【艦これ】龍驤「足りないもの」その4【安価】 (1000)

4スレ目に入りました


引き続き注意

欠損表現、安価有り


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ーー


龍驤「ほんまにウチが間に入ることになるとはなぁ…」


卯月「もう龍驤さんに頼むしかないっぴょん。うーちゃん一人だと進展しないぴょん」


龍驤「まぁ過去に刺されてるっちゅうことやから、まともに話はできんやろな…」


卯月「あの子を弄んだのは卯月だぴょん。全面的にこっちが悪いのはわかり切ってるんだっぴょん」


龍驤「それでも刺してしまうのはやり過ぎや。向こうが悪い所もある」

龍驤「それで、卯月はあの子をどうしたいんや?」


卯月「元の関係というか…ただの友達に戻りたいっぴょん」


龍驤「散々遊んどいて…か?」


卯月「……都合のいい話なのはわかってるっぴょん。それが無理でも、なんとか今より良くしたいんだっぴょん」


龍驤「頼まれたからにはちゃんとやったるけど、卯月もある程度は覚悟しときや?」


卯月「……ぴょん」


龍驤「…さぁ、そろそろ噂の子が来る頃やな」


?「失礼します」


下1~3高コンマ 卯月の事を思う人物は?見た目に特徴があっても可

時津風(レイプ目)

叢雲「失礼します」ガチャ


龍驤「ん、叢雲…やんね?よく見る見た目と違うから一瞬わからんかったわ」


叢雲「卯月様がポニーテールと眼鏡が好きって言うから、かけてるだけよ」


龍驤「卯月様て……」


叢雲「卯月様、ここの人達に酷い目にあったりしてない?鬼畜提督の噂しか聞かないから心配で心配で…」


卯月「卯月は大丈夫ぴょん…」


叢雲「よかったぁ……」ホッ


卯月「叢雲、今日はわざわざ来てくれてありがとっぴょん」


叢雲「卯月様が呼んでくれればあの世にだって行くわ!」

卯月「それで…今日呼び出した内容は……」


叢雲「卯月様、これを受け取って欲しいの」ゴソゴソ


龍驤「いきなり話聞いてないし…」


叢雲「今日は貴女に会えると思うと居ても立っても居られなくて、思わずこれを用意しちゃったの」


卯月「それは…?」


叢雲「私の気持ち、受け取ってくれる?」


下1~3高コンマ 叢雲が持ってきたものは?

奴隷契約書

卯月「あぁ……」


龍驤「見た目は普通の手作りチョコやね。卯月、なんでそんなリアクションなん?」


卯月「叢雲……今日のは何が入ってるっぴょん?」


叢雲「決まってるじゃない、私の愛液よ」


龍驤「うぉっ!」


叢雲「卯月様の事を思えば愛液なんていくらでも用意できるわ。あ、もちろん今日も下着はつけてきてないわよ?貴女、これ好きだものね」


卯月「ぴょん……」

叢雲「もしかして気に入らなかった?やっぱり血入りの方がよかったかしら…」


卯月「やめて…ぴょん……」


龍驤「これは思ってるよりも……ヤバイな…」


叢雲「……で、さっきから気になってたんだけど、アンタは一体なに?」


龍驤「ウチか?」


叢雲「アンタしかいないでしょ!?なんで卯月様と二人っきりの時間を邪魔するのよ!!」


龍驤「いやでも…」


叢雲「言い訳しないで、コロすわよ?」


龍驤「…………」


卯月「叢雲、やめてほしいっぴょん…」


叢雲「貴女がそう言うならやめるわ」

龍驤「なぁ卯月、自分で言うしかないんと違うか?ウチから言うても多分聞かんで」


卯月「でもぉ……」


龍驤「危なくなったらウチが止めたるから、な?」


卯月「……ぴょん」


龍驤「自分の蒔いた種や、きちっと解決し!」


卯月「……叢雲、聞いて欲しいことが…あるぴょん」


叢雲「貴女の言うことならなんでも聞くにきまってるじゃない。私になにをして欲しいの?邪魔者を消せばいいの?」


卯月「安価」


下1~3高コンマ 卯月の台詞、行動他

し、暫く文通だけの関係にしないかなーって
ほら新鮮だし!

卯月「し、暫く文通だけの関係にしないかなーって…思ったりして……」


叢雲「文通……?もう貴女には会えないっていうの……?」プルプル


卯月「ち、違うっぴょん!ほら、し、新鮮だし!」


龍驤「そ、そうや!今までとは違う形で叢雲とは関係を続けたいっちゅうことやんな?」


卯月「そうそうそうそう!それっぴょん!」


叢雲「…………」


卯月「……納得してくれたっぴょん?」


叢雲「安価」


下1~3高コンマ 叢雲の台詞、行動他

叢雲「…卯月様、関係を変えたいのは私もだったの」


龍驤「お…!そうやったんやね、ちょうどよかったやん卯月!」


卯月「そうっぴょん!」


叢雲「これ、見て欲しいの」パサッ


龍驤「これは…?」


叢雲「私の提督の紹介状よ」


卯月「!!」

龍驤「紹介状っちゅうことは…まさかここに着任するっちゅうんか?」


叢雲「えぇ、卯月様と離れ離れなんてもう耐えられないのよ!」


卯月「司令官の字が震えてる…きっと無理矢理書かせたんだっぴょん…」


叢雲「無理矢理…?私と卯月を引き裂くあの男には痛い目にあってもらっただけよ!!」


龍驤「お前…まさか……」


叢雲「大丈夫よ、殺してはないわ」


龍驤「殺してはない、ねぇ…………」

叢雲「言っておくけど、アンタも私と卯月様の邪魔するって言うなら、あなたをコロして私も死ぬわ」


叢雲「…いえ、その前に卯月様をコロしとかないといけないわよね?」ニタァ


卯月「……っ」ブルッ


叢雲「ねぇ……卯月様ぁ…早くお部屋に連れて行ってぇ…」


叢雲「まさか……断ったり…しないわよね?断るって言うなら…………」


卯月「安価」


下1~3高コンマ 卯月の台詞、行動他

助けて下さい龍驤さぁん……

卯月「えっと…うちの司令官に確認しないと…」


叢雲「……わかったわ」バァン!


龍驤「ちょ、ちょっと…」


叢雲「……」ダダダッ


卯月「…追いかけないとヤバイっぴょん」


龍驤「まさか!?」


卯月「司令官が……」


龍驤「卯月!ウチはええから先に行っといて!」


卯月「わかったっぴょん!!」

卯月「いくら叢雲でも…見知らぬ人にいきなりは…」


卯月「でも……あのヤンデレ叢雲なら…」


卯月「……叢雲がああなったのは卯月の責任っぴょん。他人を巻き込む訳にはいかないっぴょん」


卯月「だから早く……司令官の所へ…」ダダダッ


卯月「……司令官!大丈夫っぴょん!?」ガチャ


下1~3高コンマ 執務室や提督の様子を

朝霜がいつもの様に虐めてくれと頼みこんでた

叢雲「グギギギギ……!」ジタバタ


龍田「あらぁ~随分とお行儀の悪い駆逐艦ねぇ~?」


提督「だ、誰だコイツは…?」


龍田「提督が知らないなら~本当に不審艦娘なのかしらぁ~?ねぇ、貴女は何処から来たの~?」


叢雲「離せ!この雌豚!!」


龍田「あらぁ~初対面でそれは無いんじゃないかしらぁ~?」グリグリ


叢雲「グッ……!」

卯月「あの……」


龍田「卯月じゃない~今ちょっと取り込み中なの~」


叢雲「卯月様逃げて!この雌豚は凶暴よ!!」


龍田「もしかして~~卯月のお知り合い?」


提督「…卯月、説明してくれるか?」


卯月「……はい、全部説明します…」

ーー

提督「…そうか、叢雲が卯月を刺した相手だったのか」


叢雲「アレは私の愛情表現よ!関係ない奴が口を挟まないで!」


龍田「愛情表現で~いちいち刺されてたら~命がいくらあっても足りないわ~」


叢雲「黙れ!アンタも卯月様との仲を邪魔するつもりね!!」


龍田「これは~重症ね~…」


提督「…俺達から何か言っても無駄かもしれん」


卯月「でも…卯月が何を言っても聞いてくれなくて…」


提督「…叢雲の持ってきた書類は形式は整っている。後は俺が許可すれば叢雲はこの鎮守府所属になるが…どうする?」


卯月「安価」


下1~3高コンマ 卯月の台詞、行動他

卯月「とりあえず、他の駆逐艦とは別の部屋にするぴょん…」


提督「…ということは引き取る方向でいいんだな?」


卯月「ぴょん…」


叢雲「卯月様!!やっと私の気持ちが通じたのね!」


龍田「まぁ~こんな子を野放しにするのはマズイわよね~」


卯月「…卯月が責任を取ります」


叢雲「卯月様!これからもずっと私だけを見てくれるのよね!?私以外のことなんでどうでもいいのよね!?」

卯月「……川内さん」


川内「卯月…いいの?」


卯月「うん……叢雲、見てて欲しいっぴょん」


叢雲「は?」


卯月「川内さん…チューして欲しいっぴょん」


川内「はい、ご主人様」チュッ


叢雲「!?!?!?」


卯月「叢雲、卯月は前から何も変わってないんっだぴょん。うーちゃんは特定のパートナーは作らない、これは変えられないんだっぴょん」


卯月「だから…叢雲だけの卯月で居ることはできないんだっぴょん」


卯月「…こんな卯月でごめんなさい。叢雲の気持ちを弄んで……ごめんなさい…」


叢雲「安価」


下1~3高コンマ 叢雲の台詞、行動他

すいません安価内容は叢雲の台詞か行動なので、最安価させて下さい


再び下1~3高コンマでお願いします

サイコパスむらむら怖ひ……

叢雲「…わかったわ卯月様」


卯月「わかってくれたぴょん?」


叢雲「つまりその川内を殺せばいいのね」


卯月「なんにもわかってなかったっぴょん…」


叢雲「川内が居なくなれば、私が卯月を独占……いや、いっそのこと全員居なくなれば…」ブツブツ


卯月「あの…叢雲?」


叢雲「……よし、決まったわ」


龍田「目が座ってるわね~……」

叢雲「……どけ雌豚!!」ドガッ


龍田「うっ……」


提督「龍田!」


叢雲「先ずはアンタからよ川内!!」ギラッ


川内「え……」


叢雲「アンタを串刺しにした後で卯月様も私も全員コロしてやるっ!!」


叢雲「シねぇぇぇぇぇ!!」


下1~3高コンマ この後の展開や誰かの台詞、行動他

うーちゃんグサグサで草も生えない

川内「…!!」メツブリ


卯月「川内さん!!」ガバッ


川内「…………」プルプル


川内「あ……れ……?」


川内「なに…これ………」ドロォ


叢雲「え、嘘………なんで…」カラン


卯月「ぐぅ……………」


川内「卯月が……私を庇って……?」


卯月「せんだ………さ……」

龍田「卯月ちゃん!?平気?意識は大丈夫!?」


提督「よせ下手に触るな!槍が貫通している!」


卯月「だいじょ……急所は……避け……」ドクドク


叢雲「な、なんで……川内なんかを庇ったの……私…そんかつもりじゃ…」


卯月「川内…さ……むらく……も……ぅべっ…」ゴポッ


龍田「血を吐いてるわ!早く……!」


提督「今救急を呼んだ!もう少しの辛抱だ!」

卯月「大袈裟…ぴょ……卯月は…こんな……」ペタン


卯月「ぅべっ……ごほっ………うぇっ……」


叢雲「卯月!なんで!?なんでなの!?」


卯月「えへへ……叢雲に刺されるの……2回目っぴょん…ごほっ…」


川内「卯月喋っちゃダメ!どんどん血が…!」


卯月「大丈夫っぴょんよぉ……前の時より……傷は……」


卯月「それよ…り……叢雲…」


叢雲「何!?私がどうしたっていうの!?」


卯月「安価」


下1~3高コンマ 卯月の台詞、行動他

これで気は済んだか…ぴょ(ガクッ

卯月「これで気は済んだか…ぴょ……」ガクッ


叢雲「嘘……?嘘よね、卯月?いつもの冗談よね!?」


卯月「…………」


叢雲「卯月!!ねぇっ!!」


卯月「……」


龍驤「どないしたんや!?救急の人が執務室に通してくれって言うてるんやけど……卯月!?」


提督「叢雲!卯月から離れるんだ!」


叢雲「嫌だ卯月!!起きなさいよ!ねぇ!!」ユサユサ


卯月「」ゴポッ


叢雲「いや………いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ーー病院

卯月「いや~死ぬかと思ったっぴょん!」


龍驤「えらい元気そうやな…心配して損したわ」


卯月「いや~今回はまだ刺されただけだからマシだったっぴょん」


龍驤「どういうことや?前も腹刺されたんやろ?」


卯月「前は刺した後グリグリやられたっぴょん。凄かったっぴょんよ?自分のお腹の中で刃がこうグリュグリュって…」


龍驤「みなまで言わんといて……気分悪なるわ…」


卯月「わかったぴょん」

龍驤「あれから処理も大変やったんやで?執務室は血まみれやし……」


卯月「…もしかしてまた司令官にあらぬ噂が立っちゃったぴょん?」


龍驤「……鬼畜提督の上に艦娘同士で殺し合いさせるとんでもない提督らしいわ…」


卯月「申し訳ないっぴょん…」


龍驤「…まぁ卯月が怪我してんのはしゃーないから、ゆっくり治し」


卯月「もちろんそのつもりっぴょん。あと龍驤さん、叢雲は……どうなったっぴょん?」


龍驤「安価」


下1~3高コンマ 龍驤の台詞、行動他

龍驤「......」


卯月「…わかったっぴょん」


龍驤「……すまん、ウチらでは庇えきれんかったんや…」


卯月「救急の人に見られてたから…仕方ないっぴょん…」


龍驤「すまん……本当に…………」


卯月「ううん……龍驤さん達は悪くないっぴょん…」

卯月「龍驤さん……叢雲が帰ってきたら、うちの鎮守府で迎えて欲しいっぴょん…」


龍驤「ええんか?……いや、それよりそんな早く帰ってはこれんやろ…」


卯月「叢雲がすぐに出てこれるように…嘆願書を書くっぴょん」


龍驤「刺されたお前が書くんか!?」


卯月「うん……ダメっぴょん?」


龍驤「卯月がええって言うんやったら止めはせんけど…」


卯月「ありがとうっぴょん……」

卯月「ふぅ……ふぅ……」


龍驤「あ…疲れたわな。もう帰るから、後はゆっくりしとき」


卯月「龍驤さん……最後に…これ、預かって欲しい……ぴょん…」カサッ


龍驤「この封筒をか?」


卯月「中身は…叢雲への手紙……ぴょん。直接渡せないと思うから…差し入れで…送ってあげて欲しいっぴょん…」


龍驤「……ん、確かに受け取ったで」


卯月「ありがと……ぴょん…」


龍驤「……卯月、絶対に無理はしぃなよ?」


卯月「わかってる…ぴょん……」


下1~3高コンマ 卯月から叢雲に向けた手紙の内容や概要を

こんなSEX中毒の卯月の事を大切に思ってくれているのはとても嬉しいがこのままだと二人共破滅するのでゆっくりでもいいから適切な距離を取れるようになろう

ーー

「××番面会だ、入れ」


叢雲「…………」ガチャ


提督「…叢雲、元気にしていたか?」


叢雲「…………」


提督「…お前は本来なら数年は出てこれないんだが、数ヶ月で出てこれるようになった。今日はその報告にやってきたんだ」


叢雲「…………」


提督「…嬉しくないのか?」


叢雲「…………」


提督「…そうか。なら卯月が関係しているとしたら興味を示してくれるか?」


叢雲「卯月……」ガタッ

提督「…卯月が嘆願書を出したんだ。加害者…叢雲の罪を軽くして欲しいと」


叢雲「なんで……私…あんなことしたのに…」


提督「…これは卯月からの手紙だ」スッ


叢雲「卯月……」


提督「…本当なら色々と差し入れをやりたい所なんだが、手紙や封書を渡すと他の物は渡せないルールだから仕方がない」


叢雲「卯月…卯月…………」ギュッ


提督「…面会時間はまだある。俺も中身は見ていないから、ゆっくり読むといい」

『叢雲へ

嘆願書を書くのは2回目だけど、こうやって手紙を書くのは初めてっぴょん!なんだか緊張するっぴょん!

卯月には文才が無いから、思ったことをそのまま書いていくけど、見にくかったら申し訳ないっぴょん!


叢雲は気付いてなかったかもしれなかったけど、実はうーちゃんがエッチ大好きなのは病気だったんだぴょん。

うーちゃんはSeX中毒って最低な病気なんだっぴょん

こんな最低な卯月の事を大切に思ってくれて、とっても嬉しいぴょん。

でも、叢雲は卯月のことを大切にし過ぎだぴょん。もっと周りのことも見て欲しいっぴょん。

このままの関係だと卯月と叢雲は破滅しちゃうから、ゆっくりでもいいから適切な距離を取れるようになりたいっぴょん。

それと、叢雲がそこから出てきたらうーちゃんの鎮守府に来れるように司令官や龍驤さんに頼んでおいたっぴょん。

叢雲が側に居てくれたら、きっと卯月は頑張れるっぴょん。だから叢雲、一緒に頑張ろうっぴょん!

卯月の方が多分時間がかかるから、先に鎮守府で待ってて欲しいっぴょん!

叢雲!元気出すっぴょんよ!正直前の方が痛かったから、卯月は大丈夫っぴょん!!


叢雲の親愛なる友人、卯月より』

叢雲「卯月…なんで……あんなことした私に…なんでこんなに優しいの…」ポロポロ


提督「…その手紙に書いてあるかどうかはわからないが、お前の面倒はこっちで見ることになっている」


提督「卯月は怪我の治療と……ある病気の治療で暫くは帰ってこれない」


提督「…我が艦隊はお前を歓迎する。一緒に卯月を迎えてやらないか?」


叢雲「はい………」


叢雲「お願い……じまず……これがら…よろじぐ……お願いじます……!」グスッ


提督「…叢雲も頑張ってくれ」


ーー

卯月があんな病気持ちになってしまいましたが、卯月嫁の人には申し訳ないです


それでは引き続きネタ、コメントはお待ちしてます

登場人物まとめです
とりあえず人物名だけですが、安価を取る際に参考にして下さい


既に出てきている艦娘
駆逐艦
第六駆逐隊
清霜

黒潮
不知火
卯月
朝霜
叢雲

軽巡
阿武隈
多摩
夕張
神通
川内
龍田
天龍

重巡
加古

潜水艦


戦艦
金剛

空母
雲龍
天城
葛城
加賀
瑞鶴
翔鶴
隼鷹
飛鷹
龍驤

その他
秋津洲
明石
北上
レ級
駆逐棲姫


抜けがある可能性が高いですが、とりあえずこんな感じです

ーー

北上「やぁっと鎮守府に帰れるよぉ~」


多摩「まだ仮退院だにゃ、余計なことしたら即病院にゃよ?」


北上「わかってるって、もう大丈夫だから」


多摩「…今の所は信じててやるにゃ」


北上「でもさぁ、これはどうにかならないの?歩けるのに車椅子とか格好付かないよ~」


多摩「アホか、お前は自殺未遂を繰り返したあげく発狂した重病人だにゃ。大人しく座っとけにゃ」


北上「ちぇっ……」

「多摩さん、妹さんが良くなってよかったですね」


多摩「あ、先生…」


北上「お、じゃあ貴方が噂のお医者さんなんだ~」


「はい、多摩さんにはお世話になってます」


北上「ところでさ、先生はリハビリ担当でしょ?なんであたしのこと知ってたの?」


「多摩さんから色々聞いていましたから。可愛い妹の為なら、なんでもするそうですね」ニコッ


多摩「あぁ…やめて下さいぃ……」


北上「うわ…多摩姉が女の顔してる…」


多摩「そのリアクションは失礼すぎにゃいか?」


「ははは…」

多摩「…北上、さっさと帰るにゃ」


北上「気まずくって早く帰りたいのは多摩姉じゃん」


多摩「きーたーかーみー?」


北上「…うぃっす」


「多摩さん、わかってるとは思いますが車椅子の扱いには十分気をつけてくださいね?」


多摩「はい…十分に気をつけます」


北上「早くみんなに会いたいし…早く帰りましょ~」


下1~3高コンマ 帰る最中の出来事や、帰ってから起こったこと等

ーー

北上「はぁ…こっから鎮守府まで歩きかぁ~」


多摩「車椅子じゃ仕方ないにゃ。それに歩くのは多摩だから文句言うにゃ」


北上「はいはい…でもただ乗ってるだけなのも暇なんだよね~」


多摩「それくらい我慢しろにゃ」


北上「わかってますよ~っと…」


「……おい、アイツらって…」ヒソヒソ


「艦娘だ…間違い無い。あんな奴らがいるか戦争が終わらないんだよ…」


「車椅子に乗ってるってことは怪我してるのか?なら、おい……」


「……やってやるか」ニヤッ

北上「……そういえばこの辺の景色見るのって久しぶりだな~」


多摩「入院してたんだから当たり前だにゃ」


北上「そうだけどさ、普段でもこんなゆっくり見ないでしょ?」


多摩「…確かににゃ」


「上手く先回りできたな。打ち合わせ通りにやるぞ?」ヒソヒソ


「あの税金喰らい達に痛い目見せてやる!」

北上「……多摩姉、前からくる人達かなり急いでるみたいだから気をつけてね」


多摩「わかってるにゃ。こういう時は道を譲るのがセオリーにゃ」


「…………チッ、止まったぞ?」


「ええぃ!もうこのまま突っ込んでやれ!」


北上「え、ちょ……こっちに来て…」


多摩「…!北上、危な……!!」


「ふんっ!!」
「くらえ!」ドガッ


北上「うわぁっ!!」ガシャン


多摩「北上っ!!」


北上「い……た……いたた……何?何が起こったのさぁ…?」

「ハハハッ!ざまぁないぜ!」


「お前みたいなのがいるから、金が無駄になるんだ!とっとと消えろ!」


北上「うへぇ…厄介なのに絡まれちゃったね…多摩姉、鎮守府も近いしさっさと帰ろ…」


多摩「……おいお前ら…」


「あぁ?なんだってんだ?」


北上「やば……多摩姉…ブチ切れモードじゃん…」


多摩「そっちからぶつかっておいて…謝罪も無いのか?」


「はぁ?ただぶつかっだけだろ?なんで謝る必要があるんだよ?」


「わざとって証拠でもあんのか?」


多摩「…………」ゴゴゴ


北上「多摩姉…あたしは大丈夫だから……落ち着いて、ね?」


多摩「安価」


下1~3高コンマ 多摩の台詞、行動やその他起こったことを

多摩「……絶対許さない…」


北上「やば……そこの二人、逃げて!」


「はぁ?なんで俺達が……」


多摩「!!」ヒュッ


「ぐぇっ!」ズザザッ


「!?」


「」キゼツ


多摩「……次はお前だ」


「ま……待て!暴力反対…!」


多摩「……先に手を出したのはお前達だ」ヒュッ

「」プランプラン


多摩「おい、まだ終わってないぞ」


北上「もうやめて多摩姉…相手の人意識ないからぁ…」


多摩「簡単に許せるわけない!こいつらは北上を狙ったんだぞ!?」


北上「もういいからぁ……お願い…多摩姉……」


多摩「コイツらが……こんな奴らがいるから…!」


北上「多摩姉ぇ………」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

憲兵「多摩、そこまでだ!大人しくするんだ!!」


北上「憲兵さん…」


憲兵「うちの鎮守府に複数通報があったんだ!艦娘が怪我している、艦娘が暴力を振るっていると!」


北上「あのね……あたしの話を聞いて…」


憲兵「理由も無しにこんなことをするとは思っていない。だからその手を離せ!」


多摩「……」ギリッ


憲兵「多摩!」


多摩「コイツらが………」パッ


憲兵「詳しい話は鎮守府で聞く。だから大人しく着いてくるんだ!」


多摩「…………はい」

ーー

提督「…多摩、あの二人は厳重注意ということになった。目撃者が居てよかったな」


多摩「……」


提督「…先に手を出したのは向こうだ。多摩が訴えられることはないだろう」


龍驤「でも……お前は最低なことをしたのはわかってるな?」


多摩「……はい。あの状況では……北上のことを優先しなければいけませんでした…」


龍驤「……わかってるんやったらなんでそうせぇへんだんや!!」


多摩「……頭に血がのぼってたんです」

龍驤「北上は念の為に車椅子に乗ってただけや。だから被害はほとんどなかった。でも、もし北上が怪我でもしてたら……お前は責任取れんのか!?」


多摩「……取れません。私は……最低なことをしてしまいました…」


提督「…北上は今医務室で寝ているが、多分このまま病院に戻ることになるだろう」


龍驤「誰のせいか……わかるな?」


多摩「……はい、今回は申し訳ありませんでした…」


龍驤「…ウチらに謝ってもしゃーないで?」


多摩「はい………」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

北上「龍驤さん…その辺にしといてあげてよ~」ガチャ


龍驤「北上……」


提督「…体調はいいのか?」


北上「うん、意外と落ち着いててさ~やっぱり入院してた甲斐があったみたいだね~」


多摩「北上……多摩は姉として…失格だにゃ…」


北上「ううん、そんなことないって~」


多摩「でも……」

北上「あいつらぶっ飛ばしてくれてあたしもスカっとしたしさ!あたしは全然気にしてないから~」


多摩「ぅ………ぐぅ……」


北上「多摩姉…?」


多摩「申し訳ない……申し訳ないにゃあ……」ボロボロ


北上「あぁもう泣かないで…提督、龍驤さん、多摩姉はあたしが預かるよ~」ガチャ


龍驤「あ……行ってしもた…」


提督「…後は任せるしかないな」

北上「多摩姉さぁ~いい加減泣き止んでって~」


多摩「ぇぐ……ひっく……」


北上「もう……なんで退院してきたあたしが多摩姉を慰めてんのさぁ~」


多摩「きたか……ごめ……ひっ……ひぃ…」


北上「わかったから、ね?落ち着こう多摩姉?」


多摩「ひっ……ひっ…」



下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

朝霜「なんだ?多摩さんは誰かにイジメられたのか?」


北上「あんたはさぁ……何処からでも現れるよね~」


朝霜「お、北上さん!久しぶりじゃねぇか!」


北上「やっと帰ってこれたんだよ~それなのに早速こんなことになるなんて…」


多摩「ぇぐ……」


朝霜「この鎮守府は問題抱えてるヤツ多いからなぁ」


北上「あんたが言うなって……」

朝霜「PTSD患ってる奴が何言ってんだよ。あたいは変態なだけで病名は無いんだぜ?」


北上「変態も十分病気だっての…」


朝霜「いーや、病気ってのは卯月みたいのを言うんだ。あいつはSeX依存症なんだぜ?」


北上「あーその話ね、叢雲のイザコザも聞いてるよ~」


朝霜「叢雲はもうすぐ出てこれるらしいけど……あいつ卯月無しでなんとかなんのかよ…」


北上「……ん?」


朝霜「どうしたんだよ?」


北上「あのさ朝霜…あたしPTSDだって提督と龍驤さんと多摩姉以外に話したことないんだけど……誰から聞いたの?」


朝霜「安価」


下1~3高コンマ 朝霜の台詞、行動他

朝霜「明石が多分そうだって言ってたんだよ。あの症状は~…ってな」


北上「あいつ…余計なことを……」


朝霜「でもよぉ、龍驤さんも似たようなもんだったし隠すこともないだろ?」


北上「……そうかもしんないけどさぁ~」


朝霜「じゃ、この話はこれで終わりってことで!」


北上「元はあんたが来たからで……もう、調子狂うなぁ~!」

明石「ききき北上さん…おおおお帰り…なさい…」


朝霜「お、明石じゃねぇか」


明石「たたたたた多摩さん…どどどどうしたんですか…?」


多摩「ぐす……」


北上「あ~多摩姉は放っておいてもいいから。それより明石、工廠はまだ開けてるよね?」


明石「はははははい…」


北上「よし……じゃあいきますか!」

明石「だだだだだめです…!ききき北上さんはまだ……ややや病み上がり…!」


北上「そうは言ってられないんだよ~あたしじゃないとできないことがあるんだよね~」


朝霜「なんだそれ?」


明石「あ……ももももしかして…」


北上「龍驤さんの義手と義足…直さないとね!ちゃっちゃとやっちゃいましょ~!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

