【京太郎】竜華「清澄高校伝説、正味ウチらが止めるつもりやったわ」20【安価】 (997)

・お馴染みの京ちゃんスレです。恋愛要素、麻雀要素、日常要素を含む予定
 いちゃいちゃというよりはほのぼの風味 展開はメチャ遅いですけど、(咲の世界で)リアルっぽく書きます。
そのため キンクリはあまりしません。遊びも麻雀もかなり真面目


・舞台は清澄。部長が引退した1年後の世界です。つまり一年組が二年生に進学してます。三年生はほとんどみんな大学に通っています


・実際の一年後はこんな感じかな?って書いてるので、あまりに極端なことは起こりません。攻略も清澄中心、と思ってたけど…コンマと安価次第


・部長が抜けた分なぜか京ちゃんが女子の団体戦に参加できるようになってます。都合のいい世界だから、仕方ないね

・目標は県大会優勝&全国優勝。全体的にシンプルに行きたいと思ってます。なお

・キャラの独自解釈などありますのでイメージが崩れるのが嫌な方は回避推奨です。
 基本原作に忠実で、咲キャラ以外は出てきません。希に、モブから新たに命を吹き込まれる者もいますがごくわずか

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1382100959


去年のインターハイで見事に優勝した長野・清澄高校

無名でありながら、県大会では昨年のインターハイ最多得点記録保持者、天江衣を有する龍門渕高校を破り全国の舞台へ

そしてその快進撃は止まらず、白糸台高校の三連覇を阻止し、麻雀インターハイ界の伝説となる

その清澄を率いた、名将、竹井久は引退し大学に進学――

まこを主将とする新たな体制により、清澄高校麻雀部は再び全国の舞台を目指す

これはその舞台を目指す少女と少年の物語




昨年の清澄高校の快進撃は

巷では「清澄高校伝説」と呼ばれている

なぜ「伝説」とまで呼ばれるようになったのか


田舎の名も無き高校は、弱者
インハイに毎年出場する高校は、強者
こうした構図が、ほとんどの人の頭の中には存在する

弱者が強者を屠り続ける姿は、見る者の目を圧倒的に惹きつけた
まるで、弱国属国扱いを受けるアジア諸国の中で、日本が唯一、果敢に世界に立ち向かっていった時のように
弱きが強きを蹴散らすのは、いつの時代も美しいのだろう

もちろん、単純に清澄が強かったというのが最大の要因であるのは間違いなかったが
それでもなお麻雀が幅広く浸透している、現代において、昨年の清澄の快進撃はまさに「生ける伝説」だった


そして
清澄高校は、見事県大会を二連覇を果たし
個人戦は…五人三中名がインターハイに出場を決めた

次のステージまで、残り一カ月を切る

清澄メンバーは目標に向かって、再び前に進む――

前スレ


【咲】玉子「清澄伝説?弱者が強者を?あーあー何も聞こえない」15【安価】
【咲】玉子「清澄伝説?弱者が強者を?あーあー何も聞こえない」15【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1372425817/)
※長野県大会個人戦決勝(三回戦)&打ち上げ&お泊まり前半(エイスリン、照、久、美穂子、セーラ) 


【咲】Aislinn “Legendary reincarnation of Kiyosumi High school !! ”16【安価】
【咲】Aislinn “Legendary reincarnation of Kiyosumi High school !! ”16【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1373028158/)
※京太郎の家にお泊り二回目後半、【アビリティ・ミキサー】入手、大会後の息抜き(プール)


【咲】由子「清澄高校伝説、やってしまったのよー」17【安価】
【咲】由子「清澄高校伝説、やってしまったのよー」17【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1373817169/)
※大会後の息抜き、ビーチバレー、初めての彼女、いつもの日常、岩子さんは処女

⑱【咲】成香「清澄高校伝説、華麗に決まりましたっ!」18【安価】
【咲】成香「清澄高校伝説、華麗に決まりましたっ!」18【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1374942029/)
※和とのデート、期末テスト開始、咲の想い、照の過去その1、岩子さんクライシス

⑲【咲】友香「清澄高校でーん説、今年は止めるんでー」19【安価】
【咲】友香「清澄高校でーん説、今年は止めるんでー」19【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1378914263/)
※期末テスト終了、合宿その2、初日~二日目夜練、おにいちゃん


<スレの流れ>
基本的に京太郎目線で話が進みます。目標達成に向けて、精進する日々となります。
平日は
学校午前→学校午後→部活→帰宅後夜 で一日4行動の予定

午前、午後は普通に学校の授業。学生の本分です(強調)

部活はとにかく練習。帰宅後は練習するもよし、のんびりするもよし、女の子と連絡取るもよしです
夜は女の子と一度連絡を取れるように、変更しました

この流れを一週間に「平日前半→平日後半→休日」で。休日は午前、午後(2回行動かイベント)の3回

ただし大会や合宿中などのイベント中は行動パターンは変化します。


安価、コンマは基本的に絶対、ルールを無視したものは安価↓で
安価の連続取得はOK、三連続はなしで。
ただし人が少ないとこちらから連投をお願いするケースがあります。そのときはぜひご協力を…(白目)
お願いしてないとき、5分以上空いたら、連投も可




<ゾロ目とゾロスターの説明>

安価で44を踏むと厄介事、77で良いイベントの予定。これは44、77でのように『書いているときだけ』適用
それ以外の奇数のゾロ目で岩子さん出現

詳しくは、↓の表を参考に
11、33、99   →岩子さん&ゾロp+1
00、22、66、88→ゾロp+3 
   44      →ストレスイベント&ゾロp+1
   77      →ラッキーイベ&岩子さん&ゾロp+1
   55      →岩子さん&ゾロp+5


※ゾロスターとは

いつもの44、77、奇数のゾロ目でなどに書いてる所で発動

ゾロ目を踏んだ場合、ゾロスターにポイントが貯まります。他の44、77、岩子さんの機能は重複

また、ゾロ目の種類によって貯まるポイントが変わります。貯めたポイントで、好きな景品をゲットしよう!

≪景品の例≫
1ポイント→特性栄養ドリンク1本(1本飲むとストレスをマイナス1できる。ただし一日2本までしか飲めない)
2ポイント→特性栄養ドリンク3本セット
3ポイント→魅惑の香水(好感度判定で好感度が余分に+1されるようになる。10回分)
4ポイント→身交わしの粉(持っていると44を一度回避することができる)
7ポイント→龍門渕の秘薬10回分
10ポイント→スタディック、トーカー、ジョバーから一つ。それぞれのステータスが2あがる


※岩子さんって?
京太郎たちのαや特性を強くしてくれるいい人()
岩子さんじゅうななさい。処女。18スレ目で岩子さんの秘密登場。


ちなみに好感度上昇判定などのときは00で超成功、44で超失敗です
超成功で+10&再安価 超失敗で-5、ストレスがあればそれも減ります
また判定100を超えたら(101以上)再安価します。
普通に一回目→ブーストで二回目(判定に+8)→ブーストで三回目(判定に+9)→ブーストで四回目(判定に+10)ここで終わり
ただし超成功が四回目に出たら、続行、って感じで。その後も超成功が出た場合のみ続行で。


<今後の日程>


7/23(月)終業式、夏休み開始

7/24(火)合同合宿初日

7/25(水)合同合宿二日目   ←今ここ

7/26(木)合同合宿三日目

7/27(金)合同合宿四日目

7/28(土)合同合宿五日目

7/29(日)合同合宿六日目

7/30(月)合同合宿七日目

7/31(火)インターハイ前日 移動日

8/1 (水)インターハイ抽選日

8/2 (木)インターハイ一日目

8/3 (金)インターハイ二日目


以下続く

<ステータスについて>

基礎雀力、学力、話術、雑務スキル。ストレスの5項目あります。体力は、まあ高校生だし、酒も飲まないし、
そんなに上下するものじゃないだろう(適当)。
代わりにストレスあり。理不尽なことがあったり落ち込んだりすると溜まります。
ストレスは寝たり休んだり大成功を取ることで一つ減ります。

【ストレス】
5を超えてると地雷安価が少し増えます
10を超えてるともっと増えます
15を超えてると病気で倒れることがあります倒れると動けなくなります
20で……

学力、話術、雑務はそれぞれ安価の成功判定に使います。 どの補正値が使われるかはコンマ次第
それぞれ
G: 0~10 0/50
F:11~20 0/50  
E:21~30 0/70
D:31~50 0/100
C:51~70 0/120
B:71~80 0/200
B+:81~89 0/350
A:90~99 0/500
まであり。


ストレスは最大20まで溜まります。ストレスの分、そのままコンマ判定から差し引かれます。適度に休んでください。

あとは京太郎に対する好感度があります。これもG~Aまで。
C以上になると、京太郎を異性として意識し始めます。Aになると告白イベント。
告白を受けるかは多数決。ランクがB+以上になると、好感度が上がりにくくなります。
好感度が90以上になったら、告白されます(と言っても、場所と時間は選べます)そして付き合うかの多数決安価

付き合うことになった場合はルートキャラを優先するが、他のキャラはあきらめない。ルートはキャラはある程度嫉妬はするものの
よっぽど(超失敗や大失敗連続で好感度が90を大きく下回る)があれば別れない。
そのため、90を突破して多数決しだいであれば二人以上付き合うのもあり。 デメリットも特にはなし



ー判定についてー
Dを基準に、それよりランクが上下すると、1つにつき±5します。
例 B→+10 G→‐15

また、経験点ではなく成功判定のコンマの際に補正に関わらず『44は大失敗、00は大成功』にします。
補正で±してこの数値になっても適用しません。生の数値の44と00の場合のみです

経験点のときは00が100扱い。イベントのとき(岩子さんイベなど)は普通に0扱い

<麻雀基本設定>
基本設定ですが、他のスレをかなり参考にしています。

【能力】
基本雀力(0~)+α、特性です。アルファにはキャラごとに変わります。
α=特殊能力  半αは覚醒したての特殊能力のこと
αだけでなくβやγも存在。αとαは同時発動可能で、αとβは同時発動不可。
特性=そのその人の性格、打ち方からにじみ出る能力、あるいは技術

α系と特性は同時発動可能

オカルト系:     半α(無自覚)   →α(覚醒)→sinα(強化)→??→??
無能力系 :芽生え(見よう見まね、無自覚)→特性(自覚)→熟練(強化)→??→??


【計算方法】
・計算計算は基本雀力+調子+α、特性による加算(もしくは減算)+コンマ=が最大の人がアガリ。
 コンマが奇数ならツモ、偶数ならロン(一番点数が少ない人から出上がり)

対局の場合の連投はこちらからお願いした場合にありで、それ以外はその分コンマ安価下で



以下、追加されていったいろんな制度
対局を見てて分からなくなったときはこちらをご覧ください


【再判定制度】
競技麻雀のルールとして不自然な行動を取るコンマ判定になる場合、判定をやりなおす。

ex コンマのどっち「私、3位確定でも、飛ばして和了りたいです!!」
             ↓
  再判定のどっち「はっ…私何をやろうとしてるんですか、みんなの全国がかかってるんですよ!」

そのほか、これはあまりに不自然すぎる、場合は裁量で勝手に再判定


【ゾロ目制度】
弱者が強者を屠ることもあるということで麻雀の運要素を入れてみようという制度。
指定されたゾロ目が出た場合、判定に関わらず和了りが確定する

総合雀力C+以下のキャラはゾロ目拡充で11、33、44、66、77、88をゾロ目確定和了りとして採用
総合雀力B-~B+のキャラは11、44、66、77を確定和了りとして採用
さらに、
総合雀力A-~S-のキャラは44、77のみでしかゾロ目和了りは出来ず
総合雀力S以上のキャラは77のみでしかゾロ目和了りは出来ない

ただし、総合雀力S以上のキャラがいる場合は、
「C+以下のキャラはゾロ目拡充で33、88」は打ち消され
「B-~B+のキャラはこれまでどおり、11、44、77、99」は「44、66、77」のみ採用になる


77の場合、打点も固定で和了り(αなどの影響を受けない)
和了った場合、その他の判定はいつもどおりで。


また、ゾロ目の優先度は、77→44→66→11→それ以外のゾロ目(数が大きい順)
同じゾロ目を出した時は、総合雀力が『低い方』が和了り

【点数計算、符計算】
00~15 一翻        子300500/1000     親500オール/1500   
16~35 二翻        子5001000/2000    親1000オール/2900
36~55 三翻        子10002000/3900   親2000オール/5800
56~70 四翻        子20003900/7700   親3900オール/11600
71~85 満貫        子20004000/8000   親4000オール/12000
86~89 跳満(6翻)    子30006000/12000  親6000オール/18000
90~92 跳満(7翻)
93~94 倍満(8、9翻)  子40008000/16000  親8000オール/24000 
95~96 倍満(10翻)

97  三倍満(11翻)  子600012000/24000 親12000オール/36000 
 98  三倍満(12翻)  
 99  役満        子800016000/32000 親16000オール/48000



符の判定場所は、1が投下したレス(東局 親:+1 +2 +3 +4 打点+5 )の反転コンマ
00~54、56~90、99→30符
91~93→40符
94~96→50符
97~98→60符
 55 →70符

ただし、咲のみ専用の符判定表が存在する

00~60→30符
61~70→40符
71~80→50符
81~98→60符
 99 →70符

30符の確率が90%
対局のスパイスとして跳ねる程度にしておきました。計算表は…載せなくていいよね

【流局や振込、見逃しについて】
基本は
1位判定のコンマが同数で2人以上→1位がテンパイ、残りはノーテンで流局
振込判定のコンマが同数で2人以上→総合雀力の低いほうが振込
和了り見逃しの場合は和了りを見逃した人のみをテンパイにして流局

基本雀力+調子+α、特性による加算(もしくは減算)+コンマ=が

・全員115以下のとき→ゾロ目和了りの場合を除いて全員ノーテンで流局

・コンマ1位のキャラの計算結果の1の位が0でその時の判定コンマが60以下のとき 
例 基礎雀力が75  コンマが45 75+45=120
 →ゾロ目和了りと打点が役満の場合を除いてそのキャラと他の一の位が0のキャラをテンパイにして流局。


【調子判定制度】

対局前にコンマ反転判定

コンマ 96~99→☆絶好調+8 
コンマ 91~95→◎好調+4   
コンマ 10~90→○普通±0   
コンマ 05~09→●不調‐4   
コンマ 00~04→▼絶不調‐8 

【対局でもらえる経験点】
コンマに補正を加えた値分もらえます

雀力補正(対戦相手の平均総合雀力で判断)
自分の雀力と同じ→×1
自分より1つ下→×2/3
自分より2つ以上、下→×1/2
自分より1つ上→×1.5
自分より2つ以上、上→×2


順位ボーナス
1位→×1.3
2位→×1.1
3位→×1
4位→×2/3

その他
役満→×1.3
相手を飛ばす(1位のときのみ)→×1.3
焼き鳥→×2/3
無失点→??
あとは、状況見て適当に補正を入れます

<現清澄メンバーステータス>

京太郎

基礎雀力 A (90)223/500  全国トップレベル、マジか
学力   B (75)117/200   学年2位、とっちまったぜ!
話術   B (77)178/200  お前ホストでもやっていけるんじゃね?って言われたことあるぜ

雑務   C (55)117/120  家事とかには自信あるぜ。そこそこ
ストレス 0/20
現在ゾロスターポイント 1
総合雀力 +A
称号 五人目、遅れてきた怪物、清澄の2枚エース
試合前に食べるモノと言えば チョコレート

α【マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ】
自分の判定に常に+15
おもちの大きい相手(独断と偏見)の判定が常に-4

半β【おもちバースト】
奇数局において、自分の打点が常に2つ上がる。
また偶数局の打点判定に+10。ただし、打点が81以上の時は発動しない
おもちの大きい相手(独断と偏見)がいる場合、全員の判定を-2

γ【京魔鏡】
相手の判定を-にするαや特性の効果を1/2にする。
ただし小数点は切り下げ。Ex:-15の場合、15÷2=7.5で7軽減に

芽生え【宥姉のメガネ】
一度過去に戦った相手がいる場合、いる人数×1を判定にプラスする。

特性【貫く雷光の一閃】
前局でのコンマが偶数の時、和了りをロンにできる。
この効果で和了った場合、自由に直撃相手を指定できる。1位のとき、あるいは全員の点数が同じ時は発動しない。

特性 【アンジェリス・エクス・マキナ】
半荘に2度だけ、自分の判定に‐10して相手二人のαと特性を全て封じることができる
ただし発動中に振り込んだ場合は相手の打点が1つ上がる。封じ込められないものもある。




mixαβ【Accel-Burst-Combination】
<α分>
自分の判定に常に+15
<β分>
奇数局において、自分の打点が常に2つ上がる。
また偶数局の打点判定に+10。ただし、打点が81以上の時は発動しない
<おもち選択>
①おもちの大きい相手(独断と偏見)の判定が常に-4
②おもちの大きい相手(独断と偏見)がいる場合、全員の判定を-2

①か②を選択


mixαγ【プレスド・プレディクター】
<α分>
自分の判定に常に+15
おもちの大きい相手(独断と偏見)の判定が常に-4
<γ分>
相手の判定を-にするαや特性の効果を1/2にする。
ただし小数点は切り下げ。Ex:-15の場合、15÷2=7.5で7軽減に




残りの清澄メンバーのステータスは、必要な時に貼ります


<京太郎所持アイテム> 
・『世界一になれなかった私、絶賛婚活中。~麻雀基礎指導編~』著:小鍛冶健夜 全6章読み終わり→本屋で購入 
・『世界一になれなかった私、絶望婚活中。~中級者編~』→照に譲ってもらった

・『世界一になれなかった私、婚活休止中。~上級者編~』→照に送ってもらった
・『はやりと一緒に学ぶ、楽しいまーじゃん☆彡』著:瑞原はやり
・『過去の牌譜』亦野、純、数絵を研究済み

・『宥姉のメガネ』
→お守り効果:調子判定に常に+5(この効果は3回まで使用可能。実際に調子が上がったとき『普通→好調など』のみ回数が減る。3回使ったらこのメガネは壊れる)→ヒビが入って効果を失っている

・『菫のミサンガ』
→お守り効果:44を一度回避→回避後ミサンガが切れる→使用済み

・『淡のチューインガム(グレープフルーツ味)』
→2粒分(2回)使えます。試合前に使用するかの選択肢を出します。効果は一回づつAとBのどちらか選択可能
A:自分の判定に+8 B:対戦相手全員の判定に-5。(使い切り)

・『晴絵のお守り』
→対局で振り込んだとき、それをコンマ3位に向けることができる(発動は任意、2回まで使用可能)
 使い終わったら、効果を失う

・『オレンジの短冊』
もっともっと強くなって『チームの柱』なりたい
    そして、自分がみんなをリードして、インターハイ2連覇に貢献します

・『久のレポート:3枚分』

・『アビリティ・ミキサー』
αやβを2つまで自由にミックスし、またミックスしたものを分離させることができる
目には見えず、京太郎の脳内に埋まっている

・【アルバム】
『白糸台の水着写真:加工済み』

『集合写真』
照、淡、咲、憩、京太郎の集合写真(水着)。セルフタイマーで京太郎が完璧に撮影した
雑務に+252された

・『龍門家の秘薬』消費数 10/20      
10回分、ステータス上昇値が×1.3される。毎回強制発動

・『ハリセン』
都が合宿前にくれた。ツッコミ用。京都産。折りたたみ式

・『罰ゲームトランプ』
都が合宿前にくれた


<称号とトロフィー>
称号
・【五人目】←県大会まで
・【遅れてきた怪物】←県大会決勝後
・【清澄の2枚エース】←県大会個人戦メダル

トロフィー
・県大会決勝MVPのトロフィー
・県大会決勝区間賞総合1位のトロフィー
・県大会決勝ゴールドハンド獲得時のトロフィー→次の岩子イベントで半βが覚醒しやすくなる

メダル
・県大会名シーン賞 咲と同時受賞 


<マスコミ関連>

・第一回個人インタビュー:団体決勝戦後   by西田 新聞の朝刊の一面に大きく載る

・第二回個人インタビュー:六月三週休日午後 by西田 
【あなたの持ち味を教えてください】→驚異の成長スピード
【あなたが憧れている麻雀選手は誰ですか】→宮永照、人柄
【今年のインターハイの目標と意気込みを教えてください】→団体は優勝、個人戦はできればいいところまでいきたいです
【逆質問】→あの時の言ったプロって?

・第三回個人インタビュー:六月四週平日後半午後 by西田
【あなたが一番印象に残ってる試合はどれですか?】→決勝 三回戦 京太郎VS今宮VS衣VS池田  
【そしてそれはなぜですか?】→衣さんと戦って、善戦できたのが嬉しかったです
【あなたがライバル視している選手はいますか?そしてそれは誰ですか?】→咲
【意気込みに、変化はありますか?】→団体個人で完全制覇したいです

<女の子関連>
連絡可能相手 
咲、和、優希、まこ、久、照、すばら、塞さん、胡桃、エイスリン、玄、初美、憩、菫、穏乃、淡、憧、豊音、

洋榎、衣、ハギヨシ、宥、竜華、霞、やえ、晴絵 、数絵、桃子、健夜、マホ、星夏

ネト麻で対戦した相手 泉(3回) 玄 すばら、怜、胡桃、憧 (2回) 成香(1回)
二回以上の対戦で連絡先を交換できるようになります。当然対戦済み扱いに

【好感度】
G: 0~10 …………近づかないで
F:11~20 ああ、須賀君っていたね(あまり好きじゃない)
E:21~30 須賀ね、友達かな?
D:31~50 須賀くんね、いい人だよね(無自覚の人もいる)
C:51~70 えっ、須賀君のことなんか…異性として意識するライン 好きかも
B:71~79 京太郎が好きです
B+:80~89 ……大好き→鈍い京太郎ですら気がつくライン。ここから判定厳し目に
A:90~99 大好き、京太郎がいないと死んじゃうよ…女の子から告白するライン


【好感度早見表】

A→和(彼女。100突破)

――――――――― 【女の子から告白しちゃうライン】

B+→ 照(Aまであと+5)

――――――――― 【鈍い京太郎が気づいちゃうライン】

B→咲(B+まであと2)と優希
C→豊音(Bまであと13)、エイスリン、胡桃

――――――――― 【異性として意識するライン】

D→久、菫(Cまであと1)、憧、塞、淡、シロ、晴絵、玄、有、衣、桃子、数絵、透華、やえ、一、マホ、星夏、初美、霞、誠子、憩、
           洋榎、セーラ、竜華 煌、哩、健夜

――――――――― 【恋人の選択肢として認識するライン】

E→まこ、穏乃(二人ともCまであと1。あくまで恋愛感情がないだけで、嫌いなわけではありません)


和>>照>>咲=優希>>>トヨネ>エイスリン>胡桃>久>菫>憧>塞=淡>シロ>晴絵>玄>宥>衣>桃子>透華>
 やえ=マホ=一=星夏>初美=霞=誠子=憩>洋榎=竜華=煌=セーラ>哩=健夜>穏乃=まこ


※好感度が100を突破するとボーナス。また、先に彼女になった子が、少し優先されることがある


<このスレ特有の事情>
・まこと洋榎は貧乳を気にしている
・久は雷が苦手
・数絵は明石焼きが好き、食べると東場でパワーアップ
・京太郎はG(生き物)が苦手
・穏乃と健夜とやえはツール・ド・フランスに詳しい
・京ちゃんの母の名前が都(みやこ)父は葵(まもる)。都はハーフで専業主(副業あり)婦。葵は大学教授、専任は国文学



※京太郎サポート体制システム※

その1 全自動雀卓や栄養食、部屋の改造による全てのステータスの上昇効率アップ
その2 ゾロスターによる、商品交換制度
その3 ???????????????


<参考イメージ絵>

あと、一応デートした時の和のやつもありました


<前スレとの変更点>
・期末テストが終わりました
・合宿が始まりました




【困った時のQ&A】

Qこのスレの目的は?         A>>1>>2をご覧ください

Q前スレはどこ?           A>>3に載ってます。過去5スレ分しかないですが、たどれば見つかります

Qどういう風にこのスレは進むの??  A>>4を見ればだいたい分かるようにしてます。日程は>>5をどうぞ

Q各種ステータスとは?        A>>6を参照。ややこしいです

Q対局のルールは?          A>>7>>8に書いてますが、複雑です。知らなくてもなんとかなります

Q京ちゃんのステータスは?      A>>9に載ってますよ。ただ、スレが進むと古いデータになるので、
                   もし最新のものを知りたい場合は言って頂ければ

Qアイテムとかマスコミとか…?    A>>10を見てください

Qあれ、今好感度ってどんな感じだっけ A>>11をどうぞ。女性全般について書いてます

Q岩子さんって?           A>>4に書いてます。いわこさんじゅうななさい。詳しく知りたい方は18スレ目を参照

Qαとか特性って?          A>>7に書いてます。オカルトと非オカルトの違いです

Qその他分からないことがあるんですが Aこのスレ特有の事情は>>12にあります。それでも分からなければ、いつでも聞                   いてください
 


>>1000について
・展開が遅くならないように、必ず次のスレで消化する。小ネタを溜めることだけは絶対しない。
・グロ系はなし。エロいのは…極端じゃなければよし。あと、ホモすぎるのはなし
・本編には夢を見たという記憶が残って目覚めることもあるが、覚えてないこともある。
・どんな夢を見てもステータス、ストレスに影響はなし。ただし心情の揺れ動きは当然あり。また、夢以外の場面で書く場合もある。




これまでやってきた遊び

・王様ゲーム
・カラオケ
・エアホッケー
・ビンゴ
・ババぬき
・ポーカー
・ビーチバレー←new!

これまでやってきた決闘
・水まんじゅうロシアンルーレット

これまでに行ったごはん

・バイキング
・高級寿司
・焼肉



テンプレは以上ですよーぅ




あ、一応前スレは埋めていただけると助かります…


つづき



夜練習が終わって、風呂にも入った

ハギヨシさんと語らいながらゆっくりと浸かる風呂はマジで最高だ

前回みたいに広い露天はないけれど…ああ、癒される



京太郎「あー気持ちよかったっすね、今日も」

ハギヨシ「ええ。ここのお湯の質はなかなかですね。清澄の主将の方、いい宿を選びましたね」

ハギヨシ「須賀君、私明日の仕込みを少し手伝ってきます」

京太郎「あ、俺も手伝いますよ」

ハギヨシ「いえ。須賀君には昼食のお手伝いを今度お願いするので。朝と夜は、ゆっくり休みましょう」

京太郎「でも…」

ハギヨシ「ふふっ、実は今朝早起きして準備したら、思いのほか今日一日眠くて…」

ハギヨシ「それを踏まえて、明日の分は夜のうちに準備をしておこうという作戦です」

京太郎「なるほど」

ハギヨシ「須賀君は練習してるわけですし、ゆっくり休むべきです」

京太郎「そうですね。お気づかいありがとうございます」

ハギヨシ「では、お先におやすみなさい」

京太郎「ええ…おやすみなさい」


京太郎「ハギヨシさん、お疲れ様です。明日も、俺頑張ります…」

京太郎「ん?」




誰?


+1~3で最大コンマ
合宿に来てる人


「………」

京太郎「あ」

「…………」

京太郎「あ、お疲れっす」

「…………」


影が、俺の隣を早足ですり抜けていく

風呂のあとのせいか、シャンプー甘い香りが鼻腔をくすぐって

見えないけど、すぐに分かった。それが東横桃子のものだと


京太郎「ちょい、タンマ」

姿が見えないから、体をエックスに広げて通せんぼ。行かせない

ま、小瀬川さんは絶対こんな風に動かないとは思うけど


「っ?!」

京太郎「何拗ねてるんですか?」

「別にすねてないっすよ?………ちょっとしばらく一人になりたいだけっす。そっとしておいてくださいっす」

京太郎「んー」

「通してくださいっす」

京太郎「通れるんじゃないですか?俺、見えてませんし。隙間を通るなり、横を通るなり」

「…………」

京太郎「…………」

「……………」

京太郎「……フルーツ牛乳飲みたくないですか?」

「……」

京太郎「おごりますよ。ほら、自販機がすぐそこに」

「……コーヒー牛乳なら」

京太郎「ん?」

「コーヒー牛乳なら」

京太郎「…OK」




+1のコンマ一桁が
0,1,2→話術
3,5,6→学力
7,8,9→雑務
4→補正なし
※44→ハプニング(好感度分の確率)
※77→補正+20
※44、77以外のゾロ目→ステータス補正に加えて+5


京太郎「ぷはっ……うまい。フルーツ牛乳最高!」

「……フルーツ牛乳って詐欺っすよ」

京太郎「え?」

「フルーツならもっとフルーティな味わいでもいいと思うっす。フルーツ牛乳はフルーチェみたいなもんっす」

京太郎「確かにミルキーだけど…」

「フルーチェコーヒー味みたいなもので…そもそもそれよりコーヒー牛乳の方が好きっすけどね」

京太郎「それはなんでですか?」

「なんで…?どうっすかね。理屈じゃないっすよ、しいて言えば甘すぎるとかっすかね?」

京太郎「なるほど」

「須賀さんは?」

京太郎「俺は、なんでも好きですよ。母さんが嫌いなもの作らないように育ててくれたおかげで」

京太郎「特別な嫌いはないです」

「好き嫌いじゃないくて、嫌い?」

京太郎「そうっすね。だいたい好きですから」

「いい人生っすね」

京太郎「ええ。毎回の食事が楽しみですから」

「………」

京太郎「…………さて」


京太郎「じゃあ、俺そろそろ寝ます」

「………」

京太郎「明日も早いですからね。おやすみなさい」

「……何も聞かないんすか」

京太郎「ん?何をですか?」

「いや………」

京太郎「聞きましょうか?事細かに」

「そんな、ことは求めてないっすけど……須賀さんのことだから」

「おごってあげたことを理由に、さりげなくさりげなく話を聞き出そうとするのかと」

京太郎「思ったっす?」

「っす」

京太郎「……とりあえず、そろそろ出てきませんか?ビンが宙に浮いてて、さっきから慣れないっす」

「仕方ないっすね……」スーッ

京太郎「………!」

「どうかしたっすか?」


え、あ、そうか。風呂上がりか

そうか。ブラとかつけないのか。風呂上りって。浴衣だし。男ほとんどいないし




雑務補正で+5
+3でコンマ反転判定(大失敗01~05 失敗06~20 普通21~50 成功51~75 大成功76~99 00は超成功)

超成功 →+10 &もう一度安価&アイテム
大成功 →+3 ぽよよん

成功  →+2 ぽよん? 
普通  →+1 冷静になれ 
失敗  →雑務経験点-10

大失敗 やらかし-3&ストレス+5


98+5=103で判定大成功(ブースト)



京太郎「……い、いや。なんでもないっす」

「…ぷっ。相変わらずっすね。私と話してると、口癖が移っちゃう」


あ、笑った…なんだろ、いい笑顔だな

少し、俺に心を開いてくれてるのかな。可愛い、な


「………なんでここにいたか知りたいっすか?」

京太郎「……」

「知りたくないっすか。じゃあ勝手にしゃべるっす。聞きたくなければ、帰っていいっすよ」

京太郎「そうだなあ……」

「……」

京太郎「今、ハギヨシさん部屋にいないんっすよね。明日の朝食の準備で。だから暇ですね」

京太郎「誰かの話でも聞いてる方がいいかな、眠くなるまで」

「………それは、それはどうも。じゃあギブアンドテイクで。話してあげるっす」

京太郎「ええ。聞き流してます」

「そうしてくださいっす」


「それで今日の試合っすけど。本当に、拗ねてないっす。これは嘘じゃない」

京太郎「それなら…?」

「ただ、遠いなと」

京太郎「遠い」

「そうっす。追いかける背中が、こんなにも遠いのかと。私だけならまだしも、それがあと四人分」

「全員で追いかける清澄の、龍門渕の、風越の背中は遠いなと、思ったっす」

京太郎「……」

「分かりやすく単語で説明するなら、【絶望】っすかね」

京太郎「絶、望…」

「残り一年間で、なんとかしたい。けど、なんともなる自信がないっす」

「絶望して、自信喪失して、気力喪失してる、今ここ。って感じっすね」

京太郎「なるほど」

「納得っす?」

京太郎「っす」

「マネしないでくださいっす」

京太郎「そんな笑顔で言われても」

「作り笑顔っす」

京太郎「そうですね、さっきの笑顔の方が100倍可愛かったですから」

「…さっき?」

京太郎「ええ。口癖がうつってしまう、って言った時です」

「そうっすかね…自分の顔は、自分で見えないっすから」


京太郎「ちょっと、休みませんか?」

「?」

京太郎「ほら、ここ。ベンチ二台ありますし。一緒にねっころがりましょうよ」

「ああ…いいっすけど。枕欲しいっす」

京太郎「ああ、持ってきますね」

「いいっすよ、須賀さんがまくらで」

京太郎「ああ、俺が枕……はい?」

「膝枕、希望するっす」

京太郎「ま、マジですか?」

「そうっす。まあ、少し位」

「可愛いって言ってくれたお礼っす」

京太郎「あ、俺に対する役得提供なのね」

「嫌っすか?」

京太郎「いえ……小躍りしたいです」

「素直っすね……」


―――――――


東横さんは、俺の膝にしがみつくように寝転がってきた

目をつぶって、顔を沈めている


「……硬いっす」

京太郎「男ですからね…」

「まあ、私のためじゃなくて、須賀さんのためっすから、いいっすよ」

京太郎「ほんとすいませんね…」

「いえいえ」


顔を伏せたままだからわかりづらいけど

拗ねてないとは言ってたけど、きっと落ち込んでたんだと思う

そうじゃないと、こんなにひっついたりしないだろう

部屋じゃ、こんな姿、後輩に見せられないよな――




――ぽよん、胸が柔らかく膝を刺激する

うん、冷静になろう




雑務補正で+5 ブーストで+8
+3でコンマ反転判定(大失敗01~05 失敗06~20 普通21~50 成功51~75 大成功76~99 00は超成功)

超成功 →+10 &もう一度安価&アイテム
大成功 →+3 撫でる

成功  →+2 耐えるけどバレる 
普通  →+1 冷静にがんばる 
失敗  →雑務経験点-10

大失敗 やらかし-3&ストレス+5



69+13=82で判定大成功



京太郎「……おつかれさまです」


優しく、なでてみる

きっと甘える人が欲しかったのだろうと勝手に予測して

しないほうがいいかもしれないと思いつつも、してしまった

嫌がられたら、すぐ、やめればいい


「……妹さんにもしてたっすね」

京太郎「妹?あ、マホちゃんのこと?」

「そうっす。よく女性の頭を撫でるんっすね」

京太郎「いや、少し語弊があるような……」

「宮永さんの頭も、昼ごはん終わったあと撫でてたっすよね?」

京太郎「いや、あれは幼なじみで……」

「ま、私には関係ないっすけど」

京太郎「………東横さん」

「なんっすか」

京太郎「よく俺のこと見てますね」

「……へ、へっ?」

京太郎「いや、ピンポイントに見てるのかなって思ってんですけど……そんなタイミングよく見れるわけないし」

京太郎「割と普段から俺のこと見てるんだなと思っただけです」

「…! そ、それは違うっす。須賀さん、違うっす」

京太郎「またまたご冗談を」

「た、戯れがすぎるっすよ……これはあくまで、須賀さんへのお礼なんすよ」

京太郎「どうも、撫でさせてくれてありがとうございます。可愛い東横さんを膝枕できて幸せです」

「っ……ず、ずるいっす。そういう言い方は」

京太郎「そうっすかねー本当は誰かに慰めてほしいのに、
    お礼とかいう名目で甘えるのはずるくないかと思うけどな~誰とは言わないけど」

「~~~~~っ!!! も、もう降りるっす!!」

京太郎「いやいや、これは俺に対するお礼なんだから、俺がまだ満足してませんし~」

「ぐっー!!ぐぬぬぬぬ……」

京太郎「………」

京太郎「…本当に嫌なら、降りてもいいですけど」

「…………」

「…………約束は守るっす」ギュッ



東横さん、意外と素直じゃないんだな。十分役得だったけど



※桃子の好感度+6 これで結構上位にきてます 自覚するまで残り+8


桃子と文堂さん同じ大成功なのにこの差はひどくないか、と書いてて思ったけど

文堂さんでどうしても女の子っぽい話に持っていけなくて…ごめんなさい




京太郎は、寝る前に最後に合宿招待メールを一通誰かに送ります

送った相手は判定優遇



照、すばら、胡桃、エイスリン、玄、初美、憩、菫、穏乃、淡、憧、豊音、

洋榎、宥、竜華、霞、やえ、晴絵 健夜


+1~3de最大コンマ


玄→ですね

これで招待は玄と塞



※7/25(水)合同合宿二日目 終了

総練習時間 18時間



忘れてましたが、ランキング戦二日目の試合結果

の前に、京太郎以外の清澄のメンバーの二試合目の経験点


咲+1+2
和+3+4
優希+5+6
まこ+7+8

それぞれコンマ分上昇



多いので、連投可で


ランキング戦 二回戦


他の卓の組み合わせ

A優希、衣、睦月、数絵

B和、純、佳織、池田

Cまこ、透華、裕子、純代

D咲、一、マホ、未春


<結果>

京太郎:76600
智紀 :20400
星夏 : 7300
桃子 :△4300


衣  :81000
数絵 :15000
優希 :13200
睦月 :△9200


池田 :29200
和  :29000
純  :25000
佳織 :16800


透華 :33000
まこ :28000
純代 :22000
裕子 :17000

咲  :50000
一  :22300
未春 :15700
マホ :12000


  

