咲「だから、新しい清澄の伝説をこの手で」2【安価】 (1000)



まるで、夢みたいな瞬間だったんだ。

その時を思い出すだけで―――今でも、本当は夢だったんじゃないかって

そう、思うんだ。

きっと、あの時が、私の人生の最高の時だった――――――でも

伝説は、語り継がれていくから伝説なんだって。

ここで、終わってしまったら、本当に【伝説】になってしまうって。

だから、人生における、最良の瞬間は―――まだ、終わってない……かもしれない。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1431783657


・お馴染みの京ちゃんスレです。恋愛要素、麻雀要素、日常要素を含む予定
 いちゃいちゃというよりはほのぼの風味 

・舞台は清澄。部長が引退した1年後の世界です。つまり一年組が二年生に進学してます。三年生はほとんどみんな大学に通っています

・部長が抜けた分なぜか京ちゃんが女子の団体戦に参加できるようになってます。都合のいい世界だから、仕方ないね

・目標は県大会優勝&全国優勝。展開は非常に遅く、リアル風味。

・キャラの独自解釈などありますのでイメージが崩れるのが嫌な方は回避推奨




前スレ
京太郎「そうだ、新しい清澄の伝説を始めよう」【安価】
京太郎「そうだ、新しい清澄の伝説を始めよう」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430568106/)


去年のインターハイで見事に優勝した長野・清澄高校

無名でありながら、県大会では昨年のインターハイ最多得点記録保持者、天江衣を有する龍門渕高校を破り全国の舞台へ

そしてその快進撃は止まらず、白糸台高校の3連覇を阻止し、麻雀インターハイ界の伝説となる

その清澄を率いた、名将、竹井久は引退し大学に進学――

まこを主将とする新たな体制により、清澄高校麻雀部は再び全国の舞台を目指す

これはその舞台を目指す少女と少年の物語




昨年の清澄高校の快進撃は

巷では「清澄高校伝説」と呼ばれている

なぜ「伝説」とまで呼ばれるようになったのか


田舎の名も無き高校は、弱者
インハイに毎年出場する高校は、強者
こうした構図が、ほとんどの人の頭の中には存在する

弱者が強者を屠り続ける姿は、見る者の目を圧倒的に惹きつけた
まるで、弱国属国扱いを受けるアジア諸国の中で、日本が唯一、果敢に世界に立ち向かっていった時のように
弱きが強きを蹴散らすのは、いつの時代も美しいのだろう

もちろん、単純に清澄が強かったというのが最大の要因であるのは間違いなかったが
それでもなお麻雀が幅広く浸透している、現代において、昨年の清澄の快進撃はまさに「生ける伝説」だった―――


<スレの進め方>

【このスレッドは、主人公が行動を選択しながら、話が進んでいくスレッド】です。
主人公は須賀京太郎、清澄高校に通う、二年生です。簡単に言うと、咲一年後の世界。


【平日】AM→PM→部活→帰宅後 で一日四行動
【休日】AM→PM(→PMがもう一度入る可能性あり)→就寝前の一日三回or四回行動


一週間の流れは

≪平日前半→平日後半→休日で一セット。一週間を、三日に濃縮≫

・簡単に言うと、平日二回、休日一回で一週間が終わる

・ただし大会や合宿中、その他イベント中は行動パターンは変化するので注意


次にステータスについて

<麻雀系>
基礎雀力……雀力の基本値
オカルトor特性……基本値に補正をかける値や、その他特殊能力。キャラによって、持っているものは人それぞれ

<日常スキル系>
知力……知識量、頭の賢さ
話術……コミュニケーション能力の高さ
器用……手先の器用さ、物の扱いの上手さ。雑務全般

I
京太郎ステータス

雀力:F(14) 8/50   初心者に毛が生えた程度。ようやく基礎の基礎を覚えつつある。
知力:D(36)25/100  普通&普通。むっきーくらいの、素朴な知能。普通すぎる。

話術:D(46)34/100  特に問題のないコミュ力。突出もしてない。塞ぐさんくらいな感じ
器用:E(30)59/70  細かい作業をするとき、少し震えちゃう。渋谷さんの湯飲みパリーン


<麻雀専用ステ>
雀力:F(14) 8/50
攻撃:F(17) 5/50
加速:F(15)11/50
守備:F(20) 15/50 
幸運:C(55)25/120

※麻雀専用ステは、麻雀の項で詳しく説明


ここで、アルファベットのランクについて、岩子さんから説明があるので聞くように。



IWAKO「アルファベットのランクは」

(参考)
パラメータ指標
G: 0~10 0/50
F:11~20 0/50  
E:21~30 0/70
D:31~50 0/100
C:51~70 0/120
B:71~80 0/200
B+:81~89 0/350
A:90~99 0/500

左が実際の能力を表す数値で、左が経験点。経験点がたまると、パラメータがアップ。


IWAKO「まであるわ。Dか基準になっていて、それぞれワンランク上がるごとに
    安価の判定値に+5されるわ。当然高いほうが優秀な人材ってことになるわね」

IWAKO「たとえば、学力がBで、安価の指定先のコンマが54だったときは」

IWAKO「54+10=64が判定値になるわ。分かるわね?」

IWAKO「ある理由があって、できるだけ日常スキル系も高めておくことを勧めておくわ」

IWAKO「理由は私は知らないわ、以上よ」


<体力とストレス>

・体力

体力。□や■で表す。最高で10、最低で0。


■■■■■■■■■■⇒10(満タン)
■■■■□□□□□□⇒残り4


行動すると、減る。減りすぎると、行動のパフォーマンスが落ちる。休めば回復する。
なお、体力が少ないときに、悪いコンマ(44)などを引くと……

パフォーマンスとは、つまりもらえる経験点の補正のこと。


■■■■■■■■■■⇒10(満タン)⇒×2.0
■■■■■■■■■□⇒9      ⇒×1.7
■■■■■■■■□□⇒8      ⇒×1.5
■■■■■■■□□□⇒7      ⇒×1.3
■■■■■■□□□□⇒6      ⇒×1.1
■■■■■■□□□□⇒5      ⇒×1.0
■■■■■■□□□□⇒4      ⇒×0.7
■■■□□□□□□□⇒3      ⇒×0.5
■■□□□□□□□□⇒2      ⇒×0.3
■□□□□□□□□□⇒1      ⇒×0.1
□□□□□□□□□□⇒0      ⇒×0




・ストレス

精神力。☆や★で表す。最高で10、最低で0。体力と一緒。ただし、多い方が悪い状態。
溜まりすぎてると、安価の成功率や行動が変化する。


★★★★☆☆☆☆☆☆⇒ストレス4つ分
★★★★★★★★★★⇒10(ストレスマックス)

ストレス0~2→問題なし(ほぼ変化なし)
    3~5→ややイライラ(少し変化してくる)
    6~8→かなりイライラ(かなり変化する)
    9~10→我慢ならねえ(ロクなことが起こらない)


<麻雀について>

キャラのパラメータから

基礎雀力……総合的な麻雀の能力。あらゆる面で重要。

その中で、各キャラがそれぞれ以下の4つのパラメータを持ちます。

・攻撃……パワー。主に、打点の高さに影響。
・加速……スピード。主に、聴牌の速度に影響。
・守備……ディフェンス。主に、放銃の頻度に影響。
・幸運……ラッキー度。主に、聴牌速度や放銃判定など、運が絡むあらゆる要素に影響。




対局の流れを簡単に書きますと
①聴牌判定
②補正判定 
③和了判定
④点数判定
⑤放銃判定

の五段階あります。長いですが順を追って説明します。


≪①聴牌判定≫
まず、各キャラが聴牌しているかどうかの判定を行います。
聴牌判定は100-{(加速度+幸運度)÷2}<指定先のコンマ
かどうかで決まります。


ここで、タコス=優希さんのパラメータがあります

雀力:D(45) 0/100
攻撃:C(55) 0/120 
加速:C(55) 0/120
守備:F(20) 0/50
幸運:D(50) 0/100


優希が、コンマ判定で55を踏んだとします。
そこで、計算式は100-<(55+50)÷2>=47.5<55
となり、聴牌ができます。優希の聴牌判定はこの場合、常に41.5なので、
コンマで48以上を出せば、聴牌可能、つまり5割強で聴牌可能ということです。

※ただし、特殊能力を計算に入れてないので、純粋にパラメータのみの場合は、となります。




≪②補正判定≫

聴牌しても、和了れるかどうかは、また別の話。ということで、二段階目の判定です。聴牌した人以外も判定します。
①の判定で使用したコンマの一の位と十の位を合計して出た数値の下一桁で判定します。


4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定や⑤の放銃判定で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。



≪③和了り判定≫
①で聴牌だった人の人数+流局分を含めて、0~100のコンマを等分します。
例えば、咲さん、京太郎、優希、和が麻雀をしていて

咲と京太郎が聴牌だったときは

0~32 →咲和了り
33~65→京太郎和了り
66~99→流局

このような感じです。
ここに、基礎雀力と②での補正判定が加わります。

【基礎雀力で生じる差】
アルファベットのランク一つ分、4づつの差が生まれます。

例えば、京太郎の基礎雀力はG、優希はD、咲はB+です。
DとGの間には3段階の差が、DとB+の間にも3段階の差があります。
よって、京太郎と優希の差は「12」、優希と咲の差は「12」、京太郎と咲の差は「24」あるので

本来なら和了り判定を等分して

0~24 →京太郎和了り  確率25%
25~49→優希 和了り  確率25%
50~74→咲  和了り  確率25%
75~99→流局      確率25%

だったのが、基礎雀力の差によって

0    →京太郎和了り  確率 1%(-24)
1~25 →優希 和了り  確率25%(+12、-12)
26~74→咲  和了り  確率49%(+24) 
75~99→流局      確率25%

となるというわけです。




【②の補正判定で生じる差】
大失敗では、そもそも和了れず、そのまま放銃判定へと向かいます。
失敗では、和了り判定に「10」の差の不利分が含まれます。
成功では、和了り判定に「10」の差の有利分が含まれます。基礎雀力の時と同じような扱いです。
大成功では、和了確定なので、補正判定はすっとばします。


ただし、基礎雀力と②の補正判定で生じる差で、仮に和了りの確率が0になったとしても
その場合は、1%だけ和了りの可能性を残して、残りのメンバーでコンマを等分します。
これは、聴牌した以上、ツモの可能性があるため、を考慮してのことです。


また、大事なこと2点

・ツモとロンについて
ここでの反転後の一の位の値が
奇数ならツモ
偶数ならロン
になります。

・和了れるにも関わらず和了りを放棄する場合
残りの和了りの人と、流局とでコンマを等分します。


≪④点数判定≫
③までで、誰が和了るかが決まります。
次は、打点の判定をします。

打点は
攻撃と幸運の値に、指定したコンマをかけて、四捨五入して決めます。
例えば、優希なら

攻撃:C(55) 0/120 
幸運:D(50) 0/100


55+60=115がベースの値で

コンマで10を踏めば
115×10=1150で、(親ならそこにさらに×1.5)
この場合は30符1翻か40符1翻が近いので、コンマで決めて、点数決定。
30符の方なら
ツモなら(500,300)
ロンなら1000という風に決まります。


≪⑤放銃判定≫
長かったですが、ここまでで和了る人、点数が決まって、最後はロンの場合に誰が放銃するか、で締めくくります。
放銃判定は
(守備力+幸運力)×(放銃判定の1の位の値)/10の大小で判定します。
ただし、1の位が0の時は、10の扱いで、(守備力+幸運力)×1倍になる

例えば、咲さん、京太郎、優希、和が麻雀をしていて

咲さんが和了った時の、ベースとなる放銃判定は


優希がコンマ54を踏んだ場合は
守備:F(20) 0/50
幸運:D(50) 0/100

なので、(20+50)×0.8=「56」

京太郎は
守備幸運おもに0ですので0。何をかけてもゼロなので関係なし。つまり「0」

和がコンマ87を踏んでいれば、
守備:B(74)
幸運:C(60)
なので、(74+60)×0.4≒「46」

したがって、振り込むことになるのは、京太郎です。京太郎が強ければ、優希になります。




※麻雀は、慣れです。とりあえず、高いコンマを目指せばOK.


<好感度>
和 :31→34→37→39→42→43
桃子:31→34
咲 :31→34
淡 :31→34
照 :31→32

(参考)

【好感度】
G: 0~10 …………近づかないで
F:11~20 ああ、須賀君っていたね(あまり好きじゃない)
E:21~30 須賀ね、友達かな?
D:31~50 須賀くんね、いい人だよね(無自覚の人もいる)
C:51~70 えっ、須賀君のことなんか…異性として意識するライン 好きかも←告白可能ライン
B:71~79 京太郎が好きです←告白されるライン
B+:80~89 ……大好き
A:90~99 大好き、いないと死んじゃう


※ちなみに、好感度がBになると、自動的に告白するorされます。告白の成功率は100%です。
 複数の女性と付き合うことが可能です。



<アイテム>
『牌のお姉さんと楽しくまーじゃん☆ミ』2/3

<連絡先>
清澄全員
鶴賀  桃子
白糸台 淡 照

以上、長い。特に麻雀長い。

ちょっと今日は眠いから落ちるぜ

昼から長々と、ありがとう。ピクニック終わったから、今日は満足だ。

それじゃあ、また!

きたよー
暇な人あつまれー



はじめますよん
ただ、その前に今後の日程と今さらながら、攻略のヒントを


<今後の日程>

四月四週
平日前半→フリー
  後半→rooftopへ行こう!
  休日→フリー

五月一週
平日前半→フリー
  後半→試合準備
  休日→練習試合だ!

五月二週
平日前半→フリー
  後半→クラスマッチ
  休日→フリー
 
五月三週
平日前半→フリー
  後半→清澄高校五月祭
  休日→合宿準備

五月四週
【恐怖の一週間まるごと合宿】

六月一週
平日前半後半→大会準備
休日→フリー

六月二週
平日前半後半→県大会団体予選
休日    →フリー

六月三週
平日前半→県大会団体決勝
平日後半→県大会個人戦予選
休日→フリー

六月四週
平日前半→県大会個人戦本選&決勝
平日後半→フリー?
休日→フリー?

七月→未定?
前半→期末テスト
後半→夏休み突入
清澄が勝っていれば(勝ちぬけていると信じたい)
練習試合や、長野4校合同合宿等考えてます
(案を募集中)


八月
インハイ開始 特別日程
一日目→移動日、抽選
二日目→??
三日目→??
四日目→??
   ・
   ・
   ・
以下まで大会終了まで


<エンディング>
団体戦に優勝すれば、その時付き合っている、あるいは好感度十分な女の子のEndを書いて終了。
その後エピローグ的に個人戦。

<ゲームオーバー>
団体戦でインターハイを優勝できなければ、伝説が終了、ゲームオーバー。
県大会予選で敗退しても、終了。リセットは二回まで。



※フリーとは、京太郎が行動を選択できる、通常の日々のこと。
※途中に、お泊りイベントやデートイベントが発生する可能性はあり。
※その他、適宜状況次第で変更の可能性あり、適当ですまんな。


<攻略のヒント>
このスレでは、当然京太郎を育成して、インハイ優勝にもっていくのが一番の目的ですが
そのためには、【人間関係が非常に重要】です。


特殊能力やオカルトは、普段の練習では発露しません。
練習試合や、お泊りイベント、合宿、????など、特殊な状況下でのみ習得のチャンスが来ます。
その時に、【誰と練習】したり【誰と仲が良い】というのが影響します。
これまで読んでくださってれば明らかだとは思いますが
大まかな流れはともかく、厳密なストーリーは決まっておらず、
誰が登場するかで、ストーリー自体が大きく変化するので
そこばかりは、皆さんの安価が頼りです。


ただ、その辺りは、安価スレなので、皆さんのさじ加減です。
京太郎を強くするもあり、見たいキャラを選ぶもあり、好きな女の子に全フリするもありです。


とりあえず、どう転んでも、皆が楽しんでくれたらいいと思ってやす。
質問あれば。なければつづきいくぜよ


1→本を読む



to 優希
件名 Re:Re:おす
本文
一日という日を無駄にしたな、優希


from 優希
件名 Re:Re:Re:おす
本文
どうせ、京太郎も今起きたんだろ、私には分かるじょ?
見栄を張らなくっても(´艸`)



京太郎「………顔文字うぜえ!!」

京太郎「言い返してやる――」




という具合に優希とメールしてる間に、日が暮れていた。



京太郎「……っ、だぁぁあぁぁぁ!!!!」

京太郎「今日マジでなんもしてねぇ!!」

京太郎「やらなきゃ、なんかやらなきゃ……そうだ」

京太郎「あと、本がもう少しだったな……せめて、それくらいはやろう……」

京太郎「でも、おかげで体は軽いや」


『牌のお姉さんと楽しくまーじゃん☆ミ』



京太郎「それでは、最終章失礼します」


+2のコンマ分


≪4×1.1≒5↑↑↑≫
・雀力:F(14) 13/50に  
・体力マイナス1



はやり『それでは、最終章でーす☆ミ』

はやり『ここまで読んでくれてありがとー★ これで君も初心者脱出、だぞ☆彡』


京太郎「分かりやすい本だったなぁ……表紙に惹かれて買ったけど」

京太郎「さすがにプロは違うや。ふざけるにしても、限度をわきまえてやがる」

京太郎「ますますファンになったぜ、はやりん。ぜひとも本人にお会いして」

京太郎「年齢を聞かないとな、これは絶対だ――――ん?」

京太郎「本の裏に……?」


はやり『最後に、読んでくれたキミに、はやりんから、一言だぞ!』

はやり『よーくその意味を考えるんだゾ(^_-)-☆☆』


京太郎「おう、お前らはやりんの貴重なお言葉だぞ、味わって聞くんだぞ」

京太郎「正座だ、正座……よし、なになに……」



はやり『はやりの、「は」! 早めに!!』

京太郎「……」

はやり『はやりの、「や」! やるべきことをやって!!』

京太郎「……」

はやり『はやりの、「り」! 立派な大人になろう、ね☆ミ』

京太郎「………」



はやり『何事も早い方がいいぞ☆彡 じゃないと、色々後悔するかも★』

はやり『後悔したら、その人生はしょぼぼーん、だゾ』

はやり『人生一度きり。だったら、後悔しない人生がいいよね☆彡 しっかりね☆彡』

はやり『………ふぅ。それじゃあ』

はやり『読んでくださって、ありがとうございました。私のこの本を読んでくださった方が、
    麻雀の力を少しでもつけてくだされば』

はやり『筆者として、これに勝る喜びはございません』

はやり『それでは、次の著書で、また会えたらね☆彡』



京太郎「…………」

京太郎「よし、今からでも遅くない、はやりんのグラビア集を買いに行くぞ」


都「……京太郎、こんな遅い時間にどこに?」

京太郎「い、いや。ちょっと本でもと思って……」

都「麻雀の本?」

京太郎「え、えーーっと……中らずとも、遠からず、かな……?」

都「そう、それは良かったわ。だったら、お父さんが本を一冊買ってきてくれてるわよ」

都「麻雀の本だから、試してみたら?」

都「こんな遅い時間に出るのも、危ないしね」


クソ、なんてタイミングだ……父さん牌は買ってくれないのに、本は買ってきてくれたのか。

感謝するべきところだけど、間が悪いよ、間が!


京太郎「あ、ありがとう」

都「はいこれ」

京太郎「………」



1『婚活麻雀のススメ 基礎指導編』 
2『三尋木プロのなんだかよくわっかんねー麻雀』
3『大沼プロと学ぶ基礎麻雀』


+1~3でコンマの大きいもの

リセットってのはどこから再開なん?
時間巻き戻してリスタートだとして、ステータスとか好感度は引き継ぎますか?


>>44
ステータスは引き継ごうと思ってる
好感度は、特別なイベント(告白)とかなければ引き継ぐよ。
正直、負け方によるから、その時にまた柔軟に対応するしかないかも。
あとすべてが前スレと同じとは限らないから、そこはすまん。




都「はい。『婚活麻雀のススメ 基礎指導編』……って本だけど」

京太郎「あ、これ前本屋で見たやつだ……けどさ。これ―――」

都「……葵さんが何を考えてこの本を買ったのか分からないわ」

京太郎「……い、いや。でも、表紙詐欺、タイトル詐欺って可能性もあるから……」

都「詐欺? どういうこと?」

都「この小鍛冶って人、悪い人なの?」

京太郎「ち、違うよ。勘違いするなよ母さん」

都「???」

京太郎「表紙やタイトルは最悪だったけど、中身は実はよかったっていう意味。詐欺って、悪い意味じゃないよ」

都「ふぅん……母さんそういう現代的な単語はよく分からないわ」

京太郎「まぁ、せっかく貰ったし……お金ももったいないから読んでみるよ」

京太郎「ありがとう」

都「父さんに伝えておくわね~」

京太郎「それじゃあ、俺は部屋戻るぜ」

都「あ、ちょっと!!」


京太郎「ん?」

都「さっき、はやりんはやりんって絶叫してたけど……」


聞こえてたのか。否定はしない。

一階まで聞こえてた声だって自覚はある。


都「その人麻雀のプロなんでしょ?」

京太郎「そうだよ。アイドルもやってるらしいけど……」

都「……なるほど。京太郎、母さんいいこと思いついたわ!」

京太郎「え?」

都「その本貸してみなさい………裏にきっと……あったわ」

京太郎「何やってんの?」

都「ほら、瑞原プロの連絡先。メールアドレスが乗ってるわよ。さすがに個人のじゃないだろうけど」
 
京太郎「本当だ……」

都「電話は失礼だけど、とりあえずメールでも送ってみたら?」

都「本の感想とかね。やっぱり、こういうのはきちんとお礼を言うのが大事だと思うわ」

都「それに……もしかしたら、あっちから返信来たりして!」

京太郎「さすがにそれはないと思うけどな」

都「いいじゃない、とりあえず送ってみなさいよ!」

京太郎「物は試しか……せっかくだしやってみようか」



京太郎「ええと……どんな感じに送ればいいかな」


き、緊張する。大人に正式なお礼のメールとか送ったことねえ。

俺のメール歴は、咲とか優希にちょっとした文を送るくらいのもんだし……


都「まぁ、ひどすぎる文章だったら母さんが添削してあげるわよ?」

京太郎「……一発で仕上げてやる、母さんに添削などさせん」




+2で文章自由安価、77で

適当にどうぞ



京太郎「………よし、こんなもんでどうだ」


瑞原プロの初心者向け麻雀本を読ませていただきました。

楽しいだけでなくとても分かりやすい内容で

最近始めたばかりの僕にはとてもありがたい著作でした

はやりんの魅力もすごく伝わって来て、思わずファンになるほどです。

これからも頑張ってください、応援しています!


