響子「あなたが付き合うために」 (186)
※モバマスSS
複数P世界、安価スレ
連取・連投・エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
過去すぎる伏線注意
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1449229989
鈴帆「真剣に付き合とーよ」
鈴帆「真剣に付き合っとーよ」 - SSまとめ速報
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美世「付き合いを例えるなら」
美世「付き合いを例えるなら」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1448969936/)
の続きです
バランスの110作目
それは、可能性の獣……
キッチンスタジオ
響子「響子・」
雫「雫・」
ありす「たちば…ゴホン、ありすの…」
響子・雫・ありす「お料理上手になりたーい!」
響子「はい、今日も始まりました!『響子・雫・ありすのお料理上手になりたい!』」
雫「今日もお料理の魅力をぎゅーっと濃縮した30分をお届けしますー。」
響子「メンバーはいつもの、お料理大好き五十嵐響子と…」
雫「牛さん大好き、及川雫とー…」
ありす「たちば…「マスコットキャラクターのありすちゃんでお届けします♪」
ありす「響子さん!」
響子「どうしたの、ありすちゃん?」
ありす「橘です。どうして毎回私の自己紹介に割り込むんですか?!」
響子「ふふっ、ありすちゃんの持ちネタから始まるのがこの番組のお約束みたいなものだからかな♪」
ありす「橘です!持ちネタって何ですか?!私はマスコットキャラクターではなくて、料理人の1人として……!」
雫「ありすちゃんは子牛みたいでかわいいですからー。マスコットキャラクターとしても通用すると思いますよー?」
ありす「橘です!子牛みたいって、まるで私が小さ……」
雫「?」←ありすからは顔が見えない
ありす「………いのは統計学的データから見ても、認めざるを得ないことですけど……せ、成長期ですから!こ、これから大きくなる……はずです………」
雫「……」ナデナデ
ありす「どうして撫でるんですか?!」
雫「あっ、すみません、ついー。」
ありす「まったく…子ども扱いしないでくださ…」
響子「……」ナデナデ
ありす「だからどうして撫でるんですか?!」
響子「>>8」
(こうすれば分かる……ここにいるアイドルはみんな人間……事務所にはびこる、薄汚い化け物どもとは違う)
響子(こうすれば分かる……ここにいるアイドルはみんな人間……事務所にはびこる、薄汚い化け物どもとは違う…)
ナデナデ…
ありす「撫でないでくださいって言ってるじゃないですか!」
響子(響子Pさんにちょっかいをかける……薄汚い化け物どもとは。私さえいれば十分なのに、何故それが分からないの?)ナデナデ…
ありす「強く抗議します!私の頭を撫でるのであれば、その必要性を立証して……」
響子(響子Pさんにキスをしようとした……響子Pさんに抱きついた…響子Pさんの前で服を脱いだ…響子Pさんに料理を食べてもらった……)ナデナデ…
ありす「あ、あの……響子さん?私の話を聞いてくれていますか…?)
響子(ふふふ……私の響子Pさんに手を出すなんて本当にいい度胸……次に同じことをしたら、どう料理してあげようかな…?)ナデナデ…
ありす「あの…段々撫でる力が強くなっている気がするのですが……?」
響子(一回や二回は見逃してあげないとね……本妻として。ふふふ……)
ナデナデ…
ありす「きょ、響子さん……?」
響子(ありすちゃんはいい子……雫さんもいい子……うん、今のところは全員いい子……今のところは…)ナデナデ…
ありす「ひっ……(目が…目が…!)」
雫「響子ちゃん?」
響子「あっ、いけない!ありすちゃんの撫で心地があんまりにもいいんで、つい夢中になっちゃいました、てへっ♪」
雫「ありすちゃんの髪はさらさらですからねー。本当に子牛みたいですー。」
ありす「は、ははっ……はい、私は子牛です……」
雫「私にももぉーっと撫でさせてもらってもいいですかー?」
ありす「お、お、お好きなだけどうぞ……」
雫「わぁー、ありがとうございますー、ありすちゃん♪」ナデナデ…
ありす(橘です……この番組は概ね楽しいのですが、一つだけ恐ろしい点があります…)
響子(ふふふ………渡さない…渡さない…渡さない……)
ありす(響子さんはある一点にさえ触れなければとても良い方なのですが……)
響子(響子Pさんは…私が一生お世話するんだから…)
ありす(響子Pさんが絡んだ時だけ、人が変わります……それはもう……うう……雫さんの手は温かくて落ち着きます……)ナデナデ…
雫「…♪」
ありす「>>14」
(もう一つ気になる点を挙げるなら、響子さんの使ってる携帯電話……今時珍しくガラケー、それも響子Pさんじゃなく、美波Pさんの使ってるガラケーと全く同じ形・全く同じ黒と黄色と紫のカラーリングなんて……偶然にしては、出来すぎてます)
ありす(もう一つ気になる点を挙げるなら、響子さんの使ってる携帯電話……今時珍しくガラケー、それも響子Pさんじゃなく、美波Pさんの使ってるガラケーと全く同じ形・全く同じ黒と黄色と紫のカラーリングなんて……偶然にしては、出来すぎています…)
雫「ありすちゃんはかわいいですねー♪」ナデナデ…
ありす(きっとこれは深く考えてはいけない類の問題なのでしょう…しかし、それを考えてしまうのが私……そう言えば、ここ数日美波Pさんを見かけていませんが……)
響子「ふふっ、可愛くて頭がいいなんて、ありすちゃんはすごいね。…頭がいいから色んなことに気付いちゃったり……」
ありす「ひっ!」ギュッ…!
雫「?」
ありす「あああ……」ギュゥゥゥゥ…!
雫「ぎゅーってしてくれるのは嬉しいんですけどー…ずいぶん急ですねー?」
ありす「そ、そ、そ、それは……!」
ギュゥゥゥゥ…
響子「……」ニコッ
ありす「!!きょ、今日はとても誰かに抱きつきたい気分だったので…!は、ハグには脳内のβエンドルフィンの分泌を促して多幸感をもたらす効果もあるんですよ?」ギュゥゥゥゥ…
雫「へぇー、そうなんですかぁー…知りませんでしたー。(ドーパミンとセロトニンの放出も促すんですよー?)」
ありす(美波Pさんがきっと響子Pさんに何かをしようとして、結果的に携帯電話を響子さんに取り上げられてしまったのでしょう…)
雫「それならー、私もありすちゃんをぎゅーってしちゃいますー。ぎゅー♪」ギュゥゥゥゥ…
ありす(あっ、これが多幸感なんだ……雫さんにハグされると、温かくて幸せな気持ちになって………ぐすっ……)
響子(…気付かれちゃったかな。もし、ありすちゃんが誰彼構わず言いふらすような子だったら、ちょっと困ったことになってたけど…)
雫「ぎゅー♪」ギュゥゥゥゥ…
ありす「ぎゅー……」ギュゥゥゥゥ…
響子(これなら大丈夫かな?……うん、ありすちゃんは賢いからそんなことをしたらどうなるか分かってるだろうし。)
響子(別に言いふらされて困ることじゃないけど、言いふらされていいこともないから。)
響子(響子Pさんに悪さをしようとして、携帯電話を取り上げられるぐらいですむなんて……美波Pさんは響子Pさんの優しさに感謝した方がいいですよ?)
