【ペルソナ5】蓮「Persona/kaleid liner プリズマ☆双子」 (51)

ールブラン 屋根裏ー


竜司「……何言ってんだお前?」

祐介「ううむ…」

モルガナ「ユースケすら困惑してるぞ」

蓮「その反応は予想してたから資料BD”Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ”をシリーズコンプリートで用意してある」

竜司「資料ねぇ…アニメか」

祐介「ロリロリしいデザインだな」

モルガナ「アン殿みたいなの出ないのか?」

蓮「いいからまずは視聴だ。では始めるぞ、ペルソナーーーァ!!」ピッ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1557062367

ー試聴後ー


竜司「うぇえ…俺の趣味じゃねえわ……」

祐介「俺は好きだ。日常と非日常のテンポ感は俺たちも学ぶべき所がある」

モルガナ「ワガハイの趣味でもなかったぞ」

蓮「祐介はこのままいてくれ。後2人は消えてよし」

竜司「はあ!?んだそれ!?」

モルガナ「ワガハイらがいねえと話転がしずれぇはずだぞ!?」

蓮「今回はただ単にとある双子を愛でるだけの回だからお前らはいらない。よって即帰れ途中で死ね」

竜司「せめて他に言い方あんだろ!?」

モルガナ「愛でるだけってそんなもん面白いわけねえじゃねえか!」

祐介「ただただ愛でるだけのssがあってもいいだろう」

蓮「さすがだ祐介。ちなみにラヴェンツァも呼ぶつもりだ」

竜司「誰だよそれ!?」

モルガナ「いいのかよこんなんで!?ほんとにこれテーマにやる気か!?」

蓮「ラヴェンツァを知らない人は”ペルソナ5 ラヴェンツァ”で検索するんだ」

祐介「そうか。では早速、検索してみよう」

竜司「おいおいおいおい!世界観守れよ!」

モルガナ「さすがにそんなの言うもんじゃねえだろ!?」

蓮「うるさいなとっとと帰れ。もうお前らに出番はないおしまい終了。今後ベラベラ喋ってようとここに書き出される事はない。完全無視だ」

竜司「待っ

モルガナ「ワガハ

祐介「ラヴェンツァ……なるほど、ただの天使か」

蓮「人気投票の結果って間違ってるよな。ヒロイン1位はラヴェンツァであるべき」

祐介「それには同感だ。本編では数少ない年下枠だしな。ふむ…なるほど、最後の最後にかなりのデレっぷりを見せるのか」

蓮「ああ、あれはたまらんかった…”大好き、マイ・トリックスター”って……えぇ?大好きってそんな……ええぇそんな……うぇへへぇ…ってなったね」

祐介「して?今回はどう話を転がす気だ?」

蓮「色々考えたんだけど、イリヤにはラヴェンツァしかないかなって思って」

祐介「ふむ。では美遊には?」

蓮「ジュスティーヌ」

祐介「ジュスティーヌ?誰だそれは?」

蓮「そっかこの周回ではまだだったか…よし、明日の放課後に双子をしばきに行くぞ」

~翌日~

ー放課後 メメントスー


カロリーヌ「よく来たな囚人!我々とやりあう決意は出来たか?」

ジョーカー「ああ、早速始めよう」

ジュスティーヌ「いいでしょう、そちらは何人でも構いませんよ」

フォックス「では俺が」

ジョーカー「そういうわけで2対2でバトルだ」

カロリーヌ「2対2だと?我々もナメられたものだなぁジュスティーヌ?」

ジュスティーヌ「ええ。これは早々に思い知らせてあげなければなりませんね」

フォックス「その余裕、いつまで持つか」

ジョーカー「どうだフォックス?俺の言った通り、すでにイメージとぴったりだろ?」

フォックス「ああ、確かに。さすがはジョーカーだ…アレとアレのイメージが上手く噛み合っている」

ジュスティーヌ「イメージ?」

カロリーヌ「一体何の話をしている?」

