レッド(無口とか幽霊とか言われるけど南国が濃すぎる) (883)

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22スレ目
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[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど……)
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レッド ピカチュウ・カビゴン・ラプラス・エーフィ・ カメックス・リザードン・フシギバナ・ゾロアーク・ ブラッキー・グレイシア・ブースター・ニンフィア・ミュウツー・チラチーノ・シャワーズ・サンダース・リーフィア・ロトム・メガアブソル ・カイリュー・エンテイ・ライコウ・スイクン・ダークライ・プテラ・ラティアス・ラティオス・バシャーモ・金コイキング・サンダー・プリン・キングドラ・イーブイ・ボスゴドラ・シェイミ・フリーザー・レディアン・モココ・ポワルン・サーナイト・ボーマンダ・メタグロス・レックウザ・ファイアロー・ホルード・ルカリオ・アリアドス・ゴーゴート・パッチール・クレベース・ガブリアス・ジガルデ・ヌメルゴン・オノノクス・フライゴン・ファイヤー・ニョロボン・ミュウ・アルセウス・カクレオン・ガチゴラス・セレビィ・チルタリス・デオキシス・ユクシー・アグノム・エムリット・トルネロス・ボルトロス・ランドロス・ジラーチ・ギラティナ・クリムガン・ビクティニ・ディアンシー・マラカッチ・フライゴン・ジュプトル・ムクホーク・テラキオン・ビリジオン・コバルオン・ケルディオ・ギアル・クレセリア・ダークライ(ああああああ)・ネオラント・マナフィ・ロコン・フーパ・マルチスケイルルギア・ロコン・キマワリ・ カプ・コケコ ・アローラコラッタ

トウヤ ドレディア・ゴチルゼル・ジャローダ・カイオーガ・シンボラー・ゼクロム・メタモン

キョウヘイ ジュゴン・エンブオー・エレキブル・ハガネール・メロエッタ・キュレム・ギャラドス(色違い) ・ルカリオ・ランクルス・バニリッチ・ヨノワール・キリキザン・ポケルスポッポ

トウコ ローブシン・ミロカロス・マルノーム・エンペルト・キノガッサ・レシラム

コウキ ゴウカザル・ルカリオ・エルレイド・コジョンド・ニョロボン・ディアルガ

ヒカリ サーナイト・ゴルーグ・ライボルト・マルスケカイリュー・パルキア ・ドダイトス

メイ モココ・ヨノワール・ライコウ・ピッピ・バルキー・シェイミ

ヒビキ オドシシ・ワタッコ・ムチュール・オーダイル・サーナイト・ホウオウ ・ピッピ

シルバー マニューラ・ジバコイル・ゲンガー・フーディン・クロバット・メガニウム・アンノーン

グリーン ナッシー・ウインディ・サイドン・ギャラドス・カイリキー・ピジョット・コラッタ

コトネ キュウコン・アブソル・ロリーパー・トゲキッス・マリルリ・ルギア

ブルー ニョロトノ・ギャラドス・ジュカイン・奇跡イーブイ・トゲキッス・奇跡ラッキー

ユウキ カイオーガ・ラグラージ・バンギラス・グラエナ・ネイティオ・ボーマンダ

ハルカ グラードン・サーナイト・オオタチ・マイナン・ジュカイン・ライボルト

カルム ゼルネアス・マフォクシー・ヤーブイ・ミツハニー♂・ドーブル・色レックウザ

セレナ イベルタル・ゲッコウガ・メタモン(ブイズ父)・マッギョ・ハスボー・ダグトリオ

ファイア エルレイド・ジグザグマ・ピカチュウ♀・ヒトカゲ・色リザードン・イーブイ

リーフ ロズレイド・色イーブイ・色カメックス・色フシギバナ・イシツブテ・オオスバメ

オメガ メガハッサム・ゲッコウガ・ゲノセクト・ソーナノ・ガルーラ・テッカニン

アルファ メガチルタリス・エルレイド・マフォクシー・色エーフィ・ペロッパフ・タブンネ

ミヅキ ルナアーラ・アブリボン・ガオガエン・いいいいい(ミロカロス)・イーブイ・色クワガノン

ヨウ ソルガレオ・ルージュラ・シロナ(ガブリアス)・マッシブーン・アシレーヌ・ヨワシ

レッド(13) 無表情無口やんちゃ男の娘。マサラ人。特訓に信頼を置きすぎている。

トウヤ(16) ロリコン。目覚めなければいいお兄さん。体力が落ちた。

キョウヘイ(14) 腹黒イケメンリア充俳優(金持ち)。爽やかになりたい。

グリーン(13) 不憫な緑のマサラ人。メイドはミニスカ派。ナッシーお前…どうして…

ユウキ(12) ただの元気っ子。たまに妄想の世界へ。影が薄い。コウキとは友達

コウキ(10) ほけー。すぐ脱ぎます。影が薄いをキャラにしてやる。ユウキとはコント仲間。

シルバー(10) 紳士的フィー。そこそこ苦労人(胃が痛い)。常識人。最近は倒れない。

カルム(15) 唯一リア充なフィー。純粋にツンデレ。おじさんの前だとデレデレ。

ヒビキ(10) ただの純粋系わんこのようだ。キス魔とは一体。コトネとはとても仲良し。

ファイア(10) 無表情煽り系男子。ダウジング命。あっ反応が

ヒカリ(10) 冷静系ケモナー。ミュウツー様命。ヒカろう。面食い(ポケモンに対して)

メイ(14) 媚びてる女装させ魔。好きな人はt……おや誰か来たようだ。兄がアクロマ。

トウコ(16) 影とキャラが薄い。起死回生を狙っているが安価が事故りそうで怖い。

ブルー(16) レッドの姉。姐さん。マサラ人。ブラコン。最近は旅に出てる。

セレナ(15) 方向音痴系元気お嬢。KY。ですわ!ブラってくれ(ブラッキー心の声)

コトネ(10) キョウヘイの熱狂的ファン。ヒビキとは仲良し。マリルリがくさい

ハルカ(12) 放浪癖のある元気クールさん。かも。かもかも。かもかもかもかも。

ひな子(??) 幽霊。ピカチュウを探していた。無事成仏。今は冥界の門番やってます。

リーフ(10) ファイアと双子。ブラコン。ファイアにも発動。最近修業をしている。

ライ(10) 緑の弟。グレ気味。影が薄い。最近は寺に居る。日蓮宗。

イーブイ ゲームでのパートナー。ツンデレ。もう百合でいいや。

ソラ アチャモ。元人間。男前な女の子。

ゴールド(11) ヒビキの兄。結構大人びているが出番が欲しい。特徴:なし

クリスタル(11) コトネの姉。姉御肌という特徴が付いた事を未だに自慢してくる。

オメガ(12) 本物の忍者。ユウキの双子の弟。兄よりは冷静だと自覚している。鈍感との噂。

アルファ(12) モフラー。ハルカの双子の妹。もふもふ戦士巫女レッドのファンらしい。かわいい。

ミヅキ(11) 腐女子。推しカプを前にすると語彙力が1になる。尊い…てぇてぇ…ヨウとはふたご。

ヨウ(11) 年上好き。年上なら男女を問わないらしい。バブみを感じてオギャりたい。ミヅキとはふたご。

ハウ(11) ただのいい人。っていうか常識人。ツッコミ役。まともすぎて少し冷静になってしまった。

女レッド(13) 別世界のレッド。割と色んな世界に行ってる。とうとうテンプレにも進出。

サンダース  毛並みフェチ、比較的まとも

ブースター  ドS、でもブイズには優しい

シャワーズ  ホモ、レッドを襲ったことがある

エーフィ  腐男子、超腐男子。夏コミに出る予定。グリレかなーやっぱw

ブラッキー  百合好き男子。ミヅリエ……くるか!?!?

グレイシア  厨二病、でも可愛いよprpr

リーフィア  百合、グレイシア可愛いよグレイシア

ニンフィア  元ニート、でもおにゃのこ、きょぬー

イーブイ  従兄弟の子、イケメン。エーフィになりたい。

イーブイ  純粋な子。出番がない

ヤーブイ 論者。んんwwwww進化させないのはありえませんぞwwwww

イーブイ ノマカプ厨 レッド×グレイシア最高! エーフィとは相容れない

色イーブイ ドM 早く叩いて下さいご主人さま!

出世したモブ表

テルミ ロケット団。元ウェイターのイケメン。でもフィーっちゃった可哀想なイケメン。

マドカ ロケット団。元ウェイトレス。キョウヘイファンクラブに入っているヤンデレ。

ソウイチ アクア団。馬鹿。ラノベによくいる鈍感系。馬鹿。

ユミ アクア団。敬語冷静系メガネ。ソウイチの幼馴染ポジ。

ロラン マグマ団。お坊ちゃま。敬語系ショタ。元ライモンジムトレーナー。

コレット アクア団。ロランのお姉さん。ブラる人なのかは不明。お嬢様。

クロード フレア団。ベテラントレーナー。大人。博識っぽい。

ガチムチ フレア団。見た目は男、心は女。結構女子力は高い。

キラン ギンガ団。レズ系勘違いバック転ガール。レッド大好き。

明日から…とか言ってたけど今日はおやすみです。お知らせがおそい

昨日はパソコンくんが死んでいたのでおやすみでした(事後報告)
今日も少し変な音が出ていますがはじめます。アニメ見れてないんでゲーム準拠です

キョウヘイ「前回のあらすじ・・・カオスったらカオス! 現在意識不明者二名!!」

ハウ「ヨウとー、シルバーが倒れちゃったんだよねー」

キョウヘイ「まぁあの二人は寝かせたんでいいっすけど……問題はあっちっすよ」


女レッド「わ、私はこういうの似合わないよ!?」

ミヅキ「そんなことないです!! ぜっっっ……ったい似合います……これを着てください!!!!」ドゲザ

女レッド「わー!? わかった、わかったから顔上げて!!」


トウヤ「か、かわいい~~~~~~!!!! こっち向いて!!!!」

レッド「…………」

トウヤ「やっぱ甘ロリは最高だね……幼女みが強い……いやもうレッドは実質幼女だよね」


ハウ「うわ」

キョウヘイ「わかるっすよその気持ち……さぁどうするっすかハウ、このカオスをどう収集つけるっすか!?」

ハウ「試練を課すみたいに言ってるけどー、めんどくさいだけだよねー」

キョウヘイ「本当にハウくんは人の心がよくわかるいいこだなぁ(棒)」

ハウ「こういうのにはー、一つずつ対応すればいいんだよー」

ミヅキの対処法 下1

ハウ「こういう時はねー、手っ取り早くー……ミヅキ!」

ミヅキ「レッドちゃんさん、次はこの服を……え、ハウ? なに?」

ハウ「そぉい!!!」ドスッ

ミヅキ「うわらば!!!!」バタッ

ハウ「こうだよー」

キョウヘイ「こうだよー!? 割とガチのしばきを見せられたんすけど!?!?」

ハウ「割とガチだったからねー、こうしたら静かになるってじーちゃんが言ってたー」

キョウヘイ「アローラ式教育こええよ~~~~!!!!! 意識不明者増えちゃったっすよ~~~!!!!!」

ハウ「ミヅキはおれがなんとかしたからー、トウヤはよろしくねー」

キョウヘイ「え……ま、まぁいいっすけど……」

キョウヘイ「なんだかんだトウヤさんとは付き合い長いっすからね! 任せてくださいっす!」

トウヤの対処法 下1

キョウヘイ「ハウ、今のトウヤさんは究極ロリコンモードなんすよ」

ハウ「究極ロリコンモードー?」

キョウヘイ「この状態に入ってしまえばしばらく帰ってこないっす……長くて半日」

ハウ「えー、長すぎるー! 日が暮れちゃうねー」

キョウヘイ「けど、運が良ければ一瞬で終わる方法があるんすよ」

ハウ「へー?」

キョウヘイ「まず……これを奪う!」バッ

トウヤ「あ!? ロリからもらったらしいやつが!」

キョウヘイ「それは嘘っす! ランクルス、洗脳……じゃなくて頑張って目覚めさせろ!」

ランクルス「むにょにょ」ミョンミョン

トウヤ「わっ!? ……キョウヘイ、一度僕を封じ込めたっていうのにこうして呼び出して……焦らしてるつもりかな?」

キョウヘイ「そしてここでそぉい!!!!」ドスッ

トウヤ「ひでぶ!!!」バタッ

キョウヘイ「……こうっす」

ハウ「わー、すっげー!」

キョウヘイ「おーいレッドさーん。終わったっすよー」

レッド「……はっ! あ、あれ……」

キョウヘイ「撮影会は終わったんで着替えていいっす」

ハウ「そっちのレッドさんも着替えていいよー」

女レッド「い、いいのかな? じゃあ着替えてくるね!」

レッド「……いっぱい、倒れてるけど……」

キョウヘイ「大丈夫っす、ふっかつそうでも食べさせとけばなんとかなるっすよ」

レッド「そっか……」

ハウ「やっぱりー、こぶしってすごく便利だよねー」

レッド「わかる……」

キョウヘイ「こうして脳筋が増えていくのであった……」

ヨウ「うーん……はっ、お、おねーさんは!?」バッ

女レッド「わ、ヨウが一番乗りだね! おはよう!」

ヨウ「おはようございまーーーーす!!! って、一番乗り?」

レッド「……横、見て」

ヨウ「わー!? 三人死んでるー!」

キョウヘイ「生きてる生きてる! 息あるっすから!」

シルバー「う……ま、また倒れましたか、俺……」

レッド「うん……大丈夫?」

シルバー「だっ」

キョウヘイ「リスキルしないであげてくださいっす!! 固まるなシルバー!!」

シルバー「……大丈夫、です。伊達に倒れ慣れてませんから……」

ハウ「すごいなー。別に尊敬も憧れもしないけどー」

ミヅキ「うーん……」

トウヤ「あれ……どうして倒れ……うっ肋骨が痛い」

キョウヘイ「大丈夫っすかー? 二人とも突然ぶっ倒れたから心配したっすよ!」

ハウ「血圧が上がったんじゃないー?」

キョウヘイ(ハウ、俺の演技に悪びれもなく乗っかってきた……才能あるっすよ)

ミヅキ「た、確かに……ちょっとテンション上げすぎちゃいました。ごめんなさいレッドちゃんさん!」

女レッド「大丈夫だよ、少しびっくりしたけど……普段着ないような服着れたし楽しかったから!」

ヨウ「あ、さっきの服買い取っておいたんでまたいつか着てください!!」

女レッド「いつの間に!? うーん、いつかね!」

ヨウ「やっほーーーーー!!!!!!!!!!!!」

トウヤ「僕、何してたんだっけ? 確かレッドの写真を撮ってて……」

キョウヘイ「だから、そのままぶっ倒れちゃったんすよ。熱中するのもいいっすけど、そこらへん気を付けてくださいっす!」

トウヤ「そっか、ごめんねぇ」

ハウ(キョウヘイ、おれはこうしてナチュラルに人を騙せる俳優をまともだとは思えないよー)



レッド(ブティックから出ました)

ヨウ「あと一個、どっか見たらしおさいホテルに戻りましょー!」

ミヅキ「どーします?」

キョウヘイ「あ、さっき面白そうなの聞いたんで書き足しておくっすよー」

レッド「ありがと……」

レッド(改めて……どこ、行こうかな)

1、ピカチュウの谷 2、ゲーフリ 3、サーフィンリベンジ 4、バトルロイヤル

下1

レッド「……ピカチュウの谷、行きたい」

キョウヘイ「そっすよねー」

トウヤ「レッド、ピカチュウ好きだもんね」

レッド「うん……」

女レッド「私もピカチュウ好きだから楽しみだよー!」

ミヅキ「あそこ、すごくいっぱいピカチュウがいるんですよ!」

ヨウ「百聞は一見に如かず! 行ってみましょー!」

レッド「おー……!」

シルバー(テンション高めなレッドさんも可愛い……)


~ピカチュウの谷~

ピカチュウ「ぴか?」「ぴか!」「ぴっかちゅ!」

レッド「……!!!」

女レッド「すごーい!!」

キョウヘイ「わーお、ピカチュウパラダイスっすね」

トウヤ「本当にピカチュウばっかりだねぇ」

レッド「ぴ、ピカチュウ、いっぱい……!」

トウヤ「よかったねぇ、一緒に遊んでみたら?」

レッド「う、うん……こんにちは」

ピカチュウ「ぴか!」「ぴーかぴ?」「ちゅあ~~!」

レッド「か……かわいい……」バチバチ

キョウヘイ「すっごい嬉しそうっすね~、静電気ですごいことになってるっすけど」

トウヤ「わ、そっちも凄い事になってるねぇ」

女レッド「この子達、すっごく人懐っこいね~! 可愛い!」

シルバー「これが……尊い……」

ミヅキ「シルバー、こういう時は拝むといいよ……ああいう風に」

ヨウ「ピカチュウとおねーさん……あっ……尊い……くーっそかーわいー!!」オガミ

シルバー「拝む……」オガミ

ハウ「そこは学ばなくてもいいところなんだけどなー」

エーフィ「ここで唐突に何かが起きる!!!!!(雑なゾロ目イベント)」

下1

ピカチュウ「ぴーか!」キラキラ

レッド「……!! け、毛並み、凄くいい……」

ピカチュウ「ちゅ?」キラキラ

レッド「おいで……」

ピカチュウ「ぴか~~!」キラキラ

レッド「か、かわいい……」

キョウヘイ「微笑ましいっすね~」

アクロマ「そうですね! しかしあの光景に私が貢献しているということを覚えておいていただきたい!」

キョウヘイ「は? 何言って……お前またかよ!!!」

トウヤ「貢献ってどういう事なのかな?」カシャ

ミヅキ「すごく自然にレッドさんの写真を撮っている……これが保護者ムーブ!」

アクロマ「私の試作品、ポケモン自動毛づくろい機です! これはですね、かくかくしかじかで……」

キョウヘイ「要するにプロのトリマーの再現がそれで出来るんすね。へー、いいもん作るじゃないっすか」

アクロマ「でしょう! 他のポケモンにも試してみますか?」

下1(ここにいる誰かの手持ち)

レッド「……」クイ

キョウヘイ「ん、いいっすよレッドさん! どの子にするんすか?」

レッド「……ブラッキー」ポーン

ブラッキー「え!? いいの!? 最近ブラ少ないから死にかけてたけどうれしー!」

エーフィ(僕が翻訳してます)v

キョウヘイ「よかったなブラッキー! んじゃ、頼んだっすよ」

アクロマ「お任せください! では、これをこうして……」ポチポチ

アクロマ「では、この装置を装着させて……スイッチオン!」

レッド「……」ワクワク

トウヤ「楽しみだねぇ」

自動毛づくろい機「」チーン!

キョウヘイ「効果音がレンジなのは大丈夫なんすかね」

アクロマ「一番わかりやすいでしょう? それでは出てきてください!」

ブラッキーの毛並み 直下コンマ点(普段=30くらい)

ブラッキー「いぇーい!! ……あれ!?!?」

キョウヘイ「あんま変わってないっつーか……ちょっと悪くなってないっすか?」

レッド「……ちょっとだけ、ぱさぱさ」

アクロマ「なんと!? ……おかしいですね、まさか失敗するとは……」ブツブツ

キョウヘイ「ま、レッドさんが普段してる毛づくろいが上手っすからね。多少見劣りはするっすよ」

アクロマ「うーむ……改良を重ねたいので、レッドさんの毛づくろいデータを取らせていただいても?」

レッド「いいよ……」

キョウヘイ「……さっきからあっちが静かっすね?」

トウヤ「何かあったのかな……わぁ」

ヨウ「」

女レッド「」b

ミヅキ「レッドちゃんさんがピカチュウに埋もれながら親指を立てるシーンは涙なしには見られませんでした」

ハウ「いいなー、たのしそー!」

キョウヘイ「絶対バッチバチになってるっすよ……」

レッド(いいな……)クシクシ

ブラッキー「やっぱこれだぜー!」

今日はここまで。次の更新は金曜日になります。

乙です。

そういえば、毛並みフェチのサンダースさんがやけにおとなしかったような……さすがに長男なので弟たちみたいに暴走しないということですかね。

>>40
サンダース「いや同性だし弟だぞ……それに興奮するとかはないわー」

エーフィ「え!?」

ブラッキー「え!?」

シャワーズ「え!?」

リーフィア「え!?」


はじめます。

キョウヘイ「前回のあらすじ・・・ピカ谷でエンジョイっす」

ミヅキ(こんにちは! ミヅキです! あらすじの後の枠もらっちゃってすみません!)

ミヅキ(実は、いま少し悩みがあって……その悩みっていうのが)チラッ


アクロマ「ふーむ、なかなか勉強になりますね!」

キョウヘイ「でしょ! レッドさんは凄いんすよー!」ドヤ

レッド「……」ドヤ


ミヅキ(ヴッッッッ癒し空間……まぁそれはそれとして)

ミヅキ(どうやって今夜! アクロマさんとキョウヘイさんに同じ部屋で寝てもらおうかと思って!)

ミヅキ(エーフィさんの手は借りられないし……みなさん! 力をお貸しください!!)

ヨウ「ミーヅキ、なにやってんの?」

ミヅキ「ちゅいったー……」

同じ部屋で寝かせる為のアイデア 下1

ミヅキ(確かに……最期に頼りになるのは筋肉だってレッドさんも言ってた)

ミヅキ(ありがとうひょろわーさん! 頑張ろうねガオガエン!)

ガオガエン(やだなぁ……)

ハウ「ミヅキー、そろそろホテルに戻るってー」

ミヅキ「わかったー!」

ミヅキ(わたし……やってみせる!)


~ホテルしおさい~

ミヅキ「ガオガエン、ゴー!」

ガオガエン(ごめんなー)ポーイ バタン

キョウヘイ「うぎゃあっ!?」

アクロマ「おおっと!? ……ふむ、空きません! 閉じ込められましたよキョウヘイくん!!」

キョウヘイ「なんで嬉しそうなんすか!!!!!」

キョウヘイ「ミヅキ、エーフィに何かそそのかされたんすかね……」

アクロマ「どうします? 私的にはここで寝るのが一番かと思いますが!」

キョウヘイ「嫌っすよ!!! なんか思い通りって感じでムカつくっす」

アクロマ「キョウヘイくんは負けず嫌いですからねー」

キョウヘイ「そうでもなきゃ芸能界やってらんないっすよ!」

アクロマ「まぁまぁまぁ、とりあえずここで寝るという選択肢も視野に入れて見ませんか?」

キョウヘイ「……うーん」チラッ

部屋にあるベッドの数 下1

キョウヘイ「なんすかこの部屋!!!!! ふざけてんのか!!!!!!」

アクロマ「まぁまぁまぁ……正直なところ、あれは私も関与しておりません!」

ミヅキ『わたしです!』

キョウヘイ「あっ答えてくれるんすか! 変なところでいい子っすねミヅキ!! 外に出せーーー!!」

アクロマ「キョウヘイくん、ミヅキさんはまだ子供ですのでそういう言葉は……」

キョウヘイ「は? ……ぶっ殺すぞ!!!!!!」



トウヤ「キョウヘイ、荒れてるねぇ」

レッド(ここまで荒れてるのは久しぶりかも……)

ハウ「あれ、だいじょうぶー? 明日の朝とかミヅキ死んでないー?」

ヨウ「狩人仕事して!」

エーフィ「大丈夫大丈夫、物理的被害が来るのは多分僕だから!」

シルバー(どうしてレッドさんのエーフィは自然に話に入ってくるんだろう……)

トウヤ「それじゃ、今日の部屋割考えよっか」

ミヅキ「あ!!! わたしはこの部屋を見張ってるのでいないことにしといてください!!!」

女レッド「じゃあ、私は一人かな? ちょっと寂しいなー」

ヨウ「あっそれならぼくと一緒n」

ハウ「部屋割安価だよー」

下1

トウヤ「……こんな感じだって」

ヨウ「はーい!」

レッド「……ハウ、大丈夫?」

ハウ「大丈夫だよー、いざという時は……」グッ

レッド「……満点」ナデナデ

ハウ「えへへー、やったー!」

ヨウ「あっっっいいなあ!!!!!! ねぇシルバー!!!」

シルバー「は……い、いや、俺は別に……!!」

ミヅキ「てぇて……ぐっ、ま、まだ倒れる訳には……!」

ガオガエン(支えてるの俺なんだけどな……)

トウヤ「それじゃ、お休みー」

レッド「お休み……」

レッド(……しばらく、視点がキョウヘイの方にいってそうだし、休めそう)

キョウヘイ「……」

アクロマ「むくれてますねぇ」

キョウヘイ「そらそうっすよ……何故寝袋!!!! ベッドならギリギリ許容できなくもないっすけど」

アクロマ(良い事を聞きました……同じベッドはセーフ、と)メモメモ

キョウヘイ「かといって、お前は床な! っていうのも……いや、でも万が一……」

アクロマ「以前も言いましたがね、キョウヘイくん。私はギリギリまでしか攻めませんよ?」

アクロマ「いくら同じ寝袋に入って密着したとして! 手は出しませんとも!」

キョウヘイ「……微妙に信用できないっつーかなんつーか……」

アクロマ「私の目を見てください!! これが嘘をついているように見えますか!?」

アクロマ「仮に手を出すとしても!! こっそり撫でるくらいまでしかしません!!!!」

キョウヘイ「……」

直下コンマ70以下で信用する

ミヅキ(頼む……っ! ここが……勝負の分かれ目……っ!)

キョウヘイ「……はぁ、マジで何かしたら氷漬けっすからね!」

キュレム「きゅらら!」

アクロマ「わかりました! ……それにしても、キョウヘイくんとキュレムは仲が良いのですね」

キョウヘイ「そりゃまあ、仲間になってからそこそこ経つっすからね」

キュレム「きゅららー」


ミヅキ(勝ったっ! 第三部完!)

ガオガエン(まだー?)

ミヅキ(まだまだ! わたしも一緒に支えてるからね!)

キョウヘイ「……寝るか~~~……」

アクロマ「おや、まだ渋っていますね」

キョウヘイ「そりゃまあ、なんつーか、ねぇ。覚悟はいるっすよね……」

アクロマ「大丈夫ですよ! では私が先に入りますので……カモンですキョウヘイくん!!!」

キョウヘイ「おら!!!!」ドシッ

アクロマ「ぐふぅナイスみぞおちっ!!!! 情熱的ですね!!」

キョウヘイ「そういうんじゃないっすけど……お邪魔しまーす?」モゾ

アクロマ「いらっしゃいませ!!!!」

キョウヘイ「店か!!! ……なんかこんなやりとりしてたら逆に疲れるんでもう寝ていいっすか?」

アクロマ「ええ、もちろんです……しかし、そんなすぐに寝られますか?」

アクロマ(私が一緒に居ますし、もう少し警戒して先に寝ろとか言われると思っていたんですが)

キョウヘイ「ん、まぁ……いつもより温いし、別に……寝られるんで……」

キョウヘイ「だい、じょう……ぶ……」

アクロマ「……キョウヘイくん」

アクロマ(もう寝てしまいましたか。これは……なんというか……)

アクロマ「てぇてぇ……」


~ドアの外~

ミヅキ「」

ガオガエン(また倒れてる……)

アクロマ(私もだいぶ信用されましたね……)

アクロマ(こうして彼の寝顔をじっくりとみられるようになるとは思いませんでした)

アクロマ(ただひたすらに可愛い……カメラを用意しておくべきでした……)

エーフィ「あのさ~、本当にそれでいーの?」

アクロマ「!? 例のエーフィではないですか。何がですか?」

エーフィ「キョウヘイのこと好き好きいいながら全然手ぇ出さないんだもん!」

エーフィ「いつフィーってくれんのかな~って身としてはお預け状態だからさ~、聞いとくけど」

エーフィ「マジでこれ以上なんもする気ないの!?」

アクロマ(ふむ……まさかポケモンにこんな事を聞かれることになるとは)

エーフィ「いや別に今の関係もそれはそれで興奮するんだけどね? それはそれこれはこれじゃん」

アクロマ(私の答えはもう決まっているのですが……それを正直に言ったら、何が起きるかわかりませんね)

エーフィ「まぁそれはそれとしてってやつだよ……せっかくなら悪魔の力身に着けたいじゃん」

アクロマ(エーフィが力尽くの行動にでない答えを出すか…いや、力尽くの行動に出る答えを出し、彼を口実にショートカットを)

エーフィ「あれ? もしかして僕の話ぜんぜん聞いてない? まあいいや」

エーフィ「改めて聞くよ!! これ以上何もする気がないの? いつになったら手ぇ出すの!?」

アクロマ「それはですね……」

どう答えるか 下1

アクロマ「……先に断っておきますが、あなたの手は借りるつもりはありませんよ」

エーフィ「なにっ、ミョンミョンがいらないと申すか!」

アクロマ「ええ! ついでに申しますと自作の機械で無理やりどうこうするつもりもありません」

アクロマ「いつか彼とちゃんとした方法で結ばれるまで! 根気強くやっていくつもりです!」

エーフィ「ぐ、グワーーーーーーーッ!!!!!」ジュワアア

ミヅキ「や、闇の腐男子が消滅していく……!」

アクロマ「おやミヅキさん、いつの間に」

ミヅキ「シリアスになったらやだなーって思って見に来ました……でも寝袋から出ずカッコいい事言ってる図がシュールなので大丈夫そうですね」

アクロマ「出られませんからね……あ、写真撮っておいてもらえません?」

ミヅキ「はい」カシャシャシャシャシャシャ

アクロマ(……彼も彼女も納得してくれたようですね、よかったよかった)

アクロマ(本音と似たようなことを言った甲斐がありました)



レッド(……困った)

ヨウ「やだやだやだ!!! ぼくもレッドさんと寝たい!!! シルバーいつも一緒じゃん!」

シルバー「お、俺だって一緒に寝ることは少ないです!」

レッド(ベッドが二つしかなかった……)

ヨウ「いいじゃんオギャらせてよ~~~~~!!!! バブみ不足なんだよ~~~~~!!!!」

シルバー「お、おぎゃ……? よくわからない事を言わないでください!!」

レッド(このままだと寝られない……)

レッド(この場で、一番年上なのは……僕。決断を、しないと)

どうやって寝るか 下1

レッド「……あ、そうだ」ガシッ

シルバー「レッドさん? ベッドを掴んで何を……」

レッド「これを……こう」ヒョイ ザッ

レッド「……僕が、この、真ん中で寝るから。三人で寝よう……」

シルバー「は……はいっ!」

ヨウ「ママ~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!」バッ

レッド「……よしよし……?」

ヨウ「マ、ママ……! ママ……バブ……」

シルバー「……レッドさん、あまりそういうのは……」

レッド「……シルバーも、来る?」

シルバー「」バタッ

ヨウ「まだシルバーにはバブみは早かったかな~~」

今日はここまで。

数年振りに見たけど情報量がえげつない事になっててすごいと思いました。(小並感)

>>71 ジョウトとかカントーの頃の人ですかね…その頃と比べたらヤバいと思います(ヤバい)
遅い時間ですがはじめます。

アローラ生活五日目

レッド(……朝だ)

レッド(隣には……シルバーとヨウがいる)

レッド(めっっっちゃくちゃしがみついてきてる)

レッド(……何か、お兄さんになった気分がある)

レッド(まぁ、それはそれとして……)

レッド(寝起きドッキリでもしようかな)

誰に 下1  何を 下2

レッド(それじゃあ、昨日こっそりボールから抜け出してたエーフィを)

エーフィ「え!? なんで知ってるのレッド!?」

レッド(エーフィは僕のバッグに入ってたんだから、気付かないわけないでしょ……)

エーフィ「いや~~~~ごめんてマジで反省してるんだよほんとに」

レッド(確保)ガシッ

エーフィ「ア"ッこれマジの掴み方ですよねレッドさんほんともう二度としないんで推しカプを唆しに夜中抜け出したりしないんで」

レッド(……それ、何回も聞いた。一回痛い目見て覚えないと)

エーフィ「エッヘッヘッヘッヘ~~~~~覚悟を決めました!」

レッド「そぉい!!!!」ブンッ

エーフィ「ふぃいいいいいいいいいッ!!!!!!!」

シルバー「!?!?!?!?!?」

シルバー「え、エーフィ、戦闘不能……勝者……えっと」

レッド「……」

シルバー「レッドさん……」

レッド「勝ちました……」v

シルバー「かわい……じゃなくて、どうしたんですか、朝から」

レッド「寝起きドッキリ……シルバーにエーフィをぶつける」

シルバー「!? ……それにしては、俺にはあんまり被害は……」

レッド「直接はぶつけてないから……近くの地面にぶつけて、振動でドッキリさせた」

シルバー「なるほど、ドッキリしました……ところで、エーフィは大丈夫なんですか?」

レッド「そうだった……エーフィ、もうやらない?」

エーフィ「こ、この傷が回復するまではやりません……」

レッド「……よし」

シルバー(いいのか……っていうか自然治癒に任せるのか……)

レッド「……せっかくだし、シルバーもやる……?」

シルバー「やる、って……寝起きドッキリを、ですか」

レッド「うん……二人なら、可能性も広がるから……ね、やろ」

シルバー「やります!!!!!」

レッド(とてもやる気に溢れている……素晴らしい人材だ)

シルバー(レッドさんと行動できるならなんだって良い……)

レッド「……じゃあ、次は……誰に、何をやろうかな……」

下1 に 下2する

レッド「……祭りを開始する」

シルバー「祭り……ですか」

レッド「そう……夏祭り、くらいの……」

シルバー「わかりました……全力で祭りをします」

レッド「それじゃあ、各々祭りっぽい準備をしてから、二人の部屋に集合で……」

シルバー「了解です」


~二十分後~

ミヅキ「あれ、二人で何してるんですか?」

レッド(本当に一晩中見張りしてたんだ……)

シルバー「祭りをします」

ミヅキ「祭り!? じゃあ私は後ろの方で売り子さんごっこして盛り上げますね」

レッド「どんどん盛り上げて……」

~二人の部屋~

レッド「おじゃましまーす……」コソコソ

シルバー「……」コソコソ

ミヅキ「お二人はあの寝袋にいます……」コソコソ

レッド(なんで寝袋? まぁいっか……それじゃあ、祭りの準備)ポーン

金コイキング「久しぶりだな相棒!」

ニョロボン「にょろ!」

パッチール「ぱち~」フラフラ

チルタリス「ちるる!」

マラカッチ「かちゃかちゃ!」

シルバー「……頼んだぞ」ポーン

ジバコイル「じばばば」

メガニウム「にう!」

アンノーン「」フワフワ

ミヅキ(めっちゃポケモン出しとる 何するつもりなんだろ!?)

レッド「……これよりッ! マサラ式祭りを開始する!」

シルバー「サーイエッサー!」

ミヅキ「!? さ、サー!」

レッド「金コイは外でかみなり、ニョロボンははらだいこ、パッチールはフラフラダンス……」

レッド「チルタリスはフェザーダンス、マラカッチは……いい感じに盛り上げて」

ミヅキ「さ、最期だけ雑……!」

シルバー「ジバコイル、いやなおとだ。メガニウム、はなびらのまい。アンノーンは……電波を……」

ミヅキ「こ、これまた雑……! でもこの数の大騒ぎはやばいって、わたし、わかります」

ミヅキ「よーしわたしも頑張ろ! 新刊500円、既刊は残り部数少なくなっておりますのでお気をつけくださーい」

レッド(マサラ式祭り……それはひたすらに騒いで戦いに向けての士気をあげる祭り)

レッド「……今回はどれだけ騒がしくなるかな……」

直下コンマ 高い程うるさい

レッド「……」

シルバー「……」

ミヅキ(ど、どうしてこんなに静かなのかというと……祭りって言葉に反応したこの子が出てきて……)

プリン「ぷ~ぷぷぷり~~~♪」

ミヅキ(可愛いけど……ね、ねむ)バタッ

プリン「ぷり……ぷり?」キョロキョロ

プリン「……」プクーッ シュウン

レッド「すー……」

シルバー「うーん……レッドさ……」

キョウヘイ「ぐー……」

アクロマ「キョウヘイくん、もう一枚……ぐぅ」


~一方その頃~

ハウ「目覚めなかったねー」

トウヤ「うん、最近目覚めないから目覚めが良いんだよねぇ……ちょっと自分でも何言ってるかわからないけど」

ハウ「ややこしー! でも、トウヤが楽ならそっちのがいいよー」

トウヤ「そうだよねぇ、あっちは色々迷惑かけちゃうし……ただね」

トウヤ「目覚めなくなってから、時々謎の視線を感じるんだよね……」

ハウ「エーフィかなー? 目覚めさせる機会狙ってたりしてー」

トウヤ「あ~、ありえそうだねぇ……警戒しておかないとなぁ」




直下コンマが1~50ならアクロマ 51~99ならキョウヘイが先に起きる

レッド「寝る前ドッキリ……」

シルバー(これは今度やろうと思っている顔だ……)




アクロマ「うーん、メイドさんならクラシカ……ル?」

アクロマ「ミニスカメイドのキョウヘイくんが存在したのは夢でしたか、安心しました……ん?」

キョウヘイ「( ˘ω˘)スヤァ」

アクロマ(……はっ! そうでした! 目の前にキョウヘイくんがいるのは夢じゃありません!)

アクロマ(この……油断しきっている寝顔最高ですね……普段しっかりしてるぶん……)

アクロマ(しかし、どうして周りに数人倒れているのでしょうかね)

レッド「ぴ……ぴかちゅう……かみなりの石はだめ……」

シルバー「違うんです……今のは……故意じゃ……」

ミヅキ「うーーーーん……しんどい……無理……なんでバドエンなっちゃうの……」

アクロマ「? なんだか様子がおかしいですね……キョウヘイくんはどうでしょう」

キョウヘイ「……う"ーーー……」

アクロマ「唸っていますね……ふーむ?」

アクロマ「ここで寝ている全員が悪夢を見ているということでしょうか? いったいなぜ……」

あああああ「俺だよ!!!!!!!!!」

アクロマ「む、今あなたはレッドさんの鞄から飛び出してきましたね? しかし個性的な名前ですね」

あああああ「俺だってこんな名前やだったよ!!!! しかも名前変えんのずっと忘れてるし!!!!!!」

あああああ「この街には姓名判断してくれる人がいるんだろ? だから、俺がここで騒ぎ起こせば思い出してもらえるかなーって」

アクロマ「思いの外正当な理由があるのですね。多少仕方がないところはありますが……」

あああああ「だろ! こーなったら基本的には自然に起きるまで悪夢見っぱなしだからなー、精々苦しめばいい!」

アクロマ「ワルですね! 自分のトレーナーにも悪夢を見せて……こう、絆とかないのですか?」

あああああ「あるけどよ、それはそれこれはこれ! 一応、レッドにはそこまで怖くないの見せてるしな」

レッド「進化は……駄目……石を捨てて……石……」

アクロマ「わりと苦しんでいるように見えますけどね?」

あああああ「おかしーなー……じゃなくて! いーんだよ、俺の名前変えなかった罰だからな! 俺はボールに戻る!」シュウン

アクロマ「あああああ……もとい、ダークライは戻ってしまいましたね」

アクロマ「自然に起きることはできる、そうですが……」

キョウヘイ「う"~~~~……ぐぐぐ……」

アクロマ「キョウヘイくんをこんな苦しそうな目に遭わせたままにはしておけません!」

アクロマ「今こそ、以前作った夢を見せる機械の改造版……夢の中に入れる機械を使うべきですね!」

アクロマ「まずはこの機械を使ってキョウヘイくんを起こし……その後、他の皆さんも起こしますか」

アクロマ「あああああの意見を伝えるのはその後でもいいでしょう!」

アクロマ「では! これよりキョウヘイくんの夢に……無意識の! その中に! 入ってみようじゃありませんか!!」

アクロマ「人為的に見せられたものとはいえ、少し興奮してきますね! それではスイッチオン!!!」

今日はここまで。次回、あああああの逆襲。
次回の更新は明後日です。

あって6つじゃね??
ああああああ

>>99
ほら、ネタ的な感じでわざと5つにしてるんだよ

>>99 >>100 ネタです(うっかりで~~~~~~~す!!!!!!)
はじめます。

アクロマ「前回のあらすじ! 今からみなさんの夢の中へ旅行です!」

アクロマ「という訳でやってきましたキョウヘイくんの夢。見たところ……」キョロキョロ

アクロマ「街、ですね。ライモンに似ていますが、所々差異があります」

アクロマ「もっと夢といえば……ふわふわしたものをイメージしていたのですがね」

アクロマ「キョウヘイくんは私が思っているよりリアリストなのかもしれません……おや?」

キョウヘイ「あああああああああッ!!!!!」ダダダ

アクロマ「おや、走っているキョウヘイくんを発見しました! おーいキョウヘイくん!」

キョウヘイ「げっ、なんでお前が俺の夢に出てくるんすか!?」

アクロマ「私が夢に入れるくん一号を発明したのです! 悪夢を見ていたようなので解決したく……」

キョウヘイ「お前がそー言っているのすら俺の夢によるものなのか…それともマジなのかわかんないっすね」

アクロマ「確かにそうでしょうね! ところで、何から逃げていたのですか?」

キョウヘイ「あーーーーそうだった!! 逃げるっすよ!!!」ダッ

アクロマ「待ってください!」ダッ

アクロマ(……何が追ってきているのでしょうか? ここまで彼が必死になって逃げるとは)チラッ

追いかけてきていたもの 下1

アクロマ「あ! 某幽霊映画に出てくるマシュマロのアレじゃないですか!! そこそこでかい!!!」

マシュマロマン「」フワフワ

アクロマ「ふむふむ、この大きさはまさしく完全再現ですね! 観覧車が折られています」

キョウヘイ「冷静に分析しないで欲しいんすけど!!!!!」

アクロマ「……キョウヘイくん、あれが怖いのですか?」

キョウヘイ「わ、悪いか! ホラーじゃなさそうだったから見たんすけど、こう、子供心にアレは怖いっすよ!!!」

アクロマ「ふーむ、確かにアルカイックスマイルを浮かべた謎の白いふわふわは恐ろしいですねぇ」

キョウヘイ「そうなんすよ!! うわこっちきた」

アクロマ(キョウヘイくんの悪夢はマシュマロマンに追いかけられるものですか…字面はとても可愛らしいですね)

アクロマ(しかし、いつまでもキョウヘイくんを怖がらせるわけにもいきません、なんとかしましょう!)

キョウヘイ「もうやだああああああああああッ!!!!」

アクロマ(本人はわりと使い物にならなそうですからね! 涙目のキョウヘイくん可愛い)

解決策 下2

アクロマ(せっかくの夢だし攻めますか!!!!!! ヒュー!!!!!!!)

