晶葉「お前に付き合っていると眠くなってしまう」 (154)

※モバマスSS
複数P世界、安価スレ
連取・連投・エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
ほのぼの……にします!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1448450742


櫂「ここまででお付き合い」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1446202499

麗奈「黙って付き合いなさいッ!」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1446982773

聖「付き合うって……難しいな……」
聖「付き合うって……難しいな……」 - SSまとめ速報
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モバP「男同士の付き合い」
モバP「男の付き合い」 - SSまとめ速報
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巴「筋の通った付き合い」
巴「筋の通った付き合い」 - SSまとめ速報
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志乃「付き合える権利」
志乃「付き合える権利」 - SSまとめ速報
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ほたる「付き合ってもらって…ありがとうございます」
ほたる「付き合ってもらって…ありがとうございます」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1448192311/)



の続きです
ころがる107作目
プリンは広東語だと「波波球」
108式までありそうです

事務所 別棟 研究棟 晶葉の研究室



晶葉(世の中は不可思議な事に満ちている。いや、正確には一見不可思議に見える事に満ちている。)

晶葉(実際にはそれらの大半は正確な分析と知識をもってすれば、ただの珍しい物理現象に過ぎない。あくまで大半は、と言うところを忘れてはいけない。)

晶葉(何故なら、現代の科学では説明出来ない物事も現実として存在しているのだから。)

晶葉(如何に科学者たちが優れた知識を発展させてきたからと言って、それで全てが説明できると言うのも、また傲慢に過ぎないのだろう。)

晶葉(その事実を素直に受け入れ、未知の領域を知的好奇心によって探求していく。それこそが科学者と言う「人間」なんだと…私はそう思う。)

晶葉(……どのような天才にだって、よく分からない物事などそこら中に転がっている。例えば……)

プリン「プリン?」

晶葉(プリン(仮)。助手がプリンの代わりと言って、私に渡してきたポケモン?だ。)

プリン「プクー。」

晶葉(紗南に貸してもらってやった事のあるゲームソフトに登場するプリンと言う生物に酷似している事から、仮に『プリン』と呼ばせてもらっている。)

プリン「プクー、プクー。」

晶葉(このプリンに似た生物であるプリンの好物はプリンだ。コイツのせいで全自動プリン製造機を作る羽目になった。)

プリン「プクー!」

晶葉「……ああ…!すまん、お前に昼食をやっている途中だったな。」

プリン「プリーン!」コクッ

晶葉「ふふっ……ほら、プリンだ。よく味わって食べるんだぞ。」コトッ

プリン「プリン♪」チャッ パクパク

晶葉(言語の理解、意思の疎通、プリンを食べるときのスプーンの使用などから考えて、かなり高い知性を持つ存在である事は明らかだ。)

プリン「……♪」パクパク

晶葉(よく分からない存在だが……何故か不安は感じない。最近はむしろ微笑ましくさえ感じてきた。)

