大洗女子学園は士気旺盛のようです (41)
※キャラ崩壊しています
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杏「西住ちゃーん、必修選択科目なんだけどさあ…戦車道取ってね、よろしく」
みほ「戦車道ですか!やります!」
桃「よういった!それでこそ西住流や!」
柚子「やった!これで廃校免れるね桃ちゃん!」
みほ「沙織さん!華さん!戦車道やろう!」バン
沙織「戦車道?というかみぽりん食堂で騒がないでよ…」
華「復活されたんですね」モグモグ
みほ「放課後に体育館でオリエンテーションやるからさ!やろう!」
華「うーん、見ないことにはなんとも言えませんねぇ。沙織さんその漬物余ってるなら頂きますね」ヒョイッ
沙織「まだいいって言ってないし…」
~~~オリエンテーション後~~~
みほ「ほら!凄かったでしょ戦車道!紙も貰ったし色々特典ついてるしこれもうやるしかないよ!!」バンバン
沙織「わかったわかった!机バンバン叩かないの!」
華「沙織さん!戦車道やりましょう!ぜひやりましょう!」グッ
沙織「華もとりあえずよだれ拭いて!下心隠す気ないでしょ!」
ダダダダダダダダダダ ガラッ
優花里「西住殿!西住殿はいらっしゃいますか!」
みほ「私が西住みほだよ!とりあえず戦車道一緒にやろう!」
沙織「会って2秒で勧誘!?」
優花里「私、秋山優花里と申します!憧れの西住殿に会えるなんて光栄ですよーもう!」スリスリ
沙織「会って5秒でほっぺたスリスリ!?」
みほ「よし、これで4人目!」
沙織「あれ?私知らないうちに頭数入ってる」
みほ「じゃあ履修希望出してくるね!」ガラッ
タッタッタッタ
優花里「ああ西住殿…走る姿も凛々しいです…」
沙織「この子はこの子で危ないわ…」
華「ですねぇー」モグモグ
杏「かーしまー、履修希望者何人目?」
桃「さっきの西住で120人目です会長。いやーしっかし今年は豊作やなあ」
柚子「オリエンテーションが功を奏したね!桃ちゃん!」
柚子「結局最終希望者は170人にまでのぼった」
柚子「これではあまりに多すぎるので会長の独断と偏見により大幅に数が減らされ最終的に22人になった」
桃「柚子ー、誰にしゃべっとん?」
杏「はーいちゅうもーく!それでは第一回戦車道の授業始めるよー!」
「「「「おおーー!!!!」」」」
「戦車どこー?」「早く撃ちたい!」「ちくわ大明神」「戦車出せー!」「なんだいまの!?」
桃「残念ながら戦車は倉庫に入ってるサビだらけの汚い何かしかない!というわけで探してくれ!」
「よっしゃ!」「探すぞー!」「急がないと取られちゃう!」
ドドドドドドドドド
沙織「華!早い!」タッタッタ
華「こちらから鉄と油のいいにおいがするのです!」タッタッタ
みほ「華道やってたらそんな事わかるんだ!でも戦車道の方がすばらしいよ!」
優花里「西住殿の汗ペロペロ」
華「見つけました!いただきます!」ガキン
華「んー…この鉄の無機質な味と鉄サビの苦さが刺激的ですね」バリバリ
沙織「華!そんなもの食べたらお腹壊すよ!」
優花里「38tですね!この戦車はチェコスロバキア製で…」
みほ「とりあえず1両目だね!早速会長に伝えよう!」
優花里「ドイツの占領にともない…電撃戦の主役として…」
沙織「おーいゆかりーん、帰っておいでー」ペチペチ
