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よろしくお願いします


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あらすじ


チームラグナロクを倒し決勝進出したチーム満足だった



弥生のホテル



鬼柳「…………」シュッシュッ



鬼柳「…………ネクロマンサー召喚………効果……デーモン蘇生……ガンサーチ……」ブツブツ



鬼柳「ビートル特殊召喚………効果……トリシューラ召喚……ガン発動……」ブツブツ


鬼柳「…シンクロキャンセル発動…………」ブツブツ



鬼柳「………………ダイレクトアタック!勝利ーーーー!」バンッ




鬼柳「ヒャハハハハ!インフェルニティの展開力を思い知ったか!」



メイ「もし、鬼柳あなたうるさいですわ、ソリティアで遊んでないでそこ退きなさい」パッパッパッ



メイ「箒をかけられないでしょう、その床に並べたカードも早く集めて」サッサッサッ



鬼柳「お、メイお前……何をしてるんだ」






メイ「弥生さんにはお金も払わずこのホテルに置いてもらってるのだから、できる限りは働いて恩を返そうと思うの」



鬼柳「ああそうかい、ご苦労なことだな」カサカサッ



鬼柳「確かにこのホテル彼方此方に蜘蛛の巣はってるからな……がんばれよ」トントンッ



鬼柳「じゃ、外行ってくるわ」スタスタ



メイ「待ちなさい」クイッ



鬼柳「く……な、なんだよ?」



メイ「あなたも手伝いなさい、穀潰し」



鬼柳「は?おいおい、俺はちゃんと金払ってるんだぜ」



鬼柳「なんでそんなこと…」



メイ「ほら、雑巾かけなさい」ポイッ



鬼柳「……」ペシャッ



鬼柳「く……………」





………………


鬼柳「ひゃはははははは!」ダダダダダ!



鬼柳「ヒャハハハハ!」ダダダダダ!



鬼柳「床のゴミ共を生贄にいいーーー!!」ダダダダダ!



鬼柳「現れろ雑巾にへばりついた埃の塊ヒャハハハハ!」ダダダダダ!



メイ「うるさいわ!静かに雑巾掛けできませんの!?」



鬼柳「掃除してやってるんだから文句言うなよ」ジャバジャバ…



メイ「まったく……ドタドタ走ると余計埃が舞うでしよう」



鬼柳「………ん?なんかカードが落ちてるぞ」カサッ



チェンジ・スライム



鬼柳「……ああー、太郎たち置いて行きやがったな」



鬼柳「まあ、とりあえずもらっておくか…」



………………………………




メイ「……ふぅ……これくらいでいいでしょう」フー



鬼柳「くそ…………なんか疲れた………」



メイ「勝手に大暴れしたせいでしょう」



鬼柳「ああーー………お茶持ってきてくれ」



メイ「………そうね、私も喉乾いたし…ちょっと待っていなさい、持ってくるわ」


スタスタ バタン…



鬼柳「…………ふう……」



プルルルルルルルルル………



鬼柳「ん………電話…俺の部屋にってことは…俺宛てか…」スタスタ



鬼柳「もしもし、こちら鬼柳」ガチャッ



ニコ『あ、鬼柳さん?』


鬼柳「おお、ニコか、何か用か?」





ニコ『はい、鬼柳さん、お金は足りていますか?』



鬼柳「ああ、計画的に使ってるからな、まだまだ保ちそうだぜ」



ニコ『それは良かったです』



鬼柳「この前の試合見たか?」



ニコ『ええ、鬼柳さんカッコ良かったです、最近鬼柳さんのおかげでサティスファクションタウンがものすごく繁盛していますよ』



鬼柳「マジか、まあそうか、決勝進出したからな」



ニコ『ウエストもテレビの前で大興奮でしたよ、ふふ』



鬼柳「あいつらも元気か」



ニコ『はい、この前なんて……』



ガチャッ


メイ「鬼柳、緑茶しかなかったわ」スタスタ



鬼柳「あ、サンキュー」



ニコ『………鬼柳さん?』






メイ「あら?電話しているの」



鬼柳「ああ、第二の故郷からな」



メイ「ふうん……まあいいわ」コポコポ……



メイ「はい」コトッ



鬼柳「悪いな」



鬼柳「……ああ、ニコ、中断してすまん」



鬼柳「で、ウエストがどうしたって…?」



ニコ『……』


鬼柳「ニコ?……おいニコ?」



ニコ『鬼柳さん………今どこにいるんですか?』


鬼柳「え、ホテルだけど」



ニコ『ホテル………………え、鬼柳さん近くに誰かいますよね…』


鬼柳「ん………」チラッ


メイ「…………なにか?」ズズー……



鬼柳「ああ、いるが……」



ニコ『声聞こえたんですけど………女の人の声が…』





鬼柳「女……………」



ニコ『近くにいる人……女の人ですか』



鬼柳「………!?」ブワッ (なんだ………威圧感が……こ、こいつは……!?)



ニコ『…………ふふ、誰です?』



鬼柳「えーと…………なんだ……なんか声色が……怒ってるか?」



ニコ『いいえ、怒ってませんよ』



鬼柳「そうか………で、ウエストがなんだって……?」



ニコ『ウエストは今はどうでもいいでしょう…ねえ?』



鬼柳「え?いや、お前が……」



ニコ『とにかく、近くにいる人に代わっていただけませんか?』



鬼柳「え……………あ………」



メイ「………?」ズズー……



ニコ『鬼柳さん?』



鬼柳「………」(なんだ…おれの中の…警戒レベルが5だ……!)






メイ「………なにか?」



鬼柳「…………あ、ああ」



ガチャッ


弥生「おい、メイ、ちょっと来てくれ!」



メイ「あ、弥生さん、わかりましたわ」


メイ「鬼柳、お茶はそこに置いておくから、自分で片付けなさい」


スタスタ… バタン



鬼柳「あ………ああ」



ニコ『………どうしました?』



鬼柳「ニコ、悪いが用事があるらしい、行っちまったよ」



ニコ『……………そうですか、残念です』



鬼柳「そ、そうか…」(残念……?)



ニコ『…………じゃあ、そろそろ私も切りますね』


鬼柳「そうか、わかった」



ニコ『………近いうち…また電話しますね』ガチャッ



鬼柳「…………き、切り際に戦慄……!」





…………………………………


ポッポタイム ガレージ 正午



遊星「………」スタスタ…ガチャッ



ブルーノ「あ、遊星おかえり」



遊星「ああ、ただいま」



クロウ「どこ行ってたんだよ」



ジャック「これから全員で昼飯だというのに」



遊星「すまない、歩いてたら呼び止められたんだ」



ブルーノ「呼び止められた…?」



クロウ「おいおい、絡まれたのかよ」



遊星「いや、この手紙を読んでくださいと渡されただけだ」サッ



ジャック「手紙だと………果たし状ではないのか」



遊星「わからない」



クロウ「手紙って…………」チラッ



クロウ「………ハート形のシールが貼ってありやがる……」




遊星「何がかいてあるのか……」



ブルーノ「どんな人からもらったんだい?」



遊星「俺たちと同年代くらいの女性だった」



ジャック「女だと………果たし状ではないのか」



ブルーノ「いや、わからないよ、デュエルの申し込みかも……」



ジャック「デュエル……まさか、イリアステルか……!明後日の俺たちとの試合の前に罠を……」



遊星「……こんなこと言いたくはないが……可能性なあるな」



クロウ(あるわけねーだろ!恋文率1000%じゃねーか……!)



クロウ(チャンピオンだし、WRGPでも活躍してるし……ファンからだろうな)



遊星「どうする………読んで見た方がいいか」



ジャック「開けたらドカン!なんて事は無いだろうな」



ブルーノ「はは、そんな事は無いと思うけど……」





遊星「まあ、放置もできない……読んでみよう」スッ



クロウ「…………」



ジャック「…………」サッ



ブルーノ「み、身構えないでよジャック、怖いなぁ…」サッ



遊星「………」カサカサッ



ガチャッ


アキ「遊星ー、いるかしら?」



クロウ「うあああぁ………!!」ガタッ



遊星「!?どうしたクロウ!」



ジャック「十六夜が入ってきただけだ、落ち着けクロウ」



アキ「?脅かせちゃった?ごめんなさいクロウ」



クロウ「あ………あぁ………」(なんでこのタイミングで来るんだよ………!)








アキ「何をしているの?」



遊星「ああ…実は」



クロウ(言うのか……!?遊星言うのか……!?命は惜しくねえのか……)



ピラッ


アキ「ん…?」



ジャック「落としたぞ遊星」



クロウ「げ……」


アキ「それなに?手紙みたいだけど…」



ブルーノ「遊星がさっき女の人からもらってきた手紙だよ」



アキ「……」ゾワッ



クロウ「!ドリルが外れた…!」



遊星「!?アキ、どうした!」



ジャック「お、落ち着け……十六夜はもうサイコパワーを使う事はできん!」


鬼柳(ニコ正妻 メイ現地妻)
遊星(アキ正妻サドヤンデレ シェリー浮気相手)
ジャック(カーリー、御影、ステファニー三竦み)
コナミ(ゆきのん、ツァン、レインなど多数)




クロウ(出る度クロウ・アンチリア充)



アキ「…………女…手紙………イコール……」ズズズズ……



遊星「く…………!」



ジャック「馬鹿な……この圧力はなんだ……!」



ブルーノ「まるでサイコパワーを使えるみたいだ……!」



クロウ「くそったれ……!配達の仕事してれば良かった………!」



ゴゴゴゴ……



アキ「遊星………」


遊星「どうしたアキ………なぜそんな凄みを…」



アキ「その手の紙を渡して……」


遊星「なに………この手紙の事か……」



アキ「急いで……」



ブルーノ「うわわわわ……」



ジャック「く……遊星!渡してしまえ!」



クロウ「そうだそうだ!そいつを持っているからこんなことになってんだ!」


セキュリティだ!ロリコンの屑野郎は投降しやがれ!




遊星「く……受け取れアキ!」シュッ



アキ「…」パシッ カサカサッ



アキ「……………………」ジー…




クロウ「すげえ顔して読んでる………」



ジャック「鬼気迫る表情だな……」



遊星「…………」



アキ「……ふ……ふふ…………ふふふふふふ」



ブルーノ「あ、悪役三段笑いだ……」



遊星「あ、アキ………大丈夫か…?」



アキ「………」カチッ シュボボボオオオォォーーーーー!!



クロウ「チャッカマンで手紙を燃やしやがった……!」


ブルーノ「あんなもの持ち歩いてるなんて……!」



http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4646569.jpg


アキ「遊星………」
アキ「その手の紙を渡して……」
アキ「急いで……」


パラパラパラ………



アキ「フフフフフ…」



遊星「アキ……手紙には何が書いてあったんだ…?」



アキ「心配しないで遊星、嫌がらせの手紙だったわ」



遊星「なに…?」



クロウ(そんな訳あるか……)



アキ「おそらくあなたの活躍を妬んだ者の犯行ね」



遊星「そうか……」


ジャック「ふん……小さいことをする奴がいるものだな」



ブルーノ(威圧感消えてよかった……)



アキ「……なにが一目みた時から……そんな事………大体………」ブツブツ…



クロウ「……………ふう……とにかく…こんなもんで済んで良かった……」



ジャック「…………む、こんな時間か」


遊星「?ジャック、用事か?昼飯は……」



ジャック「話し込んでいたらもう13時だ、俺は食べている暇は無いな」



ブルーノ「なにがあるの?」



ジャック「ドラガンが俺にデュエルを挑んできたのだ、奴と戦って来る」



クロウ「ああ…ラグナロクの……」



ここまででー


遊星
http://livedoor.blogimg.jp/keeponkeepingon333/imgs/e/9/e9a4e1ac.png

>>77
怖い




ジャック「奴にキングのデュエルを見せてやる!」



遊星「なるほど、頑張って来い、ジャック」



ブルーノ「ライディングデュエルかい?」



ジャック「ああ」スタスタ


ガチャ バタン


クロウ「……俺ほもそろそろ仕事行かねえと」



遊星「そうか、クロウも用事が…」



ブルーノ「って遊星、僕たちだってこれから修理の仕事だよ」



遊星「なに、予定入ってたか……よし……行こう」



アキ「……ふう、ふう…………」



遊星「アキ、俺たちは仕事に行かなければならない、お前はどうする」



アキ「あ……………そう………じゃあ私も帰るわ…」



遊星「そうか…」



…………………………………
中央広場


アキ「…………」スタスタ…



アキ「…………あの手紙」


一目見た時からあなたの事が気になっていました、中央広場のベンチに来てください 、今日の15時まで待っています ケイトモヘアより



アキ「…………ケイトモヘアさん………」



アキ「……………遊星に宛てたあの手紙………」




アキ「きっと…緊張しながら書いたのよね……」



アキ「気が動転して遊星に見せる前に燃やしちゃって……」



アキ「私…冷静になれば……ひどい事したわ」



アキ「……………………謝りましょう…」



アキ「遊星は取られたくないけど………ていうか私のものじゃないのだけれど……」



アキ「はぁ………」



…………………………………


アキ「…………あ、あそこのベンチね」



ケイトモヘア「………………」






アキ「………あの人が…」


アキ「なんというか………雰囲気が……告白みたいな感じじゃない……?」



アキ「………まあ…はなしかけてみましょう」スタスタ



ケイト「………………」しゅっしゅっカシャンッ!



アキ「あの……」



ケイト「!来たねチャンピオン!」ガタッ


アキ「うっ!?」



ケイト「さあ、デュエルを……………ん?」



アキ「な、なに……?」



ケイト「なんだ………不動遊星じゃないのかい」カシャッ



アキ「!やっぱり、あなたがケイトモヘアさん……?」



ケイト「あれ、なんでアタイの名前……」


アキ「あの……………すいません…!あなたの恋文……」



ケイト「恋文………?」





……………………………………………


ケイト「ははははははっ!そうか、あれを恋文と勘違いしたのかい!」



アキ「え、だ、だって一目見た時からとか………」



ケイト「ああー…確かに紛らわしかったかもしれないね、手紙なんて滅多に書かないからさ」



アキ「恋文じゃなかったら……あれは…?」



ケイト「果たし状に決まってるじゃないか」



アキ「ええーーーー!?」ガーン



ケイト「あのフォーチュンカップ優勝者が近くにいると聞いてね、ぜひデュエルしてみたいと思って筆を執ったんだ」



アキ「でも………ハートのシールで手紙を…」



ケイト「あれしかなかったんだよ、待ち伏せしてたから買う余裕もなかったし」



アキ「はあ…………………」



ケイト「こう見えてアタイはプロデュエリストでね、強い奴とデュエルしたいんだよ」




アキ「なるほど………」





アキ「強い奴とデュエル………」



ケイト「でも聞いた話によると、あんた燃やしちゃったんだろ?」



アキ「あ………その……………う…」



ケイト「まったく……なんでそんな事をしたんだい……」



アキ「ええと……………私………遊星が……」



アキ「う……………////……」



ケイト「………………………あぁ……」



ケイト「……………チャンピオンにほの字ってわけかいアンタ」(古臭い言葉だけど…)



アキ「ほ、ほの字って……!そんな……///」



ケイト「可愛いねぇー……青春じゃないか」



アキ「ううぅ…………////」



ケイト「遊星を奪われると思ったわけかい、アンタ名前は?」



アキ「え……」


ケイト「アタイはケイトモヘアだ、手紙に書いてあったから知ってるだろう、アンタの名前を教えなよ」






アキ「えと、十六夜アキです」



ケイト「十六夜アキねぇ………ふーむ………」



アキ「遊星とデュエルしたいなら…私が伝えておきますよ…?」



ケイト「ああ、ま、それもお願いしたいけど…」



ケイト「十六夜アキって………アンタチーム5Dsねメンバーに居なかったかい?」



アキ「え、はい、控えとして」



ケイト「ほーう……控えとはいえ優勝候補のチームに………」ニヤ



ケイト「こいつは面白くなって来たね」


アキ(これってまさか…)



ケイト「よし…………アキ、アタイとデュエルしよう」



アキ「え、私と!?」



ケイト「これから用事あるのかい?」



アキ「いえ、特には」



ケイト「だったらいいじゃないか、デュエリストが出会えばデュエルが始まるのは当たり前だよ」





アキ「……」



ケイト「ずっとここでチャンピオンを待っていたからね、ウズウズしてたのさ」



アキ「へえ…」



ケイト「アンタとしてもプロとデュエルできるのはそうはないチャンスだよ」



アキ「確かに、プロデュエリストと一対一なんて…」



ケイト「アンタ面構えがいいし、楽しめそうだ」



アキ「でも、遊星とのデュエルは?」



ケイト「それは後日もう一度頼めばいいさ、今はアンタとデュエルがしたいんだよ」


アキ「はあ………」



ケイト「なんだい気の抜けた返事して」



アキ「いえ、あの…予想外の展開すぎて……」



ケイト「くく……確かに、恋敵に会いに行ったと思ったらデュエル申し込まれたんだから、予想外だろうね」



ケイト「でも人生こんなものだよ」




アキ「なるほど……」



ケイト「さあアキ!デュエルディスクを開きな!」カシャッ



アキ「……………ふふ」



アキ「わかりました、デュエルをしましょう!」カシャッ



ケイト「そう来なくちゃね、5Dsの力見せてもらうよ」



アキ「遠慮はしません!」



ケイト「遠慮なんかしたら手紙の事一生許さないよ」



アキ「うっ………」



ケイト「まあ、手紙はもういいさ、このデュエルに神経を集中しな」



アキ「………ハイ!」



ケイト「よし……いくよデュエル!」





予定空いたし
切り悪いのでデュエルのところまで進みましたー


ケイトモヘア
http://blog-imgs-45-origin.fc2.com/d/o/r/dorothycut/583.jpg

イヤッホォォォォォゥゥウ




アキ「私のターン」シュッ 手札6



アキ「プロデュエリスト………しかし…私は最善の手を」



アキ「フェニキシアンシードを召喚」バッ




《フェニキシアン・シード/Phoenixian Seed》 †
効果モンスター
星2/炎属性/植物族/攻 800/守 0
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地へ送って発動できる。
手札から「フェニキシアン・クラスター・アマリリス」1体を特殊召喚する。


シード「……」



アキ「このモンスターをリリースする事で、手札からフェニキシアンクラスターアマリリスを特殊召喚できる!」バッ


《フェニキシアン・クラスター・アマリリス/Phoenixian Cluster Amaryllis》 †
効果モンスター
星8/炎属性/植物族/攻2200/守 0
このカードは「フェニキシアン・シード」またはこのカードの効果でしか特殊召喚できない。
このカードは攻撃した場合、そのダメージ計算後に破壊される。
自分フィールド上のこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
相手ライフに800ポイントダメージを与える。
また、自分のエンドフェイズ時、
このカード以外の自分の墓地の植物族モンスター1体をゲームから除外する事で、
このカードを墓地から表側守備表示で特殊召喚する。



アマリリス「キョフフ」攻2200



ケイト「いきなり攻撃力2200‥……」




アキ「カードを二枚セットしてターン終了」バッ 手札2



ケイト「アタイのターン!」シュッ 手札6



ケイト「モンスターをセット、さらにカードを一枚セット」バッ



ケイト「ターン終了」手札4



アキ「守備か………ドロー」シュッ 手札3



アキ「ロードポイズンを召喚」バッ


《ロードポイズン/Lord Poison》 †
効果モンスター
星4/水属性/植物族/攻1500/守1000
このカードが戦闘によって破壊され墓地に送られた時、
自分の墓地に存在する「ロードポイズン」以外の
植物族モンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する。



ロードポイズン「……」


アキ「バトル、フェニキシアンクラスターアマリリスで守備モンスターを攻撃!フレイムペタル!」



アマリリス「シュババッ!」


ドオォーーーン!



ディフェンドガイ「…………」



《D-HERO ディフェンドガイ/Destiny HERO - Defender》 †
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻 100/守2700
相手のスタンバイフェイズ時、
このカードがフィールド上に表側守備表示で存在する場合、
相手はデッキからカードを1枚ドローする。



アキ「!守備力2700なんて……」LP4000→3500



ケイト「はははは、甘いねえ」



アキ「く…でもアマリリスは攻撃後自壊、そして相手に800Pのダメージを与える!」


ドーーーーーン!


