優希「私が、新しい清澄の伝説の一人に」4【安価】 (1000)


そうだな。

私は、皆が考えてるよりもずーっと

麻雀をシンプルに考えてると思う。

和了れれば楽しいし、トップを取ったら大はしゃぎするし

和了れなかったら悔しいし、ラス引いたときは泣きたくなる。


何点で和了ったとか、何点に振り込んだとか、その時なんで良かったのか、悪かったのか

素直に麻雀を楽しめばいいと思う私は、そんなことを考えるのが大嫌いだ。

そもそも、そんなこと考える必要って、あるか?


答えは――――――――――ある。

それは、私が、清澄の伝説の一人になる上で、必要なことだったんだ。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1434176579


・お馴染みの京ちゃんスレです。恋愛要素、麻雀要素、日常要素を含む予定
 いちゃいちゃというよりはほのぼの風味 

・舞台は清澄。部長が引退した1年後の世界です。つまり一年組が二年生に進学してます。三年生はほとんどみんな大学に通っています

・部長が抜けた分なぜか京ちゃんが女子の団体戦に参加できるようになってます。都合のいい世界だから、仕方ないね

・目標は県大会優勝&全国優勝。展開は非常に遅く、リアル風味。

・キャラの独自解釈などありますのでイメージが崩れるのが嫌な方は回避推奨


去年のインターハイで見事に優勝した長野・清澄高校

無名でありながら、県大会では昨年のインターハイ最多得点記録保持者、天江衣を擁する龍門渕高校を破り全国の舞台へ

そしてその快進撃は止まらず、白糸台高校の3連覇を阻止し、麻雀インターハイ界の伝説となる

その清澄を率いた、名将、竹井久は引退し大学に進学――

まこを主将とする新たな体制により、清澄高校麻雀部は再び全国の舞台を目指す

これはその舞台を目指す少女と少年の物語。


前スレ

①京太郎「そうだ、新しい清澄の伝説を始めよう」【安価】
京太郎「そうだ、新しい清澄の伝説を始めよう」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430568106/)

・清澄高校麻雀部、再始動

・ふれあいピクニック 東京へ


②咲「だから、新しい清澄の伝説をこの手で」2【安価】
咲「だから、新しい清澄の伝説をこの手で」2【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1431783657/#header)

・rooftop 三連戦 (鶴賀との出会い)


③和「あなたと、新しい清澄の伝説を未来へ」3【安価】
和「あなたと、新しい清澄の伝説を未来へ」3【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432814271/#header)

・第一回部内ランキング戦

・練習試合その1前半(VS永水、阿知賀、臨海)


昨年の清澄高校の快進撃は

巷では「清澄高校伝説」と呼ばれている

なぜ「伝説」とまで呼ばれるようになったのか


田舎の名も無き高校は、弱者
インハイに毎年出場する高校は、強者
こうした構図が、ほとんどの人の頭の中には存在する

弱者が強者を屠り続ける姿は、見る者の目を圧倒的に惹きつけた
まるで、弱国属国扱いを受けるアジア諸国の中で、日本が唯一、果敢に世界に立ち向かっていった時のように
弱きが強きを蹴散らすのは、いつの時代も美しいのだろう

もちろん、単純に清澄が強かったというのが最大の要因であるのは間違いなかったが
それでもなお麻雀が幅広く浸透している、現代において、昨年の清澄の快進撃はまさに「生ける伝説」だった―――


<スレの進め方>

【このスレッドは、主人公が行動を選択しながら、話が進んでいくスレッド】です。
主人公は須賀京太郎、清澄高校に通う、二年生です。


簡単に言うと、咲一年後の世界。


【平日】AM→PM→部活→帰宅後 で一日四行動
【休日】AM→PM(→PMがもう一度入る可能性あり)→就寝前の一日三回or四回行動


一週間の流れは

≪平日前半→平日後半→休日で一セット。一週間を、三日に濃縮≫

・簡単に言うと、平日二回、休日一回で一週間が終わる

・ただし大会や合宿中、その他イベント中は行動パターンは変化するので注意


次にステータスについて


<日常スキル系>
知力……知識量、頭の賢さ
話術……コミュニケーション能力の高さ
器用……手先の器用さ、物の扱いの上手さ。雑務全般
雀力……基本的な、麻雀の強さ


<麻雀系>

基礎雀力→雀力の基本値

オカルトorナチュラルorテクニック
→基本値に補正をかける値や、その他特殊能力。キャラによって、持っているものは人それぞれ


須賀京太郎 現在ステータス

雀力:E(21)68/70  
知力:D(40)78/100 
話術:D(47)84/100 
器用:D(31)53/100 

体力  :■■■■■■■■■□
ストレス:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



ここで、アルファベットのランクについて、岩子さんから説明があるので聞くように。


IWAKO「アルファベットのランクは」

(参考)
パラメータ指標
G: 0~10 0/50
F:11~20 0/50  
E:21~30 0/70
D:31~50 0/100
C:51~70 0/120
B:71~80 0/200
B+:81~89 0/350
A:90~99 0/500

左が実際の能力を表す数値で、左が経験点。経験点がたまると、パラメータがアップ。


IWAKO「まであるわ。Dか基準になっていて、それぞれワンランク上がるごとに
    安価の判定値に+5されるわ。当然高いほうが優秀な人材ってことになるわね」

IWAKO「たとえば、学力がBで、安価の指定先のコンマが54だったときは」

IWAKO「54+10=64が判定値になるわ。分かるわね?」

IWAKO「他にも、この数値の使い方は出てくるから、そこは臨機応変に対応してね」

IWAKO「それと、ある理由があって、できるだけ日常スキル系も高めておくことを勧めておくわ」

IWAKO「理由は私は知らないわ、以上よ」


<体力とストレス>

・体力

体力。□や■で表す。最高で10、最低で0。


■■■■■■■■■■⇒10(満タン)
■■■■□□□□□□⇒残り4


行動すると、減る。減りすぎると、行動のパフォーマンスが落ちる。休めば回復する。
また、一日経つと少し回復する。
なお、体力が少ないときに、悪いコンマ(44)などを引くと……

パフォーマンスとは、つまりもらえる経験点の補正のこと。


■■■■■■■■■■⇒10(満タン)⇒×2.0
■■■■■■■■■□⇒9      ⇒×1.7
■■■■■■■■□□⇒8      ⇒×1.5
■■■■■■■□□□⇒7      ⇒×1.3
■■■■■■□□□□⇒6      ⇒×1.1
■■■■■■□□□□⇒5      ⇒×1.0
■■■■■■□□□□⇒4      ⇒×0.7
■■■□□□□□□□⇒3      ⇒×0.5
■■□□□□□□□□⇒2      ⇒×0.3
■□□□□□□□□□⇒1      ⇒×0.1
□□□□□□□□□□⇒0      ⇒×0



・ストレス

精神力。☆や★で表す。最高で10、最低で0。体力と一緒。ただし、多い方が悪い状態。
溜まりすぎてると、安価の成功率や行動が変化する。


★★★★☆☆☆☆☆☆⇒ストレス4つ分
★★★★★★★★★★⇒10(ストレスマックス)

ストレス0~2→問題なし(ほぼ変化なし)
    3~5→ややイライラ(少し変化してくる)
    6~8→かなりイライラ(かなり変化する)
    9~10→我慢ならねえ(ロクなことが起こらない)


<麻雀について>

キャラのパラメータから

基礎雀力……総合的な麻雀の能力。あらゆる面で重要。

その中で、各キャラがそれぞれ以下の4つのパラメータを持ちます。

・攻撃……パワー。主に、打点の高さに影響。
・加速……スピード。主に、聴牌の速度に影響。
・守備……ディフェンス。主に、放銃の頻度に影響。
・幸運……ラッキー度。主に、聴牌速度や放銃判定など、運が絡むあらゆる要素に影響。



☆特殊能力について☆

【ネイチャー】
本人の持つ、生まれつきの特性のこと。基本的に無意識で発動できるため、常時発動&ゲージ消費がない。
先天的なもので、他人が身に着けるのは難しいと言われている。言われてはいるが……

例)和のSOA、久の悪待ち等


【テクニック】
麻雀における、技術(テクニック)のこと。意識的に発動するため、ゲージを消費する
後天的なものであるため、指導により、身に着けることは十分可能。それには知力や器用さが求められる。

例)菫のシャープシュート、憧の速攻、等


【オカルト】
麻雀における、説明不能な魔物的な力のこと。そんなオカルトありえません。
意識的にも無意識的にも発動し、使用時にはテクニックよりも多くのゲージを消費する。
先天的かつ、魔物的な力ではあるが、知力や器用さ次第では、身に着けることができる。
ただし、体に対する負担が非常に大きい。


例)咲の嶺上開花、衣の海底撈月、等



※ネイチャーは、Na テクニックは、Te、オカルトは、Ocと省略する。


次に、対局中のゲージについて。

またまた岩子さんから説明があるのでよーく聞くように。


IWAKO「はい、ゲージってなんだよって思った子。そこに一列に並びなさい」

IWAKO「ゲージとは、特殊能力を使うのに、必要なエネルギーのことよ」

IWAKO「対局で特殊能力を使うといっても、無制限に使えるわけじゃないわ」

IWAKO「例えば、のどっちモードを発動したかったら、ゲージは3必要なの」

IWAKO「必要なゲージが存在して、それを消費できる範囲でしか、使えないの」

IWAKO「下のこのゲージに注目して」


和:[S][S][S][S][S][S][S][S]


IWAKO「これが、特殊能力を発動できる、スペシャル[S]ゲージよ。ゲージは、最大8つ分あるわ」

IWAKO「のどっちモードをいったん消費するわ、すると消費ポイントは3だからこうなるの」


和:[S][S][S][S][S][ ][ ][ ]


IWAKO「わざわざ説明しなくてもいいわね? 見たら分かるわね? そういうことよ」

IWAKO「ちなみに、一局が終わるごとに、ポイントは1回復するわ」

IWAKO「だから、次の局の始めには、こうなってるわ」


和:[S][S][S][S][S][S][ ][ ]


IWAKO「普通は一局につき、1だけ回復するのだけれど」

IWAKO「聴牌/補正判定でぞろ目を出すと、2回復するわ」

IWAKO「ちなみに、対局開始時は、すべてのキャラクターが、ゲージ4つ分からスタートよ」

IWAKO「好調や不調で、上限することもあるみたい」


IWAKO「ただ、始めからゲージがマックスの魔物もいるらしいけれど……これは余計な情報かしら」

IWAKO「上でも述べたけど、ネイチャーには消費ゲージはないわ、なぜなら、体にもう身についてるものだからよ」

IWAKO「代わりにネイチャーは、デメリットがあることが多いけどね」


≪①聴牌判定≫
まず、各キャラが聴牌しているかどうかの判定を行います。
聴牌判定は100-{(加速度+幸運度)÷2}<指定先のコンマ
かどうかで決まります。


ここで、タコス=優希さんのパラメータがあります

雀力:D(45) 0/100
攻撃:C(55) 0/120 
加速:C(55) 0/120
守備:F(20) 0/50
幸運:D(50) 0/100


優希が、コンマ判定で55を踏んだとします。
そこで、計算式は100-<(55+50)÷2>=47.5<55
となり、聴牌ができます。優希の聴牌判定はこの場合、常に47.5なので、
コンマで48以上を出せば、聴牌可能、つまり5割強で聴牌可能ということです。

※ただし、特殊能力を計算に入れてないので、純粋にパラメータのみの場合は、となります。



≪②補正判定≫

聴牌しても、和了れるかどうかは、また別の話。ということで、二段階目の判定です。聴牌した人以外も判定します。
①の判定で使用したコンマの一の位と十の位を合計して出た数値の下一桁で判定します。


4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定や⑤の放銃判定で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。


【リーチについて】
聴牌したキャラクターは、補正判定のコンマにしたがって、リーチをかけることができます。
リーチをかける場合は、1000点棒を失う代わりに、和了に成功した場合に、無条件で1~2翻打点が上がります。
ただし、リーチをかけたキャラクターは、その局での守備力が0になります。

リーチをかけられるのは、補正判定が
0,1,2,3の時に限ります。表を整理すると、以下のようになります。

4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定や⑤の放銃判定で不利に(後述)。リーチをかけることもできる。
1、2、3   →補正なし。ただし、リーチをかけることができる。
5、6、8   →補正なし
9      →成功、③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)。
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。

大失敗、成功、大成功の時はリーチをかけることはできません。


上がる翻数
打点判定のコンマの≪反転後≫の下一桁が4か7→2翻上昇(裏ドラ扱い)
                 4と7以外→1翻上昇

≪③和了判定≫
①で聴牌だった人の人数+流局分を含めて、0~100のコンマを等分します。
例えば、咲さん、京太郎、優希、和が麻雀をしていて

咲と京太郎が聴牌だったときは

0~32 →咲和了り
33~65→京太郎和了り
66~99→流局

このような感じです。
ここに、基礎雀力と②での補正判定が加わります。

【基礎雀力で生じる差】
アルファベットのランク一つ分、4づつの差が生まれます。

例えば、京太郎の基礎雀力はG、優希はD、咲はB+です。
DとGの間には3段階の差が、DとB+の間にも3段階の差があります。
よって、京太郎と優希の差は「12」、優希と咲の差は「12」、京太郎と咲の差は「24」あるので

本来なら和了り判定を等分して

0~24 →京太郎和了り  確率25%
25~49→優希 和了り  確率25%
50~74→咲  和了り  確率25%
75~99→流局      確率25%

だったのが、基礎雀力の差によって

0    →京太郎和了り  確率 1%(-24)
1~25 →優希 和了り  確率25%(+12、-12)
26~74→咲  和了り  確率49%(+24) 
75~99→流局      確率25%

となるというわけです。




【②の補正判定で生じる差】
大失敗では、そもそも和了れず、そのまま放銃判定へと向かいます。
失敗では、和了り判定に「10」の差の不利分が含まれます。
成功では、和了り判定に「10」の差の有利分が含まれます。基礎雀力の時と同じような扱いです。
大成功では、和了確定なので、補正判定はすっとばします。


ただし、基礎雀力と②の補正判定で生じる差で、仮に和了りの確率が0になったとしても
その場合は、1%だけ和了りの可能性を残して、残りのメンバーでコンマを等分します。
これは、聴牌した以上、ツモの可能性があるため、を考慮してのことです。


また、大事なこと2点

・ツモとロンについて
一の位の値が
1・3・5・7はツモ、0・2・4・6・8・9はロン
になります。

・和了れるにも関わらず和了りを放棄する場合
残りの和了りの人と、流局とでコンマを等分します。


≪④点数判定≫
③までで、誰が和了るかが決まります。
次は、打点の判定をします。

打点は
攻撃と幸運の値に、指定したコンマをかけて、四捨五入して決めます。
例えば、優希なら

攻撃:C(55) 0/120 
幸運:D(50) 0/100


55+60=115がベースの値で

コンマで10を踏めば
115×10=1150で、(親ならそこにさらに×1.5)
この場合は30符1翻か40符1翻が近いので、コンマで決めて、点数決定。
30符の方なら
ツモなら(500,300)
ロンなら1000という風に決まります。

ここで、②の補正判定で「成功」が出ていれば、さらに2倍します。
また、この時の00は0ではなく、100として扱います。



≪⑤放銃判定≫
長かったですが、ここまでで和了る人、点数が決まって、最後はロンの場合に誰が放銃するか、で締めくくります。
放銃判定は
(守備力+幸運力)×?/10の大小で判定します。

?の値は

コンマの下一桁が
1,6→6
2,7→7
3,8→8
4,9→9
5.0→10


例えば、咲さん、京太郎、優希、和が麻雀をしていて

咲さんが和了った時の、ベースとなる放銃判定は


優希がコンマ54を踏んだ場合は
守備:F(20) 0/50
幸運:D(50) 0/100

なので、(20+50)×0.9=「63」

京太郎は
守備幸運ともに0だとすると0。何をかけてもゼロなので関係なし。つまり「0」

和がコンマ87を踏んでいれば、
守備:B(74)
幸運:C(60)
なので、(74+60)×0.7≒「93」

したがって、振り込むことになるのは、京太郎です。京太郎が強ければ、優希になります。
また、この時補正判定で失敗を出してると、出た値をさらに×1/2して計算します。


<好感度>
和 :31→34→37→39→42→43
桃子:31→34
咲 :31→34
淡 :31→34
照 :31→32

(参考)

【好感度表】
G: 0~10 …………近づかないで
F:11~20 ああ、須賀君っていたね(あまり好きじゃない)
E:21~30 須賀ね、友達かな?
D:31~50 須賀くんね、いい人だよね(無自覚の人もいる)
C:51~70 えっ、須賀君のことなんか…異性として意識するライン 好きかも←告白可能ライン
B:71~79 京太郎が好きです←告白されるライン
B+:80~89 ……大好き
A:90~99 大好き、いないと死んじゃう


※ちなみに、好感度がBになると、自動的に告白するorされます。告白の成功率は100%です。
 複数の女性と付き合うことが可能です。付き合い始めると、京太郎は……




<現在好感度>
和 :31→34→37→39→42→43→46→47→49
桃子:31→34→36→39
咲 :31→34
淡 :31→34
照 :31→32
小蒔:31→34

<アイテム>
『牌のお姉さんと楽しくまーじゃん☆ミ』おわり
1『婚活麻雀のススメ 基礎指導編』  →0/3

<連絡先>
清澄全員
鶴賀  桃子
白糸台 淡 照
永水  姫様

<今後の日程>

五月一週
平日前半→フリー
  後半→試合準備    
  休日→練習試合その1 ←今ここ

五月二週
平日前半→フリー
  後半→クラスマッチ
  休日→練習試合その2
 
五月三週
平日前半→フリー
  後半→清澄高校五月祭
  休日→合宿準備

五月四週
【恐怖の一週間まるごと合宿】

六月一週
平日前半後半→大会準備
休日→フリー

六月二週
平日前半後半→県大会団体予選
休日    →フリー

六月三週
平日前半→県大会団体決勝
平日後半→県大会個人戦予選
休日→フリー

六月四週
平日前半→県大会個人戦本選&決勝
平日後半→フリー?
休日→フリー?

七月→未定?
前半→期末テスト
後半→夏休み突入
清澄が勝っていれば(勝ちぬけていると信じたい)
練習試合や、長野4校合同合宿等考えてます
(案を募集中)


八月
インハイ開始 特別日程
一日目→移動日、抽選
二日目→??
三日目→??
四日目→??
   ・
   ・
   ・
以下まで大会終了まで


<エンディング>
団体戦、個人戦終了後に、それぞれのエンディングを書いて終了。
基本的に、団体戦で優勝できれば、このスレの目的は達成されたことになります。

<ゲームオーバー>
団体戦でインターハイを優勝できなければ、伝説が終了、ゲームオーバー。
県大会予選で敗退しても、終了。リセットは二回まで。



※フリーとは、京太郎が行動を選択できる、通常の日々のこと。
※途中に、お泊りイベントやデートイベントが発生する可能性はあり。
※その他、適宜状況次第で変更の可能性あり、適当ですまんな。


<お知らせ>

・京ちゃんが豪運を発動中。なお

・前スレから、>>1000でゾロ目が出たら、幸運のステータスを上げます。




ながーいテンプレ以上だじぇ。

読まなくても、分からなくなったら見る程度でいいぜ。

最悪、岩子さんか明華辺りが説明してくれる。



巴(………よし、これなら)

巴(たぶん、ツモの目も十分………)


巴「リーチします」カチャ

京太郎「くっ……」タン

由華「………甘い」

巴「え?」

由華「リーチするなら―――こうしなきゃ」



由華が、まるで不要物を投げ捨てるように

リーチ棒を卓上に、しなやかに弾き出す。



灼「そう―――由華は、巽門だけじゃない」

憧「……だね。由華には、あれがある」



由華が描き出すは―――――――王者の回転リーチ。



轟音を上げ、火花を散らしながら、スピンスピンスピン。

まるで自分はまるでここにいる。ただの点棒じゃないと主張しているかのように。

しばらくして棒は元のあるべき場所に収まった。



巴「っ?!!?!」


京太郎(すげえええええええ、リー棒がぐるぐる回って!!!!!)

京太郎(キレ―――に、穴に落ちていった!!!)

京太郎(巽さんパネえ!! 一体何回練習したんだ?!)



ハオ(日本式麻雀は奇奇怪怪………いや、意味不明)



由華「さぁ……王者の麻雀を――――見ていって」





・判定結果
巴  →聴牌/補正あり(リーチ可能)
京太郎→聴牌/補正あり(大失敗)
由華 →聴牌/補正あり(リーチ可能)
ハオ →聴牌/補正なし


【巴と由華はリーチをかけます】


・和了判定

全員聴牌、京太郎は大失敗

0~20 →巴  和了  
21~41→由華 和了  
49~74→ハオ 和了  
75~99→流局      


+1の反転


・打点判定
→(攻撃+幸運)×+2のコンマ<反転>×1.2

+3のコンマの一の位
1・3・5・7はツモ、0・2・4・6・8・9はロン

守備修正はやっぱりおかしいと思うで


>>34 死にステになるよりはいいかなと。丁度いい調整法があるならむしろ教えてほしいっす


【和了】ハオ
【打点】(56+65)×67×1.2×1.5≒8000
【結果】ロン


・放銃判定

(守備+幸運)×?/10 の大小で一番低い人が放銃

?の値は

コンマの下一桁が
1,6→6
2,7→7
3,8→8
4,9→9
5.0→10


※巴と由華がリーチで守備が0

+1巴  →(0+50)×0.=
+2由華 →(0+50)×0.=
+3京太郎→(28+55)×0.=

678910のみになるのをやめて
345くらいはそのままにしたら?

