~???~
ノンナ「クッ……ハァ、ハァ……」ドサッ
ノンナ「プリキュア同士の絆に亀裂を入れ、潰し合わせる……良い策だと思ったのですが……」
カチューシャ「ノンナ、また失敗したの?」
ノンナ「カ、カチューシャ様! も、申し訳ございません! 次こそ必ずあの憎きプリキュアめを――」
カチューシャ「そう言って何回失敗してきたと思ってるの? もういいわ」
ノンナ「そ、そんな……カチューシャ様……!」
カチューシャ「次は、私自ら行く。この手でプリキュアを粛清してやるんだから!」
カチューシャ「私達には、大きな武器があることだしね」ニヤリ
愛里寿「――――」
――――――――――――――――――――――――――――――
※
第一部
エリカ「私達が」みほ「プリキュアに!?」
エリカ「私達が」みほ「プリキュアに!?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1457443365/)
第二部
みほ「ふたりは!」エリカ「パンツァープリキュア!」
みほ「ふたりは!」エリカ「パンツァープリキュア!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498737749/)
に続くパンツァープリキュア3部作完結編です。それぞれ短いので先にお読みいただくことを推奨します。
※例によってプリキュアキャラは出ません。
※キャラ崩壊・設定の都合のいい解釈・ネタ被りはSSの華。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1498908187
~夜・西住家~
縁側から月を見上げ、1人佇むボコ。
ボコ「はぁ……」
みほ「ボコ? どうしたの? 風邪ひくよ」
ボコ「大丈夫だぜ。今のオイラはぬいぐるみだからな」
みほ「そっか……ねえボコ、シマダキングダムにいたころのボコってどんな人だったの?」
ボコ「元々のオイラか? そりゃあもちろん強くてカッコよくて、みんなにモテモテで苦労したぜ!」
みほ「あははっ、ホントに?」
ボコ「オイラは嘘はつかねぇぜ! オイラはシマダキングダム1の誇り高き戦士だからな!」
ボコ「でも……オイラだけでは、アリス姫を助けられなかった……」
みほ「アリス姫……カンシャークに捕まってるんだっけ」
ボコ「ああ……きっと姫は今もオイラを信じて待ってくれてる。さっさとカンシャークの野郎共をボコボコにして、美しい姿を取り戻したシマダキングダムに、姫と一緒に帰るんだ……!」
みほ「……うん! 私達も頑張るよ! この世界を守るため、シマダキングダムを取り戻すため、そしてボコとお姫様が一緒に帰るために!」
ボコ「みほ……! ありがとな!」
ガチャ
エリカ「みほ? どこに行ったのみほ? みほ!?」
みほ「あ、おかえりエリカさん。こっちこっち」
エリカ「みほぉ!」タタタッ ギュッ
みほ「あわっ!」
エリカ「トイレから戻ってきたらみほが見当たらないから……黙ってどこか遠くに行っちゃったのかと……」プルプル
みほ「んもうエリカさん、大丈夫、私はどこにも行かないって」ナデナデ
エリカ「お願いみほ……私から離れていかないで……ずっと私の傍にいて……」
みほ「うん、もちろんだよ。大好きなエリカさんに黙ってどっか行ったりなんてしないから」
ボコ「……エリカはこの間の一件からこっち、ずっとこれだな。大丈夫なのか? 毎日お泊りだしよ」
エリカ「私とみほの間を裂こうとする奴は親でも殺す」(真顔)
ボコ「お、おう……そうか」
みほ「でも今のエリカさんも可愛くて私好きだよ?」ニッコリ
ボコ「お前もお前でヤバいな……まあ二人がそれでいいならオイラは何も言わねぇよ」
みほ「ほらエリカさん、もう寝よう?」
エリカ「そうね……」
ボコ「……オイラはもう少しここにいるぜ」
みほ「そっか……じゃあ、おやすみ」
ボコ「おう、あったかくして寝ろよー!」
みほ「エリカさん体温高いからあったかいんだ♪」
ボコ「そいつぁ何よりだぜ」
みほ「じゃあね。……大丈夫だよ、ボコだって、1人じゃないから。ほら、エリカさんいくよ」スタスタ
エリカ「ええ……」スタスタ
ボコ「……ありがとな」
ボコ「…………」
ボコ「――今行くからな、もう少しだけ待っててくれ、アリス姫」
~翌朝~
まほ「おはようございます」
しほ「おはようまほ。みほはまだ寝てるの?」
まほ「そのようですね……まあエリカもいるし、大丈夫でしょう」
しほ「ふふっ、本当に仲良しさんね♪」
まほ「あの2人なら、これからの黒森峰も任せられます」
しほ「お堅い話は後にして、朝ご飯食べちゃいなさい」
まほ「はい」
しほ「はいお弁当。今日も頑張りなさい」
まほ「ありがとうございますお母さま。行ってきます」
しほ「はい、いってらっしゃい」
みほ「おはよ~」
しほ「あらおはよう。朝からお手て繋いで微笑ましいわね」
エリカ「おはようございま……た、隊長! もう登校ですか!」ピシッ
まほ「ああ。いろいろ仕事があるからな。お先に」ガチャ
エリカ「いってらっしゃいませ!」
みほ「いってらっしゃ~い」フリフリ
しほ「ほら二人とも、あんまりのんびりしてると遅刻するわよ」
みほ「うん、お母さん!」
~通学路~
まほ「……私の中学校生活も、もうすぐ終わりか」
まほ(今の二人になら、中学戦車道チームのことも任せられる。私も安心して高校へ進めるというものだ)
まほ「ふっ、こんな充実した日々が、このままずっと続けばいいのだが――」
???「残念だけど、そうもいかないわ」
まほ「!? 何奴!」
???「礎になってもらうわ! 私達の為の世界のね!」
グワッ……!
