【Fate】聖杯を勝ち取れ!【安価とコンマ】 (1000)


FateのSSです。
基本的に安価、コンマで主人公である「貴方/貴女」を操り聖杯戦争を生きていきます。

1程悪く、9ならば良い結果になります。
0は特殊と扱い、あらゆる補正を受けません。

連取りはコンマは許可しますが、安価の場合は下を採用します。
また、雑談なども下にします。
※場合によっては>>1の判断で再安価や安価下となる場合があります。
  ご了承ください。



戦闘時のコンマ表

0、特殊判定・クリティカルと同じ効果
9、クリティカル・成功大の効果に合わせ三連続取得で追加+3
87、成功大・相手が失敗以下で追加+1
65、成功・特になし
43、失敗・特になし
2、失敗大・相手成功以上で追加-1
1、ファンブル・失敗大に合わせ三連続取得で追加-3


Wiki:https://www2.atwiki.jp/katitore/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1509270318

キャスター 7、アヴェンジャー 3
魔力差:+1 怨霊:-2
判定-2【拮抗】



アヴェンジャー「…………ほお?」

士郎「ぐ、うおおっ!」

キャスターの魔術で強化された竹刀で、アヴェンジャーの一撃をなんとか凌ぐ。

アヴェンジャー「……ふむ……まあ、どれほど耐えれるかは知らんが」

弾かれた腕をもう一度、同じように振るう。

士郎「うぐっ!」

持ってきていた竹刀が砕け、地面に残骸が散らばる。



キャスター >>下コンマ
アヴェンジャー >>下2コンマ 怪異:+1

キャスター 4、アヴェンジャー 4
魔力差:+1 怨霊:-2
判定:-3【拮抗】



アヴェンジャー「ふん、よくもまあそう張り切って無様を晒せるものだな」

足掻く二人を嘲りながら、右手に不浄の炎を灯す。

アヴェンジャー「来い、一太刀でも死ぬ気であびせてみろ……見逃してやるかもしれん」

士郎「この……!」

挑発する様に笑いながら、アヴェンジャーは士郎に腕を振るう。

士郎「どうするキャスター……」

キャスター「……さぁな、できることなぞ……死ぬ気で避けるくらいだろう」



キャスター >>下コンマ
アヴェンジャー >>下2コンマ 怪異:+1

キャスター 6、アヴェンジャー 10
魔力差:+1 怨霊:-1
判定:-7【不利】



懸命に、必死に二人は抗う。

その様を見て、アヴェンジャーは嗜虐的な色をその瞳に灯す。

ある種捕食者の様な眼光に、一瞬二人の動きが止まる。

アヴェンジャー「好い、興が乗ったぞ……はは、存外愉しませてくれる……」

内からにじみ出る気迫に、キャスター達だけでなく周囲の木々までざわめきが起こる。



ソース表示
                              ,...--。、
                         /::::::::::::::::::`・,

                         ハ::::::::::::::::::::::::::::i
                             ,'::::::::i!:::i:::ト;::i::::::::l
                        l:::::::从t,__ゝ,_l::::::::l

                         ;::::::lzェ、 zェ、!::::::l
                           i:::::::l,  . ,  リ::::::l
                        ,':::::::::ゝ,` ',.ィ'’:::::::',
                            ム:::::::::::|. `". {:::::::::::::l            「構える時間をやろう、本気を出せる猶予をやろう」
                        ム:::::::::l'’、 ./ .7=ーz_',
                        ,r'ヽヽ!::::::l,。z==ム::::|:::;:≧ヽ
                         /:`ヽ:〉!:::::|ハ==7:::::::l/イ´:::ヘ
                      ム::ノ:::`v!:::::ト、:::V:::l:::::::l'’::',:::::::::ム      「故に耐えてみよ、なあに……脚を少し増やしただけ」
                     ,レ'’:::::/:::|:::::l`ヾY´イ:::::N::::::::',::::::`ヽ、
                  /´ ::::::::イ::::::N:::|ハト、7/!::li|::::::::::::}:::::::::::::ヽ

                 ノ:::::,....、::::';:::::::::`'::マ´⌒i:N.l::::::::::∧:::::::::::::::\     「全力ではないが赦せ、その代わり侮りはせん」

               ,.。・’::::::::::::/::/ム:::::::::::::/7´リl/::::::::::::/:l::::ヘ::::::::::::::::`ー、
             ,ィ=''"’:::::::::::::::::/リ:::::l::',::::::::/:/  .l::::::`ー':::::l:::::::ヘ__::::::::::::::::::`ー-、
         ,.ィ'、:::::::::::::::::::::::::,..・7::::::::::::::::::::::l   マ:::::::::::::::{:::::ム  ヽ::::::::::::::::::::::::::`、_
    t-‐ ー -'-ヽヽ:::::::::::::::::::/  /::::::::::::::::::::::::ム  /::::::::::::::::::::',:::::ム   `・、:::_:::::::{{/ `ー'´≧ニ、_
  ,ィ_ェ≦こ,....、ヽ_:::>’   r::::::::::::::::::::::::::::::::ム ./::::::::::::::::::::::::ム:::::::\.,.・'"´  ヽ ̄ ̄`ー--'’ `ー’
                  {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::v:::::::::::::::::::::::::::::l::::::/      }
                      ';:::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:/,.,:;:;:;:,.     /          ,..・"´7/^ヽ
    _ _           ,'::::/,:::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.   /        ,..・´   ∥   ',
  /  /  ヽ  rf⌒ヽ、    ∧:/、V/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,/  ,.:;:;:;:;:;:;:,.・'"      {{   ,;:ヘ
./  { .i ;:;:;:;:,ヽ {il' ^ ヽ;:ヽ、_ ト、;:;:;`’::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/:;:;:,.,.,.,.,.,;:;:;:;:   ji  ,;:;:;:;ヘ
;:;:;:;:;:;{,.__,{;:;:;:;:;:;:;:Ⅵ     ヽ`ー-、;:;:;:;:;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/;:;::::::;:;:;:;:;:;:;:/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_/ ヽ ;:;:;:;:;:;:;}

;:/!;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:}   ,:;:;:;:;:;\;:;:;:;:;ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::// `´ ヽ;:;:/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_,.・"´
 ./;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:{   ;:;:;:;、;:;:;:;:;\;:;:;:;:',:::::::::::::::::::::::::::::::/     /;:/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,..・'"
 {;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;\ ;:;:;:;:\;:;:;:;:ヽ;:;:;:ヽ::::::::::::::::::::::::/     /;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:`;:;:;:;:;:;:;{/
`’;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:`;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;∧:::::::::::::::::::::::::::::/  ,,;:   /;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;,/{;:;:;:
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;へ::::::::::::::::::::::/ ,;;:;:;: /;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;リ>;:;:




メリメリと音をたてながらアヴェンジャーの肉を裂き、現れ出るは異形の脚。

四本のそれは、それぞれ敵対者へ向けられる。

アヴェンジャー「遊びではない、気を抜けば四肢が四散しても足りないと思え」



キャスター >>下コンマ ????:-1
アヴェンジャー >>下2コンマ ■■■:+3

ご飯食べるので遅れます


ああ、戻ったら報告した方が良かったんですね。

中々コンマとらないなぁと。

18:30に再開します。

キャスター 1、アヴェンジャー 4
魔力差:無効 ■■■:-2
判定:-11【敗北】



アヴェンジャー「そら」

軽い声音が響き、異形の脚を一本振るう。

士郎「な―――」

緩慢にも見える攻撃が軽く触れ、士郎辛うじて構えていた防御ごとは木々の間に吹き飛ばされる。

アヴェンジャー「くく……言われたことは出来るようだな」

心底愉快そうに彼女は手を叩き笑う。

アヴェンジャー「さて、貴様はどうする?」

キャスター「……俺は肉体労働は嫌いなんでな、一抜けだ」

不敵に笑ながら、キャスターはその場から姿を消す。

アヴェンジャー「…………逃げたか……」

無感情にそう呟くと異形は霞の様に掻き消え、彼女も山門への階段を上っていく。



.


夢判定
5以上で成功
>>下コンマ




幼い日のおぼろげな記憶が明滅する様に彼女は夢として思い出す。

いたって平凡だった。

ありふれた境遇のはずだった。

もはや断片にすらならない、映像いかの残像の様な記憶。

父がいて、母がいた。

友がいて、愛があった。

だが、無声映画のような断片は明確に途切れる。

十年前、その中の一か月。

……彼女は何者かとともにいた。



.

3日目、朝



貴女「………………」

ぼぅっと、彼女は呆けた様に目を覚ます。

……いつもよりも2時間早い起床、まだ外は薄暗い。

ライダー「どうかした?」

貴女「……よくわからない……」

困惑しつつも、彼女は寝間着を脱ぎ始める。



登校選択
1、いく
2、いかない
>>下


貴女「今日の夜、ちゃんと紹介するわ」

ライダー(ほんとぉ!? やったぁ!)

隠すよりも認めさせることを選んだ彼女は、すでに算段はつけていた。

貴女「くれぐれも忘れて遊びに行かないでね」

ライダー(分かってるって!)

元気のある返事に彼女は納得し、朝の街を歩く。



98、士郎
76、慎二
54、???
3~1、なにもなし
>>下コンマ


貴女「……あ、お早う」

前を歩く慎二に後ろから声を掛ける。

慎二「ああ……お早う」

どことなく消沈していた様子の慎二だが、彼女の姿を確認すると笑顔を取り繕う。

貴女「なにかあったの?」

慎二「別に、なんでもないさ」

突っぱねる様に慎二は言い放ち、どこかぎこちない空気が二人の間に漂う。



会話候補
慎二か貴女視点で

会話候補がもう少し溜まったら再開します


貴女「……何があったかはわからないけれど……少し間桐くんらしくないね」

いつもの様に、彼女は善意に満ちた言葉を掛ける。

慎二「だったらなに? 勝手に僕らしいとか何目線? そう言うの虫唾が走るんだよね」

冷たく言い放ち、彼は一人で学校に向かっていく。

残された彼女は、口をつぐみその場に立ち止まる。

貴女「……あはは……失敗失敗」

苦笑しながらまた足を動かす。

ライダー(大丈夫マスター?)

貴女「うん、大丈夫……ちょっと無遠慮だったわ……後で謝らないと」

今度は朗らかにライダーに笑いかける。



.


感情判定
5以上で成功
慎二 >>下コンマ 色香:+2
貴女 >>下2コンマ


慎二→【愛情(歪)】
「鬱陶しい」

貴女→【友愛】
「……複雑なのかも」




貴女「……はぁ」

少しだけ落ち込みながらも、一時限目の授業が始まる。

貴女(間桐くんの問題は一度忘れましょう……今は戦争中なんだし、終わってからでも良いわよね)

思考を切り替えようと試み、まずは意識を授業に向ける。



行動安価
1、会話 ※ライダー、士郎、慎二
2、索敵(ライダーのみ)
3、自由安価
>>下


ライダー「あそこ暇だなー」

学校に少し飽きたライダーは気ままに街を散策する。

マスターから借りた衣装を着て、いくばくかの小遣いを確認する。

ライダー「なにかあれば知らせればいいよね」

能天気に呟きながら、新都巡りを始める。



索敵判定
5以上で成功
>>下コンマ 日中:-1


陣営判定
9~7、ランサー
6~4、キャスター
3~1、アヴェンジャー
>>下コンマ

夜も遅いので今日はここまで。

再開は18:00から。

おやすみなさい


ランサー「……そこで止まれ」

ライダー「うっわ……ランサー」

先日の偵察で見かけた三騎の内の一騎。

黄金の鎧を身に纏ったサーヴァント、ランサー。

森を適当に歩いて居たライダーは遠くから城を見かけ接近し、そして会敵した。

ライダー「まさかここが拠点だとは……」

自分の迂闊さを反省しつつ、ライダーは騎乗槍を構える。


.


ライダー 筋力D 耐久D 敏捷B 魔力C 幸運A+
ランサー 筋力B 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運D

筋力差 敏捷差で相殺
耐久 +14、-12で決着
敏捷差 筋力差で相殺
幸運差 発生

ライダー
理性蒸発 両者の2をファンブル、8をクリティカルとして計算
触れれば転倒! 判定差勝利で相手補正-1し追加+1する
この世ならざる幻馬 敏捷差発生

ランサー
魔力放出(炎) 補正+1、成功で追加+1
日輪よ、具足となれ 耐久増、5以上のダメージを4として計算


ライダー >>下コンマ
ランサー >>下2コンマ 炎:+1

ライダー 4、ランサー 8
炎:-1
判定:-6【拮抗】




炎を巻き上げ、ライダーの視界をふさぐ。

ライダー「んなぁ!?」

その炎の中を突っ込んできたランサーに、ライダーは一瞬判断が遅れる。

ライダー「うぐっ……このぉ!」

ランサー「…………」

とっさの反撃もいなされ、初手はランサーが優位となる。



ライダー >>下コンマ
ランサー >>下2コンマ 炎:+1

ライダー 3、ランサー 9
炎:-1
判定:-12【敗北】



再び炎が吹き上がる。

ライダー「また、目くらまし!」

そう判断し防御の構えをとるが、前方の炎はすぐ?き消える。

ライダー「な、まさかっ!」

かろうじて捉えられたのは炎の軌跡、炎を推進し加速して行くランサーをライダーは視認できない。

ライダー「―――うぁっ!?」

翻弄されたライダーは抵抗もできぬままその腹を貫かれる。

ランサー「………………」

倒れ臥すライダーを一瞥し、ランサーはそのまま霊体化する。




残機【◆◆◆◆◇】

2ターンで落ちました。

惚れ惚れする弱さです。

アストルフォらしいと言っちゃうと残機が減っちゃうので、せめてカルナさんのコンマが低くなるよう祈るのみです。


ライダー 筋力D 耐久D 敏捷B 魔力C 幸運A+
ランサー 筋力B 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運D

筋力差 敏捷差で相殺
耐久 +14、-12で決着
敏捷差 筋力差で相殺
幸運差 発生

ライダー
理性蒸発 両者の2をファンブル、8をクリティカルとして計算
触れれば転倒! 判定差勝利で相手補正-1し追加+1する
この世ならざる幻馬 敏捷差発生

ランサー
魔力放出(炎) 補正+1、成功で追加+1
日輪よ、具足となれ 耐久増、5以上のダメージを4として計算


ライダー >>下コンマ
ランサー >>下2コンマ 炎:+1

ライダー 2、ランサー 4
判定:-2【拮抗】



ライダー「こんのっ!」

ランサー「…………っ!」

互いの槍が削りあい、何合も撃ち合う。

大振りを受けたライダーは大きく吹き飛ばされるが、油断なく着地する。

ライダー「喰らえ! 『恐慌呼び起こせし魔笛(ラ・ブラック・ルナ)』!!」

巨大化した笛の怪音波が、ランサーに襲いかかる。



宝具判定
コンマ+2ダメージ
>>下コンマ

ボーナス:+3
ダメージ:10+2+3=+15
判定:+13【優勢】


受けきれずまともに食らったランサーは一瞬だけ動きが止まる。

ライダー「てやぁぁ!!」

油断なく攻撃を叩き込み、追撃を行う。

腰から抜いた剣で槍の内側に潜り込み、何度も切りつける。

ライダー「さて、と……このまま押し切らないと!」




ライダー >>下コンマ
ランサー >>下2コンマ 炎:+1

ライダー 7、ランサー 9
炎:-1
判定:+10【優勢】



体勢を立て直す為ランサーは槍をライダーに向ける。

ライダー「危ない、っとと……!」

間一髪で避けきるが、攻撃の手は途絶える。

ライダー「こっからガンガン行くからね……!」

ランサー「そうか……来るがいい……」



ライダー >>下コンマ
ランサー >>下2コンマ 炎:+1

ライダー 3、ランサー 9
炎:-1
判定:+2【拮抗】



ライダー(とった…………ぅわぁぁっ!?」

トドメを刺そうとしたライダーは、すんでのところでランサーの炎に撒かれ一瞬怯む。

そのまま炎の中に消え、角度を変え槍での反撃を行う。

トドメを刺し損なったライダーは受けきる体勢をとれず傷を負う。

ライダー「あい、ててて……こんのぉ!」



ライダー >>下コンマ
ランサー >>下2コンマ 炎:+1

ライダー 5、ランサー 4
触れれば転倒!:魔力放出(炎)で相殺
判定:+3【拮抗】



槍が触れる寸前、ライダーは体を大きく反らし回避する。

ライダー「ったぁぁぁ!」

その胸に騎乗槍を突き刺す。

黄金の鎧に阻まれ貫くことはできなかったが、ランサーの足が霊体化する。

ランサー「なに……っ」

ライダー「畳み掛ける!」

隙を作ったライダーは至近距離で魔笛を解放させる。



宝具判定
コンマ+2ダメージ
>>下コンマ

ダメージ:2+2=4
判定:+7【有利】



ランサー「―――はぁっ!」

魔笛の怪音波がその身を苛む寸前、槍で地面を突き後方に跳ぶ。

合わせて炎を放出し加速、致命的な打撃をすんでのところで躱す。

ライダー「んなっ、反則でしょ!」

仕留め損ねはしたが、ライダーも素早く切り替え騎乗槍を向ける。


ライダー >>下コンマ
ランサー >>下2コンマ 炎:触れれば転倒!で相殺

ライダー 8、ランサー 10
炎:-1
判定:+4【有利】



騎乗槍での突進を半身で躱したランサーに素早く剣での攻撃に切り替える。

だが一歩遅くライダーの腹に霊体化ぎ解除された強烈な蹴りが入る。

ライダー「ぐ、ぅあっ!?」

なんとか武器は手放さなかったが大きく距離を開けてしまう。

ランサー「―――『梵天よ、地を覆え(ブラフマーストラ)』ッ!」

彼の目が光ったかと思うと、緋色に視界が塗り潰される。



宝具判定
9~7、-9
6~4、-5
3~1、-3
>>下コンマ

ダメージ:-3
判定:+1【拮抗】



ライダー「ヒポクリフ!」

とっさにライダーは幻魔を召喚し光線の攻撃を避ける。

速度の優位をとり息を整えるが、依然として敵は強大には変わりない。

ライダー「くそぉ……どうすれば良いかな……」



ライダー >>下コンマ
ランサー >>下2コンマ 炎:+1

ライダー 8、ランサー 8
炎:-1
判定:±0【拮抗】



ライダー「そりゃぁぁ!」

速度での優位をとったライダーは上空から突撃を行う。

対抗しランサーも炎の推進力で機動力を補うが、直線的すぎる加速では有効打を与えきれない。

ライダー「よしよし……なんだかやれそうだ!」

底抜けに明るい顔でライダーは宝具の槍を構え直す。



ライダー >>下コンマ
ランサー >>下2コンマ 炎:+1

ライダー 7、ランサー 9
炎:-1 連続クリティカル:-3
判定:-6【不利】



ランサー「甘いぞ……っ!」

炎を限界まで噴出させランサーがライダーに向かう。

上空から突撃を行おうとしていたライダーは咄嗟の回避が間に合わずカウンターの様な攻撃をまともに食らう。

ライダー「っくぅ……」

わき腹を抉られながら、空中でどうにか体勢を立て直そうとする。



ライダー >>下コンマ
ランサー >>下2コンマ 炎:+1

ライダー 6、ランサー 9
炎:-1
判定:-10【劣勢】



炎は未だに最大放出を続けライダーを追う。

ライダー「っく……ちょっと販促でしょ!」

ギアをあげたように、先ほどまでの炎の放出とは比べられないほど火力が上がる。

幻馬お細大にまで加速するが振り切ることは出来ない。

ランサー「はぁぁ!」

地面を蹴りさらに加速し、背後からライダーを襲う。




ライダー >>下コンマ
ランサー >>下2コンマ 炎:+1

ライダー 2、ランサー 4
判定:-12【敗北】



ライダー「あ―――ぅ、ぐ!?」

腹から伸びる槍を見下ろし一瞬にして槍は消失する。

手綱を握る手の力は弱まり、やがて幻馬の速度についていけずその背から落ちる。

ライダー(ああ、ごめん…………)

地面に落下し遠のいていく幻馬を見下ろしながらライダーは消滅するまでぼんやりと眺める。




.


残機【◆◆◆◇◇】

ランサーのコンマが絶好調すぎました。

とりあえず次以降負けたら令呪の撤退を解禁したので判定を挟みます。


とりあえず

復活先
0~7、>>54
6~4、>>57
3~1、>>65
>>下コンマ

ライダー 7、ランサー 9
炎:-1
判定:+10【優勢】



体勢を立て直す為ランサーは槍をライダーに向ける。

ライダー「危ない、っとと……!」

間一髪で避けきるが、攻撃の手は途絶える。

ライダー「こっからガンガン行くからね……!」

ランサー「そうか……来るがいい……」



ライダー >>下コンマ
ランサー >>下2コンマ 炎:+1

ライダー 8、ランサー 6
触れれば転倒!:魔力放出(炎)で相殺
判定:+12【優勢】



ライダー「―――おいで!」

一度距離をとったライダーは自らの愛馬、ヒポクリフを召喚する。

これで速度での優位、そして位置的優位をライダーは手に入れる。

ライダー「まだまだ行くよ!」

上から突撃しながらライダーはランサーに叫ぶ。



連続優勢判定
9~4、ライダー
3~1、ランサー
>>下コンマ 幸運差:+1


ライダー判定
9~7、勝利
6~4、宝具
3~1、マスター
>>下コンマ


ライダー「行くよ『この世ならざる幻馬(ヒポグリフ)』ッッ!!」

受けの体勢をとっていたランサーは、突如視界から消えたライダーを探す。

いや、視界どころかランサーの知覚範囲すべてからライダーは自らの姿を消した。

ランサー「どこに―――ッ!?」

ライダー「おりゃぁぁぁぁ!!」

鼻先に強襲してきた幻馬の突進に、数瞬反応が遅れる。

防御も間に合わず、すさまじい衝撃が地面に激突する。



宝具判定
9~7、+8
65、+7
43、+5
21、+4
>>下コンマ

人がいるなら早めに始めます


ライダー「げほっ、げほげっほ!」

土煙の中から、ライダーは激しく咳をしながらはい出てくる。

反撃も食らったが、マスターの魔力が途切れなければすぐに回復できる。

ライダー「……あ」

漸く、自分のマスターの事をライダーは思い出す。

ライダー「大丈夫かな……宝具二回も使っちゃったけど……」

彼自身の消費する魔力はさほど多くはないが、宝具はそうはいかない。

しかも二回、一般人なら魔力切れで失神はしているかもしれない。

ライダー「大変だ、戻らなきゃ!」


一日目にアーチャーが宝具勝利で二画、その後二日目にアヴェンジャーに一画使っているのでもう令呪はないので普通に負けました。

3日目、昼



二時限目の途中、彼女は二回魔力が大きく減ったのを感じる。

もう消耗は無いが、ライダーが戦闘したことはなんとなく分かった。

貴女(……大丈夫かしら……)

遠くのライダーの身を案じながら、彼女は時計を確認する。



行動安価
1、会話 ※ライダー、士郎、慎二
2、索敵
3、自由安価
>>下


ライダー「マスター大丈夫だった!?」

彼女がいつものように屋上に上がると開口一番ライダーは彼女の身を案じた。

キョトンとするが、すぐに彼女は思い至る。

貴女「うん大丈夫……それよりも、何があったの?」

その質問にライダーはとにかく丁寧に話す。

ランサーと遭遇した以降のライダーの話しに彼女は心配そうな顔になったり驚いたり顔を変えながら説明を真面目に聞く。

貴女「そう……よかった、勝ったのね」

ライダー「もっちろん!」

一先ず胸をなでおろし、彼女は深く息を吐く。



会話候補
ライダーか貴女視点で
制限なし


貴女「ええっと、これでバーサーカーにセイバー、そしてランサーか……半分くらい倒したのね、もしかしてライダーは強いの?」

ライダー「もちろん! 僕はシャルルマーニュ十二勇士の一人なんだからね!」

どんと胸を張るライダーに、彼女はにっこりと笑う。

貴女「なんにしてもアーチャーも倒せれているから……もう三騎か」

ライダー「そろそろ終わりだね! ……でもなぁ……アヴェンジャーは強いから仲間が欲しいかも……」

腕を組むライダーはふと思い出す。

ライダー「もう今更かも知れないけれど、教会に顔を出したほうがいいかも……」

貴女「……? どうして?」

きょとんとしているマスターに彼は答える。

ライダー「一応マスター登録するのが慣わしなんだよ……それに、もしかしたら僕らの知らない……たとえはキャスター辺りが脱落しているから保護されているかもだからさ」

なるほどと彼女がうなずくと、丁度昼休みの終わりの予鈴がなる。

貴女「それじゃあ、帰りにでも行こうかな」



.


感情判定
5以上で成功
ライダー >>下コンマ 色香:+2
貴女 >>下2コンマ


ライダー→【友情】
「気のいいマスター」



そんなあたりで今日はここまで。

今日みたいにに早めに帰れたら逐一聞いていこうかと思います。

再開は18:00から。

おやすみなさい

3日目、夜



貴女「お父さんお母さん、この人は……ライダーくん」

帰宅そうそう、彼女はライダーを紹介する。

曰く、交換留学生としてこの家にホームステイすることになった海外の学生と言う設定で紹介する。

この3日間の推敲と彼女の人となりが二人を丸め込ませるのに成功した。

ライダー「フランスから来ましたー、よろしくお願いしまーす」

丁寧な仕草と流暢な日本語に二人は疑うどころか拍手を送る。



行動安価
1、会話 ※ライダー、士郎、慎二
2、索敵
3、教会
4、自由安価
>>下


部屋に入るとマスターはライダーが受け入れられたことを自分の事かの様に喜ぶ。

貴女「これでようやく大っぴらに話せるわ、あー、よかった」

ライダー「そうそう、僕も窮屈だったんだよ、暇だったし!」

二人は母親から出されたお菓子を摘まみながら話し合う。

のびのびとしているライダーを見て、彼女は今までの窮屈さを慮る。

貴女「そうだ、他にも私の服着てみない?」

ライダー「あ、いいね! ようし……じゃあこれとか!」

ノリノリでライダーはハンガーにかけられていたセーラー服を手に取る。

彼女の中学生の頃の制服で、少し明るい色合いになっている。

貴女「ふふ、似合ってる似合ってる……他にもあるわよ?」

ライダー「うーん、中々迷うなぁ」

二人は楽し気に話し、夜は段々と更けていく。



.


感情判定
5以上で成功
ライダー >>下コンマ 色香:+2
貴女 >>下2コンマ


帰宅が19:00ごろになるのでそのあたりに再開。


ライダー→【友情】
「気の会うマスター」

3日目、イベント


陣営判定
9~7、ライダー
6~4、キャスター
3~1、アヴェンジャー
>>下コンマ


状況判定
9~7、イベント
65、追加行動
43、捕捉
2、戦闘
1、襲撃
>>下コンマ

3日目、深夜



とっぷりと夜は更け、両親たちは寝静まる。

その家の中で、二人は少しだけ空気を張り詰め考えていた。

ライダー「そういえば、やっと腰を落ち着けて話せるね」

ポツリと呟いた言葉に彼女は今までを思い出し、確かにと頷く。

貴女「とりあえずこれからのことを考えてみましょうか」

ライダー「そうだね、建設的にさっ」



行動安価
1、会話 ※ライダー、士郎、慎二
2、索敵
3、教会
4、自由安価
>>下


18時に再開します。


ライダー「せっかくの機会だしさ、もっとお互いのこと話してみない?」

貴女「うん、そうね滅多にないもの……英雄とお話できるなんて」

彼女の口から自然に出た英雄という言葉に、ライダーは少しにやける。

ライダー「なんでも聞いていいよ! なんでも話そう!」

ニッと笑うライダーに、彼女もつられて笑う。

貴女「そうね、夜更かししてるんだから、それくらいしなきゃね」



会話候補
ライダーか貴女視点で


すみません、昼寝して寝過ごしました。
今日こそ18:00に再開します。
一応、会話候補もまだ募集の締め切りもい伸ばします。

遅れます


深夜の話し合いは楽しげに弾んで行く。

その中でもライダーの生前の冒険譚は彼女の心を掴んだ。

冒険や戦闘、戦争……それに十二勇士達の話も。

貴女「やっぱり英雄は凄いのね……聞いてるだけでワクワクしちゃった!」

朗らかに笑うと、彼女はふと視線をライダーに向ける。

貴女「その格好も友達のためだったのね」

ライダー「まあ、僕としては結構気に入ったから、苦労とかは思わなかったかな」

貴女「ふふっ、男の子っぽい友情ね!」

ニコニコと笑う彼女に、ライダーは問い掛ける。

ライダー「じゃあマスターは女の子っぽい恋愛とかはないのかな?」

そう問われ、少しだけ困った顔をする。

……明確に愛情を向けている人物が浮かばなかった。

勿論ライダーや慎二、士郎など好意を向けている異性はいる。

それを愛情、と言っていいのか彼女は迷っている。

貴女「わかんない」

困った笑顔を向けられ、ライダーは苦笑する。

ライダー「そっかぁ……わかんないか、じゃあ話を変えよう!」

少しだけ腕組みをすると、ライダーは指を鳴らす。

ライダー「じゃあ夢とかは? 聖杯にかける願いとかさ!」

貴女「ないかなぁ」

即答する。

ライダー「ないの?」

貴女「うん、ない」

繰り返し答え、ライダーは首をかしげる。

ライダー「えー? なんでえ?」

貴女「私の人生だもの、そんなの要りません」

決意に満ちた笑みに、ライダーは思わず頬が緩む。

ライダー「そっか、じゃあ要らないね」

貴女「うん、だからライダーくんが貰っちゃって」

ライダー「オッケー! 豪快に使ってあげる!」

一人しきり話し終え、二人はそのまま床で眠る。


感情判定
5以上で成功
ライダー >>下コンマ 色香:+2
貴女 >>下2コンマ


ライダー→【友情(大)】
「大切な友達」


夢判定
5以上で成功
>>下コンマ




まぶたを閉じているかの暗闇に包まれていた。

時折開く扉も、足音と開閉音しか彼女にもたらさなかった。

ノイズが走る。視界が崩れ始める。

魔術師が彼女の頭に手を置き、意識が朦朧とし始める。

同時に神経に溶けた銅を流し込まれるかのような、強烈な熱と痛みが襲い掛かる。

時間が過ぎるほどに彼女はそれらに適応し、時間が過ぎるほどに彼女は日常から離れていくのが分かった。

…………視界が黒く染まる、乱れてく。

プツンと途切れ、夢は終わる。




今日の更新は難しくなったのでこれだけです。

これだけなのに実はミスだって分かったのでちょっと恥ずかしいですね。

明日は18:00に再開します。

おやすみなさい

4日目、朝



目を覚まし、朝の支度をする。

貴女「ライダーくん、ライダーくん起きて」

ユサユサと身体を揺するが寝言を言うだけで起きる気配はない。

……苦笑いし、一先ず朝食のパンを焼く為に下の階に降りる。



登校選択
1、いく
2、いかない
>>下


ライダー「今日は学校行かないの?」

向かいの席でパンを咀嚼しながらライダーはマスターに尋ねる。

貴女「うん、一日くらい休んだってどうってこうないわ……アヴェンジャーもいるし、考えないといけないでしょう?」

その考えに納得しライダーは朝食を再開する。

既に両親は働きに出ており、彼女たちは好きに時間を仕えた。



行動安価
1、会話 ※ライダー
2、索敵
3、教会
4、自由安価
>>下


貴女「それじゃあ色々作戦会議しましょうか」

ゆっくりと朝食を食べ終え、彼女は話題を切り出す。

ライダーも出された牛乳を飲み干し、口元を拭う。

ライダー「うん! じゃあどうしよう!」

貴女「…………そうね……」

強く目を閉じ、腕を組む。

貴女「…………どうしよう?」

数十秒の沈黙の後、困ったような笑みを浮かべる。



会話候補
ライダーか貴方視点で
19:52までで


貴女「やっぱり教会には行くべきだと思うの、残りの陣営を把握しておきたいし」

ライダー「確かに、背中を気にせず戦いたいよね」

うんうんとライダーは頷く。

その様子に顔を綻ばせながらもう一つ提案する。

貴女「それでまず私達は敵を見つけるのが第一だと思うの、戦闘はせずに情報収集ね」

今度はライダーは首をかしげる。

貴女「キャスターかアサシンかは分からないけど、組めた方が良いし、アヴェンジャーは奇襲できるようにしたいの」

ライダー「なるほどね、賛成だよ」

意図を把握したライダーらニッと笑う。

貴女「……もうそろそろお昼ね、この話はここまでにしましょ?」

そう言い、彼女は席を立つ。


感情判定
5以上で成功
ライダー >>下コンマ 色香:+2
貴女 >>下2コンマ


ライダー→【友愛】
「大切な友達」

貴女→【愛情(小)】
「大切なお友達」

4日目、昼



貴女「……家でお弁当って不思議ね」

ライダー「うん、そうだね……美味しい!」

二人で舌鼓をうちつつにこやかに食事を続ける。

貴女「食べ終わったら作戦開始ね」

ライダー「うん、そうだね……美味しい!」



行動安価
1、会話 ※ライダー、士郎、慎二
2、索敵
3、教会
4、自由安価
>>下


貴女「えっと、この先かな?」

地図を頼りに新都から少し離れた教会に向かう。

……数十分歩き、ようやく目的の教会に辿り着く。


貴女「ここみたい」

思っていたよりも大きな教会に内心驚きつつも大きな扉を開く。

……その奥で、男の人影が立っていた。



???判定
9~7、???
6~1、何もなし
>>下コンマ


慎二「……あれ、なんでここにいるわけ?」

そこには見知った顔……慎二がいた。

彼が困惑するように、彼女も困惑する。

貴女「えっと……? 間桐くんの家ってクリスチャンなの?」

少し間抜けな問いを投げかけたとき、奥の部屋から神父が出てくる。

綺礼「……来客か」

彼女に視線を向け、神父は彼女のそばに立つ。

綺礼「まずは用件を聞こう」

少し顔の怖さに威圧されるが、彼女は度胸を振り絞る。

貴女「残りの陣営を教えてください!」



綺礼判定
5以上で成功
>>下コンマ


綺礼「…………」

神父は少し慎二を伺い、そして口を開く。

綺礼「ここに一人いる、それ以上は話せん」

その言葉に、彼女は口をあけ驚く。

……慎二は彼女が質問を切り出した時点で目をむき驚いていた。

貴女「へ、え?」

慎二「……はぁ?」

綺礼「さて、戦闘するにしても共闘するにしてもここは場にはふさわしくは無い、辞退するのでないのなら出て行ってもらおう」

そういわれ、二人は協会を追い出される。

……ゆっくりと協会の扉は閉まり、その前に微妙な雰囲気の二人が立ち尽くしていく。

貴女「え、えっと……私は、ライダーのサーヴァントのマスターなの……ライダーくん」

その声と共にそばに待機してたライダーが現れる。

慎二「……アサシン」

その声と共に、アサシンが現れる。



9、紺色の陣羽織を着た青年
87、髑髏の仮面を付けた男
65、確固たる姿を持たない者
4、武術家然として偉丈夫
3、退廃的な雰囲気を身に纏う女性
2、露出の多い衣服の少女
1、着物を着た妖艶な少女
>>下コンマ