ああ、そうか。
リーチした時に、守備が0になるから、した場合としてない場合、あまりに差が付きすぎるのか

実際リーチしようが振らないときは降らないからな……うーん


>>40の案とか現実的な気もする

基本的には、京ちゃんに有利にも不利にもせず
実力を反映する感じにしたいんだが

京ちゃんの試合はとりあえずこのままでいくけど


巴  →(0+50)×0.8=40▼▼▼
由華 →(0+50)×0.7=56
京太郎→(28+55)×0.6=49.8

【和了】ハオ
【打点】(56+65)×67×1.2≒8000(+300)
【結果】ロン 巴





巴(………)タン

巴(トップ浮上を狙ったリーチでしたけど)

巴(高い手なんですけどね……)


由華(…………こない。待ちは河に出てないし)

由華(ピンズイースー待ち……ピンズの一は場に0)

由華(四はともかく、一は出てもおかしくない。でも出ない)

由華(まだ山の中………?)


京太郎(分からん。以上。和に後で聞こう)

京太郎(せめてツモられないことを祈るのみだ)タンッ



ハオ「――――和(フー)」

巴「えっ?」

ハオ「聞こえませんでしたか。和了ったと言ったんです」

ハオ「断幺平和一色四歩高(タンヤオピンフイーソースープカオ)」

京太郎「…………」

ハオ「こちらでは単純に」

ハオ「タンヤオピンフ、ホンイツと言うらしいですが―――」


ハオ「――ね。」


由華(……その満貫手では、リーチしない、か……)

由華(いや、この人ならどちらにせよ―――)


巴(やられた……これで、10万点を割ってしまう)

巴(トップとの差が、開いてしまった)

巴(まずい……)


京太郎(よし。場は流れた)

京太郎(ツモられなかったから、ラッキー)

京太郎(あと二局、しのぐぞ……)




京太郎:133400
巴  : 94000 
由華 : 91400
ハオ : 81200

巴 :[S][S][S][S][S][S][S][S]
由華:[S][S][S][S][S][S][][]
ハオ:[S][S][S][S][S][][][]

間違えた
あああああああ



>>50 は、これで。あとリー棒分も忘れてた



ハオ「――――和(フー)」

由華「………」

ハオ「聞こえませんでしたか。和了ったと言ったんです」

ハオ「断幺平和一色四歩高(タンヤオピンフイーソースープカオ)」

京太郎「…………」

ハオ「こちらでは単純に」

ハオ「タンヤオピンフ、ホンイツと言うらしいですが―――」


ハオ「――ね。」


由華(…………)

由華(今ので、リー棒込みで……ラス転落)

由華(……………)

由華(しかも、スーピン……綺麗に使い切られてる)

由華(…………弱気になっちゃだめ)

由華(これくらいは。先輩だって、振り込むこともあった)

由華(だけど、挽回した)

由華(……だから、私も挽回できる)



京太郎(よし。場は流れた)

京太郎(ツモられなかったから、ラッキー)

京太郎(あと二局、しのぐぞ……)



京太郎:133400
巴  :101300
ハオ : 83200 
由華 : 82100


巴 :[S][S][S][S][S][S][S][S]
由華:[S][S][S][S][S][][][]
ハオ:[S][S][S][S][][][][]

タンピン混一色とか意味不すぎる

>>55 間違えた。これは恥ずかしい……もうちょっと校正ちゃんとするわ



憧「うわあ……あっちゃぁ………」

穏乃「ら、ラスになっちゃったね」

灼「慌てない……次は由華の親だから」

玄「そうなのです。全然問題ないのです」

憧「……それはそうとさ」

憧「ちょっと、前から気になってたけど、由華リーチし過ぎじゃない?」

憧「トップだったらまだしも、ちょっと今のはもったいないかも」

憧「それに、なんか無駄に派手というか……まあ、清澄の竹井久よりいいけど」

穏乃「わ、私はカッコいいと思うよ!」

憧「カッコいい、かな……?」


宥「静かに。始まるよ、二人とも」

宥「そうだ、穏乃ちゃん、憧ちゃん。仲間に頑張ってほしいときはね―――」

宥「―――見てるこっちは、負けないくらい頑張って応援するの」

宥「そうすれば皆で、あったか~いんだよ」

憧「………そうだね、宥姉の言う通り」

穏乃「ですね、私弱気になってました!!!!」

穏乃「ガンバ、由華!!! 負けるなーーー!!!」

憧「由華、頑張って!!」


由華(――――頑張る)






【南三局 親:由華】

・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
巴  →+1のコンマ44以上で聴牌
京太郎→+2のコンマ60以上で聴牌
由華 →+3のコンマ45以上で聴牌→25以上で聴牌←[Oc] 巽門
ハオ →+4のコンマ40以上で聴牌

※ただし京太郎以外はコンマ<反転>


[Oc] 巽門 消費ゲージ:4
東場における南家、あるいは南場における東家で発動可能。
加速に+40し、自分が和了した際に、その翻数を一つ上げる。



・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。ただし、リーチをかけることはできる。
0      →失敗  ③の和了り判定や⑤の放銃判定で不利に(後述)。リーチをかけることもできる。
1、2、3   →補正なし。ただし、リーチをかけることができる。
5、6、8   →補正なし
9      →成功、③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)。
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。

ちょっと眠いんで寝てくる

皆さんも休日だしゆっくり休んでくれ

たぶんまた夜には戻る 9時とか

くっそ寝てた、ほんとごめん
たぶん昼前からやると思うぜ

おいおい、こんなスレで待機せずとももっと休日を謳歌してくれてもいいんだぜ?


つづきいきますか






由華「……………」ヒュゥゥゥゥゥx



ハオ(巽門―――――吹き荒れる、南東の風)

ハオ(明華のと違って、限定的ではありますが)

ハオ(…………)

ハオ(無警戒ではいられません)



巴(なんとか、聴牌。けど、前回のこともあるし)

巴(ここはダマで……)タンッ



京太郎(よっし、いいぞ)

京太郎(無駄なツモなく、ここまで来た)

京太郎(トップだし、あぶねえ橋を渡ることはない)

京太郎(ダマで、っと………)タン





・判定結果
巴  →聴牌/補正あり(リーチ可能)
京太郎→聴牌/補正あり(成功)
由華 →聴牌/補正あり(リーチ可能)
ハオ →ノーテン


【由華はリーチをかけます】
【巴はかけません】


・和了判定

ハオ以外が聴牌

0~18 →京太郎 和了  
19~47→巴   和了  
48~74→由華  和了  
75~99→流局      


+1の反転

・打点判定
→(攻撃+幸運)×+2のコンマ<反転>×1.2

+3のコンマの一の位
1・3・5・7はツモ、0・2・4・6・8・9はロン

昼間からやってくれるのは長く楽しめる感があって嬉しい
夜はだいたいが21時~24時くらいだし、3時間じゃ速筆の人以外は20レス未満だろうしね

由華が聴牌してるから親継続で積み棒増えただけ、というのはちと怖いけどね
大きいの直撃さえしなければ……。最悪10万点残せれば仕事はしたと言えるけど



【結果】流局



ハオ「…………」パタリ


「「「聴牌」」」


ハオ(この罰符は痛いですね……)


 *


宥「なかなか、由華ちゃん和了れないね」

憧「ですね……ま、そういうこともあるってことですね」

憧「私が、その分稼げばいいし」

灼「憧、まだ終わってないから」

憧「分かってるって」


 *


和「須賀君、いい感じですね」

咲「あれ、まさか京ちゃんトップなんじゃ……」

和「次、特になければそうですね」

優希「信じられないじょ……もしやこれは夢?」

優希「はっ、バーチャル世界に来ちゃったとか?!」

和「そんな幻想、起こりえません」


まこ(…………)

まこ(いい感じじゃ)

まこ(京太郎、お前に任せてよかった。残り一局)

まこ(最後まで、頼むぞ――――――)





京太郎:134400
ハオ : 80200
巴  :102300 
由華 : 83100


巴 :[S][S][S][S][S][S][S][S]
由華:[S][S][S][][][][][]
ハオ:[S][S][S][S][S][][][]

もしこれで1位で終われたら幸運上がらないかね
ってこんなこと言うと落ちそうだが

京太郎+28,900
巴   - 4,600

由華  -11,900
ハオ  -12,400

なんやこれ。予想できるわけねーww


由華が親だったね。ただしい点数はこうか。


京太郎:133400
巴  :101300
ハオ : 83200 
由華 : 81100

供卓:1000


巴 :[S][S][S][S][S][S][S][S]
由華:[S][S][S][S][S][][][]
ハオ:[S][S][S][S][][][][]




【南三局 一本場 親:由華】

・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
巴  →+1のコンマ44以上で聴牌
京太郎→+2のコンマ60以上で聴牌
由華 →+3のコンマ45以上で聴牌→25以上で聴牌←[Oc] 巽門 消費ゲージ:4
ハオ →+4のコンマ40以上で聴牌

※ただし京太郎以外はコンマ<反転>



[Oc] 巽門 消費ゲージ:4
東場における南家、あるいは南場における東家で発動可能。
加速に+40し、自分が和了した際に、その翻数を一つ上げる。



・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。ただし、リーチをかけることはできる。
0      →失敗  ③の和了り判定や⑤の放銃判定で不利に(後述)。リーチをかけることもできる。
1、2、3   →補正なし。ただし、リーチをかけることができる。
5、6、8   →補正なし
9      →成功、③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)。
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。

危ねぇ。巴さん反転じゃなかったら大成功だったな
つってもそのほうが良かったのかもしれんが

>>104
ハオが83,200から罰符3000で80,200、由華が82,100からリー棒出して罰符もらったから変わらず、
巴さんが101,300から罰符もらって102,300、京ちゃんは133,400から罰符もらって134,400
って感じなるのでは? 合ってるか自信ないから誰か頼む



>>115 まことおっしゃる通りで
ちょっと>>1のアシスタントしてくれないかな?


京太郎:134400
巴  :102300
ハオ : 80200 
由華 : 82100

供卓:1000




・判定結果
巴  →ノーテン
京太郎→聴牌/補正あり(リーチ可能)
由華 →聴牌/補正あり(失敗、リーチ可能)
ハオ →聴牌/補正あり(リーチ可能)


【由華はリーチをかけます】
【ハオはかけません】


京太郎もかけられるけど


1ぶっこむ
2やめとく


+1~5で多数決


参考値

コンマで等分(基礎雀力値、不利補正により修正済)

0~9  →京太郎 和了  
10~28→由華  和了  
29~74→ハオ  和了  
75~99→流局   



智葉「………明華」

明華「は、はい」

智葉「そろそろ、アップをしておけ」

明華「や、やってます! さっきから――――」コロコロ

ネリー「明華は、麻雀牌に触るだけでアップになるんだねー」

明華「なんとなくですけどね」コロコロ






2→やめとく



・和了判定

コンマで等分(基礎雀力値、不利補正により修正済)

0~9  →京太郎 和了  
10~28→由華  和了  
29~74→ハオ  和了  
75~99→流局      


+1の反転

・打点判定
→(攻撃+幸運)×+2のコンマ<反転>×1.2

+3のコンマの一の位
1・3・5・7はツモ、0・2・4・6・8・9はロン

>>117
自分はケアレスミス多いもんで、もし気付いたら(京ちゃんに不利じゃない限り)書きなぐりますよーぅ

さすがに雀力が低すぎて自力和了はきっついね
京ちゃん含め2人までならまだ目はあるけど、3人以上になると大変だ




明華「こうやって、牌を手の中で転がすことで――――」


ダヴァン(………ミョンファ)


明華「ちょっとづつ、スイッチが――――――」


利仙(この人は……)


もこ(…………)


明華「――――――――――」


ネリー(こう見えても……本当に強いからね――――)


明華「――――――――――――――――――」


智葉(ああ。私でも、そこそこに厄介なくらいにはな)


明華「――――――切り替わるんですよ」




【和了】ハオ
【打点】(56+65)×67×1.2≒8000(+300)
【結果】ツモ 21004100




ハオ「………須賀さん。一つ言っておきますが」

京太郎「なんですか?」

ハオ「さっきは言いそびれましたが」

ハオ「麻雀というのは、あれこれ考えて打つものではありません」

京太郎「……じゃあ、なんだっていうんすか」

※威厳を出そうとしていますが、まだ収支はマイナスです



ハオ「話せば長くなりますが………人類の歴史は、中国の歴史」

ハオ「中国の歴史は、諸行無常・万物変化―――須賀さんは歴史は得意ですか?」

京太郎「一応、世界史はやってますけど……文系なんで」

ハオ「それならば、名前くらいは聞いたことはあると思いますが」

ハオ「春秋戦国時代の諸子百家に、道家というものがあります」

京太郎「………」

ハオ「それの中心思想は老荘思想―――――道とは、天に通じるもの」

ハオ「いたってシンプル」

京太郎「だから、なんだったいうんですか」

ハオ「だから、こういうことです」




「――――和(フー)」



リーチ・ドラ・裏ドラのような点を上げるためだけの

齷齪した小細工には全く無縁の世界――――



「自摸平和二盃口――――その一本場は二一〇〇四一〇〇」



「かの老子壮氏も、麻雀をやっていたとしたら」



「間違いなく、こう言ったでしょう」




感じるままに―――――打つだけ。





京太郎:132300
巴  :100200
ハオ : 89500 
由華 : 78000



巴 :[S][S][S][S][S][S][S][S]
由華:[S][S][][][][][][]
ハオ:[S][S][S][S][S][][][]


※参考画像

老子とか荘子クラスなら、裏ドラまで見通した上で打ちそう


ハオ「今回の対局では、少々、須賀さんには遅れをとっておりますが」

ハオ「私は、この麻雀が最強だと思って、打ってます」

京太郎「………」

ハオ「ただ、どちらが正しい、なんていうものはありません」

ハオ「どちらの国の麻雀も、等しく素晴らしいものです」

ハオ「ただ、私はこれで戦って勝つ」

ハオ「闘って――――勝ちたいんです」


なるほど。この人も、この人なりの信念をもって

麻雀を打ってるんだ。生半可気持ちで、ここにいるわけじゃない。


京太郎「………ああ。俺だって、勝ちたいさ」

京太郎「勝ちたい。しかも、俺が培ってきた麻雀でだ」

京太郎「ハオさんたちに比べて、積み上げてきたものは少ないけど」

京太郎「それでも―――――気持ちは、負けちゃいないさ」



俺たちは、お互いに気持ちをぶつけ合う。

麻雀にかける想い、価値観は違えどそれは同じ。

伝えたい、叶えたい、想いがあって、皆それぞれこの場所にいる。

まもなく、永水阿知賀の二人も顔を上げ、沈黙を破った。



巴「………お二人とも、あまり私たちを」

由華「置いていかないでほしい」

巴「正直に言わせてもらうと――」

巴「――始めは次鋒戦、どうなることかと思いました」

巴「訪れたこともない土地、打ったこともないメンバー、不慣れな要素ばかりに」

巴「不安を覚えずにはいられませんでした」

巴「姫様が強く、清澄で打ちたいと望まなければ……私はここにいなかったでしょう」

京太郎「狩宿さん……」

巴「さらに、リーチで和了ったことすらない初心者という、おまけ付です」

京太郎「うっ……」

巴「ふふ、一時間前の話です。あなたは、今は立派な『雀士』だと思いますよ」

由華「同意……ここにいる、皆強い。私も、まだまだだと思った」

由華「リーチをかけても、簡単にはみんな振り込んでくれない。悔しい」

由華「だけど――――この場所で打つのが、私は楽しい」

由華「いや、楽しくなってきた。だから言っておきたい」

由華「………あ、ありがとう」


ハオ「……名残惜しいですが。オーラスです」

ハオ「連荘で、須賀さんを引き摺り下ろして」

ハオ「私の勝ちです」

京太郎「それは、ハオさんの理想、いや妄想です」

ハオ「理想を現実に変えるんです。老子も荘子も、妄想から始まったんです」

由華「私だって……負けない」

巴「巽さん、私だって」

由華「……由華でいい」

巴「な、なら私も巴で結構です」

由華「じゃあ巴」

京太郎「あ、俺は京太郎でいいですよ」

由華「京太郎は長い……須賀で」

京太郎「えぇ……」

ハオ「私はなんでも」





【南四局 親:ハオ】

・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
巴  →+1のコンマ44以上で聴牌
京太郎→+2のコンマ60以上で聴牌
由華 →+3のコンマ45以上で聴牌
ハオ →+4のコンマ40以上で聴牌

※ただし京太郎以外はコンマ<反転>


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。ただし、リーチをかけることはできる。
0      →失敗  ③の和了り判定や⑤の放銃判定で不利に(後述)。リーチをかけることもできる。
1、2、3   →補正なし。ただし、リーチをかけることができる。
5、6、8   →補正なし
9      →成功、③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)。
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。

あらら

これで00が100だったら全員聴牌の真っ向勝負でかっこよかったんだが、これが現実だな



・判定結果
巴  →聴牌/補正あり(リーチ可能)
京太郎→ノーテン/(失敗)
由華 →聴牌/補正あり(大失敗)
ハオ →聴牌/補正あり(失敗)


【巴はリーチをかけます】
【ハオはかけません】


京太郎以外が聴牌、由華は大失敗


・和了判定

コンマで等分(基礎雀力値、不利補正により修正済)

0~38 →巴  和了  
39~65→ハオ  和了  
66~99→流局      


+1の反転

・打点判定
→(攻撃+幸運)×+2のコンマ<反転>×1.2

+3のコンマの一の位
1・3・5・7はツモ、0・2・4・6・8・9はロン

1600のリーチで2000点? あるいはリーチピンフツモで1300・700か
裏乗ったら最低で3900かしら


また裏忘れてた
+1の下一桁が4か7→2翻上昇(裏ドラ扱い)

リーチと裏ドラの1翻上昇ってどんな風になるんだろ
点数が一番近い奴になるのかな。そうだとしたら今回は60符1翻の1600が20符3翻のピンヅモだけど

>>182
前スレ>>742>>833だと裏は1翻上昇だけど、これはリーチ分含め2翻上昇ってことでいいのかしら

立直したら、無条件で1翻上がって
裏乗ったら、さらに1上がるって感じ

>>184そのまま、スライドするだけだぜ
60符1翻なら、60符2翻に


【和了】巴
【打点】(53+50)×13×1.2≒1600
【結果】50符1翻→立直で50符2翻、3200に(8001600)



巴(ふぅ―――――ツモ)

巴(ってしまいました。捲れる点数の手じゃない)

巴(焼け石に水もいいところでしょう)

巴(しかし………この局面――――)

巴(牌を倒す以外ないでしょうね……)



巴「ツモ」トン


由華「………」


巴「立直、ツモのみ………」パラパラ


ハオ(これまで、ですか……)


巴「8001600」


京太郎「………」


京太郎(………ってことは……?)



京太郎:131500
巴  :103400
ハオ : 87900 
由華 : 77200



京太郎(っ~~~…っしゃぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)



―終局―

>>189
回答どうもっす
となると、やっぱリーチは満貫以上の時にできれば美味しいのか

京太郎:105500   →131500 (+26,000)
 巴  :106900   →103400 (- 3,500)
ハオ : 92600   → 87900 (- 4,700)
由華 : 95000   → 77200 (-17,800)

一人浮きですよ、一人浮き!



―次鋒戦 終了―

現段階

次鋒戦終了時
1位 清澄  131500
2位 永水  103400
3位 臨海   87900
4位 阿知賀  77200


先鋒戦終了時
1位 小蒔  106900(+6900)
2位 清澄  105500(+5500)
3位 阿知賀  95000(-5000)
4位 臨海   92600(-7400)


次鋒戦終了時
1位 京太郎 131500 (+26000)
2位 巴   103400 (-3500)
3位 ハオ   87900 (-4700)
4位 由華   77200 (-17800)



残念ながら、予想外れる。
いい意味で外れたのはいいことかもしれんね。


………京ちゃん最高や!



