卯月「普通に付き合うってこうですか?」 (137)
※モバマスSS
複数P世界、安価スレ
連取・連投・エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
普通が一番難しい
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1449488763
鈴帆「真剣に付き合とーよ」
鈴帆「真剣に付き合っとーよ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1448704860/)
美世「付き合いを例えるなら」
美世「付き合いを例えるなら」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1448969936/)
響子「あなたが付き合うために」
響子「あなたが付き合うために」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1449229989/)
の続きです
普通の111作目
普く通ずると書いて普通
事務所 オフィス
卯月P(はぁ……今日は何て普通ないい日だろう…)カタカタカタカタ
卯月P(こうして普通の時間に普通にオフィスで普通に仕事をしている…ああ…素晴らしく普通の仕事風景だ……)カタカタカタカタ
卯月P(何事も普通が一番だ。普通は何にも勝る。特別な出来事なんか別に起きなくたっていい、いや、むしろ起こるな。)カタカタカタカタ
卯月P(普通はそんな事になったら、折角の普通の日常が台無しになってしまう。)カタカタカタカタ
卯月P(いい出来事なら…まあ普通に考えて良しとしても、悪い出来事が起きたりするのは真っ平だ。)カタカタカタカタ
卯月P(普通の平穏をこうして普通に享受できる…それこそが普通は平和と呼ぶものなんだろう。)カタカタカタカタ
卯月P(…今やっている仕事も、普通にコツコツやった結果もうすぐ終わりそうだ。)カタカタカタカタ
卯月P(やっぱり普通が一番だ。普通は普通じゃなくなりたいらしいが…それだけはよく分からない。)カタカタカタカタ
卯月P(普通って言うのは何事にも変えられないのに…はぁ……普通の幸せの良さが分からないのかなぁ……)
カタカタカタカタ
卯月P「……これでお終い、と。」タン
卯月「お疲れ様です、卯月Pさん♪」
卯月P「……卯月。(ほら、普通の日常には普通の幸せがやってきた。)」
卯月P「いつからそこに?」
卯月「今来たところです。お仕事お疲れ様です、卯月Pさん。お茶、入ってますよ。」
卯月P「ありがとう。卯月のそうやって普通に気遣いが出来るところ、普通にすごいと思うぞ。」
卯月「えへへっ、ありがとうございます♪」ニコッ
卯月P(何だ…普通に天使か。)
卯月「今日はおいしいお菓子も用意してみました。おやつの時間にはちょっと遅いですけど…たまにはいいですよね?」
卯月P「ああ、それぐらいは普通だ!」
休憩室
卯月P「……ふぅ……卯月の淹れてくれるお茶は美味しいな……俺は卯月の淹れてくれるお茶が世界で一番美味いと思う。」
卯月「えっと…私は特別なお茶っ葉なんか使ってませんし…私が特別にお茶を淹れるのが上手かったりもしませんよ?」
卯月P「特別なんて必要ない。普通でいいんだ。例えば、卯月は俺の好みの、熱くも冷たくもない普通の温度のお茶を毎回淹れてくれるだろ?」
卯月「それぐらい普通の事ですよ。卯月Pさんの好きな温度は熱くもなく冷たくもない普通の温度、好きなお茶の葉は普通の煎茶、それを普通のお湯のみで、ですよね?」
卯月P「ははは、普通に把握されちゃってるな。」
卯月「>>8」
なにわろてんねん
卯月「なにわろてんねん。」
卯月P「えっ……」
卯月「…あれ、今のが普通の返しって聞いたんですけど…」
卯月P「あー…普通に察しはつくんだが…誰に教えてもらったんだ?」
卯月「友紀さんです!」
卯月P「うん、それは…卯月は知らなくていい世界の普通な?」
卯月「と言う事は…その世界では普通の返しですけど、普通の世界では普通に普通の返しじゃないんですか?」
卯月P「世の中は広いからな…普通と言っても色々な普通が普通にあるんだよ。」
卯月「むむむ…何だか難しいお話ですね…私たちが普通に普通と思っている普通は必ずしも普通ではない…ってことですか?」
卯月P「例えばこうして普通に楽しく普通について話しているのは普通だろ?」
卯月「うーん…ちょっと普通じゃない気もしますが…普通ですね。」
卯月P「でもな、世の中にはそれが普通じゃない人たちだってたくさん居るんだよ。」
卯月「あっ……!」
卯月P「だからこそ、俺はこんな普通を普通に大切にしたい。卯月と普通にお喋り出来たりする『普通』をな。……ちょっとクサかったか…?」
卯月「ううん、普通にカッコよかったですね。ちょっとドキッとしちゃったり…なんちゃって♪」
卯月P「なんちゃっては普通にいらないぞ?」
卯月「卯月Pさんは黙ってれば普通にカッコいいのに……」
卯月P「なっ?!普通に傷付いた!」
卯月「えへへっ、冗談ですよ♪」
卯月P「……卯月は普通にしてたら可愛いな。」
卯月「ありがとうございますっ♪」
卯月P「………」
卯月「………」
卯月P「くっ、普通に負けた…!」
卯月「普通に勝たせてもらっちゃいました♪」
卯月P「>>16」
負けたついでに、二人で普通に外に出てみないか?