1位 須賀京太郎 +78900(①+27300②+51600)
2位 天江 衣  +72000(①+16000②+56000)
3位 宮永 咲  +55000(①+30000②+25000)
4位 龍門渕透華 +14000(①+6000②+8000)
5位 井上 純  +3000 (①+300 ①±0)
6位 原村 和  +1000 (①-3000②+4000)
7位 染谷 まこ ±0    (①-3000②+3000)
8位 妹尾 佳織 -200  (①+8000②-8200)
9位 池田 華菜 -3800 (①-8000②+4200)
10位 沢村 智紀 -7700 (①-3100②-4600) 
11位 片岡 優希 -7800 (①+4000①-11800)
12位 吉留 未春 -12600(①-3000②-9300)
13位 国広 一  -13300(①-10600②-2700)
14位 深堀 純代 -14900(①-11900②-3000) 
15位 南浦 数絵 -16000(①-6000②-1000)
16位 夢乃 マホ -16700(①-3700②-13000)
17位 室橋 裕子 -21700(①-13700②-8000)
18位 文堂 星夏 -24000(①-6300②-17700)
19位 東横 桃子 -36300(①-7000②-29300)
20位 津山 睦月 -49200(①-15000②-34200)


まこ
基礎雀力 B(75)79/200→B(75)195/200



基礎雀力 B+(87)421/350→ B+(88)196/350



優希
基礎雀力 B(73)197/200→ B(74)59/200



基礎雀力 B+(86)106/350→B+(86)240/350




-7/26(木)合同合宿三日目 朝-


京太郎「…………ねむい」

京太郎「昨日東横さんと調子にのってだべりすぎたからだ…ハギヨシさんいねえ…」

京太郎「朝練習、行くっきゃないよな……」



-7/26(木) 三日目 朝練 ♠の間-


「…おはよう、っす…」

京太郎「あ、東横さん…」

「眠そうな顔してるっすね…」

京太郎「ちょっと話しすぎましたね」

「こっちはコーヒー牛乳のせいで、眠れなかったっす……」

京太郎「俺のせいじゃないっすよね、それ」

「そうっすけど…でも、寝ついたのは3時くらいっす…」

京太郎「ええええ…2時間しか寝てないとか」

「頑張るっすよ…なんだかんだ、勇気もらったっす……」

「ありがとう、っす」

京太郎「……いえいえ。頑張りましょうね」



朝練分

京太郎+1
まこ+2
咲+3
優希+4
和+5

それぞれコンマ分、雀力が上昇


40×【1.3】=52↑

京太郎
基礎雀力 A (90)223/500→A (90)275/500


まこ
基礎雀力 B(75)196/200→B(76)79/200



基礎雀力 B+(88)196/350→B+(88)214/350


優希
基礎雀力 B(74)59/200→ B(74)131/200



基礎雀力 B+(86)240/350→B+(86)254/350




優希「京太郎ー」

京太郎「おう、優希。おは」

優希「略するな。おっはー」

京太郎「変形するな、おはようございます!」

優希「グンモー」

京太郎「欧米か」ビシ

優希「アイムハングリー」

京太郎「欧米か」ビシ

優希「京太郎、しんじゃえー」

京太郎「横暴か」ビシ

優希「…………」

優希「……こんなんだと、愛宕姉さん、ブチギレだじぇ?」

京太郎「そうかも。やっぱやめようかな、ハリセンビンタ……」

優希「大丈夫だ、来るとは限らない。来るとは」

京太郎「ああ……いや、でも協力してくれるって」

優希「もちろん来たらするじぇ~でも巻き添えはお断りだじぇ」

京太郎「ああ、そこはなんとかする……たぶん」

優希「絶対を希望する」



-7/26(木) 三日目 朝食 ♥の間-



まこ「さて……三日目の朝食です。味わって食べましょう」

まこ「いただきます」


―――――


裕子「………」モグモグ

未春「………」パクパク

星夏「……」ゲッソリ

マホ「………」ウトウト

衣「zzzzzzzzzzzz」



京太郎「…………」

京太郎「なあ、優希。思ったより、きてるな、皆……衣さんに至っては普通に寝てるし…」

優希「そりゃあな…そもそもこのメニューでもっとも辛いのは……」

数絵「睡眠時間が少ないことよ」ニュッ

京太郎「うわ!」

数絵「なによ」

京太郎「いえいえ……あれ、南浦さん、元気ですね?」

数絵「私は朝にめっぽう強いのよ。夜はからきしだけど…」

京太郎「そういえば、この間の電話のとき……眠たくて口調がおかしかったですね」

数絵「……そう、だったかしら?」

京太郎「電話したこと覚えてますか?」

数絵「うーん……着信履歴、あとで見ておくわ」

京太郎「覚えてないのか…」


数絵「ともあれ、この馬鹿みたいに少ない睡眠時間のせいで、みんなもう死にそうよ」

京太郎「そうみたいですね」

数絵「……なんなの?あなたたち、機械なの?眠くないの?」

京太郎「いや眠いですけど…もう慣れたっていうか」

数絵「………いや、なんかあれね、清澄って人数が少なくて自由が効いていいわね…
   ウチみたいに人がたくさんいると絶対何人か倒れる人が出て問題になるわ」

京太郎「南浦さんだって、去年まではそうだったのでは?」

数絵「そうね。だから改めて【団体】というもののめんどくささを知ったわ、まあ」

数絵「代わりに得たものも大きかったけどね。あ、この卵焼き美味しい」

京太郎「なるほど…」モグモグ

数絵「ま、お互い頑張りましょ。インハイで当たるかもしれないし。その時はよろしく」

京太郎「ところで、南浦さんは南場に強いから夜に強いイメージなんですけど…一日の後半に強い、みたいな」

優希「それ!それ思ったじぇ!!」

数絵「……じゃあ聞くけど」

数絵「片岡さん、その理屈だとあなたはとてつもなく朝に強いことになるけど……」

数絵「そこのところどうなの?」

優希「うっ」

数絵「つまり関係ないのよ。ていうか、朝くらい普通に起きなさいよ」

和「ですよね、優希は昔から朝に弱くて…」

数絵「大変ね、ほんとあなたも。原村さん、あなたとは気が合いそうだわ」

和「そうですね、南浦さん。気持ちがわかっていただけるのは嬉しいことです」

優希「また二人で私をいじめるなああ」

京太郎「これはしゃーないな」


-7/26(木) 三日目 午前練 ♠の間-


まこ「皆さん、だいぶお疲れのようですが…三日目です、張り切っていきましょう」

まこ「午前練はペア練です、昨日と同じように、ペアを組んでください」




他校(長野3校)から一人



+1~3で最大コンマ





今日はここまでです

だいぶ進んだかな。明日から全国キャラが来ます


何か質問あれば、おやすみなさいー

スレを見返していて気がついた

>>37>>38の京太郎と桃子のやりとりの間に、以下のやりとりを入れ忘れてました。
展開が唐突でなんかおかしいと思った。つなげておいたので、一応どうぞ


「………なんでここにいたか知りたいっすか?」

京太郎「……」

「知りたくないっすか。じゃあ勝手にしゃべるっす。聞きたくなければ、帰っていいっすよ」

京太郎「そうだなあ……」

「……」

京太郎「今、ハギヨシさん部屋にいないんっすよね。明日の朝食の準備で。だから暇ですね」

京太郎「誰かの話でも聞いてる方がいいかな、眠くなるまで」

「………それは、それはどうも。じゃあギブアンドテイクで。話してあげるっす」

京太郎「ええ。聞き流してます」

「そうしてくださいっす」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――ここから

「今回の大会…団体、ご存知のとおり、ボコボコに鶴賀は負けたわけっすが」

京太郎「……」

「大将まで回らず、副将どまり。まあ、仕方ないとは思ったっす。
 みんな自分の実力を出して、そのまま帰ってきただけだと思ってるっす」

「だから、せめて個人戦では、いいところを見せられるように、と頑張ったつもりだった、んすけど……」

「強いっすね、みんな。本当に。まさか決勝の12名にすら残れないとは」

「団体は出れなかったから、仕方ない。個人戦で、
 三人から五人に枠が広がったから、そこに頑張って入ればいいかなと思ってたっす」

「もちろん、手は抜いてないし、実力もだいたい発揮したっすけど、それでも勝てなかった……それで思ったんす」

京太郎「何を?」

「『ああ、これじゃダメだ』って。このままだと来年も勝てないって。この一年間何をしてたんだって。
 自分はあぐらをかいて大将に座ってたんじゃないかって」

「もっとみんなを強くしなきゃって。自分がもっと強くならないと、って」

「すんませんっす、全然まとまってないっすね。ともかく」

「……この合同合宿は自分含め部員全員の底上げにもってこいだと思ったっす。
 始めの挨拶の時、須賀さんにお願いしたっすよね?」

「この合宿の私たちにとっての【メリット】は【意義】はなんなのかって?」

京太郎「はい」

「それはそのためっす。みんなに改めてそのことを認識してほしかったし……」

「自分でも再確認しておきたかった。あの時はありがとうございましたっす」

京太郎「いえいえ…」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――ここまで

「それで今日の試合っすけど。本当に、拗ねてないっす。これは嘘じゃない」

京太郎「それなら…?」

「ただ、遠いなと」

京太郎「遠い」

「全員で追いかける清澄の、龍門渕の、風越の背中は遠いなと、思ったっす」

京太郎「……」

それだけです、あとフルーチェコーヒー味みたいなもの、じゃなくて、フルーチェミルク味みたいなもの、じゃないと会話の意味がおかしかったり

スレ見返すたびにやらかしてるんですけど、もうそこは脳内保管で…

再度おやすみなさい…失礼しました



部屋の片付けやりながらのんびり更新します

そういえば前スレ>>1000はハロウィンネタで一つ、でしたね。そのうち書いてみます

とってくれた人、どうも


つづき



衣「京太郎、衣とやらないか?」

京太郎「衣さん。おはようございます」

衣「うむ、おはよう。ペアは決まったか?」

京太郎「いえ…そろそろ衣さんと組みたいなと思って、開けておきました」

衣「ほう…ハギヨシ並みの心遣いだな。感謝しよう」

京太郎「衣さん、口調が麻雀モードっすね」

衣「ん?そうかもしれんな。なんたって今衣は…わくわくしてるからな。お前と練習できることに」

京太郎「それは光栄ですね。お相手いたしましょう」

衣「ふむ……では」




1衣「普通に打とうか」     雀力
2衣「ちょっと戯れてみるか?」 α 衣なので、半βの強化 難易度高め



+1~3で多数決

さすがに人少ないか


>>95 部屋の掃除片手間だから、本当にのんびりやるので
   遅くても良いですよ。必要あれば連投をお願いしますし


衣「衣とちょっと戯れてみるか?」

京太郎「何をするんですか?」

衣「ふふ…いやな、今回のランキング戦、今のところだが、衣はお前に負けている」

1位 須賀京太郎 +78900(①+27300②+51600)
2位 天江 衣  +72000(①+16000②+56000)
3位 宮永 咲  +55000(①+30000②+25000)
4位 龍門渕透華 +14000(①+6000②+8000)
5位 井上 純  +3000 (①+300 ①±0) 

衣「まあまだ直接対決はしていないから、なんとも言えんが…」

衣「お前の戦いぶりを眺めていると、心がざわついてくるのだ」

京太郎「………」

衣「ちょっと衣と楽しい遊びをしよう、な?」

京太郎「いいですよ。前回の特訓では全く衣さんの意に添えませんでしたけど…」

京太郎「今こそ、その期待に応えてみせます」

衣「いい返事だ。よし、お前に教えることはない。五感で感じ取って、思うがままについて来い!」

京太郎「はい!」




<衣と特訓>

半βの強化

コンマを2回づつとります。それを計5回


+1のコンマ一桁が
0,1,2→話術
3,5,6→学力
7,8,9→雑務
4→補正なし
※44→補正-10
※77→補正+20
※44、77以外のゾロ目→ステータス補正に加えて+5

+2のコンマで判定


例えば+1のコンマが56、+2のコンマが43なら

学力補正で+10なので判定値は43+10=53


判定値       得点
00~50→失敗  なし  
51~90→成功  +1
91~99→大成功 +2


得点が
0~5→失敗  特に変化なし
6~8→成功  β覚醒
9、10→大成功 β超覚醒

まあ、高コンマゲーなのでいつもどおり気軽にどうぞ


衣「よし、開始だっ!サイコロ、まわれー!」

京太郎「よろしくお願いします!」

衣「言っておくが、生半可な打点じゃあがらせないからな」

京太郎「おっけーです。絶対和了ってみせます」



一回目

+1のコンマ一桁が
0,1,2→話術
3,5,6→学力
7,8,9→雑務
4→補正なし
※44→補正-10
※77→補正+20
※44、77以外のゾロ目→ステータス補正に加えて+5

+2のコンマで判定


41+10(学力補正)=51で成功 得点+1


京太郎「……つ、ツモ。満貫です」

衣「うむ…ギリギリラインだな。その調子で頑張れ」

衣「衣は今の手、三倍満だった。和了りを優先したお前の勝ちだ」

京太郎「は、はい……」

まだ、9巡目なんですけど…やっぱすげえな、衣さん



二回目

+1のコンマ一桁が
0,1,2→話術
3,5,6→学力
7,8,9→雑務
4→補正なし
※44→補正-10
※77→補正+20
※44、77以外のゾロ目→ステータス補正に加えて+5

+2のコンマで判定



83+10(話術補正)=93で判定大成功 +2 現在得点3


京太郎「…!よしきた、リーチ」

衣「ほう」

京太郎「……来ない」

衣「そこで一発で和了れればいいんだがな…そううまくはいくまい」

京太郎「衣さんの海底ってどうなってるんですか…?いっつも一発ですよね」

衣「ふふっ、敵に秘密を教えると思うか?」

京太郎「え!?秘密あるんですか?コツとか?!」

衣「どうだろうな。それも秘密だ。ほら、引かないのか?」

京太郎「あ、はい……あ、ツモだ」

衣「……」

京太郎「リータンドラ3…満貫です」

衣「裏はどうした?」

京太郎「あっ…あ、そのまま頭が乗って跳満だ」

衣「やるな、一発がついてれば倍満だ。やはり詰が甘いな」

京太郎「精進します……」




三回目

+1のコンマ一桁が
0,1,2→話術
3,5,6→学力
7,8,9→雑務
4→補正なし
※44→補正-10
※77→補正+20
※44、77以外のゾロ目→ステータス補正に加えて+5

+2のコンマで判定




80+10(学力補正)=90で判定成功 +1 現在得点4


衣「ロン」

京太郎「う゛っ…」

衣「リーチ一発河底、タンヤオピンフドラ2赤1で16000だ」

京太郎「ぐわあああ……嘘だ…海底だけじゃないのか…」

衣「現実逃避してどうする。衣は海底だけしか和了れないといつから錯覚していたのだ。
  誰でもどの役でも和了れるに決まっておるだろう」

京太郎「いや、だって唐突過ぎて…」

衣「……お前が和了るまで、逆に待ってやったのだが。最後のツモまで」

京太郎「……気がつけなくてすいません」

衣「落ち込んでる暇はないぞ、次に行こう」

京太郎「はい!」


やるぞ、衣さんから直撃とってみせる!



四回目

+1のコンマ一桁が
0,1,2→話術
3,5,6→学力
7,8,9→雑務
4→補正なし
※44→補正-10
※77→補正+20
※44、77以外のゾロ目→ステータス補正に加えて+5

+2のコンマで判定

ちなみに自分のツモ番残ってないとリーチかけれないから一発と河底は重複しない

>>113 指摘ありがとう、本番の打牌で失敗しないようにします

81+5(雑務補正)=86で判定成功 +1 現在得点5


京太郎「引きました、ツモです」

衣「……」

京太郎「トイトイホンイツ、ドラ2で跳満」

衣「及第点はくれてやる、といったところ…か。前回と比べて安定して結果を残せるようになってきたな」

京太郎「ありがとうございます」

衣「……まあ、物足りないが」

京太郎「そうでしょうか」

衣「衣からしたらな。京太郎には京太郎の基準があるだろうから、深入りはせん。今のままで京太郎は十分強い」

京太郎「……そう、ですかね」

衣「ああ、そうだ」


できれば衣さんみたいに…なれないかもしれないけど、近づきたい


衣「オーラスだ。心していけ」

京太郎「はい!」




ラスト

+1のコンマ一桁が
0,1,2→話術
3,5,6→学力
7,8,9→雑務
4→補正なし
※44→補正-10
※77→補正+20
※44、77以外のゾロ目→ステータス補正に加えて+5

+2のコンマで判定


これで成功以上でβ覚醒 失敗で何もなし


83で成功 +1 現在得点 +6で覚醒


京太郎「……リーチ」

衣「お、早いな。じゃあ、衣もしておく」

京太郎「……」

衣「リーチ」カチャ


さすが衣さん。手はとっくに出来上がってたのに

俺が張るまで待っててくれたのか。本当に優しいというか、適切に指導してくれるというか

常に俺の一歩先にいて、ギリギリのところで、いつも俺を待っていてくれるんだ

昔はなんだこの指導法、と思ってた。照さんにしても、魔物みたく強い人の教え方は理解不能だったけど

今は、これくらいじゃないと、満足できないな―――



京太郎「ツモです。リーチ一発ホンイツドラ2。裏1で倍満、8000オール!」

衣「おお…」

京太郎「よっしゃ、衣さんにめくり合いで勝ったぞ!これってけっこうすごいんじゃ!」

衣「本当にな。衣にめくり合いで勝つには、『衣に一回も引かせない』くらいだ。まあ、他にもなくはないが」

衣「それを見事にやってのけたな。しかも高火力で。さすが衣が見込んだやつだ」

京太郎「よっしゃあああああ、衣さんにお褒めの言葉いただいた!!いやっふーーーーー!!」

衣「ふふ……さあ、昼ごはんの時間だ。京太郎、胃を満たしに行こう」

京太郎「はいっ!」


半βがついに覚醒します

半β【おもちバースト】
奇数局において、自分の打点が常に2つ上がる。
また偶数局の打点判定に+10。ただし、打点が81以上の時は発動しない
おもちの大きい相手(独断と偏見)がいる場合、全員の判定を-2


+2のコンマ一桁が
7以外→成功
7  →大成功



成功

β【おもちバースト】
奇数局において2つ、偶数局において1つ打点が上がる。ただし2位と1万3000点差以上で1位の時は発動しない
おもちの大きい相手(独断と偏見)がいる場合、全員の判定を-2

大成功

β【おもちバースト】
奇数局において2つ、偶数局において1つ打点が上がる。ただし2位と2万点差以上で1位の時は発動しない
おもちの大きい相手(独断と偏見)がいる場合、全員の判定を-2


ただし~以降のくだりは『一翻』で和了りの可能性を0にしないためです
あと、チートすぎるのを防ぐため。十分強いですが


6→成功


あとは…恒例のアレ。いつもの遊び心


βが覚醒しました

名前を

1変更する
2そのまま

+1、2でコンマが大きい方


ごはん食べてきます


1→変更する


うーん、中二病を脱するべきか



候補
1おもちバースト(改)
2おもち@ドリーマー
3おもち暴走京
4breast-burst(ブレストバースト)
5その他自由

+1~3で最大コンマ

だめだ、思いつかない…


おもちスレイヤー……某掲示板スレのあれかな?


厳密にスレイヤーがなんなのか知りません(無知)


β【おもちスレイヤー】
奇数局において2つ、偶数局において1つ打点が上がる。ただし2位と1万3000点差以上で1位の時は発動しない
おもちの大きい相手(独断と偏見)がいる場合、全員の判定を-2


これで、α・β・γの全てが覚醒しました

覚醒スキル強化イベントあるのー?


>>132 午前のペア練は基本的にαやら特性をあげるイベントですよー雀力上昇も可能だけど  
   ただし、そのキャラに見合ったαや特性が選択されますが。あとα→sinαになると難易度上がります

衣→高火力→β
照→照魔鏡→γ
憧→速攻→α  
宥→宥姉のメガネ
菫→シャープシュート

みたいな感じで


-7/26(木) 三日目 昼食 ♥の間-


優希「あー腹減った。眠い。帰りたい!」

和「欲望を撒き散らして…そういうのは心に留めておいてください。みんなが思ってることです」

京太郎「え?」

和「……須賀君、は思ってなさそうですね」

京太郎「あはは…俺けっこうこの合宿楽しんじゃってるな」

咲「いいことだよ、それに明日から、強い人がいっぱいくるんだ……」

まこ「清澄は2回目じゃけえ、余裕じゃのう。さて、そろそろみんなもお腹がすいてきたじゃろう。食べるか」

まこ「それでは、昼食の挨拶を……」


**「はい、ストップ」

**「ここが今年の合宿所か。昨年より快適そうじゃないか」

**「美味しそうな食事ですね…大人数向けのとは思えないです。どなたが作ったんですか?」


京太郎「げっ……」

「せ、先輩!」

華菜「キャプテン!!」


まこ「………」

まこ「いただきます」


「「「「「「「「「いただきます!!」」」」」」」」」


久「…私たち、無視された?」

ゆみ「いや、そんなことはない。モモは私に声をかけてくれた」

美穂子「華菜、元気そうでよかった…他のみんなも」


京太郎「和、やっぱり帰りたい」

和「わがまま言うのはダメですよ…」

和(須賀君かわいい…)

久「須賀君~会いたかったわ~」

京太郎「言葉と表情がまるで一致していない!」

久「いやいや、本当に思ってるわよ?失礼な」

咲「部長、お久しぶりです!」

一「あちゃーなんできちゃうかなー」

久「後輩のためを思えば当然よ。龍門渕まだOGがいないから分からないかもしれないけどね」

京太郎「なんていうかいっつも唐突に出てくるのやめませんか?わたくし心臓がもちませんことよ」

久「だって、普通に出てきたってつまらないでしょ?本当は練習中に卓に乱入して『私たちが相手よ!』ってやりたかったけど」

京太郎「それもはや邪魔しに来てますね…」

久「だから、やめといたわ~老害になるのは嫌だしね」



まこ「なあ…久。お前が今日来るのは知っとったが…」

久「連絡したからね。前回とは違ってぬかりないわ」

まこ「……加治木さんと福路さんは聞いとらんが」

久「あ、そうだっけ。ごめんねー。一人で行くのもさみしいし」

久「せっかくの合同稽古だし、全員でいっちゃおーと思って誘ったのよ。二人ともテスト終わって暇だって」

まこ「いや、それなれそれで連ら…いや、もうええ。部屋は三人一室でええか?」

久「須賀君と一緒の部屋がいいな~」

京太郎「丁重にお断りします。同室にする意味・意図・意義全て不明です」

久「うわひっど。言い方ってもんがあるでしょう?」

京太郎「え、すごく丁寧に拒否したんですけど…」

久「『先輩と一緒だと恥ずかしいんで、勘弁してくださいよ~』とか」

京太郎「確かに恥ずかしいです、部長のいたずらは小学生レベルなんで見てるこっちが」

久「……『女性と一緒の部屋だとまずいですよ』とか」

京太郎「それ部長が言うと本当にお前が言うな感が」

久「……うわーん。ゆみ、なぐさめて!」

ゆみ「はいはいよしよし。で、練習はいつからだ?」

まこ「休憩したら14時から始める。ランキング戦じゃ」

ゆみ「なるほど。よし、私たちも見学させてもらおうか」

美穂子「そうしましょう。おやつを作りたいから、台所をお借りできるかしら……」

京太郎「この対応ですね」

久「ぐぐぐぐぐ…私が連れてきてあげたのにー」

透華「なんだか向こうで盛り上がってますわねー」モグモグ

純「あーそうだな。俺らは過去にも今にも五人きっかしだしな。仕方ない」

一「そういえば、ボクたちが卒業したらどうするの?透華」

透華「そうですわね。衣のために作った部でしたけど…今はその役目も果たしましたし」

透華「順当に廃部でいいと思いますわ。新入部員も0でしたし」

智紀「そもそも勧誘してない…」

衣「そうか。でも、龍門渕の麻雀部がなくなるのは、なんだかさみしいな。みんなとの思い出だがら……」

一「衣…」

純「お前…」

智紀「……」

透華「……………」

透華「……ハギヨシ」

ハギヨシ「はっ」

透華「今すぐ新入部員勧誘の手配を。最低一〇名、龍門渕高校の二軍扱いで準備を進めること」

ハギヨシ「かしこまりました」

透華「条件が三つ。一つ目。麻雀に興味がある者のみを勧誘すること、無理矢理はダメですわ。入りたい人を希望します」

透華「二つ目。衣と遊んでくれそうな人。優しそうな方を希望します」

透華「三つ目。その方々に一昨年と昨年、今年の私たちの大会DVDを見せること。それで逃げ出さない人を希望します」

透華「―――以上、三つで最低一〇名。今すぐ手配開始!」

ハギヨシ「はっ!」



純「順当に廃部でいいと思いますわ」キリッ

透華「純、だまらっしゃい」

純「へいへーい。透華お嬢様の言うとおりに。まあ……」

純「俺も、そっちの方がいいけどよ」

一「ん?純君、そっちってどっち?」ニヤニヤ

純「う、うるせえ!!」

一「もう、素直じゃないんだから」

純「この。お前だって嬉しいだろ」

一「…もちろん。嬉しいよ。すごく嬉しいさ」

純「あっさり答えられると返す言葉がねえ……」


-7/26(木) 三日目 午後練 ♠の間-


久「え?須賀君が1位……」

ゆみ「このメンツでか…さらに強くなってるな。県大会は存分に見せてもらったよ。
   私は加治木ゆみだ。鶴賀のもと部長、大学一年生。よろしく」

京太郎「どうもこんにちは。はじめまして、須賀京太郎です」

ゆみ「ああ、久から散々聴いてるよ。知ってるか?久は皆がいないところで後輩自慢を――」

久「ちょ、ちょっと。ゆみ、余計なこと言わないで!」

ゆみ「おっとこれは失礼」

京太郎「……にわかには信じがたいです」

ゆみ「久、大丈夫みたいだ、よかったな」

久「喜べないんだけど…」

美穂子「須賀さん、先日はお宅でお世話になりました」

京太郎「福路さん、どうも。こちらこそ、楽しかったです。またいらしてくださいね」

美穂子「ぜひ。あなたのお母さん、とても素敵な人よね」

京太郎「いえいえ…福路さんこそ…」

美穂子「い、いえ…私なんて全然…」


久「………」

ゆみ「久?」

久「へっ?な、何?」

ゆみ「どうかしたか?」

久「な、なんでもないわ」


ランキング戦三試合目


【抽選】

京太郎と戦う3人を決定

それぞれの高校から一人


コンマ一桁が

龍門渕の場合
コンマ
0~2→純
3~5→透華
6~8→衣
9→やりなおし

鶴賀の場合
0~2→マホ
3~5→佳織
6~8→睦月
9→やりなおし

風越の場合
0~2→数絵
3~5→純代
6~8→華菜
9→やりなおし



+1で龍門渕
+2で鶴賀
+3で風越

のそれぞれメンバーと三試合目


【ランキング戦 三試合目】

京太郎VS衣VS佳織VS華菜



調子(コンマ反転)

コンマ 96~99→☆絶好調+8 
コンマ 91~95→◎好調+4   
コンマ 11~90→○普通±0   
コンマ 05~10→●不調‐4   
コンマ 00~04→▼絶不調‐8 



京太郎+1
衣+2
佳織+3
華菜+4


ひどい組み合わせだ……


華菜だけ不調、あとは普通 うーんこの



オカルト選択

1abc(αβ)
2pp(αγ)
3名前はないけどγβ


+1~5で多数決


1→abc(αβ) γがあれば場の支配半減できたんですが…まあ、本番じゃないので、いろいろ試すのはありですね

mixαβ【Accel-Burst-Combination】
<α分>
自分の判定に常に+15
<β分>
奇数局において2つ、偶数局において1つ打点が上がる。ただし2位と1万3000点差以上で1位の時は発動しない
おもちの大きい相手(独断と偏見)がいる場合、全員の判定を-2
<おもち選択>
①おもちの大きい相手(独断と偏見)の判定が常に-4
②おもちの大きい相手(独断と偏見)がいる場合、全員の判定を-2



おもち選択(佳織一人)


①おもちの大きい相手(独断と偏見)の判定が常に-4
②おもちの大きい相手(独断と偏見)がいる場合、全員の判定を-2


+1

どっち?


今回→2

席順(コンマ反転)


京太郎+1
衣+2
佳織+3
華菜+4


大きい順に東南西北

京太郎→69
衣→15
佳織→80
華菜→3

東 佳織 
南 京太郎
西 衣
北 華菜
        京太郎
        南
    衣 西    東 佳織 
        北
        華菜


佳織 :25000
京太郎:25000
衣  :25000
華菜 :25000


京太郎
基礎雀力 A (90)275/500  全国トップレベル、マジか
総合雀力 +A
称号 五人目、遅れてきた怪物、清澄の2枚エース
試合前に食べるモノと言えば チョコレート


mixαβ【Accel-Burst-Combination】
<α分>
自分の判定に常に+15
<β分>
奇数局において2つ、偶数局において1つ打点が上がる。ただし2位と1万3000点差以上で1位の時は発動しない
おもちの大きい相手(独断と偏見)がいる場合、全員の判定を-2
<おもち選択>
①おもちの大きい相手(独断と偏見)の判定が常に-4
②おもちの大きい相手(独断と偏見)がいる場合、全員の判定を-2

①か②を選択→今回は②


芽生え【宥姉のメガネ】
一度過去に戦った相手がいる場合、いる人数×1を判定にプラスする。

特性【貫く雷光の一閃】
前局でのコンマが偶数の時、和了りをロンにできる。
この効果で和了った場合、自由に直撃相手を指定できる。1位のとき、あるいは全員の点数が同じ時は発動しない。

特性 【アンジェリス・エクス・マキナ】
半荘に2度だけ、自分の判定に‐10して相手二人のαと特性を全て封じることができる
ただし発動中に振り込んだ場合は相手の打点が1つ上がる。封じ込められないものもある。


天江衣 
基礎雀力 
通常時      
A(92)


満月時、大将戦時 ??(???)
総合雀力 SS-




α【場の支配】
全員の判定に‐30。
また、天江衣が和了れない場合→計算結果が130以上に誰も達していない場合、その局は流局となる。

このとき、120〜129の計算結果の者がテンパイ、119以下の者がノーテンとなる。

ただし、ゾロ目確定和了りが発生した場合、このαは判定に–30も含めて消える。

α【圧倒的高火力】
四翻以下で和了った場合、ツモなら打点が2つ和了り、ロンなら打点が1つ上がる。
ただし、このαで跳満以上の打点にはならない(衣は打点を上げないこともある)

α【海底撈月】
コンマがゾロ目のとき、あるいは12、23、34、45、56、67の時、次の局で発動。
その局は打点がさらに2つ上がる。

α【超感覚】
直撃で振り込む場合に判定を行い、反転コンマ50以下であれば直撃を回避し、コンマ3位にその直撃を受けさせる。


妹尾香織 
基礎雀力 C(53)
総合雀力 C

α【ビギナーズラック】
00を除くゾロ目が出た場合、無条件で役満の和了りが確定する。
(ただし、対戦相手がゾロ目を出していた場合、このαは打ち消され、通常のゾロ目判定になる)
また、半荘で1度しかこのαは発動しない。


α【謎の加護】
自分が放銃した時に発動。跳満以上の時、その打点が一つ下がる。ただし、順位が2位以上の時はこの効果は消える。


池田華菜 
基礎雀力 B(80)
総合雀力 B+

特性【ムラッ気】
打点が常に1つ上がる。ただし、放銃した際に自分のコンマが50以下ならば、その相手の打点も1つ上がる。

特性【リーチせずにはいられないな】
順位が3、4位のときかつ前の局のコンマが50以上の時に発動可能(局の初めに発動するかを指定)。
打点がさらに1つ上がる。ただし、和了れなかった場合、リーチ棒分の点棒を支払う(流局の場合は共卓に)

特性【咆哮】
・団体戦→合計得点が4万点を切った場合、あるいは4万点以下からさらに下がった場合に発動。
その後、終局まで判定に+7する
・個人戦→残り得点が7000点を切ったときに発動。その後、順位が2位以上になるまで判定に+7する


基礎雀力 衣(92)>京太郎(90)>華菜(80)>佳織(53)
総合雀力 衣(SS-)>京太郎(A+)>華菜(B+)>佳織(C)


「衣さん…」

「ふふ、県大会決勝以来の正式な試合だな。あれからどれほど強くなったのか……」

「見せてもらうぞ?」


互いに、火花を散らす

現時点で衣さんにどれくらい追い縋れるのか

試してやろうじゃんか――――





華菜「……なんだ、この組み合わせ。華菜ちゃん、大ピンチだし」

佳織「ええ…生きて帰って来れるといいんですけど」

華菜「……ま、まかせるし。まだ初心者に近い妹尾は、華菜ちゃんが守ってあげるし!」

佳織「ぜ、ぜひよろしくお願いします…でも、私も精一杯頑張ります!」



ランキング戦 三試合目


闘牌、開始!



東一局  親:佳織
佳織+1 京太郎+2 衣+3 華菜+4 打点+5


東一局  親:衣


mixαβ【Accel-Burst-Combination】発動!→京太郎の判定に+15!全員の判定に‐2!
芽生え【宥姉のメガネ】      発動!→京太郎の判定に+2!(衣と、華菜)
α【場の支配】          発動!→全員の判定に‐30!


調子→華菜だけ不調、あとは普通

ストレス→なし

計算式
基礎雀力+調子+コンマ+α、特性-ストレス

○佳織  53+81‐30‐2=
○京太郎 90+95+15‐30+2=172↑↑↑↑↑↑
○衣   92+82‐2=172↑↑↑↑↑↑↑↑↑
▼華菜  76+58‐30‐2=
打点   12で一翻 京太郎と衣が同数でテンパイ 残りはノーテン


(京太郎、感じるか。衣の力を――)

(ええ、だいぶオーラが、見えてきましたよ――)



嵐に嵐を正面衝突させたような衝撃が、卓上を吹き荒らす

力をもつ前線同士が、その場で対峙して、どちらも一歩も引かない



京太郎「テンパイ」

衣「衣もだ」

華菜「の、ノーテン…」

佳織「ノーテンです…」



京太郎「やりますね」

衣「言うようになったじゃないか……ここからが本番だ」




衣  :26500
京太郎:26500
佳織 :23500
華菜 :23500


次局は京太郎の東場の親ですが

マキナ、使う?

特性 【アンジェリス・エクス・マキナ】
半荘に2度だけ、自分の判定に‐10して相手二人のαと特性を全て封じることができる
ただし発動中に振り込んだ場合は相手の打点が1つ上がる。封じ込められないものもある。


1Yes
2No


+1~3で多数決

αγが最善だったか……?

>>177打点次第、ですかね。ただ京太郎の雀力も十分に高いので
  本番じゃないことを考えれば、いい試金石にはなると思います 


1Yes←
2No



マキナの対象二人


1衣と華菜
2衣と佳織
3華菜と佳織


+1~3で多数決


2→衣と佳織


東二局  親:京太郎
佳織+1 京太郎+2 衣+3 華菜+4 打点+5


東二局、親。大事な親。衣さんの高火力に追いつくために必要な、必須な時機の親

ここで、和了る。封殺する


刹那、京太郎の中にある絵が思い浮かぶ

それは大きな機械で、光り輝いていた

それは女神のようで、悪魔のようでもあった

その女神は、衣さんと…妹尾さんを、ある場所に閉じ込めた

そして、外から見ている京太郎は他人事のように眺めていて―――


機械仕掛けの神が、この対局の結末をえぐり出して現実に引き込み始めた瞬間だった

京太郎は、動き始めた。牌を流し込んで、送り出して

女神がそれを見守る。誰にも邪魔はさせない

一歩づつ、前に進んで、あっという間に頂上までたどり着いた



京太郎「……リーチ」


衣(……? な、なんだこれは。全然、ツモが…ば、馬鹿な。何が起こっている!?)

佳織(あ、あれ?さっきから裏目ばっかり…おかしいなあ)

華菜(す、須賀が……光って見えるし…目の錯覚か?)

東二局  親:京太郎


mixαβ【Accel-Burst-Combination】発動!→京太郎の判定に+15!全員の判定に‐2!打点に+1!
芽生え【宥姉のメガネ】      発動!→京太郎の判定に+2!(衣と、華菜)
α【場の支配】          発動!→全員の判定に‐30!→【封じられている】
特性【アンジェリス・エクス・マキナ】発動!→衣と佳織の全α、特性を封殺!! 京太郎の判定に‐10!

計算式
基礎雀力+調子+コンマ+α、特性-ストレス

○佳織  53+38‐2=89
○京太郎 90+94+15+2‐10=191↑↑↑↑↑↑↑↑↑!!!!!!
○衣   92+37‐2=127
▼華菜  76+5‐2=73
打点   73で満貫 跳満を華菜に直撃 18000!