ただいまハイライト、和了率などまとめ中


その間に、上げるステータス二つ選択

雀力:E(21)68/70
攻撃:E(21) 5/70
加速:E(21) 9/70
守備:E(23) 43/70 
幸運:C(55)25/120


※幸運は、今回のみ選択肢(理由は、そりゃこの運の良さからよ)
 上昇値は60固定


+1~4でコンマが大きいもの二つ(重複なし)

幸運2回か(すっとぼけ)

雀力

流石に幸運人気やなぁ
クラスマッチの景品とかで幸運の置き物が手に入るよ(宣伝)


+1で雀力の上昇値

幸運は超重要ステータスだけど上げる手段が無いも同然だからねぇ
他のステータスも大事だけど、格が違うわ


雀力:E(21)68/70→雀力:E(24)2/70

≪85×1.7=144↑↑↑≫
・雀力4アップ!  
・体力マイナス1


幸運:C(55)25/120 →幸運:C(55)85/120



<次鋒戦ハイライト>

【東一局】
・京太郎 6400を和了 
・ハオ、油断の放銃

【東二局】
・由華 2000を和了
・京太郎が放銃

【東三局】
・京太郎 再び和了 7700
。ハオ、またもや放銃

【東四局】
・京太郎 三度和了 ツモで10002000
・ここまで京ちゃん三度の和了

【南一局】
・流局
・京太郎だけ聴牌

【南二局】
・京太郎 四度目和了 ツモで2600オール

【南三局】
・ハオ  8000を和了 
・由華が放銃

【南三局 一本場】
・流局
・ハオ以外、聴牌

【南四局】
・巴 和了 ツモで8001600
・巴、焼き鳥回避




<各種成績指標>

     聴牌率 和了率 立直率 放銃率 
京太郎  0.88  0.44  0.11  0.11

巴     0.44  0.11  0.22  0.00
ハオ    0.33  0.22  0.00  0.22
由華    0.66  0.11  0.55  0.11


流局率
0.22



・京太郎、場の半分を支配する
・京太郎、加速21で驚異の聴牌率
・ハオ、全体的にパッとしない
・由華の目を見張る聴牌率と立直率
・巴さんの意外と高い守備力


簡単にまとめるとこうかな?
分析が得意な人とかいたら頼むわ


京ちゃんの聴牌率おかC
低放銃率の高和了率、って状況はなんとも現代デジタルっぽくて和の弟子らしさが出てるな


和「…………」

咲「………和ちゃん?」

和「ひぇっ? な、なんですかっ?!」

咲「いや、ぼーっとして京ちゃんの方見てたから……」

和「そ、そう見えました??」

優希「そっとしておいてやれ、咲ちゃんー。のどちゃんは、きっと嬉しいんだ」

優希「何せ、この一か月のどちゃんは京太郎につきっきりだったからな」

和「………」

優希「きっと感じ入ってるんだろ!」

和「う、うるさいですよ、優希」

優希「まさにZUBOSHI☆ってとこかっ!?」

和「口を閉じなさい、優希!!」



まこ(…………いける)

まこ(このまま京太郎が育ってくれれば――――今年もインターハイ)

まこ(その頂を、わしらが取ることも―――――)

なんかまこが明華たちにボコられそうなフラグを建てていくなww


霞「巴ちゃん、頑張ったわね」

春「後は任せて……余裕」

初美「油断はしないでくださいねーかっこつけると、失敗しますよー」

初美「現に、阿知賀も臨海も……スタンドプレーやら、おしゃべりやらしてる間に」

初美「あの清澄の金髪の人に足元を掬われてますしー」

小蒔「……初美ちゃん。あれは須賀さんの実力です」

小蒔「それに、その言い方は……全力で戦った、阿知賀と臨海の方に失礼です」

初美「ごめんなさい……口が過ぎましたです」

小蒔「いえ、過度に気にすることはありません」

小蒔「それに、私は知ってます。初美ちゃんは常に、正しい分析をしてくれます」

小蒔「ですので、きっと一定の的を射ているのでしょう」

小蒔「それに、日ごろから私が気が付かないことも、初美ちゃんは気付いて、すぐに動いてくれて……」

小蒔「だから、すっごく頼りにしてますよっ!!」

初美「姫様……」

小蒔「初美ちゃん、春ちゃんの後ですから、しっかりウォームアップをしておきましょう!」

小蒔「私、付き合います!」

初美「ありがとうございますですよー」

小蒔「えへへ、どういたしましてっ」



初美(うーん、姫様は、やっぱり締めるところは締めますねー)

霞(だからこそ……我らがリーダーなんじゃない)

春(同感……)

初美(春ちゃんはいつまで黒糖食べてるんですかー)

霞(準備しなくていいのかしら?)

春(黒糖、即ち之準備なりけり……)ポリポリ

初美(負けても知りませんよー)


灼「由華……ちょっと落ち込んでるかも」

穏乃「でも、一番積極的にリーチしてました!!」

宥「穏乃ちゃんはいいところ探しするのが得意だね~」

穏乃「へへ、ありがとうございます! 私あんまり頭良くないけど」

穏乃「みんなのいいところ、一人百個は言えますよ!!」



憧「…………」

穏乃「ところで憧……本当にそれでいくの?」

憧「………」

穏乃「憧?」トントン

憧『へっ、何?』クルリ

穏乃「いや……耳栓とかしてたら、色々と聞こえないんじゃあ」

憧『仕方ないでしょ。私は結構神経質なの』サッサッ



穏乃「あれ、なんて言ってるんですか」

宥「ええと……たぶん、私は神経質、やむを得ない……かな?」

宥「このサイトによれば、だけど……」

灼「憧が手話できるなんて知らなかった」

憧『ちょっと、だけどね』サッサッ

憧『対策自体はカンペキでしょー?』サッサッ

穏乃「確かに、これなら憧も明華さんのことを気にすることなく、集中できるね!!」

灼「まぁ、憧が一番やりやすい方法でやればいいと思……」

宥「そうだね~~」



玄(………あれ?)

玄(これがうまくいくのって……他の人も手話できるのが前提なような………)

玄(なんで誰も気が付かないんだろう)

玄(……でも、黙っておこう。また余計なこと言って、灼ちゃんに叩かれたら嫌だし)



灼「玄? どうしたの、黙っちゃって」

玄「なんでもないよ!」

耳栓……つまり背後から忍び寄っても気付かれないんやな
クロロホルム用意しなきゃ(ゲス顔)



智葉「……明華、いけるな」

明華「はい」

明華「いけます」

智葉「よし………ここからが本番だ」

ネリー「口だけじゃないってことを見せてくださいねー」

明華「まるで私がビッグマウスみたいな言い方?!」

ネリー「だって言ってたよね。清澄を完封するんだって!」

明華「あっ……って、それはネリーさんが!!」

利仙「それを言ったのが、誰であれ……」

もこ「………」

利仙「……おそらく、あちらの方は、燃えているのでは」

明華「うっ……で、でも負けません!!」

智葉「ああ。気にせず、蹴散らしてやってくれ」

ダヴァン「どンナ相手だったかは、ハオが知ってマスよ」

ダヴァン(直前に、マタ聞いてみるとイイデショー)



ダヴァン(それにしても……清澄の五人メは……)

ダヴァン(面白い打ち筋でしたね)

ダヴァン(牌効率は、無茶苦茶、守備は下手クソ……振り込まないのが不思議デシタ)

ダヴァン(………そして、ツギは、清澄の新ブチョウ)

ダヴァン(どこまで、成長シテルノカ――――)







1ハオに絡みに行く
2由華にリーチの話を振る
3巴さんと世間話をする



+1~5で多数決 コンマが二番目に大きい人



ハオ「………」

ハオ「お疲れ様でした」

京太郎「お疲れ様でした」

巴「………楽しかったです」

由華「負けちゃったけど。私も楽しかった」

由華「また、皆と打てたらいいな……」

巴「由華、今度鹿児島にも遊びに来てください」

由華「……本当?」

巴「ええ。歓迎します」

京太郎「あ、俺も誘われてるから、一緒に行く?」

由華「ありかも……あ、ハオさんも、行きます?」

巴「次鋒戦旅行というわけですね」

ハオ「そ、そうですね。楽しそうです」


ハオ(………なんだか、一気に次鋒のメンバーの仲が深まってる感じがします)

ハオ(今はそんな気分になれないのですが……)


巴「それでは、また」

由華「お疲れ様でした」

京太郎「お疲れです」


巽さんと、狩宿さんはそれぞれのベンチに引き揚げていった。

ここで、改めて俺の成績――――131500―――プラス26000。

今でも信じられない、なんだか、天にも昇るような気持ちだ。

頑張って、練習してきて……良かった。昨年インハイに出た面子の中で、トップだぜ!!

やったぞ、俺!! すごいぜ、須賀京太郎!!




「………………」

「あれ……ハオさんは帰らないんですか?」

「えっ、あ、ああ……そうですね。帰らないと……」

「……」

「帰らないと……」

「……」

「いけませんね…………っ……」

「…………」


ハオさんは、大粒の涙を流していた。

それはまるで真珠のように綺麗で、贅沢に床にポロポロと零れていく。

その場に茫然と立ち尽くしたハオさんは、自身がどんな状態にあるのか気が付いていないようだった。

まもなく自分が泣いてることに気が付いて、袖で何度も拭ったが、それは止めどなく溢れてくる。

そのことにまた嫌気が差したのか、その量は増していく。両手で顔を覆って、抑えようとするけれど、止まらなかった。




ハオ「あ、あれ……わたし……」

京太郎「………」

ハオ「ご、ごめんなさい………別に、悲しいわけじゃ……なくって」

ハオ「ほ、本当です。なんで、泣いちゃったんでしょうかね」

ハオ「自分でも、分からない………あはは、おかしいですね」

ハオ「楽しみですね、次鋒旅行。鹿児島って、っ、私、行ったことない……から」

ハオ「っ、ひっく……ご飯は、美味しいんですかね………っ、ご、ごめんなさい」


ハオ「で、できれば、あんまりこっちを見ない方が、いいですよ……」

京太郎「………」

ハオ「気丈なふりをして、やせ我慢して……っ、顔をボロボロにして、何をやってるんですかね……」

ハオ「年下で、しかも初心者のあなたに、こんな無様な、姿……」

ハオ「女性としても、雀士としても、私は、最低です……」



俺は、一つのことに気が付いた。

勝つ人がいれば、負ける人がいるという、当たり前のことに。

正確にはそれは気が付いたというより、初めてこっち側の目線に立ったという方が正しかった。

たった今、有頂天になっている俺が、ハオさんの立場にいて

ハオさんの立場に、俺がある可能性があるんだ、と。

そうか、これが部長が言っていた、≪色々と学ぶことがある≫ってことか――――





話術補正(Dだから、補正なし)
+3でコンマ判定(大失敗01~10 失敗11~35 普通36~70 成功71~85 大成功86~99 00は超成功 44は大失敗)

超成功 →+5  
大成功 →+3  最上級の気遣い
成功  →+2  涙を拭いてあげる
普通  →+1  ハンカチを渡す
失敗  →なし  ストレス+1 
大失敗 →-1&ストレス+3


そして、俺はもう一つのことに気が付いた。

俺は、きっとこの中で誰よりも、負けた人の負ける側に近い自信がある。

だからこそ、俺にしかできないことがあるんじゃないかって

弱い俺だからこそ、ハオさんを元気にしてあげられるんじゃないかって

そう、直感的に思えた。



京太郎「………これ、良かったら」

ハオ「………私に?」

京太郎「拭いてください」

ハオ「………」

京太郎「年下からの、気遣いは不要ですか?」

ハオ「そ、そういうわけじゃ……」

京太郎「せっかくの、綺麗な服なんですから」

ハオ「えっ?」

京太郎「涙で汚してしまっては、もったいないんじゃないですか」

ハオ「………」

ハオが飛び級で3年になってる可能性が微レ存?



京太郎(もう一つ、分かった。この人は、こう見えて)

京太郎(わりかしプライドの高い人だ)

京太郎(泣くのを我慢してたのもそうだし、こうやってハンカチを受け取らないのも)

京太郎(自分が下手に出るのを、本能的に、嫌がってるんだろう……)

京太郎(竹井部長が似たようなタイプだから、分かるぞ……この人の場合、丁寧な口調だから分かりにくいけど)

京太郎(本質は、きっととそうだ……よし、それなら)




ハオ「………」

京太郎「えい」

ハオ「っ?!?!」

京太郎「えいえいえいえい」ゴシゴシゴシ

ハオ「ちょ、ちょっと、ちょっと!!! や、やめっ!!」

京太郎「涙、拭いてあげますねー」ゴシゴシゴシ

ハオ「ちょ、そこ、目じゃなくて、おでこ、あと、はな………いたたたたたたた!!」

京太郎「痒いところはございませんかぁ~~??」

ハオ「ま、まっ、ふけ、ぶっ、ちょ、じぶんで、じぶんでふけるからっ!!」

京太郎「じゃ、どうぞ」

ハオ「じぶんで、ふけっ………あ、あれ?」

京太郎「拭けるんですよね?」

ハオ「え、あ、えっと……」

京太郎「ね?」

ハオ「………はい」


京太郎「………拭けた?」

ハオ「………うん」

京太郎「よろしい。後、一応聞いておくけどさ」

ハオ「………?」

京太郎「ハオさん、今、何年?」

ハオ「二年生、です」

京太郎「俺も」

ハオ「え?」

京太郎「タメ」

ハオ「え?」

京太郎「同級生って言ってんの」

ハオ「……………そ、そうなんですか?」

京太郎「そうだよ! さっきは年下とか言ってたけどな?」

京太郎「これでも立派な二年生なんだよ。こっちは!!!」

ハオ「そ、それは失礼しました。てっきり、弱いものだから、新入部員かと」

京太郎「失礼しましたの後に、失礼してんじゃねえ!!!」

確率の偏りを引き寄せる、それがオカルトだったな


京太郎「……よし、それじゃあ」

ハオ「……?」

京太郎「こっからは対等な」

ハオ「それは、どういう……イコールってことですか?」

京太郎「……ハオさん、日本人の友達何人いる?」

ハオ「友達……日本人なら……」

ハオ「利仙さん……は、先輩だし。違いますね」

ハオ「智葉さんは……友達というか、組長と部下って感じですから……」

ハオ「対木さんに至っては、喋ってるところをそもそも一度も見たことないですし……」



京太郎(それもそれで聞き捨てならないんだが……)


ハオ「うーん……もしかして―――」

ハオ「―――líng(零)?」

京太郎「中国語じゃ、俺には伝わらないからね」

ハオ「………いません」

京太郎「はぁ……どうせ、そんなことだろうと思った」

ハオ「というのは……?」

京太郎「こっちに来てる中国人で、アジア大会チャンピオンともなれば……ハオさんの家は、金持ちか?」

ハオ「………普通、かと」

京太郎「………親は日本人だったりする?」

ハオ「いえ、中国人です」

京太郎「………」



京太郎(中国生まれで、日本語も話せる時点で……うん)

京太郎(たぶん、金持ち過ぎて感覚がぶっ飛んでんだな。そもそも臨海にいる人って)

京太郎(今聞いた限りでも……実際、色々とぶっ飛んでそうだもんなぁ)

京太郎(ハオさんはハオさんで……国のカラーの違い以前に、色々と感覚が違いすぎるんだろ)



ハオ「……結局、私はどうすれば」

京太郎「なんか面倒くさくなってきた」

ハオ「めっ!?……ひ、ひどいです」

京太郎「涙も止まったし、いいじゃないか」

ハオ「………」

京太郎「ちなみに……今さらなんだけど、タメ口でいい?」

ハオ「私は………別にどちらでも」

京太郎「初心者の癖に、とか思ってない?」

ハオ「そ、そんなこと……」

京太郎「ん?」

ハオ「…………」

京太郎「沈黙は肯定って言葉知ってるよね」

ハオ「思ってません」

京太郎「もうちょっと早めに言ってればなー」


ハオ「………えっと」

京太郎「ああ、もう!!!」グイッ

ハオ「?!」

京太郎「ほら、握手!!」

ハオ「あ、握手……」

京太郎「握手は世界共通だろ!!………だよね?」

ハオ「そうだと思います。アジア中で通じましたし」

京太郎「これで、友達!! 対等って、そういうこと!!」

ハオ「あ、なるほど………なるほど?」

京太郎「とりあえず、ハオさん。いや、ハオ」

京太郎「頑張って、もう少し友達を作ろう」

ハオ「……私には、無理かと。日本人の人って」

ハオ「私が中国人というだけで……敬遠する人が、ほとんどですし」

京太郎「してないやつもいるじゃねえか」

ハオ「え?」

京太郎「ここに。俺が、その第一号だ」

ハオ「あっ……」


京太郎「……だから、まずは俺と仲良くなろう」

京太郎「麻雀以外の場所で、俺たちって繋がってちゃダメか?」

ハオ「………ダメじゃ、ないと思います」

京太郎「もちろん、俺はこれからもっと強くなるつもりだから」

京太郎「次は、ビギナーズラックだけじゃなくて、実力でハオを叩き潰す」

ハオ「むっ……それは、させません」

京太郎「いや、絶対俺が勝つ」

ハオ「ま、負けないです!」

京太郎「無理だね。あ、京太郎って呼んでくれ」

ハオ「京太郎には、負けないです」

京太郎「よっし、その意気!!」

ハオ「………あ、あの……」

京太郎「ん?」

ハオ「色々と、その……ありがとうございました」

ハオ「なんだか、元気になった気がします」

京太郎「そいつは良かった。もう泣くなよ」

ハオ「う、うるさい!! もう泣かない!!」

ハオ「むしろ、さっきは泣いてませんでした!!」

京太郎「そこでこのハンカチを見てみましょう」ヒラヒラ

ハオ「や、や、やめっ!!!」

京太郎「それじゃあ、俺はベンチに戻るぜっ」

京太郎「あ、これ連絡先な。友達の証ってことで」

ハオ「………」



ハオ(なんですか、この人は……強引な……)

ハオ(……………)

ハオ(でも、悪い気はしない………それに、なぜだろう)

ハオ(あれだけ泣いたのに、胸が暖かい。須賀、京太郎)

ハオ(覚えておきます、その名前――――次は、絶対に負けない。)




好感度+2
ハオの連絡先ゲット


ハオは、書くのが難しいなぁ……うーん


試合準備して終わっとくか




席順(コンマ反転) 大きい順に東南西北

まこ+1
明華+2
憧+3
春+4


 
<調子判定>
絶不調→不調→普通→好調→絶好調の五段階

絶不調→ランダムでパロメータを二つ-5。調子ゲージ2からスタート
不調 →ランダムでパロメータを二つ-3。調子ゲージ3からスタート
普通 →変動なし
好調 →選択した二つのパロメータが+3。調子ゲージ5からスタート
絶好調→選択した二つのパロメータ+が5。調子ゲージ6からスタート


コンマ 95~99→☆

コンマ 91~96→◎   
コンマ 11~90→○   
コンマ 05~10→●   
コンマ 00~04→▼



まこ+5
明華+6
憧+7
春+8

<コンマ反転>



今日夜飲み会があるから、今日中に更新できるか分からん

できたら、やるけど。全然寝ててもいいんで

それじゃ!