正直きついなって思って第八陣営を増やしました。

あと前スレの1000を拾うため。

アストルフォ、アンデルセン、百貌。

愉快な三人組でアヴェンジャーを倒す流れができれば、いいなぁ。

再開は18:00から。

おやすみなさい

4日目、夜



貴女「……なんで帰っちゃんだろう……」

ライダー「まあ、ショックなのはわかるよ、うんうん」

慰める様にライダーは肩を叩く。

彼女も少しだけ微笑み返し、気持ちを切り替えることに努める。



行動安価
1、会話 ※ライダー、士郎、慎二
2、索敵
3、接触 ※アサシン
4、自由安価
>>下


貴女「えっと、ここね」

深山の町の少し離れた所に、慎二の邸宅があった。

その大きさに驚き、どう慎二と話すか少し迷う。

臓硯「……何かようかね」

貴女「あ、えっと……慎二くんに会いに来たのですけれど、御在宅でしょうか」

背後からの声かけに少しびくりとするが、彼女は礼節をもって尋ねる。

臓硯「おお、友達かね? 少し前に戻ったぞ」

親切そうな老人は彼女を家に招きいれる。

慎二「…………」

貴女「あ、えっと……二人きりで話したいなって思って……今、大丈夫?」

慎二「はぁ……あがって」

少し溜息を吐き、慎二は奥に消えていく。



交渉選択
1、同盟
2、不可侵
3、決闘
4、自由安価
>>下


貴女「……多分だけど、今残ってる中で一つの陣営が抜きんでて強いのがあるの」

興味無さげな慎二をしり目に、彼女は滔々と話す。

現状の勢力と陣営、そして一番の強敵。

貴女「今キャスターの脱落が確認できてないけど、最悪私達とアヴェンジャーしか残ってないかも知れないの」

慎二「なるほどね……まあ、僕としても負担が減るなら手伝ってあげても良いかな」

終始上から目線の彼に対し、彼女は顔を綻ばせる。



慎二判定
5以上で成功
>>下コンマ 感情:+1 アヴェンジャーの情報:+1


慎二「……でも君とは組まない」

そう冷たく突き放す。

貴女「えっ、と……どうして?」

困惑した様子で彼女が尋ねると、慎二は嘲るように笑う。

……だが、目には言い知れぬ感情の炎が燃えていた。

慎二「お前が倒したセイバーが、僕の元々のサーヴァントだからだよ!」

貴女「え……そ、そうだったの……?」

慎二「気楽なもんだよね、偶然サーヴァントに選ばれただけなんだから……僕は魔術師の家系の魔術師なんだ、それが……せれが、すぐに脱落してどんな気分だったか……!」

炎の名は憎悪だった。

悪感情が綯い交ぜになり、そして鬱屈とした精神の発露として燃え盛るように憎悪が熾ていた。

貴女「…………ごめんなさい」

慎二「―――ッ!」

素直に謝られ、慎二の憎しみは行き場を失いかける。

……彼女はある意味残酷に非を認め、そしてその家を去る。

4日目、イベント



陣営判定
98、ライダー
7~5、キャスター
43、アサシン
21、アヴェンジャー
>>下コンマ


状況判定
9~7、イベント
6~4、戦闘
3、捕捉
32、???
1、襲撃
>>下コンマ


葛木「…………」

アヴェンジャー「限界か」

哀れむように、アヴェンジャーはマスターの頭を撫でる。

少しずつ枯れていく感覚に襲われながら、そのマスターはアヴェンジャーを真っ直ぐ見る。

アヴェンジャー「お前は気に入ったんだがな……惜しいものだ」

その手を離し、アヴェンジャーは外に向かう。

アヴェンジャー「さて……」

寺には人気は無い。

本来ならすぐさま食っていただろうが、彼女は手を出さないまま簡単な暗示で追い払うにとどまった。

アヴェンジャー「…………奪われることはあっても失くすのは初めてだが……は、存外何も感じぬな」

再び独りになった彼女は、手持ち無沙汰の様に石畳をあてもなく歩く。

アヴェンジャー「……さらばだ、葛木」

一言そう呟き、彼女は宝具を発動する。


そんなあたりで今日はここまで。

慎二、拗らせてた。

……ぎり平常運転かもしれないですね。

再開は18:00から。

おやすみなさい


夢判定
5以上で成功
>>下コンマ


乱れる映像が流れる。

失った記憶、失くした記憶が夜毎想起される。

特別な彼女は日毎に異常へと作り変わっていく。

人よりも多かった回路は、人外の回路へと置き換わる。

肉を裂きながら回路を押し込み、さらに増設する。

まるで物かのように、まるで道具かのように。

まさしく人では無かった、人として扱われることはなかった。

……徐々に乱れは激しくなり、少しずつ暗転していく。


炎が辺りを焼き焦がす。

……魔術師は帰ってこない。

鈍化された自我は朧気に生存本能を働かせる。

「……ぅ、あ……」

無意識に魔力を操り、炎の延焼を防ぐ。

ただジッと、静かに彼女は命の危機が去っていくのを待つ。

……小さな彼女は、更に身を丸め小さくなり。

炎が燃え盛る中、ただただ耐え続ける。

……視界が炎に染まり、その光景は途切れる。


一番古い記憶を思い出す。

気がつけば白い部屋に……病室にいた。

酷く自分と言うものが不確かな数日だった。

痛みがなく、熱がなく、苦しみがなかった。

……漫然と過ごし眠る度、どちらが夢か幻か不覚になる。

あの日々が夢だったのか、この日々が夢なのか。

あくびが止まらない平穏さに座り心地が悪くなった時……病室の扉が開く。

5日目、朝



貴女「……懐かしい夢を見たなぁ……」

ポヤッとしながら彼女は洗面台に向かう。

貴女「冷たっ……ふう」

顔を洗い覚醒し、まずはしゃんとする。



登校選択
1、いく
2、いかない
>>下


眠たげなライダーは霊体化し彼女の背後につく。

アサシンが未だ健在な以上、警戒に越した事は無い。

貴女「……少し眠い……」

ライダー(あー、僕も……なーんかだるいかんじ)



9~7、士郎
6~5、慎二
4~1、なにもなし
>>下コンマ


貴女「あ、おはよう衛宮くん」

士郎「ああ、おはよう」

偶々であった士郎に微笑みかけ、一緒に登校する。

……ふと、士郎の顔を見上げる。

貴女「……どうかしたの、顔色……悪いけど」

士郎「ああ……少しな、風邪かも知れない」

体調を心配し、不安げな顔をする。



会話候補
貴女か士郎視点で


時間も時間なので今日はここまで。

夢書くのに豪い時間をくってしまった……。

遅筆ってどうすればいいんでしょうかね。

再開は19:00、少し遅めになるので再開するまで会話候補は無制限に設けます。

と言ってもこのスレ多分参加者五人くらいだと思うので三つくらいあれば書けます。

おやすみなさい

帰るの遅れるのでもう少し候補受け付けます

帰るの日にちを跨ぎそうなので明日の18:00時から再開します。


貴女「……あの、少し落ち着いたらどこか遊びに……?」

ふと、士郎の様子が気になる。

思ったよりも不調が深刻な士郎に、少しだけ眉根を寄せる。

士郎「ああ、いや……少しだるいだけだ、気にしないでくれ」

貴女「……私も少しだるいの、嫌な感じがするね」

そう言いながら、彼女は違和感を感じる。

貴女「本当に大丈夫? 怪我でもしたの?」



成功判定
5以上で成功
>>下コンマ ???:+2


彼女の手から抵抗しようとした士郎だが、容易く手を取られる。

……巻いていた包帯は思っていたよりも緩く、その手が露出する。

貴女「……あ、あれ…………」

士郎「いや、これは、だな」

しどろもどろとする士郎に、彼女は自分の背後を見る。

貴女「えっと……見てくれた方が早いかな……」

その言葉と共に、ライダーが実体化する。

士郎「え、お前も……マスターなのか……?」

貴女「うん……衛宮くんは……ごめんなさい、ここでする話じゃないね」

士郎「そうだな、とりあえず学校に行くか」

そう示し合わせ、二人はとりあえず学校へと向かう。



.


貴女(まさか二人も知り合いがマスターだったなんて……)

教室の二人を見ながら、彼女は深刻そうな表情で考える。

貴女(……間桐くんはアサシン、じゃあ衛宮くんは……? まさか、アヴェンジャー……?)

答えは出ないまま、始業の鐘が鳴る。



行動安価
1、会話 ※ライダー、士郎、慎二
2、索敵(ライダーのみ)
3、自由安価
>>下


昼休みに士郎を屋上に呼び出し、そこで話しをすることにした。

貴女「……また険悪になったらどうしよう……」

少し不安そうにしていると、実体化しているライダーが肩に手を置く。

ライダー「大丈夫だって! そうなんどもある不運じゃないし!」

貴女「ほんとぉ?」

肩を落とし自信なさげにライダーを見つめる。

……すると、士郎が誰かを引き連れ屋上に現れる。



会話候補
士郎か貴女視点で
20:45まで


22:00まで伸ばします。


貴女「この人が私のサーヴァント、ライダー」

ライダー「よっろしく!」

元気よく挨拶をすると、士郎もサーヴァントの紹介をする。

士郎「キャスターだ、気難しいけど……気難しいやつだ」

まず互いにキャスターとライダーの顔見せを済ます。

貴女「情報交換しましょう、想定外の強敵に出会うのは避けられるし」

士郎「ああ、そうだな」

手短に、二人は今までのことを話す。

貴女「ええっ!? 戦ったの……?」

士郎「……そうか、慎二も……」

お互い相手の情報に目を丸くし驚く。

貴女「とりあえず今の陣営は四つ、脱落したのも四つってことかな?」

指折り数え、彼女はそう確認をする。

士郎「そうだな……ライダーとキャスターは俺たち、アサシンは慎二、山に陣取ってるアヴェンジャー」

貴女「……流石に九個目の陣営はないだろうし、折り返し地点だよね」

士郎「ああ……慎二とは同盟が組めなかったのは残念だけど、俺たちはアヴェンジャーと戦ったことがある」

その言葉を聴き、彼女は顔を明るくさせる。

貴女「同盟を組んでくれるってこと!?」

士郎「これ以上放って置けないからな」

ちょうど話がまとまったとき、昼休みが終わる。

貴女「じゃあ、また時間を作って話そうね」


感情判定
5以上で成功
士郎 >>下コンマ 色香:+2
貴女 >>下2コンマ


士郎→【意識】
「女の子らしいいい子」

貴女→【友情】
「話しやすい友達」



今日はここまで。

やや強引だけどもうここ逃すと後がないので同盟を組ませました。

もう残り少ないと思うので、そろそろエンディングを視野に入れた進行になって行きます。

会話で願いとか好感度とかいろいろ意識してみてください。

再開は18:00から。

おやすみなさい

5日目、昼



下校のチャイムがなり、彼女は鞄をとり支度をする。

貴女「ライダーくん、いる?」

ライダー(うん、戻って来たよー)

いるのを確認し、彼女は下校する。



行動安価
1、会話 ※ライダー、士郎、慎二
2、索敵
3、戦闘 ※アヴェンジャー
4、自由安価
>>下


貴女「お邪魔します」

士郎「とりあえず楽にしてくれ」

居間に案内され、彼女は不機嫌そうなキャスターの向かい側に座る。

貴女「キャスター……さん? これから宜しくね」

キャスター「……ああ、ぜひ俺の代わりに戦ってくれ」

無愛想な態度にも彼女は笑みを崩さない。

ライダー「任せて!」

キャスター「…………ちっ」

二人の態度に苦虫を噛み潰したような顔をする。

……そんな態度に彼女は小首を傾げる。

士郎「捻くれ者だけど……あんまり屈折してないから、気にしないでくれ」

貴女「ああうん、大丈夫大丈夫」

ニコニコと笑い、出された湯飲みに手を伸ばす。



会話候補
士郎か貴女視点で
20:20までで候補

21:30まで延長


貴女「まずは共通の敵であるアヴェンジャーをどうにかしましょう」

彼女の言葉にライダーと士郎は頷く。

一先ず彼女が話し始める。

貴女「2日3日前だったかな? その時にランサーとアーチャーがアヴェンジャーと戦ってたの」

そうしてアヴェンジャーの戦いぶりを彼女は話す。

炎と徒手空拳を使う戦い方に、士郎は自分の記憶と合致すると頷く。

士郎「俺が見たのは宝具だ……でもまあ少ししか開放しなかったみたいだけど」

彼女が話し終えれば今度は士郎が話し始める。

その凄まじさと恐ろしさ、士郎の説明に彼女は顔を青くさせる。

貴女「それじゃあ、宝具は……自分の本領を発揮させる、という物かしら?」

士郎「うーん……なにせ全貌が分からないからな……」



判定
5以上で成功
>>下コンマ 人間観察:+2


ライダー「ねえねえ、そっちのキャスターは? なんかない?」

キャスター「……さあな、関わる時間が短すぎた」

そう切って捨てられ、ライダーは肩透かしを食らう。

士郎「正直善戦したとはいえなかったからなぁ」

キャスター「俺を戦闘に出すのがお門違いだ」

そんな二人の言い合いに彼女は思わず笑みをこぼす。

貴女「とりあえず今までの情報から考えるしかないから、少し考えて見ない?」

その言葉にキャスター以外の二人は頷き、三人は知恵を絞ることにした。



真名判定
5以上で成功
>>下コンマ 交戦:+2 観戦:+1


キャスター「……あれは化け物の類だ」

貴女「あ、そうか……英霊っていう言葉に引っ張られていたかも」

そのキャスターの一言に、彼女の中で何かが閃く。

士郎「なるほど……英雄じゃなく、倒される者、化け物としてあれを見たら……」

ほぼ同時に思いついた士郎は先日の異形の足を思い出す。

あれは……蜘蛛の脚だった。

士郎「蜘蛛の化け物……もしかして……土蜘蛛か……?」

その言葉に彼女は唖然とする。

ほんの一部だが、その逸話は知っている。

源頼光に打ち取られた化け物、まつろわぬ民の総称。

貴女「……時の天皇に滅ぼされた人……人達なのかな?」

キャスター「複数の恨みが寄り集まれば良くないものにはなるだろう、それが災害や疾病……もしくは化け物として現れても神秘が残っていたのならあり得る」

その言葉に、二人は確信する。

士郎「つまりアヴェンジャーは鬼であり蜘蛛の土蜘蛛、ってことか」

貴女「うん……山に陣取ったのはそこが適しているからなんだと思う……」

二人が答えに辿り着き頷いていると、士郎が少しよろめく。

その様子に、とうとう彼女が切り出す。

貴女「ねえ、本当に大丈夫なの……?」

士郎「……思い出したんだけど……確か、土蜘蛛は源頼光を病に犯したって……」

キャスター「……それとは限らんが……昨夜から俺に流れ込む魔力が著しく減っている」

その言葉に彼女は困惑する。

士郎「俺の、限界ってことか?」

キャスター「いや、その女のせいで一度否定しかけていたが……聖杯からのバックアップが消えた」

ライダー「ああっ! だから朝僕もマスターも違和感があったのか!」

貴女「…………つまり、聖杯に何か起きている……ってこと?」

キャスター「可能性は高い……何よりあの山は霊脈の要だ……相性も魔力も都合が良かったんだろう」

士郎「つまり……このままじゃジリ貧……って事か?」

その言葉に、キャスターは短く肯定する。



.


そんな辺りで今日はここまで。

一個前の判定は魔力不足の原因のヤツでした、失敗すると肝心な時に不利だと気付く爆弾になる予定でした。

ゼロで逆転して良かったです、勝ちの目が減るので。

まあ原因に気付いてもこのままじゃダメなので、どうにかして見ましょう。

再開は18:00から。

おやすみなさい

再開遅れます

5日目、夜



貴女「…………」

目を細めながら、どうするかを思案する。

今すぐ手を打つべきだが、解決すべき問題もある。

キャスターの魔力問題、後顧の憂いであるアサシン。

貴女「正直、両方解決したうえで戦いたいけど……」

聖杯の魔力を独占している以上猶予を与えるのは危険かもしれない。



行動安価
1、会話 ※ライダー、士郎、慎二
2、索敵
3、戦闘 ※アヴェンジャー
4、自由安価
>>下


貴女「どうしようかなぁ……」

ライダー「なにか悩み?」

ベッドの隣に座り、ライダーが尋ねる。

貴女「……アヴェンジャーについてね」

ライダー「ああ、確かにねぇ……」

彼も察し、少し難しそうな顔をする。

……長くは続かなく、そのまま後ろに倒れる。

貴女「絶対に、上手くできる方法があるの……でも、それが分からない」

ライダー「困ったねぇ……」

貴女「……うん……」

やがて彼女も、ベッドに倒れ込む。



会話候補
ライダーか貴方視点で
19:40までで候補

21:00まで延長

ご飯食べるので遅れます
のでもうちょっと伸ばします

貴女「もう駄目、疲れちゃった」

珍しく弱音を吐き、彼女は大きくため息を吐く。

そんなマスターの様子を見てライダーは立ち上がる。

ライダー「ま、大丈夫だよ! なるようになる!」

いつもの様にハキハキとライダー彼女を励ます。

ライダー「マスターも、辛気臭い顔しないで、前向きに頑張ってみようよ! 勿論、僕も支えていくよ!」

底抜けに明るい励ましに、彼女は思わず笑みをこぼす。

そんな様子にライダーもほころぶ。

貴女「そうよね、うん、頑張りましょ!」

ライダー「ようし! ガンバロー!」


そんな辺りで今日はここまで。

帰り遅くなってしまいました。

再開は18:00から。

おやすみなさい



感情判定
5以上で成功
ライダー >>下コンマ 色香:+2
貴女 >>下2コンマ


ライダー→【愛情】
「大切な人」

貴女→【愛情】
「頼れる男の子」

5日目、イベント



陣営判定
98、ライダー
76、キャスター
5~3、アサシン
21、アヴェンジャー
>>下コンマ


状況判定
9~7、イベント
6~4、???
32、捕捉
1、襲撃
>>下コンマ


士郎「……呼び出して悪いな」

真冬の空の下、大橋に士郎は待ち構えていた。

……呼び出されきたのは、慎二。

慎二「何の用?」

士郎「アサシンの、マスターなんだってな」

単刀直入に士郎は言い放つ。

……慎二に動揺は見られない。

慎二「で? アサシン相手なら勝てるって?」

敵意を剥き、慎二は士郎を睨む。

士郎「アヴェンジャーが聖杯の魔力を独占している……このままじゃ共倒れだ、だからアヴェンジャーを倒すまででいい」

慎二「協力しろって?」

士郎「ああ、倒したら好きにしていい……頼む」



慎二判定
5以上で成功
>>下コンマ 士郎:+3


慎二「……わかったよ、気に食わないけどそうは言ってられないだろうし」

不満げに、しかし満更でも無さそうに慎二は答える。

慎二「独占されて困るのは僕も同じ、ライダーの復讐よりも聖杯を手に入れるのが先決だしね」

士郎「そうか、ありがとう」

彼の言葉に士郎は深々と頭を下げる。

慎二「…………」

踵を返す慎二の背を見ながら、安心した様に士郎は息を吐く。

士郎「これで、残る問題は一つか……」


夢判定
5以上で成功
>>下コンマ


寝落ちしました。

18:00に再開。


せっかく書いたテキスト消えて不貞寝してました
寝たら忘れたので思い出したら書きます




少しだけ、あの日を思い出せる。

あの部屋を反転させたようにまっ白い病室であった。

痛みも苦も感じない日々は、自分の存在が希薄に感じる。

「………………」

そんな彼女の元に、珍しく来客が来ていた。

その大人は、子供の心のケアをする仕事の人らしく、特に深刻そうな彼女に話を聞くためやって来た。

しかし……2人はひどく疲れて、落ち込んでいるように見えた。

それこそ、瓦礫の下敷きにあっていた少女よりも。

「おじさんたち……どうしたの?」

「……どう、って」

「わたし……ききます……はなせること、ないから……」

小さいながらも、優しい声で。

2人の大人に、心配そうに話しかける。

6日目、朝



貴女「……ふあぁぁ……」

隣に寝ているライダーを起こさない様にベッドからはい出て洗面所に向かう。

貴女「…………ふう」

いつものルーチンを終え、彼女はふと次を考える。

現状の、打開策を。

貴女「どうしたものかな」



登校選択
1、いく
2、いかない
>>下


ライダー(マスターって真面目だよね)

投稿している途中、ふとライダーが話しかける。

貴女「そうかな? 普通にしているだけよ?」

ライダー(いやいや、僕は結構暇だもん、凄いよ)

そんな言葉を聞きながら、彼女はくすりと笑う。

貴女「友達もいるしやり甲斐もあるのよ、退屈に見えてもね」

ライダー(なるほどねー)



遭遇判定
9~7、慎二
65、士郎
43、ライダー
21、何も無し
>>下コンマ


士郎「おはよう」

学校の少し手前、偶然士郎と出会う。

貴女「おはよう」

軽く挨拶を交え並んで歩く。

士郎「慎二を説得して協調してもらうことになった」

貴女「本当? ああ、良かった」

心底安心したように、彼女は息を吐く。

だが、士郎の方はまだ難しい顔をしている。

士郎「あとは魔力か……」

その言葉に、彼女も思い出す。

まだ問題は残っている、それも……あまり無視はできない問題を。



会話候補
士郎か貴女視点で
21:30までで候補


ちょっと思いつかず、今日は寝ます。

書け次第投稿します。

明日は多分できないと思います。

再開は明後日の18:00から。

おやすみなさい


急に予定がなくなりました。

今日再開できるかと思います。

今帰ったので書け次第再開します


貴女「魔力を増やす方法を考えないとね……なにか他の人に迷惑をかけない方法はないかな……」

目を細め、腕を組む。

士郎「正直俺達は魔術師じゃない……解決方法があっても俺達が実行できるか……」

貴女「じゃあ、どうすれば良いと思う?」

お手上げだと言わんばかりに、彼女は士郎を見つめる。

士郎「魔力が尽きる前に決着をつける……もう、今日しかないと思う」

……確かに、手段はそれが一番確実だろう。

徐々に弱って行くのなら、今叩くのが最適の手段と言える。

貴女「……わかった……覚悟を決めておくね」

小さく頷き、校門をくぐり校舎に入って行く。



.


感情判定
5以上で成功
士郎 >>下コンマ 色香:+2
貴女 >>下2コンマ


士郎→【友情】
「頼れる友人」

貴女→【友情(大)】
「素敵な友達」




いすに腰おろし、彼女は息を吐く。

貴女「ライダーくん、呼ぶまで遊んでていいよ」

ライダー(ほんと!? やったぁ!)

そういい、ライダーはどこかに消える。

……もはや位置は割れている、山にさえ行かなければ襲われることは無いだろう。



行動安価
1、会話 ※ライダー、士郎、慎二
2、索敵(ライダーのみ)
3、自由安価
>>下

パソコンの不調で遅れました。

書き次第再開します。


……最近の癖で、彼女は屋上に向かう。

そこには先客がいた。

貴女「間桐くん」

慎二「…………」

彼女の呼びかけに顔だけ向け、それきり無視を決め込む。

貴女「ここで会うなんて思わなかった、隣座るね?」

返事は来ないと判断した彼女は返事を待たず行動する。

貴女「……今夜、アヴェンジャーのところに行くの、頼りにしてるからね」



会話候補
慎二か貴女視点で
21:30までで候補


貴女「……間桐くんとの戦いは最後の最後、衛宮くんにも話を通したから」

その言葉に始めて慎二は彼女を見つめる。

貴女「たぶん戦いとしてはそれで決着……戦争もね」

慎二「……当然だ」

挑戦的な笑みを彼女に向ける。

慎二「お前に勝つのは僕だ、衛宮に横取りなんてさせない」

貴女「衛宮くんはそんなことしないと思うけど……」

慎二「とにかく、ケリをつける前に脱落なんかしたらどうなるか分かってるだろうね?」


脅しのような言葉にも、彼女は引かない。

貴女「そっちがアヴェンジャーn倒されちゃっても何にもしないから、間桐くんはがんばってね」

脅しを躱し、屋上から出て行く。



.


感情判定
5以上で成功
慎二 >>下コンマ 色香:+2
貴女 >>下2コンマ


貴女→【意識】
「……敵意は無いけれど、戦いたい」

6日目、昼



下校のチャイムが鳴り、生徒たちは帰宅し始める。

……彼女もライダーが戻るのを待ち、ゆっくり帰路に就く。

貴女「……はぁ……疲れた」

無暗にアヴェンジャーを意識してしまい、肩が凝ってしまった。

貴女「さて……今度こそね……」



行動安価
1、会話 ※ライダー、士郎、慎二
2、索敵
3、戦闘 ※アヴェンジャー
4、自由安価
>>下


逢魔が時、三人は集まる。

山門にたどり着くと、そこにはすでに以前の山は無かった。

キャスター「……縄張りというよりも口の前だな……」

その言葉に全員が行動には出さなかったが、みな心の内で肯定する。

魔力独占の中心であるその山は、もはや異界のように様相が違った。

ライダー「みんな! それじゃあ行こうか!」

貴女「……そうね、ここで怖気づいても意味無いもの」

そのライダーの言葉に、みな次々と覚悟を決める。




境内の中に入ると、空気は更に重く不穏なものになる。

その中心で、アヴェンジャーが待ち構えていた。

アヴェンジャー「…………来たか、愚鈍ではないみたいだな」

異形の脚が石畳を鳴らしながら三騎二接近する。

アヴェンジャー「坊主どもを食い損ねてな、腹は減ってないが……口さびしくてな」

その酷薄な笑みに、三人は顔を青くさせる。

ライダー「みんな下がってて! それで二人は援護してよね!」

そういい、騎乗槍を構える。




大同盟 筋力D 耐久D 敏捷B 魔力EX 幸運A+
アヴェンジャー 筋力A+ 耐久B 敏捷A+ 魔力B 幸運D

筋力差 敏捷差と相殺
耐久 +15、-15
敏捷差 筋力差と相殺
魔力差 発生
幸運差 発生

大同盟
理性蒸発 両者の2をファンブル、8をクリティカルとして計算
触れれば転倒! 判定差勝利で相手補正-1し追加+1する
この世ならざる幻馬 敏捷差発生
高速詠唱 判定差補正を無効
妄想幻像 補正+1、追加+1、ぞろ目ごとに上昇
専科百般 補正+1、耐久増
改造人間 判定-以下で回復+1、判定+なら2ターン毎に補正+1、上限+3
刈り取る者 追加+2
大同盟 耐久大増、補正+1

アヴェンジャー
変化 耐久増
対英雄 相手補正-1、発動せず
怨霊 追加+1、二桁目7以上で追加+2
怪異 補正+1、クリティカルで補正+2


大同盟 >>下コンマ 妄想現像:+1 選科百般:+1 大同盟:大英雄で相殺
アヴェンジャー >>下2コンマ 怪異:+1

大同盟 10、アヴェンジャー 6
触れれば店頭!:+1 妄想幻像:+1 刈り取る者:+2 魔力差:+1 怨霊:-2
判定:+7【有利】



石畳を砕くほどの脚力で、アヴェンジャーは三騎に向かい駆け出す。

ライダー「ヒポグリフ!」

それに対抗し、ライダーは己の愛馬を呼び出し乗る。

アヴェンジャー「……!」

ライダー「でやぁぁぁ!」

加速による槍の突撃力に、一瞬だけアヴェンジャーは競り負ける。

ライダー「『この世ならざる幻魔(ヒポグリフ)』ッッ!!」




宝具判定
9~7、+8
65、+7
43、+5
21、+4
>>下コンマ

ダメージ:+7
判定:+14【優勢】



アヴェンジャー「な、ん……!?」

圧倒的な速度で突撃するライダーに激突されたアヴェンジャーは半ば消失した足では耐え切れず境内上空を飛ぶ。

ライダー「みんな! このまま畳み掛けるよ!」

その言葉に呼応するかのように、アサシン達数体がダークを構え詰め寄る。



大同盟 >>下コンマ 妄想現像:+1 選科百般:+1
アヴェンジャー >>下2コンマ 怪異:触れれば転倒!で相殺

大同盟 9、アヴェンジャー 9
妄想幻像:+1 刈り取る者:+2 怨霊:-1
判定:+15【勝利】



飛来するダークと、その胸を穿つ騎乗槍。

激しい戦闘の末、血まみれのアヴェンジャーは血反吐を吐きながら敵を睥睨する。

アヴェンジャー「か、ふ……は、は」

血まみれの死体に、乱れた髪。

十人中十人がその姿を見れば、幽霊や幽鬼だと答えるだろう。

その酷薄な笑みに、追い詰めたはずのライダーたちは一瞬息を呑む。

アヴェンジャー「私を……良くぞ、討ち取った……」

血を吐きながら一歩ずつ歩き出し、周囲のアサシン達は警戒を強める。

慎二「ッ、何してるんだ! 殺せ!」

アヴェンジャー「―――ッ」

その言葉と共に、アヴェンジャーの首が宙を舞う。



.




アヴェンジャー「■■■■■■―――――ッッッ!!!」

猿叫が境内を包み込む。

その恐ろしい叫び声は地の底から響いているようにも、耳のそばで囁かれているようにも聞こえた。

アヴェンジャー「■■ぅ……■■ぁ■……め■■、しぃ……あぁぁ……」

首の無い死体は、その場に倒れることなく地面に四足で敵に構える。

徐々にその肉体は変化し、腕は縦に裂け異形の足は太く長く異形さを増していく。

……蜘蛛、と誰かが言ったのを彼女の耳は捕らえそれが自分の言葉だと気づく。

大蜘蛛「■■■■■ッッ!!」

そうして、急速な肉体の変化の果てに完全に変形を負え……大蜘蛛が三騎に牙をむく。



.


大同盟 筋力D 耐久D 敏捷B 魔力EX 幸運A+
大蜘蛛 筋力■ 耐久■ 敏捷■ 魔力■ 幸運■

筋力差 敏捷差と相殺
耐久 +20、-15
敏捷差 筋力差と相殺
幸運差 発生

大同盟
理性蒸発 両者の2をファンブル、8をクリティカルとして計算
触れれば転倒! 判定差勝利で相手補正-1し追加+1する
この世ならざる幻馬 敏捷差発生
高速詠唱 判定差補正を無効
妄想幻像 補正+1、追加+1、ぞろ目ごとに上昇
専科百般 補正+1、耐久増
改造人間 判定-以下で回復+1、判定+なら2ターン毎に補正+1、上限+3
刈り取る者 封印
大同盟 耐久大増、補正+1

大蜘蛛
不朽なる憎悪 耐久大増
まつろわぬ民 相手補正-2、相手スキル封印
大いなる怨嗟 追加+2
永劫なる殺意 補正+2


大同盟 >>下コンマ 妄想現像:+1 選科百般、大同盟:まつろわぬ民で相殺
大蜘蛛 >>下2コンマ 大いなる怨嗟:+2

大同盟 4、大蜘蛛 5
妄想幻像:+1 大いなる怨嗟:-2
判定:-2【拮抗】



大蜘蛛「■■■■■ッッッ!!」

巨躯は敵を睥睨し、巨脚は石畳を砕き、巨腕は捉えやすいよう脱力をしている。

以前のあの姿とは違った恐ろしさに、ライダーも攻める手が止まる。

そして、それを大蜘蛛は見逃さなかった。

大蜘蛛「■■―――ッ!」

吐き出された糸が屋根や木、石畳に絡まる。

あの大蜘蛛専用の道、そして彼らを縛る罠。

容易に大蜘蛛は自らの有利を築き上げる。



大同盟 >>下コンマ 妄想現像:+1
大蜘蛛 >>下2コンマ 永劫なる殺意:+2

再開は20時以降です

大同盟 5、大蜘蛛 4
触れれば転倒!:+1 妄想幻像:+1 改造人間:+1 大いなる怨嗟:-2
判定:±0【拮抗】



アサシン「糸を切れ! 邪魔だ!」

その掛け声と共に、数体のアサシンがダガーを投擲する。

屋根や木に張り付いた糸は数度の投擲で千切れる。

大蜘蛛「■■■ッ!?」

それに伴い、大蜘蛛もバランスを崩し始める。

ライダー「いまだぁぁ!」

その隙を突き、ライダーは騎乗槍を突き刺す。



大同盟 >>下コンマ 妄想現像:+1
大蜘蛛 >>下2コンマ 永劫なる殺意:+2 触れれば転倒!:-1

大同盟 10、大蜘蛛 7
振れれば転倒!:+1 妄想幻像:+1 大いなる怨嗟:-2
判定:+3【拮抗】



大蜘蛛「■■■■ッッ! ■■ッ!!」

キャスター「いっぺんに脚を消せないか……だが効いてはいる」

八本もの脚を持つゆえか、脚一本程度では大蜘蛛の挙動の妨げにはならない。

だが、脚一本なくなればアサシンやライダーへの攻撃手段が減り死角は増える。

ライダー「今だ! 『この世ならざる幻馬(ヒポグリフ)』ッッ!」



宝具判定
9~7、+8
65、+7
43、+5
21、+4
>>下コンマ

ダメージ:+4
判定:+7【有利】



大蜘蛛「―――■■■■ッッッ!?!?」

その巨体が浮くほどの突撃に、大蜘蛛は悲鳴を上げる。

だが、致命傷には至らない。

未だ健在な複数の赤い瞳がライダーを恨めしそうに睨む。

ライダー「タフすぎるでしょ……まったくもう!」

霊体化した脚が再生し、ライダーは一度距離を取る。

その援護にダークが飛び、大蜘蛛の追撃を阻止する。



大同盟 >>下コンマ 妄想現像:+1
大蜘蛛 >>下2コンマ 永劫なる殺意:+2 触れれば転倒!:-1

大同盟 6、大蜘蛛 5
振れれば転倒!:+1 妄想幻像:+1 大いなる怨嗟:-2
判定+8【優勢】



ライダー「おおおおっりゃぁぁぁぁ!」

高速で動き回っていたライダーは、その頭上を通り抜ける瞬間額に持っていた剣を突き立てる。

その皮膚に阻まれ深くは刺せなかったが、目を一つ潰すように横一線する。

大蜘蛛「■■■ッッ!? ■■■■ッ!!!!???」

痛みに狂乱する大蜘蛛だが、その失った目はゆっくりと回復していく。

ライダー「ったく、もしかして霊脈独占の影響かなぁ……!」



大同盟 >>下コンマ 妄想現像:+1
大蜘蛛 >>下2コンマ 永劫なる殺意:+2 触れれば転倒!:-1

大同盟 8、大蜘蛛 7
大同盟 10、大蜘蛛 7
振れれば転倒!:+1 妄想幻像:+1 大いなる怨嗟:-2
判定:+9【優勢】



再び大蜘蛛を旋回していたライダーが蜘蛛にに突撃する。

大蜘蛛「■■ッ!?」

多脚の蜘蛛には効果は薄いが、それでもつけいる隙くらいは突ける。

ライダー「援護よろしくね!」



大同盟 >>下コンマ 妄想現像:+1
大蜘蛛 >>下2コンマ 永劫なる殺意:+2 触れれば転倒!:-1

大同盟 7、大蜘蛛 10
妄想幻像:+1 大いなる怨嗟:-2
判定:+5【有利】




                             ___
                             〃⌒\         }',          ノ{
                             i{   ⌒ヽ     } ,           / ノ    ■■■■、■■……ぃん……
                            八   ノ{ /(     }  ',      / /
                                  \{ V ハ   /{ ,   ,    /⌒__7
                 _}\__<\__   _____ ⌒ヽ⌒,  ' V   |  〃  /^{      しん、■ん……臣民……
                   ノ⌒`)_}    ⌒``ヽ、 7     ', ',/   |     |  ノ}__/{  }
             ^ー=彡   }厶ィア7ァミ __∨     i} {\/⌒ヽ、丶` i}ハ L ノ
          /    _ ィア  /⌒ ゙ ) }(__ ノ    /i} {   、丶` _/   ' ノ   ノ}
          i{    ∠(⌒   /      ) }八l≧=/ニ } {__/}L./(__/′} / ′ 厂ヽ
         八  (_   /   _    ) }  〉v,〈/l ア} {⌒V/  / ノ ノ/ /  ∧ √ r┘    討つ、べし…………
             ̄ ̄ _/  / }}7  ) } 辷=-{ /8 } { /(  イ)) V {/ ィ しヘ/  }
                  )\_/   ]^ v/込__  イV__ソLノ八_ ブ⌒>⌒V 人(⌒ ',7
               シ ノ^     ] /  ⌒ ̄  に ̄_ノ /√ Vア(__ ノ _ / ⌒} V
                 { (_     / /`` ̄ ̄``> )フ >`  √ }ク⌒ア⌒)  ィ {  〉
                 ⌒    / /`` ̄ >   、丶`   √ ノハソイ /⌒∠!  v/{
                        / /  >   、丶`(       {L ((ノ⌒ ア⌒アhフ]__ノ {    臣民、討つべしッ!
                   / / / 、丶`  /        ]⌒``ヽ/⌒7Lノ/<}⌒\ノ
                        }/ / /  ノ /        }( )\ノ   /⌒イ〉7   /
                      / / / /⌒        ノ\_{  イ__/ V √⌒7
                      〈/   /           /( /⌒  V    √⌒7    臣民ッッ! 討つべしッッッ!!
                   /   /             / /            {⌒ 7
                 /  /               {/            人 ノ\
               /⌒X                         / _  }