ケイト「うぁっ……」LP4000→3200






アキ「ターン終了、そしてアマリリスは墓地の植物族モンスターを除外して特殊召喚できる」



アキ「墓地のフェニキシアンシードを除外」シュッ


アマリリス「キュオオーー」


アキ「ターン終了」 手札2



ケイト「厄介な………ドロー!」シュッ 手札5



ケイト「ディフェンドガイをリリースして、ダッシュガイを特殊召喚!」




《D-HERO ダッシュガイ/Destiny HERO - Dasher》 †
効果モンスター
星6/闇属性/戦士族/攻2100/守1000
1ターンに1度、自分フィールド上のモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで1000ポイントアップする。
このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。
また、このカードが墓地に存在する限り1度だけ、自分のドローフェイズ時にカードをドローした時、
そのカードがモンスターだった場合、その1体をお互いに確認して自分フィールド上に特殊召喚できる。


ダッシュガイ「……」


ケイト「フィールド魔法、ダークシティ発動!」カシャンッ カシャッ


《ダーク・シティ/Dark City》 †
フィールド魔法
「D-HERO」と名のついたモンスターが攻撃する時、
攻撃モンスターの攻撃力が攻撃対象モンスターの攻撃力よりも低い場合、
攻撃モンスターの攻撃力はダメージ計算時のみ1000ポイントアップする。



ゴゴゴゴゴゴゴゴ………!!!





アキ「このフィールドは………?」



ケイト「D-HEROが自分より強いモンスターに攻撃する時、攻撃力を1000アップする!」



ケイト「ダッシュガイでアマリリスを攻撃、ライトニング・ストライク!」



ダッシュガイ「……!」ギュオォォーーーン! 攻2100→3100



アマリリス「ギェエーーー!」攻2200 ズドオオン!



アキ「あっぐ………」LP3500→2600



ケイト「アマリリス撃破、くく……」



アキ「だけど、アマリリスの効果発動、破壊された時800Pのダメージを与える!」



ケイト「!く…………」LP3200→2400



ケイト「カードを一枚セットしてターン終了!」手札2



アキ「……私のターン!」シュッ 手札3



アキ「トラップ発動、竹頭木屑」カチッ




《竹頭木屑/Bamboo Scrap》 †
通常罠
自分フィールド上に存在する植物族モンスター1体をリリースして発動する。
相手フィールド上に「プラントークン」
(植物族・地・星1・攻800/守500)2体を守備表示で特殊召喚する。




アキ「ロードポイズンをリリースして、あなたのフィールドにプラントークンをを二体守備表示で特殊召喚する!」



プラントークン「……」


プラントークン「……」


ケイト「ん、アタイのフィールドに……?」



アキ「そしてトラップ発動、リビングデッドの呼び声!」カチッ



《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》 †
永続罠
自分の墓地のモンスター1体を選択し、表側攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。


アキ「ロードポイズン復活!」



ロードポイズン「……」



アキ「さらにロードポイズンをリリースし、ローズテンタクルスを召喚!」バッ



《ローズ・テンタクルス/Rose Tentacles》 †
効果モンスター
星6/地属性/植物族/攻2200/守1200
このカードは特殊召喚できない。
自分のバトルフェイズ開始時に相手フィールド上に
表側表示で植物族モンスターが存在する場合、
このターンこのカードは通常の攻撃に加えて、
その植物族モンスターの数だけ攻撃する事ができる。
このカードが戦闘によって植物族モンスターを破壊した場合、
相手ライフに300ポイントダメージを与える。


テンタクルス「……」ウシュウジュ






アキ「ローズテンタクルスは、通常の攻撃に加えて、相手フィールドの植物族の数だけ攻撃ができる!」



ケイト「なに…」



アキ「バトル、ローズテンタクルスでプラントークンを攻撃!ソーン・ウィップ1!」



シュバッ!


ドゴンッ!


ケイト「うあっ……」LP2400→2100



アキ「ローズテンタクルスが植物族モンスターを破壊した時、相手に300Pのダメージを与える、続いてソーン・ウィップ2!」


シュバッ ベチィン!


アキ「二体目のプラントークンを撃破!」



ケイト「く……」LP2100→1800



アキ「そして最後に、ダッシュガイを攻撃!ソーン・ウィップ3!」



シュバ!



ケイト「させないよ、トラップ発動!」カチッ



《D-カウンター/D - Counter》 †
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する
「D-HERO」と名のついたモンスターが
攻撃対象に選択された時に発動する事ができる。
攻撃モンスターを破壊する。


アキ「!」



ケイト「攻撃モンスターを破壊する!」


テンタクルス「グヘヒャアァア!」ドーーーン!



ミス アマリリスは守備で蘇生でした アキLP5600→3500



アキ「く………!しまった」



ケイト「そう簡単には行かないよ」



アキ「カードを一枚セットしてターン終了…」バシッ 手札1



アキ「墓地のフェニキシアンクラスターアマリリスの効果発動、墓地のロードポイズンを除外して蘇生する!」シュッ


アマリリス「………」守0



ケイト「ち………懲りないね」



LP5600→3500 じゃなかった


LP2600→3500 です




ケイト「アタイのターン!」シュッ 手札3



アキ「攻撃すればまた800Pのダメージがあるわ、しかも墓地にはローズテンタクルスがいる、もう一度蘇生できる!」



アキ(この効果で押し切る……!)



ケイト「残念だけどそいつには退場してもらうよ、魔法発動、ブラック・コア!」ガッ


《ブラック・コア/Dark Core》 †
通常魔法
自分の手札を1枚捨てる。
フィールド上の表側表示のモンスター1体をゲームから除外する。



アキ「ブラックコア…………!」



ケイト「手札を一枚捨て、アマリリスを除外する!」


ジジジジジジジジ……!!



アマリリス「キャアアアァ……!」



アキ「うぐ………」



ケイト「これでガラ空き、ドゥームガイを召喚!」バッ


《D-HERO ドゥームガイ/Destiny HERO - Fear Monger》 †
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1000/守1000
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた場合、
次の自分のスタンバイフェイズ時に発動する。
自分の墓地から「D-HERO ドゥームガイ」以外の
「D-HERO」と名のついたモンスター1体を
選択して特殊召喚する。


ドゥームガイ「フヘヘヘ…」



ケイト「もらった、ダッシュガイとドゥームガイでダイレクトアタック!」



ギュウウゥーーーーーーン!!


アキ「っうああ………!?」LP3500→400 ゴオォォオッ







ケイト「ははは、ターン終了」



アキ「く…………ドロー!」シュッ 手札2


アキ「夜薔薇の騎士を召喚!」バッ


《夜薔薇の騎士/Twilight Rose Knight》 †
チューナー(効果モンスター)
星3/闇属性/戦士族/攻1000/守1000
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は植物族モンスターを攻撃対象に選択する事はできない。
このカードが召喚に成功した時、
手札からレベル4以下の植物族モンスター1体を特殊召喚する事ができる。

騎士「ふっ」



アキ「このカードが召喚に成功した時、手札から☆4以下の植物族モンスターを特殊召喚できるわ」



アキ「私はギガントセファロタスを召喚!」バッ!




《ギガント・セファロタス/Gigantic Cephalotus》 †
効果モンスター
星4/地属性/植物族/攻1850/守 700
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
フィールド上に存在する植物族モンスターが墓地へ送られる度に、
このカードの攻撃力は200ポイントアップする。


セファロタス「クアアア……」



ケイト「チューナーモンスターかい」






アキ「私は☆3の夜薔薇の騎士に☆4のギガントセファロタスをチューニング!」バッ



☆3+☆4=☆7 カァッ


アキ「冷たい炎が世界のすべてを包み込む、漆黒の華よ、開け!」


アキ「シンクロ召喚!ブラックローズドラゴン!」バッ



《ブラック・ローズ・ドラゴン/Black Rose Dragon》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/炎属性/ドラゴン族/攻2400/守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、フィールド上のカードを全て破壊できる。
また、1ターンに1度、自分の墓地の植物族モンスター1体をゲームから除外して発動できる。
相手フィールド上に守備表示で存在するモンスター1体を選択して表側攻撃表示にし、
エンドフェイズ時までその攻撃力を0にする。



ブラックローズ「キュオオオォォーン!」



ケイト「!?このモンスターは……見た事ないね」



アキ「そすてリバースカード、エネミーコントローラーを発動!」カチッ



《エネミーコントローラー/Enemy Controller》 †
速攻魔法
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールド上に表側表示で存在する
 モンスター1体を選択し、表示形式を変更する。
●自分フィールド上のモンスター1体をリリースして発動できる。
 相手フィールド上に表側表示で存在する
 モンスター1体を選択し、エンドフェイズ時までコントロールを得る。



アキ「これによってダッシュガイを守備表示にする!」


ダッシュガイ「……」守1000



アキ「ブラックローズドラゴンの効果発動、墓地の植物族モンスターを除外して、守備表示モンスターを攻撃表示にし、攻撃力を0にする!」



ケイト「!?」



アキ「私は墓地のローズテンタクルスを除外!」





アキ「そしてダッシュガイを攻撃表示にする!ローズ・リストリクション!」


ブラックローズ「!」シュルルルルル!



ダッシュガイ「……」攻2100→0 ギシィイ……!



ケイト「縛られて攻撃力が0に………」LP1800



アキ「勝った……!ブラックローズドラゴンでダッシュガイを攻撃!ブラック・ローズ・フレア!」



ブラックローズ「ブアアァ!」ドオオォーーーーーー!!


ケイト「く、トラップカード、地縛霊の誘い発動!」カチッ


《地縛霊の誘い/Call of the Earthbound》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
攻撃モンスターの攻撃対象はこのカードのコントローラーが選択する。



アキ「!」



ケイト「これにより攻撃対象をドゥームガイに変更する!」


ギュンッ!


ドゥームガイ「……」攻1000

ドオォーーーーーーーン!!


ケイト「うあっ………!」LP1800→400


アキ「そんな……」




ダッシュガイは守備になってました………すいませんこのまま行きたいと思います


ケイト「ふ………危なかった」



アキ「く……………もう手は無い……終了」手札0


ダッシュガイ攻0→2100



ケイト「アタイのターン」シュッ 手札0


ケイト「ドゥームガイの効果発動、スタンバイフェイズに墓地のD-HEROを特殊召喚できる」



ケイト「よってデビルガイを召喚!」



《D-HERO デビルガイ/Destiny HERO - Doom Lord》 †
効果モンスター
星3/闇属性/戦士族/攻 600/守 800
このカードが自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する場合、
1ターンに1度だけ相手モンスター1体をゲームから除外する事ができる。
この効果を使用したプレイヤーはこのターン戦闘を行えない。
この効果によって除外したモンスターは、
2回目の自分のスタンバイフェイズ時に同じ表示形式で相手フィールド上に戻る。


ケイト「そしてダッシュガイの効果発動、デビルガイをリリースし攻撃力を1000アップ!」



ダッシュガイ攻2100→3100



アキ「う………」



ケイト「ダークシティもある……これで万全」



ケイト「バトル、ダッシュガイでブラックローズドラゴンを攻撃!」



ギュウゥーーーーン!!



ゴシャアァン!!


アキ「ああっ……!」LP400→0 ぴーーーー



ケイト「よしっ!」




……………………………………………


アキ「負けたわ………」


ケイト「ふふ、プロとして負けるわけにはいかないからね」



アキ「悔しいわ……」


ケイト「アキもいい線行っていたよ、何度かひやっとした」



アキ「ケイトさん………」



ケイト「でも、アタイの切り札を出す事は無かったけどね」



アキ「切り札……………そういえばそのモンスターたち……E・HEROは知ってるけど、Dって………」



ケイト「知らなくて当然だよ、このモンスターたちはかなり貴重だからね」



アキ「どうしてそんなものを……」



ケイト「知り合いから譲り受けた、色々あるのさ」



アキ「はあ………」



ケイト「あ………そうそう、アキ、ID交換しようか」



アキ「え………」




ケイト「あんたは気に入ったからね、またいつか会おう」



アキ「あ、わかりました」ガチャッ



ケイト「それに不動遊星とのデュエルの件もあるしね」



アキ「そ、そうだった…」



ケイト「ふふふ………」


アキ「でも、遊星は勝ちますよきっと」



ケイト「対した信頼だね」



アキ「負けたところを見た事ないから…」



ケイト「それは凄い……ワクワクしてきたよ」ピピッ



ケイト「よし、交換終了…」カシャッ



アキ「…」カシャッ


ケイト「ま………今日はいいや、また今度連絡する」



アキ「はい、わかりました」



ケイト「じゃあね」スタスタ…



アキ「………」フリフリ




次の展開は…


1コナミの日常
2クロウの日常


決めた………今までよそ見しながら書いてたけどこれからはミスを確認しながら書いていこう
これからはミスを減らすと約束しますわ

>>150

2



……………………………………………

ブオオオオーーーーーーーーーーー!!



クロウ「ふう…………ブラックバードデリバリー本日の仕事は終了っと…」ブオオオオーーーーー



クロウ「まったく……いくら稼いでもジャックがブルーアイズマウンテン飲みまくってるせいで全然生活が楽にならねえな…」



クロウ「一言ズバッと言ってやらねえとわかんねえのかな」



クロウ「でもこの前言ったのに分からなかったよな……仕事しろっての」ブオォオォーー



クロウ「今日もデュエルに行っちまったし……ハア…」



クロウ「……そういや帰っても誰もいなかったな…」



クロウ「……このあとどうするかな…久しぶりにマーサんとこ行ってみるか」



ブオォオォーーーーーーーーー!!


………………


マーサハウス

ブオォオォーーーーーーーーー!!



キキキィィイイ!



クロウ「ふう…」カポッ



クロウ「ここに来るのも久しぶりだぜ」スタスタ



クロウ「あいつらいるかな…」



クロウ「おーい!ガキどもー!クロウ兄ちゃんが帰ってきてやったぜー!」



ガチャッ



手島「なに!クロウだとーーーー!」



ミント・ロケット「おおーー!」



河合都「クロウ兄ちゃん来たのー!?」



ワイワイガヤガヤ



クロウ「ははは、また何人か増えてやがるな、拾って来たのかマーサの奴」



クロウ「久しぶりだなお前ら」スタスタ






マーサ「ああ、クロウかい、よく来たね」



クロウ「元気そうだなマーサ」



マーサ「子供達が元気すぎてね、疲れてなんかいられないんだよ」



クロウ「確かにな」


マーサ「せっかくきたんだ、夕飯食べて行きなよ」


クロウ「悪いな」



マーサ「用意できるまでは子供達と遊んであげておくれ」



手島「こらくーー!ここであったが100年目!決着をつけようぜ!デュエルだ!」



クロウ「手島、懲りねえな」



ミント「手島、激待った!クロウはボクが絶対に爆倒す!」



手島「引っ込んでろ!リーダーは俺だー!」



ワーーー!ワーーーー!



クロウ「おーい!喧嘩すんなよ!」





……………………………………………


クロウ「暁のシロッコ、攻撃!」



ドオーーーーーーン!!



手島「ぎゃーーーーーー!」LP0



ミント「ああーーーーー!」LP0



クロウ「残念だったなぁ!クロウ様の勝利だぜ!」



都「クロウ兄ちゃん強いね!」



手島「くそ…………ミントが足引っ張るから」



ミント「何言うか!手島の方がボクの足を最高引っぱってただろ!」



クロウ「人のせいにするなよまったく……」



手島「ぐぐ………」



ミント「クロウめ…………」



マーサ「ほら子供達!夕飯の時間だよー!」



クロウ「お、聞いたかお前ら、ハウスに戻ろうぜ」スタスタ



都「はーい!」タッタッ



手島「次は俺が勝つ……」


ミント「いや、ボクが爆勝つ…」





…………………


二時間後


クロウ「ふう………落ち着くな」


マーサ「クロウ、泊まっていくのかい?」



クロウ「ああ、そうさせてもらおうかな」



マーサ「わかったよ」



マーサ「ところでクロウ…一つ頼みたい事があるんだ」



クロウ「?なんだよ」



マーサ「実はね……最近シティから地上げ屋がよくここに来るんだよ」



クロウ「地上げ屋だ?」



マーサ「この孤児院を取り壊してべつの建物を建てたいとか言ってきてね」



クロウ「なんだと!」







クロウ「そんな勝手な事言ってんのかよ、ガキどもだっているんだぜ?」



マーサ「ああ、当然追い返したさ、でもそれ以来度々やってきては嫌がらせのような事をして来るようになってね」



クロウ「なにぃ……………?」



マーサ「子供達がいるんだ、孤児院を守らないとならない…」



クロウ「セキュリティに相談しちまえよ」



マーサ「それもしたんだけどねぇ……セキュリティはWRGP関連の事で忙しいらしくて……」



マーサ「そもそもセキュリティは民事不介入が原則らしいから…」



マーサ「それに注意されたとしても別の日にまた来て嫌がらせは続くような気がするよ…」



クロウ「確かに…………くだらねえことしやがって………」



マーサ「困ったもんだよ…シティとサテライトが一つになるのはいいけど、こういう問題まで流れてきたんじゃあねぇ」






クロウ「……………」


マーサ「で、そんな状態がもう2ヶ月ほど続いててね」



クロウ「二ヶ月か……しつこいな」



マーサ「むこうも痺れを切らしたのか、決着をつけようと申し出てきて」



クロウ「決着?何でだ…」



マーサ「代表者一人を立ててのデュエルだよ」



クロウ「デュエル…」



マーサ「むこうは強力な助っ人を用意してきたみたいで……あたしたちにはそんな奴に対抗できるデュエリストはいないんだ」



マーサ「返事を先延ばしにしてたんだけど…………期限が明日の朝なんだ」



クロウ「明日……」



マーサ「明日の朝に奴らがここに来る……クロウ、助けてくれないかい」



クロウ「………………へ、マーサ、安心しな」



クロウ「この鉄砲玉のクロウ様が来てやったのが幸運だったな」



クロウ「そのデュエル、俺が引き受けたぜ!」



マーサ「おお、そう言ってくれると思ってたよ!」





ここまで

マーサ




次の日 早朝



マーサハウス入口


クロウ「…………」シュッシュッシュッシュッ




クロウ「…………へー、いつでも来いってんだ」カシャンッ



クロウ「絶対にここは退かねえからな………」



マーサ「……今6時20分…………あと十分で約束の時間…」



…………


ザッザッザッ……



クロウ「!」




マーサ「来たようだね」



地上げ屋「どーも、ひひ」



クロウ「こいつか…」




地上げ屋「マーサさあぁぁん、決着つけましょうや、こっちはデュエルっつー譲歩をしてあげてるんですから」



地上げ屋「断り続けるんなら………誰かが怪我をするかもしれないっすよ?」



マーサ「あたしはなにされようとくじけないよ」




地上げ屋「それはわかってますよ、でもぉ……子供達に不幸な事故が起こるかもぉ…?」



マーサ「なんだって…?」




地上げ屋「いやいや、あっし達は何もしませんよそりゃぁ、ふへへ」



地上げ屋「でも車がいきなり突っ込んで来るなんてことが……」




マーサ「あんたら、そんな事したら…!」



クロウ「受けてやるぜそのデュエル!守銭奴野郎!」カシャッ



地上げ屋「ぬ?」



クロウ「デュエルをやろうぜ、てめえらが用意したっつー、助っ人とよ!」



地上げ屋「なるほど……そっちの助っ人というわけですかぁ」



マーサ「クロウ!………頼んだよ」






クロウ「俺に勝ったらマーサハウスはくれてやるぜだが…」



クロウ「俺に負けた時は、一生ここに来るんじゃねえぞ」



地上げ屋「ふひひ、やっとデュエルする気になったんですかマーサさん」



マーサ「ああ、あんたらの顔はもう見たくないからね」



マーサ(クロウが来てくれて本当に助かった…)



クロウ「で、助っ人はどこにいるんだよ、お前はデュエリストじゃねえだろ」



地上げ屋「そうですね、出てきてもらいましょうか、おうい!」バッ




スタスタ…



マーサ「あ………」




クロウ「あいつか……」



地上げ屋「へへ、元プロなんすよ、助っ人さん」



高橋秀行「しゃああーーー!」



クロウ「うわ、うるせっ」





秀行「わしにまかせておけやぁーーー!」



地上げ屋「頼みましたぜ、ひひ」



クロウ「元プロねぇ………へっ、対した事ねえさ!」



マーサ「その通りだよ」



秀行「ふん、おどれが相手か……面白いじゃないかい」



助っ人「ひひ、なんかねぇ…困ってると言ったらへんな姉妹が助けてくれるって言ってきたんですがね、やっぱりそんなのよりプロに頼む事にしたんですよ」



クロウ「お前の事情なんてどうでもいいんだよ」



秀行「今回はこいつに勝てばいいんじゃな」



地上げ屋「えぇ」



秀行「ひひ、この仕事は儲かるのぉ…副業としては最高じゃい」



クロウ「勝った気でいやがるようだが、このクロウ様がそう簡単に負けるかよ!」



秀行「んじゃ早速始めようじゃないかい」



カシャッ





クロウ「よし…!」カシャッ


秀行「へ…」



マーサ「勝ちなさいよクロウ!」



クロウ「ああ」



秀行「デュエルじゃあぁ!」LP4000



クロウ「俺の先行だぁー!」シュッ 手札6



クロウ「早速永続魔法を使うぜ!」バシッ



《黒い旋風/Black Whirlwind》 †
永続魔法
自分フィールド上に「BF」と名のついたモンスターが召喚された時、
そのモンスターの攻撃力より低い攻撃力を持つ
「BF」と名のついたモンスター1体をデッキから手札に加える事ができる。



クロウ「そして手札から、BF-蒼炎のシュラを召喚だ!」バッ



《BF-蒼炎のシュラ/Blackwing - Shura the Blue Flame》 †
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1800/守1200
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
デッキから攻撃力1500以下の「BF」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。


シュラ「ふっ!」







クロウ「ここで黒い旋風の効果だ、デッキからBF-月影のカルートを手札に加えるぜ」シュッ 手札5



クロウ「カードを一枚セットしてターン終了だ!」バッ 手札4



秀行「ワシのターンじゃあ!」シュッ 手札6



秀行「手札からエーリアン・ソルジャーを召喚じゃああ!」バッ


《エーリアン・ソルジャー/Alien Shocktrooper》 †
通常モンスター
星4/地属性/爬虫類族/攻1900/守 800
謎の生命体、エーリアンの上級戦士。
比較的高い攻撃力を持つが、反面特殊な能力は身につけていない。


ソルジャー「シャルァ」



クロウ「攻撃力1900か…」



秀行「さらにカードを二枚セットしてターン終了じゃあ!」バッ 手札3



クロウ「攻撃しないのかよ」



秀行「そのリバースカード、どうせトラップだろうがい、それに手札に加えたカルートの効果もワシは忘れてないぜよ!」」



クロウ「…………俺のターン!…」シュッ 手札5










クロウ「よし……」



秀行「トラップ発動、毒蛇の供物じゃああ!」カチッ


《毒蛇の供物/Offering to the Snake Deity》 †
通常罠
自分フィールド上の爬虫類族モンスター1体と
相手フィールド上のカード2枚を選択して破壊する。



クロウ「なに…」



秀行「うざったいその黒い旋風と、リバースカードを破壊してやるわぁ!」バッ



ドーーーーーーン!!


