コナミ「WRGPか」 ツァンディレ「このチーム大丈夫?…」【遊戯王5Dsタッグフォース】 (984)



このスレは


コナミ「ん?遊星どっか行くのか?」 【タッグフォース】
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コナミ「あれから半年、遊星達はWRGPに向けて……」【遊戯王5Dsタッグフォース】
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の続きです


よろしくお願いします





SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1376056859



あらすじ


リアリスト、ロットンの爆撃により、鬼柳は満足を思い出したのだった


………………………………………………

クラッシュタウン


マルコム「ぐがーーーーーzzz……もう…飲めねえ………」


マルコム「…………くぅうう…………zz」



ガターン!


マルコム「おお!?な、なんでぃ!?」ビクッ



ロットン「よぉ兄貴」ガタッ



マルコム「ロットン……なんだよ起こしやがって………………ん?」ギチギチ…


マルコム「!?な、なんで縛られてるんだ!?」



ロットン「兄貴、あんたバーバラに町の権利書渡したんだって?」グビグビ…




バーバラ「そうなのよ、マルコムったら酔った勢いでね、私に町の権利書くれたのよね」カサッ



マルコム「な、なああ…………?」



ロットン「ほお、バーバラのものってことは…………」



ロットン「つまり俺のものってことじゃねーか、なあ?」



マルコム「な、ななな……なにを」





バーバラ「町の名前もバーバラタウンにしてくれたの、ふふ」



ロットン「それはいい、ははははは!」


ガタアーーーーン!



マルコム「うわあああーーー!?」ドサッ


ロットン「今からここはロットンタウンだ!はははははははは!!」



マルコム「な、何をふざけたことを…ロットン!」



ロットン「へ、おい、連れて行け」ザッ



マルコム「な…?」



ロットンファミリー「へへへへ………」



ロットンファミリー「悪いなマルコムさん、逆らえないんでね」



マルコム「お、おい!な、なにやってんだおめえら!」



ロットン「今日からあんたも鉱山で働くんだよ、頑張りな」



マルコム「ちょ、ロットン!てめ、兄を!実の兄を!うわぁああぁああ!!」



ロットン「ははははははははーーーー!!!」


………………………………




次の日


ロットン「今日から俺がリーダーだ、文句ある奴は鉱山送りになるからな、わきまえて行動しろ」



ロットン「これからはどんどん潰しあって鉱山にいってもらうぜ、嫌なら勝つことだな」



ウエスト「今度は仲間内で戦うつもりなの!?」



ニコ「そんなことしたらいずれ町が滅んじゃう!」



ロットン「へ、知らねえな、欲にまみれたバカどもがどんどんやってくるからなここは、そいつらも鉱山行きだ」



ニコ「そんな…」



ロットン「お前らはガキ過ぎて労働できない、ここで奴隷になってもらうぜ」



ウエスト「やだ!」



ロットン「お前らに希望はない、絶望の中で生きていくしかねえんだ、くくくく」



ニコ「いいえ!きっと鬼柳さん達が来てくれます!」



ウエスト「そうだ!サティスファクションは伝説のチームなんだぞ!」



ロットン「鬼柳は死んだ、まあ死神野郎だ、それが正しいんだろうよ」



ウエスト「きっと生きてる!」



ロットン「くく……」




ロットン「生きてるわけないだろ、ガキ過ぎてあんな崖を落ちたんだ………」



♪ーーーーー♪♪ーーーーーーーー


ロットン「あぁ?」


バーバラ「ハーモニカ……?」



♪ーーーー♪ーー


ウエスト「!この音は!」



ニコ「も、もしかして………!」



ロットン「なんだぁ…………?」



♪ーーーー♪♪ーーーーー



鬼柳「………♪ーーーー♪ー」


遊星「♪ーーーーー♪♪ー……」



コナミ「♪ーーーー♪ーー…」



ロットン「!?なんだと!奴らまだ生きて……………!」



ニコ「鬼柳さん!遊星さん!コナミさん……!」



ウエスト「流石サティスファクション!」

ロットン「生きてるわけないだろ、ガキ過ぎてあんな崖を落ちたんだ」 ミス


ロットン「生きてるわけないだろ、あんな崖を落ちたんだ」でした

流石はチームサティスファクションだ!(白目)




ザッザッザッ……………ザッザッザッ………


ロットン「貴様ら………ふざけたことを……!」



ロットンファミリー「お、おい……あいつら戻ってきやがった!」



ロットンファミリー「なんで諦めないんだ……!?」



鬼柳「♪ーー、よおロットン、地獄から戻ってきたぜ?」



遊星「♪ー、俺たちの絆パワーで貴様を倒す!」



コナミ「♪ーーーーー♪♪ー」


ウエスト「あ、あのジャケット、サティスファクション時代のやつだ!鬼柳にいちゃんたちは本気なんだ!」



ニコ「信じてました鬼柳さん………!」



バーバラ「ふん、なーにさ、だっさいお揃いのジャケット着ちゃって、舐めてんのかい!?」



鬼柳「このジャケット、こいつは俺たちの絆の証」グッ



遊星「お前らがいる限り、この町に満足は訪れない!」



コナミ「♪ーーーー♪♪ーー」

BGM:コナミ

ださいジャケット

ださいジャケット



ロットン「ち、死神野郎………やっぱてめえは徹底的に潰しとくべきだったなあ!」


鬼柳「くく、そうよ、お前の爪の甘さのおかげで俺は生き残った」



鬼柳「決着をつけようじゃねえか、なあ!」



コナミ「♪ーーー」



遊星「コナミ、もういい」



コナミ「あ、そう?」ピタッ



ロットン「ち………」



バーバラ「ロットン、あんなに言わせておいていいのかい!?」



ロットン「……へ、遺言くらい言わせてやるさ、見ろ、もうすぐデュエルタイムだぜ」



コナミ「あ、夕日が沈む…………」



鬼柳「デュエルで決着をつけようじゃねえか!」



ロットン「くくく………望むところさ」



遊星「鬼柳、俺も行くぜ、お前一人に町の運命を託しはしない!」



コナミ「いや、待ってくれ遊星」



遊星「コナミ?」

コナミが全員分のジャケットをずっと持っていた
鬼柳は全員分のハーモニカを持っていた(推定)
遊星達は何を持っているんだろう?



コナミ「すまないが、俺にやらせてくれないか」



遊星「なに?どういう事だ」


コナミ「あいつとのデュエルは決着がついていないんだ、決着を着けたい」



遊星「………」



コナミ「頼む………………たこ焼き奢るから」



遊星「………………ふ、いいさ、コナミ、お前に託そう」



コナミ「!遊星、サンキュー!」



ロットン「なんだ、二対一か?」



コナミ「そうだ!鬼柳と俺でお前を倒す!」



ロットン「くくく……まあいいだろう」



送り人「……」ぱからっぱからっぱからっ



ロットン「送り人もきたか、役者は揃ったな」



ロットン「ちいとばかしハンデはもらうぜ?俺の手札は倍の10枚もらう!」



コナミ「倍の…………!ガトリングオーガを使う気か!」


>>36
遊星「全員で集めたパーツでDホイールを作ったぞ」
キング「そして俺がそれを乗り捨てた!」
クロウ「胸張って言うな!」

こんなノリだと思うよ多分
少なくともあの二人は物持ち良くねえと思うし・・・



遊星「!あのワンターンキルモンスター……」


鬼柳「一ターンで俺たちを倒すつもりか、面白え」


コナミ「鬼柳、どうする?」



鬼柳「構わねえさ」



コナミ「そうか、よし、そのデュエルのった!」


ロットン「くく……なら地平線に太陽が触れた瞬間、早抜き先行決めを開始する!」



コナミ「……………」



鬼柳「……………」




ロットン「……………」



遊星「………」


バーバラ「……」



ニコ「………鬼柳さん」



ウエスト「…………ゴクッ」



送り人「…」




遊星「…………触れたぞ!」



「「「デュエル!!」」」

ここまででー


ウエスト&ニコ
http://blog-imgs-49.fc2.com/n/i/c/nicomasworld/83b6d7f6.jpg

おつ

鬼柳「♪ーー、よおロットンー♪地獄から戻ってきたぜーー♪」

遊星「♪ー、俺たちの絆パワーで貴様を倒すー♪」

コナミ「♪ーーーー♪ー」

ってミュージカル調で喋ってるのかと思った

先鋒:コナミ(ジェネクス)
中堅:ツァン(六武)orレイン(アンデ)orゆきのん(儀式)or青葉(チューナー)orゆま(HERO)
大将:鬼柳(インフェルニティ)

ジャンド、BF、リゾネーター、植物と化け物揃いのチーム5d'sに対抗できるガチぶりなんですが(恐怖)

僕だ!


鬼柳「!」シャシャシャッ


ロットン「!」シャシャシャッ!



コナミ「はっ!」シャシャシャッ ポロッ



コナミ「うわわ!落とした!」ガサガサッ



遊星「落ち着けコナミ!」



鬼柳「よしっ」シュッ


ロットン「おっと、俺のほうが速かったようだな」バンッ LP4000 手札10



コナミ「な、速い………」LP4000



鬼柳「ち……」LP4000



ロットン「くっくくく………覚悟しやがれ死神野郎」


遊星「ロットンが先行か………」



コナミ(まずいぞ………手札にハネワタ無いし………)


コナミ(ガトリングオーガを引かれてたら…………)


ロットン「俺のターン!」シュッ 手札11




ロットン「ガトリングオーガを召喚!」バッ



《ガトリング・オーガ》 †
効果モンスター
星3/炎属性/悪魔族/攻 800/守 800
自分の魔法&罠カードゾーンにセットされたカード1枚を
墓地へ送ることで、相手ライフに800ポイントダメージを与える。



ガトリングオーガ「うぉぉお」



コナミ「げえ!?」



遊星「ワンターンキルモンスター!」



コナミ「鬼柳、どうする!」



鬼柳「コナミ、動くなよ」



コナミ「ああ…」(ていうか動けないし)


ロットン「くく、そして……装備魔法、ダブルアームズを発動!」バッ



《ダブル・アームズ/Double Arms》 †
装備魔法
装備モンスターが効果によって相手プレイヤーに与えるダメージは2倍になる。



ガトリングオーガ「うぉおおお!」ガチャアアン!



ロットン「これでガトリングオーガが与える効果ダメージは二倍だ!」


コナミ「二倍だと………ってことは」



遊星「一撃で1600Pのダメージになる……!」




ロットン「ははははは!てめえらは終わりだ」


コナミ「おいおいおい………ヤバイぞ…」



鬼柳「……………へ、やってみろよ…俺を殺してみろ」



ロットン「やっぱりてめえは死神野郎だな…そんなに死にたいんなら……」



ロットン「すぐに殺してやるぜぇ!カードを三枚セット!」ガシャンガシャン



ガトリングオーガ「……」ジャキッジャキッジャキッ



遊星「弾が装填された……!」



コナミ「ヤバイ!鬼柳!その余裕…なんかあるんだな!」



鬼柳「…」



ロットン「死ね!ガトリングファイアーー!」バッ



ババババババババババババババババ!!!!



鬼柳「ぐあああぁーーーー!!」LP4000→0ピーーー



コナミ「鬼柳ーーーーーーーーー!!?」



遊星「鬼柳がやられた!」



ウエスト「鬼柳にいちゃん!」




ドサッ!


コナミ「鬼柳があっけなく…………」


ロットン「呆気ねえ野郎だった………くく……」手札6



ロットン「決まったぜ……俺の先行ワンターンキル…………」



バーバラ「いいよロットン!その帽子の奴も一気にやっちゃいな!」



コナミ「く…………!」



ロットン「ああ、次はてめえだぜ…」ジャキッ



ニコ「鬼柳さん…………………!」



鬼柳「……」ズズズズズ…………!



ロットン「!?な………なんだと」



鬼柳「く…………くくくく」LP0



遊星「鬼柳!」



コナミ「な、なんだ…?」



ロットン「ば、バカな……LPが0なのになぜ………!」


無手札必殺零式だと!?インチキ効果もいい加減にしろ!



鬼柳「どうしたロットン?くくく……」


インフェルニティ・ゼロ「…………」ズズ………! 守備表示



《インフェルニティ・ゼロ/Infernity Zero》 †
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードは通常召喚できない。このカードの効果でのみ特殊召喚することができる。
このカードは、効果ダメージによって自分のライフが0になる場合、
このカード以外の手札をすべて捨てる事で手札から特殊召喚することができる。
このカードが自分フィールド上に存在する限り、
自分はライフポイント0でも敗北とはならない。
このカードは戦闘では破壊されない。
自分へのダメージ500ポイント毎にデスカウンターをこのカードの上に1つ置く。
デスカウンターが3つになった時、このカードを破壊する。


ロットン「も、モンスターだと……!?」



バーバラ「こんなことって…」



鬼柳「効果ダメージでLPが0になった時、こいつ以外の手札をすべて捨てることで、このインフェルニティ・ゼロを特殊召喚できる」シュッ 手札0


コナミ「何が起こってる…?」


鬼柳「インフェルニティ・ゼロがフィールドにいる限り、俺はLP0でも敗北とならない」



遊星「なに…?」


鬼柳「ただし……500P以上のダメージを受けるごとにデスカウンターがこのモンスターに乗る、三つのデスカウンターが乗った時、このモンスターは破壊され、俺は敗れる」


ロットン「馬鹿な……!そんなモンスターがいてたまるか……!死神野郎がぁ…………………!」



鬼柳「そうよ……俺は死神…半ば生きてねぇ……くく………」




鬼柳「見せてやるよ……死神の生き様をなぁ……」



ロットン「く……………へ、見せてもらおうじゃねえか!」バッ


ロットン「弾はまだ、のこっているぜ!カードを一枚セット!」バッ



遊星「次の弾丸か……!」



ロットン「ダメージ500で一つのデスカウンター…三つで死亡ってんなら………やってやるぜ、一発でなぁ!」



コナミ「ガトリングオーガのダメージは1600P………一撃で三つのデスカウンターが乗っちまうぞ………!」



鬼柳「……」



ニコ「鬼柳さん、逃げて…!」



バーバラ「やっちゃいなロットン!」



ロットン「ガトリングファイア!発射ーー!」バッ!


ジャキッ!


ロットン「な…!?」



インフェルニティ・デス・ガンマン「…………」キリ………


ロットン「こ、こいつは……?」



コナミ「謎のモンスターがロットンのこめかみに銃を……!」





鬼柳「……手札0で効果ダメージが発動した時、墓地のインフェルニティ・デス・ガンマンを除外する事で効果を発動できる」スッ



鬼柳「その効果ダメージを無効にする…そして相手は、デス・ガンマンの効果を選択しなければならない」



ロットン「選択…?な、何を…………」



鬼柳「俺がデッキの一番上をめくる、それがモンスターカードだった場合お前はこのターン俺が受けた効果ダメージと無効にした効果ダメージの合計のダメージを喰らう」


鬼柳「引いたのがモンスターじゃなかった時、俺はこのターン受けた効果ダメージ分のダメージを再び受ける」



コナミ「なんだって…」



ロットン「く…………!」



鬼柳「そして、この選択を拒否した場合、このターンお前は効果ダメージを与えられない、さあ、どうする!?」



《インフェルニティ・デス・ガンマン/Infernity Death Gunman》 †
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードが墓地にある場合、相手が
「ライフポイントにダメージを与える効果」を持つカードを発動した時、
墓地のこのカードをゲームから除外することができる。
除外した場合、その効果ダメージを無効にする。
その後、相手は以下の効果から1つを選択して適用する。
●このカードのコントローラーはデッキからカードを1枚ドローする。
 ドローしたカードがモンスターカードだった場合、
 このターン自分が受けた効果ダメージと、
 このカードの効果で無効にした効果ダメージの合計分のダメージを
 相手ライフに与える。
 ドローしたカードが魔法・罠カードだった場合、
 自分はこのターン受けた効果ダメージ分のダメージを受ける。
●このターン、相手に効果ダメージを与える事はできない。



舌魚「僕だ!」



ロットン「ぐ…………!」



コナミ「……一ターン目長いな……」



遊星(鬼柳、またデュエルを運に託そうというのか………?)



鬼柳「………………くく」



ロットン(俺が当てれば……奴は一気にデスカウンターがたまりくたばる………だが、外せば俺がお陀仏…………)



鬼柳「正直俺も、何枚モンスターがあるか忘れちまった…」



ロットン(…ここで無理する事はねえ…バトルロイヤルルールにより一ターン目はお互いに攻撃はできないんだ…………なら……次のターンに再び仕掛ければいい)



ロットン(一か八かをしなくとも圧倒的に俺が有利………!)



ロットン「選択は…………しねえ…」



シュウウゥン…



コナミ「デス・ガンマンが消えたか……」


鬼柳「ふ、そんなに怖いか?死神が」



ロットン「なんとでも言え、俺は俺の土俵で戦う!」



ロットン「カードを2枚セットしてターンエンドだ!」バッ 手札3







鬼柳「俺のターン!」シュッ 手札1


鬼柳「…………残念だったな」



鬼柳「カードを一枚セットしてターンエンドだ!」バッ 手札0



ロットン(モンスターカードじゃなかったか……デス・ガンマンを使っていれば俺の勝ちだった!)



コナミ「俺のターン!」シュッ 手札6


コナミ「俺は舌魚を召喚!」バッ



《舌魚/Tongyo》 †
通常モンスター
星4/水属性/魚族/攻1350/守 800
他の魚を長い舌で捕まえ、エネルギーを吸収する。



舌魚「ぎょ」



コナミ「カードを二枚セットしてターンエンド」バッ 手札3



ロットン「俺のターン!」シュッ 手札4


コナミ「トラップ発動!フィッシャーチャージ!」カチッ




《フィッシャーチャージ/Fish Depth Charge》 †
通常罠
自分フィールド上の魚族モンスター1体をリリースし、
フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
選択したカードを破壊し、デッキからカードを1枚ドローする。



ロットン「ぬ………」


虹魚「かんばれよ舌魚君」



コナミ「舌魚をリリースして、ガトリングオーガを破壊する!」


遊星「よし、ガトリングオーガを潰してしまえばロットンは止まる!」



ロットン「させるか!メタルコート発動!」カチッ




メタル・コート
通常罠
発動後このカードはモンスターの装備カードとなる。
装備モンスターはカードの効果では破壊されない。
このカードを墓地へ送る事で、装備モンスターの戦闘による破壊を無効にする。


ガトリングオーガ「うぉおお」ガチィイイイイン!



ガキィイイイィィン!


ロットン「このカードは装備カードになる!装備モンスターは効果では破壊されない!」



コナミ「フィッシャーチャージが躱された………!」



鬼柳「やはり防御カードを仕込んでやがったか」



ロットン「残念だったなあ、くはははは!」



コナミ「舌魚が無駄死にか…………」



ロットン「鬼柳、覚悟しやがれ、次は外さねえ」







用事が発生…


抜けます



ロットン「風穴開けてやる、発射!」バッ



コナミ「まだだ、速攻魔法ツイスターを発動!」カチッ



《ツイスター/Twister》 †
速攻魔法
500ライフポイントを払って発動できる。
フィールド上に表側表示で存在する魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。



コナミ「ダブルアームズを破壊!」バッ LP4000→3500


ゴォォオォォォォーーーーーーーー!!!バリィイイン!


ロットン「く…!」



遊星「よし!ガトリングオーガのダメージが800に下がった!」


ロットン「構うか!ファイア!」バッ



ダダダダダダダダ!!


鬼柳「トラップ発動、ピケルの魔法陣」カチッ





《ピケルの魔法陣/Pikeru's Circle of Enchantment》 †
通常罠
このターンのエンドフェイズまで、
このカードのコントローラーへのカードの効果によるダメージは0になる。


ピケル「はー!」パアァ………



チュインチュインチュインチュイン!




鬼柳「このターン、俺が受ける効果ダメージは0になる」



ロットン「やろおぉ………………!」



遊星「鬼柳はガトリングオーガ対策を怠ってはいなかった!」


コナミ「と、なると次の狙いは俺か……!」



ロットン「ならば……ガトリングオーガをリリース!いでよフルアーマーオーガ!」バッ


《フルアーマー・オーガ》
効果モンスター
レベル5/炎属性/悪魔族/攻撃力1600/守備力1600
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
相手プレイヤーに1000ポイントのダメージを与える。
フィールド上に存在するこのカードが破壊された時、
自分の墓地に存在する「ガトリング・オーガ」1体を特殊召喚する。



フルアーマー「ウォオオーー!!」


コナミ「またそいつか…!」


遊星「どうしてガトリングオーガほどのモンスターを…?」



コナミ「あいつは破壊された時墓地のガトリングオーガを復活させるんだ…」



遊星「なに……」


ロットン「鬼柳のインフェルニティ・ゼロは戦闘破壊できねえ、コナミ!てめえに弾丸をくれてやる!」



コナミ「くおおお!?来るか!」



ロットン「フルアーマーオーガで攻撃!」バッ!



フルアーマー「フンッッッ!!」ドゴォオーーン!



コナミ「ぐっは!!」LP4000→2400 ズドオォーン!




コナミ「ぐ………!」


ロットン「はははは!カードを一枚枚セットしてターンエンド!」バッ 手札2



鬼柳「俺のターン、ドロー!」手札1



鬼柳「俺はインフェルニティ・ネクロマンサーを召喚!」バッ




《インフェルニティ・ネクロマンサー/Infernity Necromancer》 †
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻 0/守2000
このカードは召喚に成功した時、守備表示になる。
また、自分の手札が0枚の場合、このカードは以下の効果を得る。
1ターンに1度、自分の墓地から「インフェルニティ・ネクロマンサー」以外の
「インフェルニティ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。



ネクロマンサー「ふひひ」守2000


鬼柳「こいつは召喚時守備表示になる」



鬼柳「さらに、インフェルニティ・ネクロマンサーの効果を発動!」バッ



鬼柳「手札0の時、ネクロマンサーは墓地のインフェルニティを蘇生する!」バッ



鬼柳「現れろ、インフェルニティ・デーモン!」バッ





《インフェルニティ・デーモン/Infernity Archfiend》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守1200
自分の手札が0枚の場合にこのカードをドローした時、
このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
また、このカードが特殊召喚に成功した時、自分の手札が0枚の場合、
デッキから「インフェルニティ」と名のついたカード1枚を
手札に加える事ができる。


デーモン「グハハハ……」




鬼柳「インフェルニティ・デーモンの効果発動!手札0でインフェルニティ・デーモンの特殊召喚に成功した時、デッキからインフェルニティと名の付いたカードを手札に加える!」シュバアッ


鬼柳「おれはインフェルニティ・ガンを手札に加える」ピッ



遊星「きた、鬼柳のハンドレス・コンボ!」



鬼柳「俺はインフェルニティガンを発動!」バッ




《インフェルニティガン/Infernity Launcher》 †
永続魔法(制限カード)
1ターンに1度、手札から「インフェルニティ」と名のついた
モンスター1体を墓地へ送る事ができる。
また、自分の手札が0枚の場合、
フィールド上のこのカードを墓地へ送る事で、
自分の墓地の「インフェルニティ」と名のついた
モンスターを2体まで選択して特殊召喚する。


鬼柳「インフェルニティガンの効果発動!こいつを墓地に送る事で墓地のインフェルニティを二体特殊召喚する!」


鬼柳「現れろ!インフェルニティ・デストロイヤー、インフェルニティ・ビートル!」バッ


《インフェルニティ・デストロイヤー/Infernity Destroyer》 †
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2300/守1000
自分の手札が0枚の場合、
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
相手ライフに1600ポイントダメージを与える。




《インフェルニティ・ビートル/Infernity Beetle》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/昆虫族/攻1200/守 0
自分の手札が0枚の場合、このカードをリリースする事で、
デッキから「インフェルニティ・ビートル」を2体まで特殊召喚する。


デストロイヤー「カアアァァ!!」



ビートル「ブウゥーーーーン」



ト・リ・シュ!ト・リ・シュ!ト・リ・シュ!



