【安価】生徒(♀)「リリウム魔法学校へ!」【百合】 (1000)
◆あらすじ
魔法が当たり前に存在する世界の、魔法学校のお話。
良き学園ライフを送れるよう頑張りましょう。
◆注意
スレタイにもある通り、このスレは百合スレです。
女子校のため、もちろん女の子しかいません。
苦手な人は回れ右。
◆安価について
連取り禁止。
長文安価、意味不明な安価については部分採用もしくは再安価。
◆リリウム魔法学校のご案内◆
全寮制の女子校。現実世界での高校(15~18歳)を想定。
寮は二人一部屋。
もちろん授業は魔法を用いたもの。
三人チームで戦う「マホリオ」という競技が存在する。
三人の中に一人大将を決めて、その大将が倒されるか降参するまで魔法で戦闘を行うというもの。
7月 学内トーナメント
10月 学外対抗戦
といった大会も存在する。
ストイックに勉強に打ち込むも良し、マホリオの大会で好成績を狙うも良し、怪しい魔術に手を出すもよし、誰かと恋愛するも良し。
どうぞ自由な学校生活をお送りください。
生徒「リリウム魔法学校への入学……ドキドキするなあ」
生徒「変なところとかないよね? 髪はねたりしてないよね?」
生徒「も、もう一回鏡で確認してこよっ」
早速生徒(♀)のプロフィールを作っていきます
テンプレート↓
【名前】(和名でも洋名でも可)
【容姿】
【性格】
【得意魔法】(その人本人にしか使えない、特殊な魔法をお願いします。名前だけではなく、どんな魔法かも説明があると嬉しいです)
【備考】(その他付け足したいことがあれば)
安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります
あっRですがエロい展開がありなだけで積極的なエロスレにはならないと思います
【名前】ローラ・リーケ
【容姿】緑髪のポニーテールで小柄で華奢な体格
【性格】気弱で引っ込み思案な性格だが、心優しい性格
【得意魔法】人間以外の生物と意思相通ができ、その生物と融合しその生物ならではの能力を使うことができる
【備考】実はかなりのお嬢様
【名前】クロエ
【容姿】金髪ツーサイドアップで碧眼。体格は並だが胸は平坦
【性格】自信過剰で高飛車だが、困っている人を放っておけないなど、お人好しな面もある
【得意魔法】闇魔法エターナルダークフォース。一瞬で相手を周囲の空間ごと闇に包み込み、相手の視界を封じる。なお殺傷能力はない
【備考】若干の厨二病をこじらせている
わーい新スレだー!
もう規定数安価来てるし多分キャラ安価あるだろうから
案を考えつつ待機しとこうっと
安価下
あと>>1に質問
この世界の文化レベルのイメージを知りたい
所謂ファンタジー世界とか現代+魔法ものとかそういうの
現代ものならアニメ好き設定を入れようかと考えてるので
>>8
文化レベルは現代に近いです
現代世界に魔法が存在しているっていうのが一番近いかもしれないです
キャラ安価は幼馴染ともう一キャラまでは考えてます
1.ラーナ
2.ローラ
3.クロエ
↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に200を超えたキャラが生徒となります
本日中に誰も200に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラが生徒となります
自分の作成したキャラには投票できません
3
クロエ「緊張なんて私らしくない」
クロエ「ふふっ。リリウム魔法学校、どんなところか楽しみね!」
???「うん、楽しみだね。私も一緒の学校に行けて嬉しいよ~」
続けて「???」の幼馴染のプロフィールを作っていきます
テンプレート↓
【名前】(名字もあればフルネームでお願いします)
【容姿】
【性格】
【得意魔法】
【備考】
安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります
1.シロナ
2.凜華
3.アカリ
4.フィニー
プラス、主人公として募集した二人も投票対象にします
5.ラーナ
6.ローラ
↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に200を超えたキャラが幼馴染となります
本日中に誰も200に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラが幼馴染となります
自分の作成したキャラには投票できません
幼馴染はローラに決まりました
設定は>>6を参照
クロエ「ローラ!」
ローラ「クロエちゃん、いい学校生活にしようね」
クロエ「もちろんよ!」
クロエ「ふふふ……どんな生活になるか楽しみね」
ローラ「うんっ」
クロエ「マホリオも楽しみだけれど、どんな人がいるのかも楽しみだわ」
クロエ「くくく……私の闇の力がどれほどのものか知らしめてやるわ!」
ローラ「わー」パチパチ
ーーーーー
ーーー
ー
すみません、>>7の苗字は「アートルム」でお願いします
クロエ「えっ」
ローラ「えーっ!?」
クロエ「わ、私とローラが別室!? なんで!? 普通入学前から面識ある人達は同室じゃないの!?」
ローラ「知らない人とも仲良くしようってことかなあ……」
クロエ「ぐぬぬ……」
クロエ「……まあいいわ、この私と同室になれる運のいい人は誰なのかしら?」
続けてクロエと寮が同室の子のプロフィールを作っていきます
テンプレート↓
【名前】
【容姿】
【性格】
【得意魔法】
【備考】
安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります
【名前】ヒカリ・ロゥレス
【容姿】白髪ロングで背は高め。体型は着痩せしており脱ぐとすごい。
【性格】穏やかで物腰柔らか。困っている人は見捨てられない優しさを持つ。
ややボーイッシュなところがあり一人称は『ボク』
【得意魔法】実は昔から無自覚に魅了魔法を垂れ流しにしていたりする。そのため反射に弱い。
【備考】得意魔法の影響からか裏で彼女を慕う者が多いらしい。ただし魔法の件も含めて本人は全く気づいていないフラグメイカー兼フラグクラッシャー
1.モニカ
2.ヒカリ
3.ニオ
↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に200を超えたキャラが同室となります
本日中に誰も200に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラが同室となります
自分の作成したキャラには投票できません
また>>36が作成者とIDは違うのですが、末尾は一致しているので暫定作成者として、クロエの名字をアートルムにするかしないかの投票もお願いします
三票先取で、アートルムにしないとなった場合は「名字なし」となります
同室の子はヒカリに決まりました
設定は>>39を参照
今日はここまで
基本毎日割と早くに終わると思います
19時とか20時とか
できる限り今日の終わりを宣言するようにしますが、もし何も言わずに夜が深くなるようならその日はもう続かないと思ってもらっていいです
ガチャッ……
クロエ「……」キョロキョロ
ヒカリ「あっ、いらっしゃい」
クロエ「あ、あなたが私と同室のヒカリかしら?」
ヒカリ「うん。ヒカリ・ロゥレスだよ。よろしくね」
クロエ「クロエ・アートルムよ。ふふん、光栄に思いなさい。あなたはかつてない闇の力を目の当たりにすることができるのだから」
ヒカリ「闇……それがキミの魔法なんだね。ぜひ見てみたいな」
クロエ「いずれ見せてあげるわ。さて……」
ヒカリ「荷解きなら手伝うよ」スッ
クロエ「あ、ありがとう……。……親切なのね」
ヒカリ「このくらいは当然だよ。せっかくの同室だし、仲良くしたいからね」
クロエ「殊勝なことね……あ、これ少し重たいから手伝ってもらっていいかしら?」
ヒカリ「うん、こっち持つね」
ーーーーー
ーーー
ー
講堂にて入学式ーー
クロエ「ローラ、そっちの同室の子はどう?」
ローラ「う、うん……いい人みたいで、仲良くなれそうだったよ。そっちはどうだった?」
クロエ「こっちもよ。今度会ったとき紹介するわね」
ローラ「うん、楽しみ」
クロエ「おっと……先生来たわね」
校長「みなさん、ご入学おめでとうございます」
ローラ「わぁ、若くて美人さんだねえ……」
校長「これから三年間、我が校で共に生活を送る皆さん。その明るい顔を見ればこれからのことにとても期待しているのが分かります」
校長「しかし、我が校は自主性をとても重んじていることはご存知でしょうか。黙って座っているだけでは何も起きません。皆さんの行動から全ては始まるのです」
校長「ぜひ自ら行動を起こして、素晴らしい学校生活を送れるよう頑張ってください。そのための協力を、我々講師陣は惜しみません」
校長「……ふふ、あまり長くなっても飽きてしまいますね。最後に一つだけ。この後すぐ、レクリエーションを予定しています。簡単な宝探しゲームですが、最も早くに見つけられた者たちには、我が校の食堂でも人気のスイーツの無料引換券を賞品として用意しています。ぜひ皆さん頑張ってください」
校長「以上で、お話は終わります。レクリエーションの説明はあとでそれぞれの教室で聞いてください」ペコリ
クロエ「宝探しゲーム、楽しそうね……!」
ローラ「頑張ろうね、クロエちゃん」
クロエ「ええ!」
ーーーーー
教室ーー
先生「はい、みなさんおはようございます」
おはようございまーす
先生「元気があってよろしい」ウンウン
先生「さて、早速だけれど宝探しレクリエーションの説明をします」
◆ルール説明◆
校内に点在する魔力のカケラを集めましょう。
5つ集めると綺麗な星型になります。
星を作るとクリア。
講堂に持ってくるとスイーツの引換券が貰えます。
校内の探索とともに、校内にどんな施設があるのかを覚えるのがこのレクリエーションの目的です。いろんな場所に足を運びましょう。
先生「……といったところです」
先生「魔力のカケラを争ってケガ等々しないよう注意して頑張ってくださいね。では……」
先生「スタート!」
クロエ「ふんふん、いろんなところに行くのが目的なのね」
ヒカリ「クロエさん」
クロエ「あら、ヒカリ。あなたも一緒に探す?」
ヒカリ「うん。どうせなら誰かと一緒が楽しいかなって」
クロエ「ちょうどいいわ、ローラ、こちらが私と同室のヒカリよ。こっちは私の幼馴染のローラ」
ローラ「よ、よろしくね、ヒカリさん」
ヒカリ「うん、よろしく。ローラさん」
クロエ「さ、行くわよ!」
安価↓以下から選んでください
コンマゾロ目で新キャラ
00で…?
講堂
食堂
体育館
図書室
玄関掲示板
部室棟その1(体育会系の部室棟)
部室棟その2(文化系の部室棟)
寮
星見館
グラウンド
ガーデン
図書室ーー
司書「ようこそ、新一年生の方たちですね」
ヒカリ「はい。レクリエーションで来ました」
司書「ではレクリエーションついでにこちらの説明を少々。こちらはリリウムの図書室、蔵書数は一般の図書館にも引けを取りません」
司書「それに加えて、ここに置いていない本も倉庫にたくさん眠っています。入門書から専門書まで、魔法の知識ならここで全てが揃うはずです!」
司書「どうぞ遊びに……いえ、本を読みに来てくださいね」
ローラ「広いねえ……これだけ本があると探すのも大変そう」
司書「そこはご安心を。私ども司書もおりますし、検索魔法もありますから」
ヒカリ「なら安心ですね。……クロエさん?」
クロエ「……ちょっと静かに。魔力探査してるから……」
魔力探査の結果↓コンマ90以上で魔力のカケラ発見
クロエ「……ないわね。多分だけれど」
ヒカリ「……クロエさんすごいね、そんなことできるんだ」
クロエ「別に、ただ自分の魔力を部屋いっぱいまで引き伸ばして変な反応を探ってみただけよ。大したことじゃないわ」
ローラ「クロエちゃん、かっこいい」
クロエ「ちょ、やめてよ。照れるじゃない! ま、まあ!? 私にならできるっていうか、さすが私っていうか!?」
ヒカリ「じゃあ、次の場所でもお願いしてもいいかな?」
クロエ「任せなさい! このクロエ・アートルムが見つけ出してあげるわ!」
安価↓以下から選んでください
コンマゾロ目で新キャラ
00で…?
講堂
食堂
体育館
玄関掲示板
部室棟その1(体育会系の部室棟)
部室棟その2(文化系の部室棟)
寮
星見館
グラウンド
ガーデン
ガーデンーー
園芸家「あら、あらあら。一年生?」
クロエ「ええ、レクリエーションだから来てあげたわ!」
園芸家「ふふっ、あんまりお庭に人が来ることってないから嬉しいわ」
園芸家「ここはガーデン。お花好きの園芸部員が世話をして、たまに研究用に素材となるお花や葉っぱを提供してるの」
園芸家「静かな場所がお望みなら、図書館かガーデンか、かしら。気に入ってもらえると嬉しいわ」
ヒカリ「ええ、いい場所ですね。お花も道端のものより輝いているように見えます」
園芸家「あら、あらあら、褒められちゃった」テレテレ
ローラ「……どう、クロエちゃん」
クロエ「うーん……」
魔力探査の結果↓コンマ80以上で魔力のカケラ発見
クロエ「っ」ピクン
ヒカリ「? どうかした?」
クロエ「ある……かも。そこの花壇の陰に……」ガサガサ
園芸家「おおっ」
クロエ「……あった」
キラン キラン
ローラ「ほ、ほんとにあった……すごい! すごいよクロエちゃん!」
クロエ「ふ、ふふっ、ふふふふふっ! ふあーはっはっ! やはり私にできないことはないのよ! さすがだわ私!」
園芸家「おめでとうございます、みなさん。この調子で頑張ってくださいね」
クロエ「ええもちろん! さあついてきなさい二人とも!」
ローラヒカリ「「おおー!」」
安価↓以下から選んでください
コンマゾロ目で新キャラ
00で…?
講堂
食堂
体育館
玄関掲示板
部室棟その1(体育会系の部室棟)
部室棟その2(文化系の部室棟)
寮
星見館
グラウンド
新キャラを募集します
文化系の部室棟にふさわしいキャラクターをお願いします
現状出てきた名無しキャラ(校長、先生、司書、園芸家)に名前を与えることも可能です
テンプレート↓
【名前】
【容姿】
【性格】
【得意魔法】
【備考】
安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります
【名前】ベレーネ・オットー
【容姿】黒髪ショート、中性的なスレンダー体型
【性格】礼儀正しく芯が強い。学園の王子様的存在
【得意魔法】風を操り、空を飛ぶことができる
【備考】演劇部の部長で人気役者
【名前】エミール・ストライア
【容姿】ボサボサの黒の長髪にメガネ。ジト目と目の下の隈が目立つ。背は低くやせ形。
【性格】ややコミュ障気味で暗い性格。ボソボソした喋り方
【得意魔法】唱えるまで本人にも何が起こるか分からないランダム魔法。一言で言えばパル○ンテ
【備考】黒魔術部の部長。自身の魔法の制御の度に日々怪しげな実験をしているらしい。
実は本人も自覚していないが身なりを整えれば相当可愛く化ける。
1.ファル
2.ベレーネ
3.エミール
↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に200を超えたキャラが新キャラとなります
本日中に誰も200に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラが新キャラとなります
自分の作成したキャラには投票できません
>>77
ごめんなさい!
今まで出てない設定なのですが、全員が得意不得意はあれど箒などで空を飛べるというのを考えていました!
もしよければ得意魔法の部分だけでも変更してもらえるとありがたいです!
新キャラはエミールに決まりました
設定は>>78を参照
新キャラ決まったところで今日はここまで
文化部部室棟ーー
エミール「……」ゴソゴソ
ローラ「あ、あのー……」
エミール「なっ! な、な、なに……!?」
ヒカリ「驚かせてすみません。ボクたちはレクリエーションで校内の探索をしているのですが、ここは文化部の部室棟で間違いありませんか?」
エミール「そ、そう、だけど……。い、一年生……?」
クロエ「ええ、ところであなたは何部なのかしら。ここになんの部活があるのかもあまり知らないのよね」
エミール「く、くろ……」ボソボソ
クロエ「何かしら?」
エミール「いやあの……く、くろまじゅちゅ……黒魔術部……です。一応、あの ぶ、部長ということで……」
クロエ「へえ……黒魔術部ねえ……。なかなか面白そうな部じゃない」
エミール「ほ、ほんと!?」ガバッ
ローラ「わっ!?」
エミール「ほんとにそう思う!? な、なら、あの、は、入ってくれたりする、かな?」
クロエ「私の闇魔法の強化に使えるかもと思っただけよ、さすがに今入るかどうかは決められないわ」
エミール「そ、そう、だよね……」
クロエ「ただまあ、面白そうではあるし……あなたの名前を教えてもらっていいかしら」
エミール「え、エミール……。エミール・ストライア……です」
クロエ「そう。エミールさん、その喋り方もったいないわよ。さっき近づかれて分かったけど、綺麗な顔してるんだからもっと明るくした方がいいと思うわ」
エミール「え、えっ!? そ、そんなこと、ない……よ」
ヒカリ「クロエさん、黒魔術部が気になるのはいいけど、早くしないとスイーツの引換券なくなっちゃうかもよ」
クロエ「おっとそうだったわね。じゃあたまには趣向を変えて……」
クロエ「『来たれ我が闇! 我に星の輝きを見せてみろ!』 フハハハハ!」ズオッ
魔力探査の結果↓コンマ80以上で魔力のカケラ発見
ここでのゾロ目は考えてませんでした…
せっかくなので新キャラ募集にします
もう一人文化系の部室棟にふさわしいキャラクターをお願いします
テンプレート↓
【名前】
【容姿】
【性格】
【得意魔法】
【備考】
安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります
【名前】シャニー・ミルク
【容姿】ピンクのショートカットで童顔。背は低いが胸だけは不釣り合いなほど大きいロリ巨乳。よく揉まれる
【性格】無邪気で天真爛漫な元気っ娘
【得意魔法】感覚を鋭敏化させる魔法(視覚を強化して遠くのものや暗闇も見える・聴覚を鋭くして物音に敏感になるなど。感度も上げられる)
【備考】科学部に所属する生徒。自分のアンバランスな体型を気にしていて身長を伸ばす・胸を小さくする方法を求めて科学部で実験をしている(やってることが似てるのでたまに黒魔術部にも顔を出したりする)。
背を伸ばすためによく牛乳を飲んでいるが、それは全て胸に行っており飲めば飲むほど胸が大きくなっていることにまだ気付いていない。
【名前】アルト・ナナリー
【容姿】金髪超ロング 丸メガネ 青眼 普段猫背な巨乳ロリ
【性格】普段おどおど コミュ障 コスプレすればキャラが変わりどんなキャラでも演じる。
【得意魔法】普段は明かりにしているがコスプレ時は光を更に集めビームや刀にする。
【備考】コスプレ大好き漫画アニメ研究部部長
自宅で自撮りしたコスプレを裏垢で晒している。バイトでメイド喫茶もやる。
1.ベルガモット
2.シャニー
3.ミミック
4.アルト
プラス、文化系で募集した二人も範囲にします
5.ファル
6.ベレーネ
↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に200を超えたキャラが新キャラとなります
本日中に誰も200に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラが新キャラとなります
自分の作成したキャラには投票できません
新キャラはシャニーに決まりました
設定は>>98を参照
アルトでした!
ごめんなさい訂正です
新キャラはアルトに決まりました
設定は>>100を参照
クロエ「うーん……ここにはなさそうね」
ヒカリ「そっか、じゃあ次のところに……」
アルト「あ、あのー……」
ローラ「はい?」
アルト「新しい一年生……だよね」
アルト「あ、えっと怪しい者じゃないよ。私、アルト・ナナリーっていって、漫画アニメ研究部の部長で、新入生なら部活に勧誘をと……」アセアセ
クロエ「ふーん……」
アルト「ど、どう、かな……?」
エミール「な、わ、私の方が先に勧誘したんだけど……」ボソボソ
ヒカリ「申し出はありがたいのですが、少し考えさせてもらいますね」
アルト「う、うん、ぜひご一考お願いします……!」
クロエ「さ、そろそろ行かないとほんとに出遅れちゃうわ」
ローラ「し、失礼しますね」ペコリ
安価↓以下から選んでください
コンマゾロ目で新キャラ
00で…?
講堂
食堂
体育館
玄関掲示板
部室棟その1(体育会系の部室棟)
寮
星見館
グラウンド
星見館ーー
クロエ「なんだか端の方に高い建物があると思ったら星を見る場所だったのね」
ローラ「た、た、た、たかい……!」
ヒカリ「下はあまり見ない方がいいよ。空を見るための場所みたいだし」
管理人「あ、いらっしゃーい。ここは星見館。名前の通り星を見る場所だよ」
管理人「もっぱら天文部員が来るだけだけど、一般の生徒も使えるからいつでも来てね。魔法に星の導きが必要な生徒とかもいたとしたら使ってくれて構わないよ」
クロエ「星の魔法ねえ。それは私のエターナルダークフォースより強いのかしら」ワクワク
ローラ「ふふ、星の魔法ってかっこいいのかな」
クロエ「見てみたいわね……!」
魔力探査の結果↓コンマ70以上で魔力のカケラ発見
クロエ「……っと、ここにもないわね」
ローラ「なかなか見つからないね……」
ヒカリ「いろんなところを見て回るのが目的だからね、そんなに簡単に見つけられても困るんじゃないかな」
クロエ「話してないで次行くわよー」
ローラ「あ、待ってよー!」
安価↓以下から選んでください
コンマゾロ目で新キャラ
00で…?
講堂
食堂
体育館
玄関掲示板
部室棟その1(体育会系の部室棟)
寮
グラウンド
新キャラを募集します
グラウンドにふさわしいキャラクターをお願いします(体育会系?ご想像に任せます)
現状出てきた名無しキャラ(校長、先生、司書、園芸家、管理人)に名前を与えることも可能です
テンプレート↓
【名前】
【容姿】
【性格】
【得意魔法】
【備考】
安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります
【名前】アリサ・シルフィ
【容姿】黒のショートカットに黒の瞳。長身で健康的に引き締まっているが出るところは割りと出ている
【性格】サバサバしたストイックで姉御肌な性格。一人称は『あたし』
【得意魔法】触れた相手の傷や体力の消耗を回復出来る。ただし代わりに自分が疲労する。
【備考】陸上部の主将のイケメン系女子。
後輩から絶大な支持を受けており、陸上部の大半の生徒は彼女を慕って入部したとかなんとか。
実は意外なことに可愛いものや甘いものに目が無いという一面も。
1.アリサ
2.サキ
3.セレナ
↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に【100】を超えたキャラが新キャラとなります
本日中に誰も【100】に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラが新キャラとなります
自分の作成したキャラには投票できません
新キャラはアリサに決まりました
設定は>>125を参照
新キャラ決まったところで今日はここまで
質問あれば気軽に聞いてください
グラウンドーー
アリサ「おいっちにー、おいっちにー……お?」タッタッ
アリサ「新入生……かな? ようこそ、リリウムに!」
ローラ「はい、私達オリエンテーションでいろんなところを見て回ってるんです」
アリサ「あー、そんなのもあったねえ。じゃあグラウンドの紹介させてもらおうかな」
アリサ「って言ってもグラウンドはグラウンド、特徴はあまりないかな。体育の授業で使ったり、マホリオのフィールドになったり……まあ後は部活で使ったりだね」
アリサ「綺麗に整備されてるから、気持ちよく運動できるはずだよ。よかったら一緒に運動しようね!」
ヒカリ「はい、よろしくお願いします」
アリサ「おお、背高い。有望な子発見かな?」
クロエ「ならあなたの名前を聞いても? 後になってあなたを探すのは骨が折れそうだし」
アリサ「ああ、自己紹介がまだだったね。あたしはアリサ・シルフィ。陸上部の部長やってるんだ! 部員も募集中!」
クロエ「アリサ……ね。よろしく」
ローラ「それで……どう? クロエちゃん。ここは魔力のカケラはありそう?」
クロエ「ここには……」ムムム
魔力探査の結果↓コンマ60以上で魔力のカケラ発見
わーい欠片&追加キャラだー
新キャラを募集します
グラウンドにふさわしいキャラクターをお願いします(体育会系?ご想像に任せます)
現状出てきた名無しキャラ(校長、先生、司書、園芸家、管理人)に名前を与えることも可能です
テンプレート↓
【名前】
【容姿】
【性格】
【得意魔法】
【備考】
安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります
【名前】サキ・タカミナ
【容姿】黒のポニーテール 長身スレンダーのクールビューティー
【性格】口数が少なく厳しめだが生徒思い 割りとレズの気がある
【得意魔法】相手の身体の弱点(疲労が溜まっていたり怪我している場所、あと性感帯)をサーモグラフィーのように見ることが出来、指導(と本人の性癖)に生かしている
【備考】陸上部の顧問も努めている若手女体育教師。厳しくも生徒を思いやった指導とその美貌から生徒からの支持は大きい。
ちなみに(合意の上でだが)何人かの生徒に手を出しているとの噂も。
体育教師枠で作ってみたけど、教師枠無理なら安価下で
【名前】リリィ・アンスリウム
【容姿】青髪ロング 穏やかさの中に情熱のこもった翠色の瞳 母性を感じさせる豊満な胸
【性格】生徒達を優しく見守るお姉さん属性
一方で情熱家でもあり、目標に向かって努力することと努力している人が大好き
【得意魔法】自身の周囲に心を落ち着かせリラックスさせるフィールドを発生させる
【備考】教育実習生あがりの若い教師
大家族の長女で、昔から仕事で忙しかった両親の代わりに弟妹たちの世話をよくしていた
その関係で家事全般が得意
1.サキ・タカミナ
2.リリィ
3.チャオ
プラス、グラウンドで募集した三人も範囲にします
4.サキ・イーストラント
5.セレナ
6.コネリア
↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に100を超えたキャラが新キャラとなります
本日中に誰も100に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラが新キャラとなります
自分の作成したキャラには投票できません
7.レッティ
も範囲にします
リリィ
新キャラはリリィに決まりました
設定は>>149を参照
クロエ「あの階段の陰にあるわね」
ローラ「あ、あれだね。取ってくるよ」タタタッ
どんっ
リリィ「あらっ、ごめんなさい。ぶつかっちゃったわね」
ローラ「ご、ごめんなさいごめんなさいっ、私が前を見てなかったから……!」ヒリヒリ
リリィ「大丈夫、落ち着いて。深呼吸して……」フワ…
ローラ「あ……あれ、なんか、落ち着く感じ……」
アリサ「あ、リリィちゃん!」
リリィ「あ、アリサちゃん発見。どうせ自主トレ中と思ったからスポドリ持ってきたの」
アリサ「わー、ありがとー!」
アリサ「あ、みんなにも紹介するね。リリィ・アンスリウム先生! みんなはリリィちゃんって呼んでるよ!」
リリィ「ほんとはちゃんと先生って呼んでほしいけど……親しまれて悪いはしないから」フフッ
ローラ「……」ホワンホワン
ヒカリ「……ローラさんぼーっとしてるからボクがカケラ取ってくるね」
クロエ「……ええ、お願いするわ」
安価↓以下から選んでください
コンマゾロ目で新キャラ
00で…?
講堂
食堂
体育館
玄関掲示板
部室棟その1(体育会系の部室棟)
寮
寮ーー
クロエ「ここも一応範囲に入ってるし、とりあえず探索するわよ」
ヒカリ「ここには一応もう来てる訳だし、探索の必要もなさそうだけど……」
クロエ「そう思わせておいて灯台下暗しって訳よ」
ローラ「確かに、ありえるかもしれないね」
クロエ「でしょう? くくく……さあ、我が深き闇に照らされその姿を見せるがいい!」
魔力探査の結果↓コンマ60以上で魔力のカケラ発見
クロエ「これは……通路の奥にあるわ!」
ヒカリ「奥……あの観葉植物のところかな?」
ローラ「わあ……ほんとにあったねえ」
キラン キラン
クロエ「これで3つめ。残り2つも見つけちゃうわよー!」
安価↓以下から次の行き先を選んでください
コンマゾロ目で新キャラ
00で…?
講堂
食堂
体育館
玄関掲示板
部室棟その1(体育会系の部室棟)
食堂ーー
クロエ「探索ついでの敵情視察よ!」
ローラ「敵情……」
ヒカリ「視察?」
クロエ「あ、あれが噂のスイーツね! いろんなケーキがあるわ!」キャッキャ
クロエ「ケーキ以外にもプリンとかシュークリームとかたくさんあるわ! これが私たちのものに……!」
ヒカリ「敵情視察ってそういうこと(お菓子の確認)か……」
ローラ「クロエちゃん、ここには魔力のカケラはありそう?」
クロエ「く、この甘いものを目の前にして別のことに集中するのは難しいけど……」ムムム
魔力探査の結果↓コンマ60以上で魔力のカケラ発見
クロエ「あっ」
ヒカリ「?」
クロエ「ねえ、そこのあなた」
パティシエ「はい?」
クロエ「そのお菓子の山の中に魔力のカケラが混ざってるの。取ってもらえるかしら」
パティシエ「あら、おみごと。……はい、どうぞ」
キラン キラン
クロエ「……くっ、この魔力のカケラ甘い匂いがするわ!」
パティシエ「ふふ、たくさん作って待ってますから、ぜひ食べに来てくださいね」
ローラ「残り1つ……だね!」
安価↓以下から次の行き先を選んでください
コンマゾロ目で新キャラ
00で…?
講堂
体育館
玄関掲示板
部室棟その1(体育会系の部室棟)
玄関ーー
ヒカリ「これは……」
ローラ「掲示板にいろいろ貼り紙がしてあるね……」
クロエ「『清掃の手伝い募集』、『失せ物探しお願いします』、『力仕事は任せてください』……」
クロエ「お手伝いしてほしい人、お手伝いできる人が好きなように貼り紙してるみたいね。さしずめ『協力用掲示板』ってところかしら」
ローラ「ここに来たらいろんな情報が手に入りそうだね」
ヒカリ「うん。ここは覚えておいて損はなさそう」
クロエ「あ……」
ローラ「なにかあった?」
クロエ「あそこ、マホリオの校内ランキング……」
ヒカリ「ボクたちの先輩であり、ライバル……。クロエさん、何か気になる名前でもいる?」
クロエ「いいえ、誰がいようと関係ないわね。結局は私の名前がここの一番上に乗ることになるのだから!」
ローラ「うん、クロエちゃんならきっとできるよ!」
クロエ「さあ、まずはここで最後の魔力のカケラを見つけるわよ!」
魔力探査の結果↓コンマ60以上で魔力のカケラ発見
クロエ「……ないわね!」
ヒカリ「潔いね」
クロエ「ないものはないもの、次行くわよ」
ローラ「あ、待ってえ……!」タタタッ
ローラ(魔獣関連の貼り紙が見えたような……私になにかできるかなあ)タタタッ
安価↓以下から次の行き先を選んでください
コンマゾロ目で新キャラ
00で…?
講堂
体育館
部室棟その1(体育会系の部室棟)
講堂ーー
ヒカリ「ここは最初に校長先生の話を聞いたところ……だね」
クロエ「灯台下暗しパート2よ」
ローラ「そんなに灯台下暗しで攻めてくるかなあ……」
校長「あら、レクリエーション中ね」
クロエ「どうも、校長先生。スイーツの引換券は私たちがいただきますね」フフン
校長「そういうの大好きよ。頑張って魔力のカケラを探してね」
クロエ「もう残り1つ……よっ!」ブワッ
魔力探査の結果↓コンマ50以上で魔力のカケラ発見
校長「っ」ゾクッ
クロエ「ないわね。さ、次よ次。もう誰かが集めきっててもおかしくないんだから急ぐわよ」
校長「クロエさん」
クロエ「なにかしら、私たち急いでいるのだけれど」
校長「……そうね、引き止めてごめんなさい。なんでもないから行って大丈夫よ」
クロエ「そう。なら行かせてもらうわね」
ヒカリ「……?」
ヒカリ(さすがに今の校長の言動は不自然すぎる……クロエさんに何かあるのか?)
たったったっ
校長(あれが闇の力……)
校長「やはり……野放しには……」
安価↓以下から次の行き先を選んでください
コンマゾロ目で新キャラ
00で…?
体育館
部室棟その1(体育会系の部室棟)
体育館ーー
クロエ「はー、結構広いわねー」
コーチ「お、新入生だな。体育館の説明は私がしよう」
コーチ「球技や、魔法実技のテストなんかは体育館でもやることがある。もっぱらは外だがな」
コーチ「あとはそうだな……講堂に入り切らないほどの人数で集会をするようなときも体育館を使うことがある。一番近いのは……部活紹介かな」
コーチ「まあそんなところだ。気軽に来てスポーツを楽しんでくれ」
ヒカリ「機会があればぜひ」
ローラ「これだけ広いといろいろできそうだねえ……」
クロエ「そうね、例えば魔力のカケラを隠したり……とか」ブワッ
魔力探査の結果↓コンマ50以上で魔力のカケラ発見
クロエ「倉庫の方ね。これで……」ガサガサ
キラン キラン
ローラ「揃った……!」
ヒカリ「クロエさんすごいよ。隠されてたのもあったし、ボクなら見つけられなかったと思う」
クロエ「まあねまあね! さすが私! さ、引き換えに行くわよ!」
ローラ「うんっ」
ヒカリ「……ところでさ、魔力の塊は1つしかないけど……」
クロエ「心配することないわよ。最初に校長が言ってたじゃない「最も早くに見つけられた者たちに引換券を渡す」って」
クロエ「1人で探そうが、グループて探そうが、一緒に探してた人たちにもスイーツの引換券はくれるはず。ちゃんと人の話は聞いておくことね」
ヒカリ「……すごいね、クロエさん。そこまでちゃんと聞いてたんだ」
クロエ「まあね! さすが私でしょう。さ、行くわよー!」
ーーーーー
講堂ーー
クロエ「というわけで引換券をもらいに来たわ!」
校長「あら、思ったより早かったですね。全部見て回りましたか?」
ローラ「あ、部室棟は片方だけで……」
校長「全部回らない内に見つけた……と。すごいわ。すごいんだけど……ちょっと困りましたね」
ヒカリ「このレクの目的は施設の把握でしたよね」
クロエ「それなら問題ないわ。引換券をもらったあとでしっかり残りも見てくるつもりだから」
クロエ「それよりもまずは引換券よ。ぐずぐずしてたら誰かに取られちゃうわ」
校長「そう、ならいいかしら」ガサゴソ
校長「……はい、どうぞ」
ローラ「わあ……!」
ヒカリ「ありがとうございます」
クロエ「やっぱりさすが私ね。早速こんな好スタートを切るなんて」
ローラ「じゃあ部室棟……行こっか?」
クロエ「ええ、行きましょう」
↓コンマゾロ目で新キャラ
00で…?
体育会系部室棟ーー
クロエ「こっちはこっちで部活が多いわね」
ヒカリ「いろいろ表彰もされてるみたい。……そういえばクロエさんは何か部活には入るの?」
ローラ「あ、私も聞きたいな」
クロエ「あんまり考えてないわ。何か興味を惹かれる部活があれば入ると思うけど……部活紹介待ちね」
ヒカリ「そっか」
ローラ「……こっちの部室棟にはほとんど人がいないんだね」
クロエ「さっき会ったアリサさんとリリアンちゃんを見るに、今日はほとんど一年生のために開放されてたみたいだし……アリサさんの自主トレが特殊なだけだと思うわ」
ヒカリ「うん、ボクもそう思う。ほんとに施設を見て回るだけで、中身は明日以降おいおいって感じかな」
クロエ「……よし、これで一通り見たわね」
ローラ「結構楽しかったね」
クロエ「そうね……あとは終了時間に教室で話を聞いておしまいだから……することも特にないわね」
ヒカリ「じゃあ解散かな」
クロエ「そうね。また明日からよろしく頼むわ」
ローラ「うん。じゃあまたねクロエちゃん、ヒカリさん」
ヒカリ「またね、ローラさん。クロエさんもまた明日」
クロエ「ええ、また明日」フリフリ
クロエ「……さ、残り時間何をして過ごそうかしら」
安価↓~↓3自由行動安価
最もコンマの高いものを採用します
〇〇に会いに行く
→そのキャラに会いに行けます
〇〇に行く、〇〇をする
→特定の行動を起こせます
これ以降は新キャラはあまり高い頻度では増えません
ゾロ目が出ても現状特になにも起きません
今日はここまで
ゾロ目ボーナスの内容、何か案があれば提供してもらえると嬉しいです
おつおつ。ちなみに00って出てたらどうなってた?(あくまでゾロ目ボーナスの参考にするだけで、何かネタバレに繋がったり今後も00でそのイベントが起きるなら明かさなくて大丈夫です)
安価下
>>194
00は簡易なエロイベントにするつもりでした
寮なら部屋から喘ぎ声が漏れてるとか、体育館なら倉庫で女生徒同士が服脱がそうとしてるところに鉢合わせるとかです
ではゾロ目は現状何もなしで、ストーリーの進行によっては有利判定
プラスちょっとした百合イベントや、その場にいるキャラの好感度上昇とします
何か他にいい案が浮かべばいろいろ変えていこうと思います
そういえば安価飛ばす上で気になったんだけど、学校内の風呂及びシャワーは各部屋に備え付けって解釈でOK?
>>199
そうですね
お風呂はそれぞれの部屋についています
大きさは一般的なものです(二人でもなんとか入れるくらい)
ただ、お風呂の時間が長い子と同室になった人も好きなタイミングでお風呂に入れるように、大きい浴場も寮に直結でついています
コンコン
ローラ「はーい? あ、クロエちゃん!」
クロエ「遊びに来たわよ。同室の子の顔も見てあげようと思って」
ローラ「あ、なら……」
↓コンマがゾロ目でいる
それ以外はいない
ローラ「まだ帰ってきてないみたいだよ。多分まだカケラを探してるんだと思う」
クロエ「まあそんな気はしてたわ。入っても大丈夫かしら」
ローラ「あ、うん。どうぞ」
クロエ「そういえば話したいことがあったのを思い出したのよ」
クロエが話したいこととは?
1.クロエたちが学校に入学した理由
2.ローラの能力について
3.自由安価(内容も書き込んでください)
あ、安価↓です
クロエ「私たちの目標についてよ」
ローラ「目標?」
クロエ「ええ。学業、マホリオ、部活、なんでもいいわ。これを頑張ろうって決めたものはないかしら」
クロエ「ちなみに私は安価↓よ!」
ローラ「うーん……なら私は安価↓2かなあ」
1.学業で優秀な成績を修めること
2.マホリオで結果を残すこと
3.部活に入って青春の汗をながすこと
4.いろんな人と友達になること
5.自由安価
クロエとローラで被ってもかまいません
クロエ「もちろん部活よ。せっかくだから熱い学校生活を送りたいじゃない!」
ローラ「わあ、一緒だあ。私も部活頑張りたいんだ」
クロエ「奇遇ね。でもあまりどんな部活があるか知らないから、まずは部活紹介を見てからかしら」
ローラ「いい部活あるといいね」
ローラと目標の確認をしました
部活紹介時に気になる部活の数が増えます
ゴーン ゴーン……
クロエ「この鐘は……」
ローラ「多分みんなもレクが終わったんじゃないかな」
クロエ「なら一度クラスに戻りましょうか」
ーーーーー
教室ーー
先生「今日はみんなに施設を見て回ってもらいましたが、どうでしたか? 気に入ってもらえたなら嬉しいです」
先生「では今日はこのレクリエーションのみで終了です。まだ荷解きができていない生徒は早めに作業に取り掛かること。いいですね」
先生「そして明日は先輩達と全校集会をして、そのまま部活紹介があります。部活動の貼り紙も玄関の掲示板や廊下の掲示板にたくさん貼ってあるので、気になる部活があればメモしておいてくださいね」
先生「では、解散です」
ありがとうございましたー!
クロエ「ふむ、早速明日部活紹介なのね」
クロエ「部活を探すか、他のことをするか……どうしようかしら」
安価↓
1.部活を探す(気になる部活が+1されます)
2.自由安価
クロエ「ローラ、私今から部活を見てこようと思うのだけど。一緒に行くかしら?」
ローラ「うん!」
ーーー
クロエ「あ、ヒカリちょうどいいところに」
ヒカリ「ん?」
クロエ「今から部活を探しに行くの。一緒に行くかしら」
ヒカリ「ああ、お邪魔でなければご一緒しようかな」
クロエ「よーし行くわよー!」
気になる部活が+1されました
翌日、部活紹介ーー
クロエ「部活多すぎ……同好会まで全部紹介って何事よ……」ゲンナリ
先生「次が最後の部活です。リリウムでも陸上部と双璧を成す……『空中部』です!」
ひゅん! ひゅひゅん!
空中部員「競技は200m、1km、10kmの競争だったり……」ビュン!
空中部員「リレー形式での障害物競争も魅力かな」ギューン!
空中部員「はたまた空中での魔力弾の撃ち合い!」ピュピュピュン
空中部員「空中で行う部活! 空中部! 部員募集中!」
ワーーーーッ!
