相撲×モバマス
こっちはゆっくり書いていきます
出てほしいアイドル、扱ってほしい力士がいましたら、リクエストをお願いします(力士は現役でも可です)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1440074807
予告
~昭和の角聖~
絶対不滅の69 『双葉山定次』
双葉山以降は未定なので気軽にリクエストをお願いします
若の里
立て乙
今こそ旭天鵬関の話を
とよのん
タイムリーなのは旭天鵬と若の里だけど
あえてここで
琴欧洲
を
明日から開始予定です
ライラさんをお願いできますか?
第16回
『双葉山定次』
https://youtu.be/qx7QGMxCrDU
悠貴「わぁ…すごいですねっ」
杏「でしょ、この辺が稀勢の里が期待される所以だよ」
夏樹「そのときはテレビの前で思わず叫んじまったよ、懐かしいな」
菜々「でもあれだけ勝っても、双葉山の連勝記録には届かなかったんですよね」
モバP「まあ、白鵬が越えられない記録はそれくらいだろうな、もしかしたらもう一回チャンスがあるかもしれんが」
悠貴「えっ、63連勝でも1位の記録じゃないんですかっ?」
杏「そうそう、つって戦前だからいろいろと今と違うこともあるんだけどね~、双葉山の69連勝、これが連勝記録の最高記録」
夏樹「双葉山か、白鵬が連勝するたび名前は聞くけどどんな力士だったんだ?」
悠貴「Pさんっ!教えてくださいっ!」
モバP「いいよ、じゃあ今回は双葉山の話だな」
モバP「双葉山は1912年生まれ、ごく普通の家庭で育ったんだが…」
夏樹「1912って100年以上前の力士なのか…」
杏「お父さんが事業に失敗してね、5000円の借金を負って双葉山も働かざるをえなくなったんだ」
悠貴「5000円?えっと…今でいうとどのくらいですかっ?」
菜々「2億5000万円ですね、しかもお母さんは早くに亡くなって、双葉山自信も吹き矢で右目を負傷して…はっ、ぜ、ぜんぶ聞いた話ですよ!」
モバP「結果この怪我が後々響くんだがそれは別のはなし、その後才能を見出だされて立浪部屋に入門した」
夏樹「今は旭豊が親方だったよな」
悠貴「やっぱり入ったときからすごかったんですよねっ!」
杏「それがそうでもないんだな~」
夏樹「じゃあ弱かったのか?」
モバP「いや、成績は負け越すわけじゃないが、大きく勝ち越すほどじゃないって感じでそんなに目立つ力士ではなかったらしい」
菜々「あのときは幕下以下は一場所6日だったので4勝2敗が多かったそうですよ」
悠貴「ふんふん」
モバP「ただ、メチャメチャ稽古熱心だったそうで、朝6時からの朝稽古を同期の大八州と朝4時からやって、親方は寝る時間がなかったらしい」
杏「真面目だから先輩からいろいろと厳しくされたけど、働いてたときの経験もあって体も心も丈夫だったみたいだね~」
菜々「船の上で働いていたから、体幹が強かったんですよ」
悠貴「ああ、ゆらゆら揺れますもんねっ!」
モバP「そうして、少しずつではあるが力をつけていた双葉山は19歳で十両に昇進した」
夏樹「じゃあ結構入幕までは苦労したのか?」
杏「春秋園事件ってのがあってね…、内容は省くけど、幕内力士が大量に抜けたおかげで入幕が決まったんだよ」
菜々「ああ、なつかし…そんなこともあったらしいですね」
悠貴「ラッキーだったんですかねっ」
モバP「入幕してからは正攻法の取り口だったからなかなか上位には歯が立たず、勝つときもうっちゃりなどの逆転が多かったから、うっちゃりの双葉山、なんて呼ばれてたらしい」
夏樹「まあ、十両だった力士が急に入幕したらそうなるよな…、今あったら大変だよな」
菜々「入幕してから3年で三役になったんですが負け越し、その翌場所蓄膿症で体重が増えて…」
モバP「そして、ついに69連勝が始まる」
マイナーでも良いなら
琴勇輝
豊真将
隠岐の海
朝赤龍
勢
魁聖
臥牙丸
有名限定なら
魁皇
豪栄道
既に扱ってる名前があったらスマン
>>15すいません、貼り忘れてました
モバP「相撲で」悠貴「とーく!!」
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(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1431748218/)
モバP「相撲で」泰葉「とーく」悠貴「その2です!!」
モバP「相撲で」泰葉「とーく」悠貴「その2です!!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432120585/)
モバP「相撲でとーく」悠貴「その3ですよ!」
モバP「相撲でとーく」悠貴「その3ですよ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434032369/)