アクロマ「……キョウヘイくん!」

キョウヘイ「何すか!? ……え、マジで何してんすかお前、え?」

アクロマ「一旦落ち着きましょう。大丈夫ですよ、これは夢です。あのマシュマロマンは貴方を害することはありません」

キョウヘイ「え、いや、でも」

アクロマ「これは貴方の夢です。貴方の意識によるものです。多少外部の力が及んでいるとしても、そこは変わりません」

キョウヘイ「だ、だからって……なんでこうする必要があったんすかね……」

アクロマ「キョウヘイくんを安心させたいという気持ちからの行動です! どうですかキョウヘイくん、安心しましたか?」

キョウヘイ「……まぁ、相変わらず変なことする奴だなーっていう呆れで、怖いのとか全部どっかいったっすよ」

アクロマ「それならよかったです! ……どうしましたかキョウヘイくん、少し顔が赤いようですが」

キョウヘイ「うっせバーカ!!!!!!!」ドスッ

アクロマ「みぞおちッ!!!!!!!!!」



アクロマ「……はっ! 目が覚めました。今のみぞおちアタックの影響でしょうか」

キョウヘイ「いや……俺の目が覚めたからじゃないっすかね?」

アクロマ「おや、キョウヘイくん。おはようございます!」

キョウヘイ「おはござ~。っていうか、マジで俺の夢に入って来てたんすね」

アクロマ「ええ、かくかくしかじかという事情でして」

キョウヘイ「なーるほど……ああああああも可哀想っすねぇ。ってことは……」

キョウヘイ「この人らも悪夢を見てるってことっすか」

アクロマ「ええ。キョウヘイくんがそうしたいと思うならば、彼らの夢に入って解決することもできますよ」

キョウヘイ「そんなの、するに決まってるじゃないっすか。俺は正義のルカリオキッドっすからね!」

アクロマ「ナイスドヤ顔いただきましたー! では、まずどなたの夢に行きましょうか?」

レッド・シルバー・ミヅキの中から  下1

キョウヘイ「一番つらそうなミヅキっすかね~」

ミヅキ「つらい……しんどい……しんどみが深い……情緒がメタメタになる……」

アクロマ「そうですね! ではここに寝ていただいて……枕元にこの機械をスイッチオン!」

キョウヘイ(また隣で寝ることになるということの複雑さよ)


~夢の中~

アクロマ「無事到着できたようですね! キョウヘイくん、いますか?」

キョウヘイ「いるっすよ! ……っていうか、人の夢に入るとか中々ない体験っすよね」

アクロマ「ポケモンの夢を覗く機械……でしたっけ? がイッシュにはあったらしいですが。中に入る機械は恐らく初でしょう!」

キョウヘイ「変なところで凄い発明するっすねーマジで」

アクロマ「そうでしょうそうでしょう!」

モブトレ「エッッッキョウヘイさんとアクロマさん!? 本物? コスプレ……?」

キョウヘイ「コスプレて! 本物っすよ!」

アクロマ「この触角も本物ですよ」

キョウヘイ「自分で触角って言っちゃうんすか……」

モブトレ「アッッッッアクキョウやんけ~~~~~~~~!!!!!」

キョウヘイ「は!?!?!?」

アクロマ「ふむ? ……ふむ。キョウヘイくん、どうやらそう思われても仕方ない場所のようですよ」

キョウヘイ「どういうことっすか?」

アクロマ「ここはコミックマーケットです」

キョウヘイ「コミケ」

アクロマ「正確にはミヅキさんの夢の中なのでミヅコミと表記するのが正しいかもしれません」

キョウヘイ「ミヅキによるミヅキのためのミヅキのコミケ……」

アクロマ「だからですかね、もうスペースのほとんどが私たちやレッドさんやら……知った名前が並んでいますよ」

キョウヘイ「うわっマジだ……ビビるっすねー……ん?」

ミヅキ「おーいおいおいおい!!!!!」ビエエ

キョウヘイ「めっちゃ前時代的な泣き方をしているミヅキがいるっすね……おーい、どうしたんすか?」

ミヅキ「あれっキョウヘイさんにアクロマさん!? なんでここに……」

アクロマ「長くなるのでそれは後に……それより、どうして泣いていたのですか?」

ミヅキ「実は、この本がバドエンで……」

何のカプの本か 下1

キョウヘイ「シルバーとレッドさんの本っすね……」

アクロマ「綺麗な絵ですねー」

キョウヘイ「どれどれ、ちょっと読んでみるっすか」

キョウヘイ「内容は……うおっ、いきなり10年後になった。シルバー(20)……」

キョウヘイ「あれ、もうレッドさんを諦めたムーヴしてるっすね。いや、でも諦めきれてないと」

キョウヘイ「親の跡を継ぐため結婚したものの、他に好きな人がいると妻に言われ離婚……キッツ」

キョウヘイ「もう会わないと決心していたが、忙しく心がしんどくなってきたので、最期に一度だけ会いに行くと」

キョウヘイ「あとちょっとっすね。マサラタウンに来て、レッドさんに会……あ……」

キョウヘイ「…………しんっど……」

アクロマ「キョウヘイくん!? まさか貴方も彼女と同じ反応をするとは思いませんでした!」

キョウヘイ「いや、これは辛いっすわ……俺はバドエンの映画とかも演じるからいいっすけど、ミヅキには辛いっすよこれ」

ミヅキ「そ"う"な"ん"で"す"よ"」

アクロマ「可哀想ですねぇ。傷心を慰める為、私たちで何かできることはありますか?」

ミヅキ「……じゃあ……」

下1

キョウヘイ「んっふふふふ……鬼畜か!?!?!?」

アクロマ「私は敬語キャラが被ってるのでわりと余裕ですね」

キョウヘイ「お前のその発言は脚本を全部俺がやるって想定で言ってるっすよね」

アクロマ「ええ! キョウヘイくん、そういったのも得意ですよね? よくエンドロールに名前載ってますし」

キョウヘイ「得意とかじゃなくて……ポケウッドの脚本ふわふわだから俺が手直しせざるを得ないんすよ!!」

キョウヘイ「いやまぁ今回のもそういった案件なんすけど…恋愛ものはあんまやんないっすし…しかもこれでしょ」

キョウヘイ「ぶっちゃけめちゃくちゃキツイっすよ!!!!」

アクロマ「……しかし、キョウヘイくんなら出来ると信じていますよ!! もうベタ甘いちゃらぶ展開にしましょう!」

キョウヘイ「それはお前の欲望だろーが!!!! ……まぁ、やってみるっすけど。出来が悪くても文句は言わないでくださいよ!」

ミヅキ「はい!!!! えっめちゃくちゃ豪華では? キョウヘイさんが目の前で演技してくれるの……」

キョウヘイ「そうっすよ~~、俺がタダで演じるのはめちゃくちゃレアなんすからね! 感謝してくださいっす!」

アクロマ(……少し前に、私も演技で助けてもらったことがあるんですが。レアだったんですねぇ……)

キョウヘイ「じゃあここの部分を……いやこうか……えーと……」


即興劇の出来 直下コンマ(高い程いい)

キョウヘイ「……どうっすか」

ミヅキ「ああああああ^~~~~~~~~~~!!!!!!!! てぇてぇ……尊みザウルスなんだが……」ボロボロ

キョウヘイ「め、めっちゃ泣いてるっすね……そんな良かったっすか?」

ミヅキ「はい…………最高of最高です…………マジ…………言葉が出ない…………」

キョウヘイ「……語彙力は貧弱っすけど、そんなに喜んでもらえると嬉しいっすね」

アクロマ「そうですねぇ……」

キョウヘイ「うお、なんでお前まで泣きかけてるんすか」

アクロマ「演技というのは慣れていませんから、やっている時は集中していたんですが……今考えると良い話だなと……」

キョウヘイ「へ~~~……」

ミヅキ「こ、これ、次のイベントで漫画にして出していいですか……」

キョウヘイ「まあ、いいっすけど……バドエンの方は元ネタとかないんすか?」

ミヅキ「わたしの夢の中の産物なので多分大丈夫です!!!」

キョウヘイ「それなら著作権も安心っすね」



ミヅキ「てえてえ~~~~~!!!!! 生まれてきてよかった……全ての生命に感謝」

キョウヘイ「起きてからの一言がめちゃくちゃ壮大っすね」

アクロマ「それほどまでにあの劇が彼女に影響を与えたのでしょうねぇ」

ミヅキ「マジで人生観変わりました……はあ……一か月くらい引きずります……」

キョウヘイ「ふ~~~ん……」

アクロマ「嬉しそうですねぇ、キョウヘイくん」

キョウヘイ「ま、そりゃ嬉しいっすよ……そうだ、お前も素人にしては中々いい演技だったっすよ」

アクロマ「おや、プロに褒めていただけるとは光栄ですね!」

キョウヘイ「身に余る光栄に感謝することっすね! ……ま、それはそれとして、残り二人っすよ」

アクロマ「先ほどのコンビですね」

キョウヘイ「どっちもめんどくさそうっすね~~~」

どっち行くか 下1

キョウヘイ「じゃあシルバーの方行くっすかー」

アクロマ「はい! それでは……」

ミヅキ「わたしもついていっていいですか? あ、もちろんお二人の邪魔(意味深)はしませんから!」

キョウヘイ「その意味深はいらないっすけど……来てもいいっすよー」

ミヅキ「ありがとうございます!」

アクロマ「それでは三人で行きますか! スイッチオン!」


~夢の中~

キョウヘイ「んん、この感覚は中々慣れないっすね……で、ここどこっすか」

アクロマ「ここは……森、でしょうかね」

ミヅキ「そうですね? でも、鳥ポケモンの鳴き声とか全然しませんね」

アクロマ「夢ですからねぇ。その辺りにリソースを割いている余裕がなかったのでしょう」

キョウヘイ「それで、シルバーは……お、いたっすね」

シルバー「はぁ……あれ、三人とも、なぜ……」

キョウヘイ「まあ それはそれとして」

アクロマ「何を落ち込んでいるのですか?」

シルバー「……レッドさんを怒らせてしまって」

キョウヘイ「……レッドさんを怒らせる……???? 何したんすかシルバー!!!!」

シルバー「その辺りはあまり記憶がないんですが……レッドさんによれば……」

下1

シルバー「俺が……レッドさんの事を嫌いだと言ったらしく……」

キョウヘイ「あらららら、そりゃレッドさんも怒るっすよ」

シルバー「しかし! 俺はレッドさんに絶対そんな事は言いません!!!」

キョウヘイ「おおう、シルバーの大声久々に聞いたっす」

ミヅキ「やっぱシルレは公式なんよなぁ…………」

アクロマ「しんどみ腐女子から悟り腐女子に進化したようですね!」

キョウヘイ「何故Bを押さなかった……じゃなくって、仲直りすればいいじゃないっすかシルバー」

シルバー「で、でも……どうやって謝ったら許してもらえるかわからなくて……」

アクロマ「私たちが一緒に考えますよ、ねぇキョウヘイくん!」

キョウヘイ「もちろんっす! 解決してほしいっすからね」

シルバー「あ……ありがとうございます!」


アクロマ「ということで、我々三人で考えた結果がこちらです」

シルバー「どれ……」

仲直りするために 下1

シルバー「手紙……ですか」

キョウヘイ「そうっす。レッドさんって割と怒ったら話聞いてくれないタイプっすからねー」

アクロマ「それならば、じっくりと読んで貰える手紙にしたほうがよいかと」

キョウヘイ「ポイントとしては違和感なく難しい感じを使わないようにすることっすよ」

ミヅキ「ハピエンになってくれ……頼む……」

キョウヘイ「ここで死にそうになりながら祈ってくれてるミヅキもいるっすし、上手くいくっすよ!」

シルバー「……俺、頑張ります」

アクロマ「片思い仲間として純粋に応援してますよ!!!」


シルバー「……書けた」

キョウヘイ「シルバーが頑張って書いたんならいいと思うっすけど、一応見せてもらっていいっすか?」

シルバー「は、はい」

手紙の出来 直下コンマ

キョウヘイ「……」ソッ

シルバー「えっ なっ なんで無言で閉じたんですか……!? そんなに酷いですか!?」

キョウヘイ「いや、悪くはないし、良いと思うんすけど……第三者的にはめちゃくちゃ照れ臭くなっちゃって……」

アクロマ「照れ顔キョウヘイくんやったー! ……私にも見せてもらっていいですか?」

シルバー「は、はい」

アクロマ「ほうほう……なるほど……これは……素晴らしいじゃないですか!」

シルバー「……そうですか?」

アクロマ「ええ、貴方の今この瞬間だからこそ書けたのであろう奇跡の手紙です!」

アクロマ「キョウヘイくんの言う通り、照れ臭いというか……若いな、という印象はありますが、実際若いので問題ありません!」

ミヅキ「ア…………アア…………」

キョウヘイ「ちらっとみたミヅキが尊みゾンビになるレベルっすから大丈夫っすよ!」

シルバー「そ、そうですか……では、渡してきます」

キョウヘイ「頑張れっす! ……俺たちはここで待ってた方がいいっすね」

アクロマ「そうですねぇ」

ミヅキ「ア"…………てぇてぇ…………」




キョウヘイ「ん……目、覚めたっすね」

アクロマ「そうですね。ということは、悪夢から覚めたのでしょうか」

シルバー「無事、誤解は解けました……ところで、どういうことですか、この状況」

アクロマ「かくかくしかじかで」

キョウヘイ「まるまるうまうまなんすよ」

シルバー「なるほど……あとはレッドさんだけなんですね」

ミヅキ(さっきからアクキョウ息ピッタリなのてぇてぇけど言ったらやめちゃうので黙る……)

キョウヘイ「なんか一番厄介そうっすよねー、レッドさん」

アクロマ「聞いた感じ、進化とか石とか言ってましたけどね」

キョウヘイ「レッドさんっすからね……蓋を開けたらもっとヤバいとかあり得るっすよ」

シルバー「……あまり、辛くないものだといいんですが」

キョウヘイ「そうっすね……ま、ここでぐだぐだ話しててもアレっすし! 行くっすよ!」

アクロマ「了解です、それではスイッチオン!」

今日はここまで。ミヅキが栄養過多で死ぬ

はじめます。



~夢の中~

ヒュウウウウウウウウウウウウ

キョウヘイ「うおっっっ出吹雪」

アクロマ「寒くはありませんが……雪山ですか、ここは」

シルバー「シロガネ山、でしょうか」

キョウヘイ「俺も行った事ないからわかんないっすけど……多分そうだと思うっすよ」

ミヅキ「レッドさ~~ん、いますか~~~!!」

シルバー「……吹雪が凄いですし、洞窟の中…とかじゃないでしょうか」

キョウヘイ「お、かもっすね。お邪魔しまーす」

~洞窟~

レッド「あ……あわわ……」

キョウヘイ「わあ、見るからに慌ててるっすね。どうしたんすか」

レッド「ぴ、ピカチュウが……」

ピカチュウ「わしゃあもう進化したるけぇのう!!!!!」

シルバー「かみなりのいしにギリギリまで近付いている……」

ミヅキ「触ったら進化しちゃいますもんね!!!」

レッド「あわ……」

キョウヘイ「なるほど、ピカチュウが進化するのを止めたいけど本人がこう言ってるのになぁ……って気持ちもあるんすね」

アクロマ「よくわかりましたね、あわの一言で」

キョウヘイ「付き合い長いっすからね~……ピカチュウ、なんで進化したいんすか?」

ピカチュウ「なんじゃわれぇ! 進化したらいかんのか!! 種族値上がるじゃろが!!」

キョウヘイ「つか何故に広島弁??? っつか自然に喋ってるのも謎っすよね」

シルバー「……でんきだまを持っていれば、ライチュウより高火力なのにか」

レッド「そ、そうそう、でんきだま……いっぱいある……」

ピカチュウ「……そうじゃな、確かにそうじゃ……でも、まだ理由はあるんじゃ!!!」

進化したい理由 下1

ピカチュウ「我ピカチュウぞ? ポケモンの看板ぞ?」

キョウヘイ「はい?」

ピカチュウ「なのに出番少なすぎじゃろが!!!!!!!!」

ピカチュウ「エーフィどころかブラッキーイーブイのが出番多いってどういうことじゃ!!!!!!」

ピカチュウ「だったら心機一転ライチュウになってみるのもアリじゃろが!!!!!」

キョウヘイ「あ~~~~~……なるほど」

アクロマ「中々難しい問題ですね!」

ミヅキ「で、でも! ピカチュウって割と優遇されてるほうですよ!!!!」

レッド「ぴ、ピカチュウの谷行ったし……」

ピカチュウ「それは観光ルートにあったから一応で行っただけじゃろ??? ん????」

ピカチュウ「もう進化しちゃおっかな~~~~~~~!!!!!!!」

レッド「やめて!!!!!!」

キョウヘイ「ここまで必死のレッドさんは激レアっすよ……なるほど悪夢なんすねぇ」

アクロマ「私の想像ですが、彼のピカチュウは実際現状に満足していそうなのですがね」

キョウヘイ「まぁ、なんだかんだ一番可愛がられてるってのわかってそうっすからね……ま、トレーナーは不安になるものっすから」

キョウヘイ「ピカチュウ、機嫌直してくださいよ~~~! 今のままが一番可愛いっすよ」

ピカチュウ「え~~~……あ、そうだ! ここでなんかインパクトのある指示をすればキャラが定まるかもしれないんじゃ!」

ピカチュウ「下1してくれたらいいよ!!!!!」

キョウヘイ「め、めちゃくちゃチャレンジャ~~~~!!!!」

キョウヘイ「あいしてるゲーム? ってなんすか」

アクロマ「私はそういった遊戯に関しては……」

レッド「……?」

シルバー「俺も知らないです……」

ミヅキ「はいわたし知ってます!!!!!!!」ビシッ

キョウヘイ「おわっめちゃくちゃ綺麗な挙手っすね……どうぞ」

ミヅキ「愛してるゲームっていうのは!! お互い愛してるって言って!!! 照れたら負けっていう推しカプにやらせたいゲームナンバーワンです!!!!」

アクロマ「お互い、ですか。ということは、元々は二人用なのですね!」

シルバー「これを全員でっていうのは……全員で一気にやるってことですか」

レッド「……博愛的……」

ミヅキ「わたしは見学してようかな……っていうか全員でやるならアレですよ わたし含めたら奇数ですし」

ミヅキ「ここはわたしが一旦抜けて、そのあとそれぞれでやっていただくっていうのでいいんじゃないですかね」

ミヅキ「ね!!!!!!!!!!!!!!!!!」

それでいいか ダメならどう全員でやるか(時計回りにとか) 下1

キョウヘイ「虚空に向かって話しかけるんじゃないっす!!!!」

ミヅキ「うーんわたし邪魔だなぁ……」

シルバー「……」

キョウヘイ「え"ッ俺が言うんすかぁ!? やだ!!!」

アクロマ「我慢してくださいキョウヘイくん、レッドさんのためですよ!!」

キョウヘイ「めちゃくちゃ嬉しそうな顔で言っても説得力ねえっすからね!!!」

レッド「? ……どういうこと?」

シルバー「その辺りは後で説明してくれると思います……」

ミヅキ「まぁせっかくですしやりましょう!!! ヒュー!!!! よーいスタート!!!!」

キョウヘイ「……あ、愛してる……」

アクロマ「ちょっと幸せを噛み締める時間をいただいてもよろしいですか?」

ミヅキ「どうぞどうぞ」

キョウヘイ「よくねぇ!!!!! ほらさっさと続けて!!!!!」

アクロマ「仕方ないですね……愛してます(CV諏訪部)」

ミヅキ「ヒュ~ッ顔と声が良い! あとでキョウヘイさんにも言ってください」

アクロマ「もちろん!!!!!!!!!」

キョウヘイ「言わなくていいっす!!!!!!!」

シルバー「このゲームは……あれですか、マジカルバナナみたいにテンポとか……」

キョウヘイ「別にいいんじゃないっすかね? ほらハウスルールっすよハウスルール。はい次ミヅキ!」

ミヅキ「では僭越ながらわたしが……レッドさん、愛してます!」

レッド「……ありがとう」

ミヅキ「ア"ッ」

キョウヘイ「じょ、浄化された……それじゃレッドさんの番っすよ。意外とみんな照れはしないもんっすねぇ」

キョウヘイ(……まぁ、落ちは見えてるっすけど)

レッド「……愛してる」

直下コンマ30以下で倒れない

シルバー「」バタッ

キョウヘイ「はい終了~~~」

ミヅキ「だと思いましたか???」

キョウヘイ「えっ」

ミヅキ「まだまだ終わりませんよ!!! 最期まで立っていた一人を決めるまで……」

レッド「……つまり、戦い……?」

ミヅキ「そんな感じです!!!」

レッド「なるほど……」

キョウヘイ「ウワ~~~~やる気出ちゃった……え、じゃあまたもう一巡っすか」

ミヅキ「そうですね、残念ですけど脱落したシルバー選手を抜かす形で……レッドさんもう一回どうぞ」

レッド「……キョウヘイ、愛してる」

キョウヘイ「はいどーも。言われる分には慣れてるからいいんすけどねぇ……おい、愛してる」

アクロマ「あまり喜ぶとその時点で脱落になるので難しいところですね……愛してます」

ミヅキ「顔が良い…………よし、拝み終わった! レッドさん、愛してます!」

レッド「ありがと……」

ミヅキ「ア"ッ」

キョウヘイ「いちいち浄化されるんすかこれ」

次に脱落する人 直下コンマ1~25でレッド 26~50でキョウヘイ 51~75でアクロマ 76~99でミヅキ




レッド「……愛してる」

キョウヘイ「…ど~も~~……」

アクロマ「おやキョウヘイくん。おやおやおやおや」

ミヅキ「もしかして実は照れ屋さんなんですか!?!?!? そんなん……そんなん最高ですやん」

キョウヘイ「違うっすよ!! ちょっと冷静に考えたら今俺は何をしてるんだろうと……」

レッド「……」ドヤ

キョウヘイ「ド、ドヤ顔してる~~~~!!!! くっそ、照れてしまったこと自体が普通に恥ずかしいっす……」

アクロマ「これはこれでとても可愛らしいですが……キョウヘイくんに言ってもらえなくなったのは悲しいですね」

レッド「ごめんね……」

アクロマ「構いませんよ、現実で改めて言ってもらいますので! では続けましょうか」

レッド「わかった……愛してる」

アクロマ「ふむ……興味深いですね。では、愛してます」

ミヅキ「顔が良い……究極に……よし拝んだ! レッドさん、愛してます!」

レッド「ありがとう……」

ミヅキ「ア"ッ」

キョウヘイ「はい浄化」

次の脱落者 直下コンマ1~33でレッド 34~66でアクロマ 67~99でミヅキ



アクロマ「愛してます」

ミヅキ「ン"ッ……ギブ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「えっめちゃくちゃ力強いギブでびっくりしたんすけど」

ミヅキ「顔が良い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アクロマ「いやはや、すみませんねぇ」

ミヅキ「無理くないですか? 流石に……わたしもうら若き乙女なんで……キョウヘイさんよく落ちませんねあの顔に」

キョウヘイ「いやいやいや流石に落ちないっすよ!? まぁあいつも顔は良いっすけど」

アクロマ「ほう!?!?」

キョウヘイ「顔だけっすね、顔と……声以外は全然良くないっすからね」

ミヅキ「てぇてぇ……っていうか、レッドさん強いですね!」

レッド「戦いだから……」

キョウヘイ「レッドさんのその戦いに対する力強さはヤバいっすからね」



レッド「愛してる」

アクロマ「愛してます」

レッド「愛してる」

アクロマ「愛してます」

キョウヘイ「めちゃくちゃシュールなんですけど」

ミヅキ「どっちも表情を変えませんね……」

レッド「……表情筋の硬さには自信がある」

アクロマ「私も面の皮の厚さには自信があります」

キョウヘイ「アクロマのはちょっと違うっすね??? でもどうなるか楽しみになってきたっすね、ミヅキ……ミヅキ?」

ミヅキ「アクレ……いやアクロマさんはアクキョウで固定したいからな~……」

キョウヘイ「めちゃくちゃ難しい顔でなんてことを言ってるんすかアンタは」

次の脱落者 直下コンマ1~50でレッド 51~99でアクロマ

ぞろ目か


レッド「愛してる」

アクロマ「愛してます」

レッド「愛してる」

アクロマ「愛してます」

キョウヘイ「……そろそろ決着つけてほしいんすけど!! ミヅキがパンクする前に!!」

ミヅキ「いやだってキツイ…やっぱアクキョウは固定…でも現状、いや無理無理しんどい解釈違い無理」

レッド「……!」

アクロマ(おや、何かを思いついたような顔をしていますね。しかし、そう簡単に落ちる私では……)

レッド「ごほっ、んん……」

レッド「……愛してる(CV入野自由)」

アクロマ「!?」

キョウヘイ「せ、声帯模写……!? えっ、今の俺の真似っすよね? めちゃくちゃビビったんすけど!!!」

ミヅキ「げ、ゲームPV版の声優名を出すなんて……れ、レッドさん強すぎる!!!!」

キョウヘイ「そこっすか????」

アクロマ「……私の負けですっ、レッドさん! 素晴らしい戦術でした!!」

レッド「やった……勝った」

キョウヘイ「マジすか……レッドさんつよ……」

ミヅキ「てぇてぇポイントもたくさんあったのでわたし、満足!」

レッド「勝ったよ、ピカチュウ……!」

ピカチュウ「流石じゃ、流石ワシのトレーナーじゃ!! 現実世界でもワシと仲良くせぇよ!!」

レッド「え、現実って……わっ」


~現実~

レッド「……夢?」

キョウヘイ「お、帰ってこれたっぽいっすね」

アクロマ「これでミッションコンプリートですね! おや?」

ミヅキ「あ」

トウヤ「あ……おはよう、起きたんだねぇ」

女レッド「みんなして寝てるし変な寝言言ってるし……何かあったのかと思っちゃった!」

キョウヘイ「……変な寝言?」

寝言と聞いて、5スレ目>>710~の『キョウヘイの寝言聞いてみた』思い出した。

ハウ「そうだよー、みんなが遅いからー、様子を見に行こうってなってー」

トウヤ「みんな雑魚寝してて……それまではまぁ、よかったんだけど」

ヨウ「ほぼ全員が同じような寝言を言っててびっくりしましたよ! なんて言ってたんでしたっけおねーさん!!!」

女レッド「ん? えっとね、愛してる愛してるーって……どんな夢見てたの?」

キョウヘイ「い、いや……違うんすよこれは……」

アクロマ「私はキョウヘイくんに愛してると言ってもらう夢を見ましたね」

キョウヘイ「お前!!!!!!!!」

ミヅキ「夢だけどーーー!!! あの尊さは夢じゃなかったーーー!!!」

レッド「トウヤ、あのね……僕、勝ったよ」

トウヤ「そうなの? すごいねぇ。流石レッドだね」

シルバー「ま、まっさきに脱落するなんて……俺はッ!!!!」ゴスッ

キョウヘイ「あ~~~カオス……違うんすよマジで、これは苦肉の策って言うか」

ハウ「絵面的にー、ちょっと引いたよー」

キョウヘイ「そうっすよねぇ!!!!!! でも言わないでほしかった!!!!!!!!!」

ハウ「えへへー、ここで言うのがおれのキャラかなーって」

キョウヘイ「自己分析がじょうず……」

レッド(あ、みんなざわざわし出した……今のうち、に)コソコソ

レッド「……」ポーン

ピカチュウ「ぴか?」

レッド「よかった……ピカチュウだ」

ピカチュウ「ぴっか? ぴかぴーかちゅ」

レッド「そう、だよね……」

ピカチュウ「ぴっかちゅ! ぴっか!」

レッド「ありがとう、ピカチュウ……」

ピカチュウ「ぴか!」スリスリ


アクロマ「……キョウヘイくん、彼はポケモンと話せるのですか?」

キョウヘイ「え? あー、言葉がわかるってのとはまた別なんじゃないっすかねぇ」

アクロマ「ふむ……興味深いですね」

キョウヘイ「そーいやポケモンの言葉がうんたらとか言ってたっすね……今いい雰囲気なんすから邪魔しちゃ駄目っすよ」

アクロマ「わかっていますとも! 基本的に空気を読む人間ですよ、私は!」

キョウヘイ「……そうだったっすかねー?」

今日はここまで。

乙です。
愛してるゲーム、グリレでやってほしい。
ハンカルはカルムがすぐやられそう。

みに番外編

グリーン「愛してるゲームだぁ? なんだそれ」

レッド「かくかくしかじか……だって」

グリーン「つまり、動揺したら負けって事か。なんで俺たちにやらせんだよ……エーフィのせいだろうけどな」

レッド「うん……」

グリーン「ま、いいぜ。一応勝負だろ? なら勝つからな!」

レッド「……前回優勝したし、余裕……愛してる」

グリーン「……愛してる」

レッド「愛してる……」

グリーン「愛してる」

レッド「……愛してる、おにーちゃん」

グリーン「ッ!? ……お前、卑怯だろそれは!!!!」

レッド「……」ププ

グリーン「笑うなお前!!!! 流石にずりぃぞ!!!! アレは……アレはお前!!!! お前!!!!!!」

レッド「……勝った、番外編完」

完ではない そのに

ハンサム「ふむ? これをやれということか」

カルム「へ、へえ~……おじさん、どうするの? やる?」

ハンサム「いいだろう、せっかくだ! やってみようじゃないかカルムクン!」

カルム「わ、わかった……よし、いいよ」

ハンサム「うむ! 愛しているぞ、カルムクン!」

カルム「っ……そ、その、ぼ、ボクも……」

ハンサム「はっはっは、照れてしまったなカルムクン。君の負けだ!」

カルム「あ……べ、別に、これくらい大丈夫だと思ったんだけど……」

ハンサム「キミもバトルなら負け無しだというのにな……心苦しいが罰ゲームだカルムクン、あの建物に行こうか」

カルム「うん♡♡♡」

エーフィ「即堕ちじゃねえか!!!!!!!!!!!」

今度こそおわり

番外編ありがとうございます!

レッド「新作発表ばんざい……」

キョウヘイ「ばんざーい!」

トウヤ「ばんざーい」

レッド「……また、カントーを旅できる……っぽいので、楽しんでいただきたい、です」

キョウヘイ「HGSSぶりっすよね」

トウヤ「時系列どうなってるんだろうね」

レッド「さぁ……アローラナッシーとかでるっぽいし、サンムン時空……?」

キョウヘイ「でも、PVにサカキさん出てたっすよ」

トウヤ「あれ、そうだっけ。じゃあ赤緑時空なのかな~」

レッド「少なくとも、ここは金銀時空から進んでないから……」

キョウヘイ「メタ~~い……まぁ、そうっすけど、うん」

トウヤ「デフォ名とかどうなるんだろうね? 発売されてしばらくしたらまたカントーに行きたいねぇ」

レッド「うん……」

新作発表がめでたいなか今日はおやすみです。

了解です。

新作の主人公はどんな子になるのかな……

ミヅキ「ライバルとフィー!」
ヨウ「年上!」
ハウ「まともな子がいいなー」

そういえば前スレで聞かれてましたが、サンムン主人公とUSUM主人公は同じって扱いでいきます
はじめます!

キョウヘイ「前回のあらすじ・・・悪夢から全員救出っす!」

レッド「そっか……ああああああが……」

トウヤ「あのダークライだっけ? だから変な寝言を言ってたんだねぇ」

ハウ「へー、すごいポケモンだねー!」

キョウヘイ「そうっすよ、すごいポケモンっすよ本当に……」

シルバー「とても疲れた顔をしている……」

レッド「ごめんね……ああああああ……」

レッド「長くて言いにくいし……姓名占い師さんのところ、行こう」

アクロマ「ええ、そうするとよいでしょう! それでは私はこの辺で」

ミヅキ「えっ、もう退場ですか!?」

アクロマ「これ以上出ると流石に出すぎなのでね! しかしいつでも安価で登場させていいですからね」

キョウヘイ「言うな言うなそういうこと!」



占い師「私は姓名占い師。ポケモンのニックネームを占ってあげよう」

レッド「この子、お願いします……」ポーン

ああああああ「……」

レッド「ああああああです……」

占い師「私にはわかる……ニックネームをつけようとしたらボタンがおしっぱだったのでは?」

レッド「!!!」

キョウヘイ「いやわかるっすよそりゃ……そんな本物だ!みたいな顔しないでくださいっす」

占い師「そういうこと言わない! 信じてもらえそうだったのに!」

占い師「ま、いいでしょう……そうですな、このポケモンのニックネームは……」

1、あっくん 2、だっくん 3、ゆめお 4、その他

下1

占い師「ナイトメシアじゃ!」

レッド(よ、横文字っ……!)

トウヤ「へぇ、なんだか急にカッコよくなったね?」

キョウヘイ「ナイトメアとメシアをかけてるんすかね? めっちゃ強そうっす」

女レッド「めしあ、ってなんだっけ?」

シルバー「救世主、ですね」

レッド「……救世主がどこにいるか、知ってる?」

女レッド「なるほど……飯屋、だね!」

レッド「……」グッ

女レッド「……」グッ

ヨウ「うわってぇてぇ」

ミヅキ「ヨウ、もっと尊さを前面に押し出して!!!!!!!」

ヨウ「てぇてぇよぉ~~~~!!!!!」オガミ



ハウ「ところでー、次はどこにいくのー?」

キョウヘイ「ガンガン観光中っすもんね! やっぱ観光地すごいっすね」

レッド「えっと……何があるんだっけ」

シルバー「こちらです」

レッド「ありがとう……」

ミヅキ「もう……ムーヴ的に執事じゃないですか……?」

キョウヘイ「シルバー 執事 うっ頭が!!!」

レッド(どこいこうかな……)

1、ゲーフリ 2、バトルロイヤル 3、空間研究所 4、ポケモンだいすきクラブ

下1

レッド「……バトルロイヤル、って?」

ヨウ「この近くにあるバトル施設ですよ!」

ミヅキ「めちゃくちゃ燃えるやつです!!!」

ハウ「えっとねー、6番道路の先にある、ロイヤルアベニューってところにあるよー」

キョウヘイ「へー? そっちも商店街みたいな感じなんすか?」

ミヅキ「どっちかっていうと、町……ですかね?」

ハウ「スーパーも、マラサダショップもあるんだよー」

レッド「へー……楽しそう」

女レッド「スーパーも珍しいよね! 楽しみー」



~ロイヤルドーム~

レッド「……なんか、プロレス会場、みたい」

ヨウ「イメージはそんな感じですからねー! えーと、バトルロイヤルっていうのは……」

???「その先はオレが説明しよう!!!」

ミヅキ「そ、その声はッ!!!!」

ロイヤルマスク「オレの名はロイヤルマスク!!!!!!」

キョウヘイ「ヒエ~~~~~熱いっすね急に」

トウヤ「っていうか、あの人……えっ、これ気付いていいやつ?」

シルバー「わりと見た目でわかりますし、いいやつだと思いますけど……」

女レッド「え!? だれ!?」

レッド「ろ……ろいやるますく……」

ハウ「わーっ、ロイヤルマスクー! 久しぶりー!」

シルバー「誰でしょうかあの人は」

キョウヘイ「手のひらギギギアルっすね」

ロイヤルマスク「バトルロイヤルは! リングに四人で上がり! 1対1対1対1で戦うバトルだ!」

ロイヤルマスク「自分以外は全員敵! 手持ちは3匹で、誰か一人のポケモンが3匹とも倒されるまで戦いは続くぞ!!」

レッド「た……楽しそう……!!!」

ロイヤルマスク「やる気に満ちた目だな!!!! サイコーだレッド!!!」

レッド「あれ……なんで、僕の名前……?」

ロイヤルマスク「ぎくーーーっ! そ、それは……ロイヤルマスクだからだ!!!!!」

レッド「な、なるほど……!」

キョウヘイ「ちょろすぎないっすか?」

トウヤ「そこがレッドのいいところだよ……」

ロイヤルマスク「よし、それじゃあ次のバトルロイヤルに参加してくれ! オレも参加しよう!!」

レッド(……他には、誰が参加するんだろう)

他の参加者 一緒に居る人でもそれ以外でも

下1 と 下3

グリーン「げ」

レッド「……あ」

グリーン「……そりゃお前も参加するだろうなと思ってたぜ。だけどな」

グリーン「こうして戦うとはぜんっぜん思ってなかったぜ!!」

レッド「…………勝つ」

キョウヘイ「おわー、めちゃくちゃ燃えてるっすねぇ」

トウヤ「やっぱりライバルなんだねぇ」

ロイヤルマスク「むむ、強敵が増えたようだね!!! 凄い試合になりそうだ!!!!!」

グリーン「ク……じゃねえ、ロイヤルマスクとはカントーで戦ったからな! 楽しい試合になりそうだぜ」

ミヅキ「あともう一人は誰なんでしょう!? なんかめっちゃわくわくしてきた」

ヨウ「年上と年上と年上だ~~~~!!!! サイコー……」

ファイア「とーちゃく。ここがバトルロイヤルだって」

カルム「ふーん……なんか暑苦しい人ばっかだね」

ファイア「プロレス会場みたいなもんですからねぇ……あれ、兄さんたち」

カルム「うわ、知ってる顔がたくさんいる……何この集い」

キョウヘイ「今からレッドさんがバトルロイヤルに参加するんすよー」

女レッド「そしたらグリーンも参加するところだったんだって!」

ファイア「ほーう? ……そうなんだ」

カルム「参加したいならしてきたら? 応援くらいなら、してあげなくもないけど」

ファイア「いいんですかい。じゃあ参加しちゃおっかなー」

シルバー「……ハイレベルな戦いになりそうですね」

ハウ「どのポケモンで出るのー?」

レッド「じゃあ……」

ポケモン三匹 下1~3

レッド「……きめた。よろしくね……」ポーン

シャワーズ「しゃわしゃわ!!(勝ったらご褒美ください!!)」ハァハァ

ナイトメシア「……(今ならいける気がする)」フンス

グレイシア「しあ……しあしあ!(我を呼んだか、真紅の契約者……この絶対零度の女王が勝利を手に入れよう!!)」

キョウヘイ「なんか久しぶりなやつらもいるっすねー」

トウヤ「グレイシア、嬉しそうだねぇ。レッドと戦えるのが嬉しいみたい」

レッド「……僕も、みんなと戦えるのが嬉しい……それじゃ、行ってくるね」

トウヤ「行ってらっしゃい! それじゃ、観客席にいこっか」


~観客席~

ハウ「わーー! すっげー、一番いい席だー!」

キョウヘイ「ま、金の力に物を言わせればこんくらいよゆーっすよ!」

カルム「キョウヘイの場合はそれだけじゃなさそうだったけどね」

キョウヘイ「はっはっは、そんな日もあるっす」

トウヤ「さて、今回はどうなるのかな……これ、レベル50で統一だもんね」

キョウヘイ「そっすねー、だからレッドさんのいつものレベル差アタックはできないんすよ」

女レッド「大丈夫大丈夫、レベル差なくても"私"は強いよ!」

カルム「ま、そうだろうね……でも、そのレッドの強さを知ってる人が相手だから厄介かも」

ハウ「え、どういうことー?」

シルバー「他の三人がレッドさんを集中攻撃するかもしれない……ってこと、ですね」

キョウヘイ「ま、一番の強敵っすもんねー……もちろん、他の三人もそれぞれ強いっすから。違う戦法かもっすけど」

カルム「とりあえず、一番厄介なのはレッドだろうからね。みんな、真っ先に倒そうとするんじゃない?」

トウヤ「普段なら一対多も余裕だけど……今は難しいかもねぇ。でも、シャワーズとか耐久型っぽいしいけるんじゃない?」

ミヅキ「わたしは身内びいきでロイヤルマスクを応援させていただきます!!」

ヨウ「ぼくも!!」

カルム「ボクはファイア応援するって言っちゃったし……い、言っちゃったから応援するだけなんだからね!」

キョウヘイ「俺たちはもちろんレッドさんを応援するっすよ!」

トウヤ「うんうん。ここってうちわ振っていいのかなぁ」

シルバー「……グリーンさん……頑張ってください」

女レッド「シルバーっていい子だねー!」

実況『さぁ始まりましたバトルロイヤル!!!!』

実況『今回の参加者は……おーっとぉ!!!! かなり豪華だ!!!! それじゃあ紹介していきましょう!!!!』

レッド「……」v

実況『赤コーナー! カントーより、あの! 伝説のレッドだ!!!』

レッド(えっ僕伝説なの……)

実況『そして緑コーナー! 同じくカントーより、トキワジムリーダーグリーン!!』

グリーン「ボンジュール!!!」

グリーン「……持ちネタにしたんだから笑えよ!!!」

実況『スルーします! 青コーナー、これまたカントーより……燃える少年、ファイア!』

ファイア「どーもどーも、メラメラな男ですよー」

実況『ファイアさんもカントーリーグ殿堂入りの実力者です! そして最後は……』

実況『われらが!!!!! ロイヤルマスク!!!!!!!!』

ロイヤルマスク「オレだーーーーーー!!!!!」

観客「わあああああああああああッ!!!!!!!!!」

実況『さぁ、これはどうなるかわかりません! 勝者は一体誰だ!? レディー、ファイト!』

レッド「……頑張って、シャワーズ」ポーン

シャワーズ「しゃわぁ!」キリッ

グリーン「頼むぜ、ユンゲラー!」ポーン

ユンゲラー「……」

ファイア「エルレイド、やっちゃおう」ポーン

エルレイド「……」シャキンッ

ロイヤルマスク「勝つぞ、ガオガエン!」ポーン

ガオガエン「がおう!」

レッド(……出そろった)

レッド(今のところ、ガオガエンには相性がいい……かな)

レッド(なるべくガオガエンを倒そうとしたほうがいいのかも)

レッド(エルレイドとユンゲラーは……あああ…じゃなくて、ナイトメシアでなんとかなる、かな)

レッド(……やっぱり、レベル統一バトルは緊張する)

レッド「……頑張ろうね、シャワーズ……」

シャワーズ「しゃわー!」

レッド「勝ったら……遊ぼうね」

シャワーズ「性的な遊びでお願いします!!!!!」

直下コンマ1~50でレッド 51~70で緑 71~90でファイア 91~99でマスクの勝ち

はいミスです コンマ下

実況『そこまで!! 勝者は……』

実況『緑コーナー、グリーン選手です!!』

グリーン「よっしゃ!!!」

ファイア「あー、惜しかったんだけどなぁ」

ロイヤルマスク「素晴らしいバトルだった!!!」

レッド「……おめでとう」ムスッ

グリーン「あ~~~……悪かったって。そうむすくれんなよ」

レッド「別に……次は、負けないから」

グリーン「……お前の言ってる次ってのはタイマンで、ってことだよな?」

レッド「……当たり前、でしょ」

グリーン「そんなの……いや、いいぜ。その時もまた俺が勝ってやるよ」

レッド「……ふん」

ファイア「ちなみに兄さんがむすくれてんのは俺たちがリンチしたからです」

ロイヤルマスク「とどめはことごとく彼に取られたけどね!!」

~会場~

キョウヘイ「レッドさーーーん!!!」

トウヤ「レッドーー!! 大丈夫!?!?!?」

ハウ「わーモンペ」

レッド「……大丈夫、次は勝つから」

キョウヘイ「その時を楽しみにしてるっす!!!」

トウヤ「レッド、すごく頑張ってたよ……! 次、楽しみにしてるね」

レッド「うん……特訓、しておく」

カルム(敗北をバネに成長するタイプの主人公だ……)

ファイア「カールムくん」

カルム「あ……おかえり。ま、まぁそれなりに頑張ってたんじゃない? 次は勝てるかもよ。 別に…」

ファイア「慰めてるわけじゃないんだからね?」

カルム「……そうだけど」

ファイア「ここは素直に慰めてくれたっていいんですよ、カルムさん。はいデレて」

カルム「言わない!!!!」

グリーン「よ」

シルバー「グリーンさん……おめでとうございます」

グリーン「ありがとな、シルバー。あの中で俺の事応援してくれたのお前だけだよ……」

シルバー「それは……まぁ……」

グリーン「べ、別に寂しくなんてないけどな! 俺勝ったし!!!!」

グリーン「……久々にレッドに勝ったな。こういう形で、ってのが癪だけどよ」

シルバー「グリーンさん……かなり、必死なように見えましたけど」

グリーン「よく見てんなお前……そりゃ、な。レッドに勝つ最大のチャンスだったし……いや、うん。だからだよ」

グリーン「ライバルってのはこういうもんだからな! たまには背丈以外でもあいつに勝つんだってところわからせてやんねーと」

レッド「縮め!!!!!!!!」グイッッッ

グリーン「ぐえっっっ 首はやめろお前首は!!!!!!!!!!!」

ロイヤルマスク「うんうん、みんな楽しんでくれたようでよかった!」

ミヅキ「ロイヤルマスクー!」

ヨウ「お疲れ様ー!!」

ハウ「ロイヤルマスクー、惜しかったよー!」

ロイヤルマスク「ありがとうみんな! 勝てなかったのは悔しいが……それよりも」

ロイヤルマスク「このバトルロイヤルが! 彼らにとって刺激になったのが何よりも嬉しい!!」

ロイヤルマスク「きっと、彼らのような熱いトレーナーを見て……アローラのバトルもさらに盛り上がっていくんだろうね」

ミヅキ「ロイヤルマスク!! 素がにじみ出てます!!!」

ロイヤルマスク「おっと……ごほん!! それじゃあオレはそろそろ退場するとしよう!! さらばだーー!!」

ヨウ「ばいばいロイヤルマスクーーー!!!」

ハウ「またバトル見せてねーーー!!!」

ミヅキ(……なんで二人は気付かないのかなぁ~~)

今日はここまで。緑おめでとう!