~学校~
みほ「お姉ちゃんがまだ登校してない……!?」
エリカ「そんなバカな……私達より先に出たはずです!」
先生「どうしたのかしら……サボるような子じゃないし、心配ね。警察に連絡した方がいいかしら……」
みほ「……私、探しに行きます!」タタタッ
エリカ「ちょっと! わ、私も行ってきます!」タタタッ
先生「待ちなさい! あとは大人に任せて! もし危険に巻き込まれたら――」
タタタタタッ……
先生「もう……」
~通学路~
みほ「お姉ちゃーん!! お姉ちゃーん!!」
エリカ「たいちょー!! たいちょー!!」
ボコ「みほ! エリカ!」
みほ「どうしたのボコ!」
ボコ「ここにダークエナジーの痕跡を感じるぜ!」
みほ「ダークエナジー……! じゃあカンシャークがお姉ちゃんを!?」
エリカ「そんな! なんて卑怯な真似を!」
ボコ「この場所から……向こうへ点々と痕跡が続いてるぜ」
エリカ「……私達を誘ってるみたいね」
みほ「それでも……お姉ちゃんを放ってはおけないよ!」
エリカ「もちろんよ。行くわよ!」
みほ「うん!」
タッタッタッ…
~どっか~
タッタッタッ…!
ボコ「ダークエナジーの気配が段々濃くなってきやがる……!」
みほ「お姉ちゃん……無事でいて……!」
エリカ「隊長……!」
???「ようこそ! 飛んで火に入るプリキュアさん!」
みほエリ「「!?」」
???「そして今日があなた達の最期よ!」
ノンナ「…………」
エリカ「脇に控えているのは『ブリザードのノンナ』……」
みほ「ということはあの人は……!」
ボコ「ああ……アイツがカンシャークの首領……!」
???「そう、私こそがカンシャークのボス!」バッ
カチューシャ(長髪 身長182cm スリーサイズ93-60-91 エロい衣装)「『地吹雪のカチューシャ』とは私のことよッ!!」ドンッ!
みほ「あれが……『地吹雪のカチューシャ』……!」
エリカ「なんて……強烈な闇のオーラ!」
カチューシャ「ふふっ、一目で格の違いを悟る程度の力はあるようね。でも、怖気付かれても困るというもの!」バッ!
カチューシャがマントを翻すと、巨大な十字架に掛けられたまほが出現。
まほ「――――」
みほ「お姉ちゃん!」
エリカ「隊長!! 貴様よくも隊長を!」
カチューシャ「ふははははは!! いいわぁ! その怒りに歪んだあなた達の尊顔!」ペロッ
カチューシャ「でもまだ足りない。もぉっと素敵な色に染め上げてあ・げ・る♡」シュッ
カチューシャが腕を振るうと、その手には強靭な鞭が。
カチューシャ「さあ啼きなさい! 苦痛の叫びを!」
ヒュッ! バシィィィッ!
まほ「ガッ……!!」ビクッ
みほ「お姉ちゃん……!」
エリカ「やめなさい! その人は無関係よ!」
カチューシャ「やめてほしくば……力づくで止めてみなさいよ!」ヒュッ バシィ!
まほ「ぐぁあああッ!!」
まほの制服は裂かれ、鮮血が滲む。
みほ「……許せない……! 絶対にあなただけは!!」
エリカ「私達がこの手でぶっ飛ばす!!」
「「プリキュア・パンツァー・フォー!!」」
飯
ピカーン ラーラーラーラー
シュルルルルル パーン パーン パーン
キュッ シャシャン
スーッ ジャーン
みほ「履帯の響きは無限の証! キュアパンター!」ダーン
エリカ「主砲の火焔は反撃の烽! キュアティーガー!」ダーン
みほ「撃てば必中!」
エリカ「守りは固く!」
みほエリ「「進む姿は乱れ無し!」」
「「それが、パンツァープリキュア!」」ドーン
ボコ「行けぇ! プリキュア!!」
みほ「お姉ちゃんから――」
エリカ「隊長から――」
みほエリ「「離れろぉ!!!」」
カチューシャ「……!」ニィ…
みほ「プリキュア! クイック・パンター・サイクロン!!」
エリカ「プリキュア! スティール・ティーガー・インパクト!!」
ゴゴゴオオオオオオオオッ!!