卯月P「よし、俺が負けたついでに、二人で普通に外に出てみないか?」
卯月「何がついでなのかよく分からないんですが……」
卯月P「世の中にはよく分からない事も普通にたくさんある。つまり、そう言う事だ。」
卯月「普通に勢いで乗り切ろうとしてますよね?」
卯月P「2人で出かけるのは嫌か?」
卯月「普通の女の子だったら、普通の関係の普通の男の人と2人で出かけるのは、普通ためらうと思います。」
卯月P「まあ…普通に考えたら普通はそうだよな…」
卯月「でも、私は普通の女の子じゃなくて普通の島村卯月です。プロデューサーさんは普通の男の人じゃなくて、プロデューサーさんです。そして、私たちの関係は…?」
卯月P「普通以上。」
卯月「えへへっ♪2人でお出かけなんて久しぶりですねっ!」
卯月P「最近普通に忙しくて普通の事が出来てなかったからな。ふふっ、普通の事をするか。」
卯月「でも普通はその前に……」
卯月P「ん?」
卯月「外は普通に寒いですから、暖かい格好をしていきましょう。普通の室内用のお洋服で出たら普通に凍えちゃいます。」
卯月P「おっと、普通に卯月と出かけられるのが普通に嬉しすぎて、普通にうっかりしてた。」
卯月「えへへっ、私も普通に嬉しいですっ!」ニコッ
卯月P(何だ……普通の太陽のような笑顔か。)
卯月「風邪を引いたりしたら大変ですからね。それと……」
卯月P「ふふっ、分かってるよ。」
事務所 外
ヒュオオオ……
卯月P「普通に寒いなぁ……もう冬も普通に本格かぁ……」
卯月「へ、へごちんっ!」クシュン!
卯月P「大丈夫か?」
卯月「うぅ……外は寒いです…でも、私頑張りますっ!寒さになんか負けません!」
卯月P「ふふっ、卯月は普通に頑張り屋さんだな?」
卯月「>>22」
卯月「その代わり…普通に手を繋いでくれませんか?」
卯月P「普通に考えて、あまり防寒には効果はないと思うぞ?」
卯月「いいえ、効果ならとってもありますよ?試しに私と手を繋いでみてください♪」
卯月P「どれどれ。」ギュッ
卯月「えへへっ、どうですか?」
卯月P「卯月の言う通りだ……普通のカイロなんかより普通にずっと暖かい!」
卯月「えっへん♪卯月の知恵袋です♪」
卯月P「これはまたしても普通にやられたな……卯月の言う通りに普通に手を……はっ!既に繋いでいる……だと……?!」
卯月「引っかかりましたね?最初から私の目的はこれだったんですよ。」
卯月P「なんてこった!普通は引っかかるに決まっているだろ、こんな普通に巧妙なトラップには!」
卯月「えへへっ、またしても私の勝ちですね?」
卯月P「ふふっ…そうらしいな。」
卯月「私が勝ったので最初に行く場所は私に決めさせてもらいます!」
卯月P「普通の場所で頼む。」
卯月「さあ、どうでしょうか?今日ばっかりは私も普通じゃないかもしれませんよ?」
卯月P「それは普通に困るな、どんな場所へ連れて行かれてしまうんだろうか?…行き先は?」
卯月「内緒です♪」
卯月P「内緒と来たか……」
卯月「普通は行けない場所に行こうかな……なんて♪」
普通のファッションショップ
卯月「じゃーん、1件目到着です!」
卯月P「ふぅ…どこかと思えば、よく来る普通のファッションショップじゃないか?あんな言い方をされたら、普通はもっと普通じゃないところに連れて行かれると普通に思うじゃないか?」
卯月「いいえ、ここは特別なファッションショップです♪あれを見てください。」
『クリスマスフェア実施中♪』
卯月P「クリスマスフェア…?」
卯月「>>30」
はい♪クリスマスといえばサンタさん、サンタさんといえばサンタ服!クリスマスセール中はサンタ服を安く買えるんですよ!