はじめます。

キョウヘイ「前回のあらすじ・・・ロイヤルドームでバトルロイヤル! っす」

レッド「負けちゃったけど……面白かった」

トウヤ「それならよかったよー」

ハウ「あ、そーだ。スーパー行かないー?」

キョウヘイ「スーパーっていうと、さっきちらっと見えたあの店っすか」

ミヅキ「あそこ凄いんですよ!!! なんか……全体的に半額で……」

女レッド「えー!? すごいところだね……」

キョウヘイ「安かろう悪かろうっすよ~~~」

シルバー「商売のプロが言うと説得力がありますね……」

レッド「でも……ボールとか傷薬とか、一応買っておきたい」

キョウヘイ「んー……ま、悪い噂はまだ聞かないっすしねー、大丈夫だと思うっすけど」



~スーパー~

キョウヘイ「おわ、結構賑わってるっすねー」

レッド「……人、多い……」

ヨウ「今日は休日ですしねー」

ミヅキ「あ、そーだっけ……旅してるとそこら辺の感覚なくなっちゃう」

シルバー「……駐車場もあるんですね」

女レッド「あれ、開店記念って書いてあるけど……」

ヨウ「スーパーは前別の島にあってー、最近こっちに移転してきたんだよー」

トウヤ「あ、そうなんだー。だから綺麗なんだねぇ……レッド? どうしたの?」

レッド「……」

ピカチュウのきぐるみ「……」ワイワイ

レッド「……」

1、風船ください 2、中身誰ですか 3、ポケモン勝負をしかける

下1

レッド「……」ポーン

リザードン「ぐおうう!」

トウヤ「ん!?」

キョウヘイ「えっ レッドさんは何をしようとしてるんすかねこれ」

ミヅキ「トウヤさんたちがわからないならわからないです!!」

ピカチュウのきぐるみ「……」ポーン

ラッキー「らっきー!」

シルバー「あのラッキー……しんかのきせきを持っていますね」

女レッド「進化前のポケモンの防御とかが上がるやつだっけ」

シルバー「そうです。それを持ったラッキーが手持ちに居る人、というと……」

レッド「リザードン、火炎放射!」

リザードン「ぐおおおっ!」ボオッ

ラッキー「らきっ!?」

ピカチュウのきぐるみ「……」

ラッキー「らきらき!」

キョウヘイ「あったまごうみっすね……っていうかよくその状態でバトルできるっすね!?」

トウヤ「スーパーの前だから迷惑にならないようにねー」



レッド「……やったね、リザードン」

リザードン「ぐおう!」

ピカチュウのきぐるみ「…」ゴソゴソ バッ

ミヅキ「わっ!? きぐるみの中から人が飛び出して来た!」

キョウヘイ「中に人がいるのは当たり前っすけど、飛び出してくるってのヤバいっすね……そんな芸当ができる民族と言えば?」

ブルー「私よっ! また強くなったのね、レッド!」

レッド「……姉さん!」

ヨウ「が……ガチお姉さん属性きちゃった…………やっば しぬ」

トウヤ「ブルーも来てたんだね?」

ブルー「ええ! 観光に来てたのよ! ファイアが行くって聞いて羨ましくなっちゃって!」

キョウヘイ「へ~~……いやでもなんで着ぐるみだったんすか????」

ブルー「ここ、ブティック多いじゃない? ついつい買いすぎちゃって……だから日雇いバイトしてたのよ!」

シルバー(た、旅人感がすごい……)

レッド「久しぶりに、会えて……嬉しい」

ブルー「私もよ~~~!!!!」

キョウヘイ「いつもの……っていうか、マサラ人率ヤバくないっすか? グリーンさんも来てたっすし…ほぼコンプっすよ」

ブルー「あら、私は一人で来たなんて言ってないわよ?」

リーフ「兄さーーーーーーん!!!!!!!!!!」バッ

レッド「ぐえ」

リーフ「久しぶりねーーーーーー!!!! すっごく嬉しいわ、旅行先で会えるなんてーーーーーー!!!!」

トウヤ「レッド、大丈夫? わりと……潰れてるけど」

レッド「だ、だい……じょ……」

キョウヘイ「うーん、マサラ人によるのしかかりは紙耐久にキツイっぽいっすね」

ハウ「レッドのお姉さんと妹ー?」

レッド「うん……えっと、姉のブルーと……妹のリーフ……」

ブルー「姉よ!!!!!!!!」

リーフ「妹よ!!!!!!」

ハウ「さっきファイアって人もいたしー、レッド、きょうだい多いんだねー」

レッド「うん……」

女レッド「……やっぱ、こっちの世界の二人だってわかっててもびっくりするなぁ」

リーフ「あら、別世界の兄さん! ……でも、女の人よね。姉さんって呼んだ方がいいのかしら?」

ブルー「あらあら、多分私ははじめましてよね? ちょっと噂には聞いてたの、女の子のレッドがいるって!」

女レッド「えへへ、こんにちは! レッドでーす」

リーフ「……姉さん。姉さんも素敵!!!!!!!」

ブルー「妹……二人目の妹ね!! なんだか嬉しいわ!」

ブラッキー「ぶらぁ!?!?!?!?!?」

レッド「戻って」

キョウヘイ「供給が少ないからブラッキーはすぐ出てくるっすね」

エーフィ「僕の大人しさを見習ってほしいよね」

レッド(大人しい……???)

リーフ「あ、そうだ!! 私もね、さっきまでチラシ配りしてたのよ!」

レッド「……偉い」

リーフ「えへへ……あのね、兄さんにアローラのお土産買おうと思って! でも今会えたものね、渡しちゃうわ!」

レッド「……ありがとう」

リーフ「どういたしましてーーー! そうだ、そっちの姉さんにもこれあげるわ!」

女レッド「いいの? ありがとうリーフ!」

プレゼント  レッドへ 下1  女レッドへ 下3

レッド「……これ、ライチュウ?」

リーフ「そうよ! アローラのライチュウってこんな感じなんですって!」

レッド「へぇ……かわいい……ありがとう」

女レッド「……」ヨミヨミ

レッド「……え、それ」

女レッド「うわ~~~、いいなぁこっちのグリーン! "私"、すっごい懐いてたんだねー」

レッド「ッッッッ!!!!!!!!」ビリッッッ

女レッド「わー!?」

キョウヘイ「……宇宙編ぶりに見たっすね、あの作文」

トウヤ「てっきりあの時に処分されたものだと思ってたよ……」

リーフ「兄さんの記録は全部複製を用意してあるもの!!」

ミヅキ「さっきの作文もう一個ありませんかね……ちょっと……薄い本の資料にしたいんですけれども……」

レッド「だめ……!!!!」

ミヅキ「ウ、ウワ~~~~~!? レッドさんその顔めっちゃ…は~~愛してるゲームでも見られなかった照れ顔がここに……てぇてぇ」オガミ

ヨウ「普段はクールなお兄さんの照れ顔……拝まざるを得ない……」オガミ

レッド「やめて……!!!!」

キョウヘイ「めちゃくちゃ拝まれてんのウケるっすね……神か??」

トウヤ「実際、道端にレッドを置いておいたら拝む人とかいっぱいいるんじゃないかな」

キョウヘイ「そんなお地蔵様的なアレなんすかねレッドさんは」

ハウ「拝んでる人達……主にあの二人は即刻やめてほしいなー」

女レッド「あれ読んじゃダメだったの? 可愛かったのになー」

レッド「だめ……もの凄くだめ……」

グリーン「おいお前ら、何スーパー前で騒いでんだよ」

シルバー「あっグリーンさん、今は……」

レッド「……緑」ガシッ

グリーン「やべっ」

レッド「そぉい!!!!!」ブンッ

グリーン「だろうなと思ったぜいってぇ!!!!!!!!!!!!!」

ミヅキ「いや~~~シルレもいいけどやっぱグリレも最高of最高みたいなところある……選べない……」

シルバー「……」

グリーン「いってぇな……で、何があったんだよ?」

キョウヘイ「かくかくしかじかっすよ」

レッド「言わなくていいのに……!!」

トウヤ「まぁまぁ……ほらレッド、さっきもふもふもらったでしょ」

レッド「……」モフ

リーフ「かっっっっ……わいい!!!!!!!!」

ミヅキ「わかるマン」

ヨウ「ヨウもそう思います」

シルバー(かわいい…………)

ハウ「レッド、変な人達に好かれて大変だねー」

トウヤ「そうだけど、レッドはみんなと仲良くできて嬉しいみたいだよ」

キョウヘイ「正直なところヤバい奴ホイホイなのは直してほしいっすけど……レッドさんは何かあっても拳で解決できるっすからね」

グリーン「そうそう、だから可愛くねーんだよなぁ」

レッド「別に緑に可愛がってもらうつもりはないから……」ゲシ

グリーン「蹴るな蹴るなお前割と全力だろお前それ」

グリーン「つーか、俺は手伝いがあるから戻るけどよ……ブルーたちはどーすんだ?」

ブルー「うーん、そうねぇ。久しぶりに会ったし、レッドたちについていってもいいんだけど」

リーフ「!!!」

ブルー「これ以上大所帯になると大変でしょう? だから、バイトに戻るわ。また他の島とかで会いましょう!」

リーフ「」ガーン

レッド「……またね、姉さん、リーフ」

ブルー「ええ! その時はまたバトルしましょう」

リーフ「またね兄さん!!!!!!!!!!」バッ

レッド「ぐえ」

トウヤ「アローラ、やっぱり人気の観光地なんだねぇ。色んな人に会うよ」

キョウヘイ(出てこなかったライェ……いや、また別んとこでソロの出番があるんすかね???)

レッド「……疲れた」

シルバー「お疲れ様です……」

トウヤ「なんか色々あったけど、まだ起きてからそんなに経ってないんだよねぇ」

ミヅキ「ちょうどいまお昼ご飯の時間じゃないですか?」

ヨウ「そう言われるとおなかすいてきた気がする~~~……」

ハウ「うーん、どうするー? マラサダショップあるよー」

女レッド「スーパーもあるし、何か買い物して作ってもいいかもね!」

ヨウ「お姉さんの手料理が食べれる……?」

ミヅキ「推しの手料理が食べれる……?」

キョウヘイ「うーん流石の双子ムーヴ……レッドさん、どーするっすか?」

レッド「おひるごはん……じゃあ」

1、マラサダ 2、作って食べる(誰が作るかも)

下1

キョウヘイ「いやいやいや……流石にこう連続でアクロマが出てくるわけ」

アクロマ「呼びましたか?」

キョウヘイ「帰れ」

レッド「……気配がしなかった」

女レッド「ね。ビックリしちゃったよー」

シルバー(マサラ人にも気付かれないステルススキル……強すぎる)

アクロマ「キョウヘイくんに呼ばれた気がしましてね!」

キョウヘイ「俺は呼んでないっすけどね」

アクロマ「しかし……料理ですか。したことはありませんが、レシピ通り作ればいいんでしょう?」

キョウヘイ「いやいやいや、料理舐めない方がいいっすよ。ねえレッドさん?」

レッド「うん……ちゃんと作ったはずのパンケーキが、ヤバくなったりする……」

アクロマ「ふむ? それは興味深いですが……キョウヘイくんの為に作ると自分に暗示をかければなんとかなるでしょう!」

ミヅキ「は~~~~~……推しが推しに手料理作るのは……最高でしょうが……」

アクロマ「流石に出すぎだという自覚はありますので、ここで素晴らしい料理を作って退場しますとも! 飛ぶ鳥跡を濁さず!」

アクロマ「それでは作ってきます! 楽しみにしていてくださいねキョウヘイくん!!!」

キョウヘイ「……めっちゃくちゃ怖いっす」

レッド「……胃薬」

キョウヘイ「あざっす」


アクロマの料理クオリティ 直下コンマ

アクロマ「完成しましたよ!! ……と、言っても。サンドイッチくらいしか作れなかったんですがね」

キョウヘイ「へー……へっ!? えっなんかめちゃくちゃ……見た目いいサンドイッチなんすけど」

レッド「おいしそう……」

女レッド「なんかキラキラしてる……」

トウヤ「具材も色々あるし……作りなれてる、ってわけじゃないんですよね?」

アクロマ「ええ! しかし、このために図書館などでサンドイッチの作り方をしっかり調べましたからね!」

ミヅキ「図書館の力ってすごい」

ヨウ「改めてそう思った」

アクロマ「さ、食べてみてくださいキョウヘイくん!」

キョウヘイ「い、いただきます……むぐ……ふ、普通に美味しいっす!!!!!!」

アクロマ「そうですか! それはなによりっ! 私はとても嬉しいです!!!!」

キョウヘイ「なんか悔しいっす……ムカつく……美味い……」

ハウ「おれたちも食べていいー?」

アクロマ「ええ、もちろんです! どうぞどうぞ!」

レッド「いただきま……おいしい」

トウヤ「いただきますって言い終わってから食べようね」

女レッド「おいしー! すっごいなー、もう……おいしい!」

シルバー「語彙が……」

ミヅキ「わかる……凄い時って語彙ヤバいですもんね」

シルバー「こっちも語彙が……」

ヨウ「うっわ~~~普通にめちゃくちゃ美味しい!!!! ハウ、こっちも美味しいよ!」

ハウ「もぐぐ……ほんとだー! すっげーおいしー!」

レッド「……」モグモグ

トウヤ「レッド、僕の分も食べる?」

レッド「ありがとう……」

キョウヘイ「……」モグ

アクロマ「キョウヘイくん? どうかしましたか?」

キョウヘイ「どうもしてないっす。ただ、普通に好評なんで良かったなーと」

アクロマ「そうでしょうそうでしょう、かなり頑張りましたからね!」

キョウヘイ「ふーん……ま、礼は言っとくっすよ。ありがとな」

アクロマ「……いえいえいえ! どういたしまして! キョウヘイくんの為なら、これくらい造作もありませんよ!!」

キョウヘイ「いちいちテンション高すぎなんすよお前は!!」

ミヅキ(あーーーーーーーーーー!!!!! ここすき!!!!!!)カシャカシャカシャ

エーフィ(推しカプの邪魔をしないよう心の叫びでとどめた……成長したね、ミヅキ!)

今日はここまで。

ヨウハウ…!?

まあそれはそれとして
どの子すき?
僕は この子(ピカーン(ヒビキ))
もちろん みんなもすき(ピカーン)

そういや>>1ってUSMどこまで進んだんだろう。
マンタインサーフがでてきたからメレメレの大試練は終わってるはず。
実はもうクリアしてたりして……

>>247 今のじゃロリちゃんに会った所ですね 速めにクリアしたい所存
こんな時間になっちゃいましたが始めます。

キョウヘイ「前回のあらすじ・・・ブルリフ姉妹にあった後お昼ご飯食べたっす」

キョウヘイ「アクロマはもう追い出したっすよ……これ以上出番を増やしてたまるかっす」

レッド「美味しかった……」

トウヤ「ねー。ちょっと食べすぎちゃったかも」

ミヅキ「わたしもちょっとヤバいですね!!!」

女レッド「そうだねー、この辺りでなんかいい運動できないかな」

レッド「イシツブテ合戦でもする……?」

シルバー「多分勝負になりませんよ……」

ヨウ「じゃあ次いきますかー!」

1、ゲーフリ 2、空間研究所 3、オハナタウン 4、ハノハノリゾート(宿泊予約も)

下1

ヨウ「オハナタウンでもいきますか!」

レッド「おはなたうん……可愛い名前」

ミヅキ「ですよね~、でもなんか……割とイメージとは違いますよ!」

ハウ「モーモーミルクがおいしいよー」

シルバー「牧場でもあるんでしょうか」

キョウヘイ「牧場……懐かしいっすねー、モココとかいっぱいいるっすよ」

レッド「もふもふ……!」

女レッド「私はメリープが好き~! よし、行こう!」

レッド「うん……トウヤ? どうしたの……?」

トウヤ「……何か、気配がして……ううん、大丈夫だよ。いこっかー」

キョウヘイ「なんかめっちゃ真っ直ぐな道っすねー」

ハウ「ストレートストリートだからねー!」

シルバー「なんというか……なるほど、って感じですね」

キョウヘイ「近くに育て屋さんとかあるんでしょーねー」

レッド「なるほど……あれ」

ハプウ「野菜、野菜はいらんかねー。ポニ島で作った美味しい野菜じゃぞー」

レッド「……お店?」

ハプウ「む、少年。見ていくか? ……と、その腕に着けているのはZパワーリングじゃな」

ハプウ「島巡りの最中、といったところか?」

レッド「……」コク

ハプウ「ふむふむ、感心なことじゃな! ならば、そのうちわらわとも戦う事になるであろう」

レッド「……そうなの?」

ハプウ「うむ。まぁ、その時が来ればわかること。その時を楽しみにしておるぞ」

ハプウ「バンバドロ、そろそろ帰るとしよう。さらばじゃ少年たち!」

レッド「……なんか、強そう」

キョウヘイ「……トウヤさーん、何してるんすか。何してるんすかっていうか何撮ってるんすか」

トウヤ「の……のじゃロリだ……めちゃくちゃかわいい……ヤバい……」

ハウ「流れが終わるまで待ってあげてたよね、キョウヘイー。やさしー」

キョウヘイ「いや、なんか撮ってるときは邪魔しちゃいけないなっていう職業病的な……」

レッド「さっきの、人……」

ミヅキ「ハプウさんですね! あの人はポニ島のしまクイーンなんですよ!」

トウヤ「く、クイーン……!? のじゃロリの女王とかそんな……えっ人間?」

ヨウ「少なくともぼくたちと同い年ですよ!」

トウヤ「ヨウが言うならそうなんだね……でも人外のじゃロリ女王とか最高だなって」

ミヅキ「その気持ちはまあわからなくもないですけども」

レッド「……よくわかんない」

女レッド「よくわかんないけど強そうだよねー……」

レッド「勝てる、とは思うけど……特訓しとこ」

ヨウ「そうだ!! 特訓と言えば!!!!」

キョウヘイ「おお!? どうしたんすか急に」

ヨウ「ここの牧場、ケンタロスがいっぱいいるんですよ! 普段はライドポケモンとして働いてるんですけど」

ヨウ「最近、新しい観光スポットにできないかってことでケンタロスレースが計画されてるんです!」

ヨウ「ただ、割とケンタロスって暴れるじゃないですか、だから抑えられる強いトレーナーにテストプレイしてほしいらしくて」

トウヤ「……なんだか、すごいここの牧場に肩入れしてるっていうか……詳しいね?」

ヨウ「金髪三つ編みお姉さんはドドドドタイプなんですよ~~~~~~!!!!!!!」

キョウヘイ「なぁーるほど……だから手伝ってポイント稼ぎたいんすね」

ヨウ「そーいうことです!!!」

女レッド「へぇー、レース! 楽しそうだね!!」

レッド「……何人で遊べるの……?」

ヨウ「四人ですかねー……やります? やっちゃいます!?」

レッド「……もちろん、やる」

ヨウ「やったーーーー!!!!」

今日はここまで。
のじゃロリさんはかわいいんだ……

キョウヘイ「流石にあの後ちゃんとつけさせたっすよ!!!!」

はじめます。

キョウヘイ「あらすじ・・・ケンタロスレース、っす!」

ヨウ「えーと、ここの牧場を一番早く三周した人が勝ち……ですよ!」

女レッド「へぇー、楽しそう!」

トウヤ「前にも似たようなことやってたよねぇ」

キョウヘイ「メェークルレースっすね~~……あの時はレッドさんが勝ってたっすよね」

レッド「今度も勝つ……」グッ

シルバー「可愛い……俺はまた実況でしょうか」スッ

ハウ「わー、マイクだー! 持ち歩いてたのー?」

シルバー「時々こういう事があるので……」

ミヅキ「じゃあわたしは解説します!」

シルバー「……今回は、出場者はどうしますか?」

レッド「僕と……キョウヘイ、やる?」

キョウヘイ「そっすねー、前はぼろ負けした記憶があるっすし……リベンジするっす!」

女レッド「私も参加するよ! サーフィンでは勝てたし……レースも頑張る!」

ヨウ「ぼくはおねーさんの応援団やってますね!!!!!!!」バッ

トウヤ「僕もみんなを応援してるねー」

シルバー「あと一人くらいいてほしいですね……通りすがりの人でも誘ってみますか」

通りすがりの人 下1

レッド「……あ」

サナ「見てセレナ! 牧場だって!」

セレナ「まあ! 自然が豊かでとても素敵ですわ! ミルタンクがいっぱい遊んでいますわね!」

レッド「……セレナたち」

セレナ「あら、レッド! トウヤにキョウヘイに……大所帯ですわね! ご旅行ですの?」

レッド「旅行……っていうか、攻略中」

セレナ「聞いた事ありますわ! 島巡り、ですわね~! レッドはいつでも強くなろうとしていてすごいですわ」

ブラッキー「お二人はデートですか!?!?!?!?」

サナ「そうだよ~~~! ねっ、セレナ!」

セレナ「そうなんですの? じゃあきっとそうですわ!」

キョウヘイ「ちょ、ちょろい~~~……」

ヨウ「金髪お嬢様系お姉さんだ!!!!!! 握手してください!!!!!!!」

セレナ「? 構いませんわ! 元気な子ですのね!」

サナ「あっ……セレナが優しいのはわかってるけど、でも……」

ブラッキー「ばんざあああああああああい!!!!! 百合を好きでよかったあああああああああ!!!!!!!!!」

レッド「もどって……」シュウン

トウヤ「最近よく見る気がするねぇ、ブラッキー」

キョウヘイ「よかったっすね……」

セレナ「ところで、今から何をするんですの? ケンタロスがいっぱいいますわ」

レッド「……ケンタロスレース」

サナ「ポケモンに乗ってレースするの? ……わ、私も参加したい!」

セレナ「まぁ、すごいですわ! 応援していますわ~!」

サナ「え、えへへ……絶対勝つ!!!!!!!!!!!!!!!」

レッド(す、すごい気迫……!)

女レッド「本気を出すしかないみたいだね……!」

キョウヘイ「やべ~~奴らに囲まれてしまったっす」



シルバー「第一回ケンタロスレース、司会のシルバーです」

ミヅキ「解説のミヅキです!」

トウヤ「解説その2のトウヤだよー」

シルバー「前回のメェークルとは違い、ケンタロスを操縦するには本人のテクニックも必要になってきます」

ミヅキ「もちろんポケモンたちの性格とか個体値にもよりますけど……一番はテクニックですね!」

トウヤ「今回の注目株は飛び入り参加のサナちゃんかなぁ、あの子ロリみあるよね」

シルバー「それでは応援席の様子を見てみましょう」

ヨウ「フレーーーーーッ、フレーーーーーッ、おねーーーさーーーん!!!!」

セレナ「ファイトですわー、サナー!」

ハウ「みんながんばれー!」

シルバー「……それぞれ気合が入っていますね。それでは選手たちの様子を見てみましょう」

シルバー「エントリーナンバー1、レッドさん!」

レッド「……ケンタロス、よろしくね」

ケンタロス「……」フンス

レッド「けっこう、乗り心地がいいかも……もふいし……」モフ

シルバー「……頑張ってください」

ミヅキ「あっいいんだよ全然司会の立場だから贔屓したらまずいかな~って思ってるかもしれないけど全然えこひいきしていいしマイク使って愛を叫んだっていいんだよ」

トウヤ「わぁ、すっごい早口」

シルバー「さ、叫びません……エントリーナンバー2、キョウヘイさん!」

キョウヘイ「頑張りまーす……ケンタロスって近くで見るとちょーでかいっすね!! あと揺れる!!」

ケンタロス「ぶるもぉ!!」

キョウヘイ「わーーーーー流石暴れ牛ポケモンっすね!!! まだ落ち着いててほしいっす!!」

シルバー「既に翻弄されていますが大丈夫でしょうか……」

トウヤ「どうだろうねぇ、やる時はやる子だけど……今はどうだろう……」

ミヅキ「後輩に対して割と冷静に分析はじまるのめっちゃくちゃ最高なんですが……えっ目覚めてなくても全然トウキョウありだな~ちょっとヤバいかもしれない」

トウヤ「早口だねぇ」

シルバー「エントリーナンバー3、女レッドさん!」

女レッド「頑張るよー!」

ケンタロス「ぶもー!」

女レッド「ケンタロスも元気いっぱい! 勝てる……かも!」

ヨウ「頑張ってくださ~~~~~~~い!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シルバー「声量がすごい……えー、エントリーナンバー4、サナさん!」

サナ「わわ……よいしょ! 見ててねセレナーーー!!」

ケンタロス「ぐもう」

セレナ「見てますわ~~! 頑張ってくださいまし~!」

サナ「勝てる」

シルバー「……や、やる気が凄いですね……ごほん」

シルバー「それでは第一回ケンタロスレース! いよいよ開幕です!」

ジャッジさん「レディー……ゴー!」

コンマが高い程速い  下1レッド 下2キョウヘイ 下3女レッド 下4サナ

レッド「……行くよ」

ケンタロス「ぶもおう!!」ダッ

女レッド「行くよっ!」

ケンタロス「ぶもーー!!」ダッ

シルバー「スタートダッシュはレッドさんと女レッドさんが速い! 後の二人は……」

サナ「うわーん!」ベシャ

シルバー「さ、サナさん落下! 怪我は……ないようですが、メンタルケアの為セレナさん向かってください」

セレナ「わかりましたわ! サナ、大丈夫ですの? 痛いの痛いのとんでけーですわ!」

サナ「とんだ…………」

シルバー「大丈夫そうですね……キョウヘイさんの方はどうでしょう」

キョウヘイ「あ"ーーーーーーーーーーキッツイ!!!! めっちゃ揺れっ……腰に来る!! 腰に!!!」

トウヤ「キョウヘイ! 腰をやるのはマジでヤバいから本当に無理だったら棄権していいんだよ!!」

キョウヘイ「流石腰をやったことのある先輩の助言は違っ……あ"ーーーーーーー!!!!」

シルバー「だ、大丈夫でしょうか……」

シルバー「カメラを先頭集団に戻しましょう」

レッド「……流石」

女レッド「そっちこそ!」

ケンタロス「「ぶるもおおお!!!」」

シルバー「まさにデッドヒート……どちらが勝つのか全く予想がつきません!」

ミヅキ「め、めちゃくちゃ絵面がカッコいい……ダブル顔が良い……」

トウヤ「二人ともー、頑張れー!」

レッド(……このままだと、平行線)

女レッド(どこかで仕掛けないとね……だけど、それが裏目に出るかも……)

女レッド(難しいな……きっと、"私"もそのタイミングを窺ってる。どうすれば……ん?)

ヨウ「頑張れーーーーーーーっ、おねーさーーーーん!!!!」

女レッド「……よしっ、頑張るよ! ケンタロス、こっち!」グイッ

レッド「!」

シルバー「! 女レッドさん、僅かに差を付けました!」

ミヅキ「おお!?」

トウヤ「コーナーで差をつけろ、ってやつだね」

ミヅキ「俊足ゥ!」

シルバー「そのまま差は広がり……数センチ……30センチ……」

シルバー「……ゴール! 一着、女レッドさん! 二着、レッドさん!」

女レッド「やったー!! ケンタロス、頑張ったね!」

ケンタロス「ぶもーう!」

レッド「むう……惜しかったね」

ケンタロス「ぶも……」

キョウヘイ「現在俺一周遅れでーす」

ケンタロス「ぶもお!!」

キョウヘイ「あーーーーーそっちじゃない!!! ケンタロスそっちじゃないっすよ!!! あーーーー!!!!!」

シルバー「えー……サナさんは棄権しておられますので、三着キョウヘイさん、四着サナさんとさせていただきます」

ヨウ「おねーーさーーーん!!!! おめでとうございます!!!!!!!」

女レッド「ヨウ! ありがとう、勝てたのはヨウが応援してくれたお陰だよ」

女レッド「すっごく嬉しかった! 本当にありがとね!」

ヨウ「あっ……………………」

ミヅキ「やばっ、尊さを越してヨウが成仏しちゃった!」

ハウ「ヌケニンみたいになっちゃったねー」

ブラッキー「サナセレデート最高なんじゃあ^~~~~~~」

イーブイ「おねショタ……いやショタおね……? どっちにしろ最高なんだよなぁ……」

エーフィ「くそー、フィー勢が後れを取る日が来るなんて……」

レッド「もどって」

ブラッキー「まだだ!!! まだ足りんぞ!!!!!!」シュウン

イーブイ「でも別世界の人達だから結ばれない…?嘘でしょしんど……」シュウン

エーフィ「明日の朝に期待しといてくれよな!!!」シュウン

ミヅキ「魂が戻って来ないヨウのかわりに、レースお疲れ様でした!」

ミヅキ「今回はちゃんと賞品がありまーす」

ヨウ『ぼくがおこずかいで買いました!!!!!!!!』

レッド「……えっ」

女レッド「わぁ!? 本当に魂抜けちゃってたの!?」

ヨウ『そうみたいですね、びっくりしました! ゴーストタイプです!』

レッド「……多分、早く戻った方がいいよ……」

キョウヘイ「マジの幽体離脱はヤバくないすか」

トウヤ「キョウヘイは僕が頑張って回収しておいたよ」v

キョウヘイ「いやその『私が作りました』的なポーズは違くないっすか?」

ヨウ「よいしょ……よし、受肉! 景品はこちらです!!!」
 
下1

ヨウ「肉です!!!!!!!!!」

ミヅキ(ヨウ!? 肉は美味しいけども、美味しいけども~~!! 流石にそれをプレゼントするか!?)

女レッド「わーーーーーーーっ、すっごく美味しそう!!!! やったーーーー!!!」

ヨウ「食いしん坊無邪気お姉さん……」スゥ

ハウ「また燃え尽きちゃったー」

女レッド「めちゃくちゃ美味しかった……」

キョウヘイ「ん!?!? 食べるのめちゃくちゃ速くないっすか!?」

レッド「多分、マサラ式……」

女レッド「美味しそうだったからつい……」

シルバー「もう骨だけに……」

ミヅキ「うーん 幸せならオッケーです」b

~オハナタウン~

女レッド「あー、楽しかった!」

レッド「もう少しだった……」

キョウヘイ「そんなこんなレースの感想を言い合ってるうちにオハナタウン到着っすよー」

トウヤ「開拓された土地、って感じだねー。ちょっとイッシュに似てるかも?」

キョウヘイ「突然ガンマンが現れて早撃ち対決しそうではあるっすね」

レッド「……あ」

ハプウ「む」

レッド「……こんにちは」

ハプウ「思いの外早い再会だったの。ほれ、モーモーミルクをやろう」

レッド「やった……」

ハプウ「子供はミルクを飲めば背が伸びる……と祖父がいっていたんじゃがな」

ハプウ「わらわには効果がないようじゃ。代わりに大きくなっておくれ」

レッド「……ありがとうございます」

シルバー(とても複雑な顔をしている……)

ハプウ「ポニ島までの道のりはまだまだ長い。それまで元気でいるんじゃぞ」

レッド「……はい」ノシ

キョウヘイ「……トウヤさん、大丈夫っすか?」

トウヤ「ご、ごめん……ちょっと動悸が……」

ミヅキ「わ、わかります~~~~~……!!!!!!! あっわたし救心持ってるんでどうぞ」

トウヤ「ありがとう…………」

女レッド「いい子だねー、確かに"私"はまだまだ大きくなるかもしれないし」

レッド「……本当?」

女レッド「私は同世代の中では割と大きい方だもん、"私"もきっと大きくなるよ!」

キョウヘイ「女レッドさん、希望を持たせすぎるのはやめたげてくださいっす」

シルバー「その発言もわりと失礼なのでは……」

ミヅキ「それで……そうそう、この街から北にいったらせせらぎの丘ってところがあるんです」

レッド「せせらぎの丘……」

ミヅキ「スイレンって子がいて、水タイプの試練をうけることが出来るんですよ!」

トウヤ「えっ、スイレンちゃんってあの……あの子???」

キョウヘイ「知ってるんすかトウヤさん?」

トウヤ「敬語釣り好きロリでしょ? 知ってるよもちろん」

ハウ「うわー、すごい情報網」

ヨウ「今から行ってもいいし、今日はリゾートに行って試練には明日行ってもいいかもですね!」

シルバー「……レッドさん、どうしますか?」

レッド「えーと……」

1、すぐ行く 2、ハノハノリゾートに行く

下1

レッド「……リゾート」

ミヅキ「ハノハノリゾート行きますか! あそこ、すっごく大きいのですごいですよ……!」

ヨウ「ビーチもあるしマジで……マジでヤバいですよ」

ハウ「だから、予約もすごいいっぱいみたいだけどー、大丈夫ー?」

レッド「……頑張る」

キョウヘイ「恐らく、主にレッドさんと俺がっすね」

トウヤ「頑張れ~」


~ハノハノリゾート~

レッド「でっ……か」

キョウヘイ「うわ~~~……実物ヤバいっすね。よく先輩方が自慢してきたっすけど、気持ちわかるっす」

女レッド「な、なんか、敷地に入っただけで緊張してきちゃったな……」

シルバー「……綺麗なところですね」

ハウ「ホテルの中入ろー、あっちもすっごく広いよー」

~ハノハノリゾート ホテル内~

レッド「……ふ、噴水」

キョウヘイ「室内の噴水があるところはやーばいっすよ」

トウヤ「うわ~~……いかにも、って感じだねぇ。やっぱりリゾートなんだねぇ」

レッド「……なんか、あの、あそこ、こんな感じじゃなかったっけ、異世界の……」

キョウヘイ「あ、テルパドールっすか」

レッド「うん……室内で、なんか水がすごい感じ」

キョウヘイ「あ~~~、わからんでもないっす。あっちは割と池的な感じだったっすけどね」

ハウ「ナチュラルに異世界の話するのすごいよねー」

女レッド「あそこに行った時は暑くて死ぬかと思ったよー」

ハウ「あ、こっちもなんだー?」

シルバー「それはそれとして……どうやって、交渉しますか?」

レッド「んー……」

キョウヘイ「先に言っておくと、今回はコンマ判定っすよー。成功率はそれそれ違う感じっす」

トウヤ「えーと、時間的に二回までチャレンジできるかな? 最初はどうしよっか」

1、レッドがキラキラ 2、レッドがバトルでなんとかする 3、キョウヘイが何とかする 4、他の人がキラキラ

下1

ミヅキ「マ??????」

女レッド「わ、私も?」

キョウヘイ「よぉーく考えたらハニトラの第一人者が男って時点でおかしいんすよね」

レッド「そうだよね……」

トウヤ「でもなんだかんだ一番成功率高かったからねぇ」

シルバー「……レッドさんは、かわ……なんでもないです」

ミヅキ「言えよォ~~~~!! なんて言ってる場合じゃないんだよね……わたしにできるかな~~~」

女レッド「ね、ねぇ"私"、あれのコツ教えて!」

レッド「……気合」キラキラ

女レッド「まぶしい!!」

ハウ「もしかしたらー、あっちも慣れてるかもだけどー。ミヅキは、黙ってれば可愛いしー、大丈夫だよー」

ミヅキ「は、ハウ……! ありがとう!」

ハウ「どういたしましてー、だからなるべく黙っててほしいなー」

ミヅキ「辛辣ゥ~~~~~~~!!!!!!」

レッド「気合いだよ……頑張って……」

女レッド「う、うん!」


支配人「今日も忙しいな……ん?」

ミヅキ「こ、こんにちは! 泊まらせてください!!!」キラキラ

女レッド「私、初めてアローラに来たんだけど、ここはすっごく素敵だなって……駄目、かな?」キラキラ

レッド(頑張ってる……)

キョウヘイ「ミヅキ、キラキラに集中しすぎてドストレートになってるっすね……逆にいけるかもっすけど」

ヨウ「あ、あひゅう~~~~~~~……おねーさん無限にかわいい……」

直下コンマ 40以下で成功

キョウヘイ「あ~~~~断られてるっすね」

トウヤ「よくある事なんだ、ああいうの……」

ヨウ「は? おねーさんの魅力理解できないとか意味わからないんだけど……ちょっとぶっ潰してきても?」

ハウ「ソルガレオが入ったボール持たないでー」

レッド「……仮に、僕がいったとしても……キツイかも」

キョウヘイ「えっ、あのレッドさんですらっすか……キラキラさせとけばなんとかなるレッドさんでさえ!?!?」

レッド「成功率70%くらい……」

ハウ「わりとあるように思うけどなー、低いのー?」

トウヤ「うん、宇宙では大体100%成功してたからねぇ……」

レッド「……何か、作戦を考えないと駄目かも……思いつかないけど」



ミヅキ「駄目でした!!!!!!!!!!!!」

ハウ「ドンマイー、仕方ないよー」

女レッド「ごめんね、失敗しちゃったー……難しいねー」

ヨウ「おねーさんはめちゃくちゃ素敵だしぼくならアレ一発喰らったら即死するくらい最高です!!!!!」

女レッド「ありがと、でもやっぱ向いてないよー」

シルバー「どう、しましょうか」

レッド「むー……キョウヘイ」

キョウヘイ「そっすねぇー……確かに、顔のいい人が単にハニトラ仕掛けてくるのは多いかもっす」

キョウヘイ「だからなんか……意表を突く感じで行けばいいんじゃないすかね」

ハウ「具体的にはー?」

キョウヘイ「そこはもちろん……安価っすよ」

トウヤ「ぶん投げたねぇ」

キョウヘイ「あ、二人組で行くってのは結構いい線いってたかもっすね」

意表をついた感じの案 下1

レッド「……緑いる?」

キョウヘイ「ぶっちゃけ……いるっすね」

トウヤ「肩書くっつけたら強いだろうねぇ、あっちはジムリーダーだし……」

シルバー「ホテルの支配人なら、恐らくレッドさんの名前だけなら聞いた事あるでしょうし……」

ハウ「そっかー、緑の人がいれば騙りの可能性がほぼゼロになるんだねー」

レッド「……フーパ」

フーパ「おまかせー!」つ◎

グリーン「うおお!? ……またお前らかよ! 同じ島にいるんだから探せ!!」

レッド「急いでるから……かくかくしかじかで……」

グリーン「マジかよ……ま、いいぜ。俺もここ泊まってみたかったんだよなー」

支配人「なんだったんだろうなあ、さっきの子達」

レッド「……すいません」

支配人「はい?」

グリーン「どうも、俺はグリーンってもんだ。聞いた事あるか?」

支配人「……ええ、ええ。オーキド博士のお孫さんで、トキワジムのジムリーダーの方ですね」

グリーン「そうそう、覚えていただいて光栄だぜ。そんで、こっちがレッドっつーんだけど……知ってるか?」

レッド「……(そっと過去に集めたバッジを見せる)」

支配人「ここに泊まるトレーナーの方々から聞いたことがあります。なんでも最近色んな地方に出没する凄腕トレーナーだとか」

レッド(出没て ポケモンみたいな言い方をされている……)

グリーン「あー……まあそんな感じだな。その俺たちがここに泊まりたいっつってんだけどよ、どうにかならねぇ?」

支配人「!?」

レッド「……だめ、ですか?」キラキラ

グリーン「俺が泊まりたいって言ってるんだぜ?」キラキラ


キョウヘイ「むっかつくライバルムーヴっすね~~~!!!!」

ミヅキ「か"お"が"い"い"」

ヨウ「め"が"つ"ぶ"れ"る"」

トウヤ「あの高圧的な態度が吉と出るか凶と出るか……だねぇ」

ハウ「普通腹立つけどー、高名な博士の孫だもんねー」

直下コンマ80以下で成功

キョウヘイ「おっ?」

トウヤ「あっ悩んでるね~~」

ミヅキ「まぶしくて全然見えないんですけどどうなってます????」

女レッド「あ、頷いた!」

ヨウ「まぶしっ……え、ほんとですか! 流石! 全然見えない!!」

ハウ「支配人のおじさん、すごい「やっちまったけど大丈夫かな」みたいな顔してるねー」

レッド「……」v

グリーン「ま、俺が手伝ってやったんだから当然だな! 世の中肩書だぜ」

キョウヘイ「まあその意見はわからないでもないっすけど~」

トウヤ「流石だねぇ……」

女レッド「気合いが違ったね! 流石"私"!」

レッド「場数を踏んでるから……」

踏んではいけない場数である
今日はここまで。

はじめます。

キョウヘイ「前回のあらすじ・・・ハノハノリゾート攻略!」

トウヤ「先に部屋割り決めちゃおうか?」

ヨウ「荷物置いちゃいたいですもんねー!」

シルバー「ええと、女性陣は二人でいいとして……」

トウヤ「グリーンも入れて六人だから……そういえば、何部屋とれたの?」

レッド「好きなだけ使っていいって……」

キョウヘイ「わーお贅沢ゥ!」

トウヤ「三人ずつでわけてもいいけど、二人ずつでも……いっそ一人部屋でもいいんだねぇ」

部屋割り 下1

トウヤ「あれ? ……1、2、3、4、5、6……あっ自分忘れてた」

キョウヘイ「全員って割ときつくないすか?」

レッド「修学旅行みたい……」

グリーン「いやいやいや……きつくね? 旅館なら逆にあったかもしれないけどよ」

ヨウ「ならもーいっこのやつですか?」

ミヅキ「え~~~~~~推しカプ全然絞れないんですけども…………」

エーフィ「グ……いや……シ……ん~~~……グリレ!!!!!」

レッド「……やだ」

グリーン「別にいーだろ誰と寝たって……」

エーフィ「ミヅキはどうする?」

ミヅキ「え~~~~……ア」

キョウヘイ「アクロマ禁止!!!!!!!!!!!!!!!」

ミヅキ「じゃあトウキョウ!!!!!」

トウヤ「えっ……大丈夫?」

キョウヘイ「ん~~~、まぁ今なら(目覚めないし)いいっすけど」

ヨウ「ぼくらあまり! いぇーい!」

シルバー「……」

ハウ「どんまいー」

ヨウ「きっと次は良い思いできるってー!」

シルバー「お、俺は別に……!」

キョウヘイ「とりあえず荷物置いてから……もう自由行動にしてみるっすか?」

レッド「……うん」

トウヤ「じゃあいったん解散だねー」


グリーン「で、どこ行くんだ?」

レッド「……ついてくるの」

グリーン「いいだろ同じ部屋なんだしよ」

レッド「……」

1、裏にある森 2、海 3、バイキング

下1

レッド「なんてひだ……」

グリーン「お前基本旅行先で食いだめしようとするよな……」

レッド「……すごいホテルなら、ご飯も美味しいはず……」

グリーン「ま、そうだよな。俺も腹減ってきた」

レッド「いこ……」


~バイキング~

女レッド「あ、"私"にこっちのグリーン!」

レッド「"僕"……ご飯、食べに来たの……?」

女レッド「うん! 有名なホテルならご飯も美味しいかなーって思って!」

グリーン「……マジで思考回路同じなんだな」

レッド「同じだもんね……」

女レッド「ねー」

ヨウ「めちゃくちゃ天国ゥ~~~~!!!!」

グリーン「うおっいたのかよ!?」

ヨウ「テーブルの下にいました!!!! 邪魔しちゃ悪いかなって」

女レッド「あれ、ヨウいたの? なら一緒に食べようよ!」

ヨウ「えっそんなアッアッぼくそんな恐れ多い……」

レッド「……大食い対決……」

女レッド「いいね! しよっか!」

グリーン「またかよ……レッドはマジで勝負事大好きすぎんだろ」

レッド「……緑もやる……?」

グリーン「……いいぜ、やってやろうじゃねえか」

コンマが高いほどいっぱい食べれる レッド下1 女レッド下2 緑下3

レッド「……」

女レッド「……」

グリーン「うん、うまいうまい……あ? お前らぜんっぜん箸進んでねえな」

レッド「……」スッ

女レッド「……」スッ

グリーン「……ピーマンで止まってんじゃねえよ二人してよぉ!!!」

女レッド「だって苦いんだもん」

レッド「緑だし……」

グリーン「色はいいだろーが別によ!!!」

ヨウ「か、かわいい~~~~~~~!!!!!!!」オガミ

グリーン「お前もうこいつらが何しててもそれ言う気だな?」

ヨウ「だって何してても可愛いんですもん!!!!!!!!!」



レッド「……グリーン、いっぱい食べたね……」

グリーン「ニンジンがなかったからだな」

女レッド「えっ、こっちのグリーンもニンジン苦手なの!?」

グリーン「……マジかよ」

レッド(……やっぱり似てるんだなぁ)

