。
期待の待機
乙
あなたの文章好きだわ
待期
ほ
>>280
も
牛
肉
こっちも更新して!
俺は求めていた。愛というものを。
「主人、様…!」
そして同時に諦めてもいた。
「ふ、あ…あ、ぁ!」
俺は家族に疎まれていた。最初からそうだったのかはわからない、少なくともいらない末っ子だったのだろう。
「もっと、もっ、とくださいま、せ…!」
認められようと、経済や商売を勉強したものだが、すでにいる血のつながる義兄弟(きょうだい)の方がいくらでも上だった。
「…ぁ! んぁ!」
努力はした。俺としては血反吐を吐くような努力だったが、周りから見れば人並みだったのかもしれない。俺は商人として、粗悪品だった。
復活(゚∀゚ 三 ゚∀゚)キター!!
その劣情を吐き出すように、娘の中に注ぎ込む。
「ふぁ…。はぁ、ぁ。暖かい、です…」
「悪いが、まだ全然足りん」
滾るままに固いそれで、娘の中をかき回す。乱された心のお返しのような気分。
「もっと、もっ、と…!」
更に腰を激しく動かす、下腹部からじんわりとしながら、それでいて激しく快楽が全身を包んでいく。
触れる肌と中の暖かさ、香る甘美な匂い、視界を埋める裸体、心を乱す喘ぎ。
「ん、んん」
そして、口内を満たしていく娘の舌。
これが、満たされるということなのか。
性行為に幻想なんてない。あるのは男と女の肉欲が絡まるだけのもの。
「主人…、主人…!」
なのにどうして、娘のすべてが更に愛おしいのか。どうして、全てを欲するのか。
「ぁ、ああ…」
まるで、もう娘しかいないなようだ。娘もそうなのか。
快楽にまみれる思考の中で、わずかに冷静な自分がそれを知りたくて蠢く。
「離さ、いで、主人…!」
「誰が離すものか」
両足が、両手が、腰と首に絡む。まるで丸のみにする蛇のように、俺を捕らえて離さない。
捕らわれているのは、俺なのか娘なのか。それとも、2人ともか。
「なら、それでいい」
溜まりに溜まった欲望を、もう一度娘に注いだ。それは、どこか娘に呑まれる気分だった。
>>277
期待、ダメ、絶対
>>278
そう言われたのは初めてかねー
>>279 >>284
うん、流石に今回は期間開けすぎた
>>280-283
どういうことだ・・・。
>>286
復活と言われても仕方ない放置っぷりであった。
毎回書こう書こうと思って、いつもやる方更新終わると満足する自分。
乙
>>280は俺だがこうなるとは思ってなかったスマン
ホ モ 牛 肉(意味:乙)
保守
まってる
もってる
>>290
キニスルナ
>>291
新しいな
>>292-294
あり
相変わらず長期放置で申し訳ない。暑さに弱いので執筆自体が体たらくな状態です。
とりあえず、今読み直してるとこですので、近いうち更新できれば、いいな。
>>295
無理せずマイペースでおk
エタらなければええんやで
そろそろお願いします
心地よい温もりと、どこか蒸されるような湿度。ゆっくりと目を開ける。
「主人…」
愛おしさに負け、失礼を承知で主人の頬に触れる。呼吸に合わせ、肩が上下するのを見て、穏やかに眠られていることに胸をなで下ろす。
手から伝わる主人の暖かさが、自分の心を溶かしていくのがわかる。
全てを失っていた自分は、失うことをどうしても想像してしまう。この暖かさが消えてしまうとしたら、自分は狂う。それは冗談ではなく。
けれど、それがいいのかもとも思う。私のすべては主人の為にある。本当は想像さえしたくないが、主人がいなくなったなら、私はいる意味はない。
正常であり続けても、死を選ぶことに躊躇はない。つまるところ、正常で死ぬか。異常で生き続けるかだけ。
私の生き方は極端だろうか。主人でさえも言われたように、救われたことでここまでの献身を成すことは、異常な事だろうか。
言ってしまおう。それは最初からある者達の考えなのだということを。私には何もなかった、孤児院にいた皆も同じだった。
確かに皆いた。けれど、私がいた孤児院さえもあの戦争で、消えてなくなった。淡く、それでも戻れると思う場所さえもまた、理不尽に奪われ、そして居場所として確立しようとした、あの貴族の方々の屋敷さえも、燃えて消えた。
あの牢にいた時の私は、抜け殻。だったのだろう、覚えてない。絶望の中にある断片の記憶は、暗闇、光、怒号。そして私のすべて、主人の微笑み。
頬から手を話し、その胸板に顔をうずめる。私は幸福だ、唯一得られたもの。そしてその方に付き従えさせていただいている。
なによりも、このような側にいられることを許してもらえ、愛していただいている。これ以上の幸福など、存在しえるのだろうか。あったとしても、私はこのこと以外を望まない。
「お許しを…」
その胸板を、一度だけ長く、ゆっくりと舌を這わせた。塩味を強く感じられたが、私には甘く変換された。
こうなることはわかっていた。だから、私は何とか距離を置こうとしてきた。でもだからこそわかっていたのだ、側にいればそれは無理になってくる。気持ちは溢れ続ける泉、抑えようとすれば溢れることを逆に意識してしまう。
もう、私はこの溢れる思いを抑えることさえできはしない。出来るのなら、こうやって、主人を感じながら、眠る時だけだろう。
乙
おつ
待ってたぞ!
そろそろ夜はマシになってきましたね
乙ー
台風が過ぎたら一気に秋らしくなるかねぇ
乙!
過ごしやすい季節は短い…
まだか
板復活に気付いてるかな…
保守
よいおとしを
良いお年を
保守
まだか
>>312
今やってます
>>313
楽しみにしてます
>>314
ごめんなさい
エタります
ふぇぇ…
待ってるぞ
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| (゚) (゚) | < エタスレにうんこしていきますね
| )●( | \_____________
\ ▽ ノ
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人i ブバチュウ!!
(~´;;;;;;;゙'‐;;;)
,i`(;;;゙'―---‐'ヾ
ヽ;;';ー--―-、'';;;;;゙)
保守
>>319
エタったのに?
>>320
それでもだよ
>>321
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| (゚) (゚) | < クソレスにうんこしていきますね
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\ ▽ ノ
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人i ブバチュウ!!
(~´;;;;;;;゙'‐;;;)
,i`(;;;゙'―---‐'ヾ
ヽ;;';ー--―-、'';;;;;゙)
ほ
ゾンビに食われたか
保守
クソスレageんな!sagaろ!
ほ
ほ
ほ
エタか
保守ぅ…
あけおめ
ほ
あげるな!
何と言われても保守だよ
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ん
このSSまとめへのコメント
更新おせえよ低脳
おせえよタコ
おう、あくしろよ
待ってろよ早漏共
遅えよ低脳