※モバマスSS
複数P世界、安価スレ
連取・連投・エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
経営用語注意
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1450181039
鈴帆「真剣に付き合とーよ」
鈴帆「真剣に付き合っとーよ」 - SSまとめ速報
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美世「付き合いを例えるなら」
美世「付き合いを例えるなら」 - SSまとめ速報
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響子「あなたが付き合うために」
響子「あなたが付き合うために」 - SSまとめ速報
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卯月「普通に付き合うってこうですか?」
卯月「普通に付き合うってこうですか?」 - SSまとめ速報
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友紀「付き合うって言うか面倒を見てもらうって言うか…」
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蓮実「スコールのようなお付き合い」
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の続きです
強気の114作目
つかさ社長のSS増えないかな…(切実)
つかさの会社 社長室
つかさ「はい、報告ご苦労さん。やっぱお前にB to Bは任せておいて正解だったわ。」prrrr…
つかさ「済まん、ちょっと待ってろ。はい、もしもし。」ピッ
つかさ「…LOIまとまった?で、幾らで合意した?……マジ?企業価値に対して安すぎんだろ?……ああ、なるほどね。このままだといずれ経営破綻してだろうから、こっちに対して強気になれなかったわけか、ダッセー。」
つかさ「そっちの社長さんに言っといてやれ。確かに今は外国の製品に押されて落ち目かもしんねえけど、それは一時的なもんだからってな。」
つかさ「アタシがそこをM&Aしようと思ったのは、そこの技術がこれからのKFSになると思ったからなんで。いわゆる町工場の技術ってヤツ?アタシさ、マヂでクールだって思うんだよね。」
つかさ「だってスゲェじゃん。一つ一つ手作りしてんだぞ?確かにコストは高くつくよ。で、それが何なん?似たような大量生産品しか作れねえ会社とかRBV低すぎっしょ。」
つかさ「どこにも真似できねえ技術持ってるわけじゃん。あー、マヂいい買い物したわ。あんか、ついでにもう一つ頼んでおきたい事あんのよ。」
つかさ「……話聞く前に返事していいのか、オイ。……ふふっ、そりゃどうも。じゃあさ、PMIもお前に任せるから。できるな?」
つかさ「……ん、任せたぜ。」ピッ
つかさ「待たせたな。あちらさんがうちの商品を使ってくれんなら……何、納入する商品数を2倍にしてくれって?」
つかさ「……お前有能すぎ、天才かよ。2倍は美味いな、ライン増やせばいけるか……よし、臨時のボーナスには期待に胸を膨らませてろ。奮発してやるよ。」
つかさ「じゃ、また後でな。」ピッ
つかさ「ふぅ……」prrrr…
つかさ「はい、もしもし。」ピッ
つかさ「ああ、アンタか。用件は単刀直入で頼むわ、アタシ忙しいんで。」
つかさ「……ホワイトナイト引き受けりゃいいんだな。…何驚いてんの?ビジネスパートナー…ましてや付き合いの長い相手が困ってたら助ける。これ人として当然じゃね?」
つかさ「……いや、礼とか要らないんで。あっ、その代わりにラインの一部貸してくんね?……サンキュ、助かるわ。今からうちの経理を何人か行かせるから受付のお嬢さんたちによろしく言っといてくれな。」
つかさ「じゃ、今度一緒にまた飯でも食いに行こうぜ。じゃあな。」ピッ
つかさ「こんな3回り以上下の小娘相手に頭下げられるとか、やっぱあそこの社長は本物だわ。」
つかさ「まだまだ教わりてえ事があるからな、首すげ替えられちゃ困んのよ。」prrrr…
つかさ「はい、もしもし。…子供が熱出した?休んで看病しろ、これ社長命令な。」
つかさ「いや、謝る必要とかどう考えてもないっしょ。仕事と子供、どっちが大事か考えてみ?うちには仕事を代わりに穴埋めてくれる奴はあるけど、子供の看病を代わりにできる奴なんていねえよ?」
つかさ「どうせならお前にしか出来ねえ事やれよ、そっちの方がカッケェじゃん。」
つかさ「首にねぎを巻いて暖かくしておいてやれ、以上。」
つかさ「………」
つかさ「そんな…一生ついていくとか大袈裟だな、オイ。アタシは社長として当然の事してるだけっしょ。」
つかさ「……じゃ、未来の顧客によろしくな。」ピッ
つかさ「ふぅ……偉いさんまで走り回らんといかんから師走だとはよく言ったもんだ。考えたヤツ、センスあるよ。」
つかさ「>>9」
まあ、これも年始年末Pにいちゃんと過ごせると思えば苦にはならないがな
つかさ「まあ、これも年始年末P兄ちゃんと過ごせると思えば苦にはならないけどな。」
つかさ「今年はたくさん頑張ったから……P兄ちゃん、たくさん褒めてくれるかな……えへへ…」
つかさ「頭を撫でてくれたりして……それで……それで………」
つかさ「……」←妄想中
つかさ「……!」///バンバンバンバン!
つかさ「えへ…えへへへへ………」///
つかさ「早く会いたいなぁ……P兄ちゃん…それから、拓海や亜季さんたちにも……Q兄ちゃんも帰ってきたらしいし……」
Pとのツーショット写真「……」
つかさ「もうすぐ会いに行くからね……お兄……」
コンコン!
つかさ「ひゃわっ?!」ビクッ!
「………あの…」
つかさ「な、な、何でもねえし!つか、用事あんならさっさと入れ!」///
秘書「は、はぁ…では失礼させていただきます。(すごく可愛い声が聞こえた……)」ガチャ バタン
つかさ(変な声出たけど…聞かれてないよな…?)
秘書「社長、突然のご用件で申し訳……」
つかさ「き、聞いた…?」
秘書「……えっと…」
つかさ「聞いて…ないよね…?」
秘書「(あっ……)すみませんが、何の事でしょうか?」
つかさ「い、いや、聞いてないならいいから!気にすんな……な?(はぁ……よかったぁ…)」
秘書(かわいい…)
つかさ「……何だよ?」
秘書「い、いえ!何でもありません!」
つかさ「…あ、そ。ならいいわ。んでさ、アタシに用事があるから来たんだろ?」
秘書「……あっ、はい!あの…社長にお電話がかかってきておりまして…」
つかさ「電話…?誰から?」
秘書「それが……その……」
つかさ「やけに歯切れ悪いな。誰からなんだよ?」
秘書「そ、その……櫻井家の方からのお電話です…」
つかさ「ほーん、櫻井家からね。はいはい。」
秘書「………」
つかさ「………ま、マヂ…?」
秘書「マヂです…」
つかさ「櫻井って……あの櫻井…?」
秘書「あの櫻井です…」
つかさ「>>16」
うわ…マジか……アタシなにかやらかしたかな……大丈夫だよな……?(涙目)
つかさ「うわ…マヂか……アタシ何かやらかしたかな……大丈夫だよな……?」ウルウル…
秘書「……」
つかさ「な、何か言えよぉ……!」
ウルウル…
秘書「その……社長にお電話を繋ぐように…としか仰られておりませんので……何とも…」
つかさ「アタシ……死ぬのかな…?」
ウルウル…
秘書「えっ…?」
つかさ「だって……櫻井家だよ…?アタシみたいな一経営者ごときに……そんな……櫻井家が…電話をかけてくるなんて……」ウルウル…
秘書(しまった…!)タタッ
つかさ「うっ……ぐすっ……きっと……アタシ……」ジワァ
秘書「大丈夫、大丈夫ですから!」
ナデナデ
つかさ「絶対大丈夫じゃ……あっ……」フラッ……
秘書「社長?!」ガシッ!
つかさ「ヤバい……腰抜けた……立てない……」
秘書「社長!しっかりしてください、社長!」
つかさ「ぐすっ……秘書ちゃぁん……」ウルウル…
秘書(かわいい……じゃなかった!どうしよう…社長が大変気弱になられている……)
つかさ「ぐすっ……」ウルウル…
秘書(仕方のない事か……櫻井家と言えば、3大財閥の中でも政財界を司る…実質的な日本の支配者とも呼ばれる存在……俺も……震えが止まらない……いったい……どうし…)
つかさ「どうしよう……」ウルウル…
秘書(あ……)
つかさ「秘書ちゃん……アタシ……どうしたらいいのかな…?」ウルウル…
秘書「………」
あれ?秘書ちゃん男だっけ?