黒い旋風 聖なるバリア



クロウ「く…ミラフォが割られたか…」



クロウ「だがそのせいでお前のフィールドはガラ空きだ!」



クロウ「手札からBF-黒槍のブラストを特殊召喚!」バッ




《BF-黒槍のブラスト/Blackwing - Bora the Spear》 †
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1700/守 800
自分フィールド上に「BF-黒槍のブラスト」以外の
「BF」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。


ブラスト「…」






クロウ「こいつはフィールドにBFがいる時、特殊召喚できる!」



クロウ「さらにBF-そよ風のブリーズを召喚!」バッ



《BF-そよ風のブリーズ/Blackwing - Breeze the Zephyr》 †
チューナー(効果モンスター)
星3/闇属性/鳥獣族/攻1100/守 300
このカードがカードの効果によって自分のデッキから手札に加わった場合、
このカードを手札から特殊召喚できる。
このカードをシンクロ素材とする場合、
「BF」と名のついたモンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。


ブリーズ「ヒャー」



クロウ「俺は☆4のブラストに☆3のそよ風のブリーズをチューニング!」バッ

☆4+☆3=☆7
カッ


クロウ「黒き旋風よ、天空へ駆け上がる翼となれ!シンクロ召喚!」バッ



クロウ「現れろBF-アーマード・ウィング!」バッ


《BF-アーマード・ウィング/Blackwing Armor Master》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/鳥獣族/攻2500/守1500
「BF」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードは戦闘では破壊されず、
このカードの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
このカードがモンスターを攻撃したダメージステップ終了時、
そのモンスターに楔カウンターを1つ置く事ができる(最大1つまで)。
また、相手モンスターに乗っている楔カウンターを全て取り除く事で、
楔カウンターが乗っていた全てのモンスターの攻撃力・守備力をエンドフェイズ時まで0にする。



アーマード・ウィング「フオォォ!」




秀行「シンクロモンスターかいぃ…」



クロウ「これで攻撃力合計は4000を超えた!終わりだ!」




秀行「させるかい、リバースカード発動」カチッ




《和睦の使者/Waboku》 †
通常罠
このカードを発動したターン、相手モンスターから受ける
全ての戦闘ダメージは0になる。
このターン自分のモンスターは戦闘では破壊されない。



クロウ「!………なんだよ、ダメージ与えられないか」



クロウ「カードを二枚セットしてターン終了」バッ 手札1



秀行「ワシのターン!」シュッ



秀行「魔法発動、大嵐!」バッ



《大嵐/Heavy Storm》 †
通常魔法
フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。



クロウ「なにぃ………!」



秀行「これでおどれのリバースカード二枚を破壊じゃあーー!」


ごおぉおお!!



ブラックリターン 黒羽の導き



クロウ「くそったれ……!」






秀行「モンスターを守備で出してターン終了じゃい」バッ 手札2



クロウ「俺のターン!」シュッ 手札2



クロウ「守備モンスターか、よし、蒼炎のシュラで守備モンスターを攻撃!」バッ


シュラ「ふぉ!」ゴォオーーー!



ドガァン!



《エーリアン・グレイ/Alien Grey》 †
効果モンスター
星2/光属性/爬虫類族/攻 300/守 800
リバース:相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、
Aカウンターを1つ置く。
また、リバースしたこのカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
デッキからカードを1枚ドローする。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
Aカウンターが乗ったモンスターは、「エーリアン」と名のついたモンスターと戦闘を行う場合、
ダメージ計算時のみAカウンター1つにつき攻撃力・守備力が300ポイントダウンする。


秀行「ははは!こいつをリバースさせた時、おどれのモンスター一体にAカウンターが乗るぜよ!」


アーマードウィング「……」Ac0→1



秀行「さらに一枚ドロー」シュッ 手札3



クロウ「Aカウンターだぁ………だがシュラの効果も発動するぜ!デッキから現れろ、BF-疾風のゲイル!」バッ




《BF-疾風のゲイル/Blackwing - Gale the Whirlwind》 †
チューナー(効果モンスター)
星3/闇属性/鳥獣族/攻1300/守 400
自分フィールド上に「BF-疾風のゲイル」以外の
「BF」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
1ターンに1度、相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択した相手モンスターの攻撃力・守備力を半分にする。





クロウ(よし、カルートの効果と合わせて終わりだ……!)



秀行「トラップ発動、エーリアンブレイン!」カチッ


《エーリアン・ブレイン/Alien Brain》 †
通常罠
自分フィールド上に存在する爬虫類族モンスターが
相手モンスターの攻撃によって破壊され墓地に送られた時に発動する事ができる。
その時に攻撃を行った相手モンスターのコントロールを得て、
そのモンスターを爬虫類族として扱う。




秀行「シュラのコントロールはもらった!」バッ



シュラ「!?」攻1800





クロウ「なに………ち、そんなもの苦し紛れだぜ!」





クロウ「アーマード・ウィング!シュラを攻撃!」


ウィング「はっ!」攻2500 バキッ



秀行「くっ…」LP4000→3300



クロウ「そしてゲイルでダイレクトアタック!」バッ



クロウ「手札のカルートを捨て、攻撃力アップだ!」シュッ 手札1


《BF-月影のカルート/Blackwing - Kalut the Moon Shadow》 †
効果モンスター
星3/闇属性/鳥獣族/攻1400/守1000
自分フィールド上の「BF」と名のついたモンスターが
戦闘を行うダメージステップ時、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
そのモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで1400ポイントアップする。



ブーーーーン!!




秀行「ちい…………!」LP3300→600



クロウ「ははは!大ダメージだぜ!」








マーサ「いいよクロウ!そのままやっちゃいな!」



地上げ屋「おぅい!大丈夫かぁ!」



秀行「ち………」(だが…)



秀行(ワシの手札にエーリアンモナイトが入った……!)



秀行(宇宙砦ゴルガーをシンクロして……Aカウンターで地獄に落としてやるわい)



クロウ「どうだBFの切れ味は!」



秀行「やかましいわ!終わったならターン終了せんかい!」



秀行「攻撃命令はすべて終了したじゃろうが!」



クロウ「いや、まだ攻撃できるモンスターは残ってるぜ!」



秀行「なんじゃとぉ…?」



クロウ「手札から速攻魔法、スワローズ・ネストを発動!」バッ



《スワローズ・ネスト/Swallow's Nest》 †
速攻魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
鳥獣族モンスター1体をリリースして発動する。
リリースしたモンスターと同じレベルの
鳥獣族モンスター1体を自分のデッキから特殊召喚する。



秀行「!?」





秀行「スワローズネスト…?!そいつはたしか……」



クロウ「フィールドの鳥獣族モンスターをリリースし、同じレベルのモンスターを特殊召喚できるぜ!」



クロウ「おれはゲイルをリリース!」


ゲイル「……」シュンッ ☆3



クロウ「デッキから現れろ、BF-極夜のダマスカス!」




《BF-極夜のダマスカス/Blackwing - Damascus the Polar Night》 †
効果モンスター
星3/闇属性/鳥獣族/攻1300/守 700
このカードを手札から捨て、
自分フィールド上の「BF」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで500ポイントアップする。
この効果は相手ターンでも発動できる。



ダマスカス「ふっ!」



秀行「新たなモンスターが出てきおった…!」



クロウ「チェックメイトだぜ、発破の点火、オーライ!」



クロウ「ダマスカスでダイレクトアタック!」



ダマスカス「!」キューン! 攻1300



ドカッ!



秀行「ぐうおぉ!」LP600→0 ピーーーー



クロウ「これがクロウ様の実力だぜぇー!」





…………………………



地上げ屋「な、なにやってんすかあーー!」



秀行「……うぐぐ……!」



マーサ「さあ!もうここにはくるんじゃないよ!」



クロウ「次きたらぶっ飛ばすぞ、ガキどもの居場所なんだよここは!」



地上げ屋「ぬうう………ち、わかりましたぁー……」



秀行「報酬は無しか……はあ…本業頑張るかい……」



クロウ「帰れ帰れ!マーサ、塩まけよ!」シッシッ



秀行「おどれの名前を聞いておこうか!」



クロウ「あ、クロウ・ホーガンだ覚えとけ!」



秀行「クロウか………おどれはワシのリベンジリストに載ったわい!今度あったらリベンジさせてもらうぜよ!」



クロウ「それならマーサハウス関係なしに来やがれ!それならいつでも受けてやらぁ!」



地上げ屋「ほらほら、行きますよ!」スタスタ



秀行「…………」スタスタ





…………………………


マーサ「ありがとうよクロウ、助かった」



クロウ「当然の事をしたまでだよ」



クロウ「これで立退きの話はなくなったんだろ?」



マーサ「ああ、あいつらはもう来ないだろうしね」



ガチャッ



手島「ふあぁ………あれ、何やってんだよ」



マーサ「子供達も起きてきたね、そろそろ朝食にしようか」




ミント「ふあぁ…………不発………」



クロウ「そうだな、俺も食っていくぜ」スタスタ



マーサ「なら用意を手伝っておくれ」スタスタ



…………………………






カードショップKURUMIZAWA



コナミ「……………」



レイン恵「……」ナデナデ



三郎「にゃああ……」



コナミ「………暇だな」



恵「客………今日…こない」



コナミ「ま、忙しいよりはいいか、給料はもらえるしな」



雪乃「そうね」



恵「……」



コナミ「雪乃がいても驚かなくなってきたわ…お前も暇なの?」



雪乃「心外ね、私は今日も撮影を終えて少ない時間を使ってここに来てあげてるというのに」



コナミ「そうなのか」






恵「……………そろそろ、餌の時間」




三郎「にゃー!」


コナミ「ああ、そうか、持ってくる」スタスタ



雪乃「ふふ………」


…………………………


コナミ「…………」



雪乃「そういえば、ツァンさんの包帯取れたらしいわよ」



コナミ「へー、あのトールにやられた怪我が…良かった」



雪乃「決勝には出られるらしいわ」



恵「……」ナデナデ



コナミ「あいつ、今日はなにしてんだ?」



雪乃「さあ、休みの日だし分からないわ」






コナミ「………………それにしても…決勝まで決勝まで来るとはな」



雪乃「ええ……これってかなりすごい事よ」



コナミ「でもなんで俺は町で声とかかけられないんだ?」



雪乃「帽子かぶってるから分かりづらいのよきっと、ふふ、目立たなくていいと思うわ」



恵「私も……テレビで応援してる………」



コナミ「おう、ありがとよ」



コナミ「最初は賞金欲しくてやってたのにな………いつの間にかイリアステルやら三皇帝やら……世界の危機やら」



雪乃「明日の5Ds対ニューワールド戦……世界の運命を決める戦いらしいわね」



恵「……」ピクッ



コナミ「まあ、遊星達なら大丈夫だろ」



雪乃「油断はできないわ……あのシンクロキラーの恐ろしさは」




恵「…………あなた達は」



コナミ「ん?」



恵「……5Dsを応援している…………?」



コナミ「ああ、そりゃまあな」



雪乃「恵さんは?」



恵「…………………」ナデナデ



三郎「にゃ」




恵「…………私も………………コナミ達と同じところを応援する…………」



雪乃「そう」



恵「…………マスター……私は…」



コナミ「あ、三郎の水が無くなってる、持ってきてやるか」カタッ



恵「…………………この…………生活を………捨てることは………」








…………………


一時間後


コナミ「……あ、バイト終了時間だ」



雪乃「あら」



三郎「………zz」



恵「………寝た」



コナミ「今日はもう店閉めていいんだったよな」スタスタ



雪乃「これから暇ならコナミ、私の買い物に付き合ってくれないかしら?」



コナミ「ええ………アパートで寝てようと思ったのに」



恵「…………歩いた方が…健康にいい」



雪乃「そうよ、寝るのは夜だけでいいわよ」



コナミ「く…………だって荷物持ちだろ?」




雪乃「まあそうなのだけれど…お姉さんとデートすることができるじゃない」



コナミ「………………」



雪乃「……ここで飛びつかないのが学校の男子とは違うところよね、素敵よ………」ゾクゾク




恵「………なんで…興奮している………?…」











雪乃「そうね………ご褒美あげる」



コナミ「ご褒美……高級なバックなんていらないぜ俺は」



恵「………」



雪乃「海馬コーポレーションの高級フィレ肉ステーキを奢ってあげるわ」



コナミ「行こうか…………お嬢様」ガタッ



恵「身代わり…………早すぎ………」



コナミ「お手を……」スッ



雪乃「ふふ、ありがとう」



雪乃「あ、恵さんも一緒にどう?」



恵「?……私…………」



恵「……雪乃………コナミと………二人きりが……いいのでは…?」



雪乃「そんなの、食事を餌にすればぼうやは簡単に釣れるもの、今度でもいいわ」



コナミ「ぼうやって久しぶりに言われたわ」






雪乃「一緒に行ったほうが楽しいと思ったのだけれど………迷惑かしら?」



恵「………………」



恵「いや…………私も……行きたい」



コナミ「そうだぞ、ついでに膨大になるであろう俺の荷物も少し持ってくれると嬉しい」



雪乃「そんなには買わないわよ」



コナミ「どうかな…」



恵「…この世界での……思い出を……沢山作りたい…から」



雪乃「?じゃあ、行きましょうか」スタスタ




コナミ(恵の設定続いていたのか)スタスタ



恵「ふふ…………」スタスタ



雪乃「まずは繁華街に……」



コナミ「まずはだと……」



恵「………………………!?」ドクンッ



恵「…ぐぅ……?っ……………」



恵「……………と、トイレ……!」タッ



コナミ「ん?ああ」





……………

タタッ



恵「ぐ………!ぐうぅ………く………!」フラッ



恵「ッ……ハァーーー……ハァ………!」



恵「ゲホッ………ぅ…………ハァハァ………」



恵「…………げ、限界が近い…………の?」



恵「マスター……………どうして………」



恵「…………いや…………もう少しなら…………大丈夫……!…」



恵「私は………………指名より大切な…………」



恵「…………………ふう……………」



恵「…………戻ろう…」



スタスタ…



……………………



ここまででー


展開を決めます 5Ds vs ニューワールド


1 チーム5Dsの勝利
2 ニューワールドの勝利


>>245

2

鬼柳「ジャック!俺たちの決勝戦だ!」
鬼柳「そう、次のターン、お前はブラックホールを引き、バスタービーストを召喚してルチアーノを倒したんだ」



………………………



繁華街 19:30



コナミ「買いすぎだろやっぱり…………」スタスタ



雪乃「そう?抑えたほうなんだけど」



コナミ「靴とか…化粧品とか………持ちにくいな」ズル…ズル…




雪乃「もうこれ以上は買わないから、頑張って」



恵「………」スタスタ



コナミ「お前はなにも買わなくて良かったのか?」



恵「私は……買いたいもの…ない」



コナミ「そうか、楽しいか?」



恵「………有意義な…時間………」



コナミ「へえ…」



雪乃「さて………そろそろ海馬コーポレーションのレストランに行きましょうか」



コナミ「お、待っていたぜ」



コナミ「ん……………WRGP会場に灯りが……誰かいるのかな」



雪乃「あら本当」








WRGP会場



遊星「………」


ジャック「……」


クロウ「……」


アキ「………」


ブルーノ「……」


龍亞「ま、またあの浮いてる城が見えるの……?」



龍可「うん……また少し近づいてきてる」



龍亞「…………」スッ



龍亞「!うわ、龍可の痣に触ったら俺にも見えたよ!」



遊星「あれは人類最後のモーメント…あれを近づけてはならないと、父さんは言っていた」



クロウ「あの城がネオドミノシティに現れるってのか?」



遊星「ああ」








スタスタ


コナミ「誰かーいるのかっ!」



恵「…………」



雪乃「……あ、5Dsだわ」



イェーガー「やはりここに来ていましたか」



コナミ「む、イェーガー!牛尾と深影さんも一緒か」



牛尾「なんか遊星達、深刻な顔つきだな」


深影「なにをしているのかしら?」



恵「………………」



遊星「……………」


ヴォオン!