京太郎「…ロン。リーチ一発、ピンフ一盃口ドラ1赤1」

京太郎「池田さん、親っ跳です」



京太郎:44500
衣  :26500
佳織 :23500
華菜 : 5500




次局は京太郎の東場の親連チャン一本場

マキナ、使う?(これで2回目、ラスト)

特性 【アンジェリス・エクス・マキナ】
半荘に2度だけ、自分の判定に‐10して相手二人のαと特性を全て封じることができる
ただし発動中に振り込んだ場合は相手の打点が1つ上がる。封じ込められないものもある。


1Yes
2No


+1~3で多数決




1Yes←
2No



マキナの対象二人


1衣と華菜
2衣と佳織
3華菜と佳織


+2


2→衣と華菜


東二局 一本場  親:京太郎
佳織+1 京太郎+2 衣+3 華菜+4 打点+5

奇数はツモじゃないの?


>>198 94だから、ロンです。打点のところじゃなくて、それぞれ踏んだコンマの偶数奇数判定

東二局 一本場  親:京太郎


mixαβ【Accel-Burst-Combination】発動!→京太郎の判定に+15!全員の判定に‐2!打点+1!
芽生え【宥姉のメガネ】      発動!→京太郎の判定に+2!(衣と、華菜)
α【場の支配】          発動!→全員の判定に‐30!→【封じられている】
特性【アンジェリス・エクス・マキナ】発動!→衣と佳織の全α、特性を封殺!! 京太郎の判定に‐10!
α【謎の加護】          発動!→京太郎の打点を‐!

計算式
基礎雀力+調子+コンマ+α、特性-ストレス

○佳織  53+34‐2=85
○京太郎 90+73+15+2‐10=170↑↑↑↑↑↑
○衣   92+4‐2=90
▼華菜  76+21‐2=95
打点   92で跳満 打点+1で倍満 α【謎の加護】で跳満に 佳織を直撃



京太郎(和に教わったとおり)

京太郎(冷静に場を見てみると…すいすい牌が流れていく。時には流れない時もあるけど)

京太郎(せき止めるんじゃなくて、自由に流してやる。そうすれば、いつか必ずゴールにたどり着ける)

京太郎(さっき見た光景はなんだったのか分からないけど……これなら、いけるぞ――)


京太郎「妹尾さん、ロン!」

佳織「ひゃっ!」

京太郎「また親跳です。18300!」



衣(………なんと)

衣(なんと、面白い。こんなに面白い対局は、久しぶりだ……)ゾクゾク



京太郎:62800
衣  :26500
華菜 : 5500
佳織 : 5200




東二局 二本場  親:京太郎
佳織+1 京太郎+2 衣+3 華菜+4 打点+5

ここ00は0だっけ?


>>210 そうですよー

東二局 二本場  親:京太郎


mixαβ【Accel-Burst-Combination】発動!→京太郎の判定に+15!全員の判定に‐2!
芽生え【宥姉のメガネ】      発動!→京太郎の判定に+2!(衣と、華菜)
α【場の支配】          発動!→全員の判定に‐30! 130に達していないため、流局


計算式
基礎雀力+調子+コンマ+α、特性-ストレス

○佳織  53+45‐30‐2=66<130
○京太郎 90+45+15‐30+2=120<122<130 
○衣   92+2‐2=92
▼華菜  76+00‐30‐2=48<130
打点   京太郎だけテンパイ、あとはノーテン



京太郎(また、いくぞ…)

衣(……手が、悪い。だが…)


“そうそう、和了らせると思うな―――――”



京太郎(…くっ、さすがに衣さん相手に三連続和了りは無理か…でも)

京太郎「テンパイ」

衣「……っ、ノーテンだ」

佳織、華菜「ノーテン」


衣(……止める。これ以上京太郎の好きにさせないぞ)



京太郎:65800
衣  :25500
華菜 : 4500
佳織 : 4200


東二局 三本場  親:京太郎
佳織+1 京太郎+2 衣+3 華菜+4 打点+5

ん?一本場のとき京太郎のコンマ73だからツモアガリじゃないの?

>>217
あ、そっちか…指摘ありがとう、計算しなおすとこうだ




京太郎:62800
衣  :20400
佳織 :17400
華菜 : △600


って、これで終わってたのか…すいません、間違えてました


―終局―


京太郎が強すぎると、思ったんですがよく考えると


本当に今回もコンマがいいんですよね


たったの三局でしたけど

京太郎のコンマは95→94→73な上に

後ろ二つはマキナ発動時。おまけにマキナ発動時の衣のコンマは37と4



くろちゃー「運も実力のうちとはいえ、なかなかのなかなかだね」




1位→×1.3
対戦相手の総合雀力→平均して自分と同じくらい?→×1


+1、3のコンマ分上昇

+2(>>4



196↑ 秘薬 12/20

京太郎
基礎雀力 A (90)275/500→A (90)471/500



このあと、誰に話しかける人



1ころたん
2華菜ちゃん
3かおりん

+1~3で最大コンマ



テストのときでは考えられないような高コンマ群

2→華菜ちゃん



衣「京太郎」

京太郎「衣さん…俺」

衣「今回は、衣の負けだ。だが忘れるな、これで引き分けだぞ!県大会のときと合わせて、引き分けだ!一勝一敗!」

京太郎「ふふ、そうですね」

衣「それに!まだ衣は本気じゃないんだぞ!!満月の日だったら、絶対負けないんだからな!」

京太郎「分かりました!じゃあこの決着は…」

衣「…インターハイで、だ。そのときまでもっと衣も強くなる。京太郎も精進するんだぞ!」

京太郎「かしこまりました。お任せください、衣お嬢様」

衣「おお、ハギヨシみたいだ!京太郎、執事もきっといけるぞ。もし京太郎が来るなら、雇ってやるぞ!」

京太郎「それは嬉しいですね。ぜひ就職に困ったときは、よろしくお願いします」

衣「任せておけ、じゃあ、またな!」

京太郎「ええ、お疲れさまでした」





華菜「……つ、疲れたし…」

京太郎「池田さん、チョコ食べますか?」

華菜「す、須賀…くっ、施しなんていらないし!」

京太郎「施しって…戦後の日本じゃないんですから。いらないなら別にあげませんけど」

華菜「チョコレート…か。もらってやってもいいし?」

京太郎「……」パキッ

京太郎「どうぞ」

華菜「いただきます、だし」


+1のコンマ一桁が
0,1,2→話術
3,5,6→学力
7,8,9→雑務
4→補正なし
※44→ハプニング(好感度分の確率)
※77→補正+20
※44、77以外のゾロ目→ステータス補正に加えて+5


京太郎「そんなに疲れましたか?たったの三局でしたけど…」

華菜「あのなあ…天江衣相手にどれだけエネルギー使うか、知ってるのか?」

京太郎(いや、俺も戦ってたよ…?)

華菜「しかも、戦うたびにいろいろ華菜ちゃんは思い出して……おい、聴いてるのか?」

京太郎「聞いてますって」

華菜「とにかく、疲れたし…キャプテンにもカッコ悪いとこ見せっちゃったかなあ」

京太郎「福路さんですか。あの人はそんなことで池田さんを責めたりけなしたりするような人じゃないと思いますけど」

華菜「…ん?須賀京太郎、キャプテンの何を知ってるんだ?」

京太郎「あ、いやその…」

京太郎(なんかうちに来たことは隠しておいた方が良さそうだな。絶対そうだ。めんどくさいことになりそうだ)

京太郎「すいません、知りもしないで…」

華菜「全く…だめだぞ、当てずっぽうで喋ったら。
まあ、キャプテンは実際すごくいい人だけどな!意外と見る目あるなお前!」

京太郎「………」

華菜「…?どうしたし?」

京太郎(さ、さっきの対局より疲れる、だと…?)




雑務補正で+5
+3でコンマ反転判定(大失敗01~05 失敗06~20 普通21~50 成功51~75 大成功76~99 00は超成功)

超成功 →+10 &もう一度安価&アイテム
大成功 →+3
成功  →+2
普通  →+1
失敗  →雑務経験点-10
大失敗 やらかし-3&ストレス+5


78+5=83で判定大成功


京太郎「い、いやなんでも…」

華菜「よーし。じゃあ華菜ちゃんとキャプテンとの馴れ初めも気になるし?」

京太郎「え?」

華菜「おっ、その反応は気になってる感じだな!よし、聞かせてやるし。チョコレートのお礼だ!」

京太郎「え、いえ、ちょっと待ってください。誰も頼んでな――」

華菜「奥ゆかしいやつだなあ。さ、そこに座るし」



この人さっき俺が飛ばしたばっかりなのに

なんでこんなに普通に接してくるのか…メンタルが尋常じゃない……!!



―――――――――――――


それから、他のランキング戦の組が終わるまでずっと福路さんの話を聞き続けた

途中船を漕ぎかけたときは、ほっぺをつねられて起こされた


まこ「終了五分前です、片付けの準備をしてください」


やった!終わる、やっと終わる!


華菜「―――――で……ん?もうこんな時間だし?」

京太郎「そ、そうです」

華菜「まあいいや。それでその時、キャプテンは華菜ちゃんにこう言ったし。『華菜、私はみんなに麻雀を』――」

京太郎「あ、あの。そろそろごはんですけど…」

華菜「うーん、あと5分でまとめるのはしんどいな…じゃあ、さらっといくし」

京太郎「いえ、もう、もうけっこうです、十分福路さんの良さは伝わりました。素晴らしい人です。神です。天使です」

そして池田さんは悪魔です。

華菜「そうか?じゃあ続きがいつでも聞けるよう、連絡先を渡しておくし。貴重だぞ、華菜ちゃんの携帯番号!」

京太郎「は、ははは……」

華菜「じゃあ、またな!」

京太郎「あ、ありがとうございました」ボロッ



※華菜の好感度出現&+3、連絡先ゲット



-7/26(木) 三日目 夕食 ♥の間-



京太郎「…………」グッタリ

和「あの…どうしたんですか?お疲れのようですが…」

京太郎「和……やばい、お前に甘えそうだ…」

和「えっ?//ちょ、ちょっとここでは……嬉しいですけど……」

京太郎「…だよな。ちょっと池田さんにパワーを吸収されちまったようだ……」

和「ほ、本当に平気ですか?」

京太郎「平気……たぶん。あ、今日和に教わったこと使って、衣さんに勝てた…ありがとう、和」

和「それはなによりの喜びです…お役に立ててよかった」

京太郎「もう、思い残すことは…」

和「あ、ありますよ!デートの約束、したじゃないですか!お父さんにだって――」

久「ん?デートがなんだって?」

京太郎「あ、部長!お疲れ様ーっす!!」ガバッ

久「お、お疲れ。元気いっぱいね」

京太郎「もう元気ったら元気ですよ!え?デート?誰がデートするんですか!?」

久「い、いえ。和がデートって言った気がしたから…聞き間違いみたいね。ごめんね」

京太郎「いえいえ。部長、お気になさらず!!」

久「な、なんか気持ち悪いわね……大丈夫、須賀君!」

京太郎「大丈夫です!」


まこ「それでは、いただきますの挨拶を…龍門渕高校部長の龍門渕さん、お願いします」

透華「やっとわたくしですのね…こほん」

透華「私、龍門渕高校三年龍門渕透華と申しますわ。ご存知の方がほとんどでしょうが、一応お見知りおきを」

透華「みなさん、大変お疲れ様でした。この過酷なスケジュールの中、よく頑張っていらっしゃいますわ」

透華「聞くによると明日からは全国から人が集まってくるようで…ますます賑わいますわね。とても楽しみです」

京太郎(お嬢様らしい、凛とした挨拶だなあ…)

透華「さて、料理長さんが作ってくださったおもてなしを、冷えないうちにいただきま――」

一「透華。これ冷やしゃぶだよ。元々冷えてる」

透華「…っ、い、いただきます!!」


「「「「「「「「「いただきます!!」」」」」」」」」



透華「は~~~じ~~~~め~~~~~?!どういうつもりですの!?」

一「ボクは思ったことを言っただけだよ」

純「…どんまい、透華。一クン、ごまだれとってよ」

一「はい」

純「あれ、もみじおろしは?」

智紀「こっち…」

透華(ぐぬぬぬぬぬぬぬぬ……! もう一度、もう一度挨拶を、どこかで!)

透華(こんどこそ、成功させますわ!!)


とりあえず切りますー

また夜に来ると思います


あと、今日の夜に全国招集キャラ決めると思います


何か質問あれば、ではー


あ、このあと両隣に座る二人


+1~5でコンマが大きい人を上から二人。かぶったら席の端っこ


これ忘れてた
ではまた後ほど

このスレ初見なんだけど、どうして誰も五人三中名につっこんでないの?


>>248
>>2のやつですね。訂正しておきました。誤字多いから、皆慣れてるんだと思います。
できるだけ気をつけます



桃子ともうひとりは久と衣が61で同値

+1のコンマが

偶数→久
奇数→衣

(もうテンプレには目を通して無いとは言えない)

>>251
長いからね、仕方ないね。
まあ、テンプレ見なくてもいいように進行はしてるつもりです。
分からないことがあれば>>13の困ったときのQ&Aで。
1は常にミスしてるので、指摘は大歓迎です



衣「京太郎、ごはんとなりだな!」

京太郎「ええ、衣さんとごはんですよ、ごはん!」

衣「今日は冷しゃぶだー京太郎、ごまだれとポン酢どっちがいい?」

京太郎「そうですね~ちょっと眠いので、さっぱりポン酢でお願いします」

衣「分かった、ポン酢だな!」

「……須賀さん、わたしはごまだれで」

京太郎「東横さんとつくづく選択が逆ですね…はいどうぞ」

「ちょっと濃厚なものを食べたい気分っす」

衣「…き、京太郎。東横さんはころもの友達になってくれるかな?」ヒソ

京太郎「もちろんなってくれますよ!俺がお願いしてみます」ヒソ

「……どうかしたっすか?あ、天江さん、どうもっす。東横桃子っす」

衣「よ、よろしく…お願いします」

「大将戦では当たれなかったっすね、個人戦でも……すいませんっす」

京太郎「あ、あの。東横さん。つらいなら思い出さないくていいんですよ?」

「つ、つらくないっす。現実を見るっすよ…」

衣「ころもと、ころもと友達になろう!」

「ともだち…?」

衣「うん!」

「……いいっすけど。私と友達になっても楽しくないっすよ?」

衣「えっ…」

京太郎「ちょっと、東横さん…年下相手なんだからもっと空気を読んで……」

衣「え?」

「年下?」

京太郎「あっ」


衣分
+1のコンマ一桁が
0,1,2→話術
3,5,6→学力
7,8,9→雑務
4→補正なし
※44→ハプニング(好感度分の確率)
※77→補正+20
※44、77以外のゾロ目→ステータス補正に加えて+5


衣「…………」

京太郎「ほんと、衣さんごめんなさいって…」

衣「……京太郎、衣が年下だって……ひとつ上なのに…」

京太郎「いや、気の迷いというか、東横さんが気を利かせないからつい、というか…」

「人のせいにしないで欲しいっすね…」

衣「みんなのなかで一番誕生日も早いのに…おねえさんなのに……今日、京太郎に麻雀教えたのに…」

京太郎「機嫌直してくださいよ、お願いします!」

衣「……京太郎なんかもう知らない!」


京太郎(………東横さん、なんとかしてくださいよ)

(なんで私が…)

京太郎(ほんのちょっとは東横さんも悪いんですよ?)

(そりゃそうかもしれないっすけど…)

衣「……」プクー


京太郎(ちょっと膨れてる衣さん、なんか子供みたいで可愛いな…)

(……反省してるんすか?)

京太郎(い、いやっ。間違えた。どうしよう)


(…拗ねてる人には、甘えさせるのが一番じゃないんすか?)

京太郎(昨日の東横さんみたいにですか…)

(昨日?何かありましたっすか?)

京太郎(すっとぼけおって……まあ、それが一番か)



京太郎「衣さん!」

衣「な、なんだ。もう京太郎とは話さないって決めたんだぞ!」

京太郎「そんなこと言わずに…もし許してくれるなら、飴あげますよ?」

衣「あ、アメごときで…」チラ

京太郎「チョコレートはいかがですか?」

衣「い、い、いらん!」チラチラ

京太郎(お、揺れてる…もうひと押しだ)

京太郎「今なら、衣さんの言うことなんでも聞いちゃう券もついてきます」

衣「何っ?!本当か?!」

京太郎「ええ!何でもいいですよ!」

衣「……っ、じゃなかった…衣はそんなに騙されたりは…だいたいそういう問題じゃないのだ!京太郎が衣を子供扱いするから…」

京太郎(惜しかったけど、もう無理か……仕方ない、この手は使いたくなかったけど)

京太郎「じゃあ、こうしましょう。今から問題を一問出します。衣さんが答えられなかったら俺の言うこと聞きますね?」

衣「…問題?」

京太郎「ええ。簡単な教養の問題です。【年上】の衣さんなら当然年下の要求を飲んでくれますよね?」

衣「!! と、当然だ。分かった、その条件、飲もう」

京太郎「では……」

京太郎「文学から」



「袖ひちて 結びし」から始まる和歌の全体と作者と、文意を答えてください。



衣「…………」

京太郎「学校でも和歌習いますよね?」

衣「…………」


といっても、こんな歌はそう習うものではない

有名な歌とはいえ、全文わざわざ覚えてるはずがない

俺の父さんが国文学者で、小さい頃からこの手の知識教養は俺に仕込んである

すいません、衣さん。仲直りするためなんです!許してくださ―――



衣「……袖ひちて」

え――?

衣「結びし水の むすびし水の こほれるを 春立つけふの 風やとくらむ」

衣「立春の日に読んだ歌。解釈は夏の日に袖を濡らして、手で掬った水が
  冬のあいだに凍って、長い間そのままであったものが」

衣「立春になった今日の風が解かしているのだろうか――」


京太郎「………へ?」


衣「詠み手は紀貫之。平安時代の歌人。古今和歌集の選者。ちなみにこの歌も古今和歌集に入っている」

衣「これでいいのか?」

京太郎「……は、はい。有ってます…え、ええっ?!」

衣「この歌は好きだな、季節の変化を水という日頃から触れているもので、繊細に表現している…」

衣「目の前に、顔を洗うために用意した、桶の水が浮かんでくるようだ」

京太郎「あ、は、はい。誠にその通りです…」

衣「……」

京太郎「………」

衣「……ふっ。衣にはらくしょーだぞ!!えっへん!」

京太郎「……ま、まいりましたーーーーー!!」

衣「ふふん、まいったか。じゃあ衣の問題にも答えるんだ!」

京太郎「へっ?」

衣「これだと一方的に問題を突きつけられて衣がかわいそうじゃないか。だから、衣も出す」

京太郎「い、いいですけど…」

衣「案ずるな。ちょっと頭をひねれば分かる問題だ。いくぞ」


Q.小さな閉鎖的な村に、お前は暮らしている。その街には医者も一人、政治家も一人、学校の先生も一人。
  ただ美容師だけはなぜか二人いる。一人は綺麗な髪型をしていて、服装もセンスがある。顔もいい。
  もう一人は、めちゃくちゃな髪型で、服装はセンスのかけらもなく、ブサイクだ。
  さて、お前ならどちらに髪を切ってもらう?


学力補正で+10
+3でコンマ反転判定(大失敗01~05 失敗06~20 普通21~50 成功51~75 大成功76~99 00は超成功)

超成功 →+10 &もう一度安価&アイテム
大成功 →+3  正解 
成功  →+2  ヒント
普通  →+1  不正解
失敗  →学力経験点-10
大失敗 やらかし-3&ストレス+5




61+10=71で判定成功


「なんっすか?その問題…?そんなの一択じゃないっすか。
 センスがない人に切って欲しくないっすよ。顔がいい方に決まってるっすよ」

衣「そうか」

京太郎「……」

衣「京太郎はどう思う?」

京太郎「んー…えっと、東横さんの言うとおりな気はするんですけど…」

衣「……そうか」

京太郎「…でも、衣さんが何も考えずにこの問題を出すとは思えないです。だから…ヒントをください」

衣「ヒントか?そうだな…人は見た目で決まるのか?ということだ」

京太郎「み、見た目で?」ギクッ

衣「そうだ。あと文章を丁寧に読め」

京太郎「………」


えっと?小さな閉鎖的な村に…ここはいいか
医者も先生もたぶん関係ない。美容師がポイントか
いや、だってめちゃくちゃな髪型の人に切ってもらいたくな―――

―――あっ



京太郎「……衣さん、ごめんなさい」

衣「何がだ?」

京太郎「…いえ、その…年下扱いして…」

衣「…別に怒ってない、ぞ。ただ京太郎には」

衣「表面だけ見て、騒ぎ立てる輩と同じになってほしくない、それだけだ…」

京太郎「……はい」


衣「わかったら、一緒にごはん食べよう、な!」

京太郎「は、はい……!」

衣「じゃあ、もういっかい、いただきます!だ!」

京太郎「いただきます!」

衣「よし、食べよう!」


対局してるときより、ずっといい顔で、衣さんは笑っていた

なんだか、衣さんが俺よりずっと大人に見えた



※衣の好感度+2


「……結局よく分からなかったっす…」

京太郎「……」

「わかったんすか?」

京太郎「もちろん。クイズの答えは分かった。けどそれよりなんかいろいろ教わったような…」

「……侮りがたし、ってことっすね。伊達に1年多く、生きてないっす」

京太郎「それもだけど、なんかそれ以上に――」

「なんっすか?」

京太郎「いや、なんでも」

「……須賀さん、真剣な顔つきしてるっす」

京太郎「あ、えっ、そうかな?そうだったかも…」

「ご飯のときくらい、気を抜いてくださいっす」

京太郎「…そうっすね。そうしよう」



+1のコンマ一桁が
0,1,2→話術
3,5,6→学力
7,8,9→雑務
4→補正なし
※44→ハプニング(好感度分の確率)
※77→補正+20
※44、77以外のゾロ目→ステータス補正に加えて+5


「はあ…満腹っす…」

京太郎「ですね」

「このまま寝っころがりたいっす…消えて、寝っ転がるっす」

京太郎「あ、ずるいっすよ。自分が見えないからって…」

「目立たないものの特権っす…悔しかったら須賀さんも地味になるっす」

京太郎「どうすればいいんですか…」

「そうっすね、まず金髪はダメっすね、目立つっす」

京太郎「そう、だな…それは俺も思う」

「次に喋り方。テンションは低めに保ち、脳内での思考・会話を増やすっす」

京太郎「う、うーん…まあ、しゃべらなければそりゃ目立たないけど」

「次に服。髪を黒く染めたら、藍色、あるいはグレーの服にするっす。できれば白のライン入のやつ」

京太郎「それはなぜ?」

「黒は逆に目立つっす。全身真っ黒なんて不自然っすからね。
 適度な色、適度で周囲に溶け込む色、それに加えて白で存在の儚さを匂わせるっす」

京太郎「いろいろ、研究してるんですね…」

「これでもボッチ歴は長いんすよ?」

京太郎「胸を張って言えることじゃないよなあ…」



補正なし
+3でコンマ反転判定(大失敗01~05 失敗06~20 普通21~50 成功51~75 大成功76~99 00は超成功)

超成功 →+10 &もう一度安価&アイテム
大成功 →+3  お試しステルス 
成功  →+2  お試しステルス
普通  →+1  また今度
失敗  →全ての経験点-10
大失敗 やらかし-3&ストレス+5



9→判定失敗 ステータスは減らしておきました



「どうっすか?今なら私とお試しステルスできるっすよ?」

京太郎「えーっと…今はちょっといいかな。腹いっぱいになったあと寝るのは体によくないし…」

「……そうっすか…分かったっす…」スーッ

京太郎「あっ……」

本当に、消えた――



京太郎「また今度機会があれば、やってみたいな…うーん、ちょっともったいなかったかな」

京太郎「興味あるにはあるし…でも髪黒に染めたら母さんになんて言われるか…」←自毛




※好感度、変化なし



夜練の前に


ランキング戦 三回戦 結果まとめ


他の卓の組み合わせ

A優希、一、マホ、純代

B和、純、裕子、数絵

Cまこ、智紀、睦月、星夏

D咲、透華、モモ、未春


<結果>


京太郎:62800
衣  :20400
佳織 :17400
華菜 : △600



数絵 :32000
和  :28000
純  :21400
裕子 :18600


一  :30400  
マホ :27000
優希 :27000
純代 :15600


まこ :29000
智紀 :27400
睦月 :22000
星夏 :21600

咲  :35300
透華 :35200
モモ :25800
未春 : 3700



1位 須賀京太郎 +116700(①+27300②+51600③+37800)
2位 天江 衣  +67400 (①+16000②+56000③‐4600)
3位 宮永 咲  +65300 (①+30000②+25000③+10300)
4位 龍門渕透華 +24200 (①+6000 ②+8000 ③+10200)
5位 原村 和  +4000  (①-3000 ②+4000 ③+3000)
6位 染谷 まこ +4000  (①-3000 ②+3000 ③+4000)
7位 井上 純  ‐600   (①+300  ②±0    ③‐3600)
8位 沢村 智紀 -5300  (①-3100 ②-4600 +2400) 
9位 片岡 優希 -5800  (①+4000 ②‐11800③+2000)
10位 妹尾 佳織 -7800  (①+8000 ②-8200 ③‐7600)
11位 国広 一  -7900  (①-10600②-2700 ③+5400)
12位 南浦 数絵 -9000  (①-6000 ②-1000 ③+7000)
13位 夢乃 マホ -14700 (①-3700 ②-13000③+2000)
14位 深堀 純代 -24300 (①-11900②-3000 ③‐9400)
15位 文堂 星夏 -27400 (①-6300 ②-17700③‐3400)
16位 室橋 裕子 -28100 (①-13700②-8000 ③‐6400)
17位 池田 華菜 -29400 (①-8000 ②+4200 ③‐25600)
18位 吉留 未春 -33900 (①-3000 ②-9300 ③‐21300)
19位 東横 桃子 -35500 (①-7000 ②-29300③+800)
20位 津山 睦月 -52200 (①-15000②-34200③‐3000)



京太郎以外の清澄のメンバーの三試合目の経験点


咲+1+2
和+3+4
優希+5+6
まこ+7+8

それぞれコンマ分上昇

連投お願いします



基礎雀力 B+(88)214/350→B+(88)348/350

基礎雀力 B+(86)254/350→ B+(87)5/350 

優希
基礎雀力 B(74)131/200→B(75)54/200
まこ
基礎雀力 B(76)79/200 →B(77)66/200 



ちなみに、さっきのクイズの答え解説しなかったけど、皆さん正解は知ってる……よね?
省いたけど、大丈夫ですかね?


解説希望とかある?

自分で自分の髪を切ることができない 後はわかるな・・・?


>>290が言ってくれたけど 一応解説


この村には美容師が二人しかいない

つまり、美容師自身が髪を切ってもらうには、もう一人の方に頼むしかない

ということは、髪型が綺麗な方の髪を切ったのはブサイクな美容師で

髪型が無茶苦茶な方の髪を切ったのはハイセンスイケメン美容師


ということ。自分で鏡見て切れ、って突っ込みは無しで



このクイズで見た目で人は判断してはいけない、って衣が遠まわしに京太郎に伝えたかった

そういう話でした。解説おわり

-7/26(木) 三日目 夜練 ♠の間-


まこ「えーそれでは、三日目の夜練習を開始してください」

まこ「清澄以外の皆さんはこの練習が前半最後の練習となりますので…」

まこ「頑張ってください」

優希「えー清澄は?」

まこ「最終日もあるけえの」

優希「じぇ……」





・夜練習は弱点補強、ペア練

・京太郎以外の清澄メンバーを一人選択してαか特性、あるいは雀力(上昇量は多め)を強化します

・京太郎は女の子とお話しするだけです。ゆとりタイム


まず強化する清澄メンバーを一人

1優希 with 数絵 
2まこ with 佳織
3和 with 透華
4咲 with マホ


+1~3で最大コンマ


3→和 with 透華



透華「原村和!わたくしとペアを組みましょう!」

和「ええ、いいですよ。よろしくお願いします」

透華「おーほっほっほっ!よくってよ、その追随の姿勢、よくってよ!」

和「……さっき凛々しく食堂で挨拶していた、龍門渕さんはどこに行ったんですか?」

透華「は、原村和、今なんと?」

和「いえ…なんでもありません。練習しましょうか」

透華「言いたいことがあるなら、はっきり言ってくださいまし!…でも、一みたいにはっきり言い過ぎも良くないですわね…」

和「どっちですか」

透華「それはともかく、今、凛々しいと!」

和「ええ、さっきの挨拶はとても良かったです。部長らしくて。素敵でした」

透華「っ、よ、よろしいですわ…原村和……」ゾクゾクゾク

和「最後の冷しゃぶがなければ最高でしたね」

透華「きいいいいいいい! やっぱり一!許しませんわ!!」



和の

1雀力あげよう
2αあげよう


+1~5で多数決


2→αあげよう



透華「それはそうと…あなた、少々腕が鈍ったんでなくて?」

透華「ランキング戦、見ての通りですわ」

1位 須賀京太郎 +116700(①+27300②+51600③+37800)
2位 天江 衣  +67400 (①+16000②+56000③‐4600)
3位 宮永 咲  +65300 (①+30000②+25000③+10300)
4位 龍門渕透華 +24200 (①+6000 ②+8000 ③+10200)
5位 原村 和  +4000  (①-3000 ②+4000 ③+3000)
6位 染谷 まこ +4000  (①-3000 ②+3000 ③+4000)

透華「これを見れば誰でも分かりますわよね…?長野は魔鏡と言われている。しかしその実態」

透華「飛び抜けているのは、上位数名ですわ。4位と5位の差で、既に2万点以上あるんですのよ?」

和「………」

透華「これは私(4位)とあなた(5位)でしてよ?他人事でなくってよ」

和「分かってます。見れば分かります」

透華「そうですの。では、この順位に従って、私に言うべきことがあるのではなくって?」

和「………」

和「ご、ごし…」

透華「……」ワクワク

和「ごし、ご指……」

和「ご指導お願いしま――」

透華(キマシタワー)ガタッ

和「――せん」

透華「って、なんでですの!!!!」ガクッ

和「あ、つい最後の最後で……」

透華「……あなた、人並みのプライドを持ってるんですわね。
   分かりますわ、このパーフェクトな龍門渕透華に、引け目を感じてしまうのも…」

和「引け目というか、引いてます」

透華「でも、またとないチャンスでしてよ?私、あなたに指導してもいいんですのよ?ああ、わたくし、優しいですわ」

和「優しいというか押し付けがましいというか…」

透華「ああ、もう本当に素直じゃないですわね!やりますわよ!私だって、もっと強くなったあなたと戦いたいんですの!」

和「……!」

透華「これはあなたのためであり、私のため。ギブアンドテイク。だったらいいでしょう?」

和「……よろしくお願いします」

透華「ええ、こちらこそ」


熟練【のどっちモード】
発動時は判定に+15
安価でゾロ目あるいは12、23、34、45、56、67、78、89が出た次の局から発動。半荘の終わりまで続く。


を強化



京太郎の特訓じゃないので、簡易版で


+2のコンマ一桁が

0~4→普通
5~8→成功
9  →大成功



普通

熟練【のどっちモード】
発動時は判定に+20
安価でゾロ目あるいは12、21、23、32、34、43、45、54、56、65、67、76、78、87、89、98
が出た次の局から発動。半荘の終わりまで続く。


成功

熟練【のどっちモード】
発動時は判定に+20 、かつ順位が3位以下の時打点が常に1つ上がる
安価でゾロ目あるいは12、21、23、32、34、43、45、54、56、65、67、76、78、87、89、98
が出た次の局から発動。半荘の終わりまで続く。


大成功

熟練【のどっちモード】
発動時は判定に+25 、かつ順位が3位以下の時打点が常に1つ上がる
安価でゾロ目あるいは12、21、23、32、34、43、45、54、56、65、67、76、78、87、89、98
が出た次の局から発動。半荘の終わりまで続く。


6→成功

熟練【のどっちモード】
発動時は判定に+20 、かつ順位が3位以下の時打点が常に1つ上がる
安価でゾロ目あるいは12、21、23、32、34、43、45、54、56、65、67、76、78、87、89、98
が出た次の局から発動。半荘の終わりまで続く。

にパワーアップ!



京太郎がペアを組む相手(能力アップではなく、お話するだけ)

+1~4で最大コンマ

※ただし、和と透華は除く


選択肢は4校から誰でも ハギはなし


京太郎「さて…」

マホ「お、おにいちゃん!」

京太郎「マホじゃないか。今日も俺のところに来てくれたのか…?」

マホ「そ、そうです!おにぃちゃんと練習したくて…指導してほしいです…」

京太郎「……」ドキドキ

マホ「だ、ダメですか?」

京太郎「ALL Collect.略してOK.もちろんいいに決まってるじゃないか。
    さあ行こう。すぐ行こう。席となりに座る?あ、ちょっとこの書類に記入してくれる?」←養子縁組

マホ「え、えっ?」


一(ニッコリ)


京太郎「よし、練習しようか、夢乃さん」

マホ「え…マホって呼んで言ってくれたのに…せっかく仲良くなったのに…おにいちゃん、約束破るですか?」ウルッ

京太郎「うっ、ごめんよ、マホ。違うんだ、マホ。おにいちゃんは約束をやぶったりしないよ」

マホ「よかったぁ…」

京太郎(はわわわわわ…一日の疲れが吹き飛ぶんじゃ…)



+1のコンマ一桁が
0,1,2→話術
3,5,6→学力
7,8,9→雑務
4→補正なし
※44→ハプニング(好感度分の確率)
※77→補正+20
※44、77以外のゾロ目→ステータス補正に加えて+5



マホ「マホ、今日頑張りましたです!」

※今日のランキング戦
一  :30400  
マホ :27000
優希 :27000
純代 :15600

京太郎「おお、上級生相手に2位……やったな、マホちゃん!」

マホ「えへへ…えへへへ…」

京太郎「どうした?」

マホ「褒められちゃいましたです!」

京太郎「………」

マホ「ど、どうかしましたですか?」

京太郎「な、なんでもないよ。幸せで意識が飛ぶところだった」

マホ「んー変なおにいちゃん」

京太郎「変でもいいよ、マホちゃん…ところで」

京太郎「暗カンしたときに、唯一チャンカンで和了れる役ってなんだっけ?」

マホ「国士無双です!」

京太郎「七対子の符って常に固定だったと思うけど、いくつで計算するんだっけ?」

マホ「に、25、です!」

京太郎「正解正解。じゃあ最後。いろんな役の組み合わせの中でひとつだけ20符になる組み合わせあるよね?それってなんだっけ?」

マホ「あ、う……えっと………うぅぅぅぅ…」

京太郎「ん?」

マホ「えっと、えっと…」



学力補正で+10
+3でコンマ反転判定(大失敗01~05 失敗06~20 普通21~50 成功51~75 大成功76~99 00は超成功)

超成功 →+10 &もう一度安価&アイテム
大成功 →+3
成功  →+2
普通  →+1
失敗  →学力経験点-10
大失敗 やらかし-3&ストレス+5


68+10=78で判定大成功


さりげなく、ヒント出してあげよう


京太郎「マホちゃんヒントほしい?」

マホ「い、いらないです…本番は、そんなことできませんから…」


京太郎(け、健気や…ええ子や…はっ、いかんいかん)

京太郎「あ~暇だから牌並べてる~マホ、できたら言って~」

マホ「分かりました…」

京太郎(こうして、こうして……)


京太郎「おっしゃー和了ったぞ!あれ、これは、20符で和了りだー(棒)」

マホ「…!」

京太郎「…ちょっと眠くなってきたな。寝よう。おやすみなさいー」

マホ(い、いまのうちです!!)

マホ(こ、これは……ツモピンフ!正解は、ツモピンフでした。そうでした、思い出しましたです!!でも……)

マホ「………」


京太郎(…そろそろいいかな?)

マホ「……あの」

京太郎「あ、分かった?」

マホ「分かりませんでした…ごめんなさいです」

京太郎「えっ?」

マホ「……ず、ズルして正解してもダメです。もう間違えないって決めたけど…間違いを認めないと、たぶんもっとダメだと思いますです」

マホ「だ、だから…叱ってくださいです」シュン

京太郎「………マホ!!なんていい子なんだ!」ガバッ

マホ「おにいちゃん!!」ガバッ




一「もう本当なんなのあれー」

純「オレに聞くなよ…」



※マホの好感度+3


そして部屋に戻り、風呂上り――

ハギヨシ「須賀君、三日目お疲れさまでした」

京太郎「ええ、なんだか今日はいろいろ勉強になったし、楽しかったし…充実してましたね」

ハギヨシ「それはよかった。須賀君は十分強いですが、それでなお得られるものがあるこの合宿は…」

ハギヨシ「とても素晴らしいということですね」

京太郎「きっとそうだと思います。みんなもそう思ってくれたらいいな」

ハギヨシ「きっとそう思ってます」

京太郎「あの、衣さんって、文学にお詳しいんですか?学校できっと成績優秀なんですよね」

ハギヨシ「……」

京太郎「あ、えっと…これって聞いちゃいけないこと、でしたか…?」

ハギヨシ「衣様は学校に行っておられません」

京太郎「えっ?」

ハギヨシ「7年前に両親を失って以来…ずっと家に引きこもったままでした。高校の授業には出席されたことがありません」

京太郎「両親を…」

ハギヨシ「そうです」


京太郎「ま、待ってください。じゃあどうして文学の知識を?とても詳しかったです、即興で試したのに」

ハギヨシ「……須賀君には話しておきますが、あの子の親は…国文学者で、それで衣さまも父の影響を強く受けているのです」

京太郎「え――――」

国文、学者……?