>>20それ思った。
秘書(俺が震えていたら…誰が社長を支えるんだ…?……しっかりしろ!社長を支えてこその秘書じゃないか…!)
ギュッ…
つかさ「……!」
秘書「大丈夫です、社長。俺が付いてます。P様に比べたら大分頼りないとは
思いますが……それでも俺がいます!」
つかさ「……」
秘書「根拠は示せませんが……大丈夫です。だから落ち着いて…泣かないでください…悲観するにはまだ早すぎます。」
つかさ「秘書ちゃん……」
秘書「>>24」
↑+それより秘書ちゃんってオレっ娘だっけ?
女だと思ってた もしかしたら秘書いっぱいいるのかも
安価ならいつも通りの社長で真っ向からぶちあたってやりましょう
>>20、>>21、>>25
秘書ちゃんが男の名前で何が悪い(ボコー
もとい、紛らわしくて申し訳ありませんが秘書ちゃんは男性です
小さい頃のつかさは、男子もちゃん付けで呼ぶ子だったのです
秘書「いつも通りの社長で真っ向からぶちあたってやりましょう!」
つかさ「いつも通りの……アタシ……」
秘書「俺は社長の仕事のお手伝いをやらせていただいて参りました。社長はどの様な仕事であれ、ご立派にこなされました。だから……大丈夫です。」
つかさ「……」
秘書「いつも通りにやれば、3大財閥とだって対等に渡り合えます!俺の知っている社長は…そんな人です。」
つかさ「………」
秘書「………」
つかさ「手……」
秘書「あっ!も、申し訳ございません!」パッ!
つかさ(秘書ちゃんの手……温かかった…)
秘書(無意識のうちに……ああ…俺は何てことを…!)///
つかさ(気持ちが落ち着いた……まるで、P兄ちゃんにギュッってされた時みたいに……)
秘書「あ、あのっ…!」///
つかさ「……電話、貸して。」
秘書「……」
つかさ「時は金なり…どんな時間だって二度とは帰ってこないわけ。分かる?分かったら早く電話を貸せ。」
秘書「(いつもの社長だ…!)はい…!」
スッ
つかさ「ん。」パシ
秘書「待機状態にしてありますので、通話ボタンを押してお話しください。」
つかさ「おう。……秘書。」
秘書「何でしょうか?」
つかさ「……ありがとな。」
秘書「…!」
つかさ「すぅ……はぁ……さて、と。」ピッ
つかさ「はい、もしもし。」
桃華「お忙しい中の突然のお電話、大変失礼致します。あなたが桐生つかささん、でよろしいのでしょうか?」
つかさ「(子どもの声…?)そ、そうだが…」
桃華「わたくしは櫻井家第35代目当主、櫻井桃華と申します。」
つかさ「えっ……(と、当主……?!ってことはこの電話の向こうの子どもが……)」
桃華「あら、当主がわたくしの様な子どもなのが意外でしたか?うふふ、『薔薇園の女王』の正体に驚かれまして?」
つかさ「……べ、べ、べ、別に…!あ、アタシだってまだ子どもだし……じ、実力は年齢とは比例……しねえし……!」
桃華「>>31」
Pちゃまと最初にあった時も同じことを言ってましたわ。さすがわ従兄弟ですね、
桃華「Pちゃまも最初にお会いした時にわたくしに同じことを言われました。さすがは兄妹ですわね。」
つかさ「Pに……ゴホン…ぴ、Pとは…知り合いなのか…?」
桃華「Pちゃまとはお友達をさせてもらっておりますの。桐生さんの事もPちゃまが教えてくださいましたの。」
つかさ(Pのヤツ……どんだけ人脈が広いんだよ……)
桃華「桐生さん、今夜はお暇でしょうか?」
つかさ「お、おう…!暇…だけど……?」
桃華「そうですか…もしお忙しい様でしたら、機会を改めさせていただこうと考えていたのですが…安心しました。」
つかさ「……」チラッ
秘書「……」コクッ
つかさ「…そ、それって…アタシにわざわざ電話をかけてきたのと関係があったりすんの…?」
桃華「はい。そのためにお電話をさせていただきましたの。もしよろしければですが…今夜、わたくしとお夕食などいかがでしょうか?」
つかさ「……ゆ、夕食?」
桃華「良いレストランを知っておりますの♪」
夜 超高級レストラン エントランス
つかさ(このレストラン…名前だけは聞いたことがあった…国家元首クラスの人間だけが利用できる…所在地は極秘のレストラン……こんなところにあったのか…)
つかさ(もしアタシがここに足を踏み入れられるんだとしたら…もっとずっと後のことだと思ってた……)
つかさ(さすがに秘書ちゃんと一緒は無理だったか……秘書ちゃんは一般人だからな…いや、ここを利用するような人間から見たら…アタシも一介の一般人か。)
つかさ(アタシ……1人か……)
黒服「桐生つかさ様でございますね?」
つかさ「?!」ビクッ!
黒服「お待ちしておりました。」
つかさ「お、おう…(気配が一切…感じられなかった……強い…)」
黒服「櫻井様方は奥の方でお待ちになられております。直ぐにご案内させていただきたいところなのですが……」
つかさ「ボディチェックだろ?」
黒服「誠に申し訳ございません。決してお疑いするわけではないのですが、一応初めてのお客様に対しては規則となっておりまして。」
つかさ「セキュリティ的に正しい規則っしょ。ボディチェックなら多少は慣れてる。さあ、さっさと……」
桃華P「その必要はない。」ツカツカツカツカ…
黒服「桃華P様…」
桃華P「桃華お嬢様が自ら招かれた客人、況して…あの男の親族を疑う理由など露ほどもありはしない。」
つかさちゃんってPの親の養子?
過去回想で「知り合いの子を預かるだけ」って言ってたけど
つかさ(何だ…コイツは……帯刀してるし…騎士…?一つだけ分かんのは……強さの底が知れねえ……)
桃華P「責任は全て我が取る。退け。」
黒服「……畏まりました。桐生様、ボディチェックは免除とさせていただきます。」
つかさ「お、おう……」
桃華P「ふむ…貴公があの男の義妹か……我は桃華P、桃華お嬢様の騎士だ。」
つかさ「…き、桐生つかさだ。(こいつが櫻井家当主の護衛か…なるほど…)」
桃華P「>>40」
↑
安価把握
>>37
養子です
オブラートに包んだ形になります
お休みなさい
って事はつかさちゃんの親ってすでに……?
そういえば赤いおじさんは消えたの?