ロットン「な………!?」


遊星「流石だ鬼柳、手札0からフィールドを埋め尽くすとは!」



コナミ「よっしゃ!」



鬼柳「覚悟しろロットン、インフェルニティ・デストロイヤーでフルアーマーオーガを攻撃!」バッ



デストロイヤー「ぐああぁああァ!!」バッ!



遊星「デストロイヤーは手札0で相手モンスターを破壊した時、1600のダメージを与える効果がある!」



ロットン「させるかよ!攻撃の無力化!」カチッ




《攻撃の無力化/Negate Attack》 †
カウンター罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
相手モンスター1体の攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する。


ズオォォォォォオォォ………………!



ロットン「バトルフェイズは終了だ!」



鬼柳「ち……………ターンエンド」



コナミ「俺のターンだ!」シュッ 手札4




現在状況


ロットン LP4000 フルアーマーオーガ 手札2


鬼柳LP0 デスカウンター0 インフェルニティ・ゼロ インフェルニティ・ネクロマンサー インフェルニティ・ビートル インフェルニティ・デストロイヤー インフェルニティ・デーモン 手札0



コナミ LP2400 手札4


コナミ「ロットンのセットは無い…攻めるなら今!ブラッド・ヴォルスを召喚!」バッ



《ブラッド・ヴォルス/Vorse Raider》 †
通常モンスター
星4/闇属性/獣戦士族/攻1900/守1200
悪行の限りを尽くし、それを喜びとしている魔獣人。
手にした斧は常に血塗られている。


ブラッドヴォルス「ガーーーー~ー!!!」


鬼柳「!それは」



コナミ「ああ、鬼柳、お前から引き継いだカードだ、こいつでフルアーマーオーガを攻撃!」バッ!


ズバアアァァ!!



ロットン「ぐ……ち、だがガトリングオーガが蘇る!」バッ LP4000→3700



ガトリングオーガ「うおお」



遊星「厄介な奴だ…」



コナミ「まあいいや、二枚セットしてターンエンド!」バッ 手札1




ロットン「俺のターン!」シュバッ 手札3


ロットン(ち……今ガトリングオーガの効果を使っても片方しか倒せねえ………)


ロットン「ならば俺はガトリングオーガをリリース!」バッ



ロットン「ビッグキャノンオーガを特殊召喚!」バシッ




《ビッグ・キャノン・オーガ》 †
効果モンスター
星7/炎属性/悪魔族/攻2400/守2400
このカードは通常召喚できない。自分の墓地に「フルアーマー・オーガ」が
存在する場合に、自分フィールド上に存在する「ガトリング・オーガ」をリリース
した場合のみ特殊召喚する事ができる。このカードが相手ライフに与える
戦闘ダメージは2倍になる。このカードが破壊された場合、自分の墓地に
存在する「フルアーマー・オーガ」1体を自分フィールド上に特殊召喚する。



ビッグキャノン「ウォオォォオオ!!」



コナミ「また新たなモンスターを!?」



ロットン「こいつは墓地にフルアーマーオーガが存在し、ガトリングオーガをリリースした時のみ特殊召喚できるモンスターだ!」



鬼柳「攻撃力2400………」



ロットン「終わらせてやる、ビッグキャノンオーガでインフェルニティ・ビートルを攻撃!ビッグキャノンファイアー!」バッ



ビッグキャノン「オラアアァァァ!」バキュウウーーーン!



ビートル「ブーーーン!?」攻1200



ウエスト「ダメージは1200P!鬼柳にいちゃんのデスカウンターが一気に二つ溜まっちゃう!」


遊星「鬼柳!」



ロットン「残念だが違う、ビッグキャノンオーガが与えるダメージは二倍になるんだよ!ははははは!」


鬼柳「なに!?」


ニコ「それじゃあデスカウンターは一気に3つ溜まっちゃう!」



バーバラ「いいよロットン!」



ロットン「地獄に帰れ!」



コナミ「トラップ発動!シフトチェンジ!」カチッ


《シフトチェンジ/Shift》 †
通常罠
自分フィールド上に存在するモンスター1体が
相手の魔法・罠カードの効果の対象になった時、
または相手モンスターの攻撃対象になった時に発動する事ができる。
その対象を自分フィールド上に存在する正しい対象となる他のモンスター1体に移し替える。



鬼柳「コナミ…!」


ギュイイーーーーン!


ブラッドヴォルス「…………ウオ?」



ドゴオオォオンン!


ブラッドヴォルス「グボオオオオ!!?」攻1900



コナミ「く………!」LP2400→1400



ロットン「!邪魔を……」



コナミ「攻撃対象を俺のモンスターに変更した!」




ロットン「てめえから先に潰してやろうか!?ああ!?」


コナミ「できるもんならやってみろ!」


ロットン「くそが………カードを二枚セットしてターンエンドだ!」バッ 手札0


鬼柳「俺達は負けねえ、ロットン、潰れるのはてめえだぜ」シュッ 手札1



鬼柳「カードを一枚セット、そして☆6のインフェルニティ・デストロイヤーに☆2のインフェルニティ・ビートルをチューニング!」バッ


☆6+☆2=☆8 カァッ!



鬼柳「死者と生者、ゼロにて交わりし時…永劫の檻より魔の竜は放たれる!シンクロ召喚!」キィイイーーン!


鬼柳「いでよ、インフェルニティ・デス・ドラゴン!」バッ



《インフェルニティ・デス・ドラゴン/Infernity Doom Dragon》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2400
闇属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分の手札が0枚の場合、1ターンに1度、相手フィールド上の
モンスター1体を選択して発動できる。
選択した相手モンスターを破壊し、
破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。



デスドラゴン「キャオオオォォ!!!」



遊星「出た、鬼柳のエースモンスター!」



コナミ「おお!?脳みそ出てるぞ!」



ロットン「なんだこのモンスターは……!」



インフェルニティのレベル8という、エクストラデッキの生存競争にもまれた不満足龍さんだ!

オーキド「そこに三枚の満足龍が有るじゃろ?」

トリシュ「 や ぁ 」

満足龍3種にブリュトリシュを足して一人でチーム5d's……



鬼柳「これでビッグキャノンオーガの攻撃力を上回った」


コナミ「いいぞ鬼柳、攻撃力3000だ!」


鬼柳「くらえロットン!インフェルニティ・デス・ドラゴンで攻撃!デスファイアブラスト!」バッ



デスドラゴン「ブッハアアアアーーーー!!!」ゴワアアァ!



ウエスト「やったー!」



ロットン「させるかよ!バックアタック・アンブッシュ発動!」カチッ



《バックアタック・アンプッシュ/Back Attack Ambush》 †
通常罠
相手モンスターが攻撃してきた時に発動する事ができる。
バトルフェイズを終了し、自分フィールド上に
「アンブッシュ・トークン」(戦士族・地・星1・攻/守100)を、
相手フィールド上に存在する攻撃表示モンスターの数だけ守備表示で特殊召喚する。
「アンブッシュ・トークン」は特殊召喚に成功した時、
リリースすることで相手ライフに500ポイントダメージを与える。



鬼柳「なに…!」


コナミ「トラップだ!鬼柳!」


ロットン「バトルフェイズを終了させ、てめえの攻撃表示モンスターの数だけ俺の場にアンブッシュトークンを守備表示で特殊召喚する!」


遊星「鬼柳のフィールドの攻撃表示モンスターはデーモンとデス・ドラゴンの二体…!」


アンブッシュトークン「うぇえい」×2 守100 バーーン!



ロットン「さらに、トークンをリリースする事で一体につき500P、てめえにダメージを与える!」バッ!









ギュルルルルルルルル!!


ドーーーーン!


鬼柳「ぐあああ……!!」デスカウンター0→2


コナミ「あ!カウンターが2に!」



ニコ「鬼柳さん!」



ロットン「はははははは!あと一つデスカウンターをぶち込めばてめえは終わりだな!」



鬼柳「く、ターンエンド…」手札0


コナミ「まずい、ドロー!」シュッ 手札2



コナミ「ここは…………UFOタートルを召喚!!」バシ



《UFOタートル/UFO Turtle》 †
効果モンスター
星4/炎属性/機械族/攻1400/守1200
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
デッキから攻撃力1500以下の炎属性モンスター1体を
表側攻撃表示で特殊召喚できる。



コナミ「さらにリバースカード、悪魔への貢物を発動!」カチッ



《悪魔への貢物 /Faustian Bargain》 †
通常魔法
フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して墓地へ送り、
手札からレベル4以下の通常モンスター1体を特殊召喚する。



コナミ「俺はビッグキャノンオーガを墓地に送る!」



しゅおおおおおおぉぉ‼!


ロットン「俺のモンスターを墓地に送るだと!」



コナミ「そして☆4以下の通常モンスターを手札から特殊召喚する、ジェネクス・コントローラー!」バシッ


《ジェネクス・コントローラー/Genex Controller》 †
チューナー(通常モンスター)
星3/闇属性/機械族/攻1400/守1200
仲間達と心を通わせる事ができる、数少ないジェネクスのひとり。
様々なエレメントの力をコントロールできるぞ。





また抜けます

でた!コナミさんのマジックコンボだ!!


ミスでした

コナミLP1400→900


DDB「ヴェーラーで止まるから檻から出ても良いよね? 」

>>144
またまたご冗談を

>>144
トリシュ「俺も出ても良いよな?」
ブリュ「俺もヴェーラーで止まるし」
ゴヨウ「シンクロ規制ももう十分だろう」

コナミ「俺は☆4のUFOタートルに☆3のジェネクス・コントローラーをチューニング!」バッ!


☆4+☆3=☆7カッ!


コナミ「シンクロ召喚!A・ジェネクス・トライフォース!」




《A・ジェネクス・トライフォース/Genex Ally Triforce》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2500/守2100
「ジェネクス」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードのシンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの属性によって、
このカードは以下の効果を得る。
●地属性:このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
●炎属性:このカードが戦闘によってモンスターを破壊した場合、
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
●光属性:1ターンに1度、自分の墓地の光属性モンスター1体を選択して、
裏側守備表示で特殊召喚できる。



トライフォース「ヨッシャマカセロヤー!」ガシャン!


ロットン「ち………!シンクロ召喚!」



コナミ「ロットンを攻撃だ!」バッ!



トライフォース「焼却ーーーーーー!!」ボオオォォォオオオオ!!!



ロットン「ぐおおおおぉ………!」LP3700→1200



鬼柳「よし、やったぜ、ロットンのLPを残り1200にした!」



遊星「あと少しだ!」



ウエスト「やったー!いいぞー!」







ロットン「調子に乗りやがって………俺のターン!」シュッ 手札1



ロットン「俺はキラートマトを召喚!」バッ



《キラー・トマト/Mystic Tomato》 †
効果モンスター
星4/闇属性/植物族/攻1400/守1100
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキから攻撃力1500以下の闇属性モンスター1体を
自分フィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。



トマト「ウシャシャ」



鬼柳「へ…そんなモンスターしか呼べないか」



ロットン「黙れ鬼柳、てめえのインフェルニティ・デーモンを攻撃だ!」バッ



遊星「攻撃だと!?」



コナミ「インフェルニティ・デーモンのほうが強いのに」



トマト「シャー!」攻1400


デーモン「パクッ!」モグモグ 攻1800



ロットン「く…………」LP1200→800



ニコ「何をしてるの………?」



バーバラ「ロットン!何やってんだい!?」



ロットン「うるせえぞバーバラ、黙って見てろ」



ロットン「キラートマトが戦闘で死んだ事により、効果を発動するぜ!」



ロットン「現れろ!ロングバレル・オーガ!」バシッ



《ロングバレル・オーガ》 †
効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻1500/守3000
このカードは召喚・反転召喚に成功した時、守備表示になる。
相手フィールド上に存在する最も攻撃力が高い攻撃表示モンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択した相手モンスターを破壊し、破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを
相手ライフに与える。
この効果は1ターンに2度行う事ができる。




鬼柳「!ロングバレル・オーガ……」



遊星「また厄介なやつが現れたな…」



コナミ「なんだあれは……!?」



ロングバレル・オーガ「キキキキキキ!」攻1500



ロットン「ロングバレル・オーガは相手フィールドの最も攻撃力の高いモンスターを破壊する、そしてその半分のダメージを与える!」



コナミ「なにいいい…………?」



鬼柳「俺のインフェルニティ・デス・ドラゴンの攻撃力は3000…半分は1500………!」



ロットン「てめえの心臓を今度こそ抉り出してやる!」



コナミ「く…………!鬼柳!」



遊星「しかも…ロングバレル・オーガの効果は一ターンに二度行える…」



ロットン「こうよ!コナミ、てめえもおしまいだ!」



コナミ「俺のトライフォースを………!?」





ロットン「死ね鬼柳!グレイトスナイプ・ファーストショット!」ジャキンッ



コナミ「く…………!」



ロットン「ファイア……………ん!?」



ファンファンファンファン!!



遊星「!この音は……!?」



コナミ「セキュリティの車の音だ!」



バーバラ「な、なんだって!?どうしてセキュリティがここに!?」



鬼柳「どうなって………」



ロットン「ちっ!セキュリティだと………鉱山の事が表沙汰になるとヤバイ………!ここは引くか…!」ザッ



コナミ「あ、おい!逃げる気か!」



ロットン「バカが、捕まりそうになってまでデュエルをする奴がどこにいる!」



遊星「ここにいるぞ!」



バーバラ「確かに………トンズラしたほうが良さそうだね……!」



鬼柳「逃がすか!」



タタッ!



バーバラ「おおーっと、動くんじゃ無いよ!この子達がどうなってもいいのかい!?」ザッ



ウエスト「鬼柳にいちゃん!」


ニコ「鬼柳さん…!」



鬼柳「な…!ニコ、ウエスト!」



バーバラ「あたしたちに近づいたらこの子達を殺すよ!」ジャキンッ



鬼柳「ま、まて!やめろ……!」



ロットン「へ…………というわけだ、さっさと逃げるのが1番よ」ザッ



ロットンファミリー「ロ、ロットンさん、俺達は……!」


ロットンファミリー「どうすれば……?」



ロットン「そこで寝てろ!」ドキューーンドキューーン!



ロットンファミリー「うわああああーーー!?」ビリビリビリ!



ロットンファミリー「ぎゃああ!」ビリビリビリ!




コナミ「あ!てめえロットン!」



ロットン「てめえらは俺が見つからないように囮として捕まってもらうぜ、ははは!」


ロットンファミリー「そ、そんな………!」



バーバラ「ふふふふ……賢い奴が生き残るのさ」



ニコ「鬼柳さん…!私たちの事はいい!この町を救って!」



ウエスト「お願い鬼柳にいちゃん!ロットン達を逃がしちゃダメ!」



バーバラ「余計な事を言うんじゃないよお前達…!」ギギギギ………!



ニコウエスト「うあああ………………!!」ギギ……



鬼柳「!!や、やめろ!」



遊星「く………人質があっては……動けない…」



ロットン「ははははははは!さあさっさと逃げるぜ」ドキューーン ドキューーン!



コナミ「くそおおお………!!!」



鬼柳「く……ロットン!てめえまでそんな汚ねえ事すんのか!?それでもデュエリストか!」



ロットン「リアリストだ、ははははははは!」スタスタスタ……


鬼柳「ぐ…!ロットォオォーーーーーーン!」ダッ




バーバラ「だから動くんじゃないって言ってるだろう!」バッ!


鬼柳「!しまっ……」



シャァアアーーーーーーー!! バチィン!



バーバラ「!?ぐうっ……?」


ザクッ BF-疾風のゲイル


ウエスト「え…!?」



コナミ「か、カードが手裏剣のように………」



遊星「このカード………まさか!」バッ



バーバラ「だ、誰だい!」



クロウ「鉄砲玉のクロウ様のお通りだぜ!」バッ



遊星「クロウ!」



コナミ「ここでクロウ!?」



クロウ「へ、お前らの帰りが遅えから迎えにきたぜ」



鬼柳「クロウ………お前」



ファンファンファンファンファンファン


クロウ「セキュリティも俺が呼んだんだ」



バーバラ「ちい………!またサティスなんちゃらの仲間かい………!ほら、こっちに来な!」ぐいっぐいっ



ニコ「あううう………!」


ウエスト「うわああああ……!」


遊星「く、だが、人質は未だ奴の手中に………!」



ドカアッ!


バーバラ「!!?ああっ」ドサッ



ロットン「な、だ!誰だ!」



ジャック「ジャック・アトラスは、レディと言えども非道な真似は許さない!」ザンッ



遊星「ジャック!」



鬼柳「ジャック……!」



コナミ「やった!人質が解放されたぞ!」



ジャック「ふん、遊星、鬼柳のような疫病神に会いにいくからこんな目にあうのだ」



鬼柳「さ、最高だぜ……チームサティスファクションの復活だ!」



バーーーーーーーーーーン!!



ウエスト「ああ、すごい、伝説のサティスファクションが……」



ニコ「鬼柳さん、良かった…!」




ワイワイワイワイ




ロットン「くそ…………!」


ロットンファミリー「こ、こうなったら反逆だ!ロットンを捕まえよう!」



ロットンファミリー「そ、そうだそうだ!構う事はねえ!」



ロットンファミリー「俺達は自由を取り戻すんだ!」



ロットン「な!なに………貴様ら」



ジリ……ジリ……



ロットン「ち…………!こうなったら!」バッ



ロットン「くくく………町ごとぶっとべ……!」カチッ!



ドワアアァアァーーーーン!!ドワアアァーーーーン!!



ロットンファミリー「うわああ!?ば、爆発!?」



ロットンファミリー「ま、前が見えねえ!」



鬼柳「あ、ロットン……!」



コナミ「視界が奪われた……!」




ブオオォオオォォォーーーーーーーーー!!!


ロットン「いいいいーーーーーーやっっほおおぉぉぉおーーーーーー!!!!」ブオオオォォォーーーーーー!!!



ジャック「ぬ!逃げたぞ奴め!」



鬼柳「くそ、ロットン!」



遊星「鬼柳!俺のDホイールを使え!」



鬼柳「遊星!?」



遊星「デュエルの決着をつけて来いよ!」ぐっ



鬼柳「………………恩に着るぜ!」ガバッ!



ブオオォオオォォォーーーーーーーーー!!!



遊星「ワンターンで倒して来い!」



コナミ「頑張れ鬼柳ーーーー!」



クロウ「もう大丈夫だぜおまえら」ザッ



ウエスト「うん!ありがとう!」



ニコ「ありざとうございます…!」




………………………………………………



キィイイーーン!



ロットン「………………ん!?」



ブオオォオオォォォーーーーーーーーー!!!



鬼柳「ロットオオオーーーーーーン!」ブオオォオオォーーーーーー!!!



ロットン「!野郎……追いかけて来やがった……!」



ブオオォオオォォォーーーーーーーーー!!!かばあああっ!



ロットン「ぐあああああぁ!」ゴロゴロゴロドサアアッ!



鬼柳「はあ……はあ…!く……」



鬼柳「てめえみてえな奴に、デュエルは汚させねえ……立て、決着だ!」



ロットン「何言ってやがる…………今更……」



鬼柳「お前が勝ったら見逃してやるよ、手出しはさせない……………どうだ…?」



ロットン「……………ち…」



ロットン「…………いいだろう」



………………………………



ロットン「…」ガシャンッ LP800 ロングバレル・オーガ 手札0



鬼柳「…」ガシャンッ LP0 デスカウンター2 インフェルニティ・ゼロ インフェルニティ・ネクロマンサー インフェルニティ・デーモン インフェルニティ・デス・ドラゴン


ロットン「俺のメインフェイズだつたな!」



鬼柳「ああ」



ロットン「すぐ終わらせてやる!ロングバレル・オーガの効果発動!インフェルニティ・デス・ドラゴンを撃ち抜け!グレイトスナイプ・ファーストショット!」ジャキンッ



鬼柳「おっと、トラップ発動!針虫の巣窟!」カチッ



《針虫の巣窟/Needlebug Nest》 †
通常罠
自分のデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。


鬼柳「俺のデッキを5枚墓地に送る」シュッシュッシュッシュッシュッ



ロットン「構わねえ!続行しろ!ファイアー!」


ロングバレル・オーガ「ヒヒヒヒヒヒー!」ドキュウウウゥン!



デス・ドラゴン「くううおおおおおぉお!!?」ドゴーーーーン!



鬼柳「く………!」



ロットン「インフェルニティ・デス・ドラゴンの攻撃力の半分、1500のダメージを受けろ!つまりてめえは終わる!」



ギュルルルルルルルーーーー!



チュイイイイーーーン!


鬼柳「ふ……」



ロットン「!外した…………?…………はっ!」



インフェルニティ・デス・ガンマン「……」チャキンッ





ロットン「こいつは………!」


鬼柳「俺は墓地のインフェルニティ・デス・ガンマンを発動した……分かってるよな?」


鬼柳「俺がドローし、モンスターならお前が死に、それ意外なら俺が死ぬ」



鬼柳「それとも拒否するか?その場合効果ダメージは発生しない」



ロットン「く………!」(またも運否天賦……!外せば俺は死ぬ………!)



ロットン(どうする………奴の手札は0、フィールドにはデーモンとネクロマンサーとゼロ………)


ロットン(効果ダメージはなくても破壊効果はもう一度使える………攻撃力の高いデーモンを破壊すれば残るはネクロマンサーのみ……)



ロットン(ならば次のターン……もう一度仕掛ければ…………)



ロットン(!…駄目だ…ネクロマンサーは手札0の時墓地のインフェルニティを蘇生する!…ドラゴンを蘇生され効果を受ければロングバレル・オーガは破壊され俺はくたばる…)



ロットン(俺のリバースカードは重力解除………ロングバレル・オーガを守備にするカードだ……効果破壊には無力……)



ロットン(……ち………やるしかねえか!)



ロットン「いいだろう!引けよ、引き金を!」



鬼柳「デス・ガンマンの効果を受けるんだな、いいだろう……」スッ



ロットン(どうだ……………!?)



鬼柳「……!」シュバアッ!




鬼柳「……………」



ロットン(マジックトラップなら……奴が死ぬ……!)



鬼柳「俺が引いたのは…………」



鬼柳「…………インフェルニティ・リベンジャー、モンスターカードだ!」バッ



ロットン「なんだとっ!?」



デス・ガンマン「…」チャキ………



ロットン「はっ!………」



ドキュウウーーーーーーーーーーーーン!