北上「…………明石、アレを…」


明石「はい。この部品は新しいのにしますか?」


北上「うんお願い。メンテもできてなかったし……このパーツも替えておこうかな」


明石「わかりました」


朝霜「はぁ~~何やってんのか全くわかんねぇけど、スゲェのはよくわかるなぁ~」


多摩「北上は……やる時は……ぐすっ…」


朝霜「多摩さんはいつまで泣いてんだ。ほら、あたい達は邪魔になるって」ズルズル


多摩「にゃあぁぁ~……北上、ごめんにゃ~……」


北上「はいは~い。あ、明石これも……」

ーー

北上「龍驤さん、いる?」ガチャ


提督「…北上」


龍驤「それ……手に持ってるのは…」


北上「そ、義肢をどっちも直したの。どうせあれから意地でも義肢着けてなかったんでしょ?」


龍驤「……当たり前やないか。ウチは嘘は言わんからな」


北上「秘書艦が椅子に座りっぱなしなんて威厳が無いっていうのに……さぁ、とっとと着けて!」


龍驤「……わかった。ちゃんと着けるわ」


北上「どう?ちゃんと直ってるでしょ?これからはちゃんと義肢を着けてよね~」


龍驤「安価」


下1~3高コンマ 龍驤の台詞、行動他

龍驤「…うん、やっぱり北上はそういう調子でないとあかんな」


北上「約束、したからね~あたしはこれからずっと龍驤さんの義肢を作り続けるから」


龍驤「約束…覚えてくれてて嬉しいわ…」


北上「入院してる時はさ、そのことばっかり考えてたんだよね~」


北上「最初はどうやって謝ろうとか、今度こそ死んだ方がいいんじゃないかとか…色々考えたんだけど、やっぱり、最後に残ったのは龍驤さんの言葉だったよ」


北上「龍驤さん、もうあたしは許してなんか言わないよ。龍驤さんはこれから、ずっとあたしを頼ってくれるよね?」


龍驤「安価」


下1~3高コンマ 龍驤の台詞、行動他

龍驤「そうや、アンタは一生ウチの専属技師として生きて行くんやで?」


北上「そう言ってくれて、ありがとう…ね……」


龍驤「……お帰り北上」ダキッ


北上「うん……あたし、もうすぐ帰ってこれるよ…」


龍驤「仮やなくて…ほんまに退院できる日…待ってるからな…」


北上「うん…うん……」


龍驤「北上……」ギュッ


北上「ずっと…龍驤さんを支えさせてね……」


ーー

登場艦娘まとめで皐月を忘れたのはよくありませんでした
一人一人説明付きだと、かなりの量になりますので、できれば過去のスレを参照してもらえれば助かります


引き続きネタ、コメントはお待ちしてます

駆逐艦
・暁
レ級の尻尾をクリティカルで破壊。
紆余曲折を経てレ級とお尻での恋仲になる。
MもSもどっちもいけるんじゃないかな。
・雷
・電
・響
・清霜
・霞
龍驤からママみを感じられている。
・黒潮
龍驤のブラックジョークに対応できる子。
加賀と素手の殴り合いをした。
・不知火
お洒落に気を使う。猫パーカー着用。
瑞鶴とはまだ一緒になったことはない。
・卯月
性行中毒。真剣になると語尾がとれる。
叢雲に槍で刺されて入院中。バリタチ。
・朝霜
提督に滅茶苦茶にしてほしいが為に移籍してきたドM。首輪をつけたり体中にピアスを空けている。
龍驤の事故現場に遭遇している。ピアスには守れなかった人の名前が刻まれている。
・叢雲
ポニテメガネ。うーちゃんが好きで刺しちゃった(二回)。縄目の恥を受ける。
釈放後、当鎮守府に所属する予定。
・皐月
雲龍の胸が好き。

軽巡
・阿武隈
アワテチャッテ救難信号ダシチャッタンデスケド!
・多摩
龍驤が心配な為に艤装を破壊したり義足義手を隠したりしていた。
現在はその贖罪として提督や龍驤の膝の上に乗せる猫扱いをされる。
瑞鶴の担当医にアタック中。興奮すると語尾がとれる。
・夕張
工作艦担当。鎮守府の色々を盗撮している。
・神通
ジョークにものってくれる。
・川内
夜戦がうるさくて夜戦に抗議をしたら自分が夜戦になった。
卯月のものになった。
・龍田
天龍ちゃん好き。一思いに殺すのが得意。
・天龍
龍田の改二実装に凹むも皆からのビデオメッセージで感動。
自分の役割を果たすと意気込む。

重巡
・加古
寝坊癖がある。瑞鶴の荷物取りに行ったりした。

潜水艦
・潜水艦たち
恐らくBarとかに店員として活動。
提督は頭が上がらないらしいが一体……?

戦艦
・金剛
艦娘権を守る団体から偵察にきた艦娘。
現在レンタル移籍中。
提督を狙っている。

空母
・雲龍
元世紀末鎮守府所属。定期的なエステ通い。
当鎮守府の最初の正規空母。
忙しくても休み等きっちり与えてくれる提督に感謝している。
・天城
右腕二の腕あたりまでがウイルス性の何かにより腐っている。腐臭、痛覚なし。
他個体への感染はしないと思われる。
感染後、深海棲艦のようなオーラが出るようになりその間能力向上、ただし燃費が悪く3時間以上の使用はやったことがない。
隠れて酒や煙草を使用していた。なおばれていた模様。
素の口調は男勝りであり障害者になることを恐れていたが手紙や説得により切除に切り替える予定。
・葛城
龍驤が安心して休んでいられるように強くなりたい。
その為に朝ランニングや瑞鶴の特訓を行っている。
夜戦(意味深)等の話題になると真っ赤になるウブな子。その手の経験はない。
・加賀
ツンデレ加賀りん。百合好き提督鎮守府から移籍。
瑞鶴を戦闘から遠ざけるため排斥行動をしていた。
・瑞鶴
盲目。普段は飛鳥(盲導犬)と共に行動し、出撃時は四感(艤装の駆動音や風)で判断し戦闘。加賀と恋仲。
・翔鶴
瑞鶴を追ってカバンに入る。一時期ホームレスになっていた。
・隼鷹
不知火とヘンな話で弾む。
・飛鷹
清霜を礼号組という悪い見本から守らなきゃ。
なぜ朝霜ではなく清霜を選んだか理由は不明。
・龍驤
左腕及び左足太腿先欠損、司令官にゾッコン。最大練度。
助けられなかった少女に関する悪夢を見る。
義足義手がない状態で鎮守府内を行き来する姿にドン引きしている艦娘は多い。
趣味は読書。
義手にロケットパンチ機能がついている。
発艦のために体に印を刻んでいる。
ドM気質(情事の際首締め求)
<天然モノのパイパンっぴょん!
<可愛いパンツはいてるやん!

その他
・秋津洲
ブラック鎮守府から移籍。工作艦。
ワーカホリック気味だが食堂での会話や友達としての明石の存在により緩和されてきている。
・明石
完全なサイボーグを作ろうとしていた。
通じていた誰かについては現在調査中。
所属団体自体は真っ当らしい。工作艦。
現在は記憶を消されているが罪悪感はある。吃音気味だが工作時は吃音が解消される。
・北上
工作艦医療担当も出撃もするハイブリットな北上様だよ~。
龍驤さんへの不用意な発言を凄く後悔しているよ~。
龍驤さんが私の整備した義足義手じゃないと着けないっていうから早くPTSD治して退院しないとね~。
とりあえず仮退院したよ~。一生龍驤さんの専属技師っていうのはしびれるね~。
・レ級
駆逐棲姫の姉のようなもの。
尻尾を暁に破壊される。お尻に嵌まる。ビーム。
・駆逐棲姫
両足をスクリューに巻き込まれ失っている。義足や車椅子で行動。
嵐(自然現象)が怖い。天体観測が好き。
・提督
鬼畜という風評被害に悩まされている。
龍驤にゾッコン。
朝霜も叫ぶほど痛い足裏マッサージができる。
・幹部
偉い人。モンド(必殺仕事人)。
明石の頭をチョメチョメした人。当鎮守府の提督との関係は良好。
・百合好き提督
瑞鶴放置の理由が、戦隊の花形として盲目の瑞鶴は相応しくないからだと思っていたら、加賀との仲が悪く見えたからだった。
瑞加賀LOVE.
・赤城
百合好き提督鎮守府所属。加賀の代わりに土下座したり加賀をビンタしたり良識ある子。
・医師(瑞鶴のリハビリ担当医)
女性不信。多摩のひとめぼれの人。まずは友達として多摩と付き合う。
・鳳翔
鎮守府の近くに店を構えている。
はっちゃん特製サラダ。

強さ
多摩>加賀 朝霜(ドM突き詰めていったら強くなった) 龍驤(最大練度)

何か間違いなどありましたら訂正を頼みます。長文失礼しました。

憲兵さん抜けてた

艦娘まとめの詳細ありがとうございます


大幅に違う所は特にないので、自分もとても参考になります


わざわざありがとうございました

ーー


叢雲「これから…お世話になります…」


龍驤「よう来てくれたな叢雲。ほんまやったらウチらが迎えに行きたかったんやけど…それはちょっち良くないみたいでなぁ」


提督「…迎えには憲兵に行ってもらった。俺達にできるのはそれが限界だったんだ」


叢雲「いえ…気にしてないわ」


龍驤「そうか、ありがとうな……でも!今日から叢雲はウチらの仲間や!堂々と迎えにも行けるからな!」


叢雲「……私はもう捕まるようなことはしないわ」


龍驤「あ、いやそういう意味やなかったんやけど……」

提督「…叢雲は思ったより早く出てこれたんだな」


叢雲「卯月が……色々働きかけてくれたみたいなの」


龍驤「卯月、あいつ……」


提督「…叢雲、もう聞いてるとは思うがお前も龍驤達と同じ病院に通院してもらうことになっている」


龍驤「あそこの病院の神経内科はええとこやから、叢雲もきっと良くなるで」


叢雲「……はい」


提督「…本来なら卯月に色々と鎮守府を案内させるんだが、そうもいかない。叢雲、何かこの鎮守府で気になる所や質問はあるか?」


叢雲「安価」


下1~3高コンマ 叢雲の台詞、行動他

叢雲「私の部屋なんだけど…」


龍驤「あぁ、それやったら用意しとるよ。何かいるもんあるんやったら言うてな?」


叢雲「…懲罰房を私の部屋にしてもいいかしら?」


龍驤「なんでや!?」


叢雲「私は…自分の立場はわかってるつもりよ。こんなのが皆んなと同じ部屋なんて…どう考えてもダメでしょ?」


龍驤「いや、でも……」


叢雲「そうした方がそっちにとって都合がいいのは事実よね?外から私の様子がわかるんだし」


龍驤「そんなこと…なぁ……」

叢雲「そっちは何も気にしなくていいのよ。昨日まで牢屋の中だったんだから、環境にも慣れてるわ」


龍驤「……プライバシーとかあるやん?」


叢雲「いいわよ別に。元々こんな早く出れるわけなかったんだから、刑期があると思ってしばらくは懲罰房で過ごさせてもらうから」


龍驤「……しばらくっていつまでや?」


叢雲「さぁ?とりあえずは卯月が帰ってくるまでとは思ってるけど、多分ずっと懲罰房に居るつもりよ」


龍驤「司令官…どうする?」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他

提督「…それは許可できない。叢雲には用意してある部屋を使ってもらう」


叢雲「……随分と甘いのね。いいの?今度は本当に殺しちゃうかもしれないのよ?」


提督「…お前はもうそんなことはしないと信じているからな」


叢雲「……」


龍驤「まぁどっちにしろ懲罰房はある奴に使われてるから無理なんや。諦めて普通の部屋使ってな~」


叢雲「……わかったわ」


龍驤「ほな案内するから行こか。司令官、叢雲案内してくるわな~」


提督「…頼んだぞ」

ーー

龍驤「ここが叢雲の部屋やで。掃除はしたんやけど、埃とか気になるんやったら自分で掃除してな~」


叢雲「……えぇ」


龍驤「持ってくる荷物とかは無いん?」


叢雲「…家具とか日用品には全部卯月の名前とかシール貼ってたから、全部没収されたの」


叢雲「私の治療の為だから……って」


龍驤「…そうか。ほな暫くは支給品を使うんやね」


叢雲「……そうね」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

龍田「あら~もしかして貴女が新人さん?」


叢雲「…えぇ、これからよろしくお願いするわ」


龍田「可愛い髪型ね~その眼鏡は伊達なの~?」


叢雲「…度は入ってないから伊達ね」


龍田「卯月ちゃんに~言われるがままって感じよね~」


叢雲「そうよ、悪い?」


龍田「うふふ~悪くはないけどぉ~」


叢雲「言いたいことがあるならハッキリ言ったらどうなの?」

龍驤「ちょっと待ちや、なんでお互いそんな喧嘩腰やねん!」


叢雲「先に仕掛けたのは龍田よ」


龍田「私は~思ったことを言っただけなのに~」


龍驤「もう…!龍田も叢雲も!」


叢雲「で、卯月の言いなりで何が悪かったの?卯月との関係は改善しようとはしてるけど、卯月様の事を悪く言うのは許さないわよ?」


龍田「安価」


下1~3高コンマ 龍田の台詞、行動他

誰かに依存するのも楽しいけれど誰かに依存されるのはもっと楽しいわよ~

龍田「誰かに依存するのも楽しいけれど~誰かに依存されるのはもっと楽しいわよ~?」


叢雲「遠慮しておくわ。私には卯月様が居ればいいもの」


龍田「あら~残念ねぇ~」


龍驤「叢雲……卯月のこと、また卯月様って言い出しとるで?」


叢雲「…無意識だったわ。やっぱり駄目ね私……」


龍驤「そんなことないで、これから通院とかで良くかるから、な?」


叢雲「無理よ……私はきっと…ずっとこのまま……」

龍田「そうね~ちょっと煽られたくらいで頭に来てるようなら厳しいかもかもしれないわね~」


龍驤「お前…やっぱりわざとやったんか……」


叢雲「ねぇ、やっぱり私ここに着任するの止めるわ。このままじゃ皆んなに迷惑をかけるだけよ」


龍驤「そんなことないって!ウチらで叢雲のことはフォローしたるから!」


叢雲「無理よ!こんな頭がイカれた艦娘なんか、二度と普通には戻らないわよ!」


龍田「そうかもしれないけど~そうじゃないかもしれないわ~?」


叢雲「…意味がわからないんだけど」

龍田「だって~貴女の目の前に~殆ど精神崩壊してたけど~普通にまで戻った艦娘がいるもの~」


叢雲「それって……」


龍驤「…ウチのことやな」


龍田「龍驤さんったら凄かったのよ~?夜中に叫び出すし~自殺未遂もあったっけ~」


龍田「あとは殺して~とか、頭掻き毟って地面転がったりもしてたわね~」


叢雲「…そんなに悪かったの?」


龍驤「半分は覚えてないけど…司令官の言うてることと大体合っとるよ」

龍田「貴女も~精神がおかしいかもしれないけど~まだ戻ってこれるレベルよ~」


龍田「卯月を刺したのも~本気で殺したくはなかったんでしょ~?確実に殺るなら~首を狙うのが一番だものね~」


叢雲「それは……」


龍田「だから龍驤さん~~叢雲にアドバイスをあげてくれる~?」


龍驤「そこでウチに振るんかい!?」


龍田「だって~病気になった本人から言った方が~説得力があるじゃない~」


龍驤「安価」


下1~3高コンマ 龍驤の台詞、行動他

龍驤「ウチはきっと…提督のためによくなろうって思ったんやろなぁ…ちゃんとは覚えてないんやけど。大切な誰かのために、が…たぶん一番、頑張れるんやで」


叢雲「大切な……そんなの卯月に決まってるじゃない」


龍驤「そうやんなぁ……ウチとはそこが違うんよなぁ…」


龍田「あ……そっか…」


龍驤「お前…本気やったんか?」


龍田「……誰だって~失敗することはあるわ~」


龍驤「こいつは……」

叢雲「とにかく、龍驤さんのやり方では私は無理ね。卯月のことを思い続けたらこうなったんだもの」


龍驤「じゃあ、良くならんかったら卯月に会えれへんようになるとかは…?」


叢雲「首吊って死んでやるわ」


龍驤「そうなるやんなぁ…」


龍田「ごめんなさい…北上ちゃんと龍驤さんの時はそうだったから…」


龍驤「うん…これはしゃーないよ。心の病気は目に見えんし、人によって症状違うし…」

叢雲「……二人共出て行ってくれないかしら?気分が悪くなる一方なのよ」


龍驤「うん…ごめんな叢雲?」


龍田「…軽率だったわ、ごめんなさい」


叢雲「謝まられると惨めだからいいわ。じゃあ何かあったら執務室に行かせてもらうから」ガチャ


龍驤「…締め出されてしもたな」


龍田「また今度~ちゃんと謝らないといけないわね~」


龍驤「そうやね……また今度、やね…」

叢雲「なんなのよあの二人は……」


叢雲「どうせ私を元気付けようとしたんでしょうけど…そんな単純な問題じゃないのよ」


叢雲「目を瞑れば卯月が…いつも私の目の前に居たのに…」


叢雲「この髪型だって……卯月が似合うって言ってくれたから…」


叢雲「卯月……卯月様………会いたいわ…」


叢雲「はぁ…………卯月様……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー

叢雲「……することないしウロついてようかしら…」


皐月「あれ、君は…叢雲?今日からだったんだね!」


叢雲「皐月…ね」


皐月「もう司令官には挨拶したんだよね?何処の部屋になったの?遊びに行くよ!」


叢雲「別に来なくてもいい…………」


叢雲(ちょっと待って、皐月って卯月と同じ睦月型よね。ここは……)


叢雲「……いえ、やっぱり来てちょうだい」


皐月「うん!お邪魔させてもらうね!」

ーー

皐月「なんにもない部屋だね~」


叢雲「今日来たばっかりだし当然よ」


皐月「僕の部屋で余ってる家具とか色々持ってきてあげるよ!」


叢雲「えぇ…助かるわ…」


皐月「色々話し聞かせてよ!僕も仲良くなりたいからさ!」


叢雲「そうね……色々、教えて…もらおうかしら…」


下1~3高コンマ 会話の内容や部屋での出来事を

雲龍の胸について熱く演説をはじめる皐月

ーー

皐月「……それでね、雲龍さんのオッパイは凄いんだよ!」


叢雲「そこまで言うなら…少し興味が出てきたけど…」


皐月「本当!?なら叢雲もオッパイ大好きってことだね!」


叢雲「まだそこまでは言ってないわよ…」


皐月「卯月よりもオッパイが素晴らしいってわからせてあげる!」


叢雲「え、ちょっと……」

ーー

叢雲「ちょっと、どこに連れていくっていうのよ…」


皐月「凄くいいとこだよ!まるでHEAVEN(天国)なんだから!」


叢雲「ヘブンって…あんたね……」


皐月「あ、居た!雲龍さ~ん!!」


雲龍「あら皐月に…叢雲?初めましてね」


叢雲「そうね初めまして……」


皐月「挨拶は後でいいからさ!雲龍さんオッパイ揉ませてよ!」


叢雲「!?」


皐月「それかパフパフしてくれたら嬉しいな!」


雲龍「安価」


下1~3高コンマ 雲龍の台詞、行動他

訓練で汗をかいてしまったからお風呂で良いならいいわよ

雲龍「訓練で汗をかいてしまったから、お風呂で良いならいいわよ」


皐月「もちろん!ね、叢雲も行くよね!」


叢雲「え、私は……」


皐月「ほら早く!着替えてが無いなら僕の貸してあげるから!」グイッ


叢雲「あ、ちょっと……」ダダダ


雲龍「もう叢雲と仲良くなったのね。皐月、やるじゃない」


雲龍「二人の為なら…この胸くらいいくらでも貸してあげるわ」

ーーお風呂


皐月「どう叢雲?ここのお風呂は!?」


叢雲「そうね…あの施設のシャワーよりは…凄いわ」


雲龍「ああいう所って、お風呂は無いの?」


叢雲「あったけど、私は入れなかったわ。自殺防止だとかなんとか言ってたわ」


皐月「ならお風呂は久しぶりなんだね…オッパイは待っててくれるから、先に叢雲を洗っちゃおう!」


叢雲「いいわよ…そんな……」


皐月「いいからいいから!遠慮しないで!」


叢雲「もう……」

皐月「~~~~」


叢雲「ん……」モゾモゾ


皐月「どうしたの?もしかして痛い?」


叢雲「違うわ…こうやって…誰かに頭洗われるの…久しぶりだから…こそばゆくって…」


皐月「こんなに綺麗な髪だもんね~手入れ大変じゃない?」


叢雲「あの人…卯月のことを思えば…全然大丈夫だったけど…」


叢雲「……卯月も…綺麗な髪って言ってくれたのよね…」


皐月「安価」


下1~3高コンマ 皐月の台詞、行動他

皐月「本当に綺麗だもんね、僕もそう思うもん」


叢雲「え…」


皐月「卯月がどうこうじゃなくて、この髪は本当に綺麗だと思うよ」


皐月「叢雲のことを見てるのは卯月だけじゃないんだよ?これからは僕達が叢雲を見てあげるから!」


叢雲「……うん」


叢雲「…………その言葉、信じるわよ」ボソッ


皐月「ん?何か言った?」


叢雲「言ってないわ!ほら、もっと念入りに洗って!」


皐月「了解~~!」

皐月「……さて!叢雲も洗い終わったし念願のオッパイタイムだよ!」


叢雲「何よその言い方…」


雲龍「私も体は洗ったから、いつでもいいわよ」ぷるん


皐月「ふへへへへへ…」ジュルッ


叢雲「この変わり様…コイツ本物ね…」


皐月「叢雲、僕から行くからね!?もう我慢できないんだ!!」


叢雲「好きなしなさい…」


皐月「ひゃっほぉ~~~~!」


下1~3高コンマ 雲乳を堪能した二人の感想や行動等

ーー

皐月「うへへへへへへへへ……」プカー


雲龍「どう叢雲?悪くないでしょ?」


叢雲「……そうね、思っていたよりよかったわ」


雲龍「前の鎮守府には雲龍は居たの?」


叢雲「居たわ。でも、貴女よりは……」


雲龍「そうでしょうね。同じ艦娘でも個体差は色々あるの。私は数いる雲龍の中でも一番大きいと思うわ」


叢雲「……私の頭より大きいんじゃないかしら…」


雲龍「多分大きいわよ。でも、満喫できたでしょ?」


叢雲「……そうね」

叢雲「私も卯月も胸が小さいから気付いてなかったけど……これヤバいわね…」ブツブツ


叢雲「なんとかして…卯月の胸を大きくできないかしら……」


雲龍「叢雲、卯月のことを考えるのはやめなさい」ぷるん


叢雲「うぷっ!」


雲龍「目の前に女がいるのに、別の女の事を考えるのはマナー違反よ?」むにゅむにゅ


叢雲「い……息が………!」


雲龍「…ここには卯月以外にも楽しいことがあるはずよ。できれば…貴女にそれを見つけて欲しいわ」


叢雲「…………」プカー


雲龍「叢雲…?」


叢雲「」キゼツ


雲龍「……やってしまったわ…」


ーー

雲龍の乳が奇乳レベルの大きさになってしまっかもしれません


引き続きネタ、コメントはお待ちしてます

ーー

龍驤「出撃終わったで~っと…」


神通「朝早くからご苦労様です…」


龍驤「神通?お前さんもえらい早いなぁ、出撃あったっけ?」


神通「いえ…今日はあの子が休みですから…」


龍驤「あ……そうか、そうやったね」


神通「あの子とは艦種は違いますが…練度では負けていません。だからこうやって…待機しているんです…」


龍驤「他の奴に任せたらええのに…」

神通「えぇ…昔に比べて艦娘の数も増えてきましたが…癖になってしまっているかもしれません…」


龍驤「神通と黒潮にはずっと頼らせてもらってたからなぁ…申し訳ないわ」


神通「いえ…これも務めですから…」


龍驤「ほな黒潮はいつのもとこに行っとるんやな」


神通「たまの休み…ですからね…」


龍驤「ま…そういうことやね」


下1~3高コンマ 黒潮の向かった場所やいる所等

ーー某所

黒潮「ふぅ~やっぱり屋台で食べるたこ焼きは最高やわ~」


黒潮「…まぁこんな朝からやってる店って限られるんやけど……」


黒潮「でも、ここのたこ焼きは美味しいからそれでええねん!」


黒潮「でも二舟は食べ過ぎたかな…太ってしまうかもしれんかなぁ……」


黒潮「……今日は気にしやんとこ」


黒潮「さぁ、お腹も膨れたし、そろそろ出発しよか~」


下1~3高コンマ 黒潮の向かった場所やその他を

ーー

黒潮「ん~~やっぱりこのラーメンは最高やわ~!」


黒潮「鎮守府でもラーメンは食べれるけど、やっぱりこの店の味には敵わんのよね~」


黒潮「あぁ……美味しいわぁ……」ズルズル


いらっしゃいませ~!