              / /⌒`                         //⌒  V
             / /                         (し'/
           ノ /                            ⌒
            L/




ライダー「な、うぁ!? しゃべった!?」

そういい終わらぬうちに、大蜘蛛は辺りに黒い霧を掃く。

夜を濃縮したような黒い霧は、蜘蛛の身体すれすれにまで蔓延する。

ライダー「……って、あれ……」

キャスター「馬鹿な……さらに、大きく……!?」

それと同時に、キャスターは己の異変に気づく。

キャスター「……いよいよ、成敗からの供給の独占に本腰を入れたか……!」

大蜘蛛「臣ん民んん……!! 討つ、べしぃぃ!」



大同盟 >>下コンマ 妄想現像:宝具で封印
大蜘蛛 >>下2コンマ 永劫なる殺意:+3 触れれば転倒!:-1


そんなあたりで今日はここまで。

寝落ちもコンマ待機もせずに締めのコメントを入れるなんて何日ぶりか。

明日は18:00に再開しまーす。

おやすみなさい

大同盟 5、大蜘蛛 9
大いなる怨嗟:-2
判定:-1【拮抗】



大蜘蛛「我が、地、ヲ、■■ッ!」

その幾つもの瞳は先程までの狂気を孕んだ瞳ではなく、確かな意思を持った殺意、憎悪、怨嗟。

無数の、無限の負の感情を向けられた三騎は総身の身の毛がよだつのを感じる。

キャスター「ち、止まるな! 的だぞ!」

先程までの生物的な動きから、殺戮者の動きになった大蜘蛛は理性的ともいえる殺意を向けてきている。

ライダー「わ、分かった!」


大同盟 >>下コンマ
大蜘蛛 >>下2コンマ 永劫なる殺意:+3

大同盟 9、大蜘蛛 7
振れれば転倒!:+1 大いなる怨嗟:-2
判定:±0【拮抗】



大顎が石畳を削り、アサシンの一人を削りつぶす。

ライダー「そこッ!」

だがその隙を突き、ライダーが反撃を行う。

大蜘蛛「こ、癪、ぅぅ■ぅ■ゥ■■■■ッッ!」

ライダー「今だ、畳みかけよう!」



大同盟 >>下コンマ
大蜘蛛 >>下2コンマ 永劫なる殺意:+3 振れれば転倒!:-1

大同盟 6、大蜘蛛 10
大いなる怨嗟:-2
判定:-6【不利】



大蜘蛛「―――塵芥どもが」

その巨大な口が歪んだかと思うと、糸を使った高速移動でライダーの突進を回避する。

ライダー「なにぃっ!?」

大蜘蛛「我等を滅ぼす気か……? ■■っ、ゆか■っ、愉かいぃぃ!」

微かに灯る知性が更に大蜘蛛の挙動を鋭くさせる。

大蜘蛛「■■■■■っ! あの■■ですら、我等の■■■■■ッッ!」

半分も意味があるとは思えない言葉にライダーは呆然とするが、不意に身体が重くなるのを感じる。

ライダー「なんだ……こりゃ……?」

正体不明のそれはすぐにライダーは思い浮かぶ。

ライダー「魔力不足……でも、マスターは……じゃあ……?」

アサシン「ッ!? 割り込んできているのかっ、魔力のつながりに!」

大蜘蛛「■ぃぃ……わ■ぁぁぁ…………ああああァァぁアアアあああ■■■■■■―――ッッ!!」



大同盟 >>下コンマ 魔力不足:-1
大蜘蛛 >>下2コンマ 永劫なる殺意:+3

大同盟 10、大蜘蛛 7
振れれば転倒!:+1 大いなる怨嗟:-2
判定:-4【不利】



アサシン「好きにさせると思うな!」

暴れ続ける大蜘蛛の脚を攻撃し続け、一時的に行動を鈍らせる。

ライダー「ありがとっ!」

颯爽と騎乗槍を突き刺し、脚を強制霊体化させる。

そのまま距離をとったライダーは、加速をし最高速に達する。

ライダー「『この世ならざる幻魔(ヒポグリフ)』ッッ!!」




宝具判定
9~7、+8
65、+7
43、+5
21、+4
>>下コンマ

ダメージ:+8
判定:+4【有利】



大蜘蛛「――――――っがぁぁ!?!?」

横っ腹に突撃を受けた大蜘蛛は六本の脚で踏ん張り切れず本堂に激突する。

ライダー「よっし!」

短くガッツポーズをし、そしてヒポグリフをまた走らせる。

ライダー「このままもう一回押し切るよ!」



大同盟 >>下コンマ 魔力不足:-1
大蜘蛛 >>下2コンマ 永劫なる殺意:+3 振れれば転倒!:-1

大同盟 10、大蜘蛛 8
触れれば転倒!:+1 大いなる怨嗟:ー2
判定:+6【有利】



ライダー「もう一発!」

最大限まで加速し、ライダーは再び宝具を使う。

この場でライダーと大蜘蛛だけが、魔力の損耗を無視して動き続けている。

ライダー(これで三割くらいしか繋がりが得られてないのが不思議だ……まあ、今はこいつだ!)

大蜘蛛「ふ、じ、わ、らぁぁぁぁ■■■■■■■■ッッッ!!」

ライダー「『この世ならざる幻馬(ヒポグリフ)』ッッ!」



宝具判定
9~7、+8
65、+7
43、+5
21、+4
>>下コンマ

ダメージ:+5
判定:+11【優勢】



大蜘蛛「■■■■■ッッッ!?!?」

更に本堂に叩き付けられ、身動きが取れないほどに叩きのめされる。

ライダー「このままいくよ!」

もう一度体勢を立て直しながら、闘志に燃えた瞳は大蜘蛛を睨み続ける。



大同盟 >>下コンマ 魔力不足:-1
大蜘蛛 >>下2コンマ 永劫なる殺意:+3 振れれば転倒!:-1




大蜘蛛「し、ん…………ッ!」

地が震え始める。

大蜘蛛「民ッ! 臣ッ! 民ッ! しんしッ、しんみッ! 討つ、べぇぇし!!」

空地が振るえ、そして本堂から大蜘蛛は飛び上がる。

そのまま大蜘蛛は山を飛び降りる。

アサシン「逃げる気か!?」

ライダー「そんなことさせ―――うわぁ!?」

突如としてライダーは地面に叩き落される。

ライダー「あいてて……な、なにが……」

したたかに腰を打ったライダーは周りの様子を確認する。

アサシン「な、ばかな―――」

そう言葉を残し、アサシンたちが消え始める。

ライダー「な、なに!? どういう!?」

キャスター「さい、あくだ……霊脈すら、乗っ取った……―――」

ずいぶん前からっ魔力不足だったキャスターも遅れて消失する。

……そのマスターも、魔力の枯渇が原因で事切れていた。

貴女「ら、ライダー……苦し……ぃ」

ライダー「ま、マスター!?」

無間に等しい魔力は根こそぎ大蜘蛛に奪われ続け、聖杯や霊脈を掌握しても足りない大蜘蛛が彼女の魔力をむさぼり続けている。

ライダー「うそ……でしょ……」

……煌々と燃え始める町がライダーの瞳に移った最後の光景となった。



.


そんな辺りで今日はここまで。

すみません、ちょっと今日はやれそうかと思ったんですが用事が入ってしまいました。

明日は12:00くらいから16:30までやれます。

逆に普段より時間が取れました。

おやすみなさい


コンテニュー先

1、一番最初 >>293
2、宝具一発目 >>304
3、一番有利 >>335

>>下

大同盟 10、大蜘蛛 7
振れれば転倒!:+1 妄想幻像:+1 大いなる怨嗟:-2
判定:+3【拮抗】



大蜘蛛「■■■■ッッ! ■■ッ!!」

キャスター「いっぺんに脚を消せないか……だが効いてはいる」

八本もの脚を持つゆえか、脚一本程度では大蜘蛛の挙動の妨げにはならない。

だが、脚一本なくなればアサシンやライダーへの攻撃手段が減り死角は増える。

ライダー「今だ! 『この世ならざる幻馬(ヒポグリフ)』ッッ!」



宝具判定
9~7、+8
65、+7
43、+5
21、+4
>>下コンマ

ダメージ:+5
判定:+8【優勢】



正面から激突し、大蜘蛛は悲鳴を上げる。

大蜘蛛「■ッ、■■■■■ッッ!?!?」

狂乱しながら、大蜘蛛は牙をむき暴れはじめる。

ライダー「うおっと!」

即座に転移し、難を逃れる。

ライダー「このまま押し切る!」



大同盟 >>下コンマ 妄想現像:+1
大蜘蛛 >>下2コンマ 永劫なる殺意:+2 触れれば転倒!:-1

大同盟 10、大蜘蛛 2
振れれば転倒!:+1 妄想幻像:+1 大いなる怨嗟:-2
判定:+18【優勢】



ライダー「おぅりゃぁぁぁ!!」

体を真一文字に引き裂くように騎乗槍を突き立てながら大蜘蛛の背を駆ける。

大蜘蛛「■■■■■■■■ッッッ!?!?」

長時間の接触かライダーの覇気がそうさせたのか、大蜘蛛の八本の脚のうち右側三本が強制霊体化する。

ライダー「ピポグリフ!」

そのまま背を蹴り空中で幻馬の背に乗る。

ライダー「トドメだぁぁぁぁっっ!」



宝具判定
9~7、+8
65、+7
43、+5
21、+4
>>下コンマ




大蜘蛛「――――――■■■■■ッッッ!!」

欠け偏った脚では踏ん張りきれず、突進に大蜘蛛は山に吹き飛ばされる。

キャスター「っ! 確認しろ!」

士郎「あっ、ああ!」

咄嗟に自分のマスターにそう叫ぶキャスターは、披露した足取りで大蜘蛛を確認しに足を引きずる。

……そこには折れた木が腹部を貫いて絶命している大蜘蛛が足を痙攣させていた。

キャスター「…………終わったか……」

大きくため息をこぼしその場にへたり込む。

……まるで山に、土地に殺されたような大蜘蛛は恨めしそうに無数の瞳で天を睨みなが……徐々にその体は消滅していく。

ライダー「お、聖杯とのパスも元どおりだ!」

完全に倒せたのだと彼女も大きく息を吐こうとし、それを止める。

貴女「じゃあ、残るは間桐くんだけね」

慎二「……その通り……ま、ゆっくり休むんだね、宝具を使わせた分猶予くらいはあげるよ」

そう言い、慎二は一番初めに山道を下っていく。

7日目、イベント



9~7、ライダー
6~4、キャスター
3~1、アサシン
>>下コンマ


こんな感じで今日はここまで。

明日はいつもより早く始めます、だいたい16:00くらいだと思います。

そろそろ、終わりでしょう。

おやすみなさい



状況判定
98、イベント
7~5、追加行動
4~2、何もなし
1、襲撃
>>下コンマ


夢判定
5以上で成功
>>下コンマ

7日目、朝



……目を開け、まずは洗面台に行く。

貴女「…………」

どこか張り詰めた顔が鏡に映っており、彼女は頬を叩く。

恐らく、今日が最後だ。



行動安価
1、会話 ※ライダー、士郎、慎二
2、索敵
3、戦闘 ※アサシン
4、自由安価
>>下


すみません、コピペ間違ってました。

行動安価
1、会話 ※ライダー、士郎、慎二
2、戦闘 ※アサシン
3、自由安価
>>下


ライダー「今日学校は?」

貴女「お休みよ、日曜だからね」

朝食を食べながらライダーの質問に答える。

ライダー「じゃあ今日はどうする?」

貴女「……あー……何にも考えてないなー」

ぷらぷらと足を揺らし、暇そうにする。

貴女「とりあえず夜にでも間桐くんと戦う、暗いしかないわねー」



会話候補
ライダーか貴女視点で
20:20までで候補


ライダー「……最後かぁ……マスターには良い所見せたいとね!」

自信満々に笑い、それに呼応する様に彼女も笑い始める。

貴女「そうね、私も同じよ」

そういい、彼女は手をかざす。

令呪が輝き、一画消える。

貴女「願いは決まってる、勝ってね」

そう言い、鈍く痛む手を眺める。

貴女「……ライダー、私じゃあ物足りないかも知れないし力不足だったかもしれない……それでも全力でできることをするから、最後まで一緒に戦ってくれる?」

ライダー「勿論だよ、君じゃなかったら僕だって勝てなかったと思う……一緒に勝とうね!」

力強い笑顔ではにかむライダーは包むように手を握る。

その手の温かさに、彼女はライダーの優しさを感じる。



.


感情判定
5以上で成功
ライダー >>下コンマ 色香:+2
貴女 >>下2コンマ


貴女→【愛情(大)】
「最後までマスターらしく」

ライダー【愛情(大)】
「ずっとそばにいたい」



今日はここまで。

明日は月曜と同じく12:00から、ニートではないです。

順調に進められれば少しだけやりたいことがあります。

おやすみなさい

乙でしたー
令呪使ったから次の戦闘時補正プラスされるかな?

7日目、昼



貴女「……落ち着かない……」

読んでいた本を棚にしまい、彼女は深くため息を吐く。

……アサシンとの、慎二との戦いを意識しすぎているのだろうか。

貴女「……どうしよう」




行動安価
1、会話 ※ライダー、士郎、慎二
2、戦闘 ※アサシン
3、自由安価
>>下

1 慎二


貴女「…………」

チャイムを鳴らし、彼女は緊張しながらも返答を待つ。

臓硯「……おお、先日の……慎二に用かね?」

貴女「ああ、はい……御在宅でしょうか?」

臓硯「少し待ってくれ……」

数分待っていると、慎二が扉の隙間から出てくる。

慎二「なに? もうやる気?」

貴女「ううん、お話ししにきただけ……まあ、ライダーはいるけれどね?」

そう言うと数秒だけライダーは実体化する。

貴女「最後なんだし、良いでしょ?」

慎二「…………入りなよ」



会話候補
慎二か貴女視点で
16:00

16:30までで候補

貴女「そういえば、あのアサシンってどう出会ったの?マスターを失った野良サーヴァントだったとか?」

慎二「僕は一度負けた。僕自身は見てるだけで、セイバーはあっさりくたばった。
   だけど再び巡ってきた。もう二度とない、僕を負かしたお前に挑める機会が!
   もう、二度と負けない」


貴女「アヴェンジャーの時はありがとうね、助かったわ……ところで、あのアサシンはどこから?」

慎二「さあね、教会に保護されてたら神父が僕に紹介したんだ、はぐれのサーヴァントだってね」

貴女「じゃあ、マスターだった人は棄権したのかしら」

その言葉に、慎二は鼻を鳴らす。

慎二「もしくは誰かに殺されたか……ひょっとして神父がマスターだったかも」

悪そうに笑う彼につられ彼女もはにかむ。

慎二「……まあどうでもいいよ、一度負けてその上でもう一度戦いに来たんだ」

その瞳には決意の火が灯っていた。

慎二「セイバーはあっさり負けた、でも今度は違う……お前を……聖杯戦争を舐めてたのかもね」

少し苦々しく慎二は笑う。

慎二「だけどまた挑める、お前に……今度こそ勝つ、その為に僕はアサシンと契約した、2度と負けない」

貴女「それが、戦争に参加した理由なのね……」

ゆっくりと頷き、慎二の目を見つめる。

貴女「じゃあ全力で立ちふさがるから、全力で来て……この戦争最後の戦いだもの、悔いのないように」

今自分はライダーのように笑っているのだろう、彼女はそう思いながら慎二に手を差し伸べる。

慎二「……握手なんて、趣味じゃないな」

小さく払いのけられ、彼女は苦笑いする。

貴女(ライダーのようにはいかないものね)




感情判定
5以上で成功
慎二 >>下コンマ 色香:+2
貴女 >>下2コンマ

ここに来て貴女から慎二の評価がががが


慎二→【愛情】
「面倒臭いけど嫌じゃない」

貴女→【愛情】
「分かりづらい人」

7日目、夜



日は暮れ、月が薄雲から仄かに照らし始める。

……おそらく、今日が最後の日だろう。

ライダー「なんか、落ち着く夜だね」

貴女「うん、静かね……」

冬の空気に包まれながら、ベランダに2人は腰掛ける。



行動安価
1、会話 ※ライダー、士郎、慎二
2、戦闘 ※アサシン
3、自由安価
>>下




彼女は昼間に示し合わせた場所に向かう。

深山側の郊外の森、そこの入り口で彼女は待っていた。

慎二「…………入りなよ、早く始めよう」

貴女「うん、そうね」

来るなり彼は一瞥もせず森に入り、彼女も別の方向から入っていく。

示し合わせたわけではないが、自然にそう動く。

ライダー「最後だし華麗に勝ってみせるよ! 任せてね!」

貴女「うん、勝てるよ」

その言葉を背に受けながら、ライダーは虚空から幻馬を召喚し背に乗る。

ライダー「行って来ます!」

ライダー 筋力D 耐久D 敏捷B 魔力C 幸運A+
アサシン 筋力C 耐久D 敏捷A 魔力C 幸運E

耐久 +13、-12
敏捷差 
幸運差 発生

ライダー
理性蒸発 両者の2をファンブル、8をクリティカルとして計算
触れれば転倒! 判定差勝利で相手補正-1し追加+1する
この世ならざる幻馬 敏捷差発生
改造人間 判定-以下で回復+1、判定+なら2ターン毎に補正+1、上限+3
刈り取る者 追加+2

アサシン
妄想幻像 補正+1、追加+1、ぞろ目ごとに上昇
専科百般 補正+1、耐久増


ライダー >>下コンマ
アサシン >>下2コンマ 妄想幻像:+1 専科百般:敏捷差で相殺

令呪補正なしかよぉ!


すみません令呪忘れてました。

再開は16:00から。

おやすみなさい

ライダー 9、アサシン 9
刈り取る者:+2 令呪:妄想幻像で相殺
判定:+2【拮抗】



ライダー「この!」

木々の間を巧みに走らせながら、アサシン達を攻撃する。

速度では幻馬にアサシン達は追いつけないが、戦場がこの森ならば数と策で速度を殺せる。

ライダー「こんのぉぉ!」

剣を振るいながら、アサシン達と高速で切り結ぶ。



ライダー >>下コンマ 令呪:+2
アサシン >>下2コンマ 妄想幻像:+1

ライダー 5、アサシン 9
刈り取る者:+2
判定:±0【拮抗】



正面からダークを投げつけられ、危うく致命傷を負うところだった。

ライダー「ちょっと不利だな……この地形」

苦笑いしながら、一度上空に逃げる。

ライダー「上から見つけ……どわぁ!?」

即座に足元からダークを投げつけられライダーは仰天しながら森に戻る。

ライダー「危ない危ない……どうしたものかな……!」



ライダー >>下コンマ 令呪:+2
アサシン >>下2コンマ 妄想幻像:+1

ライダー 7、アサシン 5
刈り取る者:+2
判定:+4【有利】



超低空で幻馬を走らせ、木々をなぎ倒しながら進む。

ライダー「最初からこうすればよかったんだ!」

木を倒すたびにそこにいたアサシンは悲鳴をあげながら他の木に隠れたりはじき飛ばされたりする。

ライダー「どんどん行くよぉ!」



ライダー >>下コンマ 令呪:+2
アサシン >>下2コンマ 妄想幻像:+1

ライダー 7、アサシン 7
刈り取る者:+2
判定:+6【有利】



群体であるアサシン達にライダーの騎乗槍、『触れれば転倒!(トラップ・オブ・アルガリア)』は相性が悪い。

だがそれでも、高機動でもってこれを操れば単純な殺傷力は上がる。

ライダー「まだまだぁ!」

挑発的に笑いながら、ライダーは幻馬を走らせる。



ライダー >>下コンマ 令呪:+2
アサシン >>下2コンマ 妄想幻像:+1

ライダー 8、アサシン 5
刈り取る者:+2 触れれば転倒!:+1
判定:+12【優勢】



ライダー「おりゃぁぁ!」

すでに十数体は倒した、だかまだアサシンは尽きない。

ライダー「とことんやってやるとも!」

剣と騎乗槍を持ち、大粒の汗を流す。

……もはや周囲は森から広場にまで開けた、隠れるには辛い。

アサシン「…………」

ゾロゾロとアサシンが囲む……いや、ライダーによって引き摺り出された。



ライダー >>下コンマ 令呪:+2
アサシン >>下2コンマ 妄想幻像:+1 触れれば転倒!:ー1

寝落ちしました。

18:00から再開します。

ライダー 6、アサシン 4
刈り取る者:+2 振れれば転倒!:+1
判定:+13【勝利】



ライダー「さて……絶体絶命だ」

開けた視界のおかげでライダーは四方を囲むアサシンの数が確認できた。

アサシン「ここまでだ……」

ライダー「それは……どうかな!」

突如、ライダーの体を包むほどの巨大な管楽器のようなものが現れる。

ライダー「―――『恐慌呼び起こせし魔笛(ラ・ブラック・ルナ)』」

アサシン「な、に―――!」

怪音波が全アサシンに襲い掛かり、次々に消滅していく。

……ペタンと尻もちをつき、ライダーは大きく息を吐く。

ライダー「くはあぁ……終わった終わった、っと」

手傷は負いはしたものの、結果的にライダーは勝った。

槍を杖の様にしながらマスターのもとに行く。



.


聖杯判定
5以上で成功
>>下コンマ この世全ての悪:-4




ライダーとキャスターに連れて行かれ、四人は目の当たりにする。

……澱んだ魔力が泥のようにたまり、今にもあふれ出んとしていた。

貴女「……あのときの……泥……」

彼女は小さく呟き、ライダーを見る。

貴女「ライダー、どうにかしたほうがいいと思う」

ライダー「そうだね……あの中心、あそこを破壊すれば止まるかも」

その言葉を聴き、士郎を見つめる。

貴女「……任せてくれる、衛宮くん」

この二騎のうち攻撃宝具を持っているのはライダーだけだ。

その宝具も万全を期すためにのこった令呪をきる。

士郎「…………ああ、任せた」

歯痒そうな彼を見ながら、彼女はライダーのところへ向かう。

……神経を集中させていたライダーは近寄ってきたマスターに笑みを浮かべる。

貴女「……令呪をもって命じます……聖杯を破壊してください」

ライダー「うん、任せて」

いつものような笑みを浮かべながら、いつものようにふざけることはなく。

ライダー「行ってきます」

幻馬にまたがり、最後にそう一言だけ彼女に言い……そのまま聖杯に向け走らせる。

貴女「…………」

気がつくと一粒だけ涙が流れているのを感じた。

……まっすぐに駆けて行くライダーを見て、涙を流しているのに気づくと止まることなく流れ始める。


貴女「……ライダー!」

その背にマスターの声を受け止め、ライダーは嬉しそうに微笑む。




.




彼女は日常を取り戻した。

夜に警戒することも、帰り道を気にすることも無くなった。

多少薄くなって財布以外、すべてが元通りになった。

あの数日の記憶が薄れるほど時間はたった。

だが、数えるほどしかない思い出をお思い出すものはいくつもある。

ベッドに、食卓に、屋上に、町に、協会に、森に、道に、学校に。

ライダーの思い出は彼女の人生の一つになった。

かけがえの無い思い出は忘れ得ない経験になった。

「なんだか広く感じるわね」

「ああ、ライダーくんは賑やかだったな」

夕食の席で両親がふとそうこぼす。

「また会えると思う」

破顔しながら、夕食をほおばる。

「ううん、いつか会いに行くわ」

小さな決意を抱きながら、彼女は大切な友人のように笑う。






~NORMAL END~
『かけがえの無い日々』


五十六代目、無限期間貴女、完結。

時間がとれず遅れて申し訳ないです。

後つい先日このスレの誕生日を向かえ満三歳になりました。

今年は忙しくてあんまり書けませんでした、だいたい二ヶ月に1スレ消化というのんびりさ。

来年は1スレ消化に一ヶ月くらいのスピードに戻したいと思います。

僕はこのスレのスピードについてこれるだろうか。

――――ついて来れるか。

とりあえず三周年企画は用意してます、月があと一試合で終わりなので終わったらやろうかと思います。

四年目の勝ち取れもどうぞ愉しんでください。

再開は18:00から。

おやすみなさい

               _  -──- 、             【Fate】聖杯を勝ち取れ!【安価とコンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1480933623/)   一回戦(397~939)
             /:::::::::::::::::::::::::::::::\     【Fate】聖杯を勝ち取れ!【安価とコンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1486392685/)
            /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,   l\    【Fate】聖杯を勝ち取れ!【安価とコンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1490968924/)    二回戦(602~)(~25)

              / ::::::::lノ|::'´:リ|::ト|`ヽ::::::::::l  |油\
          /:::::::|::::从 ● ヽ| ● l:::::::l  |揚/      【Fate】聖杯を勝ち取れ!【安価とコンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1495360255/#header)    三回戦(87~446)

          |::::::(|:::⊂⊃ 、_,、_,. ⊂|:::::::l  l/
          |:::::i⌒ヽ j        ノ:::::::l/⌒)         【Fate】聖杯を勝ち取れ!【安価とコンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1501234972/)   四回戦(333~583)

     彡  ミ |:::::ヽ  ヽx>、__, イ:::l::::::lヽ /

.       ,. -ニヾ、|:::::::∧__,ヘ}:::::ヽ-/::::::::|::::::l:::ハ
        ミ、  ヽ|:::::::ヾ_:::ッリ:i\::://:::|::::::l:/


残機はあと4つ


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┓
  【名前】:???                    【属性】:秩序・善       【残令呪数】:三画
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫
  【特徴】:ウィザード(遠坂の一族)          【ランク】:A+         【魔力】:90
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━┛

           _/` ー ´ ̄ ̄ ` <二._`ヽ

 .        _ ィ´ /           \::::\\
      /ィ´   !             \::::\\
     /:,.'      |  |    i       ',   V:::::\',
   /::::/ /     |  |    | | l l  |    V:::::::::ゝ
  /:::::::/ '   .|  |  l    l | | |  |  i | l:/´| i
 ´~^|iV:! !   |  | ∧    | ! ! !  i  l | |'  | |
   | Y !   ト、 j / ヽ    ! リ从リハil|  ! リ | l | |
   | リ l l   |∧l/    ヽ  l ,ィfて圷、| ./l/.i |V リ リ!
   |  l l l   | リ __   \! 弋r少 リ/ノl l | / /l|
   |  ,Vリl! ハ ! ハ '" ̄`          // イ | /l/ / ノ!
   | |V', j/ ハl/.ハ      '     // ´ ! j/  ∧
   | | .V',   j l ∧ト、    ー‐'  ィ '   |  ,ハ   ',
   リj ∧! /.l リ ヾ  ≧ェリヽ_< _|_    |  ,ハ   ',
     /  / | l  l_ ,.ィ/ /::l !::::::::l ___ |  | ヘ   ',
.    /  ,.、__| l  |: :≧/ /:::::l-j:::::.r≦: : |l.___ l ハ   ',
   /  /:::::::∧ ハ V:.:,イ ィ´二`ヽ´: : : : : l:::::::::ヽ ,ハ   ',
.  /  /::::::::::::∧ ハ V   ´二、\!: : : : :./::::::/:::::\j.   ',
  /  /:::::::::::::::::∧ ハ/   '´─‐ヽ. V: : : :|::::V::::::::::::::\
. /  /::::::::::::::::::::::∧/    / ̄`Y≡≧t'\:::V:::::::::::::::::\

/  〈::::::::::::::::::::::::://    ,.イ: : : :l::ヽ: : : :\oV::V:::::::::::::::::::ヽ
  / V::::::::::::::::::/::l    /::ハー^':::::::`ー‐´:| .|:::ハ::::::::::::::::::::::
.  '  .V::::::::::::::::|:.∧  /:::::::ハ:::::::::::::::::::::::::::| .|:::::リ:::::::::::::::::::::
  |   V::::::::::::::|:.:.:.:ヽ /::::::::::∧::::::::::::::::::::::::|o|:::イ::::::::::::::::::::::
  |   ,ハ:::::::::::::|:.:.:.:.:.:.\:::::::::::∧:::::::::::::::::::::| .|´::l\:::::::::::::::::
  |    l:::::::::::リ:.:.:.:.:.:.:.:.:.\::::::::ハ:::::::::::≦::::| .|:::::l  \:::::::::::

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  【スキル】
  ◆遠坂の一族
   常に余裕を持って優雅たれ。
   姉と同じ隠し子のような立ち居地だが、若干そんな優雅さを持っている。

  ◆人形師
   宝石を核にした人形の製作および操作を得意とする。
   架空元素の特性として、宝石内に低級霊を使い魔として封じ込め、いくつもの人形の同時操作を可能とした。

  ◆アルカナフォース:ルナ
   正体不明のカード。
   彼女も、その姉でさえ正体をしらないカードであり。
   内包する魔力は未知数。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

  【解説】
  ~詳細不明~

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

()の中が本来のステータス


┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ≪クラス≫:アーチャー
┣━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━┓
  【真名】:紀昌                  【属性】:中立・中庸
┣━━━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━┻━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━┓
  【筋】:C(E)      【耐】:C(E)      【敏】:A+(D)     【魔】:B(E)       【運】:B(C)       【宝】:―
┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫
  【特徴】:英雄
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

                  , ´ フ` 、
                 イ /    ヽ
                 ,'Ⅹ ...     |
                  人_ム  Υ   _, ト、
               {イ〉'〒- 、  へ}| lヽ

               ' i __ ̄> V iレ', У l> 、

                l`´ ヽ l l 「 | | |  |   > 、
                | l>、 ヽ! !ノ ! ! !   |      > 、
               , ,:  , マ V , , ,|  ,          > 、
                 / , |   , V  , ,/,  ,             > 、
             ,::' |/ , _   〉 ', /Vニ  |                > 、
                /  | i∧ /人 V /ニ,'                , ´  .ヽ
          ,.    | | Y    l>マニイ  、            /     ヽ
         ,:        |../':,,  ./! マニ、  ,       :. l     '         ヽ
         {   .:    .|{  ::._/ | Y マニ 、  ,       ::. ,  /             ヽ
          |  .::    从 ,/|ニⅥニニニニ、 、      ::.  ,            |
         ,  .:::   /个V  ,'マニニニニニニニ、 、      :::. i                |
        , , .:::    '/从ヽ ,.ニマニニニニニニニ\  、    ::::.,               |
        / , ::::    '::|ニ, ヽiニニマニニニニニニニニ>x....> 、::::::,             |
       {   .:::  /:::リニlV /'ニニニマニニニニニニニニニニニニ>x..>:,、            |
         、    '::::/ニニ X ,ニニニリニニニニニニニニニニニニー・・・ヽ \            |
         \    :/ニニニ,| ヽ_ニニ(ニニニニニニニニノ ̄ 彡   __ヽ \          |
           ー iニニニニム ∧ニソ r---ニニr ´// / _ -イ〉ニム V ヽ         |
              `ーくニニ':,X ∨ニナ| V \.| | |' r' / _  Yシニ', |i,  、     |

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

  【クラススキル】
  ◆対魔力:E
   魔力に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。

  ◆単独行動:D
   マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
   ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

  【固有スキル】
  ◆木偶の名人:EX
   本物の天才がその才全てを使いなし得た極地。
   師よりも深くこの極地に辿り着き、仙人をも超える射を身につけた。
   悟りを啓くがそれすら捨て、虚しいほどの射之射を習得した。

  ◆千里眼:D
   遠く千里先を見る、見ることだけに費やした数年をスキルとして習得した。

  ◆無窮の武練:―
   その時代最強を誇る武練を身につけたものに与えられるスキル。
   だがアーチャーは最強であることを棄て、矢を放ち射抜くことだけに月日を費やし
   人々からその腕を疑われ、半ばその効力を失っている。

  ◆射之射:A++
   射の基礎、見るということに数年を費やした末に得た技術。
   弓の最奥の奥義にして、至射への初歩。
   何よりも正確に速く強く射抜くことで、宝具に迫る程の脅威を誇る。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

     .!l゙   l.l   .' |、         ゙'ヘi、゙'!=ii_      `''''ニニ-、_    .`゙'''ー- ..,,、              `゙'''ー ..,,.
   .、 .|,!    .l l   ゙'.l、        `ゝ  . ゙''-、,       `'''`-ui_,    ._  `゙'''ー-..,,,_
  iリ .|,!     .l.l   .、゙ヽ  '!t、         .,              ´     `゙'''ー ..,,、  `゙゙'''ー ,,,_
  /,!  ll 、 .!  ...l.l   ゙ミ、   ''、`.li、        ゙゙'-、,     ''-、,,               `''''-=,,,、    `゙'''ー-..、
 /.l|  リ : |  .|   .!|i   !ミ、   .ヽ..゙'ミ-、        `゙=ii、.     `゙≒i,,、              `゙'`-=ii、,,_
. l゙ .l゙ ."  !  .l..l.  ゙|    l\   \ ゙' !-            `'!V、、     `''!ハ;; 、、            `'''`-ニ
..! !    l.l  .|l .l       ヽヽ   \ ` !、           `'ニ;;-、     `''マ;;-..、
,! !    ,!.!  .!l  |,       ヽ ヽ    ゙'〟`ミi、              `'''ミヽ、、     `''‐ミ~,,、
゛│、   ! !  .!|  .|,       .\ ヽ    ゙ラ、 `.li、             `'-ミ'-、、      .`'ーミ~,,、
 l ∥  .|│  !|  l           ヽ .ヽ    .゙'.l、 `'!i、              '-、 `'-、ヘ、,       .`''ーミ>..、
. l ,!,!   .|│  〔  .ll,           ヽ \    .゙'.l、                  ゙'=i、 `'-、 \ ,        ゙゙'ーミ\
..! ! !   ! |   ゙   ∥     ゙t、  ヽ ヽ    ゙'.l、               `'.lッ、 .`''-、`'-、、       `
.!.l .l゙   !│     リ、     .l│  ヽ .ヽ    .゙ |、               `' |ヽ、 `'-、.`''-、
! !│   .| .|    .i, リ、     . l'、  ヽ  ゙、     ゙' !、                   `' ,゙'-、  ゙''-、 `''-、,
│.!   .| .,!    !.!  .l.!       .lヽ  ヽ  ヽ     .` |-          '-、    `'-, \   .`'-、 `'-..、
.l !    | .,!    | !  !.!       .l ヽ  ヽ.  ヽ      \\             \      `'-,`'-、   ゙''-、.
l l    .}│   .l |  .l.l       l ゙l,   .ヽ  ヽ      ヽヽ,          `''i、     . \ `'-、   `'
 l    .! .!    !.l   |..!       . l ヽ   .ヽ  .ヽ      .ヽ\           ゙'ヘ、     . \ `'-、
. |     ! .!    l .!   l l        l ヽ   \  \      .ヽ\              `!ii、     `'-、 `'
│    l .,!    ,! !   .l l           l .゙'、   .ヽ  .ヽ      \\           `'.li、      \
/ .、  │,!    .l .!   ! !           l, ヽ   ヽ  ヽ       \\            `'ミ;;、
! j||   .| l     .l l,   .! l        l  .l.    ヽ  ヽ       .\\               `' !-、
 iil!|   .|,!     l l    } !        . l  ヽ    .ヽ  .ヽ          ヽ.`、,            `' |-、
. l‘ |    l!      l !    .! .l        ヽ ..l.    ..ヽ  .ヽ.       .\.\             `' \
│ .リ          l.!    ! .!         ヽ ヽ    .ヽ  ゙、        `'、 ゙'、             \
.l  .,!             l|    .! .l            l, .゙、     ヽ  .ヽ        \ \
l゙  .|             [     l !          l. ..l,     ヽ  ヽ         \ \
l  ,!           ′    l │             l  l     ヽ  ヽ            \ .\
!  |                ! │         ヽ  ヽ     .ヽ.  ..ヽ         \ .\

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

【宝具】
  『不射之射』
  ランク:― 種別:対人奥義 レンジ:不明 最大捕捉:不明

 「至為は為す無く、至言は言を去り、至射は射ることなし。」

 殺すのに音は要らず、影は要らず、剛力は要らず、神速は要らない。
 弓は要らず、弦は要らず、矢は要らず、己は要らない。

 全てを捨てた結果、彼は世界から姿を消す。
 傍からそれを観察すると、次の瞬間には相手に穴だけが穿たれている。

 原理は仙人との悟りへの過程でできた世界への同化。
 悟りを不要と断じ、世界越しに敵を殺す奥義として歪ませ彼は業を得た。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

ステータスコピペミス
正しくはこれ

アーチャー 筋力C 耐久C 敏捷A++ 魔力B 幸運A

1日目、朝



彼女は静かに目を覚ました。

……最後の1週間だろう、思えば初日と比べれば雑踏の音は羽音程度にしか聞こえない。

貴女「最後なら……悔いはない様にしないと」

負けるつもりはない、勝つのなら命以外の全てを捨てられる。

姉の命を背負った彼女に躊躇は無い、無い様に尽くす。



.