ジョーカー「楽しみだろ?フォックス」

フォックス「ああ、実にな…。腕が鳴る」

カロリーヌ「相棒の方はすっかりやる気のようだな?」

ジュスティーヌ「いつでも来なさい」

ジョーカー「行くぞ!フォックス!!」

フォックス「推して参る!!!!」

ーバトル後ー


カロリーヌ「くっ……バカな!」

ジュスティーヌ「何という事でしょう…」

フォックス「今って何ターン目だ?と途中ヒヤっとする事もあったがどうにかなったな」

ジョーカー「全能の真珠あるから余裕余裕」

ジュスティーヌ「負けてしまっては仕方ありません。何か褒美を与えましょう」

ジョーカー「それには及ばない」

カロリーヌ「あぁ?わざわざ褒美を取らせようというんだ。素直にもらっておけばいいんだ」

フォックス「では2人に要求を聞いてもらう、というのはどうだジョーカー?」

ジョーカー「そうだなフォックス。そうしようそうしようそれしかないねしょうがないねそうしよう」

ジュスティーヌ「要求?要求とは?」

ジョーカー「なあに簡単な要求さ……」ニチャァ

フォックス「そうだな、実に簡単なものだ…」ネチャァ

カロリーヌ「何をさせようと言うんだ?」

~翌日~

ールブラン 屋根裏ー


蓮「おぉ………おぉぉぉぉ!!!!」

祐介「なんと……ハッ!?しまった!キャンバスが手元にない!蓮、俺は一度取りに帰るぞ!」

蓮「わかった待ってる。だが急げよ祐介?あまり遅いと手を出し尽くした後なんて事になりかねない」

祐介「同じ釜の飯…いや、同じバトルの幼女を味わった仲だ。信じてるからな蓮!すぐ戻る!」ダダッ

カロリーヌ「おい」

ジュスティーヌ「………」

ラヴェンツァ「あらあら」

カロリーヌ「おい囚人!何だこれは!?」

蓮「ツンツンキャラのカロリーヌにはクロエ・フォン・アインツベルンの衣装です」

ジュスティーヌ「私のこれは……この角度はさすがにハレンチでは///」

蓮「大人しいキャラのジュスティーヌには美遊・エーデルフェルトの衣装です」

ラヴェンツァ「私のは?」

蓮「イリヤスフィール・フォン・アインツベルンの衣装です」

蓮「…我ながらナイス配役。これ以上ないほどにこれ以上ない!!!」

カロリーヌ「どんな要求かと思えば…看守を着せ替え人形にしたいという事だったか!更生が必要だな囚人!」

ジュスティーヌ「………」

ラヴェンツァ「トリックスターが満足のようなら私も満足です」

蓮「フォーッホホホーーーーウ!!!!」

カロリーヌ「しかしなぜこんな衣装なんだ……ジュスティーヌどうした?さっきから黙ってるな」

ジュスティーヌ「いえ…その…」

カロリーヌ「どうした?」

ジュスティーヌ「いつもあの場所であの格好ですし。たまにはこういう格好もいいかも…と思い始めています」

カロリーヌ「本気かジュスティーヌ!?私のを見ろ!へそ丸出しなんだぞ!?」

ラヴェンツァ「おなか冷えちゃいますねぇ」

蓮「大丈夫だよクロリーヌ。ぼくが温めてあげるからね」

カロリーヌ「何を言っている!?」

ラヴェンツァ「羨ましいです。トリックスター、私の事は温めて下さらないのでしょうか?」

蓮「もちろんアツアツになるまで蓮チンしてあげるよ」キリッ

ジュスティーヌ「邪な考えを隠せていませんよ囚人」

蓮「そう寂しがらないで美遊ティーヌ。君もほっともっとしてあげるからね」

カロリーヌ「私のためを思って言った事じゃないのか?なぜ全員に言っている!?」

蓮「やきもち焼きなんだねクロリーヌ」

カロリーヌ「そっ、そんなんじゃない!そんなんじゃない!!///」

カロリーヌ「全く…何なんだ全く!」

ジュスティーヌ「それで?私たちにこれらを着せておしまいですか囚人?」

蓮「祐介が来るまで時間ありそうだし、せっかくだからその衣装のアニメを見せます」