京太郎「あ、あの…俺の父さんも、国文学教授です…」

ハギヨシ「…なんと。そんな数奇なことがあるのですね。じゃあ父上に聞いてみてください。天江という性は、有名なはずです」

京太郎「…聞いてみます」

ハギヨシ「有名な両親を亡くした衣様は、幼い頃からマスコミの標的にされ続けてきました。そのせいもあってか、とにかく人前に出るのを、嫌います」

京太郎「そんな…全然そんな風に見えません」

ハギヨシ「今は、だいぶ…高校生らしい一面を見せるようになりました。以前は、普通の人がとても話しかけられるような雰囲気ではなかった…」

京太郎「……」

ハギヨシ「それを開放してくださったのが、透華様。龍門渕麻雀のメンバーの皆さん。そして、宮永咲様です」

京太郎「さ、咲が!?」

ハギヨシ「順を追って説明すると、まず透華様は衣の遊び相手を見つけるために…麻雀部を立ち上げました。
     全国にいけば、衣様の遊び相手を用意できる、と考えたのでしょう」

ハギヨシ「大事なことを言い忘れましたが、透華様は衣様の遠い親戚です。衣様のご両親が亡くなってから、龍門渕家に衣様は幽閉されていました」

ハギヨシ「……話を戻します。しかし、個人戦には衣様は絶対出ませんでした。目立つことが大嫌いですからね。
    団体だけ、という条件で、インハイを勝ち抜いて行ったのです。これが一昨年のことです」

ハギヨシ「そして昨年のこと……始めて衣様に、正面から土を付ける人物が現れました」

京太郎「それが――」

ハギヨシ「そうです。咲様です。そして、それから、衣様は…変わられました。麻雀に囚われることがなくなりました。
     ゲーム感覚で場を流すのではなく、ゲームそのものを楽しむことが一番だと、咲様が教えてくださいました」

ハギヨシ「そして、人に心を開くようになりました。人前に出るようになりました。誰とでも明るく話すようになりました…まだたどたどしいところはありますが」

京太郎「それで、今年から個人戦に…」

ハギヨシ「そうです。それはとてつもない進歩だな、と私は思いました。嬉しかった。長年見守ってきた執事としてでなく、一人の人間として嬉しかった」

ハギヨシ「ですから…宮永様には、龍門渕一同、本当に感謝しています」

京太郎「そうだったんですね…」

だから…龍門渕さんはあんなに、衣さんのことを温かい目で…

そして俺にも仲良くしてあげてほしい、と言ったのか。そうだったのか

ハギヨシ「衣様は人を見る目があります…おそらく私より、ずっと」

京太郎「以前、龍門渕にそれを言われたときはピンときませんでしたけど…今なら分かります」

ハギヨシ「そうですか。これからもぜひ……衣様と、仲良くしてあげてください」

京太郎「こちらこそ。喜んで。むしろお願いしたいくらいです…」

京太郎「貴重なお話、ありがとうございました。ハギヨシさん」

ハギヨシ「いえ…須賀君がいてくれて、良かったです」

さて、明日から三日間全国キャラを招集します


優遇キャラは、塞と玄


20名ほど招集して、日数は適当に振り分けます。プロもあり


コンマ反転が30以上のキャラが参加決定

塞と玄はコンマ反転10以上でOK



まず23時32分になってから、+2~+10までカウント。
同じキャラならそのまま下にずらします。コンマ反転が29以下の場合でも再チャンレンジ可。


一応現在の好感度貼っておきます


和>>照>>咲=優希>>>トヨネ>エイスリン>胡桃>久>菫>憧>塞=淡=桃子>シロ>晴絵>玄=衣>宥>透華>
 やえ=マホ=一=星夏>初美=華菜=霞=誠子=憩>洋榎=竜華=煌=セーラ>哩=健夜>穏乃=まこ


※ただし、岩子さんの好感度は隠しデータで見えません(けっこう高い)…が、基本的には霞さん扱いです

もちろん、好感度表に載ってない人でも可能です。
トキにいたっては前回合宿に参加したのに好感度表が出てなかったりします


照、豊音、玄、宥姉、菫、すこやん、さえ、にわか先輩


とりあえず二週目

39分から
+1~8までカウント

※ちなみに久はすでに合宿にいます。ゆみと美穂子も


一週目→照、豊音、玄、宥姉、菫、すこやん、さえ、にわか先輩


二週目→淡、憧、シロ、トキ、ネキ、霞、胡桃師匠



あと三人くらいでいいかな


3週目


+1~5でカウント。この範囲内なら、三人オーバーでもOK。キャラかぶったら安価↓で


一週目→照、豊音、玄、宥姉、菫、すこやん、さえ、にわか先輩


二週目→淡、憧、シロ、トキ、ネキ、霞、胡桃師匠


三週目→竜華、またなのさん、こまきちゃん、はっちゃん



決定。そういえばエイスリンが今回はいないですね




とりあえず、全員三日間参加予定ですが…あまりにキャラが多すぎたら返します。大丈夫だと思いますが

明日から三日間この合宿所にいるキャラクター


清澄 :京太郎、優希、咲、まこ、和、久
鶴賀 :桃子、マホ、ムロ、むっきー、かおりん、ゆみ
風越 :数絵、星夏、みはるん、純代、池田、美穂子
龍門渕:純、一、衣、透華、智紀、ハギヨシ
永水 :小蒔、霞、はっちゃん
宮守 :豊音、師匠、シロ、さえ
白糸台:照、菫、淡、またなの
姫松 :ネキ
千里山:トキ、竜華
阿知賀:憧、玄、宥姉
晩成 :にわか
プロ :すこやん


43名……思ったより多かった

有珠山キャラそろそろ出したいな


>>374 アニメ化当然嬉しいんですが、有珠山の情報欲しいですね。シノハユも嬉しいんですけど、本編を…
「ハギヨシさん、また仕込みですか?」

「ええ…明日から昼食も仕込まないといけませんからね。人数が増えますから」

「そう、ですよね…本当いつもおいしくいただいてます」

「いえいえ。そうだ須賀君、明日の昼食…は、ちょっと休憩が短いので厳しいですね。夕食をお手伝いしてくれますか?」

「わ、分かりました!また手ほどきよろしくお願いします」

「ええ、期待してますよ…では、先におやすみなさい」

「おやすみなさい」


そして、ハギヨシさんは出て行った

一人になって、一息つこうとしたその時

突然、ノックが聞こえた




誰?


+1~3で最大コンマ


部長=久…?いや、まこ…?


一応久で書きますが
もしまこなら安価取った人15分までにレスポンスください


誰だ…え?ハギヨシさん帰ってきたの?

だったらノックなんてしないよな…


京太郎「はい、どなたですか…」ソローリ

久「ハロー」

京太郎「グンナイ」

バタン

ガチャリ

ふー危なかった。鍵締めたし、寝るか



久『ちょっと!ちょっと!開けて、開けて須賀君!!!ひどいわよ、鍵締めるなんて!』

京太郎「なんで締め出されたみたいに言ってるんですか…」

久『ちょっと、用事があるのよ。開けて?』

京太郎「ドア越しでお願いします」

久『それならメールで言ってるわよ』

京太郎「ええー…」

久『大丈夫、別に変なことしにきたんじゃないわよ』

京太郎「はあ…じゃあ。いいですけど」


そして、ドアを開けた


久「へえ…こんな感じの部屋なのね。あれ?今ハギヨシさんは?」

京太郎「入れ違いで入ってきていけしゃあしゃあと…いないの知ってるでしょう?」

久「あはっ、バレちゃった?」

京太郎「モロバレですよ、全く…で?どうしたんですか?」

久「ちょっと、眠れなくってね」

京太郎「…俺、睡眠薬なんてもってませんけど」

久「退屈だから、ちょっと話そうと思ってねー」

京太郎「…え、なぜに俺?福路さんや加治木さんは?」

久「もう二人は寝ちゃったのよ。なのに私だけ目が冴えちゃって」

京太郎「そうなんですか。まあ、久しぶりの合宿ですから、部長もお疲れでしょう」

久「あ、部長って言った」

京太郎「ああ…なんででしょうね、染谷先輩は部長としてすごく優秀ですし、頼りになるんですけど」

京太郎「部長ってネーミングは部長の方があってますね。なんとなくですけど」

久「嬉しいこと言ってくれるじゃない」

京太郎「全く褒めてないんですが…」

久「ね、須賀君トランプやりましょうよ!」

京太郎「え…部長持ってきてるんですか?」

久「え?須賀君が持ってるでしょ?罰ゲームトランプ」

京太郎「……なんでそれを?」

久「都さんが教えてくれたわよ、遊んであげてって!だからこうして遊びに来たんじゃない」

京太郎「なるほど…母さんと連絡先交換してましたっけ、そういえば…」

久「ね?ちょっとだけ」

京太郎「……一回だけですよ?」

久「やた」



+1のコンマ一桁が
0,1,2→話術
3,5,6→学力
4,8,9→雑務
7→補正なし
※44→補正+20
※77→ハプニング(好感度分の確率)
※44、77以外のゾロ目→ステータス補正に加えて+5

久「へえ…いろいろな罰ゲームがあるのね」

京太郎「王様ゲームよりはこっちの方がマイルドですね…あらかじめ内容が決まってる分」

久「確かに。あ、須賀君には王様ゲームの方がよかった?いろいろ命令できて」ニヤ

京太郎「……部長に変なことはしませんよ。倍返しが怖いので」

久「そんなことしないわよ、ルールに則した罰ゲームなら甘んじて受けるわ」

京太郎「そうですか」

久「そうです!」

京太郎「……じゃあ、今回は簡易版で。この罰ゲームにしましょう」

久「どれどれ?」



1負けたほうが五分間相手の肩を揉む
2負けたほうが語尾ににゃ、をつけて話す(今日中)
3負けたほうが買った方に優しい言葉をかける


+1~3で最大コンマ

2→負けたほうが語尾ににゃ、をつけて話す(今日中)



久「…なぜこのチョイスなの?」

京太郎「いえ、たまたま一番上にあったから、ですよ。決して部長に恥をかかせたいとかいう意図は…」

久「へえ、いい度胸ね。負けたら須賀君がやるのよ?」

京太郎「心得てますよ。ルールは守ります」

久「そう…じゃあ…セブンブリッジでいい?麻雀部らしく」

京太郎「いいでしょう。やるからには負けませんよ」

久、京太郎「「勝負!」」




雑務補正で-5
+3でコンマ反転判定(大成功01~24 成功25~49 普通50~79 失敗80~94 大失敗95~99 44は超成功)
ブーストは-になった時

超成功 →+10 &もう一度安価&アイテム
大成功 →+3  大勝
成功  →+2  勝ち
普通  →+1  引き分け
失敗  →経験点-10  負け
大失敗 やらかし-3&ストレス+5
超失敗 やらかし→ー5&ストレス+10

18‐5=13で判定大成功



京太郎「ほいっ、ポン」

久「くっ?!」

京太郎「部長のそれ、チーっす」

久「ちょ、ちょっとまっ―」

京太郎「はい、和了――あ、少し考えさせてください」

久「へ?」

京太郎「………」

久(何、ミスでもしたのかしら?だったとしたら、ラッキー!チョンボよ、チョンボ!)

京太郎「………OKです、和了ります!」

久「!? け、結局和了りなわけ!?」

京太郎「そうです」

久「さっきの無駄な思考時間はなんなの?!」

京太郎「それは…おっと。部長、約束ですからね」

久「ええと、そろそろ眠くなって」

京太郎「きませんねえ。だいたい部長が言い出したんですよ、この暇つぶし」

久「うっ…や、やるしかないわね…仕方ない。今日中だけだし…」

京太郎「ええ、今日中だけで結構です。どうぞ~~」ニコニコ

久「………………」

久「………………」

京太郎「何か喋らないんですか~?ずるいですよ、部長」

久「………………」

京太郎「うーん…うちの部長は実は寡黙な人だったとは、知らなかったです」

久(くっ、いつにもまして須賀くんが意地悪よ…でもここで屈しちゃダメ。耐えるのよ、久!)


京太郎「………」

久「…………」

京太郎「………」

久「……………」

京太郎「しゃべるまで出しません」

久「うっ…」

京太郎「おっ?」

久「………」

京太郎「早く出たいでしょう、ほら、早く楽になりましょう!」

久「………」

京太郎「テンプレート用意しました。『私の名前は竹井久です、にゃ』 はいっ」

久「………わ、私のなまえは…」

京太郎「うんうん」

久「たけい、ひさです………………………………にゃ」

京太郎「………………」

久「…ううっ…」

京太郎「…つ、次。『いつも須賀君、ごめんなさい、にゃ』」

久「えちょ、ちょっと待って。これは罰ゲームの内容じゃ」

京太郎「ん?語尾がなってないですよ、語尾ににゃをつけてない人に言われてもねえ…」

久(ぐぐぐぐぐぐぐ)

京太郎「『いつも須賀君、ごめんなさい、にゃ』 はいっ」

久「………………」

久「…………ああああ、もう。、言えばいいんでしょ、言えば!!」

久「いつも須賀君、ごめんなさいにゃ!ごめんなさいにゃ!ごめんなさいにゃー!!」

久「言ったわよ!!!………言いました にゃ…」

京太郎「くっ…はっ、ははっ…」

久「………」

京太郎「ぷっ、はっ…くっ、くくっ……ご、ごめんなさい、部長…笑っちゃって…」

久(死にたくなってきた…)

京太郎「……あーお腹痛い。たくさん笑わせてもらいました、ありがとうございます、部長」

久「うううううううううう……」

京太郎「いやー猫みたいだった!ほら、頭なでてあげましょうか?」

久「い、いらないわ!何調子乗ってるの?!」

京太郎「遠慮なく、ほら~俺撫でるの得意ですし」ナデナデ

久「………」

京太郎(…あれ?おとなしくなった…?)

久「ん…」

京太郎(あ、あれあれあれれ?)

久「……」

京太郎「ぶ、部長?」

久「! え、いや。もう帰っていいわよね?終わったし!」

京太郎「……え、ええ。お疲れ様でした」




本当は、今日中ってことで四日目も罰ゲームさせてやろうと思って

0時過ぎてから和了れるように、時間ずらしたんだけど…

思ったより部長が殊勝な反応だったから、言いそびれてしまった



京太郎「…寝るか。なんか…部長、らしくなく可愛かったような…」

京太郎「おやすみなさい…」

ダメだった

そんなわけないと思って、ハギヨシさんがいない隙を見つけて行ってみたけど

二人きりになればはっきりすると思って乗り込んでみたけど

思ったより頭が沸騰してしまった。

撫でられた部分が、熱い。

掛けられた声が、耳に響く。



「あああ…好きになっちゃったものは、仕方ないわね…はぁ」

「めんどくさいわ…どうせ須賀君を好きな人山ほどいるのに」

「もう、帰ろうかしら…さすがに帰らないけど…」




※久の好感度+3 ランクがD→Cに。好意を自覚


※7/26(木) 三日目 終了
 総練習時間:27時間30分



今日はここまで
久しぶりのランクアップでした


次回から合宿四日目です、折り返しに入りつつあります

何か質問あれば、ではおやすみなさいー


―7/27(金) 四日目 朝―


四日目の朝。

全国から人がやって来る日の朝。朝というか早朝。午前五時。

昨晩の出来事からやや興奮していたが、疲れもあってぐっすり眠ってしまっていた。

目を覚ますと、ハギヨシが執事服で枕元に立っていた。



「おはようございます、須賀君」

「…………おはよぅ、ございます…なんで枕元に?」

「驚かせようと思って」

「なるほど…あんまり、驚けなくてすいません…」

「いえいえ、無理もない。これ、どうぞ」


ハギヨシは、京太郎に五ミリほどの固形物を手渡した


「これは…?」

「ペパーミントガムです。よく噛んで、脳に刺激を与えてあげてください」

「どうも……」


―7/27(金) 四日目 午前練―


まこ「……眠いの」

京太郎「さすがに、染谷先輩もですか」

まこ「疲れがたまってきとるけえの…眠いわい」

京太郎「俺も…です。でも、今日からが本番ですし…」

まこ「そうじゃの」

京太郎「全国から、誰が来るかもう分かってるんですか?」

まこ「リストじゃ。ほれ」


永水 :神代小蒔、石戸霞、薄墨初美
宮守 :姉帯豊音、鹿倉胡桃、小瀬川白望、臼澤塞
白糸台:宮永照、弘世菫、大星淡、亦野誠子
姫松 :愛宕洋榎
千里山:園城寺怜、清水谷竜華
阿知賀:新子憧、松実玄、松実宥
晩成 :小走やえ
プロ :小鍛冶健夜

京太郎「………多い」

まこ「そうじゃの。でも多い方がええじゃろ?」

京太郎「ですね」

優希「京太郎、愛宕さん来るみたいだな」

京太郎「おう…」

優希「いっちょやるしかないじぇ。頑張ろう」

京太郎「せやな…なんとかするしかあれへんな」

優希「今から関西弁の練習か。付き合うで?」

京太郎「頼むわ…主将、いつから皆さんきはるんですか?」

まこ「……練習中はやめるように。昼食で顔見せじゃ」

京太郎「おおきに」

咲「京ちゃんがおかしくなっちゃった」

和「ええ…」


朝練分

京太郎+1
まこ+2
咲+3
優希+4
和+5

それぞれコンマ分、雀力が上昇



※全国キャラは昼から来るので、日程を変更して、午前中がランキング戦で午後からがペア練習です



・『龍門家の秘薬』消費数 13/20 

京太郎
基礎雀力 A (90)471/500→ A (91)47/500

まこ
基礎雀力 B(77)66/200→B(77)160/200


基礎雀力 B+(88)348/350→B+(89)39/350

優希
基礎雀力 B(75)54/200→B(75)127/200


基礎雀力 B+(87)5/350→B+(87)55/350


朝食をあっさり片付けて、午前練習の準備に向かう


純「今日から人増えるんだろ?暑苦しいのは勘弁だな」

一「クーラー機能しなくなったら嫌だね」

純「一君はいつもの服なら暑くないんじゃないか?」

一「あー…そうだけど、さすがに合宿中だしね。オフならともかく」

純「そういう良識はあるのかよ…あんな服装で外に出てる時点でアウトな気もするけどな」

京太郎「お二人共、なんの話をしてるんですか?」

一「あ、須賀君。おはよう。ボクの服装の話だよ」

純(お、おい。一君、こいつに話すことねえだろ)

一(……?なんで?)

純(いや、なんというか…男だろ、こいつは。そういう話題のチョイスは避けるべきっつーか…)

一(純君だって男みたいなもんじゃん)

純(ぶっとばすぞコラ)

京太郎「どうかされましたか…?」

純「い、いや。なんでもねえんだ…それより、須賀。ランキング戦、楽しみだな。覚悟しとけよ」

京太郎「まだ当たってませんでしたね…」

一「純君、須賀君圧倒的にトップだから、負けても大丈夫だよ」

純「か、関係ねえ!俺はこいつに一度は勝たなきゃ気がすまねえ!」

一「そっか、頑張って」


さっきのは午前練じゃなくて、朝練の間違いでした

―7/27(金) 四日目 午前練 ♠の間―


まこ「本日は、日程を変更して先にランキング戦を行います」

まこ「抽選をしますので、皆さん前に集まってください」


ランキング戦四試合目


【抽選】

京太郎と戦う3人を決定

それぞれの高校から一人


コンマ一桁が

龍門渕の場合
コンマ
0~4→純
5~9→透華


鶴賀の場合
0~4→マホ
5~9→睦月


風越の場合
0~4→数絵
5~9→純代



+1で龍門渕
+2で鶴賀
+3で風越

のそれぞれメンバーと四試合目

まんま先鋒戦じゃないか


>>421 抽選なんですけどね…リベンジマッチということで

【ランキング戦 四試合目】

京太郎VS数絵VS純VSマホ


調子(コンマ反転)

コンマ 96~99→☆絶好調+8 
コンマ 91~95→◎好調+4   
コンマ 11~90→○普通±0   
コンマ 05~10→●不調‐4   
コンマ 00~04→▼絶不調‐8 


京太郎+1
数絵+2
純+3
マホ+4

純だけ普通、あとは絶不調。こんなことってあるのか…



オカルト選択

1abc(αβ)
2pp(αγ)
3名前はないけどγβ


+1~5で多数決


1→αβ



席順(コンマ反転)


京太郎+1
数絵+2
純+3
マホ+4

大きい順に東南西北

京太郎→8
数絵→26‐50=‐24 ←α【南場の神】
純→58
マホ→61

東  マホ
南  純
西  京太郎
北  数絵
        純
        南
京太郎   西    東  マホ
        北
       数絵


マホ :25000
純  :25000
京太郎:25000
数絵 :25000


京太郎
基礎雀力 A (91)47/500  全国トップレベル、マジか
総合雀力 +A
称号 五人目、遅れてきた怪物、清澄の2枚エース
試合前に食べるモノと言えば チョコレート


mixαβ【Accel-Burst-Combination】
<α分>
自分の判定に常に+15
<β分>
奇数局において2つ、偶数局において1つ打点が上がる。ただし2位と1万3000点差以上で1位の時は発動しない
おもちの大きい相手(独断と偏見)がいる場合、全員の判定を-2


芽生え【宥姉のメガネ】
一度過去に戦った相手がいる場合、いる人数×1を判定にプラスする。

特性【貫く雷光の一閃】
前局でのコンマが偶数の時、和了りをロンにできる。
この効果で和了った場合、自由に直撃相手を指定できる。1位のとき、あるいは全員の点数が同じ時は発動しない。

特性 【アンジェリス・エクス・マキナ】
半荘に2度だけ、自分の判定に‐10して相手二人のαと特性を全て封じることができる
ただし発動中に振り込んだ場合は相手の打点が1つ上がる。封じ込められないものもある。




井上純
基礎雀力 B(78)
総合雀力 B+

α【Situation Control Magician】
①和了した対戦相手の次の局のコンマ判定に-10する。
②順位が1位の相手のコンマ判定に-10する。
※①と②の対象キャラが重複した場合、②のみ発動する。


特性【断ち切る——】
調子が好調以上の対戦相手がいる場合、その対戦相手は判定に‐4される。


南浦数恵

基礎雀力 B(76)
総合雀力 B+

α【南場の神】
席決め判定時に常に−50

α【南の風】
東場で常に判定に-13 それぞれ打点は1つ下がる
南場判定に南一局で+20、南二局で+25、南三局で+30、南四局で+35となる。ツモ和了りの時打点が2つ上がり、ロン和了り

のとき打点が1つ上がる。


夢乃マホ
基礎雀力 D(40)
総合雀力 対戦相手の平均総合雀力から4ランク↓

α【夢見る少女】
半荘一回で合計4回、対局相手の雀力とαと特性(持ってるものすべて)をコピーすることができる。
ただし、以下の制限がある

※条件:α、特性をもつ対戦相手を、最低一人一回づつコピーしなければならない。一回以上という制限を満たせば、
    あとは誰でもコピーできる。また、能力はその局においてのみ使用可能で、後の局に影響を及ぼさない。
    ただし、後の局に「のみ」影響を及ぼすαをコピーした場合は、この限りではない。
    コピーするαの発動条件は基本的に満たしてなければいけないが、例外もあるため、試合ごとに確認する。

また、「条件」を満たし終えていれば、原村和の【のどっちモード】片岡優希の【東の風】宮永咲の【嶺上開花】とそれぞれの雀力も一度づつコピーできる。ただしこれも半荘一回で合計4回の枠の中にある。
マホは対戦した相手のαをコピーできるようになっていき、条件を満たし終われば、それも使って良い。ただし、コピーできない能力もある。
現在、数絵、純、京太郎、まこ、智紀、のスキルもち




基礎雀力 京太郎(91)>純(78)>数絵(76)>マホ(40)
総合雀力 京太郎(A+)>純=数絵(B+)>マホ(C‐)


数絵「よろしく」

京太郎「よろしくお願いします」

マホ「よろしくお願いしますです!」

純「……まんま先鋒戦のメンツじゃねえか」

数絵「そうね。そういえば今大会の結果はどうだったかしら…?」


※県大会決勝 団体戦先鋒戦結果※

京太郎:174400
数絵 :110600
マホ : 62100
純  : 52900


純「ぐっ…てめえ俺を煽ってんのか?」

数絵「いえ、煽ってないわよ。どうだったかな、って」

純「それを煽るって言うんだよ…チッ、目にものみせてやんぞ…」

マホ「おにいちゃん、勝負です!」

京太郎「ああ、マホ。初歩的なミスは許さないからな?」

マホ「はい!」

数絵「……?? あなたたち兄妹なの?え?えっ?」

京太郎「そうです(断定)」

数絵「そ、それは知らなかったわ…名字が違うのは…あっ…よ、余計なこと聞いたわね。察しが悪くてごめんなさい」

純(信じてるのか…察しが悪いのは確かなんだが、意味が違う)

数絵「明石焼き食べるわね…ちょっと精神安定剤が必要よ」

京太郎(信じちゃった…どうしよう)

マホ(信じちゃいました…どうしましょうおにいちゃん)

純(馬鹿だ。明石焼きの件といい、今回の件といい、オレは確信したぞ。こいつ常識人の皮をかぶった馬鹿だ)


ランキング戦、第四試合 

闘牌、開始!


マホは親につきα【夢見る少女】を使う可能性がありますが

マキナ、使う?


1イエス
2ノー

+1~3で多数決



マホ、親につき一回目のα【夢見る少女】発動
京太郎と同じ雀力、αを使用。マキナを発動、判定を‐10して純と京太郎の全α特性を封殺



東一局  親:マホ
マホ+1 純+2 京太郎+3 数絵+4 打点+5

東一局  親:マホ


mixαβ【Accel-Burst-Combination】発動!→京太郎の判定に+15!
α【南の風】           発動!→数絵の判定に‐13!
芽生え【宥姉のメガネ】      発動!→京太郎の判定に+3!
α【夢見る少女】         発動!→京太郎の雀力、α、特性をトレース 
                    →91の雀力に判定+18、マキナで京太郎と純のαと特性を封殺!

調子→純が普通。あとは絶不調

ストレス→なし


計算式
基礎雀力+調子+コンマ+α、特性-ストレス

▼マホ  91+39+18=148
○純   78+59=137
▼京太郎 83+79=162↑↑↑↑↑↑
▼数絵  68+61‐13=116
打点   4で一翻 ツモで300500


マホ(よーし、おにいちゃんみたいに!!)ゴゴゴゴゴゴゴゴ


京太郎「っ?!」

京太郎(な、なんだ…?マホからやばい感じが…でもなんかどっかで感じたことのあるオーラのような…)


マホ「はっ!」タン

純(…調子は普通だな。今回は振り込まないよう、細心の中止を払わねえと…)

数絵(この二人、全然似てないのに……まさか、異母兄妹かしら…)タン


京太郎(長そう、これはまずい)

京太郎「ツモ。300500」

マホ「あ……ぅ……」



京太郎:26100
純  :24700
数絵 :24700
マホ :24500

東二局   親:純

マホ+1 純+2 京太郎+3 数絵+4 打点+5

東二局  親:純

【判定:純・ツモ 3翻 2000オール】


mixαβ【Accel-Burst-Combination】発動!→京太郎の判定に+15!
α【南の風】           発動!→数絵の判定に‐13!
芽生え【宥姉のメガネ】      発動!→京太郎の判定に+3!
α【Situation Control Magician】 発動!→京太郎の判定に‐10!

計算式
基礎雀力+調子+コンマ+α、特性-ストレス

▼マホ  32+31=63
○純   78+81=159↑↑↑↑↑↑
▼京太郎 83+28+18‐10=119
▼数絵  68+68‐13=123
打点    38で三翻

京太郎(さ、さっきのはなんだったんだ…)タン

マホ(いけると思ったのに…やっぱりおにいちゃんはすごいです)タン

数絵(…この子、須賀君の真似をしようとしたのね。兄のこと、尊敬してるんだ…)タン

純「……おい、てめえら」プルプル

京太郎「え?」

数絵「?」

マホ「どうかしましたですか?」


純「耳かっぽじってよく聞けよ……なぁ?」


純「ツモ!2000オールだ!!ついに和了った、っし!」

純「どうだ、ざまあみろ!!」


京太郎(反応に困る…)

数絵(どうするの?)

マホ(でも団体では焼き鳥でしたから…これが井上さん、このメンツでの初 和了りだと思いますです…)

京太郎(そうか、じゃあ、うん…空気読もうか)

数絵(そうね…)

マホ(はい)



京太郎「う、うわ!マジかよ!(棒)」

数絵「なんて早いの……(裏声)」

マホ「さっすが井上さんですぅ(猫なで声)」


純「はん!そうだろ。見てろ、このまま無双してくれる!連チャンだ!」


京太郎(みんな、ありがとう)

数絵(いえ)

マホ(いえいえ、おにいちゃん、マホも負けませんよ)

純  :30700
京太郎:24100
数絵 :22700
マホ :22500

東二局 一本場  親:純

マホ+1 純+2 京太郎+3 数絵+4 打点+5


東二局 一本場  親:純


【判定:京太郎・ロン(→マホ) 3翻 3900点 一本場で4200】

mixαβ【Accel-Burst-Combination】発動!→京太郎の判定に+15!打点に+1!
α【南の風】           発動!→数絵の判定に‐13!
芽生え【宥姉のメガネ】      発動!→京太郎の判定に+3!


計算式
基礎雀力+調子+コンマ+α、特性-ストレス

▼マホ  32+15=57
○純   78+17=95
▼京太郎 83+68+18=169↑↑↑↑↑↑
▼数絵  68+27‐13=82
打点   18で二翻 αで三翻


京太郎「……マホ、ロン」

マホ「はぅっ」

京太郎「見え見えのホンイツだぞ?しかも二回鳴いてる。ダメじゃないか」

マホ「はい…」

京太郎「3900の二本場は2400だ」

純(ちっ…そうそう連チャンはさせてくれねえか)

数絵(…南場までもつかしら…須賀京太郎の親…か)



純  :30700
京太郎:28300
数絵 :22700
マホ :18300



次局、α【Situation Control Magician】発動。京太郎の判定に‐10!

マホはα【夢見る少女】を発動する可能性あり


マキナ使う?

1イエス
2ノー

+1~3で多数決


1イエス→数絵は無意味なので、マホと純を封殺


東三局 親:京太郎

マホ+1 純+2 京太郎+3 数絵+4 打点+5

【判定:京太郎・ツモ 5翻(満貫) 12000点】


特性【貫く雷光の一閃】
前局でのコンマが偶数の時、和了りをロンにできる。
この効果で和了った場合、自由に直撃相手を指定できる。1位のとき、あるいは全員の点数が同じ時は発動しない。


発動可能。


どうする?

1純から直撃
2マホ
3数絵
4発動しない



純  :30700
京太郎:28300
数絵 :22700
マホ :18300


+1~3で最大コンマ

間違えた、奇数局だから、打点+2で跳満だ

東三局  親:京太郎

【判定:京太郎・ロン(→純) 5翻(満貫) 12000点】

mixαβ【Accel-Burst-Combination】 発動!→京太郎の判定に+15!打点に+2!
α【南の風】            発動!→数絵の判定に‐13!
芽生え【宥姉のメガネ】       発動!→京太郎の判定に+3!
α【夢見る少女】          発動!→マキナで封殺!
特性 【アンジェリス・エクス・マキナ発動!→マホと純を封殺! 判定に‐10!
α【Situation Control Magician】  発動!→マキナで封殺!

計算式
基礎雀力+調子+コンマ+α、特性-ストレス

▼マホ  32+83=115
○純   78+38=116
▼京太郎 83+69+18‐10=160↑↑↑↑↑↑
▼数絵  68+91‐13=144
打点   61で四翻 αで跳満

京太郎(……さて、弘世さん。和。力を貸してください…)

京太郎(場を冷静に眺めながら……1位の井上さんを―――撃つ)

純(こ、こいつ…さっきから俺の方ばっかり見てやがる?!)

京太郎「……」ジッ

純(…じっとこっち見やがって)

京太郎「……」タン 【一萬】

純(くそっ、手が悪いし、流せねえ………)タン

京太郎「……」タン 【三萬】

純(…あ?裏目ったのか?じゃあ……)【二萬】

京太郎「……………ポン」タン【二萬】【二萬】【二萬】 →【一萬】

純(……あ?一、三萬子と捨てといて、今二萬ポンで、一萬切り…?)

純(こいつ、連続で裏目ったのか。元々【二萬】【二萬】があって…【一萬】と【三萬】を連続ツモか?)

純(……ま、【二萬】は平気臭いな…頭か刻子どっちかにするつもりだったぽいけど、もう鳴いてるしな)【二萬】


貫く雷光の一閃―――


京太郎「ロン」

純「かっ、はっ……?」

京太郎「……三色同刻、ドラ3。赤1。18000」

【一萬】【三萬】/【二筒】【二筒】【二筒】/【二索】【二索】【二索】/【五筒】【五筒】  [二萬][二萬][二萬]

純(……い、いてえ…なんだ、今の…ん?…)

純(【一萬】【三萬】でカンチャン待ちだと……こ、こいつ……ふざけやがって…!)



京太郎(……弘世さんのやり方に、多少アレンジ加えさせてもらいました)

京太郎(井上さんから直撃取るには、これくらいは、やらないとな――)



京太郎:46300
数絵 :22700
マホ :18300
純  :12700

東三局 一本場  親:京太郎

マホ+1 純+2 京太郎+3 数絵+4 打点+5

>>468
3900の二本場は4500では?


>>494 すまない、そもそも二本場じゃなく一本場だね。だから4200
   点数の総合計算は間違ってないので、続行します。ありがとう


東三局 一本場  親:京太郎


【判定:マホ・ツモ 2翻 1100・600】

mixαβ【Accel-Burst-Combination】発動!→京太郎の判定に+15!
α【南の風】           発動!→数絵の判定に‐13!
芽生え【宥姉のメガネ】      発動!→京太郎の判定に+3!
α【Situation Control Magician】  発動!→京太郎の判定に‐10!


計算式
基礎雀力+調子+コンマ+α、特性-ストレス

▼マホ  32+89=121↑↑↑↑↑↑
○純   78+17=95
▼京太郎 83+00+18‐10=91
▼数絵  68+59‐13=114
打点   19で二翻



京太郎(……あ、だめだ。この局は無理だ)タン

マホ(いきますですよ…)

マホ「ポンっ!!」カッ

京太郎(お…この局はマホに任せよう…ドラだけに注意して……)

京太郎「ほ」タン

マホ「ポンです!」カッ


マホ「つ、ツモ!やりました、『マホの』和了りです!1100600!」


京太郎:45200
数絵 :22100
マホ :20600
純  :12100


東四局  親:数絵

マホ+1 純+2 京太郎+3 数絵+4 打点+5



東四局 親:数絵


【判定:数絵・ロン(→マホ) 2翻 2900】

mixαβ【Accel-Burst-Combination】発動!→京太郎の判定に+15!
α【南の風】           発動!→数絵の判定に‐13!打点に‐1
芽生え【宥姉のメガネ】      発動!→京太郎の判定に+3!
α【Situation Control Magician】  発動!→京太郎の判定に‐10!マホの判定に‐10!


計算式
基礎雀力+調子+コンマ+α、特性-ストレス

▼マホ  32+2‐10=24
○純   78+6=95
▼京太郎 83+56+18‐10=147
▼数絵  68+98‐13=153↑↑↑↑↑↑
打点   19で69で三翻 αで二翻 


数絵(…はった、でもやすい……早いとこ南場に入りたい…けど)

数絵(どうした、ものか…)

数絵(………)

マホ「えい!」タン

数絵「あっ」バラッ

数絵(倒しちゃった……)


数絵「夢乃さん、ロンよ。2900」



京太郎:45200
数絵 :25000
マホ :17700
純  :12100


東四局 一本場  親:数絵

マホ+1 純+2 京太郎+3 数絵+4 打点+5


東四局 一本場 親:数絵


【判定:純・ツモ 2翻 1100・600】

mixαβ【Accel-Burst-Combination】発動!→京太郎の判定に+15!
α【南の風】           発動!→数絵の判定に‐13!打点に‐1
芽生え【宥姉のメガネ】      発動!→京太郎の判定に+3!
α【Situation Control Magician】  発動!→京太郎の判定に‐10!数絵の判定に‐10!