つかさちゃんなら、たとえ国家レベルの圧力かけられるの、わかってても、理不尽な要求には絶対、従ったりはしないだろうと思うわ
つかさちゃん過去話で親のこと触れてたっけ
見直してこよう
桃華P「(眼があの男と似ているな、内に秘めた強い意志が見て取れる。)…貴公は良い眼をしているな。」
つかさ「眼…?」
桃華P「信念を持つ強き者の眼だ。問おう、貴公の信念とは何だ?」
つかさ「…それは答えんと通してくれねえタイプの質問なん?(いつも通りの…アタシ。)」
桃華P「いや、只の我の純然たる興味による質問だ。答えたくなくば答えなくともよい。」
つかさ「あっ、そ。つまりアタシは、お前に個人的に興味を持ってもらえたって事だな。」
桃華P「そうだ。」
つかさ「よし、まずはファーストステップをクリアだわ。」
桃華P「…どの様な意味だ?」
つかさ「部下にも興味を持ってもらえん様な人間が、その上司から興味を持ってもらえるわけがないっしょ。」
桃華P「ほう…」
つかさ「とにかくさ、最初は興味を引くところから入らんと始まらんのよ。アタシはお前の記憶にも残らねえような、当主サマのご機嫌伺いだけに来た有象無象になるつもりはないんで。」
桃華P「……」
つかさ「いいよ、アタシの信念ぐらい教えてやるよ。別に教えても減らねえし。『何があっても自分を曲げねえ、自分が正しいと思った事をする。』これがアタシのポリシーだ。」
桃華P「桃華お嬢様に対しても其の信念を貫くつもりか?」
つかさ「相手次第で態度を変えんの、これ二流ね。もち目上にも敬意を払わねえとか言う意味じゃなくてな。お嬢様がどれだけ偉い人間かは知ってるよ、でもよ、辛辣な事も言った方がいいと思ったらガンガン言うから。」
桃華P「もし桃華お嬢様の機嫌を損ねたら…などとは考えぬのか?」
つかさ「お前の主君はそんなに器の小せえ人間なん、違うだろ?」
桃華P「言うではないか。」
つかさ「言うよ。言いたいことも言えねえのは、話すって言わねえと思うし。」
桃華P「………」
つかさ「アタシの態度が癇に障ったんなら今すぐにでも叩き出せよ。それならそれで構わねえし。(ヤベ……さ、さすがに言いすぎたかな……で、でも…Pなら……こんな時に物怖じしたりなんかしない…!)
桃華P「………」
つかさ「……」
桃華P「…貴公は敬意を持って接すべき人物のようだ。桃華お嬢様の下へ案内しよう。」
つかさ「>>52」
そいつはどうも
つかさ「そいつはどうも。」
桃華P「…我に着いて来るがよい。」
クルッ
つかさ「背中見せんだな。」
桃華P「貴公に対する信頼の証と捉えてもらいたい。」
つかさ「今のやり取りで、アタシを完全に信用してくれたと思ってもいいんだな?」
桃華P「少なくとも我は貴公を信頼しよう。恐らく、桃華お嬢様も直ぐに貴公を信頼なさるだろう。」
つかさ「普通は信頼を完全に勝ち得んのって一番手間のかかるとこなんだがな。」
桃華P「我が其れだけ貴公の信念に敬意を抱いたと言う事だ。…桃華お嬢様に対しても我に対するのと同様に接して欲しい。」
つかさ「最初からそう言ってんじゃん。」
桃華P「…礼を言う。」
つかさ「………」
桃華P「我の後を着いて来るがよい。」
ツカツカツカツカ…
つかさ「ん。」 ツカツカツカツカ…
〜〜〜
桃華P「……」ツカツカツカツカ…
つかさ「………」ツカツカツカツカ…
桃華P「………」ツカツカツカツカ…
つかさ(いつ着くんだこれ…もう5分は歩いてんぞ…店内広すぎだろ…)ツカツカツカツカ…
桃華P「慣れぬか?」ツカツカツカツカ…
つかさ「これだけのはな。」ツカツカツカツカ…
桃華P「そうか。」ツカツカツカツカ…
つかさ「いつもこんなだだっ広いとこ使っとんの?」ツカツカツカツカ…
桃華P「いや、通常はほぼ利用なされない。桃華お嬢様は御普段は外出される事すら叶わぬのだ。」ツカツカツカツカ…
つかさ「色々と忙しくてってか?」ツカツカツカツカ…
桃華P「其れもある。」ツカツカツカツカ…
つかさ「他は警護的な意味だとかそう言う意味か。」ツカツカツカツカ…
桃華P「ああ…桃華お嬢様は御身の大切さを理解されている。その為に外出は極力控えられているのだ。」ツカツカツカツカ…
つかさ「>>59」
同じ歳の時何やってたかな〜
つかさ「アタシは同じ歳の時何やってたかなー。当主サマって幾つなん?」
ツカツカツカツカ…
桃華P「御歳12になられた。」
ツカツカツカツカ…
つかさ「12か。その頃っつったら、アタシは学校行ったり、外で遊んだり、経営の勉強したりしてたな。」
ツカツカツカツカ…
桃華P「……っ…」ツカツカツカツカ…
つかさ「子どもは外出た方がいいよ。一般論だけど、アタシ的に正解だと思ってる。アタシは外に出る事で得るもん得たから。」ツカツカツカツカ…
桃華P「我とて叶うならば…」ツカツカツカツカ…
つかさ「何の為にお前は居んの?」
ツカツカツカツカ…
桃華P「……桃華お嬢様の剣となり、盾となる為だ。」ツカツカツカツカ…
つかさ「ならそうすりゃいいじゃん。外出させたけりゃ外出させろよ。何が起ころうとお前が守ればいいだけだろ、アタシ間違ってる?」 ツカツカツカツカ…
桃華P「………」ツカツカツカツカ…
つかさ「(……今ので分かった。当主サマが外出できない原因はコイツじゃねえわ。だとしたら…)…で、まだなん?」ツカツカツカツカ…
桃華P「…間も無くだ。見えてきたな。」ツカツカツカツカ…
つかさ「ああ、あの一際目立つ部屋か?」ツカツカツカツカ…
桃華P「そうだ。」ツカツカツカツカ…
〜〜〜
桃華P「……」コンコン
「はい。」
桃華P「客人をお連れしました。」
つかさ(いよいよご対面か……)
「…この扉の向こうに桐生さんがおられるのですね。…どうぞお入りくださいまし。」
桃華P「……」チラッ
つかさ「……邪魔するぞ。」スゥッ…
つかさ「…っ?!(な、何だ…この圧は……?!)」
「あの…?」
つかさ(扉が…これ以上開けられねえ……間違いねえ…中にいるのは……櫻井家の当主だ…こんな圧が出せる人間がいるのかよ…?)
桃華P「………」
つかさ「……っ…(偉いさんなら数を見てきたから分かる……格が…いや…次元が違う……)
桃華P「>>65」
↑今ならまだ引き返すことはできるぞ?
桃華P「どうした?怖気付いたか?」
つかさ(ああ…完全にブルッちまってるよ…正直…ここまでとは思ってなかったわ。)
桃華P「…今ならまだ引き返すことはできるぞ?」
つかさ「(でもよ……)引き返せってか?そっちから呼んどいてその言い方はないっしょ。」
桃華P「これでもまだ桃華お嬢様の片鱗にしか過ぎぬ。それでもか?」
つかさ「…誰に向かってもの言っとんの?(アタシの人生に逃げはねえ。)」
つかさ「アタシは桐生つかさだぞ?すぅ…はぁ…すぅ…はぁ……。」
桃華P「……」
つかさ「はあっ!」サッ!ピシャッ!!