クロエ「空中部……これで終わりかしら」
先生「以上! 気になった部活や同好会があればぜひとも参加してくださいね!」
ローラ「なが、かったあ……」クラクラ
ヒカリ「ほんと、たくさんあったね……」
クロエ「いろいろあったけど、私的に気になったのは……」
安価↓から3つ+ボーナス(>>209)によりさらに2つ+ボーナス(>>213)によりさらに1つ
よって安価↓~↓6で気になる部活を募集します
【部活名or同好会名】
【活動内容】
【部員数】
をお願いします
【部活名or同好会名】科学部
【活動内容】『科学と魔法の融合』がコンセプト。各々が自らの目的のために日々科学的な実験(新薬の調合など)を行っている。
ちなみに便利な薬が精製出来たときは売ったりして部の活動資金にしている・実は媚薬なども作っているといった噂もある(あくまで噂程度)
【部員数】10人前後
>>221
7個目ですが、せっかく考えてくださったのでここまでとします
そして今日はここまで
ここからは部活を練り歩いて、ちょっとずつ学校生活本番に移っていく予定です
まだ割と設定作成途中な感じなので、こんな施設があったら面白いとか、魔法世界ならこんな校則があるかもとかあればどんどん書いていってください
おつおつ。
魔法学校といえばやっぱホ○ワーツが浮かぶなぁ。あれに沿ったものだと
・修練場:魔法の修練が行える。安全や周囲への影響を配慮して壁や天井には防御や衝撃吸収、防音の魔法がかけられている。ちなみに防音されているためか生徒・教師問わず別目的で使われることも……?
・中庭:主に飛行訓練で使用されている。
とかかな?
学校の立地や敷地面積にもよるかな?
広大かつホグ○ーツみたいに隔離された所にあるならあれの禁じられた森みたいなのも出せそうだけど。
校則だと特別な理由(教師の呼び出しとか)が無い限りは夜間の外出禁止や魔法を使った私闘の禁止とかかな?
>>223
>>225
やっぱり魔法ものっていったらハリー・ポッターが思い浮かびますよね…
恥ずかしながらハリー・ポッターは見たことがなくて、個人的にはリトルウィッチアカデミアな感じを想像してます(似てるのかな?)
ちょっと調べました
禁じられた森みたいなのあると面白いですね
それと修練場と中庭も採用します
校則の夜間外出禁止と、魔法による私闘の禁止も採用します
(闇払いなんていう職業がハリー・ポッターにはあるんですね。クロエに関係ありそうかも)
現状考えていること
・装備は杖と箒があり、これはほぼすべての魔法使いが欠かさずに持っている
・魔法の発動には「正しい心」と「他者からの良い感情」と「魔力」の三つが必要(他人に「この人に魔法でひどいことをされた」、「この人はひどい人だ」と思われるだけで魔法は出なくなる。これにより、魔法による犯罪の発生率は昔から高くない)
その内安価でキャラ募集したいもの
・先生キャラ(校長先生とか)
・マホリオが強い先輩キャラ
・ライバルキャラ
今日はちょっと遅くまでやります
といっても23時過ぎにはやめると思います
ご了承ください
クロエ「読書同好会、黒魔術部、テニス部、助っ人同好会、演劇部、魔法フェンシング部、科学部……あたりかしら」
クロエ「まあこの内のどれかに入ると決めたわけじゃないし、まずは見て回りましょう」
ローラ「うん!」
ーーーーー
読書同好会ーー
コンコンッ
クロエ「失礼するわ」
読書同好会員「君は……新入生かい?」
クロエ「ええ。ここがどんなものか見に来たの。見学しても?」
読書同好会員「ああ、構わない。君に楽しめるだけの知性があるかは分からないけどね」
クロエ「別に読書を楽しもうなんて思ってないわ。私が興味あるのは闇の書みたいなものだから」
読書同好会員「闇の書?」
クロエ「なにかこう、闇の魔法について書いている本よ。私の糧にしてあげようかと思って」
読書同好会員「私はみたことないが……。ここには古い本を持ち寄って来る者もいる。入ってくれればいつか出会えるかもね」
クロエ「そう。なら考えておいてあげるわ」
黒魔術部ーー
エミール「あ……あっ!」
クロエ「どうも、エミールさん。見に来たわ」
エミール「ど、どうぞどうぞ……えへ、えへへ……新入部員……」
クロエ「新入部員ではないわ。私は活動内容も知らないし、何をしてるのか見に来ただけ」
ローラ「あ、あの、クロエちゃんこんな言い方ですけどちゃんと考えて部活入ろうとしてるので、その、よろしくお願いします」
エミール「う、うん……なら見せてあげるよ」
エミール「みんな、いいかな」
黒魔術部員「うん、なあに?」
エミール「き、今日も一回だけ私の魔法使ってみたくて……記録してもらえる?」
黒魔術部員「あ、任せて。じゃあ今日は魔力量少なめで、軽く魔法撃ってみてもらえる?」
エミール「う、うん……! み、見ててね……」
エミール「は、はあーっ!」
安価↓何が起きた?
ゾロ目で安価内容+今日一日クロエがラッキー百合スケベ体質に
しん……
クロエ「……何が起きたのかしら」
エミール「あ、あ、あ……!///」カアアア
ローラ「エミールさん? どうかしましたか?」
エミール「な、な、なんでも、ない……!」
黒魔術部員「結果は『何もなし』?」
エミール「……っ!」ゴニョゴニョ
黒魔術部員「『エミールの下着が消えた』……と」カキカキ
エミール「なんで言うの!?」
クロエ「……なかなか過激な部活ね」
エミール「ち、ちがっ、普段はもっと普通な……」
黒魔術部員「一日間誰かと中身が入れ替わったり、猫化したり、身長が伸びる代わりにバストが縮んだりっていうのを普通っていうなら普通な部活ね」
クロエ「く、くくっ。いいわ、ちょっと面白いじゃない」
エミール「あ、ああうう……」
クロエ「ま、他のところを見てからね。それじゃあ」
ローラ「し、失礼します」
テニス部ーー
テニス部員「お、新入生かな」
クロエ「ええ。見に来たわ」
テニス部員「ここは非魔法使いとも戦える、ただのテニス部。それとは別に魔法ありの魔法テニスもやってる」
クロエ「スポーツっていうのもありかもしれないわね」
ローラ「ほんとにいろんな部活があるんだねえ」
ーーーーー
助っ人同好会ーー
クロエ「助っ人同好会……」
助っ人同好会員「お、一年生かな?」
ローラ「はい。ここは……」
助っ人同好会員「部活紹介でも言ったが、ここは助っ人同好会。名前の通り助っ人をする同好会だ」
助っ人同好会員「助っ人は幅広く、運動部のメンバーになったり、文化部のお手伝いをしたりと色々だ」
助っ人同好会員「やることが多い分、高い能力が求められる。それ故に頼られることも多い。やりがいのある活動だと思う」
クロエ「人助けの部活ねえ……。そんなの作らなくても困ってそうな人に声をかければいいのに」
助っ人同好会員「これは手厳しい。ただまあ我々も無限に活動できるわけではない以上、ここに来る依頼をこなしているという状態だ」
助っ人同好会員「新入部員は募集中。ぜひ考えてみてくれ」
クロエ「そうね。考えておくわ」
演劇部ーー
クロエ「さてと……」
コンコンッ
クロエ「ヒカリー、助けに来たわよー」
ヒカリ「く、クロエさんっ、た、助けっ」
ローラ「すごいね、ヒカリさん。自由見学の時間になった途端演劇部に連れてかれちゃってからずっとだよ」
クロエ「顔がいいものね」
ヒカリ「ぶ、分析はいいから……!」
わいのわいの やんややんや
ヒカリ「ぷはっ、た、助かった……」
クロエ「入るの? 演劇部」
ヒカリ「どうだろう……ボクのことを必要としてくれるのは嬉しいけど、演技のこととか全く分からないし……」
演劇部員「そ、それならあたしが教えます! 手とり足取り! そしてあわよくば、くふ、くふふ……」
ヒカリ「あ、ありがと……」
クロエ「もしかしたらヒカリと一緒の部活っていうのもあるのかもしれないわね。それも少し面白そうだわ」
ローラ「どの部活も楽しそうだもんね」
クロエ「じゃあヒカリ、私達また別の部活を見に行くから」
ヒカリ「え、ならボクも……」
クロエ「多分ここから逃げられないんじゃないかしら……」
ヒカリ「え」
演劇部員「さあヒカリさんこちらへ! 演技の基本は笑顔です!」グイグイ
ヒカリ「あ、ちょ、あ~……」ズルズル
クロエ「……さ、次行きましょうか」
魔法フェンシング部ーー
キッ キンッ
クロエ「おお……」
魔法フェンシング部員「ふっ!」ビュッ
魔法フェンシング部員2「くっ!」ギイッ
ローラ「は、はやいねえ……」
魔法フェンシング部部長「お、見学かい?」
クロエ「ええ、気になったところを見て回ってるの」
魔法フェンシング部部長「それでうちにか。光栄だな。じゃあ改めて紹介だ」
魔法フェンシング部部長「魔法フェンシングは最近人気が出てきた競技で、魔法でできた剣を使うのが特徴だな。それと、魔法による補助が認められている」
魔法フェンシング部部長「向かい合った状態で行う通常のフェンシングに加え、魔法の能力の実力が反映される空中戦も魅力だな」
クロエ「魔法を撃ち合い、すれ違い様に剣で斬りつける……かっこいいわね」
魔法フェンシング部「気に入ってもらえたかな? 入部待ってるよ」
科学部ーー
クロエ「ここでとりあえずはラストかしら」
科学部員「あ、新入生」
科学部員「ちょうどいい、これ飲んでみないかい?」
クロエ「これは……?」
科学部員「ちょっとした栄養ドリンク。疲れが採れるハズだよ」
クロエ「そう? なら……」
ローラ「の、飲んでも大丈夫なのかなあ……」ハラハラ
ごくっごくっ
クロエ「ぷはっ」
クロエ「……なんともないわよ」
科学部員「『効果なし』……と」サラサラ
科学部員「ありがとねー、協力感謝しまーす」
クロエ「協力……? 協力!?」
ローラ「だ、大丈夫クロエちゃん!? ほんとになんともなってない?」
クロエ「ええ、それは大丈夫だけれど……。この私を実験につかうとは……くくく……怖いもの知らずめ……!」
クロエ「これで気になるのは一通り見たかしら」
クロエ「入部入会も退部退会もゆるいみたいだし、テキトーな部にまずは入ってみようと思うわ」
クロエ「私は……」
↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に200を超えたものに仮入部となります
本日中にどこも200に到達しなかった場合、その時点での最高コンマの部活に仮入部となります
昨日は寝落ちしてしまい申し訳ありませんでした
また、今日も今から14時まで予定が入っているので再開はそれからとなります
クロエ「演劇部かしら」
ローラ「え、演劇なんて好きだったっけ?」
クロエ「このままならヒカリも演劇部だろうし、ヒカリの反応を見るになかなか楽しそうだったしね」
クロエ「向いてなければやめるし、絶対に演劇部って訳じゃないわ。で、ローラは?」
ローラ「私は……」
↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に【150】を超えたものに仮入部となります
本日中にどこも【150】に到達しなかった場合、その時点での最高コンマの部活に仮入部となります
ローラ「助っ人同好会かなあ」
クロエ「確かにローラっぽいかも。きっとピッタリだわ」
ローラ「そうかな……えへへ」
クロエ「じゃあそれぞれ入部届けを書いて、さっさと出しちゃいましょう」
クロエ「……っと」カキカキ
ローラ「楽しみだねえ」
クロエ「ええ!」
ーーーーー
寮ーー
クロエ「で、ヒカリは演劇部なのかしら?」
ヒカリ「ああ、うん。話を聞いてるうちに楽しそうだなって」
クロエ「まあそんな気はしてたわ。私も入るからよろしくね」
ヒカリ「あ、そうなんだ。よろしくねクロエさん」
クロエが演劇部に入部しました
ローラが助っ人同好会に入会しました
ヒカリが演劇部に入部しました
翌日、演劇部ーー
クロエ「来たわよ!」
ヒカリ「失礼します」
演劇部部長「お、来たね。じゃあ自己紹介を……」
演劇部部長のプロフィールを作成します
テンプレート↓
【名前】
【容姿】
【性格】
【得意魔法】
【備考】
安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります
【名前】白夢 くるくま
【容姿】黒髪、背は小さめ、丸眼鏡
【性格】やる時はやるけど基本人に流されやすい
【得意魔法】オーラを操る
【備考】演劇部部長だが存在感が薄くよく見失われる
1.メイル
2.くるくま
3.メリー
4.ルネ
↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に【150】を超えたものが部長となります
本日中にどこも【150】に到達しなかった場合、その時点での最高コンマのキャラが部長となります
演劇部部長はくるくまに決まりました
設定は>>264を参照
今日はここまで
くるくま「私は白夢(しらゆめ)くるくま。演劇部の部長をさせてもらってるよ」
クロエ「……なんか、部長らしくないわね」
くるくま「あはは、よく言われる」
くるくま「さて、早速だけど、君たちにはテストを受けてもらうよ。この台本だ」パサッ
くるくま「非常に短いシーンだが、これを明日までに覚えてきてほしい。そして明日、私達の前で演技してもらう」
クロエ「テストねえ……」
くるくま「と言っても適正テストと言った方が正しいけどね。この部員達の前でさえ恥ずかしがって演技できないようなら、観客の前に出すわけにはいかない。そういう子には舞台裏志望の子と一緒にアシスタントからスタートになるってだけ」
ヒカリ「なるほど。恥ずかしがらず演技さえできれば、ひとまずは役者として入部になるんですね」
くるくま「そういうこと。練習にはここの部室を使ってもらってもいいし、どこか別の場所でやってもらってもいい。守るべきなのは「明日までにセリフと動きを覚えること」。いいね?」
クロエ「ええ、任せてちょうだい!」
くるくま「あ、そうそう。そのシーンは登場人物が二人なんだ。だから君たち二人にはペアでテストを受けてもらう」
ヒカリ「クロエさんとペア……分かりました」
クロエ「そうと決まればさっそく練習するわよ! どうせあとで寮に帰るんだから、寮の部屋で練習しましょう」
ヒカリ「うん、分かった」
ーーーーー
自室ーー
クロエ「さてさて……どんなシーンなのかしら」ペラッ
ヒカリ「あっ」
クロエ「……何よこれ。恋愛もの?」
ヒカリ「みたいだね……」
ヒカリ「一組の男女が歩きながら愛を囁きあうシーン……だって」
クロエ「なんでわざわざこのシーンなのよ……」
ヒカリ「恋愛ものは確かに恥ずかしいかもしれないけど、その恥ずかしいのを越えれば他の演技のハードルがさがるから……とか?」
クロエ「ま、なんだっていいわ。やると決めたんだもの、しっかりやるわよ!」
ヒカリ「う、うんっ」
クロエの演技の才能↓
ヒカリの演技の才能↓↓
それぞれコンマが高ければ高いほど才能あり
クロエ「やるにあたってまずは役を決めないとよね」
ヒカリ「ならボクが男役をやるよ。多分そっちの方がいいでしょ?」
クロエ「そうね。自分のことボクって言うし、背も高いしいいと思うわ」
ヒカリ「じゃあ……『いい朝だね、ブラック』」
クロエ「は? もう夕方よ?」
ヒカリ「そうじゃなくて……台本。最初のところ」
クロエ「あ、ああ! もう演技に入ってるのね!」
クロエ「『そうね、シャイニー。いい天気だわ』!」
ヒカリ「……『こんな日は君とゆっくり歩いているだけでも、気持ちがいいよ』」
クロエ「えーと。『まあシャイニーったら、』えと『急がないとお祭りに遅れてしまうわ』!」
ヒカリ「『……ブラック。お祭りの前に言っておくことがある』」
クロエ「『なにかしら』ヒカ……『シャイニー』!」
ヒカリ「『ボクらも知り合って二年だ。だからここらで……』」
クロエ「『なによ、ハッキリしないわね』」
ヒカリ「『分かった、ハッキリさせよう。好きだ、ブラック!』」ガシッ
クロエ「んふぇっ!?///」
ヒカリ「……ち、ちょっと一旦やめよう」
クロエ「そ、そうね。演技だったわね」
ヒカリ「そうじゃなくて。言っちゃ悪いけど……クロエには演技の才能がないと思う」
クロエ「なんでよ!」
ヒカリ「まずブラックの人物像は、おしとやかな女の子だ。そんなに元気に喋る子じゃないと思う」
ヒカリ「それとセリフの合間に余計な言葉が入りすぎ。一回ボクのことシャイニーじゃなくてヒカリって呼びかけたしね」
クロエ「そ、それは……ヒカリの演技が自然すぎて一瞬分からなくなったのよ」
ヒカリ「そして最後のあれ。演技を放り投げて赤面されると何もできなくなっちゃう」
クロエ「それは、それも、ヒカリが……」ゴニョゴニョ
クロエ「それよりなんでヒカリはそんなに上手なのよ! 卑怯だわ!」
ヒカリ「褒め言葉として受け取っておくよ。でも特別なことをしてるつもりはなくて……シャイニーになりきってやったつもり」
クロエ「役になりきる……いいわ、もう一回やりましょう!」
ーーーーー
ーーー
ー
翌日、演劇部ーー
くるくま「お、来たねー」
ヒカリ「よろしくお願いします」
クロエ「私はブラック、か弱い女の子……」ブツブツ
くるくま「……そっちの子は大丈夫なのかな?」
ヒカリ「自己暗示みたいです。クロエさん」ツンツン
クロエ「……」ブツブツ
ヒカリ「ブラック!」
クロエ「っ、何かしら、シャイニー」
ヒカリ「とまあこんな感じで……」
くるくま「ふむ。じゃあ演技を見せてもらえる?」
↓コンマが43以上で二人共役者合格
((05+82)÷2=43.5 端数切り捨て)
6以上でヒカリだけ役者合格
5以下でどちらも役者不合格
ゾロ目で大成功
ヒカリ「『好きだ、ブラック!』」ガシッ
クロエ「ぁぅ、な、にゃ、『なに、と、突然』」
ヒカリ「『ずっと想ってた。君と恋人としてお祭りに行きたい……どうかな』」
クロエ「ふぁ……よ、『よろしくお願いします……』ヒカ……『シャイニー』」
クロエ「『私こそずっと』す、すぅ……! 『好きだったのよ』……!」
ヒカリ「『そっか。……そっか。嬉しいな』」
くるくま「はーいそこまで」パンパン
くるくま「ヒカリさんは合格で……残念だけど、クロエさんは不合格。裏方から入ってもらうよ」
ヒカリ「はい」
クロエ「はい……」
ーーーーー
クロエ「……」ジー
きゃいきゃい
ヒカリ「ち、ちょっと……引っ張らないで……!」
くるくま「ヒカリさんが取られて不満かい?」
クロエ「不満なんてないわよ。……自分自身に落胆してはいるけどね」
くるくま「あのね、ヒカリさんはちょっと特殊な人かもしれない。彼女自身が輝きすぎてるんだ。それこそ他の人が霞んでしまうくらいに」
くるくま「そして、人を惹き付ける何かがある。だから彼女と向き合って演技すると、みんな骨抜きになるんじゃないかな」
クロエ「なら……」
くるくま「でも、それに輪をかけて君の演技は酷かった」
クロエ「……」シュン
くるくま「なんて、私もそんな感じだったから気にすることないよ。演技指導の先生も優しいしね」
くるくま「私は君の入部を待ってる。さっきも言ったように裏方からになるけど……考えてみてくれると嬉しいな」
クロエ「私は……」
↓から入部するしない投票
3票先取で入部するかしないかを決めます
クロエ「入部するわよ! するに決まってるでしょう!」
くるくま「即決だね。ホントにいいの?」
クロエ「なんか負けたみたいで悔しいのよ!」
クロエ「いつかヒカリと対等に演技できるようにならなきゃ、私きっとずっと引きずるわ」
くるくま「そかそか。歓迎するよ、クロエさん」
くるくま「ただまあ今日は入部テストのみ。明日から本格的な練習を始めるつもりだから、よろしくね」
クロエ「ええ、分かったわ」
安価↓~↓3自由行動安価
最もコンマの高いものを採用します
〇〇に会いに行く
→そのキャラに会いに行けます
〇〇に行く、〇〇をする
→特定の行動を起こせます
>>1に質問
行動安価の度にある程度時間は流れている感じ?
早速部活の練習したいんだけど
>>296
個人的には放課後の部活の時間になり、部活も早く終わったのでそれからをどう過ごすのかというイメージの安価でした
夜までの行動を指定してもらって、それを実行して今日(作品内の一日)は終了の予定です
あまりにも短く済む安価の場合は、夜までの行動をもう一度安価し直すかもしれません
自室ーー
クロエ「悪いわね、付き合ってもらって」
ヒカリ「ううん、ボクもクロエさんと一緒の部活に入れて嬉しいし、できることはするよ」
クロエ「さっそく演技の練習をしたいのだけれどいいかしら」
ヒカリ「うん。といっても台本はこれしかないけど……」
クロエ「十分よ」
ーーーーー
ーーー
ー
クロエ「///」ホカホカ
ヒカリ「……大丈夫?」
クロエ「え、ええ……」
クロエ(告白のシーンばかりやるんじゃなかったかしら……。ヒカリに迫られるとなんか……変な感じがするわ)ドキドキ
翌日ーー
先生「さて、今日から本格的な授業に入っていきます。が、その前に皆さんに告知です」
先生「まだ先の話ですが、五月の初め頃に一年生のみでのマホリオの大会があります」
先生「といっても本格的なものではありません。マホリオに慣れてもらうというのが一番の目的です」
先生「そこで、マホリオの第一段階のチーム決めです。お友達を作るつもりで、三人一組のチームを組んでください」
クロエ「三人一組……ローラとヒカリでいいかしら」
先生「ただ、これは交流を増やすことも目的です。できれば入学前から交流がある人や寮で同室の人とは組まないで、新しい友達を作ってその人と組んでみてください」
先生「といったところでお話はおしまいです。では授業に入りますね」
現在の目標
・五月のマホリオ一年生大会までにチームを組む
・演技の練習をして、役をもらう
安価↓~↓5自由行動安価
今後三日程度の行動を指定してください(マホリオのメンバーを探す、演技について何かする等)
ほぼ一ヶ月でマホリオの大会なので、自由行動安価を10回くらいとる予定です
最もコンマの高いものを採用します
〇〇に会いに行く
→そのキャラに会いに行けます
〇〇に行く、〇〇をする
→特定の行動を起こせます
ローラの様子を見に助っ人同好会に行ってみる
今日はここまで
演劇部ーー
部員1「ねえねえ、クロエさん……だよね?」
クロエ「そうだけど。どうかした?」
部員1「ヒカリくんと同室って本当?」
クロエ「本当よ。寮は同室」
部員1「きゃー! いいなあ、羨ましいなあ!」
部員2「お部屋でのヒカリくんってどんな感じ? やっぱりラフな格好とかするの?」
クロエ「どうって……あんまり変わらないわよ。服はなんかこう、ゆったりしたのを着てるのをよく見るわね」
部員3「写真とかない? 見たいなー」
クロエ「ない。何よあんた達、そんなにヒカリのことす、好き……なの?」
部員1「私は好きだなー。惹き付けられちゃうよねえ」
部員2「顔が整ってるだけじゃなくて、オーラみたいな? そういうのがある気がする」
部員3「分かる! あー、男役似合うんだろうなー。男装させてみたいなー」
クロエ「ふーん……」
ーーーーー
クロエ「ヒカリって人気なのね」ベシベシ
ヒカリ「痛い痛い。背中をべしべししてどうしたの?」
クロエ「なんにもー」ベシベシ
授業中ーー
先生「箒乗りの授業ですが、今日は先輩とペアを組んでもらいます。先輩の声の指示に合わせて飛ぶようにしてください」
くるくま「……お、ペアは君か」
クロエ「よろしくお願いするわ、くるくまさん」
くるくま「ああ、よろしく頼む。じゃあ早速やってみようか」
ーーーーー
くるくま「右!」
ぎゅんっ
くるくま「登って! 急降下!」
ぎゅんっ びゅんっ
くるくま「魔法弾撃つよ! 指示を出すから避けてね! はあっ!」ピュン
くるくま「左に滑って! 次は右に!」
クロエ(これ……結構キツイ……!)ギュン!
ーーーーー
くるくま「お疲れ様」
クロエ「お……お疲れ様……」グッタリ
くるくま「ごめんね、結構本気で撃っちゃった。所詮は授業だし、ここまでやらなくてもいいんだけどな」
クロエ「お……鬼……」
くるくま「あはは。でも正直意外だったよ。君は自分の能力にかこつけて授業なんかテキトーに流してるイメージだったから」
クロエ「そ……そんなことするわけないでしょう……。やることはやらないと……気がすまないのよ……」ゼエゼエ
くるくま「……真面目だな、君は。いいことだ」
助っ人同好会ーー
クロエ「失礼するわ」ガチャッ
ローラ「あっ、クロエちゃん! いらっしゃい」
クロエ「ローラ、ここはどう?」
ローラ「結構すごくて……ちょっと圧倒されてた」
ローラ「みんな直接お手伝いを依頼されてて……それですっと解決しちゃうんだ。私も頑張らないとって思ってるよ」
クロエ「なら困ったことがあれば頼ってもいいのかしら?」
ローラ「うん、任せて! あんまり大変なことはまだできないと思うけど……」
クロエ「じゃあ早速……私の幼馴染の同室の子とまだ会えてないんだけど、引き合わせてくれるかしら」
ローラ「あ……うん! それならできるよ!」
ローラと同室の子のプロフィールを作成します
テンプレート↓
【名前】
【容姿】
【性格】
【得意魔法】
【備考】
安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります
【名前】ティア・ソレル
【容姿】白の癖っ毛に青と赤のオッドアイ 体型は見事な幼児体型 いつも寝ぼけ眼
【性格】無口で感情の起伏がほとんど表に出ないが優しい良い子 少々天然のフシがある
【得意魔法】生物以外の物体を浮遊させることが出来る 物体が重ければ重いほど疲れる
【備考】ローラと同室の娘。見た目や性格から無愛想と勘違いされやすいが実際は良い子。
喋るのがあまり得意ではないので筆談で話すことが多い。ちなみに余談だが地声は透き通るように綺麗で優しい声らしいが聞いた者はほとんどいないらしい。
質問です
過去に投下したキャラを使い回すのはありですか?
>>319
ありです
1.ティア
2.ケイキ
3.ニコール
↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に150を超えたキャラがローラと同室となります
本日中に誰も150に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラがローラと同室となります
自分の作成したキャラには投票できません
ローラと同室の子はティアに決まりました
設定は>>318を参照
ありがとう、次回(あったら)はそうさせてもらうよ
安価はティアで
色々遅かった…
寮、ローラの部屋ーー
ローラ「ティアちゃん、いる?」
しーん……
クロエ「またいないの? なら出直して……」
ローラ「あ、いた!」
ティア【はい、います】
クロエ「……寝起き?」
ティア【いえ、おきてました】
クロエ「そう。なんで紙に?」
ティア【しゃべるの苦手なので】
クロエ「ふーん……」ジロジロ
ローラ「紹介するね。この子はティア・ソレルちゃん。喋るのが苦手らしいから、話すことは紙に書いてもらってるんだ」
ローラ「こちらは幼馴染のクロエ・アートルムちゃん」
ティア【よろしくお願いします】サッ
クロエ「あ、よく使うワードはすでに用意してあるのね。よろしく、ティア」
クロエ「ティア、ローラとは仲良くしてくれてる?」
ティア【はい。とてもよくしてもらってます】
クロエ「ならよし。この子少し引っ込み思案なところがあるからそういうときは引っ張ってあげてね」
ティア【はい】サッ
クロエ「……ずっと無表情ね、あなた」
ティア【生まれつきです】
クロエ「くすぐってみてもいい? ちょっとあなたの別の顔に興味があるわ」ワキワキ
ティア【ダメです】
クロエ「あらそう、残念。じゃあせめて声を聞かせてちょうだい」
ティア【遠慮します】
クロエ「もー、じゃあ何ならいいのよー!」ムキー!
ローラ(仲良くなってくれた……かな?)
別の日の放課後ーー
クロエ(マホリオは誰と組もうかしら……)
クロエ(やるからには勝ちたい。けれど一年生の知り合いが少ないわね)
クロエ(よし、マホリオを口実に友達を増やしましょう。そして強そうな子がいればマホリオにも誘う!)
クロエ「さて……どう探しましょうか」
安価↓
1.演劇部の一年生をあたる
2.クラスの子をあたる
3.行き当たりばったりで
上から順に、放課後に行動を共にできる可能性が増える、授業中にイベントが起きる可能性が増える、全く新しい交友関係を持つことができる、等の効果があります
どれを選んでも新キャラ募集となります
演劇部ーー
クロエ「演劇の仲間だし、ここらで知り合いを増やすのも悪くないわね!」
演劇部の子のプロフィールを作成します
テンプレート↓
【名前】
【容姿】
【性格】
【得意魔法】
【備考】
安価↓から3つほどでてくるまで
全員採用
何個か集まったら、その中からとりあえず誰に声をかけるかをコンマを使用して投票してもらいます
1.凛華
2.レナ
3.モミジ
↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に100を超えたキャラに話しかけます
本日中に誰も100に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラに話しかけます
自分の作成したキャラには投票できません
クロエ「凛華」
凜華「ん? 確か君はクロエさん……だったかな」
クロエ「ええ、クロエ・アートルム。お見知りおきを」ペコリ
凜華「これはご丁寧にどうも。それで、何か用かな?」
クロエ「マホリオで組む相手を探してるのよ。一年生での試合が来月あるでしょう?」
凜華「ああ……そんなものもあったね」
クロエ「だから声だけかけておこうと思って」
凜華「ありがとう、考えておくよ」
クロエ「よろしく頼んだわよ」
ざわざわ ざわざわ
クロエ「? じゃあ私、裏方の勉強があるからこれで失礼するわね」スタスタ
リンカサン!ワタシトクミマショウ!
ワタシヨ! ワタシー!
コッチ!コッチデス!
ぎゃーぎゃー!
凜華「はは、困ったな……」
レナ「……」セッセセッセ
モミジ「……」セッセセッセ
クロエ「他にも気になるのはいるけど……今日のところはちゃんと勉強しなきゃね」
クロエ「……」セッセセッセ
現在の目標
・五月のマホリオ一年生大会までにチームを組む
・演技の練習をして、役をもらう
安価↓~↓5自由行動安価
今後三日程度の行動を指定してください(マホリオのメンバーを探す、演技について何かする等)
放課後、演劇部ーー
クロエ「レナ、モミジ、ちょっといいかしら」
レナ「何?」
モミジ「なあに?」
クロエ「聞きたいことがあるの。二人の入部した理由なんだけど……。私は実は大した理由はなくて、二人はどうかなって」
レナ「そんなこと。演技に興味があったからよ」
モミジ「わ、わたしは……自分を変えたくて」
クロエ「ふーん……。でもレナも裏方スタートよね」
レナ「だから何? 興味があるからって演技が上手い訳じゃないわ」
モミジ「け、喧嘩はだめだよう」
クロエ「貶したいわけじゃないの。私は素人だし、演技の学び方でも教えてもらえないかしら」
レナ「……フン」
レナ「……あの二人」スッ
モミジ「ヒカリさんと凜華さん?」
レナ「見て、学ぶ。一年生の中ではあの二人が今のところ別格」
レナ「特にヒカリなんかは同室なんだし、もっといろいろ聞けばいいわ」
クロエ「なるほど……」メモメモ
部員1「ねえねえ、さっきヒカリくんと凜華さんの話してた?」
部員2「三人はどっち派なの!? ヒカリくん派!?」
クロエ「どっち派ってなんの話よ」
部員2「どっちが好きかって話よ! 美青年のヒカリくんか、イケメンの凜華さんか!」
くるくま「こらこら、皆困ってるじゃないか」
部員3「あ、部長」
くるくま「あの二人は確かにいいものを持ってるが、まだステージには立てない。いつか立たせるつもりだが、その時ヒロインになれるように練習した方がいいんじゃないか?」
部員1「はーい!」
クロエ「……助かったわ」
くるくま「なに、アドバイスを求めてるようだったから声をかけようと思ってたんだけどね。少し他の子の指導に手を取られてしまったんだ」
モミジ「アドバイス……?」
くるくま「クロエくんは、演技にたくさん触れること。さっきも言われたとおり、たくさん見ることは成長に繋がるからね」
くるくま「レナくんは、実践を踏むこと。知識は他の子に比べて多いと思う。演技の練習を増やせば、その分伸びるよ」
くるくま「モミジくんは、まずは度胸を付けることだね。一対一で演技を見てもらうことから初めて、ちょっとずつ見てもらう人数を増やしてみるのもいいかもね」
くるくま「ま、そんなところかな」
クロエ「あ、ありがとう……部長みたいなこと言うのね」
くるくま「部長だからね」フフッ
クロエ「……よし、なら早速練習しようじゃない! 凜華!」
レナ「ち、ちょっとクロエ……!」
凜華「どうかした? クロエさん」
クロエ「練習に付き合ってもらうわ!」
クロエ(ヒカリには部屋で頼めばいいしね)
ヒカリ(ボクじゃなくて凜華さんか……残念。……残念?)
ーーーーー
ーーー
ー
寮の自室ーー
クロエ「というわけでヒカリ、ローラ、ティア、勉強会をするわよ!」
ローラ「わー」パチパチ
ヒカリ「ティアさんははじめましてだよね。よろしく」
ティア【よろしくお願いします】サッ
クロエ「今日はマホリオのことを勉強したいのだけれどいいかしら」
ヒカリ「三対三で箒に乗って魔法を撃ち合うスポーツ、だよね」
クロエ「そう。去年の映像を借りてきたから見てみましょう」
◇◇◇◇◇◇◇◇
ぎゅんっ ボウッ!
ギイッ シュン!
実況『さあいよいよリリウムのマホリオ大会も決勝戦! なんと今年はその場に一年生の姿があります!』
実況『かたや三年生の中でも圧倒的な強さを持つリリウムのエース達! 勝つのは一体どっちだあああ!』
三年生大将『シールドを!』
三年生1『ええ! 障壁魔法《シールド》!』
一年生1『炎弾《ファイア》!』ゴッ
ギイッ! ボウッ!
一年生2『後ろ!』
三年生2『遅い! 捕獲網《バインド》!』
ぐるん!
一年生1『きゃああああああ!』
実況『一年生チームが一人だつら……え!?』
???『はあっ!!』ゴウッ!
三年生1『な、し、シールドが……!』ミシッ
バキィンッ!
三年生大将『そ、そんな……うそ……ふ、炎弾《ファイア》……!』
ボシュッ ゴオオオオオッ!
三年生大将『い……いやあああああああああッッ!!』
ピピーーーーーッ!
実況『あ、じ、実況する間もなく終了……しました』
実況『やはり強すぎます、一年生の絶対的エース……彼女一人で勝ったと言っても過言じゃありません……』
???『…………』
???のプロフィールを作成します
テンプレート↓
【名前】
【容姿】
【性格】
【得意魔法】
【備考】現在二年生で、マホリオのランキング一位に君臨する。
安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります
質問
マホリオって世間一般的に有名なスポーツ的な扱いなの?
それともこの学校内だけの存在?
【名前】ウィン・フォルクス
【容姿】白銀のショートボブに金の瞳の垂れ目 背はクロエとどっこいどっこいだが実はスタイルは良い
【性格】無邪気で天然ボケののんびりや よく語尾が間延びする
マホリオの時は口数が少なくなり普段ののほほんムードが消える(>>366みたいな様子)
一人称は『ボク』
【得意魔法】周囲の時間の進みを僅かな間だけ極端に遅くすることが出来る(周囲からは高速移動に見える)
負担が大きいため連続使用や日に何度も使えたりするものではなくここぞという時に使っている
ちなみに発動時に触れているもの(生物含む)は魔法の影響を受けない(時間が遅くならない)
【備考】マホリオランキング一位に君臨する二年生。
普段はのんびりとしてマスコットのように可愛がられているがマホリオの時は極度の集中から様子が変わる(周囲からはそのギャップが良いという声も)。
他者に屈託なく接するので友人も多い。好物は甘いもの。
>>367
この世界においてはかなりメジャーなスポーツです
1.ウィン
2.狼子
3.サレナ
↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に200を超えたキャラを採用となります
本日中に誰も200に到達しなかった場合、その時点での最高コンマが採用となります
自分の作成したキャラには投票できません
新キャラはウィンに決まりました
設定は>>368を参照
今日はここまで
進むの遅くて申し訳ない
実況『ウィン・フォルクス選手、圧倒的な力で優勝です!』
わあああああっ!!
ウィン『……はあ』
ウィン『つ、つかれたあ……』プシュウ
ウィン『みんなー、応援ありがとー』
◇◇◇◇◇◇◇◇
クロエ「……ちょっと参考にならなかったかもしれないわね」
ヒカリ「強すぎてちょっと……」
ティア【あんな人がいるんですね】
ローラ「でもマホリオ自体は普通だったよね。三対三で、魔法の撃ち合い。ウィンさんは強すぎるけど……大将を守る防御役、相手に牽制する攻撃役、補助役……」
クロエ「それぞれ攻撃役を一人だけ置くワントップのフォーメーションだったけれど、フォーメーションとか関係なしの攻撃だったわね」
ティア【ウィンさんが何やったか見えた人いる?】
ローラ「正直見えなかったなあ」
クロエ「えっ」
ヒカリ「ボクも。何か出たのは分かるけど、気づいたら大将の人のところに攻撃が届いてた感じ」
クロエ「あの空間に魔法を撃ってたように見えるけど……」
ローラ「み、見えたの?」
クロエ「映像だから確かなことは言えないけど、あの人の周りの雰囲気だけ一瞬ものすごく変な風に見えたわね」
クロエ「何かしたのかは分かるけど、何をしたのかは分からないし……」
ヒカリ「……」パチクリ
ティア【 】パチクリ
ローラ「す、すごいよクロエちゃん。私、ほんとになんにも見えなかったもん」
クロエ「そ、そう!? まあさすが私ね! あーはっはっは!」
クロエ「……って笑ってもいられないわ」
ヒカリ「急に真面目だ」
クロエ「知り合いがまだ多くないのよ。こんなんじゃマホリオを組む相手も見つからないわ」
ローラ「わ、私組むよ?」
クロエ「ありがとうローラ。でもね、できる限り多くの人のことを知っておかないとあっさり負けちゃうかもしれないじゃない。さっきのウィンさんみたいな人が同学年にいないとも限らないし……」
ヒカリ「確かに。マホリオにおいてはチームワークも重要だけど、組み合わせ次第では魔法の合わせ技なんてこともあるかもしれないしね」
ティア【知り合いを増やすのは賛成です】
クロエ「決まりね! クラスの人にも声をかけてみるわ!」
クラスメイトのプロフィールを作成します
テンプレート↓
【名前】
【容姿】
【性格】
【得意魔法】
【備考】
安価↓から3つほどでてくるまで
全員採用
何個か集まったら、その中からとりあえず誰に声をかけるかをコンマを使用して投票してもらいます
【名前】雨宮 楓(あまみや かえで)
【容姿】白髪(ポニーテール)赤目のアルビノで肌も白い 身長はクロエと同じぐらいだがクロエ以上の絶壁
【性格】飄々としたからかい好きで一人称は『あたし』
胸の話題を出されるとキレる
【得意魔法】風を操ることが出来る。用途は風の刃を飛ばす・風の障壁を展開する・風を纏って移動速度を上げるなど多岐に渡る
【備考】クロエのクラスメイト。体質上日光が苦手でそれを補うために特殊な薬を貰っているらしく頻繁に保健室に通っている(薬のおかげでマホリオ含め学園生活を問題なく送れている)。
しかし普段はそんな自分の体質を嘆くことなく明るく振る舞っている。
ちなみに胸に関してはそれとは別に最大のコンプレックス。こっちはどうにかしたいらしくよく科学部や黒魔術部に顔を出しているらしいが成果は芳しくないらしい。
【名前】アルシェ・ブランカ
【容姿】銀髪ショートのつるぺた幼女体型。瞳は明るめの琥珀色
【性格】感情が乏しく、自発的に動くことは滅多にない。しかし食欲は旺盛で、食事だけは積極的に行う
【得意魔法】魔翌力を圧縮したレーザーやビームを撃つ。高威力だが燃費が悪く、撃ちまくるとすぐに魔翌力が尽きる
【備考】かなり古い魔術家系の末裔。幼少期より社会から隔絶された場所で修行をさせられてきた為、かなりの世間知らずで情操教育も不足している
常に腹を空かせている為、餌付けすれば簡単に懐く
1.楓
2.アルシェ
3.晶
↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に100を超えたキャラに話しかけます
本日中に誰も100に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラに話しかけます
自分の作成したキャラには投票できません
>>318のティアと一緒の空間に置いたらすげぇ無言空間になりそう(あと何故か無言で意志疎通してそう)
新キャラはアルシェに決まりました
設定は>>391を参照
クロエ「アルシェ」
アルシェ「?」ピクン
クロエ「あなたマホリオで組む相手はいる?」
アルシェ「んーん」フルフル
クロエ「そう。なら私と組むことも検討してくれないかしら」
アルシェ「ん」コクン
クロエ「教室のみんなにも言っておくけど、私は誰でも歓迎するわよ! 勝ちたい人は声をかけなさい!」
ざわざわ ざわざわ
先生「うんうん、いいですねー」
楓「へー……」
晶「面白いやつ」クスッ
ー幕間
クロエとヒカリの練習風景ー
寮の自室ーー
ヒカリ「今日も基本トレーニングだけだったね」ノビー
クロエ「やっぱり練習が足りないわね。さ、やるわよ」
ヒカリ「うん、いいよ」
クロエ「すう……」
クロエ「さあ、来なさい!」
どんっ
クロエ(き、来たっ。壁ドン)
ヒカリ「『ブラック……ボクのものになってくれ』」
クロエ「……っ」
クロエ「やっぱ無理ぃ!///」カアアア
ヒカリ「うーん……なかなか照れがなくならないね」
クロエ「もっと簡単なのにしましょう。見つめ合うとか」
ヒカリ「いいよ、やってみよう」
じー……っ
ーーーーー
ローラ「クロエちゃん達いるかなあ」
ティア【いなければ出直しましょう】
ローラ「うん、そうだね」
コンコンッ
ローラ「クロエちゃん、いる?」ガチャッ
ーーーーー
そこにいたのは熱い瞳で見つめ合う二人。
ローラとティアの誤解を解くのには長い長い時間がかかったという。
ーーーーー
現在の目標
・五月のマホリオ一年生大会までにチームを組む
・演技の練習をして、役をもらう
安価↓~↓5自由行動安価
今後三日程度の行動を指定してください(マホリオのメンバーを探す、演技について何かする等)
休日や放課後に友達や知り合いと一緒にどこか遊びにいくことはできますか?