鬼柳「…………」ヒュウウウゥ………



ロットン「…………く…………この………死神………が………」LP800→0 ピーーー



ドサアッ



鬼柳「………………………ふう…これで…」



鬼柳「…………満足したぜ…」フサアアッ





…………………………



牛尾「よし、これで全員か、運べ」



サージャント相川「はい、わかりました」スタスタスタ


バタンッ ブオオォォーーーーーー!



コナミ「……………ふう、ロットン達が運ばれて行ったか」



ジャック「労働者も全員救済され、一件落着だな」



遊星「ああ、ようやくこの町にも満足が訪れたんだ」



クロウ「町の復興みんな頑張ってるもんな」



鬼柳「ああ…………この町は生まれ変わるぜ」



コナミ「で、本当にこの町に残るのか鬼柳…」



鬼柳「ああ…………この町で、ニコ、ウエストと共に生き様を貫いてみたくなったんだ」



ウエスト「へへ」



ニコ「鬼柳さん」



遊星「そうか、なんかあったら連絡をくれよ」



鬼柳「ああ、俺もな、いつでも力になるぜ」



クロウ「またチームサティスファクション復活ってのも悪くないとおもったんだがな」


ジャック「バカ言うな、あんな無茶はもうごめんだ」



コナミ「ジャック、お前の満足ジャケットあるぞ、ほら」スッ




ジャック「しまっておけ!」




コナミ「町の名前変わるんだな……」


コナミ「………サティスファクションタウンだと!?」



鬼柳「満足町、いいじゃねえか、満足できそうだ」



ウエスト「うん!いい名前だよ!」



ニコ「いいと思います、ふふ」


ジャック「ふう………勝手にしろ」



クロウ「じゃ、そろそろ行くか?」



遊星「そうだな、鬼柳、また会おう」



鬼柳「………ああ、お前達が来てくれなかったら……今ごろ」



コナミ「あ、そうそう、忘れてたことがあったんだ」



遊星「?なんだ」



コナミ「いや、俺さ、ニコとウエストの父親を助け出したんだよ」



鬼柳「!コナミ、その話は…」



ウエスト「う……」



ニコ「……」しゅん……



コナミ「さっき探してみたらいないと思ってよ、鉱山まで探しに行ったんだよ、セキュリティと一緒にな」



コナミ「そしたらよ……………深い谷底に落っこちてたんだよ、助けるの苦労したぜ」



ニコ「え?」



ウエスト「え?」


鬼柳「は?」


遊星「なに?」



コナミ「あ、いた、おーい、こっちだ!」ブンブン



鬼柳「なんだと……まさか?」



セルジオ「どーもコナミさん、ありがとうございます」スタスタ



ウエスト「父ちゃん!?「



ニコ「ぶ、無事だったんですか!?」


セルジオ「ああ…運良くな………心配かけたなニコ、ウエスト」



鬼柳「…………………」



遊星「………………」


コナミ「?どうした驚いた顔して……」



セルジオ「鬼柳さん、町を救ってくださって、ありがとうございます…!」


セルジオ「遊星さんと、コナミさんも、あなた達のおかげで子供と再開できました…!」



コナミ「いいってことよ、命は大切にしろよ」


遊星「あ、ああ………」





ウエスト「父ちゃーーーーーん!」ウワーーーン!



ニコ「お父さん……!」


ガシッ



セルジオ「今度こそお前達を……幸せにしてやるからな………!」ギュッ



鬼柳「………突然すぎるが………………く、満足させる話だぜ」グスッ



遊星「まさか生きていたとは」




コナミ「いい話だ」



……………………


コナミ「じゃあそろそろ行くか」


ジャック「ああ」



遊星「セルジオ、鬼柳、頑張れよ」



クロウ「たまには遊びに行くからよ」



鬼柳「ああ、俺もたまに、お前らのところに顔を出すぜ」



ウエスト「ありがとうー!さよならーー!」



ニコ「また会いましょうねーーー!」



セルジオ「頑張ってください!」



遊星「よし、行くぜみんな、ネオドミノシティへ!」





ブオオォォーーーーーー!

ブオオォォーーーーーー! ブオオォオオォォォーーーーーーーーー!!!


ブオオォオオォォォーーーーーーーーー!!!



コナミ「またなあーーーーーー!」


ジャック「活気があっていい町だった」



クロウ「ああ、鬼柳もいいところにすみ始めたぜ」



遊星「あいつらはもう大丈夫だ、満足を忘れない限り……」



コナミ「……………?Dホイールに連絡来てる」


ピッ


藤原雪乃 18件

青葉あげは12件

レイン恵1件

ツァンディレ9件

宮田ゆま6件

店長5件



コナミ「…………………………」



コナミ「……………………………なんだい………これは」




サティスファクションタウン編

完結しました


今回はここまでで

サティスファクションタウン

ワンターンスリーキルゥ……(好感度的な意味で)

おつー

sin 舌魚「」スッ

>>211
トリシュとブリュどっちがいいかな

>>212
ゴヨウ「帰れキチガイシンクロ共が」
DDB「まったく、迷惑な奴らだ」

拾ったカードのデッキだしスクラップドラゴンとか

アトミックが強化体……?

>>230
攻撃翌力上がってるから……

コンマインパクト?



ネオドミノシティ


ブオオォオオォォーーーーーー!!!



クロウ「無事戻ってこれたな!」 ブオオォォォーーーーーーーーー!!!



ジャック「俺はこのままガレージに戻る、少し休みたいからな」ブオオォオオォーーーーーー!!!



遊星「ああ、ブルーノを一人残してきてしまった、心配だ」ブオオォオォォォーーーーーーー!!!



クロウ「ラーメン全滅してたりな」



ジャック「だとしたら許さんぞ!」



コナミ「なら俺はアパートに戻るかな」



遊星「わかった、お前も少し休んだほうがいい」



コナミ「ああ、じゃあなー!」



ブオオォオオォォォーーーーーーーーー!!!



クロウ「またなコナミ!」ブオオォオオォォォーーーーーーーーー!!!


……………………………



アパート前


キキキィィイイイーーー!!



コナミ「ふうーーー………疲れた…二週間くらい留守にしちまったぞ……」ザッ



コナミ「バイトも無断欠席だしな…………」




カンカンカンカンカン………


ガチャッ


コナミ「さて……………俺の部屋………特に変わってるところは無い…まだ撤去されたりはしてないようだ…良かった」



コナミ「あんまり疲れてはいないけど…ちっとベットに横になるか……」モフッ



コナミ「….店長になんて言うかな…………謝れば許してくれるか…?」



コナミ「いや……世の中そんなに甘くないか………」ゴロ…



コナミ「…………現在……午後16時18分…………」チラッ



コナミ「今日は日曜日だから忙しいだろうし、今からでも手伝いに行った方がいいかな」ムクッ



スタスタ……

バタンッ


カンカンカンカンカン………


コナミ「レインにも連絡してなかったし……あいつも大変だったかな……」



コナミ「このお土産の満足ビスケットで許してくれるといいけど」ガサッ



スタスタスタ……





カードショップKURUMIZAWA


カランカラン


コナミ「店長ーーーー、無断欠席すまなかった」スタスタ



店長「いらっしゃい……………あ!コナミ!」ガタッ


三郎「にゃ!」


レイン「……………………」



コナミ「怒らないでくれ……!大変だったんだよ………誘拐されたりで……!」バッ



店長「お前がバイト来なかったせいで大変だったんだぞ!」



コナミ「す、すまん………」



店長「配達にも行けないし…!誘拐くらいなんだよ、お前ほぼ不死身だろ!」



コナミ「俺の肉体への信用すげえな!」



三郎「にゃーー!」



コナミ「三郎、お前も怒っているのか」



レイン「勝手にサボるような奴はほぼどうしようもない、一生俺の飯係りだ…………と言っている」



コナミ「なにぃ………一生猫の飯係り……?なんて屈辱!」



レイン「………私も………怒ってる………」ムゥ……



コナミ「ああ……すまん…土産の満足ビスケットだ、食ってくれ………」ガサッ







レイン「………………♪」ガサガサ サクサク…



三郎「にゃー」サクサク…



店長「とにかく……!勝手にいなくなるような奴は信用できないぞ、店を救ってくれた恩はあるけど……流石にこれは困る!」



コナミ「く………!まさかクビ…?」



店長「それも仕方ないと思う」



コナミ「ま、待ってくれ店長!俺を見捨てないでくれ!無断欠席は謝る!」



店長「そうは言ってもな、何回も連絡したのに出ないし」



コナミ「必死の戦いがあったんだ、連絡を受ける余裕がなかった!そ、そうだ…店長にも満足ビスケットを」



店長「そんなものにつられる俺じゃないぞ」



コナミ「うぐ………………と、どうする?」



コナミ「何か……………ん?」カサッ


白魔導士ピケルフィギュア



コナミ「これは…………………さっきの帰りに落ちてたフィギュア……」







店長「…」プンプン


コナミ「お怒り状態の店長にこんなもの渡しても……」



コナミ「……なあ店長…これで勘弁してくれない?」コトッ



店長「なに……だからビスケットじゃ…………!!?それは!」


コナミ「!?」ビクッ


レイン「……?」モグモグ


店長「伝説のピケルフィギュア……!ど、どこでこれを!?」



コナミ(まさかの好印象…!?)「あ、ああ……まあいろいろあってな」



店長「こ、これをくれるのか?」



コナミ「あ、ああどうぞ‥……」


店長「ほおおおおぉ………………本物だ」



コナミ「…」



店長「コナミ…………許してやる」



コナミ「!?マジに!」


店長「今回だけだぞ」



コナミ「…お、おう、わかった!」






店長「ーーー♪ー」


コナミ「…………どうなってんだ」



レイン「店長は…………デュエルモンスターズフィギュアの大ファン………」モグモグ



コナミ「そうなのか…」



レイン「そして……ピケルフィギュアは……マニアの間では人気の一品…………」



コナミ「へー……………なんでそんなものが落ちてたんだ……?」



……………………………………………………



?「あららーー!?妾のフィギュア、4時間目を離してたうちになくなってるっさー!」



?「やっぱ道端に放置はまずかった?ま、いいじょ、同じのあと11体あるしーーー!」



…………………………………………………………


コナミ「ま、いいや…………一件落着だ……」



店長「♪ーー♪ーー」


レイン「……………………………一件落着…ではない……」モグモグ


コナミ「え?」



レイン「………………雪乃が…………すごく心配してた…」



コナミ「ああ………確かに………勝手にいなくなると心配させちまうよな…………」




レイン「謝ったほうが……いい…」サクサク



コナミ「そうだな、満足ビスケット持っていくか…………」ガサッ



コナミ「じゃ、行ってくる、あとお前食べ過ぎだぞ」スタスタ


レイン「……………美味……」サクサク


カランカラン

………………………………………………



中央広場



コナミ「…連絡シカトしちゃったやつらには謝った方がいいな……」


コナミ「……Dディスクで連絡を…」スタスタ



コナミ「………………あ」



あげは「…………」ボーー


ゆま「……あうう…………」



コナミ「………早速二人発見しました」



スタスタ……



ゆま「あ、青葉さん………そんな落ち込まないでください、コナミさんならすぐに帰ってきますよ」



あげは「う、うん………………!あ…い、いや……別に関係ないよ!?ていうか落ち込んでないよ!」




ゆま「でも……コナミさんがいなくなってから…機嫌悪そうですよ」


あげは「いやいや、そんな……!ボクは別に……あいつの心配なんか……」


コナミ「何の話してんだ?」



あげは「え、だからコナミが消えて………………」



ゆま「…………あ、コナミさん」



コナミ「よう、久しぶりだな」



あげは「………!あ…………ああ!」



コナミ「あげはとゆま、心配させちまったな、これお詫びの満足ビスケット、食ってくれ」ガサッ



ゆま「あ、ありがとうございます………あの、いつ帰ってきたんですか?」



コナミ「さっきだ、色々大変だったぜ」



あげは「…………………」



コナミ「連絡シカトしたのもすまなかった、忙しかったんだ」



ゆま「そ、そうだったんですか、青葉さん、コナミさん帰ってきましたね」


あげは「……………」



コナミ「…………………あげは?」



ゆま「…?」


あげは「……………!」ボロ…ボロ……



コナミ「!?!」





あげは「……!キ……キミは……!ううっ…!」グスッ



あげは「すぐに…っ……どっかに消えてさ……!…!」



コナミ「あげは!?わ、悪かった、な、無くな……!」



あげは「ボク達の………心配なんかっ………全………っ然…気にしないで……!」ボロ…ボロ…



あげは「二週間……!音沙汰なしで…っ……もし………死んじゃってたら…………どうしようって……っ!…」



ゆま「………コナミさん…」



コナミ「ああーーーー………あれだ………すまない!本当に!」



コナミ「二週間も居なくなるなんてもう無いから、許してくれ」



あげは「うあああ……っ…ぁぁ……っ……!!」グスッ ギュッ



コナミ「おおう…………!?お、おい、締めすぎ……!」ギューーー



ゆま「もうちょっとそうさせてあげてください」



コナミ「あ、ああ………………ぐっふ…!」ギュウウウ……



あげは「ぁあ…………っ…ヒック……ううぅ…………」ギューーー



コナミ「…………………」(なんかいい匂いがする…)


あげはのダイレクトアタックが通ったのででゆきのんを攻撃表示で特殊召喚させてもらうぞ……


…………………………………………………………


噴水広場


コナミ「大変だった…………あそこまで泣かれるとは…」スタスタ



コナミ「連絡を無視するのはダメだな、これからは絶対にシカトしないと決めた」スタスタ



コナミ「人を悲しませる事はしてはいけないぞ!」



コナミ「満足ビスケット、気に入ってくれるといいけど」スタスタ



コナミ「さて……………次はどうするかな」


コナミ「………カフェラジーンで休憩しよう」スタスタ



カフェ・ラジーン



ステファニー「いらっしゃいませー♪」



コナミ「一人なんだけど」



ステファニー「あ……今だと相席になっちゃいますけど…」



コナミ「相席……別に構わないな」




ステファニー「じゃあこちらにどうぞー♪」スタスタ


コナミ「…「スタスタ……




ちょっと抜けます



コナミ「……」スタスタ



ステファニー「あの、相席よろしいですか?」



?「え、ああ………どうぞ」



ステファニー「ありがとうございます♪どうぞ」スッ



コナミ「はい」スタスタ



コナミ「悪いな、一人でゆっくりしてる時に」ガタガタ



?「いや…………べつに…」



コナミ「ふう……」ガタッ



ツァン「…………」ズズ… コトッ



コナミ「何にするかな………」ペラッペラッ


コナミ「……ブルーアイズマウンテン3000円!?…バカか……こんなの誰が頼む…」



ツァン「……………」



コナミ「…………」



ツァン「…………………」



コナミ「………………!!!?」



コナミ「ツァン、お前だったか!びっくりした」


ツァン「……………」コトッズズッ



コナミ「知り合いだったとは……結構奇跡だぞこれ」



ツァン「…………」コトッ



コナミ「…………?どうした」



ツァン「……………別に………アンタと話す事なんかないって事…」ツーン



コナミ「え?何でそんな辛辣な、知り合いじゃねーか」



ツァン「…………知り合いの連絡を9回連続でシカトしたのは誰よ」



コナミ「…ああ!その事か……!」



コナミ「すまなかった、これからは絶対にシカトしないから………あ、これお土産の満足ビスケット、食ってくれ」スッ



ツァン「お土産?ずいぶん楽しそうだったのね…………みんな心配してたってのに、ふん!」プイッ



コナミ「い、いや、楽しくないって……大変だったんだぜ、戦いとか…」



ツァン「知らない、好き勝手に色んなとこに遊びに行ってれば」







コナミ「く…………つ、ツァン……」


ツァン「……」ズズッ


コナミ(めっちゃ怒ってらっしゃる………出て来いよヤリザ……いつもみたいに場を和ませてくれ……)



ヤリザ(怖いから嫌でござる)



コナミ(この野郎……………とにかく…なんか頼もう)



コナミ「す、すみませーん!」



ステファニー「はい」スタスタ



コナミ「この、ツクシーアプリコット(400円)ください」


ステファニー「はーい」 スタスタ



コナミ「……」



ツァン「………」


ステファニー「どーぞー」コトッ


コナミ「………………」ズズッ





コナミ「………ツァン……機嫌を直してくれよ」


ツァン「…………………………はぁ………アンタ、反省した訳?」



コナミ「もちろんだ!頼む」



ツァン「…………そうね…一回………ボクのお願い聞いてくれる?」



コナミ「お願い?いいよ、聞いてやるよ」



ツァン「………フーン………じゃあ……仕方ない……許してあげる」ズズッ



コナミ「お、マジか……よかった………」



ツァン「…………////…………ふふ」ズズッ



コナミ「…………?」ズズッ



コナミ「…あ、満足ビスケットは持ってってくれていいぞ」



ツァン「あ、うん」



雪乃「……………………あらぁ?」





コナミ「ん?」


ツァン「………あ」



雪乃「………コナミ?」スタスタ



コナミ「ああ、雪乃、すまん連絡無視して、これからは絶対出るよ」



雪乃「ふふ…そうね、そうしてくれると嬉しいわ」スタスタ



コナミ「ああ……………ん?お前……!クマがすげえぞ!」



雪乃「ふふ…そうね………眠れないのよ最近」スタスタ


ツァン「うわ………ふ、藤原さん………なんて目……濁り切っている…」



コナミ「おいおい、大変だぞそれは……お前女優志望なのに…」



雪乃「心配してくれるのかしら……?」


コナミ「ああ、そりゃあな」


雪乃「ふ、ふふふふ………嬉しいわ…コナミ…………」



コナミ「あ、お前にもほれ、満足ビスケット、食ってくれ」サッ



雪乃「……ふふ……」



雪乃「ねえコナミ…………私はね……貴方が突然居なくなってしまったからストレスで寝不足になってしまったのよ」



コナミ「なに…?す、すまん……今度はこんな事にならないようにする!」



雪乃「ふふ…………そうね…………そうしてちょうだい……約束して」



コナミ「ああ、約束する」



雪乃「…………ふふ、こういうことは紙にでも書いておかないと……コナミ、ここにサインをしてちょうだい」カサッ



コナミ「え、律儀だなお前は……この紙に名前を書けばいいのか?」ピラッ


雪乃「ええ、ペンは用意してあるわ」カタッ



コナミ「ああ………わかった、名前でいいのか?」



雪乃「ええ…その下の個人情報の欄にも書いてくれると嬉しいわ」



コナミ「おう……」スッ



ツァン「……………名前を書く……って…」チラッ



婚姻届


ツァン「…………………!!!!?」




コナミ「………んー」スッ



ツァン「ち、ちょっと待って!」バッ



コナミ「あ、紙を」



雪乃「…………何かしらツァンさん?」ニコッ



ツァン「こ、これって……藤原さん………!」バッ



雪乃「ああ………ばれちゃったの………ふふ」


コナミ「?どうした」



ツァン「これ…婚姻届だよ…!」



コナミ「こんいんとどけ……?」



雪乃「……ふふ…………私達が一生一緒という契約を結べる素敵な紙よ……」



コナミ「なんだと…………?どういうことだ?」



ツァン「ふんっ」ビリッ


雪乃「!?あ、あなたなにを…!?」



ツァン「こっちの台詞だよ、だ、ダメだよこんな……騙すみたいな…!」



ここまでで

藤原雪乃
http://livedoor.blogimg.jp/maxut/imgs/7/7/776acbef.jpg



コナミ「騙す?なに?」



雪乃「人聞きの悪い事を言わないでもらいたいわ、勝手にフラフラ居なくなるような人は鎖で繋いでおく必要があるのよ」



ツァン「だ、ダメ!こんなもの認めないっ!」ビリビリ



コナミ「あらら」



ステファニー(なんか面白そうな話♪)コソコソ



雪乃「あら………ズタズタにしちゃったわね」フラッ



コナミ「おい雪乃、お前安定してないぞ、寝ろ」



ツァン「そうそう、寝不足で藤原さん変にハイになってるよ」



雪乃「まあ新しい紙はあるし…」カサカサッ



ツァン「うぁぁっ!」


コナミ「なんて用意周到さだ……!」



雪乃「さあコナミ、書きなさい、お姉さんとの約束よ」スッ



コナミ「えー……………ツァン…これってヤバイものか?」



ツァン「そうだね、この紙一枚で君の人生決定するかも……」



コナミ「なんだと!?」




雪乃「ほら、コナミ」スッ


コナミ「…………雪乃…悪いが書く事はできない」



雪乃「……………な、何ですって…?」



雪乃「あなた…………見てたのよ…ツァンさんのお願いは一つ聞いてあげるんですってね……」



雪乃「私だって………私だって…………凄く心配したのよ…!」


コナミ「そ、それはホントに悪い………が」



雪乃「私の……私のお願いも………一つくらい……っ…聞いてくれたって………!いいじゃない………!」グスッ



コナミ「うぉおーーーい!!泣くな!泣かないでくれ!良心が」ズキズキ


ツァン(流石に婚姻届にサインさせるなんてお願いはしないよボクは……)



雪乃「ひどいわ………っ……ひどいわコナミ…っ!」グスグス



コナミ「ぐは……!わ、悪かった!何でも聞くから!落ち着いてくれ!」



雪乃「じゃあサインをよろしく」ケロッ



コナミ「うぇっ」



ツァン(演技だったっ!?流石は女優志願……!)




雪乃「この紙に名前を書くだけよ、簡単じゃない」ピラッ



コナミ「そ、それ以外でなんとかならんか!?」



雪乃「甘えるんじゃないわよボウヤ、世の中は非道なものなの」



ツァン(ひ、非道い…………!)



コナミ「ぐ…………!」



雪乃「ほーらほーら」ピラッピラッ



コナミ「くおおお…!この紙を目の前でピラピラするなっ!」



ツァン(寝てないから明らかにテンションおかしくなってるよ、いつもの華麗な藤原さんの面影がない)



雪乃「楽になりなさい……書いて楽に……」



コナミ(……どうする!?)



コナミ「……………あ!そうだ」


雪乃「?」



コナミ「よし………雪乃、ここは決闘者どうし……デュエルでケリをつけようじゃねえか!」ビッ


ツァン「デュエル……!?」



雪乃「………デュエル?………ふふふふ………お姉さんと?」





コナミ「ああ、お前が勝ったなら……俺はその紙にサインを書き込もう」



コナミ「俺が勝ったら家に帰って寝ろ!」



雪乃「ふ、ふふ……面白いじゃない」カシャッ



ツァン「こ、コナミ…!藤原さんは…アカデミアじゃワンターンキルの女神の異名を持つほど……!」



コナミ「そんな事は知らん!俺が勝つか………負けるか…だ!」(あーこれ後に引けないパターンだわ)



雪乃「流石は……私が見込んだ男ね……ふふ………」



ツァン(拾ったデッキでなるとかなる相手じゃないよ……!)