カチューシャ「――見せたわね? 焔のように燃え立つ怒りを! 天を突くような憎しみを!」ニィィィ!
カチューシャ「カンシャークの首領たるこのカチューシャにッ! 憤怒を向けたわねぇええええッ!!!」
カチューシャ「ギャハハハハ! ノンナぁ!」
ノンナ「ハッ!」チャッ
プリキュアの攻撃が迫る中、ノンナは懐から取り出した結晶のようなものをかざした。
ノンナ「起動せよ! アンガークリスタル!」
カッ! ビカァァァァァ!
エリカ「なっ……!?」
みほ「あれは何……?」
プリキュアの放った攻撃は、軌道を変えてクリスタルへと吸収されていく。
カチューシャ「カンシャークの力の根源とは“怒り”!! その首領である私に、怒りを燃やした末のエナジーを向けるなど愚の骨頂!!」
カチューシャ「うっふふ……♡ 吸い取ってあげるわ、あなた達のすべてを! 激情に染まったプリキュアの力ってやつをねぇッ!!」ニィヤァァァ!
ギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ……!!
みほ「ぐっ……ああああああっ……!」ガクッ
エリカ「これはっ……力が、吸い取られていく……!」ガクッ
ピシュウウ……パシュン!
ボコ「ああっ! 2人の変身が解けちまった!」
エリカ「そんな……私達の力が……! 私とみほだけの戦う力が……ッ!」
みほ「これじゃ……お姉ちゃんを助けられない……!」
カチューシャ「アーッハッハッハッハッハ!! 無様ねぇプリキュアぁ! いえ、最早プリキュアですらない、何の力も無いただのガキ2人だったわねぇ!!」
まほ「ハッ……ハッ……」ピクッ
まほ(――わ、私は一体……この身体中の痛みは何だ……?)
まほ(視界が……ぼやける。あれは……みほとエリカ? 何故2人は倒れて……?)
ボコ「2人とも……! チクショウ、オイラに……オイラにあいつと戦う力があれば……!」
ボコ「なんでだッ! なんでオイラは……いつも大事な時に誰も守れやしないんだッ!! 何が誇り高き戦士だ! チクショウが!!」
みほ「ボコ……」
エリカ「……何言ってんのよ。私は……私は諦めないんだから!」グッ…
みほ「エリカさん……?」
エリカ「私はプリキュアだから戦ってきたわけじゃない! 大切な人たちが傷ついていくのを見たくない……だから力を振り絞って立ち上がってきた!!」
エリカ「私は戦う! 変身できないとか関係ないわ! 大好きな隊長が傷つけられてるのを目の前にして、寝てなんかいられない!!」スック
ボコ「エリカ……」
みほ「――そうだね……やっぱりエリカさんは強いや……」ググッ…
ボコ「みほ……」
みほ「今までプリキュアの力にいっぱい助けてもらったんだもん……私だって、大好きな人のために、私自身の力で戦えるんだッ!!」スック
ボコ「…………」
カチューシャ「ふーん……おっかし。なぁに強がっちゃってるのかしら」ニヤニヤ
ボコ「…………」
ノンナ「悪あがきもほどほどにしなさい……ただの人間にッ! 何ができるというのですか!!」
ボコ「――黙りなさいッ!!!」
ノンナ「!?」
みほ「ボコ……?」
ボコ「この子たちは最早、ただの女の子なんかじゃない。自らの意思で、大切なものの為に戦うことを選んだ――立派な誇り高き戦士たちよ!」
エリカ「あなた……一体……」
ボコ「……あなた達に教えられたわ。そうよね。戦うのに資格なんていらない。ただ覚悟さえあればいい――この身体に馴染み過ぎたのかしら」
ボコ「依り代を失い、存在を保てなくなることを恐れていた――だがもう迷わない! 私は戦う! 私自身の誇りに懸けてッ!!」カッ
ボコ「アリス姫に捧げたこの命! この力! この生き様! 今ここに示しましょう! 栄光のシマダキングダムにこの者ありと謳われた、王家を守護する騎士の姿をッ!!」
「フォーワード・パーシング・グロウリー!!」
カァァァッ! ゴオオオオオオオオッ!
エリカ「ボコが光って――」
みほ「これが、本当のボコの姿――」
キラキラキラキラ……
視界を埋め尽くす閃光の中、ただのぬいぐるみへと戻ったボコがぱたりと倒れた。
その傍らに、1人の騎士が立っている。
白銀に輝く鎧に身を包んだ、美しく誇り高き戦士。
メグミ「プラウドバミューダ――それが私が姫から賜った誇りの名前。そして貴様らの野望を砕く者の名よ!!」
みほ「プラウド――」
エリカ「バミューダ……!」
メグミ「2人とも、ここは私に任せて。私が奴らを!」ダッ
カチューシャ「ほう……面白いッ!」ピシュッ!
メグミは腰に下げた剣を抜き放つ。
メグミ「遅いッ!」カンッ!
カチューシャ「!」
メグミ「ハァッ!!」キラン
ノンナ「カチューシャ様!」バッ
ドガァッ!