無理なら安価下で
>>404
可能です
具体的な行き先も提示してもらって大丈夫です
というより、よっぽど常識外れ(〇〇を突然殴るとか)な安価ではない限り拾おうと思っています
やったことありませんが、TRPGに感覚としては近いと思います
演劇部ーー
くるくま「それじゃあ今日は全員の採寸をしていくから、役者が抜けたところは助っ人の人たちに入ってもらって練習するように」
部員「はいっ!」
ローラ「よろしくね、クロエちゃん」
クロエ「ええ。といっても私は裏方だから、一緒には練習できないと思うけどーー」
え、うそ!
クロエ「?」
部員1「ヒカリさんおっきい! すごい!」
部員2「え、え!? ほんとにデカいんだけど!」
ヒカリ「は、恥ずかしいよ……。早く終わらせて……」モジ
部員3「ほー……これはこれは……ほー……!」
クロエ「な……!? ヒカリ……そんな素振りは今まで……」ワナワナ
くるくま「あ、ローラさん……だよね。町娘で入ってもらっていいかな」
ローラ「あ、はーい。……クロエちゃん」ポン
クロエ「な、なによ……」
ローラ「大丈夫、クロエちゃんはまだまだこれからだよ!」グッ
クロエ「くうう……!」
ローラ「じゃあ練習行くね!」タタタッ
クロエ「……」ショボーン
くるくま「はい、じゃあ次はクロエくんの採寸だ」
するする きゅっ
クロエ「……」
部員1「……うん。元気出して」
クロエ「くううう!」ムキー!
ヒカリ「『失礼、お嬢さん。物を落としましたよ』」ニコッ
ローラ「はぅ……っ///」
クロエ(あっちはあっちで楽しそうだし!)グギギ
ーーーーー
翌日ーー
クロエ「……」
楓「クロエ」
クロエ「なによ」
楓「やっと気づいたようね、ヒカリとの圧倒的戦力差に」
楓「ちなみに私は初見で気づいてたわよ」
クロエ「……おかしいとは思ってたのよ。気づいたら寝間着に着替えてるし、朝は私より早く起きて着替えてるし、服は体のラインが出ないものばかりだし……」
楓「……歓迎するわ。こちら側【胸ない族】の世界に」
クロエ「……くっ!」
休日ーー
クロエ「準備はできたわね、ヒカリ」
ヒカリ「うん、万端だよ」
クロエ「じゃあローラ達と合流して……それから遊園地に向かいましょう」
すたすた
ヒカリ「たまに思うんだけど、この寮ってほんとに広いよね。何棟かに別れてるけど、全校生徒が入っちゃうんだもん」
クロエ「確かにね……。学校じゃ顔も合わせないような人ともすれ違ったりするし、こっちでマホリオのメンバーを探してもいいかも」
ウィン「……」テクテク
クロエ「っ、ウィン・フォルクス!?」
ウィン「んー?」クルッ
クロエ「……さん」
ウィン「初対面……だよね? ボクのこと知ってるの?」
クロエ「……知ってるわ。去年のマホリオの映像を見たの」
ウィン「あ、マホリオかー。なんか恥ずかしいな、あれやってる時って集中しすぎて人変わってるってよく言われてさー」アハハ
クロエ「確かに映像とは大分雰囲気が……」
ウィン「それで、ボクに何か用事?」
クロエ「……いえ、用は特に。マホリオ最強の生徒がどんな人か気になっただけよ」
ウィン「照れますなー」
ヒカリ「クロエ、もう行こうよ。あんまり引き留めちゃ悪いし」
クロエ「そうね。……でもこれだけは言っておくわ、ウィンさん」
ウィン「んー?」
クロエ「私の魔法はあなたを超える。いつか私の闇の力にひれ伏しなさい」ビシッ
クロエ(決まった……!)
ウィン「……宣戦布告、かなー? 楽しみ楽しみ」
ウィン「いつか戦える日を楽しみにしてるよ。えーと……」
クロエ「クロエ。クロエ・アートルム」
ウィン「クロエさん、だね。よろしく」
クロエ「ええ、じゃあね。またいつか」
ヒカリ「……すごい度胸だね」
クロエ「まあね」フフン
ローラ「ーーそれでウィンさんに宣戦布告しちゃったの? すごいなあ」
クロエ「言い切った手前、生半可なチームは組めないわね。その内ちゃんとチームワークの練習とかもしないとだし……」
クロエ「でも今日はそれはおやすみ! 遊園地、楽しむわよー!」
ティア【おー】パチパチ
ーーーーー
クロエ「ひっ、おばばば……! おばけ……!!」
ヒカリ「大げさだね、クロエさん。腕掴んでもいいよ」
クロエ「~~~っ!」ギュウウウ
ーーーーー
ガタン…… ガタン……
クロエ「た、高……」
ガクンッ!!
クロエ「ぃぃぃぃぃいいいいああああああ!!」
ティア「……!!!!!」
ローラ「きゃ~♪」
ゴオオオオオッ!
ーーーーー
ローラ「あ、このお菓子美味しいよ。はいあーん」
クロエ「い、今は無理……。お化け屋敷とジェットコースターのコンボで心臓と胃が……」
ローラ「すごく叫んでたもんね。よしよし」サスサス
クロエ「今背中撫でられると……うっぷ!」
ヒカリ「ティアさんは大丈夫?」
ティア【だいし゛よつふ】
ヒカリ「書けてない書けてない」
ティア「……すみません、あんまり大丈夫ではないです」
クロエ「えっ」
ローラ「今……喋った?」
ティア「は、はい……うぷ……」
ヒカリ「すごく綺麗な声だね」サスサス
ティア「ありがとう……ございます……」
クロエ「……ティアの声を聞けたから、まあこの気分が悪いのも良しとしましょ……ううっぷ!」
ローラ「あああ、無理しちゃだめだよ二人とも」
クロエティア「はーい……」
現在の目標
・五月のマホリオ一年生大会までにチームを組む
・演技の練習をして、役をもらう
安価↓~↓5自由行動安価
今後三日程度の行動を指定してください(マホリオのメンバーを探す、演技について何かする等)
演劇部ーー
クロエ「くるくまさん、演技を見てもらっていいかしら」
くるくま「ああ、いいよ。まだ少ししか経ってないけど、どうなってるか楽しみだ」
ヒカリ「よろしくお願いします」
ーーーーー
くるくま「……うん、良くなった。一通りのシーンは覚えてきたみたいだね」
くるくま「でもまだまだだ。演技の基本が全くなってない」
クロエ「……どうしたらいいの?」
くるくま「もっと観客を意識すること。これは一度観客としてステージを見た方がはやいかもしれないね」
くるくま「一番近いのは……ゴールデンウィークだね。そのときに簡単な催し物を学校外のステージで行うことになってる」
クロエ「見て……学ぶ、ね」
くるくま「そう。それまでに裏方としてしっかり演技を見ること、基礎体力を付けることが君の最重要課題だ。焦らなくていい、君はまだ演劇部に入ったばかりなんだからね」
クロエ「そうね……」
先輩「私でよければ練習付き合うよー」
くるくま「ほら、私以外にも教えてくれる人はいる。頑張るんだよ」トン
クロエ「……ええ!」
寮の自室ーー
クロエ「つかれた……」グタア
ヒカリ「お疲れ様」
クロエ「あー……ヒカリ先お風呂入っていいわよ。そっち動きの激しい練習してたでしょ」
ヒカリ「ダメだよ、クロエさん。クロエさんだって筋トレの量増やして疲れてるんだから先に入りなよ」
クロエ「それこそダメよ。今日はヒカリが先」
ヒカリ「クロエさんが先」
クロエ「ヒカリが先!」
ヒカリ「クロエさんが!」
ヒカリ! クロエサン! ヒカリー! クロエサンー!
ーーーーー
かぽーん……
クロエ「ほああ……」ホッコリ
ヒカリ「気持ちいいねえ……」ホッコリ
クロエ「もう少しそっち寄りなさい。少しキツイわ」
ヒカリ「あ、ごめんね」プカー
クロエ(でかすぎて浮いてる……)
クロエ(てかなんで一緒に入ることに……)ブクブク
ヒカリ「あんまり長風呂したらのぼせちゃうし、上がろうか?」
クロエ「え、ええ。そうね……」
ーーーーー
クロエ「ーーってことがあったのよ」
ローラ「一緒にお風呂に……いいなあ」
クロエ「なに、ローラもお風呂入りたかったの?」
ローラ「そうじゃなくって……学校に入ってからあんまりクロエちゃんと二人きりで何かしてないなあって」
クロエ「確かにそうね。なら決まりよ、今日は部活がないからローラと一緒に過ごすわ」
ローラ「いいの?」
クロエ「ええ。私もローラと過ごしたいしね」
ローラ「えへへ、嬉しいなあ」
ーーーーー
エミール「あ、ふ、二人ともいいところに」
クロエ「エミールさん? どうかしたのかしら」
エミール「こ、今度こそ二人に良いところを見せようとお、思ってて」
エミール「ただちょっと人手が必要で、時間があるんなら部室の方に……」
クロエ「ちょうどいいわ、時間ならあるし見てあげる」
エミール「よ、よし……。これで部員獲得間違いなし……!」ボソボソ
クロエ「?」
安価↓何が起きた?
ゾロ目で安価内容+次の安価時クロエがラッキー百合スケベ体質に
黒魔術部ーー
エミール「じ、じゃあ、手を繋いで、私の杖に魔力を送ってくれる?」
クロエ「そんなのでいいの?」ギュッ
ローラ「……」ギュッ
ふわ…… ばちぃっ!
クロエ「なっ!? ローラ!」ガバッ
しゅううう……
クロエ「一体にゃにが……」ムク
クロエ「にゃ!? なによこれは!」ピョコン
ローラ「クロエちゃん大丈夫!?」
エミール「あ、あわわ、あわわわわ……」
クロエ「にゃーーーーー!」フシャー!
クロエ「帰るわよローラ! こんなところに居たら何されるかわかったもんじゃないにゃ!」
ローラ「か、かわいい……」
クロエ「もおおおおお!」
その日クロエは一日中可愛がられて過ごしたという……。
ー幕間
ヒカリと凜華の部活風景ー
凜華「ヒカリさん、今いいかな?」
ヒカリ「どうかした?」
凜華「二人の男役でヒロインを奪い合うシーン……少し感覚を掴みたいんだ。練習に付き合ってくれないかな。先輩達は他のシーンの確認をしてるし」
ヒカリ「ボクでよければ。じゃあヒロイン役は……」
部員1「はいっ! 私が!」
部員2「いや、私! 私がやる!」
部員3「わーたーしー!」
ぎゃーぎゃー!
凜華「じゃあ……君、いいかな」クイッ
部員1「は、はい……っ!」トゥンク
ヒカリ(よくやるよ……)
凜華(求められれば返すだけ、だよ)ニッ
その後どこから話がもれたか分からないが、凜華とヒカリに奪い合いをされたい生徒がこぞって演劇部に来るようになってしまったという。
クロエ「そろそろマホリオのメンバーを決めないと練習の時間がなくなるわね」
クロエ「今いるメンバーで暫定的に声をかけてみようかしら?」
安価↓
1.メンバーを決める
2.メンバーを探す
メンバーを探すと、新キャラが増える代わりに行動を一回消費します。
すでに4/10回行動しています。
クロエ「やっぱり決めないとダメね。……よし!」
誰に声をかけますか?
1.ローラ
2.ヒカリ
3.ティア
4.凜華
5.レナ
6.モミジ
7.アルシェ
8.楓
9.晶
↓から投票
投票レスのコンマの合計が先に200を超えたキャラ二人に声をかけます
本日中に誰も200に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラ二人に声をかけます
このチームってここで決めたら次のマホリオまではこれってこと?それともずっと?
>>428
とりあえずは一年生大会までのつもりです
展開によってはそれより前に解散もありえますし、メンバーの変更もありえます
200×2だと多そうだしもう少し低くても良いかな?
6
>>435
そうですね
時間かかりそうなので【100】にします
現状
6.モミジ
が確定しています
マホリオ暫定メンバーは
4.凜華
6.モミジ
の演劇部トリオに決まりました
そういえばスレ民的にはともかく、クロエ自身はローラ以外の魔法知らなそうだし聞く流れとかあった方がいいかな?
>>439
確かにそうですね
みんなに魔法を聞いてから組む相手を決める、みたいな展開にしてみようと思います
とりあえず今日はここまで
クロエ「マホリオのメンバーを決めたいと思うの」
ヒカリ「……また唐突だね」
ローラ「でも確かにそろそろ決めないと練習の時間もないもんね」
ティア【同感です】
クロエ「そこで、皆の特技を知りたいのよ。ローラはまあ……知ってるけど、一応聞こうかしら」
ローラ「んーと、私は動物さんと合体できること、かなあ」
ヒカリ「へえ……すごいね」
ローラ「えへへ……」
クロエ「次ヒカリ!」ビシッ
ヒカリ「ん、ボクはこれといって特には……。一通りの魔法は使えるし、体力や魔力で劣ってる部分はないと思うけどね。ひとまずなんでも屋と思ってくれたらいいかな」
クロエ「じゃあ最後にティア!」
ティア【物を浮かせられます】
クロエ「物を?」
ティア「……」フワ…
ヒカリ「か、紙が……!」
ローラ「浮いてる!」
とさっ
ティア【軽いものはかんたんに浮かせられますが、重いと少し疲れます】
クロエ「へえ、面白いわね!」
演劇部ーー
クロエ「ーーというわけで皆に聞いて回ってるのよ」
凜華「へえ」
クロエ「あなたは何ができるのか教えてくれるかしら」
凜華「私は氷を操ることができるよ。こんな風にね」ヒュオオ…
凜華「巨大化すれば盾にもなる」キィンッ
クロエ「戦いに向いてそうね」
凜華「それはどうも」ニコッ
クロエ「レナ、あなたは?」
レナ「……反射と軽減。こういうの」ブンッ
レナ「この盾は物理的なものなら反射するし、魔力的なものなら軽減してくれる」
クロエ「ふーん……なんだか中途半端な能力ね」
レナ「っ」イッラァ
クロエ「モミジは?」
モミジ「え、わ、私? 私はこういう、引っ張ったり離したりっていう力が使えるよ」ブウン
モミジ「例えば、少し離れたところに杖を置いてたりしたときに……」ブウン パシッ
モミジ「こうやって取ったりできるの」
クロエ「便利な能力ねえ……面白いわ」
モミジ「そうかな、えへへ……」
教室ーー
クロエ「ーーで、みんなの特技を教えてほしいのよ。アルシェは何かあるかしら」
アルシェ「……ビーム?」
クロエ「なんで疑問系……」
アルシェ「こう……魔力をギューッと……。で、バーッと撃つ感じ……」
アルシェ「でも撃ったら疲れるからやだ……」
クロエ「ふんふん……それで体力使うからいつも何か食べてるの?」
アルシェ「んー……? んー」コクン
クロエ「なるほどね……。じゃあ次、楓は?」
楓「あたしは風が使えるよ。それこそどんな風にでもね」ググッ
楓「……ほれっ!」ブワッ
クロエ「きゃっ!? ちょっと、スカート捲るなんてどんな能力の使い方してるのよ!」
楓「あははっ、いい反応!」
クロエ「ったく……晶は?」
晶「アタシは炎! ボワーってできるぞ!」
クロエ「分かりやすくていいわね」
晶「だろ! アタシも気に入ってるんだ!」
クロエ(これで顔見知りの能力は何となく分かったけど……あの二人に声をかけてみようかしら)
ーーーーー
凜華「それで私とモミジくんに声をかけた訳か」
クロエ「凜華なんかは特に競争率高そうだから先に声をかけようと思ってね」
凜華「光栄なことにね。それなりに声はかけてもらってるよ」
クロエ「私と組んで損はさせないわ。勝算……は流石にあるとは言い切れないけど、作戦はある」
モミジ「それってどんな……?」
クロエ「私の闇と、凜華の氷、そしてモミジの引力を操る力を組み合わせれば、擬似的な宇宙を創り出せる……そう思うの」
凜華「宇宙を……?」
クロエ「寒く暗い空間で、力も好きに放てない。それに対処できる人がいるとは思えないわ」
クロエ「ただ、それには私達が疑似宇宙に慣れておくことと、特にモミジには大きな負担をかけることになるわ。……それでも、私はやってみたい。勝ちたいの」
モミジ「……わ、私……」
凜華「うん、私はいいよ。やっても」
凜華「他の子と違って「私と組みたいだけ」じゃなさそうだし……何よりその作戦は面白そうだ」
モミジ「私も、やってみたい……です」
モミジ「私の力が役に立つなら……やりたいです!」
クロエ「決まりね! 演劇部トリオでマホリオのチーム結成よ!」オー!
現在の目標
・五月のマホリオ一年生大会まで練習する
・演技の練習をして、役をもらう
安価↓~↓5自由行動安価
今後三日程度の行動を指定してください(マホリオのメンバーを探す、演技について何かする等)
クロエ「早速練習して行くわよ。いいわね?」
凜華「ああ」
モミジ「う、うんっ」
クロエ「さしあたって、リーダー……大将を決めるのと、どんな基本戦術で行くかも決めようと思うわ」
モミジ「リーダーはクロエさんでいいんじゃ……」
クロエ「私はモミジが適任だと思うわ。自分に何かあったとき、引き離す力で攻撃を反らせることができると思ってる。大将はそういう一番倒されにくい人がいいんじゃないかしら」
凜華「確かに……。試しにやってみようか? 私が氷を撃つから、魔法で弾いてみてほしい」キンッ
ヒュッ
モミジ「きゃっ!」ブオン
ぐぐぐっ どしゅっ!
クロエ「うん、曲がって地面に突き刺さってる。まさにこれよ!」
モミジ「わ、私なんかで本当にいいのお……?」
クロエ「なんか、じゃないわ! あなたのその力は素晴らしいものなんだから、もっと胸を張りなさい」
凜華「同感だよ。演劇部でも少し引っ込み思案なところがあったからね……ここらで気合いを入れてもらうのもいいかもしれない」
モミジ「なら……頑張るね」
クロエ「ええ、頼んだわ」
クロエ「じゃあ次に作戦を決めるわよ」
クロエ「まず私だけど、正直私は攻撃には向かないわ」
凜華「どうしてだい?」
クロエ「この闇の力……」ズオッ
クロエ「見た目や物質的な性質はあるけど、魔力を込めてる訳じゃないの。だから当たっても痛くもなんともないし、闇で包んでる間だけ目くらましができるくらいなのよ」
凜華「魔力を意識的に込めることはできないのかい?」
クロエ「できたことはないわ。たまに練習してはいるんだけどね……」
凜華「じゃあアタッカーは私が。クロエさんはその闇の力で目くらましをしつつ、魔力弾は魔力弾で撃っていくサポーターでいこう」
クロエ「フォーメーションは……」
凜華「ストレート、だね。相手大将を正面に見据えて、私、クロエさん、モミジさんの順で一直線に並ぶ形だ」
モミジ「フォーメーション……?」
クロエ「モミジ、あなたマホリオを見たことないの?」
モミジ「恥ずかしながら全然……。本を読んでる方が好き、だから……」
クロエ「じゃあ簡単に解説するわね」
クロエ「スタート時のフォーメーションは大きく分けて二種類。∴(三角)か︙(直線)かのどちらか」
クロエ「そこからさらに、前衛を一人にするか(∴)二人にするか(∵)、相手に向かって垂直に構えるか(︙)平行に構えるか(…)で微妙に変わってくるの」
凜華「この内私達が採用するのはこの縦に三人の形(︙)。最前面のアタッカーが敵の大将を狙いながら、真ん中のサポーターが相手全体をかく乱。そして大将には何が起きてもいいように気を張っててもらう」
クロエ「分かったかしら?」
モミジ「な、なんとか……?」
クロエ「まあモミジは倒されないのが一番の優先事項だから、まずはそれを覚えておいて」
モミジ「あ、それくらいなら覚えてられるよ!」フンス
凜華「じゃあ基本方針も定まったところで練習してみようか」
モミジ「うん!」
クロエ「ええ!」
クロエ「まずは一対一の攻撃を避ける練習から」フワフワ
モミジ「箒に乗りながら魔法の撃ち合い……うう、怖いよう」
クロエ「大丈夫、その内慣れるわ!」
凜華「まずは私とクロエさんからいこうか」キンッ
ヒュッ!
クロエ「ふっ!」ギュンッ
クロエ「今度はこっちよ!」ボッ
凜華「甘い!」スイッ
ーーーーー
ーーー
ー
モミジ「す、すごかったよ、二人とも」
クロエ「ま、まだまだよ……」ゼエゼエ
凜華「確かに、プロのはもっと速くて力強い……」ゼエゼエ
クロエ「明日からはモミジにも避ける練習してもらうからね……!」ゼエゼエ
モミジ「う、うん……!」
翌日ーー
ウィン「……」コオオオ…
クロエ(あれは……ウィンさん? 仲間の二人と一対二で戦ってるのかしら)
ウィン「ふっ!」ゴッ!
グラ……ッ
クロエ「なっ……!」ヘタッ
クロエ(あんな空中で魔法を撃ってるのに、衝撃波で地面が軽く揺れた……!?)
クロエ「恐るべし……ウィンさん」
ーーーーー
クロエ「というわけで街に出かけるわよ!」
凜華「何が「というわけ」なんだい?」
クロエ「ウィンさんよ! 彼女に勝つのは普通にやっても無理。チームワークを磨くしかないって思ったのよ!」
モミジ「ウィンさん……?」
凜華「現行校内のマホリオランキングにおいて、一位のチームで大将を務めている方だね」
モミジ「そんなすごい人と戦うの……!?」
クロエ「いいえ? 彼女は二年だもの。戦うのはもっと後になるわ」
モミジ「なら……」
クロエ「それでなくてもチームワークを磨くのは悪い案じゃないと思ってる。それとも遊びには行きたくない?」
モミジ「遊びには……行きたい」
クロエ「じゃあ決まり!」
凜華「……ほんと、君の行動力の高さに驚かされっぱなしだな」
安価↓どこに行く?
(街にありそうなものならなんでも。オリジナルの店等なら説明も入れてください。コンマゾロ目で二人の好感度大幅上昇)
アクセサリーショップーー
クロエ「やっぱりお揃いのアイテムで連帯感を出すのは定番よね」
凜華「うん、いいと思う」
モミジ「お、おしゃれすぎて少し気が引けちゃうな……」
クロエ「緊張することなんてないわよ。ほら、これなんてどう?」
安価↓買ったもの
1.氷の結晶をモチーフにしたリング
2.紅葉した楓の葉をモチーフにしたバッヂ
3.宇宙をモチーフにしたペンダント
4.その他(自由安価)
3
モミジ「月とロケットのペンダント……?」
クロエ「疑似宇宙を使う私達にピッタリじゃない?」
モミジ「うん……キラキラしててとっても綺麗……」
凜華「じゃあこれを身に着けよう。チームの証だ」
>>460
ゾロ目のため、二人の好感度が大きく上昇しました
別の日ーー
クロエ「ふう……とりあえずここまでにして、一回休憩にしましょうか」
モミジ「うん、つかれた……」
凜華「モミジさん、ちょっと動きだけ確認しておこうか」
モミジ「うん」
クロエ「私トイレに行ってくるわね。二人とも水分補給はちゃんとしておくこと」
凜華「分かってるよ、ありがとう」
ーーーーー
ジャー
クロエ「……ふう」フキフキ
楓「……」
クロエ「……ちょっと、廊下にうずくまってどうしたのよ」
楓「……ああ、クロエ……」
楓「……休めば……うん、多分大丈夫……」
クロエ「はー……。ったく、肩貸しなさい。保健室行くわよ」グイッ
楓「……ありがとう……」ゲッソリ
保健室ーー
クロエ「ほら、横になってなさい」
楓「そうする……」
ガチャッ
晶「すみませーん、先生いますかー?」
晶「ってクロエに楓じゃん。先生いる?」
クロエ「いないわよ」
晶「なーんだ、ならアタシのケガは後ででいっか。……で、楓はどうしたの?」
楓「ちょっと具合悪くて……」
晶「やっぱり? 楓朝から具合悪そうだったもんね」
晶「大丈夫?」サスサス
楓「朝から見てたんなら……声かけてくれてもよかったんじゃないの……」
晶「ごめんごめん。普通に振る舞おうとしてたから普通にしてた方がいいのかなって」
楓「……そう……」
晶「……ね、楓。マホリオのチーム組もっか」
晶「心配だよ、アタシ。そんなに具合悪いのに無茶してる人無視できない」ジッ
楓「……あきら……」
楓「わかったから……顔離して。近い……」
晶「あ、ごめん。じゃ、これからよろしくね!」
クロエ(私お邪魔かしら)ソソクサ
食堂ーー
クロエ(休憩ついでに飲み物を持っていってあげましょう。気が利くわね私)
アルシェ「……」モッモッ
クロエ(スポドリスポドリ……)
アルシェ「……」モギュモギュ
クロエ(あったわ。これを3つね)
アルシェ「……」ゴクゴクパクパク
クロエ(……)
アルシェ「……」モッシャモッシャ
クロエ「食べ過ぎでしょ!?」
アルシェ「……ん」ゴクン
アルシェ「クロエも……食べる?」
クロエ「遠慮するわ……見てるだけで胸焼けしたから……」
アルシェ「ん」パクパク
ー幕間
ティアとアルシェの食事風景ー
ティア(お腹いっぱい……)ケフ
ティア(やはり安易に普通盛りにせず、いつものミニご飯にすべきでした)
アルシェ「……」ゴクン
アルシェ(……まだ入りそう)ケフ
ティア「!」
アルシェ「!」
ティア【食べますか?】ススス
アルシェ「んっ」コクン
アルシェ「……」ガツガツ
ティア「……」ジー
ティア(……あ)
アルシェ「?」モグモグ
ティア【マホリオ、組みませんか?】
ティア(そろそろ誰かと組まないとチームも組めないまま終わりそうですし……)
アルシェ「ん」コクン
アルシェ(ご飯くれたし……)
ティアアルシェ(とりあえず、この人でいいか)
「ん」だけで会話らしい会話もせずにマホリオのチームを組んだことは、ちょっとした伝説になったという……。
現在の目標
・五月のマホリオ一年生大会まで練習する
・演技の練習をして、役をもらう
安価↓~↓5自由行動安価
今後三日程度の行動を指定してください(マホリオのメンバーを探す、演技について何かする等)
この世界ってみんな汎用以外に自分の固有魔法って持ってるものなの?
仮にそうだとしたら、ヒカリの固有魔法について聞く
>>469
固有魔法はこの世界の全員が持ってるわけではありませんが、作品的な都合上名有りの登場人物はみんな何かしらの魔法や特技に秀でています
>>444でヒカリの特技を聞いていますが、ヒカリ自身が自覚していないためぼんやりとした解答しかしていません
この状態で聞いても同じような返答が返ってきます
放課後ーー
クロエ「レナ、ちょっといいかしら」
レナ「なによ」
クロエ「あー……やっぱり怒ってる……わよね。あの時中途半端な能力とか言ってごめんなさい」
レナ「今更遅いわよ」キッ
クロエ「そうよね。謝ってどうしようってわけじゃないけど、本当にごめんなさい」
レナ「だから、謝罪したってもう遅いの。あなたはその中途半端な能力に膝をつくことになるわ」
クロエ「はあ?」
レナ「ヒカリさんとローラさんと組んだわ。あなたと浅からぬ縁があるようだし、友達に負ける無様さを見せてもらうわよ」
クロエ「そういうこと……それなら面白いわ。私は誰が相手でも手は抜かない。ローラもヒカリもあなたごと闇に葬ってあげるわ……!」
ヒカリ「すごい大事になってない……?」コショコショ
ローラ「うん……なんかすごいことになっちゃってる……」コショコショ←助っ人で演技の手伝いに来た
クロエ「ローラとヒカリがレナと組んだわ。負けないためにも練習するわよ!」
モミジ「う、うん!」
クロエ「そろそろモミジにも避ける練習に入ってもらうわ。いいわね?」
ーーーーー
びしっ びしっ
モミジ「あうっ、痛っ」
びしっ どしゅっ
モミジ「ひいっ! ひいいっ!」
クロエ「魔力はかなり抑えてるから痛くないはずよ! まずは弾から目を逸らさない!」
モミジ「そ、そんなこと言われても……!」
凜華「うーん……一度地面に立って、弾に慣れるところから始めようか?」
モミジ「そ、それでお願いします……」
すとっ
クロエ「じゃあ当てないから、その場に立っててね。体から遠いところを狙って弾を撃つから」コオオオ…
びしゅっ
モミジ「ひっ!」ギュッ
クロエ「目をつぶっちゃうのね。大丈夫、絶対に当てないから。ほら、胸を張って目を開いて……」
モミジ「胸を……」グイッ
ゆさっ
モミジ「お、お願いしますっ!」
クロエ「……」ストーン
凜華「クロエさん?」
クロエ「あ、ああ……じゃあ撃つわよ」コオオオ…
びしっ
モミジ「っ」ビクッ
ぷるんっ ぷるんっ
凜華「体は強張ってるけど、しっかり目は開けられるようになったね。その調子だよ」
モミジ「は、はいっ!」ユサッ
クロエ「そ、そうよ。いざとなれば斥力もあるんだから自信持ちなさい。……はあ」
別の日の放課後ーー
きゃあああああああああ!
クロエ「!? な、なに?」
ローラ「今の、エミールさんの声じゃなかった?」
クロエ「なら……!」タタタタッ
バタン!
クロエ「エミールさん! なに……ご……と?」
エミール?「く、クロエさぁん……! 助けてぇ……!」
黒魔術部員「だめー! エミールこっちに来なさい! 髪セットしてあげるから!」
エミール「ひいいいい!」
クロエ「エミール……さん?」
ローラ「な、なにがあったの?」
クロエ「……エミールさんみたいな美少女がいるわ」
エミール「わ、私だよ、エミールだよ……! いつもの実験でこうなって……!」
黒魔術部員「そんなのいいからここ座る! わー髪の毛サラサラ! ちゃんと手入れしてればいいのに……!」
エミール「も、もう無理ー! 助けて私の魔法!」ゴアッ!
ぱしゅんっ!
黒魔術部員「あ、あら? エミールは?」
クロエ「消えた……?」
ローラ「ど、どうしよう! 探しに行かないと!」アワアワ
クロエ「落ち着きなさいローラ。あなたの能力でなんとかできるでしょう」
ローラ「そ、そうだね……! えーと、えーと……!」タタタタッ
厩舎ーー
クロエ「ここなら授業用の魔獣がいるし、なにか貸してもらえるはずよ」
ローラ「あ、あの! 鼻が利く魔獣貸してもらえませんか!?」
調教師「何事だい?」
クロエ「魔法の暴発で人が消えたの。匂いで探そうと思って」
調教師「一大事だな……。だがうちの魔獣はそんな調教はしていない。匂いを辿るなんてことは……」
ローラ「わ、私の魔法で動物さんの力を借りるんです! 何かいませんか!?」
調教師「あ、ああ、ならこの子なんかどうだ? オオカミの子だが……」
ローラ「十分です!」
小オオカミ「がう?」
ローラ「あなたの力を貸してほしいの。いいかな?」ポウウ…
小オオカミ「がうがう!」
ローラ「いいの? ありがとう! じゃあ……」コオオオ…!
しゅうううう…… ぽんっ!
ローラ「よし! クロエ、エミールさんの持ち物はあるか!?」
クロエ「これ。エミールさんの杖よ」
ローラ「十分だ! くんくん……」スンスン
ローラ「こっちだな! ついてこいクロエ!」
クロエ「ええ!」
ーーーーー
エミール(ひーん……! 透明化とワープでわけ分かんないよお……!)
エミール(そもそもここどこ……?)
たったったったっ
ローラ「この辺だな……」クンクン
ローラ「?」クンクン
エミール「く、クロエさん! と、ローラさん……?」
クロエ「声が……どこにいるの、エミールさん!」
エミール「ここ! なんか透明になっちゃって……!」
ローラ「くんくん……おお、これだな」ガシッ
エミール「お、おお?」
ローラ「捕まえたぜ、クロエ。部室に戻ろう」
ーーーーー
ーーー
ー
黒魔術部員「ここにエミールが?」
エミール「い、いるよ……!」
ローラ「んじゃ、そろそろ俺はコイツと別れっから、原因の究明は任せたぜ」
ぽしゅっ!
小オオカミ「わう?」
ローラ「ありがとね、オオカミさん」ナデナデ
小オオカミ「わおん!♪」
ローラ「じゃあ、この子返してくるね」
クロエ「ええ、久しぶりに見たけどローラの能力はやっぱり面白いわね」
ローラ「えへへ、そうかな。行こっか、オオカミさん」
小オオカミ「わおん!」パタパタ
休日、ローラの家ーー
クロエ「ほー……相変わらずでっかいわねえ……」
ヒカリ「……」アングリ
クロエ「ちょっと、せっかくのいい顔が崩れてるわよ」
ヒカリ「あ、ああ。ちょっと気圧されて……」
クロエ「レナも。ぼーっとしてないで入りましょう?」
レナ「あ、あんたはよく平気ね……」
クロエ「ま、幼馴染だしね」ギイイッ
使用人「ようこそいらっしゃいました、クロエ様。お久しぶりです」
クロエ「どうも。ローラは?」
使用人「庭園の方におられます。こちらへ」
レナ「め、メイドさん? 規格外すぎる……」
庭園ーー
ローラ「あ、みんないらっしゃい」
グリフォン「ガウー!」バサバサ
クロエ「久しぶりね、また大きくなった?」ナデナデ
グリフォン「クルル……♪」パタパタ
ヒカリ「こ、ここは……」
ローラ「私のお友達のお部屋だよ。エミールさんのことがあったから、私の友達を学校に連れて行ったほうが助っ人としてもいろいろできるようになるかなって思って」
クロエ「あ、言っとくけどここだけじゃないわよ。他にも魔獣用の部屋はいくつもあるわ」
レナ「仲間としてどんな人か知ろうと思っただけなのに、なんだかすごいことに……」
ローラ「あのね、ヒカリさんとレナさんにもどんな子を連れて行くか考えてほしいの。マホリオの大会でも使えるかもしれないから……」
ヒカリ「そうだね、コンビネーションにも使えるかもしれないし、いい考えだと思う」
レナ「……だったらクロエには出ててもらった方がいいんじゃない?」
ローラ「クロエちゃんはみんなのこと知ってるから、隠したってすぐに手の内は分かっちゃうもん」
レナ「ならいい……のかしら?」
ローラの持っていく魔獣を設定します
【名前】(ローラが付けた、その子のニックネームです)
【種族】(その魔獣自体の種族をお願いします)
【特殊能力】(魔獣自体の持つ能力)
【融合能力】(ローラと融合した際に、ローラが使えるようになる能力)
これ自体が物語の進行に関係するわけではありませんので、強力な魔獣(神話に出てくるようなもの)でも構いません。
世界を滅亡させる程の力がなければある程度は大丈夫です。
安価↓~↓3
全員採用
【名前】ミトラ
【種族】影獣(シャドー・ビースト)。見た目は真っ黒な子犬
【特殊能力】影の中に「潜り」姿を隠す(あまり長い時間は潜れない)
自分の質量の範囲内で形を自由に変えることができる。主に体を薄くして狭いところに入るのに使う
【融合能力】他者の影の中に「潜る」(潜っている間は水中のように呼吸ができず、長時間は潜れない)
その状態から近く(数メートル程度)の影へと移動することができる
遅れた…
しゃーない
>>486
僅差でしたしせっかく考えていただいたので、採用させていただきます
嬉しい…ありがとうございます!
ローラ「エアロ!」
ばささっ!
エアロ「かうう!」スリスリ
ローラ「よしよし、久しぶりだね、エアロ。ついてきてくれる?」
エアロ「かうー!」コクン
ローラ「よし、じゃあ次はきゅーちゃん!」
きゅーちゃん「こおーん!」ペロペロ
ローラ「きゅーちゃ……わっ、うふふ、くすぐったいよ」
ローラ「よしよし、きゅーちゃん。ついてきてくれるね?」
きゅーちゃん「こーん!」
ローラ「じゃあ次……ユーニ!」
ユーニ「ぶるる……」スリ…
ローラ「ユーニまで……よしよし」ナデナデ
ローラ「ユーニ、ついてきてくれるよね?」
ユーニ「ひひんっ!」
ローラ「じゃあ最後、ミトラ!」
ミトラ「わんっ!」パタパタ
ローラ「ミトラ、私と一緒に来てくれる?」
ミトラ「わん!」
ローラ「みんなついてきてくれるんだね。……ありがとう」
ローラ「じゃあ、召喚石に込めるね」キイイイ…
きゅきゅきゅきゅん!
ローラ「よろしくね、みんな」
ヒカリ「すごく愛されてるんだね」
ローラ「うん、私もみんなのことが大好きだから……それが伝わってるんだと思う」
ローラがエアロ、きゅーちゃん、ユーニ、ミトラを自由に召喚できるようになりました。
クロエ「ローラが強力なライバルになりそうね。もし学校で新しい魔獣と仲良くなったら……いえ、それも面白いわね!」
現在の目標
・五月のマホリオ一年生大会まで練習する
・演技の練習をして、役をもらう
安価↓~↓5自由行動安価
今後三日程度の行動を指定してください(マホリオのメンバーを探す、演技について何かする等)
チームの二人と連携特訓
修練場ーー
クロエ「今日は運良く修練場が借りられたから、やりたかったことをやるわよ」
凜華「モミジさんの能力の確認だね」
モミジ「よ、よろしくお願いします!」
クロエ「弱い弾から撃っていくから、無理そうなら無理って言うのよ」
モミジ「うん!」
モミジの能力の強さ↓コンマ二桁
数字が大きければその分強い
ゾロ目でクロエ、凜華の二人分のフルパワーでさえ凌ぐ強さ
クロエ「そこそこね」
モミジ「うう……」
クロエ「まあこれだけできれば十分。連携がてら一度疑似宇宙を創ってみましょう」コオオオ…
凜華「おお、真っ暗だ。……で、私はこの空間を冷やすように魔法を張ればいいんだよね」キィンッ
モミジ「わ、私は……えっと……」
クロエ「引力斥力どっちでもいいわ。可能なら数分単位で切り替えられるとなお良し。それをこの闇の中に広げてちょうだい」
モミジ「う、うん! えいっ!」
ぐいんっ!
クロエ「きゃあっ!?」
凜華「これは……思ったよりキツイな……。自分の指先すら見えない中で手もかじかむし……」
モミジ「ど、どこですか二人とも~……!」
クロエ「と、とりあえず私の闇と凜華の氷は一旦解除して……」フシュッ
ぷらーん ぷらーん
モミジ「あ、あれ? なんで二人とも逆さま?」
凜華「逆さまなのはモミジさんだよ。早いところ能力を解除した方がいい」
クロエ「宙ぶらりんのせいでパンツ丸見えよ」
モミジ「きっ……!」
きゃあああああああああああああ!!!!