響子(携帯電話がないと美波さんを守れないとか何とか言ってたけど……美波さんに守られてる癖に何を言っているんだか……)
響子「…ありすちゃんの可愛さも証明できたところで、そろそろ料理の方に入りませんか?」
雫「>>20」
そういえば雫は大学卒業だったな
安価は、これであの人のはーとも鷲掴み、モツの煮込みです
雫「はいー。今日作る料理は、これであの人のはーとも鷲掴み、モツの煮込みですー。」
ありす「……」ギュゥゥゥゥ…
雫「ありすちゃん?」
ありす「……はっ!」///パッ!
ありす「ご、ゴホン!モツにはビタミンAやビタミンB群、鉄分が多く含まれています!」///
響子「美容にもいいとか、よくないとか?」
雫「モツと言って皆さんがイメージされるお肉は、豚さんや牛さんや鳥さんの内臓のことなんですよー。」
ありす「モツと言うのは「臓物」の略が語源と言われています。ちなみに、最も一般的に流通しているのは、豚の小腸ですね。」
響子「モツって聞くと、ちょっとって思われる方も多いかもしれませんね。」
雫「癖の強い食材ですからねー。女性の皆さんからしたら、少し縁遠い食材かもしれません。」
ありす「私たちのような子どもにも、あまり馴染みのない食材かもしれませんね。」
響子「ですが!食べてみるとこれがなかなか癖になっちゃうんです!」
雫「私なんかは子どもの頃から近所の畜産農家の人によくご馳走になってましたからー、今でも好物の一つですー。」
ありす「雫さんの地元は岩手でしたっけ?」
雫「岩手生まれの岩手育ちですよー♪あっ、岩手のおいかわ牧場をお願いしますー。」
響子「さりげなく宣伝しないでください。」
雫「えへへ、バレちゃいましたかー。」
ありす「鮮やかなダイレクトマーケティングでしたね。」
響子「気を取り直して早速今回使用する食材を紹介していきますね。まずは、メイン食材でもあるモツ。分量はいつも通り画面の右下を参考にしてください。」
ありす「今回は他に入れる具材には大根、人参、こんにゃく、ごぼう、木綿豆腐を使います。」
雫「使う調味料は水、みりん、めんつゆ、味噌、生姜パウダー。それから飲み物としておいかわ牧場の牛乳を……」
響子「もー、雫さん!」
雫「えへへへへー。」
ありす「>>26」
せっかくですし牛乳はモツの臭み取りに使いましょう
安価把握
よもや最初の安価で病むとは……
お休みなさい
これはヤバいですね……流石四天王
残り2人(ゆかりと智絵里)はまだ出てないよね?
黒と黄色と紫の携帯…一体なにザフォンなんだ…?
智絵里の依存はガチ
>>28
実は智絵里は……だったり、じゃなかったりです
SSでぐらいは幸せになってほしいので…
>>29
ただのスタイリッシュな光線銃にも変形させて使えるだけの携帯電話です
>>30
運営もどんどん闇を深くしている気が…
再開します
ありす「せっかくですし牛乳はモツの臭み取りに使いましょう。」
雫「と、言うわけで臭み取りをしたホルモンがこちらですー。」ドン
ありす「ちょっ…?!」
響子「出ちゃいましたねー、料理番組の必殺技。」
雫「モツを30分ほど牛乳に浸しておいて、牛乳がほんのりピンク色になって来たぐらいで牛乳を捨てて……牛乳を捨てて………」
響子「雫さん!雫さん!」
雫「はっ…!…ごほん、牛乳を捨てて水洗いすると、すっかり臭みが消えてるんですー。もちろん、牛乳の匂いもしませんよー?」
ありす「待ってください。今のができたって事は、予め牛乳を使うつもりだったって事ですよね?」
雫「備えあれば憂いなしですよー。」
ありす「備えが良すぎです!レシピと材料が変わっちゃうじゃないですか!」
雫「そう言えば、そうなっちゃいますねー。」
ありす「料理はレシピが大切なんです!視聴者の皆さんが混乱してしまうじゃないですか!」
響子「だったら、レシピの方に付け加えてもらいちゃいましょう♪」
ありす「そんな事ができるわけ…」
雫「お願いしますー。」
カンペ「いいよー。」
ありす「軽っ?!」
響子「はい、と言うわけで加工済みでないモツを使う際は右下の分量を参考にして臭み取りをしてください。」
ありす「何だか色々と納得がいきません……」
響子「臨機応変な対応が家事の基本。ありすちゃんも将来のために覚えておいた方がいいかもしれないよ?」
ありす「橘です。確かに理屈は通っていますね。その時家庭にある食材を使うのが家庭における料理の基本ですからね。」
響子「お茶の間の前の皆さんも、具材はお好みのものでも大丈夫ですからね?むしろ、気になるあの人の好物とかどんどん入れちゃってください♪…もちろんモツだけは変えたらダメですよ?」
雫「塩揉みや、焼酎やお醤油で臭みを取る方法もあるのでその時に応じた臭み取りの方法を選んでくださいー。」
ありす「今回は済し崩し的に牛乳による臭み消しになりましたが。」
雫「>>37」
↑
雫「おいかわ牧場の牛乳は臭み消しだけじゃなく、クリームシチューに使ってもそのまま飲んでも美味しいので皆さんぜひお求めくださいね~!」
ありす「雫さん!!」
雫「2度ある事は3度あるって言いますしー。」
ありす「3度目の正直と言う諺もあります!まったく、さっきから隙をついては、おいかわ牧場の宣伝を…」
雫「定期購入のお申し込みはこちらから…」
ありす「んもぉー!!」
雫「ありすちゃんも牛さんの真似ですかー?」
ありす「橘です!違います、30分番組なんですよ?!このままだとツッコミだけで30分終わっちゃうじゃないですか!」
響子「大丈夫だよ、その辺りはスタッフさんたちが上手く料理してくれるから。」ドヤァ
ありす「料理番組だけにですか?!上手い事を言ったつもりなんですか?!」
響子「あっ、今の部分はカットでお願いします。」
ありす「んもぉー!響子さんまで!」
雫「まあまあ、ありすちゃん、おいかわ牧場の牛乳1瓶150円でも飲んで落ち着いてくださいー。」
ありす「橘です!だから宣伝はやめてください!放送できなくなるじゃないですか!」
響子「落ち着いて、橘ちゃん。」
ありす「ありすです!」
響子「……♪」ニコニコ
雫「……」ニコニコ
ありす「あ………」///カァァァ…
響子「ふふっ、ありすちゃんはかわいいなぁ♪」ナデナデ
ありす「い、今のは忘れてください!」///
雫「かわいいですー♪」ナデナデ
ありす「にゃでないで……撫でないでください!」///
響子「にゃ?」
ありす「んもぉー!!」///ポカポカ
響子「>>43」
↑
響子(美波Pさんから携帯電話と一緒に取り上げた変なベルト……この収録が終わったら、ありすちゃんで試そうかなっ♪いちいち面倒くさいし、はっきり言って目障りなんだもん。)ナデナデ
ありす「やめてください、響子さん!(あれ…これと同じ展開が今さっきあった気が…)」
響子(ありすちゃんに恨みはないけど…はっきり言ってチョロいし、ベルトを巻いたらどうなるのか試すぐらいだったら……いいよね?)ナデナデ
ありす「あ……(何だか嫌な予感が……)」
響子(普通の人が巻いたら大変になるとか言ってた気がするけど、美波Pさんみたいなクズの言う言葉を信用する意味なんてないよね。)ナデナデ
ありす(ヤバい……これはタブレットで調べるまでもなく危機的状況に置かれている事が分かります…)
響子(美波Pさんの事なんかにこれ以上時間を割きたくないし…はぁ…私は響子Pさんの事を考えていたいのに。)
ナデナデ…
ありす「ああ……(今度こそ……私は………)」
雫「それー♪」ヒョイ ギュゥゥゥゥ…!
ありす「わぷっ?!」
雫「そうですねー、あんまり他の人に迷惑をかけたらいけませんねー。」
チラッ
響子「?!」
雫「………」ギュゥゥゥゥ…
響子(あっ……!ま、まただ……また、響子Pさんの事で頭がいっぱいになっちゃってた……ありすちゃんも大切なお友達なのに……)
ありす「むぎゅ………」
響子(うう……何でだろう…響子Pさんのためになるなら、何でもやっていいかなって思っちゃって……響子Pさんはそう言うのが…1番嫌いなのに……)
雫(美波Pさんがいけないとは言え、暴れ牛さんみたいに前後の見境がなくなっちゃうのはいけませんねー。)
ギュゥゥゥゥ…
響子(最初は響子Pさんに私を見ていてほしいって思ってただけだったのに……どうしよう……こんな風に考えてる事がバレたら……きっと……)
雫「響子ちゃん。」
響子「は、はい……」
雫「美味しいお料理を作るのに必要なのは、正しい手順と愛情ですよ?」
響子「…!」
雫「響子ちゃんみたいな、お料理上手さんには言うまでもないとは思いますけどー。」
響子(そうだ……間違った愛し方じゃ、響子Pさんは振り向いてくれない……歪んだ愛情じゃ響子Pさんとは正しい愛を育めない……)
ありす(響子さんから感じていた禍々しいものが……消えてく…?)
雫「それでは、具材の方を切っていきましょうー。」
ありす「>>50」
(ありすPさん……)
ありす(ありすPさん……)
響子「…はい、具材を食べやすい大きさに切り揃えていきましょう。(収録が終わったら、携帯電話とベルト……返してあげよう……)」
ありす(どうしてありすPさんが、料理のイメージがあるアイドルなら他にももっといるのに、私をこの番組のレギュラーにしてくれたのか最近分かってきました…)
雫「包丁を使うときは手に気をつけてくださいねー?」
響子「あなたの大切な人を心配させたらダメですよ?(美波さんがすごく美波Pさんを心配してたし……美波Pさんにも何か事情があったのかも……)」
ありす「包丁を使うときの基本を大切にしてください。(雫さんからは色々なことが学べます…芸歴だけなら私の方が少しだけ上ですが、そんなのは些細な問題です……)」
ありす(雫さんは大きいです……身長も全体的にもですが……何と言うか…スケールが違います…)
ありす(自分から前に出ることは殆どありません…でも、私は知っています。雫さんがトークが上手いこと。その場にいる人の「つなぎ」を必ずやってくれること。)
ありす(どんな仕事も喜んでやること。これがどれだけ難しいことかは、私も段々と分かってきました……)
ありす(とっても力持ちで体力があること。手が空いてる時間ではスタッフさんのお手伝いをしたりしています。もちろん、それで仕事に事情を出したりはしません。)
ありす(そして、頭もとってもいい事。海外の大学を飛び級だとか…さっきだって、私が披露した程度の知識はとっくに知っていたことでしょう。でも、私を立てて感心した振りをしてくれました。)
ありす(私もそれをまったく嫌味に感じなかった……恐らく雫さんの人格のなせる技でしょう。)
雫「まずは大根を食べやすい大きさに切っていきますー。」
ありす(何より私が1番雫さんの尊敬する点は…その「すごさ」を全く表に出さないところです。「すごさ」を知らない人に何か言われても、ただ笑って返すだけです。)
ありす(すぐにムキになって言い返す私とは正反対です……あと4年で、雫さんみたいになれるかな……)
ありす(………)ペタペタ…
ありす(30cm定規でも足りない……いくら成長期と言っても……)
雫「今日はありすちゃんに食材を切るのは頼んじゃいましょうー。」
ありす(えっ……?)
雫「いいですよね、響子ちゃん?」
響子「ありすちゃんの成長を見るのもいいかもしれませんね、分かりました♪」
ありす「きゅ、急に何を……?!(いつも私は解説役なのに…?!そもそもこの番組はタイトル通り、私の料理スキルの習得をお二人が手伝っていただく番組であって…私なんかが……)」
雫「ありすちゃんなら大丈夫です♪」
ありす「あう……だ、だって…!」
雫「>>59」
何事も経験ですから
雫「何事も経験ですからー。」
ありす「経験……」
雫「誰だって最初は上手にはできないに決まってます。料理だったり、誰かを大切に思うことだったり。」
響子・ありす「!」
雫「だから、ゆぅーっくり牛さんの歩くスピードぐらいで頑張っていきましょうー。少しずつ分かっていけばいいんです。」
響子・ありす「………」
雫「大丈夫、あなたならできます。…私が保証します。頑張ってる姿、私はよく知ってますからー。」
ありす「雫さん……」
響子(これは私にも言ってるんだ……雫さんは私と一つしか違わないのに……)
雫「……」ニコニコ
ありす「分かりました、私にやらせてください!猫の手ですよね!」
雫「はいー♪」
〜〜〜
ありす「できた…!私にもできた…!」パァァァ…
雫「おめでとうございますー♪」
パチパチ
ありす「えへへ……(響子さんに比べたらまだまだだけど……)」
響子「いいお嫁さんになれるかも!…なんちゃって♪」パチパチ
ありす(響子さんも色々と見習うべきところの多い人です。その……響子Pさんが……)
響子「愛弟子の成長を見たみたいで嬉しいな♪」ダキッ!
ありす「わわっ?!」
響子「……ありすちゃん。」ボソッ
ありす「な、何でしょうか…?」
響子「ごめんね……」ボソッ
ありす「えっ……」
響子「私…響子Pさんの事が好きなの。……ううん、愛してる。だから…響子Pさんが傷付けられそうになったりした次の日は……自分でも分かるぐらいおかしくなっちゃって……ごめん……」
ありす「……」
響子「>>65」
↑それだけじゃない、美波Pさんにも……そのずっと前にも、色々な人に見境なく襲いかかって……
安価把握
きょ、響子は面倒見がいい普通のいい子です(震え声
一時中断します
拓海→オートバジン所有
夕美→サイドバッシャー所有
涼→ギルス
Q→マッハ
美世→トライドロン&シフトカー所有
麗奈P→シャドームーン
美波P→カイザ(確定)
未央→ウルトラマンパワード
未央P→ウルトラマングレート
光&光P→特撮総合
あやめ&あやめP→忍者系ヒーロー総合
ライダーは何かと印象に残りやすい上にウルトラや戦隊よりアイテムを作中に取り入れやすいから増えるのは仕方ないね
>>67
…バランスをとっていきますかね……
再開します
響子「私ね、ありすちゃんに酷いことしようとしたの…それだけじゃない、美波Pさんにも……そのずっと前にも、色々な人に見境なく襲いかかって……」
ありす「…誰かに怪我をさせたりとか、誰かを傷付けたりしたんですか?」
響子「ううん……いつもそうなる前に誰かが取り押さえてくれてたから……」
ありす「ならいいじゃないですか。」
響子「えっ……?」
ありす「誰かを大事に思うのは自然な感情です。生物学的観点から見ても、愛するというのは非常に重要なファクターです。」
響子「………」
ありす「忌憚なく言わせてもらうなら……さっきの響子さんは…その……とても怖かったです…」
響子「ごめんなさい…」
ありす「…しかし、気持ちは理解できます。もし、誰かにありすPさんが傷付けられたりしたら私も同じような状態になるでしょう。」
響子「ありすちゃんも…?」
ありす「橘です。男性はいつも気付いていないんです。女性にどれほど思われているかに…響子さんの感情は過剰な物でこそあれ、異常な物ではないと思います。」
響子「ううん……異常なの…響子Pさんのために…って思ったら、ありすちゃんでさえ……」
ありす「橘です。私に何かしようとしても、今回も取り押えられたと思いますよ。スタジオには雫さんがいますし、ありすPさんも収録終わりに迎えに来てくれます。知ってますか、ありすPさんは腕もかなり立つんですよ?」
響子「そうじゃないの……響子Pさんのためなら身近な人も…って考えちゃった自分が怖いの…私…そのうち…大事な友達に取り返しのつかないことを…」
ありす「はぁ…私が言いたいのもそう言うことではありません。響子さんは好きなだけ、響子Pさんを大事に思えばいいんです。」
響子「でも、そしたら……」
ありす「雫さんが今さっき言われたじゃないですか。私たちは、誰かを大事に思うことに関しても未熟だと。つまり、大事に思うことが上手くなれば、誰かに危害を加えてしまうような事は無くなると言う意味です。」
響子「そ、そう言う意味……なのかな……?」
ありす「この事務所には途方も無い力を持ち、大事な人を持つ方々がたくさんいます。しかし、事務所は平和です。」
響子「…!そっか……事務所の皆さんは、気持ちをコントロールできてるから……だから……」
ありす「響子さんが、上手く響子Pさんを大事に思えるようになるまでは、皆さんが取り押えてくれます。だから、安心してください…と言う意味で言ったのです。」
響子「ありすちゃん……」
ありす「橘です。それでも不安が残るなら、『本妻の余裕』と言う言葉を教えて差し上げましょう。」
響子「『本妻の余裕』?」
ありす「>>74」
↑+本気を出すのは直接対峙したときだけです
ありす「つまり、こう考えればいいんです。「誰よりも響子Pさんを思っているのは自分だけなのだから、自分以外の人間など所詮は路傍の石と同じだ」と。」
響子「響子Pさんを思っているのは私だけ……響子Pさんを思っているのは私だけ……」
ありす「考えてみてもください、響子Pさんは響子さん以外の女性の方を家に上げたことも、実家を教えたこともないそうじゃないですか。響子さん「だけ」にです。響子さんは響子Pさんの特別なんです。」
響子「特別………」///
ありす「他の女性が響子さんのライバル足り得ると思いますか?いえ、足り得ませんよね。だとしたら、どうして他の女性を警戒する必要がありましょうか?」
響子「!!」
ありす「本気を出すのは直接対峙した時だけです。まあ、そんな時は来ないとは思いますがね。」
響子「………」
ありす「側から見ても完全に夫婦にしか見えないじゃありませんか…どこに誰が付け入る隙があるって言うんです。」
響子「………」
ありす「……響子さん?」
響子「ありがとう…ありすちゃん。今ので完全に、目が覚めた……」
響子「そうだよ……私と響子Pさんは既に結ばれているも同然で…私が好きなのは響子Pさんで…響子Pさんが好きなのは私で……何も心配なんかいらなかったんだ…!」
ありす「ふぅ……(一件落着ですかね。)」
響子「私…間違ってた。響子Pさんを誰かに盗られるのが怖くて……でも、はなからそんな泥棒猫の入り込む隙間なんて最初からなかった…!ねえ、ありすちゃん。私と響子Pさんはどんな風に見えるって?」
ありす「橘です。完全に誰が、どこから、どう見ても夫婦ですよ。」
響子「きゃっ♪」///
雫(結果オーライですかねー。)
響子(ああ……私は何て馬鹿だったんだろう。くだらない心配に時間をずっと費やして…!)
ありす(同じ「本妻」としての助言が功を奏したようで何よりです。)
雫「私も混ぜてくださいー♪」
ギュゥゥゥゥ…!
響子「きゃっ♪もー、急に抱きつかれたらびっくりしちゃいますよ?」
ありす「響子さんが言える事ですか?」
雫「>>80」
(選ばれしCu属性アイドルだけが伝承できる「キュー斗六聖拳」。「智絵里水鳥拳」「ままゆ紅鶴拳」「ゆかり白鷺拳」「幸子鳳凰拳」そして「響子孤鷲拳」……プロデューサーへの愛深きゆえににプロデューサーに隷属を強いる鳳凰拳を除く4つの流派は、その特性のせいで伝承者の人格を拳の本質に同化させてしまうと言いますー。今はまだしも、いつまで堪えられますかねー……)
雫(選ばれしCu属性アイドルだけが伝承できる「キュー斗六聖拳」。「智絵里水鳥拳」「ままゆ紅鶴拳」「ゆかり白鷺拳」「幸子鳳凰拳」そして「響子孤鷲拳」……プロデューサーへの愛深きゆえにプロデューサーに隷属を強いる、鳳凰拳を除く4つの流派は、その特性のせいで伝承者の人格を拳の本質に同化させてしまうと言いますー。今はまだしも、いつまで堪えられますかねー……)
響子(あっ……雫さんにぎゅーってされると……何だか気持ちが………安らぐ………)
雫(…響子ちゃんは自力で拳の呪縛に打ち勝ったみたいですが。)
響子(温かい……ありすちゃんが夢中になるのも……)ポヤーン
雫「………」ナデナデ
響子(愛が……分かりました…響子Pさん……)ポヤーン
雫(まゆちゃんは深すぎる愛を、さらに、より一層深くすることで、逆に拳を自分の物とし、昇華までさせてしまいました。)ナデナデ
雫(ゆかりちゃんは、その清純な愛をもって拳を浄化しました。)ナデナデ
雫(響子ちゃんは……)ナデナデ
響子(幸せ……)ポヤーン…
雫(…大丈夫になりました。幸子ちゃんは……幸子ちゃんですねー。何の心配も必要ありません。)
雫(となると、残すは………)
ありす「………」///クイクイ
雫「?」
ありす「………」///ジー……
雫「あっ。」ナデナデ
ありす「えへへ………」///
雫(…このままだとお料理が進みませんねー……)ナデナデ
ありす「……」///ギュゥゥゥ……
響子「………」ギュゥゥゥ…
ありす「………」ギュゥゥゥ…
雫「うーん……」チラッ
カンペ「尊いのでOK。」
雫「?」ナデナデナデナデ…
カンペ「とにかくOK。むしろもっと。」
響子・ありす「……」ギュゥゥゥ…
雫「>>88」
あ、はいわかりました
とりあえず完成品がこちらになります
雫「あ、はい、わかりましたー。とりあえず完成品がこちらになりますー。」トン
雫「先程の材料を水と調味料で煮込むだけなので、難しい行程ではないと思いますー。…あの、本当にこれで大丈夫なんでしょうかー?」
カンペ「余裕。」
雫「私は子牛を撫でているみたいで楽しいんですけどー…」
ナデナデナデナデ…
カンペ「珍しい物が見れて視聴者の皆さんも喜ぶと思うし。しっかり者の2人も雫ちゃんには勝てなかったかー。」
響子・ありす「………」ギュゥゥゥ…
雫「皆さんにも喜んでもらえるんですかー?」ナデナデナデナデ…
カンペ「そりゃあもう!」
雫「そうですかー……」
響子・ありす「……」ギュゥゥゥ…
雫「…なら、時間いっぱいもぉーっと、もぉーっと楽しませてもらいますねー♪よしよしですー♪」ナデナデナデナデ
響子・ありす「……」///ギュゥゥゥ…
カンペ「一度で2度美味しいしね♪」
雫「あー、それもきっとかわいいですねー♪」ナデナデナデナデ
響子・ありす「……」///ギュゥゥゥ…
〜〜〜
響子・ありす「…」///カァァァァァァ……
雫「食後のお便り紹介コーナー♪…あれ、2人ともどうしたんですかー?」
響子(噂には聞いてたけど……雫さんのハグがここまでなんて…どうしよう……完全にゆるみきってたかも…でも、温かかったなぁ…)///カァァァァァァ……
ありす(あうう……子供っぽいところをスタッフの皆さんに見られてしまいました……)///カァァァァァァ……
雫(ふふっ、ディレクターさんの言う通りでしたねー。2人とも真っ赤でかわいいですー♪)
カンペ「やったぜ。」
響子「な、何がやったぜ、なんですか?!」///
ありす「そ、そうです!ああ、あのシーンは全編カットで……!」///
カンペ「嫌どす。」
響子・ありす「ディレクターさん!!」///
雫「最初のお便りを紹介しますねー。ペンネーム らんちゃんママさんよりからのお便りですー。『何時も番組楽しみに見させてもらっています。さっきの雫ちゃんに甘える響子ちゃんとありすちゃんがうちの子供たちみたいで和みました♪』」
響子「>>94」
こんな姿、響子Pさんにしか見せた事ないのに……!///
響子「こんな姿、響子Pさんにしか見せた事ないのに……!」///
カンペ「かわいかったよ。」
響子「や、やめてください……!うう……」///
雫「こんなにかわいい響子ちゃんが毎日見れるなんて、響子Pさんは幸せですねー。」
響子「んもぉー!!」///
カンペ「(かわいい)」
響子「明日どんな顔して学校に行けばいいんですか?!」///
カンペ「まあまあ。」
ありす「私だって…ありすPさんにしか……」///
カンペ「いや、ありすちゃんはわりと……」
ありす「た、橘です!わりと…何ですか?!人を身持ちが軽い女のように……!」
雫「よしよしー。」ナデナデ
ありす「えへへへへ………」///
ありす「……って、人で遊ばないでください!」
雫「えへへー、すみませんー。」
響子「雫さん……何と恐ろしい…いくらありすちゃんがチョロいとは言え一瞬で……」
ありす「橘です!誰がチョロいんですか、誰が?!」
雫「まあまあー。」ナデナデ
ありす「えへへへへ……」///
ありす「……って…んもぉー!!遊ばないでくださいって言ってるじゃないですか!!」
カンペ「天丼。」
ありす「ネタじゃありません!」
響子「雫さんの前では誰もが無防備に……ハッ!分かっちゃいました、これは人をダメにするソファーと同じです!人をダメにする雫さんです!」
雫「あー、はぁとさんからもよく言われますねー。」
響子「さすがは事務所内三大異空間……」
カンペ「事務所内三大異空間?」
ありす「事務所内の3箇所時間の流れがおかしくなるポイントの事がそう呼ばれれているんです。」
響子「一箇所目は今挙げた雫さんの腕の中、二箇所目は美優さんの膝の上……そして、三箇所目は……藍子さんの周囲……」
ありす「>>100」
藍子さんに至ってはラジオや歌を通して空間を伝播させるんです
安価把握
>>1も端末とPCの発熱以外の温もりが欲しいです……
お休みなさい
たぶんスレ主の1さんなら、アイドル全員花束渡しのメッセージコンプリート可能なら位、重課金(廃課金?)してるだろうと、予想してる
>>103
増える傷跡が俺たちの勲章、と習いました
1秒を惜しんで走って風になるのです
再開します
ありす「藍子さんに至ってはラジオや歌を通して空間を伝播させるんです。」
響子「ここだけの話なんですけど、皆さんはどうして藍子さんのラジオは休日限定で、歌は絶対に朝は流さないか知ってますか?」
カンペ「何で?」
ありす「昔一回だけ、朝のラジオに藍子さんがゲスト出演して、歌を歌った事があります。」
カンペ「あっ!思い出した!」
ありす「そう、俗に言う『グローバルフリーズ』の日です。」
雫「そんな事もありましたねー。藍子ちゃんと居るとついのんびりしちゃいますからー。」
響子「私たちは日頃、藍子さんと接していたのでゆるふわ時間の感覚が掴めています。だから、「のんびりしちゃった」程度で済むんですが……」
カンペ「遅刻した、と思って局に来たら誰も居なくて……」
ありす「皆さん、藍子さんのラジオを聴いていたんじゃないですか?」
カンペ「朝から藍子ちゃんの声を聞けたら頑張れる気がして。」
雫「ちなみに、朝の牛乳にはお通じをよくする効果があるんですよー?」
ありす「もうツッコむのは諦めました……」
響子「いくら藍子さんがゆるふわとは言え、まさかあんな出来事が引き起こされるなんて……」
カンペ「あれはアイドルのすごさを改めて実感した日だったよ……」
ありす「ラジオを聴いていた人全員がゆるふわして時間間隔を失ってしまい、結果として一時的に経済が麻痺してしまうだなんて誰が予想できたでしょうか。」
雫「スタッフさんもつい時間を忘れてしまっていたそうですー。」
響子「それが番組の延長を招き、ラジオをつけていた人がどんどんゆるふわして行き、それを疑問に思って近づいた人もゆるふわしていき……」
ありす「最後はとうとう、日本全体がゆるふわしてしまい、その日は全国の企業がお休みになりました……」
カンペ「あれ以降、藍子ちゃんの番組では常にタイムキーパーは時計とにらめっこするのが決まりになったんだよなぁ……」
雫「たまにはお休みも大事ですよー?」
ありす「そこが1番恐ろしいところなんです!1日ゆるふわしてリフレッシュした結果、翌日以降リスナー全員の労働効率が大幅にアップし……その年日本はGDPとGNHの大きな成長を達成しちゃったんです……因果関係は立証されてはいませんが、間違いなく藍子さんのおかげです。」
響子「さらに休暇全体に対する見方が変わり、産休や育休が気軽に取れるようになったり、指摘されていた有給休暇の取得率の低さがぐんと改善されて、街中でも家族連れの方をよく見かけられるようになったり……」
カンペ「僕も休日が取りやすくなったおかげで、妻や娘との仲がさらに良くなったり。」
雫「>>110」
↑
雫「休日の家族サービスにはおいかわ牧場を是非ご利用くださいねー!」
ありす「雫さん!…と一応は言っておきましょう…」
雫「えへへー、今なら乳搾り体験ができますー。他にも牛さんとの触れ合いイベントがいっぱいですよー。」
カンペ「右下に地図出しとくから。」
雫「ありがとうございますー♪」
カンペ「ええんやで。」
雫「岩手にお越しの際は、一度はよってみてくださいー。番組を見たと言ってくれた方にはサービスしちゃいますー♪」
響子「雫さんには敵わないなぁ……」
雫「何がですかー?」
響子「今日も気が付いたら、私もありすちゃんも雫さんのペースに乗せられちゃってました。」
ありす「この番組を回してるのは雫さんですからね。」
雫「えー、そんなことないですよー?」
響子「そんなことあります。さっきも………」///←思い出し中
響子「……で、でしたし!」
ありす「このままでは今回は、私たちが雫さんに甘えた、と言う印象だけが視聴者の皆さんの中には残ってしまいます!」
雫「かわいかったですよー?」
ありす「そ、そう言う問題じゃありません!」///
響子「……!そうだ、いい事を思いつきました!ありすちゃん。」
ありす「橘です。何でしょうか?」
響子「私たちで次のお便りを紹介しちゃいましょう!」
ありす「どう言う事でしょうか?」
響子「二つ目のお便りはお悩み相談と言うのが、この番組の決まりです。それを私たちだけでビシッと解決して、できる女と言うイメージを持ってもらいましょう。」
ありす「なるほど。いい考えですね、きっと視聴者の皆さんも私たちが本当はしっかりした人間なんだと理解していただけるはずです。」
響子「いいですか、雫さん?」
雫「頑張ってくださいー♪」
響子「よし、じゃあ早速………」
お悩み相談の内容
>>118
私は私の大切な人に大きな秘密を隠しています。彼は私以外のあらゆる人や物に憎しみを向けています。もし秘密を打ち明ければ、彼は私の事も憎むでしょう。私はどうすればいいのでしょうか?
響子「…これにしましょう!えっと…ペンネーム、海洋学者の娘さんからのお便りです。『いつも、とはいきませんが番組を楽しく見させてもらっています。お悩み相談もとても参考にさせてもらっています。』」
ありす「ありがとうございます。参考にしていただけているなら何よりです。」
響子「『そこで今回、私も相談させていただく事にしました。一言だけでも何かお言葉をいただけたら幸いです。』……何だか重要なお悩みのようですね。」
ありす「頑張って、できる限りお悩みを解決して差し上げましょう。(見ていてください、雫さん。)」
雫「………」
ありす「響子さん、続きをお願いします。」
響子「うん。…『私は私の大切な人に大きな秘密を隠しています。彼は私以外のあらゆる人や物に憎しみを向けています。もし秘密を打ち明ければ、彼は私の事も憎むでしょう。私はどうすればいいのでしょうか?』……えっと…」
ありす(私たちの手には負えないかも……)チラッ
雫「………(あえて口出しはしないでおきましょう。)」
ありす「(ううん、成長したところを見せないと!)まずは要点を整理しましょう。何をどうすれば解決になるのかハッキリさせるのが最優先事項です。」
響子「そ、そうだね…ポイントとしては、この人は大切な人に大きな隠し事をしている、その人はありとあらゆる物を憎んでいる、でも相談者さんだけは例外、ただし隠し事がバレなければ……こんなところかな?」
ありす「問題が山積していますね。正直どこから手をつけていいか分かりません……」
響子「(秘密を打ち明けたら嫌われる……さっきまでの私みたい……あっ!)つまり、相談者さんは大切な人に隠し事なんてしたくない、でも嫌われたくもない…とりあえず解決した方がいいのはここじゃないかな?」
ありす「言い方はアレですが…話してしまうと憎まれてしまうような秘密…と、言うのは……」
響子「そうとも限らないよ。例えば……この前見た映画であったんだけど、自分だけを頼りにしてくれている人がいて……でも、実は自分はその人の憎む敵の軍の兵士で……」
ありす「……わざわざここに相談される、という事はそう言った特殊な事情があるのかもしれませんね…私が短絡的過ぎました。」
響子「問題はもっとややこしくなっちゃうけど……」
ありす「ですが、お悩みの核心は分かりました。」
響子「その人に憎まれてしまうことは……その人の最後の拠り所も奪うことになってしまう……映画の主人公はそれを1番気にかけてた。」
ありす「その人が大事だからこそ明かせない……秘密を隠し続けるのも胸が強く痛む……」
雫(鎧さんも昔、そんなことを言っていましたね……)
響子「隠し続けるのが一番かもしれない……でも、それはいけないと思う。…上手く説明できないんだけど…」
ありす「少しいいですか?私の大事な人が言っていた事を思い出したので。…私の大事な人はある時こう言いました。真実の愛はあらゆる困難に打ち勝つと。」
響子(ありすPさんが前に言ってた…)
ありす「>>123」
本当にその人を愛しているならば、どんな秘密の1つや2つなど気にならない。たとえ秘密がバレたとしても、2人でその秘密を共有し共に解決すべきだ……と。
ありす「本当にその人を愛しているならば、どんな秘密の1つや2つがあったとしても気にならない。たとえ秘密がバレたとしても、2人でその秘密を共有し共に解決すべきだ……と。」
響子「……」
ありす「私は人生経験の浅い子供ですから、この言葉の本質は全く捉えきれていないでしょう。ですが、あえてこの言葉を使わせてもらいます。」
響子「ありすちゃんはどう思うの…?」
ありす「理想論だと思います。現実はそんなに甘くないです。打ち明けたら終わってしまう、そんな秘密だってあるはずです。」
響子「なら……」
ありす「だからこそ、私は理想を語りたいんです…私の大事な人はいつも理想論ばかり言っています……でも、私はそんなありすPさんが好きなんです!」
D(カットした方が……いや……)
ありす「理想論でいいじゃないですか!理想論の何がいけないんですか、愛を信じる事の何がいけないんですか?!」
ありす「理想を……夢を持ち続けるのはとっても大変な事なんです!私も大人に少しだけ近づいて来たからわかるんです!現実は厳しいんです、理想なんか吹き飛ばしてしまうぐらいに!」
ありす「でも……私の大事な人は……ありすPさんは絶対に理想を捨てない!
理想を実現するために、今日も努力し続けている!」
ありす「そしたら…どうなったか分かりますか?理想が…少しずつだけでも…実現してきたんですよ…」
ありす「無理だと言われている場所に学校を立てました…助からないと言われていた子供の命を大勢救いました…今、あの人がどこに行っているか知っていますか?紛争地帯のど真ん中ですよ?!」
ありす「いつ何が起こってもおかしくないのに……そこに小さな子供たちが居るからって理由で……紛争を止めるつもりなんです!」
ありす「無理だと思うでしょう、たった1人に何ができるのかって!でも……私はそうは思わない!だって、ありすPさんは今までに何回だって理想を現実にしてきたから…!」
ありす「どうしようもない人なんです……世界中のあちこちでガールフレンドを作ってきては……帰ってきた時に一緒に撮った写真を自慢してきて…!」
ありす「本当……何も分かって……ないんだから………」
響子「………」
ありす「いいですか…!愛は……何よりも強いんです…!憎しみなんかに負けたりは…!」
D「……?!ありすちゃん!!」
AD「ディレクターさん?!放送中で……」
D「報道部から速報が入ったって連絡があった……あの地域の政府と反政府軍が停戦で合意したって……紛争が…終わったんだよ…!!…合意の立役者は……『小さな子たちの笑顔が原動力になりました。』……って…言っているそうだ…!!」
ありす「っ!!」ジワァ…
響子「>>130」
愛することによって失うものは何もない。 しかし、愛することを怖がってたら何も得られない+↑
響子「愛することによって失うものは何もない。 しかし、愛することを怖がってたら何も得られない。…愛は何よりも強い……今証明されましたね?」
ありす「愛は……強いんです…!絶対に負けないんです……!そんなこと……信じないないなんて言う人がいたら……全員私が……論破してあげます!!」ゴシゴシ…
D「これは伝説の回になるぞ……ぐすっ……」
ありす「相談者さん……は……うっ……ぐすっ………」
雫「よく頑張りました。」ギュッ……
ありす「………」ギュゥゥゥゥ…
響子「 ああ、すごい…!お便りの着信が止まりません!回線がパンクしちゃいそうです!」
雫「………」ナデナデ
ありす「………」ギュゥゥゥゥ…
響子(これが…愛……教わることばっかりだな……あとでお礼を言わなくちゃ……)
D「………」ゴシゴシ
響子「相談者さんのお悩みに対する答えが出ました……愛を信じてください。……これが私たちが出した答えです。」
D「あっ……はい!ありすちゃん、ありすPさん夜には帰って来るって!」
ありす「ありすPさん!!」
響子(…私の『愛』…まだまだだったんだな……)
雫「…良かったですね。」
ありす「……っ……はい!」
雫「………」ナデナデ…
響子「………」
深夜 事務所敷地内 プライベート空港
ありす「お帰りなさい…」ギュゥゥゥゥ…!
ありすP「ただいま、ありすちゃん。」
ありす「ラブリーマイエンジェルありすです……ぐすっ……」ギュゥゥゥゥ…!
ありすP「…ふふっ……ただいま、ラブリーマイエンジェルありす。」ナデナデ
ありす「…女性にこんなに心配させるなんて………悪い人です…」ギュゥゥゥゥ…
ありすP「>>136」
本当にすまない、その分時間は作るよ
安価把握
一時中断します
再開します
ありすP「本当にごめん、そのの分時間はちゃんと作るよ。」ナデナデ
ありす「ぐすっ……そんなことだけで……釣り合いが取れると思ってるんですか…?」ギュゥゥゥゥ…
ありすP「……ごめん。」ナデナデ
ありす「いっぱい…いっぱい……いっぱい心配したんですから……もっと……見合うだけのものをもらいます…しゃがんでください。」ギュゥゥゥゥ…
ありすP「えっと……」
ありす「……あっ…」パッ
ありす「…い、いいから早くしゃがんでください…!」ゴシゴシ
ありすP「…こうかな?」スッ
ありす「ありすPさんは…いつも根拠のない、論理性に乏しい事ばかり言います。…今回だって……私たちが待っているから大丈夫だなんて、何の因果関係も見出せない理由で……もっとちゃんとした説明を行ってください!」
ありすP「…分かった。次からは納得してもらえるように……」
ありす「いいえ、信用できません。」
ありすP(かなり怒らせちゃったかな……)
ありす「ですから……」ガシッ!
ありすP「ありすちゃん?!」
ありす「そんな軽口ばかり言う口はこうしてあげます!……え、えいっ!」
チュッ
ありすP「……!(ありすちゃんの唇が……!)」
ありす「………」//////
ありすP「………」
ありす「…………っはぁ……(初めてキス……しちゃった……奏さんに教えてもらったやり方……間違ってなかったよね…?)//////
ありすP「……ありすちゃん。」
ありす「ら、ら、ら、ラブリーマイエンジェルありすです!」//////
ありすP「ふふっ……ラブリーマイエンジェルありす。」
ありす「お、お、女を心配させる悪い口なんて…必要はありません…!えっと……だから……つ、次に……同じような事を………(あ、あれ……この先はなんて言えばいいんだっけ……?!タブレットで調べ……ううん、タブレットなんか取り出したら雰囲気がまる壊しに……!)」//////
ありすP「心配してくれていたんだね。……ありがとう。」イケボ&イケメンスマイル
ありす「>>144」
ありすPさん……ありすPさん……!!(泣きながら縋り付く)
ありす「ありすPさん……ありすPさん……!!」ヒシッ…
ありすP「仕事頑張ってたんだってね……さすがは僕の天使だ。」ナデナデ
ありす「ああ……この胸焼けするぐらいに甘い言葉……本物のありすPさんだ………」ポロポロ…
ありすP「……」ナデナデ
ありす「そうやってまた、甘い言葉を誰彼構わず……もう……どうしようもないんですから……」ポロポロ…
ありすP「小さな子を見ると褒めたくなるのは…僕の癖、みたいな物なんだ。許してくれるかい?」ナデナデ
ありす「今回だけ……特別です…!」
ポロポロ…
ありすP「ふふっ…ありがとう。」
ナデナデ
ありす「しばらく…こうさせておいてもらって…いいですか…?泣き顔……見られたくないから……」ポロポロ…
ありすP「…ありすちゃんは相変わらずしっかりさんだね。」ナデナデ
ありす「ラブリーマイエンジェルありすです……!」ポロポロ…
ありすP「ふふっ…失礼、僕の大事な…ラブリーマイエンジェルありす。」ナデナデ
滑走路脇
響子「みんなもありすPさんを待ってたんじゃないの…?」
晴「別に。あのロリコンがこれぐらいで何かあったりするようなヤツなら苦労してねえし。」
メアリー「アリスの次に心配してたのは晴だったけどネ?」
晴「お、おい!」///
メアリー「フフッ…レディは決して焦ったりしないノ。今日ぐらいは譲ってあげるワ。」
こずえ「ろりこんは…ふめつぅー……」
芳乃「でしてー。」
みりあ「センパイを立てるのも大事かなって☆(面白すぎる……面白すぎだよ♪あはははははははっ…!)」
千枝「一番心配していたのは、ありすちゃんでしたから。(良かったぁ……ありすPさんにもしものことがあったら……)」
響子(そっか…みんな、ありすPさんを信用しているんだ…)
メアリー「だから、ダーリンに甘えられるのはハルが2番目でいいワヨ?」
晴「は、はぁ?!い、いらねえよそんな権利!」///
響子「>>150」
(人は誰も信じながら、人は誰も生きるために、愛し合ってるはずなんだよね……)
↑さんは>>144でも取ったから安価上になる?それとも、↓?
響子(人は誰も信じながら、人は誰も生きるために、愛し合ってるはずなんだよね……)
こずえ「じゃあ…こずえが…にばんめするぅー…」
晴「えっ?!」///
響子(傷つけ合ったり、憎み合ったりするためじゃない……)
芳乃「ならばわたくしも立候補するのでしてー。」
晴「ええっ?!」///
響子(お互いを信頼して、信頼される……それが、心つなぐ愛……)
>>151
申し訳ありません、ミスりました……
中途修正という形で何卒ご容赦ください……
響子(晴ちゃんたちはありすPさんに夢中だから心配ないけど、他の子達が響子Pさんに甘えるようなことがあれば……ふふっ。)
みりあ「みりもやるー!」
千枝「え、えっと……」///
響子(……なんて、子どものやる事ぐらい大目に見てあげないとね♪妻として。)
晴「うう………」///
メアリー「アラ、何を焦っているノ?」
晴「あ、焦ってなんかねえし!…ぜ、全然焦ってなんかないんだからな!第一、オレがどうして焦らなきゃ……!」///
メアリー「みんな、ハルがかわいそうだからそれくらいにネ?」
こずえ・芳乃・千枝・みりあ「(わかったぁー…)(承りましてー)(そ、そうだね…///)(はーい☆)」
晴「何なんだよ、お前ら?!」///
響子(ふふっ……子ども…いいなぁ……)
メアリー「まったく…ダーリンったら罪なオトコ……でも、そこが……」///
響子(邪魔しちゃ悪いかな。…私は私を待ってくれている人のところへ行こうっと……ふふふっ♪)クルッ スタスタスタスタ…
事務所 正門
響子P「ふぃー…今夜は冷えるなぁ…」
スパー…
響子P「早く帰って一杯やりてえ気分だ…邪魔者は退散した方が良さそうだしな。響子が来たら……」
響子「呼びましたか?」
響子P「うおおっ?!」ビクッ!