ノンナ「グッ……!」
カチューシャ「フンッ!」ビュッ!
メグミ「ッ!」
ノンナ「なんの……ッ!」
ガッ! キィン! ドゴゴゴッ! ガンッ! ズバッ!
みほ「すごい……! あの2人相手に1人で!」
エリカ「みほ! 今のうちに隊長を!」
みほ「分かった!」タタタッ
メグミ(そうよ……それでいいの2人とも。依り代の無い私は長くは持たない。早くまほを――!)
メグミ「ハァァァァッ!!」
ズバァァッ!
ノンナ「グゥゥッ!」ドザァァァ
カチューシャ「クッ……これほどとはね。正直舐めてたわ。シマダキングダムの騎士・プラウドバミューダ」
メグミ「我が誇り……アリス姫を取り戻すその日まで、折れることは無いわ!」チャキッ
カチューシャ「――ふふっ、うふふふふふっ♡」
メグミ「何が可笑しい!」
カチューシャ「そぉう! そうだったわよねぇ……アリス姫。いたわねぇそんなのもぉ! ぎゃはははは!」
メグミ「姫を愚弄するなら私は――」
カチューシャ「その通りよ! “居る”のよぉ!! アリス姫がねぇ!!」
メグミ「それは……ま、まさかっ――!?」
カチューシャ「そのまさかってねぇ!!」バサッ
カチューシャがマントを翻すと、もう一本の十字架が姿を現した。
そこには、太い鎖で雁字搦めにされたアリス姫の身体があった。
愛里寿「――――」
メグミ「ア……アリス姫ッ!」ダッ
カチューシャ「ノンナ!」
ノンナ「ハッ!」ガシッ
姫の許へ駆け寄ろうとしたメグミを、ノンナが羽交い絞めにする。
メグミ「姫! 私が! 今助けに……!」
ノンナ「精神の均衡を崩したあなたの身体……制するのは些事も些事!」
カチューシャ「さあ! お楽しみタイムよ!」ヒュッ バシィィィッ!
カチューシャの鞭が迸り、アリス姫の幼い肌を裂く。
メグミ「あああああああああああああああああああああッ!!」
カチューシャ「ほらぁ! ほらぁ!! 早くしないと姫が死ィんじゃうわよぉ♡」
バシィィィィッ! ビシィィィィッ!
メグミ「貴様ァ……絶対に――絶対に許さないぃぃぃッ!!!」
カチューシャ「そぉそぉー!! その顔イイわぁ♪ ダァイ好き……煮えくり返った内臓が目から出てきそうな、その――“怒り”」
ノンナ「――アンガークリスタル、起動」
メグミ「しまっ――」
カッ! ビカァァァァァ!
みほ「――ボコ……! ボコォー!!」
まほ「――――」
エリカ「せっかく隊長を助け出せたのに……アリス姫まで……!」
メグミ「ぐああああああああああああああああああッ……!!」
カチューシャ「依り代の無い今のあなたは謂わばエナジーだけの存在! あなたの存在すべて、カンシャークの礎になりなさい!!」
メグミ「ぐぅぅぅぅッ……みほ……エリカ――」
みほエリ「「ボコ……!」」
メグミ「きっと……あなた達なら大丈夫……! あなた達なら戦士になれる……! 必要なのは覚悟だけ……あなた達はもう持っているわ……!」
メグミ「だって……女の子はみんな、プリキュアになれるんだから――」
そう言い残して、メグミの姿はクリスタルの中へと消えた。
みほ「そんな……ボコ……」ガクッ
エリカ「目を伏せちゃダメ。立ちなさいみほ」
みほ「エリカさん――」
エリカ「折れちゃダメ。彼女の為にも、今はまだ、私達だけは折れちゃダメよ……ッ!」ウルッ…
みほ「――うん……ッ!」グッ
カチューシャ「――さてと……ノンナ、今のでそろそろ溜まったんじゃない?」
ノンナ「はい。これで十分な量は確保できたかと」
カチューシャ「そ。それなら――始めましょうか。計画の最終フェイズ」ニィ…
みほ「計画……?」
エリカ「一体何をするつもりなの!?」
カチューシャ「おめでとう! あなた達はこの世界の終焉の最初の目撃者になるの♪」
エリカ「世界の終焉ですって……?」
みほ「シマダキングダムみたいに、この世界を怒りとワガママだらけの冷たい世界に変えるつもり!?」
カチューシャ「シマダキングダムぅ? そんなの、こっちの世界を滅ぼすための生贄に過ぎないわ!」
カチューシャ「このアンガークリスタルには、今まで回収したエナジーがたっぷりつまっているの。これを解き放ち、ドンチャン騒ぎ大暴れのパーティよ!!」
カチューシャ「この世界すべてがッ!! このカチューシャだけの遊び場になるのよッ!!」
カチューシャ「いくわよノンナ!」
ノンナ「はい!」
ノンカチュ「「アンガークリスタル! エナジー解放!!」」
カッ! ビガァァァァァ!!