演劇部ーー
モミジ「うっうっ……」
クロエ「パンツ見られたくらいでそんな縮こまらないの。ほら、今は部活の時間なんだから」
モミジ「く、クロエさんは自分が見られてないからそんなこと言えるんだよ! うぅ~……!」
クロエ「恥ずかしいのを克服したいんじゃなかったの?」
モミジ「そうだけど、ああいうやり方じゃない方がいい……」
クロエ「ふーん……。あ、ヒカリと凜華が稽古するみたいよ。観察しましょう」
モミジ「……うん」
ーーーーー
ーーー
ー
モミジ「クロエさんはすごいなあ……」
クロエ「なにがよ?」
モミジ「しっかりした意思があって、緊張なんかしなさそうで……」
クロエ「……自慢じゃないけど、緊張くらいするわよ。部活の入部テストの時なんてひどかったんだから」
モミジ「ほ、ほんと?」
クロエ「ほんとよ。だから私も似たようなもの。一緒に頑張りましょうね」
モミジ「……うんっ」
レナ「なーにいい雰囲気になってるんだか」
クロエ「レナ」
レナ「ぼーっとしてると私が先に役をもらうわよ。気は抜かないことね」
クロエ「ふん、レナには負けないわ! マホリオでも、演技でもね!」
レナ「ぬぬぬ……!」
モミジ「け、喧嘩はだめだよう……!」
別の日、寮の自室ーー
クロエ「ふー……っ」ボフンッ
ヒカリ「おつかれさま、クロエさん」
クロエ「そっちこそ」
ヒカリ「久しぶりに部活もないし、たまにはゆっくりしようか?」
クロエ「ええ。お菓子でも食べながら暇つぶししましょう!」
ーーーーー
クロエ「それでね、こっちはモミジが大将になって……」
ヒカリ「こっちはレナさんだよ。やっぱり大将は倒されないのが一番だもんね」
クロエ「そうね。ふふ、なんだかとても楽しいわ」
ヒカリ「楽しい?」
クロエ「ええ。ヒカリとはマホリオで競うライバルだけど、それ以前に友人だもの。だからこうしてこれからのことを話せるのがとても楽しいの!」
ヒカリ「……そっか。嬉しいことを言ってくれるね」
クロエ「レナと同室だったらきっと喧嘩しっぱなしだったし……私、同室がヒカリで良かった」
ヒカリ「うん、ボクもそう思うよ。クロエさんと一緒の部屋で良かった」
クロエ「あ、でもさすがに作戦とかは教えないからね!」
ヒカリ「それはそうだよ。こっちもやるからには勝つつもり」
クロエ「……ふふっ」
ヒカリ「……くすっ」
クロエ「これからもよろしくね、ヒカリ」
ヒカリ「うん」
また別の日ーー
クロエ「……で、これは?」
楓「【胸無い族の集い】……。貧乳の貧乳による貧乳のための集まりよ」
クロエ「何する気よ。というかティアとアルシェもいるし……」
晶「アタシもいるぞー」
ティア【何をするんですか?】
楓「なにも」
クロエ「はあ?」
楓「なにもしないわよ。ただ同じ悩みを持つ者がいる……それだけで救われる人はいるのよ!」
クロエ「……」
アルシェ「あの」
晶「うわ喋った!」
アルシェ「……アルシェ、ティアに付いてきただけ……」
アルシェ「帰っていい……?」
楓「そ、そんな殺生な! 仲良くしようよ!」
アルシェ「んーん」フルフル
ティア【私も暇ではないので帰ります】
ぎゅっ
晶「おてて繋いじゃってまあ……」ホッコリ
楓「せっかく……せっかく勝てそうな人を見つけたのに……」ガックリ
クロエ「……楓、可哀想な子……!」
クロエ(というより胸どうのを気にしてるのは楓と私くらいしかいないわよね……。虚しいわ……)
現在の目標
・五月のマホリオ一年生大会まで練習する
・演技の練習をして、役をもらう
安価↓~↓5自由行動安価
今後三日程度の行動を指定してください(マホリオのメンバーを探す、演技について何かする等)
これを含めて残り3回の行動で、マホリオ一年生大会となります
安価募集の時なんだけど、(○/△)みたいにあと何回で定期イベントとかに移行するのかの表記があると分かりやすいかも?
例えば>>503なら(8/10)とか
>>509
たしかにその方が分かりやすそうですね
次回からその方式でやってみようと思います
修練場ーー
クロエ「今日は凜華の能力の確認からしていくわよ」
凜華「私は氷の結晶で盾を創ればいいんだね?」
クロエ「ええ。それに向かって攻撃をして、どんな防ぎ方ができるのか、そもそも硬度はどんなものなのか確認するわ」
凜華「了解。お手柔らかに頼むよ」コオオオ…!
ぎいんっ!
凜華「さ、どうぞ」
凜華の能力の強さ↓コンマ二桁
数字が大きければその分強い
ゾロ目でクロエ、モミジの二人分のフルパワーでさえ凌ぐ強さ
ぱきぃんっ!
クロエ「……あら。あんまり力は込めてないつもりだけど」
凜華「やっぱり魔法の練習をしてきた訳じゃないからかな。そんなに硬いのはできないみたいだ」
クロエ「ま、こけおどしでも十分よ。形や大きさに制限はほとんどないみたいだし、盾だけじゃなくて剣とか他の物も創れるわけだしね」
モミジ「じ、じゃあ次はいよいよ……」
クロエ「実戦ね。凜華は相手の大将を狙うようにして牽制。相手が強力な魔法を撃ってきたらひとまず大きな氷を出して。隙を見て、私が闇魔法を相手に撃つ。そしてトドメ」
凜華「うん、とりあえずやってみないとね」
モミジ「弾が来たらはじく、自由にさせないように重力もかける……うん、私もやれるよっ」ムン
クロエ「じゃあ誰とやるか……それが問題ね」
安価↓対戦相手を選んでください
1.レナ、ローラ、ヒカリ
2.ティア、アルシェ
3.楓、晶
2、3を選んだ場合、三人目は名無しのモブキャラとなります
↓コンマ二桁が選ばれた相手の強さになります
クロエ「やっぱりレナ達かしらね」
凜華「レナさんのチームメイトとはクロエさん顔なじみなんだよね」
クロエ「ええ。といっても私の幼馴染が一人いるだけで、残り二人は演劇部だから凜華もモミジも多少はやりやすいんじゃないかしら」
モミジ「う、うん」
モミジ(凜華さんとヒカリさんの戦いか……みんなに知れ渡ったら観客すごいことになりそう……うう、緊張するよぅ……)
クロエ「じゃ、私話通してくるから、今日は解散ね。明日やるつもりだから用意だけはしといてね」
凜華「ああ」
モミジ「うん、わかったよ」
ーーーーー
寮の自室ーー
クロエ「というわけで、そっちのチームと明日戦いたいんだけど」
ヒカリ「急だね……。でも、いいよ。ボクから二人に伝えておく」
クロエ「悪いわね」
ヒカリ「こっちも誰かとやってみたいなって思ってたし、お互い様だよ」
ヒカリ「となると、能力の確認と簡単な作戦会議がいるかな……」ブツブツ
ーーーーー
ーーー
ー
レナ「それで呼ばれたわけね」
ヒカリ「うん。ローラさんの能力の確認もしておきたかったしね」
レナ「それはいいけど、なんでまたクロエがいるのかしら?」
クロエ「だから、ローラの能力は昔から見てきてるって言ったでしょ。他の人から見られずに能力の確認できる都合のいい場所なんて、ヒカリのいるこの部屋くらいしかないじゃない」
レナ「ぐぬぬ……」
ヒカリ「クロエさんは元から知ってるんだし、出てってもらうのも変な話だしね」
ローラ「レナさん、もし嫌だったら場所変えようか……?」
レナ「いいわよ、もう。時間もないし、一通り見せてくれる?」
ローラ「うん。じゃあまずエアロから」チャリッ
ローラ「召喚、エアロ!」キンッ
ぼんっ!
エアロ「かうー!」
ローラ「エアロは空を飛んで風のブレスを吹けるの、やってみせて」
エアロ「しゃうー!」ブオオオ!
レナ「おお……」
ローラ「そして次は私の能力。いくよ、エアロ。融合【シンクロ】……!」コオオオ…!
しゅうううう……
ローラ「これがエアロスタイル! えへへ、羽根でお空も飛べるんだよっ!」ブンブン
ヒカリ「ち、ちょ、ローラさん! 尻尾振るとコップが……!」ガシャン!
ローラ「あ、やっちゃった。ごめんごめん! でもでも乾燥もできるからさ!」バササー!
レナ「……誰?」
クロエ「ローラは融合すると性格も変わるのよ。エアロと融合したときはこんな感じに元気に跳ね回るようになるわ」
レナ「へ、へえ~……」
ーーーーー
ローラ「次はきゅーちゃん! こいこーい!」キンッ
きゅーちゃん「こんっ!」
ローラ「きゅーちゃんはね、狐火を出してくれるんだよ! やってみせて!」
ヒカリ「室内で火は危ないんじゃ……」
ローラ「きゅーちゃんの狐火は熱さも大きさも調整可能だもんね!」
きゅーちゃん「こんっ! フーッ!」ボウウッ
レナ「ほんとだ。熱くない……」
ローラ「からの~……融合【シンクロ】!」コオオオ…!
しゅうううう…… もふっ
ローラ「これがきゅーちゃんとのシンクロ……。どうでしょうか?」モフッ
ヒカリ「すごくもふもふだね……」
クロエ「きゅーちゃんスタイルのローラは大人の女って感じがするわ。おしとやかでいい人よ」
ローラ「この状態なら威力は落ちますが狐火を自由に操れます。こんな具合で……」ボウッ
レナ「おお……」
ーーーーー
ローラ「次はユーニですね」キンッ
ユーニ「ぶるる……っ」
ローラ「ユーニは魂を視ることができます。汚れない魂の持ち主には決して懐きません」
ユーニ「ぶるる……」スリ…
レナ「わ、ふふ、くすぐったい」ナデナデ
ヒカリ「ボク達も魂が汚れてないってことかな? 嬉しいね」スリスリ
ローラ「そうなりますね。では、融合【シンクロ】」コオオオ…!
しゅうううう……
ローラ「これがユーニとのシンクロです。よろしくお願いします!」
クロエ「ユーニスタイルは明るく、かつ礼儀正しいって感じね」
ローラ「この状態だと戦闘にはあまり向かないのですが……人の感情を感覚で理解できるようになります」
レナ「感情を?」
ローラ「ええ。例えばヒカリさん、あなたは口数は少ないですけれど、今とても楽しんでいますよね」
ヒカリ「え、う、うん。楽しいよ。こういうのわくわくするからさ」
レナ「へえ……確かに戦闘向きではないかもね」
ーーーーー
ローラ「最後にミトラですね」キンッ
ミトラ「わん!」
ローラ「ミトラは影に潜って姿を隠すことができます」
ミトラ「わぅん!」トポン
ミトラ「わーう、わーう♪」スイスイ
レナ「泳いでる……」
ローラ「そしてもう一つ、形態変化が可能です。無制限ではなく、ミトラの大きさ重さでできる範囲内で、ですが。ミトラ、ペーパー!」
ミトラ「わんっ!」シュルル!
ヒカリ「平べったくなった」
ミトラ「巨大化はできませんが、このように狭い場所に入り込むにはうってつけの能力です。そして、融合【シンクロ】!」コオオオ…!
しゅうううう
ローラ「……これがミトラの時の私だ」
クロエ「ミトラスタイルのローラはかっこよくなるわ」
レナ「説明めんどくさくなってない?」
ローラ「この状態であればーー」トプンッ
ヒカリ「え、どこに……」
ローラ「このように『陰に潜る』ことができる」
ヒカリ(う、後ろに……)
ローラ「ミトラに指示を出すのでもいいが、この方が私の自由が利くのが利点だな」
ローラ「……こんなところか」
レナ「なるほどね。そしたらこれを踏まえて作戦会議を……」チラッ
クロエ「?」
レナ「クロエ、やっぱり出てって」
クロエ「あ、やっぱりダメ?」
レナ「ダメに決まってるでしょう!」バタン!
翌日ーー
クロエ「さあ、やるわよ!」
モミジ(あ、観客はいないんだ。一安心……)
ヒカリ「よろしくお願いします」
凜華「こちらこそよろしく」
ローラ「が、頑張るよっ」
レナ「クロエには負けないわ。例え練習でもね」
ふわ……
クロエ「じゃあ……試合開始!」
今回の試合結果はクロエの強さによって決定します
↓コンマ二桁が16以上で勝利
(レナチーム24×3)<(クロエチーム30+27+「クロエのコンマ」)です
凜華「氷弾【アイスボール】!」キキキキンッ
ヒカリ「甘いよ! 防御魔法【シールド】!」ギン!
ヒカリ「ローラさん!」
ローラ「うん! ミトラ! 融合【シンクロ】!」ドプン!
クロエ「! モミジ、自分の周りに斥力を!」
モミジ「え? う、うん!」グアッ!
ローラ「くっ……! なんだこの力は……!」
クロエ「闇の力よ光を奪え! エターナルダークフォース!」ブワッ
ローラ「ちっ! これでは影が……。エアロ! 融合【シンクロ】!」
ローラ「こんな闇なんかかき消すもんねー!」バササー!
クロエ「ヒカリ、よそ見はダメよ!」ボシュッ
ヒカリ「二対一は分が悪いな……。レナさん!」
レナ「ええ!」
クロエ「誘い出した! 凜華!」
レナ「誘い出したのはこっちよ! ローラさん!」
ローラ「任せて! 風切魔法【エアロシューター】!」バシュウ
凜華「氷晶盾【アイスシールド】!」
ローラ「そんなの砕いちゃうもんねー!」ゴオオオ!
ギギギギッ バキィン!!
ヒカリ「よし!」
クロエ凜華「甘い!」
凜華「氷弾【アイスボール】!」ボシュッ
クロエ「はああ! 魔弾【シュート】!」ドシュッ
レナ「くっ! 反射魔法【バリア】!」
ギンッ ボシュウ!
クロエ「どうやら二人分は防げないみたいね……」
モミジ「うわわ!?」ヒュンッ
モミジ(跳ね返った氷がこっちに……!)
レナ「いやあああ!」ドシュッ!
ーーーーー
ーーー
ー
クロエ「ぎりぎりだけど私達の勝ちね」
レナ「……負けたわ」
ヒカリ「盾は目くらましだったんだね。お見事だったよ」
凜華「ああ、ありがとう。そっちこそ見事な撃ち合いだった」
ローラ「悔しい悔しいー! なんでこっちの魔法が勝ったのに試合に負けてるのさー!」
ヒカリ「向こうの作戦勝ちだよ。盾をそう使うように決めてたんだろうね」
ローラ「ぬー……!」
モミジ「わ、私何もできなかった……」
クロエ「いいのよ、大将は倒されないのが仕事。ローラのこと引き離して最後まで安全圏にいたじゃない。自信持っていいわよ」
モミジ「そう……?」
クロエ「ええ。モミジは頑張ったわ」ナデナデ
クロエ「さ、今日の練習はこんな感じね。もう少しで本番だし、いい練習になったわ」
レナ「本番では負けないわよ」
クロエ「ふふん、楽しみにしてるわ」
クロエ「それじゃ、解散!」
ーーーーー
クロエ「ふう……」フラ…
クロエ(思ったより疲れたわね……)
リリィ「そこのあなた、大丈夫?」
クロエ「あ、リリィ先生。大丈夫よ」
リリィ「あら、クロエさんだったの。ふらついてるように見えたけど……」
クロエ「さっきまでマホリオの本番形式の練習をね。それで疲れたのかも」
リリィ「そうね、試合は目まぐるしく状況が変わるし、普段とは違うものね」フワ…
リリィ「だから少しくらい休んでいいのよ?」ナデナデ
クロエ「……ん」
クロエ(心地良い……何かしら、これ……)
リリィ「水分とってしっかり今日は休むこと。いいわね?」
クロエ「……ええ。ありがとう、リリィちゃん」
リリィ「あ、もお……! リリィちゃんじゃなくてリリィ先生、でしょ」
クロエ「でも、リリィちゃんはリリィちゃんって感じだもの」
リリィ「なあにそれ」クスッ
リリィ「とにかく、休養は大事なんだからね。分かった?」
クロエ「分かったわ。とりあえず食堂で休憩してから休むことにする」
リリィ「うん、よろしい」
食堂ーー
クロエ(スポドリ……。あら、ティアとアルシェ?)
ティア(プリンが余りました……)チラッ
アルシェ「……」キラキラ
ティア「……」スッ
アルシェ「あー……ん」
アルシェ「んー……!」ウットリ
ティア「……」スッ
アルシェ「あむっ、あーんっ」
ティア「……」カラッポ
ティア(……なんとか食べ切れましたね。ほぼアルシェに手伝ってもらいましたが……。今後は食事にアルシェを連れて行けば食べ残すことはないかも……)
アルシェ「……美味しかった」
ティア【それはよかったです】
クロエ「あらあら」ホッコリ
現在の目標
・五月のマホリオ一年生大会まで練習する
・演技の練習をして、役をもらう
安価↓~↓5自由行動安価
今後三日程度の行動を指定してください(マホリオのメンバーを探す、演技について何かする等)
9/10回目の行動です
一年生大会まで一週間を切りました
ティア・アルシェチームの練習風景を目撃。
ほぼ無言で連携している様子に驚き、行動の読めなさに警戒する。
(可能なら、せっかくだしティアアルシェチームの三人目のモブも無口ロリ系ってありかな?)
>>533
ティアアルシェと楓晶のコンビの三人目も、大会中には安価で募集するつもりでした
今回ティアアルシェのチームを見に行くとのことなので、安価で三人目の募集をしようと考えています
無口ロリになるかは分かりませんが、ぜひ安価に参加してくれると嬉しいです
文化部部室棟ーー
コンコン ガチャ
クロエ「失礼するわ」
モミジ「し、失礼します」
ヒカリ「失礼します」
「あ、もう来たの? ちょっと待っててね……っと!」ヒョコッ
アルト「ようこそ、我が庭へ……。歓迎しよう」バーン
モミジ「こ、この人?」
クロエ「え、ええ。アニ研の人に衣装を頼んであるって……でもこんな人だったかしら」
アルト「これは我の纏いし聖衣《コ・スプレ》の力。纏いし力が変わればまた我も変わる……」
クロエ「……モミジ、この人は私の知る限りではあなたにそっくりだったはずよ」
モミジ「え? この人が……?」
クロエ「背中を丸めて、自信なさげで……」
ヒカリ「とてもそんなふうには見えないけど……」
クロエ「コスプレの力、といったかしら」
アルト「ああ、聖衣《コ・スプレ》の力だ」
クロエ「変われるのよ、人は。自分に自信さえ持てればね」
アルト「その通りだ、貴様にもこの力を託そう……」スッ
モミジ「これ……衣装?」
ヒカリ「そういえば演劇部で使う衣装を受け取りに来たんだった。ありがとうございます」
アルト「礼には及ばぬ。それよりもその衣を纏い、華麗に舞ってもらうことこそ我が悲願よ」
アルト「……着てくれるな?」
モミジ「……はい!」
ーーーーー
てくてく
クロエ「モミジ、そんなに衣装ばっか見ながら歩くと危ないわよ」
モミジ「あ、うん……」
クロエ「モミジも少しずつ変わってきてるわよね。ほんとにちょっとずつだけど、最近は顔を上げて会話してくれるようになった」
モミジ「そうかな……自分ではあまり変わった気はしないけど」
てくてく
ヒカリ(ん? 煙……?)
ぼふんっ!
ヒカリ「わっ!?」
クロエモミジ「!?」
クロエ「ちょっとヒカリ! 大丈夫!?」
ヒカリ「けほっ……なにこれぇ……」チンマリ
クロエ「ヒカ……リ……?」
ヒカリ「なに、ぼくどうなったの……? くろえ……?」ウリュ
クロエ「あ、あなた子供みたいになってるわよ……」
ガチャ!
エミール「廊下にも異常は……」キョロキョロ
黒魔術部員「今回は不発ってこと?」
エミール「あっ」
クロエ「エミールさん……? また黒魔術……?」ゴゴゴ…
エミール「ひっ、ごめんなさい!」
黒魔術部員「あらまあ、ちっちゃくなっちゃったの」スッ
ヒカリ「っ」ビクッ
黒魔術部員「あ、ごめんごめん。怖がらせるつもりはないのよ」
ーーーーー
クロエ「『明日には治る』って……今日はどうしたらいいのよ」
モミジ「衣装は部室に置いてきたよ。今日は役者だけで衣装の着付けを確認するから裏方は休みだって」
ヒカリ「……」ギュー
クロエ「そう、なら良かったわ。こんな状態のヒカリを部員に見つかりでもしたら……」
でさー あはは
部員1「あ、クロエさん。お疲れさ……!?」
部員2「どーしたの、急に固ま……!?」
部員3「ひ、ヒカリ……くん……!?」
ヒカリ「は、はぃ……」オズ…
部員1「かっっっっ……!! かわいい!!!!」ズイ
部員2「何事!? 何事!!!?」ズズイ
部員3「え、ちょ、撫でていい!? うわ、髪の毛サラサラほっぺもちもち!」ズズズイ
ヒカリ「や、やぁ……!」プルプル
部員1「ずるい! あたしも撫でる!」
ヒカリ「やぁだああああ! くろええええ!」ギュー!
クロエ「ちょっとヒカリ……! あーもう。ごめんなさいね、ちょっと失礼するわ」
クロエ「よしよし、泣かない泣かない」ナデナデ
ヒカリ「ううぅ……!」
部員2「我々のせいだ……」
部員3「あとで謝ろう……」
部員1「あい……ごめんなさい……」
モミジ(クロエさん、お母さんみたい……)
寮の自室ーー
ヒカリ「ん……すぅ……」
クロエ(やっと寝てくれたわ……)
クロエ(たまには気分でも変えて浴場の方で汗を流そうかしら。シャワーの音でヒカリが起きても大変だしね)
浴場ーー
ローラ「あっ、クロエちゃん」
クロエ「あらローラ。ローラも今からお風呂?」
ローラ「うん。一緒に入ろっか」
クロエ「ええ、いいわよ」
ーーーーー
かぽーん……
クロエ「ふう……」
ローラ「お疲れだね、クロエちゃん」
クロエ「今日はちょっとね……。ヒカリがちっちゃくなっちゃって」
ローラ「うん、ティアさんから聞いたよ。それでこっちは今日は特訓ができなくて……」
クロエ「特訓?」
ローラ「あっ……あっ! ま、待って! 今のなし!」
クロエ「へえ……マホリオにだいぶ本気みたいね?」
ローラ「あうう……ごめんなさい、レナさん」
クロエ「隠すことないじゃない。こっちだって負けないように練習してるもの」
ローラ「そう……?」
クロエ「ええ。本番が楽しみね」
ローラ「……優しいね、クロエちゃんは」
クロエ「普通よ、このくらい。ほら、あんまり長湯してるとのぼせるわよ」
ローラ「あ、うん。そろそろあがろっか」
ーーーーー
ーーー
ー
翌日ーー
ヒカリ「……」ドゲザ
クロエ「朝から何よ……」
ヒカリ「昨日はごめん」
クロエ「ああ。面白かったからいいわよ。ヒカリが私を頼ってくれたのも嬉しかったしね」
ヒカリ「そういってくれると助かるよ……」
ヒカリ(昨日の記憶が……撫でられた感触がまだある……)
クロエ「さ、今日は偵察にでも行こうかしら」
ヒカリ「偵察?」
クロエ「ええ。ヒカリたちのチームだけじゃなくて、他のチームもどんなことをしてるのか気になるしね」
ーーーーー
中庭ーー
ティア「……」
アルシェ「……」コクン
クロエ(あ、ティアとアルシェ発見……)
ティア「……」ボッ
アルシェ「……」ゴウッ!
クロエ(自分たちで魔法をぶつけて……え!?)
アルシェ「っ」グワッ
クロエ(爆風に紛れて一気に接近……なるほど、奇襲の練習かしら)
クロエ(しかし無言のコンビネーション……すごいわね)
クロエ(それより三人目はどこに……あ、あれかしら)
ティアアルシェチーム三人目のプロフィールを作成します
テンプレート↓
【名前】
【容姿】
【性格】
【得意魔法】
【備考】
安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります
【名前】ナミネ・スフィアード
【容姿】比較的長身で結構なグラマラスボディ。髪はウェーブのかかった水色の長髪。瞳も同じく水色で眼鏡着用。
【性格】礼儀正しく慈愛と包容力に溢れる(物理的にも)。その様はしばしば『大天使』と形容されるとか。ただし少々ドジっ娘なところも。
【得意魔法】水を自在に操ることが出来る。
【備考】ティアとアルシェのチームメイトで、無口な二人の考えを瞬時に理解出来たりする。二人と一緒の時は『母親と娘二人』に見えるとかなんとか。
またリリィ先生と一緒にいる時は独特の癒し空間を発現する。
1.サクラ
2.アイナ
3.ナミネ
↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に【150】を超えたキャラが三人目となります
本日中に誰も【150】に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラが三人目となります
自分の作成したキャラには投票できません
三人目はナミネに決まりました
設定は>>545を参照
今日はここまで
ナミネ「はい、ここまでにしましょう二人とも」パンパン
ティア「……」ストッ
アルシェ「……」スタッ
ナミネ「飲み物……ですか? そうですね。喉も渇きましたし、食堂にでも行きましょうか」
クロエ(今何も喋ってないわよね!?)
てくてく……
クロエ「行っちゃったわ……。侮れないわね、あのトリオ」
現在の目標
・五月のマホリオ一年生大会まで練習する
・演技の練習をして、役をもらう
安価↓~↓5自由行動安価
今後三日程度の行動を指定してください(連携の練習をする、演技について何かする等)
10/10回目の行動です
一年生大会まで最後の行動です
教室ーー
晶「さあ楓、今日も練習だよ!」
楓「分かってるわよ」
晶「今日は大丈夫そうだね。無理ならちゃんと言うんだよ?」
楓「あんたはあたしのお母さんか! この間が特別体調悪かっただけで普段は大丈夫だって何回言ったら分かるのよ」
晶「心配なんだよ~」
クロエ「あなたたち三人でチーム組めたの?」
晶「あ、クロエ! そうだよ、ちゃんと三人目を見つけたんだ!」
クロエ「それが誰か、って聞いてもいいのかしら」
楓「隠すことでもないしいいんじゃない? あたしたちもクロエのチームのことは分かってるつもりだし」
晶「じゃあ教えてしんぜよう!」
楓晶チーム三人目のプロフィールを作成します
テンプレート↓
【名前】
【容姿】
【性格】
【得意魔法】
【備考】
安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります
【名前】七峯 嵐(ななみね らん)
【容姿】灰色の長髪に青の瞳。目はつり目で目付きが鋭い。ティアやアルシェとどっこいどっこいかそれ以上に背が低い。?
【性格】気が強く少しぶっきらぼうなオレっ娘。しかし実際は極度のツンデレで割りと涙脆い。
【得意魔法】雷を操る魔法。手から稲妻を放ったり相手の頭上から雷を落とすことが出来る。
【備考】楓の幼馴染。楓とは喧嘩することが多いが実は常に楓の体調を気遣っている(以前楓が保健室に連れていかれた時も、クロエが退室した直後ぐらいに駆けつけた)。
最近楓と晶の仲が良いのでやきもきして楓チームに加入。ちなみに楓と晶に関しては『楓が悪い』と考えているので別に晶との仲は全く悪くない(実際三人の連携精度は高め)。
ちなみに体型レベルの胸だがそれでも楓よりはある。
1.嵐
2.セレナ
3.アメリア
↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に【150】を超えたキャラが三人目となります
本日中に誰も【150】に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラが三人目となります
自分の作成したキャラには投票できません
三人目は嵐に決まりました
設定は>>563を参照
今日はここまで
キャラも少しづつ出揃ってきたので、一年生大会を超えたあたりから百合度を増していく予定です
晶「じゃじゃーん」
楓「あたしの幼馴染の嵐よ」
嵐「よろしくな、クロエ」
クロエ「ええ、よろしく。結構仲良しみたいね」
晶「まあね。この間楓が倒れてたのをクロエが助けてくれたじゃない? あのあとすぐに嵐も保健室に来たからその時に組んだんだ」
クロエ「ああ、あの時……」
クロエ「なにはともあれ、あなたたちと戦えるのを楽しみにしてるわね」
楓「ええ。負けないわよ」
ーーーーー
クロエ(さて、どんな練習をしてるのか覗き……いえ、偵察しないとね)
クロエ(最近なんだかこそこそ嗅ぎ回ってることが多い気が……気のせいよね)
晶「いくよー!」ボオッ!
楓「それっ!」ブワッ
クロエ(炎に風を送り込んで火炎放射!? なるほど、魔法同士のコンビネーションね……)
嵐「ぜやっ!」バチバチバチッ
晶「おりゃあ!」ゴオッ!
クロエ(あの二人の技はとにかく派手ね。雷と炎……カッコいいわ)
楓「はー!」ブオオッ!
嵐「せいっ!」バチチッ
クロエ(幼馴染なだけはあるわね。互いの魔法を殺さず、まるで嵐のような暴風と雷にしてる)
クロエ(……ほんと強敵ね。よし、負けてられないわ!)
ーーーーー
クロエ「どのチームもかなりまとまってきてるわ。負けてられないわよ」
凜華「そうだね。演劇部の他の子たちもチームワークがよくなってるって聞くし……」
モミジ「が、頑張るよ! 負けたくないもん!」
クロエ「よく言ったわモミジ。そのためにもやっぱりチームワークをさらに強化しないとね」
凜華「さらにかい?」
クロエ「ええ。無言で連携を取るチーム、魔法の相性で合わせ技を撃つチーム、いろいろいるわ。それに負けないためにも、もっと踏み込んで仲良くなるべきだと思うの」
モミジ「ど、どうやって仲良くなるの……?」
クロエ「それは……」
安価↓
1.チーム名を決める
2.恥ずかしい秘密を共有する
3.その他(自由安価)
クロエ「恥ずかしい秘密を共有するのよ!」
モミジ「え、ええっ!?」
クロエ「一体感を生むためよ。他のみんなには絶対に内緒ね」
凜華「そ、それは三人とも言うのかい?」
クロエ「当たり前よ。じゃあ私から言うわね」
凜華「ち、ちょっと待ってクロエさん……!」
クロエ「安価↓!」
秘密の内容を安価で
コンマが高いほど親密度上昇
クロエ「わ、私は部屋に一人のとき決めポーズの練習をしてるわ!」
凜華「……」アチャー
モミジ「……」ポカーン
クロエ「暗澹たる闇の化身クロエ・アートルムが力とくと見よ!」バッ
凜華「……こんなのでほんとに仲良くなれるのかなあ」
クロエ「なによ! これでも恥ずかしいんだからね!」
モミジ「わ、私も言ったほうがいいん……だよね?」
凜華「そんな流れだね」
モミジ「うう、じゃあ言うよ……?」
モミジ「安価↓……」
コンマがゾロ目でモミジとのイベント発生
モミジ「こ、子供の頃ね……逆さまに引力を使っちゃって、何回も頭をぶつけてたの……! うう……恥ずかしい……」カアアッ
クロエ「……」ナデナデ
モミジ「な、なにっ?」
クロエ「いえ、なんか可愛らしいなあって……」
モミジ「あうう……!」
凜華「最後に私か……」
凜華「……安価↓」
コンマがゾロ目で凜華とのイベント発生
凜華「……を……てる」ボソボソ
クロエ「え、なんて?」
凜華「だから! か、かわいい人形を買って、それに名前を付けてる……! ふ、服もかわいいのが好きだし……」
モミジ「えっ」キュンッ
凜華「うさぎのぴょん太とか、犬のベティとか、家にはそういうのばっかで……」
凜華「でも私がかわいいもの好きだなんてイメージに合わないから隠してたのに……」
クロエ「二人とも可愛い秘密があるんじゃない」
モミジ「ほんとに言う必要あったのかな……」
クロエ「少なくとも私は二人のことをもっと知れたと思ってるわよ」
凜華「それはなんとなく分かるけど……」
クロエ「私の前ではもう隠さなくていいのよ。モミジが失敗したって笑わないし、凜華が可愛いものを愛でても引いたりしない」
クロエ「どう? チームメイトの恥ずかしいところを知れば、多少のことでは動じなくなるでしょ?」
モミジ「……うん」
凜華「これがマホリオに繋がればいいけどね」
クロエ「もちろん繋がるわよ。少なくともチームワークは向上したはず」
クロエ「さ、このチームワークを活かして、どんどんいろんなことを試してみましょう。失敗しても今みたいにちゃんと受け入れるのよ」
凜華モミジ「お、おおー……」
今日はここまで
クロエがいまいち厨二病にならないですね…
ただの優しい主人公っぽくなっちゃってるんですが、もっと厨二感出したほうがいいでしょうか
クロエは今の感じで大丈夫そうで安心しました
試合のときにそれっぽいことを言うっていうのは考えてたので、やってみようと思います
では投下します
練習後、食堂ーー
クロエ「お疲れさま、二人とも」
モミジ「うん、今日も頑張ったもんね」
凜華「クロエさんもお疲れさま」
レナ「あら、クロエじゃない」
クロエ「レナ……と二人もいるのね」
ヒカリ「うん、ちょっと休憩にね」
ローラ「あ、ティアちゃん達も来たの?」
ティア【お疲れさまです みなさん】
楓「あ、みんないるー」
ぞろぞろ
クロエ「思いもよらないタイミングで全員集合ね……」
レナ「これ全員一年生?」
クロエ「ええ。ふふ、なかなか燃える絵面ね。負けないわよ」
レナ「あら、それはこっちのセリフ。負けて吠えづらかかないことね」
ナミネ「私達も負けません。よね?」
アルシェ「……」コクン
晶「アタシらだって負ける気はないぞ! 正々堂々戦おうな!」
クロエ「たくさん食べて体力つけるわよ、二人とも」
アルシェ「……ごはん」ピクッ
楓「お腹空いてるの? 飴ならあるよ?」スッ
アルシェ「……ありがと」パクッ
楓「激辛だけどね!」ニヒヒ
アルシェ「……?」コロコロ
楓「あれ? 辛くないの? そんなはずは……」パクッ
楓「ん゛゛゛゛っ」バターン
晶「楓! 死んじゃだめだ! 楓ー!」ウオーン
クロエ(にぎやかねえ)
わいわい がやがや
寮の自室ーー
クロエ「ほんとにもうすぐで大会ね。直前になってあんなに騒ぐとは思わなかったわ」
ヒカリ「楽しかったよ。もちろんライバルなんだけどみんないい人みたいだし、今日はたくさん喋れてよかった」
クロエ「ほんとね。楽しくやるのが一番だもの」
ヒカリ「……ねえ、クロエさん」
クロエ「ん?」
ヒカリ「その、頼みがあるんだ」
クロエ「なあに、改まって。負けてくれなんて言うんじゃないでしょうね」
ヒカリ「それはないよ。ただ、個人的に頼みたいことがあって……」
クロエ「頼み事? ヒカリが珍しいわね。助っ人同好会だし、ローラじゃだめなの?」
ヒカリ「……うん」コクン
ヒカリ「どうしてもクロエさんじゃなきゃダメなんだ。……聞いてくれるかな」
クロエ「内容によっては手伝うけど……なによ、変な感じね」
ヒカリ「あ、あのね……ボクが小さくなったことあったよね」
クロエ「あったわね。エミールさんの黒魔術だったかしら」
ヒカリ「その時のこと、しっかり覚えてるんだ」
クロエ「土下座してきたものね。あの時は寝起き早々驚いたわ」
ヒカリ「それで、その……あの……」
ヒカリ「……あたま、を、撫でてくれた……よね?」
クロエ「……ええ、たしか泣いてたときに」
ヒカリ「それがどうしても忘れられなくて……」
ヒカリ「……も、もう一回、頭を撫でてほしい……!」
クロエ「そ、それが頼み事……?」
ヒカリ「……っ」コクッ
クロエ「はあ……あの済まし顔のヒカリはどこに行ったのかしら」スクッ
ヒカリ「だめ……かな。やっぱり気持ち悪い……よね」
クロエ「……」スッ
なでなで なでなで
クロエ「……よ、よしよーし」ナデナデ
ヒカリ「……!」
クロエ「こ、こうでいいの?」ナデナデ
ヒカリ「……ん」コクン
クロエ「……気持ちいい?」
ヒカリ「うん……クロエの手、気持ちいい……」ポワン
クロエ「えっ」ピタッ
ヒカリ「?」
クロエ「今、名前……呼び捨て……」
ヒカリ「あっ、つい……ごめん」
クロエ「いえ、いいわ。それだけ気を許してくれたんだものね。これからは普段から呼び捨てでもいいわよ?」ナデナデ
ヒカリ「……うん、そうする」
なーでなーで
大会当日ーー
校長「みなさん、おはようございます」
おはようございます!
校長「これからマホリオの一年生大会が始まりますが、ケガなく、互いを尊重しあい戦い、その上で優勝を目指してください」
校長「あまり長くても疲れてしまいますし、挨拶はこの辺にしておきましょう」
先生「校長先生、ありがとうございました。ではこれから順次マホリオの試合を行ってもらいます。早い時間に試合がある人は用意してください」
クロエ「まずは凜華とモミジと合流しないとね」
先生「また、本部は水飲み場の横にありますので、ケガをしたり、体調が悪くなった生徒はすぐに来てください」
リリィ「はーい、救護担当ですよー」
晶「よろしくね、リリィちゃん!」
リリィ「リリィちゃんじゃなくて先生でしょ!」
晶「ごめんごめんリリィちゃん」アハハ
リリィ「もー!」
ーーーーー
凜華「あ、いた」
モミジ「クロエさん、こっちです」
クロエ「あ、二人とも。早速だけど試合順の確認に行きましょう」
凜華「そうだね」
本部ーー
クロエ「私達は……っと」
校長「……」
凜華「あった?」
クロエ「ちょっと待って……60チームくらいあるとさすがに探すのが……」ンー
校長「クロエさん、少しいいかしら」
モミジ「こ、校長先生……?」
クロエ「なにかしら、今忙しいのだけれど」
凜華「いいよ、クロエさん。私が探しておく」
クロエ「そう? お願いね」
本部の裏ーー
クロエ「校長先生自らわざわざなんの用かしら。怒られるようなことをした覚えはないわよ?」
校長「説教ではなく警告。あなたの闇の力についてよ」
クロエ「は、はあ?」
校長「あなたの中には今二つの力が存在している。魔力と、闇の力の二つ。そして、闇の力はあなたの魔力に包まれるようにして漂っている」
クロエ「な、なに……何が言いたいの」
校長「その二つは今別々でしか撃てないでしょう。でもその二つが合わさったとき、あなたはきっと後悔する」
クロエ「はあ? 魔力と物質とは合わせて撃つのが定石でしょう?」
校長「あなたの闇の力に関してはそうじゃない。闇の力は危険なの」
クロエ「もし合わさったら……どうなるのよ」
校長「……内と外、両方から闇が襲いかかる」
クロエ「なによ……それ。訳分かんない」
校長「分からなくていいわ。ただ、その力で強くなろうとは思わないで」
クロエ「……ふっ」
クロエ「それはできない相談ね! 私が闇に襲われる? はっ、そんなものを私が恐れるとでも?」
クロエ「クロエ・アートルムは絶対に自分の力を恐れたりしないわ。残念だったわね」
校長「……警告はしたわよ」
クロエ「ご忠告ありがとう、校長先生」ペコリ
校長先生のプロフィールを作成します
テンプレート↓
【名前】
【容姿】
【性格】
【得意魔法】
【備考】リリウム魔法学校の校長先生。
安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります
【名前】樹(いつき)・ユグドラシル・リリウム
【容姿】年期を感じさせる青い三角帽とローブを纏った10歳ほどの少女
勿論この姿は強大な魔力を抑えるための自己封印であり、封印を解くと20代後半ほどの妙齢の女性となる(魔力量の影響でそこで成長が止まった)
服はどちらの姿でも問題ないように伸縮するが、大人の姿の時は見事な上乳が露になる
【性格】慈悲深く穏やか。先達として生徒達を優しく見守るみんなのお母さん
道を踏み外したもの、踏み外そうとしているものには厳しくも優しく接し正道へ導こうとする
【得意魔法】一度見た魔法を自分のものとして使える
性質はそのまま樹自身の魔力を乗せる事でより強力な術として放てる(例外あり)ただし一度使用した術をもう一度使いたかったらもう一度同じ術を見る必要がある
【備考】リリウム魔法学校の校長先生。学校の創設者でもある
クロエに警告したのは、かつて道を踏み外した生徒を救えなかった過去への後悔があるらしいが…?