都「あら……いいじゃない」

京太郎「そうだろ、俺のはやりん愛にかかれば余裕さ」

都「もっとむちゃくちゃな文章を期待してたのに……つまらないわ」

京太郎「どうしろっちゅうんだ」

  

  *



都「とまあ、軽く添削は加えたといたから。いいと思うわ」

京太郎「それじゃあ……【送信】 返事来ないと思うけどな」

都「京太郎、こういう言葉があるのを知ってる?」

京太郎「なんだ。やればできる、とか?」

都「そうね、それに近いといえば近いかしら」

都「この言葉を肝に銘じて起きなさい。『宝くじは買わないと当たらない』のよ」

京太郎「………そりゃそうだろ」

都「そういうことじゃないのよ。まあ、そのうちなんとなく分かるわよ」

京太郎「たまに母さんも、よく分からないことを言う……」

都「そりゃ、大人だもの。京太郎はまだ子供! 分からないことがあって当然!」

京太郎「たまにというか、いっつもか」

都「あー、そんなこと言うならご飯作ってあげないわよ~?」

京太郎「その最強のカードを切られちゃなぁ……」



【休日夜行動選択肢】

1本を読んでみよう(雀力)残り3回
2ネトマしようかな(雀力以外のパロ)
3ちょっくら復習 (知力)
4誰かと電話   (話術)
5手作り牌づくり (器用)
6寝ようよ   (体力回復)

+2  44、77で



6→寝ようよ



京太郎「ふわぁ……」

都「あら、京太郎……私も、ふわぁ…………」

京太郎「あくび、移ったか」

都「知ってる? 京太郎。欠伸って、移るときと移らないときがあるの」

京太郎「ああ、確かにそうだな。移るときは、思いっきり移るけど……ふわぁ……」

都「そうなの……ふわぁ…あ、また………うふふ、ふふふ」

京太郎「え、なんなの。急に笑い出して気持ち悪い」

都「実はね、お父さんが言ってたのよ。ある論文で、二者間の欠伸の移る度合いは」

都「その間の、親しさに比例するって」

京太郎「え、つまり……?」

都「そう、母さんと京太郎は大の仲良しというわけ!」

京太郎「な、なんだってーー?!」

都「だから、あまり興味がない人の欠伸を見ても、特に眠くならないらしいわ」

都「ほら、大事な人が悲しんでると……自分も悲しくなるでしょ?」

都「理屈はそれと同じよ。自分の親しい相手が欠伸してると、それに共感して、眠くなるんだって」

京太郎「ふーん……」

都「だから、欠伸も一種の感情表現らしいわよ」

京太郎「なるほどな。確かにそうかもしれないな」

都「というわけで、もう今日は寝ましょう」

京太郎「そうだな……実際眠いし……おやすみ、母さん」

都「おやすみ、京太郎」



<四月三週休日終了>



<四月三週終了>


須賀京太郎 現在ステータス

雀力:F(14)13/50  
知力:D(36)25/100 
話術:D(46)34/100 
器用:E(30)59/70 

体力  :■■■■■■■■■□
ストレス:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


・四月四週に移ります



四月も、最後の週に差し掛かる。一か月もすると初めのモチベーションは下がっていき

段々と気が緩んでくる。朝も、いつしかぎりぎりに起きるようになった気がする。

その日は、誰かからの電話で目が覚めた。一瞬、誰からなのか分からなかった。



「………」

「……もしもし………」

「………っす」

「誰………?」

「私っす。私の声忘れたんすか??」

「……思い出せない……」

「うわぁ……」

「いや、ほんと誰ですか……ごめんなさい、眠くって、色々見てなくて……」

「……………変態さん」

「ああ、東横さん!!」

「それで思い出すって、須賀さんそれでいいんすか……」


京太郎「おはよう。どうしたんだ?」

「いや、ちょっと気になる話を聞いたんで……」

京太郎「気になる話?」

「今度、清澄で文化祭あるじゃないっすか」

京太郎「文化祭……ああ、五月祭のこと?」



詳しい説明は眠いから省略するが、清澄には年に二回文化祭がある。

春と秋の二回で、確か五月と十一月だ。東横さんはそのことを言ってるのだろう。



京太郎「それがどうかした?」

「それって、五月の後半の週にあるっすよね」

京太郎「だったかな? たぶんそう」

「聞いた話によると―――今年は、清澄高校に、他の学校の生徒が自由に出入りできるらしいっすよ」

京太郎「……はい?」


俺は、東横さんの言ったことの要領を得ないまま

遅刻ぎりぎりの時間に起きたことを思い出して、いったん電話を切らせてもらった。

そして、パンを咥えて登校という、今時少女漫画の主人公でもやらないベタなことをやって、外に飛び出した。

ベタ&ベタ。バターもべたべた。



京太郎「ま、間に合った……はぁ、はぁ……」

和「おはようございます、須賀君」

京太郎「お、おっす和。すまんな、朝からせわしくて……」

和「いえ、私は平気です。教室に行きますか?」

京太郎「おう、一緒に行こう」





午前の授業は

1普通の授業      (知力)
2プレゼンテーション  (話術)
3ぬいぐるみづくり完成 (器用)
4サボったれ    (体力回復)

+2  44、77で(77は、また別途ステータスが上がります)


2→プレゼン


いよいよ、今日がこれまでやってきたことの集大成。

咲や優希と時間をかけてきた内容を、人前で発表する。

俺らの班の調べた内容は麻雀について、代表者発表者は優希だ。

50人は入る多目的ルームで、パワポを映せるスクリーンに、プロジェクターに……



京太郎「おいおい……意外ときっちりしてるぞ」

優希「お、おう……」

咲「優希ちゃん、カチカチになってるよぉ……大丈夫?」

優希「ま、任せろ。私が大失敗した時のフォロー任せた」

京太郎「大失敗が前提すか……」

優希「ここここの緊張を和らげる方法はないものか↑↑?」

咲「優希ちゃん、いい方法があるよ。周りの人が、皆タコだと思えばいいんだよ!」

優希「タコ……?」

京太郎「そうだ。あいつはイカ、あいつはカニ」

京太郎「そして咲はユニコーンだ!」

咲「誰がユニコーンですか!! つのじゃないよ!!」

優希「タコ、タコ…………か。よし……大丈夫だ!!」

京太郎「良かった!」

優希「たぶん!」

咲「あ、私たちの順番来たよ……」



+2のコンマ分上昇


≪45×1.7=77↑↑↑≫
・話術:D(47)11/100に
・話術1アップ!  
・体力マイナス1



優希は、途中何度もかみかみしながらも、一通り無事にはしゃべり終えた。

質疑応答の時間で限界が来たみたいで、俺と咲にバトンタッチしたけど――

周りの反応は上々、成功といってよかったんじゃないだろうか。



優希「………………緊張したぁ!!」

京太郎「おつかれ、優希!! お前が大将だ!!」

咲「良かったね、最後までちゃんと喋れてたよ!!」

優希「いやぁ、途中からもうずっと早く終わらせることばかり考えてたじぇ……」

京太郎「上出来だって。ありがとう、優希」

優希「そ、そうか?」

咲「そうだよ! これで、次やるときからはもっとうまくなってるよ!!」

優希「そ、そうだな! よし、それじゃあ京太郎!!」

京太郎「おう!」

優希「昼は打ち上げてでタコス食いに行こう!」

咲「いいね!!」

優希「おごりで!」

京太郎「今日は、心からごちそうさせてもらおう!!」


@学校の裏のタコス屋


和「いただきます」

優希「サンキューな、京太郎!」

京太郎「おう、このくらいならな。今日は優希頑張ったし」

和「ラーメンもそうですけど……こういう、屋台ものって美味しいです」

和「今まで、敬遠してましたけど……侮れません」

咲「屋台といえばもうすぐ文化祭だね」


京太郎「そういえば……今年の五月祭は、他の学校の生徒が自由に出入りできるって聞いたぞ?」

和「? どういうことですか?」

京太郎「俺にもよく分からないんだ……」


和「誰に聞いたんです?」

京太郎「東横さん。和が去年相手した人だよ。前言ってくれたじゃん」

和「………なぜ、東横さんから、須賀君にそんな情報が?」

咲「確かに。友達だっけ?」

京太郎「いや、ちょっと本屋で会ってな。それで、なんとなく仲良くなって」

優希「お前はどこでも女を作ってくるなー」

京太郎「誤解を招く言い方はやめろ!」

和「へぇ……そうだったんですか」

京太郎「の、和?」

和「どうかしました?」

京太郎「い、いやなんか今日はいつもと違う笑顔だなーって……」

和「ふふ、いつも通りですよ? おかしな須賀君ですね」

京太郎「お、おう……」

咲「とにかく、それは一度部長に聞いてみよう。部長なら知ってるよ」

京太郎「そうだな」





午後の授業は

1普通の授業      (知力)
2授業中にメール    (話術)
3ぬいぐるみづくり完成 (器用)
4サボったれ    (体力回復)

+2  44、77で



3→ぬいぐるみづくり完成



京太郎「よ、よし。それじゃあ実習室行くか」

和「そうですね」

京太郎「あ、あのー和さん?」

和「なんでしょうか?」

京太郎「いや、なんかいつもと感じが違…………いや、なんでもないっす」

和「なら行きましょうか」

京太郎「おう……」

和「………ふふ、冗談ですよ」

京太郎「へ?」

和「須賀君の反応が面白いので……ちょっと、からかっちゃいました」

和「東横さん、お元気でしたか?」

京太郎「! げ、元気だったよ。和によろしく、って言ってた!」

和「そうですか。今年も、彼女と当たるかもしれませんね……」

京太郎「鶴賀も、3年生はいたはずだからどうなってるか分からないけど」

和「鶴賀には……あ、須賀君。もう始まります」

和「とりあえず、この話はまた今度機会がある時にでも」




+2のコンマ分上昇

踏み台 ちょっとご飯きゅうけい


≪29×1.5=44↑↑↑≫
・器用:D(31)33/100
・器用アップ!   Dにランクアップ!!
・体力マイナス1




「ほら、須賀君。そこを抑えててください……」

「おう。これでいいか……?」

「あっ、いい感じです。そのまま、中にゆっくり―――」

「い、痛っ」

「だ、大丈夫ですか?」

「大丈夫だ、少しチクッとしただけで―――」

「ごめんなさい、私も慣れてないもので……」

「お、俺の方が慣れてないよ。和はすごいぞ」

「そんなこと………あ、須賀君そんなに急に動かしたら―――」



京太郎「……よし、完成!!」

和「いい出来です………」


実習最後の課題は、二人で協力してぬいぐるいみを作る、だった。

俺は和と協力して、一体を作り上げた。誰だ、変な勘違いをした奴は。


和「これならエトペンも納得してくれます」

京太郎「どうやって確かめるんだ?」

和「簡単です、一緒に寝てみるんです。問題があれば、エトペンは文句を言います」

京太郎「………どうやって?」

和「なんというか、抱き心地が変わるんですよ。機嫌が悪いときは」

京太郎「そ、そうなの?」

和「そうです。例えば……私の機嫌が非常に悪いときに、お互い抱擁をしたとします」

和「すると、きっと須賀君にもそれが伝わると思いませんか?」

京太郎「え、えっと……」


その例え、色々と問題があるような―――

俺が和を、抱きしめるとして、だと………?


和「………あっ」

京太郎「………」

和「い、今の例えは、その、一例です。決して、私が想像してるとかじゃ、あっ、いや、その……」

京太郎「わ、分かった。エトペンは、機嫌によって抱き心地が変わる」

京太郎「OK.俺、理解した。」

和「そ、それなら……良かったです」

京太郎「……」

和「……」


はい、どうするよこの空気。



@部室


それから、よく分からない会話をして、和と一緒に部室に来た。

一体どうやってその場の空気を継いだのか、自分でもよく分からなかった。




まこ「おんしら、東京観光はどうじゃった?」

咲「すっごく楽しかったです!!」

まこ「それは良かったのぅ。どうじゃ、わしの言う通りだったじゃろう?」

優希「部長、いい場所選んだな! 最高だったじぇー」

まこ「ふむふむ、わしの直観もまだまだ捨てたもんじゃないのぅ」

京太郎「……」

和「……」



まこ「……そして、おんしらはなんじゃ」

咲「まさか、京ちゃん?」

京太郎「え?」

咲「和ちゃんに、なんかしたんじゃぁ……」

京太郎「ち、違う! 俺が和に変なことするわけないだろ!」

和「す、須賀君はそんなことしませんよ」

優希「ふぅぅぅーーーーん???」

まこ「ほぅほぅ……なるほどなるほど?」

京太郎「な、なんですかその目は……」

咲「あはは、京ちゃんも大変だね」

優希「ふれあいピクニックは、まだ終わらないっ、ってか?」

和「ゆ、優希!!」

京太郎「ただぬいぐるみを作っただけなのになぜこんなことに……」



まこ「さて、おしゃべりもこの辺にして……」

まこ「一つお知らせじゃあ。よく聞くように!」

まこ「来週の休日に……練習試合を組む予定じゃ」

咲「!」

京太郎「ま、マジっすか!」

まこ「そうじゃ、まだ具体的にどの高校とやるかは決めとらんが……」

まこ「京太郎。お前にとっては一か月の成果を、より実践に近い形で試すいいチャンスじゃ」

京太郎「ついに、相手校との試合、か……燃えてきたぜ!!」

優希「外でやるのか? それとも、ここでか?」

まこ「おそらく、今回は招くことになるの」

咲「…………~~~っ!!」

京太郎「どうした、咲?」

咲「い、いや……強い人がいっぱい来るかもって考えたら……」

咲「なんか、体が震えちゃって」

京太郎「咲は流石だな。俺はそんなの来たら怖くて震えちゃうぜ」

咲「ああ~~今から楽しみだな~……ふふっ」


まこ「ふむ、ええかの?」

まこ「特に質問がなければ、今日の練習を始めるぞ」

京太郎「あ、一個いいですか?」

まこ「ん、練習試合についてか?」

京太郎「いえ、全く別件なんですけど……もうすぐ五月祭じゃないっすか」

まこ「ふむ。練習試合の次の次の週じゃったかの?」

京太郎「それについてある人から、今年は清澄高校に、他の学校の生徒が自由に出入りできるって」

京太郎「そういう風に聞いたんですけど」

まこ「よく知っとるの。まだ、正式には発表しとらんはずじゃが……誰から聞いた?」

京太郎「あの、鶴賀の東横さんから……」

まこ「なぜ東横から、という疑問もあるが……なぜそんなことを彼女が知っとるんじゃ」

京太郎「さぁ……」



まこ「………さては」

京太郎「何か思い当たる節があります?」

まこ「まぁ、あいつくらいしかおらんじゃろ……お、質問に答えてなかったの」

まこ「まだ他の者には言わんといてほしいんじゃが」

まこ「簡単に言うと、清澄の文化祭のために、長野県の他校はわざわざ学校を休みにするってことじゃ」

咲「えぇ?!」

和「……もしかして、それもウチの麻雀部の影響ですか?」

まこ「鋭いの、和」

京太郎「インハイ優勝校の文化祭が、どんなものか見たい、とか……ですか?」

まこ「おおよそそうじゃの。麻雀部はれっきとした文化部じゃから」

まこ「その文化部が、どうやって全国優勝まで漕ぎつけたか……文化祭を見て、他校は参考にしたいんじゃろう」

京太郎「へえぇ……なんかすごいなぁ」

優希「私たち、注目されてるんだな」

まこ「そうじゃぞ。だから、くれぐれも日頃の言動には気を付けるようにの」



まこ「もうええか?」

京太郎「はい、ありがとうございました」

まこ「ちょっと、今日は説明に30分も使ってしまったが……」

まこ「練習を始めるぞ」






1咲が優しく教えてくれる
2和とお稽古
3優希のレッスン
4まこのご指導


+1~3で最大コンマ

2→和で


今日はちょっと早いけど、落ちますよー
明日やると思うんでよろしく


それじゃあ、またみんな頼むぜ



色々ありがとう。細部まで見てくれてるのは、書いてる側としては嬉しい。
こっちも気づかないことがあるから、指摘もらったら直せる範囲で直すんで、よろしくっす、




始めるぜー
暇な人、寝ようとしてた人しゅうごうや



2→和



京太郎「さてと……今日も頑張るぞー」

咲「ねえ京ちゃん、最近麻雀の調子はどう?」

京太郎「調子、かぁ」



どうか、と言われても。俺の実力はこいつらに及ばないのは分かり切ってるけど

世間的にみて、自分がどれくらいのレベルにあるのかよくわからん。

正直な話、咲とか和がどれくらい強いのかって

本当の意味では分かってない。いや、きっと強いんだとは思うけどさ。



咲「ふふっ、そんな京ちゃんに、今日は私が指導しようかな」

京太郎「おう、今日は咲か、頼む―――」

和「須賀君、まだそれは早いです」

京太郎「え?」



和「……咲さんは、須賀君が思ってるより、ずっと……どう言っていいか分かりませんが」

和「凄く、遠く、そして強い人ですよ」

咲「……和ちゃん?」

和「ごめんなさい、咲さん。咲さんは、右に出る人がいないくらい強いのは、私がよく知ってます」

和「ただ……だからこそ咲さんの教え方だと……須賀君が着いていけません」

咲「うーん……そうなのかな? あんまり自分の教え方とか意識したことないから……」

京太郎「どうだろう。咲に直接教えてもらったことはないから俺も分からない」

まこ「………」

和「もう少し……そうですね、練習試合の前くらいまでは、私が教えましょう」

和「基礎は大丈夫ですか? 役は全部覚えました?」

京太郎「ま、まだです」



だいたいは覚えたけど……でも、テストされたら、答えられる自信はない。

たぶんそれは、理解できてるとは言えないだろう。



和「そうですね、それじゃあ今日は……【牌効率】についてやりましょうか」

京太郎「それか」

和「意味は分かります?」

京太郎「ちょっとな、本で読んだからな」

和「それなら話は早いです。ざっと説明しますから」

和「よく聞いておいてくださいね」



+2のコンマ分上昇



≪92×1.3=120↑↑↑≫
・雀力:F(16)33/50 へ
・雀力2アップ!  
・体力マイナス1




和は、卓上に牌をたくさん並べて

様々な手牌の状況を比較して、どうしたら聴牌に最も早く近づけるのか

どの牌を切れば、次に繋がるのか。適切な鳴きのタイミングはどこなのか。

捨て牌と、自分の手牌の関係は、いかにして考察すべきなのか。

いろんな角度から、牌効率について説明してくれた。



京太郎「な、なるほど。自分が思ってる以上に、相手は自分の捨て牌を見てるんだな」

和「そうです。捨て牌を見れば、相手の手の方向性はだいたい分かりますね」

和「分かりやすいのは染め手、トイトイ、七対子などでしょうか」

和「相手が鳴いていれば、もっと分かりますね。牌を晒してるわけですから」

京太郎「確かに……」



和「ですから、鳴くときは、そのメリットデメリットをきちんと理解した上で行うべきでしょうね」

京太郎「勉強になります……ふぅ」

和「………一時間ぶっ続けで、私の話を聞いてましたからね」

和「少し休憩しましょうか。お茶でも淹れますね」

京太郎「あ、俺がやるぜ。和は待っててくれ」

和「ありがとうございます。あ、でもそれは悪いのでお手伝いしますよ」



@給湯室


京太郎「紅茶とコーヒーどっち?」

和「紅茶でお願いします」

京太郎「おっけ、ハギヨシさん直伝の超うまい紅茶をごちそうしようじゃないか」

和「ふふっ、それは楽しみですね――期待してます」

和「私はお茶菓子を用意しますね」





器用補正(Dだから、補正なし)
+3でコンマ判定(大失敗01~10 失敗11~35 普通36~70 成功71~85 大成功86~99 00は超成功 44は大失敗)

超成功 →+5  
大成功 →+3  プロの淹れる、すばらな紅茶
成功  →+2  クオリティ十分、美味しい紅茶 
普通  →+1  普通すぎる紅茶。飲める。
失敗  →なし  ストレス+1 
大失敗 →-1&ストレス+3



94で判定大成功




「お茶菓子は、この間先生からもらったこのクッキーがいいですかね」

「どうでしょう、須賀く―――――――」

「――――――――」





西日に照らされてるせいか、京太郎の制服は、朱色に眩しく反射し

丁寧に紅茶を淹れるその穏やかな雰囲気と、この上なくマッチしていた。

二人きりに狭い空間に二人きりでいることを急に意識すると

胸の奥を疼くような情動が駆け巡って、和はしばらく言葉を発せずにいた。

端的に言うと、京太郎に見とれてしまっていた。




「…………」

「できた。ほらよ」

「飲んでみてくれよ」

「……………」

「おい、和?」

「……ご、ごめんなさい。少しぼーーっとしてました……」

「ありがとうございます。お言葉に甘えて……」

「………どうだ?」

「お、おいしい……おいしいです。こんな美味しい紅茶、お店でも飲んだこと……」

「それは良かった。これ、去年ハギヨシさんが教えてくれたんだぜ」

「そ、そうだったんですね……」

「和にも飲ませてやりたかったんだ。俺の自信作だからな!!」

「っ………」

「どうした、顔が赤いけど……」

「へっ、あ、赤くなんかないですっ……あぁっ?!」

「おいおい……ほら、捕まれよ」

「何もないところで転ぶなんて、咲かよ」

「うう……ごめんなさい……」


京太郎「よいしょ、和は意外とドジなんだな」

和「ち、違います!! 別に、いっつもこうなわけじゃないです!!」

京太郎「ん、じゃあなんで今はそんなんなんだよ」

和「~~っ、り、理由なんてありません!!」

和「ほ、ほら、他の人にもその直伝の紅茶とやらを淹れて来たらどうですか!」

和「わ、わ、私は満足しましたから、いろんな意味で―――」

京太郎「色んな意味?」

和「ああああいいから、早く、早く!」

京太郎「わ、分かったよ……和が叫ぶなんて珍しいな」


 
  *



和「……………」

和(し、心臓に悪いです………)

和(一体、最近の私はなんだというんでしょうか……)

和(須賀君がいるだけで、なんだかくらくらします……まるで風邪みたいに)

和(一度、病院に行った方がいいかもしれませんね――――)







和の好感度+3
(43→46)



その後、紅茶を皆にも振る舞って、評判は上々。

俺、仕事見つからなかったらカフェでも開こうかなぁ……

今度ハギヨシさんに軽食の作り方も教わっておこう。

芸は身を助くというしな……うん。



休憩後は、軽く優希にも教えてもらった。

優希の教え方は、優希自身がよく分かっていないから、俺も一緒に勉強になるという

よく分からない状況で、ある意味捗るのだった。

部活解散前に、染谷部長に練習試合の相手校を考えておくように声をかけられた。




@自宅



京太郎「練習試合の相手校か……俺、イマイチどこが強くてどこが弱いのかとか」

京太郎「何にも知らないんだよなぁ……」


ふれピクで、白糸台の面子に会った話を染谷部長にしたら

麻雀界広しと雖も、大星淡に喧嘩を売れる人間は、高校生に5人もいないのこと。

それくらい、俺は麻雀界に無知みたいだ。加えて淡はそれくらい有名で、強いということだ。

でも、そんなん関係ねぇ。俺はいつかあいつの鼻を明かしてやりたい。


京太郎「ただいまー」

葵「お帰り、京太郎」

京太郎「あれ? 珍しく早いな」

葵「たまには、母さんと二人でご飯に行こうと思ってなー」

京太郎「あ、そう……」


仲が良くて、ようござんす。

なんか、両親のイチャイチャを見てるのって、息子としては気まずいんだよな。

キスとかはまだいいんだけど……まだ。



京太郎「それで、俺はご飯どうしたらいいんだ?」

葵「作ってくれてるぞ。悪いけど、温めて食べてくれるか」

京太郎「へいへい……」

葵「すまないな、今度は三人で食事に行こうな」

京太郎「いいよ、たまには二人で行ったらいいじゃん」

京太郎「………そんなことより、父さん。聞きたいことがあるんだけどさ」

葵「何だ?」

京太郎「……この本なんだけど」



『婚活麻雀のススメ 基礎指導編』 



京太郎「……どゆこと?」

葵「ああ、書店で見かけたから買ったんだ」

京太郎「なぜ! なぜこれにした!?」

葵「いや、国内最強の雀士だし、きっといい本なんだろうと思ってな」

葵「一番、目についたしな。父さんピンときたんだ」

京太郎「大学教授が一番ピンとくる本がこれかぁ……」


ピンと来たって、むしろピントがずれてるんじゃねぇの?