おつですー

一人足りないか
連取ダメならずらしてくださいまし

ちょっと眠すぎて更新無理だ
どっかでまたまとめてやるから勘弁な

おやすみ…

今日は少し更新できる気がする

気がする 8時くらい


京太郎「やっほいただいま!!」

優希「おっかえり京太郎!!」

まこ「よくやった!」

京太郎「へへ……あれだけやれば、上出来じゃないっすか?」

咲「上の上だよ! お寿司で言えば特上だよ!!」

京太郎「じゃあ今夜はお寿司食うか!」

優希「いいな、ナイスアイデア」

京太郎「だろ? 好きなだけタコ食っていいんだぞ」

優希「京太郎は気前がいいなぁ」

京太郎「おごるとは言ってないんだよなぁ」


和「……須賀君」

京太郎「あ、和………その」

京太郎「どうだったかな……? さっきの試合」

和「………よ、よ、よ……良かったのでは?」

和「まこ、まだまだ甘いところはありますが……さしずめ及第点という―――」

優希「まーた、のどちゃんは照れ屋さんなんだから!!」

咲「すっごいニコニコしてたよ京ちゃん!!」

和「ち、ちがっ」

優希「言ってたぞ、京太郎はわたしが育てたって!!」

咲「言ってたよ、須賀君かっこいいですって!!」

京太郎「ま、マジっ?!」

和「言ってません!!」

京太郎「あ、そうか………そうだよな」


和「あ、いやその今のは……」

京太郎「いいんだ。団体戦だし、和の出番だって残ってるのに」

京太郎「浮ついた気持ちになる俺の方がたるんでるよな。すまんすまん」

京太郎「今度は、和が俺を応援してくれてたみたいに」

京太郎「俺が和を応援するぞ!」

和「……」

まこ「お、和が乙女顔しとる」

和「! し、し、してな―――そうだ、須賀君、部長が言ってましたよ。去年の仇を取ってくれてありがとうって」

京太郎「え?」

まこ「!?」

和「『っっし!!』ってガッツポーズしてました。後輩冥利に尽きますね!!」

まこ「い、いっとらんしそんなことしとらん!!」

まこ「な、咲。優希?!」

優希「言ってた!」

咲「見てました!」

まこ「ぐぬぬぬ……」

京太郎「部長、改めでハオさん、俺が倒しておきました!!」

まこ「ぐぅ……でも、正直、スカッとしたのは事実じゃ。ありがとの」

京太郎「いえいえ―――」



そうだ、俺は部長が昨年苦労した相手に快勝したんだよな。

そのあと、ハオさんとのやり取りで色々と目の当たりにして

さっきの試合から得たものは、試合もそうだし、別のところでも俺にとってすごく大きかった気がする。





悪い、土日は出張なんだ…
引っ越しも間近なのにどうなってんのthis company

あとこの間は寝てすまんかった、パソコンの上で寝てた
落ち着いたらやるからすまんがちょっと時間くれ

何か知らんけどはやく帰れたやったぜ

今日は8時からやるよ

暇な人、中堅戦の時間だぁ

前回までのあらすじ


・ただいま、練習試合の真っ最中。
・京ちゃん、驚異的な強運で次鋒戦を一位で終える。
・ハオ、泣く。泣き止む、京ちゃんがコミュ力を発揮する。
・以上



あと、放銃判定について変更

放銃判定は
(守備力+幸運力)×?/10の大小で判定します。

?の値は

コンマの下一桁が
1,6→6
2,7→7
3,8→8
4,9→9
5.0→10

だったんですが


コンマの下一桁が
1,2,3→3
4,5→5
6→6
7→7
8→8
9→9
0→10


でとりあえず行きます



まこ「……おし、行ってくる」

和「頑張ってきてください、部長」

まこ「おう、こっちは気合十分じゃ……臨海はわしを完封するつもりらしいけえのう」


京太郎「売られた喧嘩は~♪」ヘイヘイ

優希「買う主義だ!!」

京太郎「じゃあ、いつ買うの♪」ヘイヘイ

優希「もちろん、今でしょ!!」

京太郎「買うなら今が~~♪」ヘイヘイ

優希「お買い得!!」

京太郎「だったら早速♪」ヘイヘイ

優希「いってらっしゃい!!」


京太郎「というわけで、やっちゃってください、部長!!」

優希「そうだ、部長、がんばれーー」

まこ「うむ、行ってくる!!!」

まこ「京太郎の点棒を、倍に増やしちゃるけぇの!!!」


咲「さっきの楽しいラップだねー私も教えてもらおうかな」

和「皆さん、ノリノリですけど……大丈夫なんですかね」

咲「ん~どうかな。和ちゃんはどう思う?」

和「そうですね……気になるのは、臨海の方ですけど」

咲「そうなるよね。この対局どこが見どころかな?」

和「うーん……部長には悪いですが、やはり、臨海が抜けてる印象です」

和「臨海は現在最下位ですし……形振り構っていられないでしょうからね。闇雲に和了を目指すかもしれません」

和「部長と、憧、永水がそれに対してどういう打ち方をするのか」

和「そんなところですかね」

咲「なるほどーそれじゃあ、せっかくだし、順位予想してみよっか」

和「予想ですか?」

咲「私は、臨海、永水、部長、阿知賀かな」

和「うーん……私は、願望的には部長、憧、永水、臨海ですが」

和「実際は、臨海、憧、部長、永水じゃないかと」

咲「なるほど、どんなふうになるのか楽しみだね」

和「そうですね……」




由華「ただいま……」

憧「おかえり」

由華「ごめん、憧」

憧「いいって。どうせ、私のやることは同じ。いつも通り打つだけだし」

憧「ま、稼いでくれてた方がありがたかったけどね」

穏乃「憧、言い方ってものが」

由華「いい。憧は間違ってない」

灼「憧、油断しないで……特に、臨海は要注意」

憧「分かってるって。去年どんだけ私が苦戦したと思ってんの」

穏乃「ところで、結局耳栓はしていくの、憧?」

憧「してく!! 準備バッチシ!!」

憧「これも、思いつくのに苦労したんだから~寝る前に、毎日30分考えてさー」

玄(それだけ苦労して、思いついた案がそれ……憧ちゃん、本当は私よりアホなのかも)

憧「んじゃ。行ってくるわー」

穏乃「ゴーゴ、憧!!」

宥「頑張ってね、憧ちゃん」

憧「とりま、点数的に3位浮上、できれば2位奪取目指してくる」

穏乃「いってら!」

憧「いってき!」



春「………」ポリポリ

巴「ただいま帰りました」

小蒔「お帰りなさい、巴ちゃん」

霞「清澄の子……面白かったわね」

巴「不思議な方でした。打ち方は素人同然、なのに蓋を開けてみればこの結果……」

巴「不甲斐ない結果に終わってしまって、申し訳ないです」

初美「まあ、2位には留まってるわけですしー失点も最小限ですし」

初美「いいんじゃないですかー?」

小蒔「そうです! あとは、私たちの皆さんに任せましょう!」

巴「すいません……」

春「そう……巴はそこで指を咥えてみてればいい」

初美「大船に乗ったつもりで、って言いたいんですか?」

春「そう、それ」

春「それじゃあ、行ってくる」ポリポリ

霞「春ちゃん、お行儀が悪いから黒糖は置いていきなさい」

春「分かった、検討する」ポリポリ

霞「…………置いていきなさい?」

春「仕方がない、善処する」モグモク


霞「…………春ちゃん、私、春ちゃんを叱りたくないの。ね、対局の間だけだから」

初美「そうですよ、霞ちゃんだって怒りたくないでしょうし」

霞「そうよ。少しの間だけ、我慢すればいいの」

春「……」

初美「春ちゃんだって霞ちゃんにお説教されたくないでしょう?」

霞「そうよ、何にもいいことないわよ?」

初美「本当にそうですよー だいたい、いっつも霞ちゃんのお説教は長いですし……」

初美「何時までも終わったことをネチネチと」

初美「それはさっき聞いた、ってんですよー」

霞「……」

初美「三秒前に言ったことを忘れてるなんて、お婆ちゃんじゃあるまいし―――」

霞「…………………」

初美「一体、誰が何が嬉しくて、霞ちゃんのお説教を聞きたがるんですかー」

初美「もしいたらそれはよっぽどの鈍感かバカか、それかドMか―――」

霞「はっちゃん。ちょっとこっちおいでなさい」ニコニコ

初美「え?」

霞「おはなしがあるの」



小蒔「あわわわわわ」

巴(私は知りませんよ)

春(逃げるが勝ち。今のうち)サッ


ハオ「…………ただいま戻りました」

明華「ハオさん、お疲れ様です」

ハオ「すいませんでした……」

ダヴァン「まあ、落ち込むことはないんじゃないでスカ?」

ハオ「いえ、そこまで落ち込んではいません」

智葉「少しくらいは落ち込んでもいい内容だがな」

ハオ「……」

智葉「まあ、さっきの涙でお前が悔しいと思ってることは分かるさ」

智葉「リベンジしろ……インハイで。叩き潰せ―――清澄と、須賀京太郎を」

ハオ「はい。倒します、絶対」

智葉「悔しさを、その動力源にすればいいんだ。前を向け」

ハオ「はい………胸に刻んでおきます」

ネリー「とか言ってー」

ハオ「え?」

ネリー「その割にはハオ、なんだかうれしそうにしてたけどねー」

ハオ「!!」



明華「確かに」

ハオ「べ、べ、別に……」

ネリー「ふんふん?」

ハオ「友達と言ってもらって嬉しかったわけじゃぁ……」

ネリー「ほえー?」

ハオ「そ、それに、別に、日本人の友達をこれから作るよう、努力しようとか、考えてもないですし」

ネリー「ほーほー」

明華(ハオさん、誰も聞いてませんよ……)

ネリー「それでそれで?」

ハオ「意外と須賀京太郎は、悪くない人で、実は良いライバルになれそうだなんてそんな……」

ネリー「そうなんだ。へー」

明華(ハオも、本当に素直じゃないですね……)


智葉「話がつかめん、どういうことだ」

ダヴァン「簡単に言うと、ハオは友達が欲しいんデス」

智葉「なんだ、友達が欲しかったのか。それじゃあ、何名か回してやるが」ピッ

ハオ「あの、そんなこと言ってませんけど……というか、もしそうだとしてもそういった筋の方はちょっと……」

智葉「良い奴らだぞ。ちょっと頬に傷があったり、指が飛んでたりするけどな」

明華「ひぃっ?!」

ハオ「………と、とりあえず今は遠慮しときます」

智葉「そうか……気が向いたら、いつでも連絡してくれ」


ネリー(サトハ、ちょっと残念そう)

ダヴァン(デスネ)



明華「……と、とにかく次は私の番ですね」

明華「頑張ってきます!」

智葉「そうだな。行って来い」

ダヴァン「FIGHT」

ハオ「いってらっしゃい」

ネリー「ふわぁ……ねむ。あ、いってらー」

利仙「お気をつけて」

もこ「…………」

明華「……あ、あの、智葉さん、皆さん?」

智葉「ん? 早く行け、皆を待たせているだろう」

明華「………その、別に、これは、催促とかではないんですが」

明華「一応というか、なんというか……激励の言葉とか……私にはないんでしょうか」

智葉「ん?」

明華「頑張れ、とか。勝ってこいとか。他にも、中堅戦のアドバイスとか」

明華「せめて、しっかり相手を観察してこい、とか……」


智葉「ああ、そのことか」

明華「!!」

智葉「ない。行って来い」

明華「ええっ!!」ガーン

智葉「そんなことを言ってる間に、どんどん時間は経ってるぞ」

ネリー「待たせるなんて、ミョンファはちょっと時間にルーズなんじゃない?」

明華「うぅ……自覚してます……フランスでは一、二分の遅刻は普通なんです……」

智葉「いいから、さっさと行って来い」

明華「はいぃ、いってきます…………」トボトボ




智葉「……まあ、言う必要がないからな。退屈な試合にならないといいが」

ネリー「ね」

ハオ「ですね」

ダヴァン「明華で負けるなら、仕方がないでスシ」

利仙「そうでしょうね……」

もこ「………」


智葉(まあ、逆に楽しみなんだがな、どれだけ、他の奴が着いてこられるのか――――)



染谷まこ
雀力:C(65) 0/120
攻撃:C(65) 0/120 
加速:C(60) 0/120
守備:C(60) 0/120
幸運:D(45) 0/100


[Na] メガネ外し
他家の全員の全ての[Te]の数×3を、幸運以外の各パラメーターに自由に割り振ることができる。
ただし、他家の全員の全ての[Oc]の数×3だけ、割り振れるパラメーターは減少する。
[Oc]の数が、[Te]を上回った場合、何も起こらない。

[Te] 染色ウェーブ 消費ゲージ:3
聴牌/補正判定で、3の倍数ができたときに発動できる。
次局の自身の加速を+60し、点数判定に×2する。



雀明華
雀力:B+(82)
攻撃:B(76)

加速:B(72) 
守備:C(70) 
幸運:B(72) 

[Na] 絶対音感
自分の聴牌/補正判定が3の倍数の時に発動する。自身はその局、放銃判定から外れる。
ただし、他家の補正判定が大成功であるとき、あるいはオカルトで放銃を強制させられた時はこの限りではない。

[Oc] 不協和音 消費ポイント:2
自分の順位が1位、あるいは4位の時に発動できる。
他家が自身以外からロン和了した時、その翻数を一つ上昇させることができる。

[Oc] ヴァントゥール-風神- 消費ポイント:レベル×2

[Lv.1]
加速判定に+30し、点数判定を×2する。
補正判定で失敗・大失敗の時に、無効(補正なし)にすることができる。

[Lv.2]
加速判定に+40し、点数判定に×4する。
補正判定で失敗・大失敗の時に、無効(補正なし)にすることができる。

[Lv.3]
聴牌が確定する。この時、点数判定に×6する。
補正判定で失敗・大失敗の時に、無効(補正なし)にすることができる。




新子憧
雀力:B(73)

攻撃:C(68) 
加速:B(75) 
守備:B(75) 
幸運:C(65) 

[Te] 速攻 消費ゲージ:2
自分の【攻撃】のパロメータを40まで減らし、好きなだけ【加速】に加算することができる。

[Te] 回し打ち 消費ゲージ:3
自分が補正判定において、失敗/大失敗を出したときに発動できる。

・失敗の時………放銃判定の、不利分を帳消しにすることができる。
・大失敗の時……大失敗を帳消しにすることができる。ただし、和了に成功した時、その翻数は1つ下がる。

[Te] 差し込み 消費ゲージ:1
自分が聴牌している時、発動可能。自身の和了判定の範囲を、好きなだけ他家に分配することができる。


滝見春
雀力:C(54)

攻撃:C(53) 
加速:C(60) 
守備:C(60) 
幸運:D(50) 


[Na] 五本桜―滝見―
対局中に、一度だけ発動することができる。
自身と、任意のキャラクター(複数選択可能)の攻撃を0にする。
ただし、発動のタイミングは、局の終わりでなければならない。

[Te] 黒糖チャージ 消費ゲージ:4
黒糖を食べることで、自分のスペシャルゲージを、マックスにする。
このテクニックは、対局中に一度しか使えない。

[Te] 一点集中 消費ゲージ:8
対局中に一度だけ発動することができる。
自身は、聴牌判定に関わらず聴牌することができる。
ただし、補正判定の影響は受ける。

[Te] 歩調合せ 消費ゲージ:4
自身が和了した時に発動することができる。その和了を放棄し、流局にする。
その場合、次局、他家がツモ和了した場合、あるいは自身が放銃した時に、それを無効にして流局にすることができる。

順位予想、京太郎の幸運をみんなであげようのコーナー


競馬感覚でどうぞ



+1~3くらいで適当に 二番目に大きいコンマ

>>1
1位 まこ
2位 明華
3位 はるる
4位 あこちゃ


まこ「おう……臨海の」

明華「こ、こ、こんにちは。今日は、お招きくださって……」

春「……」モグモグ

まこ「今日は、わしを完封するんじゃってな。ええ?」

明華「そ、そ、そんな、私は胸を借りるつもりで、いけたらなー、なんて……」

まこ「そうやってわしを油断させる肚じゃろ。その手には乗らんぞ」

まこ「絶対負けてやらんけぇの。わしにだってプライドがある」

まこ「……おんしには、それがないんか?」

明華「……」ムッ

まこ「なんじゃ、何も言い返さんのか」

明華「………」


明華「私には――――」


明華(……別に、私にはそんなプライドはないですけど)

明華(完封宣言だって、別にどっちだっていいですけれど)


まこ「どうしたんじゃ、急に黙って」

明華「――――貴方に負ける義理がありません」



明華「義理もなければ、理由もない。そもそも麻雀で喧嘩なんて、おかしなことです」

明華「もし仮に喧嘩するとすれば、私たち雀士は、言葉ではなく、牌のやり取りで交わすものでしょう」

まこ「……」

明華「完封宣言なんて、あくまで結果です。狙ってやるとか、なんだとか」

明華「麻雀はそういうことではないと思います」

まこ「………」

明華「それでも、そういった結果が求められるのであれば、私は」

明華「それ相応の努力をして―――貴方を、倒します」

明華「それも貴方が望んでいる―――――完封勝利と言うもので」

まこ「………言うの。面白くなってきたわい」

まこ「今日はいい勝負にしよう」

明華「ええ……よろしくお願いします」

春「こちらこそよろしく……見てるだけで面白いやり取りだった。もっと見ていたい」

まこ「なぜに観戦気分なんじゃ、永水の」

春「黒糖がポップコーンの代わり」モグッモグ

まこ「うちは映画館か」


憧(やば、皆がなに喋ってるのぜんっぜんわかんない……そもそも手話っても、皆分からないから無意味じゃん!!)

玄(だから言ったのです)

憧(しかも……なんか始まる空気っぽい)

憧(もう耳栓はずそ)


「「「よろしくお願いします!!」」」


憧「お、お願いします!!!」



        まこ
        南
 明華  西      東  憧
        北
       はるる    

まこ:131500
春 :103400
明華:87900
憧 :77200




はるるの『一点集中』は、オカルトだった間違えた
まこの『メガネ外し』で

6ポイント分を適当に割り振れます。

が、今回はこっちで適当にやっておきました


染谷まこ
雀力:C(65) 0/120
攻撃:C(65) 0/120 
加速:C(60) 0/120
守備:C(60) 0/120
幸運:D(45) 0/100

染谷まこ
雀力:B(71) 0/120
攻撃:C(65) 0/120 
加速:C(60) 0/120
守備:C(60) 0/120
幸運:D(45) 0/100


6上がるので、雀力をBに



憧(ちょっと出遅れちゃったけど……私は東発の親)

憧(この場合、速攻で、連荘が私のセオリー……ウチは4位だし、いくっきゃない!!)





【東一局 親:憧】

・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
憧 →+1のコンマ30以上で聴牌→10以上で聴牌←[Te]速攻
まこ→+2のコンマ48以上で聴牌
明華→+3のコンマ28以上で聴牌
春 →+4のコンマ45以上で聴牌

※ただしまこ以外はコンマ<反転>


※憧、速攻を発動
自分の【攻撃】のパロメータを40まで減らし、好きなだけ【加速】に加算することができる。
攻撃を40減らし、加速に加算します。


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。ただし、リーチをかけることはできる。
0      →失敗  ③の和了り判定や⑤の放銃判定で不利に(後述)。リーチをかけることもできる。
1、2、3   →補正なし。ただし、リーチをかけることができる。
5、6、8   →補正なし
9      →成功、③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)。
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。


明華「………♪~~♬」

憧(うわ………でた。出たぁ)

明華「lalalalallalla~~」

春(歌ってる……本当に歌うんだ)

まこ(なぜ歌う………)


  *


京太郎「………なんだあれ」

咲「明華さんはね、歌うと強くなるんだって」

京太郎「なんだそれ」

咲「ツキを呼び込むらしいよ?」

京太郎「へぇ……俺もやってみようかな」

優希「京太郎の音痴な歌じゃ、ツキも逃げていくじょ」

京太郎「うるせえな……別に、歌うまくないのは知ってるさ」

咲「京ちゃん、上手くないからこそ、他の人の集中力を削れるってメリットもあるよ!」

和「咲さん、フォローになってません」



・判定結果
憧  →聴牌/補正なし(リーチ可能)
まこ →聴牌/補正なし
明華 →聴牌/補正あり(リーチ可能)
はるる→聴牌/補正なし(リーチ可能)


※【憧と明華はリーチをかけます】
※【春はリーチをかけません】
※明華、絶対音感発動
※まこ、次局で染色ウェーブ発動


・和了判定
全員聴牌

コンマで等分(基礎雀力値により修正済)

0~35 →明華  和了  
36~55→まこ  和了  
56~75→憧   和了

76~79→春   和了
80~99→流局

+1の<反転>

・打点判定
→(攻撃+幸運)×+2のコンマ<反転>
+3のコンマの一の位
1・3・5・7はツモ、0・2・4・6・8・9はロン

裏ドラまた忘れてた
+1の一桁が4か7で乗る


【和了】明華
【打点】(76+72)×41≒5800 
【結果】ロン 60符2翻 リーチで3翻 11600



憧(やりぃ。タンピン三色で赤もついた綺麗な手をこの順で作れた)

憧(跳満狙いでここは遠慮なくいく……親だし)

憧「リーチ!!」カラカラ



明華「それでは、私も」コト

憧「げっ」

明華「捲りあい……あとは、お互い、風の行く末に委ねましょうか」

明華「♬~~🎶~~」


憧(また歌い始めたぁああああああああああああああ!!!!!!!)

憧(く、くっ、くぅ!!!! 絶対、絶対明華には振り込みたくない!!)

まこ(………危ないのは、どのへんじゃ……回し打つか)

春(めんどくさい……)




・放銃判定
(守備+幸運)×?/10 の大小で一番低い人が放銃

+1憧 →(0+65)×0.=
+2まこ→(60+45)×0.=
+3春 →(60+50)×0.=

?の値は
1,2,3→3
4,5→5
6→6
7→7
8→8
9→9
0→10

明華は子だから90符2翻か50符3翻で、リーチで1翻上がるからどっちにしろ満貫の8000点だと思うんだが



>>410 本当だ。満貫だ


【和了】明華

【打点】(76+72)×41≒5200 
【結果】ロン 40符3翻 リーチで4翻 満貫 
【放銃】憧





憧(お願い、、、お願い!!)タン

まこ(………ここは、見じゃな。明華は、わりかし高そうじゃ)

春(2位に張り付いてるだけじゃだめ……だけど)

春(臨海は危ない。この人、歌ってるけど、ちゃんとチラチラ場を確認しながら歌ってる)


明華「🎶~~ロン!」

憧「ふきゅっ?!」

明華「リーチ三暗刻ドラ1~~8000です」

憧「ぐぐぐぐ………はい、どうぞ!!!!」ガシャン

明華「えっ」ビク

憧「あ、いや……なんでも」

明華「そ、そうですか」


憧(ああああ~もう!!! これだから明華ぁああ!!!)

憧(強いのよ、歌うし、強いのよ!!!!)

憧(やばい、今の地味にキツイ……いや、地味じゃなくやばい……)

憧(ウチだけ、大きく離されてる………)



まこ:131500
春 :103400
明華:96900
憧 :68200


まこ:[S][S][S][S][][][][]
憧 :[S][S][S][][][][][]
春 :[S][S][S][S][S][][][]
明華:[S][S][S][S][S][S][][]


ネリー「さっすが。これだから明華は」

智葉「まずは一太刀、といったところか」

ハオ「さすがです……明華さん」

利仙「仕上がりがお早いですね――真に」

ダヴァン「素晴らシイ。美しいデス

もこ「……」


 *


京太郎「……明華さん、すごいな。あっさりあの新子さんから」

優希「京太郎、新子さんの強さが分かるのか?」

京太郎「ああ。新子さんは和の友達だからな。それだけしか知らないけど」

京太郎「なんだか、そんな気がするんだ」

和「そ、そんな須賀くん、それは買いかぶりですよ」

京太郎「いや、きっとそうだ。和と打ってたんだろうし……」

和「も、もう」

京太郎「先生のいう事に違いはないってな」

和「須賀君ったら……」

咲「……」

優希「……」

咲「優希ちゃん、ちょっとコーヒー飲まない?」

優希「おう。ブラックでいいな?」

咲「奇遇だね。私もブラックがいいなって思ってた」

優希「そうか。気が合うな。じゃあ行くか」

咲「うん。ここにいたら砂糖になっちゃう」

優希「同意だ」



まこ(さて……明華の親か)

春(ここは、さっさと終わらせたい)

憧(うーん……悩みどころ。でも、大きいの狙うより、たぶん明華の親を流した方が期待値的には得なはず!)