1.オルフィア
2.ゲッティー
3.マギサ
4.樹
↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に【150】を超えたキャラが校長先生となります
本日中に誰も【150】に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラが校長先生となります
自分の作成したキャラには投票できません
新キャラは樹に決まりました
設定は>>606を参照
クロエ「……」
凜華「あ、おかえり。なんだったの?」
クロエ「力がどうのって言われたけど……ま、関係ないわ。勝つだけよ」
クロエ「それより順番はどうだったの?」
モミジ「順番は……」
コンマ↓2桁
01~64の数字が出るまで
出た場合その数字がクロエチームの出場番号
その後のレスコンマ2桁
01~64、かつクロエチーム以外の数字が出るまで
出た場合その数字がレナ、ヒカリ、ローラチームの出場番号
その後のレスコンマ2桁
同じように、出た数字がティア、アルシェ、ナミネチームの出場番号
その後のレスコンマ2桁
同じように、出た数字が楓、晶、嵐チームの出場番号
トーナメント表は、よくある64チームものをイメージしています
32と32のブロックに分かれ、それぞれの勝者が決勝で戦います
つまり32以下と32以上で離れた場合は、決勝で会うまで戦えません
クロエチーム 27
レナチーム 19
ティアチーム 40
楓チーム 50
となりました
勝ち上がれば
準々決勝でクロエチームとレナチーム
準決勝でティアチームと楓チーム
その勝者同士が決勝で当たります
見にくいかもしれませんが、トーナメント表です
Playerになってるところはその他の生徒です
https://i.imgur.com/yVo73yN.png
レナ「まずは私達からね」
ヒカリ「うん。行こう」
ローラ「みんな、よろしくね」チャリッ
一回戦、レナチームの結果コンマ↓
00で敗北、それ以外で勝利
ローラ「いぃやっほー! 勝ったよ勝ったよー!」バッサバッサ
レナ「当然。目標は打倒クロエだもの」
ヒカリ「次はそのクロエ達みたいだよ」
凜華「じゃあ行こうか」
モミジ「う、うんっ!」
クロエ「大丈夫よ。私達は負けないわ」
一回戦、クロエチームの結果コンマ↓
00で敗北、それ以外で勝利
モミジ「か、勝ったあ……」
クロエ「ナイスファイトよ。この調子で自信持っていきなさい」
モミジ「うん!」
凜華「次はあの不思議なチームだね」
ティア「……」
アルシェ「……」
ナミネ「そうですね、頑張りましょう!」
ローラ「ティアー! 頑張れー!」ブンブン
一回戦、ティアチームの結果コンマ↓
00で敗北、それ以外で勝利
アルシェ「……勝った」
ティア【お疲れさまです】
ナミネ「二人ともお疲れ様です。さ、次は楓さん達の応援をしましょう!」
晶「いくぞー!」
嵐「やるぞ!」
楓「おー!」
一回戦、楓チームの結果コンマ↓
00で敗北、それ以外で勝利
楓「いえーい!」パシーン
嵐「いえーい!」パシーン
晶「やったな楓ー!」
クロエ「騒がしいわねえ……。ほら、レナ達の二回戦始まるわよ」
ローラ「さっきはごめんねティアちゃん! エアロと融合【シンクロ】したまんまだったから……!」
ティア【別にかまいません なんなら普段から呼びすてでもいいですよ】
レナ「ローラさん、それは後。試合にいくわよ」
ローラ「あ、うん!」
二回戦、レナチームの結果コンマ↓
ゾロ目で敗北、それ以外で勝利
レナ「ちょっと危なかったかしら」
ローラ「……そうですね。やや押されましたが、勝ちは勝ちです」
ヒカリ「クロエ、頑張ってね」
クロエ「言われなくても! 行くわよ!」
凜華「ああ!」
モミジ「うん!」
二回戦、クロエチームの結果コンマ↓
ゾロ目で敗北、それ以外で勝利
クロエ「ここまでは作戦どおり。疑似宇宙を使わずに来れてるわね」
モミジ「うん。結構順調かも……」
凜華「このまま突き進もう」
クロエ「ええ!」
ティア「……」
ローラ「て、ティア! 頑張って……!」
ティア「……」コクッ
二回戦、ティアチームの結果コンマ↓
ゾロ目で敗北、それ以外で勝利
ティア【勝ちました】
ローラ「お疲れさま、ティア」
ティア「……」コクン
アルシェ「……」ギュ
ローラ「あ、別にティアのこと取ったりしないよ? ごめんね」
アルシェ「……」ギュー
晶「仲良しだなあ」ホッコリ
楓「ほっこりしてないで行くよー」
二回戦、楓チームの結果コンマ↓
ゾロ目で敗北、それ以外で勝利
晶「かーちー!」
嵐「敵無しー!」
楓「いえー!」
クロエ「そんなに大声出して疲れないの?」
楓「疲れない!」
レナ「ここを勝てば次はクロエと……」
ヒカリ「うん。……行こう、レナさん」
三回戦、レナチームの結果コンマ↓
3の倍数で敗北、それ以外で勝利
ローラ「勝ったー!」
ヒカリ「お疲れさま、ローラさん」
ローラ「えっへへー!」ブンブン
レナ「クロエ、負けるんじゃないわよ」
クロエ「ふん、負けるわけないじゃない」
三回戦、クロエチームの結果コンマ↓
3の倍数で敗北、それ以外で勝利
凜華「これでついに……」
クロエ「レナ、とうとう次よ」
レナ「……あなたにコケにされた日からずっとあなたを負かすことだけを考えてたわ。やっとそれが実現できる」
クロエ「あら。練習のとき負けたのは忘れたのかしら」
レナ「っ」カチン
レナ「あなた本当に私を苛つかせるのが上手ね」
ヒカリ「レナさん、そこまで」
凜華「クロエさんも。ほら、ティアさん達の応援をしよう」
クロエレナ「……ふんっ」
ローラ(意外と二人って気が合うんじゃ……)
三回戦、ティアチームの結果コンマ↓
3の倍数で敗北、それ以外で勝利
アルシェ(負けちゃった。けど結構頑張った。うん)
ティア「……まけ……ました」
ローラ「ティア……」
ティア「……なんか、思ったより悔しい……です」
ナミネ「……」ギュッ
ナミネ「お疲れ様です、ティアさん。よく頑張りましたね」
ティア「……ぅう、ぅうう……!」ポロポロ
アルシェ(ティア……泣いてる……? なんで……)
晶「ティア達頑張ったもんな。うし、アタシ達が勝ち上がって敵をとるぞ!」
嵐「おお!」
三回戦、楓チームの結果コンマ↓
3の倍数で敗北、それ以外で勝利
楓「どうだ!」
晶「うし!」
クロエ「あのチーム、順当に強いわね……」
レナ「よそ見? ずいぶん余裕ね」
クロエ「友達の勝敗の結果を見てただけよ。すぐ行くわ」
ヒカリ「いよいよクロエとか……」
凜華「行こう、モミジさん」
モミジ「うんっ」
ーーーーー
審判「では準々決勝第二試合、レナチーム対クロエチームの試合を始めます。両チーム礼」
レナ「よろしくお願いします」
クロエ「よろしくお願いします」
審判「では……試合開始!」バッ
クロエチームの行動結果↓コンマ2桁
レナチームの行動結果↓コンマ2桁
先にコンマの合計が【150】に達したチームの勝利です
クロエチーム:10
レナチーム:27
クロエ「凜華!」
凜華「ああ!」キンッ
ローラ「その盾はもう見たよ! 融合【シンクロ】!」ドプンッ
ローラ「隙だらけだ。魔弾【シュート】ッ!」
凜華「ちっ!」ギュンッ
ローラ「なるほど、疾いな。だが!」ドプンッ
クロエ「凜華だめ! 離れたら思う壺よ!」
クロエ「闇よ、彼のものを覆い隠せ!」ブワッ
凜華「これは……」
ローラ「くっ……これでは影に潜れん」パッ
モミジ(戦況はイーブン……でもちょっと押されてる……?)
クロエチームの行動結果↓コンマ2桁
レナチームの行動結果↓コンマ2桁
クロエチーム:102
レナチーム:32
クロエ「晴れろ! そして……エターナルダークフォース!」ゴオッ
凜華「ブリザード!」キキキキキン!
ヒカリ「なっ……! 防御魔法【シールド】!」
ローラ「闇の中から氷のつぶてが……!」ギンッ ギィン!
レナ「魔障壁【ガーディアン】!」ブオン
レナ「二人とも、ひとまず私に寄って!」
モミジ(お、追い込んだ!)
クロエチームの行動結果↓コンマ2桁
レナチームの行動結果↓コンマ2桁
クロエチーム:174
レナチーム:39
クロエ「とどめ!」
モミジ「は、はいっ!」
凜華「氷の道は作った! 撃てるよ!」
クロエ「ありがとう凜華! 魔弾【シュート】!!」ボシュッ
モミジ「い、いっけええええ!」ギュンッ
レナ「二人共! 盾!」
ローラ「融合【シンクロ】! 炎壁【ウォール】!」
ヒカリ「防御魔法【シールド】!」
クロエ「ヒカリが作った氷の筒に魔弾をセット、そしてモミジが反発させ加速!」
ゴオオオオオオオ!
クロエ「一点突破の三連魔法! トリニティシュート!!」
ギシッ!
レナ「耐えて……お願い……!」ミシ…
ビキッ、バキッ!
ヒカリ「くっ……! ボクの盾が……!」
ボシュッ!
ローラ「私のも抜けられた……!?」
ギッ ギギッ……!
レナ「く……う……!」
クロエ「いっけえええええええ!」
バキィンッ!!
レナ「きゃあああああ!」
ドシュッ!
審判「試合終了ー! 勝者、クロエチーム!」
ーーーーー
クロエ「はぁ……っ、はぁ……っ」
ヒカリ「いてて……負けたよ。おめでとう、クロエ」
レナ「……なんで勝てないのよ。私の魔法じゃクロエには勝てないの!?」
ローラ「レナさん……」
クロエ「……そんなことないわよ。というより魔法の撃ち合いなら私こそレナには勝てないわ」
クロエ「マホリオは3対3。私だけを倒しても意味はない。チーム戦だもの」
レナ「そんなの分かってる!」
クロエ「分かってないわ。あなた達三人で遊んだことある?」
レナ「そんなことする時間なんてなかったわ。連携の確認とクロエ対策……遊ぶ暇なんてない」
クロエ「だとすれば差はそこね。私達は誰が失敗してもすぐにフォローできる。それだけの関係は築いてきたつもりだもの」
レナ「……ヒカリさん」
ヒカリ「……」
レナ「ローラ……さん」
ローラ「うん」
クロエ「それとレナ、私はあなたと戦えて良かったと思ってるわ。楽しかった」
クロエ「だからまたやりましょうね」
レナ「……次は負けないわ。次こそは、絶対に! ヒカリさんとローラさんと一緒にあなた達を倒す!」
クロエ「それでこそ我がライバルよ、レナ。……待ってるわ」
晶「いい勝負だったんじゃない?」
楓「うんうん、見応えあったね」
嵐「ほら、気抜いてると負けちゃうぞ。次はオレ達の番だ」
楓「よーし、クロエに続きますかー」
四回戦、楓チームの結果コンマ↓
3の倍数で敗北、それ以外で勝利
晶「ふいー……」
嵐「これでベスト4だな」
楓「学年で4位以内って結構すごくない?」
晶「気づけばもうそれだけしか残ってないのか。クロエと、その対戦相手。アタシ達と、ティア達を負かせたチーム」
楓「……なんでそんなにティアのこと気にかけてるのさ?」
晶「アタシのほっこり要員を泣かせた罪は重い!」
嵐「あーほら、そんなこと言ってる間に時間だぞ。向こうの試合見に行こう」
楓「あれ?」
晶「ん、どした?」
楓「いや、もう終わってる……っぽい」
嵐「ほんとだ。勝ったのか、あいつら」
ーーーーー
晶「お疲れー。早かったね」
クロエ「ま、レナにまで負けるなって言われちゃあね」
レナ「勘違いしないでほしいのだけど『あなたを負かすのは私だから、それまで誰にも負けるな』って言っただけよ」
クロエ「負けるなって言ってくれてるじゃない」
レナ「あーもうそれでいいわよ。ったく……」
ローラ「次はいよいよ決勝……だね」
ティア【頑張ってください晶さん】
晶「そうだな、その前にアタシ達だ。行くぞ!」
準決勝、楓チームの結果コンマ↓
大きいほど圧勝
晶「ティア、勝ったぞ!」
ティア「!」
ティア「ありがとうございますっ、かっこいいです」ギュー
アルシェ「!」ムッ
晶「よしよし、やっぱティアは笑ってないとな」
クロエ「決勝はあなた達になったのね」
楓「クロエ、ここまで来たら負けないよ」
クロエ「風、炎、雷。どれも強力な魔法だけれど、負ける気はしないわ」
楓「そう。なら見せてあげるよ、あたし達の実力!」
今日はここまで
審判「それでは決勝戦、クロエチーム対楓チームの試合を始める。両チーム礼」
クロエ「よろしくお願いします」
楓「よろしくお願いします」
審判「では……試合開始!」
クロエチームの行動結果↓コンマ2桁
レナチームの行動結果↓コンマ2桁
先にコンマの合計が【200】に達したチームの勝利です
クロエチームのみゾロ目ででたコンマの倍をプラス
あ、レナチーム↓↓です
このレスは無視します
楓チームかな?
>>684
あああミスですやってしまいました
楓チームです
クロエチーム:9
楓チーム:46
凜華「氷弾【アイスボール】!」
晶「炎弾【ファイアボール】!」
ドジュウッ!
凜華「くっ、防御魔法【シールド】!」ギンッ
嵐「くらえ!」バチチッ
クロエ「防御魔法【シールド】!」バチッ
クロエ(凜華の魔法は晶の魔法と相性が悪すぎる……どうしたら……)
クロエチームの行動結果↓コンマ2桁
楓チームの行動結果↓↓コンマ2桁
クロエチームのみゾロ目ででたコンマの倍をプラス
クロエチーム:65
楓チーム:73
モミジ「え、えいっ!」グイン!
嵐「うおっ! 体が重く……!」
クロエ「モミジ……! ナイスよ、そのまま! 魔弾【シュート】!」
嵐「ちいっ! 防御魔法【シールド】!」バチンッ
楓「風弾【エアロボール】!」ボシュッ
モミジ「ひいい!」ギュン!
クロエ「まだ互角よ! 押し切るわ!」
クロエチームの行動結果↓コンマ2桁
楓チームの行動結果↓↓コンマ2桁
クロエチームのみゾロ目ででたコンマの倍をプラス
クロエチーム:107
楓チーム:154
クロエ「凜華!」
凜華「! ああ!」
クロエ「エターナルダークフォース……!」
凜華「ブリザード!」
キキキキキキン!
楓「晶! 撃って!」
晶「おお! 燃えろ燃えろ! 獄炎魔法【ヘルファイア】!!」
楓「アーンド、風斬魔法【かまいたち】!!」
ゴアッ!!
クロエ「なっ!? モミジ!」
モミジ「重力魔法【グラビティ】!」
ぼしゅううう……
クロエ(私達のエターナルダークフォースブリザードを上回る火炎を撃てば闇は関係ないって……それはそうかもしれないけど、本当に規格外だわ……)
クロエ(間一髪モミジの重力で炎は全て落としたけど、どう見ても不利……)
クロエチームの行動結果↓コンマ2桁
楓チームの行動結果↓↓コンマ2桁
クロエチームのみゾロ目ででたコンマの倍をプラス
同時に200を超えた場合は、超えた後の数字が大きい方が勝利
クロエチーム:171
楓チーム:163
モミジ「諦めちゃだめだよ!」
クロエ「!」
モミジ「自信を持って、顔を上げて!」
クロエ「モミジ……」
凜華「モミジさん……」
凜華「クロエさん! アレならいけるかもしれない!」
クロエ「そうね……くくっ、この私がほんの少しとは言え気圧されるなんて……面白いわ!」
楓「くるよ! 二人共構えて!」
クロエ「我が暗澹たる闇の力よ! すべてを覆い隠せ!!」グワッ!
凜華「凍てつけ、冷塵魔法【アイスフィールド】!」ヒュオオオ
モミジ「重力魔法【グラビティ】! 反重力魔法【アンチグラビティ】!」グイングイン
晶「!?」ガクッ
クロエ「疑似宇宙魔法【アストロ】!」
嵐「これはキツい……! 何も見えねえ……!」
楓「それは向こうも同じだよ! 耐えて!」
クロエチームの行動結果↓コンマ2桁
楓チームの行動結果↓↓コンマ2桁
クロエチームのみゾロ目ででたコンマの倍をプラス
同時に200を超えた場合は、超えた後の数字が大きい方が勝利
クロエチーム:189
楓チーム:201
クロエ(闇を展開する前に見たポジションから動いてなければ……)
クロエ「そこ! 魔弾【シュート】!」
ボシュッ
クロエ(外れた!? なら魔力のカケラを探した時と同じように……)
クロエ「魔力展開!」
クロエ(よし、見えた!)
クロエ「魔弾【シュート】!」
ボシュッ
クロエ(反応なし!? 当たってないの?)
凜華「ぐっ……」グラッ
凜華(出しっぱなしはさすがに厳しいな……)
モミジ「く、クロエさん……!」ゼエゼエ
クロエ「! 二人共、解除!」
フシュッ
楓「……お疲れ様、クロエ達」フオン
クロエ「な……風の盾……」
晶「正直焦ったけど……」ゴオオオ
凜華「炎の盾……」
嵐「オレ達の勝ちだな」バチチッ
モミジ「雷の……盾……」
晶「炎弾【ファイアボール】!」
凜華「くっ……」フラッ
凜華「氷晶盾【アイスシールド】……!」
ジュワッ!
モミジ「あ……っ」
ドシュッ!
審判「試合終了ー! 勝者、楓チーム!」
今日はここまで
ーーーーー
クロエ「……負けたわ。戦ってくれてありがとう」
楓「こちらこそ。強かったよ、クロエ達」
クロエ「勝ってから言われても嫌味にしか聞こえないわよ」クスッ
楓「そうかな。でも本当に強かった。チームワークだけならそっちの方が上だったかも」
クロエ「……そうね。じゃ、そのチームメイトでも労ってくるわ」
楓「うん、いってらっしゃい」
ーーーーー
クロエ「凜華、モミジ、お疲れさま」
凜華「ああ、クロエさん。お疲れさま……の前に、モミジさんが……」
モミジ「ひくっ、ぐすっ」
クロエ「あーもう、泣かないの。ただの学内の一年生だけの大会なんだから」
モミジ「でも、あんなに頑張ったのに……っ!」
クロエ「勝ちたかった?」
モミジ「うん……」コクン
クロエ「悔しがれるなんて変わったわねー、モミジ。最初の頃のあなたなら負けても理由を付けて納得してたかも」
モミジ「……ん」
クロエ「それに、決勝戦なんてほぼ全員が見てたのに、その中で私のことを叱咤するなんて考えられなかったわ」
モミジ「それは、必死だったから……」
クロエ「大丈夫、モミジはもう強い。足りなかったのは私の力よ」
クロエ(そう、やっぱり魔力と物質の融合はできないと攻め手に欠ける)
凜華「私もそう思う。モミジさんは強いよ。鍛えればもっと強くなる」
クロエ「だから、泣くのはおしまい。それより成長できたことを喜んで、これからのことを考えること。いいわね?」
モミジ「……うんっ」
クロエ「いい返事。それじゃ、そろそろ教室に戻るわよ」
ーーーーー
ーーー
ー
先生「ーー以上を持ちまして、一年生大会の閉会を宣言します」
パチパチパチパチ
先生「では各自教室に戻り、HRをしてください。HR終了後はいつも通りです」
教室ーー
先生「では改めて、みなさんお疲れ様でした」
先生「特に、うちのクラスから優勝チームが出て先生とっても嬉しいです!」
楓「いやーどーもどーも」
先生「マホリオのランキングは今回の結果を受けて一年生も掲載されることになります。より上位のランクを狙って、日々魔法の勉強に励んでください」
先生「これからゴールデンウィークでお休みが続きますが、ハメは外さないように。外出時は外出届けをきちんと出してくださいね。では挨拶」
日直「きりーつ、気をつけ。礼」
ありがとうございましたー
ざわざわ ざわざわ
クロエ「……」
クロエ(これからどうしたものかしら……)
現在の目標
・ゴールデンウィークを自由に過ごす
・演技の練習をして、役をもらう
安価↓~↓5自由行動安価
ゴールデンウィーク前半の行動を指定してください
部室に向かう廊下ーー
クロエ「ゴールデンウィーク中に先輩達は商店街で劇をするのよね」
凜華「うん。一年生は全員裏方参加で演技を学ぶんだってさ」
モミジ「先輩達練習でもすごいもんね。しっかり学ばなきゃ」
ウィン「お」
クロエ「!」
ウィン「君達確か……マホリオの一年生大会で準優勝だったチームだよね」
クロエ「ええ。見てもらえたなんて光栄ね」
ウィン「覚えてたからねー。前に廊下で宣戦布告してきた面白い人」
クロエ「あなたに勝つって言っておきながら準優勝じゃあね……少し落ち込むわ」
ウィン「そんなことない。ボクにはできない戦略だよ。あんなに複合技を用意してるチームなんてそうそう見ないもん」
ウィン「今回は向こうの魔法が純粋に強かったから負けたけど、ボクは君達ならまだまだ強くなれるって思うな」
モミジ「まだまだ強くなれる……」
ウィン「とにかく、準優勝おめでとー。いつか戦えるのを楽しみにしてるよー」
クロエ「ええ、ありがとう。こっちこそ楽しみにしてるわ」
凜華「今のって……」
クロエ「ウィン・フォルクス。現状校内最強の魔法使いよ。そして私の……いえ、私達の超えるべき相手」
凜華「……うん、頑張ろう」
演技部部室ーー
ガチャッ
クロエ「あら、ヒカリ。早いのね」
ヒカリ「あ、クロエ。今日は最後の授業が早めに終わったからそのまま来たんだ」
ざわっ
クロエ「そう。今日の練習は……っと」
ヒカリ「基礎筋トレと発声練習。その後先輩達の台本に合わせて裏方の作業だって」
クロエ「分かったわ、ありがとね」
部員1「ちょ、ちょいちょいそこなお二人さん!」
ヒカリ「?」
部員2「今名前呼び捨てじゃなかった……?」
クロエ「ああ、そのこと」
部員3「まさか付き合って……!?」
クロエ「そ、それは飛躍しすぎでしょう! 仲良くなったんだから呼び捨てでいいわって話をしただけよ」
部員1「そ、そっか。そうだよね! まだ学校始まって一ヶ月くらいしか経ってないもんね!」
部員2「ヒカリくんが誰彼構わず付き合うような人じゃなくてよかった……!」
ヒカリ「は、はあ……」
ーーーーー
なーでなーで
クロエ「……なんかあの人達に迫られた後頭撫でるの定番になってない?」
ヒカリ「あの人達が悪いんじゃないんだけど……小さくなったときの圧迫感を思い出しちゃうんだ」
クロエ「ま、なんでもいいけどね。あなたがこんなこと頼んでくるのが私しかいないっていうのはちょっと優越感だわ」ナデナデ
なーでなーで
別の日、寮の自室ーー
コンコン ガチャッ
レナ「ひ、ヒカリさん、ローラさん、いる?」ヒョコッ
ヒカリ「あ、レナさん。どうしたの?」
レナ「あの、その……ね? ご、ゴールデンウィーク暇だったら二人と遊びに行きたいなって……」
クロエ「誘うの下手すぎでしょ」
レナ「く、クロエ! あんたまた……!」
クロエ「いや、ここ私の部屋。別に邪魔はしないわよ」
レナ「く……そ、それでどうかしら。遊びに行かない?」
ヒカリ「ボクはいいよ、遊びに行っても」
ローラ「うん、私も。でも……」
クロエ「?」
ローラ「私達三人だとどうしたらいいか分からないから、クロエちゃんも一緒にどうかな?」
レナ「そ、そうね……それは確かにそうかも」
クロエ「三人がいいならいいけど……何か変な感じね」
どこに行きますか?安価↓
1.映画館
2.遊園地
3.動物園
4.その他(自由安価)
動物園ーー
レナ「なんで動物園……」
クロエ「レナとヒカリは分からないけど、ローラは動物園大好きなのよ。チームメイトの好きなものを見に行くのは変かしら?」
ヒカリ「いや、いいと思うよ」
ローラ「二人ともごめんね……動物園なんか楽しくないよね」
レナ「さすがにそんなことはないと思うけど。私、魔獣のこととか知らないから教えてくれる?」
ローラ「あ、うん……!」
ーーーーー
ローラ「あのグリフォンみたいに翼がある子は、種類にもよるけど人を乗せたりもできるんだよ。郵便なんかでも使われてるし……」
ーーーーー
ローラ「この子は手が大きいでしょ。フラスタっていう種族なんだけど、この手は粘着したり乾いたりを繰り返して、垂直な壁も登れるんだ。だからフラスタは崖に群れで住んでるの」
ーーーーー
ローラ「このサーノ達は生まれたときから自分の人生のパートナーが分かってるの。だから山を越えて、海を渡ってその子に会いに行くんだよ。ロマンチックだよねえ……」
ーーーーー
レナ「はー……ローラさんってこんなにおしゃべりだったのね」
ローラ「え、あ、ご、ごめんなさい! 喋りすぎたかも……」
レナ「いえ、悪い意味じゃなくてね。全然知らなかったから意外だっただけ」
クロエ「どう? 多少は仲良くなれたんじゃない?」
レナ「そうね。しゃくだけどあなたのおかげだわ。礼は言ってあげる」
クロエ「ほんと口が減らないわね……」
レナチームの友好度が上がりました
ーーーーー
クロエ「帰ってそうそういいのを見つけたわよ。ほら、あの優勝チームなんかチームワークがいい……」
楓「だから嵐はおせっかいなんだって! もうあたし子供じゃないんだよ!」
嵐「な……! 心配して言ってやってんだぞ!」
楓「その言ってやってるってのが気に食わない! あたしここ来てから嵐にお世話になったことないじゃん!」
レナ「……あれがチームワークのいい優勝チーム?」
クロエ「いや、戦ったときはもっと息があって……。ね、ねえ晶、あの二人どうしたの?」
晶「んー? アタシも最初びっくりしたけど、よくあるよ。喧嘩じゃなくてじゃれあいみたいな感じ」
クロエ「そ、そうなの……」
レナ「ま、ああいうチームもあるってことでしょ。それより二人とも今日はありがとう。あまりこういうことをしたことがなかったから、楽しかったわ。またどこか行きましょうね」
ローラ「うん、楽しんでくれて嬉しいな」
ヒカリ「ボクも楽しかったよ。それじゃあ、またね」
レナ「ええ、また」
楓「あ、ほら嵐これあげる。この間杖磨きのワックス切れたって言ってたわよね」
嵐「あー、悪いな。助かる」
クロエ(もう仲直りしてる!?)
ーーーーー
別の日、食堂ーー
クロエ(あれは……ローラと校長先生?)
樹「それで、クロエさんのことを聞きたいんだけど」
ローラ「はい、私に話せることなら……」
クロエ「ちょっと」
ローラ「あ、クロエちゃん」
クロエ「私抜きで私の話? いい趣味してるわね」
樹「ああ、悪いわね。ローラさんは昔からクロエさんのことを知っているらしいし、昔のことを聞きたかったんだけど」
クロエ「なら私もあなたに闇の力のことで聞きたいことがあるわ。座ってもいいかしら」
樹「どうぞ」
樹「……まあ別に尋問しようってわけじゃない。ローラさん、クロエさんの子供の頃ってどうだった?」
ローラ「どうって……可愛かったですよ。初めて会ったのは町中で、私の魔獣を見て目を輝かせて……」
ローラ「あ、でも怖がった魔獣が威嚇したら泣きそうな顔してたなあ」
クロエ「そ、それは言わなくていいでしょう!」
樹「その頃にはもう闇の力は持ってた?」
ローラ「いえ。中学校の頃の身体測定で魔力を測った時に闇の力を持ってるって分かったそうです」
樹「三年くらい前?」
ローラ「そうですね。そのくらいです」
ローラ「あ、今でこそ普通の身長ですけど、中学校まではすごくちっちゃかったんですよ。それを気にしてるクロエちゃんも可愛かったなあ」
クロエ「ろ、ローラ!」
樹「なんだか毒気を抜かれるな」フフッ
クロエ「んんっ、そろそろ私の質問もいいかしら」
樹「どうぞ」
クロエ「闇の力を取り入れると私が内と外から闇に襲われるって……具体的にどういうことなのか教えてくれるかしら」
樹「……そうね。あなたは知っておくべきかもしれない」
樹「十数年前の話。私の教え子に、闇の力を持つ子がいたの。その子も同じように、初めの内は魔力と闇の力を同時に使えなかった」
樹「でも、練習を重ねていつしか闇の力を魔力と合わせ始めたとき、異変は起こり始めていた」
樹「闇の魔物がよく学園を襲うようになったの。最初の内は大したことはなかった。弱い魔物だけだったし、追い払えば一週間くらいは来なかったしね。だから油断してたのかもしれない」
樹「ちょっとずつ闇の魔物の力が増してきたの。いつしかそれは我が校の教員達みんなで立ち向かって互角になるほどになった」
樹「でも……まだ強くなった。最後は巨大な鬼のような……とにかく形容し難い魔物がやってきて、その子をさらっていってしまった」
樹「それと前後して、その子は自身の心の中に得体のしれない感覚があると相談してきていたの。今思えば闇に飲まれかけていたんだと思う。そしてその鬼がやってくる直前に、とうとうその子の心は闇そのものになった」
クロエ「それが……内と外から闇に襲われるってこと?」
樹「ええ。精神が不安定になり、それを狙って闇の魔物がやってくる。だから闇の力は危険なの」
クロエ「だったら……私には魔法も満足に使えないまま生活しろっていうの」
樹「そうは言ってない。ただ現状はそうするのが得策だと……」
クロエ「私が闇に飲まれるなんてあるわけないじゃない!」
樹「……後悔するわよ。絶対に」
クロエ「後悔なんてしないわ。絶対!」
樹「……分かった。あなたの学校生活、校長として支援はするわ」
樹「闇の力について調べたときの資料は図書室にもあるし、闇の力をコントロールできた人を探して話を聞きに行ってもいい」
樹「ただし、命までは保証しないわ。それでいい?」
クロエ「ふん、この闇の力が私に歯向かうようなら、私が押さえつける。問題ないわ」
樹「じゃあ、くれぐれも危険なことはしないように。じゃあね。あ、ローラさんにはお礼」コトッ
ローラ「これは……空っぽの召喚石?」
樹「本当は夏休み前に全生徒に見合った魔法具をあげるんだけど、君の場合は早くにあげても問題なさそうだったからね」
ローラ「あ、ありがとうございます!」
クロエ「……」
ローラ「あ、あのクロエちゃん……大丈夫? 何かあったら言ってね?」
クロエ「え、ええ。ありがとう」
現在の目標
・ゴールデンウィークを自由に過ごす
・演技の練習をして、役をもらう
安価↓~↓5自由行動安価
ゴールデンウィーク後半の行動を指定してください
中庭ーー
ナミネ「すー……ふー……」
ナミネ「はっ!」シャアア!
クロエ(あれはナミネ……。目を閉じながら水を操る練習かしら)
ナミネ「ふっ!」クンッ
ナミネ「噴水【ファウンテン】!」
ぶしゃあああ!
クロエ(ナミネを中心に全方向攻撃! やるわね……)
ナミネ「はあっ!」
びしゃっ!
ナミネ「きゃっ!」
クロエ「な、ナミネ! 大丈夫!?」ダッ
ナミネ「あ、クロエさん。大丈夫です。水を操ろうと思って自分に引っ掛けちゃっただけなので……」グッショリ
クロエ「そう。すぐ乾かした方がいいわね。立てる?」
ナミネ「はい。ご心配をおかけしました」スクッ
クロエ「!」ギョッ
ナミネ「お優しいんですね、クロエさん」ヌレスケ~
クロエ(で、でかい……!)
ナミネ「?」タユン
クロエ「い、いいから部屋に戻って着替えてきなさい。体に良くないわよ」
ナミネ「はい、では失礼しますね」ユサッユサッ
楓「くっ……!」
クロエ「楓……」
クロエ(最悪のタイミングだったわね……)
楓「クロエ! ちょっと付いてきて!」グイー
クロエ「ちょ、ちょっと楓!?」
黒魔術部ーー
クロエ「ここ……黒魔術部?」
楓「もうあたし達にはこの手しかないのよ……! 黒魔術で大きくしてもらうしか!」
エミール「い、いらっしゃい……。ち、ちょうど今実験をするところだったからそ、そこで見てって……」
しゅううう……
エミール「い、いくよ……えいっ!」ゴッ!
ぼわんっ! ぼいんっ!
エミール「けほっこほっ……」
黒魔術部員「な、何が起きたのかしら……」タユン
黒魔術部員「!?」
エミール「か、体が……重い……?」
黒魔術部員「え、エミール! 胸! 凄いことになってる!」
エミール「え? ええ!?」ボイーン
ゆさっ
エミール「す、す、すごい! 今までで一番の成功かも!」ユッサユッサ
楓「……」ストーン
クロエ「……」ストーン
楓「うがああああああ! なんでよおおおおお!」
クロエ「もう……何をしても無駄なのかしらね」フッ…
楓「そんなことない! いつかきっと……! くうう……!」
GW最終日、商店街ーー
くるくま「じゃあ君たち五人には事前の準備まで手伝ってもらって、ステージは観客として見てもらうからね」
五人「はいっ!」
くるくま「それでローラさん。君には少し……いや、結構働いてもらうけど……よろしく頼んだよ」
ローラ「はい!」
くるくま「それじゃあ準備開始!」
ーーーーー
クロエ「モミジ、先輩の衣装の着付けの方はどう?」
モミジ「大丈夫だよ。近くの喫茶店の控室で着替えてもらってるから」
クロエ「了解。じゃ、この小道具類持っていきましょう」
ヒカリ「手伝うよ」
凜華「私も持つよ。重いのは私とヒカリさんでやろう」
レナ「じゃあ私ステージ周りの清掃してくるわね。道具の方は頼んだわ」
ーーーーー
ーーー
ー
クロエ「これでよし……もう始まるみたいね」
モミジ「き、緊張するね……」
くるくま「ーーそれではこれより、リリウム生による『クレイ商店街史』の劇を始めます」
パチパチパチパチ
ザッザッ……
部員1「ここは……ううむ人はいないのか……」ザッザッ
ザッザッ……
部員2「おーい、誰かー!」ザッザッ
ザッザッ……
部員3「ふむふむ、どうやらここは人は通るが人は住まない土地柄のようだ。よし!」パンッ
くるくま「なに、ここに住まないか? 冗談はよせ、誰もここで暮らしたいとは思わないよ」
部員3「いやいやクレイさんそう仰らず! ぜひ、後悔はさせません!」
クロエ(それからの先輩達はすごかった)
レナ(一筋縄では進まない街開発)
モミジ(それがまさに目の前で起こってるかと錯覚するほどの演技)
ヒカリ(少しづつ街は発展して……)
凜華(私達の知っている商店街になっていった)
くるくま「あんたが声掛けてくれて、俺ぁ嬉しかったぜ……」
部員3「なーに辛気臭いこと言ってんだ。まだまだこれから……おい! おい!?」
くるくま「黙ってたが、俺はもう長くない。だからよ、この街はこれからはお前が……お前とみんなが……でっかくしてくれ」
部員3「ぐ……う……! 分かったよ! あんたの分までやる! やってやる!」
くるくま「ああ、これで安心して逝ける……楽しかったなあ……」
部員1「こうしてただの商店街はクレイ商店街へと名前を変え……」
部員2「私達のよく知る商店街となったのです」
パチパチ……
観客「お、おお……」
パチパチパチパチ!
レナ「すごい……」
モミジ「引き込まれる……」
ワアアアアアア!
観客「いいぞー! リリウムー!」
ヒカリ「いつかボクたちも……こんな風に……」
凜華「ああ、きっとできる」
クロエ「早速帰ったら練習しないとね」
レナ「当然ね。ちょっとでも先輩達から学ばなきゃ」
クロエ「その前に……」
ローラ「ひ、ひー……ひー……」
クロエ「ローラもお疲れさま」
ローラ「あ、うん……。ローラ、頑張りました……!」
ーーーーー
ーーー
ー
寮、ローラの部屋ーー
ローラ「あっ、はっ……んっ!」
ローラ「んぅ……あ、そこ、気持ちいい……!」
ティア「……」
クロエ「だいぶガチガチねー。裏方ってやっぱり大変?」グッグッ
ローラ「う、ん……大変だけど……あっ、楽しかったよ」
クロエ「ならよかった。みんなも助かったって言ってたわ」グイッ!
ローラ「あぁっ! こ、こちらこそだよ。みんなの役に立てて……んっ、嬉しい」
クロエ「いい子ね、ローラは。……はい、おしまい」
ローラ「ありがとね、クロエちゃん。気持ちよかったよ」
ティア(あんな声を出す必要はあったんでしょうか……)モンモン
寮の自室ーー
クロエ「ふー」
ヒカリ「おかえり、クロエ。ローラさんどうだった?」
クロエ「かなり疲れてたわね。しっかりマッサージしてきたから、だいぶ筋肉痛は和らぐと思うわ」
ヒカリ「ローラさんには悪いことしちゃったね。その分しっかりいい演技できるようにならなきゃ」
クロエ「そう……ね」
カサカサ
クロエ「ひっ……!?」
ヒカリ「どうしたのクロエ……きゃあ!」
カサカサカサカサ
クロエ「ごっ、ゴゴゴ! ゴキ!」
ヒカリ「いやー! いや、来ないでー!」
ーーーーー
カサカサカサカサ
ティア「いやああああ! なんで、きゃあああああ!」
ローラ「ひっ、いやあ!」
ティア「ど、どうにか、してくださいい……!」
ローラ「どうにかって……はっ! 融合【シンクロ】!」
スパァン!
ローラ「ミトラスタイルならこんなもの造作もない……」
ティア「お、おおお……!」パチパチ
ーーーーー
クロエ「ぜえっ、ぜえっ」
ヒカリ「や、やった……?」
クロエ「やったわ……勝ったのよ……」ゼーハー
ヒカリ「休日の最後にこんな……ふう……」ボフッ
クロエ「いやまあ……これも私達らしくていいんじゃない?」ボフッ
ヒカリ「そうかも。あー、楽しいゴールデンウィークだった」
クロエ「そうね。明日からまた授業で……次になにか大きなイベントがあるのは夏休みかしら」
ヒカリ「かな……。ふあ……眠たくなってきた」
クロエ「そうね。今日のところはもう寝ましょう。おやすみ……」
ヒカリ「ん……」
ーーーーー
ーーー
ー
『暗い』
『誰もそばにいない』
『自分の姿さえ見えない』
『暗い……』
『違う』
『闇』
『これは私の闇』
『だから誰もいない』
『暗い』
『寂しい』
『寒い』
『誰か』
『誰か!』
『怖い』
『闇は……怖い』
ー
ーーー
ーーーーー
ヒカリ「クロエ、クロエ!」
クロエ「っ、な、なに……!?」
ヒカリ「すごいうなされてたよ……大丈夫?」
クロエ「え、ええ。大丈夫。少し変な夢を見ただけだから」
ヒカリ「ならいいけど……。ごめんね、夜中に起こしちゃって」
クロエ「それなら私こそ謝るわ。私のせいで起きちゃったんでしょ?」
ヒカリ「ううん、大丈夫。じゃ、おやすみ」
クロエ「ええ、おやすみ」
ー幕間
樹の独白ー
私の生徒に、闇の力を持つ者がいる。
危険な力だ。
彼女が魔法使いである以上、闇の力と魔力が混ざることは避けられない。(今は奇跡的に分離し、魔力の介入を受け入れないようだ。彼女の魔力を探っても闇の力に阻まれてしまう)
私にできることは、あの恐怖を繰り返さないこと。
魔法の訓練だって積んだ。今ならあの鬼でさえ退治できるだろう。
本人には大変なことばかりだろうが、どうしようもない。
彼女が望むなら、できる限りの支援を。
それがリリウムの校長としての役目だと私は信じている。
ーーーーー
現在の目標
・残りの一学期を過ごす
・七月第三週の定期テストを受ける
・演技の練習をして、役をもらう
安価↓~↓5自由行動安価
五月第二週の一週間の行動を指定してください
1/10回目の行動です
ゾロ目で六月新イベント情報
食堂ーー
ティア【晶さん どうぞ】チョコプリン
晶「お、悪いなー」ガツガツ
アルシェ「……」ムッ
アルシェ「晶……ずるい」
晶「でもティアがくれるって」
アルシェ「……ずるい。アルシェも食べたい」
晶「腹減ってんのか。なんか食うか?」
アルシェ「……違う」プイッ
アルシェ「……ティア」ギュッ
ティア「?」
アルシェ「……行こう」
ティア【失礼しますね】サッ
晶「あ、お、おお……」
ーーーーー
ティア【そんなにくっつかれると少し歩きにくいです】
アルシェ「……」ギュー
ナミネ(あ、お二人……ふむ)
ナミネ「アルシェさーん」
アルシェ「……なに」
ナミネ「あの、今から少しお時間よろしいでしょうか」
アルシェ「………………………………うん」
ナミネ「ではレッツゴーです。ティアさん、アルシェさんお借りしますね」
ティア「……」コクン
空き教室ーー
アルシェ「……なに」
ナミネ(あらら……あからさまに不機嫌ですね)
ナミネ「えっとですね、アルシェさん。アルシェさんは少し自分の感覚に疎いところがあるようなので、道徳や人の心というのを少し授業して差し上げようかなと」
アルシェ「……いい」
ナミネ「ティアさんや晶さんに感じてるものの正体を教えてあげられるかもしれませんよ?」
アルシェ「……」ストン
ナミネ「はい、ではナミネ先生のこころの授業、はじまりはじまり~」
ーーーーー
クロエ(なんか……あの夢を見てから闇の力を使えなくなったわね……。というより怖くて使わなくなったのかもしれないけど)
クロエ「……ん?」
では早速人の心について教えますね
クロエ「声? どこから……」ガラッ
ナミネ「あら、クロエさん」
クロエ「ナミネと……アルシェ? ティアと離れてるなんて珍しいわね」
ナミネ「はい。差し出がましいかもですが、アルシェさんに人の心の機微というものを知ってもらおうと思ってまして」
クロエ「それで心について教えるって……」
クロエ「……ねえ。それ、私も聞いていいかしら」
ナミネ「クロエさんがですか? 構いませんが……」
ーーーーー
ナミネ「では簡単なところから。人には感情というものが存在します。喜怒哀楽に始まり、無限のバリエーションを持つものです」
ナミネ「そしてそれは肉体に大きな影響を及ぼします。楽しいことを考えていると体は軽く、暗いことを考えていると体が重く感じる、なんてことがあります」
ナミネ「では実際に少し考えてみましょう。好きなものを思い浮かべてください。人でも、ものでも、出来事でも構いません」
アルシェ(……ティア)
クロエ(ん? うーん……ヒカリと、ローラと、凜華と、モミジと、くるくまさんと……レナ、かしら?)