コナミ「………決まりだな」



雪乃「ええ、楽しいデュエルになりそうね…………」



コナミ「広場に行こうぜ、ここだと狭いし」スッ


雪乃「ええ」スタスタ



ツァン「あ、ま、まちなさいよ!」タタッ



ステファニー「え?あ!お勘定ーーー!」タタッ





…………………………


ポッポタイム 広場


コナミ「…」ザッ



雪乃「……」ザッ



ツァン「もう……!バカ…!」


ヒュウウウーーーーーー……


ガチャッ



遊星「…ん?コナミ、帰ったんじゃないのか?」



遊星「……あれは……デュエルか?藤原と」



コナミ「あ、遊星、わるいな、ここでデュエルさせてもらうぞ」



遊星「ふ、ああ………好きにしろ」



雪乃「胸が…高鳴るわぁ……」



コナミ「思えば初対決だな………手加減はしないぜ」



ツァン(つーかしたらワンキルされるよ、しなくてもかもしれないけど)



雪乃「ふふ、いらっしゃい」



コナミ「俺の先行、ドロー!」シュッ 手札6




コナミ(何度も見てるから知ってんだよ……雪乃は儀式モンスターを使って強引に突破してくる)



コナミ「かつて神と呼ばれた亀を召喚!」バッ!


《かつて神と呼ばれた亀/Testudo erat Numen》 †
効果モンスター
星1/水属性/水族/攻 0/守1800
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
お互いに攻撃力1800以上のモンスターを特殊召喚できない。


亀「……………」ニュ



遊星「あのモンスターは…?」


ツァン「確か攻撃力1800以上のモンスターを特殊召喚できなくするモンスター…」


雪乃「ふふ……なるほど、デミスとゾークを封じにきたってことね」



コナミ「そうだ、お前は身動きとれまいて!カードを一枚セットしてターンエンドだ!」バシッ 手札4



ツァン「でも攻撃力0じゃすぐにやられるよ…」


遊星「おそらく、そのためのリバースカードだ」



雪乃「リバースカードで攻撃を止めるつもりね………」


雪乃「可愛いわ……私のターン」シュッ 手札6






コナミ(来るならきてみろ、俺のとっておき、万能地雷グレイモヤがまっている)



《万能地雷グレイモヤ/Widespread Ruin》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールド上に表側攻撃表示で存在する
攻撃力が一番高いモンスター1体を破壊する。



雪乃「ふふ………私はサイクロンを発動」バッ



《サイクロン/Mystical Space Typhoon》 †
速攻魔法
フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。



コナミ「………なにいいーーーーー!?」



ゴオォォォーーーーーーー!!! バリィン!


コナミ「俺の地雷が……!」



ツァン「う、迂闊すぎるよ!バカーーー!」



遊星「まずい………かつて神と呼ばれた亀が丸裸だ……」


雪乃「私は高等儀式術を発動」バッ



《高等儀式術/Advanced Ritual Art》 †
儀式魔法(準制限カード)
手札の儀式モンスター1体を選び、
そのカードとレベルの合計が同じになるように
デッキから通常モンスターを墓地へ送る。
その後、選んだ儀式モンスター1体を特殊召喚する。




すみません

>>413無しって事で……ミスしました





コナミ(来るならきてみろ、俺のとっておき、万能地雷グレイモヤがまっている)



《万能地雷グレイモヤ/Widespread Ruin》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールド上に表側攻撃表示で存在する
攻撃力が一番高いモンスター1体を破壊する。



雪乃「ふふ………私は地割れを発動」バッ


《地割れ/Fissure》 †
通常魔法
相手フィールド上の攻撃力が一番低いモンスター1体を破壊する。





コナミ「………なにいいーーーーー!?」



ズズズズズズ……!


コナミ「…亀が落ちたー!…!」



ツァン「う、迂闊すぎるよ!バカーーー!」



遊星「まずい………上級モンスター召喚を……」


雪乃「私は高等儀式術を発動」バッ



《高等儀式術/Advanced Ritual Art》 †
儀式魔法(準制限カード)
手札の儀式モンスター1体を選び、
そのカードとレベルの合計が同じになるように
デッキから通常モンスターを墓地へ送る。
その後、選んだ儀式モンスター1体を特殊召喚する。




雪乃「デッキのネオバグを二体墓地に送るわ」シュッ


ツァン「……藤原さんの黄金パターンだ…」



コナミ「く………!」


雪乃「終焉の王デミスを召喚!」バッ



終焉の王デミス/Demise, King of Armageddon》 †
儀式・効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻2400/守2000
「エンド・オブ・ザ・ワールド」により降臨。
フィールドか手札から、レベルの合計が8になるよう
カードを生け贄に捧げなければならない。
2000ライフポイントを払う事で、
このカードを除くフィールド上のカードを全て破壊する。


デミス「ウォオオオ……………」


コナミ「出たよ……!」



ツァン「ヤバイよ……あれは…」



遊星「2000LPを払う事で場を一掃するモンスターか……厄介だな」


コナミ「俺のリバースカードを…………」


雪乃「楽しみましょう、デミスの効果を発動!」バッLP4000→2000



ギャバーーーーーーーーン!!



コナミ「グレイモヤがぶっ飛んだぁーーー!?」


ツァン「リバースカードも割られちゃったよ………」



遊星「まずいな……藤原は通常召喚をしていないぞ」



雪乃「さらに甲虫装甲騎士を召喚!」バッ




《甲虫装甲騎士/Insect Knight》 †
通常モンスター
星4/地属性/昆虫族/攻1900/守1500
昆虫戦士の中でも、エリート中のエリートのみが所属できるという「無死虫団」の精鋭騎士。
彼らの高い戦闘能力は無視できない。






コナミ「くそおお…………」


ツァン「ちょ、まって…………デミスの攻撃力2400……甲虫装甲騎士の攻撃力1900……」


遊星「……コナミのLPを超えたな……………」


コナミ「……」



雪乃「コナミ……?これで終わりかしら?ふふ」



コナミ「………ば、バカいうな………これからだよ」



ツァン「………いや、無理じゃん」



遊星「速攻のかかしかジャックのバトルフェーダーくらいだぞ……コナミ、持ってなかっただろ?」



コナミ「……持ってねーよ!」



ツァン「ますます無理じゃん!」



雪乃「いくわよコナミ、バトルフェイズ」



デミス「………」ゴゴゴ……



甲虫装甲騎士「………」シャキン


コナミ「げ…」




ツァン「なにをやってんの……!」ハアー


雪乃「痛いのは最初だけ、デミスでダイレクトアタック!」バッ



デミス「ウオオォェ!!!」ズアァッ!!



コナミ「甘いわ!手札の急降下ボムを捨てて、効果を発動!」シュッ


急降下ボム
効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0
このカードを手札から墓地に送って発動する。
エンドフェイズ時までフィールド上に表側表示で存在するモンスター全ての元々の攻撃力・守備力を入れ替える。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。



雪乃「!手札から……?」



ツァン「あれは!?」


ドゴーーーーーーーーン!



デミス「ううおおおお!?」攻2400→2000



甲虫装甲騎士「……!?」攻1900→1500



ゴギャバァアーーン!


コナミ「ぐはあ………!」LP4000→2000



遊星「ボマーから受け継いだカードか!」



甲虫装甲騎士「シャアア!」ズバッ



コナミ「ぐ…………」LP2000→500


雪乃「……まさか凌がれるなんてね」



遊星「よし、コナミのLPは尽きてはいない!」






コナミ「あ、あぶねぇ………ふうう………」



ツァン「ギリギリ残った……ヒヤヒヤするなもう……!」



雪乃「まあ、多分凌がれるとは思っていたわ……貴方あれだものね……諦めの悪さがサテライトNo.1……?」



コナミ「ああ、その通りだよ」


雪乃「ふふ………カードを二枚セットしてターンエンド」バッ 手札1



コナミ「俺のターン!」シュッ 手札4


遊星「だがコナミ、LPは500、ミスはできないぞ」



ツァン「真剣に考えなさいよ!」



コナミ「分かってるって、任せろ」



コナミ「俺は切り込み隊長を召喚!」バッ




《切り込み隊長/Marauding Captain》 †
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1200/守 400
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は表側表示で存在する他の戦士族モンスターを攻撃対象に選択できない。
このカードが召喚に成功した時、
手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できる。


隊長「ぬん」



コナミ「効果によって☆4以下のモンスターを特殊召喚できる、レアル・ジェネクス・コーディネイター!」バッ



《レアル・ジェネクス・コーディネイター/R-Genex Overseer》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/魔法使い族/攻 200/守 100
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
手札からレベル3以下の「ジェネクス」と名のついた
モンスター1体を特殊召喚できる。



遊星「チューナーか」


雪乃「ふふ……………シンクロ召喚かしら?いいわ、もっとお姉さんを熱くしてちょうだい」



コナミ「いくぞ、☆3の切り込み隊長に☆2のレアル・ジェネクス・コーディネイターをチューニング!」カッ!


☆3+☆2=☆5


コナミ「現れろ!A・O・J カタストル!」バッ




《A・O・J カタストル/Ally of Justice Catastor》 †
シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/機械族/攻2200/守1200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードが闇属性以外のフィールド上に表側表示で存在する
モンスターと戦闘を行う場合、
ダメージ計算を行わずそのモンスターを破壊する。


カタストル「ヨーヤクオレノデバンカイ!」ガシャ



ツァン「カタストル?あんなのよく持ってたね」



遊星「ああ、いつの間にかコナミのエクストラデッキは充実しているんだ」


雪乃「ふふ………でもコナミ、デミスは闇属性よ?」



コナミ「魔導師の力を発動!」バッ




《魔導師の力/Mage Power》 †
装備魔法
装備モンスターの攻撃力・守備力は、
自分フィールド上の魔法・罠カード1枚につき
500ポイントアップする。


コナミ「カタストルに装備し、カードを一枚セット!」バッ


カタストル「ミナギルエネルギー!」攻2200→3200



ここまでで


カタストル
http://blog-imgs-24-origin.fc2.com/i/n/d/individualel11/021474.jpg

ゴヨウ・ブリュ・DDB「汎用シンクロと聞いて」

>>449
トリシュ「随分と差が付きましたぁ。悔しいでしょうねえ」



ツァン「やった、デミスを上回ったよ!」


コナミ「いくぞ雪乃、カタストルでデミスを攻げ…!」バッ


カタストル「ガアアァァーーーーーー!!」


雪乃「甘いわ、トラップカード、威嚇する咆哮を発動!」


《威嚇する咆哮/ThreateninRoar》 †
通常罠
このターン相手は攻撃宣言をする事ができない。




バアアアァァァ………!!



コナミ「なに?!」



遊星「このターン、コナミは攻撃宣言ができない…」


ツァン「一筋縄じゃいかないね…」


雪乃「残念ねコナミ、ふふ………」


コナミ「く…………攻撃できない………ターンエンドだ」手札0



雪乃「まだまだ楽しませて、私のターンね」シュッ 手札2


コナミ(デミスの効果はもう使えない……何とかなるだろ…)



雪乃「カタストルで安心しているようだけど、残念ね」スッ



コナミ「なに?」


雪乃「儀式の準備を発動するわ」バッ



《儀式の準備/Preparation of Rites》 †
通常魔法
デッキからレベル7以下の儀式モンスター1体を手札に加える。
その後、自分の墓地の儀式魔法カード1枚を選んで手札に加える事ができる。


コナミ「準備だと……」


雪乃「これによりデッキからサクリファイスを手札に、墓地からは高等儀式術を手札に加える」シュッ


遊星「高等儀式術をもう一度……!?」



ツァン「サクリファイスってたしか……」


雪乃「いくわよ、高等儀式術を発動!」バッ



《高等儀式術/Advanced Ritual Art》 †
儀式魔法(準制限カード)
手札の儀式モンスター1体を選び、
そのカードとレベルの合計が同じになるように
デッキから通常モンスターを墓地へ送る。
その後、選んだ儀式モンスター1体を特殊召喚する。



雪乃「デッキのバニーラを墓地に送り……」スッ



雪乃「サクリファイスを儀式召喚!」バッ




《サクリファイス/Relinquished》 †
儀式・効果モンスター
星1/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0
「イリュージョンの儀式」により降臨。
1ターンに1度、相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択し、
装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備する事ができる。
このカードの攻撃力・守備力は、
このカードの効果で装備したモンスターのそれぞれの数値になる。
この効果でモンスターを装備している場合、
自分が受けた戦闘ダメージと同じダメージを相手ライフに与える。
また、このカードが戦闘によって破壊される場合、
代わりにこのカードの効果で装備したモンスターを破壊する。




サクリファイス「ギョロギョロ」


コナミ「こりゃまた不気味なやつが出てきたぞ!」



ツァン「コナミ!そいつはアンタのモンスターを吸収するのよ!」


コナミ「吸収……?なに……?」


雪乃「ふふ………サクリファイスの効果を発動!相手モンスターを装備カードにして攻守を奪い取る!」


ギュルルルルルーー!


コナミ「うわわわ!?」



遊星「コナミ、守れ!カタストルを!」


コナミ「させるか、トラップ発動!安全地帯!」カチッ



《安全地帯/Safe Zone》 †
永続罠
フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターは相手の効果の対象にならず、
戦闘及び相手の効果では破壊されない。
また、選択したモンスターは相手プレイヤーに直接攻撃する事はできない。
このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターがフィールド上から離れた時このカードを破壊する。


ピキィイーーーーン!


サクリファイス「…???」



雪乃「何ですって…!?」


コナミ「これに守られたカタストルは、相手の効果対象にならねえ!」



ツァン「やった!」




雪乃「ふ、ふふふふ…………楽しませてくれるわ、コナミ……」


コナミ「次のターン、攻撃力0のサクリファイスを潰して俺の勝ちだ!」


雪乃「そううまくいくかしら?私はリチュアルウェポンをサクリファイスに装備!」ガシッ



《リチュアル・ウェポン/Ritual Weapon》 †
装備魔法
レベル6以下の儀式モンスターのみ装備可能。
装備モンスターの攻撃力と守備力は1500ポイントアップする。


サクリファイス「ギョロギョロ」攻撃力1500


雪乃「ターンエンド」LP2000


遊星「サクリファイスの攻撃力をあげたようだが…1500P、カタストルの攻撃力をあと500Pあげればとどめをさせる」



ツァン「次のターンでコナミが魔法トラップを引けばいいんだね」


コナミ「勝機、ドロー!」手札1



炎の魔神



コナミ「っく!」ガクッ



ツァン「ダメだったっぽいよ」


遊星「ふ…………」




雪乃「まだ楽しいデュエルは続くようね、ふふふ」


コナミ「ああ………いけ、カタストル!サクリファイスを攻撃!」バッ


カタストル「カッ!」攻3200


キューーーーーン!ドワァッ!


雪乃「くぅ………!!」LP2000→300


コナミ「よし、モンスターを守備表示、ターンエンドだ!」バッ 手札0


遊星「LPが逆転したか………」



ツァン「コナミが優勢だね………でも…」



雪乃「私のターン、ドロー!」シュッ 手札1


雪乃「……………………ふふ」


雪乃「コナミ、決まりのようね、私の勝・ち」


コナミ「突然なにを………」



雪乃「大嵐発動!」バッ



《大嵐/Heavy Storm》 †
通常魔法(制限カード)
フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。


ギュオオオォオオオーーーーーー!!!!


ツァン「!ここで!?」






遊星「まずい…安全地帯につながれたカタストルは安全地帯が消えた時破壊される!」


カタストル「グハーーーーーー!?」ドォーーーーン!



コナミ「くおお…………!魔導師の力もだ…………!」


ギュオオオォオオオーーーーーー!!!!


雪乃「私のセットカードも一枚消えちゃったけど、いいわ、ふふ…………」



ツァン「これでフィールドに残ったのはデミスと裏守備モンスターのみ……」



雪乃「デミス!攻撃よ!」バッ


ギャドォオオーーー!


炎の魔神「ぐっは!」


コナミ「ああ………炎の魔神がやられた……」



雪乃「これであなたの場はガラ空き………ふ、ふふふふふ!」



雪乃「私の勝ちよ、コナミ!」



コナミ「……………く…」


ツァン「………う………厳しい……」



ミス…甲虫装甲騎士もいます↑


遊星「だめだ………コナミを守るモンスターはいない…」


雪乃「いくわよ、甲虫装甲騎士でコナミにダイレクトアタック!」バッ!


コナミ「………!」


ズバアッ!


コナミ「ぐ………っく…!」LP500→0 ピーー


ツァン「ああー………負けちゃった」


遊星「……いい勝負だった、大嵐を引いた藤原にツキがあったんだ」



コナミ「ああーーーー、くそ……!まけちったか!」



雪乃「ふふ、コナミ、いい勝負だったわ」カシャッ


コナミ「ああ………完敗だ…」



雪乃「久しぶりに熱くなっちゃった……ふふ、またやりましょう」



コナミ「へへ………こっちこそ頼むぜ」



??「こんな時拙者がいればダイレクトアタックで勝てたでござる……」



……………………


雪乃「……さて、コナミ、約束」



コナミ「!」


ツァン「うああ…………やめておけば良かったのに…!」



コナミ「しょうがないだろ!」


雪乃「ふふ……この紙なんだけど」


コナミ「ああ……!俺もデュエリストだ、約束は守る!」



コナミ「サインをすればいいんだな?そこに」スッ



ツァン「うぅ……………ボクが勝ったら取り消し……とかできないかなぁ………」ブツブツ



雪乃「………いいえ、謝らせて、コナミ」


コナミ「………?は」



ツァン「どゆこと?」



雪乃「デュエル前の私は、とてもまともな状態じゃなかったわ………」



雪乃「あなたとデュエルをして……目が覚めて分かったの……こんなやり方はダメだって…」


コナミ「………ゆ、雪乃………」


雪乃「ふふ……この私がここまで自分を見失うなんて………恥ずかしいわ、ごめんなさい、コナミ、そしてツァンさん」


ツァン「あ、うん……………その……」




雪乃「大体、両親がこんなの許すわけもないじゃない」


雪乃「この紙は…………いずれ、もっと相応しい時に再び渡すわ」


コナミ「あ、結局その紙……なんなの?」



雪乃「ふふふ…………それもコナミがちゃんと分かってからにするわ」



ツァン「なんか問題引き伸ばしにしただけな気がする……」



遊星「婚姻届か…………そういえば最近アキのカバンに入ってるのを見るな……なんなんだろうか」



ツァン「十六夜さんのカバンに?……………学校で書き方の練習でもしてるのかな」



コナミ「でも雪乃、俺は負けたんだし、なんか無いか?やって欲しい事」



雪乃「ふふ、そうね、あとで考えるわ、今日は眠いもの」


ツァン「そうだね、眠そう」



コナミ「クマをとってこいよ、不健康そうだからな」



雪乃「ええ、じゃあ、また会いましょう、ふふ」


スタスタスタスタ



……………………


コナミ「………雪乃には悪い事したな、あんな寝不足になるまで心配させちまって」


ツァン「そうだよ!まったく、一時はどうなる事かと思った!」


コナミ「あー、結局あの紙の正体は何だったんだ?こんいんとどけ?」



ツァン「え…………?」


ツァン「あ……そ、それはその…………!」


ツァン「……な、何でもいいでしょ!一件落着だよ!もう!」



コナミ「……まー、いいや」


コナミ「それにしても………俺もまだまだだな………あそこでセットカード引けてりゃあな…」



ツァン「そうそう甘いものじゃないんだよ、みんな勝ちたいんだから」



コナミ「そうだな………じゃ、帰るかな」



ツァン「そうだね……もう18時だし………」



コナミ「またな」



ツァン「またね」スタスタ



コナミ「……………………あ、満足ビスケットおいて行ったな!」ガサッ




ここまででー


用事がいきなり消えたので再開しました

紛らわしくてすみません


次回からWRGPに向けていきたいと思います

おっつおっつ



数日後


チュンチュン…



アパート


コナミ「……さて……………」


コナミ「………」チラッ



コナミ「……WRGP………締め切りまであと一週間」



コナミ「………どうしよう……メンバーが集まらねえ…!」



コナミ「ううぅ…………遊星達はもう組んでるだろうし………!」



コナミ「俺と……………多分ツァンも出てくれるから………」



コナミ「最低でもあと一人!集めなくては!」ガタッ



コナミ「知り合いにDホイーラー居なかったかな?」



…………………………


ポッポタイム



コナミ「遊星達の様子を見てみるか」スタスタ




ガチャッ


コナミ「遊星、いるか?」スタスタ



龍亞「?あ!コナミじゃん!」タタッ



龍可「久しぶりね」



クロウ「ようコナミ、みろよこのスーツ!」バッ



コナミ「クロウ…ライダースーツを新しくしたのか」



遊星「ああ、WRGPが近いからな、新しくしたんだ」



ジャック「晴れ舞台にみすぼらしい格好では恥ずかしいからな!」



コナミ(う…やっぱりこいつらでチームか………!)