上手い事言った俺に座布団一枚。はやりんのCD一枚。



葵「それじゃあ、そろそろレストランの時間だから」

京太郎「いってら。楽しんできてくれ」

葵「そうだ、母さんから伝言があるぞ」

京太郎「なに?」

葵「『一人だけだけど、ハメを外し過ぎないようにね』」

葵「だと」

京太郎「『一人で俺はそこまで盛り上がれないから大丈夫だ』」

京太郎「と、非常に呆れ気味に言っていたと、伝えてくれ」

葵「承知した」






【夜行動選択肢】

1本を読んでみよう(雀力)残り3回
2ネトマしようかな(雀力以外のパロ)
3ちょっくら復習 (知力)
4誰かと電話   (話術)
5手作り牌づくり (器用)
6カピーと遊ぼう (ランダムに×1.3)
7寝ようよ   (体力回復)

+2  44、77で



6→カピー



母さんは、一つ勘違いしている。

二人が息子を置いて、イチャラブお食事デートに出かけたとしても―――


京太郎「俺は、一人じゃない!」

京太郎「なぜなら、俺には相棒がいるからな!!」

カピー「??」

京太郎「おうおう……久しぶりに俺と遊んでくれよ」

カピ「……?」

京太郎「可愛いな、カワイイなお前。ちょっと一緒にごろごろしようぜ」

カピ「~~♪」

京太郎「ゴロゴロゴロゴロゴロ―――」

カピ「~~~~~~~」

京太郎「ゴロゴ―――ちょ、ちょ、ちょま、俺の上に、ぐはっ――――」
 




 *



京太郎「かぴーのカの字は」

カピ「?」

京太郎「どう書くの?」

カピ「………」

京太郎「こう書いて、こう書いて……こう書くよ~~」

カピ「……zz……」

京太郎「かぴーのピの字は……って、コラァ、何寝てんだてめぇ?!」

カピ「ピッ?!」

京太郎「おうおう、家にいて餌だけ食ってるくせによぉ……てめえ、今の落とし前どうつけんだ?」

カピ「ぴ……」

京太郎「嘘だよ、ちょっと言ってみたかったんだ。ちっともそんなこと思ってないぞ」

カピ「……」

京太郎「ほ、ほんとうだよ? え、なんでちょっと怖い顔してるの?」

京太郎「俺の言葉分かるの? だったら、ごめんよ、カピー!!」

京太郎「俺はお前が大好きだ!! 愛してると言っていい!!」

カピ「…………?」

京太郎「え、はやりんとどっちが……だと?」

カピ「ピ」

京太郎「………………………………」

京太郎「………はy……カピーに決まってるだろ?」

カピ「♪」

京太郎「よーしよしよしよし……カワイイやつめ」



京太郎(こいつ、俺の言ってることが分かってるのか、分かってないのか――謎だ)


ランダムに×1.3


+2の一桁が
0→知力
1→話術
2→器用
3→雀力
4→攻撃
5→加速
6→守備
7→体力マックスに
8→自由指定可能
9→もう一度再判定


+3で上昇値


+2が77の時、幸運が上昇



≪78×1.3×1.1=111↑↑↑≫
・加速:F(17)6/50に!
・加速が2アップ!  
・体力マイナス1





京太郎「おう、ちょっと屋上行こうぜカピー」

カピ「ぴ?」

京太郎「寝転んで、星でも眺めてさ―――語らおうじゃないの」

京太郎「ジュースとかはいいよな? とりあえず、餌を持って行くか」

カピ「ぴ♪」



  *



京太郎「はぁ~~散々戯れましたな」

カピ「zzzz」

京太郎「……完全に寝てるな」

京太郎「けど……なんだか、こうして外に大の字になってるだけでなんだか気持ちいや」



満点の星空を眺めてると、色々なことが、どうでもよく思えてくる。

今だけは麻雀のことを忘れて、ゆっくり夢の世界に―――――




<四月四週 平日前半終了>


須賀京太郎 現在ステータス

雀力:F(14)13/50  
知力:D(36)25/100 
話術:D(47)11/100 
器用:D(31)33/100 

体力  :■■■■■□□□□□
ストレス:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


須賀京太郎
攻撃:F(17) 5/50
加速:F(17)6/50
守備:F(20) 15/50 
幸運:C(55)25/120

それじゃあ、今日はここまでっす

毎日少しづつでも進められたらええな
今日も参加してくれた人ありがとう


それでは、おやすみー
さあ、寝ていいんだじぇ

いえいえ(別に深く考えてなかったとは言えない)

昨日は寝落ちしちまった
また今晩に

どもっす
今日は真夏日っしたね


やるから暇な人集まれー



<四月四週 平日後半>




「…………さぶっ」


朝起きたら―――――― 一瞬俺がどこにいるのか分からなかった。

冷たい空気に、眩しい太陽、青空………あ、俺外にいるね。なんで?


「いてぇ……あぁ……俺、昨日そのまま寝ちまったのか。道理で」


そうだった、昨日の夜、カピーと一緒に屋上に行って(無理やり連れてきて)

のんびり満点の星を眺めていたのだった。


「あれ、カピーは………あら」

「まだ寝てるな……気持ちよさそうに」

「毛があるから、寒くないんだろうな」

「戻りますか……まさか屋外で目覚めることになるとは思わなかったぜ」


都「……ちょっと京太郎」

京太郎「おはよう」

都「昨日、何やってたの?」

京太郎「何って……屋上にカピーといたよ」

都「何回も部屋ノックしたのよ?」

京太郎「なんか用だった?」

都「電話があったわ、照ちゃんから」

京太郎「え、照さんから……?」



terrrrrrrrrrrrterrrrrrrrrrrrrrrrr



都「あ、携帯光ってるわよ」

京太郎「……照さんだ」


京太郎「もしもし?」

照『おはよう……』

京太郎「おはようございます。あの、昨日はすいませんでした」

照『構わない……こちらこそ、夜遅くに』

京太郎「いえいえ」

照『……それに、都さんが……』

京太郎「ん?」

照『京太郎は……お取り込み中、だからって……』

都「♪」

京太郎「朝からぶっ飛ばすぞこら」

照『……よく意味は分からなかった』



良かった。照さんは、そっちの話は疎いようだ。

これが優希とかだったら、絶対いじられてたろ。


照『長話もなんだから……本題』

照『……清澄の、文化祭の話を聞いた』

京太郎「ええと……」

照『長野県では、高校は休日になるみたいだね……東京は関係ないけど』

京太郎「よく知ってますね」

照『咲から聞いた』

京太郎「ああ……」




誰にも言うなって言われてたのに、咲のやつ。

人の口に戸は立てられぬと言うが。こうやって内緒話は漏れていくのだろうな。

絶対言わないでね→絶対言わないでって言われてるから、言わないでね→以下無限ループ。


照『…私も…暇だったら行く』

京太郎「あ、本当ですか?」

照『この間は咲が会いに来てくれたから……だから』

京太郎「大歓迎です、ぜひ長野を楽しんでくださいね……って、照さんは元々長野か」

照『そう……』

京太郎「ところで、なぜ俺に電話を?」

照『なんとなく……かな。連絡先を知ってたから』

京太郎「なるほど」

照『あと、向かいに来てもらうとき……咲だけじゃ不安』

京太郎「なるほど?」




そっちが本音か。この間のふれピク見た限りでは

姉妹まとめて迷子になるのがオチだろうしな……たぶん賢明だ。

前日入りして、そのまま咲の家に泊まって翌日に五月祭に来るって感じか。

大学生って自由でいいなぁ。


照『……暇ならでいい』

京太郎「暇だと思いますよ。部活の後でしょうし」

照『……ありがとう』

京太郎「いえいえ。電話はそのことですか?」

照『そう……朝から申し訳なかった』

京太郎「いえ。それじゃあ、当日楽しみにしてますんで」

照『こちらこそ。咲によろしく……』

京太郎「おっけーっす。それじゃあ」


ツーーッツーーッツーーッ


京太郎「ふぅ…」

都「終わった?」

京太郎「おう、照さんが純粋で助かったぞ。性格がきっといいんだ」

都「私もよくそう言われるわよ?」

京太郎「は?」

都「いい性格してるわねって」

京太郎「皮肉が通じないってご友人もつらいだろうなぁ……」


@学校


優希「おう京太郎おはよう」

京太郎「おっす、優希。今日の俺のハイライト聞きたい?」

優希「いーらないっ」

京太郎「まあそう言わず聞けよ」

京太郎「まず朝起きたら、野外にいた」

優希「な、なんだと? ついに京太郎、ホームレスになったのか?!」

京太郎「バカバカバカ、ちゃんと最後まで聞けって」

京太郎「俺は、カピーを連れてなんとなく外に出たんだが」

京太郎「満点の星の下―――気が付いたら、眠っちまってたんだ」

優希「ほぅ、それじゃあ一日野外限定キャンプか。楽しいことしてるな京太郎」

京太郎「屋上だったけどな。だから安全性には問題ないぜ」

優希「むしろ落ちそうなイメージあるじょ」

京太郎「大丈夫、ちゃんと平らな所で寝たから」

優希「私なら落下ししてるな……」


京太郎「まだあるぜ、朝野外目覚めからの―――からの、照さんから電話来るっていう」

優希「インハイチャンプから?」

京太郎「おう。文化祭暇なら来るらしいぞ」

優希「マジか! じゃあ今度はこっちの旨いもん紹介しないとな!」

京太郎「だな、優希も協力してくれ」

優希「とっておきのタコス屋を見繕うかー」

京太郎「タコス以外もな」

優希「大星さんも来るのか?」

京太郎「あ、それは聞いてないや……でも、来ないだろ。だって普通に学校あるし」

優希「そりゃそうか。長野だけだもんな、休みになるの」

京太郎「そういうこった」





<四月四週午前>
1勉強だよ    (知力)
2料理しようよ  (器用)
3ディスカッション(話術)
4サボろうよ


+2で44,77で

そういえばサボるの初めてか
体力5だから練習効率落ちすぎるし、次もサボりで安価チャレンジすっかな


4→サボろうよ



京太郎「さて……今日は、英語か。まったく予習してねぇな……」

京太郎「まあ期末までは時間あるし、勉強は最悪直前でも――」

和「須賀君、おはようございます」

京太郎「おっす和」

和「あの……須賀君、勉強うまくいってないんですか?」

京太郎「え?」

和「いえ、あまり勉強の調子が良くない、という風に聞こえたので……」

京太郎「い、いやぁ……どうかな?」


別に調子が悪いわけじゃないな。元々俺はこんなんだし。

スランプって言葉は、プロ以外使っちゃいけないってはやりんが言ってた。

だから、分かるまで麻雀も努力しろって。あ、勉強もですね。


和「何かあれば、相談してくださいね」

京太郎「あればするよ。ありがとう」

和「い、いえ。須賀君と麻雀部のためですから……」

和「それでは、授業頑張りましょうね」

京太郎「! おう!!」


和の笑顔は、まるで太陽だ。元気が出るぜ。

たぶんそのせいだけど、そのせいなのだろうけど

ほら、リラックスするとなんだか体が眠る準備を始めるんだ。

午前中の授業で、俺はずーーーーーっと寝てしまっていた。




体力 :■■■■■■■□□□ →体力 :■■■■■■■■■□

>>186 実は寝てるから、体力2回復してるんだ。ややこしくてすまん。







@食堂


まこ「おう、京太郎。ここで会うのは珍しいの」

京太郎「いつもは母さんがご飯作ってくれてるんで」

まこ「今日はどうした?」

京太郎「いや、ちょっと家に忘れてきちゃいまして」

まこ「母親が早起きして作ったお弁当を忘れるとは……京太郎、けしからんぞ」

京太郎「はい……反省してます……」


さあメシだってなって、鞄を探ると、そこにいつもあるモノがなかった。

覗き込んだり、ひっくり返したり、裏返しにしたりしたんだけど出てこなかった。

弁当を入れるのを忘れたことを忘れていた。


まこ「……まあ、他のことで孝行するんじゃな」

京太郎「そうします」

まこ「そうそう、京太郎。他の部員にも伝えてほしいんじゃが」

まこ「今日の部活は屋外じゃ。放課後は正門集合での」

京太郎「マジっすか?!」

まこ「そ、そんなに驚くことか……?」

京太郎「いや、昨日外で寝たんで偶然だなって」

まこ「どういうことじゃ……そっちの方が驚きなんじゃが」

京太郎「まあそれは長くなるんで、また部活の時にでも」

まこ「気になるが……まあええか。それじゃあ、また後での」






<四月四週午前>
1勉強だよ    (知力)
2料理しようよ  (器用)
3ディスカッション(話術)
4サボろうよ


+2で44,77で



1→勉強




京太郎「……今日は弁当を忘れるし、午前中は爆睡してるし……」

京太郎「午後からは、少し挽回しないとな……授業、部活、帰ってからの自習」

京太郎「できることはたくさんあるけど、まずは午後の修業から気合を入れていくか」

京太郎「よし、さっそくノートを開いて予習を――――」

和「須賀君、移動教室ですよ」

京太郎「え?」

和「次は生物ですから。行かないんですか?」

京太郎「あ、行きます。」


やる気を出そうとしたらこれだ。

つくづく間の悪い男だぜ俺は。

周囲を見渡すと、教室に残ってるのは、俺と和だけみたいだ。



和「よければ……よろしければ、い、一緒に行きます……?」

京太郎「おう。行こうぜ?」

京太郎「どうした、今までだって何回か一緒に行ってるじゃねえか」

和「そ、そうですね。行きましょう」

京太郎「……和、電気消した方がいいんじゃねえか?」

京太郎「俺ら最後だろ?」

和「あ、忘れてました……」

京太郎「置いてくぞー」

和「ま、待ってください、今行きますから!」



+2のコンマ分上昇



≪71×1.7=120↑↑↑≫

・知力:D(37)45/100  
・知力1アップ!  
・体力マイナス1




和「ふぅ……」

京太郎「よっしゃ部活! 部活行くぞ和!!」

和「今日は元気ですね……もう週の後半ですし、疲れも溜まってきてるのに」

和「私は、今日はちょっと眠いです……」

京太郎「そりゃ、あれだけ寝たらな」

和「え?」


しまった。口が滑った。

復習になるが、教室での和との席はそんなに近くはないけれど

遠くもない場所にある。具体的には、三列分、ナナメ前のところに和は座っている。

だから、俺がいくら爆睡しようが、和は知りえない。

よし上手い事、誤魔化そう。


京太郎「いや……いやな、昨日あれだけ早く寝たらな、って意味だ」

和「なるほど……」

京太郎「そう。昨日はたっぷり寝たんだよ。だから体が軽くって」

和「そうですか……屋上で寝ても、疲れは取れるものなんですね」

京太郎「……」

京太郎「……それ誰から聞いた?」

和「優希からメールで」

京太郎「…………」


そうだ、こうやって人から人へ話は伝わっていくのさ。

女の子のあの連絡網の範囲と伝達の速度は本当に謎だ。


@校門前


まこ「……よし、集まったの」

まこ「それでは……今日の部活を始める!!!!」



場所が変わって校門前。染谷部長が、通行人を気にせずに声を張り上げる。

麻雀部は色々な意味で注目されているが

基本的に、周囲は好意的な目で見てくれている。

全国的に名前が知れ渡ると、母校に思い入れがなくとも、なんだか誇らしいのだという。

自分は甲子園には出てないけど、出てるとなんだか嬉しく感じてしまうアレだ。

俺は部員でありながらそれに貢献できてないから、悔しいんだけどな。


咲「まさか部活って……外でですか?」

優希「青空麻雀か?!」

和「須賀君みたいに、外でお昼寝でしょうか」

まこ「なんじゃ。もう京太郎のその話、みんな知っとるんか」

優希「そりゃもう、清澄メッセンジャーで京太郎の秘密はすべてモロバレだ!」

京太郎「携帯を貸せ、優希。へし折ってやる」

優希「冗談だ、冗談」


まこ「屋外と言っても、結局は屋内に移動するけぇ」

京太郎「え?」

優希「結局、どこに行くんだ?」

まこ「どこに行くか――――――?」

まこ「―――――それはの」




染谷部長は、大人の社交場じゃ、とだけ言って。

無言で俺たちの前を歩き始めた。



 *



扉を開けるとそこは―――――紳士たちの社交場でした。



まこ「今日の部活はここで行う!」

優希「なんだ、雀荘かーー」

京太郎「だと思いました」

和「久しぶりに来ましたね」

咲「去年以来……かな?」

まこ「こらこら、おしゃべりはほどほどにの。外におるとはいえ、わしらは部活で来とるんじゃぞ」

まこ「―――制服も着とるしの」

優希「制服がどうかしたのか?」

まこ「優希、その制服はみんなが思ってるよりも深刻じゃぞ―――?」


京太郎「深刻、っすか?」

まこ「ああ。その制服を着ている=インハイ優勝部員」

まこ「の数式が成り立つ。これはもう避けられん。そういう目で見られるんじゃぞ」

京太郎「ま、マジだ。あれ……これ俺もっすか?」

まこ「当たり前じゃ!!」

京太郎「そ、それは困るぜ……」

まこ「恥をさらすことになるかものぅ。まあ、それも経験じゃ」

京太郎「はぁ……マジか……」

和「私は、あまり気になりませんが」

咲「私も」

京太郎「二人は、去年から注目されてるしな……和なんか小さいころからずっとだろうし」

まこ「そういうことじゃの。こうして外部の目線を取り入れると、場数の違いも感じられる」

まこ「他にも、色々感じることあるじゃろうて。今日は久しぶりに外の空気を感じてほしい」

まこ「練習試合が近いこともあるし、なまった体を慣らすにはいいと思っての」

まこ「そういうの目的の、雀荘訪問じゃ」

和「なるほど」

咲「いいですね! 色んな人と打てるかな~」

まこ「おんしらのことはみんなに話しとるけぇ。好きな卓に着くとええ」

まこ「存分に打ってこい!!」




<雀荘 roof-top戦>

―東風戦×3(長いと思ったら2回)
―京ちゃん孤軍奮闘
―以上。




京太郎「……とりあえず、この台に入ってみよ」

A「おう、坊主。ここに入るか」

B「清澄の子と打てるなんてなぁ。お手柔らかに頼むぜ?」

C「おいさんたち弱いからな。手加減してくれよ?」

京太郎「あ、あっはっはっ、だ、だ、だ――」

A「アレだろう、役満を一日に一回は和了るんだろう?」

C「嶺上開花を連発する子もいるしなぁ」

B「これは焼き鳥×3を覚悟だなー」




うおおおおおお、部長の言ったとおりだ!

ちくしょう……ちくしょう……………………………しかーし。

俺は良いことに気が付いたぞ。

皆、俺のことを勘違いしてるが……なら、勘違いしたままにさせておけばいいじゃない。

勘違いして、そのまま萎縮してもらって

そのまま勝ってしまえばいいじゃないか――――よし。

嘘なら、本当にしてしまえばいいんだ。ごり押すぞ。





京太郎「大丈夫っす!」

A「おお、頼もしいな!」

京太郎「お願いします!!」

「「「お願いします」」」



<各自パロメータ>

京太郎
雀力:F(14) 8/50
攻撃:F(17) 5/50
加速:F(17)6/50
守備:F(20) 15/50 
幸運:C(55)25/120


Aさん
雀力:D(35)
攻撃:D(40)
加速:D(40)
守備:D(40)  
幸運:D(40)


Bさん
雀力:D(45)
攻撃:C(55)
加速:E(25)
守備:D(35)  
幸運:D(40)


Cさん
雀力:D(45)
攻撃:D(40)
加速:C(55)
守備:F(20)  
幸運:C(50)




調子判定
絶不調→不調→普通→好調→絶好調の五段階

絶不調→ランダムでパロメータを二つ-5
不調 →ランダムでパロメータを二つ-3
普通 →変動なし
好調 →選択した二つのパロメータが+3
絶好調→選択した二つのパロメータ+が5


コンマ 95~99→☆

コンマ 91~96→◎   
コンマ 11~90→○   
コンマ 05~10→●   
コンマ 00~04→▼



京太郎+1
A+2
B+3
C+4

<コンマ反転>


調子は全員普通


席順
コンマが大きい順に東南西北

京太郎+1
A+2
B+3
C+4

<コンマ反転>



※ここ判定多くなって面倒くさいんで、次から
 調子判定の一の位と十の位を合計した数値の数字が大きい順に東南西北しときます。
 今回は連投とかでお願いします。


【雀荘 roof-top戦戦】

京太郎 VS A VS B VS C

京太郎→40
A→61
B→14
C→79

C→A→京太郎→B

C  :25000
A  :25000
京太郎:25000
B  :25000



・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
京太郎→+1のコンマ64以上で聴牌
 A →+2のコンマ60以上で聴牌
 B →+3のコンマ68以上で聴牌
 C →+4のコンマ56以上で聴牌


※ただし、京太郎以外はコンマ<反転>


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定や放銃判定で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、 ③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。

やっぱり戦闘前に「ガンガンいこうぜ!」的なAIを多数決で決めてから京太郎だけ行動安価にした方が良いんじゃないかな?



・判定結果

京太郎→聴牌/補正あり(大成功和了り確定)
A  →聴牌/補正あり(大成功和了り確定)
B  →聴牌/補正なし
C  →ノーテン




京太郎(……おし、やったぜ、はったぜ)

京太郎(なんだかんだ、ここのおっさんたちも……)

京太郎(咲たちより強いってことはないだろ)

京太郎(だったら、勝てないなんてことはないさ!)



A(……須賀君、分かりやすい顔をしてるな)

A(油断は禁物だぜ)





・和了判定
京太郎とAが7で大成功。元のコンマ上、Aが和了り

・打点判定
A→(攻撃+幸運)×+1のコンマ<反転>

・放銃判定
(守備力+幸運力)×(放銃判定の1の位の値)/10の大小で判定

京太郎+2
B+3
C+4


京太郎→(20+55)×0.5=37.5
B  →(35+40)×0.3=22.5
C  →(20+50)×0.6=42

【東一局 親:C】
【和了】A
【打点】(40+40)×62≒5200
【放銃】B



A「……Bさん、それロンだ」

B「おおっ……って、5200かい。軽いな。ほらよ」

京太郎(ああ……聴牌してたのに)

A「まさか清澄高校の子より先に和了るなんてなぁ」

京太郎「あ、あはは……」

C「これは幸先いいかもしれないぞ?」

A「東風だし、まさかの勝っちまうかも?」

京太郎「……へ?」

B「ん? 聞いてないのか? 今日の対局は、全部東風だぞ?」

京太郎「あ、えっと……」

C「やっぱり、長い間やると飛ばされちまうからって配慮だろう?」

A「そこまで短いと坊主にはウォームアップにもならないかなーなんつって」

京太郎「そ、そ……………」


ええい、もうやけだ。毒を食わば皿まで!!


京太郎「そんなところっすね~~まあ、見といてくださいよ!!」


「「「「はっはっはっはっ!!」」」」




京太郎「……………」

京太郎(部長おおおお!!!)

京太郎(そういうことは、先に!! 先に言っといてくださいよ!!)



A  :30200
C  :25000
京太郎:25000
B  :19800

ちょい眠いんで、計算とかむちゃくちゃになる前に落ちるぜ
明日はまたこの続きからなんで、また参加頼むぜ


>>224 ごめん、具体的にどんな感じだろう。書いてくれたら助かる



そういえば最近天鳳始めました。
このスレの某キャラ名でたまに出てるから万が一あったらよろしく


今日も参加ありがとう、それではおやすみー

脱げば脱ぐほど……はっちゃんは最強かな?

スレの流れに合いそうなリクエストなら勝手に盛り込むかもやね
カピーとか


ちょっと今日遅くなるんで、更新なしで……
待ってた人がいたらすまんな。明日はできると思う

飲み会に捕まってしまってできなかったすまん
明日は13時くらいから始めるから
時間ある人よろしくー

三年生が抜けてどんなチームになってるかは、またおいおいでてきやす。

やるよー
今日は麻雀多めになりそうっす
暇な人いらっしゃいまし


雀荘対戦(1/3) つづき

現在、東一局終了。東二局から

<得点>
A  :30200
C  :25000
京太郎:25000
B  :19800





【東二局 親:A】

・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
京太郎→+1のコンマ64以上で聴牌
 A →+2のコンマ60以上で聴牌
 B →+3のコンマ68以上で聴牌
 C →+4のコンマ56以上で聴牌


※ただし、京太郎以外はコンマ<反転>


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定や放銃判定で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、 ③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り



・判定結果
京太郎→聴牌/補正あり(大失敗で和了れない)
A  →ノーテン
B  →ノーテン
C  →ノーテン

・和了判定
京太郎のみ聴牌 和了れず





京太郎(せっかくテンパイしたのに……多面待ちなんて大っ嫌いだ!)

京太郎(和にも散々注意されたのにこれだよ)


  *


京太郎「テンパイ」

「「「ノーテン」」」

A「……聴牌さすがだな―――お?」

C「おいおい、坊主そりゃあフリテンじゃねか」

B「清澄の子、須賀君か。フリテンだなんて初心者みたいなことするなぁ」

C「違うだろ、俺たちにこういうミスはしないようにって、忠告だよな? ははっ」

京太郎「そ、そおそそうっすよ。多面待ちの時のポイントは……」

B、C「「ふむふむ……」」

A「………」



京太郎(……死ぬ、精神的にこのままだと俺は死ぬ!!)