ナミネ「はいっ!」パンッ!
アルシェクロエ「っ!」ビクッ
ナミネ「それが消えてしまいました! もう二度と目の前に現れることはありません!」
アルシェ「っ」ズキッ
クロエ(あ……)
クロエ「い、いやだっ!」ガタッ
ナミネ「……はい、これが心の機微というものです」
ナミネ「想像は行動さえ変えてしまいます。今のクロエさんや、先程のアルシェさんのように」
ナミネ「とりあえずこんなところですね」
クロエ「こ、怖いことや暗いことを考えないようにするにはどうしたらいいの」
ナミネ「ふむ、何か悩み事がありそうですね。簡単なのは他のことを考えること。もしくは難しいですが、原因を取り除けたり、解決できるのなら早いうちにしてしまうのがいいかもしれません」
ナミネ「あとは、悩みを聞いてくれる人に打ち明けること。私でよければ聞きますよ」
クロエ「……私の闇の力が、よくない方向に働くって」
ナミネ「……詳しく聞いても?」
クロエ「このまま闇の力を使い続けたら闇が私の心を蝕んで、それを狙って闇の魔物がやってくるって……」
ナミネ「なるほど……」
アルシェ「……ぶっと、ばす」
クロエ「え?」
アルシェ「……クロエ、ティアと仲いいから……ティアの友達のためなら、アルシェが魔物、ぶっとばす……よ」
ナミネ「はい、私も微力ながらお手伝いします」
ナミネ「深刻に考えすぎるっていうのも悩みを大きくする要因ですからね。クロエさんはたった一ヶ月でたくさんの友達を作りましたよね。きっと皆さん力を貸してくれますよ」
クロエ「そう、かしら」
ナミネ「はいっ」
アルシェ「……」コクン
クロエ「……ありがとう、二人とも。皆にも話してみるわ」
ナミネ「それがいいです。あとは、闇の力についても調べてみましょう。過去の文献を漁れば、何か解決策が見つかるかも知れません」
図書室ーー
司書「ようこそ、図書室へ。どんな本をお探しですか?」
クロエ「闇の魔法について書かれている資料が図書室にあるって校長先生に聞いたのだけれど」
司書「お探ししますね。探査【サーチ】!」フォン
司書「闇……魔導書……過去の資料……こんなところですか」ドササッ
クロエ「本が飛んできた……」
司書「奥の資料室のものは探査にかけてないので、もし足りなかったら資料室にも行ってみてください」
クロエ「ありがとう。助かるわ」
ーーーーー
クロエ「失礼、少しいいかしら」
読書同好会員「それは……」
クロエ「本を読むのが好きなら、少し力を貸してもらえないかしら」
読書同好会員「私達をそんな風に使う人は初めてだ。面白い、貸してみてくれ」
クロエ「闇の魔法について書かれた本よ。闇の力がどんな影響を及ぼすか、どんな風に制御できるのか……その辺りを調べてほしいの」
読書同好会員「古いものもあるな。これは私に任せてくれ」
ーーーーー
ーーー
ー
クロエ「結構調べたわね……」
読書同好会員「なかなか面白かったよ。またこんな本があれば持ってきてくれ」
クロエ「ええ、そうするわ」
クロエ(少しまとめようかしら)
・闇の力を自在に操れるようになった者も存在する
・闇の力の発現は通常の10歳前後より数年遅く、12~15歳の間に発現することが多い
・その後18歳になるまでに、必ず闇の力に侵される
・闇の力を乗り越え、操るための方法は現在不明
クロエ(校長先生の話なら徐々に闇の力が増していくみたいだったけど……この年齢ならいつ闇の力に侵食されてもおかしくないのね)
クロエ(闇の力に侵されるとか一々言うの面倒くさいから「闇の試練」とでも名付けようかしら。うん、いいかも)
部室ーー
クロエ「ーーというわけで、もしかしたら皆には心配や迷惑をかけるかもしれないわ。そのことだけは伝えておく」
レナ「ふーん……」
クロエ「なによ」
レナ「あなたらしくないわね。普段のあなたなら『闇の力なんて抑え込んでみせる』って意気込むようなものなのに」
クロエ「それは……」
ヒカリ「あのとき、夢に見たんだね?」
クロエ「……そうよ。ヒカリには黙っててごめんなさい」
凜華「私もクロエさんにはお世話になったからね。手助けできるならさせてほしいな」
モミジ「私ももちろん手伝うよ」
クロエ「みんな……」
レナ「で、いつまで起こるかも分からないことを話してるつもりかしら。それよりまず演技の練習でしょ」
クロエ「そうね。みんなありがとう! 練習するわよ!」
おー!!
ーーーーー
カポーン……
モミジ「ふう……」プカー
ヒカリ「こんな大人数でのお風呂は初めてだけど、いいものだね……」プカー
レナ「……」ポイン
クロエ「くああああ! なんでよ! なんでレナまで……!」
凜華「クロエさん、ちょ、落ち着いて……」
クロエ「落ち着けるわけないわ! これは不当な精神面への暴力なのよ!」
レナ「……ふっ」ニヤッ
クロエ「もおおおおおおお!」
現在の目標
・残りの一学期を過ごす
・七月第三週の定期テストを受ける
・演技の練習をして、役をもらう
安価↓~↓5自由行動安価
五月第三週の一週間の行動を指定してください
2/10回目の行動です
ゾロ目で六月新イベント情報
ローラの部屋ーー
ローラ「そうだよね、闇の力に飲まれるかもしれないのはやっぱり怖いよね」
クロエ「ええ。私らしくないのは分かってるけど……」
ローラ「大丈夫だよっ! 何か起きるって分かってるんだから、対処はできるもん!」
クロエ「ローラ……」
ローラ「それに闇を操れる大人の人もいるみたいだし、絶対そうなるって決まったわけじゃないもんね」
クロエ「確かにそんなことも言ってたわね……」
ローラ「うんうん、大丈夫。なんとかなる、みんなでなんとかするよ」
クロエ「ありがとう、ローラ。少し楽になったわ」
ティア【私にもできることがあればやります】
クロエ「ティアまで……みんな本当にありがとう」
ローラ「よし、そうと決まれば行動だよ、クロエちゃん」
クロエ「どこか行くの?」
ローラ「掲示板に、何か手助けしてほしいことがある人を探しに行くの。その中で闇を操れるようになるかもしれないでしょ?」
クロエ「そうね。行ってみようかしら」
掲示板ーー
ローラ「うん、やっぱりある……」
クロエ「何かお目当てがあったの?」
ローラ「魔獣の子が付近の森に住み着いてるって。助けられたら助けたいの」
クロエ「へえ……」チラッ
クロエ「な……!」ビクッ
ローラ「どうしたの? あ、マホリオのランキング……」
マホリオ個人ランキング
1.ウィン・フォルクス
~~~~~
385.七峯 嵐
386.雨宮 楓
387.真壁 晶
388.モミジ・クレナイ
389.水津 凜華
390.アルシェ・ブランカ
391.ローラ・リーケ
392.クロエ・アートルム
393.レナ・フォールン
~~~~~
クロエ「なんで私と凜華達の間に二人も入ってるのよ!」
ローラ(わ、私も入ってる……)
クロエ「くう……」
ローラ「げ、元気出してクロエちゃん! まだまだマホリオの試合も始まったばかりだから、変動する可能性はあるよ!」
クロエ「そうよね……先生に届けを出して審判をしてもらえばそれもランキングに反映されるのよね……!」メラメラ
ローラ「も、燃えてる……」
クロエ「負けないわよローラ! いえ、みんなに!」
ローラ「頑張れー」パチパチ
クロエ「そのためにもまず練習しないとね。何かいい依頼はないかしら」
安価↓コンマゾロ目で六月新イベント情報
1.ローラの魔獣探しの手伝い
2.マホリオの腕試し相手求む
3.お友達になってくれませんか
4.その他(自由安価。既存キャラからの依頼でも構いません)
ここの依頼ってあとで他の依頼こなすことも出来るかな?
とりあえず1で
>>757
自由安価の際に掲示板に来れば、同じような依頼を受けることが可能です
学外の森ーー
クロエ「どんな魔獣かっていうのは書いてたの?」
ローラ「警戒心が強くて中々姿を見せてくれないんだって。だから情報はほとんどないの」
クロエ「それ、見つかるの?」
ローラ「うーん……でも、人が襲われても大変だし、向こうも怖がって生活するのは可哀想だし……」
クロエ「探すしかないってわけね」
ローラ「うん。でも、あてはあるよ。融合【シンクロ】!」カッ
ローラ「どーだ! エアロスタイル!」ブンブン
クロエ「大きい声出して大丈夫なの?」
ローラ「おっと」ムググ
ローラ「この状態なら空気の流れを観ることができるから、多少は探しやすいと思うんだ……!」ヒソヒソ
クロエ「なるほどね。私も魔力探査してみようかしら?」
ローラ「うん!」
安価↓
探した結果見つかった魔獣
【種族】(その魔獣自体の種族をお願いします)
【特殊能力】(魔獣自体の持つ能力)
そういえばこのスレってどこまでやるの?
前のスレみたいに一年間?それとも卒業するまで?
>>763
構想はクロエの卒業までの三年間です
誰かと付き合い始めたら終わりとか、マホリオランキングで一位になったら終わりとかではなく、「付き合い始めた後」や「ランキングを追われる側」といった「立場が変わった後」の描写をしてみたいと思ってます
ローラ「あ……っ」
クロエ「いる……わね。なにか」
ローラ「私にも見えるよ、あの木陰に呼吸してるみたいな空気の流れが見える……!」ヒソヒソ
ローラ「シンクロ解除っ」フシュッ
クロエ「……大丈夫?」
ローラ「やれるだけやってみるよ」カサッ
ローラ「……ねえ、聞こえる? そこにいる子」
???「っ」カサッ
ローラ「大丈夫、敵じゃないよ。声を聴かせて?」
???「……きゅうう」
ローラ「……そうなの。逸れて落っこちちゃったんだね」
???「きゃう、きゅうう」
ローラ「うん……うん。姿を見せてくれるの?」
???「きゅうう……」シュウウ
ローラ「ほんとだ、翼をケガしちゃったんだね。大丈夫だよ」スッ
???「ぎゅ!」ガブッ
ローラ「っ! 怖くない怖くない。大丈夫……」ナデナデ
???「きゅう、きゅうう……?」
ローラ「いい子だね。きっと治してあげる。付いてきてくれる?」
???「きゃう!」コクッ
ローラ「よかった。クロエちゃん、戻ろう」
クロエ「そ、それ……ドラゴンよね。いいの?」
ローラ「仕方ないよ。なんとかするしかない。とにかく一度戻ろう」
クロエ「そ、そうね」
クロエ(魔獣関係になるとローラはしっかりするわよね……)
ローラの部屋ーー
ティア「……」パチクリ
ローラ「はいあーん」
???「きゅあー……」パクッ
クロエ「で、その子のことをいろいろ決めないとよね」
ローラ「うん。水晶竜っていって、見つけることすら本来は難しい竜なんだけど……この子は子供だったし、ケガもしてて逃げられなかったみたい」
水晶竜「きゅう♪」スリスリ
クロエ「懐いたわねー」
ローラ「入学レクの時から依頼は貼られてたと思うから、少なくとも一ヶ月はあそこで寂しい思いをしてたんだもん。当然だよ」
クロエ「そうね。可哀想に……」スッ
水晶竜「きゅう?」
なでなで
水晶竜「きゅうー」
クロエ「ふふ、よしよし」ナデナデ
ティア「……」ソーッ
水晶竜「きゅうー♪」
ティア「……」ナデナデ
ローラ「先生に飼ってもいいか聞く……ううん、絶対に観察所に連れてかれちゃう」
ローラ「こっそり飼う? ううん、バレたら大変だし……」
ローラ「どうしよう……」
クロエ「竜ってそんなに飼育が大変なの?」
ローラ「竜はそもそも飼うものじゃないよ!」ガタッ
ローラ「私みたいに魔獣の声を聞ける人じゃなくても、竜は人間みんなと意思疎通ができるの! だから対等に、敬意を持って接するべきなんだよ!」
クロエ「ご、ごめんなさい。知らなかったわ」
ティア【ローラさんの大声はじめてききました】
クロエ「敬意を持つべきなら……」
水晶竜「きゅう?」
クロエ「この子がここにいたいって思うのならそれが優先されるんじゃない?」
ローラ「そうかも……」
ティア【でもこの子はしゃべれないですよね】
クロエ「うーん……」
ローラ「喋れる……よね?」
水晶竜「きゃう! きゃうう……!」キイイイ
水晶竜《しゃべれる! すこし!》
クロエ「え!?」
水晶竜《がんばる! しゃべる!》
ローラ「竜は生まれたときから人と意思疎通ができるって聞いたことはあったけど……ほんとなんだ」
ティア【竜ってすごいんですね…】
ローラ「よしよし。じゃあ先生達を説得してみようか」ナデナデ
水晶竜「きゃうー!」
ーーーーー
樹「な……」パチクリ
ローラ「どうか所持を許可してください!」
水晶竜《ください!》
樹「だ、だめよ。竜は然るべきところに連絡して引き受けてもらわないと……」
クロエ「竜が嫌がることをするの?」
樹「ううん……」
樹「ならこうしましょう。一週間あげるわ。それまでに、誰が見ても文句ないほど懐かせること。それができたら私から管轄の者に口添えしてもいいわ」
ローラ「それでいい?」
水晶竜「きゃうー!」コクン
樹「決まりね。くれぐれもその子を危険な目に合わせないこと。それだけは注意してね」
ローラ「はい!」
クロエ「よかったわね、ローラ」
ローラ「うんっ」
体育の授業ーー
リリィ「今日はドッヂボールをしますよ~」
リリィ「チーム分けは先生がしておいたので、このチームで仲良く戦ってください。では開始です!」ピピーッ
クロエ「……」
楓「……」
ティア「……」
アルシェ「……」
クロエ「楓」
楓「負けられないね……これは」
ヒカリ「よろしく」ボヨン
モミジ(クロエさんと敵かあ……)ポヨン
ナミネ「楽しくやりましょうね」ボイン
レナ「負けないわよ、クロエ」ポイン
クロエ楓「絶対に勝つ!!!」ガーッ
ーーーーー
ズガシャア キインッ
ドッ グシャアッ
モミジ「い、痛いよう……」ズキズキ
ナミネ「む、胸ばかり……なんで……」ジンジン
リリィ「クロエさん、楓さんストップ!」
クロエ楓「がるるる……」
リリィ「危険なプレーはダメですよ! 少しコートの外で反省してください!」ポヨンッ
クロエ楓「フシャー!」
授業後ーー
リリィ「二人とも、反省しましたか?」
クロエ「楓は逃げたわ」
リリィ「も、もお~! 私そんなに威厳ないかしら……」
リリィ「と、とにかく! なんであんなプレーをしたのか説明してください!」
クロエ「胸よ! あんなの見せつけられて黙ってられるわけないじゃない!」
リリィ「む、胸?」ポヨンッ
クロエ「結構気にしてるのよ……これでも」
ナミネ「そういうことだったんですね」ザッ
クロエ「ナミネ……」
ナミネ「大丈夫です。きっと大きくなりますよ」
クロエ「慰めはいらないわ。大きくなる見込みなんて……」
リリィ「私も保証する。大丈夫よ」
クロエ「うう……」
リリィ「そんな可愛らしいことでムキになるなんて……」ホワ…
ナミネ「許したくなっちゃいますね」ホワー
クロエ(この二人に挟まれてると悩んでた自分がちっぽけに思えてくるわ……。なんだか気持ちいいし……)ホッコリ
クロエ「……うん、私が悪かったわ。おもいきりぶつけてごめんなさいね」
ナミネ「いいんですよ~」
ローラの部屋ーー
クロエ「で、今日の体育で疲れたから私にマッサージしてほしいと」
ティア【この間ローラさんすごく気持ちよさそうだったので】
クロエ「そうね、ティアのことも考えずに暴走しちゃったし、謝罪ついでにさせてもらおうかしら」
ティア【よろしくお願いします】サッ
ころん
クロエ「いくわよー」ギュッ
ティア「あんっ!」
クロエ「ご、ごめんなさい。痛かった?」
ティア「……」フルフル
クロエ「……じゃあ続けるわよ」
ぎゅっ ぎゅっ
ティア「んっ、ふ……っ」モゾ
ティア「ぁあっ、ゃ、あ……!」
ティア「くぁ、ん……! ぁ、あ、あんっ!」
ティア「ふ、あ……! や……っ、あ……」
ティア「あっ! く、うぁ……! あ、や……!!」
ティア「~~~~っっ!」ビクンッ
クロエ「……」ドキドキドキドキ
ローラ「……」ドキドキドキドキ
ティア「ぁ、ありがとう……ございました……。きもちよかった……です」ハアハア
クロエローラ(エロい!!)
水晶竜「きゅう?」コテン
現在の目標
・水晶竜の子の様子を見る
・残りの一学期を過ごす
・七月第三週の定期テストを受ける
・演技の練習をして、役をもらう
安価↓~↓5自由行動安価
五月第四週の一週間の行動を指定してください
3/10回目の行動です
ゾロ目で六月新イベント情報
クロエ「やっぱりマホリオは経験しないとよね」
凜華「掲示板に貼ってあったって、相手が誰なのか分かるのかい?」
クロエ「いいえ、知らないわ。当たって砕けろよ!」
モミジ「あ、来たみたいだよ」
???「君たちが練習相手? よろしくね!」
???のプロフィールを作成します
テンプレート↓
【名前】
【容姿】
【性格】
【得意魔法】
【備考】
安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります
ひとまずは敵チームの大将のみを募集します
ストーリー展開によって、今回の相手チームのメンバーを募集する可能性もあります
【名前】デン・ハザード
【容姿】本来は低めの身長ながら胸はCカップで起伏もある。のだが、自分に自信がないのでしょっちゅう外見を変える
【性格】魂に呪いでもかけられたかの如き劣等感の塊、他人が何を言おうがどれだけ公平な場でどんな結果を出そうが時には言いがかりそのものの超理論で自分を否定する
そのクセ他人からの否定や罵倒はそのまま聞き入れ勝手に落ち込むので機嫌が良い時やテンションが上がる事は少ない
テンションが最悪まで下がると「そうだ、死のう」などと言って(傍目には)陽気になり飛び降りや首吊りなど自殺の準備を始める。でも怖くて実行はできない
【得意魔法】肉体変換
魔法で0から新しい体を作り入れ替える魔法、爆乳も無乳も巨大化も小人化も獣化だろうが悪魔・天使化・ふたなりだろうが何でもできる
魔法で作る体が大きければ大きいほど、作るパーツに機能を載せれば載せるほど魔力の消費と魔法体作成の難易度が跳ね上がる
【備考】肉体変換は自分だけでなく他人の体にもできるが、今のところ他人の変換は長く保たない
1.ミア
2.デン
3.ミトラ
↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に100を超えたキャラが新キャラとなります
本日中に誰も100に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラが新キャラとなります
自分の作成したキャラには投票できません
新キャラはデン・ハザードに決まりました
設定は>>780を参照
今日はここまで
デン「あたしはデン・ハザード。マホリオランキングが最下位で……先生に言われるまま依頼を出したんだ」
クロエ「そうなの。ま、遠慮はしないわよ」
クロエ(見た目は晶みたいにスポーツマンっぽいけれど……魔法が苦手なのかしら?)
デン「ああ!」
凜華「クロエさん、作戦はどうする?」
クロエ「初手は様子見かしらね。モミジは前と同じく攻撃が当たらないように気をつけて」
モミジ「うん!」
デン「準備はいい? じゃあスタート!」
デン自身の強さ↓コンマ÷3(端数切り上げ)
デン「魔弾【シュート】!」ドシュッ
クロエ「! モミジッ!!」
モミジ「えっ?」
凜華「くっ! 氷晶盾【アイスシールド】!」キンッ
バキンッ!
凜華「ぐっ……!」グラッ
モミジ「ご、ごめん二人とも! 大丈夫!?」
クロエ「今のはモミジは悪くないわ。彼女の弾が速すぎただけ……」
クロエ(どう考えてもランキング最下位の強さじゃない……。むしろ一年生の中だけなら他の誰よりも強いんじゃ……)
凜華「クロエさん! 次来るよ!」
クロエ「! し、しーる……!」ビクッ
デン「魔弾【シュート】ォ!」ドシュッ ドシュッ
モミジ「重力魔法【グラビティ】!」グインッ!
凜華「クロエさん……」
凜華(まさか魔法が撃てなく……いや)
凜華「モミジさん、集中!」
モミジ「うん!」
デン「魔弾【シュート】!」ドシュッ
凜華「氷晶盾【アイスシールド】!」キンッ
モミジ「反重力魔法【アンチグラビティ】!」
凜華「私の盾にモミジさんの反転魔法をかけた新しい盾……」
ドッ ぐにゅう……っ
凜華「反射板【カウンターシールド】だ!」
ドシュッ!
デン「なっ……!」
ドオッ!
デン「いたたー……負けちゃったか」
凜華「ありがとうございました」
デン「うん。この体ももういっか」ボロッ
モミジ「ひいっ!? か、体が崩れ……!?」
デン「ふー……」
デン「や、やっぱこんなもんなんだよ。ていうかマホリオでチーム組めてなかったから最下位っていうのは建前で、絶対に誰と戦っても負けるようになってるよこれは。だって私弱いもん。それを分からせるために準優勝チームを用意してくれるなんて先生も人が悪いな~。は~あ、死にたい」
凜華「……えっと?」
デン「あ、私なんかのために時間取らせてごめんね。こんな最下位の奴なんて正直道端の石とも思ってないでしょ。いやそれは石に失礼か。最早いなくていい、むしろいない方がいいよね。そういうわけで私は去るよ」
クロエ「あ、あなたねえ……! めちゃくちゃ強いじゃないの! なんでそんな卑屈なのよ!」
デン「あ、お世辞でも強いなんて言ってくれるんだ。へへ、さすが本当に強い人は言うことも違う。あ~、申し訳なくて死にたくなるね」
クロエ「は、はあ? 言っとくけど、優勝チームよりもシュートのスピードもパワーも上だったわよ」
デン「そんなわけないじゃん。そんな一年生で私が一番強いみたいな言い草されても信じられないよね。だって最下位だよ? チームも組めないような奴だよ? あ、チームメイトの二人もごめんね。こんな奴のために即席でチーム組んでくれてさ。ぜひ私のことは忘れて二人仲良く戻っていいよ」
クロエ「な……なにこの子……」
デン「これ以上皆さんの時間を奪うわけにもいかないので解散しよう。うんそうしよう。いやー、私弱いなー。なんでこんな弱いかなー……」ブツブツ
モミジ「い、行っちゃった……」
凜華「すごい人だったね……」
凜華(それより……)チラッ
クロエ「……」
凜華(クロエさんの方が深刻かもしれない……)
演劇部ーー
くるくま「それじゃあ君たち一年生にも演技の練習にも入ってもらうよ」
レナ「いよいよね……」
くるくま「飲み込みの早い子なら夏休みの演劇の大会で役をもらえるくらいにはなるから、みんなも頑張って」
くるくま「それじゃあ簡単に、喜怒哀楽を表現するところから。基礎だけど、ここを疎かにすると何も表現できないからね」
くるくま「ではモミジくん。『アイスが当たった』!」
モミジ『あむっ、しゃくしゃく……。……あっ! 当たったぁ!』
くるくま「荒削りだが悪くない。何が起きたのか分かる演技だった。次、ヒカリくん。『大切に残しておいたプリンを食べられた』!」
ヒカリ『ふん、ふふん♪ ……ちょっと……ボクのプリン食べたの誰?』ユラア
くるくま「ふむ、一つ手前に鼻歌を入れることで怒りとの落差を出したのか。いい考えだね。あと単純に鼻歌が可愛い」
ヒカリ「ど、どうも」テレテレ
くるくま「じゃあレナくん。『ぬいぐるみに穴が空いてしまった』!」
レナ「えっ? えっと……」
レナ『うう……ごめんねフランソワ。気をつけていたのに……』ナデ
くるくま「及第点。ぬいぐるみの存在は分かるが、もう少し悲しもう」
レナ「難しいわね……」
くるくま「最後、クロエくん。『魔法の調子がいい』!」
凜華「!」
クロエ「……や、闇よ! 我が、我が……」
凜華「部長、少しいいですか」グイッ
くるくま「?」
凜華「今クロエさんは魔法がスランプなんです。というより、魔法が撃てなくなってます」コソコソ
くるくま「そ、そうだったのか。それは悪いことをしたな……」コソコソ
凜華「後で詳しく話しますが、魔法関連のことはとにかくなしでお願いします」コソコソ
くるくま「ああ、分かった」
くるくま「すまないねクロエくん。正直楽しさの表現は難しいから……表情の練習からみんなでやろうか」
くるくま「笑顔、泣き顔、怒り顔……と、表情は顔で表すことができるが、実はそれだけじゃない。両手を上げて喜ぶ、肩をわななかせて怒る、痛みで跳ね回る。こういったように体全てで感情を表現することだってできるんだ」
くるくま「さ、やっていこう」
ーーーーー
ーーー
ー
凜華「ーーというわけで」
モミジ「クロエさんは今は魔法を使うことに恐怖してるんです」
くるくま「そんな深刻なことが……。正直、あのリーダーシップは羨ましいよ。すでに一年生の中でも中心的存在になりつつあるし、それでいてみんなに気を配れる、まさに愛される者の資質がある」
くるくま「だからこそ……闇の試練なんかで落ち込んでいるのがもったいない」
レナ「まったく、部長にまで心配をかけるなんて」
くるくま「確かに心配だな。何かあればすぐ報告してくれ。演劇部の力を持ってして助力させてもらうよ」
ヒカリ「助かります、部長」
ガーデンーー
クロエ「ここに薬草があるの?」
ローラ「うん。ここすごいんだよ。本当にどんな植物でもあるんじゃないかなって思う」
園芸家「あらあら、さすがになんでもはないけど、そう言ってもらえると嬉しいわ」
ローラ「あ、お邪魔してます。校長先生から許可は貰ってますが……」
園芸家「ええ、聞いてます。なんでも魔獣の子のケガを治すのに薬草が必要なんだとか。そういうことならぜひ持っていってちょうだい」
ローラ「ありがとうございます!」ペコリ
クロエ「それで、どんな草なの?」
ローラ「ラクロカグサっていうんだけど……」
園芸家「あ、ラクロカならあるわよ。こっちに……」
こそこそ こそこそ
園芸家「あら」
クロエ「なにあれ? 生徒がこそこそしてるみたいだけど……」
園芸家「ふふ、素敵なイベントよ。聞きたい?」
クロエ「もちろん!」
園芸家「あれはね、結婚式の準備なの」
ローラ「けっこん……結婚!?」
園芸家「そう。毎年6月中に生徒がこっそりと開く結婚式」
クロエ「結婚式って……まだ私達子供じゃない」
園芸家「子供のごっこ遊び……のはずなんだけれどね。なぜかこの結婚式で愛を誓い合うと、卒業してからも仲良しでいられるのよ」
ローラ「ロマンチック……」
園芸家「ただ学校としては結婚なんて認めるわけにはいかないから、禁止はしてるのよ」
園芸家「でも、毎年場所や規模を変えて代々受け継がれてきた。どこで誰がいつやるのか、誰にもバレないように決めて。それで、今年はガーデンを使うって決めたみたいね」
クロエ「ふーん……」
園芸家「ちなみに。それを見た生徒は次の結婚式で誰かと結ばれる可能性が高くなるらしいわよ。あとは、学祭のベストパートナー部門で優勝した二人は結ばれやすいとかなんとか……」
ローラ「わ、わああ……///」
クロエ「ほらローラ、そんなのどうでもいいからぼーっとしてないで草探すわよ」
園芸家「うふふ、結婚式が楽しみだわあ……」
リリウム結婚式の情報を入手しました
リリウム魔法学校において、毎年6月中に行われているという秘密の儀式。
日にちも場所も規模も毎年変わり、愛を誓うカップルも一組とは限らない。
こそこそしていた生徒は場所の下見に来ていただけらしく、結婚式を開催する側の人間のようだ。
ローラの部屋ーー
ローラ「しみるよ。ごめんね……」チョンチョン
水晶竜「きゃうう……!」プルプル
ローラ「はい、おしまい」
クロエ「……そんなので本当に懐いたって言えるのかしら」
ローラ「正直、懐いてくれたとはあんまり思えない。でも、この子にとって一番いいことが保健所や他の飼育員に引き渡すことなら……私は喜んで譲るよ」
水晶竜「きゅうー……?」
クロエ「……私はもう部屋に戻るわね。ティアも失礼したわ」ガチャッ
ティア【いえいえ】
パタン
クロエ(竜ねえ……。親はいったい何をしてるのかしら)
ーーーーー
クロエの部屋ーー
クロエ「ただいま」
ヒカリ「おかえり、クローー」
ダダダダダッ! バンッ!
ドゴオッ!
クロエ「おごおっ!?」
ヒカリ「な、何!? 何ごと!?」
アルシェ「ふーっ、ふーっ!」
クロエ「あ、アルシェ? いきなりタックルとはいい度胸してるじゃない……」
アルシェ「ティアのかたき……!」
クロエ「は、はあ?」
アルシェ「ティアのかたきー!」グワーッ
ローラ「ちょおっと待ったー!」バーン
水晶竜「きゃうー!」バーン
ティア「……ま、まったー」ボソッ
ローラ「アルシェちゃんは勘違いしてるよ!」
クロエアルシェ「勘違い?」
クロエ「なんの話か見えてこないんだけど……」
アルシェ「クロエ、ティアのこと……いじめた」
クロエ「はあ!?」
ヒカリ「クロエ!?」
アルシェ「だから、ティアのかたきうち……!」
クロエ「いじめてなんかないわよ! 言いがかりだわ!」
アルシェ「だって、ティア、痛くされたって」
ローラ「マッサージが、ね」
アルシェ「ま、まっさーじ……?」
ティア「ぃ、痛かったですけど、気持ちよかったです……よ?」
クロエ「勘違いってそういう……」
アルシェ「え、あ……」
アルシェ「……ごめんなさい」シュン
クロエ「いーわよ別に。今度から気をつけてくれれば」
クロエ「てかティア愛されてるわねー。ちょっと羨ましいわ」
ティア「///」ポッ
図書室ーー
嵐「ぬぐぐ……」プルプル
楓「あ、嵐。届かないの?」
クロエ(嵐と楓……。声かけようかしら)
嵐「ああ。こういうとき背が低いのが恨めしいぜ」
楓「図書室にホウキ乗り入れ禁止だもんね」
嵐「悪い、あの本いいか?」
楓「ああ、あの一番上の段の。任せて!」
ひょいっ
楓「届く?」
嵐「お、俺を持ち上げんじゃねえよ! 楓が取れよ!」
楓「えー?」ニマニマ
嵐「降ろせこの……っ」ジタバタ
楓「本気で抵抗しないよねー、嵐って」
嵐「うっがー!」
図書委員「図書室では静かにしてください!」
楓嵐「はーい……」
クロエ(何やってんのかしら……)ソソクサ
その夜、ローラの部屋ーー
コンコンっ
ティア「すぅ……くぅ……」
水晶竜「きゅう……きゅう……」
コンコンっ
ローラ「んー……?」モゾ…
ローラ「誰ですか……?」ガチャッ
???「夜分遅くにすみません。お休みでしたよね」
ローラ「ん……? 誰……」
???「私、そこで寝ている水晶竜の母です」
ローラ「へー……」
ローラ「へっ!?」ビクッ
水晶竜の母「さすがに竜の姿で人前には出てこれないのでこの姿ですが……」
ローラ(すごい美人さんだあ……)ポカーン
水晶竜の母「あの、それでうちの子の話なのですが……」
ローラ「あ、そうですよね。どうぞ入ってください」
水晶竜の母「失礼します」
水晶竜の母「ごめんなさいね、うちの子を保護してくれてたんでしょう」ナデナデ
ローラ「あ、はい。森で傷ついていたので……」
水晶竜の母「申し訳ないのですが……もうしばらく預かってもらえないでしょうか」
ローラ「え……?」
水晶竜の母「実は、この学校の敷地周辺に闇の者が集まり始めているのです。この子のケガの状態では飛んで逃げることもできません……」
水晶竜の母「もちろん、その間は私もこの学校の守護に当たらせてもらいます。どうでしょうか」
ローラ「ね、願ってもないことです。でも、校長先生に話してもらわないと……」
水晶竜の母「もちろんです。でも今はもうお休みなさい。夜遅くにごめんなさいね……」スッ
ローラ「っ」カクンッ
水晶竜の母「っと」ギュッ
水晶竜の母「……おやすみなさい」
翌日、校長室ーー
樹「そういうことなら構いませんが……」
水晶竜の母(竜形態)「ご勘案くださってありがとうございます」
樹「……闇の者が集まっているというのは本当なのですか?」
水晶竜の母「はい。ただ勢力は強くありません。ぽつぽつと現れているだけなので、対処も容易です」
樹(やっぱり昔と同じ……? これから徐々に勢力を大きくしていくのかしら……)
樹「とにかく、子供のことはお任せください。ローラさんは魔獣を世話することに関しては我が校でも随一かもしれません」
水晶竜の母「それは頼もしいですね」
現在の目標
・残りの一学期を過ごす
・七月第三週の定期テストを受ける
・演技の練習をして、役をもらう
安価↓~↓5自由行動安価
六月第一週の一週間の行動を指定してください
4/10回目の行動です
またそれとは別に「水晶竜」「水晶竜の母」の名前を募集します
【名前を書いてくれたレス】の中で最高コンマのものを採用します(名前として相応しくないものは除外します)
募集は明日まで(今日の24:00まで)です
ローラの部屋ーー
ぽぽぽぽんっ!