グリーン「つかマジで食いすぎたな……腹ごなしにどっか行こうぜ」

レッド「……じゃあ」

1、裏にある森 2、海

下1

レッド「……海、いこ」

グリーン「ビーチかぁ、オシャレなもんがついてるよなぁ」

レッド「ね……」


~海~

ハウ「あ、レッドとグリーンだー」

シルバー「海に行くんですか?」

レッド「うん……そのつもり、だけど」

グリーン「お前らもか?」

ハウ「ちらっと見たけど、ヤバそうだったから戻ろうかなって思ってたんだー」

シルバー「ヤバい……いや、確かにヤバいですけど、いや、誤解を解くべきか……」

レッド「……?」

ハウ「あっちだよー、一緒にいこー」

ハウ「あれあれ、なんかヤバいよねー」


ユウキ「やっほおおおおおおおお!!!!」

カイオーガ「ぎゅらりゅううううう!!!」ザバーーーーン

ユウキ「今日も調子いい波乗りだなーーー!! はっ、もしかしたらこの波乗りによって津波が起きてしまいものすごい顰蹙を買ってゲームで波乗りという技自体が禁止されてしまうのでは……その全責任は俺とカイオーガに降りかかって今後グッズ展開とかが一切なくなってしまうのでは……」

ニョロボン「にょろ……」

コウキ「だいじょーぶだいじょーぶ、発作だよー。なんか僕も脱ぎたくなってきたなー、今海パンだけど」


レッド「……ヤバいけど、いい子だよ」

ハウ「あれー、レッドも知り合いなのー?」

グリーン「めっちゃ波荒れてんな」

レッド「……ユウキ、コウキ!」

ユウキ「それによって今後波乗りという概念自体が忘れ去られた近未来、子供は祖母に『ねえおばあちゃん、昔はどうやって海をポケモンで渡ってたの?』『それはね、ポケモンの背中に乗ってわたっていたんだよ』なんて会話をすることになるんじゃ」

コウキ「あ、レッドだー! おーい」

ユウキ「え、レッドいるのか!? おーーい!」

カイオーガ「ぎゅるうう」ザバーン

グリーン「いちいちカイオーガで移動すんなやべえから」


レッド「えっと……それぞれ、ホウエンとシンオウでお世話になった、ゆーきこーき」

ユウキ「俺がユウキ! よろしくなーー!!!」

コウキ「コウキでーす。脱いでいい?」

シルバー「ここはヌーディストビーチじゃないぞ……」

レッド「……二人とも、アローラに来てたんだね……」

ユウキ「ダイゴさんが連れてってくれるって言ったからな!」

コウキ「僕は一緒に行きたーいっていったらいいよーって」

ユウキ「ダイゴさんはお金持ってるから……もしかしたらダイゴさんのその金の出所はものすごくあくどい事とか表舞台では決して言えないようなことをして手に入れたお金なのでは……それにもしかしたらキョウヘイが加担していたりするのでは……」

コウキ「わー、見た? 今のはわりと現実味のある妄想だよー」

レッド「確かに……」

ダイゴ「あくどい事はしてないよ……」

ユウキ「そうなのか!?!?」

レッド「……ダイゴさん」

ダイゴ「少なくともデボンコーポレーションはね」

シルバー(キョウヘイさんについては否定しないという……)

ダイゴ「二人とも、遊ぶのもいいけどそろそろお腹が空いたんじゃない?」

コウキ「確かに、脱いでたからお腹空いてきたかもー」

ユウキ「俺もいっぱい波乗りしてたからお腹空いてきた!!!!」

レッド「……バイキングのご飯、美味しかったよ」

グリーン「そこまで食ってないお前が言うか……ま、確かに美味かったけどな」

ユウキ「もしかしたらそのものすごく美味しい食材の裏にはものすごくヤバいみたいな……私は遠慮しておきますみたいな何かヤバいことが隠されているのでは……」

コウキ「そうなんだ、楽しみー! いこーユウキ!」

ユウキ「おー!!」

レッド「……知ってる顔にどんどん会う」

グリーン「どんだけ南国人気なんだ」

ハウ「結局ヤバい人以外の感想が得られないよー」

レッド「……ヤバいけど……いい子」

シルバー「ちゃんと仕事もしてくれますし……一応」

グリーン「そういやお前管理職してたんだもんな」

レッド「懐かしい……」

ハウ「よくわかんないけどー、そのヤバい話題に巻き込まれなくてよかったよー」



レッド「……日が、傾いてきた」

グリーン「これでもそこまで涼しくないんだからすげーよな」

レッド「シロガネ山より、全然暑い……」

グリーン「めちゃくちゃ当たり前のことを言うなお前」

レッド「……そういえば、裏の森、行ってないけど」

グリーン「別に行かなくてもいんじゃね? 森だろ森」

ダイゴ「そうそう、君たちに言おうと思っていたことがあるんだけど」

レッド(まだいたんだ……)

ダイゴ「あっちの森に、君の仲間の男の子二人とニット帽をつけた女の子が行ったけど……」

レッド「……トウヤと、キョウヘイと、ミヅキ……かな」

グリーン「三人ってのは珍しいな……」

ダイゴ「正確には、女の子はストーカーしてる感じだったけど」

グリーン「怪しさがヤバいな……見に行くか?」

レッド「……」

1、行く 2、行かない

下1

レッド「ピカチュウ、ボルテッカー」

ピカチュウ「ぴっか!!!!!!」

グリーン「っでえ!?!?!? お前何すんだレッド!!!!!!」

レッド(そして早着替え)バッ

グリーン「きがっ……!? おま、お前何してんだレッド!?!?」

レッド(そしてGO!!!)ダッ

グリーン「行くのかよお前!!! レッド!!!!!」ダッ

ダイゴ「若いな……」



~裏の森~

レッド「……ついた」

グリーン「なんつーか……薄暗いな」

レッド「木が、いっぱいあるから……」

グリーン「あと寒くね?」

レッド「夕方だから……そこまで寒くない、よ」

グリーン「お前は慣れてるからそうだろうけどよ……」

レッド「……怖いの……?」

グリーン「はぁ!?!?!? 何言ってんだよお前そんなわけねーだろお前!!!」

ミヅキ「しーーー!! 静かにしてください!!!」

レッド「……何してるの」

ミヅキ「取材です……次の作品の……」

グリーン「……つまりどういうことだ?」

ミヅキ「トウヤさんが、ここにいるポケモンを何かしら捕まえたいってことで森に入ってったんですけど」

ミヅキ「二人とも迷ったみたいで……いや、それにしては……まあ、迷ったっぽいんですけども」

ミヅキ「それでうろうろしてるんですよね」

レッド「……それ、なに?」

ミヅキ「双眼鏡です!!!!!! 見ます?」

レッド「見る……」



キョウヘイ「も~~~……アレっすよ、トウヤさんのせいっすよ!」

キョウヘイ「急に『幼女がいた!』なんて走り出すから……」

トウヤ「見えなかった? いたよ幼女」

キョウヘイ「何いってんすか、そんなの見え……トウヤさん零感っすよね!?!?!?」

トウヤ「どうだろうねぇ」

キョウヘイ「ねえ!!!!!!! トウヤさん!!!!!!!!!!」

トウヤ「あははー」


レッド「……楽しそう、だけど」

グリーン「あれだ、いっそ脅かそうぜ」

レッド「……いいよ」

ミヅキ「協力します」キリッ

何をして脅かすか  下1

ミヅキ「了解! クワガノン、やっちゃえ!」

クワガノン「……」ブブブ

レッド「……どうなるんだろう」


キョウヘイ「も~~~……暗いし怖いし……いや怖くはないっすけど」

トウヤ「……わっ!」

キョウヘイ「だあああっ!?!? トウヤさん!!!!」

トウヤ「ごめんごめん……あ」

クワガノン「……がのっ」ブブブ

キョウヘイ「あああああああ!?!?」ガシッ

トウヤ「ぐえっ……く、苦しい……」

キョウヘイ「なんすか!!!! クワガノン!?!? なんっ……クワガノン!?!?!?」

トウヤ「くるしっ……ギブ!!!!」ペシペシ

キョウヘイ「あ、す、すんませーん……へへ……」

トウヤ「まあ、最初に驚かせたのは僕だから良いけど……あれ、このクワガノン色違いだね?」

キョウヘイ「……色違いって、そんなわんさかいないっすよね……ミヅキいるっすね!?!?!? どこだ!!!!」


ミヅキ「やっべバレた」

レッド「……逃げよう」ダッ

今日はここまで。
ちなみに 直下コンマが50以下ならしがみついた拍子に指輪落としてます

はじめます。

キョウヘイ「くっそ……見失ったっす」

トウヤ(あ~~~……さっきまではぶっちゃけ迷子になったフリだったけど)

トウヤ(いたずらっこたちを探してたら本当に迷子になっちゃったねぇ)

キョウヘイ「わりと暗くなってきたっすね~~~、ぶっちゃけ伝説に乗って上に行けばいいっすけど」

キョウヘイ「……そこまで目立ちたくないんすよね」

トウヤ「大丈夫だよ、歩いてたらなんとかなるって」

キョウヘイ「そーっすか? んー、まあ、じゃあ歩きますかー」

トウヤ「そうだねぇ……あ、せっかくだし。さっき捕まえたポケモンに頼ってみる?」ポーン

さっき捕まえたポケモン 下1

トウヤ「ケララッパ、鳥ポケモンだしねぇ」

ケララッパ「けららー!」

キョウヘイ「……かわいーっすねぇ。南国ーって感じで」

トウヤ「このケララッパ、特性ものひろいみたいだよ」

キョウヘイ「へー、いいじゃないっすか……ん?? それ夢特性じゃないすか」

トウヤ「あれ、そうだっけ? じゃあ運が良かったのかもね」

キョウヘイ「せっかくならこの現状を打開する凄いもんを拾っててほしいっすけど……」

トウヤ「そうだねぇ……ケララッパ、何か見つけた?」

ケララッパ「けらぱー!」

ひろったもの 下1

トウヤ「きのみ……だね?」

キョウヘイ「うお、これナナの実じゃないっすか?」

トウヤ「キョウヘイ、知ってるの?」

キョウヘイ「前、ジョインアベニューで見かけたっす。イッシュだと滅多に見ないっすからねー」

トウヤ「へぇ……これ美味しいのかな? キョウヘイ、食べてみてよ」

キョウヘイ「俺を毒見係にする人は世界広しと言えどもキョウヘイさんくらいっすよ……どれどれ」モグ

キョウヘイ「あまっ……いや、苦い……? あまにがい、って感じっすね……」

トウヤ「あ、ほんとだ」モグモグ

キョウヘイ「もう何個かあるし持って帰るっすかー」

トウヤ「料理とかで役立てるには中々難易度が高い気がするけどねぇ」




レッド「……」キョロ

グリーン「撒いたな」

ミヅキ「マサラ人のガチダッシュを見ることになるとは……あ、おんぶしてくれてありがとうございました!」

レッド「どういたしまして……」

グリーン「つーか、これ俺たちも迷子になってないか?」

レッド「いざとなったら……リザードンで上に上がればいいから……」

ミヅキ「あっっっっ ちょっと待ってください」

レッド「……?」

ミヅキ「フィーの気配を感じます……これはきっとあっちのイッシュ二人がフィーったに違いない!!!」

ミヅキ「どんだけフィーってるかは直下コンマで決めます!!!!!!」

グリーン「メタいメタいやめろ」

直下コンマ

ミヅキ「はぁ~~~~~~~~~~……」

グリーン「クソデカため息するなよ……」

ミヅキ「こんなんちょっと転びかけて支えてもらったくらいですよ……」



キョウヘイ「にしても、マジで薄暗いっすねー」

トウヤ「そうだねぇ……転ばないようにね?」

キョウヘイ「何言ってんすか、レッドさんならともかく俺はもう子供じゃ、なあっ!?」ズルッ

トウヤ「! ……キョウヘイ、気を付けてね?」

キョウヘイ「は、はぁ~~い……」


レッド「……99だったら、何が起こってたの……?」

ミヅキ「そ、そんな……変なこと言わせないでくださいよ~~~!!!」

レッド「!?」

グリーン「いやいやいやお前それ墓穴掘ってるからな!?!?」

ミヅキ「腐女子たるもの墓は常に用意してますよ」

グリーン「いやそうじゃな……終活早すぎんだろ!!!」

レッド「……そろそろ迎えにいったほうがいいかな」

どうするか(行動でもいい) 下1

ミヅキ「お~~~い! ミヅキです!」

キョウヘイ「うわっタイムリープできそうなミヅキが来たっす」

トウヤ「あ、迎えに来てくれたの?」

レッド「うん……」

グリーン「道は覚えてるしな」

ミヅキ「よぉーし、任せて! わたしはアローラを自由に行き来することができるんだ!」

ミヅキ「(そらをとぶでの移動は法律で禁止されているから)さぁ、リザードンに捕まって!」ピカーン

レッド「……ぎ、ぎあらいど……」

グリーン「つかお前も一瞬早着替えできんのかよ!!!」



~ハノハノリゾート~

ミヅキ「という訳で無事帰ってきましたーーー!!!」

レッド「わーい……」

キョウヘイ「わりと散々な目に遭った気がするっすけど、ケララッパに免じて許してあげましょうっす」

トウヤ「わぁ、ありがとうキョウヘイ。良かったねぇ」

ケララッパ「けらぱ!」

コウキ「おかえり~……あ、ナナの実持ってるー。ポフィンにしてあげよっかー?」

レッド「ぽふぃん、って確か……」

コウキ「ポケモンにあげるお菓子ー。きのみから作るんだよー。あげると、コンテストの時やったー!ってなるー」

グリーン「説明がふわっとしすぎなんだよな」

キョウヘイ「へー、いいじゃないっすか。トウヤさんのポケモンミュージカルとか出るっすし」

トウヤ「そうだね、お願いしようかなぁ」

コウキ「おまかせー!」



グリーン「……で、随分暗くなったから各々就寝、と」

レッド「……それ、なんだけど」

グリーン「あ?」

レッド「……アローラで、ポケモン捕まえてないし……捕まえに行こうかなって」

グリーン「夜だぞ!? お前……外を見ろ! 真っ暗だぞお前!!!」

レッド「ゴーストタイプとか……」

グリーン「おまっ……お前……こええだろが!!!!!!」

レッド「言った……じゃ、僕は行ってくるから……」

グリーン「おい待て!! 俺も行く!!!! 一人にするんじゃねえ!!!!」

レッド(なんでキレながらそういう事を言うんだろ……)


~外~

レッド「夜の海……綺麗だよ」

グリーン「あー、確かに月も星も綺麗ではあるな」

レッド「でしょ……シロガネ山と同じくらい綺麗……ん」

見つけたポケモン 下1

メテノ「……」コロッ

レッド「……かわいい」

グリーン「メテノ、だっけか? 外殻すげーな」

レッド「すごい……星が落ちてきた、って感じ」

グリーン「お前にしちゃあ詩的な表現だな」

レッド「……別に、いいでしょ」コンッ

メテノ「てのっ」キラッ

レッド「わ……ガワ、とれた」

グリーン「赤、っつーか。ピンクだな」

レッド「かわいい……えい」ポイッ

メテノ「てのー」

ボール「」ヴッ ヴッ ヴッ カチッ

レッド「やった……」

グリーン「よかったな……つか、お前たまにはボックス使ってやれよ。マサキ悲しがってたぞ」

レッド「持ってけるもん……」

もし緑のコアだったら……

~一方その頃~


ミヅキ「新刊はトウキョウかな……いやアクキョウにシルレも……いっそ全部……」ブツブツ

女レッド「何してるの?」

ミヅキ「ウワーーーーーーーなんでもないです!!!!!!」バッ

女レッド「わっごめんごめん!!」

ミヅキ「危なかった……あ、そうだ。レッドちゃんさん、これどうぞ!」

女レッド「ん? 絵、だね……これ、私とヨウ?」

ミヅキ「そうです! ヨウが土下座して財布を捧げて頼んできたので……描きました! レッドちゃんさんにも、って思って!」

女レッド「へ~~~……ありがとうミヅキ、私、すーっごく嬉しい!!」

ミヅキ「えっすごく喜んでくれた……逆にこちらこそありがとうございます!!」

女レッド「だって、すっごく嬉しいもん……多分、あっちにもこれくらいの物なら持って行けるだろうし」

女レッド「今までは、形が残るものにそこまでこだわったりしなかったんだけどね……次、いつ来れるかわからないし」

女レッド「よーし! あっちの世界に帰ったら、額縁にいれてこれ飾るね!」

ミヅキ「えっめちゃくちゃ恥ずかしい!!! でもレッドちゃんさんが喜んでくれるならいっかな~~」

今日はここまで。

乙です。
ボックスにエーフィ預ければフィー被害減らない?
……そうですか、パソコンからミョンミョン可能ですか。

そういや女レッドの手持ちにエーフィっていたっけ?
いたらレッドのブラッキーと一緒にフィーフィー騒いでる気がするけど、こっちのとは違って控えめなのかな。

>>382
いるよ。前スレの>>802で登場。
キョウヘイ曰く「目が純粋」らしい。
で、エー腐ィが「僕が不純みたいな言い方してるよね!?」と返してる。

今日はおやすみです。
ウルトラを購入したことだしそっち時空で進行したいものの、中々ストーリーを進められない…
なのでまた番外編挟もうかなって思ってます(時間稼ぎ)
13スレ目くらいでやってたのと同じ時空のエセミステリものにしようかと思ってるんですが、どっちの形式がいいですかね。
1、前回と似た感じのエセミステリ(ちゃんと事件が起きる) 2、33分探偵的な時間稼ぎミステリ(ギャグに偏る)
明日まで多数決で。

2でお願いします。

(忙しい時は無理しないでください。ただし緑は働け)

2~~…ですかねぇ……
番外編今日から始めて良いですか  下1



キョウヘイ「あ~~~~あ、今日も暇っすねぇ」

チェレン「今日は暑いからね……わざわざ依頼に来る人もいないんだろう」

キョウヘイ「もう八月っすもんねぇ」

アクロマ「今日なんて猛暑日だそうですからね!」

N(ものすごく説明口調なのはどうしてなんだろう……)

電話「」ジリリリ

キョウヘイ「む! はいもしもし、檜扇探偵事務所です!」

キョウヘイ「はい……はい、わかりました! お待ちしております!!」

キョウヘイ「迷子の猫探しきたっす」

チェレン「この暑い中か……面倒だな。まぁ、仕方ないか」

チェレン「しまったな、麦茶が切れてる……キョウヘイ、買ってきてくれるかい」

キョウヘイ「え"ーーー……まぁ、いいっすけど」

チェレン「ついでに米と何か総菜も買ってきてほしい」

キョウヘイ「それ絶対私的な買い物っすよね!? ついでにお菓子とか買うっすからね」

アクロマ「キョウヘイくん、私も一緒に行きますよ!」

キョウヘイ「お、あざーす」


チェレン「……仲良くなったものだね」

N「一緒に殺人事件に巻き込まれたりしたようだからね……」

チェレン「まあ、どうなってもどうでもいいけどね」



~商店街~

キョウヘイ「ふー、里をたくさん買ってしまったっす」

アクロマ「キョウヘイくんはたけのこ派なのですね! 覚えました!」

キョウヘイ「お、貢いだっていいんすからね?」

アクロマ「箱買いします!!!!!」

キョウヘイ「えっマジで……? それはちょっと引く……ん?」

おばちゃん「そこのお兄さん、引換券持ってない? 今ならガラガラできるよー」

キョウヘイ「引換券……そういえばさっき貰ったっすね」

アクロマ「挑戦してみてはどうですか? 三等がたけのこきのこ詰め合わせセットですよ」

キョウヘイ「普通に欲しいっすね……よーし、挑戦するっす!」ガラガラ

キョウヘイ「ん? ……なんかめっちゃ玉虫色の玉出たんすけど」

おばちゃん「おお!? おめでとうございまーーーす!!! 特賞です!!!」

キョウヘイ「と、特賞!?」

アクロマ「す、すごいじゃないですかキョウヘイくん!」

おばちゃん「特賞、南の島へのペアチケットで~~~~す!!!!!」

キョウヘイ「南の島……!!! やべえ!!!! 行くしかねえ!!!!」

アクロマ「はいはいはい!!! 私も同行します!!!! 荷物持ちしますから!!!」

キョウヘイ「え~~~仕方ないっすね~~、俺は今上機嫌だから特別っすよ~~????」

アクロマ「やったぁーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」




キョウヘイ『そして俺たちは、お使いのことも忘れて南の島へと向かう事になった……』

キョウヘイ『今思えば、こうして旅行が当たったのも、既に仕組まれていたことなのではないか?』

キョウヘイ『しかし……南の島にめちゃくちゃ浮かれていた俺たちはそんな事露にも思わないのであった……』

キョウヘイ『あとあまりにも浮かれすぎてアクロマ同行を許可したのは自分でもやべーと思う』



~飛行機~

キョウヘイ「わ~~~い南の島ちょー楽しみっす」

アクロマ「すごいですねぇ、まさか専用の飛行機まで用意されているとは!」

キョウヘイ「全然調べてなかったっすけど、よっぽど凄い会社がアレしてるんでしょーね」

アクロマ「そうですね! となると、やはり現地の宿泊施設とかも凄いんですかね?」

キョウヘイ「どーなんすかね……っていうか、これ、どこに向かってるんすかね。南の島、とは聞いてるっすけど」

アクロマ「……確かに、詳しい地名は聞いていませんね。南過ぎて赤道かなり過ぎたところだったりして」

キョウヘイ「それ逆に寒いやつじゃないっすか! やだ!!」

レッド「大丈夫……ちゃんと暖かいところ、だよ」

キョウヘイ「そーなんすか、なら安心……ってうお!? レッドさん!?」

レッド「……二人も、当たってたんだね……僕はどっちかっていうと、提供側だけど」

キョウヘイ「はえ~~、びっくりしたっす……っていうかもうアレっすね、普通に過ごしてるんすね」

レッド「……緑のは、不幸な事故だったから」

グリーン『おいお前』

キョウヘイ「ヒエッ出た」

グリーン『よ、久しぶりだな。つか、お前ら運良すぎじゃね?』

キョウヘイ「まあ、偶然レッドさんたちに会えるとはすげー運だと自分でも思うっす」

アクロマ「……? ああ、そこにいるのですか? 幽霊の被害者の方」

グリーン『その言い方やめろ!! ……つっても聞こえてねーのか』

キョウヘイ「やめろーって言われてるっすよ」

アクロマ「ふむ、ではやめましょう! キョウヘイくんが見たと言わなければ信じなかったのですがね」

レッド「……仲良し」

キョウヘイ「違うっすからね!!!!!」

レッド「あ……もうすぐ着くよ」

キョウヘイ「マジっすか! ……ちなみに、どんなところっすか?」

レッド「えっと……海が、きれい」

キョウヘイ「ふんふん」

レッド「……」

キョウヘイ「えっそれだけっすか!? 他になんか……レジャー施設とかないんすか!?」

レッド「……これから、観光地にする島、だから……あ、村はあるよ」

キョウヘイ「村……! なるほど……そういうタイプの南の島っすか!!」

アクロマ「アイアイの歌みたいな感じですかね!」

キョウヘイ「おさるさんっすね……!」



~南の島~

ヨウ「よーーーこそ!!!!」

ミヅキ「南の島へーーーー!!!!」

ハウ「おいでませー」

キョウヘイ「うお、現地の少年少女って感じっすね」

レッド「この島の村、唯一の子供たち……」

キョウヘイ「わ、わりと過疎っている……!」

ヨウ「子供って言っても、もう18歳なんですけどねー」

ミヅキ「わたしたちより年下の子がいなくてー……」

ハウ「っていうかー、じいちゃんばあちゃんばっかりだよねー」

ハウ「だからー、おれたちはお兄さんたちみたいな若い人を歓迎するよー」

キョウヘイ「お、おお……ありがとーございます! なんか温かそうっすねえ」

アクロマ「そうですね! かなり過疎状態であるのは問題ですが、人々の性格は良さそうです」

ヨウ「あ~~~イケてる都会の若いお兄さんとザ・理系のお兄さん……最高では? 好き」

ミヅキ「ところで男二人でいらっしゃったのは何か理由が…??? あったら教えてほしいんですが!!!!」

キョウヘイ「性格は……どう、なんすかねぇ……」

ハウ「変人だし変態だけどー、悪い人じゃないよー」

レッド「……それじゃあ、案内お願いね……」

ヨウ「はい!!!! レッドお兄様また!!!!」

キョウヘイ「……おにいさま」

ヨウ「だってあの若さでお仕事頑張ってて…お兄様って感じないっすか? こう……」

ミヅキ「わからないでもないけど、もう少し耽美な顔になってから言って」

ヨウ「辛辣ゥ~!」

ハウ「それじゃあ、お兄さんたちのロッジまで案内するよー」

キョウヘイ「あっあの二人は完全スルーなんすね?」

ハウ「構ってたらキリがないからねー。こっちこっちー」

アクロマ「キョウヘイくん、荷物持ちますよ」

キョウヘイ「どーも」



ハウ「ここ、いっぱいロッジがあるでしょー」

キョウヘイ「ほんとっすね、なんつーか……キャンプ場的な?」

ハウ「そんな感じー。これ、レッドさんがお金出して作ってくれたんだよー。観光客用に、ってー」

ミヅキ「だからわたしたち村の人間はレッドさんマジリスペクト~! って感じなんです!」

キョウヘイ「慈善事業、ってやつっすかね? レッドさんも丸くなったな~」

アクロマ(私たちが前に見たのは殺人犯のレッドさんでしたからねえ)

ハウ「えっとー、これから一週間くらいー、ここで過ごすんだっけー?」

キョウヘイ「その予定っすね。何をするかはまだ決めてないっすけど」

ヨウ「ぼくたちが色々案内しますよー! それに、他の人達と交流するのもいいと思いますし!」

アクロマ「他の人達、とは?」

ミヅキ「あれ、聞いてないですか? 今回、お兄さんたち以外にもお客さんが来てるんですよ!」

ハウ「っていうかー、お兄さんたちが最後だよー。他のお客さんたちはもう来てるー」

他の組(一組三人まで)(数多いので人いなさそうだったら二回目とってもおk)
下1~下5

キョウヘイ「どんな人が来てるんすか?」

ハウ「慰安旅行も兼ねてるって言ってたからー、レッドさんの所の人とかいるんじゃないかなー」

キョウヘイ「そうなんすか……お、マジっすね」

ヒカリ「あら、キョウヘイじゃない」

トウコ「もしかして一般枠で来たの? 運が良いわねえ」

コウキ「わー、久しぶりー! ジュン、この人たちが前に話した人ー」

ジュン「なんだってんだよー、ここで会うとか聞いてないぞー! ……なるほどどっちも顔が良いな」

コウキ「おーロックオンだー」

キョウヘイ「お久しぶりっす、そんで初めましてー……視線が強い」

アクロマ「キョウヘイくんは私のものですからね!!!」

キョウヘイ「ぜってーーー違う」

キョウヘイ「あれ、トウヤさんとかメイとかは来てないんすか?」

トウコ「ええ、トウヤは留守番をしてるほうが性に合う、ですって!」

ヒカリ「メイは流石にトウヤさんを一人にするのは……って言ってたわね。シルバーは仕事よ」

コウキ「ブルーさん、来るって言ってたんだけどシルバーに引きずられてたからなー」

ヒカリ「……やっぱり、シルバーってレッド以外には容赦ないのよね」

キョウヘイ「じゃ、今回はトウヤさんのご飯食べられないんすねー……残念っす」

ヒカリ「安心なさい。料理のスペシャリストを呼んだって言ってたわ」

トウコ「そうそう、都会のレストランで働いてる三兄弟なのよね!」

コウキ「あっちのロッジにいるって言ってたよー」

キョウヘイ「ナイスコンビネーションで教えてくれてありがとっす」

アクロマ「息ピッタリですね!」



~第一ロッジ~

キョウヘイ「こんちはー、挨拶にきましたー」コンコン

ポッド「誰だーーーーーーーーーーー!?!?!?!?」

キョウヘイ「うおっっっ、きょ、キョウヘイっす! そんでこっちが」

アクロマ「キョウヘイくんの同僚、アクロマです!」

キョウヘイ「俺たちもこの島で過ごすことになるんでご挨拶しようと!!」

ポッド「そうか!!!! オレはポッド!!!!! 待ってろ、今オレの兄弟を呼んでくる!!!!!!!」

デント「呼ばなくてもその声でわかったよ……はじめまして、デントと申します」

コーン「そしてこの三人の中でもっともエリート! コーンです、以後お見知りおきを」

キョウヘイ「こ、濃い~~……よろしくお願いしますっす」

アクロマ「敬語キャラが被りに被りますねぇ」

デント「この二人はともかく、ぼくは割とまともだよ……料理に関しては自信があるから任せてください」

ポッド「焼く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

コーン「このコーンが料理を作るのです! 完璧以外の何になりましょうか!」

キョウヘイ「う~ん、プロだってわかってても任せにくいっす」



キョウヘイ「……つーか、南の島だっていうのにカップルで来てる人とかいないんすね」

アクロマ「えっ、私たちは違うんですか!?」

キョウヘイ「ツッコミすんのめんどくさいんでスルーするっすね」

アクロマ「(´・ω・`)」

キョウヘイ「顔文字やめろ!!! あっツッコんじゃった」

アクロマ「ふふ……しかし、あのメイド二人組と庭師の子とその知り合い、もしかしたらカップルかもしれませんよ」

キョウヘイ「え、いやまあ、最近はそこらへん配慮されてるっすけど……いや流石に……」

アクロマ「しかし、マジョリティである男女のカップルが目につかないのはなんとも……おや?」

アルファ「あ、こんにちは! お兄さんたちもチケット当たった人ですか?」

オメガ「……こんにちは」

キョウヘイ「こんちはー。"も"、ってことはお二人もっすか」

アルファ「そうなんです! モールでぬいぐるみ買ってたら偶然抽選で当たったみたいで!」

オメガ「くじを引いたのは俺だけどな」

アルファ「ちゅ、抽選やろうって言ったのは私だもん!」

キョウヘイ「若々しいカップルっすねー。眩しいっす」

アクロマ「いっそ私たちも負けないくらい輝くしか……」

キョウヘイ「デートスポットにはなるべく近寄らないようにするっすからね」

アルファ「え……わ、私たちそういうのじゃないですよぉ!」

オメガ「そうだ。俺たちは幼馴染というか……そんな感じだぞ」

アルファ「う、うんうん、ただの幼馴染……」

キョウヘイ(気付けボーーーイ!!!! 隣の子の悲しい顔を!!!!)

アルファ「え、えっと……そうだ、私アルファです! こっちがオメガくん!」

キョウヘイ「どーも、キョウヘイっす。こっちがアクロマっすけど覚えなくていいっすから」

アクロマ「キョウヘイくんが名前を呼んでくれたのであと3万年生きられそうです」

オメガ「人間じゃないのか?」

アクロマ「比喩表現ですが、キョウヘイくんが望むならそうなります。どうします?」

キョウヘイ「どうします? じゃねえんだよならなくていいっすよ!!!」

キョウヘイ「そういえば、この島に来てる外の人ってこんくらいっすかね?」

アルファ「私たちは三人組の……私たちと同い年くらいの子と、おじさんとお兄さんの二人組に会いましたよ!」

キョウヘイ「お、そっちはまだ会ってないっすね……あっちの先には個性的なシェフさんがいるから気を付けるっすよ」

アルファ「こ、個性的……? け、警戒していきます!」ビシッ

オメガ「何かあったら俺がどうにかするから大丈夫だ」

アルファ「あ……ありがとう、オメガくん」

キョウヘイ「ハァ~~~~あまずっぺぇ……」

アクロマ「うーーむ眩しいですね! これはボケられないくらい眩しいです!!」

キョウヘイ「わかる!! 離脱!!!!」ダッ

アクロマ「了解です!!!」ダッ

キョウヘイ「三人組~~……お、いたいた。ってあれ……」

アクロマ「どうかしましたか?」

キョウヘイ「知り合い、っぽい、っすね。おーい!」

ファイア「む……おろ、キョウヘイさん」

リーフ「あら、ほんと! お久しぶりね!」

ライ「……来てたのかよ」

キョウヘイ(あっライはお兄さんがアレだからすっげぇ気まずい~~!!)

アクロマ(そういえばなんだかんだあの事件は事故として処理されたそうですよ!)

キョウヘイ(酔ったまま嵐の中外に出て……でしたっけ。あの事件の事は言わない方がよさげっすね)

キョウヘイ「こんちは~~、一般人枠で来たっすよ」

ファイア「マ? ラックが強すぎる……お会いできてうれしいです、なんてー」

リーフ「ここ、すっごい綺麗な島なのよ! きっとキョウヘイさんも気に入るわ!」

ライ「……で、こっちの眼鏡は誰だよ」

アクロマ「どうも、キョウヘイくんのこ……同僚のアクロマです」

ファイア「こ……?」

キョウヘイ「おいお前こら」グググ

アクロマ「すみません!!!!! みぞおちにじわじわとッ……!!!!!」

ファイア「そういえば、キョウヘイさんって今なにしてんの?」

キョウヘイ「あ、聞いちゃう? 聞いちゃうっすか? ずばり! 探偵っすよ!」

アクロマ(事務員ですけどね……)

リーフ「へえ、探偵さん!? 凄いわ! 殺人事件を解いたりもするの!?」

キョウヘイ「するっすよ! 前も……おっと、守秘義務守秘義務」

リーフ「き、気になるわ……!!!」

ファイア「へー、探偵さん。それじゃそっちのお兄さんは助手的な感じ?」

アクロマ「ええ、そうですとも! 一番有能なパートナー枠ですからね!」

キョウヘイ「お前自分で……いや、間違ってはないっすけどね」

ファイア「ほ~、凄いね。南の孤島に運良く探偵が来た……って言うとミステリ小説みたい」

ファイア「今夜あたり殺人事件が起こったりして、ね」

キョウヘイ「まっさかー、怖い事言わないでほしいんすけど!」

ライ「悪趣味だぞ、ファイア」

ファイア「おっと……そうだったね、ごめんごめん。今のはなし」

ファイア「ま、リーフの言う通りここは良い所なんで。楽しんでいってくださ……ん?」

リーフ「なんだか騒がしいわね?」


レッド「こ、困ります……っていうか、え、なんで」

ハンサム「困ると言われてもな、我々も調査で来ているのです。なぁカルムくん」

カルム「ぼ、ボクはおじさんの手伝いしてるだけだし……趣味で……」

ハンサム「おと、そうだった。ともかく、警察にこんな手紙が来た時点で放置はできず……」


ファイア「……警察?」

キョウヘイ「わーお無能刑事……ちょっと話聞いてみるっすか。おーい! どうしたんすかー」

ハンサム「む? 君はこの間の……我々は調査で、いや警備に来たのだよ」

ハンサム「つい先日、こんな手紙が届いてね」

『XX年XX月XX日  芽礼島にて殺人事件が起こる』

キョウヘイ「今日の日付に……め、めれい、じま?」

リーフ「めれじま、よ! この島の名前だわ!」

キョウヘイ「……ま、マジっすか」

今日はここまで。
今後殺人事件は起こりますがギャグに偏ります。

はじめます。

二日目

キョウヘイ「……いたずらじゃないんすか?」

ハンサム「そう思ったのだがね……あの大企業の社長であるレッドさんの別荘があるというじゃないか」

ハンサム「警戒をしなければいけないなと思ってね……」

レッド「……」

キョウヘイ(……前回のアレを根に持たれてるっすね、当たり前っすけど)

カルム「ボクはおじさんの手伝いをしたかったのもあるけど……レッドが心配で、いや違うけど! そうじゃないけど!!!!」

キョウヘイ「力強いツンデレっすね~~」

アクロマ「キョウヘイくん以上ですね!」

キョウヘイ「……まあ、警戒はしたほうがいいっすけど。外から人が来れるような環境じゃないっすし」

キョウヘイ「今会ってきたっすけど、誰も殺人を犯しそうな人じゃなかったっすよ」

ファイア「そうそう。優しそうな少年少女に人のよさそうなシェフやらメイドやら」

ハンサム「む? こちらは?」

ファイア「レッドの弟のファイアです」

リーフ「わ、私はリーフです! ここは良い島よ、殺人事件なんておこらないわ!」

ハンサム「……そうだといいんだがね」

レッド「……じゃあ、僕の泊まるロッジの隣、空いてるので……そこに、泊ってください」

ハンサム「そうさせてもらおうか」

キョウヘイ「……なんか気分が重くなってきたっすねー、南の島っすよここ!?」

ファイア「そーそー、キョウヘイさんの言う通りですよ。各々警戒はするにしても、楽しんだ方がいいですって」

レッド「……夕食まで、時間がありますから……遊んでいってください」

カルム「……レッドもこういってることだし、おじさん」

ハンサム「む……そうだな、少しくらい羽を伸ばしても罰は当たらないだろう」

キョウヘイ「……いたっすね、もう一組カップル」コソコソ

アクロマ「多分、私たちより年齢差ありますよ」コソコソ

キョウヘイ「そーでしょーね……ん? そーいやお前何歳っすか?」

アクロマ「さて、どうでしょう?」

キョウヘイ「こわ……」

レッド「……キョウヘイたちも、遊んで来たら?」

キョウヘイ「ん、じゃあそうするっす!」

キョウヘイ「遊びに行くとは言ったものの……どこに何があるんすかねー」

ヨウ「あっっっ案内をする気配!!!!! こんにちは、ヨウです!!!」

ミヅキ「ミヅキです!!!!! お二人って付き合ってるんですか!?!?!?」

アクロマ「はい!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「力強い返事やめろ!!! 違う違う、違うっすからね本当に!!」

アクロマ「そう照れなくてもいいんですよ~」

キョウヘイ「違うっつってんだろ!!!」

ミヅキ「これは付き合ってますわ……素直に敬礼! 夜のアレは窓の外から見てますね」

ヨウ「それはちょっと引くわ」

ミヅキ「辛辣ゥ~!」

ハウ「こいつらは無視してていいからねー。えっとねー」

観光場所
1、ビーチ 2、遺跡 3、マッサージ 4、森

下1

キョウヘイ「……マッサージ、あるんすか」

ヨウ「あります!!!!」

ミヅキ「村にすっごい腕のいい人がいるんですよー!」

ハウ「村の皆も、いつもお世話になってるんだよー」

キョウヘイ「へー、いいじゃないすか。行ってみましょー」

アクロマ「大丈夫ですか? こう…薄い本的な感じになったりとか」

ミヅキ「えっアリ……じゃなくて、その人女の人なんで! 大丈夫です!」

アクロマ「なら安心ですね!」



お姉さん「あら~お兄さん疲れてるわね! さっこっちどうぞ」

キョウヘイ「おねがいしまーす!」

アクロマ「……大丈夫ですか本当に? うっかり成人向けの本みたいな展開に」

ミヅキ「大丈夫ですって!!! ほら、見てください」

お姉さん「ここら辺は胃に効くんですよ~~!!!」グイグイグイ

キョウヘイ「あだだだだ!!!!! しぬ!!!!!!!」

アクロマ「……足ツボですか!」

ヨウ「うわ~~~~~いたそ~~~~~……アクロマさんってこういうのグッとくるタイプですか?」

アクロマ「そう、ですねぇ……」

キョウヘイ「いっだだだだ、痛い、い"~~~~~~ッ!!!! 俺そんな不健康だったっすかねぇ!?」

アクロマ「ふむ……」

ぐっとくる度 直下コンマ(高い程)

