男（俺の名前は男。部長、後輩、転校生の三人と一緒に『アルティメット寿司じゃんけん部』に所属している）

男（放課後、いつものように四人でアルティメット寿司じゃんけんをしていたら、空から宇宙人が降ってきた）ﾄﾞｶｰﾝｯ

宇宙人「あばばばば」

男「宇宙人だぁーっ！」

宇宙人「いびびびび」

後輩「うーん。何言ってるか分かりませんね」

転校生「鳴き声……ではなく、発声に一定の法則を感じます。地球のそれとは違うだけで、おそらく言語を使うレベルの知能はあるのでしょう」

部長「ふむ。ならばアルティメット寿司じゃんけんもできるだろう。一度手合わせお願いするか」

男「なんでだ！」

部長「言語が違うのなら、アルティメット寿司じゃんけん以外にコミュニケーションを取る方法はあるまい？」

男「イカれとるわこの人」

宇宙人「あるてぃめっと……すし……じゃんけん……を……やる？のか？」

後輩「お、日本語を覚え始めてる」

転校生「これだけの会話から学習したと……？どうやら本質的な知能は我々よりずっと上のようですね」

男「絶対降ってくる所間違えたよこいつ」

部長「では宇宙人君！これを受け取りたまえ！アルティメット寿司じゃんけんのルールを説明しよう！」ｶﾞﾁｬｯ

宇宙人（なんだ？このデュエルディスクみたい物は）

部長「それはデュエルディスクだ！装着したまえ！」

宇宙人「デュエルディスクか」ｶﾞﾁｬﾝｺ

部長「さぁ！バトル開始だ！まずは両プレイヤーに５のＨＰ(ﾋｯﾄﾎﾟｲﾝﾄ)と二枚の手札、『溜め』と『防御』が与えられる！」

宇宙人（デュエルディスクのランプが五つ、赤く灯る。その後二枚のカードが出てきた）

カード１

カード名：溜め

コスト：０

パワー：０

効果：エナジーを １ 溜める



カード２

カード名：防御

コスト：０

パワー：０

効果：相手のパワーを ２ 下げる（マイナスにはならない）

部長「両プレイヤーは１ターンに一度、手札からカードを選択し、同時に発動する！」

部長「カードを選択する時には、そのカードに必要な『コスト』の分だけ『エナジー』を払わなくてはいけないから注意だぞ！」

宇宙人（……？このカードは、二枚ともコストが０じゃないか）

部長「そして次に、パワー計算！パワーが勝っている方が勝っている分だけ、相手にダメージを与えるぞ！」

部長「そしてそのターンは終了！選択したカードを手札に戻して、次のターンへ！この繰り返しで、先に相手のＨＰを０にしたプレイヤーの勝利だ！」

宇宙人（……？このカードは、二枚ともパワーが０じゃないか。相手にダメージを与える特殊効果が有る訳でもない）

部長「さぁ、ここまでの説明に、何か質問はあるかね？」

宇宙人「部長……と言っていたな。遊戯とするには、これでは手札が足りないんじゃないか？」

部長「おっ、中々鋭いな」

宇宙人「ふむ……おそらくこの後、両プレイヤーにコストとパワーを持つカードが配られる。そうだな？部長」

部長「うーん。どうだろうなぁ。来るかもしれないし、来ないかもしれない。来るとしても片方のプレイヤーだけかもしれない」

宇宙人「何……？」

部長「なんせ、他のカードは、安価で決めるのだから！！」

宇宙人「何だとぉ……！？」



宇宙人の手札


カード３

↓１


カード４

↓２


カード５

↓３



カード名、コスト、パワーを自由に考えてください。
（効果は有っても無くても大丈夫です）（下記のカードシートをコピペすると便利です）
（一試合に同じ人が二つ安価を取ることはご遠慮ください）
（効果処理が不明な物は再安価、もしくは>>1の解釈で進行します。ご了承ください。）
（カード能力があまりに強すぎてゲームバランスを著しく崩壊させる物であれば、>>1の判断で再安価とさせていただきます。ご了承ください）
（効果テキスト等が日本語で書かれていない場合、安価↓とさせていただきます）

カード名： ビーム

コスト：1

パワー：1

効果：効果でパワーが下がらない

カード名：絶対不発弾

コスト：０

パワー：200

効果：発動後、4ターン目に所持していたプレイヤーに爆発ダメージを与える

カード マインドブレイク
コスト 2
パワー 0
効果 溜め防御以外の互いの手札を集めてシャッフルし配り直す

カード名:隕石

コスト:2

パワー:4

効果:自分にも2ダメージ

宇宙人（デュエルディスクから三枚のカードが出てきた……『ビーム』『絶対不発弾』『マインドブレイク』……）

部長「これでお互い、手札が五枚になったな。お互いの手札は『溜め』と『防御』とその他三枚。これらを駆使してバトル。それがアルティメット寿司じゃんけんだ」

部長「さて、お互いの手札確認だ」

宇宙人（なるほど、あの人間と共通している手札は『溜め』と『防御』の二枚だけで、安価の三枚は別のカードが配られているのか）

部長「ふむふむ……君、中々面白いカードを引いたな」

宇宙人（デュエルディスクに相手の手札が表示される。私もあの人間の手札を確認するとしよう）

部長の手札


カード３

カード名：負け
コ ス ト：０
パ ワ ー：０
効　　果：このカードを使うと負けになる。


カード４

カード名：スーパー負け
コ ス ト：１
パ ワ ー：０
効　　果：このカードを使うと負けになる。次の試合も負けになる。


カード５

カード名：勝ち（負け）
コ ス ト：０
パ ワ ー：０
効　　果：自分がゲームに勝利する時、手札、捨て札、フィールドから自動で発動する。自分はこのゲームに敗北する。



宇宙人「……これは、私の勝ちということか？」

部長「私はここで特別ルール！『チェンジ』を発動させてもらう！」ｼｭﾊﾞｯ

宇宙人「……チェンジ？」

部長「バトルが始まる前に、ＨＰを　１　支払う事で、自分の安価手札三枚を全て引き直すことができるのだ！一試合に一回しか使えない上に、負けが確定している時しか宣言はできないがな！」ｻﾞｻﾞｻﾞｯ

宇宙人（なるほど……安価を頼るこのゲームの性質上、そういった救済策は設けられていてもおかしくはない）

部長「来い！新たなるカード達！ドロー！」ｼｬｼｬｼｬｯ

部長の手札 (チェンジ１)


カード３

↓１


カード４

↓２


カード５

↓３



カード名、コスト、パワーを自由に考えてください。
（効果は有っても無くても大丈夫です）（下記のカードシートをコピペすると便利です）
（一試合に同じ人が二つ安価を取ることはご遠慮ください）
（効果処理が不明な物は再安価、もしくは>>1の解釈で進行します。ご了承ください。）
（カード能力があまりに強すぎてゲームバランスを著しく崩壊させる物であれば、>>1の判断で再安価とさせていただきます。ご了承ください）
（効果テキスト等が日本語で書かれていない場合、安価↓とさせていただきます）



カード名：
コ ス ト：
パ ワ ー：
効　　果：

カード名：ハンドバリア

コスト：1

パワー：０

効果：相手のパワーを2下げる
　　　3ターンの間、お互いの手札を交換する効果、手札にカードを追加する効果、手札を使用できなくする効果は無効になる

>>9

しょっぱなから相手カードに対するピンポイントアンチカードが出るとなんだかなぁと思ってしまう

カード名：怪しい薬
コ ス ト：4
パ ワ ー：0
効　　果：HP5回復

宇宙人（あの人間の新しい手札は『ハンドバリア』『隕石』『怪しい薬』か……）

宇宙人（こちらの手札には『絶対不発弾』からの『マインドブレイク』というコンボがあるが……）

部長「俺の『ハンドバリア』があれば『マインドブレイク』は発動できない。残念だったな」

宇宙人「ほう……？初心者相手にブラフとは、この星の生命体は中々意地が悪いな」

部長「……！」


転校生「まさか……あの宇宙人、既に考察を終えているのか……？」

後輩「……馬鹿な。初心者が理解できるレベルじゃないぞ……？」

男「ど、どういうことだよ。『ハンドバリア』があれば『マインドブレイク』は発動できないはずだろ！？」

転校生「順を追って、説明しましょう」


転校生「まず『バリア』は発動から３ターンの間しか効果を発揮しないという制限があります。『バリア』状態を維持するためには、３ターンごとにこのカードをセットしなければならないんです」

転校生「その３ターンの内、２ターンは『溜め』と『バリア』に消費される。自由に動けるのは１ターンのみ。つまり３ターンに一つしか、エナジーを溜めることができないってことです」

転校生「そして部長さんの唯一の攻撃手段である『隕石』のパワーは４……相手を倒すには二回発動する必要がある。しかし二回発動すると『隕石』のデメリット効果で４ダメージ受けてしまう。部長さんのＨＰはチェンジペナルティのせいで丁度４。先にＨＰが０になるのは部長さんです」

転校生「それを避けるためには『薬』でＨＰを回復する必要がある。さて男さん。簡単な算数の時間です。部長さんが『薬』のコスト分、すなわちエナジーを四つ溜めるのに何ターンかかるでしょうか」

男「３ターンに一回を四回だから……１２ターンだな」

転校生「正解です。が、１２ターンもかけていれば『ビーム』を四回撃たれて負けですね」

転校生「部長さんが、宇宙人の『溜め』×４『ビーム』×４という動きに勝つためには『ハンドバリア』をしていては回復が間に合わないのです」

男「なるほど……だから部長は『バリア』が使えない。だから宇宙人は『マインドブレイク』が使えると」

転校生「逆に言えば、部長さんが『バリア』を使わずエナジーが溜まり次第『薬』を連打していれば『ビーム』じゃ突破できない。宇宙人の勝ち筋は『マインドブレイク』しかない」

転校生「『マインドブレイク』が発動する。これは確定事項なんです。そして同時に、２ターン目までのお互いの行動もここで確定します」



ターン[１]


宇宙人『溜め』


部長『溜め』


宇宙人のエナジーが[１]増える！

部長のエナジーが[１]増える！



宇宙人

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：なし


部長

ＨＰ：[４] （チェンジペナルティ[－１]）

エナジー：[１]

状態異常：なし

ターン[２]


宇宙人『溜め』


部長『溜め』


宇宙人のエナジーが[１]増える！

部長のエナジーが[１]増える！



宇宙人

ＨＰ：[５]

エナジー：[２]

状態異常：なし


部長

ＨＰ：[４]

エナジー：[２]

状態異常：なし

男「お互い『マインドブレイク』が発動するまでやることがないから『溜め』……か」

男（あの宇宙人、このゲームは初めてだって言うのに、あの一瞬でここまで読めたっていうのか……！？すごい知能だ……俺達みたいなただの人間が、本当に勝てる相手なのか？）

後輩「そして、ここで読み合いが発生しますね」

男「ん？すぐに『ブレイク』じゃないのか？」

後輩「その手もありますが……先に『不発弾』を発動させてから。という手もあります」

男「……？先に『不発弾』を発動させちゃったら、次のターンから『ハンドバリア』を連打されて終わりなんじゃないのか？」

後輩「効果発動の処理順を思い出してください」


☆ルールの補足説明

１ターンは、以下の五つのフェイズから成り立っています。

１．セット
２．オープン
３．効果処理
４．ダメージ計算
５．カード回収

特に指定のない場合、カードの効果は全てフェイズ３に同時に発動します。
また、両プレイヤーのカードの効果が同時に発動する時、コストが高い方のカードの効果から処理されます。


後輩「つまり『ハンドバリア』と『マインドブレイク』が同時だった場合、先に発動するのは『マインドブレイク』なんです」

男「なるほど……でも、何で先に『不発弾』を発動させた方がいいんだ？」

後輩「何ででしょうね？調べてみました！」


※以下２レスは読み飛ばし推奨です。

ビーム　不発弾　ブレイク　バリア　隕石　薬


上記の六枚が三枚ずつに分けられる組み合わせは２０通りである。
以下、解説は宇宙人視点で行う。
宇宙人が『不発弾』を使ってから『ブレイク』を使ったとしたら……


宇宙人・部長

１ビーム不発弾ブレイク・バリア隕石薬
負け
２ビーム不発弾バリア・ブレイク隕石薬
負け
３ビーム不発弾隕石・ブレイクバリア薬
負け
４ビーム不発弾薬・ブレイクバリア隕石
負け
５ビームブレイクバリア・不発弾隕石薬
勝ち
６ビームブレイク隕石・不発弾バリア薬
勝ち
７ビームブレイク薬・不発弾バリア隕石
勝ち
８ビームバリア隕石・不発弾ブレイク薬
互角
９ビームバリア薬・不発弾ブレイク隕石
互角
１０ビーム隕石薬・不発弾ブレイクバリア
互角
１１不発弾ブレイクバリア・ビーム隕石薬
負け
１２不発弾ブレイク隕石・ビームバリア薬
負け
１３不発弾ブレイク薬・ビームバリア隕石
負け
１４不発弾バリア隕石・ビームブレイク薬
負け
１５不発弾バリア薬・ビームブレイク隕石
負け
１６不発弾隕石薬・ビームブレイクバリア
負け
１７ブレイクバリア隕石・ビーム不発弾薬
勝ち
１８ブレイクバリア薬・ビーム不発弾隕石
勝ち
１９ブレイク隕石薬・ビーム不発弾バリア
勝ち
２０バリア隕石薬・ビーム不発弾ブレイク
互角


自手札に不発弾が来て、敵手札にブレイクが渡った場合、再シャッフルはできず、とどめも刺せないので負け確定。また、自手札に不発弾ブレイクがセットで来ても、発動するには２ターンの溜めが必要。最初のブレイクを合わせてこの時点で不発弾から３ターンが経過。次のターンに不発弾も効果が発動するので負け確定。

よって不発弾を引いた場合負け確定。（10/20）

自手札にブレイクが来て、敵手札に不発弾が渡った場合、相手が他に隕石もしくはビームを引いていたとしても防御連打は突破されない。

よって自手札にブレイクが来て、敵手札に不発弾が渡った場合勝ち確定。（6/20）

敵手札に不発弾が渡ったとしても、同時にブレイクも渡っていた場合、相手はエナジーを４つ持っているため、ブレイクを発動されてしまい、再シャッフル。二分の一で負ける運ゲーを繰り返すことになる。

よって敵手札に不発弾が渡ったとしても、同時にブレイクも渡っていた場合互角。（4/20）

よって宇宙人が勝てる確率は（6/20）＋（4/20）×（1/2）＝（2/5）である。

『不発弾』を使わずに『ブレイク』を使ったら……


宇宙人・部長

１ビーム不発弾ブレイク・バリア隕石薬
相手にエナジーを溜めさせて元の手札に戻っただけなので
不利
２ビーム不発弾バリア・ブレイク隕石薬
エナジーが溜まり次第薬のループでめちゃくちゃＨＰを増やされた後隕石連打で
負け
３ビーム不発弾隕石・ブレイクバリア薬
エナジーが溜まり次第薬のループでめちゃくちゃＨＰを増やされた後エナジーも増やされてから再シャッフルされるので
不利
４ビーム不発弾薬・ブレイクバリア隕石
敵は隕石を二度使うと死ぬのでこの手札では勝てない。よって即再シャッフルしてくる。こちらは溜めを選べばエナジーが並んだ状態で再シャッフルになるので
互角
５ビームブレイクバリア・不発弾隕石薬
３番目と同じ展開にしないためには最短でブレイクを発動しなければならない。その間相手に行動を許すので
不利
６ビームブレイク隕石・不発弾バリア薬
相手はエナジーが溜まり次第薬のループで要塞と化す。これを突破するにはブレイクを発動するしかないが、その場合５番目と同じになるので不利。だが相手もダメージを与える手段がないので子膠着状態に持ち込める。よって
引き分け
７ビームブレイク薬・不発弾バリア隕石
敵は隕石を二度使うと死ぬのでこの手札では勝てない。よってこちらの
勝ち
８ビームバリア隕石・不発弾ブレイク薬
敵はこの手札では勝てない。よって即再シャッフルしてくる。こちらは溜めを選べばエナジーが並んだ状態で再シャッフルになるので
互角
９ビームバリア薬・不発弾ブレイク隕石
４番目と同じ。よって
互角
１０ビーム隕石薬・不発弾ブレイクバリア
８番目と同じ。よって
互角
１１不発弾ブレイクバリア・ビーム隕石薬
５番目と同じ。よって
不利
１２不発弾ブレイク隕石・ビームバリア薬
５番目と同じ。よって
不利
１３不発弾ブレイク薬・ビームバリア隕石
この手札では勝てないのでブレイクを発動しなければならない。そのためには溜めが必用だが、隕石の直撃を受ければ負け。防御できても無視できないダメージを受ける。
不利
１４不発弾バリア隕石・ビームブレイク薬
２番目と同じ。よって
負け
１５不発弾バリア薬・ビームブレイク隕石
隕石の直撃を受ければ負け。防御できてもこっちには攻撃方法がないので膠着状態に持ち込まれる。よって
不利
１６不発弾隕石薬・ビームブレイクバリア
８番目と同じ。よって
互角
１７ブレイクバリア隕石・ビーム不発弾薬
５番目と同じ。よって
不利
１８ブレイクバリア薬・ビーム不発弾隕石
隕石の直撃を受ければ負け。防御できれば薬による要塞化が間に合い有利になるが、こちらは溜めを四回しなければいけないのに対して相手は隕石を一回当てるだけでいい。
不利
１９ブレイク隕石薬・ビーム不発弾バリア
薬による要塞化から隕石連打で
勝ち
２０バリア隕石薬・ビーム不発弾ブレイク
８番目と同じ。よって
互角


負けを0。不利を0.25。互角、引き分けを0.5。勝ちを1。と評価した時、宇宙人が勝てる確率は（7.75/20）である。

後輩「……ということでですね！先に『不発弾』を発動したほうが勝つ確率が1.25%も高いんです！」

男「はえ～」

男「……つまりこのターン。宇宙人は『不発弾』をセットするってことか！」

転校生「いえ、今のシミュレーションは部長さんが『溜め』を選んだ場合です」ﾆｭｯ

男「まだ何かあるのぉ？」

転校生「部長さんが宇宙人の『不発弾』を読んで、このターンに『ハンドバリア』を発動させれば、その後『バリア』状態を維持して相手を自爆させることができます」

後輩「ただ、宇宙人もそれを読んでこのターンに『ブレイク』を使うかも」

転校生「そうなれば部長さんはただエナジーを浪費するだけ……さて、どうなる」


宇宙人（いや……どうなるも何も『ブレイク』以外ありえないだろう。『不発弾』を読まれたらそのまま負けるのに、通せても得られる数字は1.25%だけ。まさしくハイリスクローリターン。割りに合わない）

宇宙人（ここは『ブレイク』が圧倒的安全択。あの人間もそれは分かっている。必ず『溜め』を選んでくるだろう）

宇宙人（……なら。必ずあの人間が『溜め』を選ぶと分かっているのなら……）

部長「――みすみす弱い方の手を選ぶ必要もない……か？」

宇宙人「……っ！？」

宇宙人（こいつ……私の思考を読んだだと！？この星の生命の特殊能力か！？）

部長「ふふ……図星だったようだな。ああそうだろうそうだろう。宇宙人だろうと変わらないだろう！」

部長「『読みたい』！その欲求に、知能ある生命は抗えない！」

宇宙人「……！」

部長「さぁ……勝負だ異星の民よ！この俺を前に、安定択などあると思うな！」

宇宙人「なるほど……！良い遊戯だな、これは！」

宇宙人（負けられない！絶対にあの人間の思考の上を行ってやるぞ！ここは……）

宇宙人「……セット！」



１．1.25%を捨てない！『不発弾』だ！

２．敵の深読みを嘲笑ってやろう！『マインドブレイク』だ！

↓１

（１、２のどちらかを選んでください）

ターン[３]


宇宙人『不発弾』


部長『ハンドバリア』


部長の『ハンドバリア』！３ターンの間、お互いの手札を交換する効果、手札にカードを追加する効果、手札を使用できなくする効果は無効になる！

宇宙人の『絶対不発弾』！発動後、４ターン目に所持していたプレイヤーに爆発ダメージを与える！



宇宙人

ＨＰ：[５]

エナジー：[２]

状態異常：『絶対不発弾』発動状態残り３ターン


部長

ＨＰ：[４]

エナジー：[１]

状態異常：『ハンドバリア』残り２ターン

後輩「宇宙人は『不発弾』……部長は『ハンドバリア』だ！」

男「ここからは部長は『バリア』状態を維持できる……『マインドブレイク』は使えない！『不発弾』で相手の自爆、部長の勝ちだ！」


宇宙人「なん……だと……！？」

部長「やはりな……お前なら、俺に張り合って『不発弾』をセットすると思ったよ」

宇宙人（私が負けた……のか？まさかこいつらの方が、私より高次元の知的生命体であると……！？）

部長「ふん。知能はそこまで関係ないぞ……お前は俺に『読まれた』。ただそれだけのこと……！」

宇宙人「くっ……！」

部長「悔しいか宇宙人！リベンジしたいか宇宙人！」

部長「ならばっ！我が『アルティメット寿司じゃんけん部』に入られぃ！心行くまで仕合おうぞ！」

宇宙人「……！分かった。私はその部活とやらに入ると決めたぞ！」

男（こいつなんで地球に来たんだろう……）



　　　－つづく－

以後、安価手札によって試合解説が度を越えてややこしくなるときは再安価とさせていただきます。
理由は>>20>>21を好んで読んでくれる人が少ないであろうことと、考えている間私のマインドがブレイクされそうになったからです。
ご了承ください。

宇宙人「この入部届という物を書けばいいんだな？」

男「そうだよ」

宇宙人「この『住所』とは何だ？」

男「どこに住んでるかってことだな」

宇宙人「……分からん。思い出せん」

男（記憶喪失……？）

宇宙人「駄目だ。この入部届、今の私では名前しか埋められる所がないぞ」

男「他に分かることはないか？」

宇宙人「……あぁ。全てが分からん。私はどこから、何故ここへ来たのか……」

部長「まぁ、名前さえあればなんとかなるだろう。早速生徒会に入部届を提出だ！」

会長「なんとかなるわけがないだろう」

部長「なん……だと……！？」

後輩「何で！？何で彼の入部を認めてくれないんですか！？」

会長「そいつは本校の生徒ではないだろう？」

転校生「ぐぅの音も出ませんね」

宇宙人「では、私の入学をかけて私と決闘してくれないか」

会長「よかろう！」

男「なんでだ！」

宇宙人「……？何でも『アルティメット寿司じゃんけん』で決めるのが、この星の流儀なのだろう？」

男「朱に染まるのが早すぎる」

審判「両者、デュエルスタンバイ！」

会長「見極めてやろう！君がここに相応しい者かどうか！」ｶﾞｼｬｺﾝ

宇宙人「力を示す……それだけだ」ｶﾞｼｬｺﾝ

「「ドロー！」」



宇宙人の手札


カード３ ↓１

カード４ ↓３

カード５ ↓５


会長の手札


カード３ ↓２

カード４ ↓４

カード５ ↓６



カード名、コスト、パワーを自由に考えてください。
（効果は有っても無くても大丈夫です）（下記のカードシートをコピペすると便利です）
（一試合に同じ人が二つ安価を取ることはご遠慮ください）
（効果処理が不明な物は再安価、もしくは>>1の解釈で進行します。ご了承ください。）
（カード能力があまりに強すぎてゲームバランスを著しく崩壊させる物であれば、>>1の判断で再安価とさせていただきます。ご了承ください）
（効果テキスト等が日本語で書かれていない場合、安価↓とさせていただきます）
（試合解説が度を越えてややこしくなるときは再安価とさせていただきます）


カード名：
コ ス ト：
パ ワ ー：
効　　果：

カード名：宇宙番長
コ ス ト：5
パ ワ ー：5
効　　果：地球人以外が使うときはコスト2

カード名：会長快調
コ ス ト：1
パ ワ ー：3
効　　果：相手のエナジーを2溜める

カード名：ブラックホール
コ ス ト：5
パ ワ ー：5
効　　果：相手の場札を一枚選び、それを
　　　　　 無理やり手の内へ戻してしまう

カード名：ジャンプアッパー
コ ス ト：1(0)
パ ワ ー：2(1)
効　　果：このカードは発動直後に無敵が付いているので、発動したターンには自分のHPが減らない
また、このカードのパワーを1にしてコスト0で出す事もできる
コストが0の時には無敵効果が消える

カード名：チェンジ
コスト：1
パワー：2
効果：ダメージを与えた場合お互いの肉体を入れ換える

カード名：内ゲバと団結
コ ス ト：0
パ ワ ー：0
効　　果：対戦相手が宇宙人の場合、所持しているだけで効果発動！
　　　　　奇数ターン溜め使用不能　防御使用不能
　　　　　偶数ターン溜め効果三倍　防御効果三倍

宇宙人「『宇宙番長』『ブラックホール』『チェンジ』か……」

会長「『会長快調』『ジャンプアッパー』『内ゲバと団結』か……」

宇宙人（これは……私の方がかなり有利だな）

宇宙人（私が『防御』を連打すれば、敵がそれを突破するには『会長快調』しかない。しかしその場合、私のＨＰが尽きる前にエナジーが５を越え……）


部長「そして宇宙人君はエナジーが５を越えた時点で必勝！」

後輩「『ブラックホール』……相手のどんなカードも手札に戻して無力化！問答無用で５ダメージ与えることができる！」

部長「つまり、宇宙人君の『防御』連打は無敵！……無論『防御』だけでは勝てん。相手が『会長快調』を使ってこない限り、自分で『溜め』を行う必要がある」

後輩「そこを読まれて、相手に攻撃されるときついけど……その前に９９回『防御』を連打したら？『溜め』を百回に一回にしたら？」

部長「どんな達人であろうと百回に一回だけの『溜め』がいつ来るかなんて読めん」

転校生「俗に言う、『百回に一回なんて読めるわけねーだろ理論』ですね。この勝負。実質宇宙人さんの勝利がほぼ決まっている」

男「……いや、ちょっと待ってくれよ。会長さんは『０コストジャンプアッパー』連打ができる。そして宇宙人が『ブラックホール』を使うためには五回『溜め』る必要がある。それなら先に５ダメージ受けるのは宇宙人の方だ。この場合『百回一回理論』は使えないんじゃないか？」

転校生「宇宙人さんには『ジャンプアッパー』連打を破る方法もあります。それは以下の手順で動くことです」


１『防御』
２『溜め』
３『溜め』
４『溜め』
５『宇宙番長』
６『溜め』
７『宇宙番長』


転校生「会長さんが上記の流れに勝つには、５、７ターン目どちらかの『宇宙番長』を『１コストジャンプアッパー』で耐える必要がある。そのためには２、４、６ターン目のいずれかのターンで『溜め』を行う必要がある」

転校生「ですがそのターン全てで宇宙人さんは『溜め』を行っている。つまり、必ずどこかで無傷で『溜め』を行えるターンが来ます」

転校生「そのターンさえ来れば『０コストジャンプアッパー』連打をされても、ＨＰが尽きる前にエナジーを５『溜め』ることができる。『百回一回理論』の範疇です」

男「なるほど……」

宇宙人「セット」

会長「セッ……」ﾌﾞﾌﾞｰｯ

会長「……ん？」

ディスク『現在、そのカードをセットすることはできません』

会長「ど、どうして！？」

部長「あぁ、言い忘れていたがそいつは宇宙人だ。現在お前の『内ゲバと団結』の効果が発動している。『溜め』と『防御』はセットできないぞ」

会長「……宇宙人！？」

男「そりゃあ普通、人間だと思うよな」

後輩「先に行っておくべきでしたね」

会長「じゃあ試合展開とかめちゃくちゃ変わってくるじゃないか……！ちょっと待ってて考察し直すから！」

書記（うろたえる姿も素敵……）ﾎﾟｰ

会長「よし……セットだ」ｽｯ

ターン[１]


宇宙人『防御』


会長『ジャンプアッパー』０コスト


宇宙人の『防御』！会長の『ジャンプアッパー』のパワーが[２]下がる！



宇宙人

ＨＰ：[５]

エナジー：[０]

状態異常：なし


会長

ＨＰ：[５]

エナジー：[０]

状態異常：『内ゲバと団結』

ターン[２]


宇宙人『溜め』


会長『溜め』


会長の『内ゲバと団結』！『溜め』の効果が三倍になる！

宇宙人のエナジーが[１]増える！

会長のエナジーが[３]増える！




宇宙人

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：なし


会長

ＨＰ：[５]

エナジー：[３]