カチューシャ「顕現せよ! ギガントカンシャァァァァァクッ!!」
カチューシャを中心に、巨大な魔方陣が出現。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!
みほ「な、何かが出てくるよ……!」
エリカ「なにあれ……ものすごく大きい! この間観たシンゴジラくらいの……!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!
カチューシャ「フフッ……フハハハハッ……アーハッハッハッハッハッハッハァ!! ついに……ついにやったわ!!」
ノンナ「おめでとうございます、カチューシャ様」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!
ズゥゥゥゥゥン……
ギガントカンシャーク「GUOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!」
まほ「――――ん……ここは――」
エリカ「隊長!」
みほ「お姉ちゃん! 気が付いたんだ!」
まほ「な……なんだ、あの巨大な怪物は……! 早く、にげっ――ぐっ!」ガクン
エリカ「駄目です隊長! とても立てるような身体じゃ――」
まほ「なら私は置いていけ……! みほとエリカは逃げろ! 早くッ!」
みほ「――お姉ちゃん、私達は逃げないよ」
まほ「何を言って――」
エリカ「――隊長、私達はあれと戦わなければならないんです」
まほ「冗談はやめろ! あんなものに、ただの人間が敵うわけ――」
みほ「大丈夫だよ、お姉ちゃん」
エリカ「安心してください、隊長」
みほエリ「「だって、私達は――」」
カチューシャ「おはようギガントカンシャーク♡ 私がママよ! あなたを生み出したのはこの私! さあ、私に従いなさい!」
ギガントカンシャーク「GUUUUUUUUUUUUUUU……」
カチューシャ「それじゃあ、まずは手近な街でもぶっ壊して遊びにいきましょう――」
ギガントカンシャーク「GURURURU……GAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッ!!」ゴオッ
カチューシャ「ッ!?」
ドガァ!
カチューシャ「ぐっ……なんで!? なんで私を攻撃するのよ! 私が生みの親なのに! 逆らうんじゃないわよ!!」
ギガントカンシャーク「GYAAAAAAAAAAAAAAAOOOOOOOOOOOOOOOO!!」ゴォッ
カチューシャ「アアッ!」ガクッ
ノンナ「そんな……暴走している……!? これは我々の手にすら負える代物ではないと……!?」
カチューシャ「認めない……そんなの認めないわ!! 子供は大人しく親に従っていればいいのよッ!!!」ヒュッ
ビシィィィィッ!
ノンナ「いけませんカチューシャ! 刺激しては!!」
ギガントカンシャーク「GAUAUAUAAAAAAAAOOOOOOOOOOOOOOOOGRYAAAAAAAAAAAAAッ!!!」ゴゴゴッ
ズァァァアアアッ!
カチューシャ「あっ――」
ノンナ「危ないッ! カチューシャ!!」タッ
ドガァァンッ!
カチューシャ「ああっ……!?」
パラ……パラ……
ノンナ「ガハッ……」ドサッ
カチューシャ「ノンナ……ノンナァ!」タタタッ
ノンナ「カチューシャ……お逃げ……くださ――」
ギガントカンシャーク「GRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRUUUUAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!」ガオンッ
ズギャアアアン!
カチューシャ「ギィ……ッ!」ドガッ…ガンッ…ガッ…ズザァ…!
ノンナ「カチューシャァァ!!」
ギガントカンシャークの攻撃を受け、地面を抉って跳ねながら転がっていくカチューシャ。ギガントカンシャークはさらにそれを追う。
ギガントカンシャーク「GRRRRRRRR……」ズシッ…ズシッ…
ノンナ「そんな……あくまでカチューシャを狙うというのですか……!?」
ノンナ(まるで、生み出してしまった彼女を恨んでいるかのような執着――私達は一体何を生み出してしまったというのですか!)
ノンナ「カチューシャ! お逃げください! カチューシャ!」
カチューシャ「――――」
ノンナ「カチューシャ!! 目を覚まして!! カチューシャァ!!」
ギガントカンシャーク「GRRRRR……GAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!」ズァッ
ノンナ「カチュゥゥゥシャァァァァァッ……!!」
ドガァァァァン……!!