桃華「…!」
つかさ「はぁ…はぁ……お前が御当主サマか…?」
桃華「は、はい……(圧に当ててしまったのかと思ったのですが……)」
つかさ「悪いけど…こっちは仕事終わりで疲れてんのよ…とりあえずさ…座らせてもらっていい?」
桃華P(桃華お嬢様の圧に耐えるか……)
桃華「そちらの席にどうぞ……」
つかさ「じゃ、遠慮なく。」
ツカツカツカツカ ドカッ
桃華「……」
つかさ「ん?お嬢様はギャル見んの初めてか?アタシを珍しいものでも見るような目で見て。」
桃華「い、いえ……その…桐生さんは…ご平気…でしたの…?」
つかさ「何が?」
桃華「……」
つかさ(本当の事を言うなら全っ然平気じゃねえよ……はぁ…足腰が立たねえ……)
桃華「桐生さんは…わたくしを見てくださいますの…?」
つかさ「話すときは人の目を見る。ビジネスの基礎中の基礎ね。(本人の様子を見るに…普通にしてるだけでこの圧って事だろ…?本気になったら…どれだけの物なんだよ…?)」
桃華(この方も…わたくしを見てくださる……わたくしを…櫻井桃華を……)
つかさ(謁見できる人間さえ数が限られているわけだ……だから、こいつはこんなに寂しそうな目をしてんのか…)
桃華「桐生さん……あなたは……」
つかさ「>>71」
……正直に言うとな、今まだかなりびびってるわけよ。あんな圧は初めてだったしな。ただ、いちいち圧に負けてたんじゃ社長としてはもちろん、アタシに会いたくてアタシを呼んでくれた御当主さまにも申し訳ないしな。
つかさ「P兄ちゃんの妹の桐生つかさだ。」
桃華「あっ……ぴ、Pちゃまのお友達をさせていただいております櫻井桃華ですわ…」
つかさ「よろしくな。」
桃華「こちらこそよろしくお願いしますわ…」
つかさ「ん。」スッ
桃華「…?」
つかさ「握手知らんの?」
桃華「あっ…」スッ…
つかさ「綺麗な手してんな。」ギュッ
桃華「ありがとうございます……メイドが毎日手入れをしてくれていますので…」
つかさ「へぇ、だとしたらお前のとこのメイド一流だわ。手を見たらな、女がどう扱われてるか分かんの。お前は大切にされてんだな。」
桃華「はい、皆わたくしによく尽くしてくれていますの。わたくしには過ぎたメイドたちですわ。」
つかさ「優秀な上司の下には優秀な部下が集まんの。お前が尽くしたくなるような主人だから、メイドたちはお前に尽くしてくれんだろ。」
桃華「わたくしは……」
つかさ「それからお前さ、最近料理の練習してるっしょ?」
桃華「そうですが…何故それを…?」
つかさ「絆創膏。」
桃華「あっ…!」
つかさ「包丁を使うときは猫の手だぜ、お嬢様。ったく…何だよ、可愛いところあるんじゃねえの。こう言うの見せられるとさ、人って好感抱かされちまうのよ。」
桃華「え、えっと……」
つかさ「ん、何?」
桃華「桐生さんは…」
つかさ「つかさでいい。その代わりアタシもお前を桃華って呼ぶわ。……さっきそこの騎士サマに、出来る限り普通に接してくれって頼まれたんだわ。」
桃華「!」
桃華P「……」
つかさ「お前さ、誰も彼もが無条件にお前を女王様みたいに扱うと思ってたん?そう思ってたんならアタシみたいなのもいる事を覚えとけ。まったく、頼まれるまでもねえっつうの。」
桃華「>>78」
↑
安価把握
一時中断します
キュー斗六聖拳ありなら、クールやパッションも、あるのかな?強さ的には、清良さんや、クラリスさん、愛海ちゃんあたりが入ると予想したが、はずれたわ。
そら元斗皇拳金色の亜里沙とか?
①智絵里は天使
②天使は人外
③よって智絵里は人外 なのです
SSでぐらいは……
再開します
桃華「ですが……肉体と精神を鍛え抜いた専属メイドや、桃華Pちゃまとは違う貴女が、キュー斗六聖拳最後の将たるわたくしの『圧』を長時間浴びては……」
つかさ「あんさ、社長を甘く見てもらっちゃ困るんだけど。何、アタシはそんなにヤワに見える?」
桃華「そう言うわけではありませんわ…その…!」
つかさ「アタシはアタシのやり方を曲げねえし、誰からも曲げられるつもりはねえ。アタシはお前と食事がしたい、お前もそのつもりで呼んだんじゃねえの?」
桃華「それは……」
つかさ「忙しい中わざわざ来てやったんだ。その分食事を楽しませてもらうまで帰るつもりねえし。投資に対して利益を求めるのは当然っしょ。」
(つまりちえりはふt……両性具有?)
桃華「わたくしは……」
つかさ「大体さ、アタシがそんなヤワだったらそこのソイツがそもそも止めてるとか言う発想に辿り着かんの?」
桃華「…!」クルッ
桃華P「畏れながら、我の見立てでは此の者は桃華お嬢様の圧に耐え得る力量の持ち主かと。」
つかさ「だとよ。」
桃華「……本当……ですの…?」
桃華P「はっ!」
桃華「………」
つかさ(多少齧ってたのがここで役立つとはな。ま、社長たる者、自分の身ぐらい自分で守れなきゃな。)
桃華「………」
つかさ「(多少齧ってたからこそ、こいつの『圧』が分かっちまうんだがな。)つかさ、お前は結局何がしたいの?」
桃華「つかささんと…食事をご一緒に……」
つかさ「発言は、口を開いてハッキリ。相手に自分の言いたい事を伝えるには、まず相手に自分の発言を聞かせる。これ、最低条件ね。」
桃華「……つかささんと……いえ、つかささん、どうかわたくしと…お夕食を一緒にしていただけませんか?」
つかさ「はい、オーケー。今から食事会な。…ったくよ、やりゃ出来んじゃん。」
桃華「……つかささん。」
つかさ「今度は何?」
桃華「ありがとうございます。」
フカブカ…
つかさ「……別に。」
桃華「わたくしもまだまだですわね…本当に教わる事ばかりですわ。桃華Pちゃま、ご苦労様でした。お掛けなさい。」
桃華P「はっ。」ストッ
桃華「ふぅ…仕切り直させていただいてもよろしいでしょうか?」
つかさ「お、おう…(雰囲気が…変わった…?」
桃華「ありがとうございます。では、改めて名乗り直させていただきますわ。わたくしは櫻井家第35代目当主、櫻井桃華と申します。貴女を……わたくしと『対等』な方とお認めしますわ。」
つかさ「っ?!」ザワッ…
桃華「うふふ…どうかされまして?」
つかさ「さっきまでは……かなり抑えててくれたんだな……?」
桃華P「言ったであろう。片鱗に過ぎぬ、と。」
桃華「Pちゃまからお聞きしていた通りですわ。うふふ…最後までお付き合いしてくださいますわよね?」
つかさ「>>95」
まあ、これぐらいならなんとかなるな
当然。あたしも遊びで来てるんじゃないし
>>85
拳法使いだけが強キャラではないのです
>>86
「今日はアリサ様のウサコが泣いていない!」……よし、採用させていただきます
つかさ「当然。アタシも遊びで来てるんじゃねえし。」
桃華「うふふ…そう気張らないでくださいまし。気張られていては……最後まで持ちませんよ?」
つかさ「……っ!」
桃華「冗談ですわ。うふふ……♪」
つかさ「……やってくれんじゃん。」
桃華「ありがとうございます。褒め言葉ですわ。」
つかさ「ふっ…」
桃華P(…引き合わせて正解だったようだな。)
桃華「貴女とは楽しくお話ができそうですわ。共通の話題もあることですしね♪」
つかさ「アタシもお前とは楽しく話せそうだ。実りのある会話を期待させてもらうぞ?」
桃華「お客様に退屈はさせませんわ。それが櫻井の流儀ですの。」
つかさ「そ。言っておくが……」
桃華「どれだけのものを引き出せるかはつかささん次第……ですわよ?うふふ…♪」
つかさ「……ふふっ、お見通しってわけか。」
桃華「さあ、何の事でしょうか♪」
>>89
アプサラス的な存在です
つかさ「お前のことはどう扱えばいいん?」
桃華P「我は……」
桃華「せっかくですし、今夜は桃華Pちゃまも会話に参加してくださいまし。その方が…きっと楽しいですわ♪」
桃華P「…お望みとあらば。」
つかさ「分かった。数に入れて話すわ。さ、始めようじゃねえの。楽しい夕食会を、よ。」
桃華「はい、始めましょう。うふふふふ……♪」
〜〜〜
桃華「ご趣味は異業種交流とホットヨガ、ぬか床の世話と伺っておりますが?」
つかさ「そうだけど、桃華も興味あんの?」
桃華「はい、わたくしにはどれもあまり馴染みが無いものなので。どの様な物なのかお伺いしたいのです。」
つかさ「へぇ…お嬢様がホットヨガやぬか床の世話にまで興味を示してくれるとはね。」
桃華「うふふ…こう見えて好奇心は強い方ですの♪」
つかさ「ハングリー精神旺盛だね。いいね、好きだよ、アタシはそう言うヤツ。」
桃華「>>101」
ウサコはめて喋る先生のプロデューサー、パペマペの黒子やパペティアードーパント、ナゾナゾ博士みたいなイメージがする。
安価は「特にぬか漬けには何か惹かれるものがありますわ」
桃華Pちゃまに聞いたとは思いますが、私は滅多にこうやって外出することもなく、遊びや趣味といったものもなく、ただ仕事をするだけの機械みたいなものでしたから……
桃華「桃華Pちゃまに聞いたとは思いますが、私は滅多にこうやって外出することもなく、遊びや趣味といったものもなく、ただ仕事をするだけの機械のようなものでしたから……」
つかさ「でも、今は違うんだろ?」
桃華「ある方との出会いがありましたから。」
つかさ「身長190cm、髪は茶、筋肉モリモリマッチョマンの変態?」
桃華「身長190cm、髪は茶、筋肉モリモリマッチョマンの変態ですわ。」
桃華P「フン…」
>>100
(その方向でキャラを固めようかな…)
桃華「うふふ…わたくしの人生を、1人の風変わりな魔法使いさんが変えてくれましたの。」
つかさ「奇遇だな、アタシもだよ。1人の風変わりな魔法使いに返しきれねえほどの物をもらった。」
桃華「返しきれないのはわたくしもですわ。少しずつでも返しているつもりなのですが…」
つかさ「返そうとするだけ無駄だぜ?だからと言って返さねえ訳にもいかねえんだが…こっちが恩を1返す間に5は恩を売られちまう。」
桃華「うふふ、仰る通りですわ。返すべき恩が増えていくばかりで…」
桃華P「………」
(良き終末を望んでるとか……?)