計算式
基礎雀力+調子+コンマ+α、特性-ストレス

▼マホ  32+18‐10=40
○純   78+73=151↑↑↑↑↑↑
▼京太郎 83+3+18‐10=94
▼数絵  68+78‐13‐10=133
打点   19で二翻 ツモ 


純(くそ…いくら和了れたってよ…でかいの振り込んじまったら、一発でアウトだ…)

純(認めたくねえが……もう、認めざるをえねえ)

純(…須賀、マジでつええよ。これだけやって全く勝利への道が見えてこねえ…くそっ)



純「……安手で、場を流すくらいしかできねえのが情けねえよ……ツモ」

純「一本場で1100、600!」



―――そして、せき止めていたエネルギーが流れ出す

南から、北へと、数絵に向かって獰猛に




京太郎:44600
数絵 :23900
マホ :17100
純  :14400



マホは次局でα【夢見る少女】を発動する可能性あり


マキナ

1使う
2ノー

+1~3で多数決


2→ノー

マホはα【夢見る少女】で数絵をトレース



南一局 親:マホ

マホ+1 純+2 京太郎+3 数絵+4 打点+5

南一局 親:マホ


【判定:純・ロン(→マホ) 満貫 8000】

mixαβ【Accel-Burst-Combination】発動!→京太郎の判定に+15!
α【南の風】           発動!→数絵の判定に+20!
芽生え【宥姉のメガネ】      発動!→京太郎の判定に+3!
α【Situation Control Magician】 発動!→京太郎の判定に‐10!
α【夢見る少女】         発動!→数絵をトレース!

計算式
基礎雀力+調子+コンマ+α、特性-ストレス

▼マホ  76+7+20=103
○純   78+【44】=↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
▼京太郎 83+78+18‐10=169
▼数絵  68+76+20=164
打点   82で満貫



純(ああ、もう情けねえ…なんで俺がこんな想いをしなくちゃいけないんだ)

純(団体戦の悪夢が蘇ってくる――)


―――

京太郎『ロン。ピンフドラ2…一本場で5500』

純『なっ…』


京太郎『それです、8000!』

純『ぐっ…』

―――


純(あのクソったれに二回も直撃喰らって……大戦犯、井上純だ)

純(衣も透華も一君も沢村君も、気にするそぶりまるで見せやがらねえ。
  というか実際に気にしてないだろうが…どんだけ優しいんだよ)

純(一番気にしてるのは、ずっとオレなんだ)

純(ああ、情けねえ……)



純(情けねえ……ああ、なんでこんなに配牌がいいんだ…諦めさせてくれよ――)



純「――ロン。満貫だ。お嬢ちゃん」



京太郎:44600
数絵 :23900
純  :22400
マホ : 9100



南二局 親:純

マホ+1 純+2 京太郎+3 数絵+4 打点+5

南二局  親:純

【判定:数絵・ロン(→マホ) 3翻 3900】

mixαβ【Accel-Burst-Combination】発動!→京太郎の判定に+15!
α【南の風】           発動!→数絵の判定に+25!打点に+1!
芽生え【宥姉のメガネ】      発動!→京太郎の判定に+3!
α【Situation Control Magician】  発動!→京太郎の判定に‐10!


計算式
基礎雀力+調子+コンマ+α、特性-ストレス

▼マホ  32+4=36
○純   78+91=169
▼京太郎 83+84+18‐10=175↑↑↑↑↑↑
▼数絵  68+92+20=180↑↑↑↑↑↑
打点   21で二翻 αで三翻


数絵(……もう少し、打点があればいいのだけれど)

数絵(贅沢は言えないわね……)

数絵「夢乃さん、ロンよ」

マホ「あう……また、またですか…」

京太郎(……マホ、振込すぎだな…また指導してやったほうがいいな…)

京太郎(これだと、東横さんも指導するのが大変だ。基本的なことは俺が…あれ?)

京太郎(来年の脅威になるから、やらないほうがいいんだろうか…うーん)



京太郎:44600
数絵 :27800
純  :22400
マホ : 5200


南三局 親:京太郎

次局親ですが

マキナ

1使う
2ノー


+1~3で多数決




南三局 親:京太郎

マホ+1 純+2 京太郎+3 数絵+4 打点+5


※マホは咲の雀力とαをトレース ※トレースラスト


※今回マホは京太郎が点数をできるだけ失うように調整しました


南三局 親:京太郎


【判定:数絵・ツモ 満貫 2000・4000】

mixαβ【Accel-Burst-Combination】発動!→京太郎の判定に+15!
α【南の風】           発動!→数絵の判定に+30!打点に+2!
芽生え【宥姉のメガネ】      発動!→京太郎の判定に+3!
α【Situation Control Magician】  発動!→京太郎と数絵の判定に‐10!
α【夢見る少女】         発動!→咲のα特性をトレース!
                    →自分の判定に+15!数絵の判定に+50!京太郎の判定に‐15!
                     数絵の打点を+2!

計算式
基礎雀力+調子+コンマ+α、特性-ストレス

▼マホ  89+10+15=114
○純   78+7=85
▼京太郎 83+13+18‐10‐15=89
▼数絵  68+13+30‐10+50=151↑↑↑↑↑↑
打点   2で一翻 αで満貫 ツモで20004000


マホ(……おにいちゃんばっかり和了ってずるいです…)

マホ(……点棒、頑張って奪います!!)


数絵(あら。いい感じのツモ…やけにスイスイ引くわね)

京太郎(……なんだこの手。ひどいなあ…久しぶりだぞこんなひどい配牌にツモ)

純(ひでえ…マジでひでえ)


数絵「ツモ。満貫で20004000!」


京太郎:40600
数絵 :31900
マホ :15100
純  :12400



南四局 オーラス 親:数絵


マキナ、使う?

1イエス
2ノー


+1~5で多数決

点数あってる?



>>546 間違えた、ありがとう



京太郎:40600
数絵 :35800
純  :20400
マホ : 3200

こうですね


1→イエス
マホはもうα使えないので、数絵と純


南四局 オーラス 親:数絵
マホ+1 純+2 京太郎+3 数絵+4 打点+5


南四局 オーラス 親:数絵


【判定:京太郎・ロン(→マホ) 4翻 7700】

mixαβ【Accel-Burst-Combination】発動!→京太郎の判定に+15!
α【南の風】           発動!→数絵の判定に+35!
芽生え【宥姉のメガネ】      発動!→京太郎の判定に+3!
α【Situation Control Magician】  発動!→京太郎と数絵の判定に‐10!


計算式
基礎雀力+調子+コンマ+α、特性-ストレス

▼マホ  32+53‐10=75
○純   78+29=107
▼京太郎 83+92+18‐10=↑↑↑↑↑↑
▼数絵  68+41+35‐10=134
打点   56で四翻 


京太郎「マホ、ロン」

マホ「うっ…うわあああああん!!!!!」

京太郎「マホ、集中してなかっただろ」

マホ「…はい」

京太郎「最後まで気をぬちやダメだろ」

マホ「はい……」


純(あー…終わっちまった。前よりはマシだが…)

純(気に食わねえ。また何度でもこいつらと戦いてえ……あれ?矛盾してるか?)

数絵(さすがに南場なら須賀君とも勝負になるけど…夢乃さんが不安定すぎるゆえに…)

数絵(普段通りの戦い方ができなかったわ。まあ及第点ね)



京太郎:48300
数絵 :35800
純  :20400
マホ :△4500


‐終局‐



数絵、五人目相手に大健闘



1位→×1.3
自分より雀力が↓→÷2


+1、3の合計コンマ

+2で(>>4


75×【1.3】=97↑


京太郎
基礎雀力 A (91)47/500→ A (91)144/500


四試合目でようやく半荘まで誰も飛ばなかった…


ちなみにこれ雀力100到達したらどうなるか言及あったっけ?

南浦さんも強かったけどマホの能力が厄介すぎた
ピンポイントで点数調整とか考慮してしてねえよ
勝てたからよかったけど

100超え何人か居なかったか?
普通にその後も成長するんじゃないか?


>>562 >>564
100超えますよ。プロはほとんど100超えてます。すこやんとか、レジェとかわっかんねーとか

>>563
そうですね、そのへん公平になるようにどういう風に伝えていけばいいのか難しいです…
本番でできるだけ透明性公平性を保ったゲームにしたいです


―7/27(金) 四日目 昼食 ♥の間―



ランキング戦終了後、昼食




京太郎「……」

咲「きょ、京ちゃんそわそわしすぎだよぉ」

京太郎「だって…楽しみすぎて…みんなに会えるのがさ…」

和「分かります」パクパク

優希「のどちゃんの表情から読み取れないじょ?カレー食べながらだとなおさら…」

和「そうですかね。これでもわくわくしてるんですが…」モグモグ

久「………」ボー

京太郎「部長、何ボーッとしてるんですか。昨日かららしくないですね」

久「ひゃっ、す、須賀君…」

京太郎「どうしたんですか?そんなに昨日のが応えました?……ぷっ…」

久「……そ、そんなことないわ。ちょっと眠くて…」

京太郎「やっぱり早く寝るべきでしたね。今日は早く寝たほうがいいですよ?」

優希「昨日何かあったのか?」

京太郎「ちょっとな。まあ、今はそれはいいじゃん。愛宕さんにどうハリセンを叩き込むか作戦会議しようぜ!」

優希「おうそうだったガッテン!」

京太郎「昨日、ちょっと寝る前に考えてみたんだ。まずな―――」

優希「ふむふむ…」

和「須賀君、面白そうですね。私も加えてください」

咲「何?京ちゃん私も仲間に入れてよ!優希ちゃんだけずるいよ!」

優希「これは私と京太郎の問題だ。二人は関わっちゃいけない」

京太郎「うむ。それに二人を巻き添えにしたくないからな。俺ら二人で死んでくるさ」

まこ「なんでもええが、みんながきたらしゃきっとせえよ。頼むぞ」


星夏「ぜ、全国か…」

数絵「ラッキーよ。インターハイで当たる人と練習できるなんて。しかも長野で」

未春「そうだよね…数絵ちゃんの言うとおりだよ」

数絵「あの…ちゃんづけはまだ慣れないんですけど…」

純代「確かに少し違和感が…」

華菜「つべこべ言うなし、お前年下だろー?」

数絵「そう、ですけど…」

華菜「だったら、言うとおりにするし!」

美穂子「その人が嫌がることはしちゃだめよ…?」

華菜「みはるん、後輩が嫌がってるからやめるし!」クルッ

未春「ええっ!?華菜ちゃんさっきは…」

華菜「方針が変わったし、自分がの嫌がることは人にはしない!」

美穂子「えらいわ、華菜」ニコニコ

華菜「えっへへー」

数絵「……まあ、いいんですけど」

純代「ごめんね、数絵」

数絵「構いません。深堀先輩がいるので、カッとなってもいつも抑えられますし…この一年、本当に助かりました」

純代「それはよかった…でも、華菜も悪い子じゃない…」

数絵「分かってます」

マホ「今日のお昼ご飯は、カレーです!」

裕子「夏野菜カレーだね。マホ、人参残したらダメだよ?」

マホ「……た、食べなくても平気だもん」

京太郎「ダメだぞ」スッ

「……須賀さん、さっき向こうのテーブルにいたっすよね?」

京太郎「マホの緊急事態とあってはこうしちゃいられないと思ってね。マホ、人参食べない子は大きくなれないぞ」

マホ「がーん」

睦月「あの……そこ、私の席なんですけど…」

京太郎「あ、ごめ、すいませ……」

咲「はい、帰ろうね、京ちゃん」グイ

咲「すいません、ご迷惑をおかけして」

京太郎「ま、待ってくれ咲。俺はマホちゃんに言わなきゃならないことが…」

咲「いいから行くよ!」


佳織「すごい、須賀君、一瞬で移動してた…」

「先輩、そこじゃないっす」

マホ「……人参、食べますです…」

裕子「うん、偉いぞマホ」


純「はぁ…」

一「どうしたの?」

純「いや…須賀、つええなって」

一「ついに認めることにしたんだ」

純「だってよ…もう何回も戦ってるしよ。いい加減意地張ってもしゃーないだろ」

一「なるほどね。ボクは対局中にすでに悟っちゃったけどね」

純「…いや、俺も悟ってはいたぜ。でもよ…そんなに簡単に割り切れるもんじゃねえだろ。あいつ年下だし」

一「そうだね…人に、よると思う。ボクは割り切れる。純君は割り切れなかった。それだけだよ」

純「……」

一「でもボク、純君のそういうとこ、好きだよ」

純「………」

純「……褒めても何も出ねえぞ」


透華「衣、もうすぐ人が増えますわ」

衣「うむ、うむ!楽しみだ!」

智紀「友達候補を見繕うチャンス…」

衣「智紀、余計なことはするな!衣が自分で友達を見つけるんだぞ!」

透華「………」

智紀「うるうる」

透華「し、してませんわ!!」


まこ「みなさん、ごちそうさまでした。では…」

まこ「玄関に行きましょう。もうすぐ到着するみたいです」


京太郎「わくわく」

咲「わくわく」

和「わくわく……?」

優希「難しく考える必要ないじぇ。わくわく」

まこ「……」

優希「こら、染谷部長も!」

まこ「……ワクワク。なんかゲシュタルト崩壊起きそうじゃ」

京太郎「部長は?」

久「わ、私も乗っとくわ。わくわくよ!」



しばらくすると、長い影が、京太郎たちに向かって伸びてきた

幾つもの影が向日葵の影に重なり、消え、現れ再び消え、それを繰り返す。

そして最終的に――完全に玄関に吸い込まれて消えていった


「きたで…キタキタキタキタキタキタキターーーーーーーーー!!!!!!」

――姫松高校元主将、  愛宕洋榎


「洋榎、落ち着き…楽しみにしっとたんは、分かるさかい」

――千里山高校元エース 園城寺怜


「怜、無理だけはせんといてな。洋榎はホンマに自重しいよ?」

――千里山高校元主将  清水谷竜華


「どこ。京ちゃんはどこ?」

――白糸台高校元エース 宮永照

 
「お前な…何しに来たんだ」

――白糸台高校元主将  弘世菫
 

「大星淡、けんざーん!スミレ、テル、喧嘩はダメだよー」

――白糸台高校エース  大星淡


「長野は久しぶりだ…五月以来だ。気合入れていくぞ」

――白糸台高校副主将  亦野誠子


「皆さん、ついに合宿の日が来ました。心を合わせて頑張りましょう」

――永水高校エース   神代小蒔


「……姫様、この栞は…遠足じゃないんですよー」

――永水高校元副主将  薄墨初美


「初美ちゃん、許してあげてね。小蒔ちゃんすっごく楽しみにしてたんだから…」

――永水高校元主将   石戸霞




「向日葵かーでっかいねー穏乃も一緒に来たらよかったのに」

――阿知賀女子副主将  新子憧


「おねえちゃん!ついたよ!」

「うん…玄ちゃん、お菓子はカバンに入れておこうね?」

――阿知賀女子     松実姉妹


「長野に来たよー!合宿だよ、わーい!!」

――宮守女子元大将   姉帯豊音


「ふふん…ついに鹿倉胡桃が合宿に登場。本番はここからだよ!」

――宮守女子元中堅   鹿倉胡桃


「みんな、京太郎に話しかけるときはアレだからね。アレ。打ち合わせ通りだよ」

――宮守女子元主将   臼澤 塞


「それやらなきゃダメ…?」

――宮守女子元エース  小瀬川白望


「また来てしまったか……誘われたからには、行くしかあるまい。いざ」

――晩成高校元エース  小走 やえ


「えっ、また私が最年長なの…?あれ?咏ちゃんは?赤土さんは?今回私だけなの、えっ?」

――日本最強雀士    小鍛治健夜


19名の雀士が―それも腕利きの雀士たちが、所狭しと玄関に並んでいた

その絵面は、インターハイオールスターと言っても差し支えないほど、豪華だった



「お待ちしていました。遠路はるばる、ようこそ」



京太郎「これ、どう収拾付けるんだ…人多すぎだろ…」

塞「京太郎、やっほー!!」

京太郎「ど、どうもみなさんこんにちは」

豊音「須賀君!久しぶり!!元気?今何してるの?どこ住みだっけ?ラインやってるー?」

京太郎「えっ、ちょ、姉帯さん?どういうつもりです――」

胡桃「京太郎!久しぶり、元気?趣味は何?住所教えて?あ、スカイプとかする?私、ピチピチのJDなんだけど!」

京太郎「……臼澤さん、何吹き込んだんですか」

塞「いやいや、ちょっと刺激的な再会にしようと思って」

京太郎「刺激というか衝撃なんですが…」

豊音「塞!この挨拶ウケるんじゃなかったのー?」

胡桃「ちょっと!京太郎引いてるじゃん!」

塞「あれー、おっかしいなー友達に絶対ウケるって太鼓判押されたんだけど…」

京太郎「それ絶対からかわれてますって」

白望「………京太郎」

京太郎「あ…本当にお久しぶりです。小瀬川さん」

白望「ええと……元気?」

京太郎「はい、おかげさまで!」

白望「んと……プロフみたよかわいいね、よく小顔って、言われるでしょ。あっ、大学一緒じゃん…
  おれんち駅近だよ……鍋パしない…? あれ?これであってるっけ?」←カンペ

京太郎「………」

胡桃「……」

豊音「……」

白望「……」

塞「……ええと」

京太郎「……短い間ですが、今日からよろしくお願いします!!」

胡桃「よ、よろしくーはりきってこー!」

豊音「そ、そうだよね!ちょー楽しみにしてたもんね!」

塞「そ、そうだね。ごめんよ、京太郎。今のは忘れて!!」

白望「……鍋が無理ならさ、ボーリングでも…あ、ダーツできるおしゃれなバー、しってるよ……」ペラペラ

塞「シロ、ごめん。私が悪かった。私が悪かった。もうやめよう」

照「京ちゃん。会いたかった。結婚しよ」

京太郎「弘世さん、お久しぶりです。淡も元気か?」

京太郎「亦野さんに至っては…バイキングぶりですかね?」

菫「ああ。最近暑いが、いい避暑地でやってるじゃないか。向日葵がすっと太陽に向かって伸びて、美しかったよ」

淡「元気元気、チョー元気!!京太郎、変わってなさすぎだよー」

京太郎「そりゃな。だってプール以来だし…最後にあったのついこの間じゃん」

淡「あ、そっかーま、なんでもいいけどね!今回もよろしくー!」

誠子「今回もよろしく頼む、須賀」

京太郎「ええ。こちらこそご指導よろしくお願いします」

照「……京ちゃん、無視しないでほしい」

京太郎「こんにちは。無視なんてしてないですって」

照「そう。私が来てくれて嬉しい?」

京太郎「そりゃあ……(またいろいろご指導いただけますし、照さん話すの楽しいので)とても嬉しいです」

照「……あ、ありがと。相変わらず、優しいね…//」

菫「………………」

淡(…ちょ、ちょっと…スミレがやばい感じだよ…ケイ、助けて!なんで今回いないの!)

京太郎「弘世さんも来てくださって、ありがとうございます。今日なんて先輩に教わった技で勝ちましたよ!」

菫「そ、そうか?それは教えた立場としては非常に光栄だ…今回も厳しく指導するからな。任せておけ」

淡(うっわー…スミレ、にやけて気持ち悪いよ~)

誠子「淡、どうかしたか?」

淡「どうもしないよ……あれ?京太郎、私には何もないの?」

京太郎「淡、お前が来てくれて、嬉しい」キリッ

淡「……な、何マジな言い方してるの!き、京太郎のばーか!」

京太郎「冗談だって、淡と俺の仲ならこれくらい軽く流すもんだろ?」

淡「分かってるってーま、せいぜい楽しもうね!まだ京太郎と勝負したことないし、楽しみー」


京太郎「新子さん、こんにちは」

憧「すっ、すっ、すがじゃん!ちょー久しぶりぃ」

京太郎「……ろれつ回ってないですけど、大丈夫ですか?」

憧「な、何が?てか敬語やめろって言ったじゃん?前約束したよね?」

京太郎「あ、そうでした…そうだった」

京太郎「『憧』これでいいか?」

憧「うっ……」プシュー

宥「憧ちゃん、あったかそう…」

玄「須賀君、元気かな!合宿以来かな?」

京太郎「松実さん、お久しぶりです。この度はインターハイ出場、おめでとうございます」

玄「いえいえ、須賀くんこそ…全国デビューしちゃったね!雑誌見たよ!」

京太郎「え~やっぱりバレちゃいました?」

宥「ライバルが宮永咲で、五人目で…ピンとくるよ、誰でも~」

憧「ま、顔出しを避けたのは賢明ね。一般人に注目されすぎると疲れるし」

玄「憧ちゃん、部室に雑誌あるのに個人的に買ってたね!須賀君がインタビュー受けてるやつ!」

京太郎「え、そうなの?」

憧「い、いや!そりゃ阿知賀の強敵になるわけだし↑?分析しておくのは当然よ、当然!」

京太郎「でもそんなに麻雀の内容は載ってないぞ。参考になるか正直微妙だ」

憧「そ、そうね。だからこの合宿でたくさん分析させてもらうわよ?」

京太郎「参ったな……でも、こっちだって条件は同じだぜ。覚悟しろよ」


霞「……」

京太郎「永水の方々も、前回の合宿以来ですね…薄墨さんには特に長い間会ってない気がします」

初美「そうですね、霞ちゃん?(棒)」

霞「えっ?ええ…そうね。あの、ところで須賀君、体調の方は…」

京太郎「体調ですか?合宿もう半分過ぎてるんで…疲れは溜まってますけど」

霞「そう。それとは別に…体がだるいとかない?最近特に……」

京太郎「…?特には。どうかしましたか?」

初美「…………」

霞「な、なんでもないのよ。インハイ前は、疲れ溜まるじゃない?」

京太郎「そうですね、でも今はパワーに満ちてますよ!皆さんが来てくださったので!」

小蒔「須賀さん。こんにちは。再びのお誘い、ありがとうございます。そしてインターハイ出場、おめでとうございます」

京太郎「ええ、永水もさすがですね!」

小蒔「い、いえ…私たちはまだまだですから…」


初美(…霞ちゃん、ちょっと不自然ですよ)

霞(だって…あの後ずっと連絡とってないんだもの…心配になるでしょ…)

初美(……夜も眠れなかったとか。乙女ですねえ)

霞(よかった、本当によかった…無事で…)

初美(……はぁ。霞ちゃんがあそこまで弱ったのは初めて見ましたからね)

霞(ええ…)

初美(…霞ちゃん、分かってますか?この合宿で、ちゃんと言うんですよ?)

霞(が、頑張るわ)


やえ「…人が犇めいているな…総勢何名だ?」

京太郎「43名、だと思います…なかなか多いですね」

やえ「本当にな…」

健夜「毎回思うんだけど…私来てよかったのかな」

京太郎「小鍛治プロ、ご無沙汰してます。麻雀の本では本当にお世話になりました」

健夜「あはは…あれ最後まで読んでくれた子、少ないから嬉しいな」

京太郎「今は瑞原プロの本読んでるんですよ。もう終わりましたけど」

健夜「へー今はじゃあ本ないの?」

京太郎「ええ…」

健夜「そっか。じゃあ声かけてくれれば本あげるよ」

京太郎「マジっすか!やった!」

健夜「学生はお金に制約あるからね…年上を頼るのも人生では大事なことだよ」

京太郎「……なるほど、人生を長く生きた人の言うことはやはり重みが違いますね」

健夜「…自分で言っといてなんだけど、凹んできたよ…」




洋榎「キョン!」

京太郎「愛宕さん、こんにちは」

洋榎「きたで。な、一個質問するから、しょーーーーじきに答えてな?」

京太郎「はい」

洋榎「正味ウチが来るの待っとったろ?」

京太郎「はい、ぶっちゃけ楽しみにしてました」

洋榎「ほら、怜!竜華!ほれみぃ!ウチはうざがられてなかったで!」

怜「ホンマ…?須賀さん、無理せんでええんやで?」

竜華「脅されてるんとちゃうん?前もってメールとかして…」

洋榎「アホか!ウチがそんな卑怯なマネするはずないやろ!」

怜「そうか…ま、須賀さん今回もよろしゅーな」

竜華「ちょっとは成長した?おねえさん楽しみやで~」

洋榎「キョン、ありがとう!正直言うと、ちょっとうざがられてると思ってた!でもそんなことなかった!」

京太郎「ええ。(ひっぱたくの)楽しみにしてました」

京太郎(楽しみのベクトルが違うけど嘘は言ってない)

洋榎「よしよし、じゃーこの三日間の仕切りは任せてーな。最高の合宿になるよう、この愛宕姉、尽力するで!」

怜「頑張ってなー」

竜華「ファイトやでー」

洋榎「お前ら…もっとテンション上げていかんかーい!なんしに来たんや!」

京太郎(ああ、この感じ……愛宕さんだなぁ)


雑談もそこそこに、それぞれの部屋に振り分けられることになった

もちろん、俺の部屋には誰にも振り分けられていない

……愛宕さんがちょっと同室になりたがってたけど、さすがに自重したようだ


ランキング戦 四試合目総合結果

京太郎:48300
数絵 :35800
純  :20400
マホ :△4500

他の卓の組み合わせ


A優希、智紀、桃子、未春

B和、透華、睦月、星夏

Cまこ、一、裕子、純代

D咲、衣、佳織、華菜


優希 :33500
未春 :35600
桃子 :25400
智紀 : 5500


和  :39900  
透華 :24300
睦月 :21000
星夏 :14800


一  :36000
純代 :25000
まこ :24300
裕子 :14700

衣  :84000
咲  :22100
華菜 : 8900
佳織 :△15000



1位 須賀京太郎 +140000(①+27300②+51600③+37800④+23300)
2位 天江 衣  +126400(①+16000②+56000③‐4600 ④+59000)
3位 宮永 咲  +62400 (①+30000②+25000③+10300④‐2900)
4位 龍門渕透華 +23500 (①+6000 ②+8000 ③+1020 ④‐700
5位 原村 和  +18900 (①-3000 ②+4000 ③+3000 ④+14900)
6位 国広 一  +4100  (①-10600②-2700 ③+5400 ④+11000)
7位 染谷 まこ +3300  (①-3000 ②+3000 ③+4000 ④‐700)
8位 片岡 優希 +2700  (①+4000 ②‐11800③+2000 ④+8500)
9位 南浦 数絵 +1800  (①-6000 ②-1000 ③+7000 ④+10800)
10位 井上 純  ‐5200  (①+300  ②±0    ③‐3600 ④‐4600)
11位 吉留 未春 -23300 (①-3000 ②-9300 ③‐21300④+10600)
12位 深堀 純代 -24300 (①-11900②-3000 ③‐9400 ④±0    )
13位 沢村 智紀 -24800 (①-3100 ②-4600 ③+2400 ④‐19500)
14位 文堂 星夏 -27400 (①-6300 ②-17700③‐3400 ④‐10200)
15位 室橋 裕子 -38400 (①-13700②-8000 ③‐6400 ④‐10300)
16位 東横 桃子 -35100 (①-7000 ②-29300③+800  ④+400)
17位 夢乃 マホ -44200 (①-3700 ②-13000③+2000 ④‐29500)
18位 池田 華菜 -45500 (①-8000 ②+4200 ③‐25600④‐16100)
19位 妹尾 佳織 -47800 (①+8000 ②-8200 ③‐7600 ④‐40000)
20位 津山 睦月 -56200 (①-15000②-34200③‐3000 ④‐4000)

京太郎以外の清澄のメンバーの四試合目の経験点


咲+1+2
和+3+4
優希+5+6
まこ+7+8

それぞれコンマ分上昇

連投お願いします



基礎雀力 B+(89)39/350→B+(89)70/350


基礎雀力 B+(87)55/350→B+(87)161/350 

優希
基礎雀力 B(75)127/200→ B(76)36/200

まこ
基礎雀力 B(77)160/200→ B(78)119/200



今日はここまでです…全員の会話をかいて思った、やっぱ人多かった


次は午後練からです、何か質問などあれば


おやすみなさいー長々とありがとうございました

乙ー
すげー今更っちゃあ今更なんですが
基礎雀力はAになっても評価は全国トップレベルのままなん?

ハロウィンネタは高校三つ分書くことにします


+1~3で高校名、かぶったらその分下


今日は更新できなさそうです

宮守、鶴賀、白糸台

清澄はたぶんおまけで書きます

>>606
指摘ありがとうございます
久しぶりのことだったので忘れてました
直しときます


ではまた明日か、明後日に

明日と言ったんですが、ハロウィン宮守版ができたので今日はそれだけ投下

そこそこ長くなったので、本編だけ見たいという人はHalloweenをNGでお願いします



★Halloween's story その1 宮守女子高校ホスト部★


寒暖の差が激しくなり、めっきり秋らしくなった10月の月末

授業を終えた京太郎は急いで教室を出た。行き先は、宮守女子高校、麻雀部


胡桃「今日は!」

豊音「何の日!!」

胡桃、豊音「「ハローーウィーン!☆ミ」」

京太郎「あ、もうそんな時期ですか…さいきんめっきり寒くなりましたよね」

塞「京太郎、待ってたよ!パーティやろうよ、ハロパ!」

エイスリン「ハロパ……?……ハロパ!」

京太郎「エイスリンさん、ハロパとは、ハロウィンパーティーの略です」

エイスリン「ナルホド」

白望「ウチは年中パーティみたいなもんじゃん…」

胡桃「そこ!水を差さない!」

豊音「もーシロ!こういう節目のイベントが大事なんだよ~」

白望「……じゃあおこたをだそう。それなら考える」

京太郎「お、珍しく乗り気だ」

白望「京太郎、手伝って」

京太郎「はいはい」

白望「おんぶ」

京太郎「いや、こたつ持ちとおんぶの両立は不可です。どっちかにしてください」


エイスリン「ツマリ、コタツ オア オンブ」

塞「ほうほう」

京太郎「へ?」

エイスリン「kotatu or onbu……Oh!」

胡桃「トリックオアトリートだぁあああああああああああああああああ!!!!」バンザーイ

豊音「うおおお、いええええええ~い!!」バンザーイ

塞「なーんだ、京太郎が一番乗り気なんじゃ~ん!このこのっ!」

京太郎「ものすごい強引な展開に今俺は出くわしてそして驚愕しています」

胡桃「はいはい!じゃあ今から私たちがおねだりしていくからね!」

塞「京太郎は私たちを本気でおもてなししてね」

エイスリン「ホンキ!トカイテマジ!」

京太郎「本気、と言われましても……基準が分からないです。おもてなし?」

白望「……皆をドキッとさせる、とか」

塞「あっ、それいいね!シロナイスアイデア!動かないだけあって頭は冴えてる!」


白望「塞は冴えてない…あ、またつまらぬ言葉遊びをしてしまった」

塞「ぐっ……と、とにかく。おもてなしと言えばホスト。というわけで、今ここに宮守女子高校ホスト部の誕生だ!」

胡桃「けってい!」

エイスリン「Yeah!」

京太郎「あ、あのやるなんて一言も…」

豊音「須賀君がホストかー ホスト行ってみたかったんだよねー
   どんなふうにもてなしてくれるんだろ。タバコ出したら、一瞬で火つけてくれたりするのかな?」キラキラ

京太郎「…」

塞(京太郎、豊音のあの笑顔を裏切れる君ではあるまい…?)ヒソ

京太郎「い、いやでも…」

塞(みんな女の子だし、そういうの興味あるのさ。ドキっとさせてやってよ!手段は問わないある程度のことは私が大目に見るからさ)

京太郎「…そこまで言うなら」

豊音「やった!」

塞「よし!京太郎は当然お菓子持ってきてるよね…?まさかこの日を知らなかったとは言わせないよ~?」

京太郎「………」

胡桃「あ、京太郎忘れてたでしょーもういたずら決定だね!」

豊音「じゃあ最初のいたずらっ子は胡桃!わーー!」


京太郎(……やるからには、マジでやる。それが俺のポリシーだ…)

京太郎(と、なると…考えなきゃ……一番いけそうなのは姉帯さんだ。あの人はロマンチックな展開にめっぽう弱い)

京太郎(ついで…臼澤さん。あの人はしっかりものだけど、男性と一線を引いてるところがあるから)

京太郎(そのラインを超えて押せば、一線を超えてしまえばたぶんいける)

京太郎(微妙なのが師匠とエイスリンさんかな…この二人は、うん、気合だ。気合で乗り切ろう)

京太郎(……最難関は小瀬川さんだよなあ……なんとかドキッとだけでもさせられないか。難しいかな…)

塞「京太郎、いくよ~?」

京太郎(こうなったら全員落とすつもりでやる。やってやる…)

京太郎(ホスト部でもやっていけるんじゃないか?と言われた俺の話術を見せてやる)メラメラ

―鹿倉胡桃の場合―


胡桃「京太郎!京太郎!トリックオア、トリート!」

京太郎「はい」サッ

胡桃「へっ?」

京太郎「おかし、どうぞ」キャンディー

胡桃「………」

胡桃「………」ガリガリガリガリガリガリガリゴクン

胡桃「はぁ、はぁ…はい、食べた!甘いよ、これで終わると思った?!トリックオア、トリート!」

京太郎「はい、次のです」サッ

胡桃「うっ…こ、これは…」

京太郎「さあどうぞ、ガツガツしてください」

京太郎「あ、ブラックガムですから、かなり辛いですけど…これもtreatには変わりありませんよね?」ニヤニヤ

胡桃「……」

京太郎「どうしたんですか?」ニヤニヤ

胡桃「ううう…」ジワッ

塞(胡桃泣きそう)

豊音(あわわわわわ…)

胡桃「き、京太郎のいじわる!バカ!だいっきら―」

京太郎「――ごめんなさい。鹿倉先輩が可愛くて、つい意地悪しちゃいました」

胡桃「へっ?//」

京太郎「先輩に構って欲しくて、ついこんなことを…」

胡桃「え、えっと、そうなの?」ゴシゴシ

京太郎「はい。本当は先輩と一緒にお菓子を食べたかったんです。でも、つい、素直になれなくて」

胡桃「……そ、そう。へ、へぇ~そうだったんだね。あ、あの可愛いって…ほんと?」

京太郎「はい、先輩はすごく可愛いです。すごく魅力的で愛らしくて…俺じゃだめですか…?」

胡桃「あうっ…い、いや。京太郎が、京太郎がそこまで言うんなら…つ、付き合ってあげても――」


塞「はい、そこまでー終了ー」

胡桃「…はっ!」

豊音「胡桃、顔真っ赤だよ~」

エイスリン「クルミ、チョロイ」

胡桃「あ、あのねっ、京太郎さっきのは…」

京太郎「先輩」

胡桃「な、何かな↑?」

京太郎「ご指名ありがとうございました」ニッコリ

塞「京太郎、お菓子持ってきてるじゃん…完全にやられたね」

―エイスリン・ウィッシュアートの場合―


エイスリン「スガクン、ツギ、ワタシ!」

京太郎「いらっしゃいませ、エイスリン様――」

エイスリン「クスッ、イイオミセダネ! Are you ready? Trick or Treat!」

京太郎「どうぞ、キャンディーです。あっ……」ポロッ

エイスリン「ダイジョウブ…?」

京太郎「落としちゃいました…すいません、ちょっと待ってくださいね。ええと…」

エイスリン「ワ、ワタシモサガス」スッ

京太郎「ん……どこかなー」

エイスリン(……イツモ、ミアゲテルカラ、オナジメセンノスガクン、シンセン…)