アクロマ「ま~~~そうですね……いけなくはない……ですね」

キョウヘイ「あ? なんすか、何見て……っ!? いってえ!!! いたい!!!」

アクロマ「うーむ。涙目アリ!」

キョウヘイ「何言っ、う"~~~~~!!!! いだっ、っぐう!?」

アクロマ「アリ!!!!!!」

ミヅキ「やべ~~~~ここ全年齢板なのに~~~~!!!!」

ヨウ「今のミヅキの発言でアウトになりました~~~~~」

ハウ「じゃあ次行こうかー」

ミヅキ「ナイスゥ~!」

ヨウ「ナイススルゥ~!」

キョウヘイ「はーーー……いたかった……」

アクロマ「ですが健康になったのではないですか?」

キョウヘイ「そうだといいっすけどね~」

ハウ「次はねー、マッサージの講習をうけられるよー」

キョウヘイ「……さっきのやつっすか?」

お姉さん「そうよ~~」

キョウヘイ「……俺が習うっす!!!!!」

アクロマ「あっわかりましたよ!!!! 私にするつもりですね!!!!」

キョウヘイ「そうっすよ!!!!! 痛がれ!!!!!!」

アクロマ「フッフゥ~~~~~!!!!! 楽しみです!!!!!」

ミヅキ「……普通に仲良くない? しんど すこ」

ヨウ「……悔しいけどわかりみある…なかよぴある」

ハウ「一応あの二人ー、お客さんだからねー。失礼な事言わないでよー」


キョウヘイ「よーし、習ったっす! アクロマ足だせ!!!」

アクロマ「御意~~~~!!!!!!」

キョウヘイ「おら!!!!!!」

痛さ 直下コンマ

キョウヘイ「おらーーーー!!!!!」

アクロマ「おっふ……」

キョウヘイ「む……おらーーー!!!!」

アクロマ「内臓が健康になる感覚がありますね……」

キョウヘイ「なんで痛がらないんすか!!!!!!!」

アクロマ「その台詞が聞きたかったです!!!! かわいい!!!!!」

ミヅキ「デキてんじゃん」

ヨウ「うわっミヅキがマジの真顔だ……こわ」

ミヅキ「ちょっ……と待って マジで新刊出せる」

ヨウ「……ちなみにどんなの?」

ミヅキ「どうしようかな……」

どんな本か 下1

ミヅキ「一人で十本描けば十分メジャーなんだよぉ!!!!!!!」バリバリ

ヨウ「ヒュウ! さっすがミヅキ、生きる力が違うぜ!」

ミヅキ「まあまずはほのぼのしたいよね……いや~~~~南の島もいいけど遊園地とか行ってほしい」

ハウ「それー、ここのしまの宣伝をしているミヅキが言ったらだめだよねー」

アクロマ「いや~~~~、心も体も健康になりました! ありがとうございますキョウヘイくん!」

キョウヘイ「くっそー、こんなつもりじゃなかったんすけどね~~」

アクロマ「私はとっても満足です!!!!」

ヨウ「そーだ、せっかくだし海いきましょーー!」

ミヅキ「いい感じに夕焼けですし! あっ私たちは席を外しますか~~~」

ハウ「あー、ごゆっくりー、ってことー?」

ミヅキ「そう!!!!! ハウわかってるじゃーん」イソイソ

キョウヘイ「……遊ばれてる感っていうか。おもちゃにされてる感があるっすね」

アクロマ「いいじゃないですか! 彼らも楽しそうですし!」

キョウヘイ「そうっすけどー……あ、マジで夕焼け綺麗っすねー」

アクロマ「ええ、そうですね! きっとキョウヘイくんと見たからこうも美しく感じ」

キョウヘイ「ん? 誰かいるっすね」

アクロマ「スルーですかそうですか……ふむ、いますねぇ」


アルファ「」ワイワイ

オメガ「……」キャッキャ


キョウヘイ「……いちゃついてるっすね」

アクロマ「……いかにも、ですからね」

キョウヘイ「あんまり邪魔しない方が……ん?」

キョウヘイ「あの二人に近付いてってるの、コウキっすか?」

アクロマ「ふむう? そのようですね……何か言い争っていますよ」

キョウヘイ「オメガはアルファを先に行かせたっぽいっすけど……言い争ってるっすねえ」

アクロマ「意外ですね、コウキという彼は穏やかな人間性に見えていましたから」

キョウヘイ「俺もそう思ってたっす……何か聞こえないっすかねー」

直下コンマ25以下で聞こえる

キョウヘイ「う~~~、ぜんっぜん聞こえないっす」

アクロマ「距離がありますからねぇ……今度集音器でも作りましょうか?」

キョウヘイ「お、いいじゃないっすかー、探偵っぽい! 作って作って!」

アクロマ「はい可愛いつくりまーす」

キョウヘイ(こいつちょろいっすね~~~)

キョウヘイ「……あ、放れてくっす」

アクロマ「和解はせずに会話が終わったようですね」

キョウヘイ「……仲直りできればいいんすけどねぇ」

アクロマ「……そうですね。ともかく、我々はもう少し海を散歩していきませんか? 人もいなくなったことですし!」

キョウヘイ「んー……そうっすね。所長たちへのお土産に貝拾ってくっす」

アクロマ「いいじゃないですか、きっと喜ばれますよ!」


ミヅキ「て、てぇてぇ……神に感謝」

ハウ「こんなことで感謝されてたらー、古祁故様に怒られるよー」

ミヅキ「ヒエッ……でも感謝……世界のすべてに……」

今日はここまで。
まだ事件は起きない…33分探偵も8分すぎてから事件起きるし仕方ないね

今日はちょっとおやすみです。

申し訳ないんだけど今日もお休みマーギカ…
それだけなのもあれなんで次回の行動安価だけしておきます
1、帰って寝る 2、夜だけど遺跡に行ってみる 3、2と同じだけどアクロマを置いてく。
下1

はじめます。

キョウヘイ「ん、暗くなってきたっすねー」

アクロマ「そうですね……夕食の時間までにはまだ一時間ほどありますが。どうします?」

キョウヘイ「むーん……アクロマ、ちょっとこっち来い」

アクロマ「はい? なんでしょう!」

キョウヘイ「地球投げ……たしか引力をどうこうして……」

アクロマ「……キョウヘイくん?」

キョウヘイ「なんでもないっすよ、だから動くな」ガシッ

アクロマ「!? えっどうしたんですかキョウヘイくん……えっ史上初の近さですがキョウヘイくん」

キョウヘイ「そりゃあよかった、なっ!!!」ブンッ

アクロマ「ぎゃああああああああああ!?!?」ズボー

キョウヘイ「ちきゅうなげを砂浜でやると相手が埋まる……これってトリビアになりませんか? つかこれバックドロップっすね」

アクロマ「今ものすごく髪の毛がぱさぱさしています」

キョウヘイ「きゅ、急にしたくなったんすもーん……嫌だったっすか?」

アクロマ「いいえ!!!!! 抱き着いてくれたのでオッケーです」グッ

キョウヘイ「ふーん。やっすいっすねー」

アクロマ「私にとってはものすごく高価なものなのですよ……」

キョウヘイ「……あ! 遺跡行きたくなってきたっす!!!」

アクロマ「えっもう暗いですよ!? もし転んだりしたらどうするんですか!!」

キョウヘイ「俺はドジっ子キャラではないんすけど!? スマホ懐中電灯があるから大丈夫っすよ!」

アクロマ「ふむ……まあ、月も明るいですしねぇ。せっかくですし行きましょうか!」



~古祁故遺跡~

キョウヘイ「……なんつーか、ザ・遺跡って感じっすねぇ」

アクロマ「月明りに照らされて……ふむ、これが神秘的というものですかね」

キョウヘイ「そうっすねー、神様が本当にいてもおかしくないっす」

アクロマ「そうですね、実際に神がいるかどうかは別とし」

リーフ「いるわ!!!!」

キョウヘイ「うぎゃあっ!?!? り、りーふっすか、びっくりしたぁ……」

アクロマ「あ~~~~~~ありがとうございますリーフさん……キョウヘイくんがしがみついている……」

リーフ「ど、どういたしまして? って、そうじゃなくて! 神様はいるのよ!」

キョウヘイ「……そうなんすか? っていうか、リーフってそんなに信心深かったっすか?」

リーフ「信心深い、っていうか。古祁故様はいらっしゃるのよ!」

キョウヘイ「……こけこ、さま?」

アクロマ「この土地で信じられている神の名前でしょうかね?」

リーフ「ふっふーん、わたしが案内するわ! こっちよ!」

キョウヘイ「めっちゃくちゃ我が物顔っすね……ま、行ってみるしかなさそうっすね」

アクロマ「そうですね! 遺跡の内部は普通に興味がありますっ!」


~遺跡内部~

ハウ「リーフ、おかえりー……あれ、キョウヘイさんとアクロマさんだー」

キョウヘイ「おかえりて 家か?」

ハウ「家じゃないけどー。リーフ、よくここでお祈りしてくれてるからねー」

リーフ「遺跡の管理をしているハウたちとも仲良くなったのよ!」

キョウヘイ「へえ、管理とかあるんすねー……じゃあ神様の説明とかしてもらえるっすか?」

ハウ「キョウヘイさんたちも古祁故様のこと知りたいのー? いいよー」

ハウ「ほわんほわんほわんはうはう~」

キョウヘイ「あっ回想で説明するんすね!?」



むかーしむかし、この島はとっても荒れてたんだよー。
ものすごく荒れててー、戦いばっかり起こってたんだよねー。

キョウヘイ「なんか地の分がのんびりしてると眠くなってくるっすね……」

こういうのもたまにはいいでしょー。
そう、それでなんだっけー。戦いが起こってたんだけどー。
古祁故様が現れてー、戦いを鎮めてくれたんだー。

キョウヘイ「へぇー、すごい神様っすねぇ」

アクロマ「ふむ、その後もあるのですか?」

あるよー。っていうか、こっちが一番大事ー。
古祁故様はー、これ以上戦いが起きないよう、決まりを作ったんだー。
ちゃんと説明すると長いから省略するけどー、喧嘩しないとかー、食べ物は分け合うとかー。
今もこの村に住んでる人達はー、その決まりを守ってくらしているんだよー。

ハウ「はい、回想おわりー」

キョウヘイ「わかりやすい感じだったっすねー」

アクロマ「決まりというのは交渉で受け継がれているのですか?」

ハウ「細かいところはそうだよー。でも、ちゃんと遺跡にも書いてあるんだー」

キョウヘイ「おお、石碑……全然読めないんすけど!?!?」

ハウ「大昔のだからねー」

アクロマ「ふむ……風化しているのもあり、古語なのもあり。専門家ではないので全く読めませんね」

ハウ「でしょー。だから、ちゃんと本とかで後世に伝えているんだよー」

リーフ「私も読ませてもらったのよ!」

キョウヘイ「ガチの人じゃないっすか」

ハウ「リーフはすごいぐっどな信者だよー。きっと、古祁故様も喜んでるよー」

リーフ「本当? うれしいわ!」

キョウヘイ「……それにしても、不思議っすねえ。前にあったときはもっと……」

ファイア「あ、やっぱここにいた。リーフ、もうすぐご飯だってさ」

ライ「ここに来るのは好きにすればいいけどよ、時間くらいは考えて動けっつーの」

リーフ「あら、もうそんな時間? なら一緒に行きましょうか!」

キョウヘイ「はーい。いいっすよね?」

ファイア「もちもちー。全然構いませんとも」

アクロマ「食事はレストランで振舞われるんでしたね!」

キョウヘイ「ロッジの中央にあるやつっすね。ご飯もタダなんてレッドさんは優しいっすね~~~」



~レストラン~

ポッド「飯だぞーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

コーン「皆様、どうぞお食べください! このコーンが作ったのです、美味しいに決まっていますがね~!」

デント「二人とも、お客様の前だからあまり騒がずに……お待たせしました、どうぞ!」

トウコ「きゃーっ、すっごーい! トウヤのご飯より見た目がいいわ!!!!」

ヒカリ「身内だからって遠慮なく言い過ぎよ」

コウキ「わ~~、おいしい! 高級レストランの味ってかんじー」

ジュン「あ~~~美味い!!!!! 結婚してください!!!!!!!!!!」

ポッド「無理だ!!!!!!!!!」

コーン「申し訳ないですが、コーンは全人類のためのコーンですので!!」

デント「す、すみません、流石に……」

ヨウ「うわ~~~~俺も唐突な求婚してみたいな~~~~~~」

ミヅキ「レッドさん、よかったんですか? わたしたちまでごちそうになっちゃって」

レッド「うん……ミヅキたちには、お世話になってるし……」

ハウ「やったー、ありがとうー!」

ヨウ「結婚してください!!!!!!!!!」

レッド「……ごめんね」ナデ

ヨウ「やった~~~~撫でられた! ラッキ~~~~~~~!!!!」

アルファ「わあ、すっごく美味しいね! 来れてよかったね、オメガくん!」

オメガ「……うん、そうだな」

アルファ「ルチアちゃんに写真送ろうかな……一緒に来たかったなぁ」

カルム「ふ、ふーん……まぁ、悪くないかな」

ハンサム「ふむ、カルムクンがそう言うということは美味しいんだな!」

カルム「は、はあ!?!?!? そ、そんなことないんだけど!!!!!!」

ファイア「むぐむぐ、おいしーですね。けっこー気に入ったかも」

リーフ「そうね! ちゃんと古祁故様が食べちゃ駄目って言った食べ物は入ってないわ!」

ライ「……悪くないな!」

キョウヘイ「うーん、うるせえ!」

アクロマ「賑やかですねぇ」


キョウヘイ「……みんな、楽しそうっすね」

アクロマ「そうですねぇ、とても賑やかです」

キョウヘイ「……これなら、きっと殺人事件も起こら無さそうっすね」

アクロマ「動機も無さそうですしね!」

キョウヘイ「ちょっと緊張してたっすけど、やっと安心して眠れそうっすよー」

アクロマ「おや、どうしても眠れないのでしたら私が一緒に」

キョウヘイ「いや今眠れそうつったじゃないすか!!!!」

アクロマ「それは残念です……あっ、私が眠れないので一緒に寝てもらえませんか!?!?!?」

キョウヘイ「却下!!!!!」

レッド(キョウヘイたち、賑やかだなぁ……)



キョウヘイ「ごちそうさまでしたー!」

アクロマ「美味しかったですね!」

キョウヘイ「うーん、食べたら眠くなってきたっすね……今日はもう寝ないっすか?」

アクロマ「子供っぽくて可愛い、+50点! わかりました、ロッジに戻りましょうか!」

アルファ「あ、お二人も戻るんですか? 私たち、お二人のお隣なんです! 一緒にロッジまで行きませんか?」

キョウヘイ「こっちはいいっすけど……俺たちお邪魔じゃないっすか?」

アクロマ「カップルですしねぇ……こう、夜の散歩をしながら星を眺める的な……」

アルファ「か、カップルじゃないです! それに……オメガくんが調子悪いみたいで」

オメガ「アルファが気にするほどの事じゃないぞ……ちょっと、気分が悪いだけだ」

キョウヘイ「あー、途中でぶっ倒れたりしたら大変っすもんね。一緒に行きますかー」

アクロマ「そうですね、その道中馴れ初めでも聞かせていただきましょうか!」

キョウヘイ「お、アクロマにしては良い事言うじゃないっすか!」

アルファ「な、なれそめって……! もー!」



~ロッジ~

キョウヘイ「おわっっっ、めちゃくちゃ広い!!!!」

アクロマ「外から見た時もそう思いましたが、中に入ると本当に広く感じますねぇ!」

キョウヘイ「風呂もある……シャワーもある……キッチンもある……寝室はちゃんとベッドが二つ!!!」

アクロマ「うーむ残念!」

キョウヘイ「じゃ、明日はまた朝から観光するとして……今日はもう寝るっすか」

アクロマ「そうですね、お風呂は後と先どっちがいいですか? 一緒に入るという選択肢もありますが!」

キョウヘイ「先行くっすね」

アクロマ「行ってらっしゃいませ!!!」

~お風呂場~

キョウヘイ「ひろっ」

キョウヘイ「備え付けのシャンプーめちゃくちゃ高そう」

キョウヘイ「風呂が……風呂がデカい!!! 確かに二人でも入れそうっすね……」

アクロマ『入りますか!?!?!?!?』

キョウヘイ「なんでお前風呂場の外で待機してるんすか帰れ!!!!!!!」



キョウヘイ「出たぞ~」

アクロマ「あっっっ……しなっとしている……KAWAII」

キョウヘイ「見るな見るな! ほら、さっさと風呂行けっす」

アクロマ「はい!!!!! キョウヘイくんが出た直後のお風呂に入ってきます!!!!!!」

キョウヘイ「気持ち悪ッ……」


キョウヘイ「……めっちゃ上機嫌っすね、あいつ」

キョウヘイ「この広い空間超えて鼻歌聞こえてくるのウケるっすね……」

キョウヘイ「……もう寝るっすかねー、いや、でもなあ」

キョウヘイ「今日一回も安価してないんすよね……最後にしとくっすか」

キョウヘイ「てきとーに行動安価! 寝る前になんかするっす!」

下1

キョウヘイ「……オメガ、大丈夫っすかねぇ」

キョウヘイ「一応様子を見に行った方がいいかもっすね、確かに! ゴーゴゴー!」ガチャ


~外~

キョウヘイ「うおっ、風呂の後だからか風が冷たく感じるっすね……」

キョウヘイ「髪の毛ちゃんとふいときゃよかった……っくしゅん! さっさと行くっすかね……ん?」

レッド「あ、キョウヘイ……どうしたの?」

グリーン『そうだぜ、こんな夜中によぉ』

キョウヘイ「ぎゃあ!!!!!! び、ビビるから普通にふわふわしてないで欲しいんすけど!!!!」

グリーン『うおうるせえな!? 仕方ねーだろ地に足つかねーんだから!』

レッド「……ねえ、キョウヘイ。今、出歩かない方がいいかも」

キョウヘイ「へ? どういう意味っすか?」

レッド「この島……観光地にするつもりだったから、黙ってたけど」

レッド「大昔の戦いに敗れた人が……まだ、沢山"いる"よ……」

キョウヘイ「ひえっ……ま、まさかぁ、レッドさん、冗談キツイっすよ……」

レッド「……キョウヘイは、筋が良いから、見えるかも……ほら、あそこ」

キョウヘイ「ああああああああッマジ無理なんで!!!!!!!!!!!」ダッ



グリーン『……お前、昔から演技は上手いよなぁ』

レッド「……」テヘペロ

~ロッジ~

キョウヘイ「ただいま!!!!!!!!!!!」

アクロマ「わっ、キョウヘイくんどこに行ってたんですか! いなかったのでびっくりしました!」

キョウヘイ「……別にどーでもいいっすよそんな事!!!! ほらさっさと寝る準備っすよ!!!!」

アクロマ「むむ、本当ならば心配したともう少しお話をしたいところですが……怒り気味なのが可愛いので許します!」

キョウヘイ「別にお前に許されよーと許されまいとどっちでもいいっすけどね……ほら、もっと詰めろ」

アクロマ「……え、キョウヘイくん、つまり…………??????」

キョウヘイ「……この俺が!!! 一緒に寝てやってもいいっつってんすよ!!!! 感謝しろ!!!!」

アクロマ「はい!!!!!!!!!!! 神様仏様キョウヘイ様ーーー!!!!!!!」バッ

キョウヘイ「抱き着いていいとは言ってないっすからね!!!!!!!」

今日はここまで。
おかしい…フィーブラブイ揃ってるのにフィーばかり得をしてしまう…なぜ…

はじめます。

アクロマ「ぐ……く、くるしいです」

キョウヘイ「うぐう~~~~~~~」ギュウウウウウ

アクロマ「ハッ……きょ、キョウヘイくんから抱き着いて……ぐえ」

アクロマ「圧死しても……成仏できそうです……」

キョウヘイ「んぐ……う?」

アクロマ「ふふふふふふ……」

キョウヘイ「あ? ……あ!!!!! しまった!!!!!」

アクロマ「あ~~~正気に戻ってしまいましたか……残念です」

キョウヘイ「……次からはやっぱ一人で寝るっす」

アクロマ「え~~~~~!!!!! いいじゃないですか一緒に寝ても!!!!!」

キョウヘイ「やっぱ嫌だったっすわ、一晩寝てみて」

キョウヘイ「朝ごはん食べに行くっすか~~~……」

アクロマ「そうですね!!」

キョウヘイ「……嬉しそうっすね」

アクロマ「最高の目覚めでしたからね~~~!!!!」

キョウヘイ「ほーん」


~レストラン~

キョウヘイ「人少ないっすね~?」

デント「朝は時間が自由ですからね」

キョウヘイ「あ、そーだったんすねー。となると、コックさん大変っすね」

デント「大丈夫ですよ、三人で交代しながら調理してますから」

キョウヘイ「そうなんすね? 三人って便利っすねー」

アルファ「あ、お二人とも……オメガさん見ませんでしたか?」

キョウヘイ「あれ、一緒にいないんすか?」

アクロマ「珍しいですね?」

アルファ「そうなんです、散歩してくるから先に行って、って言われて待ってたんですけど……」

デント「コーンも貴方が待ってるのを見たって言ってましたね」

デント「ってなると……もう一時間も待ってるんですか!」

キョウヘイ「……おかしいっすね、探しに行くっすか」

アクロマ「それがいいでしょう。行き違いになるといけませんし、貴方はここで待っていてください!」

アルファ「わ、わかりました! 見つかったら電話してください……!」

キョウヘイ「おっけーっす!」


キョウヘイ「……どこに探しにいくっすかねー」

1、海 2、森 3、遺跡 4、ロッジ

下1

キョウヘイ「そりゃ大量の落ち武者に追いかけられる夢っすよ!!!!!!!」

アクロマ「どうしたんですか急に?」

キョウヘイ「言わなければならない気がしたんすよね……」


~森~

キョウヘイ「……散歩ならこっちに来ててもおかしくないんすけどね」

アクロマ「そうですよねぇ……しかし、全く見つかりませんね! おっと電話が」

キョウヘイ「うーん、オメガー! ……ここじゃない、んすかね……ん?」

キョウヘイ「あれは……コウキ? なんでこんなところに……」

アクロマ「キョウヘイくん! 大変です! オメガさんが……」

キョウヘイ「え?」



~遺跡~

キョウヘイ「来たっす!!」

ファイア「探偵さん……こっちだよ」

アクロマ「彼が第一発見者です、私に連絡をしてくれました」

キョウヘイ(いつの間に連絡先を交換してたんすか……)

ファイア「……じゃ、俺は警察の人も呼んでくるよ。ハンサムさん、だっけ」

キョウヘイ「あ、入る時は絶対ノックするんすよ。もしかしたら……アレなんで……」

ファイア「あっ(察し)わかりました」

キョウヘイ「……ここの、奥、っすか」

アクロマ「そのようですね」

キョウヘイ「……これは」

アクロマ「ふむ……なんといいますか、かなり……」

キョウヘイ「お前、検死とかできたっすよね? 頼んでいいっすか」

アクロマ「ええ、もちろんです。それにしても……これは、アルファさんには見せられませんね」

キョウヘイ「そうっすね……」
 
俺たちが見つけたのは、遺跡の奥で倒れていたオメガだった。
かなり失血しており、血だまりに仰向けに倒れていた。胸部と腹部には刺し傷がいくつもあるようだ。

キョウヘイ「……にしても、こんなに派手にやったんなら、犯人は返り血を浴びてるはずっすよ」

ハンサム「ふむ、そうか! ならば返り血を浴びている人物を探すぞカルムクン!!!」

カルム「わ、わかった!」

キョウヘイ「うおっおっさんいつの間に!?」

ハンサム「つい今だ!」

キョウヘイ「……まぁ、わざわざ予告状まで出してるっすからね」

アクロマ「犯人も手の込んだことをしますね……」

キョウヘイ「この事件……もしかしたら、前の事件よりも複雑なものかもしれな」

カルム「おじさん!! 怪しい人を確保したよ!!!」

キョウヘイ「!?!?」

ハンサム「でかしたカルムクン、ここに連れてくるんだ!!」

カルム「うん!!!! ほら、この人!」

キョウヘイ「いやいやいや、まさかそんな急に見つかる訳……多分テキトーに連れてきただけとか」

リーフ「わ、わたし、わたしは……」

キョウヘイ(め、めっちゃくちゃ血塗れだしナイフも持ってる……!!!)

ハンサム「無事事件解決だな!」

カルム「さっすがおじさん!」

ファイア「まさか、リーフが……」

キョウヘイ「……はたしてそうっすかね!?」

アクロマ「キョウヘイくん!?」

キョウヘイ「リーフ、もしかしたら……誰かを庇ってるんじゃないっすか?」

ファイア「!」

ハンサム「な、なにを言っているんだね! ものすごく怪しいじゃないか彼女!」

カルム「そうそう、これ以上ない程の怪しさなんだけど」

リーフ「私がやったのよ!」

カルム「ほら言っちゃったよこれ」

キョウヘイ「だ……だって、だってまだUSUMクリアしてないんすもん!」

キョウヘイ「こんなサクッて終わると思ってなかったっすし!!」

キョウヘイ「それに……ほら、リーフの事は俺も知ってるっす、そんな簡単に殺人するような子じゃないっす!」

ファイア「キョウヘイさん……」

リーフ「……」

キョウヘイ「大丈夫っすよ、俺が……」

キョウヘイ「この事件、33日持たせてみせる!!!」

アクロマ「現在四日目です」

キョウヘイ「……と言ったものの。どうするっすかね」

アクロマ「ここからは前回の流れと似た感じになるんじゃないでしょうか?」

キョウヘイ「聞き込みに証拠集めの為の探索っすね! 目星ならまかせろー」コロコロ

アクロマ「大丈夫でしょうかねえ……ああ、もう一つ新要素がありますよ!」

キョウヘイ「なんすかそれ?」

アクロマ「証拠がそれなりに手に入ったと思ったら、行動を決めるタイミングで『推理する』と言ってください」

アクロマ「そうしましたらそれまでに集めた証拠を使ってこじつけ推理タイムです! 時間が稼げますよ!」

キョウヘイ「こじつけっつっちゃった!! もしかしたらマジで真犯人いるかもなんすからね!?」

アクロマ「はっはっは、そうでしたね……それでは、さっそく行動していきましょうか」

キョウヘイ「そうっすね……どうするっすかねぇ」

1、リーフを取り調べ 2、検死の結果を聞く 3、他の人のアリバイを聞く 

下1

キョウヘイ「……まぁ、まずは一番怪しいっていうか、暫定犯人のリーフに話を聞くしかないっすね」

ファイア「あ、いたいた……キョウヘイさん、俺も捜査に協力させてよ。リーフの兄だし、ね」

キョウヘイ「ファイア! もちろんっす……でも、なぁーんでカルム坊ちゃんまでいるんすかね~~」

カルム「その呼び方やめて……おじさんに言われたの、探偵を見張ってろって。ついてくからね」

ファイア「こんなこと言ってるけど、さっきは捜査に協力してあげたほうがいいかなとか言ってましたよ」

カルム「言ってないんだけど!!!!!!!」

キョウヘイ「仲いいのにびっくりなんすけど……まあ、仲間が多いのはいいことっす。ね」

アクロマ「私の喋れる機会が減ってゆく……珍しくレギュラーメンバーに入れる番外編ですのに」

キョウヘイ「メタいメタいメタい」



キョウヘイ「リーフ、少しいいっすか?」

リーフ「キョウヘイさん? ……ええ、ええ。大丈夫よ」

キョウヘイ「……お邪魔するっす」

ハンサムさんが連れてきた警察官が見張っている隔離されたコテージ。リーフはそこにいた。
見張ってる人達にはさも頼まれた探偵ですよみたいな顔をしたら入れたので、警察はもう少し警備を頑張るべきだと思う。
ノックをして聞こえてきた声も、扉を開けて出てきた顔も。どちらも今までのリーフとは少し違うような気がした。

キョウヘイ「……リーフ、なんであんなこと言ったんすか?」

リーフ「私がオメガさんを殺したってこと? だって本当の事だもの! 嘘はいけないわ!」

キョウヘイ「……いや、うーん、でも仮にそうだとして、殺人もヤバいんじゃないすかね!?」

リーフ「それはいいのよ、彼は古祁故様のいらっしゃる島で決まりに反して……罪を犯したの。私が最初に気付いたのだから、私が罰さないと!」

リーフ「あ、罪って何、って聞くのはなしよ。彼はもう罪を償ったのだから、死者の尊厳を損なう訳にはいかないわ」

キョウヘイ「筋が通ってるような通ってないような……」

キョウヘイ「なーんか、ちょっと難しい感じになってきたっすねぇ……」

アクロマ「キョウヘイくん! アリバイを聞くのにも死亡時間だけは解っておいた方がいいですよね!」

アクロマ「という訳でそこだけ速攻で調べてきました! 推定死亡時刻は今日の朝六時です!!」

キョウヘイ「今日の朝六時……マジでついさっきじゃないすか!!」

アクロマ「ええ、私たちが探し始めるつい一時間ほど前です」

キョウヘイ「……ふむ、ありがとうっす。引き続き調べてほしいっす!」

アクロマ「キョウヘイくんの仰せのままに!!!!」

ファイア「下僕?」

キョウヘイ「いや違うっすよ」

カルム「召使?」

キョウヘイ「違う違う違う、会社の先輩っすよアレ一応」

キョウヘイ「ごほん、改めて……今日の六時は何をしてたっすか?」

リーフ「そうね、私、朝のお参りをしに遺跡まで行っていたの。今日は満月の次の日だから、大事なお参りなのよ!」

リーフ「そうしていたら、外から足音が聞こえてきたから、見に行ったの……そこには、オメガさんがいたわ」

リーフ「私、昨日うっかり耳に入った彼の罪を、本当かどうか聞いたのよ。そうしたら認めたものだから」

リーフ「早く罰してあげないと、魂が廃れていってしまうわ! って思って、罰を与えたのよ!」

キョウヘイ「……ここ、って。そんなガチの崇拝的なアレしてましたっけ」

カルム「ボクは別にそういうの無かったけど……」

ファイア「リーフは現地の人にも熱心だって言われるほどだからね」

キョウヘイ「……ひとまずこれくらいにしておくとして……リーフに聞くことはあるっすかね?」

下1

キョウヘイ「わかったっす、オメガがどんな罪を犯していたかは聞かないっす。でも」

キョウヘイ「さっき、『昨日うっかり耳に入った』……って言ったっすよね。誰に聞いたんすか?」

リーフ「それはね、誰に聞いたっていうか、その事について言い争っているのを聞いたのよ」

リーフ「その相手は……コウキだったわ。どうして知っているのかしら? 不思議ね!」

キョウヘイ「コウキと……あ、あの時っすか」

ファイア「え、知ってんですかい」

キョウヘイ「話の内容は全然聞こえなかったっすけど、言い争ってるのは見たんすよね」

キョウヘイ「……コウキがキーパーソンなんすかね?」

今日はここまで。

レッド「リーフ、おめでとう……」

リーフ「ありがとうにいさああああああああん!!!!!」

ファイア「キャラデザ的に俺もだけどねー。みんな使ってくださいよ」v

レッド「……いいなぁ」

キョウヘイ「格闘ゲームっすもんね……」

トウヤ「いつかマサラブラザーズとか言って似たようなの出そうだけどねぇ、マサキあたりから」

レッド「……その語感だと、土管に入る方みたいに聞こえる……」

キョウヘイ「ちょうど赤い人と緑の人いるしちょうどいいっすね」

グリーン「よかねえわ」

今日……っていうか来週月曜日までおやすみ。
長期休暇を貰ってしまった…もうほぼ日刊とは言えない…

はじめます。

五日目

キョウヘイ「前回のあらすじ…殺人事件発生っす!!!」

ファイア「リーフに取り調べしたんだよね。いい感じの証言は聞けましたか、探偵さん」

キョウヘイ「手掛かりは手に入ったっすけど……真犯人を見つけられるかは微妙っすね」

カルム「だから言ってるでしょ、調べるだけ無駄じゃない?」

キョウヘイ「まだ五日目っすよ、その台詞を言うにはまだ早すぎるっす」

ファイア「そうですとも、例え休載を挟んでいたとしてもね」

キョウヘイ「しーーー!!! ……さて、調査再開っすよ」

カルム「どうするの? 聞き込みも現場検証もまだしてないよね」

キョウヘイ「んー、そうっすねぇ」


1、全員のアリバイ調査 2、現場検証 3、アクロマに検死結果を聞く 4、コウキに話を聞く

下1

キョウヘイ「えー、現場検証は探偵の華っすよ! 絶対違うっすけど」

キョウヘイ「まあいいや、電話かけよ」プルルル

アクロマ「どうしましたかキョウヘイくん!?!?」バッ

キョウヘイ「うお!? 直接来なくても電話とればいいじゃないっすか!!」

アクロマ「せっかくキョウヘイくんと話せる機会があるのですからね、それならば直接話したいですから」

キョウヘイ「面倒なやつっすねー……言いたかったの、現場検証任せるぞーって事だけなんすけど」

アクロマ「わかりました!! キョウヘイくんの頼みとあらば完璧に現場の隅から隅まで調べつくしますよ!!!」

ファイア「優秀な部下がいて羨ましい限りですなぁ」

アクロマ「そうでしょうそうでしょう」

キョウヘイ「あれ~~~~、先輩のはずなんすけどねぇ」

キョウヘイ「まあ、それはそれとして。コウキに話を聞いてみるっすか」

アクロマ「それが終わる頃にはこちらも諸々が終わっていると思います。是非来てくださいね!!」

キョウヘイ「はいはい」

ファイア「コウキって今どこにいんの?」

カルム「この島に来てる人達、ほぼ全員に部屋で待機するよう指示が出てるよ」

キョウヘイ「ほぼ?」

カルム「……一部の探偵やらを覗いてね」

キョウヘイ「あ、さーせーん……んじゃ、コウキんとこに行きましょー」

ファイア「おー」

カルム「おー……」



~コウキとジュンのコテージ~

キョウヘイ「コウキいるっすかー?」コンコン

コウキ「はーい……あ、キョウヘイだー」

キョウヘイ「こんちはっす! ちょっとお話を聞きたいんすけどいーっすか?」

コウキ「いいよー。なんかこの感じ、デジャヴだなー」

キョウヘイ「コウキには前の事件の時も協力してもらったっすからねー」

コウキ「あの時は、僕全然いい事言えなかったけどねー。今回はどうだろー」

キョウヘイ「どーっすかねー。とりあえず、聞きたい事は決まってるんすけど」

コウキ「え、なになにー?」

キョウヘイ「……昨日、オメガと少し言い争いをしてたっぽいじゃないっすか」

コウキ「あー……」

キョウヘイ「もーしわけないんすけど、一応お話くらいは聞きたいんすよねー」

コウキ「えー、どうしてもー?」

キョウヘイ「強制はしないっすよ、でも教えてくれたら捜査が進む気がするんすよねー」

コウキ「うーん、関係ない気がするんだけどなー」

キョウヘイ「わかんないっすよ? 些細なことに真相が隠されているっていうじゃないっすか」

キョウヘイ「話してくれないっすかね、コウキ。このとーり!」

コウキ「うーん……でもなー……」

直下コンマ70以下で言いくるめられる

コウキ「あー……」

キョウヘイ「もーしわけないんすけど、一応お話くらいは聞きたいんすよねー」

コウキ「えー、どうしてもー?」

キョウヘイ「強制はしないっすよ、でも教えてくれたら捜査が進む気がするんすよねー」

コウキ「うーん、関係ない気がするんだけどなー」

キョウヘイ「わかんないっすよ? 些細なことに真相が隠されているっていうじゃないっすか」

キョウヘイ「話してくれないっすかね、コウキ。このとーり!」

コウキ「うーん……でもなー……」

直下コンマ70以下で言いくるめられる

おおう誤爆マン

コウキ「うーん、いいよー」

キョウヘイ「よっしゃあ! そもそも、コウキとオメガって知り合いだったんすか?」

コウキ「うーん、ちょっと違うんだよねー」

キョウヘイ「ちょっと?」

コウキ「あのね、僕の友達にユウキってのがいてー。オメガがすごくそっくりだったんだー」

コウキ「ユウキとは喧嘩したばっかりだったから、こっちでも見かけてちょっと腹が立っちゃってー……」

コウキ「ちょっと文句を言おうとしたんだよー。ユウキ、こんなところで何してるのーって」

キョウヘイ「そんなにそっくりなんすか? じゃあ人違いだって言われてびっくりしたっすよね」

コウキ「それがねー、あっち、人違いだーって言わなかったんだよー。だから僕ずっと怒っちゃってー」

コウキ「でも、昨日寝る前に、ユウキから「この間はごめん」って連絡がきてー。聞いたら、今北海道にいるんだってー」

キョウヘイ「おおう、見事に真逆っすね」

コウキ「でしょー。だから、一応人違いしてごめんなさいーって言おうとしてたんだけどー……」

キョウヘイ「……殺されていたと。ふむ」

キョウヘイ「謎が増えた感じっすねー……あ、ちなみになんすけど」

キョウヘイ「文句ってどんなこと言ってたんすか?」

キョウヘイ(……コウキの言葉がきっかけで、ってリーフが言ってたっすもんね。何かしらハードな事があるはず……)

コウキ「あー、あのねー。ユウキ、彼女さんがいるんだー。ハルカ、っていうサバサバ系放浪女子でねー」

コウキ「でも、あの時オメガが一緒にいた子、全然雰囲気の違う女の子だったからー、こいつー! って思ってー」

コウキ「この浮気者ー! って言ったんだー。でも、なんかニュアンスが違うよねー」

キョウヘイ「あ、自覚あったんすか……安心したっす。他には?」

コウキ「他にはー? そうだなー、遊んでばっかり、とか。キャラが薄い、とか」

キョウヘイ(後半は割とブーメランじゃないっすかね)

コウキ「それくらいかなー。何も言い返さないから、こいつー! って思って帰っちゃったー」

キョウヘイ「怒った表現の語彙が貧弱っすね……悪い事じゃないんすけど」

キョウヘイ「……とりあえず、コウキとオメガの関係はハッキリした、っすかね」

カルム「……今の、ハッキリしてた?」

ファイア「うーん、ハッキリしたけど新たな謎が生まれてしまった、って感じ」

キョウヘイ「そうっすね、なんで人違いだって主張しなかったんすかねー」

ファイア「そこら辺もまた調査したいよね。オメガとユウキの関係とかさ」

キョウヘイ「でも北海道なんすよねー……まあ、関係くらいなら所長に連絡すれば調べてくれそうっすけど」

ファイア「おお、謎を何とかしてくれる人脈がある……探偵っぽい」

キョウヘイ「ぽいじゃなくてマジの探偵っすからね!!」

カルム「はいはい……この後はどうするの?」

キョウヘイ「あー、アクロマが来いっつってたっすからねー。検死結果とか聞くっすよー」



~現場~

キョウヘイ「アクロマー、いるっすかー」

アクロマ「いますとも!!!!!!」バッ

キョウヘイ「うおっビビった……慣れないっすね」

カルム「慣れてたらビックリなんだけど」

ファイア「飛び出し方が尋常ではない」

アクロマ「愛情が行き過ぎてしまって……それはそれとして、やるべきことはこなしましたよ!」

キョウヘイ「お、流石有能な変態っすね! んじゃ、結果を聞くとするっすか」

アクロマ「有難き幸せ……推定死亡時刻は先ほども言ったように午前六時です。朝ごはんの一時間ほど前ですね」

アクロマ「死因は失血です。御覧の通り、幾多の刺し傷がありますからね……ですが、気になる事がありました」

アクロマ「心臓を突いたであろう傷以外は、どれも勢いがないと言うか。力加減が心臓のそれと違うのです」

アクロマ「まるで、死後につけられたかのようですね」

キョウヘイ「ふむ……?」

アクロマ「それ以外はあまり死体に不審な場所はありませんでしたね」

キョウヘイ「今回はダイイングメッセージとかないんすねぇ」

ファイア「そら無いでしょーよ……ほら、ぐさぐさやられてたら書いてる暇ないんじゃないかな」

カルム「あー、そうだね……なら、これ以上ヒントは無いって事? ……ヒントどころか答えは出てるんだけど」

キョウヘイ「真犯人探してるんですぅー! 死体は、ってことは現場にはあるんすか?」

アクロマ「少しですがね! とりあえず、事件時のものであろう足跡は二つでしたよ。被害者のものと女性のものです」

キョウヘイ「……女性、っすか。こう、足の小さい男性の物である可能性は……?」

アクロマ「無きにしも非ず、と言ったところですね。靴の形からしてほぼ女性でしょう」

キョウヘイ「うーむ……他は?」

アクロマ「そうですね、死体を少し動かした跡がありますよ」

キョウヘイ「え? 元はここ以外にあったってことっすか?」

アクロマ「いえ、そうではなく……足跡からして、ここで倒れたのは確かでしょう」

アクロマ「しかし、多少左右にずれているというか。地面にぐりぐりと押し付けられたかのような痕が残っています」

キョウヘイ「……ふーむ」

アクロマ「難しい顔をして悩むキョウヘイくん、非常にグッド! 何か気になる事はありましたか?」

キョウヘイ「そうっすねえ、俺的には……」

死体・現場で気になる事 下1

アクロマ「それ以外はあまり死体に不審な場所はありませんでしたね」

キョウヘイ「今回はダイイングメッセージとかないんすねぇ」

ファイア「そら無いでしょーよ……ほら、ぐさぐさやられてたら書いてる暇ないんじゃないかな」

カルム「あー、そうだね……なら、これ以上ヒントは無いって事? ……ヒントどころか答えは出てるんだけど」

キョウヘイ「真犯人探してるんですぅー! 死体は、ってことは現場にはあるんすか?」

アクロマ「少しですがね! とりあえず、事件時のものであろう足跡は二つでしたよ。被害者のものと女性のものです」

キョウヘイ「……女性、っすか。こう、足の小さい男性の物である可能性は……?」

アクロマ「無きにしも非ず、と言ったところですね。靴の形からしてほぼ女性でしょう」

キョウヘイ「うーむ……他は?」

アクロマ「そうですね、死体を少し動かした跡がありますよ」

キョウヘイ「え? 元はここ以外にあったってことっすか?」

アクロマ「いえ、そうではなく……足跡からして、ここで倒れたのは確かでしょう」

アクロマ「しかし、多少左右にずれているというか。地面にぐりぐりと押し付けられたかのような痕が残っています」

キョウヘイ「……ふーむ」

アクロマ「難しい顔をして悩むキョウヘイくん、非常にグッド! 何か気になる事はありましたか?」

キョウヘイ「そうっすねえ、俺的には……」

死体・現場で気になる事 下1

今日誤爆多いのは申し訳ない 安価下

キョウヘイ「刺し傷がいっぱいある、って言ったじゃないすか。どのあたりに多かったんすか?」

アクロマ「そうですね……腹部、ですね」

キョウヘイ「お腹、っすか。死後つけた傷なんすよね?」

アクロマ「恐らくは。そうですね、刺し傷、というよりは切り傷に近いかもしれません」

アクロマ「中にはぱっくり腹部を裂いたものまでありましたね」

キョウヘイ「リーフがそんな事をする必要があるんすかね……」

ファイア「ほう?」

キョウヘイ「リーフの言い方的に、天罰! って感じじゃないすか。死者の尊厳にかかわるから、って罪も教えてくれなかったっすし」

キョウヘイ「それなら……死後、死体を弄ぶように傷をつけたりするっすかねぇ?」

ファイア「どーだろ……リーフも一応女の子だし、死んでるかわからなくて刺しまくったのはあるかも」

カルム「ああ、そういう話もあるよね。めった刺しの方が殺意は低かった、みたいな……」

キョウヘイ「まあ、頭にとどめておくとして。他のこともどんどん調べるっすか!」

今日はここまで。誤爆多かったの申し訳ない…

はじめます。

六日目

キョウヘイ「捜査しまくってるお陰で無事情報も集まってきたっすね!」

カルム「そうだね……でも、真犯人は見つかってないよ」

ファイア「うーん、どーにかして見つけたいよね」

キョウヘイ「だってあと……これの五倍以上は時間を稼がなきゃいけないわけっすからね」

ファイア「正直なところ、時間稼ぐんなら探偵さんとあの助手さんでフィーればいいのでは」

キョウヘイ「怖い事言うんじゃないっすよ!!!」

アクロマ「私もファイアさんと同意見です!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「ほら湧いてきちゃった!!!」

カルム「そんな虫みたいに……」

キョウヘイ「似たようなもんっすよ、急に出てくるんすか、ら……」グウ

キョウヘイ「……捜査には体力使うっすもんね、仕方ない仕方ない。ご飯にしましょうっす!」

ファイア「めっちゃ綺麗な笑顔でびっくりしたよ俺……えー、どうします?」

1、レストラン 2、誰かが作る(人指定)

下1

キョウヘイ「マ、マジで言ってるっすか……」

アクロマ「いいじゃないですか! レシピ通り作ればいいのでしょう? 簡単ですよ!」

キョウヘイ「うーーーむ……めちゃくちゃ不安っす」

ファイア「本編とは料理得意度違うのかね」

カルム「そういう事言っていいわけ?」

ファイア「俺はそういうキャラだからいーの」


アクロマ「さて、何を作りますか?」

キョウヘイ「んーーー……四人分、っすもんね。一気にいっぱい作れるやつ……」

キョウヘイ「チャーハンとかでいいんじゃないっすか?」

アクロマ「なるほど! 流石キョウヘイくん、素晴らしい提案です! では作りましょうか!」

キョウヘイ(全肯定アクロマ太郎……)

料理の出来栄え 直下コンマ(高い程いい)

キョウヘイ「……それなりに美味しそうなの完成しちゃったっすね!?」

アクロマ「持てる力の全てを使いました!!!!!」

キョウヘイ「お、おお……俺もう指示してるだけだったっすもんね」

アクロマ「いえいえ、キョウヘイくんのその指示があってこそです!」

キョウヘイ「いやー……今回はお前も頑張ってたと思うっすよ」

アクロマ「キョウヘイくんからお褒めの言葉が!!! イヤッホーウ!!!!!」

キョウヘイ「はしゃぐなはしゃぐな」

ファイア「めっちゃくちゃ騒がしいんですけどもしかして完成したんですかね~」

カルム「良い匂いがするなーとは思ってたんだけど……」

キョウヘイ「完成っすよ! 運んでって下さいっす。尺を稼ぐのに食レポは鉄板っすからね……!」

ファイア「おー、チャハーンだ」

カルム「なにそれ……まあ、美味しそうではあるんじゃない? 一般論だけど」

キョウヘイ「お坊ちゃんの口から一般論って言葉を聞くことになるとは……」

カルム「いや普通に使うから……ねえ、食べていいの?」

キョウヘイ「どーぞどーぞ! そんでいい感じに尺を稼ぐ食レポをしてほしいっす!」

アクロマ「私とキョウヘイくんの愛の結晶ですよ!!」

キョウヘイ「語弊!!!!!!!!!!!!」

カルム「どれどれ……! お、美味しい……」

キョウヘイ「えーマジで!! マジでっすか!? お坊ちゃんのお眼鏡にかなっちゃったっすか!?」

カルム「い、一般論でだけどね!? ま、まあ普通じゃない? 不味くはないから誇っていいよ」

ファイア「うーん微妙にツンデレ……めちゃくちゃ本心バレバレなのウケるね」

キョウヘイ「えー嬉しいっすね……ファイア! ファイアも食べてみてほしいんすけど」

ファイア「ほいほい……いただきまーす」モグ

ファイア「! ほえは……はわはわほほはんほ」

キョウヘイ「飲み込んでから喋ってくださいっす! ほら水」

ファイア「んぐっ……ぷは、あざまーす。んで、何だっけ。食レポ?」

ファイア「素人っぽくないパラパラ感っていうの? プロみあってすごいよね」

ファイア「味付けもちょうどいいし、マジでお店で売ってもいいレベルだと思うよ」

キョウヘイ「ま、まっとも~~……! 普通に食レポしてくれたっすね」

ファイア「お、もうちょっとボケます? なんなら兄さん呼んでこようか」

キョウヘイ「レッドさんのボケは俺には扱いきれないっすからね!? 大丈夫っすよこれで!!」

キョウヘイ「いやー、食レポでそこそこ時間を稼げていい感じっすね」

アクロマ「そうですね! 今日はご飯の話で一日終わりそうです」

キョウヘイ「そうっすかね? だって、いつも終わる時間まであと40分くらいあるっすけど」

キョウヘイ「……もう、ご飯のくだりほぼ終わったっすよ」

アクロマ「なにをおっしゃいますか! まだキョウヘイくんの感想を聞いていませんよ!」

キョウヘイ「えーーー……俺は一緒に作ったじゃないっすか」

アクロマ「自分で作ったからこそ! もっと美味しく感じるかもしれませんよ!」

キョウヘイ「……まあ、それはあるっすけど。そんじゃいただきまーす」

アクロマ「それでは私も。いただきます!」

キョウヘイ「……」モグモグ

キョウヘイ(めちゃくちゃ美味しいんすよね……まあ俺が作ったし)

キョウヘイ(っていう感想は嘘で~~~~!!! マジでほぼアクロマに作らせたに等しいっすよこれ)

キョウヘイ(なのにめちゃくちゃうまいからな~~~~!!!!!)