桃華「桃華Pちゃまはどうですか?」
桃華P「……口惜しながら…返すべき大恩が存在します。クッ……!」
桃華「あらあら…♪」
つかさ「コイツはPのこと嫌いなん?」
ヒソヒソ
桃華「『ツンデレ』なのです。」ヒソヒソ
つかさ「あー……そうなのね、はいはい。」ヒソヒソ
桃華「桃華Pちゃまはあまり本心を素直に表せない性格ですの。」ヒソヒソ
>>104
(それウサコやない、キヨちゃんや)
桃華P「ゴホン……誠に失礼ながら、我は断じて『つんでれ』などではありませね。」
桃華「あら、聞こえてしまっていたみたいですわ♪」
つかさ「耳いいな、オイ。」
桃華P「我にとって彼奴は、いつか我が剣の錆と変えてやるだけの存在に過ぎませぬ。」
桃華「照れ隠しと言うものですね、分かりますわ。」
桃華P「>>108」
(奴は「樹に光を与え、実を付けさせた」私にはそれができなかった。)
桃華P(奴は「樹に光を与え、実を付けさせた。」我には其れができなかった。)
桃華P(桃華お嬢様の騎士として常に傍らに居ながら……我は所詮は剣に過ぎなかった。)
桃華P(この様に朗らかな桃華お嬢様など想像する事さえ出来なかった……あの男が桃華お嬢様の目の前に現れなければ、恐らくは今も……)
桃華「……」
桃華P(あの男に…Pには感謝せねばならぬのは分かっている。…しかし……)
桃華「…PちゃまはPちゃま。桃華Pちゃまは桃華ちゃま、でしてよ?」
桃華P「!」
>>109訂正
桃華P(奴は「樹に光を与え、実を付けさせた。」我には其れができなかった。)
桃華P(桃華お嬢様の騎士として常に傍らに居ながら……我は所詮は剣に過ぎなかった。)
桃華P(この様に朗らかな桃華お嬢様など想像する事さえ出来なかった……あの男が桃華お嬢様の目の前に現れなければ、恐らくは今も……)
桃華「……」
桃華P(あの男に…Pには感謝せねばならぬのは分かっている。…しかし……)
桃華「…PちゃまはPちゃま。桃華Pちゃまは桃華Pちゃま、でしてよ?」
桃華P「!」
てんてー「良き週末を」
>>111
普通のてんてーだな
桃華「樹に光を与え、実をつけさせるのは太陽です。しかし、樹を根付かせ支えるのは……常に共にある大地ですわ。」
桃華P「桃華お嬢様……」
桃華「12年の付き合いです。桃華Pちゃまの考えている事ぐらい分かりますわ。」
つかさ(12年…生まれた時からの護衛なのか…)
桃華「わたくしの側に来てくださいまし。」
桃華P「…はっ。」スクッ ツカツカツカ スクッ
桃華「桃華Pちゃま…わたくしの騎士。貴方はわたくしにとてもよく仕えてくれています。その忠誠には幾度となく救われました。」
桃華P「……勿体無き御言葉。」
桃華「いえ、忠誠と言う言葉は桃華Pちゃまの為にあるとさえ、わたくしは思っておりますの。貴方の忠誠に褒美を授けましょう。」ナデナデ…
桃華P「な、何と……こ、斯の様な見に過ぎたる光栄は……!」
桃華「うふふ……桃華Pちゃまの髪は…
美しい銀をしていますわね。」ナデナデ…
桃華P「………」
桃華「桃華Pちゃまは深く考え過ぎてしまうのが、数少ない欠点の一つですわ。……何も気に病む必要などありません……貴方はわたくしのにとっての大地なのですから。」ナデナデ
桃華P「………っ…」
桃華「わたくしの大事な桃華Pちゃま…これからもわたくしの側にいてくださいね。」ナデナデ
桃華P「………御意…」
つかさ「……これは確かに仕えたくなるわ。スゲえな、お前……」
桃華「?」ナデナデ
つかさ「>>117」
(自覚なしにこれを…なんつーか、才能がちげぇっていうか…)
つかさ(自覚なしにこれを…なんつーか、才能がちげぇっていうか…)
桃華P「……っ…」
つかさ(部下の不調と原因を一瞬にして見抜く、そして的確なフォロー…そしてトドメが……)
桃華「わたくしが…何か…?」ナデナデ…
つかさ「(この絶妙なナデナデ…相手の事を考え、熟知し、なおかつそれを活かす技量がねえと不可能だ……)パねぇ……」
桃華「は、はぁ…」ナデナデ…
桃華P「我は…何と言う……っ……」
つかさ(相手がどんな風に撫でられるのが一番喜ぶかを無自覚に捉え…それを繊細な指使いによって実現させている…)
桃華P「桃華…お嬢様……」
つかさ(コイツを見れば分かる。お堅い騎士サマまでも一撃で撃沈させる威力……桃華のナデナデの技術は…Pに匹敵する…!……いや、Pの方が上手えけど。)
桃華(わたくしの行動のどこかに、つかささんに感心していただける要素があったのでしょうか…?)ナデナデ…
つかさ(桃華Pの事をどれだけ大切に思っているのかが自然に伝わってくる……これを無自覚で……こんなん……部下は喜んでついて行くに決まってんだろ…)
桃華P(ああ……これに勝る褒美が…この世に存在しようか…!)
つかさ(これが櫻井家当主……この撫でテクには追いつける気がしねえ……)
桃華「あの…」ナデナデ…
つかさ「…何でもない、気にすんな。それよりソイツをもっと撫でてやれ。」
桃華P「我の全てを……お捧げします……」
桃華「……ありがとうございます。…桃華Pちゃま……貴方はわたくしの唯一無二ですわ……」ナデナデ…
桃華P「……っ……桃華お嬢様………」
桃華「………」ナデナデ…
つかさ(よく考えたら、大の大人が小学生ぐらいの子供に撫でられて恍惚としてんのは……色々とアレだけどな……)
〜〜〜
桃華P「桃華お嬢様……この身と魂の全ては桃華お嬢様の為のものです……」
桃華「うふふ…ありがとうございます。」
桃華P「………」
桃華「………」
つかさ「…お前ら、仲良いんだな。護衛と主人っつうか…何つうか……あー、適切な呼び方が思いつかねぇ。」
桃華「……家族、ですわ。」
つかさ「家族…?」
桃華「>>123」
Cu属性の頂点に立つキュー斗最後の将の座を代々受け継ぐ櫻井の当主は、他の六聖拳のような技を持ちません。その代わりに、桃華Pちゃまの一族とメイド五車星が最後の将の拳となるのです。
そして……桃華Pちゃまはわたくしの父母が「天使」に殺されて以来、父母の代わりにもなってくれました……
安価把握
軍曹おめでとうございました
お休みなさい
ん?大和亜季で何か良い事あったのかな?良くわからないが良かったね、1さん。
昨日は軍曹の誕生日
桃華「Cu属性の頂点に立つキュー斗最後の将の座を代々受け継ぐ慈母星は、他の六聖拳のような技を持ちません。その代わりに、桃華Pちゃまの一族とメイド五車星が最後の将の拳となるのです。」
桃華P「………」
桃華「そして……桃華Pちゃまはわたくしの父母が「天使」に殺されて以来、父母の代わりにもなってくれました……」
つかさ(だから…まだ子どもの桃華が……「天使」に殺されたっつうのは比喩表現か…?)