アキ「ふふ」


コナミ「?十六夜もDホイーラーだったか?」



アキ「ええ、この前ライセンスをとったわ」



遊星「確かツァンが手伝ってくれたんだったか」



アキ「ええ」



コナミ(そういえばそんな事言ってた…)





ブルーノ「うん、みんなかっこいいよ」



コナミ「えっと…遊星、クロウ、ジャックのチームか?」



クロウ「ああ、優勝はもらったぜ」



ジャック「このジャック・アトラスがチームにいる事を感謝するがいい!」



遊星「アキがベンチ・ウォーマー、代打だ」



アキ「足を引っ張らないように頑張るわ」



ブルーノ「メカ担当が僕だよ」



龍亞「んでー、ピットクルー担当が俺と龍可ね!」



龍可「サポート頑張るわ!」



コナミ(……す、隙がねえ………)



ジャック「これが最強のチーム、5Dsだ!」



コナミ「5Dsだと?なにそれ」



ブルーノ「僕達のチーム名さ」




遊星「ジャックが考えた、俺たちのシグナーの竜をモチーフにしてるんだ」



ジャック「赤き竜に選ばれた俺たちに相応しいチーム名だ!」



コナミ「なるほどな………」



クロウ「俺の『噴水広場仲良し連合』は却下されちまったよ」



コナミ「残念だったな、それでもいいと思うが」



ジャック「ふざけるな!そんなもの通るか!」



龍亞「カッコ悪いよ!」



クロウ「ち…」



ブルーノ「そういえば、コナミはどうするんだい?」



コナミ「あ………」




ジャック「お前も我が5Dsに加わるか?」



コナミ「む…………いやな、俺も出ようと思うんだWRGP」



龍亞「え!コナミも出るの!?」



龍可「私たちとはライバルになるって事ね」





コナミ「ああ、そうだな」



遊星「そうだったのか、コナミ、メンバーは揃っているのか?」



コナミ「あ…………それがまだなんだ」



アキ「ええ?受付終了まであと一週間しか無いわよ?」



ブルーノ「急いだ方がいいね」



コナミ「まあなんとかなるさ」



ジャック「ふ、それならば、俺達と当たらないよう祈るんだな」



龍亞「でも勝ち続ければいずれはぶつかるわよ?」



クロウ「楽しみになってきたな!へへ」



コナミ「ああ、楽しみにしてな」



遊星「コナミ、お互い頑張ろう」




コナああ」



…………………………




広場



コナミ「…………」ズーーーン…



コナミ「どうしよう………………メンバー集まる気がしないぞ……」



コナミ「ああー!……遊星に楽しみにしてろとか言っちまったし……!」



コナミ「チーム名まであいつら決まってるし……!」



コナミ「ピットクルーまで携えて…………死角無し!」



ジェネクスコントローラー「ギーーー」




コナミ「ああ…ジェネコン、慰めてくれるのか?」



コナミ「ありがとう………だが、どうする!?」



コナミ「どうすればいい!?俺は!誰をメンバーに!?」ガタッ



ツァン「知らないわよ!」



コナミ「そう言うなセカンドホイーラー」



ツァン「何なの!?勝手に決定してるし!」




ツァン「いきなり呼び出されて、来てみればブツブツと、何なの?」



コナミ「分かってんのかツァン、WRGPの受付!あと一週間だぞ!?」



ツァン「え?…ああ、そういえばそうだね」



コナミ「俺たちはあと一人、出場者が決まってねえんだ………このままじゃ予選にも出れない!」



ツァン「うん……………まあ、諦めるって事は?」



コナミ「ならん、優勝したい」



ツァン「ふう…………しょうがないなー………」



コナミ「お前の知り合いにDホイーラーいないのか?」



ツァン「学生のDホイーラーなんてほとんど見ないよ、ボクのクラスにはボクだけだし」



ツァン「………あ、十六夜さん!この前受かったって行ってたよ」



コナミ「無理、チーム5Dsの一員だ」



ツァン「5Ds?」



コナミ「遊星達のチームだ」



ツァン「ああ、チャンピオンね……」




コナミ「他には?」


ツァン「うーん…………いないよ……ほら、ボク孤高の存在じゃん?あまり詳しくないの」



ヤリザ「それはぼっちってやつじゃないでござるか?」にゅっ



ツァン「!」ブンッ ぽんっ



コナミ「そうか…………知らないのか」



ツァン「ふ、ふん…」



コナミ「仕方ない………しらみつぶしに当たっていこう」スッ



ツァン「え?」



コナミ「ほら、行くぞ」スタスタ



ツァン「ちょ、ま、待ちなさいよ」タタッ



……………………



治安維持局


ウィーーン



コナミ「ここが治安維持局か」


ツァン「ね、ねえ…何でこんなところに?」




コナミ「まあ待ってろ」スタスタ


受付「どうしました?」



コナミ「セキュリティの牛尾ってやつ、今いる?」



受付「牛尾様ですか……?どうでしょう………どう言うご用件で?」



コナミ「ちょっと話したい事があるんだ」



受付「はぁ……………えと、ご予約はいれましたでしょうか?」



コナミ「予約…………………あ、アポってやつ?」



受付「まあ、はい、そうです」



コナミ「……………」ピッピッ



ぷるるるるるるる…………ピッ



牛尾『コナミか?なんだ?』



コナミ「牛尾、今からお前に会いに行くから」



牛尾『なに?どう言う事だ?俺は今仕事中だ、それは無理』ピッ



コナミ「よし、オッケー」



受付「あの…………それじゃダメなんですけど」




コナミ「いやいや、連絡とったよ、大丈夫大丈夫」



受付「いえあの」


コナミ「確か3階だったな、じゃ!」シュバッ



受付「ちょっ、待ってください!」



コナミ「お仕事頑張ってください!」タッ



受付「ああ、け、警備員さん!」



ツァン「なにしてんのよ!」ゴッ



コナミ「がふっ!?」



受付「あ」



ツァン「し、失礼しました!」ズルズルズル……



受付「…」


ウィーーン



警備員「どうしました!?」



受付「…いえ、何でもないです」


…………………………

強引な宣伝だよってミサカは(略

上条「安価でヤリまくろう」

上条「安価でヤリまくろう」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1376407878/)






ツァン「バカバカバーーーッカ!捕まるところだよ!?」



コナミ「く……………いてて……ダメか…」



コナミ「……そういえば前にも一回受付無視して突入して追い出された時あったな」



ツァン「まさかの二回目!?」



コナミ「危なかった………やっぱりあのやり方はダメだ………」



ツァン「当たり前」



コナミ「まだだ………いろんな奴に連絡してみよう」



ピッピッ プルルルルルルル……



ツァン「誰に連絡してんの?」



コナミ「知り合いだ………Dホイーラーの」


ピッ



ボマー『コナミか、珍しいな』



コナミ「久しぶりだなボマー」




ボマー『何のようだ?』



コナミ「聞きたいんだけど、お前今どこにいる?」



ボマー『ぬ?私の村だが?』



コナミ「村か…………遠いな」



ボマー『それがどうした?』



コナミ「……WRGPって知ってるか?」



ボマー『……ああ、ネオドミノシティで開かれるライディング・デュエル大会だろう?」



コナミ「その通り、そっちまで伝わっていたか」



ボマー『それが………………まさか?』



コナミ「勘付いたか、ボマー、俺と一緒に出ないか!?」



ボマー『何と……この私を?』



コナミ「おう!」



ボマー『…………すまないな、こっちの仕事が忙しいのだ……私には別にやる事がある』



コナミ「ああーー……………そうか、仕方ねえな」



ボマー『すまない…………出ると言うのなら頑張れ、私もtvで見ながら応援しよう』



コナミ「ああ、サンキュー」


ピッ

強引な宣伝だよってミサカは(略

上条「安価でヤリまくろう」

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ツァン「……」


コナミ「………」



コナミ「……………撃………沈!」ガクッ



ツァン「うん……………聞こえてたから分かった」



コナミ「何でだよ!何で誰も出てくれねーんだ!ちくしょー!」ダンッ




ツァン「人には人の予定があるんだよ、仕方ないって」



コナミ「くうううぅ……………」



コナミ「どうすればいい………?」



ツァン「むー…………昔の友達とか?」



コナミ「昔の友達か……………遊星達はもう組んじまってるからな………あれ?」



コナミ「これって………仲良し四人組が【三人一組を作ってー】って言われて一人ハブられたパターンに似てね?」



ツァン「ぐはっ!?…………ふ、古傷を……」



ヤリザ「心にダイレクトアタックを……!」






コナミ「………」ズーーーン



ツァン「………」ズーーーン



ヤリザ「………なんて声をかければいいやら…」



コナミ「くそおおお…………!溢れちまった…俺だけ……!」



コナミ「どうしてだよ遊星!何で!」



ツァン「……………思い出されるのはアカデミア中等部の頃…」ブツブツ



コナミ「俺たちはみんな揃って!…………チームサティスファクションじゃなかったのか!?」



ツァン「…………………ぅふふふふふふ」ブツブツ



コナミ「そりゃもう解散しちまったが、絆は………………………」



コナミ「……………………サティスファクションだと」




ツァン「………」



コナミ「……………ツァン、Dホイールの準備だ!」



ツァン「ぇ?」


強引な宣伝だよってミサカは(略

上条「安価でヤリまくろう」

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ここまでで


チームサティスファクションは不滅のようです




サティスファクションタウン



ブォオオーーーーーーーーーー!!!


キキキィィィーーー!



コナミ「ついた………」



ツァン「結構かかったね、もうお昼だよ」



コナミ「それならここで食って行こうか、さあ行こうぜ」ザッ



ツァン「何でこんなところに町が?荒野のど真ん中……」



コナミ「色々あんのさ」スタスタ




ツァン「サティスファクションタウン…満足町?」



コナミ「鬼柳ーー!鬼柳ーー!」



ガチャッ



鬼柳「おおコナミ、よく来たな待ってたぜ」



コナミ「おう、いきなり行くなんて言って悪かったな」



鬼柳「いいって、だいぶ復興進んだだろ、この町も」







ツァン「えっと…」


鬼柳「ん?お前は?」



コナミ「ああ、同じチームのツァンだ」



鬼柳「ああ、お前がそうか、俺は鬼柳京介、よろしくな」



ツァン「あ、うん、ボクはツァンディレ」



コナミ「鬼柳は昔のチームメイトなんだ」



ツァン「え?キミ、昔もチーム組んでたの?」



コナミ「ああ、まあな」



鬼柳「とにかく、家の中に案内するぜ、ここじゃ満足に話はできないだろ」スタスタ



コナミ「そうだな」



スタスタ


バタンッ



……………………………………………………………


ニコ「どうぞ、満足茶です」スッ



ツァン「あ、ありがとう」



鬼柳「すまねえなニコ」



ニコ「いいですよ、ふふ」



ウエスト「あ、コナミにいちゃん!久しぶり!」



コナミ「よーう、元気そうで何よりだ、親父さんは?」



ウエスト「今は仕事に行ってるよ」



コナミ「そうか」



鬼柳「この町は活気に満ち溢れてるぜ、ロットンがいた頃とはまるで違う」



コナミ「いいじゃねーか、みんな満足そうだしな」



鬼柳「ああ、俺も満足だ」ズズー………



コナミ「………」





鬼柳「……………ふう、それで、話ってのは?」



コナミ「ああ、連絡した時も言ったけど、これだよ」パッ



鬼柳「………これは…WRGP?」



コナミ「ああ、知ってるか?」



ウエスト「あ!これ知ってる!ネオドミノシティで開かれるライディング・デュエルの大会でしょ!」



コナミ「そうだ、この町にもポスターが来てるはずだぜ」



鬼柳「確かにな、見た事がある」



ニコ「CMとかでも見ますよね」



鬼柳「それで?」



コナミ「鬼柳………俺、ツァンと共に…………チームになって大会に出ないか?」



鬼柳「…………………」



ウエスト「え!すごい、鬼柳にいちゃんWRGPに出るの?」



ツァン(このお茶………ただのお茶じゃない?満足茶ってなに……?)ズズー…





鬼柳「……………くくく……」



鬼柳「…………面白い話だな…だが…」


コナミ「ダメか?」



鬼柳「大体………お前、遊星達はどうしたよ?」



コナミ「遊星達は別にチームを組んじまったんだ、ライバルになるな」



ウエスト「優勝チームには最高の名誉と賞金だって、いいなー!」



ツァン「……………熱………………」ズズッ………



コナミ「鬼柳、頼む!俺の知り合いで………強い奴なんて………他にはいないんだよ!」



鬼柳「だがな……………俺はこいつらを」



ウエスト「気にしないでよ鬼柳にいちゃん!」



ニコ「私達なら留守番くらいできますよ」



鬼柳「……………」



コナミ「そう、ついでにお前が頑張れば、サティスファクションタウンの宣伝にもなるんじゃないか?」







鬼柳「……………」



ツァン「………」



コナミ「……………鬼柳、WRGPで満足してやろうぜ!」



鬼柳「………………………へ、満足か………」



鬼柳「…よし、やってやろーじゃねーか!サティスファクションタウンを世界中に知らしめてやる!」



ウエスト「すげー!」



コナミ「やった!鬼柳、出てくれるんだな!」



鬼柳「ああ、久しぶりに燃えてきたぜ」



ニコ「頑張ってください鬼柳さん!」



ウエスト「絶対応援に行くから!」



コナミ「これで三人………!最低ラインを超えた……!良かった」



ツァン「この人が…」



鬼柳「それでコナミ、WRGPってのはどういうルールなんだ?」



コナミ「ああ、ポスターの裏面に詳しく書いてあるぜ」ペラッ


WRGPルール



3人1チームで出場する団体戦


D・ホイールのオートパイロットモードがカットされる。


チームは32チーム。予選は8つのブロックに分けられ、4チームでリーグ戦を行う。本戦のトーナメントに進めるのは予選上位2チーム、合計8チームになる。


デュエルに敗北した走者は必ずスタート地点に戻らなければならない。走者がD・ホイールの故障やケガに遭った場合でも、メンバーが手助けするために触れたりした場合は「棄権(チームの失格)」となる。
また、それまでにスタート地点に戻らない場合、勝利したチームは1周ごとにスピードカウンターを1つ増やし(最大12まで)、その後は1周経過するごとに敗北したチームのスピードカウンターが1つ減る。
これが0になった場合でも「棄権」となる。



相手ターンが終了した場合、自分がドローする前までなら後継プレイヤーにバトンタッチが可能。この際フィールド上のカード、スピードカウンターを継承し、LP4000にリセットしてスタートされる。


プレイヤーが敗北した場合でも、そのターンのエンドフェイズまでは処理が続行される。



常に先鋒→中堅→大将の順でバトンタッチが行われる。ライフを残した状態でバトンタッチしても、ゲームに再度参加することはできない。


バトンタッチすると墓地は共有されなくなり、墓地のカードや除外されたカードがない状態でスタートする。ただし、前のプレイヤーが残したカードは、墓地へ送られると現在の走者の墓地へ送られる。


第2戦以降は先攻1ターン目の概念が存在せず、最初のターンからスピードカウンターが貯まり、バトルフェイズを行うことも可能。




コナミ「………と、こんなところか」



鬼柳「なるほどな、団体戦……チームが大切になってくるわけか」



コナミ「そうだな」



ツァン「順番もよく考えなきゃね」




鬼柳「……つまり……仲間は強い方がいい………」



コナミ「ああ!、だから鬼柳に頼むんだ」



鬼柳「へ、おだてるなよ…………コナミはまあいいさ、お前が結構やる事は知ってる」



鬼柳「それよりも俺が心配なのはな………」チラッ



ツァン「む?……何よ」



鬼柳「ツァンだったな、お前、強いのか?」



ツァン「なに?…疑ってるわけ?」



鬼柳「当然だろ、チームを組もうってんだからな」



ツァン「ボクにとってはアンタの方が疑わしいんだけど?」



鬼柳「…………………へ」



コナミ「……ピリピリしてきたな」



ニコ「な、仲良くしましょうよ」




鬼柳「……」ザッ



ツァン「!な、なに?やるっての」サッ



コナミ「鬼柳、どうした?」



鬼柳「ツァン…デュエルだ、それが一番分かりやすいだろ?」


ツァン「あ……デュエルね…」



ウエスト「あ!鬼柳にいちゃんデュエルすんの?見たいー!」



コナミ「なるほどな………相手の事を知りたいならデュエルか」



ツァン「……」



鬼柳「表にでよう…………………どうした?怖気付いたか?」ザッ




ツァン「誰が、やってやろうじゃない」スッ



コナミ「おお……二人ともやる気だ」



ニコ「鬼柳さん…」



……………………………………





ヒュオオォォォォォオ…………………


カサッ…………………カサッ…………………


鬼柳「…………」カシャ



ツァン「……」カシャ



コナミ「…………………なあ、あの………よく西部劇とかで風に流されるモジャモジャなんなの?」



ニコ「……ええと……たしかタンブルウィードって言ったような気がします」



コナミ「へー……」



ウエスト「鬼柳にいちゃん!頑張れ!」



鬼柳「ああ、任せな」



コナミ「ツァンも頑張れよー!」



ツァン「手加減しないよ!」



鬼柳「おもしれえ……こいよ」



「「デュエル!!」」





ツァン「先行はボクだよ、ドロー!」シュッ 手札6



ツァン「紫煙の狼煙発動!」バッ



《紫炎の狼煙/Shien's Smoke Signal》 †
通常魔法
自分のデッキからレベル3以下の「六武衆」と名のついたモンスター1体を手札に加える。



ツァン「真六武衆ーカゲキを手札に加えそのまま召喚!」バッ




《真六武衆-カゲキ/Legendary Six Samurai - Kageki》 †
効果モンスター
星3/風属性/戦士族/攻 200/守2000
このカードが召喚に成功した時、手札からレベル4以下の
「六武衆」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。
自分フィールド上に「真六武衆-カゲキ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが表側表示で存在する限り、
このカードの攻撃力は1500ポイントアップする。


カゲキ「ぬん!」



ツァン「カゲキの効果を発動!手札から六武衆の影武者を特殊召喚!」バッ




《六武衆の影武者/Kagemusha of the Six Samurai》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/地属性/戦士族/攻 400/守1800
自分フィールド上に表側表示で存在する「六武衆」と名のついたモンスター1体が
魔法・罠・効果モンスターの効果の対象になった時、
その効果の対象をフィールド上に表側表示で存在するこのカードに移し替える事ができる。


影武者「…」


コナミ「一ターン目からチューナーと非チューナーを揃えた!」



鬼柳「くるか…………」



ツァン「☆3のカゲキに☆2の影武者をチューニング!」バッ



☆3+☆2=☆5 カッ!


ツァン「シンクロ召喚!真六武衆ーシエン!」バッ



《真六武衆-シエン/Legendary Six Samurai - Shi En》 †
シンクロ・効果モンスター(制限カード)
星5/闇属性/戦士族/攻2500/守1400
戦士族チューナー+チューナー以外の「六武衆」と名のついたモンスター1体以上
1ターンに1度、相手が魔法・罠カードを発動した時に発動する事ができる。
その発動を無効にし破壊する。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊する事ができる。



シエン「クハハハハ……!」


鬼柳「ほお…………」



ツァン「へへーん、カードを二枚セットしてターンエンド!」バッ 手札2



コナミ「ツァンの切り札か…」



ウエスト「かっこいいなー」



鬼柳「俺のターン!」シュッ 手札6



鬼柳「俺はモンスターをセット」バンッ



鬼柳「さらにカードを3枚セットしてターンエンド」バシッ 手札2



ツァン「ふふ…守備固め?それで勝てるの?」



鬼柳「まあな…お前のターンだ」



ツァン「ボクのターン!」シュッ 手札3



鬼柳「トラップ発動、因果切断」カチッ



《因果切断/Karma Cut》 †
通常罠
手札を1枚捨てて発動できる。
相手フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択してゲームから除外する。
この効果によって除外したモンスターと同名のカードが相手の墓地に存在する場合、
さらにその同名カードを全てゲームから除外する。




コナミ「なんだ!?」


鬼柳「手札を一枚捨て、お前のフィールドのモンスターを一体ゲームから除外する」手札シュッ



ツァン「シエンを潰す気?させないよ、シエンの効果を発動!一ターンに一度相手の魔法トラップを無効にする!」バッ



シエン「ハアァーー!」ズバッ!



鬼柳「なに?」



コナミ「トラップが無効に……!」



ツァン「ざーんねん、甘いよ、永続魔法、六武衆の結束を発動!」バッ


《六武衆の結束/Six Samurai United》 †
永続魔法
「六武衆」と名のついたモンスターが召喚・特殊召喚される度に、
このカードに武士道カウンターを1つ置く(最大2つまで)。
また、武士道カウンターが乗っているこのカードを墓地へ送る事で、
このカードに乗っていた武士道カウンターの数だけデッキからカードをドローする。




鬼柳「トラップ発動、サンダー・ブレイク」カチッ



《サンダー・ブレイク/Raigeki Break》 †
通常罠
手札を1枚捨て、フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
選択したカードを破壊する。



ツァン「え?!」



鬼柳「俺の手札を一枚捨て、お前のシエンを破壊する」シュッ 手札0



コナミ「また除去にきた!」


ツァン「何としてもってわけ!?トラップ発動!六尺瓊勾玉!」カチッ




《六尺瓊勾玉/Musakani Magatama》 †
カウンター罠
自分フィールド上に「六武衆」と名のついたモンスターが
表側表示で存在する場合のみ発動する事ができる。
相手が発動した、
カードを破壊する効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。




パキィーーーーーン!


ツァン「相手の破壊効果を無効にする!」



ウエスト「また防がれたー!」



コナミ「流石だなツァン……」



ツァン「ボクを甘く見たね、六武衆ーヤリザを召喚!」バッ



《六武衆-ヤリザ/The Six Samurai - Yariza》 †
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1000/守 500
自分フィールド上に「六武衆-ヤリザ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊できる。


ヤリザ「ははははー!初陣でござる!」



コナミ「違うだろ」



鬼柳「トラップ発動、インフェルニティ・ブレイク」カチッ




《インフェルニティ・ブレイク/Infernity Break》 †
通常罠
自分の手札が0枚の場合に発動できる。
自分の墓地の「インフェルニティ」と名のついた
カード1枚を選択してゲームから除外し、
相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。



ツァン「ええ!?」




鬼柳「手札0の時、墓地のインフェルニティを一枚除外し、お前のカードを一枚破壊する」


鬼柳「俺は墓地のインフェルニティ・ドワーフを除外」スッ



バリリリリリリーーーーーー!!!



シエン「ぬううううぅ……!?」



コナミ「三たび潰しにきやがったーー!」


ツァン「く……!シエンの効果を発動!ヤリザを身代わりに破壊を無効にする!」バッ



ヤリザ「なああああああぁああぁあ!!?」ドオオォオーーーーン!



コナミ「し、しかしシエンは潰せない………!」



ツァン「あ…………危な……………」



鬼柳「ち………………」



ツァン「しつこいね…でもこれでキミの手札は0!無理が祟ったね!」



鬼柳「…………」



ウエスト「来た………来た……」



ツァン「シエンでセットモンスターを攻撃!」バッ





シエン「しぇああああーーー!」ズバアッ!! 攻2500


ガキィイイイーーーーン!



コナミ「!ぬ?」



ニコ「これは……?」



ツァン「え…嘘!シエンで倒せないモンスター…?」


シエン「ぐう…………?」



インフェルニティ・ガーディアン「………」



鬼柳「手札0の時、インフェルニティ・ガーディアンは無敵の壁になる」




《インフェルニティ・ガーディアン/Infernity Guardian》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1200/守1700
自分の手札が0枚の場合、フィールド上に表側表示で存在する
このカードは戦闘及びカードの効果では破壊されない。



コナミ「鬼柳の守備モンスターは無敵の壁か………!」



ウエスト「でたー!ハンドレスコンボ!」



ツァン「手札0の時って……………そのためにじゃあ!?」



鬼柳「俺のデッキは手札0でこそ真価を発揮する」



ツァン「………そんなモンスターが………」




ツァン「く…………どうしよう……」手札1



ツァン(六武衆の結束のカウンターは1………まだ使いたくない……でも破壊されるかも………いや、手札は0………大丈夫!)



ツァン「ターンエンド!」手札1




鬼柳「俺のターン!」シュッ 手札1



鬼柳「俺はインフェルニティ・デーモンを特殊召喚!」バッ



《インフェルニティ・デーモン/Infernity Archfiend》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守1200
自分の手札が0枚の場合にこのカードをドローした時、
このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
また、このカードが特殊召喚に成功した時、自分の手札が0枚の場合、
デッキから「インフェルニティ」と名のついたカード1枚を
手札に加える事ができる。




デーモン「ウォオオオオオ…………」


ツァン「特殊召喚!?」



鬼柳「インフェルニティ・デーモンは手札0でドローされた時、特殊召喚ができる」



鬼柳「さらに、手札0でこいつが特殊召喚された時、デッキからインフェルニティと名のついたカードを一枚、手札に加える事ができる」シャッ




鬼柳「俺はインフェルニティ・ネクロマンサーを手札に加えそのまま召喚!」バッ




《インフェルニティ・ネクロマンサー/Infernity Necromancer》 †
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻 0/守2000
このカードは召喚に成功した時、守備表示になる。
また、自分の手札が0枚の場合、このカードは以下の効果を得る。
1ターンに1度、自分の墓地から「インフェルニティ・ネクロマンサー」以外の
「インフェルニティ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。


ネクロマンサー「ひひ」守2000



鬼柳「こいつは召喚時守備表示になる」



ここまででー





チーム名はどうなるんだ……

>>690
あんたのことなんか満足じゃないんだからねっ!

チーム・コナミ「あんたのことなんか満足じゃないんだからね」

ツァンのデスティニードローってアングルの関係で実は満足ドローみたいだったりするの?