キョウヘイ(だから感想っつったって……)チラ

アクロマ「……」ワクワク

キョウヘイ(ほらめっちゃ期待してる顔!!!! ガン見してくるじゃないっすか)

キョウヘイ(まあでも……一応なんか言ってやったほうがいいっすかね)

キョウヘイ(あんまり甘やかすとつけあがるっすし……デレすぎずツンすぎず……)

何て言うか 下1

キョウヘイ(なんだこの安価 ギャルゲすれじゃねーんすよこれ)

キョウヘイ「……俺の指示のおかげでめっちゃ美味しいっすね!」

キョウヘイ「あくまでも俺の指示のおかげっすけど! そうっすよねぇファイ太郎!!!」

ファイア「そうなのだ!!!!!!!!!!! 探偵さんの指示のおかげなのだ!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「……けどまあ、ちょー美味しいって事には変わりないっすし。得意な顔してもいーっすよ?」

アクロマ「キョウヘイくん……有難き幸せ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ファイア「俺の!マークの数を超えただと……」

アクロマ「キョウヘイくんと一緒に料理できた挙句褒めてもらえるなんて……今日は最高の日です!!」

キョウヘイ「いちいち大袈裟っすねー……」

アクロマ「こんなに人生楽しくていいのでしょうか……そろそろ死ぬかもしれません」

キョウヘイ「今はそれ割とギャグになんないっすからね!? 連続殺人とかきついっすから!!」

ファイア「……っていうかさ、探偵さんの方が割とまともにツンデレしてない?」

カルム「えっ」

今日はここまで。ギャルゲか?

次の更新は金曜日か土曜日です。

はじめます。

七日目

キョウヘイ「流れ変えるっすよ」キリッ

アクロマ「何のですか?」

キョウヘイ「そらこのホモホモしい流れをっすよぉ!!!!」ドンッ

ファイア「」ピョンッ

カルム「何それ」

ファイア「ダチョウクラブ・ムーヴだよ」

キョウヘイ「今の流れには満足したっすけどでも変えるんすよぉ!!」

アクロマ「う~~~ん仕方ないですね……では、行きますか!」

キョウヘイ「行くっすよ!」



キョウヘイ「こんちは!!!」ガチャ

トウコ「あら!? キョウヘイどうしたの? びっくりしたわよ」

ヒカリ「……いきなりレディの部屋へ入るなんて、なってないわね」

キョウヘイ「すんませーん、でもちょっと画面がむさくるしくて……」

アクロマ「そうなんですよねぇ」

ファイア「男四人衆なんでねー」

カルム「まあ……今まで全然気にしてなかったけどね」

キョウヘイ「だから女性陣二人に会いに来たんすよ」

キョウヘイ「そんであわよくば……はっ、今俺は何を言おうと……」

アクロマ「元はキョウヘイくんの手持ちだったんですよね、彼……」

キョウヘイ「ごほんごほん!!! アリバイを聞きに来たんすよ」

トウコ「アリバイ? ……また捜査してるのね? キョウヘイったら探偵なのね!」

キョウヘイ「いやそうっすけども……まごうことなく探偵っすけども」

ヒカリ「殺人事件が起きた、ってことは刑事さんから聞いたけれど。いつのアリバイを言えばいいの?」

キョウヘイ「んー、そうっすねぇ。今朝六時ぐらいのアリバイが聞きたいんすけど……起きてました?」

トウコ「まだ寝てたわよ! ねぇヒカリ、そうよね」

ヒカリ「……ええ、そうね。寝てたわ」

キョウヘイ「えっなんすかその間は」

ヒカリ「なんでもないわよ」フイッ

キョウヘイ「なんすかその顔背ける感じは!!!!」

直下コンマ70以下で聞き出せる

キョウヘイ「……トウコさん!!! この人は何を黙ってるんすか!!!」

ヒカリ「あっ卑怯よ……!」

トウコ「え? 何のこと? ……ああ、夜中に寝ぼけて私のベッドに入っちゃったことがそんなに恥ずかしいの?」

ヒカリ「ちょっと……!」

キョウヘイ「あーららららら」

ヒカリ「何よその顔……にやにやするんじゃないわよ」

ファイア「どっちかっていうとからかい道具を見つけた顔ですな」

トウコ「可愛いわよね~~、ヒカリったら普段はしっかりしてるけど、朝はふわふわしてるのよ?」

ヒカリ「やめなさいってば……!」

キョウヘイ「キマシ……」

ヒカリ「……貴方こそ、夜はそこの彼と一緒に寝たんじゃないのかしら?」ビシッ

アクロマ「私ですか」

キョウヘイ「なっ、なんで知ってるんすか!?」

ヒカリ「あら……図星だったのね。カマをかけただけなのよ」

キョウヘイ「ぐうっ……と、トウコさん! なんか寝言とか聞いてないんすか!?」

トウコ「え、寝言?」

ヒカリ「えっ……き、聞いていないわよね、トウコ」

キョウヘイ「いーや、うっかりフラグ回収師のトウコさんなら聞いてるっすよ! ねえ!」

トウコ「ええ、聞いてるわよ!」

ヒカリ「なんっ……い、言うつもり? そんなことないわよね、トウコ」

キョウヘイ「トウコさん!!! 今度(トウヤさんが)奢りますんで!!!」

トウコ「言うわ!!!!!!!!!!」

ヒカリ「ちょっと!!!!」

ヒカリの寝言 下1

トウコ「すっごい難しい顔しながらフィー……って唸ってたわ」

キョウヘイ「ふぃ、フィー……!?」

ヒカリ「うっ……変な夢を見たなって自覚はあるのよ……」

ファイア「洗脳でもされたのでは?」

カルム「そうなると現地のあの子……ミヅキだっけ? って子が怪しくなるけど」

キョウヘイ「殺人事件に無理やりこじつけられないか……って思ったけど駄目っすね」

ヒカリ「私だってそんな謎の寝言言いたくなかったわ……」

アクロマ「世界線を越えてまで本人が電波を飛ばしているのかもしれないですねぇ」

キョウヘイ「こっわ……こっちの世界のミヅキに全部任せてやってほしいっすね……」

今日はここまで。フィーブラは出た ブイは…………

レッド「……昨日で、BW2六周年だったんだって……おめでとう」

キョウヘイ「ありがとーございま……えっ六周年? マジで言ってるんすか?」

レッド「え……ま、マジだよ……」

キョウヘイ「うっっっっっそでしょ……六年……? もうそんな経ったんすか? キッツ」

トウヤ「わかる……僕たちも気付けば今年で八年目だよ」

キョウヘイ「ええ……DSっすよ? DS最新作っすよ? もうちょい前線にいる気分だったっす」

トウヤ「うんうん、ハードもまだ一つしか変わってないのにね」

レッド「……まあ、次はスイッチでの発売だけど……」

キョウヘイ「シャラップ!!!! まだUSUMが最新作っすから!!!!!」

レッド「は、はい」

キョウヘイ「はあ……なんか心が痛くなってきたっす……嬉しいのに嬉しくない 時の流れの残酷さよ」

トウヤ「知ってる? このSSが始まった時はキョウヘイが一番新しかったんだよ」

キョウヘイ「マジっすか!?!?!? いやでもそうだ XY発売で騒いだっすもんね……」

レッド(二十年以上経ってる身としてはもうその感覚がないからなぁ……)

キョウヘイ「……せっかくだし、BW2の人達呼びます?」

トウヤ「せっかくだしねぇ」

レッド「……割と普段も出てる人が、多い気がする……」

キョウヘイ「それアクロマのこと言ってるっすよね? いやでもあいつは出すぎっすよ」

アクロマ「そうでしょうかね?」

キョウヘイ「そうっすよ、絶対そ……お前いつの間に!?」

メイ「メイちゃんもいまーす!」

トウヤ「ドキンちゃんみたいに出てきたねぇ」

レッド「メイも……たまに見る」

メイ「アローラ編でちょっと出たからかにゃー? でももっと出たい! ……って言ったらトウコさんに怒られそー」

トウヤ「ああ……まあ、うん、そうだね」

レッド(否定はしないんだ……)

キョウヘイ「お前は最近出すぎっすし!! 今はレギュラー入ってるだろーが!! 帰れ帰れ!」

アクロマ「いいじゃないですか!!!! BW2で初登場し、最新作のUSUMでもいい感じに出演している私ですよ!?!?」

キョウヘイ「主張すんなお前!!! 自分の人気を主張するな!!!!!!!」

レッド「……でも、人気だよね……」

アクロマ「レッドさんもそう思われますか! 主役に認めていただき、私嬉しいです」

レッド「自由安価の時とか大抵出てくるし……」

トウヤ「そうだねえ、やっぱほら……皆洗脳されてるから」

エーフィ「してないよ!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「その度に俺はホモ営業させられて良い迷惑なんすけどね?????」

アクロマ「営業だったんですか!?!?」

キョウヘイ「全ては俺の人気の為っすよ!! でも仮に人気が出るとしてもこれ以上はやりたくない!!!」

メイ「じゃあ女装するー???」

キョウヘイ「しない!!!!」

レッド「……俳優って、大変なんだね……」

トウヤ「読者からの人気は取りにいかなくても良い気がするけどねぇ」

レッド「……他に、誰いたっけ。BW2の人……」

キョウヘイ「そうっすね……あ、ホミカ呼ぶっすか?」

トウヤ「あの子、ギリギリロリ……だよね。ロックロリ最高」

キョウヘイ「ホミカの為にもやめとくっすか」

トウヤ「なんで!?!?」

ホミカ「あたしのこと呼んだ!? こんにちはーッ、タチワキジムリーダーのホミカだよ!」

キョウヘイ「うお、呼んだら来るシステムなんすかねこれ???」

ホミカ「っていうか、あたしはメイに呼ばれたんだけどね。ここで何かやるんだっけ?」

キョウヘイ「いやーーー……あ、あそこでカメラ構えてるお兄さんにポーズとったげてくださいっす」

ホミカ「写真? いいよ! じゃあ一曲弾くからいい感じに撮ってよね!」ギュイーン

トウヤ「やったああああああ!!!!!!!!!」カシャカシャカシャカシャ

キョウヘイ「まあまだいるっちゃいるっすけど。そんなバンバン呼んでたらキリないっすし、ゲストはあと一人にしとくっすか」

トウヤ「時間帯的に人もいないだろうから、安価も使えないしねぇ」

レッド「……誰、呼ぶの?」

キョウヘイ「BW2が初登場で、このSSでも馴染みのある人がいいっすかね……あ」

レッド「?」

キョウヘイ「えーと、そのー……ルリちゃん呼んだら、駄目っすかねー……?」

トウヤ「あ~~~、そうだね、僕はいいと思うよ?」

レッド「…………いいよ」

キョウヘイ「やったーレッドさんからの許可が出たーー!! ルリちゃーーん!!」

ルリ「キョウヘイくんっ!」

キョウヘイ「会えて嬉しいっす!」ガシッ

ルリ「わたしも……! キョウヘイくんと出会ってから、もう六年も経つんだね……」

キョウヘイ「うーんわりと時系列がアレっすけど! メタ的にはそうっすね!」

ルリ「嬉しい……この先も、ずっと、ずっと一緒にいようね……ずうっと……」

キョウヘイ「もちろんっす! えへへー、約束っすよ!」

トウヤ(圧倒的デレデレさでヤンデレを相殺した……キョウヘイ、恐ろしい子!)

レッド(緑殴りに行こうかな……)

キョウヘイ「はー、久しぶりにルリちゃんと話せたっす……あれ、レッドさんは?」

トウヤ「レッドなら『緑をサンドバッグにしてくる……』って言ってそらをとぶしてたよ」

キョウヘイ「矛先がグリーンさんに向いてしまった……申し訳ないっすね」

トウヤ「あんまり思ってないでしょ」

キョウヘイ「うわ~~バレてしまったっす……っていうか、トウヤさんと二人で話すのも久しぶりっすねぇ」

トウヤ「そうだね、最近はレッドに呼ばれて集まってたし……なんか懐かしい気分」

キョウヘイ「何かストーリーも絡めて話するっすか? ほら、このSSだとイッシュの伝説ドラゴンはアレじゃないすか」

トウヤ「ああ、僕とトウコがそれぞれ連れてるんだよねぇ。僕がゼクロムで、トウコがレシラム」

キョウヘイ「トウヤさんのゼクロムカッコいいっすよねぇ~~~……俺あの時惚れかけたっすよ」

トウヤ「あの時? ……あー、あの時かぁ。間一髪だったけどねぇ」

キョウヘイ「あ、もちろんトウヤさんの事もかっけーなって思ったっすよ?」

トウヤ「本当? 嬉しいなぁ」

キョウヘイ(……ただ、また旅するようになってからはカッコいいポイントも減って来てるっすけどね)

トウヤ「あれ、キョウヘイどうしたのかなその顔は……今はあんまりカッコいいとは思ってない顔かな?」

キョウヘイ「ぎくーーーっ! いやあ、ぜーんぜん思ってないっすよ!」

トウヤ「……キョウヘイ、カマかけられたら急に演技力が落ちるの何とかしたほうがいいかもね」

キョウヘイ「えへへ……精進しまーす」




レッド「……と、言う訳で、6周年おめでとう番外編はここまで……」

グリーン「おいお前どこ見て喋ってんだよ」

レッド「……僕にも、一応ヒビキとか、後輩はいるけど。二人みたいな関係は羨ましいかも……」

グリーン「だからお前どこ見て……おいなんで俺の胸倉掴んだ!?」

レッド「……今の番外編は、キョウヘイが凄く頑張ってるから、是非見てください」

グリーン「拳!!!! 拳を握るな!!!! せめてこっちを見ろお前!!!!!」

レッド「あ、今日は本編お休みです……ごめんね……」

グリーン「くっそ! こいつ馬鹿力すぎんだろ!! 放せお前!!」

レッド「……それでは、今日はここまで!! リア充爆発しろ!!!!!!」ブンッッッ

グリーン「投げ技かよおおおおおおおああああああああああ!!!!!!!!!!」

おわり

はじめます。

キョウヘイ「前回のあらすじ・・・フィーの流れを無理矢理ブラに軌道修正したっす」

アクロマ「修正できているでしょうかね?」

ヒカリ「ふ、無駄よ……主要メンバーが貴方とそこの彼である限り、ね」

キョウヘイ「怖い事を言う……まあ総数的に男子多すぎなんすよねぇ」

アクロマ「そうですね~~。あのレストラン三兄弟がみんな男性ですしねぇ」

キョウヘイ「まぁあそこの三人は別にフィー枠じゃないすもん」

ファイア「っていうか本編であの人達出てたっけ?」

カルム「待って、急なメタ話禁止」

ファイア「やっべメタ警察来ちゃった」

キョウヘイ「ま、あの濃さで本編出てたら絶対何かしらあったっすからね……調べにいくっすか?」

アクロマ「おや、いいのですか? 修正した軌道がまた戻るかもしれませんよ」

キョウヘイ「そーっすかねぇ? じゃあ……」

1、三兄弟の所に行く 2、女性陣を集合させる 

下1

ヒカリ「ところでキョウヘイはどんな寝言を言っていたの?」

アクロマ「おっ聞いちゃいますか」

キョウヘイ「ちょっと!!!!! い、言わないっすよね? ね?」

アクロマ「う~~~~ん……どうしましょうかね」

ヒカリ「言うのよ。自慢してやりなさい」

アクロマ「シーツをぎゅ~~と握りしめながらですね、『ひえ……おばけ……やだ~~~~』と」

キョウヘイ「なんで言うんすか!!!!!!!! しかもめっちゃカッコ悪いやつじゃないっすか~~~~!!!!!!!!」

ファイア「い、いいんじゃないですかね……こう、可愛い路線で」

カルム「……ボクも、そういう寝言言ったらおじさんに可愛がってもらえるかな」

キョウヘイ「あ~~~~~~軌道早速戻っちゃったっすね!!!!!」

アクロマ「いや~、乗せられてしまいました」

ヒカリ「はっ……体が勝手に……やっぱり洗脳されてたのかしら」



キョウヘイ「よーし到着っす! レストラン!」

カルム「あの三兄弟にはご飯作ってもらわないといけないし、ここに残ってもらってるんだよね」

ファイア「……っていうか、レストランとか一番怪しくないですか」

キョウヘイ「え?」

カルム「ああ、凶器の出所として、ね」

キョウヘイ「……あ~~~そうっすね、確かに」

アクロマ「うっかりしていたキョウヘイくん可愛……ではなくて、ここに置いてあるナイフの種類も確認しておかないとですね」

キョウヘイ「お前ほぼ全部言ってるのによく誤魔化せたと思ったっすね……」

アクロマ「キョウヘイくんはかわいい!!!」ガラッ

キョウヘイ「開き直るな!!!!!」



~レストラン~

キョウヘイ「こんにちは~」

デント「あれ、どうしたんですか?」

ポッド「夕飯はまだだぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

コーン「そんなにコーンの料理が楽しみですか! まあ気持ちはわかりますがねぇ!」

ファイア「うるせ~~……ごほん、お元気ですね」

カルム「誤魔化せてない誤魔化せてない」

キョウヘイ「今日はちょっと調査に来たんすよ、事件の事で」

デント「事件……そうですね、まさかあんなことが起こるなんて」

ポッド「俺たちを疑ってるのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

コーン「このコーーーーーンが!!!! 殺人などする訳ないでしょうに!!!!!!!!!」

キョウヘイ「うっるせ」

きょうはここまで。 全然更新できていない…明日はがっつりやりたい

チャーハンでツンデレてたキョウヘイくんがツボったので描きました

https://dotup.org/uploda/dotup.org1569193.jpg.html

>>583 すこすこのすこ………ありがとうございますこ

そう えー 日付変わってから明日っつったんでつまりは今日なんですよ。すみませんはじめます。

九日目

キョウヘイ「一応っすよ一応!! それに、朝ご飯の準備してたんすよね? なら、何か目撃してるかなーと思って」

ポッド「オレは寝てた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「うるせ!!! そうっすか、ポッドさんは寝てた……と。ちなみにそれを証明できる人は?」

ポッド「んーーー……あ、八時にデントが起こしてくれたぞ!!!!!!!!!」

デント「起きてこなかったからね……ポッドは朝に弱いから、朝食を任せられないんですよ」

コーン「このコーンはですね! 身だしなみを整えておりました!! 鏡の前で!!!」

デント「コーンは朝早いけどこれで時間使うんですよね……だから朝食は必然的に……」

キョウヘイ「た、大変な人なんすねえ……まあ、デントさんのアリバイはほぼ証明されてるようなもんっすよね」

ファイア「そーなの?」

キョウヘイ「だって、俺たちがご飯食べに行った時、もう料理完成してたっすもん」

アクロマ「一時間はかからないでしょうが、殺人してからあれほどのものを作る時間はないでしょうね」

キョウヘイ「……で、何か見なかったっすか? 俺たちが来る一時間くらい前とか」

デント「うーん、今日はいい天気でしたし……色々な人が通るのを見ましたよ」

キョウヘイ「ほう! 誰だったか教えてもらってもいいっすか?」

デント「はい! えーと、一番早くに見たのはレッドさんでしたね。誰かと電話しながら歩いてました」

キョウヘイ「レッドさんって早起きっすよねぇ……電話の相手も、なんとなく察することはできたっす」

デント「流石探偵さんですね。あとは……アルファさん、リーフさんとファイアさん、コウキさんくらいですかね」

キョウヘイ「ふむふむ……」カキカキ

デント「僕が見たのはこれくらいかな……他にも何か役に立てることがあったら言ってくださいね」

キョウヘイ「あざっす! それじゃあ、今日のご飯はすごい美味しいのにしてくださいっす!」

ポッド「任せろ!!!!!!!!」

コーン「このコーンが作るのです、最高のディナーとなりましょう!」

~外~

アクロマ「……さて、一度レストランから出ましたが。ここまでの調査で何か気になる事はありましたか?」

キョウヘイ「そうっすねー……」

今までの調査で気になった事 下1

キョウヘイ「……あれ、ライとジュンが話に出てきてないっすね」

ファイア「ライ? そーいや俺も見てないですな。俺とリーフの隣のロッジなんだけど……」

カルム「まさか……被害にあってたりして」

キョウヘイ「え、ライがジュンの被害にってことっすか?」

カルム「そうじゃなくて!!! 一応リーフは見張ってるけど。もし本当に真犯人がいるんだとしたら……」

ファイア「ないと思うけどな……ま、心配なら見に行ってみる?」

キョウヘイ「そうっすねえ、じゃあライんとこ行ってみるっすかぁ」


~ライのロッジ~

キョウヘイ「ライくーん、いるっすかー」トントン

ライ「……なんだよ」ガチャ

キョウヘイ「お、生きてたしホモに食われても無かったっす」

ライ「は? なんだよそれ」

ファイア「まーまー、それは置いといて……ライ、事件の話聞いた?」

ライ「……そりゃ、な。まさかリーフが殺人なんてするとはな」

キョウヘイ「あ、まだ確定したわけじゃないっすよ! 真犯人がいるかもってことで探してるんすから」

ライ「真犯人ね……いねーんじゃねえの。ファイアも可哀想にな、双子の妹が殺人犯だ」

ファイア「……」

カルム「ちょっと……その言い方はないんじゃない?」

キョウヘイ「そーだそーだ! それ以上言うとあれっすよ! フラグが立つっすよ!!」

ライ「は? 何のだよ……そうだ、ファイア」

ファイア「どうしたのライ太くん(わさびボイス)」

ライ「何だよその声……ま、それはいいとして……」コソコソ

キョウヘイ(あっめちゃくちゃ内緒話をしている……こうなったら聞き耳を使うしかない!!!)

アクロマ(そういえば集音器作るの忘れてましたね)

直下コンマ25以下で内緒話が聞こえる

ライ「……今日の夜、ちょっと来てくれよ」コソ

ファイア「えー……ま、いいけどさ」コソコソ

キョウヘイ(え? ライがファイアに……? どういうことなんすかね、何か事件に関することっすか?)

キョウヘイ(大穴としてはこっちもこっちでフィーってたってのもあるっすけど)

キョウヘイ(……ま、なんも聞こえてないふりしとくっすか)

キョウヘイ「おーい、そろそろ次いくっすけど。お話終わったっすかー」

ファイア「あ、すいませんね~~。ライ太くんはお話が長いから(のぶ代ボイス)」

キョウヘイ「そっちも出来るんすね!?」

カルム「……ジュンって人の安否確認しに行くんでしょ、早く行こう」

アクロマ「安否……流石に死んでいないとは思いますがね!」

~コウキとジュンのロッジ~

キョウヘイ「こんにちは~~~」コンコン

コウキ「は~い。あれ、またキョウヘイだ。どうしたのー?」

キョウヘイ「ジュンくんに話を聞こうと思ったんすけど。今いない感じっすか?」

コウキ「んー、なんかどっか行っちゃったよー。運命の人を探してくる、とか言ってたけどー」

キョウヘイ「……男女どっちにも求婚するんすかねぇ」

カルム「自室待機を命令してたっていうのに……!」

コウキ「探しに行くのー? 手伝おうかー?」

キョウヘイ「ん~~~、大丈夫っすよ。一応ここで待機しててほしいっす」

コウキ「はーい、頑張ってねー」

キョウヘイ「頑張るっすよー!」バタン

コウキ「……」



キョウヘイ「……と、外に出たはいいものの」

アクロマ「どこにいるかさっぱりですね?」

ファイア「あの人アレ? 男女どっちも行けるタイプの人?」

キョウヘイ「そうなんすよ、だから……どこにいるか余計わからんという」

ファイア「ま、しばらく歩いてたらなんかわかるんじゃない?」

キョウヘイ「そうっすかね~~……およ、あんなところに」

ミヅキ「あ、探偵さんたち! えっなんでそんな……男所帯で えっダブルデートですか!?!?」

カルム「ボクは数に入れないでほしいんだけど……お、おじさん一筋だから……」

ミヅキ「ア"!?!?!?!?!? おっ……おじおに……アリ……!!!!」バタッ

ヨウ「残念だな~~、お坊ちゃま系年上お兄様狙ってたんですけどねー」

キョウヘイ「めんどくさくなるんで事件が解決するまでは狙わないでほしいっすね……」

ヨウ「事件……って、アレ? 遺跡で起こったってやつですか?」

キョウヘイ「そうっすよ……あ、やっぱ現地の人としては複雑っすか」

ヨウ「んー、そういう訳じゃないんですけどね! ただ……」

ヨウ「ハウが、ハウのおじーちゃんと一緒に文献を探してるって言ってましたよ! だから大変だなーって」

キョウヘイ「文献? 遺跡に関するやつっすか?」

アクロマ「島の規則が書いてあるという書物ですかね?」

ヨウ「そうそう、ぼくたちはお母さんとかから教えてもらうから、呼んだことないんですよ」

アクロマ「ふむ、口承がメインになっているのですね」

キョウヘイ「へー……規則についても喋って教えてもらったんすか?」

ファイア「さあ? 俺はリーフと違ってそこまで入れ込んでなかったもので」

キョウヘイ「んー、後で文献のほうも見せてもらうっすか、一応」

キョウヘイ「……ところで、やっぱ目的なく歩いててもジュンは見つからないっすね!!」

カルム「調査ついでに探せばいいんじゃない? ……どこ調べる?」

キョウヘイ「えー、そうっすねぇ」

1、海 2、森 3、現場 4、その他指定

下1

キョウヘイ「……やっぱ捜査は聞き込みが大事っすからね! 時間を無駄にしないためにもコウキに聞いてみるっすよ」

ファイア「あー、付き合い長い感じだったもんね。いんじゃないですかねー」

キョウヘイ「よーし、そうと決まればUターンっす!」

カルム「わー……この時点でそこそこタイムロスしてると思うけど」

キョウヘイ「これ以上、ってことっすよ!!!」


~コウキとジュンのロッジ~

コウキ「え、ジュンが行きそうなところ? そうだな~~~」

コウキ「……そうだなー、水着のお姉さんをゲットしたいって言ってたし、海かなー」

キョウヘイ「なるほど、海っすね! 行ってみるっす!」

コウキ「行ってらっしゃーい」

~砂浜~

キョウヘイ「うーーん、いつ見ても綺麗なもんは綺麗っすよねぇ」

アクロマ「そうですね! でもキョウヘイくんのほうが可愛いですよ!」

キョウヘイ「基準が違うっつーか なんで綺麗じゃなくて可愛いなんすかねえ!?」

ファイア「アホな掛け合いは置いといて……ジュンの姿はぱっと見ないけど」

カルム「っていうか、そもそも水着の人とかいないよね……観光客はみんな待機してるわけだし……」

ファイア「地元民だったらこっちがわのビーチまで来ないだろうし?」

カルム「そう。本当に海に行くつもりでああ言ったのかな……」

キョウヘイ「む、ジュンが嘘をついて別の所に行ったんじゃないかって思ってるんすか?」

カルム「かもしれない、ってだけ。すれ違ったかもしれないしね」

キョウヘイ「ま、そうかもっすけど……俺的には、どっかで隠れてるに一票っすね」

アクロマ「ほう、その心は?」

キョウヘイ「ああいうタイプは待ち伏せしてから口説きにいくんすよ! 多分! ……ここら辺とかにいないっすかね?」

ファイア「流石に石の下にはいないと思いますけどもね?」

アクロマ「可能性はありますね……じゃあ、各々捜索してみますか」

キョウヘイ「面白い物見つけたら戻ってくるよーに。解散!」

キョウヘイ「……と、言ったものの。面白い物て」

アクロマ「おや、てっきり時間が潰せそうな面白い物が流れ着いてくるフラグかと思ったのですが」

キョウヘイ「いや~~、この海綺麗なんすもん。そうそう変なものは流れ着いてこないと思うっすけどね」

アクロマ「……確かに、砂浜も綺麗ですしねえ。では、私も真面目にジュンさんを探してくるとしましょう」

キョウヘイ「おー、行ってこーい……さて、俺も探すっすか」

キョウヘイ「割と端っこの方の……岩陰とかにいたりするんすかねぇ」

キョウヘイ「それとも流木の陰とか」

キョウヘイ「なんかハイビスカスっぽい謎の植木の裏とかー……」

キョウヘイ「……探し回るの疲れるっすね。もうちょっと探したら日蔭いこっかな」

直下コンマが70以下だったら何か見つける

キョウヘイ「俺はそこまで背ぇ低くない……と思う……っすし! カッコいいんで!!!」

キョウヘイ「本編の俺はイケメン俳優っすからーーーーーーーー!!!!!!!」ダッ



キョウヘイ「はぁ……はぁ……悔しさに任せてダッシュしていたら少し遠くに来てしまったっす」

キョウヘイ「岩場、って感じっすねぇ……あ、潮だまり」

キョウヘイ「こういうところってたまに魚いるんすよねえ」

キョウヘイ「蟹いないっすかね蟹……ん?」

キョウヘイ「誰か倒れてる……っすか? おーい、大丈夫、っす、か……」

アルファ「」

キョウヘイ「ッ……!? あ、アルファ!? え、と、脈! 腕の、この辺りっすよね、確か……う……」

キョウヘイ「……間違った、んすよね、俺が。この辺りか、この辺り……う~~~~」

キョウヘイ「……駄目だ、冷たい……波にさらされてたからってのもあるかもっすけど……」

キョウヘイ「とりあえずアクロマと、刑事さんに連絡しないと、っすね……」

今日はここまで。

今アセロラちゃんのところへ行っている途中です。
はじめます。

キョウヘイ「……」ウロウロ

アクロマ「キョウヘイくん! 呼びましたか!」

キョウヘイ「今回は呼んだっすよ……ほら、あれっす」

アクロマ「……なるほど、なんというか……とりあえず、検死をしますね」

キョウヘイ「頼んだっす」

ハンサム「また事件が起きたと聞いたが……」

キョウヘイ「そうっす……二人目、っすね」

カルム「……連続殺人ってこと?」

ファイア「あれ、みなさん集まってどうし……うお、マジか」

キョウヘイ「そうなんすかね……リーフは今、どこにいるっすか」

ハンサム「ちゃんと部下に見張らせてある! 電話をしたが、外に出た様子はないらしい」

ファイア「! ……じゃあ、リーフが犯人じゃないかも、ってことですよね」

ハンサム「むう……いや、一人目の犯人と二人目の犯人が同じとは限らないからな」

キョウヘイ「そうなんすよねぇ、一人目を模倣して……ってのもよくある話っすよ」

キョウヘイ「とりあえず、アクロマ待ちになるっすけど……犯行時間は朝から今の間っすよね」

カルム「そうだろうね……朝にアルファと会ったんだよね?」

キョウヘイ「そうなんすよ、その時にオメガが見つからないから探してほしいって言われて……」

ファイア「その後は会ってないんです? 事情説明とか」

キョウヘイ「そこら辺は警察の人がやってくれてるかなーって」

ハンサム「何!? 我々は探偵が話すだろうと思っていたんだが」

キョウヘイ「最悪のすれ違いをしていたみたいっすね??? じゃあ、朝の七時より狭められなさそうっすね……」

カルム「まあ、聞き込みしていけばわかるかもしれないけど……一つ目の事件と合わせて、やっかいになってきたね」

ファイア「っていうか普通に物語進みすぎでは? 三十三日間持たせるのどうなったみたいな コメディとは」

キョウヘイ「そこはアレっすね、前回よりギャグによりつつも……そこそこシリアスパートも混ぜないと間が持たないっていうか」

ファイア「このテコ入れも時間稼ぎの術の一つだったんだなあ」

キョウヘイ「……と、その前に現場検証しとくっすか?」

カルム「現場……って、言っても」

ファイア「ザ・岩場みたいな感じ? 足跡も残ってないですな」

キョウヘイ「はい行き詰りましたー」

カルム「……目撃証言探す?」

キョウヘイ「そう言っても……こんな島の端っこ、目撃してる人がいるんすかねぇ」

ファイア「まあ……レストランとここの間を通った、とかならワンチャン」

キョウヘイ「うーん、聞き込みしまくってみるっすか!」

直下コンマが高い程聞き込みが上手くいった

ファイア「それアレじゃん、ライはさあ……俺と兄さんを重ねてる奴でしょ……普通に嫌だわ」

キョウヘイ「マジレス……それはそれとして、手に入れた情報をまとめるっすよ!」

ファイア「あいあいさー。レストランをアルファが出て行ったのは七時ぐらいだっけ」

カルム「なんだかんだでキョウヘイ達が探しに行ってすぐアルファも探しに行ったっぽいね」

キョウヘイ「その後の消息はしっかりしてないっすけど……ヒカリが、森でそれらしき人物を見たって言ってたっすね」

ファイア「出て行った一時間後くらい? 死体を見つけて、それを他の人に説明してた辺りの時間だね」

キョウヘイ「……森に探しに行ってたんすかねえ。結局は遺跡にいたんすけど」

キョウヘイ「ただ、その後の目撃証言が一切ないんすよね。あとで森も行ってみるべきっすかねえ?」

カルム「そうだね……あ、アクロマさんが来たよ」

キョウヘイ「お。こっちっすよー!」

アクロマ「お待たせしました! 聞き込みは順調ですか?」

キョウヘイ「微妙なところっすねー。アルファの目撃情報が少なくて少なくて」

アクロマ「……それなんですが、少々前提を変えた方がいいかもしれません」

キョウヘイ「? どういうことっすか?」

アクロマ「例の……遺体を検査した結果、なのですが」

アクロマ「推定死亡時刻は今日の午前二時から五時。つまり……オメガさんより前なのです」

キョウヘイ「……はぁ!?!?!?」

カルム「え? どういうこと?」

ファイア「……朝、会ったんですよね?」

キョウヘイ「そ、そうっすよ、お前も見たじゃないっすか、今朝アルファを!」

アクロマ「科学は嘘をつきませんとも!! こればっかりは間違いのない事実なのです、キョウヘイくん!!!」

キョウヘイ「ど……どういうことなんすか? それなら、俺が今朝あったアルファは……?」

今日はここまで。

今日はお休みです。連絡が遅れて申し訳ない

今日は予想外にこんな時間まで帰れなかったのでおやすみです!!!もうしわけねぇ……

はじめます。

11日目

キョウヘイ「前回のあらすじ……アルファの推定死亡時刻が判明、っす」

カルム「オメガより……少なくとも、一時間は前に死んでるんでしょ?」

キョウヘイ「アリバイの点だけで考えれば、同一犯でもおかしくない……っすね」

ファイア「……あ、死因聞いてないなじゃないですかね」

アクロマ「死因ですか。頭部陥没による脳内出血だと思われます……ようするに撲殺ですね」

キョウヘイ「崖からうっかり落ちて……って可能性はないんすかね」

アクロマ「可能性は無きにしも非ず、ですね。落ちた先で偶然大きな石などで頭をぶつけた可能性も……無い事も無いです」

アクロマ「遺体は全体的に損傷していましたが、私の考えでは殺されてから海に捨てられ、しばらく漂っていたのでしょう」

アクロマ「……よく見つけましたねキョウヘイくん。運が良いと言うか悪いと言うか……」

キョウヘイ「そこは運が良い、でいいっすよ。見つけられたんすから……さて、これからどうするっすかねえ」

ファイア「アリバイ調べも白紙に戻ったし、なんなら一番目の事件も解決はしてないからね」

カルム「……もう一つ目の事件は気にしなくてもいい気がしてきたけど。あっちは犯人いるし」

キョウヘイ「でも気になる事は色々あるんすよねぇ……どうすっかなー」

1、午前2時~5時のアリバイ調べ直し 2、ジュンを探しに行く 3、古祁故様の文献を見に行く 4、誰かに会いに行く(指定)

下1

4のハルカで

キョウヘイ「……」

ファイア「いやそんな目線を向けられても」

カルム「えーーーと……オメガとそっくりだっていうユウキって人の彼女さんだっけ」

キョウヘイ「言うてどんな人か全く知らないんすよね……」

アクロマ「コウキさんでしたっけ? 彼に聞けば写真くらいは持ってるかもしれませんよ」

キョウヘイ「そうっすけど……ここにはいないんじゃないすか? レッドさんは何も言わなかったっすよ」

カルム「……まあ、密入国、っていうか密入島? できなくはないとおもうけど」

ファイア「ここにいるって確定してるわけじゃないし。探すんならコウキさんとこ行って兄さんとこ行って……」

キョウヘイ「めんっどくせ……そんな事してたら夜になるっすね」

アクロマ「夜はハンサムさんの部下が巡回するらしいですが、念のため外に出ない方がいいかと……」

キョウヘイ「んーーー……どうするっすかねえ」

>>631をするか さっきの四択からもう一回 下1

キョウヘイ「え? 殺人犯がいるかもしれなくて危ないから筋トレのためにアクロマを殴ってから?」

ファイア「わあすっごい早口じゃないですかい」

カルム「気持ちはわからなくもないけども」

アクロマ「ヤッターーーー!! シリアス気味でちょっと心が疲れてたんです!!! さあキョウヘイくん!!!!! さ!!!!!」

キョウヘイ「……」ガシッ

アクロマ「あれっ案外あっさり……まさかついにデレ期が」

キョウヘイ「……」グググググ

アクロマ「あ"ーーーーーーッ痛い!!!! 痛いですキョウヘイくん!!!! つねるのは痛いですよ!!!!! 嬉し~~~~!!!!!」

キョウヘイ「さっき探したのは海で、候補としては森と現場があったっすね。近い森にいくっすか」

ファイア「あ、いいんですかその状態で。探偵さんがいいなら俺らはなんも言わないけども」

カルム「森と言えば、アルファの目撃証言があった場所だよね」

キョウヘイ「既に死んでるはずの……っすよね。それもついでに調べるっすよ」



~森~

キョウヘイ「はい薄暗い~~~~俺もう帰りたいっす」

ファイア「早ない?」

カルム「探偵の癖に怖がりってどうなの……」

キョウヘイ「うるさいっすよそこぉ! 死体はそこまで怖くないから大丈夫なんすよーー!!」

アクロマ「そうですよ、それに可愛いからいいじゃないですkいだだだだだすみませんつい口が滑って」

ファイア「否定はしないんだなあ ふぁいあお」

カルム「語呂悪っ……で、ジュンって人かアルファの手がかりを探すんだよね」

キョウヘイ「そうっすよ。足跡とか人が通った後とか……もちろん本人を見つけられればいいんすけど、最悪それでもいいっす」

キョウヘイ「薄暗いからあんまり期待できないっすけど……多分昼でも同じくらいの明るさっすもんねえ」

ファイア「木のせいでこんな薄暗いんですもんなあ。あ、いや気のせいではなくてね」

カルム「別にそこは言いなおさなくてもいいんだけど……ほら、探すなら探そう」

直下コンマ50以下で手がかりが見つかる(小さければ小さい程見つかる)