遊星「………!」



クロウ「なんだ!」


ジャック「貴様ら……イリアステル!」




ルチアーノ「ヒャヒャヒャ」



ホセ「…………」



プラシド「…………」



龍亞「うわあ!」




イェーガー「うわあああ!あなた達は!」



プラシド「ふ、やはり赤き竜の痣を持つ貴様らと戦うことになったか」



ルチアーノ「予定通りだけどね!」



遊星「プラシド、ホセ、ルチアーノ!あの島は何なんだ!」



遊星「お前達イリアステルと関係があるというのか!」



プラシド「くく、教えてやろう、あれは神の居城アーククレイドル…イデイテスの眠る地」




遊星「アーククレイドル………」





ホセ「ニューワールドが貴様らを倒した時、アーククレイドルは出現し…地上に降り立つ」



ルチアーノ「そうなればネオドミノシティは消滅、世界は生まれ変わるんだ、ヒャヒヒヒャヒャ!」



遊星「なんだと!」




イェーガー「消滅……?!」



アキ「ネオドミノシティが………」



コナミ「マジで言ってんのか!」



深影「そんな…」



イェーガー「ど………どうすれば止められるのです!教えなさい!」



プラシド「ドングリピエロか…お前、長官になったんだってな」



イェーガー「そ、そうです、この街を守るために……だから教えなさい!」






ホセ「それならば我々を倒す事だ……」



雪乃「倒す……………あ、コナミ、銀龍借りてるわよ……あの城がまた見えているわ」



コナミ「え、ちょっと勝手に」



恵「……………」



ルチアーノ「ま、無理なんだけどね」



プラシド「明日の決戦……俺たちの真の力を見せてやる、チーム5Ds」



ルチアーノ「ヒャヒヒヒ!」



遊星「なんだと!待て!」



ホセ「…………む」



恵「……………あ……」



ホセ「……………………フン……」



シュウウウウン………



コナミ「あ、消えやがった…」





遊星「俺たちの手に…………ネオドミノシティの運命がかかっている……!」



ジャック「世界の運命も………」



クロウ「……」



ハラルド「それが君達の運命だ」



アキ「え………?」




コナミ「あいつらは……」



遊星「チームラグナロク!いたのか」



ハラルド「奴らを倒す事………それこそがこの世界を救う唯一の方法…」




ハラルド「ルーンの瞳がその事を我々に告げている」キイイイィン




クロウ「俺たちが勝てば、あの島は止まるのか!」



ハラルド「ああ」



ジャック「それならば迷う事はない!明日の決戦!俺たちの力を全て出し切るまで!」




遊星「そしてネオドミノシティを、世界を救う!」



コナミ「完璧な作戦だな!」


恵「………」



………………………







…………………


繁華街



コナミ「マジで大変な事になって来た………!明日の勝負」



雪乃「遊星達………勝てるかしら」



コナミ「遊星達なら大丈夫だろ、チャンピオンだぞ」



恵「…………」



コナミ「さっきから無口だが、どうかしたのか?」



恵「……いや………なんでもない…」



雪乃「明日の試合は朝の9時から…………早起きしないといけないわね、9時なら流石に起きてるだろうけど…」



コナミ「そうだな……じゃあ、帰るか」



雪乃「ええ」



恵「………じゃあ………解散?」




コナミ「わかった、また明日、会場でな」



雪乃「おやすみなさい、レインさん、コナミは荷物を私の家に置いて行ってちょうだい」


コナミ「そうだな」


恵「お休み………」スタスタ…



スタスタ………



雪乃「……」スタスタ


コナミ「…………………あ!フィレ肉ステーキ!?」



雪乃「今度にしましょう」スタスタ




…………………………………


次の日



コナミのアパート



コナミ「……………zzz」



コナミ「…………………………………む」パチッ



コナミ「朝………か」むく……



コナミ「ふあぁ…………そうだ…今日は遊星達の大切な試合……」



コナミ「……まあ、今から行っても間に合うだろ」チラ



9:38 チッチッチッ



コナミ「…………………」



コナミ「…試合が…9時から………って事は、今9:38………」



コナミ「ふむ…………………」


コナミ「…まずいな…………」





バターーーン!



コナミ「寝過ごしたぁーーー!」タアーーンッ!



コナミ「もうとっくに試合始まってるぞ!」



コナミ「急がねば!」ガシッ



ブウゥウウウ……………



コナミ「発進!」ブォオォーーーーーー!!!



ブォオォーーーーーー!!!



……………

ブオオオオオーーーー

コナミ「通信をしよう………ツァンでいいや」カチッ


プルルルル………ガチャッ



コナミ「あ、ツァン!」



『なにしてんのよ!とっくに試合始まってるっつーの!』



コナミ「ごめんなさい、寝坊しちゃったんです!」



『バーカ!』



コナミ「それで……今のところ試合はどうだ!?」







『えーと……すごくいい調子だよ、ファーストホイーラーのジャックがニューワールドのルチアーノの倒して』



『セカンドホイーラーのプラシドと戦ってる』



コナミ「へー、一勝したのか」



『うん、ジャックのLPもかなり残ってる』



コナミ「いけそうだな………」


ブオオオオオーーーーーーーー!



『………あ!今セカンドホイーラーのプラシドをジャックが倒した!」



コナミ「マジで!?ジャックが二連勝か!」



ブオオオオオーーーー



『やっぱり5Ds強いね、ニューワールドが思ったほどじゃないって感じもするけど』



コナミ「よし、俺も急いで向かってる!」ブオオオオオーーーー



『早くしなさいよ』ピッ ブツン



ブオオオオオーーーーーーー




…………………



コナミ「よし、見えてきたぜ……WRGP会場……」ブオオオオオーーーー



コナミ「………お、ここから見えるぞ……あれは」




コナミ「ジャックだ、ラストホイーラーと戦ってるんだな」



ブオオオオオーーーーーーーーー!



コナミ「相手は………やっぱりホセってやつだ、残るはあいつだけなんだな」



……………………………………



ジャック「なに…………!?走り出した……!」ブオオオオオーーーー



ホセ「はははは、チーム5Ds、ここからが本当の勝負だ!」ダダダダダダダダ!



MC「なんだぁーーーー!?ラストホイーラーホセが突然走り出したぁーーーー!」



クロウ「なにしてんだあいつ!」



遊星「!」



ホセ「はっ!」



ガシャン ガシャン!バチンバチン



ジャック「Dホイールと合体しただと……!?」



MC「なんとホセ、Dホイールと合体してしまったーーーー!?」







ツァン「はぁあー!?」



鬼柳「どうなってるんだあいつは!」



雪乃「合体………やはり人間じゃない」



ドキュウゥウウーーーーン!



ジャック「!?この領域は…………」



ホセ「ジャックアトラス、覚悟するのだな」



ブオオオオォーーーーーーン!



ジャック「なに、突撃してきただと……!?」



ギャギャギャギャギャギャ!



ホセ「ふふふふふ…………」



ジャック「く……………」



……………………………………



コナミ「うわ………なんだあいつ、合体したし」






……………………………………



遊星「ジャック!避けろ!!」



クロウ「ジャァーーーーーーーック!!」



ジャック「………!」



ホセ「愚かな人類よ………裁きを受けるときだ…」



アキ「まずいわ……あの空間では衝撃が実際に発生するのよ!」



ブルーノ「スカーレッドノヴァが奪われて…ジャックのフィールドはガラ空きだよ!…」



ホセ「機皇帝グランエルで攻撃、グランド・スローター・キャノン!」



グランエル「…………」ギュウウウゥン……!



ジャック「ば、馬鹿な…………!」



ドギュウウウウウオオオォン!!!






ゴバアァアアアアァーーーーーーーンン!!!!



ジャック「くあぁあぁーーーーーーーっっ!!!?」ごしゃあぁあん!



ブオオォォオーーー~ーーーーーー!!!



遊星「ジャックーーーーーーーー!!」



クロウ「おい!ジャック!ジャック!」



龍可「そんな、ジャック!?」




アキ「あんな砲撃をまともに………!」



龍亞「ジャックーーーーーーー!!?」



ブルーノ「で、出てこない……………」



MC「なんだーーーー!?グランエルの攻撃を受けたジャックアトラスが出てこないぞーーーー!?」



鬼柳「ジャアアァーーーーーーック!!」



鬼柳「返事をしてくれぇーーーーーー!!」









ルチアーノ「ヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」



プラシド「死んだか」



シュウウウゥウ……………



遊星「ジャック……………」



ホセ「………………これが人間の末路だ」



シュウウウゥウ……………



ジャック「……………………」ドサ…



クロウ「!ジャック!」



MC「な、なんとおおーーー!?ジャックアトラス、クラッシュしているーーー!?」



ガシャアアアンッ



雪乃「なんて事………ホイールオブフォーチュンが煙を吹いてるわ!」




ツァン「あれじゃ………走れないよ」



鬼柳「生きてるか、ジャックは無事かあぁーーーーー!?」






ジャック「…………………」



クロウ「ジャックーーーーーーー!!」ダッ



ブルーノ「あ、クロウ!」



龍亞「まってクロウ!」ダッ



MC「ホイールオブフォーチュンは走れないようだ………と、いう事は………!」



MC「な、なななんとーーー!チーム5Ds、セカンドホイーラーにバトンタッチをする事ができないーーーーー!?」



MC「ここでチーム5Ds………まさかの敗退ーーーーーーー!?」




エエエェエェエエーーーーーーー!?!!!



鬼柳「ジャック!起きてくれぇーーーーー!」



遊星「ぐ……………!……ジャック…………!」



ホセ「ふん…………………」



雪乃「チーム5Dsが……ここで敗退…………?!」







ツァン「うそ…………」



ルチアーノ「ヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!あいつ本当に死んだのかな!?」



プラシド「どうでもいいがな…不動遊星にリベンジできんのは癪だが…」



鬼柳「ふざけんなぁーーー!俺は認めねえぞ!明らかにニューワールドの攻撃でジャックは吹き飛ばされた!」ガタッ!



鬼柳「奴らが意図的に引き起こした事故じゃねーか!」



MC「そ、そう言われても……大会ルールに従った場合、セカンドホイーラーにゼッケンを渡せないチームは敗退で」



鬼柳「明らかな反則が起きてるだろーが!」



MC「反則という証拠が…無いと………」



鬼柳「!ぐ…………くっそおお…………」



ツァン「そんな……」



……………………


ジャック「ぐ………………」ズリ…



ホセ「意識があったか………だが立ち上がれはしないだろう、その体ではな」



ホセ「………ここで、お前を消しておく事は……未来にとって必要なことだ………」バッ



ホセ「………輝かしい未来のため……………お前を殺しておく…………許せ」






キュウゥウウン……



遊星「!まずい、ホセはジャックを殺す気だ!」ガタッ




アキ「そんな………!」



龍可「や、やめて!クロウ、龍亞!ジャックを助けて!」



ブルーノ「ぐ…………」




キュウゥウウン……



ホセ「………………」



ジャック「ぐ………………おのれ……………」ズリ…



ホセ「楽になるのだ……………」



ダダダダダダダダ!



クロウ「てめえぇーーーー!やめろぉー!」



龍亞「ハァ……ハァ……じゃ、ジャック……!」





ゆま「………えっと……冗談ですよね………こ、殺すなんて」



あげは「ま、まずいよ………!」



鬼柳「やめろてめえぇーー!」ダッ!



ツァン「鬼柳!」



雪乃「ここからじゃ…間に合わないわ!」



ホセ「………」キュウゥウウン……



クロウ「コノヤロオォ!くらえ!」シュッ



ホセ「そんなもの効かぬ」バシッ



龍亞「カード手裏剣が弾かれた…!」



ジャック「クロウ……………る、龍亞……あとは頼んだ……!」



クロウ「!そ、そういう事いうんじゃねえーーーー!」ダダッ



龍亞「諦めないでよジャックーーー!ハァ……ハァ……」



ホセ「間に合いはせん……くらえ!」バッ



遊星「ジャァアァーーーーーーーック!!」





コナミ「おらあーーー!」ガキィッ!



ホセ「ぬう!?」ガクンッ


ドギュウウウウウオオオォン!!!





ゴオオオオオォーーーーーー!!



クロウ「くうぁ……………!」



龍亞「す、すごい破壊力………!…」




アキ「ジャック………!」



龍可「いやあああ……………!」



遊星「いや…………いま軌道が僅かにそれた…………!?」




シュウゥウゥウ………



ホセ「……何者だ、発射口がずれてしまったではないか…」




ジャック「く………コナミ……………?」



コナミ「はーーーはーーー……クロウ、受け取れ!」ブンッ



ジャック「うおお…っ」



クロウ「あ、コナミ……!お前別のレーンから飛び込んで来たのか!」ガッ



コナミ「ジャックを連れて戻れ!」



龍亞「ジャックーーー!良かったーーーー!」



クロウ「よ、よし……ジャック……今医務室に連れていくぜ………!」


タッタッタッタッ………








ホセ「く…………ジャックアトラスに逃げられたか」



コナミ「あぶねぇーーー……いやマジで間一髪………」



MC「ら、乱入者だーーーー!あれは…チーム満足のコナミかーーーー!?」



鬼柳「よくやったコナミ!よし、医務室に行って来る!」ダッ



ツァン「って、今度はコナミが危ないよ!」



雪乃「どうなってしまうの…?」



ブオオォォーーーーーー


遊星「コナミ!」キキイイ!



コナミ「遊星、お前も来たのか」



ホセ「ふ………不動遊星か………」



遊星「ホセ、よくもジャックを!」






ホセ「まあいい……どちらにせよこの勝負は我々の勝利!」



ジジジジジジ………!!



ホセ「今まさに!サーキットは完成したのだ…!」



遊星「サーキット!?」



コナミ「何言ってんだてめー!」



ルチアーノ「ついにアーククレイドルが出てくるよ!ヒャヒャヒャ!」



プラシド「終わりだ………人間ども」



ゴゴゴゴゴゴゴゴ………!!



遊星「この地鳴りはまさか…………!?」



ホセ「そう…………神の居城が姿を表す……」



龍亞「そ、そんなぁ!」






ホセ「まあいい……どちらにせよこの勝負は我々の勝利!」



ジジジジジジ………!!



ホセ「今まさに!サーキットは完成したのだ…!」



遊星「サーキット!?」



コナミ「何言ってんだてめー!」



ルチアーノ「ついにアーククレイドルが出てくるよ!ヒャヒャヒャ!」



プラシド「終わりだ………人間ども」



ゴゴゴゴゴゴゴゴ………!!



遊星「この地鳴りはまさか…………!?」



ホセ「そう…………神の居城が姿を表す……」



龍亞「そ、そんなぁ!」






ブルーノ「あああ……と、止められない……?」

…………

イェーガー「ひええぇーーーー!?そ、そんな……!」



イェーガー「ネオドミノシティが崩壊してしまうというのですか……!」



牛尾「急いで避難命令を……!」


…………


遊星「く………父さん……!」



ホセ「人類は生まれ変わるのだ……新しい未来へ……」



コナミ「なにいぃ……………」



ゴゴゴゴ………!!



龍可「ううう………」


雪乃「あの城が出てきたら………大パニックよ………」



ツァン「え!?もしかしてこの前の城が………!?」



ゆま「こ、怖いです……なんでしょうこの地響きは…」



あげは「うう………不気味」



岬「く………」


コナミ「ち、遊星!なんとかならないのか……あのシグナーのアザの力で」



ホセ「無駄だ…今まさに我らが打ち負かしたのが赤き竜の力、反抗はできん」



遊星「………………く……………」



コナミ「………くそっ……!どうにもならねえか……!?」


キィイイーーーーーーーン!


コナミ「!…………」



連投してしまった


すまん……




ホセ「………?」




コナミ「………こいつは……」



ホセ「…なんだその光は………」



遊星「…………コナミ……?」



コナミ「……………カイバーマンからもらった………フレームが黒いカード……」



キイイィーーーーーーン!



コナミ「うお…………なんだ……!?光り輝いて………」



カアァァッ!



ホセ「なに!…………………く……」



遊星「そのカードから……激しい力を感じる………これは……まさか…!?」



ズズズズ……… ……………



ホセ「なんと!アーククレイドルの出現が止まった……!?」



……………


ルチアーノ「!はああ!?なんだよこれ!」



プラシド「サーキットは完成しているんだぞ!」



……………







アキ「なに?…………地響きが止まったわ……」



龍可「……アーククレイドルが……出てこないの……?」


……………



イェーガー「ぬ!?どうなっているのです!?」



牛尾「…………何も…起きませんね」


…………………



ホセ「なんだその異物は……!未来にそんなものは無かった……!アーククレイドルを止める力をもつカードなど……!」



ホセ「何者なのだ……お前は…私のデータにも……お前の存在は載っていない………」



遊星「……止まった……のか」



コナミ「アーククレイドルは出現しない……………」



ホセ「チーム満足………!どこまでも我々の作戦を掻き回しおって…………」



コナミ「……よくわからんが…あいつらの予期せぬことが起こったみたいだな………よしここは…」



コナミ「ざまーみろハハハハハ!」



ホセ「く……………!」






遊星「…………」



ホセ「…………く、まあいいだろう、これ以上続ける意味はなかったWRGP………まだ続けねばならん様だ」



コナミ「ほぉ……?」



ホセ「決勝戦………お前達を倒せばそれでいいのだ」



ホセ「その異物の抵抗も消え、アーククレイドルは出現する、今度こそ間違いなく………」



カシャンッ


ホセ「……決勝戦、楽しみにしているんだな」



ブオオォォーーーーーーーー!!!



コナミ「おい!待てやーーーー!」



遊星「………帰っていったか………」



MC「………………と、とにかく!チームニューワールド、決勝進出ーーーーーーー!!」



オォオオオオオオーーーー!!!!



龍亞「こ、怖かった…………」




…………


ルチアーノ「なんだよ、あの赤帽子のわっけわかんねー力のせいでアーククレイドル出てこないのかよ」



ルチアーノ「つまんねー」



プラシド「少し時間が伸びたにすぎん……この、街消滅の時間がな…」



プラシド「しょせんチーム満足など敵ではない、片付けてやればいい」


……………



コナミ「………」



遊星「……………」


龍亞「……………そ、そうだ、ジャックが心配だよ!」



遊星「ああ、そうだな、医務室に行こう!」



コナミ「よし、俺はこのホイールオブフォーチュンの残骸を運んでいくから、先に行っててくれ!」




遊星「頼むコナミ!」



ブオオォォーーーーーーーー!!!



……………




ここまででー

ホセ
http://blog-imgs-34.fc2.com/1/1/9/11909266toshi/fe5d8693-s.jpg



……………………………………


医務室


ジャック「………………」ピッピッピッ…



カーリー「うわーーーん!ジャックーーー!」


ステファニー「ジャックうぅ…………」



遊星「………………」



アキ「………遊星、ジャックは?」



遊星「みんな………………気絶しているようだが、命に別状はないらしい」



クロウ「良かったぜ……………」



龍亞「ジャックぅう…………!」グス……グス……



龍可「ううぅ………」ボロボロ……



ブルーノ「で、でも……アーククレイドルが」



遊星「アーククレイドルは……まだ止まっている」



ブルーノ「え……!?」





アキ「イリアステルに負けてしまったのに………」



龍可「何が起こってるの…?」



ガチャッ


鬼柳「ジャックー!」ダッ


牛尾「無事か!」



深影「アトラス様ーーーー!」ガタッ



遊星「鬼柳、牛尾……………」



鬼柳「ジャックは生きてるか!?」



クロウ「ああ、なんとかな…」



鬼柳「はあ……………そうか、安心したぜ…」



深影「酷い怪我を………」




牛尾「とんでもない事になってきちまったな…」





………………


ツァン「


………………



ツァン「……」


雪乃「……………」



鬼柳「やばい話だな」



アキ「ええ……この試合は……ネオドミノシティ…世界の運命をかけた大切な勝負だったの…」



クロウ「この勝負に負けたら……ネオドミノシティにアーククレイドルが落下して崩壊する…奴らは確かにそう言ってきたんだ」



ツァン「あ、アーククレイドルって…あのたまーに現れる浮いてる城の事でしょ…!?」



ツァン「ちょ、ヤバイじゃん!じゃあ今すぐにでも逃げないと………」



雪乃「落ち着いてツァンさん、どうやら状況が変わってきているようなの」



ツァン「え……?」



鬼柳「確かにな…準決勝が終わってもう30分は経つってのに…あの城は上空には見えない」



鬼柳「奴らの言ってた事は嘘か」






遊星「いや……………確かにアーククレイドルは一時期現れた、実物が」



遊星「だがまた消えた……落下しないまま」



龍可「遊星が…何かしたの?」



龍亞「違うんだよみんな、コナミが何か取り出して…」



龍亞「それが光り輝いて……アーククレイドルが押し返されたような感じがしたんだ」



牛尾「なに、あいつが………?」



深影「彼はシグナーでも何でもないのでしょう?そんな事ができるとは思えないけど…」



ジャック「………………」ピッピッピッ…



アキ「……遊星、本当に……?」



遊星「……龍亞の言っている事は本当だ……アーククレイドルを止め…ネオドミノシティを救ったのはコナミだった」



遊星「コナミが何かしなければ…アーククレイドルは落下していた」



ブルーノ「一体何をしたんだろう…」



遊星「それは分からない…」



ガチャッ



コナミ「ジャック、生きてるか………?」





龍亞「あ!コナミー!」



コナミ「おーう、遊星、ホイールオブフォーチュン表に置いといたからな」



遊星「ああ、ありがとう」



コナミ「ジャック……あ、寝てる」



クロウ「お前が邪魔してなかったらジャックは死んでた…礼を言うぜ…!」



コナミ「て事は、ジャックは無事か………良かった」



アキ「これを無事と言えるのかは分からないけど……」



ジャック「……」ピッピッピッ


ツァン「無茶するんだから、下手すれば死んでるよもう」



龍可「でも良かった……コナミもクロウも龍亞も、遊星も無傷のまま帰ってきてくれて」



鬼柳「お前のおかげでチームサティスファクションが欠けるのを防ぐ事ができたぞ!」



コナミ「よせやい照れる」




……………………………………



牛尾「ところでコナミ、お前がアーククレイドルを止めたらしいじゃないか」


コナミ「え?」





コナミ「アーククレイドル……ああ、あの城か」



クロウ「どうやったんだよ、お前なんか不思議な力でもあんのか」



龍亞「本当に?すげー!」



コナミ「知らねーよ、シグナーじゃないぞ俺は、不思議な力なんてありません」



雪乃「なんか光り輝いたらしいじゃない」



コナミ「光り輝いた………ああ、確かに……」ゴソゴソ



コナミ「これが突然光りだしたんだよ」 スッ



ツァン「?…………カード…?何も描いてない」



鬼柳「光り輝くどころか、真っ黒だぞ…」



クロウ「本当にこれがアーククレイドルを止めたのか?遊星」



遊星「間違いない、赤き竜の力だけでは止められなかった」



ブルーノ「どこでこれを手にいれたの?」



コナミ「え、うーん…………知り合いからもらったんだよ」





アキ「ふぅ…………とにかく、アーククレイドルは出現しなかった…という事よね」



クロウ「ああ」



龍可「でも………これからどうなるの?いつまた出現するか分からないのよ………」



牛尾「そうだぜ……奴らの事だ…このままでいるとは思えない、アーククレイドルをまた出現させて来るかもしれねえ」



深影「5Dsにそれに立ち向かう力はあるの……?アトラス様はこんな怪我をしているのに」



クロウ「………はっきり言うぜ…ジャックが離脱しちまった今…俺たちには……奴らを止める力はない」



アキ「そんな………」



ツァン「アーククレイドルを完全に消す方法は無いの?このままじゃみんなが安心して暮らせないよ!」



雪乃「5Dsが最後の希望だったのに………」



コナミ「怖えよあんなのが上にいつもあるかと思うと……!」



龍亞「まるでムジュラの仮面だよ…………」



牛尾「く……怯えて過ごすしかないのか」






ジャック「……」ピッピッピッ



カーリー「ジャックーーー!」



ステファニー「うううー、ジャック……」



鬼柳「…………満足でも…ダメなのか…」



ツァン(満足万能説を唱える鬼柳が…………!それほど危機感を感じてるってこと……!?)