鬼柳「トリシュ×3オラァ」

ツァン「モンケッソクカゲキカゲムシャシエンシハンキザンキザンキザンニフセエンド」

コナミ「舌魚オラァ」

勝てる気がしない

遊星「免許は拾った」

拾ったカードのデッキがいつの間にか貰ったカードのデッキに…

コナミ「DPは生活費」



鬼柳「そしてネクロマンサーの効果を発動、手札0の時、墓地のインフェルニティを蘇生する」



鬼柳「俺は墓地のインフェルニティ・ビートルを蘇生」バッ




《インフェルニティ・ビートル/Infernity Beetle》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/昆虫族/攻1200/守 0
自分の手札が0枚の場合、このカードをリリースする事で、
デッキから「インフェルニティ・ビートル」を2体まで特殊召喚する。



ビートル「ブーーーーーン」


鬼柳「インフェルニティ・ビートルの効果発動、このモンスターをリリースしてデッキから同名カードを2体まで特殊召喚できる」スッ



ビートル「プーーーーーン」シュゥン!



ビートル×2「プーーーーーン」バッ



コナミ「カブトムシが増えやがった」



ツァン「ちょ、ちょっと…………何で手札1枚からフィールドにモンスターが埋め尽くされるわけ!?」




鬼柳「これがハンドレスコンボだ、満足させてくれよ」



ウエスト「いいぞ鬼柳にいちゃんー!」




ツァン「く………だけどどのモンスターもシエンを超えられないじゃん!」



鬼柳「インフェルニティ・ビートルはチューナーモンスターだ、俺は☆4のインフェルニティ・デーモンと☆3のインフェルニティ・ネクロマンサーに☆2のインフェルニティ・ビートルをチューニング!」バッ


☆4+☆3+☆2=☆9カッ



コナミ「☆9のシンクロ召喚か!」



鬼柳「シンクロ召喚、ミスト・ウォーム!」バッ




《ミスト・ウォーム/Mist Wurm》 †
シンクロ・効果モンスター
星9/風属性/雷族/攻2500/守1500
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
相手フィールド上のカードを3枚まで選択して持ち主の手札に戻す。




ミスト・ウォーム「アァアーーームォオオオーーーーーーー」



ツァン「うわ………!」



ウエスト「なんだあれー!?」



鬼柳「ミスト・ウォームのシンクロ召喚時、お前のフィールドのカードを3枚まで手札に戻す」



ツァン「三枚も!てか全部じゃん!」



コナミ「シエンと結束とリバースカードか…………決まったか?」



(トリシューラじゃないのか)



ウエスト「鬼柳にいちゃんのフィールドのミスト・ウォームが攻撃力2500、ガーディアンが1200、ビートルが1200、合計は4900だ!」



鬼柳「………くく、こんなもんで満足か?」



ミストウォーム「シャーーー~!!!」キュオオォォ!



ツァン「くうううぅうう………!トラップカード、六武衆推参!を発動!」カチッ



《六武衆推参!/Return of the Six Samurai》 †
通常罠
自分の墓地の「六武衆」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズ時に破壊される。


コナミ「ちゃんと「!」まで言うとは、流石だ」



ツァン「墓地の六武衆を一体蘇生する、よろしく影武者!」バッ



《六武衆の影武者/Kagemusha of the Six Samurai》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/地属性/戦士族/攻 400/守1800
自分フィールド上に表側表示で存在する「六武衆」と名のついたモンスター1体が
魔法・罠・効果モンスターの効果の対象になった時、
その効果の対象をフィールド上に表側表示で存在するこのカードに移し替える事ができる。



影武者「…………」守1800



ヒュンヒュンッ!


ツァン「くっ………シエンがエクストラデッキに、結束が手札に戻ってきちゃった……」スッ 手札2





鬼柳「………壁モンスターを残したか、俺はインフェルニティ・ガーディアンを攻撃表示に変更」シュッ



鬼柳「ミスト・ウォームで六武衆の影武者を攻撃!」バッ


ウォーム「シャッハーーーーー!!」ドバーン!



影武者「ぐっへ」ザザァアン



ツァン「うぅ…………!」


鬼柳「さらに、インフェルニティ・ビートルとガーディアンでダイレクトアタック!」バッ



ビートル「ブーーーン!」攻1200



ガーディアン「ガハハハーーーーー」攻1200



ツァン「うううぅあああ………!」LP4000→1600 ズザアアァ!!



コナミ「鬼柳、流石だ…………さっきから俺流石としか言ってないな」


ウエスト「いいぞーーー!」



ニコ「ツァンさんも頑張って!」



ツァン「くっそおお………………」



鬼柳「くく………………ターンエンド」手札0




ツァン「ボクのターン、ドロー!」シュッ 手札3



鬼柳「手札三枚で、この状況を変えられるか?俺なら手札0でもできるぜ」



コナミ(そりゃお前とツァンはデッキが違うから………)



ツァン「……ち、ちょっとはやるみたいだけど、ボクだってここで終わらないよ」



ツァン「六武衆の結束を再発動!」バッ




《六武衆の結束/Six Samurai United》 †
永続魔法
「六武衆」と名のついたモンスターが召喚・特殊召喚される度に、
このカードに武士道カウンターを1つ置く(最大2つまで)。
また、武士道カウンターが乗っているこのカードを墓地へ送る事で、
このカードに乗っていた武士道カウンターの数だけデッキからカードをドローする。


ツァン「そして、六武衆のご隠居を特殊召喚!」バッ



《六武衆のご隠居/Elder of the Six Samurai》 †
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻 400/守 0
相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。



ご隠居「………寝み…」守0



ツァン「このモンスターは相手にだけモンスターが存在している時、手札から特殊召喚ができる」



鬼柳「……」



ツァン「さらに、六武衆の師範を特殊召喚!」バッ



《六武衆の師範
/Grandmaster of the Six Samurai》 †
効果モンスター
星5/地属性/戦士族/攻2100/守 800
自分フィールド上に「六武衆」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
このカードが相手のカードの効果によって破壊された時、
自分の墓地の「六武衆」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える。
「六武衆の師範」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。



師範「かああぁ………!」




コナミ「また特殊召喚か」



ツァン「このモンスターは自分フィールドに六武衆がいる時、特殊召喚できる」



ツァン「ここで六武衆の結束の効果を発動!六武衆が召喚、特殊召喚されるたびに武士道カウンターがこのカードに乗る、最高二個で現在二個」


ツァン「六武衆の結束を墓地に送る事で、乗っていたカウンターの数だけドローする!」シュッ 手札2



ウエスト「手札が尽きないねー」



ツァン「六武衆の御霊代を召喚!」バッ



《六武衆の御霊代/Spirit of the Six Samurai》 †
ユニオンモンスター
星3/地属性/戦士族/攻 500/守 500
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に装備カード扱いとして
自分フィールド上の「六武衆」と名のついたモンスターに装備、
または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚できる。
この効果で装備カード扱いになっている場合のみ、
装備モンスターの攻撃力・守備力は500ポイントアップする。
装備モンスターが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
自分はデッキからカードを1枚ドローする。
(1体のモンスターが装備できるユニオンは1枚まで。
装備モンスターが破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。)



御霊代「………」



鬼柳「………なんだ?」



ツァン「御霊代は場の六武衆に装備する事ができる、師範に御霊代を装備!」バッ



ガシャアーーーン!



師範「うおおおお…………」攻2100→2600



コナミ「ミスト・ウォームを超えた!」





ツァン「装備モンスターの攻守は500Pアップする、そして真六武衆ーキザンを特殊召喚!」バッ




《真六武衆-キザン/Legendary Six Samurai - Kizan》 †
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1800/守 500
自分フィールド上に「真六武衆-キザン」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
自分フィールド上にこのカード以外の「六武衆」と名のついた
モンスターが表側表示で2体以上存在する場合、
このカードの攻撃力・守備力は300ポイントアップする。



キザン「………ヤリザのクソ野郎………覚えてやがれ………」ブツブツ



ツァン「………このモンスターは自分の場に六武衆がいる時、特殊召喚ができる、さらに、二体以上いる時、攻守を300Pアップさせる」


キザン「……………どうやって暗殺してやるか………」攻180→2100 ブツブツ



コナミ「つ、ツァンのフィールドがえらい事に」



鬼柳「………やるじゃないか」



ツァン「ふふ、見た?今度はボクの番よ、師範でミスト・ウォームを攻撃!」バッ!


師範「キエエェェエーーーー!!」シュバッ 攻2600



ミスト「グハ…………」攻2500



鬼柳「……」LP4000→3900





ツァン「よし、装備カードの御霊代の効果発動、装備モンスターが相手モンスターを破壊した時、一枚ドローできる!」シュッ手札1



ツァン「まだまだ、キザンでインフェルニティ・ネクロマンサーを攻撃!」バッ!


キザン「……………………ハーーーー!!!」ズバッ 攻2100



ネクロマンサー「グフ………」守2000



キザン「へ……………この調子でヤリザも……」ブツブツ



ツァン(ボクの知らないところでデッキ内で喧嘩が発生してるみたい………)



コナミ(ブツブツ言ってるあいつも精霊か…………)



ツァン「ビートルを残しておくのは危険かな、速攻魔法、六武衆の荒行を発動!」



《六武衆の荒行/Asceticism of the Six Samurai》 †
速攻魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターと同じ攻撃力を持つ、
同名カード以外の「六武衆」と名のついたモンスター1体を自分のデッキから特殊召喚する。
このターンのエンドフェイズ時、選択したモンスターを破壊する。




コナミ「どんどん行くな………」


ツァン「フィールドの六武衆と同じ攻撃力の六武衆をデッキから特殊召喚できる、キザンの攻撃力、2100と同じ攻撃力の六武衆の師範を特殊召喚!」バッ!


師範「うぉおおぉ……」攻2100 シュバッ



コナミ「師範が二体も……」



ツァン「追撃だよ!師範でインフェルニティ・ビートルを攻撃!」バッ!


師範「キエエェェエーーーー!」シュバッ



ビートル「ブーーーーン!?」攻1200 パックリ



鬼柳「く……………!」LP3900→3000



ツァン「残るガーディアン……あれは倒せないな……ターンエンド!」



ツァン「エンドフェイズ、六武衆の荒行で特殊召喚された師範は破壊される」



師範「…………」シューーーン



コナミ「今度はツァンのフィールドがモンスターだらけだな……師範とキザンとご隠居と装備されてる御霊代か……」



鬼柳「おもしれえ………満足しがいがある」



師範はフィールドに一体しか出せないんじゃなかったっけ?



ツァン「へーん、なにが満足よ、アンタに勝ち目があるの?そのガーディアンだっていつまでもつか分からないよ?」



鬼柳「ああ…………俺のドロー次第じゃ決定するな、俺の勝利……」



ツァン「え?……」



コナミ「手札0でも余裕だな鬼柳…………逆転のカードを引けるか?」



ウエスト「鬼柳にいちゃんなら大丈夫!サティスファクションのリーダーだもん!」



ツァン「………………」



鬼柳「見せてやる……ドロー!」シュッ



コナミ「……!」



ツァン「…………」



鬼柳「…………………ははははは」



コナミ「?どうした鬼柳!」



ツァン「まさか…?」



鬼柳「悪いな…………俺が引いたのは、インフェルニティ・デストロイヤー」スッ





そうだった


>>751

すみません

仕方なかったということで………


すごく恥ずかしいですな………

ダメだこれは…




鬼柳「ガーディアンをリリースし、アドバンス召喚!」



ツァン「鉄壁のガーディアンをリリース?どうなって………」



コナミ「ツァン、聞けツァン」



ツァン「ん?何よ」



コナミ「インフェルニティ・デストロイヤーは手札0で相手モンスターを破壊した時、1600Pのダメージを与える効果があるんだ」



《インフェルニティ・デストロイヤー/Infernity Destroyer》 †
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2300/守1000
自分の手札が0枚の場合、
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
相手ライフに1600ポイントダメージを与える。



デストロイヤー「うううおおおお」



ツァン「………………」LP1600



ツァン「……………うそ」



コナミ「本当」



鬼柳「満足しろよ、インフェルニティ・デストロイヤーで六武衆のご隠居を攻撃!」バッ!





ドオオォオーーーーン!!


ツァン「ええぇえーーーーーーー!!!?不完全燃焼ーー!」LP1600→0ピーーー



鬼柳「ふ、いい満足だった」カシャッ



ウエスト「鬼柳にいちゃんがかったーーーー!」



ツァン「くっそー…………ぉおおお……満足の使い方最後の方おかしかったし……!……」ガクッ



コナミ「………ツァン」スタスタ



コナミ「…………こういうことも……………ある!」ぽんっ



ツァン「…………ううう………」




コナミ「正直紙一重だった」


ツァン「……………」



鬼柳「おい、ツァン」スタスタ



ツァン「……………なに?」



鬼柳「お前が強いことはわかったよ、これから、よろしくな」スッ



ツァン「あ……………く………ま、まあ、鬼柳もなかなかやるじゃない、よろしくね」ギュッ



コナミ「仲直りか………良かった」


遊星「カードは拾った(束でな)」
コナミ「カードは拾った(ピンでな)」

コナミさん実力的にはダグナーに普通に勝てるレベルなんだけどね



………………………


コナミ「さて、晴れてチームとなった俺たちだ」



鬼柳「ああ」



ツァン「仕方ないから出てあげるよ」



コナミ「俺たちならいけるぜ」



ツァン「甘いって………WRGPって世界中のプロチームが出場するんだよ?」



鬼柳「プロか………面白えじゃねーか」



ウエスト「いけるよ、新生チームサティスファクションなら!」



コナミ「新生サティスファクションか………」



鬼柳「いい名前だな」



ツァン「…………………え!?ちょ、それチーム名にする気!?」



ウエスト「いいと思うけど」



ツァン「えー、やめてくれない………」




鬼柳「あ、そうだ、ツァン、お前に渡したいものがあるんだ」



ツァン「なによ?」


鬼柳「満足ジャケットだ、受け取ってくれ」スッ



ツァン「満足………ジャケ…………ット」サッ



ツァン「なに…………?これ」



コナミ「新しく作ったのか」



鬼柳「ああ、この町で流行らせようと思ってよ」



ツァン「だ、だっさーーー、なにこれ!」



コナミ「ダサいとかいうなって、着てみ、気にいるかも」



ツァン「拒否っ!」サッ



鬼柳「おいおい、このジャケット俺たちのトレードマークにしようと思ってんだけどな」



ツァン「!!?や、やめなさいよっ!絶対嫌だから!そうするってんならボクはチームを降りる!」



コナミ「この嫌われよう………鬼柳、このジャケットダメだわ」



鬼柳「何だよ………ちっ…」スッ





セルジオ「あ、鬼柳さん、コナミさん、こんにちは」スタスタ



コナミ「あ、おっさん元気そうだな」



鬼柳「仕事は終わりかい?」



セルジオ「はい、今日のところは」



ウエスト「おかえり父ちゃん!」



ニコ「今日はもう太陽も沈みますし、みなさん泊まっていったらどうですか?」



コナミ「あ、いいの?」



ニコ「ええ、どうぞ」



コナミ「じゃあ、そうさせてもらおうかな」



鬼柳「そうだな」



ツァン「えー、でもボク……」



コナミ「どうした?」



ツァン「いや、親が門限に厳しくてさ、破ると怒られるんだ」



鬼柳「そうなのか」




ツァン「うー、今から帰ればギリギリ……」



コナミ「でもな、その頃には真っ暗だぜ?帰って危険だと思うが」



ツァン「………一応連絡とってみるね」ピッピッ



プルルルルルルルル……………



コナミ「学生は大変だなー……親も子が可愛いんだろうが……」



鬼柳「俺たちは親の顔知らねえもんな」



コナミ「マーサしか思いつかねえわ」



鬼柳「俺もだ、あの孤児院懐かしいぜ」



コナミ「たまにいってみろ、マーサ喜ぶぞ」



鬼柳「ああ」



………………




ツァン「ふー」ピッ



コナミ「どうだった?」



ツァン「なんかお父さん、今日は家に帰らないらしいんだ、だから門限破っても黙っててくれるってさ」


コナミ「母親か?」



ツァン「うん、お母さんは厳しくないから」


友達の家に泊まるね(意味深)

今日、親が帰ってこないんだ(意味深)




ニコ「なら泊まっていってくださいよ、料理も作っちゃいましたし」



ツァン「あ、それなら………お願いします」



セルジオ「ゆっくりして行ってくださいね」



コナミ「あーーー、ふかふかソファー落ち着くー」モフモフ



ツァン「ちょ、場所取りすぎ!」



鬼柳「俺達が座れねえだろうが」



ウエスト「コナミにいちゃん、俺ともデュエルしようよー!」



コナミ「いいぞ、あとでなー」モフモフ



鬼柳「時間ができたし、WRGPに向けての作戦会議でもやろうぜ」



ツァン「鬼柳………結構のりのりだね」



鬼柳「祭りは楽しむものだからな、だがサティスファクションタウンの宣伝も忘れねえぞ」



鬼柳「ニコ、パソコン借りるぜ」



ニコ「どうぞ」





………………


鬼柳「……はるほどな」カタカタカタ……



コナミ「どうした」ヌッ



鬼柳「俺たちみたいな奴らがWRGPに出ようと思っても、やっぱりそう簡単にはいかないみたいだな」



ツァン「どういうこと?」



鬼柳「チームユニコーン……こういう有名なプロチームは推薦をもらってるから一発で予選に行ける」



鬼柳「だが俺たちは無名だ、篩いにかけられる」



コナミ「チームユニコーン?ツァン、知ってるか?」



ツァン「知ってるよ、WRGPでも優勝候補って言われてるじゃん、テレビでもマンダムのCMに出演してるし」



コナミ「oh………マンダム……」




鬼柳「話しを戻すぞ、具体的には二週間後に選考会が行われるんだ、そこで認められなきゃならない」カタカタカタ



コナミ「まじか…………みんな出たがるんだなー」



ツァン「選考会って、何するの?」



鬼柳「分からねえ、場所はネオドミノシティスタジアムだ…」カタカタカタ……





ウエスト「みんな、風呂湧いたって、入っちゃいなよ!」



鬼柳「ああ」



コナミ「おっと、誰が入る?」



ツァン「ボク!あんた達の後なんかやだし!」



コナミ「ひどい言われようだな…」



鬼柳「この年代の女子ってのはこんなもんさ」



ニコ「あ、着替えどうぞ」サッ



ツァン「あ、ありがとう」スッ



スタスタ……



コナミ「……………そういう年頃?」



鬼柳「そういう年頃だ」



……………………………



風呂場


ツァン「ふぅ……………」チャポーーン



ツァン「あーー……………」(人の家に泊まるのって何気に初めてかも)



ツァン「WRGPかー…………まさか出ることになるなんてなー………」



ツァン「嫌ってわけじゃないけど…緊張するな………」



ツァン「………………コナミは…どうしてボクを誘ったのかな…?」



ツァン「………“お前が俺の知り合いで一番頼りになるんだ”……とか?」キリッ



ツァン「………………////////!!!!」ブクブクブク……



………………



鬼柳「なんか風呂場からブツブツ聞こえるぞ」



コナミ「ツァンが何か独り言言ってるのか?そういうのは聞こえないふりしてあげるのが優しさだ」



…………………



ツァン「///////……………」ブクブク………



ツァン「………ふう……体洗お…………」ザバッ






ザバアァーーーーーーー…………


ツァン「………」ゴシゴシ…



ツァン「…………………ん?」ムニ…



ツァン「…あー……………またちょっと成長してる……」



ヤリザ「ツァンどのは成長期でござるからな、そりゃ身長も胸も成長するでござるよ」



ツァン「それはわかるけどさー……」



ヤリザ「何か?」



ツァン「いや、同年代の子と比べても………ボク大きい気がするんだよね…」



ヤリザ「ほおー、左様でござるか」



ツァン「ちょっと恥ずかしいかな………っていうのもあるなあ………」



ヤリザ「いいじゃないでござるか、個性でござるよ」



ツァン「最近男子生徒がやらしい目でボクを…………………」



ヤリザ「……………………」



ツァン「…………………」



ヤリザ「…………………」



ツァン「……………………………ア……ン…タ……」




●Rec



……………………………

勝手に風呂場まで入ってくるんじゃないわよーーーーー!!



鬼柳「!?な、何だよでかい声出して、どうしたツァンの奴」



コナミ「…………若いと突然叫びたくなるだろ、それじゃね?」



鬼柳「…………そうか?」



ニコ「わ、私見てきますね…」タッ



……………………………


ツァン「ま、まさか風呂場にまで侵入するなんて、アンタ…それでも武士!?」



ヤリザ「拙者は主を守るためにここにきたのでござる」



ツァン「う、うるさい!早く消えなさいよ!」サッ



ヤリザ「今頃隠されても………すでに見てしまったでござるよ」



ツァン「アンタァアアア…………!!!で、デッキからすぐに抜いてやる!」



ヤリザ「ん?な、なんと!?勘弁して欲しいでござる!」



ツァン「だったら今すぐデッキに帰れ!」ワーーー!



ヤリザ「御意っ!」シュンッ




ツァン「はー、はー、き、消えた………」



ツァン「あのエロ侍………一ヶ月デッキから抜いてやる……!」



ニコ「あ、あの、ツァンさん、大丈夫ですか?」



ツァン「!あ、うんうん、大丈夫、ごめんね大声出して」



ニコ「いえいえ、ごゆっくり」



ツァン「はあー…………人の家で騒がしくしちゃった…………最悪」


……………………………



コナミ「ニコ、ツァンはどうだった?」



ニコ「問題はないそうです」



コナミ「そうか…」



……………………………

10分後



ツァン「……………でたよ」ホカホカ…



コナミ「あ、出たか」



鬼柳「じゃ、次は俺が入るぜ」スタスタ



ツァン「………」スタスタ……



コナミ「?おい、デッキ持ってどこ行くんだよ、外はもう暗いぞ」



ツァン「…………お仕置き」スタスタ


バタンッ


コナミ「…………?」






ここまででー


このスレの影響か満足したくて初めてインフェルニティ組んでみた

完全な満足にはパーツ足んなくて暗黒界混合だけど

>>805
満足ビートルと満足デーモンと満足ネクロマンサーがいればだいたい満足出来るよ!
モンスター少なめに構成すると簡単にハンドレス出来るよ!

大盤振る舞い侍で鬼柳にダイレクトアタック!

ピケルの魔法陣の中に隠れるのよ!



そして


深夜



ウエスト「………」スースー



ニコ「………」クー………



セルジオ「………zzzz」



鬼柳「……………マジかよ…トリシューラ制限復帰?……………満足してきたぜ…」カタカタ……



コナミ「おい鬼柳、そろそろ寝たらどうだ?明日きついぞ」



鬼柳「ああ………そうだな、寝るか」カチッ ウィーーーン…………



ツァン「……………」(何でボクがコナミに鬼柳と一緒に寝なきゃなんないの……?!)ドキドキ



コナミ「ツァンはもう寝ちまったから、起こさないようにな」



鬼柳「ああ………」モゾモゾ…



コナミ「………………」



鬼柳「……………zzz」



コナミ「……………zzzzzz」



ツァン(こいつら寝るの早っ!)