憧(だから、ここも速攻かます!!)

明華(さて、次はイベールでエキゾチックに………とその前に)

明華(次は、親ですか………では)

明華(……………行きましょう。風のワルツを―――――)




咲「………っ!!!」ゾクゾク

優希「どうした?」

咲「いや、今日は――――あ、このセリフ言うのは恥ずかしいからやめとく」

優希「いいじゃないか、私しか聞いてないんだし」

咲「……じゃ、じゃあ」


優希「ほら、セーーーイ」

咲「今日は――――風が騒がしいな、って」

優希「………………………」

咲「もーーーー!!! やっぱりそういう反応するじゃん!!」

咲「だから言いたくなかったの!!」

優希「そうだな、カゼガサワガシイナ」

咲「本当にそうだもん!! 巽さんとか、明華さんとか、優希ちゃんだってそうじゃん!!」

優希「よしよし、お天道様は見てくれてるじぇ」

咲「本当なんだって!!」




【東三局 親:明華】

・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
憧 →+1のコンマ30以上で聴牌→10以上で聴牌←[Te]速攻
まこ→+2のコンマ48以上で聴牌→18以上で聴牌←[Te]染色ウェーブ
明華→+3のコンマ28以上で聴牌→8以上で聴牌←[Oc]ヴァントゥール-風神-
春 →+4のコンマ45以上で聴牌

※ただしまこ以外はコンマ<反転>


※憧、速攻を発動
自分の【攻撃】のパロメータを40まで減らし、好きなだけ【加速】に加算することができる。
攻撃を40減らし、加速に加算します。

※明華、ヴァントゥール-風神- レベル2を発動
[Lv.2]
加速判定に+40し、点数判定に×4する。
補正判定で失敗・大失敗の時に、無効(補正なし)にすることができる。

※まこ、染色ウェーブを発動!
聴牌/補正判定で、3の倍数ができたときに発動できる。
次局の自身の加速を+60し、点数判定に×2する。


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。ただし、リーチをかけることはできる。
0      →失敗  ③の和了り判定や⑤の放銃判定で不利に(後述)。リーチをかけることもできる。
1、2、3   →補正なし。ただし、リーチをかけることができる。
5、6、8   →補正なし
9      →成功、③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)。
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。





今日はここまで
ちょっと電話出てた
明日はできるか分からんです

うっす
引っ越し日決まった7月11日

とりま寝落ちするまでやろうかな

わーい^p^

セブンイレブンか。あそこの揚げ玉が最近のお気に入りだ

>>441 セブイレの飯はだいたいうまいから困る




・判定結果
憧  →ノーテン
まこ →聴牌/補正あり(失敗)
明華 →聴牌/補正なし
はるる→聴牌/補正なし(リーチ可能)


※【春はリーチをかけません】
※明華、再び絶対音感発動


まこはリーチをかけられますが……失敗だし、普通はかけないので多数決省略


・和了判定

憧以外が聴牌


コンマで等分(基礎雀力値により修正済)

0~32 →明華  和了  
33~53→まこ  和了  
54~74→憧   和了

75~99→流局


+1の<反転>




春(………風の神、雀明華。風を操るものは多くいれども)

春(彼女のレベルは、世界最高クラス……しかも、歌うとツキが上がるおまけつき)

春(……私たちの団体戦、そして姫様の個人戦勝利のためにも)

春(この人は……抑えなきゃいけない)

春(………せめて、あの声だけでも――――)




・打点判定
→(攻撃+幸運)×+2のコンマ<反転> ×4←ヴァントゥール-風神- レベル2
+3のコンマの一の位
1・3・5・7はツモ、0・2・4・6・8・9はロン



【和了】明華
【打点】(76+72)×58×4×1.5≒48000 
【結果】役満 ツモ




ぼんやりと明華さんは美しい人だな、くらいにしか眺めていなかったが

咲が俺の袖を引っ張ったと思ったら、あいつは来るよと一言言って

そしたらその場の空気が一瞬止まったような気がして

俺の目の錯覚だったのか、違ったのか

卓上に竜巻が、花火のように舞い上がって、一瞬で消えていった気がした。





「――――ツモ。東南西北――――」


(………嘘じゃろ………)


「これが、私が最も美しいと考える一つの―――」


(一手……一手、遅かった………五本桜、間に合ってれば―――)


「答えです。まぎれもなく、この上なく、疑いの余地のない」


(この化け物………歌う、化け物、雀明華)








明華「そうです。染谷さん、日本ではどうかは知りませんが―――」


明華「フランスでは、こうやって喧嘩をするんです。やることなすこと、限りなく美しく、かつ、力強く」


まこ「………」


明華「四喜和(スーシーホー)、親の役満は16000オール」






明華:144900
まこ:115500
春 :87400
憧 :52200


まこ:[S][S][][][][][][]
憧 :[S][S][S][S][][][][]
春 :[S][S][S][S][S][S][][]
明華:[S][S][S][S][][][][]



京太郎「………咲、あれは」

咲「四喜和。京ちゃん、役満見るのは初めて?」

京太郎「たぶんそうだ」

咲「……去年の私の活躍見てないでしょ」

京太郎「すまん。でも咲が頑張ってるのは見てたから」

咲「もぅ……いいけどさ」

京太郎「で、あれはどんな役なんだ?」

和「簡単に言うと――――風牌で、固める役です。須賀君、大三元は教えましたよね?」

京太郎「ああ、役牌で固める奴な」

和「役牌というか、三元牌です。それを三つ集めれて和了れば大三元ですが」

和「風牌を四つ集めれば、それは四喜和という役満になるんですよ」

京太郎「へぇ……そんなのがあったのか」

優希「普通は、風牌が三つ集まるのも珍しいからな。二つまではあるけど」

京太郎「じゃあ、明華さんは運がすごくよかったわけか」

咲「そうじゃないよ」 

和「そうですね」

京太郎「………どっちだ」

咲「明華さんには、風が集まるんだよ。特に自分のところの風が」

和「そんなことあるわけないです。偶然ですよ、須賀君」

京太郎「………ゆ、優希は? 優希はどう思う?」

優希「ん? 麻雀は強い奴が、勝つ、以上!!」

京太郎「お、おう……」

咲「あはは。それも一理あるけどねー」

和「偶然は偶然としても、適当過ぎるのも困りものですが……」

京太郎(でもむしろそっちの方が分かりやすいかも……)



ハオ「明華さん………本当に、尊敬します……」

利仙「ええ……」

ネリー「よっし、しばらく大丈夫、昼ご飯買いにこう!!」

智葉「お前ら、気を抜くな」

ダヴァン「エグイでスネ……親の役満で一気にトップニ」

もこ「……」



  *



明華「…………」

まこ「……臨海の」

明華「なんですか?」

まこ「わしはおんしと戦うのは初めてじゃが―――正直、ちょっと舐めとった」

まこ「昨年の、王者としての、驕りがあったのかもしれん」

明華「…………」

まこ「対局中じゃから、おしゃべりはほどほどにしておく………今は、最後まで戦う」

まこ「ただ、言いたいことは………おんしは強い」

まこ「改めて―――気を引き締めさせてもらう」

明華「どうぞお好きなように――――」

憧(はぁ………ほんとサイアク。由華も私も散々じゃん)

憧(…………あーあーあーあーーあー!!!!!!!!)

憧(ふっきれ、私!!!)

憧(まだ、半分も終わってないじゃん………)

憧(負けんな、私!!!)




春(……………)

春(今度は………潰す)

春(容赦、しない―――――)





【五本桜―滝見―】



 _,,; -、

   ヽ-''-`ヽ、   /)
     ,-、   \(
   ( (ヽc==( )`)i iヽ

   (::彡`(    ̄`ヽ ヽ)
    ヽ( ヽ     \|i
       ̄     ,,--、`ヽ、
            `ー' ̄`\ ,、     /_)

               , -、,、 ( )     〉ノ
            /⌒'i  _)-、\    /
            >  ::))),'   ) iヽ|)/
            (___、ノ;' '-'"ヽ '\Vヽl)
          ,-、,-、ノ (  ,ノ===;;ヘヽ*))

       ,-'~`ヽ....  )"~) ヽ~   /``\\
       ヽ,   )))/⌒`,ー'ヽ)⌒,,,^-, ,ー` ヽ,,__
         ニ= ''''iヽ_ノ!!!ヽ_)ー;;;;;ヽ__)``ー-、,, "'--
       (   ノ  )               "''ー
        '-''' `ー'




【東三局 一本場 親:明華】

・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
憧 →+1のコンマ30以上で聴牌→10以上で聴牌←[Te]速攻
まこ→+2のコンマ48以上で聴牌
明華→+3のコンマ28以上で聴牌→8以上で聴牌←[Oc]ヴァントゥール-風神-
春 →+4のコンマ45以上で聴牌

※ただしまこ以外はコンマ<反転>


※憧、速攻を発動
自分の【攻撃】のパロメータを40まで減らし、好きなだけ【加速】に加算することができる。
攻撃を40減らし、加速に加算します。

※明華、ヴァントゥール-風神- レベル2を発動
[Lv.2]
加速判定に+40し、点数判定に×4する。
補正判定で失敗・大失敗の時に、無効(補正なし)にすることができる。

※五本桜―滝見― 発動
自身と、任意のキャラクター(複数選択可能)の攻撃を0にする。
春と明華の攻撃を0に



・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。ただし、リーチをかけることはできる。
0      →失敗  ③の和了り判定や⑤の放銃判定で不利に(後述)。リーチをかけることもできる。
1、2、3   →補正なし。ただし、リーチをかけることができる。
5、6、8   →補正なし
9      →成功、③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)。
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。


小蒔「春ちゃん……」

霞「大丈夫よ。あの子は強い子だから―――」

初美「私のお株を奪われたような気分ですよー」

巴「そこは、仕方がないでしょう。他の人は四喜和を和了ってはいけません、なんて決まりはありません」

初美「そうですけど……」


霞(……春ちゃんの集中力は、おそらく五人の中で一番だから)

霞(それが、うまく働いてくれればいいのだけれど――)





・判定結果
憧  →聴牌/補正あり(大失敗)
まこ →聴牌/補正なし
明華 →聴牌/補正なし
はるる→ノーテン


※憧、回し打ち 発動
自分が補正判定において、失敗/大失敗を出したときに発動できる。
大失敗を帳消しにすることができる。ただし、和了に成功した時、その翻数は1つ下がる。

※明華、再び絶対音感発動


・和了判定

春以外が聴牌


コンマで等分(基礎雀力値により修正済)

0~32 →明華  和了  
33~53→まこ  和了  
54~74→憧   和了

75~99→流局


+1の<反転>

・打点判定
→(攻撃+幸運)×+2のコンマ<反転>   (明華なら×4←ヴァントゥール-風神- レベル2)
+3のコンマの一の位
1・3・5・7はツモ、0・2・4・6・8・9はロン


【和了】憧
【打点】(68+65)×30≒3900 
【結果】ロン 回し打ちで、一翻下がって2000


・放銃判定
(守備+幸運)×?/10 の大小で一番低い人が放銃

※明華、三度絶対音感発動中

+2まこ→(60+45)×0.=
+3春 →(60+50)×0.=

?の値は
1,2,3→3
4,5→5
6→6
7→7
8→8
9→9
0→10

>>490
イッチ、あこちゃーは速攻使って攻撃40下げてるから93*30の2790で、一番近い2600が40符2翻だよー



>>496 うーんこの優秀なアシスタント

【和了】憧
【打点】(28+65)×30≒2600 
【結果】ロン 回し打ちで、一翻下がって1300





明華「…………」【七筒】【八筒】【九筒】


憧(明華が、役もなく789でピンズ鳴き………―――染め手か、一通臭い)

憧(親で連荘で、次回のチャンス待ちってわけ??)


明華「チー」【四筒】 【五筒】【六筒】


憧(……ほぼ一通確定。和了りのためには……こういう、小細工もやるんだこの人……)


憧(なんか、以外かも)


明華「~~~♪」


憧(楽しそうにやってるなあ……いいなぁ………いいな?)




憧(…………)


憧(私は、今何を考えた? いいなあ……って、私だって、おんなじこと、やれるじゃん!!)


憧(私の……私の、良いところって、何かって――――)


憧「チー!!」カッ


明華「!!」


憧(こうやって――――鳴いて!!)


憧「ポン!!」ガッ


憧「鳴いて!!」


憧「鳴きまくって!!!!――――――染谷さんのそれ、ロン」


憧「タンヤオ、のみ!!!」


明華「………」


憧「ダッサい手で悪いわね………1300!! 一本付は1600!!」





明華(……見事)






明華:144900
まこ:113900
春 :87400
憧 :53800


まこ:[S][S][S][][][][][]
憧 :[][][][][][][][]
春 :[S][S][S][S][S][S][S][]
明華:[S][][][][][][][]



春(この明華の連荘の空気の中……一番、やってほしかったこと)


まこ(正直、助かった………流石、新子じゃ。阿知賀には、こいつがおるんじゃ)


明華(……………)

①②③東東東北北    ④⑤⑥⑦⑧⑨


明華(一気通貫、混一、ダブ東、赤一………これは痛い)


明華(……手が、抜けませんね……ふふ)




  *



咲「いいなぁ、私も打ちたいなぁ」

和「明華さんは本当に……咲さんでも、苦労するかもしれませんね」

咲「和ちゃんでも?」

和「どうでしょう……その時になってみないと分かりません」

和「勝てるかどうかなんて、その時次第ですし」

京太郎「和、随分自信がないんだな?」

和「そういうわけでは。自信を持っても、そんなに意味がないと思うだけです」

京太郎「ふぅん……なるほどな」

優希「私は意味はあると思うぞ。願えば、いい牌が来るんだ!!」

優希「テンション上がれば、打つのも楽しくなってくるしな」

京太郎「色んな考え方があるんだなぁ……」



灼「今のは……デカいと思……憧の大ファンプレー」

宥「だね」

穏乃「え、そうなんですか?」

由華「そうだね……たぶん、明華さんは、高い手だったと思う」

穏乃「え、でも……⑦⑧⑨で鳴いてたし、一通か、染手くらいじゃあ……」

玄「私もそう思うのです……お姉ちゃん、どうして?」

穏乃「普通は、安くて、早い手で連荘狙いなんだね、って思いそうですけど……」

宥「普通はね。でも、明華さんは、そんなに、優しい人じゃないと思うんだ……たぶん、麻雀に限っては」

穏乃「と、いいますと……?」

宥「よーく見てみて、穏乃ちゃん、玄ちゃん……ちょっと鳴きが不自然だよ」

玄「え?」

宥「④⑤⑥のピンズで……明華さんは、④で鳴いたよね」

宥「その二順後に……明華さんは、④をもう一回捨ててるんだ」



穏乃「あ、本当だ……でも、タダのツモ切りじゃあ?」

宥「私は見てたよ。ツモ切りのフリをして……あれは、ずっと手の中にあったものを、切ってるんだ」

玄「えーと……それは、なんでそんなことを?」

宥「それは、自分の手が高くないって、思わせて……高い手に振り込んでもらうためだと思う」

宥「本当は初めから……明華さんは、鳴く必要がなかったんじゃないかな」

宥「⑦⑧⑨を鳴いたら、普通は何か役牌が後ろにあるか、一気通貫か、三色か、チャンタ系か、染手かって思うよね」

穏乃「ですね」

宥「それで……次に④⑤⑥と来たから、まず連荘狙いで一通か、高くて染手だと思うはずなの」

宥「5順目で、二回も鳴いてたからね」

宥「だから、高くても、役牌が暗刻で中にあったり、ドラが絡まない限りは3翻……」

宥「それなら、皆あまり警戒しなくなるよね」

宥「そうすれば、誰かが無警戒で……振り込む可能性も出てくるんじゃないかな」

穏乃「な、なるほど……」

玄「奥が深いのです……」



灼(……まぁ、皆明華に風牌が集まることは誰でも知ってるから……)

灼(最低でも、ダブ東込みで3翻というのは分かってたと思うけど)

灼(憧は、狙ってやったんだろうね……いずれにせよ)

灼(よく、明華の親を食い止めた……憧、やっぱり頼りになる)



まこ(………ここまで、わしはええとこなしじゃ)

まこ(もちろん、最後まであきらめる気はない―――)

まこ(ここの親で、一稼ぎできるか………勝負どころじゃな)






【南二局 親:まこ】

・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
憧 →+1のコンマ30以上で聴牌
まこ→+2のコンマ48以上で聴牌→18以上で聴牌←[Te]染色ウェーブ
明華→+3のコンマ28以上で聴牌
春 →+4のコンマ45以上で聴牌

※ただしまこ以外はコンマ<反転>


※まこ、染色ウェーブを発動!
聴牌/補正判定で、3の倍数ができたときに発動できる。
次局の自身の加速を+60し、点数判定に×2する。


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。ただし、リーチをかけることはできる。
0      →失敗  ③の和了り判定や⑤の放銃判定で不利に(後述)。リーチをかけることもできる。
1、2、3   →補正なし。ただし、リーチをかけることができる。
5、6、8   →補正なし
9      →成功、③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)。
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。






今日はここまで

無駄に闘牌心理描写を書いてしまったけどたまにはね


それじゃあおやすみぃ

明日は飲み会(絶望)

やっはろー
今日は昼過ぎから更新できると思うから暇な人は遊びに来てね



巴「阿知賀の……新子さん。流石ですね」

小蒔「ばっ! って鳴いて、さっ! って和了っちゃいましたね!」

霞「ね。それに比べて、黒糖持って行った春ちゃんはまだ聴牌気配すらないわ」

初美「」シュゥゥゥゥウ

霞「黒糖なんて、誰かが持って行かせたせいね?」コキコキ

巴「そ、そうですね」

小蒔「ど、どうですかね……」

霞「ね? はっちゃん?」

初美「」シュゥゥゥゥウゥゥゥゥゥ

巴(返事がない……まるで屍のよう)

小蒔(焦げ臭いです……いったい、霞ちゃんは何を………)







・判定結果
憧  →聴牌/補正なし
まこ →聴牌/補正あり(成功)
明華 →ノーテン
はるる→ノーテン


※まこ、染色ウェーブ発動中


・和了判定

憧とまこが聴牌


コンマで等分(有利判定により修正済)

0~42 →まこ  和了  
43~67→憧   和了  
68~99→流局   



+1の<反転>

・打点判定
→(攻撃+幸運)×+2のコンマ<反転>   (明華なら×4←ヴァントゥール-風神- レベル2)
+3のコンマの一の位
1・3・5・7はツモ、0・2・4・6・8・9はロン



穏乃「そういえば憧、持って行った対策全部裏目だったね……」

玄「私は耳栓はいらないと思ってたのです」

由華「玄、嘘はいけない……」

玄「ほ、ほんとうなのです。手話ができる人がいないと、そもそも無理だって分かってたのです」

穏乃「うーん……それじゃあ、その時に憧になんで言わなかったんですか?」

由華「だから、きっと嘘ついてる」

玄「むぅ……誰も信じてくれない」

宥「おねえちゃんは、信じるよ、くろちゃん」


灼「……そろそろ」グッ

穏乃「あ、灼さん、打っておきますか?!」

灼「うん。付き合ってくれる、穏乃?」

穏乃「もちろんです!」




  *




まこ「…………」



『これが、私が最も美しいと考える一つの答えです』



まこ(一番、美しい手、か――――――)




【和了】まこ
【打点】(65+60)×75×2×2×1.5≒48000 
【結果】役満

・放銃判定
(守備+幸運)×?/10 の大小で一番低い人が放銃

+1憧 →(75+65)×0.=
+2明華→(70+72)×0.=
+3春 →(60+50)×0.=

?の値は
1,2,3→3
4,5→5
6→6
7→7
8→8
9→9
0→10



まこ(見せてやる――――わしの、わしなりの喧嘩の仕方をの―――!!)



明華(清澄が親………やや、警戒する必要があります)

憧(ふぅ……こっから、どう立て直そう)

春(黒糖を食べ忘れてた……でも、調子はいい)

春(流して、速攻自分の親にもっていく)



――――14順目



明華「………」


明華(……清澄、おそらく聴牌。しかし………)


まこ 鳴き牌
發發發


まこ 捨て牌
東東①北9ⅸ
ⅰ中4③②①
北Ⅶ

明華(……………)タン

明華(分からない。違和感を覚えますが………)

春(……その捨て方は……不自然)タン


まこ「…………」タン


憧(清澄、色々裏目って、迷走しまくってるなー)

憧(ついに、やきが回っちゃった、清澄? ダブ東捨てるとか……)

憧(ま、役満和了られれば当然かーこっちも割と精神キツイし)


憧(それにしても、染め手が得意の割には……全然鳴かないなー)

憧(さて。張った。ここは黙る――――)タン →【二索】


まこ「――――――それじゃ」

憧「うっ……」ビクッ

まこ「安心せえ。ただの染手じゃ……」

憧(染手……安くて2900……どっちにしろ、今の状況きっつい―――)


パラパラ


ⅡⅡⅢⅢⅢ――――――


まこ「まぁ、ただの染手でも―――――一番いい染手じゃがな」

憧「……は?」


―――――ⅥⅥⅥⅧⅧ 發發發


憧(……………ねぇ)

憧(待って……待ってよ……………………)

憧(お願い…………)



まこ「緑一色――――」



明華(なるほど………オールグリーン)

明華(まさかとは思いましたが―――)



憧(ほんと、ちょっとまって………)

憧(役直とか―――――)グス




まこ:161900
明華:144900
春 :87400
憧 : 5800

まこ:[S][][][][][][][]
憧 :[S][][][][][][][]
春 :[S][S][S][S][S][S][S][S]
明華:[S][S][][][][][][]



咲「わぉ……」

和「まさか、今日この場であの役が見れるなんて――――」

京太郎「え?えっ? あれって、チンイツじゃねえの?」

咲「はい、京ちゃん。この本を見て。私たちは解説本じゃないよ」

京太郎「ええと……」ペラペラ

京太郎「どれだ? 全部、緑の手だけど……」

優希「その通り、オールグリーンだからな」

京太郎「オールグリーン……これか」

和「まず見れる手じゃないです………さすが、部長」

京太郎「本当だ……和了れることは、まずない手の一つ――――すげぇ!!!」




京太郎「部長、いい調子です!! 流石です!!!」オオゴエ


まこ(ふふ……京太郎、まだお前に負けるわけにはいかんからの……)


憧(…………)ジワ

憧(……っ、だめ、泣いちゃ……泣いちゃ………ダメ)

憧(皆、見てるもん……………)ゴシゴシ

憧(由華にだって、カッコ悪いところ見せたくいないもん………)ゴシゴシ



由華(憧………)



明華(………気持ちは分かります……しかしこれが勝負ですからね)

春(役直はつらい……しかもこの点数)

まこ(……悪いの。できれば、臨海から取りたかったが)




まこ「………続けるぞ」




春(………まだ。)

春(まだ、我慢。やるなら――――次)






【南二局 親:まこ 一本場】

・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
憧 →+1のコンマ30以上で聴牌
まこ→+2のコンマ48以上で聴牌
明華→+3のコンマ28以上で聴牌
春 →+4のコンマ45以上で聴牌

※ただしまこ以外はコンマ<反転>


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。ただし、リーチをかけることはできる。
0      →失敗  ③の和了り判定や⑤の放銃判定で不利に(後述)。リーチをかけることもできる。
1、2、3   →補正なし。ただし、リーチをかけることができる。
5、6、8   →補正なし
9      →成功、③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)。
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。


智葉「………ちっ」

ダヴァン「流石に、清澄デスネ」

智葉「……直撃がなかったから、まあいいんだが。代わりに阿知賀は瀕死状態だ」

ネリー「ね。明華もさっきのは完全に察知できてなかったみたいだし……運がよかったよ」

ハオ「……昨年より、染谷さんも強くなってると思います」

利仙「真―――あの役満は美しきかな」

智葉「お、好きなのか、利仙」

利仙「ええ……特に好きな役の一つです」

ネリー「へぇ……意外だなぁ」

利仙「―――理由を聞いても?」

ネリー「どっちかというと、利仙は紅一色の方が性格的に――――むぐっ」

ハオ「ネリーさん、そこまでです」





・判定結果
憧  →聴牌/補正なし(リーチ可能)
まこ →ノーテン
明華 →聴牌/補正あり(大失敗)
はるる→聴牌/補正あり(リーチ可能)


※【春はリーチをかけます】
※【憧はかけません】
※明華は大失敗


・和了判定

憧とはるるが聴牌 明華は大失敗


コンマで等分(基礎雀力により修正済)

0~36 →まこ  和了  
37~67→春   和了  
68~99→流局   



+1の<反転>

・打点判定
→(攻撃+幸運)×+2のコンマ<反転>   
+3のコンマの一の位
1・3・5・7はツモ、0・2・4・6・8・9はロン

こまかいミスばっかりですまん、あとそれに返信もできてなくてすまんね

今日はスピード更新を意識してるもんで


+1の一桁が4か7で裏ドラ


ここは、意見が間違いなく分かれるね

ここまで一点集中を温存してたのは、最後がはるるの親だからそこで勝負をかけるって意味だったんだけど

今、歩調合せも使えるんだよね



次局で

[Oc] 一点集中 消費ゲージ:8
対局中に一度だけ発動することができる。
自身は、聴牌判定に関わらず聴牌することができる。
ただし、補正判定の影響は受ける。


を使うか





[Te] 歩調合せ 消費ゲージ:4
自身が和了した時に発動することができる。その和了を放棄し、流局にする。
その場合、次局、他家がツモ和了した場合、あるいは自身が放銃した時に、それを無効にして流局にすることができる。



こっちを使うか



どっちが自然なのだろうか
多数決取ろうか

>>歩調合せ使ってから黒糖モグって一点集中


これ可能だね、忘れてた

一応多数決いっとくね


1歩調合せ→黒糖からの一点集中
2そのまま和了→からの一点集中


+1~5で多数決





【和了】春
【打点】(53+50)×26≒2600 
【結果】ツモ和了 リーチで一翻上昇 5200は13002600




―――――8巡目


春「……ツモ。リーツモタンヤオ1326。」

まこ「ほれ」ジャラ

憧「………」

明華「どうぞ」


明華(………しかし迅い。この方――――)



まこ(さて……最終局面じゃの)





まこ:159300
明華:143600
春 : 92600
憧 :  4500


まこ:[S][S][][][][][][]
憧 :[S][S][][][][][][]
春 :[S][S][S][S][S][S][S][S]
明華:[S][S][S][][][][][]



春「さぁ………」ピッ


春(私の、オーラス―――――全精力を、ここに突貫集中)


春(その為に、ここまで力を蓄えてきた)


春(目指すは――――10万点戻し。そのためにはあなたの力が必要)


春(ここで、あなたを食べて――――――あれ?)


春(ここに置いていた黒糖がない―――――――――どこ?)キョロキョロ



春「あっ」



霞「…………」モグモグ



春「…………………………」



小蒔(あわわわわわわわわわわわ)

巴(何も見てない、私は何も知らない、だって穢れなき巫女だから)

初美「」シュゥゥゥゥゥ



春「……………」ブチン

春(後で―――――はっちゃんを適当に煽ってババアって言わせる)


憧「………」

憧(まだ……まだ、リーチはできるもん……)

憧(…………次の局、終わったら我慢しない……)グス

憧(とりあえず、終わったら、いっぱいシズと由華に甘える……でも今は、がんばる)ゴシゴシ

憧(いくぞ―――――速攻!!)



まこ(このオーラス。油断は禁物じゃぁ……安心できる圏内にはおらん)

まこ(早めに、切り上げたい……)


明華(さて………どうしましょうか)

明華(できればトップを捲りながら……阿知賀を飛ばして……いえ)

明華(それは、風の往くままに………そう)

明華(私も、ハオさんの打ち方から学ばせてもらいました――――完全に受け売りですが)

明華(感じた風に。乗るだけ――――――)




【南4局 オーラス 親:春】

・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
憧 →+1のコンマ30以上で聴牌→15以上で聴牌←[Te]速攻
まこ→+2のコンマ48以上で聴牌
明華→+3のコンマ28以上で聴牌→13以上で聴牌←[Oc]ヴァントゥール-風神-
春 →+4のコンマ45以上で聴牌→聴牌確定

※ただしまこ以外はコンマ<反転>


※憧、速攻を発動
自分の【攻撃】のパロメータを40まで減らし、好きなだけ【加速】に加算することができる。
攻撃を30減らし、加速に加算します。

※明華、ヴァントゥール-風神- レベル1を発動
[Lv.1]
加速判定に+30し、点数判定を×2する。
補正判定で失敗・大失敗の時に、無効(補正なし)にすることができる。

※はるる 一点集中 発動



・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。ただし、リーチをかけることはできる。
0      →失敗  ③の和了り判定や⑤の放銃判定で不利に(後述)。リーチをかけることもできる。
1、2、3   →補正なし。ただし、リーチをかけることができる。
5、6、8   →補正なし
9      →成功、③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)。
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。


明華「―――――」スゥ

明華「lalalallalalallallallll~~♪」


憧(……楽しそう……なんでこんなに、この人は楽しそうなんだろう……)

憧(……………)

憧(………この人の真似をすれば、そうなれるかな…?)

憧(仮に役満を振り込んでて、凹んでても―――――――)

憧(でも、皆の前で歌うなんて…………いや、でも……恥なんて、もう存分にかいてんじゃん)



憧(私は、新子憧。物は試し、女は度胸)

憧(歌えや、新子、自分のために)



憧「…………」スウッ

憧「あぁ~~~~はーてーしーなーいーーーーーー♪」



まこ「?!」

春(何事………)




憧「~~~~~~~~~~♪~~~~~~~~~~~~~~~♪」


まこ「………」

春「…………」


まこ(あまりの点差にネジが飛んだか)

春(この際、黒糖でポリポリオーケストラやりたかった……あのババ……霞ちゃんのせい)



明華「♪~~~~♪~~lalalalaaaaaaaaaaaaaaa♪」

憧「~~~~~~~~~~~~~~♪♪」




京太郎「おい、咲あれはなんだ」

咲「あれはね京ちゃん、歌を歌ってるの」


和(憧……吹っ切れたんですね。変な方に行ってしまいましたが)







・判定結果
憧  →聴牌/補正なし
まこ →渾身の00ノーテン
明華 →聴牌/補正あり(大失敗)
はるる→聴牌/補正なし


※明華は大失敗、しかしヴァントゥールで無効。


・和了判定

まこ以外が聴牌


コンマで等分(基礎雀力により修正済)

0~36 →明華  和了  
37~61→憧   和了  
62~74→はるる 和了

75~99→流局


+1の<反転>

・打点判定
→(攻撃+幸運)×+2のコンマ<反転>   明華なら、さらに×2
+3のコンマの一の位
1・3・5・7はツモ、0・2・4・6・8・9はロン


【結果】流局


明華「聴牌ですね」

憧「~~~♪」

明華「新子さん、その……流局ですよ」

憧「あっ?! は、はい……えっと……あれ、手ができてる」

憧「やった、なんか知らないけど私も聴牌!」

まこ「わしはノーテンじゃ」

春「………聴牌」

春(二順でできてたのに………残念)

春(役満といい、なかなかに今回はうまくいかない……)





まこ:156300
明華:144600
春 : 93600
憧 :  5500


まこ:[S][S][S][][][][][]
憧 :[S][][][][][][][][]
春 :[S][][][][][][][][]
明華:[S][S][][][][][][]


咲「和ちゃん、対局前に順位予想したの覚えてる?」

和「もちろん。咲さんは、臨海、永水、部長、阿知賀と言ってましたね」

咲「和ちゃんは、願望的には部長、憧、永水、臨海ですが」

咲「実際は、臨海、憧、部長、永水って言ってたね」

和「………まだまだ、私たちも見る目が浅いですね」

咲「そうかも……部長が、オールグリーン和了るなんて、びっくりしちゃった」

和「ですよね。今日は、それだけでも来た価値があるかもしれません」

京太郎「なんだ、予想ごっこか? 俺も入れてくれよ」

咲「京ちゃんも予想してたの?」

京太郎「ああ。紙に書いてたからな。俺の予想は……あ、和と一緒だった」

和「………偶然ですね」

京太郎「な! こういうことってあるんだな!」

和「これは、偶然ではありますが……同時に、もう運命と言っていいでしょう……はい」

優希「はいー二人とも暑苦しいよーオーラスの続き見ようね!!」





【南四局 オーラス 一本場 親:春】

・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
憧 →+1のコンマ30以上で聴牌
まこ→+2のコンマ48以上で聴牌
明華→+3のコンマ28以上で聴牌→13以上で聴牌←[Oc]ヴァントゥール-風神-
春 →+4のコンマ45以上で聴牌

※ただしまこ以外はコンマ<反転>


※明華、ヴァントゥール-風神- レベル1を発動
[Lv.1]
加速判定に+30し、点数判定を×2する。
補正判定で失敗・大失敗の時に、無効(補正なし)にすることができる。


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。ただし、リーチをかけることはできる。
0      →失敗  ③の和了り判定や⑤の放銃判定で不利に(後述)。リーチをかけることもできる。
1、2、3   →補正なし。ただし、リーチをかけることができる。
5、6、8   →補正なし
9      →成功、③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)。
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。



・判定結果
憧  →聴牌/補正あり(成功)
まこ →渾身の07ノーテン
明華 →聴牌/補正なし
はるる→ノーテン


※明華、4度目の絶対音感発動


・和了判定

あこちゃVS明華


コンマで等分(基礎雀力、有利補正により修正済)

0~26 →明華  和了  
27~65→憧   和了  
66~74→はるる 和了




+1の<反転>

・打点判定
→(攻撃+幸運)×+2のコンマ<反転>   明華、憧ともにさらに×2
+3のコンマの一の位
1・3・5・7はツモ、0・2・4・6・8・9はロン

間違えた。これは流局っす



【結果】流局


「「聴牌」」

「「ノーテン」」



春「………残念」

明華(滝見さん……さっきのチャンスを活かせなかったのは、痛かったですね)

まこ「終わり、か」

憧(……ちょっと、喉痛い。無理し過ぎた)




「「「「ありがとうございました」」」」




まこ:154800
明華:146100
春 : 92100
憧 :  7000


―中堅戦 終局―


―中堅戦 終了―

現段階
1位 清澄  154800
2位 臨海  146100
3位 永水   92100
4位 阿知賀   7000


先鋒戦終了時
1位 小蒔  106900(+6900)
2位 優希  105500(+5500)
3位 玄    95000(-5000)
4位 利仙   92600(-7400)


次鋒戦終了時
1位 京太郎 131500 (+26000)
2位 巴   103400 (-3500)
3位 ハオ   87900 (-4700)
4位 由華   77200 (-17800)


中堅戦終了時
1位 まこ  154800(+23300)
2位 明華  146100(+58200)
3位 春    92100(-11300)
4位 憧     7000(-70200)



サンキューミョンファ


<次鋒戦ハイライト>


【東一局】
・明華 8000を和了 
・憧、リーチで捲りあいで敗北の放銃

【東三局】
・明華 役満(小四喜)をツモ和了
・臨海、トップに躍り出る

【東三局 一本場】
・憧、回し打ちで1300を和了
・まこが放銃。明華の親を辛うじて流す

【南二局】
・まこ、役満(オールグリーン)をツモ和了
・再びトップに躍り出る

【南二局 一本場】
・春、ツモで13002600を和了

【南四局 オーラス】
・あこちゃー歌いだす
・その間に流局
・まこ以外聴牌

【南四局 一本場 オーラス】
・流局
・明華と憧が聴牌



<各種成績指標>

     聴牌率 和了率 立直率 放銃率 
まこ    0.57  0.14  0.00  0.14
明華    0.71  0.28  0.14  0.00
はるる   0.42  0.14  0.14  0.00
憧     0.71  0.14  0.14  0.14


流局率
0.28



・このスレ初めての役満登場。しかも二回
・明華、コンマを味方に、実力に違わぬ華麗な活躍を見せる。
・比較的、ツモの多かった対局
・はるる、若干他と比べぱっとしない
・憧、流石の聴牌率。なお得点収支


今回はこんな感じかなぁ

今んとこの得点収支グラフ作ってみた


http://www1.axfc.net/uploader/so/3493360



ちなみに、全部終わったら、清澄のステも経験点はいるから
俺が忘れてたら、言ってくれるとありがたい。いっつも忘れる


明華「ふふ……最後は、雨上りの後の青空のような、清々しい終わり方ですね」

まこ「じゃな」

春「そう……悪くない、時間だった」

まこ「………完封宣言破れたり」ボソッ

明華「べ、別に宣言してませんもん」

まこ「知っとる。言っただけじゃ」ニヤニヤ

明華「むぅ……でも、染谷さんのオールグリーンは見事でした」

まこ「ありがとうの」

春「同意……あれは凹む。というより、明華さん小四喜の時点で、今日は帰りたいと思った」

憧「あのねえ……あんたは失点したとはいえ、十分原点で持ちこたえてるじゃん」

憧「私なんて、はぁ……どういう顔でベンチに戻ればいいの」

>>739
憧がここまで沈むなんて、そんなん考慮しとらんよジワッ(緑一色直撃したJK並感)


明華「新子さん――――大丈夫です」

憧「え?」

明華「最後、新子さんは楽しそうに打ってましたよ」

憧「………」

明華「それで、いいんです。いつだって、力強く、美しく―――かつ、楽しく」

明華「それが私の信条です。どんな状況でも―――どれか一つは達成できるものです」

明華「だから、楽しそうにやってる、新子さんは――――それだけで、輝いて見えました」

憧「…………」ジーン

明華「だから、胸を張って、帰ってください」

憧「……………」

憧「…………な、なによ。かっこつけて……」

憧「楽しくとか言って、アンタはただ、歌ってただけじゃん! 歌うなんて、マナー違反じゃん!!」

明華「ええっ?!」ガーン

春「それは」

まこ「おんしが言えたことじゃない」

憧「うぐっ………確かに……」

まこ「むしろノリノリだったじゃろ」

春「ねー」

憧「ぐぬぬぬぬぬ」

まこ「わしも今度は耳栓を用意しとくかのぅ。二人が歌いだしたらかなわんけえ」

春「本当に」

憧「や、やめてってば!!」


まこ「戻ったぞ」

京太郎「お帰りなさい、部長!!」

京太郎「ええ~数えましては~~~~」

優希「完封宣言を完全阻止、1位で、悠然と凱旋帰国!!」

京太郎「極めつけは親の役満ツモ!!」

咲「我らが部長、染谷まこ!!」

和「えっと………いいぞ、部長、すごいぞ、部長」

京太郎「和、もっと気持ちを込めて!!」

和「す、すごいぞー部長ー………は、恥ずかしい」

京太郎「こうだ、こうやるんだ。いくぞ、優希」

優希「合点承知の助!!」

京太郎「やったぜ、部長!」

優希「すごいぜ、部長!!」

京太郎「我らヒーロー、染谷まこ!!」

優希「我らが部長、染谷まこ!!」

京太郎「我らが部長、オールグリーン!!」

優希「京太郎、オールグリーンは役だ!! お前は馬鹿!!」

京太郎「そうか! お前には言われたくねえ!!」

優希「そうかも!!」

まこ「おんしら……まるで優勝したようなお祭り騒ぎじゃな」

京太郎「いやぁ、部長のこう、背中で語るぞ的な後姿に、俺はもうグッと来ましたね」

まこ「正直、オールグリーンはとても気持ちよかった………人生で二回目なんじゃ、あの役和了ったの」

咲「私、一回も緑一色和了ったことないなぁ……難しいよね」

和「普通は和了るどころか、目指す気力さえ起きない役なんですが………」


和「それでは……そろそろ私も準備しますか」

京太郎「和!!」

和「は、はい」ドキッ

京太郎「頑張れ!!」

和「……………」

和(この一言で、もう十分―――――俄然やる気が出てきました)



咲「甘い……甘いよ優希ちゃん。甘ったるくってはちみつブリュレだよ」

優希「ああ。阿知賀がともすれば飛びそうで、咲ちゃんの出番がないかもしれないというのに甘いな」

咲「本当だよ!! 打てなかったら、誰が責任取ってくれるの?」

優希「だな、もしそうなったら、個人戦できちんと誰かに責任払いさせないとな」

京太郎「何ちょっとうまいこと言ってるんだよ、優希」

咲「でも……新子さん、最後は立ち直ってたみたいで良かった」

まこ「そうじゃの。わしも、ちょっと心配しとったが……いや、別の意味で途中は心配にはなったが」

優希「歌か」

咲「歌だね」

京太郎「あれはやばい」


まこ「咲、一応準備はしておくか?」

咲「はい。京ちゃん、ちょっと打たない?」

京太郎「え、俺でいいのか?」

優希「何をおっしゃいますか、現時点で収支2位の須賀京太郎君」

咲「いや、本当にすごいと思うよ、京ちゃん。この対局は、インハイでありうる面子だもん」

京太郎「へへ……よせよ、照れるだろ」

咲「お姉ちゃんにも、言っとくね。きっと喜ぶよ」

京太郎「東横と淡にも自慢してやろ。淡の奴、きっとびっくりするぞー」


  *


春「……帰った」

小蒔「お帰りなさい!! 今日の相手は、手ごわかったですね」

巴「ですね……よく、原点付近で立ち止まったと思いますよ。お疲れさま、春」

霞「お帰りなさい。春ちゃん。黒糖、腐っちゃったらいけないから、食べちゃった。ごめんね」

春「ババア――――――」

霞「」ピク

春「アアッーーーって、二回も役満和了られた。ごめん」

霞「…………」

霞「い、いいのよ。そういうこともあるわ」


春「あと……はっちゃんはどこ?」

霞「ここで、お昼寝してるわ」


初美「」チーン


小蒔(お昼寝……なんですか?)