雪乃「………」



遊星「……いや、絶望しかないわけじゃない」



クロウ「なに…!」


龍可「何か方法があるの?遊星」



ブルーノ「アーククレイドルを消滅させる事ができるのかい…?」



コナミ「流石は遊星!」



鬼柳「俺が見込んだ男だ!」






遊星「コナミ…ホセが言っていた事を覚えているか?」



コナミ「ホセ……………?えーと…?」


……………………………………


ホセ『…………く、まあいいだろう、これ以上続ける意味はなかったWRGP………まだ続けねばならん様だ』


ホセ『決勝戦………お前達を倒せばそれでいいのだ』


……………………………………………………



遊星「と言っていた」



コナミ「はいはい…確かに言ってた」



遊星「つまり奴らはチーム満足と戦うつもりという事だ」



鬼柳「なんでそんな事を…」



遊星「コナミのもつそのカードを打ち負かし、アーククレイドルを完全に出現させるつもりなんだ」



遊星「それは奴らにもリスクがある」



ツァン「え?まさか………」





鬼柳「…………」



遊星「………チーム満足がニューワールドを倒す……」



遊星「おそらく………これが残された最後のチャンスだ」



コナミ「ええーーーー!」



アキ「本気なの遊星………!ツァンさんもいるのよ…」



遊星「………すまない」



ツァン「う………………え、えっと…………」



クロウ「だが、他に方法はねえ………」



コナミ「マジか…」



龍亞「……………コナミ…!お願いだから、この街を助けてよ………!」



コナミ「いや……決勝は普通に出るつもりだが」






雪乃「鬼柳…………」



鬼柳「………………」ちらっ



ジャック「………………」ピッピッピッ



鬼柳「……………へ、俺の気持ちは決まってるぜ!」



鬼柳「チームサティスファクションの仲間を傷つけた奴はぶっ潰す!それが決まりだ!」



鬼柳「ジャックの仇は俺達が討つ!」



クロウ「流石鬼柳だぜ!」



ツァン「う……………」



アキ「ツァンさん、無理はしないで……今回はいくらなんでも危険すぎるわよ」



アキ「他の人に頼むことだってできるわ」



ツァン「ぬぬ……………」



コナミ「ツァン、俺も危険だと思うぞ今回ばかりは」






鬼柳「無理強いはしない、学生だしな」



ツァン「……………」



遊星「俺たちはチームを組んでしまっていたから、参戦はできないが」



クロウ「探せば出てくれる奴がいるかもしれないしな」



ツァン「……………………………………ちょっと」



コナミ「おう?」



ツァン「………ふうー…………」



ツァン「…よし!………やってやろうじゃない!!」



コナミ「!?マジで?」


ツァン「ここまで来ておいて怪我もしてないのに交代なんて……」



ツァン「ボクのプライドが許さないよ!」



ヤリザ「プライドだけは凄まじいでござるからな」



ツァン「世界の危機だろうとなんだろうと…チーム満足の侍バカにすんな!」


ツァン「こうなったら決勝で満足してやろうじゃん!」


雪乃「……」




コナミ「…………………」




鬼柳「……………………感動した…」


龍可「!?」




鬼柳「ついにお前も満足の自覚を…」



鬼柳「……………正式にお前をチームサティスファクションの一員に加えるぜ…」



鬼柳「……へ………受け取れよ……証の…満足ジャケットだ」サッ



コナミ「持ち歩いてたのか!」



遊星「おめでとう、ツァンディレ」



雪乃「ふふ…………美しいわ」



ツァン「……………ふん、もらっといてあげるよ!」ガシッ



クロウ「おおぅ……女が入るのは初めてだな」



アキ「なに……これは」



牛尾「サティスファクション………聞いたことあるぜ……サテライトの伝説のチーム…」



深影「はた迷惑なチームだったらしいわね」





………………………………………………………………



遊星「……チーム満足、初期メンバーの三人で行くんだな?」



コナミ「ああ、これが一番しっくりくる」



ツァン「…………」



鬼柳「満足させてもらおうか……」



クロウ「頼んだぜ!俺たちもバックアップする!」



アキ「試合まで一週間、サポートは任せて!」



龍亞「応援するよ!」



龍可「お願い…」



バーーーン!


イェーガー「聞かせていただきました!」



牛尾「長官!」


コナミ「イェーガー、盗み聞きとは」



ツァン「サイテー」



イェーガー「うぐ…とにかく!チーム満足、あなた達にネオドミノシティの運命を託しますよ!」



イェーガー「治安維持局も総出でサポートします!絶対に勝つのです!」





コナミ「よし…………やってやるぜええーーーー!!」



コナミ「…………………よし、今日は帰ろう」



スタスタ



ザサザザサザッ



セキュリティ隊員「……」



コナミ「……なんだよ、どけ」



イェーガー「チーム満足、あなた達には試合の日までホテルに泊まっていただきますよ」



イェーガー「我々や5Dsのみなさんが一週間特訓をあなた達に施します!少しでもレベルアップするのです!」



コナミ「うそおぉー………」



ツァン「聞いてないけど!?」



牛尾「すまねえ……だが付き合ってくれ、きっと身になると思うんだよ」



コナミ「断る!」



深影「もう逃げられないけど?隊員がこの部屋を包囲してるわ」


コナミ「………」





遊星「コナミ……そういうことなら俺たちも付き合う」



遊星「この一週間、ライディングテクニックを磨いておいてもいいんじゃないのか?」



クロウ「それなら俺も付き合うぜ、治安維持局の専用レーンなら思い切りぶっ飛ばせるからな!」



コナミ「ぬうう……………わかったよ」



アキ「じゃあツァンさん、あたし達も走りましょう」



ツァン「…うん、そうだね!」



鬼柳「よし…………俺は…」



牛尾「えーと…………ツァンディレ、お前は明日、治安維持局特訓室に来てくれ」



ツァン「え!?な、なんでボクだけ!」



牛尾「さあ………」



イェーガー「あなたは別メニューです!」



ツァン「はあー!?何それ!」



……………………………………………………………………




…………………………………

次の日 治安維持局 特訓室 9:00



ウィーーーーーン



ツァン「…………」スタスタ キョロキョロ



牛尾「よく来たな」



ツァン「!う…………」サッ



牛尾「おいおい、そんなに警戒すんなって」



ツァン「う、うん…………」



牛尾「ホテルはよく寝られたか?」



ツァン「高級すぎて落ち着かなかったよ、一人なのにキングベッドだから」



牛尾「はははは、そうか」



ツァン「で、何するのよここで」



牛尾「ああ、俺が特訓するんじゃないんだ…」



牛尾「あとは特別コーチに任せるぜ」スタスタ



牛尾「頑張れよ」ウィーーーーーン



ツァン「…………?」











ツァン「特別コーチって…………」



ウィーーーーーン



サージャント相川「待たせたな」



ツァン「!あんたがコーチ?」



相川「ああ、相川だ、よろしくなツァンディレ」



ツァン「うん…………で、一体どんな特訓を?」



相川「シンクロキラーである機皇帝………本官は奴らの弱点を知っている」



相川「本官はサイバー流の伝承者でな、サイバー流を全てとはいかなくとも多少覚えることができれば、戦いは楽になるだろう」



ツァン「サイバー流……?ボク六武衆デッキなんだけど、この時期にデッキを変えるなんて絶対嫌だよ」



相川「かまわん、お前がデッキに入れるべきカードは1枚だけだ、そもそもサイバー流はそう簡単には伝授できん」



ツァン「1枚………?そんなのであの機皇帝を倒せるの?」



相川「ああ、いや…メインデッキには一枚だが……エクストラデッキにも入れるか……エクストラデッキは空いてるか?」



ツァン「え………まあ、2、3枠くらいなら空いてるけど」



相川「十分だ、よし!始めるぞ!」






ここまででー


深影さん
http://blog-imgs-43.fc2.com/t/a/k/takaoadventure/mikage20100407.jpg

システムダウン「やることが来たねーぞ」

システムダウン「やることが汚ーぞ」

決勝戦で髪切ってバンダナつけた鬼柳とポニーテールのツァンと帽子脱いだコナミが満足ジャケット着ながら(ツァン以外)ハイテンションでくるところまで想像できた

>>515
なんてと並の間に空白できてるよ



………………………………………………………………………

治安維持局内


コナミ「ふぁあ…………」テクテク



セームベル「どうしたのー?いきなりこんなに生活のグレードが上がるなんて」



セームベル「昨日なんか夕食すごく豪華だったじゃん!」



コナミ「一週間はあんな感じの食事ができるぞ」



セームベル「ほんとー!?やった!」



コナミ「せっかくタダなんだから沢山食っとけよ」



隊員「あ、おはようございます!」ペコッ



コナミ「うお!……あ、うんおはよう」



セームベル「いきなり挨拶されるなんて……偉くなったなー」



コナミ「慣れないわー…期待されてるのかな」



隊員「!おはようございます!」ペコッ



コナミ「おーっす!」




コナミ「ふぅ…………」どさっ



セームベル「今日はなにするのー?」



コナミ「二時間後くらいに遊星達が来るから……ライディングの練習かな…」



コナミ「ツァンは牛尾に呼ばれて行ったし、鬼柳は未開発地域に行ったし」



コナミ「来るまではテレビでも見てよう」ピッ



セームベル「余裕かー」


tv「ネオドミノニュースの時間です」



コナミ「ニュース番組か…」



セームベル「違うの見ようよー」



コナミ「うん…そうだな」スッ



tv「えー……ネオドミノ収容所に服役中の囚人が脱走しました」



コナミ「収容所から脱走……嫌なニュースだな」








セームベル「どういうこと?」


コナミ「悪い事したやつが一定期間入れられる監獄だよ、そこから逃げた奴がいたんだって」



セームベル「ほー……物騒だなー」



コナミ「まあどうせすぐに捕まるだろ」



tv「脱走したのはアルカディアムーブメントの元総帥であり、治安維持局は確保を急いでいるとの事です」


コナミ「………は?…」



tv「脱獄不可能を自負していたネオドミノシティ収容所のトップ、鷹栖所長は『せっかくまた所長になれたのになんでこんな事が起こってしまったんだ』などと供述しており……」


コナミ「…………………」



セームベル「…………どした?」



コナミ「…………今誰が脱走したって言った…………?」


ピピピピピピピピピピ……!



コナミ「む、連絡……雪乃か」ピッ



コナミ「どうしたぁおらぁーー!?」



雪乃『コナミ!大変よ!い、今ニュースで……脱走者が!ディヴァインが脱走したって!』


コナミ「おい、落ち着けって」





…………………………………


ネオドミノシティ 未開発地域



ヒュウゥウゥーー………


鬼柳「……………」



鬼柳「……………………」



鬼柳「ジャック………」


……………………


ジャック「………………」ピッピッピ……


……………………



鬼柳「くそ…………待ってろ、俺が満足させてやる……」



鬼柳「機皇帝……!ふざけやがって……見てろ…」



鬼柳「……………だが、シンクロキラーの脅威は本物…」



鬼柳「負けるわけにはいかねえ…」





鬼柳「……………」


ヒュウゥウゥーー………



鬼柳「…………散々考えたが」



鬼柳「………こいつしかないか」スッ



ワンハンドレットアイドラゴン



鬼柳「………こいつと…………もう一体」スッ



鬼柳「……………………………く」



鬼柳「もうこいつは使わないと誓った……第一、生け贄が必要だ……」



鬼柳「もう二度と一般人を生け贄になんかしねえ……!」



鬼柳「…こいつごとき……今の俺ならば……!」



鬼柳「やってやるぜ…………!」



ズズズズズズ…………





ネオドミノシティ


ブオォオーーーーーーーーーーー!!



コナミ「あの野郎……脱走するとはな」



雪乃「ニュースを見た時は戦慄が走ったわ…………」ギュー


コナミ「またなんか悪巧みしてんだろ……



ギュウウゥーーーーーン!



雪乃「どうする気…?」


コナミ「とりあえず収容所に行ってみる」



ブーーーーーーン!!



…………………………………


ネオドミノシティ収容所

キキイイイィッ


コナミ「……………」


雪乃「ここが収容所………?」







スタスタ


コナミ「マスコミがいっぱいいるな」



ワーーーー!ワーーーー!



鷹栖「ぬぐうう………帰れ貴様らーー!俺は忙しいのだ!」



パシャパシャパシャパシャ!!パシャパシャ!



鷹栖「うおお!撮るな!撮るなぁーーーー!」



コナミ「あれが所長か……忙しそうだな」



雪乃「どうする気なの?話を聞けるような雰囲気じゃないけど」



ウオォォーーーー!ウオォォーーー!!






コナミ「よし…………どうせディヴァインは俺達を狙ってるんだ」



コナミ「それなら今回は俺から攻めてやる」



雪乃「居場所がわからないじゃない」



コナミ「いや、この収容所に入れられる時、囚人はマーカーを刻まれる」



雪乃「マーカー……」



コナミ「収容所はこういう時のためにマーカーに発信機をつけているんだ」



コナミ「それをたどればあいつに辿り着く」



雪乃「でも私たちにはたどる事は……」



コナミ「ふふ…………」



コナミ「受信機ならさっき治安維持局からパクってきたぜ」ジャーン



雪乃「わぉ」





…………………………………

ブオォォーーーーーーーーーー!!



コナミ「こいつを使えばディヴァインに辿り着く!」



コナミ「すぐに収容所に送り返してやる!」



雪乃「サイコパワーには気を付けて…」



ピコーンピコーン



コナミ「…………ん?連絡」ピピピピピッ



イェーガー『何をしているのです!特訓の時間はとっくに過ぎていますよ!!』



コナミ「イェーガー、悪いが、優先すべき事が起きたんだ!」



コナミ「そのうち帰るからごめんね!」ブツッ



イェーガー『ちょっ!?』ブツン…



ブオォオーーーーーーーーーーー!!



雪乃「……いいの?」



コナミ「構わないだろ…あとで謝れば」


ブオォオーーーーーーーーーーー!!





…………

ネオドミノシティ 裏路地



コナミ「近いぞ…………ディヴァインのマーカー」こそこそ…



雪乃「くう………私…あの人にはトラウマを植え付けられたから苦手なのよね」こそこそ



コナミ「俺が守るから安心しろ」こそこそ



雪乃「…………ふふ……////」こそこそ



ピコーンピコーン


…………



コナミ「………………」



雪乃「………」



コナミ「この……路地を曲がったところに居る……!」


コナミ「妙だな………動こうとしないぞ…」


雪乃「罠………かしら」


コナミ「そうかもしれないが……………」



コナミ「…………いくぞ!」だんっ



雪乃「気を付けて……!」




ここまででー


ディヴァイン




シュンッ



コナミ「おらあぁー!ディヴァイン!」バッ



ディヴァイン「ぬ…!ファイヤーボール!」バッ



ドシュウウウーーーーーン!!



コナミ「ふっ!」スカッ



コナミ「そんなもの読めてるわ!」



ディヴァイン「ち………」



ディヴァイン「………あ!貴様はコナミ!」



コナミ「よう」




ディヴァイン「なぜ貴様が………………そうか、このマーカーか…」



コナミ「どうせお前俺を狙ってるんだろ、わざわざ脱獄しやがって…」



ディヴァイン「ち……………今回は別に貴様を狙ってるわけではない」



コナミ「なに…」





コナミ「どういう事だ……?」



ディヴァイン「貴様もぶち殺してやりたいが…今はゴーストを潰すのが先だ」



コナミ「ゴースト?イリアステルのロボットか…?」



ディヴァイン「ああ、この辺にいるはずなんだがな」



コナミ「なんでそんな奴を」



ディヴァイン「そいつは私の大切な……って、貴様には関係ない!」



ディヴァイン「さらばだ!緊急テレポート発動」バッ



シュンッ



コナミ「う……消えやがった」




コナミ「ち、逃がすか…発信器を追ってやる」



タッ



雪乃「コナミ、ディヴァインは…?」



コナミ「逃げた、追うぞ!」


………………





ハイウェイ高架下


キキイイイィッ



コナミ「ここだ!」



雪乃「あ!コナミ、あそこ」



ディヴァイン「待て貴様!」



ゴースト「ち……しつこい」



ディヴァイン「ファイヤーボール!」バッ


ドシュンッ!


ゴースト「ふんっ!!」バシッ!



コナミ「リアルファイトを繰り広げてるな」



雪乃「あれはゴーストでは……なぜ追いかけているの?」



コナミ「わかんねえ……とにかく追いかけよう」ダッ



……………………………


ディヴァイン「もう逃げきれんぞ、イリアステルの犬めが」



ゴースト「ち…………」





ゴースト「行き止まりか………プラシド様に届けねばならないのに」



ディヴァイン「その奪ったものを渡してもらおう、いや、殺してでも奪い取る」



ゴースト「………ならば!」



ヴォオォーーーーン!!



ディヴァイン「ぬ………!?こいつ…これはイリアステルが使用する結界か…」



ゴースト「デュエルで決着をつけてやる、この空間ではダメージが現実のものになる!」



ディヴァイン「サイコデュエルの真似をしやがって…」



ゴースト「ここで貴様を戦闘不能にしてやる、デッキを出せ!」カシャッ



ディヴァイン「ふん……望むところだポンコツめ…………ん…?」ゴソ…



ディヴァイン(しまった…………収容所に入れられる際に没収されたんだった……)



ディヴァイン(隠し持っていた緊急テレポートとファイヤーボール以外無い………)




ディヴァイン(困ったぞ………!)