京太郎(次の親で、ちょっくら見せつけてやらねぇと――――)







【東三局 親:京太郎】

・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
京太郎→+1のコンマ64以上で聴牌
 A →+2のコンマ60以上で聴牌
 B →+3のコンマ68以上で聴牌
 C →+4のコンマ56以上で聴牌


※ただし、京太郎以外はコンマ<反転>


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定や放銃判定で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、 ③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。


・判定結果

京太郎→聴牌/補正なし
A  →聴牌/補正大成功
B  →ノーテン
C  →ノーテン


・和了判定
Aの和了り


・打点判定
打点→(攻撃+幸運)×+1のコンマ<反転>
反転後の1の位が偶数でロン奇数でツモ


【和了り】Aさん
【打点】(40+40)×50≒3900 ツモで10002000



A「……須賀君」

京太郎「えっ?」

A「親でできるだけ和了りたいよな。親だったら、それだけで多めに点棒がもらえるしな」

京太郎「まぁ……そうだと思います」

A「だが、メリットだけじゃないくデメリットも―――当然知ってると思うけどな」

A「あるのは、やっぱり麻雀のいいところだぜ」

京太郎「!」



そうだ、皆との対局の時に咲が仄めかしていた

親におけるデメリット―――瑞原プロの本にも書いてあった



A「ツモだ。10002000.ツモの時の親っかぶりは」

A「思ったよりも痛いんだぜ……これがな」



たったの1000点の違いだけど――



A「ジワジワ効いてくるんだぜ。ボディーブローみたいにな」



A  :33200
京太郎:26000
C  :23000
B  :17800



【東四局 オーラス 親:B】

・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
京太郎→+1のコンマ64以上で聴牌
 A →+2のコンマ60以上で聴牌
 B →+3のコンマ68以上で聴牌
 C →+4のコンマ56以上で聴牌


※ただし、京太郎以外はコンマ<反転>


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定や放銃判定で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、 ③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り。



・判定結果

京太郎→聴牌/補正大成功
A  →聴牌/補正大失敗
B  →ノーテン
C  →ノーテン


・和了判定
京太郎の和了り


・打点判定
打点→(攻撃+幸運)×+1のコンマ<反転>
反転後の1の位が偶数でロン奇数でツモ


【東4局 オーラス 親:京太郎】
【和了】京太郎
【打点】(17+55)×49≒3900 ツモで10002000



そうか。麻雀で、絶対ということはないんだ。

親だから、絶対的に有利だってことはないし

子だからって、絶対的に不利なんてことはない。

それぞれの状況をうまく使い分けることが重要ってことか。



でも、どっちにしたって―――和了らなきゃあ、勝てねえだろ!!



京太郎「ツモだ!! タンヤオ赤2で3900!!」

B「おお……」

C「ついに須賀君の和了りか。かっこいいねぇ」

A「……」


京太郎(な、なんとか焼き鳥回避……咲の言う通り、あんまり焼き鳥焼き鳥人のことを言っちゃあいけないな)

京太郎(打ってる側としては、割とデリケートな問題だと今分かったぜ)


B「わざわざ部活の時間使って来てくれてありがとうな。楽しかったぜ。またおじさんたちと打ってくれよ」

C「今年もインターハイ出るんだろ? 頑張ってくれよ!!」

京太郎「あ、ありがとうございます!!」



なんとか、誤魔化せたっぽいな……冷や冷やしたぜ。



A  :32200
京太郎:30000
C  :22000
B  :15800


―終局―


京太郎「ふぅ……」

A「お疲れさん」

京太郎「お、お疲れ様です」

A「清澄の子と打てるなんてな、光栄だよ」

A「おじさんと握手してくれないか? 記念にな」

京太郎「は、はい。もちろんです」



なんとかあの状況から逃れたと思ったら―――

トップだったオジサンが話しかけてきた。またなんとか取り繕わなきゃ。


A「世間話もなんだけど……どうだい、調子は。どんなに強い人も、波があるんだろう?」

京太郎「え、ええ~~……ま、まぁ、まあまあっすかね?」

A「インターハイって、やっぱり強い子が来るんだろうな」

京太郎「そ、そうですね。どちらかというと、強いっすかねー……はい」


自分でも自分が何を言ってるのか、超抽象的な回答だ。

去年ずっと雑用ばっかりしてたのを、これほど呪ったことはない。


A「ふふ……意地悪な真似もこの辺にしとくか」

A「別にもう、誤魔化さなくてもいいぜ」

京太郎「え?」

A「君が初心者同然だってことは、分かってる」

京太郎「……えええええええええっ?!」

京太郎「ど、ど、どうしてそれを――――」

A「別に難しいことじゃないさ。手つきですぐ分かる。ツモの時、牌を捨てる時」

A「明らかに、慣れてないって感じだったからな」

京太郎「………」

A「確信を持ったのは、さっきの握手の時だ。俺は一度風越女子の部員に会って話したことがあるんだが」


風越女子! この間偶然会った池田さんのいるところだ。

あの時はコーヒーをごちそうになりながら、振り回されたっけか。


A「須賀君の手は……綺麗すぎるな。人差し指、親指の先がツルツルしてる」

A「とてもインハイ優勝校のそれじゃない。彼女たちの手は硬いんだ」

A「練習のし過ぎで、一旦皮がむけて、その後、新しい皮ができて……それを繰り返して硬くなってるんだ」

A「並大抵の努力じゃあ、ああはならないぜ。努力の証ってやつだ」

京太郎「そ、そうなのか……すいません、俺、大した努力もしてないのに」

京太郎「あんな失礼な態度をとったりして――」

A「おいおい、別に責めたりしてるわけじゃないぞ。インハイ優勝校でも、皆がレギュラーってわけじゃないんだろ?」

京太郎「はい……」

A「それに―――須賀君は、なんだか強くなりそうな気がしてね」

京太郎「え?」


A「分からないんだ。でも、打ってて楽しかった。高校がどことかは関係なくて」

A「一緒に打っててこう……なんだか年甲斐もなく、ワクワクしたんだ」

A「だから……須賀君に強くなってほしいと思ってな」

京太郎「!」

A「だから、君さえ良かったら少しさっきの局の復習をしようじゃないか」

A「ほら、他の子はまだ戦ってるみたいだしな」

京太郎「……いいんですか?」

A「いいさ、俺がやりたいんだ。ほら、座って座って」

京太郎「あ、ありがとうございます!!」

京太郎「お願いします!!」




雀力:F(14) 8/50
攻撃:F(17) 5/50
加速:F(17)6/50
守備:F(20) 15/50 


上げたいステータス二つ
↓から先に出た二つを採用



京太郎「強くなるには……どうしたらいいんでしょうか」

A「一言では言えないが……とりあえず、まずは基礎をつっこむことだろう」

京太郎「やっぱりですか」

A「慣れてないと、次のステップに進みようがないからな」

A「難しいが、言っておくと……そうだな。例えば一位をまくる、ということについて」

A「さっき須賀君は2位だったね。最後にツモ和了りをしたはずだ」

京太郎「はい」

A「だが……少し考えれば分かることだがな。俺から直撃を取ってれば、君はトップだったはずだ」

京太郎「で、でもツモを見逃したら、それはフリテンになってしまいますし……」

A「そうだ。そういうことがあるから、一手でも早く手を作らないと」

A「来るべきチャンスを逃すってことなんだ。牌効率はそのためにあるんだぜ」

京太郎「牌効率―――」


和に、みっちり教え込まれたつもりだったけど。まだ無駄な手順が多いんだろうな。

実際、俺の捨て牌は裏目の連続で、迷走っぷりがひどい。

Aさんは、そう指摘してくれた。




雀力+1 
守備+2

のコンマ分それぞれ



≪86×1.5=129↑↑↑≫
≪79×1.5=118↑↑↑≫
・雀力:F(16) 37/50へ
・守備:E(22) 13/70
・雀力2アップ!

・守備2アップ!  
・体力マイナス1 




A「基礎は、勝つためのロジックだ。だから、基礎が大切なんだ」

A「そういう基本的なことを、もう少ししっかりやれば」

A「応用に繋がって―――勝利に繋がっていくさ」

京太郎「な、なるほど……」

A「よし、こんなところだろう。他の子たちも終わったところみたいだから」

A「卓をチェンジして、再対局だ」

京太郎「は、はい」

A「頑張ってこいよ! 負けまくっていいぞ!」

京太郎「わ、分かりました!!」

ちょっとお客さんきたんで
一旦おちやす


残り二回対局多いなとは思うけど。残り一回のみにするのもあり。
ただ、二回分やれば、体力と引き換えるになるけど、能力は上がるチャンス。あとは長野キャラちょっと出せるかな。



1残り一回
2残り二回


次始めるまで、+1~5で多数決で

ではまたあとで

ふっかーつ

つづきいくぜー


まこ「京太郎、どうじゃ。雀荘の感想は」

京太郎「いやぁ……染谷部長の言うとおりでした。俺、買いかぶられてます」

京太郎「本当に恥かきましたよ……見抜く人は、見抜くんですね」

まこ「じゃろう。それでええんじゃ」

まこ「今度は、買いかぶりじゃないように、本当に強くなればええ」

まこ「さぁ、あと二戦はやってもらうけぇのう」

京太郎「はえぇこの状態であと二戦……分かりましたぁ」

まこ「……ところで、京太郎。せっかく外に出てきたんじゃから」

まこ「もっと色々な人と打ちたいな?」

京太郎「え、そりゃあ……出来るなら」

まこ「……よし、それじゃあ――――ちょっと待っとれ」



すると、染谷部長は携帯電話を取り出して、どこかにかけ始めた。

それから店内で待つこと10分。扉のベルとともに姿を現したのは―――――



「……やぁ。久しいな」

まこ「待っとったぞ……わざわざ、すまんのう」

「いいや、構わないさ。私も、久しぶりに色々と顔を出したかったんだ」

「それに―――久の頼みというのであれば、聞かないわけにはいかないだろう?」

「ワハハ、私もいるぞー」



そこには、淡い紫のロングヘアーの、麗しい女性と

ピンクのショートカットの、くりくりとした目を持った女性がいた。

加えて、裏には―――仄かに、誰かがいる気配がする。



ゆみ「やぁ、君が須賀君だね。モモから話は聞いているよ」

ゆみ「私は加治木ゆみだ。以後よろしく頼む」

京太郎「ど、どうも……」



なんだこの……なんて言ったらいいんだ、物凄く、美しいというか麗しいというか

イケメンの女の人は? 久って言ってたけど、元部長の知り合いか??

本当にかっこいい人だな……ついつい、見惚れてしまいそうな――――



ゆみ「……そう人をジロジロと見るものじゃないぞ?」

京太郎「あっ、す、すいません!」

ゆみ「なるほど、変態さんなわけか」

京太郎「はへっ?!」

「私もいるっすよ~ 私の声を覚えてなかった須賀さん?」

京太郎「東横さ……お前、加治木さんに、一体何言ったんだよ」

「ありのままの事実を言っただけっすけど……本の表紙を二ヤニヤ見つめながら急に木の精霊とか―――」

京太郎「すとーーーっぷ、もういい。言わなくていいから!!」

まこ「ふむ。仲が良くで結構じゃ。さすが京太郎」

「っすね。仲良しってことで」

京太郎「いいのか、それで……」


智美「私は蒲原智美だー 元鶴賀の部長だー よろしくだぞー」

京太郎「よよよ、よろしくどうも、っす」

睦月「ち、ちなみに私もいる。よろしく」

京太郎「あ、これまたどうも……」

智美「新部長、びびってるぞー しっかりするんだぞー」

睦月「は、はい。これでも精一杯、やっております」

ゆみ「ははっ、相変わらず睦月は堅いな」

ゆみ「ここにいる以外に、ウチの新入部員を二人と、さらに外にもう一人連れてきてるから―――総勢7名」

ゆみ「残りの二戦の、お相手をしようじゃないか」

京太郎「………なんか、もう頭の処理が追いつかないです」

まこ「ははっ、急にたくさん人が来て驚いたじゃろう? どうやら文化祭の話が、どういうわけか久に漏れとっての」

まこ「まず久は加治木さんにその話をして、加治木さんが東横さんに伝えて」

まこ「それからお前の耳に入ったわけじゃ」

京太郎「なるほど……」


っていうか、もう学生議会長でもないのに、何でそんなこと知ってんだ。

何か内部の弱みとか握ってるんじゃないだろうな……あの人ならありうるぞ。


まこ「それで、どこをどうやってこうなったのかは久に聞かんと分からんが」

まこ「東横と京太郎が出会ったのも何かの縁じゃし、一緒に打ってみようという話が出ての」

まこ「今日サプライズで来てもらったというわけじゃ」

京太郎「そうだったんすね」

ゆみ「まあ、立ち話もなんだ。さっそくやろうじゃないか」

ゆみ「こっちで適当に順番は決めさせてもらったよ。はじめに、モモと蒲原、そして新入部員のマホが相手をしよう」

ゆみ「二戦目は、睦月と妹尾、そして私が相手だ。今回は室橋には見学していてもらう」

ゆみ「東風戦だから短いが……いい勝負にしよう」

京太郎「お、お願いしまっす」

ゆみ「そう固くなるな。ちなみに、君が超初心者というのも聞いているぞ」

ゆみ「だから、全員本気は出さないから安心してくれ」

京太郎「そ、そうっすか……ほっ」

ゆみ「ただ、こっちにも初心者みたいなのがいるもんでな。そいつは例外で頼む」

ゆみ「手の抜き方も分からんやつだからな。勘弁してやってくれ」

京太郎「分かりました」

これは後から出す予定だった設定ですが
マホは麻雀特待生として、一年早く鶴賀に入学しています。
だから、ムロと同じ学年になっています、都合のいい設定ですまんな。



「あ~おっぱいさんがあそこにいるっすね」

ゆみ「こらこら、モモ。気になるのは分かるが……交流は後だ。今は、対局に集中した方がいいだろう」

「そうっすね。そうするっすよ」

「去年のこと……私は忘れてないっすからね」

ゆみ「モモ――――」

「分かってるっすよ……もちろん」

「―――――そのために来たっすからね」




  *




「なんかこうして卓を囲むのも久しぶりっすね、先輩」

智美「そうだなー 大学もあるし、部室にはなかなか行けないしなー」

京太郎「そうか、お二人は先輩後輩だから、会うの久しぶりなんですね」

智美「まぁ、たまにゆみちんと部活に顔出すけどなー」

「たまにっすけどね、ウチも何せ人手が足りないんで」

「先輩たちが来て下さると、すごく助かるんすよね」

京太郎「そうなのか……」



「清澄は、設備とか、人とかしっかりしてそうっすよねぇ」

智美「そうだなー弱小のウチとは、えらい違いそうなイメージだぞ」

京太郎「そ、そうっすかね」

智美「そうだぞ。たぶんみんなもそう思ってるぞ」

京太郎「あはは……」



そうだ――――そのことが、ウチに新入部員が一人もいない理由なんだ。

世間のイメージと、実際のウチは、かなり違う。

世間では、ウチは『生ける伝説』『清澄高校伝説』なんて呼ばれて持て囃されて

きっとそんな高校には、素晴らしい施設にコーチ陣が揃っているのだろうと、そう思う人間が多い。

しかし、実際はどうだ。清澄高校は、田舎の、寂れたところにある、本当に小さなしがない高校なんだ。

そもそも本棟じゃなく、古く、錆びついた別棟の方に部室はあり

廃部寸前のだったところを、3年かけてようやく部長が再建したばかりのところだ。

だからこそ、清澄高校に新入部員は、一人も入らなかったのだ。

麻雀特待を望む優秀な学生は、風越のにあるような寮もない、優秀な指導者もいない実情を見て、愕然とし

中途半端に実力のある子は、咲や和の実力を、半荘見ただけで逃げ出し

全くの初心者は、部室に寄り付きもしなかった。


そして、そのイメージのギャップは、意外と世間には知られていない。

これは、ウチの高校の宣伝不足が原因だ。まさか優勝するなんて思わないものだから、何も対策を学校は取れなかった。

特待生制度を作ったり、寮を作ったりといった、そういったマネジメント能力に欠けていたのだろう。

清澄高校がもつキャパシティと、麻雀部の持つ名声が釣り合わずに

こうしたズレが生じたんじゃないか、竹井部長はため息をつきながら言っていた。


そうやって、俺が考え込んでいると

一際若々しく、みずみずしい(はやりんのような)声が雀荘に響き渡った。



マホ「こーんにちは!!」

マホ「夢乃マホ、ただいま到着しましたですっ!!」

智美「お~マホ。久しぶりだな。相変わらず元気そうだな~~」

マホ「先輩も相変わらずですねっ!」

智美「ワハハ。私は相変わらずだぞ」



話は全然違うけど鶴賀の人って……独特の空気感あるな。

のんびりというか、おっとりというか―――あれ、割と清澄に近い気もする。

別に、おちゃらけてるでもなく、かと言ってふざけてるわけでもなく。




マホ「あ、ごめんなさい。おしゃべりし過ぎました。えっと、初めましてです、マホです!」

マホ「今日は一緒に打てるの、楽しみにしてましたです!」

マホ「好きな牌はそーずの①の牌、尊敬する先輩は、和先輩、好きなのは麻雀です!」

マホ「よろしくお願いします!」

京太郎「か、かわぃ―――――ああ、よろしく!!」

智美「ワハハー須賀君、今なにか言いかけなかったか?」

京太郎「テンション上がってきたっす(そんなことないっすよ!!)」

智美「ワハハー モモの言ったとおりだぞ」

「っすね。私の目に狂いはなかったっす」







【雀荘roof-top 第二戦】

京太郎VSモモVSマホVSモモ


席順(コンマ反転) 大きい順に東南西北

京太郎+1
智美+2
マホ+3
桃子+4


京太郎→42
智美→62
マホ→87
モモ→42 
同じ数字の時は上からとるぜ

       智美
        南
  京太郎 西    東 マホ
        北
        モモ

マホ :25000
智美 :25000
京太郎:25000
桃子 :25000

<各自パロメータ>

京太郎
雀力:F(19)12/50
攻撃:F(17) 5/50
加速:F(17) 6/50
守備:E(22) 13/70 
幸運:C(55)25/120


蒲原智美(手加減)
雀力:D(45)

攻撃:D(45)  
加速:D(40) 
守備:D(40) 
幸運:C(60)



東横桃子(手加減)
雀力:D(50)

攻撃:D(45)  
加速:D(40) 
守備:D(40) 
幸運:D(40)



夢乃マホ(通常)
雀力:F(13)

攻撃:G(5)  
加速:G(5) 
守備:G(5) 
幸運:E(35)



<オカルト>
【夢の魔法】
聴牌判定、補正判定において、ゾロ目を出したときに発動。
対局者の3人から任意の一名を選択する。
その局で、マホは無条件で和了り判定に参加することができ(他の対局者が大成功の時も含む)
その局のおいてのみ対戦相手一人のステータスと特殊能力をすべてトレースすることができる。
特殊能力は自由に発動でき、それに必要な前提条件は無視することができる。

ただし、半荘一回につき、それぞれ最低一回づつになるよう、真似するキャラクターは変えなければならない。
(対戦相手が京太郎、咲、優希なら、それぞれを最低一回トレースする必要がある。ただし発動しなければ関係ない)



調子判定
絶不調→不調→普通→好調→絶好調の五段階

絶不調→ランダムでパロメータを二つ-5
不調 →ランダムでパロメータを二つ-3
普通 →変動なし
好調 →選択した二つのパロメータが+3
絶好調→選択した二つのパロメータ+が5


コンマ 95~99→☆

コンマ 91~96→◎   
コンマ 11~90→○   
コンマ 05~10→●   
コンマ 00~04→▼


京太郎+1
智美+2
マホ+3
桃子+4
<コンマ反転>


調子判定⇒全員調子は普通。



「――それじゃあ、そろそろ始めるっすか?」

智美「そうだなーやろうか。マホ、サイコロの回し方は覚えたかー?」

マホ「は、はいっ、このボタンを確か押せば………あ、あれっ?」

京太郎「……これ、ボタンじゃなくてただの傷っぽいぜ」

マホ「ああっ! 本当です!! マホ気が付きませんでした!!」

京太郎「代わりに俺が押してあげるぜ」

マホ「ありがとうございますです!!」

京太郎「いいってことよ、へへっ」

智美「こらこらーこれは親の人が押すんだぞーだめだぞー」

マホ「ああっ!!」

京太郎「ああっ、そうだった!!」

「初心者二人で、何漫才やってるんっすか……」

京太郎「ぐっ……何も言い返せねえ!!」

「……調子狂うっすね。何はともあれよろしくお願いしますっす」

京太郎「お願いします!」

マホ「マホ、行きますよーー!」

智美「よろしくだぞーー」





【東一局 親:マホ】

・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
マホ →+1のコンマ80以上で聴牌
智美 →+2のコンマ50以上で聴牌
京太郎→+3のコンマ64以上で聴牌
桃子 →+4のコンマ60以上で聴牌


※ただし、京太郎以外はコンマ<反転>


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定や放銃判定で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、 ③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り




・判定結果

マホ →ノーテン
智美 →聴牌/補正あり大成功
京太郎→ノーテン
桃子 →聴牌/補正あり大失敗 



・和了判定
智美和了り


・打点判定
智美→(攻撃力+幸運)×+2のコンマ<反転>
+3のコンマが奇数でツモ 偶数でロン



【和了】智美
【打点】(45+60)×69≒7700 
【結果】4翻


・放銃判定
(守備+幸運)×(放銃判定の1の位の値)/10 の大小で一番低い人が放銃


京太郎+1
マホ+2
桃子+3
それぞれ<反転>

最後の放銃判定は、反転関係なかったっす
純粋に、コンマ一桁の値を利用します


京太郎→(22+55)×0.4=32▼▼▼
マホ →(5+35)×0.9=36
桃子 →(40+40)×0.9=72

【和了】智美
【打点】(45+60)×69≒7700 
【放銃】京太郎



智美(ワハハー聴牌だぞ。ドラ3だぞ)

京太郎(うーん………これか?)

智美「ポン、だぞ」

京太郎「おおぅっ、びっくりした……」

智美「それ、チーだぞ」

京太郎「ふむふむ……」



(いちいち鳴きで驚くなんて……モノホンの初心者っすね)

(これは……もしかしなくても、今年はウチも)

(可能性あるっすね。今年は二校選ばれるんっすから)



智美「須賀君、危ないぞー」

京太郎「へ?」

智美「そんなにあっさり危険牌を出したら」

京太郎「あ、忠告どうもです……」

智美「忠告で済めばいいけどなー私たちは敵だから」

智美「『ロン』 タンヤオドラ3、7700」

京太郎「うぐっ……」

智美「あははー まだ私も先輩面できそうだなー」

京太郎(くそう……はっきり言って、守り方なんてよく分からないぜ―――)




智美 :32700
マホ :25000
桃子 :25000
京太郎:17300


【東二局 親:智美】

・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
マホ →+1のコンマ80以上で聴牌
智美 →+2のコンマ50以上で聴牌
京太郎→+3のコンマ64以上で聴牌
桃子 →+4のコンマ60以上で聴牌


※ただし、京太郎以外はコンマ<反転>



・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定や放銃判定で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、 ③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り


※マホはゾロ目で、【夢の魔法】が発動


・判定結果

マホ →ノーテン
智美 →ノーテン
京太郎→聴牌/補正なし
桃子 →ノーテン


・和了判定

京太郎のみ聴牌


コンマで等分
0~49 →京太郎 和了  
50以上 →流局


+2の<反転>
反転した一の位が奇数でツモ、偶数でロン



【結果】流局 京太郎一人聴牌



「「「ノーテン(っす)」」」

京太郎「っし、俺は聴牌!」

「…………」

智美「須賀君、やるなぁ。なかなか私は進まなかったぞー」

京太郎「ま、まぐれっすよ」

智美「まぁ、手つきはウチのかおりんそっくりだけどなー」

京太郎「かおりん……?」

「妹尾さんのことっすよ。ほら、去年そっちの部長に役満当てた人っす」

京太郎「役満……あ、あのメガネかけて、ポニーテールで俺と同じ金髪で」

「っすね」

京太郎(確か胸がデカい……」

「後半要らなかったっすねぇ。わざとやってるんじゃないかって思えてきたっす」

京太郎「く、口に出てたか?!」

「ほら、宮永さんもこっち見てるっスよ、それくらいには」

京太郎「く、でもいいさ。俺は俺に素直に喋っただけで―――」


マホ「ええと、てんぱいはできなかったけど……あと一つだったから」

マホ「これは、いーしゃんてんって言うんです! この間、マホべんきょうしました!!」


智美「良い子が聞いてなかったからよかったなー」

京太郎「―――本当に良かった。夢乃さんのこと忘れてたぜ……」



智美 :31700
マホ :24000
桃子 :24000
京太郎:20300



【東三局 親:京太郎】

・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
マホ →+1のコンマ80以上で聴牌
智美 →+2のコンマ50以上で聴牌
京太郎→+3のコンマ64以上で聴牌
桃子 →+4のコンマ60以上で聴牌


※ただし、京太郎以外はコンマ<反転>


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定や放銃判定で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、 ③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り


※マホはゾロ目で、【夢の魔法】が発動


・判定結果

マホ →ノーテン
智美 →ノーテン
京太郎→聴牌/補正あり(大成功)
桃子 →聴牌/補正なし


・和了判定

京太郎和了り確定

・打点判定
打点→(攻撃+幸運)×+2のコンマ<反転>×1.5(親)

+3
の一の位が奇数でツモ、偶数でロン


【打点】(17+55)×88×1.5(親)≒9600


・放銃判定
(守備+幸運)×(放銃判定の1の位の値)/10 の大小で一番低い人が放銃


智美+1
マホ+2
桃子+3




智美 →(40+60)×0.8=80
マホ →(5+35)×0.9=36▼▼▼
桃子 →(40+40)×0.5=40

【和了】京太郎
【打点】(17+55)×88×1.5(親)≒9600
【放銃】マホ




京太郎(………なんか、刻子がいっぱいある)

京太郎(和に教わったな、順子は階段、刻子はかたまりって)

京太郎(でも、だいたい今までできてたのは順子ばかりだった)

京太郎(今は、そのかたまりが、手元に三つある―――これって、けっこうすごくね?)


