モバP「ほう、ペルソナか…なに、アルカナ考察もやってみる？」

前半はSSと言うかいつもの日常会話ですが、後半で独断と偏見によるアルカナ考察を実施します。
チラ裏なネタで良ければお付き合いくださいね。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1449745092

P「いよいよ来年、ペルソナ5発売なわけだが…色々と期待が高まるな」

P「ふむ…しかしペルソナか…アイドル達のアルカナ妄想とかは面白いかもな…」

楓「モーターが壊れてもーたー。こんにちは、高垣楓、所属はテニス部かバレー部です」

P「色々混ぜすぎですしそれはアンタの中の人ですってば」

春菜「今回は私もいますよ！」ずずいっ

P「ああ、それで楓さん、メガネかけてるんですね…」

楓「はい、私、こういうものには「めがねぇ」ので♪」

P「へいへい…」

P「春菜と言えばメガネなわけだが…やっぱアレか、P4」

春菜「ええ、ついパッケージを見て衝動買いをしてしまいまして…ゲーム機本体を持っていなかったので、そっちは後から買ったんですけどね」

P「さすがのメガネ愛だな…」

春菜「ですが！私、今日は一言物申したくて！」

P「お、おう…？」

春菜「確かにP4は名作です。メガネ要素を差し引いたとしても、シナリオ、システム、その他諸々に至るまで完璧と言っていいでしょう」

春菜「ただ一つ…そう、ただ一つの点を除いては！」

P「ものすごい剣幕だな…そこまで言うからには相当な問題があるってことか」

春菜「はい…これのせいで私の中のあるキャラへの評価は落ちることに…」

P「…一体誰のことなんだ…？」

春菜「決まっているじゃないですか…！」

春菜「P4の主人公ですよ！なんであそこでメガネを捨てちゃうんですか！」

「これが真実だ！！」

P「ああ…いや、アレはそういうアレじゃなくてな…？」

春菜「勿論、ちゃんとした演出上の理由があるのはわかってます！」

春菜「…けど何も捨てることないじゃないですか…！外すだけならまだしも、捨てること…ぐすっ」

P「そこまでなのかメガネ愛…」

ーーーーーーーー

ー春菜さんはお仕事に向かいましたー

楓「地味に、完二君のこともご立腹だそうです。やなカンジ、だとか」

P「鼻眼鏡投げたもんなぁ…」

楓「ええ。ですので今日は私が持ってきています。鼻眼鏡です」すちゃっ

P「なんでこの人こんなお茶目なんだろう…しかも無駄に似合ってるし…」

P「……とは言え春菜も真エンドを見るまでやり込んでるわけだもんな、やっぱ愛がないとやっていけないだろ」

楓「なんだかんだで、パーティのレベルはみんな平均的に高かったそうですよ？」

楓「ちなみに完二君の事は、『眼鏡姿がカッコいいので水に流しましたけど』だとか」

P「なんだろう、本当にあの子クール属性でよかったのか不安になってきた」

ーーーーーー

P「トライアドプリムスを見てるとノルン三姉妹を思い出す、そんな今日この頃。」

P「今回はちょっとした試みをやってみようと思う。頭でも言ったアルカナ妄想だな」

ーあくまで個人の妄想です。偏見、こじつけ等々大いにあると思われますので、その辺りは了承の上お読みください…

ーーーーーーーー

P「まずは前提としてだ。俺は占いは素人だし、アルカナの意味が書いてあるサイトを適当に読み漁っただけだということを言っておく。」

P「そして、アルカナには意味が二通りある。正位置と逆位置だな」

P「さらに、単純なアルカナ単体の話だけではなく、ペルソナのコミュになぞらえて考える。」

P「即ち、アルカナが成長する、という点だな。そこも踏まえて読んでいただきたい」

P「知らない人にわかりやすく説明すると、ペルソナではキャラとのコミュというシステムがある」

P「これを進めることでキャラクターとの仲が進展するほか、様々な特典を得られるのだが」

P「特筆すべきは、そのコミュ相手も徐々に成長していくという点だな。アルカナで言えば、魔術師コミュはだんだんと成長するにつれ、次の女教皇へと姿を変えていく」

P「アルカナを人生の旅路になぞらえるペルソナらしい考え方だな。…ユング心理学等々までいくと難しすぎるのでさっぱりだが…」

P「まあ深く考えず、列挙していこうと思うので見ていってくれると嬉しい」

P「本当に列挙だからな、SSでないことも了承してもらった上で、付き合ってもらえると助かるぞ」

魔術師…本田未央

積極性・及び独創性。或いは外交的、と言った意味があるようです。

多くの人と結び付きたい、友達の輪を広げていきたい。その為にアイドルになった未央。
しかし、彼女は外交的であり万能であるが故、敗北経験と言うものに乏しかった。
逆位置は「未熟」。成長するにつれ、「英知」を得ていくアルカナです。