ゴースト「さあどうした……デュエルで奪い取ってみろ!」



ディヴァイン「く………貴様!」



ゴースト「はははは!知っているぞ、お前デッキ無いだろう、収容所で没収されたんだろう!?」



ゴースト「俺が収容所に忍び込んでお前からブツを奪った時から、その事には気づいていた!」



ディヴァイン「おのれ………」



ゴースト「わざわざ脱獄してまで追いかけてきたのはご苦労だったが、ここまでだ!」



ゴースト「ファイヤーボールごとき……この空間では通用しない、俺のモンスターで吹き飛ばしてやる」スッ



ディヴァイン「ぐおおおぉ…………!」



コナミ「待てやディヴァインーーー!」ダッ



ディヴァイン「!コナミ………しつこい奴め……」



ゴースト「ん……?」



コナミ「何してんだ本当に、お前ら」



雪乃「コナミ、いたかしら?」タッタッ



ディヴァイン「貴様もか…」



雪乃「うっ……」ビクッ




ディヴァイン(くそ……………ここは緊急テレポートで退くしか………)



ディヴァイン(……!……いや、こいつ使える)



コナミ「?なんだよ、ジロジロ見るなよ気分悪いぞ」



ディヴァイン「ふふ……………さあコナミ!行け!あのゴーストを倒すのだ」



コナミ「は?」



ゴースト「!そうかそいつ……プラシド様達が言っていた赤帽子だな」



コナミ「ふざけんな!なんで俺がお前のために戦うんだよ!」



雪乃「しかもこの空間…イリアステルの…」



ディヴァイン「まあ聞け、奴は凄まじい悪人なんだ、救い様が無いほどにな、野放しにしておくと大変な事になるぞ」



コナミ「お前が言うな」



ディヴァイン「ぐ……」



ゴースト「そこの赤帽子!お前にデュエルを挑む!」



コナミ「は?いや、ちょ……」




ディヴァイン「!ほら見ろ、奴もお前と戦いたいらしい」



ゴースト(奴を潰してしまえば……チーム満足は崩壊…)



コナミ「嫌だね!意味がわからん」



ジャラララララァッガシャン!


コナミ「!?なにぃーーーーー!」



ゴースト「逃がしはしないぞ」



雪乃「コナミのデュエルディスクに鎖が繋がれたわ……!?」



コナミ(これは………!昔、鬼柳達が使いまくってたデュエルアンカー……!)



ゴースト「ふははははは!」



ゴースト「負けた方のデュエルディスク及び腕は吹き飛ぶ!」



ゴースト「そのアンカーについている爆弾によってな!」



コナミ「てめえぇーーーー!」ガシャガシャッ!



コナミ「外れねぇーーーーー!?」ガシャガシャ



ディヴァイン「こうなればコナミ、やるしかあるまい」



コナミ「チクショー…………」



雪乃「う、腕って…………」



ゴースト「さあ、覚悟するんだな」



コナミ「ち……………」カシャッ



ディヴァイン「貴様負けるんじゃないぞ」



コナミ「うるせー!」



雪乃「ダメージにも気を付けて、一週間後には大会もあるのよ」



コナミ「く…………なんでこんな事に」



ゴースト「行くぞデュエルだ!」LP4000



コナミ「俺の先行だぁーー!」シュッ 手札6







コナミ「カード二枚セット!」バッ 手札4



コナミ「ネコ耳族を召喚!」バッ



《ネコ耳族/Cat's Ear Tribe》 †
効果モンスター
星1/地属性/獣戦士族/攻 200/守 100
相手ターン時のみこのカードと戦闘する相手モンスターの
元々の攻撃力はダメージステップ時に200になる。



ネコ耳「にゃ」


コナミ「ターン終了」手札3



ゴースト「俺のターン!」シュッ 手札6



ゴースト「インヴェルズの魔細胞を特殊召喚!」バッ


《インヴェルズの魔細胞/Steelswarm Cell》 †
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
このカードは「インヴェルズ」と名のついたモンスターの
アドバンス召喚以外のためにはリリースできず、
シンクロ素材にもできない。


魔細胞「グフュフュ」



コナミ「特殊召喚だと……」





ゴースト「こいつはモンスターが俺のフィールドにいない時、特殊召喚できる」



ディヴァイン「ふん、だがその攻撃力は0……雑魚だ」



雪乃「…………」



ゴースト「俺はインヴェルズの魔細胞をリリースし、インヴェルズ・モースをアドバンス召喚!」バッ


《インヴェルズ・モース/Steelswarm Moth》 †
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2400/守 0
「インヴェルズ」と名のついたモンスターをリリースして
このカードのアドバンス召喚に成功した時、
1000ライフポイントを払う事で、
相手フィールド上のカードを2枚まで選択して持ち主の手札に戻す。



モース「グファアア!」



雪乃「いきなりアドバンス召喚…」



ゴースト「インヴェルズ・モースの効果発動!アドバンス召喚に成功した時1000LP払う事でお前のカードを二枚まで手札に戻す!」LP4000→3000



ゴースト「ネコ耳族とリバースカードを一枚戻す!」



シュンッシュンッ



コナミ「うぐ……!?」






ディヴァイン「おい!モンスターが消えたぞ!」



雪乃「ガラ空きだわ………」



ゴースト「くらえ!インヴェルズ・モースでダイレクトアタック!」



モース「グアアアー!攻2400



コナミ「来るかああ!トラップ発動、好敵手の記憶!」カチッ



《好敵手の記憶/Memory of an Adversary》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
自分は攻撃モンスターの攻撃力分のダメージを受け、
そのモンスターをゲームから除外する。
次の相手ターンのエンドフェイズ時、
この効果で除外したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。



ゴースト「ぬ…!」



コナミ「俺はインヴェルズ・モースの攻撃力分のダメージを受ける!」LP4000→1600


ギュウォオオーーーーン!!


コナミ「くうおおぉっ!!?」ゴアアッ


ディヴァイン「さすがはイリアステル……対した衝撃だ」



雪乃「だ、大丈夫!?」





コナミ「ぐは……………」ザザ…



ゴースト「はははは!何をしている!」



コナミ「と、好敵手の記憶のさらなる効果、攻撃モンスターをゲームから除外する!」



グニュアアァン……



ゴースト「インヴェルズ・モースが除外されたか………」



ゴースト「カードを二枚セットしてターン終了」バッ 手札2



コナミ「お、俺のターン…!」シュッ 手札6



コナミ「現れろセームベル!」バッ



《召喚師セームベル/Saambell the Summoner》 †
効果モンスター
星2/風属性/魔法使い族/攻 600/守 400
自分のメインフェイズ時、
このカードと同じレベルのモンスター1体を手札から特殊召喚する事ができる。
この効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り1度しか使用できない。


セームベル「キャッホー!」ぽんっ



コナミ「セームベル効果発動!同じ☆のモンスターを特殊召喚できる」



セームベル「よっしゃー出て来い!」バッ




《レアル・ジェネクス・コーディネイター/R-Genex Overseer》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/魔法使い族/攻 200/守 100
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
手札からレベル3以下の「ジェネクス」と名のついた
モンスター1体を特殊召喚できる。


コーディネイター「ウシシ…」





コナミ「さらにレアルジェネクスコーディネイターの効果発動、手札からジェネクスを一体特殊召喚できる」バッ 手札3


《ジェネクス・ドクター/Genex Doctor》 †
効果モンスター
星3/闇属性/魔法使い族/攻1500/守1000
自分フィールド上に表側表示で存在する
「ジェネクス・コントローラー」1体をリリースして発動できる。
フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。




ドクター「フォーウ」攻1500


雪乃「よし…………モンスターを3体並べたわ」



コナミ「☆2のコーディネイターに☆3のドクターをチューニング!」



☆3+☆2=☆5



コナミ「シンクロ召喚!AOJカタストル!」バッ




《A・O・J カタストル/Ally of Justice Catastor》 †
シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/機械族/攻2200/守1200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードが闇属性以外のフィールド上に表側表示で存在する
モンスターと戦闘を行う場合、
ダメージ計算を行わずそのモンスターを破壊する。


カタストル「がぴーーー」



ゴースト「きたか……!シンクロ!」






雪乃「よし……闇以外には無敵のカタストル…」


ディヴァイン「奴のフィールドにはモンスターは無い」



コナミ「バトル!カタストルでダイレクトアタック!」バッ



カタストル「ハーーーー!」ギュオオーーーン! 攻2200



ゴースト「トラップ発動、ドレインシールド!」カチッ



《ドレインシールド/Draining Shield》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
攻撃モンスター1体の攻撃を無効にし、
そのモンスターの攻撃力分だけ自分のライフを回復する。



キューーーーーーン!



ゴースト「攻撃を無効にし、攻撃力分のLPを回復」LP3000→5200



コナミ「ああーーー!」



ディヴァイン「おい!」



コナミ「うるせぇー!」



コナミ「セームベル!いけ!」バッ



セームベル「おっす!くらえーーーーー!」攻600 タタッ



セームベル「くらえーハンマーー!」ポコッ



ゴースト「ぐ………!」LP5200→4600



セームベル「やったー!」わーい






コナミ「カードを二枚セットしてターン終了だ」バッ 手札1



雪乃「カタストルは強力だけど……」



ディヴァイン「あの貧弱な小娘を攻撃表示だと…」



ディヴァイン「狙われたらおしまいだぞ!わかっているのか!」



コナミ「あなたは黙っててください!アホー!」



ゴースト「俺のターン!」手札3



ゴースト「残りLPは1600………」



ゴースト「このターンで終わりにしてやる!」



コナミ「やってみろや…」






ここまででー

ゴースト
http://blog-imgs-43.fc2.com/t/a/k/takaoadventure/gozu20100421.jpg



状況

コナミ LP1600 セームベル カタストル 手札1 リバース2


ゴースト LP5200 リバース1 手札3



ゴースト「トラップ発動、侵略の波紋」カチッ




《侵略の波紋/Infestation Ripples》 †
通常罠
500ライフポイントを払い、自分の墓地のレベル4以下の
「インヴェルズ」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを特殊召喚する。



ゴースト「LPを500払い、墓地のインヴェルズ魔細胞を蘇生する!」LP4600→4100


魔細胞「ウジュ…」守0



コナミ「またアドバンス召喚を狙う気か!トラップ発動!」カチッ



《五稜星の呪縛/Curse of the Circle》 †
通常罠
相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して発動する。
相手は選択したモンスターをリリースできず、
シンクロ素材とする事もできない。



魔細胞「ウジュ…!?」



コナミ「はははは!これでそいつをリリースする事はできねえぞ」



ディヴァイン「よし、インヴェルズはアドバンス召喚で戦うデッキだ……リリースできなければゴミ同然」



雪乃「しかも能力値は0…セームベルでも倒せる」






ゴースト「させるか、手札から速攻魔法発動!」バシッ



《侵略の汎発感染/Infestation Pandemic》 †
速攻魔法
自分フィールド上の全ての「ヴェルズ」と名のついたモンスターは、
このターンこのカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない。



ジュバアァアァーーン!



コナミ「げっ!?」



ゴースト「このターンインヴェルズは魔法トラップの効果を受けない!」



ディヴァイン「おいヤバイな………」



ゴースト「魔細胞はリリース可能だ!」



ゴースト「そしてデビルズ・サンクチュアリを発動!」ガッ




《デビルズ・サンクチュアリ/Fiend's Sanctuary》 †
通常魔法
「メタルデビル・トークン」(悪魔族・闇・星1・攻/守0)を
自分のフィールド上に1体特殊召喚する。
このトークンは攻撃をする事ができない。
「メタルデビル・トークン」の戦闘によるコントローラーへの超過ダメージは、
かわりに相手プレイヤーが受ける。
自分のスタンバイフェイズ毎に1000ライフポイントを払う。
払わなければ、「メタルデビル・トークン」を破壊する。



トークン「…………」






雪乃「攻撃不可能のメタルデビルトークンを召喚するカード……」



ディヴァイン「リリース要因か……」



コナミ「モンスターが二体……」



ゴースト「インヴェルズ魔細胞とトークンをリリースし、インヴェルズ・ホーンをアドバンス召喚!」



シューーーーン


《インヴェルズ・ホーン/Steelswarm Longhorn》 †
効果モンスター
星9/闇属性/悪魔族/攻3000/守 0
「インヴェルズ」と名のついたモンスターをリリースして
このカードが表側表示でアドバンス召喚に成功した場合、
このカードは以下の効果を得る。
1ターンに1度、1000ライフポイントを払う事で、
フィールド上のモンスター1体を選択して破壊する。



インヴェルズ・ホーン「バアアアフオォーーーーー!」



コナミ「く………!攻撃力3000だと!」



ゴースト「こいつにも当然モンスター効果がある!」






ゴースト「インヴェルズと名のついたモンスターをリリースしたこいつは、一ターンに一度LPを1000払うことでモンスターを一体破壊する!」



ホーン「キュオオォゥ!」



コナミ「破壊能力か……」


ゴースト「LPを1000払い、効果発動ーーーー!!」LP4100→3100



ゴースト「消えろカタストル!」



ホーン「ハアアアッ!」ドーーーーーン!!



カタストル「オオオッ!?」ドコーーーン!!



ディヴァイン「カタストルが死んだ…!」



ゴースト「貴様の切り札は消えた、残りは雑魚一体のみ!」



セームベル「ぬ!なによー!」



コナミ「くそ………」







ゴースト「とどめだ……貴様の命もらった!インヴェルズ・ホーンでセームベルを攻撃!」バッ



ホーン「ズアアァーーーーーー!!」攻3000



セームベル「うああーーー!やばーい!」攻600



コナミ「任せろセームベル、トラップ発動!」カチッ



《逆さ眼鏡/Reverse Glasses》 †
通常罠
フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの攻撃力を
エンドフェイズ時まで半分にする。



ホーン攻3000→1500


セームベル攻600→300


コナミ「これですべてのモンスターの攻撃力は半分だ!」



セームベル「ちょ、それって解決になってない……」



ゴースト「構うか、行け」


ドーーーーーーン!!!


コナミ「うおぉおぉっっ!!!?」LP1600→400



セームベル「ぐへぇーーーーーっ!」


ドオォオオオーーーーン!! ジャララララララッ


ドシャアアアァッ!



コナミ「ぐっは……………ぐ……」ズリ…



セームベル「いてて………もおぉー、聖なるバリアとか無いの……?」



コナミ「そんなもの持っていない………」ぐぐ……






ゴースト「ち、生き残りやがった」



ゴースト「まあいい、ターン終了だ」手札0


ホーン攻1500→3000


コナミ「く……」



ディヴァイン「おい!なにしている、残り400しか無いぞしっかりしろ!」



コナミ「うるせぇー!見てるだけのお前が偉そうに言うな!」



雪乃「でもフィールドは何もなく、手札は一枚……危機的状況ね」



ゴースト「その手札なら読めている、一ターン目に手札に戻されたネコ耳族だろ」



ゴースト「そのモンスターでは状況を好転させる事はできんな!」



コナミ「……いい気になりやがってゴーストめ」



コナミ「逆転してやるあぁーーー!ドロー!」シュ 手札2





ゴースト「何を引こうが無駄だ!一枚のカードでどうにかできるインヴェルズ・ホーンではない!」



コナミ「それは違うな」



ゴースト「なんだと………?」



コナミ「俺のフィールドをみてみろ!」



ゴースト「フィールド……」



インヴェルズ・モース「…………」攻2400



ゴースト「!?なに、除外されていたインヴェルズ・モースがお前のフィールドにいるだと!」



コナミ「こいつは俺が発動したトラップカード、好敵手の記憶によってお前のエンドフェイズに特殊召喚されていたんだよ!」




《好敵手の記憶/Memory of an Adversary》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
自分は攻撃モンスターの攻撃力分のダメージを受け、
そのモンスターをゲームから除外する。
次の相手ターンのエンドフェイズ時、
この効果で除外したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。



雪乃「しかし……攻撃力は2400………」



ディヴァイン「インヴェルズ・ホーンに勝ててないぞ!」



コナミ「だが俺がドローしたのはジェネクスコントローラー!」バッ





ゴースト「ジェネクスコントローラーだと?」



コナミ「現れろ!」



《ジェネクス・コントローラー/Genex Controller》 †
チューナー(通常モンスター)
星3/闇属性/機械族/攻1400/守1200
仲間達と心を通わせる事ができる、数少ないジェネクスのひとり。
様々なエレメントの力をコントロールできるぞ。


コントローラー「ギギー!」



ゴースト「攻撃力は1400!そんなモンスター意味はない!」



コナミ「甘い!」



ゴースト「ぬ……?!」



コナミ「俺は☆6のインヴェルズ・モースに☆3のジェネクスコントローラーをチューニング!」バッ



☆6+☆3=☆9



雪乃「!レベルは9!」



ディヴァイン「き、9だと………う…まさか」





コナミ「シンクロ召喚、現れろレアルジェネクスクロキシアン!」バッ


《レアル・ジェネクス・クロキシアン/Locomotion R-Genex》 †
シンクロ・効果モンスター
星9/闇属性/機械族/攻2500/守2000
「ジェネクス」と名のついたチューナー+チューナー以外の闇属性モンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、相手フィールド上のレベルが一番高いモンスター1体のコントロールを得る。



クロキシアン「シュポーーーーーーーー!!!」攻2500




雪乃「最近よく出て来るクロキシアンだわ!」



ディヴァイン「………」



ゴースト「何がシンクロだ、攻撃力は2500!対した事は無い!」



コナミ「クロキシアンの効果発動!☆が最も高い相手モンスターを奪い取る!」



クロキシアン「へへへへへ、コッチコイヨ!」



ホーン「………」クルンッ 攻3000



ゴースト「!?げえぇーーー!?」









コナミ「攻撃力3000のモンスター、ありがとうございます!」


セームベル「あははは!」



ゴースト「ぐううぅ…………!?」



ディヴァイン「……………と………とにかく、奴のフィールドにモンスターはいない!」



雪乃「ダイレクトアタックで勝ちよ!」



コナミ「行け!インヴェルズ・ホーン、攻撃!」



ホーン「シャラララアアア!」攻3000



ゴシャアアアッーー!!



ゴースト「グハアアアアアアアッッ!!?」ドーーーーン! LP3100→100


ザザアアッ



コナミ「そしてとどめ、クロキシアン!」


クロキシアン「パーーーーーンチ!」ドカッ



ゴースト「ッッッ!!!?」LP100→0 ピーーーー ゴウウオオォッ



コナミ「ふうーーーー…………勝った……………!!」






…………………………………


コナミ「………あ、アンカー外れた」カシャッ



ゴースト「ま、まずい………俺のアンカーは……!」


ドカァアーーーーン!!!


ゴースト「ウオオオオ!!!!?」ガシャアァアンッ




雪乃「ゴーストの腕が爆発したわ!」



ディヴァイン「やはりこいつもロボットか…」



コナミ「派手に吹き飛んだな………っていうか……この威力腕どころじゃ済まないだろ……」



ガランガランッ パラパラ………



コナミ「やっぱり……ゴーストめ爆散しやがった………」



ディヴァイン「あ!ゴーストめ、私から奪ったものを返してもらう!」ダッ


ゴソゴソ……






ディヴァイン「爆発で壊れてないだろうな……?」



ディヴァイン「………!あった!」



コナミ「お前は何を探してたんだよ」



ディヴァイン「ふふ…………こいつは私が収容所でこっそり作り上げていたデータチップだ」



ディヴァイン「アルカディアムーブメント再建のための機密情報が詰まっている」



雪乃「まだ諦めていないの?アルカディアムーブメント再建」



ディヴァイン「当然だ!もう一度のし上がるまでは私は滅びん!」



コナミ「ふーん」



ディヴァイン「ふ、ゴーストを倒した事は褒めてやろう」



ディヴァイン「今日のところはお前達を見逃してやる」



ディヴァイン「帰れ」



コナミ「は?」





ディヴァイン「?なんだ」



コナミ「……………ああ……………………ちょっと」



コナミ「ディヴァイン、お前襟にゴミついてるぞ」


ディヴァイン「なに、そうか……」パッパッ



コナミ「あ、とれてないって、俺に任せろ」スタスタ



ディヴァイン「悪いな」



コナミ「ふんっ!!」バキャッ!!



ディヴァイン「!!?ああーーー!?私の奪ったデュエルディスクが!何をしている貴様!」



コナミ「これでサイコパワーは使えまい!」



ディヴァイン「なに?!」



コナミ「そんな情報を聞いた俺たちがお前を逃がすと思か!」



コナミ「大体俺たちはお前を捕まえにここに来たんだよ!」





ディヴァイン「くそ!やめろ貴様!」


コナミ「おとなしく収容所に戻りやがれ!」ガシッ



ギギギギギギ……!


ディヴァイン「ぐうおお……関節を…!やめろおおぉ……!」



ディヴァイン「私はあの収容所にあと8年もいなければならないんだぞ!」



コナミ「あれだけの凶悪をしておいて8年なら良かった方だろうが!」



コナミ「改心しろ!」


ググググググ………!!