(…………須賀さんはどうやら、初心者の割に……)

(すごく運がいいみたいっすね。よく聴牌もするみたいっす)

(こっちは手を抜いているとはいえ、よく戦ってるっす)

(正直、東風戦だけだと、判断できないっすけど……)



マホ(やりました、いーしゃんてん……でも、この牌はなんだか……)

マホ(危ない予感が、びんびんしますです!)

マホ(けど―――今のところ、マホはやきとりさんです。これじゃあケジラミさんも泣いちゃいます)

マホ「だから攻めますです! 通ってください!!」

京太郎「!」

京太郎「悪ぃな……それは俺が必要な牌だ」

マホ「ガビーン!!」

京太郎「タンヤオ、あとかたまりがいっぱい……あの、これなんて……」

智美「おお、三暗刻か。よく和了ったなーー」

「……………」



智美「跳ねて、親で……9600ってとこかな」

京太郎「跳ねて?」

智美「……そうか、点数や符計算はまだなんだな」

京太郎「すいません……」

智美「気にすることないぞーあれは、よくやってる人でも間違えるからな」

智美「特に符計算は、覚えてない人の方が多いかもしれないぞー」

京太郎「そうなんすか」

智美「使う機会がないからな。覚えにくいんだ」

智美「ただ……よく使う人は、完ぺきに暗記してると思うぞー」

智美「点数計算、符計算の表をすらすら言えるような人もなー」

京太郎「うーん……そんな人、いるんすかね……」

「………普段、須賀さんは何を見てるんっすか?」

京太郎「え?」

「いるじゃないっすか。身近に完璧に操ってる人が」

京太郎「え………えっ??」

「………まぁ、麻雀を覚えるうちに、きっと分かるっすよ」

「その凄さと、恐ろしさが」



智美 :31700
京太郎:29900
桃子 :24000
マホ :14400


【東三局 一本場 親:京太郎】

・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
マホ →+1のコンマ80以上で聴牌
智美 →+2のコンマ50以上で聴牌
京太郎→+3のコンマ64以上で聴牌
桃子 →+4のコンマ60以上で聴牌


※ただし、京太郎以外はコンマ<反転>


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定や放銃判定で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、 ③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り


※マホはゾロ目で、【夢の魔法】が発動


・判定結果

マホ →ノーテン
智美 →聴牌/補正あり(大失敗)
京太郎→聴牌/補正なし
桃子 →ノーテン


・和了判定

京太郎が聴牌、智美は和了れず




コンマで等分
00~49→京太郎  和了  
50以上 →流局


+2の<反転>
反転した一の位が奇数でツモ、偶数でロン


41⇒和了、ツモ


・打点判定
打点→(攻撃+幸運)×+2のコンマ<反転>×1.5(親)



【和了】京太郎
【打点】(17+55)×5×1.5(親)≒1500 
【結果】一本場で600all





智美(ふむ……私はゆみちんみたいな分析力はないけど)

智美(とりあえず、須賀君はちゃんと見ておくように言われてるんだぞー)

智美(今日は……ただ、私たちが相手をしに来ただけじゃなくて)

智美(清澄の偵察を兼ねてきてるって、須賀君は知ってるかなー?)

智美(……たぶん、染谷部長は気が付いてるだろうなー私も部長やってたから)

智美(責任者は、そういうの鋭くなるんだぞ、皆ゆみちんが部長だと思ってたけど……)



京太郎「……また和了りました。ツモです」

京太郎「ええと……」

「……ええと、普通っすね。30符1翻で……一本乗っかって600オールっす」

京太郎「乗っかって?」

「………須賀さん、大丈夫っすか?」

京太郎「本当に面目ない……なんだっけ」

「本場っすよ。親で連荘したり、流局したり……簡単に言うと」

「親以外の人以外が和了るまで、その局ごとに、一本棒を積むんっすよ」

「それを【積み棒】とか言うっす。例えばっすけど、東4局1本場で親が流れれば、次は南1局2本場になるっす」

「それで、積み棒があると、点数も一本につき、300点増えるんす」

「ツモの時は、それぞれに100点づつ3人に振り分けるっす」

「今回の場合は、ツモ和了りなんて、500オールのところが600オールになってるっす」

「もしロンだったら、1500に300乗せて、1800になる感じっすね」

「こんなとこっすかね」

京太郎「勉強になります……ありがとうな、東横」

「…………いえいえ」





京太郎:31700
智美 :31100
桃子 :23400
マホ :13800


【東三局 二本場 親:京太郎】


・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
マホ →+1のコンマ80以上で聴牌
智美 →+2のコンマ50以上で聴牌
京太郎→+3のコンマ64以上で聴牌
桃子 →+4のコンマ60以上で聴牌


※ただし、京太郎以外はコンマ<反転>



・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定や放銃判定で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、 ③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り


※マホはゾロ目で、【夢の魔法】が発動



・判定結果

マホ →【夢の魔法】発動⇒条件を無視して和了判定に
智美 →聴牌/補正なし
京太郎→ノーテン
桃子 →聴牌/補正なし


・和了判定
京太郎以外が聴牌


※【夢の魔法】発動、マホは≪桃子≫の前ステータスをトレース





マホ(………むむむっ)

マホ(……なんだか、この局は、マホ和了れる気がするですよ)

マホ(東横さん、、、、今日はずっと見えますですけど)

マホ(いつもは、全く見えないです……それをイメージするんです!!)




コンマで等分
00~24→マホ 和了  
25~49→智美 和了
50~74→桃子 和了
75以上 →流局

+2の<反転>
反転した一の位が奇数でツモ、偶数でロン


33→智美和了 ツモ

・打点判定
打点→(攻撃+幸運)×+2のコンマ<反転>


ちなみに補足ですが【夢の魔法】の処理は


マホの補正判定が4→大失敗無視して マホ入りでコンマ等分
他 の補正判定が7→大成功無視して、マホ入りでコンマ等分

マホの補正判定が7→そのまま和了。ただし、他も7で大成功だしてれば、それを入れて等分 


基本的に、和了判定に参加できる権利を無条件でもらえるだけで
無条件に即和了、ってわけじゃないです。

今は試運転中だから、またみんなの意見を聞いて調整するけど


【和了】智美
【打点】(45+60)×78×1.5(親)≒12000 
【結果】二本場で62003200




智美「ワハハ……リーチ!」

京太郎「!!」



出た、【リーチ】だ。和が言うには、これ以上の諸刃の刃はないという。

かければそれだけで一翻もらえて、あとはひたすらに、牌を引き続けて……当りが出るまで、信じるのみ。

聴牌即リーって言葉があるくらい、お手軽な役で便利だ。裏ドラってのもついてくるらしい。

逆に言うと、考えることを放棄することにもなる、だから、和は嫌いなんだって。

優希は、大好きだって言ってたけど、その気持ちは分かる気がする。

そうだった。指摘ありがと
修正かける



知美「ワハハ……これは、申し訳ないぞ」

「!」

マホ「ま、まさか……」

智美「そのまさかだぞー」

智美「リーチ一発タンツモドラで、満貫だぞーー」

京太郎「で、でかい……」

智美「ワハハー須賀君は特に、割を食うなー」

京太郎「え?」

智美「親っかぶりだぞー」

京太郎「あ………」



――――たったの1000点の違いだけど

――――ジワジワ効いてくるんだぜ



「子の満貫は8000だな」


「っっ……………!!」



「二本場で……2200、4200!!」

「須賀君は、4200だぞーー」



「――――――――」



その瞬間おじさんの言葉が、脳内に響き渡るのが、分かった。




――――ボディーブローみたいにな



智美 :39700
京太郎:27500
桃子 :21200
マホ :11600


【東四局 オーラス 親:桃子】


・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
マホ →+1のコンマ80以上で聴牌
智美 →+2のコンマ50以上で聴牌
京太郎→+3のコンマ64以上で聴牌
桃子 →+4のコンマ60以上で聴牌


※ただし、京太郎以外はコンマ<反転>



・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定や放銃判定で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、 ③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り


※マホはゾロ目で、【夢の魔法】が発動



・判定結果

マホ →聴牌/補正あり(大失敗)
智美 →聴牌/補正なし
京太郎→聴牌/補正あり(成功)
桃子 →ノーテン


・和了判定
マホ、智美、京太郎聴牌。マホは大失敗で除外。京太郎に成功判定

コンマで等分(基礎雀力値&成功判定により修正済) ※-8+10で、京ちゃんに2の有利分

0~34 →京太郎 和了  
35~65→智美  和了  
66~99→流局



+2の<反転>
反転した一の位が奇数でツモ、偶数でロン


07→京太郎和了 ツモ


・打点判定
打点→(攻撃+幸運)×+2のコンマ<反転>

成功で、確か打点は二倍になるんだ

前スレの>>393に書いてるね
ここのテンプレで修正するの忘れてた


【和了】京太郎
【打点】(17+55)×71×2≒12000
【結果】跳満ツモで30006000




親被りという事の重大さを≪頭≫ではなく≪肌≫で受け止め

大きな衝撃を受けた俺は―――どういうわけか、不思議と頭がクリアだった。

本番じゃないため、気楽に受け止められた、というのもあるが

一番は、麻雀の≪怖さ≫を知ると同時に

≪面白さ≫もそこにあるのだろう、と実感できたからだ。


京太郎(……ということはだ。親のときは……)

京太郎(勝ってるときは、ひたすら和了りまくる。それに尽きる)

京太郎(じゃあ、負けてるときは?)

京太郎(もちろん、和了らなきゃいけないんだが……無理な時は)

京太郎(無理はしちゃいけないんだ。わざわざ、高い点を目指す時間がなければ)

京太郎(相手の手を察した瞬間、それを例えば――安い手でその場を流すとか)

京太郎(安い手の相手に振り込むとか……そこまではまだ俺には無理だけど)

京太郎(他にも、親っかぶりで、相手に引っかけて、捲るとか……そういう可能性もあるな)

京太郎(色々と思考が広がるな……やべえ、楽しい)

京太郎(麻雀楽しいぞ!!!!!!)

京太郎(よっし、おじさんが言ってた。それやるぞ)

京太郎(トップを捲ってやる!!)



 *




智美(ワハハ……須賀君、初心者みたいな手つきなのに)

智美(佳織とは全然違うな。まだまだだけど、素質はありそうだぞ)

智美(……清澄の部長、喜ぶだろうなーー悔しいから、言いたくないなー……)

智美(全力じゃないけど、このメンバーで……マホはともかく)

智美(このメンバーで、2位なら、十分――――)




京太郎「……蒲原さん」

智美「ん?」

京太郎「東横。夢乃さんも」

「……急にどうしたんすか? オーラスとはいえ……まだ対局の途中っすけど」

マホ「??」

京太郎「……いや、ごめん。なんでもないんだ。ただ」

京太郎「――――ただ、なんだか、体が震えってからさ」



「………」

智美「どういうことだー?」

京太郎「今、その答えをお見せします。リーチ。」

智美「む、ここで、か………けど、私を捲るには、よほどじゃないと……」

「……面白いっすね、私も普段はダマのことが多いっすけど―――リーチいくっす」

智美「!」

マホ「あ、あわわわわわわ………お二人が、お二人が………」

「大丈夫っすよ、マホ。別に殴る蹴るの喧嘩じゃないんすから」




京太郎「……よくわかんないんだ」

「?」

京太郎「分からないんだけど―――あるだろ、そういう時が」

京太郎「なぜか分からないけど、上手く行きそうな時がよ」

京太郎「今どうしてこのタイミングで来たのか分からねぇんだけどさ―――」

京太郎「ただ、偶然この瞬間に来ちまったから」

京太郎「身体が震えてるんだ―――っ、、、ったぜ、、ツモっ!!!」

智美「!!!!!」

京太郎「来たぜ、リーチ、一発、ツモ、ピンフ、三色……子の跳満は」

「う、うそっす……うそだ……」

京太郎「満貫以上の点数は和に絶対忘れるなって言われたんで大丈夫です」

京太郎「………30006000」

「あ、ありえないっす……」

智美「………」

京太郎「蒲原さん、東横、夢乃さん……ありがとうございました」

京太郎「――――捲らせてもらいましたよ」





京太郎:40500
智美 :36700
桃子 :14200
マホ : 8600


―終局―


あまりに気持ちいがいいんで、今日はここで区切るっす

参加してくれた人ありがとう。

見返してた時、>>488で、知美って誰だよって一人で笑ってて最後遅くなってすまんかった



それじゃあ、おやすみ!!
明日また、能力アップとか、三試合目の続きとかやるんでよろしくー

おはようっす

あと30分くらいしたら少しやりやすよー


雀力:F(19)12/50
攻撃:F(17) 5/50
加速:F(17) 6/50
守備:E(22) 13/70 


上げたいステータス二つ
↓から先に出た二つを採用



捲らせてもらいましたよ――――そう言ってから、俺たちの卓だけが、しばらく静寂に包まれた。

何か信じられないようなものを見る目で、蒲原さんや東横は俺のことを見ていた。

夢乃さんは、大敗したショックで、少し落ち込んでいる様子だった。




「………お疲れさまっす」

智美「お、お疲れ。言い忘れてたぞ、ごめんなー」

マホ「ふえぇ……またマホが最下位です……」

智美「………須賀君」

京太郎「なんですか?」

智美「いや~、君は……麻雀いつ始めたのかなーって」

京太郎「えと……」



咲に入部持ちかけた去年から、なんとなく打ってはいたけど

本当の意味で始めたのは、今月の初めだな。だから―――



京太郎「今月の初めっすね」

「………」

智美「そ、そうか。始めは覚えることが多くて、大変だったろー」

京太郎「そうっすね……毎日、部長や原村にしごかれてますよ、はははっ!!」

マホ「須賀さん、私よりまーじゃん短いのにすごいです!!」

京太郎「ありがとうな、夢乃さん」

マホ「夢乃さん……ちょっと、それはマホいやかもです」

京太郎「え?」

マホ「マホのことを夢乃なんて呼ぶ人はいないですよ! マホでいいです!」

京太郎「そ、それじゃあマホちゃん」

マホ「須賀先輩!!」

京太郎「せ、先輩………?」




先輩、だと―――?

そういえば、俺の周りは同級生か年上ばかり……先輩って呼ばれるの、初めてじゃねえか?


京太郎「……こほん、マホちゃん。今のさ」

京太郎「ちょっともう一回言ってもらっていいかな?」

マホ「いいですよー? 須賀先輩!」

京太郎「マホ!」

マホ「須賀先輩!!」

京太郎「マホちゃん!!」

マホ「須賀先輩!!」

京太郎「マホちゃん!!」



「……須賀さん、先輩呼びを堪能してるところ申し訳ないんっすけど」

「せっかくだし、今の牌譜を整理して……少し、勉強でもするっすか?」



智美「だなー私たちはライバルだけど、お互いのためになるしな」

智美「楽な気持ちで、聞いてもらえばいいからなー」

京太郎「す、すまんすまん。おっけーす!」




+1で雀力
+2で守備




≪46×1.3=60↑↑↑≫
≪77×1.3=100↑↑↑≫
・雀力:F(20)12/50
・守備:E(23) 43/70
・雀力1アップ!
・守備1アップ!  
・体力マイナス1





「それにしても、須賀さんさっきのは驚いたっすよ」

智美「だなーまるで、『捲りの女王』の闘牌を最後見てるみたいだったぞ」

京太郎「『捲りの女王』、ですか?」

マホ「マホその人知ってますよー藤田ぷろですよね!」

京太郎「へぇ……そういう人がいるのか」

「須賀さんが知ってるのは、瑞原プロだけっすからね」

「しかも、麻雀としてでなくて、アイドルして、っていう……」

京太郎「い、いやいや。そんなことないぞ!」

「じゃあ他に知ってる人を挙げてみてくださいっす」 

京太郎「えっと、はやりんだろ、今教わった藤田プロだろ?」

京太郎「瑞原プロだろ、小鍛冶プロだろ」

「小鍛冶プロは、世界レベルで有名っすから。知らない人の方が少ないっすからね」

京太郎「後は、はやりさんと……あ、大沼プロ!」

マホ「?? どうして、瑞原プロがそんなに出てくるですか?」

智美「そこは触れちゃあいけないところみたいだぞー」





1マホに絡む
2智美先輩にあいさつ
3モモをいじる


+1~3で最大コンマ



マホ「いつかマホも和せんぱいみたいに打てるようになるかなぁ……」

マホ「あ、マホちょっと加治木せんぱいにさっきの試合の報告行ってきますですね!!」

マホ「加治木せんぱーい!!」



智美「……」

「あれ? 蒲原先輩、あれって確か……」

智美「そうだぞ。私のところに試合の報告はすることになってるぞ」

「………」

智美「これくらいじゃ泣かないぞ」

「先輩……」

智美「とりあえず、追いかけてくるぞー 二人は続きをやっててくれー」

京太郎「分かりました」

「はいっす」


  *



二人が去った後、東横と二人でさっきの対局の反省をした。

俺は、どうしたら蒲原さんに振り込まずに済んだのかを考え

東横は、丹念に牌譜を眺めているようだった。



京太郎「………へへっ」

「きゅ、急になに笑ってるんすか?」

京太郎「いや、だってよ。このメンバーで1位になれたって、すっげぇ嬉しくて」

京太郎「ニヤニヤしちまうってもんだぜ」

「ま、まあ……最後の闘牌は、偶然にしても良かったと思うっすよ」

京太郎「はいはい、偶然ですよーだ」

「加治木先輩にはまだまだ及ばないっすね。あの人の麻雀をちゃんと見ておくといいっすよ」

「私は、初めてみたとき、感動したっすから」

京太郎「へぇ……」

「私だって、須賀さんには全然負けてないつもりっすけど」

京太郎「そんなこと言いながら、東横、お前焼き鳥だったじゃねえか」

「あ、あれは全然本気じゃなかったっすからね!」

京太郎「本当かー? 怪しいなーー 言い訳は見苦しいぜ?」



京太郎「しかもさー 俺一つ気が付いたことがあるんだけど言っていい?」

「な、なんっすか?」

京太郎「最後さ………俺にタイマン挑みリーチしたじゃんか」

「そ、それが?……………ま、まさか須賀さん?!」

京太郎「……ぷっ、あとで終わった後にこっそり裏返して見たらさぁ」

京太郎「手牌バラバラでやんの!!」

「!!!」

京太郎「ブラフww 渾身のブラフww 流石に、アレは笑ったぞおいwwww」

「ち、ち、ちがっ! あ、あれは、あれはっすね!!!」

京太郎「いやいや、いいんだよ? あれで場も盛り上がったしな」

「うぅっ……まさか見てるなんて………終わった後、すぐに卓に戻しておけば―――」

京太郎「『私も普段はダマのことが多いっすけど?』」

「や、やめっ」

京太郎「『リーチいくっす!』キリッ」

「~~~~~~~っっ!!!!」

京太郎「www、やべえ、腹いてぇ、っ、あははっ!!」

「ううう、ひどいっすよ須賀さん……」

京太郎「すまん、すまん。いやーでもあれは最高だった!!」

「もう……」




「……でも、本当に、私は本気を出してないんっすよ?」

京太郎「……ちなみにどんくらい? 何割?」

「さぁ。敵にそんなこと教えられないっすねー」

京太郎「そんな殺生な。頼むよ、東横は今年……大将? どこか知らないけどさ」

京太郎「たぶん初心者の俺と当たることはないじゃんか。だからさ、な?」

「個人戦で当たることはあると思うんすけど………まあ、そうっすね」

「半分くらいの力でやったっすかね」

京太郎「……マジ?」

「大マジっす」

京太郎「う、ウソだろ……?」

「本当っす。私のステルスの真骨頂を今度はお見せするっすよ」

京太郎「な、なんだそれ」

「……まだそこは内緒っす」

「次、打つ機会があって……本気を私に出させてくれたら……その時に、お見せするっすよ」

京太郎「そうか、なんだかすっげーわくわくしてきた!」

京太郎「そうなるように、俺も頑張っとくぜ」

「…………期待してるっすよ」




――――私が本気を出せる相手は、長野にそうはいないっすからね


京太郎「あの和も、理由はよく分からないけど、強いって言ってたから」

京太郎「東横は本当に強いんだろうなぁ」

「ま、おっぱいさんも大概っすけどね……そろそろ、片づけるっすか」

京太郎「そうだな」

「あ、ペンが落ちたっす……」

京太郎「……あ、」




器用補正(Dだから、補正なし)
+3でコンマ判定(大失敗01~10 失敗11~35 普通36~70 成功71~85 大成功86~99 00は超成功 44は大失敗)

超成功 →+5  
大成功 →+3  触れ合う手
成功  →+2  ごっつんこ 
普通  →+1  俺が取るよ
失敗  →なし  ストレス+1 
大失敗 →-1&ストレス+3

おっけー成功だ

ちょっと16時とかまで席外します
また夕方いこうやるんでよろしくだぜ

鶴賀の面子の強さ、特殊能力について、意見があればまたお願いします
特殊能力はほとんど出してないけどね

それではまた

帰ってきたけど散々飲まされたから回復時間が必要だ


6時くらいには起きてると思う……すやぁ

よくねた……ねすぎたぁ


やるから、集合だぜえ


「俺が取るよ」

「いいんすか?」

「おう」


俺は、雀卓の下をのぞき込む。

ノック式のボールペン、色が黒なため、陰に紛れて非常に見えづらかった。


「………どこだろ」

「見当たらないっすか。私も探すっす」


「――――――こっちにもない」

「そうっすねぇ―――――――」


「「――――――っっ?!」」


ハイハイの格好になりながら、懸命に探すうちに

両者前方不注意になっていたのだろう――――直撃した。お互いの額を。思いっきり。


京太郎「い、いってぇ……」

「ううううう………痛いっすよぉ……どこ見てるんすか、須賀さん!」

京太郎「お、お前こそ、どこ見て――――あっ」

「なんすか、もう―――――――あっ」


ぶつけてそのままその場にうずくまっていたが

痛みが引いて、顔を正面に向けると―――


(ち、近っ……東横、綺麗な目してんな……)

(顔の方にはみ出した、二本の髪が、なんつぅか……艶めかしい)


(ち、近いっす。須賀さん……中身の割に綺麗な目をしてるっすね)

(たぶん、世間で言うと、この人はイケメンって呼ばれる部類っすよね……変態っすけど)