巴(どう見ても、気絶してる。次対局なのに)


春「……あの白目向いた顔を見て、霞ちゃん」

霞「どうしたの?」

春「顔に書いてある―――『黒糖はそう簡単に腐らねえよ』………って」

霞「…………」

春「…………」


霞「………春ちゃん、ちょっとお華を一緒に摘みに行く?」

春「望むところ」

霞「小蒔ちゃん、巴ちゃん。はっちゃんのお顔にお水をかけて、起こしてあげて」

春「10分で戻る」

霞「10分も持つの?」

春「さぁ……はっちゃんはこういう顔をしてる。『3分でケリをつける』」

霞「………」

春「………」



小蒔「みんな、仲良く………あうぅ……」

小蒔「と、とりあえず、皆さんに迷惑をかけないためにも……」

小蒔「初美ちゃんを起こさなきゃ……!!」

巴「ですね」



巴(大丈夫ですよ、姫様。こうしていがみ合ってるように見えますけど……)

巴(姫様が悲しむことだけは――――絶対にしないと、誓い合ってますから)



明華「た、ただいま戻りました」

ネリー「おかえり~」

智葉「帰ったか」

ダヴァン「ウェルカムバック」

利仙「お疲れ様でした」

ハオ「巻き返しましたね。流石、明華さん」

もこ「………」

明華「あ、あの」


智葉「にしても……まさか、緑一色とはな。忌々しい」

ネリー「あれはね。染手の最上級を、あの場面で、ドカン!! だもんね」


明華(……また、何も言ってくれない………何も言及されない……)


ダヴァン「でも、良いものを見ましタネ」


明華(なんだか……なんだかさみしい)


ネリー「だよねぇ。めったに見れないもんね」


明華(よし、今度は私から……話を振ってみよう)



明華「あーあーあー……」ゴホンゴホン

ハオ「? どうかしましたか?」

明華「き、今日は……調子がよくて、……小四喜だなんて、珍しいですよね」

利仙「仰る通り……」

明華「私なりに―――なんとか、ハオさんの点棒を取り戻しました」

智葉「だな」

ネリー「ね! 次はもこちゃんの出番だね!!」

もこ「………」


明華(むむ……もうちょっと、踏み込んで!!)


明華「じ、自分でもなかなかの出来だったと思うですが……!!」

明華「どうでしょうか、皆さん!!」


智葉「お、おう」

明華「………」ソワソワ

智葉「そ、そうだな。せっかくだから、一言言っておくと―――――――」

明華「………」キラキラ

智葉(……そんな、褒めて、褒めて、と犬のように尻尾を振られてもな)

ダヴァン(サトハ、ここはセリフ選びは重要デスヨ)

智葉(そんなこと言われても)

ネリー(ミョンファ、カワイイな~~)

ハオ(この中で一番、実は子供っぽいんじゃあ……)

利仙(強くて、美しい女性――――まさに大和撫子。仏人でなければ……)


智葉「えーーー……ああーー……その、なんだ」

明華「はい!」

智葉「よく頑張ったな。明華。期待通りの活躍だ」

明華「………!!!!!!」

明華「ありがとうございます、また次も頑張ります!!」キラキラ

智葉「お、おう。よろしく頼むぞ」

明華「さぁ、まだ終わってませんよ、皆さん。次はもこさんの応援を、頑張りましょう!!」

ネリー(ちょろい)

ハオ(明華さん……)



ダヴァン(サトハ、ミッションコンプリート。成功。)

智葉(あれでよかったのか……よく分からん)

ネリー(何でも喜ぶんだよ。だって、いっつもみんな何も言わないもんね)

智葉(お世辞は苦手だ。だから、思ったことを言っただけなんだが……)

ネリー(だから良かったんじゃないの)

ハオ(智葉さんがお世辞をいっても、見透かされると思いますよ)

智葉(そうか……そうかもしれん)




もこ「………」スタスタ

智葉「お、対木か。調子は良さそうか?」

もこ「……」コク

智葉「よし……じゃあ、行って来い」

智葉「清澄は、明華の手柄で射程圏だろう―――――――引き摺り下ろせ」

もこ「……………」


憧「…………」

由華「よく、頑張ったね……」

憧「…………疲れた」

穏乃「憧、おいでーーーー私の胸に飛び込んでこいっ!!」

憧「そんな気力も湧かないわよ……でもいく」ポスッ

穏乃「おーよしよし、頑張ったよ、憧!!」

玄「でも、途中から元気になってたね」

憧「もうやけくそよ……スッキリできれば、なんでも良かったの」

宥「憧ちゃん、歌ってすっきりできた?」

憧「………こういうと、勘違いされちゃいそうだけどさ……意外と悪くなかった」

玄「え……?」

由華「なぜ」

憧「いや、だって、例えばだよ? カラオケボックスでさ、声の大きさと気にせず、思いっきり歌うのって」

憧「気持ちーでしょ?」

玄「その理屈はおかしくないのです」

由華「ただ、あれだけ明華さんを気に障るとかうるさいとか言ってた憧が言うから……」

憧「自覚してるわよ、もう!!」


灼「憧、あとは任せて。簡単には―――やられない」

憧「……頼んだわよ」

灼「飛ばないよう、できるだけ多く持ち帰って……穏乃につなぐ」

穏乃「待ってます、灼さん!!」

宥「灼ちゃん、気を付けてね~」

玄「頑張ってください!!」

由華「ファイト、灼部長……」



灼(……………)

灼(部長、か………)

灼(そう―――清澄の、染谷さんもそうだけど)

灼(部長って、特別なんだ…………誰だって、部長っていう役職についてる意地がある)

灼(私も、そう。去年からずっと思ってきたこと)

灼(簡単には、負けて帰ってこれない……いや、きたくない)

灼(行くぞ、私――――見てて、春ちゃん)










1霞さんとやりあってるはるるに遭遇
2休憩室にいった憧に遭遇
3トイレにいった明華と遭遇

+1~5で二番目に大きいコンマ



咲「始まるね」

京太郎「あ、俺ちょっと……その前にトイレ行ってくるわ」

優希「場所は分かるかな?」

京太郎「おじいちゃんじゃねえよ。ちょっと待っててくれ」





  *





京太郎「ふぅ……すっきりした」

京太郎「それにしても……女子トイレから、謎の音がしたような……あと、変に揺れてた気がする」

京太郎「まぁ、旧校舎だからな。老朽化してても不思議じゃないないか………あ」

明華「……あ」

京太郎「ど、どうも」

明華「どうも………」ペコリ

京太郎「…………」

明華「…………」サッ




京太郎(………今の状況を説明しようか。用を足したらトイレから出るだろ?)

京太郎(そしたら、学校によるだろけど……ウチのトイレは、手洗い場は共通なんだ)

京太郎(そういうことだ。水場で、美人さんとばったり!! のテレビ番組も真っ青の確信犯コーナーだ)



静かな佇まいの中の節々にさりげなく見せる、上流階級を思わせる一挙手一投足の上品さ

深い瞳に、柔和な感じに少し垂れた、目。

軽く癖がちらほら見えて、ストレートの部分を流麗に際立たせる、美しくも愛らしい、淡色の髪の毛。

そして、主張し過ぎない、かといってラインを際立たせるような、男をピンポイントにくすぐるそのスタイル。

俺に遭遇したのが恥ずかしいのか、お手洗いに行っていたを見られたのが恥ずかしいのか

手を拭いていたと思われるハンカチを、明華さんはサッと後ろ手に隠してしまった。



明華「ど、どうも……須賀、京太郎さんですよね」

京太郎「あ、そうです……あの、明華さんですよね」

明華「そうです、臨海女子、三年生の雀明華です。よろしくお願いします」

京太郎「あ、年上ですね。俺は二年っす」



京太郎(おいおい……これまた、すごいパーフェクトな美人さんが現れたぞ……)

京太郎(お金持ちそうだし……ハオさんと同じく違う世界を生きてきた人間っぽいぞ……)

京太郎(どうして俺の前にはこんな人たちばかり現れるんだ)

京太郎(ちょっと、どう接したらいいのか分からん)




明華「………」ソワソワ

京太郎「…………」

明華(お、男の人……どうしましょう……)

京太郎(これはまずい。一定以上の時間を置くと、気まずくなって切り出せなくなるパターンのやつだ)

明華(……そういえば、智葉さんが言ってました)

京太郎(バカやろう! そこで、話題をひねり出すのが、男・須賀京太郎だろうが!!)

明華(日本人の男性は、すごく優しいと……多少軟弱とかなんとか悪口も言っていたような気もしますが)

京太郎(はやりんに、顔向けできる男になりたいんだろ、俺??)

明華(頑張ったら、仲良くなれるでしょうか……監督は、美味しいお寿司が食べたいなら)

明華(男の人に連れて行って貰えば、色々知ってると……)

京太郎(話題、話題……フランスはどんなところなんですか? いや、これはちょっと雑すぎる……)

明華(……そういえば、お腹がすきましたね……いくらが食べたいです……)グゥー

京太郎(どうしよう……ん?)


京太郎「………お腹、空いてるんですか?」

明華「え?」

京太郎「あっ、いや……ぐーって」

明華「ぐー……?…………え、まさかですけど……………私、お腹なってました?!」

京太郎「な、なってませんよ。そういうこともあります」

明華「やっぱり聞いてるじゃないですか!!」

京太郎「いやぁ……歌もそうですけど、明華さんの音はすんなりと耳に入ってくるというか」

明華「は、恥ずかしい……ごめんなさい、今日は朝が早くって……いつも私は遅刻するんですけど」

明華「日本の方は、何分時間に厳しいので……たくさん寝たいので、朝を抜くこともよくあって……」

明華「それで、その………」

京太郎「あ、何か持ってるかな……俺」

明華「え?」

京太郎「……あった。グミですけど」

明華「ぐみ?」


京太郎「美味しいですよ、変わった食感がして……どうぞ」

明華「で、でも――――」

京太郎(あっ、こんな庶民的なお菓子は食べないか……やばい、失礼しちまった)

京太郎(さっきのハオさんのあれで、学べよ俺―――――――)

明華「――――いいんですか、こんなに美味しそうなものを……」

京太郎「え?」

明華「えっ?」

京太郎「あ、いや……なんでもないっす。遠慮なくどうぞ」

明華「ありがとうございます。それでは、失礼して―――――」


明華「………」パク

明華「…………」モグモグ


プチプチッ


明華「……………?!」


もぐもぐ、もぐもぐ。明華さんは、もぐもぐして、ほっぺを口で押えて

ハムスターのように、もぐもぐ。えらく、口の中で味わってるな。



京太郎「や、安い日本のお菓子です、大したことないですよね」

明華「…………あ、あの」

京太郎「はい?」

明華「ま、まだ……」

京太郎「??」

明華「まだ、そのぐみというものは……その袋に?」

京太郎「え、もしかして……まさか……もっと食べたいとか……??」

明華「」コクコク

京太郎「それなら、全部、持って行ってください。また買うんで」

明華「いいんですかっ?!」

京太郎「おおっ?!」

明華「あ、すいません……実はですね、私こういう、プチプチしたものに目がなくて――――」


 *


京太郎「そこまで惚れ込んだんですか」

明華「はい。日本に来た時に、初めてちゃんとしたお寿司を築地で食べたんですけど」

明華「その時に、確かセットメニューだったんですね。お寿司の大将のお任せにぎり、とか……そんな感じでした」

京太郎「ふんふん」

明華「そこで、初めて本物のいくらに出会ったんです!! そのおいしさときたら……ああああああ」

明華「今まで食べていたのは、実はいくらの形していた、何かだったんだ、と気が付きました」

京太郎「そんなに美味しかったんですか」

明華「すかさず、他のセットメニューのネタをキャンセルして、いくらを5艦注文しました」

明華「あの、プチって、プチって……口の中で、ぷちぷちって……」

明華「そしたら、ぴゅって美味しいお汁が出て……!」

京太郎(なんだろう………)

明華「本当に、この世の中で、一番おいしい食べ物かも……」

京太郎(なんというか、えらく、親しみやすいお嬢様だな……意外すぎる)

明華「あ、自分ばっかりお話してごめんなさい」

京太郎「いえいえ……」





話術補正(Dだから、補正なし)
+3でコンマ判定(大失敗01~10 失敗11~35 普通36~70 成功71~85 大成功86~99 00は超成功 44は大失敗)

超成功 →+5  
大成功 →+3  こんなに話しやすい美人さんは初めてです
成功  →+2  こんなに話しやすい海外の方は、初めてです
普通  →+1  おしゃべりの続き
失敗  →なし  ストレス+1 
大失敗 →-1&ストレス+3


86→大成功



特別に、誰かと比較して、とかそういうことじゃなくて

こんなに、自分のことを楽しそうに話す人は、久しぶりに気がする。

それも、初対面の外国人にいくらの良さを熱く語る、という

つい10分前には、トイレの水場でばったり遭遇して気まずくなっていたのはなんだったのか

それを忘れるくらいに自然に会話できていた。



「あ、自分ばっかりお話してごめんなさい」

「いえいえ……」

「こんなに話しやすい美人さんは初めてです」

「………え??」

「あっ、いや……今のは………」



あまりに話しやすいものだから、

そのままの勢いで、盛大に本音を伝えちまった。

相手が外人さんだから、逆に遠慮がないのかも。



明華「い、いやその……に、日本人の方は、優しいと聞いてましたけど」

明華「えへへ……まさか、容姿まで褒めていただけるなんて、思いませんでした」

明華「でも、私、知ってます。ダヴァンさんが言ってました」

明華「日本人の方は、状況に応じて、特に初対面の相手を必要以上に褒めると」



いわゆる、お世辞のことだな。たぶん、間違ってはないと思う



明華「私の場合は、けっこうですよ! これでも日本には慣れてますし!!」

明華「そ、それに――――美人なんて言われると、ちょっと戸惑っちゃいます……」

京太郎「そうなんですか?」

明華「え、だって……ちょっと嬉しいじゃないですか……お世辞と分かってても」

明華「恥ずかしいですけど、ついつい、ニコニコしちゃいます」

京太郎「あ、確かに明華さん顔が嬉しそう」

明華「やっぱり! 私、おだてに弱いので……いっつも、臨海のみんなにもからかわれるんです」

明華「あーまた、ミョンファ、お世辞に引っかかった、って!! ネリーさんっていう人がいるんですけどね―――」




京太郎(何それ羨ましい。俺も弄りたい)


 * 


明華「ところで、須賀さんも、カッコいいと思いますよ」

京太郎「え、ま、マジっすか!!」

明華「ふふ……ハオさんが、いいことわざを教えてくれたんですよ」

明華「郷に入っては、郷に従えって」

京太郎「……ってことは、お世辞じゃないですか!!」

明華「えへへ、バレちゃいましたか」

京太郎「くそ……なんか悔しいです」

明華「でも、悪い気はしないでしょう?」

京太郎「あ、そうかも……嘘だと分かっていても、ちょっと良い気持ちになりますね」

明華「だから、これは――相手を、褒めてあげるこの習慣は……日本人の美徳だと思うんです」

明華「それを含めて、私はこの国が好きですね」

京太郎「おぉ……日本人冥利に尽きます」


明華「話は全然変わるんですけど……というより、元に戻るんですけど」

京太郎「なんですか?」

明華「……さっきのぐみは、どこで買えますか?」

京太郎「………ぷっ」

明華「あ、笑った!! 今、私を笑った!!」

京太郎「笑ってます、だって明華さんに褒められたから」

明華「お世辞ですもん」

京太郎「でも、嬉しかったんで」

明華「えへへ……また、今度会った時に、じゃあ言いますね!」

京太郎「了解っす。あ、連絡先交換します?」

明華「いいですよ。ここに書いてください―――――」

京太郎「――――――よし、書けた。明華さん、楽しい話をありがとうございました!!」

明華「こちらこそ……楽しいひと時でした」

京太郎「それじゃあ、俺先に戻ってます。ところで明華さん」


明華「??」

京太郎「明華さんみたいに、『こんなに話しやすい美人さんは初めて』でした」

明華「ま、また私をからかって………」

京太郎「それともう一つ―――ハオさんじゃないですけど、日本の言葉を教えますね」

明華「どんなものですか?」

京太郎「―――――『男に、二言はない』」

明華「それはどういう意味ですか?」

京太郎「内緒です。誰かに、聞いてみてください」

京太郎「ちなみに、当然ですけど、俺は男です。それじゃ、また!」



 *


ネリー「随分、長いトイレだったね~~お腹痛いの?」

明華「いえ、ちょっと立ち話を―――」

智葉「もう始まるぞ」

明華「智葉さん、一ついいですか?」

智葉「なんだ」


明華「男に二言はないって……どういう意味ですか」

ネリー「へー私も知らない。どんな意味??」

智葉「なんだ、私の好きな言葉じゃないか。簡単だ」

智葉「一度言った言葉を決して取り消さない、一度言ったことは必ず守る」

智葉「要するに、嘘をつかない、誠実な男を表す、決まり文句みたなものだな」

明華「……………」

ネリー「へ~~あ、それってブシドーってやつだね。智葉にぴったりだ」

智葉「否定はせん。例え男に転生しても、私はなんら支障はない」

ダヴァン「突き抜けてまスネ、サトハ」

ハオ「……明華さん? あの、顔が真っ赤ですよ―――?」

明華「ひゃ、ひゃ、はい?!」

ハオ「どうしたんですか」

明華「な、なんでも……違うの、あれはお世辞だから………」

ネリー「??」


明華(す、須賀さん……言い逃げなんて、ずるいです)

明華(今度は、絶対何か言い返します!! 決めました!!)

明華(機会があれば、長野にまたこよう……美味しいぐみもあるし)

明華(……………楽しかったなぁ)






好感度+3
連絡先を入手



お腹空いたからご飯食べに行くよー


副将戦の試合準備だけしとく




席順(コンマ反転) 大きい順に東南西北

和+1
もこ+2
灼+3
はっちゃん+4


 
<調子判定>
絶不調→不調→普通→好調→絶好調の五段階

絶不調→ランダムでパロメータを二つ-5。調子ゲージ2からスタート
不調 →ランダムでパロメータを二つ-3。調子ゲージ3からスタート
普通 →変動なし
好調 →選択した二つのパロメータが+3。調子ゲージ5からスタート
絶好調→選択した二つのパロメータ+が5。調子ゲージ6からスタート


コンマ 95~99→☆

コンマ 91~96→◎   
コンマ 11~90→○   
コンマ 05~10→●   
コンマ 00~04→▼




和+5
もこ+6
灼+7
はっちゃん+8


<全てコンマ反転>



みんなも、目が疲れない程度に、たまには休憩するんやで


それじゃあ、ラーメン食ってくる


乙ー

そういえば、調子判定の絶好調と好調が被ってる部分あるな
あと不調は00~10だから11%なのに対し、好調は91~99の9%なんだね

     
>>836
10ぱーになるよう訂正しといたよありがとう

調子判定は全員普通



        和
        南
 初美  西      東  灼
        北
       もこ    


和  154800
もこ 146100
初美  92100
灼    7000

再開?

>>840 せやで



原村和(通常時)
雀力:B(75) 0/200
攻撃:C(60) 0/120 
加速:C(60) 0/120
守備:C(60) 0/120
幸運:C(50) 0/100

[Na] SOA
補正判定の値が失敗or大失敗の時を除き、相手のオカルトの影響を受けなくなる。
そのオカルトの能力を発動してる相手に放銃した時は、相手の打点判定を2倍する。失敗、大失敗の場合も含める)

[Te] のどっちモード 消費ゲージ:3
放銃したとき、あるいは聴牌判定で5の倍数を出した次の局から発動。
のどっちモードに移行する。このモードは、ゲージが0になるまで続く。

原村和(のどっちモード)
雀力:B+(80) 0/350
攻撃:C (65) 0/120 
加速:B+(85) 0/350
守備:C (65) 0/120
幸運:C (60) 0/120



対木もこ
雀力:?(??)
攻撃:?(??)

加速:?(??) 
守備:?(??) 
幸運:?(??) 