1時間後


鬼柳「……………zzzzzz」


コナミ「zzzz…………」



ツァン「………………zz」



ヤリザ(寒いでござる………中にいれてほしいでござる……!)カサカサッ



キザン「一生そこにいやがれ」



ヤリザ(貴様……!)ダンッ



鬼柳「………………zz」



コナミ「…………………ぅーーん……」ゴロッ



ツァン「………………zz…」



コナミ「…………zzzzzz」ギュッ



ツァン「………?……ふぁあ………何……?」



コナミ「……zzzzzz」ギュウゥゥウ…………



ツァン「…んー…?…………コナミ…………抱き付いて…………」



ツァン「………………!!!??」ドキーン!




ツァン「……な…………なぁあ………!」



コナミ「…………zz」ギュウゥ……



ツァン「だ、抱きしめ………ちょ………動けな……/////」



ツァン「強すぎ………ちょ………起きてんでしょ………」モゾモゾ



コナミ「zzz……」



ツァン「うぅう……ね……寝てる…………?/////」



ツァン「抱き枕じゃないっつの………!もうぅ…………!」モゾモゾ



コナミ「………zzzz」



ツァン「…………あ、あったかい………///」



ツァン「…………ぅうぅう…………////」ギュッ…



ヤリザ(見るでござるキザン!ツァン殿のピンチ!)



キザン「ほっとけばいいのだ、貴様はそこで凍え死ね…」



ヤリザ(死ねぬ……!制限入りするまでは………!)








次の日


ガチャッ


鬼柳「ふああああ………!今日も満足な朝だ…!」ぐぐ…



コナミ「ああ………雨じゃなくて良かった」ぐっ……



ツァン「………お、お早う」スタスタ



コナミ「ああツァン、よく眠れたか?」



ツァン「……………////あ、あんたらのいびきがうるさいから眠れなかったわよ!」プイッ



コナミ「マジに?済まなかった!」



鬼柳「自分では気付かないもんだな……悪い」



ツァン「……………////」



ヤリザ「ツァン殿………さ、寒かったでござる………許してくだされ……!」



ツァン「……………アンタ、もうふざけるんじゃないわよ?」



ヤリザ「もちろんでござる………!ふざけることなど……!」



ツァン「………ふう……仕方ない、許してあげるよ、罰として一週間コストだけどね」



ヤリザ「一週間………わ、分かったでござる………」









ニコ「鬼柳さん、シティに行くんですね?」



鬼柳「ああ、WRGPが終わるまでな、サティスファクションタウンを頼んだぞ」



セルジオ「任せてください、鬼柳さんも、優勝目指して頑張ってくださいね」



ウエスト「絶対応援行くからね!」



鬼柳「絶対に満足させてやるからな……待ってろ!」ぐっ



コナミ「鬼柳、そろそろ行こうぜ」ブウゥウゥゥウ…………



ツァン「早めに受付しないとね」ブウゥウゥゥウ…………



鬼柳「よし!チーム・newサティスファクション!行くぜ!」ブウゥウゥゥウ…………



ブオォォォーーーーーーーーーーーー!!!!!



ツァン「その名前は嫌だからね!」ブオォォォーーーーーーーーー!!!!!



コナミ「いやっふぉーーーーーーーー!!」ブオォーーーーーー!!!



……………………………………………………


DDB「脱獄しても良いよね」

ヤリザ殿はコストとしても使えない事故要員

ホテルを借りるんじゃない?



ネオドミノシティ


ブオォォォーーーーーーーーーーーー!!!!!



コナミ「帰ってきたなー」



鬼柳「久しぶりのシティだぜ」



ツァン「長かったなー」



コナミ「これからどうする?」



ツァン「ボクは帰るね、なんかあったら呼んで」



コナミ「ああ、WRGP関連の事があったら呼ぶぞ」



ブオォォォーーーーーーーーーーーー!!!!!



鬼柳「さて………俺は……どうするかな、滞在する場所がねえや」



コナミ「ああ確かに………遊星のガレージに行けば?」



鬼柳「そうしたいが………今はライバルだからな……」



コナミ「俺の部屋は狭いしな……」



鬼柳「ま、金はあるし、その辺のホテルにでもいるさ」



コナミ「そうか、金あるのか」



鬼柳「急がねえと満席になっちまうかもしれねえ…じゃ、俺もここで分かれるぜ」



コナミ「そうか、登録は俺に任せろ、今から行ってくるぞ」



ルールを守って満足してたのか

さすがチーム・サティスファクションのリーダーだ!(exにトリシュを入れ慣れないビートル型回しながら)

>>836
や め ろ(ドゥローレンでループしながら)



ブオォォォーーーーーーーーーーーー!!!!!



コナミ「………行ったか」



コナミ「さて………チーム登録はどこでやるんだ……?」ピッピッピッ



コナミ「………治安維持局か」



…………………………………………………………



治安維持局


ウィーーーン


コナミ「………」スタスタ



受付「…………!!」(またあの人きた!)



コナミ「あのー」



受付「な、なんですか?」



コナミ「WRGPのチーム登録をしたいんですけど」



受付「あ、ああ……それなら………この紙にご記入ください」カサッ



コナミ「了解、えーと……メンバーは………」サラサラ……


…………………………


コナミ「最後に……チーム名か……」



コナミ(チームサティスファクションはツァンが嫌だって言ったからな………)



コナミ「…………」サラサラサラ…



コナミ「これでお願いします」スッ



受付「分かりました……えー……チーム名は……チーム・満足でよろしいですね?」




コナミ「はい」



受付「………」(さっきチーム・太陽っていうのが来たし、流行ってるの?二文字)カタカタカタ……



受付「…………はい、登録完了しました」タッーン!




コナミ「ふう………間に合った」



受付「選考会が三日後正午にありますので、お忘れなきよう……」



コナミ「え?三日後?そんな早いのか……」



…………………………………………………………






コナミ「三日後………バイトは無いな…良かった」カチカチ…




ブウゥウゥゥウ…………



ブオォォォーーーーーーーーーーーー!!!!!



……………………………



カードショップKURUMIZAWA



キキイイィーーーー!!




カランカラン



コナミ「店長ー」スタスタ



店長「どうしたコナミ?」



コナミ「俺さ、WRGPに出るかもしれないんだよ」



店長「マジか?すごいな」



コナミ「もしそうなったら長期休暇を欲しいんだが」



店長「ああ……ま、分かったよ」



コナミ「サンキュー」



店長「今日はやっていけよ、たしかそろそろ交代の時間だよな」



コナミ「分かってるよ」



レイン「………にゃ」



三郎「にゃ」


……………………………



コナミ「今日も今日とて……暇だな……」



レイン「……アカデミアが夏季休暇に入ったから………来ると思うけど……」



コナミ「夏休み?そんな時期か……サティスファクションタウンが結構寒かったから忘れてた」



カランカラン



雪乃「コナミ、いるかしら?」



コナミ「いらっしゃーーい、あ、雪乃か」



雪乃「ふふ……あら?」すたすさ



雪乃「WRGPのポスター、どうしたのコナミ」カサッ



コナミ「俺が出場するんだよ」



雪乃「!そうなの、初耳だわ…」



レイン「………私も」



コナミ「せっかくの大会だからな」



雪乃「そうねえ………ライディング・デュエルだから私は出れないのよねえ………コナミと一緒に出たかったわ」



コナミ「危険だからな、応援頼むぜ」





コナミ「ま、三日後の選考会で選ばれないとだめなんだけどな」



雪乃「選考会……大変ね、チーム戦の様だけどメンバーは?チャンピオンとか?」



コナミ「いや、鬼柳って知ってるか?」



雪乃「えっと………ダークシグナーの?」



コナミ「もう違うけどな、そいつと一緒だ」



雪乃「………………………まあ、貴方が大丈夫っていうなら大丈夫なんでしょう…あと一人は?」



コナミ「ツァンだ」



雪乃「……………なんですって?」



コナミ「ツァンだよツァンディレ、友達だろ?」



雪乃「…………何故、ツァンさんが?」



コナミ「あいつDホイーラーじゃん、しかも結構強いし、いいかなと思って」




雪乃「………………そう…」




コナミ「……」



雪乃「……ねえ」



コナミ「ん?」



雪乃「お願いがあるのだけれど…」



コナミ「お願い?何か?」



………………………………………………………………



三日後



スタジアム


ワイワイガヤガヤ



コナミ「人が多いなー」



鬼柳「こりゃ倍率が厳しそうだ」



ツァン「選考会って……なにするのかな…?」ドキドキ



雪乃「デュエルじゃないかしら?やっぱり」




MC「お待たせいたしましたぁーーー!これより選考会を!始めるぞおぉーーーーー!!!」



ワアアァアァァアアーーーーーーー!!!!



コナミ「勝つのは俺たちだぁーーーーーーー!!」



鬼柳「満足させてくれよぉーーーーーー!!!」



ツァン「うるさいなー!もおー!」



雪乃「私までドキドキしてきたわ…ふふ」



ツァン「ボクもちょっと…………ていうか藤原さん」



雪乃「?」



ツァン「何でここにいるの?しかも何その格好……おへそ出しちゃって……」



雪乃「私、チーム・満足のイメージガールを引き受けたの、よろしくね、ふふ」



ツァン「い、イメージガール………?ていうか!チーム・満足って!?」



コナミ「俺たちのチーム名さ」ぐっ!



ツァン「ぎゃああーーーーーーーー!!」




MC「それでは呼ばれたチームはコースに集まってくれーーー!」



MC「チーム・太陽!チーム………………」



コナミ「俺達が呼ばれるには時間がありそうだな……」



鬼柳「ちょっと待つか……」



ツァン「ううぅ……………ボクが提案すれば良かった……!」



雪乃「どうやら……主催者側が用意したDホイーラーを倒すのが条件のようね……」



コナミ「そうなのか………強い奴なんだろうな……」



鬼柳「そういえば……遊星達は……?」



コナミ「あいつらは、チャンピオンとか元キングがいたからな………推薦されたんだろ」



鬼柳「そうか………」



………………………………





?「ひゃっはー!スカルフレイム!攻撃だぁーーーー!」バッ



ボオオォオオォオォオーーーーーーーーーーーー!!!!!



「ぎゃーーーーーー!!」LP0ピーーー



MC「おーっと!チーム・ローリング、敗北だぁーー!また今度会おうーー!」



コナミ「あのDホイーラーやるな………!」



鬼柳「ほとんどのチームが失格になってるぜ」



ツァン「そうだね……勝ち上がったのは…今のところチーム・太陽だけだよ」



雪乃「あの人、ライディング・デュエルを知り尽くしてるわね……」



鬼柳「へ、面白いじゃねーか」



MC「どんどんチームが減っているぞーー!出場目指して頑張ってくれぇーーーー!」



MC「続いてのチームは、チーム・満足!コースに来てくれーーーーーー!!!!」



コナミ「来た!俺たちだ!」




ブオオォオゥウゥウオォオオオ………!!



コナミ「来たぜーーーー!」



鬼柳「チーム・満足を覚えとけーーーー!!!」



ツァン「…………ううー………恥ず…………」



雪乃「ふふ」



MC「気合十分だなチーム・満足!対するは、炎のDホイーラー、炎城ムクロだぁぁ!!」



ムクロ「ヒャッハーーーーーー!!!」ブオォォォーーーーーーーーーーーー!!!!!



コナミ「来たか!」



鬼柳「てめえが相手か」



ムクロ「さあーー!三人の中から一人、選びな!そいつが俺の相手だぁ!!」



コナミ「一人、か…………」



ツァン「一人…………どうする?」





鬼柳「俺が行くか……」



コナミ「まてまて、俺が行こう」



ツァン「……………今回は、ボクはいいかな……」



ムクロ「……くくくくく」



ムクロ「もたもたしやがって!もういい!俺が決めるぜぇーーー!」



コナミ「は!?」



鬼柳「こいつ我慢できねえな!」



MC「おーーーっと!まさかの逆指名だ!炎城ムクローーーー!!」



コナミ「なにいい………………」



鬼柳「ち…」



ムクロ「俺の相手はぁ…………お前だぜぇーーーーーーー!!!」びっ!



コナミ「………………俺ですか!」






ムクロ「ついて来な赤帽子ーーーーー!!!」ブオォォォーーーーーーーーーーーー!!!!!



コナミ「へ、上等だ!」ブオォォォーーーーーーーーーーーー!!!!!



鬼柳「満足しろコナミーーーーー!」



ツァン「負けんじゃないわよ!」



雪乃「お姉さんも応援してるわ!」



ブオォォォーーーーーーーーーーーー!!!!!



MC「それではチーム・満足代表のコナミVS炎のDホイーラー炎城ムクロ!」



MC「ライディング・デュエル、アクセラレーーーション!!」



ブオォォォーーーーーーーーーーーー!!!!!



コナミ「俺の先行だああーーー!」



ムクロ「ひゃははーーーーー!!来い!」



ブオォォォーーーーーーーーーーーー!!!!!




コナミ「ドロー!」手札6 シュッ LP4000



コナミ「レアル・ジェネクス・アクセラレーターを召喚!」バッ



《レアル・ジェネクス・アクセラレーター/R-Genex Accelerator》 †
効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻1500/守1900
このカードがフィールド上に表側表示で存在し、
「ジェネクス」と名のついたモンスターが
自分のデッキから手札に加わった時、
そのモンスター1体を相手に見せて発動できる。
そのモンスターを手札から特殊召喚する。



アクセラレーター「マカセロ!ブィーーーン!」



コナミ「カードを二枚セットしてターンエンドだ!」バッ 手札3



ムクロ「見せてやるぜええ……!ライディング・デュエルの真髄を!!」シュッ 手札6


コナミsc0→1
ムクロsc0→1



ムクロ「モンスターをセーーット!」バッ



ムクロ「さらに一枚セットして、ターンエンド!」バッ 手札4



コナミ「守ってるだけじゃねえか!」







鬼柳「何だよ……守りのデッキか?」



ツァン「どうかな……あの人の感じ……」



コナミ「俺のターン!」シュッ 手札4


コナミsc1→2
ムクロsc1→2



コナミ「レアル・ジェネクス・アクセラレーターでセットモンスターを攻撃!」バッ!



アクセラレーター「ヌウウオオォォオ!!」ズッ! 攻1500



ピラミッド・タートル「ぐえ……!」守1400




コナミ「倒した!」



ムクロ「ひゃははは!!かかったなぁ!」



ツァン「ピラミッド・タートルだ……アンデット族の必須モンスター……」




《ピラミッド・タートル/Pyramid Turtle》 †
効果モンスター
星4/地属性/アンデット族/攻1200/守1400
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキから守備力2000以下のアンデット族モンスター1体を
自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。




ムクロ「カモーーーン!スカル・フレイム!!」バシッ



《スカル・フレイム/Skull Flame》 †
効果モンスター
星8/炎属性/アンデット族/攻2600/守2000
1ターンに1度、手札から「バーニング・スカルヘッド」1体を特殊召喚する事ができる。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行う事ができない。
また、自分のドローフェイズ時に通常のドローを行う代わりに、
自分の墓地に存在する「バーニング・スカルヘッド」1体を手札に加える事ができる。



スカルフレイム「ウォオオオオ」


コナミ「なにぃ……………!?」




ここまででー


ムクロ



鬼柳「☆8のモンスターだと……!?」



ツァン「何やってんの!敵の作戦通りじゃない!」



コナミ「ま、まさかこんな事になるとは……ターンエンドだ」



ムクロ「俺のタァーーン!!」シュッ手札5


コナミsc2→3
ムクロsc2→3



ムクロ「スカルフレイムの恐ろしさ、見せてやるぜぇ、スカル・コンダクターの効果を手札から発動だぁーー!!!」バッ




《スカル・コンダクター/Skull Conductor》 †
効果モンスター
星4/闇属性/アンデット族/攻2000/守 0
このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、
バトルフェイズ終了時にこのカードを破壊する。
また、手札からこのカードを墓地へ送る事で、
攻撃力の合計が2000になるように
手札からアンデット族モンスターを2体まで特殊召喚する。



コナミ「なに?」



ムクロ「こいつを墓地に送り、手札から攻撃力が合計2000になるようにアンデット族を特殊召喚できる!」



ムクロ「ヒャッハーーー!バーニング・スカルヘッドを二体攻撃表示で特殊召喚だーー!」バッ 手札2



バーニング・スカルヘッド「ヒヒヒ」



《バーニング・スカルヘッド/Burning Skull Head》 †
効果モンスター
星3/炎属性/アンデット族/攻1000/守 800
このカードが手札から特殊召喚に成功した時、
相手ライフに1000ポイントダメージを与える。
また、自分フィールド上に表側表示で存在する
このカードをゲームから除外する事で、
ゲームから除外されている「スカル・フレイム」1体を墓地に戻す。




ムクロ「そしてスカルヘッドの効果…一体につき相手に1000Pのダメージを与えるぜぇぇぇえうえおおおおおお!!!」バッ



コナミ「ぐおおおーーーーーーー!!?」LP4000→2000



鬼柳「なんだと!?」



ムクロ「はーははははは!!スカルフレイムの効果発動!手札からバーニング・スカルヘッドを一体、特殊召喚できるぜぇ!」バッ



スカルヘッド「ヒヒヒ」


コナミ「ぐはーーーーー!?」LP2000→1000



ツァン「まさか!?手札に3枚のバーニング・スカルヘッドが!」



雪乃「コナミのLPが3000も…」



ムクロ「見たかぁーー!?バーニング・スカルコンボを!」



コナミ「て……てめえ!運が良かっただけだろ!」



ムクロ「ははははは!前にも言われた事あるぜぇ、ま、運も実力よぉ!」手札1



ムクロ「カードを1枚セットしてターンエンドだ!」手札0 バシッ



ツァン「そういえば、バーニング・スカルヘッドをスカルフレイムが特殊召喚したターン、バトルフェイズは行えないんだ」




雪乃「危ない……」








コナミ「俺のターン!」シュッ手札5



コナミsc3→4
ムクロsc3→4



鬼柳「コナミ、そろそろ反撃しないとやばいぞ!」



コナミ「わ、わかっているぜ、今度は俺の番だ!」



ムクロ「見せてもらおうじゃねぇか!」



コナミ「俺はレアル・ジェネクス・アクセラレーターの効果発動!」バッ



コナミ「デッキからジェネクスが手札に加わった時、相手に見せる事で特殊召喚ができる!」バッ



コナミ「ジェネクス・ブラストを特殊召喚!」



《ジェネクス・ブラスト/Genex Blastfan》 †
効果モンスター
星4/風属性/魔法使い族/攻1600/守1300
このカードが特殊召喚に成功した時、
デッキから「ジェネクス」と名のついた
闇属性モンスター1体を手札に加える事ができる。



ブラスト「プーーーーーーーーン」



コナミ「さらに、ジェネクス・ブラストは特殊召喚した時、デッキから闇属性のジェネクスを手札に加える事ができる!」



コナミ「ジェネクス・コントローラーを手札に」シャッ





コナミ「現れろジェネクス・コントローラー!」バッ!



《ジェネクス・コントローラー/Genex Controller》 †
チューナー(通常モンスター)
星3/闇属性/機械族/攻1400/守1200
仲間達と心を通わせる事ができる、数少ないジェネクスのひとり。
様々なエレメントの力をコントロールできるぞ。




コントローラー「ウィーーン」



ムクロ「チューナーかぁぁ、面白えーー!!」



コナミ「☆4のジェネクス・ブラストに☆3のジェネクス・コントローラーをチューニング!」バッ



☆4+☆3=☆7 カッ



コナミ「シンクロ召喚、ウインド・ファーム・ジェネクス!」バンッ




《ウィンドファーム・ジェネクス/Windmill Genex》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/風属性/機械族/攻2000/守1600
「ジェネクス・コントローラー」+チューナー以外の風属性モンスター1体以上
このカードの攻撃力はフィールド上にセットされた
魔法・罠カードの数×300ポイントアップする。
また、手札を1枚墓地へ送って発動できる。
フィールド上にセットされた魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。



ウインドファーム「ハハハハ!!!」攻2000→3200



コナミ「俺とお前、お互いに二枚ずつセットしてあるから攻撃力は1200Pアップだ!」





ムクロ「3200かー!」



コナミ「バトルだ!ウインドファーム・ジェネクスでスカルフレイムを攻撃!」



スカルフレイム「ヒヒヒーー!?」攻2600



ウインドファーム「ブオオオーーー!!!!」攻3200



ムクロ「させないぜぇえ……!トラップ発動!アストラル・バリア!」カチッ




《アストラルバリア/Astral Barrier》 †
永続罠
相手モンスターが自分フィールド上モンスターを攻撃する場合、
その攻撃を自分ライフへの直接攻撃にする事ができる。



コナミ「それは……!?」



ムクロ「お前の攻撃、俺が直接受けてやるぜぇーーー!!!」



ウインドファーム「ブオオオーーー!!!!」攻3200→2900



ブオオオーーオオォォオオォー!!!!



ムクロ「ぐはあーーーーーー!!」LP4000→1100



コナミ「何してんだ!」



雪乃「どういう事?あんなダメージを受けて……」




ツァン「アストラルバリアがめくられてセットカードが減り、ウインドファーム・ジェネクスの攻撃力は300下がったけど…」



鬼柳「それでも2900……無視できねえダメージだ、スカルフレイムをそんなに守りたかったのか?」



ツァン「それならもっと別のカードを使うんじゃ……」



ムクロ「へっへっへっ………ビビったかぁ!?」



コナミ「ああ!ビビった!」



ムクロ「なぜこんな事をしたかというとだな……!こいつよぉ~ーー!トラップ発動!デス・アクセル!」カチッ



《デス・アクセル》
通常罠
相手モンスターの攻撃によって戦闘ダメージを受けた時に発動する。
自分が受けた戦闘ダメージ500ポイント毎に自分用スピードカウンターを1つ置く。



コナミ「スピード・カウンター増幅カードか!?」



ムクロ「そう、500につき1カウンター、つまり5カウンター上昇するぜえぇーーー!」sc4→9


ブオオオーーーーーーーーーー!!!



ムクロ「ひゃはははーーーーーー!!!このスピードをみろぉーーーー!!!」



ツァン「スピードカウンターが9まで……」



鬼柳「なんて奴……」これを狙ってやがったのか」





コナミ「ヤロオオ………そういう事かい……!レアル・ジェネクス・アクセラレーターを守備に変える!」」バッ



アクセラレーター「ブオォーーーーー!」守1900




ムクロ「ひゃははは!バーニング・スカルヘッドをやらないのか!?」



コナミ(手札にスピード・スペルがあればアクセラレーターの攻撃とスピードワールドの効果で勝ってたんだがな……無いから!今は…………)



コナミ「ターンエンドだ!」手札4



ムクロ「俺のターン!」」シュッ 手札1


コナミsc4→5
ムクロsc9→10



ムクロ「早速良いもん引いたぜぇ……!ヒャハハハ…!」



ムクロ「スカルフレイム!ウインドファーム・ジェネクスに攻撃ぃーーー!!」バッ



スカルフレイム「ヒヒヒヒヒャャハハハハハ!!」攻2600



ウインドファーム「クルカ……!」攻2600



コナミ「く……ウインドファーム・ジェネクスは、あいつのセットカードが消えたから2600になっちまった…」



ドグシャアアァァアァァア……!!!