黒潮「うーん開店前に並んどいて正解やね。次々と人が入ってくるわ~」


黒潮「ここのラーメンは並んででも食べたいわな~」


黒潮「…………」ズルズル


黒潮「あ、すいません。替え玉お願いします~」

黒潮「う………あかん…完全に食べ過ぎたてもうた…」


黒潮「お腹が…妊婦さんみたいになっとる……」


黒潮「でも…美味しかったなぁ……」


黒潮「うん……これはやめられへんね…ウチは……この為に頑張ってると言ってもええ…」


黒潮「はぁ……満足したわぁ…」


黒潮「さて……そろそろお店出たらな……行列できとるしな…」


黒潮「食べ終わったら…退店するのがルールや……と」


下1~3高コンマ この後の展開や向かった場所等。帰宅も可

島風に会う「お”うっ!」

黒潮「もう目的も済んだし後は帰るだけやけど……このお腹では帰られんわなぁ…」ぽっこり


黒潮「腹ごなしに…寄り道していこ…」


ーー


黒潮「歩いてると普段見やんもんが見れてええなぁ~たまには歩くのもええね」


黒潮「あ……あのお洒落なん…不知火によさそうやな…」


黒潮「あ……あっちには龍驤はんに……」


黒潮「あ…あっちには………」


…………

黒潮「……食い過ぎの次は…大荷物抱えることになるとはな…」ズシッ


黒潮「だってなぁ……ふと皆んなの顔が浮かんでしまうんや…」


黒潮「ウチの鎮守府はそんなに人数多く無いし……つい買うてしまうんよなぁ…」


黒潮「う、あかん……大変なことになる前に…帰らな…」


黒潮「休みなんはウチだけなんやから…誰か呼び出すことはできへんし…」


黒潮「……いや、ウチやったらいける…!これでもあの鎮守府を支えてきた駆逐艦なんや…!」グググッ



下1~3高コンマ この後起こったことやその他行動等

提督に会う「お、黒潮か。どうしたんだこんなところで、、、ってすごい荷物だな。手伝おうか?」

黒潮「うぐぐぐ……!」


提督「…黒潮か、どうしたんだこんなところで……ってすごい荷物だな」


黒潮「あ……司令はん…!」


提督「…とりあえず荷物を寄越せ。半分持つ」


黒潮「おぉ…!ありがとうなぁ……!」


提督「よっ……と。黒潮…この荷物……全部自分のじゃないのか?」


黒潮「そうやでぇ~全部お土産や~」

提督「…自分のものは買わないのか?」


黒潮「ウチは物より食いもんやから。心配せんでも堪能してきたで~」


提督「…そうか、ならいいんだ」


黒潮「あ、もちろん司令はんにもお土産あるで?ちょうど司令はんが持ってる袋に入ってるわ~」


提督「…この袋か?」


黒潮「そうそう。よかったから確認してみてや~」


提督「どれどれ…」


下1~3高コンマ 黒潮のお土産とは?

黒潮「司令はんにはまな板買うてきたんよ~」


提督「…これは間宮にでも渡しておこう」


黒潮「あぁっ!違うやん冗談やんか!もう、龍驤はんやとなんでも乗ってくれんのに!」


提督「……」


黒潮「その下に入ってるのが本物のお土産やで~」


提督「…これか?」ゴソゴソ


黒潮「そうそう!それもまな板なんやけど、料理に使うまな板のことやないねん!」

提督「これは……!」


黒潮「艦娘龍驤の写真集、MANAITAや!」


提督「こんなものが売っているのか…」


黒潮「一部の人には需要有り有りやろうからな~どう司令はん?めっちゃ嬉しいやろ?」


提督「…………」


黒潮「あれ、反応薄……」


提督「…俺は龍驤が好きなんであって、『龍驤』なら誰でもいいというわけではない」


黒潮「そうかぁ…ほなこの写真集はいらんな?」


提督「…いらないとは言っていない」

黒潮「ほら!やっぱり見たいんやろこれ?」


提督「…何も見るだけが全てじゃないだろう」


黒潮「どういうこと?写真集なんて見る以外に楽しみ方あるん?」


提督「…………」


黒潮「あ……ひょっとして、この写真集の真似を龍驤はんにしてもらう…とか?」


提督「…想像に任せる」


黒潮「……そうさせてもらうわ」

ーー

黒潮「や~~っと鎮守府に着いたわ。司令はん、手伝ってくれてありがとうな!」


提督「…これくらいなんてことない」


黒潮「これから皆んなにお土産配って……あ、ちょうどええとこにおった!」


黒潮「ほら、あんたにお土産買うてきたんやで~!」


下1~3高コンマ 誰にどんなお土産を渡した?

阿武隈「あたしですかぁ?」


黒潮「そうや、阿武隈はんにお土産やで~!」


阿武隈「ありがとうございます~!わ~なんだろぉ~」ガサガサ


阿武隈「なんですかこれぇ~~!」


黒潮「ズバリ、きわどい下着や!」


阿武隈「こ、こんなのほとんど紐じゃないですかぁ~!」

黒潮「阿武隈はんもこういうのは一つくらい持っとかなあかんで?」


阿武隈「でもぉ~!あたし的にはハレンチ過ぎますぅ~!」


黒潮「勝負下着はそんなもんやで~」


阿武隈「勝負って…見せる相手が居ません~!」


黒潮「まぁまぁ、いざという時に、な?」


阿武隈「ううぅ~…お菓子とかだと素直に喜べたのに…」


黒潮「あ、次はあんたやで!」


下1~3高コンマ 誰にどんなお土産を渡した?

隼鷹「あたしにお土産かい?なら……あれに決まってるよな?」


黒潮「当たり前やん!ほらお酒やで~」


隼鷹「ひゃっはーー!」


提督「…これが一番重かったんだぞ」


隼鷹「提督が運んでくれたのかい?悪いね~」


黒潮「えーっとお酒の種類なんやけど…なんて言うたかな…」


隼鷹「いや言わなくてもいい。あたしにはわかる……」

隼鷹「黒潮、これめちゃくちゃいい酒なんだけど…これ本当に買ったのか?」


黒潮「流石にバレてもうたか。これな、あちこちで買い物したら福引き券もらってん」


提督「…それで当てたということか」


黒潮「せや!二等やったからそこそこええお酒なんやと思ってたけど、そんなにええん?」


隼鷹「酒好きのあたしが言うんだから間違いねぇ…これはいいぞ…」


黒潮「隼鷹に貰ってもろて正解やな!」


提督「…飲み過ぎは良くないから気をつけるんだぞ?」


隼鷹「わかってるよ!ちゃ~んと節度を持って飲むってぇ!」


ーー

写真集のくだりは分かり辛かったかもしれませんが、提督に浮気フラグを建てたわけではありません

本人の写真集を見ながら本人と営むシチュみたいなのを想像しただけです

多分ドMの龍驤なら喜びます


それでは引き続きネタ、コメントはお待ちしてます

ーー

不知火「今日は叢雲と初めて一緒に出撃する日ですね」


霞「叢雲にとってもここでの出撃は初めてのハズなのに……なんでアイツが来ないのよ!」


不知火「緊張しているのではないですか?」


霞「卯月を串刺しにするような奴よ?そんなチキンなわけないわ」


不知火「そういえばそうでしたね。しかも二回も刺しているらしいですから」


霞「本っ当、ありえないって……」

不知火「叢雲は俗に言うヤンデレという性格なんですよね?多少興味があるんですが…」


霞「ちょっと…やめなさいよ……」


不知火「そうですか、残念です。ですが叢雲も治療を受けると聞いています。それも直に治るのではないですか?」


霞「そう簡単に治れば苦労しないと思うけど…」


不知火「とにかく今は叢雲を迎えに行きましょう」


霞「寝坊してるだけなら叩き起こしてやるわ!」


不知火「叢雲、入りますよ」コンコン


下1~3高コンマ 叢雲の部屋の様子や叢雲の状態等

叢雲「わ、何よ!急に開けないで!」すっぽんぽん


不知火「着替え中でしたか、これは失礼しました」


霞「まだ着替え終わってないの?もうとっくに出撃時間なのよ?」


叢雲「それくらいわかってるわ!直ぐに行くから待ってて!」


不知火「いえ、せっかくなので手伝わせてもらいます」


叢雲「え……いいわよそんなの…」

霞「大丈夫よ、着替えさせるのは加古さんで慣れてるから」


不知火「あの人は寝坊の常習犯で、不知火達がよく着替えさせているんです」


叢雲「い、いや…一人でできるから…」


霞「もう待ってられないのよ!ほら下着はどこ?」


不知火「制服も探しましょう」ゴソゴソ


叢雲「安価」


下1~3高コンマ 叢雲の台詞、行動やその他

霞「下着、下着は……」キョロキョロ


叢雲「…下着なら不知火が踏んでるそれよ」


不知火「すいません不知火の落ち度です。今拾います……?」


霞「それ……透明な布じゃないの?」


叢雲「スリップっていう下着よ。私はそれしか持ってないの」


不知火「成る程、ワンピースのような下着なんですね」ピラッ


霞「でも透明なら意味ないじゃない…」

霞「とにかく、上はこれなのよね。パンツは何処なの?」


叢雲「無いわ」


霞「はぁ!?」


叢雲「いつもノーパンタイツなのよ」


霞「なんでそんな変態じみた格好…!」


不知火「もしかして、卯月が関係しますか?」


叢雲「ええそうよ。卯月がこれが好きだって言うから、普通の下着とパンツは全部捨てたのよ」


霞「……そうなのね」

不知火「叢雲、今は卯月は居ません。その格好をする意味は無いですよ?」


叢雲「……格好くらい私の好きにさせてよ」


不知火「ですが……」


霞「見苦しいわよ叢雲、卯月との関係は考え直すんじゃないの?」


叢雲「うるさいわね!そんなことわかってるのよ!」


霞「なら普通の下着や服を買いなさい!」


叢雲「着るものは私の自由よ!!」


不知火「二人共、冷静に……」


叢雲、霞「安価」


下1~3高コンマ どちからの台詞、行動やその他

叢雲「スリップは私のスペシャルアイテムと考えてくれればいいのよ!」


不知火「SPアイテムですか、なら仕方ないですね」


霞「ちょっと!?」


不知火「この鎮守府では数名の艦娘が戦闘には関係の無いものを持ち込んでいます。叢雲だけそれは認めないというものおかしいでしょう?」


霞「義手なんかとは訳が違うのよ!?」


不知火「いいえ、一緒だと思います」


霞「…………あぁそう!」

叢雲「じゃあ私はいつもの格好で出撃してもいいのね?」


不知火「いえ、スリップは認めますが、パンツを穿かないのはまた別です。それは認められません」


叢雲「でも私パンツ持ってないのよ?」


不知火「わかっています。霞、協力してもらえますか?」


霞「はぁ?私が?どうやって?」


不知火「その穿いているパンツを叢雲に貸してあげて下さい」


霞「あんた頭沸いてるの!?」


不知火「不知火に落ち度はありません」

霞「大体、なんで私なのよ!不知火が貸せばいいじゃない!」


不知火「私はスパッツを脱ぐのが時間がかかります。それに霞の部屋はここから近いでしょう?」


霞「この……!」


叢雲「私はそれでもいいわよ」


霞「はぁぁぁぁぁぁ!?」


叢雲「何?なんでそこまで嫌がるの?あ…あんたまさか…パンツ汚れてるとか……?」


霞「そんなわけないでしょ!?わかったわよ!貸せばいいんでしょ!!」ヌギヌギ

叢雲「確かに汚れてはないわね」ほかほか


不知火「それでは霞、早く替えのパンツを穿いてきて下さい」


霞「スースーする…もういやぁ……」ガチャ


不知火「……あんな内股な霞は初めて見ましたね」


叢雲「まさか他人のパンツを穿くはめになるとは思わなかったわ……それで不知火、私に用があったんでしょ?」


不知火「私がですか?」


叢雲「あんな強引に部屋を出ていかせたってことは、私と何か二人っきりで話たいことがあったんでしょ?何だったのよ?」


不知火「安価」


下1~3高コンマ 不知火の台詞、行動他

「?」(特になにも考えていない顔)

不知火「?」


叢雲「あんた…霞に行かせた意味は特に無かったの……」


不知火「だからさっきも言ったじゃありませんか。霞の部屋はここから近いんです」


叢雲「いや、だからって……」


不知火「それにスパッツを脱ぐのが面倒なんです」


叢雲「あのねぇ……ならあんた、トイレはどうするのよ?限界まで我慢するっていうの?」


不知火「なんですか?不知火に落ち度でも?」

叢雲「会話になってないわよ!だ、か、ら!トイレとかはどうするの!」


不知火「……」


叢雲「え、何よ…なんで黙るのよ…」


不知火「……」


叢雲「まさかあんた…漏らして……いや、それは無いわよね…」


叢雲「オムツとか?でも……そんな風には見えないし……」ジーッ


不知火「……不知火の下半身をジロジロ見ないで下さい」

霞「穿いてきたわよ!!さぁ叢雲さっさと……ってなんでまだ着替えないのよ!」


叢雲「霞、丁度いい所に来たわね」


霞「もう……何よ!?」


叢雲「不知火って普段トイレ行ってるの?スパッツ脱いでないみたいなこと言ってるんだけど」


不知火「……」


叢雲「見た目は普通なんだけど、特殊なスパッツだったりするの?」


霞「安価」


下1~3高コンマ 霞の台詞、行動他

霞「不知火はスパッツへのこだわりが凄いから、自作のスパッツを履いてモニターテスト中なの」


叢雲「スパッツをわざわざ作ったの!?」


霞「そうよね不知火?」


不知火「……はい、そうです」


叢雲「あんたよっぽどスパッツが好きなのね…」


不知火「好きというレベルではありません。スパッツは不知火。不知火はスパッツなんです」


叢雲「よくわからないけど…拘りが凄いのは良くわかったわ」

叢雲「じゃあスパッツを穿いたままトイレに行ける改造もしてあるってことなのね」


不知火「…はい」


霞「確か見た目ではわからないチャックが着いているのよね?」


不知火「そうです。股下が空くように改造してます」


叢雲「それでパンツをずらして…か。あんた……変わってるわね…」


不知火「よく言われますが、不知火は普通のつもりです」


霞「絶対普通じゃないわよ」

叢雲「やっぱりここは変わり者が多いのね」


霞「決まってるじゃない。何言ってるのよ?」


不知火「不知火が知っている限り、普通なのは葛城さんだけです」


叢雲「ふーん……じゃあ霞も何か変わってるっていうのね?」


霞「はぁ!?なんでそうなるの!?」


叢雲「だって不知火が普通なのは葛城だけって言ったじゃない。不知火、霞って何か特徴あるのよね?」


不知火「安価」


下1~3高コンマ 不知火の台詞、行動他

毒草マニア(ドクウツギとか栽培している)

不知火「叢雲は鎮守府裏の小さなビニールハウス周辺には近付くなとは聞いていませんか?」


叢雲「そういえば聞いたわね。それがどうかしたの?」


不知火「あそこには霞が育てている毒草があるんです」


叢雲「毒!?あんた何してんのよ!」


霞「だって…………」


不知火「ドクウヅキやトリカブトも育ててましたよね?」


霞「……そうよ、ちゃんと可愛いがってるわ」

叢雲「毒草を可愛がってるってあんたね……」


叢雲「ねぇ……ちょっと待って、私凄いことに気付いたのかもしれないんだけど…」


不知火「なんですか?」


叢雲「霞はここに着任したのか、移籍してきたのかは知らないわ。でも何か問題を起こしてここに厄介払いされたとしましょう」


叢雲「その原因って……あんたが毒草を使って…何か変なことしたから…とかじゃないの?」


霞「……」


叢雲「…答えられないの?」


霞「安価」


下1~3高コンマ 霞の台詞、行動他

霞「毒草を飲んだ時の苦しい感じが堪らなくて……」


叢雲「自分で飲んでるっていうの!?」


不知火「何度か病院送りにもなってるくらい、霞は筋金入りの毒草マニアなんです」


霞「今はもう病院のお世話になることはないわ。もう自分の致死量はわかってるから」


叢雲「いや…あんたねぇ……」


不知火「不知火もどうかと思いましたが、他人に飲ませるようなことはしないので、放置してるんです」


叢雲「毒草なんか飲んで何が面白いのよ…」

霞「最初はね、事故だったのよ。前の鎮守府で毒草の天ぷらを食べちゃったのがきっかけ」


霞「でも……その時の感覚が…忘れられないのよ」


霞「私の楽しみ方はね、まずは粉末にした毒草をほんの僅かな量を舐めるの。致死量はわかってるから、用意した分は全部舐めてもいいの」


霞「そうしたら…その毒草によって症状が出てくるの」


霞「この時に、ツライのとか吐き気がするのがあるから素人は気をつけないといけないわね。私はツライのは嫌だから、そういう草は育ててないの」


霞「私の育ててるのは血流が止まったりとか、発汗するやつとかばっかりなの」

霞「そしたら、ここからは気をつけないといけないんだけど、少しずつ飲むの」


霞「硬水で薬をちょっとずつ飲んでいくと……ある反応が現れるの」


霞「心臓がね……きゅってなるのよ」


霞「最初に舐めた分と、追加で飲んでる分の効果が重なると…凄いの」


霞「だんだん脈拍が弱くなっていくのがわかるし、心臓の鼓動も弱くなっていくの」


霞「そんな中で心臓がきゅっ…きゅっ…て。あぁぁぁもう…あの感覚は……何ものにも変えられないのよ…」

叢雲「話を聞いてる限りドMなのかと思ったけど、なんだか少し違うわね…」


不知火「薬によるタナトフィリアのようなものだと思って下さい」


叢雲「不知火…アンタ詳しいのね」


不知火「……霞が何度も病院に運ばれたんです。嫌でも詳しくなってしまいます」


叢雲「…苦労してるわね」


霞「あ、叢雲もこれを味わいたいなら、言ってくれたら協力するわよ?」


叢雲「遠慮しておくわ…」

霞「少しでも興味があるなら必ず私に言いなさいよ?下手に扱うと死ぬのもいくつかあるわ」


叢雲「なんでそんなのを普通に育ててるのよ…」


不知火「表向きには治療用ということになってますから」


霞「一応免許も持ってるわ」


叢雲「アンタ…自分が楽しむ為だけに許可取ったの?」


霞「当たり前じゃない!」


叢雲「はぁ……付き合い切れないわ…」

不知火「そうですね、スパッツ狂いに毒草マニア。それに前科持ちのヤンデレ…ここにいる三人だけでも凄く濃いです」


叢雲「前科持ちってアンタ………嘘じゃないんだけどさ…」


霞「本当にこの鎮守府に拾ってもらってよかったわ」


不知火「感謝しかありませんね」


叢雲「あのさ…ここにいる全員何か問題あるのは本当なの?」


不知火「不知火は全員と仲が良い訳ではないのでわかりません。ただ、さっきも言ったように私の知る限りでは、葛城さん以外皆さん何かありますよ?」


霞「叢雲もその仲間よ。何よ今更?」


叢雲「これは……私は凄い鎮守府に来たようね…」


ーー

ビニールハウスで毒草が育つのかどうかは知りません


引き続きネタ、コメントはどしどしお待ちしてます

1乙です。
『足りないもの』は前鎮守府の提督の手腕だったり器の大きさだったり。
トリカブトやイヌサフランはガーデニング用品店とかでも普通に売っており、キダチタバコ、ドクゼリは河原の近くで半分野生化しているなど意外に身近な存在の毒草。
ドクウツギの採集、栽培が出来れば少なくとも日本生息の他の毒草については楽勝です。
越冬の為に屋内で育てたりします。

おつおつ
なんか納得したなー自分にもおかしい所あるから龍驤さんとかをフォローできてるんやね

ーー

叢雲「何処に居るのよ……あいつらは…」


龍驤「お、叢雲やん。ここでの初出撃はどうやった?」


神通「出撃時間に…遅れたと聞いていましたが…体調は平気なんですね…?」


叢雲「いたいた、丁度アンタ達を探してたのよ」


龍驤「ウチらか?」


神通「何か用事でしょうか…?」


叢雲「正確には神通に用事があったの。龍驤さんは…見ればわかるからいいわ」


龍驤「なんの話しなんや……?」

叢雲「まず神通、アンタは不知火とは仲良いの?」


神通「何度も同じ艦隊で出撃しているので…悪いというわけではありません…」


叢雲「そう、ならアンタも問題有りってわけね」


龍驤「だから何の話しなんや?突然ひとのことを問題有りやなんて…」


叢雲「不知火から聞いたのよ。自分が知る限りの連中は、全員何か問題有りってね」


叢雲「龍驤さんは…見たらわかるわ。五体満足じゃないものね」


龍驤「…………」

叢雲「だから誰よりも大人しい神通も何か問題があるのか気になったのよ」


神通「……はい。確かに私も……」


龍驤「叢雲の言う仲間には確かに神通も入っとる。ただし神通は克服組や。全員が全員進行形で悩んでるわけと違うからな」


叢雲「そうなの?俄かには信じられないわね。神通には何があったのか教えてくれない?」


神通「……あ…の…」


龍驤「神通、無理はええんやで」


神通「…はい」


叢雲「あら、教えてはくれないのね?」


神通「いえ……貴女になら教えます」


神通「安価」


下1~3高コンマ 神通の台詞、行動他

ふっつうだな!(川内型並感)

神通「私は…バトルジャンキー…でした」


叢雲「バト…ル…?」


龍驤「戦闘狂言うたら意味はわかるか?」


叢雲「……えぇ、わかったわ」


神通「あの時の私は…異常でした。敵を……沈めることが……私の…」


龍驤「神通」


神通「……もう大丈夫ですよ…龍驤さん…」ニコッ


龍驤「…うん、神通はもう大丈夫や」

叢雲「神通…アンタ、なんで…今は………」


叢雲「…いえ、それよりさっき克服組って言ったわね。神通みたいなのは他にもいるのよね?」


龍驤「そうやで、ちゃんとおるよ」


叢雲「その人を教えて頂戴。そいつにも話を聞きたいの」


神通「なぜ話しを…?」


龍驤「ええよ神通。叢雲、誰か教えたるわ」


叢雲「ちゃんと教えてよね」


龍驤「安価」


下1~3高コンマ 人物名を。鎮守府にいるメンバーは>>100プラス皐月です

ーー

叢雲「天龍、少しいいかしら?」


天龍「なんだ?ここの事でも聞きたいのかよ?」


叢雲「ここというより天龍のことね」


天龍「俺だぁ?まさか卯月から乗り換えようってのか?」


叢雲「そんなフザけたことを言いに来たんじゃないの」


天龍「ふざけるってお前……じゃあ何の用だよ?」


叢雲「龍驤さん達から聞いたのよ、アンタは克服組だって。天龍は何があったの?」


天龍「安価」


下1~3高コンマ 天龍の台詞、行動他

キチガイゲージ制御不可(やっちゃダメの事をやるの抑えられない、見方誤射とか)