カルム「……おじさん呼んでいい?」

ファイア「俺ぼっちになっちゃうからやめて。カップルに囲まれたら死んでしまいます」

キョウヘイ「俺たちそういうのじゃないんすけど!!!!!!!!!」

ファイア「やっべガチギレだすんません」

アクロマ「いだだだだだだだだ私は何も言ってないんですが!?!?!?! でも好きです!!!!! あっ力強まりましたね痛い痛い痛い」

カルム「よく火に油を注げるよね……アホは置いといて、成果を整理する?」

キョウヘイ「ちょっ 探偵抜きで話し進めないんでほしいんすけど! 真面目にやるっすよ、ごほん」

キョウヘイ「……はい、という訳でジュンを発見したんすよね」

ジュン「あっもう喋って良い感じか!? そこのアンタ、独り身が寂しいならオレとカップルっちゃおうぜ!」

ファイア「遠慮します~~~」

カルム「第一声がこれ? ボクも帰りたくなってきたんだけど」

ジュン「まあまあ……っていうか、なんでオレを探してたんだ? 何か用事か?」

キョウヘイ「姿を見かけないから、ってことで探してたんすけど……何か聞くことあったっすかね」

聞くこと(複数可) 下1

キョウヘイ「一つ、こんなところで何してるんすか?」

ジュン「散歩! ここ、神様とかいるんだろ? なら巫女さんとかミステリアスな人外美女美男子いないかなーと」

キョウヘイ「ふむ……二つ目! 今日の午前2時~5時、いや、6時くらいまでは何してたっすか?」

ジュン「寝てた!!!!!!」

キョウヘイ「ちからづよぉい……本当っすか?」

ジュン「なんだってんだよー、その時間に起きてる方がおかしいだろー!? 7時くらいに腹減ったからレストランに向かったぞ!」

キョウヘイ「俺たちと同じくらいっすね……入れ替わりだったんすかね? 一人で行ったんすか?」

ジュン「いや……うん、一人で行った! サンドイッチが並んでたから食べたぞ! シェフさんは忙しそうだったから裏付けはもらえないかもだけど」

キョウヘイ「……アルファを最後に見たのはいつっすか?」

ジュン「え? いつだったかなー……昨日の夜、オメガだっけ? って人と歩いてるのを見たくらいだぞ」

ジュン「ちなみに一番タイプなのはアンタ!!!!!」

カルム「え……ボク?」

ジュン「人妻感がしていいな~~~って思ったぞ!!!!」

カルム「あながち間違ってないから嫌なんだけど!!! ボクはおじさんの物だから!!!!」

アクロマ「……キョウヘイくん、彼の証言の中に気になるところやおかしいところを見つけましたか?」

キョウヘイ「男であるカルムが普通に人妻扱いされてて本人も否定してないところっすか?」

アクロマ「いえそこではなく……」

キョウヘイ「冗談っすよ。いや冗談じゃなくおかしいとは思うっすけど」

キョウヘイ「なんか某裁判ゲーの『待った!』みたいな感じっすね」

アクロマ「そんな感じです。思いつくだけで構いません、おかしいと思ったところがあれば教えてください!」

キョウヘイ「そう、っすねえ……追及したいところとかでもいいっすか?」

アクロマ「ええ、構いませんとも! きっと安価を取ったレスのコンマで追及できるか否かが決まるでしょう」

キョウヘイ「さらっとメタいこと言うっすよね……思いつくだけ、っすか」

キョウヘイ(気になるところとか追及したいところ……)

下1

キョウヘイ「……ジュン、本当に一人でレストランに行ったんすか?」

ジュン「え、ほんとだぞ!」

キョウヘイ「……」ジーーー

ジュン「……うわーーーごめん嘘!! ほんとはコウキと行ったぞ!!」

キョウヘイ「まあ言いかけてたっすもんねえ……なんで嘘ついたんすか?」

ジュン「半分は、なんか俺疑われてるっぽいし、コウキに迷惑かけたくねーなって」

キョウヘイ「……もう半分は?」

ジュン「もう相手がいるって思われたくなくて!!!! フリーアピールだぞ!!!!」

キョウヘイ「はいお疲れっしたー」

アクロマ「まあ夜に近くなってきましたしねぇ、ご飯を食べて続きの調査は明日にしましょう」

ファイア「お、いいですな。ご飯食べに行こ……ジュンさんもどうですか」

ジュン「やったーー誘われた!!! お誘いありがとな!! それじゃあ二人で」

ファイア「五人席も普通に会ったよね」

カルム「六人席とってさ、おじさんも誘っていい?」

キョウヘイ「いいっすよー」

今日はここまで。まだ三分の一なので全然時間がある。
時間かけて調査とか推理しても時間があまりそうで焦っています。

キョウヘイ「意地張ってるとかじゃないんすけど!?!?!?!?」

アクロマ「私の方はいつでも受け入れ準備OKなんですがねぇ」


今日はお休みです。

メイ「クソ兄貴の恋だけ叶うとか鬼むかつくからダメ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ポケクエもう配信開始してたんですか 暇が出来たらやります。
でも今日はお休みなのです。すまんな

メイの好きな人はt 誰か来たようだ。
はじめます。

12日目

~レストラン~

キョウヘイ「こんばんはー、ご飯食べたいんすけども」

コーン「いらっしゃいませ!!! お待ちしておりました、このコーンが夕食を作りましたので! どうぞお楽しみください!!」

ポッド「俺も作った!!!!!!!!!!!!!!!!」

デント「ちょっと静かにしてもらえるかな……探偵さん、待ってました。ちょうどいいタイミングでしたね」

キョウヘイ「え、何がっすか?」

デント「今後、安全のためご飯の時間は全部統一することになったんです。調査してる探偵さんたち以外には大体伝えたので」

キョウヘイ「そうだったんすね……確かに、大体の人が揃ってる感じあるっす」

ファイア「流石にリーフはいないみたいだけどね」

キョウヘイ「聞き込みをするのにめちゃくちゃ便利な時間ができてしまったっす」

アクロマ「早速聞き込みします? 人によってはいない……ということもあるかもしれませんが!」

聞き込み:誰に何を聞くか 食事時なので質問数は控えめに
下1

キョウヘイ「……あ、ちょっとレッドさんとこ行ってくるっす」

アクロマ「そうですか? では私も」

キョウヘイ「お前は駄目!!!! お座り!!!!!!」

アクロマ「はい!!!!!!!!!!!」

カルム「気持ち悪っ……あっ口に出ちゃった」

キョウヘイ「大丈夫っすよ、俺も同じこと考えてたっすから」

ファイア「探偵さーん、俺は行っていい?」

キョウヘイ「んー、まあファイアならいいっすよ。んじゃいきますかー」


キョウヘイ「レーッドさ……めちゃくちゃ食べている」

レッド「むぐ……キョウヘイ、どうしたの……?」モグモグ

グリーン『よ。あ、あんまり驚くと不審がられるから気を付けろよ?』

ファイア「多分、見えてるのは俺と兄さんとキョウヘイさんくらいだしね」

キョウヘイ「マジっすか……」

キョウヘイ「ちょっと聞きたい事があったんすよ」

レッド「……事件に関係すること……?」

キョウヘイ「ん~~~、まあそうっすけど、非公式な質問だと思ってほしいっす」

レッド「? なに……?」

ファイア「……まさか」

キョウヘイ「そう、そのまさかっす……オメアルの幽霊見えないっすか」

ファイア「あ~~~~っ探偵さんいけないんだ~~~、ミステリの禁足事項に触れちゃっても~~~」

キョウヘイ「しょーがないじゃないっすかぁ!! 前回だってそうだったすよ!!!」

ファイア「前回? ……あ、探偵さんが言ってた前の事件って兄さんの……」

キョウヘイ「あっっっ……く、口が滑った……守秘義務守秘義務!!」

ファイア「……ま、聞きたくなる気持ちはわかりますけどもね」

キョウヘイ「実際の所どうなんすかね……」

レッド「んー……」キョロキョロ

レッド「……まだ、見てない」

キョウヘイ「まだ、っすか」

レッド「うん……幽霊も、移動してるから……」

レッド「それか……未練が残ってなければ、そのまま成仏する」

キョウヘイ「へえ」

グリーン『……おい、こっち見るなっつの』

グリーン『まあ、俺の場合は色々あったからな。今回、リーフの方は衝動的みたいなもんなんだろ?』

レッド「……もう一人は、わからないけど。もし、事故だったら……あまり期待しない方がいい……」

キョウヘイ「いや!! 期待はしてないっすよ。ただいたら怖いなーって思ってたんすよね」

ファイア(あ~~~、このセリフアクロマさんに聞かれてたらめんどくさくなってたな。ナイス判断)


~外~

キョウヘイ「デントさんにご飯の時間も聴いたっすし、俺たちもご飯食べたっすし。こんなもんっすかね」

ファイア「そーですね。それじゃあ解散かな。カルムはハンサムさんと腕組んで行っちゃったし」

キョウヘイ「そっすね……あれ、ファイアはどこで寝るんすか? リーフと同じ部屋だったっすよね?」

ファイア「ま、ね。でも、俺はリーフを信じてるし……警備員さん言いくるめて同じとこで寝ますよ」

キョウヘイ「い、良い兄なんすねぇ……一人っ子の心に響くっす」

ファイア「キョウヘイさんにも兄みたいな人がいるじゃあないですか」

キョウヘイ「え? ……あ! アクロマ持ってくるの忘れたっす!!!」ダッ

ファイア(ずっと座らせたまんまだったのか……)

アクロマ「足がしびれる前に回収されて事なきを得ました!!」

キョウヘイ「すっかり忘れてたっすよね、存在を」

アクロマ「もっと個性を強くして、キョウヘイくんに忘れられないようにしなければですね」

キョウヘイ「これ以上強くするって何する気っすか??? サイボーグ化???」



キョウヘイ「……そういえば、ずっと晴れてるっすよね、この島」

アクロマ「そうですねぇ……あっ、月が綺麗ですね!!!!」

キョウヘイ「お前が死ね」

アクロマ「うーむ、的確な返事をされてしまいました。文学的ですね!」

キョウヘイ「こんなバカみたいな話をして帰るってのもアレっすよねえ……ちらっとどっか寄ってから帰るっすか」

アクロマ「むむ、危険ですよキョウヘイくん!!! お化けが出るかもしれませんよ!!」

キョウヘイ「出ない出ない!!! 俺知ってるっすもん!!! ……警備員がいるって言っても、見回りきれてる訳じゃないっすし」

キョウヘイ「一応っすよ。どっかちらっと見て、誰かいれば証拠になるし。誰もいなければそれはそれでよしっす」

アクロマ「……仕方ないですねぇ、では行きますか! 一か所だけですよ!」

キョウヘイ「わかってるっすよ!」

どこを見回りに行くか 下1

アクロマ「えっっっ キョウヘイくんに……潰れません? 大丈夫ですか???」

キョウヘイ「お前は俺をなんだと思ってるんすか!!!!!! だっ……お前背ぇ高いっすね?」

アクロマ「そうですね、平均以上はあると思います」

キョウヘイ「……それじゃ、コウキとジュンのコテージ方面行くっすか」

アクロマ「キョウヘイくんは可愛い!!!(わかりました!)」

キョウヘイ「しまっとけ本音は!!!!!!!」



キョウヘイ「……とーちゃく、っすね」コソコソ

アクロマ「どうして小声なんですか」コソコソ

キョウヘイ「見つかったら気まずいじゃないっすか」コソコソ

キョウヘイ「もしかしたら何か話してるかもしれないっすし……耳を澄ませてみるっす」コソコソ

直下コンマ25以下で中の音が聞こえる

キョウヘイ「……」ピタ


コウキ「……でも、もう……」

ジュン「……は、絶対……」

コウキ「いや……無理……」

ジュン「だっ……ない……!!」


キョウヘイ「言い争ってるっすけど、何言ってるのか全然わからんっすね……」

アクロマ「デジャヴ……戻ったら集音器作りましょうね」

キョウヘイ「お願いするっす……じゃあ退散っ」ソソクサー



???「……」

???「大した脅威にはならなそう、かも?」



~コテージ~

キョウヘイ「ただいま~~~~っす」

アクロマ「おかえりなさいキョウヘイくん!!!」

キョウヘイ「いやお前も同時に帰ってきたところっすけどね」

アクロマ「まあいいじゃないですか、挨拶は大事ですよ」

キョウヘイ「そうっすけど……ん? なんすかこの鍵。朝にはなかったっすよね」

アクロマ「これですか。これはですね、完璧防犯装置セコロマくんです」

キョウヘイ「某防犯会社を言いたいのはわかるっすけど……ただのせせこましいアクロマに聞こえるっす」

アクロマ「しかし機能は凄いですよ! 基本私とキョウヘイくんしかここに入れないよう施錠されているのです」

キョウヘイ「へ~~~、すごいっすね。その調子で集音器作って欲しいんすけど!!!」

アクロマ「はい!!! しかしですね、集音器は作るのが大変でして……キョウヘイくんが応援してくれたら頑張ります」

キョウヘイ「出たよ~~~~ギャルゲ……乙女ゲー?安価」

応援のことば 下1

キョウヘイ「そうっすね~~~……」

キョウヘイ「……これから、捜査にもっと強力してもらう事になると思うっすけど」

キョウヘイ「無理だけは、しちゃ駄目っすよ……心配だから」

アクロマ「ウワ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッッッッ!!!!!!!!!!」カチャカチャカチャ

キョウヘイ「めちゃくちゃすごい速さで機械が組みあがっていくんすけど!!!」

アクロマ「できました!!!! なんでもきこえーる集音器くんです!!!!!!」

キョウヘイ「さっすが~~! どれくらい聞こえるんすか?」

アクロマ「今まで25だった判定値が70になりますよ!」

キョウヘイ「やった~~!!! これで聞こえない耳とはおさらばっす!!!」

今日はここまで。明日からは耳が聞こえる…

みなさん台風お気をつけて。
こちらは大丈夫ですが普通にお休みです。ごめんね。

雨やばいっすね。はじめます。

13日目

キョウヘイ「前回のあらすじ・・・集音器ゲットっすー!」

アクロマ「キョウヘイくんが喜んでくれて嬉しいです!」

キョウヘイ「いや~~~、目はともかく耳はマジでクソ雑魚だったっすからね……」

アクロマ「ついでにですがどこでもアクロマさんを作成しましたのでどうぞ!」

キョウヘイ「……これ、防犯ブザーじゃないっすか」

アクロマ「見た目はそっくりですが、ええ、これを引っこ抜いていただければ私がすぐ駆けつけますとも!」

キョウヘイ「いや結局防犯ブザーっすよね!? 絶対使わないっすよ……」

アクロマ「まあまあ、一応持っておいてください! 防犯は大事ですよ!」

キョウヘイ「防犯っつっちゃったよ」

アクロマ「……ま、遊ぶのはここまでとしまして。明日も早いですし、そろそろ寝ましょうか」

キョウヘイ「そうっすねー……なんすかその顔」

アクロマ「今日も一緒に寝てくれるのかと思いまして!」

キョウヘイ「寝る訳ないっすよね!!!! おら自分のベッドに戻れ!!!!」

アクロマ「出鼻をくじかれた……がーんですね……」モゾモゾ

キョウヘイ「更新的には出鼻かもしれないっすけど! 時間はもう夜っすからね!!!」

アクロマ「怖い夢を見たらすぐ来てくれていいですからね!!!」

キョウヘイ「しつこいっすよ!! ……朝ごはんは八時っすけど、ん~~……六時起きにしとくっすか」

アクロマ「お布団で携帯をいじると目が悪くなりますよ~~」

キョウヘイ「母親か!! 目覚ましセットしただけっすよ、おやすみなさいっす!」

アクロマ「おやすみなさいキョウヘイくん!!!」



キョウヘイ「……ん、んん」モゾ

キョウヘイ「……? 今なんじ……」ゴソゴソ

キョウヘイ「うげ、まだ三時前じゃないっすか……なんで目ぇさめたんすかね」

キョウヘイ「外でなんか音が……いや、集音器もつけてない俺が気付くわけないっすね」

キョウヘイ「……もしかして、探偵の勘、ってやつっすかね?」

キョウヘイ「ちょっと外の様子を見に行ってもいいかもしれないっす。その場合……」チラ

アクロマ「ぐう……」

キョウヘイ「……こいつには反対されそうだし、置いていってもいいかもしれないっすね」

キョウヘイ「ま、俺の勘も外れるかもしれないし。このまま寝ちゃってもいいんすけど~~……」

1、外の様子を見に行く 2、二度寝
下1

キョウヘイ「……これは一応持ってってやってもいいっすかね」

キョウヘイ「使う事態にはならないと思うっすけど……」


~外~

キョウヘイ「……南国と言っても、夜は若干涼しいっすね」

キョウヘイ「涼しいっていうか肌寒いっていうか……」

キョウヘイ「……気のせい、っすかねえ。とりあえず、気になるところをちらっと見るだけ見るっすか……」

キョウヘイ「へっくし!」

キョウヘイ「……風邪、ではないと思うんすけどねぇ」

調べに行くところ 下1

キョウヘイ「はーーーー!!! お前!!!! 森て!!! ……っと、声がでかかったっすね」

キョウヘイ「……誰にも気づかれてない、と。よし」

キョウヘイ「上をむーいて……あるこー……ああ、綺麗な星空っすねえ」

キョウヘイ「お化けなんてうーそさ、お化けなんてなーいさ……冷蔵庫ーにいーれて、かちかちーにしーちゃお……」


~森~

キョウヘイ「暗~~~~~~ッ怖~~~~~~~~ッ……」

キョウヘイ「懐中電灯とか持って来ればよかったっす……スマホのやつじゃ心細い……」

キョウヘイ「は~~~~~……くそぉ……こうなったら、何が何でも手がかりを……」

???「」ゴソゴソ

キョウヘイ「~~~~ッ!?!? ひ、なんっ、ぐえ」ドテッ

キョウヘイ(……びっくりしすぎて転んだっす……めちゃくちゃカッコ悪い)

キョウヘイ(……でも、そのおかげで。ちょうど茂みに隠れられたみたいっすね)

キョウヘイ(集音器……は、使わなくても聞こえるくらいの位置っすね)

キョウヘイ(足音……二人?)

ジュン「あれ、誰もいない? さっきなんか光った気がしたんだけどなー」

キョウヘイ(ジュン? なんでこんなところに……)

ジュン「てっきり俺がここに通ってるのがバレたかと思ったぜ! ……あ、ごめんごめん、何も無かった!」

キョウヘイ(……通ってるんすか。相手は誰なんすか~~……)

???「……そう、ならいいかも。てっきり誰かが来たかと思ったかも」

ジュン「こんな夜中に森に来る人なんてそうそういないって! それじゃ、俺は戻るぜ!」

???「わかったかも。色々ありがとうかも」

キョウヘイ(女の子の声……っすね。どこかで聞いた事あるような無いような)

キョウヘイ(スマホでこっそり写真撮っとくっすか……暗くて映らないかもっすけど、アクロマならなんとかしてくれるっすよね)

キョウヘイ(でもこの体勢めちゃくちゃ撮りづらいっすね!? うなれ俺の野良猫で鍛えた写真テク~~~~)

直下コンマ50以下でうまく撮れる

キョウヘイ(前半には同意っすけど後半はムリっす!!!!!!!)パシャ

キョウヘイ(……よし、いい感じっすね)

キョウヘイ(タイミグ良く戻っていったっすし……俺も帰るっすか。そーっとそーっと……)


キョウヘイ「……よし、やっと森を抜けたっす」

キョウヘイ「あ~~~~~暗かった……怖かっ いや別に怖くはなかったっすけども」

キョウヘイ「……とりあえず、手がかりゲットっす。さっさと戻って二度寝するっすか~~……へっくし」

キョウヘイ「なんか森よりこの辺りのが寒いよーな気がするっすね~? ……早くもどろ」

秘匿判定 直下コンマが??以下で???????

キョウヘイ「……ん?」ゾクッ

キョウヘイ「なん、か……めちゃくちゃ寒いっすね」

キョウヘイ「それどころか……頭も痛くなってくるし、耳鳴りまで」

キョウヘイ「うーん、流石に薄着すぎたっすかね……ん?」

キョウヘイ「……あ、違うわコレ、風邪とかじゃないっすわ」

キョウヘイ「霊障、ってやつっすよね完全に……だって……」

キョウヘイ「……変なの見えた!!!!! 変なの見えたっすもん!!!!」ダッ

キョウヘイ「人、にしては首がおかしな方向に行ってたっすし!! 足なかったし!! オーラ出てたし!!!」ダッ

キョウヘイ「オーラ的にグリーンさんじゃ無かったしぃいいいいいい!!!! 無理!!!!!」ダッ



~コテージ~

キョウヘイ「っ……はぁ、はぁ……」ガチャ

キョウヘイ「こ、ここまでくれば大丈夫みたいっすね……」

キョウヘイ「……何だったんすか、さっきの。レッドさんはみてないって言ってたのに……」

キョウヘイ「寝る前に嫌なの見ちゃったっす……こうなったら」

キョウヘイ「……」チラ

アクロマ「ぐう……きょうへいくん……」

キョウヘイ「……」ゴソゴソ

キョウヘイ(明日の朝、こいつが起きる前にベッドから抜けだしゃいーんすよ……ぐう)

今日はここまで。

はじめます。

14日目

キョウヘイ「ぐー……」

アクロマ「きょうへいくん……熱湯風呂はちょっと……ぐう」

スマホくん「」ピピピピ!!!!!

直下コンマが60以下ならキョウヘイ それ以外ならアクロマが先に起きる

アクロマ「うーん……キョウヘイくん、携帯が鳴っていますよ……」

アクロマ「キョウヘイく」ピタッ

アクロマ「……危ない危ない、不意の衝撃に心停止するところでした」

アクロマ「とりあえず写真に残しておきましょう」パシャパシャ

アクロマ「……よし! これで満足です! キョウヘイくん、朝ですよーー!!」

キョウヘイ「んー…………あ」

キョウヘイ「……え~~~と、違うんすよ。寝ぼけて……」

アクロマ「私はとても役得だったので構いませんよ!!!!!!!!!」

キョウヘイ「え~~~い喜ぶな!!! ほら出る準備するっすよ!!!!!」

アクロマ「は~~~い」



キョウヘイ「……よし、準備おっけーっす」

アクロマ「今日も可愛くてかっこいいですよ!」

キョウヘイ「お、前半はいらないっすけど……わかってきたじゃないっすか! ふふん」

アクロマ(可愛い…………)

キョウヘイ「えーと、今朝の七時っすね。一時間くらい調査にあてられそうっす」

アクロマ「そうですね、どこを調査しましょうか?」

キョウヘイ「ん~……そうっすねえ、多分みんな寝てるか朝の準備してるかっすし」

キョウヘイ「大抵の人がまだコテージにいる時間っすもんね。聞き込みしとくのもアリかな……」

どこを調査するか 下1

寝落ちしてましたね…今日の夜に続きやります。

そういえば>>690での判定はちゃんと70以下で正規イベントだったんですけど。
あまりにも出目が高かったので(キョウヘイにとって)悪いイベントを起こしました。
はじめます

14日目

アクロマ「……そういえば、キョウヘイくん。寝ぼけるにしても、いつ私のベッドに入ったのですか?」

キョウヘイ「……い、いつだっていいじゃないすか」

アクロマ「ふむ? ……その様子だと、夜お手洗いにいったとかではないのですね」

キョウヘイ「ぎくーーーっ」

アクロマ「そして私に対して言いにくい事……例えば、夜中にこっそり調査するとかそういう事をしたのでは!?」

キョウヘイ「ぎっくぅーーーー!! べ、別に、そんな事ないっすけど!?!?」

アクロマ(わかりやすいですねぇ……可愛いですが、探偵としては少し心配です)

アクロマ「……何事も無かったのなら良いのですが、私のベッドに入っていたという事は何か怖い事があったのでしょう」

アクロマ「調査することを止めはしませんが、次からは絶対私を連れて行ってくださいね!」

キョウヘイ「……はぁーい」

キョウヘイ「とりあえず、今朝の調査はっすね」

キョウヘイ「オメガとアルファのコテージっすよ。そこはまだ調べてないっすもんね?」

アクロマ「そうですねぇ、現場を主に調べていましたからね……行ってみますか」

キョウヘイ「よし、決定!」


~オメアルコテージ~

キョウヘイ「ん~~……あんまり使われていないからか、綺麗っすね」

アクロマ「そうですね……内装は私たちのコテージと同じようです」

キョウヘイ「洗面所、簡易キッチン、だだっ広いベッドルーム……って感じっすね」

キョウヘイ「でかいベッドとテレビと棚と……まぁ、そこまで細かく見なくてもいいかもっす」

アクロマ「では、私は何を調べましょうか?」

キョウヘイ「そうっすねー……」

アクロマができること 1、指紋採取 2、ルミノール検査 
キョウヘイが調べる場所 A、洗面所 B、簡易キッチン C、ベッドルーム
両方とも指定 下1

キョウヘイ「あ~~~、じゃあ指紋採取……とか? できるっすか?」

アクロマ「もちろんですとも! ではやってきます!」

キョウヘイ「頼んだっすよ~~~……じゃ、俺は俺で調べるっすかね」


~ベッドルーム~

キョウヘイ「あんまり使ってないにしても、ここが怪しいっすよね」

キョウヘイ「ベッドも……恐らく、一回は使ってるはず、っすし」

キョウヘイ「何かしら見つかればいいんすけどね~~~……」

直下コンマ70以下で成功

キョウヘイ「ん~~~……ん?」

キョウヘイ「おかしいっすね……オメガの旅行バッグはあるっすけど、アルファのが見当たらないっす」

キョウヘイ「荷物量的に共同ってこともないでしょーし……持ち去られた、んすかね?」

キョウヘイ「これは覚えておいた方がいいかもっすね……あとは……ん?」

キョウヘイ「あれ、これオメガのスマホじゃないっすか」

キョウヘイ「そういえば報告されないなあと思ってたっすけど、本人は持ってなかったんすね……」

キョウヘイ「中身は……流石にロックかかってるっすね。あ、でも通知が一件あるっす」

キョウヘイ「昨日の朝五時半……アルファから。『話があるの。遺跡で待ってる』……?」

キョウヘイ「……アルファはもう、その時間には……つまり、第三者が送ったってことっすかね」

キョウヘイ「とりあえず、このスマホは回収しておくっすか……」

キョウヘイ「中を調べられれば他にわかることがあるかもっすし……普通なら難しいかもっすけど」

キョウヘイ「幸運なことに、カチャカチャが得意なやつがいるっすもんね」

アクロマ「呼びましたか!?!?!?」

キョウヘイ「うおう!? 確かに呼んだっすけども!! ……っていうか、終わったんすか?」

アクロマ「ええ、終わりましたとも。正確に言いますと、採取は、ですがね」

アクロマ「詳しく照合したりは、もう少し時間と落ち着いた環境が必要ですが」

キョウヘイ「その辺りは聞き込みしてるときに頼むっすよ……あ、それで呼んだ理由なんすけど」

キョウヘイ「このスマホ、多分オメガのなんすよね。中見られるかやってみてもらっていいっすか?」

キョウヘイ「それと、この写真……暗い所で撮ったやつなんすけど、明るくして見られるように……とかできないっすかね」

アクロマ「わかりました、お任せください!」

キョウヘイ「わ~~~い普通にありがたいっす」

キョウヘイ「っと……もうすぐ八時になるっすね。朝ごはん食べに行くっすか」

アクロマ「そうですねぇ、腹が減っては戦は出来ぬ、です」

キョウヘイ「捜査は戦っすからねぇ」


~レストラン~

キョウヘイ「おはござ~」

デント「おはようございます、もうすぐ朝ごはんができますよ」

アクロマ「全員が揃ってるとのことでしたし、ここで聞き込みもできそうですね……おや?」

ファイア「探偵さん、アクロマさん。おはようございます……ちょっといいですかね」

キョウヘイ「どうしたんすか?」

ファイア「……実は、この時間になってもライが来なくて」

キョウヘイ「あっ……ふ、フラグ回収来るっすか……?」

ファイア「縁起の悪い事を……でも、俺もそう思って。刑事さんと探偵さんが揃ったら様子を見に行こうと思ってたんです」

カルム「あ、キョウヘイたち来たの? ……じゃあ、早く行こう。おじさんが待ちかねてる」

キョウヘイ「……そうっすね、行くっすか」



~ライのコテージ~

キョウヘイ「ライー? ライ、いないっすかー」ピンポーン

キョウヘイ「……返事はない、っすね。鍵は……空いてる」カチャリ

ファイア「……入ります?」

キョウヘイ「よし、覚悟はできたっす……お邪魔するっすよ!」バンッ

~コテージ内部~

キョウヘイ「玄関先は誰もいない、靴もライの物が普通にそろえられているだけ」

キョウヘイ「……寝てるんすか、ライ……ッ」

ライ「」

ファイア「ッ……ねぇ、これ、死んでます? 死んでるんですか、これ」

アクロマ「……本当に残念ですが、この出血量だと、もう……」

ファイア「そんな……ッ」ダッ

カルム「ファイア!」

ハンサム「行かせてやるんだ、彼にも一人になりたい時があるだろう。それより……我々がするべきなのは、捜査だ」

キョウヘイ「……改めて。現在時刻は朝の七時っす」

キョウヘイ「胸と腹部が真っ赤で、ベッドに仰向けに倒れているライを発見したっす」

キョウヘイ「第一発見者は、ここにいる全員……と、ファイア、っすか」

ハンサム「本来なら、ちゃんとした捜査ができる警察官を呼ぶべきなんだろうが……」

キョウヘイ「あ、そうっすよ。なんで呼んでくれないんすか? 事件はめちゃくちゃ現場で起こってるっすよ」

ハンサム「それが、東京で凶悪事件と記録に残る大雨が同時に起きたらしくてな……」

ハンサム「数人いるだろうからそれでなんとかしろ、との事だ」

キョウヘイ「なんじゃそりゃ……っくしゅん!」

アクロマ「キョウヘイくん、大丈夫ですか?」

キョウヘイ「……大丈夫っすよ」

カルム「捜査、ほぼ任せてたからね……大変だったら言ってよ、ボク達も手伝うから……別に心配してるわけじゃないけど!!!」

キョウヘイ「めちゃくちゃ心配してくれてるじゃないっすか……」

キョウヘイ「しんどくなったら言うっすよ。それまでは俺も頑張るっす」

キョウヘイ「ともかく、ここもちゃんと調べないと、っすよね」

アクロマ「そうですね……キョウヘイくんとカルムさんは聞き込みを頼めますか」

アクロマ「検死と簡単な捜査は私とハンサムさんでしておきます」

ハンサム「何故君に指示されなければならないんだね……と言いたいところだが、良いだろう!」

ハンサム「捜査は慣れているし、聞き込みは探偵たちのほうが向いているだろうからな」

アクロマ「死亡推定時刻は一番に調べます。判明したら連絡しますね」

キョウヘイ「よし、任されたっす。死亡時刻がわかるまで、とりあえずは昨晩のアリバイとかを聞くっすかね」

カルム「……そうだね。ファイアは色々気付くし一緒にいてほしかったけど……少しそっとしておこう」

キョウヘイ「……ツンは?」

カルム「あっ ぜ、全然心配なんてしてないけどね!!!!!!」

キョウヘイ「はい、心配性ありがとうございました~~。じゃあ行くっすよ」

カルム「だから心配してないってば!!!!」

今日はここまで。三人目。

>>719はミスです!!! 八時が正しいですね…
ミスを修正しつつ今日はお休みです。行動安価だけ残しておきます。
誰の所に話を聞きに行くか 下1

はじめます。

キョウヘイ「……被害者のことを一番知っているであろう人に会いに行くっすよ」

カルム「へえ、誰?」

キョウヘイ「それが~~~……あー、この先の事はお口チャックっすよ」

カルム「口外禁止ってこと? ……まあ、いいけど。捜査ってそういうものだしね」

キョウヘイ「よーし言質とーった! それじゃあ行くっすよ、グリーンさんとこに!」

カルム「え? その名前って」

キョウヘイ「いいから!!! 朝だから薄いかもしれないっすけど!!!」

カルム「ねえちょっとどういうこと!?!?」



キョウヘイ「レッドさーん!」

レッド「キョウヘイ……ライの事?」

キョウヘイ「あれ、知ってたんすか? 情報が速いっすね」

レッド「まあ……何か、聞きたい事があるの……?」

キョウヘイ「レッドさんにっていうか~~……朝だから見えないっすかね、グリーンさんいます?」

レッド「ん……あ、いたよ」

グリーン『ん? 何だ揃いも揃って』

キョウヘイ「あ~~~辛うじて見えるレベル……ちょっと聞きたい事があったんすよ」

カルム「……」

レッド「……カルム、凄い顔してる……」

カルム「そりゃそうでしょ……なんで二人とも何もない所に話しかけてるの……」

グリーン『あれだろ、ライについて聞きてーんだろ』

キョウヘイ「情報流れるの早いっすねぇ……っていうか、落ち着いてるっすね?」

グリーン『まあな……自分で言うのもなんだけどよ』

グリーン『あいつ、俺にすげーそっくりだからよ。その内殺されるんじゃねーかなって思ってたんだよな』

キョウヘイ「この兄弟……」

グリーン『やめろやめろその顔!! ……って言ってもよ、俺もそんな言える事ねーんだよな』

グリーン『ライだろ? 性格は良くないぜ。あとすぐ調子に乗るし……ま、俺が死んでから大人しいけどよ』

キョウヘイ「ふーむ……なら、犯人はライの事を良く知ってる人っすかね。恨みがドーンみたいな」

グリーン『……さぁな。二日間ってのは案外長いもんだぜ』

キョウヘイ(……他に何か聞くことはあるっすかね)

グリーンに聞くこと 下1

グリーン『あれだろ、ライについて聞きてーんだろ』

キョウヘイ「情報流れるの早いっすねぇ……っていうか、落ち着いてるっすね?」

グリーン『まあな……自分で言うのもなんだけどよ』

グリーン『あいつ、俺にすげーそっくりだからよ。その内殺されるんじゃねーかなって思ってたんだよな』

キョウヘイ「この兄弟……」

グリーン『やめろやめろその顔!! ……って言ってもよ、俺もそんな言える事ねーんだよな』

グリーン『ライだろ? 性格は良くないぜ。あとすぐ調子に乗るし……ま、俺が死んでから大人しいけどよ』

キョウヘイ「ふーむ……なら、犯人はライの事を良く知ってる人っすかね。恨みがドーンみたいな」

グリーン『……さぁな。二日間ってのは案外長いもんだぜ』

キョウヘイ(……他に何か聞くことはあるっすかね)

グリーンに聞くこと 下1

はい誤爆安価下

キョウヘイ「アンタらのその髪の毛どうなってるんすか?」

グリーン『お、聞くか? これめちゃくちゃ時間かけてるんだぜ』

キョウヘイ「えっマジっすか」

グリーン『生前は毎朝早くに起きてよ、朝にシャワーを浴びて……』

キョウヘイ(やべっこれ話長くなるやつだな)

レッド「あー……めんどくさい話聞いちゃった……」

カルム「そうなの? 全然わからないんだけど」

レッド「……ほら、キョウヘイの顔」

カルム「あ~……あれは……すごい興味ないけど義理で一応聞いてる感じの顔でしょ?」

レッド「そうだよ……ちゃんと聞いててあげて偉い、から……助太刀……波ァッ!!」

グリーン『ぎゃあああああああ!? いってえんだよお前!!!!!!!』

キョウヘイ「良家生まれのRさん……」



キョウヘイ「……ろくな情報なかったっすね」

カルム「どういう話してたの?」

キョウヘイ「かくかくしかじか、っす」

カルム「ふーん……確かに、犯人候補もわかってないしね。少しは絞りたいけど……」

カルム「ライと親しい人、だと。ファイアか、リーフか、レッドになるよ」

キョウヘイ「ん~~~、ファイアは反応的に違うと思うっすけど……リーフも監視されてるんじゃないすか?」

カルム「っていうか、ファイアも同じ部屋で寝たわけだし。警備員に聞けば二人分のアリバイは取れるよね」

キョウヘイ「そうっすよねぇ……ん」プルルル

キョウヘイ「もしもーし」

アクロマ『もしもし! 私ですよ!!!!!』

キョウヘイ「いや画面見ればわかるっすからね?」

キョウヘイ「……何かわかったんすか?」

アクロマ『ええ、死亡推定時刻がわかりました。午前三時から六時の間……だと思います』

キョウヘイ「なんすか? ふわっとした言い方っすねぇ」

アクロマ『少し自信が持てないのです……科学者の勘、なんですがね』

アクロマ『死因は胸部を複数回刺されたことによる失血死だと思われます。凶器は見つかっていませんね』

アクロマ『少し気になったのは、死体が少し湿っていた事です。汚れてはいないですし、外の湿気ではなさそうですが……』

アクロマ『……それくらいでしょうかね。時間があれば、現場を見に来てください』

アクロマ『私が気付かなかったことに、キョウヘイくんが気付く可能性もありますからね! 待ってますよ!』

キョウヘイ「……それ、単にお前が俺に会いたいだけじゃないんすか?」

アクロマ『わかってるじゃないですか!!!!! なら言いますけど会いたいので会いに来てくだs』ブツッ

キョウヘイ(……ついブツ切りしてしまった)

今日はここまで。最初に書き忘れてたけど15日目でした。そろそろ半分です

昨日はちょっとお休みでした(事後報告)
ついでに今日もお休みです…そして行動安価を置く

次に話を聞きに行く人 下1
今後の方針 1、全体的に情報を集める 2、発生順に解決する 3、具体的にあれば 下3

3:現場を見て朝食を食べたら何か知ってそうなコウキとジュンをアクロマと二人でそれぞれ見張る

遅くなりまして。はじめます…の前に安価に対する訂正とかとか。
>>744は次に話を聞きに行く人、を詳しく書いたものとして処理します。
今後の方針っていうのは、選択肢にあるように事件全体に対してどう処理していくかの方針、的な。
改めて、今後の方針。 1、三つの事件全体的に情報を集めていく 2、発生順に処理していく 3、特定の事件を指定してそれから処理 4、具体例
下1

ありがとうございます。んじゃ発生順という事で。
きょうはもう時間が遅いので終わります。また明日。
ちなみに八月七日は特別番外編をします。

某所で予告してた通り(おおよそ)十時半なので開始したいと思います。
番外編です。今日は何の日?