卯月「はい♪クリスマスといえばサンタさん、サンタさんといえばサンタ服!クリスマスセール中はサンタ服を安く買えるんですっ!」
卯月P「卯月の服ならフェアの時じゃない普通の時でも普通に普通ぐらいは買ってやるぞ?」
卯月「むぅ…私だってそれなりにお給料はあるんですから、毎回卯月Pさんがお金を出してくれなくてもいいんですよ?」
卯月P「普通は男が持つものなんだよ。普通に俺が好きでやってる事なんだから気にするな。」
卯月「…分かりました。でも、今日は特別な『普通』の日。ただの普通の日じゃありません。」
卯月P「普通に普通じゃない普通の日、だよな?」
卯月「はい!」
卯月「ですから……今日はいつもと違った事をしちゃいます!…すみません!」
店員「何のご用でしょうか?……あっ、卯月ちゃん!」
卯月「こんにちは!」
店員「こんにちは。…今日はひょっとして…?」
卯月「はい、卯月Pさんと2人で来ました♪フェアの条件は満たしてますよね?」
卯月P「フェアの条件?」
店員「クリスマスフェアの内容は二つあるんです。一つはサンタ服、クリスマス関連の洋服全品の値下げ。もう一つが……」
卯月「カップルで来店した場合、特別なサービスがあるんです♪」
卯月P「しまった…卯月め…!卯月が普通に普通じゃないときの普通が、こう言う普通だって言うのを失念していた!」
卯月「えへへっ、頑張っちゃいました♪」
卯月P「くっ……普通に考えて普通は俺が先にそう言った普通のサプライズはしようと思っていたのに!」
店員「ふふっ、やられちゃいましたね?」
卯月P「はい……しまった…普通に油断していた…!」
卯月「予約しておいたものをください。」
店員「…かしこまりした。少々お待ちください。」スタスタスタスタ…
卯月「…♪」
卯月P「普通に普通をやっていると思って普通にしてたら……こうだ!くっ、俺が普通に甘かったか……」
卯月「えへへっ、いつもは「普通の日」をもらう側ですから……今日だけは私が卯月Pさんに「普通の日」をプレゼントさせてもらいます♪」
卯月P「>>36」
最高のプレゼントだ……!
安価把握
普通を書くのがこれ程までに難しいとは……
お休みなさい
我々は人外や能力者に慣れすぎてしまっていたのかもしれない
普通がカップルってこれもうわかんねえな、すでに子供作ってるアイドル夫婦もいるんじゃない?
卯月P「最高のプレゼントだ……!」
卯月「えへへっ♪とびっきりの「普通」をお届けできるように頑張りますっ!」
卯月P「とびっきりの普通か…それは普通に普通じゃないぐらいの普通なんだろうな……普通…普通…何ていい響きなんだ!」
卯月「普通の普通を普通に。普通な私だからこそできることです!」フンス
卯月P「ふふっ…昔は普通って言われるのはあんまり好きそうじゃなかったのに、今やそれを武器にするようにまでなったか。」
卯月「『普通』の良さを卯月Pさんにいっぱい教えてもらいましたから♪」
卯月「それに……」
〜〜〜
卯月P「いやいやいや、アイドルとプロデューサーが付き合うなんて普通じゃないだろ!」
卯月「本当にそうでしょうか?」
卯月P「えっ……?」
卯月「事務所の中にも普通にプロデューサーさんと付き合ってるアイドルの子たちはいっぱい居ますし、中には普通に結婚してる人たちもいますよ?」
卯月P「それはうちの事務所が変わってるだけだ!普通は……」
卯月「普通って何ですか?」
卯月P「それは…」
卯月「アイドルとプロデューサーが付き合わないのって、私の周りだと普通じゃないんですが?」
卯月P「ふ、普通じゃない?!」
卯月「はい、凛ちゃんも未央ちゃんもみんな普通に付き合ってます。私たちだけ付き合わないなんて普通に普通じゃないと思いませんか?」
卯月P「そ、そう言えばそうだな……付き合うなんて普通じゃないと思っていたが……ひょっとして付き合わない方が普通じゃないのか?!」
卯月「普通じゃありませんね。」
卯月P「そんな……普通じゃ…ないなんて……」
卯月「私は卯月Pさんが好きです。卯月Pさんも私が好きなんですよね?」
卯月P「ああ、普通に大好きだ……」
卯月「普通は両思いだったら付き合いますよね?普通に考えて。普通じゃない事情があったら別ですけど…私たちは普通ですよね?」
卯月P「そうだが……あれ、普通…普通って何なんだ…?普通はこんなときどうするんだ…?普通に考えて……えっと……普通は……普通は…普通は……」
卯月「だから普通にすればいいんですよ。」
卯月P「>>46」
↑だから、キスをするのも普通だよね(キスをする)
卯月P「……うん分かった、付き合うのが普通なんだな。」
卯月「はい、付き合うのが普通です。」
卯月P「そうだよな、よく考えたら両思いなのに付き合わない方が普通じゃないよな。」
卯月「そうですよ、そんなの普通じゃありません。」
卯月P「…自分の気持ちを偽るなんて、普通はよくない事だよな。」
卯月「はい、普通に正直になっちゃいましょう。」
卯月P「よし、俺はこれからは自分の気持ちに普通に正直になる。…だから、キスをするのも普通だよな。」スッ チュッ
卯月「あれ、手なんですか?」
卯月P「いや…まずは……」
卯月「キスって言ったら普通は口と口でするものだと思うんですけど?手にキスって…普通じゃないですよ?」