天龍「別に…ただ突然こんなの、おかしい、止めなきゃと思ったんだよ」


叢雲「だから、それは何って聞いてるの」


天龍「……お前に言う義理はねぇ」


叢雲「違うわね、本当は克服できてないから言えないんでしょ?」


天龍「…その手には乗んねぇよ」


叢雲「ふぅん……」


天龍「…………チッ、趣味悪いぞお前」


叢雲「あら、そうかしら?」

天龍「突然人のトラウマ言えっつって、教えるバカがいると思うか?」


叢雲「なら神通はバカなのね?ちゃーんと教えてくれたわよ?」


天龍「あいつ……」


叢雲「まぁ龍驤さんと一緒っていうのがあったかもしれないけど。それでも教えてくれたのよ?」


天龍「あぁ…龍驤さんと一緒なら納得だな。神通一人の時に聞いても絶対ぇ教えてなかったな」


叢雲「そんなにはっきり言い切れるの?」


天龍「当たり前だ。お前は龍驤さんの何を知ってんだよ?」


叢雲「何って、それは……」

天龍「俺は龍驤さんがあぁなっちまった時から知ってんだ。悪夢に魘されて精神イカレちまったこともな」


天龍「でもよ、龍驤さんはあんなに明るくなるまで戻ってんだ。どれだけ辛い思いをしたかお前はわかんのか?」


叢雲「……」


天龍「ここには色んな奴が居るけどよ、龍驤さんより辛い思いしてる奴はいねぇ。お前も含めてな」


叢雲「なら……天龍もってことよね?」


天龍「……」


叢雲「天龍の抱えていたものも、龍驤さんに比べたら大したことは無いのよね?なら、私にも教えられるんじゃないかしら?」


天龍「安価」


下1~3高コンマ 天龍の台詞、行動他

お前もちゃんと立ち直ったら教えてやる

天龍「龍驤さんが言えって言えば教えるさ。今のお前には何があっても教えねぇよ」


叢雲「はぁ……もういいわ」


天龍「あぁ?」


叢雲「龍驤さんの所に戻るのは面倒くさいし、それなら他の人をあたるわ」


天龍「……そうかよ」


叢雲「ならこの話はこれで終わり。じゃ、私は行くわね」スタスタ


天龍「なんだよアイツ…………」


天龍「克服組…か。龍驤さん、俺のこと……そう思ってくれてたんだな…」


天龍「俺は…………いや、龍驤さんは裏切れねぇよな…」

叢雲「今の所不知火の言うことは本当みたいね。あの子にどれだけ人脈があるかは知らないけど…」


叢雲「でも駆逐艦なんだし、大抵の艦娘とは付き合いがあるはずよね」


叢雲「次に会った艦娘にも話しを聞いてみましょう」


叢雲「……そんな簡単に克服できるはずなんて無いのに…」


叢雲「一体……何が…」


下1~3高コンマ 次に会った人物名を

清霜

ーー

隼鷹「どうしたんだ叢雲~?こんなとこウロウロしてさぁ~」


叢雲「これは分かりやすいのが来たわね」


隼鷹「なんだなんだぁ~?いきなり何言ってんだよぉ~」


叢雲「隼鷹、貴女は元アル中か何かよね?」


叢雲「どうやってそれを克服したの?やっぱり龍驤さんに比べるとアル中なんてちっぽけだって思ったから?」


隼鷹「安価」


下1~3高コンマ 隼鷹の台詞、行動他

違うぞ

隼鷹「どこであたしの話を聞いたか知らないけど、それは正しくはないねぇ~」


叢雲「正しくないってどういうことよ?」


隼鷹「あたしが酒を飲んでたのは、夜怖症を誤魔化す為だよ」


叢雲「夜怖…………?」


隼鷹「…あたしは夜が堪らなく怖かった。いくら寝ようとしても、夜が襲ってきてたんだ」


隼鷹「でもある日、酒を飲んで寝たら満足できる睡眠が取れたんだ。それ以来酒を飲む量が増えて……ってのが本当だ」


叢雲「なんだ、結局は精神病ってことじゃない。そんなに変わらないわよ」

隼鷹「な、なんだ?どうしたんだよ叢雲?」


叢雲「そうね…精神病なんて龍驤さんに比べたら大したことはないわ」


隼鷹「なんでそこで龍驤が出てくるんだぁ?叢雲、大丈夫なのか?」


叢雲「やっぱり欠損より大きいことはないのね……だからこうやって…」ブツブツ


隼鷹「…本当にどうしたんだ叢雲?あたしでよかったら話聞いてやろうか?」


叢雲「いいえ結構よ。変な話して悪かったわね」スタスタ


隼鷹「叢雲………?」


隼鷹「様子がおかしいのか…あれが叢雲の普段なのか……?」


下1~3高コンマ 叢雲の向かった場所やその状況、その他

ーー執務室

提督「……懐かしいな」


提督「この頃はまだ……」


叢雲「なにノスタルジックなことしてるのよ」ヒョイ


提督「あ、おい…!」


叢雲「ふーん…アンタと龍驤さんのツーショットねぇ…随分と前の写真を見てるのね?」


提督「…それを返してくれ」


叢雲「なんで昔の写真かわかるか当ててあげましょうか?だって龍驤さんの腕と脚が…」


提督「いいからそれを返すんだ!」


叢雲「ふーん…随分とこれに執着してるのね」

叢雲「別に取り上げようって訳じゃないんだから返すわよ。ほら」スッ


提督「…これは大切な物なんだ。気軽に触らないでくれ」


叢雲「そう、大切よね。だってここには五体満足の頃の龍驤さんが写っているものね」


提督「……」


叢雲「アンタはその頃に帰れるなら帰りたいでしょ?」


提督「…何故そう言い切る?」


叢雲「当たり前じゃない、恋人がカタワになってるのよ?誰だってそう思うに決まってるわ」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他

まあ。そんなに簡単に割り切れるもんでもないな、叢雲がまだ卯月の事を危ない位想っているようにな

提督「…そうでも無いぞ、あの身体を好き勝手出来ると考えると…」


叢雲「アンタ……」


提督「…冗談だ。今の龍驤には以前には無い魅力があると気付いたし、なにより共に苦楽を分かち合おうと約束したんだ」


叢雲「苦楽を分かち合う…ね。そんな簡単に行くと思ってるの?」


提督「…俺と龍驤ならできる」


叢雲「おめでたいわね…アンタ、頭が足りないとか言われたことは無い?」


提督「…………」

ペタ…ギッ…ペタ…ギッ…


龍驤「叢雲~~人の恋人にえらいこと言うてくれてるやん?」


叢雲「龍驤さん……」


龍驤「頭が足りへんとは…悪口にしても言い過ぎと違うか?」


叢雲「…確かにそれは言い過ぎたかもしれないけど、私の言った事は本当だと思うわ」


叢雲「感情を分かち合うなんて、そんな簡単にいかないもの」


龍驤「うん……成る程なぁ…」

龍驤「じゃあ叢雲…ウチに足りへんもんって何やと思う?」


叢雲「……随分な自虐ね」


龍驤「そんなつもりや無いで。ほら、言うてもええで」


叢雲「…龍驤さんは左腕と左脚が足りないわ」


龍驤「そうや、ウチは健常者と比べると五体満足やない。義肢は使っとるけど、それでも本物の腕と脚は足らんわな」


叢雲「……何が言いたいの?」


龍驤「まぁまぁ、話しは最後まで聞きや」


叢雲「…………」

龍驤「じゃあ神通に足りへんもんって何やと思う?」


叢雲「あの人は元戦闘狂なのよね。なら、心が足りないとかかしら?」


龍驤「うん、そういう考え方もあると思うで」


叢雲「じゃあ何が正解なのよ?」


龍驤「ウチはな、神通そのものに足りへんものは無いと思ってんねん」


叢雲「……はぁ?アンタが神通に足りないものは?って聞いてきたんでしょ?」


龍驤「そうや。でも、本人にそれがあるとは一言も言うてない」

龍驤「神通は戦闘狂が原因で前の鎮守府からここに移籍、もとい厄介払いされたんや」


龍驤「でも根気強く治療した結果、無事治って今やこの鎮守府の主力や!」


提督「…実際、神通にはかなり助けられている」


叢雲「神通は治ってよかったわね、と言えばいいの?」


龍驤「そうや無い。そうや無いんよ……」


叢雲「だったらなんなのよ!?」


龍驤「……気付いてくれへんか…」


叢雲「イライラするわね…なんなのよ!?」

龍驤「神通に足らんかったのは、周り奴の理解や」


龍驤「病気になった神通のことを誰も助けようとせんかったから、神通の症状は進む一方やった」


龍驤「もし誰か神通のことを気にかけとったら……」


叢雲「それで?何が言いたいの?」


龍驤「……ここまで言うても…あかんか…」


提督「…………なら後は俺から言おう」


龍驤「…うん」

提督「…人も艦娘も完璧な奴なんていない。完璧に見えてもそれはそう見えるだけだ」


提督「そうだな、完璧な奴を図形…四角形に例えよう。見た目が欠けてもいない完璧な四角形だったとしても、それはそう見せているに過ぎない」


叢雲「何故そう言い切れるの?」


提督「完璧な、完全なものなんてこの世に無い。それは叢雲にも当てはまると思わないか?」


叢雲「……」


提督「…話を戻そう。その四角形だが、もしそれが欠けていれば、それはそいつにとっての弱点になる」


提督「欠けているならまだしも、足りないとなれば一大事だ。凹んでしまったらもう元には戻らない」

提督「…だが、凹んでいても、それを補う方法は一つだけある。叢雲、わかるか?」


叢雲「……そのへこみ…穴を埋めるの?」


提督「…埋まる欠損ならそれは欠損じゃない。正解は他の凹んでいる四角形を、お互いに凹んでいる所を合わせるようにすればいい」


提督「…そうすれば見た目は元の四角形になる」


叢雲「……それが分かち合うってこと?」


提督「…俺はそう考えている」


叢雲「はぁ……大した理想論ね…」

提督「…なら叢雲、神通ほどの強さを持った艦娘を、どの提督でも簡単に手放すと思うか?」


叢雲「それは……」


提督「神通はここに来て特殊な訓練をした訳ではない。彼女にはそうなる素質があったんだ」


龍驤「前の鎮守府で、神通を誰でもいいから助けたったら、こうはなってなかった」


提督「……誰にでも触れて欲しくない所というものがある。勿論、無理に触れる必要はない」


龍驤「でも自分と同じような悩みや症状があれば、それは手伝ってあげたらいいんと違うかな?」


提督「…この鎮守府では多くの艦娘が何かしらの問題を抱えていた。でもそれを他人同士…皆んなでカバーし合えば、悲観する時間は少なくなる」


龍驤「ここでは辛そうにしてる奴がおったら、我れ先にと助けが行く。でもそれは善意だけやない、自分も辛い時があったからなんや」


提督「…俺が言いたいことはわかってくれたか?」


叢雲「安価」


下1~3高コンマ 叢雲の台詞、行動他

叢雲「いろいろ聞いてまわってきて、抱えているものは大小様々だけれどあるわよね、此所の艦娘達」


叢雲「でも…それに囚われすぎてずっと悲観でいるようには見えなかったわ……私もそうなりたいな……なれるかしら……」


龍驤「きっとなれるで。ウチらも手伝ったるから!」


提督「…心の病に完治と呼べる状況はほぼない。だが、悲観することは止められる」


龍驤「一緒に頑張っていこ、な?」


叢雲「…………はい」

提督「…素直にそう言ってくれてよかったよ」


龍驤「ほんまやね、てっきり傷の舐め合いか~みたいなの言われるかと思ったわ」


叢雲「……そう言ってたらどうしたの?」


提督「…傷の舐め合いなんてとんでもない。俺達はそれを傷とは思っていないんだ」


龍驤「ただちょっと四角形が凹んでるだけや!……ってな」


叢雲「ふふ……何よそれ…答えになってないわ……」


龍驤「やっと笑ってくれたな。叢雲の笑顔は可愛いで?」


叢雲「……ありがとう…」

提督「…そうだ、さっきのことで訂正ということでは無いが、ちゃんと言っておかなければならないことがある」


龍驤「…叢雲、その写真ら見てくれるか?」


叢雲「これって……」


提督「ここの皆んなと撮った写真だ。ここの仲間が増えていく度に撮っている」


龍驤「途中から同じとこで撮ってるやろ?それはな、夕張が来てからやねん。あいつ写真に詳しいみたいでな~」


提督「…だから俺はさっきあの時、あの頃が良かったと思って写真を見ていたわけじゃない。ただ単純に懐かしかったんだ」

龍驤「あの頃が良かったなんてとんでもない!今、こうやって毎日を過ごせてるのが一番好きや!」


提督「…まぁ龍驤は鬱がまだ残っているが……」


龍驤「司令官…それは言わんといてやぁ…」


提督「…すまん」


叢雲「ねぇ…写真って………」


提督「勿論叢雲もこの写真の中に入る。卯月が帰ってきたからと思っていたが……どうする?」


叢雲「うん…今も撮って、卯月が帰ってきても撮りたい。ダメかしら?」


龍驤「…ええに決まってるやん!」


提督「よし、なら夕張に準備してもらおう。皆んなが帰ってき次第、撮影だ」


叢雲「私……本当に……ここでなら……」


ーー

今日の話は本来なら、これが完結した後にエピローグというか、スレタイの足りないものというのはこういうことだったとあとがきで書こうと思っていたものでした


もしこの話が本か何かになるなら、最後の全員集合の写真は挿絵とか表紙にしたいなぁ…とか、自分の中で物語を書いた時にやる恥ずかしい妄想…したことないですかね?今日のはまさにそれでした


書きたいものというか、伝えたいものは自分なりに表現したつもりです。これでいつでもこのシリーズを終われます


一応、引き続きネタ、コメントはお待ちしてます

今晩は
今日の更新は休ませてもらうというか、しばらく更新はしないつもりでしたが、天城や叢雲、卯月がまだ解決していないので、またぼちぼちとやって行こうと思います


あと、わざわざ長文の感想をありがとうございました。たかがSSの一つにここまでの感想を貰えて嬉しいです


それと、何故昨日は本来なら書くつもりのなかったものを書いたのかと言うと>>347に足りないもの、のほぼ正解のようなことが書いてあったからなんです。
オチのオチというか、ネタバレを先に書かれると普通は怒ったりするものなのでしょうが、自分は嬉しかったんです。
こんな自分の言いたいことと言うか、表現したかったことをなんとなくわかってくれたんだ、という感じです。

このシリーズはいつまで続いてどんなエンディングを迎えるかは分かりませんが、昨日のものが実質的な最終回なのは変わりません

日々楽しくて刺激的な安価をありがとうございます。これからもお手柔らかにお願いします


あとこれは本編には関係ありませんが、偶に某メロン本屋で買った同人小説とかを見てると、表紙絵~~様、挿絵~~様とか書いてあるのを見るとなんだかイラっとします。
そういう筆者さんのフォロワーは最低でも3桁いっているのに対して、自分はフォロワー20人も居ないので、何コミュ力高いのを見せつけてんだよ!となります。こうなるのは自分だけでしょうか?


まだ過去が確定していないメンバーもいますので、引き続きネタ、コメントはお待ちしてます

ーー

北上「ふぃ~っちょっと休憩っと~~」


ギッ…ギッ…


駆逐棲姫「北上、これ見てくれ」


北上「せっかく休もうとしてたのに……で、なんなのさ~?」


駆逐棲姫「義足の様子がおかしいんだ。少し見てくれ」


北上「あんたの義足は明石達が見てるでしょ?それでも調子悪いの?」


駆逐棲姫「そうだ。とにかく見てくれ」ゴソゴソ


北上「あぁ待って、椅子用意するから……」

駆逐棲姫「これなんだが……」


北上「ちょっと待って……!あんたいつからこうなってたの!?」


駆逐棲姫「二日くらい前だな。それくらいから義足の様子が……」


北上「義足は正常!異常なのはあんたの脚!!」


駆逐棲姫「私の脚…?」


北上「酷いよこれ!片方は腫れてるし、もう片方は膿んでるし……痛くなかったの!?」


駆逐棲姫「私は痛覚が鈍いから。だから自分で脚千切った時もあまり痛みはなかった」


北上「いくら痛覚が鈍いって言っても…これは…」

北上「あんたまさか…義足で走り回ったりしてるの?」


駆逐棲姫「その為の義足だろう?」


北上「も~~~~!あんたは傷が治るまで義足禁止!」


駆逐棲姫「何故だ!?」


北上「あんたが怪我してるからでしょ!もう…なんで明石達に言わないんだよ~…」


駆逐棲姫「北上が帰ってくるって聞いたから。その時でいいと思ってた」


北上「良くないに決まってるでしょ!!もう…怪我の具合見るからこっち来て!」


駆逐棲姫「面倒だな…」


北上「帰ってきたと思ったらこれだもん…あたし病院に戻ったらここえらいことになるんじゃない…?」


下1~3高コンマ 駆逐棲姫の怪我の状態やその深刻具合を

絶対安静

ーー

北上「うん……やっぱり靴擦れみたいになってるから、治るまで義足は付けちゃだめね」


駆逐棲姫「ちっ……」


北上「まぁいいじゃん、レ級に思いっきり甘えときなよ~」


駆逐棲姫「…………」ズーン


北上「え、なにそのリアクション?もしかしてレ級と喧嘩でもした?」


駆逐棲姫「そうか……北上は知らないのか………実はお姉ちゃんはな…」

NTRくらったもんなぁ

北上「…………嘘でしょ?暁とレ級が付き合ってる…?」


駆逐棲姫「最近お姉ちゃんはずっと暁と一緒で……私は凄く寂しい思いをしてる」


北上「あ……ひょっとして走り回ったのって、レ級追いかけてたから?」


駆逐棲姫「そうだ……私はお姉ちゃんの側に居たいのに…」


北上「…よしわかった。二人の様子見に行こっか~」


駆逐棲姫「暁とお姉ちゃんの…?」


北上「そうそう、実際見てみないとわかんないこと多いしね~」


下1~3高コンマ 暁とレ級は何処でなにをしていた?

間宮でお互いにあーんして食べさせあい

ーー

北上「本当に暁の部屋にいるの?」


駆逐棲姫「この時間は多分そう。ほら、あそこだ!」


北上「車椅子乗ってんだから動かないで!あたしも部屋は知ってるんだか…ら………」


~~~~!~~……


北上「…今の声って、レ級の悲鳴とかじゃなくてさ……」


駆逐棲姫「ううぅ……やっぱりお姉ちゃんと暁が…」


~~~~~~!!


