京太郎「そうだ、新しい清澄の伝説を始めよう」【安価】 (1000)


今でも忘れない。



夏のあの暑い日 会場を揺らすような大歓声の中


優勝杯を高く掲げて、壊れるんじゃないかってくらい強く抱き合っているみんな


観客席で、まるで別世界にいるんじゃないかってくらいの高さから、見下ろしていただけの俺


それでも、あいつらのキラキラとした笑顔に、俺もすっげぇ嬉しくなって


それでも、なんだか物寂しい気持ちになって―――――




今でも、忘れない

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1430568106


・お馴染みの京ちゃんスレです。恋愛要素、麻雀要素、日常要素を含む予定
 いちゃいちゃというよりはほのぼの風味 

・舞台は清澄。部長が引退した1年後の世界です。つまり一年組が二年生に進学してます。三年生はほとんどみんな大学に通っています

・部長が抜けた分なぜか京ちゃんが女子の団体戦に参加できるようになってます。都合のいい世界だから、仕方ないね

・目標は県大会優勝&全国優勝。全体的にシンプルに行きたいと思ってます

・キャラの独自解釈などありますのでイメージが崩れるのが嫌な方は回避推奨


ところで、みんなこのことは知ってるか?


俺は、全く関係ないんだけどさ。


去年のインハイで見事に全国優勝した高校があるんだけど


無名でありながら、県大会では天江衣ってつえー人に競り勝って、龍門渕って名門を破ってさ


そしてそのままの勢いで、白糸台高校の三連覇を阻止したりして、麻雀インターハイ界の伝説とも言われてるんだぜ


それでその清澄を率いた、名将、竹井久――自分で自分の先輩をそういうのも変だけどな―――は引退し大学に進学しちまった


あの時のあの時間ときたら、それはもう世間の沸き上がりときたら凄かったぜ。



って、まあそれだけの話だけど。


ーある日の部室ー


久「さぁ、須賀君! 打つわよ!」

京太郎「は、はい。なんだか緊張しますね」



今日は部長が……今は元部長か。が部室に来て指導してくれている。

大学生になったのに、たまーに来るんだよなぁ。わざわざ来てくれてありがたいけど

あっちのサークルとかないのかなーと思ってしまう。暇なのだろうか。



優希「麻雀部に一年いるくせに、何を今さらいってるんだじぇ?」

優希「やれやれやれの、やれの介だな」

京太郎「なんだそれ」

咲「ともかく、打ってみようよ! 京ちゃん! やればできるは魔法の合言葉!」

和「私たちも、できる限りサポートしますから。ほらほら、牌は友達怖くないですよ」

京太郎「お前らちょっと俺のこと馬鹿にしてるだろ……って、ああっ!!」

まこ「あーあー言わんこっちゃない。これで牌倒し何回目じゃ」

京太郎「だって、慣れないんですよ、これ……」


和「まずは牌に馴染んでくださいね」

優希「京太郎には友達少ないから、せめて牌ぐらいはな~」

京太郎「うっせえ! お前なんかすぐに抜かしてやるからな!!」

咲「それじゃあ、私見てるから、東風戦でやってみる? いきなり半チャンだと、京ちゃんには長いかもだし」

優希「望むところだじぇ! 身体で覚えるがいい!!」

和「まずはボコボコになってもらって、現状を分かってもらうのもいいですね」

まこ「そうじゃのお」

京太郎「染谷部長はともかく、お前ら好き放題言いやがって……かかってきやがれ!!!!!!!」




京太郎の雀力

+2のコンマ一桁(0は0)

0→京太郎の基礎雀力0  


簡易戦―――開始。


東 和    基礎雀力 B(75)
南 京太郎  基礎雀力 G(0)
西 優希   基礎雀力 D(45)
北 まこ   基礎雀力 C(50)
        京太郎
        南
  優希 西    東 和
        北
       まこ


和  :25000
京太郎:25000
優希 :25000
まこ :25000


スーパー簡易戦なので、能力抜きの基礎雀力+コンマで勝負。一番数字がでかい人が和了り。
偶数で上がればロン(一番点数が低い人から直撃)、奇数ならツモ。


【点数計算、符計算】

00~15 一翻        子300500/1000     親500オール/1500   
16~35 二翻        子5001000/2000    親1000オール/2900
36~55 三翻        子10002000/3900   親2000オール/5800
56~70 四翻        子20003900/7700   親3900オール/11600
71~85 満貫        子20004000/8000   親4000オール/12000
86~89 跳満(6翻)    子30006000/12000  親6000オール/18000
90~92 跳満(7翻)    
93~94 倍満(8、9翻)  子40008000/16000  親8000オール/24000 
95~96 倍満(10翻)  
97   三倍満(11翻)  子600012000/24000 親12000オール/36000 
98  三倍満(12翻)  
99   役満        子800016000/32000 親16000オール/48000



≪京太郎の地力のなさを実感しよう!≫


簡易戦なので、二回判定。親は和と京太郎が一回づつ。
(1/2)
和+1 京太郎+2 優希+3 まこ+4 打点+5

ゾロ目ってなんかあるの?

>>26 簡易戦だから、ないよ。簡易戦以外はある。

(計算済み)
和157 京太郎11 優希118 まこ146 打点 跳満
和が京太郎に直撃


和「………須賀君」

京太郎「なんだ?」

和「どうしてその牌を出したんですか?」

京太郎「だって、いらないから……」

和「なるほど。要らないものを捨てていき、要るものを集める」

和「それが麻雀ですからね」

京太郎「だよなっ!」

和「ただ、あいにく私にはそれが必要だったみたいですね」

京太郎「へ?」

和「ロン……跳満です。いわゆる親跳です。18000」

京太郎「ま、マジ?」

咲「京ちゃん……」

京太郎「ま、まだ終わってねえ!」


和  :43000
優希 :25000
まこ :25000
京太郎: 7000

(2/2)親:京太郎
和+1 京太郎+2 優希+3 まこ+4 打点+5


(計算済み)
和125 京太郎105 優希61 まこ101 打点一翻 50でロン
和が優希に直撃


えっと……とりあえず、三つづつ集めるんだよな。

覚えたのが、タンヤオってやつと、ピンフはムズイからやめとけって言われたから置いといて

役牌……これを集めるといいんだっけ。あれ、鳴くの忘れてた……



和「優希、ロン」

優希「ほげっ!!………って、ただのピンフだったのか」

和「……優希、一翻でも馬鹿にできませんよ、去年のこと忘れたんですか」

優希「うう、それを言われると……」



気が付いたら終わってた、だと……牌を切ってた記憶すらないんだが。



まこ(空気じゃった)




和  :44000
まこ :25000
優希 :24000
京太郎: 7000


京太郎「麻雀って難しいですね……」

和「大丈夫です。まだ、そのラインまで行ってません」

京太郎「ライン?」

和「麻雀の難しさを分かるほど、麻雀のことを分かってないってことです」

京太郎「そうなのか……」

久「あはは、和は厳しいわね!」

咲「京ちゃんも、時間をかけてやればきっと……」

久「でも、事実よ! はい須賀君、あなたが麻雀において知ってることを挙げてください!」

京太郎「えっ、タンヤオ、役牌、あとなんとなくリーチができるのは分かります……あと、ツモとかロンとか」

久「タンヤオって、なに?」

京太郎「えっと、1と9以外で作る役、です」

久「役牌もタンヤオに使えるの? 鳴いてタンヤオってできるの?」

京太郎「え、役牌、鳴き……えっと、えーーーっと……」

久「和があがったのは親跳だったわよね。子だったら何点?」

京太郎「分かりません……」

優希(ちょっと私も怪しいじょ)


まこ「そういうことじゃな。京太郎、おんしはまずは【覚える】ことをしよう」

京太郎「はい……なんかすいません」

まこ「落ち込むことはないぞ。去年は、いっぱいこっちがお世話になっとるんじゃ、指導はまかせい」

咲「そうだよ! 弘法にも筆の誤りっていうし!」

和「咲さん、それ使い方間違ってます」

咲「えっ、えっと……」

久「高坊にも筆の誤り、なら通じなくもないわよ。なんか捉えようによってはエロいわね」

まこ「大学でおんしは一体何を学んどるんじゃ……」

京太郎「うーーーーーーーーーん……………よく分からないけど、よっし、やるぞ!!!」

京太郎「まずは覚える、俺はやるっ!!!!」

久「その意気よ!!」

和「じゃあまず、今の局の復習からですね。いきましょうか」

京太郎「お願いします!!」





さっきの簡易試合で得た基礎雀力の経験点

+1と+2のコンマ分


ちなみにステータスいろいろあるけどこんな感じ


パラメータ指標
G: 0~10 0/50
F:11~20 0/50  
E:21~30 0/70
D:31~50 0/100
C:51~70 0/120
B:71~80 0/200
B+:81~89 0/350
A:90~99 0/500

左が実際の能力を表す数値で、左が経験点。経験点がたまると、パラメータがアップします。



京太郎 基礎雀力 G(0)0/50 →基礎雀力 G(0)77/50→基礎雀力 G(1)27/50


和「……分かりました?」

京太郎・優希「「分かりません!」」

和「……優希?」

優希「冗談だじぇ。のどちゃん、目がまじになってるじぇ」

和「よろしい。須賀君、それでは、今日はこの辺にしておきましょうか」

まこ「教えるのは和のもんじゃのう。ありがとうな」

京太郎「ありがとう!」

和「いえいえ」

咲「一つ覚えたね、タンヤオ!」

京太郎「おう、タンヤオはやおちゅーはいを使わない一翻の役で、鳴いてもできる」

久「……やおチューハイってお酒ないかしら、なんか飲みたくなってきたわね」

久「まこ、この後一杯やらない?」

まこ「こら、未成年に何させる気じゃ。大学生のノリで高校生に絡まれても困る」

久「大丈夫、私も未成年だから」

まこ「おんしの頭が心配じゃ」

京太郎「……あの、和。一個いいか?」

和「なんでしょうか」

京太郎「…やおちゅーはいってなんだ」

和「………」

まこ「……和、前言撤回じゃ」

和「そんな………」

優希「だから分からないといっただろう!」

和「それじゃあ、優希もそこに座って一緒にお勉強です」

優希「あ、しまった……」

和「もう遅いです」

優希「じぇえええええええ………」


とりあえず、今日はここまでなんですが

一つお知らせというか

>>1でいうべきだったのかもですが、これは一年前にエタった【清澄高校伝説再び】、のリメイクです。
ようやく仕事が落ち着いて再開しようと思ったら
前回からずいぶん間が空いてしまって、ほとんど忘れてしまったので、最初からやり直した方がよいかと考えて始めました。

前回の続きからの方が良いかと迷ったのですが
なにぶん本当に何にも思い出せないうえに、読み返すのにも膨大に時間がかかる
&前回の終わりの方が私の不備で混乱していたこともあったので
こうしました

前回読んでくれた人も、新規の方もどうもよろしくお願いします。

進め方はまた提示しますが、前回と一緒で不備があったところを改善してやっていきます。
何かあれば、その都度また指摘ください

それではー

待っててくれた人本当ありがたいっす
新規の人もよろしくー

それじゃあやるよー


「さて、唐突で申し訳ないけれど、このスレの説明をさせてもらうわ」

「このスレッドは、清澄高校の黒一点、須賀京太郎が主人公で」

「昨年インターハイに見事優勝した清澄高校を、再び優勝に導くのが目的」

「よ。難しくないわよね。こんなので分からないなんて言われたら、私、あなたを……」

「あ、私? 私の名前は……便宜上、IWAKOとさせてもらうわ。イワちゃんって呼んでね」


IWAKO「さて、まずは」

IWAKO「スレの流れね。このスレッドは、主人公が行動を選択しながら、話が進んでいくスレッドよ」

IWAKO「平日、休日はそれぞれこんな感じ」

【平日】AM→PM→部活→帰宅後 で一日四行動
【休日】AM→PM(→PMがもう一度入る可能性あり)→就寝前の一日三回or四回行動

IWAKO「一週間の流れは」

≪平日前半→平日後半→休日で一セット。一週間を、三日に濃縮≫

IWAKO「という感じ。簡単に言うと、平日二回、休日一回で一週間が終わるわ」

IWAKO「ただし大会や合宿中、その他イベント中は行動パターンは変化するので注意よ」

IWAKO「前スレを見てくれた人は、前回と同じだから分かると思うわ。でも見てなくても問題ないわ」


IWAKO「行動の選択肢は、主人公のパラメータを上げたり、キャラクターと会話したり、できるわ」

IWAKO「ステータスは、こんな感じよ」

<麻雀系>
基礎雀力……雀力の基本値
オカルトor特性……基本値に補正をかける値や、その他特殊能力。キャラによって、持っているものは人それぞれ

<日常スキル系>
知力……知識量、頭の賢さ
話術……コミュニケーション能力の高さ
器用……手先の器用さ、物の扱いの上手さ。雑務全般

IWAKO「麻雀系はおいおい分かってくるから、それはまあ後にして」

IWAKO「先に日常スキル判定についてね。知力、話術、器用はそれぞれ安価の成功判定に使うわ」

G: 0~10 0/50
F:11~20 0/50  
E:21~30 0/70
D:31~50 0/100
C:51~70 0/120
B:71~80 0/200
B+:81~89 0/350
A:90~99 0/500


IWAKO「まであるわ。Dか基準になっていて、それぞれワンランク上がるごとに
    安価の判定値に+5されるわ。当然高いほうが優秀な人材ってことになるわね」


IWAKO「たとえば、学力がBで、安価の指定先のコンマが54だったときは」

IWAKO「54+10=64が判定値になるわ。分かるわね?」

IWAKO「ある理由があって、できるだけ日常スキル系も高めておくことを勧めておくわ」

IWAKO「理由は私は知らないわ」

IWAKO「……ところで、あなたはどれくらい賢いのかしら?」


(+1,2,3の平均コンマ)÷1.5で、初期知力決定


(+1,2,3の平均コンマ)÷1.5≒25

須賀京太郎
基礎雀力 G(1)27/50 初心者レベルっていうか、初心者。平和をへいわと読んじゃう。
知力   E(25)0/70 少し抜けている、が壊滅的ではない。迷子になっちゃうかも。




IWAKO「………っ、いや、笑ってないわよ?」

IWAKO「迷子になっちゃうこともあるわよね。ほら」

IWAKO「続き続き。人間は知識よりもコミュニケーションをうまく取れることが重要とかいうし……」




(+1,2,3の平均コンマ)÷1.5で、初期話術決定


(+1,2,3の平均コンマ)÷1.5≒42


須賀京太郎
基礎雀力 G(1)27/50 初心者レベルっていうか、初心者。平和をへいわと読んじゃう。
知力   E(25)0/70 少し抜けている、が壊滅的ではない。迷子になっちゃうかも。
話術   D(42)0/70 特に問題のないコミュ力。突出もしてない。塞ぐさんくらいな感じ



IWAKO「ふんふむ。まずまずね。逆にコメントしづらいわ」

IWAKO「それじゃあ最後に器用さね」



(+1,2,3の平均コンマ)÷1.5で、初期器用決定


(+1,2,3の平均コンマ)÷1.5≒27

須賀京太郎
基礎雀力 G(1)27/50 初心者レベルっていうか、初心者。平和をへいわと読んじゃう。
知力   E(25)0/70 少し抜けている、が壊滅的ではない。迷子になっちゃうかも。
話術   D(42)0/70 特に問題のないコミュ力。突出もしてない。塞ぐさんくらいな感じ
器用   E(27)0/70 細かい作業をするとき、少し震えちゃう。渋谷さんの湯飲みパリーン


IWAKO「なるほど、お疲れ様でした。いろいろと参考にさせてもらうわ」

IWAKO「さて、注意するのはここからよ。前スレと違うパラメータがあるの」

IWAKO「それは体力とストレス、この二つよ」

IWAKO「体力は【パフォーマンスと病気】ストレスは【安価の成功率や、行動選択肢】に影響してくるわ】」

IWAKO「まずは体力よ。これを見て」


・体力

体力。□や■で表す。最高で10、最低で0。


■■■■■■■■■■⇒10(満タン)
■■■■□□□□□□⇒残り4


行動すると、減る。減りすぎると、行動のパフォーマンスが落ちる。休めば回復する。
なお、体力が少ないときに、悪いコンマ(44)などを引くと……


IWAKO「………長くて疲れてきたわ。もうやめていいかしら」

IWAKO「こういう長ったるい説明って、ストレス溜まるわよね」

IWAKO「そんな時は、例えば誰かに八つ当たりとかしたくなるわよね」

IWAKO「人間そんなものよ……ふふ、これを見て」


・ストレス

精神力。☆や★で表す。最高で10、最低で0。体力と一緒。ただし、多い方が悪い状態。
溜まりすぎてると、安価の成功率や行動が変化する。


★★★★☆☆☆☆☆☆⇒ストレス4つ分
★★★★★★★★★★⇒10(ストレスマックス)

ストレス0~2→問題なし(ほぼ変化なし)
    3~5→ややイライラ(少し変化してくる)
    6~8→かなりイライラ(かなり変化する)
    9~10→我慢ならねえ(ロクなことが起こらない)


IWAKO「例えば、今の私のストレスは★10よ……なんてね」

IWAKO「ストレス量次第で、安価の成功率とか、行動選択肢が変わってくるわ」

IWAKO「例えば、成功率が通常時だと5割なのに、
   ストレスマックスだと、1割になってたりとか……ありそうな話ね」

IWAKO「ためすぎないよう、こちらも適宜処理したほうがいいわね……ふふ」

IWAKO「たぶん、女の子と話してて癒されれば、ストレスも下がってくと思うわよ。大成功したりとかね」

IWAKO「まあ、逆は逆、だけどね……何事も表と裏だもの」



IWAKO「……あとは、好感度……だけど。あなたは麻雀で優勝を目指すのだから」

IWAKO「女の子にかまけてる暇なんてないかもだけど」

IWAKO「もしあったときは……お付き合いもできるわよ。好感度上げてね」

IWAKO「目安はこんな感じ?」


【好感度】
G: 0~10 …………近づかないで
F:11~20 ああ、須賀君っていたね(あまり好きじゃない)
E:21~30 須賀ね、友達かな?
D:31~50 須賀くんね、いい人だよね(無自覚の人もいる)
C:51~70 えっ、須賀君のことなんか…異性として意識するライン 好きかも
B:71~79 京太郎が好きです
B+:80~89 ……大好き→鈍い京太郎ですら気がつくライン。告白可能ライン
A:90~99 大好き、いないと死んじゃう…告白されるライン


IWAKO「大体の人が、初めはEかDから始まるわ。そこは出会い方によるわ」

IWAKO「一定値たまったら、告白って流れになるわ。あとこれは難しいところだけど」

IWAKO「別に、複数の女性と付き合いたかったら付き合ってもいいわ」

IWAKO「修羅場にはならないようになってるから」

IWAKO「そこは、そうなってるとしか言えないわ。流れに身を任せましょう」

IWAKO「私は帰るわ。疲れたわ」

IWAKO「それじゃあ……………………」



______________________∧,、___
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V`´ ̄ ̄

ちょっと長かったですけど、説明だいたい終わり
今日は遅いんでここまでで

何か進行について質問あればまた明日までにどぞー
それではー


始めるよー

ただ、昨日寝ぼけて一個説明抜かしたところがあったのでその説明しやす

>>75>>76の間に挟むはずだった、体力のパフォーマンスについての説明が抜けてた

けっこう大事なとこなので頭に入れてもらえれば



>>75>>76の間

IWAKO「パフォーマンスとは、もらえる経験点に関わってくる補正のことよ」

IWAKO「そうね、例えば……同じ練習や学習を同じ時間したとしても」

IWAKO「疲れてたら、なかなか身にならない……そういうことってあるわよね」

IWAKO「疲れが溜まりすぎてても駄目よ。そういう時は適宜抜いてあげなくっちゃ……」

IWAKO「溜まってたら、ね。そういうの得意でしょ? ふふっ……」

IWAKO「これも体力が5が基準で、それに応じてもらえる経験点が変わるわ」

IWAKO「簡単にまとめるとこんな感じ」


■■■■■■■■■■⇒10(満タン)⇒×2.0
■■■■■■■■■□⇒9      ⇒×1.7
■■■■■■■■□□⇒8      ⇒×1.5
■■■■■■■□□□⇒7      ⇒×1.3
■■■■■■□□□□⇒6      ⇒×1.1
■■■■■■□□□□⇒5      ⇒×1.0
■■■■■■□□□□⇒4      ⇒×0.7
■■■□□□□□□□⇒3      ⇒×0.5
■■□□□□□□□□⇒2      ⇒×0.3
■□□□□□□□□□⇒1      ⇒×0.1
□□□□□□□□□□⇒0      ⇒×0


IWAKO「こんな感じでパフォーマンスに変化でるから気を付けてね」

IWAKO「また、体力が低いときに悪いコンマを踏んだりすると、けがしたり病気したりするわよ。怖いわよ」

IWAKO「疲れてるときは、休めば回復するわ。ちゃんと休んでね」

IWAKO「あ、言い忘れたけれど、一日立てば体力は自然と少しだけ回復するわ」

IWAKO「そのことも忘れないでね」


遠くから鶏の鳴き声が聞こえた気がした。

自然と目が覚めて、俺はゆっくりと体を起こす。

目覚まし時計を見ると、まだ5時だった。



「………」

「今日から、高校二年生の始まりだ」

「どんなことが、俺を待っているのか、今から楽しみだぜ」



願わくば、俺にとっての飛躍の年になったらいいなー

父さんに新聞持ってって、母さんの美味い飯食って、カピーを撫でまわして

準備できたし、いつも通り、行きますか!!


<四月一週 平日前半 AM>


一年かけて通ってきた道だ、体はもうこの道を覚えちゃってるな。

目をつぶってもたどり着ける自信がある。

まあ大抵の人間はそうだろうけどな。

でもそんな中、目を開けてるのにたどり着けないやつもいる。

それが俺の幼馴染の、宮永咲ってやつだ。


京太郎「というわけで、おはよう咲」

咲「……おはよう、京ちゃん。なんか今失礼なこと言った?」

京太郎「いやいや、咲の気のせいじゃねえか?」

咲「ならいいけど」

京太郎「今日から、学校だな!」

咲「だね。一緒のクラスだったらいいねー」

京太郎「おう、きっとそうだ」

咲「一緒だったら、またレディースランチ一緒に食べようね」

京太郎「一緒じゃなくても、頼むよ。あれ美味いんだ」

咲「えー……なんか、そのためだけに行くって、私も男の子のおいしいランチ食べたいよ」

京太郎「任せろ、最高の店知ってるぜ」

咲「ほんと?」

京太郎「おう。学校の裏にある、タコスの店だ」

咲「あー………」


「あーとはなんだ、あーとは咲ちゃん!」


あ、うるさいのが来た。我らがトラブルメーカー、片岡先輩だ


京太郎「おっす、片岡先輩ちーーっす」

優希「おう、京太郎いつも精が出るな」

京太郎「先輩こそ、相変わらずタコスっすね」

優希「タコスいけてるじょ?」

京太郎「いけてるいけてる。でも咲はさっき馬鹿にしてたぞ」

優希「なんだと?!」

咲「し、してないよ!! 信じて、優希ちゃん!」

優希「本当かなー?」

京太郎「いやーおいしい店なのにな。今度咲に、普段のお礼でご馳走しようと思ったのになー」

咲「えっ?!」

京太郎「でも、咲がいやなら無理していくことないなー」

優希「その通りだじぇ。それなら、代わりに私が行くしかないな?」

京太郎「そうなるなー 本当に咲はひどいなー」

優希「というわけで、京太郎私におごりな。サンキュー犬!」

京太郎「…………あれ?」


ちゃっかり、奢らされることになっちまった。

こんな感じに優希は、いつも俺と悪ふざけをする仲だ。


「いつまでそこでおしゃべりしてるんですか。もう始まりますよ」


長いピンク色の髪を風になびかせて、教室の方を指差した。

かわいくて、胸がでかくて、おっぱいがでかい子。原村のどっち。

おっぱいでかいよな、本当に。


京太郎「おう、和おはよう」

和「遅れますから、早く行きましょう」

咲「おはよう、和ちゃん」

優希「のどちゃん、おっぱよう!」

和「なんですか、その挨拶は!」

優希「おっと、噛んじまったじぇ。ごめんなぱい!」

和「…………ゆーーーーき????」


あ、これは和が優希を追い掛け回す流れだな。


 *


京太郎「……和が優希に絡んでる間に俺一番のりー!」

咲「わ、私二番!」

優希「のどちゃんラス!!」

和「ず、ずるいです。私も行きます!」



こんな感じで、当初はギクシャクしていた俺たちの仲も

一年間ですっかり俺たちは仲間としての一体感が出るようになっていた。

俺と優希がふざけて、咲がオロオロして、和がツッコんで諌める、

というのはお決まりの流れだ。



咲「ところで、クラスわけはどんな感じかな」

優希「人がたくさんいて見えないじょー」

京太郎「待ってな。どれどれ、クラスは……お」



+2のコンマ

≧50→全員同じクラスだ
<50→2-2で二人づつ別れることになった





25<50→別々


京太郎「えっと、全員一緒じゃなさそうな感じだな」

和「というと?」

京太郎「咲は見つけた、後はちょっと見えねえ……あ、見えた」

優希「どうだ?」

咲「わ、私は京ちゃんや和ちゃんと同じかな?」



+1

1~33→京太郎と咲、和と優希
34~66→京太郎と和、咲と優希
67~99→京太郎と優希、和と咲

こんま?


>>92 +、と書いてた時は、基本的にコンマっす。選択肢出してたら別だけど

53→京太郎と和、咲と優希



京太郎「……俺と、和一緒だ」

和「あ、見えました。一年間よろしくお願いします」

京太郎「お、おう。よろしく頼むぜ」

優希「咲ちゃんよろしくな!」

咲「うん、よろしくね」

京太郎「あ、お前ら一緒だったのか」

優希「ふん、お前と別れてせーせーするじぇ?」

京太郎「またまた、さみしいんだろ? 俺はさみしいぞ?」

優希「言うじゃねえか京太郎。さすが忠犬太郎」

京太郎「誰が太郎だ、俺は京太郎だ!!」

咲「京ちゃん、私とクラス一緒じゃなくて残念だったね。レディースランチ」

京太郎「ああっ、マジか」

和「………別に、私がやりましょうか。それくらい」

京太郎「本当か、やったぜ!」

咲「むぅ……」

優希「与太話はその辺にして、そろそろいくじぇ?」

京太郎「そうだな。それじゃあ」



頑張って、学校生活始めようか!



【AM行動選択肢】

須賀京太郎 ステータス
基礎雀力 G(1)27/50 初心者レベルっていうか、初心者。平和をへいわと読んじゃう。
知力   E(25)0/70 少し抜けている、が壊滅的ではない。迷子になっちゃうかも。
話術   D(42)0/70 特に問題のないコミュ力。突出もしてない。塞ぐさんくらいな感じ
器用   E(27)0/70 細かい作業をするとき、少し震えちゃう。渋谷さんの湯飲みパリーン

体力  :■■■■■■■■■■(満タン)
ストレス:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



午前の授業は

1基礎科目(知力)
2総合科目(話術)
3実習  (器用)


+2  44で


※44で、などと書いているときは、コンマで44を踏むと、地雷です。ロクなことになりません。


1→知力


京太郎「授業をちゃんと受けることから、一日は始まる」

京太郎「そうだ、先生の話をちゃんと聞こう」



こう見えても、いや謙遜とかなんでもなく、俺はそんなに去年勉強しなかった。

そのせいか、というか当たり前の結果として、あんま成績は良くない。

部活で疲れてたこともあって、あんま集中できなかったんだ。いや、レギュラーじゃなかったけど

雑用とかで疲れてて、本当だぜ? 竹井先輩に聞いてみてくれ。



京太郎「今年はちゃんと勉強も麻雀も頑張ろう、うん」



+2のコンマ分


68×2(体力補正)=136↑↑↑
知力 E(25)0/70→E(25)136/70→E(26)66/70
体力マイナス1



「よーし、午前中はここまでだ。みんな春休みでだらけすぎてるんじゃないかー」

「メシ食いに行っていいぞ。それじゃあ、先生も休む! 以上!」



京太郎「………つっかれた」



帰りてえ。久しぶりの授業だから、ガイダンス的なことやるかと思ったら。

そういうのは、高校一年生までなのな。

いきなりがっつり授業だった。ちゃんと聞くと疲れるのね。

久しぶりってのもあるだろうけど。



昼は、とりあえず今日は普通にメシを食った。

新しくできた男子の友達と、普通に。

みんな和の方を、おもに二つの大きな果実をチラチラ見ていた。当然、俺も見てた。

いや、悪気はないけど、つい……


【PM行動選択肢】

須賀京太郎 ステータス
基礎雀力 G(1)27/50 初心者レベルっていうか、初心者。平和をへいわと読んじゃう。
知力   E(26)66/70 少し抜けている、が壊滅的ではない。迷子になっちゃうかも。
話術   D(42)0/70 特に問題のないコミュ力。突出もしてない。塞ぐさんくらいな感じ
器用   E(27)0/70 細かい作業をするとき、少し震えちゃう。渋谷さんの湯飲みパリーン

体力  :■■■■■■■■■□ 残り9
ストレス:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ なし



午後の授業は

1基礎科目(知力)
2総合科目(話術)
3実習  (器用)
4サボる (体力回復)

+2  44で


1→知力


午後からも、普通に授業だ。

ちなみに、和との席はそんなに近くはないけれど

まあ、遠くもない場所だ。具体的には、三列分、ナナメ前のところに和は座っている。

目が合うことはないが、たまに振り向いたときに、軽いアイコンタクトがある。

そんな感じの位置関係にあると言えるかな。





京太郎「……午後もしっかりやりますか」

京太郎「初日くらい、ちゃんと授業聞いていこうぜ」

京太郎「……咲と優希は、ちゃんと勉強してるかな?」




+2のコンマ分


81×1.7(体力補正)=137↑↑↑
知力E(26)66/70→E(26)203/70 →E(28)63/70
体力マイナス1




…………うぉおおおおおお!!


終わった! やった、終わった!!!


部活、部活、部活の始まりだ!!!!