1で魁皇3で豊真将について書いてます
モバP「双葉山は体重が増えたのをきっかけに、後の先、の取り口に変えた、相手より遅く立ち合うようにして、左上手をとるってのが攻めかたになった」
夏樹「後の先っつーと、白鵬がたまに言ってるヤツか」
杏「1936年、双葉山は6日目に玉錦に敗れたけど、そこから連勝がスタートしたんだ」
菜々「その場所は9勝2敗でしたね」
悠貴「あれっ?そのときは11日制だったんですかっ?」
モバP「ああ、まあその話はまた後でしようか、ま、実際に見てみようか」ポチッ
https://youtu.be/2sC6OBedhr8
悠貴「つ、強いですね…」
菜々「左上手さえ掴めばもう勝ちは確実でしたからねぇ」
夏樹「魁皇の右上手みたいなもんか」
モバP「さて、動画でもあったが、1939年1月場所の4日目、双葉山は右目が見えないことを見抜いて、一門をあげて対策した安藝ノ海に敗れて、ついに連勝が69でストップすることになった」
悠貴「そして、その記録は今でも並ばれていないんですねっ!」
杏「杏たちが相撲を15日間見れるのも、双葉山が人気すぎて、11日だと席があっという間に売り切れちゃうからだったんだよね~」
夏樹「へぇ、まあ今でもすぐにとれなくなっちまうけどな」
モバP「さて、話を戻そう、敗れたあと、双葉山はその日に激励会があったんだ」
悠貴「よ、よりによって当日ですかっ…」
菜々「会場もお通夜モードでしたけど、双葉山は普段通りの立ち振舞いで…あれは感動しました…あ、そう聞きました」
夏樹「双葉山、なかなかロックだな、カッコいいじゃんか」
杏「負けたあとも礼儀正しかったからね、角聖なんて呼ばれてたらしいよ」
乙ー
モバP「負けはしたものの、誰もがまた連勝が始まると思っていたんだが…」
悠貴「勝てなくなったんですか?」
杏「その場所は4敗しちゃってね~、次の場所は全勝優勝だったんだけど、その次で9日目までで4敗、突然引退を表明したんだ」
菜々「もう日本中大騒ぎですよ、まあ、親方や協会が必死に説得して、引退を撤回したんですけどね」
夏樹「そんだけ人気だったんだな」
モバP「双葉山はその後、1942から36連勝を記録するなど4連覇、格の違いを見せつけた、この頃が双葉山の全盛期だな」
杏「んで、1944年目をかけてた東富士に負けて引退を決意、このときはまた撤回したけど、次の場所でついに引退したんだ」
悠貴「大横綱ですからねっ…引き際ってむずかしいですっ」
モバP「双葉山は年寄、時津風を襲名、ただ先代時津風の小九紋竜があんまりいい人ではなかったこともあって反対されたんだ」
菜々「雷、の名跡をって話はでてましたね、だけど双葉山は、年寄名跡はどれも同じ、悪い名前なら私がよくします、と時津風を襲名したんです」
夏樹「今は時津風部屋は時津海が親方だっけか、聞けば聞くほど双葉山いい人だな」
杏「まあその後、変な宗教にだまされて事件を起こしたりしたけど、相撲協会理事長に就任したんだよ~」
菜々「理事長としてはかなり優秀だったイメージですね」
悠貴「真面目な方だったんですねっ」
モバP「協会挨拶のとき、挨拶状を秀ノ山が忘れて取り帰ったあいだ直立不動で双葉山は待ち続け、最初は失笑がもれた館内も静まり帰ったそうだ」
夏樹「なんていうか…真っ直ぐな人だな、カッコいいよ」
モバP「双葉山は56歳で死去、最後まで使命を全うした」
悠貴「若くして亡くなられたんですね…」
モバP「右目の見えなかった双葉山だが、それを補って余りある実力があった、右目には白濁して星があるように見えて、神眼だと恐れられたそうだ」
悠貴「でもそこを狙われちゃったんですよねっ」
杏「そうだね、他にも、相撲ほど怪我をしないスポーツはない、とか、勝負師は寡黙であれ、とか、絶対に同体というのはない、なんて言ってたらしいよ~」
夏樹「双葉山くらいの人じゃないとそんなこと言えないよな…」
モバP「双葉山の通算勝率は8割越え、そして69連勝はいまだに破られない大記録だ、当時が11日制 4場所制ということを考えると、その凄さが分かるな」
菜々「まさに横綱らしい横綱でしたね、人柄も強さも兼ね備えていました」
夏樹「稀勢の里もそんな横綱になってほしいな」
杏「まず優勝しないとねぇ、じゃないと横綱なっても双羽黒の二の舞だよ」
悠貴「双葉山さんみたいな日本人横綱、出てほしいですねっ!今日も面白かったですっ!」
夏樹「なあ次は大関の話しようぜ!」
菜々「ナナは旭天鵬か若の里の話がしたいです!」
モバP「おう、考えておくよ、それじゃあまた次の機会にな」
第16回
終わり
次回予告
横綱を狙う男たち
平成の怪物、最強大関、白鵬キラー、がぶり寄り
乙です
リクエストがあればどうぞ
もうすぐ番付発表もあるのでこっちの続きはしばらく先になりそうです
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