北上「うわ、レ級声凄っ……外まで丸聞こえだよ~」


駆逐棲姫「お姉ちゃん……」

北上「あの二人はいつもこうなの?」


駆逐棲姫「暁に出撃が無い時は…いつもお姉ちゃんとイイコトしてる…」


駆逐棲姫「私とお姉ちゃんは……いつも一緒で…私を守るって言ってくれたのに…」


駆逐棲姫「お姉ちゃんはもう…私のことなんて……」


北上「…そんなことないって。今は暁のことがちょっと気になってるだけだって」


駆逐棲姫「でも……」


~~~~…………


北上「おっ……声もしなくなったし終わったかな?ちょうどいいからさ、話聞いてみようよ~」


北上「暁、レ級、お邪魔するよ~」ガチャ


下1~3高コンマ 部屋での二人の様子や台詞等

ツヤツヤ暁とグッタリレ級

暁「北上さん、それにくきちゃんまでどうしたの?」


北上「えぇっと…その、レ級は……」


暁「え……?あ、そっか、北上さんは知らなかったのよね。私ね、レ級と付き合うことになったのよ!」


北上「うん……その状況見たら嫌でもわかるよね…」


暁「…?」ナデナデ


レ級「うぅん…暁ぃ……」とろ~ん


北上「暁の膝で蕩けてるレ級なんて初めて見たよ…」

暁「最初はどうなるかと思ったけど、以外となんとかなってるの!これで暁も立派なレディよ!」ナデナデ


レ級「ぁふぅ……んん…」


北上「いや~あたしは別にいいんだけどさぁ…この子のこと考えてあげてる?」


暁「くきちゃんのこと?」


北上「そうだよ~今までずっと一緒だったんだよ?急に環境変わって可哀想じゃない?」


暁「うーん…でも……」


駆逐棲姫「お姉ちゃん……お姉ちゃんは私のこと…もう…どうでもよくなったの……?」


レ級「安価」


下1~3高コンマ レ級の台詞、行動他

レ級「そんなわけあるか、あたしにとってお前は私の命より大事なんだぞ」


駆逐棲姫「じゃあなんで…ずっと暁と一緒に居るのぉ……」


レ級「暁はあたしの恋人だ。暁の事も大切にしたいと思っている」


北上「でもさぁ、最近ちょっと暁に構い過ぎなんじゃない?」


レ級「そんなこと無いはずだ」


北上「ほんと?なら今この子が車椅子な理由ってわかる?」


レ級「あ、れ……そういえば…」


駆逐棲姫「……」

北上「この子はね、レ級を追いかけたりしてるうちに脚を怪我したの」


暁「それって大ごとじゃない!?」


北上「まぁ怪我といっても軽いものだけどさ。でも、そのおかげでこの子はしばらく義足は付けられないんだよ~」


レ級「くき!?なんで言ってくれなかったんだ!?」


駆逐棲姫「だって…お姉ちゃんはずっと暁、暁って……お姉ちゃんは…私のお姉ちゃんなのに…」


北上「暁のことも大切かもしれないけどさ、くきとはずっと姉妹で頑張ってきたんでしょ?」


北上「二人共同じは難しいかもしんないけどさ、もう少しこの子の相手してあげてくんないかな?」


レ級「安価」


下1~3高コンマ レ級の台詞、行動他

ごめんよおおぉぉおお……(土下座)

レ級「これ以上の…感情のコントロールは無理かもしれない…」


レ級「今だって……気付いたら暁の部屋に来て…愛してもらっていたんだ…」


駆逐棲姫「お姉ちゃん……」


暁「それって……私が悪いって…こと……?」


レ級「いや違う…あたしが悪いんだ……我慢できないあたしが…」


駆逐棲姫「ふ……ふぐっ……お姉ちゃん……」ポロポロ


レ級「やめてくれくきぃ……お前が泣く所は見たくないんだぁ…」グスッ

暁「や、やめてよぉ……レ級にまで泣かれたら私まで……」ウルウル


駆逐棲姫「う……うぅぅぅぅぅ…」グスグス


レ級「あぁぁ…泣かないでくれぇ……」


暁「ふ……ふぇぇ……」


北上「あ~~~~もう!!とにかく一旦全員泣き止んで!話しはそれから!!」


北上「仕切り直して話し合いするから!各自泣き止むように!!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

それぞれレ級に甘える(甘えさせる)日を決める

ーー

北上「~~でさぁ、やっぱりレ級は一人しかいないわけじゃん?なら、二人で分け合うしかないと思うんだよね~」


レ級「あたしは二つに分かれないぞ……?」


駆逐棲姫「これ以上お姉ちゃんを傷付けるな!!」


北上「そうじゃないって!もう、最後まで話し聞いてよ~」


暁「北上さん、それって私とくきちゃんで代わり番こするってこと?」


北上「うん、それに近いね~」


駆逐棲姫「どういう意味だ?」

北上「例えば、奇数の日は暁、偶数の日はくきって感じでレ級に甘えたり、甘えさせたりする日を決めるってことよ~」


レ級「なるほど……」


暁「私はそれでもいいわよ!流石に毎日毎日レ級とシてると…少しあれだし」


レ級「暁……まさかあたしのこと嫌いに…?」


暁「違う違う!そうじゃなくて、その……これ以上えっちになるのは…どうかなって……」


北上「お~お~初心だこと。それで、あんたはこの案に賛成?」


駆逐棲姫「安価」


下1~3高コンマ 駆逐棲姫の台詞、行動他

駆逐棲姫「それしかないというのなら仕方がない…」


駆逐棲姫「だが私が奇数だ!!31日があるから、奇数の方が多い!」


北上「だってさ~暁はそれでいい?」


暁「私はそれでいいんだけど…」


レ級「問題はあたしが我慢できるかなんだよなぁ…」


北上「レ級ってさ、そんなに頭の中ピンク色なの?」


レ級「いや…暁と付き合うまではそんなことは……」

レ級「そもそも今日みたいに昼間から暁を求めるのも、ここ数日だけの話しなんだ」


暁「そうよ!いつもなら夜に…ちょめちょめって…」


暁「でも三日くらい前から…お昼にもって……」


北上「ん~それって何か気になるなぁ……」


駆逐棲姫「まさかお姉ちゃん…病気なのか?」


北上「どうだろ…そうじゃないとは思うけど……」


レ級「北上、調べてみてくれないか?お前がわかる範囲でいい」


北上「ん~~やるだけやってみるけど…期待しないでね?」


下1~3高コンマ レ級に何か問題があった?何も無いやわからないも可

ホルモンバランスが乱れてる

ーー

レ級「どうだ北上?何かわかったか?」


北上「ん~~あくまであたし達艦娘の数値を参考にすると…ホルモンバランスが乱れてる感じだね~」


レ級「ほる…もん?」


駆逐棲姫「龍驤が言ってるような言葉か?」


北上「放るもんじゃなくて、ホルモン。深海棲艦になんて説明すればいいんだろ……」


レ級「それはあたし達にとって重要なのか?」


北上「多分、ね。ホルモンのバランスが崩れると体調崩したり、変な気分になったりすることがあるんだよ~」


レ級「ならあたしは、ホルモンがおかしいっていうのか?」


北上「うーん……」

北上「仮にそうだとしても、キッカケが無いんだよなぁ~」


レ級「ある日突然おかしくなるものじゃないのか?」


北上「それで説明はつくんだけど…この数値は異常なんだよね~」


北上「深海棲艦の数値的には問題無いと言われればそれまでだし…でもな~」


駆逐棲姫「こんな迷ってる北上は初めて見たな」


北上「んぁ~~~~…暁、ここ数日のレ級で何かおかしいとこなかった?」


暁「安価」


下1~3高コンマ 暁の台詞、行動他

暁「そういえば何時もより苛められるのが好きになってたかも……?」


北上「あ~~さっきも声凄かったもんね~」


レ級「聞かれてたのか!?」


駆逐棲姫「お姉ちゃんの声外まで聞こえてた」


レ級「恥ずかしい……」


北上「いつもは声そんなに出てないの?」


暁「普段は色っぽく喘ぐ感じなの。例えばこうお尻を触ると女優さんみたいに…」サワッ


レ級「あぁぁぁんっ!!」ビクン


北上「うわびっくりしたー!」

暁「いつもはこんなに大きな声出さないのよ。それなのに…」


レ級「あたし…どうしちゃったんだろ……んっ…」ピクッ


北上「これは…ホルモンバランスが崩れてるどころの話しじゃないかもね」


駆逐棲姫「まさかそんなに悪いのか?…………元はと言えば暁がお姉ちゃんを!!」ガタッ


暁「ぴぃっ!」


レ級「やめろくき!その話はもう終わったんだ!」


駆逐棲姫「でもお姉ちゃんがもしこのまま……最悪死んだりしたら…私は……」ジワッ


北上「も~~また泣く~!とりあえず今すぐ死ぬことはないから、ね?」


駆逐棲姫「ほんどがぁ……?お姉ちゃんは…絶対大丈夫なんだなぁ…」グスグス


北上「大丈夫だから安心してよ。ね?」


駆逐棲姫「ぐす……うん…」

北上「そうなるとさぁ…実際暁のせいかもしんないんだよね~」


暁「私の…せい……」


北上「暁の魚雷クリティカルでレ級の尻尾は千切れて、その後入渠したことによってレ級は艦娘のような見た目になった」


レ級「でもあたしがおかしくなったのは三日くらい前からだ。暁の魚雷を受けたのは一ヶ月くらい前だぞ?」


北上「うーん……時期が合わないか…でもこれしか無いと思うんだよなぁ…」


レ級「暁があたしにする行動は全てクリティカル判定になるらしいんだ。だからあたしはこんなメロメロにされてしまった……これは関係ないのか?」


北上「それも聞いたけどさ~今回のことには関係…ない…………」


北上「…………ちょっと待ってよ…」

北上「……暁、ちょっとこっちきて」


暁「…?」


北上「暁さ……次の予定日っていつ?」ヒソヒソ


暁「予定日…?」


北上「決まってんじゃん、アレだよアレ」


暁「……それ、今関係あるの?」


北上「うん、あくまで仮定だけど……ちょっと聞かせてくれない?」


暁「……わかったわ。次はね……」こしょこしょ


駆逐棲姫「二人は何を話してるんだ?」


レ級「あたしにはわからん…」

ーー

レ級「二人で内緒話の結果、何かわかったか?」


北上「うん…あくまで仮定だけど、レ級がおかしいのはあと数日で終わると思うよ」


レ級「何故だ?」


駆逐棲姫「そもそも原因は何なんだ?」


北上「多分ね……暁の危険日…だからだと思う…」


暁「ううぅぅぅぅ…」カァァァ


レ級「きけんび?」


北上「……もしかしてわからない!?排卵日だよ!?この日に交尾したら子どもできちゃうよ~って日だよ!!」


レ級「安価」


下1~3高コンマ レ級の台詞、行動他

レ級「つまり私と暁の間に子供ができたと言うことか!?」


北上「いや…なんでそうなるのさ。あのねレ級、女の子は排卵日には特殊なホルモンが出てる時が多いの。レ級は暁のそのホルモンに影響を受けて……」


駆逐棲姫「北上、お姉ちゃん全然話し聞いてないぞ」


レ級「暁…よかったなぁ……」ナデナデ


暁「あ、うん…」


北上「……まさかレ級ってそういうの疎い?」


駆逐棲姫「暁に教えられるまで交尾の方法すら知らなかったと思う」


北上「うわ~無知シチュだったんだ……」


駆逐棲姫「お姉ちゃんは私がこうなってからもずっと守ってくれた。でも唯一の弱点がそれなんだ」


北上「人は見かけによらないって言うけど…まさかねぇ…」


ーー

少し下ネタに頼り過ぎたかもしれません


引き続きネタ、コメントはお待ちしてます

ーー

叢雲「司令官、少しいいかしら?」


提督「…どうしたんだ?」


叢雲「この艦隊で気になることがあったから聞きたいのよ」


龍驤「あらかた説明したと思うけど、まだ何かあるんか?」


叢雲「えぇ、貴方達にとっては普通かもしれないけど、新入りの私には引っかかるの」


提督「…それで、何が気になるというんだ?」

叢雲「この鎮守府には潜水艦がいるはずよね?でも出撃どころか姿さえ見えないのはおかしいのよ」


提督「…………」


龍驤「それは…やね……」


叢雲「なるほど、この鎮守府がなんとなくわかって来たわ。貴女がそんな反応をするってことは、龍驤さんに関係するのね?」


龍驤「うん……その通りやね…」


叢雲「教えてくれない?何故潜水艦の娘達が出撃もしないのに、鎮守府に所属していることになっているのか」


龍驤「司令官……」


提督「…わかった、俺から説明しよう」

提督「だが…説明すると言ったが、俺が今から言うことは憶測が少し混じる。それは勘弁してくれ」


叢雲「憶測…?どういうことなのよ?」


提督「…潜水艦の娘達には言葉で言い表わせないくらいに感謝しかない」


提督「あの時……あの子達が居なければ、この鎮守府は崩壊していただろう」


提督「だからまず…俺達は潜水艦には大き過ぎる借りがあることは知っておいてくれ」


叢雲「貴方は司令官なのよ?それが艦娘に大きな借り……司令官は一体何をしでかしたの!?」

提督「………俺はあの日の前後三ヶ月程の記憶がはっきりとしない。何もやる気が起きず、ただ部屋で過ごしてばかりだったのをなんとなく覚えている」


龍驤「……」


叢雲「まさか…」


提督「…龍驤が怪我をして精神を病み、それに連鎖するように心に不安を抱えていた連中も一斉に酷い状態になってしまった」


提督「…そういう俺もだ。俺はずっと龍驤の名前をブツブツと言って一日を過ごしていたらしい」


提督「…ある艦娘はあの時の状況は地獄だとも言っていた」


叢雲「地獄………」

提督「鎮守府全体から叫び声と悲鳴が……こだましていたらしい」


叢雲「そこからどうやって立ち直ったというの?」


提督「…潜水艦の子達だ」


龍驤「あの子らはな…司令官のかわりに指揮を執り、半壊した鎮守府をなんとか運営してくれたんや」


提督「…後で書類を見て驚いたよ。あれだけの仕事量を潜水艦の子達がやってくれていたとは…」


叢雲「凄いわね……でも、それが潜水艦の子達が出撃しないのと、どう関係するっていうの?」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他

提督「…その時の無理がたたって…な……」


叢雲「まさか…死……」


龍驤「…ううん、それは大丈夫や。でも…長期間は出撃出来へんって、お医者さんに言われてん」


提督「…だがあの子達の状態は解体を勧められるレベルのものだった。それくらいボロボロになるまで、彼女達は頑張ってくれたんだ」


叢雲「だから……名前だけは残して、潜水艦達は入院してるってわけ?」


龍驤「いや、そうやないねん。なぁ司令官、直接聞いてもらった方が早いかな?」


提督「…そうか。なら叢雲、場所を教えよう…………」

ーーbar海底


叢雲「まずは…ここね。見た目はおしゃれなお店だけど…本当にいるのかしら?」


叢雲「あの…」ガチャ


「…まだ準備中でち。出直してくだち」


叢雲「いえ、私は……」


「…艦娘?何処の叢雲でちか?」


叢雲「私は司令官の……」


「でっち!買い出し行ってきましたって!……あれ?お客さん?」


「この叢雲はろーの知り合いでちか?」


「ううん、知りませんって!」

叢雲「私は…司令官の所から来たの。最近配属になって、それで貴女達の事を聞いて…直接話を聞こうと思って来たの」


伊58「…そうだったんでちか」


呂500「どうりで知らないはずですって!」


叢雲「……色々聞きたいことはあるけど、これが一番聞きたいからまず答えを聞かせてちょうだい」


叢雲「貴女達は…司令官のことをどう思ってるの?」


伊58「安価」


下1~3高コンマ 伊58の台詞、行動他

伊58「身を削っても惜しくないと思える……最高の上司でち」


叢雲「だからボロボロになるまで鎮守府を支えられたの?」


伊58「…でち」


呂500「提督は、他の鎮守府で捨てられたり、酷い目にあってる子達を助けましたって!」


呂500「だから今度はろーちゃん達が提督を助ける番でした!」


伊58「…ゴーヤは今は出撃できないけど、それに後悔は無いでち。だから提督も恨んでなんか無いでち」


叢雲「凄いわね…素直にそう思うわ」

叢雲「じゃあ次に聞きたいんだけど、このお店はなんなの?」


伊58「これはゴーヤの趣味でち。出撃は出来ないけど働けないことは無いんでち」


呂500「でっちのバーテンダー、凄くカッコいいですって!」


伊58「ちなみに、この場所と開店費用は提督が出してくれたんでち」


叢雲「それくらい感謝してるってことね…なら、これにもそんな内容が書いてあるのかしら?」スッ


呂500「これは?」


叢雲「…貴女達に渡してくれって言われたの。司令官の手紙よ」


伊58「提督の…」


叢雲「何が書いてあるのかは知らないけど、とにかく渡したわよ?」


下1~3高コンマ 提督の手紙の内容とは?

伊58「ふむふむ…」


呂500「でっち、何が書いてあったんですかって!」


伊58「挨拶文にねぎらいと、感謝の礼のあとに、新しい仲間をもてなしてやって欲しい…っていう感じでち」


叢雲「なんだ普通ね。これなら電話とか直接言ってもいいのに」


呂500「多分…直接は無理ですって。提督はろー達が出撃できなくなったこと、今でも気にしてますって」


伊58「ゴーヤは気にしてないのに…難儀な男でち」


叢雲「それは気まずくて当然よ。ま、そこに書いてある通り私のことはよろしくね」


呂500「はい!またこのお店にも来て下さいって!」


伊58「ドリンク一杯、サービスするでち」

ーー鳳翔のお店


叢雲「次はここね…こんにちは」ガラッ


鳳翔「あらいらっしゃい。どちらの艦娘さんかしら?」


叢雲「ごめんなさい客じゃないの。ここに潜水艦の子達っている?」


鳳翔「じゃあ貴女は……」


叢雲「ええ、あの鎮守府から来たの。二人に会えないかしら?」

伊8「貴女が…」


伊168「私達に会いたいってことは、司令官のとこに新しく来た子なの?」


叢雲「そうよ、さっきは伊58と呂500のとこに行ってきたのよ」


伊8「お二人は元気にしてましたか?」


叢雲「ええ、バーテン姿は似合ってたわ。それで、あの二人にも聞いたんだけど、司令官のことはどう思ってる?」


伊168「安価」


下1~3高コンマ 伊168の台詞、行動他

伊168「なんとなく…放っておけない人よ」


伊8「私達はあの時、鎮守府から逃げようと思えば逃げられました。でも…それはしなかったんです」


叢雲「それは、アイツが司令官だから?」


伊168「…うん、そう」


伊8「だから私達がこうなっても、後悔はありません。提督の為に尽くせたんですから」


叢雲「…そうなのね」

伊168「叢雲はいつからあそこに来たの?」


叢雲「つい最近よ。そこで潜水艦の話を聞いたの」


伊8「あの話は…あまり聞かない方がいいかもしれません」


叢雲「そういうのは私は大丈夫。私のとはベクトルが違うもの」


伊8「無理はしないで下さいね?」


叢雲「わかってるわ。それで、貴女達にもこれを渡すように言われてるよの」


伊168「司令官から…手紙…」


下1~3高コンマ 提督の手紙の内容を

伊168「感謝と…謝罪ね」


叢雲「感謝は伊58達のにも書いてあったけど、謝罪も書いてあるの?」


伊8「はい…叢雲はここまでは知らないんですか?」


叢雲「…ここまで?」


伊8「イムヤは、私達の中でも一番酷い状態だったんです」


伊168「……そうね」


叢雲「酷いって…そんなになの?」

伊8「私は鳳翔さんのお店で働いてますが、それはイムヤの為なんです」


叢雲「それって誰かが側に居ないとダメ、とか?」


伊8「……」


伊168「いいわよはっちゃん、叢雲に言ってあげて」


伊8「わかりました…」


叢雲「伊168に一体に何があったの?」


伊8「安価」


下1~3高コンマ 伊8の台詞、行動他

伊8「イムヤは過度のストレスで狭心症を患って…それが原因で右目が上手く見えてないんです」


叢雲「見る限りは普通だけど……右目、見えてないのね」


伊168「うん…司令官、まだそのことを……ね」


叢雲「気にして当然よ、司令官のせいで…」


伊168「司令官のせいだなんて言わないで!私がそうしたかったの!」


叢雲「…悪かったわね」


伊8「イムヤ、落ち着いて下さい」


伊168「はぁ…はぁ……うん…」

鳳翔「大きな声がしましたが大丈夫ですか?」


伊168「鳳翔さん…」


伊8「はい、大丈夫です」


鳳翔「叢雲ちゃん、貴女はイムヤちゃん達の鎮守府から来たのよね?」


叢雲「…えぇ、そうよ。今日はイムヤ達に話を聞きに来てたの」


鳳翔「安価」


下1~3高コンマ 鳳翔の台詞、行動他

鳳翔「あの出来事から……随分経ったのね……」


叢雲「鳳翔さんは司令官の所に居たことがあるの?」


鳳翔「所属はして居なかったけど、仲が良かったから詳細は知ってるの」


鳳翔「それにイムヤちゃんからも…色々聞いたわ」


伊8「それで鳳翔さんはイムヤの状態を知って、引き取りたいって言ってくれたんです」


伊168「でも一人だと心配だったから…こうやってはっちゃんにも来てもらってるの」


叢雲「だから…なのね」

伊168「でもね、イムヤは片目で済んでよかったと思ってるの。あの時イク達が止めてくれなかったら…」


叢雲「そのイクとニムは料亭で働いてるのよね?」


伊8「はい、あの姉妹は仲が良いですから、何をするにしても一緒なんです」


伊168「イク達に…久しぶりに会いたいな」


伊8「あの時以来、会ってませんね」


叢雲「そんなに会いたいなら会えばいいじゃない。何か不都合でもあるの?」


伊168、伊8「安価」


下1~3高コンマ どちらかの台詞、行動他

伊8「実は…ニムが短期記憶障害を起こしていたんです……」


叢雲「……で、でも短期なのよね?今はもう治ってるんじゃないの?」


伊168「ニムは繊細な子でね…私達に会うとあの時のことを思い出しちゃうみたいなの」


伊8「硝煙に塗れて帰ってきたかと思ったら、提督と龍驤さんは狂ってて…」


伊168「それに釣られて神通さん達までおかしく……でも私達は出撃を止めることはできなかった」


伊8「私達が止まるということは、鎮守府の崩壊を意味していましたから」

伊168「あの日……私が血を吐いてでも出撃しようとした時に、イクが私に手を出した」


伊8「結果的にその行動は間違ってはいませんでした。イクさんがああやって止めてくれなかったら…今頃イムヤは…」


伊168「…ここには居ないわね」


伊8「ニムちゃんは…私達に会うとあの時を思い出して吐いてしまうんです」


伊168「だからニムなは会わせられない…ごめんなの……って言われてるの」


叢雲「そんな…壮絶なことが……」


伊168「ねぇ叢雲、この後イク達の所行くんでしょ?ならこれを渡してほしいの」スッ


叢雲「手紙…ね。確かに受け取ったわ」


ーー

中途半端ですが今日はここまでです


引き続きネタ、コメントはお待ちしてます

ーー料亭竜宮


叢雲「ここが伊19達が働いてる料亭ね…見るからに高級なお店ね」


叢雲「鎮守府からも遠いし…なんでこんな所で働いてるのかしら?」


叢雲「ま、会えばわかるわよね。事前にお店には電話をしてあるから、裏口から入らせてもらいましょう」


叢雲「すいません、さっき電話させてもらった者ですが…」


「あぁ、貴女が……イクさんはまだ手が離せませんが、ニムさんはあちらに居るはずです」


叢雲「ありがとうございます。さて、伊26に会いに行きましょうか」

叢雲「伊26はここでちゃんと働いてるのかしら?伊168達の話だと、精神的にマズイ可能性はあるわね」


叢雲「でも料亭に置いてもらってるってことは、そこまで酷くはないのかしら?」


叢雲「働けないのなら追い出されるでしょうし……」


叢雲「…この部屋ね。伊26、入るわよ」コンコン


下1~3高コンマ 伊26の様子や状態を

伊26「あ……貴女が叢雲ちゃん…?」


叢雲「アンタ……!その髪どうしたのよ!?真っ白じゃない!!」


伊26「うん……これはちょっと、ね…」


叢雲「染めてるわけじゃないわよね?こんなに綺麗にならないもの」


伊26「そう…ストレスが原因だって……言われたよ…」


叢雲「…………そんなに…あのことが……」


伊26「うん…今でもたまに…夢で見ちゃうの……」

伊26「あたし達はあの時……本当は…」


伊26「あたし達……」


伊26「…………」


叢雲「…伊26?」


伊26「ひっ…ひっ……ひっひっひっひっ…」


叢雲「過呼吸……!ちょっと待ってなさい!」


伊26「はひっ!ひっひっひっひっひっひっ……」ブルブル


叢雲「袋は何処かにないの?袋、袋……もう!初めて来る場所だから勝手がわからないわ!」

伊19「ニム!大丈夫なのね!?」バターン


伊26「おね……ちゃ…ひっ…ひっひっひっ…」


伊19「はい…落ち着いて、呼吸を整えて……」


伊26「は…ひ……はっ……ひぃ………」


伊19「ゆっくり、ゆっくりと息を吸って……」


伊26「……うん、もう大丈夫…」


叢雲「…ごめんなさい、彼女、急にこうなってしまったの。決してへんな事を言ったとかは無いわ」


伊19「安価」


下1~3高コンマ 伊19の台詞、行動他

伊19「……帰ってください」


叢雲「でも……」


伊19「いいからさっさと帰るのね!!ニムを酷い目に合わせる奴は許さないの!!」


叢雲「……ごめんなさい」


伊26「やめてお姉ちゃん…叢雲ちゃんは悪くないよ……」


伊19「でも!コイツのせいでニムが!」


伊26「いいから…ね?」


伊19「……わかったの」

伊26「ねぇ叢雲ちゃん…あたし達に何の用事だったのかな?」


叢雲「……私は最近あの鎮守府に来たんだけど、そこで貴女達の話を聞いたのよ」


伊26「う……」


伊19「その話はするななの!!そのせいでニムは…!」


叢雲「ええ、そのようだから止めておくわ。ただ、これだけは受け取ってほしいの」


伊26「これ…は……?」


叢雲「…伊168から預かったものよ」


伊26「…!!」ブルッ

伊26「ぅ…え……」


伊19「ニム!吐きそうなの!?おトイレ行くの!?」


伊26「ふ…ぅ………ううん、もう大丈夫…」


叢雲「名前を聞いただけで……体が拒否してるのね」


伊19「伊168達が悪くないのは知ってるの。でもこんな調子のニムとは会わせられないの…」


叢雲「…だからこそ手紙しかないのね。はい、しっかり渡したわよ」


伊26「お姉ちゃん……読んでくれない?」


伊19「…いいの?苦しくならないの?」


伊26「うん…だからあたしに聞かせて欲しいな」


伊19「安価」


下1~3高コンマ 手紙の内容や書かれていたことを

伊19「……」


伊26「なんて書いてあったの?」


伊19「イムヤ達の所に来てみて、ゴーヤが手料理振る舞う……って感じなの」


伊26「ゴーヤちゃんの料理…美味しいんだよね……」


伊19「でも無理なの。そんな状態のニムを連れては行けないの」


叢雲「そうね、私も無理だと思うわ。少し思い出しただけでこれでしょ?」


伊26「でも……」


伊19「ダメなの。お姉ちゃんは許可できないの」

伊26「じゃあさ…具合悪くなったらすぐ帰るから。それならどう?」


伊19「でも……」


叢雲「それならいいじゃない?伊19だって久しぶりに会いたいんじゃないの?」


伊19「……わかったの。ニムの具合がおかしくなったらすぐ帰るの」


伊26「うん…あたし頑張るから」


叢雲「ならそう返事してあげましょうか?帰り道には伊58のお店があるし」


伊19「……うん、お願いするの」


叢雲「貴女達の話はまたにさせてもらうわ。伊26の具合が良くなったら聞かせてちょうだい」


伊26「うん、今日はごめんね叢雲ちゃん?」


叢雲「いいわよ、気にしてないから」

ーーbar海底


伊19「ここがゴーヤのお店なのね…」


伊26「ふぅ…ふぅ……」


伊19「ニム、本当に大丈夫なの?」