ディヴァイン「いたたた…………!!くそ…………!」



コナミ「よく考えなら脱獄犯がアルカディアムーブメント再建なんてできるわけねえだろ!」


ディヴァイン「!……………そういえば」



雪乃「………………………」

プルルルル…

雪乃「……………………………………あ、牛尾さん?」




ここまででー

藤原雪乃
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/53/4a5c6f0fbbdd76e426e1ff700453c6f3.jpg

最初はシリアスな嫌なヤツだったのに最終的にはネタキャラでいいやつになったやついるよなー

サンダーとか。
元キンもこっちの部類か。

>>709
コナミ「ディヴァイン!!」
ディヴァイン「ディヴァインさんだ!」

あれ?案外いけるんじゃね?



……………………………………



ディヴァイン「くそ…!!」



セキュリティ隊員「さっさと乗れ!」ぐい



牛尾「…………コナミ、まさか脱獄犯をお前が捕まえるとはな」



コナミ「今度は逃がすなよまったく」



雪乃「勝手に受信機持って行ったのは良くないけども」



コナミ「それは黙っててほしかつた…」



牛尾「いつの間にかデュエルディスクを持っててな……サイコデュエリストなんで警戒はしていたんだが」



牛尾「それにしても、お前大会に向けて特訓してたんじゃないのか?」



コナミ「明日から頑張るわ」



牛尾「おいおい………」



隊員「牛尾さん、パトカーに乗せました」



牛尾「そうか、行くか」



牛尾「コナミ、お前らもさっさと帰れよ」バタンッ


ブオォオーーーーーーーー






コナミ「さて、俺たちも帰るか」


雪乃「そうね」


コナミ「お前の家まででいいのか?」



雪乃「何言ってるの、私も治安維持局に泊まってるじゃない」



コナミ「……あ、そうだったな、わかった」



ブオォオーーーーーーーー!!!



…………………………………



治安維持局


キキイイィッ



コナミ「ついた」



雪乃「もう18時よ、夕飯の時間ね」



コナミ「おお!タダメシタイムか!」



雪乃「その言い方はどうかと思うけど」



セームベル「ラッキーーーー!」タタッ



……………………………………





スタスタ


コナミ「食堂はこっちだったな」



鬼柳「はぁああーーー………!!……はあぁぁあーーーー………!」ズリズリ……



コナミ「!?鬼柳どうした、ボロボロじゃねえか!」



鬼柳「おぅコナミ……へへ……」



鬼柳「従えて……やったぜ……!」



コナミ「何をだよ、とにかく肩を貸そう」



鬼柳「いや、問題ねぇ………自分で立てる」スッ



雪乃「過酷な特訓だったのね…」


スタスタ


ウィーン


ツァン「うぅ……………疲れた…」



コナミ「あ、ツァン、お前もか」






ツァン「ああ、あんた達……お疲れ」



コナミ「おう、大丈夫か」



ツァン「あいつ……体育会系すぎるよ………」


雪乃「あいつ?」



相川「ははは、ツァンディレ!明日は9時から始めるぞ!」



ツァン「うわっ!」



コナミ「あ………お前…牛尾とよく一緒にいる…」



相川「お前と会うのは久しぶりだな」



雪乃「知り合いだったの?」



コナミ「一年くらい前に治安維持局に忍び込んだ時に………」



ツァン「忍び込んだって……コナミあんた…前から無茶やってたんだ」



コナミ「まあ色々あるのだよ」





食堂



相川「今日はバイキングだ、好きに取って食べてくれ」



コナミ「マジで!好きなものいいのか!」



セームベル「ひゃっほー!」タタッ



ツァン「セームベルが…」



コナミ「この頃いいもの食べてなかったんだ、見逃してやれ…」



鬼柳「ステーキがあるのか!もらった!」ダダッ



雪乃「あら…5Dsも来ているわね」



遊星「!コナミ」



クロウ「なんでお前こなかったんだよ!練習できなかったじゃねーか!」



コナミ「悪かった、明日から頑張るから」



コナミ「それより、今は食べ放題を楽しめ!」


…………


地縛神従えるって、バーニングソウルでも身に付けたのか?

>>732
忘れたのか?鬼柳さんには満足ソウルがあるんだぜ?




アキ「……」



龍亞「唐揚げいっぱいとってきたよ!」



龍可「少しずつ持って来なさいよ」



龍亞「手間かかるじゃん、何度も行ったり来たりしたら」



ブルーノ「食べきれなくなるかもしれないよ」



龍亞「大丈夫!あ、ブルーノに頼まれてたプリンも持って来たよ」スッ



ブルーノ「わ、ありがとう」



ツァン「……………!それって」スタスタ



ツァン「ト………トリシューラプリン……!一個2700円もする」



ブルーノ「滅多に食べられないからね」



龍亞「ツァン姉ちゃんも好きなの?」



ツァン「う………でも高カロリーだし…………」








龍可「確かに、このプリンはカロリー高いんだよね」



ブルーノ「食べたかったのならあそこの冷蔵庫に沢山あるからね」



ツァン「本当だ……あれ全部タダで食べられるの?……でも……」



ツァン「く…………いや、今日はめちゃくちゃ疲れたし………少しくらい…」



ツァン「でもボク………太りやすい体質だし………うぐぐぅ………」



ツァン「………………よし、一個くらいなら」



ヤリザ「少女は知らなかった……これがリバウンドへの最初の一歩だという事を……」


ツァン「うっ!?」



ヤリザ「一個食べた後……もう一個…あと一個だけと言い続け……………」



ヤリザ「気付けばプリンのカップの山……散乱………」



ツァン「う……うるさい!そんな事起こらないし!」






セームベル「お、このプリンゲットー!」ガチャッ



ツァン「!?ちょ、待ったーーー!」



鬼柳「何をしてるんだあいつは」モグモグ



コナミ「おい鬼柳、カタツムリがあるぞ」



鬼柳「カタツムリだぁー!?そんなもの食えるかよ」



コナミ「俺もそう思ったんだけど、これ、どんな味するんだろうな」



鬼柳「すでに皿にとってるじゃねえか、やめとけよ」



コナミ「うーん………あ、クロウ!」



クロウ「どうした?」



コナミ「これ食ってみてくれよ」



クロウ「何だこりゃ?」



鬼柳「豚の肉だとよ」



クロウ「お、悪いな」モグモグ…



鬼柳「……」



コナミ「………どう?」



確かアポリアシナリオ攻略したら無限にプリンが食べれる冷蔵庫くれるんだったな



クロウ「……豚か?……だが、まずくはないぞ」



コナミ「おお、聞いたか鬼柳!」



鬼柳「案外美味いのかもな………」



クロウ「?」



コナミ「よし……とりあえず俺もステーキを持ってくる」スタスタ



鬼柳「結局食わないのかよ」



雪乃「♪」スタスタ



コナミ「あ、何もってきたんだ?」



雪乃「生ハムメロンよ」


コナミ「………うわ、高級メロンに…ハムが乗ってる……ミスマッチだろ」



雪乃「それがなかなか美味しいのよ」



コナミ「奥が深いな………」




……………………………………


一時間後


コナミ「ふう……………うっぷ」



セームベル「うふぅ…………久しぶりにお腹いっぱいだー……」



ツァン「………結局二つ食べちゃった……」



ヤリザ「二つで良かったでござるな…」



鬼柳「このステーキタッパにいれて持って帰りてえ……」



アキ「流石にそれは……」



龍亞「うぅ…………もう無理…」



龍可「唐揚げあんなに持って来るから…………」



ブルーノ「何とか食べきったみたいだけどね」



遊星「ふう…」



クロウ「ジャックにも食わせてやりたかったぜ…」





コナミ「…………」



遊星「コナミ、明日からは特訓に来られるんだな?」



コナミ「ああ、まかせろ」



クロウ「まったく」



ツァン「ああー……明日も特訓か………」



鬼柳「俺もだ……」



龍亞「俺も応援に行くから!」



龍可「あたしも行くわ!」



アキ「何としても勝たないとならないしね」



ブルーノ「あと6日しかないし…」



鬼柳「疲れた ………今日は寝るか…」



コナミ「そうだな」


……………………………………





……………………………………


相川「次はドロー練習1000回だ!はじめ!」



ツァン「これ意味ある!?」シュッシュッシュッ


…………



鬼柳「ひゃっはーーーー!!」ブオォオーーーーーーーー!



コナミ「負けるかぁーーーー!」ブオォオーーーーーーーー



遊星「油断するな!」ブオォオーーーーーーーー!



クロウ「いくぜええーーーーー!!」ブオォオーーーーーーーー!



……………………………………


セームベル「あっという間に6日が経ったのだった」



……………





……………

6日後 広場



鬼柳「この日が来たか……」



コナミ「流石に俺も早起きしたぞ」



ツァン「珍しいじゃん」



雪乃「私が無理やり起こしたのよ、ぐっすり寝ていたわ」



ツァン「なんだ」


コナミ「く………」



鬼柳「まあとにかく………そろそろ会場に向かうぞ!」



コナミ「そうだな」



ツァン「よし、行こう!」



ブオォオーーーーーーーー!




WRGP会場



ワアァァァーーーーーーーーーー!!!


MC「ついにこの日がやって来たぁぁーーーーーーーー!!!」


MC「WRGPの、決勝戦だああぁあーーーーーーーーー!!」



オォォオオォオオオオオオォ!!



MC「決勝に進んだのは!世界最強のライディングチームと評される、チーム・ニューワールドと!」



MC「一般枠でありながらここまで勝ち進んできたチーム・満足だあぁーーーー!!!」



龍亞「うおおーーーー!!」



ジャック「このジャックアトラスが見届けてやる!!」



アキ「ジャック、あまり叫ぶと傷が……」


牛尾「ついにこの時が来ちまったか……」



相川「本官も見届けてやるぞ……」



ゆま「ツァンさん達には頑張って欲しいですねぇ」


岬「まさか決勝まで進むとはなぁ」



あげは「ドキドキして来た…」





遊星「とにかく………コナミ達に出来るだけの援護はした……」



遊星「あとは信じるだけだ…」



…………


イェーガー「頼みますよぉお………!ううう……」



……………




MC「それでは早速!両チームの入場だぁあーー!」



プラシド「ふん……」



ルチアーノ「みんなさわいじゃって、ヒヒャヒャ……これから恐ろしい事が起こるとも知らずに」



ホセ「今日…………世界は生まれ変わるのだ…」



MC「先に現れたのはチーム・ニューワールドーーー!!」



おおおぉぉおおぉーーー!!!



MC「続いてチーム・満足の登場ーーーー!!」バッ







鬼柳「………」スタスタ



コナミ「似合ってるぞ」スタスタ



ツァン「ふん……………」スタスタ



雪乃「ふふ……」スタスタ



MC「!?なんと!チーム・満足、今日は謎のジャケットを羽織っているぞーーーー!!?」



MC「これはなにかの験担ぎかぁーーーー!?」



ワアァァァーーーーーーーーーー!!!



遊星「あれは…………」



クロウ「満足ジャケットだ……!」



ジャック「奴らやりおった………!」



龍亞「うおぉーーー!」



龍可「うそー……」



>龍可「うそー……」
龍可ちゃん最終決戦(前座)くらい引かないであげてww

>龍可「うそー……」
龍可ちゃん最終決戦(前座)くらい引かないであげてww



ゆま「わあぁーーーー!かっこいいですね!」



あげは「あれって………」



岬「味なことしやがって」



ルチアーノ「ヒャヒャヒャ、なんだあれ!」



プラシド「くだらん」



ホセ「………………こっちに来るぞ」


スタスタスタスタ…



鬼柳「ニューワールド、覚悟しておけ、ジャックの仇は俺たちが討つ!」



ルチアーノ「くく…恐れずよく出てこられたね、褒めてあげるよ」



プラシド「貴様らなど初戦は虫けら、覚悟するんだな」



ツァン「……あんた達と話すことなんて無いから」



ホセ「コナミよ……お前が消えればアーククレイドルは姿を表す……」



ホセ「お前を排除させてもらう」



コナミ「面白いことを言うおじいさんだな」



連投すまんorz



コナミ「とにかく、俺たちは勝つ、覚えとけ」



スタスタスタスタ…



MC「両チームの挨拶も終わり、いよいよ試合開始だぁーーー!!」



雪乃「ふう、鬼柳、気をつけて」



コナミ「機皇帝なんかぶっ潰してやれよ!」



ツァン「三タテしちゃえ!」



遊星「鬼柳………死ぬなよ」



ジャック「鬼柳!俺が許す、奴らごとき片付けてしまえ!」



龍亞「そうだー!」



恵「………」



ルチアーノ「じゃ、行ってくるよ」スタスタ





スタスタ… カラカラ…



鬼柳「…………」



ルチアーノ「…………」



コナミ「?あいつあんなスケボーみたいなので出るのか」



雪乃「Dボードって名前らしいわね」



ルチアーノ「さあ、機皇帝の恐ろしさ、思い知らせてあげるよ、ヒャヒャヒャ」



鬼柳「機皇帝なんか知るか!」



鬼柳「このチーム・サティスファクションのジャケットが有る限り!俺たちは負けねぇーー!」



オォオオッ!



「サティスファクション………だと」



「聞いたことあるぜ……サテライトで伝説の……」



「まさか……」



ルチアーノ「くだらないね、ヒヒヒャヒャ…」




MC「両者スタート地点についた!カウントダウン開始だぁーーー!!」



ピッピッピッ…


鬼柳「………」


ルチアーノ「……」



ピッピッピッ


コナミ「………」


ツァン「………このジャケット、ノースリーブだから肩が冷える……」モゾモゾ



ピッピッピッ


遊星「………」



ジャック「…………」

ピーーーーーーー!!



MC「ライディングデュエル、アクセラレーーーーショオォーーーン!!」



ギュオォオオッ!!!


鬼柳「うおぉおーーー!!」



ルチアーノ「ふっ!」



ここまででー

ルチアーノ

>「聞いたことあるぜ……サテライトで伝説の……」
伝説って?



ギュウウゥーーーーーーーーーーーーン!!



鬼柳「うおおおぁーーーーー!!」



ルチアーノ「ひゃっはーーーーー!!!」



ブオォオオォオーーーーー!!



MC「先に第一コーナーを曲がった方が先行だぁーーーーーーー!!!」



ツァン「スピードは互角…」



コナミ「あんな形してるのにすごく速いぞ!」



プラシド「……」



ホセ「…………」



鬼柳「負けるか………!」



プラシド「…ひひ、ムキになっちゃって……譲ってあげるよ」クィッ



ブオォオオォオーーーーー!!



MC「先行をとったのは鬼柳だーーーー!!!」



ジャンク「よーし!」






遊星「流石は鬼柳だ」



クロウ「ぶっ潰せー!」



鬼柳「いくぜぇぇーー!!俺のターン!」シュッ 手札6



鬼柳「インフェルニティ・ネクロマンサーを召喚!」バッ




《インフェルニティ・ネクロマンサー/Infernity Necromancer》 †
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻 0/守2000
このカードは召喚に成功した時、守備表示になる。
また、自分の手札が0枚の場合、このカードは以下の効果を得る。
1ターンに1度、自分の墓地から「インフェルニティ・ネクロマンサー」以外の
「インフェルニティ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。



ネクロマンサー「ヒヒ……」守2000



鬼柳「こいつは召喚時守備表示になる」



鬼柳「さらにカードを三枚セットしてターン終了!」バッ 手札2



ルチアーノ「ひひ……何したって無駄だよ」シュッ 手札6



鬼柳sc0→1
ルチアーノsc0→1









鬼柳「早速行くぞ!トラップ発動!」カチッ



《全弾発射/Full Salvo》 †
通常罠
このカードの発動後、手札を全て墓地へ送る。
墓地に送ったカードの枚数×200ポイントダメージを相手ライフに与える。



ドシュウーーン!



ルチアーノ「うぉっ」LP4000→3600 ゴアアァアッ!



鬼柳「手札を全て捨て、一枚につき200Pのダメージを与える」



コナミ「先制パンチ決まったーーーー!!」


ツァン「よし!」



ルチアーノ「へへ、きかないねぇ、スカイコア召喚!」バッ


スカイ・コア:Sky Core
効果モンスター
星1/風属性/機械族/攻 0/守 0
このカードは1ターンに1度だけ、戦闘では破壊されない。
このカードがカードの効果によって破壊された時、
自分フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
その後、自分のデッキ・手札・墓地から
「機皇帝スキエル∞」「スキエルT」「スキエルA」「スキエルG」「スキエルC」をそれぞれ1体特殊召喚する。



スカイコア「………」攻0



コナミ「!あいつは」



ツァン「ゴーストが使ってたやつだ!」






雪乃「機皇帝スキエルを召喚したモンスターね……」



ルチアーノ「やっぱりスキエルは僕が使わないとな!」



プラシド「…………」



遊星「鬼柳!気をつけろ、あのコアを効果で破壊した時、機皇帝が姿を表す!」



鬼柳「ああ、話には聞いてるぜ!」



ルチアーノ「さらにカードを二枚セットしてターン終了!」バッ 手札3



鬼柳「俺のターン!」シュッ 手札1



鬼柳sc1→2
ルチアーノsc1→2



鬼柳「攻撃力0だろ……攻撃で破壊してやる!」



ルチアーノ「ここでトラップ発動、ツイン・ボルテックス!」カチッ


《ツイン・ボルテックス/Twin Vortex》 †
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する機械族モンスター1体と
相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して破壊する。





鬼柳「なに!」



ルチアーノ「スカイコアとインフェルニティ・ネクロマンサーを破壊する!」



ズギュオォーーーーーーン!!


鬼柳「くぁっ……」



コナミ「コアが破壊された…」



雪乃「やはり自壊させるカード…」



アキ「スカイコアが破壊されたってことは…」



ルチアーノ「スカイコアが破壊された時!デッキ、手札、墓地から機皇帝スキエル∞とパーツモンスターを特殊召喚する!」


機皇帝スキエル ∞:Meklord Emperor Skiel
効果モンスター
星1/風属性/機械族/攻 0/守 0
このカードの攻撃力・守備力は、このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「ワイゼル」・「グランエル」・「スキエル」と名のついたモンスターの攻撃力分アップする。
このカードは相手のカードの効果の対象にならない。
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスターを
装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備することができる。
このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
「機皇帝」と名のついたモンスターは自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。


スキエル T:Skiel Top
効果モンスター
星1/風属性/機械族/攻 600/守 0
フィールド上に「∞」と名のついたモンスターが表側表示で存在しない場合、このカードを破壊する。


スキエル A:Skiel Attack
効果モンスター
星1/風属性/機械族/攻1000/守 0
フィールド上に「∞」と名のついたモンスターが表側表示で存在しない場合、このカードを破壊する。


スキエル G:Skiel Guard
効果モンスター
星1/風属性/機械族/攻 200/守 300
フィールド上に「∞」と名のついたモンスターが表側表示で存在しない場合、このカードを破壊する。
1ターンに1度、自分フィールド上に存在するモンスターが攻撃対象に選択された時、その攻撃を無効にすることができる。


スキエル C:Skiel Carrier
効果モンスター
星1/風属性/機械族/攻 400/守 0
フィールド上に「∞」と名のついたモンスターが表側表示で存在しない場合、このカードを破壊する。





スキエル「………」


ゥオオォーーーーーン!!



スキエル「ひやはははははは!合体しろ機皇帝スキエル!」



ガシャンッ ガシャンッ ギャキィーン!



鬼柳「一気に五体のモンスター‥」



ルチアーノ「スキエル∞以外は守備表示だ」



鬼柳「ち………機皇帝……出てきやがったな!」



鬼柳「俺はモンスターを守備表示だ!」バッ



鬼柳「ターン終了……」手札0


ルチアーノ「ひゃはは!僕のターン!」シュッ 手札4


鬼柳sc2→3
ルチアーノsc2→3






ルチアーノ「僕はスキエルCをリリースし、スキエルC3を特殊召喚する!」バッ

スキエル C3:Skiel Carrier 3
効果モンスター
星3/風属性/機械族/攻 600/守 200
このカードは自分フィールド上に存在する「スキエルC」1体をリリースし、
手札から特殊召喚することができる。
フィールド上に「∞」と名のついたモンスターが表側表示で存在しない場合、このカードを破壊する。
1ターンに1度自分フィールド上に存在するモンスターが攻撃対象に選択された時、その攻撃を無効にすることができる。


ガシャアアンッ!!