もはやここの掲示板に来る必要は無い。

だが、彼女はいつもの様に顔を出した。



           . -‐=ー- ...

         . :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : . __/^ヽ
       /.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾi; :.:.:∧
     ≠.:.:.:.:.:.:.:.:.{.:.:.:.:.,.:.:.:.:.:., .:.:.:.:.:.:.∨,:.:.∧

    //.:.:.:′.:.:.: {:.:.,:.:.:..:、.:.: ∨.:.:.:.:.:.ハi;∨ ∧
   '′.:.:.{.:.:{.:i.:.:.:.:.:.{:.: ∨:ハ:\.:.∨/,.:.:.:.: i; .:.:.:.:.
. .{ イ. : {.:.:{.:ト.:.:.:.:.{\ Ⅵ:}ト.:.:.:.:ハ__.:/.:.:}:i{.: i:.:.i     「お早う、遠坂」

.   .i:.}.:.{.:.{え云:.:.:∨rr枩メトミ.: 刈ハ.:..′}.:.|i.:.|

    j小f∨fモ枩j\: v^だ'^i:.:.:.:.:「)j 八 }i:{:. !:.:.!
    八ヽV/,    \:、  !.:.:i.:.:! ィ.:/ }:リ.:.|i.:.|
      ヾ:乂 〈{_    ヽ  !.:i:|i:リ{:./i{ /i(.:.:.:.:.:.!       先に掲示板に来ていた三﨑は、隣人に話しかける様に笑いかける。
       }:.小  _,.  -‐ .j:小イ {f:i:i{ハi{.:.:.:.:.:|
       └ ^ \      . '′ 「以.:.:.}}.:.:.:.: !          そこに演技の色は無い、自然体としか見えなかった。
           ヽ _,. ≪    / ∨:{i:∨.:.:.|
           / ∨/,  ; /    v从小: リ
.           /  「}:  / /    ∨ 八ニ=- _
        _ -.′  {:   rく      ∨ ̄  -=ニ- _           「俺達二人きりだ……一週間、よろしく頼む」
     -=二 / ィf {-、 .丿/≫ー- ..,,_{     -=ニ〉、

   /ニ-‐./イ ノ { 「  /:i:i:/            /  ハ
    ∨/    \ ∨} /.i:i:イ            .′   ,
   ′{       ヾ7.ノィ:i:≠                    ′
  {:  }       「:i:i:i:V                ,       \     気さくに笑いかける彼に、彼女も笑いかける。
  j  ,       }:i:i:i:iリ                :     ̄
  }:  }       }--〈   r======、    {   i  /



貴女「……ええ、よろしくね」

三﨑「ああ、正々堂々だ」

好青年然とした態度に彼女は少しだけ警戒を下げるが、それでも意識は離さなかった。

アーチャー(……油断するなよ)

貴女(彼は危険?)

アーチャー(あやつもだが……背後のサーヴァント、異質だ)

その言葉に無言のまま頷く。



.




貴女「……さてと……」

身体を解しつつ、彼女は完全に覚醒させる。

……この30日近い期間に、彼女の精神は高く研鑽された。

恐らく、姉と共に戦場に出れば実力は競られる程に高まっている。

貴女「――――――」

朝のルーティンを済ませれば、高い集中を得てクリアな思考を手にする。



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、人形作成
3、学校探索
4、自由安価
>>下


人形は昨日の戦いで壊れた。

貴女「対サーヴァントなんか想定してないのは不安よね……」

だが、そこまで高い技術は持っていない。

……それなりの成長は出来たが、我流ではまだまだ時間がかかるだろう。

貴女「ま、さっさと作っちゃいましょうか」



作成判定
5以上で成功
>>下コンマ


今日はここまで。

回収するネタも一個のみなので結構楽に進めます。

4回戦まで小出しで解決しただけと言われちゃあしょうがないんですけども。

再開は18:00から。

おやすみなさい


人形選択
1、探索用ドローン
2、依り代人形
3、バトルドール
>>下


高い精度の依り代人形を作る際、いつも彼女は神経を尖らせていた。

架空元素の属性を込め続けると言うのは苦手以外の何物でもなかった。

貴女「……ふぅ……」

だが苦手なことと出来ない事は違う。

貴女「はふ……効率よくできるようにはなって来たわ……」

大粒の汗を流しながら、自分そっくりの人形の頭を撫でる。



.

1日目、昼



仮眠を終え、ベッドから身を起こす。

人形に注いだ魔力も精神力も然したるものではないが、万全を期すために彼女は横になった。

貴女「よう、し」

首を回し肩を解し、背を伸ばす。



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、アリーナ探索
3、人形作成
4、学校探索
5、自由安価
>>下


貴女「さて、アーチャー?」

その一言でアーチャーは目の前に実体化する。

貴女「相手のサーヴァントのクラスも分からないの、でも私はアリーナに行きたいわ」

何故芝居掛かった口調かを察したアーチャーは小さく頷く。

アーチャー「護衛か……分かった」

貴女「そういうこと」

満足そうに笑い自室を出る。



探索判定 0/35
6以上でイベント
>>下コンマ


貴女「……失敗かな、流石に結晶ともなるとアリーナの迷路も難しくなったわねー……」

アーチャー「………………」

落胆しつつも、負傷無く探索を終える。

貴女「まあモラトリアムは六日もあるんだし、ゆっくり行きましょうか」

アーチャー「………………」

反応が無くとも、彼女はアーチャーに言葉を投げかける。

基本的に会話が面倒なのではなく、発言の必要性でアーチャーは言葉を交わすからだ。

だから彼女の方から会話を諦める事は無い。

貴女「……戻るのも面倒だしアイテムで帰りましょうか」



魂の量判定
コンマ-1分獲得
>>下コンマ

1日目、夕



少し横になるが、流石に目が冴えていた。

貴女(…………敵の情報を探らないと……)

実際に戦えばある程度は相手の実力がわかる。

不明な情報は少ない方が良い。



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、アリーナ探索
3、人形作成
4、学校探索
5、自由安価
>>下


貴女「……再突入よ」

決意した彼女は早速行動する。

迷っている暇はないし、彼女の判断では最良だった。

貴女「さっさとキーをゲットしちゃいましょ、アーチャー」

アーチャー「…………」



探索判定 2/35
6以上でイベント
>>下コンマ


イベント判定
9、トリガー
87、情報
6~3、経験値
21、戦闘
>>下コンマ


貴女「はぁ、はぁ……もうここまでくると下手なサーヴァントくらいはいるわよね」

汗を拭いつつ、壁にへたり込む。

アーチャー「力はそうかもしれんが、術理が伴わなければ児戯だ」

アリーナ中を走らされた上でそんな余裕なセリフを言うのか、と彼女は思った。

……が、言葉にできるほど力は残ってなかった。

貴女「……ここら辺のエネミーくらい倒せて当然、って考えてるのかしら……ムーンセルは」

空を仰ぎながら彼女は呟く。



魂の量判定
コンマ+2取得
>>下コンマ


反応遅れ申し訳ない。

00が出ましたね、魂は大量に加え何をしましょう……。

全部A++は味気ないので色々考えます、勿論有利なイベントを。

再開は18:00から。

おやすみなさい


特殊判定(大)
9~7、相手負傷+ペナルティ
6~4、キー入手(大)
3~1、ステータス一つA++に
>>下コンマ


アーチャー「マスター」

そう言い切る前に矢が放たれ、激しい金属音と共にその場に矢が落ちる。

???「あら、あら? あらあら、オブジェかと思ったらやっぱり枯れ木のオブジェじゃない」

会いたいするのは紅いドレスと豪奢な装飾のナイフを持つ女性。

貴女「……アサシン……?」

フェイカー「ノー、私は嘘吐き……フェイカーって呼んでね?」

にこやかに笑ってはいるが、殺意は以前背筋が凍るほど放っている。

フェイカー「ねえねえ、お夕飯一緒に食べない?」

アーチャー「………………」

対してアーチャーは矢をつがえたまま警戒し続ける。

貴女(初撃は確実に向こうに非があるけど……攻撃具途切れた以上警戒より進んだことはできない……)

最悪、こちら側がペナルティーを被る。

フェイカー「邪魔ね、お話したいのに」

貴女「なっ!?」

アーチャー「…………!」

均衡を先にフェイカーが破壊し、彼女に向かい跳ぶ。

紅い色付きの風のような速度で動くフェイカーに矢を放ち、それを見越したアーチャーは即座に二射目を放つ。

それを足場に空中で方向転換しさらに壁を蹴る。

フェイカー(勝ち抜けた枯れ木ってわけね……なら)

急停止しアーチャーに向かう、その間に三本矢を射られるが致命傷だけ避ける。

マスターである彼女が認識するまでの数瞬のうちに攻防が完了し、フェイカーは攻撃の準備を終える。

フェイカー「―――■■■■■ッッッ!!」

竜の息吹、スーパーソニックがアリーナの狭い通路を反響し高密度の超音波が二人を襲い……。

―――それを遮る障壁が現れ、攻撃は無力化される。

三﨑「とんでもないことをしてくれたな……」

向こう側の通路の角から、息を切らしたフェイカーのマスターが現れる。

貴女「こっちよセリフよ……!」

三﨑「……ああ、その通りだ……だからこれで許してくれ」

そう言い、彼の令呪が淡く光る。

三﨑「フェイカー、お前のこれまでに得た力全て破棄しろ」

フェイカー「は、はぁっ!? ちょ、私のなのにっ!? コツコツ奪ってきたのに!」

非難の声を上げるが、聞入られることなく強制退去が始まる。

1日目、夜



貴女「塞翁が馬ったやつだったかな、思わぬ収穫ね」

それなりに満足気に彼女は笑いながらベッドに倒れる。

貴女「……はふ……寝ちゃいそう……」

目をこすりながら、少しだけ目をこする。



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、人形作成
3、魂の改竄
4、学校探索
5、自由安価
>>下

今日は更新できません、あすの18時から再開します。


現在の魂の量:20

現在の巣テータス
アーチャー 筋力C 耐久C 敏捷A++ 魔力B 幸運A

E→D 魂 3
D→C 魂 5
C→B 魂 7
B→A 魂 9
A→A+ 魂 9
A+→A++ 魂 9

複数選択可
>>下

ミスミス


校内はひどく静まり返っていた。

貴女(まあ、こんなものよね)

落胆することもなく散策する。

……学生たちも夜らしく廊下にいても静かにすごしている。

貴女(……時間つぶしには最適な静かさね……)

窓の外を見ながら、静かな時間をすごす。



探索判定
9~7、???
6~4、なにもなし
3~1、フェイカー
>>下コンマ


貴女「…………」

三十分ほどを掛けて学園を一周する。

貴女「寂しくなったわね……」

今までの対戦相手や、友人、知り合った人……姉を、空になった学園に重ねる。

……静かに息を吐き、自分の部屋に戻る。



.

1日目、宵


夢判定
5以上で成功
>>下コンマ

帰れたら再開します

帰れなくなったので今日はないです

2日目、朝



体を起こし、顔を洗う。

貴女「……よし」

いつもと変わらない、無茶する必要は無い。

貴女「いつも通り過ごして、いつも通り勝つ」

意気込み、頬を2度叩く。



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、人形作成
3、魂の改竄
4、学校探索
5、自由安価
>>下


貴女「よし、っと」

素材を広げ、腕をまくる。

潤沢とはいえないが、不足はしていない。

貴女「凄いの作っちゃいましょうか」

自信満々に笑みを浮かべ作業に取り掛かる。



作成判定
5以上で成功
>>下コンマ


人形判定
9~5探索用ドローン
4~1、バトルドール
>>下コンマ


貴女「できた……っと」

蜘蛛のような多脚のドローンを完成させる。

貴女「これで楽に探索できるわね」

満足気に彼女は笑う。

ガシャガショと関節部同士が音を鳴らし、部屋中を歩く。

貴女「よしよし、問題なし」



2日目、昼


貴女「あ、もうこんな時間」

気がつけばアリーナの開く時間となっていた。

ドローンの試運転で時が経つのを忘れていた。

貴女「んじゃ、行きましょうか」



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、アリーナ探索
3、人形作成
4、魂の改竄
5、学校探索
6、自由安価
>>下


19時に再開します


貴女「それじゃあ、早速実践投入しましょうか」

ドローンを引きつれ、アリーナに向かう。

多脚のドローンは警戒に廊下を滑っていく。

貴女(……問題はあのフェイカーだけだけど……流石に昨日の今日で喧嘩を吹っかけてこないわよね」

そう考えていると、彼女たちはアリーナの入り口にたどり着く。


探索判定 8/35
13以上でイベント
>>下コンマ ドローン:+2


探索判定
9~7、トリガー
65、情報
43、戦闘
21、経験値
>>下コンマ


貴女「結構倒せたわね」

消滅していくエネミーをみながら、彼女は額の汗をぬぐう。

アーチャー「…………」

そばに立つアーチャーは疲労の色は微塵も見せずその場にたたずむ。

貴女「だいぶ、慣れてきてかも……!」



魂の量判定
コンマ+2取得
>>下コンマ

2日目、夕



貴女「……それにしても……」

数度のアリーナへの探索も、トリガーを見つけることはできなかった。

……時間はあるが余裕はない。

貴女「相手はフェイカー…………後手に回るのは避けないと」

無口なアーチャーのせいで増えた独り言を呟きながら彼女は次の行動を決める。



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、アリーナ探索
3、人形作成
4、魂の改竄
5、学校探索
6、自由安価
>>下

寝落ちしました、再開は18:00から。


貴女「もう一回行きましょっか」

一息入れた彼女はそう言い立ち上がる。

……夕日が差し込む廊下を歩き、静かな校舎を進む。

貴女「……アーチャー、いい?」

アーチャー「ああ、問題ない」



探索判定 13/35
19以上でイベント
>>下コンマ


貴女「ハズレ、か」

アリーナも折り返しに来るほど探索はしたが、まだ見つからなかった。

第2トリガーは4日目、そこまでには見つけて起きたい。

貴女「……もう閉まっちゃうし、戻りましょっか」

アーチャーにそう言い、アイテムを使いその場を離れる。




魂の量判定
コンマ-3獲得
>>下コンマ

2日目、夜



貴女「……そろそろ折り返しね……」

モラトリアムは6日まで、明日の3日目でちょうど折り返しとなる。

7日目にはアリーナは開かない、そこまでにトリガーを獲得できなければ自動的に負ける。

貴女「ここまで来たんだもん……絶対に勝たなきゃ」



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、人形作成
3、魂の改竄
4、学校探索
5、自由安価
>>下


貴女「暇だし仕上げましょっか」

3日ほど前の戦闘、碓氷との戦闘で破損したバトルドールを見る。

打てる手は全て打たなければならない。

貴女「……さて、材料もあるし取り掛かりましょうか!」

腕捲りし、人形の作成に取りかかる。



作成判定
5以上で成功
>>下コンマ


貴女「……腕がいまいち」

接続していた疑似神経を引き抜き、そのまま腕の部品をデリートさせる。

貴女「さて……一番の出来にしなきゃね……」

今できる最善をしなければ気が済まない。

……悔いを残して死ぬことは出来ない。

貴女「どうした、ものかしら……」

悩まし気に彼女は人形の設計を考える。



.

2日目、宵

夢判定
5以上で成功
>>下コンマ




彼の男は中華無双となった。

数十年の人の技を数年に、数百年の仙人の業を数年に。

心構えを、誠を、仙理を、思想を、遺志を。

天下無双となる為に、不要と考えたものは全て捨てた。

残るのは弦を弾くだけの力と、的を見るだけの目と、戦の骨子となる術理のみ。

だが彼を人は木偶と言った。

情熱がなく、戦意がなく、意思がなく、野心がない。

人として外れた彼を、仙人の道を捨てた彼を人は恐ろしさを感じたからだ。

猛者に感じる命の危機ではなく、底なしの穴に感じる不安を想起させられた。

「………………」

男は、中華無双となった。




遅れて申し訳ないです。

書くのに手間取りました。

再開は18:00から。

おやすみなさい

3日目、朝


……。

静かな朝に、彼女はいつもの身支度を済ませ意思を尖らせていた。

貴女「……今日でトリガーをゲット、そして折り返し」

時間はもうないだろう。

考えているよりも短く、思っていたよりも早く。

彼女はその時を迎えるだろう。



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、人形作成
3、魂の改竄
4、学校探索
5、自由安価
>>下


貴女「そのためにも……」

彼女はボロボロなバトルドールを取り出す。

……何度も何度も作って来たが、素体は全て同じ。

貴女「もうひと踏ん張りだからね」

同じ素体に、同じ魂を注ぎ込む。

貴女「じゃあ、いきましょっか」



作成判定
5以上で成功
>>下コンマ


貴女「……駄目ね」

劣化している素体、そして戦闘の経験を積んだ彼女の魂。

この二つに釣り合う腕でなければ万全な人形を作ることは出来ない。

貴女「補修はこれで限界だし、腕を軽くするしかないか……」

設計図を思い描きながら、彼女は失敗した腕を消す。



3日目、昼



アリーナの開く時間となった。

……少しだけ、彼女の目付きが鋭くなる。

貴女「んじゃ、頑張りましょうか」

虚空に話しかけるが返答はいつも通りない。



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、アリーナ探索
3、人形作成
4、魂の改竄
5、学校探索
6、自由安価
>>下

18:30から再開します


貴女「…………」

気を引き締め、彼女はアリーナに向かう。

理想的な結果としては、今回の探索でトリガーを入手することだ。

貴女「やれるわね、アーチャー」

アーチャー「……ああ、やるだけだ」



探索判定 17/35
20以上でトリガー入手
>>下コンマ


貴女「よし、っと!」

満足気にトリガーキーを入手し、ガッツポーズをとる。

大分消耗はしたが致命的ではない。

貴女「早速帰っちゃいましょう!」

アイテムを使用し即座に帰る。

3日目、夕



貴女「……ん、はふ……」

身体を解し、彼女はベッドから身を起こす。

……仮眠の結果、少しだけ体力が戻る。

貴女「さてと……そろそろアリーナが閉まる時間ね……」



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、アリーナ探索
3、人形作成
4、魂の改竄
5、学校探索
6、自由安価
>>下


貴女「いよいよこれも完成させなきゃ」

バトルドールを出し、素材を並べる。

……決戦もじきに訪れる。

貴女「……よし!」

上着を脱ぎ捨て作業に取り掛かる。



制作判定
5以上で成功
>>下コンマ

今日は再開しません、明日の18時再開します。

帰ったら再開します


貴女「閃いたと思うんだけどなぁ……」

腕を組みながら彼女はごみをデリートする。

貴女「何が駄目なのかな……」

腕を組み、べっどん倒れこむ。

……そのまま、寝息を立て始める。




3日目、夜



とっぷりと夜が更ける。

貴女「ふぁ……寝ちゃった」

乱れた髪をテデ梳きながら目をこする。

……そして顔をはたき、覚醒させる。



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、人形作成
3、魂の改竄
4、学校探索
5、自由安価
>>下


現在の魂の量:30

現在の巣テータス
アーチャー 筋力C 耐久C 敏捷A++ 魔力B 幸運A

E→D 魂 3
D→C 魂 5
C→B 魂 7
B→A 魂 9
A→A+ 魂 9
A+→A++ 魂 9

複数選択可
>>下


NPC「……まだあるが?」

貴女「今はこのくらいで、フェイカーの情報次第で臨機応変にね」

その言葉にNPCは目を細める。

NPC「それは、サーヴァントか? ……そんなクラスはムーンセルにない」

静かに彼女は眉根を寄せる。

貴女「まったく……嘘つき、ってわけ……こちらから仕掛けないと情報は引き出せないかも……」

そう話していると、丁度アーチャーが実体化する。

貴女「どう?」

アーチャー「……弓に支障はない」

いつもの返答に肩を竦めつつ教会を出る。



.

3日目、宵

夢判定
5以上で成功
>>下コンマ




長い年月の末見えた光景は彼にとってどう見えたのだろう。

他者全てが矮小に見える頂きの光景か、金鉱を掘り尽くしただの穴とかした廃坑か。

人生の全てを賭け、他の喜びを全て捨てた先にたどり着いたのはどこか。

未だ開拓しきれぬ可能性の密林か、全てが尊く祀られた拝殿か。

積み上げてきた技と時間と傷の中に見出したものは何か。

全て空しき塩の原か、全て等しき夜の闇か。

……己の全てと言える弓が見据える先は……。



4日目、朝



貴女「………………」

先日からか、朝に疲弊するような感覚を覚える。

そう、ある一件に関して、だ。

貴女(ムーンセルはマスターと近い人間性のサーヴァントを契約させる……つまり……)

ゾッとしない、と彼女は息を吐く。

貴女(……アーチャーと私って……全然正反対じゃない)



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、人形作成
3、魂の改竄
4、学校探索
5、自由安価
>>下


第2トリガーが生成された。

……時間はもう少ない。

朝生まれた雑念を払うように人形の腕の製作に取り掛かる。

貴女「……ふぅ……よし!」



製作判定
5以上で成功
>>下コンマ


貴女「でき、たぁ……!」

完成された人形の腕は定着した魂と完全に結合し、操作には何の遅れも無く処理を行う。

以前と同様、それどころか戦いを重ねた魂と人形はその分だけ強くなっている。

貴女「よしよし……!」

バトルドールを撫で、満足そうに息を吐く。



4日目、昼



……一通り人形の試運転を終え、大きく息を吐く。

時間を確認すると既にアリーナが開かれている時間だ。

貴女「最後の、更に最後か……」

恐らくトリガーは深層の更に奥。

……エネミーも油断すればサーヴァントですら倒す脅威になっているだろう。



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、アリーナ探索
3、人形作成
4、魂の改竄
5、学校探索
6、自由安価
>>下


現在の魂の量:14

現在の巣テータス
アーチャー 筋力C 耐久B 敏捷A++ 魔力B 幸運A+

E→D 魂 3
D→C 魂 5
C→B 魂 7
B→A 魂 9
A→A+ 魂 9
A+→A++ 魂 9

複数選択可
>>下

二度目のミスですね、ごめんなさい。

再開は金曜になります

再開


コピペのミスでした。

行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、アリーナ探索
3、魂の改竄
4、学校探索
5、自由安価
>>下


貴女「……よし」

息を吐き、精神の昂りを幾らか鎮める。

集中力と興奮と、そして冷静さを高いレベルで両立させる。

貴女「行くわよ、アーチャー」



探索判定 21/35
25以上でイベント
>>下コンマ


大分奥まで来たが、ここで二人は行き止まりにたどり着く。

貴女「……ここまで一本道で、エネミーも少ないと思ったら……」

大きくため息を吐き、その場に座り込む。

貴女「…………まあ、次に期待しましょうか」

そういい、アイテムを使いアリーナから脱出する。



.


素で忘れてた

魂の量判定
コンマ-2入手
>>下コンマ

4日目、夕



貴女「ふう……」

乾いた体を水で潤し、深く息を吐く。

……先は長いが残された時間は少ない。

貴女「気合い、入れなきゃ……!」



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、アリーナ探索
3、魂の改竄
4、学校探索
5、自由安価
>>下


貴女「再突入よ!」

意気揚々と拳を握る。

貴女「異論はないわね、アーチャー!」

アーチャー「…………ああ」

ゆっくりと実体化したアーチャーはいつもの様に静かに答える。



探索判定 23/35
25以上でイベント
>>下コンマ

再開は月曜日の18時から。


イベント判定
98、トリガー
7~5、情報
43、経験値
21、戦闘
>>下コンマ


情報判定
9~7、真名
6~4、クラス
32、断片的な情報
1、何もなし
>>下コンマ ???:-1


貴女「……だいぶ着崩してるけれど、服装は欧州……中世終わりか、近世の始まりくらいかしら」

即席の視覚を共有した人形を操り的の情報を探る。

貴女「でもそれだと……あの時の立ち回りができないはず、貴婦人の強さじゃなかった……」

アーチャー「あやつの強さは人ならざるものの強さだ」

その言葉に彼女は目を細める。

貴女「すると……創作に出てくるような化け物の線が濃厚か」

人ならざる者、そして貴婦人服……絞ろうと思えば絞れる。

貴女(こうして直に合わないと頭が回らなかった……となると思考を阻害する能力もあると見ていいわね……なら、今回で詰めにまで持ち込まないと)



真名判定
5以上で成功
>>下コンマ


―――掴みかけていた真実が指の間からすり抜ける感覚を覚える。

貴女「……ああ、もう!」

宝具かスキルか、真相を彼女は掴みそこなう。

アーチャー「……来るぞ」

サーヴァントの常人離れした察知能力か、それとも真実を隠す能力が故か。

真っ直ぐこちらにフェイカー陣営が走り始める。

貴女「……帰りましょう、このタイミングで戦うのは避けたいわ」

判断を素早く下し彼女はアリーナから退去する。




魂の量判定
コンマ分取得
>>下コンマ

4日目、夜



貴女「………………」

沈んだ表情で腕を組む。

人形で記録した映像でさえ、自分なは不鮮明に見える。

貴女「証拠が残らない、真実には辿り着けない……」

頭を抱えながらも、彼女は勝つための思考を止めなかった。



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、魂の改竄
3、学校探索
4、自由安価
>>下


貴女「……ごめんアーチャー、ついてきて」

頭を冷やそうと、構内を歩くことにした。

……もはや2人しか人間のいない構内は薄ら寒いほど静かだった。

貴女「……はあ……」

静かに、溜息を吐く。



探索判定
9~7、???
6~4、なにもなし
3~1、フェイカー
>>下コンマ


フェイカーと遭遇というあたりで今日はここまで。

三周年企画の準備もぼちぼち終わりそうです。

再開は18:00から。

おやすみなさい


フェイカー「こんばんわぁ」

貴女「―――ッ!?」

ふいに話しかけられ肝を冷やすが、アーチャーが立ちはだかる様に両者の間に立つ。

フェイカー「まあ座って、お茶でも楽しみましょ? 暇なのよねぇ」

カップを揺らしながらため息を吐く。

フェイカー「……お話だけでもいいけど、座らない?」

指で椅子を指しながらそう尋ねてくる。



行動選択
1、「……いいえ、もう帰るわ……おやすみなさい」
2、「じゃあ、座るけれど……変なことはさせないわよ」
3、「お言葉に甘えて、いただこうかしら」
>>下


貴女「じゃあ、座るけど……変なことはさせないわよ」

フェイカー「私女の子には淑女なのよ? 危険なのは戦う時か……ベッドの上とか」

ニタニタと笑い、カップの中のチョコを飲む。

フェイカー「前はごめんなさいね、ちゃんと謝ってなかったでしょう?」

本当に申し訳なさそうに、眉毛をハの字にする。

……心底嘘くさい……まるで真実を隠すためではなく、嘘をつくための嘘のような。

フェイカー「……ふふ、なんてね? 謝る気はないわ、罪悪感なんてないし、間違ってるわけではないでしょ?」

悪びれもせず笑う彼女を見て、心底信用に値しないと理解する。

あれほど嘘臭かった謝罪すら、冗談だと言われれば本心がどこにあるかが不意にわからなる。

貴女(…………厄介な相手だわ……)

だが、先ほどまでの思考の冴えを取り戻し始めていた彼女はフェイカーと場所を離れようとしない。

貴女(もう1度、今度はこの位置で……真名を推理しなきゃ……)



真名判定
5以上で成功
>>下コンマ


見えなくなった点は再び見え始め、かすれていた線は繋がり始める。

そうして、答えを導き出す。

貴女「……あなた……カーミラ夫人、よね?」

少しだけ目を細め、そして嬉しそうに口を吊り上げる。

ヴァンプ「ふふふ……せーかい」

ようやく不明だったフェイカー……いや、ファニーヴァンプのステータスが鮮明に見える。

ヴァンプ「マスターに怒られるかもしれないけど……まあ、最終決戦なんだし良いわよね」

薄く笑い、その席を立つ。

ヴァンプ「じゃあね、バイバイ」


4日目、宵

夢判定
5以上で成功
>>下コンマ




凛を超えたかった。

美しくて、真っ直ぐで、正しい姉を。

無力で、世間知らずで、弱い私は彼女を超えたかった。

その為にあの家の安息を捨てさせて、私というお荷物を凛に背負わせた。

その時点で、私は間違っていた。

凛の目的は戦争で勝つことで、私を負かすことではないのに。

私は凛に勝つ為に、強くなろうとした。

致命的に間違っていた、それなのに凛は肯定した。

肯定された私は…………私は……。

凛を、■した。

無様で、無軌道で、間違っている私が……■した。

生き残る為に■した、勝つ為に■した、越える為に■した。

無様に■して、無軌道に■して、間違っているのに■した。

なのに……凛は……お姉ちゃんは……。



5日目、朝



貴女「さい、あく……」

自分でもわかっている、ブレ始めていると。

……対処法は2つ、自己の矛盾を正すか……。

貴女「崩れる前に、押し通して……勝つ」

静かに、己に闘志を燃やす。



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、魂の改竄
3、学校探索
4、自由安価
>>下


貴女「これください」

人形の手入れ用のデータを購買部で買う。

「温めますか」

貴女「結構」

ていねいに申し入れを断り自室に戻ろうとする。



判定
9~7アーチャー
6~4三﨑
3~1ファニーヴァンプ
>>下コンマ

今日は用事あるので再開できません。


アーチャー「…………」

貴女「…………」

購買部で適当に買った朝食を咀嚼しながら、向かいの席に立っているアーチャーを見つめる。

貴女「座ったら?」

その言葉に素直にアーチャーはしたがう。

貴女「……そろそろ終わりだし……腹を割って話してみない?」

薄く笑いながら、彼女はアーチャーの目を見つめる。

アーチャー「……お前が望むなら、儂もしたがおう……」

いつもの様に口数は少なくとも、アーチャーは彼女の意図を見抜く。



会話候補
18:35までで候補


貴女「……それにしても共通点ってなにかしら……ムーンセルのサーヴァント選考って言うのは確か……相性が良かったり、縁があったりする訳でしょ?」

彼女としてはどっちも納得していなかった。

ここまで戦い抜いた仲間と言えるサーヴァントを悪く言うつもりはないが、相性は悪いと思っているし、アーチャーに対する縁を感じた事は無い。

偶々あの家にいる時の暇つぶしに読んだ本の中の登場人物と言う印象しかなかった。

貴女「うーん……ねえ、思い当たる節はある? ……あなたの意見を聞きたいわ」

意見をあまり口に出さないアーチャーにそう質問を投げかける。

アーチャー「…………一意専心、するところだろう……」

貴女「よく言ったでしょう今、あんたそんなこともできんのね!」

アーチャー「錯誤している点だ、到達点と通過点をな」

その言葉に、少しだけ目を細める。

アーチャー「納得していないようだが……では聞くが、お主の願いはなんだ」



判定
9~6、「凛の代わりになる事よ」
5~1、「凛を超える事よ」
>>下コンマ


貴女「……勿論、凛を超える事でも代わりになる事でもないわ……」

……アーチャーに内心を言い当てられた彼女は、即座に先程までの願いを断ち切る。

振り返れば凛を斃す前の願いも、姉の助けになるという意思しかなかった。

今ここで決断しなければ、勝ったとしても姉に顔向けできない。

貴女「私が、私として成長することよ……! 聖杯でもなんでも使えるものは使って、凛の遺志を受け継いだうえで、強くなる!」

力強く、先程までの自分を否定する。

アーチャー「…………そうだ、それによって姉の代わりに、姉を超え、姉の力になれる」

それだけ言い、彼は霊体化する。




感情判定
5以上で成功
アーチャー >>下コンマ
貴女 >>下2コンマ

22時以降再開します


貴女→【信頼(大)】
「……ありがとう、アーチャー」

5日目、昼



……猶予はもうない。

と言うよりも、この聖杯戦争も残りは2日ほどしかない。

貴女「………………」

焦りはない、だが油断もない。

静かにやるべきことを思案する。



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、アリーナ探索
3、魂の改竄
4、学校探索
5、自由安価
>>下