伊26「うん……」


伊19「辛くなったらいつでも言うの。ね?」


伊26「わかってるよ……」


下1~3高コンマ 会合の様子やそこで起こったことを

ーー

伊168「ニム、もう大丈夫?」


伊26「ゴーヤちゃんの料理食べたら、元気になったよ!」


伊8「過呼吸もおさまったみたいですね」


呂500「でっちの料理は凄いですって!流石ですって」


伊58「やめてくだち……ゴーヤの料理はそんなにうまくないでち…」


伊19「でも、ニムの具合が良くなったのは事実なの!ありがとうなのね!」


伊58「……ありがとうでち」

伊168「鎮守府にいるころから、ゴーヤの料理は良かったものね」


伊8「特別美味しい、というわけではないですが、温かい味がしました」


呂500「そうです!だからこのバーでも人気なんですって!」


伊58「ゴーヤはお酒を楽しんで欲しいのに…」


伊19「売り上げが伸びるならそれでいいと思うの!」


伊26「そうすれば提督にお金早く返せるでしょ?」


伊58「いや、それがでちね……」


伊168「え、まさかお金返してないの!?」

伊58「違うんでち!提督は……お金受け取ってくれないんでち」


呂500「多分、まだあのこと気にしてるんですって」


伊19「提督……」


伊26「提督は元気にしてるのかな?」


伊168「叢雲によれば元気みたいね」


伊8「皆さん……やっぱり鎮守府に戻りたいですか?」


伊58「それは……」


伊8「実は……私はもう戻ってもいいって、お医者さんに言われてるんです。出撃も週一くらいからなら大丈夫って」


伊8「皆さんは……どうですか?」


下1~3高コンマ 誰かの台詞、行動他

伊58「ここでうんと言ないのが辛いでち」


呂500「ろーちゃんはまだ…戻りたいとは思わないです…」


伊8「…そうですか」


伊168「私達がこうなったのは気にしてないの。でも……また出撃しろって言われたら…」


伊19「そういえば、イムヤは目は大丈夫になったの?」


伊168「ううん、まだ……というより、もうこれ以上治らないって…」


伊26「そんな……」

伊168「いいのよもう、その話は……ゴーヤ、お酒なんかある?」


伊58「飲んで大丈夫なんでちか?」


伊168「うん、今日は……そういう気分だから」


伊58「わかったでち。皆んなも飲むでちか?」


伊19「もちろんなの!」


伊26「あたしはほとんど飲めないから、そういう人でも飲めるのってある?」


呂500「任せて下さいって!でっちに作れないお酒はありませんって!」


伊8「わぁ…楽しみです」


伊58「バーテンダーとしての腕こ見せ所でちね…!」


下1~3高コンマ お酒が入った後に起こったことや出来事、状態等

流れ者の伊13と伊14が何やら賑やかそうだと顔を覗かせる

ーー

呂500「うぇへへへへ~~とってもいい気分ですってぇ~」


伊168「ゴーヤ、ろーってこんな酒乱だっけ?」


伊58「新作のカクテルとかを試し飲みしてるうちに、こうなっちゃったんでち…」


呂500「う~~ニムー!」ダキッ


伊26「うわわっ!危ないよろーちゃん!」


呂500「えへへ~~ニムに会うの久しぶりだから、すっごく嬉しいですって!」


伊26「うん……ごめんね、今まで会えなくて…」


呂500「こーやって今会えたから、全然大丈夫ですって!!」

呂500「この白い髪も可愛いですって!」サワサワ


伊26「え、これが…?ただの白髪だよ?」


呂500「でもでも!ちゃんと手入れしてますって!とってもいい匂いもします!!」クンクン


伊26「やめて、恥ずかしいよ!」


呂500「ん~やっぱりニムちゃんは可愛いです!」


伊19「ろーは相変わらずなのね…」


呂500「次は~~イクちゃんですって!!」ガバッ


伊19「ふぁ!?」

呂500「うひひひ…この感覚、たまらないですって!」モミュモミュ


伊19「やめてなのぉ!オッパイを触らないで欲しいの!!」バッ


呂500「あぁん…もっと楽しみたかったです…」


伊19「もう……」


伊26「ふふっ、お姉ちゃんのそんな顔、久しぶりに見たな~」


伊19「ニム…」


伊26「ごめんね?いっつも心配と…迷惑かけて」


伊168「ニムこそ、まだ時間がかかりそうなの?」


伊19「そうなの…」


伊8「早く良くなるといいですね」


伊26「うん…」

伊168「…ところで、はっちゃんは一人で鎮守府に帰るの?」


伊8「いいえ、イムヤが…皆んなが帰らないなら帰りません。急ぐ必要はありませんから」


伊168「私のことは気にしなくていいわよ?」


伊8「これは私が決めたことですから」


伊168「…そっか」


伊58「鎮守府……提督はどうしてるんでちかね…」


伊168「手紙は貰ったけど、久しく話しはしてないわね」


伊8「久しぶりに会いたいです…」


伊19「ニムはどう思うの?」


伊26「会うのは無理かもだけど、あたしも話しくらいわしたいかなぁ…」

呂500「なら!今から話しませんかって!!」


伊168「今?」


呂500「はい!電話がありますって!ろーちゃん、番号知ってますって!!」


伊8「どうしますか?私は電話したいです」


伊58「ゴーヤも…久しぶりに声聞きたいでち」


伊26「ニムも…少しだけなら」


伊19「…わかったの」


呂500「じゃあかけますって!!提督もまだ起きてるはずです!」


下1~3高コンマ 電話の内容やその状況や起こったことを

鎮守府の誰かがでて「提督は用事があるといって出掛けている」と言われる。
その直後に客(変装した提督)が訪れる。
伊26と呂500以外にはバレバレ。

ーー

呂500「はい提督!お久しぶりですって!」


呂500「そうです!今でっちのお店でみんな集まってるんです!」


呂500「はい、はい!」


伊168「よかった、司令官出てくれたみたいね」


伊8「提督の性格なら、居留守使ってたかもしれませんからね」


伊58「ほんとに難儀な男でち」


呂500「え?あの………あ~あ、切れちゃいました」


伊19「きっと提督も色々忙しいの」


伊26「ちょっとくらいなら、あたしもお話ししたかったなぁ…」

伊58「ま、元気そうならそれでいいでち。イムヤ、それお代わりするでち?」


伊168「うんお願い。これ凄く飲みやすいわ」


伊19「じゃあイクもイムヤと同じの飲みたいの!」


伊26「お姉ちゃん、飲み過ぎはダメだからね?」


伊19「わかってるの~」


コンコン


伊58「ん?誰か来たんでちか?」

呂500「今日は貸し切りの看板掛けてあるはずですって!」


伊168「ええ、確かに来た時にはかかってたわね」


伊8「でもノックしてるってことは、ここに用事があるんじゃないですか?」


伊58「ベロベロに酔った常連さんかもしれんでち。待ってくだち、今開けるでち」


伊58「 はいはい、どちら様……って、提督!?」


伊168「それに龍驤さんまで!?」


伊8「葛城さんは…私達が抜けた後の仲間でしょうか?」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の第一声やその他行動他

提督「提督?人違いでは?」


伊19「…何言ってるの?」


龍驤「ここに居るのは一人の男とその女。そして、頼れる後輩や」


葛城「そ、そうですよ~」


伊58「…葛城の棒読みったら無いでち」


伊26「提督……龍驤さん……」


呂500「提督!お久しぶりです~~!!」ダキッ


提督「…だから俺は提督ではないと……」

伊58「…貴方が提督じゃ無いなら帰ってくだち。今日は貸し切りなんでち」


提督「そ、それは……」


伊168「ゴーヤ、そんな意地悪言わないであげてよ。そこのアベックさん達、こっちに座ってよ」


龍驤「…うん、ありがとうやで」


伊8「アベックって……言い回しが…」


伊168「何よ!そんなのほっといてよ!」


伊26「お姉ちゃん、アベックって何?」


伊19「要はカップル、恋人同士の古い言い方なの」


伊26「なるほど…」


伊168「そこ!古いとか言わないで!」

龍驤「うん…懐かしいなぁ……イムヤがそうやって皆んなに振り回されて…」


提督「イムヤはまとめ役としても頑張ってくれたんだ…」


伊168「あら、そちらの二人は私達のことを良く知ってるのね?」


龍驤「ちょっと、な……」


伊58「…それで、わざわざ二人が来たってことは、ゴーヤ達に直接言いたいことでもあったんでちか?」


呂500「それか、ろーちゃん達に会いにきてくれたんですよね!?」


提督、龍驤「安価」


下1~3高コンマ どちらかの台詞、行動他

提督「…鎮守府に着任予定だった外国艦が練度の高い潜水艦でないと到達が難しい荒れた流域に取り残されている。他の鎮守府に救援を依頼すると燃料が間に合わない……もう一度手を貸してほしい」


伊58「…事情はわかったでち」


龍驤「頼む…!無理言うてるのはわかっとる!」


葛城「私からもお願いします!」


伊19「…提督達はよっぽど懲りてみたいなのね。提督達のせいで!ニムが、大切な妹がこうなってるのに!まだイク達をこき使うっていうの!?」


伊168「頼みごとをする前に、まずは私の右目返してよ……司令官!!私の目を返して!!」


伊8「頭も下げないで…よくそんなことが言えますね」


提督「……こんな俺でよければいくらでも頭を下げる。だから…」スッ


龍驤「司令官、ウチも一緒に頭下げるから。葛城はええで、これはウチと司令官の問題やから」


葛城「でも……」


龍驤「ええよ、土下座くらい安いもんや」

提督「頼む…力を……」


龍驤「ウチらに貸して下さ……」


伊168「司令官、それ以上はいけないわ」ガシッ


伊19「龍驤さんも、そんな体で無茶しちゃいけないの」ダキッ


龍驤「え……?」


伊168「イムヤ達が本気であんなこと言うと思った?」


伊19「提督のことは恨んでないって前にも言ったの!ほら立って、龍驤さん!」


龍驤「ええんか…?ウチらのこと……憎んでないんか?」


伊26「あたしがこうなったのは少し悲しいけど、それは仕方ないことって思ってるから」


呂500「提督のことはみんな大好きですって!!」

伊8「葛城さん、その海域図か何かありますか?」


葛城「え、えぇ…ここに…」


伊58「なら緊急作戦会議でち。旗艦ははっちゃんで…ニムはいけるでち?」


伊26「まだちょっと無理かな…ごめんね?」


伊58「無理はしなくていいでち。なら艦隊はゴーヤ達4人で…」


伊168「待って、私は出られるわ」


呂500「無理はダメですよ?」


伊168「大丈夫よ、これでも伊号潜水艦なんだから!」


伊58「なら5人で行くでち。作戦は……」


龍驤「…司令官、皆んなええ子でよかったなぁ……」


提督「……」


龍驤「司令官?」


提督「ぐ……みんな……ありがとう…ありがとう……」ポロポロ


伊58「全くこれくらいで泣くなんて…やっぱり提督は提督でちね」


ーー

海外艦が仲間になりそうです、頑張ります


引き続きネタ、コメントはお待ちしてます

ーー

伊8「伊号潜水艦及び呂号潜水艦、出撃準備完了です」


伊58「機能美に溢れる水着も久しぶりでち」


伊168「うん、本当に久しぶり……」


提督「皆んな本当にすまん、俺のせいでまた……完治もしてないというのに…」


呂500「ろー達は大丈夫ですって!提督は心配し過ぎですって!」


龍驤「ありがとう、ほんまにありがとうな……」

伊401「皆んな!」ガチャ


伊19「しおい……」


伊401「ごめん、ごめんね…私がもっと練度が高かったら……」


伊58「気にするなでち。どうせあの海域に一人では無理だったでち」


伊8「後は私達に任せて下さい」


伊168「しおいはちゃんとお留守番しててね?」


呂500「ろーちゃん達がバーン!ってやって来ますって!」


伊401「安価」


下1~3高コンマ 伊401の台詞、行動他

伊401「これ!皆の御守り作ったんだ!無事に帰ってきてね!!」


伊8「私達の名前が刺繍されてます…」


伊58「…慣れない裁縫だったんでちね。その指の怪我はそういうことだったんでちか」


呂500「しおい、それ痛くない?」


伊401「皆んなのことを思えば、全然痛くなかったよ!だから…………無事に……」ジワッ


伊168「こらしおい、そこで泣いたらフラグ立っちゃうでしょ?」


伊8「私達の事を信じて、待っていて下さい」


伊401「……うん!」

ーー

伊168「…さぁ、いよいよ出撃ね」


伊8「皆さん準備は大丈夫ですか?」


伊58「問題無いでち」


呂500「はい!大丈夫ですって!!」


伊19「……」ブルッ


伊8「…イクちゃん、震えてるみたいですけど、本当に平気ですか?」


伊19「む、武者震い……なのね…」ブルブル


伊168「イク、無理はダメよ?」


伊19「……ううん、平気なの。ニムの分のお守りも持ったから、絶対に大丈夫なの!」


伊8「…わかりました。それでは出撃しましょう」


呂500「今助けに行きますから、待ってて下さいって!」


下1~3高コンマ 潜水艦は無事目的地にたどり着いた?道中で起こったことやその他諸々等

ーー

伊8「ヌ級改、エリツ、ナ級がそれぞれ2隻ずつですか…」


伊58「相手は護衛空母隊でち。やっちゃうでちか?」


伊168「帰りの事を考えたら、できるだけ戦闘は避けたい所ね」


呂500「ろーちゃんもそう思いますって!」


伊19「イクはどっちでもいいのね」


伊8「…わかりました。ここは向こうに気付かれずに、静かにやり過ごしましょう」

ーー

伊168「…もうすぐ目的地ね」


伊8「ここまでなんとか見つからずに来れましたが、帰りはそうはいきません」


伊58「なんであんな強敵がウロウロしてるんでちか…」


呂500「ろーちゃん達が病気になる前でも、ここは厳しいですって!」


伊19「……あそこに居るのが救出対象なのね?」


伊8「はい、どうやら合流できたみたいですね」


呂500「おーーい!助けに来ましたって!」


伊58「ろー!大声を出すなでち!」


下1~3 助けを必要としていた海外艦とは?見た目に特徴があっても可

ガングート「貴様らは……」


伊8「はい、提督の鎮守府からやって来ました。ガングートさんを助けに来たんです」


呂500「大丈夫ですかって!?その顔の火傷とか…!」


ガングート「あぁ…これは今回のには関係ない。少し、色々あっただけだ」


伊58「燃料弾薬はどうなってるでちか?」


ガングート「いずれも枯渇……どうにもならん状況だ」


伊19「わかったのね。携行缶しか持ってこれなかったけど、これで補給して欲しいの」


ガングート「あぁ…………助かる…」


伊168「補給が済んだら、急いで帰りましょう」

ガングート「補給はできたが、この燃料だと最大船速は出せん。ノロノロと帰るしかない」


伊8「はい、私達が護衛します」


ガングート「大丈夫なのか?この辺りは海流が入り組んでる上に、タチの悪い新海棲艦がウヨウヨしている」


ガングート「貴様らだけならなんとかなったかもしれんが、私が居るとなると…」


伊168「それでも、ここまで来たんだから帰るしかないのよ」


伊58「元より覚悟の上でち」


伊19「最悪イク達がどうにかなっても、ガングートさんだけは無事に送り届けるのね」


ガングート「おい、縁起でもないことを言うな」


呂500「とにかく、早く帰りましょうって!」


下1~3高コンマ 全員無事に帰ることはできた?何か起こった場合その詳細や、その他諸々等

ーー

伊8「……敵はぐれ艦隊発見です!」


ガングート「こいつらもやり過ごすのか?」


伊8「…いえ、この部隊を殲滅できれば、このまま比較的静かな海域を移動できます」


伊168「敵は水雷戦隊…厄介な相手かもね」


伊19「でも気付かれる前にやっちゃえば問題無いの!」


伊58「敵は6隻…誰が2つやるでち?」


ガングート「私がやろう。軽巡クラスなら弾薬は持つぞ」


呂500「ダメですって!戦艦の砲撃はうるさいですって!」


伊8「ガングートさんはそのまま進んでいて下さい」


ガングート「……了解した」

伊8「私の合図で皆さん一斉に魚雷を発射して下さい。二発目は装填の早いろーちゃんからお願いします」


呂500「了解ですって!」


伊8「それと6隻目ですが、これはまず5隻の撃沈を確認したら対処しましょう。敵は狼狽えるはずなので、その時一番近くて、装填の早い人から対処をお願いします」


伊19「了解なのね!」


伊168「こっちはいつでも準備いいわよ!」


伊58「さぁ…やってやるでち!」

ーー


ガングート「これは……凄い。あっという間に水雷戦隊が…」


ガングート「いくらはぐれ艦隊とはいえ、向こうに気付かれずに全て撃沈させるとは……」


ガングート「無線を聞く限り…連携も抜群だ。これが本当にブランクのある潜水艦達なのか……?」


ガングート「それにこれは練度の高さだけではない……互いに信用し合っているからこそできる芸当…」


ガングート「…やはりあの鎮守府では……異端児というものは存在しないも当然なのか…」


ガングート「あの鎮守府でなら…私は………」


ガングート「…………」

ーー

呂500「あっ!!鎮守府ですって!」


伊8「なんとか無事帰ってこれました…」


伊168「思ってたより海域が安定してたのが大きかったわね」


伊19「海が少しでも荒れてたら、ガングートさんは通れない所が何ヶ所かあったの!」


伊58「運が味方してくれたみたいでちね」


ガングート「ありがとう、貴様らには感謝しかない。私はあそこで朽ち果てることも覚悟していた…」


伊8「お礼はまず、鎮守府に帰ってからにして下さい」


伊19「そうなの!ちゃんと無事に送り届けるまでが、イク達の任務なのね!」


ガングート「…そうか、そうだな」


呂500「誰か迎えてくれたら嬉しいですって~!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ガングート「……ん?なんだあれは?」


伊19「ええっと…イクからはよく見えないの…」


伊8「あれは、横断幕か何かですね」


伊58「ようこそ鎮守府へ、っていうのは見えるでちね」


呂500「その隣にも変な言葉が書いてありますって!」


伊168「あれは英語…?なんでわざわざ英語でも書いてあるのかしら」


伊58「なら他に色々書いてあるのも外国語なんでちね」

ガングート「む…あのロシア語は上手く書けているな」


伊8「あれは……響が書いたみたいですね」


呂500「どうしてわかるんですか?」


伊58「あの字の横のマークは第六駆逐隊の誰かでち」


伊168「あの4人の中でロシアといえば…響でしょ?」


呂500「なるほど、です!」


ガングート「ようこそ鎮守府へ……か。こんな私を歓迎してくれるとはな…」


伊19「ここでは誰かを咎めるなんてことは起こらないの。皆んなが皆んな、大切な仲間なの!」


伊58「ただいまって言ってあげたら、提督達は喜ぶでちよ」


ガングート「……そうか、ならあえてそう言わせてもらうか…」


ガングート「ガングート、ただいま帰還した!そして、これから世話になる!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー

ガングート「~~~~」


伊8「ガングートさんの無事を確認。これにて作戦終了…です」


伊58「なんとかなったでち……」


呂500「久しぶりの出撃、楽しかったですって!」


夕張「みんな~~!」


伊168「夕張さん…?」


伊19「慌ててこっちに来てるみたいなの」

夕張「皆んな大丈夫!?気分は悪くない!?」


呂500「ろーちゃんは大丈夫ですって!」


伊8「私も問題はありません」


伊58「ゴーヤも大丈夫でち」


夕張「体は大丈夫でも艤装がどうかわからないからちゃんと入渠して下さい!」


夕張「ねぇ、イムヤちゃんとイクちゃんは大丈夫なの!?」


伊168、伊19「安価」


下1~3高コンマ どちらかの台詞、行動他

伊168「私は問題無いわよ」


伊19「イクも大丈夫なのね!」


夕張「よかったぁ……特に二人は心配だったんですよ!」


伊168「戦闘らしい戦闘は一回しか無かったもんね」


伊19「長距離の移動でちょっと疲れただけなの!」


夕張「なら今すぐ入渠して下さい!艤装はこちらでやっておきますから!」


伊19「そうさせてもらうの!」


伊168「このメンバーでお風呂も久しぶりね~」


呂500「皆んなでお風呂!楽しみですって!」

ーー

伊8「ここを使うのも久しぶりですね」


伊58「こんな広いお風呂なんて久しぶりでち」


伊168「ゴーヤはお風呂とかはどうしてたの?」


呂500「お店の近くの銭湯に行ってましたって!」


伊58「寝泊まりはお店だから、その方が楽なんでち」


伊19「お店って、狭くないの?」


呂500「広くないけど、でっちと一緒だから楽しいですって!」


伊168「ほんと貴女達って話聞いてるとまるで夫婦みたいよね…」


伊58「…ほっといてくだち」


下1~3高コンマ 風呂での出来事やその他起こったこと等

ーー医務室

夕張「皆んな大丈夫!?潜水艦の子達が倒れたって聞いたけど!!」


北上「お~夕張~~この子達なら大丈夫だよ~」


夕張「だって倒れたんですよ!?本当に大丈夫なんですか!?」


北上「大丈夫、大丈夫~~倒れたって言っても、ただの湯あたりだよ~」


夕張「ゆ、湯当たり……」カクッ


北上「どうせはしゃぎすぎたんでしょ~ほっとけば治るから、そんなに心配しなくていいよ~」


夕張「はい……」

北上「ここはあたしが見てるからさ、夕張は戻ってもいいよ。今ガングートさんの歓迎会やってるでしょ?」


夕張「いえ……念の為にこの子達の側に居させて下さい」


北上「…ま、あたしは止めないよ~」


夕張「ありがとうございます」


北上「ん~~……夕張、この子達はあたしも心配なのは心配だよ」


北上「でもさ、夕張はなんか特に気にしてない?潜水艦達子達と何かあったりした?」


夕張「安価」


下1~3高コンマ 夕張の台詞、行動他

夕張「あの時の鎮守府が傾かないように一緒に資料整理や出撃、遠征、皆の回復、いろいろやりましたからね……」


北上「……ごめんね、あたしはその時の記憶って無いんだよ」


夕張「辛いことは忘れるのが一番です。無理に思い出す必要はありません」


北上「提督もだったけど、あたしも盛大に狂ってたもんな~~……それはなんとなく覚えてるんだよ~…」


夕張「…はい、凄かったです。そんな中彼女達は頑張っていました。私に出来る事は……ほんの些細なことだったんです」


夕張「だから……彼女達がちょっとずつ壊れていくもがわかっていながら…何もできなかったんです…」


北上「……そっか…」

夕張「…私はあの時とは違います。今度は彼女達を守ります!」


北上「……あ~ぁ、なんか疲れちゃったなぁ~」


夕張「へ?」


北上「なんだか急にここから離れたくなったなぁ……」チラッ


夕張「……」


北上「……じゃ、あたしはこれで」ガチャ


夕張「北上さん…下手すぎますよ……」


夕張「北上さんがそっちを見てたってことは…誰か起きてるのよね?」


下1~3高コンマ 潜水艦の誰かの台詞を

伊19「……バレてたのね」


夕張「イクちゃん…」


伊19「…あのとき頑張ってたのはイク達だけじゃないの、夕張さんも頑張ってたのね。それで壊れなかった夕張そんは凄いのね」


夕張「違うの……私はね、壊れる程働いてないからなの……」


夕張「皆んなに比べたら私なんて……」


伊19「夕張、そんなこと言わないで欲しいの」ムギュ


伊19「夕張が居なかったら、イク達はきっと完全に壊れちゃってたの」


伊19「こうやってまた出撃できたのは夕張のおかげなの」


伊19「……ありがとうなの、夕張さん」


夕張「うん…うん……」


夕張「ありがとう…イクちゃん…皆んな……」


ーー

ガングートとは予想できませんでした、なんとかキャラ感を出せるように頑張ります


引き続きネタ、コメントはお待ちしてます

ーー

提督「…ガングート、改めて君の着任を歓迎する」


龍驤「やっと戦艦が来てくれたんや!それなりに忙しいから覚悟しといてな?」


ガングート「この鎮守府にはレンタル移籍の戦艦が一人いるだけだったな。そんな貴様が戦艦をうまく使えるのか?」


提督「…任せておけ、それが俺の仕事だ」


ガングート「ふむ、その言葉信頼してやろう」


龍驤「正規空母もなんかなんやで増えたし、これでやっと主力艦隊が組めるで!」


提督「あぁ…ここまで長かった……」

ガングート「軽巡や駆逐はともかく、戦艦は何処も手放したくないのは一緒だろう。例え本人に問題があっても、な」


提督「…そうなんだ、だからこそ今まで戦艦だけはどうやっても仲間にすることはできなかった」


龍驤「隻眼の戦艦とかって実は多いんよなぁ…」


ガングート「目や腕が一つ無いからといって、その火力に影響は余り無いからな」


龍驤「そんな中……ガングートはここに来てくれた…いや、向こうさんは…アンタを手放した」


提督「…その見た目に関係あることだとは思うが、改めて聞かせてくれないか?」


龍驤「辛いんやったら無理して言わんでもええからな?そんだけ大きな火傷が顔にあるんやし……な?」


ガングート「安価」


下1~3高コンマ ガングートの台詞、行動他

ガングート「…………」


ガングート「……」


ガングート「こ……」


龍驤「無理せんでもええで?今はアカンでも、また落ち着いたら……」


ガングート「……違う、そういう意味じゃない。貴様、私がどんなことを言っても動じないと誓えるか?」


提督「…当たり前だ」


龍驤「ここには色んな子がおるから、心配せんでもええよ。精神的に病んでる子もおれば、ウチみたいに肉体的に何かある子もおる」


ガングート「違う……そうではないのだ……」

ガングート「あの日……私は泥酔していた。何か嬉しいことがあったのは覚えている」


ガングート「それを祝福する為に同志達と騒ぎ、朝まで酒を飲んでいたんだ」


ガングート「だが、朝になると流石に寒くてな。暖炉の近くに寄ろうとしたんだ」


龍驤「まさか…………」


ガングート「その時に転んで……頭から暖炉に突っ込んでしまったんだ…」


提督「…おぉ……」


ガングート「いくら酒に酔っていたとはいえ、なんたる不覚か……!」

ガングート「私は向こうでは練度も高く、主力艦隊の一人だった。そんな奴がこんな理由で怪我をしただなんて、素直に言えると思うか!?」


龍驤「まさかアンタは追い出された訳やなくて…」


ガングート「そうだ!自分で志願したに決まっているだろう!!」


龍驤「えぇ~~…」


ガングート「移籍を志願してからすぐにこの鎮守府が手を挙げてくれたから、この火傷について詳細を知る者は少ない」


ガングート「だから貴様ら!この事は絶対に他人に言うんじゃないぞ!言えば銃殺刑だからな!!」


提督、龍驤「安価」


下1~3高コンマ どちらの台詞、行動他

提督「いやぁ…実はこの部屋には夕張が勝手につけた盗聴機がどこかにあってだな、もしかしたら聞かれてるかもしれ……」


バターン!


龍驤「……聞き終わる前に行ってもうたで」