卯月P「普通じゃない?!」
卯月「プロデューサーさん…普通の私の普通な唇に……普通に興味はありませんか?」
卯月P「……!」
卯月「海外だとキスぐらい普通らしいですよ?だとしたら、キスが普通じゃない日本の普通の方が普通じゃないと言う事になりませんか?」
卯月P「普通…キスぐらい普通……」
卯月「はい、普通です。普通の私が言うんだから間違いありません♪」
卯月P「そうだな…普通の卯月が言うんだから普通だよな…」
卯月「さあ、普通に普通のキスをしましょう…プロデューサーさん。」
スッ……
卯月P「………」
〜〜〜
卯月(卯月Pさんと『普通』の関係になれたのは『普通』のおかげだもん♪)
店員「お待たせしました。ご予約いただいていたスーツです。最も普通の素材で最も普通の製法を用いて縫製された、世界で最も普通なスーツです。」
卯月「ありがとうございます!」
卯月P「世界で最も普通……ああ…どれだけ普通な……ってスーツ?」
卯月「えへへっ、私からプロデューサーさんへのちょっと早いクリスマスプレゼントです♪」
卯月P「卯月…」
卯月「>>52」
↑
卯月「普通なんて誰にも出来るって思ってた私に、私だからこそ普通でいるのが一番なんだって教えてくれたのはプロデューサーさんです。その気持ちに応えようと考えたら、普通に普通の物をあげようって……」
卯月P「………」
卯月「私なりに色々考えたら…プロデューサーさんがいつも普通に着ているスーツが、プロデューサーさんにとって1番普通なものかなって…」
卯月P「……一生大事にする!」
卯月「へっ…?」
卯月P「普通にすごく嬉しいよ……普通に汚したりしたら困る!よし、普通に考えて家宝としてしまっておくしかないな。」
卯月「もー、プロデューサーさん!そしたら意味がなくなっちゃうじゃないですか!」
卯月P「ははは、普通に冗談だ。ちゃんと着させてもらうよ、毎日な!」
卯月「じゃあ、毎日アイロンをかけてあげますね?」
卯月P「ありがとう。卯月が普通にアイロンがけをしてくれた、卯月からの普通のプレゼントの普通のスーツを着て普通に仕事が出来たら、どれだけ普通に幸せだろう!」
卯月「えへへっ、卯月Pさんに喜んでもらえて嬉しいです♪頑張って考えた甲斐がありました!」
卯月P(何だ……普通に天上の光か。)
卯月「その代わりじゃないですけど…今度はサンタ服を選ぶのに付き合ってもらえませんか?」
卯月P「普通に何時間だって付き合うとも!普通な卯月の普通の買い物に普通に付き合うのは俺も普通に楽しいからな!」
卯月「えへへっ、ありがとうございます!しばらく見させてもらいますね。」
店員「ふふっ、どうぞごゆっくり。」
卯月「島村卯月、サンタ服選びも頑張りますっ!」
卯月P「はっはっは、俺も普通に頑張って付き合わないとな!」
普通のカフェ
卯月P「普通よりたくさん買っちゃったな。まあ、クリスマスフェアでの買い物ならこれが普通か!」
卯月「えへへっ、島村卯月頑張っちゃいました♪」
卯月P「もう、卯月は普通に可愛いなあ!普通に普通よりずっと普通で、普通の可愛さを極めたような可愛さだ!」ナデナデ
卯月「えへへへへ…♪」
卯月P「普通はこんなに普通に可愛い彼女には恵まれないよ。そう言う意味じゃ俺は普通じゃないのかもしれないな。」
ナデナデ
卯月「嫌ですか?」
卯月P「>>59」
普通普通言い過ぎて訳わかんねーよ!
うわあああああ
卯月P「普通に嫌なわけないよ、普通にこのまま結婚してしまいたいぐらいだ。」
卯月「じゃあ結婚しちゃいましょう。」
卯月P「なーんて……は?」
卯月「私もそう思ってたところだったんです。えへへっ、先に言われちゃいました♪」
卯月P「えっ……」
卯月「ちょっと待ってくださいね。」
ゴソゴソ…
卯月「あっ、ありました!」スッ ペラッ
婚姻届「やあ!」
卯月P「ちょっ……?!」
卯月「あとは卯月Pさんに名前を書いてもらうだけにしてありますから。名前を書く場所は分かりますか?」
卯月P「ちょ、ちょっと待て!こんなの普通じゃないだろ?!」
卯月「そうですか?」
卯月P「結婚って言うのは普通だな……」
卯月「愛する人同士がするものですよね。私たちは恋人同士で愛しあっています、何か問題がありますか?」
卯月P「そう言う事を言ってるんじゃない!卯月はまだ未成年で…」
卯月「ちゃんとパパとママの許可は取ってありますから安心してください。えへへっ、準備頑張っちゃいました♪」
卯月P「ま、待ってくれ!俺が言いたいのは……!」
卯月「普通はこう言うときは婚姻届にサインをしてくれるものだと思うんですが…」
卯月P「?!」
卯月「プロデューサー…ううん、卯月Pさん。よく考えてみてください。普通のカップル同士って、普通はいつか普通に結婚するものですよね?」
卯月P「いや、普通は必ずしも……」
卯月「じゃあ、卯月Pさんは私とは将来どうするつもりだったんですか?」
卯月P「そ、それは……」
卯月「普通に考えていつかは結婚してくれるつもりだったんですよね?だったら、それが早くなる事に何か問題があるんですか?普通はないと思うんですが…」
卯月P「……あれ、確かに普通に問題は……いや……ないか?」
卯月「>>66」
もしかして、某SSの卯月に影響受けてたりします?
はい♪問題ないので私と結婚してください!
じゃあ、今日最後のコース……普通の私の普通なお家に来て下さい♪
>>65
ちょっと受けてるかも…です
卯月「じゃあ、今日最後のコース……普通の私の普通なお家に来て下さい♪」
卯月P「それって……?」
卯月「えへへっ♪」
卯月P「いや、可愛いけどそうじゃなくて……」
卯月「今まで何回も普通に来てくれてるじゃないですか。今夜は用事とかがあったりするんですか?」
卯月P「普通に用事は無いが…今俺たち結婚の話をしてたよな?」
卯月「はいっ♪」
卯月P「だからな、普通に考えて今から卯月の家に行くっていうのは、普通じゃない意味になってしまう訳だよな?」
卯月「もー、卯月Pさんったら…何が普通じゃない意味になっちゃうんですか?」
卯月P「う、卯月のパパさんとママさんに会ってしまったら……!」
卯月「パパとママに会うのは普通の事じゃないですか。普通の事を普通にするのに、何をためらっているんですか?」
卯月P「普通になってくれ、卯月!俺たちはまだ……」
卯月「…卯月Pさん。」
卯月P「ん?」
卯月「……」チュ
卯月P「?!」
卯月「………」
卯月P「………」
卯月「……っふぅ…キスも普通になってきましたね♪えへへっ、どうですか?普通にもっと普通のキスをしたくなりませんか?」
卯月P「………」
卯月「お家に来たらもっと普通のキスをしてあげます。卯月Pさん、お家に普来てくれますよね?」
卯月P「…………」コクッ…
卯月「えへへっ、そう言ってもらえると思ってました♪」
>>70訂正
卯月P「ん?」
卯月「……」チュ
卯月P「?!」
卯月「………」
卯月P「………」
卯月「……っふぅ…キスも普通になってきましたね♪えへへっ、どうですか?普通にもっと普通のキスをしたくなりませんか?」
卯月P「………」
卯月「お家に来たらもっと普通のキスをしてあげます。卯月Pさん、私のお家に来てくれますよね?」
卯月P「…………」コクッ…
卯月「えへへっ、そう言ってもらえると思ってました♪」
都内の普通の一戸建て 島村家 卯月の部屋
卯月「えへへっ、ご飯もうすぐですからね♪今夜はママがいつも以上に美味しい料理を作ってくれるそうです♪」
卯月P(しまった……気が付けば卯月の家に……)
卯月「どうかしましたか?」
卯月P「なあ、卯月………」
卯月「?」
卯月P「>>74」
↑
難しいところですが……申し訳ありませんが、再安価とさせていただきます
何卒ご容赦ください……
再安価
>>76
えと、(なにか話題なにか話題……アレだ!)そこの狼の絵凄いね。赤い隈取りの白い狼?
安価把握
普通怖い……
一時中断します
乙乙。直接単語を出したらダメだったか……
一緒のベッドで寝る、ならセーフだったかな?(ギリギリセーフを狙ってる人)
>>78
直接的でないならOKです
そうしないとお姉様勢の一部が喋れなくなってしまうので…
再開します
卯月P「えと、(なにか普通の話題なにか普通の話題……アレだ!)そこの狼の絵普通に凄いな。赤い隈取りの白い狼?」
卯月「この前パパが宮城に出張に行った時に、お土産に買ってきてくれたんです。何だか気に入ってるので飾ってるんです♪」
卯月P「へ、へぇ……普通に風格のある高そうな絵だが……」
卯月「えへへ、そんな高い絵は買えませんよ。普通に60万ぐらいの絵です。」
卯月P「えっ…?」
卯月「はい、絵ですよ?」
卯月P「いや、そうじゃなくて…卯月って普通の中の普通なんだが……ところどころ普通じゃないよな…(俺の月収と同じか……)」
卯月「うーん…私の普通じゃないところって思いつかないんですが…?具体的にはどんなところか教えてもらえますか?」
卯月P「え、えっと……可愛いところ、かな?普通より普通に可愛い!うん、これは普通に考えて間違いない!」
卯月「えへへっ、照れちゃいます♪」
卯月P「そ、それと…笑顔が素敵なところだな!卯月の笑顔の眩しさは普通じゃない!」
卯月「えへへっ、笑顔には自信があるんですっ♪」
卯月P「それから……(まず思いつくのは普通に尻なんだが…それは普通に考えて言えないよなぁ……)」
卯月「………」
卯月P「え、えっと……」
卯月「何か無理をしていませんか?…ここには私と卯月Pさんしかいないんですから、無理はしなくていいんですよ?」
卯月P「む、無理なんかしてないぞ!普通に普通だ!うん、全然普通だ!」
卯月「へぇ……そうなんですか……」
プチッ シュルッ…
卯月P「?!」ビクッ!
卯月「服を一枚脱いだだけですけど、どうかしたんですか?」
卯月P「いや…な、何も…!!(重ね着だったのか……)」
卯月「その割には何か慌てていたように見えましたけど……?」
卯月P「あ、いや………」
卯月「ねえ、卯月Pさん。あの絵に描いてある狼って女の子なんだそうです。普通に考えたらそうですよね、狼が男の子だけな訳はありません。」
卯月P「何を……?」
「ご飯できたわよ!」
卯月「…あっ、はーい!」
卯月P「………」
普通の食卓
卯月母「今日も遠慮せずに食べていってくださいね?」
卯月P「あ、ありがとうございます……」
卯月父「何だか元気がないように見えますが…?」
卯月P「いえ…普通に普通です……」
卯月「…♪」
卯月P(普通にヤバい……どうしてこうなった?)
卯月母「>>87」
どうしたんですか?まさか私たちが普通に見えないと?
性別:わんこじゃなかったっけ?
>>88
気づかれてしまいましたか…
地味に伏線にしたかったので…
卯月母「どうしたんですか?まさか私たちが普通に見えないと?」
卯月P「あ、いや!普通も普通、普通そのものに見えます!」
卯月母「ふふっ…ですよね。普通の家庭の普通の食卓です、もう卯月Pさんも我が家の普通なんですから、そう固くならないでください。」
卯月父「楽にしてください。何、取って食いやしませんよ、あっはっは!」
卯月P「は、はあ……」
卯月「そうそう、肩の力を抜いて普通にしてください♪」
卯月母「今日もお仕事お疲れ様です。うちの娘が世話になります。」
卯月父「これからも娘を末永くよろしくお願いします。」
卯月P「は、はい…(何だか言い方に含みがある気が…)」
卯月(パパ、ママ……島村卯月、頑張りますっ!)
卯月母(ファイト!)
卯月父(さん付けからどのタイミングで変えるべきだろうか……)
卯月母「今日はいつもより腕によりかけて、すっぽん鍋を作ってみたんです。温まってくださいね♪」
卯月父「出張先で美味いマムシ酒を買ってきたんです。食後にいっぱいやりましょう!」
卯月P(あれ、普通の光景のはず…普通の光景のはずなのに……何だか寒気が……)
卯月「えへへっ、スタミナは大事ですよねっ?アイドル活動「とか」に。」
卯月P「そうだな…(結婚の話が出ない…やっぱり冗談だったのか……聞いてみ……いや、ご両親の前では……)」
卯月(最高の「普通の幸せ」をプレゼントしてあげますね♪)
食後 卯月の部屋
卯月P「卯月母さんの料理は普通に美味いな…今日はやたらとニンニクが効いてた気がしなくもないが……」
卯月「ニンニクには疲労回復の効果があるんです。ママが卯月Pさんに気を利かせてくれたんだと思います。」
卯月P「そ、そうか、卯月母さんは流石卯月のママさんだな!普通に気を利かせられるところはママさん譲りなんだな!」
卯月「えへへっ、ありがとうございますっ♪」
卯月P(普通にスタミナがつく料理ばかりいただいた気がするが……うん、普通に考えて深い意味はないな!)
卯月「>>94」
ところで……どうしてあんな普通じゃない絵をわざとらしく飾ってたと思いますか?
卯月「ところで……どうしてあんな普通じゃない絵をわざとらしく飾ってたと思いますか?」
卯月P「ん?さっき自分で普通に気に入ってるから普通に飾ってる…とか言ってなかったか?」
卯月「…えへへっ、そうでした!だから、部屋のどこからでも見えるように棚の1番上に飾ってるんでした!」
卯月P「お、おう。」
卯月「ここから見ても普通にいい絵ですけど、近くで見るともっと迫力のある絵なんですよ?…あっ、取って見せてあげますね!」
卯月P「いやいや、あんな高い位置にある絵を取るのは普通に危ないだろ。もし怪我をしたりしたら普通に大変だ。」
卯月「いえ、大丈夫です!脚立に乗れば普通に届く高さですから。どうしても近くで見てほしいんです。」
卯月P「…分かった。卯月がそこまで言うなら…普通に考えて脚立は支えておいてやる。くれぐれもバランスは崩したりするんじゃないぞ?」
卯月「バランス感覚には自信があります、アイドルですから!後ろはベッドですから、万が一倒れても安全ですよ。」
卯月P「それでも手をひねったりする危険性は普通に……」
卯月「もう、心配性ですね、卯月Pさんは。えへへっ、でも心配してもらえるは嬉しいです♪だったら、万が一の時は私を支えてくれませんか?」
卯月P「普通は頼まれなくても普通にそうするよ。卯月に何かあったら大変だからな。」
卯月(「何か」は起こるんですけどね♪)
〜〜〜
卯月「うぅ……」プルプル…
卯月P「普通に脚立の高さが足りないな……」
卯月「この高さでちょうどいいと思ったんですが……うぅ……あとちょっと…」プルプル…
卯月P「無理はするなよ?……ん、これって俺が脚立の上に立てば……」
卯月「(……)きゃっ…!」フラッ
卯月P「卯月!!(しまった、咄嗟だったから上手く支えられな…!)
ガシッ…ヨロッ…
バタン!!
卯月P「言ってる側から…!普通は後ろはベッドだったりは…!」ムニッ…
卯月「きゃっ♪」
卯月P「えっ………(今の柔らかな感触は…)」
卯月「そこは私のお尻ですよ?卯月Pさん。」
卯月P「?!(そうか、普通に腰を抑えるつもりが…判断が遅れたから結果的に腰より下の……いや、普通はそんなに上手く行くものなのか……?!)」
卯月「>>100」
これが、さっき言ってた狼の絵を飾った本当の理由です……♪本当は私じゃなく、卯月Pさんの方から狼になってもらった方が普通だったんですけど……
卯月「これが、さっき言ってた狼の絵を飾った本当の理由です……♪本当は私じゃなく、卯月Pさんの方から狼になってもらった方が普通だったんですけど……」
卯月P「えっ…えっ?!(卯月は何を言っているんだ……?!)」
卯月「普通はこう言うのを『ベットの上に押し倒した』って言うんですよ?これは普通とは逆の体勢ですけど。」
卯月P「卯月……?」
卯月「普通はこう言う状況になったら……えへへっ♪卯月Pさん、好きです、大好きです、愛してます♪」
卯月P「……まさか…」
卯月「普通に考えて合ってますよ?」
卯月P「だ、誰か……?!」
卯月「私たちだけですよ。パパとママは気を利かせて出かけてくれましたから♪」
卯月P「ま、待て!待ってくれ!」
卯月「待てません♪もうずっと待ってたんですから♪」
卯月P「やめ……!」
卯月「………」チュ
卯月P「んう?!」
卯月「…………」
卯月P「………」
卯月「……っはぁ…えへへっ、卯月Pさんって本当に可愛いですっ♪」
卯月P「………」
卯月「ねえ…普通に正直になりましょう……気持ちを偽る理由がないのに気持ちを偽るのは……普通じゃありませんよね……?」
卯月P「あ、ああ………」
卯月「卯月Pさんは何がしたいですか…?普通に考えましょう…普通の男の人なら、こう言う場合はどうするか…?」
卯月P「普通の…男は……(頭がクラクラする……)」
卯月「私は普通の幸せがほしいんです……特別じゃなくていい…普通の幸せ…普通の温かい家庭が……それってとっても……幸せだと思いませんか…?」
卯月P「幸せ……普通の……幸せ……(抵抗……しないと……)」
卯月「…余計な事は考えちゃだめです。」パシッ グイッ!
卯月P「?!」ムニムニ…
卯月「普通はこんな時に余計な事を考えたら……女の子に対して普通に失礼ですよ?私のお尻……好きなだけ触っていいんですよ……?」
卯月P「あ……ああ………」ムニムニ…
卯月「>>107」
↑+
普通の男なら普通に落ちるだろうな
だがことわる
これは俺の望んでる普通の生活じゃないからな
卯月「ほら、普通の恋人同士はこのくらいのことは普通にやるんですから……卯月Pさんももっと積極的になってください……?」
卯月P「……普通の男なら普通に落ちるだろうな……」
卯月「?」
卯月P「……っ!だがことわる!
これは俺の望んでる普通の生活じゃ……ないからな ……!」
卯月「…どう違うんですか……?」
卯月P「こんな普通じゃないやり方は……違う!俺は卯月を普通に愛してる……でも……これは俺の望む普通じゃない!」
卯月「……」
卯月P「自分の体を大切にしろ!あの普通を遥かに超えた外泊野郎の奏Pだって…未成年には手を出さないって決めてるんだ!普通の俺が…手を出せるわけ、ないだろっ!」
卯月「………」ムクッ
卯月P「分かってくれt……」
卯月「……」プチ…シュルッ…パサッ……
卯月P「お、おい?!」
卯月「まだです。」プチ……パサッ……
卯月「さあ、私を見てください。」
卯月P「っ!!(下着姿に……普通の可愛い下着だ……じゃなくて…!)」
卯月「卯月Pさんが望むなら、普通にこれ以上の姿も見せてあげますよ?」
卯月P「……っく…」
卯月「我慢はよくありませんよ…?もっとキスをしたくありませんか…?もっと私を触りたくありませんか…?もっと……」
卯月P「卯月。」
卯月「…何でしょうか?」
卯月P「服を着ろ。」
卯月「………」
卯月P「俺も普通の幸せがほしい。だからこそ……だめなんだ。」
卯月「………」
卯月P「………」
卯月「…はぁ……最後の最後で私の負け……かぁ……普通に上手くいくと思ったのになぁ……」
卯月P「………」
卯月「卯月Pさんと…もっと幸せになれると思ったのに……頑張ったんだけどな…」
卯月P「>>113」
(あの絵から漂う普通じゃない雰囲気!まさかあの絵に込められた普通を遥かに超えた何かが卯月を……いや、島村家全体をおかしくしているのか!?ならば!)
……普通のプロデューサーをなめるなっ!連続普通のパンチッ!!(絵を粉砕)
しばらくはバトルは控えたいので……
誠に勝手ながら再安価とさせていただきます……
申し訳ございません……
再安価
>>116
卯月P「これから二人で普通に結婚して数年後に普通に子供がいる。そんな生活をしていこう。」
卯月「……えっ…?」
卯月P「普通が一番だよ。まずは普通に手順を踏んで、普通の夫婦になろう。それじゃ…だめかな?」
卯月「………」
卯月P「そんなに長くは待たせない。だから……今は普通に結婚するだけで我慢してくれ。」
卯月「………普通ですね。」
卯月P「もっと気の利いた言い回しが出来ればいいんだろうが……」
卯月「いいえ、その普通の言い回しが……普通な私は普通に…普通な卯月Pさんらしくていいと思います。」
卯月P「…そうか。」
卯月「はい。」
卯月P「……それで…」
卯月「不束者ですがよろしくお願いします。……普通はこれが、正しい言い回しですよね?」
卯月P「…必ず幸せにする。普通の幸せを…卯月にプレゼントする。」
卯月「ふふっ……私がプレゼントされちゃいました。…私からプレゼントするつもりだったのに。」
卯月P「いや、最高のプレゼントなら受け取ったよ。普通に最高な……普通の嫁さんをな。」
卯月「………」
卯月P「………」
卯月「……勝てないな…」
卯月P「……」ナデナデ
卯月「………」
卯月P「『普通』に関しては普通に負けられないんだ…悪いな。」ナデナデ
卯月「……あの…」
卯月P「…何だ?」
卯月「普通のお願いを一つだけ…聞いてもらえませんか…?」
卯月P「普通の俺が普通にできる事なら。」
卯月「……今夜はこうして……頭を撫でていてくれませんか…?」
卯月P「今夜は…って、普通に考えたら……朝までか…?」
卯月「はい…朝までです。」
卯月P「地味に重労働だな……」
卯月「だめ……ですか……?」
卯月P「普通のお願いを俺が断ると思うか?」
卯月「……ありがとうございます。」
卯月P「普通の事だ。」
卯月「>>125」
もしかしたら……いいえ、私も婚姻届を見せてから今まで、普通じゃなくなってました……ここ最近、ピンクチェックスクールやピンキーキュートの仕事が多かったから……
卯月「もしかしたら……いいえ、私も婚姻届を見せてから今まで、普通じゃなくなってました……ここ最近、ピンクチェックスクールやピンキーキュートの仕事が多かったから……」
卯月P「いいや、卯月はいつだって『普通』だよ。何があっても『普通』でいられる……それが卯月だ。」ナデナデ…
卯月「……」
卯月P「もう全部済んだ事じゃないか……普通に気にするな。」ナデナデ
卯月「……卯月Pさんは普通に優しいですね……」
卯月P「何よりの褒め言葉だ。」ナデナデ
卯月「…ああ……今分かりました。私が欲しかったのは……これなんだって……これが…普通の幸せ……」
卯月P「普通の幸せは…意外と気付けない物なんだよ。」ナデナデ
卯月「そうですね……焦らなくても…ずっとここにあったのに……」
卯月P「………」ナデナデ
卯月「…朝までたくさんお喋りしましょう…私、話したい事がたくさんあるんです。」
卯月P「俺もだよ。普通の話を…たくさんしよう。」ナデナデ
卯月「何から話しましょうか…?」
卯月P「何でもいい…普通のお喋りってそんなものだろ?」
卯月「……ですね。」
卯月P「とにかく話をしよう…(その方が気が紛れるしな……)」
卯月「月が綺麗ですね……」
卯月P「ああ……スッポンとはまるで違うな……」
卯月「?」
卯月P(スッポン先輩…マムシ先輩……あなた方の力は偉大だ……これは二重の意味で……かなり朝まで辛いな……くぅぅ……)
翌日 事務所
留美「おはよう、卯月ちゃん。」
卯月「おはようございます、留美さん!えへへっ、いい朝ですね♪」
留美「そうね。ああ、さっき苛酷な苦行に耐えたあと、みたいな感じでフラフラしている卯月P君をみたんだけど…?」
卯月「えへへっ……そこまで考えるのを忘れていて……」
留美「…?」
卯月「こっちの話です。」
留美「……そう。卯月ちゃんはとても機嫌が良さそうだけど、何かあったの?」
卯月「朝市役所で、卯月Pさんとの婚姻届を窓口に提出してきたんです♪」
留美「?!」
卯月「えへへっ、私たち夫婦になっちゃいました♪」
留美「ど、ど、ど、どうやって名前欄にサインをしてもらったか、参考までに教えてもらえる?!」
卯月「簡単ですよ。……『普通』に書いてもらったんです。」
ノーマル≠アベレージ
普通of普通ことしまむらさん回でした
普通故に作者によって一番影響が出るのがしまむらさんだと思います
つまり黒卯月化させた>>1は……
我々が普通に使っている普通と言う概念は果たして普通に普通と言う言葉で表せる普通のものなのでしょうか?普通でないものを普通と思い込み普通に疑わず、『普通』を享受しているだけかもしれません。しかし、我々にとっての普通が『普通』なのだとすれば、普通は普通を普通と認識している事概念また普通なのかもしれません
ちゃんみおもHが87と言うのは意外と知られていない事実
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