状態異常：『内ゲバと団結』

転校生「よし。ここからは『百回一回理論』の通りに行動するだけ……」


会長「ふぅ……まさか君が本当に宇宙人だったとは。驚いたよ」

宇宙人「この場面で世間話か……暢気な奴だな」

男（世間話か？）

宇宙人「この勝負。ほぼ私の勝ちが確定している……お前もそれは分かっているんじゃないのか？」

会長「いや？私は負ける気などさらさらないよ。君の行動を全て読めれば、勝つのは私なのだからね」

宇宙人「……会長、と言ったな。私はまだこの星に降りて数時間しか経っていないから、この星の文化については疎い。だから確認させてくれ。もし勘違いだったら申し訳ないのだが……」

宇宙人「……今お前、私に喧嘩を売ったか？」

会長「まさか、私は地球人の中でも特に穏健な性格の持ち主さ。今のは挑発ではなく……宣言だ」

会長「今から君の行動を全て読み切る……ただ、そう宣言しただけだよ。宇宙人君」

宇宙人「……いいだろう。その喧嘩、買った！」

会長「……セット」ｽｯ

宇宙人（不利なのは向こう……なのに私より先に決めただと？つくづく煽ってくれるな……！）

宇宙人「セット！」

ターン[３]


宇宙人『溜め』


会長『会長快調』


会長の『会長快調』！宇宙人のエナジーが[２]増える！

宇宙人のエナジーが[１]増える！

[０]－[３]！

宇宙人に[３]のダメージ！




宇宙人

ＨＰ：[２]

エナジー：[４]

状態異常：なし


会長

ＨＰ：[５]

エナジー：[２]

状態異常：『内ゲバと団結』

宇宙人「ぐはっ……！？」

男「宇宙人の『溜め』が読まれた！？」

会長「煽られ、張り合い、リスクの高い選択肢を選ぶ……これでは、さっきの部長君との試合と同じだね」

宇宙人「！？」

宇宙人（こいつ……さっきの私の試合を見ていたのか！？）

会長「私はこの学校の生徒会長だからね。校内でおっきい音がしたら見に行くんだ」

会長「今の選択……君の星では称賛されるべき『勇気』なのかもしれないが……この星では軽蔑されるべき『蛮勇』と呼ぶんだ」

会長「成長なく、この調子なら……生徒会長として！この学校に入学させるわけにはいかないな」

宇宙人「くっ……！」


部長「一応……まだ宇宙人君の方が有利だ。『百回一回理論』を使って『溜め』を通せば、エナジーは５になり、『ブラックホール』で勝ちだからな」

男「けど……その『溜め』に攻撃を合わせられると……今度こそ負け」

後輩「宇宙人！ここは冷静に……」

部長「だまらっしゃい」ﾍﾞﾁｯ

後輩「もがーっ！？何するんですか！」

部長「今戦っているのは、彼だ。俺達じゃあない……勝つか負けるか、決めるのは宇宙人君なんだ」


会長「セット」

宇宙人（……俺は……！）



１．『防御』だ！

２．『溜め』だ！

↓１

（１、２のどちらかを選んでください）

２

ターン[４]


宇宙人『溜め』


会長『防御』


宇宙人のエナジーが[１]増える！



宇宙人

ＨＰ：[２]

エナジー：[５]

状態異常：なし


会長

ＨＰ：[５]

エナジー：[２]

状態異常：『内ゲバと団結』

男「た……『溜め』だ！宇宙人の行動は『溜め』！」

部長「有利な状況に居ながら三連続の『溜め』……か」

後輩「生徒会長の行動は攻撃じゃない！次のターンに『ブラックホール』で勝ちだ！」


会長「なっ……！」

会長（また『溜め』だと！？ついさっき、その強気を私に読まれたばかりだというのに！）

宇宙人「蛮勇を咎められたなら……それを本物の勇気に変えるまで！……どうだ、生徒会長。これでもまだ、私の戦い方は蛮勇と呼ばれるのか？」

会長「……勝てば官軍、負ければ賊軍……見事だよ。私は君に、読み負けた」

宇宙人「……セット」

会長「セット」

ターン[５]


宇宙人『ブラックホール』


会長『会長快調』


宇宙人の『ブラックホール』！会長のカードは手札に戻る！

[５]－[／]！

会長に[５]のダメージ！



宇宙人

ＨＰ：[２]

エナジー：[５]

状態異常：なし


会長

ＨＰ：[０]

エナジー：[２]

状態異常：『内ゲバと団結』



ゲームセット！宇宙人の勝利！

宇宙人「勝った……！」

会長「……おめでとう。約束通り、君の入学を認めよう」

宇宙人「入部は？」

会長「それも認めよう」

宇宙人「クラスも番号も住所も何も決まっていないが」

会長「全部なんとかしよう」

男「至れり尽くせりだな」


部長「よーし！これで五人全員で明日からの合宿に行けるな！」

男「合宿！？」

後輩「初耳ですけど」

転校生「初耳ですね」

宇宙人「合宿とはなんだ？」

部長「……よし！皆で荷造りだ！」



　　　－つづく－

男（大急ぎで荷造りを終えた次の日の朝、俺達は港に居た。そして目の前には豪華客船。俺達はこの船に今まさに乗り込まんとしている）

後輩「豪華客船エスポワール……意味は、希望」

部長「最近、日本ＵＳＪ(アルティメット寿司じゃんけんの略。ユニバーサルスタジオジャパンではない)協会が買い付けたらしい」

男（前々から思ってたけど……ＵＳＪ協会って一体何なんだ？）

部長「さて今回の合宿はＵＳＪ協会開催の、他校のアルティメット寿司じゃんけん部との合同合宿！他校の人達に迷惑のないようにな！」

男（他校の人達……今までの大会で、見知った顔がちらほら）

宇宙人「男……この中で一番強いのは誰だ」ｳｽﾞｳｽﾞ

男「え？そうだな……うちの部長か、奈鷹高校の彼方……かな」ﾁﾗｯ

彼方「おや、嬉しいことを言ってくれるね」ﾆｭｯ

男「うわぁっ！びっくりさせんな！」

宇宙人（……！こいつが、部長と並ぶ実力者『彼方』か……）

彼方「……知らない顔がいるね。新入部員かい？」

転校生「どうも転校生です」

宇宙人「どうも宇宙人だ……お前がこの中で一番強いというのは、本当か？」

彼方「ん？まぁ……僕もかなり強いけどね。今の所一番は、目の前に居る……第３回アルティメット寿司じゃんけんトーナメント大会優勝者……男君じゃないかな」

宇宙人「……！？」

男「いや、あれはまぐれっていうか……実際俺、部の中じゃ一番勝率悪いし」

彼方「それでも、君は公式戦において驚異的な勝率を誇っている……個人の部のみならず、団体の部においても、その強さで君の無添高校を優勝へ導いた……」

彼方「一応、この合宿もＵＳＪ協会本部の開催である以上、公式戦として記録される……君との再戦。楽しみにしているよ……」ｽﾀｽﾀ

男「……何だったんだあいつ……」

宇宙人「……」

本部長「おはようございます、若き寿司じゃんけんプレイヤーの皆さん」

男（船に乗ると、ＵＳＪ協会本部長さんのお出迎え）

「うおっ本部長だ」「生で見るの初めてだな」「またこの人の解説が聞きたいなぁ」

男（船上がざわめきだつ。この人も有名な人なのか……）

本部長「早速ですが、皆さんにプレゼントがあります」

男（なんだ……？星のバッジを三つ配られた）

本部長「そのバッジは皆さんの命です。それが零個になった時、即強制送還なので頑張って守り通してください。それでは、今から皆さんにはその星を奪い合う、とあるじゃんけんをしてもらいます」

男（もしかして限定じゃんけんか……！？）

本部長「アルティメット寿司じゃんけんです」

男「アルティメット寿司じゃんけんだった」

本部長「詳しいルールを説明しましょう。①任意の相手に勝負を申し込み、相手の拒否がなければバトル開始です。②負けたプレイヤーは、勝ったプレイヤーにバッジを一つ捧げねばなりません」

本部長「更に、③勝負を申し込んできたプレイヤーが自分以上のバッジを所持していた場合、拒否することができません」

部長（一度負ければ、更に標的にされやすくなるということか……）

本部長「……④今から２４時間後。星が四個未満のプレイヤーも脱落、強制送還です。１ｓｔステージのルール説明は以上。これより、船上は戦場となる！合同合宿、開始！」ｶｧ~ﾝ

宇宙人（さて……昨日のリベンジのため、部長に勝負を申し込もうと思っていたが……最強の称号を持つ、男とも戦ってみたい……）ﾁﾗｯ

宇宙人「どちらに挑もうか……」



１．第３回アルティメット寿司じゃんけんトーナメント大会優勝者『男』

２．昨日、私を下した『部長「男君！俺と勝負だ！」

宇宙人「！？」

男「！？」

男「お、俺ですかっ！？」

ディスク『部長の所持バッジ数は、あなたの所持バッジ数以上です。この申し込みは、拒否できません』

男「うわーっ！な、何考えてるんですか部長！同じ部員同士で星を取り合うなんて……！」

部長「知らーん！俺はただ、公式戦でのリベンジマッチがしたいだけだ！」

男「くっ……駄目だ話が通じない！」

審判「『9:01』『男・３』『部長・３』両者、デュエルスタンバイ！」

部長「前大会での借り……返させてもらう！」ｶﾞｼｬｺﾝ

男「……貸しを増やしてあげますよっ！」ｶﾞｼｬｺﾝ

「「ドロー！」」



男の手札


カード３ ↓１

カード４ ↓３

カード５ ↓５


部長の手札


カード３ ↓２

カード４ ↓４

カード５ ↓６



カード名、コスト、パワーを自由に考えてください。
（効果は有っても無くても大丈夫です）（下記のカードシートをコピペすると便利です）
（一試合に同じ人が二つ安価を取ることはご遠慮ください）
（効果処理が不明な物は再安価、もしくは>>1の解釈で進行します。ご了承ください。）
（カード能力があまりに強すぎてゲームバランスを著しく崩壊させる物であれば、>>1の判断で再安価とさせていただきます。ご了承ください）
（効果テキスト等が日本語で書かれていない場合、安価↓とさせていただきます）
（試合解説が度を越えてややこしくなるときは再安価とさせていただきます）


カード名：
コ ス ト：
パ ワ ー：
効　　果：

喧嘩両成敗～分かち合う痛み～｢｢それでも悪いのはお前だー！！｣｣
コスト0
パワー0
効果 このターンの相手の攻撃により自分のHPが0になる場合、ダメージを無効にし、元々発生するダメージの半分(切り捨て)をお互いに受ける(この効果によってお互いのHPは1未満にはならない、元々受けるダメージが1の場合お互い1ダメージを受けるものとして扱う)　ただしこのカードを連続して発動し、それにより発生したダメージが相手の体力を0に出来るダメージだった場合、相手は敗北する(ダメージを与えることによる敗北ではなく特殊勝利扱い+相手がダメージと回復の両方の効果を持つカードを使っていた場合、回復を無視した数値で見る)一度このカードを発動した場合このカードはコスト1のカードになり、その後は発動ごとにコストが2倍になっていく。このカードは一度発動するまでプレイヤー以外には

ついやっちゃうんDA☆の拳
コスト0
パワー0
効果:相手と自分と観戦者は気分が高調し冷静な考えが出来なくなる

というカードとしてみられる

カード名：メラゾーマ
コ ス ト：1
パ ワ ー：0～5
効　　果：このカードは自分が「溜め」を行った回数分パワーが最大5まで上昇する、上昇したパワーは永続

カード名：大胆な告白
コ ス ト：3
パ ワ ー：4
効　　果：大声で好きな人への愛を叫べばコスト1

カード名：読書嫌いな子供
コ ス ト：1
パ ワ ー：2
効　　果：本来の効果説明欄がこのカードより長い効果を無効化する。

カード名：月光ソナタ
コ ス ト：２
パ ワ ー：２
効　　果：相手の頭を混乱させ、自分の好きな

　　　　　 タイミングで相手の出した（自分に
　　　　　 とって不利になる）カードを、別のカードに
　　　　　 差し替えることが可能。効果は一回で消える

カード名：封印
コ ス ト：1
パ ワ ー：0
効　　果：このターンに場に出た全てのカードのコスト・パワーを0にして効果を無効にする

男「『喧嘩両成敗』『大胆な告白』『月光ソナタ』か……」

部長「『メラゾーマ』『読書嫌いな子供』『封印』か……」

男（これは……俺が『大胆な告白』を１コストで使えるかどうかで展開が大きく変わるな……）

男（正直……俺が恋慕を募らせている相手などいないのだが……家族愛を向けている人なら居る。妹だ）

男（俺がこのアルティメット寿司じゃんけんプレイヤーになったのも、最初は難病の妹のためだったしな。だから『大胆な告白』の『好きな人』判定による）

男「審判！この『好きな人』とは、家族愛でもＯＫか！？」

審判「↓１」

愛に貴賤はない。よって問題ないがその告白を周囲がどういう意味と解釈するかまでは保障しない

男「よし……それなら『大胆な告白』はノーリスクで１コスト４パワーというかなりの強制能に……」

部長（ふむ……少しきついな。だが、こっちにも『メラゾーマ』というカードがある。上手くいけば『大胆な告白』を上回る性能にもなる。二三回読み勝てば十分ひっくり返せる差だ）

男（……けど、この有利をひっくり返されたとしてもこっちにはどんなダメージでも耐えられる『喧嘩両成敗』がある。しかもこれはブラフ効果付き……なんだけど）

部長「男君……その『ついやっちゃうんDA☆の拳』というカード、本当は『喧嘩両成敗』だろう」

男（この人一回別の試合でこのカード引いてるんだよなぁ……(「２」>>448）

男（おかげで初見殺しは期待できない。あの人のことだ。きっと一度引いたカードは一言一句違わず覚えているに違いない）

部長（そしてあのカードが俺の引いた『喧嘩両成敗』と同じ効果なら『読書嫌いな子供』で無効化できる！）

男（一応、この『喧嘩両成敗』は部長が引いた奴より強化された奴なんだけど……『読書嫌いな子供』に無効化されるという点は変わらない。これは無敵の最終手段じゃない。このカードを使う時はちゃんと読み合いに勝たなきゃならないってことを、頭に置いておかないとな）

男（しっかし、手札は毎回ランダムで決まるのに、よりによって初見殺しが通じない人相手に初見殺しカードを引くとは……ついてないな。まぁ、総合的に見れば俺が有利なのは変わらないんだし、贅沢言えないか）

部長「さぁ……始めるぞ！男君！セット！」

男（１ターン目はお互い『溜め』で確定……）

男「セット！」

ターン[１]


男『溜め』


部長『溜め』


男のエナジーが[１]増える！

部長のエナジーが[１]増える！



男

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：なし


部長

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：『メラゾーマ』パワー１

転校生「二人の試合が始まった……他にも、試合を始めている人達が出てきてますね」

宇宙人「……何もせず、他の奴の試合を覗いているだけの奴らも居るが……あいつらはどういうつもりなんだ？」

後輩「まっ、他の奴の試合見て、負けた雑魚だけ相手にするつもりなんじゃない？知らんけど」

後輩「そういうあんたは、誰かに試合を挑まないのか？」

宇宙人「挑みたい二人は……都合悪く試合中なのでな。試合が終わるまで待ち、勝った方と戦うことにした」

後輩「負けた方じゃなくて勝った方ね……中々良い目してるじゃんか」

宇宙人「そういうお前は、何で静観してるんだ？」

後輩「僕の予想通りなら……もうすぐ男先輩の恥ずかしい所が見れる。それ録ろうと思って」

後輩（勝ち星なんて、いつでも取れるしね）

宇宙人「なるほど……そっちのお前は」

転校生「僕ですか？僕は、真面目にやってる人を巻き込むのが心苦しいので……挑まれない限りは静観していようかと」

宇宙人「なるほど……？」

男（さて……２ターン目から早速かなり重要な読みポイントだ。ここで勝負が決まる可能性すらある）

部長（まず、こっちは『メラゾーマ』の威力を上げるために『溜め』をしたい所だが……）

男（それを読んで『大胆な告白』を直撃させれたら、そっから『溜め』×２からの『月光ソナタ』の確定２ダメージで必勝）

部長（男君が『大胆な告白』をしてくるのを読むなら……こちらは『封印』だな。『メラゾーマ』の威力上昇だけ残し、お互いのステータスを開始時に戻せる）

男（そしてその『封印』を読んで『溜め』られたらエナジー差を付けて更に有利……）

男（……『大胆な告白』か『溜め』か。どっちで行くにしろ『アレ』はやんなきゃな……覚悟決めろ！）ｽｩｯ



男「……好きだあああ妹おおお！！！」



後輩「あっはははははは！マジで言いやがったあの人！」ﾋﾟｺﾝｯ

「おい……あっちにやべぇシスコン居るぞ」「近付かんとこ」「多分引いたカードは『性癖暴露』だな。俺も引いたことある」

男「ち、違いますよ皆さん！今のはあくまで家族愛の吐露であってですねぇ……！」

宇宙人「おい……転校生とやら。今の宣言は悪手ではないのか？」

転校生「うん？アルティメット寿司じゃんけんプレイヤーは羞恥心を計算に入れないものだよ？」

宇宙人「そうではなく……あぁ宣言してしまっては、今から『大胆な告白』を使いますと言っているのと同じだ。部長に『封印』を使われて不利になるだけではないのか？」

転校生「いいや、それは違うよ。確かに今のシスコン発言で男君の『大胆な告白』はコスト軽減効果を発動した……しかし、だからといってそれを選ぶとは限らない。男君はここから『溜め』を選ぶことだって可能なんだ」

転校生「むしろ、こうしてコスト軽減効果を発動させなければ『溜め』を選ぶと言っているような物……宣言しなければ、読み合いに持っていけないんだ」

宇宙人「……ふむ。なるほどな……」

宇宙人「いやちょっと待て。つまりこれから読み合いが発生する度に男はあの告白をするってことか？」

転校生「うん？アルティメット寿司じゃんけんプレイヤーは羞恥心を計算に入れないものだよ？」

宇宙人「そうか……」

転校生「まぁ、例外もあるけど……」ﾎﾞｿｯ

宇宙人「？」


男（さて……どうする。『大胆な告白』か『溜め』か……）



１．こんな辱め耐えられない！『大胆な告白』だ！

２．羞恥すらもブラフの糧！『溜め』だ！

↓１

（１、２のどちらかを選んでください）

2

ターン[２]


男『溜め』


部長『封印』


部長の『封印』！このターンに場に出た全てのカードのコスト・パワーを0にして効果を無効にする！



男

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：なし


部長

ＨＰ：[５]

エナジー：[０]

状態異常：『メラゾーマ』パワー１

部長「……っ！」

男「よしっ……！初っ端から読み勝ったぁ！」


転校生「男君の読み勝ち……か……」

後輩「いやぁ、やっぱ公式戦だと強いなぁ、あの人」

後輩（部長先輩はこれで一気に辛くなったな……『溜め』に『大胆な告白』を喰らうと負け確定。『防御』に『溜め』を合わされても、負け確定）

後輩（つまり次のターン、読み勝てなきゃそのまま負ける）


男「妹好き！セット！」ﾊﾞｼｯ

部長「……セットだ！」

ターン[３]


男『大胆な告白』１コスト


部長『防御』


部長の『防御』！男の『大胆な告白』のパワーが[２]下がる！

[２]－[０]！

部長に[２]のダメージ！



男

ＨＰ：[５]

エナジー：[０]

状態異常：なし


部長

ＨＰ：[３]

エナジー：[０]

状態異常：『メラゾーマ』パワー１

宇宙人「……部長が読み勝ったぞ！」

後輩「いや……それでもきついのは続く。次のターンはお互い『溜め』で確定だからいいけど……」



ターン[４]


男『溜め』


部長『溜め』


男のエナジーが[１]増える！

部長のエナジーが[１]増える！



男

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：なし


部長

ＨＰ：[３]

エナジー：[１]

状態異常：『メラゾーマ』パワー２

後輩「ここでも、部長は読み負ければそのまま負ける」

転校生「『大胆な告白』を直撃で喰らえばもちろん……『封印』を空かされた場合も、『大胆な告白』からの『溜め』×２からの『月光ソナタ』で負け確定……」

後輩「ここを乗り越えたとしても、まだ即死の読み合いは続く……一度読み勝ったくらいじゃカバーできないくらい、２ターン目の読み負けは痛かった」

宇宙人「……！」


男（試合は俄然俺が有利……けど、まだだ……！あの人は、部長は絶対に諦めていない！）

男（勝ち筋が残る限り……試合が終わらない限り最後まで戦う！部長はそういう人だ！）

男（だから……俺も油断なんかしない！考え得る全ての手で部長に勝ってみせる！）

男「妹好き！……セット」

部長（……！男君のあの様子！ここは……）

部長「セット！」

ターン[５]


男『溜め』


部長『溜め』


男のエナジーが[１]増える！

部長のエナジーが[１]増える！



男

ＨＰ：[５]

エナジー：[２]

状態異常：なし


部長

ＨＰ：[３]

エナジー：[２]

状態異常：『メラゾーマ』パワー３

ターン[６]


男『溜め』


部長『溜め』


男のエナジーが[１]増える！

部長のエナジーが[１]増える！



男

ＨＰ：[５]

エナジー：[３]

状態異常：なし


部長

ＨＰ：[３]

エナジー：[３]

状態異常：『メラゾーマ』パワー４

後輩「三連続……お互いに『溜め』！」

転校生「これで部長の読み勝ちも三連続ですね……！」

後輩「いや……やっぱ強いんだな。あの人も」

宇宙人「これで部長の『メラゾーマ』のパワーは４……！男の『大胆な告白』と同等だ！ついに部長の攻撃が始まるんじゃないか……！？」

後輩「いや、まだだ。まだパワー４じゃあ直撃でも一撃耐えられる」

転校生「そして耐えられた場合にはエナジー差が２になる。部長は『防御』込みでも後一発しか『大胆な告白』を受けられないので負け確定ですね」

後輩「でもそれは……このターンまでの話。次に『溜め』ることができたら、その時はパワー５。一撃で男先輩を倒せるようになる」

後輩「そうなれば今度は部長がかなり有利だ。勝負が一気にひっくり返るぞ……！」

後輩（そしてその時は、すぐそこまで来てる……！）

転校生「一応……男君の安定択は『大胆な告白』ですね。読み負けても『溜め』以外の行動を強制できるから『メラゾーマ』のパワーを４のままで抑えられる」

後輩「うーん……でも男先輩はそんな消極的な手で来ないと思いますけどね」

転校生「どうでしょう。やっぱり僕は『大胆な告白』で来ると思いますけど」


男（かなりまくられた……けど、だからこそこのターンで決める！）

男「セット！」ｽｯ

男「……ん？」


後輩「あ」

転校生「……！」

宇宙人「おい……私が聞き逃しただけか？あいつ今……妹への告白をしてなかった気がするんだが……」


男「しまっ……！」

部長「ふぅーはははは！詰めが甘いぞぉ男君！ここへ来てそんな凡ミスを犯すとはなぁ！？」

部長「そのミス！容赦なく責めさせてもらうぞっ！このカードでなぁ……セット！」ﾊﾞｼｯ



１．『封印』だ！

２．『溜め』だ！

↓１

（１、２のどちらかを選んでください）

1

後輩「男先輩は妹ちゃんへの告白をしていない……！」

宇宙人「ということは、『大胆な告白』ではない」

後輩「つまりここは、安全に『溜め』ができるチャンス！」

後輩「そして『メラゾーマ』のパワーは５に！これで形勢逆転！部長の有利だ！」


部長「そう！ここはもちろん……『封印』だ！」


後輩「！？」

宇宙人「！？」

後輩「な、何やってんだよ部長！折角『溜め』で有利になれるのに、なんでここで『封印』を……！？」


部長「セットォ！」

男「……！」

ターン[７]


男『大胆な告白』


部長『封印』


部長の『封印』！このターンに場に出た全てのカードのコスト・パワーを0にして効果を無効にする！



男

ＨＰ：[５]

エナジー：[０]

状態異常：なし


部長

ＨＰ：[３]

エナジー：[２]

状態異常：『メラゾーマ』パワー４

後輩「……！？」

宇宙人「な、何が起こったのだ……今！」

後輩「妹への告白をしていないのに『大胆な告白』……！？」

転校生「シスコン発言で発動するのはあくまで『コスト軽減効果』……３コスト払えば、シスコン発言なしでも『大胆な告白』が使えるんです」

後輩「……そうか！男先輩は『大胆な告白』を使う時は必ずシスコン発言で『コスト軽減』してくるという思い込みを利用して……あえてシスコン発言をしないことで『溜め』を誘ったのか！」

転校生「ですが、それすらも部長に読まれてしまっていたようですがね」


『つまりこれから読み合いが発生する度に男はあの告白をするってことか？』『まぁ、例外もあるけど……』


宇宙人「これがお前の言っていた『例外』……か」

転校生「その通りです」

宇宙人「……！」

宇宙人（私が男だったとして……その作戦を思いつけたか？私が部長だったとして、その作戦を見破れたか？）

宇宙人「これが……トップクラスアルティメット寿司じゃんけんプレイヤーの戦い……！」

男「くっ……！」

男（これも読むのか！）

部長「くく……君ほどの人間が、宣言忘れなど凡ミスをするわけがないだろう？……それこそがミス！あれでは他に狙いがありますよと言っているような物だ！」

男「ぐぬぬ……」

部長「まぁ……それ以前に、君ならこの作戦に気づき、実行してくると確信していたがね……」

部長「だからこそエナジーを３『溜め』るまで攻撃してこなかった！だからこそ私のＨＰを４以下にするため３ターン目に２ダメージ確定の『大胆な告白』を使ってきた！全く読みやすかったよ！」

男（くそ……っ俺が作戦を思いついてからは全部読まれてたのか……！）

男「純粋に読み勝っていたのは２ターン目だけか……」

部長「ああ、そうだな。あそこで読み負けておけば、君はますます気を引き締めて、今回の作戦を思いついてくれると思った」

男「え……？」

男（じゃあこの人……全部！最初から……！）ｿﾞｸｯ

部長「前大会決勝で君に負けてから……ずっとこの日を待っていた……君に完璧なリベンジを果たすこの瞬間を！」

男「……っ！」


後輩「これで部長は『溜め』からの３連５パワー『メラゾーマ』からのもっかい『溜め』からのもっかい『メラゾーマ』で勝ち確定だ！『喧嘩両成敗』があっても耐えられない！」


男（でもそれは前回の『喧嘩両成敗』だったらの話！この『喧嘩両成敗』は強化バージョン！俺にもまだ勝ち筋はある！）

男「……セット！」

部長「セット」ｽｯ

ターン[８]


男『溜め』


部長『溜め』


男のエナジーが[１]増える！

部長のエナジーが[１]増える！



男

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：なし


部長

ＨＰ：[３]

エナジー：[３]

状態異常：『メラゾーマ』パワー５

ターン[９]


男『喧嘩両成敗～分かち合う痛み～｢｢それでも悪いのはお前だー！！｣｣ 』


部長『メラゾーマ』


男の『喧嘩両成敗』！ダメージを無効にし、元々発生するダメージの半分(切り捨て)をお互いに受ける！

男に[２]のダメージ！

部長に[２]のダメージ！



男

ＨＰ：[３]

エナジー：[１]

状態異常：『喧嘩両成敗』発動・『喧嘩両成敗』コスト１


部長

ＨＰ：[１]

エナジー：[２]

状態異常：『メラゾーマ』パワー５

後輩「！？なんだあのカード……僕が知ってる『喧嘩両成敗』じゃない！」

後輩（おそらく部長も初見……！）


部長「……！」

部長（あの『喧嘩両成敗』……俺が引いた物に新たに効果が加えられている）

部長「それは予想外だが……やることは変わらん！君に勝つ！それだけだ！」


転校生「連続発動で特殊勝利……」

宇宙人「ということは、部長も迂闊に攻撃できないな。だが、それを『メラゾーマ』以外で空かせば男のエナジーは０。次ターンの『メラゾーマ』で必勝だ」

後輩「そこに『大胆な告白』を合わせられたら結局負け……」

転校生「けれど、そこに『メラゾーマ』を合わせれば、それでも男君のエナジーを０にして次のターンを迎えられる」

後輩「つまり……このターンの二分の一の読み合いに負けた方が、そのまま負ける！」

転校生（勝負は全くの五分……だけど）


男（駄目だ……今の部長に、勝てるビジョンが浮かばない……っ！）

男「……好きだ！妹！……セット！」

部長「……セット」

ターン[１０]


男『大胆な告白』


部長『メラゾーマ』


[４]－[５]！

男に[１]のダメージ！



男

ＨＰ：[２]

エナジー：[０]

状態異常：『喧嘩両成敗』コスト１


部長

ＨＰ：[１]

エナジー：[１]

状態異常：『メラゾーマ』パワー５

男「……っ！」


後輩「……部長だ！読み勝ったのは部長！」

宇宙人「次のターン、男君には『メラゾーマ』を耐える方法がない……ゲームセット。だね」


男「……セット」

部長「セット」



ターン[１１]