エイスリン(キレイナ、カオ…)ポー

京太郎「あ、ありました。どうぞ、キャンデイーです。手を出してください」

エイスリン「ア、アリガト…」

京太郎「……」ギュ

エイスリン「!?」

京太郎「失礼、つい握っちゃいました……綺麗な手だったので」

エイスリン「ッ//」

京太郎「よければ、私とダンスを踊りませんか?このまま、ハロウィンパーティーへと洒落込みましょう…?」

エイスリン「ヨ、ヨロコンデ――」



胡桃「お、終わり終わり終わり!!制限時間過ぎてるよ!」

塞「そんなのないけどね…でも、エイちゃん見るからにときめいてたね。京太郎の勝ちだ」

京太郎「エイスリンさん」

エイスリン「ナ、ナニ?」

京太郎「手、離してもいいんですよ?」

エイスリン「アッ、ゴメン……」シュン

京太郎「またのご指名、お待ちしています……よければ本当にダンスしてみますか?」

エイスリン「イ、イイノ?」

京太郎「ええ、エイスリンさんとならいくらでも」

エイスリン「ウ、ウレシイ。アリガト、スガクン!」


―姉帯豊音の場合―


豊音「ふふっ、やるね須賀君!胡桃もエイスリンさんもメロメロだよー!」

京太郎「いやいや、俺みたいな一介のホストにもったいないぜ」

豊音「おっ、もうなりきっちゃってるんだね!じゃあ、ちょっと私も頑張っちゃうよー」


豊音「……カランカラーン!うわーすごくいいお店ですね!」

京太郎「いらっしゃいませ。宮守女子高等学校、ホスト部へようこそ」

豊音「……こ、こほん。私は姉帯豊音っていいます!え、えーあなたを指名しちゃおうかなー
   どうしようかなーこんな店に来たのは初めてなんですよー」

京太郎「そっか。じゃあラッキーだね、今ハロウィンパーティやってるよ」

豊音「え、本当ー?よーし、じゃあ早速試しちゃおう!ホストさん!お菓子くれないと、いたずらするぞー!」

京太郎「……あいにく今ちょうど、お菓子を切らしちゃったよ」

豊音「え、ダメじゃないですかー!じゃあちょーいたずらしちゃうよー!」

京太郎「……そうなるね。いいよ」

豊音「えっ?」

京太郎「あんたみたいな美人になら、大歓迎」

豊音「うえっ?い、いや、美人だなんて、そんなそんな!そんなことないよー」

豊音「ムダにでっかいし、目つきもちょっと怖いって言われるし…」

京太郎「そんなことない。今まで見てきた人の中で、一番綺麗で…目元なんて完全に俺好みだ。瞳も綺麗だし」

豊音「う…で、でも!そういうことホストさんは誰にでも言うって知ってるよ!
   仕事で無理に言わなきゃいけないんだよね!」

京太郎「……あんたは馬鹿か?」

京太郎「ホストとして山ほど女を見てきたからこそ、信憑性があるんじゃないか――」

京太郎「――豊音、お前がナンバーワンだ」

豊音「!」ズッキューン

京太郎「さ、俺のことは煮るなり焼くなり好きに…」

豊音「」


塞「あー京太郎、豊音気絶しちゃってる、終わりにしよう。うん」

京太郎「………」ハーッ

白望「京太郎…どうしたの」

京太郎「いや、さすがに…キャラじゃなさすぎて、苦しかったです、本当に」

胡桃「…さ、塞!これでもう0勝3敗!負けないで!」

白望「部長ファイトー」

塞「確かに、京太郎にしていいようにやられてるね…いっちょ行ってきますか!」

―臼澤塞の場合―


塞「びっくりした、今まであんな京太郎見たことなかったよ……一体どれだけ女の子口説いてきたの?」

京太郎「いやいや、そんな…」

塞「もうお菓子ないんだよね?じゃあトリックオアトリートはなしだね」

京太郎「そうしてください、もうネタもないです」

塞「私は絶対京太郎には落とされないからね!」

京太郎「………」

塞「どうかした?」

京太郎「……苦しかったです」

塞「え?」

京太郎「さっきの3人を攻略してる間、苦しかったんです」

塞「な、なんで?どっか痛い?最近寒いから体調崩した?」ワタワタ

京太郎「……先輩が好きだから」

塞「…………えっ?えええええええ?!/////」

京太郎「先輩、ずっと好きでした。付き合ってください」

塞「い、いやっ、ちょーっと待って。なんで、なんでそうなるの?」

京太郎「俺を麻雀部に誘ってくれたときから…一目惚れでした」

塞「う、嘘でしょ?」


京太郎「はい、嘘です」

塞「……………は?」

京太郎「ドキっとしました?」

塞「……………」ボコッ

京太郎「い、いってー…なにも殴ることないじゃないですか…」ヒリヒリ

塞「う、嘘の告白するなんて最低だよ!京太郎、見損なった!」

京太郎「え?だって、これ仮想とはいえホスト部ですよ?お客さんに全て本音で語るホストがどこにいますか?」

塞「へ?」

京太郎「例えば臼澤部長がホステスだとして、あまり器量のよくない人がお客についたとして」

京太郎「『あーお客さんブサイクですね!』とか言わないでしょう?『ブスだけどお金のために我慢します』とか言わないでしょう?」

塞「いやいや、そうだけど。そうだけどさ。それとこれとは話が別というか」

京太郎「ふふ、『乙女心を踏みにじられた』ですか?もし怒る理由がそれだけだったら俺の勝ちです」

京太郎「だってこの勝負は、『ドキっとさせたら勝ち』なんですから。言ってましたよね、『手段は問わない』って」

塞「くっ…そ、そう言った、確かに…」

京太郎「まあ、卑怯な手段を使ったことは謝りますけど…先輩は可愛いですから。惚れてもおかしくはないと思いますよ」

塞「へっ// あっ、今のも嘘なんだよね……?」

京太郎「……どうですかね。あいにく、もう閉店のお時間となっておりますので」

塞「ず、ずるいよ京太郎!そんな!」

京太郎「またのお越しを、お待ちしております―――」


バタン


胡桃「……全滅だ…く、悔しい!」

エイスリン「スガクン、カッコヨカッタヨ。シカタナイヨ」

豊音「褒められて気絶するなんて…漫画じゃないんだよー!なにやってるの私ー!」

塞「………シロ。お願い。京太郎に勝って。主に私の悔しさを晴らして」

白望「もうホスト部閉店したって」グダー

塞「閉店したけど、終わってない!延長延長!」

胡桃「そうだ!延長しろ!まだ並んでる客がいたぞー!」

エイスリン「……But I think Shiro would never queueing for someting.」

京太郎「俺もそう思います」

塞「だめ!最後までやらなきゃダメ。部長命令です!」

胡桃「中堅命令です!」

豊音「大将命令だよー!」

エイスリン「ジホウメイレイ!」

京太郎「なんでもありですか…」

白望「まあ、別に構わないけど」

塞「よし、そうと決まれば、すぐ!いってらっしゃい!」

京太郎「……」

京太郎(できれば小瀬川さんは避けたかった……けど、仕方ないか)

京太郎(頑張ってみよう)


―小瀬川白望の場合―


京太郎「本日に限り、ホスト部を延長させていただきます…ようこそ、小瀬川様」

白望「もう堅苦しいのいいよ。お疲れ京太郎」

京太郎「い、いえでも…」

白望「大丈夫大丈夫、みんなにはドキっとしたって、言っとくから」

京太郎「………」

白望「それより、お菓子まだある?」

京太郎「…ありますけど。よく分かりましたね」

白望「何かあるときのためにお菓子は最後までとっておくと思って……京太郎なら」

京太郎「……」

白望「…胡桃は」

白望「胡桃には、ちょっと意地悪だけど先輩が好きで素直になれない可愛らしい後輩で好意をアピールギャップ責め…」

白望「エイスリンは…わざとアメを落としておいて、同じ目線にして意識させておいてからの、お姫様扱い…」

白望「豊音は、そうだね。京太郎の本気ホスト、面白かったよ……」

白望「でも、豊音は嬉しそうだったね。ホストへの憧れをもつ豊音にそれらしい場を作ってあげて…
    豊音が気にしてる点を敢えて利用して……あの雰囲気と演技力なら多少クサいセリフでもかっこいい」

白望「最後は……直球。塞は真面目だし、一番効く、ああいうのが……京太郎、よく分かってるね」

京太郎「いえ…今日はよくしゃべりますね、小瀬川さん」

白望「ずっとみんなの相手して疲れてると思って頑張った」

京太郎「……ありがとうございます」

京太郎(やっぱり、この人には――)

白望「…しゃべり疲れた」

京太郎「あの…小瀬川さん」

白望「ん、何」

京太郎「お菓子いります?甘いやつ」

白望「あ、忘れてた…食べる。ちょうだい」

京太郎「そうじゃないでしょう?今日は――」

白望「……いいよ。トリック、オア、トリート」

京太郎「じゃあ、甘い甘いホワイトチョコレートをどうぞ」

白望「………」

京太郎「………」

白望「くれるんじゃないの?」

京太郎「口を開けてください」

白望「あ、食べさせてくれる…?あーー」


そして、丸いチョコレートを、白望の口に放り込んだ


白望「甘い…」

京太郎「美味しいですか?」

白望「美味しい。これ、どこの?」

京太郎「これは手作りですよ。小瀬川先輩…いえ、白望先輩にちなんで白いチョコを作ってきました」

白望「京太郎、けっこう準備してきたんだね。本当お疲れ。後でみんなにも教えてあげて」

京太郎「いえ、手作りはこれだけですよ。他の皆のは市販の物です」

白望「…なんで?」

京太郎「なんでって……なんででしょうね。ただ、白望先輩には作ってあげたいな、って思って」

白望「……」

京太郎「だから、作りました。さっき口を開ける先輩、可愛かったですよ。ごちそうさまでした」

白望「…っ」

京太郎「ハッピーハロウィン、白望先輩」

白望「そういう…そういう、心こもったのが、一番くるんだよね……」

京太郎「そうですか、それはよかった」

白望「…ありがとう、京太郎」

京太郎「いえ、どういたしまして」


白望「…で、本当は?」

京太郎「…ごめんなさい。さっきのも市販のやつです」

白望「うん、知ってた。明らかに市販の袋から出したやつだから」

京太郎「やっぱり、白望先輩には適わないですね…全部見抜かれてる」

白望「そんな大層なことじゃないけど……でも」

白望「…さっきのはちょっぴり、ドキっとした。これで私たち、全敗だね」ニコ

京太郎「……」

白望「?」

京太郎「いえ、笑った先輩、可愛いです。びっくりしました」

白望「あー久しぶりに笑った…かな。自分の笑顔とか久しく見てないな……顎が筋肉痛になりそ…」

京太郎「ふふっ、先輩らしいや」

胡桃「シロ、おかえり!どうだった?」

白望「んー秘密」

塞「え、白望が秘密にするなんて…もしかして、やられちゃった?」

白望「さあね…」

エイスリン「シロ、ワラッテル」

豊音「本当だ!シロ、普段からもっと笑ったらいいのに、ちょーもったいないよ!」

白望「そう、かな」


京太郎「…ちょ、ちょっと休ませてください」グッタリ

胡桃「き、京太郎お疲れ。楽しかった、ありがとう!」

エイスリン「タノシカッタ、ドキドキシタ…」

豊音「恥ずかしかったけど…でも、いい体験できたよ。ありがとう、須賀君!」

塞「強引にホスト部とかいって始めたけど、京太郎よく着いてきてくれた!部長として感謝します!」

白望「……京太郎、こたつ取りに行こう」

胡桃「こら、休ませてあげなきゃだめ!」

エイスリン「シロ、オニ!」

白望「えー……寒い。まあでも……いっか」


そして、そのあと皆でハロウィンパーティーをし、宮守の部室は大いに盛り上がった

それぞれの部員の胸には忘れられない思い出がまた一つ、刻まれたのだった


★Happy Halloween★



――宮守女子高校ホスト部 カンッ


以上です、短くまとめる能力がなさすぎて困りました

鶴賀と白糸台のやつはあっさり目に書きます…本編が進まなくなりそうなので


宮守では個人的にはシロが一番好きです


では、おやすみなさい


つづき


この合宿にいるメンバー一覧貼っときます


清澄 :京太郎、優希、咲、まこ、和、久
鶴賀 :桃子、マホ、ムロ、むっきー、かおりん、ゆみ
風越 :数絵、星夏、みはるん、純代、池田、美穂子
龍門渕:純、一、衣、透華、智紀、ハギヨシ
永水 :小蒔、霞、はっちゃん
宮守 :豊音、師匠、シロ、さえ
白糸台:照、菫、淡、またなの
姫松 :ネキ
千里山:トキ、竜華
阿知賀:憧、玄、宥姉
晩成 :にわか
プロ :すこやん


―7/27(金) 四日目 午後練 ♠の間―


洋榎「ほぇーまた広いとこやなー」

怜「せやな…この人数やし、当然っちゃ当然やろけど」

竜華「合宿ってええよなーあー高校時代がなつい」


まこ「それでは、午後練を始めます。初めての皆さん、午後練はペア練です」

まこ「好きなペアを組んで、練習したください」




誰と組むか


+1~3で最大コンマ

京太郎「弘世さん、少し見てもらえませんか?」

菫「ああ、私からも声をかけようと思っていた。教えたことは実行できてるか?」

京太郎「ええ、昨日言ったとおり、なかなか使える技です。自分なりにアレンジもしてみましたよ」

菫「ほぅ…これは期待できるな。今回は何を見てほしいんだ?」




1雀力で
2αか特性か

+1~3で多数決

2→αか特性か

α【シャープシュート】
上がった場合、コンマ判定で前スレのコンマが偶数の場合、和了りをロンにできる。

特性【冷静】
相手に振り込んだ次の局の判定に+10する。



どっち?


1SS強化(高難易度)
2冷静(新特性)

ただし、特性は同時に3つまでしか発動できないです



+1~3で多数決

ここで来客とかタイミング悪すぎぃ

ちょい中断



1→シャープシュート



京太郎「いつものでお願いします」

菫「いつものって…まだ前回教えたばかりだろう?」

京太郎「あれ、そうでしたっけ?」

菫「そうだ。そもそも私たちはそんなに会っていないと思うんだが」

京太郎「ええと……5月の練習試合と、お泊りと……6月の合宿と…」

菫「あとはプールか?……うっ」

京太郎「……」

菫「……忘れることにしたんだ。あの時の私はどうかしてたんだ」

京太郎「…弘世さんが忘れても、俺は忘れません」

菫「な、何ちょっとカッコよく言ってるんだ!忘れていいんだぞ、いや忘れろ!」

京太郎「いえ、大切な想い出なので」

菫「顔笑ってるじゃないか!お前……」ゴゴゴゴ

京太郎「ふふっ、冗談ですって。時間ももったいないですし、練習しましょうよ」

菫「どの口が言う……ほら、そこに直れ」

京太郎「はいっ」


<菫と特訓>

シャープシュートを覚醒させよう


菫の雀力暫定83

京太郎の雀力は91、かつαで+15、おもち効果で菫-4、さらに宥姉のメガネで+1


菫+1 京太郎+2 でとって、菫に直撃を当てれば成功、得点に+1
逆に振り込んでしまった場合は得点-1


合計8局


得点が
0~1→何もなし
2~5→特性強化
6~8→特性から熟練へ



特性強化の場合

特性【貫く雷光の一閃】
前局でのコンマが偶数の時、和了りをロンにできる。2位と1万5千点以上差がついて1位の時は発動しない。
あるいは全員の点数が同じ時は発動しない。

熟練に進化する場合

特性【貫く雷光の一閃】
前局でのコンマが偶数の時、和了りをロンにできる。
この効果で和了った場合、自由に直撃相手を指定できる。全員の点数が同じ時は発動しない。


菫「いくぞ…お前がどれくらい強くなったか、見せてみろ」

京太郎「望むところです。オリジナルの俺の一撃を、弘世さんに見せますよ!」

菫「それは楽しみだ…こい!」



一局目


菫+1 京太郎+2


一局目
【判定:京太郎・ツモ 得点変動なし】


京太郎 91+41+16=148↑↑↑↑↑↑
菫   83+33-4=112



京太郎(さすがに、タイマンで弘世さんに直撃は相当きついな…)

弘世「……」タン

京太郎(うーん…だめだ、策を練ろう……)

京太郎「ツモです」

弘世「安いな。さらっと和了るあたりはさすがだな」

京太郎「いえ……」


京太郎(それじゃダメなんだ)




二局目

菫+1 京太郎+2



二局目
【判定:京太郎・ツモ 得点変動なし】


京太郎 91+25+16=↑↑↑↑↑↑
菫   83+25-4=↑↑↑↑↑↑



京太郎「…………」タン

菫「…………」タン

京太郎「………」

菫「どうした?」

京太郎「いえ…さすがに出しませんね」

菫「……これでも、大学の強豪チームで麻雀やってるんだ。あっさり振り込んだりはしないさ」

京太郎「そうですか……そうですね。ツモ」

菫「!」

京太郎「全部持ってますか?」

菫「……さあな」

菫(よく見てるな……まだ、私でも相手になるか…?)



三局目
菫+1 京太郎+2


三局目
【判定:京太郎・ツモ 得点変動なし】


菫   83+66-4=145
京太郎 91+79+16=186↑↑↑↑↑↑


京太郎(くっそ……まるで隙がない)タン

菫(そう簡単に、放銃するわけには、いかんのでな)

菫(……『団体個人で完全制覇したいです』)

菫(その覚悟、見せてみろ)



京太郎「あああ、もうっ!」

菫「………」

京太郎「和了れるのに!ツモ、倍満です!!」

菫「そうか。これで私はトビだな」

京太郎「………」

菫「やめるか?お前の勝ちだが」

京太郎「やめるわけないじゃないですか。ほら、点棒あげますから!」

菫「……ぷっ、失礼な後輩だ。だがお前ならなぜか許せる」


菫「私から、奪ってみろ」



四局目
菫+1 京太郎+2


この展開どこかで見たことある


四局目
【判定:京太郎・ツモ 得点変動なし】 


菫   83+72-4=151
京太郎 91+57+16=174↑↑↑↑↑↑



京太郎「…………」イライラ

菫「リーチだ」

京太郎「………」タン

菫「お前が点棒を貸してくれたおかげでリーチができた。助かったぞ、須賀」

京太郎「…」イライライライラ

京太郎「ふがああああああああああ!!!」

菫「……」

京太郎「リーチ!おっかけるよー!」

菫「姉帯のマネか?」

京太郎「一発だよー!!ツモ!!」イライラ

菫「……さすがだ。お前にもう普通にやったら勝てないかもしれないな」

菫「だが、まだお前にシャープシューターを継がせるわけにはいかない」

京太郎「……どうしろっていうんですか」

菫「自分で探せ。私に聞くな」

京太郎「……」





五局目
菫+1 京太郎+2



五局目
【判定:京太郎・ツモ 得点変動なし】


菫   83+-4=
京太郎 91+【77】+16=↑↑↑↑↑↑


さっきから、さっきから少しづつずらして

弘世さんのこぼれ牌ばかり狙ってるのに

なんで、なんで振り込まないんだ――




菫「……私の余り牌溢れを狙ってるのに」

菫「どうして振り込まないんだ。か?」

京太郎「…!」

菫「お前の心の声が聞こえてくるようだ」

京太郎「……くっ」

菫「そう教えたか?」

京太郎「へ?」

菫「私は、そう教えたか?」

京太郎「え……」

菫「私はどう教えた?なんと言った?………後は知らん。もうお前は十分強いからな、別に私の武器を使わなくても戦えるんだ」

京太郎「……」

菫「後は…」

菫(自分で気づくしか、ないんだ――)




六局目
菫+1 京太郎+2


六局目
【判定:京太郎・ロン(→菫) 得点+1】


菫   83+19-4=
京太郎 91+16+16=↑↑↑↑↑↑↑↑↑



この技術が、いらないなんてありえない

どれだけ、どれだけ俺がこれに助けられてきたか


思い出せ、思い出せ俺。前回の合宿で言われたことを

脳味噌ひっくり返して、記憶を引っ張りだせ――


「――ときの」


そうだ

「そのときポイントは――」


思い出した――



京太郎「――ロン」

菫「……」

京太郎「『狙い撃ち』の極意。その極意は二つあり」

京太郎「一つ。自分の手をできるだけ崩さない」

京太郎「二つ。自分の発する空気を変えない」

京太郎「俺は弘世さんからどうやって直撃を取ろうとばかり考えてました。それ自体はきっと間違ってない。でも」

京太郎「それが弘世自身にバレバレだった…そんなんじゃ本番は使えない」

菫「そうだ。よく思い出した…そしてよくいきなり実践した。お前はすごいよ」

菫「悟られるな。相手の心理の読んで裏をつけ。そしてそれを利用して的確に詰めていけ。自分の心は悟らせるな」

菫「肉を切らせて骨を断つんじゃない…自分が一方的に有利になれ…それがシャープシュートだ。よく気がついたな」

菫「さすが、私の弟子だな」

京太郎「はいっ!」

菫「あと、二局、気を抜くなよ」

京太郎「ありがとうございます、頑張ります!」




七局目
菫+1 京太郎+2


七局目
【判定:菫・ロン(→京太郎) 得点-1】


菫   83+84-4=163↑↑↑↑↑↑
京太郎 91+19+16=126



京太郎「………」

菫「気を抜くなと言ったはずだが」

京太郎「いや、そのつい嬉しくて…」

菫「…それは分かる。その心理を狙い撃ちしたからな」

京太郎「う…」

菫「お前、詰めが甘いな。誰かに言われなかったか?」

京太郎「…言われ、ました。天江さんに」

菫「……はあ。まあいい。あとは自分で練習してもできるだろう」

菫「分からないことがあったら、いつでも聞いてくれ。連絡してくれれば暇な時は出る」





※2点超えが不可能になったので、終了


救済考えたんですが、難易度そこまで高くなかったので、今回はなしで

次菫を選んだ時は、簡易版でかつ難易度をさらに下げます

失敗することも、あるということで



今日はここまで、おやすみなさい



つづき 菫とお話から

小ネタって意外と思いつかないものですね。自由裁量だと逆に…


京太郎「……」

菫「そう落ち込むな。うまくいかない時だってあるさ」

京太郎「そうです、ね…」

菫「…それでも、団体ならまだしも個人で優勝したいのなら」

菫「マスターしたほうが、楽ではあるとは思うがな。他の道もあるが」

京太郎「ほかの道って…?」

菫「逆特化するとかな。ロンは点数を直接奪うから、確かに効果的に点数を削れる。相手のメンタルにも影響を与えることが可能だ」

菫「だが…基本的にはツモの方が点数が一翻高い。獲得点数だけ見ると、ツモ>ロンなんだぞ?」

京太郎「確かに…」

菫「だからツモで和了りまくるのも手だぞ。私と同学年で言うと江口セーラがそのタイプだな」

京太郎「弘世さんと同じタイプの方はいますか?」

菫「そうだな…同学年なら……愛宕洋榎か。あいつはよく直撃で和了るぞ。狙っているかは知らんが」

京太郎「!そうだったのか…それは知りませんでした」



+1のコンマ一桁が
0,1,2→話術
3,5,6→学力
7,8,9→雑務
4→補正なし
※44→ハプニング(好感度分の確率)
※77→補正+20
※44、77以外のゾロ目→ステータス補正に加えて+5


菫「……なあ」

京太郎「はいっ、なんでしょうか」

菫「あ、最近元気にしてたか…?」

京太郎「へっ?なんですかその質問」

菫「あ、いや。別段変わった意図はないぞ。それともなんだ、私がお前のことを気にかけてはいけないか?」

京太郎「いけなくないですよ、全然!」

菫「そ、そうか……安心した」

京太郎「気にかけてもらえるのは、すごく嬉しいですよ。偽り抜きの本音です」

菫「……あ、あのな。須賀。一つ聞きたいことが…」

京太郎「どうぞ」

菫「え、えっとな…その、お前、照のことはどうおも…………い、いや…なんでもない」

京太郎「照さん?がどうしたんですか?」

菫「うっ…いやその…」

京太郎「照さん、相変わらずでしたね。開口一番、結婚を申し込まれるとは思いませんでしたが」フフッ

菫「…そ、それだ。そのことだ。お前、あいつのことどう思ってるんだ」

京太郎「ええと……それは」

菫「あ、いやすまん。聞かなかったことにしてくれ。プライベートなことを聞くものではない、よな……悪かった」

京太郎「――友達思いですね。弘世さんは」

菫「え?」

京太郎「聞きましたよ、照さんと弘世さんのなめそれ。本当にお疲れ様でした」

菫「あいつ、そんなことまで話してたのか…」

京太郎「感動して泣いちゃいましたし、俺…」

菫「そ、そうか。なんだか複雑だ」

京太郎「いえいえ、今の照さんがあるのは弘世さんがいてこそですから。そこは親友として、誇ってください!」

菫「……」



話術補正で+10
+3でコンマ反転判定(大失敗01~05 失敗06~20 普通21~50 成功51~75 大成功76~99 00は超成功)

超成功 →+10 &もう一度安価&アイテム
大成功 →+3
成功  →+2
普通  →+1
失敗  →話術経験点-10
大失敗 やらかし-3&ストレス+5

普通以上で好意を自覚


68+10=78で判定大成功



菫「親友…」

京太郎「そうじゃないんですか?」

菫「い、いや。そう、だと思う…あいつはどう思ってるが知らんが」

京太郎「思ってますよ、言わないだけですって!弘世さんがいたからこそ、麻雀部にいられたって言ってましたよ」

菫「そうか…嬉しいな」

京太郎「ええ…それに弘世さんのそういう世話好きなところ、俺は好きです」

菫「……」

京太郎「何よりすごく信頼できますから。あ、照さんを信頼できないってことじゃないんですけど…」

菫「わ、分かってる。でもそこまでお前の評価が高いとは思わなかった」

京太郎「え?高いに決まってますよ。大変なあの白糸台のメンツ(主に照と淡)をまとめあげた部長ってだけでも尊敬しますけど…」

京太郎「すごく真面目なところとか、いいなって思います。俺の中でトップクラスに素敵な人ですよ?」

菫「ありがとう。須賀」

京太郎「なんで下向いてるんですか?」

菫「こっちを見ないでくれ。頼む。後生だ」

京太郎「…?」

菫「あの、私は先に行っているから。須賀、後片付け頼む」

京太郎「あ、はい…」

菫「すまん…」





菫(…心臓が痛いぞ。なんなんだこれは。さっぱり分からん…いや、分かるが、分かりたくない)

菫(どうしたらいいんだ、私は。照になんと言えば……)

菫(誰かに、こういうことに明るそうな誰かに…ウチなら……淡か?)

菫(とにかく、顔を洗おう。冷やしたい…)




※菫の好感度に+3、ランクアップ(D→C)

ハギヨシ「須賀君、お疲れ様です。お疲れでしょうが…」

京太郎「あ、はい!夕飯のお手伝いしますよ!!」

ハギヨシ「よいお返事をありがとうございます…それでは、今回も一緒にやっていきましょうね」

京太郎「前回は…ビーフストロガノフと、杏花豆腐と…あれ?あと一個ど忘れしちまった」

ハギヨシ「シーフードサラダですよ、須賀君。今回はなんだと思いますか?」

京太郎「え、えっと…なんだろう」

ハギヨシ「メニューをどうぞ。献立は3つです」


・シーザーサラダ
・白身魚のマリネ
・かぼちゃのアイスクリーム


ハギヨシ「最初はカレーにしようと思ったんですが…もう献立で出てると思ってやめました」

ハギヨシ「長野は内陸ですが…県外から龍門渕づてで美味しい白身魚が手に入ったので、メインはマリネで」

ハギヨシ「サラダは、メインがあっさりなので少々濃い目に。デザートは今が旬のかぼちゃを使ったアイスクリームです」

京太郎「ほええ…これ俺に作れますかね?」

ハギヨシ「大丈夫です、簡単に作れる方法がありますから」

京太郎「え、そうなんですか?じゃあ今回も頑張ってみます…!」



<京太郎の雑務ステータスアップイベント>

それぞれの工程について
コンマ50以上→雑務+1
コンマ49以下→雑務経験点+50

以上


ハギヨシ「はい、それでは私ハギヨシによるクッキングイベントでございます」

ハギヨシ「本日アシスタントを務めるのは、須賀京太郎さんです」

京太郎「おーなんか料理番組っぽい!」

ハギヨシ「では…まずこの3つを作る順番から。どれから作るべきですだと思いますか?」

京太郎「え…?うーん…鮮度が大事だから、魚が先だと思います!」

ハギヨシ「そうですね…惜しいですけど不正解です」

京太郎「な、なんだって!」

ハギヨシ「今回はアイスですから、を冷やす時間を長めにとる必要があります」

京太郎「あ、そうか。そりゃそうだ」

ハギヨシ「あとはさっきの須賀君の考えであってますよ。水気の大切なサラダはギリギリに作りたいですから…魚を次に持ってきます」

京太郎「アイス→魚→サラダですか」

ハギヨシ「そうです」


✩かぼちゃのアイスクリーム✩


ハギヨシ「まずはかぼちゃを切ります。かぼちゃは裏から切りましょう」

京太郎「裏から?」

ハギヨシ「かぼちゃの緑の方を【裏】といいます。表は黄色の方の面です」

京太郎「なるほど…」

ハギヨシ「皮を全部削ぎ落として種を取ります。それから、レンジでチンします。
     そのあと、裏ごししてクリーミーなかぼちゃをだけにします」

京太郎「ふむふむ」

ハギヨシ「これに牛乳、卵黄、砂糖、バターを加えて火にかけます。これがかぼちゃのタネです。

ハギヨシ「タネができたら次は生クリームの準備に移ります」

京太郎「生クリーム!」

ハギヨシ「生クリームを冷やしながら泡立てます…泡立て器があればすぐですよ、これは」

京太郎「なるほど」

ハギヨシ「7分立てくらいになったら、さっきのタネとクリームをゴムベラでさっくり混ぜ合わせて…」

ハギヨシ「冷やして出来上がりです」

京太郎「おおお…」

ハギヨシ「じゃあ、まずタネを作ってみましょうか」



かぼちゃのタネ


コンマ50以上→雑務+1
コンマ49以下→雑務経験点+50

+2のコンマ


96で成功



京太郎「できました!」

ハギヨシ「やりますね、かぼちゃを裏から切るのはすごく難しいんですけど…硬いので」

京太郎「硬かったです…でもそこは牌を扱うように!」

ハギヨシ「……ちょっとその感覚は分かりかねますが」

ハギヨシ「タネを酸化させないようにラップをかけておいてください。次は生クリームですよ」

京太郎「はい!」

ハギヨシ「生クリームは水分や油分が入ると、泡立ちにくくなります。一滴も入れないのが好ましい」

京太郎「ふんふん」

ハギヨシ「混ぜるときは、空気を入れるようにして…全体を均一にかき混ぜてくださいね」

京太郎「了解しました!」




生クリーム

コンマ50以上→雑務+1
コンマ49以下→雑務経験点+50

+2のコンマ


93で成功


京太郎「できた!」

ハギヨシ「……完璧です、パーフェクト。完璧な7分立てです」

京太郎「いやあ、それほどでも!」

ハギヨシ「では…それをタネと混ぜて、冷やしましょう…」


――――――――――――――――――――――


✩白味魚のマリネ✩


京太郎「これでアイスはできますね!」

ハギヨシ「ええ、じゃあ次はマリネですが…」

ハギヨシ「これはすでに切った魚を用意してあるので…酢に浸して和えるだけだったりします」

京太郎「おお、それは簡単!」

ハギヨシ「お酢につけこんで…ごま油、砂糖、ダシ、しょうががほんの少し、あとはネギとピーラーで切った人参を入れます」

京太郎「ピーラーで人参を?」

ハギヨシ「ええ。皮をピーラーで向いたあと、実自体もピーラーでおろせば、細い人参になります」

京太郎「なるほど!」

ハギヨシ「では、やってみましょう」



マリネ


コンマ50以上→雑務+1
コンマ49以下→雑務経験点+50

+2のコンマ

84で成功 偶数も出るし、高コンマ群。昨日とはなんだったのか



京太郎「よし、できました」

ハギヨシ「…いいですね。須賀、実家でもお母さんのお手伝いを?」

京太郎「へへ…恥ずかしながら、全く。麻雀ばっかりやってます」

ハギヨシ「ほう…それなら調味料の基本と、いくつかレシピを覚えたらすぐ上達しますよ」

京太郎「まあ、タコスは昔よく作ってましたけど…ハギヨシさんにそれも教わりましたね」

ハギヨシ「そのことが随分と昔のことのように感じますね…」

京太郎「ええ、本当にお世話になってばかりです」



✩シーザーサラダ✩


ハギヨシ「これが一番簡単ですね。トマトとレタスと…そのほかお好きな野菜をカットして盛り付けます」

ハギヨシ「その上に温泉卵と…上から粉チーズをかけます。ドレッシングはフレンチのものを…これは作ってあります。
     最後に生ハムをお皿の回りに並べて完成ですね」

京太郎「…なんというか、意外と簡単なもんですね」

ハギヨシ「サラダはそうですね。でも須賀君のスキルが上がってるという見方もできますよ?」

京太郎「そうっすかねーそうなら嬉しいですけど」

ハギヨシ「そうですって。もう少し自信をもっていいんですよ? ささ、作りましょう」



サラダ


コンマ50以上→雑務+1
コンマ49以下→雑務経験点+50

+2のコンマ


7で失敗


京太郎「……あっ、チーズかけすぎた」

ハギヨシ「ああ……ちょっとこれはかけすぎですね」

京太郎「ど、どうしましょう。野菜にべったり張り付いてるし、打つ手が…」

ハギヨシ「焦ってはいけません。執事たるもの何が起きても取り乱さないことです」

ハギヨシ「そうですね…あえて、ピザ風にしてみるというのはどうですか?」

京太郎「ピザ風…?」

ハギヨシ「そうです。もともとこのサラダは濃い目に作るのですから…サラダという発想を打ち破りましょう」

京太郎「どうすれば?」

ハギヨシ「自分で考えてください、といいたいですが…それは酷なので今回はお任せ下さい」

ハギヨシ「まず、サラダの中にあるトマトを潰してジュレ上にして…
     酢と塩を加え、そこにみじん切りした玉ねぎ、ピクルスを加えます」

京太郎「こ、これは…ピザソース?!」

ハギヨシ「そうしておいて、先ほど載せた温泉卵を潰して、さらにこのソースを裏からかけて…サラダをよく混ぜましょう」

京太郎「…こ、これは」

ハギヨシ「最後に少し冷えたご飯を軽く混ぜて…冷製タコライスのできあがり」

京太郎「………す、すごすぎる。ピザって聞いてピザを作るのかと思ってましたけど、まさかのタコライスとは」

ハギヨシ「ふふっ、おみそれしました?」

京太郎「魔法を見ているようでした…」



雑務   C (55) 107/120→C (59) 37/120に上昇!



―7/27(金) 四日目 夕食 ♥の間―


まこ「それでは、夕食の時間です」

ハギヨシ「その前に…よろしいですか?少し宣伝をさせてください」

まこ「は、はい」

ハギヨシ「皆様、練習大変お疲れ様です。私、龍門渕家で執事を務めております、ハギヨシと申します」

ハギヨシ「本日の夕食は、そちらに座ってる須賀京太郎君が作ってくれたものです…
     本人は自信がないと言っておりますが、なかなか上手に出来ていますので」

ハギヨシ「ぜひ、ご堪能ください」

まこ「…京太郎、いつの間に。疲れとるじゃろうに」

ハギヨシ「マイクありがとうございました。それでは続きをどうぞ」

まこ「ええ。それでは、皆さんお疲れ様でした。いただきますの挨拶を……」キョロキョロ




+1~3で最大コンマ

挨拶するキャラ


透華(こ、これは…名誉挽回するチャンスですわ!)

透華「え、えー染谷さん?龍門渕からもう一度人員を出してもよくってよ?」

まこ「ほう。それじゃあお願いしてええか?」

一「誰がやるの?それ」

純「うまそうだなーこのマリネ。あ、俺は勘弁だぜ」

衣「衣はやってもいいぞ!みんなに衣を知ってもらうチャンスだしな!」

一「衣のことは皆知ってると思うけどね…」

透華「だ、誰もいないんですのね~それならわたくs」

智紀「……」スッ

純「おっ?沢村君やりたいのか?」

一「珍しいね、ともきーが人前で挨拶したいなんて」

透華「ちょ、ちょっと。私がやってもいいんですのよ?」

一「ダメだよ、透華ならまた冷たいネタで滑るって。今回も冷製のものが多いしさ」

透華「だーかーら!それは一のせいであって…」


まこ「それでは龍門渕の沢村さん、お願いします」

透華「い、いつの間に前に!」

智紀「……」ペコリ

智紀「……沢村智紀。龍門渕高校3年生……」

愛宕(暗いやっちゃな~ウチが変わったろかー)

怜(洋榎、ホンマに黙り)

智紀「本日は、お集まりいただき…ありがとうございます。午後の練習、とても楽しかったです」

智紀「突然ですが……今年、私たちは…全国に行けませんでした。とても悔しかった」

純「………」

智紀「……でも、負けて終わったわけじゃない。負ける人がいるとき、そこに勝った人がいて…それがここにいる清澄と風越…」

智紀「この2校に私たちの想いは託しました」

智紀「ここにいる、全国に出場する皆さん…ご覚悟ください」


智紀「この場を借りて、龍門渕の皆、3年間ありがとう」

智紀「そして、須賀君。美味しそうなご飯をありがとう」ニコ

智紀「いただきます」

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「いただきます!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」



純「……」

一「なに泣いてるの、純くん」

純「は、は?!泣いてねーし!」

一「ま、ボクもちょっと感動したけど。あんましゃべらないともきーがあんなこと言うからさー」

純「じゃあ泣いとけよ……俺みたいによ」



京太郎の両隣に座る二人


+1~5でコンマが上から大きい二人



玄と照


京太郎「おお…いい感じにアイスできてる、よかった」

玄「これ、須賀君が作ったんだね…びっくりしちゃった」

照「まさか京ちゃんがお菓子つくれるなんて…」

京太郎「いやいや、ハギヨシさんが教えてくれただけですよ」

玄「でもすごいよ!初めて作ったんだよね?」

京太郎「そう、ですけど。って、照さんいきなりデザートから食べないでください!」

照「だって、ここにある」

玄「そうですね。暑いからすぐに食べないと溶けるのです…」

京太郎「言われてみれば確かに…」

ハギヨシ「ご心配なく」

京太郎「へ?」

ハギヨシ「器は…全て魔法瓶の素材を流用したものです。その温度のまま、40分はいけますよ」

京太郎「さっすがハギヨシさん…抜かりない。なさすぎる」

照「……」モグモグ

京太郎「だ、だから照さん!ダメですって!」




※玄分
+2のコンマ一桁が
0,1,2→話術
3,5,6→学力
7,8,9→雑務
4→補正なし
※44→ハプニング(好感度分の確率)
※77→補正+20
※44、77以外のゾロ目→ステータス補正に加えて+5


玄「うわあ…このマリネ、美味しいのです」

京太郎「本当ですか?嬉しいなぁ…」

玄「このお魚は何かな?」モフモフ

京太郎「ええと……たらだと思います?」

玄「なるほどなるほど。うちの旅館でも南蛮漬け出すんだけど…これ、負けてない!」

京太郎「いよっしゃー!旅館公認じゃん!プロ級だ!!」

玄「ふふ…あっ、須賀君ほっぺにごはん付いてるよ?」

京太郎「えっ、どこですか?」

玄「みぎみぎ……ふふっ、私から右じゃなくて、須賀君から見て右だよ?」

京太郎「あっ、こっちですか」

玄「取れたよ!」

京太郎「うわっ、ほっぺにソースが…」

玄「タコライスソースだね、ふーむなるほどなるほど、新しい料理としてありかなぁ…」

京太郎「ソースふかなきゃ…」

玄「あっ、拭いてあげるよ。じっとしてて」




雑務補正で+5
+3でコンマ反転判定(大失敗01~05 失敗06~20 普通21~50 成功51~75 大成功76~99 00は超成功)

超成功 →+10 &もう一度安価&アイテム
大成功 →+3  
成功  →+2
普通  →+1  
失敗  →雑務経験点-10
大失敗 やらかし-3&ストレス+5


69+5=74で判定成功



京太郎「い、いいですって」

玄「お任せあれ!年上の言うことは聞いておくんだよ!」

京太郎(そういえば、小鍛治プロにも言われたっけ…そうだ、ここは素直に)

京太郎「お願いします…」キュッ

玄(ありゃ…目をつぶってしまったのです)

玄(須賀君、睫毛長い…綺麗な顔だね!拭きがいがあるなあ)

玄「ほっ!ほっ!ほりゃ!」フキフキ

京太郎(なんか恥ずかしい)

玄「よーし、綺麗に取れたよ~」

京太郎「ありがとうございます…」

玄「目をつぶらなくても良かったんだよ?」

京太郎「反射的につい…あと、松実さんがやりやすくなると思ったんで、そのままつぶっときました」

玄「…………」

玄(……可愛いのです)キュン

京太郎「あ、ありがとうございました」

玄「どういたしまして、だよ!」




玄の好感度+2!