もう少しで深層にたどり着く。

貴女「踏破率もそろそろ100%か……これで見つかんなきゃ見逃してるって考えた方がいいかも」

そう苦笑いしながら、アリーナの入り口にたどり着く。

貴女「まあ、気楽に行きましょうか、なかったらもう一日使えばいいんだし」



探索判定 33/35
35でトリガーゲット
>>下コンマ


貴女「……運が悪いのかしら……」

エネミーに道を阻まれ続け、彼女は酷く疲弊した。

貴女「駄目ねこれ……無理無理」

変な乱数を引いたのか、エネミーの思考ルーチンも非常に高い。

一戦一戦を丁寧に戦えば疲弊し、全て逃げれば追い詰められ望まぬ方向に走らされている。

諦めたの様にアイテムを取り出す。

貴女「……まあでも言ってない道はもう一本しかないし、次回こそトリガーゲットね」



5日目、夕



補給を済ませ、ベッドに寝転がる。

貴女「……変な所で運が悪いと言うか……抜けてるのよね……私達って」

ため息を吐きながら身を起こす。

貴女「そこら辺を改善したらひょっとしてすぐに凛以上になれるかもね!」

能天気に笑いながら服の皺を伸ばす。



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、アリーナ探索
3、魂の改竄
4、学校探索
5、自由安価
>>下


貴女「最適解を駆使して最効率でクリアするわ」

出来るだけ消耗を避け、そしてできるだけ労せず。

あのフェイカー……いや、ファニーヴァンプに付け入る隙を与えずにトリガーを取得する。

貴女「……いざ!」

アリーナの入り口に突入する。



探索判定 34/35
35でトリガーゲット
>>下コンマ

酉にsaga入っちゃった

改めて、再開できません


特殊判定
9~7、戦闘+魂取得
6~4、戦闘
3~1、魂取得
>>下コンマ


貴女「……出たわね」

三﨑「ああ、そうだな」

互いの手にはトリガー、これで滅多な事が無ければ決戦に駒を進める。

……ただ、二人とも滅多なことを起こす気が満々なのであるが。

三﨑「今度は完全に手綱を握る、ペナルティが課せられる寸前までやろう」

貴女「やる気ね、いくわよアーチャー!」

三﨑「暴れろファニーヴァンプ!」

その言葉と共に二騎のサーヴァントが前に出る。

ヴァンプ「手を貸しなさい、オス……最初から飛ばしていくわよ」



礼装判定
5以上で成功
>>下コンマ 逆さの呪い:特殊コンマ表使用

威光判定
5以上で回避
ヴァンプ >>下コンマ二桁目
貴女 >>下2コンマ
アーチャー >>下2コンマ二桁目 無窮の武練:+3


アーチャー 筋力C 耐久B 敏捷A++ 魔力B 幸運A+
ファニーヴァンプ 筋力C+ 耐久C+ 敏捷A 魔力A 幸運B

耐久 +14、-13で決着

アーチャー
木偶の名人 判定差補正発生時に追加+2
無窮の武練 判定差補正無効
射之射 マイナス補正一つ無効、クリティカルで追加+2
バトルドール 追加+2
宝石魔術 補正+1
架空元素 追加+1

ファニーヴァンプ
禁忌の百合 相手補正-1、女性の場合人数分補正+1
紅赤朱:略奪 成功毎に相手補正-1、最大-3
霊子ハッカー 両陣営の2をファンブルとして計算
簪 成功毎に追加+1、最大+2、判定差5以上で追加補正をリセットし追加+3

アーチャー >>下コンマ 宝石魔術:+1 禁忌の百合:射之射で無効
ヴァンプ >>下2コンマ 禁忌の百合:+1

アーチャー 7、ヴァンプ 9
バトルドール:+2 架空元素:+1 簪:-1
判定:±0【拮抗】



即座に矢を放ち、ほぼ同時にファニーヴァンプがナイフで弾く。

貴女「このっ!」

三﨑「それ」

髪から引き抜いた簪を指揮棒を振るう。

するとアリーナの壁面から氷の柱が現れバトルドールの動きを妨害する。

ヴァンプ「あっは、折れなさい枯れ木っ!」

アーチャー「…………っ」



アーチャー >>下コンマ 宝石魔術:+1 略奪:-1
ヴァンプ >>下2コンマ 禁忌の百合:+1

アーチャー 6、ヴァンプ 9
バトルドール:+2 架空元素:+1 簪:ー2
判定:ー2【拮抗】



ヴァンプ「んふっ!」

壁を蹴り地面とその身が水平なまま距離を詰める。

アーチャー「…………」

ヴァンプ「無駄!」

壁をまるで床と同じように動きながらファニーヴァンプは動き回る。

貴女「ッ、髪!?」

アリーナの壁……いや、戦場となっている周囲すべてに赤い髪が張り付いていた。

ファニーヴァンプも足に霜のようなものが壁と接着させているのが分かる。

三﨑「よそ見してくれるな」

氷の槍がバトルドールの足を狙い、すんでのところで宝石による爆発で対処する。

貴女「まずい……あのマスター……強い!」



アーチャー >>下コンマ 宝石魔術:+1 略奪:-2
ヴァンプ >>下2コンマ 禁忌の百合:+1

アーチャー 10、ヴァンプ 4
木偶の名人:+2 射之射:+2 バトルドール:+2 架空元素:+1 簪:-3
判定:+7【有利】



……二陣営の退去が始まる。

三﨑(……ぶつかれば勝つのは難しくない……が、決勝ではどうなるか……)

すぐに消えたアーチャーを見ながら、彼は考えをまとめ……。

ヴァンプ「氷出しなさい! マスターのほうが退去してないわよ!」

その言葉と共にすばやく氷をあたりに出現させるが、それらを無視しファニーヴァンプの髪を一房もっていく。

ヴァンプ「ッ……最悪!」

そうはき捨てると同時に、ファニーヴァンプたちはアリーナから退去する。




そんな辺りで今日はここまで。

明日は再開できません。

ファニーヴァンプ側が低いコンマじゃないときついみたいですね。

日曜の18時から再開します。

おやすみなさい


内部データの話をすると射之射は技能系のスキルを優先的に潰すので、難しいです。

そろそろ再開します。

5日目、夜



貴女「キーもゲットしたし、後顧の憂いは少なくなったわね」

残りモラトリアムは一日、できることは多い。

貴女「それに、粘れば勝てる……勝てる」

最後の宝具の一撃、不意打ち気味とはいえ手傷を与えられた。

勝利はそう遠くないと彼女は確信する。



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、魂の改竄
3、学校探索
4、自由安価
>>下


貴女「…………ふぅ……」

息抜きに彼女は校舎を歩く。

……こんな夜は、もうやってこないだろう。

貴女「……さびしいものね……」

NPCすらそれぞれの持ち場に入り、人通りは驚くほど少ない。

……静かな夜の中彼女は歩く。



探索判定
9~7、???
6~4、ファニーヴァンプ
3~1、なにもなし
>>下コンマ


貴女「…………」

刺す様な静けさの中、彼女は校内をあるく。

貴女「……はぁ……」

どこか寒さを感じながらも、彼女は小さく息を吐く。

……0と1が微かに瞬く夜空を見上げながら、大きく伸びをする。



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、魂の改竄
3、自由安価
>>下


貴女「何というか、こう……心の慰みにはなるわね……」

感嘆のため息を吐きながら、静かに歩みを進める。

……静寂な校内に彼女の足音だけが響く。

貴女「………………」

窓から見える遠景を眺めながら、彼女は自室へと戻る。



判定
9~7、???
6~4、アーチャー
3~1、三﨑
>>下コンマ

すみません、気づけませんでした。

再開は明日の夜から、わかり次第時間を言います。

お休みなさい

22時ごろ再開


気がつくと、参加者の自室があるあたりに辿り着く。

貴女「……どこかに三﨑の部屋もあるのよね……」

彼女の場所とは少し違うが、この辺りの廊下の内容はさほど違わない。

……あてもなく歩いていると、胸のあたりが徐々に熱を持ち始める。

貴女「……これは……」

大きく穴の空いた、月の模様があしらわれたカードがあった。

貴女「この傷は……予選の時の……」

少しずつ脈動するように、カードは淡く光を帯びる。



判定
5以上で成功
>>下コンマ


貴女「どこ……どこに……」

傷があるせいか、脈動は徐々に不規則になりつつある。

十分ほど時間を掛けるが、遂に光の脈動は消える。

貴女「なによ……これは……」

……静かに一言こぼし、大きく息を吐く。



5日目、宵


夢判定
5以上で成功
>>下コンマ

6日目、朝


少しだけ早くに、彼女は目を覚ます。

……いつもの様に、静かな朝。

貴女「おはよう、アーチャー」

久しぶりにこの言葉を使ったなと思いながら、虚空に話しかける。

……いつもの様に、返事は……。

アーチャー「ああ……マスター」

貴女「…………うん、おはよ」



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、魂の改竄
3、学校探索
4、自由安価
>>下


再び、昨晩の廊下にやってくる。

貴女「……光ってる……」

随分と弱い光だが、かすかに輝いている。

だが頼りなく、吹けば消えてしまいそうだった。

貴女「今度は逆側を探してみましょうか……」

そう呟き、カードを片手に歩き出す。



判定
5以上で成功
>>下コンマ


貴女「………………」

言葉にならなかった。

もうここには来る事は無いだろうと思っていた。

……罪悪感ではなく、姉離れと言う意味で。

貴女「凛の……部屋……」

このムーンセルで二番目に見知った部屋は、主人不在で固く閉ざされている。

貴女「…………」

カードの傷越しに、殺した姉の部屋を見る。

光の脈動は少しだけ強く、間隔は少しだけ広まっていく。

恐る恐る、彼女はその部屋に入ろうとする。



.


真っ暗な部屋には、ぼんやりとホログラムが輝いていた。

凛『……これが再生されているって言うことは、あんたに仕込んでおいたプログラムが正常に作用したってことね』

貴女「…………うん」

思わず返事をしてしまうが、ホログラムは無反応のまま話し続ける。

凛『作用しているってことはつまり私は死んでいるんだろうけど……好きにしていいわ』

さっぱりと、ある意味彼女らしくそう言い放つ。

凛『ただあんたが生き残ればいい、その後は自由になさい……私の後を継ぎたいなら、それようのプランも考えてあるから、話も一応つけてあるしね』

そして、少しだけ微笑みかける。

凛『……負けた私に出来るのは、選択肢をあげることと……これを残せることだけ』

ホログラムは掻き消え始める。

凛『頑張りなさい、私の分まで……』

ホログラムが消え、同時に彼女の持っていたカードも消える。

貴女「…………うん、頑張るね……お姉ちゃん……」

覚悟は決めていた、姉か自分が死ぬことも分かっていた、後悔しないと決めていた、立ち止まれば自分がぶれることも分かっていた。

だからぶれぬよう目的を定め、そのために自分を見失わないと誓い、どんな困難にも責任を背負い立ち向かうと。

……だが、涙は止められなかった。

結局、自分は死した姉にさえ助けられ、殺した姉にすら案じられ……ずっと一緒に居たかった姉に愛されていた。

床に落ちているペンダントを拾い、それを首にかける。

貴女「……頑張ろうね、凛」

膨大なマクロを組み込まれた赤い宝石のペンダントを強く握り締める。



6日目、昼



貴女「…………こりゃ、すごいわ……」

舌を巻きつつ、それでも尚マクロを組みなおしていく。

凛の組んだものは当然彼女程度の霊子ハッカーには紐解くことすら出来ない。

だが、それでも最適化をしなければ宝の持ち腐れとなる。

貴女「やることは山積だわ……最高ね」



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、アリーナ探索
3、魂の改竄
4、自由安価
>>下


貴女「ぶっつけ本番は怖いし、適当に経験値稼ぎしましょうか」

アリーナの入り口に立ち、虚空に話しかける。

アーチャー(……ああ……そうだ……)

念話から微かに聞こえる肯定に強く頷き、ペンダントをかける。

……大きく息を吐き、そしてアリーナの中に侵入する。



判定
9~7、戦闘+経験値
6~1、経験値
>>下コンマ


貴女「……うん、大分分かっては来たけど……」

やはりサーヴァントとの高速戦闘でないと意味は薄い。

……しかしそれなりの収穫は得られた。

貴女「アーチャー、かえりましょ」

アーチャー「…………」

アイテムを使用し、アリーナから脱出する。



魂の量判定
コンマ-2取得
>>下コンマ

6日目、夕



作業を続け、明日の決戦に備える。

貴女「…………」

いつになく、この部屋は静かであった。

貴女「…………はぁ……」

小さくため息を吐き、黙々と作業を続ける。



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、アリーナ探索
3、魂の改竄
4、自由安価
>>下


貴女「できれば戦闘したいんだけど……」

明日決戦となれば、この時間帯にはいないかも知れない。

……もしくは、それを見越し裏をかいているか。

貴女「まあ、居なくても良いけどね」

何気なく笑いながら、静かにアリーナへと向かう。



魂の量判定
コンマ-2取得
>>下コンマ

6日目、夜



……静かな夜が訪れる。

貴女「…………はぁ……」

心は異様に落ち着き、そして戦意は確かに燃えていた。

……絶好のコンディションと言える。

貴女「……よし」



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、魂の改竄
3、自由安価
>>下


現在の魂の量:31

現在の巣テータス
アーチャー 筋力C 耐久B 敏捷A++ 魔力B 幸運A+

E→D 魂 3
D→C 魂 5
C→B 魂 7
B→A 魂 9
A→A+ 魂 9
A+→A++ 魂 9

複数選択可
>>下


NPC「これで最後だろうな」

調整を終え、彼はそう話しかける。

貴女「……そうね、こんな違法建築みたいに魔改造してくれてありがとうね」

NPC「そう言う役割さ、頑張れよ」

小さく笑い、改竄を終える。

貴女「ほんと、多分凛の次くらいにお世話になったと思うの」

そう言い、彼に向き直る。

貴女「ありがとうね、ばいばい」

霊体化しているアーチャーを連れて、短く別れの挨拶を済ませる。

6日目、宵

夢判定
5以上で成功
>>下コンマ

test 安価st




辛い時は確かにあった。

寂しい日も、無力な夜も。

……だけれど、凛はどうだっただろうか。

姉は愛してくれていた、無力だからこそ守ってくれ、そして力になりたいと言われれば鍛えてくれた。

徹頭徹尾、凛は自分の為という理由がどこかに入っていた。

辛い時があっただろう、寂しい日を過ごしただろう、無力さに襲われる夜も徹したはずだ。

それも、自分よりもずっと辛く寂しく……そして痛みを伴ったはずなのに。

ただそばにいて安心するという理由だけで、人生の半分も共にいなかった妹を愛してくれた。

その事実だけで、胸がいっぱいになる。

愛されていた、それだけで足を前に進められる。



7日目、朝



貴女「……終わった……」

マクロを最適化し、彼女は作業を終える。

……実際ギリギリだった、あと少し遅れれば何もかも間に合わなかっただろう。

貴女「分かりにくいのよ、もう……」

苦笑しながら、穴の開いたカードを見つめる。



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、自由安価
>>下


貴女「……ねえ、アーチャー」

マスターの問いかけに、アーチャーは実体化することで応える。

……彼女はすぐには切り出さず、少しの間二人に静かな時間が過ぎる。

貴女「まず、この三十数日私と一緒に戦ってくれてありがとうね」

一つ一つの言葉に感謝の念を込めるように彼女は紡ぐ。

貴女「最初の召喚の時から助けてもらって、その後もサーヴァントとしてしっかり戦って、時々導いてくれて……」

振り返るように、この月の聖杯戦争についてアーチャーに感謝を伝える。

貴女「……まあ、そう言うことよ! 今日で最後だろうけど、ありがと!」

最後は彼女らしく、短く単純に……彼女の言葉でアーチャーに笑顔を向ける。

アーチャー「俺はすべてお前の意思に従っただけだ…………」

少しだけ間を置くアーチャーに、彼女は言葉を選んでいるのだと感じる。

……長い付き合いの成果だと彼女は内心苦笑する。

アーチャー「…………儂に感謝する必要はない、お主がすべき事はただ胸を張り前に進むだけでいい」



会話候補
アーチャーか貴女視点で
>>下5までで候補

22時以降に再開

ある程度たまったら再開


貴女「……これを使って勝てば、凛の勝ちよね……ああそうだ、作戦がるんだけど」

アーチャー「……儂は射るだけしかできん」

貴女「分かってるって、何も曲芸をさせようって分けじゃないの、ただファニーヴァンプの方を足止めしてほしいの」

その言葉にアーチャーは細い目をさらに細めるが、彼女は作戦をすべて伝える。

貴女「……とりあえず勝つ為よ、今日、絶対に」

アーチャー「ああ、従おう……勝機はある」

彼の答えに、彼女はゆっくりと頷く。

……そして、じっと割れたカードを見つめる。

貴女「託されたんだから、勝たなくちゃね……」

あの部屋で渡されたもの、託された言葉を何度も反芻する。

アーチャー「……この木偶に話してみせろ、案山子くらいには役に立つ」

……少しだけ頭を掻き、彼女は話し始める。

貴女「あはは、情けない妹よね……励まされちゃった」

そうして、ぽつりぽつりと言葉を紡ぐ。

自身の死すら気にせず悔やまず、凛らしく背を押されたと。

貴女「この年で泣くなんてね! 不意打ちだったわー」

照れ隠しをするように彼女は笑みをこぼす。

アーチャー「……儂にできることは常時弓引き矢で射るのみだ……だが、俺は中華無双と呼ばれた男だ……任せよ」

貴女「もちろん、結局戦うのはあんたなんだしね!」

溌溂に笑い、アーチャーに手を伸ばし……彼も予想よりも強い力で握り返してくる。



.


感情判定
5以上で成功
貴女 >>下コンマ
アーチャー >>下2コンマ

今回は関係ないけど、同盟組んだ陣営が戦ってる時、戦闘中にどちらかが倒されたけどもう一人が戦闘を続けるってのは出来るのだろうか?
実力差がある同盟でも決着判定まで両方が生き残ってるのも少し不自然だと思わなくもないし。


貴女→【絆】
「頼りにしてるわよ」

アーチャー→【絆】
「背を任すに値する」



>>668 確かに、なので判定が優勢になったらちょっと脱落判定挟みます。

明日当たりで決戦できそうな勢いですが、諸事情の為22時くらいに再開します。

おやすみなさい

7日目、昼



刻々と時間は迫っていく。

貴女「…………ふぅ……」

目を閉じ、コーヒーを飲む。

アーチャー「…………」

珍しくアーチャーは実体化し、瞑想するように床に座っていた。

……もうじき、決戦が始まる。



行動安価
1、会話 ※アーチャー、三﨑
2、自由安価
>>下


図書館に足を運び、彼女は本を取り出す。

ファニーヴァンプ……カーミラに対しての有効的な手段を探していた。

貴女「……むむ……」

正直言って、彼女は少し困った。

カーミラは倒される化け物であり、そして小説の中に登場さえした。

……だからこそなのか、小説以上のものは無かった。

貴女「…………となると読み込むしかないか……」

時間はないが、無駄にはならない。



判定
9~7、成功
6~1、失敗
>>下コンマ


貴女「…………オーソドックス、にはなるわよね」

吸血鬼カーミラの最期は杭を胸に打たれ死んだ。

これが完全な脚色であっても、サーヴァントならば伝承に引きずられる。

貴女「即席だけど……無いよりはましよね」

決意を固め、彼女は図書館を後にする。

……日は西に沈み始め、決戦の時間があと数分に迫る。

貴女「……勝つ、絶対、勝つ」



7日目、夕



トリガーをセットし、エレベーターを起動させる。

三﨑「……早いな」

貴女「そんなことないわよ」

後から来た三﨑も、2つのトリガーを納める。

……エレベーターの扉が開き、二人は同時になかに入る。

アーチャー「………………」

ヴァンプ「はぁい、頑張りましょ?」

続いて二人のサーヴァントが入ると、エレベーターの扉は固く閉まる。



                        _  -=ィ=- __
               / ̄::,    ,. <:::::::/:::::::::::::::::::::::〕ト、
.              , ':::::::::::::::,. イ/:::::::::::;::'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ-、
              /::::::::::::::::/..../::::::::: : :/:::::::::::::::;::::::::::::::::::::::::::::::::∧
.             /:::::::::::::::〃 7::::::::::::::/:::::::::::::::::':::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
             /:::::::::::::::::i i. /::::::::::::::::i::::::::::::::::::|::::::::::::::::/:::;::::::::::::::::∧
         ,:::::::::::::::::::::|ハ,i::::::::::::::, ヘ::::::::::::::::::i:::::--:::/_:/|:::::::::::::::::::∧

.          i:::::::::::::::::::::,iV |:::::::::::/.ハi:::::::::::::::::::V::::/:///`i:::::::::::::|:::::::::::,
         |:::::::::::::::::::,'/ハ {::::::::〈 ::::i::::::::::::::::ト、弋芯`ヾリ::::::::/イ!::::::::|:|       「雰囲気が変わったな
         |::::::::::::::::::}'∧ i ヾ:::::∧ヽ !::::::::::::i:| ヾ    厶イ::/fリ7::::::::|:|
         |::::::::::::::::::}' | |  ∨:::∧__!:::::::::::ト、       ,/ ∨:::::::::リ:|          ……いや、引き締まり無駄が無くなった、のか?」
.          i:::::::::::::::::|  |リ   V::::::::/!ハ:::::i:|           〉 :/:/ リ
          i:::::::::::::::::i ,:'  /:::::::/ リ :}::::|:|       __ _  ,:´::/|:::!
            i:::::::::::::::::V  〃イ::::/}  ./ Ⅵj         ̄`/::::/ .|::i
.           V:::::::::::::∧  j/ /´      |::::::::>    /::::/  Ⅳ
             V::::::::/: ∧  / > ,       ::::::{   ≧=' |:/   }'
             ∨:/::::::::∧イ      > ,   .i      }'
            //:::::::::::::∧ト ,       > ,{
.            /:::/ V:::::::::::::∧   > ,        \
           /:::/ / ∨::::::::::::∧     ` { ̄::〕iト‘,_
          ⌒ /  i:::::::::::::::ハ        ヾ::::::::::::::::::\          愉快そうに彼は喉を鳴らす。
.            /   i:::::::::::::::::::',        \::::::::::___::\
            i    i::::::::::::::::::::',         }:::/  ` ト ミY
.           | __   i::::::::::::::::::: !          /        ‘,
.           ,'i   ̄  !::::::::::::::::: |         /          ',
.          j...!       i::::::::::::::::: !‐-  __   }              |
        /....',     i:::::::::::::::::|      \ i            ,ハ        「羨ましいな、若者は目を離しただけでこうも変わる」
.          { ......',    |:::::::::: : |      i             〉
         /..._,.....',     |:::::::::::: : |      ,'           ,'
.        / ´ .......',    |::/l::::::::: |      ,'             i
        /   ...........'.    }' |:::j|:::リ      ,'               i
     / \ ...........i..',    У:レ'     ,'     /      |
.    〈     \........i }          ,'    /           |



貴女(……思い出した……アバターは私より年下にみえるけど……推定おじいちゃんなのよね)

ここは電脳世界、アバターの変更は高度な霊視ハッカーである証左ともいえる。

貴女(……油断できないわ……二重の意味で)

三﨑「どうかしたか?」

貴女「いいえ、何でもないわ……」

顔を軽くたたき、気合を入れなおす。

三﨑「……どうだろう、少し話をしないか? どちらかは消える、言い残したことはないが喋り足りない気がするんだ」

貴女「まあ、ちょっとだけならね……」

その返答に少しだけ三﨑は微笑み、他愛ない会話が二人の間で交わされる。

それはこれから数分後には殺し合いをする者同士とは思えぬほどに、穏やかに。




会話候補
三﨑か貴女視点で
>>下5までで候補


……周囲が少しずつ冷たくなっていくのを感じる。

貴女「……私の願いは、西欧財閥をつぶして……世界を、普通に戻す……管理されず、戦争もない……そんな世界」

何故、彼女は自分から願いについて話しているのかわからなかった。

だが……言葉にし、彼女は何かが強くなった気がした。

貴女「そっちは? ……そのカスタムアバター……若返りとか不老不死とかかしら? ……俗っぽい願いをもってるふうには思えないけど」

三﨑「確かに違う、若返りはもう結構だ……俺の願いは……」

少しだけ間を置き……彼は優しく笑う。

三﨑「レジスタンスも西欧財団も必要のない世界に変える」

未だに優しい笑みを湛えたまま、彼は彼女を見つめる。

……対して、彼女も毅然と見つめ返す。

貴女「……こっちの勝算段は十分よ……全力でかかってきなさい」

その言葉と同時に、エレベーターの扉が開く。



礼装判定
5以上で成功
>>下コンマ 逆さの呪い:特殊コンマ表使用

威光判定
5以上で回避
ヴァンプ >>下コンマ二桁目
貴女 >>下2コンマ
アーチャー >>下2コンマ二桁目 無窮の武練:+3


アーチャー 筋力C 耐久A+ 敏捷A++ 魔力B 幸運A++
ファニーヴァンプ 筋力C+ 耐久C+ 敏捷A 魔力A 幸運B

耐久 +16、-13で決着
敏捷差 発生
幸運差 発生

アーチャー
木偶の名人 判定差補正発生時に追加+2
無窮の武練 判定差補正無効
射之射 マイナス補正一つ無効、クリティカルで追加+2
バトルドール 追加+2
宝石魔術 補正+1
架空元素 追加+1
ルナ 相手スキル一時無効化

ファニーヴァンプ
禁忌の百合 相手補正-1、女性の場合人数分補正+1
紅赤朱:略奪 成功毎に相手補正-1、最大-3【6ターン無効】
霊子ハッカー 両陣営の2をファンブルとして計算
簪 成功毎に追加+1、最大+2、判定差5以上で追加補正をリセットし追加+3

アーチャー >>下コンマ 宝石魔術:+1 禁忌の百合:射之射で無効
ヴァンプ >>下2コンマ 禁忌の百合:+1

アーチャー 3、ヴァンプ 2
バトルドール:+2 架空元素:+1
判定:+4【有利】



不可視にも思える矢がファニーヴァンプの影を射る。

……一方でマスターの三﨑は、彼女に苦戦を強いられていた。

三﨑「……すごいな、最近のは……!」

彼の髪は黒と赤の間を行き来し、不完全な状態が続いている。

貴女「勝つ算段はできてるって、言ったでしょ!」

人形を操り、彼を襲わせる。



アーチャー >>下コンマ 宝石魔術:+1
ヴァンプ >>下2コンマ

アーチャー 3、ヴァンプ 2
バトルドール:+2 架空元素:+1
判定:+8【優勢】



ヴァンプ「ちょっと! なにしてんのよ!」

マスターからの援護を受けられずにいた彼女は、マスターに向かい非難の言葉を投げかける。

アーチャー「…………」

その隙を見逃さず、アーチャーの攻撃がファニーヴァンプの肩を貫く。

ヴァンプ「こんな―――っきゃぁぁ!?」

何の変哲もない矢が、急激に変質し杭になり肩を抉る。

急速に傷は修復され、怒りに燃えた瞳でアーチャーを睨む。

ヴァンプ「……しゃらくさい! 狙うならここよ枯れ木!」

木杭を引き抜き心臓を指さす。

アーチャー「ああ、そうしよう」



アーチャー >>下コンマ 宝石魔術:+1
ヴァンプ >>下2コンマ

判定は+14、-16で決着でした。

アーチャー 2、ヴァンプ 1
連続ファンブル:+3 バトルドール:+2 架空元素:+1
判定:+14【決着】



一矢、胸に突き刺さる。

貴女「やった!」

ヴァンプ「―――くぁ、あああッ!」

矢が変換される寸前に、彼女は矢を引き抜く。

強く握っていたために指が変換に巻き込まれ失うが、睨むようにマスターの方を見つめる。

貴女「―――ッ!」

彼女は即座に行動に移し、三﨑に令呪を使わさぬようバトルドールを奔らせる。



決着判定、逆さの呪い発動
9~7、敗北
6~1、令呪
>>下コンマ


三﨑「流石だ」

一瞬だけ、髪が全て赤く染まる。

バトルドールが数秒細かな氷に覆われ、彼は右手をかざす。

三﨑「ファニーヴァンプ、二画目の令呪を持って命じる……傷を癒しこの戦いに勝利せよ」

ヴァンプ「気に食わないけど頷いてあげるわ!」

追撃の矢をナイフで叩き落し、次いで放たれた矢を復活した指で挟みアーチャーに向かう。

貴女「ごめんアーチャー!」

アーチャー「…………」

一瞬だけマスターに視線を動かし、そのままファニーヴァンプの攻撃に切り替える。



アーチャー >>下コンマ 宝石魔術:+1
ヴァンプ >>下2コンマ

昼から夜まで拘束されることになりました

再開は22:30あたり

アーチャー 2、ヴァンプ 5
木偶の名人:+2 バトルドール:+2 架空元素:+1 簪:-1
判定:+6【有利】



三﨑「よし、これか!」

簪を指揮棒のようにふるうと、再びバトルドールの体表が細かい氷で覆われる。

貴女「無駄!」

だが手動操縦に切り替えている彼女の人形が全身を駆動させ氷を吹き飛ばす。

三﨑「うまくいかないな!」

苦笑いしながら彼は後ろへ跳び距離を稼ぐ。



アーチャー >>下コンマ 宝石魔術:+1
ヴァンプ >>下2コンマ

ふじのん滅茶苦茶可愛いわ……尊い……このままzero復刻でケイネスも実装される流れがきたな

後寝落ちして申し訳ない、18時頃再開します

アーチャー 8、ヴァンプ 8
バトルドール:+2 架空元素:+1 簪:-2
判定:+7【有利】



髪の一束吹き飛ばされ、ファニーヴァンプの目付きが更に険しくなる。

そして杭に変質している矢を見て、小さく舌打ちする。

ヴァンプ「あーもー! 面倒ねぇ!」

眼前に迫って来た矢をナイフで二つに割ると、変質した杭が襲い掛かり肝をつぶす。

アーチャー「…………」

ヴァンプ「萌えないわねぇ! 枯れ木相手なんて!」

毒舌は止まらず、ファニーヴァンプは危うい場面がありつつも攻撃を掻い潜る。



アーチャー >>下コンマ 宝石魔術:+1
ヴァンプ >>下2コンマ


アーチャー「――――――」

胸に深々とナイフが突き刺さる。

凍り付いた弦がバラバラに砕け散り破片が床に落ちる。

三﨑「……はぁ……はぁ……どうだ、ファニーヴァンプ……役には立っただろう」

紅い髪には電光が煌めき、苛むように黒に戻っていく。

ヴァンプ「おっそいのよ」

称えもせず、アーチャーを見下ろす。

アーチャー「……弦無くして矢も射れんとは……射之、射に……拘り、抜かるとは……」

ヴァンプ「……弦が無ければ引けないでしょ……」

微かなつぶやきに返答しながら、ナイフを引き抜く。

貴女「アーチャー……」

ファニーヴァンプが離れると同時に障壁が現れ二人を断絶する。

……だが、今回の裁きは彼女達に下されることになった。

三﨑「………………」

悲しみに満ちた顔で何もなくなった空間を見つめ、やがてその戦場を後にする。




残機【◆◆◆◇◇】

実質赤ザコに殺されましたね。

こっちは巴が来ました。

コンテニュー先
1、>>684 開始
2、>>690 一番有利
3、>>704 令呪消費直後
4、>>707 直前


先に二票

明日18時再開。

おやすみなさい

アーチャー 3、ヴァンプ 2
バトルドール:+2 架空元素:+1
判定:+8【優勢】



ヴァンプ「ちょっと! なにしてんのよ!」

マスターからの援護を受けられずにいた彼女は、マスターに向かい非難の言葉を投げかける。

アーチャー「…………」

その隙を見逃さず、アーチャーの攻撃がファニーヴァンプの肩を貫く。

ヴァンプ「こんな―――っきゃぁぁ!?」

何の変哲もない矢が、急激に変質し杭になり肩を抉る。

急速に傷は修復され、怒りに燃えた瞳でアーチャーを睨む。

ヴァンプ「……しゃらくさい! 狙うならここよ枯れ木!」

木杭を引き抜き心臓を指さす。

アーチャー「ああ、そうしよう」



アーチャー >>下コンマ 宝石魔術:+1
ヴァンプ >>下2コンマ

アーチャー 10、ヴァンプ 8
射之射:+2 バトルドール:+2 架空元素:+1 簪:-1
判定:+14【勝利】



ヴァンプ「―――ッ!?」

胸に矢が突き刺さり、貫通させる前に杭に変質する。

ヴァンプ「こん、な……のッ!」

抵抗する前にさらに一本胸に矢が刺さり、次いで手足も射抜かれる。

三﨑「待ってろファニー……っく!」

貴女「させないわよ!」



決着判定、逆さの呪い発動
9~7、敗北
6~1、令呪
>>下コンマ


だが一歩、彼女の妨害は間に合わない。

三﨑「令呪を持って命じる……傷を治し戦いに勝て!」

手傷を負いつつも彼は令呪を間に合わせる。

ヴァンプ「おっそいのよ!」

一瞥もせず彼女は戦闘を再開する。

三﨑「さて、かかってこい!」

貴女「この……上等よ!」



アーチャー >>下コンマ 宝石魔術:+1
ヴァンプ >>下2コンマ

アーチャー 10、ヴァンプ 3
射之射:+2 バトルドール:+2 架空元素:+1
判定:+14【勝利】



アーチャー「無駄だ」

ヴァンプ「――――ぐ、あ!」

例え令呪を使われ転位したとしてもアーチャーは狙いを外さない、視界から逃がさない。

ヴァンプ「この! このこのこのぉ!」

アーチャー「…………」

次々と矢が刺さり、体勢を立て直す前に杭が彼女の体を削りゆく。

ヴァンプ「―――マスター! 令呪切んなさい!」

三﨑「俺が消える前に蹴りをつけろ!」

淡く、最後の一画が光る。

貴女「させるかぁ!」

宝石と人形、全てを三﨑にぶつける。





アーチャー「―――不覚」

……胸に突き刺さったナイフを引き抜き、血を拭う。

勝敗は決し、両者の間は見慣れてしまった障壁で分かたれていた。

ヴァンプ「……畜生…………ぁあ……詰まんない」

消失してゆく身体を、胸に深々と突き刺さった杭を見下ろす。

ヴァンプ「最初から気が乗らないんだもの…………女の子は少ないし、減るし、食べる機会もないし……私のせいじゃないわよ……」

三﨑「……そうだな……お前はよく着いてきてくれた……」

重そうに腰を上げ、障壁越しの彼女を見つめる。

三﨑「おめでとう……誇ってくれ、それだけでいい」

貴女「……うん……」

……小さく、噛みしめるようにうなずく。



                ,.イ///////////////////////////////////////ハ
           ///////////////////////////////////////////ハ

              ///////////////>  ´ ̄ ̄ ` <///////////////ハ
          ///////////r(^Y´ ,.:=-         `Y^)ゥ⌒V///////ハ          「……詰まらなかったけど退屈じゃなかったわ」
            if///////// /ヽノ/         ヽ   ヽノ   V///////}i
.          |l////////, // /  /  /    |   \ ヽ\  V///////}
.          |l///////f / /  /:| |/.{i  |  |  i  i    :. :,  Ⅵ////Ⅳ
            Ⅵ//////| i    / | | |l  |  |  |  | i ',  | :i   Ⅵ///Ⅳ
             Ⅵ/////:| | |  ;  | | |l,ノ |  |ー┼=ミx、 : i| l|  Ⅶ///リ
             Ⅵ//// | | |   |ィ行云k!l、i|  | ,jィ≦ミ、| l| リ   }i////     身を起こし、彼女はマスターに向かう。
              Ⅵ////| | |   |豸b::::j:lヾ._l{  |〃b:::j:} }》:: リ;/}ハ  |i///
            Ⅵ///| | |   |ゞ ゞ='"   ヽ _|  ゞ=" / }イ! i |/ハ  |ヾ/
            ヾ'⌒:| | |  l {      ,:::.    / / i| | |⌒}  !
               j j:i |  i ト\    _,..、_   //} :リ ,: |  |  |
               ,:  } {  { l  i⌒   ` '"   /! | :/ /: |\|  |
             / ..ノハr=ミ  | }>x、  ,.イ{ リ j/ ,   |{_ 乂 ヽ、           「お茶にも付き合ってくれてありがと、今度はお茶も飲んでね?」
            / /:: :: :: ヽ : :廴{`ヽ}ミzzzzzzf^')/  /'⌒ヽ | / ̄::¨フ:\
           / .:‐={:: :: r‐=':: :: ::V  ノ      ゞ{  /:: :: :: ::::)ヽ:: ;:イ ,\ \
    , x<  ̄´ ,.::::::::::::V‐='⌒´ ヽ‐={´  _    _ ` フ⌒ヽイ:::ノY ::{/ム \ \
   //     /:::::::::::::::} (:: :: :: :: :}__リ    ,rr‐=x´   /: :: :: : ノ´:: ヽ¨¨`ヽ{,... ヽ、\    それだけ言い終わると、真っ先にファニーヴァンプは消滅する。
.  , /,..>=ァ―;::::::::::f⌒ Y小:: :: ::f     f{く薔}>)  廴_::_:;f´::{:: :: :: :: :: ::}::::::ヽ :  :.、
 / //   /  {::::::::人:: :/_,{ Y⌒ヽ     弋{爻オツ   `ヽ:: ::`ヾ⌒ヽ:: ::ノ:::::::_j} }i   }
./{ {/   /   弋_;::::::::V⌒ヽ ノ:: :: ::}              ):: :: :: ):: :: r':⌒::::::ノ リ  /



三﨑「……勝手な奴だ……俺が礼を言う前に帰るとは……」

呆れたように呟き、彼は地面に横たわる。

三﨑「悔いなく生きろよ、俺のようになるな…………っは、爺らしい助言は、できたか……」

満足げに笑い、彼も消滅する。



.