提督「…言いたいことが伝わればそれでいい」


提督「しかしまさかガングートがあんな理由で……いや、この言葉は失礼か」


龍驤「そうやね、でも…司令官の気持ちもわかるわ……」


提督「あぁいう理由の奴は……ここでは初めてだからな…」

ガングート「夕張……確か潜水艦と仲が良い軽巡だったはず!」


ガングート「このことはできるだけ知られてたくは無い……!なんとしても夕張を口止めしなければ!」


ガングート「いや…まだ知らない可能性もある。そうなれば盗聴したデータを破壊すれば良い!」


ガングート「何処だ!?夕張は何処に居る!?」


ガングート「絶対に探し出してみせる!私の威厳が無くなる前に!!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー夕張の部屋


夕張「えぇ~ガングートさんはそんな理由で……」


夕張「でもまぁ恥ずかしいのはわかりますね、何せ戦艦と言えば艦隊を象徴していると言っても過言ではないですから!」


夕張「さて続きを……ふむふむ…」


夕張「え……提督、私が盗聴してるの知ってたんですか!?」


夕張「嘘ぉ…絶対気付かれてないと思ってたのに……」


夕張「あれ、急にガングートさんの声が聞こえなくなっちゃいました…」

夕張「……ちょっと待って、ガングートさんが向かう所っていったら……」


夕張「……まさか?」


バターーーン!!


ガングート「やっと見つけたぞ……!!」ズイッ


夕張「ひ、ひぃ…!」


ガングート「その様子だと聞いていたらしいな…!」


夕張「な、何が……でしょうか…?」


ガングート「とぼけるんじゃない!!」


夕張「ひぇぇぇぇぇ~!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

電「ガングートさん、ここに居たのです!」


ガングート「む、お前達は…」


雷「第六駆逐隊よ、覚えておいて!」


暁「私は暁で二人は電と雷!そして……」


響「やぁ……元気そうでよかったよ」


ガングート「ここにもちっこいのは居たんだったな」


響「その、ね……」


ガングート「なんだ?遠慮せずなんでも言ってくれ。私達は同志じゃないか!」

響「ガングートに…過去が何があったのかは聞かないよ。でも……辛くなったら私達を頼って欲しいんだ」


ガングート「なに!?」


響「私達じゃ頼りないかもしれないけど……それでも、心の拠り所が無いよりかはいいと思うんだ」


響「ガングートはまだここにきたばかりだろう?だから……」


電「同志の響ちゃんを頼ってあげて欲しいのです!」


雷「響だけじゃなくて私達もいるんだから!」


ガングート「お前達…」

夕張「よかったですねガングートさん!これで寂しい思いはしませんよ!」


ガングート「夕張!?」


夕張「彼女達の夢を壊すわけにはいきませんから」コソッ


ガングート「……助かる」


夕張「その代わり貸し1ですからね!」コソコソ


ガングート「…いや、元はお前が盗聴していたのが……」


響「あの……いいかい?」


ガングート「む、だ、大丈夫だ。まだ何かあるのか?」


響「安価」


下1~3高コンマ 響の台詞、行動他

響「ガングートと仲良くしたいって第六駆の皆でボルシチを作ったんだよ。一緒に食べないかい?」


ガングート「ほう、ボルシチ…!」


響「味には自信があるよ。こう見えても料理は得意なんだ」


ガングート「ここ数日はずっと保存食だったからな。昨日は歓迎してくれたとは言え、祖国の料理は無かった」


響「だからこそ作ったんだよ。この味が恋しいかと思ってね」


ガングート「断る理由は無いな。案内してくれ!」


電「一名様ご案内なのです!」


雷「夕張さん、ガングートさん借りていくわね!」


夕張「はい、どうか私のことは気にしないでください~」

ーー

ガングート「どこで食べさせてくれるというんだ?こっちは食堂では無いだろう?」


暁「響の部屋に案内するわ!」


電「響ちゃんの部屋なら気を使わないでいいと思ったのです!」


雷「ボルシチはもう準備してあるのよ!」


響「私達のボルシチ…気に入ってくれたら嬉しいな」


ガングート「この鎮守府のちっこい奴特製のボルシチ…存分に堪能させてもらおう!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー

ガングート「うむ!美味いぞこれは!」


響「喜んでもらえてよかったよ」


雷「お代わりもあるからいっぱい食べていってね!」


ガングート「ここまで美味いとアレが欲しくなるな…」


電「アレって何なのです?」


暁「さぁ……私にはわからないわ。響、貴女なら分かる?」


響「もちろんさ、ちゃんと用意もしてあるよ」

響「ほらガングート、これだよね?」ドンッ


ガングート「ちっこいの…!お前はわかっているな!」


雷「これ…お酒?」


電「はわわ、アルコールが強いお酒なのです」


暁「戦艦ならこれくらい何でもないのかしら?」


響「私達は飲めないからね、好きなだけ飲んでいいよ」


ガングート「美味い飯には美味い酒……これ以上の贅沢は無い!」


ガングート「ははは!いい気分になってきたぞ!」


下1~3高コンマ 酒が入ったガングートがしでかしてしまったことは?

辻パフパフとはなんでしょうか?

ーー

ガングート「ははははは!こんな気分になるのは久しぶりだぁ!!」バターン


電「ま、待つのです……」


雷「あぁ…オッパイ丸出しで出て行っちゃった……」


暁「まさか酔うと……あんな風になっちゃうなんて…」


響「ガングートの…パフパフは…凄い威力…だ……」ガクッ


暁「響……返事して……響ぃ…!」


電「オッパイが…あんなに恐ろしいとは思わなかったのです…」

「あ、うう……」ガクッ


「なんであたしまで……」ガクッ


ガングート「ふふふ…見つけた駆逐艦達は全員パフパフしておいたが、まだまだ足りないぞ!」


ガングート「こうなれば艦隊全員をパフパフしてやる!」


ガングート「全員の中にはもちろん提督も……ふははははは!このガングートに不可能はない!」


ガングート「ウラーーー!!突撃だぁーーー!!」


下1~3高コンマ ガングート暴走の結末とは?

ガングート「さぁ、次の獲物は誰だ!?」


龍驤「……」スタスタ


ガングート「む、あれは龍驤……早くもラスボスの登場という所か?」


ガングート「この艦隊には龍驤を超える艦娘は居ない。即ち…彼女を沈めればこの艦隊を獲ったも同然だ」


龍驤「……」


ガングート「敵は油断している上に義肢をつけている……これは勝ったも同然だ!」


ガングート「龍驤覚悟!ウラァァァァァァァ!!」

龍驤「そうはいかんでっ……っと」スッ


ガングート「なに!足を………!ぐわっ!」ドタっ


龍驤「雷から話は聞いたけど……えらい酒臭いな…」


ガングート「同志からの酒を断る訳にはいかんからな!」


龍驤「それで泥酔して暴れとったらあかんな。待望の戦艦が酒乱じゃカッコつかんで?」


ガングート「うるさい!龍驤もパフパフの餌食になるがいい!!」


ガングート「む……ぐぐぐ……!」


龍驤「どうした?軽空母の一人くらい払い除けられへんの?」

ガングート「な、何故だ!?何故ビクともしない!?」


ガングート「私は旧式とはいえ戦艦!それなのに……!!」ギギギ


龍驤「ふ……アンタもまだまだやな。ウチはどれだけ修羅場をくぐってきたと思ってんねん!」


龍驤「おいたをした子には…罰を与えなあかんなぁ……」


ガングート「何をするつもりだ!?」


龍驤「これ見よがしに見せつけよって……」ぐわし


ガングート「んぁっ!!」


龍驤「雲龍ほどでは無いけど、ええもん持っとるなぁ…」むにゅむにゅ


ガングート「何をするぅ!私は触られるのは弱いんだ!」

龍驤「自分でパフパフしまくっといて、それは無いんと違うか?」


ガングート「うるさい!私はまだ純血なんだ!」


龍驤「何が違うねん……ほな、さっさと終わらせたろ」ギュッ


ガングート「ぐぉっ!!何をする気だ!」


龍驤「もぐねん」


ガングート「も……もぐ!?」


龍驤「こんなに大きいのが二つあるんやから、一つくらいもいでもええやろ」グググッ


ガングート「おぁっ!や、やめてくれ!その力は冗談じゃない!!」


龍驤「…………」ググググググッ


ガングート「アッ……アァァァァァァァァァァァァ!!!!」


ーー

辻斬りならぬ辻パフパフは想像できませんでした。
伊東ライフゲームみたいな事を言ってるのかと思って調べても何も出てこないはずです


引き続きネタ、コメントはお待ちしてます

ーー

提督「…さて、まだ時間はあるが午後の業務を始めよう」


提督「レンタル移籍でない自由に編成できる戦艦が仲間になったんだ、これから忙しくなるだろう」


提督「…だがこれは嬉しい忙しさだ。支配海域を広げる為なら、多少の無理はしよう」


提督「…龍驤はまだか。なら先にやれることはやっておこう」


提督「ペンは何処に………」ゴソゴソ


提督「……ん?なんだこれは?」


提督「黒くて……透けている布……?」

提督「…龍驤のハンカチか?いや、それにしては小さいな……」


提督「第一なんでこんなとこにこんな布が……」


提督「…いや、これは布じゃない……」


提督「これは……下着…か?何故俺の机にあるんだ?」


提督「サイズからして龍驤のモノではない……」


提督「何処かに名前でも書いてないのか…?」ジロジロ


龍驤「……司令官?」


提督「ん、龍驤か?」


龍驤「安価」


下1~3高コンマ 龍驤の台詞、行動他

龍驤「それはオイタしてたバカから剥ぎ取った戦利品や」


提督「………………」


提督「……何故俺の机に置いた?」


龍驤「ごめんな司令官、ぶっちゃけ忘れとってん。バカを医務室に運んでる途中に執務室の横を通ったから、とりあえず戦利品を机に置いたねん」


龍驤「ほんでお腹減ったからそのまま食堂に行ったら……見事に忘れてたんよ」


提督「…せめて一言言っておいてくれ」


龍驤「うん、これはウチが悪いわ。ごめんな司令官」

提督「…戦艦は皆んなこんな下着なのだろうか?」


龍驤「ロシアバカが痴女やからと違うか?上半身裸で暴れるくらいやし」


提督「…とりあえずガングートは禁酒だな」


龍驤「酒でやらかすのがあいつやとは思いもせんかったわ…」


提督「…寒い所では酒をよく飲むと聞く。ガングートは元々酒に強くなかったんじゃないか?」


龍驤「身体あっためる為に飲んでたけど、それで弱いって……なんやねん…」


提督「…これはいつまでも俺が持っているのは悪いな。龍驤、ガングートに返してやるか、適切に処理しておいてくれ」パサッ


龍驤「安価」


下1~3高コンマ 龍驤の台詞、行動他

龍驤「なぁ、ウチがこれと同じのはいたら襲う?」


提督「………それは俺の趣味では…」


龍驤「うんわかった、これはバカに返しとくわ」


提督「……なぁ龍驤、ちょくちょく他人の下着で俺の反応を見るのはやめてくれないか?」


龍驤「だって下着って実物見な詳細わからんやん?ここには女の子しか居れへんから、見本にちょうどええねん」


提督「だからって……なぁ…」


龍驤「戦利品を除いては許可取ってるんやからええやろ?」


提督「うーん……」

龍驤「でもウチが持ってる下着は全部皆んなのを参考にさせてもらったやつばっかりなんやで?」


提督「そうかもしれないがなぁ…」


龍驤「……ほら司令官、丁度穿いてるこれとか特にエエんと違う?」ペラッ


提督「…!」クルッ


龍驤「司令官……?」


提督「…まだ昼間で業務中だ。興奮する訳にはいかない」


龍驤「司令官やったら、いつでもウチの身体好きにしてもええのに…」


提督「…皆んなに示しがつかないだろう。夜まで待っていてくれ」


龍驤「安価」


下1~3高コンマ 龍驤の台詞、行動他

龍驤「あかんのや…ウチが我慢出来そうにないんや……」


提督「………ひょっとして昨日のが原因か?」


龍驤「多分………あんな直前でお預けされたこと…今までなかったし…」


提督「昨日のは緊急信号を受信したから仕方ない……とはいえ、俺も気になっていたんだ」


提督「何せ……な。あと少しというか……あと1cmというか………」


龍驤「ううん……1cmも無かったと思うで…」


提督「…そうか」

龍驤「こんなこと言うと司令官が怒るのはわかってるけど言わせてな?他の人にあるもんがウチには無い。そのせいで司令官には迷惑をずっとかけてしまってるわな」


龍驤「でもな、不自由するのは日常生活だけやないねん。自分で自分を慰める行為も…な……」


龍驤「司令官…ウチは一人やと満足に性欲も発散できへんのよぉ……」


龍驤「お願いやぁ…………」


龍驤「司令官…ウチに慰めを…………」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他

提督「落ち着いて考えるんだ!ペチャパイでも男を満足させられないかと!」


龍驤「司令官が取り乱すなんて…珍しいなぁ…」


提督「だ、だってだな……」


龍驤「はぁぁ……司令官の指…」サワサワ


提督「おい龍驤…!」


龍驤「はむ……れる……」ペチャペチャ


提督「龍驤……!」


龍驤「はぁ……司令官の指美味しい……司令官………」モジモジ


提督「…わかった、わかったから……!」

金剛(どうして……どうしてこうなったデス!?)


金剛(何かあるかもと執務室に忍びこんだ所、龍驤さんのものではない下着を発見したんデス)


金剛(ひょっとして修羅場るかも?と思って部屋に隠れていたら……)


金剛(なんでこんな状況になっているんデス!?)


金剛(どうすればいいのでショウ……どうすれば……)


金剛(……これは困ったデス…)


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー

金剛(ワ……ワワワワ!!)


金剛(本当に始めちゃっタ………!)


金剛(うわぁ…………!)


金剛(あ、あんなに激しいんデスか!?男女の営みというのは……!)


金剛(わぁぁぁ……)


金剛(ウソ…!?そんな事まで……!?)


金剛(提督……やっぱりアナタは男らしいヒトです…)

金剛(ア………やっと終わった……?)


金剛(早いようで…長かったような……)


金剛(でもこれで……抜け出せるチャンスが生まれるハズ…!)


金剛(あ…れ……?まだ終わって無いんデスか…?)


金剛(え……えぇ……?何をするつもりなんデス…?)


金剛(……!!)


金剛(提督が龍驤さんの首を絞めている!?)


金剛(楽しむ為とは言え……あの龍驤さんの表情は……!!)


金剛(まさか……今回は本気で絞めているんデスか!?)


金剛(どうすれば……ここで出ていけば私が忍び込んでいるのがバレてしまいマス…しかし…!)



下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー

葛城「はぁ、急がなきゃ……この書類に提督さんのサインが無いと…」


葛城「提督!お忙しいところ……」ガチャ


提督「あ」


龍驤「あ」


葛城「!!」


葛城「あば……あばばばばばばばばばばば」


葛城「てててててて提督と龍驤さんががががががが」


龍驤「……葛城がバグってもうたね」


提督「そりゃあ…なぁ……葛城はこういうの耐性無かったみたいだからな……」

葛城「な………………」


葛城「何してるのよぉ~~~~!!」カオマッカ


提督「お…戻ったか」


龍驤「ごめんな葛城、これはウチが言い出したことでな……」


葛城「いいから二人は早く離れて!!これ以上イロイロと見たくないの!!」


提督「あぁすまん……っと」


龍驤「んぁ……ふぅ…」


葛城「こんな所誰かに見られたら大変なことになるから!!とりあえず二人は私の部屋にでも隠れてて!!」


龍驤「葛城は…何をするん?」


葛城「執務室の掃除!!!!この部屋とんでもない匂いするわよ!?」


提督「そうか…匂いは考えていなかったな……」

提督「…すまん葛城、あとを任せる」


龍驤「ごめんなぁ…司令官は悪く無いねん……ウチがな…」


葛城「龍驤さん関係なのは大体わかります!!だから早く!ここから離れて!!」


提督「…だそうだ。龍驤、歩けるか?」


龍驤「ちょっち無理かな…まだ力入らんし…」


提督「…なら俺が運ぼう」ダキッ


龍驤「あぁ…司令官のお姫様抱っこやぁ……」


葛城「そこ!イチャイチャしてないで早く行って!」

金剛(ぐぐぐ…葛城も部屋を出てくれれば抜け出せたのに……!)


金剛(葛城は部屋を掃除すると言っていまシタ。もし全部掃除するならここまでクルかも…!)


金剛(どうスル!?提督と龍驤さんにバレるよりはマシデスか!?)


金剛(それとも上手くやり過ごすしか無いんでショウか……)


金剛(ど、どうすれば……)


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー

金剛(抜け出すなら今だったかも……でも葛城は向こう向いて無かったし…デモ…)コトッ


葛城「……ん?何か物音がしたような…」


金剛(ア……気付いた…?)


葛城「まさか…ね。ここには提督と龍驤さんしか居なかった筈だし…」


金剛(気付かないで……お願いシマス……!)


葛城「でも、うーん…気になるなぁ……」

葛城「あそこって…丁度一人くらいなら隠れられそうなのよね……」


金剛(お願いシマス…神さま……!)ブルブル


葛城「……一応ね、一応。もし誰かいるなら…」


金剛(神サマ…………!!)


葛城「誰か居ますか…………?」キィッ


金剛「!!!!」


葛城「ぅわっ!!金剛さん!?な、何してるんですか!?」


金剛「安価」


下1~3高コンマ 金剛の台詞、行動他

金剛「フンッ!!」


葛城「ぐぇ……」ドサッ


金剛「安心して下サイ、ただの当て身デース」


金剛「葛城がこんなに勘がイイなんて、油断してマシた…」


金剛「でもこれでやっとここから抜け出せマース!」


葛城「……」キゼツ


金剛「葛城は………ここに置いておきましょう、仕方ありまセン」


金剛「きっと戻ってきた提督達か誰かが気付くでショウ…」

金剛「私はこれからどうしましょう……」


金剛「…ここは演習場か何処かに行って、私のアリバイを作っておく作戦でいきましょう」


金剛「万が一葛城がこの時のことを覚えて場合の保険デース」


金剛「そうと決まれば…早くここを離れまショウ」


金剛「……さらばデース!」タタタッ


葛城「…………」


金剛「ソーリーです葛城……今度何か埋め合わせはしマス…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

榛名は現在居ないのと、展開が思いつかないので最安価させて下さい


再び下1~3高コンマでお願いします

ーー

多摩「にゃあ…出撃は無事終了だにゃ…」


多摩「早く報告書を出して、ゆっくりと入渠するにゃ……」


多摩「…ん?執務室のドアが開いてるにゃ」


多摩「誰も居ないのかにゃ?提督、龍驤さん?」ヒョイ


多摩「……んん?」キョロキョロ


多摩「あ……あれは!?」


葛城「」キゼツ

多摩「葛城、どうしたんだにゃ!?」


葛城「」


多摩「しっかりするにゃ!葛城!!」


葛城「」


多摩「外傷は無し…なのに葛城は気絶してしまっている…」


多摩「…葛城は仰向けに倒れていた。ということは正面からやられたことになる。そうなると、多摩達みたいに認識のある人が相手とは考えにくい」


多摩「この鎮守府には正面から誰かを殴ったりするような、誰かを傷付けるような艦娘は居ない」


多摩「そうなると…………」


多摩「侵入者しか無い。まさか提督達が居ないのも…………!」


多摩「これは…緊急事態だ!!」

ウゥゥゥ~~ウゥゥゥーー!


「なに?なんの音?」


「これは…緊急警報!!」


多摩『緊急事態発生緊急事態発生!鎮守府内に侵入者有り!繰り返す、鎮守府内に侵入者有り!』


「侵入者!?」


「相手は深海棲艦!?それとも武装した暴徒!?」


多摩『尚、提督及び龍驤の安全は確認されて居ない!発見次第保護せよ!発見次第保護せよ!!』


「提督と龍驤さんが!?」


「まさか二人を人質にしているんじゃ……!」


多摩『始めから繰り返す!鎮守府内に侵入者有り…………』



下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー鎮守府付近、海上

瑞鶴「……雲龍!今の緊急通信聞いてた!?」


雲龍「えぇ、もちろんよ」


皐月「提督と龍驤さんは無事なの!?」


雲龍「……今の放送だけではわからないわね」


皐月「そんな……」


雲龍「貴女達は先に戻っていて。私が付近の鎮守府にも打電するわ」


皐月「なら僕も!」


雲龍「ダメよ、貴女は瑞鶴の援護が任務なの。彼女を無事届けて」


皐月「……了解っ!!」ザザザッ


雲龍「提督……貴方にはまだ恩を返せていないわ。こんな所で死ぬなんて許さないわよ」

電「さっきの放送はなんなのですか!?」


響「訓練じゃないみたいだね」


暁「多摩さんのあんな必死そうな声…初めて聞いたわ…」


雷「必死になるのもわかるわ。どうも司令官と龍驤さんが武装した侵入者達に人質に取られてるらしいの」


電「あぁ…」クラッ


響「電、大丈夫かい!?」


電「平気なのです…ちょっとショックだっただけで…」


暁「何処に居るのかもわからないの!?」


雷「うん…」


暁「そんな…このままじゃ司令官が……!」


響「許せない……こんなことをする犯人は絶対に許さない!!」

「敵は何処だぁ~!」


「犯人の数はわからないの!?」


「侵入者達は重武装しているようです!私達の艤装の使用許可を!」


「その許可を出す提督が捕まってるんだろーー!!」


「司令官~~!死んじゃ嫌だよーー!!」


「バカ!変な事言うな!まだ死んだと決まった訳じゃない!」


「でも…生存は……」


金剛「…………」


金剛「……ヤッベェことになってるデース…」


金剛「私は葛城を気絶させただけなのに……」

金剛「ひょっとして場所が悪かったんでショウか?でも葛城を移動させる余裕はありませんでシタ…」


バババババババババ


金剛「ア……ヘリの音…近くの鎮守府から応援でも来たんデスかね…」


金剛「…………」


金剛「これは土下座しても無理かもしれマセンね…」


金剛「……どうしよう…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー

「金剛ぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」


「金剛は何処に行ったぁぁぁ!!」


「探せ!この鎮守府に居るぞ!」


「あいつは戦艦だ、図体はデカイ!隠れられる場所は限られているぞ!」


「しらみつぶしに捜索だ~!!」


金剛「ヤバイヤバイ……!全部バレたデス…!!」


金剛「私はまさかこんなことになるとは思わなかったんデス……!」

金剛「どうやら提督と龍驤さんの無事を確認した後、目が覚めた葛城が全てを語ったようデスね…」


金剛「ここで私が見つかれば、とんでも無いことになってしまいマス!」


金剛「私は艦娘人権保護団体の役職付きデス!ただの不祥事ならまだしも、こんな下らない問題を起こしたとなれば大問題デス!」


金剛「ここはバレないように鎮守府を脱出して……ほとぼりが冷めた頃に戻ってくれば…」


龍驤「上手いこと脱出できたとして、ほとぼりが冷めるまでどうするん?海の上は危険やで?」


金剛「それは大丈夫デス、こう見えても私は戦艦デスからね!」


龍驤「そうか、それやったら安心やなぁ」


金剛「はい!心配してくれてどうも…………!」クルッ


金剛「はぁっ!!」

龍驤「…………」


金剛「は、はひっ!りゅ…じょ、さ……!」


龍驤「そうか…金剛は逃げようとしとったんか……せめてちゃんと謝るんやったら、なぁ…」


金剛「あわ…あわあわあわあわあわ…」


龍驤「さてと……金剛?」


金剛「はひっ!!」


龍驤「言い残すこと…………あるか?」


金剛「せめてお、お慈悲を…………」


龍驤「……」ニコッ


金剛「アァッ…アァァァーーーーーー!!」


ーー

今日は思っている方向とは全然違う所に着地しました


引き続きネタ、コメントはお待ちしてます

ーー

幹部「提督君、今回は大変だったようだね」


提督「…不運が重なったというのもありますが、今回の騒動は金剛が主な原因でした」


幹部「だが彼女も深く反省しているようじゃないか。私もチラッと反省している所を見たが……」


提督「…反省させたのは龍驤です。彼女は大変怒っていたようなので……」


幹部「……まぁこれは私がとやかく言うことではないだろう」


提督「…そうしてもらえると助かります」

幹部「それでだ、今回の事は金剛君の組織も重く見たようで、彼女の処分を考えていたらしい」


提督「処分と言うと……」


幹部「組織からの除名、もしくは降格だ。周りの鎮守府も巻き込んでしまったからね、これは当然だと言える」


提督「…そうですか」


幹部「だが悪いことばかりでは無い。今回の件でその組織のお偉いさんに会えて、色々と情報を交換できたんだ」


幹部「その中には君達が欲しい情報も、もちろんあった」


提督「…その情報というのは?」


幹部「かつての明石が連絡を取っていた人物だよ」


提督「…それは!」

幹部「明石の危険思想に同調し、彼女の研究のバックアップをしていた人物だよ」


提督「その人物が特定できたというんですか!?」


幹部「…この問題は我々も苦労していたんだ。何せ明石はもう過去の記憶は無い。調べようにも手掛かりはゼロだった」


幹部「明石に処置を施してから後悔したよ。相手の尻尾をこれ程捉えられないとは思わなかったからね」


提督「それで、どんな人物だったんですか!?」


幹部「まぁ待つんだ、この情報は君にだから話すものだ。くれぐれも慎重に取り扱ってくれるね?」


提督「…もちろんです」


幹部「それでは教えよう、その人物のことを……」


下1~3高コンマ その人物の特徴や、艦娘の場合はその名前を

幹部「このメモに書いてあるのが、その人物と思われる男の特徴だ」スッ


提督「…大学を卒業後整備士として働いていたが…渡米後現地で死亡。白血病の手術痕あり、男性。だが死亡後に日本での目撃証言が有る…」


幹部「大学も調べたが、可も不可も無いありふれた大学だ。それに渡米も旅行が目的だった。怪しい所は無いように思える」


提督「…本当にこの男が?」


幹部「情報に間違いは無い。だが……わからないことが多過ぎるんだ」


幹部「男の死亡届けは何処で出したのか。死亡を確認したのは誰なのか。そもそも今どこにいるのか…全て謎なんだ」

幹部「提督君、この件はとんでも無い裏があるかもしれない。勝手に行動はしないでくれよ?」


提督「…はい」


幹部「本来ならこの情報も他言無用だったんだ。その意味はわかるだろう?」


幹部「…このメモは廃棄させてもらうよ」ビリビリ


提督「…それほどこの問題には裏があると?」


幹部「この国…もしくはそれよりも大きい規模の何かが絡んでいるかもしれない」


提督「それほどの……」

幹部「この男と明石は直接連絡を取っていたらしいが、本来ならあり得ないことなんだ」