ルチアーノ「これによりスキエルのパワーアップ!!」


スキエル∞ 攻2200→2400



ルチアーノ「これでスキエルは二回の攻撃を無効にできる!ヒャハハハハハハ!!」



鬼柳「く…………!」



遊星「あれが機皇帝、パーツを変えながら無限に力を上げていく…」



ジャック「おのれ……!」


ルチアーノ「これならパーツを守備にすることも無いか!全てを攻撃表示に変更!」シュッ



ルチアーノ「そしてバトルフェイズ!スキエル∞で守備モンスターを攻撃!」


スキエル∞「!」ドキューーーーン!!


インフェルニティ・リベンジャー「グヘアアッ!」守0 ドーーーン!



鬼柳「うおおっ……!」



ルチアーノ「そしてパーツモンスターで総攻撃だーーー!」


ドグオォォオゥン!



鬼柳「うあああっあぁーーー!?」LP4000→1600



ギャギャギャギャ……!!!






MC「年あーーーー!鬼柳に大ダメージだーーー!」


コナミ「鬼柳ー!」



ツァン「ヤバイ!」


ジャック「鬼柳!」



鬼柳「くうぅう…………!」ブオォオオォオーーー



ルチアーノ「ひひひ、カードを一枚セットして、ターン終了!」手札2



鬼柳「俺のターンだぁー!」シュッ 手札1



鬼柳sc3→4
ルチアーノsc3→4



鬼柳「俺は手札からインフェルニティ・デーモンを特殊召喚!」バッ



《インフェルニティ・デーモン/Infernity Archfiend》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守1200
自分の手札が0枚の場合にこのカードをドローした時、
このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
また、このカードが特殊召喚に成功した時、自分の手札が0枚の場合、
デッキから「インフェルニティ」と名のついたカード1枚を
手札に加える事ができる。


デーモン「………」攻1800



鬼柳「こいつの効果により、デッキからインフェルニティを一枚手札に加える!」



ルチアーノ「あまいんだよ!トラップ発動、ゴーストコンバート!」カチッ




ゴースト・コンバート
通常罠
自分フィールド上に「∞」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、
自分の墓地に存在する機械族モンスター1体をゲームから除外して発動する。
相手の魔法・罠・効果モンスターの効果の発動を無効にし破壊する。
発動後このカードは墓地に送らず、そのままセットする。






鬼柳「ゴーストコンバートだと‥」



ルチアーノ「墓地のスキエルCを除外し、モンスター効果を無効にする!」シュッ



ビシャアァアーン!



鬼柳「やかましいぜ!カウンタートラップ発動!」カチッ



《インフェルニティ・バリア/Infernity Barrier》 †
カウンター罠
自分フィールド上に「インフェルニティ」と名のついた
モンスターが表側攻撃表示で存在し、
自分の手札が0枚の場合に発動する事ができる。
相手が発動した効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。


ピキィイィーーーーーーンン!!!


鬼柳「俺の手札が0で、インフェルニティが攻撃表示でいる時、トラップ、マジック、効果モンスターの効果を無効にして破壊する!」



バリィーーーン!!



ルチアーノ「なんだよ……」



鬼柳「これでインフェルニティデーモンの効果は有効、デッキからインフェルニティ・ミラージュを手札に加える!」シュッ



鬼柳「インフェルニティ・ミラージュを召喚!」ガッ







《インフェルニティ・ミラージュ/Infernity Mirage》 †
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードは墓地からの特殊召喚はできない。
自分の手札が0枚の場合、このカードをリリースし、
自分の墓地の「インフェルニティ」と名のついた
モンスター2体を選択して発動できる。
選択したモンスターを特殊召喚する。



ミラージュ「………」


鬼柳「ここからが俺の満足だ……!」



鬼柳「インフェルニティミラージュをリリースし、効果発動!」



鬼柳「墓地のインフェルニティ・ネクロマンサーとインフェルニティ・ビートルを特殊召喚する!」



ネクロマンサー「……」守2000


ビートル「………」攻1200



鬼柳「インフェルニティ・ネクロマンサーの効果発動、墓地のインフェルニティ・ビーストを特殊召喚!」


《インフェルニティ・ビースト/Infernity Beast》 †
効果モンスター
星3/闇属性/獣族/攻1600/守1200
自分の手札が0枚の場合、このカードは以下の効果を得る。
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで
魔法・罠カードを発動できない。



ビースト「………」攻1600





ルチアーノ「………」


鬼柳「そしてインフェルニティ・ビートルの効果発動!リリースすることで同名モンスターをデッキから二体特殊召喚する!」



ビートル「………」シュンッ



ビートル「ブーン!」



ビートル「ブーン!」


コナミ「おおぉ!モンスターがどんどん」



ツァン「ビートル二体、デーモン、ネクロマンサー、ビーストで5体揃えた…!」


ルチアーノ(………バーカ!)



ルチアーノ(お前の魂胆は読めてるんだよ、ヒャヒャヒャ………)



ルチアーノ(レベル9のトリシューラをシンクロしてスキエルを除去するつもりだろ!)



ルチアーノ(僕のトラップ、王宮の鉄壁で対策済みだ!次のターン、機皇帝で吸収して終わりだよ、ヒャヒャヒャヒャ!)






鬼柳「……………」


ブオォオオォオーーー!



ルチアーノ「?どうした!バカの一つ覚えのシンクロだろ!?」



ルチアーノ「やってみろよ!ヒャーーーハハハハ!」



遊星「シンクロするのか、鬼柳…」



アキ「この状況なら、トリシューラね…」



ブルーノ「スキエルを除外すればパーツも消える……チャンスだ…」



雪乃「「トリシューラで……鬼柳の勝ち…」



ツァン「う…なんか、嫌な予感が………するなぁ…」



コナミ「奴ら、予測してるんじゃないのか…」


セームベル「考えすぎだってー」



コナミ「……うん、そうだよな」


セームベル「それはどうかな?」



コナミ「どっちだよ!?」



鬼柳「…………」ブォオオーーーーー!




鬼柳「俺は☆4のインフェルニティ・デーモンと☆2インフェルニティ・ビートルをチューニング!」


☆4+☆2=☆6



鬼柳「シンクロ召喚、ガイアナイト!」



《大地の騎士ガイアナイト/Gaia Knight, the Force of Earth》 †
シンクロモンスター
星6/地属性/戦士族/攻2600/守 800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上


ガイアナイト「ふうぉ!」攻2600



ルチアーノ「なんだぁ!?……そんな雑魚を召喚するんだよ、バカじゃん!ヒャハハハハ!」



鬼柳「まだだぁーー!☆6のガイアナイトに☆2のビートルをチューニング!」



☆6+☆2=☆8
カァアッ


鬼柳「死者と生者、ゼロにて交わりし時…永劫の檻より魔の竜は放たれる!」


鬼柳「現れろ!インフェルニティ・デス・ドラゴン!」バッ




《インフェルニティ・デス・ドラゴン/Infernity Doom Dragon》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2400
闇属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分の手札が0枚の場合、1ターンに1度、相手フィールド上の
モンスター1体を選択して発動できる。
選択した相手モンスターを破壊し、
破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。



デスドラゴン「ブアアォオオーーー!!」






遊星「でた、鬼柳の切り札!」



アキ「シンクロをして…大丈夫なの………?」



ルチアーノ「ちっ…トリシューラだしゃいいのに!」



鬼柳「受けてみろ!インフェルニティ・デスドラゴンの効果発動!バトルを放棄することで相手モンスターを破壊、攻撃力の半分のダメージを与える!」


ルチアーノ「バカヤロウめー!スキエルは効果の対象にはならねーんだよ!」



鬼柳「ならば、スキエルC3を破壊する!インフェルニティ・デス・ブレス!」



スキエルC3 攻600


ドゴオォォーーーーーーン!!!


ルチアーノ「くああっ!」LP3600→3300



スキエル∞ 攻2400→1800


雪乃「パーツが減り、スキエル∞の攻撃力も下がったわ!」



ルチアーノ「くそがぁーー!」


鬼柳「ターン終了!」手札0



ルチアーノ(ち………だが、スキエルで吸収することに変わりねーよ!)




ルチアーノ「僕のターン!」シュッ 手札3


鬼柳sc4→5
ルチアーノsc4→5



龍可「まずいわ、鬼柳はシンクロモンスターを召喚してる……!」



龍亞「吸収されちゃうよー!」



ルチアーノ「いくぜぇー!機皇帝スキエルの効果発動、一ターンに一度、相手シンクロモンスターを吸収して攻撃力を奪い取る!」



スキエル「!」ギュウオオォン!!


ルチアーノ「ひゃははははは!」



コナミ「いや!」



ツァン「この程度のことを予測してない鬼柳じゃないよ!」



クロウ「なんとかするんだろ鬼柳ーーー!」



鬼柳「当然だ!トラップ発動、スターシフト!」カチッ



《スター・シフト/Star shift》 †
通常罠
自分フィールド上に存在するシンクロモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを自分のエクストラデッキに戻す。
戻したモンスターと同じレベルの別のシンクロモンスター1体を
自分のエクストラデッキから選択して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚に成功したシンクロモンスターの効果は無効化される。


ルチアーノ「なにぃ!?」



鬼柳「インフェルニティ・デス・ドラゴンは吸収を躱しエクストラデッキに戻る!」


雪乃「機皇帝の効果を躱したわ!」







鬼柳「そして同じ☆のシンクロモンスターを効果を無効にしエクストラデッキから特殊召喚する!」



ルチアーノ「ちいいいーー………!」



鬼柳「現れろ!ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン!」バッ



ギュオォオオオーーーーーー!!!


ワンハンドレッド「ブアアアアアァ!!」


《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン/Hundred Eyes Dragon》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
闇属性チューナー+チューナー以外の悪魔族モンスター1体以上
1ターンに1度、自分の墓地に存在するレベル6以下の
闇属性の効果モンスター1体をゲームから除外して発動する事ができる。
このカードはこのターンのエンドフェイズ時まで、
この効果を発動するためにゲームから除外した効果モンスターと
同名カードとして扱い、同じ効果を得る。
また、このカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキから「地縛神」と名のついたモンスター1体を手札に加える。



遊星「!?なに、馬鹿なあのモンスターは!」



コナミ「あれー!?ダークシンクロモンスターじゃなかったっけ!?」



雪乃「普通のシンクロモンスター版もあったのね……でもあのモンスターはダークシグナーの時にだけ使ってると思ってたわ……」


ツァン「?鬼柳新しいモンスター見つけたんだ」





ジャック「どうなってる!?」



クロウ「あいつまたダークシグナーになっちまったのか…?」



龍可「そんな」


龍亞「……そんなことないよ!鬼柳は正気さ!」



あげは「……うわ」


ゆま「?」


岬「……」



ルチアーノ「ち………!それがどうした!」



ルチアーノ「んなモンスター機皇帝の敵じゃねーよ!」



鬼柳「てめえらにこのモンスターは倒せねえよ!」



鬼柳「機皇帝ごとき雑魚だってことだ!」



ルチアーノ「なんだとてめぇ……!」



ルチアーノ「なめやがって……ぶっ潰してやる!」



ホセ「………ルチアーノめ、頭に血がのぼっているぞ……」





鬼柳「…………へ」


ルチアーノ「sp-ハイスピードクラッシュ発動!」バッ



《Sp-ハイスピード・クラッシュ/Sp - High Speed Crush》 †
通常魔法
自分用スピードカウンターが2つ以上ある場合に発動する事ができる。
フィールド上に存在するカード1枚と、
自分フィールド上に存在するカード1枚を破壊する。



ルチアーノ「僕のセットカードとてめぇのシンクロモンスターをぶっ潰してやる!」

ビリリリィイーーーー!!

ドゴアァーーーーーン!!



MC「おぉーー!鬼柳の新たなるドラゴンも瞬殺だーー!」



鬼柳「………」



ルチアーノ「ヒャハハハハハハ!対したことねえじゃねーか!」



鬼柳「…………ヒャーーーハハハハハハ!かかったなルチアーノ!」



ルチアーノ「!なにぃ………?」



鬼柳「ワンハンドレッド・アイドラゴンの真骨頂は破壊されたときにあるんだよ!」







ルチアーノ「どういうことだ!」



鬼柳「こいつの破壊時、デッキからあるモンスターをサーチできる!」シュバッ



コナミ「なに、まさか…?」



ルチアーノ「……ち、なんだかわかんねーけど!スキエル∞!インフェルニティ・ビーストを攻撃だ!」



スキエル∞「!」ドキューーーーン!! 攻1800


ビースト「くああっ!?」攻1600



鬼柳「うぐ………!」LP1600→1400


ルチアーノ「見たかってんだ!カードを一枚セットしてターン終了!」手札1



鬼柳「俺のターンだぁ!」シュバッ 手札1


鬼柳sc5→6
ルチアーノsc5→6





ミス 鬼柳の手札2枚でした




鬼柳「………」手札2



遊星「鬼柳………」



ルチアーノ「何しようが無駄なんだよ、シンクロモンスターは消えたぜ!」



鬼柳「手札からジェスターコンフィを特殊召喚!」バッ


《ジェスター・コンフィ/Jester Confit》 †
効果モンスター
星1/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0
このカードは手札から表側攻撃表示で特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚した場合、次の相手のエンドフェイズ時に
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、
そのモンスターと表側表示のこのカードを持ち主の手札に戻す。
「ジェスター・コンフィ」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。


コンフィ「ひひ!」攻0



……………


イェーガー「……でてきましたか……突然貸して欲しいなどというから何事かと思いましたが…」



イェーガー「ジェスターコンフィで何をする気なのです……?」



…………


ルチアーノ「んなザコに何ができんだよ!」




鬼柳「お前らに見せてやる……満足の神をなあああぁ!ハハハハハハー!」











ルチアーノ「はぁ!?何言ってんだバーカ!」



ツァン「満足の神……?」



コナミ「なんだなんだー?」



雪乃「………」



鬼柳「俺はインフェルニティ・ネクロマンサーとジェスターコンフィをリリース!」


シュオォオオッ!



ルチアーノ「なに、アドバンス召喚!?」



ゴゴゴゴゴゴゴゴ………!



ドクンッドクンッドクンッ………!!



MC「な、なんだぁーーー!?上空に心臓のようなものが現れたぞー!」




遊星「!?まさか……」


アキ「あの心臓……」



クロウ「忘れるわけがねぇ…………!」



ジャック「よせ鬼柳!堕ちたか!?」





…………………



イェーガー「……………!なんですとおおー!?」



…………………


鬼柳「モンスター達と…………!!俺の中の満足の化身を生贄に捧げるうううおおおぉぉ!!」


ギュウオォオォーーーーーン!!!


遊星「間違いない………鬼柳が召喚するのは………地縛神!」



龍亞「ええーーー!?」



龍可「そんな!人々が生贄になっちゃう!?」



ゴオォオォーーーーーー!



遊星「いや……!あいつは地縛神の生贄を………自分だけで済ますつもりだ!」



鬼柳「はあぁーーーーーー!!!俺の溢れ出る満足を生贄にぃーーーーーー!!」



鬼柳「現れろ!地縛神Ccapac Apu!!」バシッ



ドウォォーーーーン!!




ゴゴゴ…………!!


Ccapac Apu「…………」


ルチアーノ「地縛神だとぉ!?」



コナミ「…………」


コナミ「…………………なにぃーーーーーー!!?」



雪乃「地縛神ですって……!?正気なの!?」



ツァン「?うああ、デカイモンスター…」



牛尾「まじかよ!」



ホセ「なんと………!地縛神だと…………!」



ホセ「馬鹿な………ヤツめ、生贄を自分一人だけで済ませやがった……!」




岬「おいおいおいおい…」



あげは「うわああああ!?ちょ、本当に!?」



ゆま「?大きいですねえ…………」


…………………………


ネオドミノシティ 巨大モニター



Ccapac Apu「…………」ゴゴゴ…………!!



ナオミ「…………」


ナオミ「……………………マジ?」


…………………………






サティスファクションタウン


ニコ ウエストの家



ウエスト「すげー!?なんかデカイのが出てきたねねーちゃん!」



ニコ「………無事でいてください鬼柳さん」



…………………………



コナミ「鬼柳ーーーーーー!なんでだ!なんでまたそいつを!」



雪乃「またダークシグナーになってしまったの!?」



ツァン「??」



遊星「鬼柳!正気になれ!」



クロウ「そんなもんだしても悲劇しか生まねぇ!!」



鬼柳「ジャックの仇を討つんだよ!世界がヤバイとかそんなのよりも……サティスファクションの仲間をやられたのが俺は許せねえ!」



ジャック「鬼柳……!」


鬼柳「…………それに………安心しな………コナミ、遊星!」



鬼柳「俺は地縛神に飲み込まれてはいねえ!!こいつは俺の満足によって従えたんだ!」



アキ「ま、満足によって従えた!?」






ルチアーノ「ぐ…………!」



ルチアーノ「なめやがって!そんなモンスターがどうしたよ!」



ルチアーノ「どんなモンスターだろうが……!」



鬼柳「バトルフェイズだ!」



ルチアーノ「永続トラップカード、光の護符壁発動!」カチッ


《光の護封壁/Wall of Revealing Light》 †
永続罠
1000の倍数のライフポイントを払って発動する。
このカードがフィールド上に存在する限り、
払った数値以下の攻撃力を持つ相手モンスターは攻撃をする事ができない。




ルチアーノ「僕はLPを3000払う!」LP3300→300



ルチアーノ「どうだよ!これでテメェのモンスターは攻撃できないじゃないか!!」



ルチアーノ「攻撃力3000以下の攻撃を全て跳ね返すこの護符壁の前じゃさぁ!!」



鬼柳「お前は地縛神を甘くみてるぜ!」



ルチアーノ「なにぃ!?」


《地縛神 Ccapac Apu/Earthbound Immortal Ccapac Apu》 †
効果モンスター
星10/闇属性/悪魔族/攻3000/守2500
このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、
「地縛神」と名のつくカードを召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができない。
フィールド上にフィールド魔法が表側表示で存在しない場合、
このカードの以下の効果は無効となり、このカードはエンドフェイズ時に破壊される。
●このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
●相手モンスターはこのカードを攻撃対象にする事ができない。
●このカードは相手の魔法・罠カードの効果を受けない
●このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。


鬼柳「地縛神は、相手の魔法トラップの効果を受けねえ!」



ルチアーノ「!ばかなっ!?」






コナミ「なんか、鬼柳も無事っぽいし、ここまできたら応援しようぜ!」



雪乃「そ、そうね………味方ならこんなに頼もしいことはないもの」



ツァン「さっきからどうしたの?」



遊星「すごい…………ジャックと同じく……鬼柳もまた地縛神を従えたんだ」



ジャック「流石は俺たちのリーダーだった男だ!」



クロウ「こうなりゃこのままいっちまえーーー!!」



ルチアーノ「ぐうぅ………だが、機皇帝スキエルには攻撃を受けたときに無効にできるスキエルGがいるんだよ!」



ルチアーノ「このターンでは僕に攻撃はとどかねぇ!」



鬼柳「地縛神は、プレイヤーにダイレクトアタックができるんだよおぉおぉーーー!!」



ルチアーノ「なんだとおぉーーーーーー!?」



鬼柳「サティスファクションの一撃を受けてみろ!ニューワールドオオォォオオォ!!」



Ccapac Apu「!!」ブオオオオオッ!!


ドガシャアァーーーン!!



ルチアーノ「っくあああぁあーーーーーーー!?」LP300→0ピーーーーーー



コナミ「よっしゃーーーーーーー!!」


ツァン「勝ったーー!!」






ここまででー

地縛神
http://livedoor.blogimg.jp/maxut/imgs/a/8/a82957dc.jpg



次スレに移ろうと思います

もう少しなので見てくれたら嬉しいです

状況


鬼柳 手札0 sc7 地縛神Ccapac Apu LP1400


ミスったsc6
だった





コナミ「WRGP決着」ホセ「我々は未来を救わねばならぬ」【遊戯王5Dsタッグフォース】
コナミ「WRGP決着」ホセ「我々は未来を救わねばならぬ」【遊戯王5Dsタッグフォース】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1384778860/)


次スレ立ちました これからもお願いします

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