MC「両者相打ちーーーー!しかし、コナミのフィールドのアクセラレーターは守備力1900、バーニング・スカルヘッドでは倒せないぞーーー!?」


ムクロ「目的はスカルフレイムを墓地にやる事さ、ハハハハ!」





コナミ「どういう事だ……?」



ムクロ「俺は三体のバーニング・スカルヘッドを守備に変え、ターンエンドだ!」バッ 手札1



コナミ「おっと、トラップ発動!奇跡の残照!」カチッ




《奇跡の残照/Miracle's Wake》 †
通常罠
このターン戦闘によって破壊され自分の墓地へ送られた
モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。



キラキラキラキラ………!



コナミ「このターン戦闘破壊されたウインドファーム・ジェネクスを復活!」バッ



ウインドファーム「ハハハハハーー!」攻2300 キラキラキラキラ………



ムクロ「ほおおーーー、面白え」



コナミ「俺のターン!」シュッ手札5



MC「ムクロのフィールドには三体のバーニング・スカルヘッド、これを潰さなければダメージは与えられない!」



コナミsc5→6
ムクロsc10→11



コナミ「………お、これは一ターン目に欲しかった……」スッ



コナミ「まあいい、レアル・ジェネクス・オラクルを召喚!」バッ!








《レアル・ジェネクス・オラクル/R-Genex Oracle》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/闇属性/魔法使い族/攻 300/守 300
このカードが「ジェネクス」と名のついたモンスターの効果によって
自分のデッキから手札に加わった場合、
このカードを手札から特殊召喚できる。
このカードをシンクロ素材とする場合、
「ジェネクス」と名のついたモンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。



オラクル「キュウゥゥウ……」



ムクロ「ほおお………またチューナーかい!」



ツァン「さらにシンクロを…?」



コナミ「俺は☆7のウインドファーム・ジェネクスに☆1のレアル・ジェネクス・オラクルをチューニング!」バッ



☆7+☆1=☆8 カッ



コナミ「シンクロ召喚、レアル・ジェネクス・ヴィンディカイト!」ズォッ!



《レアル・ジェネクス・ヴィンディカイト/Vindikite R-Genex》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/風属性/機械族/攻2400/守1000
「ジェネクス」と名のついたチューナー+チューナー以外の風属性モンスター1体以上
相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
デッキから「ジェネクス」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。


ヴィンディカイト「キィィィーーーーーーーンン!!!」



雪乃「飛行機かしら…?」




MC「コナミ!新たなモンスターをシンクロ召喚だぁーーー!!」



鬼柳「攻撃力2400か」



コナミ「いくぜー!ヴィンディカイトでバーニング・スカルヘッドを攻撃!」バッ!



ヴィンディカイト「キィィィーーーーーーーンン!!!」ゴアッ!!



グシャアアアアァ!!



ムクロ「一体だけか!?もっと来いよ!ヒャッハーーー!!」



コナミ「へ、ターンエンドだ!」手札4



ムクロ「俺のターン!」シュッ手札2



コナミsc6→7
ムクロsc11→12



MC「ここで炎城ムクロ!MAXスピードカウンターの12に到達ーーー!!」



ツァン「くぅう…………!」


鬼柳「やばいぜ……奴がスピードスペルを引いた瞬間……スピードワールド2の効果を二回使われてチーム・満足は終わる…」



《スピード・ワールド2/Speed World 2》 †
フィールド魔法
「Sp(スピードスペル)」と名のついた魔法カード以外の魔法カードを
発動またはセットした時、自分は2000ポイントダメージを受ける。
お互いのプレイヤーはお互いのスタンバイフェイズ時に1度、
自分用スピードカウンターをこのカードの上に1つ置く。(お互い12個まで)
自分用スピードカウンターを取り除く事で、以下の効果を発動する。
●4個:自分の手札の「Sp」と名のついたカードの枚数×800ポイントの
 ダメージを相手ライフに与える。
●7個:自分のデッキからカードを1枚ドローする。
●10個:フィールド上に存在するカードを1枚破壊する。




ムクロ「く、くくくくく……!ヒャッハーー!sp-アクセルドローを発動!」バッ!



《Sp-アクセル・ドロー/Speed Spell - Accelerator Draw》 †
通常魔法
自分用スピードカウンターが12個ある場合で、
相手用スピードカウンターが12個でない場合に発動する事ができる。
自分のデッキからカードを2枚ドローする。



コナミ「スピードスペル…!?」



ツァン「どうしてスピードワールド2の効果を使わないの…!?」



雪乃「ミスかしら…?」



MC「どうした事かムクロ!プレイングミスかぁーーー!?」



ムクロ「ヒャハハハハ、再びビビったかぁ?」手札3 シュッ



コナミ「………………」



ムクロ「黙るなよ、別にお前を舐めてる訳じゃないぜぇ、より確実に勝利を目指してるのさ!」



ムクロ「俺は二体のバーニング・スカルヘッドをリリーーーース!現れろスカルフレイム!」バッ



スカルフレイム「ヒヒヒヒヒヒヒ!!」



MC「ここで二体目のスカルフレイムーーー!!何をする気なんだーー!?」






ムクロ「ビビるんじゃねえぜ、俺はさらに!墓地のスカルフレイムをゲームから除外!」シャアッ



ツァン「墓地のスカルフレイム……!?」



コナミ「何か来る……!?」



ムクロ「カモォーーーン!スピード・キング☆スカル・フレイム!」バッ!




《スピード・キング☆スカル・フレイム/Supersonic Skull Flame》 †
効果モンスター
星10/風属性/アンデット族/攻2600/守2000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地に存在する「スカル・フレイム」1体を
ゲームから除外した場合に特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、自分の墓地に存在する「バーニング・スカルヘッド」の数
×400ポイントダメージを相手ライフに与える事ができる。
また、このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、
自分の墓地に存在する「スカル・フレイム」1体を特殊召喚する事ができる。



キング☆「ヒヒヒヒヒャッハハーーーーーーー!!!」



コナミ「こいつは………!!?」



鬼柳「進化したスカルフレイムか!」



ムクロ「ここに勝利の方程式は完成したぜぇ……!ハハハハハハ!」



コナミ「何言ってんだ!?」



ムクロ「スピードキング☆スカルフレイムの効果発動!」





ムクロ「墓地のバーニング・スカルヘッド一体につき400Pのダメージを与えるぜぇ!!」



コナミ「墓地のバーニング・スカルヘッド……」LP1000



雪乃「現在墓地には……三体のスカルヘッドが」



MC「これはつまり!1200Pのダメージがコナミを襲うぞおぉおーー!!!」



ツァン「ええ!?」



ムクロ「楽しかったぜええ……!お前とのデュエル、くらえぇーーーー!!」バッ



ゴアァーーーーーー!!!!



コナミ「甘いぜヒャッハーーーー!」



ムクロ「なぬーーーーーー!?」



コナミ「おれは手札のハネワタを墓地に送り、効果を発動だーーーーー!!」シャッ 手札3




《ハネワタ/Hanewata》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/天使族/攻 200/守 300
このカードを手札から捨てて発動できる。
このターン自分が受ける効果ダメージを0にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。



ハネワタ「フィイ………」



ムクロ「効果ダメージをこのターン0だってぇーーー!?」






コナミ「残念でしたーー!」



ツァン「危ないなぁーーー……!」



MC「間一髪かわしたぞコナミー!」



ムクロ「ぬううう………!やるじゃねぇか!スピードワールド2を使ってもダメだったってことか!」



コナミ「そういうことだ!」



ムクロ「ならば、スピードワールド2の効果を発動だ!スピードカウンターを10個取り除き、フィールドのカードを一枚破壊するぜぇーーー!」sc12→2



コナミ「ぬううーー!?」



ムクロ「てめぇのヴィンディカイトが戦闘で対処できないのは知ってるぜ!ヴィンディカイトを破壊!」バッ



バリバリバリバリバリバリ!!



コナミ「トラップ発動!シフトチェンジ!」カチッ




《シフトチェンジ/Shift》 †
通常罠
自分フィールド上に存在するモンスター1体が
相手の魔法・罠カードの効果の対象になった時、
または相手モンスターの攻撃対象になった時に発動する事ができる。
その対象を自分フィールド上に存在する正しい対象となる他のモンスター1体に移し替える。




キュウウゥーーーーン!



アクセラレーター「ぐげぇーーーーーー!!!?」バリバリバリ!!



ムクロ「ぬうううーーーーーー!?」



コナミ「アクセラレーターが身代わりとなってくれました!」





MC「コナミ!ムクロのスピードワールド戦術をシャットアウトだぁーーー!」



鬼柳「なんか口調もうつってるな」



ツァン「……さ、さっきボクもうっかり………」



雪乃「でも、あまり良くないわね……状況は…」



ムクロ「くっくくく……!やるなてめえ……!」



コナミ「そうか?ありがとよ」



ムクロ「だが、スピードキング☆スカルフレイムの効果は俺のターンごとに使えるぜ、次のターンで俺のの勝ちだ!」



コナミ「まだ分からねえぜ……!」



ムクロ「ヒャハハハーーー!カードを一枚セットしてターンエンドだあ!」手札0



コナミ「俺のターン!」シュッ 手札4



コナミsc7→8
ムクロsc2→3



ツァン「きた!これでコナミもスピードワールド2のバーン効果を二回使える!」



鬼柳「スピードスペルを引けば勝てる…………!」





ここまでで


状況

コナミ 手札4 sc8 レアル・ジェネクス・ヴィンディカイト LP1000



ムクロ 手札0 sc3 スカルフレイム スピードキング☆スカルフレイム (墓地にバーニング・スカルヘッド3)




ミス

ムクロ LP1100 手札0 スカルフレイム スピードキング☆スカルフレイム リバース1 sc3




ブオオオーーー!!!!


コナミ「……よし、もらった!スピードワールド2の効果を発動!」バッ!



ムクロ「なに………!?」



コナミ「スピードカウンターを4つ取り除き、手札のスピードスペル一枚につき800Pのダメージを与える!」sc8→4



ツァン「やった!スピードスペルを引いたんだ!」



鬼柳「これでコナミの勝ちだ!」



コナミ「俺の手札のスピードスペルは一枚、くらえーーー!」



バリバリバリ!!



ムクロ「くっはははははーー!予測済みだぜ!トラップ発動、地獄の扉越し銃!」カチッ



《地獄の扉越し銃/Barrel Behind the Door》 †
カウンター罠
ダメージを与える効果が発動した時に発動する事ができる。
自分が受けるその効果ダメージを相手に与える。




ギュルルルルルッ!!



コナミ「なんだと!」




ズキュウーーーーーーーンン!!



コナミ「ぐっは!撃たれた……!」LP1000→200



ズザザザザッ……!!



MC「コナミの戦略もムクロに対策されていたー!これではスピードワールドで刺しきれない!」



雪乃「く…………」



ツァン「なんとか300Pのダメージを与えられれば!……残りは800なのに…………」



ムクロ「甘いぜ赤帽子ーーー!!」LP1100



コナミ「クソぉ…………やるじゃねえか!だが……!」



コナミ「sp-オーバー・スピードを発動!」バッ



《 Sp-オーバー・スピード》
通常魔法
自分用スピードカウンターが4つ以上ある場合に、
自分用スピードカウンターを全て取り除いて発動する。
自分の墓地に存在するレベル3以下のモンスター1体と魔法・罠カード1枚を手札に加える。
発動後自分のターンで数えて3ターン後のスタンバイフェイズまで、
自分用スピードカウンターを置く事はできない。



コナミ「スピードスペルを4つ以上取り除き、墓地の☆3以下のモンスターと魔法・トラップカードを一枚ずつ手札に加える!」sc4→0



鬼柳「あれは………」



ムクロ「だがそいつは自分のターンで数えて3ターン、スピードカウンターが増えなくなっちまうじゃねーか!」



コナミ「仕方ねーだろ!俺は墓地のハネワタと奇跡の残照を手札に加える!」カサッ





コナミ「俺はカードを二枚セットしてターンエンドだ!」手札3 バッ



ムクロ「俺のターン!」シュッ 手札1



コナミsc0→0
ムクロsc3→4



ムクロ「いくぜぇえ……!スピードキング☆スカルフレイムの効果発動だぁーーー!」



スピードキング「ヒヒヒヒャハハハハハ!!!」



ムクロ「1200Pのダメージをくらえぇーーー!」


ゴアァァァァッ!!



ツァン「ああぁっ!?」



雪乃「いえ、さっきのターン手札に加えた……」



コナミ「俺は手札からハネワタを墓地に送り、効果ダメージを0にするぜぇー!」シュッ 手札2



《ハネワタ/Hanewata》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/天使族/攻 200/守 300
このカードを手札から捨てて発動できる。
このターン自分が受ける効果ダメージを0にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。


ハネワタ「ふぃぃ」



ムクロ「それは知ってたぜぇ………!」






MC「炎城ムクロ、次の作戦があるのかーーー!?」



ムクロ「一ターン凌いだだけだろう、次のターンこそ終わりだぜ!」



ムクロ「カードを一枚セットしてターンエンドだぜぇー!」バッ 手札0



コナミ「俺のターンだぁー!」シュッ 手札3


ムクロsc4→5
コナミsc0→0



鬼柳「スピードスペルは使えない……だが、もう負けちまう……」



ムクロ「どうしたぁーーー!?」



コナミ「このターン……勝負…!」



コナミ「トラップ発動!補充要員!」カチッ




《補充要員/Backup Soldier》 †
通常罠
自分の墓地にモンスターが5体以上存在する場合に発動する事ができる。
自分の墓地に存在する効果モンスター以外の攻撃力1500以下の
モンスターを3体まで選択して手札に加える。



コナミ「俺の墓地に5体以上モンスターがいる時に発動、墓地の通常モンスターを3体まで手札に加える事ができる!」



コナミ「ジェネクス・コントローラーを手札に加える!」バシッ







コナミ「そして切り込み隊長を召喚!」バッ



《切り込み隊長/Marauding Captain》 †
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1200/守 400
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は表側表示で存在する他の戦士族モンスターを攻撃対象に選択できない。
このカードが召喚に成功した時、
手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できる。



隊長「ぬん」



コナミ「こいつの召喚時、手札の☆4以下のモンスターを特殊召喚できる、ジェネクス・コントローラーを特殊召喚!」バッ!




《ジェネクス・コントローラー/Genex Controller》 †
チューナー(通常モンスター)
星3/闇属性/機械族/攻1400/守1200
仲間達と心を通わせる事ができる、数少ないジェネクスのひとり。
様々なエレメントの力をコントロールできるぞ。



コントローラー「ウィーーン」



ムクロ「懲りないなお前も!またか!」



コナミ「まただぜ!☆3の切り込み隊長に☆3のジェネクス・コントローラーをチューニング!」バッ!!



☆3+☆3=☆6 カッ



コナミ「シンクロ召喚、ジオ・ジェネクス!」ガッ



《ジオ・ジェネクス/Geo Genex》 †
シンクロ・効果モンスター
星6/地属性/機械族/攻1800/守2800
「ジェネクス・コントローラー」+チューナー以外の地属性モンスター1体以上
1ターンに1度、自分フィールド上にレベル4以下の
「ジェネクス」と名のついたモンスターが存在する限り、
このカードの元々の攻撃力と元々の守備力をエンドフェイズ時まで入れ替える事ができる。





ジオ「ウオオォォーーーーン」守2800



ムクロ「守備力2800か、守りかぁーー!?!」



コナミ「くう………!カードを二枚セットしてターンエンドだ!」バッ 手札0



ツァン「な、なんて事………倒せなかった…!」



鬼柳「これは………!」



MC「コナミ、ターンをムクロに!まわしてしまったぞーーー!」



ムクロ「ヒャッハーーーー!もらったぜーー!俺のターン!」


コナミsc0→0
ムクロsc5→6


ムクロ「俺は通常のドローをスキップする事で!スカルフレイムの効果を発動だーーーーー!!」



ムクロ「墓地のバーニング・スカルヘッドを一体手札に加える!」



雪乃「とことん詰みにきたわね……」



コナミ「そんな事させるか、トラップ発動、ロスト!」カチッ


《ロスト/Disappear》 †
通常罠
相手の墓地のカード1枚をゲームから除外する。



コナミ「お前が手札に加えるつもりのバーニング・スカルヘッドを撃ち抜いてやる!」





ズオォオオオーーーー……



ムクロ「ぬああああ……!ドローフェイズが無駄に………!」



ツァン「1000Pのバーン効果は防いだ……」



鬼柳「だがな……スピードキング☆スカルフレイムの効果はどうするんだよ…」



ムクロ「ち……だが、関係無いぜ!お前のLPは残り200、スピードキング☆スカルフレイム発動ぉぉぉおーー!!」



キング☆「ヒヒヒャハハハーーーー!」


ムクロ「一体除外されちまったが、800Pのダメージだぁー!」ズウォォ!!



コナミ「トラップ発動!デストラクト・ポーション!」カチッ



《デストラクト・ポーション/Destruct Potion》 †
通常罠
自分フィールド上に存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを破壊し、破壊したモンスターの
攻撃力分だけ自分のライフポイントを回復する。



コナミ「フィールドのジオ・ジェネクスを破壊!」



ジオ・ジェネクス「ぐっは!!」ドーーーン!



コナミ「攻撃力分俺は回復する」LP200→2000



ムクロ「LP回復だとーーーー!?」



コナミ「ぐううぅーーー!!」LP2000→1200 ズアアァッ





ツァン「やった、凌いだ!」


雪乃「ふう………」


コナミ「このターンも仕留め損なったな!俺をー!」



ムクロ「……ヒャハハハー!!!確かに予想外だが、このターンで仕留めるのは違いないぜぇー!」



ムクロ「トラップ発動、デモンズ・チェーン!」カチッ




《デモンズ・チェーン/Fiendish Chain》 †
永続罠
フィールド上の効果モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターは攻撃できず、効果は無効化される。
選択したモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。



ジャララララララララーー!!


ガチャアアン!!



ヴィンディカイト「!!?」攻2400



コナミ「ヴィンディカイトが鎖で捕縛された……!?」



ムクロ「このカードの対象になったモンスターは効果が無効になるんだぜー!」



ムクロ「つまり!ヴィンディカイトは戦闘で破壊できるってことだぁ!」







ツァン「炎城ムクロの場には攻撃力2600のスカルフレイムとスピードキング☆スカルフレイム……」



鬼柳「今度は戦闘で潰す気か……」



ムクロ「スピードキング☆スカルフレイムでヴィンディカイトを攻撃だぁーー!」



ズオォオオオーーー!!



コナミ「ぐううう………!!」LP1200→1000 グラァッ



ムクロ「やっとモンスターが消えたか!ヒャハハハ!とどめだ、スカルフレイムーーーー!攻撃!」バッ



スカルフレイム「ヒャッハーーーーーーー!!」



コナミ「忘れたか、トラップ発動、奇跡の残照!」カチッ



《奇跡の残照/Miracle's Wake》 †
通常罠
このターン戦闘によって破壊され自分の墓地へ送られた
モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。



キラキラキラキラ………!



ヴィンディカイト「キーーーーーーン!」



ムクロ「ああーーー!オーバースピードで加えてたかーーー!」





コナミ「復活したヴィンディカイトは呪縛から解放されている!」



ムクロ「スカルフレイムは攻撃できないかぁあ………!ターンエンドだ!」



MC「このターンも凌いだコナミ!だがもう手札は0でフィールドにはヴィンディカイトのみ、厳しくなってきたぞぉーー!」



雪乃「脅威的に凌いではいるけど……限界ね」



ツァン「もう……ダメかな……」



鬼柳「いや…………コナミはまだ満足してねえぞ……」



コナミ「俺のターン!」シュッ 手札1



ムクロsc6→7
コナミsc0→0



ムクロ「諦めたらどうだーー!?ハハハハーーー!!!」


コナミ「…………」



ムクロ「手札一枚で逆転できるのかぁ?無理だろうがぁーーーーー!!」



コナミ「……それがそうでもないのさ!」



ムクロ「ぬ!?」





コナミ「俺はセカンド・ブースターを召喚!」バッ




《セカンド・ブースター/Second Booster》 †
効果モンスター
星3/炎属性/機械族/攻1000/守 500
このカードをリリースし、自分フィールド上に
表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターの攻撃力は、エンドフェイズ時まで1500ポイントアップする。



鬼柳「あれは……!」


ムクロ「うぅ……!?それは…………!」



コナミ「俺の勝利の方程式も揃ったようだぜ!ムクローーー!!」



ムクロ「にぃいーーーー!?」



コナミ「俺はセカンド・ブースターの効果を発動!」バッ!



セカンド・ブースター「ウォオオォーーーン!」ガシャーーン!



ヴィンディカイト「キィィィーーーーーーーンン!!!」ガシャーーン!



コナミ「セカンド・ブースターをリリースする事で、ヴィンディカイトの攻撃力を1500Pアップする!」


ヴィンディカイト「ウォオオォーーーン!」攻2400→3900



ムクロ「さ、3600ぅーーーーーー!?」






MC「ここにきて、ヴィンディカイト厳しくなってきたぞぉ攻撃力が3900だぁーーーー」



MC「スカルフレイムの攻撃力との差は2600!」



ムクロ「ぬぐううぅぅ…………!?」LP1100



コナミ「チェックメーーーーイト!レアル・ジェネクス・ヴィンディカイトで、スピードキング☆スカルフレイムを攻撃!」バッ!



ヴィンディカイト「ウォオォーーーーーーーン!!」ギュオォーーーーー!!



バギャォオオォーーー!!



ムクロ「ぬああーーーーーーーーー!?」LP1100→0ピーーーーー



ギャザザザザザザー!!!!


MC「ついにけっちゃーーーーーーく!炎のDホイーラー、炎城ムクロ!敗れるー~ーー!」



コナミ「これがチーム・満足だぁーーーーーー!!」バッ!



ツァン「やったぁーーー!」



鬼柳「チーム・満足を覚えとけぇーーーー!」






………………


キュウウゥーー………ン


コナミ「ふうう………」



ムクロ「く…くくく…………ヒャハハハ!」



コナミ「ん?」



ムクロ「いい勝負だったなぁ」



コナミ「お前が言うのか、まあ、そうだな」



ムクロ「今回は負けちまった、が、次は俺が勝つぜ!」



コナミ「…………………くく、またデュエルするかは分からんけどな」



ムクロ「Dホイーラーやってりゃそのうち会うさ、また会おうぜぇ!」



コナミ「ああ」



ムクロ「俺は次のチームの相手をしなきゃならねえ、またなぁーーーー!」



ブオオオーーー!!!!



コナミ「………………よく叫ぶやつだった」





鬼柳「いい満足だったぜコナミ」スタスタ



ツァン「まだまだ甘いね!」スタスタ



コナミ「おう、お前ら」



コナミ「これでWRGP出場決定か?」



雪乃「そのようね、ふふ、おめでとうコナミ」



鬼柳「チーム・満足の最初の一歩目……つまづかなくてよかったな」



ツァン「チーム・満足………ねえ、今からでも別の……」



雪乃「一度登録したらもう変えられないわよ」



ツァン「くぅ………………仕方ないなぁ…………」



コナミ「今日は帰るか、そのうち連絡入るだろ」



鬼柳「ああ」



……………………




ここまででー



新スレをたてるかもしれない……

これからもよろしくお願いします

?「こんなチームで大丈夫か?」

??「こんなデッキで大丈夫か?」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年03月04日 (火) 12:43:33   ID: pyR4qGaW

満足ありがとう!

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