幹部「いくら調べてもこの男が誰かと連絡を取っていた痕跡は見つからなかった」


幹部「それほど明石の技術が凄かった。提督君もそれは十分体験しているだろう?」


提督「…はい。彼女が作る義肢の出来は凄まじいです」


幹部「…これでこの話は終わりだ。金剛君のことはまた後日にしよう」


幹部「提督君、もう一度言うが単独で動くのはやめるように。最悪君と…龍驤君の命が無くなるかもしれないからね」


提督「…忠告ありがとうございます。それではまた…」



下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー

幹部「この男は一体誰なのか……そもそも本当に存在するのだろうか…」スタスタ


幹部「いや…電話をしていたということは、少なからず姿はあるはず……」


幹部「………いくら調べても情報が出てこないというのも気になる…」


幹部「うーーむ…………」


ガングート、金剛「……」


幹部「む、君達は……」


金剛「ア、幹部さん……もう帰るんデスか?」


幹部「あぁ、用事は済んだからね」


ガングート「……」

幹部「しかし鎮守府前で正座とは…辛く無いかね?」


金剛「イエ…私達が悪いので……」


ガングート「……」


幹部「まぁそうだろうね。金剛君は覗き見をした挙句、鎮守府を混乱させました…か」


幹部「そしてガングート君は、上半身裸で鎮守府を暴れ周りました……」


金剛「この首にかけているプレートは凄く恥ずかしいデス…」


幹部「提督君も鬼じゃない。反省していると認められたら、この罰も終わるだろう」


金剛「ハイ……」


ガングート「……」


幹部「ところで…ガングート君はさっきから一言も喋っていないが、具合でも悪いのかね?」


ガングート「安価」


下1~3高コンマ ガングートの台詞、行動他

ガングート「ちょっとおな…なんでもない」


幹部「…?」


金剛「確かにガングートの様子がさっきからおかしいデス…」


ガングート「なんでも……ない…」


幹部「……その汗の量はなんでも無いとは思えん」


金剛「ガングート、どうしたんですか?」


ガングート「……」ダラダラ

幹部「金剛君、ガングート君を医務室に連れて行ってくれるか?龍驤君達には私から言っておく」


金剛「わかりマシタ。ガングート、歩けますか?」


ガングート「やめろ……!動かすんじゃない…!」


金剛「ンン?どうしたんデス?」グイッ


ガングート「やめ……!あぁっ…!」プルプル


幹部「まさか……金剛君、ガングート君はトイレに行っていたかい?」


金剛「…マサカ!?」


ガングート「ふーーふーーっ!いいか…絶対揺らすんじゃないぞ…!!」


金剛「オーウ……トイレくらい言えばいいんデスよ…」


ガングート「うる……さい…!!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

金剛「ここから一番近いトイレは演習場デス。それまでなんとか我慢して下サイ」


幹部「下手に触ると逆効果だ。ここは本人に任せよう」


ガングート「ふーーーーっ!ふーーーーっ!!」ヨロヨロ


金剛「もしかして足が痺れているんデスか?」


幹部「あの国には正座という文化は無いだろう。痺れて当然と言えば当然か」


金剛「…え、ちょっと待って下サイ。もしこけたりしたら……」


ガングート「うっ……ふぅ……!」ヨロヨロ


ガングート「あ…」ベシャ


幹部、金剛「あ」

ガングート「」ブルッ


金剛「あ……アァ……ガングートの下半身に水溜りが…」


幹部「……私は何も見ていない。これにて失礼するよ」


金剛「ここで逃げるんデスか!?」


ガングート「……」


金剛「あ、あの……ガングート?その…失敗は誰にでも……」


ガングート「…………」


金剛「ええっとぉ……ウーン…」


ガングート「………………」

バッシャーン!!


金剛「な、なんデス!?」


響「あいたたた、転んでバケツをひっくり返してしまったよ」


金剛「響……?」


響「せっかくワカサギを沢山釣ってきたのに、勿体ないことをしてしまったね」


ガングート「ひび…き……?」


響「ごめんねガングートさん。私が責任を持ってお風呂に連れていくよ」


ガングート「あ…あぁぁ……」ヨロヨロ

響「金剛さん、後はお願いできるかな?」


金剛「私は何をすればいいんデスか……?」


響「この散らばったワカサギ達を回収して欲しいんだ。ワカサギ料理は司令官達の好物だからね」


金剛「いや、あの……」


響「新しいバケツはそこにあるから。よろしくね金剛さん」


金剛「あ、ハイ……」


響「さぁ行こうかガングート」


ガングート「……」コクリ


金剛「ええっとぉ……このワカサギ達を助けるんデスよね…」


金剛「でも……この液体って…海水と……ガングートの………排水が混ざった……」


金剛「…………やるしかないデス…」

ーー風呂


響「ごめんねガングートさん、頭からワカサギを被ってしまったね」


ガングート「……」


響「調子に乗って釣り過ぎてしまったみたいだ、これから気をつけるよ」


ガングート「……」


響「そうだ、今度一緒にワカサギ釣りに行かないかい?ワカサギは司令官の大好物なんだ」


ガングート「……」


響「…どうしたのかな、ガングート?」


ガングート「安価」


下1~3高コンマ ガングートの台詞、行動他

ガングート「Спасибо……」


響「ありがとう、か……私はお礼を言われるようなことはしてないよ」


響「私はガングートに迷惑をかけてしまったんだ。これが事実だよ」


ガングート「……響、お前は…」


響「さぁ冷えた体は温まったかな?ならそろそろ出ようじゃないか」


ガングート「……ありがとう同志。この恩は忘れないぞ」

ーー

ガングート「響、ここまでしてもらわなくてもいいぞ…」


響「そうはいかないよ、大事な髪にも海水がかかってしまったからね」わしわし


ガングート「髪くらい自分で乾かせるというのに…」


響「私がそうしたいんだ。もう少し待っていてくれないかい?」


ガングート「……なら任せるとしよう」


響「うん……ガングートの髪は綺麗だ。まるで白銀の世界を思い出すようだよ」


ガングート「…褒めても何も出ないぞ」


響「そうだね、むしろ出すのはガングートの方だね」


ガングート「貴様……!」


響「なんちゃって、冗談さ」


ガングート「…全く……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー

響「お風呂は気持ち良かったねガングート」


ガングート「…そうだな」


響「さて金剛さんはちゃんとワカサギを届けてくれたんだろうか?確かめに行かないとね」


ガングート「なぁ響、あのワカサギは……」


響「大丈夫だよ、地面に落としただけだから、洗えば大丈夫さ」


ガングート「…………」


響「気になるならガングートは食べなければいいさ。好き嫌いは誰にでもあるからね」


ガングート「いや……まぁ…そうする…か」

響「あれ?金剛さんなんでここにいるんだい?」


金剛「アッ!響……」


響「そっちは食堂じゃないよ?どこに持っていこうとしてたんだい?」


金剛「それは…デスね……」


響「…わかった、私が持っていくからそのバケツを貸してくれないかい?」


金剛「……本気デスか?」


響「本気だよ。ワカサギはみんな好きだからね、この時期だけのものだし」


金剛「でも……これは……」


響「…料理の前にはワカサギは洗うし、何も問題ないよ」


ガングート、金剛「安価」


下1~3高コンマ どちらかの台詞、行動他

ガングート、金剛「「戦艦の意地見せたらぁ!もっと大物釣ってきてやる!」デース!」


響「あの……」


ガングート「道具は借りていくぞ同志響!!」ダダダッ


金剛「提督に排水に塗れた魚は出せまセンからね!!」ダダダッ


響「あぁ…行ってしまったよ」


響「大物と言っていたけど、二人はワカサギ釣りがどういうものか知っているのかな?」


響「私は小物を釣ってきたんじゃなくて、ワカサギはこういう大きさなんだよ」ぴちぴち

響「今から行っても金剛さん達昼食には帰ってこれないし……」


響「やはりこのワカサギは食堂へ持っていこう」


ぴちぴちぴちぴち


響「うん、一度ぶちまけたとはいえ鮮度は十分だ」


響「まさかワカサギを刺身でなんか食べないだろうし、うん大丈夫だね」


響「司令官達、喜んでくれるといいな」

ーー食堂


響「間宮さん、ワカサギを持ってきたよ」


間宮「わぁ…!凄いわ、大漁ね!」ぴちぴち


響「上手く魚群に当たったんだ」


間宮「ちょうどお昼に間に合いそうですし、急いで料理しますね!」


響「あ、間宮さん、くれぐれもワカサギはよく洗って……」


提督「…響が帰ってきたのか」


龍驤「おっ!大漁やん!これは美味そうやな~!」


間宮「はい!早速料理しちゃいますね!」


響「……お願いするよ」


下1~3高コンマ 食堂での出来事や提督達の食べた料理名、その他起こったこと等

提督「…いや、これだけ量があるんだ。どうせならそとで炭火焼きなんかどうだろう?」


龍驤「それええやん!焼いたワカサギも美味しいからな~」


間宮「わかりました!なら準備しますね!」


響「あの…ワカサギはちゃんと洗って……」


提督「…どうした響?早く外に行くぞ」


龍驤「響のお陰でワカサギが食えるんやからな!響が来やな話にならんで!」


響「…すぱしーば」

ーー


金剛「な、なんとか釣れましたが……」


ガングート「まさかこんなに難しいとは思わなかったぞ…」


金剛「しかも量も全然デス…かろうじて二人分くらいしかありまセン…」


ガングート「これは提督と龍驤に食べてもらおう…」


金剛「ハイ…あの二人には……あんなワカサギは食べさせられません…」


ガングート「響はちゃんと処分してくれておいただろうか…」


金剛「多分大丈夫デス。まさか一度排水を経由したワカサギを出すとは思えません」

ワイワイ


金剛「ん?なんでショウ?盛り上がってるようデスね」


ガングート「食堂の近くからだな」


金剛「それになんだかいい匂いがシマス。これは…焼き魚の匂いでショウか?」


ガングート「…………嫌な予感がする。金剛、急いで食堂まで行くぞ」


金剛「言われなくても、デス!」

提督「…ん?お前達もワカサギを釣ってきてくれたのか?」


龍驤「有難いわ~響のだけで量はあったけど、多いに越したことは無いからな!」


金剛「オーウ……」


ガングート「響……嘘だろう?」


響「…ごめんよガングート。とても言い出せなかったんだ」


龍驤「どうしたん?響が釣ってきたワカサギに何かあるっていうん?」


金剛「安価」


下1~3高コンマ 金剛の台詞、行動他

金剛「正直に話しマース…実は………」


ガングート「……」


…………


ええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!


提督「……」カラーン


龍驤「嘘やろ……?これが…ガングートの…排水まみれ……?」


間宮「だから響ちゃんがあんなにワカサギを洗うように言ってたんですね…」


響「うん……間宮さん、このワカサギは洗ったんだよね?」


間宮「…ごめんなさい、新鮮だったから軽く下拵えをしたくらいでそこまでしっかりとは洗って無いわ…」


響「あぁぁぁ……」

多摩「多摩……実はさっき生でつまみ食いしたんだにゃ。生のワカサギは苦いけど、それがまた美味しいんだにゃ」


多摩「でも…今日のはなんだかいつもと違った味がしたんだにゃ。変に苦いというか……」


多摩「それって、まさか…………」


北上「多分……排水の味だろうね…」


多摩「……うぇっ…」


北上「…吐くならトイレでお願いね」


龍驤「なぁ司令官……そう言われたら…味へんな気せぇへんかった?」


提督「……気のせいだと言いたい」


龍驤「そ、そうやんなぁ……焼いてるから…味なんか変わるはず無いわなぁ……」


提督「……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー

その日、ウチらの心は一つになった。このやり場のない怒りと悲しみを深海棲艦にぶつけてやろうと!


中でもガングートは顔を真っ赤にしながら敵に突撃しまくって、今までに無い成果を上げまくったんや。


勢いはそのままに、それまでどこの鎮守府も攻めあぐねとった深海棲艦の一大泊地に半ば八つ当たり的に強襲。そして見事これを無効化することに成功した!


この功績は上層部にも認められて、司令官は特別勲章をもらうことになったんや!


でも……そんなええことばっかりではなかったんや

ウチらがあの日、深海棲艦に突撃かました原因が何処かから漏れて、しかもそれがいつもみたいに誇大されていって……


司令官は艦娘の血肉を強制的に喰わせて、無理やり士気をあげさせるカニバ提督として噂されるようになってしまったんや…


司令官は目に見えてヘコんどるし……ガングートは暫く部屋から出てこやんようになるし……


ウチら…これからどうなっていくんやろ……


ーー

ここで終わらせてもよかったんですが、まだ解決できていないものもあるので、とりあえず続きます。

次回はここになるのか次スレに行くかは思いついたネタによります


それでは引き続きネタ、コメントはお待ちしてます

今日のは時系列が多少おかしくなる可能性があります。場合によってはパラレル扱いになりますので、よろしくお願いします


ーー

提督「…二人共、良く来てくれた」


加賀「私達だけに話って何の用なのかしら?」


暁「誰にも気付かれることなく来いだなんて…まさか秘密の作戦とか?」


加賀「空母と駆逐艦だけで?どんな任務なのか想像できないわね」


暁「隠密作戦では無さそうだけど……司令官、本当に私達じゃないとダメなの?」


提督「…そうだ、この任務は二人にしか頼めない」

加賀「どんな任務だというの?」


提督「この作戦はかなり重要な作戦だ。失敗は許されない。もし失敗でもしたら……」


暁「そんな任務を暁達に頼むなんて……でも、これでもお姉ちゃんなんだから!どんな難しい任務でもやり通すわ!」


加賀「提督、作戦の概要を教えてちょうだい」


提督「…二人はもうすぐなんの日だかわかるか?」


暁「え?何かしら?大規模作戦は終わったわよね?」


加賀「なんの日、という表現は曖昧ね。暦の上での話なのか、個人的なものなのかによるわ」


提督「…わかった、ちゃんと説明しよう」

提督「二人は……もらっただろう?アレを…」


暁「アレ?さっきから何を言ってるの司令官?」


加賀「…私、なんとなくわかった気がするんだけど、まさかその為だけに呼ばれたの?」


提督「…頼む、手伝ってくれ」


暁「なに?なんなの加賀さん?」


加賀「暁、貴女はバレンタインにレ級からお菓子か何かはもらったの?」


暁「えぇ、マカロンをもらったわ!レ級ったら料理上手で驚いたのよ!」


加賀「…やっぱりそうなのね」


暁「……?」

加賀「提督は龍驤さんにお返しになにを送ればいいか困って、私達を集めたのよ」


暁「えぇぇぇぇ!!それだけの理由で!?」


提督「…俺にとっては深刻なんだ」


加賀「呆れました…まさかこんなことだったなんて……」


提督「…そう言わないで知恵を貸してくれ、頼む!」


暁「加賀さん、せっかくだから協力してあげましょう!司令官の頼みなんだもの!」


加賀「暁がそう言うなら仕方ありません。特別に手伝ってあげますよ」


提督「ありがとう、助かる……!」


暁「じゃあお互いになにを送ろうとしてたのか言い合いましょうよ!先ずは加賀さんからお願いします!」


加賀「安価」


下1~3高コンマ 加賀の台詞、行動他

加賀「手作りのクッキーと、一緒にちょっと良いところのレストランに行こうと思っていたの」


暁「わぁ…大人な感じ……」


加賀「この日の為に盲導犬が居ても問題無く入れるレストランを探しておいたのよ」


提督「そうか…やはりプレゼントだけではダメなのか……」


加賀「そうでも無いと思うわ。私がそういうのが好きなだけよ」


暁「そのレストランって凄くお洒落なのよね!?」


加賀「瑞鶴には雰囲気を楽しんで欲しいから、必然的にそうなるわね」


暁「わぁ~~大人の女性って感じね!」

提督「俺と龍驤なら…夜景の見えるレストランか……」


加賀「私のを参考にしてもいいけど、場所は被らないようにして欲しいわ」


提督「…わかった、気をつけよう」


加賀「次は暁よ。貴女はどうしようとしてたのか教えてくれないかしら?」


暁「安価」


下1~3高コンマ 暁の台詞、行動他

暁「内風呂付きの温泉宿に行くのよ!そこで手作りのくび……チョーカーを贈るの!」


加賀「首輪だなんていい趣味してるわね」


暁「うぅ…だって……そういうプレイもしてみたいってレ級が…」


提督「…そうか、暁は次の休みにレ級とそこに行くのか」


暁「そうよ!ちゃんと予約も取ってあるの!」


加賀「駆逐艦にしては用意周到なのね」


暁「当たり前よ、レ級は私の大切な人なんだもの!」

加賀「貴女、駆逐艦にしては立派なレディだわね」


暁「そうでしょ!私だって色々勉強してるんだから!」


加賀「さぁ……私と暁はこうやってちゃんと考えていたわ。肝心の提督はどうだったのかしら?」


暁「まさか、何も考えて無いだなんて言わないわよね?」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他

提督「…一応プレゼントのお菓子を用意しようとしていたんだが、やはり手作りの方が良かっただろうか」


加賀「男の人なんだから、別に無理に手作りに拘る必要は無いわね」


暁「ちょっと高級だったり、限定モノのスイーツなんかをプレゼントするのはどうかしら?」


提督「…成る程な」


加賀「提督は何処かに出かけるというのは難しいかもしれないけど、その分凝ったものにすればいいと思うわ」


提督「…やはり二人に聞いてよかったよ。とても有意義な意見を聞けた」

加賀「でも提督、忘れてはいけないのは気持ちを込めることよ」


暁「ただ高級なものをあげればいいってものじゃないんだから!」


提督「…そうだな、それが一番大事だな」


加賀「龍驤さんと提督ならきっと気持ちは通じ合っているでしょうけど、それでも改めて気持ちを伝えるのは大切よ」


暁「ヘマなんかしたらダメよ司令官!」


提督「…あぁ、わかっているさ」


下1~3高コンマ 暁、加賀、提督の誰かのお返しシチュエーションを

ーー

龍驤「司令官、用事って何なん?」


提督「あぁ……龍驤にこれを渡そうと思ってな…」


龍驤「これは…間宮羊羹?なんでまた急に?」


提督「…ほら、今日はアレの日じゃないか」


龍驤「……あ!すっかり忘れとったわ~」


提督「…受け取ってくれるか?」


龍驤「当たり前やん!喜んでいただくで~!」

提督「…そうか、嬉しいよ」


龍驤「ん、どうしたん?やけにテンション低いけど何かあったん?」


提督「………実はな、本当は手作りのクッキーを渡そうとしてたんだ」


龍驤「司令官の手作りクッキー……」


提督「だが……どうやっても上手くいかなかったんだ。龍驤には手作りのものを渡したかったんだが…」


龍驤「なら司令官、ええこと思いついたんやけど聞いてくれる?」


提督「…なんだ?」

龍驤「その手作りクッキー、一緒に作れへん?」


提督「龍驤と一緒に、か?」


龍驤「そうや、二人で作ればうまくいくかもしれんし、何より楽しいやろ?」ニコッ


提督「…そうだな、そうしよう!」


龍驤「司令官、材料はまだ残ってるん?」


提督「多めに買っておいたからな、余裕はある」


龍驤「ほな早速作ろか、司令官のお返しクッキー!」



下1~3高コンマ 暁か加賀のシュチュエーションや状況を

ーー

瑞鶴「ねぇ加賀…ここって結構いいお店じゃないの?」


加賀「そうね、気軽に入れるお店では無いわ」


瑞鶴「別にこんな所じゃなくてよかったのに…」


加賀「これは私の気持ちよ。遠慮なく受け取ってちょうだい」


瑞鶴「そう言われたら断れないじゃない……」


加賀「下調べは完璧よ。コースも予約してあるから安心して」


瑞鶴「…ありがと」


加賀「さぁ入りましょう。すいません予約してあった……」


…………

ーー

瑞鶴「ねぇ大丈夫?私って浮いてない?」


加賀「平気よ、貴女は綺麗だもの」


瑞鶴「そうじゃなくて…!もう……」


加賀「心配しなくてもいいわ、ここは盲導犬も入れる親切なレストランなのよ」


瑞鶴「ならいいんだけど……」


加賀「貴女は気にしすぎよ。さぁ、料理を楽しみましょう」


瑞鶴「…そうしましょうか」

ーー

加賀「どう?美味しいかしら?」


瑞鶴「うん…!すっごく美味しいわこれ!」


加賀「貴女に食べさせるだけじゃなくて私も……上品な味付けね」


瑞鶴「もう…これくらいなら一人で食べられるのに……」


加賀「私がそうしたいのよ。ほら、次の料理が来るわよ」


「……すいません、料理の方少しお待ちいただけますか?」


加賀「何かあったのかしら?」


「いえ、なんでも…………」

「おい!お前らだよお前ら!!」


瑞鶴「え…もしかして私達……?」


「そうだ!なに店に犬を連れてきてるんだよ!!」


瑞鶴「あ、あの……この子は盲導犬で…」


「盲導か何か知らんが犬には変わりないだろ!!邪魔なんだ、とっとと失せろ!」


瑞鶴「……」


加賀「貴方ね…!」


瑞鶴「……いいわよ加賀…」


加賀「瑞鶴……」


瑞鶴「……ごめんなさい、私……」スッ


飛鳥「……」タタタッ


加賀「あ……!待って瑞鶴!!」

ーー

加賀「瑞鶴待って!お願い!」


瑞鶴「……」


加賀「瑞鶴!!」


瑞鶴「…ごめんね加賀、貴女が悪くないのは知ってるの」


瑞鶴「でも…………」


瑞鶴「健常者の貴女と…付き合っていくのは無理かもしれないわね……」


瑞鶴「嫌いになったわけじゃないの。でも、これからずっと貴女に迷惑をかけると思うと……」


加賀「迷惑だなんて思ってないわ!」


瑞鶴「……貴女ならそう言うと思ったわ」

瑞鶴「でも、今日のプレゼントもレストランもせっかく用意してくれたのに、私のせいで台無しにしちゃったでしょ?」


瑞鶴「お金だって無駄になっちゃったし……」


瑞鶴「貴女に迷惑をかけるのが嫌なの。どうか加賀を好きなまま……」


瑞鶴「……貴女を好きなこの状態で、距離を置きたいわ」


瑞鶴「そうすれば……加賀は私を嫌いにはならないでくれると思うから………」


加賀「安価」


下1~3高コンマ 加賀の台詞、行動他

加賀「ふざけないで!私の気持ちは無視するの?!自分さえ良ければいいと思ってるの!?」


瑞鶴「でも……」


加賀「私は!貴女を追い掛けてこの鎮守府までやってきたの!瑞鶴を愛しているから!!」


瑞鶴「……」


加賀「貴女に告白した時言ったじゃない!私を頼ってって!」


瑞鶴「私……加賀の迷惑になってない?荷物になってないの?」


加賀「そんなことあるわけないじゃない!」


瑞鶴「信じて……いいの?」


加賀「…これで信じられるかしら」ダキッ


瑞鶴「ん……」

加賀「……これでは足りないかしら?」


瑞鶴「…ううん、十分伝わってきたわ。加賀の鼓動と…気持ち……」


加賀「……もう二度とあんなこと言わないって約束して。さっき……心臓が止まりそうなくらいショックだったのよ?」


瑞鶴「うん……約束する」


加賀「瑞鶴…私は何があっても貴女を愛しつづけるわ。だから……」


瑞鶴「うん……うん………」


加賀「あぁ……瑞鶴…大好きよ………」


瑞鶴「私も…貴女と一緒になれてよかった…………」


飛鳥「……」


下1~3高コンマ 暁のシチュエーションや状況を

ーー

レ級「部屋からお風呂に行けるなんて変な感じだな…」


暁「内風呂ってこういうものなのよ。ここのは景色も観れるようになってるのよ!」


レ級「…外から誰かに見られないのか?」


暁「それは大丈夫よ!安心して景色を楽しめるようになってるから!」


レ級「ならいいんだが…あたしは暁以外に見られる趣味は無いからな」


暁「それは私もよ。さ、早く入りましょう!」

ーー

暁「どうレ級?いい眺めじゃない?」


レ級「うん……夜空を見ながら風呂に入るのは気持ちいい…」


レ級「……こうしてると…昔を思い出すな…」


暁「昔って、海に居た頃?」


レ級「そうだ、あの頃はクキを守るので必死だった。あたし達に力が無いと分かれば他の奴らに喰われる。それが深海の掟だからな」


暁「……辛かった?」


レ級「辛いという感情が無かったな。それが当たり前だったんだ」


暁「…そっか」

レ級「だが今のあたしが幸せなのは分かる。暁と一緒になれたのは凄く嬉しいんだ」


暁「そう言ってくれたら…嬉しい…」


レ級「うん……暁の側に居ると幸せだ」


暁「あ……月が見えてきたわね」


レ級「夜空に月……綺麗だな……」


暁「……レ級も綺麗よ。すっごく綺麗」


レ級「…………ええっと…」


暁「…どうしたのレ級?」

レ級「なんだっけ……物騒な言葉だったんだよなぁ…」


暁「…何なの?私、何か変なこと言っちゃった?」


レ級「……思い出した!!暁!あたしは死んでもいいぞ!」


暁「…へ?」


レ級「あれ、違ったか?月が綺麗と言われたら、死んでもいいって返すのがいいんだろ?」


暁「…………レ級、知ってたのね」


レ級「ちょっと聞いたことがあるんだ。これが何なのかは知らないがな!」

暁「これね、告白とその返事なの。月が綺麗ですねって言って、オッケーなら死んでもいいわって返すの」


レ級「そんな意味があったのか!」


暁「……そうね、先にレ級からされちゃったかぁ…」


暁「私達は付き合ってるけど、告白らしい告白ってしてなかったのよね…」


レ級「告白より先に気持ちイイことしちゃったしな…」


暁「……ねぇレ級、私の話聞いてくれる?」


レ級「なんだ?」


暁「安価」


下1~3高コンマ 暁の告白台詞やその他台詞等

暁「レ級、こっち向いて」


レ級「ん?」


暁「んちゅ……」


レ級「ふぁ……」


暁「こっちにも…ちゅ……」


レ級「やぁ……そこ…首……」


暁「…I love you from the bottom of my heart……」


レ級「あ…アイ?なんだそれ?」


暁「心の底から大好きだって意味よ…」


レ級「心の底から……」

暁「…正直ね、最初は責任を取る為だけに付き合ってたの。でも、レ級と一緒に居るうちにどんどん好きになっていったの」


暁「こんな私だけど…これからもよろしくね」


レ級「…あぁ!大好きだぞ暁!」


暁「嬉しい……」パシャッ


レ級「あん……裸で抱き着かれたら…反応しちゃうだろぉ…」


暁「なに言ってるの……これからが本番よ?」サワサワ


レ級「んっ……!」


暁「夜通し愛してあげるんだから……はぁ…可愛いレ級…」


レ級「お、お手柔らかに……」


ーー

まだ続きます

それでは次スレでお会いしましょう

新スレです

【艦これ】龍驤「足りないもの」その5【安価】
【艦これ】龍驤「足りないもの」その5【安価】 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1521022498/)

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