男『防御』


部長『メラゾーマ』


男の『防御』！部長の『メラゾーマ』のパワーが[２]下がる！

[０]－[３]！

男に[３]のダメージ！



男

ＨＰ：[－１]

エナジー：[０]

状態異常：『喧嘩両成敗』コスト１


部長

ＨＰ：[１]

エナジー：[０]

状態異常：『メラゾーマ』パワー５



ゲームセット！部長の勝利！

男（……負けた……っ！全て読み負けて、負けた……っ！）

部長「パーフェクトリベンジ……達成だ」

部長「最後に……公式戦の場で君にリベンジができてよかったよ」

男「くっ……まだです！まだ合宿は続く！合宿のどこかで……必ずあんたに勝ってやる……！」

部長「ふっ……楽しみしているぞ！男君っ！」ｻﾞｯ


転校生「いやー見ごたえのある試合だったね。特に男君のシスコン……」

宇宙人「……」

転校生「……どうしたんだい？あの試合が終わったら、勝った方に勝負を申し込むんじゃあ……？」

宇宙人「そのつもりだったが……もう一人戦ってみたい相手ができた。転校生……お前も男の作戦に気づいていたな。『例外』発言のタイミングからして部長と同じか、それ以前の段階で」

転校生「……まぐれだよ。閃きっていうのはそういうものだからね」

宇宙人「さぁ……まぐれかどうか、判断するのは今からだ……！」ｼﾞｬｷｯ

転校生「……い」

？？「無添高校一年。宇宙人に勝負を申し込む」

？？「無添高校二年。転校生に勝負を申し込む」

宇宙人「……！？」

宇宙人（私が転校生に挑むより早く、誰かが割り込んできた……！？）

転校生「あなた達は……？」

刀「奈鷹高校一年、刀だ」

高菜「同じく、一年の高菜です」

宇宙人「奈鷹高校……彼方が居る所か」

高菜「……見知らぬ宇宙人風情が！貴様ごときが彼方さんを呼び捨てにするなぁっ！」

宇宙人「……？」

転校生「どうして僕らと試合を？」

刀「うちの部長があんたらん所に興味津々でね。新入部員同士、ちょっかいかけて来いってオーダーが出てんだ」

ディスク『刀の所持バッジ数は、あなたの所持バッジ数以上です。この申し込みは、拒否できません』

宇宙人「どうやら拒否権はない……らしいな」

審判「『10:00』『宇宙人・３』『刀・３』両者、デュエルスタンバイ！」

刀「さぁて！お手並み拝見だ！」ｶﾞｼｬｺﾝ

宇宙人「お前は私を……強くしてくれるか？」ｶﾞｼｬｺﾝ

審判「『10:00』『転校生・３』『高菜・３』両者、デュエルスタンバイ！」

高菜「彼方さんの興味を惹く恋敵達よ……私の手で潰す！」

転校生「クソゲーの神よ……舞い降りろ！」

「「「「ドロー！」」」」



宇宙人の手札


カード３ ↓１

カード４ ↓３

カード５ ↓５


刀の手札


カード３ ↓２

カード４ ↓４

カード５ ↓６



カード名、コスト、パワーを自由に考えてください。
（効果は有っても無くても大丈夫です）（下記のカードシートをコピペすると便利です）
（一試合に同じ人が二つ安価を取ることはご遠慮ください）
（効果処理が不明な物は再安価、もしくは>>1の解釈で進行します。ご了承ください。）
（カード能力があまりに強すぎてゲームバランスを著しく崩壊させる物であれば、>>1の判断で再安価とさせていただきます。ご了承ください）
（効果テキスト等が日本語で書かれていない場合、安価↓とさせていただきます）
（試合解説が度を越えてややこしくなるときは再安価とさせていただきます）


カード名：
コ ス ト：
パ ワ ー：
効　　果：

カード名：ザキ
コ ス ト：2
パ ワ ー：0
効　　果：相手のHPが3以下だった場合、あらゆる効果を無視して相手を即敗北させる

カード名： その首貰ったぁ！
コ ス ト： 8
パ ワ ー： 0
効　　果：大戦相手が溜め以外の行動を宣言した場合、この試合に問答無用で勝利する

カード名：予知
コ ス ト：2
パ ワ ー：0
効　　果：カード名を1つ宣言する
　　　　　次のターン、相手は宣言したカードを使用できない

カード名：ダイダルウェイブ
コ ス ト：1
パ ワ ー：2
効　　果：対戦相手のカードを一枚指定しゲームから除外できる。
その後このカードも除外され使用者のヒットポイントが2減らされる。

ルビンの壺
コスト 6
パワー 0
ずっと見ていると図と地が入れ替わる錯視なので5ターン毎にコストとパワーが入れ替わる

カード名：界王類七動目ジュランネル?コ ス ト：1 ?パ ワ ー：24000?効　　果：コストが7溜まっている状態でないと出せない

ミス

カード名：界王類七動目ジュランネル
コ ス ト：1
パ ワ ー：24000
効　　果：コストが7溜まっている状態でないと出せない

あああごめんコストがじゃなくてエナジーがの間違いです。度々失礼

ありゃ、これじゃ刀が勝てないや

>>88
『ルビンの壺』の効果は、手札から永続で発動している物として進行します。

↓から本編を再開します。

宇宙人「『ザキ』『予知』『ルビンの壺』か……」

刀「『その首貰ったぁ！』『ダイダルウェイブ』『界王類七動目ジュランネル』か……」

宇宙人（これは……私の必勝だな。下記の手順で動けば、私が絶対に勝つ）


１『溜め』
２『溜め』
３『溜め』
４『溜め』
５『予知』
６『予知』
７『予知』
８『予知』
９『予知』
１０『ルビンの壺』
１１『ザキ』


宇宙人（上記の『予知』は全て『その首貰ったぁ！』を宣言する。これで相手は『その首貰ったぁ！』が使えない。また『ジュランネル』も使えない。『ダイダルウェイブ』を食らったとしても、相手は２ダメージ受けている……『ザキ』以外を除外した場合は『ザキ』で勝てるし、『ザキ』を除外した場合は１０ターン目の『ルビンの壺』を耐えられない）

宇宙人（この手札は私の必勝だ……！）

刀「……」

宇宙人（……なんだ？何故チェンジを宣言しない？）

宇宙人「おい、お前……」

刀「おい、お前。さっさとチェンジを宣言しろよ」

宇宙人「……！？」

刀「その顔……さては自分が必敗だって気付いてねぇな？しゃーねぇ。説明してやるか」

刀「つっても、話はシンプルだがな。俺は２ターン目に『ダイダルウェイブ』でお前の『溜め』を除外する。それで終わりだ」

宇宙人「……！」

宇宙人（確かに……その場合私は１ターン目にしかエナジーを溜めることができない！『ザキ』も『予知』も使えずに、６ターン目に『その首貰ったぁ！』を撃たれて終わりだ……）

高菜「……っ刀ぁ！何をべらべら喋ってるんですか！黙って試合に突入していれば、あなたが勝っていたものを！」

刀「うるせぇなぁ……彼方さんに聞くと、こいつ初心者らしいじゃねぇか。だったら経験者として教えてやるのがマナーってもんだろ」

高菜「……っ！」

刀「ただ、まぁ……疑問ではあるけどな。彼方さんは強い。なのになんでお前みたいな雑魚に興味持ってるのか……」

宇宙人「……さぁな。私にも分からん」

刀「怒んねぇのか？今俺は、お前を煽ったつもりなんだが……」

宇宙人「……私は自分の必敗に気づけなかった。雑魚と罵られるのもやむなしだろう……無論、そんな汚名は今すぐ否定したい所だが……そのために必要なことは激昂ではない。勝利だ。それぐらいは弁えているつもりだぞ」

刀「へぇ……」

宇宙人「むしろお前には感謝しているよ……お前の助言のおかげでまた一歩、私は最強に近づいた……！」ｷﾞﾗｯ

刀「……！」

刀（彼方さんの思惑が読めてきたぜ……あの人、俺達使ってこいつらを育てるつもりだ……！本当に、根っからのバトルジャンキーだなあの人は……）

刀「まっ、俺も似たようなもんだけどなぁ！」

宇宙人「……おしゃべりはここまでだな。私はチェンジを宣言する！ドロー！」ｼｬｼｬｼｬｯ



宇宙人の手札 (チェンジ１)


カード３

↓１


カード４

↓２


カード５

↓３



カード名、コスト、パワーを自由に考えてください。
（効果は有っても無くても大丈夫です）（下記のカードシートをコピペすると便利です）
（一試合に同じ人が二つ安価を取ることはご遠慮ください）
（効果処理が不明な物は再安価、もしくは>>1の解釈で進行します。ご了承ください。）
（カード能力があまりに強すぎてゲームバランスを著しく崩壊させる物であれば、>>1の判断で再安価とさせていただきます。ご了承ください）
（効果テキスト等が日本語で書かれていない場合、安価↓とさせていただきます）
（試合解説が度を越えてややこしくなるときは再安価とさせていただきます）


カード名：
コ ス ト：
パ ワ ー：
効　　果：

カード名：セミファイナル
コ ス ト：∞
パ ワ ー：1000
効　　果：相手の安価札のダメージによって自分のHPが0になる時、4割の確率でこのカードがその時に出していたカードと入れ替わりコスト1で発動する(足りない場合不発)

カード名：ノアの箱舟
コ ス ト：0
パ ワ ー：0
効　　果：このカードを発動した次のターンから数えて3ターン以内に発動しなかったカード(溜め、防御含む)は3ターン目終了時に全て消滅する(手札から消える)。

カード名：鳥のフン
コ ス ト：0
パ ワ ー：1
効　　果：偶数ターンしか使えないが防御が出来ない
なお地面にこびりつくのでこの手札はいかなる方法でも除外できない

これって6ターン目からルビン連打で勝てないの？

>>100
『ルビンの壺』の『コスト・パワー逆転効果』はお互いのカード全てに作用するとして進行しています。
よって６ターン目から刀も『その首貰ったぁ！』をコスト０で使えるようになります。『ダイダルウェイブ』によって『溜め』を除外されている宇宙人は『溜め』以外のカードしか出せず、『その首貰ったぁ！』の特殊勝利効果が発動するので、刀が必勝です。

……ですが>>88さんの効果テキストを見る限り、『ルビンの壺』の『コスト・パワー逆転効果』は『ルビンの壺』にのみ作用するとも解釈できそうです。というかそっちの解釈の方が断然自然です。こちらの解釈で進行した場合、>>100さんの言う通り『6ターン目からルビン連打』で必勝です。

後者の解釈の方が自然ですが、今からやり直すのもややこしいのでこのまま前者の解釈で進行させていただきます。ご了承ください。

また、この先同じように不自然な解釈で進行することがあったり、色々なミスをやらかすと思いますが、暖かい目で見ていただけると嬉しいです。もちろんそんなミスが出ないよう極力努めます。よろしくお願いいたします。

↓から本編を再開します。

宇宙人「『セミファイナル』『ノアの箱舟』『鳥のフン』か……」

刀（これは……今度はこっちが必敗だな）

刀（相手が初手に『ノアの箱舟』を使ってきたら俺は手札に『溜め』と『防御』の二枚しか残せない）

刀（あとは偶数ターンごとに防御不可の『鳥のフン』を使われて負け……）

刀（『鳥のフン』に除外耐性がなけりゃ、もしくはコストが１以上だったら引き分けに持ち込めたんだけどな……）

宇宙人「……」

宇宙人「……」ﾁﾗｯ

宇宙人「……」

宇宙人「……今度こそ、お前がチェンジする場面ではないのか」

刀「ちゃんと確認できて偉いぞ。俺もチェンジを宣言する！」

刀（さて……これで俺も相手もチェンジ権を使っちまった……次の手札次第じゃ、そのまま試合が終わることすらあり得る……！気合入れて引くか）

転校生「いいなぁ……あっちの試合。クソゲーの匂いがする」

刀「ドロー！」



刀の手札 (チェンジ後)


カード３

↓１


カード４

↓２


カード５

↓３



カード名、コスト、パワーを自由に考えてください。
（効果は有っても無くても大丈夫です）（下記のカードシートをコピペすると便利です）
（一試合に同じ人が二つ安価を取ることはご遠慮ください）
（効果処理が不明な物は再安価、もしくは>>1の解釈で進行します。ご了承ください。）
（カード能力があまりに強すぎてゲームバランスを著しく崩壊させる物であれば、>>1の判断で再安価とさせていただきます。ご了承ください）
（効果テキスト等が日本語で書かれていない場合、安価↓とさせていただきます）
（試合解説が度を越えてややこしくなるときは再安価とさせていただきます）


カード名：
コ ス ト：
パ ワ ー：
効　　果：

カード名：性癖暴露
コ ス ト：3
パ ワ ー：4
効　　果：大声で自分の性癖を暴露すればコスト1 使うごとに違う性癖を暴露すること

カード名：ゼロクラッシュ
コ ス ト：0
パ ワ ー：0
効　　果：相手がコスト0の安価札を出した時に使うとそれを無効にして粉砕、ただしチャンスは2回まで

おくすり
コスト0
パワー2
使うたびにコスト+1
使える状況にある時50パーセントのかくりつでこれをだしてしまう

刀「『性癖暴露』『ゼロクラッシュ』『おくすり』か……」

刀（これは……俺が何回『性癖暴露』を使えるかで試合の展開が変わってくるな）

刀（俺の性癖は被りなしで↓１個ある！だから↓１回、『性癖暴露』が使えるぞ！）


刀の性癖の数　↓１

108

性癖は煩悩だった

おくすりゼロクラ防御ゼロクラで相手が開幕ノアを使ってくる場合には対抗できるな

多分運ゲーかと思われる

しかし洪水が来てもへばりついたまま流されない鳥のフン想像したらなんか草

刀（俺の性癖は煩悩の数だけある！だって煩悩だもんそりゃそうだよな）

宇宙人（奴の性癖が三つ未満なら勝ち確定なんだが……あの表情、それはなさそうだな）

宇宙人（となるとこの勝負、かなり運に頼ることになる）

宇宙人（私の勝ち筋は『ノアの箱舟』を出港させ、相手の『おくすり』暴発を利用して『性癖暴露』を消滅させるか……）

宇宙人（確率四割の『セミファイナル』を発動させるか。だ）

宇宙人（この二つの勝ち筋は両立する場合もあれば、しない場合もある。両立させるためには『ノアの箱舟』から３ターンが経って『セミファイナル』が消滅する前に、エナジーを一つ以上持った状態で致死ダメージを受けねばならない）

宇宙人（これはかなりの希望的観測……欲張るなら『ノアの箱舟』から入るべきだが、単体の確率が高い『セミファイナル』のために『溜め』から行く選択肢もある）

宇宙人（当然、その二つを阻止するために相手は『ゼロクラッシュ』を使ってくるかもしれないから……その場合は『防御』で空かすのが最適解）

宇宙人（つまり、今私が選べる三枚の選択肢、その全てが最適解になり得る）

宇宙人（一応、１ターン目から『おくすり』暴発の可能性があることを考えると『ノアの箱舟』が一番良さそうではあるが……）

宇宙人（さて、どれで行く……？）



１．自分の勝つ確率を上げる！『ノアの箱舟』だ！

２．割り切って『セミファイナル』狙い！『溜め』だ！

３．相手の『ゼロクラッシュ』を避ける！『防御』だ！

↓１

（１、２、３のどれかを選んでください）

（同時に『おくすり』暴発を↓１のレスのコンマで判定。00~49で暴発。50~99で不発）

2

ターン[１]


宇宙人『溜め』


刀『溜め』


宇宙人のエナジーが[１]増える！

刀のエナジーが[１]増える！




宇宙人

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：なし


刀

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：『ゼロクラッシュ』残弾２



宇宙人（暴発なし、相手は『溜め』か……！『ノアの箱舟』を選んでいれば勝ちの確率を上げれた……！）

宇宙人（今からでも『ノアの箱舟』をセットしてみるか……？いや、揺らぐな。最初から『セミファイナル』一本で行くって決めたんだ……ここからも『溜め』連打で行く！）

宇宙人「……セット！」

刀「潔いねぇ……それじゃ、どんな出目引いても一緒なわけだ……セット！」

（『おくすり』暴発をこのレスのコンマで判定。00~49で暴発。50~99で不発）

ターン[２]


宇宙人『溜め』


刀『おくすり』


宇宙人のエナジーが[１]増える！

[０]－[２]！

宇宙人に[２]のダメージ！





宇宙人

ＨＰ：[３]

エナジー：[１]

状態異常：なし


刀

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：『ゼロクラッシュ』残弾２・『おくすり』コスト１



宇宙人「セット！」

刀「セット！」



（『おくすり』暴発をこのレスのコンマで判定。00~49で暴発。50~99で不発）

今回チェンジペナルティはないんだ

>>116
はい。ミスです。>>101でミスしないよう努めると言った矢先に……すいません。幸い、試合展開に大きな影響はないのでこのまま進行します。

ターン[３]


宇宙人『溜め』


刀『おくすり』


宇宙人のエナジーが[１]増える！

[０]－[２]！

宇宙人に[２]のダメージ！



（『セミファイナル』発動をこのレスのコンマで判定。00~39で発動。40~99で不発）

宇宙人の『セミファイナル』！このターン出していたカードと入れ替わりコスト１で発動する！

[１０００]－[２]！

刀に[９９８]のダメージ！



宇宙人

ＨＰ：[２]

エナジー：[１]

状態異常：なし


刀

ＨＰ：[－９９４]

エナジー：[０]

状態異常：『ゼロクラッシュ』残弾２・『おくすり』コスト２



ゲームセット！宇宙人の勝利！

個人的にこの試合かなり好きかも

刀「……！俺の、負けか……」ｶﾞｸｯ

宇宙人「『運も実力の内』……地球には、そんな言葉があるらしいな。星は貰っていくぞ」

刀「あぁ。アルティメット寿司じゃんけんは『運が八割』。悔しいが……負けを認めねぇような真似はしねぇよ。そんぐらいは、弁えてる」

刀「ただ……覚えとけよ。俺だって、ただお前の踏み台で終わるつもりは毛頭ねぇ」

刀「好きなだけ強くなれよ、宇宙人！俺はその更に強くなってやる！」

宇宙人「……ああ、言われずともそうするつもりだ」


高菜「……！負けたんですか、刀……」

高菜（刀は私とは違う特待生。決して弱くない……なのに……）

転校生「おや……余所見とは寂しいなぁ。一緒に楽しもうよ、このゲームを……！」



転校生の手札


カード３ ↓１

カード４ ↓３

カード５ ↓５


高菜の手札


カード３ ↓２

カード４ ↓４

カード５ ↓６



カード名、コスト、パワーを自由に考えてください。
（効果は有っても無くても大丈夫です）（下記のカードシートをコピペすると便利です）
（一試合に同じ人が二つ安価を取ることはご遠慮ください）
（効果処理が不明な物は再安価、もしくは>>1の解釈で進行します。ご了承ください。）
（カード能力があまりに強すぎてゲームバランスを著しく崩壊させる物であれば、>>1の判断で再安価とさせていただきます。ご了承ください）
（効果テキスト等が日本語で書かれていない場合、安価↓とさせていただきます）
（試合解説が度を越えてややこしくなるときは再安価とさせていただきます）


カード名：
コ ス ト：
パ ワ ー：
効　　果：

カード名：R
コ ス ト：1
パ ワ ー：1
効　　果：溜めなどを挟まずに「R」「I」「P」を順に発動した場合、「P」を出した時点で「P」のカード名が「R.I.P.」となる↓

カード名：R.I.P.
コ ス ト：？(P依存)
パ ワ ー：0
効　　果：相手がこのターンに出すカードの効果を「自分は敗北する」に書き換える

カード名：ギガデイン
コ ス ト：2
パ ワ ー：5
効　　果：このカードは「溜め」を出した次のターンにしか出せない

カード名：P
コ ス ト：1
パ ワ ー：2
効　　果：次のターン受けるダメージを0にする

カード名：ドーピング
コ ス ト：0
パ ワ ー：0
効　　果：自分のHPを2減らしエナジーを2溜める
　　　　　次のターンに元々のパワーが1以上のカードを使用する場合、そのカードのパワーを＋2

カード名：l
コ ス ト：1
パ ワ ー：0
効　　果：このゲーム中に無効にしたダメージの合計がこのカードのパワーになる

ちなみに大文字のアイではなく小文字のエルである(この一文はカードには記載されない)

うんこ
コスト2
パワー0
臭いのでこれを発動してからでないと他のカードが使えない。使ったら捨てる

他のカードってコスト的に溜め防御は含まれてないよな

Pが単体で強い

普通にIだったら面白そうだったのに(気付かずに侵攻する可能性もあるけど)

インフレは良くないけどあまり抑えすぎると防御突破できなくなるよな

>>127
効果テキストの『他のカード』には『溜め』と『防御』を含まないものとして進行します。

↓から本編を再開します。

転校生「『Ｒ』『ｌ』『Ｐ』か……」

高菜「『ギガデイン』『ドーピング』『うんこ』か……」

高菜（くっ……！これは私が必敗か……）

高菜（『うんこ』のせいで、私が『ギガデイン』を撃てるのは最短で６ターン目……そして６ターンあれば相手は『Ｒ．Ｉ．Ｐ』を完成させてしまう）

高菜「……私はチェンジを宣言する！」

審判「宣言を却下する」

高菜「……！？」

高菜（チェンジが却下された……！？私は必敗ではないということか！？）

高菜（どういうことだ……？私のカードに攻略法がある？相手に他の縛りがある？一体……？）

転校生（彼女のあの様子……おそらく『ｌ』が『Ｉ』ではなく『ｌ』であることに気づいていない）

転校生「ねぇ……君、もしかして初心者？」

高菜「……だったらなんですか」

転校生「いや……ちょっと気になって。なんで『アルティメット寿司じゃんけんプレイヤー』になったのか」

高菜「……彼方さんの側に居るためです……不純だと、思いますか」

転校生「……まぁ元々、君がこのゲームを楽しんでやっているわけではないって気づいてたよ。だってそうならあんなマナーに欠けた発言はしないしね」

転校生「だけど、僕の楽しみ方も見ようによっては不純だ。だから君の動機を特別不純だとは思わない。けど……もったいないとは、思うな」

高菜「もったいない……？」

転校生「恋ももちろん素敵だけど……でもその過程『アルティメット寿司じゃんけん』という今現在をもっと楽しんだ方がいいと思うよ」

高菜「あなたは楽しいのですか？」

転校生「まぁね。でも最中感じる愉悦や快楽が動機になったのはごく最近だよ……決めた。君の好きな物を一つ増やしてあげよう。このゲームを大好きにさせてあげる」

高菜（何を……言ってるんだ？この男は……とにかく、考察を進めねば……）

転校生「ちなみに、君が必敗じゃないのは僕が『Ｉ』を持っていないから。これは小文字の『ｌ』だ」ﾋﾗﾋﾗ

高菜「……！本当だ……」

転校生「僕はちゃんとマナーのある人間だからね」

高菜（……敵の煽りに耳を貸すな。何であろうと、ただ敵に勝つ！それだけだ！）

高菜「セット！」

転校生「……セット」

☆ルールの補足説明

>>126『ｌ』のようなプレイヤーの気付きが必要なカードについて。

作中のプレイヤーが気付く気付かないに関わらず、こういったカードを審判及びディスクが誤認することはありません。この場合プレイヤーの両者が気付かず試合を行ったとしても、『Ｒ．Ｉ．Ｐ』が発動することはありません。

なお、>>1が誤認することは多々あります。これからこういったカードを安価してくださる時は、>>126のように効果テキスト外に注釈を設けてくれると助かります。

また、特筆がない場合、プレイヤーが気付くかどうかは>>1の匙加減で進行します。ご了承ください。

ターン[１]


転校生『溜め』


高菜『溜め』


転校生のエナジーが[１]増える！

高菜のエナジーが[１]増える！



転校生

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：なし


高菜

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：『うんこ』強制

高菜（１ターン目は『溜め』で確定そして、次のターンは……）

高菜「セット！」

転校生「セット」



ターン[２]


転校生『Ｐ』


高菜『溜め』


転校生の『Ｐ』次のターン受けるダメージを０にする！

高菜のエナジーが[１]増える！

[２]－[０]！

高菜に[２]のダメージ！



転校生

ＨＰ：[５]

エナジー：[０]

状態異常：『Ｐ』次ターンダメージ０化


高菜

ＨＰ：[３]

エナジー：[２]

状態異常：『うんこ』強制

高菜（……！本当に『Ｐ』から入ってきた！奴の言っていたことは本当！）

転校生「二連続『溜め』とは……素直だね」

高菜「いいんですよ……今のは確認の『溜め』なんですから」

高菜（これではっきりした……あの人の勝ち筋は私に『Ｐ』を当てることだけ！）

高菜（そしてそれなら！『百回一回理論』が使える！私が『防御』し続けている限り、相手に攻略する術はない！）

高菜「セット！」

転校生「セット」



ターン[３]


転校生『溜め』


高菜『うんこ』


高菜の『うんこ』！このカードを手札から捨てる！

転校生のエナジーが[１]増える！



転校生

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：なし


高菜

ＨＰ：[３]

エナジー：[０]

状態異常：『うんこ』→ＯＵＴ

高菜（さぁ……後はここから根気強く『防御』を連打して、読まれないように『溜め』をするだけ！）

高菜（ここはまず『防御』を……いや、相手もそれは読んでくるはず。相手のエナジーに余裕が出てくると面倒だ。ここは『溜め』の方が通しやすいし、早く決着を着けるなら『溜め』……）

高菜（どっちで行く……？）




１．短期決戦！『溜め』だ！

２．安定択！『防御』だ！

↓１

（１、２のどちらかを選んでください）

ターン[４]


転校生『溜め』


高菜『防御』


転校生のエナジーが[１]増える！



転校生

ＨＰ：[５]

エナジー：[２]

状態異常：なし


高菜

ＨＰ：[３]

エナジー：[０]

状態異常：なし

高菜「……っ読まれましたか……」

高菜（だが、問題はない。元より何度でも読まれても問題ない！『百回一回理論』とはそういう理論！相手がいくらエナジーを『溜め』ようと、私は根気強く『防御』を続ける！）ｽｯ

転校生「それ……『防御』だろう」

高菜「……」

転校生「読めるよ。それが圧倒的に安定択だもんね……君は『百回一回理論』の通りに動いていれば読まれることはないと思っているんだろう？……けど、甘いよ」

転校生「『アルティメット寿司じゃんけん』に度々現れる『百回一回理論』……まるで勝ちが確定しているかのように扱われているが。あれは誇張が過ぎる。実際の所、まだ僕に勝ち筋が残っているのだからね」

高菜「……屁理屈ですよ。百回に一回……いえ、千回に一回の好機なんて、どんな達人でも読めるわけがない」

転校生「さぁ……相手が並みのアルティメット寿司じゃんけんプレイヤーならそうかもね」

高菜「……何が言いたいんです？」

転校生「君は並み以下だってことだよ」

高菜「なっ！？」

転校生「正直、僕ぐらいの実力から見ても、君は弱すぎる。よわよわのよわだ。達人対人間でも人間が勝つハンデだったとしても……達人対ミジンコなら流石に達人が勝つ。そういう実力差があると言っているんだ」

転校生「君の仲間も言っていたが……不思議だよ。どうして君みたいな弱い人間が、彼方の側に居るんだい？」

高菜「……っ彼方さんを呼び捨てにするなぁっ！……セットだ！お前も早くカードをセットしろ！」

転校生「……激昂、したね？」

高菜「！？」

転校生「酷いことを言ってしまってすまない。そしてありがとう。僕のマインドコントロールに引っかかってくれて。君は怒りに駆られ短期決戦の『溜め』を選んだ！そうだろう！」

高菜「……！」

転校生「僕は『Ｐ』をセットする！これで君は崖っぷちだぁっははは！」

ターン[５]


転校生『Ｐ』


高菜『防御』


転校生の『Ｐ』！次のターン受けるダメージを０にする！

高菜の『防御』！転校生の『Ｐ』のパワーが[２]下がる！



転校生

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：『Ｐ』次ターンダメージ０化


高菜

ＨＰ：[３]

エナジー：[０]

状態異常：なし

転校生「あれぇ……？」

高菜（……いや、私を煽って『溜め』を選ばせようって感じ、バレバレだし）

高菜「セット」

転校生「セット……」



ターン[６]


転校生『溜め』


高菜『溜め』


転校生のエナジーが[１]増える！

高菜のエナジーが[１]増える！



転校生

ＨＰ：[５]

エナジー：[２]

状態異常：なし


高菜

ＨＰ：[３]

エナジー：[１]

状態異常：なし

転校生「こっ、ここで『溜め』ぇ……？」

高菜「……」

高菜（私が『防御』を見せたら、すぐに『溜め』で来た……この人、弱い）

高菜（五分の手札なら結果は違ってたかもしれないけど……もういいや。さっさと終わらせよう。まだ一発までは喰らってもいいんだし、ここは『溜め』で）

高菜「セット」

転校生「……セット」

ターン[７]