桃『お、じゃあ自動車部派遣するから他探しといてな!ほな!』ピッ
桃「かいちょー、1両見つかりましたよー。38tだそうで」
杏「軽戦車かー、まあ見つかっただけでもよしとしよう」
梓「戦車見つけたよみんな!」
あや「とりあえずツイッター上げよう」ピロリン
桂利奈「やべえ!マジパネェ!戦車パネェ!」
優季「わあ~おっきくてふと~い大砲だぁ~」
あゆみ「沙希!やったね!」
沙希「………6人乗りの棺おけ」ボソッ
一同「!?」
忍「キャプテン!戦車見つかんないっすね!」
典子「そりゃあうさぎ跳びしながらだと難しいだろ!」
妙子「キャプテン!とりあえずバレーしましょう!」
典子「妙子は逆立ちしながらだと無理だろ!」
あけび「キャプテン!」
典子「あけびもブリッジしながらやめて!普通に怖い!主に胸が!」
妙子「あ、あの崖の下なんか怪しいですよ!」ダダダダダ
あけび「あ、妙子待ってー!」シャカシャカシャカ
忍「二人とも早いよー!」ピョンピョンピョン
典子「三人とも危ない!」
あけび「キャプテーン!妙子が落ちました!」
典子「言わんこっちゃない!」
典子「妙子ーー!!」
妙子「キャプテーン!戦車見つけましたー!」
あけび「え、どこから聞こえるの!?」
妙子「ちょうど真下に穴が開いてて助かりましたー!」
典子「どうやって真下の穴に飛びこんだの!?」
忍「妙子はジャンプサーブ得意だからね」
あけび「ねー」
典子「何の関係が!?」
カエサル「おーい3人ー、戦車見つけたよー」
おりょう「ん?どこにあるぜよ」
エルヴィン「あ、池の底に見えるぞ!あれは…Ⅲ突だ!」
左衛門佐「よく見えるのお」
エルヴィン「で、どうやって引き上げる?」
おりょう「そういえば左衛門佐、お主水遁の術使えたであろう?」
左衛門佐「いや、使えるけどどうやって引き上げるのじゃ」
カエサル「まったくだな」
桃「みんなご苦労やった!今日はこの辺で終わりやで」
全員「「「ありがとうございましたー…」」」
桃「後の整備は今日中に自動車部にやらせるからなー」ニッコリ
杏「よろしくぅ」ニッコリ
ナカジマ「ほげぇ…」
柚子「戦車が集まったよ!やったね桃ちゃん!」
華「今日は疲れましたわね、帰りに温泉よって行きましょう」
沙織「華、温泉卵は学園艦の温泉じゃ無理だから卵しまって」
優花里「西住殿とお風呂!ふぉおおおお!」
沙織「ゆかりんは落ち着いて!みほー、この子なんとかs…いないし!」
みほ「ひゃっほう!温泉だー!」ダダダダダ
沙織「みぽりーん!勝手に一人で行っちゃいけませんー!」
~~~翌日~~~
杏「と、いうわけで今日は戦車道の教官が来るよー」
ザワザワ ザワザワ
優花里「戦車道の教官ってどんな人ですかね!イケメンなんですかね!まあ私は西住殿以外は異性として興味もちませんが!」
沙織「どういう意味よそれ…」
キイイィィィィィイイン
梓「え、何か来たよ!」
優季「あら~こっちに飛んでくるよ~」
桂利奈「やっべぇ!こっち来るよ!まじやべえ!」
あゆみ「沙希!多分あのおっきい飛行機から戦車降りて来るんだよ!」
みほ「あ!後ろ開いた!」
ウィイィィィイン キイイイィィィィイイン
沙織「…あれ?」
華「ただ開いただけでしたわね…」
キュラキュラキュラ キキィ
亜美「ふう…」カパッ
桃「いや、普通に陸から来るんかい!」ビシィ
柚子「突っ込み決まったね!桃ちゃん!」