「………お、おい。いつまで俺の顔見てるんだ?」


「! そ、そっちこそ私の顔をじーーっと見つめて何かついてるっすか?」


「ば、馬鹿言うなよ。俺が東横に見とれるわけないだろ?」


「こっちのセリフっすよ。私が須賀さんに見とれるわけないっす!!」
















ゆみ「なるほど? 随分と仲良くなったようだ」

まこ「雀卓の下で、見つめあっての。ドラマのワンシーンでも撮影中か?」





京太郎「わぁっ?!」

「っす!?」




ゆみ「こらこら、急に離れることなんてなかったじゃないか」

まこ「いいシーンだったのにのぅ」

和「須賀君……」

優希「犬は胸がついてればなんでもいいんだじょきっと」

マホ「はわわわわわ……喧嘩してたと思ったら、今度はいい雰囲気です!」

睦月「うむ。私にもそんな相手が現れるのだろうか……」

咲「あはは。京ちゃんはどこに行っても京ちゃんだね」

智美「ワハハー モモは須賀くんとそんなに仲良しだったのかー」

佳織「対局って聞いてきたんですけど……ここは文化祭ですか?」

ムロ「それはまた再来週とかだったような………」



京太郎「ち、違います! これは、偶然!」

「違うっす!! 私が、こんな変態さんと――――」



まこ「分かった分かった」

ゆみ「承知した。二人は仲良し、名付けてモモタロウコンビだ」



「「分かってない(っす)!!」」



モモの好感度+2
34→36


ゆみ「さて……須賀君」

京太郎「はい……」

ゆみ「モモと仲良くなったところで―――そろそろ続きを始めようか」

京太郎「あの、なんというかさっきのは本当に……」

ゆみ「ぷっ、っくく……みんな分かってるさ。須賀君は、意外とそういうの気にするんだな」

京太郎「え、あああ、あれ冗談っすか?!」

ゆみ「まぁ、いい雰囲気には見えたが。カップルのそれではないだろう」

京太郎「な、なんだ…………驚かさないで下さいよ」

ゆみ「驚いたのはこっちなんだが……モモとそんなに早く仲良くなれる人間を私は見たことがないからな」

京太郎「えっ?」


ゆみ「まぁ、この話を延々とするために来たわけじゃないから、そろそろこの辺でいったん区切ろう」

ゆみ「待たせてる部員にも悪いしな。妹尾、津山。ほら、挨拶だ」

佳織「よ、よろしくお願いします。妹尾佳織です」

睦月「私はさきほど挨拶しましたけど、津山睦月です」

ゆみ「こら、お前は新部長だろう。そのことも付け加えた方がいいな」

睦月「は、はい。今年から新しく部長になった、者です。どうかお手柔らかに……」

京太郎「あ、ご丁寧にどうも。こちらこそ……」

ゆみ「……知ってると思うが、須賀君は初心者だ。妹尾はいいが、睦月は分かってるな」

睦月「はい。手加減ができる身分ではないのですが……精一杯」

ゆみ「…………………」



一瞬、加治木さんの顔が曇ったような顔がしたが

俺の気のせいだったかもしれない。ところで、この人はさすが元部長だな、と思う。

ウチの竹井部長を思わせる、この先導力―――――この人の力が、これまでの鶴賀を引っ張ってきんだろう。



ゆみ「ふむ、まあ挨拶もそこそこに、さっそく打とうか」

京太郎「はい」

ゆみ「さっきの対局は見てたぞ。君は面白そうだ」

京太郎「そ、そうっすかね?」

ゆみ「蒲原が、大きな口をさらにポカーンとあけてるのは面白かったな」

ゆみ「オーラスの、君が捲った時の話だ。あれには、言い知れぬ君のセンスを感じたよ」

京太郎「あ、ありがとうございます……」



恐れ入ります。こんなイケメン美人のお姉さんに褒められたら

俺、調子に乗ってしまうかもしれんね。



ゆみ「こっちにも面白い打ち手がいるもんでな。東風戦なのが残念なくらいだよ」

ゆみ「私がまだ現役だったらな――――おっと、また話が逸れてしまった」

ゆみ「それじゃあ、やろうか。みんな、卓につこう」


【雀荘roof-top 第三戦】


京太郎VSゆみVS睦月VS佳織


席順(コンマ反転) 大きい順に東南西北

京太郎+1
ゆみ+2
睦月+3
佳織+4


京太郎→98
ゆみ →82
睦月 →12
佳織 →12


        ゆみ
        南
  睦月  西    東 京太郎
        北
        佳織


京太郎:25000
ゆみ :25000
睦月 :25000
佳織 :25000



<各自パロメータ>
須賀京太郎
雀力:F(20)22/50
攻撃:F(17) 5/50
加速:F(17) 6/50
守備:E(23) 43/70 
幸運:C(55)25/120


津山睦月(手加減)
雀力:D(35)

攻撃:D(35)  
加速:D(35) 
守備:D(32) 
幸運:D(40)


<特性>
【私なりに、精一杯】
放銃するたびに、各パロメータが3づつ上昇する。



加治木ゆみ(手加減)
雀力:C(62)

攻撃:D(50)  
加速:D(50) 
守備:D(50) 
幸運:C(53)


<特性>
今回は封印


妹尾佳織(通常)
雀力:E(25)

攻撃:E(30)  
加速:E(25) 
守備:F(20) 
幸運:C(60)



<オカルト>
【ビギナーズラック】
聴牌判定・補正判定において発動する。
①奇数のゾロ目が出たとき
このキャラの大失敗補正、他キャラの大成功補正を無効にし、無条件で和了り判定に参加できる。(成功・失敗判定は有効)

この時、キャラの雀力補正は消える。また、この能力が発動中、妹尾が和了った場合、その打点判定を二倍する。           
   
②偶数のゾロ目が出たとき→①に加えて、和了りが妹尾に決定したとき、その打点が以下のようになる。


コンマが<反転>
00~32→倍満
33~65→三倍満
66以上 →役満




<調子判定>
絶不調→不調→普通→好調→絶好調の五段階

絶不調→ランダムでパロメータを二つ-5
不調 →ランダムでパロメータを二つ-3
普通 →変動なし
好調 →選択した二つのパロメータが+3
絶好調→選択した二つのパロメータ+が5


コンマ 95~99→☆

コンマ 91~96→◎   
コンマ 11~90→○   
コンマ 05~10→●   
コンマ 00~04→▼


京太郎+1
ゆみ+2
睦月+3
佳織+4
<コンマ反転>



調子判定⇒全員調子は普通。



ゆみ「それじゃあ、いいな。お互いいい試合にしよう」

京太郎「お願いします」

睦月「よろしくお願いします」

佳織「お、お願いします!」





【東一局 親:京太郎】

・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
京太郎→+1のコンマ64以上で聴牌
ゆみ →+2のコンマ49以上で聴牌
睦月 →+3のコンマ63以上で聴牌
佳織 →+4のコンマ58以上で聴牌


※ただし、京太郎以外はコンマ<反転>
※佳織はゾロ目で【ビギナーズラック】発動


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定や放銃判定で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、 ③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り


・判定結果

京太郎→聴牌/補正なし
ゆみ →ノーテン
睦月 →聴牌/補正あり(成功)
佳織 →ノーテン


・和了判定

京太郎と睦月が聴牌

コンマで等分(基礎雀力値、睦月有利補正により修正済)

0~14 →京太郎 和了  
15~65→睦月  和了  
65~99→流局



+2の<反転>
反転した一の位が奇数でツモ、偶数でロン



52→睦月 ロン


・打点判定
→(攻撃+幸運)×+1のコンマ<反転>×2(成功補正)


・放銃判定
(守備+幸運)×(放銃判定の1の位の値)/10 の大小で一番低い人が放銃

京太郎+2
ゆみ+3
佳織+4



京太郎→(22+55)×0.9=69
ゆみ →(50+53)×0.2=20
佳織 →(20+60)×0.2=16

【和了】睦月
【打点】(35+40)×72×2≒12000
【結果】跳満
【放銃】佳織




京太郎(さぁ。新しい対局の始まりだ)

京太郎(さっきもそうだったけど……去年、一応みんながやった相手なんだよな)

京太郎(もっと、ちゃんと見ておけばよかったな……全くどんな打ち手なのか分からない)

京太郎(部室に、なんか牌譜とかあれば勉強できるか――?)


睦月「そ、その。ロンです」

佳織「ふぇっ?!」

睦月「ごめんなさい、ちょっと高くて跳満、です」

ゆみ「……睦月、いちいち謝らなくていい。そんなことやってたらキリがないぞ」

睦月「わ、分かりました」


京太郎(は、跳満? やべ、ぼーっとしてたぞ……振り込まなくてよかった)

京太郎(でも……こうして点数を見ると)


睦月 :37000
ゆみ :25000
京太郎:25000
佳織 :13000


京太郎(跳満直撃とかしちまったら、かなりキツイんだな……)

京太郎(ツモならともかく、ロンは負担が多すぎるぜ)

京太郎(東風戦だし、どっかでは和了りたいな―――)


【東二局 親:ゆみ】

・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
京太郎→+1のコンマ64以上で聴牌
ゆみ →+2のコンマ49以上で聴牌
睦月 →+3のコンマ63以上で聴牌
佳織 →+4のコンマ58以上で聴牌


※ただし、京太郎以外はコンマ<反転>
※佳織はゾロ目で【ビギナーズラック】発動


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定や放銃判定で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、 ③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り


・判定結果

京太郎→聴牌/補正なし
ゆみ →聴牌/補正なし
睦月 →聴牌/補正あり(失敗)
佳織 →聴牌/補正あり(成功)


・和了判定

全員聴牌

コンマで等分(基礎雀力値、補正により修正済)
00   →京太郎  和了  F
1~26 →佳織   和了  E
27~54→睦月       D
55~79→ゆみ       C
80以上 →流局


+2の<反転>
反転した一の位が奇数でツモ、偶数でロン


40→睦月 ロン


・打点判定
→(攻撃+幸運)×+1のコンマ<反転>×2(成功補正)


・放銃判定
(守備+幸運)×(放銃判定の1の位の値)/10 の大小で一番低い人が放銃

京太郎+2
ゆみ+3
佳織+4


あ、成功補正はなかったね



京太郎→(22+55)×0.3=23
ゆみ →(50+53)×0.5=51
佳織 →(20+60)×0.2=16▼▼▼

【和了】睦月
【打点】(35+40)×34≒2600
【結果】20符3翻 2600
【放銃】佳織




睦月「……佳織、それもロン」

佳織「は、ひゃいいっ!!!」

ゆみ「………佳織、そろそろ守りもしっかりと覚えないと」

ゆみ「団体戦だからいいものの、25000持ちだと……一瞬で終わってしまうぞ?」

佳織「は、はぃぃ……」



京太郎(うーん、俺空気だなぁ……なんだろう)

京太郎(ちょっと、加治木さん、神経質なのか?)

京太郎(ただ厳しいだけなのか、割と二人に対する当りが強いような……)

京太郎(うーーん……あっ!!)

京太郎(麻雀中に余計なこと考えられるようになったなんて、俺も成長したなぁ!!)




睦月 :39600
ゆみ :25000
京太郎:25000
佳織 :10400


【東三局 親:睦月】

・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
京太郎→+1のコンマ64以上で聴牌
ゆみ →+2のコンマ49以上で聴牌
睦月 →+3のコンマ63以上で聴牌
佳織 →+4のコンマ58以上で聴牌


※ただし、京太郎以外はコンマ<反転>
※佳織はゾロ目で【ビギナーズラック】発動


・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定や放銃判定で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、 ③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り



・判定結果

京太郎→聴牌/補正なし
ゆみ →聴牌/補正あり(失敗)
睦月 →ノーテン
佳織 →聴牌/補正あり(大成功)


・和了判定
佳織が和了り確定

+1の一の位が奇数でツモ、偶数でロン


・打点判定
→(攻撃+幸運)×+2のコンマ<反転>


佳織和了 ロン

【打点】(30+60)×55≒5200



・放銃判定
(守備+幸運)×(放銃判定の1の位の値)/10 の大小で一番低い人が放銃

京太郎+1
ゆみ+2
睦月+3

勝てないとは思うけど
失敗の場合の放銃判定の不利って何?

>>656 それ、すっかり忘れてた


また、この時補正判定で失敗を出してると、出た値をさらに×1/2して計算します。


これを、>>11の最後に追加で

半分は半分だよ

3→1.5になる
ただ、よほどコンマが競ってないと、適当に小数点はずすときもあるよ


京太郎の値が30
ゆみ の値が48とかなら

本当は48.5だったとしても、別に書く意味はないから48とか書く


もし
京太郎の値が48
ゆみ   が48.5だったらきちんと小数点まで出して

この場合48<48.5なので京太郎が放銃になります。



京太郎→(22+55)×0.2=15▼▼▼
ゆみ →(50+53)×0. 5×0.5(失敗補正)=25
睦月 →(32+40)×0.3=21

【和了】佳織
【打点】(30+60)×55≒5200
【結果】40符3翻 5200
【放銃】京太郎




京太郎(うーん……?)

佳織「…………」【リーチ】

京太郎(リーチの相手がいるときは、警戒して牌を捨てろと言ってたけど)

京太郎(……和! 捨て牌から、手を読むなんて、俺にはできないぞ!)

京太郎「ええい、ままよっ!!」

佳織「ああっーーそれ、それです!!」

京太郎「げげっ?!」

佳織「リーチ白ドラ1で………あれ?」

ゆみ「………5200だな。佳織、今度しっかり復習しよう」

佳織「わ、分かりました!」

京太郎「くっそぉ……はい」

佳織「ありがとうございます」



睦月 :39600
ゆみ :25000
京太郎:19800
佳織 :15600



京太郎(オーラスか)

京太郎(……俺、さっき東横のことを焼き鳥とか言ったけど)

京太郎(これはなかなかクルものがあるな……なんにもできてねぇ)


ゆみ「………」

ゆみ(さて……様子見に徹していたこの三局。私は何もしてないわけだが)

ゆみ(このオーラス、佳織の親)

ゆみ(何か、起こるか――――??)



【東四局 オーラス 親:佳織】



・聴牌判定 コンマが100-<(加速+幸運)÷2>以上で聴牌できる。
京太郎→+1のコンマ64以上で聴牌
ゆみ →+2のコンマ49以上で聴牌
睦月 →+3のコンマ63以上で聴牌
佳織 →+4のコンマ58以上で聴牌


※ただし、京太郎以外はコンマ<反転>
※佳織はゾロ目で【ビギナーズラック】発動




・補正判定
聴牌判定時に使用したコンマを再利用。
「一の位と十の位を合計した数値の数字」の下一桁で判定。


4      →大失敗で和了れない。
0      →失敗  ③の和了り判定や放銃判定で不利に(後述)
1~3、5、6、8→補正なし
9      →成功、 ③の和了り判定や④の点数判定で有利に(後述)
7      →大成功、和了り判定を飛ばして和了り確定。二人以上7の場合、元のコンマが大きい方が和了り







京ちゃんの謎の焼き鳥回避力!


・判定結果

京太郎→聴牌/補正あり(大成功)
ゆみ →ノーテン
睦月 →ノーテン
佳織 →ノーテン


・和了判定
京太郎が和了り確定

+1の一の位が奇数でツモ、偶数でロン

・打点判定
→(攻撃+幸運)×+2のコンマ<反転>



【打点】(17+55)×19≒1300


・放銃判定
(守備+幸運)×(放銃判定の1の位の値)/10 の大小で一番低い人が放銃

佳織+1
ゆみ+2
睦月+3

能力的にも2週目前提みたいな話かと思ってたが違うん?
成長しても1週じゃ伝説はきつくね?


佳織 →(20+60)×0.8=64
ゆみ →(50+53)×0. 7=72
睦月 →(32+40)×0.3=21▼▼

【和了】京太郎
【打点】(17+55)×19≒1300
【結果】40符1翻 1300
【放銃】睦月




ここで、勝利を目指すのか―――焼き鳥回避か??


たぶんだけど、俺には、点数計算ができない以上


勝利を目指すなんて、とてもじゃないけどできない。


さっきの捲りは、本当に偶然だったんだ。結果として跳満、で和了ってただけで


決して、跳満を目指していたわけじゃない。だから目標なんてなかった。


けど、この対局、オーラスでは―――和了ることを【目標】にしてみようか。




京太郎「ポン!!」

ゆみ(……動いた―――)

京太郎「妹尾さんのそれチー!!」

睦月「………」タン

京太郎「それ!!」

睦月「っ、な、何点ですか?」

京太郎「分からない! でも、役は一つだけしかない!」

京太郎「南のみで、たぶん1000点!!」

ゆみ「焼き鳥回避お見事、ただそれは跳ねて1300だ」

京太郎「符、計算っすね」

ゆみ「そうだ。最後に、よく和了ったじゃないか」



ゆみ「ひとまずは――――終局としようか」



睦月 :39600
ゆみ :25000
京太郎:21100
佳織 :14300



>>685 二週目は書かないっす。
何故かっていうと、基本的にこのスレはストーリーもそうですけど
人間関係や時系列の自然な流れを非常に重視してて
それをぶった切りたくないからです。

ただ、万が一負けてしまった場合はどっかからコンティニューできます。


あと、合宿ではありえないくらい練習します。
そこで、割と伸びると思います。


ふぅ……なんとか最後和了れた。

今回の件で、課題は見えたぞ。とりあえず、ちゃんと点数計算はできるようになることと

守りをうまくできるようになること。振り込みが減れば、それだけで勝ちやすくなるに違いない。


睦月「お疲れ様です……まさか、私が一位なんて」

ゆみ「いや、それがお前の実力なんだ。だから、津山、自信を持っていいんだぞ」

睦月「あ、ありがとうございます」

佳織「加治木せんぱいぃ……すいません……」

ゆみ「……妹尾、それもまたお前の、偽りのない実力なんだ」

ゆみ「素直に受け止めて、練習すればいいじゃないか」

ゆみ「一緒にやっていこう。私もついてる」

佳織「は、はい!!」



加治木さん、本当に人にやる気出させるのが上手だな。

俺もこの人に教えてもらいたい。いや、敵側だし教えてくれないとは思うけど。



ゆみ「さぁ。牌譜を見返そう。須賀君も、望むところだろう?」

京太郎「はい。俺も見たいです」

ゆみ「よし。時間いっぱい使って、研究しようか」




雀力:F(20)22/50
攻撃:F(17) 5/50
加速:F(17) 6/50
守備:E(23) 43/70 


から、二つ選択
+1から先に出た二つ

ちょっと雀力2個分なのか
それとも雀力加速なのか分かりにくくなってしまった


1雀力×2
2雀力と加速


+1~3で多数決



ゆみ「……そうだ。津山、佳織から直撃を取っていたが」

ゆみ「それは、妹尾だから振り込んでくれたのかもしれんぞ?」

ゆみ「例えば私に直撃させたかったらどうした良かったんだ?」

睦月「え、ええと………」

ゆみ「ゆっくり考えていい。別に今は対局中じゃないんだ」

睦月「は、はい。やってみます」

ゆみ「妹尾、お前はなぜ振り込んでしまったのか、考えてみるんだ」

ゆみ「振り込まざるをえなかったのか、それともケアレスミスなのか」

ゆみ「どっちだったと思う?」

佳織「うーん……どっちも、危ない感じはしたんですけど―――」

ゆみ「そうか。じゃあ次は、なぜそれが危ないと感じたのか?」

ゆみ「危ないというのは、具体的に、その局面ではなぜそう感じられたのだろうか」

ゆみ「そうやって深堀りしていくんだ。そうすれば、次に同じことがあったとき、短時間で検討できるようになる」

佳織「わ、分かりましたっ!!」




+1で雀力
+2で加速


≪88×1.1=96↑↑↑≫
≪86×1.1=94↑↑↑≫
・雀力:E(21)68/70
・加速:F(19) 0/50

・【雀力、Eにランクアップ!!】
・加速が2アップ
・体力マイナス1




京太郎「…………」

ゆみ「……どうした?」

京太郎「い、いえ……………加治木さん本当すごいなって」

ゆみ「大したことはないさ。君は……そうだな」

ゆみ「牌譜を私と一緒に読もうか。読み方は知ってるか?」

京太郎「い、一応去年牌譜の整理はよくやってましたけど――」

ゆみ「なら話は早いな」

京太郎「でも本当に整理だけしてて、そこに書いてる読み方とか順番はよく分かってないというか……」

ゆみ「……そうか。なら……少し読み方を教えるから」

ゆみ「一緒に読んでみよう」

京太郎「……いいんですか?」

ゆみ「何がだ?」

京太郎「いや、敵なのに……」

ゆみ「構わんさ。牌譜の読み方を一つ教えたくらいで、そう変わるものじゃない」

ゆみ「だから、気にすることはない。時間が惜しい、座ってくれ」

京太郎「は、はいっ!!」





1このままゆみと話す
2むっきーに話しかけに行く
3佳織に絡みに行く


+1~3で最大コンマ



ゆみ「そうだ。これがツモ切りを表してる。牌の入れ替えは、ここを見れば書いてるな?」

京太郎「は、はい」

ゆみ「ドラは右上だ。裏ドラもそこだ。牌譜を読む時、最初に必ずそこを見るんだ」

京太郎「ドラを……」

ゆみ「そのドラ一つで、この対局がどう影響を受けてるのか」

ゆみ「面白いくらいに分かる。特に、風牌や三元牌がここにあると」

ゆみ「場が荒れることがとても多い。何枚も読んでみれば分かる」

京太郎「な、なるほど……」




ドラについて、深く考えたことがなかったけれど

加治木さんがここまで真剣に言ってるってことは――きっと、麻雀における物凄く重要な要素なんだろう。

そういえば、和の友達、だっけ? ドラロードとか、言われてる人がいたような……



ゆみ「ここまでは着いてこれてるか?」

京太郎「なんとか、大丈夫です」

ゆみ「よし、ここまで分かればだいたい読める。あとはカンとかフリテンとか色々あるが」

ゆみ「そこも読んでればすぐに分かるようになるさ。基礎はこれで十分だ」

京太郎「ほ、本当にありがとうございました」

ゆみ「いいさ。こっちもお礼を言わねばな」

京太郎「え、俺たちに、ですか……?」

ゆみ「そうだ。まさか、私たちが、ここに君たちのためだけに、麻雀を打ちに来たと思ってるのか?」

京太郎「それは―――」




思った。鶴賀高校と清澄高校は、決して近い距離にはない。

蒲原さんは、わざわざ車を出したと言っていたし

ここに来るだけの価値を、どこに見出したのか―――――


「まぁ、久の頼みだから、というのはあるけどな」

「……それ以上に、色々見ておきたかったんだ」

「色々、ですか」

「ああ。鶴賀にとって―――最大の障害は、君たちだからな」

「………」

「清澄高校伝説…………まさか、言われている当の本人が知らないわけじゃあるまい」

「その伝説に新しいメンバーが加わるというのだから」

「それは、気になって然るべきだろう」

「あ、新しいメンバー? 新入部員は、一人も――――」

「ふふっ、案外君は鈍いんだな。それも久から聞いてるよ。一人も入らなかったんだってな」

「そ、それじゃあ――――」

「そうさ。その新メンバーというのは、君のことさ」

「別に隠すことじゃないから、はっきり言おうか」

「今日は、君の実力を測りに来たんだ」



「……………」

「そう警戒するな。別に取って食おうなんて思ってない」

「そもそもこれはギブ&テイクだろう。君は、ウチのメンバーと打てたんだ、順当に勝ち進めば、おそらく当たる相手と」

「だから、こちらにもメリットがあってしかるべきだろう?」



言ってることに筋は通ってる。この人の言う通りだ。

現に俺は、この人に牌譜の読み方を丁寧に指導してもらったし

対局からも、大事なことを色々と学ばせてもらった。



京太郎「その通りっすね。今日は、本当にありがとうございました」

ゆみ「ああ。こちらも非常に勉強になったよ。ありがとう」

京太郎「色々と、話が繋がりました」

ゆみ「繋がったとは?」

京太郎「染谷部長は、今日の鶴賀の方が来てくれたのをサプライズだって言ってましたけど」                       (>>324にて)

京太郎「なんとなく、どっかで裏があるなって思ってたんです。文化祭についての東横からの電話も含めて」

京太郎「竹井部長だけじゃなくて、加治木さんも一枚噛んでたんですね」

ゆみ「そこまで、大げさなものじゃないけどな。ただ、お互いのためになるのなら、と」

ゆみ「そう思って、色々と動かせてもらった」

京太郎「なるほど……」



ゆみ「まあ、堅い話はこの辺にしよう。肩肘はって話すのも、疲れてしまうからな」

京太郎「そうですね……実際、今日はたくさん打って疲れました」



俺は、雀卓の横のかごの中ににあるペットボトルを取り出し、一口水を飲んだ。

対局中は、基本的に物は食べちゃいけないらしい。卓が汚れちまうからだって。



ゆみ「ところで、モモとはどういう関係だ?」

京太郎「ぶーーーっっ!?!??!」

ゆみ「す、すまん。水を吹かせてしまったな」

京太郎「げ、げほ、げほっ……は、肺に入った………」

ゆみ「そ、そこまでリアクションがいいとは……すまなかった」

京太郎「い、いきなり何を……」

ゆみ「さっきは対局前だったし、話を区切っると言った。だが、今は時間がある」

ゆみ「で、どうなんだ?」


京太郎「ど、どうって……ただの友人としか」

ゆみ「ふむ……モモとは、最近出会ったばかりなんだろう?」

京太郎「そうっすね、厳密には……二週間前くらいっすかね?」

ゆみ「それで、あれだけ仲がいいのだからな。私は驚いた」

京太郎「別に、東横は普通の奴だと思いますけど……」



まるで、東横が変わった人間みたいな言い方をしてるのが

ちょっとよく分からない。友人が少ないってことか?