転校生『Ｐ』


高菜『溜め』


転校生の『Ｐ』次のターン受けるダメージを０にする！

高菜のエナジーが[１]増える！

[２]－[０]！

高菜に[２]のダメージ！



転校生

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：『Ｐ』次ターンダメージ０化


高菜

ＨＰ：[１]

エナジー：[２]

状態異常：なし

高菜「……っ」

高菜（『Ｐ』を喰らってしまった……！読まれた……？いや、ただのまぐれだろう。ここからは用心深く行けば……）

転校生「まぐれじゃないよ」

高菜「……！？」

転校生「『……いや、私を煽って『溜め』を選ばせようって感じ、バレバレだし』『私が『防御』を見せたら、すぐに『溜め』で来た……この人、弱い』『もういいや。さっさと終わらせよう。まだ一発までは喰らってもいいんだし』」

高菜（こいつ……私の心を！）

転校生「さっきの口論で、君が激昂したのは確かだろう。だがその後冷静に読み勝ちを重ねた。そしてＨＰの猶予……緊張のピークから、一気にそれを緩ませる。結果、君は油断して『溜め』を選ぶ……」

転校生「ここまでがマインドコントロールだって言ったら……どうする？」

高菜「……」ｿﾞｸｯ

高菜（お、落ち着け！ＨＰは１だが、まだ『百回一回理論』は使える！まだ私の有利だ！次はどうする……？相手の『Ｐ』の効果が発動しているから『ギガデイン』は使えないから、読み合いはさっきまでと同じ、『溜め』か『防御』か……）

高菜（ここは安定択の『防御』か……？いや、この思考すら奴のマインドコントロールに支配されているんじゃないか？今このターンは良くても、また別のターンで『溜め』を選ばされてしまうんじゃ……）

高菜（それなら、その裏をかいて今『溜め』を……いや、いや駄目だ！次『Ｐ』を喰らったら今度こそ負け！）

高菜（れ、冷静な思考が……できない！）

高菜「……っ、引き分けを、提案する！」

高菜（私が『防御』を連打すれば奴がダメージを与える手段がないのは変わらない。だからこの『引き分け』は成立する。そして状況をリセットする。これで奴のマインドコントロールの呪縛から逃れら）

転校生「却下する」ﾆｺｯ

高菜「……はぁっ……！？」

高菜「お、お前状況が分かんないのか！？私が『防御』を連打すれば決着は着かない！お前はこの提案を飲むしかないんだよ！」ｱﾀﾌﾀ

転校生「決着は着かない……？それは違うよ」


ボオオオオ


高菜（入港の汽笛……！？旅のしおりでは、入港は十一時。この試合が始まったのが十時だから……もう一時間が経過したのか！？）

刀「……まだやってたのかお前。俺、先に旅館の部屋行ってるから」ｽﾀｽﾀ

高菜「かっ、刀……！」

転校生「決着なら着くよ……二十二時間後、バッジ数が四個未満のプレイヤーは敗退だからね」

高菜「そ、その時はお前も敗退だろう！どうしてそんなっ、道連れめいた真似を……！」

転校生「さぁ……これが僕のバトルスタイルだから。としか言えないな」

転校生「それで、どうする？二人仲良く敗退か……時間切れで君だけ負けてくれるかい？」

審判「８ターン目開始から九分経過。後一分以内にセットしなければ、失格とします」

高菜「あ……あぁ……！」

高菜（『防御』と『溜め』、『防御』と『溜め』、どっち、どっち！）ｸﾞﾙｸﾞﾙ



１．たたた『溜め』！

２．ぼぼぼ『防御』！

↓１

（１、２のどちらかを選んでください）

2

溜め

ターン[８]


転校生『溜め』


高菜『防御』


転校生のエナジーが[１]増える！



転校生

ＨＰ：[５]

エナジー：[２]

状態異常：なし


高菜

ＨＰ：[１]

エナジー：[２]

状態異常：なし



高菜（こ……これも読み負けた……けど、大丈夫。まだ負けてない！私が有利！理論は嘘を吐かない！）

転校生「……」

ターン[２０３]


転校生『防御』


高菜『ギガデイン』


転校生の『防御』！高菜の『ギガデイン』のパワーが[２]下がる！

[０]－[３]！

転校生に[３]のダメージ！



転校生

ＨＰ：[－１]

エナジー：[１７]

状態異常：なし


高菜

ＨＰ：[１]

エナジー：[０]

状態異常：なし



ゲームセット！高菜の勝利！

高菜「普通に勝った……」

転校生「やっぱり『百回一回理論』強い」

高菜「……」

転校生「どうだい……楽しいだろう？アルティメット寿司じゃんけんは」

高菜「……どこがだ！逆になんであなたはそんなに楽しそうなんですか！？プレイングでは私に圧勝してたのに、手札の有利不利のせいで２００ターンかけられて理不尽に負けたのに！クソゲーじゃないですかこんなの！」

転校生「うん……クソゲー楽しいでしょ？」

高菜「クソだわ！」

転校生「そっか……伝わんなかったかぁ……」

高菜「なんだこの人！」

転校生「いやまぁ、クソゲー大好き云々を差し引いても、やっぱり僕はこのゲームが好きだよ。このゲームには理不尽と不条理と……そしてドラマがある」

転校生「君は感じなかったかい？一枚一枚、配られた手札を確認した時、相手の行動を読もうとした時、セットしたカードをめくった時。そこにあるドラマを」

高菜「……やっぱり、私にはこのゲームの魅力は理解できません……彼方さんの側に居るために、強く在りたいだけです」

高菜「でも、こんなに実力と勝敗がかけ離れた勝負は初めてで……今度はこんな淀んだ勝利ではなく……五分の勝負で、あなたに勝ちたい。そう、思ってます」

転校生「……そっか」

高菜「か、勘違いしないでくださいよ！？流石にここまで理不尽な勝利は座りが悪くて落ち着かないだけですから！別にアルティメット寿司じゃんけんの楽しさに目覚めたとかじゃないんですからね！失礼します！」ﾀｯﾀｯﾀ

転校生「……こっちの勝負は、引き分けって所かな。さて、僕も旅館行こうっと」

船長（やっと船から全員降りた……）



　　　－つづく－

視点は男、時は十時前後に巻き戻る。



男（部長に負けて星が二つになってしまった……１ｓｔステージクリアにはあと星が二つ必要か……）

男（まぁ……このバトルロイヤルは星が低い奴ほど狙われるシステム。対戦相手には困らないだろう……）


「あれ？あいつ前大会優勝の男じゃね……？」「ひえっ……近寄らんとこ」「シスコン怖い……」


男（……と思ってたら全然勝負を仕掛けて貰えない俺なのであった）

男（本当は俺そんなに強くないのに……身の丈に合わない勝利の代償って所かな。あと何か別の誤解も広まってる気がする）

男（普通に星二個以下の奴に勝負申し込むか……）


ボオオオオ


男「……入港の汽笛？」


「島に着いたぞおおお！」「急げ！」「早く旅館にチェックインしろおおお！」


男（！？一部の奴らが急いで旅館に！？）

宇宙人「ふむ……どうやらバッジ数が三個以下の奴らが中心に走っているようだな。なんでだ？」

部長「おそらくだが……これ以上バッジを減らさないように部屋に閉じこもるつもりじゃないか？当たり前だが、旅館の部屋は高校ごとに分けられてるからな」

後輩「部屋に居れば安全ってことですね」

男「宇宙人、部長、後輩……」

宇宙人「だが、それでは結局二十四時間後に失格になってしまうではないか」

部長「確か夕飯と朝食は全員強制絶対参加だったはずだ。挑む機会はある」

後輩「そこにワンチャンかけてんでしょうね……本当、雑魚の考えですよ」ﾊﾝｯ

男「……ってことは、今俺から挑める相手は居ないってことか！？」

宇宙人「何故夕飯には『飯』という感じを使うのに朝食には『食』という漢字を使うんだ『夕飯と朝飯』か『夕食と朝食』のどっちかに統一しろ」

部長「ええい、宇宙人のくせに細かい奴だな」

宇宙人「宇宙人関係ないだろ。宇宙人差別だぞ今のは」

男「うるさい！」

男（とりあえず俺達は船上に残っていても迷惑なので旅館へ行くことにした）

部長「ここが今晩俺達がお世話になる旅館『倉河童朗三昧』だ。ここもＵＳＪ協会が運営している」

受付「無添高校の皆様ですね？お部屋は２０３号室になります」ｽｯ

後輩「転校生先輩まだ来てないけどいいんですか？」

部長「まぁ、試合が終われば一人でこっちに来るだろう」


後輩「いやー。旅館って旅館だなって思う時が三つありますよね。一つは外観見た時、二つはロビーに入った時、三つは部屋に入った時」

宇宙人「さっぱり分からん」

男「うるさい！」

後輩「なんですか先輩さっきからカリカリして」

男「この四人の中で星四個未満なの俺だけなんだぞ！これが落ち着いてられるかってんでい！」

後輩「それなら廊下出て誰かから星奪って来ればいいじゃないですか」

男「え？」

後輩「売店行く人とか、風呂行く人とか……普通に何人か廊下歩いてるでしょ」

男「そうか……そうと決まれば早速部屋から出て」

部長「いや、待ちたまえ男君。さっき言った通り星が三個以下の人間の大半は部屋に閉じこもっているし、四、五個の奴らだってまだまだ油断できない数字。できれば星を減らしたくはないはずだ」

部長「つまり、今廊下を歩いているのは星六個以上の実力者、あるいは相当腕に自信のある戦闘狂だけだ。そして今男君はそういった人間からの申し込みを拒否できない立場にある」

部長「男君の実力を見くびるわけではないが……アルティメット寿司じゃんけんは『八割が運』。星二個の状態でうろつくのは危険じゃないか？」

男「いや星二個にしたのあんただ」(そういう見方もありますね……）

男（どうしようかな……？）



１．部屋に閉じこもる！

２．廊下をうろうろ！

↓１

（１、２のどちらかを選んでください）

2

ところでlの無効って防御による2ダメ軽減は含まれなかったのかな。流石にそれだと強すぎるか

前々から思ってたけど審判の人たちクソ強そう

>>157
『防御』の効果は『パワーの軽減』であり『ダメージの無効』ではないという裁定で進行しています。また、二つを同義として処理した場合でも『ギガデイン』を一発耐えた時点の『ｌ』のパワーは『Ｐ』と同じ２、二発目を喰らう時には敗北しているので試合展開に影響はなかったと思われます。

>>158
審判はプレイヤー達の集合意識(誤用)をデータにしてインプットされたロボットが務めています。
必然、知識を豊富に持つので必勝、必敗などの確定事項に対する判定の速さは人間に大きく勝りますが、読み合いとなると意識がまとまらず爆発四散するので勝負などはできないみたいです。裁定が難しい局面でも同じように爆発四散するようです。

私の中では↑のような設定です。ですが普通に人間が審判を務めていても楽しそうですね。多分『詰めアルティメット寿司じゃんけん』みたいなテストを合格しないと審判にはなれないのでしょうから、自ずと実力も高そうです。

↓から本編を再開します。

男（廊下をうろうろするのは危険か……いや、そういう強い奴らと戦って、自分を鍛えるためにこの合宿に来たんだ。尻込み何てしてられない）

男「俺……やっぱり部屋から出ます！」ｶﾞﾁｬｯ

部長「そうか……では、いってらっしゃい」

後輩「行ってらっさーい」


宇宙人「……この部屋に残るようなら、私が勝負を申し込もうと思ったんだが……」

後輩（結局、男先輩に安息の地はなかったんだな……）

宇宙人「よし、では部長。私と勝負だ」

部長「拒否する。折角旅館に来たんだから広縁(よく旅館の部屋の奥にある小さなテーブルを二つの椅子が挟んでる所)でくつろぎたい」

後輩「へぇー……このよく旅館の部屋の奥にある小さなテーブルを二つの椅子が挟んでる所って広縁って言うんですね」

宇宙人（……たしか今、部長のバッジ数は６。私から挑むことはできないか……）

宇宙人「なら後輩……」

後輩「あ、僕もバッジ五個以上あるんで。拒否しまーす」

宇宙人「……私も廊下に出る」ｶﾞﾁｬｯ

後輩「宇宙人……あいつも血気盛んですねぇ」ｸﾂﾛｷﾞ

部長「うむ。強さに貪欲なのはよいことだ」ｸﾂﾛｷﾞ

男（売店とかに居る……って後輩は言ってたけど、さぁてどうかな？）

？？「……！……！」

店員「申し訳ございません……」

男（あそこで売店の店員さんに怒鳴ってるのは……？）

眼鏡「だから！何でキムワイプ置いてねぇんだよ！」

男「……愚羅巣高校の眼鏡！」

眼鏡「あぁ……？お前、確かトーナメントん時の……」

男（星の数は……？五個！）

男「良かった……強い方の弱い方だ」ﾎｯ

眼鏡「あぁん！？そういうお前は星二個じゃねぇか！」

眼鏡「腹は減ったままだが……丁度いい。トーナメントでの借りを返してぇと思ってた所だぁ……！ここでお前をぶちのめして、崖っぷちに立たせてやるよぉ！無添高校二年。男に勝負を申し込むぁ！」

ディスク『眼鏡の所持バッジ数は、あなたの所持バッジ数以上です。この申し込みは、拒否できません』

男「元よりそのつもりだ……っ！」

男（俺は一度こいつに勝ってる。(「３」>>183)……でも油断は禁物！こいつもあれから成長してるだろうし、実際星五個ってのは実力がある証拠！）

審判「『11:30』『男・２』『眼鏡・５』両者、デュエルスタンバイ！」

男「悪いけど、星一つ貰っていくぜ！」ｶﾞｼｬｺﾝ

眼鏡「馬鹿が！勝率９９．９９９９％！」ｶﾞｼｬｺﾝ

「「ドロー！」」



男の手札


カード３ ↓１

カード４ ↓３

カード５ ↓５


眼鏡の手札


カード３ ↓２

カード４ ↓４

カード５ ↓６



カード名、コスト、パワーを自由に考えてください。
（効果は有っても無くても大丈夫です）（下記のカードシートをコピペすると便利です）
（一試合に同じ人が二つ安価を取ることはご遠慮ください）
（効果処理が不明な物は再安価、もしくは>>1の解釈で進行します。ご了承ください。）
（カード能力があまりに強すぎてゲームバランスを著しく崩壊させる物であれば、>>1の判断で再安価とさせていただきます。ご了承ください）
（効果テキスト等が日本語で書かれていない場合、安価↓とさせていただきます）
（試合解説が度を越えてややこしくなるときは再安価とさせていただきます）


カード名：
コ ス ト：
パ ワ ー：
効　　果：

カード名：
Legendary Sword 『DENSETSU』 ～The Legend Story～
コ ス ト：2
パ ワ ー：最大10
効　　果：
発動する時にこのカードの発動口上を自分で考え叫ばなければならない。口上の格好良さで威力が変動するが100点満点の評価を貰うのは至難の業(DAM採点で100点を取るくらい)。

カード名：漆黒の帳
コ ス ト：1
パ ワ ー：2
効　　果：
・このカード以外の全ての安価札はコスト以外のデータが非公開情報になる(持ち主しか確認できない)
・一度でも発動したカードは公開情報となる
・このカードが手札にある場合に限り、(何をどう出しても勝てなそうな時限定で)チェンジの判断を審判が行う

カード名：ちぃたん♡
コ ス ト：0
パ ワ ー：2
効　　果：自分も1ダメージ受ける

カード名：忌まわしき記憶
コ ス ト：任意の数字
パ ワ ー：可変
効　　果：1～4スレ目で登場した安価札の中からランダムで1枚と同じパワー、効果となる。払ったエナジーと同コストのカード中からしか選ばれない

カード名：サテライトキャノン
コ ス ト：持っているエナジー全て(最低1)
パ ワ ー：7
効　　果：ゲーム開始時に5以上の数字を二つ指定し、その数字のターンの中で1度しか発動できない

高速反復横飛び分身
コスト2
パワー2
効果 高速で反復横飛びをすることにより相手の攻撃を3分の1で回避する(コンマ判定 判定方法はお任せします)※無効ではなくダメージ回避なのでカード効果は発動する

すいません効果ミスです

正しくは3分の1ではなく3分の2です

処理大変そうだなー
コストだけ見えるの怖いな

あとちぃたんの調整が良い具合ですきだ

>>163はゲームバランスを崩壊させるので、>>165は試合解説がかなりややこしくなるので再安価とさせていただきます。ご了承ください。



眼鏡の手札


カード３ ↓２

カード４ ↓４



カード名、コスト、パワーを自由に考えてください。
（効果は有っても無くても大丈夫です）（下記のカードシートをコピペすると便利です）
（一試合に同じ人が二つ安価を取ることはご遠慮ください）
（効果処理が不明な物は再安価、もしくは>>1の解釈で進行します。ご了承ください。）
（カード能力があまりに強すぎてゲームバランスを著しく崩壊させる物であれば、>>1の判断で再安価とさせていただきます。ご了承ください）
（効果テキスト等が日本語で書かれていない場合、安価↓とさせていただきます）
（試合解説が度を越えてややこしくなるときは再安価とさせていただきます）


カード名：
コ ス ト：
パ ワ ー：
効　　果：

カード名： フライパンチ
コ ス ト： 2～4
パ ワ ー： 1
効　　果：払ったコストに応じた効果を得る
2…1点の2回攻撃
3…1点の攻撃かつ次に受ける攻撃を避ける（無効にできるのはパワーのみ）
4…上記効果を全て得る（3点かつパワー無効）

カード名：ヤバイおくすり
コ ス ト：0
パ ワ ー：3
効　　果：
使うたびにコスト+1
発動時、自分に状態異常「おくすり中毒」を付与

状態異常「おくすり中毒」
①おくすりオブザデッドを出せる時、6割の確率で強制的に選んでしまう
②おくすりオブザデッドを出せない時、8割の確率で強制的に溜めを選んでしまう

ksk

カード名：ミスターパンデミック
コ ス ト：0
パ ワ ー：0
効　　果：3ターンの間自分に状態異常が発生する時、相手プレイヤーにも感染する

途中でカード名変えたから間違えた……説明文のおくすりオブザデッド→ヤバイおくすりのミスです

男「『Legendary Sword 『DENSETSU』 ～The Legend Story～』『ちぃたん♡』『サテライトキャノン』か……」

眼鏡「『高速反復横飛び分身』『ヤバイおくすり』『ミスターパンデミック』か……」

男（これは……大分運！大分運で決まるぞこの勝負！）

男（言うまでもなく凶悪なのが『ヤバいおくすり』と『ミスターパンデミック』のコンボ。俺にまで『おくすり中毒』という状態異常を付与する最低最悪のコンボ）

男（何が最悪かって、俺の手札には『ヤバいおくすり』がないから一度かかったが最後、いつまで経っても『②８割の確率で強制的に溜めを選んでしまう』という状態にロックされてしまうことだ）

男（……８割て！いくらなんでも高過ぎる確率だ。まともに動けない……隙だらけの所を『ヤバいおくすり』でボコられる未来が見える）

男（そんな俺の勝ち筋は『サテライトキャノン』か『DENSETSU』を当てること）

男「『サテライトキャノン』の効果発動！俺は『５』と『６』を宣言する！」

男（『サテライトキャノン』は最速で使えるようにしておく。４ターン目までは『DENSETSU』を狙う）

男（『DENSETSU』……最大パワーで扱うのはDAM採点で100点を取るくらい難しいらしいが……裏を返せばパワー６、７くらいなら容易に使えるということだ。そしてコスト２で６パワーとは破格。十分強制能！）

男（『おくすり中毒』の強制『溜め』確率は4/5。つまり五回に一回は動けるってわけだ……そしてこっちには一発当たれば勝ちレベルのパワーを持ったカードがある。序盤をしのげば決して不利な勝負じゃない！むしろこっちが有利かも？）

男（さぁ……まずは１ターン目。コンボ発動のために相手は『ヤバいおくすり』より先に『ミスターパンデミック』を使ってくる。こっちは『溜め』で確定だ）

眼鏡（こっちが一人で『おくすり中毒』になると、その後まともにコンボを発動できるか怪しいからな……素直に『パンデミック』で行くか）

眼鏡「セット」

男「セット」

ターン[１]


男『溜め』


眼鏡『ミスターパンデミック』


男のエナジーが[１]増える！

眼鏡の『ミスターパンデミック』！３ターンの間自分に状態異常が発生する時、相手プレイヤーにも感染する！



男

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：『サテライトキャノン』宣言５・６


眼鏡

ＨＰ：[５]

エナジー：[０]

状態異常：『ミスターパンデミック』残り３ターン

男（そして２ターン目からが読み合い！読みたいのは相手がいつ『ヤバいおくすり』を使ってくるか！）

男（ＨＰを残すために、まともに動ける一発目の『ヤバいおくすり』は絶対に『防御』したい！）

男（かといって、この３ターン『防御』を連打しても、エナジー差を広げられたらそれはそれでまずい……もし相手が『ヤバいおくすり』以外で来るなら、その隙にちゃんと『溜め』ておきたいし、可能であれば『DENSETSU』チャレンジもしたい！）

男（さぁ、読むぞ……！このターン俺がセットするカードは……これだ！）

男「セット！」



１．素直に『ヤバいおくすり』をキメて来るはず！『防御』だ！

２．エナジー差が付くのはまずい！『溜め』だ！

↓１

（１、２のどちらかを選んでください）

1

ターン[２]


男『防御』


眼鏡『ヤバいおくすり』


眼鏡の『ヤバいおくすり』！自分に状態異常『おくすり中毒』を付与！

眼鏡の『ミスターパンデミック』！相手プレイヤーにも『おくすり中毒』を付与！

男の『防御』！眼鏡の『ヤバいおくすり』のパワーが[２]下がる！

[０]－[１]！

男に[１]のダメージ！



男

ＨＰ：[４]

エナジー：[１]

状態異常：『サテライトキャノン』宣言５・６　『おくすり中毒』


眼鏡

ＨＰ：[５]

エナジー：[０]

状態異常：『ミスターパンデミック』残り２ターン　『おくすり中毒』

男「よし……！読み勝った！ダメージを最小限に抑えたぞ！」

眼鏡「いいんだよ……俺はこれが安定択だったんだからな」

眼鏡（次のターンはお互い『溜め』で確定だから、『おくすり中毒』の判定は行わない……）

男「セット！」

眼鏡「セット」



ターン[３]


男『溜め』


眼鏡『溜め』


男のエナジーが[１]増える！

部長のエナジーが[１]増える！



男

ＨＰ：[４]

エナジー：[２]

状態異常：『サテライトキャノン』宣言５・６　『おくすり中毒』


眼鏡

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：『ミスターパンデミック』残り１ターン　『おくすり中毒』

男（エナジーが二個溜まった！『おくすり中毒』さえ発動しなければ『DENSETSU』が撃てる！）

男「行けぇーっ！」



（『おくすり中毒』をこのレスのコンマで判定。00~19で不発。20~99で強制『溜め』）

（同時に動けた場合の『DENSETSU』のパワーもこのレスのコンマで判定。コンマ一桁を『DENSETSU』のパワーとする。なお、00の場合のみパワー１０とする）

ターン[４]


男『溜め』


眼鏡『ヤバいおくすり』


男のエナジーが[１]増える！

[０]－[３]！

男に[３]のダメージ！



男

ＨＰ：[１]

エナジー：[３]

状態異常：『サテライトキャノン』宣言５・６　『おくすり中毒』


眼鏡

ＨＰ：[５]

エナジー：[０]

状態異常：『おくすり中毒』

男「ぐっ……」

眼鏡「よっし『おくすり中毒』が発動した！」

眼鏡（ちなみに俺は元から『ヤバいおくすり』を選んでたから判定なし、こっからも『溜め』と『ヤバいおくすり』しか使わんから判定なし）

男（まだ大丈夫だ……２ターン目で読み勝ったおかげでギリギリＨＰが１残ってる！勝負はまだまだこれからだ！）

男（次のターンは……エナジーが３つ溜まってるから、全部使い切っちゃう『サテライトキャノン』じゃなくてもっかい『DENSETSU』で行く！）

男「今度こそ……動けっ！」



（『おくすり中毒』をこのレスのコンマで判定。00~19で不発。20~99で強制『溜め』）

（同時に動けた場合の『DENSETSU』のパワーもこのレスのコンマで判定。コンマ一桁を『DENSETSU』のパワーとする。なお、00の場合のみパワー１０とする）

ターン[５]


男『溜め』


眼鏡『溜め』


男のエナジーが[１]増える！

眼鏡のエナジーが[１]増える！



男

ＨＰ：[１]

エナジー：[４]

状態異常：『サテライトキャノン』宣言６　『おくすり中毒』


眼鏡

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：『ヤバいおくすり』コスト２　『おくすり中毒』

男「また『おくすり中毒』……！」

男（発動する可能性の方が高いとはいえ……きつい！）

眼鏡「ひゃああっはっはっははは！無様だなぁ優勝者さんよぉ！」

男（ま、まだチャンスはある……さっきと同じ理由で『DENSETSU』だ！今度こそ動いてくれ……っ！）



（『おくすり中毒』をこのレスのコンマで判定。00~19で不発。20~99で強制『溜め』）

（同時に動けた場合の『DENSETSU』のパワーもこのレスのコンマで判定。コンマ一桁を『DENSETSU』のパワーとする。なお、00の場合のみパワー１０とする）

ターン[６]


男『DENSETSU』


眼鏡『溜め』


男の『DENSETSU』！男の口上によってパワーが変わる！

男「伝説の名を冠する伝説の剣よ！今こそその伝説を伝えよ！『Legendary Sword 『DENSETSU』 ～The Legend Story～』！」

審判「３０点」

『DENSETSU』のパワーが３になる！

眼鏡のエナジーが[１]増える！

[３]－[０]！

眼鏡に[３]のダメージ！



男

ＨＰ：[１]

エナジー：[２]

状態異常：『おくすり中毒』


眼鏡

ＨＰ：[２]

エナジー：[２]

状態異常：『ヤバいおくすり』コスト２　『おくすり中毒』

男「……っ！」

男（動いた……！けど、パワーが足りない！）

眼鏡「っふぅー……危ねぇ危ねぇ。『サテライトキャノン』を選ばれてたら終わってたぜ」

男（いや……もし『サテライトキャノン』を選んで外してたらそこで終わりだったんだ。そんなのは結果論……）

眼鏡「そんなのは結果論だってかぁ！？こんな運ゲーで結果以外に何を語れってんだよ！」

男「くっ……」

眼鏡「今のターンで『ヤバいおくすり』に必要なエナジーが溜まった！次のターンで終わりだ！」

男（いや……まだだ！次のターンも動いて、『DENSETSU』のパワーが３以上なら勝負はまだ続く！それどころか、５以上ならそのまま勝つ！）

男「二回連続で……動いてみせるっ！！」



（『おくすり中毒』をこのレスのコンマで判定。00~19で不発。20~99で強制『溜め』）

（同時に動けた場合の『DENSETSU』のパワーもこのレスのコンマで判定。コンマ一桁を『DENSETSU』のパワーとする。なお、00の場合のみパワー１０とする）

ターン[７]


男『溜め』


眼鏡『ヤバいおくすり』


男のエナジーが[１]増える！

[０]－[３]！

男に[３]のダメージ！



男

ＨＰ：[－２]

エナジー：[３]

状態異常：『おくすり中毒』


眼鏡

ＨＰ：[２]

エナジー：[０]