亜美「ドッキリwwwwwwww大成功wwwwwwww」
桂利奈「リアルで草生やす人初めて見たっす!!」
亜美「ごめんちょwwwwwwww早速だけどwwwwwwww始めていいかなwwwwwwww」
みほ「教官!早く戦車乗りましょうよ戦車!」
亜美「あら、あなたは……あwwwwwwww西住師範の娘さんやwwwwwwwwww」
みほ「西住みほです!」
亜美「やべえwwwwwwwwこんなとこで西住流に出会うとはwwwwwwwwふぁーwwwwwwww」
梓「教官!西住流ってなんですか?」
亜美「西住流はねwwwwwwww戦車道の流派の中でも特に歴史が古い流派なのよ」
亜美「歴代有名な戦車乗りを多く輩出するそれはそれは由緒あるところなの。それ故西住流ってだけで一目置かれる存在なの」
亜美「で、この西住みほさんは西住竜第18代師範、西住しほさんの娘さんよ」
あや「えー!みほ先輩凄いです!写メください!」ピロリン
みほ「ちょ、そこまで凄くないよ!お姉ちゃんのほうがもっと凄いし!」
亜美「コホン…まあ草生やすのもこれくらいにして、早速模擬試合といきましょう!」
亜美「大丈夫!戦車なんて…」
みほ「戦車なんてバーンと撃ってドーンと動かしてガキィーンのポーンだよ!いけるいける!」
優花里「流石西住殿!」
梓「西住流が言うなら…なんかいけそうな気がしてきた!」
おりょう「ぜよぜよ」
妙子「つまり根性でなんとかなりますよねキャプテン!」
典子「いや、根性だけじゃどうにもならんこともある」
亜美「ほらほら、みんな早く乗り込む!」パンパン
優花里「西住殿!私達も行きましょうよ!いっそ二人でどこかへ愛の逃避行というのも!」
沙織「はいはいゆかりん行くよー」ズルズル
華「で、配置はどうします?」モグモグ
みほ「私が車長ね!いいよね!いいよね!?」
沙織「わかったわかった!みほが車長!」
優花里「ではコマンダーみほ殿ということで、残りは操縦手と砲手と装填主兼通信手ですかね?」
華「はい、私は砲手がいいです」ビシッ
優花里「じゃあ私操縦したいです!操縦!」
沙織「じゃあ私が装填手かな?」
梓「さて、どうしよう…」
あや「えーどれがいいだろうー」
優季「私楽な仕事がいいな~」
桂利奈「いやーやっべえ!興奮するわー!ぱっねえ!」
沙希「………ブツブツ」
あゆみ「はっ、みんな待って!沙希が…!」
沙希「…梓は車長、あやは副砲手、優季は通信手…」
あや「は、丸山様のお告げだ!」
優季「ありがたや~」
梓「みんな静かに!」
沙希「桂利奈は操縦手、あゆみは主砲手兼装填手、私は副砲装填手…」
一同「はは~」
乙
丸山って、やっぱりそういう存在だったんだ。
>>19ごめんね!まだ終わってないのよ!
優花里「えっと、確か動かすには…」カチッ
ブルン ブルンブルン
みほ「ふぅー!やっぱこのエンジン音いいねー最高だよ!」
沙織「みぽりんが別人に!?」
優花里「よいしょぉ!」ガクン ガコン
ギャリギャリギャリ
華「動きましたよ!」
みほ「倉庫でたら右折してしばらく道なりね」
優花里「イエッサー!」
亜美『さて全員定位置についたわね?』
亜美『ルールは簡単、他の戦車を叩き潰して自分が生き残ればいいのよ』
亜美『戦車道は礼に始まって礼に終わるの。一同、礼!』
「「「おねがいします!」」」
優花里「とりあえず撃ちます?」
みほ「よし乗った!」
ドゴォン ガグン
沙織「え!なに!」
みほ「!」カタン
みほ「後方、八九式!華さん砲塔回して!」
華「は、はい!」グルグル
ウィィィィィィィン
忍「はえーすっごい音…」
妙子「今空気震えたよ…」
あけび「こんなサーブ撃ってみたいねえ」
典子「みんな、ボヤボヤしてる暇ないよ!二発目用意!」ガッコン
あけび「は、はい!」
妙子「あ!Aチームの戦車こっち向いてるよ!」
典子「河西!全速で後退!」
忍「はい!」ガクン ブロロロロロロ
みほ「八九式後退!追撃!」
優花里「よっしゃぁー!」
沙織「この子達怖い!」
カタカタカタカタカ
忍「Aチーム追ってくるし!」
典子「砲塔回転!あけび!」ガッコン
あけび「いつでも撃てます!」グッ
典子「装填完了!てぇっ!」
バゴォン
ガァン
典子「やった!当たった!」
あけび「やったぁー!」
典子「…駄目だ!まだ追ってくる!」
妙子「ど、どうしてですかあー!」
みほ「くぅ…やる!」
優花里「西住殿ー!大丈夫ですかー!」
みほ「へーきへーき!有効弾にはならなかったから!」
沙織「え?当たったらそこでおしまいなんじゃないの?」
優花里「弾が当たって撃破判定の有効弾だったら、白旗が上がるんですよー!」
みほ「だから被弾しても撃破判定されなかったらへーきなんだ」
沙織「へー、なるほど」
華「どうします?反撃します?」
みほ「そうだね。沙織さん装填早く!」
沙織「ちょ、ちょっと待って…おもいー!」ググッ
ガコン ウィン
沙織「そ、装填完了!」ハァハァ
みほ「目標八九式!ファイアァァ!」
ドゴォン
シュウウウウウ… ピコン
亜美『八九式中戦車、行動不能!』
みほ「まず一両!」
優花里「西住殿、次はどこに向かいますか!」
みほ「他のチームの動向を探りたいから…まあいいや、前進!」
優花里「はいっ!」カクン クイッ
沙織「腕プルプル…」
華「なんだか気持ちいい…」ジュン
ーー同時刻ーー
梓「まずい…二両から追われてる…どうしよう」
優季「桂利奈ちゃーん!もっとはやくー!」
桂利奈「やってるよー!」クイッ クコン
あや「くっそー!くらえこんのくそやろー!」カチッ
バゴン
沙希「……」グッ ガゴン
あゆみ「あー私も撃ちたい!」
カエサル「おえおえー!」
エルヴィン「おりょう、もっと早く!電撃戦だ!」
おりょう「いーまやってるぜよ!」
左衛門佐「きもぢわるい…」ガクンガクン
桃「ゆずー!もっとはよ!」
柚子「やってる桃ちゃん!」
杏(…私ほしいも食べてるだけでいいの?)
桃「あ、かいちょーはゆっくりしててな!」
柚子「そうですよ!」
杏「あ、はい」モグモグ
優季「もう駄目かも~…」
あゆみ「もー怖いよー!」
桂利奈「っしゃーおらーくっそがー!」
あや「もう逃げようよー!」
梓(まずい…みんなの士気が…)
沙希「……落ち着いて」
梓「はっ…!」ピキイィィン
みほ「んー残り3両はっと…ん?」
華「みほさんどうしました?食べ物でも落ちてました?」
みほ「優花里さんストップ!」
優花里「へぇ!?」キキィー
沙織「わっちょ!」
みほ「みんなごめんね!」カタン
沙織「もうーみぽりん急に危ないよ…何見てるの?」
みほ「およそ800m先…敵影戦車2台」
華「待ち伏せですか!」
優花里「とりあえず確認のために前進しますね!」クイッ ブロンブロン
みほ「うん、とりあえず」
キャタキャタキャタキャタ
みほ(何だろうこの胸騒ぎ…?)