ゆみ「……そうか。まだ見たことないのか」

京太郎「え?」

ゆみ「どこかで、きっと見えなくなるさ。その時に分かる」

京太郎「は、はぁ」

ゆみ「話を戻して、聞き方を変えよう」

ゆみ「突然だが、モモは意外と……隠れファンが多いらしい」

京太郎「はい?」

ゆみ「昔は目立たなかったんだが……去年鶴賀が、決勝まで行ったものだから」

ゆみ「テレビに出る機会があっただろう。それで、ファンが増えたというわけだ」

京太郎「へぇ……」

ゆみ「どうだ、貴重な男性の意見を聞きたいと思ってな」

ゆみ「君の目から見て、モモはどうだ?」





話術補正(Dだから、補正なし)
+3でコンマ判定(大失敗01~10 失敗11~35 普通36~70 成功71~85 大成功86~99 00は超成功 44は大失敗)

超成功 →+5  
大成功 →+3  お、俺は加治木さんもいいかなーって
成功  →+2  可愛いんじゃないっすか?
普通  →+1  どうっすかね(すっとぼけ)
失敗  →なし  ストレス+1 
大失敗 →-1&ストレス+3


25で失敗



京太郎「ど、どうって……」

ゆみ「いいじゃないか。こっそり、私に教えてくれ」

京太郎「うーん………よく分からないっす」

ゆみ「分からないとは?」



東横は、正直かなり可愛い方だとは思うけど、全くそういう目で見たことがないから

急に聞かれても、ちょっと判断に困る。そういう意味だ。

それより怖いのが―――加治木さんにこの件の深堀りを許すと、おそらく際限なくこの人は続けるだろう。

さっきの二人への指導からして、間違いない。これは危険!!

だから、とりあえず誤魔化す作戦!!



京太郎「いや、あんまり考えたことないってことです。今のところは、それくらいしか……」

ゆみ「ふむ……そうか。男性目線から、どのように見えるのか」

ゆみ「少し気になったんだ。ありがとう」

京太郎「いえ、どういたしまして」



ちなみに、加治木さんはすごく麗しいイケメン美人だと思います。言わないけど。




好感度変動なし。連絡先交換なし(交換は、普通以上の時)



まこ「よし、今日の部活はここまでじゃ」

まこ「鶴賀の皆さん、遠いところよく来て下さった。ありがとうございました」

ゆみ「こちらも、非常にいい練習をさせてもらったよ。ありがとう」

ゆみ「また久にあったら、よろしく頼む」

まこ「分かった」



「須賀さん、それじゃあまた会いましょうっすね」

京太郎「おお。次会えそうなのは五月祭か? 来る?」

「行くっすよ。屋台とかやってるっすか?」

咲「多分やってると思うよ」

マホ「楽しみですね!!」

優希「他の学校は休みになるなんて……羨ましいじょ」

和「本来は学校があるんですから……文句言っちゃいけませんよ」

睦月「ムロも、放課後は空いてると思うから、一緒に行こう」

ムロ「分かりました」

智美「よーし、それじゃあ車出すから、乗るんだぞー」

佳織「ま、またあの車……」

ゆみ「運転は私がしよう。車は蒲原のだ」

智美「……そのくらいじゃぁ、泣かないぞ」




まこ「よし、それじゃあ……」

ゆみ「ああ。挨拶をして、解散だ」




「「「「「「「さようなら」」」」」」」


「「「「「ありがとうございました」」」」」





そうしてその日は終わった。

ちなみに、今日の雀荘代は、全部染谷先輩持ちだそうだ。

ありがとうございました。


今日はここまで。次は四月四週後半夜から。




とりあえず、雀荘roof-top編 カンッ

最後失敗だったけど、安価とコンマはさすがに絶対だから、すまんね



それじゃあ、今日も参加ありがとう。お疲れっしたー




須賀京太郎 現在ステータス

雀力:F(20)22/50  
知力:D(37)45/100 
話術:D(47)11/100 
器用:D(31)33/100 

体力  :■■■■■□□□□□
ストレス:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆


須賀京太郎

雀力:E(21)68/70
攻撃:F(17) 5/50
加速:F(19) 0/50
守備:E(23) 43/70 
幸運:C(55)25/120

8時半くらいからやるぜよ


京太郎「ただいま……」

都「あら、遅かったのね」

京太郎「今日は雀荘に行ってたんだ。色んな人と打ちまくったよ……」

都「それはお疲れ様、少しは上達したかしら?」

京太郎「そこそこには。打つだけで、けっこう楽しかったから満足。あと、たくさん友達ができたぜ!」

京太郎「ほら、集合写真撮ったんだ。見る?」

都「どれどれ………ふんふん。京太郎はどこかしら」

京太郎「こらこら、一番真ん中にいるじゃないか。息子の顔を忘れたか」

都「あら、本当。女の子が多すぎて、分からなかったわ」

京太郎「その理屈だと俺も女になっちゃうよ……」

都「それにしても……京太郎は、プレイボーイね。可愛い女の子の知り合いいっぱい」

京太郎「いやいや……みんな友達だから。よく言われるけどさ」

都「金髪、メガネ、ロりっ子、お姉さん、巨乳……よりどりみどりね」

京太郎「俺に選択権なんてないけどね」

都「そして目の前には、母親ね」

京太郎「この人は超えちゃいけないラインを軽く超えてくるぜ!」






【夜行動選択肢】

1本を読んでみよう(雀力)残り3回
2ネトマしようかな(雀力以外のパロ)
3ちょっくら復習 (知力)
4誰かと電話   (話術)
5手作り牌づくり (器用)
6寝ようよ   (体力回復)

+2  44、77で

カピーは一度選んだらしばらくはだめ系なのかな



京太郎「というわけで、俺は疲れたから寝るよ」

都「お疲れだものね。あ、そういえば……今日で四月も終わりねえ」

京太郎「ああ、もうそんなになるのか……」

都「別に、プレッシャーをかけるつもりはないけど……大会まで、もうそんなに時間ないわね」

京太郎「あぁ……そうだな」



実際、そんなに時間は残っていない。6月の初めには、もう県大会の予選が始まるわけで

月日は、俺の成長を待ってくれない。俺は、もっと早く強くならないといけないだろう。



京太郎「……咲や、和に頼りっぱなしは嫌だな」

京太郎「足手まといにはなりたくないぜ。まだ、全然俺はだめだと思うんだ」

都「二人とも、そんな風に思ってないと思うけどね」

京太郎「二人が思ってなくても、俺が嫌なんだ」

都「京太郎……」

京太郎「大丈夫、しっかりやるぜ。時間は少ないけど、できることはきっとたくさんあるさ」

京太郎「それでも、勝てないかもしれないけど……」

都「珍しく弱気ね、京太郎」

都「まぁ、何があっても母さんだけは京太郎に味方してあげるわ」

京太郎「おう……ありがとう」

都「例え、世界を敵に回してもね」

京太郎「俺がそんな大犯罪者になる前に、もっとしっかり教育してくれ」




<四月 終了>


須賀京太郎 現在ステータス

雀力:F(20)22/50  
知力:D(37)45/100 
話術:D(47)11/100 
器用:D(31)33/100 

体力  :■■■■■■■■■□
ストレス:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆





>>748 たまーに出す予定。カピーばっかだとあれだからね






<五月一週 幕開け>




俺たちが二年に進学してから、早くも一か月が経った。

この短い期間で、色々なことがあった。

まず俺にとって、本格的な麻雀始動となる月であった。

和を中心に、代わる代わるいろんな人から指導を受け、麻雀という競技に、ようやく足を踏み入れることができたように思う。

最近では、県大会決勝戦の元レギュラーを相手に、トップを取ることができるなど、成長を実感できる場も増えてきた。

清澄高校伝説の名前に恥じないよう、自分がそのメンバーであるという自覚を持って、これからも取り組んでいきたい。

また、ふれあいピクニックでの東京旅行、では清澄高校の仲間たちとの絆を深めた。

東京では、久しぶりに照さんに会うことができ、楽しいひと時を過ごした。淡? ああ、そんなやつもいたな。

あいつはいつか俺が叩き潰す。(思いの外強い奴だと知って、ビビってるのは内緒だ)



そして、この一か月で特筆すべき、素晴らしかったことがある。

言うまでもないが、この一か月における一番の収穫といえば、はやりん(の著書)に出会えたことだ。

はやりんは可愛い。本当に可愛い。愛してると言ってもい。握手券のチケットのためにCD100枚買うまである――――――




「―――そうして、いつか俺ははやりに結婚を申し込もうと思っている」

「セリフも決めてある。『これからは、俺だけのアイドルになって下さい!』」

「『え、年の差なんて、俺たちの愛の前には関係ありません。もう一度言います、俺だけのアイドルに……』」

「『いや、俺だけのはやりになってくれ。結婚しよう』」

「よし、セリフはこれでバッチリだろう。疲れたから、今日の日記はこの辺りにしておこう」




「………母さん、勝手に俺の日記にアテレコ入れるのはやめて。これでも真面目な日記だから」

「あら、お母さん言ってること間違ってる?」

「それとこれとは話が違う」

「否定はしないのね」

「………だって、メールが来たんだもの、はやりんからメール来たんだもん!!」



京太郎「もう、朝からテンション上がりっぱなしで、思わず一か月分の日記書いちゃったよ!!」

都「良かったわね。まさか、家の中で、リビングの周りを全力疾走してる息子を見るとは思わなかったわ」

都「ついに京太郎がおかしくなったのかと思ったわ」

京太郎「悪かった……でも、それだけ嬉しかったんだ」

都「もう一回メールの文面見せて?」

京太郎「ふっ……いいぜ。心してみてくれ」





From 瑞原はやり

件名 えへへ

本文
麻雀を最近始めたキミ、丁寧な感想を、ありがとう☆彡
少し返信が遅くなっちゃってごめんね★

普段は、はやりぜーーーったいこういうファンの人のメールに返信したりはしないんだけど
キミのメールに感激しちゃったから、どうしても返信したくなっちゃった★


ところで―――キミは、高校生かな?
もしそうだったら

ぜひ、インターハイ出場を目指して、頑張ってほしいな。
私は、インターハイのどこかの試合で解説を任されています。日程はまだ決まってないけどね。
だから、もしそこで君に会えたら、とても嬉しいな。


それじゃあ、またいつか、どこかで。本当にありがとうね。瑞原はやりから、愛をこめて―――



p.s.はやりからメールが来たことは、絶対誰にも言っちゃダメだぞ☆ミ お姉さんとの約束だぞ(^_-)-☆



京太郎「はぁ……朝起きて、何の気になしに携帯見たらこれだぜ?」

京太郎「あまりのことに、思わず二度見しちゃったよ!!」

京太郎「ああ、誰かに自慢してえ!! 自慢してえ!!」

京太郎「でも、はやりんにダメって言われたから、俺は我慢するんだ……」

都「でも良かったわねえ。こうしてちゃんと返信が来て」

京太郎「このメールの何が良いか言っていい? いや、言わせてくれ!!」

都「な、なに?」

京太郎「タイトルに『えへへ』ってあるとこだよ!! これだけで、俺はご飯三杯はいける!」

都「そ、そう。京太郎がご機嫌で、母さんも嬉しいわ」

京太郎「母さんが送るよう、提案してくれたからだな!」

京太郎「ありがとう、母さん!!」

都「ど、どういたしまして。それじゃあ、母さんご飯作るわね~……」

京太郎「よっし、俺も学校行く準備してくる!!」


@学校


優希「おはよう、京太郎」

京太郎「おっす優希、おはよう」

優希「………まて、何も言うな、京太郎」

京太郎「え?」

優希「今日のお前に何があったか当ててやろう」

京太郎「お、分かるか?」

優希「そんなにニコニコしながら、こっちに来られたらな」

優希「うーん……タコスのこと以外で、京太郎が喜ぶこと……」

優希「何かあるか……いや、何も思いつかない……」

京太郎「お前、それ割と自意識過剰な発言だと思うぞ……タコス=優希みたいなもんだろ」

優希「うーーん………」

優希「分かった! おっぱいに関係してる何かだな!」

京太郎「お前、次に浮かんだのがそれかよ。違うに決まってるだ―――――――――ん?」




あ、あ、あれ?

全力で否定しようと思ったけど、厳密に言うと……間違ってないのか?

はやりんは、なかなかのモノをお持ちだし……

いや、決してそこに惹かれたわけじゃない。と思う。東横は信じてくれなかったけど。



優希「やっぱりな? 全く、京太郎ときたらすぐにこれだからなぁ?」

京太郎「くっ……否定してえ……でも俺ははやりんとの約束があるから言わないんだ!」

優希「はやりん?」

京太郎「な、なんでもない! 授業はじまるから、またなっ!!」


優希「お、おう……行ってしまったじょ。なんだったんだ」






【五月一週 平日午前】
1普通の授業だった    知力
2体育          器用
3ディスカッションをした 話術
4エスケープした     体力回復


+2 44.77で


1→普通の授業



和「須賀君、何かいいことありました?」

京太郎「ああ、あった!!」

和「そうなんですか。それは、いいことですね。私も嬉しいです」

京太郎「ありがとう! 和は優しいなあ!!」

和「い、いえ。そんなことないです……須賀君、あと、皆が見てます……声が大きいものだから……」

京太郎「でもごめんな。和にも言えないんだ。和には教えてあげたいんだけど」

和「え?え?」

京太郎「別に和が嫌いとかじゃないんだぜ。ただ、こればっかりはどうしようもないんだ……いつなら言えるかな」

和「あ、あのあのあの、私も、須賀君のことは、きらいじゃないです……」

京太郎「だから、またいつか。インハイに行ったらにしよう!」

和「! そうです、皆で全力を尽くして、インターハイに、みんなで行きましょうね」

和「そうすれば、私だってこっちに……」

京太郎「いやぁ、和はやっぱりいいやつだな。ありがとう!」

京太郎「頑張って授業受けような!」

和「は、はぃい…」


和(今日の須賀君は、なんだか、また一味ちがいます………)




+2のコンマ分


≪76×1.7=129↑↑↑≫
・知力:D(38)74/100 に
・知力1アップ!  
・体力マイナス1



京太郎(そして、授業が始まったわけだが。冷静な頭になってメールを見返してみると)

京太郎(これは、本当にはやりんから来たものなのだろうか。普通、こういうのって、本人が書くわけないというか)

京太郎(これがもしかしてテンプレで、俺へのあのメールは不特定多数への一部だったとしたら……なんか悲しい)

京太郎「………うーん……考えても仕方ないか。大事なことは、ちゃんと返信が来たってことだ」

京太郎「何より、インターハイに行けば、本人にきっと会える。だから、このメールが誰からなんて、些細なことだ」

京太郎「だから、今は授業に集中しないとな」





先生「そうだな、須賀。集中しないとなー」

京太郎「まず第一に、赤点を取ったらインハイもクソも―――は、はれ?」

先生「ぶつぶつと一人でさっきからどうした?」

京太郎「あ、あれ俺声に出てましたか……すいません」

先生「全く、お前、麻雀の方に最近頭を持っていかれすぎじゃないのか? 最近頑張ってるとは聞いたけどな」

先生「でも期末テストで、サービスとかないからなー 赤点はやめてくれよー」

京太郎「が、頑張ります」

先生「よし。それじゃあ続きだ……」

京太郎(……しゅ、集中だ。)



@お昼の廊下



咲「京ちゃん。今日は久しぶりにレディースランチ食べない?」

京太郎「おう、いいな。珍しいな、咲から声をかけてくれるなんて」

咲「なんか、京ちゃんがしばらく声をかけてこないなーと思ってたら、いつの間にか私が食べたくなっちゃってて」

咲「京ちゃんのせいだからね!」

京太郎「いや、逆に考えるんだ。むしろの俺のおかげで、食べられるんだ。俺がいなきゃ、その思考に至らないわけで」

咲「そ、そうかな……って、食べられるのは私がいるおかげじゃん!」

京太郎「む、流石に騙されないか」

咲「ふふん、私だって成長するんだよ」

京太郎「それじゃあ、お前も今日はレディースランチってことだな?」

咲「そうだよ。あっ、教室にお財布忘れちゃったから、京ちゃんここはお金出しておいてくれない?」

京太郎「ああ、いいぜ」


ちなみに、食堂には券売機があって

券を買って食堂のおばちゃんに手渡しする方式だ。



京太郎「よし、それじゃあまずレディースランチ一つ」

咲「うんうん」

京太郎「お子様ランチを一つ」

咲「うんうん……ん? あれ、京ちゃん、今日はお子様ランチにするの?」

京太郎「バーカ、これはお前の分さ」

咲「なんだ、私のか……って、なんでよ!!」

京太郎「あれ、咲にとってのレディースランチって、お子様ランチのことだろ?」

咲「違うよ、京ちゃんのバカッ!! そんなわけないよ!!」

京太郎「嘘だよ。今日はお子様ランチが食べたかったんだ、意外とうまいんだぜ、コレ」

咲「もう……びっくりさせないでよ」

京太郎「お子様プリンを咲にやろう。さくらんぼホイップクリーム付だ」

咲「京ちゃんたら馬鹿にして!! 美味しそうだね、もらう!!」

咲「お皿のこの空いたところに乗せて!!」

京太郎「あいよ」




【五月一週 平日前半午後】
1抜き打ちテストだった  知力
2体育          器用
3ディスカッションをした 話術
4エスケープした     体力回復


+3 44,77で



1→抜き打ち



先生「えー……今から、抜き打ちテストをやる」

先生「なぁに、簡単な問題だ。これでもし30点以下を取ったやつがいた場合」

先生「放課後に居残りで補修を30分受けてもらう」



先生の突然の抜き打ちテスト宣言に、教室がざわついた。

無理もない、ただテストを行うだけだったらいいが

低得点者向けの補修だなんて、面倒くさいったらありゃあしない。



先生「なぜ、この抜き打ちをやろうと思ったか……それは、午前中にな」

先生「ブツブツと一人つぶやきながら、全く授業を聞いていなかった者がいたもんでな」

先生「そこで、一度皆に気を引き締めてもらおうと思ったわけだ」

先生「誰とは言わないけどな、須賀?」

京太郎「言ってます先生……あの、ごめんなみんな」



クラスの何人からか、何やってんだよとか、お前のせいだぞ、といった声が飛んでくる。

幸いにも、温かみのある声だったから救われた。これでも、俺は友達は多い方だ。

ちなみに和は、大したことじゃないです、というようなすまし顔だ。



先生「それじゃあやるぞー。ノートをしまうように」

先生「……はい、開始!」






+2のコンマ分上昇

+3で居残り判定
コンマが30以下で居残り(知力判定Dにつき、補正なし)

※居残りの場合は、学力アップチャンスだが、体力が余分に-1


≪13×1.5=2011↑↑↑≫
・知力:D(38)94/100に
・体力マイナス1



先生「……3,2,1、終了」

先生「採点するから、後ろから集めてきてくれ」


なんとか、すべての空欄を記憶と勘だけで埋めて提出した。

たぶん、赤点はないと思う。頼む。


先生「……採点終わり、注目の須賀は――――あ、須賀、点数言っていいか?」

京太郎「ほ、補修じゃないなら……」

先生「……………」

京太郎「何か言ってくださいよ!」

先生「ぷっ、冗談だ。57点、まあ思ったよりは出来てたな」

京太郎「ほっ……」

先生「ちなみに、1位は原村だ。言うまでもなく満点」

先生「原村は、毎日一生懸命麻雀の練習もしてて、これだぞ。みんな、見習ってなー」




教室から、俺の時とは違うざわめきが聞こえてくる。

今さらではあるが、和は他のクラスメイトから一目置かれた存在だ。

頭がよく、麻雀が強く、美少女で、性格も良くて……親は弁護士に検事。

申し分なさ過ぎて、穴を探したくなる完璧っぷりだ。

俺たち男子は、女だから穴はあるだろとか、最低な会話で盛り上がる。

性欲旺盛な高校生だから、下ネタへのリンク力は非常に豊かです、すいません。


@部室



まこ「……どうした京太郎。げっそりした顔して」

京太郎「いやぁ……抜き打ちテストがあったもんで。精神的に疲れまして……」

京太郎「なんとか赤点は回避したんですけど、集中力を使い果たしました」

和「そもそも、あれは須賀君が事の発端ですけど……」

まこ「どういうことじゃ」

和「かくかくしかじか」

まこ「ふむふむ」

和「あれこれ、くしくし……というわけです」

まこ「……京太郎。お水飲むか?」

京太郎「そんな目で見ないでくださいよぉ……」

咲「そんな京ちゃんはお子様ランチが食べたくなるお年頃だもんね」

京太郎「咲、悪かったって。というかプリン食べといてその言いぐさはないだろうよぉ」

優希「大丈夫だ。京太郎、私だけはお前の味方だ」

京太郎「優希ぃ!!!」

優希「よしよし」

京太郎「優希、みんながいじめるんだよぉ」

優希「よしよし、一緒に赤点回避しような」


まこ「さて……部活を始める前に、一つ、大事なことを決めておきたい」

まこ「今週末に練習試合を組むと言っておったじゃろう? あれについてじゃ」

咲「!! もう、決まったんです?!!」

まこ「焦るな、咲。続報があるんじゃ」

まこ「今週末だけの予定だけじゃったが―――」

まこ「さらなる、実践練習確保のため、来週末にも試合をすることに決定した!」

咲「――――やったぁ!!!!!!」

京太郎「ま、マジすか?!」

まこ「ああ。大マジじゃ。今週は、清澄に来てもらって」

まこ「来週からは、どこかの高校に遠征に行く。県内か、県外かはまだ不明じゃ」

まこ「とりあえず、今週末の練習試合相手校を、できれば今日中に固めておきたい」

和「……あの、一ついいですか」

まこ「どうした」



和「今週末の相手校を、今決めるって……少し遅くないでしょうか」

まこ「いいところに気が付いたの、確かに、普通の高校ならそうじゃろう」

京太郎「……? ウチは、普通じゃないってことですか?」

まこ「そうじゃ」

優希「分かった。ウチは、強いから、多少のおーぼーな行為は許されるってことだな!」

和「優希、そういうことでは――――」

まこ「いや、それに近い」

和「え?」

まこ「そういうことじゃ。ウチと練習試合をしたいと言ってる高校が、山のようにあるんじゃ」

まこ「こっちには選ぶ権利がある。向うは、喉が出るほどウチとの練習試合の機会が欲しい」

まこ「多少決めるのが遅れても、いいとみんな言ってくれておる」

まこ「だから、今の今まで、選択校を絞り切れずにいるというわけじゃ」

和「なんと……」

まこ「それもウチが強いから、ということになるの」

優希「いえーい、私の勝ちだっ!」

和「勝負事じゃありません!」

まこ「ともかく、今からアンケートをとるけぇ。今週末と来週末の相手校を決めるぞ」

まこ「みんな、真剣に意見を出し合ってほしい」


【ミッション:練習試合相手校を決定せよ】


今日の更新はここまでです。
それで、上記の通り、清澄が練習試合をする相手校を決めます。

選択肢は以下のような感じ。そこから、合計6校選択できます。


<長野枠>
1龍門渕
2風越
3鶴賀

<全国枠>
4阿知賀
5白糸台
6臨海
7姫松千里山合同
8永水
9新道寺
10有珠山
(11宮守)


>>1の独断で、キャラの【所属先】や【学年】が変わっています。
 あまりにめちゃくちゃなことはしてないつもりですし、基本的には動かしてないです。
 が、独自解釈の部分はあるので、そこはご容赦ください。

※宮守だけは、最初から対戦する6校の中の一つに入れます。なぜなら、全員3年生で、インハイに出る機会がないため
 練習試合だけでも、接点を持てるようにしたいため。

※永水など九州女子には不思議な力が働いています。

※すべて咲キャラで構成されてます。Aさんなどのモブキャラは、この11校の中にはいません。



明日また、開始時にアンケート取りますが
それまでに、相談などして、どこの高校にするかを決めてもらえば幸いです。
宮守については、>>1の勝手ですいません。残りの5つの高校分です。

ここの選択肢で、ストーリー自体が大きく変わるので、重要です。


何か質問があれば、明日までに。

予想外のモモの人気に困惑


昨日はすまんかった
ご指摘通り飲み会に捕まってました


皆のレス読んでとりあえず、白糸台、永水、阿知賀の三つ+宮守はもう安価なしで決定にして


残り二校を安価で決めようかなと思います。ちょっと鶴賀は一度出てるので、希望があれば安価で選んでもらう形で。
安価は、今日の更新が終わったらする予定


不満あればまた考えますが……


あと30分くらいしたらやるぜ



和「はい」

まこ「はい、和」

和「順当に考えて、昨年のベストフォーを入れましょう」

まこ「すると、ウチを抜いて、白糸台・阿知賀・臨海じゃの」

優希「しらたきいとこんにゃくあっち-りんちゃんだな」

京太郎「お前なりに省略してるつもりなんだろうけど、一週回ってわけわからん」

和「すき焼きを食べていて、やけどした人みたいですね……」

優希「だからりんちゃんだ」

京太郎「いや、誰だよ」

咲「はい! それに加えて、永水女子がいいと思います!!」

まこ「ふむ。永水はなぜじゃ?」

咲「神代さんがいて、楽しそうだからです!」

まこ「極めて個人的な理由に聞こえるが……」

和「彼女の実力は未知数ですし。悪くないのでは」

まこ「そうじゃの。要検討じゃ」



まこ「他にあるか? 京太郎は?」

京太郎「俺どこが強いとことか、よく分からないっす……」


本当に知らないんだよな。さすがに白糸台が強いってのは分かるけど。

あまり興味を持って見てなかった去年の俺を、改めて呪いたいと思う。


京太郎「あ、全国のことは分かりませんけど……長野だったら風越とか龍門渕とか?」

まこ「ありじゃな。その二校からもオファーはある」

優希「出てなさそうなのは、有珠山とか新道寺か?」

まこ「あとは関西じゃな、千里山姫松」

咲「うわぁ、どこもすっごく楽しそう……わくわくしちゃうね!!」


まこ「ちなみに、宮守はもうその一校に入っておる」

京太郎「宮守女子……あ、岩手でしたっけ」

まこ「そうじゃの」

優希「どうして宮守?」

和「宮守の女子麻雀部は、廃部になったと聞きましたが……」

まこ「説明する。宮守女子は新入部員が入らずに、そのまま廃部になってしもうたらしい」

まこ「5人は、それぞれバラバラに大学に進学したが……どうしても、また集まって麻雀が打ちたくなったらしいんじゃ」

まこ「そうした時に、どこからかウチが練習試合相手校を募集しとる、という話を聞きつけたらしく」

まこ「この間、オファーがあったんじゃ」

まこ「また、清澄の方やいろんな人と麻雀がやりたい、と言っておった。ちょーやりたいですーと言っておった」

咲「あ、姉帯さんだそれ」

京太郎「……なんか、いい話っぽいですね」

まこ「そういうわけで、宮守は特別じゃ」

和「しかし、インハイの相手にはなりえないわけで……正直、もっと練習効率の良い選び方がある気がしますが」

まこ「それもそうじゃが。宮守は全員が3年生の熟練者で、インハイ経験者なんじゃぞ」

まこ「わしは感情論よりも、彼女たちからは学ぶことが多いという目的で選んだ」

まこ「そこは勘違いせんでほしい」

和「まぁ、それなら……」



まこ「さて、長くなったが、練習を始めよう。相手校に関しては、決まり次第、追って連絡する」

京太郎「よっしゃ、さっそく今週末の俺の大活躍のために、特訓だぜ!」

優希「お前が大活躍する相手なら、私は超活躍してるじぇ!」

京太郎「言ったな? おら、卓につけ優希」

優希「偉そうに言うようになったな? この初心者モドキめが!」

京太郎「うるせぇ。最近の俺の成長ぶりなめんな?」

咲「お、二人がやる気だ!」

和「いいことじゃないですか」

咲「よし、それなら私も久しぶりに本気出そうかな!」

和「いいですね。咲さんが言うなら、私も」

京太郎「えっ?」

優希「ひえっ……よし、京太郎ここはお前に任せた! サンマも悪くないぞ!!」

咲「あ、じゃあ三人でやってみる?」

和「初の試みですね」

京太郎「え、ちょ、ちょま、おい、優希!」

優希「ネトマネトマーネトリマー」

京太郎「そ、それなら部長!!」

まこ「もしもし、はい、清澄高校です。はい、来週の件について……」

京太郎「部長、手に何も持ってないじゃないですか!!」

咲「サイコロまわれ~、ほいっとな」

和「私が親ですか。よろしくお願いします」

京太郎「ほげぇ……」




+1で
雀力、攻撃、加速、守備から選択

+2のコンマ分上昇


≪8×1.3=10↑↑↑≫
・攻撃:F(17) 15/50  
・体力マイナス1



今の対局を簡単に説明すると

俺が一回づつ咲と和に振り込んで終わった。

早すぎて何が起こったのか「?」だからちょっと誰か説明してくれ。

部長には、25000持ちじゃ仕方ないと、慰めなのか追い打ちなのか分からない言葉を頂戴した。



優希「お疲れさま、須賀君」

京太郎「呪う……呪ってやる、優希ぃ……」

優希「二局で飛ぶなんて、役回り的には美味しいじゃないか」

京太郎「どこがだ! 俺はお笑いタレントじゃねえよ!」

優希「サンマだけに」

京太郎「上手くねえよ! いや、サンマは旨いよ?!」

優希「サンマで焼き鳥とはこれいかに」

京太郎「これ以上俺にツッコませんな、俺はもう疲れてる!」



咲「ふぅ……和ちゃん、もう一局やる?」

和「そうですね、お付き合いします」

咲「和ちゃんの槍槓怖いなぁ……すまし顔して和了るんだもん和ちゃん」

和「偶然ですよ。咲さんの連続カンも、本当に奇跡に近いですけど……」

京太郎「ねぇねぇこの人たち何なの」

優希「ちなみに京太郎、槍槓って知ってるか?」

京太郎「知らねえ。教えてくれ」

優希「知らないから京太郎に聞いたんじゃないか」

京太郎「知らないのかよ……あと、俺に聞くのは間違ってる」

まこ「槍槓は、相手がポンをして、それに加槓したときに、和了れる役じゃな」

京太郎「ええと……加槓とは……」

まこ「……まあ、知らなくても、正直麻雀になるけどの」

京太郎「頑張って覚えます……」



どうやら、まだまだ俺の知らないことが麻雀界にはたくさんあるらしい。



@自宅



京太郎「ただいま」

葵「お帰り京太郎。疲れ顔だな」

京太郎「………寝たい」

葵「どうした。何か落ち込むことでもあったか?」

京太郎「なんだろう……実際には二局しか打ってないはずだから、疲れてないはずなんだけど」

京太郎「おかしい。俺の体はどうなってしまったのか」

葵「京太郎、言葉遣いが変だ。本当に疲れてるみたいだぞ」

京太郎「ごめんごめん。朝から今日はいろいろあって―――あ!!」

葵「ん?」

京太郎「はやりんからメール来てたんだった!」

京太郎「これを読み返せば、元気が出るぞ……ごくり」


京太郎「――――――――――――」


葵「京太郎、この上ない幸せそうな顔だな」

京太郎「―――――よし、二回通しで黙読した。もう大丈夫だ」



京太郎「今の俺はリラックスモード全開。幸運度マックスのスーパー京太郎状態だ」

葵「そんなに効果があるなら、父さんにも見せてくれよ」

京太郎「ダメだ、見せられない」

葵「減るもんじゃないだろう?」

京太郎「減る。ご加護が」

葵「……京太郎、怪しいネックレスとかブレスレットに手を出したりするなよ」

京太郎「しないよ。それって身に着けてるだけで、幸運になったりリラックスできるみたいな奴だろ?」

京太郎「そんなまがい物とは違うからな」

葵「本気で心配になってきた」





【夜行動選択肢】

1本を読んでみよう  (雀力)残り3回
2ネトマしようかな  (雀力以外のパロ)
3ちょっくら復習     (知力)
4誰かと電話       (話術)
5手作り牌づくり     (器用)
6カピーと遊ぼう     (ランダムに×1.3)
7こいつやばいから寝ようよ(体力回復)

+2  44、77で



まこ「さて、長くなったが、練習を始めよう。相手校に関しては、決まり次第、追って連絡する」

京太郎「よっしゃ、さっそく今週末の俺の大活躍のために、特訓だぜ!」

優希「お前が大活躍する相手なら、私は超活躍してるじぇ!」

京太郎「言ったな? おら、卓につけ優希」

優希「偉そうに言うようになったな? この初心者モドキめが!」

京太郎「うるせぇ。最近の俺の成長ぶりなめんな?」

咲「お、二人がやる気だ!」

和「いいことじゃないですか」

咲「よし、それなら私も久しぶりに本気出そうかな!」

和「いいですね。咲さんが言うなら、私も」

京太郎「えっ?」

優希「ひえっ……よし、京太郎ここはお前に任せた! サンマも悪くないぞ!!」

咲「あ、じゃあ三人でやってみる?」

和「初の試みですね」

京太郎「え、ちょ、ちょま、おい、優希!」

優希「ネトマネトマーネトリマー」

京太郎「そ、それなら部長!!」

まこ「もしもし、はい、清澄高校です。はい、来週の件について……」

京太郎「部長、手に何も持ってないじゃないですか!!」

咲「サイコロまわれ~、ほいっとな」

和「私が親ですか。よろしくお願いします」

京太郎「ほげぇ……」




+1で
雀力、攻撃、加速、守備から選択

+2のコンマ分上昇


いいよと言うのに、父さんは俺に暖かいミルクティーを用意してくれた。

それを飲み干すと、俺を二階の部屋までわざわざ見送ってくれた。

すごく過保護な彼氏だったら、彼女をこうやって送るのだろうか。


京太郎「うーん……なぜか父さんに心配かけてしまった」

京太郎「だんだん元気にはなってきた」


咲や和には飛ばされたけど、よくよく考えてみれば、今までまともに勝ったことすらなかった。

それじゃあ今日は何で落ち込んだのかって

たぶん、二人の強さが尋常じゃないと、おぼろげながらに身体が理解したからじゃないかと


京太郎「俺はそう思うんですよ。○○さん」




+1~3の最大コンマ。今京太郎が話している相手

清澄全員
桃子 淡 照
の誰から選択

あとできればだけどこの荒らしのレスは↓2とかコンマ判定にカウントはしないでほしいかな
透明あぼーんができなくなるし
この荒らしのレスで↓2とかがずれたりコンマとかで判定されたりするのも嫌だから

>>884 ちょっと今日だけはこのままで
続くようだったら皆が読みやすいように対策考える、

基本は、こういう場合、コンマはずらさずそのまま、安価はその分↓にします。
コンマ&安価なら、そのまま↓にずらします。



@自宅



京太郎「ただいま」

葵「お帰り京太郎。疲れ顔だな」

京太郎「………寝たい」

葵「どうした。何か落ち込むことでもあったか?」

京太郎「なんだろう……実際には二局しか打ってないはずだから、疲れてないはずなんだけど」

京太郎「おかしい。俺の体はどうなってしまったのか」

葵「京太郎、言葉遣いが変だ。本当に疲れてるみたいだぞ」

京太郎「ごめんごめん。朝から今日はいろいろあって―――あ!!」

葵「ん?」

京太郎「はやりんからメール来てたんだった!」

京太郎「これを読み返せば、元気が出るぞ……ごくり」


京太郎「――――――――――――」


葵「京太郎、この上ない幸せそうな顔だな」

京太郎「―――――よし、二回通しで黙読した。もう大丈夫だ」



和「はい」

まこ「はい、和」

和「順当に考えて、昨年のベストフォーを入れましょう」

まこ「すると、ウチを抜いて、白糸台・阿知賀・臨海じゃの」

優希「しらたきいとこんにゃくあっち-りんちゃんだな」

京太郎「お前なりに省略してるつもりなんだろうけど、一週回ってわけわからん」

和「すき焼きを食べていて、やけどした人みたいですね……」

優希「だからりんちゃんだ」

京太郎「いや、誰だよ」

咲「はい! それに加えて、永水女子がいいと思います!!」

まこ「ふむ。永水はなぜじゃ?」

咲「神代さんがいて、楽しそうだからです!」

まこ「極めて個人的な理由に聞こえるが……」

和「彼女の実力は未知数ですし。悪くないのでは」

まこ「そうじゃの。要検討じゃ」


≪8×1.3=10↑↑↑≫
・攻撃:F(17) 15/50  
・体力マイナス1



今の対局を簡単に説明すると

俺が一回づつ咲と和に振り込んで終わった。

早すぎて何が起こったのか「?」だからちょっと誰か説明してくれ。

部長には、25000持ちじゃ仕方ないと、慰めなのか追い打ちなのか分からない言葉を頂戴した。



優希「お疲れさま、須賀君」

京太郎「呪う……呪ってやる、優希ぃ……」

優希「二局で飛ぶなんて、役回り的には美味しいじゃないか」

京太郎「どこがだ! 俺はお笑いタレントじゃねえよ!」

優希「サンマだけに」

京太郎「上手くねえよ! いや、サンマは旨いよ?!」

優希「サンマで焼き鳥とはこれいかに」

京太郎「これ以上俺にツッコませんな、俺はもう疲れてる!」



まこ「ちなみに、宮守はもうその一校に入っておる」

京太郎「宮守女子……あ、岩手でしたっけ」

まこ「そうじゃの」

優希「どうして宮守?」

和「宮守の女子麻雀部は、廃部になったと聞きましたが……」

まこ「説明する。宮守女子は新入部員が入らずに、そのまま廃部になってしもうたらしい」

まこ「5人は、それぞれバラバラに大学に進学したが……どうしても、また集まって麻雀が打ちたくなったらしいんじゃ」

まこ「そうした時に、どこからかウチが練習試合相手校を募集しとる、という話を聞きつけたらしく」

まこ「この間、オファーがあったんじゃ」

まこ「また、清澄の方やいろんな人と麻雀がやりたい、と言っておった。ちょーやりたいですーと言っておった」

咲「あ、姉帯さんだそれ」

京太郎「……なんか、いい話っぽいですね」

まこ「そういうわけで、宮守は特別じゃ」

和「しかし、インハイの相手にはなりえないわけで……正直、もっと練習効率の良い選び方がある気がしますが」

まこ「それもそうじゃが。宮守は全員が3年生の熟練者で、インハイ経験者なんじゃぞ」

まこ「わしは感情論よりも、彼女たちからは学ぶことが多いという目的で選んだ」

まこ「そこは勘違いせんでほしい」

和「まぁ、それなら……」


京太郎「俺はそう思うんだよ。和」

和「そうですね……それは、きっと須賀君が少し麻雀について、分かってきたからだと」

和「私もそう思いますね。自信を持ってください」



時間が空いてしまい、なんだか手持無沙汰になってしまった&今日の発見を誰かに伝えたくなったため

衝動的に、和に電話をかけてしまった。ちなみに、優希と咲と和で、誰にしようかな、で決めた。

結果的に、和はよく俺の話を聞いてくれて、良かった。



京太郎「そうだろうか……」

和「そうです。自信を持ってください」

京太郎「おぅ……でも」

和「わ、私が教えたんですから―――」

京太郎「え?」

和「だ、だから………」






話術補正(Dだから、補正なし)
+3でコンマ判定(大失敗01~10 失敗11~35 普通36~70 成功71~85 大成功86~99 00は超成功 44は大失敗)

超成功 →+5  
大成功 →+3  おっしゃる通りで
成功  →+2  本当だよなぁ
普通  →+1  かな?
失敗  →なし  ストレス+1 
大失敗 →-1&ストレス+3


まこ「さて……部活を始める前に、一つ、大事なことを決めておきたい」

まこ「今週末に練習試合を組むと言っておったじゃろう? あれについてじゃ」

咲「!! もう、決まったんです?!!」

まこ「焦るな、咲。続報があるんじゃ」

まこ「今週末だけの予定だけじゃったが―――」

まこ「さらなる、実践練習確保のため、来週末にも試合をすることに決定した!」

咲「――――やったぁ!!!!!!」

京太郎「ま、マジすか?!」

まこ「ああ。大マジじゃ。今週は、清澄に来てもらって」

まこ「来週からは、どこかの高校に遠征に行く。県内か、県外かはまだ不明じゃ」

まこ「とりあえず、今週末の練習試合相手校を、できれば今日中に固めておきたい」

和「……あの、一ついいですか」

まこ「どうした」


いいよと言うのに、父さんは俺に暖かいミルクティーを用意してくれた。

それを飲み干すと、俺を二階の部屋までわざわざ見送ってくれた。

すごく過保護な彼氏だったら、彼女をこうやって送るのだろうか。


京太郎「うーん……なぜか父さんに心配かけてしまった」

京太郎「だんだん元気にはなってきた」


咲や和には飛ばされたけど、よくよく考えてみれば、今までまともに勝ったことすらなかった。

それじゃあ今日は何で落ち込んだのかって

たぶん、二人の強さが尋常じゃないと、おぼろげながらに身体が理解したからじゃないかと


京太郎「俺はそう思うんですよ。○○さん」




+1~3の最大コンマ。今京太郎が話している相手

清澄全員
桃子 淡 照
の誰から選択


まこ「ちなみに、宮守はもうその一校に入っておる」

京太郎「宮守女子……あ、岩手でしたっけ」

まこ「そうじゃの」

優希「どうして宮守?」

和「宮守の女子麻雀部は、廃部になったと聞きましたが……」

まこ「説明する。宮守女子は新入部員が入らずに、そのまま廃部になってしもうたらしい」

まこ「5人は、それぞれバラバラに大学に進学したが……どうしても、また集まって麻雀が打ちたくなったらしいんじゃ」

まこ「そうした時に、どこからかウチが練習試合相手校を募集しとる、という話を聞きつけたらしく」

まこ「この間、オファーがあったんじゃ」

まこ「また、清澄の方やいろんな人と麻雀がやりたい、と言っておった。ちょーやりたいですーと言っておった」

咲「あ、姉帯さんだそれ」

京太郎「……なんか、いい話っぽいですね」

まこ「そういうわけで、宮守は特別じゃ」

和「しかし、インハイの相手にはなりえないわけで……正直、もっと練習効率の良い選び方がある気がしますが」

まこ「それもそうじゃが。宮守は全員が3年生の熟練者で、インハイ経験者なんじゃぞ」

まこ「わしは感情論よりも、彼女たちからは学ぶことが多いという目的で選んだ」

まこ「そこは勘違いせんでほしい」

和「まぁ、それなら……」



和「今週末の相手校を、今決めるって……少し遅くないでしょうか」

まこ「いいところに気が付いたの、確かに、普通の高校ならそうじゃろう」

京太郎「……? ウチは、普通じゃないってことですか?」

まこ「そうじゃ」

優希「分かった。ウチは、強いから、多少のおーぼーな行為は許されるってことだな!」

和「優希、そういうことでは――――」

まこ「いや、それに近い」

和「え?」

まこ「そういうことじゃ。ウチと練習試合をしたいと言ってる高校が、山のようにあるんじゃ」

まこ「こっちには選ぶ権利がある。向うは、喉が出るほどウチとの練習試合の機会が欲しい」

まこ「多少決めるのが遅れても、いいとみんな言ってくれておる」

まこ「だから、今の今まで、選択校を絞り切れずにいるというわけじゃ」

和「なんと……」

まこ「それもウチが強いから、ということになるの」

優希「いえーい、私の勝ちだっ!」

和「勝負事じゃありません!」

まこ「ともかく、今からアンケートをとるけぇ。今週末と来週末の相手校を決めるぞ」

まこ「みんな、真剣に意見を出し合ってほしい」


51で普通



京太郎「くくっ、聞こえてるぜ、和」

和「!」

京太郎「かな? 和のおかげかもな?」

和「う、うう……」

京太郎「和は、あんまりそういうの主張しなそうなタイプだと思ってたけどな?」

和「だ、だって……ほとんど私が教えたんですよ?」


実際、その通りだった。

部室にいるときは、ほぼつきっきりで和が教えてくれてるし

分からないことがあったら、教室でも部室でも和に聞くことが多い。

咲に聞いても、分からない(?)ことが多いし

優希に聞くと、二人で迷宮入りしてしまう。

和は、俺の家庭教師兼麻雀講師みたいな感じになっている。



京太郎「分かってるって。いつも感謝してる」

和「だったら、だったら自信を持ってください」

和「わ、私の教え方が悪いのかなとか、気になっちゃいます」

京太郎「そんなことないぞ、和。むしろ和先生のおかげで本当に助かってる」

和「せ、せんせい……ですか?」

京太郎「違うかな? いろいろ和には、してもらってるし」

京太郎「ちょっとグレード上げて呼ぼうと思ってな! 敬称ってやつだ」

和「せんせい………須賀君に、先生………特別扱いっ…………なるほど」

京太郎「……和?」

和「こほん。須賀君、特別に私を先生と呼んでもいいですよ?」

和「ど、どうしてもというのなら……」

京太郎「和」

和「な、なんですか」

京太郎「声が震えてる」

和「こ、これは電波のせいです!」



京太郎「あははっ、じゃあたまに先生って呼ぶよ!」

京太郎「これからも頼むぜ、先生!!」

和「わ、分かりました」

京太郎「生徒にはタメ口でいいんだぜ? 先生なんだし」

和「わ、分かった、です。分かった、よ。分かった」

和「分かった、須賀く……須賀。分かった、須賀。こんな感じですか?」

京太郎「…………」


言わせといてなんだけど、和にタメ語は似合わない。

でも敬語だとなんか距離を感じる。何かいい方法ないかな?


和「………私は、礼儀正しい先生を目指すので、生徒にも敬語なんです」

京太郎「確かにそっちの方がしっくりくるかもな」

和「それじゃあそういうことですね。今日は、もう遅いですから、ゆっくり休んでください」

京太郎「ああ」

和「それと……電話、貰えて嬉しかったです」

京太郎「こっちも楽しかったぜー おやすみ!」

和「ええ、また明日教室で」


好感度
46→47



まこ「さて、長くなったが、練習を始めよう。相手校に関しては、決まり次第、追って連絡する」

京太郎「よっしゃ、さっそく今週末の俺の大活躍のために、特訓だぜ!」

優希「お前が大活躍する相手なら、私は超活躍してるじぇ!」

京太郎「言ったな? おら、卓につけ優希」

優希「偉そうに言うようになったな? この初心者モドキめが!」

京太郎「うるせぇ。最近の俺の成長ぶりなめんな?」

咲「お、二人がやる気だ!」

和「いいことじゃないですか」

咲「よし、それなら私も久しぶりに本気出そうかな!」

和「いいですね。咲さんが言うなら、私も」

京太郎「えっ?」

優希「ひえっ……よし、京太郎ここはお前に任せた! サンマも悪くないぞ!!」

咲「あ、じゃあ三人でやってみる?」

和「初の試みですね」

京太郎「え、ちょ、ちょま、おい、優希!」

優希「ネトマネトマーネトリマー」

京太郎「そ、それなら部長!!」

まこ「もしもし、はい、清澄高校です。はい、来週の件について……」

京太郎「部長、手に何も持ってないじゃないですか!!」

咲「サイコロまわれ~、ほいっとな」

和「私が親ですか。よろしくお願いします」

京太郎「ほげぇ……」




+1で
雀力、攻撃、加速、守備から選択

+2のコンマ分上昇

<五月一週 平日前半終了 ステ>

須賀京太郎 現在ステータス

雀力:E(21)68/70  
知力:D(38)94/100 
話術:D(47)11/100 
器用:D(31)33/100 

体力  :■■■■■■■□□□(寝たので2回復)
ストレス:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆


須賀京太郎

雀力:E(21)68/70
攻撃:F(17) 15/50
加速:F(19) 0/50
守備:E(23) 43/70 
幸運:C(55)25/120


いい感じで眠いんで、今日はこの辺にしとくよー
明日も普通にできると思う。



最後に、練習試合のアンケートとって終わりにします。白糸台、永水、阿知賀、宮守は決定で残りふたつ


<長野枠>
1龍門渕
2風越
3鶴賀

<全国枠>
4臨海
5姫松千里山合同
6新道寺
7有珠山



明日の更新まで
こっから↓7くらいまでで、最大コンマの上からふたつで
明らかな奴は無効票で↓にずらしで。


それじゃあ、今日も参加ありがとう、おやすみー

◇戦闘BGM【私の愛馬は凶暴です】
ttps://www.youtube.com/watch?v=PhPJqRrws2I




淡「…………退屈」


淡「……5人がかりでその程度?」ニヤリッ


女子生徒C「ひぃッ……!?」キュピン



女子生徒A「……え?」カチャカチャ


女子生徒A「ど、どうしてガンプラが動かな」



ドーン


しかし、後ろから斬りかかったはずのジェムズガンが突如としてバラバラに解体され爆散する。
それはあまりにも一瞬の出来事で他の4人には何が起きたかすら把握出来ていなかった。



男子生徒A「な、何が起きて……!?」


ドーン



女子生徒B「何なのよこれぇ!?」






寝ようと思ったら埋まった

千里山姫松合同と
臨海やね


そこに、しらたきいとこんにゃくあっちーもりりんちゃん加えた六校です。

その6つを二分割は、>>1の独断でやりますが、ご了承あれ


それではー
何か質問あれば書いといてください

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