[Na] フォーゼ
このキャラクターの各パラメータは、他家のパラメータの平均値+3になる。


[Oc]悪平等的ルーレット 消費ゲージ;2
発動可能な場合、このオカルトは必ず発動する。
局前にルーレットを回し、結果によって、その局における全ての対局者のパラメータが変動する。

+1のコンマ一桁が
1,2,3→攻撃
4,5,6→加速
7,8,9→守備
0→攻撃、加速、守備

+2のコンマ一桁が
1,2,3→×1/2
4,5,6→×1(そのまま)
7,8,9→×1.5
0→×2


[Oc]時限爆弾 消費ゲージ:2
和了した時、対局中に一度以上自身が放銃、あるいは他家が跳満以上をツモ和了していれば発動できる。
点数判定に×(自身の放銃回数+跳ツモの回数+1)する。
一度このオカルトを発動した後、この回数はリセットされる。


あらたその能力考えてて遅くなった……

もこは、フォーゼした後は、そのままその局はパラメータはそれに固定して、ルーレットの影響を同じよう受ける。


薄墨初美
雀力:B(72)

攻撃:B(78) 
加速:C(60) 
守備:C(55) 
幸運:C(54) 


[Na] 五本桜―薄墨―
対局中に、一度だけ発動することができる。
自身と、任意のキャラクター(複数選択可能)の守備を0にする。
ただし、発動のタイミングは、局の終わりでなければならない。

[Oc]  悪石の巫女 消費ゲージ:4
北家の時に、自動的に発動する。
自身の点数判定に×4する。

自身が聴牌/補正判定において、5の倍数を出している場合、和了判定で10の有利差がつく。
ただし、他家が同じく聴牌/補正判定において5の倍数を出している場合、出している他家の人数×5の不利差がつく。
(二人5の倍数を出していたら、初美は-10、他の二人がそれぞれ+5)



鷺森灼
雀力:C(70)

攻撃:C(63) 
加速:C(65) 
守備:C(68) 
幸運:C(60) 

[Na] Next legend
このキャラクターは、調子判定で絶不調・不調が出たとき、その判定をやり直すことができる。

[Te] 受け継ぐ魂  消費ゲージ:2
跳満以上に放銃した時に発動できる。次局のは、自身の聴牌が確定する。
ただし、補正判定の影響は受ける。

[Te] ボーリング打法 
・ストライク 消費ゲージ:3
聴牌/補正判定において、三人以上ゾロ目が出ている時に発動可能。自身が聴牌している場合、それは大成功扱いになる。

・スペア   消費ゲージ:2
自身の聴牌/補正判定が44,55以外のゾロ目の時に発動可能。自身の補正判定は成功扱いにできる。

・ビッグ4   消費ゲージ:4
聴牌/補正判定で44を出した対局者がいる時に発動可能。自身の聴牌が確定し、また、点数判定に×2する。

・ビッグ5   消費ゲージ:5
聴牌/補正判定で55を出した対局者がいる時に発動可能。自身の聴牌が確定し、また、点数判定に×3する。

・ワッシャー   消費ゲージ:2
聴牌/補正判定で10または01を出した対局者がいる時に発動可能。
・自身→その局、自身は放銃判定から外れることができる。
・他家→その対局者の放銃判定の時、判定値を半分にする。

・シンシナティ  消費ゲージ:2
聴牌/補正判定で79または97を出した対局者がいる時に発動可能。
・自身→その時にロン和了した場合、任意の相手に直撃させることができる。
・他家→その対局者の補正判定を失敗扱いにできる。


もこっちフォーゼ後

対木もこ
雀力:B(75)
攻撃:C(70)

加速:C(65) 
守備:C(64) 
幸運:C(57)




恒例の競馬やりますか



+1~5くらいで順位予想。当たれば京ちゃんの幸運に+30.

>>1の予想は当たったことねえけど
はっちゃん、もこ、あらたそ、和かな……なんとなく

もこ、あらた、和、初美

あらたそが飛ぶ可能性を信じて
もこ
はっちゃん

あらたそ


>>853だね。まあ、競馬感覚なので、賞金が出たらラッキーくらいのアレで行こう



和「お久しぶりです、薄墨さん……どうやらお疲れみたいですね」

初美「ひどい目にあいましたよー………」

和「一体どうしたんですか」

初美「大きな声では言えないです……けど、とりあえずもう少しで圧殺されるところでした」

和「ウチにそんな危ない場所はないはずですが……」

灼「原村さん……お久しぶり」

和「鷺森さん。今年も、よろしくお願いします。憧や穏乃は、元気にやってますか」

灼「うん。穏乃なんて、必要のないくらいにエネルギッシュ。憧は、今はともかく、普段は元気」

和「それは良かったです。二人とも、昔からついていけないくらい、活力にあふれていましたからね――」

初美「うぅ……少しでもはっちゃんにその力を分けてくれーー………です」バタリ

和「………ちょっと休憩しますか?」

初美「できればそうしたいですけどー」グッタリ

和「でしたら、10分くらい。ベンチの方に戻って――――」

初美「今すぐ始めましょうーーーー!!」

灼「この変わりよう……」



初美「うがーーーーー!!! 誰が、命からがら逃げてきた、猛獣のいるジャングルに再び突入するんですか!!」

初美「バカですか、バカ!! Iam,バカ!!」

灼「意味が分からない……」

和「きっと、何かあるんでしょう。鹿児島には、鬱蒼とした森があるということです」

初美「もう、それでいいですよぉ……とにかく、始めるです」

もこ「………」

和「対木さんも、お願いします」

灼「よろしく」

もこ「……………」ペコリ

初美「お願いしますよー」


和(………どうにも、口数の少ない方ですね)

灼(今日喋ってるところを、まだ見てない)

初美(帰って寝たいです……とりあえず、霞ちゃんに回してさっさと休むですよ……)



初美(しかし、気を取り戻してからの、霞ちゃんの一言目が……対戦相手は見ておけよ、ですからね……)

初美(いちおう、見るだけは見ますけどー………もういいじゃないですか)

初美(原村和、インハイチャンプ、デジタル野郎)

初美(鷺森灼、ネクストレジェンド、別名ネクタイレジェンド、ピンズ多面張ボーラー)

初美(後は……あ、対木さんのことは知りませんね………じゃあ)

初美(それに注目しつつ、あとは北家以外は適当にサボる感じで行きましょうかー)



もこ「……っ…………………」


初美(………ん?)


もこ「け………け……………」


和「…??」


もこ「……………け…………け」


灼(どうしたの……もしかして、呼吸が苦しいとか……大丈夫かな)


もこ「っ……………………けっ……………………けけ」



もこ「……………」



和「?」

灼(収まった?)

初美(けけけけ、霞ちゃんのおっぱいは毛だらけーなんちゃって)



もこ「くけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ
   けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ!!!!!!!!」



和「ひいっ?!?!?」ガタッ

灼「っ?!!?!」

初美「霞ちゃんのけだらけ――――って、わわっ!!?!?!」



もこ「……けっ………けっ……くけ……けけっけけけけけけけけっけ………」



明華「ひいっ………」ガタガタ

ハオ「い、いい加減、慣れて、ください、チーム、メイトで、す、よ」ブルブル

明華「そんなこと、いっても、ハオさん、だって……」ガタガタ

ハオ「だって、体が、かってに……」ブルブル

>>824
明華かわいかったぜ



智葉(……いつみても禍々しいな)


ダヴァン(対木もこの波動は、自身にもコントロール不可能デ――――)


ネリー(それを司るのは、もっと深い何かで――――)


智葉(それをコントロールすることができれば……もっとあいつは強くなる―――その可能性を)


智葉(ウチの首脳はきっと買ったんだ……それを、上手く制御できる時が)


智葉(インターハイまでに――――こればいいがな)


  




京太郎「……………お、おい、優希。何ビビってんだ?」ブルブル

優希「は、は? 何言ってるんだ。私は極めて正常だ」ガタガタ

京太郎「お、お前が正常なんて単語を、普通に使えるわけがない。よって、異常だ」

京太郎「怖いんだろ、優希!!」ガタガタ

優希「お前こそ、膝が笑ってるぞ??」ビクビク

京太郎「ほ、ほざけ。さ、咲。大丈夫か?」

咲「うーん……あれは怖いね。一瞬ドキッとしちゃった」

まこ「噂には聞いとったが………確かに、初めて見るとビビるの」

咲「ですね」

京太郎「咲……お前、怖くないのか。いや、別に俺は怖くなかったけど?」

優希「咲ちゃん、強いな。私は、京太郎みたいにこれっぽっちも怖がっちゃいないけどな?」

咲「そうだね、去年色んな人と戦ったから……免疫が付いちゃったかも!!」

京太郎「何だと……そんなの俺の知ってる咲じゃねえ」

咲「大丈夫、たぶんすぐに慣れる!!」

京太郎「本当かよ……」



灼「と、とりあえず、始める、私の親」

和「お、お願いします」

もこ「……」

初美「お願いしますよー……あ、対木先輩、立ってないで、こちらに座っていただいて……」

もこ「………」スッ

灼(薄墨さん、完全に下手に出てる……)

和(本能で、自分を下に位置づけたんですかね……)





もこ「―――――――――――――――」カッ





+1のコンマ一桁が
1,2,3→攻撃
4,5,6→加速
7,8,9→守備
0→攻撃、加速、守備

+2のコンマ一桁が
1,2,3→×1/2
4,5,6→×1(そのまま)
7,8,9→×1.5
0→×2




【東一局 親:灼】

※もこ、[Oc]悪平等的ルーレット発動
効果:【特になし】


・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
灼 →+1のコンマ39以上で聴牌
和 →+2のコンマ45以上で聴牌
初美→+3のコンマ43以上で聴牌
もこ→+4のコンマ49以上で聴牌

※ただしまこ以外はコンマ<反転>


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。ただし、リーチをかけることはできる。
0      →失敗  ③の和了り判定や⑤の放銃判定で不利に(後述)。リーチをかけることもできる。
1、2、3   →補正なし。ただし、リーチをかけることができる。
5、6、8   →補正なし
9      →成功、③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)。
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。







今日はここまでにしとくよ
長い間、ありがとう。

たぶん、また明日もできると思う。

なんか意見とかあればまた頼む。


>>861
ありがとう。なんか書いてるうちに、明華は好きになってきた


それじゃあ、おやすミョンファ

お昼過ぎになると思うよ
なんやかんや早朝から会社行ってたから昼まで寝るわ……

 ..................                         ..............
::       :: ,  /  |   /     | | ト  |   ト、:: 休  ::
  会 こ : /  | l 八! ∧     厂|/ | |   | ::  日  ::
: 社 れ  |  | |/  j/ レ|    /   | |   | ::  出  ::
:  :  が :|  レ、 ィ巧下 |  /レ午癶ト、| /  / | ::  勤  ::
::.     .:从   V 乂 ノ j/  乂 ノ レ / イ ::   :  .::
 ::.............:: イ \  \       ,     // ∧ |ノノ::............::
        |i   个ト >            И / | |
 

おやすミョンファ


遅れてごめん、やりますか




・判定結果
灼 →聴牌/補正なし
和 →聴牌/補正なし(リーチ可能)
初美→聴牌/補正なし
もこ→聴牌/補正なし


※灼、ボーリング打法の【シンシナティ】を自身or初美に発動

→初美を失敗判定に。灼が和了した場合、任意の相手に放銃させられる。

※和、5の倍数につき、次局から覚醒



※和がリーチ可能です

リーチしますか?


1する
2しない

+1~3で多数決



・和了判定参考値

全員聴牌

コンマで等分(雀力補正・補正判定により修正済)

0~26 →和  和了  
27~35→初美 和了  
36~54→もこ 和了  
55~79→灼  和了  
80~99→流局   


憧「…………いった? こわいのいった?」ガタガタ

由華「………」ブルブル

穏乃「もぅ、二人もくっつかれる暑いよー」

憧「だって……」

由華「人間は、怖いものには反応するようにできてるの」

穏乃「そんなに怖がっちゃ対木さんに、悪いじゃんか……」

宥「穏乃ちゃん、あったかくてうらやまし~い」

玄「おねえちゃん、だったら私が!!」ギュ

宥「くろちゃ~ん」ギュ





2→リーチせず


・和了判定

全員聴牌

コンマで等分(雀力補正・補正判定により修正済)

0~26 →和  和了  
27~35→初美 和了  
36~54→もこ 和了  
55~79→灼  和了  
80~99→流局   


+1の<反転>

・打点判定
→(攻撃+幸運)×+2のコンマ<反転>   
+3のコンマの一の位
1・3・5・7はツモ、0・2・4・6・8・9はロン


【和了】灼
【打点】(63+60)×65×1.5≒ 12000
【結果】親満ツモ



灼(部長の仕事………それは、何?)

灼(去年一年間を通じて、私が見つけ出した答えがある――――)

灼(チームの練習指示をしたり、皆の日程を調整したりすること……)

灼(試合では点数を誰よりも稼いで、帰ってくる事………)

灼(それもある……けど)

灼(本当に、求められてるのは、きっとこれ―――――)



灼「ツモ。ツモ三暗刻東で4000オール!!!!」


和(はやい……しかも、ツモですしどうしようもありません)

もこ(………)

初美(連荘ですか……勘弁してくださいですよー)





和 :150800
もこ:142100
初美: 88100
灼 : 19000


灼 :[S][S][S][][][][][]
和 :[S][S][S][S][S][][][]
初美:[S][S][S][S][S][][][]
もこ:[S][S][S][][][][][]


憧「や、やった! 灼が、和了った!!」

由華「流石、部長……」

宥「ね。本当に、灼ちゃんは頼りになるねぇ」

穏乃「まだまだ、阿知賀は負けないぞーーー!!!」

玄「鷺森部長にお任せあれ!!」



灼(そう―――部長の仕事、それは――――)





―――――部員の心に、希望の灼を灯すこと。





 *




京太郎「おお……」

まこ「京太郎……よく見とけ。あの部長を―――」

まこ「全国広しと言えど、彼女ほど部長としての自覚がしっかりとある選手もおるまい」

京太郎「部長、ですか……」

まこ「わしも見習いたいもんじゃ」

まこ「重いぞ。京太郎が思ってるほど、ずっと――――」

京太郎「…………」



部長、か。竹井部長に、俺は去年雑用で使われることが多かったけど

部長が、部長をやってることに対して、特別な感情を抱いたことはなかった。

けど、竹井先輩には、竹井先輩なりの、プレッシャーみたいなものがあったのだろうか。



和(鷺森さん、流石です――――ずっとさっきまでは横から見ているだけでしたが)

和(私も、集中しなくてはいけませんね―――――)スゥゥゥゥゥ



初美(うーん……この面子、今さらながら相手するのには骨が折れそうですね)

初美(ちょっくら、私もそろそろふざけるのをやめにして)

初美(重い腰を上げるとしますかー)



もこ「―――――――――――――――」カッ




【悪平等的ルーレット】




+1のコンマ一桁が
1,2,3→攻撃
4,5,6→加速
7,8,9→守備
0→攻撃、加速、守備

+2のコンマ一桁が
1,2,3→×1/2
4,5,6→×1(そのまま)
7,8,9→×1.5
0→×2

つか、なんで>>853になったんだろ。↓3だったのかコンマ上から3番目だったのか下から2番目だったのか
それともあれか、俺が二口入れちゃったから両方無効になったんだろうか。コンマ指定がないから基準が分からなくて悲しい

>>913 あ、ごめん。今見返したら勘違い

+1~5で多数決で、二番目に大きいコンマのつもりだったから

>>852がこの場合、は正しかった……


もう今回は、>>852>>853両方を対象にしとくよー


宥「せっかくだから、今日赤土さんにも来てもらえばよかったね~」

憧「ハルエはもうプロなんだから……仕方ないですね」

玄「今度また、ウチの旅館でみんなでお泊り会しようよ!」

憧「いいね。合宿も、そこでやったらいいんじゃん」

由華「楽しそう……」

宥「由華ちゃんは、ウチの合宿初めてだもんね」

由華「晩成とはどういう風に違うのか……それも楽しみ」

憧「お、自分から晩成の名前出すあたり、吹っ切れてきてるねー」

由華「おかげさまで……」




【東一局 一本場 親:灼】

※もこ、[Oc]悪平等的ルーレット発動
効果:【全員の攻撃か1/2に】


※和、のどっちモード発動

原村和(のどっちモード)
雀力:B+(80) 0/350
攻撃:C (65) 0/120 
加速:B+(85) 0/350
守備:C (65) 0/120
幸運:C (60) 0/120



・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
灼 →+1のコンマ39以上で聴牌
和 →+2のコンマ45以上で聴牌→21以上で聴牌←のどっちモード
初美→+3のコンマ43以上で聴牌
もこ→+4のコンマ49以上で聴牌

※ただし和以外はコンマ<反転>


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。ただし、リーチをかけることはできる。
0      →失敗  ③の和了り判定や⑤の放銃判定で不利に(後述)。リーチをかけることもできる。
1、2、3   →補正なし。ただし、リーチをかけることができる。
5、6、8   →補正なし
9      →成功、③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)。
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。



・判定結果
灼 →ノーテン
和 →ノーテン
初美→ノーテン
もこ→聴牌/補正なし(リーチ可能)



※もこ、【リーチをかけます】



・和了判定

もこのみ聴牌


コンマで等分(雀力補正・補正判定により修正済)

0~49 →もこ  和了  
50~99→流局 和了  
  


+1の<反転>

・打点判定
→(攻撃+幸運)×+2のコンマ<反転> ×1/2 
+3のコンマの一の位
1・3・5・7はツモ、0・2・4・6・8・9はロン



【結果】流局 リーチ棒は供卓



「「「ノーテン」」」

もこ「………」パラ



和(対木さんの一人聴牌――)

初美(流れる川に、身を任せていたいですね~~水浴びがしたいです)

初美(思ったよりは、長野は暑いですー)

灼(流れは悪くない……せめて、あと2万点………)



和 :149800
もこ:144100
初美: 87100
灼 : 18000
供卓:  1000


灼 :[S][S][S][S][][][][]
和 :[S][S][S][][][][][]
初美:[S][S][S][S][S][S][][]
もこ:[S][S][][][][][][]


@永水ベンチ


霞「うふふふ、黒糖ちゃん。そろそろ、降参しても、いいのよ?」ゼェゼェ

春「そっちこそ……ご老体だとお体に障るんじゃ、ないですか……」ハァハァ


小蒔「あ、あの……霞ちゃん。春ちゃん。もう副将戦始まって―――」


霞「その言葉を聞いて、ますますそれができなくなったわ」

春「聞き分けの悪い年寄――――――」


小蒔「ふ、二人とも…………」


霞「もう一遍、死んでみる―――?」

春「地獄すら、貴方には生ぬるい――――」



小蒔「………………………………」







 *



もこ「―――――――――――――――」カッ




【悪平等的ルーレット】
+1のコンマ一桁が
1,2,3→攻撃
4,5,6→加速
7,8,9→守備
0→攻撃、加速、守備

+2のコンマ一桁が
1,2,3→×1/2
4,5,6→×1(そのまま)
7,8,9→×1.5
0→×2



小蒔「…………」


小蒔「……二人とも!! 今、初美ちゃんが頑張ってるんです!!」オオゴエ


霞「あ、小蒔ちゃん……」

春「姫様……」


小蒔「そこ、座りなさい! はっちゃんを見てください、あんなに頑張ってるじゃないですか!!」

巴(今日はあんまりやる気はなさそうですけど……姫様お優しい……)


霞「……その通りね」

春「はっちゃん……」

小蒔「二人には、悪いことをした罰を与えます!!」

霞「何かしら……」

春「……姫様の罰なら、甘んじて」



小蒔「罰として―――――」

小蒔「罰として、私と一緒に、ここに座っておとなしく応援してもらいます」




【東三局 二本場 親:初美】

※もこ、[Oc]悪平等的ルーレット発動
効果:【和以外の守備か×1.5に】

※和、のどっちモード発動中


・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
灼 →+1のコンマ39以上で聴牌
和 →+2のコンマ45以上で聴牌→21以上で聴牌←のどっちモード
初美→+3のコンマ43以上で聴牌
もこ→+4のコンマ49以上で聴牌

※ただし和以外はコンマ<反転>


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。ただし、リーチをかけることはできる。
0      →失敗  ③の和了り判定や⑤の放銃判定で不利に(後述)。リーチをかけることもできる。
1、2、3   →補正なし。ただし、リーチをかけることができる。
5、6、8   →補正なし
9      →成功、③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)。
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。


・判定結果
灼 →ノーテン
和 →聴牌/補正あり(大失敗)
初美→ノーテン
もこ→聴牌/補正あり(大失敗)


・和了判定

和ともこが聴牌



【結果】流局



和「テンパイ」

もこ「………」パラ


灼(……じわじわ、削られていく……くっ)

初美(うーん……抑揚のない対局ですねー)

初美(北家も回ってきませんし、やっぱりしばらく寝てましょうー……zzzzzz)



和 :151300
もこ:145600
初美: 85600
灼 : 16500
供卓:  1000


灼 :[S][S][S][S][S][][][]
和 :[S][][][][][][][]
初美:[S][S][S][S][S][S][S][]
もこ:[S][][][][][][][]

※ゲージが一旦0になるため、のどっちモード解除


ネリー「う~ん……イマイチぱっとしないねえ」

ハオ「もう南場ですが……今のところ、阿知賀以外は焼き鳥でしょうか」

智葉「だな。まあ、確実に清澄との差を狭めるあたり、対木は流石だ」

明華(……私が、稼いだんですけど……でも、これはみんなの力ですからね!!)

明華「対木さん、頑張ってください!」

利仙「それにしても……いつ拝見しても、あの着こなしは許し難い」

ダヴァン「アア……あれは、なんというか、巫女的ファッションデス。巫女服と思っちゃいけまセン」

利仙「そうですね……」




【南二局 三本場 親:和】

・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
灼 →+1のコンマ39以上で聴牌
和 →+2のコンマ45以上で聴牌
初美→+3のコンマ43以上で聴牌
もこ→+4のコンマ49以上で聴牌

※ただし和以外はコンマ<反転>


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。ただし、リーチをかけることはできる。
0      →失敗  ③の和了り判定や⑤の放銃判定で不利に(後述)。リーチをかけることもできる。
1、2、3   →補正なし。ただし、リーチをかけることができる。
5、6、8   →補正なし
9      →成功、③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)。
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。

次スレかな?
まこ「振り返れば、新しい清澄の伝説はここに」5【安価】
まこ「振り返れば、新しい清澄の伝説はここに」5【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1435469887/)

おっけ次スレの準備できた

みんな>>983からのりこめー


ちな>>1000がゾロ目で京太郎の幸運に+1っす

おいすー

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