ノンナ「――あ……あなた達……!」
ギシッ……
みほ「ふんんんんんんんんんッ!!」グググッ
エリカ「ぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎィ!!」グググッ
ギガントカンシャークの一撃を、生身のみほとエリカがなんとか抑えていた。
ノンナ「何故……何故です!? 私達は敵ですよ!? どこからそんなパワーが……!?」
エリカ「言ったでしょう……私達は、傷つく人を見たくない……ッ!」
みほ「怒りじゃない……誰かを助ける為に、私達の覚悟はある……ッ!」
ノンナ「そんな……我々でさえも助けるというのですか……! あなた達はどこまで――」
まほ「みほ! エリカ! お前たち……なんでそこまでして……そんなに傷ついてまで戦うんだ!」
エリカ「……ふふっ、なんでかしらね、みほ」グググッ
みほ「さあ。それが私達ってことじゃないかな」グググッ
王大河『テレビの前の皆さん! 私は今、ヘリで黒森峰近郊を飛行中です!』
王大河『見てください! 何やら巨大な……怪獣?のような生物が暴れている模様です!!』
王大河『一体街は……日本はどうなってしまうのか――おっと……? カメラ! あそこ映してあそこ!』
王大河『怪獣の足元に、何人かの人影が見えます! 倒れている人もいます! 怪我人でしょうか!?』
王大河『そこに追撃をかけようとする怪獣の足を……あれは女の子……? 驚きです! 2人の女の子が怪獣の攻撃を阻止しています! 何者なんだー!?』
しほ『……みほ!? それにエリカちゃん!?』
小梅『あれは……』
沙織『なんだなんだ!? 何が起きてるの!?』
梓『怪獣……?』
ダージリン『これは現実……?』
アンチョビ『嘘だろ……?』
ケイ『Unbelievable...』
絹代『驚きです……』
ミカ『……』ポロン…
王大河『ああっ……なんとか支えていますが、押し返されそうだ……!』
優花里『――頑張って! 頑張ってください!』
沙織『負けるなー!』
麻子『押し返せ!』
華『諦めてはいけません!』
杏『頑張れぇ!』
歴女s『そこだ!!』
桂利奈『ぶっ飛ばせぇ!』
ダージリン『頑張って……!』
アンチョビ『やれぇ!』
ケイ『頑張れー!』
絹代『頑張ってください!』
ミカ『……いけるよ』ポロン…
王大河『ガンバレェェ!! 名も知らぬ少女たち!』
しほ『みほ、エリカちゃん……頑張って!』
ノンナ「お願いです……頑張ってください!!」
まほ「――頑張れ!! 2人とも! 頑張れぇぇぇぇぇ!!」
みほ「――すごいよ、エリカさん! 私、今ならなんだって出来そう!」
エリカ「――当然よ。私達2人なら無敵って、いつも言ってるじゃない!」
みほ「そうだね! エリカさん!」
エリカ「みほ!」
メグミ『女の子はみんな、プリキュアになれるんだから――』
みほエリ「「だって、私達は――プリキュアだから!!」」
カッ
「「プリキュア・パンツァー・フォー!!」」
ピカーン ラーラーラーラー
シュルルルルル パーン パーン パーン
キュッ シャシャン
スーッ ジャーン
ピシュ ピシュシュシュシュシュ
バサッ バサバサッ
フワァ カッ キララララッ
みほ「無限の勇気は愛の証! キュアパンター・エンゲル!」シュバーン
エリカ「燃え立つ誇りは勝利の烽! キュアティーガー・エンゲル!」シュバーン
みほ「想いは熱く!」
エリカ「絆は固く!」
みほエリ「「進む未来に闇は無し!!」」
「「それが、パンツァープリキュア!!!」」ズドーン
まほ「2人が……プリキュア……!」
まほ(微かな記憶の彼方……確かに覚えている。私は、2人に助けられたことがある……!)
まほ「まるで、天使だ――」
ノンナ「なんと美しい……」
ノンナ(怒り以外にも、こんなにも強く輝く力があるだなんて――)
ノンナ「私達は間違っていた……ッ!」
ギガントカンシャーク「GUWAAAAAAAAAAAAOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!」
みほ「――もう、怒るのはやめていいんだよ」
エリカ「――あなたも苦しいのよね。分かるわ。私も……暗い感情に塗り潰されたことがあるから」
みほ「怒ってばかりじゃ、なんにも見えなくなっちゃうよ。この世界には、素敵なものがいっぱいあるんだから」
エリカ「生まれ変わって、今度は愛を知りなさい」
みほ「さよなら」
エリカ「またね」
コォォォォォ……!
みほエリ「「プリキュア! ツヴァイ・ヴァルキューレ!」」
みほエリ「「ダァス――エンデェェェェッ!!」」
フォォォォォ……ファウン! パァァァァァァ……!
ギガントカンシャーク「G……GAAA……KA、N、SYAAAAAAK……」ホワワァ~ン
シュワワワワ……カッ!
まほ「怪物が……光の粒になってバラバラに飛んでいく……」
ノンナ「エナジーが還っていく……元あった場所へと……あるべき場所へと……」
ノンナ「これで、シマダキングダムも元に戻るでしょう」
ノンナ「ふふっ……私達がやってきたことは、すべて無駄だった。何もかも無に帰してしまった」
まほ「――そちらの事情はよく知らないが、そんなことはないと思うぞ」
ノンナ「え……?」
まほ「少なくとも、そんな穏やかな顔が出来るようになったじゃないか」
ノンナ「……そうですね。そう、ありたいものです」
エリカ「……終わったのね。全部」
みほ「……ううん、まだだよ」バサッ ヒュッ
エリカ「みほ?」ヒュッ
みほ「誰も死なせない……! ハッピーエンドは、みんなが笑っていなくちゃだめなんだ!」
エリカ「! カチューシャ……」
ギガントカンシャークの攻撃をモロに喰らっていたカチューシャの命の灯は今にも消えようとていた。
エリカ「それじゃあ、私はアリス姫を!」バサッ ヒュッ
エリカは鎖を解き、アリスを解放した。しかし彼女も依然眠ったまま。
そこへノンナとまほも走ってきて合流。
ノンナ「カチューシャ! カチューシャ! ああ……そんな……」
みほ「――エリカさん」
エリカ「分かってる。いくわよ」
みほ「はい!」
スッ……パァァァァァ!