ラヴェンツァ「元はアニメなんですね」

カロリーヌ「どれどれ?……なんだこのキャラデザは。元のFateとえらく違うではないか」

ジュスティーヌ「違うから良いのでは?」

蓮「その辺あまりイジらないで。というわけでペルソナーーーァ!!」ピッ

ー試聴後ー


ジュスティーヌ「この美遊という子のステッキの声には聞き覚えがありますね」

蓮「そこに触れてはならない。悲しくなるから」

カロリーヌ「しかしバトルものだったとはな!気に入ったぞ囚人!」

蓮「意外とバトルシーンあるからね」

ラヴェンツァ「でもなぜ私がイリヤに?まさか消去法ですか?」

蓮「うん……っいやいやまさかそんな消去法だなんて。トータル的にほら、ね?ラヴェンツァだなって思ったから。ラヴェンツフィール・フォンしてるなぁって」

祐介「待たせたな!!」ハァハァハァ

蓮「さあて、祐介が来た所で…続いての要求だ」

カロリーヌ「何だと!?ふざけるな!こうして着てやっただけでもありがたく思え囚人!」

ジュスティーヌ「全くです。図に乗るのも良い加減にしなさい囚人」

ラヴェンツァ「トリックスターがしたい事ならどうぞ遠慮なく申して下さいね」

カロリーヌ「お前こいつに甘すぎないか!?」

ジュスティーヌ「何か弱みでも握られているのですか?」

ラヴェンツァ「弱み…そうですね、恋…いえ、愛と言う名の弱みを……ふふっ///」

祐介「む!?その照れ顔いいぞ!描かせてくれ!!」ババッ

カロリーヌ「おい何なんだこの変態絵描きは!?」

蓮「というわけで要求その2。というかこれが本筋。”描かせろ”、だ!!」

蓮「祐介、個人的に頼みたい構図の絵がある」

祐介「ほう、どんなものだ?」

蓮「プリズマ☆イリヤで検索すると角川の画像が出て来る。で、俺のベッドでこれを…」

祐介「ふむ…わかった。では3人。蓮のベッドに寝そべるんだ」

カロリーヌ「はあ!?何だ貴様は偉そうに命令する気か!?」

ラヴェンツァ「私はトリックスター以外に聴く耳を持ちません」

ジュスティーヌ「あなたはあなたで何か間違っているような気がしてなりませんねラヴェンツァという者よ」

蓮「いいからベッドに寝そべって…違う違う、こう…三角形な感じで手を取り合って頭が中心で……で、視線を天井に。カメラがあると思って」

カロリーヌ「全くややこしいな…どうさせたいんだ?」

祐介「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Prismanimation Illust Komplette!の表紙はこういう構図だ。川の字で寝そべるのではない」

ジュスティーヌ「その画像を見せなさい」

ラヴェンツァ「何だかんだ二人とも流されていますねぇ」

蓮「はーい笑って~」

ラヴェンツァ「ふふっ」ニコッ

カロリーヌ「………」ムスー

ジュスティーヌ「………」ジトー

祐介「おぉ…おぉ!!これはこれで!!これはこれで!!!!」

蓮「そうだな祐介!これはこれで!!!これはこれで!!!!!」

ー数十分後ー


蓮「祐介、わかってると思うが仕上げは後に取っておけ。下絵が出来たら次に行くぞ時間が惜しい」

祐介「ああ、心得ている。では次だ3人とも」

カロリーヌ「まだ何かやろうというのか?」

ジュスティーヌ「何も絵でなくても良いのでは?写真に収めればそれで良いではないですか」

ラヴェンツァ「今や幼女画像を持つと確か捕まってしまう時代でしょう?」

蓮「そうだ。そこへの配慮だ」

祐介「ああ、俺の絵は芸術。ただのやましい幼女画像とは違う」

蓮「そう、芸術なら幼女が半裸や全裸であってもセーフ。もしこれがアウトなら絵画でよくある全裸天使だってオールアウトだ。死んだ子供と犬を迎えに降りて来るあの天使共を根こそぎモザイク処理してやるからな」