七日目、夜


エレベーターを降り、二人は狭い通路に現れる。

……学校とは違い、まったくの無機質な通路。



                  , ´ フ` 、
                 イ /    ヽ
                 ,'Ⅹ ...     |
                  人_ム  Υ   _, ト、          霊体化せずにアーチャーは隣に立つ。
               {イ〉'〒- 、  へ}| lヽ

               ' i __ ̄> V iレ', У l> 、

                l`´ ヽ l l 「 | | |  |   > 、
                | l>、 ヽ! !ノ ! ! !   |      > 、        「……最後だな」
               , ,:  , マ V , , ,|  ,          > 、
                 / , |   , V  , ,/,  ,             > 、
             ,::' |/ , _   〉 ', /Vニ  |                > 、      エレベーターから降り、ただ一言アーチャーは言い放つ。
                /  | i∧ /人 V /ニ,'                , ´  .ヽ
          ,.    | | Y    l>マニイ  、            /     ヽ
         ,:        |../':,,  ./! マニ、  ,       :. l     '         ヽ
         {   .:    .|{  ::._/ | Y マニ 、  ,       ::. ,  /             ヽ
          |  .::    从 ,/|ニⅥニニニニ、 、      ::.  ,            |
         ,  .:::   /个V  ,'マニニニニニニニ、 、      :::. i                |
        , , .:::    '/从ヽ ,.ニマニニニニニニニ\  、    ::::.,               |     「……うん」
        / , ::::    '::|ニ, ヽiニニマニニニニニニニニ>x....> 、::::::,             |
       {   .:::  /:::リニlV /'ニニニマニニニニニニニニニニニニ>x..>:,、            |
         、    '::::/ニニ X ,ニニニリニニニニニニニニニニニニー・・・ヽ \            |
         \    :/ニニニ,| ヽ_ニニ(ニニニニニニニニノ ̄ 彡   __ヽ \          |
           ー iニニニニム ∧ニソ r---ニニr ´// / _ -イ〉ニム V ヽ         |        小さくうなずき、しばらく二人は無言のまま歩いていく。
              `ーくニニ':,X ∨ニナ| V \.| | |' r' / _  Yシニ', |i,  、     |




……微かに、通路の先に光が見える。

貴女「最初はとっつきにくいなあって思ったの」

アーチャー「………………」

貴女「無口だし感情もわかんないし……静かすぎだったしね」

アーチャー「………………」

貴女「……苦手で、勝てないってあきらめたこともあるの……」

少しだけ、二人の間に静寂が訪れる。

貴女「でもね、私のサーヴァントでいてくれてありがとう」

アーチャー「……俺もお前がマスターで良かった……俺を信じ続けた結果だ」

……足を止め、聞こえるかどうかわからないほどの声で伝える。

貴女「……なぁに?」

アーチャー「……儂の力は微々でしかない、主がぶれなかっただけだ……結果は後でおのずとついてくる」

貴女「……うん、ありがと」



           __|\    -‐……‐-    /|__
           ∨//|//|/ :::::::::::::::::::::::::: \|//|////

             V/〉/|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|/〈\V
             |///|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|//\|
               〈|⌒\|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|/⌒|〉
              |::::::::|::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::| ::::::::|
               |:::::::i|::::::::::::::::::::: i|:::::::::::::::::::| :::::|::|
                |::::::i|i ::::::::::::::::::::i|i:::::::::::::::::::::::::::l: |
.              |:::::i|i :: /:::::::::::: i|i :::::::::::::::::::::::::::|: |
            |::::i|i:::,:′::::::::: i|i:::::::::::::::::/ ::::: :i|:::|

             | : |/..::/:::::::: i|i:::::::::::::::::/.:::::::::i|i:: l
              |/ :::: / ::::::: i|i:::::::::::::::::/.:::::::: i|i:::: l
.             /..::::::: /:::::::::::i|i:::::::::::::::::/ ::::::: :i|i::::::::l
.            ,:´ ::::::::: /:::::::::: i|i:::::::::::::::::/.:::::::::::i|i\ :: l
           / ::::::::::: / ::::::::: i|i:::::::::::::::::/.:::::::::: i|iニニ :: l
           {:::::::::::::::::::::::::::: i|i::::::::::::::: /.:::::::::::: |i二二 :: l
         /'、 ::::::::::::::::::::::::i|i:::::::::::::::::::::::::::::::::::|ニニニ|_ノ
       /ニ二\::::::|:::::::::::::|i:::::::::::::::: |:::::::::::::::: |ニニニ|
     /ニニニ二,ハ::::|:::::::::::::|::::::::::::::::: |::::::::::::人乂,_二|
     {二二--‐く }八:::::::::/\::::::::::::八::: /|ニ`¨⌒ニ|
     'ニニニニニV//^\ {ニニ}:: / .:∧{ニ|ニニニ二|
.     'ニニニニ∨   \ニノイ:::::/-ニニ|ニニニニ|

.        'ニ二二\}    _,}ニニ|/ニニ二./|ニニニニ|
        'ニニ二.\   {ニニ二二二二/ニ|ニニニニ|
.        '二ニニニ\_ノニニニニニ/ニニ|ニニニニ|
.           'ニ二二/\二二二/ニニニニ|ニニニニ|
.           `'ー</..:::..\二二ニニニ=-‐|ニニニニ|
              / ::::::::::/.:::: ̄ ̄:::::::::::::::l::: |ニニニニ|
            /.: /.::::::::/.:::::::::::::::::: l::::::::::::l::::|ニニニニ|
          / : / :::::: /.:::::::::::::::::::::::l::::::::::::::: |ニニニニ|
.           /.::::/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |ニニニニ|
.        / :: /.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |ニニニニ|
       / :: / :::::::: / ::::::::: l::::l::::::::::::::l::::::::::::: |ニニニニ|

       \/.:::::::::::/ :::::::::: l::::::l::::::::::::::l::::::::::::::|ニ(_)ニニ|

         {::::::::::::/ ::::::::::: l::::::::l::::::::::::::l:::::::::::::|ニ(_)ニニ|
         \_{\::::::::::l::::::::::l::::::::::::::l::::::::::: |ニニニ/
              l   ` ̄└─‐L::::::::_ノl_/ Τ ̄ |
            l          ll       ┌|   |
.             l         l l         ゝ-'///


『……勝ったのね、私が作ったものがどれくらい役に立ったかはわからないけど』

『おめでとう、一回きりのものだけど……姉の責務は果たしたかったの』

『…………本当はもっと一緒にいたかったわ』

『戦場にも連れて行かずに、あのセーフハウスに貴女がいて……少しの安らぎさえあればよかったの』

『でもね、それは私のエゴ……私の願い』

『貴女があの家を出たいなら、一緒に戦いたいなら、私の力になりたいなら、ともに死地を歩みたいなら』

『それを叶えてあげたい、今までの私の安らぎを与えてくれてくれた代わりに……』

                          ∧ _ /l ,  , -=んふ /ヽフ
                          人//メ/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾフ:.:.:.:.:.}
      、                  /r=ゝ//:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ん///:.:.:.:.:.:.|

        ト、 /                /:.:.`ん/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ん/:.:.:.:.:.:.:.|
     ) ノ ∨l               /:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ノ:.:.:.:.:.:.:.:.ノ
      |:リ:.:.:.|: |             ノ:.:.::./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡:.:.:.:.:.:.:.:.:/
     |:{.:.:.:.∨ヽ           .,;;z=≦ニニ≧=≦´:._:.:.:彡´:.:.:.:.:.:.:.:.:イ
      叉==ニミミ≧ュ.._   __ ,ィ彡/:.:.:.:.:.:≦彡:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡´:.:.:.:ノ:.:l
    γ´  ゝ-=≧ュ:.:.:.:..:`:´:.:.:.:.:.:.:.:.:{:.:.:/:;;..:≦:.:.:.:.:.::.:.__.:.;.:.:.:.:.:ィ-イ:.:.:.ノ    『貴女が貴女の望む通りに生きさせてあげたい
    { ィ彡:.:.:.:.:.-=--ュ、:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:X:.:.:.リ:.:-=ーラテ.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:}
   .イ:.:.:.γ´=-‐:.:.:.:.:.:.:.ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:{:.:.;イ:.:.:.:.:.:.:ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:/

  ,r'ニ=‐-ノ乂-==≧-:.:.:.:.:.:.:.ヽミ≧=:|:./:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:: /≧-
  リ´      ` ̄ ゙`ヾ:.:.:.:.:.:.:ヽ、:.:.ヽ:.:.:..=≦:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:./: : : : : 冫、
             ノ:.ヽ:.:.:.:.:.:.:又:.゙.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.ノ: : : : : :/: : :l
      弋ミ=--≦´:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.≧´:.:.:.:.:.:.:.::/: : :l : : ./: : :.::|
       `廴:.:.::.:.:.:.:.:;:≧-'..ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:≧==≦´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ: : : : l: :./: : ヽ: |

        ,,夂:_.:_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.乂:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/: : : : : :.∨: : : : :.〈
       γ=ニ≧;.:.ヽ:.:.:.:.´:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.>.´: : : : :ヽ: : : : :ヽ: : : :.:.}     だから、終わったら好きに生きなさい』

             `≧=‐-‐=≦´  `≧=‐-‐=ト´: /: : : : : : : : ヽ: : : | : : : : |
                          |: : : : ::| ∨: : : : : : : : : : :.ヽ:.:|: : : : ::|
                           |: : : : ::| /: ; ; ;≦; ; ; : : : : :.ヽ| : : : : |
                            |: : : : :.| }: ´: : : :.:`. .ー=- : : :| : : : : |
                             レ : : : ::/ : : : : : : : : : : : : : : : :|: : : : :.}
                           / : :.:.:.:/: : : : : : : : : : : : : : : : ::|: : : : ∧
                        {: : : : 人: : : : : : : : : : : : : : : : : |: : : : : :}
                       /__ ////≧ュェ; ; ; ; ; ; ; ,ェュ≦∧: : : : : |
                     チ´ /./////./////////|///|;∧ : : : : }






    ∧        /|
   .{l∧      ///|
    {///ヽ _ 〉´///レ-=-. . . . 、_     ,イ
   |/////〉 X´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ  //

   ∨////:.´.:.`:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、:.:.:.:.ヽ、///|    _,r-=≧_
  _//./:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:、:.:.:.:.:ヽ.::.:.:.:.f.////},,,≦//////
  〉// f:/:.:.:/:.:.ト:.:'l:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.|////ノ:.:.:.:.∨//ノ

  〈///l:.:.:./:|:.:.:.ト-=ヽ:.:.:.:.:.:.Y:.:.:.:.:.:.Y{//∠:_:.:.:.:.:.:∨=-、_       『こんな世界でも、私の妹なら自分らしくを貫けるでしょう?』
   ヽ'.リ:.:.:l/从:.:|   |:.:.:i:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:ヘ/////>:.:.:.:∨//
   ./:|!::::|イ刄:个 ./|:..:.|!:.:.:|:.:.:∨、:.:.:ヽ//ノ .:.:.:.:.:.:.∨ヽ、             ,_
   {:.:|!ヾ| ム〉:.| / |:.ソヾ:.:ト:.:. ト:.::.ヾミ.ソ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:ヾ           ィ'⌒:.:.:.:.:.ミ≧=-
   |:.:|!:.:.| ゚-'     ート'-兮Y、ヽ|彡 -.,:.:.:.:|l:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.\      /:.:.:.:.:.:.:./
   |:/:.:.: ! ノ      弋 爻ijl 〉リ r= .l:.:.:.:|.|:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ:.:.:.:.:.:\ _ /:.:.:.:.:.:.:./  ノl
    リ:.:.:.:.:.:..          `¨´   ニ ノ:.:.:.:|:.ヾ:.:.:.:.:.:.:.:ム:.:\:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.--=≦=--彡´
  /:.:.:.:.:/:.:.::.. マ ノ      イy´ヽ:.::.:.:.:|:.:.:ヾ:.:.:.:.:.:.:.:ム:.:.:.>=- 、_:.:.:.:.:.:-=≦イ
/:.:.:.:.:.:/:.:./ .ハ     ,.  < ./ : : :}:.:.:.:ノ:.:.:.:∧.:.:.:.:.:.:.:.ム:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、 ノ.}
:.:.:.:.:.:/:.ノ   介`:.:.:´:.:|ヽ..≦: : : : :.ノ:.:.:/:.:.:.:.:.ハヾ:.:.:.:.:.:.::ム:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ
:.:.:.:.:{:./   / .}::.:.:.:.:.:/|: :\: : : ;<:.:.:./:.:.: <: :.ム マ:.:.:.:.:.:.:.ム:.:.:.::.:.:.:.:≦=-'´ `ヽ=イ
:.:.:.:.:.ヽ、.  { ノ:.:.:.:.:/.∧: : : /:.:.:. <´: : : :、: : :ム マ:.:.:.:.:.:.:.≧、=-' ,z-.、

ヾ:.:.:.:.:.:.:.ヽ  Y:.:.:.:.:./ ノ γ:.:.:.r'´: : : : : : : : ヽ : :ム  \:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`.:´:.:.:.:.:.ヽ、_ノヽ
    ):.:.:.ノ  {:.:.:.:./  /: :∧:.:.:(: : : : : : : : : : :∧: :ム   `<:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/´`ヾ:.:.:.:.:ノ
  /:.:.:./   ヾ:.(   {: : i : ヾ:.:.ヽ: : : : : : : : : : : l : : l     `¨` ¨ ´      ヽミ=-'
  (:.:.:.:.ヽ    `ヽ 八: :l: : : :.ヾ:.:} : : : : : : : : : : l : :ム
   ` ¨´        、メ : : : :.// : : :彡ニニ=-ヽ -}=テ‐ 、__,r-=ニ二´ニニニニ==-ラ




……カードは役目を果たし、光の粒となって消える。

姉の最期の言葉を背に、止まらぬ涙をそのままに聖杯へと歩む。

……数多の犠牲を経て彼女は、足を止めずに進む。

七天の頂、ムーンセル・オートマトン。

「……ムーンセル! 私は勝った! 全部殺してここまで来たわ!」

遥か彼方に見える巨大な立方体。

万能の願望器……月の聖杯。

「ムーンセル! 私の願いは……世界を、過剰な管理も過剰な格差もない世界にすること! 叶えなさい!」

敵意をはらんだような、憎悪が感じ取られるような絶叫をしながら、聖杯への階を駆け上がる。






「こら、喧嘩しない!」

二人の少年の頭を小突き、目線を同じにしながら訳を聞く。

……いつも通り、また下らぬ理由での喧嘩だった。

「ったく……先生がいつも言ってるだろ!」

「ふふ、お兄さんらしくなったわね?」

奥の部屋から、一人の女性が顔を出す。

……金色の髪に、芯のある強さを感じさせる瞳。

「常に余裕で優しく……それがこの院の理念、覚えてくれて嬉しいわ……引き取った時にしっかり叱った甲斐があるってものよね」

「せ、先生!」

その言葉を聞き、二人の少年はからかうように笑う。

「……ほら、仲直りして、また遊びなさい」

軽く二人の頭に手を置き、そのまま手を握らせる。

二人はそうして何時ものように遊び始める。

……彼女は聖杯により世界を大きく変えた。

そして……自分が一番したいことを行った。

凛が、姉が心から安らいでいたセーフハウス……それを、身寄りのない子供のための孤児院として再開することにした。

レジスタンスだった者たちも彼女の力となってくれて、慎ましい生活を送れる程度には援助を受けていた。

「……沢山妹弟ができて、姉っていうのは大変なのね……」

思い出したあの日のことを思い、静かにほほ笑む。

「それじゃあご飯を作りましょうか、待っててね」

「手伝います……こんな人数じゃあ力仕事でしょう?」

「……そうね、ありがと」

嬉しそうに頷きながら、彼女は台所に向かう。







『望むこと、願った世界、生きる日々』
~TRUE END~


               _  -──- 、
             /:::::::::::::::::::::::::::::::\
            /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,    五十一代目、遠坂妹、無事完結だ
              / ::::::::lノ|::ノリ:|::ト|::ヽ:::::::::::l
          /:::::::|::::从 ● ヽ| ● l:::::::l

          |::::::(|:::⊂⊃ 、_,、_,. ⊂|:::::::l         至らぬことやできなかったことも色々あるが生暖かく見守ってくれ
          |:::::i⌒ヽ j  (_.ノ   ノ:::::::l/⌒)
          |:::::ヽ  ヽx>、__, イ:::l::::::lヽ /

.       ,. -ニヾ、|:::::::∧__,ヘ}:::::ヽ-/::::::::|::::::l:::ハ
        ミ、  ヽ|:::::::ヾ_:::ッリ:i\::://:::|::::::l:/



               _  -──- 、
             /:::::::::::::::::::::::::::::::\
            /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,
              / ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l    (あれ、これ二周年の時の企画で……もう三周年は過ぎよな……?)
          /:::::::|:::::lノ|::ノリ:|::ト|:`ヽi:::::::l

          |::::::(|::: 从 ● ヽ| ●.l::::::l
          |:::::::::l:::::⊂⊃ 、_,、_,.⊂|::::::l      (新しいPCになったし今後は画面が黒くなったり青くなったりしなくなるといいな)
          |:::::::::l::::::> 、 __, ,l⌒ヽ:::l

.       ,. -ニヾ、|::::/ \::::::::ヽ-/:::i   i:::l
        ミ、  ヽ|::::ミ_::::コ ヾ\::://l  |::l



               _  -──- 、
             /:::::::::::::::::::::::::::::::\
            /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,
              / ::::::::lノ|:⌒リ:|::ト|:⌒::::::::::l
          /:::::::|::::从 ● ヽ| ● l:::::::l

          |::::::(|:::⊂⊃ 、_,、_,. ⊂|:::::::l   ミ     それはそうと次は五十七代目、今から作りたいのだが人はいるかな?
          |:::::i⌒ヽ j  (_.ノ   ノ:::::::l/⌒)
          |:::::ヽ  ヽx>、__, イ:::l::/ヽ /

.       ,. -ニヾ、|:::::::人l||l }:::::ヽ-/:::::::::l||l l从      いるといいなぁ!
        ミ、  ヽ|:::::::( ⌒ )::::i\::://::( ⌒ )/


>>1は新規作成するからよ、作り終わったら、その先に>>1はいるぞ! だからよ、止まるんじゃねえぞ……


性別

1、男
2、女
>>下3までで高いコンマ


どうでもいいけどビルドダイバーズ面白そうで楽しみです。

男。

魔力ー。

>>下3までで高いコンマ二桁目


さらにどうでもいいんですけどGレコの方が戦闘が動いててみてて面白かったです。

2。

家系。

>>下3までで高いコンマ二桁目


000、ガンダムの話している場合じゃねぇ!?

家系000っていうと先ほど倒した三﨑、おじいちゃん赤朱(31代目)だけですね。

そりゃそうか。

肉体。

>>下3までで高いコンマ二桁目


肉体5、普通。

ちょっと今日は午前中暇なので暇な間新規作成に当てます。

属性。

>>下3までで高いコンマ二桁目


7、秩序・悪。

幸運

>>下3までで一番高いコンマ二桁目


現在ステータス
男 魔力2 家系000 肉体5 属性7 幸運8

振りなおし

複数選択可
1、魔力
2、家系
3、肉体
4、属性
5、幸運
6、全部
7、振りなおさず

13:00から>>下3までで一番高いコンマ


魔力だけ
>>下コンマ


2倍!

スキル募集ですがこのスレの埋めネタにでもしましょう


男 魔力4 家系000 肉体5 属性7 幸運8

ついでにステータス000のスキルも安価で決めます、考えといてください。

スキル抽出するのでしばしお待ちを。


00、000はそのステータス無視で得られるます、汎用スキル取得後000スキル募集します


1、悪運
2、間桐の一族
3、聖堂教会
4、時計塔生徒
5、特性
6、ドラゴンボーン
7、財閥御曹司
8、○○の英雄
9、イレギュラー
10、混血
11、拾われた命
12、独学魔術
13、いつでも繋がってる
14、伸びしろ
15、アイドル
16、愛国者
17、魔獣使い
18、魔術師殺し
19、スロースターター
20、盗賊
21、願いし者
22、企みし者
23、穂群原教師
24、山育ち
25、兵士
26、アイヌの民
27、宝石魔術
28、暗殺者
29、魔王
30、正義のヒーロー
31、仏僧
32、二重人格
33、聖杯お届け人
34、〇〇の弟子
35、喰種
36、逸般人
37、ゲッシュ
38、SAMURAI
39、黄金の精神
40、ショッカー
41、怪獣王


13分から>>下3までで一番高いコンマ


【間桐の一族】
家系『8』以上 魔力『3』以上

『蟲使い』魔力『7』以上蟲の作成が可能
『刻印蟲』魔力『7』以下 戦闘後生存判定を行う
『翅刃虫』補正:+1 刻印蟲を使用で補正:+2 ただし生存判定を2回行う


一番下の翅刃虫だけ発動します。


30分から>>下3までで一番高いコンマ


>>761の選択肢の中から選んでください、三つの内一番高いコンマを採用します、言葉足らずでした。

15:00から>>下3までで一番高いコンマ

今から出かけるので再開は夜、22時くらい

【魔獣使い】
家系『5』以上
安価で指定した魔獣使役 、判定が高いほど数が少なく力が強くなる


どんな魔獣にするか考えといてください。


最後のスキル、まあ家系000もやりますが汎用スキル最後のやつ。


22:20から>>下3までで一番高いコンマ

【喰種】
家系『1』のみ
ステータス不利を無効、戦闘判定で2補正
生存判定に大幅補正 、毎朝空腹判定を行う
設定時に赫子判定を行う
肉体0で【赫者】魔力0で【隻眼の喰種】に変化、共通で戦闘判定3補正に変化
 『赫者』は戦闘ダメージを大幅削減
 『隻眼の喰種』は空腹判定有利と相手補正を1つ無効
  魔力肉体両方0で【隻眼の赫者】に変化し【赫者】 と【隻眼の喰種】の能力を複合する


赫者も隻眼もなし

それじゃあ55分から000スキルを募集します。

聖杯保有者
体内に聖杯の破片がある
戦争中盤で再起が難しくなる代わり復活した場合強力な力を得る


今日も午前中暇で夕方から忙しいので、午前中進めます。

家系000スキル。

1、覚醒遺伝
2、蟲の陵辱
3、聖杯保有者
4、蟲に愛されし者
5、ギャグ補正

先に2票入ったスキル


うぇい、蟲の凌辱で。

触手ものって最近読んでないなって思いました。

後書くの苦手だからエロは大目に見てね。

喰種の赫子

98、羽赫
76、甲赫
54、鱗赫
32、尾赫
10、複合(二桁目とこのレスのコンマを参照)
>>下


※ミス

>>下コンマ


Oh……ID確認し忘れデスネー。

(まあ三つリーチなんだしいけるでしょう)



先に二票はいった案を採用(1,2,3はリーチ)


うぃす、じゃあ魔獣使いが使う魔獣。

一桁目が高いほど数が少なく戦闘より、低いほど数が多く索敵より

>>下3までで候補

割と早めに帰って来てしまった。

9~7、カマキリ
6~4、鹿
3~1、蜘蛛
>>下コンマ


鹿でした。


個性。
趣味、性癖、職業、夢、なんでもござれ。
反転するの前提でやると面白いかもね、面白いかな、面白いといいな


趣味、職業、特技、性癖、属性なんでもござれ
21:00から>>下3までで一番高いコンマ二桁目


個性のやつ少し変えて
9、スキル
8~6、個性
5、再判定
4~2、反転
1、反転スキル

となります、今回は絶望厨から……

……今回の代理AAは決まりました


【希望の僕】
ヒトの力、意志、善性を惜しみなく信じている
それらが合わさり困難を打ち砕くことこそが希望だと信じている
全てのヒトは立ちはだかる絶望か打ち砕く希望だと考えている


オラワクワクしてきたぞ!

サーヴァント召喚、選んでください

1、相性召喚
2、コンマ召喚
>>下3までで一番高いコンマ


0~6、相性
5~1、コンマ
>>下コンマ


0、黒く大きなケモノ
9、金色の英雄王
8、傷だらけの甲冑の黒い騎士
7、髑髏の仮面を付けた男
6、龍殺しの無口な英雄
5、バイザーで視界で封じた女性
4、退廃的な雰囲気を身に纏う女性
3、着物を着た妖艶な女性
2、黒い甲冑の騎士
1、小柄な美少年
>>下コンマ


アンデルセン。

ま、まあマスターが強いし、コンマが悪ければギルだって負けるスレだし。

そんなかんじで今日はここまで。

明日も午前中キャラ制作に当てられるので午前中に再開、あと今度こそ夕方から出かけます。

おやすみなさい



それじゃあ、時空選択

1、第5次
2、第4次

>>下3までで多数決


お昼食べてました。

四次四次ー!

参加者ぁ!

>>下1~3


まあ割と時間も経過したし、問題無し。

残りぁ!

>>下1~3


宗蓮のサーヴァント

98セイバー
7、ランサー
6、アーチャー
54、ライダー
32、バーサーカー
1、アサシン
>>下コンマ

夜まで出かけます。

98、バイザーで視界で封じた女性
7、筋骨隆々の粗野な偉丈夫
65、二丁拳銃を持つ女性
43、派手な髪飾りをつけた美少年
2、銀の軽鎧を装備した美丈夫
1、頑丈な鎧を纏う長髪の騎士

>>下コンマ


スマホ少しだけ使えるので少しずつ

ドレイク

サンクレイドのサーヴァント

98セイバー
7、ランサー
65、アーチャー
32、バーサーカー
1、アサシン
>>下コンマ



9、剣に選ばれた王様
8、剣に選ばれた王子様
76、白銀の剣士
5、絢爛豪華な皇帝
43、龍殺しの無口な英雄
21、男勝りな剣士
>>下コンマ


まあ、野良になるかも。

野良モーさん。

時臣

98セイバー
76、ランサー
5~3、アーチャー
2、バーサーカー
1、アサシン
>>下コンマ


9、赤い外套を身に纏った男
8~6、金色の英雄王
54、緑衣を着た痩躯の青年
32、、森の様な清冽な気配を持つ男性
1、野性味と気品を併せ持つ女性
>>下コンマ

同じ人ばっかりなので再判定します、とった人ごめんなさい


色な人に参加して欲しいのと、連続で取りすぎは他の人の不満もあると思うので、ごめんなさい

特殊判定
9~7、エクストラクラス
6~4、選択
3~1、再判定
>>下コンマ


9、赤い外套を身に纏った男
8、金色の英雄王
7、緑衣を着た痩躯の青年
6、森の様な清冽な気配を持つ男性
5、野性味と気品を併せ持つ女性
4、さわやかな笑顔の王
3、赤い弓を持つ英雄
2、生命力あふれる女性と一匹
1、銃を持つ伏せ目がちな狩人
0、徒手の枯れ木のような老人
>>下コンマ


ダビデ、相性はいいかも。

龍之介

98セイバー
76、ランサー
54、バーサーカー
3~1、アサシン
>>下コンマ


寝てました。

再開は18時から。


えー、アサシン

9、紺色の陣羽織を着た青年
87、髑髏の仮面を付けた男
65、確固たる姿を持たない者
4、武術家然として偉丈夫
3、退廃的な雰囲気を身に纏う女性
21、露出の多い衣服の少女

>>下コンマ


呪腕

鮮花ー

9~6、ランサー
5~1、バーサーカー
>>下コンマ


9、強大な体の巌の様な男
8、黒い甲冑の騎士
7、一見普通の服を着た女性
6、中華風の巨躯の武人
54、白いドレスを着た少女
32、鉞担いだ男
1、傷だらけの戦士

>>下コンマ


ゴールデンゴールド。

うぇー、ランサーは三騎士なので判定無しで決定!

セレニケサーヴァント

9、青い姿に赤い槍を持つ戦士
87、二本の槍を操る美男子
6、傷だらけの甲冑の黒い騎士
5、黒い貴族服を着た王
4、黄金の鎧を纏った青年
3~1、派手な衣装に身を包んだ少女

>>下コンマ


ほいじゃあ、友好判定。

一気に行くぜ! 5以上で成功!

宗蓮 >>下コンマ 宗蓮:-2
サンクレイド >>下コンマ二桁目 在来:-2 聖堂教会:-2

時臣 >>下2コンマ
龍之介 >>下2コンマ二桁目 魔術師:-2 龍之介:-1

鮮花 >>下3コンマ 魔術師:-2 在来:+1
セレニケ >>下3コンマ二桁目 在来:-2


人がいないならね。

宗連だけー。


間桐の人たちに対して。

参加者にいないので雁夜おじさんはいないものとする。


で、まずは桜に関して。

1、いる
2、いない

>>下


ほいじゃあ、感情判定だ!

もう寝るので起きたら結果を出して、そのまま再開と同時にプロローグ!