照「……京ちゃん、ほっぺにソースが」

京太郎「え、まだついてますか?!」

照「ううん、私のほっぺ」

京太郎「………」

照「う、京ちゃんそんな目で見られると……」ドキドキ

京太郎「どうぞ、お手拭きで拭いてください」

照「……京ちゃんに拭いて欲しい」

京太郎「年上にはできれば頼りたいんですが…松実さんの方が年下なのになぁ」

照「むっ」





※照分
+2のコンマ一桁が
0,1,2→話術
3,5,6→学力
7,8,9→雑務
4→補正なし
※44→ハプニング(好感度分の確率)
※77→補正+20
※44、77以外のゾロ目→ステータス補正に加えて+5



照「……京ちゃん、ふいてあげる」

京太郎「えっ、いや俺のは取れましたって!」

照「…私には、ふいてほしくない?」

京太郎「いや、そういうわけでは…」

照「……」

京太郎「あんまり見つめないでください…なんか、その、恥ずかしいです」

照「…」

京太郎「ほら、取ってあげますから。少しこっちに寄ってください」

照「……」パァーッ

京太郎(照さん、昔は分かりにくかったのに…今はすごく分かりやすいや)




補正なし
+3でコンマ反転判定(大失敗01~10 失敗11~35 普通36~65 成功66~85 大成功86~99 00は超成功 44は超失敗)

超成功 →+5 &もう一度安価&アイテム
大成功 →+2
成功  →+1
普通  →+1
失敗  →全ての経験点-10
大失敗 やらかし→-1&ストレス+5
超失敗 やらかし→-3&ストレス+10

普通以下で、次の判定が緩くなる


85で判定成功(Aまであと+4)



照「ん…」

京太郎「ほら、動かないでくださいね?」

照「うん」

京太郎「……あの、下を向かれると、ふけませんよ?」

照「…だったら、固定したらいい」

京太郎「え…」


前、照さんにされたみたいに、しろってこと?

両手でほっぺをはさんで、固定するってことか


京太郎「い、行きますよ。ほら」


左手であごを固定して、右手で優しくほっぺをふく

ふくたびに照さんの柔らかいほっぺの感触が手に伝わってドギマギしてしまった


京太郎(柔らか…やばいな、合宿中は禁欲だから、変なこと考えちまう…いけない子だぜ、俺)

照「んっ、京ちゃん…もっとして」

京太郎「……!!」

京太郎「ストップ!もう全部とれました!!取れましたから!」

照「……そう」

京太郎「はいはいはい!!タコスが冷めないうちに食べましょうねー!」

一「これ冷製だよ」

京太郎「どっから出てきたですか!」


照「……京ちゃん京ちゃん」

京太郎「な、なんでせうか」

照「ありがとう」ニコ

京太郎(ぐっ…か、カワイイだと…ぐぐぐ…)



照の好感度+1!


―7/27(金) 四日目 夜練 ♠の間―



まこ「夜練習、始めます。初参加の皆さん、夜練習もペア練ですが…少し午後練とは違うので、ご確認ください」

まこ「それでは、今日最後の練習です。始め!」




・夜練習は弱点補強、ペア練

・京太郎以外の清澄メンバーを一人選択してαか特性、あるいは雀力(上昇量は多め)を強化します

・京太郎は女の子とお話しするだけです。ゆとりタイム


強化する清澄メンバーを一人

1優希 with 怜  
2まこ with 洋榎
3和 with 小蒔
4咲 with 霞


+1~4で最大コンマ


2→まこ with 洋榎


洋榎「はー、腹パンパンやで…」

竜華「タコライスおかわりしすぎやろ、何杯食べたん?」

洋榎「4杯!」

怜「腹崩壊してもウチは知らんで?」

洋榎「へーきへーき!今から動くんや!」

まこ「…あの」

洋榎「ん?」

竜華「お、練習か?前はウチと組んださかいな、染谷さん」

怜「そうやったん?」

竜華「そうやで~火力に不安があるっちゅうて、ウチを頼ってくれたんや」

洋榎「そめやん、コイツを頼るとはええ目をしとるなあ」キラリ

怜「そめやん……そうめんか何かか?」

洋榎「うっさいで、怜。で、どないしたん?」

まこ「愛宕さん、お相手お願いします」

洋榎「ほう…竜華に目をつける時点でやるなと思たけど…やはりできるやっちゃな」

怜「りゅーか、練習しよか」

竜華「うん」

洋榎「そめやん、ウチとやろで!どないする?」



1雀力↑
2まこのαか特性強化


+1~5で多数決


1→雀力↑



まこ「実力を見てもらえますか。対局で…」

洋榎「ウチとやろうってか。ええで、せやけどウチは手加減とかできへんで?」

まこ「はい。愛宕さんができるなら東一局で飛ばしていただいても構わないです」

洋榎「……お前、肝座ってんな。かかってきぃや」



まこ(…久が倒した相手に…今のわしがどれだけ通用するんか)

まこ(試したい――!)






+1、2、4分雀力↑


+3で(>>4


高コンマの嵐が来ている


まこ
基礎雀力 B(78)119/200→B(79)183/200 




洋榎「ロン。それはアカンで」

まこ「ありがとうございました」

洋榎「おおきに……そめやん、自分、強いやん」

まこ「そう、ですか」

洋榎「少なくとも東1で飛ばしは無理やったなーま、オーラス前に飛ばされたのは課題やな」

まこ「……」

洋榎「自分久の変わりやんな?中堅はまあ、曲者がぎょうさんや」

まこ「その中で、自分がやっていけるか…」

洋榎「あーアカンアカン。そういうマイナス思考1円にもならへんで。むしろ悪影響や」

洋榎「自分の力を信じとき。負けるなんて考えても無駄やろ?結果は後からつくもんや。試合中はな…」

洋榎「ツモって、切って、役作って。そんでドカーンとカッコよく和了ったらええんや」

まこ「な、なるほど…」

洋榎「ほんで、えらそうにドヤ顔しとけばいいんや。主将ってそういうポジションやで?」

洋榎「マナー違反?知らんわ、そんなん犬にでも食わせとけばええねん。ちなみにこの場合の犬って敗者=負け犬っちゅうってな」ニヤ

洋榎「弱い奴ほどよく吠えるんや…強い奴はな、ごちゃごちゃ言わへん。
   ただただ我が物顔で前に進むんや。それが世の真理やとウチは思う」

まこ「……」

洋榎「あーいい気分や、キョンにも今の教えたって。じゃあ、お疲れ!」

まこ「ありがとうございました」ペコリ




京太郎がペアを組む相手(能力アップではなく、お話するだけ)



+1~5で最大コンマ

※ただし、まこと洋榎は除く



選択肢は4校から誰でも ハギの場合は雑務


京太郎「さて…お腹も満たされたなあ…夜練、誰と組もうかな」

久「あれ、須賀君暇そうね。私と組む?」

京太郎「えーどうしようかなー」

久「ひっどいわね。弘世さんにはお願いしてたのにー」

京太郎「冗談ですって。そういえば、部長。眠くないんですか?」

久「休憩中に少し寝たから大丈夫よ」

京太郎「そうですか。確かに顔色は戻ってる…」

久「でしょ。ま、須賀君も座りなさいよ」

京太郎「はい」

久(平常心…平常心……The 平常心よ)




+2のコンマ一桁が
0,1,2→話術
3,5,6→学力
4,8,9→雑務
7→補正なし
※44→補正+20
※77→ハプニング(好感度分の確率)
※44、77以外のゾロ目→ステータス補正に加えて+5


京太郎「ああ…清澄メンバーと組むと、少し気がゆるみますね…」

久「須賀君、私のことバカにしてない…?」

京太郎「し、してないですよ!そういうひねくれた捉え方しないでくださいよ」

久「だって、一応OGなのよ?」

京太郎「そうですけど…部長と一年間一緒に過ごしてるんで、あの頃を思い出して気分が落ち着いてくるというか」

久「えっ」

京太郎「そういう安らぎの気持ちを部長にもつなんて…よっぽど疲れてるんだな俺」

久「むっ、それどういう意味?」

京太郎「ふふっ、どういう意味でしょう」

久「むむ…だいたいあまり部室に須賀君いなかった……あ」

久(それ、私のせいじゃない…二日連続で死にたい思いだわ)

京太郎「………」

京太郎「…おかげで雑用の一環でタコスも作る羽目になって…料理の基礎技術を知らず知らずのうちに身につけていました」

京太郎「美味しかったですか?今日の夕飯は」

久「え、ええ…美味しかったわ。ごちそうさま」

久(私を責める流れを切って、フォローしてくれてる…何やってるの、私)

久(平常心は、どこへやら…)ハァ




雑務補正で-5 99のゾロ目でさらに-5
+3でコンマ反転判定(大成功01~24 成功25~49 普通50~79 失敗80~94 大失敗95~99 44は超成功)
ブーストは-になった時

超成功 →+10 &もう一度安価&アイテム
大成功 →+3
成功  →+2
普通  →+1
失敗  →雑務経験点-10
大失敗 やらかし-1&ストレス+5
超失敗 やらかし→ー3&ストレス+10


48-10=38で判定成功



久(あ~惚れた方が負けとはいえ、屈辱的ね…どうしたものか)

京太郎「それはよかった。実は、タコライスは始めはシーザーサラダの予定で…」

久(うーん…)

京太郎「で、ハギヨシさんがフォローしてくれたんですよ」

久「……ん?えっ?今何話してたっけ?」

京太郎「…部長、この間からおかしいですね」

久「そ、そんなことないんだけど↑?」

京太郎「そうですかね。もしかして、トランプの罰ゲームがそんなに屈辱的でした?」ニヤ

久「……それは、そうよ。というか、これまであなたに結構恥ずかしい思いさせられてきてるんだけど…」

京太郎「……その件思い出していいんですか?俺、今合宿中なんで爆発しそうなんですけど」


その件とはもちろん、部長の裸を見てしまった件のこと


久「あ、そうなんだ。ハギヨシさんと同室だものね」

久(…須賀君の弱み…よし、これは使えるわ!)

京太郎「…やめてください、もう…」

久「あらあら~須賀君はオトコノコね」

京太郎「本当に勘弁してください…」

久(よっしゃ、主導権とったどー!……………はぁ)

久(なんの解決にもなってないけど…これでしばらく様子みましょう)




久の好感度+2(これで胡桃を抜いてます)


そして、部長と練習して

四日目最後の練習が終わった



何時もどおりハギヨシさんと風呂に入って、今は休憩中――――




~京太郎とハギヨシの部屋~



京太郎「料理、みんなに褒めていただいて…本当にありがとうございました」

ハギヨシ「みんなに喜んでいただくというのは、いいものでしょう。
     執事の仕事のキーワードは歓待、いかに喜んでいただくかですから」

京太郎「ふんふむ。大変勉強になります」

ハギヨシ「衣さまもかぼちゃのアイスを気に入っておられましたよ」

京太郎「そうみたいですね…野菜嫌いそうなのに、おかわりまでして」

ハギヨシ「ええ…」

京太郎「さて、俺荷物の整理しないと……あれ?」

京太郎「俺ちょっと風呂場に忘れ物したみたいです。取ってきます」

ハギヨシ「どうぞ、行ってきてください」


京太郎「ええと、タオルタオル……あった。夜は案外寒いな、早く戻ろう…」

??「……」

京太郎(あれ、あそこにいるのは…)



+1~5で最大コンマ


経験点のとき→00は100
それ以外  →00は0

なので照




照「…京ちゃん?」

京太郎「あれ、照さんそんなところで何を…?」

照「お風呂場に忘れ物したから…取りに来た」

京太郎「あれ、全く俺と同じだ。俺もタオル取りに来たんですよ」

照「…奇遇だね」

京太郎「そうですね」

照「ちょっと取ってくる…京ちゃんはもう忘れ物取った?」

京太郎「ええ、このタオルですから」

照「……」



+2のコンマ一桁が
0,1,2→話術
3,5,6→学力
7,8,9→雑務
4→補正なし
※44→ハプニング(好感度分の確率)
※77→補正+20
※44、77以外のゾロ目→ステータス補正に加えて+5


照「……きて」

京太郎「はい?」

照「一人じゃ怖いから、一緒に取りに来て欲しい」

京太郎「い、いやいやいやいや。忘れ物って女子風呂ですよね????」

照「そう」

京太郎「ダメですって!」

照「……」

京太郎「誰か入ってたらどうするんですか?」

照「いない。私が最後だった」

照「最後で……電気も最後に私が消したから、確か」

京太郎「そ、そういう問題じゃないですって!」

照「お願い…暗いところ、怖い…」


よく見ると、軽く照さんは震えていた

怖いと言うのは、嘘じゃないみたいだ

他に人もいないし…



京太郎「………」

京太郎「さ、さっさと取りに行きましょう…」






学力補正で+10
+3でコンマ反転判定(大失敗01~10 失敗11~35 普通36~65 成功66~85 大成功86~99 00は超成功 44は超失敗)

超成功 →+5 &もう一度安価&アイテム
大成功 →+2
成功  →+1
普通  →+1
失敗  →学力経験点-10
大失敗 やらかし→-1&ストレス+5
超失敗 やらかし→-3&ストレス+10

失敗以下で、次の判定が緩くなる


70+10=80で判定成功


暗い、暗い女子風呂の中を、照さんと俺が歩く

むわっと立ち込める香りが、一気に鼻をを包んでいく

何種類ものシャンプーやらトリートメントの香りが入り混じった、ような

それでいてなんとも…甘美な匂いだった


京太郎(視覚が遮断されてるから…余計に鼻にくる…やべえ、女子風呂ってこんなにいい匂いすんのかよ…)

照「………」

京太郎「照さん、電気どこですか?」

照「…どこかな」

京太郎「はやく、探しましょう。あんまりのんびり探してると風邪ひきますよ?」

照「……」

京太郎(こんな危険な場所で二人きりは、さすがにキツいぞ…いくら照さんでも…)

京太郎(普通に女の子だし…)

照「京ちゃん……」

京太郎「ありましたか?」

照「京ちゃん、ドキドキしてる?」

京太郎「…へぁっ?!」

照「……私、いい匂い…?」

京太郎「そ、い、え?」

照「京ちゃん…」ギュッ

京太郎「お、おれは…、おれは……いやいやいやいああああああああああああああ?!?!??!」ダッ

照「あっ、京ちゃん、待って……あ……」

京太郎「ごめんなさい、無理です!無理ですーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」



照「………」

照(京ちゃん、いくじなし…)



照の好感度+1!



やばかった、もう少しで押し倒すところだった…

呼吸を整えよう…ハギヨシさんに余計な心配かけたくないし

……和と初めてもしてないと言うのに 

頭を落ち着かせるんだ…冷静になろう


京太郎「たっ、ただいま戻りました……」

ハギヨシ「おかえりなさい…どうしたんですか?」

京太郎「ちょっと、ちょっといろいろありまして……ん?」


部屋に戻ると、ハギヨシさんが…寝っ転がってスマートフォンをいじっていた


京太郎「……なんか、今すごいカルチャーショックを受けてます」

ハギヨシ「?」

京太郎「いや、ハギヨシさんが寝ながらスマホを弄っているなんて…想像してもなかなかできるものではないので」

京太郎「今俺の中でひとつの概念がコペルニクス的転回を起こしています」

ハギヨシ「それはそれは。いいことじゃないですか、視野が広がるのは。もっとも大げさ過ぎますけどね、私ごときの所作などに…」

京太郎「何をやってたんですか?」

ハギヨシ「麻雀ですよ、ネット麻雀。みなさんの練習を拝察してると、やりたくなってきましてね」

京太郎「ハギヨシさんも麻雀できるって言ってましたよね」

ハギヨシ「人並みにはできます」


京太郎「……ハギヨシさんって普通の人じゃないので、人並みと言われても全く参考になりません」

ハギヨシ「そうですね…龍門渕の皆さんと何度か対局はしましたが」

京太郎「どう、でしたか?衣さんや、透華さん…井上さん、国広さん、沢村さんとやってみて…」ゴクリ

ハギヨシ「ふふっ、どうでしょうね」

京太郎「教えてくださいよ!」

ハギヨシ「須賀君ほどの人なら、私の実力を察してくれそうなものですが」

京太郎「うーん…どうやらそういう察知能力は俺にはまだないみたいで」

ハギヨシ「なるほど。じゃあ、今度勝負しますか?」

京太郎「は、はいぜひ!」

ハギヨシ「分かりました、合宿中はお疲れでしょうから…」

京太郎「でも、合宿終わったらもうすぐインターハイが始まるんですよね」

ハギヨシ「じゃあ、一度須賀君の家に行きますよ」

京太郎「えっ、ま、マジっすか?!マジで?マジのマジですか?マジ話ですか?!」

ハギヨシ「ふふ…知的な君にしてはボキャブラリーが深刻ですね」

京太郎「つ、つい…だってだって、興奮しますよそりゃ!ハギヨシさんが家に来るとか!母さんも絶対喜びます!」

ハギヨシ「ちなみに家に雀卓はありますか?」

京太郎「あります!新品のがあります!」

ハギヨシ「なるほど…スケジュール帳は持ってますか?」

京太郎「ええと…」


7/27(金)合同合宿四日目  ←今ここ

7/28(土)合同合宿五日目

7/29(日)合同合宿六日目

7/30(月)合同合宿七日目

7/31(火)インターハイ前日 移動日

8/1 (水)インターハイ抽選日

8/2 (木)インターハイ一日目

8/3 (金)インターハイ二日目


ハギヨシ「そうですね。インターハイ移動日の午前中…くらいしかないですね」

京太郎「確かに…」

ハギヨシ「ちょっと家に行くのは難しそうです」

京太郎「うう……くそ、どうにかならないかな…」

ハギヨシ「それじゃあ、ネト麻にしますか?」

京太郎「!」

ハギヨシ「それなら、どこでもできますしね」

京太郎「その手があった!!」

ハギヨシ「そうですね…インターハイ前日の移動日とかいかがですか?前日はいろいろやりたいことがあるでしょうし」

京太郎「了解です!あー楽しみだな…ハギヨシさんと対局かぁ」

ハギヨシ「私も楽しみです。ちなみに…須賀君が使ってるのはA rskyですか?」

京太郎「そうですよ、4月からずっとそれ使ってます」

ハギヨシ「ふふ…実はこれ、龍門渕グループが運営してるんですよ」

京太郎「えっ、えええ?!!初耳です、それは…」

ハギヨシ「そうですね、あまり一般的には知られてませんが。衣さまは確かに以前より人に心を開かれるようになりましたが」

ハギヨシ「それでもまだ、対人だけだと負担が大きい。そこで…
     ネット麻雀で、衣さまの対局相手を見つけることを透華様が考えつきました」

京太郎「ネト麻なら相手の顔見えませんから、確かにうまい案ですね」

ハギヨシ「そうです。それで昨年のインターハイが終わってから運営を開始したわけです…」

京太郎「なるほど…どんどん俺の知らなかったことが発覚しますね、今回の合宿は」


ハギヨシ「ちなみに…【A rsky】の由来はご存知ですか?」

京太郎「え…?」

ハギヨシ「不自然だとは思いませんでしたか、この単語。そもそも英語にrskyという単語はありません」

京太郎「…思いました。危険な、を意味するリスキーの正しい綴りはriskyですよね?」
    
京太郎「それにわざわざAをつけて名詞化する意味が分からないです」

ハギヨシ「ふふ、これは衣様ですよ」

京太郎「え?」

ハギヨシ「Aが天江…rが龍門渕。sが沢村。kが国広。yが井上。それぞれの苗字イニシャルを表しています」

ハギヨシ「見えませんか?Aというイニシャルのもとに、四人が団結した形のように」

-A rsky-

京太郎「……そう言われると、そういう風に見えてきた…」

ハギヨシ「でしょう。この総合コミュニケーションツールサイトA rskyは龍門渕の絆なんですよ」

京太郎「そうとも知らずに…普通に使ってました」

ハギヨシ「いえ、それでいいんですよ。というより、知ってると逆に使いづらいかもしれませんね」

京太郎「それはそうかも…」

ハギヨシ「長野には他にも龍門渕が経営してる店がたくさんありますよ。バイキングの-flower-とか」

ハギヨシ「高級寿司屋の【天の華】とか…バイキングは透華様の名前から、寿司屋は衣様と透華様の名前から取っています」

京太郎「本当、何も知らずに利用してました…」

ハギヨシ「普通は気がつかないですよ、こうして改めて言われない限りは」

京太郎「…でもどうして俺には?」

ハギヨシ「それは須賀君が信用できるからです。それ以外に、特別な理由はありません。変に勘ぐらないでくださいね」

京太郎「…俺なんかを信用してくださって、ありがとうございます」

ハギヨシ「卑下してはいけませんよ、自分を」

京太郎「それならさっきハギヨシさんだって。私ごときの所作で、って」

ハギヨシ「…! そうですね…意外と似たもの同士ですかね、私たち」フフッ

京太郎「違いますよ、きっとそれは…俺がハギヨシさんみたいになりたいと思ってるから」

京太郎「それで、少し近づけたのかも。だとしたら嬉しいですね」


※7/27(金) 合宿四日目 終了 
 総練習時間 37時間




というわけで、今日はここまで

1スレ目に考えた設定を20スレ目まで引っ張るこの展開の遅さでした
短くまとめる能力が本当に欲しい


次は合宿5日目から。何か質問あれば


おやすみなさいー


少しだけ続き




―7/28(土) 五日目 朝―



京太郎「おはようございます」

ハギヨシ「おや、まだ4時半ですが」

京太郎「いやあ、目が冴えちゃって…昨日のお話聞いてると、いろいろ考えちゃいました」

京太郎(実は照さんのことをちょっと考えたけど……うーん、合宿終わるまで耐えられるか…)

ハギヨシ「余計な気を回させてしまいましたか…?」

京太郎「いえ、俺が勝手に考えただけです!というか、ハギヨシさん当たり前みたいに起きてるんですね…」

ハギヨシ「毎日4時くらいには起きてますからね」

京太郎「……就寝は?」

ハギヨシ「だいたい屋敷で仕事が完了するのが1時頃で…だいたい2時前ですかね?」

京太郎「すいません、俺執事無理です」

ハギヨシ「慣れればいけるんですよ、これが」

京太郎「慣れたくないですよ…」


―7/28(土) 五日目 朝練 ♠の間―



優希(おい、京太郎いつやるんだ…)

京太郎(そうだな…いつにしようか)

優希(明日だと追い込まれるから…今日がいいんじゃないのか)

京太郎(今日か…)

初美「パツキンチキンさん、何の話をしてるですか?」

京太郎「薄墨さん、おはようございます…何かすごく嫌な呼び名が聞こえたんですが」

初美「……?」

京太郎「『え?私何かおかしなこと言いましたかー?』って感じできょとんとしないでください」

初美「え?私何かおかしなこと言いましたかー?」

京太郎「……せめて、パツキンでお願いします」

初美「分かりましたですよ~」

霞「あ、おはよう須賀君。片岡さん」

初美「霞ちゃん、私を忘れないでくださいひどいです~」

霞「あ、ごめんなさい…小さくて見えなかったわ」

初美「よーし、喧嘩です!」


胡桃「京太郎おはよー!」

京太郎「あ、師匠。スカイプやってる師匠じゃないですか」

胡桃「わ、私はやってないよ?!」

京太郎「大学でイケナイ遊び覚えてきたんですね…いや、気にしてません。大学ですもんね」

胡桃「や、やめて誤解だよ!!」

豊音「須賀君、おっはよー!!」

京太郎「おはようございます、姉帯さん」ニコ

胡桃「え、豊音にはなんで普通なの?!」

京太郎「……だって、師匠なのに弟子にそんなこと言うなんて…師匠失格ですよ!!」

胡桃「……!!」ガーン

胡桃「い、言われてみれば…私は京太郎の模範になるべきなのに…ううっ、情けない」

塞「気にすることないって、初めからなってないからさ!」

胡桃「……………」ガ゙ビーン

京太郎「フォローのつもりでしょうけど、師匠死んでますよ…」

白望「……」

京太郎「あ、小瀬川さんおはようございます」

白望「5時から練習とか…ここに布団ない?」

京太郎「ないです」

白望「……部屋戻る」

京太郎「ここに何しに来たんですか、頑張りましょうよ!」

白望「うぅん…だって、眠い…」

京太郎「俺なんか2時間しか寝てませんよ!」

一「あ、須賀君がウザイ自慢ランキングのトップ5に入る【寝てない自慢】してる」

純「うわーオレ実質2時間しか寝てねーわーちょーつらいわー」

白望「私なんか14時間寝ても眠いよ」

京太郎「寝てるのに眠い自慢とは…」

一「新しいね」

純「ああ」


朝練分

京太郎+1
まこ+2
咲+3
優希+4
和+5

それぞれコンマ分、雀力が上昇


・『龍門家の秘薬』消費数 15/20      

53×【1.3】=69↑

京太郎
基礎雀力 A (91)144/500→ A (91)213/500


基礎雀力 B+(89)70/350→B+(89)118/350


基礎雀力 B+(87)161/350→ B+(87)222/350

優希
基礎雀力 B(76)36/200→B(76)42/200

まこ
基礎雀力 B(79)183/200→B(80)31/200



京太郎「……やっぱねみい…」

怜「須賀さんたいへんそーやな?」

京太郎「園城寺さん…眠くないんですか?」

怜「竜華のふとももは睡眠の質を上げてくれるからな」

京太郎「え、じゃあ清水谷さんはいつ寝るんですか?」

怜「………あれ?言われてみれば……」

京太郎「えっ…………えっ?」

怜「なーんて、さすがに冗談や。ただ、上手な眠り方は知ってるで。
  うちは長年の病人生活で、睡眠の質高める方法を知ってるさかい」

京太郎「な、なんだ…びっくりしました」

怜「ウチも関西人や、洋榎ほどじゃないけどたまに冗談いうで」

京太郎「そうですよね、油断してました」

怜「安心してツッコんでや」

京太郎「今後またツッコミの機会が増えるとか……」



―7/28(土) 五日目 朝食 ♥の間―



誠子「朝飯か…須賀、昨日はうまかった。ありがとう」

京太郎「亦野さん、どうも。魚はいかがでした?釣り好きの亦野さんなら…」

誠子「なかなかいい鱈じゃないか。この季節にしてはいいのを使ってるな。どこから持ってきたんだ?」

京太郎「龍門渕家が取り寄せたそうで…」

誠子「ああ、それなら納得だな」

淡「なになにー何の話?!」

京太郎「うっせーあわあわには関係ねー」

淡「なにそれひっどい!あわあわってなにさ!」

京太郎「あわあわはあわあわだ。もうこれからあわあわって呼ぶ」

淡「その場のノリで人の呼び方決めないでよ!」

誠子「その場のノリで生きてる大星が言ってもなあ…」

京太郎「ほら」

淡「ぐぬぬ……」




京太郎の隣

朝なので一人


+1~3で最大コンマ


さすがに文字化けのルールは決めてなかったな…

今回はコンマ判定で玄とマホどちらかにします



+1のコンマ

偶数→玄
奇数→マホ


10分くらいパソコンバグってました





マホ「おにいちゃん、料理もできるなんて…」

京太郎「マホはどれくらい料理するんだ?」

マホ「まったくしないです。朝おきたらお母さんが美味しいごはん作ってくれてて、お昼には美味しいお弁当を食べて」

マホ「帰ったらおやつを食べて…夕方はお母さんの特製ディナーを食べます!」

京太郎「食べてばっかだね…って、俺もそうだった。大差なかったごめん」

マホ「えーそれなのにあんなのが作れるなんて…ますますマホ、お兄ちゃん尊敬しちゃいます!」

京太郎「そ、そうかな?いや~照れちゃうなあ…」



数絵「微笑ましい兄妹愛ね…」モグモグ

純(おい、一くんツッコめよ)

一(純くんがツッコんでよ)



+1のコンマ一桁が
0,1,2→話術
3,5,6→学力
7,8,9→雑務
4→補正なし
※44→ハプニング(好感度分の確率)
※77→補正+20
※44、77以外のゾロ目→ステータス補正に加えて+5


京太郎「マホ、料理できるようになりたい?」

マホ「マホ、お菓子なら作ったことありますよ!」

京太郎「ほう…クッキーとか、チョコとか?」

マホ「そうです!バレンタインにチョコレート、挑戦したことありますですよ!」

京太郎「」ピク

マホ「喜んでもらいました!」

京太郎「……マホさんや、それは一体誰に…?まさか、クラスの男子じゃなかろうね?」

マホ「え?クラスの男のだとまずいんですか?」

京太郎「……!!」ガビーン

マホ「えっと……ダメなんですか?」

京太郎「まずい。非常にまずい」

マホ「そ、そうですか…なんでですか?」

京太郎(……マホは高校に通っていると言っても、年齢は一つ下……)

京太郎(どこの馬の骨とも分からん男に…だいたいそいつはロリコンの可能性が……)

京太郎(ふーむ…)

マホ「お兄ちゃん…?」






雑務補正で+10
+3でコンマ反転判定(大失敗01~05 失敗06~20 普通21~50 成功51~75 大成功76~99 00は超成功)

超成功 →+10 &もう一度安価&アイテム
大成功 →+3
成功  →+2
普通  →+1
失敗  →雑務経験点-10
大失敗 やらかし-3&ストレス+5



59+10=69で判定成功


京太郎「………」

マホ「ど、どうしたですか。険しい顔をして」

京太郎「ご、ごめんよ。なんでもないよ。チョコレート食べたくなったんだ」

マホ「そうなんですか?」

京太郎「うん。試合前にはこれからチョコレートを食べることにしてるからね」

マホ「そうなんですね、へえー………あ、そうだ!いいこと思いつきましたです!」

マホ「鶴賀で清澄と風越の応援に行くと思うんですけど、チョコレート差し入れしましょうですか?」

京太郎「えっ?!」

マホ「えへへ…昨日ごはんごちそうになったので、恩返しです!」

京太郎「マジかーやった!!嬉しいな~~」

マホ「で、でもでも、期待しないでくださいです…そんなに上手じゃないです」

京太郎「全然問題ない」

マホ「でも、せっかく作るから上手に作りたいな」

京太郎「チョコ…チョコなら少し勉強すればできるかな。おにいちゃんもちょっと勉強しとくよ」

マホ「…あんまりしないでほしいです」

京太郎「なんで?」

マホ「だって……絶対おにいちゃんの方が上手に作れます…」シュン

京太郎(もうチョコとか、けっこうどうでもいいかも~~~)ホワホワ



マホの好感度+2!


―7/28(土) 五日目 午前練 ♠の間―


まこ「それでは…午前練習を開始してください」

小蒔「…ここ、なかなか暑いですね」

まこ「……」

小蒔「汗が、ちょっと…」

まこ(…その巫女服なら、仕方ないの…)

初美「姫様、私みたいに着崩したらいいんじゃないんですか?」

霞「初美ちゃん」

初美「はい?」

霞「アウトよ」


誰と組むか


+1~4で最大コンマ


京太郎「合宿がもう五日目とは…早いもんだなあ」

「そうっすねーさすがに慣れてきたっすよ」

京太郎「あ、東横さんだ」

「おっぱいさんと組もうと思ったら断られたっす」

京太郎「そりゃまたなんで」

「ずっと『おっぱいさーん』って呼んだのがまずかったっすかね…」

京太郎「うん、間違いなくそれ」

「というわけで、私と組まないっすか?」

京太郎「いいですよ、ちょうど空いてましたから」





1雀力で
2αか特性か(この場合は新しいα…ステルスかな)

+1~5で多数決

1→雀力で



「……ちょっと、須賀さんとのんびり打ちたい気分っすね」

京太郎「そうですか?」

「はい…あれからいろいろ考えてみたっすけど…やっぱり、来年は鶴賀で全国に行きたいっす」

「どうすればいいか、ずっと考えて…やるべきことを全部ノートに書き出してみたりして。そしてその課題の量に唖然としたり」

「一周回ってもうどうでもいいかと開き直ろうとして、やっぱり無理だったり」

「いやー疲れたっすね。元々私は活発な方じゃないっすからね。ここまで考えるのも初めてっす…」

京太郎「………」

京太郎「お疲れさまです。お相手しますよ」

「よろしくお願いします」




+1、3のコンマ分上昇

+2で(>>4

はっちゃんのオカルトも強いようだ
機会があれば得たいのに


・『龍門家の秘薬』消費数 16/20      

104×【1.3】=135↑

京太郎
基礎雀力 A (91)213/500→ A (91)348/500



「……私のことが見えるっすか?」

京太郎「ええ。見えるとか見えないとかよく分かりませんけど…」

「原村さんみたいなこと言うっすね…この牌は?」

京太郎「西ですね」

「これは?」

京太郎「五筒ですね。赤の」

「……これは?」

京太郎「……何も持ってないじゃないですか」

「見えてるっすね。やっぱり消える時間を短縮するしかないっすね…須賀さん相手だと、半荘でもきついなんて」

京太郎「……」

「はぁ………私がまずなんとかならないと、お話にならないっすよね…」

「道のりは遠いっす…」



+1のコンマ一桁が
0,1,2→話術
3,5,6→学力
7,8,9→雑務
4→補正なし
※44→ハプニング(好感度分の確率)
※77→補正+20
※44、77以外のゾロ目→ステータス補正に加えて+5

>>900
あるとすれば始めは弱体化して取得ですね。
強化すれば強くなりますが…岩子さんイベント(?)が復活しないと厳しいですね。






強くなりたいという想いに対して

そんなに無理をしなくてもいいんじゃないですか?と無粋なことは言わない

今ここで東横さんに言ってあげるべきこと

それは―――





補正なし
+3でコンマ反転判定(大失敗01~05 失敗06~20 普通21~50 成功51~75 大成功76~99 00は超成功)

超成功 →+10 &もう一度安価&アイテム
大成功 →+3  肩、揉みますよ。リラックスも大事です
成功  →+2  手、出してください
普通  →+1  気長に、行きましょう
失敗  →全ての経験点-10
大失敗 やらかし-1&ストレス+5


80で判定大成功


京太郎「肩、揉みますよ」

「…肩っすか。どういう風の吹き回しっすか」

京太郎「いえ…来年、頑張ってください、と言える立場じゃないですから。俺だって負けたくありませんし」

「……」

京太郎「応援しますよ、とも言えません。だって、俺たちは敵同士ですからね」

「……そう、っすね」

京太郎「でも、友達です。応援できなくても、気遣いをしない理由がないです」

京太郎「だから、せめて東横さんの疲れを癒そうと思って……」

「……ぷっ、くっ、な、なんすかそれ。まるで漫画とかに出てくる執事みたいっす」

京太郎「そ、そうだったかな?…この五日、ずっとハギヨシさんと同室だったから口調移ったのかな…」

「私の口調が消えてるっすね、ふふっ」

京太郎「え?」

「さっきのセリフ私の口調で言ってみてくださいっす」

京太郎「いいですよ。友達っす。応援できなくても、気遣いをしない理由がないっす」

「あっ…」

京太郎「東横さんが、大会で教えてくれたことじゃないですか。せめて、自分にできることを、って」

「そんなことも、言ったっすね…」

京太郎「ほら、後ろを向いて」

「…か、硬いっすよ。私の肩…指が痛くなるっす。遠慮するっす」

京太郎「俺の膝だって固かったでしょう。おあいこですよ」

「いや、そうっすけど…その……」

京太郎「つべこべ言わない!黙って好意は受け取る!!」

「あ、う……お願いします…っす」

京太郎「よろしい」



桃子の好感度+3!(あと+5で好意を自覚)


桃子の好感度上がり幅
30→31→32→35→37→43→46

普通、普通、大成功、成功、大成功&大成功(ブースト)、大成功

強い(確信)


―7/28(土) 五日目 昼食 ♥の間―


やえ「相変わらず清澄の合宿の食事はうまいな…」

京太郎「そうですか?」モグモグ

やえ「ああ、奈良のもなかなかうまいが…同じ内陸県として、親近感が…」パクパク

京太郎「ああ、言われてみればそうですね。ところで小走先輩、大学の方はいかがですか?」

やえ「意外と悪くない、やはり全国から人が集まるからな…多様性に溢れているよ」

京太郎「例えばどんな?」

やえ「そうだな…実に興味深い話が多くてな」

京太郎「へえ」

やえ「群馬は実は日本ではないと言う話を聴いたり…」

やえ「四国には昔セブンイレ○ンがなかったという、恐ろしい話を聴いたり……」

やえ「勉強になるぞ、本当に」

京太郎「は、はは……なるほど、それは面白いですね」

やえ「だろう」

京太郎(面白そうだけど、思ったより俗っぽい話だった)




京太郎の隣一人


+1~3で最大コンマ
昼なので一人


照「京ちゃん、お昼だね」

京太郎「あ…は、はいそうですね」

照「…?どうかした?」

京太郎「イエイエナンデモ」

京太郎(昨日の今日でこの反応……照さん、神経図太いな…)

照「京ちゃん、麻雀の調子はどう?」

京太郎「かなりいいですよ。ランキング戦も1位ですし!」

照「見た。京ちゃん、すごく強くなった。私もうかうかしてられない」

京太郎「さすがに…照さん勝てるか自信はないですね」

照「そんなことない。遠くからチラチラ見てるけど…京ちゃん、また強くなってた」

照「ふふ、初めて会った時から、京ちゃんは強くなるって思ってたよ」


――それどうやってやるんですか、ギュルギュルって!