プリン「………♪」パクパク

晶葉「お前はいったい何者なんだ?」

プリン「…プク?」

晶葉「プリンの礼だと思って、私だけに教えてもらう事はできないか?」

プリン「プリン!」

晶葉「いや、それは分かっているんだ。そうじゃなくて……まあ、あいか。」

プリン「?」

晶葉「>>8

最近さくらに顔が似た新種のおたまじゃくしが見つかったと言うが……

晶葉「最近さくらに顔が似た新種のおたまじゃくしが見つかったと言うが……」ジー…

プリン「?」

晶葉「おたまじゃくしはともかく、お前は既存の生物には全くと言っていいほど当てはまらんな。ましてやプリンが主食の生物と言うなど……」

プリン「!」カタカタカタカタ…

晶葉「あっ…!今のはお前ではなく、菓子のプリンの事だからな?!」

プリン「………」ホッ…

晶葉「むぅ……紛らわしいな。」

晶葉「お前にも仮ではない名前を早くつけた方が良いのだろうな。何か、こう呼ばれたい、のような物はないか?」

プリン「プリン!」

晶葉「当然そう答えるよな。待ってろ、今に立派な名前を付けてやるからな。」

プリン「プリーン♪」

晶葉「そうか、嬉しいか。」

プリン「プクリーン♪」

晶葉「ははははは!それは早くつけてやらないといけないな。」

晶葉「お前を私のような適当な名前にする訳にはいかないからな、もう少しだけ待っていてくれ。」ナデナデ…

プリン「プリン!」

晶葉「ありがとう、お前は助手と違って物分かりの良い偉いやつだな!」
ナデナデ…

プリン「プクー、プクー♪」

晶葉「生物は専門ではないのでよく分からないが…お前のような未知の生物も、地球上には数多く存在するのだろう。」ナデナデ

プリン「プリン♪」

晶葉「ふふ……つくづく世の中と言う物は不思議だな。」ナデナデ

晶葉「さくらのやつ、最初はおたまじゃくしに似ていると言われて機嫌を悪くしてな。それで頬を膨らましている姿が……ますますそっくりで…ふふふっ…」

プリン「プリン?」

晶葉「機嫌は治ったのかって?ああ、治ったよ、意外な形でな。何でも見ているうちに愛着が湧いたそうだ。」

プリン「プリーン?」

晶葉「頼みこんで1匹分けてもらって、飼うことにしたんだと。育て方はまだ未知だが…今の所は無事にスクスク育っているらしい。」

プリン「プリン♪」

晶葉「>>14

そういえば、本家のゲームではお前は月の石で進化するんだよな……確か、菜々さんが似たようなのを持っていたような……

晶葉「そう言えば、本家のゲームではお前は月の石で進化するんだよな……確か、菜々さんが似たようなのを持っていたような……」

プリン「プク?」

晶葉「生物学的には全く誤った使い方であって、あくまで成長による形態の変化、と言うのが正しいのだが……お前は『進化』をしてみたいか?」

プリン「プリン?」

晶葉「進化すれば今より……いや、できれば今の状態をもう少し観察させてほしいのだが……」

プリン「プリン、プリーン♪」

晶葉「そうだ、お前のアイドル活動を……って、お前はアイドルではないぞ?」

プリン「プリン。ププリーン?」

晶葉「自分も私たちには及ばないにせよ、研究棟の歌って踊れるアイドルだ、と。ふむ……あながち間違っていないかもしれないな。」

プリン「プリン?」

晶葉「ふふっ……ああ、訂正だ。お前も立派なアイドルの1人だ。蛇やキノコは歌って踊れはしないからな。」

プリン「プリン♪」

晶葉「私がファン1号だな。」

プリン「プリン♪」コクッ

晶葉「何だか不思議な気分だな、私がファン1号になると言うのは。上手く説明できんが……とにかく不思議な気分だ。」

プリン「プリン?」

晶葉「私にも色々あったのさ。……さて、物は試しとも言う。『月の石』を貸してもらいに行ってみるか?」

プリン「プリン!」

晶葉「まさか、ゲームの様に上手くいくはずはないだろうしな。」ヒョイ

プリン「プリン♪」

紗南「おっはよー!」ガチャ

晶葉「む……紗南か。入る時はノックぐらいしろ。」

プリン「プリーン♪」

紗南「あはは、ごめんごめん!イージーミスもたまらにはあるってことで。プリンもおっはよー……って今から努力値稼ぎ?」

晶葉「別に草むらを自転車で走り回ったりするつもりはない。菜々さんに月の石を借りに行くんだ。」

紗南「は?」

晶葉「……な、何だ、その反応は…?」

紗南「まさか……プクリンに進化させるつもりじゃないよね…?!」

晶葉「いかんのか?」

紗南「と、特性が……特性がフレンドガードじゃなくて、おみとおしになっちゃうじゃん…!」

晶葉「それはマズイのか…?一般的に『進化』にデメリットは存在しないのではないのか?」

プリン「プリン?」

紗南「>>22

あ、待って…志保さんから電話…え?パフェ用のソフトクリームが動いた?

紗南「どんな物にも必ずイレギュラーは存在して……」〜♪

紗南「あ、待って…志保さんから電話…出てもいい?」

晶葉「昨日夜中まで収録があった、面倒なの2人を起こさないように小声でな。」

紗南「ありがと。」ピ

紗南「イッツミー、サナ!……え?パフェ用のソフトクリームが動いた?」

プリン「プク?」

紗南「それで……びっくりして、とっさにノッキングしちゃった?」

晶葉「ソフトクリームの形をした生物もいたような…」

プリン「プリーン?」

紗南「うーん……わかった。今からそっちに行ってみる。じゃ、またあとで。」ピ

晶葉「…何だって?」

紗南「あのさ、晶葉…今日って暇?」

晶葉「………だいたい分かった、みなまで言うな。私は便利屋じゃないんだが。」

紗南「超速理解で助かるよ。」

晶葉「プリンにもそろそろ事務所の案内をしようと思っていたところだ。修理代にプリン・ア・ラ・モードでもいただくとしよう。」

プリン「プリン?」

晶葉「ふふふ……志保のプリン・ア・ラ・モードは絶品なんだ。」

紗南「一階のレストランの調理場だって。けっこうやっちゃったらしいけど…そんな装備で大丈夫?」

晶葉「大丈夫だ、問題ない。」

紗南「………」

晶葉「どうした?」

紗南「いや、フラグが立ったかな?って思っただけ……」

晶葉・プリン「……?」

調理場


元ソフトクリームメーカー「……」
グシャア……

紗南「志保さん……」

志保「この前までグルメ界入りしてたから…それで、動くものを見たからつい……」

晶葉「…はぁ……直ったらここで一番いいものを頼む。それで直してやろう。」

志保「直せるの…?!」

晶葉「>>30

↑+………まだテストしていないがな

晶葉「私を誰だと思っている? こんなこともあろうかとソフトクリームメーカー修理ロボを作っておいたのだ。」

紗南「何というか……すごく用途が狭いね。」

晶葉「ふっふっふ、安心しろ。アタッチメントの付け替えによって、ありとあらゆる業務用機械の修理が可能となっている。」

志保「よく分からないけど…お願い。冬場でもソフトクリームって一定の需要があるの。」

晶葉「天才に全て任せておけ。来い、ソフトクリームメーカー修理ロボ。」パチン

ソフトクリームメーカー修理ロボ「……」ウィィィィィン……

プリン「プクッ?!」ビクッ…!

晶葉「あっ……大丈夫だ、プリン。こいつはお前がいつも見ているウサちゃんロボたちと、同じロボだ。」

プリン「プクー……」

晶葉「…すまんが、プリンを預かっていてくれ。このロボは苦手らしい。」
スッ

紗南「オッケー。」ギュッ

プリン「プク?」

紗南「しばらくあたしの手持ちポケモンで我慢してね?」

プリン「…プリン。」コクッ

晶葉「よし、では私のソフトクリームメーカー修理ロボの実力を見せてやろう!………まだテストしていないがな。」

紗南「それはどっちのフラグ…?」

晶葉「ソフトクリームメーカー修理ロボに問題は無い。……理論上は。最も最適な手段で修理を行ってくれる……はずだ。」

ソフトクリームメーカー修理ロボ「………」

紗南「……志保さん、念のために避難しておこう?」

志保「えっ…?」

紗南「『テストしてない』はだいたい2つのパターンに分けられるから…」

レストラン テーブル席



紗南「今晶葉がソフトクリームメーカーを修理してくれてるから…あたしたちはそのロード時間中に、志保さんのノッキングしたソフトクリームについて話し合おう。今、そのソフトクリームはどこに?」

志保「それならこちらになりまぁす。」

バイバニラ「カチコチカチン。」

紗南「わわっ?!」

志保「あの…よく見たら知ってる子だったの。グルメ界で志保Pさんによく懐いてた子で……」

バイバニラ「カチコチン♪」

紗南「なつき度を上げた結果ついてきちゃったんだね。最後まで進化してるし。」

志保「>>37

↑この間もパワードさんが角の生えた紫色の怪獣とおっぱいのついた水色の怪獣を食い止めてたし、幸子ちゃんはボクサーみたいな子になつかれてたわ……

安価把握

一気にカオス度が……

お休みなさい

むしろこの程度ならカオス度ゆるくね?乙。

>>1
一度でいいから安価無しでやってほしい
構成とか上手だし、純粋な>>1を読みたい

>>40
この事務所が如何にカオスか、と言う事ですね……

>>41
このシリーズを完結させたら……などと考えさせていただいております



再開します

志保「と言うか…その、この子がここにいるってことは、もしかしたら他の子もあちこちまぎれちゃったかも…」

紗南「いつの間にか事務所がサファリになってたよ…」

志保「この間もパワードさんが角の生えた紫色の怪獣と胸のある水色の怪獣を食い止めてたし、幸子ちゃんはボクサーみたいな子になつかれてたの……」

紗南「ニドキングとニドクイン、ということは二ドリーナも。幸子に懐いてるのはエビワラーか……って、何でそれを早く言ってくれなかったの?」

志保「だって、ソフトクリームメーカーがないとパフェが……」

紗南「パフェにステ振りし過ぎでしょ……早くしないとこれは事務所がパニック状態になっちゃうかもな…」

志保「えっと、見つけ次第のノッキングをご注文ですか?」

紗南「乱暴な選択肢だけど…とりあえずそれがいいかも。晶葉がモンスターボールぐらいなら作ってくれるはずだから、それまで……」

幸子「フギャー!」ドタドタドタドタ!

志保「あっ、今レストランに駆け込みでご来店されたのって幸子ちゃんじゃない?」

バイバニラ「カチコチコチ。」

紗南「ホントだ、今からエンカウントしようと思ってたんだけど、手間が省けたね。」

幸子「だ、誰か……いた!」
ドタドタドタドタ…!

幸子「た、助けてください!事務所に来てみたら、いきなり何だかよく分からない生き物に襲いかかられて!ボクがカワイイからってしつこく追いかけてくるんです、まったく、カワイすぎても大変ですね。」ドヤァ

紗南「わりと余裕あるみたいだね。」

幸子「とりあえず生命の危険は感じませんでしたから…」

紗南「判断基準がプロのそれだ……」

幸子「生命の危険はなくても痛いのは嫌なんです!お願いします、助けてください…!」

志保「あのね、幸子ちゃん。それってたぶん襲われてるんじゃなくて……」

幸子「ひぃぃぃ、来たぁぁ!」

エビワラー「………」シュッシュ!シュッシュ!

紗南「本物のエビワラーだ!」キラキラキラキラ

エビワラー「………」シュッシュ!シュッシュ!

志保「へぇ、この子のお名前はエビワラーって言うのね。」

紗南「ポケモン図鑑の通りなら、かすっただけでやけどになるくらいの、新幹線より早いパンチを打つポケモンなんだよね!」キラキラキラキラ

幸子「>>48

なんでそんな危険なポケモンばっかりボクに近づいてくるんですか!……ハッ、まさか先ほど撒いた四本腕の巨人や妙に筋肉質なカエルも……

幸子「なんでそんな危険なポケモンばっかりボクに近づいてくるんですか!……ハッ、まさか先ほど撒いた四本腕の巨人や妙に筋肉質なカエルも……」

カイリキー「リキィィィ!」ムキッ!

グレッグル「ゲェェェ!」

幸子「出たぁぁぁ!!」

紗南「こっちがカイリキー、一本で山を動かせるで、2秒間に1000発パンチを打てる、あっちのカエルがドクロッグ、拳のトゲにはかすっただけで命を落とすほどの猛毒があるんだ!」
キラキラキラキラ

志保「へぇ……」

幸子「へぇ……じゃないでしょう!めちゃくちゃ危険じゃないですか!」

エビワラー「………」シュッシュッ!

カイリキー「………」ポキポキ…

グレッグル「………」プクー…

幸子「臨戦態勢に入ってるように見えるんですが…?」

紗南「グレッグルは戦いの前になると、猛毒の入った喉の袋を膨らませるって言う設定なんだよ?」キラキラキラキラ

志保「あら、店内での戦闘行為はご遠慮させてもらってるんだけど……」

幸子「お二人とも話している場合じゃ……!」

エビワラー「ェビッシュゥ!」バッ!

カイリキー「リキィィィィ!」バッ!

グレッグル「ゲゴォォ!」バッ!

幸子「ちょっ……?!」

プリン「プリン?」

バイバニラ「コチカチカチン?」

志保「幸子ちゃんなら大丈夫だとは思うけど…そうだね。」

幸子「ひぃぃぃぃぃ!!」

ガキィィィィィィィン!

幸子「……あ、あれ…?」

ソフトクリームメーカー「………」

エビワラー・カイリキー・グレッグル「?!」

晶葉「やれやれ、何だか騒がしいと思えば……」

紗南「ねえ、晶葉。もしかしてだけど、そのすごくコジマ粒子を発生させそうなのって……」

晶葉「ソフトクリームメーカーだ。ただ直すだけでは芸がないからな。」

ソフトクリームメーカー「………」

晶葉「>>54

晶葉「とりあえずプリン、騒がしい奴らに「うたう」だ。」

プリン「プリン。」コクッ

晶葉「お前たちも耳を塞いでおくんだ。」スッ

紗南・志保「!」スッ

プリン「スゥ………」

幸子「へっ?」

晶葉「いいぞ、やれ。」

プリン「……」コクッ

プリン「プ…プリン…プリン…プリン…♪」

エビワラー・カイリキー・グレッグル「………!」フラッ…

幸子「あれ……何だか……急に眠く………」フラ…フラ…

プリン「プリン…プリン…プリン…プリン…♪」

エビワラー・カイリキー・グレッグル「………」ドサドサドサッ…

幸子「ふぁ……寝てても…ボクは……カワ……」ドサッ…

晶葉「よし、うるさいのは大人しくなった。よくやったな、プリン。」

プリン「プリン♪」

〜〜〜


志保「コーヒーをお持ちしましたぁ♪ごゆっくりどうぞ。」ゴトッ ゴトッ ゴトッ

エビワラー「ワリャ。」ペコッ

カイリキー「リキ。」ペコッ

グレッグル「ゲェェ。」ペコッ

プリン「プリン、ププリン?」

エビワラー「ワリャァ!」

バイバニラ「カチッ…カチコチン?」

カイリキー「リキィィィィ!!」

晶葉「何と言っているんだ?」

プリン「プリン。」

晶葉「なるほど、武者修行か。自分たちより強そうな相手を探していたらここにたどり着いた……そう言っているんだな?」

プリン「プリン。」コクッ

紗南「『俺より強い奴に会いに行く』ってやつだねっ!」

グレッグル「>>60

グレッグレッ(その通り。俺たち格闘ポケモンたちは常に高みを目指して戦い、旅を続けているのさ…)

グレッグル「グレッグレッ。(その通り。俺たち格闘ポケモンたちは常に高みを目指して戦い、旅を続けているのさ…)」

晶葉「……少し待っていろ。」ピッ

晶葉「あー…私だ。あまり気は進まんが、例のアレを持ってきてくれ。」

グレッグル「グレッ?」

晶葉「いや、一々プリンを介さんと話ができんのも不便なのでな。……はぁ……本当に効果があるんだろうな?」

紗南「なになに、レアアイテムの話?!」

晶葉「そんなところだ。」

〜〜〜


志保「この人数分の赤い飲み物は…翻訳タバスコって書いてあるけど…?」

晶葉「この前志希が暇潰しに作ったからと言って、私の部屋に置いていったものだ。飲むと30分限定で脳の波長を云々……で、どんな相手とも意思の疎通ができるらしい。」

紗南「チートアイテムすぎるでしょ。……なになに、『一気飲みしないと効果はないよ♪』……タバスコ一気飲みって難易度インフェルノじゃない?!」

晶葉「だから使いたくなかったんだ……」

志保「………」カポッ グビグビグビ…

晶葉「あっ、おい?!」

志保「……」グビグビグビ…トン

志保「あー…あー…いらっしゃいませぇ♪ご注文は何になさいますか?……私の言ってることが分かりますか?」

グレッグル「ゲェェ?!グレグレッ!(驚いたな、はっきり分かる!)」

志保「それではご注文を……じゃなかった!もう一度だけ繰り返してくださいませんか?」

グレッグル「グレッグレッ。グレッグ。(俺たち格闘ポケモンたちは常に高みを目指している。そのために戦い、旅を続けている。)」

志保「ありがとうございます、皆さんは旅をしていてここに辿り着いたんですね?」

グレッグル「グレッグル!(ああ、そうだ!)」

エビワラー「ワリャア!(拳が言っていたんだ、ここに強者が集まっていると!)」

カイリキー「リキィィ。(お嬢ちゃんもやるようだが……)」

志保「ふふっ、グルメ界への入店は条件が厳しいんですよ?」

グレッグル「グレグレ、グレッグル?(グルメ界入り出来る実力があるのか?)」

バイバニラ「カチコチン。(シホサン、ツヨイ。)」

志保「>>67

↑確か、Cu六聖拳の一人だって……

志保「その中でも一番の適応者が幸子ちゃんなんですよ?確か、Cu六聖拳の一人だって……」

幸子「ボク……カワイイ………」スヤスヤ…

エビワラー「ワリャ。(そう感じて手合わせを願おうとしたんだが、逃げられてしまって……)」

志保「幸子ちゃんは運動能力はあくまで普通の女の子ですから。」

エビワラー「ワリャ?」

志保「ただ、幸子ちゃんにパンチをしなくて本当によかったですね。」

志保「私の美食屋としての実力は、子どもの時から師匠に鍛えてもらったものなんです。」

カイリキー「リキィィィ?(その師匠と言うのは?)」

バイバニラ「カチコチカチン!(シホPサン!)」

エビワラー「ワリァア。(それが君の師匠の名前か。)」

志保「はい、私の美食屋としての師匠で、プロデューサーさんで、私を育ててくれた人です。」

グレッグル「グレッグレッ。(その方は今どこに?)」

ピカチュウとかしか知らないレベルの知識なんだろう

志保「すみません。今は、グルメ界から持ち帰った食材の登録で忙しくて……」

グレッグル「グレッ……(それは残念だ……)」

志保「代わりのメニューはちゃんとご用意させていただきますから♪」

カイリキー「リキィィィィ!(気遣いが行き届いているな!)」

志保「それがウェイトレスの仕事です。そうですね…次にここに入ってきた人がそう言う人だったらお願いしてみましょうか。」

エビワラー「ワリァア!(ありがたい!)」

>>71
その解釈でお願いします



紗南「志保さんは普通に飲んで会話パートに突入してるけど…」

翻訳タバスコ「………」

晶葉「実は見た目だけでそれほど辛くはないとか…?」

プリン「プリン?」

紗南「むむむ……ここでセーブしておければ問題はないんだけど、現実と言うゲームにセーブポイントはないんだよね。」

晶葉「どうする?」

紗南「>>75

流れ的に誰か代わりに戦ってくれそうな人に飲ませ…あ、あそこ(有香・夕美・加蓮)

安価把握

クラスがポケモンの話題で盛り上がる中黙々とノートの清書をする幸子……

一時中断します

幸子はあんまりゲームとかしないだけだから(震え声)

再開します

紗南「流れ的に誰か代わりに戦ってくれそうな人に飲ませ…あ、あそこ。」

晶葉「有香と夕美と加蓮か、珍しい組み合わせだな。」

紗南「いやいや、こう言うのはタイプをバラすのが基本なのよ。かくとう、くさ、ゴースト、バランスがいいでしょ?」

晶葉「よく分からんが…バランスは何事にも大事なことは確かだ。ん、今度は奏と凛が来たぞ。」

紗南「蒼いね。」

晶葉「蒼いな。」

紗南「ポケモンたちに何か話しかけてるね。エンカウントに驚いてないのはやっぱり経験値の違いかな?」

晶葉「奏は言わずともがなだし、凛は何かとこう言う存在に縁があるからな。」

プリン「プク?」

晶葉「それは…そのうち説明するよ。」

プリン「?」

紗南「あ、奏さんがポケモンたちに手を振ってから加蓮さんを連れてった。」

晶葉「これからモノクロームリリィの練習でもあるのだろう。」

紗南「今度は凛さんが夕美さんを連れてっちゃった。」

晶葉「クリスマスに向けての準備で忙しいらしいからな、花屋の事で話があるのだろう。」

紗南「有香さんは…かくとうポケモンたちと話しを……あれ、何だか意気投合してる?」

晶葉「武道家とは言葉でなく拳で語り合う存在らしい。武道家同士言葉は不要だったのだろう。」

紗南「かくとうポケモンとパーティーを組んで行っちゃった。」

晶葉「闘技場に連れて行くのだろうよ。あそこに行けば誰かは居るからな。」

紗南「これ、要らなくなっちゃったね。」

翻訳タバスコ「……」

晶葉「そうだな。」

紗南「ここに寝ている幸子がいるね。」

幸子「ボク……カワイイ……」スヤスヤ

紗南「そろそろ起こしてあげないといけないよね?」

晶葉「しかし、プリンの「うたう」で熟睡状態にされたんだ。簡単には起きないだろう。」

プリン「プリン。」

紗南「晶葉、「ねむり」はダメージを受けると回復する事があるんだよ。」

晶葉「ダメージか……そう言えば、辛いと言うのは味ではなく痛みらしいな。」

紗南・晶葉「………」

幸子「やめてくださいよ……いくらボクがカワイイからって…」スヤスヤ

プリン(幸子の口にタバスコを注ぐ音)

幸子「>>89

幸子「神はこのボクに不死身の肉体まで与えたんです!!」ガバッ!

晶葉・紗南・プリン「!」ビクッ!

幸子「退かぬ、媚びぬ、省みぬ!カワイイボクに逃走なんてありえません!」

紗南「ジョインジョインサチコゥ。」

晶葉「ふむふむ、こう言うことになるのか。」

プリン「プリン♪」

幸子「世にカワイイは2つといりません!」

紗南「このタバスコは普通の人には飲めなさそうだね。ボックスに送っとこうか。」

晶葉「今気づいたんだが、志保は食没を使ったんだな。食没を使えば、あのような真似も可能らしい。」

幸子「そこのお二人、いや三人、少しカワイイじゃありませんか?」

プリン「プリン?」

幸子「ボクはアリの半逆でさえ許さないんです!ボク以外がカワイイのは、ボクに対する半逆です!フフーン、ボクのカワイイ技の前に散るといいです。行きますよ、幸子鳳凰……」

晶葉「プリン、「はたく」」

プリン「プリン!」ピョンッ パァァァン!

幸子「ひでぶ!!」

幸子「……ハッ!ボクはいったい…?」

晶葉「プリンの「うたう」で眠っていたんだ。すまんな、お前にも耳をふさぐように言うべきだった。」

幸子「急に意識が遠くなったのはそれが原因でしたか……何だか口の中がヒリヒリするんですが……」

晶葉「気のせいだろう。」

幸子「……ですかねぇ…?」

紗南(こうかはいまひとつのようだ。)

〜〜〜


紗南「けっこーハプニングイベントが起きるかと思ったけど、何だかなんとかなりそうだね。」モグモグ

晶葉「事務所が平常運転なのがそれを物語っているな。」モグモグ

幸子「ボクがいない間にそんなことが……」モグモグ

志保「お待たせしましたぁ、プリン・ア・ラ・モードでぇす♪」ゴト

プリン「プリーン♪」

紗南「>>95

そう言えば何の話してたんだっけ?

紗南「そう言えば何の話してたんだっけ?」モグモグ

晶葉「えっと……こいつが何なのか少し気になって、それで月の石を持たせてみようと思って……何だったかな…?」モグモグ

幸子「事務所にポケモン?が現れて大変、って言う話じゃなかったんですか?」モグモグ

バイバニラ「カチコチカチン。」

紗南「そうそう、それから志保さんのところのソフトクリームが動いたって話になって…」モグモグ

志保「私がびっくりして壊しちゃったソフトクリームメーカーの修理をオーダーして…」モグモグ

プリン「プリン♪」モグモグ

志保「美味しい?ふふっ、ありがとうございまぁす♪…そしたらソフトクリームメーカーが……」モグモグ

ソフトクリームメーカー「…」デェェェン!

紗南「こんな感じにカスタマイズされて…」モグモグ

晶葉「へへっ、カッコいいだろ?」
モグモグ

紗南「カッコいいのはカッコいいけど…」モグモグ

晶葉「音声認証でも作動できるようになったぞ。」モグモグ

志保「それは地味に便利な追加メニューね。一層パフェの研究が進んじゃいそう♪」

晶葉「志保はパフェの研究に余念がないな。私のロボの研究に対する思いと同じか。」モグモグ

志保「そう……パフェの道とは終わりのない道。私はそのパフェの道をただ走り続けるの。」モグモグ

紗南「パフェの求道者だよ、志保さ……あっ、志保さんの話では…」
モグモグ

未央「おーい、あきえもん居るー?」

晶葉「未央か…私なら居るぞ。どうしたんだ?」モグモグ

未央「良かったぁ!それが……」

ニドキング「グギャゴォォ…」

ニドクイン「デェェオォォ…」

ニドラン×たくさん&ニドリーノ×たくさん&ニドリーナ×たくさん「………」

幸子「………」

未央「キーさんたちと一緒に遊んでたら、子どもが1人行方不明になっちゃって……あきえもん、何か迷子の子どもを一発で見つけられる道具出して!」

晶葉「その前に色々と聞きたいことがあるんだが…」

未央「>>103

戦ってる最中に崖から落ちそうになったニドクインさんを何とか助けた話?

未央「戦ってる最中に崖から落ちそうになったクーさんを何とか助けた話?」

ニドクイン「デェオオ…」

未央「いいって、いいって!クーさんはただ、子どもを助けようと思っただけなんだから。」

幸子「な、何があったんですか…?」

「それは私が説明しよう。私と未央は、今日の午前、誤解からニドキング・ニドクイン夫妻と戦うことになってしまったんだ。」

ニドキング「グギャゴォォ……」

未央「公園で迷子になってるニー坊を偶然見つけてさ、とりあえずどうしたらいいか事務所に連れて帰って、誰かに相談しようと思ったんだけど…」

「彼らは私たちが、彼らの子どもを連れ去った犯人だと思ってしまったそうなんだ。私たちの方でも、彼らの子どもとは気付かなくてね…」

ニドキング「グギャゴォ…」

ニドクイン「デェオオ…」

未央「そのおかげで迷子君はお父さんとお母さんに会えたんだから、結果オーライでしょっ?」

「そう言う事だ。私たちの事なら心配はいらない。」

ニドキング・ニドクイン「………!」

ニドキング「ギャゴォガォ……」

ニドクイン「デェオオオ……」

未央「えへへへっ、一度拳を交えた者は友!なーんてね♪」

紗南「さすがはコミュ力ゲージカンスト……」

志保「お子様がいらっしゃるなら、ミルクの用意をした方がいいかな…?」

プリン「プリン?」

ニドクイン「デェオオオォ。」

「仲直りと友好の証として、一緒に遊ぶことになったんだが…」

未央「その……今度はニー子が迷子になっちゃって……」

ニドラン×たくさん&ニドリーノ×たくさん&ニドリーナ×たくさん「(デードゥンデードゥン!)(ドアアアアアア!)(ドゥアオオオオ!)(トアオオオン!)」

晶葉「これだけいれば…まあ当然だろうな……」

幸子「よく見たら……みんなカワイイかもしれませんね…ボクの方がカワイイですけど。」

未央「お願い、あきえもん!」

晶葉「私は蒼猫型ロボットではないんだ、そう都合良くは出来んぞ?」

未央「そんな……」

紗南「>>111

大丈夫!探し物はこの子にお任せあれ!(腕にガーディーを抱えてどや顔をしている)

紗南「大丈夫!探し物はこの子にお任せあれ!」ドヤァ

ガーディー「ガオ!」

バイバニラ「カチコチン?」

紗南「へへへっ、説明しよう、ガーディーとは三好紗南の新たなる頼れる相棒なのだ!」

ガーディー「ガオオ!」

晶葉「こらこら、ガーディー。また勝手に紗南を追いかけてきたのか。」

ガーディー「ガオ!」

紗南「主人公の呼びかけに応じて駆けつけてくれたって事で、ね?」

ガーディー「ガウ♪」

晶葉「むぅ………」

幸子「そのポケモン?は……?ポケモンにしてはゴツゴツしてるんですが……?カラータイマー?も付いてますし…」

「君がそう感じるのはポケモンではなく怪獣だからだろう。彼の名前はガーディー、この前出会った怪獣なんだが…どうした訳か、とても紗南に懐いてね。」

紗南「よしよし。」ナデナデ

ガーディー「ガオ♪」

幸子「何だ……怪獣でしたか。怪獣に対して、何だって言ってしまう自分が恐ろしいです……」

志保「この子がガーディー…私は志保、よろしくね♪」

ガーディー「ガウ♪」

未央「ガー君の鼻を借りれば、確かにすぐに見つけられるかもしれないけど……ガー君、まだあんまり人間の世界に慣れてないでしょ、大丈夫?」

ガーディー「ガウ!」

紗南「やれる、ってさ!」

ニドキング「グギャゴォォ?」

ガーディー「ガウガウ!」

未央「……なら、お願いしちゃおっかな。たぶんまだ事務所のどこかにいるはずだから……」

プリン「プリン!」

晶葉「成る程、お前の「うたう」でニドラン…?」

未央「うん、ニドラン。」

晶葉「…だけを眠らせるのか。そうすれば、ニー子とやらがあちこち動き回るのを防げて見つけやすくなるな。」

プリン「プリン!」

晶葉「>>118

↑ウサちゃんロボ隊、事務所の全員に耳栓を配るんだ!もちろん怪獣やポケモン、バイクにもだぞ!

安価把握

諸々の事情により、まさかの超古代狛犬怪獣の方になりました

お休みなさい

ミステリー愛好家としては推理物もいつかは書いてみたいものです



再開します

晶葉「そう言えば、これを渡そうと思ってすっかり忘れてたな。」っマイク

プリン「プリン?」

晶葉「お前へのプレゼントのようなものだ。計測させてもらった「うたう」のデータを元に開発したマイク…と、言ってもただのマイクじゃないぞ?何せ、この天才の開発したマイクだからな。」

プリン「プリン♪」

晶葉「へへっ、なかなか大変だったんだからな?」スッ

プリン「プリン!」ニギ

晶葉「次に…」ピッ

晶葉「ウサちゃんロボ隊、事務所の全員に耳栓を配るんだ!もちろん怪獣やポケモン、バイクにもだぞ!」

幸子「前から気になってたんいたんですが…」

晶葉「どうやってウサちゃんロボ隊に連絡を取っているか、だろ?ふっふっふ、それはだな……」

紗南「晶葉のメガネは実は高機能メガネ型デバイスなんだよ。今のは内蔵されてる通信機能を使ってウサちゃんロボ隊に連絡をしたんだ。」

晶葉「ああ、おい!それは私の台詞だぞ?!………ちょっと自慢したかったのに…」

プリン「プリン。」

晶葉「ま、まあいい!とにかくこれで準備は出来た。あとはガーディーの鼻と…」

ガーディー「ガウ!」

晶葉「ウサちゃんロボたちによる人海戦術と…」

未央「あたしたちも含めたアイドルで協力して探すんでしょ?」

晶葉「その通りだ、人の感覚と言うのは馬鹿にならない。みんな、手伝ってもらえるか?」

志保「捜索一名様のご注文、承りました。」

幸子「乗りかかった船ですし…何よりカワイイボクは優しいので!」

紗南「探査ミッション、ワクワクするねっ♪」

バイバニラ「カチコチンカチ。」

ニドキング「グキャゴォァ…」

晶葉「ありがとう、諸君!それではプリンの「うたう」が済み次第、作戦決行だ!」

「『おー!!』」

晶葉「まったく…忙しい1日だよ。」

プリン「プリン♪」

夜 晶葉の研究室



晶葉「ふぅ…………」

プリン「プリン。」トントン

晶葉「ああ……ありがとう…もう少し肩甲骨側の方を頼む。」

プリン「プリン♪」トントン

晶葉「そうそう、そこだ……そこ……ああ………(大規模な捜索の甲斐があってニー子とやらは無事に見つかった。そして、うちの事務所の職員?が6名ほど増えた。人間以外の職員もだいぶ増えたものだ。)」

プリン「プリン♪」トントン

晶葉「>>129

何だかお前の進化の事もどうでもよくなってきたな。お前は進化したいか?

晶葉「何だかお前の進化の事もどうでもよくなってきたな。お前は進化したいか?」

プリン「プリン。」トントン

晶葉「…だな。つきのいしは進化に使ったら消えてしまうらしいし、無理に進化する事もないか。」

プリン「プリーン。」トントン

晶葉「ふふっ、お前は今のお前で十分だしな…今日はよく働いてくれたな。」

プリン「プリン♪」トントン

晶葉「お前が何なのかもハッキリさせようと思っていたが…お前はグルメ界から来たんじゃないんだろ?」

プリン「プリン。」トントン

晶葉「……はぁ…つくづく謎の生物だな、お前は。まあ、いいか。この星に住む不思議な生き物のことを『ポケモン』と言うらしいしな。」

プリン「プリン♪」トントン

晶葉「お前も不思議な生き物、それでいいか。科学で実証できるものばかりが、何も正しいものと言うわけではないさ。」

プリン「ププリン♪」トントン

晶葉「身近に謎があると言うも、それはそれでロマンがあっていいじゃないか。」

晶葉「今日はプリンに事務所の案内ができたことと、志保のプリン・ア・ラ・モードをいただけたと言うだけで意味はあったよ。」

プリン「プリン!」トントン

晶葉「だろ?志保のプリン・ア・ラ・モードは私の知っている中でも最も美味いプリン・ア・ラ・モードなんだ。」

プリン「プリン。」トントン

晶葉「私のくれるプリンも同じぐらい美味しいって?私のは機械で作ってる上に、成分も一般的にスーパーマーケットなどで市販されているものと何ら変わりはないぞ?」

プリン「プクー。」トントン

晶葉「それでも私のくれるプリンが好き……変わっているな、お前は。」

プリン「プリン?」トントン

晶葉「変わっているは、うちでは褒め言葉さ。……悪い気はしないな。お前が喜んでくれるなら、全自動プリン製造機を製作した意味もあったと言うものだ。」

プリン「プリン♪」トントン

晶葉「…動物と暮らすと言う行為の意味が、お前が来てから初めて実感として理解できたよ。」

プリン「プリン。」

晶葉「>>135

↑+ケホッ……おっと。すまない

晶葉「私とお前はずっと一緒だぞ。約束する。」ナデナデ

プリン「プリン♪」

晶葉「………」ナデナデ

プリン「……♪」

晶葉「温かいな、お前は……」ナデナデ

プリン「プリン♪」

晶葉「手触りの方は果たして何と表現すべきか……」ナデナデ

晶葉「ケホッ……おっと。…すまない。」

プリン「プリン…」

晶葉「心配なら必要ない。これは単に、マシンには潤滑油が欠かせないようなものさ。」ナデナデ

メディカルウサちゃんロボ「ウサー。」ウィィィィィン

数種類の錠剤と水「……」

晶葉「ありがとう。」

メディカルウサちゃんロボ「ウサー。」

晶葉「………ん…」グイッ。

晶葉「……ふぅ……何事もバランスが大事と言うのは本当だよ。それは嫌というほど身を以て知らされている。」

プリン「プリン…」ピト…

晶葉「大丈夫だと言っているだろ。」
ナデナデ

プリン「プリン?」

晶葉「空腹になったらプリンを食べるだろ?それと似たようなものだ。」ナデナデ

晶葉P「助手君、自分の能力の限界を知っておくのは、私は、とてもとても大切な事だと思うよ?」

晶葉「……いつ帰ってきた。」

晶葉P「今帰ってきたところだよ。それなりに有意義な会合だったかな、全員が私の頭脳の素晴らしさを理解していたところなんかが特に。」

晶葉「ああ、そうか。」

プリン「プリン♪」

晶葉「……おかえり。」

晶葉P「>>141

↑+土産に騎士黒川から2198年製の論理回路錠剤を貰ってきたぞ。ワニの脳に効くらしい

晶葉P「ただいま。……助手に何かあったら恐らく私は私でなくなってしまうだろうね。だから、自己管理はしっかりとしてくれたまえ。」

晶葉「……分かっているよ。まだまだ研究も発明も行いたいからな。少しお前を心配させてやるのも悪くはないかもしれないけどな。」

晶葉P「ハハハ、天才である私を欺けるなどと思わない事だよ。君が少しでも不調を見せたらメディカルマシーンに突っ込んでやるから覚悟しなよ?」

晶葉「それは勘弁だ、私はアレはどうも苦手なんだ……」

晶葉P「君が自己管理がしっかりできているうちはそんな真似はしない……かもしれない。」

晶葉「分かった、分かった。しっかりやるから勘弁してくれ!」

晶葉P「ふふっ、それでいい。ああ、そうそう、土産に騎士黒川から2198年製の論理回路錠剤を貰ってきたんだ。ワニの脳に効くらしい。」

晶葉「黒川家主催の会合だったのか。」

晶葉P「文化の発展の影に黒川あり、さ。彼らは私の大切なスポンサーの1つだからね。普通の土産も用意し……」

プリン「プリン!」

晶葉P「早くもバレてしまったようだ……」

紙袋「………」

晶葉「ふむ…私たちは昼も食べたんだが、助手がわざわざ買ってきてくれたものを無碍にしては哀れだからな。食べてやろう。」

プリン「プリン!」

晶葉P「ふふふ……分かったよ。お茶を淹れてきてくれるかい?」

ウサちゃんロボ「ウサー!」





プリン

今日も事務所はカオスで日常です
ほのぼの……を書いたつもりです

くっころ川さんは近接戦闘特化型魔法士のようです

カイリキーの身長=160cm=メイコゥの身長
と言う事実

しばらくはこれぐらいで行きたいものです

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