桃華「比喩表現ではありませんわ。」
つかさ「?!」
桃華「うふふ、他の方の考えている事を当てるのは得意な方ですの。「天使」に殺された、と言うのは文字通りの意味です。」
つかさ「ど、どう言う……?」
桃華「『天使』と言っても、恐らく貴女の想像とはかなり異なりますわ。奴らは正真正銘の『怪物』…わたくしたちの『敵』。」
つかさ「敵……」
桃華「本来なら重要機密なのですが……」チラッ
桃華P「……」コクッ
桃華「…貴女を『信頼』して存在をお教えしました。今日お呼びした目的の一つもこれですの。」
つかさ「……」
桃華「万が一と言う事もあります…貴女も『敵』の存在は知っておかれた方が良いと判断させていただきました。」
つかさ「誰かにバラした場合は…?」
桃華「……」
つかさ「…分かった。絶対に誰にも話しゃしねえよ。」
桃華「ありがとうございます。」
つかさ「ただの夕食会っつった癖によ……フッ、よくも騙してくれたな。」
桃華「うふふ、貴女が『対等』な存在で無ければお話するつもりはありませんでした。あながち嘘だったと言うわけでもありませんわ。」
つかさ「色々と引き出すつもりではあったが、こんな話まで引き出すつもりは無かったっつうの。……あ、言っとくけど同情とか一切しねえから。」
桃華P「礼を言う。…貴公は凡百の輩とは違うな…形だけの同情を口にし、桃華お嬢様に擦り寄ろうとする下郎共とは。」
つかさ「別に。アタシもそうされんのが一番ありがてえし。アタシもさ、産みの親がいねえのよ。」
桃華「つかささんも…?」
つかさ「金銭的な面からアタシを育てられなかったらしい。顔見知りだった親父とお袋……ああ、アタシの育ての親ね…にアタシを預けてどっかに行っちまった。良心的っちゃ良心的だよな。」
桃華「……」
つかさ「>>134」
↑+にしても天使かぁ。そういや、神戸の方で天使計画がどうこうって噂を聞いたけど
つかさ「本当の親がいない悲しみ……ってのは正直アタシには分かんねぇわ。ただ一つ言えるのは、産みの親が今の育ての親に預けてくれたからPお兄ちゃんに会えた……ってことだけだな。」
桃華「………」
つかさ「人の縁ってさ、マヂで不思議なもんなのよ。アタシがここでこうしてお前と話せてるのだって、本来ならありえねぇもんだろ?」
桃華「…そうですわね……」
つかさ「アタシはお前と出会えた事に感謝してる。お前、面白えもん。で、それはP兄ちゃんのお陰だ。つまりは、アタシがあの家の娘になれたからだ。」
桃華「だから、今までの人生に感謝すると?」
つかさ「そ。自分の人生がマイナスだったとか、一度も考えた事ないんで。」
つかさ「平坦な道のりでは無かったよ。悲しいこと、辛いこと、苦しいこと、全部あった。でも、側でずっと支えてくれるヤツがいた。お前にもいただろ?」
桃華「…どんな時でも常に傍らに控え、わたくしを支え続けてくれた忠勇なる騎士が1人。」
桃華P「……っ…」
つかさ「…そいつが居たから、全部を乗り越えられて糧にできた。アタシは弱えから、誰かを頼るって事を覚えられた。アタシは自分の弱さも、自分の強みの一つだと思ってるんで。」
桃華「弱さを知っているからこそ強くなれる…弱さを知っているからこそ優しくなれる。」
つかさ「そう言う事だ。弱さを知らねえヤツは強くなれねえ、これ、アタシのモットーの一つね。」
桃華「…最近会った昔の知り合いにこう言われましたの。『貴女は完璧さが失われて弱くなってしまった。』と。ですから、わたくしは言い返して差し上げました。『あら、それは最高の褒め言葉ですわ。』と。」
つかさ「へぇ…やるじゃん。」
桃華「うふふ…その時の相手の呆然とした表情と言ったら…うふふふふ…♪」
桃華P「良い気味でした。」
つかさ「ははは、お前イカすわ!っべぇー、バズりてえわ。ここに最高にクールなヤツがいるぜ、って。」
桃華「うふふ…それは少し気恥ずかしいのでおやめくださいまし♪」
つかさ「お前さ、自分の人生をどう思ってる?」
桃華「つかささんと同じですわ。自分の生き方を恥じた事など、一度もありません。」
つかさ「そう言ってくれると思ってたわ。」
桃華「うふふ…『櫻井の人間たる者、常に前を向け。』ですの。」
つかさ「この食事会楽しいわ。…もてなす側がちゃんと仕事やってる証だな。」
桃華「楽しんでいただけているようで何よりですわ。」
つかさ「…にしても天使かぁ。そう言や、神戸の方で天使計画がどうこうって噂を小耳に挟んだんだけどよ。」
桃華「…どこでそれを?」
つかさ「アタシも顔広いんで。」
桃華「うふふ…つかささんとお話していると退屈しませんわ。一言で言い表しますと…やられっ放しは性に合わないと言う事ですわ。」
つかさ「…大体分かったわ。」
桃華「>>141」
今から3000万年前、『天の姫』と戦った巨人の像……それを復活させるのが天使計画です
桃華「今から3000万年前、『天の姫』と戦った巨人の像……それを復活させるのが天使計画です。」
つかさ「そりゃまた壮大だな。」
桃華「うふふ…どうせやるなら、ですわ。無論、それだけではありませんわ。天使を地上に引きずり落とす…人類の未来の為に。」
つかさ「人類の未来為に……」
桃華「櫻井家が主導ですが、これは西園寺、黒川…さらに、相原と榊原との合同の計画でもあります。」
つかさ「ビッグネームが勢揃いじゃねえか…」
桃華「全ての家とは誼みがありますの。…と言っても、疎遠になっていたところをPちゃまに取り持っていただいた結果なのですが…」
桃華P「……貴公の兄が交渉に関して天才的な才能がある事のみは……認めざるを得まい。」
つかさ(Pが一時期輪をかけて忙しそうにしてた時があったが……そんな事をしてたのかよ……)
桃華「人と人とを繋ぐ…これを教えてくれたのはPちゃまです。ですから、今度はわたくしたちがPちゃまに報いる番なのです。」
桃華P「此れ程の恩を売られながら、彼奴の願いを聞き届けられなかったとなれば櫻井家の沽券にかかわる。」
つかさ「……アタシの兄貴はスゲえだろ?」
桃華「はい、それ以外に何と表現したら良いか分かりませんわ。」
桃華P「フン……彼奴の所為で我々は休む暇も無しだ。…良いか、この計画はさらなる極秘事項だ。分かっているな?」
つかさ「口の堅さには自信あるんで。誰かの秘密をペラペラ話すようなヤツは信用は得られねえ、これ常識ね。」
桃華「うふふ…つかささんは確固たる信念をお持ちでらっしゃるのですね。」
つかさ「まあね、信念なきゃ社長とかできんよ?」
桃華「……ああ、そうですわ。つかささんは西園寺さんとは面識がお有りになりますのよね?」
つかさ「ま、まあ……あるっちゃあるな。」
桃華「他の家との仲も、わたくしが取り持って差し上げましょう。」
つかさ「なっ…?!」
桃華「うふふ…社長さんとして、お知り合いが多いのは良い事だと思いますが?」
つかさ(三大財閥…それに加えて最近は五大財閥と呼ぶ動きもある……との仲を仲介してくれるって言うのか…)
桃華「ただし、皆さんわたくしの様に一筋縄ではいかない方ばかりです。少し会話を間違えれば……なんて、うふふふふ…♪」
つかさ「>>147」
上等じゃねえか……櫻井のご当主様に認められたんだ、今のアタシには恐れるものなんか何もないよ!