京太郎「というわけでみんな、オレは部活に行くぜ、お先!!」


と、部室までラッシュしようと、ドアをガラッと開けた瞬間、そこには優希が立っていた



優希「京太郎の山、部室行くぞ!!」

京太郎「おうよガッテン承知の介!!」

咲「私もいるよ、京ちゃん!」

和「そんなに楽しみだったんですか……熱心なことはいいことですけどね」


@部室


はやる気持ちを抑えて、俺たちは四人で部室に向かった。

清澄高校の部室は、本棟の校舎から少し離れた別の棟にある。

昨年の優勝で、理事長が本棟の方に広い部室を作ろうと提案したらしいが

それは竹井部長が断ったらしい。昔から、部員を待ち続けたこの場所が、好きなんだって。



まこ「……さあ、今日から清澄高校麻雀部、本格的に始動じゃ!」

まこ「改めて、わしが今日から正式に部長として指揮を執る、染谷まこじゃ」

まこ「至らぬ点も多いと思うが、よろしく頼む」



みんなで、拍手。染谷先輩は本当にいい人。


まこ「さて……言うまでもないが、わしらは去年、あの魑魅魍魎の巣、インターハイを勝ち抜けた」

まこ「押しも押されぬ、強豪として世間には認知された」

まこ「そして、今年はどうじゃ?」

まこ「咲!」

咲「は、ひあいっ!」

まこ「咲、お前の考えを聞かせぃ」

咲「きょ、去年は強い人が、いっぱいいて楽しくて、お姉ちゃんとも仲直りできて……」

まこ「なるほど。じゃあ、今年はもう楽しくないか? お姉ちゃんもいないけえのう」

咲「い、いやそういうわけじゃ――」

まこ「優希!」

優希「今年も、去年のメンバーが残ってるから、去年みたいに頑張ればかてると思うじぇ」

優希「なにせ私がいるからな!!」

まこ「なるほど、でも去年のメンバーが残ってるのは、他の高校もじゃぞ?」

まこ「それに、わしも人のことは言えんが、優希もマイナスの試合が多かったじゃろ」

優希「うっ……」

まこ「和!」

和「私は………このままだと、優勝どころか」

和「県大会予選突破も、怪しいのではないかと、思います」

まこ「……………ほう」


場が、示し合わせたように、シーンと静かになる。

でも、誰も何も言い返さない。


まこ「京太郎。最後は、お前じゃ」

まこ「どうじゃ?」

まこ「お前は何か」

まこ「思うことがあるか?」


「………俺は、去年」



そうだ、あの夏の暑い日


会場中を揺らすような大歓声の中で


優勝杯を高く掲げて、壊れるんじゃないかってくらい強く抱き合ってるみんなを見て


観客席で、俺はそれを見下ろしていただけだったんだ


それでも、あいつらのキラキラとした笑顔に、俺もすっげぇ嬉しくなって


それでも、なんだか物寂しい気持ちになって



「俺は……今度は、今度は麻雀でみんなの役に立ちたいって」


「そう――――そう思います」


そう言うと、みんな一斉に俺の方を見た。

なんだか、すごく真剣なまなざしで見つめられてる気がする。

そうした中、一番にその沈黙を破ったのは


「……犬! 任せろ!!」

「私が、お前を最強の雀士に育ててやる!!」

「だから、今は雑魚だろうが、どーーーんと胸を張れ!!」


優希……ありがとうな。

雑魚ってはっきり言われても、今はなんだか清々しいぜ。

張れるだけの胸は、お前も持ち合わいやなんでもない。



「京ちゃん、大丈夫だからね! 絶対、強くなれる!」

「ポンコツの私だって、去年一年間やれたんだよ!!」

「だから、一緒に頑張ろうよ!」


そうだな。咲はポンコツですぐどっか行くのに、麻雀は強くって

うん、そうだ。やれるよな。それに、一人じゃなくて、みんなと一緒なんだ。

最強の幼馴染が、俺の幼馴染なんだ。



「須賀君……何も心配いりません」

「私が、あなたを頂点に連れて行きます」

「信じて、ついてきてください」


そう、着いて行こうと、お前の言葉なら、そう思えるぜ。

ありがとう、和。俺は幸せ者だぜ。


まこ「………ええじゃろう。みんなの気持ちが一つになったところで」

まこ「須賀京太郎を、最強にするプロジェクト…………」

まこ「≪プロジェクトK≫を、今ここに開始するッ!!」


まこ「さあ、各自配置につけえ!!」


「「「「はいっ!!」」」」


まこ「今日の部活を始めるぞ!!」





1咲に教わる
2優希に教わる
3和に教わる
4まこに教わる


+1~3の最大コンマの人 




ちなみに
須賀京太郎 ステータス
基礎雀力 G(1)27/50  初心者レベルっていうか、初心者。平和をへいわと読んじゃう。
体力  :■■■■■■■■□□
ストレス:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


和で、了解

相変わらずの展開の遅さですまんな
また明日やるよー

それじゃおやすみ明日は衣の日!


和「プロジェクトK、というネーミングはともかくとして」

和「須賀君には、強くなってもらわないと困ります」

和「今日から、私が、基礎の基礎から叩き込みますから」

和「しっかり着いてきてくださいね」

京太郎「はい!」

和「それじゃあ、まずは基本中の基本、牌の種類からいってみましょうか」


 *


和「分かりました? 基本はマンズ、ソーズ、ピンズの数の書かれた牌(=数牌)」

和「それ以外の、字牌に分かれてます」

和「ここまでいいですか?」

京太郎「は、はい」

和「字牌は「東(トン)」「南(ナン)」「西(シャー)「北(ペイ)」の四種類」

和「読み方を間違えないでくださいね。順番も東西南北じゃありませんよ」

和「東南西北と、反時計回りに席が決まります」

京太郎「お、おう」

和「後は、三元牌は「白(ハク)」「發(ハツ)」「中(チュン)」ですね」

和「ハクとハツの順番がごっちゃになりやすいので、気を付けてください」

京太郎「風はなんとなく、席順かかわってくるから順番大事なの分かるけどさ」

京太郎「ハクとかハツは、順番どっちでもいい気がするんだけど」

和「そう思うかもしれないですが、ドラがある以上、そういわけにもいかないんですよ」

和「ドラっていうのもまた説明します。色々とそのうち分かってくると思いますよ」

京太郎「なるほど」



+2のコンマ分 


人居なさそうだから連投していいのかな?(連投済み)

タコス留年したん(´・ω・`)?


>>123 5分くらいで、連投ありにしますかね。
>>126 留年してないっすよ。全員無事進学!


31×1.5(体力補正)=67↑↑
基礎雀力 G(1)27/50→G(1)94/50→G(2)44/50 
体力マイナス1


和は基本中の基本中のことから、一つ一つ丁寧に教えてくれた。

一度に全部は覚えきれないから、消化不良の部分はあるけど……


和「そうですね、今日はこれくらいにしましょうか」

京太郎「ふーーーっ、そうか。お疲れ、ありがとう」

和「今日やったことは、軽く自分の家で復習してみてくださいね」

和「さらに理解が深まると思います」

京太郎「か、帰った後もやるのか……」

和「そうです。勉強と同じですよ。学んだことを、自分のものにするために」

和「帰ってから、改めて見直してみるんです。すると、もっとよくわかるようになりますよ」


勉強と同じ、か。そこまで勉強やってないから、それ言われてもピンとこないぜ。

でも……


京太郎「和は、これを毎日やってるんだもんな」

和「まあ、そうですね。習慣みたいなものですけど」


京太郎「習慣って、毎晩歯を磨くみたいな感じか?」

和「それとはちょっと違いますけど……好きでやってることですし」

京太郎「どうしたら続くかな?」

和「そうですね、人によると思いますけど」

和「楽しいと感じられれば、それは長く続けられるんじゃないでしょうか」

京太郎「楽しい、か」

和「そうです。だから、須賀君も麻雀を早く楽しめるようになるといいですね」




話術補正(Dだから、補正なし)
+2でコンマ判定(大失敗01~10 失敗11~35 普通36~70 成功71~85 大成功86~99 00は超成功 44は大失敗)

超成功 →+5  
大成功 →+3  和となら、楽しいかもしれない。
成功  →+2  和となら、できそうだよ。 
普通  →+1  和、ありがとう。
失敗  →なし  ストレス+1 
大失敗 →-1&ストレス+3


ややこしかったっすね
あれは京太郎と優希の悪ふざけです
全員無事進級してるってことで!


続き


【93で大成功】


そうだな、昔やってたハンドボールも

初めは試合に勝つとか、そういうことじゃなくって

ひたすら、白い球を追いかけてキャッチして、相手を躱してシュートが決まればそれが気持ちよくって

時間も勝敗忘れて、泥だらけになりながら

それでも最高に楽しかったっけ。そうやって、体で覚えたんだ。



京太郎「そうだな。和の言うとおりだよ」

京太郎「そうなれるように、俺、頑張ってみる」

和「ふふ、その意気です」

京太郎「それに……」

和「?」

京太郎「その、和と一緒なら、なんか楽しそうだしな」

和「……」

京太郎「い、いや変な意味じゃなくて、和は、優しいし、まじめに教えてくれるし……」

京太郎「一緒に頂点を目指すのも悪くないかって」

和「……なんだかこそばゆいです」

京太郎「わ、悪い」

和「いえ、でも不思議と悪い気はしません……」

和「そういってもらえて私も嬉しいです」

和「一緒に頑張りましょうね」

京太郎「おう!」


和の好感度が+3(31→34)


まこ「よし、今日の練習はここまでにしよう」

「「「「お疲れ様です!!」」」」

まこ「元気がよくて、ええの。また明日からもみっちり行くけえ」

まこ「帰ったら、ゆっくり体を休めるんじゃぞ」

京太郎「はい!」

和「須賀君は今日の復習があるから休めませんね」

京太郎「う、そうだったな」

優希「そうだ、私を見習って、しっかりな!」

京太郎「お前を見習うんなら、帰ってメシ食って寝るだけじゃねえか」

咲「京ちゃん、私を見習って……」

京太郎「それだとまず家に帰れねえじゃねえか」

まこ「ふふ、三人とも仲がええの。少しうらやましいくらいじゃ」

まこ「ともかくも、解散。また明日!」


@自宅


「ただいま~」

「あら、お帰り京太郎」

京太郎「疲れた、今日のメシ何?」

「今日は京太郎の好きな特製親子丼よ~」

京太郎「おーやったぜ。これで疲れも吹き飛んで、頑張れそう」

「もう今日はすることないでしょ?」

京太郎「いや、ちょっと勉強かなんかして寝るから」

「あら……どういう風の吹き回し? はっ、まさか私の息子がすり替わった?!」

京太郎「入れ替わりネタじゃーねーよ!」


まあ、この一年メシ食ったら麻雀部の雑用だけして、すぐ寝てたから

そう思われるのも仕方ねえか。


京太郎「……ちょっと、風向きが変わったんだよ」

「そう……」

「偉いのね。頑張るのよ」

京太郎「言われなくても、頑張るよ」

「ちゃんと息抜きはしてね。抜きすぎるとアレだから、適度にね」

京太郎「どう捉えたらいいのか分かりにくい発言はやめてくれ」




【帰宅後行動選択肢】

須賀京太郎 ステータス
基礎雀力 G(2) 44/50  
知力   E(28)63/70

話術   D(42)66/70 
器用   E(27)0/70 

体力  :■■■■■■■□□□ 残り7
ストレス:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ なし




京太郎「さすがに一日動いてると疲れたな」

京太郎「ん~~どうすっか」



1麻雀の復習  (雀力)
2勉強の復習  (知力)
3母とおしゃべり(話術)
4お弁当作り  (器用)
5寝る   (体力回復)

+2  44で


1→麻雀の復習



京太郎「とりあえず、今日和に教わったこと内容を復習してみよう」

京太郎「……あれ、そう考えてみると、俺ちゃんとメモとかとってない」

京太郎「やべえ、復習できないじゃん!!」


何やってんだ、せっかく和が一生懸命話してくれたのに

メシ食って一息ついたからか、あんま覚えてない


京太郎「……とりあえず、思い出せるだけ、思い出せる内容をメモしていくか……」

京太郎「すまん、和。また明日やって、忘れてたらごめんだぜ」

京太郎「ネットも使って調べてみるか……」



+2のコンマ分 


≪76×1.3≒99↑↑↑≫

・基礎雀力 G(2)44/50→基礎雀力 G(2)143/50→G(4)43/50 
・基礎雀力、2アップ!! 
・体力マイナス1




京太郎「……うげぇ、疲れた。ノートとかあれば、見返すだけでよかったのに」

京太郎「思い出す作業で三倍は疲れたぞ……」


明日からは、ちゃんと言われたことメモしたほうがいいな。

後は――――


京太郎「なんだろう、なんかいい方法ないかな」

京太郎「……もっと、しっかり麻雀を家で勉強する方法……」

京太郎「明日、皆に聞いてみるか。自分で考えるより、そっちの方がいい案生まれそうだし」

京太郎「よし、終わりだ。寝る!」

京太郎「おやすみー俺……」




【四月一週 平日前半終了】



須賀京太郎 現在ステータス
基礎雀力 G(4)43/50   初心者レベルっていうか、初心者。平和をへいわと読んじゃう。
知力   E(28)63/70 少し抜けている、が壊滅的ではない。迷子になっちゃうかも。
話術   D(42)66/70 特に問題のないコミュ力。突出もしてない。塞ぐさんくらいな感じ
器用   E(27)0/70 細かい作業をするとき、少し震えちゃう。渋谷さんの湯飲みパリーン

体力  :■■■■■■■■□□ (寝ることによって、体力が2回復)
ストレス:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



とりあえず、一週間の流れはこんな感じ。寝たので体力が回復します。
かなり展開は遅めになります。その分、リアルに描きやす。

何か質問あります? なければ進めるぜ


<四月一週 平日後半>


…………
………
……


「………ねむいでござる」


「うぅ……朝か。もう7時か。起きるしかねえ」


「ここで二度寝したら……たぶんもう次は9時とかに目覚めちまう……」




体を引っ張るようにしてベットから抜け出して、洗面所へ。

顔を手早く洗って、歯を磨いて、髪の毛をセット。

だんだん目が覚めてきたのを感じるのと平行に、テンションも上がってきた。



京太郎「………よーーっし、二日目、張り切っていきますか!」

「おはよう京太郎」

京太郎「おはよう父さん」

「頑張ってるらしいな。父さんも応援するぞ」

京太郎「サンキュー。それじゃあ行ってきます!」

「ああ、いってらっしゃい。咲ちゃんによろしくな」

京太郎「了解」


今更ながら、宮永咲は俺の幼馴染だ。

ガキの頃からの付き合いで、昔からよく遊んでた仲だったりする。

昔は一緒にお互いの家に泊まりに行ったりして、お風呂に入ってたりしたなぁ。

いつからしなくなったんだっけ……そういうラインって、どこなんだろう。



咲「おはよう、京ちゃん!」

京太郎「おっす。今ちょうど咲のこと考えてたんだ」

咲「へっ?」

京太郎「おっと、こんなところでくっちゃべってたら遅刻しちまうな。急ごうぜ!!」

咲「ちょ、ちょっと、今のどういう意味!?」

京太郎「先に失礼、咲さん!」

咲「京ちゃんー?!」





【AM行動選択肢】

須賀京太郎 現在ステータス
基礎雀力 G(4)43/50   
知力   E(28)63/70

話術   D(42)66/70 
器用   E(27)0/70 

体力  :■■■■■■■■□□
ストレス:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


午前の授業は

1基礎科目(知力)
2総合科目(話術)
3実習  (器用)
4サボる (体力回復)

+2  44で


1→基礎科目


そういえば、五月か六月かとかに、中間テストがあったような…

どうだったっけ。今日は数学だ。

数学の難しい公式とか使えるんだろうか。

少なくとも、麻雀の点数計算とかは、意外と頭使うみたいだな。

その証拠に優希は苦労してるし……優希はアホだからな。

俺もできなから、俺もアホってことになるけど。

あれ、プラスマイナスゼロ?とかできる咲って実はものすごく賢いのか?

和ができそうなのはなんとなく分かるけど……


「はい、ここテストにでまーす」

京太郎「実際問題、数学って受験でも重要らしいし、ちゃんとやっとかなきゃ……」

「書いたかー? じゃあけすぞー」

京太郎「って、待って、まだ書いてない!!」

京太郎「先生ちょいタンマ!!」

和(須賀君大丈夫ですかね……)



+2のコンマ分


+2のコンマ分

≪86×1.7=146↑↑↑≫
・知力   E(28)63/70→ E(28)209/70→E(30)69/70
・知力2アップ!
・体力マイナス1


やっべえ、クラス中が笑いの渦だったぞ今。

変に注目浴びちまった……恥ずかしい。

あ、和がこっち見てる。クスっとしながら、ちょっと呆れてる感じの笑いだ。


「須賀ーしっかりしろよー?」

「勉強も麻雀も、今んとこぱっとしてないんだから」

「しっかりなー」



て、手厳しい。でも麻雀部は注目されてるし

大体の部員は成績も優秀(優希除く)。

そんな中、俺だけ試合にも出ず、かと言って勉強もできるだけでもなく

考えてみれば、妙な視線を浴びることはたまにあったかもしれない。


……ちくしょう、なんか笑いものみたいで悔しいな。


さて、お昼だ。さっきのことはとりあえず置いといて

腹減った。今日はどうするか。


優希「おーい、京太郎!」

京太郎「優希」

優希「タコス食べに行かないか? いつもんとこ」

京太郎「いいな。軽くリフレッシュしたい気分だったし」

京太郎「行こうぜ!」

優希「おう! この間言ったおごりな!」

京太郎「いいだろう。今日は京太郎殿下呼ぶがいい」

優希「ははー、苦しゅうないぞ、京太郎殿下」

京太郎「敬ってるのか、バカにしてるのか、どっちだ……いや、どっちでもいいや」



優希と学校の裏のタコス屋に行った。うまかった。

優希と一緒にいるのが、一番気が楽なんだよな。


【PM行動選択肢】

須賀京太郎 現在ステータス
基礎雀力 G(4)43/50   
知力   E(30)69/70

話術   D(42)66/70 
器用   E(27)0/70 

体力  :■■■■■■■□□□
ストレス:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


午後の授業は

1基礎科目(知力)
2総合科目(話術)
3実習  (器用)
4サボる (体力回復)

+2  44で


3→実習


今日の午後は、選択実習らしい。

俺は今回は裁縫を選んだ。

最終的には可愛いぬいぐるみを作れるようになれるのが目標らしい。

手先の器用さをアップさせて、牌をうまく扱えるようになりたいがためだから

ぬいぐるみはどっちでもいいんだけど……むしろいらないような



和「あれ、須賀君もここですか」

京太郎「和。和がここだなんて意外だな」

和「意外ですか? 私、けっこうぬいぐるみとか好きですから」

和「自分で作ってみようと思って」


ああ、そうか。いっつもエトペン抱えて打つくらいの

ぬいぐるみ好きなの忘れてた。毎日抱いて眠ってるんだっけ。

うらやましいぜ、そのぬいぐるみ!



+2のコンマ分


≪19×1.3=24↑↑↑≫
・器用   E(27)24/70
・体力マイナス1




京太郎「ふぅ……」

和「ここをこうして、裏から返すと、今通した糸が出てき……あ、あれ出てきません」

京太郎「駄目だ、けっこう、難しい」

和「はい……頭の中では完璧、だったんですけど」

京太郎「和は、手先が、器用そうだよな、ほっ」

和「特にそう、思ったことはないですよ。むしろ、須賀君の方が……器用なイメージです」

京太郎「そう、か?」

和「ずっと、去年はいろいろデータとかまとめてくれてましたし……こまごまとした作業は」

和「よいしょ、ここを通して………お手の物かと」

京太郎「意外とそうでもないんだよなー……むしろ荷物運びとか、買い出しとかのさ」

京太郎「あれ、糸が針に通らねえ……通った。肉体労働的な方が多かったしな」

和「な、なんだか申し訳ないです……」

京太郎「いやいや、むしろ他なんもしてないしな。それくらいはなー」

 
 *


京太郎「終わったな。部活行こうぜ、和」

和「ですね。ぬいぐるみが待ち遠しいです」

京太郎「新しいのできたら、エトペンが浮気されたって悲しむぜ?」

和「大丈夫です、エトペンは性別不明ですから」

京太郎「お、おう」


そういう問題なのだろうか……?



@部室


まこ「さて、今日も始めるかの」

優希「もーーー実習でクタクタだじぇ……」

京太郎「咲たちはなんの実習だ?」

咲「お料理だよ。クッキー作ったんだ」

京太郎「おお、いいな。うまくできた?」

咲「あはは、クッキーは上手にできなかったけど、おいしくできたよ」

京太郎「ごめん意味が分からん。どういうことだ」

まこ「こら、おしゃべりはほどほどにせいよ」

まこ「京太郎、昨日の復習はしたか?」

京太郎「はい、そこそこには……」


メモとってなかったから、十分リビューできなくてまだ消化不良だけど

わざわざ言わなくていいよな。今日からちゃんとすればいいし。


まこ「それじゃあ、配置につくんじゃ。しばらくは、京太郎は二年生の同期について」

まこ「一対一でコーチングを受けてもらうけえの」

まこ「今日は誰とがいいかのぅ……」





1咲に教わる
2優希に教わる
3和に教わる
4まこに教わる


+1~3の最大コンマの人 

3→和


今日はここまでっす
遅くまでどうも、おやすみなさいー

今前スレの1スレ目読んでるんだけど、気になったのは、京太郎が関んないと他キャラの能力上がんなかったことかな

他キャラもなんかしてるんだろうから経験値とか手に入ってもいいんじゃないかなって思う。
もしかしたらスレ進むことでその辺改善されてるかもしれないけど

他キャラのステータスって雀力と好感度以外に何か関わってきたっけ?

そういえば、結局リメイクらしいけど恋人は人数上限あるのかね?
前はそこを変更しようとしたけど結局アンケで不意になって打ち切りになったが


>>184 一応、合宿とか練習試合とか汲むんですが
   そん時に、まとめて上昇させるよ。弱者は一気に伸びる、強者は伸びしろが小さい感じ
   前もそれでだいたいいい感じに上昇したので

>>185 基本的には雀力と好感度だけかな。特殊イベントのときに突発的につくことはある。
   恋人は、最初っから複数ありの修羅場なしにしますが、ifルートってやつの方がいいのかな。ちょっとそこは意見ほしい。



恋人のことは、やっぱり調整難しいね。

とりあえず、スレ流しつつ、反応見つつ決めます。基本は、複数ありです。

遅くなる前に始めるよー


3→和に教わる


和「……あの、部長」

まこ「なんじゃ」

和「とりあえず、今週やったことの確認をしていきたいので」

和「今日も私が須賀君の指導をやってもいいですか?」


おお、なんだか和が積極的、嬉しいぞ。


和「これで来週には、真っ白になった……では私も甲斐がありませんからね」

京太郎「全くおっしゃる通りで……」


和は男女間の感情で動くようなタイプじゃなさそうだよな。

あ、そうだ。



京太郎「和、始める前に、この間教わったことを軽くまとめたんだけど」

京太郎「これであってるか?」

和「見せてください……えーっと……」

京太郎「………」

和「……須賀君、三元牌は?」

京太郎「ハツ・ハク・チュン……?」

和「……………」

京太郎「ハク・ハツ・チュンでした。言い間違えました」

和「……もう、お願いしますよ」

京太郎「すまんすまん、メモとか取ってなかったもんだから……気を付けるよ」

優希「京太郎、いい覚え方があるぞ!」

京太郎「どんな?」

優希「爆発中(ばくはつちゅう)、これで一発だ!!」

京太郎「それいただき!! ハク・ハツ・チュン、これで一生忘れないぜ!」

和「そんな語呂合わせで覚えるなんて、私の苦労は一体……」

咲「これが京ちゃんだよ、和ちゃん」


 *


和「気を取り直して」

和「今日は、和了るための、基本的な形を覚えてもらいます」

京太郎「ツモとか、ロンとかか?」

和「それは、自分で和了るか、相手から和了るかの違いですから」

和「私が言ってるのは、どういう状態で和了れるのか、その基本的なところに関してです」

京太郎「ふむ」

和「……メモ取ります?」

京太郎「あ、とる、とるぜ!」

和「それでは、復習できるよう、しっかり書いて下さいね」




+2のコンマ分


≪10×1.1=11↑↑↑≫

・基礎雀力 G(4)43/50→G(4)54/50→G(5)4/50 
・雀力1アップ!  
・体力マイナス1




 *



和「……はい、復唱」

和「四面子一雀頭」

京太郎「四面子一雀頭」

和「面子の中には順子と刻子」

京太郎「面子の中には順子と刻子」

和「順子は階段、刻子はかたまり」

京太郎「順子は階段、刻子はかたまり」

和「いいでしょう。あとは、実際に打って実感するだけです」

和「それと、言い忘れましたが、基本的には四面子一雀頭で和了りですけど」 

和「例外として、雀頭7つで和了れる「七対子(チートイツ)」というものや」

和「説明はまた今度しますが、「国士無双」という役もあります。例外もいずれは覚えてください」

京太郎「わ、分かったぜ」



咲「和ちゃん、淡々と教えるね」

優希「京太郎ちょっとビビってるじょ」


まこ「調子はどうじゃ京太郎

京太郎「いや~なかなかのなかなかです」

和「本当に一から勉強してるので、時間はかかりますよね」

まこ「ええんじゃ、誰だって初めはそうやって勉強したんじゃ」

京太郎「……和もか?」


和を見てると、今の俺みたいにオタオタしてた時期があったなんて

到底信じられない。


和「それはそうですよ。私は超能力者でも、天才でもないですから」

和「地道に、ちょっとづつ覚えましたよ」

和「千里の道も、一歩から、です」




話術補正(Dだから、補正なし)
+2でコンマ判定(大失敗01~10 失敗11~35 普通36~70 成功71~85 大成功86~99 00は超成功 44は大失敗)

超成功 →+5  
大成功 →+3  和、すごいな、かっこいい。
成功  →+2  なるほどなぁ 
普通  →+1  そんなもんか
失敗  →なし  ストレス+1 
大失敗 →-1&ストレス+3


≪92で大成功≫


京太郎「なんか、悪いな、こんな和はとっくにできることを、俺に教えるなんてさ……」

京太郎「退屈じゃないか?」

和「それがそうでもないんですよ。教える方も、意外と勉強になったりしますから」

和「何事からも学ぶものはあるものです」

京太郎「…………」

和「それに、須賀君も一生懸命聞いてくれますし、その、意外と楽しいというか……聞いてます?」


すげぇ……一年間俺は一体和の何を見てきたんだろう。

こういう姿勢が、今の和を作り上げたんだろうな。なんというか


京太郎「かっこいいな……」

和「えっ?」

京太郎「いや、だって、和すげえよ。俺の同い年とは思えない」

和「そ、そんな、ほ、褒めたって何も出ませんよ」

優希「のどちゃん出てることは出てるじょ」

京太郎「いや、俺、ますますやる気出てきた。頑張るぞ!!!」

和「そ、そうですか。えっと、その……」

和「私も、できる限りサポート続けます、から」

和「これからも一緒に頑張りましょうね。先は長いですよ、ふふっ」



和の可愛い笑顔、が見れた。なんかすっごい幸せな気持ちだ。



優希「咲ちゃん、無視されたじぇえ……」

咲「よしよし、いい子だね、優希ちゃん」




和の好感度に+3!(34→37) 


そうだ、一つ聞きたいことがあったんだった。


京太郎「すいません、部長。一ついいっすか」

まこ「?」

京太郎「家で、麻雀の勉強したいんですけど……それでどうしたらいいか考えて」

京太郎「ウチには雀卓とかなくて、何も思いつかなくて……」

京太郎「どうしたらいいですかね?」

まこ「なるほど、それは確かにそうじゃな。京太郎の家には、和みたいに雀卓があるわけじゃないしのぅ」

優希「私の家にはあるぞ。貸してやろうか?」

京太郎「いや、それは悪い……って、優希お前はどうやって練習するんだよ」

優希「ぎくっ、まさか京太郎を助けつつサボる超オトクな計画がばれてしまったか?!」

京太郎「うん、今な」

まこ「例えばじゃが、本を買って読むとか……あ、家にネット環境はあるんか?

京太郎「あ、ネット麻雀……」

まこ「それもありじゃな。とにかく、雀卓がなくても、できることはあるけぇ」

まこ「今度の休日にでも考えてみるとええぞ。本を買いに行ってもええし」

まこ「うちの雀荘に来てもええ。そのあたりは臨機応変にの」

京太郎「分かりました。ありがとうございます」


その日の部活は、これで解散となった。


【帰宅後行動選択肢】


須賀京太郎 現在ステータス
基礎雀力 G(5)4/50   
知力   E(30)69/70

話術   D(42)66/70 
器用   E(27)24/70 

体力  :■■■■■□□□□□
ストレス:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



京太郎「とりあえず、今日で二年生としての最初の週は終わったな」

京太郎「ん~~一週間あっという間だった。明日はちょっと遅く起きてもいいかな……」

京太郎「さて、どうすっぺ」



1麻雀の復習  (雀力)
2勉強の復習  (知力)
3母とおしゃべり(話術)
4お弁当作り  (器用)
5寝る   (体力回復)


あ、すまん+2のつもりだった。気を付ける。



5→寝る(体力2回復)



今週一週間は、麻雀やったり、勉強したりと

すごい密度の濃い日々だった。

いや、俺は学生で麻雀部に入ってたはずだから、去年何やってたんだって話だけど……

とりあえず、ちょっと休もうか。明日また、麻雀のことは考えよう……

そういえば本を買いに行くいいって言ってたっけか……優希がサボろうとしてて……

和……咲は、去年、お姉さんと仲直りしてたなぁ……部長の雀荘なんてとこだっけ……


だめだ、眠いs……寝る……あ、餌やってねえ……すまん寝る……



【四月一週 平日後半終了】


須賀京太郎 現在ステータス
基礎雀力 G(5)4/50   初心者レベルっていうか、初心者。平和をへいわと読んじゃう。
知力   E(30)69/70 少し抜けている、が壊滅的ではない。迷子になっちゃうかも。
話術   D(42)66/70 特に問題のないコミュ力。突出もしてない。塞ぐさんくらいな感じ
器用   E(27)24/70 細かい作業をするとき、少し震えちゃう。渋谷さんの湯飲みパリーン

体力  :■■■■■■■■■□ ←休んだ分+一日経過で合計4回復
ストレス:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




今日はここまでやで
GWが終わってしまった……仕事の始まりだぁ!
なんかあれば意見ください。

それじゃあ、また明日。

>>184だけど、多分麻雀関連の能力じゃなくて、咲さんのコミュ力とか優希の学力とかその辺のこと言ってんじゃないかなって

好感度一定値で一度if個別end
本編で最終的にハーレムエンドでどうよ?

咲ちゃんの出番はなさそうですかね…


>>209
あーなるほど。今回は京太郎以外のステータスはあんまり本編に絡ませない予定なので
確かに、前スレの一スレ目では咲さんのコミュ判定とかもやってたからね。
なしの方向でいこう。


とりあえず、好感度が一定値になったら、強制的に恋人ってのはいいな。
CかBくらいなったら、告白してルートに入ろうか。
冷静に考えて、Aまで上げるまで待った前回は極端すぎた。

30からスタートで、60かそこらくらいまで上がったら、くらいがいいだろうか……
70の方がいいか、どっちか分からない。ちょっと判定の具合にもよるから難しいな。

>>210
ハーレムエンドは、たぶん判定回数的に現実的じゃなさそうなんだ。
でも提案してくれてありがとう。

>>213 ちゃんとあるよ、選べば(ニッコリ)



前スレからの改善点は、麻雀・恋愛その他にわたってどしどし受付中っす。
それじゃあ人いれば続きいきましょう


≪四月一週 休日≫


華の金曜日を(何もせず)終えて、俺は快適目覚めることができた。

昨日は復習も何もせずばたっと寝ちまったから

身体が綿のように軽やかで、早朝の清浄な空気と相まって

今だったらなんだってできそうな気がする。




京太郎「おはよう、母さん!」

「おはよう、京太郎。座りなさい、ご飯できてるわ」

京太郎「おっす、あざーっす」

「目玉焼き半熟と完熟どっちがいいかしら?」

京太郎「なんとなく完熟」

「はい、半熟目玉焼き」

京太郎「なぜ聞いた」

「だって、選択肢が多い方が、幸せな気持ちになるでしょう」

京太郎「その分、がっかり度も倍という」


文句を言いながらも、半熟の目玉焼きうめえ。

母さんは料理上手な方だと思う。特に外食したいと思わない。

ちなみに、母さん俺と同じ金髪で、身長は俺より高い。

あと、胸も無駄にでかい。

自分の好みはなんだかんだ母親の容姿や体型に似てくるらしいけど

俺は決して認めないぞ。母さんだけはない。



「今日は何するの? お勉強?」

京太郎「ん~何したらいいかな。決まってないんだ」

「することないならお庭の落ち葉拾いでも手伝って。いっぱい落ちてるから」

京太郎「もう春だもんなぁ……」

「熊手新調しといたから、よろしくね」

京太郎「了解……しゃーないな」



というわけで、さっさと庭の落ち葉をかき集めて

ビニール袋に突っ込む作業をそぞろに繰り返す。

なんとなく、昨日早く寝ちまったからか

早く終わらして、休日しかできないことでもしたいなー





京太郎「おっし、こんなもんでいいだろ」

京太郎「できたよ母さん」

「あら、ありがとう。綺麗になったわね」

京太郎「高校生の休日が、落ち葉拾いって……ロマンねぇなあ」

「ロマンスは些細な日常からやってくるのよ」

京太郎「例えば?」

「パンを咥えて走ってたら、曲り角で運命の人と」

京太郎「それならまだ落ち葉拾ってた方が出会えると思うよ」




【四月一週 休日 AM 行動選択肢】


1家でいろいろしよう
2外に出てみようか

+2  44で


2→外に出てみようか



とりあえず、部長にも言われたことだし

麻雀の本を買いに行くことにしようか。

せっかくの休日だし、気分転換も兼ねて外に出るのはいいことだろ。



京太郎「というわけで、やってきました本屋さん」

京太郎「いろいろあるなぁ。さすがに、午前中だし、全然人がいないや」



どこの田舎の町にもありそうな小さな本屋さん。

俺らの住んでる地域は、長野県でいう上伊那とかいうとこだ。

簡単に言うと、これ以上ない田舎だ。少し上の方にいって、長野市や松本市の方に行くと

もっとでかい本屋があるんだけどな。


 *



京太郎「麻雀コーナー……っと。ここだな」

京太郎「さっそく発見。どれどれ……お、大沼プロの本だ。なんか真面目そう」

京太郎「あとは、よく名前を聞くプロの本があるなぁ」

京太郎「どれにしようか。なんか、地雷臭がするのがあるような……」




1『婚活麻雀のススメ 基礎指導編』 
2『牌のお姉さんと楽しくまーじゃん☆ミ』
3『大沼プロと学ぶ基礎麻雀』


+1、2でコンマの大きい方



それぞれを吟味してみる。

パラパラとめくって……なるほど、だいたい分かったぞ。


京太郎「小鍛冶プロのやつは、なんというか、もうノーコメントで」

京太郎「牌のお姉さん? だっけか。のやつは悪くはないけど、ちょっと子供向な気がするな」

京太郎「表紙のみずみずしいおっぱいプルン画像はポイント高いから、ちょっと惜しいな……」

京太郎「大沼プロのはオーソドックスでいいな、初心者にも分かりやすい」

京太郎「大沼プロのやつにしようっと」





 *





京太郎「……おかしい。なぜか店を出て買った本をチェックしてみたら」

京太郎「はやりんの本を買っている、だと……」



あれれ、おかしいぞ?

俺はちゃんと大沼プロのにしようとしたはずなのに

きっと誰かがすり替えたんだ。決して俺ではない誰かだ。


京太郎「今から返品するのはお店の人に迷惑だ。しかたない、これでがまんしよう(棒)」




アイテム:『牌のお姉さんと楽しくまーじゃん☆ミ』

をゲット!



欲望に負けて、買ってしまった……俺以外の誰かのせいだ。

全く、まだ南中もしてないのに、俺(ドッペルゲンガー)ってやつは……



京太郎「って、あれ。あそこにいるのは……」






人物指定

+1,2でコンマの大きい方

長野に住んでる人誰でも


あれ、今木陰に誰かいるような気がしたんだけど

気のせいだったか。それとも木の精だったのかな?

………だめだ、高尚なギャグだと思ったんだが、優希みたいにツッコんでくれる人がいないと

虚しく響くだけだ。誰にも聞かれてなくてよかった。


「……代わりに私でよければツッコむっすけど」

京太郎「ん?」


どこから声が聞こえたような。


「ここっすよ、ここ。ほら、よく見てくださいっす」


じーっと見つめているうちに、気のせいでもなく、人間の姿をした誰かが

ぼんやりと現前に表れてきた。なんだか、ホログラムを見てるような気分だった。



京太郎「こ、こんにちは……?」

「こんにちは、変態さん」

京太郎「はっ?」


今なんと……おっしゃいました?


「変態さんっす。だって、真昼間から、そんな本もってニヤニヤしてる人見かけたら」

「人はそれを、変態と呼ぶんじゃないんすかね?」



京太郎「ご、誤解ですよ。ほら、麻雀! 麻雀の本だから!」

「知ってるっすよ。私も麻雀やるっすから、そのプロのことくらい」

「ただ、その長ーく伸びた鼻の下はごまかせないっすよー」

京太郎「うぐっ……」


俺、そんなだらしない顔してたのか。

クソ恥ずかしいんだが……最悪だぁ、あれでもこの子も胸デカいな……






話術補正(Dだから、補正なし)
+2でコンマ判定(大失敗01~10 失敗11~35 普通36~70 成功71~85 大成功86~99 00は超成功 44は大失敗)

超成功 →+5  
大成功 →+3  東横さんに会えるなんて思ってなかった
成功  →+2  俺はそういう男だからな 
普通  →+1  しょ、しょうがないだろ
失敗  →なし  ストレス+1 
大失敗 →-1&ストレス+3


くっそ、完全に怪しい人だと思われてる。

俺は真面目に麻雀の勉強しようとして、わざわざ休日に本屋に行って

自己投資として本を買っただけなのに、あらぬ誤解を招いている……

もっと言えば、この本を買ったのだって、なんというか俺以外の誰かの策略なのに

……とかなんとか、こんなところでボケてる場合じゃないな。男として、ここは挽回したい。

あ、あれ? この人、今気が付いたけどどっかで見たことある……?



京太郎「………なんか、どっかで会いました?」

「……今度はナンパっすか。女の子をお求めなら木の精さんにお願いしてくださいっすね」

京太郎「違うって! そうだ、思い出した!」

京太郎「鶴賀の、和と戦った、えと、東横さんだ!!」

「お、よく知ってるっすね。本当に麻雀に興味あったんすね」

「興味ないと、私のこと絶対知らないっすから……さすがにそれは信じられるっすね」


良かった。なんだか、本当に絵表紙につられてはやりんの本を買った変態野郎だと思われてたっぽいぞ。


京太郎「それにしても、東横さんに会えるなんてなぁ」

「……まるで、会いたかったみたいな口ぶりっすね」

京太郎「いや、よく和が言うんだよ。東横さんは、とても強かったって」

京太郎「でも、なんで強いのかは、よく分からないって」

「そうだったんすね。それは光栄っす」

京太郎「だから、俺も会えてうれしいなーって。和に負けず劣らず強いんですよね!」

京太郎「うわぁ、本物だぁ」

「…………」

京太郎「なんだか、やる気出てきたぞ! 」

「な、なんだか照れくさいっすね……」

京太郎「俺、須賀京太郎って言います、よろしく」

「東横桃子っす。タメっすよね。別に普通に話していいっすよ。よろしくっす」

京太郎「どうも! あ、何かの縁ですから、連絡先でも交換しようぜ」

「なんだか、上手いことアドレス聞きだされてる気がするっすねぇ……」

京太郎「ち、違うって。普通に友達として、仲良くなれたならーって」

「本当っすかねーー」



東横さんは、しばらく俺の周りをぐるぐる回りながら、首をわざとらしく傾げては、俺を横目で見て

一方俺は、どんな反応が返ってくるか、割とドギマギしていて

その様子に満足したのか、その子は元いた木陰に戻って、木にもたれかかった。



「ま、その口車に乗ってあげるっす。今日は天気も良くて、気分もいいっすからね」

京太郎「ほ、本当か、ありがとう! これからよろしくな」




・桃子の好感度+3(31→34)
・連絡先を交換した


午前中の行動で、ランダムにパラメータ上昇


+2のコンマで決定

1~33→知力
34~66→話術
67~99→器用
00→全部

+3でその上昇値


≪35×1.7≒60↑↑↑≫
・知力   D(31)59/100に
・知力1アップ! ランクがDに!!  
・体力マイナス1



はやりんの本も手に入ったし、東横さんと連絡先も交換できた。

なんだ、今日の俺は絶好調かもしれんぞ。

天気もいいし、このままもう少しぶらぶらしてもいいかな。


京太郎「でも、家で買った本を読むのもありだし、返って勉強もしなきゃいけないし」

京太郎「どうしようかな……部長の雀荘に行くってのも手だよな」





1午後も外にいる
2家に帰ろう


+2 44で


うん……今日最低限やっておきたいことは達成できたし。

一旦家に帰るのもありだな。はやりんが俺を待ってるぜ。



「あら……その手に持ってるのは、あらあらうふふ」

京太郎「違うぞ、母さんが考えてることは、全くの的外れだ」

「あら、おっぱい小さい子が好みだったの」

京太郎「どっから俺のストライクゾーンの話始まった。的外れだけに、って何言わせるんだ」

「今日は絶好調ね」

京太郎「いや、実際そうだから困るんだ」



母さん、ぼけてる間にしっかり昼ご飯用意してくれてた。

うーん、この専業主婦やりおる。いただきます。


さて、満腹になった。今は午後二時。いろいろいい時間だ。

昼寝してもいいし、勉強とか始めても休憩のおやつの時間まで一時間ってことで

無理なく始められるし。


京太郎「どうしようかなー」

「そうねぇ」

京太郎「こらこら、ノックもせずに自然と入ってきちゃいけません」




【午後行動選択肢】

1本を読んでみる(雀力)
2ネトマやってみる(雀力)
3勉強の復習  (知力)
4母とおしゃべり(話術)
5お弁当作り  (器用)
5寝る   (体力回復)

+2  44で


4→母とおしゃべり



「ねえ、母さん暇だから、何か楽しいことないかしら」

京太郎「いや、そんなこと言われても……」

「あ、そういえば咲ちゃんは元気?」

京太郎「元気だぜ。毎日部活で会うし、よく話すし」

「そっか、昔はよく遊びに来てたわよねー」

京太郎「咲といえばさ、いつまで咲ってウチに遊びに来てたっけ」

「小学校の高学年までじゃない?」

京太郎「そうだったっけ……そうだったかも」

「それなのにある日京太郎が、咲ちゃんを……その日からあの子は来なくなったの……ううっ」

京太郎「そういった事実は確認されませんでした」


母さんは、いっつもこんな感じで冗談を言ってくる。

よく俺をからかってくるけど、基本的に優しくて、たぶん美人で

あと、名前は都っていう。いや、そうやって呼ぶことはないけどさ。


都「そうそう、麻雀の調子はどう?」

都「レギュラーになれそう?」

京太郎「うーん……なれるかどうかで言ったら、間違いなくなれるな」

都「本当!! すごいじゃない!!」


いや、部員五人しかいないから、当然なんだけど

ここでそれを言ってしまうと負けな気がするから言わねえ。悔しいから。


都「これから、少しづつ暖かくなってくるから」

都「過ごやすくなってくるわねー」

京太郎「それはありがたいな。ただ、暑すぎるのは勘弁だ」


長野は、昼夜の寒暖の差が非常に激しい。

朝寒いからって厚着していくと、昼になって暑くてたまらん、ってことがザラに起こる。


都「体温調節しやすい服でも買いに行く?」

京太郎「ああ、そういや最近買い物なんか行ってねえな……」

都「またまた、えっち本買ってたくせに🎵」

京太郎「うわぁ、うぜえ」

都「そんな汚い言葉を使うように教えた覚えはないわよ!」

京太郎「あと、これ麻雀の本だからな」

都「いいのよ、男の子だもの」

京太郎「聞いちゃいねえ」



+2のコンマ分話術上昇


≪89×1.5=133↑↑↑≫
・話術   D(44)59/70に
・話術2アップ!  
・体力マイナス1


都「あれ……京太郎と話してるうちに、もうこんな時間」

京太郎「えっ?!」


っと言われて時計を見るともう夕方の5時。

ウソだろ……? さっき時計見たら2時だったのに。


都「あー楽しかった。母さん満足よ」

京太郎「………そうっすか」


なんか母さん嬉しそうだし、細かいことはいっか。

ちょっと疲れたけど……なんか母さんと話してると、ツッコミが鍛えられる気がするんだよな。


都「ご飯にしましょう。今日は京太郎の好きなもの作るわよー」

京太郎「………」


いっつも作ってくれるよな。いつかお礼は、正面から言わなきゃ。



京太郎「さて、また明日から学校なわけだが……」


なんだかんだ、今日は本を買って一日が終わってしまった。

寝る前になんかやっておくか……


京太郎「そういえば、最近麻雀の基礎知識はつけてるけど」

京太郎「対局してないな……たまには打ってみたいぜ」


まだ全然知識が足りないのは分かるけれど

やっぱ座学だけじゃあ、物足りなくなってくる。

今度部長にお願いしてみるか。





【休日夜行動選択肢】

1本を読んでみる(雀力)
2勉強の復習  (知力)
3誰かと電話する(話術)
4お弁当作り  (器用)
5寝る   (体力回復)

+2  44で


1→本を読んでみる


京太郎「……と、こちらに取り出しましたのは、エロ本、もとい」

京太郎「麻雀学習本でございます」


いやぁ、本を準備してから、しばらく表紙を眺めてたら一時間経ってしまった。

面目ない。全くけしからん。


京太郎「それじゃあ、読み進めるか……」


はやり『こんにちはっ☆ミ このたびは、「牌のお姉さんと楽しくまーじゃん☆ミ」』

はやり『をご購入いただき、ありがとうございます★』

はやり『基本的なことから、ビシビシいくから』

はやり『しっかり着いてくるんだゾ☆彡』


京太郎「おおう……このプロきつい」

京太郎「……と言うのが、お約束らしい。決してそんなことないぞ。はやりん可愛い」

京太郎「それに年いってるとか言われてるけど、こんな服着てるアイドルなんだから、まだ23とか、年いってても25とか……」

京太郎「それくらいなはず………ん?」


著者のプロフィールが、捲ったところに書いてある

1☆☆☆彡年生まれ………あれ、母さんが確か――――



京太郎「……………」

京太郎「あっ」



+2のコンマ分上昇



≪27×1.3=35↑↑↑≫
・基礎雀力 G(5)39/50 へ 
・体力マイナス1



京太郎「おおぅ………」

京太郎「い、いい本だ。初心者の俺にも、分かりやすく懇切丁寧説明してくれてる」

京太郎「アイドル? 牌のお姉さん? 関係ねぇ!」

京太郎「俺は麻雀上手くなるためにこの本を買ったんだぞ!!!!」

京太郎「………」



一つ気が付いたことがある。

世間はこの服を、年齢に合ってねえ、オバサン無理スンナ引っ込めという……だが

逆に考えるんだ。こんなにこの服が似合う28歳の女性が、他にいるか?

実はあえて28歳と名乗って、キャラを作ってるんじゃねえか……?

真実は不確かだが、ありうる。そして、今は不確かなことが多いが

はっきりと言えることは―――――


京太郎「はやりん、最高! はやりん、カワイイ!! はやりんのファンになります!!」



「京ー太ー郎ーーもう深夜よーーーー盛り上がるのはいいけど、静かにねー」



京太郎「はーい………って絶対勘違いしてるな母さん」



京太郎「……とにかく、写真じゃ分からない、実物を見ないことには……」

京太郎「……そうだ! きっと全国に行ったら、瑞原プロも解説でやってくるに違いない」

京太郎「もしかしたら会うチャンスがあるかもしれない。その時に年齢のことを聞いてみるんだ。そうすれば、はっきりする!」

京太郎「目指せ、全国!」

京太郎「暴け、年齢!」


京太郎「寝るぞ、おやすみ!!」






【四月一週 休日終了】
【謎のモチベーションが生まれました】

体力が不安だな
体力マックスの2倍分は捨てがたいが……さぼり続けるのもダメだしなあ

>>269 まあ、一日寝れば2回復するから、44とか踏まなきゃ平気


【四月一週が終了しました】

須賀京太郎 現在ステータス
基礎雀力 G(5)39/50    初心者レベルっていうか、初心者。平和をへいわと読んじゃう。
知力   D(31)59/100   普通&普通。むっきーくらいの、素朴な知能。普通すぎる。
話術   D(44)59/70   特に問題のないコミュ力。突出もしてない。塞ぐさんくらいな感じ
器用   E(27)24/70   細かい作業をするとき、少し震えちゃう。渋谷さんの湯飲みパリーン

体力  :■■■■■■■■□□ (寝て2回復)
ストレス:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



謎のモチベーションが生まれた京太郎。
彼は無事はやりに会えることができるのか……乞うご期待!!


とりあえず、四月一週終わり。
特に質問がなければ、眠くなるまで進めるよ

遅くなったぜ
人いればやるぜ



≪四月二週幕開け≫



朝目覚めると、いつもやることがある。

それは、俺の相棒、カピーの餌やりだ。

カピパラっつったらみんなどんな動物を想像するかって

意外とみんな知らないんだ。人によっては、リスみたいにすげぇ小さいもんだと思ってるし

ラクダみたいにでけぇんだと勘違いしてる人もいる。



京太郎「いやぁ……お前の大きさは、一体何に近いんだろうな」

「……?」

京太郎「たぶん、ペットでいうと犬くらい7な感じだな」

「ぴ?」

京太郎「いい毛並してんなぁ……よしよし」

「~~♪」


可愛いやつだ。できることならずーっとこいつと一日中戯れていたい。





京太郎「さて、学校行きますか」


@学校階段前


京太郎「お、優希。そんなところで何やってんだ」

優希「京太郎、おはよう。この掲示板を見ろ」

京太郎「おは。何々……?」


【ふれあいピクニックの行き先】


京太郎「ああ、すっかり忘れてた。締切今週までだっけか」

優希「そうだじょ。ちなみにもう班は決めてある!」

京太郎「マジか。俺まだ決めてねえ……どうしよう」


清澄高校では、春にふれあいピクニックと称して四月にみんなで野山に遊びに行くという行事がある。

クラスが変わったことで、仲が良かった友達がいなくなって

新しい環境が始まって、なんとなく寂しい思いをしてる人がいるかもしれない。

そういった中、少しでもクラスメートで触れ合う機会を作って、仲良くなっちゃおう、という名目である。

簡単に言えば、小学校でいう遠足なのだが。


優希「野山と言いつつも、割とどこでも行けるんだろ?」

京太郎「去年は普通に県外に行ってたらしいしな……一日で行ける場所には限度があるが」


ちなみに名目といったのは、クラスメートで触れ合う機会と言っておきながら

その行事はクラス単位ではなく、学年全体の行事であり

結局新しいクラスメートではなく、仲の良い人だけで班を作ってしまうため

あんまりふれあいになってない、というのが実情だからだ。



優希「京太郎、行く人決まってないなら私たちと一緒に行くか?」

京太郎「えっ、いいのか?」

優希「もちろん。私と、のどちゃんと、咲ちゃんの班だじょ」

京太郎「おおぅ……ガチのいつメンじゃねえか。ふれあいの趣旨どこいった」

優希「馬鹿野郎! 仲がいい者同士の交流をさらに深めるというのも立派な動機だ!」

京太郎「なるほど……一理ある」



なんだよ優希。ちょっと頭よさそうなこと言っててらしくないぞ。



優希「行き先の希望~~私はメキシコだ!!」

京太郎「さすがに海外はアウトじゃね?」

優希「馬鹿野郎! ふれあいに国境はないんだぞ!!」

京太郎「バーカ、タコスにふれあいなんかねえよ。あるのは一方的な食欲とそれによる蹂躙だ」

京太郎「お前が食って、消化するだけじゃねえか」

優希「むむむ……なんだ京太郎、ちょっと頭よさそうなこと言って、らしくないじょ」

京太郎「お前に言われたかねえよ!」


 *


優希「それじゃあ、またな。京太郎」

優希「また行き先考えとくんだじょー」

京太郎「はいはい、わーったよ」

優希「のどぱいによろしく! じゃあ!」

京太郎「それは任された!」


それはマジで任せとけ。


和「おはようございます須賀君」

京太郎「うぉおっ!!!!」

和「??」

京太郎「の、のどか……今の聞いてた?」

和「何がですか?」

京太郎「いや、聞いてないならいいのさ……あはは」





須賀京太郎 現在ステータス
雀力:G(5) 39/50   
知力:D(31)59/100

話術:D(44)59/70 
器用:E(27)24/70 

体力  :■■■■■■■■□□
ストレス:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


午前の授業は

1基礎科目(知力)
2総合科目(話術)
3実習  (器用)
4サボる (体力回復)

+2  44、77で(77は、また別途ステータスが上がります)


3→実習


和「変な須賀君ですね」

京太郎「そ、その通り、俺は変な奴なのさ」

和「……?」


訝しげに首を傾ける和。

うーん、そういう仕草も似あってしまうのか美少女のいいところだな。


和「……あ、須賀君、午前中の実習はぬいぐるみづくりですよ」

和「この間の実習の続きです。早くいきましょう」

京太郎「そうだったな……おい、和。行くのいいけど、裁縫道具ロッカーに忘れてんぞ」


勢いよくドアから出ていこうとしたのはいいけどさ

手ぶらで行っても、ぬいぐるみはできないぞ。


和「あっ……」

京太郎「和らしくないな」


優希はインテリぶって、俺もインテリぶって

和は忘れ物、らしくないの三点盛りだ。


和「す、すいません……恥ずかしいです」

京太郎「誰でもミスはある。いいってことよ。」


任せとけって。任されたんだ


和「……よし、準備できました。忘れ物有りません」

和「可愛いぬいぐるみを作りに行きましょう!」



+2のコンマ分上昇  



≪88×1.5=132↑↑↑≫

・器用:E(28)16/70へ  
・器用2アップ!  
・体力マイナス1




俺は器用なのかどうかというと、全くそうでないと思う。

針に糸を通すだけでも、張り通しを使わないとなかなかできないし

優希に頼まれてタコスを作ったときも、ハギヨシさんに教わりながらでようやく完成したし。

一方の和は、始めは手順や道具の扱いに戸惑っていたものの

呑み込みが早いのか、今ではすらすらと布地に糸を噛ませている。

これが格の違いってやつか……


和「ふぅ、こんなもんですかね」

京太郎「えっ、できたのか?!」

和「小さいマスコットですけど……練習用です」


京太郎「これで練習用……っすか」

和「目標はエトペン超えですからね!」

京太郎「あはは……あ、エトペンといえばさ、和はなんで抱き枕がないと眠れないんだ?」

和「な、なんでって……り、理由はありません」

和「ただ、習慣のようなもので………習慣です」

京太郎「ふーん……」


なんか別の理由がありそうだけど

今はツッコまないようにしよう。東横さんの件で俺はちょっと学んだからな。


さて、お腹いっぱいになったところで

午後の授業の準備しますかね……


咲「あ、京ちゃん私
たちとピクニック行くんだって?」

京太郎「おう。優希から聞いたのか」

咲「そうだよ。楽しみだね。行き先どこがいいかなー」

京太郎「咲は行きたいとこないのか?」

咲「そうだなぁ、私は特に……あ、東京とか!」


絶対姉ちゃんに会いたいんだ。絶対そうだ。

ふれあいピクニックで東京ってなんか響きがおかしいよなぁ。


咲「でも、どこでもいいよ。あ、京ちゃんの行きたいとこが私の行きたいところ!」

京太郎「おおう……」

咲「ちょ、ちょっと引かないでよ! 冗談だよ!!」

京太郎「ソレジャゴゴノジュギョウイキマスネー」

咲「違うってば!!」




須賀京太郎 現在ステータス
雀力:G(5) 39/50   
知力:D(31)59/100

話術:D(44)59/70 
器用:E(28)16/70 

体力  :■■■■■■■□□□
ストレス:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


午後の授業は

1基礎科目(知力)
2総合科目(話術)
3実習  (器用)
4サボる (体力回復)

+2  44、77で(77は、また別途ステータスが上がります)




1→知力



和「……そういえば、須賀君。家に雀卓ないんでしたね」

京太郎「そうだ、急にどうしたんだ?」

和「休日はどうしてたんですか? まさか、一切牌に触れてないとか……」

京太郎「うっ」


いや、本は読んだし、多少復習もしたけど

牌には触ってない……かな。ネトマもしてない。

卓もそうだけど、家に牌が存在しないってのはまずい気がしてきた。



和「……図星ですか」

京太郎「せめてネトマでもするべきでした……」

和「まあ、いいんですよ。徐々にやっていきましょう」



和は本当に怒っているわけではなかった。

むしろ、俺のことを心配してくれているようだった。

はやりん最高とか言っててごめんさい。



和「こういう話は部活の時でいいんですけど」

和「ちょっと気になったので」

京太郎「すまん……あ、先生が来たみたいだ」

和「そうですね。集中しましょうか」




+2のコンマ分上昇


≪60×1.3=78↑↑↑≫

・知力:D(32)37/100へ  
・知力1アップ!  
・体力マイナス1




和「さて……部活に行きましょう」

京太郎「おっす」

咲「あ、京ちゃんお疲れ。部活だね」

京太郎「あ、宮永さん。お疲れ様です。そうですね。頑張りましょう」

咲「何それ! 京ちゃん、いつも通りに戻ってよ! さっきのは本当にただの言い間違い!」

京太郎「……あははっ。咲をからかうのは楽しいなー」

咲「もう……私なんか授業中ずっとさっきのこと後悔してたんだからね!」

優希「おかげで授業には集中できなかったんだじょ?」

京太郎「優希は関係ないだろ?」

優希「咲ちゃんの痛みは私の痛み……」

京太郎「よっし部活行くか」


 *


@部室

咲「京ちゃんが茶化すから流れちゃったけど……」

咲「結局みんなどこ行きたいとか決めてないよ?」

京太郎「確かに話し合う時間そんなにないしな……」

京太郎「今決めておくか?」

和「部長も来てませんし、そうしましょうか」

優希「メキシコは?」

京太郎「現実問題、お前パスポート持ってねえだろ」

優希「パスポート? なんだそれ? うまいのか?」

京太郎「………」

優希「冗談だ、さすがに知ってる」

京太郎「今、心の底からほっとした」




【ミッション】
「来週に行くふれあいピクニックの場所を決めましょう」

ピクニックとは名ばかりの、外に遊びに行くイベントです。
長野以外の一つの県を選択することができ、そこで平日を一コマ分消化して。遊びます。

そこではその県にいるキャラに(大学生でも)出会うことができます。

例)岩手を選択→シロが登場する、など


ここでコネクションを作っておくと、後々役に立つかもしれませんし
ストーリーに大きく影響が出ます。



まずは場所7ほど挙げてもらって
そこから多数決で決めたいと思います。

いいかな?

それじゃあピクニックの場所候補7県

人いるかわかんないけど、まあ時間経てば大丈夫やたぶん
+1~7で

というより7か所って被らないようにしたら大抵の地方が出るんじゃ

鹿児島で


おっけ >>316 まあそうかも一応段階踏んどこうと思って

それじゃあ多数決
1東京(白糸台と臨海)
2奈良(阿知賀とにわか先輩)
3鹿児島(永水)
4北海道(有珠山)


+1~7で多数決


京太郎「はい、それじゃあ一人一つ行きたいところを挙げていこう!」

咲「東京!」

優希「メキシコもとい、北海道!!」

和「私は、穏乃や憧に会えるかもしれないので奈良がいいです」

京太郎「出そろったな、ちなみに俺は鹿児島だ」

京太郎「次はその場所がいい理由を挙げていこう!」

京太郎「俺はうまいもん食えるからってのと、温泉行きたい!」

咲「私はお姉ちゃんに会いたい!」

優希「北海道でタコス!」


は、ないんじゃないか。飯はうまいかもな。


和「私は今言いましたね。阿知賀のメンバーに会えたら嬉しいです」

和「……ですが、私は本当はどこでもいいです。向こうにも都合がありますから」

京太郎「うーん……何か決め手に欠ける感じがするな……」


和の言う通り、本当にどこでもいいんだ。

きっとみんなとならどこででも楽しめるし……


まこ「……わしが遅れたときは、自主的に練習を始めるように言ったはずじゃが?」


「「「「あっ……」」」」


 *

5分程度の軽いお説教。

そういえば、4月の初めにそう言われてたのを忘れていた。


まこ「全く……おんしら、少したるんどるんじゃないかの」

まこ「部活のときくらいは、ちゃんと練習を……ん?」

まこ「なんじゃ、この紙は?」

京太郎「ピクニックのや希望場所です。どこ行くか迷ってて」

まこ「なんじゃ、そんなことか。わしに任せとくんじゃな」


そういって、染谷部長は雀卓の方へ向って、整然と並んでる牌をバラバラにシャッフルし始めた。

牌がぶつかり合う音って意外と大きいもんで、俺らが黙ってるのもあって

なんだか緊張感のある不思議な音に聞こえてくる。

部長はそこから、何個かを掌に握りしめた。



まこ「……この4つから選ぶぞ」

まこ「東なら東京、南なら奈良、西なら鹿児島、北なら北海道じゃ」

まこ「恨みっこなそじゃ」



そこで、部長は少しも迷うことなく、一つをひっくり返す。

4人で覗き込むと東の文字が刻まれていた。なんだか妙に儀式めいた空気が、なぜだか心地よい。


まこ「よし、おんしらは――――東京に行って来い」


鶴の一声で、その場は決着した。




今日はいつもと違って、少し緊張感のある部活になるかと思えば

やはり、染谷部長はもともとそういう空気が好きなタイプじゃないのだろうか。

いつも通りの雰囲気に戻って、それと同時にこの場に穏やかな空気が流れだした。




まこ「よーし、今日も始めるぞ」

まこ「ところで京太郎。おんし、最近ちょっと退屈じゃないかの?」

京太郎「退屈、ですか……?」

まこ「ずっと基礎ばかり叩き込まれて、座学ばかりやって……」

まこ「あらかた休日も復習したり、ずーっと本を買って読んだりしたんじゃろう」

京太郎「その通りです……って、あれ、なんで知ってるんですか?」

まこ「簡単じゃ。お前のような初心者が、一生懸命牌を使って練習したら……」

まこ「すぐに手が痛くなるからの」



あ、そうなんだ。腱鞘炎みたいに、痛くなるのかな……

和や咲はとっくにその領域を超えてるってことか。



優希「始めはな、慣れれば平気だじょ?」

京太郎「優希も、そうなったのか」

優希「まあな。なんだかんだ、私だって練習はするからな」

まこ「……というわけで、一度、京太郎を囲んで、きちんと半チャンを打つ機会を作ろうと思う」

まこ「正式な理解度テストとでも思ってくれてええ」

京太郎「マジっすか?!」


それは嬉しい、座学ばっかりやってて、自分がうまくなってるのかどうかの実感がなかったから

そういう実践はすっげーありがたい。


まこ「と言っても、今日じゃないぞ。今週いっぱい、、みっちりやってもらう」

まこ「その成果を――と言っても、まだボロボロに負けるじゃろうが」

まこ「見せてもらうけぇ。ともかく、今週末にやるけぇ、そのつもりでの」

京太郎「分かりました!!!!」




1咲に教わる
2まこに教わる
3優希に教わる
4和に教わる


+1~3で最大コンマ
ちなみに、今週末=平日後半での部活のことです。


4→和



和「それじゃあ……今日もやりましょうか」

京太郎「よろしく頼むぜ」

和「………そうですね」


なんだか、和がうかない顔をしている……気がする。

どうかしたのだろうか。


京太郎「なんかあったのか?」

和「いえ……先ほど、部長が今週末に試合をやると言っていましたが」

和「それの対策をするべきか、これまで通り座学をやるべきなのか……と思いまして」

和「今座学をやっても、今週末にすぐ成果は出ませんから……」

和「だったら、少しでも実践経験を積むということで、打った方がいいのかな、と……」

和「うーん……どうすればいいでしょうか」


俺のことで悩んでくれてたのか、なんか嬉しいぞ。

確かに、今やってることは、知識をひたすら詰め込む、ということだからなぁ。

それだとテストに間に合わせるには、不十分かもしれない。でも。


京太郎「たぶんだけど……どちらにせよ今日明日じゃ週末に成果はでないと思うんだよな」

京太郎「だから……これまで通り、和のペースでやってくれよ」

京太郎「俺は……着いていくからさ」

和「……分かりました。それでは」


+2のコンマ分上昇



≪80×1.1=88↑↑↑≫
・雀力:G(7) 27/50
・雀力2アップ!  
・体力マイナス1




和「……いいですか? 今日は待ち方について勉強しましたね」

京太郎「ああ、あんなに多様な待ち方があるとは知らなかった」

和「それでは今日習ったことを……今、私に伝えてみてください」

京太郎「おけ、えっと……」


基本は両面待ちで、確率が低いけど相手をひっかけられるペンチャンやカンチャン

それと、相手の予想が難しい、シャボ待ち……その他もろもろ。

両面を習ったついでに、平和(ピンフ)についても詳しくやった。

意外とピンフには細かいルールがあって驚いた。


京太郎「えっと、まずは……」

和「だめです、ノートを見ないでください」

京太郎「えっ?」

和「見て読み上げるのは、家で壁に向かってでもやればいいんです」

和「今は、ノートを使わずに、自分の言葉で私に話してみてください」

京太郎「えっ、と………分かったよ」




 *


京太郎「……それで、多面待ちのときは、フリテンに注意、だったよな……?」

和「………」

京太郎「ピンフの時は……ツモピンフは点数計算が特殊で……あと、雀頭が、役牌や自分のや場の風牌だと、いけない……とか」

京太郎「……えっと、これで全部だった気がする。まだあったらすまん」

和「……お疲れさまです。須賀君、よく覚えてたと思います」

京太郎「そ、そうか! よかったー……」


正直もうドキドキだった。ついさっき教わったことなのに

もう忘れましたごめんさいは、やりたくなかったからな。

しかし意外と覚えてるもんだなぁ。



和「……どうですか、疲れました?」

京太郎「ああ、そういえば前、家で教わったことを思い出す作業をしたんだけどさ」

京太郎「思い出して、自分で構成する作業って、三倍くらい疲れんだよな……」

和「そうでしょう。それはつまり」


和は、俺から目をそらして意味ありげに言った。


和「それはつまり、どういうことなんでしょうか」

京太郎「どういうこと、って、なんだ?」

和「そのままです。今須賀君が私にやったことは、私が教えたことをもちろん基礎にしているものの」

和「『須賀君自身』の言葉です。つまり、須賀君の知識です」

京太郎「……どういうことだ」

和「こういうことです。本当の意味で覚えるには、座ってノートを開いて話を聞くことの」

和「三倍は疲れるってことです」

京太郎「あ……」

和「そして、今やった作業は……きっと、特殊でもなんでもないことです」



確かにそうかもしれない。実際に試合で打つときは……ノートなんて見てやるわけにはいかない。

ノートを見ずに、諳んじるのが前提で戦うことになる。

だとすると、今俺がやったことは―――


和「そうですよ。そのまま、実践で使える知識です」

和「自分が学んだ知識を、自分で再構成して、自分で使いやすく加工した知識です」

京太郎「………」

和「そうしないと、『聞いたことある、でもそれなんだったっけ』」

和「『言われたら、思い出せるんだけど』ということになってしまいます」

和「自分のものにするということはそれだけ大変なんですよ」

京太郎「……」

和「……今日は麻雀の内容そのものよりも――それを。そのことを分かってほしかったので」

和「……大丈夫そうですか?」

京太郎「ああ………」

京太郎「よーく分かった。ありがとう」


本当に、麻雀以外の場面で……よく和にはお世話になっている気がする。

真面目な意味だぞ。変な意味じゃないぞ。


「……すいません、須賀君」

「え?」

「その、今日の指導は……なんというか、麻雀もそうなんですけど」

「かなり自己流が入っていたというか、なんというか……その」

「その………」






話術補正(Dだから、補正なし)
+2でコンマ判定(大失敗01~10 失敗11~35 普通36~70 成功71~85 大成功86~99 00は超成功 44は大失敗)

超成功 →+5  
大成功 →+3  和の言うことなら、俺はなんだって信じてやるよ
成功  →+2  大丈夫だぜ、しっかり頭に入れておくから 
普通  →+1  気にするな、俺は大丈夫だ
失敗  →なし  ストレス+1 
大失敗 →-1&ストレス+3



81で成功


「大丈夫さ。今日やったことは、しっかり頭に入れておくぜ」

「和の伝えたいことは、よく伝わってきたし」

「これからの勉強にも、麻雀に生かしていけそうな大事なことをありがとうな」


本当に、そう思ってる。

和の言ってることは、こうしてやってみると、何一つ間違ってないどころか

よく的を射ていることが分かる。今はまだ学ぶことが多くて、消化不良のことがあるけれども

それでも日々成長してるって実感がもてるような指導をしてくれる、和はすごいと思う。



「……そ、それならいいんですが」

「その……」

「なんだ。水臭いな、言いたいことがあるなら、遠遠慮せずに言ってくれよ」

「…………」

「……た、退屈じゃないですか?」

「は……?」



なんでそういう話になるんだ?

そんなこと、俺は言った覚えないぞ…………あっ


京太郎「もしかして、部長が言ったこと気にしてるのか」

和「はい、その……部長がああ言ったのを聞いて」

和「もしかしたら、須賀君、ずーっと座学が退屈だったのかもしれないと思って」

京太郎「……」

和「だからその、私とのその、この部活の時間が……」

和「つまらないのであれば、申し訳ないというか………」

和「………」

和「…………個人的なことを言うと、ちょっぴりだけ、悲しいかな、とか…………」

京太郎「……」

和「そ、それでちょっと、この時間だって無駄じゃないんだよって」

和「座学だってちゃんと使えるんですよ、と言いたくて………」

和「その、ちょっと厳しい教え方になったり……」

和「……ごめんなさい」




和可愛い……なんというか、もう、本当に可愛いぞ。

真剣に向き合ってくれてるところ申し訳ないんだが、俺は全然気にしてないし

こんな可愛い子にそんな風に思わせちまうなんて、俺がごめんなさいだぜ。


京太郎「和!」

和「は、はいっ」

京太郎「いいか、俺はお前との時間を楽しんでる。それも全力でだ」

京太郎「だから、気にするな。俺はバカだし、気の利いた言葉とか思いつかないけど」

京太郎「大丈夫だ、自信を持ってくれ」


気持ち高ぶってが、思わず和に詰め寄ってしまう。

肩を掴みそうになったが、寸でのところで思いとどまった。


和「そ、そ、そのっ……ありがとうございます………」

京太郎「いえいえ、こちらこそいつもサンキューな!」

和「あ、あのその、ちょっと、距離が近いかな、と………」

京太郎「お、すまんすまん。つい」

和「いえ……別にいやとかじゃ…」

京太郎「ん?」

和「そ、そのなんでもないです……」



和の好感度+2 (37→39)



その日は、それから優希と咲からも少し麻雀のコツを聞いてみた。

和からだけ教わるんじゃ、知識が偏ってもいけない、という部長の案でだ。

ただ、和が知らないことを優希が知ってるかどうか怪しいし

咲が知ってることを和が知らないとも思えないが……



和に言われた通りの学び方を実践してると、いつもの三倍疲れた。

ただ、できればこのやり方を続けていこうと思う。



都「おかえり、京太郎」

京太郎「ただいま……疲れた……お風呂湧いてる?」

都「お風呂にする? ご飯にする?「風呂入ってきまーす」」

都「まだ最後まで言ってないわよ」

京太郎「今日は疲れてるんだ、ごめんな」


 *


都「なるほどね、和ちゃんって子と最近、練習やってるのね」

京太郎「それで、その方法を実践したら疲れたってわけだ」

都「いい子そうねぇ……うん。聞く限りでは、全然咲ちゃんに負けてないわ」

京太郎「……? 咲?」

都「咲ちゃんは幼馴染の咲ちゃんよ」

京太郎「そういうことではなく……まぁいいか」

都「あ、お父さんが帰ってきたわ。ご飯にしましょう」

京太郎「あとでこっそり父さんに麻雀牌と、卓シートほしいって言っといてくれないか?」

京太郎「雀卓は高いから、せめてシートのやつ欲しいんだ」

都「ふふ……京太郎はやる気マンマンね」

京太郎「まあな」

都「私は色気ムンムンよ」

「ただいま、父さんは」

京太郎「言わなくていい言わなくていい」




【帰宅後行動選択肢】

1本を読んでみる(雀力)1/3
2勉強の復習  (知力)
3誰かと電話する(話術)
4お弁当作り  (器用)
5寝る   (体力回復)

+2  44、77で



須賀京太郎 現在ステータス
雀力:G(7) 27/50   
知力:D(32)37/100

話術:D(44)59/70 
器用:E(28)16/70 

体力  :■■■■■□□□□□
ストレス:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆





5→寝る





風呂に入った後、少しベッドに横になろうとして

気が付いたら、もう記憶が飛んでいた。

少し疲れがたまっていたのかもしれない…………






【四月二週平日前半終了】

須賀京太郎 現在ステータス
雀力:G(7) 27/50   
知力:D(32)37/100

話術:D(44)59/70 
器用:E(28)16/70 

体力  :■■■■■■■■■□(寝る+一日で計4回復)
ストレス:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



<四月二週平日後半>



それから、時間が過ぎて

あっという間に週末がやってきた。

その間に、地道に勉強をして……少しは身に付いたような気もする。

今日の部活では、久しぶりに麻雀が打てる!!



「打てるんだぁぁぁああ!!!!!」




「ちょっと……京太郎、まだ5時よ……」




二階で叫んだあと、リビングでも叫んでいると

母さんが起きてきた。さすがに聞こえてたか。


京太郎「あ、起こしちまったか、母さん、ごめん」

都「朝から元気なのもいいけど、近所迷惑を考えなさいよ……ふわぁ」

京太郎「悪かったよ、ほら、あと一時間寝てきて!」

都「リビングでするのはいいけど……ゴミは自分の部屋のゴミ箱に捨ててね……」

京太郎「近所迷惑な自家発電ってどんなんだよ!!」


@学校への道すがら


とりあえず、母さんは無理やりベッドに押し込んでおいて

今日は気分もいいので、自分で朝飯を作って食べて早めに出ていった。

飯といっても、パン焼いてハムとレタスとチーズを乗せるだけの男料理だけど。




まこ「おう、通学路で会うなんて珍しいの」

京太郎「部長。おはようございます」

まこ「どうした、今日はもしかして朝早いんか?」

京太郎「ええ……久しぶりに、みんなと打てるんで、楽しみで目が覚めちゃって」

まこ「……そうか」

京太郎「今日はよろしくお願いします!」

まこ「ふむ。京太郎、今日のことなんじゃが……凹む覚悟はしとくようにの」

京太郎「……」

まこ「やはり、一週間や二週間で急に上達するものじゃないけぇ」

まこ「胸を借りるつもりで、いってみぃ」

京太郎「………分かってますよ。ただ」


なんだか、みんなようやく同じラインに立てることがこの上なく嬉しいんだ。

たとえそれがどれだけ差が空いていたとしても、これまでのように

自分一人が、舞台の外で寂しく見てるなんてことはないのだと

どんなわき役だとしても、同じ舞台の上に立てるのだと

そんな気がしたから、嬉しくなったんだ。

だから勝っても、負けても、今はどっちでもいいんだ。

もちろん、俺の全力は出すけれども。とりあえずは




京太郎「小さな一歩は、大きな前進、ってことで!」

まこ「……そうか。それが分かっとるなら、ええ。今日はわしも相手をするけぇ」

まこ「ええ勝負をしようの」

京太郎「はいっ!」



@学校廊下


咲「おはよう京ちゃん。今日はなんだかウキウキした顔してるね」

京太郎「分かるか。久しぶりに、麻雀できるし、なんかテンション高いんだよ」

咲「それはいいことだね」

京太郎「咲、ようやくお前と対戦ができるぞ!」

咲「あはは、そうだね、でも実は、私は今日は見てるだけだと思う」

京太郎「そうなのか?」

咲「うん、部長に咲は最初は見学だって言われたもん」

京太郎「そうなのか……」

咲「今度またやろうね、京ちゃん」

京太郎「うん、そうだな」







午前の授業は

1基礎科目(知力)
2総合科目(話術)
3実習  (器用)
4サボる (体力回復)

+2  44、77で(77は、また別途ステータスが上がります)


須賀京太郎 現在ステータス
雀力:G(7) 27/50   
知力:D(32)37/100

話術:D(44)59/70 
器用:E(28)16/70 

体力  :■■■■■■■■■□
ストレス:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆





1→知力



よっし、昨日もたっぷり寝たし体調はバッチシた。

部活まで今日の対局のイメトレでも―――


和「……須賀君」

京太郎「おう、和。おはよう」

和「おはようございます」

和「まさか、授業中に今日のイメージトレーニングをしようとか考えてませんよね?」

京太郎「ええっ?! な、なぜ分かった?」

和「はぁ……それだけ嬉しそうな顔をしてれば、何を考えてるのかくらい分かりますよ」


どこかで聞いたようなセリフ……あ、本を買いに行った時に

東横さんにも似たようなこと言われたな。俺って分かりやすいのかもしれない。


和「授業は授業、部活は部活です。これはこれ、それはそれです」

和「第一、勉強は学生の本分なのですから――――」


だめだ、和のお説教が始まる。これに捕まると長い気がする。

部長のお説教の比じゃねえ。これは聞きたくない。

じゃあいつ逃げるの――?


京太郎「今でしょ!!」

和「あ、須賀君、待ってください!!」

和「授業はじまりますよっ!!」



+2のコンマ分



≪77×1.7=130↑↑↑≫

・知力:D(33)67/100へ 
・知力1アップ!  
・体力マイナス1






と、授業から見せかけて、チャイムが鳴るぎりぎりで教室に戻る。

そもそも、チャイムが鳴った時点で教室にいる先生は思いの外少ないものだ。

彼らだって、遅刻してくるんだ。先生だって人間だもの。



和「………」


あ、ちょっと和がこっちを悔しそうに睨んでる。

授業中に後ろ向いたらいけないんだぞ。あとで言ってやろう。

ゾロ77踏み→後ほど説明



 *


優希「おい、京太郎。今日もタコス食べに行かないか?」

京太郎「いいなぁ、いっちょ行きますか」

咲「私も行っていい?」

優希「もちろんだじぇ。あれ、のどちゃんは……」

京太郎「あ、今、和は……」


後ろから、恐ろしい気配を感じる、

当然のように、和だった。


和「………すーがーくーん???」

京太郎「ああ」

和「ちょっとわたし須賀君とお話がありますので。優希、咲さん」

和「私の分も買ってきてもらっていいですか?」

咲「わ、分かったよ」

優希「き、京太郎の分も買ってくるからな」

京太郎「おぅ……」


こってり説教された。でもいい匂いだった。



和「……もう、須賀君、聞いてますか?」

京太郎「おう………聞いてる、ぜ……」

和「麻雀が強かったとしても、勉強ができなかったら、将来困るのは……はっ」

京太郎「?」

和「ま、また私、須賀君にキツい物の言い方を……ご、ごめんなさい!」

京太郎「い、いや。ぜんぜんいいんですよ」



和がいい匂いで、頭がぼーーーっとしてしまって、そんなこと全く考えてなかった。

再び、逆に申し訳ないパターンのやつだこれ。


和「と、とにかく。私が言いたいのはですね」

和「高校生である以上、麻雀のテストだけじゃなくって、学校のテストもあるんですから」

和「麻雀部で赤点出したりしたら、インターハイも水の泡なんですからね」

京太郎「あかてん……まーじゃん……インハイ……あ、そういえば……本当だ、赤点とったら」

京太郎「赤点取ったりしたらインハイ出れないんじゃん!!」

和「だから最初からそうだと言ってるじゃないですか!!!」

和「……さては、須賀君……全然聞いてなかったんじゃ………」

京太郎「き、聞いてたよ↑」

和「………本当ですか?」

京太郎「ほ、ほ、ほん…………すいません、別のこと考えてました」

和「……なるほど、もうお昼休み時間いっぱいは、須賀君とお話しする必要がありますね」

京太郎「そんな……」


役得な気もするが、いつ終わるんだこの天国と地獄……


ようやくのどっちから解放されて

午後の授業が始まる。

朝、あれだけ意気揚々と出てきたのに、今はちょっと疲れちまってる……。

いや、反対に疲れがとれたような気もする……うーん。




午後の授業は

1基礎科目(知力)
2総合科目(話術)
3実習  (器用)
4サボる (体力回復)


+2  44、77


須賀京太郎 現在ステータス
雀力:G(7) 27/50   
知力:D(33)67/100

話術:D(44)59/70 
器用:E(28)16/70 

体力  :■■■■■■■□□
ストレス:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



2→総合科目



すっかり忘れていたけど、今日の午後は総合的な学習だったんだ。

総合的な学習とは……どう説明したらいいのか。

基礎科目が国語や数学、英語などの基礎科目

実習科目が技術家庭科、体育、音楽などなどの実用的な科目とすると

総合的な学習は、自分でテーマを決めて、それについて自由に調べる時間だ。

世にいう、「調べもの学習」というやつだ。




優希「それじゃあ、京太郎。一緒に組むか?」

京太郎「おう、いいぜ! 咲も一緒か?」

咲「そうだよー和ちゃんは、今回は別なんだね」

京太郎「ちょっと自分一人で今回はしたいらしいぞ」

優希「なるほど、じゃあしかたない。さしあたっては……調べもの学習のテーマを決めよう!」

京太郎「いえ~い。はい、以下タコス禁止な」

優希「むむ……それじゃあ、一体この時間は何をすれば……他になにを追究すれば」

京太郎「この世はお前が思ってる以上に、未知にあふれてるから大丈夫だ」



咲「あの……それじゃあ、麻雀について、とかどうかな」

京太郎「麻雀? なんか、調べもの学習にしては、固いような」

優希「部活でも麻雀はやるのに、授業でもやりたくないじぇ……」

咲「そ、そうかもだけど。でも、優希ちゃん、もしかしたら麻雀の由来はタコスかもしれないよ?」

優希「な、なんだとっ?!」

咲「だからこそ、優希ちゃんが麻雀強いのかも!!」

咲「そういう可能性を探って……一緒に部活外でも麻雀楽しもうよ!!」

優希「おーーーー、咲ちゃん、ナイスアイデアだ!!賛成、大賛成だじょ!!」

咲「京ちゃんもいいよね?」

京太郎「お、おう……二人がいいなら、俺は」

京太郎「じゃあ俺らのテーマは麻雀ってことで」
 


 *



京太郎「……咲、お前インハイ終わってから、心なしか口がうまくなったよな」

咲「あははっ、そうかな? そんなことないよ」

京太郎「優希を乗せるなんてやるじゃねえか」

咲「京ちゃんを落とすには、優希ちゃんから、ってね、ふふっ」

京太郎「俺の幼馴染、強い。」



+2のコンマ分上昇





≪79×1.5=119↑↑↑≫
・話術:D(46)34/70に
・話術2アップ!  
・体力マイナス1





まずは図書館やパソコン室にいって、麻雀についての資料を集めることから初めて

最終的には人前でプレゼンテーションをできるようになるほど、その調べものに詳しくなる。

その過程を通じて、仲間との交流を深めて、人間的にも大きく成長する……と

シラバスにはこう書いてあった。




とりあえず、始めの二時間くらいは必死に資料集め。図書館行ったり、パソコン使ったり

それから、どんなプレゼンにするのか大まかなアウトラインを決めて

少しづつ、全体像が出来上がっていった。


京太郎「……よし、今日やるべきことはやっただろ」

咲「だね! 麻雀って調べてみると面白いね」

優希「むむむ……よく考えたら、麻雀は中国生まれ……メキシコのタコスと関係があるわけがない……」

咲「違うよ、優希ちゃん。それはあくまで歴史がそういってるだけだよ!」

咲「もしかしたら、麻雀はメキシコ生まれかもしれないし」

咲「タコスが中国のものなのかも」

優希「なるほど……でもそれを解明するには、時間がかかりそうだな」

咲「でも、誰かがやらないといけないことだよ!」

優希「その通りだな。頑張るじょ!」

咲「そうだね、頑張ろう!!」

京太郎「…………」

京太郎(咲……お前が遠くに行ってしまった気分だぜ)



そして……ついにこの時間がやってきた。

朝から心待ちにしていた時間……麻雀の時間だ!




@部室



まこ「……よし、みんな揃っとるの」

まこ「京太郎、この一週間……いや、実際に麻雀を勉強し始めてから、二週間か」

まこ「どうじゃった?」

京太郎「そうですね……やっぱり」

京太郎「覚えることが多すぎて、毎日しんどいです……でも」



それを当たり前のように、使いこなして

去年のインハイを勝ち抜いた、こいつらは……やっぱりかっこいいなって





京太郎「改めて、色々と実感しました」

まこ「そうか……良くも悪くも、お前は初心者じゃ」

まこ「今感じたその気持ちを……忘れんようにしてほしい」

まこ「【分からない】【できない】は、初心者の特権じゃ」

まこ「いくらでも失敗や間違いをしていいんじゃぞ。失敗は成功の基、じゃ。それに」

まこ「どん底に叩き落されるような悲しみや口惜しさを味わって……初めて分かることもある」

まこ「じゃから、その特権を、フルに活用してほしい」

京太郎「ありがとうございます……」


俺は、俺の全力を。ただ尽くすだけだ。


まこ「それじゃあ、今から一局を戦ってもらう」

まこ「やるのは……京太郎、和、優希、そしてわしじゃ」

まこ「咲は、メールで伝えたように、今回は外れてくれ」

咲「分かりました」

まこ「よし、それじゃあ……始めるぞ」

<麻雀について>

今から対局について説明します。
【クソ長いです】
ただ、ここを飛ばしてしまうと、麻雀をガチでやっていくこのスレの意義がなくなるので
ここは、しっかりと頭に入れていてくださると助かります。そうすれば、育成の面でも非常にスムーズに京太郎を育てられると思います。



ちなみに対局方法が前スレと全く違います
前スレで悪かったところを挙げて、改善するようにしてみました。


前スレの欠点として
・咲キャラの能力が麻雀に生かしきれてない
・単純に高コンマ勝負になっており、麻雀の対決らしくない。


ということがあったように思うので
そこは、偉大なる昔のスレのシステムを大いに参考にしました。
パクリとか言わない、そこ。


まずはキャラのパラメータから


須賀京太郎
雀力:G(7) 27/50
攻撃:G(0)  0/50 
加速:G(0)  0/50
守備:G(0)  0/50
幸運:G(0)  0/50

というパロメータを設置。(攻撃~幸運のパラメータに関しては、あとでコンマで決定)


<各パロメータ>
・基礎雀力(単純に雀力ともかく)……総合的な麻雀の能力。あらゆる面で重要。今まで和に教わったり、本を読んで力を付けたところがここです
・攻撃……パワー。主に、打点の高さに影響。
・加速……スピード。主に、聴牌の速度に影響。
・守備……ディフェンス。主に、放銃の頻度に影響。
・幸運……ラッキー度、魔物度。主に、聴牌速度や放銃判定など、運が絡むあらゆる要素に影響。




<対局の進め方>

対局の流れを簡単に書きますと
①聴牌判定
②補正判定 
③和了判定
④点数判定
⑤放銃判定

の五段階あります。長いですが順を追って説明します。




≪①聴牌判定≫
まず、各キャラが聴牌しているかどうかの判定を行います。
聴牌判定は、(加速のパラメータと、幸運のパラメータを足して2で割った値)が
指定先のコンマより大きいかどうかで決まります。


ここで、タコス=優希さんのパラメータがあります

 雀力:D(45) 0/100

 攻撃:C(55) 0/120 
☆加速:C(55) 0/120  
 守備:F(20) 0/50

☆幸運:D(50) 0/100
 

優希が、コンマ判定で「40」を踏んだとします。
そこで、計算式は<(55+50)÷2>=52.5>「40」
となり、聴牌ができます。優希の聴牌判定はこの場合、常に52.5なので、
コンマで51以下を出せば、聴牌可能、つまり常に5割で聴牌可能ということです。
加速と幸運の値が大きくなるほど、聴牌がしやすくなることになります。



※ただし、特殊能力を計算に入れてないので、純粋にパラメータのみの場合は、となります。


≪②補正判定≫


聴牌しても、和了れるかどうかは、また別の話。ということで、聴牌した人を対象に、二段階目の判定です。
①の判定で使用したコンマの一の位と十の位を合計して出た数値の下一桁で判定します。




4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、 ③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。

パラメータ増えた分、ステータスの上がり方次第だとインハイ予選までに京ちゃんの戦力化が間に合わないような……

>>391 そこは、単純にこれから増やせるパロメータも増えるから大丈夫。



≪③和了り判定≫
①で聴牌だった人の人数+流局分を含めて、0~99のコンマを等分します。
例えば、咲さん、京太郎、優希、和が麻雀をしていて

咲と京太郎が聴牌だったときは

0~32 →咲和了り
33~65→京太郎和了り
66~99→流局

このような感じです。
ここに、基礎雀力と②での補正判定が加わります。



【基礎雀力で生じる差】
アルファベットのランク一つ分、「4」づつの差が生まれます。

例えば、京太郎の基礎雀力はG、優希はD、咲はB+です。
DとGの間には3段階の差が、DとB+の間にも3段階の差があります。
よって、京太郎と優希の差は「12」、優希と咲の差は「12」、京太郎と咲の差は「24」あるので


本来なら和了り判定を等分して

0~24 →京太郎和了り  確率25%
25~49→優希 和了り  確率25%
50~74→咲  和了り  確率25%
75~99→流局      確率25%

だったのが、基礎雀力の差によって

0    →京太郎和了り  確率 1%(-24)
1~25 →優希 和了り  確率25%(+12、-12)
26~74→咲  和了り  確率49%(+24) 
75~99→流局      確率25%

となるというわけです。京太郎が咲ちゃんから和了りをするには
今のところ補正判定で7を出すか、ここで確率1パーにかけるしかないってことだね!


【②の補正判定で生じる差】
大失敗では、そもそも和了れず、そのまま放銃判定へと向かいます。
失敗では、和了り判定に「10」の差の不利分が含まれます。
成功では、和了り判定に「10」の差の有利分が含まれます。基礎雀力の時と同じような扱いです。
大成功では、和了確定なので、補正判定はすっとばします。



また、大事なことですが、ここでの一の位の値が
奇数ならツモ
偶数ならロン
になります。


≪④点数判定≫

③までで、誰が和了るかが決まります。
次は、打点の判定をします。

打点は
攻撃と幸運の値に、指定したコンマをかけて、四捨五入して決めます。
例えば、優希なら

攻撃:C(55) 0/120 
幸運:D(50) 0/100


55+60=115がベースの値で

コンマで10を踏めば
115×10=1150で、(親ならそこにさらに×1.5)
この場合は30符1翻か40符1翻が近いので、コンマで決めて、点数決定。
30符の方なら
ツモなら(500,300)
ロンなら1000という風に決まります。

ここで、②の補正判定で「成功」が出ていれば、さらに2倍します。


≪⑤放銃判定≫
長かったですが、ここまでで和了る人、点数が決まって、最後はロンの場合に誰が放銃するか、で締めくくります。
放銃判定は
(守備力+幸運力)×(放銃判定の1の位の値)/10の大小で一番低い人が放銃します。。

例えば、咲さん、京太郎、優希、和が麻雀をしていて

咲さんが和了った時の、ベースとなる放銃判定は


優希がコンマ58を踏んだ場合は
守備:F(20) 0/50
幸運:D(50) 0/100

なので、(20+50)×0.8=「56」

京太郎は
守備幸運おもに0ですので0。何をかけてもゼロなので関係なし。つまり「0」


和がコンマ87を踏んでいれば、
守備:B(74)
幸運:C(60)
なので、(74+60)×0.4≒「46」

したがって、振り込むことになるのは、一番数値が低い京太郎です。京太郎が強ければ、放銃は和になります。



【②の補正判定で生じる差】
聴牌した人向けで生じる差です。
大失敗では、そもそも和了れず、そのまま放銃判定へと向かいます。完全に手を崩してるような扱いなので、不利になることはありません。
失敗の場合では、中途半端に聴牌している状態で、振り込む危険性大ということで、放銃判定に「10」の差の不利分が含まれます。要するに-10。


ここ、>>390で書き忘れてますが、聴牌した人の補正判定で0を出すと、放銃判定不利になります、

4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定で不利に、放銃判定で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、 ③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。

0>なら1%もないんじゃないコンママイナスださなきゃ

>>396 確かにそうだ。(0+0)÷2って0は割れないから……聴牌どころか数式になってないという
   あとで最低限はコンマで決めるよ!



あとは、前スレにもあった、その日の調子判定というものがあります。


絶不調→不調→普通→好調→絶好調の五段階

絶不調→ランダムでパロメータを二つ-5
不調 →ランダムでパロメータを二つ-3
普通 →変動なし
好調 →選択した二つのパロメータが+3
絶好調→選択した二つのパロメータ+が5

コンマ 95~99→☆

コンマ 91~96→◎   
コンマ 11~90→○   
コンマ 05~10→●   
コンマ 00~04→▼



これくらいかな……


正直、自分でまだシステム回してないんで

この後の対局で、つかんで行く予定。


あと、対局においては、ところどころコンマ反転が入ります。
それはまたやるとき出しますね。





………何か、質問あります?

和了判定で
B+が3人、Gが1人で全員聴牌してたらどんな範囲になるの


>>400

0~19 →京太郎和了り
20~39→B+和了り
40~59→B+和了り
60~79→B+和了り
80~99→流局


原型がこれで。たぶん、24づつ差があって、計算不可能だから、
京太郎の「20」をBの三人と流局で等分することになる。京太郎の和了り目はなしっすね。



まあ、正直俺もこれで機能するか分からないんだよなぁ……
やってみてから、徐々に修正していくしかないかな。

放銃判定でコンマが30とか40とかで『0』の人間が複数出た場合誰が放銃するの

>>403 いい指摘をありがとう


1の位が0の時は、10の扱いで、(守備力+幸運力)×1倍になるんだ。書き忘れてた



まあ、とりあえず進めてみますか
改善とか、意見とかはどんどんほしい。よろしくお願いします。


須賀京太郎
雀力:G(7) 27/50
攻撃:G(0)  0/50 
加速:G(0)  0/50
守備:G(0)  0/50
幸運:G(0)  0/50

の雀力以外のパロメータを決定



これまで、二週間鍛えた分上昇

幸運は、生来のものだから
京太郎がもしかしたらそこそこには幸運であるかもしれない……コンマ次第





攻撃→+1のコンマの一の位+十の位の値
加速→+2で同様
守備→+3で同様
幸運→(+4と+5のコンマの平均値)÷1.3分上昇




南無三


>>410 ちょっと説明が足りなかったね。これは経験点じゃなくて
直でパロメータ上がるやつです
特に幸運なんか、麻雀鍛えれば強くなるわけじゃないから
初めからそこそこあるんだ。



攻撃→7+8=15
加速→7+1=8
守備→9+8=17
幸運→<(94+47)÷2>÷1.3≒54



須賀京太郎
雀力:G(7)   27/50
攻撃:F(15)  0/50 
加速:G(8)   0/50
守備:F(17)  0/50
幸運:C(54)  0/50



そして、さっき77を踏んだ分は、「幸運」のパロメータを増やすチャンスになります。
踏んだ分だけ、コンマ判定して経験値が増えてきます。
基本的に安価で77を踏むと、幸運のパロメータ上がります。


さっき77を踏んだ分
+1、2のコンマ分経験値上昇

そうなのか、良かった
……俺向けていいんだよね?

そしてまた77が出たわけだが、何かあるかしら


ああ、安価先間違えた、むちゃくちゃだよ、もう……
>>416 難しいとこだな、基本的に幸運度が上がるのは、確率1%の時にしたいので
例えば、+1~5として、77がでる確率って、低いけど、言うほどは低くないので
同時に出す安価先が一つの時に限って、77は適応します。44のマイナスイべは44でと書いてるときのみ。




現在麻雀パラメータ
須賀京太郎
雀力:G(7)   27/50
攻撃:F(15)  0/50 
加速:G(8)   0/50
守備:F(17)  0/50
幸運:C(55)  25/120


とりあえず、できた。いろいろ長かったけど、対局入ります。


まこ「……咲。京太郎に、試合の進め方を教えてやってくれ」

咲「えっ、わ、私がですか??」

まこ「他はみんな対局者じゃけぇ……こっからは真剣じゃ」

まこ「外野でみとる咲が、色々と言ってやれ」

まこ「ただし、進行に関するアドバイスのみじゃ。麻雀の勝負を左右するアドバイスは」

まこ「一切禁止じゃ」

京太郎「……」

咲「……分かりました」


 *


京太郎「とりあえず、ここに座るか」

咲「待って、京ちゃん。席に座るにもちゃんと席を決めなきゃいけないの」

京太郎「あ、そういえばそうなんだっけ……」

咲「風牌って分かるよね? それを引いて、東南西北の順に反時計回りに座るの」

咲「この席順によって……誰が上家下家対面だとか……決まるんだ」

咲「チーは上家からしかできないとか、その辺は大丈夫?」

京太郎「い、一応知識としては」

咲「今日は失敗してもいいと思うから、とりあえず、はい」


そういって、咲は4つの牌を裏に伏せた。


咲「それで、みんなで引いて決めて下さい」






【清澄高校デモンストレーション戦】

京太郎VSまこVS和VS優希

今回は調子判定はなし


席順(コンマ反転) 大きい順に東南西北

京太郎+1
まこ+2
和+3
優希+4



京太郎→60
まこ→54
和→98
優希→30

       京太郎
        南
  まこ 西    東 和
        北
        優希


和  :25000
京太郎:25000
まこ :25000
優希 :25000


能力には<オカルト><特性>の二つがあります。
例えば優希は

<オカルト>
【東の風】
席決め判定に常に+50

【東場の神】
東場において、加速力を常に+30する。
また東一局にて幸運を+30、攻撃を+30
  東一局にて幸運を+25、攻撃を+25
  東一局にて幸運を+20、攻撃を+20
  東一局にて幸運を+15、攻撃を+15する。

ただし、南場所において常に加速力、攻撃ともに-20、幸運が-10となる。


を持っていますが、今回はデモ戦のため、全員の特殊能力はなしでやります。


須賀京太郎
雀力:G(7)   27/50
攻撃:F(15)  0/50 
加速:G(8)   0/50
守備:F(17)  0/50
幸運:C(55)  25/120


原村和(通常時)
雀力:B(75) 0/200
攻撃:C(60) 0/120 
加速:C(60) 0/120
守備:C(60) 0/120
幸運:C(50) 0/100


片岡優希
雀力:D(45) 0/100
攻撃:C(55) 0/120 
加速:C(55) 0/120
守備:E(22) 0/50
幸運:D(50) 0/100


染谷まこ
雀力:C(55) 0/120
攻撃:C(55) 0/120 
加速:C(60) 0/120
守備:C(60) 0/120
幸運:D(45) 0/100


咲「それじゃあ、親も決まったし」

咲「試合を……始めてください―――」


「「「「よろしくお願いします」」」」



 戦牌―――――開始ッ!!





和  :25000
京太郎:25000
まこ :25000
優希 :25000






【東一局 親:和】

・聴牌判定 (加速度+幸運度)÷2>指定先のコンマ以上で聴牌
和→  +1のコンマ54以下で聴牌
京太郎→+2のコンマ30以下で聴牌
まこ→ +3のコンマ51以下で聴牌
優希→ +4のコンマ51以下で聴牌


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。

4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定、放銃判定で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、 ③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。




・判定結果

和  →聴牌/補正なし
京太郎→ノーテン
まこ →聴牌/補正なし
優希 →聴牌/補正なし



・和了判定

京太郎以外が聴牌

(基礎雀力値により修正済)

0~32 →和  和了  
33~57→まこ 和了  
58~74→優希 和了  
75~99→流局 

+2の<反転>

ん? まこが36で合計9だから補正付くんじゃ


【41→まこツモ和了 1の位が1でツモ】


ごめ、打点判定忘れてた。不慣れなのすまん
>>438 その通りだ、見過ごしてた。


・打点判定
まこ→(攻撃翌力+幸運力)×+2のコンマ<反転>×2(補正)



【和了】まこ
【打点】(55+45)×60×2<補正>=12000 
【結果】跳満ツモ


んーーーーっと………とりあえず、ヤオチュー牌を捨てつつ

ピンフに向かう……和に教わった通り、セオリー通りに……


咲「京ちゃん、それじゃあ手牌が見えちゃうよ」

京太郎「あっ、マジか……本当だ、またやっちまった」

咲「……相手の人は、わざわざ言ってくれない人も、いるかもだから」

咲「注意するといいかも」

京太郎「了解です……」


まこ「どうじゃ、京太郎。久しぶりの麻雀は」

京太郎「牌の動きに、ついていけないです……」

まこ「じゃろう。これから、麻雀牌を買って毎日手にすることじゃな」

まこ「それ、挨拶代わりのツモじゃ!!」

優希「じぇ!」

まこ「跳満で、30006000!!」

京太郎「は、はええ……」

和(今のは、止められないですね……確実に、部長も昨年より強くなってます)




まこ :37000
京太郎:22000
優希 :22000
和  :19000




【東二局 親:京太郎】



京太郎(次は親だ……確か、親で和了ると、点数が1.5倍になる)

京太郎(和は言ってたな、いかに親で和了れるかというのは)

京太郎(麻雀における、最大のテーマの一つだと……よし)




・聴牌判定 (加速度+幸運度)÷2>指定先のコンマ以上で聴牌
和→  +1のコンマ54以下で聴牌
京太郎→+2のコンマ30以下で聴牌
まこ→ +3のコンマ51以下で聴牌
優希→ +4のコンマ51以下で聴牌


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定や放銃で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、 ③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。




・判定結果

和  →ノーテン
京太郎→聴牌/補正なし
まこ →ノーテン
優希 →聴牌/補正なし





京太郎(おい……これって、あれじゃねえのか)

京太郎(聴牌ってやつじゃねえのか……おおおおおおおお)

京太郎(ま、まて、次に何がきたら和了れるのかの確認だ)

京太郎(次にあれをツモれば……!!)

優希(ふふん……簡単に、和了れると思うなよ)

優希(この優希ちゃんも張ってるんだからな)





・和了判定

京太郎と優希が聴牌


コンマで等分(基礎雀力値により修正済)

0~20 →京太郎 和了  
21~65→優希  和了  
65~99→流局



+2の<反転>
反転した一の位が奇数でツモ、偶数でロン



【20→京太郎ロン和了】


・打点判定
打点→(攻撃+幸運)×+1のコンマ<反転>


・放銃判定
(守備+幸運)×(放銃判定の1の位の値)/10 の大小で一番低い人が放銃

和+2
優希+3
まこ+4
それぞれ<反転>


和→110
優希→64.8
まこ→105

【和了】京太郎
【打点】(15+55)×49×1.5(親)≒4800
【放銃】優希




待てよ。

落ち着けよ、俺。よく考えるんだ。

さっき次何を引けば和了れるのか、と考えていたけど

麻雀は……そうだ。和がこの間、こう言ってたじゃないか。

『あいにく、その牌は私には必要だったみたいですね』って


そうだ、だから――――



京太郎「自分の力だけで、和了る必要性なし!!」

優希「じぇっ?!」

京太郎「おらよ、優希………」

京太郎「俺の、記念すべき初和了りは」

京太郎「お前が味わうんだぜ……ロン!!」


和(須賀君―――!!)

まこ(ふふ、気持ちいい4じゃろう……よかったの)


優希「なんと、京太郎にやられるとは……」

優希「仕方ないな、おめでとう。で、何点だ?」

京太郎「えっと……」

優希「………」

咲「……京ちゃん、それ何翻かな?」

京太郎「えっと、2……?」

咲「そうだね。でも、ちょっとそれは難しいかも……それは一応50符あって」

咲「それで親だから、4800だね」

京太郎「…………すまん」

咲「大丈夫、これは難しい方だし」

京太郎「あ、ありがとう……」

咲「どういたしまして」

優希「ほらよ、おつりだもってけドロボー!」


まこ(……締らんのう)

和(ですね……)





まこ :37000
京太郎:26800
和  :19000
優希 :17200


【東二局一本場 親:京太郎】


優希「おい、犬。何やってるんだ。さっさとサイコロ回せ!!」

京太郎「え? 俺の親終わったけど……次は部長だろ?」

優希「はぁ~~~お前がそれでいいなら、こっちはありがたいけどな!」

和「須賀君、まだ教えてませんけど、親は和了ったら続けて親をすることができるんですよ」

和「これを『連荘』と言います」

京太郎「マ、マジかよ!」


すげえじゃん、それ……つまり、このまま和了り続ければ

一位も……夢じゃない?


まこ(ま、顔を見れば何を考えとるか分かるが)

まこ(誰でもそう考えるんじゃ……しかし)

まこ(簡単にいくかの?)





・聴牌判定 (加速度+幸運度)÷2>指定先のコンマ以上で聴牌
和→  +1のコンマ54以下で聴牌
京太郎→+2のコンマ30以下で聴牌
まこ→ +3のコンマ51以下で聴牌
優希→ +4のコンマ51以下で聴牌


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定や放銃で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、 ③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。

京ちゃん7になるけどノーテンで無効なのかしら、運があるのかないのかww


>>467 補正判定は聴牌した人専用なんや


・判定結果

全員ノーテン流局



優希まこ和「「「ノーテン」」」


京太郎「あ、俺もテンパイできてない……」

咲「ツモする牌がなくなって、それでも誰も和了ってない状態を」

咲「『流局』って言うよ。その時、自分の手牌をみんなに見せるの」

咲「聴牌してたら、聴牌って言って、ノーテンならノーテンって言うの」

京太郎「ふむふむ……」

咲「聴牌してたら、してない人から点棒がもらえるの。でも、今回は全員ノーテンだからなしね」

京太郎「ああ、俺の親が……」

まこ「残念じゃったの。さぁ……わしの親じゃ」




【東三局 親:まこ】 

・聴牌判定 (加速度+幸運度)÷2>指定先のコンマ以上で聴牌
和→  +1のコンマ54以下で聴牌
京太郎→+2のコンマ30以下で聴牌
まこ→ +3のコンマ51以下で聴牌
優希→ +4のコンマ51以下で聴牌


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定や放銃で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、 ③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。


・判定結果
和  →聴牌/補正なし
京太郎→聴牌/補正あり 4で大失敗和了り不可
まこ →ノーテン
優希 →聴牌/補正なし




京太郎(よし……聴牌。なんだか、少しづつコツが分かったような気がする)

京太郎(基本的に要らないものを捨てて、要るものを集めていく……和の言ったとおりだ)

京太郎(その中で、どの役になるか考えながら……今回は、多面待ちってやつだ)

京太郎(………多面待ちで注意するのはフリテン。大丈夫、捨ててないはず………あ、あれ?)


京太郎(…………やっちまったぁあああ!!! 和了り牌捨ててるじゃん、俺!!!)


和(須賀君……顔に出すぎですよ。大方フリテンでもしちゃいましたかね)

咲(和ちゃんはポーカーフェースだからなぁ)




・和了判定

和と優希が聴牌 京太郎もだが和了れず

<基礎雀力にて修正済み>
0~24 →優希和了り
25~67→和和了り
68以上 →流局

+2の<反転>
反転した一の位が奇数でツモ、偶数でロン


【結果】流局、優希・和・京太郎が聴牌


優希「和了れなかったか。テンパイ」

和「私もです」

京太郎「………」

京太郎(さ、咲。この場合、フリテンだけど聴牌扱いなるのか?)

咲「うんなるよ。仮に食いピンフみたいに、鳴いちゃ和了れない役でも」

咲「聴牌として認められるから、流局間際に無理やり張るってのはよく見る光景かも」

京太郎「なるほど……咲、お前やっぱりいろいろ知ってるんだな」

咲「えへへ……照れちゃうな」

まこ「……京太郎、で、どうなんじゃ」

京太郎「あ、すいません。テンパイです」

咲「この場合、部長だけが聴牌できなかったから。罰として、1000づつみんなに払うよ」

京太郎「なるほど」



まこ :3400
京太郎:27800
和  :20000
優希 :18200



咲「ちなみに、次が優希ちゃんの親で、東のラストの親だけど」

咲「そのことを、東ラスと言うんだよ。東ラスの親が優希ちゃん」

京太郎「ふむふむ」

優希「私が最下位だなんて、ありえないじょ!!」

優希「京太郎、今に見てろ!!」




【東四局 親:優希】 

・聴牌判定 (加速度+幸運度)÷2>指定先のコンマ以上で聴牌
和→  +1のコンマ54以下で聴牌
京太郎→+2のコンマ30以下で聴牌
まこ→ +3のコンマ51以下で聴牌
優希→ +4のコンマ51以下で聴牌


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定や放銃で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、 ③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方

この場合は50%が基本和了確率なのかね?
優希は一応聴牌だから67%で、優希の分が京ちゃんに振り分けられるとかもありうるが

>>490 この場合は、単純に優希がいない扱いで50%です。優希は和了りは無理だけど、聴牌だけはできます。
京ちゃん頑張って聴牌しつづけるなぁ……そんな確率高くないぞ



・判定結果
和  →ノーテン
京太郎→聴牌/補正なし
まこ →ノーテン
優希 →聴牌/補正あり 4で大失敗で和了り不可



和(ふむ……今日は、あまり牌が来ないようですね。まあそういう日もあるでしょうし……)

和(何より、須賀君が思ったより……運がいいのでしょうか)

和(振り込みを回避するのもそうですが、無駄ヅモが少なそうな印象です)

和(本人はまるで無意識ですが………どう振る舞うべきか)



京太郎(よし、いいぞいいぞ、張った。ここは……)



・和了り判定
00~49→京太郎和了り
50以上 →流局

+2の<反転>
反転した一の位が奇数でツモ、偶数でロン


【4→京太郎の和了り確定 偶数でロン】


・打点判定
打点→(攻撃+幸運)×+1のコンマ<反転>


・放銃判定
(守備+幸運)×(放銃判定の1の位の値)/10 の大小で一番低い人が放銃

和+2
優希+3
まこ+4
それぞれ<反転>


和→50
優希→72
まこ→52.5

【和了】京太郎
【打点】(15+55)×89≒6400
【放銃】和




優希(だめだ、いったん聴牌したけど、崩してしまってから)

優希(裏目の連続だじょ)

まこ「………」

京太郎(よし、これでOK.あの牌なら、あんまり重要じゃないから……いけるぞ!!)



和(……須賀君、捨ててる牌がぐちゃぐちゃですね)

和(ちょっと迷走し始めたんでしょうか……)

和(……さて、私もこれでイーシャンですが)

和(最後にとっておいたこの安全な牌でリーチをかけましょうか―――)

和「リー「ロン」」


和「……え?」


京太郎「へへ、和。お前が教えてくれた、『例外』だぜ。和了るのは初めてだけどな」

京太郎「雀頭が7つで、七対子………その西」

京太郎「俺には、必要な牌だったみたいだな、へへへ」





和(油断――――いえ、油断してなくても、今のは………)

和(………)

和(………須賀君に、放銃してしまいました)

和(決して馬鹿にしていたわけではありませんし)

和(負け惜しみでもなんでもなく、事実として私は本気を出していませんが……)


和(七対子で牌を入れ替えながら……もう残り一枚しかない『西』であえて待つ……)

和(無意識にやってる……のだとは思いすが)

和(…………ラスになってしまいましたね)




まこ :34000
京太郎:34200
優希 :18200
和  :13600


【南一局 親:和】 


咲「京ちゃん、さっきので東場が終わって、今から南場だよ」

京太郎「なるほど、ところでなんで西とか北の場はないんだ?」

咲「昔はあったみたい、でも全部の風でやってるとすっごく時間かかちゃうでしょ?」

咲「だから、東と南の半分だけで対局するのが一般的になったみたいだよ」

咲「そういう意味で、『半荘』って言うんだよ」

京太郎「あ、ハンチャンってそういうことか……じゃあもし全部の風でやったら、一荘戦ってことか」

咲「そうそう。あ、風が変わったらそこのプレートをひっくり返して南にするの」

京太郎「なるほど。ここから、南が場の風になるんだよな?」

咲「そうだよ。続き、頑張ってね」

京太郎「おうともよ!!」





・聴牌判定 (加速度+幸運度)÷2>指定先のコンマ以上で聴牌
和→  +1のコンマ54以下で聴牌
京太郎→+2のコンマ30以下で聴牌
まこ→ +3のコンマ51以下で聴牌
優希→ +4のコンマ51以下で聴牌


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定や放銃で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、 ③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。



・判定結果
和  →ノーテン
京太郎→聴牌/補正なし
まこ →聴牌/補正なし
優希 →聴牌/補正なし


・和了判定

京太郎と優希とまこが聴牌

コンマで等分(基礎雀力値により修正済) 京太郎はまこによる-16と優希による-12で消滅
優希とまこのみで等分

00~28→優希  和了
29~65→まこ  
66~99→流局


+2の<反転>
反転した一の位が奇数でツモ、偶数でロン

しかもよりによってその1%が出てやがる。俺も77とか出てるし悲しさが天元突破なんだがww


>>525 すまんな

【1→優希が和了り、ツモ】


・打点判定
打点→(攻撃+幸運)×+2のコンマ<反転>


【和了】優希
【打点】(55+50)×21≒2000 (1000,500)
【結果】ツモ



優希「……ほいっ、和了ったじょー」

京太郎「おお、優希!」

優希「タンヤオドラ1、1000500。安いけど、これで焼き鳥回避だじょ」

京太郎「焼き鳥? タコスのこと言ってんのか?」

咲「京ちゃん、焼き鳥ってのは半チャンの間で、一回も和了ってないことを言うんだよ」

咲「だから、一回も和了ってなくて、やっと和了れたとき、よく『焼き鳥回避した』って耳にするかな」

京太郎「なるほど……あ、じゃあ和は今は焼き鳥だ!」

和「そういうことになりますね」

咲「……ちなみに、ちゃん、あんまり相手に焼き鳥だ、って言わない方がいいよ」

京太郎「なんで?」

咲「なんで、って…………うーん……なんと言ったらいいのかな……そうだ!」

咲「それは、ごにょごにょ――――」

京太郎「………」

咲「で、京ちゃんだって、そういわれたら男としてのプライドは……ごにょごにょ。でしょ?」

京太郎「…………」

京太郎「……………よーーーーーく理解した」

京太郎「男にとって、それを言われることと同義とは。絶対もう言わねえ!」

和(…………咲さん、何言ったんでしょうか)



京太郎:33700
まこ :33500
優希 :20200
和  :12600

とりあえず、今日はここまで。やっぱり半チャンは長いね。
でもけっこうこのシステムの回し方は分かってきたと思いやす。



改善点二個見つかったんで書いておきます。

①聴牌判定 (加速度+幸運度)÷2>指定先のコンマ以上で聴牌
これは、100-{(加速度+幸運度)÷2}<指定先のコンマ、にすれば、高いコンマを狙うことで、聴牌可能にできるから
みんな狙いやすくなるかな。

②さっき京太郎の和了りの目がゼロになったところ
 ここで、どんなに雀力で補正はしても、1%だけは可能性残して、あとはほかのキャラに等分すれば、より麻雀としてロマンがあるかな、と


①と②はどうだろうか


他に麻雀やらスレやらの改善点あったらお願いしやす!早いうちに直しちゃいたいので。




それじゃあ、今日は長きにわたりありがとうございました。
また明日の午後からでも!!



おっけ、それじゃあ>>532を適応して、続きをやっていきますよー


【南二局 親:京太郎】


京太郎(さて、俺の親再びなわけだけど……点数は……あ)


京太郎:33700
まこ :33500
優希 :20200
和  :12600


京太郎(………あれ、今もしかして俺トップなんじゃね?)

京太郎(けっこう俺、すごいのかも…………へへへ)



和(………須賀君、嬉しそうですね)

優希(そうだな、のどちゃん)

まこ(久しぶりの麻雀で、わしらが相手で、トップだったら嬉しいじゃろうの)


京太郎「それじゃあ、続きいきます!」

京太郎「サイコロ、頼むぜっ」


 


・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
和→  +1のコンマ46以上で聴牌
京太郎→+2のコンマ69以上で聴牌
まこ→ +3のコンマ48以上で聴牌
優希→ +4のコンマ48以上で聴牌

※ただし、京太郎以外はコンマ<反転>


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定や放銃で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、 ③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。


・判定結果
和  →聴牌/補正なし
京太郎→ノーテン
まこ →ノーテン
優希 →ノーテン


・和了判定

和が和了り

00~49→和が和了
50以上→流局


+2の<反転>
反転した一の位が奇数でツモ、偶数でロン

和なんで聴牌してる?
41+でなんかあるの?


>>550 間違えた、指摘ありがと

【結果】流局 全員ノーテン



「「「ノーテン」」」

京太郎「の、ノーテン」

咲「そうそう、大分慣れてきたね」

咲「ちなみに、そこでもし京ちゃんが張ってたら、連荘できるんだよ」

京太郎「和了れなくても、ってことか?」

咲「そうそう、親で連荘するには」


①親で和了
②自分が聴牌した状態で流局


咲「このどちらかだから、覚えておいてね」

京太郎「ふむ……じゃあ、無理やりにでも聴牌に持って行った方がいいわけだな」

京太郎「親に特にデメリットはないわけだし」

咲「そういうわけじゃないけどね……」

京太郎「え?」

咲「そのうち、分かると思うよ」



【南三局 親:まこ】

・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
和→  +1のコンマ46以上で聴牌
京太郎→+2のコンマ69以上で聴牌
まこ→ +3のコンマ48以上で聴牌
優希→ +4のコンマ48以上で聴牌

※ただし、京太郎以外はコンマ<反転>


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定や放銃で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、 ③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。


・判定結果
和  →聴牌/補正あり(失敗)
京太郎→聴牌/補正あり(失敗)
まこ →ノーテン
優希 →ノーテン


和(……とりあえず、ピンフのみを聴牌しましたけど)

和(ここでこんな安手を和了ってもいいものですかね……)

優希「……」タン

京太郎(ええと……それいる!)

京太郎「ポン!」

優希「おお、京太郎今日初鳴きだな」

京太郎「へへ、和了りも鳴きも初めてはお前だな」

優希「うむ、これがディスティニーってやつだ!」

咲「ところで京ちゃん、鳴いたら翻が下がる役とか、そもそも鳴いちゃったら和了れない役もあるけど」

咲「その辺は……大丈夫かな?」

京太郎「…………」

京太郎「……たぶん」

和(その辺りは、まだ詳しくやってないんですよね)

京太郎(正直タンヤオはOKでピンフがダメくらいしか分からん)

咲(心配だなぁ……)



・和了判定
和と京太郎ともに失敗判定で打消し

<基礎雀力により、補正済み>
00~12→京太郎が和了
13~65→和が和了
66以上→流局

+2の<反転>
反転した一の位が奇数でツモ、偶数でロン



【49→和の和了り確定 ツモ】

・打点判定
打点→(攻撃+幸運)×+2のコンマ<反転>




【和了】和
【打点】(60+50)×1=110 最低値で(300,500)
【結果】ツモ



和「……【七萬】、ツモです。300500」

京太郎「おお、和が和了った」

和「……須賀君に一つ問題を出しましょうか」

京太郎「お、おう。来い!」

和「私は今、何の役で和了ったでしょうか」

 │二│三│四│九│九│九│二│三│四│◎│◎│◎│七│|七|
 │萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│◎│◎│◎│萬│|萬|

京太郎「えっと……九があるから、タンヤオでなく」

京太郎「刻子があるからピンフじゃないな」

京太郎「………あれ? これ役ないんじゃね??」

和「……これも、要勉強ですね。帰ってから、自分で考えてみてください」

優希「じぇぇぇx、ちゃんとのどちゃん役名を言ったのに京太郎-」

京太郎「ええっ? ウソだろ。ツモとしか言ってないじゃねえか!」

優希「鈍い! だからお前は犬なんだ!」

京太郎「うっせえ!!」


まこ「ふふ、何でも一からの初心者を見るのも面白いの」

咲「終わったら、ゆっくり復習しようね京ちゃん」




京太郎:33200
まこ :33000
優希 :19900
和  :13700



【南四局オーラス 親:優希】


咲「さぁ、京ちゃん……ここまで長かったけど」

咲「いよいよオーラスだよ」

京太郎「オーラスっていうと……東ラスとかと同じイメージでいいのか」

咲「そうだね。普通は半チャンの終わりの局をそう呼ぶの」

京太郎「オーラスの『オー』って何だ?」

咲「えっと……それは、ちょっと分からないや」

和「オーラスとは、ALL LASTの略ですよ。最後の最後の局、って意味です」

咲「和ちゃんありがとう。オールのオーだって」

京太郎「なるほど」

咲「この局が終われば、半チャンが終わって……ひとまずゲームセットになるの」

咲「だいたい、一回の半チャンで一時間前後かかるかな」

京太郎「なるほど。今が7時くらいで、始めたのが5時すぎだから……」

咲「今日は、京ちゃんへの解説を交えながらだったから、ゆっくりめだったかもね」

京太郎「長いときはどれくらいかかるんだ?」

咲「……私は、あんまり長いこと戦ったことないけど」

咲「長いときは3時間とかになるみたい」

まこ「一回の半チャンで3時間はまれじゃがな……だが、ないこともない」

京太郎「マジっすか……ハンドボールの試合より全然長いんだな……」


優希「私のラス親だ!!」

優希「覚悟しろ、京太郎!!」





・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
和→  +1のコンマ46以上で聴牌
京太郎→+2のコンマ69以上で聴牌
まこ→ +3のコンマ48以上で聴牌
優希→ +4のコンマ48以上で聴牌

※ただし、京太郎以外はコンマ<反転>


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定や放銃で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、 ③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。


・判定結果
和  →聴牌/補正あり(成功)
京太郎→聴牌/補正あり(成功)
まこ →ノーテン
優希 →ノーテン



・和了判定
和と京太郎ともに成功判定で打消し

<基礎雀力により、補正済み>
00~12→京太郎が和了
13~65→和が和了
66以上→流局

+2の<反転>
反転した一の位が奇数でツモ、偶数でロン

場合によっては和まくれないけどその場合はどうなるん?

いや待て上ののどっちの手じゃ500-1000だぞwwww
イーペーコーができとる


>>581
さっすがのすばらな住民の指摘だぜ。和も見間違えたんだね()


>>574
とりあえず、打点まで決定してから
和了る人が和了りを放棄するか選択します

放棄した場合、残りの和了りの人と、流局とでコンマを等分します。
他に和了りの人がいなければ、流局になります。





【55→和の和了り確定 ツモ】

・打点判定
打点→(攻撃+幸運)×+2のコンマ<反転>×2(成功補正)


優希もテンパイしてないし、今回は普通に和了りで

【和了】和
【打点】(60+50)×10×2≒2000 (1000,500)
【結果】ツモ



和(………これは、なかなか厳しい状況です)

和(ツモってしまいました……ツモドラ1)

和(……優希も、手は出来てなさそうです。ここは……和了っておきましょう)

和「ツモ。ツモドラ1」


京太郎「おおっ、和が二連続和了だ!」

優希「ぐぬぬぬぬ、せっかくのラス親が……!!」

咲「あ、言い忘れたけど、さっきの優希ちゃんの親を『ラス親』って言うよ」

咲「ちなみに、優希ちゃんが和了ったり、聴牌した状態で流局すれば」

咲「ずーーっとオーラスは続くからね」

京太郎「……それって、去年のお前のお姉さんが……」

咲「そうだね、準決勝でやってたかも」

京太郎「な、なるほど……」

咲「あの時のお姉ちゃん、遠慮なかったなぁ……」

京太郎(そ、卒業してくれてて良かった)



まこ「よし、終わりじゃ。みんなお疲れ!」



「「「「ありがとうございました」」」」




京太郎:32900
まこ :32500
優希 :18900
和  :15700



京ちゃん、なぜ一位になれたのか…


まこ「さて、京太郎!」

まこ「まずは……二時間弱の実践、お疲れ様」

まこ「疲れたじゃろう……どうじゃ、手が痛いか?」

京太郎「す、少しだけ」

まこ「そうじゃろう。でも、本番ではこれを二回続けるんじゃ」

まこ「まあ、そのうち慣れてくるじゃろうから、そこは気にすることはない」

まこ「何か―――感想はあるか?」

京太郎「うーん……」



感想、か……そうだな。

今まで皆から教わった知識を動員しながらの、実践

やっぱり、やりながらここどうだったっけとか

教わったことを、生かしきれてないとか

咲の補足を聞きながら、まだまだ知らないことがたくさんあるんだなとか

色々思うことがあるけれど―――――



京太郎「――――楽しかったです!!!!!」

まこ「それが聞けたら、今日は成功じゃ!」

和「好きこそもの上手なれ、と言いますし。麻雀を好きになってくれれば、それは何よりの収穫です」

優希「私も、今日は京太郎と打てて楽しかったぞ! まだまだ私は本気を出してないけどな!!」

京太郎「み、みんな……」

咲「それにほら、京ちゃん一位だよ、一位!!」

咲「昨年のインハイ優勝メンバー相手に、一位だよ」

咲「これって、けっこう凄いことだと思うよ!!」

京太郎「お、俺が一位……?――――うぉおおおおおおおおっ!!!」





俺は、思わず天に向かってガッツポーズをした

久しぶりの対局で、しかも一位………

これ以上の喜びはない、最高の気分だった。



和「……それはそれとして、今は牌の感覚がまだ手に残っていて」

和「いろいろと復習するのに、最高の条件です。この時間を逃す手はありません」

咲「そうかもしれないね……京ちゃん、疲れてると思うけど」

優希「うーん……京太郎がやりたいなら付き合うぞ」

まこ「どうする? まだ時間はあるが」



ここで一つ気が付いたことは――――

皆が少しも疲れていないってことだ。

俺はこれでも体力に自信がある方だが、この半チャンでかなり消耗した。

普段、こういう状況で帰りたいって言いそうな優希でさえ、余裕のある顔をしている。

そこから導き出される結論は―――――もしかして、皆まだ本気じゃない、とか……?

もしそうだとしたら、いや、そうじゃなかったとしても

一位になったからって、浮かれてる場合じゃないかもしれない。



京太郎「やります。よろしくお願いします」

まこ「いい顔じゃ。よし、みんな、やるぞ!!!」


「「「はいっ!!」」」


須賀京太郎
雀力:G(7)   27/50
攻撃:F(15)  0/50 
加速:G(8)   0/50
守備:F(17)  0/50



それぞれ、経験値が上昇

雀力→+1,2のコンマ分
攻撃→+3,4のコンマ分 
加速→+5,6のコンマ分
守備→+7,8のコンマ分


※一位ボーナスで、それぞれさらに×1.5倍分上昇
※連投可


雀力→142×1.5=213↑↑
攻撃→67×1.5=100 ↑↑
加速→177×1.5=265↑↑
守備→110×1.5=165↑↑

雀力:G(7)  27/50→F(11) 40/50
攻撃:F(15) 0/50 →F(17) 0/50
加速:G(8)  0/50 →F(13)15/50
守備:F(17) 0/50 →F(20) 15/50


・体力-1
・雀力が3アップ!
・攻撃が2アップ!
・加速が5アップ!
・守備が3アップ!

攻撃は69+1の70だから105アップっすよ



>>609 計算ガバガバや……あざっす。訂正しといた。




そして、その日は週末ということで、いつもより少し遅くまで練習をし

8時を回るころに、ようやく解散となった。



 *



京太郎「ただいま!」

都「あら……なんだか今日はとっても嬉しそう」

京太郎「ふふ、聞いて驚くなよ……俺、なんと今日麻雀で一位だったんだ!!」

都「な、なんですってー?!」

京太郎「優希の聴牌を交わして、和から直撃を取ったときの快感……たまらなかったぜ」

都「そう……母さん麻雀のことは分からないけど、良かったわね」

都「よく頑張ったわね。よしよし」


母さんは、俺の頭に手を乗せてクシャっと撫で始めた。

俺よりも背が高いから、いつもは見上げる形になるわけだが

その時はなんだか気恥ずかしくって、ついつい目線を下げてしまった。



京太郎「……恥ずかしいぞおい」

都「いいじゃない。今日は頑張ったんでしょ?」

京太郎「いや………まあ、うん。サンキュー」

都「たまには遠慮なく甘えたらいいじゃない」

都「ほら、母さんの胸に飛び込んでおいで!」

京太郎「や、やめろって!」

都「いいじゃない~~」

京太郎「ああ、もう! 俺は部屋に戻るから!!」

京太郎「今日はご飯は部屋で食うから持ってきて!!」

都「……仕方ないわね。じゃあ母さん一人で寂しく食べよーっと」

都「寂しいわねー……せっかく京太郎のために作ったのにー……」

京太郎「………分かったよ。いじけるなよ、一緒に食べるから」

都「ふふ、ありがとう、京ちゃん♪」

京太郎「気持ち悪いから、それだけはやめよう」

都「咲ちゃんの真似なのに……」


どっちが子供なんだか……いいけどさ。


今日は長かったけど、いい日だったな……

このままの気分で、ずーっといられたらいいのに。


京太郎「………ツモは、ツモだけで役になる」

京太郎「親で和了り続けるか、聴牌で流局すれば連荘……」

京太郎「よし、いいぞ。復習はこんなもんだ」

京太郎「10時か………さて」




【帰宅後行動選択肢】

1本を読んでみる(麻雀)1/3
2勉強の復習  (知力)
3誰かと電話する(話術)
4お弁当作り  (器用)
5寝る   (体力回復)

+2  44、77で



須賀京太郎 現在ステータス

雀力:F(11) 40/50
知力:D(33)67/100

話術:D(46)34/70 
器用:E(28)16/70 

体力  :■■■■■□□□□□
ストレス:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


5→寝る


京太郎「今日は、俺の人生でも割と少ない、最高の日だったと言えるだろう」

京太郎「したがって、ご褒美として今日は少し早いが寝るのだ」

京太郎「おやすみなさい!!」


……と思ったら、携帯が鳴った。なんだ、咲からメールか。


From 咲
件名 お疲れさま

本文
京ちゃんおつかれ。手、最初は痛くなると思うから。
ちゃんとお風呂上がりにマッサージしてね。
それじゃあ、また月曜日(^^)



京太郎「……マッサージか、一応してから寝るか」

京太郎「咲、ありがとう」


もみもみ……って、マッサージって言われてもよくわからん。

今度、優希か誰かに聞いとこ。


京太郎「……よし、こんなもんにしとこ。よく分からんし」

京太郎「今度こそおやすみ!」



<四月二週平日後半終了>



≪四月二週休日≫


「………ってえええええええええええええええええ!!!!!」


「な、な、何事?! 京太郎、どうしたの?!」


「な、なんでもない、朝からごめん母さん」


「何もないならいいけど……」



おはようございます。須賀京太郎です。

今日は趣向を変えて、朝から叫んでみました………というのは冗談で




「手が、痛い……」



ちゃんと、マッサージしたのに。やっぱり、あれじゃあ不十分だったのか?

畜生、こんなのじゃアレがはかどらねえじゃねえか。あ、反対の手でやればいいか。


京太郎「だが、これがきちんと部活をしてるという証拠でもある……」

京太郎「今度友達に自慢しよっと。ちゃんと今度は雑用じゃなくて麻雀やってるって」

京太郎「でも、よく言われるんだよな、雑用でも、麻雀部にいるだけで羨ましいって」

京太郎「だったら、入れよ!! そう言ったらそう言ったで、雑用はしたくねえっていうし……」


京太郎「……朝から愚痴っぽくなっちまった。よし、切り替えていこう」

京太郎「今日は何をしようかな」




【四月二週 休日 AM 行動選択肢】


1家でいろいろしよう
2外に出てみようか

+2  44、77で



1→家でいろいろしよう



京太郎「……よし、これで綺麗にテーピングはできた」

京太郎「何をやったかというと……少し、腫れてて熱を持ってたから、軽く冷やして」

京太郎「少し経ってから、動いても痛くないように軽くテープをした」

京太郎「これは全部母さんがやってくれた。次からは自分でできるぜ!」



これ、手も痛いしあんまり外でなんかするってのはアレかな……

ちょっと、家でできることをやろう、少なくとも午前中は――





【午前行動選択肢】

1本を読んでみる(雀力)→単純な雀力
2ネトマやってみ(雀力)→その他のパロメータ
3勉強の復習  (知力)
4母とおしゃべり(話術)
5お弁当作り  (器用)
5寝る   (体力回復)

+2  44、77で


須賀京太郎 現在ステータス

雀力:F(11) 40/50
知力:D(33)67/100

話術:D(46)34/70 
器用:E(28)16/70 

体力  :■■■■■■■■■□
ストレス:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

あ、ごめん5が二つになってる

安価とった人、どっちかな?
体力的にお弁当づくり、だよね?

お弁当でお願いしたいのですが

>>633 だよね、OK


5→お弁当作り



京太郎「………俺は寝る」

都「あら……京太郎、どうしたの?」

京太郎「なんだか、すごく寝たい気分なんだ。だから、寝る」

都「今日は部活ないの?」

京太郎「いや、基本的に休日はないんだ。たまにあるくらいで」

京太郎「まあ、大会とか練習試合は土日になるけど」

都「でも、去年はほとんど試合に出てないもんね」

京太郎「おっしゃる通りで……返す言葉もない」

京太郎「とにかく、俺は寝るぜ、おやすみ!」

都「………」



二度寝を決め込んでやろうと、もう一度布団に潜り込んだ。



都「京太郎、あんまり寝すぎるのも良くないわよ?」

京太郎「俺は寝ると言ったら寝る!」

都「身体に悪いわよ?」

京太郎「寝る!」

都「こんなに母さんが頼んでるのに?」

京太郎「しつこいな、寝るったら!!」

都「母さんも一緒に布団に入るって言っても?」

京太郎「よーーーっし、起きちゃおう!! いやー今日もいい目覚めだ!!」


 *


京太郎「……どういうことだ、これは」


というわけで、母さんと一緒に寝るのだけは嫌だった俺はしぶしぶ布団から出てきて

そしてなぜか俺は今はここに立っている。


京太郎「母さん、なぜ俺はキッチンに立っているんだ」

都「何って、決まってるじゃない。ご飯を作るのよ」

京太郎「昼までまだ時間けっこうあるのに?」

都「お弁当よ~」

京太郎「意味不明だぞ。どういうこと?」

都「今日、お父さんお弁当忘れていっちゃってね。それを作って届けてあげるの」

京太郎「ちょっと待って、それおかしくないか。父さんがお弁当家に忘れていったんだろ?」

京太郎「なんでそれ今から作るんだよ」

都「実は私も朝作り忘れちゃって」

京太郎「んん……? つまりどういうことだ……?」

京太郎「母さんがお弁当を作り忘れて、父さんが持っていき忘れて……」

京太郎「いや、それただ母さんが作るの忘れてて、父さんが持って行くものがなかっただけじゃん!」

都「あら、よく分かったわね」

京太郎「よく騙せると思ったな」

都「とにかく、作るの手伝って。それで、届けてほしいの」

京太郎「仕方ないな……手が痛いんだから、できることにしてくれよ」

都「反対の手でやればいいじゃない」

京太郎「聞いてたのかよ!!」

都「ん、何が?」

京太郎「あ、いや……なんでもないです」


クソ、今のは俺が深読みし過ぎた。




+2のコンマ分上昇


86×1.7=146↑↑

器用:E(28)16/70→E(30)22/70 
器用が2上昇!!
体力-1




都「よしっ、だいたいこんなもんでいいかしら」

京太郎「………おい」

都「どうかした?」

京太郎「俺、ほとんど何もしてないじゃねえか」

都「あはは、ただ一人で作るのが寂しかったから、ね?」

京太郎「この野郎……」

都「いいじゃない、朝の時間を無駄に過ごすことなくて」

都「それに、左手でフライパン操作できるようになったじゃない」

京太郎「これどっかで役に立つのかなー?」

都「この世で――役に立たないことなんてないわよ」

都「何事も経験なのよ」

京太郎「………そんなもんか」

都「だから私と一緒に時間を過ごすのも有意義ってわけ」

京太郎「一気に胡散臭くなったな……」





【四月二週 休日 午後 行動選択肢】


1家でいろいろしよう
2外に出てみようか

+2  44、77で


2→外に出てみようか



都「それじゃあ、これをお父さんの会社まで届けてね」

都「もうお昼になるから、急いでね」

京太郎「はぁ」



まあ、午後から外に行こうと思ってたし

ついでに行けばいいか。頑張って働いてる父さんがコンビニ飯になるのとかも可哀想だし。

ちなみに、ちゃんと上伊那にもコンビニはあるぞ。とてつもなく田舎だけど。



都「……一応、予備のテーピング持っていっときなさい」

都「はがれることはないと思うけど」

京太郎「そうだね、そうする。ありがと」



それにしても、どこに行こうか―――



京太郎「あ、そうだ。せっかくだし、久しぶりに買い物でも行ってみるか」

都「買い物行くなら、ついでに買ってきてほしいものがあるんだけど」

京太郎「分かった、リスト頂戴」



俺の家から、チャリを飛ばして約15分。そこから電車に乗って、さらに20分。

別に車で行けば特別遠い距離じゃないが、わざわざ乗り継いで行くのは面倒くさい。



「おお、わざわざ持ってきてくれたのか。ありがとう京太郎」

京太郎「いいよ、父さんも飯ないとキツイだろ」

「はは……ゼミの生徒に、同情されたよ」

京太郎「それはそれは……出来立てだから、うまいと思うよ」

「京太郎も作ってくれたのか?」

京太郎「成り行きで手伝っただけだよ」



ちなみに、父さんの名前は葵という。

読み方は「あおい」じゃなくて「まもる」だ。よく間違えられるらしい。

母さんと違って大分華奢で、仕事は大学の教授をやっている。

その息子の頭のデキはあんまりよくありません、ごめんなさい。



葵「ありがとう、それじゃあ食べてくるよ」

京太郎「おう。行ってらっしゃい」



京太郎「さて……ミッションコンプリート。どこ行こうかなー」

京太郎「とりあえず、大型スーパーでリストにあるもん買って……それから」

京太郎「適当に服とか靴でも買いに行くか……お小遣いもらったし」


買い物リストをもらって、お金をもらったわけだが

おつりは好きに使っていいと言われた。だから、これで好きなものを買うぜ!!




 *




@アパレルショップ

京太郎「ん~~いいもんないかな~」


頼まれた買い物を終わって、やってきました服屋さん。

いろいろと見たいとこだけど、まだ四月だし夏物を買うには少し早いか。

でも、こういうのって見てるだけで楽しいもんだしな。


京太郎「でも、なんか一人で行くってのは寂しいな……」

京太郎「咲でも誘えばよかったかな」





人物指定

+1~3でコンマの大きい人

長野に住んでる人誰でも


あ、いいもん見つけた……でもそういうのに限って、サイズがなかったりするんだよな。

人気のやつは、すぐにサイズがなくなっちまう……特にLなんかそうだ。

俺はだいたいLだから、その憂き目に逢う。

SやXLの人のサイズって、けっこう余ってるもんだ。



「これにしよう……うわっ!!」

「痛っ!」



服の吟味に夢中になっているうちに、少しづつ横に移動していたみたいで、

気が付いたら、隣にいる人にぶつかってしまっていた。


「す、すいません!!」

「いたたた……お、おいお前! 気を付けろよ!」

「本当申し訳ないです……ケガとかないですか」

「さすがにそこまでヤワじゃないし……」


その女性は起き上がると、俺に一瞥やってから、立ち上がった。

どこかで見たような顔だが、なぜだか思い出せない。


「……お前、確か……清澄の?」

「え、やっぱり俺たち会ったことありますよね……?」

「清澄の雑用してた奴じゃん」

「そういうあなたは確か……」

「ふふん、まあこの長野で華菜ちゃんを知らいない人はそうはいないか」


やべぇ、誰だったっけ……思い出せねえ。顔は見たことあるんだけど

まったく名前が浮かんでこない。






話術補正(Dだから、補正なし)
+3でコンマ判定(大失敗01~10 失敗11~35 普通36~70 成功71~85 大成功86~99 00は超成功 44は大失敗)

超成功 →+5  
大成功 →+3  長野のスーパースター、池田華菜さんじゃないですか!
成功  →+2  池田さんですよね 
普通  →+1  あ、もしかして風越の
失敗  →なし  ストレス+1 
大失敗 →-1&ストレス+3

ストレス発生しちまったか
解消方法なんだっけ、寝ればいいんだっけ?

突っ込んでいいのかわかんないけど、パラメータとパロメータの表記ブレあるけど、能力値って意味ならパラメータだよね

あんかした



……だめだ、出てこない。とりあえず、適当に話を合わせて誤魔化すか。


「そうですよ。長野じゃ、ちょっとした人だってウチの部長も言ってました」

「へへん、そうだろ。やっぱ華菜ちゃんの影響力ってのは、すごいんだ」



華菜ちゃん……うーん、苗字を聞けば分かりそうなもんだけど

名前じゃなぁ。思い出せないものは思い出せない、仕方ない。



「よし、せっかくの縁だし、ちょっとお前にコーヒーでもごちそうしてやろう!」

「え、いや、俺この後買い物……」

「なになに、遠慮することないし? 今日は妹たちも別に遊びに行ってるから」

「華菜ちゃんも暇なんだ。同じ麻雀部のよしみで、ちょっとくらいいいし?」

「は、はい……(?)」

「それじゃあ、しゅっぱーつ!」


 *


それから、通称華菜ちゃんのマシンガントークが始まった。

話自体は、まあ自慢話もありながらも普通に面白くって

おいしいコーヒーもごちそうになったし良かったのだけれど

何がつらいって、こっちが相手のことを知ってる体で振る舞わなきゃいけないのがしんどかった。

そういう意味で、かなり精神的に疲れてしまった。



「それじゃーまたな、須賀!!」

「ごちそうになりました、ありがとうございました」

「いいってことよ!!」





ストレス+1



>>662 1くらいじゃそんなに影響ないけどね。変化あっても微細なもの。寝ても変わらない。
   一応、大成功とか出したら、1減るよ。例の77のやつでも減らせる。
   あと、アイテムが手に入れば、それを減らすアイテムもある。
   
>>663 その二つって、なんか違いあるのかな? 分かってなくてすまん




午後の行動で、ランダムにパラメータ上昇


+2のコンマで決定

1~33→知力
34~66→話術
67~99→器用
00→全部

+3でその上昇値

パラメータは構成要素、バロメータは指標  って意味だった気がする


7×1.5≒11↑
器用:E(28)27/70 に上昇
体力-1




京太郎「ただいま……」

都「……京太郎、なんかげっそりしてるわね」

京太郎「おう、ちょっとな……はい、これ買い物してきたやつ」

都「と、とりあえず、ご飯作るわね」

京太郎「うん。ありがと……ちょっと休んでくる」

都「………」



【寝る前行動選択肢】

1本を読んでみる(雀力)→単純な雀力
2ネトマ    (雀力)→その他のパロメータ
3勉強の復習  (知力)
4誰かと電話  (話術)
5工作     (器用)
6寝る   (体力回復)

+2  44、77で


須賀京太郎 現在ステータス

雀力:F(11) 40/50
知力:D(33)67/100

話術:D(46)34/70 
器用:E(28)16/70 

体力  :■■■■■■■□□□
ストレス:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆



1→本を読んでみる



京太郎「………とりあえず、今日のことは単に不運だったということで」

京太郎「切り替えていこう。俺も名前を憶えてないのが悪かったわけで」



あれから、ベッドに突っ伏して、二時間ほどして

多少なりとも疲れは取れて、気持ちがいい感じに切り替わってきた。

よし……今日は、あれでも読んで、締めくくるとするか。



京太郎「はやりん……ああ、はやりん、今はお前が一層輝いて見えるぜ」

京太郎「どうしてそんなにカワイイの?」

京太郎「はやりん…………って、おい!!」



思考がおかしくなってるぞ、俺!!

あくまで麻雀の勉強のために買ったのを忘れたのか。



京太郎「………今日で2/3くらいは終わりそうだな」


+2のコンマ分上昇


83×1.3=108↑
雀力:F(13) 48/50に上昇
体力-1


「……よし、終わった」


この間対局したこともあってか、読み進めながら、自分でも頷きながら読める部分が増えていた。

そのことが、たまらなく嬉しかった。


「……休日も終わりか。考えてみると、もう四月も半分終わったんだな」

「……大会は、六月……あと二か月で、なんとかなるのだろうか……」


ぼんやりした蛍光灯しかない、薄暗い部屋で考えてると、思考まで暗くなってきて

だんだんと不安になってくる――――


「―――いや、俺らしくないぞ、なんとなるんじゃねえ」

「なんとか、俺がするんだ。頑張るぞ!!」

「そのために、休もう。また明日からバリバリ頑張れるように」

「マッサージ完了、明日やり方を誰かに聞こう」

「おやすみなさい……あ、その前に」


to 咲
件名 ありがとうな

本文
手、だいぶ良くなったぜ、明日またマッサージの方法を教えてくれ。
おやすみb


「……よし、と」

「それじゃあ、今度こそ」

「また、明日」



<四月二週 休日終了>


四月二週終了時点
須賀京太郎 現在ステータス

雀力:F(13) 48/50
知力:D(33)67/100

話術:D(46)34/70 
器用:E(28)27/70 

体力  :■■■■■■■□□□
ストレス:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆


>>671 サンクス、それは知らなかったぜ。パラメータに統一だ。




それでは、今日はここまでだ
また明日たぶんやるからよろしくー

なんか希望とか改善あればまた書いといてください

それではおつっした

新規だけど、練習試合とかあるの?


>>691 あるよ。色々と、原作ですっとばしてそうなとこも、このスレではやるからねー
   高校に実際に入部してるようなリアル感大事に行くぜ


それじゃあ続き行くぜよ。よろしく頼む


<四月三週 平日前半>



いつも通りに目が覚めた……と思ったが、どうやら違うみたいだ。

今日はどうやら、雨模様。

ひんやりとした空気感が、ベッドにいるうちから肌に染み込んできて

ベッドから出ていく気を失わせる。

心なしか、傷んでいる右手の痛みに、拍車をかけているような気もした。



「まぁ、昨日よりはずっとマシだろうが……テーピングが効いてるなこれ」

「本当に寒いぜ……今日は、ちょっと厚着で行くか」



雨が好きか嫌いかって、ハンドやってた頃は嫌いだったな。

ハンドの練習がなくなるから? ハンドは室内だからそれはあんまり関係ない。

学校のグラウンドでやるときもあるけど、基本的に室内だ。

ただ、室内が使えない時に、偶然雨にブッキングすると

とてつもなくキツイ筋トレがあった。だから、雨の日は俺にとっては印象悪いんだ。



「……行くかー 傘あっても濡れるときは濡れるから」

「覚悟して行こう」


@学校


優希「よう、京太郎……?! ぷっ、お、おおっ……」

京太郎「おう、笑うなら笑え」

優希「なかなか、どうして、今日は、面白い、ファッション、だな……はははっ!!」

京太郎「うっせえ……したくてやってるわけじゃねえよ……」


いきさつはこうだ。雨に苛められながらも、負けずにそれに抵抗していたところ

瞬間的に突風が吹いて、俺の傘を吹き飛ばしてしまった。

そのせいで、ノーガードで学校に来る羽目になったってわけ。

ビショビショどころが、ズブズブだ。水の張ったプールに着衣して入って、そのまま出てきたみたいな。


優希「最近はそういうのが流行りなのかな~?」

京太郎「ああ、そうだ。水も滴るいい男ファッションだ」

優希「滴るっていうか、絞れるって感じだじぇ」

京太郎「ああ、ちょっと絞ってくるよ……これじゃあ教室までズブズブだ」

優希「まあ、せーぜー風邪はひかないようにな!」

京太郎「俺は馬鹿だから、そうそう風邪なんかひかないぞ」

優希「確かにな」

京太郎「いや、冗談だよ。その『納得納得』って顔をやめろ」




午前の授業は

1基礎科目(知力)
2総合科目(話術)
3実習  (器用)
4サボる (体力回復)


+2  44、77で(77は、また別途ステータスが上がります)


須賀京太郎 現在ステータス

雀力:F(13) 48/50
知力:D(33)67/100

話術:D(46)34/70 
器用:E(28)27/70 

体力  :■■■■■■■■□□
ストレス:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ぬぁ、惜しい……ちっくしょ、なんかすんげー悔しいぞこれ


>>701
44は、マジでただの-イベントだよ。
先に言っておくと、今回はIWAKOさんはオカルトの発現者じゃないっす。すまんな。




1→基礎科目


和「須賀君……一体、どういう……」

京太郎「違うぞ、和。俺は服を脱いでるんじゃない。水気を切ってるんだ」

和「………」

京太郎「いや、教室でやることはないって? 分かってるよ。でも、時間がなかったんだ」

京太郎「学校について、優希にからかわれた時には既にホームルーム五分前だったんだ」

京太郎「だから、こうして皆の注目を浴びてるんじゃないか」



見ての通り、俺はホームルーム中に教室の後ろの窓際で、シャツを絞っている。

トイレでやろうと思ったけど、先生がホームルームは出ろっていうから……

なんてひどい先生だ。訴えてやる。

だが―――決して俺は変態でないと断っておくが―――

教室で裸に(上半身だ)なるのは、意外と気持ちがいい。

衆目に晒されてなお、いや晒されてるからこそ、謎の禁忌感があるんだ。

いや、本当だよ? 一回みんなもやってみるといいよ!



「須賀―大丈夫かー?」

京太郎「はい、もう大丈夫です!」

「そうか、本当に災難だったな。それじゃあこのまま授業を始めるぞー」

京太郎「はい!」


とりあえず、上半身体操服で授業を受けることになった。

寒いけど、まあ風邪をひくほどじゃないはず。たぶん。



+2のコンマ分上昇



71×1.5=106↑↑
知力:D(33)67/100→D(34)73/100
知力が1アップ!
体力-1



そして周囲の注目の的の中、なんとか午前の授業を終えた。


京太郎「ふぅ……」

和「……お疲れ様です。風邪ひかないで下さいよ?」

京太郎「そこは大丈夫だ、俺人一倍丈夫なんだ」

和「そういう問題ではないと思いますけど……」

京太郎「まぁ、ちゃんと身体も吹いたし、体操服はあったかいしな」

京太郎「心配してくれてありがとうな」

和「心配というか……いや、いろんな意味で心配ですけど……」


 ガラガラッ


咲「京ちゃん、頭がおかしくなったんだって?!」

京太郎「隣のクラスでどんな噂立ってんだ」



 *
 

咲「なんだ、びっくりしちゃったよ。京ちゃん悪いものでも食べたのか」

咲「それともおかしくなっちゃったのかと」

和「十分おかしいと思うんですけど……」

京太郎「いや、そこまで言われるとさすがに傷つく」

和「私がおかしいんでしょうか」

優希「おい、真面目に体調は崩すなよ! 今週はふれピクあるんだぞ」


ふれピク=ふれあいピクニックの略だ。もっといい略称なかったのかなぁ。


京太郎「それには間に合わせるぜ。任せとけ」

優希「そういうときはたこ焼きを食べよう! 温まるぞ」

京太郎「いいねぇ、うどんとかもいいな」

和「……ラーメン食べたいですね」

咲「いいね、東京で食べに行く? お姉ちゃんに美味しいとこ聞いとくよ」




今日のお昼は、満場一致であったか~いうどんを食堂で食べた。

おかげで心も体もポカポカになった。




午後の授業は

1基礎科目(知力)
2総合科目(話術)
3実習  (器用)
4サボる (体力回復)


+2  44、77で(77は、また別途ステータスが上がります)

須賀京太郎 現在ステータス

雀力:F(13) 48/50
知力:D(34)73/100

話術:D(46)34/70 
器用:E(28)27/70 

体力  :■■■■■■■□□□
ストレス:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆



2→総合科目



京太郎「それじゃあ、今日も麻雀についての調べもの学習だ!」

咲「だいぶ進んだね」

優希「進んだのか、進んでないのか……タコスのことはわからないままだじょ」

咲「うん、そうだね……でも、どうやってまとめよう」

京太郎「うーん……パワポとかにまとめるか? 最近授業で教わったやつ」

咲「私にはパソコンはちょっと使いこなせないよ……」

優希「当然私には無理だ」

京太郎「優希には、そこは期待してないから気にスンナ」

優希「……私、結局何もやってないぞ?」

京太郎「仕事が欲しいのか? じゃあ優希には発表をやってもらおうか」

優希「そ、それはちょっとキツそうだじぇ……」

京太郎「じゃあ俺がやるよ」

咲「京ちゃんに任せるのは悪いし私がやろうか?」

優希「な、なんだ。それじゃあ本当に私がすることなくなるじぇ」

優希「は、発表は私がやる!!」




「「どうぞどうぞ」」



優希「きっ、貴様ら、謀ったな?!」


京太郎(ちょろい)

咲(ね)





+2のコンマ分上昇


67×1.3=87.1↑↑
話術:D(46)34/100→話術:D(47)21/100 
話術1アップ!




優希「ぬぬぬぬ……京太郎はともかく、咲ちゃんまで私をたばかるとは」

咲「えへへ、いっつも私をからかうから仕返しだよ」

優希「のどちゃんに言いつけてやるじぇ」

京太郎「何もやってなかったなら当然です、とか言われそう」

優希「う、確かに……」

京太郎「優希、任せたぞ! まとめるのは俺たちがやるからな!」

優希「くっ、請け負ってしまったからにはやるしかない……よっし、任された!」

京太郎「任せた!」

咲「サポートは任せて!」

優希「これが終わったら、楽しい東京観光が待っている!」

優希「やるじぇ!!」


それから、時間はかかったものの、麻雀の調べものは少しづつ進み

優希も、うんうん唸りながら、なんとか発表原稿を完成させた。

人間追い込めば、なんとかなるもんだ。



優希「よし……できたじょ」

京太郎「えらいぞ、優希。お前は今この瞬間、世界で一番輝いてるぞ!!」

咲「やったね、これで心置きなく東京だよ!」

優希「ふぅ……私はもう、だめだ。あとは、まか、せた………ばたり」

京太郎「ゆ、ゆぅきぃーーーーーーーーーー!!!」

咲「優希ちゃん、しっかり!」



和(……こっちのプレゼンの準備が終わって、なんとなく様子を見に来たら……)

和(芝居のまねごとみたいなことをやってました)

和(……でもなんだか、楽しそうですね。今度はみんなで一緒にやりたいです)




@部室


まこ「諸君、今日も授業お疲れ。今日はなかなか肌寒い日じゃったな」



優希との茶番から、一転。今日の部活が始まった。

急な話になるけど、一つ言っておきたいのは

ここに住んでない人は信じないだろうが、長野では4月に雪が降ることがある。

信じられないだろ、俺もたまに目を疑うときがあるんだ。

もちろん、頻繁にってわけじゃないが、何年かに一回とか、冬が長引いたときに、降ったりする。

長野に引っ越してきた奴は、すっげー驚くんだぞ。



和「そうですね……今日はいつもより冷えました」

まこ「そこで改めて注意喚起しておくが……体調管理だけは各自しっかりの」

まこ「麻雀のことは面倒見れても、体のことまでは、わしもカバーできん」

まこ「それぞれが清澄高校の麻雀部の一員という自覚を持って、健康維持に努めてほしい」

優希「けっこうウチの部活注目されてるからな……私もよくクラスで視線を感じるんだ」



それは、休み時間とかにタコス食ってるからだ。俺が断言してやる。

クラスが替わって、優希のタコス好きを初めて見る奴は多いはず。

慣れてないやつには、物珍しいのだ。



まこ「……まさか、わざわざ自分から風邪をひきにいくようなバカはウチにおらんよな?」

京太郎「そ、そ、そ、そんな不注意者が、この部にいるわけないっすよ!」

まこ「ふむ……それもそうじゃの。疑って悪かった」

和「…………………………」


視線を感じる。誰からものかは言うまでもない。



まこ「さて、京太郎。今日も麻雀をやるわけじゃが……」

まこ「今日はネット上で麻雀をやってもらうぞ」

京太郎「ネト麻、ですか」

まこ「そうじゃ。ネトマは、実際に牌に触って打つわけではないから、欠点もあるんじゃが」

まこ「普段なかなか雀荘に行く時間をとれん人や、一緒に卓を囲む面子がいない人など」

まこ「いつでもどこでも手軽にプレイができるという、大きなメリットがある」

まこ「部活の時間は限られとるし、実際に打つ相手を探す手間も考えると」

まこ「ネトマを大いに活用することは、非常に効率のよい実践訓練になると言える」

まこ「和だって、ネトマがその実力に大きく貢献しとるというのはあるじゃろう?」

和「それは、間違いないですね……特に、阿知賀こども麻雀クラブに行けなくなってから」

和「一緒に卓を囲む人がいなくなって困った時に、いつも私のそばにあったのがネット麻雀です」

和「その力は、侮れませんね」

まこ「和が言うと説得力があるのう……もう部長代わるか?」

和「そ、そんな、とんでもないです。私が部長なんて……」

まこ「ふふ、冗談じゃぞ。まだまだわしも、若いもんには負けんつもりじゃ」


まこ「さて、京太郎。そういうわけで、さっそくやってもらう」

まこ「誰か一人について、ネトマについて教えてもらうように」





1咲ちゃんが優しく教えてくれる
2優希が楽しく教えてくれる
3和が真面目に教えてくれる
4まこが丁寧に教えてくれる


+1~4で最大コンマ


3→和



和「……私がやりましょう。自分自身、一番ネット麻雀に詳しいという、自負があります」

和「いいですか、須賀君?」

京太郎「もちろん。いっつも悪いな。頼むわ」

咲「私は専門外だから……和ちゃんよろしくね」

優希「私もだ。のどちゃん、パイトー!」

和「……聞かなかったことにしてあげます」


京太郎「具体的に、どうすればいいんだ?」

和「簡単ですよ。サイトにいって、ログインIDとパスワードを登録して……要するにサイト内にアカウントを作るわけです」

和「それで、一人のネット雀士の誕生です」

和「好きなだけ、打ってください。打って、打って、打ちまくりましょう」

和「ルールは、当然普通の麻雀と同じですよ」

京太郎「なるほど……シンプルでいいな」

和「そういうわけです、やってみてください」




京太郎のハンドルネーム


1kyo
2おっぱいハンターK
3自由安価(名前を書いてください)


+1~3で最大コンマ

頼むぜ



3→キョン



京太郎「名前は、キョン……パスワードは……」

和「……別に、この質問に意味があるわけじゃないですけど……なぜ、その名前なんですか?」

京太郎「ん? なんとなく、かな。この名前にしなきゃなと思って」

京太郎「パスワードは、hayarinsaikou、と……」

和「? ハヤリンサイコウ? それにはどういう意味が……」

京太郎「気にするな。とりあえず、登録できたぞ」

和「分かりました。それじゃあ、軽くネトマの流れを軽く説明しますから」

和「よく聞いていてくださいね」




【ネトマもとい、簡易麻雀の説明】

・加速+幸運+コンマの値が最も大きい人が和了。京太郎以外は反転。
・奇数ならツモ、偶数ならロン
・守備+幸運+コンマのもっとも小さい人が放銃。ただし、京太郎以外は反転。
・打点は、(全員の反転前のコンマ+攻撃+幸運)×30 親なら×45
・東一、東三、南二、南四だけの四局。連荘はあり。



和「こんな感じです」

京太郎「なるほど。分かった」

和「とにかく、打ってみましょうか。サイトを開いて」

京太郎「……おっし、準備完了。行くぜ」


須賀京太郎

雀力:F(11) 40/50
攻撃:F(17) 5/50
加速:F(13)15/50
守備:F(20) 15/50 
幸運:C(55)25/120

モブA
雀力:E(25)
攻撃:F(15)
加速:F(15)
守備:F(25)
幸運:D(40)  

モブB
雀力:F(20)
攻撃:F(30)
加速:G(20)
守備:G(20)
幸運:D(30) 

モブC
雀力:F(15)
攻撃:F(15)
加速:E(15)
守備:F(15)
幸運:C(60) 


席は適当に
A,C,京太郎、Bくらいにしとこう。


【東一局 親:モブA】


和「ネトマのときでもリアルでも、きちんと挨拶をするようにしてくださいね」

京太郎「おう……カタカタ、これでよしっと」


キョン:よろしくお願いします

A:お願いしまっす

B:おなしゃす

C:うっす


和「……ちょうどいいですね。この人たちは、須賀君と同じくらいのランクの人たちです」

京太郎「というと?」

和「始めたっばかりってことですよ。みんなほら、【10級】じゃないですか」

京太郎「本当だ」

和「ただ、級が低い人の中にも、強い人はいますけどね。実力はあるけど、本当に偶然始めたばっかりとか」

京太郎「そういうこともありえるのか」

和「そうです。ほら、始まりましたよ。遅れないように、切ってください」

 

モブA→+1
  C→+2
京太郎→+3
  B→+4

京太郎以外はコンマ反転

モブBの加速と守備がGだけど数値違くない?


>>733 よく見てるなぁ……あざっす、直しといた。数値は、そのまま、アルファベットだけ変更。


【京太郎がロン和了り】

A  :15+40+15=70
C  :15+60+31=105
京太郎:13+55+94=162↑↑↑↑
B  :20+30+59=109


・放銃判定
守備+幸運+コンマのもっとも小さい人が放銃。ただし、京太郎以外は反転。

モブA→+1
  B→+2
  C→+3


A:65+58=123
B:50+3=53↓↓↓↓
C:75+87=162


【和了】京太郎
【放銃】B
【打点】(全員の反転前のコンマ+攻撃+幸運)×30のより9450≒満貫



和「はい、次!」

和「そこ、鳴けますよ。鳴いて!」

京太郎「………は、はええ。現実と違って……全然、考える時間がもらえない」

和「ああ……クリックが遅かったですね。遅いと勝手に牌が切られちゃうんですよ」

京太郎「これ、本当に麻雀なのか……」

咲「すっごく共感するよ、京ちゃん」

和「立派な麻雀です。これ以上ないくらい」

和「ほら、おしゃべりしてると置いて行かれますよ!」

京太郎「お、おっす」

和「はい、そこのCさんの牌でロン」

京太郎「ろ、ロン!」

和「叫ぶんじゃないです、黙ってクリックすれば和了れます」

京太郎「お、おうともよ」

和「いきなり満貫。いいペースです」

和「この調子でいきましょう!」


京太郎(和、別人みたいだ……なんか、普段よりも楽しそう)


まとめていきます

【東三局】

モブA→+1
  C→+2
京太郎→+3
  B→+4

【南二局】

モブA→+5
  C→+6
京太郎→+7
  B→+8

【南四局】

モブA→+9
  C→+10
京太郎→+11
  B→+12


東三局の放銃判定があれば、+5,6,7を再使用

南二局の放銃判定があれば、+1、2、3を再使用

南四局の放銃判定があれば、+9,10,11を再使用


※連投頼むぜ



【東三局】
・和了判定
A  :15+40+2=67
C  :15+60+55=130
京太郎:13+55+78=146↑↑
B  :20+30+5=55

・放銃判定
A:65+73=138
B:50+21=71↓↓↓↓
C:75+82=157

【京太郎ロン和了り】
【放銃】B
【打点】計算式で、7959≒満貫8000 親で12000

京太郎:45000
A  :25000
C  :25000
B  : 5000




【東三局一本場】
・和了判定
A  :15+40+37=92
C  :15+60+12=87
京太郎:13+55+82=150↑↑↑
B  :20+30+11=61

・放銃判定
A:65+2=66↓↓↓
B:50+55=105
C:75+87=162

【京太郎ロン和了り】
【放銃】A
【打点】計算式で、満貫8000 親で12000

京太郎:57000
C  :25000
A  :13000
B  : 5000




【東三局二本場】

・和了判定
A  :15+40+64=119
C  :15+60+45=120
京太郎:13+55+76=144↑↑↑
B  :20+30+14=64

・放銃判定
A:65+64=129
B:50+45=95↓↓↓
C:75+67=142

【京太郎ロン和了り】
【放銃】B
【打点】計算式で、満貫8000 親で12000


京太郎:69000
C  :25000
A  :13000
B  :△7000


<終局>

ちょっと火力が高すぎるかも、調整必要かな。



京太郎「はぁ、はぁ、はぁ………」

和「……上出来です! 相手があまり強くないとはいえ、これだけの勝利を収めるなんて」

和「練習の成果が出た証拠です!」



優希「のどちゃん、いつになく熱くなってるな」

咲「ネット麻雀のことだから、人一倍敏感なんだと思うよ」

まこ「麻雀をやっとるとは思えん疲れ方じゃの京太郎」



京太郎「……やったぜ」

和「ふふふっ、お疲れ様でした。よく頑張りましたね」





話術補正(Dだから、補正なし)
+3でコンマ判定(大失敗01~10 失敗11~35 普通36~70 成功71~85 大成功86~99 00は超成功 44は大失敗)

超成功 →+5  
大成功 →+3  ……和、お前
成功  →+2  もう肩が痛いぜ 
普通  →+1  つっかれたよ……
失敗  →なし  ストレス+1 
大失敗 →-1&ストレス+3


86で大成功



休む暇なく、画面に貼り付けになってクタクタになって

なんとか勝利を収めた。それから、振り向くと―――


「ふふっお疲れ様でした、よく頑張りましたね」


天使がいた。こんなにいい笑顔をした和を、俺は初めて見た。


「……和、お前」


「どうしましたか?」


「いや……本当に、ネット麻雀が好きなんだなって」

「そう思ったんだ」


「好きですよ? 私はそもそも麻雀という競技が好きです。ネット麻雀は特に好きです」

「やるのも、見るのも、教えるのも好きです」

「だから、こんなに真剣になれるんです」



自分の練習を差し置いて、何の不平不満を言わずに、いつもつきっきりで指導してくれてるけど

それは、義務感からくるものじゃなくて、単純に麻雀が好きだからと

そういうことなのか。だから、そんなキラキラして見えるのか。カッコいいのか。



「……和、俺に教えるの楽しい?」

「ええ……楽しいですよ。須賀君は、私の話を真剣に聞いてくれますから」

「私の話は退屈かもしれません、けど、真剣に聞いてくれてます」

「須賀君が本気だから、こっちも本気になっちゃいます」

「だから……私も、楽しいです。もっと、一緒にできたらな、と……そうしたら―――」

「い、いえ。今のは忘れてください……言葉が、過ぎました」

「須賀君が優しいから、つい甘えてしまうところがあって……あ、また……」

「いや、優しいのは和だろ……いつもありがとうな―――」























まこ「……おい、おんしら。なんか忘れとらんか?」

咲「京ちゃん……」

優希「そこでイチャイチャするのはいいけどな?」

優希「TPOという言葉を知ってるか、この犬め!!」



京太郎「う、うおわっ?!」

和「ご、ごめんなさい!!」



咲「……二人とも、近いよぉ」

まこ「見てるこっちが恥ずかしいわ」

優希「はぁ……この年中発情期め! だからお前は犬なんだ!!」



京太郎「ご、誤解だ! 今のは、そう、スキンシップだ!」

和「そ、そうです。部員同士の、その、ふれあいです!」

優希「なるほどなるほど? ふれピクの予習ってことかぁ?」

まこ「なるほどのぉ。予習とは、えらいのぉ。学生の鏡じゃのぉ」

咲「京ちゃん、私も予習したいな? ちょっと私にもレクチャーお願いしていいかな?」



こ、こいつら……ここぞとばかりに言いおって――――



和「と、とにかく! これで、今日の指導は終わります!!」

京太郎「そうだ、ネトマでも一位でしたし、文句ないですよね、部長?」

まこ「……まぁ、そうじゃの。二人の成果に免じて、不純異性交遊にも目をつぶるか」

京太郎和「「だから、違いますって!!!!」」



@帰り道



和、すっげえいい匂いがした……いい雰囲気になって、気が付いたら、目の前に和がいて――

俺、病気にでもなったのか、あんなに急接近するまで気が付かないとか。

何かの病かもしれない、ガチで風邪でもひいたかもしれない。だったらまずいな。

今日注意されたばっかりなのにさ。



解散になったことだし

もうすぐ、ふれあいピクニックもやってくることだし。

帰ろう、帰ろう。さっさと帰って、休もう。そうしよう。疲れも溜まってる。



でも、帰り道は足取りが軽かったような気もする。

今日は、母さんにちょっと孝行してやるか……たまにはいいな。



和の好感度+3(39→42)
ストレス-1(消滅)


ネトマ分

雀力、攻撃、加速、守備から二つ選択

雀力:F(11) 40/50
攻撃:F(17) 5/50
加速:F(13)15/50
守備:F(20) 15/50 


+1から先にでた二つ(一個づつ書いてください)


+1で雀力
+2で加速

コンマ分上昇

よっしゃやるぜ

参加できる人は参加よろしくー


@須賀家


都「おかえり、京太郎。どうしたの?」

京太郎「? どうしたの、とは」

都「いや、だってそんなにニコニコしてたら、何かあったのか聞いてほしいのかと思うじゃない」

京太郎「俺そんな顔してる?」

都「してるわ、母さんに会えて嬉しいのは分かるけど」

京太郎「それ聞いて真顔になりそう」

都「それで、今日も麻雀の調子が良かったとか?」

京太郎「うーん。まあ、そうかな。ネトマで一位で勝ったし」

都「絶好調ね。なにせあの清澄高校麻雀部のレギュラーだし!」

都「さぞかし強くなってるんでしょうねぇ」


あまり言いたくないことではあるが、ここについては母さんは勘違いしてる。

清澄高校のレギュラーに選ばれる=むちゃくちゃ麻雀が強い

と、世間一般でも考えられてるから、決して母さんがズレてるとかいうわけではないのだけれど

ウチは元部長が引退して、丁度5人しかいない。

だから、みんな俺を入れたくなくても、団体戦に出たければ俺を入れるしかない。

インハイ優勝したにも関わらず、新入部員が入らなかったというのは、不自然と思うかもしれないが

それには理由がある。けどそれはまた別に機会に。



葵「京太郎帰ってたのか」

京太郎「珍しいな、父さん」



こんなに早くに父さんが帰ってるのは珍しい。

基本、平日も、土曜日ですらも遅くまで大学に残って研究してるらしい。

今日は何かあったのだろう。



葵「京太郎、麻雀牌が欲しいんだってな」

京太郎「欲しい!」

葵「そうか、京太郎がそんなにやる気になってるとは、思いもしなかった」

京太郎「だろ」

葵「それじゃあ、自分でアルバイトでもして買ってみたらどうだ?」

京太郎「………え?」



買ってくれるんじゃないの? 

今完全にそういう流れだったよね?



葵「なぁに、全自動雀卓でもあるまいし、ほんの一日バイトでもすれば、牌とシートくらい買えるさ」

都「……そうかもしれないけど。さすがに京太郎が可哀想じゃない?」



母さん、いいこと言った。珍しく。

本当に珍しいなおい。


葵「……そうだな。でも、京太郎。人生は長いんだ。欲しいものがあっても、手に入らないことなんていくらでもある」

葵「自分で金を貯めて、自分で買ってみる。そういう経験も、人生には必要なんじゃないかと思うわけだ」

葵「特に、若いうちはな」

京太郎「………」

葵「……そうだな。もう少し、京太郎が頑張ったら……その時は、父さんも考えよう」

京太郎「……」

葵「それまでは、自分で頑張ってみろ」

京太郎「……分かったよ」





【帰宅後行動選択肢】

1本を読んでみる(雀力)残り一回
2勉強の復習  (知力)
3誰かと電話する(話術)
4牌制作大作戦 (器用)
5寝る   (体力回復)

+2  44、77で


須賀京太郎 現在ステータス

雀力:F(14) 8/50
知力:D(34)73/100

話術:D(46)34/100 
器用:E(28)27/70 

体力  :■■■■■□□□□□
ストレス:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


父さん、普通に買ってくれると思ったのになぁ。

あんなこと言われるのは予想してなかった。



京太郎「……バイト、かぁ……よく考えれば、バイトなんてしたことない」

京太郎「……やってみるかなぁ、一回くらい。やったらやったで楽しいかもだし」

京太郎「ただ、学生だし放課後は部活もあるし、長い間は体力的にキツいから」

京太郎「一日だけで、土日にできるバイトとかが良さそうだな……部長の雀荘とかいいな」

京太郎「今度お願いしてみるか……」

京太郎「……とりあえず、勉強でもしよう。最近の分、まとめて復習しないと」



+2のコンマ分上昇


70上昇
知力:D(34)73/100→知力:D(35)43/100
・体力-1




京太郎「……終わった……なんか、疲れたぞ……」

京太郎「明日は、ふれあいピクニック……早起きしなきゃだ」

京太郎「寝よう……」



<四月二週平日前半 終了>


<四月二週平日後半 ふれあいピクニック>



ジリジリと目覚まし時計が鳴っている。うるせぇ。

目覚まし父さんのも借りて、携帯と合わせて合計3つもあれば、そうなる。

だがおかげで、なんとか早起きできた。



「…………メールだ」

「ふわぁ…………咲からだ……」

「なんだよ、こんな朝早くに………」



From 咲
件名 京ちゃん!!!!!!!

本文
どうしよう、ちょっと遅刻しかけてるよ!!
バスが着たら、止めといて!!




「…………」




できるか、ぼけ。長野でいい子でお留守番してろ。



ふれあいピクニックの朝は早い。

長野を4時半過ぎのバスで、東京に向かう。だから、準備をするために、4時には起きた。

何せ夜の7時半のバスが、東京から長野行きの最終なんだ。

つまり日帰りで東京に行くとなると、よっぽどの強行軍ということになる。

そこで一日を有効に使うために、少しでも早く向こうについておきたいという考えの下、眠いけど始発のバスで行くことにした。

ちなみに、全体のスケジュールは和と俺

東京での具体的な交通手段や観光地は、東京に詳しい咲が

行きたいご飯屋は主に優希が調べて、プランを組んだ。



優希「…………おふぅ」

京太郎「ねみぃ……おはよう、みんな」

和「おはようございます」

京太郎「……和、いつも通りだなぁ」

和「昨日は早めに寝ましたよ。いつもより二時間早く起きるので、二時間早く」

京太郎「そんなに簡単に調整できるとか……」


まるで機械だ、と言いかけてやめた。あんまりいい言葉じゃない気がしたからだ。


京太郎「……さて、バスが来たわけだが」

和「ですね……ですが」

優希「咲ちゃん……」


京太郎「皆聞いてくれ。咲がいないと、俺たち清澄高校麻雀部は、麻雀部でなくなる」

京太郎「だが、考えてもみてくれ――――」

京太郎「―――ここで乗れなかったら、せっかくの東京行きの機会を逃すことになる。貴重な機会をだ」

京太郎「それでいいのか? それは、お互いのために本当に良いことなのか?」

京太郎「寝坊したのは、咲だ。そのミスを一緒に俺らが、被ることが」

京太郎「果たして咲にとっても、俺たちにとっても良いことなのだろうか?」

京太郎「俺には――そうは思えないな」

和「……」

優希「……」

和「……そうですね」

優希「咲ちゃんには悪いが、私は東京のウマイご飯を食べなきゃいけない」

京太郎「いいな……よし、行くぞ、咲の想いを継いで」

優希「存分に楽しむじょ!」

和「仕方ありません、咲さんにはお土産をたくさん買っていきましょう」

京太郎「そうと決まれば――――」

優希「ふれあいピクニック、清澄高校麻雀部マイナス咲ちゃん編――――」

京太郎優希「「開始ッ!!」」

和「お、おー」



さて、バスの中。席は、二席づつ、通路で仕切られていて、二人づつ座ることもできたのだが

一番後ろの席は、6席が繋がっているため、全員で、そこに座ることにした。

一応は、ふれあいピクニックだからな。

ちなみに、平日ってことと、この時間ということもあって、俺ら以外に乗客はいない。




咲「……ひどいよ、みんな!! ぷんぷん!!」

京太郎「いやいや、ちょっとした悪乗りじゃねえか、な?」

優希「そもそも遅れてくる咲ちゃんが悪いじぇ?」

咲「だからって、私が来てからも私がいないもの扱いしておもちゃみたいにして……」

咲「ふれあいピクニックなのに、清澄高校麻雀部マイナス咲ちゃん編って、矛盾してるよ!!」


京太郎「まぁまぁ、今日お姉ちゃんに会えるんだろ?」

優希「いいじゃないか、東京で美味しいもの一緒に食べようじゃないか」

咲「誤魔化されないんだから!」

和「でも、間に合ってよかったじゃないですか。本当にバスは止まってはくれませんし」

咲「うっ」

和「実際に咲さんが遅れてたら、私たちは置いていったかもしれないですよ?」

咲「えっ………」

和「バス代も払ってるわけですし、一応は学校の行事ですから」

咲「……」

和「日程表も学校に提出してます。それを咲さんの個人的な理由で―――」

京太郎「お、おい和」

京太郎「頼む、もうやめてやってくれ。咲が涙目になってる」


@サービスエリア


やってきました、ここは山梨県○葉サービスエリア。

長野から東京に向かうバスの休憩地点として、必ず止まる場所として有名らしい。



優希「はぁ~~~空気がおいしいじょ!!」

京太郎「だなーーーあ、おい見ろよ、こっから富士山が見える!!」

咲「本当だ、すごい、すごいよ、富士山だよ和ちゃん!!」

和「綺麗ですね。世界遺産になってから、ゴミが増えたと聞きましたが……対策が大変そうですね」



 *



優希「おい、京太郎。これが噂の信玄ソフトだぞ!!」

咲「おいしい、おいしいよ優希ちゃん、京ちゃん、和ちゃん!!」

京太郎「マジだ、マジうめえ。眠気吹き飛ぶなーーー、最高っ!!」

和「普通のソフトクリームにきな粉と黒蜜ですか。洋菓子に和のテイストを合わせるのは流行と聞きますが」

和「こんなもの、美味しいわけが………!! なるほど。そういう。ふむふむ……」

 


+1~3で最大コンマ
1和とお話
2優希とおしゃべり
3咲と交流
4桃子に電話


おけ、咲さんね

今日は短いけどここまでやで
ちょっと寝ないと体もたなそう

おやすみー

始めるよー
暇な人集合だぜ


サービスエリアには、いくつか屋台があるものだが

ここは、バスがよく止まる=客が自然と多いため、何かと充実している。



優希「ふぅ…腹パンパンだ」

京太郎「だな」

和「東京着く前に、こんな調子でいいんでしょうか」

咲「でも和ちゃんも食べてるよね」

和「わ、私は皆さんと足並みを揃えたまでで……」



優希「おい、のどちゃん。ちょっとトイレに行かないか」

和「そうですね……咲さん、須賀君。失礼しますね」

和「何か欲しいものがあれば買ってきますが」

京太郎「そうだな、眠気覚ましのコーヒーとか頼む」

咲「私はいいや、ありがとう」



咲「それにしても、今日はいい天気だね」

京太郎「だな。山梨は空気うまいな。俺らんとこもだけど」

咲「あはは、そうかもね。でも東京では、真逆だから覚悟しておいてね」

咲「すごく汚いんだから」

京太郎「いや、俺もちゃんと東京去年行ってるから知ってるぞ。荷物持ちだけど」

咲「そうだったね。忘れてた」

京太郎「おい」

咲「ふふっ、冗談だよ京ちゃん。京ちゃんの頑張りを、忘れたりはしないよ」



そういえば、咲と二人きりになるのは久しぶりだな。

クラスが分かれてからは和とよく話してるし

調べもの学習の時は優希も一緒だし

部活中は言うまでもなくみんな同じだし



咲「あはは、なんだか、久しぶりに二人になったね」

京太郎「ああ……俺も同じこと考えてた」

咲「懐かしいね、昔はよく京ちゃんの家に遊びに行ってたなぁ」

京太郎「俺も咲の家にはよく行ってた気がする」

咲「そうだね……」


京太郎「……」

咲「……」





話術補正(Dだから、補正なし)
+3でコンマ判定(大失敗01~10 失敗11~35 普通36~70 成功71~85 大成功86~99 00は超成功 44は大失敗)

超成功 →+5  
大成功 →+3  今度、遊びに来るか?
成功  →+2  母さんが来いって言ってたぞ 
普通  →+1  また、遊べたらいいな
失敗  →なし  ストレス+1 
大失敗 →-1&ストレス+3



90で大成功



二人を妙な沈黙が包んでいたけれども、どこか懐かしい感じがして

不思議と居心地は悪くなかった。これも、咲が相手だからかもしれない。



京太郎「………咲、なんで黙ってんだ」

咲「ふふ、京ちゃんこそ、なんで?」

京太郎「俺はいろいろ思い出してたんだ」

咲「偶然だね。私もだよ」

咲「ねぇ、京ちゃんあの時のこと覚えてる?」

京太郎「いつのことだ?」

咲「いつだか、私が一緒にお風呂入ろうって言ったら、京ちゃんがいやだって言ったとき」

京太郎「ああ……」


そんなこと、あったっけか。


咲「あの時はショックだったなぁ。あれから、京ちゃんの家にあんまり遊びに行かなくなった気がする」

京太郎「いや、だってそりゃ……小学校高学年に差し掛かろうとしてる時に、お風呂って……」

京太郎「って、お前そのせいでウチに来なくなったのかよ」

咲「だって、なんか避けられてるのかなって思うでしょ?」

京太郎「そんなつもりはなかったけどな」

咲「された方は思うんだよ! あー、京ちゃん私のこと嫌いになったのかな、とか」

京太郎「……なってないから心配するな」

咲「長年の悩みが解決したよ」

京太郎「こっちもだよ……そんなことだったのかよ。色々と母さんと話し合ったけど、ロクな結論出なかったのに」

咲「逆に京ちゃんはなんだと思ったの?」

京太郎「いや、特には考えてなかった。ただ、最近思い出したんだ」

咲「うわぁ、ひどい。ふんだ、京ちゃんには友達たくさんいるもんねー。私とは違いますもんねー」

京太郎「拗ねるなよ、咲。今度また遊びに来ていいからさ」

咲「むー……またそうやって誤魔化すんだから」



京太郎「あれだったらまたお風呂に入ってもいいぞ。ほら、長年のわだかまりの記念に……」

京太郎「……って、冗談だ。引くな。そこまで引くな。ドン引き太郎じゃねえよ」

咲「さすがにドン引きだよ……ドン引き太郎だよ……」

京太郎「いや、ほんと悪かったって。幼馴染のよしみで許してくれ」

咲「はぁ……………」

咲「………他の人にはそんなこと言っちゃだめだからね。私だけだよ?」

咲「じゃないと、変態さんだと思われるよ?」

京太郎「お、おう」


既に、俺を変態さんだと思ってる人がいるけど

わざわざ自分で自分の評価を下げることはすまい。


咲「ふふふっ、でもなんだかスッキリしちゃった」

咲「やっぱり京ちゃんは楽しいなぁ。ありがとう!」

京太郎「ああ。東京楽しみだな」

咲「うん!」




咲の好感度+3
咲→31→34


@東京 新宿



8時、予定通り新宿に到着した。

サービスエリアでエネルギーを使ったのか、皆その後は眠ってしまっていた。

俺たちはバスのアナウンスで目を覚ました。相変わらず、乗客は俺たち以外にいない。



優希「……ん」

京太郎「ついた……?」

和「そうみたい、ですね」

咲「……東京!」


 *


和「えー、それでは今日の予定を簡単に言っておきますね」

和「現在時刻、8時。ここ新宿に集合が、バス出発30分前の19時」

優希「手持ち時間は、およそ11時間というわけか」

京太郎「おお、優希よく計算できたな」

優希「これくらいは朝飯前だじぇ!」

和「本当にその通りですよ、優希。朝ご飯どころの騒ぎじゃありません」

和「はい、おしゃべりもそこそこにこちらを見てください」



<午前中>
・浅草 スカイツリー
・上野動物園

<お昼>
・片岡優希のサプライズご飯@築地
・築地散策

<午後>
・渋谷へ、照さん(たち)に合流

<夕方>
・照さんお勧めのお店で夜ご飯@渋谷


京太郎「東京の地理はよく分からんけど……咲、大丈夫そう?」

咲「大丈夫だよ。何回かお姉ちゃんと行ってるし」

和「とりあえず、電車でここから浅草まで行って、浅草寺とスカイツリーに行きましょう」

和「それで上野動物園に行って、時間があればこのアメヤ横丁という有名な通りに行きましょう」

咲「けっこう、キュウキュウなスケジュール感だね、これで午前中って」

和「仕方ありません、時間がありませんから。それに優希がどうしてもお昼は築地で食べたいと」

優希「築地の生タコを食べずして、片岡優希を名乗るわけにはいかないな?」

京太郎「知らねえよ……旨そうだからいいけどな」

和「午後からは、渋谷に向かいます。白糸台に行くのは遠すぎるので」

和「咲さんにお願いしてもらって、お姉さんには渋谷まで来てもらいます」

咲「白糸台までは、上野から一時間とかかかるからね。もったいないから、渋谷にしてもらったよ。そこなら20分くらい」

京太郎「さっすが咲と和。頼りになる」


和「はい、今までのところで何か質問のある人」

優希「はい! 今回は、お小遣いはないんですか!」

優希「築地の海鮮丼は高いと聞きました。このままでは手が出ません!!」

京太郎「あのなぁ、あるわけねぇだろ。学校から交通費まで出てるのに……な、和」

和「そんなものあるわけがありません」

京太郎「ほら」

和「あるわけがありません………本来なら、ありえない………というところなんですが」

京太郎「え?」

和「……これは、他の方には内緒にしてくださいね。学校からお小遣いが、一人頭3000円ほど支給されてます」

咲「ほ、本当に?」

京太郎「マジかよ。それは俺らの学年みんなに、一人頭3000円ってことか?」

和「まさか。そんな予算が組めるわけがありません。そんなことしたら、学年全体手で100万円以上が飛びますよ」



和「……これは、麻雀部の特例らしいです。東京ということで、何かと出費は増えますし」

和「それに加えて、咲さんのお姉さんに会うと言ったら、
 どうやら今回のことは麻雀の勉強目的であると先方が勘違いされまして」

優希「元インハイチャンプだもんな。そう思うのかもしれないな」

和「いたく感心されて、『このお金で美味しい東京ごはんでも食べてきなさい』と言ってくださいました」

優希「……でも、そこはのどちゃん、きちんと真実を伝えることもできたわけだろ?」

京太郎「実際ただ遊びにいくだけだしな」

和「ええ、そうですけど……」

和「……いただけるものを、わざわざお断りする道理はないでしょう」


優希「……さっすが!」

京太郎「和!!」

咲「話が分かる!!!」

和「ふふ……私も、なんだかんだと言って、今日が楽しみでしたからね」

和「それじゃあ、行きましょうか」

「「「おー!!!」」」


それから、俺たちは東京を満喫しまくった。

スカイツリーでは芝生に寝転んで、日本一のタワーの壮大さを肌で感じ

上野動物園では動物と触れ合い……和がビビってたのが可愛かったり

アメ横では優希がひたすらたこ焼きを食ってた。

タコ刺しも食おうとしてたけど、それは築地に行くからと言って、俺が止めた。

そして、現在地は―――――





優希「みなさまたいへんながらくお待たせいたしました……」

優希「こちら、本日のめいんでぃ………ああああああああ、なんだこの前口上は!!!!」

京太郎「お前が、雰囲気出したいっていうからわざわざ用意したんじゃねえか!」

優希「こんなもん、いらん!」

優希「築地に、来った、じょぉぉおおお!!!!!!」

咲「いえーい!!」

京太郎「こっちの方が優希らしいな、海の幸万歳!!!!」

和「なかなかにぎやかな場所ですね……いい匂いがします」

優希「くんくん、京太郎、皆、こっちだ!」

京太郎「ま、待てよ優希!!」


@海鮮丼のお店


優希「おやじ、今日は良いタコ入ってるか?」

オヤジ「おうよ、今日はタコ、イカ、甲殻類は最高よ!!」

優希「さっそくそれを頼む!!」



京太郎「は、はええよ、優希……」

優希「皆遅いぞー私はもう注文したぞー」

和「他にもたくさんお店あるんですから、何もここにしなくったって」

咲「でも、ここ美味しそうだよ。時間も押してるし、いいんじゃないかな」

和「まぁ、咲さんがそう言うなら」

京太郎「おやっさん、マグロサーモンの二色丼一丁!!」

咲「私は鮭いくらウニ丼!!」

和「ええと……そうですね。こちらの桜鯛を使った、丼物をお願いします」

優希「岩ノリの味噌汁も全部つけてなー」

京太郎「いいねぇ。優希ちゃん、絶好調だな」

優希「食い物のことは、任せとけ!!」

京太郎「ここに限っては、お前に任せよう!!」







京太郎「うめぇ……なに築地の魚のこのおいしさ……」

咲「本当、おいしい、ね……もぐもぐ」

和「幸せです………」


優希「ねえねえ、京ちゃん、なぜ長野には魚がいないの?」

京太郎「それは、海が、ないからだよ?」

優希「くっ……その通りだ。長野の飯は悪くないが、魚はどうしてもな……」

京太郎「確かに。山菜とは豊富なんだけどな」

オヤジ「代わりに川魚はうまいだろうなー」

優希「仕方ない、川でタコを育てるか」

咲「それは無理じゃないかなぁ」

京太郎「そうだ、部室でタコを飼うとかどうよ」

和「…………」

咲「和ちゃん、怖いの?」

和「そ、そんなことありません!!」



「………」


+1~3で東京にいる人、いそうな人(照以外)


京太郎「おお、和はタコが怖いのか」

和「ち、違いますよ! 別に、怖くなんか……」

優希「強がっちゃって、のどちん」

咲「まあ、確かに可愛い動物じゃないけどね」

優希「でものどちゃんが怖くないなら飼ってもいいよな?」

京太郎「そういうことだな、和。いいよな?」

和「…………うう、もう、勝手にしてください!!!!」





――――――ーこちら目と鼻の先にあるカウンター席 




(………)

(ちょっとさー、ちょっとーー……)

(なんか昼間っから騒いでる集団がいると思ったら………)

(どっかで見たことあるんですけどー? 私を去年ぶちのめしてくれた宮永咲さん?)

(元ミドルチャンプの原村さん? あとは、えっと……先鋒でタコス食べてた人と)

(誰だ、あのチャラそうな金髪……)

(え、なんなの? なにこの状況帰りたい……でも、カズノコ丼注文しちゃったし)

(せっかく来たから食べたいし……………)




京太郎「いやーうまかった………」

優希「オヤジ、ごちそうさま!!」

オヤジ「おうよ! あんたら、見たところ若いね。今日は遠足か何かかい?」

和「今日は、遠足でわざわざ長野から来てまして……」

オヤジ「へぇ、長野から! また遠くから来たねぇ」

和「せっかくなので、有名なここの海鮮丼が食べようという話になりまして」

咲「後は流れでここに来たんです」

淡(帰れ……帰れ……お願い、帰って……!!)

オヤジ「なるほど、平日のこんな時間に高校生がいるもんで、サボりかと疑っちまった」

淡(ギク)

優希「ひどいな、オヤジ。ちゃんとこれも学生活動の一環だじょ」

オヤジ「すまんすまん、悪かった。ところで会計は一緒にするかい?」

京太郎「一緒でお願いしまーす」

オヤジ「ひーふーみーよー……よし、丁度だな」

和「領収書もいただけますか。学校に提出しないといけませんので」

オヤジ「最近はそういうのきっちりしてんなぁ。待ってな、すぐ用意するでな」

オヤジ「ほらっ、お釣りだ。食べに来てくれてありがとな!!」

優希「ごちそうさまだじぇ。いい腕だったぞ、オヤジ!」

京太郎「ごちそうさまでしたー 出る前に、俺トイレ借りていいですか?」

オヤジ「突き当りを右なー」

咲「それじゃあ、私たち先に出て待ってるね」

京太郎「了解」

淡(ほっ………)


淡(よかった……ばれる前に帰る流れになって)

淡(こんなこと次あったら嫌だし、もうサボるのやめようかな……)

オヤジ「ところでそこの可愛い姉ちゃんも、遠足かい?」

淡「………へっ?」

オヤジ「あんたも長野から来たんかい?」

淡「あ、えっと、いや、私はそのー………」

京太郎「トイレお借りしましたー」

オヤジ「おう、兄ちゃん。このおじょうちゃんも連れかい?」

京太郎「へ?」

オヤジ「ここにいるおじょうちゃん、あんたらと同じくらいの年齢かと思ってな」

淡(………再びピンチ!! この金髪がトイレを借りたばっかりに……!!!)

京太郎「……えーと…………??」



淡(……………)

淡(こいつが機転を効かせて連れだと言う→清澄に素性がばれる)

淡(連れじゃないと言う→学校にサボりがばれる)

淡(………これ、どっちにしろ私詰んでんじゃん!!!)






話術補正(Dだから、補正なし)
+3でコンマ判定(大失敗01~10 失敗11~35 普通36~70 成功71~85 大成功86~99 00は超成功 44は大失敗)

超成功 →+5  
大成功 →+3  同級生ですけど、別の班の人ですよ
成功  →+2  同級生ですよ
普通  →+1  ええ、俺たちのツレです
失敗  →なし  ストレス+1 
大失敗 →-1&ストレス+3


92で大成功


連れかと聞かれると、どう考えても連れじゃないし

そのまま連れじゃないと答えようとしたけど、その子の顔を見ると

何とも言えない、困り顔をしていた。だから、なんとかしてあげたい、と瞬間的に思った。


京太郎「……えと、連れじゃないです」

淡「っ……」

オヤジ「ふぅん……そうか、こんな時間から、一人でここにいるなんておかしいと思ったんだ」

オヤジ「さてはおじょうちゃん――――」

京太郎「あ、でも俺らと同じ高校ですよ。班は違うだけで」

オヤジ「ん?」

京太郎「同級生ですよ。ただ、俺らの班じゃないんで、別行動ですけど」

京太郎「東京行きの班は他にもあるんですよ」

オヤジ「……なんだ、そうだったのか。でもおじょうちゃん、なんで一人なんだ?」

オヤジ「他の班の奴らはどうした?」

淡「そ、それは―――」


京太郎「ああ、それはこいつが変わり者だからですよ」

淡「へっ?」

京太郎「ほら、長野からわざわざ築地まで来て、カズノコ丼食べるような変わりもんですよ?」

京太郎「だから、他のメンバー呆れちゃって……食事は別行動とか、そんなとこじゃないっすかね」

オヤジ「確かに、ウチでカズノコ丼を頼む人は、初めて見た……」

京太郎「そういうことですね、俺も同級生とは気が付かなかったですけど」

京太郎「とにかく、こいつは怪しいもんじゃないっすよ。俺が保証します」

オヤジ「ふむ」

京太郎「……な?」

淡「そ、そうなんです。私ったら、変わり者でー、お前と一緒にメシは食えないって言われちゃってー」

オヤジ「あっはっはっ、そうだったのか。でも、あんまりおじょうちゃん、東京を一人でうろつくなよー」

オヤジ「危ないからな。ほらよ、カズノコ丼お待ち!!」

淡「あははははははは、ありがとうございまーす!!!」

京太郎「それじゃあ、またな、カズノコ野郎!!」

淡「あはは、こちらこそ、どうもありがとうございました、金髪野郎!!」

京太郎「お前も金髪だろ~全くー」

淡「あははそうだねーそれじゃあ、また!!」


 *


京太郎「………」

優希「おい、京太郎遅いぞ!」

咲「どうしたの?」

京太郎「……いや、なんか、助けようとしたんだけど」

京太郎「ちょっと失礼なこと言っちまったかな、と……」

優希「どういうことだ」

京太郎「ちょっと一悶着あって」

和「奥にいた女性のことですか?」

京太郎「あ、和、気が付いてたのか」

和「ええ、どこかで見たことあるような気がして――――」


「―――――ちょっと……」


京太郎「あ、さっきの人……」

淡「どうも、カズノコ野郎です」

京太郎「あ、あの」

淡「カズノコ大好きなんで、速攻食べ終わって、一服ついでに文句言いに出てきました」

京太郎「さ、さっきのは、その、機転を効かせた、その名残というか――」

咲「あ、あれ? 大星さん……だよね?」

淡「どうも変わり者の大星淡です」



京太郎「………ごめんなさい、その、オヤジさんを誤魔化すにはあれしかなくて―――」

淡「……はぁ?! 途中からかんっぜんっに、ただの悪口だったじゃん!!」

淡「百歩譲って、変わり者はいいとして、なにカズノコ野郎って!!」

淡「しかも、私の金髪野郎って返しを、お前もって!!」

淡「その通りなんだけど!! 私、言い返す悪口思いつかなかったんだから!!」

京太郎「そんなこと言われても」

淡「本っ当にサイテー!!」

京太郎「むっ………俺一応助け船出したつもりだったんですけど?」

京太郎「大星さん、学校サボりでしょ? だから、学校に告げ口されないように、配慮しただけなのに」

京太郎「聞きますけど、カズノコ野郎とサボり野郎、どっちがよかったんっすか?」

淡「ぐっ」

淡「ぐぬぬぬぬ……」


京太郎「………まぁ、何か事情があったみたいですから。こっちも余分なことを言いすぎました、ごめんなさい」

淡「!」

淡「わ、分かればいいけど。私だって、本当はお礼を言うつもりだったというか――」

和「実際問題、こんなところで何をやってるんですか? 授業中では?」

淡「べ、別にいーじゃん、何しようが私の勝手だし」

和「まぁ、私には関係ないですけれど……」


咲「………あの、せっかくなんですけど、こっちもスケジュールギリギリだから」

咲「そろそろ行かないとだよ?」

京太郎「確かに」

和「そうですね、行きましょう」

淡「………」

優希「……大星さんも、行くか?」

淡「はっ? 私があんたたちなんかに着いていくわけないでしょ?」

咲「お姉ちゃんに会いに行くだけだしね。一緒に来ても、楽しくないかも」

淡「楽しいとかそういうことじゃ―――ん? お姉ちゃん?」

淡「それってテルーのこと?」

咲「そうだよ」

淡「……」

淡「…………」

淡「………………………」


好感度3上昇 31→34

ちょっと休憩するぜ
みんなも甘いものでも食べて回復しよう

おつ
だが女の子をカズノコ呼ばわりは知らん人が聞いたらかなりやばい

>>887 891
知らなかった……無知を恥じたぜ。
淡はただのカズノコ好きです。


再開するぜ


それから、皆で地下鉄を乗り継いで、渋谷へ移動。

東京の地下鉄って、覚えきれないほどの種類があってびっくりする。



優希「おお……ここがスクランブル交差点……!!」

京太郎「一日に5万、多いときで10万人が歩くという……」

咲「一番有名な交差点だね。ここに来ると東京に来たって感じ」

淡「ふーん……こっちの方あんまり来ないからわかんない」

和「………」

京太郎「どうした、和」

和「……いえ、東京、だなと……」

京太郎「??」

和「なんでもありません」



淡「ねぇ、テルーまだ?」

京太郎「あのなぁ……別に着いてこなくてもいいんだぞ」

淡「うるさい…………えっと」

京太郎「須賀だ。須賀京太郎。お前とはタメだ」

淡「聞いてないんだけど。あ、知ってると思うけど、私は大星淡。スーパー高校100年生」

京太郎「スーパーサボリ高校生の間違いじゃねえの?」

淡「ふーん、サボっても私はできるもん」

京太郎「ほぉ。じゃあ、お前は何ができるっていうんだ」

淡「麻雀。誰にも負けないし」

京太郎「はっ、だったら俺だって麻雀やるぜ」

淡「ぷっ、あんまり私に喧嘩売らない方がいいよー? 後悔することになるからね、あははっ」

京太郎「へっ、言ってろ。今度対局することがあったら覚悟してろよ」

淡「言ったね? その言葉、後悔させたげるから」



咲(……京ちゃん、この人覚えてないの?)

京太郎(なんだよ、咲。こいつ知ってるのか)

咲(大星淡さんだよ。去年決勝で、私と戦った人だよ!!!)

京太郎(………あ……ああっ?!)



俺と同じ色の金髪、一年生とは思えない生意気な目に挑発的な口調。

大星、淡―――― あれ、もしかしてこいつめっちゃ強い奴??

俺、やばい奴に喧嘩売っちまったか??


淡(ま、こいつに期待しても無意味だろうけど……)

淡(オーラの欠片も感じない。私には分かるんだよねー)

淡(あ~……… テルがいなくなってほーんと退屈。ケイはかなりマシだけど……)

淡(最近のモチベーションは、サキにリベンジすることくらいだな~……それもインハイまでお預けだし)

淡(はぁ……)

咲「??」



  *



それから、待つこと10分。スクランブル交差点の向こう側で、明らかに挙動不審な人を発見。

髪の毛がピンク。咲と同じ、髪の毛のクセ。間違いない。



咲「お姉ちゃんっ!!」

照「咲……久しぶり……会いたかった」


抱き合う二人、仲のいい姉妹っていいなぁ、すばら。


咲「きょろきょろしてたから、すぐお姉ちゃんって分かったよ!」

照「それはこっちの、セリフ。こういう時、道に迷ってるみたいな動作を咲はする……」

照「だから、すぐに分かる」

咲「それまさにさっきのお姉ちゃんだよ、スクランブル交差点でもたついてたじゃん!」

照「それは私じゃなくて、咲……」

咲「もー、お姉ちゃんだって!!」


二人とも似た者同士で面白い。

素直じゃないところも、なんかそっくりでいいな。



照「遠くから、麻雀部の皆さん……お疲れさま」

照「来てくれてありがとう」

和「いえいえ。こちらこそ、わざわざご足労いただきまして、ありがとうございます」

優希「い、インハイチャンプ……」

照「片岡さん。こんにちは」

優希「こ、こんにちは……」


優希は、去年の初戦で、お姉さんにかなり失点させられたから

そのトラウマが蘇ったんだろうな。


京太郎「……こんにちは」

照「久しぶり、須賀君。元気?」

京太郎「元気です。お姉さんも、お元気そうで」


面識がある、という前提ではあるが、お姉さんと話した記憶は、正直あまりない。

咲の家に遊びに行ったときに、軽く挨拶した程度で

それも、お姉さんが家を出たのが、俺と咲が随分小さい頃だったから

ほとんど、初対面と言ってもいい。ただ、向こうははっきり俺のことは覚えてるようだ。


淡「むーーーーっ、ちょっとテルーー!!」

淡「可愛い後輩がここにいるのに、無視だなんてひどいよーーー!」

照「……あ、淡? どうしたの、こんなところで……どうして、清澄の人と一緒?」

淡「この人たちが、着いてきてほしいって言うから~」

京太郎「言ってない。言ってないぞ」

淡「どっちだっていいじゃん。とにかく、会えて嬉しいよ!!」

照「私も、嬉しい。淡、元気にしてた?」

淡「元気!」

照「ちゃんと麻雀してる?」

淡「もっち、今ならテルーにだって負けないんだから!!」

照「学校も、行ってる? 菫の言いつけ……」

淡「うっ、い、い、行くようにしてるつもりかな~なんて」

照「……淡は嘘が下手。だったら、なんで今、ここにいるの」

淡「…………ごめんなさい………」

照「構わない。そういう日もある。せっかく会えた、しゅんとしないで」

淡「……!! ありがとう、やっぱりテルは優しい!!」


なんか、お姉さん大星の扱い分かってるっていうか

あの生意気なこいつが、ここまで懐いてるなんて……すごい人だなぁ。


照「それじゃ……せっかくみんなで会えたから」

照「渋谷を案内する……淡も協力して」

淡「あはっ、テルーが言うなら、手伝うよ~」

淡「なんだかタカミーを思い出すね、なーんて」


道玄坂、渋谷センター街、宮益坂……とか言う名前だった気がする。

ありとあらゆる場所を歩いた。人も店が多すぎて、もう何がなんやら。


咲「人が多いね……」

和「7人もいますからね。歩きづらいです」

京太郎「でもやっぱり都会って感じだなー今日一日で、長野一か月分くらいの人を見た気がするぜ」

照「……たぶん、それは実際に、そう。長野は、特に、咲のいるとこは……」

照「とんでもなく田舎」

淡「……長野って、いいとこなの? なんもなさそう」

照「私は、好き。淡も、今度行ったらいい」


優希「あ、美味しそうなから揚げ屋さんが……」

照「ここ、美味しい。オススメ」

京太郎「よっし、いっちょいっとくか!!」

優希「おう!!」



1咲とからあげ
2和に話しかける
3優希とからあげ
4淡をいじる
5照とおしゃべり

+1~4で最大コンマ


優希「咲ちゃん、行こう!」

咲「そうだね、ちょっと小腹空いてきちゃった」

淡「私も~テル、行こう?」

照「そうだね……でも、おかしも食べたい」

照「そういえば……おいしいから揚げを、愛宕さんが教えてくれた……大阪だけど」

淡「じゃあ、今度大阪に行こう!」

照「淡、学校……私は大学生だからいいけど」


和「………」

京太郎「和? 食わねえの?」

和「あ……私はお昼でいつもより多めに食べたので、今は遠慮しておきます」

京太郎「………」


 *


和「須賀君は、からあげいいんですか?」

京太郎「食うぜ、咲に頼んどいた」

和「そうですか……」

京太郎「和もちょっと食えよ。あっさりした、塩レモンにしといた」

京太郎「一口くらい食わないと、東京に来た甲斐がないぞ?」

和「ありがとうございます……」

京太郎「……」



話術補正(Dだから、補正なし)
+3でコンマ判定(大失敗01~10 失敗11~35 普通36~70 成功71~85 大成功86~99 00は超成功 44は大失敗)

超成功 →+5  
大成功 →+3  なんかあったら、俺が聞くぜ
成功  →+2  なんか、あったのか?
普通  →+1  元気出せよ
失敗  →なし  ストレス+1 
大失敗 →-1&ストレス+3


70で普通


京太郎「……和」

和「は、はい。どうかしましたか?」

京太郎「よく分からないけどさ……元気出せよ」

和「え……」

京太郎「いや、渋谷に来たあたりから……和、上の空じゃねえか」

和「………」

京太郎「何があったか、俺に話せなんてことは言わねえけど」

京太郎「……今は、肩の力を抜いてさ。東京を楽しんでもいいんじゃないかな」

京太郎「和は真面目だから、麻雀とか勉強のことを考えてるのかもだけど」

和「………」

和「そうですね、ちょっと考え事をしてました」

和「気を遣ってくれて、ありがとうございます。須賀君」

京太郎「お、おう。和が元気ないと、こっちもなんか……あれだからな」

和「えっ?」

京太郎「か、から揚げ来たぞ。食おうぜ」

和「は、はい……」

 

  *

  

和(………)

和(麻雀のことや、勉強のこと、ですか)

和(半分正解、ですかね……私は……今年もインターハイで優勝しないと―――)

和(―――東京に、引っ越さないといけないんです。そうすると)

和(……須賀君―――いえ、もちろん)

和(清澄のみんなと、別れたくありません……もう、奈良の時と同じ想いをするのは嫌です)

和(それが、自分の力で変えられることなら、なおさら――――)



和の好感度+1
42→43



渋谷の街をぶらつき尽くしたところで

照さんのお勧めのお店で、夕食をすることになった。

現在時間は、18時。バスの時間が19時半だから、一時間くらい食事して

渋谷から新宿までは、咲によればすぐらしいから

丁度いい頃合いだ。変なことが起きなければだけど。



照「ここ……パスタが美味しい。ワインも凄く美味しい」

咲「お姉ちゃん、一応お姉ちゃんは未成年だからそういうことあんまり言わない方がいいよ」

咲「お姉ちゃんと同じ立場の人で、飲んでない人なんていないんだろうけど」

咲「どこで誰が聞いてるか分からないよ。マスコミの人も多い東京だし」

照「……咲の、言う通り。気を付ける」

照「予約はしておいたから……入ろう」


淡「……せまーい!!」

京太郎「お前な、お前のせいで狭いということを心得ろ」

京太郎「本来は5人で予約してるところを、6人なんだぞ」

照「まさか、淡がいるとは思ってなかった」

咲「私もびっくりしちゃった」

淡「サキ、インターハイでは覚悟しておいてね」

優希「おおう、いきなりの宣戦布告きたじぇー」

淡「貴方も、私ほんのちょっぴり気になるけどね。ちょっぴりだけど」

優希「じぇ?」

淡「南場は論外だけど……東場だったら、私の支配力とどっちが強いか……試してみたいなー」

淡「今度やろうね、ええと……タコスさん」

優希「私は片岡優希だ! でもタコスと呼んでくれてもいい!!」

京太郎「そこはプライド持てよ」

淡「じゃあ、ユーキ。よろしく~」

優希「よろしくな」

照「飲み物の注文を取る……とりあえず生ビールの人」

咲「お姉ちゃん、違う違う」

照「そうだった」


注文して20分もすると、皆の料理が揃った。

俺が注文したのはジェノベーゼ。なんか響きが良かったから決めた、中身は知らん。


咲「優希ちゃんのイカ墨パスタ美味しそうだね」

優希「イカにも挑戦しようと思ってな」

京太郎「お前、甲殻類ばっか食ってんな」

優希「好きなんだから、仕方ない」

照「咲のは、クリームパスタ?」

咲「うん、すっごく美味しいよ、このお店!」

咲「さすがお姉ちゃん!」

照「………………」

照「そ、そう。べべ別に、これくらい、普通。大学生ともなれば……」


優希(照れてるじぇ)

京太郎(照れてる)

淡(テルテレ!!)

咲(お姉ちゃん照れてる!)

和(インハイチャンプも照れるんですね……名前の通りです)



淡「テルーのは何?」

照「私のは、カルボナーラ……温泉卵つきで、すごく美味しい」

照「まろやかで、コクがある………こくまろ」

淡「なるほどー、私のと交換しよ!」

京太郎「お前のはなんだ」

淡「お前ってやめてよね、私には立派な可愛い名前があるんだから」

京太郎「はいはい、大星さん」

淡「……別にタメなだから、下の名前でいいじゃん」

京太郎「そうか、じゃあ淡」

淡「うん、それでいいや。私はキョータローって呼ぶから」

京太郎「分かった。で、淡のは?」

淡「べーっ、教えませーん!!」

京太郎「どうみてもカルボナーラじゃねえか」

照「淡、いつも私と同じの頼むから………」





1優希のイカ墨パスタを横取りする
2咲のクリームパスタを横取りする
3和のパスタを聞く
4照のカルボナーラをもらう
5淡をいじる


+1~4で最大コンマ


照「…………」

京太郎「……あの、そんなじーーっと見られると食べにくいんですけど」

照「……違う」

京太郎「ち、違うとは?」

照「須賀君を、見てるわけじゃない。ジェノベーゼを、見てる」

京太郎「………もしよかったら一口食べます?」

照「いいの?」

京太郎「ええ……遠慮なくどうぞ」

照「やった……ありがとう」


さっきから、淡がお姉さんに交換をせがむから、カルボナーラ交換してたけど

あれ、無意味だよなぁ。たぶん、お姉さんもいろんな味を試したいんだろう。



照「いただきます………ごふっ」

京太郎「え、ええっ?!」

照「むせた……」

京太郎「だ、大丈夫ですか?! み、水を……」

照「だ、だいじょうぶ……なんとか、おさめた」

京太郎「びっくりしました……」

照「……ごくん。ジェノベーゼ美味しい」

京太郎「それはよかったです」

照「須賀君、私も試してみる?」

京太郎「…………カルボナーラをって意味ですよね?」

照「……? もちろん。他に、ない」


ちょっとドキッとした。なんか、変な意味に聞こえたのは俺の心が汚いからだ。

私『の』もってことだな。なんか、しゃべりの区切りの魔法って怖いな。



京太郎「じゃあお言葉に甘えていただきます………ん!」

照「どう?」



話術補正(Dだから、補正なし)
+3でコンマ判定(大失敗01~10 失敗11~35 普通36~70 成功71~85 大成功86~99 00は超成功 44は大失敗)

超成功 →+5  
大成功 →+3  さすがお姉さんのお勧めです、最高!!
成功  →+2  美味しいです
普通  →+1  淡が横取り
失敗  →なし  ストレス+1 
大失敗 →-1&ストレス+3


60で普通


フォークに絡ませて、それを口に入れようとした瞬間

横から、口が飛んできた。あっという間の出来事。

その勢いに任せて、淡の髪の毛が、俺の顔面を箒で地面を掃くような感じで、さっと撫でた。

目に入ってちょっと痛い。



京太郎「……てめぇ!!」

淡「あ~カルボナーラ美味しい!」

京太郎「お前は自分のカルボナーラあるだろ!!」

淡「テルーのとはまた違うんだよ、ほら、私のは温泉卵なしだし」

京太郎「それは俺から横取りしていい理由にはならねぇだろ!」

淡「まあそうだね、ごめんって。私のあげるからそれで手を打てば」

京太郎「……まあ、それならいいか」

淡「ほら、どうぞ。残りのパセリ」

京太郎「お前もう全部食ってるのかよ!!」


照の好感度+1
31→32


照「ごめん、私も今全部食べ終わった」

京太郎「お姉さん……ちょっとくらい、残しておいてくれても……」

照「ごめん、つい……今度、埋め合わせはする」

照「それと……今日は、全部わたしからの、気持ち、だから」

照「ごちそうだから……」

京太郎「たいへん失礼いたしました!! ありがとうございます!!」

和「いいんでしょうか……ごちそうになって」

照「私は大学生、バイトもしてるから……」

咲「ええっ?!」

照「何……」

咲「お姉ちゃん、バイトできるの?!」

京太郎「『してたの』じゃなくて『できるよ』ときた」


淡「テルーは、割と抜けてるからねー サキは心配なんだよ」

優希「インハイチャンプの裏の顔、見たり、だな」

照「ちゃんとできる、今度バイト先に遊びに来て」

咲「何のバイト?」

照「クレープ、焼いてる……遊園地」

淡「行きたーい!!」

和「クレープは予想外でした、てっきり雀荘とかかと」

照「それも迷ったけど、やっぱりクレープが好きだから」

優希「食べる仕事じゃないけど……でも、チャンプが満足ならいいと思うじぇ」

咲「心配だよぉ……」

京太郎「俺は咲がバイトしてたとしたら、それはそれで心配だけどな」

咲「わ、私はできるもん、一人でできるもん!!」


楽しい時間はあっという間に過ぎて

気が付いたら、19時になろうとしていた。


咲「名残惜しいけど……そろそろ、出ないとバスに間に合わないかも」

照「…………そう」

咲「ま、また会えるよ、お姉ちゃん」

照「そうだね、また、時間があるときには、帰省する」

咲「うん、お父さんも待ってるよ。お母さんにもよろしく!」

照「分かった……」

和「咲さんのお姉さん、今日はごちそうさまでした」

優希「ありがとうございました!」

淡「テルーありがとう、テルーのおかげで今日はいい一日だったよ!!」

京太郎「ありがとうございました。お姉さん」


照「お姉さん……みんな、堅い。照でいい」

咲「妹の私が言うのもなんだけど、お姉ちゃんに堅いって言われると、違和感あるかな……」

照「………………そう」

咲「お、落ち込まないでお姉ちゃん!」

淡「めんどくさいなー、シンプルに全員名前で呼べばいいってことでしょ!」

淡「テルはテル! サキはサキ! ユーキはユーキ、タコスはタコス!」

京太郎「二人分カウントするのか」

淡「ノドカはノドカ、キョータローはキョータローでノーデリカシー」

京太郎「おい、最後なんか聞こえたぞ……でも、淡の言う通りか」

京太郎「て、照さん」

照「!」

和「て、照さん……ちょっと呼びにくいです」

優希「そのうち慣れるじぇ、照さん!」

照「………ベター」

咲「そっちの方がいいって。それじゃあ、みんなそういうことで!!」

京太郎「おっす」


照「そうだ……これ私の連絡先……」

照「何かあれば、連絡してほしい。咲に伝えてもらってもいい」

京太郎「あ、ありがとうございます。インハイチャンプの連絡先なんて、恐れ多いです」

淡「キョータロー、私の連絡先も欲しいでしょー?」

京太郎「いや、それはどっちでもいいや」



咲(京ちゃん、大星さん、去年のインハイ個人戦5位なんだよ?)

京太郎(ま、マジ……?)

咲(あんまり、見くびっちゃだめだよ。本当にすごい人なんだから)

京太郎(そ、そうか……咲の言うとおりかもしれないな)



京太郎「お、おう、淡。淡がどうしてもって言うなら」

京太郎「仕方なくもらってもいいぞ?」

淡「えー、何その態度。そんなんじゃーあーげなーい」

京太郎「くっ、人が下手に出たらつけあがりやがって……」

優希「京太郎、今のは下手とは言えないと思うじょ」

淡「ユーキの言う通りだよ!」

京太郎「くっ……あ、淡。連絡先聞いてもいいかな?」

京太郎「それと……今日は、色々悪かったな。ちょっと言い過ぎたよ」

淡「『今日は失礼なこと言ってごめんなさい、淡様と少しでも繋がっていたいです』」

淡「『そのために、アドレスをいただけませんか、お願いします』んでドゲザー」

京太郎「人が下手に出たらつけあがりやがって!! つけあがりやがって!!」

優希「今のは完ぺきな使い方だったな」

照「淡、意地悪しない」

淡「テルが言うなら、はいっ、キョータローっ」

京太郎「くそっ……絶対俺からは連絡してやるもんか」

淡「それじゃ私からもしなーい」

京太郎「絶対俺からは!!」

淡「しないもんね~」


和「なんですかこのやり取りは……」



お別れもそこそこに、俺たちは新宿駅に向かった。

帰りのバスの時間に、なんとか間に合った。

行きと違って、帰りは非常に混雑していて、バラバラに座ることになった。

俺は、今日あったことを考えながら――――気が付いたら、眠りに落ちていた。



  *
  *
  *



@長野バスターミナル 


京太郎「ふぅ~~~~………」

咲「着いたね……」

優希「眠い……じょ。もう10時すぎか」

和「バスじゃ、寝てるとはいえ……疲れが取れませんからね」

咲「やっぱり強行軍だったから、みんな疲れたよね……」



京太郎「………でもさ、俺は楽しかったぜ」

京太郎「ふれあいピクニックって名目はどうでもよくてさ」

京太郎「みんなで修学旅行みたいにさ、色んなとこ行って、うまいもん食って」

京太郎「こうしてみんなで無事に帰ってこれてさ」

京太郎「それだけで最高だった! 皆ありがとうな」


咲「………私も楽しかった。お姉ちゃんに会えたのも嬉しかったし」

咲「皆と東京観光できて、最高の時間だったと思う」

和「私もです。色々とプランを考えるのも大変でしたけど……」

和「それよりもはるかに得るものが多い一日でした、ありがとうございました」

優希「私も楽しかったじょ。また、行きたいな!!」

優希「ということで…………ふれあいピクニック――」

優希「―――大成功、ってことで!!」

優希「解散っ!!」



「「「「お疲れさま!!」」」」




<四月三週平日後半 終了>



―――ふれあいピクニック編、カンっ!



四月三週平日後半分のステータスを調整します

通常通りとして、午前午後夕方夜の四回行動として

ランダムにパラメーター上昇


+1,2,3,4のコンマで決定

1~33 →知力
34~66→話術
67~99→器用

+5,6,7,8で順にそれぞれに対応する上昇値



連投お願いしまっす

さすがに+ゼロはあれだから

器用もう一回
+1

100で判定しても良かったんじゃね?
他の判定でも99じゃなくて00が超成功なんだし


>>961 とりあえず、00は0と統一したいので今回のことみたいなのがあれば、ってことで。
   いつもサンクス


器用88、知力53、知力39、器用89

知力:D(36)25/100に上昇
器用:E(30)59/70に上昇



一晩休んだことを含めた、京太郎のステータス

須賀京太郎 現在ステータス

雀力:F(14) 8/50
知力:D(36)25/100

話術:D(46)34/100 
器用:E(30)59/70 

体力  :■■■■□□□□□□
ストレス:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



ふれピク編終わりっす
相変わらず展開遅かったかもだけど、いつも通りのやり方だから仕方ないね



<四月三週 休日>


―――――――!!


ああ、誰かが俺を呼んでいる……


―――――――――郎!!


うるさい……たまの休日くらい、ゆっくり寝かせてくれ―――



都「京太郎!」

京太郎「……………なんだよ」

都「たっ、たっ、たっ、たいへんなの、カピーが!!」

京太郎「えぇ~……えっ…………え?」

都「だから、カピーが大変なの!!」

京太郎「なにっ!? す、すぐ行く!!」






  *


京太郎「………なんだ、ちょっとえづいただけか……」



母さんが血相変えて俺を叩き起こすから

一体何事かと思った。これくらいなら全然大丈夫だ。



都「そ、そうなの?」

京太郎「あんまりたくさん餌を一度に掻き込むとな。人間だってそうなるし」

都「そ、そう……じゃあカピーは大丈夫ってこと?」

京太郎「ああ、ちゃんと全部出たし、水も飲ませたし」

都「それならよかった……起こしちゃって悪かったわね」

京太郎「いいよ……でも眠い」

都「昨日はどうだった?」

京太郎「ああ、色々あったけど……母さんへのニュースあるぜ」

都「何?」

京太郎「俺、照さんにあったよ」

都「照さん………ああ、照ちゃんね!!」

都「東京行ったものね、元気にしてた?」

京太郎「元気だったよ。ただ、俺あんまり照さんの記憶がないんだ」

都「よく遊んでたわよ。小さい頃は、咲と三人で」

京太郎「そうなのか……」

都「本当に小さいころだけどね。覚えてなくても無理はないわ」

京太郎「でもあっちは覚えてるんだよな」

都「二つも年上ならねぇ……小さい頃の二つ上って、やっぱりデカいわよ」

京太郎「そんなもんかぁ……」


都「今日は何か予定あるの?」

京太郎「う~ん……そうね」




【休日午前】

1家から出ない
2外に出ようよ


+2 44,77で


京太郎「うーん……昨日の今日だし、外には出たくない」

京太郎「少なくとも、午前中は」

都「いいんじゃない? 疲れてるだろうし……」

京太郎「そうだな、ちょっと疲れてるかも」

京太郎「楽しかったからいいけどな」




【休日午前行動選択肢】

1本を読んでみる(雀力)残り一回
2ネトマ    (雀力以外のパロ)
3勉強の復習  (知力)
4誰かと電話  (話術)
5牌づくり   (器用)
6寝る   (体力回復)

+3  44、77で


6→寝ようよ



京太郎「寝ます」

都「そうして……ちょっと顔色がよくないわ」

京太郎「かな?」

都「強行軍だったんでしょ? そりゃあ疲れるわ」

京太郎「まあ、4時起きだったしなぁ」

都「子守唄を歌ってあげるわ」

京太郎「逆に眠れなくなるよ……」

都「あら、ありがとう」

京太郎「なぜ?」

都「いい声だから、聞き入っちゃうのかなって」

京太郎「positive……おやすみ」




須賀京太郎 現在ステータス

雀力:F(14) 8/50
知力:D(36)25/100

話術:D(46)34/100 
器用:E(30)59/70 

体力  :■■■■■■□□□□
ストレス:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆





【休日午後】

1家から出ないよ
2外に出なきゃ


+2 44,77で


京太郎「今日は、一日中何もしたくない気分だ……」

京太郎「昨日の疲れが溜まっているとみた。みんな同じじゃないのか?」

京太郎「誰かにメールでも……そうだ、あいつなら……」


to 優希
件名 おす
本文
おい、今日午前中何してた?


京太郎「送信、っと………」

京太郎「………」

ポロリン

京太郎「きた」



from 優希
件名 Re:おす
本文
当然今起きた。むしろ今ので起きた。



京太郎「おお、気持ちいくらい予想通りだ」

京太郎「和は、普通に起きてるんだろうなぁ……」

京太郎「咲は、どうだろ。10時くらいに起きてそう」





【休日午前行動選択肢】

1本を読んでみる(雀力)残り一回
2ネトマ    (雀力以外のパロ)
3勉強の復習  (知力)
4誰かと電話  (話術)
5牌づくり   (器用)
6寝る   (体力回復)

+2  44、77で

次スレの季節ってやつなんだ

次スレのタイトルキャラ

1咲
2和
3優希
4まこ

+2 77で

前回本編進めてほしいって声が多かったんだよなぁ……とりあえず梅お願いしやす

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