カロリーヌ「芸術とは便利な言葉だな」

ジュスティーヌ「芸術そのものに対する配慮は一切感じられませんが」

蓮「祐介、何か希望の構図はあるか?」

祐介「それなのだが…これを見てくれ」

蓮「どれ?………まじか祐介」

祐介「俺は本気だ。そういうわけで蓮、お前には装備品の買い出しを頼む」

ジュスティーヌ「一体何を買おうというのです?」

祐介「いわば別の衣装だ」

蓮「芸術のためだ、仕方ない。行ってくる」

祐介「蓮がいない間はそれぞれソロで描かせてくれ。まずは主役であるイリヤの君からだ」

ラヴェンツァ「トリックスターのためには仕方ないですね。わかりました」

カロリーヌ「素直だな…というか我々もこの場に慣れてきてしまった」

ー数十分後ー


ジュスティーヌ「…またしてもハレンチ極まりないものを……///」

ラヴェンツァ「これはさすがに恥ずかしいですね…///」

カロリーヌ「………」

祐介「何を恥ずかしがる必要がある?全く、君らは何も知らないのだな。蓮、説明してやれ」

蓮「ああ、笑っちゃうよな祐介。ジュスティーヌ、この衣装はブルマというものだ」

ジュスティーヌ「ブルマ?」

蓮「昭和後期から平成初期にかけて実在した伝説の装備品、その名もブルマ。別名、女子学生用体操服。手に入れるのに苦労した」

祐介「さすがだ蓮。これはコスプレ用の軟弱な素材とは違う、実際に流通されていた一級品の本物だな?」

蓮「ああ、祐介こそさすがの目利きだよ。アンタッチャブルの店長が蓄えてるの知っててね。色々と息子にバラされてくなかったらよこせって奪って来た」

カロリーヌ「………」

祐介「では早速この構図を頼む」

ジュスティーヌ「…活動的な構図ですね」

ラヴェンツァ「さすがに厳しいのでは?」

蓮「確かにこの"Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ イリヤ&美遊描き下ろしB2タペストリー(ブルマ)”は活動的なシーンだ。美遊にイリヤが寄りかかっている」

ジュスティーヌ「寄りかかっているというか後ろから飛びついてますが」

祐介「だがこのブルマこそ実に芸術。もちろんこの屋根裏で飛びかかれなどとは言わない。そう見えるよう、蓮がイリヤを抱きかかえ続けるんだ」

蓮「よろこんで!!」

ラヴェンツァ「よろしくお願いしますねトリックスター///」

カロリーヌ「おい」

蓮「どうした?」

カロリーヌ「どうしたもこうしたもあるか!私はブルマ姿になる必要ないではないか!」

祐介「それがどうした?」

カロリーヌ「描かれるのならまだしもこれはイリヤと美遊だけだろう!?なら私が着る必要はないはずだ!」

蓮「見たかったから」

カロリーヌ「はあ!?それだけでこの仕打ちとは良い度胸だな囚人!」

蓮「ライオンハートなので」

祐介「クロエ登場前のもののようだから仕方ない」

カロリーヌ「そんな事など聞いてない!」

カロリーヌ「何なのだ!何なのだ全く!こんなハレンチなもの!」

蓮「可愛いよカロリーヌ」

カロリーヌ「なにっ!?///」

祐介「よし、では始めよう」

ジュスティーヌ「私が前ですね」

ラヴェンツァ「トリックスター早く私を抱いて下さい///」

蓮「よろこんでー!!!」

カロリーヌ「抱きかかえる、だろ?”かかえる”を抜いたらまずすぎるだろ!」

ー数十分後ー


祐介「よし、下絵が出来た。もういいぞ蓮」

蓮「もうちょっと」

ラヴェンツァ「あぁ…トリックスター。そんなにも私を…///」

ジュスティーヌ「…ずるいです」

カロリーヌ「何言ってるんだジュスティーヌ!?大丈夫か!?大丈夫じゃないなどんどんおかしくなってるぞ!?私もだけどな!」

祐介「さて、次はどうする?」

蓮「そうだな…」

カロリーヌ「もういいだろ!?帰るぞジュスティーヌ!」

ジュスティーヌ「しかしブルマ姿のままですよカロリーヌ」

ラヴェンツァ「はぁ…はあ…今日は眠れそうにありません…///」

祐介「では次はこのプリズマ☆イリヤ マジカルパーティー”キャラクターデザイン牛島希により新たに描き下ろされたイベント特製タペストリー!よみうりランドで楽しく遊んでいるイリヤ・美遊・クロの可愛らしい姿を愛でよう!”をやろうと思う」