つかさ「上等じゃねえの……櫻井のご当主様に認められたんだ、今のアタシには恐れるものなんか何もないっしょ!」
桃華「あらあら、そうですか♪」ニッコリ
つかさ「……!」ゾクッ…
桃華「うふふ…どうかしまして?」
つかさ「い、いや……何でもねえ。(何だ…今スゲえ悪寒が……)」
桃華「そうですか。うふふ…それなら良いのです。桃華Pちゃま。」
桃華P「御意。」スクッ
桃華「お食事会は楽しい方が良いですわよね?」
桃華P「御心のままに。…少し席を外させてもらう。」
つかさ「お、おう…」
桃華P「では。」フカブカ…
ツカツカツカツカ…
桃華「…♪」
つかさ「あの……」
桃華「大したことではありませんわ。お気になさらないでくださいまし。」
桃華「そんな事よりも、もっとお話をしましょう♪うふふ…例えば、Pちゃまについてのお話など如何でしょうか?」
つかさ「あ…うん。べ、別にいいけど…(何か上手くはぐらかされた気がする……)」
桃華「紅茶でも飲みながら、ゆっくりとお話に花を咲かせましょう。」
つかさ「だ、だな…(ちょうど喉が滅茶苦茶乾いてたところだったし。)」
ゴト ズズズ…
つかさ(あ、この紅茶美味え…どこの茶葉を……)
桃華「まずはそうですね……Pちゃまのどこが好きかと言うところから始めましょう♪」
つかさ「?!」ブフォッ!!
つかさ「ゴホッ!ゴホッ!ゴホッ!…お、お、お、お前……?!」///
桃華「あら、お友だちやお兄様を好きなのは普通の事ではありませんの?」
つかさ「べ、べ、べ、別にPの事とか全っ然好きじゃねえし…!」///
桃華「それは残念ですわ。Pちゃまにもその様に……」
つかさ「…?!ち、ちが……!」///
桃華「>>153」
ふふっ、カワイイですわ
桃華「うふふっ、カワイイですわ♪」
つかさ「おまっ…!と、年上をからかって遊ぶんじゃねえ!」///
桃華「すみません。お詫びに撫でて差し上げますわ。」
つかさ「何でだよ?!」///
桃華「あら、お嫌でしたか?」
つかさ「そ、そりゃそうに決まってんだろ!」///
桃華「どうしてですか?」
つかさ「どうしてって…そんなの…!」///
桃華「このわたくしが撫でて差し上げると言っているのに。(真顔)」ザワッ…
つかさ「ひっ……?!」ゾクッ…!
桃華「うふふ…隙ありですわ♪」
つかさ「……あ、あれ…?」
桃華「つかささんはお化粧がお上手ですのね♪」
つかさ(コイツ…いつの間にアタシの背後に……?!)
桃華「うふふふふ……♪」
つかさ「今、何を……?」
桃華「つかささんが気を取られている間に、後ろに回り困らせていただいただけですわ。さあ、頭を撫でさせていただきますわね♪」
つかさ「ちょっ…!」
桃華「よしよし。」ナデナデ
つかさ「?!」
桃華「つかささんはとても可愛らしいですわね…うふふ……♪」ナデナデ
つかさ(な、何だ…こりゃ……?!)
桃華(慈母星の力の片鱗を体感させて差し上げましょう♪) ナデナデ…
つかさ「あ……」
桃華「うふふ…どうでしょうか、わたくしの撫での技術は…?」ナデナデ…
つかさ(や、ヤバい……何がヤバいって…ヤバい……ヤバい以外に言葉が出てこねえ……)
桃華「お疲れになられているのでしょう…?わたくしに甘えても構いませんのよ?」ナデナデ…
つかさ(スゲえ気持ちいい……いや、気持ちが良すぎる……何だ…疲れが全部抜けていく……?)
桃華「>>159」
↑
安価把握
一時中断します
再開します
桃華「ふふっ…ゆっくりお休みくださいな♪(次はPちゃまを……想像するだけで恥ずかしいですわ///)」ナデナデ…
つかさ(ヤバい…マヂ眠い……まだ…話す事があんのに……)トローン…
桃華(Pちゃまはいつもわたくしを撫でるばかりで、撫でさせてはくれませんから…次こそは…うふふ…)ナデナデ…
つかさ(ねむ……)
桃華「お休みなさい、つかささん♪」ナデナデ…
つかさ「あ……」カクッ…
桃華「目覚めた時には疲れはすっかり取れていますわ。慈母星の力を少しだけ使わせていただきましたから。」
ナデナデ…
つかさ「んう……」スヤスヤ…
桃華「一時間もしたら起こして差し上げますから、それまではどうぞごゆっくり……うふふ…♪」ナデナデ…
つかさ「すー…すー……」スヤスヤ…
桃華「貴女にとっては恐らく緊張の連続になるでしょうから、今のうちに心身を休ませていてくださいまし。」
ナデナデ…
つかさ「すー…すー……」スヤスヤ…
桃華「わたくしと対面するのも、相当に体力を使う事だったでしょうから……」ナデナデ…
つかさ「すー……すー……」スヤスヤ…
桃華「可愛らしい寝顔……うふふ…少しいたずらをしたくなってしま……」
ナデナデ…
つかさ「桃華……」スヤスヤ…
桃華「!」ナデナデ…
つかさ「んう……むにゃむにゃ……」
スヤスヤ…
桃華「ああ……寝言でしたか…少しびっくりさせられてしまいましたわ…」
ナデナデ…
つかさ「ももかぁ……」スヤスヤ…
桃華「うふふ……はぁい♪」ナデナデ…
つかさ「ももかぁ……お前は……んう……自由……なんだからな……」スヤスヤ…
桃華「……」ピタ
つかさ「籠の鳥は……最初は籠の扉開いても……どうしたらいいか……分からねえかもしれねえが……んう……広い空に向かって……飛べば……いい……んにゃ……」スヤスヤ…
桃華「………」
つかさ「>>167」
↑+…片羽……妖精……あれ……?