状態異常：『ヤバいおくすり』コスト３　『おくすり中毒』



ゲームセット！眼鏡の勝利！

負けてて草

というかサテライト使わなかったの純粋にプレミだよな

溜めか防御かパンデミックしか使えない以上サテライトで確殺だった

男「うぐぅっ……！」

男（ま、負けた……！）

眼鏡「……っしゃあ！リベンジ達成ぃ！……って喜び煽り散らかしたい所だけど、何か素直に喜べねーな……」

眼鏡「この前戦った時は……お前、もっと強かったぜ。前のお前なら、６ターン目に『サテライトキャノン』を選んでたはずだ」

男「……だから、あの場面で動ける確証はなかったんだし、外しても勝負が続く『DENSETSU』を撃つのがあそこの安定択で……」

眼鏡「分かんねーかな……そういう理屈抜きの『冴え』みたいなのがねぇんだよ、今のお前には」

男「『冴え』……？」

眼鏡「チッ……柄にもなく非科学的な話をしちまった。まぁいい、勝ちは勝ちだ。星は貰ってくぜ」ﾊﾟｼｯ　ｽﾀｽﾀ

男「……っ！」

男（増やすつもりが奪われた……こ、これで俺の星は残り一個……！）

男（……やばくないか？このままじゃ１ｓｔステージで脱落……？）

男（は、早く他の人と対戦しないと……いや、一旦部屋に戻った方がいいか？それで他の奴らみたいに夕飯を待って……）

男（いやでも、確実に勝てる試合なんてない。今回みたいに、運要素の強さであっさり負けることだってある……）

男（後一回負けたら終わり……後一回負けたら終わり……駄目だ。身動きが取れない……）

男「ど、どうしたらいいんだ……？」



　　　－つづく－

視点は宇宙人、時は部屋を出た頃に巻き戻る。



宇宙人「……中々他の人に出会わんな……」ｳﾛｳﾛ

宇宙人（後輩は『自販機とかの側に居る』と言っていたが……）

宇宙人「ジハンキってなんだ……？」

本部長「……おや。自販機を探しているのかい？」

宇宙人（こいつは……さっき前で話してた本部長とかいう奴）

宇宙人「そうだ」

本部長「自販機なら、そこの曲がり角を右だよ」

宇宙人「なるほど。ありがとう」ｽﾀｽﾀ

宇宙人（……いや、こいつとバトルすればいいではないか）ｸﾙｯ

宇宙人「本部長。私とバトルしろ」ｽﾁｬｯ

本部長「……残念。私は運営者。１ｓｔステージの参加者ではないんだ」

宇宙人「……？参加者以外に勝負を申し込んではいけないなんてルールがあったか？」

本部長「……ふっ、はははっ！確かにそうだね、そんなルールはない。いいだろう相手になってあげよう。星の移動はない完全なエキシビションマッチだが、いいね？」

宇宙人「問題ない。私が欲しているのは星ではなく強さだ」

本部長「それはお目が高い。私は強いよ？公式戦では一回しか負けたことがない」

宇宙人「何……？」ﾋﾟｸｯ

本部長「いやぁ……君、本当に度胸があるね。この初代チャンピオンに挑もうとは……！」ｽﾞｱｯ

宇宙人「……！」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

審判「両者、デュエルスタンバイ！」

宇宙人「その強さ、喰らってみせる！」ｶﾞｼｬｺﾝ

本部長「ふふ、夕飯はちゃんと残さず食べるんだよ？」ｶﾞｼｬｺﾝ

「「ドロー！」」



宇宙人の手札


カード３ ↓１

カード４ ↓３

カード５ ↓５


本部長の手札


カード３ ↓２

カード４ ↓４

カード５ ↓６



カード名、コスト、パワーを自由に考えてください。
（効果は有っても無くても大丈夫です）（下記のカードシートをコピペすると便利です）
（一試合に同じ人が二つ安価を取ることはご遠慮ください）
（効果処理が不明な物は再安価、もしくは>>1の解釈で進行します。ご了承ください。）
（カード能力があまりに強すぎてゲームバランスを著しく崩壊させる物であれば、>>1の判断で再安価とさせていただきます。ご了承ください）
（効果テキスト等が日本語で書かれていない場合、安価↓とさせていただきます）
（試合解説が度を越えてややこしくなるときは再安価とさせていただきます）


カード名：
コ ス ト：
パ ワ ー：
効　　果：

カード名：小足
コ ス ト：0
パ ワ ー：1
効　　果：次のターンに出すカードのコスト-1

カード名：小キック
コ ス ト：0
パ ワ ー：1
効　　果：次のターンに出すカードのコスト-1

わくわくどうぶつふれあいパーク
コ ス ト1
パ ワ ー3
コンマによって出た動物をゲーム中腕に抱えてだっこしなければならない

ゾロ目以外
01～20…チワワ
21～40…シャチ
41～60…ナウマンゾウ
61～80…アジアゾウ
81～98…アフリカゾウ
ゾロ目
11,33,55,77,99…美少女(全裸)
22,44,66,88…イケメン(全裸)
00…ティラノサウルス

カード名：愚かなる刃
コ ス ト：0
パ ワ ー：6
効　　果：このカードのダメージで相手のHPが0になったら自分は負ける

カード名：ハートスワップ
コ ス ト：1
パ ワ ー：2
効　　果：次のターン、相手の行動を自分が、自分の行動を相手が選択する。

カード名：見なかったことにしよう
コ ス ト：1
パ ワ ー：1
効　　果：自分のHP2を代償に効果発動
指定した安価カードの効果を次の1ターンのみ無効化する（指定できるのは６枚中１枚のみ）

なんで6ターン目伝説剣がプレイミスじゃなくて安定択扱いされてるのか教えてくれ
メガネのコストが1で反復回避もおくすりで相殺も出来ないから5ダメージ以上確定のサテライト選ぶ以外ありえないし、外したらコスト全部手放すって言ってるけどおくすり効果で溜めになったらそもそもサテライトは出せないんだからコスト減らなくね？

意図的にやってるにしても両者とも気付いてないのはどうなんだ

すみません>>199について出来るなら「だっこした動物は責任を持って引き取る事」の一文を加えてください

むりなら大丈夫です

>>204

申し訳ございません。>>1のミスです。
『おくすり中毒』が発動しても選んだカード分のエナジーは消費する。という勘違いをしていました。指摘されてようやく気付きました……ご指摘ありがとうございます。

>>193>>194さんも、無視するような形になって申し訳ございませんでした。(>>1は>>195で説明した気になっていました)

流石にここまでの糞ミスを放置して進行するのは真面目に考察しながら読んでくださっている皆さんに失礼なので、『男VS眼鏡』をやり直そうと思います。
（目下の『宇宙人VS本部長』は『男VS眼鏡・再』後に現在と同じ手札で進行しようと思います）

ですがどこからやり直すのか、私は決めかねました。勝敗だけ変えるのも味気ないし、開始からやり直すのも焼き増し感が強いし、手札から引き直すのは安価してくれた人に失礼な気がします。

ですので、皆さんの意見を頂けると助かります。ミスに加え色々ぐだぐだして本当に申し訳ございません。よろしければ、ご意見お願いします。

同じ手札で途中までリプレイ同然の試合流すくらいなら手札リセットで書き直すとかで良いんじゃない？ミスは誰もあるよドンマイ

お好きなように

手札引き直しの意見が多いので手札を引く場面からやり直します。
諸々すいませんでした。これからはミスのないように気を付けますと言ったところで説得力皆無ですね。本当に申し訳ございませんでした。


・・・・・・


審判「『11:30』『男・２』『眼鏡・５』両者、デュエルスタンバイ！」

男「悪いけど、星一つ貰っていくぜ！」ｶﾞｼｬｺﾝ

眼鏡「馬鹿が！勝率９９．９９９９％！」ｶﾞｼｬｺﾝ

「「ドロー！」」



男の手札


カード３ ↓１

カード４ ↓３

カード５ ↓５


眼鏡の手札


カード３ ↓２

カード４ ↓４

カード５ ↓６



カード名、コスト、パワーを自由に考えてください。
（効果は有っても無くても大丈夫です）（下記のカードシートをコピペすると便利です）
（一試合に同じ人が二つ安価を取ることはご遠慮ください）
（効果処理が不明な物は再安価、もしくは>>1の解釈で進行します。ご了承ください。）
（カード能力があまりに強すぎてゲームバランスを著しく崩壊させる物であれば、>>1の判断で再安価とさせていただきます。ご了承ください）
（効果テキスト等が日本語で書かれていない場合、安価↓とさせていただきます）
（試合解説が度を越えてややこしくなるときは再安価とさせていただきます）


カード名：
コ ス ト：
パ ワ ー：
効　　果：

カード名：バスターブレイダー
コ ス ト：2
パ ワ ー：3
効　　果：相手が出したカードがドラゴンっぽいとパワー+17さらに効果も無視

割と判定がガバガバで何でもドラゴン認定するので油断は禁物

灼熱ブレス
コ ス ト3
パ ワ ー3
エナジーが5以上の時コスト0で使える

カード名：ローション
コ ス ト：1
パ ワ ー：1
効　　果：試合の滑りが良くなるので、次のターンはお互いにカードを2枚出す

カード名：命の炎
コ ス ト：2
パ ワ ー：0
効　　果：
①エナジーを8溜める
②このカードでチャージをした後にエナジーが0になった場合、自分はゲームに負ける。そのターン中に相手のHPが0になってもこの効果による敗北が優先される
③このカード発動後、ゲームが終わるまでの間自分のエナジーは増加しなくなる

カード名：極上竜田揚げ
コ ス ト：7
パ ワ ー：0
効　　果：竜田揚げを食べる。食べ終わったらゲームに勝利する

カード名：OneDrive
コ ス ト：0
パ ワ ー：1
効　　果：一度だけ発動可能。これを使うまでの間、自分も相手も場にある全ての安価札を使うことができる(相手はOneDriveを使えない)

男「『バスターブレイダー』『ローション』『極上竜田揚げ』か……」

眼鏡「『灼熱ブレス』『命の炎』『OneDrive』か……」

男（これは……『バスターブレイダー』のドラゴン判定によって試合展開が変わってくるな……）

男（『灼熱ブレス』……炎を吐く生き物なんてドラゴンしか居ない。ドラゴンっぽいな）

男（『ローション』……ドラゴンってなんか鱗ぬるぬるしてそう。ドラゴンっぽいな）

男（『命の炎』……炎を操るのはドラゴンの専売特許だ。ドラゴンっぽいな）

男（『極上竜田揚げ』……名前に竜って入ってる。ドラゴンっぽいな）

男（『OneDrive』……名前にドラって入ってる。ドラゴンっぽいな）

男（『溜め』……ドラゴンの溜め動作ってかっこいいよな。ドラゴンっぽいな）

男（『防御』……ドラゴンだって生きてりゃ防御することもあるだろう。ドラゴンっぽいな）

男（『バスターブレイダー』……深淵を覗くとき、深淵を覗いているのだ。ドラゴンっぽいな）

男（なんてことだ。全てのカードがドラゴンっぽいな。でも一応審判さんに確認しとこ）

男「審判！全カードドラゴンっぽいよなぁ！」

審判「

『灼熱ブレス』は『↓１』
『ローション』は『↓２』
『命の炎』は『↓３』
『極上竜田揚げ』は『↓４』
『OneDrive』は『↓５』
『溜め』は『↓６』
『防御』は『↓７』
『バスターブレイダー』は『↓８』

だな」



１．ドラゴンっぽい

２．ドラゴンっぽくない

↓１～８

（１、２のどちらかを選んでください）

1

2

1

2

2

2

1

竜田揚げ早食いバトル始まりそう

審判「『灼熱ブレス』『ローション』『極上竜田揚げ』『バスターブレイダー』はドラゴンっぽい。
『命の炎』『OneDrive』『溜め』『防御』はドラゴンっぽくない」

男「そっか……」

眼鏡（ちっ……！『灼熱ブレス』がドラゴンっぽくなけりゃ必勝だったのによぉ……！）

男（必敗ではない……けど、これは不利か？ステータスに差がない上に『OneDrive』の効果で手札もほぼ同じだっていうのに、あいつだけはその『OneDrive』を自分の意思で発動できる。これは明確なディスアドバンテージ……）

男（それでも……やるしかない！勝って星を三つに戻すんだ！）

男「……セット！」

眼鏡「セットォ！」

ターン[１]


男『溜め』


眼鏡『溜め』


男のエナジーが[１]増える！

眼鏡のエナジーが[１]増える！



男

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：『OneDrive』


眼鏡

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：『OneDrive』

ターン[２]


男『溜め』


眼鏡『溜め』


男のエナジーが[１]増える！

眼鏡のエナジーが[１]増える！



男

ＨＰ：[５]

エナジー：[２]

状態異常：『OneDrive』


眼鏡

ＨＰ：[５]

エナジー：[２]

状態異常：『OneDrive』

眼鏡（お互い『溜め』『溜め』……んで、次のターンのお互い『命の炎』まで確定と……）

眼鏡（そしてその次の４ターン目から読み合い！同じ手札だから『極上竜田揚げ』『バスターブレイダー』『防御』の三すくみになる……わけではない！何故なら『バスターブレイダー』がかち合ったとしてもあいこにはならないからだ）

眼鏡（相手が『バスターブレイダー』を使えばエナジーは６。その時点でもう『極上竜田揚げ』は使えない。そうなればその次のターンで『OneDrive』を安全に発動できる！そして『防御』９９『灼熱ブレス』１の『百回一回理論』の適用状態に入る！俺のほぼ勝ちってわけだ！）

眼鏡（これが『OneDrive』所持者だけが持つアドバンテージ！これを活かして勝ってやるぜ！）

眼鏡「セット！」

男「……セット！」

ターン[３]


男『溜め』


眼鏡『命の炎』


眼鏡の『命の炎』！眼鏡のエナジーが[８]増える！

男のエナジーが[１]増える！



男

ＨＰ：[５]

エナジー：[３]

状態異常：『OneDrive』


眼鏡

ＨＰ：[５]

エナジー：[８]

状態異常：『OneDrive』

眼鏡「……！『溜め』だと！？」

男「ここで一つ余分に『溜め』おけば、『バスターブレイダー』がかち合ってもまだ『極上竜田揚げ』が撃てる……むしろ有利な読み合いに持っていける！」

眼鏡「簡単に言ってくれるじゃねぇか……その段階まで行くには、新しくできたここの読み合いに勝たなきゃいけないんだぜ！？」

男「逆に言えば……ここに読み勝てば不利をひっくり返せる！」

眼鏡（こいつ……なんて強気な！）

眼鏡（俺の選択肢は……まず『極上竜田揚げ』決まれば勝ち）

男（それを読んで『バスターブレイダー』……決まれば勝ち）

眼鏡（それを読んで『防御』。決まれば次のターン勝ち）

男（それを読んで『命の炎』……決まれば有利）

眼鏡（勝てばそのまま勝ちの有利な読み合い！だが『極上竜田揚げ』を読まれたら負けるのは俺……くそ！予定にない読み合いに負けてそのまま負けるなんて冗談じゃねぇぞ！ここは安定択の『防御』だ……）

眼鏡「セット！」

男「……セット！」

ターン[４]


男『命の炎』


眼鏡『防御』


男の『命の炎』！男のエナジーが[８]増える！



男

ＨＰ：[５]

エナジー：[９]

状態異常：『OneDrive』


眼鏡

ＨＰ：[５]

エナジー：[８]

状態異常：『OneDrive』

眼鏡「がっ……！」

眼鏡（読み負けたか……！）

男「へっ……！お前はこういう時、絶対に安定択を選ぶだろうと思ったよ！」

眼鏡（くそっ……！逆転されちまった……なら！）

眼鏡（ここでもっかい逆転してやる！何があってもリベンジを遂げてやるからな！）ｺﾞｫｯ

男（……！一気に読みづらくなった……さっきのは相手の有利が故に生まれた慢心、綻び……不利に陥った今、むしろ読み合いに強くなっている！）

男（逆境に強い……前に戦った時はこんなプレイヤーじゃなかった。皆成長してるってことか……）

男（だからこそ！俺だって負けるわけにはいかない！俺も負けないくらい成長してるんだって証明してやる！）

男（選択肢はお互い一緒！『極上竜田揚げ』『バスターブレイダー』『防御』の三すくみじゃんけん！）

男（ここは……）




１．特殊勝利最高！『極上竜田揚げ』だ！

２．相手の竜を狩る！『バスターブレイダー』だ！

３．竜を守る！『防御』だ！

↓１

（１、２、３のどれかを選んでください）

1

ターン[５]


男『極上竜田揚げ』


眼鏡『極上竜田揚げ』


男の『極上竜田揚げ』！竜田揚げを食べる！

眼鏡の『極上竜田揚げ』！竜田揚げを食べる！



男（……！両者『極上竜田揚げ』！『極上竜田揚げ』の特殊勝利効果は食後に発動する！うまっ）ﾓｸﾞﾓｸﾞ

男（つまりこの勝負……先に竜田揚げを食べきった方の勝ち！完全な五分！）ﾓｸﾞﾓｸﾞ

眼鏡「ふっ……お前もしかして、この場面は完全に五分だとか思ってんじゃねぇだろうなぁ？うまっ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

男「……！？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

眼鏡「よーく思い出してみろよ。この勝負が始まる前の会話を！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

男（会話……？えっと確か>>161）ﾓｸﾞﾓｸﾞ


眼鏡『腹は減ったままだが……』


男（……そうだ！こいつ売店に食べ物買いに来てたんだ！）ﾓｸﾞﾓｸﾞ

眼鏡「はーはっは！売店にキムワイプが売ってなくてむしろラッキーだったぜ！この勝負この局面！断然俺の有利ィ！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

男「くっ……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

眼鏡（俺の勝つ確率は↓１％って所か！？このまま竜田揚げを平らげてやるぜ！）



↓１は５０～９９から整数を一つ選んでください。

↓１のコンマがレスの数字より低かった場合、眼鏡の勝利。そうでなかった場合は男の勝利とします。

接戦で草

綺麗にギリギリだあ

眼鏡「食い終わったぁ！」ﾀﾞﾝｯ

男「ごちそうさまぁ！」ﾀﾞﾝｯ

眼鏡・男「！？」

眼鏡（ほぼ同時だと……？馬鹿な！お腹ぺこりんの俺の方が断然有利だったはず！）

男（ほとんど差はなかった……やはり理系は食が細い！(偏見）

眼鏡（……どっちだ！？ディスクのシステムメッセージは……！）



眼鏡は竜田揚げを食べ終えた！

眼鏡の『極上竜田揚げ』！眼鏡はこのゲームに勝利する！



ゲームセット！眼鏡の勝利！



眼鏡「……！俺だ！竜田揚げを先に食べ終えたのは俺！俺の勝ちだぁっ！」ｸﾞｯ

男「……っ」

男（負けた……！）

以上で『男VS眼鏡』のやり直しを終了します。お付き合いいただきありがとうございました。

↓から本編を、『宇宙人VS本部長』の時点から再開します。

宇宙人の手札は>>197,>>199,>>201

本部長の手札は>>198,>>200,>>202です。

宇宙人「『小足』『わくわくどうぶつふれあいパーク』『ハートスワップ』か……」

本部長「『小キック』『愚かなる刃』『見なかったことにしよう』か……」

宇宙人（これは……まず『ハートスワップ』と相手の『愚かなる刃』のコンボが……）

本部長「チェンジを宣言する」

宇宙人「……！？」

審判「…………受理します」

宇宙人（手札が配られて数秒でチェンジ判断を……！？審判ロボの計算速度をずっと上回っていた！）

宇宙人（……何故、私が必勝なんだ……？）

本部長「答えを教えてあげようか？」

宇宙人「……一分だ。一分で答えに辿り着いてみせる」

本部長「ＯＫ。一分かかってもまだ分からなかった場合は、答えを教えてあげよう」

宇宙人（……………………！）ﾓﾝﾓﾝ

宇宙人「……私の行動は

１『溜め』
２『小足』
３『ハートスワップ』
４【愚かなる刃】
５『ハートスワップ』
６【愚かなる刃】

だ。お前が『見なかったことにしよう』を駆使すればこの通りには動けない……が、どのタイミングで使われてもこちらには対応策がある。３、４、６ターン目の『ハートスワップ』を無効化された場合は『小足』から行動再開。４、６ターン目の『愚かなる刃』を無効化された場合は『ハートスワップ』の効果で次のターンお前に『防御』を選ばせて攻撃させない。そしてこの時点でお前のＨＰは既に２以下になっているので、もう『見なかったにしよう』は使えなくなる。あとは普通に『ハートスワップ』と『愚かなる刃』を決めて終わりだ」

宇宙人「最後に、お前にも

１『小キック』
２『見なかったことにしよう』(『愚かなる刃』無効）
３『愚かなる刃』

という勝ち筋が残るが……１ターン目に『小キック』で来た場合、こっちは２ターン目に『ハートスワップ』を選ぶ。後は先ほど言った『４、６ターン目の『愚かなる刃』を無効化された場合』の続きと同じ」

宇宙人「よって……私の必勝だ」

本部長「……正解。記録は５７秒……詰めアルティメット寿司じゃんけん準一級って所かな」

宇宙人（そうだ……今のは私の思考が特別遅かったわけではないはず。奴の思考が早すぎるのだ……！）


本部長『それはお目が高い。私は強いよ？公式戦では一回しか負けたことがない』

本部長『いやぁ……君、本当に度胸があるね。この初代チャンピオンに挑もうとは……！』


宇宙人（この男……私が戦って来た人間とは格が違う！相手はこれでチェンジペナルティを負ったというのに、有利になった気がしない！）

宇宙人「楽しみだ……」ｿﾞｸｯ

本部長「……？」

宇宙人「お前に勝った時、私はどれだけ強くなっているんだ……！？」

本部長（格の違いを見せつけられてもなお！衰えぬ闘争心！これは思わぬ掘り出し物だな……！）

本部長「……大丈夫。負けから得られる物だってあるさ！」



本部長の手札 (チェンジ後)


カード３

↓１


カード４

↓２


カード５

↓３



カード名、コスト、パワーを自由に考えてください。
（効果は有っても無くても大丈夫です）（下記のカードシートをコピペすると便利です）
（一試合に同じ人が二つ安価を取ることはご遠慮ください）
（効果処理が不明な物は再安価、もしくは>>1の解釈で進行します。ご了承ください。）
（カード能力があまりに強すぎてゲームバランスを著しく崩壊させる物であれば、>>1の判断で再安価とさせていただきます。ご了承ください）
（効果テキスト等が日本語で書かれていない場合、安価↓とさせていただきます）
（試合解説が度を越えてややこしくなるときは再安価とさせていただきます）


カード名：
コ ス ト：
パ ワ ー：
効　　果：

カード名：打ち切り漫画
コ ス ト：0
パ ワ ー：1
効　　果：あと5話で打ち切りなので残された伏線を巻きで回収していく為にターンのはじめにコストが2溜まる上に、怒濤の超展開でパワー1以上のカードのパワーが+1される。しかし5ターン目終了時に連載が終了して敗北してしまう

カード名：妨害MAX
コ ス ト：2
パ ワ ー：2
効　　果：5割の確率で相手が出したカードを手札に戻して他のカードを出させる。新しく出したカードを発動する為のエナジーが足りない場合は手持ちのエナジーを全部使って発動するものとする(0でも可)

正露丸
コスト2
パワー0
相手のコストが一番高いカードの効果になる。これを一度も発動しないで試合に勝つと、逆に負ける

>>246『打ち切り漫画』の効果は毎ターン開始時に、手札から自動で発動する物とします。

>>247『妨害ＭＡＸ』の効果が発動した時、新しく出すカードはランダムで選ばれるものとします。

↓から本編を再開します。

本部長「『打ち切り漫画』『妨害ＭＡＸ』『正露丸』か……」

宇宙人（これは……完全に、運の勝負！）

宇宙人（相手はおそらくパワー最高の『妨害ＭＡＸ』を連打してくるだろう……『打ち切り漫画』の効果で毎ターンエナジーが溜まる。例えコスト有りのカードでも連打は可能！）

宇宙人（こちらが『防御』を連打しても、相手のパワーは『打ち切り漫画』によって強化されて３。こちらが毎ターン１ダメージ受ける。５ターン目には私の負け……）

宇宙人（だが、それが覆される可能性が一つある！奴の『妨害ＭＡＸ』により、こちらの有コストカードを無償で発動させること！）

宇宙人（例えば『ハートスワップ』を使えば、次のターン『防御』を強制させることで１ターン無駄にできる）

宇宙人（そしてなんらかの方法で５ターン目を乗り切った時！奴は自身の『打ち切り漫画』の効果で自爆！私の勝ち筋はこれしかない！）

宇宙人（最適うる選択も『防御』以外ない……つまりこの勝負一切の読み合いがない。ただただ良い出目を祈るだけのゲーム……！）

本部長「これまたアルティメット寿司じゃんけんらしい勝負になりそうだ……セット！」

宇宙人「……セット」

ターン[１]


本部長の『打ち切り漫画』！５ターン目終了時に自身は敗北する！

本部長の『打ち切り漫画』！部長のエナジーが[２]増える！


宇宙人『溜め』


本部長『妨害ＭＡＸ』



（『妨害ＭＡＸ』をこのレスのコンマで判定。00~49で相手のカードを別のカードに帰る。50~99で不発）

（同時に発動した場合の選択される別カードもこのレスのコンマで判定。00~11で『溜め』。12~23で『小足』。24~35で『わくわくどうぶつふれあいパーク』。36~47で『ハートスワップ』。
48,49だった場合は『妨害ＭＡＸ』の効果発動のみ確定、別レスで再度判定を行う）
（『わくわくどうぶつふれあいパーク』が選択された場合、判定は別レスで行う）

>>257
訂正：宇宙人の行動は『溜め』ではなく『防御』です。



宇宙人の『防御』！本部長の『妨害ＭＡＸ』のパワーが[２]下がる！

[０]－[１]！

宇宙人に[１]のダメージ！



宇宙人

ＨＰ：[４]

エナジー：[０]

状態異常：なし


本部長

ＨＰ：[４] （チェンジペナルティ[－１]）

エナジー：[１]

状態異常：『打ち切り漫画』残り４ターン

宇宙人（このターンは特に動きなしか……まぁ強制『溜め』で３ダメージ喰らうよりかはマシだな）

宇宙人「次だ……セット！」

本部長「セット」



ターン[２]


本部長の『打ち切り漫画』！部長のエナジーが[２]増える！


宇宙人『防御』


本部長『妨害ＭＡＸ』



（『妨害ＭＡＸ』をこのレスのコンマで判定。00~49で相手のカードを別のカードに帰る。50~99で不発）

（同時に発動した場合の選択される別カードもこのレスのコンマで判定。00~11で『溜め』。12~23で『小足』。24~35で『わくわくどうぶつふれあいパーク』。36~47で『ハートスワップ』。
48,49だった場合は『妨害ＭＡＸ』の効果発動のみ確定、別レスで再度判定を行う）
（『わくわくどうぶつふれあいパーク』が選択された場合、判定は別レスで行う）

本部長の『妨害ＭＡＸ』！相手に他のカードを出させる！


宇宙人『わくわくどうぶつふれあいパーク』


宇宙人の『わくわくどうぶつふれあいパーク』！コンマによって出た動物をゲーム中腕に抱えてだっこしなければならない！



（抱く動物をこのレスのコンマで判定。
ゾロ目以外
01～20…チワワ
21～40…シャチ
41～60…ナウマンゾウ
61～80…アジアゾウ
81～98…アフリカゾウ
ゾロ目
11,33,55,77,99…美少女(全裸)
22,44,66,88…イケメン(全裸)
00…ティラノサウルス ）

正露丸の処理もしなきゃだからかなり辛い本部長

>>258
訂正：本部長のエナジーは『１』ではなく『０』です。



審判「飼育員さん。試合用のアフリカゾウをここに」

飼育員「はっ」


ドズゥゥ……ン


アフリカゾウ「ﾊﾟｵｰﾝ」

本部長「動物園で見るのとは違う。旅館の廊下で見るからこその迫力があるねぇ」

本部長（さて……この子を抱えなければルール不順で反則。問答無用で彼の負けとなるが……どう来る？）

宇宙人「審判……『抱っこ』とはなんだ」

審判「……『対象を腕に乗せており、なおかつ対象が自身の胸以上の高さにあること』。今試合ではこれを『抱っこ』と定義する！」

宇宙人「ふむ……つまりこうすれば、『抱っこ』になるのだな？」ｽｯ

本部長（……！寝そべった！まさか！）

宇宙人「さぁこれで踏みやすいだろう。飼育員さん！そいつの足を私の左上に！」

飼育員「はっ。行け！ハナコ！」

アフリカゾウ「ﾊﾟｵｰﾝ」ｽﾞｼｬｯ

本部長「……！」

本部長（彼の左腕は潰れてしまったか……？否！彼の左腕のはまだ健在！何故なら！）

宇宙人「こっちの腕は、デュエルディスクを付けてる方の腕だからな……！」ｷﾗｯ

本部長「流石は我が協会公認のデュエルディスク……象が踏んでも壊れない！」

本部長（象の重圧がかかっても、腕を通したリストリングは少しも歪んでいない！よって彼の腕も無事！）

本部長「……考えたね、宇宙人君！」

宇宙人「さぁ……これで『対象を腕に乗せており、なおかつ対象が自身の胸以上の高さにあること』を満たした！試合続行だ！」



宇宙人

ＨＰ：[４]

エナジー：[０]

状態異常：アフリカゾウ抱っこ


本部長

ＨＰ：[４]

エナジー：[０]

状態異常：『打ち切り漫画』残り３ターン

本部長（『わくわくどうぶつふれあいパーク』のパワーは３。こちらの『妨害ＭＡＸ』と同値……早速ダメージを与えれないターンは出てしまった……非常にまずいぞ）

本部長（まぁ……まずいうまいに関わらず、やることは決まっているんだがね）

本部長「セットだ」

宇宙人「……セット」



ターン[３]