ブロンブロンブロン キャタキャタキャタ
みほ「……やっぱり!」
みほ「優花里さん!最大速度でつっこんで!」
優花里「は、はい!」カクッ ガコン
ブルルルルルルルル
バゴォン ドゴォン
みほ「くう、あぶね!」
沙織「え!撃たれたの!?」
華「いったいどこから…」
みほ(周りは森…戦車一台がやっとの道を直進…敵からしたら奇襲には格好の場所だ)
みほ(抜けるまで…あの戦車二台に突っ込むことになるけど仕方ない)
華「しかしあの前面の二台の戦車、動きがないですね…食事中でしょうか?」
沙織「いや、華じゃあるまいし!」
みほ(動きがない…?まさか!)カタン
沙織「あ、走ってるときに顔出すと危ないよ!…って双眼鏡で何見てるの?」
みほ「38(t)とⅢ突が撃破されてる…すると撃って来たのは!」
ドゴォン バオォン ズーン ズスーン
沙織「なになに!どっから撃たれてるのぉ!」
優花里「発射音が二つ聞こえるので…M3リーが残ってます!」
みほ「追ってきた!くそぅ…」
梓「二人とも装填急いで!」
沙希「……」コクッ
あゆみ「もー撃って弾込めてまた撃って忙しいよー!」ガコン
優季「あゆみちゃん忙しくなってよかったじゃない~」
桂利奈「ソッスヨ」
あや「梓ぁ!次撃つ?」
梓「うーん、あの撃破した2両に気をとられてる間に撃破しようと思ったんだけど駄目か…作戦変更!」
優季「作戦ってはなからそんなもんあったんだね~」
梓「うぐっ…とにかく敵はこのまま東に切り抜けると考えるから先回りしてB76地点で待ち伏せ!」
桂利奈「ラジャー!」ガコン
ブルルルルルルルルル
梓「ふう…」
あや「でも梓すごいねー、なんか初心者とは思えないよ!」
あゆみ「ほんとほんと!素晴らしい指揮してるけど何か戦車道とかやってた?」
梓「いや、何か頭の中に作戦がポンポン浮かんできてねー、次はどれをするとか……はっ!?」フイッ
沙希「………?」
梓(沙希の力…?いやまさか…)
みほ「危ない…罠だったか」
沙織「M3って…確か一年生ばかりだったでしょ?」
華「こんな作戦を思いつくなんて凄いですね」モグモグ
みほ「うん、一年生だと思ってたけど侮ない……とりあえず様子見よう」カタン
みほ「んー…ん?あれは…」
麻子「あ…ありのまま今起こったことを話そう。授業をサボったら戦車が走って撃破されてた」
麻子「ハリボテとか映画撮影だとかそんなチャチなもんじゃあ、断じてない」
麻子「もっと恐ろしいものの片鱗を味わった!」
麻子(…しかしまいったな、あの撃たれた戦車に乗ってた人たちみんな帰ったみたいだし)
麻子(私の周りには放棄された二両の戦車…)
ブロロロロロロ
麻子「……ん?」
みほ「人だ…優花里さんストップ!」
キキィ
沙織「え?こんなとこに?どれどれ…」カタン
沙織「あ、麻子じゃん!」
麻子「あ、沙織だ。愛してるぞ沙織」
沙織「はいはい、それはいいとしてあんたまた?」
麻子「その通り」
華「何があったんです?」
沙織「この子は私の友達で冷泉麻子って言うんだけどね。よく授業サボる癖あるの」
麻子「こんなつまらん授業するくらいなら私は夏コミの原稿描かないといけないんだ」
優花里「夏コミ!?ジャンルは!」
麻子「百合一辺倒」
優花里「ファンになります」
ドゴォン ズズン
麻子「おっと」ヨロッ
みほ「麻子さん中に!」
麻子「よっこらしょ」
沙織「えっと開いてる席は…あ、私と変わってくれない?腕パンパンでもう装填無理…」
麻子「私は力仕事無理」
優花里「あ、なら私と変わります?操縦手」
麻子「ふむ…それで行こう」
優花里「では私は装填手ということで頑張りま西住殿言い匂いですね汗もほのかに香りすんばらしい!」
沙織「ゆかりんもうちょっと我慢しようよ!」