ノンナ「これは――」
まほ「あたたかい……!」
みほ「私達のエナジーを……カチューシャさんとアリス姫に!」
エリカ「受け取りなさい! 私達の最後のエナジー!」
パァァァァァァ……!
みほ「これで、全部……!」
エリカ「――っハァ! はぁ……はぁ……どう……?」
まほ「こ、これは――」
カチューシャ(身長127cm)「――――」チマッ
エリカ「縮んだ!?」
ノンナ「おそらく、身体を構築していたエナジーを生命の保護に回した結果でしょう」
カチューシャ「――ぁう……ここは……?」ムクッ
ノンナ「カチューシャ!」
カチューシャ「……? あなたはだぁれ?」キョトン
ノンナ「――! そうですか……記憶までも――」
みほ「ノンナさん……」
ノンナ「いいのです……そこまでして生きようとしてくれたことが、今の私には嬉しい」スッ
ノンナは小さくなったカチューシャを抱きあげた。
ノンナ「もう私達は間違えない。私がカチューシャを導きます。そしていつか……すべての償いは、必ず――」
愛里寿「――――ん……」モゾッ
エリカ「アリス姫も気が付いたみたい!」
愛里寿「――あなた達は……」
みほ「安心してください! もう全部元通りです! シマダキングダムは、姫の故郷はもう大丈夫!」
愛里寿「そう――それは良かった……ところで、私の騎士はどこ? 褒めてあげないと――」
みほ「あ……」
エリカ「その……彼女は、最期まで誇り高い騎士で――」
アリスヒメー!
みほ「ん?」
ヒメー! アリスヒメー!
エリカ「この声は……」
ボコ「アリス姫ー!!」ダダダダダッ
みほ「ボコ!?」
エリカ「あなた全部吸収されたんじゃ――ってエナジーが全部元に戻ったんだからボコも還ってきたのね!」
ボコ「そういうことだぜ! 姫ー!」ダダダッ ピョン ギュッ
愛里寿「うわっぷ……メ、メグミ、その姿……」
ボコ「おう! これがこの世界のオイラだぜ!」
エリカ「なんか元の姿見た後だと違和感あるわね……」
みほ「でもこれが私達のボコだから!」
ボコ「オイラもこの姿の時はこっちの方がしっくりくらぁ!」
愛里寿「うん、可愛い……向こうに帰ってもそのままでいたら?」
ボコ「う……それはちょっと……」
みほ「ふふっ、あははっ」
エリカ「まったく……うふふふっ」
~ちょっと後~
ノンナ「――では、私達はこれで」
みほ「うん。元気でね」
エリカ「ほらちびっ子! もうお別れよ!」グイグイ
カチューシャ「や! カチューシャまだみんなといるの!」ガシッ
みほ「あはは、すっかり懐かれちゃったねエリカさん」
エリカ「いい迷惑よ! ほらもう肩車終わり!」
カチューシャ「やぁ!」
ノンナ「大丈夫ですよカチューシャ、きっとまた会えます」
カチューシャ「そう……? うそついちゃやなんだからね!」
ノンナ「本当です」
みほ「あ、それなら戦車道やってみたらどうですか?」
ノンナ「戦車道……?」
みほ「はい! 立派な女性を育てる武道です」
エリカ「私もみほも戦車道やってるの。同じ競技やってれば、そのうちまた会えるかもでしょ?」
ノンナ「なるほど……」
カチューシャ「カチューシャやる! みほとえりかとおんなじ、せんしゃどうやりたいわ!」
ノンナ「ふふ……分かりました。では、次に会うときには、勝たせていただきますよ。戦車道で」
みほ「はい! 受けて立ちます!」
エリカ「黒森峰は日本最強! この高みまで登ってくるのを楽しみにしているわ!」
みほ「もう、エリカさんったら」クスッ
ノンナ「――本当に、ありがとうございました。それでは、しばしのお別れです」
カチューシャ「じゃーあね! みほーしゃ! えりか!」
エリカ「なんで私は呼び捨てなのよ!」
みほ「ばいばい! またね!」
エリカ「――――」
みほ「――――」
エリカ「――みんな、あるべきところに戻って……これで、本当に全部終わったわね」
みほ「……うん」ギュッ
みほは、動かなくなったボコのぬいぐるみを強く抱きしめた。
エリカ「もう、私達がプリキュアになることもない。戦いが終わるのは良いことなのに、なんだか寂しいわ」
みほ「仕方ないよ……夢見る女の子は、いつか卒業しなくちゃ……」
エリカ「……でも、私達の戦いは終わらないわ。世界一の戦車乗りになるっていう、夢への戦いは」
みほ「うん! 私達なら、きっと出来るよ!」
エリカ「当然でしょ! なんたって私達――」
「2人なら、最強なんだから――」
→【ガールズアンドパンツァー第1話へ続く...】
【特報!!】ドドン
ボコ「大変だ!」
みほ「ボコぉ!?」
ボコ「また世界の危機だぜ! オマエらの力を貸してくれ!」
エリカ「それって……まさか……!」
「「プリキュア・パンツァー・フォー!!」」
再びの世界の危機に――パンツァープリキュアがかえってくる!!