レッド「無口幽霊、五周年の日、でーす……」

キョウヘイ「いぇーーーーーーい!!!!!」

トウヤ「わ~~~」パチパチ

キョウヘイ「あれっ、なんかテンション低くないすか!? 五周年すよ!? もっと祝いムード出しましょ!?」

レッド「半分くらい休載期間だし……」

トウヤ「五年で大したこともしてないし、進むストーリーとかも無いしねぇ」

キョウヘイ「そこら辺は大目に見てもいいんじゃないすかね? ほらだって……五周年っすよ」

キョウヘイ「五年って言ったらそこそこのロングスパンっすからね!? ポケモンのハードもDSからスイッチになったっすし」

レッド「ピカブイ……たのしみ」

トウヤ「10歳のロリも15歳の大人になっちゃうくらいの長さだもんね」

キョウヘイ「15歳って大人なんすかねぇ」

レッド「カルムとセレナは、わりと、大人……かも」

キョウヘイ「微妙っすよね~」

トウヤ「少なくともロリではないかな」キッパリ

花の日?(単純)

キョウヘイ「別にそこは自信持たなくてもよかったっすね? っていうか何するんすか、今日」

レッド「……わかんない」

トウヤ「わかんないかぁ、そういう事もあるよねぇ」

キョウヘイ「事前準備とか一切なしのぶっつけイベント感やばいっすよね」

レッド「うん……あ、ちなみに、現在地はポケモンセンターです……」

トウヤ「シロガネ山の下にあるところだね」

キョウヘイ「ぜんっぜん人こないっすね~~~」

トウヤ「そもそもバッジいっぱい持ってないと入れないからねぇ」

レッド「利用者、大体僕なんだって……だから、多目的室、っぽいところもすぐ借りられた……」

キョウヘイ「長机とパイプ椅子っすもん 五周年会場気合入れて!!!」

トウヤ「まぁまぁ、企画とかゲストを豪華にすればいいんじゃないかな?」

キョウヘイ「それもそうっすね……ゲスト、誰呼ぶんすか?」

レッド「んー……じゃあ、一人目のゲストは、『懐かしい人』で……」

『懐かしい人』に該当するゲスト 下1

マチス()

マチス「ハロー! お久しぶりデース!!!」

レッド「うわ……」

キョウヘイ「あ、レッドさんのレアなあからさまに嫌な顔だ」

マチス「酷いデスねー、もう手は出しまセーンよ!」

トウヤ「あれっ、一回は出してるんだっけ?」

レッド「……二人に会う前、序盤の序盤で…………」

キョウヘイ「えっ 殴っていいすか」

レッド「前に自分で殴ったから、大丈夫……」

トウヤ「マチスは大丈夫じゃなかっただろうねえ」

マチス「肋骨三本持ってかれマシタ」

キョウヘイ「言うて手加減されてる感あるっすけどね?」

レッド「そうでもない……」

マチス「ワタシ元軍人デスよ、それなりに鍛えてマース! レッドには負けマシタが!」

トウヤ「まあレッドはねぇ……ところで、当時は何を思ってそのような犯行に及んだのかな」

マチス「えっ」

キョウヘイ「トウヤさんが穏やかな中堅刑事みたいな顔し始めたっすけど」

レッド「取り調べ……?」

トウヤ「故郷の親御さんが泣いてるよ」

キョウヘイ「本格的に取り調べっすねぇ!?」

レッド(かつ丼食べたくなってきた……)

マチス「逆に襲わないのは失礼かと思ったんデース」

トウヤ「そこをぐっと抑えるのがロリショタを愛する者の務めでしょうが!!!!!!」

キョウヘイ「あっキレた いやキレるポイントもおかしいっすけどね!?」

レッド「かつ丼買ってきていい……?」



トウヤ「まあ犯行は過去のことだし、犯人も反省したようだから帰したよ」

キョウヘイ「あの後のお説教長かったっすね~」

トウヤ「だってロリコンとして許せないよ、ロリに手を出すなんて……」

キョウヘイ「いやレッドさんの話っすけどね? ロリではないっすよ?」

トウヤ「いやだってレッドは実質……あれ、レッドは?」

キョウヘイ「トウヤさんのなが~いお話の間にかつ丼買いに行ったっすよ。お腹空いたって言ってたっす」

トウヤ「そうなの? 何かお土産持って来ればよかったなぁ」

キョウヘイ「ふふん、俺はお土産持ってきたっすよ! 食べ物ではないっすけど」

トウヤ「そうなの? 偉いねぇ、流石キョウヘイ」ナデナデ

キョウヘイ「あっいや今のはそういう扱いを受けたくて言った訳じゃ……あ、レッドさん」

レッド「ただいま……さっき、『面白そうな人』見つけたから、連れてきた……」

二人目のゲスト『面白そうな人』 下1



トウヤ「まあ犯行は過去のことだし、犯人も反省したようだから帰したよ」

キョウヘイ「あの後のお説教長かったっすね~」

トウヤ「だってロリコンとして許せないよ、ロリに手を出すなんて……」

キョウヘイ「いやレッドさんの話っすけどね? ロリではないっすよ?」

トウヤ「いやだってレッドは実質……あれ、レッドは?」

キョウヘイ「トウヤさんのなが~いお話の間にかつ丼買いに行ったっすよ。お腹空いたって言ってたっす」

トウヤ「そうなの? 何かお土産持って来ればよかったなぁ」

キョウヘイ「ふふん、俺はお土産持ってきたっすよ! 食べ物ではないっすけど」

トウヤ「そうなの? 偉いねぇ、流石キョウヘイ」ナデナデ

キョウヘイ「あっいや今のはそういう扱いを受けたくて言った訳じゃ……あ、レッドさん」

レッド「ただいま……さっき、『面白そうな人』見つけたから、連れてきた……」

二人目のゲスト『面白そうな人』 下1

普通に誤爆しましたすんません

トウコ「私よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「うるせっ! ってトウコさんじゃないすか」

トウヤ「あれ、トウコ? 面白そうな人って聞いてたけど」

レッド「久しぶりだったし……ここで連れてきたら面白いかな、って」

トウコ「わかってるじゃないレッド……わかってるわねレッド! 私だってそこそこ序盤に登場したのよ!」

トウコ「だから五周年記念なら呼ばれてもいいんじゃないかしら、ねぇ!」

キョウヘイ「初登場はイッシュで、その後シンオウでレギュラーしてたっすよね」

トウヤ「懐かしいねぇ、イッシュからシンオウへの飛行機手配とかしてくれてたっけ」

レッド「お世話になってた……」

トウコ「そうよ……ふふふ、私頑張ってたのよ!!」ブイ

トウヤ「テンション高いねぇ」

トウコ「なんだかんだ出番少なかったから、普通に嬉しいわ!」

トウヤ「そうだねぇ、あんまり連れてくる機会とかなかったし……」

トウコ「……ん? そういえば、トウヤってほんとーにレギュラーなんだし、私が出やすいようにしてくれてもよかったんじゃない?」

トウヤ「えっ」

キョウヘイ「あ、トウヤさんのちょっとレアなやべっ的顔だ」

レッド「あんまり見ないね……」

トウコ「そうじゃない? 双子の片割れがこうして悩んでるのに、酷いじゃない!」

トウヤ「そうは言っても……トウコってあんまり特徴ないからねぇ」

トウコ「ヴッッッッッ」バタッ

レッド「トウコが死んだ……!」

キョウヘイ「この人でなし!」

トウヤ「あはは、ごめんごめん」

キョウヘイ「ヒエ~ちっとも悪いと思ってない顔していらっしゃる……」

トウコ「……こ、こうなったら、こうなったら!!」ガバッ

レッド「あ、起きた……おはよう」

トウコ「おはよう! 私、決めたわ!! 安価に頼るッ!!」

キョウヘイ「えっ、マジすか!? やめたほうがいいっすよ!」

レッド「……大きな賭け……」

トウヤ「僕はトウコがそれでいいなら止めないけど」

トウコ「先輩(クリスタル)だって安価で姉御肌って特徴ついたって言ってたもの……! 私だって!」

レッド「……そのクリスタルさん、あんまり出てないような」

キョウヘイ「しーーーーっレッドさんしーーーーーーっ!!!」

トウヤ「こういうのは本人のやりたいようにやらせればいいんだよ」

トウコ「それじゃあ私の特徴安価!!! どん!!!!」

トウコの特徴 下1

男装させるのが好き(メイの逆)

トウコ「控えめな陽キャ」

レッド「……控えめな陽キャ……?」

キョウヘイ「ちょっと控えめにウェイウェイしてればいいんじゃないすかね?」

トウヤ「控えめっていうのがポイントじゃないかな」

トウコ「……ふむ、わかったわ! 博士の助手ポジという知的さを損なわない程度に明るく、ってことなのね」

トウコ「私、頑張ってみる! とりあえず今からナイトプールに行って自撮りしてくるわ!!」ポーン

レシラム「もえるーわ!」

キョウヘイ「それ割とガチな陽キャのやつっすね!? 頑張ってくださいっすー!!」

トウコ「SNSクイーンに私はなるーーーーーーッ!!!!!!」

トウヤ「がんばれ~」

レッド「……まぶしい……」

キョウヘイ「レッドさんはどっちかっていうと吹雪キャっすもんね(?)」

レッド「……あ、写真アップされてる……」

キョウヘイ「めっちゃはしゃいでるじゃないすか、このサングラスオシャレっすね~」

トウヤ「トウコは元々明るいからねぇ。多分プールでも新しい友達いっぱい作ってるんじゃないかなぁ」

キョウヘイ「それでタグいっぱいつけるやつっすね、俺知ってるっすよ」

レッド「まぶしい……」

キョウヘイ「レッドさんがまぶしくなってしまっている……それじゃあ次はアレっすね!」

トウヤ「アレ? ああ、ここまではしゃぎめできたから『大人しめの人』ってことかな」

キョウヘイ「そうっす! 一旦クールダウンするっすよ!」

レッド「そうする……」

三人目のゲスト『大人しめの人』 下1

シルバー「こ、こんにちは……」

レッド「! シルバー……ようこそ」

シルバー「い、いえっ、こちらこそ招いていただきまして誠にありがたい限りです!!!!」

キョウヘイ「レッドさん嬉しそうっすね~、シルバー割とうるさいっすけど」

トウヤ「いつも通りではあるけどねぇ」

シルバー「すみません、少し緊張してしまって……」

レッド「別に、緊張しなくても……いつも通り、だよ」

キョウヘイ「そうっすよ、別に五周年だからって特別なことないっすよ」

トウヤ「そうそう。でも、せっかくだし何か企画はしたいよねぇ……はい、お茶どうぞ」

シルバー「ありがとうございます……企画、ですか」

レッド「……早食い大会、とか……?」

キョウヘイ「かつ丼を活かそうとしてくるっすね……でもレッドさんの圧勝なので駄目でーす」

レッド「残念……じゃあ、えーと、シルバーも楽しめそうな企画……」

企画(なんかゲームとかなんでもいいです) 下1

キョウヘイ「手押し相撲らしいっすよ」

レッド「……相撲」

トウヤ「流石にレッドは何かしらハンデがないとだね……」

キョウヘイ「じゃあレッドさんは片手……いやそれも厳しいっすね……えーと、指一本でいけるっすか」

レッド「楽勝……」

トウヤ「秘孔突く人みたいになったね……」

キョウヘイ「ハンデ軽かったっすかね~~……ま、頑張ってくださいっすシルバー」

シルバー「……えっ、俺ですか!?」

キョウヘイ「そらそうっすよ、ほれほれ」

シルバー「わ、わかり、ました……」

トウヤ「……レッド、ハンデもう一個でシルバーは体押してもオッケーってどうかな」

レッド「……それで、互角の戦いができる……かも」

シルバー「レッドさんと手押し相撲……これでも勝てる気がしませんね……」

キョウヘイ「じゃあシルバーが勝ったらレッドさんがなんか言う事一回聞くらしいっすよ」

シルバー「えっ」

レッド「……いいよ、負けないから……」

トウヤ「じゃあ、レッドは勝ったらお菓子買ってもらうとかでいいかな?」

レッド「いいよ……たけのこ食べたい……」

キョウヘイ「その話題は戦争が起きるからしーーっすよ!! ほれ構えて!!!」

キョウヘイ「それでは~~っ、レディー ファイト!!!!」

コンマが高い方の勝ち
レッド 下1コンマ(+10)  シルバー 下2コンマ

ほっ



キョウヘイ「五分経過っす」

トウヤ「すごい互角の戦いだねぇ……」

キョウヘイ「二人とも無言なんで俺が解説するっすけど、シルバーは中々攻められてないっすね」

トウヤ「少しレッドに対して遠慮があるっていうより、攻撃をなんとかするので精一杯って感じだね」

キョウヘイ「レッドさんはガンガン攻めてるんすけどねぇ……指一本っすからね」

トウヤ「人差し指一本でよく戦えてるね……」

レッド(……駄目だ、このままだと押し負けるかもしれない、こうなったら力技でっ!!!)

シルバー「!?」

キョウヘイ「おーーーっとここでレッドさん振りかぶったーーーー!!!」

トウヤ「そしてそのまま人差し指で……無理矢理押し出したーーーー!!!!」

シルバー「わ、わわっ」ズサッ

キョウヘイ「シルバー、一歩後退りました! よってレッドさんの勝利ーーーーー!!!」

レッド「……」v

シルバー「さ、流石レッドさん……どれだけ不利な状況であろうと一点に集中すれば勝利への一手があると……」

キョウヘイ「いや絶対そこまでは考えてないっすね」

シルバー「次、来るときは……何か、お菓子を持ってきますね」

レッド「うん、ありがとう……待ってる、ね」

キョウヘイ「はーいありがとうございました~~……って、シルバー普通に来てるんすか!?」

レッド「うん、遊びにきたり……バトルしにきたり」

トウヤ「へぇ、いいな~……僕たちもたまに遊びに来ていい?」

レッド「うん……でも、遠いし、大変じゃ……」

キョウヘイ「だーいじょうぶっすよ、ばりばりだーもきゅらららーも速いんすから」

トウヤ「今までは大体レッドに誘ってもらう感じだったしねぇ」

レッド「……じゃ、じゃあ、待ってるね……」

キョウヘイ「スキマ時間見つけたらビュンっすよ! と、この辺りで四人目行ってみるっすか」

トウヤ「じゃあ、そうだなぁ……『すばやさが高い人』ってどうかな。どんな意味でもいいよ」

キョウヘイ「物理だとレッドさんに勝てる人はいないっすからね……」

レッド「鍛えてるから……」

四人目ゲスト『すばやさが高い人』 下1

コウキ「おじゃましま~~~~~す!!!!」バッ

キョウヘイ「なるほど脱ぐまでのすばやさが高いっすね!!」

レッド「寒くない……?」

コウキ「大丈夫だよ~、シンオウと同じくらいだから全然脱げる~」

トウヤ「そう考えると、コウキは露出スキルが高いんだねぇ」

レッド「露出スキル……」

キョウヘイ「なんすかその深く考えたくないスキルは」

コウキ「それはね~~、脱ぐことのできる範囲が広いって意味の露出スキルのことだよ~」

コウキ「北国生まれだから、どれだけ寒くても脱げるっていうのは強みだと思いま~す!」

キョウヘイ「そんな就活での自己アピールみたいな……」

レッド「……僕も寒いの平気だし、そのスキル高いんじゃ……」

キョウヘイ「レッドさんは普段脱がないから大丈夫じゃないっすかねぇ!?」

トウヤ「適当にいった単語でここまで話が広がるとは思ってなかったなぁ」

コウキ「ところで、僕が来たけど何する~?」

キョウヘイ「コウキっすもんねぇ……えっ、いやコウキ以外が脱ぐのは流石に放送事故っすよ」

レッド「別に、いいけど……」

キョウヘイ「駄目っすよ!!! 画面の前のシルバー辺りが死んでしまうっす」

トウヤ「えっこれ放送してたの?」

コウキ「してるよ~~、だから僕遊びに来たんだもん~」

トウヤ「そっかぁ……じゃあ、そうだなぁ、コウキってディアルガ連れてたよね?」

コウキ「うん、いるよ~」ポーン

ディアルガ「」キリッ

キョウヘイ「あ、時間旅行してみちゃいます?」

レッド「……楽しそう」

トウヤ「一応範囲は限定して、ここにいる四人の誰かが何歳の頃……みたいに指定してもらおっか」

コウキ「わ~~、楽しそう~~! 過去も未来も行けるよ~」

キョウヘイ「タイムパトロールに捕まりそうなふざけた企画っすけど良さそうっすね!」

レッド「それじゃあ……誰が何歳くらいの時代に行くか……どん」

下1

トウヤ「わあ」

キョウヘイ「え~~~~っ楽しそうっすね!?」

レッド「……」ワクワク

コウキ「気合い入ってきた~~! まあ頑張るのは僕じゃなくてディアルガだけど~。頑張れディアルガ~~!」バッ

キョウヘイ「どさくさに紛れて脱ぐのはやめなさい!!!」

ディアルガ「きゅおーーー!!」ピカーーン


~カノコタウン~

キョウヘイ「へぇ、ここがカノコタウンっすか。来たことあるっすけど」

コウキ「ここ涼しいね~~~、脱ぎやすい気候って感じ~」バッ

レッド「わからないでもない……でも着て……」

コウキ「はぁい」ゴソゴソ

トウヤ「うわ~、懐かしいなぁ……あ、あそこが僕の家だよ」

レッド「……突撃」

キョウヘイ「おーーー!」

コウキ「わ~~~!!!」バッ

トウヤ(5)「わ、脱いでるお兄さんがいる」

コウキ「こんにちは~~、僕は怪しいお兄さんじゃないよ! 脱いでるだけで」

キョウヘイ「いや十分怪しいっすからね?? ごほん……こんにちは~、お名前聞いてもいいかな~?」

トウヤ(5)「トウヤだよ~」

レッド「ちっちゃい……かわいい……ちっちゃい……僕より……」

トウヤ(5)「うーん……お兄さんたちみんな怪しいよ~」

キョウヘイ「え!?!? 俺もっすか!?!? この二人はともかくして俺も!?!?」

コウキ「こんなに非武装アピールしてるのに~~!!」

レッド「あ、怪しい……」ガーン

トウヤ「そりゃねぇ、怪しく見えると思うよ」

キョウヘイ「あ、えーと、大きい方さん……どういう意味っすか」

トウヤ「だって、ねぇ。初めて見た人がいきなり集まって話しかけてきたら怪しいと思うんじゃないかな。ね?」

トウヤ(5)「そう~……でも、大きいお兄さんが一番怪しいよ!」

トウヤ「えっ」

キョウヘイ「あ、割とガチのショックを受けた顔っすね」



キョウヘイ「帰ってきたっすよ~」

トウヤ「怪しい……僕から見て僕が……そこまで……???」

レッド「そ、そこまで怪しくないよ……」

コウキ「脱いだら怪しくなくなるよ~、まずは帽子からとかとってみよ~~」

トウヤ「取っちゃおうかな……」

キョウヘイ「(露出)魔からの声は聞かないようにしたほうがいいっすよ……まあ、帽子くらいはいいと思うっすけど」

レッド「コウキレベルは駄目だと思う……パンツは履いて……」

コウキ「あちゃ~~、せっかく徐々に全裸してたのにバレちゃった~。次来るときは靴下だけで来るね~」

レッド「またね……」

キョウヘイ「かなりハイレベルな事を言い残していったっすね……」

トウヤ「時間的に、ゲスト呼べるのはあと一回くらいかな?」

レッド「じゃあ……二人くらい、一気に呼ぼう……自由、で」

五人目ゲスト 下1  六人目ゲスト 下3

グリーン「おらおら来てやったぞ! ボンジュール!!!」

メイ「やっほやっほ~~! メイちゃんの登場で~す、ばばば~~ん!!」

キョウヘイ「騒がしい人たちが来たっすね~~」

レッド「緑、来たの……?」

グリーン「はあ? 来るに決まってんだろーが。ま、俺くらいの人気がありゃあ当然だな」

レッド「あっそう……メイ、いらっしゃい。たけのこ食べる……?」

メイ「わ~~、メイ里の民だからちょー嬉しい!! ありがとうレッドー!」

グリーン「おい扱いの差!!!! つーか山の方はねーのかよ」

キョウヘイ「諦めた方がいいっすよ、今は里のほうが優勢っす……俺は山派なんすけどね~」

トウヤ「たけのこ美味しいもんねぇ」

キョウヘイ(……あれ、メイってきのこ派じゃなかったか? まあいっか)

レッド「……緑とメイ、の二人が来て……何、すればいいのかな」

トウヤ「最後だし、それも安価でいいんじゃない?」

キョウヘイ「丸投げしていくスタイルでいくっすよ~~! そーれ!」

何をするか 下1

グリーン「はぁ!?!? なんで俺なんだよ!!! もっと適任なのがそこに三ついるだろうが!!」

キョウヘイ「三つたぁ酷いじゃないっすか~~、安価で指定されたのはグリーンさんっすよ???」

グリーン「めっちゃくちゃ腹立つ顔をしやがる……くそ、何着ろっつーんだよ」

メイ「え? 女装でしょ? メイ知ってるよ!」

グリーン「だったら猶更適任がそこにいるだろうが!!!!」

レッド「……緑も、普段僕がどんな気持ちかわかればいい……」

グリーン「ふざけんなお前!! お前は!!! 似合うからまだマシだろ~がよぉ!!!」ガシッ

レッド「!? ……! み、道連れにする気……!?」

グリーン「よくわかったじゃねえか!! 普段からそこまで察しが良ければいいんだけどな!! よしやってくれ!!!」

メイ「おっけおっけ~! 二人共でいーのかにゃ? メイちゃんにお任せのお任せ~~~!!!」

キョウヘイ「メイ、イキイキしてるっすねぇ」

トウヤ「楽しそうでなによりだねぇ」

メイ「何着せちゃおっかにゃ~~! 衣装ケース持ってきといてよかったぁ!」

何を着せるか 下1(似合う度はコンマ)(コンマ一桁が偶数ならレッドは逃げる)

リーリエの服(キョウヘイの悪夢)

キョウヘイ「ね"え"」

レッド「落ち着いて……」

キョウヘイ「あれ、レッドさん逃げ出してこれたんすね?」

レッド「腕力は、僕の方が上だから……」

グリーン『ちくしょ~~~~~~!!!! レッドお前あとで一発殴るからな!!!!!』

トウヤ「……まぁ、メイの腕を信じよう」

~30分後~

レッド「…………」

キョウヘイ「八切からーの階段からーのジョーカーで上がりっすよ!!」

トウヤ「うーん、強いねぇ……じゃあ革命起こそうかな」

レッド「!?!?!?」

キョウヘイ「ああ、恐らく恵まれているであろうレッドさんの手札が……」

トウヤ「ごめんねぇ」

メイ「あ、大富豪してる! 誰が勝ったの~?」

キョウヘイ「勿論俺っすよ! 暫定平民がトウヤさん、恐らく大貧民がレッドさんっすね」

メイ「へ~、レッド運良さそうなのににゃ~」

キョウヘイ「運は良いんすけど戦略がアレっすね……」

キョウヘイ「……っていうか終わったんすか?」

メイ「もっちろぉん! 悪くはないと思うんだけど、グリーンが出てこようとしないんだよねぇ」

レッド「……任せて」

トウヤ「あれ、何かいい作戦があるの?」

レッド「うん……ごほん。『ナナミおねえちゃんへ』」

グリーン「おいレッド!!!!!!!!!!!!! それどこで見つけやがった!!!!!!!!!!!!!!」ダッ

キョウヘイ「おおうっ!? ……うわ、メイ凄いっすねぇ」

トウヤ「ちゃんとしてる……メイク上手だね?」

メイ「えっへへ~、それほどでも~~……あります!」

レッド「…………」

キョウヘイ「……どーしたんすかレッドさん? なんか……すごいビックリしてるっすけど」

レッド「ナ……ナナミさんにすごくそっくり……」

グリーン「……だろ??? 俺もそう思ってめちゃくちゃ複雑なんだわ」

キョウヘイ「お姉さんっすよね? そんなにそっくりなんすか?」

レッド「わりと……なんていうか……雰囲気以外が」

グリーン「服ぜんっぜんちげぇのにな……元ネタの方には似ないっつーな」

キョウヘイ「いや難しいと思うっすよそれは……あっちはお嬢様っすからね」

レッド「まあ、一応……」パシャ

グリーン「うお!? ……おい撮ってんじゃねえ!!!」

レッド「緑は僕の女装写真集持ってるのに……?」

グリーン「……すんません」

トウヤ「真顔で問い詰めるのはやめてあげよう?」

キョウヘイ「言うてその事実は割とやべーっすから仕方ないっすよね」

メイ「ところでレッド、写真集にゃんだけど、今三冊目まで出てるの知ってる?」

レッド「!?」

キョウヘイ「こわ……」

メイ「巻末付録にキョウたんの女装写真もあったよ~」

キョウヘイ「は!?!?!?!?」

キョウヘイ「……あ、レッドさん、そろそろ時間らしいっすよ」

レッド「ほんとだ……じゃあ、そろそろ終わりだね」

グリーン「おい俺この格好のままエンディング入るのかよ」

レッド「えっと、今日で五年経ちました……びっくりです」

グリーン「おいエンディングトーク入るなって」

レッド「最近、あんまりできてないし、番外編はふにゃふにゃしてるけど……」

グリーン「おい」

レッド「これからも、末永くやっていきたいと思ってるので……よろしくお願いします……」

グリーン「おいって」

トウヤ「多分東京オリンピックまでは続くんじゃないかな~」

キョウヘイ「そこまでは続かないだろ~~なんて話をオリンピック決定時にしてたっすね……」

グリーン「おい!」

メイ「今の番外編にはメイは出てないけど~~、あと半分くらいだからそっちもよろしくね~!」

グリーン「おい!!!!」

レッド「……次回も、また見てください……また、ね」

グリーン「話聞けお前らあああああああああああああッ!!!!!!!!!」

おわり

今後、22:30に開始スタイルでやっていこうと思います。
その時間にここ見てなんもなかったら休みなんだなあ 的な 感じで……
不定期マンで申し訳ないっす

今日も暑いですね。ということで番外編です。

レッド「…………暑い……死ぬ……」

リーフ「死なないで兄さん!!!!!!!!!!」

ファイア「兄さんは知らなかったかもしれないけど、地上では今異常気象レベルで暑いんですよ」

レッド「……なんで……」

ファイア「なんでと言われましてもねえ……あ、別にグラードンは関わってないよ」

ブルー「レッドー、お手紙きてるわよ!」

レッド「おてがみ……」ピラ

ユウキ『やっほー!!!!!! 元気かーーーー?????』

ユウキ『俺たち、プールのお手伝いすることになったからチケットを送るぞ!!!!!!!!』

ユウキ『ぜひ遊びに来てくれよなーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!』

レッド「……文字が暑い」

ファイア「プールですってよ、兄さん。せっかくだし涼んできたら?」

レッド「……うん」

レッド「……」プルル

トウヤ『はーい、トウヤでーす。どうしたの?』

レッド「ホウエン地方、なるはや」

トウヤ『うん、わかったー。水分補給はしっかりね?』

レッド「うん……」

ファイア(今の短い会話で暑いんだとわかるんだなぁ)

レッド「……」プルル

キョウヘイ『はあいもっしー。俺っすよ俺俺!』

レッド「ホウエン地方、なるはや」

キョウヘイ『オッケーっす! おい、今日の予定はオールキャンセr』

ファイア(今日もお仕事がいっぱい入ってたんだなあ)



~ホウエン地方・デボンプール~

キョウヘイ「へぇ、ここがデボンプールっすか」

トウヤ「ここがどこの経営か一発でわかるねぇ」

レッド「……うん」

キョウヘイ「お、少し元気になってるっすね」

レッド「もうすぐ涼める……から」

トウヤ「……そっかぁ」

キョウヘイ「それに対してトウヤさんは……なんでちょっと元気ないんすか」

トウヤ「レッドはスク水じゃないんだなぁって……」

レッド「……ご、ごめんね」

キョウヘイ「いやいやいや謝ることじゃないっすよ」

キョウヘイ「そういえば……レッドさん、もう一人呼んだんすよね?」

トウヤ「えっ、そうなの?」

レッド「うん、チケット……四枚、入ってたから」

キョウヘイ「ファイア経由で俺も聞いたんすけどねー」

トウヤ「結構仲良いよねぇ……それで、誰を呼んだの?」

レッド「えっと……」

下1

レッド「……あ、きた」

シルバー「こ、こんにちは」

キョウヘイ「おっシルバーじゃないっすか~~~」

シルバー「な、なんですかその顔……」

キョウヘイ「いや~~?? ところでトウヤさん、俺と二人で回りません?」

トウヤ「あ~~……まあ、僕はいいよー」

シルバー「なっ」

レッド「……み、みんなで行きたい……」

キョウヘイ「おーっと、レッドさんがそう言うなら皆で行きますか!」

シルバー「……俺からも、全員でお願いします……うっかり気絶して溺れないように……」

トウヤ「うーん、危険がいっぱいだねぇ」

キョウヘイ「ところで、とりあえず着替えたっすけど」

トウヤ「ここってどういう施設があるの?」

レッド「えっと……パンフレット……」ゴソゴソ

シルバー「最近のプールは色々とありますね」

レッド「スライダー、流れるプール、なんか風船に入るやつ……とか、色々ある……」

キョウヘイ「うーん、夏らしいっすねぇ」

トウヤ「水ポケモンのショーとかもあるみたいだね?」

レッド「見たい……」

シルバー「時間になったら行ってみましょう」

レッド「うん……」

最初に行くところ 1、スライダー(回るやつ) 2、スライダー(絶叫系) 3、流れるプール 4、なんか風船にはいるやつ
下1

レッド「……これ、行きたい」

キョウヘイ「おおう、絶叫系スライダーっすねぇ」

トウヤ「どれどれ? ギャラドスに乗って激流下り……すごいね!?」

シルバー「な、中々……凄そうですね。お、俺はレッドさんについていきますから!」

レッド「やった……」

キョウヘイ「もちろん俺たちもついていくっすよー。はいそれじゃあせーの」ピョン


~スライダー乗り場~

キョウヘイ「はい到着!」スタッ

トウヤ「古いねぇ」

レッド「乗ります……」

ハルカ「いらっしゃいかもー……あれ、レッド達かも?」

レッド「ハルカ……ハルカも、お手伝い……?」

ハルカ「そうかもー。それより、これ乗ってくかも?」

キョウヘイ「そのつもりっすけど……」

ハルカ「……わかったかも。死人は出さないように頑張るかも」

ハルカ「みなさん、今日は絶叫スライダーにご乗車いただきありがとうございますかも」

ギャラドス「ぐおおおお!」

ハルカ「今日はギャラドスも元気いっぱいかも。張り切っていくかも」

レッド「……」ワクワク

シルバー「ヘルメット一つに、簡易シートベルトのみ……」

キョウヘイ「なんすかこれ!!!!! えっマジで死なないっすか!?!?!?」

トウヤ「まだ辞世の句は書いてないんだけどねぇ……」

レッド「大丈夫……皆に何かあったら、助けにいくから……」

キョウヘイ「うーんレッドさんかっこいい!!! でもそういう問題じゃないんすよね~~!!!!!」

ハルカ「そろそろギャラドスが耐え切れないみたいなので行ってみるかも。しっかりつかまるかも」

ギャラドス「ぎゃおおおう!!!」ザバア

レッド「わーい……」

シルバー「か、覚悟は決めました!!」

キョウヘイ「俺はまだっすよーーー!!!」

トウヤ「あははー」


キョウヘイ「はーーーっ……はーーーっ……マジで怖かったんすけど!!!」

トウヤ「生きて帰れてよかったねぇ」

シルバー「……そうですね」

レッド「ギャラドス、かっこよかった……」

キョウヘイ「うーんぶれないレッドさん……まあ一番楽しんでたっすしねぇ」

シルバー「流石です……」

トウヤ「何でも楽しむのは大事だよねぇ……今回はあれだったけど。次、どこに行こっか?」

1、スライダー(回転系) 2、流れるプール 3、なんか風船に入るやつ 4、波のプール
下1

レッド「……これ、は?」

キョウヘイ「どれどれ? ジュゴンに乗ってくるくる回りながら、広いプールを下っていこう……楽しそうっすね!」

レッド「よかった……」

トウヤ「これなら命の危険もなさそうだしねぇ」

シルバー「命の危険があるほうがおかしいのでは……」

レッド「たぶん、くるくるするだけで、楽しいと思うから……」

キョウヘイ「そうっすね! ごーごーっす!」

シルバー(ん? まれに同じスライダーに乗ったトレーナーからバトルを挑まれることがあります……?)

シルバー(……まあ、大丈夫だろう)

~スライダー乗り場~

アルファ「みなさん、こんにちは~~! って、あれ? レッドさんたち!」

アルファ「そういえば、ユウキさんがチケットを送ったって言ってたような……来てくれてありがとうございます!」

レッド「こちらこそ、呼んでくれてありがとう……」

キョウヘイ「この時点で安心感が違うっすねぇ」

トウヤ「わかる……このスライダーに乗りたいんだけど、注意事項とかあるかな?」

アルファ「はい! このスライダーでは、ポケモンを一匹だけ持ち込めるようになってます!」

アルファ「それとですね、このスライダーでは二人一組になってます。二人ずつに分かれて乗ってくださいね!」

レッド「わかった……じゃあ、ピカチュウ」

ピカチュウ「ぴか!」

シルバー「クロバット、頼むぞ」

クロバット「ばばっ」

キョウヘイ「ん~~、ランクルス! 頼んだっす!」

ランクルス「くゆりゅるるる」

トウヤ「じゃあ、シンボラーにお願いしようかな」

シンボラー「」パタパタ

どの組み合わせで乗るか 下1

レッド「……シルバー、行こう」

シルバー「は、はいっ!」

キョウヘイ「じゃ、俺はトウヤさんと……あ、エスパータイプで被ったっすね」

トウヤ「そうだねぇ……まぁ、僕たちならきっと大丈夫だよ」

アルファ「お決まりみたいですね! それじゃあジュゴン、頑張ってね! 二組さま出発でーす!」

ジュゴン「じゅごー!」「じゅごごー!」

レッド「わー……」

シルバー(バトルになったら、レッドさんの足を引っ張らないようにしないと……)

キョウヘイ「いってきまーっす!」

トウヤ「まーす」

レッド「ジュゴン、どっち行くの……?」

ジュゴン「じゅごご!」スイー

シルバー「本当に、ジュゴンの好きにさせている感じですね……」

レッド「たのしい……」

シルバー(可愛い……)

レッド「……あ、誰かいる……」

シルバー「……バトルになるかもしれませんから、準備を……」

レッド「……わかった」

遭遇したトレーナー(コンビで書いても、見たいうちの片方だけ書いても可) 下1

グリーン「あ」

ライ「あ」

レッド「ピカチュウ、十万ボルト」

ピカチュウ「ぴーかー……」

シルバー「ま、待ってくださいレッドさん! せめてあっちがポケモンを出してからにしましょう!!!」

レッド「はっ……ご、ごめん……」

グリーン「お前……お前いきなり十万ボルトしようとするのやめろっていつも言ってるだろ!!!」

ライ「いつもされてんのかよ兄貴!?!?」

レッド「してる……」

シルバー「してるんですか……!!」

グリーン「つーか、お前が連れてきたのピカチュウかよ。ついてねーな」ポン

ギャラドス「ぎゃおおう!」

ライ「……チッ」ポン

ギャラドス「ぎゃーおお!」

レッド「……シルバー。僕が、緑のギャラドスを倒すから……」

シルバー「あいつのを倒せばいいんですね。わかりました」

ライ「な、なんだよその言い方!! そう簡単に勝てると思うなよッ!」

グリーン「……ま、俺もこんくらいの気迫で行くか。今日こそ勝つぜ、レッド!」

レッド「……勝つ」


キョウヘイ「……遠くから爆音が聞こえないっすか?」

トウヤ「うーん、聞こえるねぇ。かみなりが落ちる音とか」

キョウヘイ「レッドさんが戦いを始めたんすかね……相手さんもかわいそーに」

トウヤ「せっかくなら、僕たちはバトルとかせずのんびり行きたいけどねぇ」

キョウヘイ「そうっすか? 俺はやってみたいっすけどねー、水上バトル!」

トウヤ「楽しいだろうけど……あれ、誰か来たみたいだよ」

キョウヘイ「お、うわさの対戦相手候補っすね! 誰っすかね~」

下1

キョウヘイ「あっカップルっすよ」

トウヤ「そういえば二人用だもんねぇ……カップルで乗ってもおかしくないよね」

キョウヘイ「もしここで出くわしたのがレッドさんだったら突撃してたでしょーけども……」

キョウヘイ「俺自身は大してカップルに恨みはないっすからねぇ。俺もルリちゃんとラブラブカポーっすし!」

トウヤ「そうだねぇ……それじゃあ、今回はスルーしておく?」

キョウヘイ「……それがそうもいかないみたいっすよ」

トウヤ「え? ……ああ、すごいバトルしたそうにしてるねぇ、相手さんたち」

キョウヘイ「大方、恋人にいいところ見せたいんでしょーけど……ま、何事も本気が一番っすよ。ねぇトウヤさん!」

トウヤ「ん? うーん、そうだねぇ。あんまり手加減して勝たせてあげる、ってのもねぇ」

キョウヘイ「よーし言質とーった! 全力でぶっ潰しにいくっすよ!!!!!」

トウヤ(そっか、夏はアイドルさんって忙しいもんねぇ……鬱憤が溜まっているんだね……)



レッド「……」フフン

グリーン「くっそ、全力出しやがって」

ライ「そっちの放電に巻き込まれて俺のギャラドスまで倒れたしな!」

シルバー「直前で指示できたので、俺のクロバットは無事でしたけどね」

レッド「あ……二人のバトル、邪魔したのはごめんね……」

グリーン「別にいいだろ、正式にはマルチバトルなんだしよ」

レッド「緑は黙ってて……」

グリーン「んだとこら」

キョウヘイ「あれ、なんか増えてないっすか?」

トウヤ「グリーンたちも来てたんだ?」

グリーン「じいちゃんがチケット貰ったっつってたからよ」

ライ「あまらせるわけにもいかねーからな!」

キョウヘイ「それでレッドさんたちに挑んでぼろ負けしたと」

グリーン「うるせえ!!!!!!」

グリーン「つーかお前らも乗ってたのかよ」

レッド「……バトル、した?」

キョウヘイ「したっすよぉ。ねートウヤさん!」

トウヤ「したねぇ……うん、少しかわいそうだったけど、本気出したねぇ」

キョウヘイ「可哀想なことないっすよ! いつでも全身全霊が一番っす」

シルバー(もしかして、さっき泣きながら去っていったカップルって……)

レッド「……勝ったなら、なにより」

キョウヘイ「俺たちが負けるわけないっすよ!」

トウヤ「仮にも元イッシュチャンピオンだからねぇ」


レッド「……緑たちは去りました」

キョウヘイ「俺の目にはレッドさんがグリーンさんを蹴り出してるようにしか見えなかったんすけど」

レッド「そうかもしれない……」

トウヤ「嘘はつかないの偉いねぇ」

シルバー「……」

キョウヘイ(あれはグリーンさんがいたらレッドさんと絡む枠を取られるからよかったって顔っすね……)

トウヤ「あ、時間的に次のアトラクションで最後かな?」

レッド「うん……次の行ったら、ショー、見よう」

シルバー「はい! ……どこ、行きますか?」

レッド「えっと……」

1、流れるプール 2、波の出るプール 3、なんか風船にはいるやつ 4、砂浜宝探し 
下1

レッド「……なんか風船にはいるやつ」

キョウヘイ「あ~~、あれっすね? なんか風船に入って……ハムスターみたいに進むやつっすね」

トウヤ「うわぁ、運動神経が問われそうだねぇ……」

シルバー「そう、ですね……これも二人用か」ボソッ

キョウヘイ「おっ」

シルバー「そ、その顔やめてください!」

レッド「? ……ね、行こう」

キョウヘイ「はいはい行くっすよ~! ねぇシルバーくん!」

シルバー「は、はい……」

トウヤ「楽しそうだねぇ。誰がどうとは言わないけど」

ヒカリ「こーんにーち……あら、貴方たちも来たのね」

キョウヘイ「あれぇここでヒカリが来るっすか!?」

レッド「ヒカリも、お手伝いしてたの……?」

ヒカリ「ええ、手伝えばしばらくタダで遊んでいいって言われたのよ」

ヒカリ「シンオウは夏のレジャーが少ないから……こっちで遊んでみたかったのよね」

トウヤ「なるほどねぇ……それは理解したけど、急にこのアトラクションでの不安度が高まったかな」

シルバー「……そう、ですね」

ヒカリ「失礼ね。まぁ、中々面白いアトラクションであることは否定しないわ」

ヒカリ「この球の中に入って、レースをしてもらうのよ。難しいわよ、前に進むことですら」

レッド「レース……!」

キョウヘイ「うわ、スイッチ入っちゃったっすね? これはレッドさんと同じチームになるが吉っすかね」

ヒカリ「案外そうでもないわ。力だけあったって、空回りするのがこの競技よ。考えてスピードを出さないとね」

ヒカリ「それと……あなたたち、二人組に分けようとしたら固定されちゃうじゃない。だから、くじ引きで分けさせてもらうわ」

トウヤ「へえ、くじ引きなら平等だもんねぇ」

ヒカリ「ええ、そうよ。エーフィとその仲間たち、ごめんなさいね。それじゃあレッド、引いてくれるかしら」

レッド「……うん」ピッ

直下コンマ1~33で 赤銀・トウヤキョウヘイ 34~66で赤トウヤ・銀キョウヘイ 67~99で赤キョウヘイ・銀トウヤ

レッド「……キョウヘイ」

キョウヘイ「レッドさん来た! これで勝つる!!」

シルバー「それでは……よろしくお願いします」

トウヤ「うん、よろしくねぇ。できるだけ頑張ろうかぁ」

ヒカリ「良い感じに分けられたみたいね。それじゃあこのゲートをくぐりなさい」

レッド「……これ、なに?」

ヒカリ「パルキアの力を使った異空間ゲートよ。完全な球体にするために出入り口は作らなかったの、これで入って頂戴」

キョウヘイ「質問っす!!! 空気は大丈夫なんすか!!!!!!」

ヒカリ「安心なさい、同じく異空間ゲートから新鮮な空気をお届けするわ」

トウヤ「よかったー、窒息死は流石に大変だもんねぇ」

シルバー(伝説の力がこんなことに使われていいのだろうか……???)

レッド「……意外と、ぐらぐらする」

キョウヘイ「っていうか、まともに立てなくないっすか? おべっふ」ベシャ

レッド「うん、難しい……速くしようとしたら……キョウヘイが、洗濯物みたいになっちゃう……」

キョウヘイ「わかりやすい例えありがとうございますっす……んじゃあ、そこそこのペースで! 俺が指示出すっすから良い感じに行きましょうっす!」

レッド「う、うん……! 頑張る!」

キョウヘイ「よーっし、妥当インテリ組ー!」

レッド「おー……!」


~一方そのころ~

トウヤ「よっこいしょ」ドテッ

シルバー「着地の地点で失敗してますけど大丈夫ですか……」

トウヤ「うーん、駄目かも……なんとかして勝ちたいんだけどねぇ」

シルバー「……多分、無理に運動神経に頼らなくても、勝てるとは思うんです」

トウヤ「そうだねぇ……どれだけ疲れずに風船を効率よく回転させられるか、だねぇ」

シルバー「レッドさんを超えるため、何とか考えながら動かないと……」

トウヤ「……よし、頑張ろうか! 多分、何とかなると思うよ。一緒に考えてみよう」

シルバー「はい!」


ヒカリ「準備はいいかしら? それじゃあ、よーい……」

ヒカリ「スタート!」ピーッ

コンマの数字が高いほうが勝ち  レッドとキョウヘイ 下1  シルバーとトウヤ 下2

キョウヘイ「レッドさんもうちょい右!!! 右っす!!! そうそうそう!!!!!」

レッド「右……! み、右、みぎ、右ってどっちだっけ……」

キョウヘイ「不安にならないで大丈夫っすから!!! お箸持つほうっすよ!!!」

レッド「! こっちだ……!」ダッ

キョウヘイ「あ"ーーーーっもうちょいスピード緩めてくださいっす!!!」グルグル

レッド(洗濯物にしちゃった……!)ピタッ


トウヤ「多分、こっち側に重心をもっ」ベシャ

シルバー「トウヤさん!? だ、大丈夫ですか!?」

トウヤ「はは、あのね、今足腰が弱くなったおじいちゃんの気分」プルプル

シルバー「ト、トウヤさん……! まだまだお若いですよ!!」

トウヤ「うん……ま、まだ、まだ若い者に負けるわけには」ベシャ

シルバー「トウヤさーーーーん!!!!」


ヒカリ「……別の意味で見ごたえがあるような戦いね」

レッド「つ、ついた……ゴール、ゴールついた!」

キョウヘイ「マジっすか!? マジだ!! やったーー!! 俺たちの勝ちっすよーーー!!!」

レッド「や、やった……! ありがとう、キョウヘイ……!」

キョウヘイ「レッドさんがばーーーってやってくれたおかげっすよぉ!」

ヒカリ「ゴールおめでとう。さぁ、ここから出て頂戴。ちなみにシルバーとトウヤのペアはリタイアしたわ」

キョウヘイ「リタイア」

ヒカリ「あれを御覧なさい」

トウヤ「……」スン

シルバー「……」アワアワ

ヒカリ「下手に動くと転ぶと気付いた人間と、それに気付いたもののどうすればいいかわからない人間よ」

レッド「……」

キョウヘイ「レッドさんの哀れみの顔ってわりと心に来るっすね……あの人らがこっち見てなくてよかったっす」

ヒカリ「と、言うわけで。勝利した二人にはこのタマザラシぬいぐるみをプレゼントよ」

レッド「やった……もふもふ」

キョウヘイ「おー、結構可愛いっすね!」

トウヤ「よかったねぇ」

シルバー「おめでとうございます……」

キョウヘイ「あ、もう体は大丈夫なんすか?」

トウヤ「なんとかね……」

レッド「……シルバー、ごめんね」

シルバー「い、いえ、大丈夫です! ……それより、もうすぐショーが始まるみたいですよ」

レッド「! 行こう……!」

トウヤ「そうだねぇ……うっ腰が」

キョウヘイ「湿布アタック!!!!」ベシッ



~ショー会場~

キョウヘイ「結構しっかりしたセットっすねぇ」

レッド「……あ」

カスミ「! ……何よ、その顔! もうあんたに変なことしたりしないわよ!」

レッド「う、うん……えっと、ショー、やるの……?」

カスミ「もちろん! だってあたしはカントー1の水ポケモン使いなんだから!」

カスミ「このショーは、すっごく練習したし……せっかくだから見ていきなさいよ!」

レッド「……」

キョウヘイ「だいじょーぶっすか? レッドさん」

トウヤ「……見られる?」

レッド「うん……本当に、頑張ってるみたいだし……応援しないと……」

シルバー(……ぐっって力入れた……かわいい……)

カスミ『これから始まるのは、あたしの自慢の水ポケモン達による、最高のショータイムです!』

カスミ『まばたき禁止よ、しっかり目に焼き付けていきなさいよね!』

ギャラドス「ぎゃおーう!」

ジュゴン「じゅごーっ!」

ゴルダック「ぐわっ」

スターミー「ヘアッ」


キョウヘイ「おおおう、わりとガチのパフォーマンスしてくるっすね!?」

トウヤ「パフォーマーとして、プロなんだろうねぇ」

シルバー「ポケモンの技でこんな魅せ方があるなんて……」

レッド「すごい……ほんとに、すごい」

レッド(ポケモンたちの事が本当に好きだから、できるショーなんだろうな……)



キョウヘイ「いやー、すごかったっすねぇ」

トウヤ「そうだねぇ……レッドも、楽しかった?」

レッド「うん……! すごく楽しかった……!」

シルバー「……あの、後のことは、お願いします」

キョウヘイ「あ、限界きたっぽいすね」

トウヤ「はーい、救護室にでも運んでおくね」

レッド「?」

シルバー「お願いしm」バタッ

レッド「!?!?」

トウヤ「じゃあ救護室に運んでくるねー」

レッド「えっ」

アナウンス『ただいまより、人気アイドルルッコちゃんによるサプライズライブが行われます!』

キョウヘイ「えっ!!!!! じゃあ俺はここで! みなさんさようなら!!!」ダッ

レッド「あっ」

レッド「……えーと、その」

レッド「……プール、楽しかったです……さよーならー……」ノシ

おわり。
そういえば、今日はペルセウス座流星群らしいですね。
晴れている地域の方は空を見上げてみてはどうでしょうか。りゅうせいぐんはつよい

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2018年06月04日 (月) 22:28:34   ID: 1zMPLQHL

面白いです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

2 :  SS好きの774さん   2018年08月09日 (木) 22:33:14   ID: nnhYTEnu

まだかなー?

3 :  SS好きの774さん   2018年08月09日 (木) 22:48:37   ID: nnhYTEnu

あれ?今日はない感じ?まいいや。

4 :  SS好きの774さん   2018年08月10日 (金) 22:51:24   ID: hAqmIpQW

今日もない?まいいやおやすみなさいぜす、

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