女教皇…新田美波

聡明さを現すアルカナ。理知的で、多くの人を見守る事ができるとされています。
……が、それ故に苦労も多く、更には取り越し苦労して失敗する場合も…

「学者肌」という意味もあります。海洋学者の父親譲りでしょうか。
資格取得も、自分探しの為とはいえ実力あってこそですよね。

成長する事で「母性」「恋愛や結婚」「芸術性」「性交渉」の上での良い意味での変化があるようです。

女帝…渋谷凛
「暖かい人柄」を持つものの、逆位置での「意思の弱さ」肝心な所で誤解されがちなのに、強く言えない。
そしてそのままなかなか成長できない。「曖昧な態度」は、アニメのトライアド関連ですね。

わりと「優柔不断」何なら「ジェラシー」の(風評)イメージがわりと強いです。

しかしここで正位置に目を向けます。
どことなく高嶺の花のような「優雅さ」を兼ね備え、「魅力」があり「経営力」も。
花屋でもユニットでも、あらゆる場面でそれは発揮されるのでしょう。
成長先で「リーダーシップ」「自立」などなど。アニメの後半展開を思わせます。

皇帝…多田李衣菜

本来男性に対して使われるアルカナですが、夏樹の王子様なので。

責任感があり計画の達成力自体はあるものの、
未熟で実力不足、相手に対しひたすら我(ロック)を通す(強いる)アルカナです。

成長する事で「伝統的・オーソドックスな考え方」「安全なお付き合い」などを意味する法王アルカナに移行していくのも、
にわかを徐々に受け入れ克服しようと努力する彼女らしいかなと。

お付き合いに関しては、どんどんいちゃいちゃして欲しい派ですね。
「統率力」もあるので未来のバンドリーダーとしても期待できそうです。

法王…安部菜々

「優しさ」「包容力」「伝統的」＝裏を返せば「普通とは違ったオリジナリティーのあるやり方」
「世の中の常識から外れ」(必ずしも悪い意味とも限らないですが)頑固なところもあり、
融通はきかない上、年上の人からは反対されます。親からも。

最終的にあらゆる意味で「選択」を迫られてしまいますが、協力者が現れる事で乗り越えられると言うアルカナですね。

恋愛…北条加蓮
「岐路に立つ」「決断」「意気投合」「パートナーシップ」…正位置の意味はアニメイメージでしょうか。
逆位置は…ある意味彼女を知る方には語弊があるかもしれません。
「諦め」「二重人格」「対立」「コミュニケーションが上手くいかない」
予め言っておきます。成長先のアルカナは「一途さ」「夢への直進力」「両立」などを意味します。

加蓮さんは…病気の事があって、あらゆる意味で諦めを強いられてきた子です。
少々やさぐれていた、と言うより自暴自棄になっていた事があり、それ故に親や周囲への反発を繰り返していました。

だからこその、根幹にあった夢への一途さ、なりふり構わない決断力。
…片鱗は、アニメでも見せてくれていたと思っています。
…加蓮さんだけ長くなったのは……すみません、ハイ。

戦車…城ヶ崎莉嘉

「エネルギッシュ」「一途」「積極的」…見るからにこの子らしい言葉の並びかと。
逆位置は「一方的」「一言多い」「空回り」。
美嘉に対しての一言だったり、或いはその美嘉に教えられた誘惑術だったり、でしょうか。
意図せぬところで姉の教えたセクシーアピールを使うので姉は気が気でないようですが…。

成長すると「自制心」を得て「絆」「勇気」を手に入れられます。
己を知り、受け入れる事による成長がこのアルカナを強くしていくのです。

剛毅…前川みく

デフォルトで「相思相愛」「優しい愛情で包み込み」「強い絆で結ばれる」…アスタリスクそのものですね。

逆位置が、「裏目に出る強行策」「忍耐不足」で「うぬぼれが強い」…アニメ初期のイメージでしょうか。
己を知り受け入れる事で、「慎重さ」「配慮」「分析或いは研究力」

「よき先人」である菜々の支えを受け、デリケートに相手の気持ちを考えられる余裕を得る…と言うところですかね。
精神的な愛情を重要視するようになるようです。「心の中で温める愛」…ニヤニヤしてしまいます。