響子「待っててもらってありがとうございます、あなたの響子です♪雫さんは?」
響子P「…ふぅ……年上の目があるとありすが遠慮して思う存分に甘えられないから……つってさっさと帰っていったよ。」
なんかおかしいと思ったら空港は事務所内なのか…
響子「雫さんはさすがですね…」
響子P「おう、気は回るし性格もいい、気は優しくて力持ち、才色兼備に家事万能でスタイル抜群と非の打ち所が……あっ……い、今のは…だな…!」
響子「本当その通りです。同じアイドルとして尊敬しちゃいます。」
響子P「……あ、あれ…?」
響子「どうかしたんですか?」
響子P「>>159」
(そんな……響子が俺にどす黒い視線を向けない? こいつのこの嫉妬深さやしつこさが気持ち悪くて嫌だから、美波ちゃんあたりと担当替えてもらおうと思ってたのに……もっとも、だから美波Pに殺されかかったんだけどな)
>>156
後の伏線だったり……?
響子P(そんな……響子が俺にどす黒い視線を向けない? こいつのこの嫉妬深さやしつこさが気持ち悪くて嫌だから、美波あたりと担当替えてもらおうと思ってたのに……もっとも、だから美波Pに殺されかかったんだけどな…)
響子「響子Pさん…すみませんでした。」
響子P「えっ…?!(いや、俺の方こそ…!どうしよ……気持ち悪いとか考えてたのは俺なのに……)」
響子「私はちゃんと響子Pさんを愛します。もう間違ったりはしません。」
響子P「………」
響子「…………」
響子P「え、えーっと……あ、うん…」
響子「分かったんです…本当の愛が。」
響子P(あれ……そう言や…目の色が変わってねえか…?何だろう…嫌な感じがしない……)
響子「今までたくさん迷惑をかけてきたと思います。ですが……もう一回だけチャンスをもらえませんか?」
響子P「な、何の……?」
響子「私が響子Pさんのアイドルかどうかを……考えてもらうチャンスを。」
響子P(ヤベェ……これは迂闊な返事をしたら、大変な事に……)
響子「………」
響子P「…っ……響子……どうして俺にこだわる…?」
響子「響子Pさんが響子Pさんだからです。」
響子P「俺のどこがいいんだ…?自分でもよく理解してるが……俺ってかなり碌でもねえやつだぞ?」
響子「むしろそこが、私がちゃんと面倒を見てあげないとって…」///ボソッ…
響子P「?」
響子「だったら何なんですか?私が響子Pさんを好きな事にどう関係があるんですか?」
響子P「いや、マジで俺はクズなんだって…響子の担当から降りようとだって……」
響子「……」
響子P「ひっ…!ほ、ほんの出来心だったんだ…許してく……」
響子「私って……そんなに怖かったんですね……」ジワァ…
響子P「あ、あれぇっ…?!きょ、響子…?!」
響子「>>165」
こんなに怖がらせてた……ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
響子「こんなに怖がらせてた……ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」
響子P「あっ…いや…」
響子「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさ……」
響子P「きょ、響子!」ダキッ!
響子「?!」
響子P「とりあえず落ち着こう……な?」
響子「……」
響子P「その……俺は……」
響子「だって……」ウルウル…
←涙目 上目遣い
響子P(あ、あれ……?!)ドキッ…
響子「私……私……」ウルウル…
響子P(響子って滅茶苦茶可愛くね…?いや、常日頃から性格さえまともならとは思ってたが……)
響子「私……」ウルウル…
響子P(性格がまともになったんだとしたら……いや、そもそも元から俺が絡まなきゃ理想的な女で……)
響子「ただ響子Pさんの事が好きで……」
響子P(……間違ってたのは俺の方だっんじゃないか…?こんな可愛い女を泣かせるなんて……どんな理由があったとしても……)
響子「響子Pさんが……心配で……」
響子P「(……俺はクズだが……やっちゃいけない事ぐらい分かる……)…響子。」
響子「ごめんなさ……!」
響子P「今まで悪かった。」
響子「えっ……」
響子P「俺も色々と悪かった……響子が手料理を作って待っててくれたのに、外食して帰ったり……酔って喧嘩して帰ってきたり……その……悪かった。」
響子「響子Pさん……?」
響子P「俺さ…プロデューサーになるまで今よりロクでもなかったからよ……やっぱりまだ人間としてはクズなんだよ……」
響子「………」
響子P「響子の愛情が分かってなかったのかもしれないな………」
響子「>>174」
確かに響子Pさんはクズかもしれません。もし本当にそう言う人は私が絶対に排除しますが……響子Pさんは、ちょっとクズなだけです。本当のクズは、自分の事をクズだなんて思ったりしません
響子「確かに響子Pさんはクズかもしれません。もし本当にそう言う人は私が絶対に排除しますが……響子Pさんは、ちょっとクズなだけです。本当のクズは、自分の事をクズだなんて思ったりしません。」
響子P「俺を許してくれるのか……?」
響子「私に響子Pさんを許せる権利なんかありません……むしろ私を……」
響子P「………」
響子「響子Pさん……あなたはそんなに悪い人じゃありません……私は知っています。」
響子P「!」
響子「響子Pさんは確かに少しクズですけど……でも、それはそうじゃないと……生きてこれなかったから。」
響子P「……」
響子「本当は…いい人だって……知ってますから……!」
響子P「……なあ、響子。」
響子「……はい…」
響子P「俺はクズだった…お前はちょっと…だった……お互いにさ、帳消しにしないか?」
響子「帳消し…?」
響子P「こんな事言える立場じゃないのは分かってる……でも言わせてくれ。響子、俺たちやり直さないか?」
響子「!!」
響子P「俺にもう一度だけチャンスをくれ……今度こそ……ちゃんと響子をプロデュースするから!」
響子「響子Pさんが許してくれるなら……」
響子P「許す!俺でよければ許す……だから……!」
響子「…うれしい…」ギュッ……
響子P「響子……」ギュッ……
響子「……やり直しましょう……最初から……」
響子P「……ああ。」
響子「………」
響子P(…そうか……もう誰かを恐れる必要はなかったんだ……ここは路上じゃないんだ……)
響子P(…ちゃんとした人間に……なろう……)
数日後 深夜 美波の部屋
美波(響子さんと響子Pさんの仲…最近変わったな。2人とも…お互いを信じるようになったって言うか……)
美波(………)
美波(愛は…憎しみになんか負けない……愛を……信じる……)
美波(美波Pさん…私はあなたを助けてあげたい……でも……どうしたらいいか分からない……)
美波(美波Pさん………)
暗雲
このシリーズ初の暗雲漂う終わり方です
美波Pの問題を早く解決せねば……
ほのぼのできない……
上沼恵○子のおしゃべりキッチンよりメニューが渋いアイドルの料理番組でした
ヤンデレって怖いなぁ(小並感)
110回記念次回内容安価
>>183
これも全て最初に美波は天の姫なんて安価取った奴のせいなんだ(草加並感)
何も起こらない、人外も能力者も関係ない、卯月と卯月Pの普通な日常
このSSまとめへのコメント
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