そして集結する、強力な味方!!
ダージリン「優雅に、華麗に、勝利をわが手に。キュアチャーチル!」ダーン!
カルパッチョ「心に満ちる大きな愛! キュアセモベンテ!」ダーン!
杏「快調快調絶好調! やるときゃやるよ! キュアヘッツァー!」ダーン!
ナオミ「狙い撃つ……! キュアファイアフライ!」ダーン!
ミカ「キュアビーティ。お待たせ」ダーン!
みほ「みんな……!」
カチューシャ「私だってやれるんだから!」
カチューシャ「シベリアに吹く偉大なる地吹雪! 風の子雪の子! キュアカーベー!」ダーン!
エリカ「カチューシャ! あなたも……!」
まほ「私達もいるぞ!」
まほ「シュトゥルムルミナス!」
小梅「ヤークトローズ!」
みほ「お姉ちゃんに小梅さんまで!」
さらに、奇跡は起こる――
しほ「わ、私達……身体が中学生に戻ってる!? ぶっちゃけありえな~い!」
千代「もう、しほったらぁ。こうなったらもうやるしかないでしょう?」
みほ「お、お母さん!?」
愛里寿「ええ……」
強大な敵に、みんなの力を合わせて立ち向かえ!!
みほ「いくよ! みんな!」
エリカ「私達なら無敵なんだから!!」
【劇場版 パンツァープリキュア・オールスターズ】
【Piece of youth☆ 咲き誇れ! 友情の花】
「「「「みんなで――パンツァー・フォー!!!」」」」
ボコ「オマエラもミラクルパンツァーライトを振ってプリキュアを応援してくれよな!」
ボコ「公開はいつになるか分んねーから以下の今まで書いたSS読んで待ってやがれ!」↓
エリカ「私のみほまほエロ同人誌が無い!?」
エリカ「私のみほまほエロ同人誌が無い!?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1454853305/)
優花里「同人誌を買いにイベント参戦であります!」
優花里「同人誌を買いにイベント参戦であります!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455100050/)
エリカ「隊長たちに手作りチョコを渡すわ!」
エリカ「隊長たちに手作りチョコを渡すわ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455451038/)
みほ「戦車に巣食う怨念」
みほ「戦車に巣食う怨念」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1456578343/)
エリカ「私達が」みほ「プリキュアに!?」
エリカ「私達が」みほ「プリキュアに!?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1457443365/)
みほ「ボコササイズです!」エリカ「は?」
みほ「ボコササイズです!」エリカ「は?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1458641047/)
エリカ「犬みたいなもんだからしょうがないわよね」
エリカ「犬みたいなもんだからしょうがないわよね」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1459003277/)
エリカ「同人作家な戦車女子の集い?」
エリカ「同人作家な戦車女子の集い?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1460460135/)
みほ「エリカさん、どうして私の制服着てるの……?」
みほ「エリカさん、どうして私の制服着てるの……?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1462360960/)
エリカ「野郎ぶっ殺してやぁぁぁる!!」みほ「地獄に堕ちてください、エリカさん!」
エリカ「野郎ぶっ殺してやぁぁぁる!!」みほ「地獄に堕ちてください、エリカさん!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1463745623/)
アズミ「隊長の満足するハンバーグを作るには……」エリカ「話は聞かせてもらったわ」
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(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1465124833/)
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アリサ「なんでタカシとあの女が一緒にいるの……?」アンチョビ「♪」 - SSまとめ速報
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優花里「誘惑に打ち勝て!」華「戦車道ストイック暗記王ー!」
優花里「誘惑に打ち勝て!」華「戦車道ストイック暗記王ー!」 - SSまとめ速報
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(ガルパン×プリキュアクロスSSあり)
エリカ「同人作家な戦車女子の合同本?」
エリカ「同人作家な戦車女子の合同本?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1484825147/)
華「退かぬ! 媚びぬ! 省みぬ!」みほ「哀しい女よ、愛深きゆえに」
華「退かぬ! 媚びぬ! 省みぬ!」みほ「哀しい女よ、愛深きゆえに」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1495600843/)
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オレンジペコ「私の名は……アレンジペコです!」 - SSまとめ速報
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みほ「ふたりは!」エリカ「パンツァープリキュア!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498737749/)
お付き合いいただいた皆さん、ありがとうございました。
プリキュアはドキプリと、今やってるプリアラしか観たことないんですけど、それっぽくなってれば幸いです。
劇場版は現状何も考えてないので期待しないでください。
ではでは。
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