隠者…鷺沢文香

些事に囚われ、拘って切り替えが苦手…
自分の事を「偏屈な人間」と語る彼女ですが、それも塾考してしまうが故。
どん詰まりまで、脳内で自分の事を過小評価してしまっているのではないかと思われます。
「分析力・研究力」を初めから兼ね備え、時にCDなどで自身の弱所を誤魔化してしまおうとするほんの少しのずる賢さ。(悪戯心とも)
その「ほんの少し」も相手への配慮が故。
元々の能力が高く、「完璧な仕事」をこなせるほどに破格のビジュアルは美嘉のお墨付きですが、とにかく一人で考えすぎるタイプです。
ですが、一度機が訪れればとことん上り詰めると言う意味でも彼女らしいかなと。

運命…神谷奈緒
「大誤算」「噛み合わない」「ギクシャクした状態」更には「計画の延期」「妨害に遭う」…
アルカナの逆位置の意味をほぼそのまま見事に回収していると思います。ある意味奈緒らしい。

その一方で仲間との「かけがえのない出会い」「チャンス」が到来し「上り調子」をデフォルトで持っています。

成長先で「表向きの平静さ」「礼儀正しく冷静」
…ドラマCDや二次創作でもよく見る、保護者ポジション奈緒ですね。
川島さん以上に保護者枠だったこともありましたし。

正義…橘ありす

「表面を取り繕う」「背伸びしている」「アンバランス」「礼儀正しく冷静」
この並び、色々とちぐはぐな橘さんらしいかなと。
名前が嫌いなのではなく、大人や周囲にそれをからかわれるのが嫌なんでしょうね。
実際、不思議の国のアリスを読んでいたり、親から貰った名前とタブレットを大事にしていますし…
成長先は「我慢・忍耐の時(いずれ報われる)」。「待てますか。」ですね。

刑死者…双葉杏

吊るされた人のカード。杏さんもそんなカードがありますね。
「耐えても報われない」「骨折り損」…我慢と試練が続きます。
この場合の苦労は印税をスタドリにされたことではなく…
むしろ自分の小ささを誤魔化すために演じているニートキャラ、の方でしょうね。
頭がいくら回ろうと、自分の見た目のせいで損をする。人にいくら「利他的」に尽くしても報われることは少ないようです、が…

このアルカナは、スランプ気味でもそれは大事な経験の肥やしとなって帰ってきます。
より良いもののために何か(自由だったり安息だったり)を捨て、物事の終わりと新しい始まりへ向かって進んでいくのです。
成長先の死神アルカナは、別れこそあるもののそれは必ず良い方向へつながるとされています。

星…島村卯月

文字通り手の届かない「お星様」のカードです。「夢は叶うが、まだ少し遠い状態」を表します。

本来星と言うと未央のイメージが強いのですが、意味は「目標へ頑張ること」「明るい見通し」。
しかし一転して「不安」「失望」「憂鬱」「目標を達成できない…」

……「夢が壊れる」と出ています。「気分転換が必要」なのです。
成長先でも更に苦難は続きます。
「不安定な状態」で「裏切り」のような目にもあい(こう言ってしまうのは非常に心苦しく語弊もあるのですが…)
「見通しは暗く」「手探りで前に進む」…。

…ですが、その「月」アルカナ…「星」の成長先ですね。その逆位置は…
「心の迷いが晴れる」「見通しが明るくなる」「徐々に好転」「しばらくは待つ姿勢が大事ですが」
「誠実さを取り戻す」と出ています。こうなればもう敵無しです。

ーーーーーー

P「流石にCPやクローネ全員分やるのは俺の精神力が尽きてしまうのでな…」

P「しかしペルソナかあ…あいつら、ペルソナとか目覚めたらどんな感じなんだろう」

P「……未央はやっぱ飯屋ライザーとか使うんだろうか」

ーおしまい。

普段からこう言った妄想をよくするのですが、あまり書くのもはばかられますね…
しかし、それでも妄想を止められないのもまた事実。

閃きのまま、また何かが浮かべばその時にでも…

乙
メタいセリフ自体は構わないけど、念を押すにしたってくどいと感じたよ

奈緒主役のＰ４･Ｐ３(終盤少しだけ)とのクロスがあったけど、あれは深夜の方だったかな？

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