つかさ「鳥……羽……片羽……妖精……あれ……?」スヤスヤ…
桃華「……」
つかさ「ん…片羽だけだと…飛べないよ……?P兄ちゃん……」スヤスヤ…
桃華「………」
つかさ「……ああ……そっか……1人じゃ飛べないなら……誰かに…一緒に飛んでもらえばいいんだ……そしたら…2人とも……むにゃむにゃ…」スヤスヤ…
桃華「1人だけでは飛べないなら誰かと……そうすれば…2人とも飛べる。」
つかさ「空を……自由に……んぅ……」スヤスヤ…
桃華「………」ナデナデ
つかさ「すー……すー……」スヤスヤ…
桃華「ふふっ…わたくしは1人では飛び立つ勇気の出せない籠の鳥。1人で飛ぶには大空は広すぎて……」ナデナデ…
つかさ「すー……すー……」スヤスヤ…
桃華「籠の鳥は怖かったのです…初めて手に入れた自由が理解できなくて……」
桃華「わたくしも勇気を出さねばならぬ時が来たようですわね……そうです…外に出るのを恐れていたのは、籠の鳥自身。」ナデナデ…
つかさ「すー……すー……」スヤスヤ…
桃華「貴女と出会って決心をしました。自由を恐れず大空へと羽ばたこうと。」ナデナデ
つかさ「すー……すー…」スヤスヤ…
桃華「初めから怖れる必要などなかったのです。何故なら…初めから1人などではなかったのですから…」ナデナデ
つかさ「すー……すー……」スヤスヤ…
桃華「……」ナデナデ
桃華P「只今戻りました。」
桃華「何と?」
桃華P「桃華お嬢様のお望みのままに、との事。」
桃華「うふふ…それはそれは……ご苦労様でしたわ。」
桃華P「恐悦至極。」
桃華「……ねえ、桃華Pちゃま。わたくし、明日はお買い物に出掛けようと思うのです。…お外に。」
桃華P「!!」
桃華「>>173」
いつまでも籠の中の鳥ではいられませんわ。大空に飛び立ち、外の景色を知ることで見えるものがきっとあると思いますから……
桃華「いつまでも籠の中の鳥ではいられませんわ。大空に飛び立ち、外の景色を知ることで見えるものがきっとあると思いますから……」
桃華P「………」
桃華「外の世界にあるのは美しいものばかりではないでしょう…危険も数多く存在するでしょう……しかし、わたくしは外の世界の景色を見たいのです。」
桃華P「其れは桃華お嬢様の意志でしょうか?」
桃華「わたくしの意志です。」
桃華P「……」
桃華「……」
桃華P「我は桃華お嬢様の騎士。桃華お嬢様をお守りし、仇なす者を討つのが我が務め。」スト…
桃華「ではその騎士に命じます…わたくしを守りなさい。」
桃華P「はっ!」
桃華「わたくしは外の世界へと踏み出します。わたくしに着いて来なさい。」
桃華P「はっ!」
桃華「決して片時たりとも傍から離れる事なく、わたくしの剣となり、わたくしの盾となり、わたくしの手足となりなさい!」
桃華P「我が君の仰せのままに!」
桃華「ふふっ……うふふふふ…こうして『主君』として命じるのは随分と久しぶりの様な気がしますわ。」
桃華P「桃華お嬢様の御意志、確かに我は受け賜わりました。」
桃華「ありがとうございます…桃華Pちゃまはずっと、わたくしを籠から出そうとしてくれていたのですわね…」
桃華P「過ぎた真似をしました。何なりと処罰をお与えください。」
桃華「いいえ…とても感謝していますの……そして、申し訳ありませんでした。長い間、敢えてそれに気付かぬ振りをしていて…」
桃華P「………」
桃華「貴方は…わたくしが自らの意志で踏み出すのを待っていてくれたのですね。」
桃華P「………」
桃華「わたくしは未熟者です。こうして開け放たれた籠から出るのにさえ、長い時間を要してしまいました。わたくしは貴方の主君としては相応しくありません。」
桃華P「………」
桃華「しかし、これから桃華Pちゃまが仕うるに足るべき主君となるつもりです。外の広い世界から学ぶことによって。桃華Pちゃま……その時を信じてどうか、わたくしに仕え続けてくださいませんか?」
桃華P「>>179」
↑(3000万年前、『天使』を率いる『天の姫』と戦った巨人……そして今年の夏、日本に姿を現し、怪獣と戦った2体の巨人……P達が『ウルトラマン』と呼ぶそれを人間の手で造り出し、人類最強の防衛兵器として運用するというのが、天使計画、正式名称『エンジェルダウン計画』の最大の目的。必ずや成功させねばならん……桃華お嬢様のこの微笑みを、いつまでも守るために!)
桃華P「無論。」
桃華「ふふっ……本当にありがとうございます…」
桃華P「当然の答えを申し上げたまで。」
桃華「そうですか……」
桃華P(3000万年前、『天使』を率いる『天の姫』と戦った巨人……そして今年の夏、日本に姿を現し、怪獣と戦った2体の巨人……P達が『ウルトラマン』と呼ぶそれを人間の手で造り出し、人類最強の防衛兵器として運用するというのが、天使計画、正式名称『エンジェルダウン計画』の最大の目的。)
桃華「桃華Pちゃまは…桃華Pちゃまですわね♪」ニコ
桃華P(必ずや成功させねばならぬ……桃華お嬢様の此の微笑みを、いつまでもお守りする為に!)
桃華(わたくしも貴方と同じ気持ちなのですよ…?必ず成功させます……桃華Pちゃまと進む未来の為に。)
桃華P「……」
桃華「…皆さんが来るまでにはもう少し時間があります。」
つかさ「えへへ……P兄ちゃん……」
スヤスヤ…
桃華「つかささんも見ての通りです。お茶を一杯如何でしょうか?わたくしが注いで差し上げましょう。」
桃華P「身に余る光栄…有難く頂戴致します。」
桃華「うふふ…出会いは人を変えます……出会う事によって新たな未来が生まれる…と、言うのは少し詩的すぎるでしょうか?」
桃華P「桃華お嬢様は変わられました。其れが全てです。」
桃華「わたくしは『弱く』なりましたか?」
桃華P「『優しく』なられました。」
桃華「うふふ………」
桃華P「ふふっ……」
〜〜〜
「つかささん、つかささん。」トントン
つかさ「うぅん……んぅぅ……」
パチッ…
つかさ「…いっけね……もう時間か……」ゴシゴシ
「はい♪」
つかさ「体中の疲れがなくなってやがる……しかも、何だか活気が満ち溢れてくるっつうか……ありがとな、桃k…」
琴歌「おはようございます、つかささん♪」
つかさ「………」
つかさ「うおわああああ…?!」ビクッ!
琴歌「あらあら…♪」
つかさ「こ、琴歌……?」
琴歌「はい、正真正銘本物の西園寺琴歌ですわ。」ドヤァ
つかさ「………」
琴歌「お久しぶりですわ♪ふふっ…撮影の時以来でしょうか?」
つかさ「な、何でお前がここに…?」
琴歌「>>186」
聞いてませんでしたか?
琴歌「聞いておられませんでしたか?」
つかさ「な、何を……?」
琴歌「私たちが桃華さんからお食事会のお誘いのお電話をいただいた事を、ですわ。」
つかさ「……『たち』…?」
琴歌「はい、偶然皆様ご予定が空いておられたようで…ふふっ、5つの家の者が一堂に介することは中々ないのですよ?」
つかさ「へっ……」
「紅茶のお好きな方だと嬉しいのですが……あっ、目覚めにアッサムを淹れて差し上げましょう♪」
「あなたは相変わらず紅茶が好きね……ふふっ、トップを目指そうと言う心意気のある人だと聞いたわ。会うのが楽しみね。」
「ほわぁ〜、いつもはあまあまですけど〜、今日は少ーしだけ辛口になっちゃいますぅ〜♪」
琴歌「皆様が来られたようですわね♪」
つかさ「あれ……もしかして………」
サァァァァ…
桃華「わたくしがお呼びしましたの。うふふ…善は急げ、と言いますでしょう?」
つかさ「な、なあ……?」カタカタカタカカタ…
桃華「うふふ、桃華Pちゃまに他の家の方々も呼んでもらいましたの。」
つかさ「ほかの……いえ……?」
カタカタカタカカタ…
桃華「西園寺、黒川、相原、榊原の4家ですわ♪」
つかさ「えっ……えっ……?」カタカタカタカカタ…
桃華「『上等じゃねえか……櫻井のご当主様に認められたんだ、今のアタシには恐れるものなんか何もないっしょ!』でしたでしょうか?」
琴歌「ふふっ、以前はアイドルとしてお会いしましたが……今日は西園寺家の次期当主として、お話をさせていただきますね?」ザワッ…
つかさ「っ?!(な、な、何こいつ……し、し、知らない…!!)」カタカタカタカカタ
桃華「さあ、役者は出揃いました。つかささん、今夜の主役は貴女ですわ♪」
つかさ「ふぇっ…?」カタカタカタカカタ…
桃華「うふふ……楽しいお夕食会にしましょうね?」ニコッ
夜は長い
この後数日間つかさ社長がつかさちゃんになったのはまた別のお話です
櫻井家のメイドは全員がロベルタったりファビオラったりしているのです
社長さんよりも偉い人がいると知るのが大人への入り口
ちゃまは合法ではないでしょうか?
だってこんなに母性に溢れている女性が(ry
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