水晶竜「きゅうー!」
ローラ「私のお友達だよ。みんな、仲良くしてあげてね」
エアロ「かうー!」バサバサ
きゅーちゃん「こんっ!」
ユーニ「ぶるる……」
ミトラ「わんっ!」
水晶竜の母(人形態)「こんなにたくさん……」
ローラ「こっちから、エアロ、きゅーちゃん、ユーニ、ミトラ。よろしくね」
水晶竜の母「自己紹介がまだでしたね。私はラピス。この子はクリアといいます」
ローラ「あっ、わ、私はローラです。ローラ・リーケ。よろしくお願いします」
クリア「きゅうー」トテトテ
ミトラ「……」スンスン
ミトラ「わんっ!」パタパタ
ローラ「あ、ミトラは気に入ったみたい」
ラピス「ふふ、可愛らしいですね」
エアロ「かうー……」クイクイ
ローラ「そうだね。ちょっと狭いし、お散歩に行こっか」
ガーデンーー
ローラ「ここなら人も来ないし、クリアも出てきて大丈夫だよ」
クリア「きゅう」キョロキョロ
クリア「きゅー……」
よじよじ
ローラ「抱っこ? いいよ」ギュッ
クリア「きゅう……♪」スリスリ
ラピス「あらあら。少し妬けちゃいますね」
ローラ「ご、ごめんなさい」
ラピス「いいんですよ。懐いてくれた方が私も嬉しいですし……」クンクン
ラピス「む、この匂いは……」
ローラ「匂い?」
ラピス「少し失礼しますね」タタタッ
ローラ「行っちゃった……よしよし」ナデナデ
クリア「きゅう……」スウスウ
ローラ「寝ちゃった。気持ちよかったのかな?」ストン
なでなで なでなで
クロエ「あ、ローラいた」
ローラ「あ、クロエちゃん」
クロエ「さっきお母さんの方が走ってったけど、何かあったの?」
ローラ「分かんない。匂いがどうのって言ってたけど……」
クリア「きゅうっ」モゾモゾ
ローラ「あ、ごめんね。手止まってたね」ナデナデ
クロエ「ふふ、気持ち良さそう。私も撫でていいかしら」
ローラ「うん。どうぞ」
なでなで
クリア「きゅああ……♪」
クロエ「可愛いわね……」クニクニ
クロエ「どう、気持ちいい? ティアを骨抜きにしたマッサージよ」
クリア「きゅー♪」
ローラ「ティアちゃんみたいにはならないけど、やっぱり気持ちよさそう」
クリア「きゅー?」トテトテ
クロエ「あら。やっぱりローラの方が好き?」
クリア「きゅっ!」コクン
ローラ「わあ、嬉しいなあ」ナデナデ
クリア「きゅー……」
レナ「あら、こんなところにいたのねクロエ」
クロエ「げ、レナ」
レナ「『げ』ってなによ。失礼ね。というよりあなたこんなところでヒマを潰してていいの? 何かすることがあるんじゃない?」
クロエ「たまの休みよ。根詰めても意味ないわ」
レナ「あらそう。なら演劇部で先に役をもらうのは私になりそうね」
クロエ「はあ? あなたが? 中々面白い冗談……」
ローラ「二人ともうるさい!」
クロエレナ「!!」ビクッ
ローラ「寝てるんだから静かに……!」ナデナデ
クリア「きゅー……」
レナ「な、な、な……! ど、ドラゴン……!?」
ローラ「……あ」ササッ
クロエ「……レナ、あっち行くわよ。うるさくしたらまた怒られちゃうわ」
レナ「え、ええ……」
レナ「な、何よあれ。なんであんなのがいるのよ! この間ローラさんの家に行ったときにはあんなの見なかったわよ!」
クロエ「見つけたのよ。森で傷ついてたのを保護したの。騒いだらあの子の母親にも迷惑がかかるから、できるだけ内密に。いいわね?」
レナ「え、ええ……」
クロエ「それにしても……」
レナ「まさかローラさんに怒鳴られるなんて……」
クロエ「あなたが来たからよ」
レナ「あなたの反応がひどいだけでしょ。『げ』ってなによ」
クロエ「だってあなたいつも突っかかってくるんだもの」
レナ「それこそあなたが先に喧嘩売って来たからでしょう。忘れてないからね」
クロエ「あーもーやめやめ。無意味だわこんな会話」
レナ「……それもそうね」
クロエ(レナとも仲良くできたらいいのだけれど……)
ーーーーー
ーーー
ー
ローラの部屋ーー
クリア「きゅうー」キョロキョロ
ティア「……こっち」ポンポン
クリア「きゅ!」トテトテ
ティア「……」ナデナデ
クリア「きゅう~」
あっんっ
ティア「……聞いちゃだめですよ」
ローラ「あんっ、ん~っ!」
クロエ「はい、こんな感じでいい?」パッ
ローラ「はあ、はあ……うん。ごめんね、クリアが気持ちよさそうにしてたから私もしてほしくなっちゃって」
クロエ「別にマッサージくらいいつでもするわよ」
ティア「……」
クロエ「ほら次ティア。そこに寝なさい」
ティア「えっ」
アッアンッアーッ
ーーーーー
ーーー
ー
自室ーー
クロエ「ただいま」
ヒカリ「おかえり。またローラさんたちのところ?」
クロエ「ええ。マッサージ頼まれちゃって」
ヒカリ「……いいなあ」
クロエ「さ、次はヒカリの番かしら。膝枕してあげるわ」ポンポン
ヒカリ「……」ポテン
なでなで
クロエ「私、なんだか三人の姉か母親にでもなった気分だわ」ナデナデ
ヒカリ「くろえ……おねえちゃん?」
クロエ「なっ」ドキッ
クロエ「姉っていうのは冗談よ。ほら、気持ちいい?」ナデナデ
ヒカリ「うん。くろえの手、気持ちい……」トロン
クロエ(なんか艶っぽい……)ドキドキ
ヒカリ「ねえクロエ」
クロエ「な、なに?」
ヒカリ「ボクも、その……マッサージしてほしいなあ……なんて」
クロエ「い、いいけど……」
クロエ(ヒカリがどんどん甘えたさんに……)
クロエ「じゃあうつ伏せで寝てもらえる?」
ころん
ヒカリ「これでいい?」
クロエ「ええ。じゃあやるわよ」
ぎゅっ ぎゅっ
ヒカリ「んっ、ふっ……」
ヒカリ「ふあ……!」
ヒカリ「ほんとにこれは……頼みたくなる気持ちよさ、だね……」ウト…
ヒカリ「く、う……」
クロエ「それはなにより」ギュッギュッ
ヒカリ「……」ウトウト…
クロエ「眠い? そのまま寝ても大丈夫よ」ギュッギュッ
ヒカリ「……ん」
クロエ「……」
ぎゅっ ぎゅっ…… なーでなーで
クロエ「……おやすみなさい」
別の日、廊下ーー
嵐「だから楓! 無理なら寝てろって!」
楓「無理じゃないし……マホリオ挑まれたんなら戦わないと」
嵐「申し込んでくれたチームにはオレから言っとくから!」
クロエ「ちょっと、今度はどうしたのよ」
嵐「楓が体調悪いのにマホリオするって言って聞かないんだ!」
楓「せ、せっかく戦おうって言ってくれたのに……止められるわけないじゃない」
クロエ「なるほどね……」フム
クロエ「これは嵐が正しい。手伝うわ」グイッ
嵐「悪いな、ありがとう!」グイー
楓「ふ、二人とも、離して……」ゲッソリ
ーーーーー
保健室ーー
ぽいっ
クロエ「はい、楓は寝る。マホリオはまた別の日にしなさい」
嵐「そうだよ。ちゃんとオレから説明しとくからさ。今は寝てろよな」
楓「……嵐、ありがと」
嵐「……な、なんだよ」
楓「ほんとは無理しても戦える体調じゃなかったから……むりやり寝かせてくれてありがとう」
嵐「う、うるせー! 別に楓のためじゃねえからな! 倒れられてもオレも晶も困るから、それだけだからな!」
楓「嵐は優しいなあ」
クロエ(なんで目の前でいちゃつかれてるのかしら……)
ー幕間
クリアとラピスの授業風景ー
ローラ「それじゃあ行ってきますね」
ラピス「はい。ではクリア、私たちも行きますよ」
クリア「きゅー!」
ーーーーー
空き教室ーー
ラピス「クリアはもう人化できるのですか?」
クリア「きゅーう」フルフル
ラピス「まだダメですか……。でも、人化は簡単ですからね。慣れればいつでもできます」
ラピス「それより難しいのは言語ですよ。人と意思疎通をするのには欠かせませんからね。しっかりお勉強しましょう」
クリア「きゅっ!」
クリア《がんばる!》
ラピス「ご褒美に、ここの食堂の名物のパフェも用意してますからね。美味しいんですよ、これ。もう匂いからしてフルーティーで……」
クリア「きゅう?」コテン
ラピス「……こ、こほん。その前に姿は隠しておかないとですね。私たちがここにいるのを知ってるのはほんの一握りの人たちだけなのですから」
クリア「きゅう!」
ときどき誰もいない教室で授業が開かれる。
そんなまるで怪談のような話がすこし広まったそうな……。
現在の目標
・残りの一学期を過ごす
・七月第三週の定期テストを受ける
・演技の練習をして、役をもらう
安価↓~↓5自由行動安価
六月第二週の一週間の行動を指定してください
5/10回目の行動です
ゾロ目で結婚式発見
掲示板前ーー
クロエ「お友達になってくれませんか……ねえ」
クロエ「文面はいたって普通……どんな人が出てくるかむしろ楽しみね」
???「あ、あの……あなたがクロエさん、ですか?」
新キャラを募集します
現状出てきた名無しキャラに名前を与えることも可能です(先生でも可)
テンプレート↓
【名前】
【容姿】
【性格】
【得意魔法】
【備考】(友達を募集した理由があればそれもお願いします)
安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります
【名前】イオ・ローライト
【容姿】銀のロングヘアーと金の瞳。身長はそれなりだが胸は得意魔法の如く爆発級。
【性格】臆病で引っ込み思案。人を傷付けることを嫌う。
【得意魔法】爆発魔法。強力だが故に制御が難しい。
【備考】幼少期に自身の魔法で人を傷付けてしまったことがトラウマになっている。
そのため無意識に人を遠ざけてしまい、周りも彼女の性格と難のある魔法から深く関わろうとする者がいなかった。
1.閑
2.イオ
3.エリカ
↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に150を超えたキャラが新キャラとなります
本日中に誰も150に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラが新キャラとなります
自分の作成したキャラには投票できません
新キャラはイオ・ローライトに決まりました
設定は>>834を参照
クロエ「イオ・ローライトさんね。はじめまして」
イオ「は、はじめまして」ペコリ
クロエ「なんで友達を募集しようとしたかって聞いてもいいのかしら」
イオ「と、友達できなくって……。先生に相談したら依頼にしてみたらって言われたから……」
クロエ「そう。案外普通ね」
イオ「普通?」
クロエ「なんかもっとサイケデリックな人でも出てくるのかと思ったわ」
クロエ(胸はとんでもないけどね……)ストーン
イオ「普通……だと思うよ」
クロエ「そうみたいね。とにかく、これからよろしくね、イオ」
イオ「イオ……イオかあ……えへへ」
イオ・ローライトと知り合いました。
ローラの部屋ーー
ローラ「ささっ、寝てくださいクロエさんっ」
クロエ「なんか変な感じね。まさか自分がマッサージされる側になるなんて」コロン
ローラ「これまでのお礼に精一杯気持ちよくするからね」
ぎゅっ ぎゅっ
ローラ「……どうかなあ」
クロエ「気持ちいいわよー」
ローラ「むー、なんか私たちがされてるときと反応が違う」
クロエ「別にマッサージの効果はどうでもいいのよ。疲れてもないしね」
ローラ「う。そ、そうだよね」
クロエ「それより、ローラが私にマッサージしたいって思ってくれたことの方が嬉しい」ニコッ
ローラ「えへ、えへへ……。クロエちゃんが嬉しいなら私も嬉しいよ」
ガチャッ
ローラ「あ、ティアちゃんおかえり。アルシェちゃんも一緒?」
ティア【ただいまです】
アルシェ「……」コクン
クロエ「ふあ……」ノビー
クロエ「中々気持ちよかったわよ、ローラ」
アルシェ「……マッサージ?」
クロエ「え? ええ。ローラが私にしてくれたの」
アルシェ「……私にもやって」
クロエ「何よ、あの時の事まだ疑ってるの?」
アルシェ「……」コクン
クロエ「あっそ。いいわよ。ただし後悔しないことね」
アルシェ「……痛くしたら、ぶっとばすから」コロン
クロエ「その口もいつまで叩けるかしら……ねっ」ギュッ
アルシェ「っ」ビクンッ
ぎゅっ ぎゅっ
アルシェ「なっ、あ……」
アルシェ(なに……っ、これ……!)
クロエ「どうよ。気持いいでしょう?」ギュッギュッ
アルシェ「ふっ、んっ……!///」
アルシェ(気持ち……いい……?)
ティア「……///」ジー
アルシェ「な……! てぃ、てぃあ……! みないでぇ……!///」
アルシェ(見られてると……胸の奥が、熱く……!)
ティア「え、あ……///」ジー
アルシェ「ーーーーっ!」ビクンッ!
クロエ「……ふっ。いっちょあがり、ね」パンパン
アルシェ(なに……これ……)ハアハア
演劇部ーー
ゴーン ゴーン
先生『連絡します。水津さん、水津さん。至急職員室に来てください』
凜華「?」スクッ
クロエ「ちょっと、どこ行くのよ。まだ筋トレの最中よ」
凜華「いや、今呼ばれたからさ」
クロエ「呼ばれた? 誰に?」
凜華「水津さん職員室に来てくださいって、たった今広域魔法でアナウンスがあったでしょ」
クロエ「スイズさん……?」
クロエ(聞き覚えがあるような……)
凜華「だから、私。水津凜華。まさか名字忘れてたの?」
クロエ「あ、ああー。水津凜華ね。水津、水津……」
クロエ「……そんな名前の有名人いなかったかしら」
凜華「ん? 役者……とか? 舞台女優の」
クロエ「役者! それよ! 演技について調べてたら水津さんってよく見るわよね。凜華と偶然同じ名字だし……親近感とか湧いたりするの?」
凜華「えっと……多分それ私のお母さん」
クロエ「……えっ」
凜華「偶然もなにも、私はお母さんに憧れて演技の世界に入ったからさ」
クロエ「なるほど、通りで凜華のことどこかで見た覚えがあったわけね」
凜華「お母さん似ってよく言われるよ」
クロエ「でもなんで隠してたのよ。みんなも多分今知ったわよね?」
ヒカリ「いや、最初っから知ってたけど」
モミジ「っ」コクコク
レナ「水津を知らないでここにいるのはむしろあなたくらいのものよ」
クロエ「え、ええー……」
凜華「おっと、私呼ばれてたんだった。行ってくるね」
クロエ「い、行ってらっしゃい」
クロエ(凜華って思ってたよりすごい人だったのね……)
夜、自室ーー
クロエ「……」ウト…
ヒカリ「クロエさん、ちゃんと布団被らないと風邪引いちゃうよ」
クロエ「ん……」モゾモゾ
クロエ「おやすみなさい……」
ヒカリ「ん、おやすみなさい」
ーーーーー
ーーー
ー
クロエ「もう朝……?」
クロエ「ヒカリ、朝よ。起きて……」
クロエ「あら? いない……。もう朝ごはん食べに行ったのかしら」
ーーーーー
食堂ーー
クロエ(ここに来るまで誰にも会わなかったわね……。変なの)
クロエ「おはようみんな……」ガチャッ
しーーーーん……
クロエ「……なに、これ……」フラ…
ーーーーー
ローラの部屋ーー
クロエ「ローラ! ティア!」ドンドン!
クロエ「……くっ!」ガチャッ!
ローラ「クロエ……ちゃ……」ズズ…
ティア「……たす、け……」
クロエ「ローラ、ティア!!」
どぷんっどぷんっ
クロエ「なに……闇……? みんな……飲み込まれたの……?」
ーーーーー
教室ーー
楓「なにこれ、やだあ!」
晶「くそっ! 楓!」ググッ
クロエ「!! 二人とも、手を……!」バッ
どぷんっどぷんっ
クロエ「ぁ……ぁぁぁぁぁああああああ!!!!」
クロエ(みんな、目の前で消える)
クロエ(手を伸ばすたびに、闇に吸い込まれる)
クロエ(凜華もモミジもレナもくるくまさんも嵐もアルシェもナミネもエミールさんもデンもイオも樹校長も……ウィンさんも)
ーーーーー
自室ーー
クロエ「もう……やだ……なんで……なんでなんでなんでッ!!」
ずず……
クロエ「!!」バッ
ヒカリ「く、クロエ……!」
クロエ「ひ、ヒカリ! さっきはいなかったのに……」
クロエ(違う! そんなこと考えてる場合じゃない!)
クロエ「ヒカリ、手を!」バッ!
ヒカリ「ぐ……!」ググッ
ぱしっ!
クロエ「! やった!」グイッ
ヒカリ「だ め だ よ」
クロエ「……え?」
どぷんっ!
クロエ「……ヒカリ?」
クロエ「なんで……? ヒカリ、いま、手……」
クロエ「あ」
クロエ「 」
クロエ「 」
ーーーーー
ヒカリ「クロエっ! クロエっ!!」
クロエ「はっ! はっ、はっ……!」ビクッ
ヒカリ「起きた……? またうなされてたよ」
クロエ「ひかり……?」
ヒカリ「うん? ボクだよ」
クロエ「ほんとにそこにいるの……?」
ヒカリ「どうしたの? ちゃんといるよ。ほら」ギュッ
クロエ「……ぁ」ジワ
クロエ「……ヒカリ……ひかりぃ……!」ポロポロ
ぎゅううう!
ヒカリ「いてて」
クロエ「いま、また、夢でっ、みんないなくなって、怖くて……ひっく、ヒカリが、ヒカリがいなくなるのが、えぐ、いちばん怖くて……!」ボロボロ
ヒカリ「うん……」ナデナデ
クロエ「おきたらちゃんと、いて、よかった……っ!」ポロポロ
ヒカリ「安心したんだね。大丈夫、ボクはちゃんといるからね」ナデナデ
クロエ「うん、うん……!」グスグス
ーーーーー
ーーー
ー
ヒカリ「泣き止んだ?」
クロエ「ええ。みっともないところを見せたわね」グスッ
ヒカリ「ふふ、まだ鼻の頭が赤いよ?」
クロエ「これは……もう! ヒカリ意地悪だわ」
ヒカリ「ごめんごめん。……あのさ、今から散歩にでも行こうか」
ヒカリ「寝るの、ちょっと怖いでしょ?」
クロエ「……そう、ね。怖いわ」
クロエ「……ねえ、ヒカリ。散歩が終わったら一緒に寝てくれる?」
ヒカリ「いいよ、喜んで」ニコッ
ーーーーー
ガーデンーー
ヒカリ「完全な闇って存在しないんだね」
クロエ「なに、急に」
ヒカリ「宇宙ってさ、暗いんでしょ? でも、月明かりや星の煌めきだけで夜でもこんなに明るいんだもん」
ヒカリ「きっと、この世に完全な闇なんてないんだなって。どんな闇の中にも光は存在する気がするんだ」
クロエ「なにそれ、励ましてくれてるの?」クスッ
ヒカリ「クサすぎたかな?」
クロエ「ううん、素敵よ」
ヒカリ「……ん」テレッ
クロエ「! ひ、ヒカリ、しゃがんで!」コソコソ
ヒカリ「?」コソコソ
ヒカリ「あれは……ウィンさん?」
クロエ「あ、あ、あ……!///」
ウィン「~~~?」
ヒカリ「誰かと喋ってるみたいだけど遠くて聞こえないよ。何やってるんだろう……」
クロエ「///」マジマジ
ヒカリ「クロエ?」
クロエ「け、結婚よっ。毎年この時期にこっそりやってるって話を聞いたわ……!」
ヒカリ「け、結婚!?」
クロエ「しっ! 声が大きい!」
ヒカリ「ご、ごめん……!」コソコソ
ウィン「……」ジッ
???「……」スッ…
クロエ「わ、わああ……!」
ヒカリ「わ……!」
ちゅっ……
クロエ「し、しちゃった……!」
ヒカリ「! こ、こっち来るよ!」
クロエ「あー、えっと、えっと……!」ワタワタ
ヒカリ「ご、ごめんクロエっ」グイッ
どさっ……
クロエ「なっ……!」
クロエ(押し倒され……!?)
ヒカリ「……」ジッ
ざっざっざっ……
ヒカリ「……ふう」スクッ
ヒカリ「行ったみたい。この花壇が影になってくれてよかったよ」ポンポン
クロエ「そ、そうねっ、良かったわねっ」ドギマギ
ヒカリ「ボクらも戻ろうか。気分転換にはなったし」
クロエ「え、ええ……!」カチコチ
自室ーー
ヒカリ「はい、おいで」ポンポン
クロエ「や、やっぱり一緒に寝るの……?」
ヒカリ「一人で寝れる?」
クロエ「……」ブンブン
ヒカリ「じゃ、一緒に寝よう。さっき約束もしちゃったしね」
クロエ「……」グッ
ぽふんっ
ヒカリ「どうかな。眠れそう?」
クロエ「……さっきよりは」
ヒカリ「なら良かった。寝るまで手を繋いでるから、安心して寝ていいよ」ギュッ
クロエ「……ん」
ヒカリ「おやすみ、クロエ」
クロエ「……おやすみなさい」
現在の目標
・残りの一学期を過ごす
・七月第三週の定期テストを受ける
・演技の練習をして、役をもらう
安価↓~↓5自由行動安価
六月第三週の一週間の行動を指定してください
6/10回目の行動です
ヒカリと一緒にウィンと鉢合わせ。
先日目撃した結婚のことを意識してしまうが、ウィンの側は特に気づいていなかった模様。
むしろクロエのスランプに関してアドバイスをしてくれた。
すみません、今日は更新なしです
ウィンのお相手のプロフィールを>>856の流れで募集しようと思っているので、設定を考えておいてくださると嬉しいです
ウィンとマホリオでチームでも、チームでなくても構いません
絶対条件はウィンと相思相愛であることのみです
既出キャラがどれを指しているのか分からないので、何パターンか
1.プロフィールは作ったが採用されなかったキャラに設定変更をしたもの→使用可
2.すでに出てきている登場人物→できればなし(強い希望があれば理由を添えてください)
3.名前なしでウィンと関係のあるキャラ(>>366でウィンとチームだった一年生達など)→使用可
今日の昼過ぎ(13時頃)に募集予定です
>>865
キャラ確かに増えてきましたね(20人くらいいますね)
すでに出てきている中でウィンと関係を見いだせそうなキャラがエミール、アルト、アリサ、リリィ、くるくま、樹あたりですね
ウィンは二年生
エミール、アルト、アリサ、くるくまは三年生(それぞれみんな部長なので)
リリィ、樹はもっと上
って感じで考えてました
今回は二年生キャラを増やすつもりでもあったので、申し訳ありませんが新キャラでお願いします
廊下ーー
ウィン「お、クロエさんおはよ~」
クロエ「あ、お、おはよう、ウィンさん。昨日の人は一緒じゃないのね」
ウィン「昨日の人?」
ヒカリ「な、なんでもないです! なんでも……」
ヒカリ「なんてこと言うのクロエ!」コソコソ
クロエ「ごめんなさい、つい……」コソコソ
ウィン「そう? あ、ねえねえクロエさん、スランプってほんと?」
クロエ「え? ええ……。魔法の方がちょっとね」
ウィン「ほんとなんだ。具体的にはどんな感じ?」
クロエ「その……闇が怖いのよ。使ったら自分が闇に飲み込まれるんじゃないかって……」
ウィン「あ、そんなことないよ。大丈夫」
クロエ「え?」
ウィン「自分の魔法で自分を傷つけることはない。ましてや自分が飲み込まれるなんて話、聞いたこともないもん」
クロエ「そう……なの?」
ウィン「こう見えてウィンさんは勉強の方も優秀なのだ~」
クロエ「なら……闇の魔法については何か知ってる?」
ウィン「深くは知らないけど……闇の魔法を使える魔法使いがいるのは知ってる。きっとその闇の試練を乗り越えるのって思ったより簡単なんじゃないかな」
クロエ「闇の試練のことも知ってるのね……」
ウィン「校長先生から腕を見込まれてね~。『クロエさんを守ってほしい』って。ボク個人としてもクロエさんのことは気になるし、いつか闇の魔法を見せてほしいな~」
クロエ「……そうね。いつかきっと見せてあげるわ」
???「ちょっとウィン。私を差し置いて気になる子に声かけてるの?」
ウィン「え? ち、違うよ~。今のはそういう意味じゃなくて……」
ヒカリ「あっ!」
クロエヒカリ「昨日の人!」
???「え、なになに?」ビクッ
???のプロフィールを作成します
テンプレート↓
【名前】
【容姿】
【性格】
【得意魔法】
【備考】
安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります
【名前】ナナ・ヴァーミリオン
【容姿】青のショートヘアーに紅の瞳。小柄な体格で胸も小さめだが絶壁組よりはマシ。
【性格】優しく礼儀正しく献身的。いつも敬語口調で基本的に他人のことはさん付け(ただしウィンのことは時々『ウィン』と呼び捨てにしているらしい)。
【得意魔法】自身の魔力を相手に譲渡し回復させることが出来る。発動には身体的な接触が必要かつ接触方法で魔力譲渡の効率が変化する(一番効率的なのは粘膜を介した場合だとか)。
【備考】ウィンと同室の二年生で一年生の頃からずっとウィンとチームを組んでいる。
魔法の扱いがあまり得意ではなく、魔法の精度にやや難がある(>>366で脱落していた『一年生1』が実は彼女だったりする)。
そのため最初は校内トップクラスの実力を持つウィンに引け目を感じていたが、そんな自分に屈託なく接してくれるウィンにいつしか惹かれていった。
そして結婚式の時に意を決して自分の想いをウィンに伝え見事受け入れられた。
ちなみに恋愛面に関してはぐいぐい行く方であり普段の様子に反して彼女が攻めらしい(結婚式のキスもナナの方から行った)。
ちょっと>>868と口調違くなるかもだけど、そこら辺は最初のクロエ(>>3のところ)も安価の都合上違ってたからそういうことで。
1.ナナ
2.エリア
3.シエラ
↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に150を超えたキャラがウィンの恋人となります
本日中に誰も150に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラがウィンの恋人となります
自分の作成したキャラには投票できません
ウィンの恋人はナナに決まりました
設定は>>869を参照
クロエ「あ、いえ……」
ヒカリ「なんでもないです……」
ナナ「おかしな方達ですね」クスッ
ウィン「ナナ~、さっきのは違うんだよ~」
ナナ「もちろん分かってますよ。からかっただけです」
クロエ「ひ、ヒカリ、私たちはそろそろ行きましょうか」
ヒカリ「そ、そうだね」ソソクサ
ウィン「あ、またね~」
ーーーーー
クロエ「な、なんかキスしたのを見たあとだと意識しちゃうわね」ソワソワ
ヒカリ「う、うん……」ドキドキ
クロエ(結婚式を見ると、次に結婚する確率が高くなる……)チラッ
ヒカリ「?」
クロエ(いやいやいや、ないない!///)ブンブン
クロエ「わ、私ナミネのところ行くんだったわ。ごめんねっ」タタッ
ヒカリ「……行っちゃった」ポツン
空き教室ーー
クロエ「入るわよー」
ナミネ「あ、いらっしゃいましたね。今回はアルシェさんからお話を聞きたいとのことだったので少々びっくりしましたが……」
アルシェ「……」
ナミネ「ぜひとも二人に良いことを教えられるよう頑張りますので、お聞きくださいね」
ナミネ「では……こほん。ナミネ先生の心の授業、はじまりはじまり~」パチパチ
ナミネ「早速ですがアルシェさん。今回のいきさつを話していただけますか?」
アルシェ「……クロエには悪いことをした。ティアがいじめられてるって勘違いして、クロエに襲いかかった」
クロエ「ああ、あったわね」
アルシェ「あと、マッサージで変な顔をしているのをティアに見られたとき、すごく恥ずかしかった」
アルシェ「……というより、最近はティアのことになるといつもどおりのことができなくなる」
ナミネ「ふむふむ」
クロエ「確かにそうね。最近ティア関連で暴走しっぱなしな感じ」
ナミネ「アルシェさん、ティアさんのことは好きですか?」
アルシェ「? もちろん好き」コクン
ナミネ「最初はどうだったでしょうか」
アルシェ「最初……」
アルシェ「最初は……食べ物をくれた人。それだけ」
ナミネ「では、他にティアさんほど仲の良い方はいますか?」
アルシェ「んーん」フルフル
ナミネ「出会ってから数カ月ですが、その存在がアルシェさんの中でとても大きくなっているようですね。それを他人に邪魔されたくないのかもしれません」
アルシェ「……」
ナミネ「ティアさんのことを好きになるのはいいですが、他のことにも目を向けられるようになるといいですね」
カタンッ
ナミネ「あら? 誰かいるのですか?」
すうう……
クリア「きゅー!」パッ
ラピス「す、すみません。盗み聞きするつもりはなかったのですが……」
クロエ「クリアにラピスさんじゃない。どうかしたの?」
ラピス「いえ、とても興味深い話をしてらっしゃるのでクリアに聞かせたいと……」
ナミネ「ど、どら、どら……」
アルシェ「?」
ナミネ「ドラゴン!?」
クリア「きゅう!」
ナミネ「せ、先生! せんせー!」
クロエ「ま、待ちなさいナミネ!」ガシッ
~説明中~
クロエ「というわけなの。あまりこの子の存在は言いふらさないで」
ナミネ「な、なるほど……。驚きましたが、あのローラさんなら確かにドラゴンとも仲よくなれそうですものね」
ナミネ「分かりました。私でよければ人の心について教えてさしあげますよ!」
ラピス「本当ですか!? 嬉しいです。さ、クリア」
クリア「きゅー!」トテトテ
ナミネ「では続きを話していきましょう」
アルシェ「……アルシェのは分かった。ティア以外のことも気にかける」
ナミネ「はい。ではクロエさんですね。あれから闇の力について進展はありましたか?」
クロエ「……闇の夢を見たわ。みんなが闇に飲み込まれて誰もいなくなる夢だった」
ナミネ「……」
クロエ「正直、怖くてしょうがないわ……」
ナミネ「今は闇の魔法も使えなくなったと聞きましたが……」
クロエ「ええ……。もしその力が暴走してみんなのことを襲ったらと思うと……」
ナミネ「精神的な問題は、簡単なものから解決していくか、ショック療法で一気に解決を図るか等の解決策がとれますが……」
ナミネ「どちらにせよ危険だと思われます。何か有効な解決策が文献や事づてにでも分かればよいのですが……」
ラピス「闇……あなたがそうなのですか?」
クロエ「え、ええ。言ってなかったわね。私は闇の魔法の使い手なの」
ラピス「だとすると、闇の魔物がこの周辺に現れたのも納得できます」
クロエ「え!?」ガタッ
クロエ「も、もう闇の魔物が来ているの!?」
ラピス「はい。まだまだ弱いものばかりですが、確かに数度相まみえています」
クロエ「そんな……」
ラピス「ですがご安心を。クリアがここにいる内は、私が一切手を出させませんから」
クリア「きゅー!」
ラピス「もし闇の魔法を撃つのが怖いのなら、私と二人きりでどこかで使ってみますか?」
ラピス「おそらく私なら何が起きても対処できますし、あなたの闇の力にも何か変化が起きるかもしれません」
クロエ「……そうね、考えておくわ」
ナミネ「私では解決できそうにありませんが……お話はいつでも聞きますからね」ムンッ
クロエ「ありがとう、頼りにしてるわ」
ガーデンーー
クロエ「ここはやっぱり人が来なくていいわね……ほらイオ」トンッ
イオ「は、はいっ」
ローラ「あ、あなたがイオちゃん? はじめまして」
モミジ「はじめまして」ペコリ
イオ「は、はい、イオ・ローライトですっ、よろしくお願いします……!」
ローラ「私はローラ・リーケ」
モミジ「私はモミジ・クレナイです。よろしくお願いします」ペコリ
クロエ(見事に大人しいわね……)
イオ「……っ」キョロキョロ
クロエ「こっち見てどうするの。二人ともイオのこと取って食ったりしないわよ」
イオ「えと、あの」
ローラ「えっと……一回座ろうか?」
クロエ「ほら、食堂からお菓子持ってきたからこれでも食べながら喋りなさい」
モミジ「わあ……ありがとう、クロエさん!」
ーーーーー
クロエ「イオ、この二人は性格的にはあなたに似てるのよ」
イオ「ええっ」
クロエ「特にモミジ。ねえ?」
モミジ「うん……私、人前に出るのとか、友達作るのとか得意じゃなくって……」
クロエ「でも最近は変わったのよ。ちゃんと目を見て喋ってくれるようになったしね」
モミジ「えへへ、クロエさんのおかげだよ」
イオ「……ど……ゃって……」ボソボソ
ローラ「?」
イオ「ど、どうやって変わったん……です、か?」
モミジ「さっきも言ったけどクロエさんのおかげ。私に自信をくれるきっかけを作ってくれたの」
イオ「クロエ……さん?」
クロエ「べ、別になにもしてないわよ」
クロエ(なんか照れるわね……)
モミジ「ううん、クロエさんが何回も自信持ってって言ってくれたから……だから私も胸を張ってマホリオで戦えるようになったんだもん」
イオ「そうなんだ……」
ローラ(うう、クロエちゃんがまた人気者に……)
ーーーーー
ーーー
ー
教室ーー
先生「はいでは今日は抜き打ちテストを行いますよ~」
えええーっ!
クロエ(抜かったわ……)
楓(テスト~? 最悪だよもう……)
晶(やるだけやるしかないか……)
定期テストに向けて勉強することを決意しました。
グラウンドーー
楓「体育ー!」ワーイ
晶「さっきは急にテストだったからな。思いっきり体動かすぞー」グイグイ
嵐「今日はそっちのクラスと合同授業なんだな」
晶「みたいだね。よろしく、嵐!」
リリィ「今日はクラスをごちゃまぜにしてサッカーをしますよ~」
ーーーーー
晶「クロエパス!」
クロエ「ええ!」ドシュ
晶「ナイス!」トンッ
晶「コースは……ここだ!」ドッ!
嵐「おっらぁ!!」ズシャアッ
ぽーんっ
嵐「どーだ! ノーゴールだぞ!」
クロエ「ちょっと、泥だらけじゃない……ほら立って」スッ
嵐「へへん、名誉の負傷だなっ。……つっ!」ズキッ
楓「あーあー、ケガしてるじゃん。大丈夫?」ヒョイッ
嵐「なっ! なに抱っこしてんの!」
楓「いいから、保健室行くよ。リリィちゃん、怪我人連れてきますね」
リリィ「よろしくね~」
嵐「お~ろ~せ~っ!」
楓「暴れると危ないですよ姫。大人しくしてください」フフッ
嵐「てめえ! 覚えてろー!」
楓「はいはい♪」
晶「……」
現在の目標
・残りの一学期を過ごす
・七月第三週の定期テストを受ける
・演技の練習をして、役をもらう
安価↓~↓5自由行動安価
六月第四週の一週間の行動を指定してください
7/10回目の行動です
空き教室ーー
クロエ「みんな、勉強道具は持ってきたわね?」
楓「もちろん! この間の抜き打ちテスト思ったより点数取れなくってさ……」
晶「アタシもー。ちゃんと勉強はしないとだよね」
ティア【私もいっしょに勉強します】
晶「おー、頑張ろうな、ティア」ワシワシ
アルシェ「……」ムカムカ
アルシェ(平常心平常心……)スーハー
ナミネ「で、なんで私が先生なんでしょう……」
ヒカリ「ナミネさんが一番教えるの上手そうだからね」
レナ「まあ分からないところを教え合う形にはなるでしょうけど、講義スタイルも悪くないんじゃないかしら」
ナミネ「うう……では僭越ながら教鞭をとらせていただきます……」
ナミネ「試験範囲の確認……はとりあえずいいですよね。授業開始から今までの部分になるでしょうから」
ナミネ「では科目ごとの確認です。薬学は基本性質と、その性質を確認するための実験をしましたね。実験はしないので、おそらくは基本性質の問題が出されるでしょう」
晶「はいっ!」バッ
ナミネ「なんでしょうか」
晶「葉っぱの見分けがつきません! どれも変わらないと思います!」
ナミネ「えーでは基本の基本、薬草の種類からですね」
ーーーーー
ーーー
ー
自室ーー
コンコンッ
クロエ「誰かしら」ガチャッ
ナミネ「し、失礼します」
クロエ「ナミネじゃない。どうしたの?」
ナミネ「勉強で固まった体をほぐそうと、ティアさんとアルシェさんとマホリオの練習をしてたんですが……」
アルシェ「……」グイグイ
ティア「……」コクコク
ナミネ「その、疲れたならクロエさんにマッサージしてもらうといいとお二人から聞きまして。よければしていただけないでしょうか」
クロエ「そんなこと。いいわよ」
ナミネ「あの、よければですが肩周りを重点的にお願いできますか? 肩こりがひどくて……」ボインッ
クロエ「……そう」ブチィッ
ナミネ「……あの、クロエさん? 顔が怖いですよ?」
クロエ「大丈夫、怖くないわ。ただし……」ギュッ
ナミネ「ーーーっ!」ビクッ
クロエ「終わったあとで腰が抜けても知らないわよ!」ギュッギュッギュ-ッ!
ナミネ「ふえっ!? やっ、なにっ、これっ! あぁっ!」
ナミネ「んっんっ、あっ、だめっ! こえ、でちゃっ……! ひゃ、あ、ああっ!」
ナミネ「あっ、あああああっ!」ビクビクッ
クロエ「はあ……はあ……悪は滅びた……」
ナミネ「はっ、はっ……」ピクッピクッ
ティアアルシェ「///」
体育倉庫ーー
クロエ「なんで私が授業の荷物運びなんか……」ブツブツ
がさがさっ
クロエ「? 誰かいるの? ちょうどいいわ、手伝ってーー」ヒョコッ
ナナ「んっ……」チュウ
ウィン「は、んん……っ。ぷあっ、んっ! んん……!」
クロエ「っ!」バッ
クロエ(な、な、な……! あの二人こんなところでなにやってるのよ……!!)チラッ
ウィン「な、ナナ……急にキスするのはだめだよ~……!」
ナナ「なんでですか。誰も来ませんよ?」
ウィン「うう、そうじゃなくって~。ここ、外だよ?」
ナナ「いや……でしたか?」
ウィン「~~~っ」キューン
ウィン「その聞き方ずるい……嫌なわけないじゃん……」
ナナ「ウィンさん……」グッ
ウィン「ふぇ、また……? んっ」
ちゅっ ちゅう……
ウィン「はふ……」トロン
ウィン(うう~……ナナにキスされると幸せすぎてダメになっちゃうよ~)
ナナ「えへ、そろそろ戻りましょうか。ウィン」
ウィン「っ」ズキューン
ウィン「よ、よびっ、呼び捨て~! も~!」キュンキュン
ナナ「あら、ごめんなさい」フフッ
クロエ(こっちくる! ば、バレる前に戻らないと……!)ソソクサ
翌日、自室ーー
ウィン『は、んん……っ。ぷあっ、んっ! んん……!』
クロエ(昨日のあれが忘れられないわ……)モンモン
コンコンッ
ヒカリ「はーい?」ガチャッ
ローラ「あ、ヒカリさん。クロエちゃんいる?」
ヒカリ「うん、いるよ。クロエ、ローラさんが呼んでる」
クロエ「あ、な、なに?」
ローラ「あのね、たまにはクロエちゃんと二人きりであそびたいなって……今から一緒にお出かけできないかな」
クロエ「え、ええ、別にいいわよ」
ローラ「良かったあ。じゃあちょっと準備してくるね」
クロエ「わかったわ」
バタン
ーーーーー
ーーー
ー
玄関ーー
ローラ「お、おまたせ」ズシッ
クロエ「……どうしたのよその大荷物は」
ローラ「クロエちゃんに楽しんでもらおうと思って……」プルプル
クロエ「そんな気使わなくていいのに。ほら置いて。出かけるだけなら荷物はいらないでしょ」
ローラ「……うん」
ーーーーー
ーーー
ー
クロエ「……」
ローラ「……」
クロエ「ねえローラ、今日ずっと暗い顔してるけどどうしたの?」
ローラ「な、なんでもないよ」
クロエ「もしかして楽しくなかったかしら」
ローラ「そんなことないっ! クロエちゃんと遊んでて楽しくないわけないよ……!」
クロエ「ならどうして……」
ローラ「……リリウムに入ってから、クロエちゃんがどんどん人気者になって……私はずっとクロエちゃんのことを見てたのに、クロエちゃんは私から離れていっちゃうんだもん」
クロエ「なあに、寂しいの?」クスッ
なでなで
クロエ「心配しなくても、私の幼馴染はローラだけよ」
ローラ「でも……もっと仲良しになりたいよ」
クロエ「もっと仲良し……」
ウィン『はふ……』トロン
クロエ「!///」ボンッ
ローラ「クロエちゃん?」
クロエ「な、仲良しって……そんなことしなくても、もう仲良しじゃないの?」ドキドキ
ローラ「でも最近ヒカリさんと遊んだり、みんなで勉強会開いたりして、クロエちゃんがみんなに取られちゃうんだもん……」
クロエ「大丈夫よ。私は勝手にいなくならないから」
クロエ「なんならまた二人で遊びに行きましょう? 昔みたいにローラの家で遊んでもいいし……」
ローラ「……うん。やっぱり優しいね、クロエちゃん」
クロエ「な、何よ急に……」
ローラ「ううん、なんでもない。じゃあ帰ろっか?」
ローラの好感度が大きく上昇しました。
部室棟ーー
クロエ(台本を忘れるなんて失態だわ……早く取りに戻らないと)
クロエ(おっと、誰かいるわね)ササッ
クロエ(……最近隠れて覗きしてばっかりな気がするわ)
アルト「はいくるくま。お疲れ様」
くるくま「悪いね」パシッ
ぷしゅっ
くるくま「んくっんくっ……ぷはっ」
アルト「ほんとそのジュース好きだよね」
くるくま「うん。これが一番美味しい」
くるくま「アルトも飲んでみる?」スッ
アルト「じゃあ一口……」ゴクッ
アルト「うええ……変な味する……」
くるくま「あははっ、変な顔ー」
アルト「くるくまのせいじゃんか」
くるくま「ごめんごめん。ほら、お水」
アルト「まったく……」ゴクゴク
くるくま「それでさ、衣装の方はどう?」
アルト「ん? バッチリ。いつでも持ってこれるよ」
くるくま「いつもありがとね」
アルト「好きでやってることだし、それがくるくまの役に立つなら嬉しいよ」
クロエ「ほぇー……」ポカーン
クロエ(そうよね、仲良しってこういうことよね!)
クロエ(それよりアルトさんが普通に喋ってることに驚きだけど……)コンコンッ
ガチャッ
クロエ「失礼するわ。忘れ物を取りに来たのだけど……」
アルト「あ、ど、どうも……おじゃましてます」ペコリ
くるくま「ああ、クロエくんの台本だったか。隅に置きっぱなしだったよ」ハイ
クロエ「……仲良しなのね」
くるくま「うん。幼馴染ってやつかな。知り合い?」
クロエ「入学してすぐアニ研に誘われたわ」
くるくま「ほー。クロエくんはうちのものだから、もう引き抜きとかしちゃだめだよ」
アルト「わ、分かってるよっ」
くるくま「あーほら、裾引っ張らない。伸びるでしょう」
クロエ(意外な組み合わせだけど……いいコンビみたいね)
現在の目標
・残りの一学期を過ごす
・七月第三週の定期テストを受ける
・演技の練習をして、役をもらう
安価↓~↓5自由行動安価
七月第一週の一週間の行動を指定してください
8/10回目の行動です
演劇部ーー
くるくま「今日は一年生にも演技練習をしてもらうよ。いろんな役を交代で演じてもらう」
くるくま「最初はそうだな……ヒカリくん」
ヒカリ「はい」
くるくま「凜華くん」
凜華「はい」
きゃーーーー!!!
くるくま「ちょっと二人で男役をやってみてくれ。君たちの実力で部員がどうなるか見てみたい」
ヒカリ「男役……」
凜華「分かりました」
ーーーーー
ヒカリ『凛、こっちを向いて……』
凜華『ヒカル……!』
部員1「あっ死っっっ」
部員2「大量破壊兵器凛光我尊死」
部員3「もはやBL」
くるくま(やっぱり天性の男役だな、二人は)
クロエ「ほぇー……」
クロエ(二人とも顔がいいから絵になるわねー……)
凜華「……っ///」
凜華(ヒカリさんの目に吸い込まれそうだ……)ドキドキ
ヒカリ「……///」
ヒカリ(凜華さん、まつ毛長い……すごい、かっこいいな……)ポー
ーーーーー
ーーー
ー
くるくま「はい、じゃあ今日はここまで。各自幅広い役をやってもらったけど、自分に向いてないものもどこができなかったのか考えること」
ありがとうございました!
クロエ「くるくまさん」
くるくま「ああ、クロエくん。どうかした?」
クロエ「その……教えてほしいものがあるの」
くるくま「ふむ、しおらしいクロエくんは中々真新しいな。なんだい?」
クロエ「これなんだけど……」パサッ
くるくま「……教科書?」
クロエ「この魔法結界とこっちの違いがよく分からなくて」
くるくま「分からないっていうのは勉強のことか。感心だね」
くるくま「よし、ちょっと待ってて」
ーーーーー
くるくま「勉強のできる人を集めたから、せっかくだしみんなで勉強会にするといい」
ヒカリ「ボクたちまでいいんですか?」
先輩1「大丈夫大丈夫。最初のテストだし、難しくはないと思うけど……」
先輩2「魔獣学のテストはちょっと厄介だから、そこのところを教えてあげよう」
先輩3「あーあれですね。実技で使っただけの魔獣なのに、その子の特徴答えさせたりとか」
先輩2「そうそう。教科書ではまず魔法使いにとって仲が良くなれる魔獣と、そうじゃない魔獣について分けられるっていうのは覚えてるよね」
レナ「はい」
先輩2「で、教科書で学ぶのは仲が良くならない魔獣や危険な魔獣。実技で触れ合いながら学ぶのが仲が良くなる魔獣。ここまではいいね」
凜華「はい。もしかして……」
先輩2「そ。テストでは、この仲が良くなる魔獣の方も問題として出てくるんだ。だからどんな魔獣にどんな特徴があるのか思い出すところから始めよう」
クロエ「おお……すごいわね」
先輩1「くるくまとかは最初のテストのときそこまるっと落としたもんねー」
くるくま「そ、それは言わなくていいだろっ」
みんなで勉強会をしました
食堂ーー
晶「……」モグモグ
アルシェ「……」ジー
グラウンドーー
晶「楓、大丈夫かー?」
楓「だいじょーぶー」
アルシェ「……」ジー
教室ーー
晶「……」ウツラウツラ
アルシェ「……」ジー
ーーーーー
ーーー
ー
晶(すごくアルシェに睨まれてる……)
アルシェ「……」ジー
晶「あっ、クロエ!」
クロエ「あら晶。どうしたの」
晶「……あ、アルシェがなんかアタシのこと睨んでくるんだよ。なんでだと思う?」
アルシェ「……」ジー
クロエ「……」アチャー
クロエ「……アルシェ、こっち来なさい」
アルシェ「……?」テコテコ
クロエ「周りの人に目を向けるってそういうことじゃないと思うわよ」
アルシェ「違う……?」
クロエ「なんて言ったらいいかしら……とにかく、ティアに固執するなってことよ」
アルシェ「難しい……」
晶「なんの話だ?」
クロエ「晶が最近ティアと仲いいのが気に入らないのよ」
晶「へー。ヤキモチ妬いてんのか」
アルシェ「焼き餅……?」
晶「ティアが好きだから取られたくないんだろ? 大丈夫、取らないよ」
アルシェ「……うん」
クロエ「とりあえず一段落……かしら?」
翌朝、魔法の森ーー
ラピス「……ここなら大丈夫でしょうか」
クロエ「や、やるのね……」
ラピス「はい。では……」シュウウウ…
ずうん……
ラピス(龍形態)「いつ始めても構いません」
クロエ(もし……本当に闇に飲まれるようなことがあったら……)
ラピス「! クロエさん!」
ずず……
クロエ「! こ、こいつらまさか……」
ラピス「はい、闇の魔物……です」
闇の魔物「グルル……」
クロエ(見た目はローラのミトラに似てる。でもこの肌で感じる敵対心は……)
闇の魔物「グァウ!」
クロエ「くっ……! シュート……!」ブンッ
クロエ(だめ! 怖くて出せない……!)
ラピス「どいてください!」ブンッ
闇の魔物「グア!?」ゴッ
クロエ「あ、ありがとう……助かったわ」
ラピス「いえ。ケガはありませんか?」
闇の魔物「!」ピクッ
クロエ「背中を向けた……? えっ!?」
ローラ「く、クロエちゃん!」
クロエ(なんでローラがここに!?)
クロエ「し、魔弾【シュート】!」ゴッ
闇の魔物「グァウウッ!」ドシャッ
闇の魔物「きゃうん! きゃううん!」ダダダッ
クロエ「で、出た……」
クロエ「そ、それよりローラ! 大丈夫!?」
クロエ「ローラ!」タタタッ
ラピス「あ、ごめんなさい。それ私が光の屈折で創り出した錯覚です」
クロエ「え?」
ラピス「他人のためなら魔法は出せるかな……と。思った通りでした」
クロエ「な、なによそれえ……」ヘナヘナ
ラピス「騙してごめんなさい。でも、クロエさんの魔法のことは解決ですね」
クロエ「魔法……そうよ魔法! 出せたわ!」
クロエ「魔弾【シュート】!」ゴッ
ラピス「完全に治りましたね」
クロエ「でも……闇は」グッ
クロエ「……だめ、出ないわ」
ラピス「そうでした……闇の力もありましたね。さ、気軽に撃ってみてください」
クロエ「え?」
ラピス「大丈夫です。私はそんな闇の魔法にやられたりしませんから」
クロエ「言うわね……なら!」ギュッ
クロエ「我が闇よ! すべてを暗闇で包み込め!」バッ
ラピス「おおっ!」
クロエ「はあっ!」ゴウッ
ラピス「かゆいかゆい~、ですよ」バサバサ
クロエ「あはっ、あははははっ! 何よ、出せるじゃない!」
ラピス「なんてことありませんでしたね。大丈夫です。闇の魔物も大したことありませんでしたし、このままならきっと……」
クロエ「きっと?」
ラピス「あなたなら闇の試練に打ち勝つことができます!」
クロエ「ーー!」
クロエ「ありがとう……ラピスさん。なんだか心が軽くなったわ」
ラピス「いえ。クリアのこと、これからよろしくお願いしますね」
クロエ「ええ!」
自室ーー
クロエ「ただいま!」バンッ
ヒカリ「お、おかえりクロエ。機嫌いいね?」
クロエ「あら、本物のローラもいたのね。ちょうどいいわ」
ローラ「本物?」
クロエ「魔法が出るようになったのよ! ラピスに見てもらったの!」
ヒカリローラ「おおー!」パチパチ
ヒカリ「良かったね、クロエ」
ローラ「一時はどうなるかと思ったけど、これで実技のテストも大丈夫そうだね」
クロエ「ええ。くくく……クロエ・アートルム復活よ!」
ヒカリ「それで話の続きなんだけど……」
ローラ「うんうん。あのね、クロエちゃんが闇の魔法を始めて使えるようになったあと、それで私の視界を塞いできて、私が階段から落ちちゃったんだ」
ヒカリ「うわ」
ローラ「打ちどころがよかったからケガはほとんどなかったんだけど、その時クロエちゃんすごく泣いちゃってね」
ローラ「『ローラ、ごめんね、ごめんねえ』って。可愛かったなあ」
クロエ「ち、ちょっと。なんの話よ」
ヒカリ「じゃあ今度はこっちの番。この間演技の練習中に盛大にセリフを噛んじゃったんだけど、何にもなかった風を装ってた」
ローラ「わあ」
ヒカリ「でも耳まで真っ赤でさ、その後すっごく台本で顔あおいでたんだ」
クロエ「二人してなんでそんな話してるのよー!///」
現在の目標
・残りの一学期を過ごす
・七月第三週の定期テストを受ける
・演技の練習をして、役をもらう
安価↓~↓5自由行動安価
七月第二週の一週間の行動を指定してください
9/10回目の行動です
教室ーー
楓「クロエ!」ダンッ
クロエ「な、なによ。びっくりするじゃない」
楓「見つけたよ……! デン・ハザードさん!」
クロエ「デンがどうかした?」
楓「彼女の魔法は肉体変化……。そしてそれは他者にも使用できる!」
クロエ「! なるほどね……!」
楓「気づいたね……手分けして探そう!」
ーーーーー
ーーー
ー
廊下ーー
クロエ「あ、ウィンさん。こんにちは」タタッ
ウィン「ん? ……ああ」
クロエ(? なにか様子が変ね……)
クロエ「ナナさん、ウィンさんどうしたの?」
ナナ「あ、あのですね……! 魔法のせいでマホリオ中の人格が普段の人格になっちゃったんです……!」
クロエ「エミールさんの魔法かしら……」
ナナ「そう! それでウィンさんがですね……!」
ウィン「ナナ、うるさい」
ナナ「はうぅっ!」ゾクゾク
ウィン「……早く帰るよ」グイッ
ナナ「はいっ!」キュンキュン
ウィン「……クロエ、君も無闇にあの部室に近づかない方がいい」
クロエ「え、ええ……」ドキッ
ウィン「じゃあね」
クロエ(な、なんか雰囲気が……)ドキドキ
楓「クロエ! こっちにいるって!」
クロエ「え、ええ。今行くわ!」タタッ
ーーーーー
デン「な、な、なに……?」ビクビク
クロエ「私達はあなたを怖がらせに来たんじゃないの」
楓「そう。お願いをしにきただけ」
デン「お願い……」
クロエ「あなたのその魔法で!」
楓「胸を大きくしてくださいお願いします!」
デン「……はあ?」
デン「な、なに、そんなこと言ってさ、どうせ期待ハズレとか言って貶すんでしょ。分かってるよ。だって私の魔法を使いたがるなんて話あるわけないもんね」
楓「いいから使ってよおおおおおおお」
デン「ひいいいいい!? 分かりましたあああああ!」
クロエ(な、なるほど、デン相手にはこれくらい強引でもいいのかしら)
デン「変身【トランス】!」
楓「おおお! おおおおおお!」ムクムク
クロエ「デン、私にもかけなさい」
デン「便利屋じゃないんだけど……変身【トランス】!」
クロエ「おおお!?」ムクムク
楓クロエ「おおー!」ボイーン
楓「おっぱいだよ……おっきいおっぱいだ……」ムニムニ
クロエ「これが「持つ者」の重み……!」モミモミ
デン「そ、そんなに長く持たないけどね」
楓「……は?」
デン「部分変化だから多分一日はもつよ。へへ、一日しかもたない出来損ないの魔法でごめんね」
楓「一日……いちにち……?」
クロエ「と、当然よね……魔力を介してる以上、魔力が切れれば魔法は解ける……」
デン「あーやっぱり期待ハズレだったんだ。こんな魔法役に立つ訳ない。というか一瞬希望を持たせたから上げて落とすみたいなことになったし。もう死ぬしかないかな」
楓「一日あれば十分! 毎日かけてよ!」
デン「は、はあ!?」
楓「やっと見つけた希望……! 簡単に手放してたまるか……!」
デン「そ、その反応は予想外……。さすがに毎日は無理だけど、そんなに求めてくれるなら時々はかけてあげても……」
楓「マジで! やったー!」
クロエ「楓……なんて執念深い子……!」
プールーー
リリィ「今日はプール開きですよ~。みなさん楽しく泳ぎましょうね~」
はーい!
クロエ「……あ」
クロエ(ウィンさんのクラスは中庭でマホリオやってるのね)
ーーーーー
ウィン「よっ、ほっ、それ~」
ギュンギュンギュン!
ナナ「ちょ、ウィンさん早すぎ……!」
ウィン「そんなことないよ~。魔弾【シュート】~!」カッ
ぐらぐら……っ!
ナナ「わっ……!? く、空気が揺れる……!!」
ーーーーー
クロエ(凄いことになってる……)
ヒカリ「クロエ!」タタッ
クロエ「ああ、ヒカリ。どうしたのーー」
ヒカリ「準備体操なんだけど、みんな迫ってきて怖いから……クロエと組みたい」
クロエ「え、ええ……」ジロジロ
クロエ(体のラインが出るスク水だとスタイルの良さが際立つわね……)
ーーーーー
ーーー
ー
晶「ひゃっほー!」ザパーン
リリィ「そこ飛び込まなーい!」ピピーッ
晶「ごめんなさーい!」
ヒカリ「ボクらも入ろうか」
クロエ「そうね」
ちゃぷん……
ヒカリ「うわー、プールなんて久しぶりだなー……。冷たくて気持ちいい」ザブザブ
クロエ「……」
クロエ(水滴のついた肌濡れた髪締め付けられて体のラインが浮き上がった姿)
ヒカリ「……クロエ?」チャプ…
クロエ「ヒカリ……!」ユラア
ヒカリ「え、え……」タジ…
むにいっ
ヒカリ「く、クロエっ!?」
むにゅ むにゅっ
クロエ「はあ……はあ……!」
ヒカリ「ち、ちょっと……!」
ヒカリ「……ぁっ」ピクッ
クロエ「!」
クロエ(……こ、これ、度を超えた仲良しじゃないかしら!?)
ふに むにっ
クロエ(我を忘れてなんてことを……!)
クロエ(でも手が離れない……!)ムニムニ
ヒカリ「く、くろ、え……!」モジ…
あれー、ヒカリさんたちそんな隅でなにやってるのー?
クロエ「な、なんでもないわっ!!」バッ!
ヒカリ「……///」プシュウウ
ヒカリ(クロエ……なんであんなこと…)モジモジ
晶「嵐も早く入りなよー」
嵐「あ、ああ……」
楓「……」ニヤリ
ちゃぷ……
嵐(プールの底に足がつかない……!)
楓「はい嵐、おぶさりなー」
晶「あ、じゃあ後ろはアタシが」
嵐「お、おい!」
楓「きばせーん♪」
晶「おー!」ザブザブ
嵐(どうしてこんなことにー!)
ーーーーー
クリア「きゅー……」
ラピス「あんまり動いちゃだめですよー。透明化解けちゃいますからね」
クリア「きゅうう」
ラピス「プールが羨ましいんですか……入れるか頼んでみましょうか」
クリア「きゅう!」
ーーーーー
ーーー
ー
夜、プールーー
クロエ「それで私達が呼ばれたのね……」
ラピス「二人では楽しくありませんから」
ローラ(ラピスさんスタイル良いなあ。かっこいい……)
クリア「きゅー!」
ラピス「クリア、一応授業ということで貸してもらってますからね。暴れちゃだめですよ」
クリア「きゅー……」
ローラ「大丈夫ですよ、ラピスさん。プールの授業は遊ぶのがメインと言っても過言ではありませんから」
ラピス「そうなのですか?」
クロエ「そうね。あんまり勉強って感じはしないわ」
クリア「きゅー!」
ローラ「じゃあ、泳ごうか」
クリア「きゅうっ!」
現在の目標
・残りの一学期を過ごす
・七月第三週の定期テストを受ける
・演技の練習をして、役をもらう
安価↓~↓5自由行動安価
七月第三週の一週間の行動を指定してください
10/10回目の行動です
この行動のあと、定期テストになります
部室ーー
レナ「クロエ、魔法が出せるようになったって聞いたわよ」
クロエ「ああ、うん。なんとかね」
レナ「良かったじゃない、これでまたあの変な口上を言えるわよ」
クロエ「変とはなによ」
レナ「我が闇よ~って、あれたまに聞くと面白いのよね」
クロエ「……ははーん、あなた心配してくれたのかしら?」
レナ「はあ? 私が? クロエを?」
レナ「ありえないわね。別にあなたを心配する理由がないもの」
クロエ「そう?」
モミジ「あ、あのね、レナさんもクロエさんのことで部長と話し合ったりしてくれてたんだよ」
レナ「ちょ、モミジ!?」
クロエ「へーえ」ニヤニヤ
レナ「そ、それは……あなたがいないと部活の雰囲気も悪くなるし……!」
クロエ「なんでもいいわ、心配かけてごめんなさいね。これからはいつもどおりで構わないわよ」
レナ「と、当然でしょ」プイッ
その日の夜、自室ーー
クロエ(久々に残って自主練なんてしちゃったわ。充実してるわねー)
ガチャッ
クロエ「ただいまー」
さあああああ
クロエ(ヒカリはシャワーかしら)
ヒカリ『……ぁっ……』
クロエ「?」
ヒカリ『あっ、く……! ふ、ぅ……!』
ヒカリ『くろ……ぇ……!』
クロエ「ちょ、ちょっとヒカリ! 大丈夫!?」
ヒカリ『なっ!!?』ガタッ
どたっ がたたんっ!
ヒカリ『だ、大丈夫大丈夫……! ちょっとぶつけただけだから……』
クロエ「そう? 気をつけなさいよね」
ヒカリ『うん、気をつけるよ。ほんとに』
ーーーーー
クロエ「……」カリカリ
ガチャッ
ヒカリ「クロエお勉強中?」
クロエ「ええ、上がったのねヒカリ……」
ヒカリ「はいこれ、冷たいジュース」ムニュッ
クロエ「あ、ありがと……」
クロエ(な、う、薄着……! 谷間が……!)
クロエ「ず、ずいぶん薄着じゃない。風邪引くわよ?」
ヒカリ「最近熱いし、ちょっとお風呂で温まりすぎたから。あとでなにか羽織るよ」
クロエ「そうね、そうした方がいいわ……///」
ーーーーー
ーーー
ー
夜中ーー
クロエ(ヒカリ寝た……かしら)
クロエ「……ぁー」ムラムラ
クロエ(昼間のヒカリの胸の感触とさっきの姿が……)ムラムラ
ぬちっ
クロエ(濡れてる……)
すりっ すりっ
クロエ「っふ……んっ」
クロエ(ぬ、脱がないと……)スルスル
ぬちゅっ ぷちゅっ
クロエ「はっ、ぁっ……!」ギュウ
クロエ(声……だめ……! ヒカリに気づかれちゃう……!)チラッ
ヒカリ「すぅ……くぅ……」
クロエ「あっ……」ピクンッ
くちゅくちゅくちゅっ
クロエ(ヒカリっ、ヒカリヒカリヒカリっ!)
ぢゅぷっ!
クロエ「んっ、ふっ、~~~~~~っ!」ビクビクッ
クロエ「ーーはっ、はあっ……はあ……」
クロエ(うう……最悪だわ……友達でやるなんて……。下着替えないと……)イソイソ
ーーーーー
ーーー
ー
休日、ローラの家ーー
クロエ「悪いわね、ローラ。せっかくの休みに」
ローラ「ううん、みんなでお勉強できるの嬉しいし、全然大丈夫だよ」
ナミネ「では早速はじめていきましょうか」
晶「よろしくお願いしますナミネ先生!」
楓「よろしくお願いします!」
モミジ「わ、私達もいいの?」
凜華「少し場違いな気もするが……」
クロエ「細かいことは言いっこなしよ。さ、勉強するわよ!」
おー!
ーーーーー
ーーー
ー
クロエ「もう夜……」グイー
ティア【けっこう勉強しましたね】
ローラ「じゃあ順番にお風呂に入って、それで今日はもう寝ようか」
楓「さんせー」
ローラ「部屋割は……」
嵐「テキトーで大丈夫だと思うぞ。別に誰がどこで寝ても問題ないよな?」
ローラ「うん、そうだね。じゃあここからはみんな自由に過ごしてもらって大丈夫だよ」
凜華「なら私は少し散歩してくるよ」
クロエ(ほほーう。付いていこうかしら)
てくてく てくてく
凜華「……あっ」タタッ
ミトラ「わう?」
凜華「か、かわいい……!」
ミトラ「……」スンスン
ミトラ「わんっ♪」ペロペロ
凜華「ほ、ほわぁああ……!!」
エアロ「かう?」バサバサ
凜華「か、かわいいのが増えたぁ……!」
エアロ「かうかう」スリスリ
凜華「よしよし……ああ、肌触りもいい……」ナデナデ
凜華「ミトラ……だっけ。一緒に寝ようか?」
ミトラ「わう」ブンブン
凜華「そうか……」シュン
クロエ(凜華のあんな姿はじめて見たわ……)
ーーーーー
ーーー
ー
ローラの部屋ーー
クロエ「ここは変わらないわねー」キョロキョロ
ローラ「進学したからって模様替えしたりもしてないしね。でもほんとに良かったの? 私と寝るなんて……」
クロエ「たまにはいいじゃない。寮になってから一緒に寝るなんてなかったし……」
ローラ「そうだね。じゃあ……寝よっか?」
ぼふっ
クロエ「はー、懐かしいわー」ゴロゴロ
ローラ「あはは、クロエちゃんは変わらないね。ゴロゴロするの気持ちいい?」
クロエ「ここのベッドが気持ちいいんだもの」
ローラ「こうしてると昔を思い出すねえ」ボフッ
クロエ「そうねー。でもやっぱり昔とは違うわね。具体的には二人とも大きくなったわ」
ローラ「でもまだベッドに二人で寝れるくらいだよ」コロン
クロエ(わ……近い。ローラの声が耳に……)
クロエ「そ、そうね……」ドキドキ
ローラ(近いなあ……。クロエちゃん、昔よりずっと可愛くなってる)
ローラ「……」ドキドキ
コンコンッ
ローラ「は、はいっ!?」ガバッ
ガチャッ
凜華「ローラさん、ちょっといいかな」
ローラ「凜華さん? どうかしましたか?」
ミトラ「わんっ」
ローラ「ミトラも付いてきたんですね」
凜華「その……この子と一緒に寝てもいいかな」
ミトラ「わうわう、わうんっ!」
ローラ「『この人は優しいから好き、一緒に寝る!』……ですって」
凜華「ほ、ほんとかい!?」
ミトラ「あうんっ♪」スリスリ
凜華「めげずに撫でてあげてよかった……!」
ローラ「それじゃあ一緒に寝てあげてください。ミトラ、凜華さんに迷惑かけちゃだめだよ」
ミトラ「わんっ!」
ローラ「ん、いい返事。それじゃあ凜華さん、よろしくお願いします」
凜華「うん!」
ーーーーー
ーーー
ー
♡幕間
ヒカリの入浴風景♡
さああああああ……
ヒカリ「はあ……」
ヒカリ(クロエはなんであんなに胸を揉んできたんだろう……)
ヒカリ(大きくて邪魔なだけなんだけどな)ムニムニ
ヒカリ「んー……」
ヒカリ(もっとこう……)
むにっ むにゅう
ヒカリ「……ぁっ……」
ヒカリ(マズ……なんか、止まんない、かも……)
くにっ ふにゅっ
ヒカリ「は、ぁ……」
むにっ ぐにっ
ヒカリ「あ……! ん、ぅ……!」
ヒカリ(あ……)
さあああああ……
ヒカリ(これ……あそこに当てたら……)ゴクッ
しゃあああああああ♡
ヒカリ「……あっ……!」
ヒカリ(だめ、これ……! きちゃう……!)
ヒカリ「あっ、く……! ふ、ぅ……!」ビクッ
ヒカリ(むね……もっと……!)
むにっ むにいっ
ヒカリ「くろ……ぇ……!」
ヒカリ(あ、だめこれ……! クロエの顔が浮かんで……!)
ヒカリ「ーーーーーーーーっ!」ビクッビクンッ
クロエ『ちょ、ちょっとヒカリ! 大丈夫!?』
ヒカリ「なっ!!?」ガタッ
どたっ がたたんっ!
ヒカリ「いてて……」ジンジン
ヒカリ「だ、大丈夫大丈夫……! ちょっとぶつけただけだから……」
クロエ『そう? 気をつけなさいよね』
ヒカリ「うん、気をつけるよ。ほんとに……」
そしてテストの日ーー
クロエ(やるだけのことはやったわ……。いざ!)
先生「では、テスト開始です!」
クロエの座学平均点↓コンマ
クロエの実技平均点↓↓コンマ
>>886、>>893、>>907、>>935により合計コンマ+40のボーナス(それぞれにプラスされます)
~~~~~
申し訳ありません、別のキャラ成績をどうするか決めてないのですが
・一年生主要キャラに関してはコンマで決める
・各キャラの性格や勉強会の参加頻度で決める
他になにか案があれば知恵をお借りしたいです
なるほどです、折衷案が良さそうですね
ありがとうございます
そういえば昨日辺り『咲-Saki-』公式から
・登場人物の半数以上が女性同士から生まれた子供
・というか登場人物の半数以上が同性愛者
・ついでに同性婚可能
というとんでもなくタイムリーな設定ぶちこんできたわけだけど、この世界でも(男女問わず)同性婚は可能なのかな。
まぁぶっちゃけ魔法ある世界だし割りと簡単に生やしたりで同性でも子供作れそう(そもそもデンとか設定の時点で生やせるし)
ローラ
ヒカリ ちゃんと勉強してそう
レナ
ティア
アルシェ ナミネは勉強できそう、ほか二人は予想できない
ナミネ
楓
晶 ここ三人はなんとなく勉強苦手そう
嵐
凜華
モミジ ちゃんと勉強してそう
個人的にはこんなイメージです
これを元にその都度コンマを使用して成績を決めようと思います
>>946
調べて驚きました
とんでもない設定ですね
この世界は同性愛に対して非難されたりはありません
同性婚も可能です
子供もおっしゃるとおり魔法でつくることができます
先生「それではテストの返却をします。出席番号順に取りに来てください」
クロエ(かなり手応えはあったけどどうかしら……)
先生「はいクロエさん。頑張りましたね」
クロエ「やっ……!」
クロエ(やった! 100点!)
先生「さて、来週末に全校生徒によるマホリオトーナメントがあります。昨年はなんと一年生が優勝しました。みなさんもぜひ優勝目指して頑張ってくださいね」
はーい!
クロエ(そういえば勉強に夢中で意識してなかったけど、マホリオのトーナメントがあるんだったわね)
先生「残りの一週間は勉強はほとんどありません。魔法の実技やマホリオの練習をして、マホリオのトーナメントが終わればそのまま夏休みです」
楓「夏休み!」
ーーーーー
凜華「そういえば全く話し合いをしてなかったけど、チームはこのままで大丈夫なのかい?」
モミジ「か、解散……!?」
クロエ(他に組みたい子は……)
↓から「そのまま」もしくは「キャラ1人の名前」を書き込んでください
そのままに3票、もしくは2キャラに3票出た時点でチームが決まります(ローラやヒカリなどでも可能です。その際はこちらでチームを調整します)
クロエ(別にいないわね。そもそも……)
クロエ「このチームは一年生で二番目に強いのよ? 新しく組むよりもチームワークだって取れるし、このままのチームでいきましょう」
モミジ「そ、そうだよね……! よかったあ……」
クロエ「さてと、一週間の内にやれるだけ練習するわよ。夏休みをいい気分で迎えるためにもね!」
凜華「ああ!」
モミジ「うん!」
現在の目標
・残りの一学期を過ごす
・演技の練習をして、役をもらう
安価↓~↓5自由行動安価
一週間の行動を指定してください
なお一週間後からの夏休みは
夏休みに入る前に、各生徒に魔法具の授与
各教科から宿題
演劇部で三年生最後の劇が上演
などの予定があります
実家に帰る生徒が大半ですが、寮に残ることもできます
ざわざわ ざわざわ
クロエ(さすがにトップがマホリオをやるとなるとすごい人ね……)ギュウギュウ
ナナ「どうしましょう……」
ウィン「どうするも……あっ!」タタタッ
クロエ(こっちに来た?)
ウィン「クロエさん、ちょっと来て!」グイッ
ーーーーー
ウィン「知ってると思うけど、ボクたちはマホリオを挑まれたんだ。でも……」
ナナ「私達のチームの一人が風邪を引いてしまっていて……どうしても休ませてあげたいんです」
ウィン「そ、こ、で~。クロエさん、一緒に戦ってみない~?」
クロエ「わ、私が!?」
ナナ「お願いします、相手の方も待っていますし、どうでしょうか……?」
クロエ「……いいわよ、やってあげようじゃない!」
ウィン「じゃあ決まり~。用意はしてある?」
クロエ「問題ないわ。皆に私の力を見せるいい機会ね」
ーーーーー
生徒「あ、出てきた」
相手1「準備はいいのかしら?」
ウィン「うん、待たせてごめんね~。ただ、言っとかないといけないことがあるんだ」ススス
ウィン「ボクのチームの一人が体調不良でダウンしてるから、代わりにこのクロエさんが入るから」
相手2「別に構わない。倒したいのはウィンだからな。他のメンバーは誰でもいい」
ウィン「言うね~。じゃあ……」フワ…
審判「両者準備はよろしいですね。では試合開始!」ピーッ
クロエ「いくわよ……! 我が内なる混沌の闇よ!」ズオッ
クロエ「すべてを覆いつくせ!」ブワッ!
相手1「!? な、何も見えない……!?」
ウィン「……へえ」
相手2「落ち着け、ただの煙幕だ。風弾【エアロボール】!」ブワッ!
クロエ「隙だらけ! 魔弾【シュート】!」
相手3「防御魔法【シールド】!」ギンッ
生徒「あの子すごいね。一年生でしょ?」
レナ(クロエ……やるじゃない)
ナナ「ウィンさん、来ます!」
相手1「爆発魔法【ボム】!」
ウィン「フッ!」ギュン!
相手1「魔法もなしに避けた……!?」
ウィン「……あくびが出る」
相手3「このっ……!」
相手2「二人とも落ち着け。あれをやるぞ」
ウィン「……クロエ、そこで少し見てるといい」
クロエ「は、はあ?」
ウィン「今から三人を同時に倒す」ギュンッ!
相手2「魔弾【シュート】! 魔弾【シュート】!」ボッボッ
ウィン「……」ギュンックンッ
相手3「電磁場【エレクトロネット】!」バチチッ
クロエ(魔弾で牽制して……ウィンさんの下に網を敷いた……?)
相手1「彗星魔法【メテオ】ォ!!!」グググッ
クロエ「な、なな……!」
クロエ(星が降ってきた!?)
ナナ「防衛魔法【バリア】!」フォン
ナナ「この中にいれば安全です。あとは見てましょう」
クロエ「でも上から星が降ってきて、下には電気の網が……!」
ゆら……
クロエ「!」ピクッ
ギュオッ!
クロエ「隙間を……抜けた!?」
ウィン「遅い。シューー」
相手1「……っ、降参……します……!」
ウィン「……ちっ」
ぴぴーっ!
審判「降参により勝者、ウィンチーム!」
ウィン「……ふへえ」プシュウウ
ウィン「つかれた~。ナナ~」フヨフヨ
ナナ「あとでお菓子作ってあげますから、ほら、シャキッとしてください」
審判「両者礼!」
ありがとうございましたっ
クロエ「……」
ウィン「クロエさんやるね~、上級生相手に押してたよ~」
クロエ「え、ええ。まあね」
クロエ(やっぱりこの人の強さは本物だわ……。でも……!)
ウィン「お、いい目してるね」
クロエ「負けないわよ、ウィン・フォルクス!」
ウィン「こっちこそ。じゃ、ありがとうね~」
ーーーーー
ーーー
ー
クロエ「で、こうなるのね」
レナ「あんなもの見せつけられて黙ってられるわけないでしょ。行くわよ、ヒカリさん、ローラさん」
クロエ「凜華とモミジも準備はいいかしら。久しぶりのマホリオだけど……」
凜華「心配ないよ。やるだけやるさ」
モミジ「私も頑張るよっ」
ふわ……
クロエ「じゃあ試合開始ね!」
↓コンマがクロエチームの強さ
↓↓コンマがレナチームの強さ
コンマが大きい方が勝利
ヒカリ「魔弾【シュート】!」ゴッ
モミジ「こ、こっちに来た! 重力魔法【グラビティ】!」グンッ
ヒカリ「やっぱりその魔法は一筋縄じゃいかなさそうだね……」
ローラ「きゅーちゃん、融合【シンクロ】!」
ローラ「いきますよ、ヒカリさん! 炎弾【ファイアボール】!」ボウッ
凜華「やっぱりこっちを狙うか。なら!」
凜華「氷弾【アイスボール】!」ギンッ
ごしゃあ!
ローラ「直接ぶつけに来た!?」
凜華(このまま水蒸気に紛れて……避ける!)ビュン
ローラ「でしたら……エアロ! 融合【シンクロ】!」
ローラ「邪魔だよー!」バサバサ!
ローラ「っていないし! どこ!?」キョロキョロ
レナ「ローラさん、上!」
レナ(間に合え……!)
凜華「魔弾【シュート】!」ゴッ
レナ「反射魔法【バリア】!」キンッ
ぎんっ!
凜華「うわわ!?」ヒュンヒュン
凜華(危なかった……反射魔法か)
クロエ「凜華、チェンジ!」
凜華「! 了解!」ギュン!
クロエ「魔弾【シュート】!」
ローラ「おわ! 危ないよー!」
クロエ「まだよ! 迸れ、闇の奔流!」ズオオッ
ローラ「こんなの吹き飛ばして……!」バサバサ!
ローラ「なんで消えないのー!」バサバサ
凜華「レナさん、いくよ」
凜華「巨大氷弾【フロスト】!」ゴッ!
レナ「反射魔法【バリア】!」キンッ
みしっ……!
レナ「ぐ……! ぁああああ!」ブンッ!
凜華「反らした!?」
ヒカリ「魔弾【シュート】! 魔弾【シュート】!」ゴッギンッ
ごしゃあ!
モミジ「砕け……!?」
モミジ(降ってくる!)
クロエ「モミジ! 反重力!」
モミジ「! 反重力魔法【アンチグラビティ】!」グイン!
ヒカリ「しまっ……!」
どどどどどっ!
レナ「反射魔法【バリア】!」
ヒカリ「ありがとうレナさん、助かったよ」
クロエ「中々埒があかないわね……」
ローラ「んー!」バサバサ
ローラ「やっと明るくなった! よーし!」
クロエ「我が闇よ、すべてを覆いつくせ!」ズオオッ
ローラ「また暗いー!」バサバサ
クロエ「二人とも、やるわよ」
凜華「ああ。冷塵魔法【アイスフィールド】!」ヒュオオオ
モミジ「重力魔法【グラビティ】! 反重力魔法【アンチグラビティ】!」グイングイン
レナ「ーーー!?」ガクッ
ヒカリ「なにが起こって……」
ローラ「もー! 風切魔法【エアロシューター】!」バシュッ!
クロエ「残念ね、ローラ。そこには誰もいないわ」
レナ「これが……」
クロエ「そう、これが疑似宇宙魔法【アストロ】」
クロエ「これで決める……! 魔弾【シュート】!」ゴッ
レナ「きゃああああ!」
ーーーーー
ーーー
ー
レナ「く、また負け……。でも前より連携取れるようにはなったし……」
ヒカリ「そうだね。あの宇宙魔法をなんとかできれば良かったんだけど……」
モミジ「やったね、クロエさん」
クロエ「ええ。ナイスよ、モミジ」
ローラ「クロエちゃん、あの途中の消えない闇はどうやったの?」
クロエ「簡単よ。羽ばたいて吹き飛ばされた後も間髪入れずに闇を放出してただけ」
ローラ「なんだあ、そんなことだったんだ……」
ローラ「あ、みんな、ちょっといいかなあ」テコテコ
ローラ「あのね、せっかくの夏休みだからみんなで遊びに行きたいんだけど……どうかな?」
クロエ「いいんじゃない? 楽しそうだわ」
凜華「私も賛成。せっかくだしいい夏休みにしたいからね」
クロエ「どうせなら知り合いも誘ってみましょうか」
ローラ「場所の提供なら任せてね! 海でも山でも多分大丈夫だから」
レナ「頼りになるわね……」
ーーーーー
クロエ「それで誘いに来たんだけど……」コソコソ
嵐「シッ。それは後だ」コソコソ
クロエ「なにしてるのよ……」コソコソ
晶「楓が巨乳になってたから何事かと尾行中」コソコソ
クロエ「はあ……」コソコソ
ーーーーー
楓「……」キョロキョロ
嵐「目的地に着いたみたいだぞ」
晶「そっと覗こう。そっと……」
クロエ(これ完全にデンのことよね)
デン「ま、また……?」
クロエ(やっぱりいた!)
楓「夏休み入ったらそうそう会えないし……ね、いいでしょ?」ズイッ
嵐「な、な……!」
晶「ち、近くないか……!?」
デン「わ、分かったよ……」
楓「マジ!? やったー!」ギュー
嵐晶「!」
楓「へへへ、ではお願いしますデン先生……」
デン「変身【トランス】っ!」
楓「……ああ、重い。これだよこれー」
嵐「楓ー!」ウガー!
楓「嵐! 晶も!?」
晶「な、なんだよコイツ! 誰だよ!」
デン「は、はは。初対面でコイツ呼ばわり。やっぱり私はそんな程度の存在なんだ」ブツブツ
楓「デン先生を悪く言うなー! あたしの救世主だぞ!」ボイン
嵐「で、でかい……!」
ーーーーー
嵐「つまり、これはデンの魔法?」モミモミ
デン「そ、そうだよ。使いみちのないクソ魔法だよ」
晶「いやでもこの感触は本物……」モミモミ
楓「ちょ、二人とも……感覚あるんだから……んっ」ピクンッ
クロエ「あー、盛り上がってるところ悪いんだけど、夏休みのことで話があるの」
晶「なんかあるのか?」モミモミ
クロエ「みんなで旅行にでも行かないかって。今は演劇部の一年とローラくらいだけど……」
楓「イっていいなら……イく……!」ビクッ
クロエ「……」
クロエ(なにやってんの……)
デン「リア充はやっぱ違うね、夏休みでさえ予定がぎっしり。私はこのままカビて夏休み明けに発見されるまで誰にも会わないんだ……」
クロエ「あー、デン、あなたもよ。都合が合えばだけど」
デン「え」パチクリ
クロエ「行かないならいいけど」
デン「か、考えとく……」
クロエ「そ」
ーーーーー
ーーー
ー
イオ「わ、わたしもいいの?」
クロエ「友達でしょ? 誘うのもだめなのかしら」
イオ「う、ううん! すごく嬉しい……!」
クロエ「じゃ、予定はあとで教えるから」
イオ「うんっ」
ーーーーー
ラピス「私達も……ですか」
クロエ「そ。姿は隠しながらになると思うけど、ずっとここにいるよりは楽しいわよ?」
クリア「きゅう!」
ラピス「分かりました。同行させていただきます」
クリア「了解。ローラにも伝えておくわ」
クリア「きゅーう♪ きゅーう♪」
ーーーーー
ーーー
ー
クロエ「こんな感じで誘ったわ。予定が合うかは分からないけど、とりあえずみんな来れそう」
ローラ「じゃああとはスケジュールを決めるだけだね」
ヒカリ「その前にマホリオだよ。まず一年生と二年生が戦って、三年生はシードで二回戦からみたい」
クロエ「そうね。気合いれて行くわよー!」
各チームのブロックを決めます
ABCDの4ブロックに別れ、ABの優勝者同士、CDの優勝者同士が準決勝として戦い、さらにその勝者同士が決勝戦を戦います
つまりブロックが別れると、少なくとも準決勝までは戦えません
01~25 Aブロック
26~50 Bブロック
51~75 Cブロック
76~00 Dブロック
ブロック内での試合の順番は数字が小さい方が先です
クロエチーム↓コンマ
レナチーム↓↓コンマ
楓チーム↓3コンマ
ティアチーム↓4コンマ
ウィンチーム↓5コンマ
(デンやイオ、くるくまの登場も考えていますが、ひとまず上の5チームを振り分けます。
その後、バランスよくなるようにこちらで他のチームを配置する予定です)
Aブロック
レナチーム
クロエチーム
ティアチーム
Bブロック
ウィンチーム
楓チーム
となりました
そしてキリがいいのでこのスレはここまでとします
次スレはマホリオ大会からとなります
このスレの残りは雑談や次スレへの要望を書いて消費してください
>楓「イっていいなら……イく……!」ビクッ
先生「(この成績では)ダメです」
みたいな夏休みの試練ほしくない?
楓チームは多分実技で補ってるでしょ(震え声)
そういえば晴れてウィンチームも三人揃うわけだし、三人目の設定考えてた方が良いかな?
>>986
そうですね、せっかく枠があるので考えてもらえると幸いです
ウィンチームってウィンがアタッカー兼大将?それとも残り一人が大将な設定の方がいいのかな?ナナは以前の試合でやられてたみたいだし能力的にもサポーターだろうけど
次スレの最初に出てきてるキャラのプロフィールはまとめてほしい
まぁウィンチームはウィンがべらぼうに強いから
・アタッカーのウィンをナナ&三人目がガッチリとサポート
・ウィンと三人目のツートップをナナが後方支援
・アタッカーのウィン、サポーターのナナに的確な支援を行う中衛の三人目
みたいにわりかしどんな構成でも行けそうっちゃ行けそう。
>>989
>>990
現状では設定は考えていません
どうとも取れるように書いてるつもりなので、三人目が大将でも、ウィンが大将でも大丈夫です
出場大会ごとに大将を変えることもできるので「今回はナナが大将」でも構いません
また、学年の枠を超えてチームを組むことも可能なので(>>962のように)、三人目が一年生でも三年生でも問題ありません
登場人物のまとめ&大会トーナメント表作成とかで時間かかってそうだなぁ、一年生大会の時も凝ってたし。
ところで>>1的に百合作品(二次創作含む)で好んでるのって何があるんだろか
お待たせしました!
次スレです↓
【安価】クロエ「リリウム魔法学校へ! 2学期よ!」【百合】
【安価】クロエ「リリウム魔法学校へ! 2学期よ!」【百合】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1558438807/)
>>994
わりかしなんでも好きですね
きらら系も妄想して楽しめるタイプの人間です
きゃっきゃうふふしてる仲のいい女の子同士の作品ならだいたいなんでも好きです
最近のお気に入りは安達としまむらとかでしょうか
アニメ化楽しみです
このSSまとめへのコメント
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