蓮「いいチョイスだ祐介」

カロリーヌ「付き合ってられるか!」

ジュスティーヌ「まあまあ。これは3人の構図なのでカロリーヌの出番ですよ」

ラヴェンツァ「そうですよ。3人の出番ですから」

カロリーヌ「お前らは出番アリっぱなしじゃないか!私なんかブルマ姿で一回休みだったんだぞ!?」

蓮「可愛いよカロリーヌ」

カロリーヌ「んなぁっ!?///」

祐介「だが待て。この構図ではこの場に足りないものがある」

蓮「ああ…どうする?」

カロリーヌ「何を話してるんだ囚人とアウトの芸術家よ?」

ジュスティーヌ「足りないものがどうと」

祐介「ああ…これを見てくれ。イリヤのソフトクリームをクロエが後ろからペロペロし、それを美遊が物欲しそうに見ている、という構図なのだが」

カロリーヌ「それの何が問題だ?すでにこの場は問題しかないだろうが」

蓮「大問題だ………ソフトクリームがないんだから!」

祐介「なんと嘆かわしい!!!」

カロリーヌ「嘆くべきは貴様らの頭だろう」

蓮「仕方ない。ここは俺のソフトクリームを出すしかない。もちろん途中でソフトからハードへ、故のホワイトレンクリームがピュピュっと出てしまうかもしれないが」

祐介「それはさすがに逮捕案件だろう」

カロリーヌ「お前らとっくに逮捕されててもおかしくない事してるって自覚ないのか?」

ジュスティーヌ「あればこのような流れになっていませんよカロリーヌ」

ラヴェンツァ「私はトリックスターに捕まりたいです…いえ、もう心は捕まえられてしまったようなもの……ふふっ///」

カロリーヌ「何なんだお前はいちいち照れんと気が済まんのか?」

蓮「俺のレンクリームで我慢しよう…それしかないだろ?祐介」

祐介「そのようだな…俺の筆はキャンバスの前から動けんしな。よかろう、お前の筆に俺のホワイトを託すぞ!蓮!!」

蓮「任せろ。俺たち、仲間だろ?」ニコッ

祐介「フッ…そうだったな。全く、俺も良い仲間を持ったものだ」

カロリーヌ「何ちょっと良いシーンぽくしてるんだ」

ジュスティーヌ「歪んでいるのです仕方ありません」

ラヴェンツァ「いつの間にか私も歪められてしまいましたから…心の扉を……ふふ///」

カロリーヌ「しつこいなお前」

祐介「では蓮。早速その筆にコンセントレイトなりチャージなりしてMAXに」

蓮「心配無用だ。ブルマ姿のラヴェンツァを抱きかかえる前からすでにMAXだよ祐介」

祐介「お前という男は!全くお前という男は!お前がいなければ俺の芸術はあの絶望の絵で止まっていただろう!」

蓮「よせよ祐介…俺はただお前の力になりたかっただけさ」

祐介「お前こそ俺のテオ!今後とも支援を頼むぞ蓮!いや…我が最高の友人よ!!」グッ

蓮「もちろんだ!」グッ

ラヴェンツァ「男同士の友情…いいですねぇうっとりしてしまいます…」

ジュスティーヌ「そうですね。友情とはこうも煌めきに溢れたものなんですね」

カロリーヌ「ブルマ幼女見てボッキしたって話だぞ。友情が煌めきってお前ら正気か?って、とっくに正気じゃなかったな」

蓮「カロリーヌ、ボッキしたってもっかい言って」

祐介「ああ、ぜひとも」

カロリーヌ「二度と言うかっ!///」

蓮「…よし、舞台は整った」

祐介「ベンチでなくソファというのが何だが…仕方あるまい」

蓮「贅沢は言ってられないさ。これもお前の芸術家たるための試練と思え」

祐介「そうだな。俺はただの現実でなく、思いのままの理想を描ききってみせる!」

蓮「それでこそ祐介だ」

ラヴェンツァ「やはり良いものですね、男の友情って」

ジュスティーヌ「それには遺憾ながら同感です」

カロリーヌ「この状況がいかんだろ。というかこの先を思うと一層いかんだろ」

祐介「ではまず左にイリヤ、真ん中にクロエ、右に美遊だ。並んでくれ」

ラヴェンツァ「どのような表情をすれば良いのでしょう?」

蓮「ラヴェンツァは笑っていてくれ。君の素敵ないつもの微笑みを俺のレンに向けてくれ」

ラヴェンツァ「わかりました…マイ・トリックスター///」

カロリーヌ「いきなり理想と現実違ってるぞ?いいのかアウトの芸術家よ?」

祐介「構わんさ。蓮のレンに微笑みを寄せるその表情こそがマジカルパーティーという事だろう」

カロリーヌ「意味がわからんぞアウトの芸術家よ」

ジュスティーヌ「私にこの物欲しそうな表情は難しいのですが」

蓮「いや、ジュスティーヌはいつものジト目でいい」

祐介「そうだな、同感だ」

カロリーヌ「えっ、いいのか?」

蓮「カロリーヌもいつもの通りで構わないよな祐介?」

祐介「ああ、それでいい」

カロリーヌ「そうなのか」

祐介「蓮のレンに微笑みを向けるラヴェンツァ、蓮のレンをムスっとしながらも頬張るカロリーヌ、蓮のレンを頬張るカロリーヌを羨んで先に頬張っちゃうなんて許せない…と言った面持ちのジュスティーヌ」

蓮「舞台は完全に整ったな…こうして正面から見てるとまるで煌めく星々を見ているようだ」

祐介「ああ……これだ!これぞまさに芸術!!!俺の描くべき至高たる芸術的構図だ!!!!」

ラヴェンツァ「トリックスターが喜んで下さるなら…私も嬉しいです///」

ジュスティーヌ「こんなに喜ばれると悪い気はしませんねカロリーヌ?」

カロリーヌ「まあ…確かに…。でもちょっとだぞ!?ちょっとだけだからなっ!///」

蓮「さぁ、ラヴェンツァ。もうちょっとおまた広げてごらん」

ラヴェンツァ「こう…ですか?///」

カロリーヌ「おい待て!なぜおまたを開かせる!?」

祐介「さすがは蓮。この構図のディテールをしっかり理解し、かつ俺の芸術を完成させるための手ほどきに余念がない」

蓮「カロリーヌ、これをちゃんと見てみろ。イリヤのおまたちょっと開いてるだろ?」

カロリーヌ「んん…?ほんとだ確かにおまた少し開いてる」

蓮「カロリーヌ、今の”おまた少し開いてる”をもう一度言ってくれ」

祐介「ぜひ頼む」

カロリーヌ「誰が言うか!///」

蓮「ジュスティーヌはもうちょっとおひざ上げようか」

ジュスティーヌ「こうですか?」

蓮「そうそうそういいよいいよ!!」

祐介「ブルマというのがまたたまらんものがあるな」

カロリーヌ「忘れがちだがブルマ姿のままというのは…どうにかならんのか囚人?」

祐介「ふむ。モデルのテンションを下げてしまうのは問題だ」

蓮「…それもそうだな…。じゃあ衣装チェンジ」

カロリーヌ「ほっ…」

祐介「だが待て。そうなると次なる衣装はどうすべきだ?」

蓮「俺に考えがある」

ー数分後ー


ラヴェンツァ「普段の服ですね」

カロリーヌ「やはり我々はこの青い看守服だな!」

ジュスティーヌ「ええ、そうですね。自然と身の引き締まる思いです」

祐介「なるほど…あえて普段の3人で描こうという策か。さすがだな、蓮」

蓮「ああ、3人といえばやっぱりこうなる」

ジュスティーヌ「そうですね、おかげで完全に正気に戻れました。というわけで囚人とアウトの芸術家?」

蓮「ん?何だ?」

祐介「どうした?」

カロリーヌ「茶番はここまでだ!2人とも更生させてやる!!牢獄行きだ覚悟しろ!!!」

蓮「えっ」

祐介「なんと」

ラヴェンツァ「申し訳ありませんマイ・トリックスター…ここは私がいていい周回ではないので元の周回に戻る時間が来てしまいました」

蓮「ええっ?」

祐介「バカな」

カロリーヌ「バカは貴様らだ囚人とアウトの芸術家。いやもうめんどくさいからどっちも囚人だ!」

ジュスティーヌ「では牢獄へワープ一直線です」

祐介「待て!待ってくれ!せめて絵を仕上げさせてくれ!!!」

蓮「そうだそうだ!芸術を何だと思ってるんだ!?」

カロリーヌ「芸術を何だと思ってるってそりゃお前らだろうが」

ジュスティーヌ「これまでの振る舞い、完全にアウトです。観念なさい」

ラヴェンツァ「ではマイ・トリックスター。お助け出来ないのが心苦しいのですが…申し訳ありません、これで失礼致します」

蓮「待ってぇぇぇぇ!!!!」

祐介「俺は捕まらんぞ!捕まるわけにはいかん!!何としてもこの芸術を完成させねば!」

蓮「行け!」

祐介「何っ!?」

蓮「お前にはやらなきゃならない事がある…完成させなきゃならないものがある…。そうだろ?」

祐介「…蓮……お前という男は…」

蓮「俺の事はいい!行け!ここは俺に任せて行ってくれ!!俺のためにも完成させてくれ!!!」

祐介「蓮………すまない…必ずや完成させ」

ーベルベットルームー


祐介「る事を約束しよう!!」

ジュスティーヌ「友情とは良いものですね」

カロリーヌ「そうだな。アツい友情を展開してる間に牢獄に到着だ」

蓮・祐介「………」

ジュスティーヌ「ではカロリーヌ。早速、処刑の用意を」

カロリーヌ「私は楽しくて仕方ないぞジュスティーヌ!」

ジュスティーヌ「同感ですカロリーヌ」

カロリーヌ「なぁジュスティーヌ?」

ジュスティーヌ「何ですかカロリーヌ?」

カロリーヌ「どういうものが生まれると思う?」

ジュスティーヌ「さぁ?予想すらもしたくないですし普通に死ぬだけ、というのもアリです」

カロリーヌ「ははっ!確かにそうだな!」

蓮「ペルソナ!ペルソナーーーァ!!!」ジタバタ

祐介「ゴエモン!いでよゴエモン!!」ジタバタ

カロリーヌ「ではこれより、お前たち2人をギロチンの刑に処す!」

祐介「よせ!やめろ!」

ジュスティーヌ「暴れても無駄ですよ囚人たち」

蓮「ダメだ!このオチは”嫌パン回”とかぶるからダメだ!」

カロリーヌ「アレはアレ、コレはコレだ。大体オチなんてどれもこれもが何かとかぶってるものだろう?というわけで行くぞジュスティーヌ。用意はいいな?」

ジュスティーヌ「もちろんですカロリーヌ」

蓮「ダメだって!ダメだって!」ジタバタ

祐介「ぬっ!ぬおっ!!」ジタバタ

カロリーヌ「1,2の!」

ジュスティーヌ「はいっ」

ジャラララララララ

蓮・祐介「あああぁぁぁぁぁぁーーーー!!!!!」

~数日後~

ーベルベットルームー


カロリーヌ「新しく周回始まるまで暇になってしまった」

ジュスティーヌ「仕方ありませんよ。それはそうと…なぜあなたがここにいるんです?」

ラヴェンツァ「ハレンチ行為に対する処刑で周回が終わってしまいましたからね。今は過去の周回と新たな周回が始まるはざまなので。だからこうしてここにいられるのでしょう」

カロリーヌ「まあ何でもいいじゃないか。同じ顔でしかもベルベットルームの住人だとわかった事だしな!」

ジュスティーヌ「ところでカロリーヌ」

カロリーヌ「ん?何だ?」

ジュスティーヌ「なぜブルマ姿で過ごしてるんです?」

カロリーヌ「それが聞いてくれジュスティーヌ。あの時は何だこのハレンチなものは!と思ったが、これが実に動きやすくて良い服なんだ!」

ラヴェンツァ「れっきとした体操服らしいですから当然でしょう」

ジュスティーヌ「あれほど嫌がっていたのに」

カロリーヌ「そういうお前だって同じブルマ姿じゃないか」

ジュスティーヌ「…たまにはこれで過ごすのも良いかと思っているだけです」

ラヴェンツァ「良くお似合いですよ2人とも」

カロリーヌ「あんたは上がイリヤ衣装で下にブルマなんだな。何というか…マニアックすぎやしないか?」

ラヴェンツァ「そうでしょうか?」

カロリーヌ「ああ、誰がどう見てもマニアックな…………ん?」

ジュスティーヌ「どうやら来るようですね」

ラヴェンツァ「では私は元の周回に失礼しますね。またお会いしましょう」

カロリーヌ「そうだな!」

ジュスティーヌ「ごきげんよう」

ラヴェンツァ「ええ、それでは」

蓮「………!?ここは…」

カロリーヌ「よく来たな囚人!」

ジュスティーヌ「ようやくお目覚めとは。のんきですね」

蓮「牢屋…?」

カロリーヌ「これより貴様の更生を担当する看守、カロリーヌだ!」

ジュスティーヌ「同じく、ジュスティーヌです」

蓮「…更生?」

カロリーヌ「そうだ!貴様を正しく教育し、更生してやる!」

ジュスティーヌ「覚悟しろ、です」

蓮(ブルマ姿のロリ看守………)ムラムラッ



ロリブルマEND

おしまいです。あとブルマ世代がうらやましい

ついでに過去作です。良かったら暇つぶしにでも
見てくださった方いたらお付き合いどうもでした

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【ペルソナ5】蓮「催眠音声ってなに」 - SSまとめ速報
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