高いほど好感、二桁目貴方視点

宗蓮 >>下コンマ
臓硯 >>下2コンマ
キャスター >>下3コンマ

再開は18時から。

冷静に考えたらこの交友関係って嫌すぎる。

桜辺りは入れても良かったかなー……でもトッキーいないし。

おやすみなさい


宗蓮→貴方 【興味】
貴方→宗蓮 【無関心】

臟硯→貴方 【苦手】
貴方→臟硯 【好意】

キャスター→貴方 【嫌い】
貴方→キャスター 【友好】


18時に再開します。




ゆっくりと身を起こし、目を細めながら袖に腕を通す。

不意に右手の令呪を視界に入り、彼はゆっくりと口角を歪ませる。

聖杯戦争が始まった、彼は数か月前に独自に動いていた。

と言うのも、現当主の臓硯からの支援がほぼない故なのだが……彼にとってその事柄について何を思うと言う事は無い。

口出しをされないのなら、自分は自分の好きなように動くだけだ。

だからこそ遺物も自身で調達し、そして本格的な開戦が始まる前に召喚を済ませた。

「……さて……」

首の骨を鳴らしながら、自室を出る。

……召喚は滞りなく済ませ、目的通りのサーヴァントを召喚できた。

彼としては最高ともいえる走り出しで、何も問題らしいものはない。

「……キャスター、入るよ」

「…………ふん、始めるのか?」

「うん、そろそろ七騎揃ったと思うしね」

薄く笑いながら、キャスターに貸している部屋に入る。

「……とは言っても俺には関係ない、好きにしろ」

「そうだね、力を貸してほしい時にもう一度呼ぶよ」

最低限の意思確認を済ませ、キャスターの部屋から出ていく。



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┓
  【名前】:???                      【属性】:秩序・悪       【残令呪数】:三画
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫
  【特徴】:魔術師(間桐の一族)              【ランク】:A+         【魔力】:40
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━┛

                                              、  ト
                                     ー 、 ヽ、   ヽ  ゝ  `ヽ ,...  ノ)
                                         ヽ  ´,ィ ー  =-  ヽ   '- 、
                                    、   ヽ( 、         く   ー -ー_ 、
                                  ヽ ..__> ,. ‐- >ー-     ,. -    ー- ´
                                      \        >,._, - 、- _,ィ       ヽ-‐'
                                   ,>ー´   , /{ :'{   マ,j ヽ{  ,!  ゙,  ',
          (.ヽ      r.、               __∠,.-―,._-‐   ゝ     `  ,ノ ,ハ   !  、
.    , .    、 ヽ.     ,' !           r'二二ニニニニヽノ / ,      ヽマj 、ゝ ! 、 ー-
    ヽ ヽ   . 、.    , .!  ,、          rニニ/lllllニニllヽ二ニ{ .{     ヽ   '  .' !、.ハ ヽ
      \ 丶、、  、  ,  !  / .!           !ニイニニニllllllllニ\ニハノゝ! ヽ.   `   イ  !j人 ヽ)
.        ヽ. ヽ. 、ー,'  ! / ,'         ,ィ二二二二llllllllニl!_ヽ ー┐  ィ -‐ ;´ ', ' ヽ )   '
.          ヽ 、 ヽ   !,.' /、      /ニニニニ二二lllll=l!ニ!ニニl /、ニ) ,ハノ, }ヽ  '
             `ヽ  ;  ./  '. 、ヽー-===ニニニニニニ二lllll.l!lllll!ニニ/ヽ  マニニ}.ノ
              {l`ヽ__  ノ  ,}=ヽ二ヽニニニニニ>'"二l!llllll!ニニ/   '" `ト<ニ〉
              ll:::::::::::ヽ ー ' ノニニ!二ニ}二二>'"ニ二二l!llllll!二/ヽ._   _,.!ニニ=ァ
            ヾ== __丶.イニノ二ニ/ニ>'゙ .lニ二二二l!.ニlニ/  , ̄  .!ニニ/
                    ̄`ー<ニニニ//    .マニニニニl!_!二l   !    lニニ/
                       ` ー‐´      マ二二二二lニニl   l!     .lニニ/l!
                                 ',ニニニニlニニ! .l|    .lニ/ l!
                               }ニニニニlニニ! l|     ,'ニ/_! .l!
                                ,'ニニニニニl.ニニl.,イl     l=/=l  l!
                            ,.ィニニニニニニ二lニニ,l'{′    !_{_/   l!
                         ,ィニニニニニ二二二二/ニ/__,》 〃⌒!/=}    l!
.―--- _            __-=ニニニニニニニ二二二/ニ/ 〃)) .l|   l'ニ{
|二二二二二ニ=-__-‐=ニニ二二二二二二二二二二二/ニ/ _ゞノ 〃   lニ!
L二二二>'"ニニ二二二二二二二二二二二二二二二/ニニ/ {{ ゙''"   /ニム

. ̄ フ≦二二二二二二二二二二ニニニニ-‐'"二二二ニ/   リ     {二二ム


┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  【スキル】
  ◆間桐の一族
   御三家の一つ、間桐の一族。
   回路の数や質は創始者と比べ劣るが、この一世紀の中では飛びぬけて魔術師の才能を持っている。

  ◆魔獣使い
   鹿の姿をした、幻獣クラスの魔獣。
   普段は彼の陰にひそみ、主人である彼の意思に応じて敵に角を振るう。

  ◆喰種
   人食い衝動を持つ存在
   食屍鬼と違い失った肉体を取り戻す為ではなく現在の体を維持するために人肉を食らう必要がある。

  ◆聖杯保有者
   御三家の一つ、アインツベルンのホムンクルス同様にその身に聖杯を保持している。
   その身体に英霊の魂は収まりきらず、三騎も魂を収納した時点で身体機能の損失の可能性が出てくる。

  ◆希望の僕
   ヒトの善性、ヒトの可能性を信じている。
   ありとあらゆる障害、絶望、悪をヒトが持つ力、希望、善が打ち破ると信じて疑わない。
   故に絶望が無ければ希望が現れず、ヒトが希望を忘れ去られてしまう、力を失ってしまう事を一番恐れている。
   だからこそ自分は人の為の悪に、ヒトの為の絶望を作り出さねばならないと考えている。
   たとえ人をほとんど殺してでも止む無しと考え、自らが打ち倒されるべき悪になろうとも構わないと考えている。
   底知れぬ人類への愛を、彼はその心に抱いている。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

  【解説】
  ~詳細不明~

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

1日目、朝



一人で朝食を済ませ、これからを考える。

戦略は考えていない、何せ完全に彼に任されている。

つまり、自分の好きなようにしていいと言う事だろう、という認識だ。

貴方「……はは、どうしようかな」

期待されないなりに勝ちに行くか、それとも自分の趣味に走るか。

……目を細め、小さく喉を鳴らす。



行動選択
1、会話 ※キャスター、臓硯、宗蓮
2、使い魔
3、索敵
4、自由選択
>>下


貴方「どうかな、これは」

キャスター「……書き直しが面倒臭くないのは良い、調べるのも簡単だしな」

貴方「そっか、良かったよ」

目を細め笑い、自分の事の様に喜ぶ。

貴方「キャスターは物書きだから工房や結界よりもこういった環境を整えた方が良いと思ったんだ」

ついでに買い置きの紅茶も振る舞う。


判定
5以上で成功
>>下コンマ


貴方「役に立ったかな?」

キャスター「ふん、インクや紙を無駄にしないのは楽だ」

率直な感想を述べ、キャスターは執筆作業に取り掛かる。

貴方「何か欲しかったらパソコンのメールなりで呼んで欲しいな」

それだけ伝え、彼はその部屋を後にする。



※執筆判定に好影響

1日目、昼



昼食の時間になり、軽めのものをキャスターの部屋に置く。

サーヴァントに食べ物は必要ないが、身分転換には良いと思い彼が自主的に行動している。

貴方「…………さてと」

一通りすべきことを終えた彼は一度休憩のため一息つく。



行動選択
1、会話 ※キャスター、臓硯、宗蓮
2、使い魔
3、索敵
4、自由選択
>>下


臓硯「いつまで遊ばせる気だ?」

部屋の影から、不意に矮小な老人が現れる。

間桐 臓硯、間桐と言う魔術師の家系の現当主。

……何百年前から今まで、と言う枕詞が入るが。

貴方「僕の好きにさせるのかと思ったけれど、興味ある?」

臓硯「……徒らに貴様を野放しにする気は無い、ただ棒に振るのならば……」

貴方「あはは、分かったよお爺さん、ただキャスターの新作が読みたい以外にもする事はあるんだ」

……殺気を向けてくる臓硯を彼は柳のように受け流す。



会話候補
臓硯か貴方視点で
下3までで候補


貴方「僕はお爺様みたいに才能のない屑だから優勝できるとは思わないけど、お爺様の理想である悪の根絶の為の踏み台に放ってみせるよ」

臟硯「…………」

貴方「お爺様の希望は絶対に絶望を打ち砕ける! その力、必ず実現させよう! 他人がどう言おうが、実現させるのに人や魔術師の道理を守らなければいけないだなんてくだらない!」

貴方「僕は信じているんだ!」

貴方「その為に人がいるなら、命が必要なら希望の為に使わないと!」

こう耳元で壊れた機械のように声高に宣言する姿は、もはや臟硯にはありふれた光景となっている。

どこで調べたのか、臟硯ですら魂の摩耗から失念していた思想すら彼は拾い上げそして臟硯に迫っていた。

貴方「……ところで、遠坂の妹さんの方はどうして養子に入れなかったのかな? 才能を活かせず、可哀そうだ……」

心底、残念そうに頭を振る。

貴方「とにかく、キャスターは僕に任せてほしい、きっと良い方へ好転するよ」

……気が付けば臟硯はその場から消えていた。

だが、笑みは崩さず彼もその場を去る。



感情判定
5以上で成功
貴方 >>下コンマ
臟硯 >>下2コンマ


貴方→【好感】
「素晴らしい希望だ、必ず達成しなければいけない。絶望を打ち砕ける希望だ」

臓硯→【警戒】
「何を考えている……?」


再開は18時。

1日目、夜



キャスター「…………」

貴方「それじゃあ、また明日」

水筒に紅茶を淹れ菓子を補充した彼はキャスターの部屋を出ようとする。

キャスター「……あの老人は急かしたが、お前はどうするつもりだ?」

貴方「……キャスターは自由にしていいよ、僕みたいな屑は環境を整えさせてもらっているだけだから」

その言葉を聞き、キャスターは少しだけ顔を歪め机に向き直る。



行動選択
1、会話 ※キャスター、臓硯、宗蓮
2、使い魔
3、索敵
4、自由選択
>>下


貴方「…………」

キャスターの為のし好品を買い出しに出ていた彼の前に、見覚えのある人物が現れる。

宗蓮「……貴様か」

貴方「あは、こんばんわ」

薄く目を細め、笑みを浮かべる。

……二人の距離は決して縮まらないが。

貴方「戦争が始まるから戸締りしたほうがいいよ」

宗蓮「…………」

貴方「…………」

お互い、警戒心だけが高まっていく。

貴方「……うーん、困ったな……何か用?」

彼が静寂を打ち壊し尋ねると、宗蓮はゆっくりと指をさす。

宗蓮「確認しに来ただけだ」

右手を指さされ、彼は少しだけ驚いた顔をする。

貴方「おっと、忘れてた」

ははは、と笑い声がむなしく夜の街に消えていく。



会話候補
宗蓮か貴方視点で
>>下3までで候補


貴方「……コンビニでも行く? 暗いと物騒―――」

宗蓮「―――お前の起源は興味深い」

完全にまで迫ってきていた手が影から出でた何かに弾かれる。

宗蓮「……気幻覚性には合意が必要だ、お前が同意するなら」

貴方「君は僕の助けなんていらないだろう? 収集にはもう十分なはずだし……それに、立ちはだかる絶望にもなれないなら興味ないかな」

踵を返し、小さく手を振る。

貴方「踏み台になる見込みもないし、目障りだよ」

宗蓮「…………」

そのまま宗蓮もその場を去り、町は夜の静寂を取り戻す。





感情判定
5以上で成功
貴方 >>下コンマ
宗蓮 >>下2コンマ


宗蓮→【興味(大)】
「……面白い……」



※おニューのパソコンだから辞書登録忘れて誤変換してしまった、申し訳ない

1日目、イベント


陣営判定
98、セイバー
76、ランサー
5、アーチャー
4、ライダー
3、バーサーカー
2、キャスター
1、アサシン
>>下コンマ


状況判定
98、イベント
7~6、捕捉
5~2、戦闘
1、襲撃
>>下コンマ


陣営判定
98、セイバー
76、ランサー
54、アーチャー
3、ライダー
2、バーサーカー
1、アサシン
>>下コンマ

1はアサシンじゃなくてキャスターです、誤変換じゃなくて眠気からくるガバでした

アサシン「あれは……」

ドクロの仮面のサーヴァントが、1人のマスターを発見する。

あの右手の令呪、間違いないだろう。

アサシン「…………」

ダークに手が伸び、投擲の構えをとり……そして収める。

アサシン(使えるかもしれぬ……)

そう思案したアサシンは、静かに消えて行く。




今日の再開はありません、明日18時から。


執筆判定
コンマ分だけ進む、3以下で……
>>下コンマ


貴方「……ん?」

遠くから見える間桐邸に目を細める。

……明かりがついていない、どの部屋にも。

以前とは違いキャスターがいる、その部屋は常に電気が煌々とついているはずなのだが……。

――――彼の横を何かが疾走する。

貴方「……だいぶまいってるみたいだ、頑張ってねキャスター」

全裸で疾走するキャスターの背を見送り、彼は荷物を家に運ぶ。




※次回の執筆判定に補正

2日目、朝



どうやら無事に戻ってきているらしく、扉の向こうの気配を感じる。

彼は朝餉をキャスターの部屋に届ける。

貴方「はい、落ち着いたら食べてね」

冷たくなっても食べられるものを選んだものをキャスターの机の隣におき、優しく笑いかける。



行動選択
1、会話 ※キャスター、臓硯、宗蓮
2、使い魔
3、索敵
4、自由選択
>>下


殺風景な部屋で椅子の背もたれを鳴らす。

貴方「…………」

糸の切れた人形の様に彼はゆっくりと息を吐く。

……ふと、昔の事を思い出していく。

他愛もない記憶だが、印象に残る出来事。

絶望にも、希望にも、そしてどちらにも属さない存在にすら属さない男。

荒耶宗蓮、静止した男。

貴方「………………」

敵として立ちはだかる事は無いが、味方にもしたくない存在。

他者の為……希望の為に自らの生を消費している彼とは真逆の、自らの……根源へ目指す為に静止までして目指す男。

彼は理解できないし、しようとも思わない。

貴方「……確か、根源を目指しているんだっけ……くだらないな」

まるで魔術師の家系の者とは思えない妄言を吐きつつ以前の記憶を思い出す。

……死を収集していると言い、そして起源に興味があると言われた。

貴方(…………起源なんて指摘されるのも面倒なのに、覚醒なんて邪魔でしかない)

超自己的な宗蓮と、自己犠牲利己的な彼。

相容れないだろうと短く結論付け、彼は昼食の準備を始める。



2日目、昼



この家で食べ物にうるさい人間はいない。

そもそも頭首である臓硯は滅多に食卓に来ないし、彼も普通の食事は必要とは思っていない。

キャスターも質は最低限あればいいと言っていたので、彼も慣れないなりに助かっていた。

貴方「うーん、キャスターの為に覚えるのも良いかもなぁ……」

そう考えながら、更に盛り付けていく。



行動選択
1、会話 ※キャスター、臓硯、宗蓮
2、使い魔
3、索敵
4、自由選択
>>下


蔵に下り、適当な蟲を拝借する。

使い魔に使える虫を蔵から持ち出した彼は庭に放つ。

貴方「……さてと……」

水晶を取り出し、街を監視する。

貴方「めぼしい人がいればいいんだけどねぇ……」



使い魔判定
5以上で成功
>>下コンマ 日中:-2 キャスター:+1


陣営判定
98、セイバー
76、ランサー
54、アーチャー
3、ライダー
2、バーサーカー
1、アサシン
>>下コンマ


情報判定
98、居場所
7~5、マスター
4~2、クラス
1、イベント
>>下コンマ

寝落ちしました、早寝の代わりに早起きしたので出るまでやります。


……使い魔が魔力に反応し、ゆっくりと庭に進む。

中には結界や陣がいくつも設置され、触れれば蟲などは容易く消え去るだろう。

貴方「…………へぇ」

彼は特に驚いた様子もなく、水晶の映像を見る。

……遠坂 時臣、御三家の魔術師のうちの1人。

出るだろうとあたりはつけていた、実際出ているのなら勝算があるサーヴァントを揃えたということだろう。

貴方「面倒といえば面倒、か……」

目を細めながら、自身の次取るべき行動を思案する。



2日目、夜



廊下でばったりとキャスターに遭遇する。

貴方「散歩?」

キャスター「ああ、まあそんなところだ」

貴方「椅子に根を下ろすのも疲れるし、たまには立ったほうがいいよね、僕も分かるよ」

満面の笑みでキャスターに言葉を紡ぎ、キャスターと同じように夜の町に視線を落とす。



行動選択
1、会話 ※キャスター、臓硯、宗蓮
2、使い魔
3、索敵
4、自由選択
>>下


貴方「珍しいね、食卓に着くのは」

キャスター「換気しようと窓を開けてる、臭いがこもるのも不快だからな」

そんな雑談をしながら、彼はキャスターの為の食事を配膳する。

貴方「じゃあ今日は二人か、久しぶりだな」

そう言い、少し質素で少量の夕食がキャスターとは反対側に並べられる。

貴方「いただきます」



会話候補
キャスターか貴方視点で

出掛けないと間に合わないのでいったんここまで、再開は18時から。
それまでは自由に会話やらを投げてください。


今帰りました、今から再開します。


キャスター「ようやく食事のメニューに工夫するようになったあたり、お前の人間関係はどうかしているな」

仏頂面でキャスターは箸を動かす。

貴方「ダメだったかな?」

キャスター「まともな舌の奴がいないか、ともに食うやつがいないかのどっちかの不味さだ、コーヒーとサンドイッチがお前の限界だな」

一通り食べながらそう指摘する。

貴方「あはは、ごめんね……役に立つかと思ったんだけれど……」

キャスター「……純粋な疑問だが、お前はお前が望む希望とやらにはなろうとは思わないのか?」

貴方「ああ、そうだね……僕みたいな屑一人よりもたくさんの希望を見つけ出した方がいいだろう?」

心底自分に期待していない様子で、彼は答える。

その返答にキャスターは不愉快そうに鼻を鳴らす。

キャスター「キャスター「随分とひねくれているな貴様。何?俺に言われたくないだと?当然のことを言うな馬鹿め!」

貴方「……何も言ってないけど……」

キャスター「その歪みきった精神性を精々観察してやろう。俺の筆を動かしたくば絶望に酔いしれず、希望におぼれず足掻いてみせるんだな」

空になった茶碗を置き、キャスターは自室に戻る。

……一人残された彼は、面白そうにほほを緩ませる。

貴方「あはは……流石だね、キャスターは……英霊に選ばれるだけはあるよ、まさしく希望だ……」




感情判定
5以上で成功
貴方 >>下コンマ
キャスター >>下2コンマ


キャスター→【嫌い(小)】
「面倒くさい男」

2日目、イベント



陣営判定
98、セイバー
76、ランサー
5、アーチャー
4、ライダー
3、バーサーカー
2、キャスター
1、アサシン
>>下コンマ


状況判定
9~7、イベント
6~4、戦闘
32、捕捉
1、襲撃
>>下コンマ

寝落ちしました、今日は再開は難しいと思います。

陣営判定
98、ランサー
76、アーチャー
54、ライダー
3、バーサーカー
2、キャスター
1、アサシン
>>下コンマ


サンクレイド「……セイバー、見つけマシタカ?」

セイバー「おう、誘い出した」

新都側の双子館のなかで、サンクレイドはその口を大きくゆがめる。

サンクレイド「それでは行きマショウ、我々の初戦デース」

セイバー「…………」

胡散臭い自分のマスターに信用しきれないと言った視線を向けながら、セイバーは剣を担ぎながら外に出る。

サンクレイド「…………円卓の騎士とやらの実力、見せてもらいマースヨ」

凶悪な笑みを浮かべつつ、窓から見えるサーヴァントを見下ろす。



.


セイバー 筋力B+ 耐久A 敏捷B 魔力B 幸運D
ランサー 筋力C 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運D

筋力差 発生
耐久 +12、-16(15)で決着

セイバー
直感 1、2をそれぞれ一度だけ3として計算
魔力放出(赤雷) 補正+1、成功大で追加+1
不貞隠しの兜 耐久増、宝具発動後補正消失
代行者 相手補正-1、補正+1

ランサー
拷問技術 成功大以上で追加+1
戦闘続行 決着判定時好影響
竜の息吹 補正+1
千界樹(黒魔術) 対魔力で封印


セイバー >>下コンマ 赤雷:+1 代行者:+1 筋力差:+1
ランサー >>下2コンマ 龍の息吹:代行者で相殺

セイバー 5、ランサー 8
拷問技術:+1
判定:-4【不利】



ランサー「やぁぁ!」

セイバー「っく! おらぁ!」

やや力任せとも思えるランサーの槍裁きに対し、荒々しいセイバーの剣裁きと拮抗する。

いや、それは若干ランサー優位の形で戦闘が進む。

ランサー「あはは! すっとろいのよ!」



セイバー >>下コンマ 赤雷:+1 代行者:+1 筋力差:+1
ランサー >>下2コンマ

セイバー 4、ランサー 4
判定:-4【不利】



セイバー「ち、面倒くせぇな……」

一度剣戟を中断し、大きく息を吐く。

それに合わせランサーも呼吸を整え、相手の出方を見る。

……剣と槍、間合いの差は力量差で埋められる……問題はその後だ。

セイバー「…………」

打って変わって攻め手を止め、受けの体勢に入る。

ランサー「はんっ、来ないならこっちから行くわよ……!」



セイバー >>下コンマ 赤雷:+1 代行者:+1 筋力差:+1
ランサー >>下2コンマ

セイバー 9、ランサー 2
赤雷:+1
判定:+6【有利】



ランサー「やぁぁ!!」

セイバー「おらぁ!」

守勢に回ったセイバーは彼女と比較すれば拙い攻撃を容易く剣でさばいていく。

丁寧に対処できればさほど怖いものではない、セイバーはこのまま技量で押していこうとする。

首を薙いできた槍の攻撃を身を逸らし躱し、下段からの切り上げでランサーの頭を狙う。

ランサー「―――ッ!」

素早く宙を飛び、数回の回転をかけて距離をとる。

―――空間が歪んでいると錯覚するほどの魔力の奔流を察知し、セイバーは次の一手への選択を迫られる。

ランサー「―――聞き惚れなさい! 『竜声雷鳴(キレンツ・サカーニィ)』ッッ!」



ダメージ判定
9、-8
8~6、-4
5~2、-2
1、0
>>下コンマ

ダメージ:-2
判定:+4【有利】



セイバー「ぐぅ―――がぁぁ!!」

鎧の防護は万全に働き、何とか奇声を塞ぎきる。

多少鎧の中で反響しているが、我慢できないほどではない。

セイバー「こんの、クソ音痴がぁ……! ぶっ飛ばす!」

怒り心頭でセイバーは剣を構え距離を詰める。



セイバー >>下コンマ 赤雷:+1 代行者:+1 筋力差:+1
ランサー >>下2コンマ

セイバー 8、ランサー 1
赤雷:+1
判定:+12【勝利】


【Fate】聖杯を勝ち取れ!【安価とコンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1519857242/)

続きは次スレ

残りは埋めネタとスキル募集ー

一年ぶりとなったマスター設定開示


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┓
  【名前】:八犀 らいの                 【属性】:秩序・悪       【残令呪数】:怪 犀 角
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫
  【特徴】:ショッカー                   【ランク】:B           【魔力】:10
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━┛

                         __./`)
                      >'´/  メ、
                  >彳´ /    ,イ!'メヘ、
                >チイ  /     /i!ゞ_,"ヾ.ヘ
               /" / / .::/   ,   / i!   ´ゞii、∨
               /'´ ,./ / .::/  /   / .i!    `'i|.ヽ∨
          /"  // / .::::/  /   / .i!  ,,=― .i.! ヾi
           /´   / ' /..::::/  /  .:/ .i!、_,ィ壬三__, ii、、゙.i
          /"    / / .::::/  /  .:/ノi!   '"ぐメ 不 ii,、xヘ
       //    / / .::::/  /  ..:://i!〈    ´``` ||^゙iヽ∨
      /メ     ノ /.:::::/  / ..:::ノ .i! 、i 、      ||( /!::i.∨
     ./,"    / ./::::::/  / .:::/  i! _ _      メ!イi!ヾ、∨
    /メ    /i i .:´/  / .:::/  i!ノ,ー¨‐゙、     /i|::!!i、i::i ∨
    //     /,'! !,'::/  / .:::/  i! `´__°゙   ,/;|:i|、:r:f´゙iメ'¨i
   .//     // ! !::/  / ..:::/|ヽ i!        ∠| .!i|:: i .i .ii .i,ゝ-,
  //    ,ゝ¨゙'i i:/  / .:::/"ゝi!イ¨¨i、    r‐‐'r.、.-、!i::ノ/ ,'ノ 〃//
  // _  ,ィメ" .! .:i!  / .:::/´ゞ:i!://^i.i-==//;;i i/ ./、i/イ _/ / //
 i i ,ハ)  メ、  !.::i!  i .::/" .i!ゝ/::::|.|;;;;;;;;;;;i i:::;;ィ' ー'_ノ´ー'´_メ //ー,-
 .!、しノ 、イ゙¨  i:::i  .i .:/、、"i!ゝ':::::::ヽヽ_//::/ ´ ´¨.::::ゝ'´ノ ,'  ゙"ゝ
   ¨  ii!ゞ. ".i::i  i .::,' ,, i!メ、:::::ヽ,∠ー、/ _,=‐'´  / ノ  、  "メ
 ,ゝ――メ,、   .!:!  .! :::!、" i!>::::::::/ ̄ ̄ i メ    ,' //''!:!  "、 'ー,'
///∧"¨=〉、 、".!!:::: .! :::! .i!ゝ:::::::::/::::::__  |/  ..:;  // !: !ノ  ::、゙ 、ゝ<
////∧'´///ソ ::ii:::: ! ::!,. i!ゝ:::::::_/ `∨!_,=´,ゝ=‐'〈_:.、 .!::i!ノ.::. ゙ 、メ`ヾ、メ`ヽ.

/////∧////'"!,、i!:::! ::i'゙'i!、ヽ:/,.、`ヽ.,ii ∨メ´ノ´ _,/|、_ .ノ::i,'::::::、、,ィメ////////∧
//////∧///_/.,ヘ:! ::!,..'ニニ´ | .i !ゝイ"/_,ノ´  丿/iノノ;、;、;、;'///////////∧
///////∧//i┌‐'/,ヽ、丿r、__  `i .i 〉ノ゙¨´/"´  ///∧¨、\//////////////∧
////////∧∧ヽ//// ノ ー┐i  i.//、=イー-┴'¨¨´/////∧/〉////////////////,i
/////////∧∧ ∨/ /_ィ'^ '_i'‐'::::´ ヽ::::::::::::////////∧/////////////////,i

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  【スキル】
  ◆ショッカー
   世界征服をもくろむショッカーは彼女をとらえ、改造を施した。
   常人を遥かに超える耐久力と膂力を持つ犀女、そのような存在に彼女は改造されていた。

  ◆古武術・釵
   十手の様な、琉球武術に伝わる武器。
   打撃、敵の制圧、武器の破壊。どれをとっても一定の能力を発揮できる。
   彼女はこの道を究めており、持たせればタダでさえ手が付けられない彼女にとってはまさには鬼に金棒、犀に釵。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

  【解説】
  幾度となく行われる戦闘、その治療でいつしか彼女は洗脳手術の効果が薄れてきていた。

  これはショッカーの敵と何度も戦闘を行い生存してきた彼女にのみ現れた不具合であり
  彼女は悟られぬよう立ち回り、いつしか狂った組織から抜け出そうと画策していた。

  自身の本名を取り戻すほどに洗脳が解け始めた頃は、組織に疑われ始め何度も激しい戦闘に駆り出された。

  戦闘を終え治療を施される度に自身の弱さと組織への怒りを蓄え続け
  彼女は逃げ出す日を、この聖杯戦争だと決め臥薪嘗胆していた。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┓
  【名前】:シェス・フレンダー             【属性】:中立・悪       【残令呪数】:観 化 視
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫
  【特徴】:都市伝説(観測者)             【ランク】:A          【魔力】:70
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━┛

                         _ ......... _
                     _ -二二二二- _
                 f⌒V二ニニニニニニ、
                (⌒r冫ニニ二二二二ニ}_
                  _-≧二二二二二二二二二ニ- _
             (ニ二二二l:::l:::::::::::::::::::::::::!::!二二二ニ)

               ̄-ニ二|:::i:::::::::::::::::::::::::l::i二ニ- ̄

                    ,'::::!:::::::::::::::::::::::::!:l
                   ./イ:リ:::::::::::::::::::::::::从
                 / /::::::::::::::::::::::::::::::::.',.\

                     ./ /::::::::.___::::::::::::::::::',- _
                _..ィ/::/ ̄     ̄\.:::::::::'.,ニ≧ 、
              /ニ,イ::/           ヽ.:::::::'.,二二!
.            _ .....ノ/:::/              ハ.:::::::\二l
        ,....':::::::::::::::::::::;ィ≦|         ∩      |.\:::::: \!
     /:::; -っ:::::::::::/!二....|    ,____| |,_      |. ≧、::::\
    //  /::::::::/  l二二|  ,〆 nnn| 「`ヽ、  │ハニニ\:::::ヽ
   ((   .:::::::::::/    l二....ヽ <,   | 、__, │   > /..l ',二二ヽ:::::.、
    \ (:::::::::::::、   l二二.ヽ ヘ (<_◎_>) / /  l  ',二ニニ.ハ::::i
        \::::::::::...  ノ二ニニjヽ \ | ´T`│/ / . -!  〉二二!.l::::l
.        ヽ:::::::::ヽl二二-/::ハ、 '`===´ ,ハ....二l  ヽ二二リ::;'
.         .',::::::::::)二ニ/:::ノ | \       ノ ト、 、  )ニフ∠!
.         ノ::::::::/二-.../ j |.  ヽ、__/  ハ `'ー、_..l/≦ニ!
.      ./:::::._,,.-‐''"´,..-‐''´ ||   /jゝィヽ、 ,|  `'-、_ ``丶、_ !
       r-r''´     /     |ヽ、/ l⌒l   V |      ヽ    `i`ヽ
. . . ./:..i  i     ヽ.      |  /:⌒;`i   |        /    i  |
    /::/  i      ヽ     |   |:;:;:;:;:;:;|   |      /     i   ヽ

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  【スキル】
  ◆観測者
   観測を主とした魔術師の家系。
   あらゆる時代の観測結果が受け継がれる、人類の傍観者。

  ◆都市伝説
   街に伝わる即席の伝説。
   神秘の再現の様に、畏怖の対象とされる存在。

  ◆魔獣使い
   魔獣を従え、それを使役する家系。
   彼女は鵺を従えている。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

  【解説】
  アメリカに居を置く魔術師の家計であり、観測者の家系。
  新大陸を任されているのは分家の彼女の家であり、本家は存在以外彼女も知らない。

  入植時代からある観測者の家系で、情報量と実績との関係で協会にも一目を置かれている。

  その中で彼女は観測中だったとは言え姿を見られてしまい、神秘の露呈寸前までの被害を出しかけた。

  結局新たな都市伝説を作るという膨大な手間をかけ協会にも借りを作ってしまった。
  その補填に彼女は極東の聖杯戦争に参加させられた。

  聖杯の調査及び戦争の観察という適役をあてがわれ、彼女は渋々それに応じた。
  故郷を離れ彼女は物語のような殺し合いの観測者になった。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┓
  【名前】:遠坂 蓮                    【属性】:秩序・善       【残令呪数】:月 遠 坂
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫
  【特徴】:ウィザード(遠坂の一族)          【ランク】:A+         【魔力】:90
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━┛

           _/` ー ´ ̄ ̄ ` <二._`ヽ

 .        _ ィ´ /           \::::\\
      /ィ´   !             \::::\\
     /:,.'      |  |    i       ',   V:::::\',
   /::::/ /     |  |    | | l l  |    V:::::::::ゝ
  /:::::::/ '   .|  |  l    l | | |  |  i | l:/´| i
 ´~^|iV:! !   |  | ∧    | ! ! !  i  l | |'  | |
   | Y !   ト、 j / ヽ    ! リ从リハil|  ! リ | l | |
   | リ l l   |∧l/    ヽ  l ,ィfて圷、| ./l/.i |V リ リ!
   |  l l l   | リ __   \! 弋r少 リ/ノl l | / /l|
   |  ,Vリl! ハ ! ハ '" ̄`          // イ | /l/ / ノ!
   | |V', j/ ハl/.ハ      '     // ´ ! j/  ∧
   | | .V',   j l ∧ト、    ー‐'  ィ '   |  ,ハ   ',
   リj ∧! /.l リ ヾ  ≧ェリヽ_< _|_    |  ,ハ   ',
     /  / | l  l_ ,.ィ/ /::l !::::::::l ___ |  | ヘ   ',
.    /  ,.、__| l  |: :≧/ /:::::l-j:::::.r≦: : |l.___ l ハ   ',
   /  /:::::::∧ ハ V:.:,イ ィ´二`ヽ´: : : : : l:::::::::ヽ ,ハ   ',
.  /  /::::::::::::∧ ハ V   ´二、\!: : : : :./::::::/:::::\j.   ',
  /  /:::::::::::::::::∧ ハ/   '´─‐ヽ. V: : : :|::::V::::::::::::::\
. /  /::::::::::::::::::::::∧/    / ̄`Y≡≧t'\:::V:::::::::::::::::\

/  〈::::::::::::::::::::::::://    ,.イ: : : :l::ヽ: : : :\oV::V:::::::::::::::::::ヽ
  / V::::::::::::::::::/::l    /::ハー^':::::::`ー‐´:| .|:::ハ::::::::::::::::::::::
.  '  .V::::::::::::::::|:.∧  /:::::::ハ:::::::::::::::::::::::::::| .|:::::リ:::::::::::::::::::::
  |   V::::::::::::::|:.:.:.:ヽ /::::::::::∧::::::::::::::::::::::::|o|:::イ::::::::::::::::::::::
  |   ,ハ:::::::::::::|:.:.:.:.:.:.\:::::::::::∧:::::::::::::::::::::| .|´::l\:::::::::::::::::
  |    l:::::::::::リ:.:.:.:.:.:.:.:.:.\::::::::ハ:::::::::::≦::::| .|:::::l  \:::::::::::

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  【スキル】
  ◆遠坂の一族
   常に余裕を持って優雅たれ。
   姉と同じ隠し子のような立ち居地だが、若干そんな優雅さを持っている。

  ◆人形師
   宝石を核にした人形の製作および操作を得意とする。
   架空元素の特性として、宝石内に低級霊を使い魔として封じ込め、いくつもの人形の同時操作を可能とした。

  ◆アルカナフォース:ルナ
   正体不明のカード。
   彼女も、その姉でさえ正体をしらないカードであり。
   内包する魔力は未知数。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

  【解説】
  霊視ハッカーの見習い、凛の妹、セーフハウスの管理人。
  長い間姉の影に隠れたような生活を送っていた。

  彼女が姉とともに戦場にでたのに特に契機らしいものは無かった
  情勢が不安定になったこと、西欧財閥が新たな兵器を開発したこと
  不安と心配で、彼女は供に姉と戦場に出すよう願い、そして彼女は戦線に出た。

  ……戦場は月に移り、二人は決死の覚悟を決め聖杯戦争に参戦することになった。

  結局彼女は自身の足らぬ覚悟を突き付けられながらも、彼女は姉を殺しムーンセルを手にした。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┓
  【名前】:ユキ                       【属性】:秩序・善       【残令呪数】:雪 氷 融
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫
  【特徴】:雪の人形                   【ランク】:B+          【魔力】:80
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━┛

                    ___./   ヽ
                 ィ ¨´ ,.イ´_     ヽー、
               /   ,.ィ≦¨ヽ `ヾ ̄¨≒、.ヽ`ヽ.
             r≦´ /:::::::、::::::l::::::::l_:::::::::ヽ`ヽ、 ヽ

              i! /:l::::|::::::λ:::ト、::::l `ヽ、::::ヽ:ヽヽ/ヽ
             八/:::::l::::ハ::/ l::/ ヽ::l ===ヽ::ヽ:l:ハ::V
            l イ:l::::.i!:l,ィV= i!   i| ,.z-r、マ::l:::l;:トハ
              У.|ハ .l:l::l´;:ィzニ_     弋iツ'' 〉|lハ l ヾ
           く、__|::lN:::i:|/'坏り   ,     / :: ハ|
               |i l、ヽ:l:`ヽ´    '    レ'::ノ:::::ハ
              ハ:l:ヽ:l:::`<     __ ,.  レj :::: リハ
               '|::i:::ヽ::ヽ≒  ¨´     ./::i:::ハ从
               Ⅵ、::lヽ、ヽ、_       ,イ::l:ハ::l
              /≧zミニ_f<7≧ニ ー '' |/レ' i |
            /   ヾ::::::ヽヽ- 、_ ヽー-ハ

     lヽ.   /'¨l /       マ:::::::`ヽ、 ¨  `   .イ
     | .l .i  .j'          .マ::::::::::::::::≧z、._,.ィヽ.-、
.   r‐┤ V  /  ,r‐、     /::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::... ::ム ヽ
    ヽ ヽ  |  l ./ /'ニl   l:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::...ヽ.、l
     ヽ.j  l   l_j  .l  .|  _.j:::::::::::::::':'':::::::::::::::::::ヽ:::::::::::... .ヽ.         r、_
      ヽ ''  /  .l  .| z/::::::::::'''/'':::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::: :::ヽ        .lヽ.ヽヽ,、
          >、      l.、 |::::::::::::;::':::::::::::::::::::::::::::::リ::::::::::::::  :::::i        .l .l  l .l i、
         >、\._     j l l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::  :::::;       j l | l .l'
       イl ヽ >ー ア ノ.i!::::/::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::  .:::,'        ./    ,'
      /  \ \___,. < ./.l::/::::::::::::::::::::::::::::::ノ::::::::::::::::::: .::: ハ      ,'     ,'
   /     \  __/./l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::: ..:::;' .l      l     /
  /         ¨¨ /   マ:/:::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::: .::::i! .ハ   _,ィ'l、   .ノ
 /           /    (_:::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::/: ::::'':|  .| /¨ ヽ `ーァ
/            /     ,.人_`> <::_::::::::::::::::::/::::::  :::::l ,rア   ノ ヽ ノ
           /  __,..-'''´   ` >= 、___二_¨ ー=≒/='_::ノ '/   /  .,'
.        /  f¨      _,..≦-'''´  / `ーzー-z__,_ ハ         ./
     /     |   r<¨´       ノ  _,.ィ´   ./  / l、     /
    /     l、   l ヽ      彡-'''´   /   /  i.ハ   _/
  /       ノヽ j  _l   _,..イ´    ,.イ   ,.    l  l. イ
. /       ,ィタ:::::::>::´::::ヽf´z     r≦z__  /     l  ム
''   _,. ィ≦:::::::::::/::::/:::::::::::::>:ヽ   j ./:::j:`ヽ、    ___   ',


┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  【スキル】
  ◆雪の人形
   体は雪でできている。
   心を宿し、人を模倣する雪ダルマ。
   その命は六花の如く、花の訪れとともに消える。

  ◆ハニートラップ
   人の心を持つ故の、優しい包容力。
   カマクラの様な包容力。

  ◆うっかり
   普段はしっかりしているが、どこか抜けている面もある。
   先日日当たりの良い所で昼寝し、若干解けかけた。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

  【解説】
  彼女は生きる意味を見いだせなかった。

  この冬に生まれ、怠惰に過ごしてきていた。

  訳もなく生まれ、意義を見出せぬまま過ごしてきていた。
  誕生を祝ってくれる者も、その死を惜しむ者もいない。

  始まりから一人で、一人で生きていき、一人で消えるものだと彼女も諦観していた。

  半年にも満たない生をただただ怠惰に、目的もなく消費するだろうと彼女は考えていた。

  ……二月の始まりの日、彼女は一人ではなくなった。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┓
  【名前】:凶月 鋏                    【属性】:混沌・中庸      【残令呪数】:戦 闘 鋏
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫
  【特徴】:魔術師                    【ランク】:A++         【魔力】:100
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━┛

                     ,ゝ_ニーニ
                    /イ――ヽ _  ヽ
                   /     ,  | ー   ハ
                ./イ /   /. ./| | ヘ  ハ
                  /´ ./    /  //   |  .ハ
                  /i イ / ./  // | i  i! j{ ハ
                 / /イ  .仍`ヽ_ ,佗i / /i/
                   /イ/  イト---イ/イーく/∠/
               /彡'个  |ヘ    '  / / /_
                  刈ヘ| .ヘ ヽ=ニゝ´T从ニニヘ

                 >ニニ', ',`ヽ_ イ .リニヘニニ |

               <ニヽニニ } ゚ 。   // ハニニヘニニ|
             ,'_/ニニヽニニi   ニ-rヘ  |ニニ ヘ .|__
            /ニニヘニニヘニ.|ヘ  人ニ.∧ |iニニ ヘ.ニニi_
          イニニニ.ヘニニヘ | ∨ {ニ} ヘ' }ニニイi:i:i:i:/

         |iニニニニニヘニ ヘ |    }ニi'  /イニニ}i:i:i:i
        <ニニニニ ニ iヘニニiヘ   /ニハ../ニニ /i//iハ
       iニニニニニニニ/ニヘイ ヘ>./ニニ/ニニ/i:i:i:i≧si:〉

      iニニニニニニニ /ニニヘイ ヘニニニニ イi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/

      /ニニニニニニ>´ニニニヘニヘ三三三ニ三三三三ヘ
     .イニニニニニイニニニニニニヘイヽニニニニi\ニニニヘ
  ./ニニニニ>''´  \ ニニニニニヘイヘニニニ .}  \ニニ i|
. /ニニニニ/      ヘ ニニニニニヘニヘニニニハ  |ニニハ
《ニニニニニヘ         ヘ ニニニニニヘニヘニニニ.ハ ヽニニ .ハ
.ヘニニニニニ ヽ      ヘ ニニニニニヘニヘニニニi|  〈ニニ ハ
  \ニニニニニ \..   ./ニニニニニニ.ヘニヘニニ ヘ ハニニ ハ
   `ヽニニニニニ .\ j{ニニニニニニニニヘニヘニニ/  ハニニ ハ

       `  、ニニニ\ ニニニニニニニニヘニヘニニンヽハニニ ハ


┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  【スキル】
  ◆『布告狂兵(ベルセルク)』
   より多く戦いを起こさせる過負荷。
   強敵、強者を至高と考える精神的な歪みの表れ。

  ◆起源覚醒者
   根源よりおきた人格よりも上位の衝動。
   覚醒した起源は『流水』

  ◆救済者
   彼の在り方、望むべきは争いであり、殺戮は望まない。
   敵対者であろうと死なせなければまた戦えると考える。

  ◆英霊となる素質
   その身体能力、魔力、魂の在り方。
   全て過去の英雄と見劣りはしない、不足しているものはただ一つ。
   なにを成したかのみ、未だ彼は何も成せてはいない。

  ◆『■■■■』
   異常な大きさの鋏。
   ~以下詳細不明~

  ◆『■■■■』
   ~詳細不明~

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

  【解説】
  どの世界でも彼はとある少女と出会い、そして聖杯戦争に参戦している。
  そして参戦した彼は勝敗や生死に関わらず行方をくらましている。

  異常に弱者の安寧を憎んでおり、戦争による淘汰をいつからか心に決めていた。

  ……いつからか……。


  ――十年前、少年は少女に出会った。
  その時から、何故か、彼は……脈絡もなく世界を憎み始めた。


  真実は■■■の■■■■の時に■■■■■■が、■に■の■■を■え■けたことによる
  ■の■■の■■■■の■■を■■的に人■が■■され
  ■の面も■の面も内包された新たな■■として■みだされ、■■の■■な■■■を得た

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┓
  【名前】:日下 幸子                 【属性】:中立・善       【残令呪数】:僕 可 愛
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫
  【特徴】:太陽の巫女                  【ランク】:C            【魔力】:60
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━┛

                  ,..-‐: : : :…‐-..