秘密。私を麻雀で倒せたら教えてもいい――

――それって何来世後になるんですか

案外できるかもよ?あなたは伸びる気がする。応援してる――


京太郎「……そう、でしたね」

照「約束どおり、コークスクリュー教えようか?」

京太郎「倒したら……ぜひ」




+1のコンマが
0,1,2→話術
3,5,6→学力
7,8,9→雑務
4→補正なし
※44→ハプニング(好感度分の確率)
※77→補正+20
※44、77以外のゾロ目→ステータス補正に加えて+5



照「京ちゃん、菫のことで…ちょっと気になることが」

京太郎「弘世さんですか?」

照「うん。声をかけたのにぼーっとしていて聞いてなかったり…」

照「たまに一気に暗くなったり、と思ったら元に戻ったり……」

京太郎「そ、そうなんですか?!大丈夫かな」

照「きたの?って聞いたら殴られた」

京太郎「……………………………………………」

照「でもそれは違った。もしかしたら風邪ひいたのかな…」

京太郎「そ、そうだったら大変っすね。夏風邪は治りにくいですし…」

照「何より、ここは合宿。OGとして来た私たちが現役に集団感染させたりしたら、目も当てられない」

京太郎「た、確かに」

照「…と、いうことで。ご飯が終わったらすぐに聞いてみる…」

京太郎「そうしてください」


照「ところで京ちゃん…」

京太郎「どうしましたか?」

照「昨日のことなんだけど」





学力補正で+10
+3でコンマ反転判定(大失敗01~10 失敗11~35 普通36~65 成功66~85 大成功86~99 00は超成功 44は超失敗)

超成功 →+5 &もう一度安価&アイテム
大成功 →+2
成功  →+1
普通  →+1
失敗  →学力経験点-10
大失敗 やらかし→-1&ストレス+5
超失敗 やらかし→-3&ストレス+10

普通以下で、次の判定が緩くなる


79+10=89で判定大成功



照「……ごめんね。いきなり抱きついたりして」

京太郎「あ、いえ…こちらこそ急に逃げたりして…すいませんでした」

照「気にしなくていい。女子風呂に無理やり引っ張るなんて、ちょっと私がどうかしてた」

京太郎「えっと、あのあと…無事に帰れましたか?」

照「帰れた。でも、少し怖くて…電気の場所が分かるまでしばらくあそこにいた」

京太郎「えっ!?か、風邪ひいてませんか?」

照「どうだろう、ちょっと寒気はする…」

京太郎「弘世さんじゃなくて、自分の心配してくださいよ!」

照「たぶん、大丈夫」

京太郎「大丈夫じゃないですって、ちょっと薬もらってきますから!!」


―――――――――――――


京太郎「もらってきました…まだひきはじめですから、葛根湯飲んでください」

照「それ苦いやつ…」

京太郎「風邪ひきたいんですか?みんなに迷惑がかかりますから飲んでください」

照「分かった…ありがとう」


照さんは、目をつぶって…ものすごくにがそうな顔をして、飲み干した

表情が変わらないと思ってたけど、まずいものが口に入ったらさすがに変わるんだな


京太郎「よく、我慢しましたね」

照「…えらい?」

京太郎「普通です。普通」

照「……」

京太郎「でも、俺のせいでもありますから…すいませんでした。まずいもの飲ませちゃって」

照「いいよ…私は…私はね」

照「昨日、ちょっと嬉しかった…ふ、二人きりになれて」

京太郎「えっ、そ、そうですか…いや、俺もある意味ドキドキはしてたんですけど…ってすいません何を俺は…」

照「………私の忘れ物、なんだったでしょう」

京太郎「えっと…タオルとか」

照「はずれ」

京太郎「え、じゃあなんだろ……」

照「……秘密」

京太郎「え、そこまで話振っておいて!」

照「また今度、教えてあげる…」



―――恥ずかしくて、京ちゃんには言えない




照の好感度が+2(Aまであと+1)


というわけで、本編は今日はここまで

ついに照がここまできました。次回は五日目のランキング戦からです


ここから20レスほどハロウィンネタその2 鶴賀編投下します


本編だけ見たい方は 夢水晶 をNGでお願いします




★Halloween's story その2 夢水晶★

今日は10月ええと…何日だったか思い出せません…ええと…まあいいです!

夢乃マホ、今日も起動します――!


「ち、遅刻です!どうしてお母さん、起こしてくれなかったんですか!今日は大事なテストがあるのに~」

「……今日から自分で起きるって言ってたじゃない、マホ。これから人に頼りすぎないようにしたいんじゃなかったの?」

「………」

「一度寝て起きたら、もう忘れてるのね。ほら、さっさといってらっしゃい!特待生の名が泣くわよ!」

「うぅぅ…って、落ち込んでる暇はなかったです!行ってきます!!」



マホ「遅れます!遅れちゃいます~~!」

こんな時に信号!タイミング悪いですーーー

マホ(はやく、はやく、はやく、はやく青に変わってくださいです~)


??「…小さいお嬢ちゃん、どうしたんだい?」

マホ「おばあちゃん、おはようございます!マホは学校に遅刻しそうなので、信号機の前で足踏みしていますです!」

どこから声が聞こえたかと思えば、目線を下げてみるとおばあちゃんがそこにいました

こんなところでお店を開いてるなんて…珍しいなあ。ろてんってやつでしょうか

??「それは大変だね」

マホ「はぃ…ここの信号長いなあ…ん?これは、ストップウオッチ…?」


そのお店には、小さなストップウオッチがひとつだけ、ぽつんと置かれていました


??「そうだよ。これは一日に一度、五分間時間を止めることができる代物さ」

マホ「う、嘘です!そんな便利はものあるわけないです!」

??「遅刻したら困るんじゃないのかい?」

マホ「そう、ですけど」

??「お試しなら…一日五〇〇円で貸してあげよう」

マホ「……お、お試し。」

??「どうする――?」



その時マホは何をどう思ったのか 気がついたら五〇〇円を支払って、ストップウオッチを受け取っていました

胡散臭いおばあちゃんから、胡散臭い商品を。そして学校への道を再び歩き始めました

いくらマホでもそんな都合のいいものがないのは分かってます

もったいないことをした、と後悔しながらそれをカバンに入れて、走り出しました

最寄りバス停まで、ダッシュです!



マホ(ダメです……どう頑張っても遅刻しちゃいます。バスが先に出ちゃいます…)ハアハア

マホ(……5分くらい早くおうちを出ていれば…間に合ってました…)

マホ(5分…)


『一日に一度、五分間時間を止めることができるんだよ』


マホ(な、何を考えてるですか!そんな便利なもの、あるわけないです!)

マホ(……………)

マホ(……テスト、受けられなかったら…特待生、落第……)

マホ(……)



――――――ピッ



~鶴賀高校麻雀部 部室~



佳織「テストどうだった、睦月ちゃん」カキカキ

睦月「まあまあだった…たぶん、赤点はないと思う。あ、机そっちでお願いします」

智美「了解ーまあ赤点じゃなければ平気だぞーおつかれむっきー」

ゆみ「……蒲原は、ちょっとのん気すぎやしないか。妹尾、そのテープ取ってくれ」



桃子「ふふふ…明日はハロウィンっすね。準備がはかどるっす」

ゆみ「モモは魔法使いの格好がよく似合うからなあ」

桃子「ありがとうございますっす。先輩も仮装しないっすか?」

ゆみ「わ、私は遠慮しておくよ」

京太郎「東横さん、どこから服を調達してくるんですか?」

桃子「それはもう、手作りっすよ」

京太郎「今なら安く量販店で売ってますよ?あ、もしかして手作りにこだわりたいとか」

桃子「私が服を買いに行ったら泥棒になる可能性があるっすからね」

京太郎「おおう……思ったよりヘビーな理由だった…あ、このお菓子はまだ出さなくていいですよね?」

桃子「ええ、明日っすから」

裕子「マホ、テストできたかな…」

京太郎「マホは学年一つ下だから…中学生がいきなり高校生の内容は勉強大変だろうな」

裕子「そうみたいです。麻雀特待生とは言っても、さすがに高校生の本分は勉強ですから」

裕子「あ、そろそろなので、一旦中断で…急いで片付けましょう」

ゆみ「承知したが……これ、間に合あうのか?」

桃子「ちょっと、厳しいっすかね…どうにかしないといけないっすね」

しばらくして――


ガラッ


マホ「皆さん、こんにちは!!!」

京太郎「おお、マホ。お兄ちゃんが遊びに来たぞ!!!」

マホ「おにいちゃん!」ギュッ

京太郎「マホ!」ギュッ

ゆみ「感動の再会だな…」

睦月「ええ……まさかマホに兄がいるとは思いませんでした」

智美「だな」

桃子「えっ」

佳織「えっ」

裕子「えっ」

ゆみ「……え?」

智美「ん?」

桃子(……誰が理解して、誰が理解してないのか分かったっす。でもめんどくさいからツッコまないっす)

マホ「今日はおにいちゃんに、加治木さんと蒲原さんまで!」

マホ「どうされたんですか?!」

ゆみ「あ、ああ…ちょっとな」

智美「秘密だぞー」

マホ「なんでも嬉しいです!来てくれてありがとうございます!」

裕子「マホ、テストどうだった?」

マホ「できました!実は今日テスト遅刻しかけたんです…でも、このストップウオッチのおかげで、間に合いました!」

京太郎「マホ、昨日夜ふかししてたな?」

マホ「し、してましたけど…それは遅くまで勉強してたからです!」

京太郎「えらい!」

マホ「えっへん!」



ゆみ「夢乃、ストップウオッチって言ってたが。それで遅刻せずに済んだというのは…」

マホ「そうです!今日学校に行く途中におばあさんにもらったこのストップウオッチ!
   なんと押すと時間を五分間止めることができるんですよ!」

智美「な、なんだってー?!それはほしいなーぜひ私にも貸してほしい。試験中に使いたいなー」

桃子「……」

裕子「……」

佳織(えっと、聞き間違いかな……?)


京太郎「…マホ、何か辛いことでもあったか?誰かにいじめられたのか?
   なんでもおにいちゃんに相談してくれ。お兄ちゃんはお前のこと見捨てたりしないからな」

ゆみ「ああ、私たちも同じ気持ちだよ。高校生の中に中学生が一人でいるんだ…こうなることを考慮しておくべきだったんだ」

ゆみ「津山、スクールカウンセラーは南校舎にあったか」 

睦月「そうです。私が連れて行きましょうか」

マホ「ちょっと、皆さん!信じてないですね!?」

裕子「マホ、試験が終わって疲れてるんだよ。ちょっと立って、伸びをして、ね?」

ゆみ「そうだ。たまには息抜きも必要だしな…」

桃子「先輩の言うとおりっす」

マホ「もー皆さん信じてないですね!」

京太郎「マホ、おにいちゃんは信じるぞ」

マホ「ほんと?!」

京太郎「ああ、だから、ちょっと休もう?な?」

マホ「やっぱり信じてないです!………分かりました、そこまで言うなら、実演しますです!!」



私はストップウオッチを取り出して、みんなに見せつけました

右手を大きく上げて……その時のマホはきっと、自慢げな顔をしていたと思いますです



ゆみ「それが、か…?」

裕子「どうみても普通のストップウオッチですね…」

マホ「行きますよ――」


――――時間よ、止まれ



“ピッ”



京太郎「…………」

ゆみ「………」

智美「………?」

睦月「………」

裕子「………」

佳織「………」

マホ「……………」

桃子(確かに、ある意味時間は止まってるっすね……時間というか、空気がっすけど)



マホ「あ、あれ?」

京太郎「もういい…マホ、休めっ!」

マホ「そ、そんなはずは…あっ」


おばあちゃん『一日一度――』


マホ「忘れてました…これは一日一回しか使えないんです!おばあちゃんもそう言ってました!」

桃子「……」

ゆみ(モモ)

桃子(はいっす)

ゆみ(これは使えるぞ。みんなもいいな)

京太郎(了解!)

裕子(了解です!)

ゆみ「……夢乃、お前はいい子だなあ」

桃子「騙されてると知ってなお…おばあさんをかばうんすね…」

京太郎「知ってる、知ってるよ、マホ。お前がいい子だってことは」

マホ「ち、違うんです!本当なんです!」

裕子「分かった分かった、マホ、今日はもう帰りな」

マホ「そんな!室橋先輩、ひどいです!」

佳織「た、たまにはゆっくり家で休むのもいいかなーって…」

睦月「うむ」

マホ「お二人まで!」

ゆみ「……とにかく、今日は帰りなさい。休むことも練習だ」

マホ「……マホ、本当に大丈夫ですよ?」

京太郎「み、皆。やっぱりちょっとマホがかわいそ――」

桃子(須賀さん)グイ

京太郎「…………」

京太郎「マホ」

マホ「は、はい…」

京太郎「申し訳ないんだけど…今日は、ちょっと大事な用事があるから…帰ってくれないか?」

マホ「大事な用事……マホ抜きでですか?」

京太郎「………」

京太郎「そうだ」

マホ「……帰ります!みんなのバカ!!」



あの時、諦め半分でストップウオッチを押したら…なんとマホ以外の全ての動きが止まったのです

車も、歩いている人も、猫も犬も……みーんな止まったんです!!

本物でした、あのストップウオッチ!!



マホ「……それにしても、いくらなんでも帰れなんてひどいです」プンスカ

マホ「皆、マホが頭がおかしくなったと思ったんでしょうか」


ぐすん…泣いちゃダメです

そもそもマホが遅刻したからこんなことになって…でも

鶴賀の一員になれてないみたいで、寂しかったです



マホ「あのおばあちゃん、またいるかなあ…あ」

??「おかえり…」

マホ「いました。おばあちゃん、ありがとうございました。おかげでテスト、受けられました」ペコリ

??「そうかい」

マホ「でも皆信じてくれませんでした…一日一回しか使えないのを忘れてましたです」

??「どっちにしろ誰も信じないよ。時間を止まってる間はお嬢ちゃん以外は、動けないんだから」

マホ「あ…そうなんですね」

??「じゃあ、返してくれるかい?」

マホ「はい、ありがとうございました」

??「……確かに受け取ったよ」

マホ「不思議な体験でした…面白い商品だったです」

??「それはよかった」

マホ「…あれ?これは新しい商品ですか…うわあ…綺麗な水晶…」


??「これは【夢水晶】さ…これを手で包んで…相手の目を見ると。相手の考えてることが分かる」

マホ「そ、そんなものが…?」

??「そうだよ…これ欲しいかい?」

マホ「……」

??「これがあれば、みんなが何を考えているかわかるよ」

マホ「……」

みんながさっき冷たかった理由が、これで分かるですか

だったら―――

マホ「い、いくらですか」

??「お金はいらない。返さなくていい。これは…私には持っていられない。だから持って行っておくれ」

マホ「いいんですか?」

??「いいよ、ただし…もしこれを捨てたくなったときは……………壊しておくれ」

マホ「こんな便利なもの、壊さないです!」

??「…………」

マホ「ありがとうございました、おばあちゃん!」



帰ってから…水晶をもってお母さんの目を見ると…声が聞こえてきました

“この子今日は早かったわね”“テストできたのかしら”“今日のごはんはうどんにしようかしら”

ストップウオッチに続いて、これも本物でした!えへへ、お母さんに今日はうどん?と言ったら驚いてましたです

この水晶があれば…みんなの考えが分かるです。ふふ…これでみんなをびっくりさせてあげます

もし誰かの秘密がわかったら…仕返しに暴露しちゃうですよ



~次の日 部活~



裕子「マホ、休めたか?」

マホ「……もとから平気でしたです」

睦月「……」

マホ「今日は、おにいちゃんや、蒲原さん、加治木さんはいらっしゃらないんですか?」

桃子「きょ、今日は…いないっす」

マホ「…昨日はマホ抜きで楽しかったですね!」

佳織「ま、マホちゃん…」

マホ「……練習、お願いしますです」

睦月「では、今日の練習を…始めます」


思いついたです、麻雀でも…夢水晶を使って、みんなの心を読んであげちゃいます

いっつもみんなに負けちゃうから…今日は勝つですよ。これがあれば振り込むことはありえないです!



マホ(見える…見えますですよ…みんなの心が…)

桃子【…はったっす。一萬の単騎っす。夢乃さんが振り込むと予想するっす】

裕子【…次で鳴いて…あ、だめだ。フリテンになっちゃうのか。マホじゃないんだから】

佳織【うーん…先輩としてマホちゃんには負けないようにしないと…】

マホ(……むむむむむむ!みんな、いっつもそんなことを考えてたんですね!)

マホ(そうやって心の中ではマホのこと…!)

睦月【あ、少牌だ…いつになったら直るんだろ、マホ】

マホ(! あ、本当だ……また、やっちゃったです…おにいちゃんに鍛えてもらったのに…)

マホ(…………)

マホ(やっぱり弱いから、認めてもらえないんでしょうか。特待生が入るってことで、みんな期待してたのに)

マホ(こんなに弱いから―――)



マホ「………」ポロポロ

桃子「?!」

佳織「えっ?マホちゃん?!どうしたの??」

裕子「どうした、マホ!お腹痛いのか?!」

睦月「た、た、大変だ。救急車救急車……119、119を……」ワタワタ

マホ「……ち、ちがいますです、ごめんなさい、ないたりして」

マホ「マホは平気です…」ポロポロ

桃子「ど、どうみても平気じゃないっす」

裕子「マホ、本当に大丈夫か?」

佳織「マホちゃん、ちょっと休む?」

睦月「ほ、保健室には連絡した。連れて行く準備は…」

マホ「………」

なんでこういう時は、優しいですか――


佳織【こ、このままじゃ…ハロウィンパーティーできないよ】

マホ「えっ…?」 

桃子【夢乃さんの歓迎会を兼ねたパーティー延期っすかね…】

マホ「歓迎会…?」

裕子「! か、歓迎会?マホ、なんのことかな?」

裕子【ば、バレてる?ここ2、3日準備してきた歓迎会の計画バレてる???】

睦月【せ、せっかく加治木先輩や蒲原先輩に帰ってきてもらって…今ロッカーに隠れてるのに…】

マホ「……加治木先輩?蒲原先輩…いるんですか?」

ゆみ、智美「!!」ギク

マホ「……もしかして、おにいちゃんも?」

京太郎「……」ギク

マホ「あ、あの…」

桃子「…………」ハァ

桃子「…もう白状するっす。夢乃さん、昨日はちょっと冷たくして悪かったっす」

桃子「でてきていいっすよー先輩、須賀さん」

ゆみ「うむ」スッ

智美「ロッカーきつかったぞー」ガチャ

京太郎「ですね…」


マホ「先輩…おにいちゃん…」

桃子「……夢乃さんがチームにいらしてから、半年以上立ちましたっすけど」

桃子「ロクに歓迎会もやってないということで…インハイも終わったし、改めてやろうと企画してたっす」

桃子「そこで加治木先輩や蒲原先輩を読んで…あ、須賀さんは呼んでないけど来たっす」

京太郎「お兄ちゃんだからな」

桃子「それで先輩方が長野に帰省するタイミング、テスト期間など検討を重ねた結果…
   ハロウィンの日の部活後にパーティーとしてやることが決定したっす」

桃子「日程決まったのついこの間で……バタバタしちゃったっす」

桃子「本当はサプライズでやってあげたかったんすけど、バレちゃったみたいっすね」

桃子「申し訳なかったっす…」

マホ「……」ポロポロ

京太郎「うわあああ、ごめん、ごめんよマホ!」

ゆみ「す、すまなかった。泣かせるつもりは全く…」

智美「そ、そうだぞ。泣き止んでほしいぞ…」

マホ「……違います…さっきはちょっぴり悲しくて泣いちゃいましたけど…」

マホ「今は嬉しくて、泣いてます!」ゴシゴシ

桃子「――ほら、夢乃さん。こっち来てくださいっす。会場へどうぞ」



マホ「うわぁ……」キラキラ


会場に入ると…たくさんの飾り付け。黒板にはマホを歓迎してくれるたくさんのメッセージ

机にはたくさんのお菓子とジュース…あとはかぼちゃの変なかぶりもの…?


桃子「この服をどうぞ」

マホ「こ、これは…魔法少女のコスプレ!」

桃子「今日の日のために作ったっすよ」

裕子「…これは私から、プレゼント。手袋だよ、最近寒いから」

佳織「これは私からだよ。ごめんね、マホちゃん。グラスが入ってるよ」

睦月「うむ…これは私から。髪留めにしてみた」

ゆみ「これは私からだ。麻雀の本だ。しっかり練習してくれ」

智美「これは私からだ。ゲームだぞーしっかり息抜きしてくれ」

ゆみ「………」

智美「なんだゆみちん」

ゆみ「なんでもない」

マホ「こ、こんなにたくさん…」

京太郎「マホ、これはお兄ちゃん…いや」

京太郎「俺からだ」

マホ「これは…」

京太郎「お守りだ。マホがこれからもっと活躍できるように…神社でお祈りもしておいた」

京太郎「ぜひ、肌身離さず持っていてくれよ」

マホ「……」




マホ「……う、嬉しいです……ひっぐ……みなさん、本当に、本当に……」

京太郎「ほらほら、泣くなって!」

裕子「そうだよ。マホ、ほら…」

ゆみ「おい、ここはお前が言うべきだろう、新部長?」

睦月「は、はい!」

桃子「そうっすよ。しっかりしてください、部長!」

佳織「頼むよ、睦月ちゃん~」

京太郎「よっ、津山部長!!」

睦月「ええと……マホ」

マホ「はいっ!」

睦月「よ、ようこそ。夢乃マホさん」



水晶なんかなくても…心なんか覗かなくても…良かったんですね。マホは十分幸せでした。

みんなの心を覗いたのが、もったいなかったなぁ。悪いことしちゃったです。

帰ったら……夢水晶は壊しちゃおう。マホの嫌な部分と一緒に。



睦月「鶴賀高校、麻雀部に―――!」






――夢水晶  カンッ



二つ目終わりです。週刊ストーリーランドの不思議なお店シリーズを意識しました

あれ再放送やってくれないかな…


ほとんどハロウィン関係なくてごめんなさい。本編にあまり出ない鶴賀を書けたのは良かったです


何か質問あればー

では、おやすみなさい

ハロウィンネタ、3つ目。


本編だけ見たい方は


Trick and TreatをNGで





★Halloween's story その3 Trick and Treat★

照「今日はハロウィン」

淡「レッツパーリーィ!!」

京太郎「唐突だあ!」

菫「あんまり散らかすのは……まあ今日くらいはいいか」

誠子「ハロウィンってそもそもなんなんですかね…」

尭深「元々は…古代ケルト人の、秋の収穫祭や…悪霊を追い出す宗教的な行事が起源」

誠子「ふむ」

尭深「……ヨーロッパでは子供たちが家を回って…お菓子をもらって回るらしい」

誠子「つまり、日本の神輿祭りみたいなものか?あれも神輿を担いで、お金を集めて回るだろ」

京太郎「そのお菓子バージョンってわけですね」

誠子「日本でもお金じゃなくてお菓子を集めて回る地域もあるみたいだがな…」

淡「何かったい話してんのー?キョウセイコータカミー」

京太郎「なんかスーパーチェーンの名前みたいだな…それより」

京太郎「淡、イベントの意味を理解しておくのは大事なことだぜ?それを知ってれば、より繊細に行事を実感できるからな」


照「そう――京ちゃんの言うとおりだと思う。ので、早速お菓子を集めようと思う」

京太郎「照さんの発言の前後がまったくリンクしてないんですが」

菫「集めるってどこからだ?」

照「それはもちろん京ちゃんから」

京太郎「は?」

照「……おかしくれなきゃ、いたずらするから…」

淡「なるほど、アレだねアレ! Trick and Treat!」

京太郎「おい淡、それだとお菓子をもらっといていたずらをする、恩を仇で返すトンデモ野郎になってるぞ」

淡「あ、そっか」

照「それは名案…京ちゃんにはその実験台になってもらう…」

京太郎「理不尽すぎる。あれ?今日は荒川さんはいらっしゃらないんですか?佐々木さんは?」

憩「ん?ずっとここにおるで?」

京太郎「うわっ?!」

憩「女の子にあげる声じゃないわあ…あ、佐々木さんは今日は都合が悪くてこられへんて」

京太郎「そ、そうですか」ビクビク

憩「おもろそうな企画やなあ。ウチもやろ~」

照「それじゃあ、始め」


照「じゃあまずは、誠子から」

誠子「私ですか?」

京太郎「なんかすいません…」

誠子「いや、いいよ。こういうイベントは乗っとくもんさ」

誠子「へーい、トリック&トリート!」

京太郎「あ、本当にそれでいくんですね……はいお菓子」

誠子「ありがとう!よーし、いたずらするぞ!」

京太郎「実際にされてみるとものすごい理不尽だなこれ……」

誠子「よしじゃあシッペ、デコピン&チョップの三連攻撃だ!!」

京太郎「えええ」

誠子「いくぞ!」


シッペ!デコピン!セイコチョップ!バシバシッ


誠子「おらっ!おらっ!!」

京太郎「ちょ、ちょっといつまで……痛い痛い痛い痛い!!!」

誠子「これもっ!お前がっ!お菓子をくれたのがっ!全部っ!悪いんだっ!!」

京太郎「なんだその返しはぁあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」


――――――――――――



誠子「すっきりした…」ツヤツヤ

菫「お前…鬼か」

京太郎「腕が……これっていたずらですか?」ジンジン

憩「須賀君、安心してーな、病院は近いで。ウチが診たるからな」

京太郎「そういう『もう棺桶も墓場も準備できてるから、いつでも死んでいいぞ』的なのやめてくれませんかね」

尭深「誠子、意外と鬼畜…」

照「じゃあ次は……菫」



菫「…ちょっと腕見せてみろ。手当してやる」

京太郎「いえ、大丈夫ですよ…昔セーラさんに羽交い絞めされた時よりは痛くないです」

菫「お前……苦労人だな」

京太郎「いえいえ」

菫「申し訳ない、また照や淡の気まぐれに付き合わせてしまって…」

京太郎「いえいえ、だいぶ慣れましたよ」

菫「そうか…」

京太郎「弘世さんはやらないんですか?」

菫「えっ?」

京太郎「いや、せっかくのイベントなのに…」

菫「お前……もしかしてМなのか?」

京太郎「ち、違いますよ!ただ、弘世さんはどんないたずらするのかな~なんて……思ったり思わなかったり」

菫「気になるのか?」

京太郎「……………………………割と」

菫「そうか。お前がそう言うなら……トリック&トリート」

京太郎「どうぞ……」キャンディー

京太郎(どうなるんだろ)

菫「………」

菫「………それだけか?」

京太郎「え?」

菫「私はトリック&トリートと言ったはずだが。このちっぽけなキャンディーがもてなしか?トリートなのか?」

京太郎「あ、えっと…じゃあ、もう一つどうぞ」


菫「ふざけるな!!!」バン

京太郎「っ」ビク

菫「お前…先輩を舐めてるのか?須賀、お前は二年生だよな。私は?」

京太郎「よ、四年生です…」

菫「そうだな。ということは二つ分の年功差というものがある。その二つ上の先輩がもてなせと言っている。なのに子供だましみたいな駄菓子が一つだけだと……?」

京太郎「す、すいませんでした!!すぐ、用意を!!」

菫「ほう、私に言われて仕方がなく、か。つまり私が言わなかったらこれ以上にもてなすつもりはなかったわけだ」

京太郎「け、決してそのようなことはありません!」

菫「見苦しい。そうか、稽古をつけに来たOGにそういう風な態度を取るのか……もういい」

菫「須賀、お前もう部活に来なくていい」

京太郎「え、そ、それだけは!」

菫「お前みたいな奴がいると、部の風紀が乱れる…序列も守れんやつだったとはな。二度とここに来るな」

菫「元部長命令だ。いいな、渋谷」

尭深「………」コクリ

京太郎「そ、そんな……」

菫「…………」

菫「こんな感じでいいのか?」

京太郎「へ?」

菫「頑張ってみたんだが」

淡(スミレ、いたずらの範疇超えてるよ~)

照(不器用すぎ…)



京太郎「な、なんだ演技だったんですか……」ホッ

京太郎(割とマジで怖かった…)

菫「いたずらといっただろう?」

京太郎「いや、普通に目がマジだったんですけど…」

淡「冗談通じないなースミレは」

菫「むっ、淡ならうまくできるというのか?」

淡「らくしょーだよ!!今から淡ちゃんが手本見せてあげるよっ」


淡「京太郎、お菓子くれてもいたずらするぞー!」

京太郎「あーもうさっきは死ぬかと思った。弘世さん怖すぎだろ…」

淡「スミレはじゃれたりするの無理だからねーやるときはいっつも大真面目だよ!」

淡「というか、スルーしないでよ、京太郎!」

京太郎「どうせお菓子あげても何もしなくてもいたずらするんだろ?だったらいいや」

淡「わかってるじゃんーじゃあ、いたずら!京太郎のタイプの人を教えてくださーい!!」

京太郎「………え?」

照「」ピク

菫「………」

憩「へ~」

京太郎「そ、そんなこと聞いてどうすんだ。てか、いたずらじゃないじゃん」

淡「いやいや、いたずらだよ!だって京太郎、今困ってるでしょー?」

京太郎「そうだけどさ…これ答えなきゃいけないか?」

淡「とーぜん!」

京太郎「…………」

京太郎「淡、お前だけに教えてやる。耳貸してくれ」

淡「えへへ~嘘ついたら承知しないからねっ」


京太郎『……俺のタイプはな』

淡『ふんふん』

京太郎『髪は…セミロングとロングの中間くらいの長さで……』

淡『ほうほう』

京太郎『色は金髪だな、俺もそうだし、親近感が湧くというか』

淡『なるほどねー』

京太郎『で、性格はちょっと生意気な感じで。名字に星って漢字が入ってて…』

淡『ふんふん………え?』

京太郎『それで、こんな感じにほっぺが……』


京太郎「やわらかいやつだァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ムニムニ

淡「い、いはい!!ほっぺ、ひぎらないで!!痛いってば、ひょうたろう!!!!」



淡「痛い…」ヒリヒリ

菫「それが手本か。無様だな、大星」

淡「ううっ…私が今までで一番ひどい扱いなんて」

京太郎「俺のことをからかうからだ」

淡「おかしいよ、京太郎をいじめる流れだったじゃん!セイコやスミレがおとがめなしだったのに、私だけなんて」

京太郎「でもけっこうお前、タイプだぞ。嘘は言ってない」

淡「…へっ、いや…そうなの?」

京太郎「淡には妙に親近感が湧くからな。実は俺たち兄妹なんじゃないかと思うことがある」

淡「なにそれ~じゃあキンダンのコイってやつだね!京太郎となら楽しそうだな~」

京太郎「だろ?じゃあ、とりあえずキスでもしとくか?」

淡「えっ、いやいや、それはちょっと………さすがに、恥ずかしいよ……?」

照「許されない」ニュッ

菫「そ、そうだ。付き合ってもないもの同士が…」

京太郎「冗談ですって。冗談」

淡(あ、冗談だったんだ……)

京太郎「えっとあとは…渋谷さんと荒川さんと照さんですか…ああ、いやだなあ」

憩「こっち見て言うんやめてくれへんかな~?」

尭深「心配しなくても…今回は憩と私で組む…」

憩「そうやで。二人同時に相手できるんや…よかったなあ?すぐ終わるで~」

京太郎(嫌な予感しかしない)


憩「ほな渋谷先輩、あれをお願いします」

尭深「分かった…」ゴソゴソ

京太郎「なんですか?」

憩「先輩が特製のお茶をごちそうしてくれはるそうやで~」

京太郎「……普通のお茶ですよね?」

尭深「どうぞ」

京太郎「あの……これ、飲まなきゃダメですか?」

憩「ええで、飲まんでも~ただ」

尭深「…」ウルウル

憩「後輩のために立てたお茶を……飲んでもらえんって辛いやろなあ。あ、ウチも涙が」ホロリ

京太郎(嘘くせえ涙だなおい。でも、渋谷先輩に失礼だよな、さすがに)

京太郎「いただきます」ゴク


―――――――――


京太郎「これ、何入れました」

尭深「……何も入れてない」

京太郎「体が全く動かないんですけど」ピリピリ

憩「ウチは先輩の湯呑にちょっとしびれ薬を入れてたんですけど……もしかして、渋谷先輩それを使ったんですか?!」

京太郎「あまりの白々しさに感動すら覚えます」ビリビリ

憩「とまあこれくらいにして…いたずらといえば、これやん?」


――ねこじゃらし

――鳥の羽(作り物)


京太郎「」

憩「さっ、たっぷりくすぐったるで~」

尭深「」コクリ

京太郎「あ、あのちょっと……待ってくれませんか?」

憩「待て言われて待ついたずらっ子はおらへんで~」

尭深「」コクコク

京太郎「ひっ……や、や、ち、ち、近づくな、俺に触れるな!!」

憩「アカンなあ…先輩に対する口の聞き方がなっとらんなあ…さっき弘世先輩にも注意されたのに」

尭深「……教育が必要」


シャキーン


京太郎「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」


京太郎「……もうお嫁にいけません」シクシク

照「大丈夫、そのときは私がもらう」

京太郎「なんでここでいたずらの王道なんですか……それまで割と邪道歩んできたのに……」ピクピク

憩「あー楽しかったな~」

尭深「お茶も飲んでもらえたし、よかった」

淡「京太郎大変だったねーで、最後はテルかー」

照「私も王道を行こうと思う…京ちゃん、こっち来て」

京太郎「もう好きにしてくださいよ……」



――――――――――



照「最後は私がお菓子を用意した…だから、今度は京ちゃんの番」

京太郎「いたずらが、ですか?」

照「そう」

京太郎「じゃあ…トリックアンド、トリート」

照「ポッキー買ってきた。京ちゃんお口開けて」

京太郎「え、自分で食べられますって」

照「早く」

京太郎「…あー」

照「はい」

京太郎「あ、あいがとうほざいます………へっ?!」

照「………」パク

京太郎「ひょ、ひょっと!」

照「おとしちゃらめ……ひょうちゃん、たべていいよ」

京太郎「いあいあいあいあ!!」

照「じゃあ……私が」カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ

京太郎(うおおおおおおお、照さんが超スピードで迫ってくる!!)

京太郎(これは、噂聞くポッキーゲームとかいう―――!!)

照「京ちゃん、ちゅー……」


パキッ


照「………」

京太郎「………」モグモグ

照「京ちゃん…なんで噛んだの?」

京太郎「……俺はさっきトリックアンドトリートと言いました。それで照さんにお菓子をあげました」

京太郎「つまり、お菓子をあげた俺は、いたずらしてよかったはずです。だからゲームの進行を止めるいたずらをしました」

照「むむ……」

京太郎「す、筋は通ってますよね」

照「…………」

照(今度は、ポッキーなんてあいだに挟まない……)



特にオチはなし

――Trick and Treat  カンッ


次スレの季節


次のスレタイの人


1その他高校(三箇牧とか、晩成とか)
2プロ



+1~4で最大コンマ



プロから一人

だれでも


+1~4で最大コンマ

【京太郎】咏「え、清澄伝説、再来するか?そんなのしらんし」21【安価】
【京太郎】咏「え、清澄伝説、再来するか?そんなのしらんし」21【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1382712246/)


です


>>1000について
・展開が遅くならないように、必ず次のスレで消化する。小ネタを溜めることだけは絶対しない。
・グロ系はなし。エロいのは…極端じゃなければよし。あと、ホモすぎるのはなし
・本編には夢を見たという記憶が残って目覚めることもあるが、覚えてないこともある。
・どんな夢を見てもステータス、ストレスに影響はなし。ただし心情の揺れ動きは当然あり。また、夢以外の場面で書く場合もある。



シチュエーションを具体的に書いていただけると、それに沿って書きます
ハロウィンみたいに大まかなネタなら、好きなように書きます


残りはうめでお願いします!

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