華「人は欲望にあらがえませんの」モグモグ
麻子「よいしょ」ポスッ
優花里「これパンツァーフィーベルです」
沙織「パンツァーフ…フ?」
みほ「パンツァフィーベル、まあ戦車の運用書みたいなものかな?」
麻子「ふむふむ…」パラララララ
麻子「よし、覚えた」パンッ
沙織「さすが麻子」
みほ「速読の達人?」
華「人一倍覚えるのが早いんですねぇ」
沙織「これでも学年1位の成績だからねぇ…」
麻子「これでもとは失礼だな」クイッ ガクンッ
ブルンブルン ブロロロロロロロロ
あや「いないねえーAチーム」
優季「もう走り回るより待ち伏せした方がいいんじゃないー?」
あゆみ「それも一理あるね」
桂利奈「そろそろ腕疲れてきた」
あゆみ「桂利奈ちゃんのテンションが!」
梓(そろそろ士気も下がってきた。この辺りで決めないと)
あや「ん?あれは…」
みほ「よし、気づいてくれた様子」
華「では当初の作戦通りに?」
みほ「うん、このままさっき説明した通りによろしくぅ」
麻子「よし」ガクン グッ
キャタキャタキャタキャタ
みほ「このまま…このまま…今!」
麻子「ほいっ」ガコン
ギュルルルルル ググッ
沙織「うおっと!」グィン
あゆみ「おえおえー!」
あや「つっこめー!」
優季「逃がさないよ~」
桂利奈「いよっしゃあああああ」
梓「…ん?急に泊まった…?いや、違う!?」
桂利奈「やべえ!Uターンして突っ込んでくる!?」
あや「や、やばい!?うてうてー!」カチッ
バゴォン
優季「このままじゃぶつかっちゃうよ~」
あや「うわーもうだめだー!」
あゆみ「死にたくないいいい!」
梓「み、みんな落ち着いてー!」
ガゴォン
桂利奈「うっひゃあ!?」
キキィッ ガックン
みほ「撃破確認!」カチャッ
華「ふう…」
沙織「いやー終わったねえ」
優花里「西住殿お疲れ様であります!ずいぶん汚れてしまいましたねさあ私が舐めて綺麗にさしあげm」
沙織「はいゆかりんストップ」
亜美『M3中戦車行動不能、よってAチームの勝利!』
亜美『戦車は後で自動車部に回収させるから、後の2チームの乗員は速やかに帰還するように!』
沙織「とりあえず戦車から出よう!あついー!」カタン
麻子「お腹減ったな」スタッ
華「私達も早く出ましょう」
みほ「よっこらせっと」スタッ
華「あら、沙織さんは?」
麻子「一年生達の方に行ったな」
優花里「どれどれ…?あ、一年生達半泣きですね」
みほ「ちょっとイジワルしちゃった☆」
沙織「もう!一年生達ガン泣きじゃんか!」プンスカ
あや「さ…さおり先輩ぃ~…」ギュッ
優季「死ぬかと思いましたぁ~…」ギュッ
桂利奈「ほぼイキかけました」
あゆみ「えぐっ…えぐっ…」ギュッ
梓「み、みんな!大丈夫だからね!ほら!」
華「沙織さんモテモテですねぇ~」
優花里「私もあそこまで積極性持てたら…」
麻子「いや、もう十分だと思うぞ」
沙織「はいはい、もう大丈夫だよ!お姐さんがついてるから安心してね!」ニコッ
あや「先輩…」キュン
優季「素敵です…」キュン
あゆみ「あ…」ドキン
沙織「梓ちゃんもお疲れ様。慣れない指揮なんて大変だったでしょ?」
梓「さ…さおり先輩ぃ~!」ギュッ
沙織「よしよし」ポンポン
梓「先輩の頭ポンポン…えへへ…」
麻子「落ちたな」
時はたち
杏「聖グロとの練習試合入れたからー」
沙織「聖グロ?どこそれ」
優花里「聖グロリアーナといえば、前回の準優勝校ですよ…手ごわい相手です」
みほ「相手が聖グロだろうがグロ中尉だろうが関係ないぜ!」
華「みほさん男らしいですわぁ…」ズルズル
桃「五十鈴、とりあえずそのドンブリを下ろすんだ」
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