                  /: ;ィ: : :,x-==ミ: : `ミ、
               , ´:./: :./: /: :´: : : :ヽ: : ‘:.,
                .′/: : ;イ: : :/: : : : :,ィ: : : :'; :.:`、‘,
                  /: :/: : /; : :.,': : /: : / !: : : :.!: : : '; :.,
              /:..:,':,斗;イ: : :L:_/!__/ .リ: :.; ;イ: : : :1: :;
       __ ._.,ィ: : ::辷zf しィ_Ⅳ{ Ⅳ`./: ;イ/;ハ: : : :}: .:;

         `‐-==彡イ小: :.Lxィ芍≧ミ .厶イノ/.=ト、: リ: :.1
           "´ j小'^| : 八.ヽ夊ン `    _ミ儿ィ刈: :,リ:x、
            |: i:ゝ!: : rム           辷抃, ゞ}:入⌒ヾ、
               从l、: !: : | ヾ、        ,  ` ' ,ノ/: :リ;≧x
              八Ⅵ: :..ト、   r:::::...、  rx,.-〈: : :!    `
               マ: ‘.j\  ヽ:ア  .匕.ァ.ィヽ.」、
                 入:‘, .>.、  ..,z≦ しイ ィj ,)
                ,.イ ヽ:.,   /^ヽ^´i.} ー´し./
            ,ィヾ、   ` >x、Χ,斗=ij ヾ´  {
           ,ィ升ム、ヾx、_.,>七ラxノ=- .)ゝ、  ,イュ
         .,4ニニニニニ≧ュ__.乂   ,介 、ノ.`フ、.´ j }ム

          {ニ≧x=ニニニニ三ム./=‐-' .}iヽ .,イニム/リニニ>、
          |ニニニムニニニニニニムー=-=zン-‐=ニ0ムニXOニニニ≧x、
          |ニニニニムニアニニニニムマOニニニニ==}ニ!x=Oニニニ=マュ、
          |ニニニニニムイアニムニニムマニニニニ==}ニjニムニニニニニニ=ム
           |ニニニニニ=从ニニムニニ}:辷ニニニニニ=0}ニ}` マニニニニニニニ=}
           !ニニニニニニiVマニニハニ=}:!Oニニニ7ニニ=}=ト、  ` 寸三三ン
          .|ニニニニニ=j Vニニニ}ニ=!jニニニ7ニ7ニニ!ニム
           .|ニニニニニニ7 ./ニニニ」ニ=|:|=ニニ7ニ7ニニイ!ニニソ
         |ニニニニニニ7 く_.゙<=!ニ=|:!ニニニニ7ニ=○マ:;ノ
        .|ニニニニニニリ  `ゝx_____゙}:|.○ニニニニニニア〈
           }ニニニニニヌ  ./zzヽ:i`i≧===="´__.zム
          fニニニマ={ ./zzzz_ム_______________________.zム
          |ニニニニニニ}イzzzzzzz_ム_____________________/_゙ム
         .|ニニニニニ=jzzzzzzz_マニ、_________________゙7____゙ム
         iニニニニニ=jzzzzzzz.____マニ______________゙7______゙ム

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  【スキル】
  ◆太陽の巫女
   勿論ボクは太陽のように可愛いです、ボクを可愛がることは太陽信仰と同義ですとも。
   え、巫女? ん~? 何の話でしょうか?

  ◆竜頭蛇尾
   まったくの検討違いですね、ボクは徹頭徹尾可愛い、最後まで可愛いたっぷりです。
   ……まあ、体力も可愛いんですけど。 可愛さの代償です。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

  【解説】
  少し昔話をします、御清聴願いますね。

  ボクは田舎に生まれました、可愛げのないくらい本当の田舎でした。
  ついでに可愛いボクは村の太陽的な存在の、巫女的存在でした。

  そして、ついでにいうと魔術師の適正はこれっっっぽちもありませんでした。
  長く魔術回路を回転させることができず、瞬発力しか取り柄のないボクは都会へ勉強をする為送られました。

  ……ですので、ボクはせめて期待に応えられるようにしようと思います。

  絶対に、勉強も巫女も努力で完璧に、可愛く仕上げます。
  ボクの力だけで、今できないことをできることに昇華させます。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┓
  【名前】:狐繰 稲荷                  【属性】:秩序・悪       【残令呪数】:狐 半 人
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫
  【特徴】:半人半獣                   【ランク】:C+         【魔力】:80
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━┛

               , -  二______     \
              /≠"´ ̄ ̄ ̄((::))、      \
            /         / ̄' `ヾ.、    .
           /           }      ヾi;     !
           /           /       }}.  ,;r=}
          !            〈       {:〉 {! i|
          |           }     _,、人    』
          |  ≡≡       r' ___,ィz"´`´ i},≠"!}
           . ∇     _,.イ圭〃    ,/   ;/
           , ィ≠=、、_,/;彡''''¨´    ,r";   ./!
       / ヽ. ∨{!!:::::゚!iチ"´       ;i}「  ///|
      ./   .| /ヾミニ彡'         ,/   /'////|
      /    L/  ヾ.';':,         _i" r'i  //////,|、
     .l      `  ヽ.';':,      ((::)) ' ,:/'//////∧
     |           .丶;:':,      // ,.::'/'////////,∧
     |            |ヽ;:';,   _∠' _,/,///////////´\
    丿    , -- 、  .ヽ ,'ミ三三ニテ≦_`}}、////,_''"     \
    ヽ、  /∧  ,、} /    }////´ ̄{___"´      /´`.
      ` .(/ . ̄ レ      /////      i}      /i!  ;
       ._/    ./      /////_____,ィト≠=="}!. i!  !
       ゝ、_ ./     /´ ̄7 7ト==イ!      ||  !|  i|
           ̄`ー――/   /  イ!   {[ ]|       i ! | | |

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  【スキル】
  ◆シリアルキラー
   躊躇いも無く人の道を外れ、鬼となれる才能。
   自らの異常性を、殺人衝動で発露する危険がある。

  ◆半人半狐
   血は薄まりつつあるが、その身に高位の狐の血が流れている。
   彼らの家系は何処かに狐の特徴を得ている。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

  【解説】
  冬木に三代前から住んでいる魔術師の家系。

  第四次の時点では彼はまだ幼く彼の家は静観にとどまる方向だった。
  だが、彼の父が見つけた才能のある魔術師の弟子が参加することになり
  彼の家はそのバックアップを行うことになった。

  弟子の青年は魔術師らしからぬ価値観をもつ者で、彼もその考えに染まり始めていた。
  ……だが悲劇は起き、青年は死に家は焼けた。

  そして、亡骸を見下ろしながら彼は友人の遺志を受け継ぐと誓う
  その気高い意思を魔術師の彼は疑問を抱きながらも、少しの諦観を抱えながらも遂行しようと行動している。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

八代進めるのに一年かかるのは流石にどうかと思うけど、今代は結構いい感じに思います


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┓
  【名前】:朝倉 ひびき                  【属性】:秩序・中庸     【残令呪数】:刈 無 尽
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫
  【特徴】:改造人間                    【ランク】:B+         【魔力】:90
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━┛

                      ,-、ィ: : : :,、: : , -、: :> 、

                       /: : : ヽ: /: :.∨: : :V: : : : \_
                   ,イ: : : : : : /: : : : : ',: : : ∨: : : : : : :i、
                    /: : : : : : : _: : : : : : : : :',: : : : \: : : : : : i_
               /: : : : : : : : /:.ヽイ:ハ: : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : ヘ

                  ///: :/:/:./: :./``v'´゙-!:.i: : : : : : : : : : :ハ: :/: :./i
              //:.i: :7:7: :{: : i       |: i: j: |: :.|: ',: : i: ',: ∨: ://j
                {:' !:i: :.!:.|: :ィテ}ヽ    j: /--j、; |: :|: : i: :|: :.|: : : :イ
             ヘ! V!: |: i、: i,,zミ、   /:/:/: />、ヾ:j: :/: :i: : i: : :./ム

               ヾレヽV〈 {゚::::l`  ムイ=Zミ、:/:`: /:i: j: :/: : /i:.ハ

                  l: :j: | 乂7     {゚::::::j.i!./イ: //j:イ: /:i |: :.l
                 j: : |: i        廴ン ´.′:イ': ///:,': : !: :.i
                  l:j: :i从   ′       /: : : : /: : :/: ': : :.|: :.|
                  |:i: :',:i: ヽ  ` --       ': : : : /: : : : :/: :.i: |:.i: !
                 i:|',: :|: : : \     . イ: : : :イ: : : : :/: : : Vi:.i:7
                    ヾV:!: : : : : 汀::::´:::::::/: : : イ: : : : : :': :i: : : :',!i,′
                    /,イ\: : /-ノ-::::::/: .イ: : : ://: : i',: :',: ',j
                /イ: : : : く  '′ 厶イ: : : : :/∠: : : :|:|:',: :',: ',
                /: : : : :/ィ=、 -‐‐/: : : :/:/: : \: j: |:.',: :i: :l
                ,′: : :./-‐ニヽ:.ヽ./: : : : :/イ: : >-‐ニヘ:i: :',: :l: |
                 ,′: : :./: : : : :ヽ∨: : : : : : /. イ::>:':´: :_:_ヘ: :',: |: !
                 j: i: : :j:7: : : : : : //: : : : : :./>'´: >'´    ヘ: i |: |
               /.|,イ: : i:i: : : : : : //: : : : : 〃: : ,イ_,.       }: : i: |
            / i|:V: :|:!、_,、: : : i/!: : /,イ: :/ i': ,         i: : |: |
             7   |i:.V:|リj./7i: /:ij.|: /,//:./ 、 i::/          |: : |: |
             {  |i:i: V// i y': /∨:.i,/   、V'         ,ィ.7: : |: |
            ',   !V: |: : : /イ::.イ://    :r' /    //!: : :.|: |

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  【スキル】
  ◆改造人間
   彼女は不幸にも何者かに拉致された過去があり、その体には異常を植え付けられた。
   欠陥品だが、永久機関が彼女の中には備わっている。
   その原理とは―――

  ◆魔性の色香
   単純な美貌だけでなく、愛想や立ち居振る舞い、はにかみの仕方。
   そのどれをとっても、十人に十人が彼女に美しいと印象付けられるだろう。

  ◆刈り取る者
   不幸にも授けられた能力の一つ。
   彼女としては暴漢にも対処できるくらいにしか考えてはいないが、蚊を掃うように人を殺せる膂力。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

  【解説】
  元々は魔術師の家系の者だったが、第四次聖杯時に親を失う。

  産まれてからずっと、彼女は虐待に近い改造をその身に受け
  外見とは乖離した異常性を内包することになった。

  第二魔法の限定的な再現、そしてそれを内包しゆる頑強な肉体。
  オドを周囲に充満させることすらできる魔力量と生産力を持ち
  集中すれば生半な魔術ならば貫通すらできない、純粋魔力による障壁すら作れる。

  病院で子を失ったカウンセラーの夫婦に出会い、その二人に引き取れることになった。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ≪クラス≫:アーチャー
┣━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━┓
  【真名】:紀昌                  【属性】:中立・中庸
┣━━━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━┻━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━┓
  【筋】:E        【耐】:E        【敏】:D       【魔】:E         【運】:C         【宝】:―
┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫
  【特徴】:英雄
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

                  , ´ フ` 、
                 イ /    ヽ
                 ,'Ⅹ ...     |
                  人_ム  Υ   _, ト、
               {イ〉'〒- 、  へ}| lヽ

               ' i __ ̄> V iレ', У l> 、

                l`´ ヽ l l 「 | | |  |   > 、
                | l>、 ヽ! !ノ ! ! !   |      > 、
               , ,:  , マ V , , ,|  ,          > 、
                 / , |   , V  , ,/,  ,             > 、
             ,::' |/ , _   〉 ', /Vニ  |                > 、
                /  | i∧ /人 V /ニ,'                , ´  .ヽ
          ,.    | | Y    l>マニイ  、            /     ヽ
         ,:        |../':,,  ./! マニ、  ,       :. l     '         ヽ
         {   .:    .|{  ::._/ | Y マニ 、  ,       ::. ,  /             ヽ
          |  .::    从 ,/|ニⅥニニニニ、 、      ::.  ,            |
         ,  .:::   /个V  ,'マニニニニニニニ、 、      :::. i                |
        , , .:::    '/从ヽ ,.ニマニニニニニニニ\  、    ::::.,               |
        / , ::::    '::|ニ, ヽiニニマニニニニニニニニ>x....> 、::::::,             |
       {   .:::  /:::リニlV /'ニニニマニニニニニニニニニニニニ>x..>:,、            |
         、    '::::/ニニ X ,ニニニリニニニニニニニニニニニニー・・・ヽ \            |
         \    :/ニニニ,| ヽ_ニニ(ニニニニニニニニノ ̄ 彡   __ヽ \          |
           ー iニニニニム ∧ニソ r---ニニr ´// / _ -イ〉ニム V ヽ         |
              `ーくニニ':,X ∨ニナ| V \.| | |' r' / _  Yシニ', |i,  、     |

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

  【クラススキル】
  ◆対魔力:E
   魔力に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。

  ◆単独行動:D
   マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
   ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

  【固有スキル】
  ◆木偶の名人:EX
   本物の天才がその才全てを使いなし得た極地。
   師よりも深くこの極地に辿り着き、仙人をも超える射を身につけた。
   悟りを啓くがそれすら捨て、虚しいほどの射之射を習得した。

  ◆千里眼:D
   遠く千里先を見る、見ることだけに費やした数年をスキルとして習得した。

  ◆無窮の武練:―
   その時代最強を誇る武練を身につけたものに与えられるスキル。
   だがアーチャーは最強であることを棄て、矢を放ち射抜くことだけに月日を費やし
   人々からその腕を疑われ、半ばその効力を失っている。

  ◆射之射:A++
   射の基礎、見るということに数年を費やした末に得た技術。
   弓の最奥の奥義にして、至射への初歩。
   何よりも正確に速く強く射抜くことで、宝具に迫る程の脅威を誇る。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

     .!l゙   l.l   .' |、         ゙'ヘi、゙'!=ii_      `''''ニニ-、_    .`゙'''ー- ..,,、              `゙'''ー ..,,.
   .、 .|,!    .l l   ゙'.l、        `ゝ  . ゙''-、,       `'''`-ui_,    ._  `゙'''ー-..,,,_
  iリ .|,!     .l.l   .、゙ヽ  '!t、         .,              ´     `゙'''ー ..,,、  `゙゙'''ー ,,,_
  /,!  ll 、 .!  ...l.l   ゙ミ、   ''、`.li、        ゙゙'-、,     ''-、,,               `''''-=,,,、    `゙'''ー-..、
 /.l|  リ : |  .|   .!|i   !ミ、   .ヽ..゙'ミ-、        `゙=ii、.     `゙≒i,,、              `゙'`-=ii、,,_
. l゙ .l゙ ."  !  .l..l.  ゙|    l\   \ ゙' !-            `'!V、、     `''!ハ;; 、、            `'''`-ニ
..! !    l.l  .|l .l       ヽヽ   \ ` !、           `'ニ;;-、     `''マ;;-..、
,! !    ,!.!  .!l  |,       ヽ ヽ    ゙'〟`ミi、              `'''ミヽ、、     `''‐ミ~,,、
゛│、   ! !  .!|  .|,       .\ ヽ    ゙ラ、 `.li、             `'-ミ'-、、      .`'ーミ~,,、
 l ∥  .|│  !|  l           ヽ .ヽ    .゙'.l、 `'!i、              '-、 `'-、ヘ、,       .`''ーミ>..、
. l ,!,!   .|│  〔  .ll,           ヽ \    .゙'.l、                  ゙'=i、 `'-、 \ ,        ゙゙'ーミ\
..! ! !   ! |   ゙   ∥     ゙t、  ヽ ヽ    ゙'.l、               `'.lッ、 .`''-、`'-、、       `
.!.l .l゙   !│     リ、     .l│  ヽ .ヽ    .゙ |、               `' |ヽ、 `'-、.`''-、
! !│   .| .|    .i, リ、     . l'、  ヽ  ゙、     ゙' !、                   `' ,゙'-、  ゙''-、 `''-、,
│.!   .| .,!    !.!  .l.!       .lヽ  ヽ  ヽ     .` |-          '-、    `'-, \   .`'-、 `'-..、
.l !    | .,!    | !  !.!       .l ヽ  ヽ.  ヽ      \\             \      `'-,`'-、   ゙''-、.
l l    .}│   .l |  .l.l       l ゙l,   .ヽ  ヽ      ヽヽ,          `''i、     . \ `'-、   `'
 l    .! .!    !.l   |..!       . l ヽ   .ヽ  .ヽ      .ヽ\           ゙'ヘ、     . \ `'-、
. |     ! .!    l .!   l l        l ヽ   \  \      .ヽ\              `!ii、     `'-、 `'
│    l .,!    ,! !   .l l           l .゙'、   .ヽ  .ヽ      \\           `'.li、      \
/ .、  │,!    .l .!   ! !           l, ヽ   ヽ  ヽ       \\            `'ミ;;、
! j||   .| l     .l l,   .! l        l  .l.    ヽ  ヽ       .\\               `' !-、
 iil!|   .|,!     l l    } !        . l  ヽ    .ヽ  .ヽ          ヽ.`、,            `' |-、
. l‘ |    l!      l !    .! .l        ヽ ..l.    ..ヽ  .ヽ.       .\.\             `' \
│ .リ          l.!    ! .!         ヽ ヽ    .ヽ  ゙、        `'、 ゙'、             \
.l  .,!             l|    .! .l            l, .゙、     ヽ  .ヽ        \ \
l゙  .|             [     l !          l. ..l,     ヽ  ヽ         \ \
l  ,!           ′    l │             l  l     ヽ  ヽ            \ .\
!  |                ! │         ヽ  ヽ     .ヽ.  ..ヽ         \ .\

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

【宝具】
  『不射之射』
  ランク:― 種別:対人奥義 レンジ:無し 最大捕捉:1人

 「至為は為す無く、至言は言を去り、至射は射ることなし。」

 名人となり、そして木偶の様な人物になってしまうに至った極地。
 射らずに射る、弓や矢を使わぬ弓術。

 仙術の奥技を弓を引くことだけに注ぎ込んだ、歪な究極。
 彼の目指す天下無双に到達するため全てを捨てて得た最後の業。

 相手を殺す事以外は捨て、何もかもを擲ち放つ。

 殺すのに音は要らず、影は要らず、剛力は要らず、神速は要らない。
 弓は要らず、弦は要らず、矢は要らず、己は要らない。

 全てを捨てた結果、彼は世界から姿を消す。
 傍からそれを観察すると、次の瞬間には敵に穴だけが穿たれている。

 原理は仙人との悟りへの仮定でできた世界への同化。
 悟りを不要と断じ、世界越しに敵を殺す奥義として歪ませ彼は業を得た。

 目的も志しもない天下無双への妄念のみが、彼を世界につないでいる。
 それも無ければ、仙人か木偶にアーチャーは成り果てるだろう。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ≪クラス≫:アヴェンジャー
┣━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━┓
  【真名】:土蜘蛛                 【属性】:混沌・悪
┣━━━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━┻━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━┓
  【筋】:A+       【耐】:B        【敏】:A+       【魔】:B        【運】:D        【宝】:A
┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫
  【特徴】:妖怪
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

                              ,...--。、
                         /::::::::::::::::::`・,

                         ハ::::::::::::::::::::::::::::i
                             ,'::::::::i!:::i:::ト;::i::::::::l
                        l:::::::从t,__ゝ,_l::::::::l

                         ;::::::lzェ、 zェ、!::::::l
                           i:::::::l,  . ,  リ::::::l
                        ,':::::::::ゝ,` ',.ィ'’:::::::',
                            ム:::::::::::|. `". {:::::::::::::l
                        ム:::::::::l'’、 ./ .7=ーz_',
                        ,r'ヽヽ!::::::l,。z==ム::::|:::;:≧ヽ
                         /:`ヽ:〉!:::::|ハ==7:::::::l/イ´:::ヘ
                      ム::ノ:::`v!:::::ト、:::V:::l:::::::l'’::',:::::::::ム
                     ,レ'’:::::/:::|:::::l`ヾY´イ:::::N::::::::',::::::`ヽ、
                  /´ ::::::::イ::::::N:::|ハト、7/!::li|::::::::::::}:::::::::::::ヽ

                 ノ:::::,....、::::';:::::::::`'::マ´⌒i:N.l::::::::::∧:::::::::::::::\

               ,.。・’::::::::::::/::/ム:::::::::::::/7´リl/::::::::::::/:l::::ヘ::::::::::::::::`ー、
             ,ィ=''"’:::::::::::::::::/リ:::::l::',::::::::/:/  .l::::::`ー':::::l:::::::ヘ__::::::::::::::::::`ー-、
         ,.ィ'、:::::::::::::::::::::::::,..・7::::::::::::::::::::::l   マ:::::::::::::::{:::::ム  ヽ::::::::::::::::::::::::::`、_
    t-‐ ー -'-ヽヽ:::::::::::::::::::/  /::::::::::::::::::::::::ム  /::::::::::::::::::::',:::::ム   `・、:::_:::::::{{/ `ー'´≧ニ、_
  ,ィ_ェ≦こ,....、ヽ_:::>’   r::::::::::::::::::::::::::::::::ム ./::::::::::::::::::::::::ム:::::::\.,.・'"´  ヽ ̄ ̄`ー--'’ `ー’
                  {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::v:::::::::::::::::::::::::::::l::::::/      }
                      ';:::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:/,.,:;:;:;:,.     /          ,..・"´7/^ヽ
    _ _           ,'::::/,:::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.   /        ,..・´   ∥   ',
  /  /  ヽ  rf⌒ヽ、    ∧:/、V/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,/  ,.:;:;:;:;:;:;:,.・'"      {{   ,;:ヘ
./  { .i ;:;:;:;:,ヽ {il' ^ ヽ;:ヽ、_ ト、;:;:;`’::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/:;:;:,.,.,.,.,.,;:;:;:;:   ji  ,;:;:;:;ヘ
;:;:;:;:;:;{,.__,{;:;:;:;:;:;:;:Ⅵ     ヽ`ー-、;:;:;:;:;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/;:;::::::;:;:;:;:;:;:;:/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_/ ヽ ;:;:;:;:;:;:;}

;:/!;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:}   ,:;:;:;:;:;\;:;:;:;:;ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::// `´ ヽ;:;:/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_,.・"´

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

  【クラススキル】
  ◆復讐者:A
   人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
   周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。

  ◆忘却補正:E
   人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
   忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる。

  ◆自己回復(魔力):A+
   復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。その内より溢れるエネルギーは強大。
   魔力を毎ターン回復する。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

  【固有スキル】
  ◆変化:A
   大蜘蛛の化生という本性を持つが、現在は女性の姿に化身している。
   他にも巨躯の怪僧、巨大な髑髏にも変化ができる。

  ◆対英雄:C+
   英雄を相手にした際、そのパラメーターをダウンさせる。
   ランクCの場合、相手のパラメーターをすべて1ランク下のものに変換する。
   反英雄には効果が薄く、三つのパラメーターを1ランクダウンさせる。
   また出自が日本の者、特に「天皇」と「源氏」には一時的にダウンさせる量が上がる。

  ◆怨霊:A+++
   アヴェンジャーの正体、それらの総体として存在しているため倒すには総てを消滅させ続けなければならない。
   一つに統合していけばいくほど強度は上がるが、消滅から復活するだけの力は相対的に失われ続ける。

  ◆怪異:B
   魔性を現すスキル。単独行動、怪力、反骨の相、魔力放出等との混合スキル。
   倒されるべき人の業、滅びるべきものの証左。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫


                             ___
                             〃⌒\         }',          ノ{
                             i{   ⌒ヽ     } ,           / ノ
                            八   ノ{ /(     }  ',      / /
                                  \{ V ハ   /{ ,   ,    /⌒__7
                 _}\__<\__   _____ ⌒ヽ⌒,  ' V   |  〃  /^{
                   ノ⌒`)_}    ⌒``ヽ、 7     ', ',/   |     |  ノ}__/{  }
             ^ー=彡   }厶ィア7ァミ __∨     i} {\/⌒ヽ、丶` i}ハ L ノ
          /    _ ィア  /⌒ ゙ ) }(__ ノ    /i} {   、丶` _/   ' ノ   ノ}
          i{    ∠(⌒   /      ) }八l≧=/ニ } {__/}L./(__/′} / ′ 厂ヽ
         八  (_   /   _    ) }  〉v,〈/l ア} {⌒V/  / ノ ノ/ /  ∧ √ r┘
             ̄ ̄ _/  / }}7  ) } 辷=-{ /8 } { /(  イ)) V {/ ィ しヘ/  }
                  )\_/   ]^ v/込__  イV__ソLノ八_ ブ⌒>⌒V 人(⌒ ',7
               シ ノ^     ] /  ⌒ ̄  に ̄_ノ /√ Vア(__ ノ _ / ⌒} V
                 { (_     / /`` ̄ ̄``> )フ >`  √ }ク⌒ア⌒)  ィ {  〉
                 ⌒    / /`` ̄ >   、丶`   √ ノハソイ /⌒∠!  v/{
                        / /  >   、丶`(       {L ((ノ⌒ ア⌒アhフ]__ノ {
                   / / / 、丶`  /        ]⌒``ヽ/⌒7Lノ/<}⌒\ノ
                        }/ / /  ノ /        }( )\ノ   /⌒イ〉7   /
                      / / / /⌒        ノ\_{  イ__/ V √⌒7
                      〈/   /           /( /⌒  V    √⌒7
                   /   /             / /            {⌒ 7
                 /  /               {/            人 ノ\
               /⌒X                         / _  }

              / /⌒`                         //⌒  V
             / /                         (し'/
           ノ /                            ⌒
            L/


┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

【宝具】
  『土蜘蛛草子』
  ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:10~40 最大捕捉:30人

  アヴェンジャーの正体であり、蔑まれ刻まれた名。
  大蜘蛛に戻し、虐げられた恨みを晴らすための大怪異になる。

  天皇に恭順しなかったゆえに虐げられ、討ち果たされた者達の怨霊。
  その集合体が怪異となり、アヴェンジャーとなった。

  この宝具は大蜘蛛の形態になった時にしか使えず、そして他者の陣地などでは使えない。
  その場所の霊脈の流れなどをアヴェンジャーに集中させ、周囲に大量の怨念をまき散らす。
  念のすさまじさはその霊脈に異常をきたす程であり、解放毎に霊脈を怨念で染め上げていく。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫


スキルボシュ―

基本的にこの括弧にスキル名を書き→例:【悪運】
家系・魔力・幸運・属性などの条件を書きます→例:幸運『5』以上で魔力『5』以下


以下テンプレ、sage saga推称

【スキル名】
ステータス(複数可)『数字(複数可)』
効果の欄

【降臨者・端末】
魔力『7以上』属性『混沌か悪を含む』
フォーリナー・デバイス
精神や肉体の一部が外宇宙の神秘と繋がっている者
いかなる神性存在と接続しているか安価しその強さを判定する
神性、精神汚染、狂化を持つサーヴァントとの戦闘の際補正を得る

【獣宿し】
肉体『8以上』で家系『5以上』
その身体に魔獣を宿す魔術師の一族
魔力の値にによって以下の獣を宿す
1~3、『餓狼』索敵+2、戦闘補正+1
4~6、『王虎』耐久増、補正+1
7~9、『獅子』追加+2、補正+1
0、『雷獣』宝具ダメージにプラス補正、補正+2

支援投下


【義肢】
肉体『7』以上
取得時体のどの部位を義肢にするか選択。
家系9~5『礼装義体』戦闘補正+2、戦闘終了時破損判定
家系4~1『機工機体』戦闘追加+2、相手ぞろ目で喪失

【音撃戦士】
肉体『8』以上で属性『4』以上
鍛え上げ自身の体を鬼の域にまで昇華させた末に手に入れる退魔の戦士。
耐久増、邪悪な存在に対し戦闘補正+2

【幾ばくも無い命】
幸運『3』以下
吹けば飛ぶ命を背負い辛うじて生きている身。
サーヴァント契約によって回路が全開のため、戦争中魔力消費には陥らない。
二日ごとに生存判定、戦闘補正+3、三日ごとに補正-1

第二魔法・片鱗
魔翌力「8」,家系「8」以上
並行世界における自身の能力を限定的に行使する事が可能。
戦闘時、コンマ一桁が5以上なら二桁と一桁の高い方を参照する
抑止の後援
家系「3」以下、幸運「7」以上
召喚の際高格のサーヴァントを召喚しやすくなり、連続状況判定に+2されるが他陣営の戦闘対象に選ばれる可能性が高くなる

超高校級の○○
家系「6」以上
貴方はとある一芸において周囲から期待されている。
このスキルを取得した時点で、貴方は本編で高校生であることが確定する。
その才能が絡む安価について+3の補正を得る。

幻想殺し
幸運「3」以下
貴方は不幸な人間だ。しかしその不運は時として他人へと伝播するだろう。
デメリット:敵からの発見確率+2
メリット:自分以外のマスターのスキルをランダムで1つ無効にする

ガッツ
属性が「中立」、「中庸」以外
ド根性つまりただのやせ我慢である。
即死級のダメージを受けた際に1/2の確率で判定を行い、HPを1残し戦闘続行か逃亡を選択することができる。

デミサーヴァント
家系が「8」以上
貴方は幸か不幸かサーヴァントと憑依融合した存在。
属性が同じサーヴァントのみと融合可能。
融合判定を行い、性格のみ、←+スキル使用可能、←+宝具使用可能とどのくらい影響があるか決める。
既存のサーヴァントならばランダムで決め、オリ鯖なら新たに作成するのも面白いかもしれない。

神を宿す肉体
肉体または魔翌力が「7」以上
貴方は幸か不幸か神霊の依り代に選ばれた。
融合判定を行い、性格のみ、←+スキル使用可能、←+宝具使用可能とどのくらい影響があるか決める。
既存のサーヴァントならばランダムで決め、オリ鯖なら新たに作成するのも面白いかもしれない。
例)イシュタル、パールヴァティー

ドラゴンナイト
肉体「7」以上、属性が「悪」
貴方は竜を駆る騎士
戦闘時はドラゴンに騎乗して戦い、+2の補正を得る。
竜属性のサーヴァントを召喚しやすくなる。

リベンジャー
貴方は敗北してしまった。しかしその悔しさが力となるだろう。
残機減少無しで敗北した場合、再戦時に+1の補正
残機減少して敗北した場合、+2の補正を得る。さらに敗北すれば+3、+4と残機の続く限り上がり続ける。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom