美世「付き合いを例えるなら」 (150)

※モバマスSS
複数P世界、安価スレ
連取・連投・エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
頭文字D(ダチャーン)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1448969936


櫂「ここまででお付き合い」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1446202499

麗奈「黙って付き合いなさいッ!」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1446982773

聖「付き合うって……難しいな……」
聖「付き合うって……難しいな……」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1447241672/)

モバP「男同士の付き合い」
モバP「男の付き合い」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1447458393/)

巴「筋の通った付き合い」
巴「筋の通った付き合い」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1447673694/)

志乃「付き合える権利」
志乃「付き合える権利」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1447934539/)

ほたる「付き合ってもらって…ありがとうございます」
ほたる「付き合ってもらって…ありがとうございます」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1448192311/)

晶葉「お前に付き合っていると眠くなってしまう」
晶葉「お前に付き合っていると眠くなってしまう」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1448450742/)

鈴帆「真剣に付き合とーよ」
鈴帆「真剣に付き合っとーよ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1448704860/)


の続きです
中速の109作目
とうとうロイミュードの数と並びました

商店街 原田豆腐店



美世「絹ごしが4丁と豆乳ドーナツが8個で、合わせて1400円です。」

客「細かいのが無いんだけど……いい?」スッ

美世「大丈夫ですよ、2000円からですね。…600円のお返しになります。」
スッ

客「どうも。」

美世「はい、お豆腐が崩れないように徐行で帰ってね。それと、おまけでおから入れといたから。」スッ

客「あら、ありがとう。ふふっ…美世ちゃん何だか丸くなったわね。」

美世「えっ?!やっぱり近場に行くのにも車を使ってたから……」

客「そう言う意味じゃなくて、雰囲気が丸くなったってこと。大きな悩みごととか解決したでしょう?」

美世「……分かっちゃう?」

客「美世ちゃんのことならベビーカーに乗って大はしゃぎしてた時から知ってるもの。」

美世「あははっ、その頃からあたしって車好きだったんだろうね…最初におねだりしたおもちゃもミニカーだったんだよね?」

客「ふふっ……近所中に自慢して回ってねぇ…ブロロン、ブロロンって……昨日の事みたいに思い出せるわ……」

客「美世ちゃんの事なら何でも分かるのよ?例えば、よく美世ちゃんと一緒にいるイケメンくんの事とか。あのイケメンくんも雰囲気が柔らかくなったし……そう言う事でしょう?」

美世「……本当に何でも分かっちゃうんだね。商店街の人たちには一生頭が上がらないかも……」

客「亀の甲より年の功よ。ねえ、あのイケメンくんって美世ちゃんの彼氏?」

美世「あははっ、違うよ。強いて言うならエンジンとラジエーターの関係…かな。」

客「あら、そうなの……?それは残念。」

美世「もー、残念って何?」

客「だって…ねぇ?美世ちゃんももう20歳でしょう?」

美世「そう言うのはまだ考えられないよ。今は車をいじってるのが一番楽しいもん。」

客「男の人から声をかけられたりしない?」

美世「うーん……たまにあるかな。一緒にお茶しない?って。」

客「あらまあ、それで?」

美世「断るのも悪いから一緒にお茶をさせてもらうんだけど、あたしが段々リミッターが外れて車の話をし始めて……最終的にエンジン全開になってドン引かれちゃうって言う……」

客「>>8

>>7

客「それならお見合いなんてどう?ちょうどいい話があるんだけど……」

美世「お見合い?あははっ、あたしみたいな機械油くさい女の子に引き取り手なんかいないよ!」

客「それがね、相手の人は自動車整備工をやってる人なのよ。趣味も車いじりらしいし、話も合うと思うの。歳も24で近いし、中々のイケメンよ?」

美世「へぇ、自動車整備工の人かぁ……車の話も好きなだけできるかな?」

客「ええ。ね、顔だけでも合わせてみない?」

美世「むむむ……」

客「美世ちゃんが嫌なら無理にとは言わないけど…」

美世「なら、ごめんなさい!そのお見合いはパスってことにしてくれない?」

客「あら、どうして?」

美世「んー……自分でもよく分かんないんだけど、何だか受けるのはモヤモヤするんだ。」

客「……分かったわ、向こうにはお断りを入れておくわね。」

美世「ごめんね、わざわざ持ってきてくれたのに。」

客「いいのよ、文字通り老婆心だったみたいだから。美世ちゃん風に言うなら、ギアが噛み合う相手じゃないでしょうから。その人は別にいるものね。」

美世「?」

客「ふふっ…それじゃあおから、もらっていくわね。今度私にもイケメンくんを紹介してね?」

美世「いいけど、何で?」

客「好きなのよ、イケメン。それと、今のうちから知り合いになっておいたほうが良さそうだもの。」

美世「えっと……?」

客「ふふっ……ご機嫌よう、また来るわね。」

美世「……」

〜〜〜


美世「…おばさんが言ってた、『今のうちに知り合いになってた方が良さそう』ってどう言う意味だろ?」

美世「『今のうちに』ってことは、将来的には必ずおばさんとQ君は知り合いになるってことだよね?うーん……」

美世「Q君が近所に越してくるとか?……はぁ、ダメだ、全然分かんない。車の事なら全部分かるのに。」

美世「分かんないと言えば、何であたしお見合いを断ったんだろ?結婚とかそう言うのはまだ実感が湧かないって言うのもあるけど…」

美世「うーん……」

美世「>>14

君はわかる?コマーシャル

美世「君はわかる、コマーシャル?」

カラフルコマーシャル「?」ブゥンブゥン

美世「Q君の事が引っかかったんじゃないかって?もー、コマーシャルまで…Q君は違うって言ってるでしょ!」

カラフルコマーシャル「?」ブゥン

美世「あたしがお見合いしたってQ君は……ちょっとは気にするかも…だけど…」

カラフルコマーシャル「?」ブゥンブゥン

美世「どうしてそう思うかって?」

美世「だって…ほら、元同僚がお見合いするってなったら誰だって気になるでしょ?」

カラフルコマーシャル「?」ブゥン

美世「あははっ、ハーレー博士がお見合いしても気にならないよ!Qくんだって気にしないでしょ。」

カラフルコマーシャル「?」ブゥンブゥン

美世「やだ!Q君がお見合いするのは……何かやだ!」

カラフルコマーシャル「?」ブゥンブゥン

美世「違い?それは……あれ?」

カラフルコマーシャル「…」ブゥン

美世「特別って…まあ、特別だけど……Qくんはそんなんじゃなくて、特別ほっとけないってだけだから!」

カラフルコマーシャル「…」ブゥンブゥン

美世「Qくんは1人で熱くなって突っ走っちゃうから誰かが止めてあげないといけなくて、その役目があたしってだけで……そう、パートナー!」

カラフルコマーシャル「?」ブゥン

美世「確かに伴侶って意味もあるけど……伴侶………」

美世(Qくんなら、伴侶になってあげてもいいかな……?Qくんが戦う必要がなくなって…2人でマシンの整備をしたり、ドライブに出かけたりして…)

美世(それで………)

「こんにちは!任務の遂行にやって参りました!」

美世(Qくんと……)

カラフルコマーシャル「!」ブゥン

美世「はっ!あたしってば、仕事中だって言うのにすっかりエンジンがストップしちゃってた!」

「ある物を調達しに来たのですが…」

美世「あっ、すみません!何をお求めでしょうか?」

「ドライブに誘う相手であります!ややっ!ヘイヘイ、女だ、悪かねえぜ!」

美世「えっと…って、亜季さん!」

亜季「こんにちは、美世殿!」ビシッ!

美世「こ、こんにちは…」

亜季「>>23

ドライブあまり見なかったからだけど、コマーシャルってどんなのですか?

こんにちはであります!それで、この後一緒にドライブに行きたいのですがどうでしょうか?

↑+実はこれからウラルの初乗りでして

>>22
広告車型シフトカー。映像を投影する機能がある。ドライブでは替え玉などに使われた

亜季「こんにちはであります!それで、この後一緒にドライブに行きたいのですがどうでしょうか?実はこれからウラルの初乗りでして。」

美世「ウラル!ウラルってIMZの?!モデルは?!」

亜季「サハラであります!」

美世「サハラかぁ……行く行く!サハラは乗る機会がなくて…1回乗ってみたかったんだよねっ!」

亜季「それは何よりであります!私としても初乗りに美世殿に同乗していただけると助かります!」

美世「任せて!マシンの事なら……あっ…!」

>>22
ドライブは傑作なので是非!

>>24
そして扱いが不遇だったシフトカーの一つですよね……



亜季「如何なされました?」

美世「あたし店番してる最中じゃん!亜季さん、ごめん!行きたいのは山々なんだけど…」

亜季「ふふっ、その事を考えていない私ではありませんよ。ちゃんと戦術を用意してあります!美世父殿!」

美世父「おう、行って来な!」

美世「お、お父さん?!」

美世父「店番はこっちでやっておく。思いっきり風を感じてこい。」

亜季「我々は秘密裏に条約を締結していたのであります!そう、時間になり次第美世殿を私に貸していただくと言う条約を!」

美世父「はっはっはっはっは!そうさ、時間が来たから美世の身柄は引き渡すよ。連れ回してやってくれ!」

亜季「了解であります!」

美世「ちょ、ちょっと…?!」

美世父「ドライブ、行きたくないのか?」

美世「………行きたいけど…」

美世父「だったら行ってこい!」

商店街 駐車場



亜季「ウラルはドイツで生まれました。ソ連の発明じゃありません。ドイツのオリジナルです。BMW-R71型のコピーが源流ですが、今やオリジナルを凌駕しています。」

美世「ウラルは好きだよ!」

亜季「ウラルがお好き?結構。ではますます気になりますよ。さあさどうぞ、ウラルのサハラ750ccです!精悍でしょう?んああ運転席に乗り込もうとしようとしないで!アクセサリーがアイドルらしくない、でもアイドルらしさなんて自分で決める物ですし、これがアイドル大和亜季の愛車で一向に問題はない。座席は余裕がありますよ、どんな長身の方でも大丈夫。どうぞ回してみて下さい、いい音でしょう。余裕の音だ、馬力が違いますよ!」

美世「一番気に入ってるのは…」

亜季「何です?」

美世「これを運転できるってことだよ!」キラキラキラキラ…!

亜季「ああ、何を!ああっここで動かしちゃ駄目ですよ!待て!止まれ!うぁあああ……」

美世「はっ!いけないいけない、ハンドルを見るとつい握りたくなっちゃうんだよね。」

亜季「今日は私が美世殿をドライブにお連れする日なので…」

美世「あはは…ごめん!今日のあたしの席はサイドカーの方だったね。よっ!」ストッ

美世「これがサイドカーからの眺めかぁ…!これはこれで悪くないね!」

亜季「やはり、日頃運転手を務められているとサイドカーからの眺めと言うのは新鮮な物でありますか?」

美世「>>32

アメリカでも日本でも、よくQ君と二人乗りしてたから。ライドマッハーの後ろに乗って、頭を預けたら、Q君の筋肉や心臓の音がわかって……あったかくて、安心できて……って、な、何言ってるんだろ、あたし……!

>>31

安価把握

押忍にゃんに「火を噴けライダー拳」をリクしてきます

お休みなさい

再開します

美世「アメリカでも日本でも、よくQくんと二人乗りしてたから。アクロバッターの後ろに乗って、頭を預けたら、Qくんの筋肉や心臓の音がわかって……あったかくて、安心できて……って、な、何言ってるんだろ、あたし……!」

亜季「ほうほう、美世殿はQ殿とは2人乗りがフォーマットなのでありますか。」

美世「へ、変な意味はないんだよ!ホント、変な意味じゃなくて…!」

亜季「変な意味とは?」

美世「それは……ほら、2人乗りとか恋人同士みたいって言うか……ち、違うから!純粋に友だちとしてだから!」

亜季「成る程、これは失礼しました。」

美世(うう……何か今日のあたし整備不良かも…)

美世(おばさんからお見合いの話を聞いて…それで何でかQくんの顔が思い浮かんで…Qくんも男の人だって気付いてから……)

亜季(…この様子ならば作戦の決行に支障はなさそうでありますな。)

美世(そうか……Qくんは男の人なんだよね…)

亜季「美世殿。」

美世「な、何?」

亜季「そのお気持ちはよく分かりますよ。頼れる戦友がいると言うのはとても心強いものですよね。」ニコッ

美世「…あっ、うん!やっぱり、ジャッキで車体を持ち上げるときとかQくんがいてくれると助かるし!」

亜季「1人では不可能に思える作戦も、戦友とであれば決行も可能と言うものであります!」

美世「うんうん!一緒ならどんな悪路でも制覇できるような気分になれるよね!」

亜季「はい!私も美世殿にとって同じ師団の小隊に所属する戦友が如くなれる事を願っています!」

美世「あははっ、ありがとっ!あたしも亜季さんとはもっと仲良くなりたいって思ってたんだ!」

亜季「光栄であります!このドライブかその契機とならん事を!はっ!」ストッ

美世「おお、乗り方がカッコいい!」

亜季「中々様になっているでしょう?それもそのはず、颯爽とした乗り方に憧れて子供の時から練習を重ねて参りましたから!」

美世「ミリタリー映画に出てくる軍人さんに憧れて?」

亜季「それもあります、偵察部隊の隊員のように!しかし、子供の頃に見たバイク乗りの方々に憧れて、と言うのが一番でしたな!」

美世「あははっ、あたしと似てるね!あたしは子供の頃に見た赤いスポーツカーに憧れて、本格的にこの道に入ったんだ!」

亜季「>>40

赤いスポーツカーと深い繋がりが?

亜季「赤いスポーツカーとは深い繋がりが?」

美世「うん、赤いスポーツカーはあたしの原点なんだ。最初に自力で作り上げたマシンも赤いスポーツカーだったの。」

亜季「その赤いスポーツカーとはひょっとして、美世殿がいつも搭乗されている?」

美世「トライドロン。何回か改修は加えたり新システムを搭載したりしてるけど、車体自体はほとんど最初のままなんだよ?」

亜季「自分で組み上げたマシンならば愛着もまた一入でありましょうな!」

美世「あははっ、自分が汚れるよりトライドロンが汚れる方が気になっちゃうぐらい!」

亜季「ははは!私も自身の汚れは気になりませんが、愛銃は顔が映る、とまで行かずとも磨き上げます!」

美世「亜季さんはサバゲーが趣味だったっけ?」

亜季「あの独特の感覚が癖になるのです!他では味わない魅力が存在するのであります!」

美世「あははっ、、お互い趣味の事になると、エンジンのかかり方が違うんだね。」

亜季「趣味に対して熱くなってしまうのは、我々趣味人の習性であります!」

美世「おかげで男の人からは引かれちゃうんだけど…」

亜季「あるある、と言う物でありますな。映画においてコックは元特殊部隊の隊員である、のような。」

美世「あははっ、それはセガール限定でしょ?」

亜季「ネタに反応していただき感謝であります!私もこんな人間なので、語り出すと引かれてしまって……今のように反応していただけるお相手なら良いのですが。」

美世「だから亜季さんやQくんみたいなネタが通じる人と話すのが楽しくって…!」

亜季「語っても引かれない男性が1人、おられましたね。」

美世「あっ……」

亜季「話すのも楽しい物ですが、同じ屋根の下で映画を見たりするのも中々愉快な物ですよ?」

美世「それって……?」

亜季「さあ、ヘルメットを装着してください!発進しますよ!」
ヴォォォン…!ヴォォォン…!

美世「うん…」

亜季「もちろん、通信機も内蔵されていますので。私のドライビングテクニック、見ていてくださいね?」

美世「…分かった、楽しみに見させてもらうね!」

〜〜〜

ブォォォォン…!!

美世「亜季さん、運転上手!初乗りって嘘でしょ?」

亜季「ふふっ、ありがとうございます!しかし、初乗りと言うのは事実ですよ。」

美世「えー、だってカーブとか膨らまないでコーナリングできてるじゃん!」

亜季「ならばウラルが私に合っているのでしょう。」

美世「だね!亜季さんさえ良ければもっと細かいチューンとかしてあげるよ、そしたらもっと亜季さんに合うから!」

亜季「では、忙しくなければお願いしてもよろしいでしょうか?」

美世「>>48

↑+確か倉庫にGAU-8とエクステンドブーレドが余ってたから……

美世「もちろん!亜季さんに合うように改造したり、パワーも上げたりしちゃうからね!確か倉庫にGAU-8とエクステンドブーレドが余ってたから……」

亜季「GAU-8?アベンジャーでありますか?!」

美世「みんなには秘密だよ?…これから必要になる時が来るだろうから。」

亜季「……」

美世「どうする?」

亜季「お願いします。」

美世「うん、分かった。モンスターマシンになるだろうけど、亜季さんなら乗りこなせるだろうから。」

亜季「了解であります!…GAU-8を発射しながら走行できるマシンなど実現可能なのですか?」

美世「ある天才科学者の発明した技術を使えばね。部分的に運動エネルギーを抑えられれば、走行しながらの射撃は実現可能でしょ?」

亜季「理論的には……」

美世「その理論を実現した人が居たの。ううん、今もきっとどこかにいる。」

亜季「……」

美世「チューンってレベルじゃなくなっちゃうな、これ…よし、ウラルは普通にチューンアップするとして、亜季さんにも専用マシンを作ってあげる。」

亜季「私の専用マシン……ふむ…美世殿には頭が上がりませんな。」

美世「あたしにできるのはこれぐらいだから。今櫂ちゃんに作ってあげてるクルーザと同時進行で製作するから、完成は1ヶ月後ぐらいかな。」

亜季「了解しました。火器の調整はこちらで行いましょう。」

美世「よろしく。要望があったらどしどし言ってね。」

亜季「はっ!」

美世(ベルトさん、きっと今もどこかで生きてるよね…?)

亜季「……ややっ!私とした事がとんだ失態を犯してしまいました!」

美世「…ん?どうしたの?」

亜季「色物と無地の服を一緒に洗濯機に入れて、スイッチを押してきてしまいました…!」

美世「あちゃー、やっちゃったね、それは。」

亜季「しっかり色移りしているでありましょうな…」

美世「あたしも偶にあるんだよね、色物と無地を一緒に洗濯しちゃうの。…って言うか、亜季さん洗濯までやってるんだ?!」

亜季「洗濯だけでなく、料理などの家事全般もやりますよ?」

美世「わりと有名なアイドルなのに…よくそんな余裕があるね…あたしなんかよりずっと忙しいんじゃないの?」

亜季「社長殿の方針のおかげであります。『仕事はやりたい事に支障が出ない範囲で。』が理念だそうです。」

美世「へぇ……」

亜季「>>55

社長殿は謎多きお方で、その真の素性を知っているのは留美殿と菜々殿、ちひろ殿以外にいないと言われています

安価把握

一時中断します

やっぱり平日の日中は気付かれにくいんですかね…

気付かれにくいっていうか、人が来ないし来たとしても安価が思い付かないって話じゃない?
もし加蓮でも出てたら絶対今より積極的に安価取りに来る奴いるよね

気付いても反応し辛い。仕事中だし
のんびり考えられるからこれはこれで嬉しいけど(夜はほとんど反射で書いてる)

話には出たけどまだwikiに載ってないキャラって誰がいたっけ
藤本のじーちゃんエルメス騎士黒川は覚えてるんだけど

鈴帆
鈴帆P(話のみ)
クリム博士(話のみ)
グルメ界出身のポケモン達
かな

里奈祖父とかくっ川とかはまだ設定が定まってないから無理に書く事もないと思うけど

>>57>>58>>59
より多くの方に安価を取って頂けるように、昼と夜の二回に分けさせていただいております
(>>1と端末たんの体力的な意味もありましが……)
昼間は何かの片手間に見ていただけると幸いです

>>60>>61
(wikiが更新されるのを密かに楽しみにする音)


日頃ご愛読いただき感謝に堪えません

再開します

亜季「社長殿は謎多きお方でしてな、その真の素性を知っているのは留美殿と菜々殿、ちひろ殿以外にいないと言われているであります!」

美世「謎多きお方…何だかかっこいいね!亜季さんたちの事務所の社長さんだから、少なくとも只者じゃないよね!」

亜季「そりゃあもう!常に世界中を飛び回っておられて、事務所におられる時間の方が少ない事務所の社長などあのお方ぐらいの物でしょう!」

美世「そうなの?!」

亜季「ええ、そして帰投される際は必ず新しい人材と共に帰投されます。」

美世「ずいぶんアクティブな社長さんだね……ここだけの話、大きい事務所の社長さんだから、もっとこう…社長室とかで偉そうにしてるのかと思ってたり…」

亜季「あっはっは!じっとしているのと柔らかすぎる椅子は苦手だそうです!」

美世「…エンジンが常にフルスロットルな人なんだね!」

亜季「そう言うことです。ひょいと何処かへ出撃されては、ひょいと帰投される、そんな方であります!」

美世「あははっ、変わった社長さんどころじゃないよ、それ!行き先も誰も知らないんでしょ?」

亜季「気が付けば社長室におられませんから。誰よりも自由な方です。」

美世「社長さんがそんなに自由な人だから、事務所の社風もそんなに自由なんだね。…社内で車をいじったりするのもオッケーだったり…?」

亜季「その程度でしたら全く構いませんよ!留美殿を通して社長殿にお頼みすれば、3日後には社内に自動車工場が設置されているでしょう。」

美世「ええっ?!軽い冗談のつもりだったんだけど……って3日ってどう言うこと?!」

亜季「企業秘密であります!社長殿と同じように、事務所もまた謎多き事務所なのですよ。」

美世「じゃあ、社内の人間になれば…?」

亜季「最初は頭が追いつかないと思いますがな。」

美世「そ、そっか…ふーん、そうなんだ…」

亜季「まあ、車いじりが趣味のアイドルやプロデューサーが居ないので建設される予定はありませんがな。新しくそんなアイドルが所属するならば話は別ですが……」

美世「あははっ、流石にいないよ、そんなアイドルは…!機械油くさいアイドルなんていないでしょ?」

亜季「まあ…居ませんね。」

美世「だよね……(もし…もしだけど…アイドルになれたら、また研究所時代みたいにQくんと居られるかなって思ったんだけど…)」

亜季「あくまで今までは、の話でありますが。御存知でありますか?開発当初は飛行機が兵器になるなど誰も思ってもみなかったのですよ。」

美世「>>69

えっ……?

美世「えっ……?」

亜季「車好きのアイドルなどが新たに所属したりはしないものでしょうか。 丁度研修を終えたばかりで、担当のアイドルを探しているバイク好きのプロデューサー殿がいるのですが。」

美世「…Qくんのこと?」

亜季「ふふっ、P殿が『泣いたり笑ったりできなくなるぐらい鍛えてやったぜ!』と言っておられました。」

美世「道理でQくんオーバーヒートしてたわけだ…」

亜季「愛の鞭であります!」

美世「あははっ、プロデューサーとしての基礎は忘れたくても一生忘れられないぐらいだ、ってこぼしてたよ。」

亜季「それはそれは。これでQ殿も一人前のプロデューサーの仲間入りでありますな!」

美世「それで、その……」

亜季「我が事務所の規則の一つに、プロデューサーは最初のアイドルは自分でスカウトしなくてはならない、と言う物があるのです。」

美世「って事はQくんもアイドルをスカウトしなくちゃいけないんだね!」

亜季「そうなりますな。」

美世「普通はそう言うものなの…?」

亜季「いえ、うちの事務所の独自の規則であります。理由は社長殿しか知ってはおられませんが。」

美世「へ、へぇ…それは何でだろうね…?(Qくんが昨日あたしをスカウトしてくれなかったって言うことは…そう言うことなんだよね…)」

亜季「さあ、私にも皆目検討がつきません。(本当は何となくでよければ凡その検討はついていますが。)」

美世「……Qくんはどんな子をスカウトするんだろうね…?」

亜季「ご本人の性格から推察するに、バイクの好きな方でしょうな。」

美世(ちょっと期待しちゃった……バイク好きの子なんていっぱいいるよね…拓海ちゃん、夏樹ちゃん、夕美ちゃん、涼ちゃん、里奈ちゃん……李衣菜ちゃんも…かな…?あたしの知り合いだけでもこんなにいるし……)

亜季(作戦を立案するのは参謀、指揮するのは指揮官、そして…遂行するのは兵士であります。)

美世「あははっ…早くQくんが担当のアイドルを見つけられるといいね……?」

亜季「それは運次第でありますからな。プロデューサーがアイドルと巡り会えるか否かは。」

美世「Qくんは運は強い方だから…すぐに巡り会えると思うよ。」

亜季「>>75

ちなみに夏樹殿、李衣菜殿、涼殿にはすでにプロデューサーがついています。拓海ちゃんは言わずもがな。里奈殿は我が事務所にはいません。他に質問は?

あっ夕美も追加で

亜季「ちなみに夏樹殿、李衣菜ちゃん、夕美殿、涼殿にはすでにプロデューサーがついて
います。たくみんは言わずもがな。里奈殿は我が事務所にはいません。他に質問は?」

美世「えっと…夏樹ちゃんたちのプロデューサーさんたちって…どんな人たちか教えてもらえるかな…?」

亜季「了解であります!」

美世(今さらこんなことを聞いてどうしようって言うんだろ…夏樹ちゃんたちの話から大体は知ってるのに…)

亜季「(知らない筈はありませんな。ふむ……)まずは、夏樹殿の担当の夏樹P殿。夏樹P殿は夏樹殿と同じくロックでアツい方です。」

美世(「面倒見なきゃいけないのの1人だけど、ロックでアツい人だぜ!」…だったっけ。)

亜季「李衣菜ちゃんの担当の李衣菜P殿も…ロックな方でありますな。…ロックはロックでも…いえ、ある意味ロックな方であります。」

美世(「ロックな人ですよ!えっ、どこがロックって?えっと……は、ハートかな?」…って李衣菜ちゃんは言ってたなぁ…)」

亜季「夕美P殿は花を愛する情熱的な方であります。慣れるまでに時間がかかるかと思われますが……慣れれば大変親切な方だと分かります。」

美世(夕美ちゃんが言うには、「アイビーかな…なんちゃって、あはは…」……あとでアイビーの花言葉を調べてみたら…うん、確かに情熱的だった。)

亜季「涼殿の担当の小梅P殿は……一言では上手く言い表せませんな。ただ一つ言えるのは…強い信念を持つお方です。」

美世(「小梅Pさん?何というか…うん、悪い人じゃないよ。それより小梅がさ……」あのあと小梅ちゃんについてずっと話してたっけ……)」

亜季「…と、改めて思い返すと一癖も二癖もある方ばかりですが…その癖が上手い具合に、担当アイドルの癖と噛み合っているのです。」

美世「あははっ、ギアが噛み合ってるんだね。」

亜季「似たギアが噛み合う事があれば、全く異なるギアが噛み合う事もあります。」

美世「う、うん…!どのギアが一番最適かはそれぞれだからね!」

亜季「では、美世殿と噛み合うギアは?」

美世「えっ…?」

亜季「美世殿の回転数をもっともあげるギアはどのようなギアです?」

美世「えっ、えっと……どう言う意味…かな…?」

亜季「そのままの意味であります。」

美世「………」

亜季「………」

美世「……Qく…」

亜季「はて、今何と…?」

美世「急カーブ…急カーブっていったの!この先に急カーブがあるから気をつけてって…!」

亜季「…ああ、そう言えば!ありがとうございます!」

美世「>>82

(あたしのバカ……こんなことが言いたいんじゃないのに!)

美世(あたしのバカ……こんなことが言いたいんじゃないのに!)

亜季「サイドカーはコーナリングが難しいところでありますからな。(ふむ………)」

美世(今日のあたし…ほんと変だよ!整備不良にも程があるよ…あたしをオーバーホールできたらいいのに!)

亜季(少し攻め込みすぎましたかな…?)

美世(うう……いつもなら直ぐに言えるのに…あたしを最高のコンディションにしてくれるのはQくんだって…!)

美世(変だ…変だよ……Qくんがあたし以外の子をスカウトして……その子と仲良くなっちゃう事を考えたら……)

美世(またモヤモヤする…胸の奥が不完全燃焼してるみたい…このモヤモヤは何?)

美世(これが車なら、ボンネットを開けて整備したら解決するのに……うう……モヤモヤする!)

美世(あたしをQくんはスカウトしてくれなかった……Qくんがアイドルの子を担当するようになったら…その子が一番Qくんに近い女の子になっちゃう…)

美世(段々あたしから離れていっちゃうのかな……あたしはマシンをメンテするだけの関係になって………)

美世(バイクの後ろに乗せる女の子は、その子になっちゃって……)

美世(………)

美世(…嫌だ……そんなの嫌だよ!Qくんの背中に頭を預けられなくなるなんて……嫌…!)

美世(だって、Qくんはあたしの……あたしの…何?Qくんとあたしの関係は…元同僚ってだけで……)

美世(………)

美世(…Qくんが他の女の子を選ぶなら……それを止める権利はあたしにはないのかも…だって、それはQくんが決めることだから。)

美世(Qくんモテるから…あたしより可愛い女の子なんてすぐに見つけられるだろうな…あたしは機械油くさいし、女の子っぽくないし…Qくんはたぶん、あたしのことは女の子って思ってないだろうし…)

美世(あたしだってQくんのこと…男の子だって今朝まで気付かなかったから……)

美世「………」

亜季「(少し目的地まで飛ばしましょうかな。)美世殿、申し訳ありませんが現在の時刻を教えていただけませんか?」

美世「……あ、うん…4時50…51分になったとこ…」

亜季「(あと20分…当初の作戦予定では丁度に到着する予定でありましたが、少し余裕を持たせますか。)飛ばしますよ?」

美世「……何で…?」

亜季「>>88

亜季「あえて言いましょう。第三次大戦だ!」

美世「へっ…?」

亜季「奴が我々を見つけるまで通信機を使うな!」

美世「えっと……」

亜季「浜がドンパチ賑やかになれば分かる!行くぞ!」ヴォォォン…!

美世「亜季さん?!」

亜季「今日が最後だ!」

ブォォォォォォォォォォン…!

海辺



亜季「ふぅ……」カポ

美世「ふぅ……じゃないよ!」

亜季「むっ……」

美世「もう!法定速度ギリギリじゃん!前半の安定した走りはどうしたの?!乱暴な運転は…あたし嫌いだよ!」

亜季「も、申し訳ありません…」

美世「無事に着けたみたいだからいいけど、途中で事故にでもあったらどうするつもりだったの?!」

亜季「これには色々と理由がありまして……」

美世「理由って何?!幾ら軍人さんに憧れてるからって、ミリタリー映画みたいな走りがしたかった、とかだったら絶対に許さないよ!」

亜季「急がないと沈んでしまいますので……」

美世「何が?」

亜季「太陽が。」

美世「太陽……?」

亜季「あと10分ほどで今日の日没なのです。作戦目的の遂行に10分は必要だと判断しました。」

美世「作戦…?作戦って何?」

亜季「…10万ドルポンと…はくれませんでしたがちゃんと誘拐して来ましたよ。……Q殿。」

Q「ちょ、ちょっと待ってよ、亜季ちゃん!予定してた時間より10分も早いじゃん!まだ心の準備が……!」

美世「Qくん?!」

Q「あ、あはは……よ、よう、美世ちゃん!」

美世「う、うん!」

Q「>>94

改めて原田美世さん
私のアイドルになって頂けませんか?

安価把握

今日はここまでなのん

お休みなさい

やっと追い付いた…
このシリーズほんと面白いっすわ
続きが楽しみ

>>97
ありがとうございます
少なくとも全キャラが出るまでは続ける予定です


再開します

Q「あー…え、えっと…その……覚悟を決めろ、俺!…改めて原田美世さん
!!」

美世「はい、な、何でしょうか?!」

Q「私の…私のアイドルになって頂けませんか?!」

美世「Qくんのアイドルにですk……へっ…?」

Q「お願いします!私がプロデュースするアイドルは、あなた以外考えられないんです!」

美世「えっ…ええええっ?!」

Q「えっと…驚くのも無理はないと思いますが…どうか私にスカウトされて、アイドルになってはいただけないでしょうか?!」

美世「だ、だって…!」

Q「プロデューサーになるって決めた瞬間から、美世ちゃんをスカウトするって決めてたのに……その……スカウトって思ってたより気恥ずかしくて……」

美世「?!」

Q「ぶっちゃけ…美世ちゃんに断られたらどうしよう…とか考えちゃって……いざ美世ちゃんを前にしたら…言えなくて…それで…とうとう今日までスカウトできなくて……」

美世「………」

Q「ああ、もう!にーさんはどうやったらこんな事を、そんなに何回も出来るんだよ?!俺なんかこの段階でもう…エンジンがオーバーヒートしてるって言うのに…!」

美世「………」

Q「ああ…えっと……ヤバい、次何て言うんだったっけ…うう…あ、亜季ちゃん!」

亜季「スカウトの手助けをすると言いましたな。」

Q「うん!」

亜季「あれは嘘であります。」
ヴォォォン…! ヴォォォン…!

Q「へっ…?!」

亜季「戦果に期待しています、では。」ヴォォォン…!

ブォォォォォォォォォォン…!

Q「………」

美世「……」

Q「ど、どうしよ…?!亜季ちゃん行っちまった……!どうすれば…」

美世「…Qくん。」

Q「は、はいっ!!」

美世「どうしてあたしなの?」

Q「えっ…あっ…そ、それは……えっと……」

美世「>>104

さっきのセリフ勘違いしちゃうじゃない(どうしてあたしなの?)顔を近づける

美世「さっきのセリフ勘違いしちゃうじゃん。」ズイッ

Q「…っ?!」

美世「…どうしたの?」

Q「い、いや……何でもない!」

美世「………」

Q(美世ちゃん顔近いって!そんな…もう少しで当たっちゃいそうな距離じゃんか!ヤバい、美世ちゃんの顔が真っ直ぐ見れない…!)

美世「…あたし以外考えられないって言ってくれたよね。勘違いしちゃうよ?Qくんがあたしを女の子と思ってくれたって。」

Q「か、勘違いじゃ…(息当たってるって!)」

美世「いいんだよ…別に。」スッ…

Q「何が……?(は、離れてくれた……)」

美世「あたしに気を使ってくれなくて……Qくん優しいからさ、あたしに気をつかってくれてるんでしょ?」

Q「へっ……?!」

美世「今だって…目を見て話してくれないし。顔を近づけてみたら……背けられちゃったし。」

Q「違う!…違うんだ美世ちゃん!」

美世「いいよ。言わなくても分かってる……Qくん、そんなに焦って手近から選ばなくても…すぐにあたしなんかより、ずっと可愛い女の子が……」

Q「…っそんな女の子とは絶対巡り会えねえ!」

美世「えっ……?」

Q「だって…美世ちゃんより可愛い女の子なんか絶対いねえもん!少なくとも、俺はそう思う!俺の中じゃ美世ちゃんが世界で一番可愛い!世界中を旅した結果だから間違いない!」

美世「……」ポカーン

Q「にーさんに言われて気づいちまったんだよ!美世ちゃんが女の子だって…そしたら…その…まともに顔を見れなくなっちまって……」///

美世「……」←思考停止中

Q「『自分が世界で一番魅力的だと思うような女の子をスカウトしろ。』って言われたから……俺がそう思う女の子は……美世ちゃんだったから……」///

美世「………!」///カァァァァ…
←段段思考が追いついてきた

Q「ああ……こんなのちっとも俺らしくねえ……」///

美世「か、か、か、か、か……かわ……かわ……!」///ボフン!
←思考を処理しきれなかった

Q「>>111

……いや、それだけじゃない!俺が今まで「天使」やその信者どもと闘ってこれたのは、奴らがどんなに自分の所業をなかったことにしても、美世ちゃんだけが俺を信じて支えてくれたからだ!美世ちゃんがいなかったら、俺はきっと独りきりでくたばってた……
……アイドルだのプロデューサーだの、もう関係ない!俺は……俺は君が好きだ!俺は美世ちゃんが欲しい!!

Q「……いや、それだけじゃない!俺が今まで「天使」やその信者どもと闘ってこれたのは、奴らがどんなに自分の所業をなかったことにしても、美世ちゃんだけが俺を信じて支えてくれたからだ!美世ちゃんがいなかったら、俺はきっと独りきりでくたばってた……」

美世「Qくん……」

Q「……アイドルだのプロデューサーだの、もう関係ない!俺は……俺は君が好きだ!俺は美世ちゃんが欲しい!!」

美世「……!」←再び思考停止

Q「戦いが終わるまで…この気持ちは隠しておくつもりだったけど……無理だ!気持ちにブレーキが利かないんだ!」

美世「………」

Q「………」

美世(空き…隙…鋤………好き…好き…って言ったんだよね…?Qくん……あたしのこと……好きって……)

Q「……」

美世「(好き……好き……好き……)ら、like的な…?」

Q「ら、love…的な意味で……」///

美世「love的な意味で……love…愛………つまり…Qくんはあたしを愛してる。」

美世「…………」←情報処理中

美世「えええええええっ?!ちょっ……ええええええっ?!」//////プシュー…

美世「きゅ、きゅ、きゅ、きゅ、きゅ……きゅ!ええええええっ?!」//////

美世「きゅ、Qくんあたしのこと……愛してるの?!」//////

Q「そ、そう言ってんじゃん!!」//////

美世「ああ、えっと……どうしたら……えっと……えっと……あれ…モヤモヤがなくなった…?!ううん、それどころか……!」

美世「………」

美世「あっ…あたしもQくんのこと、愛してたんだ。」

Q「………!」←思考停止中

美世「なぁんだ、あははっ!そういうことか。うん、それなら全部スッキリ解決する!」

Q・美世「………」

Q・美世「ええええええええっ?!」//////

Q「み、み、み、美世ちゃん……俺のこと……?!」

美世「……みたい。」

Q「………」

美世「>>118

美世「ふ、ふつつか者ですが、よろしくお願いします……」///

Q「こ、こちらこそよろしくお願いします……」///

美世・Q「………」///

美世「え、えっと………アイドル…なったげるね…?」///

Q「う、うん…」///

美世「それと……Qくんの…こ、恋び……スタビライザーにも…!Qくんはあたしが付いててあげないと…色々危なっかしくて安定しないから!」///

Q「うん…俺って1人だけだと…安定しないからね!」///

アイドルとはなんなのか

美世「よ、良かったね!あたしみたいなかわっ……かわっ……かわいい彼女ができて!」///←コンフュLv.1

Q「か、かわいいだけじゃなくて、スタイルもいいよ?」///←コンフュLv.1

美世「そ、そうだよ!胸とかお尻とか、普通の子より大っきいよ!!」///
←コンフュLv.3

Q「お、おう……」

美世「………」

Q「………」

美世「うわああああああ!!い、今の忘れて!無かったことにして!メモリから抹消して!忘れてくれなかったら、トライドロンで轢いて忘れてもらうから!!」//////

Q「忘れる忘れる忘れる!忘れるから、綺麗さっぱり忘れるから!!ほら、もうさっぱり忘れた!!」//////

>>120
アイドルとはアイドルです
ロックとはロックなのと同じなのです



美世「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ……ああ、エンジンが完全にオーバーヒートしてるよ……ラジエーターも…故障しちゃってるかも……」

Q「俺もだよ……はぁ……はぁ……マフラー…巻かないと……」

美世「お互いにメンテが必要だね…?」

Q「ははは……そ、そうだね…」

美世・Q「…………」

美世・Q「あの……!」

美世・Q「……」///カァァァァ…

美世「ど、どうぞ……!」///

Q「そ、そっちこそどうぞ……!」///

美世「あ……そ、そう?」///

Q「うん……どうぞ!」///

美世「えっと……じゃあ…な、何でわざわざ亜季さんはこの時間を選んだのかなー……なんて…?」

Q「………」スッ…

地平線に沈む夕陽「……」

美世「……あっ…」

Q「>>126

Pにーさんの受け売りなんだけどさ……Pにーさんが亜季ちゃんをスカウトしたのも、亜季ちゃんを悪党から救うためにたった一人の第三次大戦を繰り広げたこの場所だったから……

Q「にーさんの受け売りなんだけどさ……にーさんが亜季ちゃんをスカウトしたのも、亜季ちゃんを悪党から救うためにたった一人の第三次大戦を繰り広げたのもこの場所だったらしいんだ。」

美世「そんなことがあったの…?」

Q「亜季ちゃんのお父さんは自衛隊の
統合幕僚長…って分かる?」

美世「確か、自衛隊の一番偉い人だよね。えっ、亜季ちゃんのお父さんって……」

Q「亜季ちゃんを誘拐して、亜季父さんを脅迫しようとした連中が居たらしいんだ。普通に戦ったら勝ち目がないからって、麻酔銃で狙撃して。」

美世「………」

Q「そして命中を確認したから脅威はなくなったと思って…それでも念の為に完全武装した兵士を20人近く回収に当たらせたんだけど…どうなったと思う?」

美世「どうなったの……?」

Q「全員にーさんに泣いたり笑ったり出来なくされた。にーさんに亜季ちゃんを庇ってる状態で、素手で全員叩き潰したんだって。」

美世「…………」

Q「にーさんさ、あんだけ鍛えてるのに殆ど自分から手を出さないんだ。俺は一回しか見たことがない。俺がにーさんに殴りかかったときだって、にーさんは一発も殴り返してこなかった。」

美世「………」

Q「本当に強いんだ、にーさんは。最初ににーさんに喧嘩を習ったのは夕焼けの砂浜だった。今のこの場所なら、俺もにーさんみたいに強い勇気を持てるかなって。」

美世「Qくんも強いよ。」

Q「……ありがと。」

美世「もう一個理由があるでしょ。当ててあげる。」

Q「何だと思う?」

美世「夕焼けの中の告白なんて、ロマンチックだって思ったから。正解でしょ?」

Q「……正解。」

美世「見かけによらずロマンチストだからね、Qくんは。」

Q「にーさんの影響かも。」

美世「ふふっ……」ピトッ

Q「……!」

美世「Qくんに頭を預けると落ち着くな……Qくん、私の事も守ってね?」

Q「……ああ、俺も美世ちゃんのためなら第三次大戦ぐらい起こすよ。」

美世「…ありがと。」

Q「………」

美世「………♪」

P の家 居間



P「そうか。居候が減って清々するよ。……では、これくらいにしておいてやるよ、新米プロデューサー。」ピッ

亜季「まだ誰か残っていますか?」

P「バカップルだけだ。」

亜季「そうでありますか。ふふっ、第二次防衛ラインまで突破できましたか。」

P「お前の手柄だ、軍曹。Qは新しく自分の稼ぎで部屋を借りて、美世と住むんだと。これからドライビングオールナイトだそうだ。」

亜季「>>133

ではご褒美に甘えさせてほしい

亜季「では、ご褒美に甘えさせてほしいのですが……」

P「今夜はこの家にいるのは俺たち2人だけだからな。甘えたいだけ甘えていいぞ。」ナデナデ

亜季「……!」///

P「あいつらだけイチャついて、俺たちはイチャつけないなんて…!」

亜季「P殿!!」ダキッ!!

P「どわっ?!」バタァァァアン!

P「…ったた…」

亜季「えへへへへ……P殿を独り占めであります…!」ギュゥゥゥ……

P「…ふふっ……」ナデナデ…

亜季「もっと撫でてほしいであります…!」ギュゥゥゥ……

P「はいはい。」ナデナデ…

亜季「えへへへへ………」ギュゥゥゥ……

P「亜季が実はうちで一番の甘えん坊かもな。」ナデナデ

亜季「私は甘えるのにも全力を尽くす主義なのであります!」ギュゥゥゥ……

P「はっはっは!そうか、なら俺も全力で亜季を可愛がらないとな。亜季……可愛いよ。」ナデナデ

亜季「えへへへへ………」///
ギュゥゥゥ…

P「また筋肉がついたな。」ナデナデ

亜季「トレーニングの賜物であります!……P殿もまた一段と筋肉が逞しくなられて……」///

P「触ってみるか?」

亜季「はい……」///

P「どこの筋肉がいい?」

亜季「えへへ……それは…突入!」
ズボッ!

P「む!Tシャツと筋肉の間に潜り込むとは考えたな。」

亜季「両面作戦であります…ああ……P殿の筋肉と匂い……両方が……P殿の筋肉……私も守ってくださった筋肉………」///

P「こらこら、くすぐったい。」

亜季「大胸筋……腹筋……すごく……逞しい………」///

P「>>139

ふふっ…亜季は本当に可愛いな……もっと堪能させてやるよ!(ギュッと強く抱きしめる)

P「ふふっ…亜季は本当に可愛いな……もっと堪能させてやるよ!」
ギュゥゥゥゥ…!

亜季「ああ……P殿に……P殿に包まれています……」///

P「いつものクールな軍曹と、甘えるときのキュートな亜季のギャップがまた……な。」ギュゥゥゥゥ…!

亜季「えへへへ……P殿ぉ……」///

P「俺にも亜季を堪能させてもらうからな?」ギュゥゥゥゥ…!

亜季「はい……」///

P「当たってるぞ…?」

亜季「P殿が相手ならば……構いません………えへへ……もっと抱きしめてください……」///

P「仕方ないなぁ……(やはり何事もトレーニングと練習あるのみだな!)」ギュゥゥゥゥゥゥゥ…!

亜季「えへへ………P殿がいっぱい…………」///

P「今夜は俺たちも負けないぐらい、2人っきりでイチャつこうな?(柔らかい!)」ギュゥゥゥゥゥゥゥ…!

亜季「了解で………あります……えへへへへへ……」///

居間のドアの外


ロンメル「ニャウ。(厳密には二人きりではないが、若い二人を邪魔するのも無粋と云うものよ。)」

ロンメル「ナーオゥ。(吾は星空を見ながら思索にでも耽るとしようぞ。)」
トコトコトコトコ…

ロンメル「ミャァオ。(若者の未来に幸の多からん事を。)」トコトコトコトコ…





ナイスドライブ!

スカウト、告白、いずれもマッハ!でした

これから世間は愛欲にまみれたカップルが多くなり普通は嫉妬したくなる季節になりますが、我々はガチャと言う喜びで超進化できるので無問題です

実はこの回の構想を思いついたのは鎧武の46話あたりの時だったり

ところどころ不穏な影を感じつつも、次回に続いてまいります

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