本部長の『打ち切り漫画』！部長のエナジーが[２]増える！


宇宙人『防御』


本部長『妨害ＭＡＸ』



（『妨害ＭＡＸ』をこのレスのコンマで判定。00~49で相手のカードを別のカードに帰る。50~99で不発）

（同時に発動した場合の選択される別カードもこのレスのコンマで判定。00~11で『溜め』。12~23で『小足』。24~35で『わくわくどうぶつふれあいパーク』。36~47で『ハートスワップ』。
48,49だった場合は『妨害ＭＡＸ』の効果発動のみ確定、別レスで再度判定を行う）
（『わくわくどうぶつふれあいパーク』が選択された場合、判定は別レスで行う）

本部長の『妨害ＭＡＸ』！相手に他のカードを出させる！


宇宙人『わくわくどうぶつふれあいパーク』


宇宙人の『わくわくどうぶつふれあいパーク』！コンマによって出た動物をゲーム中腕に抱えてだっこしなければならない！



（抱く動物をこのレスのコンマで判定。
ゾロ目以外
01～20…チワワ
21～40…シャチ
41～60…ナウマンゾウ
61～80…アジアゾウ
81～98…アフリカゾウ
ゾロ目
11,33,55,77,99…美少女(全裸)
22,44,66,88…イケメン(全裸)
00…ティラノサウルス ）

オーバーキルで草

審判「飼育員さん。試合用のナウマンゾウをここに」

飼育員「はっ」

宇宙人（……！二匹目もゾウ！？右腕は何も付けていない丸腰！これ以上ゾウを抱っこするなんて……！）


カラカラ……ン


ナウマンゾウ(骨)「」

飼育員「申し訳ございません……ナウマンゾウは絶滅種。骨しか用意できませんでした」

宇宙人「これなら行ける！」ﾊﾟｼｯ



宇宙人

ＨＰ：[４]

エナジー：[０]

状態異常：アフリカゾウ・ナウマンゾウ(骨)抱っこ


本部長

ＨＰ：[４]

エナジー：[０]

状態異常：『打ち切り漫画』残り２ターン

本部長（……またしても、か！）

宇宙人（二連続ノーダメージ……これで大分有利になったぞ！）

本部長「……セット」

宇宙人「セット！」



ターン[４]


本部長の『打ち切り漫画』！部長のエナジーが[２]増える！


宇宙人『防御』


本部長『妨害ＭＡＸ』



（『妨害ＭＡＸ』をこのレスのコンマで判定。00~49で相手のカードを別のカードに帰る。50~99で不発）

（同時に発動した場合の選択される別カードもこのレスのコンマで判定。00~11で『溜め』。12~23で『小足』。24~35で『わくわくどうぶつふれあいパーク』。36~47で『ハートスワップ』。
48,49だった場合は『妨害ＭＡＸ』の効果発動のみ確定、別レスで再度判定を行う）
（『わくわくどうぶつふれあいパーク』が選択された場合、判定は別レスで行う）

宇宙人の『防御』！本部長の『妨害ＭＡＸ』のパワーが[２]下がる！

[０]－[１]！

宇宙人に[１]のダメージ！



宇宙人

ＨＰ：[３]

エナジー：[０]

状態異常：アフリカゾウ・ナウマンゾウ(骨)抱っこ


本部長

ＨＰ：[４]

エナジー：[１]

状態異常：『打ち切り漫画』残り１ターン

腕埋まってるから抱っこ引かせられれば勝ちなんだけどな

宇宙人「よし……勝ちが確定した！」

宇宙人（相手はこのターン、絶対に『正露丸』を使わねばならない。そうでなければ例え私のＨＰを０にできても『正露丸』の自敗効果が発動してしまうからだ）

宇宙人（だが、私がこのターンも『防御』を選べば『正露丸』で私のＨＰが０になることはない。そしてこのターンの終わりに相手の『打ち切り漫画』の自敗効果が発動。私の勝ちだ）

本部長「……いやいやいや、まだまだ思考が足りないね。セットだ」

宇宙人（セットだと……？棄権しないのか？）

宇宙「……セット」

ターン[５]


本部長の『打ち切り漫画』！部長のエナジーが[２]増える！


宇宙人『防御』


本部長『妨害ＭＡＸ』



宇宙人「『妨害ＭＡＸ』……？例え運よく私に『溜め』を強制させ、３ダメージ与えてＨＰを０にしたとしてもその時は『正露丸』の効果が発動する。負けるのはお前だ」

本部長「……君はもしかして知らないのかな。棄権、また反則負けは、あらゆる効果より優先される……当たり前だよね。そうでなければこの試合、君はわざと棄権を私に勝ちを譲るだけで、私の『正露丸』を発動させれたんだもの」

宇宙人（反則負け……？）

宇宙人「……！」

本部長「気付いたようだね……そう！私が狙っているのは君の『溜め』ではない！三度目の『どうぶつふれあいパーク』！」

宇宙人（私は宇宙人だが、スペックは全て地球人と同じ！だから象も自力では持ち上げられないし、腕も二本しかない！三匹(一本と二匹)以上は抱っこできないぞ……！）

本部長「……来いっ！」ﾊﾞｯ



（『妨害ＭＡＸ』をこのレスのコンマで判定。00~49で相手のカードを別のカードに帰る。50~99で不発）

（同時に発動した場合の選択される別カードもこのレスのコンマで判定。00~11で『溜め』。12~23で『小足』。24~35で『わくわくどうぶつふれあいパーク』。36~47で『ハートスワップ』。
48,49だった場合は『妨害ＭＡＸ』の効果発動のみ確定、別レスで再度判定を行う）
（『わくわくどうぶつふれあいパーク』が選択された場合、判定は別レスで行う）

宇宙人の『小足』！次のターンに出すカードのコストを[－１]する！

[１]－[３]！

宇宙人に[２]のダメージ！



宇宙人

ＨＰ：[１]

エナジー：[０]

状態異常：アフリカゾウ・ナウマンゾウ(骨)抱っこ　『小足』次ターンコスト－１


本部長

ＨＰ：[４]

エナジー：[０]

状態異常：『打ち切り漫画』残り０ターン


本部長の『打ち切り漫画』！５ターン目終了時に敗北する！



ゲームセット！宇宙人の勝利！

本部長「くっ……！負けてしまったか……！」

本部長「だが……チャンピオンですら負ける時は負ける。それがこのゲームのいい所だからね」

宇宙人「……」

本部長「……どうした、宇宙人君。私を下したというのに、浮かない顔だな」

宇宙人「正直……こういった運の要素が強すぎる試合は好ましくない」

宇宙人「もっと、お互いのプレイングに委ねられた、純粋な実力勝負の方が……私は……」

本部長「確かに、こういう試合は理不尽に見えるだろうね」

宇宙人「……続けていれば、いつかこんな試合も理不尽ではないと感じられる時が来るのか？」

本部長「いや、恐らくそんな時は永遠に来ないだろう。最年長のプレイヤーが言うのだから間違いない」

宇宙人「……だったら！」

本部長「だけどね、このゲームはそんな理不尽こそを楽しむゲームなんだ」

宇宙人「理不尽を……楽しむ……？」

本部長「今はまだピンと来ないかもね。けれど手札をドローする時の君の顔は、確かに理不尽を楽しんでいたよ」

本部長「君がいつか……あらゆる理不尽に笑顔で挑んでいく、真のアルティメット寿司じゃんけんプレイヤーになれる時を待ってるよ」

宇宙人（真の……アルティメット寿司じゃんけんプレイヤー……）

宇宙人「ところで本部長。『わくわくどうぶつふれあいパーク』の『だっこした動物は責任を持って引き取る事』という効果だが……」

本部長「ああそうだね。その子は今日から君の家族……」

飼育員「……！」

アフリカゾウ「ﾊﾟｵｰﾝ……」ｼｮﾎﾞﾝ

本部長「……本部長権限だ。『飼育員が望まぬ限り無効』という一文を加えてエラッタしておこう」

飼育員「……ハナコ！」ﾀﾞｷｯ

アフリカゾウ「ﾊﾟｵｰﾝ!」

審判「……」ﾎﾛﾘ

宇宙人「茶番だな」


男「……あっ宇宙人。お前も部屋から出てたのか」

宇宙人「男か」

本部長「おや……男君。二代目チャンピオンを追い詰めた、君ほどの実力者が星一個とは意外だね」

男「本部長……いやぁ、あの時の『冴え』を再現できれば良いんですけどね」

男（あの時の……自分でも怖いくらい、相手の行動が読むことができた感覚……）

男「……ん？そういえばなんか、チャンピオンに負けてから勝率悪いな……？」

男（「４」>>78、>>49、>>211……あれ以降、大事な試合で一度も勝てていない）

本部長「ふむ……男君、君は二代目との試合の途中、倒れていたね？」

男「あ、はい……確か脳が読み合いの異常な負荷に耐えられなくなってたとか、なんとか……」

本部長「それでも君は体の無理を推して勝負を続行した……おそらく君は、同じ過ちを繰り返さないよう、無意識の内に脳をセーブしすぎているんじゃないか？」

男「セーブ……俺が、負荷から脳を『防御』してるってことですか？」

本部長「そう。故に大事な場面で読みが甘くなり、負ける」

男（じゃあ……そのリミッターさえ、コントロールできるようになれば……！）

男「……っと、こうしちゃ居られない！他の奴に挑まれる前にさっさと部屋に戻らないと……それでは失礼します。本部長さん」

宇宙人「じゃあな」

男「こら！相手は偉い人だぞ！『じゃあな』じゃなくて『失礼します』だろ！」

本部長「ははは、構わないよ」

男「すいません、こいつ別の星からやってきたみたいで、地球の作法に慣れてないんです」

宇宙人「すまない」

本部長「……別の星からやってきた……！？」

男「はい。昨日学校に降ってきたんですよ。ドカーンッて」

宇宙人「ついでにそれ以前の記憶がない」

本部長「……！」

男「あ、じゃあそろそろ本当に失礼しますね」ﾀｯﾀｯ

宇宙人「失礼します」ﾀｯﾀｯ

本部長「あ、ああ……」



本部長（出自不明の宇宙人……もしや彼は……）



　　　－つづく－

男（そして数時間後。転校生も戻ってきて、あっという間に夕食の時間になった。俺達は今、他校の人達と同じ宴会場に集まり、ご飯を食べている）

宇宙人「うまい」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

後輩「お前喰い方普通だな。もっとプレデターの捕食シーンみたいになるのかと思った」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

宇宙人「私は宇宙人だが、見た目も能力も人間と変わらん。ゾウだって自力じゃ持ち上げられないしな」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

部長「なぜゾウさんの話になる？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

転校生（……異星に生物が存在している。この事実はまぁ一旦認めるにしても、それが人間と全く同じ生態進化を迎えているというのは不自然だ……そんな偶然、ありえるのか……？）ﾓｸﾞﾓｸﾞ

男「ごちそうさまぁ！」ﾀﾞﾝｯ

後輩「あれ？先輩めっちゃご飯残してるじゃないですか」

男（その理由は二つ。お昼に竜田揚げを食べたからっていうのと……）

男（この全員参加のチャンスタイムを逃さないためだ……！もうマジで選り好みなんてしてられない！一番最初に目に入った星一個の奴に勝負を申し込む！）ﾀﾞｯ

胃腑脂論「うまい」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

男「居た！勝負を申し込……」ｻﾞｯ

銃間「無添高校二年、男に勝負を申し込む」ﾊﾞｯ

男（……！？こいつ、銃間！？てっことはここ斬射高校の席か！）

銃間「悪いね男さん……こいつぁ俺ん所の後輩でね、あんたの餌食にされちゃたまらん」

ディスク『銃間の所持バッジ数は、あなたの所持バッジ数以上です。この申し込みは、拒否できません』

男（俺は一度こいつにも勝ってる。(「３」>>221)……でも今俺は崖っぷち！もし負けたらそのまま……）

審判「『18:30』『男・１』『銃間・５』両者、デュエルスタンバイ！」

銃間「ついでに、リベンジも果たさせてもらいやしょうかぁ！」ｶﾞｼｬｺﾝ

男「この崖っぷち、みっともなくても絶対に渡り切ってみせる！」ｶﾞｼｬｺﾝ

「「ドロー！」」



男の手札


カード３ ↓１

カード４ ↓３

カード５ ↓５


銃間の手札


カード３ ↓２

カード４ ↓４

カード５ ↓６



カード名、コスト、パワーを自由に考えてください。
（効果は有っても無くても大丈夫です）（下記のカードシートをコピペすると便利です）
（一試合に同じ人が二つ安価を取ることはご遠慮ください）
（効果処理が不明な物は再安価、もしくは>>1の解釈で進行します。ご了承ください。）
（カード能力があまりに強すぎてゲームバランスを著しく崩壊させる物であれば、>>1の判断で再安価とさせていただきます。ご了承ください）
（効果テキスト等が日本語で書かれていない場合、安価↓とさせていただきます）
（試合解説が度を越えてややこしくなるときは再安価とさせていただきます）


カード名：
コ ス ト：
パ ワ ー：
効　　果：

カード名：未完の大器
コ ス ト：4
パ ワ ー：1
効　　果：試合開始2ターン目から毎ターンコストが－1されていく。
対戦相手が溜めを行うたびパワーが＋1される。
下がるコストは1まで、上がるパワーは7までが限度。

カード名：千尋
コ ス ト：1
パ ワ ー：4
効　　果：贅沢な名なので発動者の名前表記が1文字削られてしまう。1文字以下だと発動不可能。試合が終わった後もかなりの間効果が続く

カード名：空気砲
コ ス ト：1
パ ワ ー：1
効　　果：次のターンに限り、相手のカードも含めた特殊勝利又は特殊敗北効果を持たない『コスト1以上且つパワーが0のカード』をエナジーを払わずに出せる

カード名：わんちゃんねこちゃん
コ ス ト：3
パ ワ ー：0
効　　果：
わんちゃんとねこちゃんを抱っこして試合を継続
好きなタイミングでわんちゃんを調理して食べることでエナジーを10溜められる。
好きなタイミングでねこちゃんを相手に渡すことでそのターンの攻撃を見逃してもらえる。

カード名：こんにゃく光線
コ ス ト：35
パ ワ ー：0
効　　果：相手の出したカードを無効にして「こんにゃく」(コスト0パワー0効果HP1回復)に変化させる。さらに相手の名前を「こんにゃく大好き男」に変えてしまう。こんにゃく大好き男になるとこんにゃくを出したくなってしまう

カード名：無謀な挑発
コ ス ト：2
パ ワ ー：0
効　　果：
① 相手の安価札からコストが3以上のカードを一枚選びそれを出させる。発動の為のエナジーが足りない場合手持ちのエナジーを全て支払って発動。
② ①の処理は入れ替えることが可能なカードが存在する場合必ず行う。

と思ったけどこれは男が必勝か

これは読み合いだと思う

ため ため
空気砲 ため

3ターン目次第？

>>282
『空気砲』の効果でカードを出す場合、相手のカードであっても自分の場に出す物とします。

>>283
この試合において『調理して食べる』とは『ブラッシングしてもふもふする』と定義します。

男「『未完の大器』『空気砲』『こんにゃく光線』か……」

銃間「『千尋』『わんちゃんねこちゃん』『無謀な挑発』か……」

男（これは……）

銃間「……引き分けを提案する」

男「賛成だ」

審判「引き分け成立！両選手はカードを引き直してください！」


宇宙人「引き分けか……何故だ？」

部長「うむ。順を追って説明しよう。まず銃間が勝つためには『無謀な挑発』で男君に『こんにゃく光線』を出させるのが必須だ」

宇宙人「名前が銃間の二文字のままでは『千尋』が一回しか撃てない……そして『千尋』のパワーは４、一回しか使えないのでは勝てないからな」

部長「まずは銃間が最短で『無謀な挑発』を使ったと仮定して試合をシュミレーションしよう。『溜め』×２からの『無謀な挑発』だ」

部長「そして男君は『溜め』『空気砲』と動いたとする」

宇宙人（３ターン目終わりのステータスは……こんな感じか）



男

ＨＰ：[５]

エナジー：[０]

状態異常：『未完の大器』コスト２パワー３


こんにゃく大好き男

ＨＰ：[４]

エナジー：[０]

状態異常：『無謀な挑発』→ＯＵＴ『こんにゃく』←ＩＮ

部長「男君はここから『溜め』『空気砲』『わんちゃんねこちゃん』と動く。そしてエナジーを１０まで『溜め』てからコスト１パワー３以上の『未完の大器』を１０連発。銃間は『こんにゃく』出す出さない判定を抜きに、いかなる手段を用いても勝てない」

宇宙人「ふむ……だがこれは最短で『無謀な挑発』を出した場合のシミュレーションだろう？実際、銃間の名前は二文字。先に一発『千尋』を撃っておくこともできるではないか」

部長「その場合『無謀な挑発』を出すのが遅くなり、男君は３ターン目に『こんにゃく光線』と入れ替えられることなく『わんちゃんねこちゃん』を発動できる。そして銃間はエナジーを一発『千尋』に使っているので、一度『溜め』ただけで『未完の大器』のパワーは『防御』貫通の３になる」

部長「その時点から男君は『未完の大器』を連打。銃間はさっさと『無謀な挑発』で『こんにゃく光線』を引き出し男君のエナジーを枯らさねばならないが……『無謀な挑発』のコストは２。使うにはもう一度『溜め』をしなければならない」

部長「つまり一度４ダメージ負うのが確定している。こんなステータスになるはずだ」



男

ＨＰ：[２]

エナジー：[０]

状態異常：『未完の大器』コスト１パワー４


こんにゃく大好き男

ＨＰ：[１]

エナジー：[０]

状態異常：『無謀な挑発』→ＯＵＴ『こんにゃく』←ＩＮ



部長「ここから男君は『溜め』『未完の大器』と動く」

宇宙人「銃間が『溜め』れば『未完の大器』のパワーは５になり『千尋』でも耐えられない。だがエナジーがなければ『防御』しか出せず結局耐えられない……というわけだな」

部長「……と、ここまでが銃間の勝てない理由。次は男君の勝てない理由だ」

部長「といってもこちらは簡単。単に『防御』連打されちゃ突破する方法がないからだ」

宇宙人「『こんにゃく光線』で『防御』を『こんにゃく』に変えてしまえばいいんじゃないか？」

部長「それでも相手が『溜め』をしない限り男君の『未完の大器』はパワー１のままだ。そして『こんにゃく』はＨＰを１回復する効果を持つ。どれだけ攻撃しても無駄なのだよ」

宇宙人「なるほど……それでお互いに勝ち筋がないから、この勝負は引き分けなんだな」


男「ってことで、気を取り直して……」

銃間「……」

「「ドロー！」」



男の手札


カード３ ↓１

カード４ ↓３

カード５ ↓５


銃間の手札


カード３ ↓２

カード４ ↓４

カード５ ↓６



カード名、コスト、パワーを自由に考えてください。
（効果は有っても無くても大丈夫です）（下記のカードシートをコピペすると便利です）
（一試合に同じ人が二つ安価を取ることはご遠慮ください）
（効果処理が不明な物は再安価、もしくは>>1の解釈で進行します。ご了承ください。）
（カード能力があまりに強すぎてゲームバランスを著しく崩壊させる物であれば、>>1の判断で再安価とさせていただきます。ご了承ください）
（効果テキスト等が日本語で書かれていない場合、安価↓とさせていただきます）
（試合解説が度を越えてややこしくなるときは再安価とさせていただきます）


カード名：
コ ス ト：
パ ワ ー：
効　　果：

自分の考えたルート

ため5 ため5
空気砲5 ため4
こんにゃく5 防御(防御→こんにゃく)5
ため5 ため5
大器5 わんちゃんねこちゃん1(ダメ無効エナジーチャージ)

で男のエナジー0、銃間はエナジー10で千尋連打でジ・エンドだと思うのです

カード名：スペシウム光線
コ ス ト：5
パ ワ ー：6
効　　果：相手のHPが２以下の時はコストが１になる

>>293のように銃間が勝ちに行く場合に限り引き分けにならずに勝負が決まると思うの

一応案だします

カード名：マシュマロ・テスト
コ ス ト：0
パ ワ ー：0
効　　果：このターンにエナジーを2溜めるか、2ターン後の終了時にエナジーを4溜める

カード名：マホトラ
コ ス ト：0
パ ワ ー：0
効　　果：相手のエナジーを1奪う
2ターンに一回しか出せない

木村
コ ス ト：2
パ ワ ー：5
防御できない。ダメージ計算時、このターンのコストを支払った後の状態で、相手が持っているエナジー1つにつきパワーが2下がる

顔面パンチ
コ ス ト3
パ ワ ー9億
自分を攻撃することがある

カード名：世界最後の日
コ ス ト：9999
パ ワ ー：9999
効　　果：
・ターン終了時に以下の条件を全て満たしている場合、ターンカウントを9999にし、両者のエナジーが9999になる。
①両者が試合中に溜めたエナジーの合計が9
②自分がゲーム中に他の全てのカードを1回以上出した状態である
③自分の他の安価カードが出せない
④相手が3ターン以上ダメージを受けていない

こんにゃくを出しちゃう確率によるんだよな。出したくなる確率が10～20とかなら銃間は強く出てきそうだけど

こんにゃくになったターンにも回復が適用されるかで話が変わってくる……はず

最速で無謀な挑発を撃たなきゃならないって前提が間違ってない？男がわんちゃんねこちゃん使ってくるならそのターンは溜めて、相手が大器撃ってくるタイミングに挑発でこんにゃく引きずり出せばエナジーもリード出来る筈

>>293
男は３ターン目に『空気砲』の効果で『わんちゃんねこちゃん』を出します。
（前ターンに『空気砲』の効果を発動していれば相手のカードでも自フィールドに出せることは>>289で説明しています。）
そして『未完の大器』のパワーが３以上になった時点で連打します。銃間がこれのダメージを最小に抑えるには最短(+１ターン)で『無謀な挑発』を使う他ありません。後は>>290、>>291の通りのはずです。

>>301
『こんにゃく』になったターンにも回復は適用されます。それを失念していました。>>290、>>291にある銃間の仮ステータスは間違いで、どちらも『こんにゃく』一回分のＨＰが増えます。ですが試合展開に変わりはないはずです。

>>303
こちらもその通りでございます。>>290の銃間の仮ステータスは更に間違いで、『溜め』一回分のエナジーが(もしくは『防御』一回分のＨＰが)増えます。
「３ターン目終了時点でエナジーが一つあるなら４ターン目から『千尋』『溜め』『千尋』で男の『溜め』『空気砲』『わんちゃんねこちゃん』に対抗できるじゃん」と一瞬思いましたが「３ターン目に『わんちゃんねこちゃん』の効果で攻撃無効化されたらやっぱり駄目じゃん」と気付きました。やっぱりこれでも試合展開に変わりはないはずです。

何かまた的外れなことを言っていたらすいません。

>>298『顔面パンチ』の自傷効果の確率が明記されていないので、安価で決めます。

発動時に判定を行い、レスのコンマが００～↓１だった時に自傷効果が発動するものとします。

↓１は００～９９から整数を一つ選んでください。

銃間にはわんちゃんねこちゃんを連打して攻撃を回避しつつHPを回復するという手もあるのでは？
20

で、千尋のタイミングでこんにゃくが暴発するかどうかが男の勝ち筋になる

>>306～>>309
『わんちゃんねこちゃん』ループ……恥ずかしながら全く気が付きませんでした。気付かなった箇所だらけで目から鱗の思いです。とても恥ずかしいです。ご指摘ありがとうございます。

結果、銃間の勝ち筋がないわけではないであることが分かったので、やり直します。
と言いたい所ですが、彼の勝ち筋はとても細いです。

『わんちゃんねこちゃん』ループに入ればほぼ無限のエナジーを得られるのは間違いありませんが、無限の名前を得られるわけではありません。『無謀な挑発』を使って『こんにゃく光線』を引き出せば二度と同じ流れができないことを考えれば、銃間が『千尋』を撃てる回数は『こんにゃく大好き男』から一文字残した八文字分に限定されます。

「八回も撃てれば十分ではないのか」と思われるかもしれませんが、男も『わんちゃんねこちゃん』ループに似たような動きができます。
『空気砲』を挟まねばならないとはいえ、男には『未完の大器』もあります。銃間が『わんちゃんねこちゃん』を発動するためには『溜め』を三回しなければならないため、パワーは『千尋』と同じ４、銃間の攻撃を防御できるのです。さらに『わんちゃんねこちゃん』のおかげでエナジーも潤沢です。

例えば男が『未完の大器』十回の内、一回だけ『空気砲』を挟むとしたらどうでしょう。『百回一回理論』よりマシとはいえ、容易な読みではないことは確かです。更に、一回読み勝ったとしても男の肩からねこちゃんが一匹降りるだけです。そうして男の肩からねこちゃんを全て降ろさせた状態で、読み勝たねばならないのです。

その上『こんにゃく大好き男』の『こんにゃく』出したいルーレット次第では負けることすらありえます。以上のことを鑑みれば、八回のチャンスでは少ないというのがお分かりいただけるでしょうか。


よって、結局銃間は引き分けを提案したということで進行させていただきます。ご了承ください。


……銃間が『防御』連打すれば男は突破できない。というのは合ってますよね？もう色々不安です。これからも正しい進行ができるように皆様のご指摘お待ちしております。



↓から本編を再開します。

男「『スペシウム光線』『マホトラ』『顔面パンチ』か……」

銃間「『マシュマロテスト』『木村』『世界最後の日』か……」


転校生「これは……」

後輩「男先輩の必勝……だな」

後輩「まず、銃間は『世界最後の日』を使えない。条件③自分の他の安価カードが出せない……この状態になることがないからだ」

転校生「『マシュマロテスト』はコスト０で制限効果もなし。いつでも出せますからね」

後輩「そして『木村』でとどめをさすこともできない」

転校生「男君が『溜め』を三回すれば『木村』でダメージを与えることはできなくなる……そして３ターンだけでは『マシュマロテスト』を駆使しても男君のＨＰを０にはできない」

後輩「後はエナジーが３未満にならないように『溜め』と『スペシウム光線』を繰り返すだけ。やっぱり先輩の必勝だ」


銃間「……チェンジを宣言するっ！」ﾊﾞｯ

審判「受理します」

男（よし！これで相手にチェンジペナルティが付く……俺の有利だ！）

銃間（くそ……次のドローに賭けるしかねぇ！）

銃間「ドロー！」ｼｬｯ



銃間の手札 (チェンジ後)


カード３

↓１


カード４

↓２


カード５

↓３



カード名、コスト、パワーを自由に考えてください。
（効果は有っても無くても大丈夫です）（下記のカードシートをコピペすると便利です）
（一試合に同じ人が二つ安価を取ることはご遠慮ください）
（効果処理が不明な物は再安価、もしくは>>1の解釈で進行します。ご了承ください。）
（カード能力があまりに強すぎてゲームバランスを著しく崩壊させる物であれば、>>1の判断で再安価とさせていただきます。ご了承ください）
（効果テキスト等が日本語で書かれていない場合、安価↓とさせていただきます）
（試合解説が度を越えてややこしくなるときは再安価とさせていただきます）


カード名：
コ ス ト：
パ ワ ー：
効　　果：

カード名：審議中
コ ス ト：2
パ ワ ー：1
効　　果：相手にギャグを披露する 相手が爆笑したらパワーが4倍に

チェンジ・ザ・ワールド

結局こんにゃく中毒の確率がどれくらいなのよって話だと思いました。防御連打で突破できないのは合ってるはずだよ

そもそも男にはわんちゃんねこちゃんを発動できる隙がないか、あっても直後にこんにゃく呼ばれて全部溶かされると思う

銃間の強みは男が2ターン目どう動くかで戦略を柔軟に組み替えられる事なんじゃないかな

空気砲コースだと3ターン目に読み合い、2ターン溜めから空気砲犬猫だと空気砲に挑発撃たれる可能性があるので結局読み合い、じゃあ3回溜めてどっちも犬猫使えばいいじゃんってなりそうだけど男は空気砲が無ければ犬猫を使用できない

カード名：連続切り
コ ス ト：1
パ ワ ー：2
効　　果：連続で使うとその度に威力が2倍になる。他のカードを挟むと威力は元に戻る

こうやって色々考えてみると男の空気砲って銃間が挑発を発動する為の合図でしかないなと

ため1 ため1
空気砲0 ため2
犬猫(こんにゃく光線)0 挑発(こんにゃく)0
ため1 ため1
空気砲0 ため2
犬猫10 ため3
空気砲9 犬猫10
犬猫19 千尋9
空気砲18 犬猫17
犬猫28 犬猫24
空気砲27 犬猫31
犬猫37 犬猫38

こんなのもあるか？(数字はエナジー)
宇宙人の時もだけど抱っこできる数に限度があるだろうから猫のストックはほぼ無理なんじゃないだろうか？

ぶっちゃけややこしいカード作る側にも問題あるだろ。>>1だってスパコンじゃ無いんだから間違える事もあるでしょうに

>>324
こんにゃく光線でエナジー減らないだろ

勝ち筋あるけど仕切り直しの方が良いと判断したってだけの話では。彼方ならチェンジせずに受けてそう

実際彼方vs男戦は引き分け宣言してなかったからな。こういう判断にもキャラ毎の性格が現れるのは面白いと思う

様々な考察ありがとうございます。反論できる物もあれば全く反論できない物もありますが、どの道ここまで考察が長くなるようでは採用は難しいので、これ以上の言及は控えさせていただきます。

「正しい進行を～」と言っておきながらぐだぐだしてしまい申し訳ございません。



２スレ目見てない人へ、>>313の解説

カード名：チェンジ・ザ・ワールド
コ ス ト：０
パ ワ ー：９９９
効　　果：①この技を出すターン、お互いにダメージを受けない
②自分の溜めと防御以外のカードをこのカード含めて全てチェンジする
③このカードを引いた場合、プレイヤーはチェンジを宣言できない

↓から本編を再開します。

銃間「『審議中』『チェンジ・ザ・ワールド』『連続切り』か……」

男（これは……何回『マホトラ』が決まるかどうかの勝負かな）

男（相手がエナジーを４つ『溜め』るより早く、俺が５つエナジーを『溜め』れたら『スペシウム光線』で焼き払える）

男（逆に言えば、それができなきゃ『連続切り』でこっちがお陀仏……まぁそれでもこっちには『顔面パンチ』の勝ち筋が残るし）

銃間（こっちにも『チェンジ・ザ・ワールド』という打開策がある）

男（結局、最後の最後までお互いに勝ち筋が残りそうだな……）


部長「さぁ。これは１ターン目から読み合いだな」

後輩「銃間の『溜め』を『マホトラ』で奪えるか……」

部長「それを『防御』で空かされてしまうか……」

後輩「それに対し一方的に『溜め』られるか……」

部長「やっぱりお互い『溜め』なのか」


男（『チェンジ・ザ・ワールド』で状況が一変することを考えると、エナジーのリードは少しでも多く取っておきたい所だ……さぁ、どうする……？）



１．相手の『溜め』を掠め取ってやる！『マホトラ』だ！

２．相手の『防御』をせせら笑ってやる『溜め』だ！！

↓１

（１、２のどちらかを選んでください）

ターン[１]


男『マホトラ』


銃間『防御』


男の『マホトラ』！相手のエナジーは０なので発動しない！



男

ＨＰ：[５]

エナジー：[０]

状態異常：次ターン『マホトラ』選択不可


銃間

ＨＰ：[４]（チェンジペナルティ[－１]）

エナジー：[０]

状態異常：なし



男「読まれたか……！」

銃間（『マホトラ』は２ターン連続で出すことはできない。次は『溜め』で確定……と）

ターン[２]


男『溜め』


銃間『溜め』


男のエナジーが[１]増える！

銃間のエナジーが[１]増える！



男

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：なし


銃間

ＨＰ：[４]

エナジー：[１]

状態異常：なし

男（そしてまたここで読み合い！『マホトラ』がまた使えるから、相手のエナジーを奪ってリードしたいところだが……）

銃間（そこに『連続切り』を食らわせれば、俺のエナジーは再び０になる！エナジーを奪われることはない！……まぁ１ターン消費する分、エナジーをリードされるのは変わりないんだが……同じエナジー数ならダメージを与えといた方がいいに決まってる）

男（その『連続切り』を『防御』すれば、同じようにノーダメでエナジーを『溜め』られる）

銃間（その『防御』に『溜め』ることができりゃ最高……！さて、どうするか……）

銃間「……セット！」

男「セット！」

ターン[３]


男『マホトラ』


銃間『溜め』


銃間のエナジーが[１]増える！

男の『マホトラ』！銃間のエナジーを[１]奪う！



男

ＨＰ：[５]

エナジー：[２]

状態異常：次ターン『マホトラ』選択不可


銃間

ＨＰ：[４]

エナジー：[１]

状態異常：なし



男「よしっ……！今度は読み勝った！」

銃間「ちっ……！」

銃間（次は２ターン目と同じ。『溜め』で確定……）

ターン[４]


男『溜め』


銃間『溜め』


男のエナジーが[１]増える！

銃間のエナジーが[１]増える！



男

ＨＰ：[５]

エナジー：[３]

状態異常：なし


銃間

ＨＰ：[４]

エナジー：[２]

状態異常：なし

銃間（次の５ターン目……ここも読み合い。俺のエナジーは２。『連続切り』じゃ使いきれないし、相手は『マホトラ』安定か）

男（『審議中』で無理やりエナジーを使い切ってくる可能性もあるが……それだとエナジー差が開きすぎる。可能性は薄いだろう……）

男（けど、こっちエナジーが３つある今、『マホトラ』以外にも選択肢はある。『顔面パンチ』だ）

銃間（『顔面パンチ』は即負けのデメリットもあるが……発動確率は低い。『顔面パンチ』を読むならこっちは『チェンジ・ザ・ワールド』だ）

男（そんで『チェンジ・ザ・ワールド』を読むならやっぱり『マホトラ』がいい）

銃間（あっちが『マホトラ』で来るなら……奪われた分を『溜め』るのが一番いいな）

男（ってわけで『マホトラ』ド安定だが……相手が『チェンジ・ザ・ワールド』でヤバいカードを退く前にさっさと『顔面パンチ』で決めてしまいたい所ではある）

男（けどそれを『チェンジ・ザ・ワールド』でノーダメにされたら俺はエナジーを全消費した状態で相手の新手札とご対面という最低のパターンに入ってしまう。というかそもそも五分の一の確率が発動して即負けするという最悪のパターンもある）

男（どうしよっかな～……？）



１．やっぱこれだね！『マホトラ』だ！

２．殴らせろ！！『顔面パンチ』！！

↓１

（１、２のどちらかを選んでください）

ターン[５]


男『マホトラ』


銃間『チェンジ・ザ・ワールド』


男の『マホトラ』！銃間のエナジーを[１]奪う！

銃間の『チェンジ・ザ・ワールド』！自分の溜めと防御以外のカードをこのカード含めて全てチェンジする！



銃間「『マホトラ』か……！」

男「よしっ、また読み勝った！」

男（あの時の感覚が戻ってきてるぞ……戦場での開き直り方を思い出してきた……！）

銃間（これで俺のエナジーが１、相手のエナジーが４の状態で新しい手札を引くことになる……大分劣勢だが、手札次第じゃどんな状況でもひっくり返せるのがこのアルティメット寿司じゃんけん！……引いてやるぜ！ぶっ壊れカード！）

銃間「ドロー！」ﾋﾞｯ



銃間の新手札


カード３

↓１


カード４

↓２


カード５

↓３



カード名、コスト、パワーを自由に考えてください。
（効果は有っても無くても大丈夫です）（下記のカードシートをコピペすると便利です）
（一試合に同じ人が二つ安価を取ることはご遠慮ください）
（効果処理が不明な物は再安価、もしくは>>1の解釈で進行します。ご了承ください。）
（カード能力があまりに強すぎてゲームバランスを著しく崩壊させる物であれば、>>1の判断で再安価とさせていただきます。ご了承ください）
（効果テキスト等が日本語で書かれていない場合、安価↓とさせていただきます）
（試合解説が度を越えてややこしくなるときは再安価とさせていただきます）


カード名：
コ ス ト：
パ ワ ー：
効　　果：

カード名：超絶回復剤
コ ス ト：1
パ ワ ー：0
効　　果：相手の持つ一番パワーが高いカードと同じ数値だけHPを回復する。一度使うと10ターン使えなくなる

カード名： ソウルドレイン
コ ス ト： 2
パ ワ ー： 0
効　　果：相手の使用したカードのパワーが0ならば自分のHPとエナジーを1奪う

カード名：バーコードハゲ
コ ス ト：3
パ ワ ー：0
効　　果：このターン自分はダメージを受けない。5ターン以上ダメージを受けていなければ使える。ゲームに勝利

男

ＨＰ：[５]

エナジー：[４]

状態異常：次ターン『マホトラ』選択不可


銃間

ＨＰ：[４]

エナジー：[１]

状態異常：『審議中』『チェンジ・ザ・ワールド』『連続切り』→ＯＵＴ
『超絶回復剤』『ソウルドレイン』『バーコードハゲ』←ＩＮ



銃間（『超絶回復剤』『ソウルドレイン』『バーコードハゲ』か……）

銃間（これは……『超絶回復剤』が強力！相手の手札の最高パワーは九億！九億回復できる！）

男（その量のＨＰを削るには『顔面パンチ』に頼るしかない……）

男（けど！次のターンの『顔面パンチ』を決めれば必勝！こう行動すれば……）


(『顔面パンチ』が成功した際のシミュレーション)
(左は『銃間』。右は『男』)
(一番左にある数字はターン数)
(『』の右横にある数字はそのプレイヤーの所持エナジー数)

６『回復剤』０『パンチ』１
７『溜め』１『溜め』２
８『溜め』１『マホトラ』３
９『溜め』２『溜め』４
１０『溜め』２『マホトラ』５


男（そして１１ターン目。『顔面パンチ』を決めているから相手のＨＰは変わらず４。そして相手のエナジーは２だから『バーコードハゲ』も使えない。つまりパワー６の『スペシウム光線』で必勝だ！）

宇宙人（１０ターン目に『ソウルドレイン』を使われたら色々ズレないか？）

男（それでも大丈夫！１０ターン目に『ソウルドレイン』された場合、シミュレーションはこんな感じで続く）


１０『ソウルドレイン』０『マホトラ』４
１１『溜め』１『溜め』５
１２『溜め』２『溜め』６
１３『防御』２『スペシウム光線』１


男（『ソウルドレイン』された場合、相手のＨＰは５になるから『スペシウム光線』でも『防御』されたら仕留めきれない。だが、その時相手のＨＰは１。『スペシウム光線』のコスト軽減効果が発動するから、１４ターン目にもっかい『スペシウム光線』でフィニッシュだ！）

宇宙人（ちょっと待て。１０ターン目の処理がおかしいぞ。銃間は『ソウルドレイン』でエナジーを使い切っているのだから『マホトラ』は発動しないんじゃないか？）

男（同じタイミングで効果が発動する時、先に発動するのはカードのコストが高い方。つまり『ソウルドレイン』→『マホトラ』の順で効果は処理される。『マホトラ』が発動する頃には銃間は『ソウルドレイン』で俺からエナジーを１つ奪ってる。だからちゃんと『マホトラ』が発動するんだ）

転校生（ちなみに発動タイミングもコストも同じだった場合

１．ＨＰ、エナジー、パワーが増える効果
２．その他の特殊効果
３．ＨＰ、エナジー、パワーが減る効果

の順で処理されます。『溜め』対『マホトラ』で『マホトラ』の効果が発動するのはこれが理由です）

男（……と色々俺が必勝である理由を考察したが、これは全部『顔面パンチ』が成功したらの話……）

銃間（つまりこの勝負！）

男（このターンの『顔面パンチ』の出目で決まる！）

男「……セット！」

銃間「セットだ！」




ターン[６]


男『顔面パンチ』


銃間『超絶回復剤』



（『顔面パンチ』をこのレスのコンマで判定。00~20で自傷。21~99で不発）

銃間の『超絶回復剤』！ＨＰを[９００００００００]回復する！

[９００００００００]－[０]！

銃間に[９００００００００]のダメージ！



男

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：なし


銃間

ＨＰ：[４]

エナジー：[０]

状態異常：なし

銃間「……！」

銃間（相手の『顔面パンチ』が成功した……！俺の勝ち筋はもう……ない！）

銃間「……棄権する」

審判「ゲームセット！勝者、男！」

男「よっし……！」

男（運勝ちだけど……これでなんとか、星を二個に戻せたぞ）

男（けど……今の試合に結構時間を喰った。もう俺から挑める奴はこの宴会場に残ってないか……？）

胃腑脂論「うまい」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

男「まだ居た！」

銃間「お、お前馬鹿野郎！星５の俺が時間を稼いだんだからお前はさっさと部屋に逃げとけや！」

胃腑脂論「でもご飯美味しいし……そして何より、オイラも星一個だし、この夕食で誰かと勝負しなきゃいけないのは一緒っすよ」

銃間「それはそうだが……こいつ、強いぞ」

胃腑脂論「……勝てば、いいんすよね？」

男（こいつ……不敵！だがここを逃せば、残る試合チャンスは明日の朝食のみ！それでは星四個を満たせない！……挑むしか、ない！）

男「……お前、名前は！」

胃腑脂論「斬射高校一年……胃腑脂論っす」

審判「『19:00』『男・２』『胃腑脂論・１』両者、デュエルスタンバイ！」

胃腑脂論「さぁて……腹ごなしの時間っすね」ｶﾞｼｬｺﾝ

男「ここで勝って、明日に繋げる！」ｶﾞｼｬｺﾝ

「「ドロー！」」



男の手札


カード３ ↓１

カード４ ↓３

カード５ ↓５


胃腑脂論の手札


カード３ ↓２

カード４ ↓４

カード５ ↓６



カード名、コスト、パワーを自由に考えてください。
（効果は有っても無くても大丈夫です）（下記のカードシートをコピペすると便利です）
（一試合に同じ人が二つ安価を取ることはご遠慮ください）
（効果処理が不明な物は再安価、もしくは>>1の解釈で進行します。ご了承ください。）
（カード能力があまりに強すぎてゲームバランスを著しく崩壊させる物であれば、>>1の判断で再安価とさせていただきます。ご了承ください）
（効果テキスト等が日本語で書かれていない場合、安価↓とさせていただきます）
（試合解説が度を越えてややこしくなるときは再安価とさせていただきます）


カード名：
コ ス ト：
パ ワ ー：
効　　果：

カード名：髪の毛針
コ ス ト：1
パ ワ ー：1
効　　果：自分の髪の毛をその場で百本引き抜くごとにパワー＋2

カード名：溜め息
コ ス ト：0
パ ワ ー：0
効　　果：エナジーが1溜まる。出したターンの終わりにエナジーが1減る

カード名：特上うな重7000円
コ ス ト：2
パ ワ ー：0
効　　果：HPを5ポイント回復させることができる。使用する都度コストは倍になっていく。

カード名：まじん斬り
コ ス ト：0
パ ワ ー：4
効　　果：30%の確率でしか当たらない

カード名：うんこマン
コ ス ト：1
パ ワ ー：7
効　　果：自分の名前を「うんこマン」にする。一生改名出来ない

リア銃
コスト2
パワー5
彼女/彼氏持ちだとパワーが2倍になる

男「『髪の毛針』『特上うな重7000円』『うんこマン』か……」

胃腑脂論「『溜め息』『まじん斬り』『リア銃』か……」

男（これは俺の必勝だな。最速で『髪の毛針』を撃てばいい。四百本抜いてパワーを９まで上げれば相手に耐える方法はない）

男（人間の頭髪は平均十万本らしい……自分が平均より多いとか少ないとか考えたこともないけど、おそらく八万、いや九万本は固い。その内の四百本くらい余裕で引っこ抜ける！だから俺の必勝！）

男（……ここまでシンプルだと、逆に勝ち確定か怪しいな）

胃腑脂論「チェンジを宣言するっす」

審判「受理します」

男（よかった。本当に勝ち確定だったみたいだ。何はともあれこれで俺が有利！）

胃腑脂論（ひっくり返せるか……？）

胃腑脂論「ドロー！」ｼｬｯ



胃腑脂論の手札 (チェンジ後)


カード３

↓１


カード４

↓２


カード５

↓３



カード名、コスト、パワーを自由に考えてください。
（効果は有っても無くても大丈夫です）（下記のカードシートをコピペすると便利です）
（一試合に同じ人が二つ安価を取ることはご遠慮ください）
（効果処理が不明な物は再安価、もしくは>>1の解釈で進行します。ご了承ください。）
（カード能力があまりに強すぎてゲームバランスを著しく崩壊させる物であれば、>>1の判断で再安価とさせていただきます。ご了承ください）
（効果テキスト等が日本語で書かれていない場合、安価↓とさせていただきます）
（試合解説が度を越えてややこしくなるときは再安価とさせていただきます）


カード名：
コ ス ト：
パ ワ ー：
効　　果：

カード名：出会い頭
コ ス ト： 1
パ ワ ー： 1
効　　果： 1ターン目のみコストを0にできる

カード名：独活の力
コ ス ト：374無量大数1506不可思議5768那由他4235阿僧祇4506恒河沙5896極48載986正8澗9999溝1088穣4780?6936垓4474京5000兆2655億3821万5007
パ ワ ー：374無量大数1506不可思議5768那由他4235阿僧祇4506恒河沙5896極48載986正8澗9999溝1088穣4780?6936垓4474京5000兆2655億3821万5007
効　　果：
・このカードを発動するためのコストを374無量大数1506不可思議5768那由他4235阿僧祇4506恒河沙5896極48載986正8澗9999溝1088穣4780?6936垓4474京5000兆2655億3821万5006下げることができる
・ダメージを与える前に自分と相手のHPを374無量大数1506不可思議5768那由他4235阿僧祇4506恒河沙5896極48載986正8澗9999溝1088穣4780?6936垓4474京5000兆2655億3821万5006回復する
・次のターン相手の出す全てのカードのパワーは374無量大数1506不可思議5768那由他4235阿僧祇4506恒河沙5896極48載986正8澗9999溝1088穣4780?6936垓4474京5000兆2655億3821万5006増え、そのターン中自分はいかなる効果を用いても受けるダメージを減らす事ができない

カード名:窮鼠
コスト:1
パワー:1
効果:自分のHPが相手より少なく相手のカードのパワーが自分のHPより大きい場合このカードのパワーに相手のカードのパワーを追加する

胃腑脂論「『出会い頭』『独活の力』『窮鼠』か……」


転校生「宇宙人君……あの『独活の力』というカード。どう思う？」

宇宙人「(略)５００７というコストが目に付くが……(略)５００６コストを軽減できるから実質のコストは１」

宇宙人「そして５００７パワーあるが、相手のＨＰを５００６回復しているから実質のパワーは１」

宇宙人「こちらのＨＰも５００６回復しているが相手のパワーを５００６上げているのでこれも相殺だが……相手のパワー増加効果だけ次ターンだから、まぁ……その場しのぎにはなるだろう」

転校生「じゃあその前提を踏まえて。話を進めよう」

転校生「結論から言えば、男君には必勝行動がある。これ↓だ」


１『溜め』
２『溜め』
３『溜め』
４『髪の毛針』
５『髪の毛針』
６『髪の毛針』
７『溜めor防御』


転校生「本当に胃腑脂論君に勝ち筋はないのか、一緒に考えて行こう」

転校生「４５６ターン目の『髪の毛針』二連撃をしのぐために、こちらもエナジーを『溜め』なくちゃならない。１２３ターン目は同じく『溜め』だね」

転校生「さて４５６ターン目。胃腑脂論君は何を使ってしのげばいいと思う？」

宇宙人（『窮鼠』三連打……いや、一回目の時点でＨＰが並ぶから、二回目以降の『窮鼠』は効果が発動しない。負ける）

宇宙人「『窮鼠』は二回以上使えない……」

転校生「そう。『窮鼠』は二回以上使えない。それを踏まえると胃腑脂論君の４５６ターンの流れは下の４パターンに絞られるね」


①『独活』→『独活』→『独活』
②『窮鼠』→『独活』→『独活』
③『独活』→『窮鼠』→『独活』
④『独活』→『独活』→『窮鼠』


転校生「さて、③と④は『窮鼠』が発動しなくてそこで負けちゃうんだけど……なんでか分かる？」

宇宙人「……『独活』の効果で仮初ではあるが、ＨＰをリードしているから。だな」

転校生「そう。『窮鼠』は『独活』の後に使えない。これで残るパターンは①と②だけど……」

宇宙人「二つのパターンはどちらも『独活』が連続している。二回目の『独活』は、相手も前ターンの『独活』で強化されているため、普通にダメージを受ける。仮初のＨＰしか残らん」

宇宙人「そしてその仮初は来る７ターン目に清算される……。結果、胃腑脂論に勝ち筋はない。ということだな」

転校生「その通り」

胃腑脂論（……あいつの髪の毛がカツラなら……いや、『うんこマン』があるから結局必敗か……）

胃腑脂論（そしてチェンジ権は一回まで……もう引き直しはできない）

胃腑脂論「棄権……するっす」

審判「ゲームセット！勝者、男！」

男「っしゃあ！」

男（これで星は三個に戻った……！明日の朝食でも誰かに勝てば、俺の星は四個！１ｓｔステージ合格ラインが見えてきた！）


宇宙人（……引いた手札が二連続で負け確定……今までで見た中で一番理不尽な試合だった……）

宇宙人「おい……男。そんな勝ち方して、何故そんなに喜べる？」

男「え……だって、勝ちは勝ちだし……？」

宇宙人「負けた胃腑脂論とか言う奴、あれが最後の星だったんだぞ……？」

男「確かに……もし俺がこんな負け方したら、すごく悔しいと思う……けど、納得はする。そういうゲームだからな。分かってやってるんだ。俺も……きっとあいつも」

宇宙人（そういうゲームだから……？理解できん……）

転校生「……」



　　　－つづく－

男（そして俺達は自分の部屋に戻ったのだった）

男「はぁ～疲れた」

男（四戦もやることになるとは……でもおかげで星は三個！）

部長「何とかうちは部員全員で２ｎｄステージに進めそうだな」(星六個)

後輩「そうですね」(星五個以上)

宇宙人「そうだな」(星四個)

男「はい！」(星三個)

転校生「２ｎｄステージも頑張りましょう！」(星二個)

男「おいッッッ！転校生お前星二個じゃん！」

転校生「高菜さんとの試合がすごく長引いて、終わったころにはもう夕食だったからなぁ」

男「だったら俺の試合の解説なんかしてないで他の奴に挑めよ！」

転校生「僕、自分からは他の人に挑まないようにしてるんです」

後輩（そういえばそんなこと言ってたなぁ）

転校生「だから……挑んでくれるのを待ってたんだけどなぁ」ﾁﾗｯ

宇宙人「……今は気分じゃない」ﾌﾟｲｯ

後輩「どーすんですか？明日の朝食で勝てても……星三個止まりですよ」

転校生「というわけで、廊下行ってきますね」ｽｯ

男「！」

男（今は自由時間……つまり強者だけが部屋の外を自由に歩ける修羅の時間！）

転校生「僕もこのまま失格は本意じゃないしね……今なら誰か仕掛けてくれるだろう。そこで星を稼ぐ」ｶﾞﾁｬｯ

彼方「やぁ」

転校生「！？」ﾋﾞｸｯ

男（開けたらそこには人影が！あいつは……）

男「……彼方！？」

彼方「やぁ男君。聞いたよ、星に困ってるそうだね……？どうだい、僕と一勝負」ｷﾗｯ

男（……あいつのバッジ数……八個もある！あれだけ集めるには修羅時間中に何戦もこなさなきゃいけないはず……あいつ本当バトルジャンキーだな！）

男（今の俺は崖っぷち！あんな強者と戦うのはできれば避けたいが……バッジ数で劣る俺は申し込みを拒否できない！）

男「くっ……！」

彼方「無添高校二年。男に……」


バタンッ


転校生「……」

彼方「……君、確か転校生君だね？どうかもう一度扉を開けてくれないか。僕は男君と勝負したいんだ」

転校生「ははっ、妬けちゃうなぁ。ここにも一人、アルティメット寿司じゃんけんプレイヤーが居るっていうのに……」

彼方「……へぇ」

男『お、おい転校生！やめとけ！やるならせめてもっと弱い奴と……』

彼方「早摘みになるが……いいだろう。転校生に勝負を申し込む！」ｼﾞｬｷｯ

男『あちゃーっ！』

審判「『20:30』『転校生・２』『彼方・８』両者、デュエルスタンバイ！」

彼方「僕が勝ったら、その扉を開けてもらおうか！」ｶﾞｼｬｺﾝ

転校生「八個もあるんですからクソゲーになっても文句はありませんね！？」ｶﾞｼｬｺﾝ

「「ドロー！」」



転校生の手札


カード３ ↓１

カード４ ↓３

カード５ ↓５


彼方の手札


カード３ ↓２

カード４ ↓４

カード５ ↓６



カード名、コスト、パワーを自由に考えてください。
（効果は有っても無くても大丈夫です）（下記のカードシートをコピペすると便利です）
（一試合に同じ人が二つ安価を取ることはご遠慮ください）
（効果処理が不明な物は再安価、もしくは>>1の解釈で進行します。ご了承ください。）
（カード能力があまりに強すぎてゲームバランスを著しく崩壊させる物であれば、>>1の判断で再安価とさせていただきます。ご了承ください）
（効果テキスト等が日本語で書かれていない場合、安価↓とさせていただきます）
（試合解説が度を越えてややこしくなるときは再安価とさせていただきます）


カード名：
コ ス ト：
パ ワ ー：
効　　果：

カード名：タイタニック号
コ ス ト：1
パ ワ ー：8
効　　果：氷山に衝突しない限りは無敵の強さを誇る1枚

カード名：天鱗
コ ス ト：0
パ ワ ー：100
効　　果：物欲センサーに引っかかって中々落ちないのでセットして発動した場合98%の確率で不発する。求めていない時にポロっと落ちたりするので2%の確率でセットしていない時にこれが発動する

カード名：卑劣な術
コ ス ト：０
パ ワ ー：０
効　　果：相手のカードが「溜め」ならばこのカードのパワーを＋2する
　　　　　このカードは3ターンに1度しか使用できない

カード名：氷山
コ ス ト：0
パ ワ ー：0
効　　果：エナジーを2溜める
これを出したターンに相手が「タイタニック号」を出した場合、自分は勝利する

カード名：呪いの壺
コ ス ト：1
パ ワ ー：1
効　　果：これが手札にあるだけで溜め以外のコストが0のカードのコストが1増える

カード名:バランス
コスト:1
パワー:1
効果:このカードを持っている限り、お互いに同名カードを連続で使用できない。

ID被る事なんてあるのか……判断は>>1に任せる

安価下

>>373
『呪いの壺』のコスト増加効果は両プレイヤーに発動するものとします。

>>375
今回はこのまま進行しますが、これからはＩＤ被りも再安価とします。
（ＩＤ被りと連投を見分ける方法がないからです。ご了承ください）

転校生「『タイタニック号』『卑劣な術』『呪いの壺』か……」

彼方「『天鱗』『氷山』『バランス』か……」


部長「これは……転校生君が不利だな。宇宙人君。１ターン目は互いに『溜め』で確定だが……２ターン目に転校生君が『タイタニック号』を使ってくる場合、彼方はどうしたらいいと思う」

宇宙人「それはもちろん……特殊勝利できる『氷山』だろうな」

部長「その通りだ。ではその『氷山』を読まれて『呪いの壺』を撃たれたらどうなる？」

宇宙人「そのターンは１ダメージ受けてしまうが……『氷山』によってエナジーが２になっている。次のターンに『バランス』で１ダメージ与えられるから……五分じゃないか？」

部長「いいや違う。ダメージを受け、ダメージを返す……これを繰り返していれば先にＨＰが尽きるのは彼方の方。彼方にとって『氷山』対『呪いの壺』は読み負けだ」

宇宙人「ならば……彼方は『呪いの壺』を『防御』するのが最適解か」

宇宙人（だが、これでは……）

部長「そう。『呪いの壺』の効果で『防御』のコストは１。１ターン目の『溜め』を互いに消費しているためステータスに変化はない」

宇宙人「ということは、転校生君は『溜め』と『呪いの壺』を連打していれば、いくら読み負けても負けない……そうして相手に『溜め』と『防御』のループを強制させ続けたところで、不意に『タイタニック号』を撃って勝ち……彼方はそのタイミングを読めなければ負け。これは……『百回一回理論』！転校生の圧倒的有利！」

宇宙人「……いやちょっと待て、お前転校生の方が不利だって言ってなかったか？

部長「彼方には『天鱗』があるからな。１００ターンもかけていれば、確率的に２回は発動する。『百回一回理論』は通用しない。どころか、３６ターン目には『天鱗』の発動確率は５０％を超える」

部長「また。この勝負は読み合いごとに１ターンずつ互いに『溜め』を挟む。一回の読み合いで２ターン分の『天鱗』の発動チャンスが訪れるわけだから……俺達が思うよりも試合中に『天鱗』が発動する確率は高い」

部長「更に言えば、彼方は『氷山』で読み負けても、４回までなら許容範囲だ。以上のことを踏まえれば……総合的に転校生君の方が不利だと見るのが妥当だろう」

宇宙人「……！」

宇宙人（大きすぎる手札格差、大きすぎる運の要素、紛うことなきクソゲー……！）


転校生「……うふっ、うふふふふっ……今日は良い日だぁ……」ｿﾞｸｿﾞｸ

転校生（さて、どう行こうか……部長さんは否定していたけど、『百回一回理論』に近い構図であることは確かだ。ループを持続させればさせるほど彼方君が読みを外す確率は高くなる）

転校生（一方で、やっぱりターン数が増えれば増えるほど『天鱗』の発動試行回数が増えることになる）

転校生「ここは……」




１．即断即決即勝利！最速２ターン目に『タイタニック号』だ！

２．
①「読み合いの回数=a」
②「相手の読みが外れる確率=1-(相手が『氷山』を使える回数ＨＰ分の５/a)＝x」
③「『天鱗』の発動しない確率=98^ターン数2a/100^ターン数2a=y」
④aは自然数である。
とした時、勝つ確率「xy」が最大になるのは「a=14」の時なので「28」ターン後に『タイタニック号』！

↓１

（１、２のどちらかを選んでください）

腐る札が少ない対局は面白い

転校生（２７ターン目までは『溜め』→『呪いの壺』ループで行こう……それまでに『天鱗』が発動する可能性は約４２％……発動しないでくれよ……！）



（『天鱗』をこのレスのコンマで判定。00~41で発動。42~99で不発）

転校生（よし……！なんとかここまで『天鱗』が発動しないまま来た）

転校生（ここまでずっと『溜め』『呪いの壺』ループで進めてきた……ここでいきなり『タイタニック号』を出せば、おそらく読まれないはず！）

転校生「……セット！」

彼方（ここは……↓１で行くかな）

彼方「セット」



１．My Heart Will Go On！『氷山』だ！

２．自滅しないように『防御』だ！

↓１

（１、２のどちらかを選んでください）

２

転校生（僕のセットしたカードは『タイタニック号』……相手が『防御』なら勝ち、『氷山』だったら負けだけど……そもそもそんな読み合い関係なく、このターンに『天鱗』が発動して僕の負けになる可能性もある……）

転校生（ここまでずっと外れてきたんだ。ここに来て急に発動するなんて勘弁してほしい……今まで通り不発に終わってくれ！）

「「オープン！」」



（『天鱗』をこのレスのコンマで判定。00~01で発動。02~99で不発）

ターン[２８]


転校生『タイタニック号』


彼方『防御』


彼方の『防御』！転校生の『タイタニック号』のパワーが[２]下がる！

[０]－[６]！

彼方に[６]のダメージ！




転校生

ＨＰ：[３]

エナジー：[０]

状態異常：『呪いの壺』『バランス』


彼方

ＨＰ：[－３]

エナジー：[０]

状態異常：『呪いの壺』『バランス』



ゲームセット！転校生の勝利！

彼方「くっ……！」

彼方（読み負けた……か！）

転校生「よし……！」

宇宙人（さっきのターン……読み合いと呼ぶにはあまりに転校生に有利過ぎた。直前まで１３回の読み合い、全て『呪いの壺』を見せていたんだからな……いくら彼方が実力者といえ、あの『タイタニック号』をピンポイントで読めというのも無理な話……）

宇宙人（結局の所、『天鱗』が発動するかどうかのゲームだった……これも、純粋な実力勝負とは言い難い）

宇宙人「彼方……そんな負け方をして、悔しくないのか……？」

彼方「ん。そうだね。２８ターン目に『タイタニック号』を撃つのが確率的に最適解であることは計算できた。だからこそ裏をかいて撃ってこないと読んでたんだけど……外しちゃったね」

彼方「君の思考パターンは把握した……次は、負けない」ｽﾀｽﾀ

転校生「……次も良いゲームになるといいね」ｽｯ

宇宙人（こいつも清々しい顔を……何故だ……？）

後輩「さて、来客も帰ってったし、お風呂でも行きますか！」

部長「行くか！」

男「いや……俺は部屋風呂で済ませるよ。外出たくないし」

転校生「僕もそうしようかな」

宇宙人「私は行くぞ」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

後輩「何でもう脱ごうとしてるんだよ」

宇宙人「風呂に入る時は服を脱ぐものだぞ？地球人のくせに知らないのか？」

男「はいはい。お前も部屋風呂にしような」

後輩「それじゃ、行ってきまーす」ｶﾞﾁｬｯ


後輩「風呂どんなんですかね」ﾃｸﾃｸ

部長「ＵＳＪ協会運営の旅館だからな……カスピ海ぐらい大きい温泉があるかもしれんな」ﾃｸﾃｸ

田中「待てぇい！」ｻﾞｯ

有葉「我ら、後輩リベンジ兄弟！」ｻﾞｯ

後輩（むむっ、こいつらは……僕に負けた雑魚共）（「２」>>365、「２」>>480）

後輩「部長……風呂行きましょう」ｽﾀｽﾀ

田中「んなっ！？待てっつってんだろ！今からお前は僕達に二連敗するんだよ！」

有葉「俺が先に行くぞ！無添高校一年！後輩に勝負を申し込む！」

有葉（あいつがどれだけ星を持ってようと勝負を挑めるよう、必死に雑魚狩りして星を七個にしてきた！拒否されるわけが……）

後輩「拒否しまーす」（星八個）

田中「星……八個だと！？」

後輩「簡単な話だよ……同じ雑魚狩りでも、強い方がより多く獲物を狩る。僕は結構旅好きなんでね。邪魔されることのないよう序盤にいっぱい星を集めといたんだよ」

部長「さて、入るか。大体アルティメット寿司じゃんけん１０ターン分くらい」ｶﾎﾟｰﾝ

後輩「はい。大体アルティメット寿司じゃんけん１０ターン分くらい風呂に浸かってましょう」ｶﾎﾟｰﾝ

有葉（くそ……！どうする！このままではリベンジの機会が……）

田中「……斬射高校一年、有葉に勝負を申し込む！」ｼﾞｬｷｯ

有葉「……！田中、お前……」

田中「僕達は互いに星七個……これで勝った方が後輩に挑む！それでいいな！？」

有葉「あぁ……！行くぞ！」

審判「『21:30』『田中・７』『有葉・７』両者、デュエルスタンバイ！」

田中「後輩リベンジ兄弟は今日で解散だ！悪いが僕の踏み台になってもらう！」ｶﾞｼｬｺﾝ

有葉「いいや！あいつにリベンジするのは俺だッ！」ｶﾞｼｬｺﾝ

「「ドロー！」」



田中の手札


カード３ ↓１

カード４ ↓３

カード５ ↓５


有葉の手札


カード３ ↓２

カード４ ↓４

カード５ ↓６



カード名、コスト、パワーを自由に考えてください。
（効果は有っても無くても大丈夫です）（下記のカードシートをコピペすると便利です）
（一試合に同じ人が二つ安価を取ることはご遠慮ください）
（効果処理が不明な物は再安価、もしくは>>1の解釈で進行します。ご了承ください。）
（カード能力があまりに強すぎてゲームバランスを著しく崩壊させる物であれば、>>1の判断で再安価とさせていただきます。ご了承ください）
（効果テキスト等が日本語で書かれていない場合、安価↓とさせていただきます）
（試合解説が度を越えてややこしくなるときは再安価とさせていただきます）


カード名：
コ ス ト：
パ ワ ー：
効　　果：

カード名：ヒーローは遅れてやって来る
コ ス ト：1
パ ワ ー：8
効　　果：10ターン目から使用可能

カード名：バギクロス
コ ス ト：3
パ ワ ー：2
効　　果：竜巻で相手が出したカードを吹き飛ばしてこの対戦中に使えなくする

カード名： リベンジ
コ ス ト： 1
パ ワ ー： 1
効　　果： 相手のカードがこの試合中にこのカードを出した時と同じカードの場合このカードのパワーを倍にする
　　　　　　この効果は累積する

2ターン目にこちら：リベンジ　相手：カードA　を出していたとしたら、
4ターン目にこちら：リベンジ　相手：カードA　ならリベンジのパワーは2
7ターン目にこちら：リベンジ　相手：カードA　ならリベンジのパワーは4
という意味です

カード名:こいつがどうなってもいいのか?
コスト:2
パワー:1
効果:人質をとり相手のもつパワーがこちらの現在のHPより高いカードを使用できなくする

カード名：時の魔術師
コ ス ト：2
パ ワ ー：2
効　　果：50%の確率でターン数を100プラスする。

カード名：拳銃
コ ス ト：3
パ ワ ー：0
効　　果：食らったらひとたまりもないのでバトルのパワー関係を無視して相手は即死する。防げそうな名前のカードならなんか防げる

ヒーローがどうあがいても間に合わないのも笑う

田中「『ヒーローは遅れてやって来る』『リベンジ』『時の魔術師』か……」

有葉「『バギクロス』『こいつがどうなってもいいのか？』『拳銃』か……」

田中（これは……相手の『拳銃』の防げそうな名前判定によるな……）

田中（『ヒーローは遅れてやって来る』……ヒーローって名前に付いてんだし行けるだろ）

田中（『リベンジ』……復讐は銃弾一つじゃ終わらない。行けるだろ）

田中（『時の魔術師』……古代魔法に近代兵器が勝てるわけない。行けるだろ）

田中（『溜め』……まぁなんか行けるだろ）

田中（『防御』……これで防げなかったら何で防げるんだ。行けるだろ）

田中（よし。全部『拳銃』を防げるな。でも一応審判に確認しとくか）

田中「審判！全カード『拳銃』を防げるよなぁ！」

審判「

『ヒーローは遅れてやって来る』は『↓１』
『リベンジ』は『↓２』
『時の魔術師』は『↓３』
『溜め』は『↓４』
『防御』は『↓５』

だな」



１．『拳銃』を防げる

２．『拳銃』を防げない

↓１～５

（１、２のどちらかを選んでください）

１

審判「『リベンジ』『時の魔術師』『溜め』『防御』は防げそう。
『ヒーローは遅れてやって来る』は防げなさそう」

有葉「……なんで！？」

田中（理由はよく分からんが『溜め』でも『拳銃』を防げるのは大きいぞ……！）

田中（さて……この勝負、僕は二通りの戦い方を選べる）

田中（即ち『リベンジ』を三回当てるか、『時の魔術師』と『ヒーローは遅れてやって来る』のコンボで勝つか）

田中（どちらもデメリットはある。『リベンジ』は最初の一発目を『溜め』に当てなきゃならないし、読まなきゃいけない回数も多い）

田中（『時の魔術師』も、発動する確率は５０％。一回外すだけで大分苦しくなる……）

田中（序盤は『リベンジ』で勝ちを狙いつつ、１０ターン目以降から『ヒーローは遅れてやって来る』も選択肢に入れて戦う方法は……取れない）

田中（理由は一つ。１０ターンもかけていたら……後輩がお風呂から上がって部屋に戻っちゃうからだ！）

後輩「いい湯だな」ｶﾎﾟｰﾝ

彼方「おや。君達は無添高校の」ｶﾎﾟｰﾝ

部長「そういうそちらは奈鷹高校の。さっきぶりだな」ｶﾎﾟｰﾝ

中田「……？うちの田中が風呂場前で待ち伏せしてたはずだが……もう倒したのか？」ｶﾎﾟｰﾝ

後輩「ふふん。僕があいつらの申し込みを拒否しただけですよ。せっせと星を八個にしておいてよかった。おかげで邪魔なくお風呂を楽しめますからね」ｶﾎﾟｰﾝ

彼方（……後輩君の体、視線の動き。声音。表情。使っているタオル）ｶﾎﾟｰﾝ

彼方（僕の読みが正しければ……彼はおそらくアルティメット寿司じゃんけん１０ターン分くらいの間、この風呂に浸かっているはずだ）ｶﾎﾟｰﾝ

彼方（その時間が過ぎる前に星を八個にできるかな？田中……！）ｶﾎﾟｰﾝ


田中「……セット！」

有葉「セット！」

ターン[１]


田中『溜め』


有葉『溜め』


田中のエナジーが[１]増える！

有葉のエナジーが[１]増える！



田中

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：なし


有葉

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：なし



田中（１ターン目はお互い『溜め』で確定！次のターンからは読み合いだが……）

田中（一応、『リベンジ』戦法か『時の魔術師』戦法か、どちらでも行けるように２ターン目も『溜め』ておくか。相手が深読みして『防御』してくれたら美味しいし）

田中「セット」

有葉「……セット」

ターン[２]


田中『溜め』


有葉『溜め』


田中のエナジーが[１]増える！

有葉のエナジーが[１]増える！



田中

ＨＰ：[５]

エナジー：[２]

状態異常：なし


有葉

ＨＰ：[５]

エナジー：[２]

状態異常：なし



田中「くっ……」

田中（そう上手くはいかないか……）

田中（次のターン、有葉がまた『溜め』で来たら、奴のエナジーは３。『バギクロス』が使えるようになる。そうなると読み合いの主導権を握られる……その前に一つアクションを起こしておきたい所だが……何で行く！？）



１．ヒーロー強制到着！『時の魔術師』だ！

２．『溜め』をロックオン！『リベンジ』だ！

３．『防御』してきそう！『溜め』だ！

2

人質の処理って>>1はどう解釈したんだろ
そのターン限り？永続？

>>413

>>395『こいつがどうなってもいいのか？』の効果は発動ターン限りという裁定で進行しています。

↓から本編を再開します。

ターン[３]


田中『リベンジ』


有葉『溜め』


田中の『リベンジ』！有葉の『溜め』が対象になる！

有葉のエナジーが[１]増える！

[１]－[０]！

有葉に[１]のダメージ！



田中

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：『リベンジ』対象→『溜め』


有葉

ＨＰ：[４]

エナジー：[３]

状態異常：なし

田中「よし……！『溜め』に当たった！」

田中（これで後二回、あいつの『溜め』に『リベンジ』を当てれば勝ち！）

有葉（けど……これで俺のエナジーは３！『バギクロス』が使える！ここからは俺が優勢！）

田中（あいつが素直に『バギクロス』を使ってくるなら……『リベンジ』も『溜め』も失えないから『防御』で空かしたい）

有葉（相手が『防御』ならこっちは『溜め』……）

田中（あっちが『溜め』ならこっちは『リベンジ』……だけど『リベンジ』を吹き飛ばされたらエナジーが０になる上に『時の魔術師』の運ゲーに頼らないといけない……やっぱり『リベンジ』は出しづらいな……）

田中「……セット」

有葉「セットだ！」

ターン[４]


田中『防御』


有葉『溜め』


有葉のエナジーが[１]増える！



田中

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：『リベンジ』対象→『溜め』


有葉

ＨＰ：[４]

エナジー：[４]

状態異常：なし

有葉「……よし！」

田中「ぐっ……！」

田中（相手は『溜め』！こっちの弱気を読まれたか……！）

有葉（エナジーを残したまま読み勝った！これで俺の優勢はまだ続く！）

田中（選択肢は同じ！『防御』か！）

有葉（『溜め』か！）

田中（『リベンジ』か！）

有葉（『バギクロス』か！二連続で読み勝ってやる……！このカードで！）

有葉「セットぉ！」



１．更にエナジー差を広げてやる！『溜め』だ！

２．俺は檜山ボイスのが一番好き！『バギクロス』だ！

↓１

（１、２のどちらかを選んでください）

１

ターン[５]


田中『リベンジ』


有葉『バギクロス』


有葉の『バギクロス』！相手が出したカードを吹き飛ばしてこの対戦中に使えなくする！

[２]－[／]！

田中に[２]のダメージ！



田中

ＨＰ：[３]

エナジー：[０]

状態異常：『リベンジ』→ＯＵＴ


有葉

ＨＰ：[４]

エナジー：[１]

状態異常：なし

田中「ぐぅっ……！」

有葉（よし……ッ！）

田中（強気に出た瞬間これだ……！完全に機を制されてる！）

田中（さぁ……もうこれで『リベンジ』による勝ち筋はなくなった。じゃあ次は『時の魔術師』の発動を目指すべきか？答えは否！）

田中（今、５ターン目が終わって僕のエナジーは０。そして次に『時の魔術師』を使ってから『ヒーローは遅れてやって来る』を使うには最短でも）


６『溜め』
７『溜め』
８『時の魔術師』
９『溜め』
１０『ヒーローは遅れてやって来る』


田中（といった具合に１０ターンかかる。自動で『ヒーローは遅れてやって来る』が使用可能になるのを待つのと変わらない。１０ターン目までは『溜め』連打しかない）

有葉（そして俺はその１０ターン目にエナジーを３以上残していなければならないので、こっちもそれまで『溜め』連打。つまり……）

ターン[６]


田中『溜め』


有葉『溜め』


田中のエナジーが[１]増える！

有葉のエナジーが[１]増える！



田中

ＨＰ：[３]

エナジー：[１]

状態異常：なし


有葉

ＨＰ：[４]

エナジー：[２]

状態異常：なし



ターン[７]


田中『溜め』


有葉『溜め』


田中のエナジーが[１]増える！

有葉のエナジーが[１]増える！



田中

ＨＰ：[３]

エナジー：[２]

状態異常：なし


有葉

ＨＰ：[４]

エナジー：[３]

状態異常：なし

ターン[８]


田中『溜め』


有葉『溜め』


田中のエナジーが[１]増える！

有葉のエナジーが[１]増える！



田中

ＨＰ：[３]

エナジー：[３]

状態異常：なし


有葉

ＨＰ：[４]

エナジー：[４]

状態異常：なし



ターン[９]


田中『溜め』


有葉『溜め』


田中のエナジーが[１]増える！

有葉のエナジーが[１]増える！



田中

ＨＰ：[３]

エナジー：[４]

状態異常：なし


有葉

ＨＰ：[４]

エナジー：[５]

状態異常：なし

有葉（こうなる。なった）

田中（そして次の１０ターン目が読み合い……素直に『ヒーローは遅れてやって来る』を撃つか？）

有葉（それに『拳銃』で勝ち！）

田中（それを『防御』で防げば相手のエナジーは２！『バギクロス』も『拳銃』も撃てなくなるから、次のターン『ヒーローは遅れてやって来る』で勝ち！）

有葉（その『防御』に『溜め』を合わせれば俺のエナジーは６！二連『バギクロス』で勝ち！）

有葉（つまりこの読み合いにて決着……そして完全に五分！）

田中（同じ後輩に負けたってだけで組んでたが……まさかここまで強さの近い奴だったとはな……）

有葉（それでも！この読み合いで勝ってみせる！俺が選ぶカードは……これだ！）

田中「セット！」

有葉「セット！」



１．相手の『防御』を躱す！『溜め』だ！

２．どれだけ優秀な"個性"があっても、人間なんだよね。『拳銃』だ！

↓１

（１、２のどちらかを選んでください）

ターン[１０]


田中『防御』


有葉『拳銃』


有葉の『拳銃』！田中の『防御』に防がれてしまう！



田中

ＨＰ：[３]

エナジー：[４]

状態異常：なし


有葉

ＨＰ：[４]

エナジー：[２]

状態異常：なし

有葉「なっ……！」

有葉（『防御』だとぉ……！？）

田中「これでお前のエナジーは２……『こいつがどうなってもいいのか？』も時間稼ぎにしかならねぇ。次の僕の『ヒーローは遅れてやって来る』で終わりだな」

有葉「ば……馬鹿な！どうしてだ！？『次のターンで終わり』じゃ遅いはずだ！１１ターン以上経てば、後輩は風呂から上がる！復讐はできない！」

有葉「あんたにはこのターン中に勝負を決める必要があった！そのためには『ヒーローは遅れてやって来る』以外なかったはず！なのに、どうして『防御』を！」

田中「……勝負を決める、五分の読み合いの時、思ったんだよ。こいつは僕のライバルに相応しい。後輩より、こいつに勝ちたい……！ってな。あの瞬間だけ、後輩のことを忘れた」

有葉「……！」

有葉（俺は……そこまでこの勝負に集中できなかった。１０ターン目に勝負が決まる『拳銃』を選んでしまっていた……！それが俺の、敗因……！）

有葉「完敗だ……棄権する」

審判「ゲームセット！勝者、田中！」

田中「……！」ｸﾞｯ

有葉「次に会う時はもう後輩リベンジ兄弟じゃない……一人のライバルとして、お前に勝つ！」

田中「へっ……負けるかよ、雑魚が」

田中（良い勝負ができた……けど、もう後輩は部屋に戻っちまっただろうな……結局リベンジはお預けか）


一方その頃、後輩は……


後輩「はぁ～サッパリした。さて、そろそろ部屋に戻りますか」ｻｯﾊﾟﾘ

男『あ、もしもし後輩？牛乳買って来てくれないか？』

転校生『僕にはコーヒー牛乳を』

宇宙人『私はフルーツ牛乳が飲みたいぞ』

後輩「くっ、あの人ら……ここぞとばかりに先輩面して僕をこき使おうと……」

部長「俺はりんごおーれが飲みたい」

後輩「あんたは自分で買えよ！」

後輩（さて……どうしよっかな）



１．まぁ、おつかいぐらい引き受けてやりますか。『購入』だ！

２．僕ぁさっさと部屋でごろごろしたいね。『直帰』だ！

↓１

（１、２のどちらかを選んでください）

後輩「まぁ、おつかいぐらい引き受けてやりますか」ｺﾞﾄｺﾞﾄﾝ

田中「超過したのが１ターンだけだったこと……」ﾌﾗｯ

部長「む、君は……」

田中「有葉がすぐに負けを認め、試合を引き延ばさなかったこと……」

後輩「……！」

田中「そしてお前がここで寄り道してたこと！全てが僕の『プラス』ッ！……間に合ったぜ、後輩！今度こそリベンジマッチの始まりだ！」ｼﾞｬｷｯ

ディスク『田中の所持バッジ数は、あなたの所持バッジ数以上です。この申し込みは、拒否できません』

後輩「しつこい人だなぁ……田中……！」

審判「『22:00』『後輩・８』『田中・８』両者、デュエルスタンバイ！」

後輩「湯冷めしない内に、とっとと勝負を決めてやる！」ｶﾞｼｬｺﾝ

田中「冷や汗かかせて、もっかい風呂にぶち込んでやるよぉ！」ｶﾞｼｬｺﾝ

「「ドロー！」」



後輩の手札


カード３ ↓１

カード４ ↓３

カード５ ↓５


田中の手札


カード３ ↓２

カード４ ↓４

カード５ ↓６



カード名、コスト、パワーを自由に考えてください。
（効果は有っても無くても大丈夫です）（下記のカードシートをコピペすると便利です）
（一試合に同じ人が二つ安価を取ることはご遠慮ください）
（効果処理が不明な物は再安価、もしくは>>1の解釈で進行します。ご了承ください。）
（カード能力があまりに強すぎてゲームバランスを著しく崩壊させる物であれば、>>1の判断で再安価とさせていただきます。ご了承ください）
（効果テキスト等が日本語で書かれていない場合、安価↓とさせていただきます）
（試合解説が度を越えてややこしくなるときは再安価とさせていただきます）


カード名：
コ ス ト：
パ ワ ー：
効　　果：

カード名：リモコン下駄
コ ス ト：2
パ ワ ー：2
効　　果：今自分が履いている物を相手に足で飛ばして命中したらパワー＋2

カード名：封印されし者の右腕と左腕と右足と左足
コ ス ト：1
パ ワ ー：1
効　　果：後1枚何かが揃えば勝てる気がする、そんなカード。

カード名：[ﾋﾟｰｰｰ]ええええええ！(飛びかかり)
コ ス ト：0
パ ワ ー：-5

カード名： 抱擁
コ ス ト： ０
パ ワ ー： ０
効　　果： その胸に何かを抱きしめる

カード名:深夜テンション
コスト:1
パワー:1
効果:深夜テンションで次のターンパワー＋2になるがその次のターンにパワー0になる

強欲な壺

2スレ目>>212
強欲な壺
コスト 2
パワー 0
発動後このカードを手札から除外、新たに二枚引いて手札とする。手札が4枚になるのが強みだが隙が大きいので注意

>>432『リモコン下駄』の履いている物が相手に命中する確率は２８％(コンマ00~27)とします。>>432のコンマが28だからです。

>>437
思い出すのに時間がかかったので、これから過去作のカードを安価してくださる時はカード効果もコピペしてくださると助かります。

>>438
おかげで思い出せました。ありがとうございます。

↓から本編を再開します。

後輩「『リモコン下駄』『[ﾋﾟｰｰｰ]ええええええ！(飛びかかり)』『深夜テンション』か……」

田中「『封印されし者の右腕と左腕と右足と左足』『抱擁』『強欲な壺』か……」

後輩（これは……僕の必勝か？）


１『溜め』
２『溜め』
３『溜め』
４『深夜テンション』
５『リモコン下駄』２ダメ確定
６『溜め』
７『溜め』
８『溜め』
９『深夜テンション』
１０『リモコン下駄』２ダメ確定
１１『溜め』
１２『溜め』
１３『深夜テンション』
１４『深夜テンション』１ダメ確定


後輩（こう↑動けば、相手の意味☆不明のカードでは防げない……！）

田中（だが、それは『強欲な壺』を使わなかったらの話……！ドロー結果次第では、僕に勝ち筋が生まれる可能性も十分ある！）

田中（というわけで『強欲な壺』を使うのは確定なんだが……問題はいつ使うか！）

田中（最短で使おうとすれば、同ターンに『リモコン下駄』を叩きこまれる可能性もあるが……？）

後輩「……セット！」

田中「セット！」

ターン[１]


後輩『溜め』


田中『溜め』


後輩のエナジーが[１]増える！

田中のエナジーが[１]増える！



後輩

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：なし


田中

ＨＰ：[５]

エナジー：[１]

状態異常：なし

ターン[２]


後輩『溜め』


田中『溜め』


後輩のエナジーが[１]増える！

田中のエナジーが[１]増える！



後輩

ＨＰ：[５]

エナジー：[２]

状態異常：なし


田中

ＨＰ：[５]

エナジー：[２]

状態異常：なし

ターン[３]


後輩『溜め』


田中『強欲な壺』


田中の『強欲な壺』！新たにカードを二枚ドローする！



田中（相手は三連『溜め』できた！おかげで無傷で『強欲な壺』が使えたぞ！）

後輩（これでいい……ここで相手の手札に未知のカードが加わる以上、何が裏目に出るか分からない。ここはひたにエナジーを『溜め』て、新手札に対抗する準備を整えておく！）

田中「それじゃ行くぜぇ……！？ドロー！」ﾊﾞｯ



田中の手札


カード５ ↓１

カード６ ↓２



カード名、コスト、パワーを自由に考えてください。
（効果は有っても無くても大丈夫です）（下記のカードシートをコピペすると便利です）
（一試合に同じ人が二つ安価を取ることはご遠慮ください）
（効果処理が不明な物は再安価、もしくは>>1の解釈で進行します。ご了承ください。）
（カード能力があまりに強すぎてゲームバランスを著しく崩壊させる物であれば、>>1の判断で再安価とさせていただきます。ご了承ください）
（効果テキスト等が日本語で書かれていない場合、安価↓とさせていただきます）
（試合解説が度を越えてややこしくなるときは再安価とさせていただきます）


カード名：
コ ス ト：
パ ワ ー：
効　　果：

カード名：封印されしXperia
コ ス ト：0
パ ワ ー：0
効　　果：「封印されし者の右腕と左腕と右足と左足」が手札にあり、かつ相手のスマホの機種がXperia以外であれば自分は勝利する。

カード名：山本
コ ス ト：5
パ ワ ー：20
視　　力：2
身　　長：166
体　　重：127
年　　齢：34
握　　力：18
田　　中：35
効　　果：48

>>444
（『後輩のスマホの機種』をこのレスのコンマで判定。00~50でXperia。51~99でその他）

>>445『山本』の効果は『なし』と同義とします。ご了承ください。

後輩

ＨＰ：[５]

エナジー：[３]

状態異常：なし


田中

ＨＰ：[５]

エナジー：[０]

状態異常：『強欲な壺』→ＯＵＴ　『封印されしXperia』『山本』←ＩＮ



田中「審判！奴のスマホの機種はなんだッ！」

審判「ビートル０７型……Xperiaではありません」

田中「くっ……」

田中（ならば『封印されし者の右腕と左腕と右足と左足』と『封印されしXperia』は死に札になる……『抱擁』も元から死に札。僕の頼みの綱はもう『山本』のみ……！）

田中（奴がさっきの必勝行動を再現するには『溜め』を五回する必要がある！その５ターン、僕も一緒に『溜め』ることができれば『山本』をかまして勝ち！）

田中（そのためには相手の『溜め』のタイミングを全部読まないといけないし、そもそも『リモコン下駄』であいつの履き物が僕に命中したら負け確定なんだが……）

田中（それでも！勝ち筋は０じゃない！この細い道のりを渡り切ってみせる！）

後輩（まずは最初の読み合い！ここで『深夜テンション』を当てれば勝ち確定！）

田中（それを『防御』できれば試合続行！）

後輩（その隙に『溜め』れたらやっぱり勝ち確定！）

田中（そこで一緒に『溜め』れたら試合続行！）

田中（崖っぷち……だから何としてでも読み勝つ！）

田中「セットだ！」

後輩「セットォ！」